【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」五月雨「その31です!」【安価】 (464)

艦娘がショタ提督を攻略していくスレです。
登場艦娘は全員ショタコンになるのでキャラ崩壊が激しいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521566862

前スレ

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」響「その27だよ」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」葛城「その28!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」葛城「その28!」【安価】 - SSまとめ速報
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」雷「その29よ!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」雷「その29よ!」【安価】 - SSまとめ速報
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」リットリオ「その30です!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」リットリオ「その30です!」【安価】 - SSまとめ速報
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★1周目:普通の少年
秋月
春雨
鈴谷
足柄

鈴谷END

★2周目:見た目は子供、中身は大人の25歳
朝潮
五月雨
舞風
瑞鶴

朝潮・瑞鶴END

★3周目:記憶喪失
島風
如月
名取
五十鈴

島風・如月END

★4周目:虐待を受けた少年
川内

呂500
扶桑

川内END

★5周目:薬で子供になった32歳
球磨
間宮
多摩
陸奥

球磨・間宮・多摩END

★6周目:天然
朝雲
榛名
鳥海
隼鷹

榛名END

★7周目:生意気
雲龍
白露
大和
長門

白露END

★8周目:タイムリープ&見た目は子供、中身は60歳の20歳(異世界出身)

伊58
浜風
衣笠

浜風・曙・衣笠END

★9周目:幽霊
不知火
伊19

龍驤

龍驤END

★10周目:両親死別の鎮守府育ち
天津風
大鳳
伊401
瑞鳳

伊401END

★11周目:見た目も中身も子供っぽい26歳
夕張
明石
あきつ丸
磯風

夕張END

★12周目:幸運体質の男の娘
時雨
山雲
大淀
秋月

秋月END

★13周目:世話焼き(ダメ艦娘製造機)
敷波
文月
青葉
春雨

青葉END

★14周目:捻くれ者&前科持ちの19歳
長門
綾波
翔鶴
加古

翔鶴END

★15周目:800歳の不老不死
阿武隈
天津風
武蔵
舞風

天津風END

★16周目:60年後から送り込まれた未来人
金剛
磯風
五月雨
龍鳳

磯風END

★17周目:超恥ずかしがり屋&見た目は幼い箱入り息子18歳
北上
大和
三日月
妙高

北上・妙高END

★18周目:変幻自在の少年
春雨
葛城
加賀


春雨・響・葛城END

★19周目:セクハラ大好きエロ少年
扶桑
天龍

リットリオ

雷・リットリオEND

★20周目:女性不信の21歳
五月雨
大和
阿武隈
由良

五月雨END

★21周目:深海棲艦と人間のハーフ
鳥海
木曾
那珂
瑞鳳

瑞鳳END

★22周目:クローン
大鳳
赤城
照月
リベッチオ

大鳳・リベッチオ・照月END

★23周目:ドジで失敗ばかりだけど真面目な23歳

鬼怒
舞風
金剛

舞風END

★24周目:300歳の宇宙人
ビスマルク
グラーフ・ツェッペリン
不知火
Z3

不知火END

★25周目:感情を抑え込んだ少年
雲龍
大和
伊勢


暁END

★26周目:めんどくさがりだけど要領が良い22歳
那珂
那智

卯月

嵐END

★27周目:何でも出来るツンデレ超能力者
能代
荒潮
吹雪
長良

吹雪END

★28周目:大好きな兄を目指すブラコン少年
足柄
酒匂
夕立


酒匂・電END

★29周目:フリーター&浪人し続けた弟想いの25歳
U-511
ビスマルク
長門
加賀

長門END

★30周目:平行世界へ自由に移動出来る少年
ポーラ

ヴェールヌイ
アイオワ

ヴェールヌイEND

★31周目:深海棲艦が派遣した子供スパイ
鬼怒
ローマ
名取
阿賀野

阿賀野・鬼怒END

★32周目:艦娘達の幼馴染20歳
親潮
比叡
三隈
朝雲

三隈END

★33周目:深海棲艦の心臓を移植した少年
ビスマルク
山雲
利根
グラーフ・ツェッペリン

山雲END

★34周目:無口で引っ込み思案な人見知り
摩耶
ウォースパイト

加賀

朧END

★35周目:妻を亡くした寡男24歳
大井
ビスマルク
木曾
望月

大井END

★36周目:前世の記憶を持つ中身は50歳の転生者25歳
Z3
朝雲
大和
夕立

大和END

★37周目:やたらポジティブな馬鹿少年
天龍
風雲
加賀
山風

山風END

★38周目:何でもこなすけどマッチョに憧れる同性愛者21歳
神通
皐月
木曾
卯月

皐月END

★39周目:先祖代々伝わる少年忍者
加賀
夕立
秋雲
朝雲

朝雲・夕立END

★40周目:艦娘達の記憶の化身
龍田
木曾
文月
ビスマルク

ビスマルク・木曾END

★41周目:料理の天才20歳
三日月
松輪
卯月
神風

松輪END

★42周目:ギャグ補正が強すぎるトラブルメーカー
狭霧
羽黒
速吸


※現在、潮ENDが確定

システムについて
※読むのが面倒な人は『艦娘の行動を安価で指定して、ショタ提督に好かれるようにする』と考えていただければ大丈夫です。


上旬コミュ→中旬コミュ→下旬コミュの計3回です。毎回艦娘が取る行動を安価で決め、ショタ提督に懐かれるようにするのが目標です。

期間が入れ替わる(上旬→中旬→下旬→上旬…)ごとにコンマで登場艦娘を決めます。最大値の艦娘が行動権を得ます。

ショタ提督には好感度と信頼度が設けられています。好感度は0から、信頼度は50からスタートします。

信頼度は変化が無い限りリザルトには表示されません。


信頼度は基本的に変化はありませんが、ショタ提督が嫌がったり怖がるような展開になってしまうと減少します。

信頼度が0になってしまうと、その艦娘は解体されて鎮守府から追放or憲兵に更迭されてBADENDになってしまいます。

信頼度は増加させることが出来ません。

なおBADになった場合はコンティニューして続行しますが、BAD対象となった艦娘は1ヶ月分(計3回)コミュが取れなくなります。

好感度も下がりますのでご注意下さい。ただし信頼度は50に戻ります。

好感度がMAX50まで貯まった状態で再度コミュを取ると無事HAPPYENDです。


※好感度MAXヒロインがいる状態で好感度40超えヒロインが登場した場合について

好感度40以上のヒロインの告白イベント時に、乱入コンマ判定が追加されます。

これを踏んでしまうと強制的にコミュが終了してしまいます。

なお別のヒロインも好感度MAXになった場合、MAXヒロインのうち1人でも最大値が出れば即ENDです。

ハーレムを目指す場合は、MAXヒロインが増えるほど難易度がUPしていきます。


※R-18安価・信頼度に関わる安価について

R-18安価は全て安価下にします。ただし小ネタ安価時は例外とします。

R-18安価については“提督の行動時”にも上記のルールが適用されます。

信頼度に関わる安価が最大値だった場合、実行するか否かを反転コンマ判定(厳しめ)します。

成功で実行(さらに反転コンマ判定)、失敗で踏み止まり自動的に2番目に高いコンマの行動安価を採用します。失敗確率の方が高めです。

1度信頼度に関わる安価を取った場合、実行コンマ時点で失敗した時も含めて1ヶ月間(コミュ3回分)全て安価下にします。


※その他注意事項

コンマ判定(反転含む)時、00は10もしくは100とします。

上旬中旬下旬最初の艦娘コンマ、提督と艦娘の行動安価、コンマ判定時(上昇度低~特大を決める部分)は反転コンマとします。

好感度上昇コンマ(一の位に上昇度をかける部分)は従来通りです。

ショタ提督or艦娘の行動安価や、ヒロインを決める際の艦娘安価での連取りはNGです。好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。


※小ネタ安価について

本編終了時に小ネタ安価を取ることがあります。

その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。

同一艦娘の似たような内容の小ネタor前回と同一周での連続エロ小ネタは、最低でも小ネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。
(例:前回『○○とお花見』→今回『○○とピクニック』、前回『□□とエッチ』→今回『□□と▽▽エッチ』等はNGとさせていただきます)

また、似た内容の小ネタが範囲内に複数含まれていた場合、その中で1番先に書かれている小ネタの反転コンマのみ判定対象とさせていただきます。

エロ小ネタにつきましては、本編で1度でも艦娘安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。

尚、エロ小ネタは別板の小ネタ専用スレにて投下いたします。他の小ネタにつきましては、従来通りこの板のスレで投下いたします。

あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。また、小ネタの内容は『本編の設定を踏まえた世界観』が主軸となるようにしていただけると幸いです。パラレルワールドに分岐させるかどうかはこちらで判断させていただきます。


※ショタ提督の設定について

ガチショタ→合法ショタ→安価ショタ→ガチショタ……のサイクルを繰り返していきます。

安価ショタに関しては、その名の通り安価で提督の設定を決めます。

http://ss.vip2ch.com/jmp/1422605769

読者の方々がWikiを作成して下さいました。
こちらもご参照下さい。

23:00~0:00頃開始予定です。

始めます。まずは告白(笑)パートからです。

曙「………」

曙(……でも、潮が決めたことなら、私からは何も言えない)

曙(だけど――)

潮「……それじゃ」

曙「……潮」

潮「……何?」

曙「……後悔は無いのね?」

潮「………」コクリ

曙「……分かった。ならもう止めない。今の潮、すっごく……カッコ良い顔してるから」

潮「……ありがとう、曙ちゃん。じゃあ、行って来るね?」スッ

ガチャ…

曙「……しっかりやんなさい!」

潮「………」ニコッ

バタン…

曙「………」

曙(――辛くなったらいつでも投げ出しなさい。アレの相手なんて1週間持てば良い方なんだから)

狭霧「……お願いだからこのまま潮ちゃんだけ駆け抜けt」

曙「アンタはちょっとくらい潮の心配しなさいっ!」ポカッ!

狭霧「痛っ!?」

潮「………」

潮(執務室……今まで散々騒ぎに巻き込まれたり、提督の行動に頭を悩ませられてきた場所だけど……)

潮(今はもう、そんな負の感情は湧き出て来ない。むしろどことなく清々しい気分すら感じる……)

潮(人間が本気で覚悟を決めた時って、こんな心情なんだ……私艦娘だけど)

潮「……ふふっ」

潮(自分で軽口言って笑えるくらいなら心配いらないよね。じゃあ……)スッ

ガチャ…

潮(どんな敵よりも強くて大変な……ラスボスと、戦わないと……!)



┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨ ┣¨┣¨……



潮「……っ!」

潮(扉を開けた瞬間、凄い威圧感が……!これって……!?)

