【劇場版安価】神裂「Symbol of LIFE」 守護神の唄 【禁書】 (804)

1
香焼「上条さんの家で」レッサー「しばらく研修です!」上条「安価でか!?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483196514
2
香焼・レッサー「研修で来ましたけど」バードウェイ「仮面ライダーSSになりそうだ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1483795076
3
香焼「このスレ!研修で!」レッサー「安価で!」バードウェイ「仮面ライダーSSだ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1484832734
4
麦野「安価で」インデックス「仮面ライダーで」トール「甘い恋愛物語だな」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1485942647
5
麦野「最終決戦だ」トール「ぜってぇ許さねぇ!」テレスティーナ「かかってきなさい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486822364
6
上条「安価で」青ピ「超変身!」一方通行「仮面ライダーだァ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488540511
7
上条「安価で」 舞夏「命ずる」 ルチア「その命、神に返しなさい!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489915109
8
【安価】上条「変身!」 麦野「装着」 青ピ「超変身!」 一方通行「アマゾン!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491486412
9
【安価】フレンダ「いつでも恋は」縦ロール「激熱バトルです!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492672145
10
【安価】麦野「同じ時代に」ルチア「今息する」上条「仲間達よ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493768335
11
【劇場版 安価】 上条「はるかなる愛にかけて」 リゲイン・オア・ ロスト
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494713323
12
【安価】バードウェイ「いつか想像した未来より」上条「煌めくストーリーが始まる」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1495285585
13
【安価】フレンダ「父よ、母よ」トール「妹よ。・・・か?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1496438669
14
【安価】香焼「足し算を飛ばして」インデックス「かけ算で駆け上がっていって」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497783210
15
【安価】シェリー「お前は誰だ」一方通行「影に隠れた」エステル「その姿見せろ!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1498351449
16
【安価】上条「燃えろ!」トール「変身!」天草式>>1「仮面ライダー!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1501250500
17
【安価】誉望「愛を抱いて、今君のために」ランシス「願っている未来を呼ぶために」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1502614786
18
【安価】上条「とある禁書目録で」ルチア「仮面ライダー」 
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1503820681
19
【安価】上条「とある禁書目録で」垣根「仮面ライダーです」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1504936983
20
【安価】上条「とある禁書目録で」吹寄「仮面ライダーよ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1505662353

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1562595563


21
【安価】上条「とある禁書目録で」上里「仮面ライダー」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506378480
22
【劇場版安価】 シャットアウラ「最高のパートナー、出逢う時」 奇蹟と切り札
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507210267
23
【劇場版安価】 シャットアウラ「奇蹟起こる。So We can make It」 奇蹟と切り札
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508065335
24
【安価】上条「とある禁書目録で」香焼「仮面ライダーっす」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1509106493
25
【安価】上条「とある禁書目録で」青ピ「仮面ライダーや」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1510088251
26
【安価】上条「とある禁書目録で」食蜂「仮面ライダーよぉ」
【安価】上条「とある禁書目録で」食蜂「仮面ライダーよぉ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1511130558/)
27
【安価】上条「とある禁書目録で」御坂「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」御坂「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1512270318/)
28
【安価】上条「とある禁書目録で」サンドリヨン「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」サンドリヨン「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513245993/)
29
【安価】上条「とある禁書目録で」蜜蟻「仮面ライダーよお」
【安価】上条「とある禁書目録で」蜜蟻「仮面ライダーよお」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514005075/)
30
【劇場版安価】 御坂「Be The One」 ソウル・ビルド
【劇場版安価】 御坂「Be The One」 ソウル・ビルド - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514693923/)
31
【安価】上条「とある禁書目録で」バードウェイ「仮面ライダーだ」
【安価】上条「とある禁書目録で」バードウェイ「仮面ライダーだ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1515285284/)
32
【安価】上条「とある禁書目録で」雲川「仮面ライダーだけど」
【安価】上条「とある禁書目録で」雲川「仮面ライダーだけど」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516185613/)
33
【安価】上条「とある禁書目録で」五和「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」五和「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1517227450/)
34
【安価】上条「とある禁書目録で」アリサ「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」アリサ「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518408962/)
35
【安価】上条「とある禁書目録で」レッサー「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」レッサー「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1519514667/)
36
【安価】上条「とある禁書目録で」佐天「仮面ライダー!」
【安価】上条「とある禁書目録で」佐天「仮面ライダー!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520604520/)
37
【安価】上条「とある禁書目録で」操歯「仮面ライダーだ!」
【安価】上条「とある禁書目録で」操歯「仮面ライダーだ!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521882346/)
38
【安価】上条「とある禁書目録で」麦野「仮面ライダーよ」
【安価】上条「とある禁書目録で」麦野「仮面ライダーよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1523164620/)
39
【安価】上条「とある禁書目録で」キャーリサ「仮面ライダーだし」
【安価】上条「とある禁書目録で」キャーリサ「仮面ライダーだし」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1524305063/)
40
【SP安価】布束「SORT EXCITE」 トゥ・ビギン
【SP安価】布束「SORT EXCITE」 トゥ・ビギン - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525068746/)

41
【安価】上条「とある禁書目録で」土御門「仮面ライダーにゃー」
【安価】上条「とある禁書目録で」土御門「仮面ライダーにゃー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1525617984/)
42
【安価】上条「とある禁書目録で」美鈴「仮面ライダーね」
【安価】上条「とある禁書目録で」美鈴「仮面ライダーね」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526792191/)
43
【安価】上条「とある禁書目録で」ドッペルゲンガー「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」ドッペルゲンガー「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1527916504/)
44
【劇場版安価】垣根「GOD SPEED LOVE」 ダーク・ライド・ライジング
 【劇場版安価】垣根「GOD SPEED LOVE」 ダーク・ライド・ライジング - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528898182/)
45
【安価】上条「とある禁書目録で」神華「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」神華「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1529732949/)
46
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【安価】上条「とある禁書目録で」フレンダ「仮面ライダーって訳よ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1530932027/)
47
【SP安価】上条「とある禁書目録で」原作上条「仮面ライダー・・・って何だ?」
【SP安価】上条「とある禁書目録で」原作上条「仮面ライダー・・・って何だ?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1531916198/)
48
【安価】上条「とある禁書目録で」番外個体「仮面ライダー。ギャハハッ☆」
【安価】上条「とある禁書目録で」番外個体「仮面ライダー。ギャハハッ☆」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532820796/)
49
【安価】上条「とある禁書目録で」彩愛「仮面ライダーだZE☆」
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(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1533898654/)
50
【安価】上条「とある禁書目録で」芳川「仮面ライダーよ」
【安価】上条「とある禁書目録で」芳川「仮面ライダーよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534545384/)
51
【劇場版安価】芳川「GAME START」 エンド・オア・コンティニュー
【劇場版安価】芳川「GAME START」 エンド・オア・コンティニュー - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1535275563/)
52
【劇場版安価】芳川「GAME START」 エンド・オア・コンティニュー ∞
【劇場版安価】芳川「GAME START」 エンド・オア・コンティニュー ∞ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1540988184/)
53
【安価】上条「とある禁書目録で」パラド「仮面ライダー」
【安価】上条「とある禁書目録で」パラド「仮面ライダー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1541892684/)
54
【安価】上条「とある禁書目録で」黄泉川「仮面ライダーじゃん」
【安価】上条「とある禁書目録で」黄泉川「仮面ライダーじゃん」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1542937676/)
55
【安価】上条「とある禁書目録で」手裏「仮面ライダーだ」
【安価】上条「とある禁書目録で」手裏「仮面ライダーだ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1543742946/)
56
【安価】上条「とある禁書目録で」釣鐘「仮面ライダーっス!」
57
【安価】上条「とある禁書目録で」半蔵「仮面ライダーだ」
58
【安価】上条「とある禁書目録で」郭「仮面ライダーです」
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【安価】上条「とある禁書目録で」アウレオルス「仮面ライダーだ」
60
【劇場版安価】エツァリ「BELIEVE YOURSELF」 ナイトロジェン・ハートヒート
【劇場版安価】エツァリ「BELIEVE YOURSELF」 ナイトロジェン・ハートヒート - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1549150364/)

61
【劇場版安価】ステイル「Fortis931」 ビーストライダー・スクワッド【禁書】
【劇場版安価】ステイル「Fortis931」 ビーストライダー・スクワッド【禁書】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1550065363/)
62
【安価】上条「とある禁書目録で」ヴィリアン「仮面ライダーです」【禁書】
63
【安価】上条「とある禁書目録で」恋査29「仮面ライダー」
64
【安価】上条「とある禁書目録で」パトリシア「仮面ライダーです」【禁書】
65
【SP安価】上条「とある禁書と」響「戦姫絶唱シンフォギア!」【禁書×シンフォギア】
【SP安価】上条「とある禁書と」響「戦姫絶唱シンフォギア!」【禁書×シンフォギア】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1555500279/)
66
【安価】上条「とある禁書目録で」打ち止め「仮面ライダー!ってミサカはミサカは」
67
【安価】上条「とある禁書目録で」婚后「仮面ライダーですわ」【禁書】
68
【安価】上条「とある禁書目録で」オルソラ「仮面ライダーでございますよ」【禁書】


○とある魔術と仮面ライダーストーリー

◎劇場版風になります
>>1が基本的な物語を考えてますのでそれを元に進行します。
◎主人公ポジは神裂。

○バトル有り。安価とコンマ形式でやります。
○無理安価、ホモネタは安価下。
○雑談OK

◎連続取り無し。人が少ないときは仕方ありませんが・・・

今日はスレたてで終わりかな
夜遅くまでおツー

 11月3日 


 捜査の依頼内容を説明させていただきます。


 ミクロネシアの孤島に侵入した魔術結社が何かを探索していると言う情報が入りました。


 現地に赴き、計画の阻止、首謀者の討伐をお願いします。


 首謀者を生け捕りにした場合には、追加報酬を支払わせていただきます。


 ただし、必ずしも首謀者が生きている必要はありません。状況に応じて適切な形で事件を収束させてください。


 最低限の必須事項は、探索を計画していた関係者を含む魔術結社の確保です。



 ―ザザーン・・・ ザザーン・・・


 
 ジーンズ店主「そんな訳で来たぜー太平洋」


 神裂「仕事なのですから、そんなに嫌そうな顔をしないでください」


 ジーンズ店主「仕事ならひとまず給料を払ってくれよな。危険な臭いがプンプンしそうな激戦が待ち構えてそうだってのに
        報酬0ってのはどう言う事だ?」


 神裂「>>6

 神裂「イギリス清教の方も財産難なんです・・・」


 ジーンズ店主「・・・え?嘘だろ?」


 神裂「はい。冗談です」


 ジーンズ店主「冗談かよ!ビックリさせんな!」


 神裂「まぁ、貴方の場合は『どうせ無理だろうだから情報を手に入れたら支払う』ということでしょう」


 ジーンズ店主「何?」


 神裂「私はともかく、貴方は戦闘面ではそれなりに信頼できますが・・・当面の目的は果たすのには
    無理だろうという判断だと思われます」


 ジーンズ店主「っかぁ~~!むかっ腹立つな!俺だってやるときゃやるんだよ!」


 神裂「ですから、私個人としては信頼していますので」


 ジーンズ店主「そりゃどうもなっ。せめてその信頼性を俺の給料にも注いでほしいもんだぜ」

 
 神裂「>>10

良いものを揃えていただければ私もそのジーンズを買っています
良いお仕事をしたら出すものは出しますよ

 神裂「良いものを揃えていただければ、私もそのジーンズを買い取りましょう」


 神裂「それに良い仕事をしたら出すものは出しますよ」


 ジーンズ店主「・・・どっちも無理だったら?」


 神裂「お給料は無しです」


 ジーンズ店主「ちくしょう・・・」


 神裂「・・・」


 神裂「(それにしても、これが国際空港とですか・・・)」


 神裂「(滑走路は一本。しかも舗装もされておらず、海岸特有の白い砂が敷いてあるだけ)」


 ジーンズ店主「空港がこんな調子なもんで、隣接のホテルの方も似たようなグレードだったな」


 神裂「とはいえ、わざわざ観光目的でこんな島まで来る旅行客なら、むしろある程度は最新や快適から遠ざかった方が
    ありかたく感じるのかもしれませんよ」
 

 神裂「青い海。白い砂。自然の中に居るようで・・・」


 神裂「>>12

力が自然と湧き上がるような気がしますね…

 神裂「力が湧き出るような気がします」


 ジーンズ店主「オメーは常時そう出来るだろ」


 神裂「む・・・まぁ、そうですが」


 神裂「・・・しかし、学園都市製の超音速旅客機を借りたのは、やりすぎだったのではありませんか?」


 ジーンズ店主「貸してくれるっつーもんに遠慮する必要はねえだろ?」


 ジーンズ店主「そもそもだ。普通の旅客機ならここまで来るのに半日かかるぜ」


 神裂「それは確かに時間がかかるかと思いますが・・・」


 ジーンズ店主「事態は急を要しているんだろ。だったら時速7000㎞で空を突っ切る学園都市製に限るわな」


 ジーンズ店主「それによ・・・チャーター機と特別ゲートじゃなきゃ大ピンチだぜ。オメーのその馬鹿デカい刀。
        普通だったら間違いなく空港のゲートで引っ掛かるに決まってんだろ」

 
 
 神裂「うっ・・・」


 
 神裂「>>14

おっしゃるとおりですがこれも霊装で不可欠ですから…
私が通常状態で使える武器ですからね
……迂闊に変身は流石に憚られますし

 神裂「おっしゃる通りですが、これも霊装で不可欠ですから・・・」


 神裂「私が通常状態で使える武器ですからね。・・・迂闊に変身は流石に憚られますし」

 
 ジーンズ店主「当たり前だろ。てか、今回ばかりは変身はしないでおけ」


 神裂「・・・はい」


 神裂「・・・ところで、南国へやってきたからと言って・・・少々浮かれ過ぎではないのですか」


 神裂「ホテルでチェックインを済ませてから、シャンパンを二本ほど開けているでしょう?」


 ジーンズ店主「馬鹿だねオメーは。それとも痛いトコ突かれた直後で慌ててんのか?」


 神裂「そ、そんな訳ではっ」


 ジーンズ店主「わざと酔ってんだよ」


 神裂「はい?」

  
 ジーンズ店主「ここはミクロネシアだぜ。オーストラリアのちょっと上、太平洋のど真ん中だ。この島はハワイとか
        グアムみてーに、白人がわんさか住んでる訳でもない」


 ジーンズ店主「溶け込むためには『金持っててすぐ騙されそうな観光客』ぐらいしか方法ねーだろ。東洋人のオメーも
        ここじゃかなり目立つ。アマクサ式じゃこういう時はどう判断するんだ?」


 神裂「それは・・・」


 隠れ切支丹(キリシタン)の末裔さんは、俺よりよっぽど隠蔽にゃ詳しいはずだけどな」


 神裂「く・・・っ(確かに建宮達ならやりかねません・・・)」


 神裂「(墓穴を掘った上に得意分野の事で追い討ちをかけられるとは・・・)」
 

 神裂「>>16

分かりました私も少々いただきましょうか…

 神裂「・・・わかりました。私も少々やらせていただきましょうか・・・」


 ジーンズ店主「ああっ。何なら遊んでこいよ」


 ジーンズ店主「それも溶け込むのに一切苦労はしねえからな」


 神裂「ですが・・・だからと言って・・・」


 神裂「私まで水着を着る必要はあるんですか?//」モジモジ


 ジーンズ店主「アクアスポーツ目当て以外にどういう観光客がこんな南の島に来るんだよ」


 ジーンズ店主「嫌なら頭にねじり鉢巻き巻いてマグロ漁の船員ですって言ってみるか?その場合は聖人サマの
        筋肉に力込めて、常に手足はムキムキ腹筋はくっきり割れる劇画チック神裂になってもらうがな」


 神裂「なんて事だ・・・っ!!いずれにしても地獄ですか!?」


 ジーンズ店主「それ恋人が見たら、どう思うだろうな」ハハハッ


 神裂「>>18

斬りますよ…!
まだダイビングとかウエットスーツでごまかせませんか……
少し恥ずかしいような……

 神裂「斬りますよ・・・!」

 
 ジーンズ店主「止せバカ。水上スキー用ケースに収めてカムフラージュしてんだろ」

 
 神裂「うぐ・・・」


 神裂「まだダイビングなどで着るウエットスーツで誤魔化せませんか・・・」


 神裂「少し恥ずかしいような・・・っ//」


 ジーンズ店主「羞恥心なんて今は抑えとけよ。それにサーファーな感じも似合ってるぜ?」


 ジーンズ店主「オメーの冷静沈着な顔と組み合わさるとよっぽどの熟練者なのかな?って印象になるしな」


 ジーンズ店主「むしろ、雰囲気で初心者用のアイテムを持っている方が不自然に見えそうだぜ」


 神裂「・・・そうですか」


 神裂「>>20

それではあなたの助言に従ってやってみましょうか…
サーフィンとやらを

 神裂「それではあなたの助言に従ってみましょうか・・・」


 神裂「サーファーとやらになりきって」


 ジーンズ店主「そうしてみろ」


 神裂「が。今更で言いましょう。・・・何なんですか、この水着は」


 ジーンズ店主「モノキニってーの。ビキニの変種だな」


 ジーンズ店主「多少レアだが、地味すぎず目立ちすぎずぐらいじゃないと、観光客として溶け込むのに不自由するもんだ」


 神裂「・・・どうにも機能性や合理性以外の主観的な理由が見え隠れする気がするんですが」


 ジーンズ店主「俺としてもオメーをそんなマニア向けミスマッチ女にはしたくねえ訳だ。ったくさー、色々あって準備に
        手間かける時間はなかったんだろうけどよ」


 ジーンズ店主「俺が隠蔽用の着替え一式用意しなかったらどうやって乗り切るつもりだったんだ」


 神裂「・・・このチョイスにも、不満がないと言えば嘘になるんですけどね」

 
 神裂「(青系を基調としたワンピース型の水着・・・なのでしょうか?)」


 神裂「(いえ、絶対に違いますよね。正面から見た場合の話です)」


 神裂「(背中側の布地はほとんどなくて紐状のパーツで水着がめくれないように要所を固定しているだけ、と・・・//)」モジモジ


 ジーンズ店主「全体的に背中の間いた競泳水着をさらにエスカレートさせたようなデザインに近いな。つまりエロいな」

 
 ジーンズ店主「何となく裸エプロンみたいでそそるだろー?」 

 
 神裂「>>22

こういうのは殿方として反応しますか?

 神裂「こういうのは殿方として反応しますか?」


 ジーンズ店主「そりゃするだろー。しねえって方がおかしいぜ」


 神裂「・・・(では、海之さんも・・・//)」


 ジーンズ店主「ま、他人はどうかは知らねえけど」


 神裂「おのれ!!やはり趣味と性癖が第一理由でしたか!!」ザッ!


 ジーンズ店主「だから止せっての!」


 ジーンズ店主「(あれ?横から刃が来る場合はどうするんだっけ?)」

 
 神裂「>>24

……これ以上ここで目立つことをしてもダメですしやってみましょう
教えてください

 神裂「・・・これ以上、ここで目立つことをしてもダメですし・・・」


 神裂「仕方ないのでやめておきましょう」


 ジーンズ店主「・・・そうしてくれ」ホッ


 -パタパタ

 ツアーガイドの少女「ああもー、これから聞き込みなんですから。不審行動取らないでくださいよー」


 ツアーガイドの少女「小さな島だからウワサが広まり始めると、一気に警戒心が濃くなって何も聞き出せなく
           なっちゃうんですっ」フンス


 ジーンズ店主「あー、悪かった」
 

 神裂「・・・、」ジーッ


 ツアーガイドの少女@花柄ピンクワンピース水着「・・・?。神裂さん、どうかしましたか?」


 神裂「>>26

いえファンシーで私の友人に似合う服装だと思いまして…
ドラム缶みたいなんですが

 神裂「いえ・・・ファンシーで貴女によく似合ってると思いまして」


 ツアーガイドの少女「え?・・・え、えへへ//そうですか?//」テレテレ


 ジーンズ店主「おー。似合ってる似合ってるー」


 ツアーガイドの少女「とんでもなく心込めず言ってますよね?」


 神裂「・・・って」


 神裂「ちゃんとした普通の水着も用意できるじゃねえか!!」


 ジーンズ店主「馬っ鹿か!!オメーはエロいおねえさん係なの!!」


 ジーンズ店主「オメーみてえなムチムチのパインパインにあんなふりふりフリルの可愛らしいワンピース着せてみろ!!」


 ジーンズ店主「そんなもん、熟女の人妻にブルマを穿かせる的な罰ゲームにしか見えなくなブグハァ!?」


 ツアーガイドの少女「だ・か・ら!やめてくださぁーーい!」


 
 Salvia farinacea
 http://www.youtube.com/watch?v=BvMFi7kmI1g

 
 「Symbol of LIFE」 守護神の唄

 
 神裂「まったく・・・」


 ツアーガイドの少女「周辺の人達に怪しまれるので、少し聞き込みはストップですよ・・・」


 ジーンズ店主「100パーセント、オメーのせいだからな」


 神裂「あ、貴方がこの水着を着せたから!」


 ツアーガイドの少女「はいはいケンカはやめてください!」


 ツアーガイドの少女「神裂さん、少し泳いで気分転換しましょう?そうすれば水着のことは忘れられると思いますから」


 神裂「・・・そうしましょうか」




 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 -バシャバシャバシャッ!

 神裂「~~っ!」
 



 ツアーガイドの少女「は、速い・・・」


 ツアーガイドの少女「(クロールから背泳ぎにバタフライ、それから平泳ぎと・・・)」


 ツアーガイドの少女「(順々に種目を変えて泳いでますけが、スピードが全然落ちませんね)」


 ツアーガイドの少女「(オリンピックの全種目出ればオセロが出来そう。・・・全部金だろうけど)」
 

 神裂「っ、ぷはっ!」 


 ツアーガイドの少女「すごいですね、神裂さん。人ってあんなに速く泳げるものなんですか・・・」


 神裂「>>32



 http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira161562.png

水着姿見るとやっぱり普通に美人だよね…
早く手塚なんとかしろ

これでも抜いているのですが…
しかし空が広くてこんなにきれいな海で泳げてテンション上がりますね

 神裂「これでも力を抜いているのですが・・・」


 ツアーガイドの少女「あれで、本気じゃないんですか」タラー


 神裂「はい」コクリ


 神裂「しかし・・・空が広くてこんなにも綺麗な海で泳げば気分が高揚としますね」


 ツアーガイドの少女「そうですねー。・・・あの恋人さんも一緒に来てほしかったですか?」


 神裂「・・・>>34




 >>32 手塚「俺だって忙しい時がある」

それはもう…
この景色とこの空気を共に味わえたら幸せでしょう

 神裂「それはもう・・・」


 神裂「この景色と、この空気を共に味わえたら幸せでしょうね・・・」


 ツアーガイドの少女「はい。きっとそうだと思います」クスッ


 神裂「・・・もう一度泳いできます」チャプッ


 
 ジーンズ店主<おーい、神裂ー。オメーすげー目立ってんぞー



 神裂「・・・」


 神裂「・・・浮力に身を任せてリラックスしましょうか」


 ツアーガイドの少女「>>36

 ツアーガイドの少女「(上向きだと一部が目立ちそう・・・)」



 神裂「・・・」ユラユラ

 
 -プカプカ・・・

 ツアーガイドの少女「(すっごい目立ってる・・・!//)」ゴクッ


 神裂「(波に揺れるのも心地良いものですね・・・)ユラユラ


 ツアーガイドの少女「え、えっとー・・・神裂さん?//」


 神裂「どうしました?」ユラユラ


 ツアーガイドの少女「>>39

浮き輪とかボードはどうですか?
……あなたのチャームポイントが目立つので

 ツアーガイドの少女「浮き輪とかボードを使うのはどうですか?//」


 神裂「・・・いえ、このままでも十分ですが」ムクッ


 ツアーガイドの少女「いやー、その・・・貴女のチャームポイントが目立つので・・・//」


 神裂「チャームポイント・・・?」


 ツアーガイドの少女「・・・//」チラッチラッ


 神裂「・・・っ!///」カァァア



 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ツアーガイドの少女「借りてきましたー」ジャブジャブ


 神裂「ありがとうございます・・・//」ペコリ


 -パシャーンッ チャプチャプ・・・

 ツアーガイドの少女「一番大きいのを選んできたので、寝転んでも大丈夫だと思いますから」


 神裂「そうですか。・・・では」

  
 -プカプカ・・・

 神裂「・・・大丈夫ですね。先程と変わらないくらい心地良いです」


 神裂「貴女は浮き輪を借りてきたのですか?」


 ツアーガイドの少女「>>44

ええこのほうが自然かと
これなら姉妹に見られますし

 ツアーガイドの少女「この方がシンプルに溶け込めますし」


 神裂「そうですか」ニコリ


 ツアーガイドの少女「はい」クスッ


 神裂「ん・・・」プカプカ


 ツアーガイドの少女「・・・(神裂さん、本当にスタイル抜群の美女ですよね~)」


 ツアーガイドの少女「(私ももう少しだけ・・・ここが成長してくれればなー)」ペタペタ


 神裂「>>46

焦らずともそのうち大きくなりますよ
身体だけが魅力じゃありませんし

 ツアーガイドの少女「・・・神裂さん。どうしたらそんなに大きくなれるんですか?」


 神裂「え?・・・焦らずともそのうち大きくなりますよ」


 ツアーガイド少女「そのうちですか・・・」


 神裂「はい。それに、女性は身体だけが魅力じゃありません」


 神裂「貴女には貴女なりの魅力を磨けばいいのです」


 ツアーガイドの少女「はぁ・・・わかりました」


 神裂「ええっ」クスッ



 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ツアーガイドの少女「ふぁー・・・そろそろ上がりませんか?」


 神裂「そうですね。水分補給もしておきましょう」


 ツアーガイドの少女「はい」コクリ



 神裂「ふぅ・・・」


 【よぉ彼女!よかったら俺達と遊ぼうぜ?】


 【水上スキーやるなら船回してやるからさ】


 ツアーガイドの少女「(うわ・・・こ、これがナンパってやつですか・・・)」


 神裂「いえ、申し訳ございませんが・・・」


 神裂「>>51

私達恋人がいるので…

 神裂「私には、旦那がいるので・・・」


 神裂「あ、この子は娘です」ナデナデ


 ツアーガイド少女「(えっ!?そ、そう言う設定無理あるんじゃ・・・)」


 神裂「それと・・・水上スキーはやめておきます。・・・激しい運動は・・・」サスサス


 【おっと、そりゃダメだな。体冷やすなよ?】


 神裂「お気遣いありがとうございます」ペコッ


 神裂「>>53

あなた方に素敵彼女さんが見つかると良いですね

 神裂【あなた方に素敵彼女さんが見つかると良いですね】


 【ハッハッハッ!まぁ・・・頑張るか】


 【俺はいいけどよ、お前この間3回目の失恋して】


 【あぁああぁっ!ジョークがキツイぜ、おいおい】


 ツアーガイド少女「(うわぁ~・・・)」


 神裂【・・・あの、お2人はこの島の住人ですか?】


 【ん?いや、旅行で来てるんだ。この島は良い波が来るってサーファー仲間から聞いてな】


 【来たのは2日前。今日で帰るんだ】


 神裂【>>55

いよいよ仕上げの段階ですね

 台詞
 >>57

そうなんですか…
ここを離れる前にあなた方のようなサーファーの方と会えるなんてとても幸せです

 神裂【そうなのですか】


 神裂【ここを離れる前にお聞きしたいのですが、何かこの島で変わった事はありませんでしたか?】


 【変わった事ねぇ~・・・】


 【この街はテレビやラジオどころか新聞すら無いからな】


 ツアーガイド少女「(やはり事前調査した通りですか・・・)」


 【だからこの島の事情は聞いた事ないぞ】


 神裂【そうですか・・・ありがとうございます】


 神裂【では、失礼します】


 ツアーガイド少女【あ、ありがとうございました】


 【ああ。家族で楽しみな】


 神裂【はい】クスッ

 

 
 ジーンズ店主「で、追っ払えたと」


 ジーンズ店主「その旦那ってのはまさか、この俺のこと」


 神裂「ではなく・・・み、海之さんです//」


 ジーンズ店主「あっそ・・・」


 ツアーガイドの少女「流石に妹でよかったんじゃないかなーと、今更思いますけどね」クスッ


 神裂「・・・ま、まぁ、その話しはやめにして・・・」


 神裂「そろそろ仕事に取りかかりましょう」


 ジーンズ店主「はいよ」


 ツアーガイドの少女「まず最初にこの島「アップヒル島」についてです」


 ツアーガイドの少女「アップヒル島の大きさは一周17キロ程度。南北に11キロしかありません」


 ツアーガイドの少女「元々は3m程度の「岩」だったようですけど、50年前に近海の海底火山で噴火が
           起きた際に、地殻変動で急激に盛り上がったらしいですね」


 

 ― 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)           

 神裂「名前が現地の言葉ではなく英語表記なのも、比較的新しく生まれた島をヨーロッパ系の地質学者が登録したからですか」 


 ツアーガイドの少女「ついでに言えば、周辺の諸島からは良い感情を持たれていません」


 ツアーガイドの少女「急激な地殻変動、短期間で生じた島。イレギュラーな方法で生まれたため、どことなく不吉や
          不気味な印象を持たれたようですね」

 
 ツアーガイドの少女「この島に空港があるのも周辺諸島が自分達の自然を壊したくなく、しかし飛行機の与える恩恵は
           欲しいと想った人々が厄介なものをこの「アップヒル島」に押しつけようとした結果らしいです」


 神裂「・・・よそ者には厳しそうな環境ですね」

 
 ジーンズ店主「そもそも、その不吉な所に周辺の島々から人が移ってきた経緯も複雑そうだ」ヘッ


 ジーンズ店主「観光客に上っ面の笑顔を向けるならともかく、一定以上踏み込もうとすると危険な目に遭いそうな感じだ」


 ツアーガイドの少女「確かに・・・」


 神裂「・・・漠然とした不吉や不気味な印象が周辺諸島との確執の核になっている話でしたが。具体的にはどのような感じ
    なのですか?」


 ツアーガイドの少女「何でもこの島には守護神が棲んでいると言われる伝説があるんです」


 ジーンズ店主「守護神?」


 ツアーガイドの少女「そうです。その守護神がアップヒル島を荒らし貶したとなれば逆鱗に触れ・・・」


 ツアーガイドの少女「その後どうなるかは、わかりませんが・・・触らぬ神に祟りなしと言ったところでしょう」


 神裂「>>63」         

……なるほど…守護神ですか…


シーサーシーサーシーサー♪
キングシーサー♪

 神裂「・・・なるほど、守護神ですか」

 
 ツアーガイドの少女「はい」


 神裂「この島の宗教事情はどんな感じなのですか?」


 神裂「あるいは無宗教だが心霊写真には曖昧に恐がるタイプとか?」

    
 ツアーガイドの少女「元々、この辺り一帯の島々には共通する土着宗教があったようですね」
   

 神裂「土着宗教・・・」


 ツアーガイドの少女「海の恵みに問する信仰で、多神教型です」

 
 ジーンズ店主「海の恵みに問するか・・・まぁ、この島にはお似合いだわな」


 神裂「>>65」 




 >>63 そりゃ沖縄でせう。あと出ません(苦笑)

