【劇場版安価】白垣根「Eyes Glazing Ωver」 白い羽 【禁書】 (969)

1
香焼「上条さんの家で」レッサー「しばらく研修です!」上条「安価でか!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483196514
2
香焼・レッサー「研修で来ましたけど」バードウェイ「仮面ライダーSSになりそうだ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483795076
3
香焼「このスレ!研修で!」レッサー「安価で!」バードウェイ「仮面ライダーSSだ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1484832734
4
麦野「安価で」インデックス「仮面ライダーで」トール「甘い恋愛物語だな」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485942647
5
麦野「最終決戦だ」トール「ぜってぇ許さねぇ!」テレスティーナ「かかってきなさい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486822364
6
上条「安価で」青ピ「超変身!」一方通行「仮面ライダーだァ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488540511
7
上条「安価で」 舞夏「命ずる」 ルチア「その命、神に返しなさい!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489915109
8
【安価】上条「変身!」 麦野「装着」 青ピ「超変身!」 一方通行「アマゾン!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491486412
9
【安価】フレンダ「いつでも恋は」縦ロール「激熱バトルです!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492672145
10
【安価】麦野「同じ時代に」ルチア「今息する」上条「仲間達よ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493768335
11
【劇場版 安価】 上条「はるかなる愛にかけて」 リゲイン・オア・ ロスト
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494713323
12
【安価】バードウェイ「いつか想像した未来より」上条「煌めくストーリーが始まる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495285585
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【安価】フレンダ「父よ、母よ」トール「妹よ。・・・か?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496438669
14
【安価】香焼「足し算を飛ばして」インデックス「かけ算で駆け上がっていって」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497783210
15
【安価】シェリー「お前は誰だ」一方通行「影に隠れた」エステル「その姿見せろ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498351449
16
【安価】上条「燃えろ!」トール「変身!」天草式>>1「仮面ライダー!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501250500
17
【安価】誉望「愛を抱いて、今君のために」ランシス「願っている未来を呼ぶために」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1502614786
18
【安価】上条「とある禁書目録で」ルチア「仮面ライダー」 
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1503820681
19
【安価】上条「とある禁書目録で」垣根「仮面ライダーです」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504936983
20
【安価】上条「とある禁書目録で」吹寄「仮面ライダーよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1505662353

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1646559034


21
【安価】上条「とある禁書目録で」上里「仮面ライダー」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506378480
22
【劇場版安価】 シャットアウラ「最高のパートナー、出逢う時」 奇蹟と切り札
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507210267
23
【劇場版安価】 シャットアウラ「奇蹟起こる。So We can make It」 奇蹟と切り札
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508065335
24
【安価】上条「とある禁書目録で」香焼「仮面ライダーっす」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509106493
25
【安価】上条「とある禁書目録で」青ピ「仮面ライダーや」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510088251
26
【安価】上条「とある禁書目録で」食蜂「仮面ライダーよぉ」
【安価】上条「とある禁書目録で」食蜂「仮面ライダーよぉ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1511130558/)
27
【安価】上条「とある禁書目録で」御坂「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」御坂「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512270318/)
28
【安価】上条「とある禁書目録で」サンドリヨン「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」サンドリヨン「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513245993/)
29
【安価】上条「とある禁書目録で」蜜蟻「仮面ライダーよお」
【安価】上条「とある禁書目録で」蜜蟻「仮面ライダーよお」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514005075/)
30
【劇場版安価】 御坂「Be The One」 ソウル・ビルド
【劇場版安価】 御坂「Be The One」 ソウル・ビルド - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514693923/)
31
【安価】上条「とある禁書目録で」バードウェイ「仮面ライダーだ」
【安価】上条「とある禁書目録で」バードウェイ「仮面ライダーだ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1515285284/)
32
【安価】上条「とある禁書目録で」雲川「仮面ライダーだけど」
【安価】上条「とある禁書目録で」雲川「仮面ライダーだけど」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516185613/)
33
【安価】上条「とある禁書目録で」五和「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」五和「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517227450/)
34
【安価】上条「とある禁書目録で」アリサ「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」アリサ「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518408962/)
35
【安価】上条「とある禁書目録で」レッサー「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」レッサー「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519514667/)
36
【安価】上条「とある禁書目録で」佐天「仮面ライダー!」
【安価】上条「とある禁書目録で」佐天「仮面ライダー!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520604520/)
37
【安価】上条「とある禁書目録で」操歯「仮面ライダーだ!」
【安価】上条「とある禁書目録で」操歯「仮面ライダーだ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521882346/)
38
【安価】上条「とある禁書目録で」麦野「仮面ライダーよ」
【安価】上条「とある禁書目録で」麦野「仮面ライダーよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523164620/)
39
【安価】上条「とある禁書目録で」キャーリサ「仮面ライダーだし」
【安価】上条「とある禁書目録で」キャーリサ「仮面ライダーだし」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524305063/)
40
【SP安価】布束「SORT EXCITE」 トゥ・ビギン
【SP安価】布束「SORT EXCITE」 トゥ・ビギン - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525068746/)

41
【安価】上条「とある禁書目録で」土御門「仮面ライダーにゃー」
【安価】上条「とある禁書目録で」土御門「仮面ライダーにゃー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525617984/)
42
【安価】上条「とある禁書目録で」美鈴「仮面ライダーね」
【安価】上条「とある禁書目録で」美鈴「仮面ライダーね」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526792191/)
43
【安価】上条「とある禁書目録で」ドッペルゲンガー「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」ドッペルゲンガー「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527916504/)
44
【劇場版安価】垣根「GOD SPEED LOVE」 ダーク・ライド・ライジング
【劇場版安価】垣根「GOD SPEED LOVE」 ダーク・ライド・ライジング - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528898182/)
45
【安価】上条「とある禁書目録で」神華「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」神華「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529732949/)
46
【安価】上条「とある禁書目録で」フレンダ「仮面ライダーって訳よ」
【安価】上条「とある禁書目録で」フレンダ「仮面ライダーって訳よ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1530932027/)
47
【SP安価】上条「とある禁書目録で」原作上条「仮面ライダー・・・って何だ?」
【SP安価】上条「とある禁書目録で」原作上条「仮面ライダー・・・って何だ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1531916198/)
48
【安価】上条「とある禁書目録で」番外個体「仮面ライダー。ギャハハッ☆」
【安価】上条「とある禁書目録で」番外個体「仮面ライダー。ギャハハッ☆」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532820796/)
49
【安価】上条「とある禁書目録で」彩愛「仮面ライダーだZE☆」
【安価】上条「とある禁書目録で」彩愛「仮面ライダーだZE☆」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1533898654/)
50
【安価】上条「とある禁書目録で」芳川「仮面ライダーよ」
【安価】上条「とある禁書目録で」芳川「仮面ライダーよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534545384/)
51
【劇場版安価】芳川「GAME START」 エンド・オア・コンティニュー
【劇場版安価】芳川「GAME START」 エンド・オア・コンティニュー - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1535275563/)
52
【劇場版安価】芳川「GAME START」 エンド・オア・コンティニュー ∞
【劇場版安価】芳川「GAME START」 エンド・オア・コンティニュー ∞ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1540988184/)
53
【安価】上条「とある禁書目録で」パラド「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」パラド「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1541892684/)
54
【安価】上条「とある禁書目録で」黄泉川「仮面ライダーじゃん」
【安価】上条「とある禁書目録で」黄泉川「仮面ライダーじゃん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1542937676/471)
55
【安価】上条「とある禁書目録で」手裏「仮面ライダーだ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543742946
56
【安価】上条「とある禁書目録で」釣鐘「仮面ライダーっス!」
57
【安価】上条「とある禁書目録で」半蔵「仮面ライダーだ」
58
【安価】上条「とある禁書目録で」郭「仮面ライダーです」
59
【安価】上条「とある禁書目録で」アウレオルス「仮面ライダーだ」
60
【劇場版安価】エツァリ「BELIEVE YOURSELF」 ナイトロジェン・ハートヒート
【劇場版安価】エツァリ「BELIEVE YOURSELF」 ナイトロジェン・ハートヒート - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1549150364/)

61
【劇場版安価】ステイル「Fortis931」 ビーストライダー・スクワッド【禁書】
【劇場版安価】ステイル「Fortis931」 ビーストライダー・スクワッド【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1550065363/)
62
【安価】上条「とある禁書目録で」ヴィリアン「仮面ライダーです」【禁書】
63
【安価】上条「とある禁書目録で」恋査29「仮面ライダー」
64
【安価】上条「とある禁書目録で」パトリシア「仮面ライダーです」【禁書】
65
【SP安価】上条「とある禁書と」響「戦姫絶唱シンフォギア!」【禁書×シンフォギア】
【SP安価】上条「とある禁書と」響「戦姫絶唱シンフォギア!」【禁書×シンフォギア】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1555500279/)
66
【安価】上条「とある禁書目録で」打ち止め「仮面ライダー!ってミサカはミサカは」
67
【安価】上条「とある禁書目録で」婚后「仮面ライダーですわ」【禁書】
68
【安価】上条「とある禁書目録で」オルソラ「仮面ライダーでございますよ」【禁書】
69
【劇場版安価】神裂「Symbol of LIFE」 守護神の唄 【禁書】
【劇場版安価】神裂「Symbol of LIFE」 守護神の唄 【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1562595563/)
70
【安価】上条「とある禁書目録で」フロリス「仮面ライダー!」【禁書】
71
【安価】上条「とある禁書目録で」ベイロープ「仮面ライダーよ」【禁書】
72
【安価】上条「とある禁書目録で」ランシス「仮面ライダー!」【禁書】
73
【安価】上条「とある禁書目録で」滝壺「仮面ライダー」【禁書】
74
【安価】上条「とある禁書目録で」浜面「仮面ライダーだ」【禁書】
75
【安価】上条「とある禁書目録で」猟虎「仮面ライダーですわ」【禁書】
76
【劇場版安価】帆風「Astral*Buddy」【超電磁砲】
77
【劇場版安価】帆風「Astral*Buddy」【超電磁砲】 *2*
【劇場版安価】帆風「Astral*Buddy」【超電磁砲】 *2* - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1574421227/)
78
【安価】上条「とある禁書目録で」リトヴィア「仮面ライダーですので」【禁書】
79
【安価】上条「とある禁書目録で」枝先「仮面ライダー!」【禁書】
80
【安価】上条「とある禁書目録で」テレスティーナ「仮面ライダーよ」【禁書】

81
【安価】上条「とある禁書目録で」絹旗「超仮面ライダーです」【禁書】
82
【安価】上条「とある禁書目録で」黒子「仮面ライダーですの」【禁書】
83
【安価】上条「とある禁書目録で」マリアン「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」マリアン「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1583232805/)
84
【安価】上条「とある禁書目録で」オティヌス「仮面ライダーだ」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」オティヌス「仮面ライダーだ」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1584541526/)
85
【安価】上条「とある禁書目録で」恋査28「仮面ライダーです」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」恋査28「仮面ライダーです」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1586092033/)
86
【劇場版安価】浦上「Chosen Soldier」 スピリッツ 【禁書】 
【劇場版安価】浦上「Chosen Soldier」 スピリッツ 【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1587739656/)
87
【安価】上条「とある禁書目録で」恋査29「仮面ライダーだ」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」恋査29「仮面ライダーだ」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1588663810/)
88
【安価】上条「とある禁書目録で」写影「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」写影「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1590157402/)
89
【安価】上条「とある禁書目録で」看取「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」看取「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
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【安価】上条「とある禁書で」ドリー「仮面ライダー!」【禁書】
【安価】上条「とある禁書で」ドリー「仮面ライダー!」【禁書】 - SSまとめ速報
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91
【SP安価】誉望「とある科学な」六花「SSSS.GRIDMAN」【とある×SSSS.GRIDMAN】
【SP安価】誉望「とある科学な」六花「SSSS.GRIDMAN」【とある×SSSS.GRIDMAN】 - SSまとめ速報
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92 
【安価】上条「とある禁書で」ドリー妹「仮面ライダー!」【禁書】
【安価】上条「とある禁書で」ドリー妹「仮面ライダー!」【禁書】 - SSまとめ速報
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【安価】上条「とある禁書目録で」リーダー「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」リーダー「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
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94
【安価】上条「とある禁書目録で」ナル「仮面ライダー!」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」ナル「仮面ライダー!」【禁書】 - SSまとめ速報
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95
【安価】上条「とある禁書目録で」薬丸「仮面ライダー!」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」薬丸「仮面ライダー!」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1603408970/)
96
【安価】上条「とある禁書目録で」清ヶ「仮面ライダーだ」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」清ヶ「仮面ライダーだ」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1605620198/)
97
【安価】上条「とある禁書目録で」一方通行「仮面ライダーだァ」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」一方通行「仮面ライダーだァ」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1607835969/)
98
【安価】上条「とある禁書目録で」円周「仮面ライダー!」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」円周「仮面ライダー!」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1609677920/)
99
【安価】上条「とある禁書目録で」挟美「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」挟美「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1612354895/)
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【安価】上条「とある禁書目録で」エステル「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」エステル「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1614774169/)

101
【安価】上条「とある禁書目録で」木原「仮面ライダーだ」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」木原「仮面ライダーだ」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1618746426/)
102
【安価】上条「とある禁書目録で」手塩「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」手塩「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1622185520/)
103
【劇場版安価】一方通行「EAT KILL All」7つの罪 【禁書】
【劇場版安価】一方通行「EAT KILL All」7つの罪 【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1625143135/)
104
【安価】上条「とある禁書目録で」メビオ「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」メビオ「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1628406467/)
105
【安価】上条「とある禁書目録で」那由他「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」那由他「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1631344894/)
106
【安価】上条「とある禁書目録で」エツァリ「仮面ライダーです」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」エツァリ「仮面ライダーです」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1635046183/)
107
【安価】上条「とある禁書目録で」ショチトル「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」ショチトル「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1638710523/)
108 
【安価】上条「とある禁書目録で」トチトリ「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」トチトリ「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1641942694/)
109
【安価】上条「とある禁書目録で」初春「仮面ライダーです」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」初春「仮面ライダーです」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1644499575/)


○とある魔術と仮面ライダーストーリー

◎劇場版風になります
>>1が基本的な物語を考えてますのでそれを元に進行します。
◎主人公ポジは白垣根。ヒロインは諸々

○バトル有り。安価とコンマ形式でやります。
○無理安価、ホモネタは安価下。
○雑談OK
◎連続取り無し。人が少ないときは仕方ありませんが・・・


暇な時にこっち↓も書いたの
禁書目録『短編集』 暇つぶしに書く。 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1563673658/)

禁書ライダースレの世界とはまた違う世界で、SAOと合併している世界と言う設定。
【安価】上条「とある禁書とSAOで」キリト「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書とSAOで」キリト「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1543069436/)

 ~10年前~


 [はい皆さーーーん!ようこそお集まりくださいましたね]ニコニコ


 [こんなにも現時点で秀才となる方々が来てくださり、とても嬉しく思います]


 天井[・・・]


 ぬのたば[・・・]


 [・・・あれ?拍手ぐらいしてもいいですよ?]


 木原[おい、相似。挨拶はそれくらいにして早く本題に入れ]


 相似[やだなー、もう。数多さん、人間関係というのはまず挨拶から肝心なんですよ?]


 相似[まっ、そうですよね。僕も早く話したいですから・・・コホンッ]

 
 相似[まずはこちらをご覧下さい。・・・これが、何だかわかりますか?はい、天井さん]


 天井[え?・・・あぁ、これは何かの細胞のようだが・・・?]


 相似[そうでーす。これは僕が生み出した・・・]


 相似[名付けてアマゾン細胞です!]


 相似[あ、厳密には細胞じゃなくてウイルスサイズの人工生命体ですけどね?]


 天井[人工生命体・・・]


 ぬのたば[・・・どうして、アマゾンなの?]


 相似[ん?んー・・・まぁ、性質がどこかのお国にいる動物とかに似てるからね]


 ぬのたば[>>8]



 前スレのラストワンレス誰か取っといてもらえるとありがたいでせう

 ぬのたば[たしかに、南米の生き物は生命力が強いイメージはあるから・・・]


 ぬのたば[その名前をチョイスしたのは悪くないと思う]


 相似[お気に召してもらえて嬉しいよ!で、このアマゾン細胞を]


 木原[おい、相似。・・・これ、俺らが創るなっつった奴じゃないよな?]


 木原[何の性質を持つのかわからねぇからって]


 天井[は?え?・・・ど、どういう事だ?]


 相似[ん~~?・・・創るなって言われたのは沢山ありますけど、どれの事ですか?]


 木原[しらばっくれんじゃねぇよ。人食い細胞に決まってんだろ]


 ぬのたば[人食い・・・]


 天井[細胞・・・!?]


 相似[あー!そっちですか!いやー、すみません。どうしても気になっちゃって]


 相似[ちなみに培養して育てた生物はこちらです]


 ―ドクン・・・ ドクン・・・

 木原[・・・おい、こいつは・・・]


 天井[胎児・・・それも人間の形状をしている・・・!]


 ―ガシッ

 木原[テメ・・・まさかアマゾン細胞に人間の細胞を移植したのか?]


 相似[そうですよ?]


 木原[何食わぬ顔で答えんな!ったく!こんなに創りやがって・・・!]


 相似[>>11]

だってこれだけパワーがある細胞ですよ?
人間に取り入れたらもっと楽しみなことになるかもしれませんしー

 相似[だって、信じられますか?人間の細胞を移植してたったの1週間で]


 相似[このサイズに成長するパワーがある細胞ですよ?]


 相似[人間に取り入れたら。もっと楽しい事になるかもしれませんしー?]


 天井[ば、馬鹿な事を言わないでくれ!人食い細胞なんだぞ!?]


 ぬのたば[もし副作用かなにかで、その人がモンスターにでもなったら・・・]


 相似[だって豚やラットの細胞でやるよりも人で試す方が]


 相似[どうなるかのかって、実験結果を見るのが早いじゃないですか
 

 ぬのたば[・・・それが失敗したら、あなたはどう責任を取るつもりなの?]


 相似[それはもちろん]

 
 木原[事が大きくなる前にその場で処理します、とでも言うんだろ]


 相似[ご明察、ありがとうございます。数多さん]


 相似[この細胞はもう実用段階にあります。順調にいけば、この学園都市の医療技術]


 相似[更には生活改善も出来ると、学園都市の科学技術はさらなる躍進を遂げますよ!]


 木原[・・・それだけか?まだ何か目論みがあんだろ?]


 相似[あ、バレちゃいました?えへへ]


 相似[アマゾン細胞のみでの培養による生命体を生み出そうかなって]


 木原[この話はなかった事にしてくれ。天井、布束]


 相似[そんな!待ってください!真剣に考えてみたんですよ!]


 相似[人類に秘められてる潜在能力すらまだ未知数なのですから]


 相似[このアマゾン細胞を細かく調べてみれば、きっと何かに役立つはずです!]


 木原[・・・]




 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 木原[・・・誰が協力しやがった?]

 
 木原[お前だけでやったとは思えねぇんだがよ?]


 唯一[私ですよ。数多さん、相似君の言う通り、この細胞は有益なものとなります]


 唯一[ロマン溢れるじゃないですか]


 木原[・・・お前かよ]


 ぬのたば[(木原唯一・・・)]


 天井[(彼女も彼らの親族か・・・?)]

 
 木原[・・・腹膨らんでないが、お前のじゃないのか。アレは]


 相似[あっ、アレは試験管の中で育てていますから]


 相似[協力してくださった手塩恵未さんの細胞を移植した事でさっき言った通り、1週間で]


 木原[おい、待て。あ?何つった?ご協力だ?]


 唯一[数多さん。手塩さんは絶対的不妊で子供が産めない女性なんです]


 唯一[ですから、遺伝子の提供を条件として彼女の子供として成長させるんです]


 天井[ちょっと待ってくれないか?その、アマゾン細胞が人食いだという事は・・・]


 相似[言ってませんよ?あ、ただどんな赤ちゃんが出来るかはわからないとだけは]


 木原[>>17]

もし人の子になったら誰が教育すんのかそこまで考えてんのかお前ら…

 木原[お前らな、もし化け物だったら処理して片付くだろうが]


 木原[人の子になったら、どうすんだ。誰が面倒見ンだよ]


 相似[そのためにこの2人の呼んだんですから、抜かりはないですよ]クスッ


 天井[(そういう事か・・・しかし、人食い細胞の化け物を教育しろだなんて・・・)]


 唯一[それと教学だけではストレスが溜まりますから、お話し相手に円周ちゃんも呼びますから]


 木原[円周ってのは、あのチビか?頭は良いが、幼稚過ぎてまともに話すのはまだ無理だろ]


 木原[こいつならまだマシな方じゃねぇのか?]


 ぬのたば[・・・]


 唯一[んー、砥信ちゃんには生物学とか精神医学を教えてもらう予定ですからねー]


 相似[でも、丁度よくないですか?幼稚なら一緒に育っていく関係で]


 相似[円周ちゃんにも好影響になると思いますし]


 木原[・・・お前ら、そこまでこれを育てるってのか?人食いの化け物をよ]


 木原[何の意味があるってんだ?食用にでもすんのか?]


 天井[(いやいや、そんな事は・・・)]


 唯一[もしも学園都市のインフラがやばくなったらそれも視野に入れてますよ]


 天井[・・・冗談だろ]


 ぬのたば[そんな事、学園都市のトップが許さないとしか・・・]


 相似[なのでこれは極秘の実験。つまり手塩さん含めて僕らだけの実験をするんだ]


 相似[>>19]

許さなくてもこの研究は学園都市いや科学にとても大きな功績を残すはずだからね

 相似[残さなくてもこの研究は学園都市の・・・]


 ―スタスタ・・・

 相似[科学にとても大きな功績を残すんだよ!]


 相似[だから、是非ともお力添えを天井さん、砥信ちゃん]


 木原[・・・俺はお前らが協力する事になりゃ、問答無用で付き合う事になんだな]


 唯一[だって、数多さんが居てくれた方が資金源も増えますし]


 木原[さり気なく俺を金庫にしてんじゃねぇよ。誰が金貸すか]


 ぬのたば[・・・わかりました]


 天井[なっ!?・・・ちゃ、ちゃんと考えて返事をしたんだろうね?]


 ぬのたば[(もし暴走した木原相似を止めるためにも、コラボレーターになった方が)」ヒソヒソ


 ぬのたば[(いいと判断したから。それだけだよ)]


 天井[(・・・そうか)]ボソッ


 天井[では、私も全力を尽くして協力します。必ず成功させて]


 天井[科学の推移となる成果を上げてみせましょう]


 相似[その言葉を聞きたかったです!という訳で、数多さんも協力してもらいますね]


 木原[ちっ・・・面倒なマネすんじゃねぇぞ]


 相似[くふふっ・・・]

 
 


 [おぎゃあ!おぎゃあ!]


 手塩[・・・]


 木原[・・・あの馬鹿が説明した通り、そいつには化けモンの細胞が入ってる]


 木原[遺伝子を提供する条件だけしか言ってなかったのは、そういう事だ]


 木原[母親、と言っていいのか複雑だが・・・遺伝子が同じアンタであっても]


 木原[いつか、喰おうとするかもしれねぇんだ。今のうちに首の骨を追って楽にしてやった方が]


 手塩[嫌だ。この子は、私の子供だ]ギュウッ


 手塩[>>21]

生まれたばかりの子をここで締めるなんてできない、もしかしたら食わずに生きる未来だってあるかもしれないんだ…

 手塩[生まれたばかりの子を、ここで、締めるなんて、出来ない] 


 手塩[出来る訳が、ない]


 木原[・・・]


 手塩[もしかしたら、食べられずに、生きる未来だって、あるかもしれないんだ]


 手塩[私は、その未来を・・・信じたい]


 木原[・・・後悔しないな?そいつがアンタ以外の人間を喰っちまっても]


 木原[手遅れなんだぞ。責任取れんのか?]


 手塩[ああっ。必ず、責任を、持って・・・]


 木原[・・・はぁーあ。んじゃ、そいつのおしめを変えたりする世話を頼む]


 手塩[!。ま、任せてくれ。この子・・・あぁ、名前をつけないとな]


 木原[ダメに決まってんだろ]


 手塩[え・・・?]


 木原[そいつは飽く迄も実験体だ。愛着なんてつけるもんじゃねぇよ]


 手塩[・・・そう、か。・・・だが、実験体としての、名前ぐらいは、あるだろう?]


 木原[・・・>>23]

真っ白だから白いのとかシロとかくらいにすべきだろうがな…
あまり深くは考えてなかったわ

 木原[何の影響か不明だが毛髪と体色が白いからよ、シロでいいんじゃねぇか] 


 手塩[適当すぎないか・・・?]


 木原[俺が一々実験動物に名前なんで考えるかよ。大体、番号にしてんだからな]


 木原[深く考えた事なんてこれっぽっちもねぇよ]

 
 手塩[・・・この子は、何番目に生み出されたんだ?]


 木原[あ?・・・確かに唯一が言うには、24番目だ。それ以前のは死滅して


 木原[そいつが最後の最後に成功した個体って話だ]


 手塩[それなら、オメガにしよう。ギリシャ語で、その数字に、値する]


 木原[オメガねぇ。・・・まっ、実験体名でって事にしときゃいいか]


 手塩[ありがとう・・・]


 木原[んじゃ、俺は用事済ませてくる。赤ん坊の期間は3週間そこらだ]


 木原[今のうちにそいつをあやすなり、おしめ変えるなりしとけよ]


 手塩[ああっ]




 『おぎゃあ!おぎゃあ!』


 手塩『よしよし。良い子だ・・・』


 相似[くふふふふふっ・・・]


 相似[実に順調順調・・・どうですか、貴女にも確か娘さんが居るんですよね]


 相似[思い出しますか?当時の可愛い、赤ちゃんだった頃の娘さんを]


 [あれが可愛い?・・・あんだけ泣き喚くだけ泣き喚く、母乳飲んで糞しか出さない寄生虫でしょ]


 相似[えー?・・・ちょっと辛辣すぎません?薬味さん]


 薬味[>>25]

辛辣じゃなくて事実よ
本当に邪魔だったもの、どれだけ私の貴重な時間を浪費したか…

 薬味[辛辣じゃなくて事実よ。本当に邪魔だったもの]チッ


 薬味[どれだけ私の貴重な時間を浪費したか・・・]
 

 薬味[あんな苦しい思いさせたってのに、生態を調べられなかったのよ?]


 薬味[あのクソ医者に勘付かれたのがよくなかったわね]


 相似[それは残念でしたね。そういう考えの人がいるから]


 相似[いつまで経っても医学の進歩とならないんですよね]


 薬味[はいはい、それはもうどうでもいいわ。で?いつ始めるの?]


 相似[もう少し待ちましょう。流石に幼体過ぎますから]


 薬味[そう・・・じゃ、私用があるから用があったら呼んでちょうだい]


 相似[はいはーい]




 
 ~3年後~
 
 相似[あぁ、あったった。あれが内部進化の研究機関だ]


 相似[どんな実験を成功させるのか、拝見させてもらうよ。蠢動さ]



 ―・・・ドガァァアアアアアアアアアアアンッ!!


 相似[・・・んー?]


 
 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 相似[・・・]


 ―ススッ・・・

 

 バロン(トール)「セイハァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」


 マリカ(帆風)「ッタァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」


 
 ―ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!


 
 バロン(トール)「っつあ・・・」


 帆風「っ・・・!」



 
 相似[・・・]


 相似[なんだ・・・あれ・・・?]


 相似[(警備員が現段階で開発中の駆動鎧よりも機動力が高い)]


 相似[(おまけにとんでもない攻撃力を兼ね揃えている・・・)]


 相似[(すごい・・・すごいぞあれは・・・!)]ブルブル


 相似[(是非とも参考にさせてもら・・・ん?)]


 相似[(あのベルトの形状、どこかで・・・。・・・あ)]




 相似[・・・おやすみなさい。唯一さん]クスッ


 唯一[ぐぅー・・・]


 相似[(さて・・・寝てもらってる内に・・・)]カタカタッ


 相似[(・・・あった。やっぱり唯一さんが開発していたベルトだ)]カタカタッ


 相似[(けど、何でだ?何で、あの2名が既に完成させて・・・)]


 相似[(・・・ま、それはいっか・・・なるほど、彼らはの呼称は仮面ライダー・・・)]


 相似[(常人よりも遥かに高い身体能力を手に入れる事が出来る・・・)]


 相似[・・・くふっ・・・あははっ・・・あはははっ・・・!]


 相似[ズルイよ唯一さん。こんなにも素晴らしい物を独り占めしていたなんて・・・]


 相似[(>>30)]

これは上手く使わないとねえ
せっかくこんな良いものあるのに宝の持ち腐れなんてもったいない

 相似[(これは上手く使わせてもらわないとね・・・)] 


 相似[(せっかくこんな良い物が目の前にあるのに使わないなんて)]


 相似[(宝の持ち腐れもいいところだよ)]


 相似[(・・・そういう訳だから、コピーさせてもらうよ)]カタカタッ


 ―ピピピッ・・・ ピーッ

 相似[(これでよし・・・っと)]


 相似[(・・・そろそろ、良い頃合いかな?)]


 
 

 えんしゅう[これ、あげりゅ]


 [・・・]


 えんしゅう[あげりゅ!]


 [・・・]スッ


 えんしゅう[んへへー]ニコー


 えんしゅう[おいたんもあげりゅ]ペイッ


 天井[わっとっと・・・あはは、ありがとう・・・]


 相似[どうも~、天井さん。随分と楽しそうですね]

 
 天井[楽しそうって・・・見ての通り、大変なんですが・・・]


 天井[>>32]

研究ばかりで子供の相手なんてしたことないですからね
これだけなつかれると可愛いものですけど

 天井[研究ばかりで子供の相手なんてした事ないですからね]


 天井[これだけ懐かれると可愛いものですけど・・・]


 天井[この子はとても人懐っこいし賢いので振り回されっぱなしになりますっよ・・・]


 天井[まぁ、将来が楽しみと言えますが・・・]


 相似[ええ、まったくですね。・・・あ、手塩さんの所へお連れしますね]ヒョイッ


 天井[あ、お願いします。円周ちゃんは私が]


 相似[はい、では・・・]


 相似[・・・]クスッ






 えんしゅう[あいたんばいばい]


 病理[では、失礼しますねー]


 天井[はい、お気を付けて・・・]


 天井[はぁー・・・戻るか]


 木原[天井ッ!!]


 天井[はいぃ!?き、木原さん、ど、どうしたんですか?変な青筋立ってますが]


 木原[刺青だこりゃっ!あぁクソッ!んなどうでもいい!アイツは!?]


 天井[え?アイツ・・・あぁ、オメガなら相似さんが手塩さんに]


 木原[今日は手塩来ねぇんだよッ!メール見てねぇのか!?]


 天井[み、見てないです!相似さんから来る予定は今日って聴いてたので]


 ぬの束[木原さん・・・!相似さんの部屋が、無くなってました・・・!]


 木原[無い!?無いってのは、どういう意味だ?]


 ぬの束[ドアを開けたの向こう側の部屋そのものが無くなって、外と繋がってる状態です]


 唯一[数多さぁ~~~~んッ!数多さん!数多さん!]


 唯一[じ、実験体が、実験体を入れてた檻が全部消えてます!]


 天井[はぁ!?]


 木原[相似の・・・野郎っ・・・!」


 木原[>>35]

アイツは何をしでかしやがったんだ!
おい!早く探しに行くぞ、被害が出たらこっち責任が回る!

 木原[アイツは何をしでかしやがったんだ!]


 唯一[あと、恐らくなんですけど・・・]


 木原[なんだよ!?勿体ぶらずに言えコラ!]


 唯一[怒鳴らないでくださいよ~。その、えっと・・・私が開発してた]


 唯一[ライダーシステムっていう人型強化装甲服もパクって行ったかと・・・]


 木原[・・・そいつは、兵器利用が可能な代物なのか?]


 唯一[まだ試作段階ですが、完成形では警備員の武装を遥かに超える・・・]


 木原[おい!今すぐに手塩呼べ!早く探しに行くぞ]


 天井[さ、探すと言いましても、一体どこを]


 天井[手当たり次第だよっ!被害が出たらこっちに責任が回るんだぞ!]


 ぬの束[その通りです。もしあの子にそのライダーシステムを使わせたとしたら・・・]


 唯一[あ、この街終わりますね]


 木原[お前のせいでなっ!]ゴツンッ!


 唯一[いっだい!何で私が叩かれないといけないんですか!?]ジンジン


 

 
 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 


 相似[ふっふ~ん♪ふんふ~ん♪]


 ―バァンッ!


 木原[・・・やっと見つけたぞ、相似]
 
 ―チャコッ


 唯一[あの子はどこですか!?]


 相似[あららら?数多さんに唯一さん。もう見つに来ちゃったかー]


 木原[かくれんぼはもうおしまいだ。さっさとガキを渡せ]


 相似[何で渡さないといけないんですか?]


 相似[あれは僕が生み出したアマゾン細胞の実験成果なのに]


 相似[2人して手柄を横取りするつもりですか?]


 唯一[手柄?んなのどうでもいい!あの子は手塩さんの息子さんなんだから]


 唯一[>>40]

無事に大人にまで育てあげれば手柄はあとからついてくる、そう急ぐものでもないだろう

 唯一[無事に青年まで育てあげれば、手柄は後からついてくる]

 
 唯一[母親から子を離すような惨い事をすんじゃねえっ!]


 相似[ぷふっ・・・!あはははははっ!あっはははっ!]


 相似[唯一さん、口調が素になってるよ?]


 唯一[だからなんだってんだ!?おふざけせずあの子を返せっ!]


 相似[・・・断ったら殺す気なのかな?]


 ―コツコツ・・・ クルン


 木原[ああ。首を横に振ったりしてもな]


 唯一[あと、こっち向いてなよ。何するかわかんないんだから]


 相似[はいはい・・・これでいい?]


 ―カシャンッ

 木原[あ?]


 唯一[戦極ドライバー・・・!?]


 相似[お先に完成形を創らせてもらったよ。こっちも]




 『ザクロ』


 『ロックオン!』

 『♪♪~~♪♪♪~~♪♪~~♪♪♪~~』



 相似[くははははっ・・・!]


 相似[変身!]



 『ブラッドザクローアムズ!』

 『狂い咲き・サクリファイス!』


 
 木原[・・・ありゃ、何だ・・・]


 唯一[仮面ライダー・・・!]



 (相似)[そうでーす!仮面ライダーセイヴァー・・・と、言ってもまだ試作品だから]

 
 プロトセイヴァー(相似)[プロトセイヴァーかな?]


 プロトセイヴァー(相似)[もう少し性能を上げられたら、完璧なんだけどね]


 
 唯一[・・・>>43]

バカ野郎…その力をどう使うつもりだ?

 唯一[・・・バッカ野郎]


 唯一[そのライダーシステムをどう使うつもりだ?]

  
 プロトセイヴァー(相似)[まぁ、手始めに性能を試してみたいから・・・邪魔な研究機関を]


 プロトセイヴァー(相似)[潰して回ろうかなぁって思ってたところだよ]


 木原[そこに居るガキを巻き込むのはタブーじゃねぇのか?]
 

 プロトセイヴァー(相似)[数多さん・・・実験に犠牲は付き物じゃないですか] 

 
 プロトセイヴァー(相似)[その子達は僕の実験の成果として、多大な功績の一部となるだけですから]


 プロトセイヴァー(相似)[目的の為の致し方ない犠牲ですよ]クスッ


 ―ダァンッ!

 ―チュォーンッ・・・!


 プロトセイヴァー(相似)[・・・当たっていれば心臓のど真ん中。流石の腕じゃないですか]


 木原[そりゃどーもな。・・・大人しく諦めろ]


 唯一[その功績は誰にも認められはしないんだよ!身勝手な自己満足だって事だ!]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・あ?]


 唯一[自己満足だっつったんだよ、バーカ]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・]


 ―ギュオンッ ギュオンッ

 木原[っ!くそっ!]


 唯一[やべっ!]


 ―バシュンッ!

 ―バヂィッ!


 プロトセイヴァー(相似)[身勝手・・・?自己満足?違うよ。僕は研究者として]


 プロトセイヴァー(相似)[このライダーシステムを使ってみたいだけなんだから]


 木原[そりゃ私利私欲だな。自己満足と変わらねぇよ]


 唯一[>>45]

成果と積み重ねのない実験なんて科学じゃない、人をより良くするために行うのがそれなのに

 唯一[成果と積み重ねのない実験なんて科学じゃない!]


 唯一[人をより良くするために行うのが科学なんだよ!]


 唯一[なのに、そんな自己満足のために他人を巻き込ませるのは・・・]


 『レモン』 
 

 唯一[許せねえな!]



 プロトセイヴァー(相似)[おー、ご本家の変身を見られるなんてね・・・]



 『ロックオン!』

 『♪~♪♪~♪♪♪~ ♪~♪♪~♪♪♪~』


 唯一[変身!]


 『カモン!』

 『レモンアームズ!』



 変身音

 インクレディブル・ロ~マン~
 インクレディブル・キ~ハラ~
 インクレディブル・ユイ~イツー

 ↓4まで(多数決)

 外伝のデューク編で主任が変身した時、ソイヤ!じゃなくてイヨォ!なのにあれ?って思って
 特別なやつなのかなと調べてみたらゲネシスコアでカッティングしたらイヨォ!って
 音声になるのがわかって単純ミスってただけっていう
 でもイヨォ!の方が丁度鎧武とかとダブってなくてカッコいいと思うこの頃
 インクレディブル・リョーマは・・・うん・・・

 『インクレディブル・ロ~マン~』


 プロトデューク(唯一)[ご本家って言うなら既に理解してるはずだろ]


 プロトデューク(唯一)[こっちは本物でそっちは劣化版の模造品。性能の差は明白]


 プロトデューク(唯一)[覚悟しろよ!完膚なきまでに叩きのめして!]


 プロトデューク(唯一)[体内の二酸化炭素揺さぶって全身の血管ぶち破ってやるぜえ!!]


 プロトセイヴァー(相似)[面白い実験になりそうだね、それはっ!]


  
 木原[そっちは任せたぞ!俺はアイツを見つける!]



 プロトデューク(唯一)[うっすぁ!]




 プロトデュークは右肩のリーモススリーブをプロトセイヴァーに叩き込もうとタックルを繰り出した。
 プロトセイヴァーはあえて胸部で受け止めると、手にしたソニックアローのアークリムで斬り付けようとする。
 隙かさずプロトデュークはレモンレイピアを構えて、ガード部分で斬撃を防いだ。
 

 プロトセイヴァー(相似)[質問いいかな?デュークって公爵って意味だよね?]


 プロトセイヴァー(相似)[何でダッチェスじゃないのかな?]


 プロトデューク(唯一)[決まってるでしょ!脳幹先生のために創ったんだから!] 


 プロトデューク(唯一)[でも断られたっ!]


 ―ギィンッ!

 プロトデューク(唯一)[>>53]

だからこうして使うしかないんだ
本当の本当は脳幹先生が良かったのに

 プロトデューク(唯一)[だからこうして使ってるんだよ!]


 プロトデューク(唯一)[本当の本当は脳幹先生が良かったのに~~~!]


 プロトデュークは連続で刺突を繰り出し、プロトセイヴァーを壁際まで追い込むと
 一旦後退して様子見をするかのようにレモンレイピアを構え直した
 プロトセイヴァーは攻撃を止めた事に疑念を抱きつつも、攻撃を仕掛けた。
 ノッキングドローワーを引き絞り、アローレストからエネルギーの矢を射る。
 プロトデュークはそれをレモンレイピアで弾き、次に飛んで来たエネルギーの矢も
 リーモススリーブで受け流した。


 プロトデューク(唯一)[(発射される矢の威力はまだ弱い。つまりこれも試作段階)]


 プロトデューク(唯一)[(ならじっくりと性能の欠点を見させてもらって)]


 プロトデューク(唯一)[(私の方で改善点にしてもらうぜ!)]


 ソニックアローの射撃を止めたプロトセイヴァーは反撃に出ようと、アークロムを振るって
 プロトデュークに斬り掛かる。
 斬撃を身を翻して回避し、プロトデュークはレモンレイピアを撓らせる勢いを利用して
 お返しとばかりにプロトセイヴァーは斬り付けた。


 プロトセイヴァー(相似)[くっ・・・!]


 プロトデューク(唯一)[どうしたよ相似君。そんな程度か?]


 プロトデューク(唯一)[>>55]

なんなら私の方がプロトタイプとしても上ということだね!
これも愛のなせる力量よ

 プロトデューク(唯一)[(なんなら私の方がプロトタイプとしても上って事だね~?)」


 プロトデューク(唯一)[(いやぁ、それならとんだ期待外れだなぁ~)]


 プロトデューク(唯一)[これも脳幹先生への愛がなせる力量だぜ!)]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・くふふっ・・・あっははははは!]


 プロトセイヴァー(相似)[相変わらずの脳幹先生LOVEっぷりがすごいようだね]


 プロトデューク(唯一)[死んで次に生まれ変わるなら犬になってやるくらいにはね]


 プロトセイヴァー(相似)[はっきり言わせてもらうとかなり変人だよ]

 
 プロトデューク(唯一)[お互い様でしょうが]


 プロトセイヴァー(相似)[そう・・・だねッ!]


 ―バシュンッ! 

 プロトデューク(唯一)[おっと!]


 ―バヂィンッ!


 プロトデュークは不意討ちに放たれたエネルギーの矢をレモンレイピアで弾き落す。
 その間にプロトセイヴァーは机の上に置いてあるパソコンのキーボードに何かのコードを
 素早く打ち込む。
 すると、置かれている椅子の真横の床がスライドするように収納して脱出口が出現する。
 

 プロトセイヴァー(相似)[じゃあ、また今度手合わせしようよ]


 プロトデューク(唯一)[あっ!?逃げるの反則っ!]


 プロトセイヴァー(相似)[反則?違う違う。戦略的と言うんだよ!]


 ―ヒュオッ・・・ カシャンッ

 プロトデューク(唯一)[あぁああっ!もうっ!]ダンダンッ!


 プロトデューク(唯一)[>>58]

逃げ足が速すぎる!
こんなもんじゃ不完全燃焼だ
……しかし今はこの程度のプロトだがアレを完成させるのは嫌だね、時間があればできるだろうし

 プロトデューク(唯一)[逃げ足が速い!そう判断するのも!]


 プロトデューク(唯一)[くっそー、こんなもんじゃ不完全燃焼だよ・・・]ギリギリッ


 プロトデューク(唯一)[・・・しっかし、今はこの程度のプロトだけど]


 プロトデューク(唯一)[ゲネシスまで先に完成させられるのは癪だなぁ・・・]


 プロトデューク(唯一)[時間があればあっという間に創るだろうし]


 プロトデューク(唯一)[・・・とにかくこのパソコンに入ってるデータは消そう]カタカタッ


 プロトデューク(唯一)[ついでにさっき開いたここも開けて追いかける!]カタカタッ





 プロトセイヴァー(相似)[さーて、これに乗ってとっとと逃げよう]


 プロトセイヴァー(相似)[学園都市とはしばらくの間おさらばするから、寂しくなるよ]ピッピッ


 ―ウイィィン ガシャンッ


 プロトセイヴァー(相似)[エンジンスタート]カチッ

 ―ギュウウゥゥン・・・


 ―・・・ギュロロロロ・・・

 プロトセイヴァー(相似)[・・・おやおや?]


 木原『やっぱそれに乗って逃げる気だったか』


 プロトセイヴァー(相似)[あららー。数多さん察し良すぎるよ~]


 木原『>>60

馬鹿野郎何年一緒にいると思ってんだよ
思考パターンすらもう簡単に読めるレベルだ

 木原『馬鹿野郎。何年お前に連まされてたと思ってんだよ』


 木原『それと察しがいいんじゃなくて、お前がワンパターンなんだろうが』 


 木原『思考パターンすら簡単に読めるレベルだぞ』


 プロトセイヴァー(相似)[んー、それもそうですよねー・・・]


 木原『降りてこい。話だけ聴いてやる』


 プロトセイヴァー(相似)[・・・はいはーい]


 

 プロトセイヴァー(相似)[はい、では質問どうぞ]


 木原[あのガキどこだ。すぐに出せ]


 プロトセイヴァー(相似)[あー、出せるなら出したいんですけど・・・]


 プロトセイヴァー(相似)[もう飽きたんで売っちゃいましたよ]


 木原[・・・あ?]


 プロトセイヴァー(相似)[いやー、結構高く売れると思ってたのに]


 プロトセイヴァー(相似)[この脱出装置がやっと創れたくらいの価値しかなかったですね]


 木原[・・・どこのどいつに売った]


 プロトセイヴァー(相似)[あ、それはちょっと教えられま]


 ―ダァンッ! ダァンッ!

 ―チュィーンッ! チューンッ!


 プロトセイヴァー(相似)[おっとっと、2発とも額に命中しましたね]


 木原[>>63]

きちんと答えねえなら10倍でも20倍でも撃ってやる
今度は心臓だ

 木原[きちんと答えねぇなら100発でも1000発でも撃ってやる]


 プロトセイヴァー(相似)[いやいや、そんな拳銃じゃ]何年もかかりますよ]


 木原[次はもっかいタマだ。答えろ]


 木原[相似。遊びはもう止めろ]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・数多さん、何でそんなにもアレを気にしてるんですか?]


 プロトセイヴァー(相似)[愛着を持つなって手塩さんに言ってたのに]


 木原[それとは別だ。アレが面倒な事を起こす前にこっちで預かんだよ]


 プロトセイヴァー(相似)[そう言って本当は数多さん・・・貴方自身が愛着を持ったんじゃ]


 木原[3秒やる。言え]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・実は、預けた所は・・・]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・僕もわかりませーん。あはははっ!あー、いや、ホント。]


 プロトセイヴァー(相似)[くふふっ、全然知らない研究機関に渡したんですよ]


 木原[・・・本気で言ってんのか?]


 プロトセイヴァー(相似)[だって本当ですし?それに、良い人達そうでしたから]


 プロトセイヴァー(相似)[アレも幸せに生きていきますって]


 木原[・・・テメェは・・・やりすぎたな・・・あ?]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・そんな本気で怒らなくても]


 ―ギュロロロロ・・・

 プロトセイヴァー(相似)[・・・えっと?それは・・・?]


 プロトセイヴァー(相似)[どうやって出現させたんですか?とても興味深いですね・・・]


 木原[>>65]

これから消えるやつにタネも仕掛けも明かす必要ないだろ?

 木原[これから消える奴にタネも仕掛けも明かす必要ないだろ?]


 木原[そんなに気になるなら・・・あの世で理屈を唱えてろ]


 木原[・・・変身]


 ―ギュロンッ

 アナザーアギト(木原)[・・・]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・は、はは・・・はははははははっ!]


 プロトセイヴァー(相似)[すごい!それは本当に何なんですか!?]


 プロトセイヴァー(相似)[明らかに機械を装着した感じではない、となると]


 プロトセイヴァー(相似)[肉体変化ですか!あははははっ!数多さん!]


 プロトセイヴァー(相似)[是非ともサンプルを]


 ―ド ンッ!!


 ―ドガァアアアアアアアッ!!

 プロトセイヴァーの体がゴルフボールの様に弾き飛ばされ、後方の壁まで殴り飛ばされる。
 殴り飛ばされたプロトセイヴァーは壁にめり込むと、そのまま壁をぶち抜いて外へと
 放り出される。
 アナザーアギトはゆっくりと歩み出し、プロトセイヴァーを追いかけた。
 壁を蹴り破って、穴から抜け出ると相似が隠れ家としていたビルの屋上に出た。
 

 プロトセイヴァー(相似)[ぐ、ぅうぅっ・・・!]


 アナザーアギト(木原)[・・・]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・くふふ、ははは・・・]


 プロトセイヴァー(相似)[凄まじい性能・・・じゃないや。身体能力だ]


 プロトセイヴァー(相似)[これは何が何でも、血液サンプルだけでもくださいよォオオッ!!]


 

 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 プロトセイヴァーはノッキングドローワーを引き絞り、エネルギーの矢を射る。
 アナザーアギトはそれを目視だけで軌道を読み、足の位置を変えて体の向きを変えると
 悠々と回避する。
 それを見ても尚、構わずプロトセイヴァーはエネルギーの矢を連続で放ってくるが
 アナザーアギトはそれらも全て回避していった。
 プロトセイヴァーは癇癪を起こすように地団駄を踏み、アナザーアギトに接近していって
 近接攻撃に打って出た。


 プロトセイヴァー(相似)[ハァアアアッ!!]


 ―シュバッ! 

 アナザーアギト(木原)[フンッ!]


 ―ガキィンッ!


 アナザーアギト(木原)[ツォアッ!]


 ―ドガッ! ドゴォッ! ド ゴン ッ!!


 ―バキンッ! ミヂィッ!

 プロトセイヴァー(相似)[ゲブッ・・・!]


 アークリムを掴み取り、そのままプロトセイヴァーの頭部を掴むとアナザーアギトは
 顔面に膝蹴りを3度叩き込んだ。
 強烈な膝蹴りによってプロトセイヴァーの仮面が罅割れ、鮮血が飛び散った。
 アナザーアギトは首を掴み上げ、プロトセイヴァーを床に投げ飛ばす。


 プロトセイヴァー(相似)[ガハッ・・・ぅ゙、ぁ゙・・・]


 アナザーアギト(木原)[>>71]

へぇ…その余裕ぶっこいた面もそうなんだな
ここで締め落としても構わねえか、あまり見苦しいのは俺の目に良くねえからよ

 アナザーアギト(木原)[人が優しく言ってる内に言う事聞くのは誰でもわかるんだが]


 アナザーアギト(木原)[・・・お前は例外だったなぁ]


 アナザーアギト(木原)[さっきから余裕ぶっこいた面も、そうなってたのか]


 ―ガシッ ギチギチ・・・!


 プロトセイヴァー(相似)[ギッ・・・!あ、ぎゃ・・・!]


 アナザーアギト(木原)[ここで締め落としても構わねぇよな?]


 アナザーアギト(木原)[あまり見苦しいのは俺の目に良くねぇからよ]


 プロトセイヴァー(相似)[っ・・・!]


 アナザーアギト(木原)[・・・最期に言い残す事はあるか?]


 プロトセイヴァー(相似)[・・・生命の死ぬ間際に感じるものは何なのか・・・]


 プロトセイヴァー(相似)[とても興味がありますね!]


 アナザーアギト(相似)[そうか。なら]

 ―バキィンッ!!


 ―キュロロロロ・・・

 相似[あ・・・せ、せっかく創ったのに・・・!]


 相似[酷いじゃないですか!数多さ]


 アナザーアギト(木原)[ようなら]


 ―フ・・・

 相似[あぁぁああぁああああぁぁ・・・!]


 アナザーアギト(木原)[・・・ヴェーラ、ナンシー。死体は任せた]


 ヴェーラ『りょ、了解・・・』


 ナンシー『何でこの子にも任せるんですか、リーダー』


 ナンシー『吐く処理までしないといけないじゃないですか』


 アナザーアギト(木原)[>>74]



 ちなみにヴェーラちゃんの声はかやのん。

あの頃駆け出しの若手だったから何ならモブもやってたよねえ…
メジャハも風紀委員だっけ

俺なりの優しさだ、習うより慣れろ
場数を踏めばいつか吐かなくなるだろ
終わったらナンシーにいくらでも吐いていいぞ

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 >>74 メジャハは確か天使のせいで子供の姿になった警察官が禁書かつ声優デビューでせうね

 アナザーアギト(木原)[俺なりの優しさだ、習うより慣れろ。場数を踏めばいつか吐かなくなるだろ]


 ヴェーラ『そ、そうですか?』


 ナンシー『適当に言ってますよ?』


 アナザーアギト(木原)[真面目に言ってるっつの。それにお前ら女性に看取られた方が]


 アナザーアギト(木原)[あの馬鹿も嬉しいだろうよ。俺なりの手向けだ]


 ナンシー『人を花束扱いしないでもらえますか』

 
 アナザーアギト(木原)[んだよ、女ってのは花と宝石が好きなもんだろ]


 ヴェーラ『それは、偏見ですよ・・・』


 アナザーアギト(木原)[とにかくだ。そっちは任せるからよ]


 アナザーアギト(木原)[ヴェーラ、終わったらナンシーにいくらでも吐いてぶっかけていいぞ]

  
 ヴェーラ『は、はい・・・はい!?』


 ナンシー『ちょっとリーダー。そんな性癖私達にはありませんからね?するなら普通のプレイです』


 ヴェーラ『な、何バラして!?』


 ―プツッ

 アナザーアギト(木原)[・・・アイツら、そういう仲だったのか。知りたくなかったなぁー]


 唯一[あっ、数多さん!相似は・・・]


 ―シュロロロ・・・

 木原[致し方ない犠牲になった。文句はねぇだろ?]


 唯一[>>79]

何も命まで奪わずとも…
捕まえて絶望するまでごうも…いや尋問をした方が良いでしょうに

 唯一[何も殺さなくても・・・あの子達の場所がわからなくなったじゃないですか]


 木原[・・・アイツもわからねぇとほざいてやがったよ]


 木原[どこの誰だかに預けたのか、それすら把握してなかったみてぇだ]


 唯一[・・・マジですかー]


 唯一[でも、捕まえて絶望するまで拷も・・・尋問をした方が良いでしょうに]


 唯一[そういうすぐ頭に血が登るのはダメですって]


 木原[うぜぇ。あと本音こぼしてやがんじゃねぇか]


 唯一[てへ♪]


 木原[・・・さっきの部屋に戻って資料からデータファイルまで虱潰しに目を通すぞ] 


 唯一[はーい。あっ、一応ですがベルトとロックシードのデータは消しましたから]


 木原[そうかい]





 ヴェーラ[・・・ナンシー、これってどういう事・・・?]


 ナンシー[見ればわかるでしょ。ぶち撒けられた血痕だけが残ってて、死体がないのよ]


 ナンシー[誰の仕業かわからないけど。・・・こちらナンシー、状況報告]


 ナンシー[木原相似の遺体が何者かに盗まれた可能性あり。繰り返す]


 

 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 

 
 薬味[残念だったわね?短い一生になるなんて]


 薬味[まっ、約束通り肉体は回収しといたわよ。これで貸し借りはなしね]


 相似(ありがとうございます、薬味さん)


 相似(いやー、それにしてもこうも上手くいくとは思ってませんでしたね)


 薬味[ホントよ。そのベルトを媒介にして精神のみの存在になるなんて・・・面白い発想じゃない)


 相似(そうでしょう?でも、ロックシードだけ壊されたのが不幸中の幸いでしたね)


 相似(もしもベルト諸共だったらそれこそ終わってましたよ)


 薬味[よかったわね。それで?これから貴方はどうするのかしら]


 相似(とりあえず、コネを伝って唯一さんとは別の戦極ドライバーとロックシードを開発した)


 相似(2名に協力を要請してもらおうかと。確かノルウェー人の夫婦でしたね)


 薬味[コネって木原一族の誰かに?木原数多がすぐに勘付かれそうだけど]


 相似(当たり前じゃないですか。頼むのはショッカーってカルト集団にですよ)


 相似(財団Xでもいいんですけど、ショッカーの方がまだ親交が深いですからね)


 薬味[そう。まっ、そっちはそっちで頑張りなさい]


 薬味[私もちょっと大掛かりなお仕事をしなきゃいけないから。じゃね]ヒラヒラ


 相似(はい。お疲れ様でした)


 相似(さて・・・まずはザクロロックシードを復元・・・いや、この際だから複製しよっと!)