「……よく来たな」

潮「……!」















ショタ提督「フゥーーーーーーーーッハッハッハッハッハッハ!貴様が俺の生贄となる小娘k」

潮「ラスボスという表現をしたのは私ですけど、そんな無理に魔王みたいな振る舞いしなくて良いですから」

ショタ提督「最後まで言わせろよ!潮姉ちゃんが微妙に死亡フラグチックなことしてたからノったのにさー!」ブーブー

潮「死亡フラグも何もありませんよ。ただ提督の相手をする為の覚悟を再確認してただけですから」

ショタ提督「ちぇっ、空気読めよなー」

潮「提督に言われると私の全てを否定された気分です」

ショタ提督「うはwwww辛辣過ぎワロタwwww」

ショタ提督「とまぁ冗談はここまでにして。潮姉ちゃんが1番乗りか~。ずっと足止め状態だったから他の姉ちゃんが追い抜くかと」

潮「息をするようにメタ発言しますね」

ショタ提督「ギャグなんてそんなもんだろ。作者がこんにちはしてないだけマシだ」

潮「はぁ……」

ショタ提督「いやーおめでとさん!ついに好感度50だなー!ここまで長かった!やっとこさ俺に告りに来たんだろ?」

潮「違います」

ショタ提督「またまたぁ。好感度50ってことは俺も姉ちゃんもお互いに惚れこんでる状態なんだぜ?」

潮「少なくともこの周は違います」

ショタ提督「えー?まだ意地張るのかー?」

潮「提督こそ私に恋愛感情を抱いてますか?」

ショタ提督「当たり前じゃん」

潮「嘘ですね」

ショタ提督「どーしてそう言い切れるんだよ」

潮「態度が普段と変わらないからです」

ショタ提督「おまいう」

潮「……そもそもこんな雰囲気で告白なんて出来ると思いますか?」

ショタ提督「まぁ無理だな。逆にこんなお互い冗談言い合ってる状況で『お前が好きだ!』とか言い出したら、それこそ新手のギャグだわwwww」

潮「でしょう?この42周目は終始こんなノリと勢いだけで成り立ってるわけですし、今更シリアスとかラブロマンスなんて絶対あり得ません」

ショタ提督「……姉ちゃんも普通にメタいこと言うようになったよな」

潮「提督の影響です」

ショタ提督「まぁそうなんだけどさ。でもこれ告白パートだからさ、それっぽいこと言ってもらわんと終わらないんスよね」

潮「……元より承知済みです。提督……」

ショタ提督「んあ?」
















「これから貴方を傍でずっと監視します。そしてまともな男の子にしてみせます」


「かつてこれほど犯罪予告&変態発言染みた告白が今まであっただろうか、いや無い(反語)」














潮「……提督」

ショタ提督「部下から告白されると思ったらストーカー行為兼逆光源氏計画暴露だったでござる」

潮「私は真剣ですよ?」

ショタ提督「尚タチ悪いんですがそれは」

潮「提督の普段の行動と比べれば何億倍もマシです」

ショタ提督「ぐっ、痛いとこ突くな」

潮「鎮守府で統計を取っても満場一致で私の意見に賛成してくれると思います」

ショタ提督「そうか~?1票くらいは俺に」

潮「あり得ません」ズバァ

ショタ提督「言い切るなよ。ちょっと悲しくなるじゃんか」

潮「自業自得という言葉をご存知ですか?」

ショタ提督「馬鹿にするな!それくらい知ってるわ!」

潮「あ、そうでした。提督の頭の辞書に『自業自得』はあっても『自重』は無かったんでしたっけ」

ショタ提督「やっぱ好感度50なだけあるわ。以心伝心じゃね?」

潮「不名誉ですけどね」

ショタ提督「照れるなって」

潮「いい加減母乳で口を塞ぎますよ?」

ショタ提督「うっ、それは勘弁してくれ。あの量飲むの地味にキツいんだよ」

潮「なら少しは常識的な行動を取って下さい」

ショタ提督「なぁ本当は曙姉ちゃんが変装してるんじゃないの?さっきから言葉にトゲがあるんだけど」

潮「提督と過ごしていたら誰でもこうなりますよ」

ショタ提督「何それ怖い」

ショタ提督「……ぷっ」

潮「……ふふっ」

ショタ提督「あははははははははははははwwwwww」

潮「……くすくす♪」

ショタ提督「何かさ~、さっきも言ったけどムードも糞もないなwwww」

潮「だって提督ですし……ふふ」

ショタ提督「あっ言ったな~?その気になれば超好少年演じられんだぞー?」

潮「まさか!そんなこと天地がひっくり返ってもあり得ませんって!」

ショタ提督「確かに地球は滅亡するな」

潮「どうせ提督がまた壊すんですよね?させませんけど」

ショタ提督「いや、この世の因果のバランスが保てなくなって最初に地球が犠牲になるだけだけど」

潮「………」

ショタ提督「………」

潮「……くすっ♪」

ショタ提督「あはははは!やっぱ俺達はこうでないとな!付き合いたての恋人みたいなイチャイチャは似合わんわ!」

潮「恋人じゃないです。あくまでも監視役ですよ」ニコッ

ショタ提督「でも四六時中一緒にいるんだろ?ぶっちゃけ似たようなもんじゃん。潮姉ちゃんだってさっきモノローグ的な感じで言ってたろ?」

潮「まぁそうなんですけどね……ふふっ」

ショタ提督「……なぁ潮姉ちゃん」

潮「何ですか?暴走するなら全力で止めますよ?」

ショタ提督「ここから爆発オチはねーよwwwwそうじゃなくてさ、俺をまともにするのは無理ゲーだぞ?」

潮「それを何とかするのがヒロインの役目ですから」

ショタ提督「どっちかってーと主人公の役目な気もするけど、どーでも良いか。どうせ次の場面でまたハッチャけるぞ俺?」

潮「阻止するか、それが無理でもしっかり突っ込みますから安心して下さい」ニコッ

ショタ提督「メンドーなクソガキだぞ?」

潮「手のかかる子ほど可愛いと言うじゃないですか」

ショタ提督「そうか!なら俺可愛いから好き放題しても」

潮「でもおいたはダメですよ?」

ショタ提督「うっす」
















「俺のボケに付いて来られるか~?初っ端から飛ばしていくからなー!」


「もうっ……どさくさ紛れに逃げ出そうとしても、目を離すつもりはありませんからね?何をしでかすか分かりませんから!」














――好感度50/50……

6ヶ月目:中旬


ショタ提督「はぐはぐはぐはぐはぐっ!」

潮「……何をそんな必死に食べてるんですか?」

ショタ提督「ふぁひひほひひふぁっへんふぁほ!」

潮「日本語で喋って下さい」

ショタ提督「ばくばくばくばくっ!んぐっ!見りゃ分かんだろ!焼き芋だよ焼き芋!」

潮「ですからどうして焼き芋を必死に頬張ってるんですか?」

ショタ提督「え?あー『何を』ってそういう……食欲の秋以外に理由あるか?」

潮「だと思いました。それでも一応は聞いておかないと」

ショタ提督「がつがつがつがつっ!ごくっ!あれからマジで24時間一緒にいるんだもんな~」

ショタ提督「仕事中はもちろん風呂から寝る時まで隣にいるとかぶっちゃけ夫婦じゃないの」

潮「それくらい油断出来ないからですよ。提督なら片手さえあればどこでも地球を滅亡させることが出来ますし」

ショタ提督「あー最初の最初にやらかしたアレか。あの時はちょぉぉぉぉぉぉぉっとキレただけだって」

潮「普通の人間はキレたくらいであんなことしません」

ショタ提督「俺は普通じゃな……うっ」

潮「何ですか?食べすぎでお腹でも壊して……ハッ!」

潮(焼き芋……食べ過ぎ……ギャグ……まさか!)

ショタ提督「……で、出るぅっ!」カッ

潮「っ!」つガスマスク カポッ

ショタ提督「おふぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」ブバーンッ!

ショタ提督「おぉぉぉぉぉぉぉっ!屁で空飛んでるぞ俺!やっぱ焼き芋とくりゃこれだよなぁぁぁぁぁぁ!」ブブブブブブブブブブ

潮「………」シュコー

潮(ですよね。このオチしかありませんよね。さて、提督を追いかけるのが先か……)




全艦娘(速吸除く)「」ピクピク

速吸(E:ガスマスク)(……鎮守府中に広がった強烈な臭いを消して瀕死状態の皆さんを救うのが先か、ですね)シュコー




↓1狭霧のコンマ 好感度:38.5/50
↓2羽黒のコンマ 好感度:31.5/50
↓3速吸のコンマ 好感度:40/50<リーチ!>
↓4潮のコンマ 好感度:50/50<END開放……>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお潮が最大値の場合は即ENDです

狭霧「………」グイグイ

羽黒「………」グイグイグイグイ

速吸(無言で潮ちゃんがいる方向に押し合う狭霧ちゃんと羽黒さん……見苦しいですねぇ)

潮(貴女も人のこと言えませんよ速吸さん)

速吸(心を読んだ挙句脳内に直接語りかけてこないで下さい)

ショタ提督「俺の彼j」

潮「監視役ですから。良いですね?」

ショタ提督「アッハイ」


今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただいありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

23:00~0:00頃開始予定です。

始めます。

羽黒「これでENDですね!」

妙高「違います」

羽黒「潮ちゃんは無事司令官さんと結ばれたんですね!」

那智「まだ終わってないだろ」

羽黒「もう少しでリーチに届いちゃうところでしたよ~」

足柄「貴女のターンでしょ」

羽黒「次の43周目はどんな司令官さんでしょうか~?」

妙高「……羽黒」

羽黒「ヒロインも誰が選ばれ」

那智「いい加減現実逃避するのはやめろ」

羽黒「………」

足柄「戦わなきゃいけないのよ、現実と」

羽黒「……SSに現実も何も無いよ、足柄姉さん」

那智「……やっぱり提督に毒されてるな、お前」

羽黒「ふえっ!?そ、それはダメ!潮ちゃんや狭霧さんの二の舞になるのだけは……!」フルフル

羽黒(正気を保たないと……!あの司令官さんと過ごすなんて一種の拷問だもん……!)




ショタ提督「どいつもこいつも辛口評価で俺氏涙目wwww」

潮「と言いつつ草生やしてるじゃないですか。もうっ……あ、提督の行動は直下で」

ショタ提督(つーか潮姉ちゃんも『二の舞』とか言われてんだけど良いのかねぇ)

羽黒「はぁ……」

羽黒(やっぱりあの世界に永住したら良かったかも……どうせ司令官さんはまたおかしなことを……)チラッ

羽黒「……あれ?」

潮「………」シュバババババババ

羽黒(潮ちゃんが1人で書類整理してる……目で追いつけないほどの高速で)

潮「……提督なら出撃中です」シュバババババババ

羽黒「あ、そうなんだ……えっ出撃?」

潮「はい。ず~っと座りながら仕事してイライラしたストレス解消目的で」

羽黒「……すっごい今更ですけど、司令官さんって『設定上』は普通の男の子では?」

潮「その前にギャグ補正が……っと、このまま私達2人だけで喋り続けると別スレになりますし提督視点に移りますね」

羽黒「あっそれはちょっと心の準備g」

・・・÷

ショタ提督「な~んて言い合ってんだろうな今頃……うるぁっ!」つ100tハンマー ブンッ!バキィッ!!

重巡棲姫「ごっふぁ!?」ヒュゥゥゥゥゥゥ… キランッ★

装甲空母鬼「何コイツ!?21周目提督に兄弟っていたっけ!?」

ショタ提督「うるせぇんだよ!耳元で喚くなぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」つロケットランチャー ズガガガガガガ!

装甲空母姫「おげぇっ!?」撃沈 ブクブク

空母棲姫「ぶぎゃっ!?」轟沈 ブクブク

ショタ提督「あーまだまだ殴りたんねー!おいもっと硬い奴いねーのかよ!」ゴゴゴゴゴ!

泊地棲姫「ヒッ!?ならどうぞこの飛行場を!」グイグイ

飛行場姫「ちょっ押さないでよ仲間売る気!?」

ショタ提督「オルルルルルァ!!(巻き舌)」ドカッバキッ!!

飛行場姫「ごはぁっ!?」撃沈 ブクブク

集積地棲姫「あぐぉっ!?」轟沈 ブクブク

泊地棲姫「い、1発で!?しかも他の奴巻き込んでるし!?」

ショタ提督「っだぁぁぁぁ!!こんなんじゃちっともスッキリしねぇぇぇぇぇ!!おいそこのお前!!」

泊地棲姫「ひゃ、ひゃい!?」ビクゥッ!!

ショタ提督「俺さぁ、デスクワークばっかで今すんげームカムカしてんだよね。何かこう裏ボス級に強い奴いねーの?」ゴゴゴゴゴ

泊地棲姫「」ガクガクガクガク

泊地棲姫(こ、こいつヤバい!!21周目提督とか他の奴らよりヤバい!!本能がそう告げてる!!)

ショタ提督「どうせ不死身だろ?ストレス発散にちょっくらサンドバッグになってほしーんだけd」

深海棲艦「い、嫌ああああああああああああああああああああ!!死にたくないいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」ドビューン!!

ショタ提督「あっ!逃げやがったあいつら!?おいゴルァ!!敵前逃亡とかお前それでも艦これの敵キャラかボケェ!!」

ショタ提督(イージス艦)「逃がすか!うおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」ドガガガガガガ!

深海棲艦「ひえええええええええええええええええええええええええええええっ!!」

・・・÷

潮「相変わらず平常運転ですね。でもどうせ提督はいくらやられても黒焦げ程度で済みますし、資源節約の為にもうしばらく戦ってもらいましょうか」シュバババババババ

羽黒「………………………………………………………………」



羽黒(敵が可哀相になってきました……いえ、今までの周でも似たような展開はありましたけど……)

直下

羽黒「……どうしたら良いかな?」

潮「お好きにどうぞ。大事になりそうなら私も出動しますから」

羽黒「……えっと、じゃあ敵を庇うのって大丈夫?流石に哀れ過ぎて」

潮「大丈夫じゃないですか?提督だって今まで私達や味方を巻き込んで好き放題してましたし」

羽黒「………」

羽黒(潮ちゃん、ここまで冷静な性格だったっけ……?やっぱり司令官さんと密接になるとこうなっちゃうのかなぁ……)

羽黒(って考え込んでる場合じゃないよ!早く助けに行かないと!)ダッ

・・・÷

ショタ提督「オラオラオラー!隠れてないで出て来いやぁー!」つ超重力砲 ズババババババ!

チュドォォォォォォォン!!

駆逐棲姫「きゃああああああああああああああああ!?」撃沈 ブクブク

駆逐古鬼「嫌あああああああああああああああああ!!」撃沈 ブクブク

ヲ級「逃げても逃げても追って来るんだけど!?」

防空棲姫「ねぇこれってもしかして詰んでる!?」

ショタ提督「勝てば良かろうなのだあああああああああああ!!」つジャンボガン ドガガガガガガガガ!

ズガァァァァァァァァンッ!!