日本のものに近いですね

 台詞
 >>67

私の祖国といいましょうか、そこと少し似ていますね
これだけ自然が多いのですから頷けます

 神裂「私の祖国、日本と少し似ていますね」


 神裂「これだけ自然が多いのですから、頷けます」


 ジーンズ店主「・・・(やべ、佐天ちゃんに頼まれてた品物送ってねえ)」ダラー


 ツアーガイドの少女「あ、それと大航海時代の影響か、多小十字教の文化が混じっているようです」


 ツアーガイドの少女「十字架と太陽が重なった、守護神の紋章のオブジェや壁画などが確認されていますよ」


 神裂「十字架と太陽が重なった紋章・・・」


 ジーンズ店主「聞いた事もないな。何てとこの宗教派だ?」


 ツアーガイドの少女「さぁ・・・わかりません。事前に調査したのですが教えてくれないもので」


 神裂「何故ですか?」


 ツアーガイドの少女「アップヒル島の文化には突然変異みたいなものが生じていて・・・」


 ツアーガイドの少女「周辺の島々とは違って、島の中に居る人々は善、島の外にいる人々は悪魔」の教えが
           広まっているみたいなんです」


 ジーンズ店主「はぁ~・・・何ともまぁ・・・」


 神裂「>>69

これだけ平和なら外のものへの警戒心がそうなってもおかしくないでしょうね
些か残念なところではありますが

 神裂「これだけ平和なら外の者への警戒心がそうなってもおかしくないでしょうね」


 神裂「些か残念なところではありますが・・・」


 神裂「・・・50年前に急浮上した島。集落の成立から現代にかけて差別的な扱いを受けてきた、とありましたね」


 ツアーガイドの少女「はい」コクリ


 神裂「その辺りが影響しているのですか?」


 ツアーガイド少女「・・・」チラッ、チラッ、コクリ


 ツアーガイド少女「ここの住人は全体的に、差別的扱いを受けた事に起因する警戒心の高さが特徴的です」


 ツアーガイド少女「ぶっちゃけた話し、外部の者がまともな聞き込みなんて出来るのか不安でしかないですよ・・・」


 ジーンズ店主「お前がそこまで言うくらいなのか。この島の住人が島の外からきた奴に対する警戒心ってのは」


 ツアーガイド少女「相手の心を聞くのに10年以上定住する必要がありそうなくらい・・・」


 ジーンズ店主「げぇ~。そうなるなら、俺は先に帰らせてもらうぜ」


 神裂「>>71

流石に私もそれだけの年数を離れる訳にはいきませんね…何か心を開く方法があれば…

 神裂「流石に私も、それだけの年数イギリスから離れる訳にはいきませんね・・・」


 神裂「何か心を開く方法があれば・・・」


 ツアーガイドの少女「とにかく難しいですね・・・言葉も英語を使える人がお店で働いてる人くらいですし・・・」


 神裂「・・・まぁ、それはそれでやりようがあるんですがね」


 ジーンズ店主「ああ。警戒心を解く事だけが、情報を聞き出す方法じゃねえからな」


 ツアーガイドの少女「?」


 神裂「さて、それでは別れて情報収集と参りましょう」


 ジーンズ店主「あいよ」


 ツアーガイド少女「は、はい」


 神裂「・・・ちなみに、その守護神の名前はあるのですか?」


 ツアーガイド少女「えっと・・・」




 ― 偶数
 ~ 奇数

 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 

 ツアーガイドの少女「・・・」ペラペラ


 ツアーガイドの少女「あ、一応ありますが・・・文字がどこの国かわからなくて、読む事ができません」


 神裂「見せてもらっても?」


 ツアーガイドの少女「はいっ」スッ


 神裂「・・・。・・・なるほど、確かに読めませんね」


 ジーンズ店主「古代文字ってやつか」


 ツアーガイドの「そうだと思います。この島だけにしか伝えられていない語源だと・・・」

 
 神裂「>>77

なるほど、知りたければ現地人に聞くしかありませんね…

 今日はここまで。
 おやすみなさいませー

おつおつ
島の守護神という文字を見ていきなり脳内であの歌とともにキングシーサーがあらわれてつい書き込んでしまった

 神裂「なるほど、知りたければ島民に聞くしかありませんね」


 ジーンズ店主「まぁ、まず無理だろうけどな」


 ツアーガイドの少女「島の守護神の事を聞くなんて、島の人々がどう思うか・・・」


 神裂「その時は何とかしてみるしかありません」


 ジーンズ店主「何とかねえ・・・」


 神裂「しかし、守護神の事もですが第一に潜伏している魔術結社の一味の情報を入手しましょう」


 神裂「では、後程またここに」スクッ

 
 ツアーガイドの少女「わかりました」コクリ


 ジーンズ店主「ああっ。またナンパされないようにな」


 神裂「貴方は色目を使ってしまって島民にリンチされないように」


 ジーンズ店主「言ってろ」チェッ



 ーアップヒル島 集落ー
 
 神裂「・・・」スタスタ


 神裂「(さて、まずは・・・)」
 



 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>79 そんなあなたは特撮オタ階級7でせうね。おめでとうございます(パチパチッ

 神裂【あの、すみません】


 【・・・何だ】


 神裂【(英語で大丈夫そうですね)この辺りで不審者を見たりはしませんでしたか?】


 神裂【・・・出来れば私以外で】


 【・・・さぁな。見てないよ】


 神裂【そうですか。・・・すみません、失礼しました】ペコリ


 

 神裂「・・・」スタスタ


 神裂「・・・(何人かの島民が私の事を見ていますね。監視しているのでしょうか)」


 神裂「(>>84)」

関心はあるということでしょうか…
敵意に変えたら行けませんね

 神裂「(関心・・・が、あると言った感じではなく、敵愾心に近い・・・)」


 神裂「(これ以上敵意に変えてはいけませんね)」


 神裂「(島民を敵に回してしまえば、魔術結社の計画の阻止ところではなくなってしまう可能性も・・・)」


 神裂「(・・・次はあのお店に・・・)」




 神裂【すみません。少しお伺いしたいことがあるのですが・・・】


 【・・・】


 神裂【(顔に塗っている赤いものは何でしょうか・・・?)・・・あの、英語で大丈夫ですか?】


 【・・・】



 ○ 偶数
 ◎ ゾロ目
 × 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 【・・・】コクリ


 神裂【そうですか。・・・この辺りで不審者を見たりはしませんでしたか?】


 【・・・】


 神裂【・・・(・・・老人からは敵意を感じませんが、やはり島の外から来た者への信用は無さそうですね)】


 神裂【すみません、お時間を取らしてしまいまして】


 神裂【では・・・。・・・】チラッ


 

 ○ 偶数
 △ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂【・・・これは、守護神の紋章ですか?】


 【・・・】コクリ


 神裂「(なるほど。確かに十字架と太陽が重なっている、と見えますね)」


 神裂「(・・・特殊な細工でも施してるのでしょうか、ほんの僅かに発光して・・・)」


 神裂【・・・このペンダントは光る素材で作られているのですか?】


 【・・・、】ジッ


 神裂「?」


 【・・・光って、見えるのか?】


 神裂【は、はい。光って見えますが・・・】


 【・・・】ボソボソ


 神裂【(ついに来た・・・?)】


 【・・・サービスだ。持っていくといい】スッ,チャラ・・・


 神裂「えっ?あ、いや、あの】


 【持っていけ。・・・必要になる】


 神裂「・・・>>92

……ありがたく頂戴します
貴方方にご多幸がありますことを

 神裂【・・・ありがとうございます。では・・・】


 神裂【ありがたく頂戴いたします】


 神裂【貴方方にご多幸がありますことを】


 【・・・】コクリ


 

 神裂「・・・」チャラッ


 神裂「(貰ってしまいましたが・・・大丈夫でしょうか)」


 神裂「(何か魔術を仕組んではいないようですが・・・)」


 神裂「(>>94)」

良いまじないの類でしょうか…

 神裂「(何かの呪いの類いか・・・)」


 神裂「・・・まぁ、危険と判断した場合はすぐにでも破棄しましょう」


 神裂「引き続き、情報収集と参りますか」


 

 ーアップヒル島 集落 広場ー

 神裂「(ふむ・・・中々有力な情報が・・・)」


 神裂「(やはりどの島民に聞くにしても敵愾心が強すぎて、聞いてくれた話を返さないのが
     難問ですね)」


 神裂「・・・」


 神裂「>>96

他の住人に先ほどのものを見せれば信頼してもらえますかね…

 神裂「・・・他の島民に、これを見せれば信頼してもらえないでしょうか・・・」


 神裂「(あの老人は必要になる、と言っていましたし・・・)」


 神裂「(試しに使ってみましょう)」スクッ



 ーアップヒル島 集落ー

 神裂【あの、すみません。少しお伺いしたいことがあるのですが・・・】


 【はい。なんでしょう?】ニコリ


 神裂【・・・?(この若者は敵愾心は無いようですね・・・)】


 神裂【この辺りで不審な人物を見たりはしませんでしたか?】


 【不審な人物?・・・例えば?】


 神裂【この島の島民ではなさそうな人物としか言いようがありませんね】


 

 ○ 偶数
 × 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 【それじゃあ、ちょっと曖昧過ぎて・・・わからないですね】


 神裂【そうですか。すみませんでした】


 【いえいえ。・・・もしかして他の人達にも聞き回ってるんですか?】


 神裂【はい。そうですが・・・?】


 【それなら気を付けた方がいいですよ。言ってはなんですが・・・】


 【僕みたいに質問に答える人は中々居ないでしょう?】クスッ


 神裂【・・・まぁ、はい】


 【この島の風習と言うよりか、僕ら世代は未だしも壮年くらいの人達からは島の外から来た人を受け入れたくない
  と言う考えがほとんどなんですよ】


 【今みたく僕が話している共通語の英語だって1年前まで誰も話してもいなかったんですから】


 神裂【>>101

それ以前は何でやり取りしてたんですか?

 神裂【貴方は何故、敵愾心を感じさせないんですか?】


 神裂【割とフランクに話されてますけど・・・】


 【僕自身、この島に伝わる伝説のせいで不吉や不気味になってるって信じてないですから】


 神裂【守護神の事ですか】


 【はい。小さい頃はよく婆ば・・・あぁ、近所のお婆ちゃんから守護神の話しを聞かされていました】


 神裂【・・・このペンダントの紋章もその守護神のものですか?】


 【ん?・・・あぁ、そうですね。長老が持っているものに似てます】


 神裂【この島の長老が・・・?】


 【そうです。これはどこで?】


 神裂【ここへ来る前に訪ねた屋台で、頂いた物です】


 神裂【>>106

私に必要になるそうですが…

 神裂【何でも、私に必要になるそうですか・・・】


 【・・・光って見えるんですか?】


 神裂【?。はい・・・そのような素材の物ではないのですか?】


 【婆ばが話してくれていた守護神に纏わる神話でこう聞いた事が・・・】


 【男神アジマと女神アジゴの間に産まれた、眠りにつく守護神を目覚めさす者がその紋章を光り輝かす、と】


 神裂【その神話はこの島に伝わっているのですか?】


 【みたいですが、神話ですし・・・今の僕はもう信じていませんよ】クスッ


 【それが光って見えるのなら、何か特殊なインクとかで塗られてるんじゃないかと】


 神裂「>>108

呪い(まじない)は時に力になりますから…
長老の言葉を信じてみますよ

 神裂【・・・これに呪いがあるからわかりませんが・・・】


 神裂【もしあるのであれば、時に力になります】


 神裂【その神話を信じてみましょう】


 【物好きですね。まぁ・・・そうしてください】クスッ


 神裂【はい。では・・・】


 【あ、そうだ。守護神の事をもっと知りたいのでしたら、この島に居た十字教の島民が造りあげたとされる神殿の
  遺跡に行ってみてください】


 神裂【神殿の遺跡?】


 【そこに守護神や様々な神話に出てくる神々の壁画や伝説が書き残されてるそうなんです】


 【ただ、もうすぐ夕方ですし・・・明日に行く事を勧めますよ】


 神裂【・・・わかりました。ありがとうございます】ペコリ


 神裂【>>110

絶対に見に行きますから…

 神裂【見に行ってみますね。必ず】


 【はい】ニコリ


 神裂【失礼します】ペコリ


 

 「・・・おい。主にお伝えしろ」


 「ああ・・・」コクリ





 -アップヒル島 砂浜-

 ―ワイワイ ワイワイ

 神裂「(7時間ほど過ぎて、すっかり夕暮れですね・・・)」


 神裂「(景色がオレンジ色に包まれています・・・)」


 ―ジュワァァァ・・・

 ジーンズ店主「・・・」ブスブス


 ツアーガイドの少女「・・・パイナップルって焼いて食べるものでしたっけ?」


 ジーンズ店主「中華料理の酢豚にも入ってんだろがよ」


 神裂「>>112」   

果物を焼くというのはたしかに甘味などが増すそうですから理にはかなってます
…ただ栄養価は加熱等で破壊されてしまうそうですが

 神裂「果物を焼くというのは確かに甘味などが増すそうですから、理にはかなってます」


 ジーンズ店主「だろ?」


 神裂「・・・ただ栄養価は加熱等で破壊されてしまうそうですが」


 ジーンズ店主「・・・これの硬い皮を剥くのにどんだけ時間かけたんだか・・・」


 ツアーガイドの少女「他の食材も焼きますよ」


 ジーンズ店主「ああ。ジャンジャン焼いてくれ」


 神裂「・・・先に報告を済ませませんか?」

 
 ジーンズ店主「あぁ、いやー。メンドくさかったぜー」パタパタ

 
 ジーンズ店主「土産屋で小麦色した看板娘の店員に話を聞いてる時なんかよ」


 ジーンズ店主「ニコニコ笑ってるその子の後ろにある店の奥から、包丁持ったババアがこっち睨んでたり
        してたからな」


 ジーンズ店主「あれだよ、日本のヨコミゾミステリーってあんな感じなんだろ?」


 神裂「>>114」 

ええ少し大げさな気がしますが…

 神裂「ええ。少し大げさな気がしますが・・・」


 神裂「こちらも似たような調子でしたね」


 ツアーガイドの少女「私も同じくです・・・あちひひっ・・・」ハグハグッ


 神裂「警戒心と言うより、敵愾心に近い。しかしだからと言って無闇にケンカを売ってくるとも違う」


 神裂「特に女性の私なら貴方よりもトラブルに遭う頻度は高そうなものですが」


 ツアーガイド少女「ふーっ、ふーっ・・・はぐっ。ほふっ・・・」モグモグ


 ツアーガイド少女「聞き込ひふあしぇんもんのおふひゃりに、んぐっ・・・」ゴクンッ


 ツアーガイド少女「専門のお2人に任せていたんですけど・・・そんな調子で何か話を聞き出せたんですか?」


 ジーンズ店主「元々まともに質問して答えが返ってくる方が珍しいもんだな」


 神裂「>>116

キーワードをポツポツ教えてくれた人はいましたがそれが本当という確信もありませんね

 今日はここまで。
 おやすみなさいませー

 
 今更で申し訳ない、今回の劇場版安価は超電磁砲DVD特典「とある魔術の禁書目録SS」から2つのエピソードを
 元に進めていきます。

 神裂「キーワードをポツポツ教えてくれた人はいましたが、それが本当という確信もありませんね」


 神裂「警察と違って公式の捜査権限はありませんから・・・」


 神裂「いえ、正式にはあるのですが、それは普通の人間を相手に振りかざせるものではないですし」


 神裂「相手が民間人の場合、はぐらかされればそれまでなんです」


 ツアーガイドの少女「ほうなひまふか」ムグムグ


 ジーンズ店主「『必要悪の教会』の変態どもは、人の口から出た言葉をそれほど信用しちゃいねえ」


 ツアーガイドの少女「(変態って・・・)」


 ジーンズ店主「魔女狩りの頃に拷問で強制した自白で、大勢を死なせた苦い記憶があるからな。今じゃ逆に、沈黙から
        情報を得る方法も確立させてんのさ」


 神裂「本当に知らない情報と、知っていて隠している情報は違うものです。・・・流石に、嘘つきのプロまでは確実に見抜けませんが」


 神裂「彼らはそこまでスレてはいませんでしたので」


 神裂「>>119

彼らの信仰と十字の教えを守ってあげたいですね…

 神裂「もう少し接触はしてみたいです、この人たちの考えに触れて見えるものもあるでしょうから・・・」


 神裂「無碍に考えを押し付けるのはよくありませんしね」


 ツアーガイドの少女「まぁ、押し付けても押し返されると思いますけどね・・・」


 ジーンズ店主「だな」
 

 神裂「・・・土着宗教に十字数の文化が混じっているという話がありましたけど。他にも、ここの住人の言動からは
   カーゴカルトの匂いがしましたね」


 ツアーガイドの少女「?」
 

 ジーンズ店主「はぁー・・・元々はここよりずっと南の島のものだがな。16世紀、欧州の国々に迫害された太平洋上の
        島民達が作った宗教だ」


 ジーンズ店主「「あいつらが素晴らしい道具を持っているのはおかしい。あれはきっと、神様がみんなに平等に配ろうとしていた
        贈り物を、あいつらが盗んだからだ」って教義だな」


 神裂「最終的には「贈り物はみんなの物のはずだから、一人占めしている白人達から荷物を「平等になるように」取り返してやろう」
    という所に行き着きます」


 神裂「>>122

考え方は少々未開ですが島全体が幸福になるための手段と考えればやむを得ないでしょう

 神裂「考え方は少々未開ですが、島全体が幸福になるための手段と考えればやむを得ないでしょう」

 
 ツアーガイドの少女「はー・・・いやいや、でも」ブンブン


 ツアーガイドの少女「でも、アップヒル島って50年前の地殻変動で急浮上したんでしたよね?」


 ツアーガイドの少女「あまり古いルーツの伝承は関係ないんじゃ?」


 神裂「本流のカーゴカルトは戦後も続いています。まぁこの島のものはかなりアレンジが加わっているのですが」


 神裂「外の島ばかり優遇されるのはおかしい。あれはきっと、新しく生まれた島を祝福しているはずの神様から本来
    届けられるべき贈り物を横取りしたからだ、と」

 
 ジーンズ店主「ちなみに、その外の島はアップヒル島以外の全部だ。南極大陸もユーラシア大陸も全部が島扱い」


 ジーンズ店主「50年程度の差別視の歴史の中で、良い感じに価値観が固まっちまってる」

 
 ツアーガイドの少女「相当強いコンプレックスがこの島に根付いているようですね・・・」


 ジーンズ店主「カーゴカルトについては、あくまで抽象的なイメージの話だと思っている連中が多いみてえだったが・・・」


 ジーンズ店主「その反面、その抽象的なイメージを具体的な行動に起こすための兵器や力を欲しがっている風にも見えたな」


 神裂「>>124

穿った見方をすればその力を手にしたら全ての島、全ての国を平等にしようとするでしょうね

 神裂「穿った見方をすればその力を手にしたら全ての島、全ての国を平等にしようとするでしょうね」


 神裂「敵愾心を持ちつつも小競り合いを避けているのも、どこか問題を起こす事で準備中の計画が潰れてしまうのを
    恐れているようではありましたね」

 
 ツアーガイドの少女「準備中の計画っていうと・・・」ゴクリ

 
 ツアーガイドの少女「・・・まさか、島民全員が魔術について知っているって言うんですか?」


 神裂「具体的にそういう不可思議な現象を起こせる所まで理解している者は少数でしょうけどね」


 神裂「ですが、漠然とした期待感は確かにある。魔術については知らなくても、莫大な威力を持った兵器をどこかで
    準備している。それぐらいは分かっているはずでしょう」


 ジーンズ店主「それに、おかしいんだよ」

 
 ツアーガイドの少女「え?」


 ジーンズ店主「こんな小さな島に滞在してりゃ、ホテルに記録が残る。あれだけ敵愾心の強い地域住民の家なんて泊めて
        もらえる訳がないし、野宿をしてもそれはそれで目立っちまう」


 ジーンズ店主「・・・にも拘らずだ、この島のどこかにいるっていう魔術師さんの気配は全くないんだ」


 ジーンズ店主「ダミーの偽名を使った宿泊記録さえもな」


 ツアーガイドの少女「ま、魔術を使って自分の気配を徹底的に隠している。だから目撃情報が一切ないとは考えられないんですか?」


 神裂「>>126

住民の中にユダがいるのでしょうね
そういうあぶれた人を泊めてどうするかのような

 神裂「島民の中にユダヤがいるのでしたら可能かとは思いますが、あぶれた人を泊めてどうするかはわかりませんよ」


 ジーンズ店主「それにコストの無駄遣いだ。ただでさえ、大規模な神殿や霊装の準備で相当消耗するはずだろ」


 ジーンズ店主「24時間、1分1秒すら休まずに隠蔽魔術を使い続けながら、そんな作業に没頭するか?それなら身分を1つ
        作ってホテルで寝泊まりした方が、最終的には準備も早く済むはずだ」


 神裂「魔術師は島のどこかに滞在しながら作業をしている。それを島民が隠している、と考えた方が無難ですね」 


 神裂「滞在場所がホテルなのか、民家なのかは分かりませんが・・・」


 神裂「問題の魔術師は、具体的に何を用意していると思いますか?」


 ツアーガイドの少女「え。それは・・・」
 

 ツアーガイドの少女「わざわざこんな所までやってきて作業をしているんでしたら」


 ツアーガイドの少女「やっぱりアップヒル島に伝わっている・・・この島独特のカーゴカルトか守護神に纏わるものなんじゃ・・・?」


 神裂「アップヒル島の亜流カーゴカルトは、近年の周辺諸島との確執が原因で発生した行き場のないコンプレックスのはけ口の
    ようなものです」


 神裂「他の島々にある別種のカーゴカルトと比べても歴史は格段に浅く、大きな魔術的功績もありません。「必要悪の教会」が
    地球の裏側に聖人を派遣するほどのものではないでしょう」


 神裂「>>128

今回私がここに送られたのはその逆ということはわかりますね?

 神裂「今回、私がここに送られたのはその逆ということはわかりますね?」


 ツアーガイドの少女「は、はい。何かしら大きい計画が実行される目処が立ち始めていると言う事ですね」


 神裂「そうだと思います。確信はまだありませんが・・・」


 神裂「しかし、守護神の力を求めている可能性は低くはありません」


 ツアーガイドの少女「この辺りに古くから伝わっていた土着の多神教関係は確か、海の恵みを人為的に得るための祈りに主軸を
           置いていたと思いますけど」


 ジーンズ店主「そっちもハズレ。土着宗教関係は、アップヒル島よりもその周辺諸島に重要アイテムが分散している」


 ジーンズ店主「神裂がさっきも言ったけど、この島の島民は皆魔術には縁遠い安全な一般人だったよ。逆に言えば、土着宗教の神官に
        相当する人物もいなかった」


 神裂「・・・だからこそ、アップヒル島は周りから見下され、亜流カーゴカルトや守護神を心の柱にするようになったのでしょうね」


 ツアーガイドの少女「なるほど・・・悲しいことですね」


 神裂「>>130

代わりの柱になる神が現れれば変わるかもしれないですけどね…

 神裂「代わりの柱になる神が現れれば変わるかもしれないですけどね」

 
 ジーンズ店主「守護神の代わりか?・・・まず信じようとしねえだろうよ」


 神裂「まぁ、そうですが・・・そもそも島民が何故そこまで亜流カーゴルトや守護神を信じているか」


 神裂「それは大航海時代に入り込んで来た十字教が理由となります」


 ツアーガイドの少女「?」


 神裂「土着宗教も違う。亜流カーゴカルトも違う。となれば・・・残る「下地」はそれぐらいしかないでしょう」


 神裂「しかも、そちらの方が上層部の対応も分かりやすい。自分達とは縁遠い宗教の魔術ではなく、他ならぬ自分達の
    十字教技術によって、大きな破壊がもたらされようとしている」


 ジーンズ店主「あーそれなら、聖人のオメーを派遣して止めようとするのも納得だわな」


 ジーンズ店主「大航海時代に好き勝手やった先人達は、ここに置き土産・・・というより、移動不可能な遺跡に近いものを
        残してきたかもしれねえって訳だ」


 神裂「>>132

私としてはこの素晴らしい島や人たちを守れるように正しい方向へ導くだけですね

 神裂「私としてはこの素晴らしい島や島民を守れるように正しい方向へ導きたいと思っています」
 

 神裂「事実、ここには神殿の遺跡があるそうなので明日行ってみることにします」


 ジーンズ店主「神殿の遺跡?んなもんあるのか」


 神裂「はい。この島では珍しく親切に教えてくださった方から情報です」


 ツアーガイドの少女「で、でも」
 

 ツアーガイドの少女「このアップヒル島は、50年前に地殻変動で急浮上したんですよ?大航海時代って何世紀でしたっけ」


 神裂「15世紀半ばから17世紀半ばまでです」


 ツアーガイドの少女「ですよね。その頃は、まだ島は存在しなかったはずですよ。置き土産なんて無理なんじゃないんですか?」


 神裂「逆に、そこがヒントになるんです」

 
 神裂「元々、アップヒル島は3メートル程度の岩だったんでしょう?」


 神裂「それなら、大航海時代の先人達が何か細工を施せる場所もその岩のあった場所しかありません」


 ツアーガイドの少女「そう言うことですか」


 ジーンズ店主「流石だな、神裂。勘が冴えてら」


 神裂「>>134

いえその細工というのも気になりますからしかと見に行きます

 神裂「いえ。細工と言うのも気になりますが、守護神について知っておきたいことがあるんです」


 ツアーガイドの少女「え?」


 ジーンズ店主「けど、魔術師はどうすんだよ」


 ジーンズ店主「現行してる計画がすぐにでも起きたらマズイだろ」


 神裂「・・・わかっていますよ。その事も十分に踏まえて、調べますから」


 ジーンズ店主「ホントだな?・・・なら、いいけどよ」

 
 神裂「はい。・・・ちなみに、お2人にはこれが光って見えますか?」


 ツアーガイドの少女・ジーンズ店主「「・・・?」」


 ツアーガイドの少女「いえ、全く・・・」


 ジーンズ店主「そりゃ、守護神の紋章か。どうしたんだ?」


 神裂「とある老人からは頂いた物です」


 神裂「この島の守護神に纏わる神話によれば、この紋章を光輝かせる者が眠りについている
    守護神を目覚めさせる、と言われているそうですよ」


 ツアーガイドの少女「へぇ~・・・え?じゃあ、神裂さんには光って見えるんですか?」


 神裂「>>136

はい、仄かに光って見えます

 神裂「ええ。仄かに光って見えて・・・」


 神裂「・・・やはりお2人も見えないのですか」


 ジーンズ店主「ああ。・・・見えるのはお前が守護神を目覚めさせるからか?」


 神裂「わかりません。特殊なインクが使われていると聞きましたが」


 ツアーガイド少女「じゃあ、そうなんじゃないですかね」


 ツアーガイド少女「守護神が本当にいるのであれば、目覚めさせてあげてこの島の不吉や不気味を晴らしてくれると
          思いますけど・・・」


 神裂「・・・」


 ジーンズ店主「ま、守護神の方はお前に任せるとして・・・俺とお前は明日も魔術結社の情報収集だ」


 ツアーガイド少女「はーい」


 神裂「>>139

警戒は欠かさないようにしてくださいね、観光客らしくが大事です

 神裂「お願いします。警戒は欠かさないようにしてくださいね」


 神裂「観光客らしくが大事です」


 ジーンズ店主「わかってら」


 ツアーガイド少女「はい」


 神裂「・・・では、夕食としましょう」


 ジーンズ店主「あ、げっ!焦げてるぞおい!」


 ツアーガイド少女「わぁぁ~~!アセアセ


 神裂「はぁ~・・・」


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ジーンズ店主「・・・この野菜だけのはオメーのだろ」


 神裂「私はこっちですが」


 ツアーガイドの少女「・・・」スッ


 ジーンズ店主「・・・ベジタリアンだったの?」
 

 ツアーガイドの少女「最近、体重が気になって」


 ジーンズ店主「バッキャロー!その歳で何言ってんだ!」


 神裂「>>145

女性の体重、激しく
上下するんですよ

 台詞
 >>147

食べないと育ちませんよ?
もちろん胸や尻ではなく身長や体の機能のことを言ってるんですからね

 神裂「食べないと育ちませんよ?」


 ツアーガイドの少女「・・・」ピクッ

  
 
 神裂「・・・もちろん、身長や体の機能のことを言ってるんですからね」



 ツアーガイドの少女「食べます」モグモグッ

 
 ジーンズ店主「・・・ちょっくら観光客にも聞いてみてくるわ」

 
 神裂「え?」


 ジーンズ店主「>>149

ナンパ力には自信があんだよ
そこから話し深めてやるぜ

 ジーンズ店主「ナンパ力には自信があんだよ。そこから話し深めてやるぜ」


 ツアーガイドの少女「・・・まぁ、頑張ってください。期待は一切しませんが」


 神裂「こちらはお気になさらずご自由に」


 ジーンズ店主「・・・」スタスタ


 ツアーガイドの少女「(あからさまショックを受けちゃってましたね)」ヒソヒソ


 神裂「(放っておきましょう)」


 ツアーガイドの少女「ですね。・・・はい、アーン♪」


 神裂「・・・あ、あーっ//」パクッ


 神裂「・・・//」モグモグ


 ツアーガイドの少女「>>151

美味しいですか?お姉ちゃん

 ツアーガイドの少女「美味しい?お姉ちゃん」ニコリ


 神裂「」ゴフッ!


 神裂「けふっ!けふっ!ん゙ん゙っ!」ゴクゴクッ


 ツアーガイドの少女「大丈夫ですか?」


 神裂「っ・・・な、何を言い出すんですかっ」


 ツアーガイドの少女「いや~。ほんのちょっぴりのからかいでしたが・・・」


 ツアーガイドの少女「意外と初心で可愛いですね」クスッ


 神裂「>>154

…!?ゾク
ちょ、ちよっと待ってください!私にはそっちの趣味はありませんし、何よりきちんとした恋人が……ゴニョゴニョ?///

 神裂「・・・!?」ゾクッ


 神裂「ちょ、ちよっと待ってください!私にはそっちの趣味はありませんし!」


 ツアーガイドの少女「はい?」


 神裂「何よりきちんとした恋人が・・・///」ゴニョゴニョ


 ツアーガイドの少女「・・・はい。もちろんわかってますよ?」


 ツアーガイドの少女「神裂さん・・・何か勘違いしてますよね?」


 神裂「え?」


 ツアーガイドの少女「・・・あ、やっぱり何でもないです」


 神裂「・・・そ、そうですか」

 
 神裂「>>156

食べ終わったら二人で
手早く片付けましょうね

 台詞
 >>158

ま、まあなんでもないならいいです

からの↑

 神裂「ま、まぁ、何でもないのならいいです」

 
 ツアーガイドの少女「はい」モグモグ

 
 【あの、すみません】


 神裂【はい、どうしましたか?】


 【お借りしていただいた道具はあちらの方へお願いします】


 神裂【あちらですね。わかりました】コクリ


 ―ザッザッザッ・・・
 
 神裂「・・・そう言えば、何度か島民の中に顔を赤く塗っている人がいますが・・・」


 神裂「あれは化粧か何かでしょうか・・・?」


 ツアーガイドの少女「あれはアップヒル島にだけしか生えている赤いカビを磨り潰して作った
           ジュースを塗ってるんです」


 ツアーガイドの少女「何でも放射能から身を守るためだとか」


 神裂「放射能から・・・」


 神裂「>>160

それで放射能を防げるものなんでしょうか…?

 神裂「塗るだけで放射能を防げるものなんでしょうか・・・?」


 ツアーガイドの少女「さぁ?話してくれたご本人も信用してないそうですが・・・」


 ツアーガイドの少女「・・・実は、アップヒル島付近で水爆実験が行なわれた事があったそうなんです」


 ツアーガイドの少女「しかもその事は軍によって隠蔽されたらしく、報道もされずその記録も何も無いんですって」


 神裂「そんな・・・何故、本当に起った事なのに誰も公表しないのですか?」


 神裂「この島だけでなくミクロネシアも被爆したのも同然のはず」
 

 ツアーガイドの少女「それが、非常に小規模の爆発で距離的に言えばミクロネシア全域には及ばない程度で・・・」


 ツアーガイドの少女「被爆したのは、このアップヒル島だけなんだそうです」


 神裂「・・・>>162

なるほど…閉鎖的先鋭的になるのも頷けますね…
胸が痛みます

 神裂「なるほど・・・閉鎖的先鋭的になるのも頷けますね・・・」


 神裂「胸が痛みます・・・」


 ツアーガイドの少女「はい・・・被爆者はアップヒル島の島民の大半にまで及びました」


 ツアーガイドの少女「ですが、あの赤いジュースを元から化粧として塗っていた人達だけは何ともなかったようで」


 ツアーガイドの少女「島中の赤いカビを採り、赤いジュースを作って被爆者全員は一命を取り留めたそうです」


 神裂「そうなのですか」


 ツアーガイドの少女「・・・この島の人達は不吉や不気味よりも一番恐れているのは私達「人間」そのもの
           みたいですよね」


 神裂「ええ・・・」


 神裂「>>164

まあ、どんな怪談や恐ろしい話でも一番怖いのは生きてる人間と締めくくる話が多いですしね…なにより怪人の中で今一番多いのが一般市民がガイアメモリを使い怪人化したですからね


休日返上してずっと数えました

 今日はここまで。
 おやすみなさいませー

 神裂「まぁ、どんな怪談や恐ろしい話でも一番怖いのは生きてる人間と締めくくる話が多いですしね・・・」


 神裂「何より、怪人の中でも今一番多いのは一般市民がガイアメモリを使い怪人化した場合が恐ろしいです」


 ツアーガイドの少女「そうですよね・・・」


 ジーンズ店主「戻ったぞー」


 神裂「ダメだったようですね)

 
 ツアーガイドの少女「少し期待してあげてましたのに、何て力不足なんですか」


 ジーンズ店主「うるせぇーな・・・」


 神裂「>>168

戦略としては悪くなかったと思いますよ、普通の街なら成功してたでしょうね

 神裂「まぁ、戦略としては悪くなかったと思いますよ?」


 神裂「普通の街なら成功してたでしょうね」


 ジーンズ店主「ああっ。今回は相手が悪かったんだ」


 ツアーガイドの少女「・・・でも観光客はこの島の人ではないんですから」


 ジーンズ店主「」ギクッ


 神裂「・・・そう言えばそうでしたね」


 ジーンズ店主「ぐ・・・」


 

 ーアップヒル島 ホテルー

 神裂「おやすみなさい。お2人とも」


 ツアーガイドの少女「おやすみなさいです」


 ジーンズ店主「また明日な」



 ーホテル 9号室ー

 神裂「・・・はぁ」


 神裂「(シャワーを浴びましょうか)」

 
 
 どうする?orどうなる?