 相似(それと新たなロックシードも開発して・・・ゲネシスコアで性能を向上するか試してもみるか)


 相似(いやー、本当に唯一さんには感謝感激雨あられだよ~)


 相似(・・・そういえば、あの計画は上手く進んでるのかな?)


 相似(んー・・・まっ、この状態じゃビックリさせちゃうしもう少し待って、様子を見に行こう)


 相似(もし時間がかかりそうだったら、自分でまた創ればいいだけだし)


 相似(くふふふっ・・・こんなにも素晴らしい物があってしまったら、能力者の価値は何なんだろうね)


 相似(逆に理解したくなってきたよ。能力者の価値を!)

 
 EGO~eyes glazing over
 (http://youtu.be/fobDk2lzvB4)

 原
 作 石ノ森
    章太郎
           原作 鎌池
                和馬

 【劇場版安価】Eyes Glazing Ωver 白い羽 【禁書】

 視点変更

 白垣根帝督
 ???
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 10年前からの流れ
 
 -10/1/26=アマゾン細胞に手塩の遺伝子を移植
       木原数多・相似・唯一・布束(7)・天井による実験計画始動
       24番目の試験体で一方通行誕生日
 10~3後=木原相似、一方通行拉致
 3ヶ月後=プロトデュークVSプロトセイヴァー 引き分け
      アナザーアギトVSプロトセイヴァー アナザーアギト勝
      木原相似粛清
      木原相似遺体の遺体を薬味久子が回収

 白垣根「うーん・・・良いデザインが思いつかないまま、夜になってしまいましたね」


 白垣根「そろそろ帰らないと海美さんに怒られてしまいますね」


 白垣根「今晩の食事は何を作ってくださったでしょうか」クスッ




 -学園都市 第七学区 河川敷 橋脚下-

 白垣根「・・・ん?」



 「こいつじゃね?噂になってる少女っての」


 「ああっ、合ってるな。俺らマジラッキー」


 「よっしゃー、大人しくしてろよ。抵抗なんてすんなよコラー」


 「ぷははっ!全っ然怖くねー」



 白垣根「・・・やれやれ」


 白垣根「(>>89)」

こういうのはあまり良くないと思いますし止めますか…
この学生たちが風紀委員や警備員に捕まるのも不憫で好き

 白垣根「(ああしているのはあまり良くないと思いますし、止めましょうか・・・)」


 白垣根「(あの学生達が風紀委員や警備員に捕まるのも不憫ですしね)」


 
 「で、どうすんだ?」


 「なんか色んな研究所がほしがってんだと。連れてったらかなり貰えるらしいってよ」

 
 「おーし!一番高値で買う所に売り飛ばそうぜ!」


 「てか、先に探してた奴ら居なくね?」


 「便所言ってんだろ。か、掘ってんのかもな」カハハッ


 「たはははっ!あーウケるー」


 「じゃあ、さっさと持ってくかー」グイッ


 「・・・」


 白垣根「すみません。その手を離してあげてください」ガシッ、グリッ


 「い゛っでててててっ!?いっでえっ!」


 白垣根「おっと、そこまで強く捻ったつもりはないんですが」パッ


 「なんだ、てめえ!?」


 
 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 白垣根「おや?これでも有名人なはずですが、そうでもないんでしょうか」


 「・・・。・・・垣根、帝督?」


 白垣根「あっ、はい。そうですよ、お嬢さん」ニコリ


 白垣根「ですが、白をつけてくださいね?本人が怒りますから」


 「っ!ふ、ふざけんじゃねえ!超能力者が出しゃばってくんなっ!」


 「お前には関係ねぇっ!引っ込んでろっ!」
 

 白垣根「いえいえ、既にこうして話してしまっているので」


 白垣根「関係は大ありですよ。・・・この子を研究所に売り飛ばすと」

 
 白垣根「物騒な事は言っていましたね?」


 「だ、だから何だってんだ!?俺達の勝手じゃねぇかよ!」


 白垣根「人身売買を見過ごすとでも?到底、無理ですね」


 白垣根「お金に困っているのであれば、ハローワークへ赴いて仕事を探すか」


 白垣根「履歴書を恥ずかしがらずに記入してアルバイトをしなさい」


 白垣根「>>94

汗水流して全うに稼ぐことは何よりも尊いですよ

 白垣根「汗水流して真っ当に稼ぐ事は何よりも尊いですよ」

 
 白垣根「ズルをしてまでお金を手に入れるの社会としての在り方ではありません」


 白垣根「人身売買みたいな汚い事で金を稼ごうとすると・・・」


 白垣根「こういう邪魔に合いますから、ね?」ニコリ


 「っ・・・!」


 白垣根「では、大人しく帰ってください。この子は私が保護しますので」


 白垣根「さ・・・私は何も見ませんでした。貴方達は何もしなかった」


 白垣根「という訳にしましょうか」


 白垣根「今、私の財布には皆さんに渡せるぐらいは持ち合わせていませんので」


 

 × 01~50
 ◎ 51~98
 × ゾロ目

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 「・・・ちっ!行くぞ・・・」


 「お、おい!いいのかよ!?」


 「無傷で見逃してくれるつってんだ!わざわざ自滅する方が馬鹿だろ」


 「・・・くそっ」


 ―スタスタ・・・

 白垣根「ありがとうございます。・・・行きましょう」スッ


 「・・・」


 白垣根「・・・ご心配なく。私はあの方々のように乱暴な事はしませんから」


 白垣根「付いて来てもらえますか?」スッ


 「・・・」


 ―ニギッ



 
 DAアラウズ1「対象が移動した」


 DAアラウズ5「無事なのか?」


 DAアラウズ1「ああ。顔の確認は出来ないが、男と行動を共にしている」


 DAアラウズ1「取り囲んでいた不良少年達を退けた様子を見る限り」


 DAアラウズ1「この男は強能力者以上である可能性が高い」


 DAアラウズ4「音声がないので関係性が読めないな」


 DAアラウズ3「すぐにでも悪から保護してやりたいところだが、慎重にいこう」


 DAアラウズ3「我々以外のDAはほとんど全滅した。何としても我々が最後の砦として」


 DAアラウズ3「悪を滅さなくては・・・。そのためにもあの保護対象を何としてでも」


 DAアラウズ3「こちらの手に入れなくてはならない」



 
 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 DAアラウズ1「しかい・・・一体何故、他の支部が軒並み破壊されていくんだ?」


 DAアラウズ5「確かに不可解だ。統括理事会が手を回しているにしても」


 DAアラウズ5「こうまで見つけ出されるというのは・・・」


 DAアラウズリーダー「決まっている。その支部には」


 DAアラウズリーダー「脆弱な正義しか持たない同士だけしか居ないからだ」


 DAアラウズリーダー「やはりDAの真の正義を達成出来るのは我々だけか・・・」


 DAアラウズリーダー「我々の正義こそ、この街の悪を滅するための存在意義となる」


 DAアラウズリーダー「絶対正義は我らにあり」


 ―ザッ

 DAアラウズ「「「「「絶対正義は我らにあり」」」」」




 -???-
 
 「・・・なるほど~。あっちからでは確認出来てないみたいだけど」


 「こっちはしっかり確認させてもらったよ。・・・垣根帝督が接触したか・・・」


 「これは面白くなりそうだよ。ねぇ?」


 「・・・」


 「あははっ・・・君にとっては嬉しくない事だよね」


 「僕にとってはどうなるのか、楽しみな実験だよ。くふふ・・・」



 
 
 -学園都市 第七学区 白垣根製作工房-


 ―カランカラーン


 海美@エプロン「あ、お帰りなさ」


 白垣根「ただいま帰りました」


 「ぐう・・・」スピー


 海美「>>103

犬や猫を拾うのとは違うんだけど、どこかでナンパしたの?

 海美「・・・その背中に負ぶってるのは?」


 白垣根「女の子です。見ての通り」


 海美「わかってるわよ。というか犬や猫を拾うのとは違うんだから・・・」


 海美「どこかでナンパしたの?それとも誘拐?」


 白垣根「いえいえ、それは別の方々がしていた事でして」


 白垣根「私はそこに介入して、助けたんですよ」


 海美「安易に人助けをするのは感心しないわね・・・」


 海美「ま、いくら言ってもするだろうから、しつこくは言わないけれど」フンス


 白垣根「ありがとうございます」クスッ


 海美「というか、何で負ぶさってるの?」


 白垣根「歩いてる途中にフラフラとし始めて、座り込んだら寝てしまったんです」


 海美「そう・・・そこに寝かせてあげたら?」


 白垣根「はい。・・・よいしょっ」


 ―ポスン

 「ん・・・」


 海美「・・・こんな真冬にキャミソールとジャージを羽織ってるだけだなんて・・・」


 海美「一体どういう体感温度なのよ・・・」


 白垣根「それよりもかなり汚れてしまっていますね・・・」


 海美「・・・起きたらお風呂に入れてあげましょ」


 海美「貴方は今から入る?それとも食事が先?」


 白垣根「>>106

起きる前に先に風呂をいただきます

 白垣根「では、食事の前に身を清めたいのでお先にお風呂を失礼しますね」


 白垣根「こちらの女の子が起きる前に入っておいた方がよろしいと思いますので」


 海美「そうね。・・・じゃあ、見ていてあげるから入ってきて」


 白垣根「はい。すみません」コクリ


 ―スタスタ・・・

 海美「・・・」


 「くぅ・・・くぅ・・・」


 海美「(・・・外傷は特に・・・あら・・・?)」


 海美「(・・・この足首の傷は明らかに拘束されてた痕だわ)」


 海美「(それに唇もこんなに切れて・・・)」


 「くぅ・・・」


 海美「・・・っ」


 ―サラ・・・

 海美「随分と酷い事をされてきたみたいね・・・可哀想に・・・」


 海美「(>>109)」

何かワケありなのは間違いないけれどここまで痛めつけられてるの見ると…
少し回復するまではここで過ごすのを許すわ、仕方ないし

 海美「(何かワケありなのは間違いないけど・・・)」


 海美「(ここまで痛めつけられてるなら、放っておけないわ)」


 海美「(回復するまではここで過ごすのを許すしかないわね。仕方ないし・・・)」


 「くぅ・・・くぅ・・・」


 海美「(でも・・・何か事件に巻き込まれたとするなら追手が来るのが不安ね)」


 海美「(鍵は閉めてシャッターも下ろしてあるから、そう易々と忍び込めないと思うけど)」


 海美「(万が一を考えて、もう1つ予備のシャッターも下ろしておきましょうか)」


 海美「(・・・服も新しいのを着させてあげないと)」





 DAアラウズ1「あの建物に居るようですが、どうしますか?」


 DAアラウズ3「強行突入する手段は一先ず整えています」


 DAアラウズリーダー「・・・いや、翌日改めて保護するとしよう」


 DAアラウズ1「は・・・?」


 DAアラウズリーダー「長年の勘だ。ここは一度態勢を整えるんだ」


 DAアラウズ1「・・・了解」コクリ



 
 白垣根@パジャマ「出ましたよ。海美さんはもう入りましたか?」


 海美「ええっ。あと-1ポイントね、帝督」


 白垣根「・・・はい。・・・あの、やはりさん付け禁止はもう廃止にしては」


 海美「>>112

ダメよ、距離感を変えるにはまず呼び方からなんだから
私にとってはポイントが貯まることも悪くないしね

 海美「ダメよ」キッパリ


 海美「距離感を変えるには、まず呼び方からなんだから」

 
 白垣根「と言いましても・・・どうしても海美さんと呼んでしまいますから・・・」


 海美「はい、-1ポイント追加」


 白垣根「今のは厳しくないですか?例えで呼んだのですが・・・」


 海美「私が判断したんだから、それがルールよ」


 海美「それに、私にとってはポイントが貯まる事も悪くないものね」フフッ


 白垣根「(女性にしたがるのは如何なものかと・・・)」


 白垣根「・・・あ、と、ところで、様子はどうですか?」


 海美「ええっ。ぐっすり寝てるから明日まで起きないかもしれないわね」


 白垣根「そうですか。・・・名前だけでも調べてみましたか?」


 海美「・・・いいえ、それはやめといたわ。この子の口から名乗ってほしいから」


 海美「それに・・・これ、見て。きっとこの子は何か酷い目に遭ったに違いないわ」


 白垣根「・・・実はこの少女をナンパ・・・もとい」


 白垣根「研究所へ連れ去ろうとしていた方々が言っていたのですが・・・」



 
 海美「・・・じゃあ、この子はどこからか逃げてきたっていうの?」


 白垣根「そこまではわかりません。ですが・・・」


 白垣根「>>114

何らかの事件に巻き込まれているのは確かだと思います、それも倫理も何も気にしないようなところから…

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 ん?何か既視感が・・・あ(神裂ねーちん&アルファル)

 白垣根「何らかの事件に巻き込まれているのは確かだと思います」
 

 白垣根「それも倫理も何も気にしないような所から・・・」


 海美「「アイテム」が治安維持を始めて、風斬さんが統括理事長になって」


 海美「そこそこ良くなってきたと思ってたのに、まだそんな事をしてる連中が居るなんてね・・・」


 白垣根「人間を実験動物として見ている研究者が集っている研究所なら、尚更預けられませんね」


 海美「ええっ。そんな事、しないわよ」 


 白垣根「はい。まずは・・・この子に温かい場所を提供しませんか?」


 海美「それって・・・どういう意味かしら?」


 白垣根「警戒しないよう、徐々に心を開いてもらって話しを聴かせてもらいます」


 白垣根「そのためにも、警備員や風紀委員に預ける事はお勧めできませんね」


 海美「・・・まぁ、そうよね。正直に言えば、「アイテム」に任せたいところだわ」


 海美「けど、今はどこかの敵組織を潰すのに忙しいみたいだから私達で保護しないといけないわね」


 白垣根「はい。海美さんにはご迷惑おかけしますが・・・」


 海美「そんな事言うの、今更でしょう。前々からそうだったじゃない」


 海美「>>119

こういう時に支える甲斐性くらいないとやってられないわよ
だからその甲斐性のある奥さんにさん付けは禁止

 海美「こういう時に支える甲斐性くらいないとやってられないわよ」


 白垣根「あはは・・・仰るとおりですね」


 海美「だから」ズイッ


 白垣根「!」


 ―ちゅっ

 海美「・・・その甲斐性のある奥さんに、さん付けは禁止♪」クスッ


 白垣根「・・・はい」クスッ

 
 海美「・・・暗部から足を洗ったのに、こうして厄介事を抱え込む事になるのは」


 海美「必然なのかしらね。一度でも踏み入れてしまったからには」


 海美「影が纏わり付いている感じがするわ」


 白垣根「・・・詩的な文句ですね」クスッ


 海美「はいはい。さっ、夕食を食べましょ」


 海美「明日の朝には、起きると思うから遠慮しないでね」


 白垣根「はい。・・・(それにしても、この少女が狙われる理由は何なのでしょうか?)」



 -1月26日 終了-

 ~10年前~

 [どっか行けよ!こいつっ!]ドンッ


 かきね[っ・・・]ドシャッ


 <きゃはははっ!ダッセ、倒れてやがんの
 <アイツ俺らより強い能力者の癖して弱っちいよな
 <ホントは無能力者なんじゃね?


 かきね[・・・]




 かきね[・・・母さん・・・どうして・・・]


 かきね[どうして僕を1人にしたの・・・]


 かきね[・・・寂しいよ・・・]



 ― 00~50
 ~ 51~99

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 『消灯時間ですよ。早く寝なさい』


 かきね[・・・]


 ―パサッ モゾモゾ

 かきね[・・・]


 かきね[(ここには僕を守ってくれる人なんていない・・・)]


 かきね[(母さんも、父さんも、友達も・・・僕、1人だけ・・・)]


 かきね[(・・・兄弟がいてくれたら・・・)]


 かきね[(少しは、寂しくなくなるかな・・・)]


 かきね[(どう、なんだろ・・・弟が、いいな・・・)]


 かきね[・・・すぅ・・・]


 ―・・・ズ ズ ズ ズ・・・



 ―ビィーーッ ビィーーッ

 『起きなさい、垣根帝督。朝食の時間ですよ』


 かきね[ん・・・ふあぁぁ・・・]ムクリ


 ―ツンツン
 
 かきね[・・・?]


 [ohayougozaimasu]


 かきね[・・・ぅ、うわぁっ!?・・・カ、カブトムシ?]

 
 白いカブトムシ[Hai。watashiwa anatano otoutoga hoshītoiuganbou kara]


 白いカブトムシ[muishikinouchini migenbutusitude keiseisaretanodesu]

 
 かきね[・・・そ、それが、何で、カブトムシの姿の・・・?]


 白いカブトムシ[>>125]

 []

深層心理の具現化、二重人格、憧れ…理由は色々あるけどあなたの気持ちですね

 白いカブトムシ[Shinsoushinrino gugenka nizyujinkaku akogare]


 白いカブトムシ[riyuwa iroiroarimasukedo kisotonatteirunowa]


 白いカブトムシ[anatano kimochidesune]


 かきね[・・・カブトムシは好きだけど、そんな見た目じゃ弟なんて言えないよ・・・]


 かきね[話し方もなんか・・・変だし・・・]


 白いカブトムシ[sugatagato kotobadukaiga okinimesimasenka?]


 白いカブトムシ[deha・・・]


 ―・・・ペキッ メキメキッ ペキッ ペキッ

 かきね[え・・・]


 ―のそり・・・ スクッ

 しろかきね[これでどうでしょうか]


 しろかきね[あなたのすがたをおかりして、おとうとにみえますよね?]


 しろかきね[ことばづかいは、もうすこしべんきょうすればなれてきますので] 


 かきね[・・・]


 かきね[本当に・・・僕の、弟・・・?]


 しろかきね[はい]ニコリ


 
 ― 偶数月
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 しろかきね[よろしくおねがいしますね]


 かきね[・・・う、うん、よろしく・・・]


 かきね[・・・名前は、どう呼べばいいの?]


 しろかきね[そうですね・・・おとうとというそんざいではありますが]


 しろかきね[おなじそんざいとしてあつかっていただきたいので・・・]


 しろかきね[おなじなまえの、ていとくでおねがいします]


 かきね[そっか・・・わかった]コクリ


 ―ウィィーン

 [垣根君、いつまで寝て・・・。・・・!?。だ、誰だ、君は!?]


 しろかきね「あ、はじめまして。わたしはかきねていとくのおとうとの・・・」


 しろかきね「ていとくです」


 [は?弟・・・い、いや、その前に一体どうやって侵入したんだ!?]


 しろかきね[いえいえ、しんにゅうしたのではなくてこのへやでうまれたんです]


 [・・・まさか!?未元物質によって・・・!?]




 ~4年後~

 心理定規[貴方が垣根帝督?学園都市序列第2位の未元物質って呼ばれてる]


 垣根[そういうこった。で?お前が心理定規ってのか?]


 心理定規[そうよ。本名は秘密にしてるって事にしてもらいたいわ]


 垣根[なんだよそりゃ・・・]


 白垣根[まぁまぁ、何かしらの事情があるのでしょうから]


 心理定規[あら・・・確か、そっちが弟の帝督かしら?]


 白垣根[はい。本日から兄共々「スクール」として宜しくお願いします]

 
 心理定規[ええっ、こちらこそね・・・。・・・]ジーッ


 白垣根[・・・?。あの、何か?]


 心理定規[>>130]

愉快なチンピラと真面目な優等生って感じね
見た目がここまで似て中身がこうも違うのは新鮮ね…

 心理定規[愉快なチンピラ風の兄とは正反対で真面目な優等生って感じがするわね]


 垣根[あ?]


 白垣根[は、はぁ、それはどうも・・・]


 心理定規[見た目がここまで似てるのに、中身がこうも違うのは中々面白いじゃないの]クスッ


 垣根[・・・そうかいそうかい。そりゃよかったが俺はムカついた、おちょくってんのか]


 白垣根[ダメですよ。女性の方に手を出しては]


 垣根[・・・ちっ]


 心理定規[ふふっ・・・仲の良い兄弟みたいで、ちょっと安心したわ]


 心理定規[どっちも兄の方にそっくりだったら堪らないもの]


 垣根[このアマ今すぐ減らず口を潰してやる]


 白垣根[ダメですって!]ガシッ


 心理定規[あら、怖いわね。まっ・・・これからよろしくね?垣根帝督さん]クスッ


 垣根[テメェなんかとは半年足らずでおさらばしてやる!]ジタバタ


 白垣根[落ち着いてください!]



 ~1年後~

 心理定規[アイスティーも忘れないでちょうだいね]


 垣根[へいへい]

 
 白垣根[では、行ってきます]ペコリ




 誉望[アンタらが垣根帝督っスか?]


 垣根[あ?・・・何か用か?]


 白垣根[というより、どこかでお会いしましたか?]


 誉望[いいや・・・初対面っスけど汎用性でキャラがかぶるアンタ達を潰しにきたっス]


 白垣根[おやおや・・・それは何とも手荒そうなご挨拶ですね]


 垣根[>>132]

汎用性とかたしかにそうだけど!

主人公みたいな声のくせして安易にケンカ売ってくるとは面白えな
何なら勝負するか?

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 >>132 「超電磁砲」第八十二話扉絵にて原文でそう言ってたんでせう。
     ちなみにどこかの作者さんが誉望君の名前を「よぼうばんか」から「ぼんようばか」と
     変えるネタにツボりました

おつおつー
SSネタにするのズルいし上手いわ…

 垣根[はんっ。ベタな漫画の主人公みたいく安易にケンカ売ってくるとは面白ぇな]


 垣根[んじゃ、真剣に勝負するか?]


 白垣根[するんですか?]


 誉望[話が早いっスね。なら、あっちで]


 垣根[な訳ねぇだろバーカ。買い物急いでんだ、邪魔するなら後にしろシャンプーハット]


 誉望[はぁ!?]


 白垣根[(ですよね。あとやっぱり同じ事を思ってましたか)]


 垣根[待たせるとうるせぇ奴がいるからよ。あと俺かこいつに勝てると思ってるのんか?]


 垣根[はぁー・・・俺らに常識は通用しねぇんだよ。ボケ。んじゃな]
 

 白垣根[そういう訳ですので、遠慮せずお帰りください]ペコッ


 誉望[・・・]


 ―シュッ ボォオオオッ!

 ―シュウウウゥゥーーーッ・・・


 白垣根[危ないじゃないですか。火事になってしまいますよ]


 垣根[テメェ、何のつもりだ?]

 
 誉望[言ったじゃないっスか。俺はアンタ達を潰しに来たんだ]


 誉望[遠慮せず炭にでもしてやろうかと思ったんっスよ]
 

 垣根[・・・フン、マジでやるって威勢があるのはわかった。そしてムカついた]



 ― 偶数
 ~ 奇数
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>135 あ、シブのお方でせう

この頃の尖ってた誉望くんを彼女に見せてぇ…

 白垣根[(あー、これはちょっと本気出しそうですね)]


 垣根[だったらまずはテメェのそのクソ生意気な性根を粉々に]


 白垣根[仕方ありませんね。私でよろしければお相手しましょうか]


 垣根[あ?]


 誉望[どっちからでもいいっスよ。どのみち両方潰すんっスから]


 白垣根[そうですか。では、あちらに参りましょう。人的被害は出したくありませんから]  


 誉望[・・・っス]コクリ


 垣根[・・・おい、どういうつもりだ?]

    
 白垣根[あれだけの大口を叩いているという事は、それなりの実力があるのでないかと思いまして]


 白垣根[所謂、面接ですね。もしお眼鏡に適うのであれば]


 白垣根[是非とも「スクール」に入ってもらいたい人材ですよ]


 垣根[別にいらねぇだろ。俺らに負けるような奴を何でわざわざ引き込むんだ]

 
 白垣根[別の用途として、あちらの方が雑用係として所属していただければ]


 白垣根[今後、心理定規さんの我儘な買い出しに行かずに済むんですよ?]


 白垣根[能力の強度も高いのであれば、お仕事の処理も早まりますし] 


 垣根[・・・>>140]



 >>137 話は聞いてるから笑って済ませそう

そういう見方もあるか…
人を使っていくのも組織として大事だな

 垣根[・・・なるほどな、そういう見方もあるのか] 


 垣根[人材を探して使っていくのも、組織として大事だな]


 白垣根[その通りです。ただし使い潰すという事はしないようにしてくださいね]


 白垣根[訴えられてしまっては暗部の上層部が何をするかわかりませんので]


 垣根[わかってるっつの。ったく・・・]


 白垣根[以前にもあったから私も口を酸っぱくして言ってるんですよ]




 ―ガキィンッ!

 誉望[なぁっ・・・!?]


 白垣根[(不可視な念動力による切断ですか。これもまた物騒な技ですね)]


 白垣根[(頭に装着しているシャンプー・・・もといあのヘッドギアは)]


 白垣根[(何かしらの精神的なスイッチとしての役割を持っていているのですか)]


 白垣根[(念動力を応用して発火、透明化、無音化など多彩な力を包括的に扱えるようですね)]


 白垣根[(・・・ふむ)]


 誉望[っ・・・くそっ・・・!]


 垣根[・・・んだよ、まだやってたのか?俺が買い物言ってる間に終わってると思ってたのによ]


 白垣根[申し訳ございません。・・・誉望さん、まだお相手しましょうか?]


 白垣根[あと、どれほど念動力を応用しての能力があるのか気になるところですが]


 誉望[・・・負けでいいっスよ]


 垣根[いいっスよ、だぁ?ムカつくなぁ、この野郎。上から目線で認めんのかよ]イライラ


 白垣根[まぁまぁ、そうイライラしないでください。・・・さて、誉望さん]


 白垣根[>>142]

さて負けたからにはこちらの言うことを一つ飲んでもらいますよ、それくらいの覚悟はあったんですよね?

 白垣根[負けたからにはこちらの要望を1つ飲んでもらいますよ]


 垣根[くふっ・・・誉望だけにか?]プークスクス


 誉望[]イラッ


 白垣根[おふざけは今は無視してください。私達に下克上を挑んできたのであれば」


 白垣根[それくらいの覚悟はあったんですよね?]


 誉望[・・・何っスか、要望っていうのは]


 白垣根[もちろん、勧誘ですよ。先程までの手合わせは面接だったと思ってください]


 誉望[勧誘・・・?何の勧誘っスか?]


 白垣根[私の事を知っているのはその手の情報を握った人に限られています]


 白垣根[そうであれば、私達が所属している「スクール」に入っていただきたいのです]


 誉望[・・・マジで言ってんっスか?]


 垣根[そいつが言ってるならマジだぞ。嘘つくのは下手くそだからな]


 白垣根[手厳しいですね。・・・まぁ、それはそれとして]


 白垣根[どうでしょう?今の奨学金とプラスしてお仕事の給料が手に入るんです


 白垣根「悪い話ではありませんよ。仕事の内容にもよりますが]


 誉望[・・・]



 
 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 誉望[ちょっと待つっス]


 白垣根[はい?]


 誉望[そっちのメリットは何なんっスか?ただ仕事させるだけじゃ]


 誉望[待遇が良すぎないっスよ]


 白垣根[・・・]


 垣根[・・・ハッ。よくわかってるじゃねぇか]


 垣根[お前には仕事以外にしてもらう事があんだ]


 誉望[やっぱり・・・それを教えてもらわないと、頷けないっスよ]


 白垣根[・・・そうですか。では・・・率直に教えますと]


 白垣根[正規メンバー兼雑用係として迎え入れる事になります]


 誉望[雑用・・・って、アンタらの使いパシリにされるって事かよ]


 垣根[どっちかってーと、俺らよりもう1人にだな。現にこ俺をパシってんだぞ?]


 誉望[・・・そ、それくらいやばい奴って、何者なんっスか]


 白垣根[>>147]

まあ…端的に言うならお姫様ですかね…?

 白垣根[まぁ・・・極端に言うなら、現代のマリー・アントワネットですかね?]


 垣根[だな。ただあのアマケーキはカロリーが低いのじゃねぇと嫌だとか言いやがるんだぞ]


 誉望[(女性っスか・・・)]
  

 白垣根[つまりこの人に対しても精神的にとても強い方という事です]


 白垣根[「スクール」結成当初から兄弟ともども頭が上がりませんからね]


 誉望[・・・]ゴクリ


 垣根[ま、気に入らねぇからぶっ殺すとかってのはねぇぞ]


 白垣根[はい。何と言いますかお悩み相談とも違うお話し相手になるお仕事をしていますよ]


 垣根[俺から言わせればよくわからん世界だ]

 
 誉望[・・・その方の雑用はずっと続くって事っスか?]


 白垣根[どうでしょうか?新しく正規メンバーが増えたりすれば]


 白垣根[その方にバトンタッチするという事にしてはいかがですか?]


 垣根[つーか、入るのか入らないのか言ってねぇよな?どっちなんだよ]


 誉望[・・・>>150]

まあ一人よりは動きやすそうッスね
俺はそんな女性の下っ端にはならないッスけど…

 誉望[・・・まぁ、1人よりは動きやすそうっスかね]


 白垣根[と言いますと?]


 誉望[元々、暗部に興味があったっスから・・・その条件だけ呑み込めば]


 誉望[「スクール」に所属するっスよ]


 白垣根[・・・はい。それだけですので、お願いします]


 垣根[精々、あの女の扱き使われる日々は覚悟しとくんだな。ついでに俺らからも]

 
 誉望[俺はそんな女性の下っ端にはならないっスよ]


 誉望[断固として断ってやりますから]


 垣根[言ったな?よーし!賭けようぜ?来年辺りに新入りが来て]


 垣根[お前が下っ端になってたら・・・俺は100万賭ける]


 誉望[・・・じゃあ、10万で。俺はそれほど余裕ないっスから]


 垣根[いいぜ、それくらいでもな。賭けるのが面白れぇんだよ]ククッ
 

 白垣根[まったく・・・ちなみにどんな方が入ってくると思いますか?]


 垣根[俺的には巨乳の歳下がいいな](※この時13歳)


 白垣根[(歳下というと12歳・・・小学生なんじゃ・・・)・・・誉望さんは?]


 誉望[俺は天真爛漫で優しくて可愛い子と付き合いたい夢があるんで・・・]


 誉望[そうだったら嬉しい限りっスかね]


 垣根[ハン。夢見すぎだっつの、漫画しかねぇよ。んなもんは]




 ~1年後~

 猟虎[こ、こ、ここ、こ、この度はわ、わわ、わわわ、わ、わたくしを]


 猟虎[お迎えくださり大変恐縮ですわ!ど、ど、どうかよろしくお願いいたします]


 心理定規[誉望ー。このネイルペン飽きたから別の買ってきてもらえるかしら?]


 誉望[いや、あの・・・今、金欠で・・・]


 垣根[♪~]ピュ~ピヒュ~


 猟虎[・・・あ、ああ、ああ、あ、あの・・・?]


 白垣根[申し訳ございません。もう少し後で自己紹介をお願いしますね]ニコリ


 猟虎[は、はぁ・・・]




 1月27日

 白垣根帝督
 ???

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 10年前からの流れ
 
-10/10/1 AM10:9=白いカブトムシ具現化
          しろかきねていとくの誕生
 10~2後=垣根帝督 超能力者になり序列第2位認定     
  ~2後=暗部組織「スクール」結成
  ~1後=誉望万化・下克上=敗北→「スクール所属」
  ~1後=弓箭猟虎「スクール」所属

 [だから、お願いっ・・・ケホッ!ケホッ・・・]


 [・・・はァー、仕方ないなァ]


 [じゃあ、連れて行ったらそこで置いていくから]


 [うん・・・ちゃん・・・元気、でね]


 [・・・]




 「・・・っ・・・」ビクッ


 「・・・」ムクリ


 「・・・?」キョロキョロ


 白垣根「あ、起きましたか。おはようございます」ニコリ


 「・・・」ポヤー


 白垣根「ご気分はいかがですか?」


 ―ぎゅううぐぅぅ~~~~

 「・・・」


 白垣根「・・・今、朝食を作ってくださっていますので少しお待ちください」クスッ


 白垣根「>>157

少し腕によりをかけたので喜んでくれたらうれしいですが…
甘いものは好きですか?

 白垣根「しっかり寝れたようなら何よりです」


 白垣根「少し腕によりをかけているようですので、喜んでいただけたら」


 白垣根「嬉しいのですが・・・。甘いものは好きですか?」


 「・・・甘い、物・・・?」


 白垣根「はい。例えば・・・はちみつ、砂糖、などでしょうか」


 「・・・食べた事、ない・・・」


 白垣根「・・・そうですか。では・・・楽しみにしていてください」


 白垣根「きっとお気に召すはずですから」


 「・・・」


 白垣根「・・・私の事は、どこで知ったんですか?」


 「・・・初めて、見たのは」


 海美「あら、起きてたの。お待たせしたわね、沢山作ったから食べて」ニコリ


 白垣根「・・・先に食事をしてから、お話しを聴かせもらいましょう」


 白垣根「どうぞ、遠慮なく食べてください。ホットケーキが冷めない内に」


 海美「はちみつが足りなかったら足してね」


 「・・・」ジィ・・・


 海美「・・・?。どうかしたの?」


 「・・・どうやって、食べるの?」


 白垣根・海美「「・・・」」




 どうする?orどうなる?
 ↓2まで

 白垣根「(食べ方の作法すら学ばせてもらっていない、のでしょうか・・・)」


 白垣根「(・・・まずは使い方を見せて、真似をしてもらう事から)」


 海美「はい。アーン」


 白垣根「・・・え?」 


 「・・・あ」ハムッ


 海美「よく噛んで、喉に詰まらせないように飲み込むのよ」


 「・・・」モグモグ


 「・・・!」


 海美「どう?」クスッ


 「おっ、おいしい・・・!これっ、こんな、おいしい食べ物・・・っ」


 海美「ふふっ・・・よかった。じゃあ、私の真似をして食べてみてね」


 海美「こうして持って、フォークを刺しながら・・・」


 「・・・」ジィーッ


 白垣根「・・・海美さ・・・コホンッ。随分、慣れていますね」


 海美「あのバカ妹がいるしこういうのは得意なのよ」


 海美「>>163

手のかかる妹なのよ、私なんて可愛いくらいにワガママだったもの
上もワガママだけど

 海美「手のかかる妹なのは見てわかってたでしょ?」


 海美「私なんて可愛いくらいに我が儘だったもの。上も我が儘だったらしいだけど」


 白垣根「兄共々、はっきりと存じております」  


 海美「悪かったわね。・・・誉望にも悪いとは思ってるわよ」


 「・・・」ジーッ


 海美「あっ。ごめんなさいね?ほら、やってみて」スッ


 「・・・」プス、キコキコ


 海美「そう、上手よ。自分が食べられる大きさに切って・・・食べるのよ」


 「・・・んむっ」パクッ、モグモグ


 海美「上出来ね。もう自分で食べられるなら・・・」


 白垣根「・・・どうして寂しげになってるんですか?」  


 海美「雨空もいつの間にか自分で食べられるようになってたから・・・」


 海美「少し感傷に浸ってるだけよ・・・気にしないで」


 白垣根「>>165

 白垣根「(子育てをしたら意外と子煩悩と言いますか・・・)」


 白垣根「(かなり心配性になりそうですね)」


 白垣根「ちょっとした独り立ちは寂しさと嬉しさが混じり合って」


 白垣根「複雑な気持ちになりますからね。海美さんは本当に優しいですよ」クスッ


 海美「ありがとう。あと-1ポイントね」


 白垣根「(前言撤回したいです)」  


 「・・・。・・・これ、何?」


 白垣根「はい?あ、それはバターという乳製品でして、ホットケーキの表面に塗りながら」


 ―ぷす
 
 ―パクッ

 白垣根「あ」


 「・・・おいしい、濃い・・・」 


 海美「単体で食べるものじゃないのよ・・・」


 白垣根「・・・余程、酷い食事制限をなされていたのでしょうか」  


 海美「そうみたいね・・・。・・・ねぇ、今までどんな食事だったの?」


 「食、事・・・食べ物いつも、四角くてボロボロと、緑のプルプル、ピンクのネチネチ」


 「あと点滴」


 白垣根「わかりました。もういいですよ」


 海美「>>170

…まあそういうところで育てられたってことは少なくともあなたを追うのはカタギじゃないわね

 海美「・・・まぁ、そういう所で育てられたって事は、少なくとも貴女を追ってくるのは」

 
 海美「カタギの人間じゃないわね」


 白垣根「昨日会った方々はカタギでしょうけどね」


 「・・・」パクパク


 海美「(・・・色んな研究所がこの子を狙っていうなら)」


 海美「(それだけの価値がある能力を持ってるのかしら・・・?)」


 「これすごく、とってもおいしいっ。すごい!」


 海美「!。・・・ふふっ、ありがとう。もう1枚作ってあげるわ」スクッ


 海美「あっ・・・ところで、貴女の名前は?」


 林檎「名前・・・杠林檎」


 白垣根「杠林檎さん、ですか」


 海美「あら、可愛い名前ね。じゃあ、林檎。少し待ってて」


 林檎「ん・・・」パクッ、モグモグ
 

 白垣根「(・・・暗部組織で働いていた頃にそのような名前が)」


 白垣根「(出回っていた事はないですね。ということは、単なる一般人なのでしょうか?)」


 白垣根「林檎さん。今、おいくつですか?」


 林檎「14、歳・・・」


 白垣根「(となると、逆算して当時の年齢は・・・8歳から10歳くらいですね)」


 白垣根「(その時点から研究所が目をつけるほどの能力者になっていたという事でしょうか・・・)」


 林檎「・・・」ペロペロ


 白垣根「はちみつも単体で舐める食べ物ではありませんよ」スッ


 白垣根「>>172

やっぱりそうだったかー

はちみつはバターとミックスさせるともっと美味しくなります、そしてホットケーキと食べるともっと、ね?

 白垣根「はちみつはバターと混ぜてみると、もっと美味しくなります」


 白垣根「そしてホットケーキと食べるともっと美味しいですから、ね?」


 林檎「・・・わかった」コクリ


 白垣根「はい」ニコリ


 林檎「・・・」ジーッ


 白垣根「(・・・この見つめてくる仕草のは、何なのでしょうか?)」

 
 白垣根「(観察とも違う・・・憎んでいるかのような険悪感もない)」


 白垣根「(寧ろ、尊敬の念を感じますね。・・・一体、何故そこみでみつめるのでしょうか)」


 海美「お待たせ、おかわりどうぞ」コトッ


 林檎「うん」


 ―トロォー・・・ ペトペト

 白垣根「・・・林檎さん。聞きそびれていましたが、貴方はどこで私の事を知ったんですか?」 


 林檎「・・・」モグモグ

 
 
 海美「どこでって、テレビとか雑誌じゃないの?」



 白垣根「そうだと思っていたのですが、どこか違う気がして・・・どうなんでしょうか?」


 林檎「・・・施設で、勉強のために見た」


 白垣根「施設?それは・・・孤児院ですか?それと実研するための?」


 林檎「実験するための、施設であってる。私の他に、計画に参加してた子達も見てた」


 海美「計画って・・・?」


 林檎「『暗闇の五月計画』。・・・私はそこにいた」


 海美「それって・・・!(あの非人道的な計画じゃない・・・)」


 白垣根「>>174」 

なるほど…
ところでそこに知り合いの人とかいましたか?友達とか…
もし知ってる人がいれば何か相談できますけど

 白垣根「(情報によれば、学園都市で置き去りにされた・・・)」


 白垣根「(所謂、捨て子を利用した実験だったとか)」


 白垣根「(学園都市序列第1位である一方通行さんの思考パターン演算方法を分析し)」


 白垣根「(その一部を植え付ける事によって『自分だけの現実』を強化させる)」


 白垣根「(それによって能力者の性能向上を目的とした計画・・・)」


 白垣根「(・・・置き去りにされた子供は好きなように消費しても)」


 白垣根「(どこからも捜査の手が及ばない、非常に便利な命とまで言われていましたが)」


 白垣根「(どうやら本当にそう考えている研究者が存在していたようですね)」


 白垣根「・・・そこから貴女は抜け出したんですか?」


 林檎「うん。4年前くらい・・・」


 林檎「一緒に実験してた子達が、急に暴れて・・・研究してた人達を皆、殺して・・・」


 林檎「それで、計画は中止になったみたい・・・」


 海美「自業自得ね。地獄に突き落とされたなら清々したわ」フンス


 白垣根「その暴動に乗じて、施設から逃げ出したんですか?」


 林檎「うん。・・・友達が、暴れてた子達に連れて行ってもらうに、頼んでくれて・・・」


 白垣根「そのお友達は一緒に行かなかったのですか?」


 林檎「・・・うん」


 白垣根「そうですか・・・もし他のお友達も逃げていて、居場所がわかるのであれば」

 
 白垣根「何か相談に乗れますけど・・・居ますか?」


 林檎「・・・」フルフル


 白垣根「居ませんか・・・。・・・では、しばらくはここに居てもらいましょうか?」


 海美「>>176

あなたがそう言うなら私に拒否する選択肢はないわ、食事なら一人いたところで変わらないもの

 海美「そうね。警備員や風紀委員も、きっとにわかには信じてくれないと思うわ」


 海美「「アイテム」ならわかってくれると思うけど・・・今は無理ね」


 海美「それに貴方がそう言うなら私に拒否する選択肢はないし」


 海美「食事なら1人増えたところで変わらないもの」


 白垣根「そうですか」クスッ


 海美「だから、ここに居ていいわよ。林檎」


 林檎「・・・」コクリ


 白垣根「・・・では、食べ終わってからお風呂に入ってもらいましょう」


 海美「ええっ。まぁ、ゆっくり食べてからでいいわ」


 海美「まだおかわりがほしかったら言ってちょうだいね」ニコリ


 林檎「・・・」コクリ


 白垣根「(・・・『暗闇の五月計画』・・・)」


 白垣根「(その元被験者であった林檎さんを付け狙っているというのであれば・・・)」


 白垣根「(また何か起きようとしているようですね・・・)」




 視点変更

 白垣根
 海美

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ―ワシャワシャッ

 海美「はい、流すわよー」

 
 ―シャァーーーッ


 林檎「・・・」ポタポタ・・・


 海美「うん、これで汚れは落ちたわね。それにしても・・・」


 海美「ずっとお風呂にも入っていなかったの?シャワーすら」


 林檎「うん・・・」


 海美「そう・・・女の子は身嗜みが大切なんだから」


 海美「キチンと清潔でないといけないのよ」


 海美「・・・『暗闇の五月計画』では入らせてもらえなかったのかしら?」


 林檎「1ヶ月に、1回くらい。でも、冷たい水だから嫌だった・・・」


 海美「>>182

それは肌と髪に良くないわ…

 海美「・・・ホントに言い方はよくないけど、クズな研究者達はそんな事よくしてたわね」


 海美「お肌にも髪にもよくないわ・・・」


 林檎「友達も・・・そう言ってた・・・」

 
 海美「そうでしょうね。女の子としての扱いがなってなさ過ぎるわよ」


 海美「一応、もう1度髪の毛を洗ってあげるわね。その後、トリートメントもしないと」


 林檎「・・・ねぇ、ごくさい」


 海美「海美でいいわよ。苗字で呼ばれるのはあんまり好ましくないから」


 林檎「・・・かいびは、私が施設から逃げて、どうしてたのか聴かないの?」


 海美「んー・・・。・・・そうね、特に興味がないから」


 海美「今、重要なのは貴女を綺麗にしてあげたいって事だもの」


 林檎「・・・それだけ?」


 海美「それだけ。貴女の過去を知るのは、いつでも話してくれたらいいし」


 海美「>>185

 台詞
 >>186

過去よりも今と未来よ
それを良くしてあげるほうが過去のことを聞くよりも有意義だわ

 海美「過去よりも今と未来よ。それを良くしてあげる方が」


 海美「過去のことを聞くよりも有意義だから」


 ―ワシャワシャッ

 林檎「・・・そっか」


 海美「話すにしても貴女が辛いだけだろうから、それも含めて」


 海美「いつでも話してくれたらいいわ」


 林檎「・・・」コクリ


 海美「はい、また流すわよ」


 林檎「ん・・・」


 ―シャァーーーッ・・・




 ―チャプンッ・・・

 林檎「・・・//」


 海美「(・・・この子、必要以上に話さないタイプなのね)」


 海美「(無表情気味で話し方も朴訥・・・)」


 海美「(>>188)」

あまり心も育ってないのかしらね…
なにかしたいって気持ちを育まないと…!

 海美「(置き去りだったって事は、親からの愛情も育まれていない・・・)」


 海美「(だから、あまり心も育てられていないのかしら・・・)」


 海美「(何かしてみたいって気持ちがないから、こうも静かなのね)」


 海美「(・・・放っておけないわね。気持ちを育ててあげたいわ)」


 林檎「・・・//」ポケー


 海美「林檎はオシャレとか、って興味ある?//」


 林檎「・・・友達が・・・知果が好きだったみたい//」


 海美「そう・・・//林檎自身に興味はないの?//」


 林檎「よく、わからない・・・から//」


 林檎「・・・でも、あれが、綺麗だと思った・・・//」


 海美「あれ?//」


 林檎「知果と一緒に読んでた本で、金色の髪の女の人が頭に付けてたの・・・//」


 海美「頭に・・・//(カチューシャか、まさかティアラの事かしら・・・?//)」


 林檎「>>190

ああいうの付けたりとか付けてあげたりとか…
海美はそう思ったことないの?

 林檎「ああういうのを付けたりとか、付けてあげたりしたいなって・・・//」


 林檎「知果と話したりしたよ・・・//」


 林檎「かいびは、ある?//」


 海美「それは・・・ないわね。思ったりした事も//」


 海美「でも、別の物はあるわ//結婚指輪を、交換したいって・・・//」


 林檎「結婚、指輪・・・?//」


 海美「そう//結婚式で、これから夫婦になる男性と女性の2人が永遠の愛を誓って//」


 海美「指輪を交換するの。まぁ、儀式みたいなものね//」


 海美「男性から女性、その次は女性から男性の順にお互いの左手薬指に指輪をつけ合うの//」


 林檎「・・・かきねとするの?//」


 海美「ええっ//もうすぐ結婚するのだからね//」クスッ


 林檎「・・・結婚したら、どうなるの?//」


 海美「>>192

一心同体になるのよ、自分も相手の運命も全部ひっくるめてね

 海美「一心同体になるのよ//自分も相手の運命も全部ひっくるめてね//」


 林檎「一心同体・・・//」


 海美「ええっ//等価交換かしらね・・・//」


 海美「自分と相手の幸せを分け与えるというか//お互いに幸せにし合うのよ//」


 林檎「・・・大変そう、だね//」


 海美「そうでもないわよ?//好きこそものの上手なれってことわざ知ってる?//」


 林檎「・・・//」フルフル


 海美「何事でも好きだとそれを熱心にやるから、上達するって意味なの//」


 海美「だから、幸せにし合う事なんて全然苦になんてならないわ//」


 林檎「・・・そうなんだ//」


 海美「ええっ//帝督の事、私は大好きだから・・・//」


 海美「>>195

私に尽くしてくれるし優しく見守ってくれるし…
良いところを挙げたら暇がないわね

 海美「私に尽くしてくれるし優しく見守ってくれるし・・・//」


 海美「良いところを挙げたら暇がないわね//だから・・・何があっても//」


 海美「ずっと・・・帝督の事は私が支えるわ//」


 林檎「・・・//」ジーッ


 海美「・・・あらやだ//恥ずかしいじゃないの//」


 海美「そんなに見つめてきたら//」


 林檎「・・・ごめん//」


 海美「いいわよ//気にしないで//」ナデナデ


 海美「まぁ・・・//とにかく、帝督と結婚したらお互いに幸せになるのよ//」


 海美「何時の日か、林檎もわかる時がくると思うから//楽しみにしてて//」


 林檎「・・・そっか//」




 林檎「・・・//」ホカホカ


 白垣根「湯加減はいかがでしたか?」


 林檎「・・・気持ちよかった//」


 白垣根「それは何よりです。綺麗さっぱりになりましたね」ニコリ


 林檎「・・・//」コクリ


 林檎「・・・かきねは、何をしてるの?//」


 白垣根「お仕事ですよ。私の能力をご存知であれば」


 白垣根「それを素材としてアクセサリーを創ったりしているんです」


 林檎「・・・」ジーッ


 白垣根「>>198

何か作ってほしい形はありますか?
せっかくですし作ってあげますよ

 白垣根「何か創ってみますか?お手本を見せてあげますので」


 林檎「・・・」コクリ


 白垣根「では、こちらにどうぞ」


 林檎「・・・」ポスン


 白垣根「少し硬い素材を使いますが、それほどでもないので大丈夫ですよ」


 白垣根「リクエストか何かありますか?」


 林檎「・・・頭に付ける、あれがいい」


 白垣根「頭に付ける・・・髪留めみたいなものですか?」


 林檎「・・・名前は、わからない」


 白垣根「ふむ・・・(頭となると、カチューシャやティアラという線もありますあ・・・)」


 

 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 白垣根「・・・少しお待ちください」


 白垣根「・・・こちらの雑誌に掲載されているかわかりませんが、読んでもらえますか?」


 林檎「・・・」


 ―ペラペラ・・・

 白垣根「(カチューシャのページを開いて渡して見ましたが、違いましたか)」


 林檎「・・・」ペラペラ


 白垣根「(・・・髪留めでもなさそうですね。だとすると・・・)」


 林檎「・・・あっ」


 白垣根「?。どうかしましたか?」


 林檎「・・・この人・・・この人の頭に付けてるの・・・」


 白垣根「あ、やはりティアラでしたか。それも・・・」


 白垣根「サンドリヨンさんの付けているものとは、中々良いセンスをしていますね」クスッ


 林檎「サンドリヨン・・・っていうの?この女の人」


 白垣根「>>205

ええ、知り合いですけどとても美しくて凛とした方ですよ
プライドも高いでしょうけど裏付けた自信や積み重ねがあるのでしょうね

 白垣根「ええ。モデルのお仕事で度々お会いする程度ですが、お知り合いです」


 白垣根「この写真よりも、実物で見るとすごく美しくて凛とした方なんです」


 林檎「・・・」


 白垣根「プライドも高いでしょうけ。、ど裏付けた自信や積み重ねがあるのでしょうね」


 林檎「・・・これを、つくってみたい」


 白垣根「わかりました。まずはデザイン画から描きます」


 林檎「つくるんじゃなくて、絵を描くの?」


 白垣根「はい。大きさを考慮して、頭にフィットしなければいけませんから」


 白垣根「それから色彩がどの色になっているのか予め決めておくと」


 白垣根「途中で迷ったりせず、スムーズに作成が進んですよ」
 

 林檎「・・・」ジーッ




 ―コネコネ・・・

 林檎「・・・これでいい?」


 白垣根「はい。しっかり練る事ができたら、次は形を整えていきましょう」


 白垣根「>>207

これだけしっかり練れていればどんな形にもなりますよ、林檎さんはスジが良いですね

 白垣根「デザイン画の通りに前後左右を見ながら、やってみてください」


 林檎「・・・」コクリ


 白垣根「これだけしっかり練れていればどんな形にもなりますよ」


 白垣根「林檎さんはスジが良いですね」クスッ


 林檎「スジ・・・?」


 白垣根「とっても上手という意味です。私でさえしっかり練ったつもりでも」


 白垣根「たまに練るのが甘かったりしてしまいますからね」


 白垣根「初めてでこれだけ上手であれば、中々見込みがありますよ」ニコリ


 林檎「・・・」


 白垣根「・・・どうかしましたか?」


 林檎「・・・褒めてもらったの、初めてで・・・」


 林檎「何て言えばいいのか、わからない・・・」


 白垣根「あぁ・・・簡単ですよ」


 白垣根「>>210

ありがとうと言って受け止めるんです
受け止めたら受け止めた分だけ自分の自信が積まれていきますよ

 白垣根「嬉しいと素直に思ったり口にするんです。そしてありがとうと言って」


 白垣根「褒めてくださった方の思いを受け止めるんです」


 林檎「思いを、受け止める・・・?」


 白垣根「受け止めたら受け止めた分だけ、自分の自信が積まれていきます」


 白垣根「それが幸せにも繋がるんですよ」


 林檎「・・・かきねの幸せは、かいびと一緒にいること?」


 白垣根「え?・・・はい。その通りそうですね」


 白垣根「海美さんと恋人になってくださった事で、アイデンティティを持てているんです」


 林檎「アイデンティティって・・・?」


 白垣根「本当の意味を説明すると難しいので、簡単いうと自分らしさの事です」


 白垣根「自分であるという認識がなければ、人は自我を持てません」


 白垣根「なので、自分とは何者なのだろう?と悩んでいる人は」


 白垣根「アイデンティティが出来上がっていないんです」


 林檎「・・・私も・・・そうなのかな・・・」


 林檎「>>213

確かに添うかも…
ずっと施設にいたしそんなこと考えたこともなかった

 白垣根「と、言いますと?」


 林檎「置き去りにされて、孤児院にいた頃からそんな事、考えた事もなかった・・・」


 白垣根「それはまだ幼かった時期でしょうから、仕方ありませんよ」


 白垣根「アイデンティティは自身の積み重ねによって確定されるものですからね」


 林檎「・・・じゃあ、これから私も積んでいけるかな?」


 林檎「そうしたら、アイデンティティができるかな・・・」


 白垣根「もちろんですよ。よく遊んで、よく食べて、よく勉強をしていけば」


 白垣根「杠林檎さんという1人の女の子としての独自性が生まれるんです」


 林檎「・・・そっか」


 白垣根「ですから、慌てずゆっくり自分らしさに気付いてくださいね」


 白垣根「さぁ、続きを始めましょう。縁を最初に作って・・・」



 
 ―ヌリヌリ・・・
 
 林檎「・・・できた」


 白垣根「はい。よく出来ましたね」パチパチッ


 海美「あら、もう出来上がったの?意外と手際よく創れたわね」


 白垣根「>>216

ええ、スジがとても良かったですから
私も負けてしまうかと思いましたよ

 白垣根「ええ。スジがとても良かったですから」


 白垣根「この手際の良さは私も見習わないとです・・・」


 白垣根「私も負けてしまうかと思いましたよ」


 海美「あら?じゃあ、2代目が早くもこの子になるのかしら?」


 林檎「?」


 白垣根「それは、まだ譲れませんね。流石に」


 白垣根「・・・ですが、サポートしてくださるのであれば是非居てくださいね」ナデナデ


 林檎「・・・」


 海美「ところで、もうお昼だけど何かリクエストある?」


 白垣根「そうですね・・・パスタにしましょうか?食べやすいですし」


 海美「そうね。林檎、手を洗って待っててね」ニコリ


 林檎「うん」ワクワク


 白垣根「(まずは食事の楽しさを覚えていってもらいましょう)」クスッ




 視点変更

 垣根帝督
 木原数多
 木原唯一

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 -学園都市 第七学区 カフェ-

 ナンシー「という訳で私達、結婚します」


 ヴェーラ「・・・///」


 木原「おう、いきなり来て早々に言う言葉がそれか?」


 木原「お前らの関係知ったのは7年前だけどよ、マジで結婚すんのか」


 ナンシー「だって同性婚が認められたんですよ?」


 ナンシー「この機を逃したらいつ結婚するっていうんですか」

 
 木原「・・・そうかよ。つか、わざわざ俺に報告してくる事か?」


 ヴェーラ「ぶ、部隊の皆さんには話しておいてありますから・・・//」


 ヴェーラ「木原さんにもお伝えした方がいいと思いまして・・・//」


 木原「>>223

まるで俺がお前らの親や仲人見てえじゃねえか、惚気なら他で飽きるほど聞いてるわ
プレイは程々にな、呼んだ時に二人で何かしてたのは結構あったろ

 木原「まるで俺がお前らの親や仲人見てえじゃねえか」


 木原「惚気なら他の奴から飽きるほど聞いてるっつの」


 ナンシー「ふーん?それって猟犬部隊の誰かですか?」


 木原「いや、うちでバイトしてる青春真っ只中の女子中学生から」


 ヴェーラ「あ、あぁ・・・」


 ナンシー「それなら逆に免疫がついてそうですし、話し相手になってくださいよ」


 木原「やなこって。・・・まぁ、俺から教えてやれる事はあるぞ」


 ヴェーラ「何ですか?」


 木原「プレイは程々にな。呼んだ時に2人で何かしてたのは結構あったろ」


 ヴェーラ「///」ギクッ


 ナンシー「>>225

ノックもなしに急に入ってくると思ったら…///
アレはスキンシップです!
それこそヴェーラのメンタルを癒やすためにですね…

 ナンシー「あー・・・あったような気もしますね」


 木原「気もするじゃなしに、あったんだろうが」ビキッ

 
 ナンシー「アレはスキンシップですよ」


 木原「スキンシップだぁ?」


 ナンシー「それこそヴェーラのメンタルを癒やすためにですね・・・」
  

 ナンシー「というか、この子がノックもなしに、急に入ってくると思ったら・・・」


 ヴェーラ「わー!///わー!///」


 木原「・・・案外逆なんだな。てっきりお前から貪り食うイメージがあったってのに」


 ヴェーラ「~~~っ!///」プシューッ


 ナンシー「人は見かけによらぬものですからね」


 木原「そうかよ。・・・ま、式挙げる時招待状でも寄こしてくれ」


 木原「>>227

 木原「俺も上司として祝いてぇ気持ちはあるからな」


 ナンシー「じゃあ、ご祝儀はたっぷりめにお願いします」


 木原「ざけんな。お前ら2人分で十分な収入あんだろ」


 ナンシー「それとご祝儀は別なんで」


 木原「ちっ」


 木原「・・・飯で良ければいくらでも作ってやるよ」


 木原「思い出の一品とかあっても悪くないだろ?」


 ヴェーラ「あ、ありがとうございます」ペコリ


 ナンシー「ま、それならいいですけど・・・」


 木原「ヘンッ・・・」





 ―カランカラーン・・・


 木原「らっしゃーい。・・・ってお前かよ」


 唯一「あはは・・・どうも、数多さん」




 ○ 50以上orゾロ目 
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 唯一「ちょっと、寄らせてもらいました」