レ級「ぎゃああああああああああああああああああああああああっ!?」撃沈 ブクブク

戦艦棲姫「ひゃああああああああああああああああああああああッ!!」撃沈 ブクブク

ショタ提督「あはっ★た~のし~♪このまま全員ぶっ飛ばしてスッキリしてやるぜええええええええい!」つ熱戦銃 バリバリバリ!

深海棲艦「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」

「そ、それ以上はやめて下さーいっ!」ズドーン!

ショタ提督「へっ?うぎゃああああああああああああああああああああああああッ!!」チュドーン!

北方棲姫「だ、誰っ!?」クルッ

羽黒「はぁはぁ……」

ヲ級「……は、羽黒!?1隻とはいえ援軍まで!?」

羽黒「ち、違います!私は……えっと、今回は貴女達の味方です!」

深海棲艦「……え?」

羽黒「し、司令官さん!いくら敵相手とはいえやり過ぎです!ゲームバランスのことも考えて下さい!」

深海棲艦(突っ込むとこそこなの!?)

ショタ提督(黒焦げアフロ)「いっでええええええええええええええええええええ!?何すんだゴルァ!?」プスプス

深海棲艦(しかも砲撃食らって生きてるとかおかしい!!)

羽黒「艦これは俺TUEEE系ゲームじゃありません!それ以前に司令官さんがやりたい放題だと私達の立場はどうなるんですか!?」

羽黒「提督が生身で海に出て敵をなぎ倒すなんて聞いたことありませんよ!?」

ショタ提督「んなこと言ったら21周目提督とかマッチョ提督とかはどうなんだよ!!あいつらだけ暴れて良いとかひいきだろひいき!!」

羽黒「えっ!?そ、それは……そうかも」

ショタ提督「そもそもこれSSだから!ゲームじゃないだろjk!!」

羽黒「うぅ……」

深海棲艦「言いくるめられないでー!!」

ショタ提督「つーかギャグで一々マジレスしてんじゃねーよ!っがぁぁぁぁ!何か余計イラついてきたー!」ズゴゴゴゴ!

羽黒深海棲艦「ヒッ!?」ゾクッ

羽黒深海棲艦(さっきよりオーラが濃く……!?)

ショタ提督「俺のストレス解消を邪魔するなら全員まとめてぶっ飛ばしてやるっ!!」つ超巨大ミサイル グイッ

羽黒深海棲艦(そんなのどこに隠し持ってたの!?)

ショタ提督「いっくぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

深海棲艦「きゃああああああああああああああああああああああっ!!助けてええええええええええええええええええええ!?」

羽黒「――ッ!」


反転コンマ判定:オチは?

01~49:ショタ提督「あーすっきりした♪」
羽黒&深海棲艦の状況:壊滅 ×1.0
50~98:羽黒「言っても聞かないなら殴るしかねぇ!」
提督の吹っ飛び先:鎮守府 ×1.5
ゾロ目:潮「はいそこまで」
潮の提督制止力:MAX ×2.0

直下

ショタ提督「……何で俺が悪役みたいになってんだ。主人公だぞ主人公」

羽黒「あ、貴方みたいな鬼畜な子は主人公失格ですっ!」

潮(私も少し前まではあんな感じだったっけ。懐かしいなぁ……)

80→08:ショタ提督「やろう、ぶっころしてやる」


ショタ提督「食らえええええええええええええええええええええええッ!!」

アグロ(わ、私が司令官さんを攻撃して……!)ガシャッ!

リコリス棲姫「アンタも早く逃げないと死ぬわよ!!」グイッ!

羽黒「きゃっ!?ひ、引っ張らないで下さい~!照準が定まらなk」

ミサイル「」カッ

羽黒深海棲艦「あっ」



,,-'  _,,-''"      "''- ,,_   ̄"''-,,__  ''--,,__
           ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-
          て   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {
         ("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii
     ,,       (    l, `'-i|    |i;;-'     ,,-'"   _,,-"
     "'-,,     `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '"  _,,--''"

         ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_  __,,-''"
        ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄   |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,

      ,,-''::::二-''"     .--i|     .|i          "- ;;:::`、
    ._,-"::::/    ̄"''---  i|     |i            ヽ::::i
    .(:::::{:(i(____         i|     .|i          _,,-':/:::}
     `''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|      .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
       "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|      .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~

               ̄ ̄"..i|       .|i
                 .i|        |i
                 i|        |i

                 .i|          .|i
                .i|           |i
               .i|      ,,-、 、  |i

               i|      ノ::::i:::トiヽ、_.|i
           _,,  i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
     ,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
     ;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ


潮「……?」チラッ

潮「……あー」

潮(羽黒さん、提督を止める……いや、深海棲艦を守るのに失敗しちゃったみたい。提督を砲撃してここまで吹っ飛ばそうとしたのは良い考えだけど、こういう時は思考する時間も0ですぐ行動しないと)

潮(特に提督が危険物を持ってる時は高確率で爆発オチだから……考える前に動かないと間に合わないよ?)

潮(……そういえば、今回は地球が滅亡するほどでもないし犠牲は羽黒さんと深海棲艦だけみたいだから……う~ん、スルーで良いよね。多分羽黒さんは提督が回収してくるだろうし)


羽黒「」大破 チーン

深海棲艦「」撃沈 ゴボゴボ

ショタ提督「っはあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!あースッキリしたああああああああああああああ!」パァーッ! ←満面の笑み

ショタ提督「やっぱたまにはこーして発散しないとなー!ストレスは皆の敵!」

ショタ提督「しかし羽黒姉ちゃんが敵側に回るとはびっくりしたなぁ」チラッ

羽黒「」

ショタ提督「……味方を撃つのはアレだけど敵のことを思いやれる良い奴だったよ、羽黒姉ちゃん。俺、羽黒姉ちゃんのことは2、3分くらいは忘れないから……安らかに眠」

羽黒「勝手に殺さないで下さい!それに2~3分って短すぎませんか!?そもそもあぁでもしないと司令官さんを止められなかったんですっ!!」

ショタ提督「おーもう復活したか。意外と早いな」

羽黒「………」ガクッ

羽黒(……やっぱりスルーすれば良かったかも)

ショタ提督「人生なんて成功と失敗の繰り返しだ。失敗してもそこから学べば良し」キリッ

羽黒「………」ジトー

ショタ提督「あらやだ凄い嫌な物を見る目」


羽黒の状況もといショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

アグロおおおおおおおおおおお

>>48
また誤字……何度もすみません。『アグロ→羽黒』です。

5×1.0=5
31.5+5=36.5/50


羽黒「………」トボトボ

潮「お帰りなさい。バケツなら用意してありますよ」

羽黒「……用意周到ですね」

潮「ここからでも大爆発が見えましたから」

羽黒「……曙ちゃんからも聞いたと思いますけど、司令官さんの傍にいるのはやめた方が」

潮「良いんです。もう決めたことですから」ニコッ

羽黒「………」

羽黒(潮ちゃん……)

ショタ提督「そうだぞー!潮姉ちゃんは俺の恋b」

潮「監視役です」

ショタ提督「……監視役兼ストーカーだからな!」

潮「ストーカーは余計です」

ショタ提督「大差ないだろ」

潮「提督の普段の行いが悪いからです」

ショタ提督「えー?俺ほど完璧な美少年はいないと思うぜ?」

潮「寝言は寝て言って……寝言に失礼でした。妄想は夢の中でお願いしますね?」

ショタ提督「うっわ、もはやクソ提督って言わないだけで曙姉ちゃんと同じじゃんか」

潮「それが嫌なら今すぐ普通の男の子に」

ショタ提督「だが断る」

潮「ですよね分かります」

ショタ提督「今度は漣姉ちゃんかよ」

潮「……ふふっ」

ショタ提督「……ははっww」

羽黒「………」

羽黒(あ、あれ?意外と良い雰囲気に……)

羽黒(いやいやいや!あの司令官さんとそんな友達みたいに話すなんて……)

潮「貴女も好感度50になればこうなるんですよ?」

羽黒「ひぃっ!?想像しただけで鳥肌がぁ……!」ゾワワ

ショタ提督「おいコラどういう意味だ」

6ヶ月目:下旬

飛行機「」ゴォー

乗客「ワイワイガヤガヤ」

ハイジャックA「動くな!」つ銃 ジャキッ

乗客「え?」

ハイジャックB「この飛行機は俺達が支配した!このまま○○に向かうぞ!」

乗客「うわああああああああああっ!?」

ハイジャックA「動くなっつってんだろうが!殺すぞ!」バンバン!

乗客「ヒッ……!」

ハイジャックB「あの腐った奴ら……!俺達をぞんざいに扱ったことを……」

乗客「……っ」ガクガク

ハイジャックA「後悔させて――」

ショタ提督(5)「おーハイジャックだー!」ヒョコッ

父「うわっすげぇ本物じゃねえか!」ヒョコッ

母「まさか旅行帰りに生で遭遇するとは思わなかったわねぇ♪」ヒョコッ

ハイジャックA「――やる……は?」

ショタ提督「あれって銃だよな!映画やアニメでしか見たこと無かったわ!モノホンは結構黒光りしてんだなー!」スッ

ハイジャックB「っ!?触るなクソガキ!」バンッ!

ショタ提督「ぐはっ!」

乗客(あっ!男の子が犠牲に……!)

ショタ提督「いでえええええええええ!?頭がああああああああああ!?」ピューッ!

ショタ提督「何すんだよ!幼気な子供が銃見ただけで脳天打ち抜くとか容赦なさすぎだろ!」

乗客「!?」

ハイジャックAB「ファッ!?何で生きてんだコイツ!?」

父「はぁ?銃で撃たれた程度で死ぬわけねぇだろjk」

母「つーかこの飛行機どこに向かってんのよ?」

ハイジャックA「ど、どこってさっき言っただろ!○○……」

ショタ提督「おもっくそ関係なさそうな谷に突っ込もうとしてるけど」

ハイジャックB「え?そんなバカな……うわああああああああマジだああああああああああ」

乗客ハイジャックAB「ああああああああああああああああああああああ」

チュドォォォォォォォォォンッ!!

ホワンホワンホワン…

ショタ提督「つーことがあったっけな~。いやーあん時は全員真っ黒焦げで大変だったわwwww」

潮「たかが日常パートなのに長い回想ですね」

ショタ提督「これでも省いた方なんだがな。んで結局乗客は俺ら含めて全員無事でハイジャックもタイーホ!やっぱ悪いことはするもんじゃないなー。正々堂々生きないとなー!ガハハハハ!」

潮「……提督ってその場にいるだけでシリアスを全力でギャグに持っていきますよね」

ショタ提督「当ったり前じゃんか!鬱?死亡フラグ?そんなもん俺がぶっ飛ばしてやんよ!」

潮(存在すれば全てギャグ方向に……もしかして提督は使い方次第で救世主になる可能性が)

ショタ提督「人を物みたいに扱ってんじゃねーよ!」

↓1狭霧のコンマ 好感度:38.5/50
↓2羽黒のコンマ 好感度:36.5/50
↓3速吸のコンマ 好感度:40/50<リーチ!>
↓4潮のコンマ 好感度:50/50<END開放……>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお潮が最大値の場合は即ENDです

狭霧「良い勢いですねぇそのまま50まで突っ走っちゃって下さい側近の座は譲りますのでっ!」グググ…!

羽黒「いえいえ私なんかにはもったいないですよ狭霧ちゃんこそ潮ちゃんと一緒に姉妹で司令官さんを支えてあげて下さいっ!」グググ…!

速吸「……いい加減諦めたらどうですか?」

狭霧羽黒「むしろ諦めたいんですよッ!!」グググググ…!




ショタ提督「HAHAHA醜い争いだなぁ」

潮「その原因が何言ってるんですか」

ショタ提督「手厳しい!んじゃ姉を売った挙句まだ自分だけ助かろうとしてる狭霧姉ちゃんに一言」

潮「狭霧……?いえ、知らない子ですね」

狭霧「酷いっ!?」ガーン


今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

23:00~0:00頃開始予定です。

始めます。

羽黒「」

足柄「真っ白になってるわね」

那智「逃げ切れると思っていたがまさかの展開にショック死したか?」

羽白「あばばばばばばばばばばばば」

妙高「……羽黒?大丈夫?」

羽白「……夢です」

那智「は?」

羽白「これは夢なんです……目が覚めたら潮ちゃんがゴールして私は助かってるんです……」

足柄「現実逃避はやめた方が良いわよ。後が辛くなるだけだから」

羽白「」ガタガタガタガタ

那智「震えても結果は覆らないぞ」

羽白「………」

妙高「……ま、まだ39で止まる可能性は0ではないわ。諦めちゃダメよ、羽黒……!」

羽黒「……そ、そうですよね。ここから何とか1上昇で済むことだってあり得ますけどね」

足柄「ゾロ目が出て50まで一気n」

羽白「」バターン!!