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「・・・」


 -ガラララッ

 神裂「・・・」


 -ガサガサ・・・

 神裂「(夕食を食べている途中から何者かが見ていると感じていましたが・・・)」


 神裂「・・・用心することに越したことはありませんね」


 神裂「(刀と石を持っていきましょう)」



 ーホテル 9号室 シャワールームー

 -シャアァァァ・・・
 

 神裂「ん・・・」


 神裂「・・・>>173

日に焼けたせいか少しヒリヒリしますね…
悪い気はしませんが

 神裂「日に焼けたせいか少しヒリヒリしますね・・・」


 神裂「日焼け止めの量が少なかったでしょうかですよね。」


 神裂「・・・まぁ、悪い気はしませんが」

 
 -シャアァァァ・・・

 神裂「・・・」ゴシゴシッ


 神裂「(・・・日焼けの痕が変な風になっていないでしょうか)」ゴシゴシッ


 神裂「(明日も着るとなれば・・・困りますよね)」


 神裂「(>>175)」

彼に見られるときに恥ずかしくないようにしたいですし…

 神裂「(彼に見られるときに恥ずかしくないようにしたいのですが//)」


 神裂「(・・・見られとき、と言ってもいつになるでしょうかね・・・)」


 神裂「(やはり・・・初夜など・・・に・・・///)」カァァア


 神裂「っ!//」ブンブン!


 神裂「(よ、余計なことは考えでおきましょうっ//)」


 神裂「(>>177)」

仕事をきちんとやってその後に彼の好きな下着とか探さなくては…

 神裂「(仕事をきちんと済ませ、その後に彼の返事を考えなくては・・・//)」


 神裂「(・・・下着も新しいのにしましょうか//)」


 神裂「(って!それも余計なことです!//)」


 神裂「(・・・あ、頭を冷やしましょう//)」


 -シャアァァァ・・・




 神裂@着物「・・・」


 -ザザーン・・・ザザーン

 神裂「(夜風が心地好いですね・・・)」


 神裂「(>>179)」

これほど素晴らしいところで彼と過ごせたら…

 神裂「(これほど素晴らしい島で海之さんと過ごせたら・・・)」


 神裂「・・・はぁー」 

 
 神裂「(返事を考えるのが気になり始めて、明日の予定が思い付きにくくなります・・・)」


 神裂「(・・・もう寝ましょう。そうすれば明日の朝、すぐに予定を立てられるはず・・・)」

  
 -ポスン・・・

 神裂「・・・おやすみなさい」




 神裂「すぅ・・・」スヤスヤ


 -・・・キィ・・・

 「・・・」


 -チャキッ
 -ギラリ・・・


 【・・・我が教に大いなる祝福があらんことを】


 神裂「>>181

あまり感心しませんね、寝込みを狙おうとするとは

 神裂【感心しませんね。寝込みを狙ってくるとは】


 【っ!?】


 -ザシュッ!

 【が、ぐっ・・・!】


 -ポタタッ ポタッ・・・

 神裂【皮膚だけを斬りました。その程度で今だけは済ませておきましょう】


 神裂【・・・貴方は何者ですか】


 【・・・っ!】

 -ガリッ!


 【ぎ、がっ!ぁがっ・・・!】


 -ジュウゥ ウ ゥ ゥウ・・・

 神裂「!?(体が溶けて・・・!?)」


 -ゥゥ ウゥ・・・ ドロォ・・・

 神裂「・・・口に仕込んでいた何かで自滅したのですか・・・」


 神裂「>>183

何らかの魔術ですね
呪いだと困りますが

 神裂「(何かの魔術でしょうか・・・)」


 神裂「(・・・死体は綺麗に溶けて消えてしまいましたが、服だけが残りましたね)」


 神裂「(死体をどうするか困るか、悩まずに済んだのが幸いですが)」


 -   ガサガサッ!

 神裂「・・・まだ残党がいましたか」




 【っ!はぁっ!はぁっ!】


 -スタッ

 神裂【随分と慌てていますね?どうかなされたのですか?】


 【っ!お、お前・・・】


 神裂【>>185

命までは奪いません、ただここまで真剣にお話できるのはこの場所だとあなただけのようなので…
仲良く「お話」しましょうか?

 神裂【命までは奪いません。ただ、ここまで真剣にお話できるのは・・・】


 神裂【この場所だと貴方だけのようなので・・・」

  
 神裂【仲良く「お話」しましょうか?】 


 【・・・】


 神裂【口は動かさないように。貴方も溶かれてしまえば困りますので】


 【っ・・・】


 神裂【私の質問に頷くか首を振るかで答えてください】


 神裂【―――】



 台詞
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂【貴方はこのアップヒル島の島民ですか?】


 【・・・】フルフル


 神裂【そうでしょうね。明らかに違いますし】


 神裂【白人ではなさそうですが・・・まぁ、それは後にしましょう】


 神裂【続いて、この島へ来た目的は守護神に関連する何かを見つけ出すためですね?】


 【・・・】


 神裂【・・・頷いてください】


 

 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで

 【・・・!!】


 ―ジュウ ゥ ウゥゥ・・

 
 神裂「ハッ・・・!?」


 【よく口を割らなかった。我が子よ・・・】


 ―ジュウウゥ・・・


 神裂【・・・自分の仲間を躊躇無く殺すなど、非道過ぎませんか】


 【これが私の方針だ。・・・そちらの目的は我らの計画の阻止といったところだな?】


 神裂【ええ。その通りです】


 神裂【>>193

島を平和にするのです

 台詞
 >>195

こういった事をする者からあの純真な人たちを守り正しく導くのが我々の役目です

 神裂【阿漕なマネをする者から、あの純真な人々を守り正しく導くのが我々の役目です】


 【実に素晴らしい。・・・だが、そう考えているのはお前だけだ】


 【よく聞け。我々「夜明けの谷」はこの世界を救うためにこの島へ来た】


 神裂「「夜明けの谷?」・・・(まさか、ヴィリアン王女と会合した教徒・・・?)」


 神裂【・・・何故、ブラジルを拠点としている「夜明けの谷」が】


 【この世界は濁り過ぎた。全てを真っ白に染めあげ、再び七色の世界へ戻すために守護神の力を使う】


 神裂【・・・愚かな。守護神はそんな事のために力を振るったりなどしない】


 神裂【>>197

多様なカラーこそ、この世の理です
そして信徒であろうと無かろうと私は救います

 神裂【多様な色こそ、この世の理です】


 神裂【そして信徒であろうと無かろうと・・・私は救います】


 神裂【それは私の変わらぬ誓いなのですからっ・・・】


 ―チャキッ

 神裂【計画の阻止、首謀者の討伐が私達の目的です。大人しく投降しなさい】


 【討伐か。・・・好きにすると良い】


 ―ドロドロドロ・・・

 神裂【(体が溶け始めた・・・っ。やはり魔術を使って)】


 ―ゴププププッ・・・

 ―ビシャアアァッ!


 神裂「っ!くっ!」

 ―ザザッ!


 ―ビシャァァアッ!


 神裂「液体状になったにも関わらず、動けるとは・・・っ」


 神裂「・・・>>199

パトリシアがこういう能力を持っているようなのを飼っていましたが厄介ですね

 神裂「パトリシアさんがああ言った生物を飼い始めたとステイルから聞きましたが・・・」


 神裂「厄介ですね・・・」


 ―グジュグジュ・・・

 ―ドロドロ・・・
 

 神裂「・・・」スッ


 神裂「変身」


 [CHANGE]


 カリス(神裂)「ハァッ・・・」


 ―ドロドロドロ・・・


 カリス(神裂)「(液体となれば物理的な攻撃が通りかどうか・・・)」




 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 とある科学の一方通行 本日より絶賛放送開始!

 [BIO]
 
 バイオプラントをラウズすると、カリスアローから触手を地面に這わせて伸ばしていく。
   

 カリス(神裂)「(液体を囲い、密着させて逃さないようにすればっ)」


 ―シュルシュルシュル・・・

 液体の周りを触手が蜘蛛の巣を張るように網を作りながら、密着して拘束していった。
 触手には鋭く尖った棘があって液体に食い込むが恐らくはダメージを与えられていないだろう。
 徐々に自然と円形となりつつ半球状で拘束されていき、液体は填め込まれたかのように捕まえられる。
 

 カリス(神裂)「・・・(これで逃れは・・・っ!?)」


 ―グジュグジュ・・・ ドロドロ・・・

 半球状となっている触手のごく僅かな隙間から液体が漏れ出して逃げようとしていく。
 カリスは驚きつつも、次の手に打って出る。



 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>205 でせうね~ 

ヘッドチョップで攻撃を繰り返すもイマイチ感覚がないことからトルネードチェイサーで竜巻を発生させ液体を撹拌分離させる


 [CHOP] 


 禍々しいオーラに包まれた右手で貫手を繰り出し、液体に攻撃する。地面に溜まった液体を貫くが、液体はスルリと
 右腕をすり抜けた。
 カリスは続けてヘッドチョップを繰り出すもその度に、液体は右腕をすり抜けて攻撃が通じない。


 ―ドロドロドロ・・・


 カリス(神裂)「これでは埒があきませんね・・・」


 カリス(神裂)「・・・なら、これでっ」


 [TORNADO]


 トルネードホークをラウズするとカリスアローを構えてゆっくり息を吐きながら狙いを定める。
 液体が一点に溜まったところを狙ってカリスアローを振るうと竜巻が凄まじい勢いで液体に向かって行く。

 
 ―ギュルルルルルルルルッ!!

 竜巻が液体を飲み込んでかき混ぜる。




 ○ 偶数
 × 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 しかし竜巻から液体は自らなのか自身の体を分裂させると遠心力を利用して飛び散った。
 飛び散った液体は周辺の木々や葉っぱ、地面に付着していく。
 

 カリス(神裂)「・・・?」


 カリス(神裂)「(これは・・・どうなったのでしょうか・・・?)」


 散らばった液体に近付き観察する。液体は動きもせず、木々や葉っぱの液体は垂れ下がり地面に落ちてシミの様に
 広がる。
 カリスアローを構えて刃の切っ先を地面ごと突き刺してみた。
 引き抜いて付着した液体は青緑色に発光しながら木々や葉っぱの液体同様垂れていく。


 カリス(神裂)「・・・自滅、と言ったところですか」


 付着した液体はカリスアローを振るって払い落とし、カリスはその場からきびすを返した。


 ―シュゥゥゥン・・・
 
 神裂「・・・」


 
 ―・・・グジュグジュ・・・


 
 11月3日 終了




 11月4日


 -ホテル 外庭-

 ツアーガイドの少女「えっ!?き、奇襲された・・・?」


 神裂「ええ。就寝したフリをしていたところを狙ってきました」


 神裂「襲ってきたのは「夜明けの谷」と呼ばれるブラジルで地球外生命体を信仰すると言った宗教団体です」


 ジーンズ店主「地球外生命体を信仰?・・・まさか」


 神裂「そうです。狙いはこの島の守護神であることは間違いないかと思います」


 ツアーガイドの少女「ま、待ってください。「夜明けの谷」のことはイギリス清教所属の人なら
           知ってますけど・・・」


 ツアーガイドの少女「怪人も神の化身であると言った思考目的を変えていくと報告を聞きました」

 
 ツアーガイドの少女「なのに・・・何で」


 神裂「>>213

この島の神に移り変わるつもりなのでしょうね、それにしてもこの孤島を狙うということはこの形成を逆転できる何かがあるとしか思えません

 神裂「この世界は濁り過ぎた。全てを真っ白に染めあげ、再び七色の世界へ戻すために守護神の力を使う・・・」


 神裂「そう述べていました。・・・恐らく、首謀者だったと思われます」


 ジーンズ店主「世界は濁りすぎたね~・・・まぁ、確かにそうだな」


 ジーンズ店主「混じりすぎて信号の色も濁った青で透き通った赤すら見えない人間も増えちまってるし・・・」
 

 ツアーガイドの少女「それが目的で守護神を・・・目覚めさせる計画を立てていたんですか?」


 神裂「・・・この島の神に移り変わるつもりもあったのではないかと」


 ジーンズ店主「マジで言ってるのか?」


 神裂「この孤島を狙うということは、この形成を逆転できる何かがあるとしか思えません」


 神裂「教徒は2名居ていずれにせよ死亡、首謀者も・・・恐らく死んだとは・・・」


 ツアーガイドの少女「恐らくって・・・」


 神裂「>>215

確認できていませんので

 神裂「手応えがなかったのです。何より・・・首謀者は全身を液体にさせていました」


 ジーンズ店主「なんだって?」


 ツアーガイドの少女「液体に・・・?」 


 神裂「術式を自身に施していたのでしょう。・・・言うなれば「液体人間」です」


 ツアーガイドの少女「「液体人間」・・・」


 神裂「竜巻の中で分裂し飛び散った液体はその内に元の身体に戻ると推測してもよいでしょう」


 ジーンズ店主「どれくらいだ?掛かるとすれば」


 神裂「流石にそこまでは・・・わかりません」


 神裂「>>218

早ければそんなに時間かからないでしょうし、ここに紛れてるかもしれません

 神裂「早ければそんなに時間かからないでしょうし・・・ここに紛れてるかもしれません」


 ツアーガイドの少女「っ!?」ババッ!


 神裂「落ち着いてください。襲ってきてこないと言う事はまだ、完全に元には戻っていないのでしょう」


 ツアーガイドの少女「・・・」ホッ


 神裂「・・・」スクッ


 ジーンズ店主「どこ行くんだ?」


 神裂「・・・神殿へ行きます」


 神裂「>>220

昨日約束をしましたし、あそこに何かが見えるかもしれませんし…

 神裂「昨日予定していましたし・・・あそこに何かがあるかもしれません」


 神裂「急いで行きますので。お2人、荷物を纏めてホテルから出てください」


 ツアーガイドの少女「わ、わかりました」
  

 ジーンズ店主「土産は買いに行かないでいいな」


 神裂「では・・・」




 -アップヒル島 南西付近 岸-

 ―ザザーン・・・ ザザーン・・・

 神裂「・・・」


 神裂「(昨日話した若者に聞いたところ、ここに神殿の遺跡があると教えてくれましたが・・・)」


 神裂「(・・・何もありませんね・・・)」


 神裂「どう言う事でしょうか・・・」



 
 ― 偶数
 ~ 奇数
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「・・・」


 ―・・・ヒュウゥゥ・・・

 神裂「・・・、」


 神裂「(風が通っている音・・・あそこですね)」




 -アップヒル島 洞窟-

 ―ピチョン・・・ ピチョン・・・

 神裂「・・・」

 
 神裂「(暗いですね・・・懐中電灯か何か持ってくれば・・・)」


 ―・・・ポワァ・・・

 神裂「!(守護神の紋章が・・・強く光っている・・・)」


 神裂「・・・なるほど。どうやらこれは招待券代わりにもなるようですね」


 神裂「>>227



 守護神の呪いですな。何かに使わないと・・・祟られる

行ってみましょうか、誘いに乗らないのは失礼です

 神裂「行ってみましょうか。守護神からのお誘いなら・・・」


 神裂「乗らないのは失礼でしょうから」


 
 -アップヒル島 洞窟 中心部-


 神裂「・・・」


 神裂「(壁一面に壁画がありますね・・・)」


 神裂「(これは・・・蛾でしょうか?それとも別の種類の虫・・・?)」


 神裂「(紋章もありますね。いくつもの数が彫られて・・・)」


 神裂「(>>229)」 

少し懐かしいような…
あまり嫌悪感は抱かないのが不思議ですね、この島では虫に関する守護神か信仰が強かったのでしょうか

 神裂「(あまり嫌悪感は抱かないのが不思議ですね・・・)」


 神裂「(この島では虫に関する守護神か信仰が強かったのでしょうか・・・?)」
 

 神裂「(・・・ん?)」


 

 -アップヒル島 洞窟 最奥部-

 神裂「行き止まりですか・・・」


 神裂「・・・風が吹いているとなれば、どこから・・・」チラッ


 ―ヒュウゥゥ・・・

 神裂「・・・あの、紋章を象った穴からのようですね」

 
 神裂「(・・・しかし、神殿と言うには・・・あまりにもささやかですね)」


 神裂「(>>231)」

長い間…風化してしまったのでしょうか…

 神裂「(長い年月で、風化してしまったのでしょうか・・・)」


 神裂「(規模もわからないのですから・・・いえ、それでもこれが神殿だとは・・・)」


 神裂「(・・・神殿ではなく、何かの儀式を行なう場所だったとかでしょうか・・・」


 神裂「(島民達は隠すために神殿と呼んでいたか・・・)」


 神裂「(何か手掛かりがあれば・・・。・・・!)」


 神裂「(太陽の光が紋章の形となって・・・動いている・・・)」


 
 ―・・・キィィン・・・ 



 神裂「(・・・行き止まりの壁を指しているのですか)」スタスタ


 ―ピチョン・・・ ピチョン・・・

 神裂「(窪みが・・・暗くて見えなかったからわかりませんでしたね)」


 神裂「(・・・ここに填め込めば、何か・・・)」ゴクリッ


 

 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ―ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴ・・・!

 神裂「・・・開いた」


 神裂「・・・まだ奥があるのですか」


 神裂「・・・(行きましょう)」スタスタ




 ―コツ コツ コツ・・・」

 神裂「・・・ありました・・・」

 
 神裂「なるほど。確かに・・・立派な神殿ですね」




 -アップヒル島 神殿の遺跡-

 神裂「・・・」


 神裂「(ここまでの規模の神殿を造りあげるとすれば50年とは思えない・・・)」


 神裂「(>>238)」

 神裂「遥か昔からここに建てられていたのは確実ですね」


 神裂「とても近年までに造られたとは思えない・・・」


 神裂「・・・この神殿に一体何が・・・」





 神裂「・・・塞がれている。これでは神殿の中にへは・・・」


 神裂「・・・」チャキッ


 神裂「いえいえいえいえ、それは・・・罰当たり過ぎます」


 神裂「何か仕掛けが・・・先程の隠し扉のように・・・」


 神裂「・・・窪みも何もありませんか・・・」


 神裂「>>241

辺りを見ましょうか
これでここから引くには勿体ありませんし

 神裂「辺りを調べてみましょうか」


 神裂「ここまで来て、引くには勿体ありませんし」


 神裂「・・・まずはあそこから・・・」





 神裂「壁画は神殿を覆って描かれていますね・・・」


 神裂「全て同じ虫が描かれている訳ではなく、様々な画が・・・」


 神裂「(これは・・・背中に棘を持った四足歩行の怪物・・・いえ、神でしょうか)」


 神裂「(鳥・・・龍・・・天より現れし神・・・巨人・・・)」


 神裂「(海老・・・カマキリ・・・蜘蛛・・・)」


 神裂「(異形の姿をした神・・・両腕が鎌となっている神・・・カブトムシ・・・悪魔のような顔の巨人)」


 神裂「(シーサー・・・でしょうか?角を生やした首が長く尻尾に鰭がある神)」


 神裂「(バラ・・・守護神に似ていますが、禍々しい姿の蛾・・・)」


 神裂「(6本足のタコのような神と巨大な腕を持つ神、トンボ・・・1本角に巨大な耳を持った神)」


 神裂「(ゴリラ・・・亀・・・)」


 神裂「・・・これは・・・」


 神裂「3つの首を持つ・・・龍・・・」


 神裂「背鰭を持つ黒き巨大な神・・・」


 神裂「・・・>>243

神々がここで戦った記録でしょうか…
それでこの島が…

 神裂「神々が戦った記録・・・神話でしょうか・・・」


 神裂「若者が話していた・・・神話の内容の一部はこの壁画から読み取られていたのですね・・・」


 神裂「本当に・・・何万年、いえ何千万年も前に神々の戦いがここで起きてしまい・・・」


 神裂「それでこの島が・・・不吉や不気味と言う原因を生み出した偶然的な事故によって誤解を招かれた・・・」


 神裂「・・・守護神は島を守るために戦い・・・」


 神裂「命が尽き・・・。・・・」


 神裂「・・・「夜明けの谷」はここを狙いに来るはず。その前に相当の対処をしなければ」


 神裂「>>245

ここに、秘伝の術式で
結界を張っておきます

 神裂「この場所に関連する神が祀られてるのは間違いありません」


 神裂「ここは・・・私が守らなければならない」


 神裂「すぐにでもお2人に知らせなくては」


 神裂「・・・ん?」ピタッ


 神裂「・・・こ、これは・・・」


 神裂「・・・仮面ライダー・・・?」


 神裂「(姿は見た事が無い方の系統ですが・・・仮面ライダーですね)」


 神裂「(>>248)」

やはり仮面ライダーは昔からいたのですね

 台詞 
 >>250

この人があの神々に使える神官、それとも神々を鎮めたのか……
このライダーには興味を惹かれますね

 神裂「このライダーがあの神々に使える神官・・・)」


 神裂「(それとも神々を鎮めた英雄なのか・・・)」


 神裂「・・・このライダーには興味を惹かれますね」


 神裂「まぁ、今は現状の事を気にしなければ」


 神裂「・・・守護神よ。失礼しました」ペコリ



 
 
 -アップヒル島 南西付近 岸-


 神裂「・・・いつの間にか夕方になってしまってましたか・・・」

 
 
 神裂「・・・アップヒル島は50年前の海底火山の噴火によって、地殻変動が起きそれが原因により急浮上した島」



 神裂「元々は水深1m未満の暗礁が無数に突き出ていた魔の海域であり、夜の寮へ出た小舟が船底に穴を空けられ
    多数の溺死者を生んでしまった・・・」


 神裂「その事情によりこの島は不吉、不気味な印象を与える一因になってしまって・・・」


 神裂「>>252

魔の島なんて言わせません…
魔の海域もひょっとしたら魔術が関連しているかもしれませんしこの島は思っていたより面白いですね

 神裂「ひどいものです・・・ここが魔の島などと、言わせません」


 神裂「魔の海域もひょっとしたら魔術が関連しているかもしれませんし・・・この島は、思っていたより神聖な場所の
    ようですからね」


 神裂「大航海時代の先人達は何かを危険な暗礁の中にただ1つ浮かんでいる、わずか3mの岩に残していった・・・」


 神裂「それさえ突き止めれば・・・ただ・・・」


 神裂「(見る影もありませんね)」


 神裂「(目の前に広がっているのは陸地。・・・かつて海水にみたされていたであろう一体は島の他の部分と同じように
    なってしまっています・・・)」


 神裂「(恵みの大地と言うよりも、どこか干上がった湖を連想させますね・・・)」

 
 神裂「>>254

奥には未知の領域がある

 神裂「もう少し奥に行けば、まだ見ていない領域のはずです」
 



 神裂「・・・」キョロ、キョロ


 神裂「・・・見つけました」




 -アップヒル島 黒岩-

 神裂「(大して物が無く、それ故に平面的な印象の一帯の中ですから苦労することなく見つけられましたね)」


 神裂「(あれが・・・この島の隆起した最初の地点・・・)」


 神裂「(幅は3m、高さは5m程度。海底火山によって突発的に盛り上がった島だとは聞いていましたが・・・)」


 神裂「(恐らく、実際に隆起した高さはほんの数m程度だったのでしょうね)」


 神裂「・・・ん?」


 神裂「(・・・誰かが屈み込んでいる・・・)」




 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「(何らかの作業を行なっているようですね)」


 神裂「(・・・何でしょうか、まだこちらには気付いていない・・・ですが・・・)」


 神裂「(この威圧感・・・まるで岩の上で静かに佇む強靱な獣のようです・・・)」


 神裂「(・・・見た目は10歳ぐらい・・・多少日焼けはしていますが、金髪碧眼の少女)」


 神裂「(着ている服装はを見る限り島民の子ではなさそうですね。丈の短いワンピースで・・・)」


 神裂「(裾の所にあるあれは・・・英国王室御用達の紋章が控えめに刺繍されています・・・)」

 
 神裂「・・・選りにも寄ってイギリスの魔術師とは・・・」


 神裂「(・・・「夜明けの谷」の1人なのでしょうか・・・)」



   
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「・・・そこの貴女。そんなところで遊んでいては危ないですよ」


 「誰?」


 神裂「旅行で来た者です」


 神裂「散歩をしていて貴女がそこで何かしていたのが見えたので気になっただけですよ」


 「・・・、」


 神裂「降りてきてください。落ちたら怪我で済まないと思いますから」


 「・・・もう少し待って」


 神裂「>>262

ドスンと落ちても知りませんよ

 台詞
 >>264

何かそこにあるんですか?
良ければ私に教えていただけると…
旅の思い出になりますから

 神裂「何かそこにあるんですか?良ければ私に教えていただけると・・・」

  
 「なんで?」


 神裂「・・・旅の思い出になるかと思いまして」


 神裂「ダメでしょうか?」


 「・・・貴女、同業じゃないの?」


 神裂「・・・同業?一体何の事で」


 「誤魔化さずに言って。・・・私は依頼されてここへ来たんだから」


 神裂「・・・。・・・」


 神裂「―――」




 台詞
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「依頼とは?」

 
 神裂「私はしがない魔術師です。修行のために訪れただけですから」


 「・・・そのケースに入ってるのは槍?それとも別の霊装?」


 神裂「・・・私の愛刀です」


 「カタナ・・・。・・・そっか、神裂火織って貴女の事なんだ」


 神裂「!?・・・知っていましたか」


 神裂「・・・単に大航海時代の十字教のの遺物と言うだけでは説得力に疑問がありましたが・・・」


 神裂「イギリスの魔術師とイギリス清教の私の組み合わせで派遣されてきた訳ですね」


 「・・・」


 神裂「同じイギリスの魔術師なら、何故私が派遣されたかはわかるのではないですか?」


 神裂「>>269」 

この島に眠っているものはあなたの扱える代物ではありません
力を得るために自分の身を滅ぼすことはやめてください

 神裂「こんな所で作業を行ない、大航海時代に運び込まれた十字教の遺物を再起動させようとしている以上・・・」


 神裂「単なる子供と言う訳でもないんでしょう」


 神裂「この島に眠っているものは貴女の扱える代物ではありません」


 神裂「力を得るために自分の身を滅ぼすことはやめてください」


 「・・・」


 神裂「無理に戦う必要はありませんが、いかが致しますか。敵性有りと判断した場合・・・」


 神裂「「必要悪の教会」は老若男女関係無く全力で魔術師を撃破します」


 神裂「「夜明けの谷」と何か関係を結んでいるのであれば、尚更ですよ」


 「「夜明けの谷」・・・そいつらが敵なの?」


 神裂「?。・・・ご存知ないのですか?」


 「知らないよ。そもそも・・・私は誰とも組むのはいやだから」


 神裂「>>271

そうですか…
私と組まなくても構いません、ですが良ければお手伝いさせてくれませんか?
あなたのしようとしてることが木になるので

 神裂「そうですか・・・」


 神裂「私と組まなくても構いません。ですが・・・良ろしければ、お手伝いさせていただけませんか?」


 神裂「貴女のしようとしている事が気になるので」


 「・・・来て」


 神裂「わかりました」コクリ


 -バッ・・・!

 -スタンッ


 神裂「これは・・・(守護神の紋章・・・それに・・・)」


 「十字教のシンボルのように見える?」


 神裂「・・・はい。ほぼ直線だけで構成された特殊な文字が刻まれていますね」


 神裂「恐らく魔術的な意味はない、ルーン・・・」


 

 - 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「あくまで言語学上の対応表でしょうか・・・一つ一つ大きく刻まれ、横には何を意味し指示しているのか・・・」


 神裂「・・・読めますか?」


 「一応ね。・・・貴女の国は征服まではされなかったんだっけ?」


 神裂「征服・・・?」


 「大航海時代に十字教の強制改宗による迫害を受けたのは、太平洋上の島々じゃない」


 「船団が立ち寄った所は悉く文明を壊されていった・・・」


 「その時代にここへやって来た船員達はこれを描き残したものだよ」


 神裂「>>277




 おぉぉおおお~~~~~!!
 まさかの仮面ライダーアクアだぁあ~~~~~!!

 神裂「文明の証と改宗させないと言う誇りを残した記録ですか」


 「うん。これは「望まぬ改宗」の抵抗行為。これを残したのは十字教の船員でしょうね」


 「この島の島民に宗教を広め、そしてルーンを教えた・・・」


 神裂「(・・・では、あの守護神の紋章は十字教の船員達から教えてもらったルーンを元に自らが編み出した
    十字架なのですか・・・)」


 「けど・・・あそこに突き出て見えるの、何だかわかる?」


 神裂「?。・・・若干、三角形に見える苔だらけの物体ですか?」


 「木造船の先端だよ。ここは魔の海域だから波に飲まれてしまい何かにぶつかって壊れた・・・」


 「・・・十字教の船員達は藻掻き苦しみながら死んだんだと思う」


 神裂「・・・胸が痛みますね」


 神裂「>>280

慰めてあげなけばいけませんね…
あなたはここでそういうことを?

 神裂「冥福を祈ってあげなけばいけませんね・・・」


 神裂「貴女は・・・ここでそういうことを?」


 「別に特別な思い入れがある訳じゃない」


 神裂「では、何故・・・?」


 「私は、大航海時代に自分達の宗教がどれだけの文化に影響を与えたのか、その爪痕を調べているだけ」

 
 「西洋人の歴史学者は挙って、侵略行為によって彼らの文化は途絶えたと書いていたけど・・・」

 
 「別段そんな事はなかった。確かに彼らは武力の面では負けていたにも関わらず文化の面まで譲る事はなかった」


 神裂「・・・」


 「それは、多くの文化の中で一見十字教を信仰しつつも、実はその中にこっそりと自分達の宗教の記号を隠し
  融合させ、分かる人にだけ分かる・・・」


 「言ってしまえば暗号化させて保存されている事も明白よ」


 「島民はその暗号を今でも命と同等に大切にして今も生きてる。・・・この島の悪評に耐えながら」


 神裂「>>283

天草式とよく似ていますね、日常に溶け込ませるのは私の先祖も同じでした
天草式は一派として生き残れましたしこの島の方々も行き残さなくては

 神裂「(天草式十字凄教と・・・よく似ていますね)」


 神裂「(日常に溶け込ませるのは私の先祖も同じでした・・・)」


 神裂「(天草式は一派として生き残れましたし・・・)」


 神裂「この島の方々はその教えを残さなくてはならない使命を帯びているのですね・・・」


 「で、どうするの?」


 「まだ刻まれたルーンの遺跡の細かい発掘作業は、50%ぐらいしか進んでいない。ここで戦闘行動を起こせば・・・」


 「未発掘の遺跡が壊れてしまうかもしれないわ」


 神裂「っ・・・」


 「多分、貴女はイギリス清教所属なんだろうけど・・・まだ私を排除する理由を持っているのかな」


 神裂「・・・」
 


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 神裂「その証言が真実であれば、戦う理由はありませんね」


 「そう」


 神裂「・・・貴女に協力します」


 「だから言ったでしょう。私は誰とも組むのはいやだって」


 神裂「・・・島民から頂いた守護神の紋章です。貴女には・・・どう見えますか?」


 「・・・光ってる」


 神裂「!。・・・これが何を意味するか、ご存知ですか?」


 「・・・ええ。もちろん・・・」チャラッ


 神裂「!。同じ物を持っていたのですか」


 「うん。この島の長老様から・・・貴女もあの神殿の遺跡は見に行ったの?」


 神裂「はい。ただ、中へは入れなかったのですが・・・」


 神裂「>>289

気になる場所は数か所あってですね…

 神裂「気になる事があって・・・」


 神裂「あの壁画の神話を表した神々は・・・この島に現れていた者達なのですか?」


 「そうだけど?」


 神裂「では・・・守護神はこの島のどこかに眠っているのですか?」


 「ううん。もう死んでる」


 神裂「は・・・?」


 「・・・」サッサッサッ


 「50%だから重要な部分はほぼ解読できるようにしたよ。・・・読んでみて?」


 神裂「いえ、ですが・・・読み方が」


 「その紋章が翻訳してくれるから」


 神裂「・・・」




 ― 偶数
 = 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 
 神裂「・・・。・・・はぁ・・・」


 「・・・わかった?」


 神裂「・・・元々、アップヒル島はその名前ではなかった・・・」

 
 「そう。この島はアップヒル島なんて名前じゃない」


 神裂「本当の島の名前は・・・」




 神裂「インファント島・・・」


 神裂「守護神の名は・・・モスラ」 




 1万2千年前、地球の守護神を崇め、差別も争いもない高度な文明社会を創っていた


 男神アジマと女神アジゴの間にモスラが生まれ、その卵に自らを2つに分けて捧げたアジゴから2人の「小美人」が生まれた


 その名前は「コスモス」。インファント島の双子の妖精。


 モスラへ捧げる歌を唱う時


 守護神の紋章を持つ者が唱う時


 目覚めるは命の象徴



  
 神裂「・・・」


 「神話に出てくるモスラは死んでしまったけど・・・モスラは卵を残した」


 「その卵を狙ってるんでしょうね。「夜明けの谷」は」


 神裂「>>294

あなたはそのモスラをどうしたいのですか?
私は…正しい方向に導きたいのですが

 神裂「貴女は・・・モスラをどうしたいのですか?」


 「どうって?」


 神裂「私は・・・正しい方向に導きたいのですが」


 「・・・はぁ~~・・・何言ってるの?」


 神裂「え・・・?」


 「守護神なのに正しい方向に導きたい?神様を愚弄してると同じ考えだよ」


 「私達教徒は神様のお告げによって正しい方向へ導く教えを貰ってる。・・・考え方には気をつけなよ」
 

 神裂「・・・」


 「やっぱり貴女とは組まない。と言うより、組みたくない」


 「私はずっとここにいるから大丈夫よ」


 神裂「・・・確かに、ここにいれば・・・それを彫った人々が見守ってくれるかもしれませんね」


 「ええ。これはあなたが思っていたような危険なものじゃない」


 「―――だって、洪水ぐらい私1人で起こせるもの」


 ―ドッ!!