 木原「あ?・・・腕、怪我でもしたのか?」


 唯一「まぁ、そんなところです。なので・・・救急箱あります?」


 木原「・・・こっち来い」


 唯一「ありがとうございます・・・」

 


 木原「こりゃ結構な火傷だな。何してこうなったんだ?」


 唯一「いきなり現れた人達が一斉に私に向かってきて・・・」


 唯一「自爆したんです。咄嗟に変身して防ごうとしたんですけど・・・」


 木原「腕だけ変身が間に合わなかったってのか」


 唯一「そういう事です。いやー、結構本当に死ぬかと思いました」


 木原「>>234

めでてえ話題の次は物騒な話か…
にしてもお前が狙われてるなら俺もか…
あーだりいな…バイトにメモ残しておくか…

 木原「めでてえ話題の次は物騒な話か・・・」


 唯一「え?おめでたいお話しって?」


 木原「俺の部下2人が結婚すんだと。同性でな」


 唯一「あらま。それはそれは・・・」

 
 木原「にしてもお前が狙われったのなら・・・俺もって事か」


 唯一「ですね。・・・そして、これを覚えてますか?」


 木原「あ?・・・こりゃ確かロックシード、の破片か?」


 木原「しかも・・・見た事あると思えば・・・」


 唯一「これを起爆剤として自爆してきたんです。・・・まさかとは思いますが・・・」

 
 木原「・・・あーダリいな・・・しばらく顔見せねぇってメモ残しておくか」 


 木原「ここに居るのがバレねぇ内に処置して出るぞ」


 唯一「はい。・・・あの時、遺体は発見出来なかったんですよね?」


 木原「ああっ。あそこの2人が最初に確認して、その後も部下がいくら探しても」


 木原「見つからなかったんだ」


 唯一「>>236

んー内通者がいたとかまさか蘇ったとかですかねえ

 唯一「あのお2人は猟犬部隊でも有能でしたし、ましてや」


 唯一「嘘をつくようなタイプではないでしょう?」

  
 木原「まぁな。嘘ついたらどうなるかわかってるだろうしよ」


 唯一「んー・・・それなら、外部から何かしらの手助けがあって・・・」


 唯一「まさか、蘇生されたとかですかね?」


 木原「あの高さから落下して生きてるってのは正直、信じられねぇな」


 木原「普通に肢体欠損してバラバラになってるだろうしよ」


 唯一「ですよね。・・・じゃあ、誰かが彼の技術力を利用して」


 唯一「これを複製し、私を狙ってきた・・・って事になりますよね」


 木原「・・・>>239

怪人になって生き返るたぁその執念深さは敬服するぜ
……ただ周りを巻き込みかねないなら、俺がもう一度動かねえとな

 木原「・・・怪人になって生き返ったってなら、その執念深さは敬服するぜ」


 木原「ただ周りを巻き込みかねないなら・・・俺がもう一度引導を渡してやらねぇとな」

 
 木原「今度は心臓をぶち抜いて、脳味噌も粉々にしてやる」


 唯一「そうでもしないと死なないでしょうからね・・・」


 木原「ああっ。ったく、面倒くせぇな・・・」




 木原「おい、ナンシー、ヴェーラ。これを店員に渡してといてくれ」


 ヴェーラ「え?あ、はい・・・」


 ナンシー「何ですか?これ・・・」


 木原「大したもんじゃねぇよ。んじゃ」ヒラヒラ


 唯一「失礼します」ペコリ


 ヴェーラ「・・・あの女性の方は、確か木原唯一さんでしたよね?」


 ナンシー「そうね。・・・何かあったのかしら」




 唯一「まずは、どうしますか?」


 木原「>>241

店からなるべく離れて拠点を作る、しばらく一緒に行動だ
ただでさえケガしてんだから俺が用心棒してやる

 木原「さっき言った通り、しばらく店には顔出さねぇようにする」


 木原「でもってしばらく一緒に行動しろ」


 唯一「えー!?じゃあ誰が脳幹先生のお世話するんですか!?」


 木原「あのジジイなら1人で逞しく生きてけるに決まってんだろ」


 唯一「で、でもですよ?突然倒れてしまったりしたら」アワアワ

 
 唯一「それに、脳幹先生も狙われたりでもしたら危険じゃないですか!」


 木原「それも大丈夫だろ。それによ、危険な目に遭ったとして」


 木原「ただでさえケガしてるお前が何とか出来んのか?」


 唯一「そ、それは・・・」


 木原「お前を付け狙ってるなら、ジジイの所に戻らなきゃいいだけのこった」


 木原「だから俺が用心棒してやる」 


 唯一「・・・。・・・わかりました、お願いします」コクリ


 木原「んじゃ、襲われた場所を教えろ。証拠をそこから探ってみる」




 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 -第七学区 地下トンネル-

 ―ザワザワ ザワザワ

 唯一「・・・もう警備員が集まってきていますね」
 

 木原「おーおー、仕事が早いこって・・・」


 木原「証拠品はもう収集されてるだろうな」


 唯一「まぁ、あるとしてもこれの破片と焦げた肉片くらいしかないですけどね」


 木原「それでもDNAで調べがつくって事もあんだろう」


 唯一「あー、そうですね。そこまで頭が回ってなかったですから、回収してません」


 木原「・・・しゃーねぇな。ここは退くぞ」


 唯一「はーい」




 「・・・」




 -第七学区 モノレール高架下-

 木原「もしアイツが生き返ったってのなら、他人を使ってお前を殺そうとしたってのは」


 木原「どういう意図があんだろうな」


 唯一「確かに・・・あの時は私達に真っ向勝負を挑んできたのに」


 唯一「今更自分の手を汚したくないっておかしいですよね」


 木原「>>247

したいけどできない事情があったりしてな
こちらとしては情け容赦なくできるからありがてえことだが

 木原「自分で動けねぇ事情があったりしてな」


 唯一「例えば?」


 木原「そりゃ、肢体欠損してんだから身動きが取れない状態だったりとかな」


 唯一「あぁ・・・でも、彼の専門分野はサイボーグ技術で、特に医療用の人工臓器を」


 唯一「メインの研究としてるんですよ?」


 唯一「自分の手足くらい繋いで動けそうな気はしますけど・・・」


 木原「そういえばそうか・・・まっ、仮にアイツじゃない奴だとして」


 木原「別の奴が首謀者だったなら他人に手を汚させるのもわかるな」


 木原「こっちとしては情け容赦なく出来っから、ありがてぇ事だが」


 唯一「・・・もし彼でなかったなら、それはそれで厄介ですね・・・」


 木原「あん?」


 唯一「ロックシードを作るには特殊な条件で出現する果実が必要なんです」


 唯一「もっと細かく言うと、果実の成分なんですが」


 木原「それがどうした?」


 唯一「その果実・・・植物はわかりませんが、生物が食べると怪人に変化してしまうんです」


 唯一「人後怪人ではありますが、なってしまったら二度と戻らないようでして・・・」


 木原「>>249

なるほど…体のいい人体実験してやがるのかもしれないってことか

 木原「なるほど・・・騙して身体能力に優れてる奴を怪人にするとか」


 木原「人体実験をしてやがりそうだな、そうなると」


 唯一「それならまだ可愛い方です。問題はその果実がもし外部に繁殖してしまったら・・・」


 木原「あー、そいつぁヤバいな。人体実験云々関係なく、怪人になっちまうのか」


 木原「けどよ、忠告すりゃいいんじゃねぇか?その果実は絶対食べるなとか」


 木原「そもそもそこら辺に生ってるもんを食べようなんざ、誰も思わねぇだろ」


 唯一「それがこれも厄介な事にその果実、視覚か嗅覚に訴えるかは不明なんですが」


 唯一「本能的に食べさせようとする錯覚に陥らせるんですよ」


 木原「・・・そもそもだ、その果実なんなんだよ。怪人にさせるって普通じゃねぇよ」


 唯一「ロシアの森で最近、ファスナーみたいなのが出現してるって現象が」


 唯一「ニュースになってるの知ってますか?」


 木原「あれか?あれと何の関係があんだよ」


 唯一「あのファスナー・・・クラックと呼ばれる、裂け目なんです」


 唯一「ヘルヘルムの森と、フレンダ王妃のご両親が呼称している場所に繋がっていて」


 唯一「その森は地球とは別の世界・・・異世界にあるんです」


 木原「・・・はーん。科学的なんだかオカルトなんだかわかんねぇな」


 唯一「>>252

科学の街の者として信じがたいですが、まだ実証されてないだけかもしれませんし…
可能性は捨てられませんよ

 唯一「科学の街の者として信じがたいですが、まだ実証されてないだけかもしれませんし」


 唯一「オカルトだって可能性は捨てられませんよ」


 木原「そうかよ。俺は科学の方が確信持てて信頼出来るな」


 木原「つーかよ、その果実がなけりゃロックシードは創れないんだろ?」


 木原「なのに・・・7年前、アイツはどうやって創り出したんだ?」


 唯一「簡単ですよ。私の研究室にあった果実の成分が入ってた試験管を持ち逃げして」


 唯一「盗み見したデータファイルの設計図を元に創ったんですよ」


 唯一「試験管は厳重に保管してたのに、まさかあんなあっさり破られるなんて・・・」


 木原「まぁ、アイツも木原だからな。誰にも破られねぇシステムなんざ」


 木原「人が作った限り、破っちまうぞ」


 唯一「ですよねー・・・」



 
 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 唯一「・・・」ピタッ


 木原「あ?・・・」


 ―スタスタ・・・


 相似「どうも~。数多さん、唯一さん」


 相似「お久しぶりです。7年ぶりじゃないですか?」


 唯一「・・・足はありますね」


 木原「だな。・・・なら、蘇生されたってとこか」


 相似「蘇生?いえいえ、僕は元々死んでいませんよ」


 木原「ふざけんな。あれで死んでねぇっつーならあの時点で人間やめてるじゃねぇか」


 相似「まぁ、遠からずって解答ですね。僕はあの時、ああなる様に仕向けたんですよ」


 相似「数多さんが僕を殺すくらい怒らせるには、一方通行を攫っちゃえばいいかって」


 唯一「それだけの理由で、あんな大事になる原因を作ったっていうの・・・!?」


 木原「ちっ・・・その話は後で聴いてやる。まず種明かしをしやがれ」


 木原「あれで死んでなかったって理由をな」


 相似「ん~。どうしましょうかね~」ニタニタ


 木原「>>257

今回は気が長いから何時間でも付き合ってやるよ
何かあったら唯一もいるしな

 木原「その気持ち悪い笑みをなんとかしてやりてぇのを耐えてる俺は心が広いなぁ」


 木原「今回は気が長いから何時間でも付き合ってやるよ」

 
 木原あ「何かあったら唯一もいるしな」


 唯一「さぁ、早く教えろ。相似!」


 相似「まーた、素が出ちゃってるよ?・・・仕方ないなー」


 相似「あの時、確かに体は地面に落下して手足がもげたり内蔵のいくつかが破裂しました」


 相似「そして僕の精神は消え失せる・・・事なく、戦極ドライバーに収束されたんです」


 唯一「!?」


 相似「戦極ドライバーはロックシードから送り出されるエネルギーを」


 相似「コントロール出来るという役割に目を付けました」


 相似「なので精神もアドレナリンのような目に見えないエネルギーとして見て」


 相似「戦極ドライバーを媒介した事により・・・純粋な精神のエネルギー体となったんです」


 相似「どうですか!?我ながら画期的な生存方法でしょう?」


 木原「・・・はぁー・・・肉体から精神が離れちまってるなら、幽体離脱したって事だろ」


 木原「なら死んでるも同然じゃねぇか」


 唯一「>>260

そこまでして生にしがみつくなんて美しくない…
せめて他の動物に媒介する美しさはないものか…

 唯一「そこまでして生にしがみつくなんて・・・ロマンがない・・・」


 唯一「せめて他の動物に媒介する美しさはないのかよ」


 相似「いやー、やっぱ知能が高いのは現状で人間だけだからねー」


 相似「イルカもいいかと思ったけど、水の中限定でしたか動けないし」


 木原「・・・で?お前の目的は何だ」


 唯一「私達を狙ってきたのか?」


 相似「うーん・・・狙ったのは狙いましたけどちょっとしたテストなので」


 相似「もう相手にはしませんよ」


 唯一「テスト・・・あの自爆は爆発の威力を試すためだったのか?」


 相似「はい。それとキチンと操れるのかというもの含めて」


 木原「操れるだ?・・・おいおい、複製した上に洗脳する機能まで搭載したってのか」


 唯一「なんでそんな事を・・・!?」


 相似「僕は精神エネルギー体となってから、自由自在に動けるようになった」


 相似「なので世界各国を見て回ってきました。・・・人間は素晴らしい生き物ですよね」


 木原「あ?哲学なんざ今はどうでもいいだろ」


 相似「哲学なんかじゃないですよ。純粋に褒めてるんですから」




 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 相似「なのに・・・どうしてこうも1つのものに執着するんでしょうかね」
 

 相似「代わりなんていくらでも用意出来るじゃ無いですか」


 相似「食べ物にしろ、乗り物にしろ、キーホルダーにしろ・・・」


 相似「この世に1つしかないって概念はどう考えても変じゃないです?」


 木原「知るか。思い入れがあんならそうなっても別に変でもなんでもねぇよ」


 唯一「思い入れ・・・はぁ~~~、やっぱりその辺だけはわかりかねませんね」


 相似「大切な人だって、何人も居れば死んだって」


 相似「代わりを見つけるだけでいいじゃないですか」


 唯一「相似・・・それは命を冒涜してるのと同じ言いぐさだ」


 唯一「1人の人間には、その人間のみにしかないアイデンティティがある」


 唯一「それの代わりなんて絶対にない」


 相似「えー?そうですかねー・・・」


 相似「・・・じゃ、ちょっと考えてみますか。それでは失礼しまーす」


 木原「おいおい、話すだけ話してまたトンズラするつもりか?」


 相似「はい。これからやる事があるので」


 ―ザッ!

 イドゥン「・・・」


 唯一「!?。仮面ライダー・・・!?」


 『リンゴオーレ!』


 ―ズバァアアッ!!

 ―ドカァアアアンッ!!


 木原「ちっ・・・!目眩ましかっ・・・」


 ―コオオォォ・・・

 唯一「・・・逃げましたね。・・・結局、目的は何だったんでしょうか」


 木原「>>265

あのライダーを味方につけてしでかしてるあたり更に大きなことをするんでしょう
とりあえず黒幕がわかったのは良かったですがね

 木原「あのライダーを味方につけて、しでかしてるあたり更に大きな事をすんだろうな」


 唯一「同じ事を考えてました・・・」


 木原「とりあえず黒幕がわかったのは良かったな」


 木原「けど、狙わねぇとか言ってたが・・・嘘って事もあり得る」


 唯一「木原の中でも彼は平然と嘘つきますからね」


 唯一「そのせいで眠ってる間にデータファイル盗まれたんですし・・・」


 木原「そりゃお前の不注意だ」


 唯一「むむぅ・・・」


 木原「・・・あのライダーはお前の設計したライダーシステムの1つか?」

 
 唯一「・・・いえ、ロックシードは既存の物だとわかりますが」


 唯一「あの姿のライダー自体、全く記憶にないですから・・・」


 木原「アイツの創り出したオリジナルか。どこで開発しやがったんだ」


 唯一「資金を隠してたなら、機材さえあればどこでも開発なんて出来ますよ」


 唯一「>>267

彼も頭は良いですからね、そんな彼に野望とお金が有れば、ね?
アイテムを筆頭に正義のライダーを嫌がる勢力はいるでしょうし

 唯一「頭は良いですから、そんな彼に野望とお金が有れば・・・ね?」


 木原「ライダーシステムのノウハウを前より優れた性能に出来るって訳か・・・」


 木原「けどよ、7年経ってるなら金が底を尽きるだろ」


 唯一「「アイテム」を筆頭に正義のライダーを嫌がる勢力はいるでしょうし」


 唯一「統括理事会でクビもしくは左遷させられた人、武装無能力者達の集まり・・・」


 唯一「まぁ、色々ライダー達を嫌がる人らはいますから」


 唯一「その人達がお金を出したんじゃないですか?」


 木原「そういう事か・・・」


 唯一「それよりも、プロトタイプて終わればと思ってましたけど」


 唯一「やはり楽天的な思い込みでしたね・・・」


 木原「あのセイヴァーってのも、完成形になってんだろうな」


 唯一「はい。・・・あのライダーの変身者・・・」


 木原「あん?誰かわかんのか?」




 ○ 50以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 唯一「いえ、正体まではわかりませんが・・・」


 唯一「あの体格と腕の細さ・・・明らかに女性が変身していますね」


 木原「女が?・・・相似にツレなんて居たっけか?」


 唯一「それは知りませんよ。でも、確かに女性であるのは間違いないかと」


 木原「・・・あのロックシードで洗脳されて、変身して用心棒になってんのか」


 唯一「多分ですが・・・もし洗脳されてはいなくて」


 唯一「何かしらの報酬を得るために変身しているという事も考えられますよ」


 木原「なるほどな。・・・ま、とりあえず手掛かりはかなり手に入ったろ」


 唯一「そうですね。どうしましょうか?ホテルに泊まります?」


 木原「ああっ」






 『完全下校時間となりました。生徒の皆さんは・・・』



 -学園都市 第七学区 白垣根製作工房-

 海美「はい、今日の夕食はガレットよ」


 林檎@ティアラ「わぁ・・・」キラキラ  
 

 白垣根「おやおや、かなり凝った料理を作ったのですね」クスッ


 海美「林檎が頑張ってティアラや色々な物を創ったんだから」


 海美「そのご褒美にと思って。もちろん、帝督にもね?」


 白垣根「ありがとうございます」


 林檎「・・・」ソワソワ


 海美「じゃあ、いただきましょうか」


 白垣根「はい」


 

 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

もうこれ夫婦なのでは…?

 林檎「・・・?」


 白垣根「あっ、ケチャップはそちらのポテトにつけて」
 

 ―メリッ

 白垣根「あのーーー・・・」

 
 林檎「」ペロッ


 海美「あ・・・」タラー


 林檎「おいしい。濃い」


 白垣根「はちみつ同様、単体で食べるものではありませんよ・・・」


 海美「お昼に食べてたパスタの時、タバスコで酷い目に遭ったでしょ・・・」


 林檎「でも、美味しかった」


 海美「・・・そ、そう」


 白垣根「>>278




 >>275 というか7組目親子

あまり味の濃いものばかり食べると身体に良くないですから程々にしましょうね

 白垣根「タバスコはともかくケチャップは確かにそうですね」


 白垣根「少し気持ちはわかります。ですが・・・」


 白垣根「あまり味の濃いものばかり食べると身体に良くないですから」


 白垣根「程々にしましょうね」


 林檎「うん・・・」コクリ


 海美「まぁ・・・『暗闇の五月計画』に居た頃は味気ないものしか食べてなかったから」


 海美「こんなに小柄なんでしょうね・・・」


 白垣根「まだ成長期でしょうし、これから沢山食べていけば大丈夫ですよ」


 林檎「・・・」パクパクッ


 海美「そうね。これだけ食欲があれば、大丈夫よね」


 白垣根「ええっ」クスッ


 林檎「>>281

かいびくらいに大きくなれる?

 林檎「たくさん食べてかきねより大きくなりたいな」


 白垣根「私くらいですか?」クスッ


 海美「流石にそれは大きすぎよ。もう少し小さくていいから」


 林檎「じゃあ・・・かいびくらい、大きくなれる?


 海美「そうね・・・私くらいならいいと思うわ。歳も違いくらいだから」


 海美「丁度いいんじゃないかしら」


 林檎「じゃあ、かいびくらい大きくなりたい」


 海美「ええっ。そのためにも栄養をしっかり摂りなさいね」


 林檎「うん。大きくなって・・・助けに行きたい・・・」ボソッ


 白垣根「?。・・・林檎さん」


 林檎「・・・ん?」


 白垣根「・・・いえ、ついてますよ」ツイッ


 林檎「・・・ありがと」


 海美「>>284

大きくなったら色々できる事も増えるわ
本当にしたいことができるといいわね

 海美「大きくなったら色々できる事も増えるわ。本当にしたい事ができるといいわね」


 林檎「本当に、したい事・・・?」


 海美「そう。帝督だったらアクセサリー創りがしたいから」


 海美「そういうお仕事に就いたのよ」


 林檎「・・・したい事・・・」


 白垣根「・・・アイデンティティと同じく、ゆっくり考えていいですよ。林檎さん」ニコリ


 林檎「・・・うん」コクリ




 林檎「ごちそうさま・・・」


 海美「お粗末様。お風呂、先に入っててもらえる?」


 林檎「・・・」コクリ


 ―トコトコ・・・

 白垣根「・・・したい事まで執着がないというのは、少しだけ心配になりますね」


 海美「確かに・・・でも、それは本人の問題だものね」


 白垣根「>>286

たとえ私達といる時間が仮初だとしても一緒にいる今はちゃんと育ててあげたいですね

 白垣根「たとえ私達といる時間が仮初だとしても一緒にいる今は」


 白垣根「ちゃんと教えてあげたいですね」


 海美「ええっ。他人から押し付けられてやることは違うもの」
 

 海美「本当に自分から心の底からしたい事を見つけてあげなきゃ」


 海美「・・・でも、そう簡単にはいきそうにないか・・・」


 白垣根「アクセサリーには・・・というより物作りには多少興味を示しましたね」

 
 白垣根「ですが、それがしたい事だとは言えませんけど・・・」


 海美「まぁ、貴方の言った通りゆっくり考えてもらいましょ」


 白垣根「はい」コクリ




 ―ブオォーーーッ

 ―フキフキ・・・

 林檎「・・・」


 海美「よしっと・・・乾いたから梳いてあげるわね」


 林檎「?」


 ―シャッシャッ・・・

 海美「こうして、髪の毛が絡まったりしないようにするの」


 林檎「・・・」


 
 ともか[こうするとね、髪の毛が綺麗になるんだよ]



 林檎「・・・知果も、同じ事言ってた・・・」


 海美「>>289

あら友達?
良ければどんな子なのか教えてほしいわ

 海美「あら、知果って前にも言ってた子ね。その子がしてくれてたの?」


 林檎「・・・」コクリ


 海美「そう、親しい友達がしてくれるなんて」


 海美「その頃にとっては、幸せな事だったでしょうね」


 林檎「・・・」



 ともか[こんな環境で心配してくれる人がいるって幸せだね!]



 林檎「・・・また、同じ事も言ってた・・・」


 海美「え?・・・じゃあ、私と気が合いそうね。知果は」クスッ


 海美「皆が皆、林檎達の境遇を聴いたら同じ事を思うと思うけど・・・」


 海美「言葉にするのは人それぞれだものね」


 林檎「>>291

そうなの?
あまり考えたことなかった…
でも今やっとその意味がわかったかも

 林檎「そうなの・・・?」


 海美「ええっ。人って、その人がどんな性格をしているのかを」


 海美「まず見た目、その次にどんな言葉を使うのかで見分けるものだから」


 林檎「・・・あんまり、考えたことなかった・・・」


 林檎「研究してる人も、参加してた子達も同じだと思ってたから・・・」

 
 海美「でも、知果は違ってなかった?」


 海美「他の子達よりも優しく接して話しかけてくれたり・・・」


 林檎「・・・」コクリ


 海美「じゃあ、知果にとって貴女が心の在処だったのね」


 林檎「心の、在処・・・?」


 海美「ええっ。誰しも大切な人と話すことで、心が安らぐのよ」


 林檎「・・・私も・・・言葉にしないとだめだったかな・・・」


 林檎「知果と一緒にいて、安心してたって・・」


 海美「>>294

それは会ったら必ず言わないとダメね
言葉だけでも十分だけどこうしてギュッと抱きしめたり頭を撫でたりなんてしたらもっと喜んでくれるわ

それがしたいなら背中なんていくらでも押してあげるわ
最後は自分次第だけど、そのためならね

 海美「それは、会った時に必ず言わないとダメね」


 海美「言葉だけでも十分だけど、こうして・・・」


 ―ギュッ

 林檎「ん・・・」


 海美「ギュッと抱きしめたり頭を撫でたりなんてしたら、もっと喜んでくれるわ」


 林檎「・・・私がいつもしてもらってたよ」


 海美「じゃあ、お返しにってしてあげないと」


 林檎「・・・うん」


 林檎「・・・したい事って、それでもいいのかな・・・」


 海美「そうね。とりあえず、目標としてそう決めておきなさい」


 海美「まだこれから先も長いんだから、いっぱいあっていいのよ。したい事って」


 林檎「そう、なんだ・・・」


 林檎「>>296

 林檎「・・・まだ、長く生きれる・・・のかな・・・」ボソッ


 海美「・・・?」


 林檎「・・・がんばってみるね、かいび」


 海美「え、ええっ・・・」コクリ


 海美「(・・・さっきの言葉の意味は、何なのかしら・・・?)」


 海美「(・・・今は、聴かないでおきましょうか)」




 海美「今日は一緒に寝ましょうね。昨日みたく、ソファでなんて良くないから」


 林檎「別に、大丈夫だよ・・・?」


 白垣根「いえ、ちゃんとベッドで寝てくださいね」


 白垣根「その方が良い夢を見られると思いますから」
 

 林檎「・・・わかった」コクリ


 海美「その代わり、帝督が寝る事になるけど」


 白垣根「>>301

私はあまり寝る場所にこだわりありませんから…

 白垣根「私はあまり寝る場所にこだわりありませんから」


 海美「でも、座ったまま寝るのはやめておきなさいよね」フンス


 白垣根「善処します」クスッ


 白垣根「では、おやすみなさい」


 林檎「・・・」


 ―クイッ

 白垣根「ん・・・?」


 海美「林檎?」


 林檎「・・・かきねも、一緒がいい」


 林檎「かきねは、かいびと一緒じゃないといけないから・・・」


 白垣根「・・・」


 海美「・・・って言ってくれてるけど?帝督」


 白垣根「>>303

じゃあ川の字ですかね…せっかくですし

 白垣根「・・・要望を断るのもよくありませんし」


 白垣根「では、川の字で寝ましょうか。せっかくですし」


 林檎「かわのじ・・・?」


 海美「林檎、隣に寝転んで?」ポンポンッ


 林檎「ん・・・」コロン


 白垣根「失礼します」モゾモゾ


 海美「はい。これで川の字でしょ?」クスッ


 林檎「・・・」キョトン


 白垣根「(よく理解は出来ていないようですね・・・)」


 海美「(まぁ、初めてだからわからなくても仕方ないわね・・・)」


 林檎「>>306

二人に挟まれると落ち着くかも…

 林檎「・・・落ち着く、かも・・・」


 林檎「2人が隣にいてくれるから・・・」


 白垣根「それはよかったです」クスッ


 海美「ふふっ・・・なんだか、林檎が娘になったみたい」


 白垣根「あぁ・・・そう思ってしまいますね」クスッ


 林檎「・・・」ウトウト


 白垣根「・・・おやすみください。林檎さん」


 海美「おやすみなさい」ナデナデ


 林檎「・・・すぅ・・・すぅ・・・」


 白垣根「・・・本当に娘のように思いますね」クスッ


 海美「>>308

まだそういうことはしていないけどね
まあ出来て大きくなったらこんな感じかしら…

 海美「まだ結婚式は挙げてないから、もう少し後になると思うけど・・・」


 海美「まぁ、出来て大きくなったらこんな感じかしら・・・」


 海美「寝顔は純粋無垢というか、普通なのにもったいないわね、ホント・・・」


 林檎「すぅ・・・」


 白垣根「・・・海美さん、明日林檎さんとちゃんと話あって・・・」


 白垣根「今後の事を話し合いましょう」


 海美「・・・そうね。この子にもちゃんと本当に居るべき場所に」


 海美「送り返してあげないと、いけないものね・・・」


 白垣根「ええっ・・・」


 海美「・・・まぁ、永遠のお別れって事ではないのだから悲しむ事はないわよね」


 白垣根「そうですよ。・・・では、おやすみなさい」


 海美「ん・・・」ズイッ


 ―ちゅっ・・・

 白垣根「、・・・」クスッ


 海美「・・・林檎にもね」チュッ


 林檎「ん・・・」




 1月27日 終了

 1月28日

 視点

 垣根帝督
 白垣根帝督

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ~2年前~

 垣根[・・・俺に楯突くのか、あ?]


 白垣根[ええっ、考え直してください。ご友人が亡くなられた事は]


 白垣根「私も大変お世話になっていたので、残念だと思っています・・・]


 白垣根[ですが、わざわざ交渉するために・・・そんなテロ行為をするのは認めません]


 垣根[テロだ?・・・おいおい、ちょっとばかり話し合いをするための]


 垣根[直接交渉権を手に入れるだけの事だぞ?]


 白垣根[それが何故、親船委員の暗殺に繋がるんですか!]


 垣根[それはデコイで、本命は素粒子工学研究所にある代物だ]


 垣根[アレイスターの情報網の正体である滞空回線を掴む為の手段として、借りるんだよ]


 垣根[そうすりゃ、流石に黙っていられずに話し合いを持ちかけるはずだ]


 白垣根[・・・それだけのために殺人を囮にすると、いうのですか]


 垣根[ああっ。1人死のうがアレイスターには関係ない事だからな]


 垣根[なら命よりも重要な、情報を交渉材料にしてやる]


 白垣根[>>315]

人の命は何よりも尊い、よく考え直してください!

 白垣根[人の命は何よりも尊い・・・よく考え直してください!]


 白垣根[そんな事をするのは、貴方自身の本望でもないはずですよっ]


 垣根[・・・お前、マジでムカつくな]


 垣根[お前に俺の何がわかるってんだ?あ?]
 

 白垣根[貴方の弟であるから、わかるんですよ]


 白垣根[今の貴方はただ自暴自棄になってるだけです。冷静になってください]


 垣根[・・・]


 白垣根[・・・]


 垣根[・・・やっぱお前に話したところで、手を貸してくれる訳ねぇか]


 白垣根[当然です。そんな事に手を貸す事はできません]


 垣根[・・・しゃーねぇなぁ・・・]


 ―スタスタ・・・

 白垣根[どこへ]


 垣根[うぜぇ。どこでもいいだろ]


 ―バタンッ

 白垣根[・・・]




 心理定規[垣根がそんな計画を立ててるの?]


 誉望[じょ、冗談じゃないっスよ!?そんな事したら一生、少年院暮じゃないっスか!]


 心理定規[説得は・・・まぁ、無理だったでしょうね]


 白垣根[>>317] 

だから止めないといけないんですが、ああなるとテコでも動かないでしょうね…
一緒に協力してくれませんか?

 白垣根[だから止めないといけないんですが、ああなるとテコでも動かないでしょうね・・・]


 心理定規[よくわかってるわね。あの性格なら、自分のしたい事を最後貫き通すわよ]


 白垣根[はい。・・・お2人とも、一緒に協力してくれませんか?]


 誉望[きょ、協力って言われても・・・俺じゃ多分足手まといにしかならなくないっスか?]


 心理定規[私もよ。彼と喧嘩して勝てるとしたら貴方か一方通行くらいじゃない?]


 白垣根[ええっ、なのでお2人には別の事をお任せしたいのですが]


 心理定規[そうなよ?じゃあ、何をすればいいのかしら?]


 白垣根[はい、まず・・・]




 垣根[という訳でだ、弓箭。任せたぞ]


 猟虎[・・・は、はは、はい]


 垣根[相変わらず歯切れ悪い返事すんなぁ、お前はよ]チッ


 猟虎[も、もも、も、申し訳ございません]アセアセ


 垣根[>>319]

ここで成功すりゃ俺だけじゃなくてスクール全員の地位向上に繋がんだ
腕は買ってんだから普通に答えろ

 垣根[ここで成功すりゃ、俺だけじゃなくて「スクール」全員の地位向上に繋がんだ]


 垣根[腕は買ってんだから普通に答えろ]


 猟虎[ひゃいっ!]


 垣根[よし。・・・お前には大切な誰かとか居るのか?]

 
 猟虎[え?ぁ、ぇ、と・・・い、いい、い、妹がいます。わ、わわ、わたくしよりも逞しくて]


 猟虎[の、のの、の、能力の強度も高くて・・・じ、自慢、したい妹です、ので・・・]


 垣根[お前、妹に負けてるって自覚あるってのにそんな弱気なのかよ]


 猟虎[ひんっ]


 垣根[・・・まっ、それで死のうって考えてねぇ点は褒めてやるよ]


 猟虎[へ?]

 
 垣根[・・・つー訳で、アイツらに悟られねぇように。バラしたらわかってるよな?]


 猟虎[は、は、はは、はい]コクコクッ


 ―コツコツッ

 垣根[・・・]

 ―パカ

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 悪い、垣根。

 俺やっぱ限界だわ。お前みたくなりたかったけどさ、正直もう疲れた。

 素質があってもなれないもんはなれないだろうしな

 じゃ、さよなら
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 垣根[・・・マジでムカつくな。最期にこんなメール送ってきやがって]


 垣根[>>321]

こいつと俺はちげえ…!
絶対何があってもこれを成功させる…

 垣根[こいつと俺はちげぇ・・・!]


 垣根[努力してなんとかなると思ってた、こいつとはな・・・っ]


 垣根[アレイスターの思惑通り、このまま第二候補に居続けるのは願い下げだ]


 垣根[交渉材料さえ揃えば奴との交渉の場に立てる。そのためなら]


 垣根[1人殺そうが2人殺そうが構わねぇ。例え知ってる顔でもな・・・]


 垣根[奴の想定を上回る事さえ出来ればこっちのもんだ]


 垣根[絶対に何があっても成功させて、俺が第一候補に繰り上がってやる・・・]


 垣根[俺はナメられたまま腐る器じゃねぇ。見てろよ、アレイスター]




 ~2ヶ月後~

 親船[皆さん、この度はお集まりいただきありがとうございます]


 親船[私はこれまで子供達に選挙権を与えようと・・・]



 猟虎[・・・]


 猟虎[(・・・申し訳ありません、親船委員。貴女の主張はとても素晴らしいと思います)]


 猟虎[(ですが・・・それも今日が最後ですわ)]


 ―キリリリッ スチャッ

 ―ガシッ

 猟虎[・・・?]


 誉望[・・・やっぱ面倒な後輩を持つと面倒っスね]


 猟虎[・・・帝督さんの方についたんですか。ぼんようさん]


 誉望[>>323]

悪いっすか?
俺としては倒すべき相手が他の人に倒されるのが嫌だからっすよ

 誉望[悪いか?俺としては猟虎はこっちの垣根さんにつくと思ってたんだが・・・]


 誉望[予想を裏切ったな。弓箭]


 猟虎[・・・]


 誉望[抵抗はするなよ。これはお前のためでもあるんだからな]


 猟虎[・・・ですか・・・]


 誉望[なんだって?]


 猟虎[わたくしのためって、なんですか?]


 猟虎[今やってる事も、垣根さんがわたくし達のためにって言ってましたわ]


 猟虎[「スクール」全員の地位向上に繋げるために垣根さんは]


 誉望[そんな事のために余計な危険となる要因を増やしていい訳ないだろ]


 誉望[いいか?垣根さんは弟さんの言ってる通りなら、自暴自棄になってるだけだ]


 誉望[お前はそれに巻き込まれてるんだぞ、弓箭]


 猟虎[・・・]


 誉望[・・・行くぞ。一先ず、ここから離れるっス]




 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × 25以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 猟虎[・・・まぁ、わたくしじゃなくてもあの人は死にますし]


 猟虎[行きましょうか]ニコリ


 誉望[・・・あっ!?]



 猟虎の言葉を聞いた誉望は咄嗟に念動力で姿を消すと、コンサート場の階段を
 駆け下りていく。
 1段とは言わず跳び上がって3段、4段と一気に降りていきステージの下までくると
 よじ登って演説をしている親船に叫ぶ。


 誉望[逃げろッ!!]


 親船[!?]

 
 ―グオッ! 

 ―・・・バキャアアッ!!


 親船の目の前に置かれていた教壇を念動力で浮遊させた途端、教壇は木っ端微塵となる。
 それは遠距離から狙撃によるものだったのだ。
 誉望は教壇を浮遊させる際に着弾の位置から反らせようと、親船を背中で押していた。

 
 ―チューンッ! バシュッ!


 誉望[が、アァアアッ!ぐぅ、アアッ・・・!]


 しかし、親船からは反らせたものの、弾丸は誉望の右側腹部を掠めてしまっていた。
 激痛によって透明化する意識が途切れてしまい誉望の姿が露になる。
 幸いにも突然の事にコンサート場に集まっていた来場者はパニックを起こして
 階段を上がり、逃げ回っていた。


 誉望[っづぅ!くっそ・・・!]


 親船[大丈夫ですか!?しっかりしてください!誰か!誰か救護してください!]


 誉望[っ・・・!]ムクリ
 

 親船[!。いけません!安静にしていないと!]




 猟虎[・・・]


 
 誉望[・・・弓箭っ・・・!]



 ― 偶数
 ~ 奇数
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 猟虎[そんな・・・なんで・・・!?]


 猟虎[(こんな事になるなんて、想定外過ぎますわ!)]




 [こちらに乗せます!負傷者は・・・え?あ、あの、負傷者は?]


 親船[え?・・・居ない・・・?]




 誉望[っ・・・はぁっ・・・はぁ]


 誉望[(念動力で何とか傷口は防げたっスけど・・・)]


 誉望[(あんまり暴れるとやばいっスね・・・)]


 誉望[(けど、何とか親船委員は守れたっスね・・・。・・・電話が・・・)]


 白垣根『誉望さんっ!ご無事ですか!?』


 誉望[無事、とは言い切れないっスけど・・・任務は完了したっス]


 白垣根『・・・本当に、申し訳ないです・・・っ』


 誉望[いいんっスよ。話に乗ったのは俺なんっスから・・・]


 誉望[>>331]

計画を狂わせられたならこっちの勝ちッス
…ただ動けないんであとは任せましたよ

 誉望[計画を狂わせられたなら、こっちの勝ちっスよ]


 誉望[俺も、死んではいないっスから・・・]


 白垣根『・・・ありがとうございます、誉望さん』


 誉望[ただ、動けそうにないんで・・・後は任せましたよ] 


 白垣根『はい。ゆっくり休んでください』


 誉望[・・・後輩すら止められないなんて、まだまだなっスね。俺は・・・]


 白垣根『悔やむのは後にしていただいて、治療してもらってください』


 白垣根『猟虎さんは・・・どこへ行ったかわかりますか?』


 誉望[わかりませんね・・・俺が撃たれたのを見て同様してたっぽいっス]


 誉望[・・・まだ、話し合えば間に合うかと・・・]


 白垣根『わかりました。・・・こちらで対処してます』


 誉望[・・・っス]

 ―プツッ・・・


 誉望[・・・っあぁ。そっか、下っ端も全員垣根さんとこだから]


 誉望[自分でいくしかないのか・・・]ヨタヨタ





 猟虎[・・・]ヘタリ


 猟虎[・・・誉望さん・・・なんで、あんな危ない事を・・・]


 心理定規[>>334]

それだけ本気だったのよ、あなたも本気なら後悔していないと思うけどその様子を見るとそうではないみたいね

 心理定規[それだけ本気だったのよ。普段、自分から動かない誉望が]


 心理定規[自ら率先してね]


 猟虎[!?。メ、心理定規さん・・・?]


 猟虎[どうして・・・]


 心理定規[ここがわかったのか、って聴きたいの?・・・はぁー]


 心理定規[心理って名の付く能力を持ってるんだから、伊達に貴女がどこに行って]


 心理定規[どこで悲しむのかなんて、わかるに決まってるでしょ]


 猟虎[・・・っ・・・]


 心理定規[・・・本気なら、後悔していないと思うけど・・・]


 心理定規[その様子を見ると、どうやらそうではないみたいね]クスッ


 心理定規[隣、座るわよ]


 猟虎[・・・いいんですか?わたくしに構ってて・・・]


 猟虎[垣根さんの計画は、これから実行されるのでしてよ・・・?]


 心理定規[>>336]

やるでしょうねそういうところ頑固だから
良くも悪くもあの野望にまっすぐなところはまあ尊敬するわ

 心理定規[そうでしょうね。まったく・・・そういうところ頑固なんだから・・・]


 心理定規[良くも悪くも、あの自分が求める事に真っ直ぐなところはまあ尊敬するわ]


 猟虎[なら・・・早く行った方がいいのでは・・・]


 心理定規[アイツの事よりも、貴女の心配をしてるのよ]

 
 猟虎[どうして、ですの・・・?]


 猟虎[あの時、私は誉望さんを引き留めていれば・・・]


 心理定規[・・・ふふっ]クスッ


 猟虎[な・・・何がおかしいのですかっ]


 心理定規[だって、いつも貴女達って喧嘩してるから・・・]


 心理定規[お互いに心配してるなんて、やっぱり仲はいいのね]


 猟虎[・・・お互い?]


 心理定規[>>338]

ケンカするほど仲がいいって言葉があるでしょう?
本当に嫌いだったり無関心ならこんなに意識しないわよ

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 既にご存知の方々はいると思いますが、こちら
 http://www.youtube.com/watch?v=j_PYOwMFCQw

 高岩さん初の顔出し主演作!
 いやー、53歳でやっと高岩さんご自身が主演とは嬉しい!

 心理定規[あら?彼も貴女の事を心配してくれてるのよ]


 猟虎[・・・な、ないですわよ。そんな事]

 
 心理定規[喧嘩するほど仲がいいって言葉があるでしょう?]


 心理定規[本当に嫌いだったり無関心なら、貴女を止める事に意識しないわよ]


 猟虎[・・・あ、あの場に居たのは、偶然ではなく、わたくしを探していたからら・・・?]


 心理定規[そうよ。私や帝督だったら時間かかりそうだけど、誉望はすぐに見つけてたみたいね]


 心理定規[それだけ、貴女がどういう風に動くのか熟知しているのよ]クスッ


 猟虎[・・・あまり嬉しくは思えませんわ・・・癪に障る感じがします・・・]


 心理定規[ふふっ。そう言うと思ったわ]


 心理定規[・・・でも、誉望が貴女の事を心配していたのは事実よ。それなら]


 心理定規[謝るべきよね。猟虎]


 猟虎[・・・]




 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 猟虎[・・・誉望さんに合わせる顔が、ありませんわ] 


 心理定規[じゃあ、顔を合わさなくても謝る方法はあるわよね?]


 心理定規[番号くらいは知ってるでしょ。誉望が口うるさく言ってたんだから]


 猟虎[・・・は、はい・・・]


 猟虎[・・・出るでしょうか?]ピッピッ


 ―プルルルルル・・・ プルルルッ
  

 誉望『・・・弓箭?』


 猟虎[・・・はい。あ、あ、あの、誉望さん・・・]


 猟虎[わ、わ、わ、わた、わたくし・・・]


 誉望『・・・ゆっくりでいいから話してくれ』


 猟虎[>>346]

私が間違えていました…ごめんなさい…

 猟虎[わたくしが・・・わたくしが間違えていました・・・]


 猟虎[ごめんなさい・・・]


 猟虎[本当に、ごめんなさい・・・]


 猟虎[垣根さんが、わたくし達のためを思っていたと、信じていました・・・]


 猟虎[ですが・・・貴方が撃たれてしまったのを見て、目が覚めました・・・]


 猟虎[誰かを傷つけてまで、交渉するなんて・・・改めて考えてみると、おかしいですわ・・・]


 誉望『だからそう言っただろ。・・・下っ端は金さえ貰えたらそれでいいと思ってるだ』


 誉望『お前はそれに気づいてくれただけ、人間として優秀だな』


 猟虎[それ、褒めてはなくてはありません?]


 誉望『さて、どうだろうな。・・・これから、どうするんだ?』


 猟虎[・・・「スクール」から抜けます。理由は色々ありますので、聞かないでください]


 誉望『・・・わかった。元気出やれよ、それじゃ』


 猟虎[はい・・・失礼します]


 ―プツッ

 猟虎[・・・そういう訳ですので、心理定規さん。今までお世話になりましたわ]ペコリ


 心理定規[>>348] 

あなた一人だと彼に狙われかねないから、困ったら私に連絡しなさいよね
私が何かあったら支えてあげるから

 心理定規[ええっ。でも、貴女1人だと彼に狙われかねないから]


 心理定規[困った時には私に連絡しなさいよね?] 


 猟虎[え?あっ、よ、よろしいのですか?]


 心理定規[私だってそこまで冷たくしないわよ。何かあったら支えてあげるから]


 猟虎[・・・]ブワッ

  
 猟虎[ありがとうございますぅ・・・]ダバー


 心理定規[はいはい、そんなに泣かないの。ほら、拭いてあげるから]フキフキ

 
 猟虎[えぐっ・・・]


 

 垣根[よーし、組み立て完了だ。こいつを]


 ―ガチャッ キュィィン 
 
 垣根[・・・動きに支障はねぇな。さて・・・あ?]


 ―コロコロ・・・
 
 ―ドガァアアアアアアアアアンッ!!




 フレンダ[イエーイ!結局、爆発は芸術って訳よー!]


 浜面[ぜぇ!ぜぇ!・・・投げ入れてからの爆発が早いだろぉ!?俺まだそこに居たってのに!]


 フレンダ[だって、不意打ちを狙ってたんだから浜面も不意打ちになって当たり前って訳でしょ]


 浜面[どういう理屈!?]


 絹旗[お2人とも、超呑気に話してる場合じゃないですよ]



 ―バサァァ・・・
 
 垣根[・・・テメェら。人様が忙しいってのに、何してくれてんだ?]



 フレンダ[うげっ。全然無傷って訳みたいじゃん。結局、浜面のせいで]


 浜面[俺!?]


 
 垣根[おいおい、俺を無視するなんていい度胸してるな?とてつもなくムカついた]


 垣根[どこの差し金だ?素直に答えてくれるなら、穏便に済ませてやるぞ?]



 絹旗[>>350]

教えないのが超ベストなんでしょうけどメイドの土産に教えてあげますよ、私達はアイテムです

 絹旗[教えないのが超ベストなんでしょうけど、冥土の土産に教えてあげますよ]


 絹旗[私達は「アイテム」の者です。学園都市に超脅威となる貴方を始末するために来ました]



 垣根[「アイテム」だ?・・・あぁ、同じ穴の狢か]


 垣根[つー事は学園都市の上層部からのお達しだな?]



 フレンダ[ブッブー。違いまーすって訳よ]


 浜面[アンタも知ってる奴とだけ言っておくぜ]



 垣根[・・・あぁ、そうか。アイツか・・・]

 
 垣根[・・・お前らを殺してからアイツをミンチにしてやる]



 絹旗[お2人とも、超行きますよっ]ボソッ


 浜面[お、おうっ]ゴクリ


 フレンダ[やるっしゅ!]


 フレンダ[ほいっ!]


 ―プシュゥゥウウウウーーーッ!!


 
 垣根[あ?・・・おいおい、煙幕張って逃げようってのか?]


 垣根[マジで・・・ムカつく事してんじゃねぇぞぉッ!?]


 ―ギュオォオオオッ!!

 

 
 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ―ビスッ! ビスッ!

 垣根[っ!?ちぃっ!]


 ―ヒュオォオオッ!
 
 ―バサァッ!


 垣根[なんだ・・・?] 


 
 G3[・・・]



 垣根[(・・・駆動鎧の派生型か?新型にしては随分と貧相だな)]


 垣根[まぁ、どうだっていいか。ここで潰してやらぁっ!]


 ―ヒュ バ バ バ バッ !


 垣根は背中に展開した翼を振るい、G3にぶつけようとする。
 この時、翼には人体のみに物理的な攻撃が出来る物質を付与させていた。
 特殊ジュラルミン合金を何層も重ね合わせた超合金製の盾である胸部の装甲である
 バリアントプロテクターも容易に貫通してしまうはずだった。
 

 ―ガキィンッ!
 
 垣根[っ!?]


 
 しかし、垣根が振るった翼は貫通する事なく引っかかるように止まってしまう。
 垣根が驚く間もなく、G3は翼を掴み取るとそのまま背負い投げの容量で垣根を
 投げ飛ばした。


 ―グ オォ ンッ !


 垣根[くっ・・・!]


 垣根[(どうなってやがる!?あんな装甲ぐらい貫通するはず・・・!)]



 G3(?)[貴方の能力は通用しませんよ]


 
 垣根[・・・テメェかっ・・・!?・・・ちっ!]


 垣根[>>355]

なぜそこまでして俺を止めようとしやがる、俺の理想を理解できねえのか?
こうすりゃみんな幸せになんだ

 垣根[何でそこまでして俺を止めようとしやがる]


 垣根[俺の理想が理解できねぇのか?半身のくせしてよ]


 G3(?)[半身だからこそ、貴方が本心でこんな事をしようとしているのかが理解出来ません]


 G3(?)[何故ですか?交渉という手なら他にも代案があるはずです]


 G3(?)[それなのに、人命に危険を脅かす事をしているのですか]


 垣根[ハンッ・・・暗部組織なんだから殺しなんて当然だろ]


 垣根[あぁ・・・お前は違ったな。いつも見過ごしてたもんな?]


 垣根[ま・・・どうでもいいか。んな事は]


 G3(?)[今すぐにそれを手から外して、降伏してください]


 G3(?)[然もなくば、痛い目を見ますよ]


 垣根[・・・お前、誰にものを言ってやがんだ?]


 垣根[序列第2位だぞ。いや、もうすぐ第1位に繰り上げられるか・・・]


 G3(?)[無駄な事ですよ。例え交渉したとしても、そもそも統括理事会の検討によって]


 G3(?)[序列は決められているのですから]


 垣根[だからよ、その統括理事会による検討ってのを打診してもらうんだ]


 G3(?)[・・・どういう意味ですか]


 垣根[アレイスターの奴は能力者って存在に、本当は興味なんてねぇんだよ]


 垣根[そのためか学園都市上層部は素養格付で見込みの低い奴は]


 垣根[適当な能力開発しか受けさせねぇ裏がある。だから・・・アイツ死んじまったんだ]


 垣根[努力やら希望やらを信じてる奴らもいずれ同じ道を辿る事になる]


 垣根[だったら、俺が根本を変えてやるんだよ。学園都市の上層部を皆殺しにしてな]


 垣根[そうすりゃ、この街の連中は幸せになんだよ]


 G3(?)[・・・だから、こんな事をしているんですね。それなら・・・]


 G3(?)[尚更、間違っていますよ]


 G3(?)[>>357]

必ずしも能力開発を受けることが幸福ではありません
人それぞれ幸せの形があって、能力以外に好きなことを伸ばす、足りないところは互いに補っていく、そんな協力できる環境が大事なんです

 G3(?)[必ずしも超能力者になるための能力開発を受ける事が幸福ではありません]


 垣根[・・・あ?]


 G3(?)[人それぞれ幸せの形があって、能力以外に好きな事を伸ばす]


 G3(?)[足りないところ誰かと互いに補っていく。そんな協力できる環境が大事なんです]


 垣根[・・・甘っちょろすぎる考えだな]


 垣根[どう話してもお前は理解しないか。・・・いや、理解する気がないんだな]


 G3(?)[ないですね。それについて謝罪する気も]


 垣根[・・・そうかそうか。そう言ってくれて少しは胸の支えがマシになったぞ]


 垣根[そしてムカついた。お前との縁はこれっきりだ]


 G3(?)[・・・そう言われてしまうとやはり悲しいものですね]


 G3(?)[では、滝壺さん。お力を貸してください]


 G3(滝壺)[わかった]


 垣根[あ?・・・お前、誰だ?]