妙高「羽黒ー!?」



ショタ提督は……

ショタ提督「直下」

羽黒「ああぁぁぁ……」トボトボ…

羽黒(足が重いです……悪魔の門がすぐそこまで近づいていると思うと……)

ショタ提督「……ャャヤッフーーーーーーーーーーーーー!」ビシューン!

羽黒「……へ?」クルッ

羽黒(今、司令官さんが凄い速さで向こうに……)

潮「バグって変な所に行かないで下さいよー?」

羽黒「う、潮ちゃん。これは……?」

潮「あ、羽黒さん。あれは提督がBackwards Long Jumpしてるんです」

羽黒「ば、ばっくわーずろんぐじゃんぷ……?」

潮「分かりやすく言うと……」

ショタ提督「……ッフーーーーーーーーーーー!」シュタッ!!

羽黒「きゃっ!?」

潮「……随分早いですね」

ショタ提督「おう!やっぱケツワープ便利だわ~wwww一瞬でこの辺飛び回れるしwwww」

ショタ提督「今だって隣町のコンビニ行って来たんだけどさ、周りの奴の目がビビりまくったのかすげー飛び出てたなwwww知ってる奴なら日常光景だろwwww」

潮「TAS御用達の技を実際に行える人を私は数人しか知りません」

ショタ提督「むしろ俺含めて数人いるってのがヤバいよなマジで」

羽黒「……あぁっ!もしかしてマリオの……!」

羽黒(よりによってアレですか!?確か速度を溜めて凄い勢いでどこかに吹っ飛んでいく……)

潮「それより提督、駐屯地に持って行く書類は片付いたんですか?」

ショタ提督「あ、忘れてた。ちょうど良いしケツワープで持ってって来るわ!よっと」つ封筒 ヒョイッ

ショタ提督「壁に背をつけて~……ヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤッフーーーーーーーーーーーーーー!」シュンッ!!

羽黒「あ、また消えました……」

潮「1度失敗して壁に嵌ったことがあったんですけど、それでも懲りない辺りは流石としか言えません」

羽黒「………」



羽黒(司令官さんの好感度もTASさんなら操れるんでしょうか……低い方に)

直下

羽黒「……!」ピーン!

羽黒(閃きました!司令官さんのこの技を使えば……!)

潮「どうせ失敗しますよ」

羽黒「心を読んだ上に希望を砕かないで!?」

ショタ提督「……ッフーーーーーーーーーー!所要時間10秒!楽ちん楽ちんちん!」

潮「下品ですよ」

ショタ提督「ちんちんなんて小学生男子なら普通に言いまくってるだろ」

潮「138億歳が何言ってるんですか」

ショタ提督「俺は歳を取らないから良いのだ!」

羽黒「……っ!」

羽黒(妙高姉さんが言ってたように……僅かな可能性にもかけます!)

羽黒「あの、司令官さん!」

ショタ提督「んぁ?羽黒姉ちゃん?いつからいたの?」

羽黒「えっと、最初の行の……ってそんなことは良いんです!今の技、一体どこまで行けるんですか?」

ショタ提督「俺に不可能は無い」キリッ

羽黒「ということは宇宙にも行けちゃうんですか?」

ショタ提督「当たり前じゃんか!その気になればデータの裏側も」

羽黒「本当ですか?誇張してませんよね?」

ショタ提督「何おう!?さては信じてないなー?よし分かった!なら今からプロキシマb行って来るから目ぇ見開いてろよ?」

潮「……!」

羽黒「はい!しっかり見てます!」

ショタ提督「よーっし!せーのっ……ヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤヤッフゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ!!」シュンッ!!

羽黒「………」ニヤッ

潮「……提督を上手くその気にしましたね」

羽黒「えへへ♪そうでもしないと『さては俺のことを遠ざけようとしてるだろ』ってバレちゃいますから♪」

潮(……なるほど。これが足柄さんが言ってた羽羅黒さんですね)



反転コンマ判定:提督の吹っ飛び先は?

01~49:スーパー提督ブラザーズ
提督の居場所:プロキシマb→42周目鎮守府 ×1.0
50~98:スーパー提督ギャラクシー
提督の居場所:プロキシマb ×1.5
ゾロ目:提督&潮RPG2×2
提督の居場所:過去 ×2.0

直下

35→53:提督、宇宙を冒険する。


プロキシマb

ショタ提督「……ゥゥゥゥゥウゥウウウウウウウッ!到ちゃ~く!」シュタッ!

ショタ提督「おーここがプロキシマbかー……って熱っ!?体が焼けそうなほど熱いんだけど!?」ジタバタ

ショタ提督「そーか!これが潮汐ロックってやつか!あぢいいいいいいいいいいいいい!?」ジタバタ

ショタ提督「せめて熱いとこと寒いとこの中間に飛んで来たら良かったー!?」

ショタ提督「つーか太陽デカッ!?しかも真っ赤で何か気持ち悪い!!」

ショタ提督「動物見当たらないし植物は……真っ黒だし!?エグいな色々!?」

ショタ提督「あーでも気温さえどうにか出来たらここ別荘……いや別惑星にして良いかもな!」

ショタ提督「ほらどうだー!見たか羽黒姉ちゃん!ケツワープに不可能はないって……」クルッ

シーン…

ショタ提督「………」

ショタ提督「って俺だけここ来ても意味ねーじゃん!!羽黒姉ちゃんに今の光景見せないと……」

羽黒『あーどうせ近くに移動しただけですよね?無理に見栄張らなくて良いんですよーwwww』

ショタ提督「とか言って煽られるじゃねーかよ!!くっそー!俺としたことが超馬鹿だった!!」ダンッ!

ショタ提督「今すぐ戻って羽黒姉ちゃんも一緒に……」

ショタ提督「………」

ショタ提督「……いや、折角来たんだからもーちょい観光してくか。こんなとこ普通は来たくても無理だしな」

ショタ提督「ふぃ~……」



地球

潮「……思いっきりくつろいでます」つ双眼鏡

羽黒「ふふっ、作戦成功です!」

潮「あ、でも羽黒さんがいないと意味ないことには気づいたみたいですよ。『俺だけここ来ても意味ねーじゃん』って叫んでますし」

羽黒「……色々突っ込みたいんですけど、よく双眼鏡でそこまで分かりますね」

潮「今更です」



提督の居場所もといショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

羽黒「2以下2以下2以下2以下2以下2以下2以下2以下2以下2以下2以下2以下2以下2以下2以下……っ!」ブツブツ

潮(……諦めが悪いですね)

羽黒( ゚д゚)

『76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/28(水) 00:52:42.39』

羽黒( ゚д゚)

『00:52:42.39』

羽黒( ゚д゚)

『39』

人人人人人人_
>  9  <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

羽黒( д)  ゚ ゚

狭霧「9×1.5=13.5wwww36.5+13.5=50wwww」

狭霧「EwwwwNwwwwDwwww開wwww放wwww」

狭霧「残念でしたねwwww私だけ安全圏wwwwっうぇwwwwっうぇwwww」

羽黒( ºωº )

速吸(羽黒さん、ショックで白目向いて死んでますね)

潮(……やたら草生やして煽ってる姉失格さんは次が自分の可能性を考えないのかな)

ショタ提督「羽黒姉ちゃん仲間入り~。やったね潮ちゃん!仲間が増えr」

潮「それ以上言うと口の中に母乳突っ込みますよ」

ショタ提督「めんごめんご」


今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

23:00~0:00頃開始予定です。

始めます。まずは告白(笑)パートからです。

9×1.5=13.5
36.5+13.5=50/50 END開放……


潮「堕ちましたね(確信)」

羽黒「え?どうしたの?」

潮「……逃げ切れませんでしたか、羽黒さん」

羽黒「逃げ切れ……あっ、ひょっとして」

潮「………」コクリ

羽黒「……そう、なんだ」

潮「リーチまで突き破ってここまで到達するのは予想外でしたけど」

羽黒「………」

潮「……羽黒さん?」

羽黒「……これも運命なんですね」

潮「はい?」

羽黒「どれだけ足掻こうとしても、どうしても司令官さんから逃れられない……」

羽黒「諦めないとダメなんですね。逃げてばかりいないで……」

羽黒「司令官さんに、立ち向かわないと……乗り越えないと……!」

潮(そうそう、私もあの時こんな風に決意して……リーチ時の描写が無いせいで唐突に感じますけど)

ショタ提督「……ャャャヤヤヤッフゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーッ!!地球よ!私は帰って来た!」シュタッ!!

潮「あ、提督。お早いお帰りですね」

ショタ提督「まーな。ひとしきり向こうの異星生活を堪能してきたとこだ!」

潮「そうですか」

ショタ提督「心底興味無さそうだな。まー別に良いけど。んで羽黒姉ちゃん!俺のケツワープが本物って……ん?」

羽黒「………」

ショタ提督「覚悟を決めた顔をしてらっしゃる」

潮「……既視感を感じませんか?」

ショタ提督「分かってるよ。あれだろ?さっきのケツワープで好感度数値がバグって上限値までぶっ飛んだんだろ?」

潮「当たらずとも遠からずですね」

羽黒「……司令官さん」

ショタ提督「おう。愛の告白なら常時受け付け中だぜ!」
















「これから私も潮ちゃんと一緒に貴方の傍にいます。監視役として……貴方を真っ当な人に変えてみせます!」


「うわぁーハーレムイベントのはずなのに全く嬉しくない不思議ぃー。告白どころか案の定変態発言です本当にありがとうございました」














羽黒「私は真剣です」

ショタ提督「知ってるよ。目の奥に炎見えてるもん」

潮「つまり私もそんな感じだったんですね」

ショタ提督「お前の場合は後ろに炎が見えてた」

羽黒「私、もう逃げません。腹黒いこともしません。真正面から司令官さんに立ち向かいます!」

羽黒「そして必ず……貴方を普通の男の子に」

ショタ提督「もういいってそのくだりは。つか立ち向かうって何よ?俺ラスボスか何かか?」

ショタ提督「潮姉ちゃんといい羽黒姉ちゃんといい好感度MAXのヒロインが取る行動じゃないだろ」

潮「普段の行いを省みて下さい」

羽黒「何をどう間違っても『素敵!抱いて!』とはなりませんよ」

ショタ提督「そこまで言ってねーよ!このSS全年齢対象!アダルティーなやつはR板!」

潮「それ言い出したら私の母乳はどうなるんですか?」

ショタ提督「あれはエロさの欠片も無いからセーフ」

羽黒「話を逸らさないで下さい!」

ショタ提督「抱いて発言した痴女が何言ってんですかね」

潮「人類を何度も滅亡させてる提督よりはマシです」

ショタ提督「それ言われると返す言葉も無いっス」

羽黒「と・に・か・く!そういうことですから!良いですよね?」

ショタ提督「何か妙高姉ちゃんみたいになってるし」

潮「もちろんです。数が多ければ多いほど監視しやすいですし提督の行動も抑制出来ます」

ショタ提督「流石正妻!サラッと愛人認めるとか心デケェ!」

羽黒「愛人じゃありません。監視役です」

ショタ提督「どこぞのかつらテロリストか」

潮「そして正妻じゃなくて監視役です」

ショタ提督「こっちもか。いや~モテる男は辛いぜwwww」

潮羽黒「………」

ショタ提督「おい無言やめろ俺が滑ってるみたいじゃねーか。せめて突っ込んでくれよ」

潮羽黒「言わなきゃ分かりませんか?」

ショタ提督「やっぱ良いです」

ショタ提督「………」

潮「………」

羽黒「………」

ショタ提督「……ッカァー!相変わらずムードもひったくれもねー!!」

潮「ですからこの周でラブロマンスは」

ショタ提督「もういいってそれは!」

羽黒「第一、この司令官さんに恋愛感情を抱くとなると相当血迷ってるレベルですよ」

ショタ提督「腹黒くなくなった代わりに堂々と毒づくようになったな」

羽黒「監視役がそんなんじゃダメですもん」

ショタ提督「……アグロの癖に」ボソッ

羽黒「誤字ネタはやめて下さい」

ショタ提督「ははっ気にしてたのか。これと羽羅黒どっちがマシなあだ名だろうなwwww

羽黒「……砲撃で口を無理やり閉じてあげましょうか?」

ショタ提督「おっやんのか?全力で返り討ちにすんぞ?」

潮「なら私は2人まとめて叩き潰しますね」

ショタ提督「……プッ!だはははははwwwwww」

羽黒「……ふふっ♪」

潮「……くすっ♪」

ショタ提督「やっぱ俺このノリの方が良いわwwww顔赤くして照れるとかぜってー無理wwww」

羽黒「私もです。この距離感こそ司令官さんと私達ですよね」

潮「それにこっちがモジモジしても提督ならその展開を壊しちゃいますよね?」

ショタ提督「おう!ギャグにイチャコラなんていらねー!」

羽黒「……結局私も毒されちゃったなぁ」ボソッ

ショタ提督「え?何だって?」

羽黒「それ聞こえてて言ってますよね?」

ショタ提督「バレたか」

羽黒「これくらい予想出来ないと監視役なんて務まりませんから」

潮「………」コクコク

ショタ提督「うなずいてんじゃねーよ!でも嫌ならやめてもいいんだぜ?」

潮(手遅れでしょうけどね)

羽黒「大丈夫です。もう決意は固まりましたから」ニコッ

ショタ提督「……そーでっか」

羽黒「はいっ♪」
















「これからは潮ちゃんと共に、貴方の好き放題にはさせませんからね!」


「ほう?やれるもんならやってみろ!俺を手なずけるのは鬼の裏譜面★10よりムズいぜぇ?」


(これで戦力2倍……少しは楽になりそうです)














――好感度50/50

※次はリザルトです。

ショタ提督「………」

潮「………」

羽黒「………」

ショタ提督「……なぁ」

潮「はい」

羽黒「どうかしましたか?」

ショタ提督「トイレまでついて来ることないだろ」

潮「提督ならその隙に逃げ出したり」

羽黒「言葉では言えないような下品な騒ぎを起こしそうですから」

ショタ提督「で、中入って俺を監視すると?」

潮「はい」

羽黒「はい」

ショタ提督「冗談抜きで変態扱いすんぞコラ」

潮「変態ではありません」

羽黒「監視の為なら仕方」

ショタ提督「なくないわボケ!こちとら腹痛くて漏れそうなんだよどけって!」

潮「信用出来ません」ジトー

羽黒「本当に腹痛なんですか?」ジトー

ショタ提督「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!よし分かった!なら今すぐここで腹ん中のうんこぶちまk」ズボングッ

潮羽黒「すいませんでしたどうぞお入り下さいッ!!」サッ!