 神裂「っ!・・・!?」


 「・・・」クスッ


 
 ― 偶数
 ~ 奇数

 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 

 物理法則を無視して襲いかかってきたのは大量の海水。赤く変色して粘性を持っていた。
 少女の意思に応じて神裂に激突しようとしてくる膨大な海水はアップヒル島改め、インファント島の3分の1を
 無人の区域を丸ごと飲み込んだ。

 
 神裂「(これは一体・・・!)」


 奇妙に赤く、粘性を持った不自然な海水は一瞬で神裂の足に巻きつくように動きを拘束し、そのまま岸の方まで押し流した。

    
 神裂「くっ!」


 「今更だけど、貴女は聖人だったわね。だから、あんなことを言えた訳なの・・・」


 神裂「違いますっ!」


 神裂「私はただ、守護神の力は誰にも扱えないものであると」


 「扱うと考えてる時点で貴女も「夜明けの谷」の連中と考えてる事は同じだよ」


 神裂「>>299」  

なるほどあなたから見れば確かに似ているかもしれませんね
しかし彼らと私には大きな違いがあります
それはこの島の全員のために守ってもらおうと考えていることです!
私をどうしても構いません、さあ来なさい!!

 神裂「なるほど、貴女から見れば確かに似ているかもしれませんね・・・」


 神裂「しかし、彼らと私には大きな違いがあります」

 
 「何?それは」


 神裂「それは・・・この島の島民のために守ってもらおうと考えていることです!」

 
 「・・・」


 神裂「私をどうしても構いません、さあ来なさい!」


 「・・・北欧神話の中で、世界はどういう風に創られたか知ってる?」


 「世界の材料は巨人ユミルの肢死体。でもオーディン達はユミルを殺した時に、その傷口から膨大な血を流せてしまう・・・」


 「その血の洪水はこれまであった旧世界全てを洗い流してしまい、多くの同胞を失う事になった巨人族との争いの源となってしまった」


 神裂「・・・それがこの魔術ですか」


 「そう・・・「赤き洪水」」


 

 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「(彼女は自分の血中の塩分濃度を操り、海水のそれと均質化する事によって大量の海水へ魔術的にアクセスしているのですか)」
 

 神裂「(似た形状、性質の偶像にはそれの元となった本物の力がある程度宿る。「神の子」の処刑に使われた十字架と教会の屋根にある
    十字架の関連性にも利用されている「偶像崇拝の理論」を使ったアクセス方法ですね)

 
 神裂「(今この瞬間、彼女の体内を流れる赤い液体は、世界の材料となったユミルのものと同化しているかもしれない)」


 神裂「(しかし、それではいくつもの弊害がある。人間の体内に海水と同じ濃度の塩水を流し込めば間違いなく・・・)」

 
 ―ギチギチ


 神裂「(!・・・掌が赤紫に変質してる・・・)」


 神裂「(・・・そう言う事ですか。変質させた血液を掌に集中させた上で、その異質な血が全身に回らないように血流を止めている)」


 神裂「(謂わば、手首を見えないロープで強く縛っているようなもの・・・長時間続けてしまえば細胞の壊死を誘発してしまう)」


 神裂「(そうなる前に・・・止めなければっ)」

 
 神裂「(足は掴まれて身動きは取れない・・・なら、この場で戦うのみっ)」

 ―チャキンッ




 ○ 偶数
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ―ドォォオオオッ!!


 「赤き洪水」は滝のように降り注いできて神裂はケースから七天七刀を取り出して指先を操作し、7本の鋼糸で自身の
 頭上を囲うように周辺に張り巡らせた。
 鋼糸は魔法陣を描き、それによって「赤き洪水」は鋼糸を貫通すると氷結し鋼糸に引っかかって神裂の前で止まった。 


 神裂「ッ!」


 ―バキィィィンッ! 

 氷を納刀したまま七天七刀を大きく振るい、粉砕した。砕けた氷は海水へ落ちていく。


 「・・・」


 少女が掌を動かすと、岸に居る神裂を今度が沖の方へ3000m程押し流した。
 そして「赤き洪水」は海底へと引きずり込み、沈ませていく。
 

 「(終わった・・・)」


 「(いかに聖人と言っても、所詮ベースは同じ人体。見ずに沈めば溺死する・・・)」


 「お疲れ様。海の上で私と出会ってしまった事が、貴女にとっては最悪の不運だったね」




 ♥ 偶数
 ✪ 奇数

 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 

 すると、声が聞こえた。
 それは守護神の紋章が刻み込まれたペンダントからだった。


 神裂『いいえ。生憎この程度を不運と呼ぶほど、真っ当な人生は送っていませんよ』


 「・・・、」

 
 テレパシーに近いような、少女の頭の中に神裂の声が聞こえる。
 少女は3000m先の、小型ボートどころか大型タンカーや空母が行き来していてもおかしくない海域を見据えた。
 本来巨大な津波や高波は水深の浅い沿岸部でしか起らないものであり、少女の生み出した「赤き洪水」は桁外れの破壊力を
 持っており、その大波に飲まれれば大型船舶であっても海の藻屑に変えてしまう。


 神裂『ウルと言う北欧の神を知っていますか?』


 神裂は海面に在っている。
 冷静な声で少女に質問してきていた。


 神裂『オーディン以前に信仰されていたであろう古い神。デンマーク語ではオッレルス』




 オッレルス「へっぶし!」


 オッレルス「ん~・・・?」ズズッ



 神裂『もはや何の役割を持つ神なのかも定かではないほど文献の散逸した神ですが・・・』


 神裂『学舎の中には彼を、狩りとスキーの神とカテゴリしている人も居るそうですね』


 「(まさか・・・ッ!)」


 神裂『>>312

少しばかりおとなしくしててくださいね…

 台詞
 >>314

ええ彼にあってその実力を知ってるだけにこんなものではないんですよ

 神裂『ええ。彼にあってその実力を知っているだけに、こんなものではないのですよ』


 海底へ飲み込まれていた神裂は水中で一緒に流されていたケースを咄嗟に掴むと、収められていたスキー板を取り出して
 足へ填め込み、「オッレルスの術式」を用意て水中から浮上してきたのだった。
 不自然にうねり、そこらの軍艦程度ならひっくり返してしまいそうな大波にたった2枚のスキー板で神裂は波乗りをしている。
 本来なら牽引が必要となるのだが、それを必要とせず大波だけを利用してバランスを保っていた。


 「ば、馬鹿げてる・・・ッ!!」
  

 神裂『そうですか?ウルはオーディンと同じアース神族』


 神裂『ユミルの血の洪水に飲み込まれなかった一族です。ならば、そもそも始めから「スキーの神は洪水に飲まれない」
    と言う条件がインプットされているはず』


 神裂『貴女がどれほど巨大な洪水を起こそうが、ユミルの血に纏わる術式である限り・・・」

  
 神裂『この私を沈める事は出来ません』


 神裂『・・・もう一度言います。私は島民のために守ってもらおうと考えているんです』


 神裂『>>316

貴方の力を私に貸してくれませんか?
この島の平和が戻ったら私は引きますから、約束しましょう

 神裂『貴方の力を私に貸してくれませんか?』


 神裂『この島の平和が戻ったら私は引きますから。約束しましょう』


 「・・・」


 神裂『・・・私が悪人であるのなら・・・何故この紋章が光ったのか疑問に思いませんか?』


 「・・・まぁ、そうだね。守護神・・・モスラが呼んだのなら・・・」


 「わざわざ危険な事を寄せ付ける訳ない・・・」


 神裂『・・・信じてもらえますか?』


 「・・・」




 ○ 偶数
 × 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 「・・・わかった」


 神裂『・・・ありがとうございます』


 「・・・とりあえずこっちに来て。まずは・・・っ!!」


 ―ドオオォオオオッ!!



 神裂「っ!?どうしたのですか!?」


 『・・・見た事のない、生き物が・・・』


 神裂「・・・液体ですか?」


 『知ってる?』


 神裂「「夜明けの谷」の首謀者です。こちらで呼称しているのは「液体人間」」


 ―ドパァァアアアアンッ!!


 『どうにか出来ないっ?押し返してもすぐに攻撃してくるのっ』


 神裂「・・・そこから離れてください。私が相手を」


 『ダメっ!この黒岩がモスラを目覚めさせるためのものだから・・・』


 『こいつに触れさせた時点で負けになるわっ』


 神裂「・・・わかりました。そちらへ参りましょう」


 神裂「>>325

守ってみせますこのモスラを

 台詞
 >>327

…この島の…そして守護神のためにも止めます…!

 神裂「・・・この島・・・」


 神裂「そして島民と守護神のためにも止めます・・・!」


 http://www.youtube.com/watch?v=UNM4rJonRak
 
 ―ゴッ!!

 神裂の体が爆発的に加速した。少女が必至に守っている黒岩に向けて一直線に。
 巨大な波が神裂の移動を後押ししている。ものの数秒で少女の元へ来た神裂は鋼糸を周辺に張り巡らせ即席の結界を張った。
 「液体人間」は結界にぶつかり、異音を鳴らしてへばり付く。
 

 「ッ!」


 ―ドヒュッ!!

 少女が掌を翳すと神裂の足元の海面から何かが突き上がった。それは太さ3m、長さ20m程の巨大な杭だ。
 神裂は即席の結界を解くと、射出された杭は液体人間を貫いてそのまま岸の方へ道連れにし、僅かな弧を描きながら
 飛んで行き、浜辺の白い砂に突き刺さった。
 
 神裂「「塩の柱」ですか(なるほど、海水から抽出することで出来るものですか)」


 「うん。けど・・・そろそろ手が限界かな・・・」


 神裂「(血が滲み出ている・・・長時間の使用はやはり危険なのですね)」


 神裂「もう少し頑張ってください。次で・・・仕留めます」


 
 
 どうする?orどうなる?

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 神裂「最後の一撃に「赤き洪水」で「液体人間」を飲み込ませてください」


 神裂「それから私の出番です」


 ―グジュグジュ・・・

 「液体人間」は「塩の柱」から垂れ落ちて人型になると再び神裂と少女の方へ向かってきた。
 海面を蛇のように泳いでくるのを見て少女は大きく深呼吸をして、最後の一撃のために掌の痛みを耐えて自身の周りに
 「赤き洪水」を集合させた。


 少女「がああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」


 叫び、少女は全力の「赤き洪水」を実行。
 向かってくる「液体人間」を飲み込み、その場で押し止めさせる。
 スキー板を足から外した神裂は腰にカリスラウザーを装備して、月夜の空へと舞い上がった。


 神裂「変身っ!」


 [CHANGE]


 カリスへと変身し、手に持っていたカリスアローにドリルシェル、トルネードホークをラウズさせコンボを発動。
 

 [DRILL] [TORNADO]

 [SPINNINGATTACK]


 カリス(神裂)「ハァァァァアアアアアアアアアアッ!!」


 ―ズオオォオオオオオオオオオオオッ!!!

 上空で竜巻を起こし、「赤き洪水」と「液体人間」を巻き込むように掻き混ぜ始める。
 巨大な竜巻が上空へ向かいながら立ち上り、その中で赤い液体と青緑色の液体がうねりながら徐々に混ぜ合わさって
 黒色へ変色した。
 

 ―ズオオォオオオオオオオオオオオッ!!!

 
 黒い竜巻が島の向かい側からでも見えるほど巨大化したところで一瞬で赤色へと色が元に戻った。
 中心で竜巻を起こしていたカリスはゆっくりと回転するのを止め、浜辺に着地する。


 「・・・飽和塩水で液体そのものを蒸発させた訳ね」


 少女は疲れ果てたのか、黒岩に寝そべるように倒れた。意識は無くしていない。


 カリス(神裂)「大丈夫ですか?」


 「なんとか。・・・これで一件落着、としたかったんだけど・・・」ムクッ


 「まだ作業が残ってるから・・・手伝ってもらえる?」


 ―シュィィィン・・・

 神裂「>>332

私にできることであれば是非…

 神裂「私にできることがあれば是非・・・」


 「簡単だから大丈夫・・・」


 「黒岩に刻まれたルーンを発掘すればいいだけだから」




 ―サッサッサッ・・・

 神裂「・・・貴女はいつこの島に?」


 「昨日来たばかり。・・・って言いたいけど、実際は1週間前」


 神裂「・・・?。予定が早まったのですか?」


 「・・・あぁ、気付いてないのね。なら多分、今日何日かわかる?」


 神裂「・・・11月の4日・・・では?」


 「ハズレ。それから3日経って今日は7日よ」


 神裂「!?。・・・どう言うことですか?」


 「これは予想だけど・・・あの神殿の遺跡に居たら、外の時の流れよりも遅くなっているのかもしれない」

 
 「私は1週間前にここへ来て、長老の許可を得てから神殿の遺跡に赴いたの」


 「そこで大体7時間ぐらい調べて、外に出たら・・・置いていた荷物が蜘蛛の巣と枯れ葉まみれになってた」


 「事前に話し合った事のある島民が、作業の方は捗ってますかって聞いて・・・事態をようやく理解したわ」


 神裂「>>334

なるほど何らかの魔術が使われているということですね…
しかしそれならあの中で準備ができる…
それは生かさないと

 神裂「なるほど・・・何らかの魔術が使われているということですね・・・」


 神裂「しかし、そんな高度な魔術を・・・それ以前に何故そんな魔術を施したのでしょうか」サッサッサッ


 「モスラのためだと思う」


 神裂「え・・・?」


 「多分・・・モスラの成長速度が遅いから、あの神殿の遺跡の周辺にだけ時間が早くなっているんだと思う」


 「あれだけ大きいんだし・・・打倒だと思わない?」


 神裂「・・・確かに、あり得ますね」サッサッサッ


 「・・・最後は私にやらせて?」


 神裂「どうぞ」スッ


 「・・・」サッサッサッ

 
 「・・・これで完全に発掘完了、っと・・・」
 


 ―・・・ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ・・・!


 神裂「っ・・・!?」


 「・・・地下で何かが動いてる・・・」


 神裂「・・・神殿の遺跡っ」


 「行こうっ」


 神裂「はいっ」ヒョイッ


 「わわっ!?ちょ、ちょっと!歩けるくらいは大丈夫だからっ!//」


 神裂「>>336

頑張ったあなたをこれ以上無茶させられません、私に甘えてください

 神裂「頑張った貴女をこれ以上無茶させられません。私に甘えてください」


 「・・・あっそ//」


 ―ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・!

 神裂「揺れが激しくなってきた・・・っ」


 神裂「急がなければ・・・」


 ―タッタッタッタッ・・・!





 -インファント島 神殿の遺跡-

 神裂「はぁっ・・・はぁっ・・・」


 ―ガラガラガラガラッ!!

 ―ゴ ゴ ゴゴ・・・


 神裂「・・・遺跡が崩れ落ちている・・・」


 「見て。あれ・・・」


 神裂「・・・あれは・・・何でしょう・・・」





 神裂「・・・」


 ―ツツーッ・・・

 神裂「岩でも金属でもない・・・強いて言えば・・・卵の殻に似た触感・・・」


 「卵・・・」


 神裂「>>338

…まさか…モスラの卵

 神裂「・・・まさか・・・モスラの卵」


 「こんな大きな・・・恐竜のじゃないの?」


 神裂「しかし」


 [[モスラです]]


 神裂「「!!」」


 [[モスラの卵です]]


 「誰?どこに居るの?」


 [[ここです]]


 神裂「ん・・・?」


 神裂「・・・花が喋った・・・」


 「嘘でしょ・・・」


 
 ―キラキラキラ・・・

 神裂「あっ・・・」


 「貴女達は・・・?」


 コスモス[[私達はコスモス]]


 神裂「コスモス・・・あの、ルーンで記されていた「小美人」ですか?」


 コスモス[[はい。貴女方が来るのを待っていました]]


 「・・・1万2千年前も、待っててくれてたんだ」


 神裂「>>340

そ、そんな昔から私達を…?一体何故…?

モスラもすきですがバトラもすきです

 神裂「そ、そんな昔から私達を・・・?」


 神裂「・・・モスラを目覚めさせる者を待っていたのですか」


 コスモス[[その通りです]]


 「それで・・・どうやってモスラを目覚めさせてあげればいいの?」


 コスモス[[私達にお任せ下さい]]


 コスモス[私達は現代では巫女と呼ばれる役割を持っています]


 コスモス[私達がモスラを目覚めさせてあげるのです]


 神裂「・・・私達が目覚めさせるのではないのですか?」


 コスモス[[はい。貴女方にもお手伝いをお願いします]]


 コスモス[1人は東西に立ち]


 コスモス[1人は南北へ立つのです]


 神裂「わかりました」


 「・・・どっちに立ちたい?私は別にどっちでもいいんだけど」


 神裂「>>342




 >>340 KOM(キングオブモンスターズ)観てブチ切れ間違いなし。

では私は南北のほうへ

南西と東北とかじゃないの?南北と東西は反対の向き同士だから物理的に立てないと思うよ

 神裂「では・・・私は北の方へ」


 「なら・・・東でいっか」




 神裂「立ちました」


 「私もよ」


 コスモス[[ありがとうございます]]


 コスモス[[・・・]]コクリ
 



 神裂「・・・?」


 「(・・・何?何か・・・聞こえてくる・・・)」


 神裂「(これは・・・演奏・・・?)」 



 http://www.youtube.com/watch?v=XHOX1Ivyz7k





 >>344 書き溜めしてた時点で書き間違えてましたorz
    「東か西」「南か北」と思ってくだしあ

   Mothra ya mothra 
   モスラよ モスラ

 
   Dengan kesaktian hidupmu
   汝の命の魔力をもって
 

   Restuilah doa hamba-hambamu yang
   我ら汝の卑しき下僕たちの祈りを受け入たまえ


   Rendah Bangunlah dan tunjukkanlah
   立ち上がり汝の魔力を見せたまえ


   kesaktianmu
   汝の力を


   Mothra ya mothra
   モスラよ モスラ


   Dengan kesaktian hidupmu
   光輝くあなたの生命で


   Restuilah doa hamba-hambamu yang
  平和をもたらす守り神となり


   Rendah Bangunlah dan tunjukkanlah
   我等を守りたまえ


 
   Restuilah doa hamba-hambamu yang
   平和はわれらに残された生きる道



   Rendah Bangunlah dan tunjukkanlah
   永遠の繁栄にわれらを導き給え



   kesaktianmu
   汝の魔力で

 ―カッ・・・!
 


 神裂「(卵が・・・光り始めた・・・)」



 ―ペキペキペキッ・・・


 ―バゴオォオオオンッ!!



 神裂「!」


 「・・・生まれた」




 モスラ「キィーオッ!」


 モスラ「キュオ!キュィー!」


 
 「・・・そっか。幼虫からなんだ」


 神裂「>>346

……なんて神々しい

 神裂「なんて・・・神々しいのでしょう」

 
 コスモス[[お2人とも。ありがとうございます]]


 コスモス[[そこから離れて大丈夫です]]


 「ええ・・・」トコトコ


 神裂「はい」スタスタ


 モスラ「キュォーォ・・・?」


 「・・・首を傾げて、こっち見てるわ」


 神裂「そうですね。・・・多分、私達が人間なのかもわからないのでしょう」


 「そうだと思う。・・・自己紹介ぐらいしてあげれば?」


 神裂「え?あぁ・・・」


 モスラ「キュオーォ」


 神裂「>>348

はじめまして神裂火織と申しますペコリ
あなたと会えて果報者です、見ててドキドキすると言いますか…

 神裂「初めまして、モスラ。神裂火織と申します」ペコリ


 モスラ「キィーォッ」


 「・・・言葉理解してくれてるのかな?」


 神裂「わ、わかりませんが・・・続けてみます」


 神裂「あなたと会えて果報者です。見ててドキドキすると言いますか・・・」


 モスラ「キュォーォ?」


 「それは言ってる意味がわかってないみたい」


 神裂「あ・・・すみません・・・」


 神裂「>>350

あなたが大きくなるまで守らせてもらってもよろしいでしょうか?

 神裂「このモスラが・・・壁画に描かれている成虫のモスラになるのですね」


 「うん。・・・貴女はもうこの島から出るんでしょう?」


 神裂「・・・そう、ですね。イギリスへ戻らなければなりませんので・・・」


 「でしょうね。・・・ごめんね」


 神裂「?」 


 「貴女の事・・・誤解してたわ。モスラとインファント島を守ってくれて・・・ありがとう」


 神裂「いえ・・・貴女はこれからどうするのですか?」


 「この島に残る。モスラが成虫になるまで・・・守ってあげないといけないから」


 神裂「そうですか。・・・では、モスラが大きくなるまでお守りしてよろしいでしょうか?」


 「ええ。もちろんよ」


 

 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「・・・あの、コスモス。これは・・・」スッ


 神裂「もう・・・私が持っていても」


 コスモス[[それは貴女が持っておくべき物です]]


 神裂「え・・・?」


 コスモス[何か危険な事があれば、きっと役に立つはずです]


 コスモス[貴女をお守りしてくださります]


 神裂「・・・わかりました」コクリ


 モスラ「キュィッ」


 神裂「>>356」 

 台詞
 >>357

このお守りをなるべく使わないようにしたいですが…
急なことがあったら使わせていただきます

 神裂「この紋章をなるべく使わないようにしたいですが・・・」

 
 神裂「緊急なことがあれば・・・ありがたく使わせていただきます」


 コスモス[[はい]]


 モスラ「キュィォーォ」


 ―ゴゴゴゴゴ・・・


 神裂「え?あっ!モ、モスラが外に!」アセアセ


 「・・・多分、大丈夫だよ」


 神裂「え・・・?」


 コスモス[[はい。この島は、蘇ったのですから]]


 神裂「それは、どう言う・・・?」

 
 「ここから出てみよう」

 


 
 -インファント島 集落-

 神裂「あっ・・・」


 
 ジーンズ店主「神裂っ!」


 ツアーガイドの少女「神裂さん!」


 神裂「お2人とも・・・ご心配おかけしました」


 ジーンズ店主「マジで、おま、3日間もどこ行ってたんだよ!?」


 ツアーガイドの少女「>>359

心配したんですよ島中見てもホテルにもいないし…

 ツアーガイドの少女「ホントに心配したんですよ!」


 ツアーガイドの少女「島中探しても、ホテルにもいないし・・・」


 ジーンズ店主「で・・・どうしたんだ?」


 神裂「その・・・」


 ―ゴゴゴゴ・・・!

 ジーンズ店主「な、何だ?」


 ツアーガイドの少女「地震・・・?」


 ―ゴゴゴゴゴゴッ!!

 
 モスラ「キュォーォッ!



 
 ジーンズ店主・ツアーガイドの少女「「」」


 ジーンズ店主・ツアーガイドの少女「「何だありゃぁぁ~~~!?/何あれぇ~~~!?」」


 「この島の守護神。モスラよ」


 ツアーガイドの少女「モ、モスラ?・・・って、貴女は?」


 「イギリスの魔術師、とだけ言っておくわ。名前は聞かなくていいから」


 神裂「>>361

ええ、そのうち教えてくれることを願ってますから…

 神裂「ええ。また会えたなら、教えてくれることを願ってますから・・・」


 「・・・そう」


 ジーンズ店主「おーい・・・俺達置いてけぼりだぞー」


 ツアーガイド「1から説明を・・・」


 神裂「あ、はい。・・・ん?」


 ―ザッ ザッ ザッ ザッ

 ―ゾロゾロ ゾロゾロ


 【・・・】


 神裂「貴方は、あの時の・・・」


 「インファント島の長老様よ。・・・無事にモスラは眠りから覚めたわ」


 【感謝する。これで我らインファント島の民も安堵できる】ペコッ


 神裂「>>363

いえまだですよ
モスラはあなた方の守り神でありますが、あなた方もまたモスラを守ってあげてください
守るというのは…信仰的な意味でです

 神裂【いえ、まだですよ】


 神裂【モスラはあなた方の守り神でありますが・・・あなた方もまたモスラを守ってあげてください】


 神裂【守るというのは・・・信仰的な意味で、です】


 【わかっておる。島の名を偽り、外周の世と同化しようとしたが・・・】


 【やはり我らには無理だった。これよりひっそりと生きてゆく】


 神裂【そうですか・・・】


 コスモス[[私達がこの島を隠し、もう誰も立ち入ることはできなくなります]] 


 神裂「そうなれば・・・貴女は?」


 「私はお役御免になったら出ていくわよ。だから・・・それまではしばらくお別れよ」

 
 神裂「>>365

出てきたらまた会いましょう
あなたにあわせたい人が居るので…
もしかしたら子供とか…いえなんでもないでふ

 神裂「出てきたらまた会いましょう」


 神裂「貴女に会わせたい人が居るので・・・」


 「ふーん・・・誰?」


 神裂「もしかしたら子供とか・・・いえなんでもないです//」


 「?」


 ジーンズ店主「・・・俺達はどうやって帰りゃいいんだ?」


 ツアーガイドの少女「今朝起きたら、空港もホテルも消えてたんですけど・・・」


 【あぁ、それなら転送術式を行える場所があるので、そこへ案内しましょう】


 神裂【そうですか。助かります】ペコリ


 ジーンズ店主「・・・この島、普通に魔術的な事に触れてたのか」


 神裂「ええ。大航海時代の十字教徒が教えたものです」クスッ




 -インファント島 儀式の場-

 【そこの人の中心に立ってください。我々で起動させますので】


 神裂【ありがとうございます】


 「・・・神裂。改めて言うけど・・・ありがとう」


 神裂「>>367

お礼はいりませんよ
まだまだ私は修業が足りないと分かりましたし経験をさせていただきました

 神裂「お礼はいりませんよ」


 神裂「まだまだ私は修業が足りないと分かりましたし・・・経験をさせていただきました」


 「そうっ。・・・ならよかったわ」クスッ


 神裂「はい」ニコリ


 ―・・・ォォォ


 神裂「・・・?」


 ジーンズ店主「何だ・・・?」


 ツアーガイドの少女「今度は本当に地震・・・?」


 神裂「・・・(まさか、これは・・・人の、歓声?)」


 ―ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!

 「島民が・・・モスラを称えているのよ」


 神裂「・・・」


 神裂「>>369

これからがとても楽しみですが、またここに来れないのは残念ですね…

 神裂「これからこの島は静かな暮らしをしていく・・・」


 神裂「またここに来れないのは残念ですが・・・」


 神裂「モスラが居るのであれば、永久の平穏が訪れる訪れるのでしょう」


 「ええ。・・・じゃあ、元気でね」


 神裂「はい。貴女も」


 【行き先は?】


 ジーンズ店主【イギリスだ。そこならどこでもいいから】


 【わかりました】


 神裂「また会いましょう」


 「ええ。バイバイ」


 【転送します。揺れに注意してください】



 ―ギュィィィィン・・・

 ―ギュオンッ!!


 「・・・舞夏によろしく、って伝えておけばよかったわね」






 -イギリス カーライル-

 ジーンズ店主「おっ・・・」


 ツアーガイドの少女「着いた・・・みたいですね」


 神裂「その様です。・・・ちなみにイギリスのどこでしょうか」


 ジーンズ店主「ん~・・・どこだ?」


 ツアーガイドの少女「・・・あ、カーライルですね。標識に書いてあります」


 ジーンズ店主「あんまここには来た事ねえからわからなかったな」


 神裂「ええっ」


 ツアーガイドの少女「・・・あ、そう言えば!「夜明けの谷」のタカ派はどうなったんですか?」


 神裂「タカ派?」


 ジーンズ店主「ああ。お前が居なくなったのがわかってすぐに清教に連絡入れてわかったんだ」


 ジーンズ店主「それで話を進めていくと、「夜明けの谷」の中で反乱した一部・・・つっても2、3人があの島に
        来てたんだよ」


 神裂「なるほど・・・」


 ジーンズ店主「そいつらは?」


 神裂「>>372

見かけましたが、思いっきり追い払いました
二人は自決してましたかま…

 神裂「私が話した通り1人は自決しもう1人は首謀者に口封じで殺され・・・」


 神裂「首謀者は蒸発させました」


 ジーンズ店主「えげつねぇ~・・・」


 神裂「彼女が居なければ、倒すのは困難だったでしょう・・・」


 ツアーガイドの少女「あ、そう言えば・・・あの女の子は何故あの島に?」


 神裂「以来で訪れていたそうですが・・・詳しくは聞いてませんでした」


 ジーンズ店主「・・・あ」


 ジーンズ店主「首謀者捕まえりゃ、追加報酬を得られたんじゃなかったか?」


 神裂「・・・そんなことを考えている程、余裕はありませんでしたよ」


 ジーンズ店主「そうかい・・・」


 神裂「>>374

捕まえたいのがやまやまでしたが私の実力が及ばずでした
もっと強くなりたいですね、あの子やモスラに胸張れるくらいに

 神裂「捕まえたいのは山々でしたが・・・」


 神裂「私の実力が及ばずでした・・・」


 ジーンズ店主「・・・ま、どっちにしろお小遣いすら貰えねえし、文句は言わねえよ」


 神裂「ありがとうございます。・・・もっと強くなりたいですね・・・」


 神裂「あの子やモスラに胸張れるくらいに」
 

 ツアーガイドの少女「神裂さんはもう十分に強いと思いますけど・・・」


 神裂「いいえ。慢心はいけませんから」


 


 -イギリス カーライル バス停-

 ―ピリリリリリッ ピリリリリリッ

 神裂「はい、神裂です」


 ルチア『神裂さん。・・・よかった、ご無事なのですね』


 神裂「>>376

はいおかげさまで…
そちらは如何ですか?なにか変わったことは

 神裂「はい。おかげさまで・・・」


 神裂「そちらは如何ですか?何か変わったことは・・・」


 ルチア『あっ。あのですね・・・』


 神裂「はい」



 
 神裂「・・・わかりました。至急向かいましょう」


 ルチア『お願いします』


 ルチア『カーライルが現在地なのですね?』

 
 神裂「そうです」


 ルチア『・・・では、カーライル・レイク・ディストリクト空港へ飛行機を用意しておきますので』


 神裂「はい。わかりました」


 ルチア『>>378

3人ともお気をつけて…

 ルチア『お気を付けてくださいね』


 ルチア『何でも、一刻を争う事態のようですから』


 神裂「・・・わかりました」


 ルチア『神のご加護を・・・』


 ―ピッ

 神裂「・・・お2人とも、予定変更します」

 
 ツアーガイドの少女「えっ?」

 
 ジーンズ店主「はぁっ?何でだよ」


 神裂「空港へ向かい、飛行機に乗って・・・スコットランド北部の要衝、レンガ埠頭へ向かいます」


 ジーンズ店主「スコットランド!?ロンドンと真逆じゃねえーか!」


 ツアーガイドの少女「・・・あ、確かもう一件操作の依頼がありましたね。それですか?」


 神裂「>>380

ええ、その案件を解決してから戻ろうかと思います

 神裂「ええ、その案件を解決してからロンドンへ戻る事になります」


 ジーンズ店主「・・・今度は何日疾走するつもりだ?」


 神裂「あ、あれは仕方の無いことで・・・」

 
 神裂「とにかく・・・バスが来ましたね。スコットランドへ向かいましょう」


 ジーンズ店主「はぁ~・・・顧客が減っちまったら恨んでやる」


 ツアーガイドの少女「もう、気にしすぎですよ」


 神裂「>>382

解決したら私の給金をお店に寄付しますから頑張りましょう

 神裂「解決したら私の給金をお店に寄付しますから、頑張りましょう」


 ジーンズ店主「言ったな?絶対だぞ!」


 ジーンズ店主「約束破った時にゃわかってんな!」


 神裂「はぁ・・・わかりました」


 ツアーガイドの少女「ほらほら、早く乗りましょう」


 神裂「はい」


 ジーンズ店主「はいよ・・・」



 
 11月7日 終了



 11月8日

 
 捜査の依頼内容を説明させていただきます。


 スコットランド北部の要衝、レンガ埠頭が敵対勢力に占拠されました。


 敵対勢力の正体は、レンガ埠頭を管理する魔術師地震が創り上げた魔術生命体「アルファル」。


 この「アルファル」にはレンガ埠頭の設備、備品などを利用して、更に複雑かつ高度な魔術生命体や大規模霊装などを
 創り上げるだけの知能と技術を有していると言う情報がありますので、そうしたトラブルに発展する前に「アルファル」を
 討伐しレンガ埠頭を制圧してください。

 
 尚、レンガ埠頭は海外からの侵略者を食い止めるための、イギリス北部の防衛ラインの中核として機能しています。 
 

 現状の情報を海外勢力に知られ、好機と見られる前に問題を解決する事も重要ですが、「アルファル」がそうした
 海外勢力からの支援を受けていないとも限りません。


 細心の注意と友に制圧作戦に臨んでください。




 -スコットランド北部 イギリス北部防衛ライン レンガ埠頭-
 
 http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira161796.png

 神裂「・・・」

  
 神裂「(あれがレンガ埠頭・・・)」


 ジーンズ店主「へっくしっ!」


 ツアーガイドの少女「くしゅんっ!」


 ジーンズ店主「っかぁぁ~~~!寒いぜおいっ!」ガクガク


 ツアーガイドの少女「アップヒル・・・い、いえ、インファント島はあんなに暑かったのに・・・」ブルブル


 神裂「>>386

少し涼しいくらいだと思いますが?
なにか羽織るものとか買ってきますか?