 G3(滝壺)[私は滝壺理后。「アイテム」の1人]


 G3(白垣根)[そしてこの特殊強化装甲服は正式名称はGENERATION-3、通称G3]


 G3(白垣根)[そのG3システムに私が特殊ユニットとして組み込んでいるんです]


 G3DKMTCST(滝壺)[だから、仮面ライダーG3 ダークマターカスタムだよ]


 垣根[・・・俺が悪役でお前らがヒーロー役って訳か。・・・そうかそうか]


 垣根[どっちもまとめて殺してやる]


 G3DKMTCST(白垣根)[>>359]

何があろうとも私は全力で止めるだけです、あなたの弟ですから

G3の設定をとある世界に落とし込んですごいな1…

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 >>360 このスレ世界のライダーシステムは本家よりもかなり高性能でせうからね。

 G3DKMTCST(白垣根)[何があろうとも私は全力で止めるだけです]


 G3DKMTCST(白垣根)[貴女の弟ですから]


 G3DKMTCST(白垣根)[お生憎、このG3は相当な代物です]


 G3DKMTCST(白垣根)[殺意がある貴方でも、かなり苦戦するのを教えてあげますよ]


 G3DKMTCST(白垣根)[私の気持ちと一緒にっ!]


 G3の背中に垣根と同じような白い翼が展開する。
 先制してきた垣根の翼による攻撃を、その翼で盾のように折り畳んで防ぎ、翼の隙間から
 スコーピオンの01マズルを覗かせ射撃する。
 銃口を向けられたのに気づいていた垣根も翼を折り畳み、特殊弾を弾き落とした。
 双方、後退して距離を取ると、今度はG3が先制する。
 スコーピオンにサラマンダーを連結させ、フォアグリップを手前に引きグレネード弾を装填。


 ―ボシュッ!

 ― ト ゛ ッ !


 垣根[っぐ!?]


 02マズルから発射されたグレネード弾は空中で爆発し、周辺に衝撃波が広がった。
 装填させたグレネード弾は未元物質によって、爆発するとスタングレネードのように
 視覚と聴覚に影響を与える効力が持たされていたのだ。



 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

アイアンマンみたいに展開されるG3~G4とか学園都市ならやれるだろうしなあ

 垣根が怯んだ空きを狙い、G3は飛翔して飛び蹴りを繰り出した。
 手加減はしていたようで翼が自動的に防御し、垣根は蹴飛ばされるだけですんでいた。
 それでも常人とは比較にならない威力で蹴りつけられた垣根は同様を隠せないでいた。
 墜落していく中、垣根は体勢を何とか持ち直して上昇する。


 垣根[くそっ!(単なるグレネードだと思っちまってたっ)]


 垣根[(今はアイツと殺りあってるってのを忘れちゃいけねぇなっ!)]


 垣根は翼を広げると背後から受けている、回折した太陽光をG3に照射しようとする。
 それがどんな攻撃なのかに白垣根は気づくと、強制的に着地させて地面に翼を突き刺した。
 深くまで突き刺したのを確認すると地面のアスファルトと更に下の硬い地盤ごと抉り返して
 分厚い盾にする。  
 照射された太陽光は眩い光線となり、その抉り返して出来た盾を粉々に粉砕した。
 未元物質によって回折される太陽光が強力な光線となり照射されたのだ。
 土埃が晴れ、垣根は追撃しようとしたがそこにG3の姿はなかった。
 しかし、実際にはマジックミラーのような壁を生み出し、垣根からは自身の姿を
 見えなくさせていたのだ。
 

 G3DKMTCST(白垣根)[射撃して、徐々に詰め寄ってみましょう]


 G3DKMTCST(滝壺)[詰め寄って、その次は?]


 G3DKMTCST(白垣根)[容赦なく叩きのめしてください]


 G3DKMTCST(滝壺)[わかった]


 G3は壁越しでスコーピオンを構え、CCDターゲットスコープで照準を垣根に合わせる。


  
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>366 事実このスレ世界ではそうなってるんでせう。
     マーク5な感じで収納されてるのを装着するみたいに 

2人のG3に囲まれて大立ち回りできてるカッキーって結構強いな

 垣根[どこ行きやがった!かくれんぼなんて付き合う気は]


 ―バリィィインッ!

 
 垣根[っ!?]

 ―バヂィッ! バヂィッ!

 
 
 G3DKMTCST(滝壺)[かきね自体に当たらないよ?]



 G3DKMTCST(白垣根)[構わず撃ち続けてください]


 ―ビスッ! ビスッ! ビスッ!

 白垣根の指示通りG3はスコーピオンを撃ち続け、ユニットとして組み込んでいる白垣根は
 翼を展開し、飛翔しながら垣根を中心にして縦横無尽に飛び交い始めた。
 通常であれば命中させるのは不可能と思えるほどの速度で飛行しているが、G3は
 狙いを定め、的確に垣根を狙撃する。
 垣根が翼で撃ち放たれる特殊弾を弾き落し、意識をその行動に集中させるまで続けた。


 ―ヂュィーンッ! チューンッ! チュォーンッ!

 垣根[(ちょこまか動きやがって・・・!)]


 垣根[(次に止まった時、動きを封じ込めて嬲り殺しに)]


 ―ヒュオッ!


 垣根[・・・!?]


 ―ドゴォッ!!

 そして、作戦通り徐々に近付いて一気に間合いを詰める。
 垣根から見て、突然真正面に現れたはG3は垣根の首を掴むと渾身の拳打を腹部に
 叩き込んだ。
 至近距離からであれは流石に翼での防御は出来ず、垣根は肺の空気と胃液を
 同時に吐き出した。
 激痛に悶絶し、能力の維持が保てなくなると翼が粒子となって消えていき
 垣根は地面に落下した。


 ―ドシャッ! 
 
 垣根[が、っぁ・・・!]



 
 ―スタンッ
 
 G3DKMTCST(滝壺)[・・・まだやった方がいい?]


 G3DKMTCST(白垣根)[>>371]

 
 


 >>368 いえ、G3自体は滝壺が装着してて、白垣根自身は未元物質なんでG3の
    駆動する腕とか脚部分と一体化してる状態で未元物質を行使してるんでせう。

しばらくは動けないはずですが…
念の為構えるのはやめないでください

 G3DKMTCST(白垣根)[しばらくは動けないはずですが・・・]


 G3DKMTCST(白垣根)[念の為構えるのはやめないでください] 


 G3DKMTCST(滝壺)[うん]


 垣根[・・・っ!]


 ―ググッ・・・

 垣根[ゴブッ!かハッ・・・!]


 ―ポタタ・・・

 
 G3DKMTCST(白垣根)[もう無駄な抵抗はしないでください] 



 垣根[っ・・・う、っせぇ・・・]



 G3DKMTCST(滝壺)[(立ち上がった・・・すごい気力だね・・・)]


 G3DKMTCST(白垣根)[これ以上の戦いは無意味です。・・・やめてくださいっ!]



 垣根[うるせぇっ、つってんだろうがァアッ!!]



 ―ヒュ ゴ オ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オッ !!


 ―ボォオオオオッ・・・!! 


 ―バリバリィッ! バチ バチィッ!


 ―ペキペキペキッ! パキッ! ピキピキッ・・・!



 G3DKMTCST(滝壺)[周辺で異常現象が起きてる・・・これも、未元物質で?]


 G3DKMTCST(白垣根)[・・・はい。このまま放っておけば、学園都市全体を巻き込んで]


 G3DKMTCST(白垣根)[死亡者が出る可能性も・・・。・・・滝壺さん]


 G3DKMTCST(滝壺)[なに?]


 G3DKMTCST(白垣根)[・・・]




 SELECT
 
 お手を汚してしまう事になりますが・・・
 楽にしてあげましょう

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)

 G3DKMTCST(白垣根)[もう、楽にしてあげましょう]


 G3DKMTCST(白垣根)[これ以上は・・・彼にとっても苦痛でしかありません]


 G3DKMTCST(滝壺)[・・・後悔しない?]


 G3DKMTCST(白垣根)[・・・覚悟の上で、言っていますから]


 G3DKMTCST(滝壺)[・・・わかった]



 G3は翼を展開すると、垣根が吹き荒らす烈風と同様の烈風を吹いた。
 燃え上がっていた道端の植栽や街路樹が鎮火され、沸騰するように泡立っていた
 コンクリートの地面は冷めていくように静まり、電灯から散っていた稲妻も消滅する。
 垣根が未元物質を展開している空間に対して、白垣根がその空間で起きていた現象を
 消化させているのだ。
 

 垣根[このっ・・・クソがァアアアアアッ!]


 垣根は未元物質による現象を抑えられても尚、屈せず空間を創り続ける。
 しかし、相手から目を反らしていた事が仇となった。


 ―ガシッ


 垣根[あ・・・?]


 G3DKMTCST(滝壺)[・・・ごめん]


 ―・・・ド ス


 G3の貫手が垣根の腹部を貫く。
 肝臓を、そして横隔膜をも貫いて心臓に指先がめり込んだ。
 数秒後、未元物質による空間が消滅していき垣根はG3に凭れ掛か、何か呟いた。


 垣根[・・・、]


 G3DKMTCST(白垣根)[・・・忘れるはずも、ありませんよ]


 G3DKMTCST(白垣根)[・・・眠ってください。兄さん]




 

 
 ―ピンポーン

 垣根「・・・っ」


 垣根「・・・あー、くそ。ムカつく夢見ちまったな・・・」


 垣根「今更未練ったらしくよ・・・」


 ―ピンポーン

 垣根「・・・つーか、誰だこんな朝っぱらから」


 ―ピッ

 垣根「・・・あ?(警備員?何しに来たんだ・・・?)」


 ―ピンポーン

 垣根「・・・ちっ」


 垣根「うるせぇなぁ。何の用だよ」


 『垣根帝督、速やかにドアを開けなさい』


 垣根「・・・」


 垣根「(>>378)」

ある意味今の仕事人たっきーの生まれたきっかけになるのか…

償いはそれなりにしたツレができて大人しくしている…
ハッ、それでその口調とか怪しすぎんだろ

 垣根「(償いはそれなりにして、ツレができて大人しくしている・・・)」


 垣根「(ハッ・・・それでこの口調とか怪しすぎんだろ)」


 垣根「(ま、一応話だけは聴いてやるか)」


 垣根「(ここで歯向かえば面倒な事になりそうだしなぁ)」


 垣根「へいへい、待ってろ」




 ―ガチャッ

 垣根「よぉ、警備員さん。朝っぱらからご苦労なこって」


 「垣根帝督。お前に逮捕状が出ている、大人しく動向してもらおう」


 垣根「おいおい、いきなりだな?罪状も読まずに動向しろだなんてよ」


 「無駄口を叩くな。読まなくともお前は罪人として連行する」


 垣根「・・・(こいつらDAか。メットの形状、おまけに然も当然のように銃抱えてるしな)」


 垣根「(>>381)」 




 >>378 でもってG3-Xへの開発に繋がる。

当然こいつらの頭の中では俺が逆らうと思って銃で威圧してるわけか、ありがてえなあ…
ここは逆手に取ってやるか

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 垣根「(当然、こいつらの頭の中では俺が逆らうと思って銃で威圧してる訳だ)」


 垣根「(俺も嘗められたもんだな。こんなもんで無能力者に負けると思われてんのか)」


 垣根「(つーか、その逮捕状自体も偽造したやつだろ)」


 垣根「(なら、ここは・・・逆手に取ってやるか)」ニヤリ


 垣根「これでも社長やってんだ。会社に連絡入れたいからよ」


 垣根「頼むから教えてくれ。他人に迷惑かけるのは良くないだろ」


 DAアラウズ8「・・・」チラッ、コクリ


 DAアラウズ9「いいだろう。垣根帝督、憲法33条により・・・」




 DAアラウズ9「・・・以上を持って、お前を」

 ―バシャアアッ!

 DAアラウズ9「うぉあっ!?な、何をする!?」


 垣根「あぁ、悪ぃ悪ぃ。、頭の花に水かけようと思ってたんだが、つい手元が狂っちまった」


 垣根「あーあー。逮捕状もビリビリだな?水に濡れて破れたからか?」


 DAアラウズ8「っ!・・・内容は教えてやったんだ。来いっ!」


 ―ザシュッ!

 DAアラウズ8「ぐっ!?ギ、アアァアアアッ!!」


 垣根「誰が行くかよ。そんな偽モンで脅しかけてきやがって」


 垣根「手だろうが水に濡れようが破れない材質だろ?逮捕状ってのは」


 DAアラウズ9「っ!お前は我々に従う役目がある!たとえ死にかけになってでもだ!」


 ―バチバチッ!
 

 垣根「なら、死にかけになってもお前には答えてもらうぞ」


 垣根「>>386

俺をこんなふうに狙った理由はなんだ
もう今の俺は一人じゃねえんだ、破滅の道なんて取らねえぞ

 垣根「あぁ、死にかけるのはお前の方だがな」
 

 DAアラウズ9「ほざけぇえっ!」


 垣根「うるせぇ」


 
 ―ゴシャッ!

 DAアラウズ9「ぐぁぁあ・・・っ!」


 垣根「あれだけ粋がっててそれかよ。ちっ・・・まぁ、いいか」


 垣根「さて、じゃあ聞くぞ?俺を騙して狙った理由はなんだ」


 DAアラウズ9「っ、っこの、腐れきった偽善者め!社会貢献している姿はやはり偽りのものだったか!」


 ―ゴギンッ

 DAアラウズ9「が、ァあああッ!」


 DAアラウズ9「足、が、ぁ!あぁああっ!」


 垣根「もういっぺん言ってみろ。次はこっちだぞ」

 ―ギチギチッ・・・! 

 
 DAアラウズ9「い、ぎぁあアァアッ!」


 垣根「今の俺は1人じゃねぇんだ。破滅の道なんて取らねぇぞ」


 垣根「もっかい聴くぞ。何が狙いで来やがった?」


 DAアラウズ9「ぐ、ぅああっ・・・!っ、ぎっ!」

 ―ガリッ


 垣根「おっと」

 ―ドスッ! メキメキッ

 DAアラウズ9「ぅ、ぐえっ・・・!」


 垣根「舌噛み切るのはなしだぞ。口がきけなくなっちまうからな」


 垣根「つーか、それじゃ死なねぇっての。馬鹿か」

 
 
 ― 偶数

 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 垣根「そこまで拒否しやがるなら・・・これしかないな」 


 ―ガッ ゴスッ! ドゴッ!

 DAアラウズ9「ぐぶっ!?ぐ、う゛ぉぁっ・・・!」
 

 垣根「おら、飲め」

 ―サラサラ


 ―バシャァッ! 


 DAアラウズ9「ぶあっ!ん、ぐ!ガハッ!ゲホッ・・・!」


 垣根「よし。・・・お前らの目的はなんだ?」


 DAアラウズ9「っ。お前に、答える気、など・・・」


 DAアラウズ9「(・・・なん、だ・・・?目眩が・・・)」


 DAアラウズ9「(脳が、揺さぶられる、ような感覚まで・・・)」


 垣根「ペンとタールナトリウムって知ってるか?あれだ。自白剤としてよく使う麻酔薬」


 垣根「あれと同質だが、より強力にした未元物質を飲ませてやった」


 DAアラウズ9「(な・・・に・・・)」


 垣根「>>391

俺の未元物質に常識は通用しねえ、なんだって作れるんだよ
お前らの想像の範囲を超えたものもな

 垣根「俺の未元物質に常識は通用しねぇ。なんだって生み出せるんだよ」


 垣根「お前らの想像の範囲を超えたものもな」


 DAアラウズ9「っ・・・!」


 垣根「気分はどうだ?忠告を聞き逃すからこういう目に遭うんだよ」


 垣根「愉快な肉界になりたくなけりゃ、質問に答えろ」


 垣根「目的を全て吐け」

 
 DAアラウズ9「(話す、も、のか・・・絶対、正義を・・・)」


 DAアラウズ9「・・・貴様は、我々の、研究素材・・・」


 垣根「あ?(研究素材だ?・・・俺じゃなくて、未元物質の方だろうだがな)」


 垣根「テメェら如きが未元物質を研究して何するつもりだ」


 DAアラウズ9「我々は、未元物質を、兵器に転用する、計画を進めている・・・」


 垣根「(んだよ、そんな程度に利用するつもりだったのか・・・)」


 垣根「その計画はどこまで進んだ?」


 DAアラウズ9「未元物質の、残留物を採取し、研究していたが・・・」


 DAアラウズ9「遅々としか、進んでいない・・・」


 DAアラウズ9「そのために、貴様を捕える・・・」


 垣根「>>393

てめえらだけでやれば俺の想像の範疇を超えたものが作れそうなのにツメが甘いな

 垣根「俺の未元物質を使って兵器を開発ところで、超えられねぇところはあるだろうし」


 垣根「「アイテム」や現統括理事長に止められてたろうしよ」


 垣根「どっちにしろ、俺の想像の範疇を超えたものは創られそうになかったって訳だ」


 垣根「残念だったな。んじゃ、とっとと本物の警備員に・・・」


 DAアラウズ9「・・・く、くはは・・・それは、どうだろうな・・・」


 垣根「・・・あ?」


 DAアラウズ9「貴様で、なくとも・・・別の、研究素材から、未元物質は、回収する」


 DAアラウズ9「それは、本来続けて、きた事だ・・・」


 垣根「(アイツの売ってるモンから未元物質を採取してやがったのか)」


 垣根「(これを聴いたらアイツどんな顔するやら・・・)」


 垣根「(・・・まだ何かありそうな気がするし、聴いとくか)」


 垣根「その兵器ってのが出来たら、どうすんだ?」


 DAアラウズ9「我々、DAアラウズの、真なる力となり、この学園都市に蔓延る、悪は・・・」


 DAアラウズ9「我々に、よって全て、粛清される・・・」


 DAアラウズ9「ライダーも、怪人も、全てだ・・・!」


 DAアラウズ9「絶対正義は我らにあり・・・!くく、くははは・・・」


 垣根「・・・>>396

ライダーも怪人も潰して上に立つとは大層な夢なこった
…ライダーは負けねえよ、負けねえために守るために戦うんだ

 垣根「・・・怪人はともかく、ライダーも潰して上に立とうとは大層な夢なこった」


 垣根「(こいつら思ってた以上にイカれた連中らしいな)」


 垣根「(ちっ・・・面倒くせぇ・・・)」


 垣根「(アイツまで巻き込んじまったら色々言われそうだしな・・・)」


 垣根「どこで研究してやがるんだ?言え」


 DAアラウズ9「第七学区、二十一号線沿いの、建設途中の、工事現場・・・」


 DAアラウズ9「それは、カモフラージュで、実際は我々の拠点・・・」


 垣根「(あそこか・・・何年も前からああなってたのは、それが理由だったのか)」


 垣根「(そんじゃ、サクッと行ってサクッと終わらすか)」


 垣根「クソ情報の提供、ご苦労さん」


 ―ドガッ! バキッ!

 DAアラウズ9「ぎゃ・・・!?」


 垣根「(多分、まだ別の連中が居るだろうが・・・ま、適当に相手すればいいか)」


 垣根「(こいつらも適当にその辺で捨てとくか)」





 視点変更

 白垣根
 林檎

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ~2ヶ月前~


 [杠林檎。お前は用済みだ]


 林檎[え・・・?]


 [従って、DAアラウズに身柄を渡す事となった。連れて行け]


 ―ガシッ

 林檎[いやっ・・・離してっ・・・!]


 [大人しくしろっ。おい!麻酔だ!]

 ―プシュッ


 林檎[ぁ・・・]


 ―バタン

 

 ―ガコンッ

 林檎[・・・?]ムクリ


 林檎[(ここ、は・・・?・・・!。逃げないと・・・っ)]


 ―トコトコ・・・



 
 ~1日後~

 林檎[(・・・知果・・・どこに居るの・・・)]


 ―ガシャアァァンッ!!

 林檎[!?]


 ニードルクローンシュマッシュ[ーーーッ!]


 林檎[っ・・・!]



 ―タッタッタッ・・・!

 林檎[ハァッ!ハァッ!]


 林檎[っうあ!]

 ―ドタッ!


 ―ザッ

 ニードルクローンシュマッシュ[ーーーッ!]


 林檎[っ・・・]






 林檎「っ・・・!」パチッ


 白垣根「・・・ん・・・」


 白垣根「おや、林檎さん。早起きですね・・・」


 林檎「・・・かき、ね・・・」


 ―ギュウッ

 白垣根「?・・・どうかしましたか?」ナデナデ、ギュッ


 林檎「・・・」ギュウッ


 白垣根「・・・そうですか。いいですよ、何も言わなくて・・・」


 白垣根「私と海美さんも、ここにちゃんといますから」


 海美「・・・まいなす、1・・・」ムニャ

 
 白垣根「(寝ていますよね?夢でもマイナス点をつけているんですか・・・)」


 林檎「・・・」ウトウト


 白垣根「・・・まだ寝ていてもいい時間ですから、おやすみください」


 白垣根「>>403

夢でもマイナスつけられてるシロカッキー…
何を言ってるんだろう…

落ち着いて寝れる環境があるなら私はそれをいくらでも提供しますよ

 白垣根「落ち着いて寝られる環境であれば・・・」


 白垣根「私は、それをいくらでも提供しますよ」ニコリ


 林檎「・・・かきね・・・あの、ね・・・」


 白垣根「はい・・・?」


 林檎「・・・すぅ・・・すぅ・・・」


 白垣根「・・・おやすみなさいませ」


 白垣根「(また後で聴く事にしましょう。・・・目が冴えてしまいましたね)」ムクリ


 白垣根「(・・・ん?)」 


 ―チカ チカ

 白垣根「(どなたからか、メールが・・・)」タプタプ


 白垣根「(・・・兄さんからですか。DAアラウズが未元物質を使って)」


 白垣根「(兵器を創ろうとしているから、それを止めてくる・・・と)」


 白垣根「(・・・大変そうではありますが、あの人ならお1人で大丈夫ですよね)」

 
 白垣根「(>>405)」




 >>403 さん付けしたから

むしろ彼らの命の方が…ですね
こっちに追手が来ることも想定しないといけませんが…

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 白垣根「(寧ろDAアラウズの、彼らの命の方が・・・ですね)」


 白垣根「(こっちに追手が来ることも想定しないといけませんが・・・)」


 白垣根「(私を狙うよりも商品を狙う方が手っ取り早いと、わかりきっている事ですし)」


 白垣根「(兄さんが上手く壊滅させてくれる事を期待しましょうか)」


 白垣根「(・・・しかし、未元物質を使っての兵器転用ですか)」


 白垣根「(中々の発想だと思いますが、多種多様に変質する未元物質そのものを解析できなければ)」


 白垣根「(意味がありませんからね。無駄骨と言えます)」




 [いなくかるのが当たり前だけど、誰にも覚えられてもらえないのは怖いなぁ]



 林檎「・・・」パチッ


 海美「あら、おはよう。林檎」ニコリ


 林檎「・・・んぅ」ムクリ


 海美「>>408



 宝田明さん、初代ゴジラからファイナルウォーズにまで出演していただきありがとうございました。
 ご冥福をお祈りします

宝田さんつい先日普通に舞台挨拶してたのに残念…

よく眠れたみたいで良かったわ、顔洗ってきなさい

 海美「よく眠れたみたいで良かったわ。寝苦しくなかった?」


 林檎「・・・うん」コクリ


 海美「そう。じゃあ、顔洗ってきましょうか。髪も綺麗にしないと」


 林檎「わかった・・・」コクリ




 海美「おはよう、帝督」


 白垣根「おはようございます」 


 白垣根「林檎さん、よく眠れましたか?」


 林檎「うん・・・眠れた」コクリ


 海美「朝食作るわね。和食にしましょうか?」


 白垣根「はい、お願いします。昨日は甘い洋食でしたから」


 海美「わかったわ。林檎、少し待っててね?」ナデナデ


 林檎「うん」コクリ



 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 白垣根「・・・林檎さん、一度起きた際に何か言おうとしていましたが」


 白垣根「何か伝えたかった事があるのではないですか?」


 林檎「?・・・?。覚えてない・・・」


 白垣根「そうですか・・・それなら、いずれ思い出すかもしれませんし」


 白垣根「その時は教えてもらえますか?気になる事は気になりますので」
 

 林檎「うん・・・」コクリ


 白垣根「・・・それから、朝食後に少しお話をしましょう」


 林檎「・・・食べながら、話さないの?」  


 白垣根「そうですね、重要なお話なので・・・しっかりと考えてほしいですから」


 白垣根「食べていながらだと、食べているものも美味しくいただけませんし」


 林檎「そっか・・・わかった」コクリ


 白垣根「ありがとうございます」クスッ


 白垣根「>>413

その分と言ったら大げさかもしれませんが美味しく食べましょう、海美さんもそうしたいでしょうし

 白垣根「その分と言ったら大げさかもしれませんが、美味しく食べましょう」


 白垣根「海美さ、もそうしたいでしょうから」


 林檎「うん。料理は美味しい方が、いい」コクリ


 白垣根「はい」ニコリ


 林檎「・・・ところで、さ、もって何・・・?」


 白垣根「いえ、お気になさらず(聞かれていたら、少し問題となりますので)」ヒソヒソ


 林檎「(そっか・・・)」コクリ


 白垣根「まぁ、私が怒られたとしても林檎さんのせいではありませんから、ご安心ください」クスッ


 白垣根「彼女なりの優しさですからね」


 林檎「・・・怒られるのが、優しい事なの?」


 白垣根「そうですね。優しさにも色々とありますので」


 海美「>>415

本当にどうでもよかったら怒ったりしないもの
大事だからその人のことを思って叱るのよ

 海美「本当にどうでもよかったら怒ったりしないもの」 


 海美「大事な人だから、その人の事を思って叱るのよ。わかってもらうためにね」


 林檎「・・・そうなんだ」


 海美「まっ、何度言ってもさん付けが抜けない誰かさんはずーっと怒られ続かれるかも」

 
 白垣根「手厳しいですね。海美さん」クスッ


 海美「ふんっ・・・さっ、お味噌汁が冷めない内に食べましょ」


 海美「和朝食だから、しっかり噛みごたえのあるものにしてみたわ」


 白垣根「(大根の炒め物、ブリの照焼き、海苔の佃煮、沢庵、と正しく和食ですね)」


 林檎「美味しそう・・・」ゴクリ


 白垣根「冷めない内にといっても熱いと思いますから、冷まして飲んでくださいね」


 林檎「うん」コクリ


 海美「じゃあ、いただきます」


 白垣根「いただきます」


 林檎「いただきます」 


 白垣根「(・・・あっ、箸使いは大丈夫でしょうか?)」チラッ


 
 ◎ 偶数
 × 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 林檎「おいしい」パクパクッ


 白垣根「(大丈夫みたいですね)」ホッ


 白垣根「(酷い食生活を送っていたそうですから、不安でしたが・・・)」


 海美「林檎、どれが美味しいかしら?」


 林檎「んー・・・これ。とってもおいしい」モグモグ


 白垣根「大根の炒め物ですか。私もとても美味しいと思いますね」クスッ


 海美「あら、よかった。ご飯はまだおかわりがあるから、沢山食べていいわよ」ニコリ


 林檎「うん」パクパクッ


 白垣根「(・・・1日しか一緒に生活していませんが・・・)」


 白垣根「(こうして一緒に食べたりするのも、もしかしたら当分しないのかもしれませんね)」


 白垣根「(ですから、海美さんも少し寂しげなのでしょうか・・・)」チラッ


 海美「・・・どうかしたの?」クスッ


 白垣根「いえ。・・・おかわりお願いします」


 海美「ええっ」スッ




 林檎「ごちそうさま」


 海美「お粗末様でした。・・・お皿、片付けるわね」


 林檎「・・・かいび。手伝っていい?」


 海美「>>420

バツだったら和食ダメだったのかなー

ええ嬉しいこと言ってくれるわね
せっかくだから甘えちゃおうかしら

 海美「あら、嬉しい事言ってくれうわね。ありがとう」


 海美「せっかくだから甘えちゃおうかしら」クスッ


 海美「帝督はいつも通り、拭くのお願いするわ」


 白垣根「はい、お任せください。林檎さん、お皿を持っていく時はお気を付けて」


 林檎「うん」コクリ




 ―カチャカチャ・・・

 林檎「全部、持ってきたよ。かいび」


 海美「ええっ。それじゃあ、次は洗いましょうか」


 海美「まずは水で流して・・・その次に洗剤をスポンジに付けて泡立てるの」グシュグシュ


 林檎「・・・こう?」グシュグシュ


 海美「そうそう。それからお皿を洗って」ゴシゴシッ


 林檎「うん」コクリ、ゴシゴシッ


 海美「>>422




 >>420 そも箸の使い方がダメでした

そうそう少しずつ力を加えてきれいにしていくの…

 海美「そうそう、少しずつ力を加えて綺麗にしていくの」


 海美「焦らなくていいからゆっくり洗うのよ。落として割れたら大変だから」


 林檎「うん・・・」ゴシゴシッ、キュッキュッ


 林檎「・・・。・・・これくらい?」


 海美「そうね、後でそれは他のと一緒に水で流すから置いてて?」


 林檎「うん」コトッ


 林檎「・・・」ゴシゴシッ


 海美「・・・」


 海美「(林檎は、何て答えるのかしらね・・・)」


 海美「(まぁ・・・居るべき場所に居てほしいから、悲しむ事なんてないわよ)」


 海美「>>425

友達のことは聞きたかったわね…
きっと同じ施設の子だろうしどうしてるのかしら

 海美「(友達の、知果の事はもっと聴きたかったわね・・・)」


 海美「(同じ施設の子だろうし、今はどうしてるのかしら・・・)」


 海美「(『暗闇の五月計画』は失敗に終わったそうらしいから)」


 海美「(別の研究施設に連れて・・・普通の学生として生きているのか)」


 海美「(もしくは暗部組織の残党に所属しているか・・・)」


 海美「(・・・最悪は、死んでしまっているかもしれないわね・・・)」


 海美「(途中ではぐれてしまったから、その辺はわからないし・・・)」


 海美「(何とか知る事は出来ないかしら・・・)」


 林檎「・・・っぃた」


 海美「あっ。大丈夫?見せて・・・」スッ


 海美「・・・ちょっと切れちゃったわね。でも、絆創膏貼れば大丈夫よ」


 林檎「うん・・・」


 海美「>>427

痛いの痛いの飛んでいけ~
なんてね

 海美「痛いの痛いの飛んでけ~」


 林檎「・・・?」


 海美「・・・なんてね//」


 海美「こういうのって場数を踏んで慣れるものだから・・・包丁は私が洗うわ」


 海美「誰か大事な人が出来た時に見せられるといいわね」


 林檎「大事な人・・・知果、とか?」


 海美「ええっ。友達も大事な人になるから、見せてあげて」クスッ


 海美「・・・知果がどこに居るか、知ってるの?」


 林檎「・・・」 


 海美「・・・(わからないのね・・・)こっちに来て?絆創膏貼らないと」


 林檎「・・・うん」コクリ




 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)



 海美「お待たせ。そっちの掃除は終わった?」


 白垣根「はい。綺麗にしておきましたよ」

 
 ―ピカピカ

 林檎「わぁ・・・」


 白垣根「おや?林檎さん・・・指を切ってしまったんですか?」


 海美「ええっ。でも、ちょっとだけだから絆創膏だけで済んだわ」


 白垣根「そうですか。それだけでしたら、よかったです」


 林檎「・・・心配させて、ごめんね」


 白垣根「いえいえ、謝る事なんてありませんよ」ナデナデ


 海美「私は先に言っておけばよかったんだけど・・・私の方こそごめんなさいね?」


 林檎「いいよ。大丈夫だから」


 海美「そう。・・・じゃあ、お相子って事にしましょうか」クスッ


 林檎「うん」コクリ


 白垣根「では、お話しをしましょうか。林檎さん」


 白垣根「>>433

これからどうされますか?
私達はあなたがしたいことを全力でサポートします、しますが最後はあなた次第ですよ

 林檎「うん・・・」


 白垣根「これから、どうされますか?」


 林檎「・・・どう、って?」


 白垣根「私達は貴女がしたい事を全力でサポートします。しますが・・・」


 白垣根「最後は貴女の決断次第です」


 林檎「・・・うん」


 白垣根「・・・林檎さんは物心が付いた頃から、『暗闇の五月計画』に居たのですか?」


 海美「それとも孤児院に居た、とか・・・」


 林檎「孤児院に居たよ。知果も、同じ所で初めて会ったから・・・」


 海美「孤児院ね・・・そこがどこか覚えてる?」


 林檎「・・・うん。多分、あそこであってると思う」


 白垣根「孤児院の方々はお2人が計画に参加する事になったというのは・・・」


 林檎「知ってるよ。計画が始って、私と知果は預けられたから・・・」

 
 海美「当時の知り合いが残ってるって事は、ありそう?」


 林檎「・・・」


 白垣根「・・・ダメ元で、そこへ行ってみましょうか?」


 海美「>>435

何か残ってれば調べられるしそれが良いと思うわ

 海美「こら。ダメ元、じゃないでしょ?林檎の思い出の場所の1つなんだから」


 白垣根「あぁ・・・すみませんでした」


 林檎「ううん。・・・正直、そこでの思い出はあんまり・・・」


 海美「・・・でも、何か残っていれば調べられるし、行ってみるのはいいと思うわ」


 白垣根「そうですね。そうしましょうか」


 林檎「・・・行ってから、どうするの?」


 海美「・・・林檎。貴女には、ちゃんと居るべき場所があるの」


 海美「そこに居て欲しいから・・・まずは貴女の知っている場所へ行かないと」


 林檎「・・・」


 白垣根「決して貴女がここに居てほしくない、という事ではありません」


 白垣根「それだけはわかってほしいです。・・・寧ろ、ずっと居て欲しいですから」


 海美「そうよ。でも、それは本当に最後の最後・・・諦めないで探してみましょ」


 林檎「・・・>>438

うん、ちょっと怖いけど今は一人じゃないもんね

 林檎「・・・うん。少し、寂しくなるけど・・・今は、1人じゃないもんね」


 白垣根「はい。私と海美さんが一緒についていきますから」


 海美「だから、不安なんてしなくていいわよ」ニコリ


 海美「それから帝督、マイナス1ね」


 白垣根「あ、はい・・・」


 林檎「・・・わかった。お願い、するね?」


 海美「ええっ。・・・じゃあ、今日はお店はお休みにして今から行ってみましょか」


 白垣根「そうですね。急な訪問で困惑されるかもしれませんが・・・」


 白垣根「林檎さんのためにも、居場所を見つけてあげたいですから」


 林檎「・・・ありがとう、かきね、かいび」


 海美「いいのよ。人助けをするのには慣れてるから」


 白垣根「そうですね。まぁ、私はそう多くはありませんけど・・・」


 白垣根「>>440

大切な人を守ることや支えることも夢や好きなものを与えるのは大好きですからね

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 こっからMCUでいう中間30分

 白垣根「大切な人を守る事や支える事も、夢や好きなものを与えるのは悪くないと思いますからね」


 白垣根「林檎さんも大切な人なのですから、当然、支えてあげますよ」ニコリ


 林檎「・・・うん」コクリ


 海美「それじゃあ、出かける準備をしましょうか」


 海美「お昼は、ファミレスかどこかで食べる事になるわね」


 白垣根「そうですね」コクリ


 林檎「・・・」



 DAアラウズ1「!、動きがあった。どこかへ移動する模様」


 DAアラウズ5「ようやくか。追跡するぞ」



 海美「施錠よし、っと。行きましょ」


 白垣根「はい」


 林檎「うん」コクリ


 
 視点変更

 垣根帝督
 木原数多&唯一

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 木原「で、あの野郎が隠し持ってた施設がここって訳だ」タプタプ


 唯一「んー?・・・工事現場にしか見えませんけど?」


 木原「だから、そう見えるように装ってんだよ。カモフラージュっつー事だ」


 木原「俺もアイツが隠れ家をどこに置いてんのか大概は把握してたが」


 木原「こればっかりはわからなかったな」


 唯一「へぇ、数多さんでも見抜けなかったなんて、相似君も中々ですね」


 木原「確かに敵ながら天晴れってとこだが・・・クソ腹が立つぜ」


 木原「見抜けたなかった事よりも、アイツがそれでにやけ面浮かべてると思うとな」


 唯一「あー、わかります。その気持ち」


 唯一「まっ、とりあえずここに行ってみましょうか」


 木原「ああっ。アイツを見つけ次第始末すんぞ」


 


 -第七学区 二十一号線付近 工事現場-
 
 唯一「ふむふむ、なるほど。確かにどこからどう見ても工事現場ですが・・・」


 唯一「あんなにいっぱい監視カメラがあるのは不自然ですね」


 木原「入るぞ。何があるかわからねぇから、用心してろ」


 唯一「わかってますって」




 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 木原「おらおらー相似ー!お尻ペンペンしに来てやった・・・」


 唯一「どうしまし・・・た?」


 木原「・・・どうなってんだこりゃ。何で警備員が寝っ転がってんだ?」


 唯一「・・・死んでますね。それに、この人達の装備・・・」


 唯一「間違いなくDAアラウズですよ。ヘルメットの形状が通常と異なってます」


 木原「あ?・・・あぁ、よく見りゃそうだな」


 木原「何だってこいつらがここに居やがったんだ?つーか何で殺されてんだ?」


 唯一「・・・まさか」


 ―キィィ・・・

 木原「おい、誰か来たぞ」


 ―スタスタ・・・

 垣根「・・・あ?・・・アンタらがそいつら殺ったのか?」


 唯一「垣根帝督・・・?」


 木原「>>450」 

お前がやったのか?
シャバに出たのにこんなことしやがるとはとんだ超能力者だな

 木原「今さっき来たばっかで、生身の俺らにこんな事出来ねぇよ」


 唯一「またまたご謙遜を」


 木原「お前ぇも言えた義理はねぇだろ」


 垣根「・・・とりあえず、アンタらじゃないって事だな」
 

 木原「逆に聴くが、お前が殺ったんじゃねぇのか?」


 木原「シャバに出たのにこんなことしやがるとは、とんだ超能力者だな」


 垣根「ハンッ。俺だってさっき来たんだぞ?朝飯食ってからな」


 唯一「そもそも、垣根さんはどうしてここに来たんですか?」


 垣根「朝っぱらからこいつらのお仲間が偽の逮捕状持って家に来やがったから」


 垣根「文句を言うついでに、兵器開発の中止も言い渡しにきたんだよ」


 唯一「兵器開発?どんな兵器ですか?」


 垣根「未元物質の残りカスとか商品になってる未元物質をチマチマ集めて」


 垣根「それを解析したもんで創ってるらしいな」


 木原「まず無理な話だな。未元物質にどんな性質を持つのかわかるのは、お前だけだろ」 


 垣根「ああっ。だが、勝手に使われるのもムカつくからこうして来たんだよ」


 唯一「そうでしたか。・・・ですが、この状況を見て・・・どう思います?」


 垣根「来たばっかりの俺がわかると思ってんのか」


 唯一「ですよね」


 木原「俺達やお前じゃないとしたら・・・相似とあのリンゴライダーか?」


 垣根「・・・なんだよ。そのリンゴライダーってのは」


 唯一「>>453

なんか悪い男に誑かされてるのか何なのかわからないんですけどまあいるんですよ
ダメンズでしょうかねー

 唯一「かくかくしかじかきはらららはき」


 垣根「・・・で、そのライダーがこうしたってのか」


 木原「死因はこの裂傷と刺突の痕、運良く生きてた奴も出血多量でおっ死んじまってるな」


 垣根「そいつの」


 唯一「私達の元同僚が良からぬことを企んでましてね」


 唯一「あの口ぶりから見るになんか条件つけて用心棒でもさせてるんでしょうか・・・」


 木原「そうでなかったら操られてるな。そういう物を創りやがったんだ」
 

 垣根「面倒くさそうな事がそっちでも起きてんだな・・・」


 唯一「あんな悪い男に誑かされる思考が何なのかわからないんですけど・・・」


 唯一「まぁ、そういう人もいるんですよ。人間には」


 唯一「ダメンズでしょうかねー」


 木原「んな事ぁどうだっていいんだよ。・・・何があるかわからねぇが」


 木原「一応、中の確認はしてみるか。お前も来るだろ?」


 垣根「>>456

俺の知らない情報を知ってるんだついて行かねえ訳ねえだろ、ソロよりはそっちのが効率的だ

 垣根「俺の知らない情報を知ってるんだ。ついて行かねぇ訳がないだろ」


 垣根「ソロよりはそっちのが効率的だ」


 唯一「そうですね。手分けして探す方が手間も省けますし」


 木原「んじゃ、情報を漁りに行くとするか」


 木原「もしかしたら防衛システムか、何かがあるかもしれねぇからしくじんなよ」


 唯一「はーい」


 垣根「(ピクニックに行ってるみたいな返事だな・・・)」




 木原「外見の割りに内装はしっかりしてやがんな・・・」


 唯一「まぁ、剥き出しで開発なんてまずどこの企業でもしませんからね」


 垣根「おい、この部屋の扉ロックされてんぞ」


 唯一「あ、はいはい。たーぶーんー、9、8、6~っと」ピッピッピッ


 ―ウィィーン

 唯一「イエア」


 垣根「・・・随分と桁数が少ない暗証番号だな」


 木原「アイツは長ったらしいのが嫌いなんだよ。おら、入るぞ」




 -研究室-

 ―ヴヴーン・・・ チカチカ

 唯一「・・・さっきまで居たって感じですね」


 木原「>>458

手際の良さは相似が教えたんだろうが理由が余計にわからないな
これが破壊したい研究内容か?

 木原「手際の良さは相似が教えたんだろうが・・・訳が余計にわからないな」


 木原「アイツはここであのリンゴライダーを開発してた。でもって」


 木原「DAアラウズも兵器開発をここでしてやがった・・・」


 垣根「つまり手を組んでたって事になりそうだが・・・」


 唯一「殺した理由がわかりかねますね。何で手を組んでたのに・・・」


 垣根「使えなさすぎて用済みになったか、あるいは完成しちまったから」


 垣根「用済みにされたか、だな」


 唯一「あ、どっちにしろ用済みで殺されたって事ですか」


 木原「まぁ、それが妥当だな。・・・その端末で記録は残ってそうか?」


 唯一「んーっと・・・」カタカタッ


 唯一「・・・ん~~?研究をしてた痕跡も開発中の兵器の概要もないですね」


 垣根「けどよ、あの人数が殺られてたって事はここが本拠地なのは間違いなさそうだぞ」


 唯一「もしかして・・・未元物質の研究と兵器開発は」


 唯一「別の場所で行なっているのかもしれませんね」


 垣根「チッ、ならここは外れか?何かめぼしい情報だけでもあれば・・・」


 木原「・・・唯一、どけ。貸してみろ」


 ―カタカタッ

 垣根「あ?何やってんだ?」


 木原「別のデータファイルにならあると思ってな」


 唯一「え?でもそれが全部ですよ?ロックされてたのも含めて」 




 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 △ 15以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

木原くンならこういうのも得意そうだよな
原作でもサラッとやりそう

こういうとき情報をかんたんにゲットできそうなのみこっちゃんなんだろうけど一方通行もパソコンとかカタカタして解析できそうだしそぎー以外は超能力者みんな出来そう

 木原「いいか?画面で見えるアイコンの表示ってのは整列にも出来れば」


 木原「適当に配置も出来る。だが、アイコンの上に被せる事は出来ない」


 木原「が、その間にバックのカラーと同じ色のアイコンを置けば・・・」


 ―カタカタッ
  
 ―カチカチッ


 唯一「あ・・・!」


 木原「目の錯覚で何もないように見える」


 垣根「はーん・・・簡単な分、頭の良い奴だとわかりにくいって訳か」


 木原「そういうこった。・・・おら、あったぞ」


 木原「お目当てである兵器開発の詳細、それと計画の概要に関するレポートだ」


 唯一「あれ?・・・計画の名前に『暗闇の五月計画』って書いてないですか?」


 木原「キッチリ書いてあるぞ。あの計画そのものは相似が立てたもんだから」


 木原「このフォルダーにデータが保存されててもおかしくはねぇだろ」


 垣根「で?最初に兵器開発の方を見せてくれねぇか」


 木原「へいへい。・・・これだ。ご丁寧に音声ファイルもあるな」


 ―カタカタッ


 相似『えー、聞こえてますか?では・・・未元物質の兵器転用についてですが』


 相似『超能力を炎と考え、炎を使って新たな鉄の装備を創り出す思想を基に始動しました』


 相似『ですがね~、未元物質のサンプルが少なくてDAアラウズの面目も段々落魄れてきて』


 相似『資金は僕のがあるからいいんですが、兵器転用出来る確証もないため』


 相似『生産ラインも確立はさせない事にしました』


 垣根「こいつが木原相似か?」


 唯一「はい。やっぱり手を組んでいたんですね・・・」
 

 木原「>>463





 >>460 あの顔でインテリでせうからね。意外と
 >>461 いやもしかしたら根性で適当にカタカタしたら重要なデータ入手できそうなのも否定はできんですえ

は!こんなのと組んでるなんて落ちぶれたな

 木原「はっ。あんな連中と組んでるお前こそ落魄れたもんだな」


 木原「兵器転用も出来ねぇってのに、何で組もうと思ったんだ」


 垣根「大口叩いてた割りには、心配するのが馬鹿らしいくらいのオチだな」


 垣根「ここから先は泣き言でも言ってそうだぞ」


 木原「ははははっ!それなら尚更見てみてぇな」


 相似『なので兵器開発は止めまして・・・僕個人でやってみたい事がありましたから』


 相似『そちらの計画を始める事にしました』


 木原「やってみたい事だと?」


 相似『未元物質が生み出す新物資の独自性に着目しました』

 
 垣根「ん・・・?」


 相似『能力を利用して能力者を創り出すという、面白い発想が浮かんだんです』


 唯一「・・・、」


 相似『未元物質を人体へと埋め込み、ショッカーの十八番である改造手術を利用して』


 相似『実験を開始。多少の犠牲は出ちゃいましたが・・・』


 相似『この度、被験者の肉体への定着を確認できました!イヤッホー!』


 垣根「・・・」


 相似『結果は良好良好♪僅かに懸念は残りますが、既存の法則に囚われない』


 相似『改造能力者を創り出すに至ったですよ!』


 

 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 相似『なので、改造能力者をDAアラウズの皆さんが望んでいた兵器として』


 相似『差し上げる事にしました。ぶっちゃけ0から創るよりも簡単ですし』


 相似『そこら辺の人を利用すればいいだけですからねー』 


 相似『ただまぁ、兵器としての実用性はまだ乏しいんです』


 相似『利用価値が低ければDAアラウズの皆さんも外部のスポンサーさんも納得しません』


 相似『なので、ちょっとDAアラウズさんにお願いしてもらいました』


 相似『検体として垣根帝督本人を連れてきてもらって、未元物質を提供してもらう』


 相似『という内容で。その方が集めるよりも手っ取り早いですからね』


 相似『白い垣根帝督でもいいと言っておきましたので』


 相似『丁度預けていたあれも回収してもらう事にしました』 


 相似『はい!そういう訳ですので・・・数多さん、唯一さん、それと垣根さん?』


 相似『ここまでのご視聴ありがとうございました~』



 
 × 50以上
 ○ ↑以下orゾロ目

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 相似『あ、ちなみにDAアラウズさんの死体が転がってるのはちょっとした人員削減です』


 相似『15人くらいで十分ですからね~』


 相似『ちなみにその内の8人が改造能力者になります』


 相似『一般学生だと既に自分だけの現実を持っていますから、彼らの協力の元』


 相似『実験は成功しました。え?あぁ、もちろん全員が全員、協力の事を』


 相似『知っているとは限りませんけどね』


 相似『そういう訳で、さよなら~』


 ―プツンッ

 垣根「・・・はは、笑えるなこりゃ」


 木原「・・・そうだな」


 垣根「ははははは!はははははははッ!・・・は・・・」


 垣根「ふざけんなッ!!未元物質を食材か機械の部品程度だと思ってるのか!?」


 垣根「未元物質は唯一無二だ。俺以外の奴らが勝手に触れていい領域のものじゃねぇ!」


 唯一「・・・ご立腹なのはわかりますが、1ついいですか?」


 垣根「んだよ。ムカつき過ぎて反吐が出そうだってのに」


 唯一「白垣根さんに預けていたあれ、というのは何かご存知ですか?」


 垣根「知るかよ。アイツに今朝、ここを潰すのを伝えてやったが」


 垣根「ではお願いします、だけしか返事寄こさなかったからな」


 木原「お前の弟が知らず知らずの内にアイツから何を預かっているかは、ともかくとして」


 木原「>>472

弟も狙われてるのには間違いねえ、一応言っといたほうがいいんじゃねえか?

 木原「お前がここに来るのが想定内だったっつー事は、元々プランBで」


 木原「白い方を最初から狙ってたに違いねぇ。一応、連絡入れとけ」


 垣根「ったく、面倒くせぇ・・・ムカつくなぁ」タプタプ

 
 垣根「・・・おいおい、こんな時に限ってはないだろ・・・」


 唯一「出ませんか?」


 垣根「だぁああくそっ!・・・おい!今すぐ居場所教えろ!いいな!?」


 木原「・・・さて、ここを潰しておくとしてだ。外の死体は警備員に任せとこうぜ」


 唯一「弟さんがどこへ行ったのか、見当は付きませんか?」


 垣根「わかってるならすぐにでも思い浮かぶんだけどよ・・・」


 垣根「・・・!。おい、この端末からアイツを追ってる連中と連絡取る事できねぇか?」


 垣根「それで位置さえ特定できりゃ、先に追いかけてやれる」


 木原「ちょっと待ってろ。メール送信でやってみるか・・・」


 ―カタカタッ

 木原「・・・どうだ」


 ―カタンッ




 ◎ 50以上orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 木原「・・・あーくそ。人数が多すぎてどれに送りゃいいのかわかんねぇ」


 唯一「全員に転送すればいいんじゃないですか?」


 木原「怪しまれて尻尾千切られたら余計に面倒だろ」


 木原「1番新しい送信履歴から順に送信していくか」


 垣根「時間がかかるな、そりゃ・・・。・・・仕方ねぇ」


 垣根「めぼしいとこを回って来るから、居場所がわかったら教えてくれ」


 唯一「じゃあ、番号の方を・・・」


 垣根「これにかけろ。なるべく早めに頼むぞ」


 ―タッタッタッ・・・

 唯一「・・・普段から名刺を持ち歩くなんて、意外と真面目なんですねー」


 木原「おら、お前もそっちので当りを探せ!」


 唯一「あぁ、はいはい」



 
 垣根「ったくよぉ!面倒くせぇ弟を持ったもんだ!」


 ―バサァッ ヒュオッ!



  


 「到着しました。支払いはこちらです」


 海美「ありがとう」


 白垣根「ありがとうございました」


 林檎「・・・ありがとう」


 「はい」ニコリ



 ―ブロロロロォーー・・・

 -学園都市 第一三学区 孤児院-

 ―ワイワイ ワイワイ


 白垣根「ここがそうですか?」 


 林檎「うん。ここで、あってるよ」


 海美「じゃあ、職員に知ってそうな人がいるか聴いてくるわね」


 白垣根「お願いします」

 
 林檎「・・・」ソワソワ


 白垣根「>>480

そんなにドキドキしても誰も逃げませんよ
ワクワクはよくわかりますけどね

 白垣根「そんなに緊張しなくても、誰も逃げたりしませんよ」


 白垣根「ワクワクするのはわかりますが・・・」


 林檎「・・・」ソワソワ


 白垣根「(私までつられてソワソワしちゃいそうですね)」


 林檎「・・・知果は、居ないみたい・・・」


 白垣根「そうですか・・・」


 林檎「・・・」


 海美「お待たせ。この人が案内してくれるそうよ」


 木場「どうも。白垣根さん、ですよね?僕は木場勇治です」


 木場「その子が杠林檎ちゃんですか?」


 白垣根「はい。木場さん、4年前からここで職員をされている方はいらっしゃいますか?」


 木場「恐らく、院長ならわかるんじゃないかと・・・」


 白垣根「院長ですか・・・林檎さん自身は話した事はありますか?」


 林檎「・・・ううん」フルフル


 海美「>>483

うおおお木場くん来た!
ここで出てくるか…

今日はいらっしゃらないのかしら?
あなた一人に任せるなんて大変だと思うけど…

 海美「今日はいらっしゃらないのかしら?」


 木場「そうですね。今日は施設の援助金について話し合いへ行ってまして・・・」


 木場「今、代理として僕がここを任されているんです」


 海美「ふぅん。貴方1人に任せるなんて、大変だと思うけど・・・」


 木場「まぁ、時折ある事ですから・・・」


 木場「夕方頃には戻ると思いますけど・・・それまで待ちますか?」


 白垣根「・・・どうしましょうか?」


 林檎「・・・かきねと、かいびと居たい」


 海美「林檎・・・そう。わかったわ、じゃあまた後日伺うわね」


 白垣根「突然の訪問、大変申し訳ございませんでした」


 木場「いえ、その子のためならいつでも来てください」


 白垣根「ありがとうございます。木場さん」

 
 木場「>>485




 >>483 劇場版での変身者と別世界での変身者の邂逅

僕からも来たことを伝えておきましょうか?
何か気になることがあるんでしたら聞いてみます?