ショタ提督「最初からそうしろって!あー出るうううううううううっ!」ガチャバタンッ!!

潮「………」

羽黒「………」

<っはぁぁぁぁぁぁぁ♪間に合ったぁぁぁぁぁぁぁっ♪

潮「……もう少しで鎮守府が口では言えないことになるところでした」

羽黒「流石に今回は私達に非がありますね……ですが油断出来ません。司令官さんがちゃんとトイレから出て来るまで待機です」

潮「ですね」

<うぅ~、普通ハーレムって女2人で1人の男を取り合うもんだろ?それがこの体たらくじゃ俺悲しいわぁ

潮「あり得ません」

羽黒「あれだけ騒ぎ起こしてよくそんなこと言えますね。正気ですか」

<相変わらず辛辣過ぎワロエナイ



<え?リザルト?うんこ中くらい勘弁してくれよ~……ほらよ!

狭霧:38.5/50『潮姉ちゃんから勘当されそうになっててワロタ』
羽黒:50/50『変態2号。腹黒いことばっかするからだぞ』
速吸:40/50『このままリーチで粘るか、いっそ50まで跳ね上がるか……アルティメットチョイス!』
潮:50/50『変態1号』

狭霧「か、勘当って……」

潮「え?どちら様ですか?」

狭霧「」

漣(自業自得なんだよなぁ)

7ヶ月目:上旬

ショタ提督「たまには大真面目に作戦会議でもすっか!」

潮「………」←正s……秘書艦

羽黒「………」←愛z……監視役

ショタ提督「こほん……では次の海域突破の戦術について話し合いたいと思います。何か意見のある方は」つ眼鏡スッ&クイッ

火の精霊「はいっ!」スッ

ショタ提督「では火の精霊さん」

火の精霊「深海棲艦なんてまとめて燃やしてしまえば良いと思います。私こう見えて軽く1兆度くらいの炎作れるんですよ!」フンス

ショタ提督「良い案ですね。他は?」

農家のおじさん「ほい」スッ

ショタ提督「では農家のオジサマ」

農家のおじさん「最近雨が降らなくて野菜が全然育たなくてなー、力強い深海棲艦が手伝ってくれりゃあ捗るべ」

ショタ提督「なるほど、参考になりますね。他は?」

面白黒人「ハイハーイ!」スッ

ショタ提督「では面白黒人さん」

面白黒人「戦争なんて悲しいことすんのはノンノン!艦娘も深海棲艦も俺達と一緒にフィーバーしようぜ★」

ショタ提督「平和を愛する素晴らしい意見ですね。他は?」

サソリ「………」スッ

ショタ提督「ではサソリさん」

サソリ「」つ『超巨大サソリが深海棲艦をバッサバッサ切りまくっている絵』 ズイッ

ショタ提督「ふむ……少々残酷ですが、戦術としては悪くありませんね。他は?」

信濃(未実装)「はい」スッ

ショタ提督「では信濃さん」

信濃(未実装)「いっそのこと深海棲艦も味方に引き込むのはどうでしょうか?特別な能力を扱える提督に頼めばワンチャンあると思います」

ショタ提督「SSどころか艦これそのものを否定しそうですが良い案ですね。他は……」

潮「……提督」

ショタ提督「ん?何?今作戦会議中だから用事なら後に」

羽黒「この際おじさんと黒人と未実装艦娘には突っ込みませんが、この面子は何なんですか?」

火の精霊「ふぇ?」キョトン

サソリ「………」

潮「いくら何でも人外を混ぜるのはダメでしょう。そもそも精霊って何ですか?」

ショタ提督「俺の知り合いだけど」

羽黒「そんなわけ……いや、もしかして138億年生きている間に?」

ショタ提督「おう。人間長く生きてりゃとんでもない超常現象に巡り合うもんだ」

火の精霊「ちなみにこの子私よりも年上なんだよね~。初対面の時は周りを黒焦げにするほど驚いちゃった!」

潮「……会議が終わったらお帰りいただいて下さいね?」

ショタ提督「わーってるよ。どうせ一発キャラだし続投はないだろうから安心しておk」

羽黒(それフラグ……いえ、どうせ司令官さんのことだから)

ショタ提督「フラグは壊す為にあるもんだ!」羽黒(と返すに……あーやっぱり)

↓1狭霧のコンマ 好感度:38.5/50
↓2羽黒のコンマ 好感度:50/50<END開放……>
↓3速吸のコンマ 好感度:40/50<リーチ!>
↓4潮のコンマ 好感度:50/50<END開放……>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお潮or羽黒が最大値の場合は即ENDです

狭霧「逃wwwwげwwww切wwwwりwwww成wwww功wwww」

潮「………」

狭霧「NDK?wwwwNDK?wwww」

潮「………」イラッ

狭霧「私38.5wwwwリーチですらないwwww」

潮「………」ピキッ

狭霧「m9(^д^)プギャーwwwwwwww」

潮「」プチッ














狭霧「」轟沈 チーン

潮「ふぅ……」シュゥゥ…

羽黒「姉相手に容赦ありませんね」

潮「何の話ですか?綾波型は現在7人しか実装されてませんよ?」

羽黒「………」

潮「私はやかましいイ級を炭化しただけです。それにどうせ提督が傍に置いてあれば勝手に生き返りますから」

羽黒(よっぽど

ショタ提督「だから物扱いすんなって」

速吸「………」

速吸(……あ、そういえば私失恋したことになるんでしたっけ。エピローグどうしましょう……)


というわけで、もはや何が何だか分からず提督がただ好き放題していた42周目は幕を下ろしました。

ショタ提督「好き放題したのは安価と読者のお陰だけどなwwww」

……それでは艦娘安価に移りたいと思います。

ショタ提督「おいスルーするなや」

※このレスではまだ安価を取りません。

恒例の注意事項です。


※今回登場した艦娘(狭霧、速吸)はNGです。

※今回ENDを迎えた艦娘(潮、羽黒)はNGです。

※今までにENDを迎えた艦娘(>>4-8をご参照下さい)もNGです。

※深海棲艦もNGです。

※浦風は安価下にします。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、5周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。


次の>>1のレスからスタートです。

1人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※1:03までに安価が埋まらなかった場合、それまでの安価で反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます

1人目:加賀(69→96)
2人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※1:04までに安価が埋まらなかった場合、それまでの安価で反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます

2人目:愛宕(26→62)
3人目

↓1~↓4で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※1:06までに安価が埋まらなかった場合、それまでの安価で反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます

3人目:由良(29→92)
ラスト4人目!

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決
※1:07までに安価が埋まらなかった場合、それまでの安価で反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます

4人目:コマンダン・テスト(37→73)

というわけで43周目ヒロインは
加賀(18周目、29周目、34周目、37周目、39周目より再登場)、愛宕、由良(20周目より再登場)、コマンダン・テストとなります。

幾多の再登場を経験した加賀さんは今回こそ勝利まで辿り着けるか……由良は20周目での失恋を乗り越えられるか……
そして初登場の愛宕やコマンダン・テストはいきなりENDまで到達出来るのか……
今回も白熱の試合が見られそうです。そういえば加賀さんと愛宕はショタ提督系の薄い……いえ何でもありません。

それではエピローグ&オープニングを書いてきます。今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
出来る限り早く完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。
43周目については構想が出来上がっていますので、オープニングを書く時間さえ確保出来れば何とかなりそうです。

本編更新の頻度はもちろん、小ネタが全く投下出来ず申し訳ございません。まだまだ時間がかかりそうです。

ではまた次回の更新でお会いしましょう。

エピローグ、投下します。先に謝っておきます、ごめんなさい。

ショタ提督「お約束とは言ってもさー、わざわざ父ちゃん達に挨拶しに行く必要あるか?」スタスタ

潮「当然です」スタスタ

羽黒「これからは四六時中一緒にいるんですから、そのことはきちんとご両親に報告しておかないと」スタスタ

ショタ提督「やっぱ恋びt」

潮羽黒「監視役です」

ショタ提督「へいへいそーゆーことにしとく。言っとくけどな、父ちゃんと母ちゃんもかぁ~なぁ~りヤバいぜ?」

潮「とっくに覚悟は出来てます」

羽黒「でないと『挨拶に行きましょう』なんて提案しません」

ショタ提督「あっそ。なら良いけどさ。後悔すんなよ?」ニヤッ

潮「しませんって」

羽黒「司令官さんが鎮守府に着任したこと以上の不幸はありませんから」

ショタ提督「おう言ってくれるじゃねーか。なんならここで決着つけるか?」

羽黒「暴れるというのならフルパワーで止めますよ?」

ショタ提督「よしその喧嘩買っ」

ズガァァァァァァァァァァァァァンッ!!

潮羽黒「!?」

ショタ提督「……やっぱやめた。それどころじゃないっぽいwwww」

潮「……提督。まさかまた地球割ったんですか?」

ショタ提督「今のは俺じゃねーよwwww」

羽黒「ですが突然爆発音が起こるなんて司令官さんが何かやらかさない限り……」

ショタ提督「あれ見ろあれwwww」スッ

潮羽黒「え?」クルッ

父「よくも俺のへそくり使いやがったなああああああああああああああああああああああッ!!」つ機関銃 ズガガガガガガ!

母「アンタこそ今月無駄遣いしたでしょうが!キャバクラなんか行きやがってえええええええええええええええええええッ!!」つバズーカ ズガァァァンッ!

ショタ提督「wwwwwwwwwwww」

潮「………」

羽黒「………」

ショタ提督「また派手な夫婦喧嘩だなwwww相変わらずくだらねぇ理由wwww」

潮「……早速頭痛がしてきました」

羽黒「……私もです」

潮羽黒(覚悟していたとはいえ、アレと話さないといけないんだ……)

ショタ提督「逃げるなら今の内だけど」

潮「……いえ、そんなことはしません」

羽黒「司令官さんと深く関わるなら、避けては通れない道ですから」

ショタ提督「強情だなお前ら。まー良いや、このままじゃ話進まないしちょっと止めて来るわ」ダッ

潮「あっ、提督!」

父(on 戦車)「せめて買うならつまらん通販のダイエット器具じゃなくて役に立つもん買えやゴルァァァアアアアアアアアアアアアアア!!」ズガァァァァァァァン!!

母(on UFO)「うっさいわね!!上司との付き合い(笑)で金飛ばすよりマシでしょうがああああああああああああああああああ!!」バリバリバリバリバリ!

ショタ提督「うぉーい父ちゃん母ちゃーん」ノシ

父「あ゛ぁん?部外者は引っ込んでろ!!」

母「邪魔すると殺すわよ!!」

ショタ提督「おい自分のガキの顔すら忘れたのかアンタらは」

父(on ガンダム)「知るかボケ!そこどけやうらああああああああああああああああああああああッ!!」つビームサーベル ブンブンッ!

母(on マジンガーZ)「てめぇは私を怒らせたあああああああああああああああああああああああああッ!!」ゴォォォォォォォッ!!

羽黒(乗ってるロボットが古いです)

ショタ提督「言っても聞かないかー。ならしゃーない……いい加減頭冷やせえええええええええええええええええええええええええええッ!!」つ原子核破壊砲 ズババババババ!