 神裂「少し涼しいくらいだと思いますが?」


 ジーンズ店主「馬っっっ鹿言えっ!!鼻水止まらねえよっ!」


 ツアーガイドの少女「聖人の神裂さんは大丈夫かもしれませんが、こっちはとんでもなく寒いんですよっ」ブルブル
 

 神裂「何か羽織るものとか買ってきますか?」


 ジーンズ店主「周り見ろ!コンビニも無けりゃ民家すら無いとこなんだぞ!?」


 ツアーガイドの少女「買いに行こうにも何も無いんじゃ・・・ねぇ・・・」


 神裂「それもそうですか」


 ジーンズ店主「くっそー。ようやくイギリスに帰ってこれたと思ったらこんなんだよ」


 神裂「>>388




 画像見れなくなっちゃってますね

倉庫の画像だったのかな…

すぐに解決は無理そうなのでお二人は市街で服を買ってきてください、その間に私が偵察してます


 神裂「すぐに解決は無理そうなので・・・」


 神裂「私が偵察してますから、お2人は市街で服を買ってきては」


 ジーンズ店主「町まで車で1km。もうここは敵陣の中も同然だぞ」


 ジーンズ店主「バレたら即行であの世行きなんですが?」


 神裂「・・・すみませんでした」


 ジーンズ店主「はぁ・・・やっと仕事が出来ると思ったんだ。溜まりに溜まった注文書を一つ一つでも消火できると思ったんだぜ?」


 ジーンズ店主「それが・・・どうなってんだクソったれ!!」


 ジーンズ店主「俺はいつになったら客にジーンズを届けられるんだっつーの!!」


 神裂「>>390

至極簡単ですよ、さっさとこのお仕事を済ませればいいんです
ともに行きましょう

 神裂「至極簡単ですよ」


 ジーンズ店主「あ?」


 神裂「さっさとこのお仕事を済ませればいいんです」


 ジーンズ店主「・・・すぐに解決は無理そうって言ってたよな?」


 神裂「・・・」フイッ


 ジーンズ店主「だぁぁぁああ!チックショウ!」


 ジーンズ店主「そもそも敵に乗っ取られた魔術要塞を制圧してくださいなんて、どう考えても聖人の神裂の力技以外に
        何も求められねーだろ!!」


 ジーンズ店主「こんなトコにブチ込まれたって俺にやれる事なんか何もねえよ!!」


 ジーンズ店主「あったらあったで超困るよ!!」


 ツアーガイドの少女「い、いやぁ、申し訳なくは思っているんですよ?でも事件が私達を待ってくれなくて」


 神裂「>>392

事態は急を要してますからね…
商売との両立が難しいなら魔術をメインにしては?

 神裂「事態は急を要してますからね・・・」


 神裂「商売との両立が難しいなら魔術をメインにしては?」


 ジーンズ店主「ってぇぇ~~~!やだからなっ!!」


 神裂「そうですか。では掛け持ちで頑張ってください」


 ジーンズ店主「このクソ寒い中で更に冷たい事言うのかオメーは・・・」


 ジーンズ店主「ふふ。クレームのメールがあまりにも多すぎて、メールサーバーの管理会社から心配されるほどに
        なっちまった」


 神裂「(それは大変そうですね・・・)」


 ジーンズ店主「だが安心しろ。最近は中学生の佐天ちゃんの書く英文法が少しずつ上達してきている事に喜びを
        感じてしまうような状態だから」


 ツアーガイドの少女「ううむ。その調子だとまだ完璧な英語を使い熟せているって感じじゃなさそうですけど、具体的には 
           どんなレベルなんですか?」


 ジーンズ店主「・・・」タプタプ


 ジーンズ店主「ふぁっくゆあーあすほーる」


 ツアーガイドの少女「うう。やっぱりお客さんはブチ切れているんだという意思は伝わってきますね」

 
 神裂「>>  394」

 神裂「向こうは直接怒りを伝えてきてますね・・・」

 
 神裂「まぁ、そんなことより・・・」


 神裂「まさか、選りにもよって、海からの侵入者を防ぐための「長距離遊撃神殿」をこちらのイギリス内陸部へ
    向けられるとは・・・」


 神裂「(3㎞離れた茂みに身を潜めていないと危険なのはわかりますが・・・やはり狭い・・・)」


 神裂「(しかし、これ以上1cmでもレンガ埠頭に近づけば即座にバレ、「見えない砲撃」を撃ち込まれてしまう)」


 ジーンズ店主「っつーか、レンガ埠頭って何よ?」ゴソゴソ


 ツアーガイドの少女「元々は、産業革命の頃の施設らしいです」ペラッ


 ツアーガイドの少女「今は使われていない港の跡地をイギリス清教は徴収して、遊撃用の魔術施設へ改装してしまった
           ものでして」ペラッ


 ツアーガイドの少女「現在は同施設を乗っ取った「アルファル」以外には誰も居ないらしいので、戦闘に巻き込む心配は
           なさそうですけどね」


 神裂「>>397

 神裂「・・・「アルファル」を巻き込むのも忍びありません。「見えない砲撃」は上か下かなら発砲はしてきませんね?」


 ツアーガイドの少女「いえ、それが可能なんです。俯角は360度と縦横無尽に動かせて・・・」


 ジーンズ店主「なんつー代物だよ・・・にしても」


 ジーンズ店主「「アルファル」、ねえ・・・」


 ツアーガイドの少女「こっちこそ質問ですけど、「アルファル」って何ですか?人名?」


 ジーンズ店主「・・・オメー、お仕事何だっけ?ツアーガイドさんって世界各地の文化や常識、流行に精通していてその知識を
        使って戦闘用の魔術師を的確に紛れ込ませるお人じゃなかったっけか?」


 ジーンズ店主「それとも北欧は範囲外な訳か?」


 ツアーガイドの少女「馬鹿にしてると茂みの外にぶん投げますからね」イラッ


 ツアーガイドの少女「いや、その、「アルファル」が何であるかはわかりますけど、まさかあの「アルファル」で
           合ってるんですか?」


 ツアーガイドの少女「だって「アルファル」って・・・」


 「色白金髪耳長の女の子だよ。エルフって言った方がわかりやるいかな?」


 神裂「スラッパールですか」


 スラッパール「ああ、周辺の状況を見てきたけどやっぱり誰も居ないよ」


 神裂「>>400

ありがとうございます…
周りに被害を出さなくてもいいなら道はありますね

 神裂「ありがとうございます・・・」


 神裂「周りに被害を出さなくてもいいなら、道はありますね」


 スラッパール「そうだね・・・」フム


 ジーンズ店主「っつーか、流石に4人隠れるには小さい茂みだよな」


 ツアーガイドの少女「でも、「アルファル」なんて実在するんですか?」


 ツアーガイドの少女「似たような黒小人・・・ドワーフは、北欧神話の文化圏では製法の分からない金属加工技術を
           持っていた異民族だっていうレポートが提出されていませんでしたっけ?」


 ジーンズ店主「リチャード=ブレイブだっけか。オメーらの所にやたらと固執している魔術師が居たよな」

 
 神裂「マリアン=スリンゲナイヤーが、それを名乗ってはいましたが・・・本当かどうか」


 神裂「>>402

嘘を言うような感じには見えませんでしたけどね…

 神裂「嘘を言うような感じには見えませんでしたけどね・・・」


 スラッパール「いやぁ、実を言うとこちらも確固たる理論に基づいて製造した訳じゃないんだな」


 スラッパール「それっぽい伝承を持つ化石が見つかってさ。そこから情報を抽出した上で、巨大なフラスコを使って
        製造しただけだから「アルファル」もしくは「アルファルっぽい別の何か」って事しかわかっていない」


 スラッパール「まぁただの人間とも違うようだがね。「アルファル」の伝承」にも色々あるけどドヴェルグの対極って
        感じで調整したから、金属とか地下空間を嫌う個性が生じてしまったし」


 ジーンズ店主「以外にアバウトだなオイ。ってか、狭っ。駄目だ尻が出るっ」


 ジーンズ店主「神裂、オメーもうちょっとそっちに行けよ!さもなくばここで抱きしめてやる!」


 神裂「・・・それをやったらビンタでレンガ埠頭まで着弾させますからね」


 神裂「>>404

飛びながら蜂の巣にされるのは一興でしょうがあまり見た目がなのでやめてくださいね

 神裂「飛びながら蜂の巣に・・・いえ、ミンチにされるのは一興でしょうが、あまり見た目がなのでやめてくださいね」


 ジーンズ店主「いやこっちもマジで限界なんだって!ポーズ的に!!」


 ジーンズ店主「それが駄目だとツアーガイドの両足の間に顔を突っ込む事になっちまう!」

 
 ―ゴヂーンッ!


 ジーンズ店主「ギャー!実行と共に金玉蹴るーっ!!」

 
 神裂「・・・はぁ」


 ジーンズ店主「ぐぅぅ・・・ん?」

 
 スラッパール「・・・」スッ


 ジーンズ店主「・・・」フルフル


 ジーンズ店主「・・・神裂。もうビンタされても良いから、思いっきり抱きしめて良い?」


 神裂「ものすごくマイルドな笑顔で何を言ってるんですか」


 神裂「>>406

熱烈すぎるスキンシップも困りものです

 神裂「熱烈すぎるスキンシップも困りものです」


 神裂「それより聴取を続けましょう」


 ジーンズ店主「・・・へっぶし!」


 スラッパール「聞きたい事とは?」


 神裂「あそこで何があったのかと、あそこで何が起ろうとしているのかを、です」




 スラッパール「いやぁ、一応はさ。これでも魔術生命体の製造なんてジャンルはもう流行っていないって事ぐらいは分かっているんだ」


 スラッパール「現代の魔術では、呼吸法や精神集中法などを利用して、術者の生命力を魔力に変換し様々な術式を行使する」


 スラッパール「しかし意外に思うかも知れないが、そんな魔術師達は魂とは何なのか、と言う事に対する明確な答えは出せていない」


 スラッパール「いくつかの有力な仮説はあっても、それを裏付ける結果を出せていないんだ」


 神裂「その辺りは難解な数式の証明行為にも似ていますね」


 スラッパール「だろう。魂のメカニズムは分からずとも、それを複製、量産したり手を加えたりする事はできる」




 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 今日はここまで。
 おやすみなさいませー

 スラッパール「例えば、クローン人間の研究を行なう科学者は、魂とは何なのかが分からなくても、遺伝子情報を複製できるように」


 スラッパール「例えば、臓器移植をする医者は、魂とは何なのかが分からなくても、瀕死の患者に活力を与え、数十年の寿命を延長できるように」


 スラッパール「魔術師も、そんな風に仕組みの分からない魂を器である肉体ごと纏めて製造する事がある」


 スラッパール「魔術生命体とは天使や悪魔のように、別位相空間に存在する何らかのエネルギー魂として生命体ではなく、魔術師が有機物に手を
        加えた亜種だったり、時には無機物だけを素材として作りだす新種だったり・・・」


 スラッパール「そのパターンは千差万別、十人十色だよ」


 スラッパール「「アルファル」にしても化石は材料に過ぎず、生前と同じ魂が宿っている訳ではないはずだ」


 スラッパール「何しろ、あれは色々と問題が多すぎる。1体辺りの製造コストが高すぎるって言うのもそうだし、寿命も不安定で、創った直後に
        死んでしまう事例も珍しくない」


 スラッパール「自然界に対応できなくて、フラスコとか試験管の中だけでしか生きられない、なんて困ったパターンもあるぐらいだし」


 神裂「(・・・そもそも、ゴーレムのような道具としての人型の端末も魔術で創り出せる訳ですからね。即席で創って即席で壊せるアイテムの方が
     利便性の面では優秀ですし)


 神裂「(>>413)」


 神裂「(今時、真面目な顔で魔術生命体の製造を行なっている魔術師は絶滅危惧種でしょうからね・・・)」


 神裂「(それを、あえて「アルファル」を用いてるのであれば・・・)」


 神裂「何で、わざわざそんなものの研究を・・・?」


 スラッパール「欠点の克服だよ」


 神裂「?」


 スラッパール「先天的な特徴でね。私は、一定以上に複雑な術式の構築ができない」


 ジーンズ店主「そうなのか?」


 スラッパール「何て言うんだろう・・・こう、感覚的な表現で申し訳ないんだけど、思考がほどける・・・」


 スラッパール「とでも言うのかな。複雑な事を考えようとしていると、その複雑な事が何だったのか忘れてしまうような、変な感じがするんだ」


 神裂「>>416

なるほど言いたいことは分かります
つまりは自身を進化をさせたいと

 神裂「(なるほど言いたい事は分かります。つまりは自身を進化をさせたいと)」


 神裂「・・・それなら尚更、不思議に思うのですが・・・」


 ジーンズ店主「俺もだ。つまり高度な魔術を使えない体質、ってことだよな?」


 スラッパール「簡潔に言うと、そうだ」


 ツアーガイドの少女「それなのにレンガ埠頭の管理人で、海からやってくる侵入者を大規模な遊撃魔術で討ち滅ぼす事を   
           主任務としてるんですか?」


 スラッパール「そのための「アルファル」なのさ」


 神裂「肩代わりさせていた、と言う事ですか?」


 スラッパール「私は秘書というよりは、DNAコンピュータのようなものだと認識していたけどね」


 
 - 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 
 スラッパール「複雑で面倒な演算を任せるための装置を用意する事で、私は私にできない高度な仕事を熟そうとした」


 スラッパール「いやぁ、着眼点は悪くなかったはずなんだけどさ」
 

 ジーンズ店主「・・・その自慢の演算装置に裏切られたって訳だ」ハァー


 ツアーガイドの少女「ちょ、ちょっと」アセアセ


 スラッパール「事実だから気にしてないよ」


 ツアーガイドの少女「あのう。それで、「アルファル」は何でブチ切れたんですか?」


 スラッパール「さあね」


 スラッパール「生命体としての最低限の安全は供給していたつもりだったが、それ以上のものを要求する精神性を
        手に入れていたのかもしれない」


 スラッパール「そればっかりは暴走した「アルファル」本人に聞いてみなければ分からない」


 神裂「(・・・穏やかながらも微妙に冷たい言葉ですね)」


 神裂「(なるほど、そう言うスタンスの魔術師なのですか・・・)」


 神裂「(>>421)」

アルファルが少し可愛そうですね

 神裂「(「アルファル」が少し可哀想ですね・・・)」


 神裂「(自分の扱われ方に嫌気が差したとも考えて良さそうですか)」


 スラッパール「何しろ、相手はそもそも人間じゃないんだからさ」


 スラッパール「行動の原動力となる欲求についても、我々人間では考えつかないようなものである可能性もあるんだし」


 神裂「・・・」




 神裂「レンガ埠頭には「アルファル」製造時に使用した霊装や施設が残されていて、アルファル自身にそれを
    扱うだけの知能がある」


 神裂「・・・となると、「アルファル」以上に厄介な魔術生命体が創り出される前に、ケリをつける必要がありますね」


 神裂「>>423

抜け道とか作らなかったんですか?

 ジーンズ店主「そーかよ。後は個人的には、利己的な目的で生命を生み出したり殺めたりってのは避けたいとかか?」


 神裂「・・・」ムスッ


 神裂「・・・抜け道とかを作らなかったのですか?」


 スラッパール「その抜け道から逃げてきたんだが・・・もう塞がれているだろうね」


 神裂「そうですか・・・」


 スラッパール「おっと、そうだったそうだった。一応忠告しておくけど、問答無用で「アルファル」を暗殺するのは
        まずいかもしれないな」


 神裂「?」


 ジーンズ店主「何でだ?」


 神裂「>>425

ここの主が不在になったあとどうなるかということですね
制御不能もありうると

 神裂「ここの主が不在になった直後にどうなるかと言う事ですね」


 神裂「制御不能も有り得ると」


 スラッパール「そうだ。今現在、「アルファル」はレンガ埠頭の遊撃システムを制御下に置くため、施設の核と
        魔術的にリンクしている」


 スラッパール「彼女が何らかの保険を組み込んでいる可能性もあるってことさ・・・」


 スラッパール「例えば、「アルファル」の生命活動が止まると同時にレンガ埠頭の魔術的な機構が丸ごと破壊されて
        使い物にならなくなるとかね」


 ジーンズ店主「(んな料理を美味しくするワンポイントみたいに言うなよ)」


 ツアーガイドの少女「(とんでもないことじゃないですかそれ)」


 神裂「>>427



 そうそう、禁書完結!!!かと思ったら余計に続くようでせう(白目
 これぜってーー禁書原作50巻越えるんじゃねえ!?下手したら100いきますよ!?
 神浄の討魔の真実と言うか上条さんの本当の正体がわかるまで10巻は回想だけでもいけますよ!?
 空から飛来!?!?・・・上条さん人間ちゃうの?(泡吹
 なので、多分・・・このスレも100越えちゃうかなぁ(吐血
 
 まぁ・・・うん・・・かまちー先生。どこまでやるかわかりませんが、もう全力でやりたい放題やって
 くだせえ!
 >>1もとことんやりますので!!

一方通行が統括理事長だもんなあ…
すごいわ

生命活動さえ止めなければ平気ですか?

 神裂「生命活動さえ止めなければ平気ですか?」


 スラッパール「ああ。北部防衛拠点としてレンガ埠頭を確実に取り戻したいのなら、「アルファル」は殺さずに制圧した方がいい」


 スラッパール「一度無力化したら、こっちにチェックさせてくれ」


 スラッパール「「アルファル」が自分の肉体に魔術的な細工を施しているかどうかは、製造者が調べればすぐに分かる」


 神裂「(殺さず合理的に済むなら安心ですね)」ホッ


 ジーンズ店主「(・・・お人好しめ)」


 ツアーガイドの少女「「アルファル」って容姿は色白金髪耳長なのはわかりましたが、どんな感じの子なんですか?」


 スラッパール「ふーむ」




 ○ 116以上orゾロ目
 △ 77or08
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマ合計)

 >>429 まぁ、一方先生なら大丈夫でしょう。元悪党(笑)だけど頭良いし。

キツイわねきつい

 スラッパール「普段は大人しいけど、その・・・」ポリポリ


 ツアーガイドの少女「?」


 スラッパール「不機嫌だと全く話を聞いてくれないし、食事も食べなくなる」

 
 スラッパール「食べないと彼女自体、危険物そのものになるんだが・・・」


 神裂「どういう事ですか?」


 スラッパール「・・・「アルファル」はその化石の情報に使うベースとして有機物が必要なのは聞いただろう?」


 スラッパール「その有機物として使ったのが・・・僕も知らなかったんだが、何でも日本にある学園都市ってとこから来た
        アマゾン細胞って名の細胞で・・・」


 スラッパール「集合体になれば人を食べるみたいなんだ」


 神裂「!?」


 ジーンズ店主「はぁぁぁああっ!?!」


 ツアーガイドの少女「ひ、人を食べる・・・って、何でそんな物を混ぜ合わせたんですか!?」


 スラッパール「言ったろう?知らなかったんだよ。特注で頼んだのが人喰い細胞だなんて」


 神裂「>>433

ピラニアのような細胞ですね

 神裂「ピラニアのような生物になるのですか?」


 スラッパール「さぁーね。どんな細胞なのかを届いてから付いてた説明書を読んで初めて知ったもので」


 スラッパール「説明書にも人を食べるとしか書かれてないあっさりした文だったからどうなるかも定かではないよ」


 神裂「・・・」


 ジーンズ店主「高知能の人喰いモンスターってどこのレクター博士だよ」


 ツアーガイドの少女「か、神裂さん・・・大丈夫なんですか?」


 神裂「>>435

やるしかありませんよ、だから私が選ばれたんですから

 神裂「やるしかありませんよ。私が選ばれたのは、その危険性を考慮しての事なんだと思いますから」


 ツアーガイドの少女「そうですか・・・」


 ツアーガイドの少女「ですが、具体的にどう近づきますか?」

 
 ジーンズ店主「元々、レンガ埠頭の大規模遊撃術式は障害物のない海や空に向けて放つ予定のもんだ」


 ジーンズ店主「遮蔽物の陰から陰へと移動していけば、ある程度の軽減はできるかもしんないけど・・・」


 ツアーガイドの少女「それもここが限界ですね」


 ジーンズ店主「ああ。これ以上の近距離になちまえば、障害物ごと貫いてでもオメーをブチ抜こうとするはずだ」


 神裂「・・・」




 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「確かレンガ埠頭のシステムは「術式妨害型」でしたね」


 ジーンズ店主「え?そうなの?」


 ジーンズ店主「魔術師自身の扱う魔術をわざと暴走させて、内側からダメージを与えるためのもんか」


 神裂「ええっ」コクリ

 
 ジーンズ店主「ま、海中や空中を強引に進む魔術師を沈めるには、それが一番手っ取り早いだろうけどよ」


 スラッパール「ああ。ちなみに、あらゆる魔術を使わないで、普通に歩いてレンガ埠頭へ向かう、は通用しないよ」


 ジーンズ店主「なんでだ?」


 スラッパール「魔術師ってのは生命力を魔力に精製するだろう?」


 スラッパール「あの遊撃魔術の「見えない砲撃」は対象の魔術師の体に着弾すると、その生命力を強引に魔力に
        変換させた上で、勝手に体内で暴走させる仕組みを持っている」


 神裂「本人が魔術を使うかどうかは関係ないのですか?」


 スラッパール「もちろん」


 ツアーガイドの少女「・・・暴走て、あれですよね。全身の血管がランダムに破れたりとか、神経にダメージが
           入ったりとか結構メチャクチャになるって話でしたけど」ブルブル


 神裂「>>440

鏡で反射させるしか法がないんじゃ?

 台詞
 >>442

身体じゃなければどうです、例えばこの刀とか

 神裂「身体じゃなければどうで?例えばこの刀とか・・・」


 スラッパール「・・・それを持ったまま魔力を使った事は?」


 ジーンズ店主「数え切れないくらいだな」


 神裂「は、はい・・・」


 スラッパール「なら即行で撃ち込まれる」


 ジーンズ店主「・・・どうすんだ実働隊?」


 ジーンズ店主「ダメージ覚悟で血まみれの仁王立ち?」


 神裂「・・・何でそんな漢らしい事をしなくてはならないんですか」ハァー


 神裂「どんな形式であれ、「術式妨害型」の攻撃ならこちらが得意としている術式を解析した上で、最も効率よく
    暴走できる信号のようなものを撃ち込むでしょう」


 ツアーガイドの少女「それが・・・?」


 神裂「ようは、最初に解析されなければ良いんです」


 

 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「・・・」


 ―ザッ ザッ ザッ・・・


 
 ツアーガイドの少女「ほ、本当に大丈夫なんですか?」ハラハラ


 ジーンズ店主「聖人の脚力があれば音速以上の速度は出せるんだが・・・」


 スラッパール「まるで綱渡りでもするようにゆっくりした歩みで進んでいるね」


 ツアーガイドの少女「神裂さん・・・」



 ―・・・ギュロロロロッ

 神裂「(反応しましたか)」


 ―ギュオォオオオンッ!! グォオオオンッ!

 
 
 ジーンズ店主「おいおいおいおいおいっ!直撃だぞ!?」



 ツアーガイドの少女「ひっ・・・!」


 

 神裂「・・・」


 ―ピリリリリリッ

 ―ピッ
 
 ジーンズ店主『おい神裂!!直撃っ!今思いっきり直撃したけど大丈夫かよ!?』

 
 神裂「ですから言ったでしょう。解析さえされなければ、問題ないと」


 神裂「>>447

この程度私の知り合いの少年が乗り越えてきたものと比べれば容易い!

 神裂「この程度のカラクリを知り合いの少年が乗り越えてきたものと比べれば容易いです」


 神裂「(まぁ・・・直撃しても無事な理由は簡単ですがね)」


 神裂「(レンガ埠頭の遊撃魔術は、魔術師の扱っている魔術がどんなものかを解析した上で、その魔術師を最も効率良く
    暴走させるための信号を即座に生み出して撃ち込む方法を採用している)」


 神裂「(十字教には十字教の。仏教には仏教の。神道には神道の)」


 神裂「(それぞれの宗派、学派に対応した信号を扱うが故に、その一撃を浴びた魔術師の方はどんな対策を講じていようが
    暴走に巻き込まれる羽目になるでしょう)」


 神裂「(しかし、私が扱っているのは普通の十字教とは少々趣が異なる)」


 神裂「(多角宗教融合型十字教様式、天草式十字凄教)」


 神裂「(隠れ切支丹を母体とする天草式は隠れ蓑として神道や仏教を利用した結果、いつしかどこまでがカムフラージュで
    どこからが本命なのか分からない、融合してしまった独特の様式を築き上げていた)」


 神裂「(なので私は幼き頃から十字教も仏教も神道も扱えるように育てられた)」


 神裂「(当然、それぞれの術式の源となる魔力の種類にしても同様に)」

 ―・・・ギュロロロロッ

 ―ギュオォオオオンッ!! グォオオオンッ!

 
 神裂「(いくら撃ってきても意味はありません。そう意味がないのですから)」


 神裂「(レンガ埠頭側が私の体から、十字教の匂いを感じ取ってそれに対応した遊撃魔術を発射しても、その間に
    魔力のパターンを変換すれば・・・)」


 神裂「(十字教のために創った遊撃魔術は仏教のものと魔力のパターンにした私には直撃してもダメージを与える事は
    できないのです)


 神裂「(後は同様の連鎖を行なえば・・・)」スタスタ



 ―・・・ギュロロロロッ

 ―ギュオォオオオンッ!! グォオオオンッ!
 


 ジーンズ店主「すげぇ・・・」


 ツアーガイドの少女「神裂さん頭良いですね・・・」


 スラッパール「ふむ・・・(これは改善の余地があるようだ)」



 
 -レンガ埠頭-

 神裂「(これがレンガ埠頭・・・その名の通り、赤レンガで建築された建物が並んでいますね)」


 神裂「(しかし、巨大な倉庫や乗組員の待合所などはありますが、近代的な港湾施設にあるようなクレーンやコンテナは
    ありません)」


 神裂「(>>450)」 

隠れる場所や遠くを見渡せる場所が限られてるのも戦略の一つなんでしょうね

 神裂「(隠れる場所や遠くを見渡せる場所が限られてるのも戦略の一つなんでしょうね)」


 神裂「(・・・所詮は跡地。時間が止まっているようですか)」


 神裂「(レンガ埠頭からの砲撃は止まったようですね。施設内での同士討ちを避ける自動機能でもあるのか、或いは単純に
    通用しないと諦めて別の作戦に切り替えようとしたのか・・・)」ピッ


 神裂「ひとまず到着しました。レンガ埠頭の遊撃施設を破壊してしまえば、あなた達も安全にこちらまでやってこれる
    はずですが)」


 ジーンズ店主『だーやめやめ。そいつはスコットランドの要衝で、北部海上からの侵入者に対する遊撃網の中核だって
        話だろ?』


 ジーンズ店主『そんなもんぶっ壊したら、イギリス全体のセキュリティグレードが下がっちまう』


 ジーンズ店主『施設にはできるだけ』傷をつけずに終わらせた方がいいんじゃねえの?』


 神裂「>>452

ふむ…そのとおりですね
少し策をねってみます

 今日はここまで。
 おやすみなさいませー

おつおつ
しかしまだまだ完結しないのか原作は
>>1と浦上さんの結婚がこのスレの完結で
そして>>1は原作が完結するまで完結してする気はないから
つまり結婚は原作が完結するまで…はっ!結婚はまだまだ先というわけだ!ハハハハハ!孫の顔を見るのもまだまだ先だ!!

この際、先に子供を作っちゃえば?(直球)

 神裂「ふむ・・・その通りですね。少し策を練ってみます」


 神裂「が。・・・そう言う建前で、本当は単に楽がしたいだけでは?」


 ジーンズ店主『当ったりー。っつか、元々俺は戦闘向きじゃねえし、そういうのはムキムキマッチョな聖人サマにお願いしまーす』


 神裂「・・・そのムキムキマッチョについては全力で抗議したいのですが」


 ジーンズ店主『じゃあムチムチセクシーな聖人サマにイロイロとお願いしたいッ!!』


 神裂「そうですか。いずれにしても後でぶっ飛ばしますから覚悟してください」


 携帯<ひひひぃぃぃーっ!!

 ―プツッ


 神裂「まったく・・・」


 ―ザッ ザッ ザッ・・・



 ーレンガ埠頭 宿泊施設前ー

 神裂「(ここは船員達が一時的に滞在する宿泊施設のような所みたいですね)」


 神裂「・・・ん?(これは・・・符ですか)」


 神裂「(ドアと壁を繋げるように貼り付けられている・・・開けるとちょうど破れる仕組みに・・・)」


 神裂「(・・・また分かりやすい)」ハァー


 神裂「(それ故に、これはダミーでしょうね)」


 神裂「(>>457)」



 >>454 後、もう2年続くかもしれませんがお付き合いお願いします!!!!
 >>455 なーーーに言ってんでせうか!順序が人生で一番大事なことでせうよ!

むざむざとこんな罠に乗ったらどうなるかなんてすぐわかるでしょうに
そういう知恵は回らなかったのでしょうかね

 神裂「(むざむざとこんな罠に乗ったらどうなるかなんてすぐわかるでしょうに・・・)」


 神裂「(そういう知恵は回らなかったのでしょうかね)」


 神裂「(一応ドアの周囲をチェックして・・・。・・・。・・・)」

 
 神裂「(なるほど、ドアノブにマジックで描いた小さな印がありますが・・・)」


 神裂「(回すとちょうどノブの支柱部分に描かれた別の記号と合わさり、ルーン文字が形作られるようになっていますね)」


 神裂「・・・」キュポ

 ―キュッキュッ キューッ キュッキュッ


 神裂「(罠と言ってもそれを破壊してしまえば、防犯カメラを壊してしまうのと同じ)」


 神裂「(余計な文字を使いする事で、機能障害を起こすようにすれば・・・警報は鳴らずに済む)」


 ―キュッ

 神裂「ま、こんなものですか」


 ―ガチャッ ギィィィ・・・


 -レンガ埠頭 内部-

 神裂「(中は広いですね・・・内装は割と安っぽい石造りですが)」


 
 - 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「(基本的に産業革命のお下がりをそのまま利用しているようですけど、一部は改装の跡が見受けられますね)」


 神裂「・・・これは、案内板ですか」


 神裂「(ダイレクトに遊撃魔術用制御室とか魔術生命体調整室と書いてあります・・・)」

 
 神裂「(・・・そもそも、ここに民間人が立ち入らないように配慮してある結果なんでしょうが、隠す期が全く見受けられませんよ)」


 神裂「件の「アルファル」の環境適応能力は?具体的に外に出ても自活出来る程度の免疫力は備わっているのですか?」

 
 スラッパール『試した事がないから分からないよ。外に出す必要も特になかったし』


 神裂「・・・思考パターンとかは分からないんですか?あなたが創った魔術生命体でしょう?」


 神裂「>>462

ある程度パターンがあればそれを上回れますから教えてください

 神裂「ある程度パターンがあれば、それを上回れますから教えてください」


 スラッパール『どうだろうね。・・・』


 スラッパール『例えば、生まれてから一度も家の外に出た事のない子猫がいたとする』


 スラッパール『この子猫の目の前で玄関のドアを開けたらどうなると思う?野生の本能に従って外へ興味を持つか』


 スラッパール『或いは飼い慣らされた理性と経験から外を怖がるか』


 神裂「・・・」


 スラッパール『一概に回答はできないだろう?』

 
 スラッパール『言える事は、個々のパターンに応じて違うだろうというだけ。相手は意志と精神を持つ生命体だからさ』


 スラッパール『そう簡単に分析できるものじゃない』


 ジーンズ店主『・・・何より、オメーはその「アルファル」に裏切られた訳だしな』ボソ

 
 神裂「>>464

身体で聞くしかないってことですね…

 神裂「身体で聞くしかないと言う事ですね・・・」


 スラッパール『聞けるとは到底思えないが・・・』


 スラッパール『「アルファル」は可能な限りその場所を死守するだろうね』


 神裂「?。それは、ここが「アルファル」にとっての故郷だからですか?」


 スラッパール『そんなに涙頂戴な理由じゃない』

 
 スラッパール『単純に「アルファル」にとっては、そのレンガ埠頭が一番使える戦力の集中しているところだからさ』


 スラッパール『正直、外に出ても行く宛はないからね』


 神裂「>>466

私が居場所になりますし、そこの店主の店でも構いません
居場所はどこにでも作れますよ

 スラッパール『本当に死を覚悟しない限り、「アルファル」は防衛に徹するだろう』


 神裂「・・・あなたが「アルファル」をどう思っているのかわかりませんが」


 神裂「行く宛がないのなら、作ってあげればどうですか」


 スラッパール『・・・と言うと?』


 神裂「生物はどれにしても1つだけでは生きられません」


 神裂「必ず仲間を求めます。・・・ですから、「アルファル」の居場所を作ってあげましょう?」


 スラッパール『・・・君は本当に・・・お涙頂戴な事が好きなんだね』ハァー


 神裂「>>468

…私もかつて親友を諦めたことがありました…
しかし、ある少年に教わったのです…

 神裂「・・・私もかつて親友の命が助からないと諦めたことがありました」


 神裂「しかし、ある少年に教わったのです」


 神裂「たとえ絶望的な時だからこそ、私が手を差し伸べなければならない」


 神裂「後悔や悲しみなど消し去っても助ける」

    救われぬ者に救いの手を
 神裂「「Salvere000」。私達の教えは正にそれです」


 スラッパール『・・・イギリスに脅威をもたらしている、今の「アルファル」ででもかい?』
    

 神裂「はい」


 スラッパール『・・・はぁー。さっきも言った通り、「アルファル」はレンガ埠頭の遊撃装置を魔術的にリンクしていて
        彼女の死と同時にシステムが破壊される可能性がある』


 スラッパール『「アルファル」は殺さずに制圧して、一度こっちに彼女をチェックさせてくれ』


 神裂「>>470

お任せします

 神裂「ええ、何があっても悲しい結末にはさせませんから」



 「誰」


  
 神裂「っ!」バッ!