 木場「僕からも来た事を伝えておきましょうか?」


 木場「何か気になる事があれば、聞いておきますが・・・」


 白垣根「そうですね・・・では、林檎さんのお友達・・・」


 白垣根「知果さんという林檎さんと同い年の女の子について何か知っている事があれば」


 白垣根「こちらの番号にお願い出来ますか?」


 木場「はい、わかりました。知果、って名前の女の子ですね」


 海美「あっ、林檎。苗字はわかるのかしら?」


 林檎「えっと・・・流郷、だったと思う・・・」


 木場「流郷知果、だね。わかった」コクリ


 海美「じゃあ・・・今日は戻りましょうか」

 
 林檎「・・・うん」コクリ


 白垣根「(・・・あっ、そういえば電話が掛かってきていましたね)」


 白垣根「(誰からでしょうか・・・)」




 ↓同 60以上or10~20orゾロ目
 9646 50以上
 3111 30以上  
 DA  ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 白垣根「(おや?兄さんから・・・留守電が入っていますね)」


 垣根『おい!今すぐ居場所教えろ!いいな!?』


 白垣根「」キーン


 海美「どうかしたの?」


 白垣根「す、少しお待ちください。電話をしますので・・・」


 海美「?。そう・・・あっ、木場さん、ありがとう。また来た時はお願いね」


 木場「はい。もちろん」クスッ


 白垣根「もしもし?兄さ、っ・・・!そ、そう怒鳴らないでくださいよ・・・」


 白垣根「一体どうしたんですか・・・?」


 絹旗「あ、木場さん。・・・と、獄彩さん?それに白垣根さんも・・・」


 黒夜「あれー?何かこことは縁の無さそうなのが居るじゃん」


 海美「絹旗最愛?黒夜海鳥も・・・」


 木場「最愛ちゃんと海鳥ちゃん、知り合いだったんだのかい?」


 絹旗「まぁ、同業者だったと言えば・・・ん?」


 林檎「・・・あ」


 黒夜「え・・・?え!?林檎ちゃん!?」


 海美「!?」


 白垣根「!・・・では、そういう事ですのでお待ちしてます」


 木場「この子の事、知ってるのかい?2人とも」


 黒夜「うん。同じ施設に居た頃があって、そこでね。けど・・・」



 ―ヂャコッ
 
 DAアラウズ1「動くな。全員その場に伏せろ!」



 木場「っ・・・!」


 白垣根「・・・どうやら、既に来ていたようですね」


 

 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 DAアラウズ1「白垣根帝督!誘拐犯として貴様を拘束する!」


 白垣根「おやおや、随分と勝手に決めつけられた案件ですね?」


 DAアラウズ2「黙れ!我々は家出少女の保護活動の元に行なっている」


 DAアラウズ3「加えて彼女は暴走能力者だ。我々が対処しなければならない」 

 
 海美「あら、暴走なんてしていたらどうして私達は無事なのかしら?」


 絹旗「嘘も大概にしてはどうですか?警備員の超お腐れさん方?」


 DAアラウズ4「貴様、「アイテム」の絹旗最愛・・・そうか、貴様も加担していたのだな」


 DAアラウズ5「ならば、我々がきちんと更生させないといけないな」ニヤリ


 DAアラウズ6「貴様もだ、木場勇治!貴様だけは逃しはしない!」


 黒夜「ん~?木場君、何かやらかしちゃったの?」


 木場「・・・」


 DAアラウズ1「さぁ、来るんだ。我々はお前のため、正義のために行動している」

 ―スッ


 林檎「イヤ・・・っ」
 

 ―ガシッ

 DAアラウズ1「!?」


 白垣根「汚らしい手で触れるのは遠慮していただきましょうか?」


 DAアラウズ1「貴様・・・っ!公務執行妨害も追加してやるっ!」


 白垣根「>>493

本人が嫌がっているのを見過ごせるほど私の目は節穴では無いんですよ
それに警備員ではないあなた方に公務なんてないでしょう

 白垣根「ええっ、いくらでも追加して構いませんよ?」


 DAアラウズ1「何・・・っ!?」


 白垣根「貴方方の事を毛頭、信用なんでしていません。なので渡しませんよ」


 DAアラウズ1「何故だ!?我々がそいつを管理してやるというのにっ」


 木場「管理、だって・・・?」ギリッ


 海美「それが本音って訳ね。何が保護活動よ」


 絹旗「超単なる拉致しようとしてたって事ですね」


 黒夜「そっちが誘拐犯じゃないかよ」


 白垣根「・・・本人が嫌がっているのを見過ごせるほど」


 白垣根「私の目は節穴ではないですからね」


 白垣根「それに・・・警備員ではない貴方方などに公務なんてないでしょう?」クスッ


 DAアラウズ1「我々を愚弄する気か!適切な環境で適切な生活を」


 DAアラウズ1「劣悪な環境で暮らす必要などない!」


 林檎「・・・」


 ―ドクンッ


 DAアラウズ2「これは正義の行いなのだ」


 DAアラウズ3「精神的にまだ未熟なお前達が能力に振り回されぬよう」


 DAアラウズ3「我々大人がきちんと適切に見守らなくてはならない」


 DAアラウズ1「それこそ正義。我々が成すべき事・・・」


 DAアラウズ1「絶対正義は我らにあり・・・!」


 黒夜「・・・こいつら皆殺しでOK?」


 木場「海鳥ちゃん、待って。・・・子供達に見せたくない」


 絹旗「>>496

ンじゃあなるべく早くなンとかしましょうか、私も超手伝いますよ

 絹旗「ンじゃあ・・・・なるべく早くなンとかしましょうか。私も超手伝いますよ」


 絹旗「こンな下衆共なら腕か脚の1本くらいへし折ってもいいンで」


 DAアラウズ1「貴様ら、その口を黙らせてやるっ!」


 
 林檎「・・・ハッ、正義ィ?笑わせンなよ」



 白垣根「林檎さん・・・?」


 海美「林檎・・・?」



 ―ザ ブッ !

 DAアラウズ6「ぎ、ぐあぁあああああっ!?」



 林檎「・・・はっ!?」ハッ


 DAアラウズ1「な、何だっ!?」



 ―ドサッ

 DAアラウズ6「ぁ、ぎァアアッ・・・!」


 ―ドシュッ! 

 ―ブシュゥウウウーーーッ・・・


 イドゥン「・・・」


 ―ポタポタ ポタタ・・・



 黒夜「・・・うわ」

 
 絹旗「な、ァ・・・?」


 木場「っ・・・!?」



 海美「(倒れた所で首に一刺し・・・完全に殺しにきてる・・・)」

 
 白垣根「(>>498)」

なんでしょうあの赤いライダーは…!
的確に狙えるあたりかなりの手練ですね…

 白垣根「(何でしょう、この赤いライダーは・・・!)」


 白垣根「(的確に人体の急所を狙っていたあたり、かなりの手練ですねっ)」




 イドゥン「・・・」


 DAアラウズ1「こ、このっ、害虫がァアアアアッ!!」


 DAアラウズ2「実弾に切り替えろ!全員撃てぇええっ!!」
 
 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダッ !!


 
 白垣根「林檎さんッ!」ガシッ


 林檎「っ・・・」


 <<<キャァアアーーッ!!
 
 海美「木場さんっ!あの子達を避難させないとっ!」


 木場「はいっ!」


 黒夜「ん~~、手を貸そうとしたら逆に危なそうだし、あっち手伝おっか?」


 絹旗「超同感です!」




 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダッ !!

 DAアラウズ4「うぉおおおおおっ!!」


 イドゥン「・・・」


 ―ヂューンッ! チュイーンッ! チューンッ!

 DAアラウズの構成員達による弾丸の嵐をイドゥンはアップルリフレクターで防ぎながら
 様子見をしていた。 
 一斉射撃に集中していたために、弾倉が底を尽きて攻撃が止まるや否やイドゥンは
 アップルリフレクターを構えたまま突進した。

 ―ドガァアアッ!!
 

 DAアラウズ4「ぁ、ぁ、ぅ・・・」


 ― ド スッ !


 一瞬にして構成員の1人と衝突し、孤児院を囲っている塀にめり込むほど叩き付けられた。
 全身の骨が折れたか砕けたのか、構成員は虫の息で戦意は失っていたが、近付いたイドゥンは
 最初の1人と同様に喉元にソードブリンガーを突き刺して確実に仕留めた。
 振り返って次の標的を決めると、ソードブリンガーを逆手持ちにして槍のように投げ飛ばした。

 ―ド シュッ !


 DAアラウズ3「ご、ぶぁあっ・・・!?」


 イドゥン「・・・」


 ―ズブッ・・・

 ―ド ゴ ンッ !!


 腹部に突き刺さったソードブリンガーを引き抜いて、アップルリフレクターを振るい上げ
 構成員の頭部に叩き付けた。
 フルフェイスのヘルメットが粉々に砕け、倒れた構成員の顔は鮮血で真っ赤に染まっていた。
 

 イドゥン「・・・」


 DAアラウズ5「さ、3人も我が同志達に手を掛けるとは・・・」


 DAアラウズ1「・・・やはり貴様らは悪だ」


 DAアラウズ1「偽善によって称えられ、更なる悪を繁殖させる害虫め!」


 DAアラウズ1「正義を理解できない悪が!お前は我々が粛清するッ!」


 DAアラウズリーダー「落ち着け、同志」


 ―ザッ

 DAアラウズリーダー「例え悪を芽吹かせる害虫といっても」


 DAアラウズリーダー「我々が教え導かねばならない存在、それだけの事だ」


 イドゥン「・・・」


 DAアラウズリーダー「力は正しく使うものだという事をお前に教えてやる」


 DAアラウズリーダー「だからそのふざけたアーマーを仕舞え」


 
 
 ― 偶数

 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 イドゥン「・・・」


 『カモン!』

 『リンゴスカッシュ!』


 ―ギュ ロ ロ ロ ロ ロッ!

 ―バシュゥウッ!!


 ソードブリンガーの刀身部であるソードコアにエネルギーを纏わせると、リーダーと
 思われる構成員に向かってエネルギーの斬撃波を飛ばす。
 エネルギーの斬撃波はリーダーの構成員に直撃した。
 それによって斬り裂かれると思われた、しかし直撃したはずのリーダーの構成員は
 数mほど突き飛ばされ、後退するが踏み止まった。
 

 イドゥン「・・・」


 DAアラウズリーダー「ふむ。それが必殺技か」


 DAアラウズリーダー「私が着ているこのアーマーは対能力者鎮圧用でな」


 DAアラウズリーダー「複合金属で創られた装甲と内部に詰まった衝撃吸収ジェルで」


 DAアラウズリーダー「あらゆる属性の攻撃を減衰、無効化するのだ」


 DAアラウズリーダー「哀れだな。正しさも分からぬまま」


 DAアラウズリーダー「人類の自由と平和などと謳っているとは」

 
 イドゥン「・・・」


 相似『なるほどー。・・・じゃ、新しく搭載した機能を早速使っちゃって』


 イドゥン「・・・」


 通信を受けたイドゥンはソードブリンガーを天に向けて突き上げる。
 すると、クラックが出現して見た目通りファスナーのように開いた。
 次にイドゥンはソードブリンガーの切っ先をリーダーの構成員に向けると、クラックの
 裏側から、植物の蔦が無数に伸びてきた。


 白垣根「何ですか、あれは・・・」




 DAアラウズリーダー「どんな小細工で掛かってこようが」


 DAアラウズリーダー「我々の絶対正義の前では無力なのだよ」

リーダーもリーダーしてたのに…

 DAアラウズリーダー「哀れな子供よ。お前のその不完全な力も我々が管理し」


 DAアラウズリーダー「更生させてやらねばなるまい」


 
 イドゥン「・・・」


 ―シュルルルルッ・・・!


 DAアラウズリーダー「フンッ!」


 ―バヂィッ! バリバリッ! バヂィッ!

 イドゥンがソードブリンガーを軽く振るうと、蔦は更に伸びていきリーダーの構成員に
 向かって行った
 リーダーの構成員は装備した高電流の流れている刺股を振るって蔦を焼き払いながら
 退けていく。
 しかし、焼き払われると蔦の数が更に増えて伸びてくる。
 

 DAアラウズリーダー「くっ!小癪なっ・・・!」


 DAアラウズ1「リーダー!援護します!」


 DAアラウズ5「絶対正義は我らにありぃッ!」


 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダッ !!


 イドゥン「・・・」


 ―シュルルルルッ!

 ―ビシィッ! ギチギチッ!


 DAアラウズ5「うわぁあああっ!」


 イドゥンは構成員の首に蔦を巻き付けて吊し上げ、リーダーの構成員の方へと
 投げ飛ばす。
 その際、振るっていた刺股が顔面に突き刺さり1千万ボルトの電流が流れて
 構成員は感電死する。


 DAアラウズリーダー「し、しまった!?我が同志・・・!」


 DAアラウズ2「リ、リーダー!ここは、撤退を・・・」


 ―シュルルルルッ!

 ―ビシィッ! ギチギチッ!


 DAアラウズリーダー「し、しまった・・・!」


 隙を突いて、イドゥンはリーダーの構成員の両腕に蔦を巻き付ける。
 リーダーの構成員は両腕を広げるような体勢となって吊された。

 イドゥンは突き出しているソードブリンガーは左右に軽く振るう。
 蔦は巻き付いている腕を左右、時計回りとその反対回りに捻らせ始めた。


 ―ギチギチギチギチィ・・・!

 ―バキッ! ギリリッ・・・!


 DAアラウズリーダー「っ!?ア、アーマーが、ぃ、や、腕、腕がぁっ・・・!」


 ―ギチチチチッ! ミチミチッ!


 イドゥン「・・・」



 白垣根「っ、林檎さん。ダメですっ・・・」


 ―バサァッ・・・


 林檎「・・・!」


 白垣根「見てはいけませんっ」



 ―ブンッ!

 ―ブチィッ! ブチィッ!


 DAアラウズリーダー「ぬおおおおぉ!!」


 今度は左右に勢いよく振るうと、更に蔦は回転していきそのまま両腕を
 引っ張り上げると肘部分から引き千切れた。
 吊されていたリーダーの構成員は勢いよく落下して、背中から地面に叩き付けられる。
 

 ―ゴシャアッ!

 DAアラウズリーダー「ぬあ、おおぉ・・・!」


 DAアラウズ1「リーダーッ!リーダー、何て事だ・・・!」


 DAアラウズ2「て、撤退だ!急げ!」


 
 イドゥン「・・・」


 ―ジャコンッ


 白垣根「・・・」


 林檎「・・・」


 
 
 ◎ 50以上orゾロ目

 ○ 30以上
 △ 15以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 

 >>504 リーダー「こんなクソゴミなんかとは一緒にしないで」

 イドゥン「・・・」


 ―スタスタ・・・


 白垣根「(こちらへ近付いてきていますね・・・)」


 白垣根「(林檎さん、動かないでください)」ヒソヒソ


 林檎「・・・」コクリ


 
 ―ザッ・・・

 イドゥン「・・・」



 白垣根「・・・貴方も林檎さんを連れて行こうと思っているのですか?」


 白垣根「あのDAアラウズのような嫌悪感は感じられませんが・・・」


 白垣根「少し・・・野蛮さが目立ちますので、警戒してしまいますね」



 イドゥン「」



 林檎「・・・」


 白垣根「出来れば変身を解除してもらえると、少しは警戒が解けるのですが・・・」


 白垣根「>>510

あなたの狙いが彼女というのはわかります
しかし私は彼女の夢を叶えるまではここを退きませんよ

 白垣根「貴方が彼女を連れていこうとしているのはわかります」


 白垣根「しかし・・・私は彼女の夢を叶えるまではここを退きませんよ」


 白垣根「彼女は十分に苦しみを味わいました。それでも尚・・・」


 白垣根「彼女を苦しめるというのであれば・・・」


 白垣根「私とて、容赦はいたしませんから」
 

 林檎「・・・かきね」


 イドゥン「・・・」


 白垣根「・・・」


 イドゥン「・・・私は・・・その子を、助けたいんです」


 白垣根「(女性・・・だったのですか・・・)」


 林檎「・・・」




 ◎ 65以上orゾロ目
 × ↑以外

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)

これはなんとかならんのか…惜しい…

 白垣根「(・・・林檎さん、声に聞き覚えは?)」


 林檎「・・・」フルフル


 林檎「(わからない・・・)」


 白垣根「(そうですか・・・)」


 イドゥン「・・・」


 白垣根「・・・彼女に対して何がしたいのか、それだけはわかりました」


 白垣根「私としても警戒を解きたいのですが・・」


 白垣根「・・・やはりお互いに顔を見合わせて、話しませんか?」


 イドゥン「・・・」


 ―ジャコンッ

 白垣根「・・・林檎さん、下がってもらえますか?」


 林檎「・・・」コクリ


 ―ススッ・・・


 
 イドゥン「・・・その子を、こちらに・・・」


 白垣根「・・・お断りします」


 白垣根「>>519



 >>517 コンマ神「ま、そういう事もあるべ」

 白垣根「素顔を晒せない貴女が本心からこの娘と話せるとは思えませんので」


 白垣根「貴女がその仮面を脱いで、キチンと話せる日が来るまで・・・」


 白垣根「その時が来るまでは、私と海美さんで林檎さんを支え続けますよ」


 イドゥン「・・・ッ!」


 『リンゴスカッシュ!』


 イドゥンは拳で叩き付けるようにカッティングブレードを倒し、跳び上がると
 白垣根目掛けて飛び蹴りを繰り出した。
 既に展開していた白い翼で白垣根は受け止めると、勢いよく広げて押し退けた。
 突き飛ばされたイドゥンは体勢を立て直して着地し、もう一度カッティングブレードを
 倒してリンゴロックシードのエネルギーを戦極ドライバーから経由してソードブリンガーの
 ソードコアに収束させる。
 

 ―ギュ オ ォ オ オ オ オ オッ !!


 ―バヂバヂバヂィッ! ギュロロロッ・・・!


 白垣根「(攻撃パターンはほぼ同じものしかありませんが・・・)」


 白垣根「(・・・どうも、怒りに任せているような・・・)」


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 白垣根「(・・・では、海美さんらしく戦ってみましょうか)」


 イドゥン「ッ!」



 ―ズバァアッ! ズバァアッ! ズバァアッ!

 ―ガギィンッ! ギュゴォッ! バヂィッ!

 斬撃波を連続で放ってきて、白垣根は翼で受け止めると被害が出ないよう
 別の方向へ弾き返した。
 イドゥンは構わず再び斬撃波を放ちながら接近して行き、白垣根に直接斬り掛かった。
 未元物質の翼を先程と同様に硬質な物質としているため、ソードブリンガーの
 刃は翼に浅く沈む程度に止まった。 


 白垣根「貴女が何者なのか、わかりませんが・・・」


 白垣根「林檎さんに救いの手を差し伸べようとしているのですね?」


 イドゥン「っ・・・!・・・だから、あの子を渡してくださいっ」


 白垣根「いいえ、出来ませんっ。詳しく説明をしていただきたいですし」


 白垣根「何より・・・貴女のその怒りを収まらせてもらわないと」


 イドゥン「・・・っく!」


 白垣根「>>526




 初期からかなり経って芳川さんもやっと新規アシスト追加でせう。
 http://i.imgur.com/mjYGSB4.png

 ボイス聞き比べてみたらやっぱちょっと声低めになられてますね。
 まぁ、何十年も経ってますもんね

元々家元とかやってるあたりベテランだしね
ちょっと低くなってもしかたない

私も悲しいですしそれよりも林檎さんもあなたももっと悲しくなると思いますよ

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 >>527 でせうね。

 白垣根「私も悲しいですし、それよりも林檎さんも貴女も・・・」


 白垣根「もっと悲しくなると思いますよ」


 白垣根「それならあの子を保護した私としても、あの子の幸せにならないですから」


 白垣根はイドゥンを押し返して、即座にまたソードブリンガーで斬りかかってきたところで
 手を突き出し、未元物質で形成された剣を握り締める。
 刀身で受け止める構えに予めなっていたので、ソードブリンガーによる斬撃は防ぐ事が出来た。
 

 イドゥン「っ!?」


 白垣根「お願いですから、変身を解いて話し合いましょうっ」


 白垣根「私を倒して彼女を連れ去るというのは、横暴過ぎますよ。・・・それとも」


 白垣根「そうせざる得ない理由が・・・?」


 イドゥン「・・・」



 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 イドゥン「・・・ッ!」


 ―ジ ジ ジ ジジーッ

 ―シュルルルルッ!


 一瞬迷いを見せたかのように見えたイドゥンだが、返答せずクラックを出現させると
 裂け目を創り出して蔦を白垣根に向けて伸ばしてくる。
 白垣根は翼を広げ、未元物質で植物のみを燃焼させる物質を周囲に散布させて自身に
 巻き付かせなくした。
 イドゥンは続々と蔦を伸し、白垣根に攻撃させる隙を与えまいとする。


 ―ブシュウッ ボオォッ メラメラ・・・

 ―シュルルルルッ!


 白垣根「(これでは切りがありませんねっ)」


 
 ―・・・ヒュロロロロッ!

 ―ドカァッ!


 イドゥン「っ・・・!?」


 突然、イドゥンの体が弾かれて地面を転がった。
 イドゥンの意識が逸らされたため、操っていた蔦の動きが止まると白垣根は
 その場から跳び上がり、距離を空けた。


 ベルデ(絹旗)「白垣根さん、絹旗です。姿を超消していますから見えないでしょうけど」


 ベルデ(絹旗)「協力しますよ。一緒に倒しましょう」


 白垣根「それは助かります。・・・ですが、倒すのではなく説得したいところですね」


 ベルデ(絹旗)「え?」


 白垣根「・・・彼女は決して悪に染まっている訳ではないようなんです」


 白垣根「>>534

実際に林檎さんを攫えば良いのに攫わずにこちらと対話してくれようとしていますし…
DAアラウズを倒す際も巻き込まずに倒してましたからね


原作1巻のねーちんっぽさを感じるイドゥン

 白垣根「実際、私の相手をせずとも林檎さんを攫えばいいだけですのに」


 白垣根「攫わずにこちらと対話してくれようとしています」


 白垣根「DAアラウズを倒す際も、私達を巻き込まずに倒してましたからね」


 ベルデ(絹旗)「確かに、被害は孤児院の外だけに超収まっていますね・・・」


 白垣根「あの仮面の下で悲しむ顔を想像すると・・・」


 白垣根「倒すよりも説得しないと後悔しそうですから」


 白垣根「彼女もまたヒーローになるべき方だと思うんです」


 白垣根「胸の内をすべて明かしてもらわないといけません」


 白垣根「私の想像や我が儘かもしれませんけど・・・付き合ってもらえますか?」
 

 ベルデ(絹旗)「・・・根拠はわかりました。でも、もしも超やばくなったら」


 ベルデ(絹旗)「手加減はしません。全力でいきますよ」


 白垣根「はいっ」



 白垣根が返事をしたと同時に体勢を立て直したイドゥンは、斬撃波を放ってくる。
 それを白垣根は翼で上空へ弾き飛ばし、姿の見えないベルデは攻撃を繰り出して
 出来た隙を狙い、離れた距離からバイオワインダーを投げ飛ばす。
 クリアーベントによってバイオワインダー自体も見えないため、イドゥンは
 回避出来ず、右肩に被弾した。
 

 イドゥン「っ・・・!」


 白垣根「フッ!」


 ―ビュ オ ォ オ オ オ オ オッ !!

 翼を羽ばたかせ、未元物質を含ませた突風をイドゥンを包み込むように吹かせる。
 イドゥンはアップルリフレクターを自身の前に突き出し、踏み止まろうとするが
 違和感を覚え、足元を見る。
 含ませていた未元物質は金属に付着すると凍結する物質で、徐々にイドゥンの
 足が地面と接着していく。
 



 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 >>534 特撮あるあるでもある(詳しく説明しない人

 イドゥン「ッ!」


 ―ギュロロロロロッ!

 ―ドスンッ!

 
 ―ジュウウゥゥゥ・・・!

 ソードブリンガーにエネルギーを収束させたイドゥンは、突き刺して地中でエネルギーを
 放出させる。
 地面が加熱された事により、足を固定させようとしていた凍結する物質は溶かされて
 イドゥンは動ける様になると横っ飛びになってその場を離れた。


 白垣根「!。中々賢い戦術を取りますね・・・」


 ベルデ(絹旗)「どうしますか?このまま続けても、流石に私の攻撃がバレてしまいますよ」


 白垣根「・・・」



 イドゥン「・・・」


 相似『フンフン。足に付着した未元物質をちょっと調べてみたいから』


 相似『こっちに戻ってきて?』


 イドゥン「・・・はい」


 ―ジジ ジ ジ ジ・・・ッ

 

 白垣根「(また何か攻撃を・・・)」


 
 イドゥン「・・・」


 
 林檎「・・・?」


 海美「(ようやく避難させられたわ・・・)・・・?。林檎、どうかしたの?」


 林檎「・・・私を、見てる・・・?」


 海美「え?・・・。・・・、」


 
 イドゥン「・・・」

 
 ―タンッ 

 ―ジジジジーーッ・・・


 白垣根「あっ・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・。・・・攻撃して来ませんね?退いたんでしょうか・・・」


 白垣根「その様ですね・・・」


 白垣根「(>>542)」

林檎さんにあそこまで執着しているところを見るにまた現れそうな気がしますがね…

 白垣根「(林檎さんにあそこまで執着しているところを見るに・・・)」


 白垣根「(また現れそうな気がしますがね)」


 ―トテトテ・・・

 林檎「・・・」


 海美「帝督、大丈夫?」


 白垣根「お2人も、大丈夫ですか?」

 
 海美「ええっ。・・・」


 白垣根「・・・?。海美さん?」


 林檎「・・・きれい」


 白垣根「え?」


 林檎「羽、きれい」


 林檎「あと、すごくとってもかっこいい!」


 白垣根「・・・ありがとうございます」クスッ


 ―キュキィーーンッ

 絹旗「はぁ・・・」


 黒夜「最愛ちゃーん。アイツどうなったの?」


 絹旗「超逃げました。急にファスナーみたいな裂け目に入って行って」


 白垣根「木場さん、大変ご迷惑おかけしてしまい申し訳ございませんでした」


 木場「あ・・・いえ。孤児院は無事ですから、大丈夫ですよ」


 木場「ちょっと塀が壊れたくらいで・・・」


 黒夜「これって請求はどこにするの?あのライダーに払わせる?」


 絹旗「まぁ、まず無理でしょうから「アイテム」が修復費を超出しますよ」


 木場「ありがとう、最愛ちゃん。・・・あの遺体をどうにかしないと・・・」


 黒夜「適当に白垣根の未元物質で溶かすなり塵にするなりでよくない?」


 白垣根「>>544

亡くなった方の骸は丁重にしないと…
悪い考えを教わったのが良くなかっただけですから…

 白垣根「流石に、それはいけませんよ。亡くなった方の骸は丁重にしないと・・・」


 白垣根「悪い考えを教わったのが良くなかっただけですから」


 白垣根「それに呪われるのも怖いじゃないですか」


 黒夜「あー、それは言えてるかも」

 
 絹旗「警備員に連絡して処理は任せておきましょう」


 海美「そうね・・・それじゃあ、絹旗、黒夜。林檎について教えてもらいたいんだけど」


 白垣根「はい。是非、お願いします」


 絹旗「ええっ、いいですよ。ここでは何ですから・・・」


 黒夜「木場君、どっか部屋貸してもらえない?」


 木場「うん。少し待ってて」

 ―タッタッタッ・・・



 ―バサァッ

 ―スタンッ


 垣根「おーおー、ここでもこいつらくたばったのか」


 白垣根「兄さん」


 林檎「・・・かきね?」


 垣根「ったく、連絡寄こさねぇからこんな事になんだよ」


 白垣根「それはもう十分に理解しましたから・・・」クスッ


 海美「・・・どうして、垣根がここへ来たのかしら?」


 垣根「あ?・・・お前、伝えてなかったのかよ・・・」


 白垣根「>>546

すっかり忘れてましたテヘペロ

 白垣根「私の方で対処出来ますし、伝えなくても困る事はないと思いましたから」


 白垣根「それに何かあれば来てくれると思っていましたよ」クスッ


 垣根「けっ・・・」


 黒夜「んで?本当何で来たの?」


 木場「最愛ちゃん、応接室が空いてるからそこで話し合っていいよ」


 垣根「・・・詳しくはそこで話してやる」


 

 -孤児院 応接室-

 白垣根「では、お2人は林檎さんと同じ施設にいたのですね?」


 絹旗「はい。超屑な母親に無理矢理に参加させられたんですけどね」


 黒夜「で、最愛ちゃんと林檎ちゃんはその中で優等生ってされてたよ」


 海美「優等生・・・?・・・成績が高かったって事?」


 垣根「いや、『暗闇の五月計画』でやってたのは単なるお勉強なんかじゃねぇ。だろ?」


 絹旗「はい。一方通行の精神性、演算方法の一部を意図的に植え付ける」


 絹旗「そうして自分だけの現実を超強化、能力者の性能向上を目的としていたんです」


 白垣根「個人の人格を他者の都合で蹂躙するとは、非人道的もいいところですね」


 黒夜「まっ、置き去りを使ってるから死んでも予備はいくらでもって考えでやってたし」


 白垣根「・・・その計画は被験者の子供による研究員全員の殺害によって」


 白垣根「中止とされたそうですが・・・」


 絹旗「まぁ、はい。そういう事ですね」


 黒夜「で、その時に林檎ちゃんを連れて抜け出したんだよ」


 海美「それは、流郷知果に頼まれたからよね?」


 垣根「(・・・あ?)」


 黒夜「あーそうそう。あの子、心臓が弱かったから一緒には行けないって」


 黒夜「悟ってたんだろうね~。その後の事はわかんないや」


 絹旗「私もわかりませんね・・・林檎さん、知果さんと仲良しでしたよね」


 絹旗「ですが、残念ながら・・・今、どうしているのかは・・・」


 林檎「・・・>>549

そんな…なんで教えてくれなかったの…

 林檎「・・・そんな・・・知果・・・」グッ


 海美「林檎・・・」ギュッ


 白垣根「・・・それから、施設を抜け出してどうされたんですか?」


 黒夜「追っ手がものの数分で来てさー。おまけに怪人だったからかなり苦戦して」


 絹旗「私が林檎さんに隠れるように言って・・・何とか怪人は倒したんですが」


 絹旗「林檎とはその時はぐれてしまったんです」


 海美「え?じゃあ・・・それから林檎はどうしてたの?」


 垣根「今度は財団Xに捕まえられてたんだろ」


 海美「え・・・!?」


 林檎「・・・うん・・・」


 垣根「それから3年経って去年の12月15日。研究結果が著しくないって事で」


 垣根「財団XはDAアラウズに売り払う事にした」


 垣根「だが、仮面ライダーエグゼイドが受け渡し場所でそれを阻止」


 垣根「お前がその時どうしたかは知らねぇが、その場から逃げたのか?」


 林檎「うん・・・あの人達から、逃げたかったから・・・」

 【安価】上条「とある禁書目録で」看取「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1591763619/) >>526


 海美「・・・そうだったの・・・」


 垣根「けど、財団Xもただでは逃がさないと思ったんだろうな」


 垣根「新種の怪人を使ってお前を殺処分しようとしやがった」


 垣根「が、それもライダー2人に撃破されて失敗に終わった、と」


 黒夜「どんなライダーだったの?」


 林檎「緑色で赤い目と灰色で白い目をしてた、かな・・・」


 林檎「・・・あ、バッタみたいだった」

 【安価】上条「とある禁書で」ドリー「仮面ライダー!」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1593575197/) >>30


 絹旗「>>551

ああ…うちの新人の…
あの子らも私に言ってくれれば超良かったですのに

 絹旗「ああ・・・入鹿さんですか。そういえば話してましたね」


 絹旗「真冬なのにキャミソールでジャージ羽織ってるだけの女の子を助けたって」


 林檎「うん。北条って呼ばれてた人が、入鹿って呼んでた」


 絹旗「そうでしたか。戻ったら超褒めてあげませんとね」


 黒夜「その後は?」


 垣根「それ以降の記録は無かったから俺らもわからねぇ」


 垣根「記録が再開したのは、お前がこいつと接触したこの間からだ」


 林檎「・・・ずっと、歩いて・・・雨が降ったら、雨宿りして・・・」


 林檎「疲れてたから、休んでて・・・かきねに会った」


 海美「色んな研究所が狙ってた理由は、そういう経緯があったからね・・・」


 黒夜「DAアラウズも血眼になって探してた訳だ」


 白垣根「ところで、兄さん。どこでその情報を?」


 垣根「そのDAアラウズの本拠地で色々情報を漁ってたんだ。それで見つけた」


 垣根「俺の他にも木原数多と唯一が偶然来てて、かなり情報は手に入れたぞ」


 垣根「今回の黒幕は木原相似って奴だ」


 白垣根「木原・・・と、言いますと」


 絹旗「テレスと同じ一族の1人ですね。名前は教えてもらった事があります」


 絹旗「でも、その数多さんに粛清されたとか・・・」


 垣根「ああっ、かなり前にそうなったらしい・・・が」


 垣根「木原の技術は嘗めちゃいけねぇな。ベルトを媒介してエネルギー精神体になって」


 垣根「生きてたんだとよ。・・・薬味久子って女が協力してたみたいだ」


 絹旗「・・・は?」


 黒夜「(うわ、その名前が出てきちゃうなんて)」ダラー


 絹旗「>>554

ちょっとその話なるべく早く超詳しく教えてくれませンか?

 絹旗「ちょっと・・・その話なるべく早く超詳しく教えてくれませンか?」


 絹旗「因縁があるンで」


 垣根「・・・そうかよ。まぁ、どのみち話すつもりだったけどな」


 垣根「あの『暗闇の五月計画』自体は木原相似が立てた計画だったんだとよ」


 白垣根「そうなんですか・・・?」


 垣根「ただ、本人は適当に考えたもんだからたまにしか様子を見に来なかったって話だ」

 
 垣根「その『暗闇の五月計画』にも薬味久子が加担していた」


 垣根「木原相似が良い素材を提供してもらえないかって打診されたらしく」

 
 垣根「自分の娘を10万程度で売り払って、もしも使い道にならないって事のために」


 垣根「保険として100万を出してたみたいだ。離婚した旦那が持ってたもんを出したらし」


 ―バキィンッ!!


 林檎「っ」ビクッ


 白垣根「・・・」サッ


 絹旗「くっ・・・ぐ、ぅぅ・・・!」


 ―メキメキッ

 黒夜「ちょ、最愛ちゃ~ん・・・」


 垣根「・・・おいおい、それここの机だぞ?勝手に壊すなよ」


 絹旗「・・・。・・・ちょっと、こうしないと超やばかったので」


 絹旗「(>>556)」

あのとき確かにやったはずなのにどうして…

 当時は生きてるのは当然なので・・・

 台詞
 >>558

超気持ちがグシャグシャです…
私の手でやっぱり…

 絹旗「(超気持ちがグシャグシャです・・・あの時、私の手でやっぱり殺しておけば・・・)」


 絹旗「・・・」


 垣根「・・・アイツは今ソッとしてやるとしてだ」


 垣根「木原相似はその後、コネのあるショッカーにフレンダ王妃の親を拉致させて」


 垣根「変身アイテムを創らせたんだ」


 海美「フレンダ王妃の両親を?何故?」


 垣根「何でも、木原唯一と一緒にベルトと変身アイテムを開発したらしいな


 白垣根「なるほど・・・では、あの赤と銀のライダーは木原相似が使役していると?」


 垣根「ああっ。その通りだ」 


 垣根「あのリンゴライダー・・・もとい仮面ライダーイドゥンって呼称されてる」


 黒夜「結構強かったんじゃない?白垣根が手加減してたとは言っても」


 白垣根「そうですね・・・女性の方という事もあってそうしていましたが」


 白垣根「一体、彼女は何故木原相似に従っているんでしょうか・・・?」


 海美「・・・」


 黒夜「というかさ、何で今更林檎ちゃんを狙ってるの?」

 
 白垣根「彼女自身は助けたいと、言っていましたが・・・」


 垣根「・・・」



 
 ◎ 50以上
 ○ 30以上
 △ 25以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 垣根「木原相似の狙いは既に調べがついてる。杠、お前の使える能力は何だ」


 林檎「え・・・?・・・念動能力、だよ」


 垣根「その念動能力によるベクトル操作が可能とわかったから」


 垣根「一方通行の力を代替するプロジェクトの素体としてお前を狙ってんだ」


 垣根「研究所が狙ってるっていうのは木原相似がお前を見つけるための策として」


 垣根「情報を拡散させたんだ。DAアラウズと組んでたのはあくまでもそのためで」


 垣根「DAアラウズも元々はお前を預かる予定だったんだが、逃げ出したから」


 垣根「


 海美「」


 垣根「その」


 

 垣根「木原相似の狙いは既に調べがついてる。杠、お前の使える能力は何だ」


 林檎「え・・・?・・・念動能力、だよ」


 垣根「その念動能力によるベクトル操作が可能とわかったから」


 垣根「一方通行の力を代替するプロジェクトの素体としてお前を狙ってんだ」


 白垣根「一方通行さんのベクトル操作を・・・?」
 

 垣根「資料によれば、空気の振動を操作して標的に音をぶつける」

 
 垣根「音の波形は変えずに方向だけを変える事が出来るらしいな?」


 林檎「・・・?」


 垣根「あぁ、そうか悪い。記憶は曖昧だってのも記録にあったな」


 垣根「そういう訳で、研究所がお前を欲しがってるっていうのは」


 垣根「木原相似がお前を見つけるための策として情報を拡散させたんだ」


 垣根「DAアラウズと組んでたのはあくまでもそのためで」


 垣根「DAアラウズも元々はお前を預かる予定だったんだが、逃げ出したから」

 
 垣根「絶対正義だとかの理念でお前を捕まえようとしてたんだよ」


 垣根「木原相似と何の目的なんて知らなくて当然だっただろうな」


 白垣根「・・・狙われる理由は、わかりました」

 
 海美「・・・垣根、イドゥンの事なんだけど・・・」


 垣根「あ?あぁ、アイツは」


 海美「待って。今は・・・まだ、言わないで」

 
 垣根「・・・あー、はいはい」


 白垣根「海美さん・・・?」


 海美「・・・林檎、知果の事をもっと教えてもらえないかしら?」


 林檎「え・・・?」


 海美「>>563

 海美「彼女とはどんな仲だったとか・・・」


 海美「どんな事をしてたとか・・・思い出や気持ちを教えてほしいの」


 林檎「・・・わかった」コクリ


 林檎「・・・『暗闇の五月計画』で私は執着心を植え付けられた」

 
 林檎「でも、一方通行にこだわりがないからなのか、私自身にもなかったのか」


 林檎「わからないけど、私は精神的に安定してて能力が逆に向上した」


 黒夜「逆に絹旗ちゃんは精神的にやばくなってたね」


 絹旗「超黙ってくれませン?」


 林檎「痛くて苦しい事、たくさんあった・・・」



 ~4年前~

 りんご[ゲホッ、カハッ・・・]


 りんご[ア゙ッ、ガハッ!]


 [数値が著しく伸びたな。これよりもっと伸びるかもしれない]


 [だが、これ以上の薬剤投与は効果を期待できないかも]


 [この半月で身体が薬に慣れ始めてるわ]


 [数少ない能力の向上が認められる個体だ。死なせるのは惜しい]


 [なら、植え付けた執着心の方を刺激してみるか?]


 [どうやって?この被験体は何かに執着しているのか?]


 [被験体には適当に与えていた本や音楽にも興味を示していないけど・・・]


 りんご[ゲホ!ゴホ、ゴホ!]


 [ああ、今日の実験は終了だ。戻っていいよ]


 
 ―ゴォ・・・

 りんご「・・・」ヨロ・・・


 ともか[!。林檎ちゃん]タタッ


 ともか[大丈夫?]


 りんご[・・・ん]




 ― 偶数
 ~ 奇数
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

絹旗は超やばくなってたとかアイテム旧メンバー組が頷くやつだ

 ともか[どこか痛くない?]
 

 りんご[・・・うん]




 くろよる[ちっ・・・またこのクソ不味い飯かよ・・・]


 きぬはた[超腹立つなァ・・・お前喰えよ]ペイッ


 くろよる[あァ?誰が喰うかよ、お前が喰えよ]ペイッ


 
 ともか[今日も大変だったね。どう?記録更新できた?]


 りんご[わかんない。よく覚えてない]サクサクサクサク

 
 ともか[あ、そういえば能力発動中は記憶が曖昧だって言ってたね]


 ともか[・・・って、じゃあ何をされたとか覚えてないの!?大丈夫!?]


 りんご[?。生きてるし、大丈夫]モグモグ


 ともか[大丈夫の基準が底辺だよ!]


 ともか[>>569]




 >>566 麦のんのブラジャーにわさび練り付けるような少女でしたからね

されたことも覚えてないなんてすごく良くない事されてるかも…

 ともか[された事も覚えないなんて、すごくよくない事されてるかもしれないし・・・]


 りんご[・・・でも、言ったところで・・・同じ事はされるよ・・・]


 ともか[でも・・・]


 りんご「・・・」サクサク


 ともか[・・・またついてるよ]ツイッ



 林檎「知果はいつも笑ってた」



 ともか[あ、見て見て!これ!]


 りんご[?]


 ともか[これはね、ティアラって言って、お姫様とかが頭に着けるだよ]
 

 りんご[ティアラ・・・]


 ともか[綺麗だね~]



 林檎「実験は怖くて嫌だったけど・・・」



 りんご[ゴホッ!コホッ・・・]

 
 ともか[大丈夫?お水飲む?]


 りんご[いい・・・]



 林檎「知果と一緒のときは嫌じゃなかった・・・」


 林檎「>>571

一緒なら乗り越えられると思ってたから、絹旗たちのレベルの差は感じてたけど

 林檎「むしろ・・・一緒にいて楽しかった・・・」


 林檎「いつも笑顔で嬉しそうで・・・」


 林檎「一緒なら乗り越えられると思ってたから・・・頑張ってた・・・」


 林檎「2人との強度の差は感じてたけど・・・」


 絹旗「まぁ、林檎さんは突然変異みたいな感じで成長しましたからね」


 黒夜「研究者達も度肝抜かれてたっけ」


 白垣根「そうですか・・・それから?」


 林檎「・・・でも」



 ともか[ケホ・・・ケホッ、ケホッ!]


 りんご[・・・知果]


 ともか[ああ、大丈夫大丈夫。心配しないで]


 
 林檎「さっき言ってもらったけど、知果は心臓が弱かったの」


 
 りんご[研究所の人に言ったほうがいい]


 ともか[そうかもね~。でも、私は見込みなしだからさ]


 ともか[能力は一度も発動せずで最近じゃバイタル検査も行なわれなくなったし]


 ともか[完全に見放されちゃってるし、言っても無駄かなぁ]


 ともか[>>574]

ギャフンって鼻明かしたいんだけどなあ
もっと健康なら…きっと…りんごも守れるのに

 ともか[ぎゃふん!て鼻を明かしてみたいけどなぁ]


 ともか[もっと健康だったら・・・きっと・・・]


 ともか[林檎ちゃんも守れるのに・・・]


 ともか[・・・でも、林檎ちゃんの方が心配だよ]


 りんご[・・・?]


 ともか[私は期待されてない分、実験もないけど」


 ともか[林檎ちゃんは実験の度にボロボロじゃん] 


 ともか[もう少し実験のペースを落してほしいって言ってみたらどうかな]


 りんご[・・・うん]


 ともか[・・・あっ]フラ


 ―ぐいっ

 りんご[っ]


 ともか[!]


 りんご[大丈夫・・・?]


 ともか[・・・うん・・・あれっ、いつもと逆だね]クスッ


 ともか[なんかしんせ~ん]


 りんご[・・・私は知果が心配]


 ともか[ありがとっ。こんな環境で心配してくれる人がいるって幸せだね!]

 
 ―むちゅっ

 りんご[・・・今の、なに?]


 ともか[>>576]

大人のおまじないだよ、キスっていうの

 ともか[大人のおまじないだよ♪キス、っていうの]


 りんご[きす・・・]


 ともか[これで何があっても林檎ちゃんは大丈夫!怪我もしないし]


 ともか[病気にもならないから]ニコリ


 りんご[・・・じゃあ、私も知果にしてあげる]


 ともか[うん。ほっぺたにしてね?]


 りんご[ん・・・]チュッ


 ともか[えへへ//ありがと、林檎ちゃん]ニコリ


 りんご[・・・おまじないって、本当にあるの?]


 ともか[んー、それはわかんないけど・・・]


 ともか[昨日いた子が今日はいないとか普通じゃん?]


 ともか[それを当たり前だと思っちゃる自分が嫌だから・・・]


 ともか[いなくなるのが当たり前だけど、誰にも覚えてもらえないのは、怖いなぁ]


 りんご[・・・]キュッ


 ともか[?。どうかした?]


 りんご[>>578]

私はずっと覚えてるから安心して、離れても忘れない

 りんご[私は・・・ずっと覚えてるから安心して。離れても・・・忘れない]


 ともか[林檎ちゃん・・・。うん、そうだよね]


 ともか[でも、離れ離れになるのは嫌だよ~]


 りんご[どうして?]


 ともか[だって、こうしてギューッて林檎ちゃんを抱きしめられないから]


 りんご[・・・そっか]


 ともか[あっ、そろそろ夕食の時間だね。戻って一緒に食べよ♪]


 りんご[・・・うん]




 ともか[ん~・・・今日も同じのばっかりだね・・・]


 りんご[うん]サクサクサクサク


 ともか[飽きないの?林檎ちゃん・・・]


 りんご[食べられるなら、これでいい]モグモグ


 ―ガシャーン! ガシャン! カララン・・・

 ―ザワザワ ザワザワ
 
 ともか[え?何・・・?]


 りんご[?]


 ―シュイィィーン

 ―ヒュルルルッ ビシィッ!


 [うわああぁぁぁあ!?]


 ―シュイィィーン


 [[キャァァアアアッ!!]]



 [助けてくれぇ!助けて]


 バイオグリーザ[キュルルルルッ!]


 ―ヂュル ル ル ルルル・・・!

 [ギヤァァアアアアアアアアアアアアッ!!]



 ともか[ひっ・・・!?]


 りんご[・・・]


 

 


 きぬはた[嫌に決まってンでしょ。何で自由になれるってのに]


 きぬはた[そいつの面倒を見なきゃいけないンだよ]


 ともか[ア、警備員のところに連れて行ってあげるだけでいいから!お願い!]


 ともか[私は・・・もう、ここに、残るしかないから・・・]


 きぬはた[・・・だってさ。どォーする?黒夜]


 くろよる[別に構わねェけど・・・ホントにお前は行かねェのか?]


 ともか[・・・うん。だから、お願いっ・・・]


 ともか[ケホッ!ケホッ・・・]


 くろよる[・・・はァー、仕方ないなァ]


 きぬはた[じゃあ、連れて行ったらそこで置いていくから]


 ともか[うん・・・]


 ともか[林檎ちゃん・・・元気、でね]ニコリ


 りんご[知果・・・]


 くろよる[ほらっ、行くよ]グイッ


 りんご[・・・]




 くろよる[杠。あそこら辺に隠れてなよ]


 りんご[怖い・・・]ギュウッ


 きぬはた[ちっ・・・ウッゼェなァ。隠れてろって言ってンでしょうがっ]ドンッ


 りんご[あぅっ・・・!]ドシャッ


 くろよる[絹旗ちゃん。乱暴にしてやんなさんなって]





 りんご[はぁ・・・はぁ・・・]


 りんご[・・・やっぱり、知果のところに・・・]


 ―パシュッ

 りんご[あ、ぇ・・・?]


 ―パタン

 財団X団員1[・・・目標、沈黙。回収にかかれ]


 



 林檎「その後、どうなったのかわからない」


 林檎「『暗闇の五月計画』よりマシなところで過してたけど・・・」


 林檎「食べる物はそう大して変わらなかったかな・・・」


 白垣根「・・・」


 ―ギュッ

 林檎「・・・かきね?」


 白垣根「・・・垣根ではなく、帝督とこれから呼んでほしいですね」


 林檎「・・・わかった」


 垣根「・・・」チラッ


 海美「・・・」


 白垣根「・・・絹旗さん、黒夜さん。知果さんの心当たりは・・・本当にありませんか?」


 黒夜「ん~・・・『暗闇の五月計画』が解体されて他の被験者の子達は」


 黒夜「別のところへ移されたか、一般的な生活に戻されたと思うけど・・・」


 黒夜「わかんないなー。裏の世界に居たままだとしたら」


 黒夜「書庫で調べても多分、名前を変えてたりするかもしれないからね~」


 絹旗「・・・ですが、知果さんもきっと林檎さんの事を探していたと思いますよ」


 林檎「・・・そう、かな」


 絹旗「きっとそうですよ。だって、あんなにも仲良しだったんですから」


 垣根「>>583

あんな生活環境でも絹旗みたいにグレなかったんだろ?
まあ生きながらえてるだろうな

 垣根「そんなクソみてぇな生活環境でもこのちんちくりんみたくグレなかったんだろ?」


 絹旗「あ?」ビキッ


 黒夜「あっははは!」


 垣根「お前も含まれてんだよ」


 黒夜「あ?」ビキッ


 垣根「ま、それなら生き存えてるぞ。・・・間違いなくな」


 白垣根「・・・何か、それも含みのある言葉ですね」


 海美「・・・」


 林檎「・・・かきね、何か知ってるの?」


 垣根「・・・ふー」チラッ


 海美「・・・」コクリ


 垣根「・・・木原相似のデータファイルを調べてて、イドゥンの情報も見たんだが」



 垣根「その変身者が・・・流郷知果って名前だった」



 林檎「・・・違うよ。絶対に違う」


 林檎「知果は確かに、私よりちょっとだけ身長が高かったけど」


 林檎「あんなに大きくない。私と同い年で、まだ大人には、ならない、から・・・」


 垣根「それだ。お前でも気づけなかったのは」


 林檎「・・・?」


 垣根「流郷知果は『暗闇の五月計画』解体後、絹旗の言う通りお前を探し回ってたみたいだ」


 垣根「それから計画立案者の木原相似と接触。お前を探す代わりに協力しろ、と言われて」


 垣根「協力を承諾した。・・・協力した内容は『暗闇の五月計画』とほとんど同じで」


 垣根「人体実験とイドゥンの性能テストのための変身者になる事だ」


 絹旗「人体実験って・・・!?」


 黒夜「おいおい・・・林檎ちゃんのためだからって・・・」


 白垣根「>>585

 白垣根「いえ、こういうときの兄さんは嘘は付きませんよ」


 白垣根「人がムカつくほどからかう事はしても嘘はつけない質ですから」


 垣根「そりゃどーも」


 海美「・・・どんな人体実験をさせられたの?」


 垣根「至って単純だ。木原相似は人体実験でエストロゲンを段階的に注入して」


 垣根「成長ホルモンを刺激し、成長因子の生産を大量に促した」


 垣根「それによって、たったの5日で流郷知果は身体だけ20歳くらいになってるんだ」


 海美「・・・惨い事するわね。5日で6年も人生を短縮させるなんてっ」


 白垣根「ですが・・・それなら、あの背丈も納得できますね」


 白垣根「腕力も手を合わせて力強さかったですし・・・」


 林檎「・・・知果は、あんな事、しない・・・」


 林檎「優しくて・・・いつも、笑ってるから・・・」グッ


 垣根「・・・心理定規。あぁ、獄彩。お前ならどうなのかはっきりわかるだろ」


 海美「・・・ええ・・・林檎、とっても・・・残念だけど・・・」

 
 海美「私の能力は人の心の距離を設定出来るの。それでその時に名前もわかるから・・・」

 
 林檎「・・・知果、なの・・・?」ポロポロ


 海美「・・・ええっ。>>589

でも悲しむ必要は無いわ、生きていたんだから…生きているならいくらでもね…

 海美「・・・ええっ。でも、悲しむ必要は無いわ」


 海美「生きていたんだから・・・生きているなら、喜ぶべきよ?」


 林檎「・・・」


 白垣根「・・・もしもの話をしますが、林檎さん?」


 林檎「・・・なに?」


 白垣根「背丈が大きくなって、姿も大人になっていても・・・」


 白垣根「貴女は知果さんを親友として受け入れますか?」


 林檎「・・・」


 海美「・・・変身していた彼女が貴女を見ていた、あの時」


 海美「彼女との心の距離は、とても近かったわ」


 林檎「・・・本当に?」


 海美「ええっ。本当の本当よ」


 白垣根「・・・だから、どういった理由で助けたいと言っていたのか、わかりませんが」


 白垣根「本当に助けたいという気持ちがあるのですよ」
 

 林檎「・・・>>589

 林檎「・・・受け入れるよ・・・私は・・・」


 林檎「知果の友達だから」


 林檎「5年も6年も、身体で先に成長してるくらいで友達をやめる事なんてしないよ」

 
 林檎「だから・・・止めてあげないと」


 林檎「でも・・・今の知果はすごく強いから・・・」


 林檎「・・・ていとく、かいび・・・皆も手伝ってほしい、な」


 白垣根「それが、望みであれば私は喜んで手伝いますよ」


 海美「当然よ。林檎からのお願いを無下になんてしないわ」


 林檎「ありがとう・・・」


 絹旗「薬味久子が手を貸していた関係者であるなら私は無論、超手伝います」


 黒夜「んー・・・乗っかかった船だし顔馴染みが困ってるならちょっとは助けよっか」


 垣根「未元物質を勝手におもちゃの材料してんだ。ついでにやってやる」


 林檎「ありがとう。皆・・・すごく、嬉しい」ニコリ


 

 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上 
 △ 15以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 白垣根「では、知果さんを助け出すためにはまず・・・」


 海美「木原相似の居場所を突き止めないといけないわね」


 絹旗「垣根さん、それはもちろんわかってるんですよね?」


 垣根「・・・」


 黒夜「え?まさかわかんないっての?」


 垣根「今、木原の2人が調べてくれてっからもう少し待ってくれ」


 海美「そう・・・じゃあ、待ちましょうか」


 ―コンコンッ

 白垣根「はい、どうぞ」


 ―ガラッ

 木場「ちょっといいかな?」


 絹旗「木場さん。どうかしたんですか?」


 木場「林檎ちゃんのお友達の流郷知果ちゃんの事なんだけど・・・」


 黒夜「あぁ、それならついさっきどうしてるかわかったから大丈夫だよ」


 木場「あ、そうなのかい?実は院長がその子から手紙を預かってて・・・」


 林檎「!」


 木場「>>598

林檎ちゃんが来たら渡してほしいって言ってたみたいで…

 木場「もしも林檎ちゃんが来たら、渡してほしいって言ってたみたいで・・・」


 木場「これがそうだよ」スッ


 林檎「・・・」スッ


 白垣根「・・・読んでみましょう。何かメッセージが書いてあるかもしれません」


 林檎「うん・・・」


 海美「木場さん、院長はその時の様子を何か言ってた?」


 木場「笑みは浮かべていたけど・・・寂しげだったみたいだよ」

 
 海美「そう・・・ありがとう」


 木場「ううん。・・・その子に、何かあったのかい?」


 海美「ちょっと・・・ね。でも、大丈夫だから心配しないで」


 木場「・・・そっか」


 林檎「・・・」ペラ


 『林檎ちゃんへ。
  
  私は暗闇の五月計画が使っていた地下実験施設にいるの。

  場所はわかるかな?