父「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!?」ビシャーン!

母「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああッ!?」ビシャーン!

潮(あ、消滅しちゃった)

ショタ提督「……ふぅ」シュウゥゥゥ…

潮「……良いんですか?両親葬っちゃいましたけど」

ショタ提督「問題ナッシング。こんくらいしないと止まらねーし」

羽黒「……やっぱり親子ですね」

ショタ提督「はっはっは!そう褒めるな!」

羽黒「褒めてません」

ショタ提督『そんで数分後、改めて俺の実家』

父「いや~俺としたことがついついヒートアップしちまったwwww」

母「とっくに着いてたなら言いなさいよwwwwそしたら喧嘩なんかやめてもてなしたのにwwww」

ショタ提督「言っても聞かなかった結果が↑の消失オチなんですがそれは」

父「ちげぇねぇwwww」

母「やっぱいい歳こいて喧嘩なんてするもんじゃないわwwww」

父母「がははははははwwwwwwww」

潮(……あぁ、まさしく提督のご両親です)

羽黒(消えたご両親はもちろん、既に原型すら無くなってた家がいつの間にか復活してますし)

父「えーっと、潮ちゃんに羽黒ちゃんだったか」

潮「あ、はい」

母「何をどう血迷ったらこんな馬鹿息子を好きになるの?」

ショタ提督「馬鹿息子ってアンタらの血ぃ受け継いでこうなったんだぞ俺はwwww」

潮「いえ、恋人として来たわけではありません」

羽黒「監視役として、司令官さん……42周目提督君が変なことをしないか見張り続けることを報告しておこうかと思いまして」

母「……提督」

ショタ提督「何?」

父「潮ちゃん達がここに来たってことは好感度50になったってことだろ?何でイチャついてねーんだよ」

ショタ提督「あくまでも監視役だからだってさ。俺は色々な意味で意地張ってるとしか思ってないけど」

母「でもまーアンタに恋する女なんてこの世界どこ探してもいないわよ」

ショタ提督「親が言う言葉かよおい」

父「同感だwwwwこいつに惚れるとか自殺したいとしか思えねえわwwww」

ショタ提督「それ以上言うと蜂の巣にすんぞコラ」

母「やれるもんならやってみなさいよwwww」

父「何なら返り討ちにしてやろうかwwww」

ショタ提督「……さっき俺に消滅させられた雑魚の癖に」ボソッ

父母「あ゛?」ギロリ

潮「いいから話を進めて下さい」

羽黒「一々煽り合って喧嘩してたらエピローグが終わりません」

ショタ提督父母「オウフwwwwサーセンwwww」

父「んでさ、潮ちゃん達は疑問に思わなかったか?」

潮「何がですか?」

母「どうしてあんなギャグ補正で滅茶苦茶出来るのか、よ」

羽黒「思いましたけど気にしたら負けだと考えてました」

ショタ提督「だろうな」

父「これには深い理由が無くてだな」

潮「無いんですね」

母「だって『遺伝だから仕方ない』の一言で片付くもん」

羽黒「遺伝ですか……遺伝!?」

ショタ提督「そーだけど」

潮「ギャグ補正って遺伝で身に付くものなんですか!?」

父「それも含めてギャグってことだ」キリッ

母(迫真のモノマネ)「クソ亭主は決め顔でそう言った」←CV.早見沙織

父「誰がクソ亭主だって?」

羽黒「だから喧嘩しないで下さい」

父「あぁすまん。このクソ主婦が言ってる通り、俺達は先祖代々ギャグの血を受け継いできた」

母「おい誰がクソ主h」

ショタ提督「話進まねーから静かにしてて」

潮「ギャグの血って……」

父「確か最初は……人類が生まれた辺りから既に補正持ちの奴がいて、そっから子孫残すたびに補正が遺伝して強まっていった」

羽黒(初っ端から突っ込み所満載ですね)

ショタ提督「あー確かウホウホ言ってたサルっぽい群れの中にそんな奴いたな」

父「流石138億歳。伊達に長生きしてねーな」

ショタ提督「あたぼうよ!」

潮(何で提督が138億年生きたことを知ってるかはもう聞きません)

母「そんでもって補正持ちの先祖がどんどんガキ作って、気がついたら現代まで受け継がれてたって感じね」

潮「………」

羽黒「………」

父「あっ今『取ってつけたような雑い設定だな』とか思っただろ」

潮「むしろそれ以外ありますか?」

母「無いわね。私もそう思うし」

父「同感だ」

羽黒「右に同じく」

ショタ提督「上に同じく」

父「でもしゃーない。ギャグなんて真面目に考えるだけ無駄だからな!」

母「それにこいつの遺伝子は最高傑作なのよ?今までの一族でもここまでぶっ壊れた補正持ちはいないわ!」

父「はっきり言って俺達以上だ。こいつに本気出されたら正直キツい」

ショタ提督「何それ初めて聞いたんだけど」

父「だってお前にそれ言ったらぜってー威張り散らすだろ」

ショタ提督「当然!」

母「なら言わないでしょ普通。ガキに馬鹿にされる親とか悲しくなるし」

潮「貴女方が普通を主張すると全力で意義を申し立てたくなりますね」

ショタ提督「母乳ぶっ放す姉ちゃんが言っても説得力無いぞ」

羽黒「あの時は本当に驚きました。もっと驚いたのは、あんなことがあった後でも何事も無く過ごしてる私達ですけど」

ショタ提督父母「そこだッ!!」ズビシ!

潮羽黒「はい?」

父「俺らの遺伝のすんげーとこはそこなんだよ!」

母「受け継がれしギャグ補正……最も恐ろしい効果。それはすなわち!」

ショタ提督「自分だけでなく周りにもギャグ補正が働くことだったのさ!」

父母「ジャンジャジャーン!今明かされる衝撃の真実ゥ!」

潮「………」

羽黒「………」

ショタ提督父母「あらやだ蔑むような目」

ショタ提督「そこは『な、何だってー!?』って返してくれなきゃダメっしょwwww」

潮「……呆れて物も言えないだけです」

母(迫真のモノマネ)「ノリ悪いわね~wwwwそんなんじゃダメよwwww」←CV.洲崎綾

羽黒「……私達が散々かき回されたのは」

父「大体こいつのせい」

ショタ提督「正直すまんかったwwww」

潮「でも反省してませんよね?」

ショタ提督「そらそーよ。俺が反省というものを学んだらこの周超地味になってんぞ」

母「でもぉー、アンタ達が今も無事に生きてられるのはぁー、こいつの補正がアンタ達にも影響してたからだったりぃー」

羽黒「ギャル風に言わないで下さい。気持ち悪いです」

ショタ提督「……前に妙高姉ちゃん化してるって言ったけど違ったわこれ。この辛辣さは那智姉ちゃんだ那智姉ちゃん」

潮「そもそも提督……42周目提督君の補正のせいで私達が巻き込まれて酷い目にあったんですけど」

父「それはあれだ。こいつをあんたらのとこに押し付けた特別学校に文句言え」

羽黒「この際聞きますけど、どうして42周目提督君は提督を目指そうと思ったんですか?」

母「ダーツ」

潮羽黒「へ?」

父「何だよダーツも知らねーのか?」

潮「それくらい知ってますよ」

羽黒「ダーツと提督に関連性が見出せないだけです」

ショタ提督「そんなの簡単!回想入るのもダルいから手短に言うと……」

父「提督の将来の夢が決まらない!」

母「なりたい職業も特にない!」

ショタ提督「ならダーツ投げてぶっ刺さった職業目指しちゃおう!」

父母「こーして投げたダーツは『提督』と書かれたゾーンにグサッと刺さり、晴れて提督を目指すことになりましたとさ!」

ショタ提督「めでたしめでたし!」

潮「………」アタマカカエ

羽黒「………」アタマカカエ

潮羽黒(そんなテキトーなノリで決めたんですか……まぁ大方予感はしてましたけど)

ショタ提督「でも勉強が大変でさーwwww入試は基本問題は何とかなったけど応用でつまづいたんだわwwww」

潮「……でも合格したんですよね?」

ショタ提督「おう。じゃなきゃ今こうして提督やってないからな」

羽黒「どうせ『悩んでて机に頭ぶつけたら都合良く天才的な閃きが思い浮かんで全問正解』なんてオチでしょう?」

ショタ提督「流石愛人!まさしくその通り!」

羽黒「愛人じゃなくて監視役です」

父「まさかの主席合格!あん時は祝いに祝ったなー。親戚先祖総出でパーティしたもんだ」

母「お陰で家が破裂しそうな勢いだったけどね」

潮「そうなんですか……え?先祖?」

父「あぁ。じいちゃんばあちゃん曾じいちゃん曾ばあちゃんは当然として」

母「そのまたじいちゃんばあちゃん更にじいちゃんばあちゃん……」

羽黒「ちょっと待って下さい。全員生きてるんですか?」

ショタ提督「あれ?言って無かったっけ?」

潮「初耳ですけど」

父「補正持ちの奴はどう足掻いても死ねなくてな。最初は焦ったらしいが今は開き直ってのんきに長寿生活楽しんでるんだわ」

母「この前だって山奥に住んでる1番最初のご先祖様に会いに行ったけど『最近の空気は汚染が酷くて吸えたもんじゃねーな』とか言ってピンピンしてたわね」

ショタ提督「そもそもギャグ世界の住人が歳取って死んだらダメだろjk」

羽黒「自然界の掟に真正面から逆らう方がよっぽどダメだと思いますが」

ショタ提督「マジレスとかwwww」

父母「ないわーwwww」

潮羽黒「………」イラッ

父「とまぁ茶番はここまでにして。こんなダメ息子にも家に連れて来られる女が出来たのはめでたいしな」

母「これはお祝いやろなぁ」

潮「結構です」

羽黒「ご報告したらそのまま帰る予定だったので」

父「遠慮すんなって!」

母「今車出してくるから待ってなさいな!」

潮羽黒「いえ本当に結k」

父母「ガハハハハハハwwwwww」ビシューン!

ショタ提督「光の速さで走ってったな」

潮「………」ガックリ

羽黒「………」ガックリ

ショタ提督「何だよ~。折角父ちゃん達が祝ってくれるのに露骨に落ち込むなよ~」

潮「……もう半年分の精神力を使った気がします。やっぱりアクが強くて……」

羽黒「……でもめげません。司令官さんをまともな子にしないと……!」

ショタ提督「まだ言ってんのかよ。いい加減諦めろって~。俺を真人間にするとか因果を覆すよりしんどいぞ?」

潮「………」

羽黒「………」

ショタ提督「……はぁ。ま、それでもしぶとく食らいつくならどうぞご勝手に」

潮「……はい、勝手にします」ニコッ

羽黒「……もう決めましたから」ニコッ

ショタ提督「へへっ、とんだ物好きもいたもんだな」ニコッ

潮「……ふふっ♪」

羽黒「……えへへ♪」
















「これからもずっと監視しますから……覚悟して下さいね?」


「貴方を普通の男の子に出来るまで……諦めませんから!」


「良いだろう。その挑戦……しかと受け取ったぁ!」
























父(on 車)「何強引に良い話みたいにまとめようとしてんだ」キキィーッ!ガチャッ

ショタ提督「あ、バレた?wwww」

潮羽黒「!?」

母「車用意出来たからとっとと行くわよ!」

潮羽黒「えっ今ので終わりじゃ」

ショタ提督「ほい」ドンッ ←後部座席に押し込む

潮羽黒「えっ」ポスッ ←押し込まれた

ショタ提督「うちの父ちゃんクレイジータクシーより過激な運転だけど死にはしないから大丈夫だ!」

潮羽黒「そ、それって……」

父「よーうし!んじゃ隣町の美味いレストランまでぶっ飛ばして逝くぜええええええええええええええええええええええい!」ブルルーン!

母「信号?標識?交通法?そんなの破る為にあるのだあああああああああああああああああああああああああ!」

潮羽黒「や、やっぱり降りm」

ショタ提督「ひっさびさの父ちゃんの運転!みwなwぎwっwてwきwたwwwwwwwwwwww」ガチャ ←ドア閉まる!もう逃げられない!

潮羽黒「」

父「ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」つハンドル ギュルギュルギュルギュルッ

ギュオオオオオオオオオオンッ! ギュラギュラギュラギュラギュラ! ゴゴゴゴゴゴゴゴッ! ズドンッ!ギュウウウウウウウウウンッ!

潮羽黒「嫌あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!?」

速吸「………」

速吸(今頃、潮ちゃんと羽黒さんは提督さんの実家に行ってるんだよね……)

速吸「……ふぅ」

速吸(私、結局必要無かったみたい……覚悟まで決めたのに、意味無かったかも……)

速吸「………」

速吸(だけど、あの2人なら……提督さんを任せられる)

速吸(きっと、私が隣で見守るよりも……良い方向に導いてくれるはず)

速吸「……っ」プルッ

速吸(そう。これで良い……これで良いの……)

速吸「……っ!」プルプル…!

