 神裂「(・・・廊下の先から少女のような声が聞こえた・・・)」


 神裂「(が・・・立っていなければおかしいはずなのに発言者の影が見当たらない・・・)」


 
 「あなたは誰」



 神裂「・・・(・・・何か、糸のようなものが張り巡らされている・・・)」


 神裂「(私が使う鋼糸ではなく、絹か何かの繊細な糸・・・)」


 神裂「・・・タルンカッペのつもりですか?」


 神裂「>>473

おそらく私は貴方の敵ではありません、お話がしたいと思いまして

 神裂「恐らく、私はあなたの敵ではありません。お話がしたいと思いまして」


 
 「・・・」
  


 神裂「・・・どうですか?」

  
 ―・・・フッ

 アルファル「・・・」

 http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira161817.png
 http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira161816.png

 神裂「・・・「アルファル」・・・?」



 アルファル「あなたは?」



 神裂「・・・こんな所へやってくる侵入者など、数も限られているでしょう」



 アルファル「「必要悪の教会」・・・」ポツリ



 神裂「>>476

貴女を救済に来ました…

 神裂「貴女を助けにきました。何があったのかはわかりませんが・・・」


 神裂「大人しく・・・いえ、良い子にしてもらえますか?」


 アルファル「・・・大方、レンガ埠頭の防衛機能を取り戻そうとやってきたんだろうけど、それなら・・・」


 アルファル「やめておいた方が良い。それ以上こちらへ近づくと、あなたはとても不幸になる」


 神裂「・・・(戦意を感じる言葉ではないですが・・・)」


 神裂「(逆に警戒心が高まりますね)」


 神裂「(・・・元々そうなのか、製造者のスラッパールがそういう風に設定したのか)」


 アルファル「だから、帰って」


 神裂「(言語機能は人間のものに準じているようですけど、それにしては・・・)」


 神裂「(本当に殺気がないのか、或いは感情を生むプログラムが人間とは違うために察知できないのか・・・)」


 神裂「>>478

一人でどうですか?
ここで何をしてたんですずっと…

 神裂「不幸ですか・・・生憎、聞き飽きています」


 神裂「・・・1人でどうですか?」


 アルファル「・・・?」


 神裂「ここで、貴女1人何をしていたのか気になっていたのですが」


 アルファル「・・・」


 神裂「話し合いで解決できるのなら、刀を抜く必要もないのですけど」


 アルファル「言っても意味がない。恐らく具体的なイメージができない」


 アルファル「・・・出て行って」


 神裂「>>481



 令和ライダー第1号!
 仮面ライダーゼロワン!
 http://www.youtube.com/watch?v=Ho9t9iQxhEI

 基本カラーが黄色いのってこれまた、令和ライダーの新しい挑戦が垣間見れますね。
 社長ライダーも初めてじゃないけど(カミダァァアアアアア)コンセプトとしてウケが良い!

出ていかせたいなら出ていかせて見せなさい
私は意地でも出ていく気はありません

 神裂「出ていかせたいなら出ていかせてみせなさい」


 神裂「私は意地でも出ていく気はありません」


 アルファル「この施設は私が乗っ取った。あの人に帰ってくる場所はないし、他の誰も招待するつもりもない」


 アルファル「邪魔する者は悉く不幸になるよ」


 神裂「・・・そう言われて引き下がれると思いますか。ここは元々、我々の所有する施設です」


 神裂「レンガ埠頭の遊撃魔術は、この国のセキュリティ強度に直結しています」


 神裂「それを取り戻さないと国外からの危険分子を招く結果に繋がる」


 神裂「・・・それだけは、何としても避けなければ」


 アルファル「・・・」




 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 アルファル「不幸になると分かっていても・・・来る?」


 神裂「私は、気持ちが悪いぐらい自分の強運には自信がありまして」


 アルファル「そう」


 アルファル「・・・強運って自覚できるものなら、すごく助かりそうだけど」


 アルファル「逆に自分の不幸には気付かずに辛くなるんじゃないかな」


 神裂「・・・そうかもしれませんが・・・」


 アルファル「>>487

まわりが不幸になって自分が幸せってどうなんだろうね

 今日はここまで。
 おやすみなさいませー

 CSMアマゾンズドライバー発売開始!

 予約受注期間は2019年7月16日~9月2まで
 Ω http://www.youtube.com/watch?v=0D7oJev0054
 α http://www.youtube.com/watch?v=EVtBHxXDKXk

 アルファル「周りが不幸になって自分が幸せって・・・」 


 アルファル「どうなんだろう」


 アルファル「それ以前に自分が行ったことによって誰かを不幸にしてしまうなら・・・」


 アルファル「1人になった方がまだいいよ」


 神裂「・・・(彼女の知能はかなりシビアなようですね・・・)」


 神裂「そう考えるのも・・・人間であれば誰か1人はいるでしょうね」


 アルファル「だから・・・さっきも言ったけど、不幸になるから出ていって」


 神裂「何故そこまで突き離そうと・・・いえ、何か事情があってそう言っているのなら、察してあげたいですよ」


 神裂「>>490

私はここから動きません
あなたが信じてくれるまでここで待ちますから

 神裂「私はここから動きません」


 神裂「貴女が信じてくれるまで、ここで待ちますから」


 アルファル「・・・そう言ってくれるのは別に構わないけど」


 神裂「そうですか・・・」


 神裂「心配はいりません。私が傍に居ますよ」


 神裂「それに不幸なんて、ついていない日まで入れてしまうなら、キリがありませんよ」


 アルファル「・・・そうかもしれない・・・」


 アルファル「でも、私が不幸なんて許さない」
 


 -ゴッ!!

 「ゴルルルルッ!」


 神裂「(魔術生命体!?)」




 ○ 50以上orゾロ目or↓2コンマ偶数揃
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 アルファル「カルルルッ!」


 「!」

 -スタンッ
 
 -ザザザッ・・・


 「ゴルルル・・・」


 アルファル「クルルッ。カルルル」


 「・・・」フシューッ


 -ノシ ノシ ノシ・・・ フッ

 神裂「(ワニの頭をした犬・・・でしたね)」


 神裂「タルンカッペの連携ですか」


 アルファル「違う。偶然あの子は通りかかって・・・私を助けようとしてくれただけ」


 神裂「>>495

ペットを飼っていたのですか、この中で?

 神裂「ペットを飼ったいたんですか、この中で?」


 アルファル「・・・ペット、ではない。ペットは別に居る」

  
 アルファル「そもそもあれがペットに思えるの?」


 神裂「・・・いえ、到底思えません」


 アルファル「それならよかった。貴女も頭がおかしい人じゃなくて」


 神裂「(「も」・・・?)」


 アルファル「>>497

スラッパールも変だったし


 アルファル「スラッパールも変だったから」


 神裂「・・・まぁ、風貌と性格は確かに」


 神裂「では、あのワニの頭をした犬は彼が」


 アルファル「違うよ。・・・違う・・・」フルフルッ


 神裂「?。・・・大丈夫ですか?震えてますが」


 アルファル「・・・」


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 アルファル「問題ないよ。風邪引いてる訳でもないから」


 神裂「そうですか」


 神裂「・・・アルファル、外に興味はありませんか?」


 アルファル「・・・」


 神裂「何か好きなモノがあれば」


 アルファル「別に何も無い」


 神裂「・・・では、>>502

私の事について話してもいいですか?

 神裂「私の事に話してもいいですか?」


 アルファル「・・・好きにして。でも終わったら出て行って」


 神裂「私は神裂火織。天草式十字凄教の女教皇をしています」


 神裂「それと仮面ライダー・・・と言う存在は知っていますか?」


 アルファル「・・・」


 神裂「人類の自由と平和、他にも色々なものを守るために戦っているんです」


 アルファル「・・・そう」


 神裂「>>504

最初は同じ組織にいた娘が変身してるのを見てての憧れでした

 神裂「最初は同じ組織にいた子が変身してるのを見てての憧れでした」


 神裂「それを見兼ねてその子がベルトを創ってくださり・・・」


 アルファル「その、仮面ライダーになったんだ」

 
 神裂「ええ。そうです」


 アルファル「・・・だから何?」


 神裂「・・・ここを解放してください。貴女が何をしようとしているのか、全く読めませんが」


 神裂「本来レンガ埠頭は人々から脅威を守るための施設なんですよ」


 アルファル「・・・それでも、無理」


 
 - 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 アルファル「絶対に・・・」


 神裂「・・・」


 神裂「(彼女は・・・本当に何を考えてここを占拠しているのか・・・)」


 アルファル「・・・っ!」バッ!


 神裂「?」 


 「グルルルルッ!」

 
 「ヴゥ゙ゥ゙ゥ゙ッ!」


 神裂「!(何か居るっ・・・!それも複数・・・)」


 アルファル「こっち!」ガシッ!


 神裂「えっ、うわっ・・・!」


 






 アルファル「ここに入って」


 神裂「ど、どうしたと言うのですかっ!」


 アルファル「早くっ!!」 


 -レンガ埠頭 製造プラント-

 ―ガチャンッ!


 アルファル「・・・はぁ・・・」


 神裂「・・・ここは」


 神裂「魔術生命体の製造プラントですか」


 アルファル「・・・私もこの中の1つ・・・あの一番目立つ球体状のガラス容器から生まれた」


 神裂「>>510

あそこですか…
アレもここで生まれたんですか?

 神裂「あれですか。・・・さっきの」


 神裂「アレもここで生まれたんですか?」


 アルファル「・・・」


 アルファル「ここにある装置は、目的の生命体を生み出すに足る自然環境を擬似的に整えたもので」


 アルファル「生命の源を生むと思われる、いくつかの未分類現象を人為的に発生させ望むデザインの
       生命体を創り出す方式なの」


 神裂「アミノ酸の始点の話ですか?」


 アルファル「そこから始めてもいいけど、その場合・・・彼が希望としている魔術生命体を完成させるまでに
       一〇億年ぐらいかかるよ」


 神裂「そうですか・・・」 


 神裂「>>512

ここでいつまでも彼の言いなりになるんですか?

 神裂「・・・ここでいつまでも待つ訳にはいきません」


 神裂「貴女をスラッパールに診せなければ・・・」


 アルファル「・・・私はここから出たくない」


 神裂「何故・・・ん?(何か物音が・・・?)」


 【にゃ~。にゃあ。にゃー】


 神裂「!?」ギョッ


 神裂「(あ、頭が3つの猫・・・!?)」


 神裂「な、何ですか、これは・・・」


 アルファル「・・・猫」


 神裂「>>514

…なぜこんな…

 神裂「・・・何故、こんな・・・」


 神裂「まさか、これもスラッパールも自慢のコレクションなのですかっ」


 アルファル「・・・」


 神裂「・・・ここには居られません。すぐにでも逃げましょう」


 アルファル「だからっ・・・」


 神裂「駄々をこねてもダメですよ。ここは危険過ぎます!」


 アルファル「ここから出ても危険だからっ!!」


 神裂「っ・・・」


 アルファル「ふーっ・・・ふーっ・・・」グルルッ


 神裂「・・・>>516

……どういうことなんですか?アルファル…まさか…

 今日はここまで。
 おやすみなさいませー

 神裂「・・・どういう事なんですか?」


 アルファル「・・・」


 神裂「アルファル」


 アルファル「・・・私が外に出れば、それこそ世界が終わる」


 神裂「何故、・・・。・・・!。まさか・・・」


 アルファル「・・・その容器に居るのは、私の周りにいた動植物が勝手に歪んだ生き物だよ」


 神裂「っ!」

 
 アルファル「この世のありとあらゆる動植物は周囲の環境に合わせて体の仕組みを変えていく」


 アルファル「天敵から身を守るため、逆に効率良く獲物を捕まえるため」


 アルファル「暑さや寒さに耐えるため。莫大な水圧や、酸素の無いところで硫黄を吸い込むため」


 アルファル「>>520

そういう進化の成れの果てだよ…
あなたも、これ以上いてそうなったら?

 アルファル「・・・色々あるけど、どんな動植物も自分1人だけでは進化はしない」


 アルファル「必ず周囲にある環境に引きずられる形で機能を追加、洗練させていく」


 アルファル「そういった進化の過程を越し過ぎてしまった成れの果てだよ・・・」


 神裂「・・・」


 アルファル「もしも地球上に存在しない、環境に動植物が触れてしまったら?」


 アルファル「進化の道筋は大きく変わる。地球上に存在しない私という環境に対し、何の変哲もない動植物は
       急速にその形を歪めていく」


 アルファル「私を天敵とみなして防御しようとする昆虫、逆に種を遠くに運べるかもしれないと判断する植物」


 アルファル「その意図は具体的な方法はそれぞれ違うけど、あらゆる動植物は私の近くに居るだけで
       そのデザインを変えてかえてしまう事は間違いない」


 神裂「では・・・」ゴクリ


 アルファル「あなたも、これ以上居たら・・・」


 神裂「>>522

構いませんよ、それくらい承知できました

 神裂「・・・構いません」


 アルファル「・・・え?」


 神裂「私は聖人です。もしそうなるとしても多少の変化で止まるはず」


 神裂「それに・・・貴女1人を置いて行くことも出来ません」


 アルファル「・・・早く出て行った方がいいよ」


 アルファル「私は・・・どうせここで化石に戻る方法を見つけて消えるから」


 神裂「・・・貴女の死体でも周囲の動植物は変異してしまうのですか」


 アルファル「そう。・・・だから、あの怪物達にここがバレない内に早く逃げた方が安全だよ」


 神裂「・・・それは無理です」


 アルファル「まだ言ってるの?ここは危険だから、私を1人にさせて」
 

 神裂「貴女の孤独を・・・私が消してさしあげます」


 アルファル「・・・何、言ってるの?」




 どうする?
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「その変異させてしまう性質を貴女から消してしまえばいいだけの話でしょう?」


 神裂「それなら、1人ではなく他人からの助けもあれば不可能は可能に近づけることができます」


 アルファル「・・・」


 神裂「ですから、貴女は1人で寂しくなりながら消える事なんてダメですよ」


 アルファル「・・・んで」ボソッ

 
 
 神裂「?」



 アルファル「何でそんなに私に構うの・・・」


 神裂「・・・>>528

一人ぼっちは何よりも辛いのを知ってるからです
私もそうでしたから

 神裂「一人ぼっちは何よりも辛いのを知ってるからです」


 神裂「・・・私にもそんな時期があって、わかってしまうんですよ」


 アルファル「・・・そう」


 -ゴルルルルッ!!

 神裂「!」


 -ガンッ! ガンッ!


 アルファル「バレたみたい」


 神裂「貴女は別のところに隠れてください」


 神裂「私が時間を稼ぎます」


 アルファル「・・・>>530

…大丈夫なの?

 アルファル「大丈夫なの?」


 神裂「私とて修羅場を幾度となく潜ってきました」


 神裂「怪物くらい、倒せます」


 アルファル「・・・私のことを、そこまで見捨てたくないの?」


 神裂「ええ。貴女を助ける方法は必ずあります。ですから・・・」


 神裂「自分をそんなに否定しないでください」


 アルファル「・・・>>532

あなたって変わり者だね
でも…面白そうだからついて行こうかな

 アルファル「貴女って変わり者だね」


 神裂「・・・まぁ、そう思われるでしょう」


 アルファル「でも・・・そう言ってくれるなら、私も手伝う」


 神裂「・・・戦えるのですか?」


 アルファル「彼からある程度の事は教えてもらった」


 アルファル「・・・だから大丈夫」


 神裂「・・・>>534

じゃあ生まれて初めての共闘、やってみましょうか

 神裂「では、共闘といきましょう」


 アルファル「うん。・・・待っててね、すぐに戻るから」トントンッ


 【にゃー。にゃあ~。にゃぁ】


 神裂「・・・(あの猫には何か特別な思い入れがあるのでしょうか)」


 アルファル「・・・あっちの別の扉から出よう」

 
 神裂「あ、はいっ」



 ーレンガ埠頭 通路ー

 -ガァンッ! ガゴッ! ガンッ!ガンッ!


 「グルルルッ!」


 「ゴルルルルッ!!」


 神裂「・・・私が先陣を切ります」


 アルファル「うん」


 神裂「>>536

怖かったら隠れていいですからね

 神裂「怖くなったら、隠れてもいいですから」


 アルファル「そこまで私は臆病じゃない」ムッ


 神裂「それは失礼しました」クスッ



 -ザッ

 神裂「そこには誰も居ませんよ」


 「「「グルルルッ!!」」」


 アルファル「>>538

残念だったたね、私達はこっちだよ

 アルファル「残念。こっちだったよ」


 「キシャァァアアッ!!」


 神裂「ッ!」


 -ズバァッ!

 素早く鋼糸を廊下に張り巡らせた神裂は襲いかかってくる全身は蛙で頭部が
 ムカデの姿をした怪物を切り裂く。
 その後に続いて迫ってきた怪物も七閃を駆使して対処した。

 「カァァァアッ!!」


 神裂「!」


 -・・・パキ

 -ドオォオオオオンッ!!

 背後の廊下側から迫ってきた怪物に神裂は気づくが、その瞬間に怪物の足元から爆炎が
 巻き起こって怪物は吹っ飛んだ。

 神裂「・・・今のは貴女が仕掛けたものですか?」


 アルファル「そう。ルーン魔術で仕掛けた地雷」


 
 - 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「(氷の結晶は直線的に区切る事が多い)」


 神裂「(なので、相性が良い直線的なラインだけで構成されるルーンを、使った手法が出来るのですか)」


 壁面にある大量の水滴を見て、氷の結晶によるルーン魔術だと認識した神裂は数体倒されたのを見て
 警戒し始めた怪物達を睨み付け威圧感を醸し出す。
 

 「グルルルルル・・・ッ」


 その中で1体が前に出てきた。その名前の由来となっている熊のような巨大化したクマムシが口にある何千本もの
 牙をチキチキと鳴らしながら蠢かせている。


 神裂「(なんと・・・醜いのでしょう)」


 アルファル「・・・」スッ


 神裂「(アルファル・・・?)」

 

 ―カチャッ・・・
 
 アルファル「・・・」


 ―カチリッ キュリリリッ キュォーン

 ―グチュルルッ ギュオン

 
 [NEO]
 
 ―キュリリリッ キュィィン・・・

 ―ゴブ・・・ゴブゴブ・・・ゴブ・・・ゴブゴブ・・・


 アルファル「・・・アマゾンッ!!」


 ―ボオォォオオッ!!


 神裂「熱っ・・・!?」


 ―ボオォォオッ!! ボオォオッ!! ボォオオッ!!

 http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira161878.png
 http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira161879.png

 ―ボオォオォッ!! ボォォォオッ!! ボォオオッ!! ボォォオッ!! ボォォオオッ!!
 

 アマゾンNEO(アルファル)「ヴヴヴッ・・・!」


 神裂「!?」




 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 アマゾンNEO(アルファル)「ヴガゥッ!!ヴァアッ!!」


 クマムシの怪物に飛びかかると膝蹴りを顔面に叩き込み、アマゾンNEOはそのまま頭部を鷲掴んで仮面のクラッシャーを
 展開させると噛みつく。

 アマゾンNEO(アルファル)「ガヴゥゥヴッ!!」

 
  
 ―ガチ!ガチッ! ブチィッ! ガブッ!!


 「キシャァァアーーッ!!」


 頭部の身をアマゾンNEOは噛み千切っては吐き捨て、傷を抉る。
 飛び散る体液は周囲の壁や床、天井にまで散って汚していく。

 
 神裂「・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「ガァァァアアアアッ!!!」



 ○ 偶数
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

今日はここまで。
おやすみなさいませー

 「キシャァアアアッ!!」


 アマゾンNEO(アルファル)「ッ!!」


 ―ドガァアアッ!!

 クマムシの怪物はアマゾンNEOを掴み上げて床に叩きつける。破片が飛び散り、アマゾンNEOはめり込んで身動きが
 取れなくなってしまった。  
 口を回転させて牙を上下左右に動かし、クマムシの怪物は噛みつこうとしてくる。
  

 神裂「(マズイッ!)」


 アマゾンNEO(アルファル)「グヴヴッ・・・!ガヴッ!!」
 
 ―ズバァアアッ!!


 「ギャキッィィィイイッ!!」


 ―ブシャァァアアアアアアアッ!!

 噛まれる前に腕を横に振るい、シェルスライサーグローブに備えられたアームカッターでクマムシの怪物の口を
 斬り裂いた。口は真っ二つに割れて数本の牙が飛び散る。
 クマムシの怪物は避けた口から黄色い液体を噴射させて痛みからなのか悶え苦しむ。  
 その隙にアマゾンNEOは両手で床を押すようにしめり込んでいた体を起こした。

 
 アマゾンNEO(アルファル)「グアウッ!」

 
  
 どうする?orどうなる?

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 今更だけど木寺ちゃんの声最初、はぎーとかグラ子担当のはやみんかと思ったでせう。

 アマゾンNEO(アルファル)「グガァアッ!!」


 [BLADE LOADING]


 ネオアマゾンズドライバーに差し込んであるアマゾンズインジェクターを押し込んで操作し、高濃度に
 濃縮されたタンパク質がネオアマゾンズドライバーに流れ込む。
 右腕のシェルスライサーグローブの装置が展開し、中から赤熱化した剣状に形成されたブレードが出現した。


 アマゾンNEO(アルファル)「グルァアアアアアアアアアアッ!!!」


 ―ザシュッ! ザクッ!! 

 クマムシの怪物を斬りつけて、その切り傷にブレードを突き刺すとそのまま突進して壁まで押しつける。
 壁に押し込んだ勢いで体内に止まっていたブレードがクマムシの怪物の体を貫いた。

 
 「キィイィィイイィイイッ!!」


 アマゾンNEO(アルファル)「ヴアァァアァァアアアアアッ!!!」 

 口と傷口から黄色い液体を撒き散らし、クマムシの怪物は徐々に衰弱していく。それを見計らったアマゾンNEOは
 突き刺しているブレードを凄まじい速さで上へ動かしクマムシの怪物の頭部を下から斬り裂いた。
 
 ―ドシャッ・・・!

 ―ゴプゴプ・・・ゴブ・・・


 クマムシの怪物は絶命。壁に凭れながら横へと倒れて、体が溶けていき消滅した。


 アマゾンNEO(アルファル)「ヴヴゥゥヴッ!ヴゥウウッ!!」


 
 ○ 偶数
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

早見さんなら色々あるしな…
クールビューティーが似合う

 神裂「・・・アルファル」


 アマゾンNEO(アルファル)「ヴヴヴッ!!」バッ!


 神裂「・・・もう敵は逃げましたよ」


 アマゾンNEO(アルファル)「フーッ・・・フーッ・・・」


 神裂「ですから・・・落ち着いてください」


 アマゾンNEO(アルファル)「フーッ・・・」


 ―キュリリッ

 ―ギュオォォン・・・


 アルファル「・・・ハァー・・・」


 神裂「・・・今の姿は・・・」


 アルファル「>>559




 >>557 癒やし系も似合う。

中で身を守るために創ったものだよ、バケモノだの言われても否定しない

 アルファル「身を守るために創ったものだよ。スラッパールが」


 アルファル「バケモノと言われても否定はしない」


 神裂「・・・」


 アルファル「・・・戻ろう」


 神裂「・・・はい」


 

 -レンガ埠頭 製造プラント 第二製造所-

 アルファル「・・・」


 【にゃあ。にゃー。にゃ~】


 神裂「・・・その猫は、貴女のよく知っている猫なのですか?」


 アルファル「・・・この子の名前はベイリー」


 アルファル「他の容器に入ってる蛇とか昆虫は敷地にないに居ただけの生き物で・・・」


 アルファル「歪み続けていたらさっきの化け物みたいになっていた。通常の緩やかな進化論というよりも極端な
       条件による突然変異に近いから、あっという間にデザインは変わっていく」


 アルファル「>>561

変えないようにしたいんだけどね

 アルファル「変えたくなんかないのに・・・」


 アルファル「闇に呑まれていくかのように生き物は怪物になってしまう」


 神裂「・・・ですが、ワニ頭の犬と会話をして大人しくさせたように見えましたが・・・」


 アルファル「あれは進化が安定していて、長時間私の側に居ても一定以上の変異を起こさないと確認できたもの」

 
 アルファル「尚且つ二次的、三次的に他の動植物を強制的に進化させないものだけ」


 アルファル「でも、そんなに都合の良い個体は全体の1%にも満たないよ」


 神裂「・・・!?。待ってください、他の動植物を強制的に進化させない・・・というのは」


 アルファル「私を中心に歪められた動植物は、さらにその周辺にある別の動植物を同じように歪める効力を
       持ち始める」


 神裂「そんな・・・」


 神裂「>>564

それならわたしもですか?

 神裂「・・・では、私もそうなるのですか?」


 アルファル「・・・二次的、三次的に進化が広がれば・・・」


 アルファル「その状況は誰にも止められない」


 アルファル「世界中のあらゆる動植物は歪んで、本来あるべき形の生き物は1つもいなくなってしまう」


 アルファル「・・・」



 ○ 100以上orゾロ目 
 × ↑以下
 
 ↓2まで(コンマ合計)

 アルファル「・・・手に違和感はない?」


 神裂「手・・・っ!?」


 神裂「(緑に、変色して・・・爪が長く・・・!)」


 アルファル「・・・聖人でもやっぱり進化には耐久性はないみたいだね」


 神裂「・・・」


 アルファル「・・・っ」ダンッ!


 神裂「っ!?・・・アルファル?」


 アルファル「・・・ごめんなさい・・・」


 アルファル「ごめん、なさい・・・っ・・・うぅぅぅっ・・・!」ポロポロ


 アルファル「もう・・・誰も・・・誰1人、怪物なんかにしたくないって・・・」ポロポロ


 神裂「・・・」


 【にゃ~。にゃー。にゃあ】




 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 想像通り、ジョーカー化一歩手前。 

 神裂「・・・っ!」ガクッ


 アルファル「」ビクッ!


 神裂「ゲフッ!ブッ・・・!」

 ―ピシャッ・・・ ポタポタ・・・


 神裂「(・・・これは、血・・・?・・・血液まで緑に・・・)」ブルブル


 アルファル「急激な進化で体に影響が出てきてる・・・と、思う・・・」


 神裂「・・・」スクッ



 ―シュイィィン
 
 神裂「変・・・身」


 [CHANGE]

 カリス(神裂)「・・・こうすれば、怖くはないでしょう?」


 アルファル「・・・>>576

その姿じゃないと貴方の好きな人に会えなくなっちゃうよ?
そんなに私ばかり見なくてもいいんだよ?

 アルファル「その姿でないと・・・貴方の会いたい人に会えなくなっちゃうよ?」


 アルファル「そんなに、私ばかり見なくてもいいから・・・」


 カリス(神裂)「・・・いえ。こうなってしまった以上・・・」


 カリス(神裂)「最後まで貴女の側に居ます」


 アルファル「・・・」


 カリス(神裂)「・・・アルファル。貴女の事を・・・もっとよく教えてもらえませんか?」


 アルファル「・・・。・・・」


 アルファル「>>578

わかった…いいよ、あなたのこと信じるから一緒にいよう

 アルファル「わかった、いいよ。・・・貴女のこと信じるから」


 カリス(神裂)「ありがとうございます」


 アルファル「・・・私が生まれたのは、2前」





 ~2年前~

 ―・・・ゴポポポ・・・

 アルファル[・・・]パチッ


 私はレンガ埠頭の中に安置された、球体状のガラス容器の中で生み出された。


 スラッパール[やぁ。・・・アルファル]


 スラッパール[おはよう。ようやく起きたようだね]


 初めて見て聞いたのは彼の笑みとご機嫌そうな声だった。


 スラッパール[私はスラッパール。君の生みの親だよ]


 私はある程度、言葉の発音と意味を設定してもらっていたみたいで彼の言っている事はわかった


 アルファル[・・・]

 ―ゴポポポポ・・・


 
 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 容器から出されて濡れた私の髪を彼は拭いてくれて、少し乱暴だったけど痛くはなかった。


 拭き終わると彼は服を渡してきた。今着ている、この木綿の白い布地で縫われた木製のボタンが付いている服と
 ロンググローブにハイソックスを。


 袖にある飾りは全て木で出来ているよ。


 スラッパール[ここが君の部屋だ]


 そう言って私が連れて来られたのは一面だけ分厚いガラスが張られた真四角の白い部屋。
 

 あるのは木製のベッドと机に椅子、それから長方形に作られた木編みの囲い。そこはトイレになっていた。

 
 彼は私に、今日はゆっくりしていいよ、と言って出て行った。


 私は部屋を見渡し、匂いを嗅いで、初めて感じる机と椅子、木編みとベッドの感触を覚えながら座った。


 それからいつの間にか寝ていて1日経つと彼が分厚いガラスの向こう側に居て、手を振っていたのが見えた。


 ガラスの下ぐらいにある物資を受け取ったりする引き出しに近づいて中のものを取るように言ってきた。


 出してみると中には料理が分けられるように作られた白い皿に入っていて、その皿の中には色々入ってた。




 ○ 偶数orゾロ目
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)


 クルトンとイチゴのジャムに、それと錠剤、ビタミン剤だったかな。


 それを初めて食べた。・・・昨日までもずっと食べ続けてるけど、初めて食べてから1年間は美味しかったよ。


 でも、彼も一緒に食事を食べるから、私とは違うものを食べていたのが気になって1回だけお願いして食べた事がある。


 すごく美味しかった。 


 それから毎日出されてくる食事のクルトンとイチゴのジャムと錠剤が・・・飽きたって言って良いかな。

 
 スラッパール[こらこら、ダメだよ?ちゃんと食べないと]


 スラッパール[君は育ち盛りなんだから。食べないと大きくなれない]


 何度か要らないと言った日はスラッパールが、そう言って私をあやして、食べさせていた。


 多分食べないとあの姿の元となっている姿になってしまって、大変な事になるからだと後からわかったよ。


 

 神裂「・・・その食べたものはなんですか?」


 アルファル「確か・・・」



 アルファルが食べたのは?
 ↓4まで(コンマが高い安価で決定)

 アルファル「チーズ、だったかな」


 アルファル「それと一緒にクルトンとかジャムを一緒に食べると美味しかった」ニコリ


 カリス(神裂)「そうですか・・・」クスッ




 このレンガ埠頭には半分軟禁状態だったけど、生活環境は食事以外不満はなかったから問題なかった。

 
 レンガ埠頭を私が通って良い場所と通ってはいけない場所は、彼が提示した何色かに色分けされた見取り図を見て
 歩いたりはしてたけど。


 自分の手の届くところにあるものだけで、私は満たされていたから。

 
 そんなある時、本を読んでいると誰かが私を見ているのに気付いてガラスの方を見ると・・・


 ベイリーがこっちを見ていた。


 初めて見た猫について、彼に聞いた。ラグドールって言うんだよ、と言っていた。


 彼が飼っていたみたいで、その日偶然向こう側の部屋のドアが開いていたから侵入したらしかった。


 私は興味に惹かれて、触ってみたいと希望した。すると彼は珍しく困ったような顔をした。


 
 ○ 偶数
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 スラッパール[アルファル。お土産だ]


 スラッパール[見てみなよ]
 

 数日後、出掛けていた彼が帰ってきて引き出しの中に何かを入れてくれた


 引き出しを開けてみると、ぬいぐるみが入っていた


 ベイリーに良く似た、猫のぬいぐるみ。


 長い毛はふわふわで、おそらく本物の猫もこんな風な感触なんだろうなと思う事ができるようなクオリティーだった。


 おまけに、ぬいぐるみはベイリーのように動いた。どうやら綿の他にも、動く骨組みのような仕掛けがあるみたいで。


 スラッパール[気に入ってくれだかい?]