  もしもこれを読んだら・・・そこへ来てほしいな。

  一緒にお話しして、一緒に遊んだりしたいから

  いつになるかわからないけど、私は待ってるよ

                      知果 より』


 林檎「・・・さいあい、くろよる。『暗闇の五月計画』が行なわれてた場所、わかる?」


 林檎「そこで・・・知果が待ってる」


 絹旗「あそこですね。超覚えてますよ」コクリ


 白垣根「>>600

ならそこに行きましょうか?
そこで待っている可能性があります、ここで再開しましたし…

 白垣根「では・・・行きましょうか」


 白垣根「ここで再会して、そこで待っているのでしたら・・・」


 白垣根「今度は林檎さんが会いに行く番ですね」


 林檎「うん」コクリ


 垣根「今から行くってのか?」


 海美「ええっ、もちろんそうよ。早く助け出してあげないと」


 垣根「ならよ、木原2人に連絡入れっから合流するまで待ってくれ」


 垣根「アイツらも木原相似の不始末は着けたいだろうからね」


 絹旗「そうでしょうね。気持ちは・・・超わかりますから」


 木場「・・・じゃあ、先に夕食でもどうかな?」


 黒夜「え?いや、でも・・・私はいいや。他の子の分が足りなくなったらいけないし」


 木場「大丈夫だよ。そこまで困窮はしていないから」クスッ


 林檎「・・・」グウゥゥゥ・・・


 海美「・・・ここはお言葉に甘えましょうか」クスッ


 白垣根「>>602

英気を養うのも大事ですよ、元気な状態で会いましょう

 白垣根「英気を養うのも大事ですからね。元気な状態で会いましょう」


 白垣根「お手伝い出来る事があればお申し付けください。海美さ・・・は」


 白垣根「林檎さんをお願いしますね」


 海美「あら、私の方が家事出来るのに?」


 白垣根「側に居てあげてほしいんですよ。貴女には」


 海美「・・・そう。わかったわ」


 絹旗「私も超手伝わせてください」


 黒夜「ほら、アンタも当然手伝ってもらうからね」グイグイッ


 垣根「あぁ?何で俺が」


 海美「あら、あの頃はよく美味しい料理を振る舞ってくれたのに?」


 林檎「・・・食べてみたい」


 白垣根「兄さん。ここは是非お願いします」


 垣根「・・・あーはいはい、手伝いますよーだ」


 木場「ありがとう、皆」クスッ




 視点変更

 ヴィランSIDE
 林檎

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 -某製菓 暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟)-

 DAアラウズリーダー「ぐ、うぅぁあ・・・!」


 ―キュイィィンッ キリリリッ

 相似「ふんふふ~~ん♪ふふふ~ん♪」


 相似「はーい!これでいいですよ」


 DAアラウズリーダー「っ・・・」

 ―ムクリ


 相似「どうですか?馴染み具合は」


 DAアラウズリーダー「・・・問題ない。感謝する」


 相似「いえいえ、僕は本来の専門がサイボーグ技術ですから」


 相似「傷んだ四肢くらいなら代替できるのはもちろん余裕ですよ」ニコニコ


 DAアラウズ1「リーダー、容態はいかがですか?」


 DAアラウズリーダー「うむ。問題はない・・・しかし、誠に遺憾だ」


 DAアラウズリーダー「絶対正義を何故、誰も理解出来ないんだ・・・」


 相似「んー、それは人それぞれの思考の違いじゃないですかねー」




 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 相似「あ、そうだそうだ。あのですねー、こんなものをご用意したんですが」


 DAアラウズリーダー「何だ・・・?」


 相似「これです」


 ―カチャッ

 DAアラウズ1「なっ・・・!?それは、ベルトではないか!」


 DAアラウズ2「何故そんな汚らわしい物を・・・!」


 相似「失礼な。創りたてホヤホヤの新品ですから汚くなんてないですよ」


 相似「こちらを贈呈します。貴方なら使えるはずですよ」


 DAアラウズリーダー「・・・」


 DAアラウズ1「ふざけるなっ!我らが同志にライダーとなれと言うのか!?」


 相似「そうですよ?それ以外に何か?」


 DAアラウズ2「馬鹿げている!何故リーダーがライダーなどに」


 DAアラウズリーダー「待て。・・・理由を聞かせてくれるか?」


 DAアラウズ1「リーダー、こんな奴の言い分など」


 相似「毒を食らわば皿まで。毒をもって毒を制す」


 相似「>>612

薬も正しく使えば薬になりますしあなたならできると分でのお願いですよ

 相似「毒も正しく使えば薬になりますし、貴方なら出来ると踏んでのお願いですよ」


 相似「相手がライダーなら、こっちもライダーとして勝てばいいんですよ」


 相似「勝てば、貴方達が正義ですからね」


 DAアラウズ1「正義・・・」


 相似「そうですそうです、勝てば官軍負ければ賊軍。所詮、脆弱な力では」


 相似「正義を成す事なんて出来ませんよ」クスッ


 DAアラウズリーダー「・・・良かろう。使わせてもらう」


 DAアラウズ2「リーダー・・・」


 DAアラウズリーダー「わかっている、同志。私も不本意ではあるが・・・」


 DAアラウズリーダー「絶対正義のためならば、私は心を鬼とする」


 相似「では、どうぞ。・・・あ、お2人も要りますか?」


 DAアラウズ1「・・・いや、結構だ。リーダーなら使い熟せると思うが」


 DAアラウズ2「我々では無理だろうからな」


 相似「えー?そんな事はないと思いますけど・・・ま、それならいいですよ」


 相似「>>615

こちらにはイドゥンもいますしリーダーさんもなってくれるなら十分でしょう
あなた達はできることをしてください、可能な範囲でいいんで

 相似「(リーダーさんもライダーになってくれるなら戦力は十分だよね)」


 相似「では、貴方達は出来る事をしてください。可能な範囲でいいんで」


 DAアラウズ1「無論だ。今度こそ、この手であの憎き害虫を・・・!」


 相似「ん~・・・何で皆さんそんなにライダーが嫌いなんですか?」


 相似「今回の件以前よりもかなり拒絶しているみたいですけど」


 DAアラウズリーダー「奴らが急激に現れた事により、怪人は増え始めた」


 DAアラウズリーダー「純粋な怪人はもちろん、人後怪人が特に増えた」


 DAアラウズリーダー「人後怪人は哀れな無能力者が己の非力さに嘆き、力を求めた姿だ」


 DAアラウズリーダー「そして害虫は平和のためだと、後処理をしているだけに過ぎない」


 DAアラウズリーダー「だが、それでも怪人は尚消えない・・・何故なら」


 DAアラウズリーダー「害虫こそが怪人を生み出す諸悪の根源だからだ」


 DAアラウズリーダー「害虫さえ居なくなれば怪人も存在する事もなくなる」


 DAアラウズリーダー「だからこそ、抹消せねばならないのだ。我々の絶対正義は」


 DAアラウズリーダー「学園都市のためにある。害虫がしている事など、ただの偽善だ」


 DAアラウズリーダー「自分達が撒いた種を自ら潰し、そしてまた植え付ける」


 DAアラウズリーダー「我々DAアラウズはそれを止めなければならないのだ」


 相似「>>617

力を求めるのは本能ですからねぇ
ライダーを倒したところで仲間割れしないと良いんですが

 相似「力を求めるのは生物の本能ですからね~」


 相似「能力やライダーに囚われすぎるのも、また難しい問題でしょう」


 DAアラウズ1「ライダーが称えられる事など間違っている・・・!」


 DAアラウズ2「そうだ。我々こそが絶対正義だというのに!」


 相似「そうですか~。ま、僕はそんなのよりも研究が好きなので」


 相似「そう思って居る皆さんが不思議ですけど」 


 相似「・・・ライダーを倒したところで仲間割れしないといいですけどねー」


 DAアラウズ2「な、何だと!?我々は同じ思想を持って共にしている!」


 DAアラウズ1「仲間を裏切る事など断固としてしない!」
 

 相似「それは力強いお言葉ですね。まぁ、そうであるならそれでいいです」


 相似「じゃあ、ちょっと出ますからごゆっくり~」


 ―プシューッ バタンッ

 DAアラウズリーダー「・・・奴もいずれは悪に染まるだろうな」


 DAアラウズ1「それなら、そうなる前に我々の手で」


 DAアラウズリーダー「いいや、まだいい。改造能力者の成果をまだ得ていないのだからな」


 DAアラウズリーダー「それを手に入れ次第・・・我々の手で正義を知らしめればいい」


 DAアラウズ1「・・・了解」

 


 
 知果「・・・」


 ―ウィィーン

 相似「知果ちゃーん?起きてるかな~?」


 知果「・・・はい」


 相似「じゃあ、お薬の時間ですよー。心臓をもっと元気にさせないといけないからね」


 知果「・・・」コクリ



 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 

 相似「動かないでねー。これズレたら死ぬよー」


 知果「っ・・・」


 相似「はい、せーの・・・」


 ―ズブブブッ・・・


 知果「あ、ぎっ、ぅ・・・!」
 
 ―プスッ

 
 ―ドクンッ ドクンッ

 知果「ハッ、ハッ、ハッ・・・!」


 相似「呼吸抑えないと針が余計に刺さるから、落ち着いてねー」

 
 知果「ふーっ・・・ふーっ・・・」


 ―キュイィィン・・・

 相似「・・・よーし。お薬の注入終了~」


 知果「っはぁ・・・はぁ・・・」

 ―ズルルルッ・・・

 知果「あぐっ、っ・・・」


 ―ツプッ・・・

 相似「いやー、いつもながら我慢強いね。悲鳴すら上げないなんて」


 知果「・・・>>623

 知果「・・・まだ、耐えられますよ」


 知果「今日は、少しだけ・・・よかったから・・・」


 相似「ん~?それは気分がよかったって意味かな?」


 知果「・・・」


 相似「まぁ、そうだよね。ようやくお友達を見つける事が出来たんだから」


 相似「嬉しい事この上ないもんね~」


 知果「・・・ください」


 相似「ん?何か言った?」


 知果「約束は・・・守ってくださいね」


 相似「あ~、もちろんわかってるよ。うんうん」


 相似「でも、そのためには彼女をここへ連れて来てもらわないと」


 相似「施しようがないから・・・次は頼むよ。今回は未元物質が欲しかったから」


 相似「一時戻って来てもらっただけだから」


 知果「・・・はい」


 相似「さーて、じゃ。その未元物質をあの2人に埋め込んであげないと」


 知果「・・・また改造能力者を増やすんですか」


 相似「だってDAアラウズさんが要求してきているんだからね?」


 相似「>>626

本人たちがどうしてもって言うから叶えてあげるだけだからね
こっちとしても手強いライダーを削られるならありがたいしWin-Winかな

 相似「本人達がどうしてもって言うから叶えてあげるだけだよ」


 相似「こっちとしても手強いライダーを削られるなら、ありがたいしWin-Winかな」


 相似「ま、邪魔さえしなければ居ても居なくてもいいんだけど」


 知果「・・・」


 相似「あ、知果ちゃんは別だからね?」


 相似「君みたいな素質のある人は中々いなくてねー」


 相似「いやはや、本当に困ったものだよ」


 知果「・・・私は、ただ・・・林檎ちゃんを助けたいだけです」


 知果「・・・それ以外に、私は・・・」


 相似「そっかそっか。ま、その方が僕としても楽だし」


 相似「慈愛を植え付けられてる君にとってはそれしか思いつかないだろうからね」クスッ


 相似「それじゃあ、次までゆっくり休んでいなよ」



 ―ウィィーン パタン

 知果「・・・」

 
 ―パタン・・・

 知果「(・・・林檎ちゃん・・・)」


 知果「(絶対に助けてあげるから・・・)」


 知果「(>>629)」

あの人たちから離れなかったけどそんなに信頼出来てるのかな…
どんな人か分からないけど次会った時は…

 知果「(助け出して、一緒にお話ししたり、遊びたい・・・)」


 知果「(キスだって・・・またしてあげたいし、してほしいから・・・)」


 知果「(もう、絶対に離れ離れにはしてあげたくない・・・)」


 知果「(あんな苦しい思いもしてあげたくない・・・)」
 

 知果「(だから・・・助けてあげないと・・・)」


 知果「(・・・あの人達から離れなかったけど・・・)」


 知果「(林檎ちゃん、そんなに信頼してるのかな・・・)」


 知果「(どんな人か分からないけど、次に会った時は・・・)」


 知果「・・・」




 ◎ 50以上or25~35orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 知果「(・・・ちゃんと話し合って、林檎ちゃんを渡してほしいな・・・)」


 知果「(あの人は、最初こそ私を拒否してた・・・でも・・・)」


 知果「(林檎ちゃんのために、って気持ちは伝わってきた・・・)」


 知果「(・・・もし、ダメだったら・・・)」


 知果「(・・・あの人に任せていいかな・・・)」


 知果「(うん・・・それが、いいかも・・・)」


 知果「(私だって気付かなかったら・・・その時は・・・)」


 知果「・・・林檎ちゃん・・・」


 知果「・・・」




 相似「お2人共。ちょっといいですか?」


 DAアラウズ1「何だ、木原相似」


 DAアラウズ2「我々に何の用だ」


 相似「いえいえ、ちょっとしたお手伝いをと思いまして・・・」ニタァ




 視点変更

 木原ズ
 白垣根

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

木原ズ

なんとしてでも奪いだすだったのか

 ―ギュロロロロロォーッ!

 唯一@ヘルメット「いやー、女性だってのは合ってましたけど・・・」


 唯一「まさか14歳の女の子だっていうのは驚きですね」


 木原「それも人体実験で強制的に成人に成長させられてるな」


 木原「野郎、碌でもない事しかしねぇじゃないかよ。ったく」


 唯一「ホントですねー。あの時数多さんが首でも折っておけばよかったのに」


 木原「んだよ、俺のせいだってのか?」


 唯一「詰めが甘かったからこんな事になってるんじゃないですか」


 木原「・・・ちっ」


 唯一「>>639



 >>636 殺してでも。でせうね

ま、そういう甘いところに救われたところも色々ありますからそこまで責めませんけどね
それに相似からそのデータを貰えばいいだけですから私達が

 唯一「ま、そういう甘いところに救われた事も色々ありますから」


 唯一「そこまで数多さんを責めませんけどね」


 木原「(あ?十分責めてたろ・・・)」


 唯一「それに、相似君からそのデータを消してしまえばいいだけですから。私達が」


 木原「データを消すのはどうだっていい。野郎の息の根を止めるのが」


 木原「俺の重要目的だ。データとかは別にどうだっていい」


 木原「つーかそのデータ自体、誰も知らねぇだろ。DAアラウズ以外はよ」

 
 唯一「ですが、もしもバックにスポンサーがいたら面倒ですよ」


 木原「アイツがスポンサーなんてつけるか?金はあるってのに」


 唯一「わかりませんよ?お金とか関係無しに、自分の研究の成果を広めるために」


 唯一「スポンサーをつけて外部に売り込む可能性も」


 木原「・・・んじゃ、データを消すのはお前に任せる」


 木原「>>641

俺はアイツを今度こそ叩きのめす、シンプルでいいな

 木原「でもって、俺はアイツを今度こそ叩きのめす。シンプルだろ」

 
 唯一「はい。あっ、あそこですね」


 唯一「降りますよ」


 木原「おう」


 ―ギュロロロローーッ・・・




 ―ギュロロォォン・・・

 ―ガチャンッ


 唯一「ふほ~~、ダンテちゃんお疲れ様ー」


 ―ガシャンッ ガチャガチャッ ガチャンッ
 
 木原「こんな乗り物まで野郎がパクってたら面倒くせぇな」


 唯一「あ、大丈夫ですよ。これは当時は設計図すらなかったので」


 木原「そうかい」


 垣根「おう、来たか」


 木原「ああっ、垣」


 垣根@ピエロ「今から飯食うとこだ。アンタらも食うか?」


 唯一「・・・ぷふっ」プルプル


 木原「>>」643

 木原「おま・・・マジかよ・・・」


 垣根「あ?」


 木原「生まれこの方、ピエロに飯を勧められる時が来るとはな」


 木原「愉快な格好過ぎて笑うどころか・・・引くわ」


 唯一「あっはははははははっ!あはははははっ!」


 垣根「笑ってんじゃねぇぞ、こら」

 
 唯一「あー!あー!あっはははは!あー・・・あはははは!」


 垣根「」ビキビキッ


 木原「おい、その辺にしとけ。おら、行くぞ」


 唯一「ひーひーひーひーっ」


 垣根「・・・覚えとけよ、このアマ」チッ




 白垣根「あ、貴方方が木原数多さんと木原唯一さんですね」


 木原「ああっ。うちのモンが迷惑かけちまってるな」


 海美「ホントよ。・・・あと、その顔のは刺青?」


 木場「あの・・・ちょっと子供達の前に立たれると、怖がられると思われるので・・・」


 唯一「ぷっふふふふ・・・!」


 白垣根「>>646

しかめっ面というか兄はあまり子供の相手に慣れてないので私と彼女で提案してやってみたんですよ…
ここまでとはと私もビックリでしたが

 木原「この面がダメつってんのか?」


 木場「・・・どうかな?怖い?」


 林檎「やだ」


 木原「やだ?」


 海美「・・・」プルプル


 白垣根「こ、怖いではなくて、やだですか・・・」アハハ・・・


 垣根「ぷはははっ」ケラケラ


 木原「テメ、人の事笑える立場かよ。こいつの面だって大概だろ」


 白垣根「まぁ、しかめっ面と言いますか・・・兄はあまり子供の相手に慣れてないので」


 白垣根「私と彼女で提案してやってみたんですよ・・・」


 白垣根「あそこまでとは、と私はビックリしましたが・・・」


 海美「とっても喜んでたわね。ジャグリングは下手くそだったけど」


 垣根「やった事すらねぇんだから仕方ないだろ」


 木場「どうしましょうか・・・別の所で夕食と言うのも・・・」


 唯一「未元物質で一時的に色、隠せませんか?」


 白垣根「あ、そうしましょうか。・・・ただ、元の顔も怖いですよね?」


 木原「あ?」


 唯一「>>648」 

結構強面だからねぇ
店だと寡黙なマスターやこだわりの強い親父感が出てきてきらいじゃないんだけどね

 唯一「結構、強面ですからね~」


 唯一「店だと寡黙なマスターやこだわりの強い親父感が出ていて」


 唯一「怖がられてはいないんですけどね」


 木場「お店では慣れている方々が多いと思いますが・・・」


 木場「・・・こう、目だけを隠すお面を着けてもらっていいですか?」


 垣根「おう、これいいんじゃねぇか?」


 垣根「バットマンのマスク。強面の顔にゃピッタリだろ」


 唯一「あー、いいですねー。丁度ご飯も食べられますよ」


 木原「・・・ちっ。それしかねぇのか?」


 垣根「ねぇな。・・・あ、いや、あったぞ。タキシード仮面の」


 木原「バットマン寄こせ」パシッ

 
 唯一「ふふふふふふっ!」


 木原@バットマンマスク「これでいいか?」


 白垣根「あ、はい。丁度刺青も隠れていますので、未元物質で隠さなくてもいいですね」


 木場「うん。そうだね」コクリ


 海美「どうかしら?林檎」


 林檎「>>650

タキシード仮面の木原くんは刺激が強すぎる
あのマスク似合うのってトールか浮かんだ

怖さ減ってかっこよくなった

 林檎「悪くないと思うかな・・・うん。怖さは減ったと思う」  


 木原「そうかよ。はぁーあ・・・来なきゃよかったな」


 唯一「まぁまぁ、そう言わずに。さささ、行きましょう」


 白垣根「私達も行きましょうか。海美さ、林檎さん」


 海美「ええっ」


 林檎「うん」コクリ


 垣根「・・・運ぶの手伝ってやるよ」


 木場「あ、ありがとう。垣根君」


 


 絹旗@エプロン「はいはーい、ちゃんと座ってくださいねー」


 黒夜@エプロン「おらおらー、良い子にしてないとデザートなしだぞー」


 木場「ありがとう、2人とも。もう座ってていいよ」


 絹旗「あ、はい。わかりました」


 黒夜「はいはーい」




 どうする?orどうなる?
 ↓2まで


 >>651 あとは海原君、エツァリ君、上里君くらいで
     イケメンだけでせうな。

 「ていとくおにいちゃん、あげる」


 白垣根「ありがとうございます。じゃあ、私はこちらを」スッ


 「ありがとー」



 「ゆーじお兄ちゃん!食べれた!」
 

 木場「偉いねー。次はどれを食べてみる?」


 「えっとねー」



 垣根「・・・」ムグムグ


 垣根「(やっぱアイツらはチビ共に人気あんだな。見た目と性格で)」


 海美「垣根、どうかしたの?もしかして嫌いなお野菜があったのかしら」

 
 垣根「んな事ある訳ねぇだろ」


 海美「じゃあ、あの2人の人気っぷに嫉妬しちゃった?」クスッ


 垣根「それもねぇっての。ただ、そうだろうなって思っただけだ」

 
 海美「そう。まぁ、貴方もいつか子供ができたら他のお母さん方や」


 海美「子供の担当の先生にモテそうよね」クスッ

 
 垣根「>>658

俺は顔は良いからな、先約がいるから申し訳ないが

 垣根「俺は顔は良いからな。先約がいるから申し訳ないが」

 
 海美「あら、それ自分で言っちゃうの?」


 垣根「言わなかったらお前が言ってくれてんのか?」


 海美「そうね。帝督の次にって、付け加えてね」クスッ


 垣根「だろうな」


 海美「あっ。でも、性格込みなら木場さんの次かも」


 垣根「おいこら。仮にもお前、義兄に向かってその言い草はねぇだろ」


 海美「あぁ、そういえばそういう関係性になるんだったっけ」


 海美「前までと同じ面倒事は避けて通る少し控えめな組織のリーダーと思ってたわ」


 垣根「間違っちゃいねぇけどよ・・・」


 「ピエロさん、よそ見してたらこぼれちゃうよ」


 垣根「・・・おう」


 海美「(>>660)」 

彼女さんと最近はあまり交流ないけど割とうまく言ってるのかしらね
スクールでやってた頃に無かった大人っぽさも感じるし…

よく考えると夜の生活的に旧スクールで1番遅れてるカッキー?

 海美「(彼女さんと交流しているのか知らないけど、割と上手くいってるのかしらね)」 


 海美「(今だって小さい子に対して優しく接してたし)」


 海美「(何て言うのかしら。「スクール」をやってた頃には無かった」


 海美「(大人っぽさを感じるわね・・・)」


 海美「(まっ、彼も今年で19歳になるんだし当たり前よね)」


 海美「(いつまでも子供じゃないって事かしら)」クスッ


 垣根「なんだよ、人の顔見て笑いやがって」


 海美「別に?大人になったわねって思っただけよ。・・・ところで、まだ貞潔は守ってるの?」


 垣根「ほっといてくれ」

 

 
 木原「(ものすげぇヘルシーなもんだから酒飲みたくならねぇな)」モグモグ
 

 唯一「はい、あーんして」


 「あーん」パクッ


 唯一「わぁー、すごーい!よく食べられたね♪」


 木原「(こいつ、こんなにガキの世話とか得意だったか?)」


 木原「(>>662)」



 >>660 垣根「常盤台の現役お嬢様と寝て親に知れたら今度こそ一生檻の中になっちまうだろ」

研究と犬にラブラブな奴だと思っていたのに意外な特技もあるもんだな

 木原「(研究と犬にラブラブな奴だと思ってたが、意外な特技もあるもんだな)」


 木原「(まぁ、そういう普通の人間らしい感性はあんだろうな)」


 唯一「皆はわんちゃん好き?」


 「「「すきー!」」」


 唯一「じゃあ今度、わんちゃん連れて来るからね」


 唯一「少しおじいちゃんのゴールデンレトリーバーっていう種類のわんちゃんを」


 木原「おいコラ」ペシッ


 唯一「いたっ!何すんですか!?」


 木原「お前、サラッと脳幹先生の外堀埋めようとしてんだよ」


 唯一「え?ナンノコトデス?」


 木原「>>664




 フレンダ「さっき見たけど、サバ缶のサバを温める時はほぐすかラップしてやる事って訳よ」

破裂するのはまあ中の空気がドーンとなるからな…
フレンダは一度はやってそう
そして麦野に〆られて絹旗に呆れられて眺めるたっきー

そのゴールデンレトリーバーって脳幹先生だろおめえ
あの人見たら子供たちが犬はしゃべる生き物だって認識されかねねえぞ

>>543をみて思ったけどこういう事情で組織のお金を使うのはむぎのんは割と怒らなそう
プライドライドや仁義とか大事にするタイプだしなーって
ちゃんとたしなめるけど

おじいちゃんのゴールデンレトリーバーってだけで俺とお前の交友関係で一人しか浮かばねえんだよ

 木原「そのゴールデンレトリーバーってのは脳幹先生だろオメェ」


 唯一「いえいえ、脳幹先生とは一言も言ってないじゃないですか」


 唯一「おじいちゃんのゴールデンレトリーバーとしか」

  
 木原「おじいちゃんのゴールデンレトリーバーってだけで俺とお前の交友関係で」


 木原「一匹しか浮かばねぇんだよ」


 唯一「ぐぬぬ・・・いいじゃないですか!脳幹先生に迷惑はかけないんですか!」


 木原「あの犬見たら、ガキ共が犬は喋る生物だって誤認されかねないだろ」


 唯一「喋るわんちゃんだってロマンがあるからいいじゃないですか!」


 木原「将来的に困るのはこいつらだろうが」


 唯一「私達の老後には犬や猫が喋るくらい当たり前の世界になってますし」


 唯一「それを踏まえて最初にそれを見たって第一人者になると思いません?」


 木原「ませんよーだ。バカか」


 唯一「>>667





 >>664 尚、超電磁砲原作世界線では導火線で爆破して黒焦げにしたもよう
 >>665 麦のんの背中に刺青入ってたらもう極道の女なんよ

私の純愛やロマンを否定するなんて馬に蹴られますよ!
それに子どもたちと触れ合えば脳幹先生も私との愛の結晶を作ることを前向きに考えてくれるかもしれませんし

入れ墨むぎのんは仁義なき戦い似合う…
戦いは秒で終わるけど

あーやだやだ、みんなはこんなバッドマンみたいな夢のない大人になったらダメよ
願いは叶うんだから!フンス

 唯一「私の純愛やロマンを否定するなんて馬に蹴られますよ!」


 木原「ニンジンやれば大人しいだろ」


 唯一「・・・そ、それに子ども達と触れ合えば脳幹先生も」


 唯一「私との愛の結晶を作る事を前向きに考えてくれるかもしれませんし!」


 木原「それこそ絶対にないな」


 唯一「あーやだやだ!皆はこ~~んなバッドマンみたいな」


 唯一「夢のない大人になったらダメだよ?」


 唯一「願いは叶うんだから!」フンス


 「「「はーい」」」


 木原「俺ダシにすんじゃねぇ」


 唯一「ふーーーんだっ」



  

 「にがーい・・・」 


 絹旗「それなら牛乳を超飲むといいですよ」

 
 黒夜「>>670
 


 >>667 えんこ詰めるの小指だけじゃ飽き足らず全部(両手両足を)落せ言いそう

飲めば骨も強くなるし美味しいし一石二鳥だぞ

 黒夜「飲めば骨も強くなるし美味しいし一石二鳥だもんな」


 黒夜「辛いものを食べたときも飲むといいし」


 黒夜「割と口の中の刺激抑えてくれるよな。牛乳って」


 絹旗「はい。それから、ハンバーグのケチャップを舐めるのも超いいですよ」


 「ん・・・」ペロッ


 「・・・あ、ホントだ。おいしい!」モグモグ


 絹旗「そうですか。超よかったですね」ニコリ


 黒夜「ほらほら、君も食べてみなよ」


 「はーい」


 林檎「・・・」


 白垣根「林檎さん、どうかしましたか?」


 林檎「・・・ううん。2人がすごく優しくなってるから、ビックリして」


 白垣根「あ、あぁ・・・」アハハ・・・


 林檎「>>673

私の知ってる二人はもっと尖っててケンカばかりしてたから…
すごかったんだよ、舌打ちとか口喧嘩とか…

 林檎「私の知ってる1人はもっと尖ってて喧嘩ばっかりしてたから・・・」


 白垣根「そうなんですか?」」


 林檎「うん。すごかったんだよ?舌打ちとか口喧嘩とか・・・」


 林檎「くろよるはたまに優しかったけど、さいあいは怖かった・・・」


 黒夜・絹旗「「まぁ、(最愛ちゃん)(黒夜)は荒れて(まし)たからね~」」


 黒夜・絹旗「「・・・あ?」」


 ―ギャーギャー!

 林檎「ね?」


 白垣根「(なるほど。喧嘩するほどの仲がいいと言いますが)」


 白垣根「(このお2人の場合は腐れ縁のように思えますね)」クスッ


 林檎「・・・ていとくはかいびと喧嘩した事って、あるの?」


 白垣根「ふむ・・・怒られる事はありますが、喧嘩をした事はありませんね」


 林檎「そっか・・・うん。そうだよね、仲良しだもんね」


 白垣根「>>676

互いに気持ちをぶつけられる中が1番だと思いますよ、私はあまり海美さんには言ってませんけど言うと必ずわかってもらえてますしね

 今日はここまで 
 おやすみなさいませー

 ベイルが活動してた期間が丁度ライダーが放送終わってた時代で
 ネオライダー世代だからあんな感じなのかなと

 白垣根「互いに気持ちをぶつけられる中が1番だと思いますよ」

 
 白垣根「私はあまり海美さんには言ってませんけど」


 海美<マイナス1よー


 垣根<はぁ?


 白垣根「・・・お、お伝えすると必ずわかってもらえてますからね」


 白垣根「林檎さんとも仲良しでいたいな、って思ってますよ」クスッ


 林檎「うん。私も、思ってるよ」コクリ


 白垣根「ありがとうございます」ニコリ


 白垣根「ただ、喧嘩をしない方がいいのか、喧嘩するほど仲がいいかは難しいですけどね」


 白垣根「ですが、両方に共通してるのは・・・何だと思いますか?」


 林檎「んー・・・ん~~?」


 林檎「・・・わかんない」フルフル
 

 白垣根「答えは、気持ちを心から相手に思っている事です」


 白垣根「>>682

本当に相手に対して期待していたり強く思っているからこそこっちの要望や期待をかけてるから口にするんですから

 白垣根「相手に対して本当に期待していたり、強く思っているからこそ」


 白垣根「こちらの要望や期待をかけているから、思いを口にするんです」


 林檎「・・・おかわりしたい時みたいに?」


 白垣根「(と、遠からず近からず、ですね・・・)」


 白垣根「まぁ、合ってはいますよ。・・・多分」タラー


 白垣根「好きの反対は嫌いではなくて無関心ですからね・・・」


 白垣根「本当にどうでもいいなら放置するのが、嫌いな人への反応なんです」


 林檎「そうなんだ」


 白垣根「はい。林檎さんと知果さんはお互いにそう思っているんです」


 白垣根「知果さんは離れ離れになってからも、貴女の事をしたずっと思っていてくださっていた」


 白垣根「その恩義に対する気持ちを思いっきりぶつけてみるんですよ」


 林檎「・・・うん」コクリ


 白垣根「・・・知果さんは一方通行さんのどの思考を植え付けられているんですか?」


 林檎「知果は植え付けられていないよ。話した通り、見捨てられてたから」


 林檎「優秀な被験者だけに植え付けていたの」


 
 ◎ 偶数orゾロ目
 △ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 林檎「・・・でも、今の知果は植え付けられてるかもしれない」


 白垣根「それは、何故?」


 林檎「変身してるとしても、あんなに動けるはずないから・・・」


 垣根「ご明察だな。知果が成人女性になった理由は、人体実験だけじゃねぇんだ」


 海美「人体実験以外の理由が?」


 垣根「心臓の補強をするために未成熟なガキの体よりも、成人女性の体なら薬だとかに」


 垣根「耐えられると木原相似が思いついたらしい。それとついでなのか知らないが」


 垣根「精神的負担を減らす目的で精神の一部を植え付けたみたいだぞ」


 白垣根「それは、どんな精神なのですか?」
 

 林檎「・・・慈愛・・・かな」


 垣根「ほーん、よくわかったな。その通り、慈愛を木原相似は植え付けた記録がある」


 海美「どうしてわかったの?」


 林檎「施設にいた頃、知果が植え付けられるならそれがいいって、言ってたから」


 林檎「>>668

 林檎「そういう話しは、施設の人に言ってたみたいだけど・・・」


 林檎「やっぱり無視されてたって・・・」


 海美「最低ね、その研究者達は」


 林檎「でも、慈愛なのにあんな風にやっちゃうなんて・・・」

 
 白垣根「・・・いえ、寧ろ慈愛だからこそだと思います」


 白垣根「お手紙や貴女を助けるための行動原理が慈愛であるなら、辻褄が合って納得がいきます」


 海美「ええっ。もしかしたら・・・戦わずして勝つって事にもなるはずよ」


 海美「というより、そうなってほしいわね」
 

 林檎「・・・うん」コクリ


 垣根「知果とはまぁ、戦りあう事はなくなる可能性があるとして」


 垣根「改造能力者も恐らく、同じ所に居て木原相似が差し向けてきたら面倒だな」


 海美「問題ないわよ。DAアラウズなら手加減無用で戦えるもの」


 白垣根「>>691

彼らのことなのでどんな手を尽くしてでもやりかねませんからね…
それこそ私だけでは太刀打ちしかねます

 白垣根「彼らの事なので、どんな手を尽くしてでもやりかねませんからね」


 白垣根「それこそ私だけでは太刀打ちしかねます」


 垣根「よく言うぜ・・・」


 林檎「ていとくなら、余裕で勝てると思うけど・・・」


 海美「そうよ。未元物質を埋め込まれてるだけで自由に使える訳ではないんでしょう?」


 垣根「そこまでは知らねぇが・・・期待する方がバカらしいだろうな」


 白垣根「それなら余裕ですね」クスッ


 林檎「よかった」ホッ


 垣根「DAアラウズと改造能力者は俺と木原2人に任せろ」


 垣根「たっぷり好き勝手に無断使用しやがった礼をしないとな」


 海美「そうね。帝督の丹精込めて創った商品で弄ぶなんて、許せないわ」


 白垣根「・・・そう言われると、少し懲らしめないといけない気持ちになりますね」


 林檎「・・・知果は、巻き込まれてるだけだから・・・」アセアセ
 

 白垣根「>>693

巻き込まれてるだけとはいえやることはありますよ、林檎さんとしっかりお話させたいですから
もちろん林檎さんが嫌なら考えますけど…

 白垣根「巻き込まれてるだけ、とはいえ・・・やるべき事はありますよ」


 林檎「何・・・?」


 白垣根「林檎さんとしっかりお話させたいですから」


 白垣根「まずは説得しなければ。また手を出してきてしまわられると」


 白垣根「こちらも防衛手段として戦わなければならなくなります」


 白垣根「もちろん、林檎さんが嫌ならどうにかそうせずに対応しますが・・・」


 林檎「・・・私が説得してみる。だから、ていとくは邪魔されないように」


 林檎「守っててほしいな」


 白垣根「・・・わかりました。では、お願いします」


 海美「私も守ってあげるから、心配する事はないからね?」ナデナデ


 林檎「うん」コクリ




 白垣根「ごちそうさまでした」


 海美「ごちそうさま」


 林檎「ごちそうさま」


 木場「後片付けは任せていいから、君達は行ってあげるといいよ」


 絹旗「超すみません、木場さん。埋め合わせはいつかしますから」


 黒夜「>>695

絹旗ちゃんがこんなこと言うなんてレアなんだよ木場くん
だから思いっきり甘えていいよ

 木場「いや、そんな。休日なのに手伝ってもらいに来てるだけでも十分だよ」
 

 黒夜「最愛ちゃんがこんなこと言うなんてレアなんだよ木場君?」


 黒夜「だから、思いっきり甘えていいよ。私も恋のキューピッドとして」


 黒夜「式場から愛の巣までプレゼントしたげないといけないかな?」


 木場「そ、それこそ、気持ちで十分だから。ありがとう」アハハ・・・


 黒夜「あそう・・・ま、困ったら言ってよ」

  
 白垣根「では・・・行きましょうか」


 海美「ええっ。・・・林檎、準備はいいわね?」


 林檎「うん・・・」


 木原「じゃ、唯一。また運転してくれ。あれ運転なんて出来ねぇし」


 唯一「はいはい。わかりましたよー」


 垣根「・・・お前らどうやって行くんだ?」


 海美「あら・・・そういえば、タクシーで来たんだったわね」


 

 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 白垣根「では・・・(少し大変ですが、お2人を乗せて・・・)」


 木場「よければ、送って行くよ?送迎用のバスでなら乗れるんだから」


 白垣根「え?・・・よろしいのですか?」


 木場「うん。時間がかかるといけないし、最後まで協力するよ」


 白垣根「・・・ありがとうございます、木場さん」


 木場「じゃあ、持ってくるよ。出入口で待っててもらえるかな」 
 

 海美「わかったわ」コクリ


 ―スタスタ・・・

 垣根「・・・マジで送迎用のバスで行く気か?」


 海美「大丈夫よ。ハイエース型のバスだろうから」


 垣根「いや、それでも・・・ダセぇなぁ・・・」


 絹旗「まぁまぁ。赤いタイツの俺ちゃんは必ずタクシーで超出撃してますよ」


 黒夜「蜘蛛男も移動は蜘蛛糸で飛び回らずにバスで移動してたし」


 垣根「・・・そりゃ映画だからだろ」


 

 
 -某製菓 暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟)-

 相似「ふっふ~ん・・・♪」


 相似「さーて、そろそろいいかなーっと」


 相似「」




 知果「・・・」


 知果「(そろそろ・・・来るかな・・・)」
 

 知果「(夜更かしはダメって言っておきたいけど・・・)」




 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 -某製菓 暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 出入口付近-


 ―キキィッ


 ―ギュロロォォン・・・

 ―ガチャンッ


 ―スタンッ


 木場「気をつけて」


 白垣根「はいっ」


 海美「ええっ」


 林檎「ありがとう」


 木場「・・・」


 

 木原「さて・・・これから乗り込む訳だが、施設内がどうなってるかまではわからねぇ」


 唯一「なのでプランA、プランBを考えました」


 垣根「1番まともな選択肢を言え」


 唯一「ではBのこんばんは作戦です。監視カメラに向かって笑みを浮かべて」


 唯一「入り口を開けてもらってあえて出迎えてもらうという」


 垣根「Aは?」


 唯一「最初に突入兼囮班と知果さんと相似君の捜索班に分かれての作戦です」


 白垣根「・・・」


 

 SELECT

 A
 B 

 ↓3(多数決)

 白垣根「奇襲としてはプランAがよろしいと思いますので、Aでいきましょう」


 垣根「俺も同じ考えだ。Bなんて誰が選ぶかよ」


 木原「ほらな?俺の予想通りだ」


 唯一「むぅ~~・・・」ムスップー


 絹旗「では、私は突入と囮の役を超やります」


 黒夜「んーっと、じゃあ知果ちゃん探すの手伝おっかな」


 垣根「改造能力者ってのがどんなのか気になるのはあるし、絹旗について行くか」


 唯一「では、私と数多さんは相似を探しますので」


 木原「まっ、その嬢ちゃん以外は兵器だろうがやばくなったら抜け出せよ」


 白垣根「はい、わかりました」


 林檎「・・・あ、あの」


 海美「ん?どうかしたの?」


 林檎「・・・皆、怪我しないように、ね?」


 林檎「>>」710

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 こっから終盤だぜ

 林檎「知果は強いし、敵も強いと思うから・・・」


 林檎「皆が傷つくのが、一番嫌なの」


 知果「元気な皆を知果に会わせてあげたい」 


 白垣根「・・・ええっ。ありがとうございます、林檎さん」クスッ


 海美「大丈夫よ。私達はそう簡単にやられたりなんかしないもの」 


 垣根「怪我どころが服に汚れ1つなく終わらせてやるよ」


 絹旗「林檎さんの素直なお気持ちを超言ってもらえたからには、必ずそうしますよ」


 黒夜「だね。おっさんが息切れして疲れないか心配だけど」 


 木原「そりゃ俺の事言ってんのか?」


 唯一「この場で数多以外におっさんなんて居ませんもん」


 林檎「・・・約束だよ」


 林檎「・・・じゃあ、行こう?」


 白垣根「はい」コクリ


 海美「ええっ」 



 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 通路-

 ―ドカァアアアアアアアンッ!!

 垣根「随分と綺麗に内装されてるな。とても使われなくなってた所とは思わねぇぞ」


 絹旗「木原相似が超無駄遣いして使えるようにしたんでしょうね」


 垣根「>>715

 垣根「とんだリフォームの匠だな、もう少し禄な事にそのこだわり使えばよかったのによ」


 絹旗「まぁ、頭イってる人は大抵そんな感じですからね」


 垣根「はんっ・・・まっ、金がどうのこうの使おうがそいつの勝手だし」


 垣根「俺のお目当ては奴の実験の成果だ。どんなクソみてぇなもんか楽しみだが・・・」


 ―コツコツッ・・・

 DAアラウズリーダー「現れたな。お前は・・・垣根帝督の方か」


 垣根「このタイミングで姿現したって事は、こいつがDAクソアラウズの親玉か?」


 DAアラウズリーダー「その認識で間違いない。崇高な理想の正義を掲げるDAの創立したのがこの私だ」

 
 絹旗「ヘェー。なら、オマエを超叩き潰せばDAアラウズは消し去る事が出来るンですね」


 垣根「叩き潰すだけじゃ物足りねぇよ。溶かすか灰にでもしねぇとな」


 DAアラウズリーダー「実に野蛮な思考をしているな。確実に更生しなければ」


 DAアラウズリーダー「将来、禄な成人にならないぞ」


 絹旗「はァ?そっくりそのまま返しますよ。腐れ脳みそで正義とか言ってる」


 絹旗「無価値な暴力行為しか頭にないおっさン」


 DAアラウズリーダー「・・・口の聞き方もなってないようだな」


 垣根「どうだっていいじゃないですかー?とりあえずお前は殺す」


 DAアラウズリーダー「ふんっ、殺し合いを始めるのは容易だ」


 DAアラウズリーダー「だからこそ、少し話をしようではないか」


 垣根「>>718

理性的なのは嫌いじゃねえが時間稼ぎじゃねえのを祈るぜ

 垣根「理性的なのはありがたいが、時間稼ぎじゃねぇのを祈るぜ」


 絹旗「もしくは命乞いだったりしませンよね?」


 DAアラウズリーダー「いいや、提案だ。垣根帝督、我々のDAアラウズの思想である」


 DAアラウズリーダー「絶対正義のために、その身を捧げてはみないか?」


 絹旗「・・・うわ。命乞いよりたちが悪いですね?」


 垣根「そういう趣味持ってんのか?どうりで腐敗ガスみたいな言葉しか話せねぇ訳だ」


 DAアラウズリーダー「何の事か理解不能だが、断ると言いたいのだな?」


 垣根「それ以外に考えられる事があんのか?よっぽど脳みそが腐ってんな」


 DAアラウズリーダー「残念な。ならば、絶対正義の名の下にお前達を粛清しよう」


 DAアラウズリーダー「その亡骸を利用して摂取できる未元物質は我々が管理してやる」


 絹旗「ですって。話はこれくらいにしときましょうよ」


 垣根「ああっ。1人で向かってくる気ならいい度胸してんな」


 絹旗「お仲間さンは引き篭もって出てくる気は無いンですか?」


 DAアラウズリーダー「いいや、調整が間もなく終了し・・・ここへ集う」


 ―・・・ゾロゾロ

 改造能力者「「「」」」

 
 垣根「そいつらが改造能力者か?随分と変わり果てた姿になっちまって。仲間でさえ道具扱いかよ」


 DAアラウズリーダー「道具?いいや、切り札だ。貴様ら悪を迎え撃つために自らの意志で」


 DAアラウズリーダー「改造を望んだのだ。全ては、絶対正義のために」


 絹旗「>>720

 絹旗「は・・・人をあれだけ超巻き込ンで正義のためとかよく言えますね」


 垣根「まったくだな。ご本家の警備員や他のライダーが聞いたら何て思うか」


 DAアラウズリーダー「警備員など非力で悪を根絶させる事など出来ない、正義のなりそこないだ」


 DAアラウズリーダー「だからこそ我々DAアラウズが絶対正義を掲げ、この街の秩序を」


 絹旗「そもそも絶対の正義なンて超ありはしませンよ」 


 DAアラウズリーダー「・・・何・・・?」


 絹旗「警備員の皆さんは生徒を守るために、怪人や犯罪者に超対処しているんです」


 絹旗「そして人類の自由と平和のために戦う、それが仮面ライダーです」


 絹旗「正義とは個人が思う正しさの道であって、そのものを味方につけたとしても他人から見れば」


 絹旗「超ぐちゃぐちゃなんです。だから、正義はあくまでも個人として持つべき信念です」


 絹旗「こンな事をしてるのが正義だなンて口が裂けても超言えないですね」


 絹旗「ただ、自分の正しさを捩じ込ンで、正当化させたいだけの自分勝手な願望じゃないですか」


 DAアラウズリーダー「・・・言い訳はそれで十分か?」


 垣根「お?何だ何だ?言い訳出来ずに、こいつの正論を言い訳にすんのか?」クスッ


 DAアラウズリーダー「黙れ。・・・今すぐにその口を閉ざしてやる」


 ―カシャンッ

 『ドラゴンフルーツエナジー』

 垣根「あ?」


 絹旗「あれは・・・!」 


 『ロック・オン』


 DAアラウズリーダー「変身・・・!」
 

 『ソーダァ!』


 『ドラゴンエナジーアームズ』

 『♪♪♪~♪♪~♪♪♪♪~♪♪♪~』


 タイラント(DAアラウズリーダー)「我々DAアラウズを愚弄するとは、何とも嘆かわしい」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「この私がしっかり更生してやらないとな」

 
 
 絹旗「・・・仮面ライダーの事が嫌いなくせにライダーに変身するンですか」



 垣根「>>724

主義を捻じ曲げても挑むのは嫌いじゃねえし気持ちは買ってやるが、力に溺れたら崇高な正義とやらも全く変わらねえからな

 垣根「主義を捻じ曲げても挑むのは嫌いじゃねぇし、気持ちは買ってやるが・・・」


 垣根「力に溺れたら崇高な正義とやらも全く変わらねぇからな?」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「私が力に溺れるだと?フンッ、そうなるのは自らの力を捨てた者だ」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「私は・・・いや、我々には絶対正義がある」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「その誇りがあれば、毒を以て毒を制す事など造作もない!」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「さぁ、同志達よ!悪を滅ぼせぇえッ!!」


 改造能力者「「「ガァアアアアアアアーーーッ!!」」」


 
 ダークカブトゼクター「」ブーンッ

 
 垣根「何が同志達だ。明らかに自我の崩壊した怪物じゃねぇか」

 ―パシッ
 

 絹旗「人は冷静さを無くすと、常識的な思考すら超簡単に崩れるンでしょうね」


 垣根「なら、俺が完膚なきまでにその常識を消し炭にしてやるよ」

 
 垣根「変身」

 [HENSHIN]


 絹旗「変身!」

 ―ビキュイィィーーンッ
 
 ―ピキィィーーーンッ


 ダークカブトMF(垣根)「未元物質で創られた改造品だろうが・・・」


 ダークカブトMF(垣根)「俺の未元物質に常識は通用しねぇ」


 ベルデ(絹旗)「超叩き潰してやります!」






 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 通路-

 ―ドカァァアアッ!


 木原「おっ始めやがったな。で?どこに行くんだ?」


 黒夜「こっち、実験室へ行くよ。思い出したくもないから行きたくないけど、多分そこで」


 黒夜「待ち構えててくれてるかも。知果ちゃんか木原相似なのか、わからないけど」




 ―タッ タッ タッ

 海美「入ってきた所は綺麗だったのに、ここの通路だけはそのままにしてあるのね」


 唯一「改装の予算が足りなかったのか、敢えてこうしたのか意味不明ですね」

 
 ―ピタッ・・・

 林檎「・・・」

 
 白垣根「林檎さん?」


 黒夜「何?どうかしたの?」


 林檎「・・・ここで、知果がキスしてくれた」


 白垣根「!。・・・そうでしたか」


 唯一「(だから変えないままでいたんでしょうかね)」



 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ―・・・ヒタ ヒタ・・・


 ―ボッ!

 ―ドシュッ!


 改造能力者「ギ、ギギィ、ギァ・・・!」

 ―バタンッ・・・


 ―ゾロゾロ・・・ 


 改造能力者「「「「」」」」

 
 
 黒夜「おーおー、おーおー。ゾロゾロと湧いて出てきたね」



 木原「んだよ、囮の意味ねぇじゃねぇか。ったく・・・」


 唯一「仕方ありませんね。ここは応戦を」


 白垣根「待ってください。後ろからも来ています」


 ―タッタッタッ・・・!

 海美「・・・?。来てるには来てるけど、雰囲気が違うわね・・・」


 木原「・・・あん?アイツらっ」


 ―ヂャコッ

 オーソン「リーダー!ここは任せてください!」


 白垣根「リーダー?・・・木原さんの部下の方ですか?」


 木原「まぁな・・・つか、何でここに来てんだよ」

 
 ヴェーラ「そ、その・・・えっと、場所は嗅覚センサーで追跡しまして・・・」


 ナンシー「何かコソコソとらしくない事してたから、ちょっと様子見してたんですよ」


 木原「ちっ・・・嘗めた事しやがって。減給は覚悟しとけよ」


 ケインズ「うわ、だから言ったろ。給料減らされるって・・・」


 マイク「お前のせいだからな。デニス」


 デニス「えぇ、何でなんですか・・・」


 木原「その代わり生き残ったらボーナスだ。いいな?」


 猟犬部隊「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」


 木原「>>730

結婚式だの旅行だの金と手がかかる奴等だぜお前らは
俺じゃなかったら破産してるぞ

 木原「結婚式の祝い金だの金と手がかかる奴等だぜお前らは」


 木原「俺じゃなかったら破産してるぞ」


 オラフ「だから付いてくんですよ。猟犬なんですから」


 ルル「いつでも噛みつけますよ」


 木原「うーし。おい、この先真っ直ぐか?それともこっちか?」


 黒夜「運良くこっち入るよ」


 木原「おい、耳塞いどいてやれ。俺の合図でそこに行くんだぞ」

 
 白垣根「はい。林檎さん、耳栓を」

 ―キュッ


 林檎「?」 


 改造能力者「「「「ガアァアアアアアッ!!」」」」


 木原「殺れ」


 オーソン「ツーマンセルツーセット。ドタマと心臓ぶち抜いてやれっ!」


 ―ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガ ガッ!!

 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダッ!!
 

 




 相似「んーんーーんんーー・・・」


 相似「・・・じゃ、行ってきてもらおっかな?」


 知果「・・・」


 相似「ついでに、僕がここに居るのも伝えといてくれるかな?」


 ―スクッ スタスタ・・・

 相似「・・・はぁーあ。やっぱあの時始末しとけばよかったなー」


 相似「・・・まっ、性能テストのついでにやっちゃえばいっか♪」


 


 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 実験室-

 黒夜「ここっ!居るっ!?」


 海美「・・・居ないわね。別の所なんじゃ」


 林檎「・・・」


 白垣根「・・・いえ。来てくださったようです」


 ―・・・スタスタ

 知果「・・・」


 林檎「・・・知果!」


 白垣根「彼女が・・・」


 海美「(林檎と同い年なのかって言われると、疑ってしまいそうね・・・)」


 知果「・・・相似さんはあっちの奥の部屋にいますよ」


 唯一「え・・・?・・・何故教えてくださるんですか?」


 知果「相似さんが伝えてほしい、って」


 木原「ちっ、上等じゃねぇか。もう逃げも隠れもしないってか」


 唯一「>>733

あなたはどうしたいの?
ずっと下っ端でいるつもり?

 唯一「15人の内、8人は見かけたましたが残りは相似君のところでしょうか」


 唯一「相似君もとんだ忠犬を飼い慣らしましたね」


 木原「チワワなもんだろ。キャンキャンうるさく吠えるだけのな」


 木原「ともかく俺らは行くぞ。お前ら、アイツは頼んだぞ」


 唯一「お願いします」


 白垣根「はい」


 海美「気をつけなさいよ」


 ―スタスタ・・・

 知果「・・・」


 唯一「・・・貴女はどうしたいの?ずっと下っ端でいるつもり?」ボソッ


 知果「・・・」


 唯一「それだけの力があるのに・・・抵抗しないなんて勿体ない」ハァー・・・


 ―スタスタ・・・


 林檎「・・・知果。・・・ごめんね?」


 知果「・・・謝らなくていいよ。怒ってなんて、ないから」


 林檎「>>736

色々本当にいろいろと…ね…
…ごめん何から言えばいいか分からなくなっちゃった

 林檎「色々・・・本当に色々・・・ね・・・」

 
 林檎「あの時・・・気付いてあげられなかったし・・・」


 林檎「逃げられたのに、会いに行けなかったし・・・」


 知果「・・・」


 ―グッ

 林檎「ごめんね・・・」


 林檎「私・・・」


 林檎「・・・ごめん・・・何から言えばいいか、わからなくなっちゃった・・・」


 知果「・・・」


 林檎「ごめん・・・ごめんね・・・」ポロポロ


 林檎「っ・・・ごめん・・・」ギリッ




 ☆ ゾロ目or6~10
 ◎ 70以上
 △ 50以上
 × ↑以下

 ↓3まで(コンマが高い安価で決定)

 林檎「ていとくと戦ってた姿はかっこよかったよ・・・」


 林檎「でも・・・あんなにかっこよくて強いのに」


 林檎「なんで・・・私のところにすぐ来てくれなかったの・・・?」


 知果「・・・」


 林檎「辛い事があったなら、周りの人に言えばよかったのに・・・私も2人に出会って」


 林檎「抱え込んだらダメってわかったけど・・・」


 林檎「知果は・・・これからどうしたいの?」


 林檎「私は知果に、私と私を信じて仲良くなったていとくとかいびを紹介したいし」


 林檎「会えなくて、味わえなかった時間を埋めたい・・・」


 知果「・・・」


 林檎「・・・知果っ!!」

 
 知果「っ・・・」


 林檎「何か・・・何か言ってよ。会いたかったとか、寂しかったとか」


 林檎「元気にしてたとか・・・いっぱいあるのに!」


 ―ザリッ ザリッ・・・

 海美「林檎っ」


 ―スッ・・・

 白垣根「・・・」


 海美「・・・」コクリ




 林檎「・・・知果」


 知果「・・・林檎ちゃん」ポロポロ


 林檎「・・・久しぶり。また会えて・・・嬉しい」ニコリ


 ―ギュッ・・・

 知果「・・・うぅっ・・・うあぁぁ・・・」


 知果「うぁああああああんっ!」

 ―ギュッ


 知果「林檎、ちゃ、ん・・・うぅぅぅ・・・!」


 林檎「辛かったんだね・・・いっぱい、泣いていいよ」


 知果「>>747

寂しかった…苦しかった…怖かった…
一生懸命戦った!薬だったたくさん我慢した!真っ暗な中を歩いてたんだ

こういう感情は理屈じゃないっていうのが1番いい…
白かっきーの静止も素敵すぎる

 知果「こんな姿になっちゃったのに・・・」


 知果「ちゃんと・・・私の名前、呼んでくれるんだね・・・」


 林檎「うん・・・」


 林檎「・・・だって、友達なんだから・・・先に大人になってても、知果は知果だよ」ニコリ

 
 知果「・・・っ、あり、がと・・・」ポロポロ


 知果「・・・どうしても、勇気が出なくて・・・」


 知果「警備員の人も私を止めてくれようとしたのに・・・手を伸ばせなかった・・・」


 知果「寂しかったし・・・苦しかったし・・・怖かった・・・」


 知果「一生懸命、戦って・・・薬だって、たくさん我慢して・・・!」


 知果「真っ暗な中を歩いて・・・」
 

 林檎「・・・私も、真っ暗な中を歩いてたよ」


 林檎「・・・でも、ていとくが助けてくれたから、私は真っ暗な中から抜け出せたの」


 林檎「だから・・・今度は、私が知果を助けるよ」 

 ―ギュッ・・・


 知果「林檎ちゃん・・・」


 知果「・・・あったかいな・・・こんなに林檎ちゃんは温かくて、落ち着くんだ・・・」


 林檎「>>752

人は一緒にいると温かくなるって教わったから…

 林檎「誰かと一緒にいると、温かくなるって教わったから・・・」


 林檎「・・・大丈夫。知果のそばから離れたりしないよ」


 林檎「もう・・・ずっと一緒に居てあげるから」


 知果「・・・うん」




 海美「・・・っはぁ」


 白垣根「・・・」スッ


 海美「ん・・・ありがとう」グシッ


 

 知果「・・・あのね、林檎ちゃん」


 林檎「うん・・・?」


 知果「・・・。・・・あの人達と、一緒に話そっか」


 林檎「・・・うん」


 ―コツコツ・・・

 知果「・・・」


 白垣根「・・・初めまして、流郷知果さん。白垣根帝督です」ニコリ


 海美「獄彩海美よ。無事でよかったわ」


 知果「!・・・。・・・初めまして。白垣根さん、獄さ」


 林檎「海美って、呼ばないといけないみたい」

 
 知果「え?あ・・・そっか。えっと、海美さん・・・」


 海美「>>」754

 海美「姉も妹もいるから、名前呼びが好きなのよ」


 海美「素直に好みを聞いてくれる子で良かったわ」クスッ


 知果「は、はい・・・」


 知果「・・・あの、白垣根さん、海美さん。重要な事があるんです」


 白垣根「重要な事・・・それは、一体何でしょうか?」


 知果「林檎ちゃんの身体には自壊プログラムとして」


 知果「臓器が自動的に停止させられる機構が埋め込まれているんです」
 

 林檎「え・・・?」


 海美「何で、何でそんなものが・・・!?」


 知果「『暗闇の五月計画』がまだ行なわれていた頃に、相似さん自身が施したんです」


 知果「一方通行のベクトル操作を特に扱えていた林檎ちゃんを、逃がさないために・・・」


 白垣根「・・・だから、貴女は助けようとしていたんですね」


 知果「・・・どうしても・・・林檎ちゃんには、言えなかったから・・・」


 白垣根「・・・っ」


 ―バキッ!