速吸「あああああああああああ良かったああああああああああああああああああああああああああああッ!!」涙ブワッ!

速吸「このまま潮ちゃん達と同じ道を歩むことになったらどうしようかと思ったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」涙ドバドバ

速吸「そりゃ覚悟決めたからといって提督さんの監視なんて辛いに決まってますよう!絶対酷い目に遭いますし!それが回避出来るなんて!」

速吸「これほどの幸せはありませんよ!やったああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」ドバドバ

速吸「あぁダメ!嬉しすぎて涙止まらない!うわああああああああああああああああああああああああああああい!!」ドバドバ

速吸「ばんざあああああああああああああああああああああああああああああああああああああい!!失恋最高ですううううううううううううううううううううううう!!」ドバドバ

ギュルルルルルルルルッ! ガコガコガコッ! ガタガタガタガタッ!

<あぁ今吹っ飛びました!?吹っ飛びましたよね!?

<降ろして下さい!死にたくないですうううううううううっ!

<こんくらいで死ぬわきゃねーだろ!もっと飛ばせー!

<まかせろー

<人引いてスライスしちゃダメよー?

<ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!?×2

速吸「潮ちゃあああああああああああああああああああああああああああん!羽黒さああああああああああああああああああああああん!」ドバドバ

速吸「ご愁傷様です!私を助けてくれてありがとうございましたあああああああああああああああああああああああああっ!」ドバドバ

速吸「やったあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」ドバドバ





潮・羽黒 HAPPY END……?

潮羽黒「こんな終わり方ありなのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」

ショタ提督「あり。だってギャグ補正がヤバ過ぎる周だもの★」

自分でも書いていて何だこれと思いました。ただ個人的に今周は書いていて凄く楽しかったです。
オープニングはもうしばらくお待ち下さい。

オープニング、投下します。

――――


――――――――


――――――――――――




「………」

「………」

「……やっぱり、怖いの……?」

「……当たり前だろ」

「自業自得でしょ?」

「それは、そう……だけど……」

「……大丈夫。僕も、一緒に……謝るから、ね?」

「うぅ……」

「あーもう!ここまで来てグズグズしない!約束したでしょ?今日こそ謝りに行くって!」

「………」

「………」

「……はぁ。貴方達って、本当にどうしようもないわね」

「うぐっ……」

「くっ……」

「今までの行いが最低だったんだから、ちょっとくらいは良い所を見せないとね?ほら、さっさと歩きなさいっ!」

「……分かってるよ」

「………」コクリ

「……♪」ニコ…




「……あれ?」

「あの子達は……」

「……あっ」

「え?貴方達は――」




――――――――――――


――――――――


――――

――――


――――――――


――――――――――――




「………」

もう、誰も信用しない。信用してはいけない。

今度は、絶対に……騙されない。

「………」

希望を抱くことなんか……馬鹿な子がすること。

最初から、そんなものは……捨てちゃえば良い。

「………」

また裏切られるなんて、そんなの……嫌。

あんな辛い、悲しい、痛い、そして……憎しみを募らせる思いは、もうしたくない。

「………」

これは、ワタクシだけの気持ちじゃない……

きっと……いや、間違いなく……全員の気持ち。

「……新しい提督、ですか」

「……“あんなことになった”のを知ってる癖に、どうして着任させようと思ったのかしらね」

「分かりません。ですが……拒否は出来ません」

「……まぁ良いわ。誰が来たとしても……」チラッ

「……えぇ」

「……うん」

「……はい」








≪絶対に……心を許そうとしてはダメ。深海棲艦と同じ……いや、それ以上の……“敵”だと思え……ッ!≫








――――――――――――


――――――――


――――

――オープニング


「………」スタスタ…

(……もうすぐだね。思ったより近くて良かったよ)

「………」

(43周目鎮守府……今日からここで、僕は……)

「……あっ」ピタッ

大淀「………」

(……大淀さん、だったよね。う~ん……声をかけるしかないんだけど……)

「………」

(……悩んでいても仕方ないか。ここで僕が足を止めるようなら、着任しても上手くいかないもんね……)

「……あの、すみません」

大淀「……何ですか?子供は立ち入り禁止ですよ?」

「いえ、僕は……こういう者です」つ身分証明書 スッ

大淀「………」スッ

大淀「……ッ!43周目、提督……!?」

ショタ提督「……はい」

大淀「……っ!」ギリッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり、名前で気づいちゃうか。もちろん、僕も隠そうとしているわけではないんだけど……)

大淀「……今すぐ消えて下さい」ギロッ

ショタ提督「……!」

大淀「と言ったところで……どうせ、無理なんでしょう?」

ショタ提督「……ごめんなさい。それは出来ません」

大淀「……執務室の場所は分かりますよね?まぁ、この程度のことも知らないようなら、無能中の無能ですけど」

ショタ提督「大丈夫です。しっかり勉強してきました」

大淀「……勝手に行って下さい」

ショタ提督「分かりました。ありがとうございます……お時間を取らせて、申し訳ありませんでした」ペコッ

大淀「………」

ショタ提督「……では、また」スタスタ…

ショタ提督(……大淀さん。本当にごめんなさい……だけど、僕が……!)

ショタ提督「………」スタスタ…

天龍「………」

龍田「………」

ショタ提督(……皆、顔色が悪い。それに……)

夕立「………」

時雨「………」

ショタ提督(まるで敵と向かい合ってるみたいに、険しい表情……)

金剛「………」

榛名「………」

ショタ提督(理由は、間違いなく……だけど……)

青葉「………」

衣笠「………」

ショタ提督(僕は、その為に来たんだ。皆を……)

翔鶴「………」

瑞鶴「………」

ショタ提督「………」ピタッ

ショタ提督(……っと、考え事してる間に着いたね)

ショタ提督(執務室……今日からここで、僕が毎日を過ごす……)

ショタ提督「………」コンコンコンコン

ショタ提督(だけど、皆にとっては――)

ショタ提督「……失礼しますっ!」カチャッ








ショタ提督(――“また”新しい“提督”と過ごす日々が始まることに……)

ショタ提督「本日着任することになりまし……」

シーン…

ショタ提督「………」

ショタ提督(誰もいない……まぁ、そうだよね。歓迎されるわけ……ないもんね)

ショタ提督(でも、これは想定内。問題は……どうやって僕が着任したことを知ってもらうか、だよね……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……1人ずつ、部屋まで挨拶に回るしかないか。こんなことの為に、皆を呼んで来てもらうなんて……出来ないもんね)


――

ショタ提督(まずは空母の皆から。えっと、一航戦の部屋は……)スタスタ

ショタ提督(あっ、ここだね。ふぅー……よしっ!)コンコンコンコン

加賀「………」ガチャ

ショタ提督「……初めまして。本日ここに着任しました、43周目提督です」ペコッ

加賀「……っ!」

ショタ提督「この度は挨拶に回ろうと……」

加賀「……今すぐ出て行きなさい。目障りだわ」

ショタ提督「………」

加賀「聞こえなかったかしら。早く目の前から消えてほしいのだけれど」ギロリ

ショタ提督「……申し訳ございませんでした。失礼します」スッ…

加賀「………」バタンッ!

ショタ提督(……警戒されてるね。無理もないけど……きっと、“そうだと思っちゃう”だろうから……)

ショタ提督(だけど……顔だけは知ってもらわないと。ここで働くからには、最低限それだけは……!)

――

ショタ提督(次は重巡の皆。ここから1番近いのは……高雄型の部屋だったっけ)

ショタ提督(きっと、高雄さん達も……でも、避けることは出来ないよね)

ショタ提督「………」コンコンコンコン

愛宕「……はい」ガチャ

ショタ提督「……初めまして。本日ここに着任しました、43周目提督です」ペコッ

愛宕「……43周目、提督……貴方、まさか……」

ショタ提督「……はい。きっと、貴方が想像している通りだと思います」

愛宕「……申し訳ないけど、今すぐどこかに行ってもらえないかしら?」ギロリ

ショタ提督「………」

愛宕「もう、私達に提督は必要ないわ。余計なお世話なのよ」

ショタ提督「……申し訳ございませんでした」

愛宕「……ふんっ!」バタンッ!

ショタ提督「………」

ショタ提督(……提督は必要ない、か。これは……かなり時間がかかりそうだね)

ショタ提督(……次の部屋に行こう。ここで立っていても、何も解決しないから)スタスタ…


――

ショタ提督(次は軽巡の皆、か……やっと半分だね)

ショタ提督(でも、ちゃんと全員の部屋に挨拶して行かなきゃ。いい加減な気持ちはダメ)

ショタ提督(誠意を持って、皆と話さないと……!)コンコンコンコン

由良「……はい」ガチャ

ショタ提督「……初めまして。本日ここに着任しました、43周目提督です」ペコッ

由良「………」

由良(43周目提督……ということは、まさか……)

由良「……関わらないでほしいです。提督であるなら、猶更……!」ギロッ

ショタ提督「………」

由良「話はそれだけです」バタンッ!

ショタ提督「申し訳ござ……あっ」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ここまで僕を嫌うということは、きっと……それだけ、傷が深いんだね)

ショタ提督(でも、無理もないよ。話に聞いた分だと……こうなって、当然だから)

――

ショタ提督(……ここで最後か。水母の皆が住んでいる部屋……)

ショタ提督(もう、どんな反応が返ってくるかは想像出来るけど……やるしかない)

ショタ提督(自分でそう決めたし、約束もしたんだ……!)コンコンコンコン

コマンダン・テスト「………」ガチャ

ショタ提督「……初めまして。本日ここに着任しました、43周目提督です」ペコッ

コマンダン・テスト「提、督……それに、43周目……」

ショタ提督「………」

コマンダン・テスト「……ッ!」ギロリ

ショタ提督「……!」

コマンダン・テスト「……また、ワタクシ達を……っ!」

ショタ提督「……違います。僕は……」

コマンダン・テスト「もう……“提督”とは、顔を合わせたくもありません……!」バタンッ!

ショタ提督「っ!も、申し訳ござ……うっ」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ダメだった。これで全員から……拒絶されたことになる、か)

ショタ提督「………」クルッ スタスタ…

ショタ提督(でも……良いんだ。嫌われていても、そこから皆に信頼されていけば……)

ショタ提督(僕はその為に来たんだ。この鎮守府の皆の――)









加賀(……あの名前、顔つき……間違いないわ)

愛宕(新しい提督が来るだけでも、すっごく嫌なのに……)

由良(まさか……よりによって……!)

コマンダン・テスト(……ワタクシ達は、また……いえ、このままじゃダメ!もう、絶対に――)
























――トラウマを消して、支えてあげる為に。辛い過去を乗り越えて、また元気になってもらえるように……!


――信用しない。何があっても……疑い、怪しみ、嫌ってやる……!誰が“提督”なんて……信用するもんか……!














こうして、何か辛い過去を持つ艦娘達と……その闇から艦娘達を救い上げる為にやって来たガチショタ提督の……


……辛く苦しい、鎮守府生活が始まりました。

今回は40周目と同じ特殊な形式の進行となります。
そして36周目や40周目ほどではありませんが、時系列が今までの周と少しだけズレています。
歴代提督については一部登場させることが出来ません。現時点で言えるのは『初期……1周目から20周目前後』の提督は登場可能です。
細かい注意点等はまた改めてアナウンス致します。

23:00~0:00頃開始予定です。
今回は安価の内容によっては若干アレンジしたり展開を少し変えて描く場合があります。
安価を取っていただいている方には申し訳ありませんが、ご容赦いただければ幸いです。

始めます。

1ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(この書類は今日中に、こっちは明後日までに、後は……)


五月雨「……っ」

視界に入るだけでも吐き気がする。

この鎮守府に提督がいるというだけで……もう、負の感情しか湧いてこない。

阿賀野「………」

今からあいつの傍まで近づかないといけない……

それだけでもう、心が擦り切れそうだというのに……

五月雨「……どうします?」

聞くだけ無駄なのは分かっている。そんな希望を抱くだけ……自分を苦しめるだけだ。

でも……少しくらい、現実から目を背けていたい。

阿賀野「……行く、しかないよね」

五月雨ちゃんの、もはや死んだような目を見れば……言葉の意味の裏を読み取ることなんて、私でも出来る。

けれど、どうせここで逃げても……向こうから、こっちに接触しようとするはず。

時間稼ぎにしかならないなら……早く済ませて、すぐに立ち去るべきだ。

五月雨「……です、ね」

阿賀野「……開けるよ?」

五月雨「………」コクリ

ガチャ…

ショタ提督「……!」クルッ

五月雨「………」

阿賀野「………」

ショタ提督「五月雨さん、阿賀野さん!お帰りなさい!出撃、お疲れ様ですっ!」ペコッ

五月雨(……心にもない労わりはいらないよ)

阿賀野(どうせ、私達のことなんて……都合の良い奴隷か、ストレス発散道具としか考えてない癖に……)

五月雨「……戦術的勝利です」

阿賀野「ですが深部の敵は逃しました」

ショタ提督「いえいえ!戦果よりも、無事に戻って来てくれることが1番――」

五月雨「っ!」ギロリ

阿賀野「………」ギラッ

ショタ提督「――っ!」

五月雨「……それだけです」

阿賀野「ではこれで」

ガチャ バタンッ!