 
 彼の言葉に私は頷いた。でも、あれはベイリーではない。ただの・・・おもちゃだった。


 見取り図で色分けされたレンガ埠頭の中を歩き回る度、ふと思うようになった。


 この規定されたエリアから外に出れば、ベイリーに会えるのだろうか。


 ベイリーと同じような、大きな生き物がいっぱい居るんだろうか。


 それが初めて自分の意思で物事を決定し、最初に踏み外した一歩だった。


 建物の外に出る訳ではないし、広い広い世界へ放り出される訳でもない。


 彼が時折広い世界について語る事があったけど、それには興味はなかった。


 猫のベイリーに会って、ぬいぐるみと同じ触り心地なのか、もっと心地良いものなのか、それを確かめたかっただけ。


 なのに、



 [キシャァァアアアアッ!!]


 [ゴルルルルルッ!!]


 [ガァァァアアアアッ!!]


 

 神裂「・・・規定されたエリアに居た生物が進化して、怪物に・・・」


 アルファル「>>594

止められなかった、どんなに頑張っても駄目でね

 アルファル「止められなかった・・・どんなにルーンの治癒魔術を駆使しても駄目で・・・」

 
 
 
 そして恐ろしくなった私は逃げた。



 色分けされた見取り図は頭の中から消えてた。今、自分の走っている場所が居て良い場所なのかいけない場所なのか
 それすら理解出来なかった。

 
 逃げ込んだ狭い部屋の片隅で震えて、彼が見つけてくれるだろうと信じ待っていると・・・


 私を見つけてくれたのは、ラグドールのベイリーだった。 


 青くて大きな瞳で私を眺め、軽く首を傾げるような仕草をした。どうしたの、と語りかけるかのように。


 恐る恐る、初めて触れたベイリーは、涙が溢れるほど温かかった。


 ・・・だけど、その安心感も、長くは続かなかった。


 実際の時間だと、何時間が経過した頃だったかな・・・異変がった。


 ベイリーの呼吸がおかしくなった。左右の瞳の高さが揺らいだ。


 顔の形が崩れ始めているのだと気付いた時、また恐怖が襲ってきた。


 ベイリーも、その皮を被っただけの怪物なのかと思った。


 でも、違った。顔や体を崩しながら、それでもベイリーは、青くて大きな瞳で私をじっと眺めていた。


 どうしたの、と語りかけるようで首を傾げるような仕草で。私の感情を読み取り、安心させようとするかのように。


 その挙動は、どうしようもなくベイリーだった。ベイリーが、ベイリーじゃないものに変わりつつある。


 何故と思った。私は考えて、考えて、考えて・・・それから心当たりに当たった。


 スラッパール[色分けされたエリアから出てはいけないよ]


 スラッパールが言った言葉を、思い出した。こうなるから。だとしたら・・・


 みんながこうなったのは、私のせい。放っておいたら、私を創ってくれたスラッパールもこうなる







 アルファル[イヤァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!]





 私は絶叫した。刻一刻と変化を続けるベイリーを両手で掴み、持ち上げて施設の中を歩き回った。


 本当は走りたかったけど、頭が混乱していて歩くのが精一杯だった。

 
 そしてこの第二製造所を見つけて、あの中へベイリーを放り込み、ようやく進化が止まったのを見て
 その場に座り込んだ。


 その時にはベイリーの頭は三つに増えていた。


 私はそこに置かれていたレポートを読んだ。


 私に備わって特性を。肢体の中に流れる危険な細胞を。私を生み出した彼の意図を知った。


 もう嫌だ、と思った。




 アルファル「・・・そのレポートが置かれていた机の引き出しの中に、これを見つけた」


 アルファル「律儀に説明書まで作ってくれて・・・私の身の危険が迫った時に渡そうとしてたみだい」


 神裂「・・・」


 アルファル「>>598

ベイリー、そのうち炎を吐くかも

 台詞
 >>600

それを操作したけど徐々に改良し始めたんだ、私のレベルだといくらでもイジれる

 アルファル「それを操作したけど徐々に改良し始めたんだ」


 アルファル「私もいくらか機械の本を読んだから、イジれたよ」


 神裂「そうですか・・・」


 アルファル「・・・私はここを占拠した理由は、やるべき事をしたかったから」


 アルファル「自分自身の死体を、完全な化石に帰す方法を探して消そうと・・・」


 アルファル「本当は怖かった。怖くて怖くて仕方がなかった・・・でも」


 ベイリー【にゃあ。にゃー。にゃ~】
 

 アルファル「・・・多分、頭が三つになってしまったベイリーは元のラグドールには戻れない」


 アルファル「単なる怪我や病気とは違うから・・・」


 アルファル「だから、もう二度とベイリーのような境遇を他の生き物に押しつける訳にはいかない・・・っ」


 神裂「・・・>>602

だからここにあなたは居たのですね…
止める方法を探しましょう、手伝いますから

 神裂「だからここに貴女は居たのですね・・・」


 神裂「止める方法を探しましょう、手伝いますから」


 アルファル「・・・今ならまだこの部屋から出ても大丈夫だと思うから・・・電話してくれば?」


 神裂「・・・そうします」


 アルファル「私はここで・・・待ってるから」


 神裂「はい」




 ―プルルルッ

 ジーンズ店主『神裂っ!おい、大丈夫か?何時間も電話寄こさねえで何やってたんだよ!』


 神裂「申し訳ありません。アルファルと・・・話していたもので」


 ジーンズ店主『はぁ?なんでアルファルと』


 神裂「彼女にも、彼女なりの事情があったんです。スラッパールに代って・・・」


 神裂「・・・?。・・・!?(これは・・・ッ!?)」


 神裂「(音を伝達させるための符による術式が、切断された・・・!?)」


 
 △ 偶数
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ―ガチャンッ!

 神裂「はぁっ、はぁっ・・・」


 アルファル「?。そんなに慌ててどうしたの?」


 神裂「・・・何者かが連絡手段を絶ちました。それも私に気付かない程の隠密に」


 アルファル「え・・・」


 神裂「・・・外に居る3人が心配です。様子を見に行かなくては」


 アルファル「待って。・・・貴女はもう進化が始っている」


 アルファル「外に出れば・・・その人達も、動植物も巻き込まれてしまう」


 神裂「っ・・・!」


 アルファル「>>607

むりしないぇ

 アルファル「無理しないで」


 神裂「・・・」グッ


 

 -レンガ埠頭 茂み-

 ジーンズ店主「ん~・・・?」ブンブンッ


 ジーンズ店主「(・・・途切れた?)」


 ジーンズ店主「(・・・神裂が構築してた術式が誰かに壊されたか)」


 ジーンズ店主「(レンガ埠頭そのものの防壁が増強され、内外の通信が阻害されたか・・・)」


 ジーンズ店主「・・・」ススッ


 ツアーガイドの少女「(・・・ちょっと。何やってんですか!駄目ですよ、それ以上身を乗り出すとレンガ埠頭の
            遊撃魔術に撃ち抜かれますって!)」ヒソヒソ


 ジーンズ店主「(・・・なんか面倒臭せえ事になってるみたいだから、俺ちょっとレンガ埠頭まで行ってくるわ)」


 ツアーガイドの少女「(・・・より一層駄目ですって!!神裂さんみたいな回避方法もないんでしょ?)」


 ツアーガイドの少女「(3000m進むまでに何発撃ち込まれるか分かったもんじゃ)」


 ジーンズ店主「・・・」ペラペラ


 ツアーガイドの少女「(あ、ちょっと!何で私のレポートを勝手に盗み見てるんですか!?)」


 
 ツアーガイドちゃんの(今までの)レポート内容
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ジーンズ店主「(・・・お前、意外と真面目なんだな)」


 ツアーガイドの少女「(意外とって何ですか!?私はちゃんと各地域の情報を収集して!)」


 ジーンズ店主「(でもこの別スペースにあるグルメ的に美味しかったプチ情報ってのは?)」

 
 ツアーガイドの少女「」ギクッ!


 ジーンズ店主「(でもって、なんで神裂に似合いそうな服のチョイスまで・・・)」


 ツアーガイドの少女「(だ、だって神裂さんいつも同じ服ですから、時々別の服着てもよさそうだから・・・)」


 ジーンズ店主「(・・・まぁ、そりゃ言えてるな)」


 ジーンズ店主「(>>612)」

お姫様みたいな彼女も見てみたい

 ジーンズ店主「(ただ、お姫様みたいな神裂は・・・キツイな)」


 ツアーガイドの少女「(まだ18歳ですから大丈夫なんじゃないですか?)」


 ジーンズ店主「(いやー、どう見たって20歳くらいじゃ・・・ってそんなこと言ってる場合じゃねえ)」


 ジーンズ店主「(・・・50の標的を同時にロック。その内の20を瞬時に攻撃可能、か)」


 ジーンズ店主「(これならダミーの霊装を飛ばして誤魔化せるかもしれねえ。マンイーウルのシャツって
        何枚ストックあったっけ?)」


 ―ゴソゴソ・・・

 ツアーガイドの少女「(・・・何に使うんですか、その裏地に火打石がびっしりと貼り付けたTシャツは)」


 ジーンズ店主「(2、4・・・ん?)」


 スラッパール「・・・」ジッ


 ジーンズ店主「(何だ、スラッパールか。・・・協力したいのかもしれないが、お前じゃあてにならねえんでな)」


 ジーンズ店主「(実践的な魔術も使えない、アルファルに裏切られたと言っちゃ悪いが、どうにも小物な印象を
         拭えないお前じゃ・・・)」


 ―ひゥゥううううう

 ジーンズ店主「・・・この呼吸法・・・オメっ、ナニせ生命力を魔力に精製してッ!?」


 スラッパール「いやぁ、聖人さんが出てくるって聞いたから、もっと簡単に事を収めてくれると思っていたんだけどさ」


 

 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 スラッパール「何だか面倒臭い事になってるみたいだから、ちょっとレンガ埠頭まで行ってみようと思うんだ」

  
 スラッパール「・・・外部の民間人に頼んでいた物も、やっと届いたようだしね」


 ―ブロロロロロロッ!

 ジーンズ店主「・・・タンクローリーだ」


 
 
 -レンガ埠頭 第二製造所-


 神裂「・・・やはり気になります。外の様子が見える窓はどこかにありますよね?」


 アルファル「それなら・・・ここには無いから、廊下を出て2階へ上がってから真正面にある窓くらいかな」


 神裂「では、そこへ向かいましょう」


 神裂「>>619

そこから動き方を考えましょうか

 神裂「そこから周囲の状況を確認し、行動策を考えましょうか」


 ―メキメキッ・・・
 
 神裂「・・・」


 神裂「(手は完全に・・・得体の知れないものになってしまうようですね・・・)」グッ


 アルファル「・・・」

 
 神裂「・・・心配しなくても大丈夫です。・・・」


 アルファル「・・・私も一緒に行く」


 神裂「・・・わかりました」



 -レンガ埠頭 2階廊下-

 神裂「・・・どういう事ですか、これは・・・」


 神裂「(霧によって完全に周辺の状況が見えない・・・これでは・・・)」


 ―カサカサカサ・・・

 アルファル「・・・」キリキリッギッ


 ―カサカサ・・・カサカサカサ・・・

 神裂「・・・貴女は動物と会話ができるのですか?」


 アルファル「それなりに、ね」


 
 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「・・・ん?」


 アルファル「どうかした?」


 神裂「・・・いえ、何か引っかかる気がしまして・・・」


 神裂「動植物の進化は本来ならば数万年をかけた長大なもののはずです」


 神裂「いかに貴女が特殊な環境を提供するからと言って、ものの数秒か数分で外見や機能が大きく変化するとは
    思えません」


 アルファル「それは・・・」


 
 「決まっているだろう。最初から、そういう風になるように創ったからさ」



 ―サァァァァアア

 
 ○ 偶数
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 まさか仮面ライダーアクアもタイムマジーン持ってたなんて(まぁ、後付けだろうけど)

 神裂「っ!」


 ―ドン!

 アルファル「わっ・・・!」


 ―ドパァァァァアアッ!!

 ―・・・ジュウッ・・・! 

 神裂は咄嗟にアルファルを押し退けて距離を取らせる。トン単位の膨大な強酸の洪水が襲ってきたのだ。
 直線的な通路の流れを無視して、真横の壁を解かすように襲いかかってきた液体を神裂も回避しようとしたが
 押し退けた際に伸ばしていた手に強酸が付着してしまう。

 神裂「・・・くっ!」


 神裂は痛みに顔を顰めながら後退し、着地した。
 溶かされた壁から急速に遠ざかる。


 神裂「アルファルっ!大丈夫ですかっ!?」


 アルファル「なんとか・・・っ」

 
 ―ぴちゃぴちゃ・・・

 スラッパール「いやぁ、奇襲でもやはり聖人である君には避けられるか」


 
 
 神裂「・・・」




 アルファル「!」


 
 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 神裂「・・・、」


 スラッパール「殺してはいないさ」


 神裂「っ・・・、」


 スラッパール「とは言え、別に慈悲の心を見せたって訳でも無いけどね。あの男の方、意外に咄嗟の判断力には
        優れているみたいだね」


 スラッパール「正面から近距離で仕掛けたのに、致命傷を与えられなかった。これでも少しは驚いてるんだよ?」


 神裂「そこまでして、何をしに?」


 スラッパール「やー。・・・実を言うとどこかで妨害しなくちゃならないと思っていたんだが、タイミングを
        逃し続けていてさ」


 スラッパール「でも、君が僕のオーダー通りアルファルを瞬殺しないでいてくれて助かった」


 アルファル「・・・」


 神裂「>>629

理由がありませんからね、そんなことをするのは余程の相手だけです

 神裂「理由がありませんから。そんなことをするのは余程の相手だけです」


 スラッパール「へぇ?周囲の動植物を歪ませた進化させる性質を持った生き物でもかい?」


 神裂「ええ、そうです」


 スラッパール「そうか。まぁ、この子は設計図通りに創ったとしても同じ効力を得られるかどうかは未知数ねものでね」


 スラッパール「単純に失ったら同じものを創ればいいと言う話ではないのさ」


 アルファル「・・・」


 神裂「よくもそんな事を軽々しく・・・っ」


 スラッパール「元々、天然の「アルファル」が居たであろう「奥深き森」は普通とは違う生態系が息づいて
       いたんだろうけど・・・」


 スラッパール「それにしたってここまで極端に数時間単位で他の動物を強制進化させるほどの特質が
        備わっていたはずはない」


 スラッパール「それなら地球上の生物全体がとっくに変異し尽くしてるはずだろうし」


 神裂「では、何故・・・」


 スラッパール「アルファルに備わっていた、他の動植物とは違い過ぎるズレを僕のデザインで際立たせた結果さ」


 スラッパール「まぁ・・・そうなったのはアマゾン細胞のおかげでもあるかな」


 神裂「>>631

ひどく悪趣味なデザイン性ですね、流石に嫌悪します

 神裂「ひどく悪趣味なデザイン性ですね。流石に嫌悪します」

 
 スラッパール「そこまで言う事はないんじゃないかな?」
 

 神裂「・・・確か、貴方は一定以上に複雑な魔術は扱えないという話でしたが」

 
 スラッパール「そうさ。だからシンプルじゃないか。配置する文字は一種。過冷却水と微粒子を使ってそれを
        一気に大量生産し、粗悪な質を圧倒的な量で補っているだけさ」


 スラッパール「たったこれだけの効果を生むのに、10万文字以上のルーンを消費する魔術師なんて、私以外に
        居ないだろう?


 神裂「確かに・・・」


 スラッパール「あぁ、それで・・・彼女を殺して止めるのは簡単なんだが、やはりこの子の価値が引っかかってさ」


 スラッパール「さっきも言った通り、設計図通りに創っても同じものができるとは限らないんだ」


 スラッパール「そうこうしている内にレンガ埠頭の遊撃魔術に小細工をされてしまった」


 スラッパール「少々問題が大きくなってしまってね。流石に「必要悪の教会」に通報しないのはまずいからさ」


 スラッパール「ダミーの情報を撒いておくためにも、一度レンガ埠頭から敗走して、君達と合流する必要に迫られた
        という訳さ」


 神裂「>>633

それで?
これからどうするか単刀直入に言っていただきたいのですが

 神裂「それで?これからどうするか単刀直入に言っていただきたいのですが」


 神裂「当然、アルファルを創った目的は単なる魔術的な演算を肩代わりさせるためではなかったのでしょう」

        
 スラッパール「別に壮大な野望を抱いている訳じゃないさ」


 スラッパール「世界中の動植物を歪めたいとか、戦闘用のキメラ軍団でも創って世界征服をしたいとか
        そんな面倒臭い事を考えている訳じゃあない」


 スラッパール「僕の目的はとてもシンプルなものだよ」


 神裂「・・・」


 アルファル「・・・」


 スラッパール「進化がしたいんだ」


 アルファル「・・・っ」


 スラッパール「最初に言っただろう。僕は先天的に一定以上複雑な魔術は構築できない。どんな方法を
        使っても治療薬を開発しようとしても、こればかりはどうにもならない」


 スラッパール「ま、そこで目をつけたのがアルファルだ」


 スラッパール「・・・生物としての根幹から作り替えてしまえば僕の弱点を克服できるかもしれない」


 神裂「>>635

思い切ったことするんですね

 神裂「随分と思い切ったことをするんですね」


 神裂「・・・しかし、もしもその結果が人間だけでなく・・・」


 神裂「一地方の動植物のバランスそのものが大きく崩されようとしても、ですか」

 
 スラッパール「もちろん」


 神裂「・・・事の問題は今この時だけでなく、数百年、数千年先の生態系にまで影響を与えるとしても、ですが」


 スラッパール「考慮する必要があるのか?」


 ―チャキッ

 神裂「>>637

自然はあるがままなすがままにすべきであるのが魔術の掟です
それを破るのでしたら…

このざきさんジョーカー化してるの?

 神裂「自然はあるがままにすべきであるのが魔術の掟です」

 
 神裂「それを破るのでしたら・・・」


 スラッパール「いいね。ただし、無駄だと評価しておこうか。・・・そもそも、何の準備もしないまま
        奇襲を掛けるとでも思っているのか?」


 ―パキパキパキ・・・ ペキペキ・・・
 

 神裂「(一面に白い霜が・・・)」


 スラッパール「大量の過冷却水を用意するために、液体酸素運搬用のタンクローリーを調達していてね」


 スラッパール「それでもこれだけ広大な敷地に散布するのは少々骨が折れたよ」


 アルファル「(指で押す程度の一つ一つの威力は極めて低いルーン文字。だけど、それが万、億、兆と
       連なる事で莫大な威力を発揮する・・・)」


 アルファル「(聖人であっても、あれをまともに喰らえば・・・)」


 スラッパール「さぁ・・・大人しく死んでもらうよ」

 
 神裂「・・・>>639



 >>637 まだでせう。

おとなしくですか、それは難しい相談ですね
彼女に見せなくてはならないものが多すぎるものですから…

 神裂「大人しくですか。・・・それは難しい相談ですね」


 スラッパール「何故だい?」


 神裂「彼女に見せなくてはならないものが多すぎるもので。・・・それに、返事をしなくてはなりません」


 スラッパール「誰にだい?」


 神裂「貴方に答える義理はありません」


 その言葉と同時にスラッパールは降ろしている手の指先を軽く動かし、上下左右に散らばった極小の
 ルーン文字型の氷の結晶を起爆し、爆発を起こした。
 脅威的な爆炎と爆風が起きるがスラッパールの操作によって氷の結晶が向こう側が見える透明な
 シールドを創り出し防御する。


 [CHANGE]




 カリス(神裂)「・・・」


 スラッパール「おやおや、それが仮面ライダーかい」


 カリス(神裂)「ええ。貴方のような悪人を倒すために生まれた、正義の味方です」


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 スラッパール「それじゃあ悪役として君を溶かしてあげるよッ!」

  
 ―ゴバッ!!

 スラッパールの足元の強酸が意思を持っているかのように蠢くとカリス目掛けて飛んで行く。カリスは
 構えるだけで避けようとはしない。
 アルファルは目を見開くとスラッパールを止めようと一歩前に出た。
 しかし、液体はカリスに激突する前にひとりでに引き裂かれた。
 

 ―ギュバァッ!!

 アルファル「!」 


 スラッパール「わは。すごいな、モーセが海を割ったのとは方式が違うようだ」

 
 
 [TORNADO] 

 カリス(神裂)「ッ・・・!」


 ―ギュリリリッ! シュバッ!!

 トルネードホークをラウズし、カリスアローから風の矢を射る。
 風の矢は一直線にスラッパールに向かっていくが途中、集結した氷の結晶の塊が邪魔をして徐々に威力が
 弱まっていき、直撃する前に消滅してしまう。


 スラッパール「残念」


 カリス(神裂)「(先天的に複雑な魔術を構築できない状態ですら、これだけの力量。仮にアルファルを
        利用して本当にその弱点を克服できたとしたら・・・)」


 カリス(神裂)「(どれだけ強大な魔術師になるか)」


 カリス(神裂)「(>>644)」

その前に退治しましょう

 カリス(神裂)「(自己の目的のためにここまでやるスラッパールが、進化というひとまずの目標を
        達した程度で留まるとは考えにくい)」

 
 カリス(神裂)「(1つの目的を果たしたら次の目的を、それを果たしたら更に次の目的を、と続いていくに
        違いない)」


 カリス(神裂)「(その度に被害が無尽蔵に拡大していくのなら、やはり・・・)」


 カリス(神裂)「(その前に退治しましょうっ)」


 覚醒
 http://www.youtube.com/watch?v=rzV1MoTg_9Y

 

 ―ギュリリリッ! シュバッ!! シュバッ!!

 カリスアローから風の矢を連射してスラッパールを狙い撃つ。その度、氷の結晶が盾となって防がれる。
 それでもカリスは何かを狙っているかのように風の矢を射続けた。

 アルファル「(・・・何故近づいて攻撃竹刀・・・?)」


 
 ○ 偶数
 × 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 アルファル「(・・・何故近づいて攻撃しない・・・?)」


 カリス(神裂)「・・・」チラッ


 アルファル「・・・?」


 カリス(神裂)「・・・」ジッ・・・


 アルファル「・・・。・・・(そういう事、か・・・)」



 アルファル「・・・」コクリ



 カリス(神裂)「・・・」コクリ

 

 [TORNADO] [BIO]
 
 カリスは2枚をラウズさせて再度、カリスアローでスラッパールを狙い風の矢を射る。
 放たれた風の矢は同じように一直線に向かって行く。


 スラッパール「同じ手しか出していないのは、それだけしかできないからかい?」



 ○ 100以上orゾロ目
 × ↑以下
 
 ↓2まで(コンマ合計)

 スラッパール「それとも何か策が」

 
 ―グチュルルッ ギュオン
 
 [NEO]
 
 ―キュリリリッ キュィィン・・・


 スラッパール「・・・うん?」


 アルファル「・・・アマゾンッ!!」


 ―ボオォォオオッ!!

 スラッパール「ぐっぅ!?」


 背後からの熱波によりスラッパールは吹き飛ばされて地面を転がる。 
 その際、カリスがカリスアローから伸ばした触手により素早く拘束された。 

 スラッパール「・・・アルファル、何のつもりだ」


 アマゾンNEO(アルファル)「何の?・・・そこまで馬鹿だったとは思わなかった」


 アマゾンNEO(アルファル)「>>653

私は…この人についていく

 アマゾンNEO(アルファル)「私は・・・神裂についていく」


 アマゾンNEO(アルファル)「お前のことはもう・・・私の親でも何でもない」


 スラッパール「・・・」


 カリス(神裂)「・・・貴方はアルファルの意思があると言っておいたにも関わらず・・・」


 カリス(神裂)「自分自身で本当のアルファルの意思を見抜けなかったようですね」


 スラッパール「・・・フンッ」


 スラッパール「これで終わりだと」

 
 ―ドスッ! 
 
 スラッパール「」ガクッ



 カリス(神裂)「無駄口は聞きたくもありません。・・・アルファル」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・ん?」


 カリス(神裂)「ありがとうございます」


 アマゾンNEO(アルファル)「>>655
 


 やばい。この展開、デジャヴかも。夢で見たような・・・w

礼を言われることしてないよ
この姿で食らいついた私が正常でいられるんだ、きっとあなたは私にとって必要なんだよ
こっちこそありがと…

夢で見たならそのまま突っ走るんですよ!

 アマゾンNEO(アルファル)「礼を言われる事なんて、してないよ」


 アマゾンNEO(アルファル)「この姿で食らいついた私が正常でいられるんだから・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「きっと・・・貴女は私にとって必要なんだよ」


 カリス(神裂)「アルファル・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「こっちこそ・・・ありがと・・・」


 カリス(神裂)「・・・はい」クスッ


 
 ―キシャァァアアーーッ!!

 ―ゴルルルルルッ!!

 ―ギキィィィーーーッ!!


 カリス(神裂)「また怪物達が暴れ出しそうなようですね」


 アマゾンNEO(アルファル)「それなら任せて。・・・私が全部始末してくる」


 アマゾンNEO(アルファル)「まだ氷の結晶によるルーン文字が散布されてるから、私1人で十分だよ」


 カリス(神裂)「わかりました」コクリ


 カリス(神裂)「>>657

 台詞
 >>658

貴方のそれを解く方法を探しますね、必ず戻ってきてください

 カリス(神裂)「貴方の創造主はこちらで確保しますね」


 アマゾンNEO(アルファル)「お好きに」


 カリス(神裂)「とりあえず反対側から回って、第二製造所で待っていますので」


 カリス(神裂)「必ず戻ってきてください」


 アマゾンNEO(アルファル)「うん」


 カリス(神裂)「・・・では」





 -レンガ埠頭 第二製造所-

 ―ドサッ
 
 スラッパール「」


 カリス(神裂)「・・・」


 ―シュイィィン・・・

 神裂「・・・」


 
 
 ○ 偶数orゾロ目

 × 奇数

   
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)  

 神裂「(手は完全な異質のものに・・・しかも手首も始っている・・・)」


 神裂「・・・」


 神裂「(そうだ。彼を調べてみましょう)」


 神裂「(この施設に入るとなれば進化に対する防御の術式を備えているはず)」ゴソゴソ


 神裂「(・・・これは強酸に対策した術式のものですね)」


 神裂「(他に・・・)」



 ○ 偶数orゾロメ
 × 奇数

 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 

 神裂「・・・無いですか」


 神裂「まさか生身で・・・。・・・あぁ、そうでした」


 神裂「進化する事が本来の、この人物の目的だった・・・」


 神裂「それなら生身できてもおかしくはないですよね」


 ―ピリリリリッ
 
 神裂「・・・」ピッ


 神裂「はい?」


 ツアーガイドの少女『神裂さんっ!だ、大丈夫ですかっ?』


 神裂「はい。・・・店主は?」


 ジーンズ店主<呼んだか?


 神裂「よかった。・・・あぁ、そうだ。お願いがあります」


 ジーンズ店主<おい。何か気遣いの言葉とかねえのかよ


 神裂「>>671

新しいジーンズの注文をお願いします

偶数ならどうなってた?

 神裂「新しいジーンズの注文をお願いします」


 ジーンズ店主<・・・どんなのだよ


 神裂「はい。詳しく説明すると・・・」




 -レンガ埠頭 第二製造所-

 神裂「・・・」


 ―ガチャッ

 アルファル「・・・」


 神裂「終わりましたか」


 アルファル「うん。もう全部始末したから」


 神裂「では、外に居る仲間を呼んで」


 アルファル「待って。何言ってるの?そんなことしたらその人も」


 神裂「問題ありません。>>673



 >>671 文字通り進化に対する防御の術式を手に入れれてました

あなたのその魔術を封じる礼装を用意しました

 神裂「貴女のその能力を封じる霊装を用意しました」


 アルファル「・・・そんな事、できる人間が居るの?」


 神裂「ええ。プロフェッショナルの男ですから」クスッ




 ツアーガイドの少女@ジーンズ「あっ!居た!」


 ジーンズ店主「ったく、人使い荒いっての」


 カリス(神裂)「すみません。急いでいたもので」


 アルファル「・・・」


 ジーンズ店主「・・・で、そいつがアルファルなのか?」


 ツアーガイドの少女「(わぁ・・・ホ、ホントに資料とかで見た事のあるエルフみたい」


 アルファル「>>675

いい服ができたんだとか

 台詞
 >>678

この人?たちは火織の友人か?

 アルファル「この人達、は・・・神裂の仲間?」


 カリス(神裂)「はい、そうです」


 ジーンズ店主「ジーンズショップの店主やってるモンだ」


 ツアーガイドの少女「あ、え、えっと、ツアーガイドだよ」


 アルファル「そう・・・」


 カリス(神裂)「アルファル用のは?」


 ジーンズ店主「ほらよ。けど、あくまで一時的なもんだぞ」


 ジーンズ店主「そもそも、そいつはそういう使い方するためのもんじゃねえんだ。一応いくつか即興で
        縫い直してはいるけどよ」


 ジーンズ店主「縫い方程度でどうにかなるレベルを超えちまってる」


 アルファル「・・・ありがとう」


 ジーンズ店主「え?・・・お、おう(意外と素直な性格なんだな)」


 

 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

ラキスケか?
そのうちワイルドに目覚めるのかなざきさん

 カリス(神裂)「では・・・出ましょうか」 


 ジーンズ店主「ああ・・って、おいおい待て待て。お前も履いとけよ」


 ジーンズ店主「・・・ってかなんで変身したままなんだ?」


 カリス(神裂)「・・・これで防げられてますので」


 ジーンズ店主「あ、そうなのか?・・・なら、いいけどよ」


 スラッパール「」


 ツアーガイドの少女「後ろの・・・スラッパールさんは」


 カリス(神裂)「峰打ちで気絶しているだけです」


 ジーンズ店主「目が覚めたらまず一発ぶん殴ってやる」


 アルファル「>>683




 >>680 【SP安価】上条「とある禁書と」響「戦姫絶唱シンフォギア!」【禁書×シンフォギア】
     【SP安価】上条「とある禁書と」響「戦姫絶唱シンフォギア!」【禁書×シンフォギア】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1555500279/)
     
     ↑参照。

これでも私を作ってくれたしやめて
恥ずかしい格好ならさせてもいいけど

 アルファル「やめて」スルルッ


 アルファル@ジーンズ「それでも・・・私を創って、生み出してくれたから・・・」


 ジーンズ店主「うぐっ・・・」


 アルファル「恥ずかしい格好ならさせてもいいけど」


 ジーンズ店主「・・・ちぇっ。わかったよ」


 ベイリー【にゃあ。にゃー。にゃ~】
 

 ツアーガイドの少女「うわぁぁああああっ!?何これ!?」


 カリス(神裂)「それが・・・進化してしまった、生物の姿です」


 ジーンズ店主「マジかよ・・・」


 カリス(神裂)「>>685

たちまちにして、首が三つに増えたのです

 今日はここまで。
 おやすみなさいませー

 え?これで一件落着?・・・まさか(ニッコリ

 カリス(神裂)「たちまちにして、首が三つに増えたんです」


 アルファル「・・・私のせいで・・・」ボソッ


 ツアーガイドの少女「・・・」ゴクリッ


 ジーンズ店主「・・・ま、まぁ、今の俺達は大丈夫だからな。問題ねえよ」


 アルファル「うん。そうだね」


 カリス(神裂)「では、出ましょうか」


 ツアーガイドの少女「は、はいっ」


 ジーンズ店主「あいよ。こいつは担いで行くぜ」ヒョイッ


 アルファル「・・・」


 カリス(神裂)「・・・どうかしましたか?」


 アルファル「・・・本当に出て、大丈夫なのかな」


 カリス(神裂)「>>689

怖いですか?私が隣にいますから…

 カリス(神裂)「怖い、ですか?」


 アルファル「・・・」コクリ


 カリス(神裂)「・・・大丈夫ですよ。私が隣に居ますから」


 アルファル「・・・わかった」コクリ


 カリス(神裂)「はい。・・・行きましょう」スッ


 アルファル「・・・」ニギッ




 ーレンガ埠頭 入口前ー

 アルファル「・・・」


 カリス(神裂)「初めての外は・・・どうですか?」


 アルファル「>>691

ん…なかなか明るいな…
こんなにも広いのかって思った

 アルファル「ん・・・ここまで明るいんだね」


 アルファル「それに・・・こんなにも広いんだ・・・」


 カリス(神裂)「そうですか」


 ジーンズ店主「おい、車持ってくるからドア開けるの手伝え」

 
 ツアーガイドの少女「はーい」 


 ジーンズ店主「ちょっと待ってろ。車ここまで移動させっから」

 
 カリス(神裂)「お願いします」


 アルファル「・・・」コクリ



 
 - 偶数
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 アルファル「・・・ねぇ、神裂」


 カリス(神裂)「はい」


 アルファル「・・・私は、これからどうなるの・・・」


 カリス(神裂)「・・・」


 カリス(神裂)「1つ、考えがあります」


 アルファル「・・・何?」


 カリス(神裂)「・・・私の」


 -ゴゴ ゴゴゴ ゴ・・・!