 海美「帝督っ!?」


 白垣根「っ、く・・・これで、自分が知果さんに言ってしまった」


 白垣根「失礼な言動の制裁は、軽くしていただけますか・・・?」


 知果「し、しますから。もう自分を殴らないでください」


 林檎「・・・」


 ―ギュッ

 知果「林檎ちゃん・・・?」


 林檎「・・・もう、離れ離れにはなりたくない」


 林檎「知果が、冷たくなりそうなら・・・私がいくらでも温めるから・・・」


 林檎「こうしてあげるって、言ったんだもん・・・」


 知果「・・・」


 林檎「・・・知果、どうすれば・・・いいの・・・?」


 

 ◎ 50以上orゾロ目
 △ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 知果「大丈夫。こっちに来て?」


 林檎「え・・・?」


 白垣根「何かプログラムを解除する方法があるんですか?」


 知果「はい・・・ただ・・・とにかく来てください」


 
 
 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 実験室 制御室-

 

 知果「この制御室で解除出来るんです。・・・ただ、私には出来なくて・・・」
 

 海美「・・・これが得意なのは、もちろん彼よね」


 白垣根「起きている事を祈りましょう」


 ―タプタプ 

 ―プルルルルルッ プルルルッ

 白垣根「(スピーカーにして・・・)」
 

 誉望『はい、もしもし?白垣根さん、どうかしたっスか?』


 白垣根「誉望さん、夜分遅くすみません。今すぐに協力してください」


 白垣根「>>761

大仕事です、それも一世一代の大きな…
あなたを信じてますよ

海獄と私のワガママにお付き合い願います、答えは終わってから聞きましょうか

 白垣根「大仕事ですよ。一世一代の、命がかかっている」


 誉望『マジっスか。・・・わかりました』


 白垣根「ありがとうございます」


 白垣根「こうして「スクール」として力をお借りするなんて、いつ以来でしょうかね・・・」


 誉望『さぁ、いつ以来でしょうか・・・。ヘッドギア着けたっスよ』


 誉望『何をすればいいんっスか?』


 白垣根「パソコンから私のスマートフォンを逆探知して居場所を特定してください」


 誉望『・・・見つけました。次は?』


 白垣根「USBは・・・あった。今、機材に接続しました。そこからデータを調べて」


 白垣根「自壊プログラムというものを解除してください」


 誉望『自壊プログラム?・・・あ、杠林檎に対する特定の条件下での』


 誉望『臓器機能停止命令、ってやつですか?』


 知果「!。それです!」コクリ


 白垣根「すぐにお願いします」


 誉望『少しお待ちを・・・。・・・』


 知果「・・・」

 ―ギュッ


 林檎「・・・」  


 誉望『・・・。・・・出来ました!はぁー・・・』


 誉望『何て合理性を無視したプログラムなんっスか・・・』


 海美「ちゃんと解除出来たんでしょうね?しっかり見直して」


 誉望『あ、海美さん?わ、わかりました・・・』


 誉望『・・・大丈夫っス。解除した事で自動的にプログラムが削除されましたね』


 知果「・・・林檎ちゃんっ」


 ―ギュッ・・・

 林檎「ん・・・」


 海美「はぁ・・・」


 白垣根「よかった・・・本当に、ありがとうございます。誉望さん」
 

 誉望『>>764

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 誉望君の凡庸性が輝いた

 誉望『これくらいで良ければ朝飯前っスよ』


 誉望『それに、そこまでお願いしてきたからには断れないっスからね』


 白垣根「このお礼はいつか、必ずしますので。お待ちしていただけますか?」


 誉望『はい。今度、ランシスさんにあげる指輪を考えてもらうっスよ』


 白垣根「お任せください。では、失礼します」


 誉望『はい。・・・厄介事に巻き込まれてるなら、お気をつけて』


 白垣根「ありがとうございます」クスッ


 ―プツッ

 白垣根「・・・念の為、病院で検査してもらいましょう」


 海美「そうね。臓器に埋め込むくらいなんだから、甘く考えない方がいいもの」


 知果「・・・でも、その前にしなくちゃいけない事がありますね」


 林檎「え・・・?」 


 ―ゾロゾロ・・・

 改造能力者「「「「「」」」」」

 
 海美「どうやら、簡単には生きて返さないつもりね」

 
 白垣根「そのようですね。・・・知果さんは林檎さんをお守りください」


 知果「はいっ」


 [0 0 0]

 [STANDING BY]

 白垣根「変身!」


 海美「プリキュア!ラブリンク!」

 『L・O・V・E!』


 キュアダイヤモンド(海美)「英知の光!キュアダイヤモンド!」



 林檎・知果「・・・」キョトン



 オーガ(白垣根)「いきますよ、海美さん!」

 
 
 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ!それと、マイナス1だからね!」



 オーガ(白垣根)「手厳しい限りですねっ」



 

 林檎「・・・あれ?」


 知果「え?どうかしたの?」


 林檎「・・・くろよるは?」




 ―ドガッ!

 木原「よぉー、相似くーん?ここに居るのかー?」


 相似「どもども、お早いお越しで」


 唯一「そうでもないと思うけど。・・・その後ろにいる男性2人は?」


 相似「お察しの通り改造能力者ですよ。DAアラウズの余りなので、少し強化してみました」


 相似「なので丁度よかったです。調整が完了しましたので・・・」


 相似「少しばかり実験に協力してください」ニタァ


 ―ガリガリガリ ピーーーッ・・・

 強化改造能力者「「」」


 木原「・・・お前、マジで何がしてぇんだ?」


 唯一「変異種の能力者を生み出したいだけなの?超能力者に匹敵するような」


 相似「いえいえ、この改造能力者には強度という概念はありません」


 木原「あ?強度がねぇだと?」


 唯一「・・・未元物質を埋め込んだ事によって、能力を使えるようになるのですから」


 唯一「強度がどうとかは、確かに関係なくなりますよ」


 相似「なのでこのまま研究が進めば、能力の基準さえ意味がなくなります」


 相似「つまり・・・誰でも多種多様な強い能力者になれるんですよ!」


 相似「そうなったら僕は新たな創造者になっちゃうんですから、すごくないですか?数多さん」


 木原「>>773

能力っていうのは人が自分で生み出して使うっていうのにこれじゃ未現物質が人間を介して能力を使ってるのに過ぎねえよ…
これが研究の形なら間違いだな

 木原「・・・どんなもんかと聞いてみりゃ、くだらねぇな」


 相似「?」


 木原「能力ってのは人間が自分で生み出してなんぼだっていうのに」


 木原「それじゃ未元物質が人間を介して、能力を使ってるのに過ぎねぇよ」


 木原「でもって能力を使うために補う代償が自我の欠損か、崩壊みたいだな」


 木原「そんな感じになっちまうなら、尚更出来損ないでしかねぇよ」


 木原「そんなもんが研究の形だってのか・・・はぁー」


 木原「間違いだらけの0点、研究者失格だぞ。相似」


 相似「・・・それは悲しいですねぇ。なら、どうすれば認めてくれますか?」

 
 ―ギュロロロロ・・・

 木原「俺を殺したらな。ま・・・無理だろうがよ」


 『レモンエナジー』

 唯一「相似。今度こそ、ここで終わらせてやるからな」


 『ロック・オン』


 唯一「変身!」

 『ソーダー』

 『レモンエナジーアームズ』 
 
 『ファイトパワー!ファイトパワー!ファイファイファイファイファファファファイ!』



 木原「変身」

 ―ギュロンッ


 相似「お~?デュークの新バージョンかー。流石は唯一姉さん、創造力の塊ですね」


 デューク(唯一)「全然嬉しくもねぇな。おら、早くお前も変身しろよ」


 アナザーアギト(木原)「>>775

それだけ余裕ぶっこいてるってことはそっちも隠し玉があるんだろうしな

 アナザーアギト(木原)「それだけ余裕ぶっこいてるって事は、隠し玉があるんだろうしな」


 相似「隠し玉、ですか。まぁ・・・ありますねぇ、これが!」


 デューク(唯一)「(赤いオレンジロックシード?)」



 相似「変身」


 『ブラッドオレンジ!』『ザクロ!』

 『『ロックオン!』』

 『♪♪~~♪♪♪~~♪♪~~♪♪♪~~』

 
 『ハッ!』


 『ブラッドザクロアームズ!』

 『狂い咲き・サクリファイス!』


 『ブラッドオレンジアームズ!』

 『邪ノ道・オンステージ!』


 セイヴァー(相似)「僕に与えられた試練がお2人を倒す事なら・・・」


 セイヴァー(相似)「是非とも思う存分に性能をテストさせてくださいねぇ~!」

 http://i.imgur.com/9iuNdou.jpeg


 デューク(唯一)「あんなロックシードは見た事ねぇぞ・・・。新しく創ったのか?」


 アナザーアギト(木原)「どうだっていいだろ。アイツを倒せばそれでいいんだ」


 デューク(唯一)「・・・はいっ!」



 視点変更

 このまま
 ダークカブト&ベルデ
 オーガ&キュアダイヤモンド

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 [CLOCK OVER]

 ダークカブト(垣根)「モルモットが調子こいてんじゃねぇぞ」


 ―バシュッ! ドパァッ! ザシュッ! ザシュッ! ドパッ ゴパァッ!

 カブトクナイガンの血を振り払い、ダークカブトが鼻で笑う。
 その瞬間、改造能力者の首に一筋の閃光が走り、鮮血を噴きながら裂けた。
 首以外にも脳天と胸部の人体における急所からも噴き出しているため、改造能力者は完全に息絶えている。


 タイラント(DAアラウズリーダー)「な、に・・・!?馬鹿な、一撃で!?」


 ベルデ(絹旗)「余所見してンなよおらァッ!」


 ―バキャァアッ!!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ぐっぁ!」


 改造能力者を瞬殺されたことに動揺し、隙きを見せたタイラントにベルデは窒素装甲を纏った拳を振るった。
 防御するのに遅れたタイラントは殴り飛ばされ、通路の壁にめり込むほど叩きつけられる。
 
 ダークカブト(垣根)「あれだけ自慢してたこいつらもこの程度か」


 ダークカブト(垣根)「テメェの理想も所詮は絵空事だったって訳だな」 


 ベルデ(絹旗)「絵空事じゃなくて単なる拗らせ過ぎた妄想ですよ」


 タイラント(DAアラウズリーダー)「貴、様らぁ・・・!」



 × 70以上
 ◎ ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ゥ、ウォオオオオオッ!!」


 タイラントはソニックアローを構え、ベルデに接近する。
 振り翳したソニックアローのアークリムで斬り付けようとしていたが、ベルデの背後に
 立っていたダークカブトのカブトクナイガンによる射撃で怯んだ。
 

 ベルデ(絹旗)「デアアッ!」


 ―ドガッ! バキィッ! ドガァッ!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ゴッ、う゛ぇぁ・・・!?」


 ダークカブト(垣根)「ッ!」


 ―ドガッ!

 ―ドスンッ!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「ガ、グゥ・・・!」


 踏み込みながら横に360度体を回転させて同時に繰り出す回し蹴り、アルマーダ
 前傾姿勢となり両手を地面についてから頭を床スレスレまで下げ、大きく回転した事で
 伴う遠心力を利用した片足での後ろ回し蹴り、ハボジアハイア。
 低い姿勢で、相手に背を向けながらサソリのように体を反らして、片足を蹴り上げる
 エスコルピオン。
 それら3つの足蹴りを叩き込まれ、追撃にダークカブトの前蹴りで再び壁に叩き付けられる。
 

 ダークカブト(垣根)「お前が殺るか?」


 ベルデ(絹旗)「ちょっとスペースが超足りないので・・・超譲りますよ」


 ダークカブト(垣根)「そりゃどうもな」



 ベルデの承認を得て、ダークカブトは1歩ずつ威圧をかけながら近付いていくと
 右脚を大きく振るい上げ、タイラントの左肩に踵落としを叩き込む。
 

 ―ドゴォオンッ!!

 タイラント(DAアラウズリーダー)「グアァアアッ!!」


 [1・2・3]


 ダークカブト(垣根)「ライダー・・キック」

 [RIDER KICK]


 ダークカブトゼクター内で生成、貯蔵されたタキオン粒子を開放してチャージアップすると
 セブンタイヤルカバーを閉じてからゼクターホーンも右側へ倒す。
 音声認識をさせた後、ゼクターホーンを再び左へ倒すとダークカブトゼクターから
 波動に変換したタキオン粒子が、カブトブレストの溝となっている部分を通って
 カブトホーンに収束。
 そこから経由して、今度は右脚のライダーストンパーに収束した。

 ダークカブト(垣根)「オラァアアッ!!」


 ―ドガァアアアアッ!!


 タイラント(DAアラウズリーダー)「ギャァアアアアアアッ!!」

 
 ―ドガァアアアアアアアアアアアンッ!!


 踏みつけるようにライダーキックを繰り出し、タイラントは床に叩き込まれる。
 原子崩壊を引き起こす威力でタイラントのライドウェアやエナジーアーマーが
 消滅していき最後は漏れ出したエネルギーが暴走し、大爆発を起こした。



 DAアラウズリーダー「ぁ、う・・・ぐ、ぉぉ・・・!」



 ダークカブト(垣根)「はんっ、生きてやがるのか。しぶといなぁ」


 DAアラウズリーダー「わ、たし、の、絶対正義、は、負けなど、しない・・・!」


 ―ズル・・・


 ベルデ(絹旗)「まだ立つ気ですか?・・・超無駄ですよ。貴方に勝ち目なんてありません」


 ダークカブト(垣根)「大人しく力尽きてろよ」



 
 ◎ 50以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 DAアラウズリーダー「グ、ウ、グォオオオッ・・・!」


 DAアラウズリーダー「なん、だ、これ、は・・・!?」

 ―ベキベキベキッ メキメキッ

 ダークカブト(垣根)「あ?」


 ベルデ(絹旗)「(皮膚が乾いた泥みたく剥がれ落ちていってる・・・!?)」
 

 DAアラウズリーダー「ア、ガァ、アアッ!ゲゥ・・・!」


 DAアラウズリーダー「グ、ァアアアアアア!!アァアアアアア!!」


 ―ドパンッ!! ドチャッ ビチャッ・・・


 タイラント「グォオオオオオオオオッ!!」

 http://i.imgur.com/HBHpM11.jpeg


 ベルデ(絹旗)「!?。怪人になった・・・!?」


 ダークカブト(垣根)「どうなってんだ?明らかに変身じゃなく変貌って感じだったぞ」


 ベルデ(絹旗)「わ、わかりませんよ。・・・けど、ここで倒さないと超ヤバそうです!」


 タイラント「グオォオオオオオオッ!!」


 DAアラウズのリーダーの皮膚を突き破るように出現した怪人、タイラントは
 角を突き出してダークカブトとベルデに突進してくる。
 ベルデは敢て前に出ると、窒素装甲の自動防御能力でタイラントの突進による衝突を
 防いだ。
 弾き返されたタイラントは通路の奥へ突き飛ばされ、床を転がる。


 ダークカブト(垣根)「流石に二度も美味しいとこは要らねぇな。譲ってやる」


 ベルデ(絹旗)「>>787

超紳士的ですね、そういうところは胸を少し張ってもいいですよ
美味しいところを超いただけるかわかりませんけどね!

 ベルデ(絹旗)「超紳士的ですね。そういうところは胸を少し張ってもいいですよ」


 ダークカブト(垣根)「少しかよ・・・」

 
 ベルデ(絹旗)「美味しいところを超いただけるかわかりませんけど」


 ベルデ(絹旗)「全部平らげてみせますよ」
 

 ベルデ(絹旗)「私だって超ヒーローなんですから。負ける訳にはいきません!」


 そう告げてベルデは立ち上がろうとしているタイラントに飛びかかり、更に奥へと
 続く通路へ投げ飛ばした。
 開いていた扉の向こう側へタイラントは入って行き、ベルデも後を追う。
 そこは広々とした実験室となっており、ベルデは仮面越しに不敵な笑みを浮かべた。


 ベルデ(絹旗)「ここなら申し分ないですね」


 ―シュインッ

 ベルデ(絹旗)「ベントイン」

 
 ―ビィィュンッ

 『ファイナルベント』

 バイオグリーザ「カロロロッ!」


 ―シュババッ! シュルルルッ!

 ―ドガッ!


 床に散らばっているガラスの破片から出現したバイオグリーザは舌を天井に目掛けて伸ばす。
 舌は天井を貫き、室内側へ別の穴を空けて引っかけられた。
 ベルデは宙返りをすると、両足に舌先が巻き付かれて振り子のように揺れてタイラントへ
 接近し、羽交い締めにするように捕まえる。
 勢いよく上にへと上がる途中、バイオグリーザの舌が解かれてタイラントを捕まえたままの
 ベルデは縦に回転しながら、タイラントの両脇に足を挟み込ませ両足をガッチリと掴む。
 そして、落下していきパイルドライバーを繰り出しタイラントを頭部が床へ埋め込むように
 叩き付けた。

 ―スタンッ


 ベルデ(絹旗)「っと・・・」


 タイラント「グオ、ォオォ、ォ・・・」


 ―・・・バタリ

 ―ド ガ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ンッ !!


 ベルデ(絹旗)「ふーっ・・・。・・・あれは、人後怪人という事でいいんでしょうか」


 ダークカブト(垣根)「さぁな・・・まだ改造能力者が残ってるかもしれねぇし」


 ダークカブト(垣根)「残業処理するか?」


 ベルデ(絹旗)「はい!」



 
 視点変更

 デューク&アナザーアギト
 オーガ&キュアダイヤモンド

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 改造能力者「ガァアアアアアアアーーッ!」


 ―ボ ォォ ォオ オ オーーッ!

 オーガ(白垣根)「フッ・・・!」


 ―ビュ オ ォ ォ ォ オ オ オ オ オッ !!


 目に見えない炎を発火させる未元物質を生み出す改造能力者に対して、オーガは展開した
 翼で突風を巻き起こし、改造能力者の周囲を限定して酸素を消す。
 それによって発火が怒らなくなり、改造能力者は酸素が無くなった事によって酸欠を起こし
 痙攣してから数秒で絶命する。
 

 キュアダイヤモンド(海美)「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!」

 ―タンッ♪ タンッ♪


 ―ヒュ オ オ ォ オ オ オ オ オッ!!


 ―ピキピキッ パキッ ピキピキッ


 ラブハートアローを頭上に掲げて、タンバリンの様に叩くと冷気を発して改造能力者達を
 氷漬けにする。
 ラビリーコミューンにラビーズをセットし、画面にハートを描くと中央の小さなハートが
 2回点滅して、エネルギーが充填された事を知らせる。
 

 キュアダイヤモンド(海美)「煌めきなさい!トゥインクルダイヤモンド!」


 人差し指を突き出し、無数の菱形をした氷の結晶を放つ。
 氷漬けにされていた改造能力者達は氷の結晶に包み込まれていき、そのまま動かなくなった。
 

 林檎「・・・知果、かいびのあの服装って・・・何?」


 知果「・・・何だろうね」


 
 ―スタンッ

 キュアダイヤモンド(海美)「帝督。まだへばってないわね?」


 オーガ(白垣根)「>>793




 なんだろ、この混沌とした戦闘描写。

プリキュアの攻撃とかリアルに考えると結構えげつなかったりするしな…
ただたしかに混沌としてて面白い

当然です、あのお二人の将来がかかってるとあればいくらでも気持ちが奮い立ちますよ

 オーガ(白垣根)「当然です。あのお2人の将来がかかってるとあれば」


 オーガ(白垣根)「いくらでも気持ちが奮い立ちますよ」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうこなくっちゃ」ニコリ


 腰の右側に携行していたオーガストランザーを取り出したオーガはミッションメモリーを
 メモリースロットに装填する。
 それによってフォトンブラッド製の刀身が大きく伸びた。
 オーガフォンを開き、エンターキーを押してエクシードチャージを発動する。 


 [EXCEED CHARGE]


 オーガ(白垣根)「ハァァアッ・・・!」

 
 オーガ(白垣根)「トゥァアアアッ!!」

 ―ズ バ ァ ア ア アッ !!


 キュアダイヤモンド(海美)「プリキュア!ラブリーフォースアロー!」


 ―パチンッ

 ―キランッ☆


 ―バ シュゥウ ンッ!!
 

 刀身から金色に輝く光の刃が伸び、オーガが横に振るうと斬撃波が放たれた。
 ラブハートアローを引き、ウインクをして菱形の光を輝かせる。
 青く輝いているハートのクリスタルから菱形の青いエネルギー弾が発射されて
 オーガの放っていた金色の斬撃波と共に改造能力者達を撃破する。


 ―ド ガ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ンッ !!
 

 キュアダイヤモンド(海美)「よしっ!やったわね、帝督!」


 オーガ(白垣根)「はい。流石ですね」クスッ



 
 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 >>793  うーん、にしても気が緩む(笑
     >>1の端末の履歴にはもうライダーとドキプリのサイトがわんさか残っちゃってまぁ

ドキプリは…本当に良い作品だからいいのだ(ボキャ貧)

 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 >>796 だね。
     というか、デリプリ始って早々放送スケジュール調整で1ヶ月も短縮はねーって
     ちびっ子達可哀想

 林檎「ていとく、かいび・・・」


 オーガ(白垣根)「あっ、お2人とも。お怪我はありませんか?」


 知果「は、はい。・・・あの、海美さんです、よね?」


 キュアダイヤモンド(海美)「え?もちろんそうだけど・・・なんで?」キョトン


 知果「い、いえ、その、いきなり姿が変わってしまったから、ビックリして」アセアセ


 キュアダイヤモンド(海美)「あぁ、そういう事。大丈夫、ちゃんと私は私だから」ニコリ


 知果「そ、そうですか」ホッ


 キュアダイヤモンド(海美)「(プリキュアの事は知らないだろし、ビックリするのは当然よね)」


 林檎「・・・」ジーッ 


 キュアダイヤモンド(海美)「ん?林檎?」


 林檎「・・・かいびのその服、鳥みたいにキラキラしてフワフワしてるね」

 
 キュアダイヤモンド(海美)「!。ふふっ、ありがとう」ニコリ


 白垣根「・・・おや?黒夜さんは・・・?」


 黒夜「あっ、終わったの?」


 知果「海鳥ちゃん。どこに行ってたの?心配したよ・・・」


 黒夜「いやー、ごめんごめん。あっちで木原相似が使ってるデータファイルを探っててさ」 


 黒夜「とんでもないの見つけちゃったわ」


 キュアダイヤモンド(海美)「何か、嫌な予感がするわね。何を見つけたの?」


 オーガ(白垣根)「>>801

あなたが言うんですから余程のものでしょうね…
甘い言葉で人を騙して材料としてみてきた男ですから

 オーガ(白垣根)「貴女が言うのであれば、余程のものでしょうね・・・」


 オーガ(白垣根)「甘い言葉で人を騙し、材料として見てきた男ですから」


 黒夜「うん。正しくその通りの思考が現れてるよね、これ」
 

 黒夜「計画の詳細によると世界各国に居る、全人類に未元物質を埋め込んで」


 黒夜「改造能力者と同じ様にするんだって」 


 知果・キュアダイヤモンド(海美)「「っ!?」」


 オーガ(白垣根)「・・・埋め込む方法はどういったものですか?」 


 黒夜「簡単だよ。未元物質を粒子化させて、打ち上げたロケットをほんの数分で世界中を飛び回らせる」


 黒夜「その際に空気中に未元物質は散布されて、一週間後には皆の体内に留まるから」


 黒夜「特殊な電波を流す事で体内の未元物質を活性化させると、埋め込まれた人間は」


 黒夜「改造能力者にされる・・・らしいよ。可能かどうか実際問題、わからないけど」 


 キュアダイヤモンド(海美)「可能かどうかなんて知った事じゃないわよ!早く止めないと!」


 知果「その散布する未元物質はどこにあるんですか?それさえ消してしまえば」 

 
 黒夜「それがねー、困った事にもう散布が始まろうとしてるみたいでさ」


 黒夜「ロケットが打ち上げ準備に入ってるんだよ。駐車場の所から」


 オーガ(白垣根)「・・・私が止めてきます。海美さんは・・・木原相似をお願いします」 
 

 林檎「ていとく・・・それって危ないんじゃないの・・・?」


 キュアダイヤモンド(海美)「>>803

帝督ならやれるわ…

 知果「そ、そうですよ!白垣根さんの力がすごいのはわかりますけど、ロケットを止めるなんて」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・大丈夫、帝督ならやれるに決まってるでしょ」クスッ


 オーガ(白垣根)「はい。もちろんですとも」クスッ


 黒夜「未元物質の種類は約500通りで、どう消滅させるかは白垣根次第だし」


 黒夜「あと、大気圏を越える前にどうにかしないとやばいよ」 


 オーガ(白垣根)「わかりました。その前に抹消してみせます」


 林檎「・・・ていとく、本当に行くの?」


 オーガ(白垣根)「はい。ご心配なく、少し人類の自由と平和を守りに行くだけですから」


 林檎「・・・そっか。じゃあ・・・ちょっと屈んで?」


 オーガ(白垣根)「?。はい・・・これでよろしいですか?」

 
 林檎「うん。ていとく、いってらっしゃい」

 ―ちゅっ


 オーガ(白垣根)「!」



 知果「!」


 黒夜「ひゅー」


 キュアダイヤモンド(海美)「あらあら」クスッ



 林檎「>>805

 林檎「絶対、無事に戻って。今度は、ホッペにしてあげるから・・・」


 オーガ(白垣根)「・・・はい、戻ってきますよ」クスッ

 
 
 林檎「約束だよ?絶対無事に帰ってきてね」



 オーガ(白垣根)「はい、約束します。・・・では、行ってきます」


 林檎「うん」


 知果「お、お気をつけて!」


 黒夜「まっ、大丈夫だとは思うけど無茶して恥かかないようにね?」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうよ。そうなったら・・・私も追わなくちゃいけなくなるし」


 オーガ(白垣根)「・・・はい」コクリ


 ―コツコツ・・・


 知果「・・・その、海美さんはしなくてよかったんですか?」


 キュアダイヤモンド(海美)「する必要がないもの」


 キュアダイヤモンド(海美)「キスじゃなくて、気持ちで伝えているんだから」クスッ


 知果「・・・そうですか」クスッ


 黒夜「よっし、じゃあ私らはツー木原の加勢に行こっか」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。知果、林檎を連れて外に避難しててもらえるかしら?」


 知果「あっ・・・は、はい。わかりました」コクリ


 キュアダイヤモンド(海見)「林檎。私もまた後で必ず戻ってくるから、木場さんの所で待っててね?」


 林檎「・・・」コクリ


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・んー、でもちょっと不安だから、おまじないしてほしいなー」


 林檎「!。うんっ。いってらっしゃい、かいび」

 ―ちゅっ


 キュアダイヤモンド(海美)「ありがと。これで大丈夫だから、心配しないでね」ニコリ


 林檎「わかった。待ってるから」コクリ


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。行きましょ、黒夜。・・・貴女もしてもらえば?」


 黒夜「いや、いいよ。アンタが近くにいればそれだけで大丈夫そうだしさ」


 ―タッタッタッ・・・

 知果「私達も行こ、林檎ちゃん」


 林檎「うん」コクリ




 ―ザシュッ!

 強化改造能力者「ガガガ、ァ、ガ、ガァァアッ!」


 デューク(唯一)「っく!(皮膚が硬すぎて刃が通らない!)」


 
 セイヴァー(相似)「それっ!よっと!」
 

 アナザーアギト(木原)「(確かに性能は格段に上がってやがるな)」


 アナザーアギト(木原)「(面倒くせぇが事実として認めるしかねぇ)」


 アナザーアギトは大橙丸とセイヴァーアローのアークリムによる斬撃を見切りながら回避に徹する。
 プロトセイヴァーだった時と今、対峙しているセイヴァーの性能を比べるためだが、すぐに性能差の
 違いを見抜くと、右手首のパワーゴールドアンクレットで斬撃の衝撃を吸収して攻撃を防ぐ。

 セイヴァー(相似)「どうですか?あれから色々と改良してみたんです」


 セイヴァー(相似)「あの時みたく圧倒してみていいんですよ?」


 アナザーアギト(木原)「ウゼェ」


 ―バキャッ! ドカァッ!

 セイヴァー(相似)「っとと、あれあれー?10年前はあんなに強かったのに~・・・」

 
 
 セイヴァー(相似)「数多さんも流石に老いには勝てないんですか」クスッ



 アナザーアギト(木原)「はっ。そこまで衰えちゃいねぇよ!」



 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 アナザーアギト(木原)「ドリャッ!」


 ―ギュオッ! ビュンッ!

 
 セイヴァー(相似)「ふっふーん♪」


 アナザーアギトは腕と足に生えている鋭い爪のような感覚器官のバイオクロウで斬り付けようと
 接近しながらセイヴァーを押していき、後ろ回し蹴りを繰り出してバイオクロウを突き刺そうとする。
 セイヴァーはそれを回避して、大橙丸を勢いよく振り下ろし足を斬り落とそうとする。
 
 アナザーアギト(木原)「ちっ!」


 ―ガキャァアッ!

 ―ギギギッ・・・!

 セイヴァー(相似)「っ、くふふっ!」


 足を斬り落とされる前に、アナザーアギトは膝を曲げて大橙丸の刃であるカヒノジンを
 足首のパワーゴールドアンクレットで受け止める。     
 セイヴァーは受け止められてすぐに大橙丸を引き、セイヴァーアローを至近距離から撃ち放つ。
 ソニックアローと酷似しているが、片手でエネルギーの矢を射ているため自身の創った物とは別物だと
 デュークは遠目で認識する。

 ―バシュッ! バシュッ!


 アナザーアギト(木原)「ッデア!」

 ―ガキィンッ! ヂューンッ!


 セイヴァー(相似)「おほー、エネルギーの塊を手で弾くなんて普通出来ませんよー」


 アナザーアギト(木原)「この姿からして普通もクソもねぇだろっ」


 『ロック・オン』

 セイヴァー(相似)「言えてまっす!」


 
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 『ザクロパワー!』


 ―ギュロロロロロロォッ!

 ―ド ド ド ド ド ド ド ド ドッ!


 発射口のアローレストの前にザクロの形状をしたエネルギー体が出現し、引き絞っていた
 ノッキングドローワーを離すと内部から弾けるように皮が剥ける。
 その内部からザクロの実の部分を模している赤い球体のエネルギー弾が四方八方へ
 弾け飛んだ。

 
 ―キィィン・・・

 アナザーアギト(木原)「ハァァァ・・・!」


 ―ドカッ! バチィンッ! ドカァッ! バチューンッ!



 ―ドカァアアッ!!

 強化改造能力者「ギァァアアッ・・・!」


 デューク(唯一)「うわっ!危なっ」


 ―バサァッ
 
 アナザーアギトはアギトホーンで視覚、聴覚の感覚を極限まで研ぎ澄ますとエネルギー弾を
 手刀や回し蹴りで弾き落していく。
 離れた場所で戦闘をしていたデュークの方へもエネルギー弾が飛んできて、対峙していた
 強化型改造能力者が突き飛ばされる。
 デュークは特殊繊維で編み込まれた防弾、防刃機能を持つゲネシスケープで自身の体を
 覆い隠すようにしてエネルギー弾を防いだ。


 ―バヂィッ!

 アナザーアギト(木原)「・・・これでも衰えてるってのか?」


 ―パチパチパチパチッ!

 セイヴァー(相似)「すごいですね~!まさか全部防ぐなんて」


 アナザーアギト(木原)「>>815

ただ歳を重ねただけじゃねえ経験を積んで俺もまだ成長途中なんだよ
ここで負けたら死んでも死にきれねえ…

 アナザーアギト(木原)「ただ歳を重ねただけじゃねぇ。経験を積んでまだ成長途中なんだよ」


 アナザーアギト(木原)「あと、俺を信じてる奴がいるからな」


 アナザーアギト(木原)「ここで負けたら死んでも死にきれねぇしよ」

 
 アナザーアギト(木原)「お前と違ってぼっちじゃねぇし、気合の入れようが違うぜ?」


 セイヴァー(相似)「年甲斐もなく、ってとこですか」


 セイヴァー(相似)「そう若くないんですから血糖値の心配したらどうです?」


 アナザーアギト(木原)「お前も言うほど若くもねぇだろ」


 セイヴァー(相似)「あらら、そうでしたね。これはお恥ずかっし!」


 ―バシュンッ! バシュンッ!

 アナザーアギト(木原)「不意討ちも恥ずかしいと思えっ!」




 デューク(唯一)「テァアアッ!ハァッ!」


 ―ザシュッ! 

 ―バシュンッ! バシュンッ!


 強化型改造能力者の胸部を斬り付け、その箇所にデュークはソニックアローを射る。
 エネルギーの矢は強化型改造能力者の体内に留まって膨張すると、内臓の何カ所かを
 破裂させながら爆発する。
 内臓が破裂した事で強化型改造能力者は大量の鮮血を吐血し、足取りが覚束なくなって
 常人であれば失血死しているはずだが、それでも尚デュークに攻撃を仕掛けようとする。
 

 デューク(唯一)「あぁくそ!いい加減死ねゴラァッ!」


 『ロック・オン』


 ―グオオォン グオオォン グオオォン

 『レモンエナジー』



 デューク(唯一)「リャァアッ!!」

 ―シュバァアアッ!


 ―ザ ブッ !

 レモンエナジーのエネルギーをアークリムに収束させ、自身も回転する勢いに乗せて
 ソニックアローを振るう。
 アークリムからエネルギーの斬撃波が横向きに放たれ、強化型改造能力者の胴体を
 上半身と下半身とに分けて切断した。
 上半身のみとなった強化型改造能力者は数秒、痙攣しながら腕を伸ばそうとしていたが
 今度こそ絶命し、動かなくなる。

 
 強化型改造能力者「ガァアアアアーーーッ!!」


 デューク(唯一)「次はお前だっ!覚悟しろやっ!」







 『発射開始、カウント10。9、8、7、6』


 ―バゴォオオーーーンッ!!


 ―バサァアッ!!

 オーガ(白垣根)「あれかっ!」


 『5、4、3、2』


 『発射』


 ―ゴ オォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オッ !!


 オーガ(白垣根)「ッ!」

 ―ヒュ オ ォ オ オ オ オ オーーーッ!!


 白い翼を羽ばたかせてオーガは発射されるロケットに接近すると、短剣状態の
 オーガストライザーを突き刺し、次に6枚ある翼の先端を吸盤状に変形させるとロケットの
 表面に貼り付けて離れなくする。
 

 ―ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴッ !!


 オーガ(白垣根)「ここからっ・・・!」



 ◎ 70以上or20~30orゾロ目
 ○ 50以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 オーガは蜘蛛のように翼を使ってロケットの表面を這い上がっていき、先端部分の
 近くまで上った。
 ロケットは既に対流圏を越えて、成層圏の中間まで上昇し次は中間圏まで
 達しようとしていた。


 オーガ(白垣根)「(まずは速度を落しましょうっ)」


 ―バサァアッ・・・!

 ―ゴ ゴ ゴ ゴ ゴォ・・・!


 6枚の内、2枚を離して肥大するように巨大化させるとロケットの先端を囲った。
 巨大化した翼によって空気抵抗が強くなり、ロケットの推進速度が失われていく。
 体勢を安定させたオーガは更に2枚を離すと、今度はロケットの表面全体に貼り付ける。
 そして翼に運動方程式とは真逆になる、物体が加速した時に反対方向へ力が発生する
 未元物質を纏わせた。
 その途端、ロケットはブースターからの噴射に抵抗するかのように急激に速度が低下し
 ロケットの全体に貼り付けた翼を切り取り、オーガはロケットの先端を囲っていた翼と
 未元物質を纏わせていない翼を羽ばたかせて飛翔した。


 ―ヒュオォオオオオッ!!


 オーガ(白垣根)「フッ・・・!」

 ―ギュオォオオオオオーーーッ!!


 失速したロケットを軽々と追い越したオーガは先に成層圏を抜けて、中間圏の手前にまで
 上昇する。
 切り取った2枚の翼を再度創り出して、オーガは胸の前で両腕を交差させながら6枚の翼も
 自身を包むように折り畳む。
 力を込めて勢いよく広げると、片方の3枚の翼はオーガを中心として全長約500mもの
 大きさまで巨大化していた。
 

 オーガ(白垣根)「ロケットの中身も纏めて消すにはこれでいいでしょう」

 
 オーガ(白垣根)「さぁ・・・来なさいッ!!」



 ―ギュ オ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オッ !!


 ―グ オ   オ ォ    オ オ     オ オ ン・・・


 ―ジュウウゥゥ・・・ ゴププッ バチバチッ! プシュゥゥー パリンッ  

 翼に触れたロケットは真っ二つに折れる事なく、表面から溶けていき内部に貯め込まれていた
 未元物質は電流により焦げ、熱によって液体から気体へ気化し、粉々に砕け散る。
 全ては消滅し、巨大化していた翼も先端から崩れ落ちて粉々になり粒子かすると、根元を
 残して通常時のままの翼へとなった。


 オーガ(白垣根)「ふぅ・・・」


 オーガ(白垣根)「>>822

これで最も危惧していた事態は避けられましたね…
あんなに重いものを持つなんていつ以来でしょうか…きっと林檎さんたちの未来にふさわしいはずです

 オーガ(白垣根)「これで最も危惧していた事態は避けられましたね」


 オーガ(白垣根)「あんなに重いものを持つなんていつ以来でしょうか・・・」


 オーガ(白垣根)「きっと林檎さん達の未来にふさわしいはずです」

 
 オーガ(白垣根)「まぁ、まだ終わりではありませんね。戻りましょう」


 ―ヒュオォオオオーーーーッ・・・!




 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 通路-
 
 オーソン「なら、あっちの方へ行けばいいんだな?」


 知果「はい。まだ木原さん達は戦っていると思います」


 デニス「全員、弾の補給は済ませてある。このまま行けるぞ」


 オーソン「よしっ、情報提供助かる。ヴェーラ、ロッド、この2人を外まで護衛してやれ」


 ヴェーラ・ロッド「「了解」」


 マイク「しかし、さっきの揺れと爆発音は何だったんでしょうか」


 デニス「さぁな。大方、リーダーが暴れたからだろ」


 知果「あ、それは・・・」




 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

猟犬部隊と普通に話してる知果ちゃんすごいな…

 林檎「っ!。危ないっ!」


 ―ガゴォオオォーーンッ!!

 林檎「っ、うぐ・・・」


 知果「林檎ちゃん!」


 デニス「クソッ!何だってんだ!?」


 ルル「後ろっ!」


 改造能力者(?)「ァ、アァァア、あぁ、ァ・・・」


 ケインズ「まだ残ってやがったのか!?」


 オーソン「待てっ!様子が変だ、警戒しろっ!」


 ―メキメキッ グシャッ ビキッ・・・

 改造能力者変異体「ギシャァアアアアアアッ!!」


 オラフ「何だよありゃ・・・」


 ナンシー「見ればわかるでしょ。暴走か変異したのよ」


 オーソン「各自障害物に隠れろ!ヴェーラ!ロッド!早く嬢ちゃん達を」


 改造能力者変異体「ギシャァアアアアアアッ!!」


 ―ボ オ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オッ !!

 知果「っ!」


 『リンゴ!』


 知果「変身!」 


 『ロックオン!』

 『カモン!』


 『リンゴアームズ!』


 『デザイア・フォビドゥン・フルーツ!』


 ―ジュオオォオオオッ・・・!

 イドゥンはアップルリフレクターを構え、変異体の改造能力者が口から放射する
 火炎を防ぐ。
 その間に猟犬部隊は2組となり、1人が立った状態でもう1人は足の間から伏せた体勢で
 射撃する。
 


 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>826 相似よりは怖くないからでしょうね

 オーソン「足だ!足狙えっ!」


 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダ ダッ!

 ―ドシュッ! ドシュッ!


 ―ガクッ 

 オーソンの指示で猟犬部隊は変異体の改造能力者の足に集中して射撃する。
 放射される火炎の勢いで大半が溶けてしまうが、2発が膝に命中して変異体の改造能力者は
 片膝を付いた。
 体勢を崩した変異体の改造能力者は仰向けに倒れる。
 

 イドゥン(知果)「!」


 ―ジャキンッ!


 『リンゴオーレ!』

 イドゥン(知果)「ハァァァッ・・・!」


 ―ギュロロロロロロォッ!

 ―ダンッ!

 
 ソードブリンガーにエネルギーを収束させ、踏み込むと瞬時に接近する。
 変異体の改造能力者は立ち上がり、再び火炎を放射しようと口を大きく開く。
 その口にイドゥンはソードブリンガーを突き刺し、グリッと上に顔を向かせてから
 喉の奥へ捩り込む。


 イドゥン(知果)「ッ!!」


 ―バリバリバリバリバリィッ!
 
 ―ドパァアアンッ!!


 収束させていたエネルギーを刀身のソードコアの先端から放出し、体内で爆発させ
 変異体の改造能力者を破裂させた。
 既に体中の血液は失っていたのか、白い粉末だけが舞い散り天井の灯りに照らされて
 キラキラと煌めいていた。
 

 イドゥン(知果)「はぁ・・・」


 オーソン「・・・やるなぁ、あの姉ちゃん」


 林檎「・・・知果は私と同い年だよ。体が大人になってるけど」


 ナンシー「それ何て名探偵アニメ?」


 ―シャコンッ

 イドゥン(知果)「・・・」


 林檎「知果。大丈夫・・・?」


 イドゥン(知果)「うん。・・・林檎ちゃん」


 林檎「?」


 イドゥン(知果)「やっぱり、私も木原相似の所に行って来る」


 林檎「え・・・?」


 イドゥン(知果)「>>832」  

私も不本意だけど協力してたから…
自分でしたことには自分で後始末しないとね…

 イドゥン(知果)「私も不本意だけど・・・協力してたから・・・」


 イドゥン(知果)「自分でした事には自分で後始末しないとね」


 イドゥン(知果)「今度はあの人のためじゃなくて、私自身のために戦って勝ってくるよ」


 イドゥン(知果)「もう・・・林檎ちゃんを悲しませたくないから」


 林檎「・・・」

 
 オーソン「・・・じゃ、俺らは足手纏いになっちまうな」


 イドゥン(知果)「林檎ちゃんを、お願いしていいですか?」


 ナンシー「ええっ。私達からもリーダーの事、頼んだわ」


 イドゥン(知果)「はい」


 林檎「・・・じゃあ、おまじないしとく?」


 イドゥン(知果)「うん。・・・あ、ちょっと待って」


 ―カチリッ プシューッ

 知果(イドゥン)「っはぁ・・・これでいいよね」


 林檎「うん・・・」


 林檎「・・・気をつけてね。知果」

 ―ちゅっ・・・

 
 知果「>>835

…っ///
ありがとう林檎ちゃん!
もっと話したいことがあるし必ず帰ってくるからね

 知果(イドゥン)「・・・っ//」

 
 林檎「まだ、いっぱい話したい事が沢山あるから・・・」


 知果(イドゥン)「ありがとう、林檎ちゃん」ニコリ


 知果(イドゥン)「私も、もっと話したいから必ず戻ってくるよ」


 林檎「・・・うん」コクリ


 知果(イドゥン)「・・・」ニコリ

 ―スチャッ キュリリッ


 イドゥン(知果)「行ってくるね。林檎ちゃん」


 ―タッタッタッ・・・


 林檎「・・・」


 


 強化改造能力者「ギギギ、ギギギッ・・・!」


 デューク(唯一)「こんのッ!オリャァアッ!」


 ―ドカァッ! バシュンッ! バシュンッ!

 デュークは最初の1体と同様の手段で斬り付けた箇所にエネルギーの矢を撃ち込んで
 怯んだ隙を狙おうとした。
 だが、もう1体の強化型改造能力者は皮膚がアークリムでも深くまで斬り付けられない程
 硬質なため同じ手段が使えなかった。
 覆い被さるように襲いかかってきた強化型改造能力者を蹴飛ばして、間合いを取ると
 エネルギーの矢を射て、更に距離を取った。
 


 ―ガキィンッ!

 アナザーアギト(木原)「っ・・・!」


 セイヴァー(相似)「どうやら本格的に体力の限界っぽですね?」


 セイヴァー(相似)「まぁ、性能テストは十分データ収集出来ましたから・・・」


 セイヴァー(相似)「ここらで終わりにしましょうよ。数多さん」


 アナザーアギト(木原)「テメ・・・!」



 
 ≡ 30以上orゾロ目
 = 20以上
 ― ↑以下
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ―ビキュンッ! ビキュンッ!


 ―バチィッ! バチィッ!


 セイヴァー(相似)「うおっと!?」

 ―ヒュロロロロロロッ!

 
 セイヴァー(相似)「ッラァアッ!」


 ―ガキィンッ!


 死角からのイオン光弾を受け、アナザーアギトから離されるセイヴァー。
 更に追撃で飛んで来くるバイオワインダーが迫ってきて、大橙丸で弾き返す。
 

 ダークカブト(垣根)「よぉ、お前が木原相似。随分と俺の未元物質で遊んでくれたな」


 ベルデ(絹旗)「所詮は超模造品の能力者でしたね。楽勝でしたよ」


 セイヴァー(相似)「あらら、じゃあDAアラウズは壊滅したって事か・・・」



 黒夜「おらよッ!」


 キュアダイヤモンド(海美)「テァアアアッ!」


 ―ドスッ!

 ―ドカァアアッ!


 セイヴァー(相似)「ぐっ・・・!」


 黒夜が射出した窒素の槍とキュアダイヤモンドの飛び蹴りにより、セイヴァーは
 突き飛ばされる。
 

 黒夜「おい相似さんよ。あんなクソ計画のためによくも不味い飯を食わせやがったな」


 キュアダイヤモンド(海美)「覚悟しなさい!知果を悲しませた罪は重いわよっ!」


 
 セイヴァー(相似)「罪?いやいやいや、彼女は自ら僕に協力したんですよ?」


 セイヴァー(相似)「友達なんていくらでも代替すればいいのに、杠林檎に執着して」


 セイヴァー(相似)「自分の手を汚した・・・つまり共犯者って事です」



 キュアダイヤモンド(海美)「このっ・・・!」


 ―コツッ

 イドゥン(知果)「・・・共犯者というのは認めます」



 キュアダイヤモンド(海美)「!?。知果っ!?どうして・・・」



 セイヴァー(相似)「ほらほら。彼女がそう言ったんですから、僕に罪なんて」


 イドゥン(知果)「>>840

黒夜ちゃンの窒素爆槍って特撮世界でも屈指の破壊力あるよねきっと…

ですから全てが終わった後に償います
ここできちんと共犯者を倒してからで構いませんか?

 『リンゴスオーレ!』


 セイヴァー(相似)「え?」


 ―ズバァアッ! ザシュッ!


 セイヴァー(相似)「ぐ、あぁあっ・・・!?」

 ―ドサァッ!


 セイヴァー(相似)「何、を・・・!」 


 イドゥン(知果)「でも、大切な友達を貶した罪があります」


 イドゥン(知果)「たった1人の友達に代わりなんてありません。この世に1つだけです」


 イドゥン(知果)「だから人は大切にする優しさを持つんです」


 セイヴァー(相似)「ッ、ハハハハ・・・!優しさ、か・・・」


 セイヴァー(相似)「DAアラウズを殺してきた君が、そんな言葉を使っていいのかな?」


 キュアダイヤモンド(海美)「っ・・・!」


 ベルデ(絹旗)「DAアラウズなんて正義という名の悪行を気取っていただけの」

 
 ベルデ(絹旗)「単なる破落戸です。優しさなんて必要ない連中ですから、知果さんは」 


 イドゥン(知果)「わかっていますよ。終わった後・・・全部を償います」


 ベルデ(絹旗)「!。そんな必要はありませんよ、知果さん」


 アナザーアギト(木原)「連中はどのみち死刑執行される身だったんだ」


 アナザーアギト(木原)「それをお前が早めただけの事で罪になんかなんねぇよ」


 イドゥン(知果)「いえ。虫が良すぎます、そんな事では・・・」
 

 イドゥン(知果)「ここでキチンとと共犯者を倒してからで構いません」


 イドゥン(知果)「痛くて辛い薬の分の利子を含めて・・・」


 イドゥン(知果)「貴方を倒します。木原相似・・・!」


 セイヴァー(相似)「・・・あーぁ。せっかく友達を助けるために手伝ってたのに」


 セイヴァー(相似)「恩を仇で返すなんて、酷い子だなぁ」

 
  
 オーガ(白垣根)「どの口で言っているんですか?」



 オーガ(白垣根)「>>843




 >>840 多分、戦闘員枠怪人なら余裕そう

あなたは恩をかけたのではなくてただ知果さんを利用しただけじゃないですか

 オーガ(白垣根)「貴方は恩をかけたのではなくて・・・」


 オーガ(白垣根)「ただ知果さんを利用しただけじゃないですか」


 セイヴァー(相似)「それは心外ですねー?彼女には臓器を停止させる機構が埋め込まれいて」


 キュアダイヤモンド(海美)「知ってるわよ。自壊プログラムよね?」


 オーガ(白垣根)「それなら既に解除しています。優秀な汎用性を持つお仲間のおかげで」


 セイヴァー(相似)「・・・何ですって?」


 オーガ(白垣根)「解除してあると言ったんです。それと、ロケットも消滅させました」


 オーガ(白垣根)「貴方の計画は既に破綻したのですよ」


 セイヴァー(相似)「・・・」


 アナザーアギト(木原)「ロケットだぁ?何の事言ってんだよ」


 黒夜「こいつ、DAアラウズだけじゃ飽き足らずに未元物質を世界中にバラ撒いてから」


 黒夜「人類全員を改造能力者にしようとしてたんだよ」


 ダークカブト(垣根)「んだと?テメェ、マジでイカれてやがんなっ」


 デューク(唯一)「・・・!。なるほど、それでザクロロックシードによる洗脳を」


 デューク(唯一)「利用するつもりだったんですね」


 デューク(唯一)「自爆は制御出来ない改造能力者を始末するためか・・・」


 ベルデ(絹旗)「超滅茶苦茶ですよ。貴方、一体何が超したいんですか!」


 セイヴァー(相似)「・・・僕は理解したいんですよ。能力者の価値をね」


 セイヴァー(相似)「数多さん、唯一姉さん。初めて再会した時」


 セイヴァー(相似)「この世に1つしかないという概念は、どう考えても変だと」


 セイヴァー(相似)「それはこの街に生きる能力者も同じじゃないですか?」


 セイヴァー(相似)「いくら能力開発をしても止まってしまったら」


 セイヴァー(相似)「別にいた同じ系統の能力者を代替して育てるだけでいい」


 セイヴァー(相似)「だから、人類み~~んなを能力者にしてしまえば」


 セイヴァー(相似)「代替がいくらでも利くじゃないですか」


 セイヴァー(相似)「そうなったら・・・能力者の存在理由って何になるかって話ですよ」


 セイヴァー(相似)「それを僕は理解したいんです。研究者としてね!」


 アナザーアギト(木原)「・・・そんだけか?」


 オーガ(白垣根)「>>845

大義もない自分の研究テーマというだけで人の尊厳を踏みにじるような行為、決して許しません
ここであなたを倒します

 オーガ(白垣根)「・・・人がそれぞれ持つアイデンティティーを破壊して」


 オーガ(白垣根)「大義も何もない、自分だけのために行なう研究というだけで」


 オーガ(白垣根)「人の尊厳を踏みにじるような行為・・・決して許しません!」


 オーガ(白垣根)「知果さんだけで飽き足らず、貴方は・・・ッ!!」

 
 セイヴァー(相似)「何を怒ってるんですか?」


 セイヴァー(相似)「改造能力者になれば、強度という概念がなくなって」


 セイヴァー(相似)「無能力者というコンプレックスも解消される」


 セイヴァー(相似)「平和的解決にも繋がるんですよ?」


 ダークカブト(垣根)「・・・さっきからお前・・・本当に能力者の価値が見えてんのか?」


 セイヴァー(相似)「ん~?」


 ダークカブト(垣根)「強度ってのは技術的な伸びしろ、他分野への応用」


 ダークカブト(垣根)「様々な発展性を鑑みて決定される」


 ダークカブト(垣根)「お前はただ能力者を自分が理解出来る部分だけ解釈して」


 ダークカブト(垣根)「未元物質で改造してるだけじゃねぇか」


 ダークカブト(垣根)「結局は自分が知ってる技術で代替したいだけだろ」


 セイヴァー(相似)「っ」


 ダークカブト(垣根)「はん・・・図星みたいだな」


 
 
 ― 偶数

 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 セイヴァー(相似)「・・・まぁ、いくらでも言ってくださいよ」


 セイヴァー(相似)「科学の発展により誤った解釈は全て塗り替えられます」
 

 セイヴァー(相似)「なので研究が成功すれば、正しくなるのは・・・」


 セイヴァー(相似)「僕ですからねぇ!」



 『ザクロスパーキング!』

 『ブラッドオレンジスパーキング!』


 セイヴァー(相似)「ウグゥゥゥ、ウォォ・・・!」


 セイヴァー(相似)「ヴオ゙ォ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッ!!」


 ―ド ゴ ゴ ゴ ゴ ゴッ !!


 オーガ(白垣根)「巨大化していく・・・!?」


 アナザーアギト(木原)「通路に入れっ!巻き込まれんぞっ!」
 

 
 ―ト゛カ゛ァ゙ア゙ ア゙ ア゙ ア゙ ア゙ ッ !!


 
 -暗闇の五月計画 地下実験施設(廃墟) 出入口付近- 

 林檎「!?」
 

 木場「なんだ・・・!?」



 オーソン「デケェ・・・!」


 ナンシー「あれが、ライダーだって言うの・・・」


 デニス「いや・・・ライダーなんかじゃない・・・怪人だ」



 ―ガシャァアーーンッ! ガラ ガラ ドシャドシャ・・・

 
 ―ギュロロロロロォーッ!

 ―ヒュォオオオオオオーーッ!


 アナザーアギト(木原)「おい、唯一!どうなってんだありゃ!?」


 デューク(唯一)「・・・恐らく、暴走状態になっているんでしょう」


 デューク(唯一)「偽りの神になろうとした願望を元にエネルギーが収束し」


 デューク(唯一)「あの様な姿に・・・」



 蓮華座偽神セイヴァー「アッハハハハハハハハハハハッ!!」
 https://i.imgur.com/d03zsVN.png


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで

 オーガ(白垣根)「皆さん無事ですか!」


 キュアダイヤモンドAG(海美)「ええっ!知果は私が!」


 イドゥン(知果)「ありがとうございますっ・・・」

 

 ダークカブト(垣根)「くっそ!俺だけなんで2人持ちなんだよっ!」


 ベルデ(絹旗)「それ重いって意味ですか?デリカシーがないですね」


 黒夜「乙女に対して失礼だよ。垣根」

 


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハハハハッ!!」
 http://i.imgur.com/d03zsVN.png


 ―ヒュルルルルッ! シュバッ!

 デューク(唯一)「うおわっと!」
 

 ―ギュロロロロロッ!


 蓮華座偽神セイヴァーは無数の蔓を根元から伸ばして、ダンテライナーを操縦している
 デュークに攻撃を仕掛けてきた。
 即座にハンドルを切って、急速に曲がった事で回避する事が出来た。
 ダークカブトに抱えられている黒夜は掌を突き出し、窒素の槍を射出して弾き落そうとする。
 しかし、数本に命中してボトボトと落ちていくが、新しく根元から蔓が生えてきて今度は
 ダークカブトに襲いかかる。

 
 ―ヒュルルルルッ!

 ダークカブト(垣根)「ちっ!」


 ―バサァッ!


 ―ヒュルルルルッ!

 
 キュアダイヤモンドAG(海美)「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!」

 ―タンッ♪ タンッ♪


 ―ヒュ オ オ ォ オ オ オ オ オッ!!


 ―ピキピキッ パキッ ピキピキッ


 ダークカブトは翼を羽ばたかせて上昇し、続々と襲い来る蔓を見てそのまま飛翔した。
 エンジェルモードにより飛行が可能となったキュアダイヤモンドはラブハートアローを叩いて、
 氷の結晶で菱形を形成し防ぐ。だが、ダイヤモンドシャワーを使う前に渡していたイドゥンと
 オーガが退避した瞬間に鞭の様に振るわれた蔓によって粉々に砕ける。


 キュアダイヤモンドAG(海美)「これじゃいくら防御しても・・・!」 
 


 ダークカブト(垣根)「あのデカさじゃ未元物質で溶かすにしても集中出来そうにねぇな」


 オーガ(白垣根)「>>855

弱点はどこですかね、あの幹とか気になるんですが…

 オーガ(白垣根)「弱点はどこでしょうか?・・・と言わなくても、わかりますね」


 イドゥン(知果)「あの蓮華が咲いている中央にいるセイヴァーがそうだと思います」


 黒夜「けど、近付くにしても大変そうだよ?」


 オーガ(白垣根)「ええっ。引きずり下ろすしかありませんが・・・中々、腰が折れますね」


 ダークカブト(垣根)「はんっ。折れるどころか抜けてんじゃねぇのか?」


 オーガ(白垣根)「それは、ハジメての時だけで十分です」


 ベルデ(絹旗)「(この人にしては珍しい下返しをした気がしますね)」

 
 ―ジ ジ ジジ ジッ


 ―シュルルルッ・・・

 ―ガシッ

 イドゥン(知果)「帝督さん、私はこれを使って移動出来ますから」

 
 オーガ(白垣根)「わかりました」


 ダークカブト(垣根)「なぁ、それこいつらにも分けてやってくれ」


 イドゥン(知果)「あ、はい!」


 ―シュルルルルッ
 
 黒夜「あーもうちょいこっちー・・・よしっと」


 ベルデ(絹旗)「掴まりましたっ」


 ダークカブト(垣根)「んじゃ、汚ねぇ花の芽を摘むとするか」


 オーガ(白垣根)「ええっ!」


 ―ヒュオオォオオオッ!

 オーガとダークカブトは飛び交う無数の蔓をオーガストライザーとカブトクナイガンで
 斬り落としながら接近していく。
 10mという距離まで近付いた時、目の前に巨大な花弁が舞い降りてきた。
 オーガは咄嗟に翼を折り曲げて盾にした。その瞬間、爆発が起きる。
 それを見たダークカブトは自身の前にも花弁が舞ってきて、急降下して回避した。


 ―ドカァアアンッ! ドカァアアンッ!
 
 蓮華座偽神セイヴァー「ハハハハハハッ!アハハハハッ!」


 ダークカブト(垣根)「ちっ!」
 


 ベルデ(絹旗)「黒夜!撃ち落とせませんか!?」


 黒夜「今、狙い定めてるとこ!」 




 ◎ 50以上
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

確かに白垣根にしては珍しいシモ返し…
海美さんからしても聞き返さないのは意外かも

黒夜ちゃんも戦ってるあたり総力戦感あるな…

 黒夜「よっしゃイケーッ!」


 ―ボッ! ボッ! ボッ!


 ―ドカァアンッ! ドカァアアンッ! ドカァアンッ!


 射出された窒素の槍はオーガとダークカブトが進もうとする進行方向の花弁を撃ち抜いて
 爆発処理する。
 それによってオーガとダークカブトは蔓のみを斬り落として、近付いていくだけとなり
 花柱部分となっているセイヴァーの所へと接近していった。


 ベルデ(絹旗)「知果さん!私達もあそこへ行きましょう!」


 イドゥン(知果)「わかった!」
 


 ―ヒラヒラ・・・

 ―ヒュルルルルッ!

 黒夜「わーっと!その前に蔓と花弁を片付けてっ!」


 ベルデ(絹旗)「くっ!」


 イドゥン(知果)「っ!」




 ―ダ ダ ダ ダ ダ ダッ !


 オーソン「建物の影に隠れろっ!」


 デニス「弾が切れたっ!誰か余ってませんか!?」
 

 ヴェーラ「受け取ってください!」



 
 林檎「知果・・・!」


 木場「・・・」


 ―ガチャッ

 林檎「きば・・・?」


 木場「林檎ちゃん。・・・これから見た事は、内緒にしてね?」


 林檎「・・・?」

 ―・・・ギュロロロロ


 ホースオルフェノク「・・・フウゥゥッ!」


 ―メキメキメキッ ギュロロロロッ
 
 ホースオルフェノク激情疾走態「ハッ!」


 ―ダンッ!


 林檎「・・・馬・・・?」


 ―ズバァアアアッ!!

 イドゥン(知果)「!?」


 ホースオルフェノクは4本の強靱な脚力でイドゥン達がクラックから伸びる蔦で
 ぶら下がっている上空まで一気に跳び上がる。
 強化されたホースソードで蔓を斬り落とし、巻き付こうとしてくる蔓は前足の蹄で
 蹴りつけ、粉々にした。


 ベルデ(絹旗)「オルフェノクッ・・・!?」


 黒夜「何で・・・アイツを攻撃してるんだろ?仲間じゃないのかな・・・」



 ホースオルフェノク激情疾走態「ッ!」

 ―ズバァアアッ!



 イドゥン(知果)「・・・とにかく、あっちに引きつけられてる隙に!」


 ―シュルルルルッ
 


 ―ヒュルルルルッ!

 ―ビイィッ!


 デューク(唯一)「どわわわっ!やっば捕まった!」


 アナザーアギト(木原)「くそっ!届、か、ね、ぇっ!」

 
 
 
 キュアダイヤモンド(海美)「いけないっ!」

 

 キュアダイヤモンド(海美)「プリキュア!ダイヤモンドシャワー!」

 ―タンッ♪ タンッ♪


 ―ヒュ オ オ ォ オ オ オ オ オッ!!


 ―ピキピキッ パキッ ピキピキッ
 

 蔓に捕まってしまったダンテライナーを援護すべく、キュアダイヤモンドは
 ラブハートアローから冷気を発射する。
 蔓の一部が凍り、それを見たデュークはダンテライナーを急発進させて
 凍らせた部分を砕き、飛行して退避していった。


 
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>858 離れてて聞こえてなかったでせう
 >>859 8人で巨像と戦ってるみたいなもんでせうからね

 キュアダイヤモンド(海美)「はぁ・・・」


 ―ヒュルルルルッ!

 ホースオルフェノク激情疾走態「危ないっ!」


 キュアダイヤモンド(海美)「っ!?」


 ―ズバァッ!

 キュアダイヤモンドを捕まえようとしていた鶴をホースオルフェノクは横切る際に
 斬り落として事なきを得た。
 飛行能力は持っていないため、ホースオルフェノクは落下していきキュアダイヤモンドは
 その後を追っていく。

 ―ズダンッ!
 

 ホースオルフェノク激情疾走態「ッハァ・・・!」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・。・・・ねぇ」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「助けてくれてありがとう。・・・木場さん」


 ホースオルフェノク激情疾走態「!?・・・。・・・どうして、わかったんだい?」

 
 キュアダイヤモンド(海美)「私は能力で名前を確認する事ができるの」


 キュアダイヤモンド(海美)「怪人の姿で名前を確認したのは初めてだけど・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「正解みたいでよかったわ。・・・心配しないで、黙っているから」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・ありがとう」


 ホースオルフェノク激情疾走態「>>866

精神系能力者だと正体わかっちゃうよなあ
みさあいみごトリオは何かと隠し事できなさそう

あんなに大きいのにみんなで立ち向かうなんてやっぱり君たちはヒーローだね…
俺も負けられないなって思っちゃったよ

 ホースオルフェノク激情疾走態「いつかは話すかもしれないけど」


 ホースオルフェノク激情疾走態「その日までは内密にしてほしいかな」


 キュアダイヤモンド(海美)「わかったわ。でも、バレないように気をつけてね?」


 ホースオルフェノク激情疾走態「うん。もちろんだよ」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・あんなに巨大な敵に立ち向かうなんて」


 ホースオルフェノク激情疾走態「やっぱり君たちはヒーローだね・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「それは今の木場さんも同じじゃないの」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・そう言ってもらえると、少し・・・嬉しいか、な!」


 ―ヒュルルルルッ!

 ―ズバァッ!

 ホースオルフェノク激情疾走態「俺に任せて。君もあそこへ」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ!倒し終えたらすぐに逃げてねっ!」


 ―バサァッ

 ―ヒュオォオオオオーーーッ・・・

 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・ハァッ!」


 ―ダンッ!





 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハッ!!」


 ―バシュンッ! バシュンッ! バシュンッ!バシュンッ!バシュンッ!

 セイヴァーが連続でエネルギーの矢を発射し、オーガは翼でエネルギーの矢を消滅させ
 ダークカブトはカブトクナイガンを撃ち、イオン光弾がセイヴァーに向かって行く。
 しかし、舞い散っている花びらによってイオン光弾は命中せず、爆発が起きるのみで
 セイヴァーは嘲笑うかのように高笑いをする。


 蓮華座偽神セイヴァー「ハハハハハハハハハハッ!!」



 ベルデ(絹旗)「何であんなに笑ってるんでしょうねっ!」


 ―シュルルルルルッ ビシィッ!

 ―ブチィッ!


 オーガ(白垣根)「恐らくですが、神経にも作用してしまっているのではないかと」


 黒夜「っとと・・・じゃあ、自我はもう無い感じ?」


 ダークカブト(垣根)「見りゃわかんだろ。そうに決まってるっつーの」


 イドゥン(知果)「>>869

理性をが解かれてああなったんでしょうか…
普段から笑う人でしたけど

 イドゥン(知果)「理性をが解かれて、ああなったんでしょうか・・・」


 イドゥン(知果)「普段から笑う人でしたけど」


 蓮華座偽神セイヴァー「アッハハハハハハハハハハハッ!!」


 デューク(唯一)「・・・見るに堪えませんね」


 アナザーアギト(木原)「ああっ。哀れ過ぎて泣けてくるな」


 ―スタンッ

 キュアダイヤモンド(海美)「お待たせっ。それで?どう倒すか決めた?」


 オーガ(白垣根)「・・・今、思いつきました」


 オーガ(白垣根)「兄さん、能力者の価値がどのようなものなのか・・・」


 オーガ(白垣根)「彼にとっての常識は通用しない、私達の常識で知らしめてみませんか?」


 ダークカブト(垣根)「・・・はっ。いいぜ、乗ってやる!」 


 戦う君よ
 (http://www.youtube.com/watch?v=o5RjItnyFLU)


 オーガとダークカブトはそれぞれセイヴァーに接近していき、左右に分かれると
 台座のようになっている花弁に着地する。 
 セイヴァーはカッティングブレードを2回倒し、大橙丸を振るって赤い斬撃波を放つ。
 オーガはそれを翼で受け止めて弾き返し、ダークカブトはクロックアップで時間流の
 流れを変える事で回避する。

 [CLOCK OVER]


 ダークカブト(垣根)「お前の常識に俺の・・・いや、俺達の」


 オーガ(白垣根)「私達の未元物質を理解出来ますか?」


 ―ヂ  ヂ ヂ  ボッ ボボボッ ボォォオッ!

 ―パキ ペキ ペキ

 ―ボコボコ


 間もなく日付が変わる頃の夜のため、陽炎が当然発生する訳もなく蓮華座偽神セイヴァーの
 周辺の景色が歪む。
 下半身となる大木の表面の一部が燃え上がり、徐々に広まっていく。
 冷凍による氷が出来ているのではなく、燃えている箇所から未元物質によって大木の表面が
 結晶化する。
 更に、結晶化した箇所からは液状化が始って泡立ちながら、溶け落ちていく。
 その現象は台座となる花弁でも起こっており、セイヴァーはそれを見ていた。

 蓮華座偽神セイヴァー「ハハハ、ハ、ハ・・・」


 オーガ(白垣根)「どうですか。本当に能力者を理解しているなら」


 オーガ(白垣根)「この可能性を飲み込んでみせなさい」


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハ、ハハハ・・・!」



 ◎ 90以上or偶数連続orゾロ目
 ◎ 50以上
 ○ 30以上
 × ↑以下
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハッ!アハハハハハハハッ!!」


 蓮華座偽神セイヴァー「スゴイ!スゴイデス!!コレ程ノ事象ヲ同時ニ展開デキルナンテ!」


 蓮華座偽神セイヴァー「ワカルッ、ワカリマス!コレガ超能力者ノ見テイル世界!!」


 蓮華座偽神セイヴァー「マダダ、マダ可能性ハ広ガッテイク!」


 ―パチ  パチッ

 ―ボッ パキンッ

 蓮華座偽神セイヴァー「モットモット広ガレェエエエエ!!」


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」


 ダークカブト(垣根)「マジかよこいつ。どんだけ知識量持ってんだ」


 ―ジュウウゥゥッ・・・!

 オーガ(白垣根)「っ・・・!(マズイ、周辺に漏れないようにしないとっ)」


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!」


 

 ベルデ(絹旗)「建物が崩れていってます!」


 黒夜「木原さん、部下がそこにいると危なくない?」


 アナザーアギト(木原)「わかってるっての!」



 ―メラメラ

 ホースオルフェノク激情疾走態「くっ・・・!」


 ホースオルフェノク激情疾走態「これ以上近付いたら危険だっ・・・」



 
 ◎ 90以上or偶数連続orゾロ目
 ◎ 70以上
 ○ 50以上
 × ↑以下
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ―ガタガタッ・・・

 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・っ!。林檎ちゃん!」


 ―ダンッ! ドカラッ! ドカラッ!


 林檎が乗っている送迎車が異様に揺れているのを見て、ホースオルフェノクは急いで
 駆け寄って行く。
 しかし次の瞬間、送迎車が浮かんだ。


 ―ガコォッ!


 ホースオルフェノク激情疾走態「っ・・・!?」


 林檎「・・・」


 ―ゴゴゴゴゴッ ギギ・・・

 林檎は片腕を上げて送迎車を念動力で浮遊させていた。
 見据える先は不気味に笑い声を上げている蓮華座偽神セイヴァーがいる。


 ホースオルフェノク激情疾走態「林檎ちゃん・・・何をして・・・」


 林檎「皆が戦ってるのに、何もしないなんていやだ・・・!」


 林檎「皆を助けたいのっ!」


 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・」


 ホースオルフェノクは林檎の言葉を聞くと、頷いて沈黙し顔を上げるや否や送迎車の
 上に飛び乗った。
 

 林檎「っ、きば・・・?」


 ホースオルフェノク激情疾走態「このまま投げつけるんだ!」


 ホースオルフェノク激情疾走態「俺達で何とかしてみせよう!」


 林檎「!・・・うんっ!」


 力強く返事をし、林檎は狙いを定めて蔓や花弁が舞う上空へ投げるタイミングを見計らう。
 強烈な風に目を細めるが、チャンスを逃さまいと懸命に見続けた。
 そして、一直線上に隙間が出来たのを見計らい、ホースオルフェノクを乗せた送迎車を
 ベクトル操作を利用して念動力で投げ飛ばす。
 

 林檎「エイッ!」


 ―ギュオオオオオオオッ!!

 ホースオルフェノク激情疾走態「ッ!」



 


 蓮華座偽神セイヴァー「4980!4987!コノママ可能性ガ広ガレバ」


 蓮華座偽神セイヴァー「宇宙ノ心理スラ理解出来ソウダ!」


 
 ダークカブト(垣根)「くそっ!おい!このままじゃ第七学区が未元物質で汚染されて」


 オーガ(白垣根)「っ・・・!(なら、次の手を・・・!?)」



 ―ギュオォオオオオオッ!!


 蓮華座偽神セイヴァー「4998!4999!ごせ」


 ―ドガァアアッ!!


 蓮華座偽神セイヴァー「アハハハハハハッ!!」


 蓮華座偽神セイヴァーに送迎車が衝突し、未元物質の可能性を解析していた思考の
 集中力が途切れてしまい、解析を止める。
 蓮華座偽神セイヴァーは高らかに笑い声を上げながら体勢を立ち直そうとしていると
 上空からホースオルフェノクが落下してきた。

 
 ホースオルフェノク激情疾走態「ハァアッ!!」


 ―ザシュッ!!

 蓮華座偽神セイヴァー「アーーーアハハハハハハハッ!!」


 セイヴァーの戦極ドライバーに装填されているザクロロックシードにホースセイバーが
 突き刺さる。
 エネルギーが漏れ、同時にゲネシスコアに装填されていたブラッドオレンジロックシードが
 弾けるように吹き飛んでいった。
 それによって、セイヴァーの変身が強制解除されてしまった。

 
 相似「ア、アァアア・・・!!」


 相似「セッカク、リカイシテイタノニ!イマ、ドコマデイッタンダ?」


 相似「ダークマターノカノウセイハドコマデヒロガッタンダ!?」




 ダークカブト(垣根)「あの怪人・・・」


 
 ホースオルフェノク激情疾走態「・・・」

 ダンッ!


 オーガ(白垣根)「・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「帝督!今なら!」


 オーガ(白垣根)「・・・はいっ!」


 オーガ(白垣根)「>>879

このタイミングを逃すわけには行きませんね!

 オーガ(白垣根)「このタイミングを逃す訳には、いきませんね!」



 アナザーアギト(木原)「垣根!・・・悪いが、代わりにケリを着けてくれ」


 デューク(唯一)「お願いします!」
   

 ダークカブト(垣根)「あ?最初から蹴りつけてやるつもりだったっての」



 ベルデ(絹旗)「知果さん!私達の分を超ぶつけてやってください!」


 黒夜「手加減なしで!頼んだよ!」


 イドゥン(知果)「うんっ!」



 相似「モウイチドミセテクダサイヨ!ダークマターヲ!」


 相似「コンドハリカイシテミセマス!」


 相似「ダメナラツギ!ナンドダッテ!」


 相似「アハハハハハハハハハッ!!ワクワクスルナァ!タノシイナァ!」


 オーガ(白垣根)「・・・もう品切れですよ」クスッ


 オーガ(白垣根)「次に貴方が理解するのは・・・死ぬまでの後悔だ!」 


 オーガ(白垣根)「>>881

これ以上醜態は晒さずに黙って朽ちてください、さようなら

 オーガ(白垣根)「これ以上醜態は晒さずに黙って朽ちてください」


 オーガ(白垣根)「さようなら」


 [EXCEED CHARGE]

 ―ギュシィィイーーンッ!


 [ONE] [TWO] [THREE]


 ―カシャンッ

 ダークカブト(垣根)「ライダーキック!」

 [RIDER KICK]


 ―カシャンッ!

 『カモン!』

 『リンゴスカッシュ!』



 イドゥン(知果)「タァアアアアアアアッ!!」


 ―ドガァアアッ!!


 先陣を切ったのはイドゥンで、相似の顔面にライダーキックを叩き込む。
 追撃にダークカブト、オーガのライダーキックが胸部に叩き込まれた。
 リンゴの形を模したエネルギーとタキオン粒子、フォトンブラッドのオメガストリームが
 相似の体内へと流れ込み、下半身の大木へ浸透していく。


 ダークカブト(垣根)「ハァァアアアアッ!!」



 オーガ(城垣根)「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!」



 相似「アハハ」

 ―カ ッ !


 ―ド ガ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ンッ!!


 


 ―ボトボト・・・

 ―メキメキッ・・・!


 ―バキャアッ!


 先端部となる蓮華がエネルギーによる過剰加熱で爆発四散する。
 根元から生えていた蔓は吊り糸が切れたかのように地面に落ちていき、朽ちていく。
 大木は未元物質によって溶かされた箇所から折れ、施設を踏み潰すように爆風を巻き上げて
 倒れた。



 林檎「っ・・・!」


 木場「林檎ちゃん!」


 林檎「きば・・・。・・・皆は?」


 木場「・・・大丈夫だよ。ほら」


 林檎「・・・あっ!」



 ―バサァアッ

 イドゥン(知果9「はぁ・・・」


 ダークカブト(垣根)「これでくたばってくれたよな」


 オーガ(白垣根)「あれで生きていたら化け物ですよ」




 黒夜「ものの見事に施設をぶっ壊したなー」


 ベルデ(絹旗)「いいんですよ。あれで・・・二度と思い出したくもないですから」


 デューク(唯一)「ん~、ちょっとだけ相似君の研究データを見てみたかったなー」


 アナザーアギト(木原)「碌でもねぇ研究しかしてねぇだろうよ」



 ―ヒュオッ

 キュアダイヤモンド(海美)「帝督、知果・・・やったわね」


 ダークカブト(垣根)「俺も倒しただろ」


 キュアダイヤモンド(海美)「はいはい」


 オーガ(白垣根)「>>884

兄さんもそうですし皆さんがいてこそです
本当に最初は絶望が頭をよぎりましたから…

 オーガ(白垣根)「兄さんもあまり傷つくと彼女さんが心配するのでは?」


 ダークカブト(垣根)「ああっ・・・そうだろうな」


 オーガ(白垣根)「兄さんもそうですし、皆さんがいたからこそです」


 オーガ(白垣根)「本当に最初は絶望の瞬間が頭を過ぎりましたから・・・」


 イドゥン(知果)「でも、ロケットを消す事が出来たなんて、すごいですね・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「それくらい出来て当然じゃないの」


 ダークカブト(垣根)「未元物質に不可能はねぇからな」


 オーガ(白垣根)「ええっ。・・・さて、後は風紀委員や警備員の方々の範疇ですね」


 ダークカブト(垣根)「丁度よく治安維持組織の1人が居てくれてるし」
 

 ダークカブト(垣根)「俺らが関与してた事は無かった事にしようぜ」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうね。それがいいわ」


 イドゥン(知果)「・・・でも、私はキチンと人命を奪った罪を償いますよ」


 イドゥン(知果)「>>887

ここで人のせいにして向き合わないのはあの人と変わらない気がしますから…
私のしたことはキチンとした分だけ向かい合わせてもらいます

 ダークカブト(垣根)「律儀なもんだな。別に俺らが何も見てないって事にすれば」


 キュアダイヤモンド(海美)「そういう問題じゃないのよ」ベシッ


 ダークカブト(垣根)「ってぇな・・・」


 イドゥン(知果)「・・・ここで人のせいにして、自分がした事と向き合わないのは」


 イドゥン(知果)「あの人と変わらない気がしますから・・・」


 イドゥン(知果)「私のした事はキチンとした分だけ向かい合わせてもらいます」


 オーガ(白垣根)「・・・そうですか。ですが、私達は第三者からの情報として」


 オーガ(白垣根)「貴女を必ず支えてあげます」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。そうしないと、刑が長くなるし」


 キュアダイヤモンド(海美)「林檎と一緒に居られる時間が短くなってしまうもの」


 イドゥン(知果)「そうですね。・・・でも、林檎ちゃんが元気に生きていてくれて」


 イドゥン(知果)「私の事を覚えてくれていただけでも・・・」


 イドゥン(知果)「私にとって幸せでしたから」クスッ


 ダークカブト(垣根)「それだけでか?・・・はぁー、欲が無さ過ぎだろ」


 オーガ(白垣根)「そうですね。貴女と林檎さんのこれからは、まだ続くのですから」


 キュアダイヤモンド(海美)「>>890

あなたが戻ってくるまで林檎を支えないとね…
それにあなたの仕事や行く場所も考えないといけないし…贅沢な悩みかしらね

 キュアダイヤモンド(海美)「時間を埋めたいっていう気持ちは本物なのだから頑張ってね」


 キュアダイヤモンド(海美)「その力もこれからは林檎や皆を守るために使わないと」


 イドゥン(知果)「・・・そうですね。あの人から貰った物ですけど・・・」


 イドゥン(知果)「この2つ自体に悪意はありませんから、そうします」コクリ


 キュアダイヤモンド(海美)「貴女が戻ってくるまで林檎を支えないとね・・・」

 
 キュアダイヤモンド(海美)「それに貴女の仕事や行く場所も考えないといけないし」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・それはそれで、贅沢な悩みかな」クスッ


 イドゥン(知果)「あ、あの・・・海美さん。私、まだ中学生くらいなので・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・あ、そういえばそうだった」


 オーガ(白垣根)「成人となった体を戻せないか、林檎さんの体内を調べる際」
 

 オーガ(白垣根)「一緒に診察してもらいましょう」

 
 ダークカブト(垣根)「そうしとけ。出費は俺が出しといてやる」


 イドゥン(知果)「え?あ、ありがとうございます・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「あら、貴方にしては寛容的ね」


 ダークカブト(垣根)「その言い草クソムカつく」


 

 ―スタンッ
 
 林檎「ともか!ていとく!かいび!」


 イドゥン(知果)「林檎ちゃん!」

 
 木場「皆・・・無事でよかったよ」ホッ


 白垣根「木場さん。林檎さんを守っていただき、ありがとうございました」


 木場「うん。・・・これで、終わったんだね」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ」




 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ベルデ(絹旗)「それにしても随分と暴れ回りましたね・・・」


 黒夜「ま、半分は木原相似の・・・っ!!」


 ―パァン!

 林檎「・・・」


 知果「・・・」


 ―ポロ・・・

 白垣根「・・・おや、あれで死ななかったのですか」


 垣根「やっぱ化け物か、アイツ」


 相似「キヒヒッ、アハハハッ・・・!」


 キュアダイヤモンド(海美)「本当に何であれを喰らって生きてるのよ・・・!?」


 デューク(唯一)「・・・!。そうだった、ロックシードじゃダメだったんですよ!」


 アナザーアギト(木原)「あのベルトが奴の本体だったな、そういや」


 相似「アッハハハハ・・・!」


 白垣根「貴方、しつこい男だって言われませんか?」


 垣根「いい加減懲りろよ」


 相似「い、いひひひ!いいえ!あははっ!懲りません!」


 相似「自分は研究者なんでっ、カハハッ!諦めるとかないんですよ!」


 相似「アハハハッ!その翼は未元物質の能力と胴関係してるんですか!?」


 ―パンッ! パンッ!

 ―コンッ コンッ


 相似「キヒヒッ!銃弾がまるで無意味ですね!アハハ・・・!」


 相似「もう一度、アハハ!もう一度見せてくださいよ!今度は理解します!」



 ―ザシュッ!


 相似「・・・えへへ・・・?」


 ―バキィンッ!!

 ―ガラガラッ ガシャンッ・・・


 相似「あ・・・あははっ・・・!」


 「残念だけど、もうお勉強会はおしまいよ」


 相似「ヒヒヒ・・・クソッタレ・・・」


 



 
 「貴方の生き様もね」

 
 『ブラッドオレンジスパーキング!』


 ―ズバァァアアアアアッ!!


 相似「・・・ははは・・・」


 ―ジュウウゥゥッ・・・

 
 「・・・ふーん。中々の性能ね?これを渡すのは惜しいけど・・・」


 「ま、ビジネスだから仕方ないわね」


 白垣根「・・・」


 林檎「・・・誰?」


 「・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・?」


 ―キュリリリリ・・・



 薬味「久しぶりじゃない、最愛」ニコリ




 ベルデ(絹旗)「・・・。・・・」


 ―ヘタリ・・・

 黒夜「最愛ちゃん!?」


 ベルデ(絹旗)「・・・」


 デューク(唯一)「薬味久子・・・!?」


 アナザーアギト(木原)「あの女も死んだって言われてなかったか?」



 キュアダイヤモンド(海美)「貴女・・・何者なの・・・?」


 
 薬味「ふふっ・・・そこで腰が抜けてる私の娘に聴いてみなさい」


 薬味「>>898

私も夢を追う純粋な研究者よ
また強くなったわね最愛

 薬味「愛しの母親と会えて、嬉しさを表すところで腰を抜かすなんて失礼しちゃうわ」


 薬味「まぁ、喜びのあまりなら、嬉しいわね?」クスッ


 ベルデ(絹旗)「っ!」


 ―ヒュルルルルッ!

 ―ヒュンッ!


 ―ドカァアッ!

 ベルデが投げ飛ばしたバイオワインダーは薬味の体をすり抜け、背後の倉庫に直撃する。
 その光景に驚愕する一同を尻目に、薬味はスッと移動して自身の心臓部を貫通しているワイヤーから
 離れる。


 薬味「随分なご挨拶ね?生身の体だったらまた死んでたわよ」


 デューク(唯一)「まさかっ、貴女も相似君と同じように・・・!?」
 

 薬味「違うわよ。私は彼とは違う方法で怪人に喰われてる最中、生き延びたわ」


 薬味「濃淡コンピュータに意識を移す事でね」


 アナザーアギト(木原)「あの次世代型コンピュータになりそうだった、あれか」


 薬味「それに意識を移す事で私は情報生命と化し、AIM拡散力場を演算媒体する」


 薬味「AIM思考体になったのよ。だから、AIM拡散力場さえあれば私は永遠に生きていられて」


 薬味「殺す事は出来ないわよ?最愛」クスッ


 ベルデ(絹旗)「・・・すね」 


 薬味「んん?ごめんなさい、聞こえなかったからもう1回」


 ベルデ(絹旗)「>>901

超クソって言ってるンですよ!

 ベルデ(絹旗)「超クソな存在になったンですね、つったンだよッ!!」


 ベルデ(絹旗)「お前なンか死ンで、地獄に落ちてろォッ!」


 ―ダンッ!

 ベルデ(絹旗)「アァアアアアアアアアアアアッ!!!」


 ―ギュ ォ オッ !!

 窒素装甲を纏わせた拳を突き出し、薬味の顔面を殴りつけようとするベルデ。
 しかし、その拳もすり抜けてしまいベルデは勢い余ったせいで、足が縺れそのまま薬味の後の方へと
 転がった。
 舗装されていたコンクリートを砕きながらベルデはうつ伏せに倒れる。


 ベルデ(絹旗)「クッ、ソォ!」 

 
 薬味「あらあら、怒りっぽいのはカルシウムが足りてないからかしら?」


 薬味「あ、だから胸も小さいチビのままなのね。可哀想に、撫でてあげたいわ」


 ベルデ(絹旗)「誰が、人間の屑でしかないお前のクソ穢れた手なンかでッ!」


 薬味「ふーん?そんなに嫌なの?お母さん悲しいわね」エーン


 薬味「まっ、もっとも、そんな汚い口調しか口がきけない娘を撫でるなんて願い下げよ」


 ベルデ(絹旗)「>>903

こっちは売女をいくらでもぶん殴ってやりたいのに出来ないのが超超腹立たしいですけどね!

 ベルデ(絹旗)「こっちは売女をいくらでもぶン殴ってやりたいのに出来ないのが」


 ベルデ(絹旗)「超超腹立たしいンだよォッ!」


 ベルデ(絹旗)「それに、オマエはただ生物学的な親であって本当の親とは超思ってもない!」


 ベルデ(絹旗)「精々、力場の中で実態も持たず漂ってろよ、クソがァッ」


 薬味「実態を持たず?・・・ぷふっ。ふふふっ、ならどうやってこれを持つ事が出来てるのかしら?」


 ベルデ(絹旗)「っ!?」


 薬味「それを宿題にしてあげるから、この辺で私は失礼するわね」


 ベルデ(絹旗)「逃がす訳ねェだろうがァッ!脳みそぶち撒けて殺してやらァッ!」


 薬味「あら、物騒な発想な事」




 × 偶数
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 薬味「・・・あ、そうだった」


 薬味「知果ちゃん、お疲れ様。彼の代わりにそう言っとくわ」


 ―カチッ


 知果「え・・・?」

 ―ドクン

 知果「かはっ」


 林檎「知果・・・?」


 ―ドシャッ

 知果「っ・・・」


 林檎「!?。知果!?どうしたのっ!?知果!」


 白垣根「っ!?」 

 
 キュアダイヤモンド(海美)「知果・・・!?」


 垣根「あの女っ!何しやがった!」


 
 薬味「事が済んだらあの子は用済みだったのよ。まぁ、計画は全部失敗に終わったから」


 薬味「事が済むも何もないけど、木原相似に呪われるのも嫌だし代替として」


 薬味「死んでもらうわ。悪く思わないでね」クスッ


 ベルデ(絹旗)「死に腐れェエエエエエエッ!!」


 ―ギュオオオッ!!

 薬味「ふふふっ・・・じゃあ、さよなら」


 ―フッ・・・

 ベルデ(絹旗)「・・・っ!うあああああああああああっ!!」


 ―ドスンッ!!




 知果「・・・っ、ぁ・・・」


 林檎「知果ぁ!知果あっ!」ポロポロ


 木原「唯一!どこをどうしやがったんだ!?」


 デューク(唯一)「・・・わかりました。心臓の動脈と静脈を強制的に塞いでいます」 


 デューク(唯一)「この塞がり方からして磁力によって外側から締め付けているようです」


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・っ、知果!しっかりして!」


 知果「・・・>>909

あーあ…ここまでか…
せっかく林檎ちゃんやその友達に会えたのに…
私も頑張ったけど…

 知果「・・・無理でも、泣かないで・・・」


 林檎「ひぐっ、えぅ・・・!とも、かぁ・・・!」ポロポロ


 木原「車こっちに任せ!外で手術なんざ極力避けねぇと!」


 白垣根「・・・磁力を発生させているものを、取り除く事は?」


 デューク(唯一)「・・・ナノレベルなのか、薄いリング状なのかそれが判別出来れば」


 デューク(唯一)「取り除く事は可能です。知果さん!諦めないでっ!」


 知果「・・・、・・・」


 知果「・・・せっかく林檎ちゃんや、帝督さんと海美さんに会えたのに・・・」


 垣根「おい、しっかりしろ。俺を忘れてんじゃねぇぞ!」


 キュアダイヤモンド(海美)「死にそうな事言ってないで、気をしっかり保って!」


 知果「っ、林檎ちゃん・・・」


 林檎「っ・・・?」


 知果「・・・。・・・諦めたく、ないけど・・・」


 知果「・・・おねがい・・・わたしを、おぼえててほしい・・・」


 林檎「・・・」


 知果「もし、死んでも・・・私が・・・やった事の代償なんだから・・・」


 知果「天国で、天使や神様に、許してもらえると、いいな・・・」


 白垣根「・・・それが・・・あなたの救いなら・・・!」


 白垣根「私は否定しますっ!絶対にそんな救いがあってたまりますかっ!」


 キュアダイヤモンド(海美)「帝督・・・」


 白垣根「>>912」 

それが神の望みだとするならそんな邪神は私が撃ち倒しますよ、今この場で!

本当薬味さんはやべー悪役だわ

 白垣根「代償をそんな軽い言葉で言わないでください!」


 白垣根「生き続けることこそが、代償を払うという事なんですから!」


 白垣根「これはただの逃げでしかすぎませんよ・・・!」
 

 垣根「こいつの言う通りだ、死んで償うなんてダセェ事すんじゃねぇよ」


 キュアダイヤモンド(海美)「もし、それが誰かの望みだとするなら・・・」


 キュアダイヤモンド(海美)「そんな奴、頭を冷やしてやるんだから!」


 知果「・・・。・・・ありがとう、ございます」ニコリ


 林檎「知果・・・」ポロポロ


 木原「おい!車の中に運ぶぞ!」


 デューク(唯一)「救急セットはありますか?その中にメスとかは」


 オーソン「いや、流石にそういうのはないだろうな・・・」


 デューク(唯一)「・・・白垣根さん、刃物や合成吸収糸を創れますか?」


 白垣根「問題ありません。協力しましょう」


 


 ベルデ(絹旗)「・・・」


 黒夜「・・・最愛ちゃん、大丈夫か?」


 ベルデ(絹旗)「>>」915



 >>912 女体化したエボルトみたい

 ベルデ(絹旗)「・・・大丈夫じゃない、って言ってもいいんですか?」


 黒夜「いや、それはそれで困るけど・・・」」


 ベルデ(絹旗)「・・・言いたい事は、超いくらでも有ります・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・正直、ここから動きたくないです・・・」


 黒夜「・・・じゃあ、警備員が来るまでここに居るの?」


 黒夜「まぁ、どっちにしろ警備員には教えるんだから気にはされないと思うけど・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・。・・・ですか・・・」


 ベルデ(絹旗)「なんでなんですか!やっと訣別できたと思ったのに!」


 ベルデ(絹旗)「あの時・・・あの時、私の手で殺しておけば、こんな事に・・・!」


 黒夜「いやぁ、どうだろ?どっちにしろああいう感じになってただろうし」

 
 黒夜「最愛ちゃんが、そのあの時に殺してたとしてもね・・・」


 ベルデ(絹旗)「>>918

 ベルデ(絹旗)「ですが・・・私自身でやっておけばって思わずにはいられませんよ・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・ダメです・・・もう悔しさとか情けなさとか」


 ベルデ(絹旗)「全部、超気持ち悪く感じて・・・超胸を締め付けます・・・」


 ベルデ(絹旗)「・・・私はどうすべきなんでしょうか」


 黒夜「・・・気持ちはわかるけどさ、今は知果ちゃんがやばいんだし」


 黒夜「そっちの心配も重大じゃないの?」


 ベルデ(絹旗)「・・・そうですね。知果さんは頑張って強くなったんですから・・・」


 ベルデ(絹旗)「私だって・・・もと強くならないと・・・」

 
 ベルデ(絹旗)「・・・黒夜・・・」

 
 黒夜「ん?」


 ベルデ(絹旗)「ヒーローらしくないかもしれませんが・・・・私はあの外道を」


 ベルデ(絹旗9なんとかして殺したいです、自分の手で・・・!」


 黒夜「・・・まぁ、後悔いないってのならいいんじゃない?」


 黒夜「人を殺すのにヒーローらしさなんて皆無だと思うし」


 ベルデ(絹旗)「・・・そうですか」


 黒夜「うん。ほら、変身いい加減に解いて、あっち行こ」


 ベルデ(絹旗)「・・・はい」


 



 木原「・・・どうだ?磁力は弱まってるか?」


 デューク(唯一)「・・・」



 ◎ ゾロ目orコンマ10
 ○ 70以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 デューク(唯一)「弱まってます。動脈と静脈、どちらにも血流を始めました」


 木原「よし。おい、そこに管を創って締め付けられなくしろ」


 垣根「ああっ・・・」


 ―ぐちゅ・・・

 ―トクン・・・トクン・・・

 デューク(唯一)「(右肺への動脈がまだ少し締め付けられていますね・・・)」


 デューク(唯一)「白垣根さん、右肺への動脈を締め付けている箇所を広げてください」


 白垣根「はい。指示をお願いします」


 デューク(唯一)「ここです。・・・もう少し下・・・そこです」


 ―ミチミチ・・・

 白垣根「・・・どうですか」
 

 デューク(唯一)「はい。次は・・・」


 白垣根「(・・・知果さん、貴女を死なしたりはしません)」


 白垣根「(私はこの命に代えても助け出す!)」




 林檎「・・・」


 黒夜「容態は?」


 海美「・・・今のところ、順調みたい。だから大丈夫」


 絹旗「・・・林檎さん・・・ごめんなさい・・・」


 林檎「・・・どうして、さいあいが謝るの?」


 絹旗「・・・あの、女のせいで、知果さんがっ・・・」ギリッ


 海美「>>926

 海美「仕方ない・・・なんて言えないわね・・・」


 海美「でも、今、貴女が自分を責める事はあるの?」


 絹旗「え・・・?」


 海美「それより今は、知果の無事を祈ってあげて」


 絹旗「・・・はい」


 黒夜「・・・この場合、神に祈った方がいいかな?それとも運?」


 海美「どっちでもないわ。・・・助けてる皆を祈って」




 木原「・・・よっしゃ。こっちは完了だ」


 垣根「はぁー・・・後は、そっちだぞ」


 デューク(唯一)「はい。・・・ここで、終わりです」


 白垣根「・・・」



 
 ◎ 01以下
 
 ↓2まで(コンマ合計)
 

 ダブルゾロ目の奇跡か、ついさっき白垣根さんとあるIFにて実装決定されましたよ奥さん
 松風さんが白いカブトムシのヘルメット被ってますし

松風さんサービスいいよなあ
さすが特撮で育った人!

 知果「(・・・ああ・・・もう何も聞こえない・・・)」


 知果「(暗くて・・・怖い・・・)」


 知果「(林檎ちゃん・・・)」


 知果「(おねがい・・・助けて・・・)」



 林檎「知果」



 知果「!?」


 知果「・・・林檎ちゃん・・・なんで・・・」


 林檎「ていとくがね、音や光の組み合わせで・・・」


 林檎「未元物質で、声が届くようにしてくれたの」


 林檎「・・・もう大丈夫だよ。行こ」


 知果「・・・どこに・・・?」


 林檎「・・・どこにでも」ニコリ


 知果「・・・うん!」 
 


 ―ギュッ

 
 ―ドクンッ


 知果「・・・っ!」


 林檎「知果・・・」


 知果「・・・うん・・・うんっ・・・」ポロポロ


 林檎「・・・泣いてばっかりだと、目が痛くなるよ」クスッ





 木原「だはぁ~~~!腰が痛てぇ~!」


 唯一「あんな狭いとこですから、中腰キープは死にますよマジで」


 オーソン「救急車が間もなく到着します」




 垣根「・・・よかったな」


 白垣根「>>933




 >>930 テンゴーカイジャーでの学ラン姿に全く違和感なかったのもすごいでせうよね

 白垣根「これくらい当然ですよ。林檎さんと知果さんの絆からすれば・・・」クスッ


 白垣根「彼女自身の気持ちの強さも遠因でしょうけど・・・」


 白垣根「どちらかと言えば、皆さんの気持ち・・・ですかね」


 垣根「気持ちなぁ・・・まっ、終わり良けりゃ何でもいいか」


 白垣根「そうですね。・・・兄さん」


 垣根「あ?」


 白垣根「・・・あの時は、裏切って申し訳ございませんでした」ペコリ


 垣根「・・・何の事か、俺にはわかんねぇな。身に覚えがねぇっつーか」


 垣根「お前の勘違いだろ。・・・だから頭上げろ、鬱陶しい」


 白垣根「・・・そうですか」クスッ


 海美「(ホント、素直じゃないんだから・・・)」


 ―・・・ピーポー ピーポー

 黒夜「あ、救急車来たよ!おーい!こっちこっち!」


 絹旗「警備員も来るでしょうから、事情は私が話しおきますので」


 絹旗「皆さんは行った方がいいですよ」


 木原「ああっ、俺らは顔見られるのはマズイからよ」


 唯一「あ、私も一緒に乗せてください」


 木原「あの飛ぶのに乗って行けばいいだろ。何でこっち乗るんだよ」


 唯一「>>937

良いじゃないですかー
仲間というものの尊さを久方ぶりに学べたから余韻に浸りたいんだ
ましてや私の処置のお陰なんだ、もっと褒めてくれてもいいんだぞ?

 唯一「良いじゃないですかー。たまにはこうしたい時もあるんですよ」


 唯一「なんてったっていいものを見させてもらいましたから」クスッ


 木原「あぁん?」
 

 唯一「仲間というものの尊さを久方ぶりに学べたんですから、その余韻に浸りたいんです」


 唯一「ましてや私の処置のお陰なんですから、もっと褒めてくれてもいいんですよ?」ムフー


 唯一「ハッ!?それよりも脳幹先生にお腹向いてもらってムフフフッ」


 木原「行くぞー、お前らー。俺の店に来い」


 オーソン「あ、はい・・・あの、あの人は?」


 木原「知るか」




 白垣根「では、一足お先に第七病院の方へ行きますね」


 絹旗「わかりました。では、林檎さんと知果さんの事はお任せください」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ。林檎、良い子にしてるのよ?」

 
 林檎「うん。わかった」


 垣根「・・・じゃ、俺は仕事行かねぇとな。つー事で、じゃあな」


 林檎「>>940


 知果「>>941

帝督のお兄さん…私のために戦ってくれてありがとう…
仕事、今度見に行くから

仕事ってどんなことしてるの?

 林檎「かきね・・・ありがとう、知果を助けてくれて」


 知果「はい。私のために、ありがとうございました」


 知果「回復してから林檎ちゃんと会いに来ますね」ニコリ


 垣根「何しに来るんだよ・・・礼なんか要らねぇっつの」


 白垣根「まぁまぁ、いいじゃないですか。兄さん」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「ホント、貴方って素直にならないわね・・・」


 垣根「それ以上言うとムカつくっての。・・・じゃな」


 ―バサァッ!

 白垣根「・・・では、先に待っていますね」


 林檎「うん。・・・あ、ていとく」


 白垣根「はい?」


 林檎「約束・・・忘れてない?」


 白垣根「・・・あぁ。・・・お願いします」クスッ、ススッ


 林檎「うん・・・」

 ―ちゅっ


 林檎「海美にも・・・してあげたい」


 キュアダイヤモンド(海美)「あら。ありがとう」クスッ


 ―ちゅっ

 林檎「2人のおかげだから・・・」


 林檎「>>944

二人が私を匿ってくれなかったら私は追われていて知果と会えなかったかもしれないし、美味しいものや素敵なものも知れなかったと思う
二人よりも綺麗なティアラ作ってみるよ

 林檎「2人が私を匿ってくれなかったら、私は追われていて・・・」


 林檎「知果と会えなかったかもしれないし・・・」


 林檎「美味しいものや素敵なものも知れなかったと思う」


 白垣根「それは、ティアラの事ですか?」


 林檎「うん」コクリ


 林檎「今度、知果にも作ってあげるね」ニコリ


 知果「え?林檎ちゃんが・・・?」」

 
 林檎「うん。ていとくよりも、綺麗なティアラ作ってあげるから」


 白垣根「おやおや・・・それは楽しみですね」クスッ


 知果「・・・うん。楽しみにしてるね」ニコリ

 
 絹旗「・・・あっ。来ましたね、さぁ、早く」


 白垣根「はい。では、お先に」


 キュアダイヤモンド(海美)「待ってるわね」


 ―バサァッ


 ―ヒュオッ・・・


 ―サァァ・・・



 林檎「・・・」


 木場「あ、皆もう行っちゃったのかい?」


 絹旗「あれ?木場さんは残ってていいんですか?」


 木場「・・・うん。俺もキチンと警備員に事情を説明した方がいいと思って」


 木場「>>946

 木場「ちゃんと見ていた事を伝えないと俺の気持ちが収まらないからね」


 黒夜「んー、あんなの説明しても警備員はポカーンとしかするなさそうじゃない?」


 絹旗「超同感します。まぁでも、本当に起きた事ですからそう説明するしかありませんね」 


 木場「それに・・・最愛ちゃんともう少し居てあげたいんだ」


 絹旗「え?」
 

 木場「ついさっきまで、荒れてたから心配なんだよ。あんな事を言われたら」


 木場「誰だって傷ついて怒るのも無理はないよ」


 絹旗「・・・」

 
 木場「普段、看取ちゃんがお世話になってるから支えてあげたいんだよ」


 絹旗「・・・ありがとうございます、木場さん」


 木場「うん」ニコリ





 「じゃあ、君は担架に寝てもらうよ。君は大丈夫なんだね?」


 林檎「うん」コクリ


 ―ヒラッ・・・

 林檎「あ・・・白い羽・・・ていとくの、だよね」


 林檎「・・・」ギュッ


 林檎「>>949

これはお守りと宝物にしよう
私の大事な知果を助けてくれた大事な大事な…

 林檎「(これはお守りと宝物にしよう・・・)」


 林檎「(私の大事な知果を助けてくれた・・・大事な、大事な・・・)」


 ―・・・サァ・・・

 林檎「っ・・・」

 
 知果「眩しい・・・」


 木場「あぁ・・・もう朝になったからだよ」


 林檎「・・・綺麗だね、知果」


 知果「うん」ニコリ


 知果「・・・あの頃は、外に何て出させてもらえなかったから・・・」


 知果「久しぶりに見た時、こんなにも綺麗なんだって思ったなぁ・・・」


 林檎「・・・私も、思った事があるよ」クスッ


 知果「ふふっ、そっか」クスッ


 林檎「・・・ていとくも、あるのかな・・・?」




 キュアダイヤモンド(海美)「あーあ、徹夜しちゃったわね・・・」


 白垣根「そうですね。・・・おかげで、夜明けを眺められますよ」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「>>951

 台詞
 >>952

最愛の人と見る朝日は最高ね…
それに今回は林檎や知果もこの景色を見ているでしょうし
ま、縁ができたのも良いことだけど

 キュアダイヤモンド(海美)「最愛の人と見る朝日は最高ね・・・」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「こうして一緒に夜明けを眺めるのも夢の1つだったの」


 白垣根「おや?それは初耳ですが・・・」
 

 キュアダイヤモンド(海美)「そうかしら?・・・ま、縁ができたのも良い事よね」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「今回は強い思い出があるから、より一層に輝いて見えるわ」


 白垣根「そうですね」クスッ


 キュアダイヤモンド(海美)「・・・林檎や知果も、この空を見てるのかな?」


 白垣根「見ていますよ。どこからでも空は見られるのですから」


 白垣根「・・・海美さん」


 キュアダイヤモンド(海美)「ん?」
 

 白垣根「結婚式には、是非ともお2人を招待しましょう」


 キュアダイヤモンド(海美)「ええっ、もちろん。そのつもりだったから」ニコリ


 キュアダイヤモンド(海美)「帝督。指輪の追加でティアラも創ってほしいわ」


 キュアダイヤモンド(海美)「そうね・・・私が気に入ると思ったものでいいから」クスッ


 白垣根「はい。とっておきの力作をお贈りしましょう」クスッ


 
 -fin-

 ED イカロスの空
   (http://www.youtube.com/watch?v=63MO1pRmPfE)


 白垣根 帝督


 獄彩 海美


 杠 林檎


 流郷 知果


 
 
 絹旗 最愛


 
 黒夜 海鳥


 木場 勇治

 垣根 帝督


 木原 数多


 木原 唯一




 オーソン 


 オラフ


 ルル


 ナンシー


 ヴェーラ


 ロッド
 

 ケインズ


 デニス


 マイク

 ザクロ(http://www.youtube.com/watch?v=XhKJtEfrvCU)

 

 木原 相似


 薬味 久子




 友情出演



 天井 亜雄


 布束 砥信


 手塩 恵美


 木原 円周


 木原 病理
 

 
 誉望 万化


 弓箭 猟虎



 親船 最中

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    ――――――――――オマケ――――――――――
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 薬味「はい。毎度あり~」


 「随分、易々と手放すのだな」


 薬味「ビジネスなんてそんなものよ。どれだけすごい力を秘めているとしても」


 薬味「欲しい人に高い値段で売る。これが基本よ、ニコライさん?」


 ニコライ「フン・・・まぁいい。これさえ手に入れば・・・」


 ニコライ「今度こそ・・・私が総大主教の座を・・・!」


 薬味「ま、頑張ってくださいねー」


 薬味「それじゃ。ご健闘をお祈りしていまーす」




 ―ギュオォオオオーーーッ・・・

 ショッカー戦闘員『薬味様、これより日本へ戻ります』


 薬味「はーい」


 ―♪~♪♪♪~♪~・・・

 薬味「あら・・・。・・・はい、もしもし?」


 『やぁ、薬味君。元気にしているかね?』


 薬味「ええっ、おかげさまで。そちらも元気そうね」クスッ


 『ああ、そうとも。ようやくデータ収集を終える事が出来た』


 『間もなく・・・私は万能の力を得られる・・・今度こそ』




 劇場版安価 シリーズ第13弾

 【劇場版安価】仮面ライダー剣



 劇場版安価 シリーズ第14弾 

 【劇場版安価】仮面ライダー鎧武

 第12弾劇場版安価、終わりでせう!
 皆様、お疲れ様でした!


 やっぱり1冊分でせうから、短くて終わるの1ヶ月も掛からなかったでせうね。
 あと、第14弾としてる鎧武ライダーの劇場版安価はもしかしたら変更するかも
 しれませんので悪しからず


 では次回スレで会いましょうノシ

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【安価】上条「とある禁書目録で」固法「仮面ライダー」【禁書】
【安価】上条「とある禁書目録で」固法「仮面ライダー」【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1648644465/)

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月19日 (火) 22:31:20   ID: S:7n9T71

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2 :  MilitaryGirl   2022年04月20日 (水) 01:31:24   ID: S:OQF2C5

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3 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 07:04:34   ID: S:vG1ZAX

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