 カリス(神裂)「!?。地震・・・?」


 アルファル「それにしては、違う気が・・・っ!」


 -ザバァァァアッ!!

 「カロロロロロッ!」

  
 カリス(神裂)「!?」


 アルファル「・・・」


 カリス(神裂)「何ですか・・・この、怪物は・・・!?」


 アルファル「・・・スラッパールが教えてくれた神話に出てくる・・・」


 アルファル「異形の神」


 アルファル「ヘドラ」




 ヘドラ「カロロロロロッ!キュロロッ」




 どうする?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 カリス(神裂)「ヘドラ・・・。・・・!」


 カリス(神裂)「(インファント島で見た、あの壁画の・・・)」


 カリス(神裂)「しかし、何故ここに・・・!」


 アルファル「ヘドラは元々、鉱物起源の生命体「へドリュウム」が本物の「アルファル」によって
       進化した生命体に接触し・・・」


 アルファル「この姿になったと、スラッパールの予想による資料を見た覚えがある」


 カリス(神裂)「では・・・アルファルだけではなく、神をも生み出そうと・・・!?」


 アルファル「スラッパールが極秘に神殿から入手したへドリュウムを地下室に保管してたのは
       知ってたけど・・・」


 アルファル「それが私によって進化した動植物がヘドリュウムを進化させ・・・」


 アルファル「本当にヘドラをこの世に存在させることになった・・・」



 ヘドラ「カロロロロッ!」ゴボゴボッ

 -ベチャッ!ドチャッ ぐちゅっ! ベチャッ!



 アルファル「っ・・・倒さないと」スッ


 -ガシッ!

 カリス(神裂)「待ってください。現れた周辺の草木や岩が溶かされています」


 カリス(神裂)「まだ進化している段階で動きは鈍いようですから、対策を練りましょう」




 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定) 

 カリス(神裂)「弱点か何かないのですか?」


 アルファル「・・・神話でのヘドラは雨期に現れて人々を毒で蝕み続けた。けど、日差しを別の神が
       ヘドラをどうにかして倒したとまでは、わかってる」


 アルファル「その方法がわからないと・・・」


 カリス(神裂)「・・・」



 ヘドラ「カロロロロロッ!キュロロッ!」

 -ぐちゅっ!ぐぢゃっ! ドロォ・・・


 カリス(神裂)「(このまま進んで行けば、間違いなく町の方へ向かうことになる)」


 カリス(神裂)「(その前になんとか・・・)」




 ○ 偶数orゾロ目
 × 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 カリス(神裂)「・・・ん?」



 -ジュウゥゥゥ・・・

 ヘドラ「キュロロッ」


 -ボトボト・・・ ボトボト・・・


 カリス(神裂)「(ヘドラの表面から湯気・・・いえ、焦げて煙が出ていますね)」


 カリス(神裂)「(それに煙が出た箇所が固まってボトボトと落ちていく・・・)」


 カリス(神裂)「・・・なるほど。弱点は日光、もとい乾燥してしまうのが弱点ですか」


 アルファル「え?・・・あっ・・・!」


 カリス(神裂)「>>708

ここを雲ひとつない晴天にしましょうか、手伝ってもらっていいですか?

 カリス(神裂)「雲に日光を遮られてはいけません。なので、雲1つない晴天にしましょう」


 カリス(神裂)「アルファル。手伝ってもらえますか?」


 アルファル「・・・うんっ」


  ―グチュルルッ ギュオン
 
 [NEO]
 
 ―キュリリリッ キュィィン・・・


 アルファル「アマゾンッ!!」


 ―ボオォォオオッ!!

  
 アマゾンNEO(アルファル)「それで・・・どうするの?」


 カリス(神裂)「私は上空に向かいます。そして雲を消し去ります」


 カリス(神裂)「アルファルは>>710

あれを動かないように見てください

 カリス(神裂)「あれをこれ以上動かないように見ていてください」


 カリス(神裂)「動き出した場合は、タンクローリーにある氷の結晶を使って足止めするといいでしょう」


 カリス(神裂)「少しは残っているはずです」


 アマゾンNEO(アルファル)「わかった」


 [FLOAT]

 カリス(神裂)「参りましょうっ」

   
 ―ビュォォォオオオオオオオオオッ!!

 アマゾンNEO(アルファル)「・・・さて、と」


 
 ヘドラ「キュロロロロロッ!カロロロッ!


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・やろうっ」



 
 ―ビュォォォオオオオオッ!!

 カリス(神裂)「ここまで来ればっ!」


 [DRILL] [TORNADO]

 カリス(神裂)「ハァァァァァアアアアアッ!!」


 

 ○ 偶数orゾロ目
 × 奇数
  
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ―ズズズ ズズ ズズズズ・・・!

 アマゾンNEO(アルファル)「雲がうねり始めた」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・うん。少しずつだけど、崩れていってる」


 
 ―グジュッ! ベチャッ!ドチャッ! ぐちゅっ!

 ヘドラ「カロロロロッ!」


 
 アマゾンNEO(アルファル)「そこでストップだ」


 ―ボゴォォオオオオオオオッ!!


 ブレードをタンクに突き刺してから勢いよく引き抜いた。過冷却水が噴出され、氷の結晶が舞い散ると
 空中に撒き散らされる。
 アマゾンNEOは詠唱がし、ルーンが起爆するとヘドラの周りに爆炎が巻き起こる。
  

 ヘドラ「キュロロロロロッ!」


 爆炎によってヘドラの表面が一瞬にして乾き、灰と半乾きのヘドロになって崩れ落ちる。
 だが、半乾きのヘドロは地面を這うようにヘドラの元へ向かって行く。

 アマゾンNEO(アルファル)「なっ・・・!?」


 アマゾンNEO(アルファル)「(・・・くそっ!乾いても使っていない氷の結晶が溶けたら・・・!)」


 半乾きのヘドロに周囲に撒き散っている使われない分の氷の結晶が爆炎によって溶け、それがヘドラに
 付着することにより、水分となって潤わせていた。
 それにアマゾンNEOは気づき、すぐさま全てのルーン文字を起爆させた。

 ―ボゴォォオオオオオオオッ!!ボォォォオオオオオオオッ!!

 
 ヘドラ「カロロロロッ!」


 爆炎はヘドラを覆い尽くす。だが、最初よりも徐々に巨大化していたヘドラは、内部まで乾燥させる事が
 出来ずに終わってしまう。
 

 アマゾンNEO(アルファル)「(神裂っ、まだかっ!?)」




 ○ 偶数
 × 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 カリス(神裂)「ッヅァアァアアアアアア!!」


 ―ビュォォォォオオオオオオオオオオオオオッ!!

 上空でスピニングダンスを繰り出していたカリスは渾身の回転によってレンガ埠頭の周辺の上空にあった
 雲が消滅した。

 カリス(神裂)「っ・・・!」


 ―ヒュウウゥゥゥ・・・

  


 ―ズダァァアン!!

 カリス(神裂)「どうですかっ!?」


 ―ぐじゅっ! ぐぶぶぶっ・・・ ドチャッ!ぐちゃっ!

 ヘドラ「カロロロロッ!キュロロロッ!」

 


 カリス(神裂)「先程よりも、巨大化しているようですね・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「うん。このままじゃ、手に負えなく・・・」


 
 ○ 偶数
 × 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 ヘドラ「カロロロロロッ!」


 -ピィィィイイイイーーーッ!!

 カリス(神裂)「はっ!?」


 アマゾンNEO(アルファル)「っ!!」 


 ヘドラは縦になっている目の端から赤色の不気味な光線を発射してくる。
 先に地面に当たってそこから真っ直ぐ進むように上へと上がって、カリスとアマゾンNEOに命中した。
 
 -ドギュォォォオオオッ!!


 カリス(神裂)「ぐあぁあっ!」


 アマゾンNEO(アルファル)「ガァあっ!」


 不気味な光線が直撃したカリスとアマゾンNEOは、別々の方向へ吹き飛ばされて地面を転がる。
 威力は凄まじいものでアマゾンNEOは痛む箇所を押さえながら立ち上がるも、カリスに至っては変身が
 解除されてしまう。

 -シュイィィン・・・

 神裂「ぐ、ゥぁ・・・!」


 アマゾンNEO(アルファル)「神裂ッ!」


 ヘドラ「カロロロロロッ!」

 -ピィィィイイイイーーーッ!!


 アマゾンNEO(アルファル)「っく!」


 -ドギュォォォオオオッ!!




 神裂「・・・っ!」

 -ベキベキッ・・・!


 神裂(1/3ジョーカー)「・・・こコまで、醜クナってシまいまシたヵ・・・」


 神裂「・・・もう、海之サんにハ会エないでスね」


 神裂「>>721

こうなれば仕方ありません覚悟決めますか

 神裂「・・・コうナれば仕方アリませン・・・」


 神裂「覚悟ヲ決めマスか」


 神裂「せメテ、あの怪物ハ倒サなケれば・・・」


 神裂「イギリスが・・・大変なコトニ・・・」


 神裂「・・・それダけハ、絶対に食イ止めますっ!」



 ○ ↓以下
 ◎ 150以上orゾロ目

 ↓3まで(コンマ合計)

 -・・・キィィ・・ィィ・・・

 神裂「・・・?」


 神裂「(胸が、温かい・・・?)」ゴソッ


 -チャラッ・・・
 
 -キィィィ・・・


 神裂「モスラの、紋章ガ・・・」


 神裂「・・・」


 神裂「・・・わかりました」スクッ



 
 神裂「Mothra・・・Mothra・・・」


 http://youtu.be/xCyX1hqriko


 神裂「Mothra ya mothra」
    モスラよ モスラ

 
 神裂「Dengan kesaktian hidupmu」
    汝の命の魔力をもって
 

 神裂「Restuilah doa hamba-hambamu yang」
    我ら汝の卑しき下僕たちの祈りを受け入たまえ


 神裂「Rendah Bangunlah dan tunjukkanlah」
    立ち上がり汝の魔力を見せたまえ


 神裂「kesaktianmu」
    汝の力を


 神裂「Mothra ya mothra」
    モスラよ モスラ


 神裂「Dengan kesaktian hidupmu」
    光輝くあなたの生命で


 神裂「Restuilah doa hamba-hambamu yang」
    平和をもたらす守り神となり


 神裂「Rendah Bangunlah dan tunjukkanlah」
    我等を守りたまえ


 神裂「Restuilah doa hamba-hambamu yang」
    平和はわれらに残された生きる道


 神裂「Rendah Bangunlah dan tunjukkanlah」
    永遠の繁栄にわれらを導き給え


 神裂「kesaktianmu」
    汝の魔力で


 ヘドラ「カロロロロロッ!」


 -ゴバァァアッ!!

 神裂「・・・」


 -ドバァァァアッ!!



 アマゾンNEO(アルファル)「神裂ぃッ!!」

 -ゴブブ・・・ゴブ・・・


 アマゾンNEO(アルファル)「あぁ、ぁ・・・」ガクッ


 
 ヘドラ「キュロロッ」



 アマゾンNEO(アルファル)「・・・ヘドラァァァアアアアッ!!!」


 -・・・ズズズ ズズ ズ・・・

 アマゾンNEO(アルファル)「・・・!?」


 -ズ・・・ズズ・・・

 
 -ぐちゅ・・・ドチャッ・・・


 
 ジョーカー「・・・」




 アマゾンNEO(アルファル)「・・・神、裂・・・?」

 -キラキラ・・・キラキラ・・・

 アマゾンNEO(アルファル)「・・・?」

 
 アマゾンNEO(アルファル)「(これは・・・金色の粉・・・?)」


 ジョーカー「・・・」

 -キラキラ・・・


 アマゾンNEO(アルファル)「(!。神裂が・・・金色の粉に包み込まれていく・・・)」



 ヘドラ「キュロロッ!?カロロロロロッ!?」


 
 アマゾンNEO(アルファル)「!?」

 -ビュォォオオッ! ビュォォオオッ!

 アマゾンNEO(アルファル)「っ!・・・!!」


 
 モスラ「キィーオォッ!」



 アマゾンNEO(アルファル)「・・・インファント島の守護神・・・」


 「ええ。そうです」


 アマゾンNEO(アルファル)「!」


 神裂「早速、呼ぶことになりましたが・・・協力を願います」ザッ!



 モスラ「キュォーオッ!」


 
 アマゾンNEO(アルファル)「神裂・・・!」


 - 偶数orゾロ目
 ~ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 モスラ「キュォーオッ!!」


 
 ヘドラ「カロロロロロッ!!」


 -ブバッ! ギュバッ!

 ヘドラは大玉の形状にさせたヘドロを口部分から吐き飛ばす。モスラは羽を羽ばたかせて金色に輝く鱗粉を
 撒き散らす。
 鱗粉がヘドロの表面に付着すると同時に灰となって消えていった。
 
 アマゾンNEO(アルファル)「モスラの鱗粉には特殊な効果があるのか」


 アマゾンNEO(アルファル)「それなら・・・勝てるっ」


 
 ヘドラ「カロロロロロッ!!」


 -ゴボゴボゴボゴボッ!!


 アマゾンNEO(アルファル)「な、何だ・・・!?」


 ヘドラの体が内部から泡が吹き出るように異様な膨らみ方をして溶けるように地面を這う。
 段々と平たくなっていき、その姿はまるで鱏のようだ。
 
 -ブシュゥゥゥウウウウッ!!

 
 平たく鱏のようになったヘドラは下部分からガスのような黒い煙を噴き出すと、浮遊し始めて上空へ
 上昇していく。


 アマゾンNEO(アルファル)「飛べるのか・・・!」


 神裂「心配は無用です。その前に撃ち落とします」


 神裂「・・・変身っ!」

 [CHARGE]


 カリス(神裂)「今度は出し惜しみなどしませんっ」シュイッ

 
 [WILD]

 Take It a Try
 http://youtu.be/_zpW2mdf4iI


 WDカリス(神裂)「>>740

アルファル、モスラ皆さんのために私に力を…!

 WDカリス(神裂)「アルファル、モスラ。私に力を・・・!」


 [EVOLUTION]
 [WILD]

 エボリューションパラドキサとワイルドをラウズし、APを上乗せさせ攻撃力を数千倍に上げる。
 カリスアローの発射口に蓄積されていく膨大な衝撃波の塊を飛行しようとしているヘドラに向けた。

 アマゾンNEO(アルファル)「ああっ・・・!」


 [NEEDLE LOADING]

 カリスの隣へ移動したアマゾンNEOはアマゾンズインジェクターを操作してガントレットの上にシンプルな
 筒状の銃身を展開させた。
 高濃度のタンパク質を注入させたことによるアマゾン細胞の活性化で銃身と言うよりも砲身に近いぐらい
 増長している。


 モスラ「キィィーオッ!」 


 -バサァァァアアッ!! バサァァァアアッ!!

 羽を力強く羽ばたかせ、モスラは周囲を黄金に輝かせる勢いで鱗粉を撒き散らした。
 その鱗粉が衝撃波の塊に吸い込まれていく。
 

 WDカリス(神裂)「ハァァアッ!!」


 アマゾンNEO(アルファル)「グルァッ!!」



 -バシュゥウッ!!

 -ギュゴォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!



 ◎ 50以上
 ○ ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 モスラの鱗粉を巻き込みながら衝撃波は鋭い針状の弾丸に導かれていくかのように放たれる。

 それは金色に輝く竜巻のようで、凄まじい風を吹かしながらヘドラに直撃した。 
 

 ヘドラ「カロロロロロッ!?」


 -ギュゴォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!


 金色に輝く竜巻がヘドラの腹部を貫く。貫かれた箇所を中心に吸い込まれていくようにヘドラの体は
 徐々に竜巻に巻き込まれていく。
 
 -ギュロロロロロロロロロロォッ!!

 ヘドラ「ピギィいィいイッ・・・!!」


 最後に悲鳴のような鳴き声を発し、ヘドラは完全に飲み込まれていった。
 衝撃波の威力が弱まってきて金色に輝く竜巻はやがて、消えた。

 WDカリス(神裂)「・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・」


 WDカリス(神裂)「消えましたね」


 アマゾンNEO(アルファル)「うん・・・」コクリ


 
 モスラ「キュォーオッ」



 -・・・ゴブ ゴブゴブッ ゴプッ!


 ヘドラ「キュロロッ!」




 WDカリス(神裂)「っ!?。まだ生きていたのですかっ」


 アマゾンNEO(アルファル)「まさか、破片から再生して・・・!?」





 -・・・ズゴォ゙ォ゙ォ゙オ゙オ゙オ゙ン゙ッ!!

 


 WDカリス(神裂)「・・・っ?」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・」



 ―ズドォ゙ォ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ンッ!!



 WDカリス(神裂)「あれは・・・」


 WDカリス(神裂)「何ですか・・・?」 


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・神の王・・・」



 ―ズドオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ンッ!!


 「グル゙ル゙ル゙ル゙ル゙ッ・・・!」



 アマゾンNEO(アルファル)「・・・ゴジラ」


 
 http://www.youtube.com/watch?v=vm7Eyh5vCXg
 




 ゴジラ「ギャオ゙ォ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ヴッ!!」


 



 ヘドラ「カロロロロッ!」



 ゴジラ「グル゙ル゙ル゙ル゙ル゙ル゙ッ!!」


 ヘドラは威嚇するが神の王 ゴジラは喉を鳴らし、睨みつけ一瞬にして凄ませる。
 その声は大地を揺るがし、レンガ埠頭の窓ガラス全てが罅割れた。



 ヘドラ「キュロロロロッ・・・」



 ゴジラ「・・・グルルルルルッ!!」



 ヘドラ「・・・ピギィィィィィィ・・・」


 ―ゴブゴブゴブ・・・ゴブ・・・ドプ・・・



 ヘドラは体を溶かし、自然消滅した。 
 神の王へ反逆したとして、宣告を言い渡されたのだろう。消えろ、と


 

 ゴジラ「・・・」



 
 WDカリス(神裂)「・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・」スッ


 WDカリス(神裂)「っ!」スッ


 アマゾンNEOが片膝をついたのを見て、カリスは慌てて同じように片膝をつく。
 



 モスラ「キュォォーーオッ!」




 ゴジラ「・・・グル゙ル゙ル゙ル゙ル゙ッ・・・!」



 ゴジラ「ギャオ゙ォ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ヴッ!!」







 神裂「・・・」


 アルファル「・・・」


 ジーンズ店主「お、おい、お前ら・・・」


 ツアーガイドの少女「あ、あの、えっと、い、色々聞きたいことが有り過ぎるんですが・・・」


 ツアーガイドの少女「大丈夫でしたか?」


 神裂「ええ。この通り、です」


 アルファル「ああっ」


 ジーンズ店主「・・・あのデッカイ・・・のは何だったんだ?」


 神裂「・・・神の王、ですよ」


 ツアーガイドの少女「神の王・・・」


 アルファル「>>749

放射能を吐き出します

 アルファル「話には聞いていた。けど・・・アレが神・・・」


 アルファル「・・・なるほど、神々しいとはあの事か。・・・一目見れて、よかった」


 スラッパール「・・・」


 神裂「・・・目が覚めましたか」


 ジーンズ店主「おう。まぁ、2回目だけどな」


 神裂「(彼の頬の痣はそういう事ですか)」


 スラッパール「・・・」ボソッ


 神裂「ん・・・?」


 スラッパール「・・・やはり、僕は間違っていなかった・・・」


 スラッパール「僕の強さは・・・この手で「アルファル」を、神を生み出した・・・」


 スラッパール「この力こそ、僕の・・・最強の・・・!」


 神裂「・・・違います」


 神裂「・・・本当に強いのは・・・強いのは、人の想いです」


 神裂「>>752

平和への想いが神を破りました

 神裂「貴方1人の独善的な思いじゃ・・・彼らは動きませんよ」


 神裂「いえ・・・動かすなんてことも出来ませんよ。神と言う存在を」


 スラッパール「・・・」


 ツアーガイドの少女「それでも・・・その神様方は?」 

  
 神裂「海と空へ消えていきました。・・・還って行ったのでしょう」


 アルファル「・・・うん」


 ジーンズ店主「あんなデカイ奴らに住むところあんのかよ・・・」


 神裂「(インファント島が・・・家なのでしょうね)」


 ―スリスリ

 アルファル「ん・・・?」 


 ベイリー「にゃあ~」


 アルファル「・・・えっ?ベイリー・・・!?」


 アルファル「そんな、どうして・・・?どうして、元の姿に・・・?」


 神裂「モスラの鱗粉のおかげですよ。私も・・・戻れたのですから」


 アルファル「・・・>>755

神なんて信じてなかったが…
改めるよ、私も知らないことが多すぎだな

 アルファル「よかった・・・ベイリーっ」ギュウッ


 ベイリー「にゃあー」スリスリ


 アルファル「神なんて信じてなかった・・・」


 アルファル「けど、改めないと、ね・・・」


 アルファル「ごめんなさい、私のせいで・・・」ポロポロ

 
 ジーンズ店主「お前のせいじゃねえよ。コイツの、せいだっ」ゲシッ


 スラッパール「っ・・・」


 神裂「やめなさい」


 ツアーガイドの少女「あ、もうすぐ別動隊が到着しますので」

 
 神裂「そうですか。わかりました」


 アルファル「・・・神裂」


 神裂「はい?」


 アルファル「>>758
 



 来年の56年ぶりの再戦、ゴジラVSキングコングもご期待ください。

ここから私はもっと変わる、変わってみせるから

うむ、だけど環境テロリストがギドラの長男の首でなんかいらん茶々いれてきそうだなあ

 アルファル「ここから私・・・もっと変わる、変わってみせるから」


 神裂「・・・それは楽しみです」クスッ


 アルファル「あ、そう言えば・・・1つ、考えがあるって言ってったっけ?」


 アルファル「それの返答まだ聞いてないけど」


 神裂「あぁ・・・」


 神裂「・・・私の養子になりませんか?」


 アルファル「・・・養子?」





 -スコットランド ルナクレイグ A84-

 ―ブロロロローッ

 ジーンズ店主「で?」


 ツアーガイドの少女「本当に神裂さん・・・アルファルさんを・・・」


 神裂「ええ。>>761

あの子はずっとあそこにいた……だからあの子には色々と見せてあげたいんです…

 アルファル「・・・」


 神裂「わざわざ別動隊の目を誤魔化したんですから・・・」


 神裂「もう後戻りはしません。この子はずっと・・・あそこにいたんです」


 神裂「ですから、この子には色々と見せてあげるために一緒に居るべきなんですよ」


 ジーンズ店主「・・・そうかい」


 ツアーガイドの少女「よかったね。アルファルさん」ニコリ


 アルファル「・・・あ、うん」


 神裂「(・・・窓の外が気になっていて、返事に遅れましたね)」クスッ


 ジーンズ店主「にしてもよー。ロンドンの片隅で小さなジーンズショップを営み、日々の暮らしを
        支えるだけの賃金を得られればそれで満足なんだ」


 ジーンズ店主「本当なんだよ」

 
 ジーンズ店主「なのに・・・何で気がついたらこうなってんだ!?あのクソ魔術師に真正面から
        殺されかけたぞ!」


 ジーンズ店主「アイツは「必要悪の教会」の所属なんだよな?」


 ジーンズ店主「だったら今回、本来なら守られるべき民間人の俺はこの憤りをオメーらにもぶつけても
        良いと思うんだがどうだろう!?」




 ― 偶数
 ~ 奇数
 
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>759 茶々入れてきそうでせうねー。

 ツアーガイドの少女「真正面からプロの魔術師の一撃を受けてもそれだけ叫べるなら問題ないでしょう」


 神裂「そもそも、ツアーガイドを庇うだけの余裕をみせた貴方のどの辺が民間人なんですか」


 神裂「それに・・・スラッパールは「必要悪の教会」から追放されている身でした」


 ジーンズ店主「あぁ?なら、何でアイツがわざわざ追放した親元に連絡してきたんだよ」


 神裂「それはわかりません。・・・本当に危険と判断したから、なのかも」


 ツアーガイド「ちなみに、今所属しているのは・・・ショッカーだそうですよ」


 ジーンズ店主「嘘だろっ!?あの狂言的カルト集団の仲間かよ!?」


 神裂「どうやら魔術的な技術の提供者として所属していたようです」


 神裂「>>766

流石は世界征服をすると豪語するだけはありますね…

 神裂「流石は神を生み出したと豪語するだけはありましたね」


 ジーンズ店主「ケッ!じゃあアイツはボルの父のブーリかよ」


 ツアーガイドの少女「そこまでいきますか?」


 アルファル「・・・」キョロキョロ


 神裂「あまり首を動かすと目が回りますよ」クスッ


 アルファル「だって・・・」


 神裂「ゆっくり見ればいいんですから」


 アルファル「・・・うん」


 神裂「・・・



 11月8日 終了



 11月9日


 -イギリス ロンドン ヒースロー空港-

 ジーンズ店主「ぐへぇ~~~、やっとロンドンだぁ~~~」


 ジーンズ店主「帰ってきたぞぉぉ~~~い」


 ツアーガイドの少女「まだ真っ暗ですね。・・・まぁ、深夜の3時ですから当たり前ですか」


 神裂「ええ・・・では、お2人とも。ご苦労様でした」ペコリ


 ジーンズ店主「>>770


 ツアーガイドの少女「>>771

お店にきちんと落としてくれよ?
長らくお疲れ様だぜ

私は少し図書館に行ってから帰りますね…ふぁ…
そうだ彼氏さんによろしくです

 ジーンズ店主「おう。店にきちんと落としてくれよ?長らくお疲れ様だぜ」


 ツアーガイドの少女「私は少し図書館に行ってから帰りますね」


 神裂「何かご用が?」


 ツアーガイドの少女「ふぁ・・・はい。まぁ、すぐの用事なので」


 ツアーガイドの少女「あ、そうだ。彼氏さんによろしくです」


 神裂「・・・ええっ」クスッ


 ツアーガイドの少女「では、ご苦労様でした」ペコリ


 ―スタスタ・・・ 


 

 神裂「では、アルファル。行きましょうか」


 アルファル「・・・その前に、あっちで見てる人・・・」


 神裂「え?・・・あっ・・・!」


 
 手塚「・・・」



 神裂「海之さん・・・」


 
 どうする?orどうなる?
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 手塚「・・・」ヒラッ



 神裂「・・・っ」タタッ


 アルファル「神裂?」



 ―ギュッ・・・

 手塚「・・・戻ったか。お疲れだったみたいだな」


 神裂「はい・・・」


 神裂「・・・ただいま、戻りました」


 手塚「・・・ああ」ポンポンッ


 神裂「・・・//」ニコリ


 手塚「>>776

占いだと幸せを連れてくると出てたがなるほどな…

 手塚「・・・占いが外れたな」


 神裂「え・・・?」


 手塚「お前が、人ならざる者になってしまう、と告げていたが・・・杞憂でよかった」


 神裂「ぁ、え、ええ。は、はい・・・」アセアセ


 手塚「・・・別の占いでだと、今日のこの時間に幸せが来る、とも出てたが・・・」


 手塚「なるほどな。お前だったか」


 神裂「・・・。・・・海之さん」


 手塚「ん?」


 神裂「あの日のお返事ですが・・・」


 手塚「・・・」


 神裂「・・・私も、貴方が・・・名前で呼んでくれるようになってほしいです//」


 神裂「これから・・・ずっと、永遠に・・・//」


 神裂「貴方と・・・居たい、ですから//」


 手塚「・・・ああ。・・・火織」ゴソッ


 ―スッ・・・

 神裂「!・・・。・・・//」ウルウル


 

 手塚「・・・俺と結婚しよう」

 


 神裂「・・・はいっ//」

いやああああああああああああああ!
18歳と24歳か…
意外と年の差か?

 アルファル「・・・」コソッ




 手塚「・・・ご両親にはキッチリ挨拶しに行こうか」


 神裂「は、はいっ//」グシグシッ


 手塚「・・・ところで、あの子は?」



 アルファル「・・・」ヒラヒラ



 神裂「あ・・・その・・・」


 神裂「・・・アルファル」チョイチョイ


 ―トコトコ・・・

 アルファル「・・・」


 手塚「アルファル・・・って名前なのか?」


 アルファル「・・・ああ」


 神裂「その・・・勝手ならが、決めてしまったのですが・・・養子にしてあげようと思いまして」


 手塚「・・・そうか」


 手塚「>>782



 
 >>780 それ言っちゃフロリスと建宮のおっさんはすごいでせうよ。

きれいな髪と耳だな…
おいでアルファル、親子なのに一人ぼっちはおかしいだろ?
3人で今日からずっと一緒だ

 手塚「綺麗な髪と耳だな」

 
 アルファル「・・・ありがと」


 手塚「・・・」


 アルファル「・・・」


 神裂「(・・・この微妙な距離感は、かなりマズイのでは)」アセアセ


 神裂「・・・あの」


 手塚「・・・おいで」スッ


 神裂「!」


 アルファル「・・・」 


 手塚「親子なのに一人ぼっちはおかしいだろ?」


 手塚「今日から・・・お前ともずっと一緒だ。3人で一緒でないといけないからな」


 アルファル「・・・うん」コクリ


 神裂「(海之さん・・・)」


 手塚「・・・だろ?」


 神裂「・・・>>784

はい!もちろんです!

あの二人がここで一番年の離れてるカップルかな

 神裂「はいっ。もちろんです!」ニコリ


 手塚「・・・お前は、どうなんだ?」


 アルファル「・・・」

 
 アルファル「・・・何て、呼べばいい?」


 手塚「・・・」チラッ


 神裂「(え?そ、それは・・・)」


 神裂「・・・―――」



 台詞
 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
 

 >>786 でせう。

お父さんと呼んであげてください

 神裂「お、お父さんでも・・・パ、パパでも・・・//」


 アルファル「(何故に神裂が恥ずかしがるんだ)」


 手塚「だ、そうだぞ」


 神裂「私の事も同様に、ですよ?」


 アルファル「・・・ああっ。わかった」コクリ


 アルファル「>>789

ママ、パパよろしく頼むペコリ
……その、なんだ…二人のことを守るから私のこともだな……

 アルファル「ママ、パパ・・・よ、よろしく、ね」ペコリ


 神裂「はい」ニコリ


 手塚「ああっ」コクリ


 アルファル「・・・その、何て言うか・・・」


 アルファル「2人のことを守るから、私のことも・・・」モジモジ


 神裂「わかっていますよ。必ず守ります」ニコリ


 手塚「・・・俺も同じだ」


 神裂「>>791

私も妻として母として覚悟が大事ですね、一人だけじゃないですし無茶しないようにしなくては

 神裂「(私も・・・妻として、母として覚悟が必要となりますね)」


 神裂「(1人だけではないですし。・・・ただ、無茶はしないようにしましょう)」


 手塚「火織。行くぞ」


 神裂「あっ、はい」コクリ


 アルファル「・・・ママ。手・・・繋ご?」


 神裂「ええっ」クスッ、ニギッ


 アルファル「パパ、も・・・」スッ


 手塚「ああっ」ニギッ


 アルファル「・・・/」クスッ


 アルファル「ありがとう」ニコリ


 神裂「・・・」クスッ


 手塚「火織」


 神裂「?」


 手塚「・・・これからよろしく頼む」




 神裂「・・・はい」ニコリ



 -fin-

 ED

 Where Do Broken Hearts Go
 http://youtu.be/kgU6RfmfkBs

 神裂 火織

 
 ジーンズ店主


 ツアーガイドの少女


 少女


 アルファル


 スラッパール


 ルチア




 特別出演
 

 モスラ


 ヘドラ


 ゴジラ

 友情出演


 手塚 海之


 Godzilla(feat. Serj Tankian)
 http://youtu.be/ZqTpt4MOhR8

 次回スレのタイトルコールは誰?
 ↓4まで(コンマが高い安価で決定)

70
【安価】上条「とある禁書目録で」フロリス「仮面ライダー!」【禁書】

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