ショタ提督「………」

ショタ提督(……失敗、しちゃったかな。ううん、いきなり信頼してもらうなんて……そんなことは出来ないし、してはいけない)

ショタ提督(次からは、もっとかける言葉を慎重に選ばないと……少し言葉を間違うと、皆を一層傷つけてしまうことに……!)



五月雨「………」スタスタ

阿賀野「………」スタスタ

五月雨(どうせ、上辺だけの言葉で……私達を油断させようとしてるに違いないよ)

阿賀野(……そんな罠に引っかからない。もう、騙されないから……私達は、アンタのおもちゃじゃない……!)



↓1加賀のコンマ 信頼値:0/50
↓2愛宕のコンマ 信頼値:0/50
↓3由良のコンマ 信頼値:0/50
↓4コマンダン・テストのコンマ 信頼値:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流を試みます

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……皆を刺激するのは良くない。それは分かってる)

ショタ提督(だけど、僕を提督として信用してもらう……それが目的じゃない)

ショタ提督(もちろん、信用してもらえるに越したことはないけれど……それだけではダメ)

ショタ提督「………」スッ…

ショタ提督(僕は皆を救う為に来たんだ。壊れてしまったかもしれない心を……)

ショタ提督(……もう1度、元通りにする為に……!)

ショタ提督「………」スタスタ…

ショタ提督(……遠くから。皆の様子を、遠くから見れば……)

ショタ提督「………」ピタッ…

ショタ提督(いや、怪しまれれば本末転倒だよ。それこそ、余計信用を失うことに……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも、僕は……皆を救いたいと思うと同時に……役に立ちたい)

ショタ提督(提督なら、皆の……艦娘のサポートは、当たり前のこと)

ショタ提督「……!」スタスタ…

ショタ提督(……せめて、僕が出来ることは……全部、してあげたい)



愛宕は何をしていた?

直下

※今回は行動順が入れ替わり、40周目に近い進行形式となります。『艦娘→提督→コンマ』で進行させていただきます。
ただ、極度に進行が遅れたり辻褄合わせが困難になった場合は、もしかすると40周目と同形式の進行にするかもしれません。
今のところはこれで進行致します。ややこしくて申し訳ございません。

ショタ提督「………」スタスタ…

ショタ提督(やっぱり、皆……僕を警戒している。いや、そんなレベルじゃない)

ショタ提督(殺意がこもっている感じさえする……今にも誤射のフリをして、撃たれてしまいそうなほど……)

ショタ提督「……?」キョロキョロ

ショタ提督(そういえば、鎮守府中を歩いたせいか……執務室から随分離れちゃった)

ショタ提督(ここは……間宮さんのお店か。誰かいるかな……あっ)

愛宕「………」モグモグ

ショタ提督(愛宕さん……)


愛宕「………」モグモグ

……思えば、疲れた時にはいつもここに来ていたかも。

甘い物を食べれば、少しだけ……ほんの少しだけ、嫌なことを忘れられるから。

愛宕「………」モグモグ

自室でさえ、気が休まることがなかった。常に身構えてないといけない。

“あんな奴ら”に、私達のプライベートなんて……無かったもの。

愛宕「……美味しいわ、間宮さん」

間宮「……良かった。あ、でもお代わりは……」

愛宕「良いの。1杯だけでも十分だから……」モグモグ

お食事はもちろん、こうしたおやつでさえ……全員に提供出来るほどの余裕が無い。

だから、間宮さんや鳳翔さん達の……台所で、いつも頭を抱えている姿を……何度も見て来た。

愛宕「……っ!」ギリッ

愛宕(……ダメ。嫌なことを考えちゃ……今だけは、何もかもを忘れて……)

愛宕「………」モグモグ


ショタ提督「………」

ショタ提督(……おやつを食べている時でも、顔が強張ったまま)

ショタ提督(きっと、今まで……まともに休憩出来る時間すら……)

ショタ提督(それに間宮さんも、凄くやつれてて……このままじゃ、いつ倒れてもおかしくないかもしれない)

ショタ提督「………」

ショタ提督(何とかしてあげたい……でも、僕はまだ警戒されている状態。隣に立つだけで、距離を置かれてしまうほど)

ショタ提督(そんな状況でも……今の僕に、してあげられることは……)



提督の行動

直下

ショタ提督「……っ」フルフル

ショタ提督(いや、ダメだ。ここで無理に愛宕さんと会って、返って嫌な思いをさせてしまったら……)

ショタ提督(今の皆は、本当に心がいっぱいいっぱいなはずなんだ。そんな所に、僕が入り込んでしまえば……)

ショタ提督「………」クルッ

ショタ提督(1度出直そう。せめて戦果報告や演習みたいに、顔を合わせても不自然じゃない状況でないと……)スッ…

「待って!」

ショタ提督「……え?」

妖精「………」

ショタ提督「妖精、さん……?」

妖精「……引き留めてごめんなさい。でも、その……」

ショタ提督「………」

妖精「……貴方は、愛宕さんや皆を……何とかして、立ち直らせようとしてるんだよね?」

ショタ提督「……うん。その為に来たからね」

妖精「私達も、それに協力しようと思って」

ショタ提督「……!」

妖精「私達はずっと、この鎮守府の様子を見て来た。その間に、傷つく皆のことも……」

ショタ提督「………」

妖精「……黙って見ているだけしか出来ない。でも、皆の心のケアは提督にしか出来ない……」

妖精「諦めかけたその時、貴方が来てくれた。それで……思ったの。これが最初で最後のチャンスだって」

ショタ提督「………」

妖精「大丈夫。私達は……皆と違って、心を脅かされていない。元々相手にもされてなかったからね」

妖精「だからこそ冷静な判断も出来るし……皆は私達のことを信頼しているし、警戒もしていない」

ショタ提督「あ……!」

妖精「だから、貴方の力になれる。この状況だって、貴方1人では厳しいかもしれない。けど……」

妖精「私達と一緒なら、何かが変わるかもしれない。皆のことを……元気にしてあげられるかもしれない!」

ショタ提督「……妖精さん」

妖精「……私達は人数も多いし、皆の傍にいても嫌がられることはない。だから……貴方に、どう動けば良いかの助言することが出来る」

妖精「それでいて、貴方にしか出来ない皆の心のケアをしてもらえれば……!」

ショタ提督「……なるほど。ありがとう……そういうことなら、一緒に頑張ろう。皆を救う為に……!」

妖精「……!」パァッ

ショタ提督「だけど、今の状況じゃ……僕が店に入っても、愛宕さんはすぐに出て行っちゃうかも」

妖精「……確かに。でも、それならこうすれば……」



反転コンマ判定:妖精さんの作戦は?

01~49:妖精さん経由で間宮券を渡す
信頼値上昇:小 ×1.0
50~98:妖精さんと一緒に間宮券を渡す
信頼値上昇:中 ×1.5
ゾロ目:いっそ間宮喫茶&鎮守府の食事事情を解決する
信頼値上昇:大 ×2.0

直下

37→73:まだ出会ったばかり。つまり……


ショタ提督「……大丈夫かな」

妖精「確かに、少し思い切った方法だけど……」

妖精「貴方が1人で飛び込むよりは、間違いなく可能性がある」

妖精「もちろんそれだけじゃないよ。私がいることで……提督への警戒が、幾分か和らぐかもしれない」

ショタ提督「………」

ショタ提督(確かに、僕だけで行うよりは……愛宕さんが離れてしまう可能性は低くなる)

ショタ提督(ただ、妖精さんに“これ”を渡してもらうよりは……少しリスクが髙くなる)

ショタ提督(……でも、僕は……)

ショタ提督「……分かった。それじゃ、行こう」

妖精「………」コクリ

ショタ提督(……愛宕さんに会う方を選ぶ。負担はかけるわけにはいかないけれど……)

ショタ提督(……妖精さんが言っていたように、皆の心は……提督である僕じゃないと、救えないから……!)


愛宕「……ごちそう様でした」

間宮「お粗末様でした」

愛宕「じゃあ、私はこれで…………ッ!」

間宮「どうしまし…………っ!」

ショタ提督「………」

愛宕「……何しに来たんですか?私、言いましたよね?」

愛宕「どこかに行ってって。なのに……また来たんですか?」ギロッ

人がささやかな喜びを感じている時に……

やっぱり、こいつは……私達を……っ!

間宮「………」

妖精「……愛宕さん」

愛宕「……え?」

愛宕(妖精、さん……!?どうしてこんな奴と……)

ショタ提督「……あの、これを渡したくて」スッ

愛宕「……!」

愛宕(それって、間宮さんのお店の……)

妖精「お店の前で迷ってたみたいだから、私がつれて来たの」

妖精(こう言っておけば、私が無理に同行させられた~みたいな誤解はされないはず)

愛宕「………」

妖精さんが嘘を言ってるようには思えないけど……こいつのことは信用出来ない。いや、するに値しない。

きっと、こいつが1人で来ていたとしたら……迷わず、この店を出ていたと思う。

愛宕「……っ!」

だけど……どうせこいつは、妖精さんにまで猫を被っているに違いない。だって、私に券を渡そうとすること自体が信じられない。

これをやるから今まで以上に道具として働け……そう言いたいのかしら。

愛宕「……いらないわ」

ショタ提督「……え?」

妖精「……!」

愛宕「妖精さん。こんな奴のことを気遣う必要はないわよ?」

間宮「……同感です」

妖精「いや、私はただ……」

愛宕「あなたから受け取った物を使うくらいなら、三日三晩食事を抜いたほうがマシね」ギロリ

ショタ提督「……っ」

愛宕「妖精さんも、早くその場を離れて身を守ってね?提督なんて、いつ誰をストレス発散に使うか分からないんだから」スタスタ

ショタ提督「あ……」

妖精「………」

間宮「……で、何か御用ですか?」

ショタ提督「……いえ、お店の邪魔をして、申し訳ありませんでした」スタスタ…

妖精「ま、待って……!」

間宮「………」フイッ



愛宕「………」スタスタ

最悪……もう、本当に最悪よ……!まさか、ここまで嫌がらせに来るなんて……!

やっぱり、あいつは……私達に休みを与えないつもりね。あんな遠回しな嫌がらせまでして……

愛宕「………」

愛宕(だけど、どうして妖精さんはあんな奴と口を聞いたのかしら……)

愛宕(確かに妖精さんは今までも特に被害は無かったけど、提督の酷さを知ってるはずなのに……)

愛宕「………」

愛宕(……考えるだけ無駄ね。どうせ提督なんて……酷い奴しかいないもの)

愛宕「………」スタスタ



愛宕の信頼値 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

1×1.5=1.5/50


ショタ提督「………」

妖精「その……ごめんなさい。あそこまではっきり拒絶されるとは思わなくて……」

ショタ提督「………」

妖精「……うぅ」

ショタ提督「……ううん、僕こそごめんね?」

妖精「え……?」

ショタ提督「僕が早とちりしたせいで、妖精さんを巻き込んじゃって」

妖精「う、ううん!そんなことないよ!むしろ早とちりは私が……」

ショタ提督「……やっぱり、少しずつじゃないとダメなんだ。焦ると皆を余計傷つけることになっちゃう」

妖精「………」

妖精(私が余計なことを言っちゃったせいで……)

ショタ提督「だから……次はもう少し、踏み込み過ぎないようにすれば良いんだ」

妖精「……え?」

ショタ提督「僕はまだ警戒されている。いや、凄く嫌われている」

ショタ提督「だからこそ……僕が皆を大切に思っていることを、少しずつ……行動と態度で示していけば良い」

妖精「………」

ショタ提督「だけど、その為には……皆がどんな考えを持って、どんなことにトラウマを抱えているか……正確に把握して、慎重に動かないといけない」チラッ

妖精「……!」

ショタ提督「……頑張ろう。妖精さんと僕で……皆を救おう」ニコッ

妖精「……うんっ!」




愛宕「……ということがあって」

摩耶「マジかよ!あいつ……!」ギリッ

高雄「妖精さんを騙して、そんなことを……」

鳥海「姉さん達も気をつけてね?提督なんて、いつ、何をしてくるか分からないんだから」

摩耶「分かってるよ。いざとなったら解体覚悟でぶっ飛ばしてやる」

高雄「……子供だからといって、甘く接してはダメね」

愛宕「………」

愛宕(でも、今までは『提督』に事務的な会話以外は全くしなかった妖精さんが、自分から関わろうとするなんて……)

愛宕(……いえ、ただの気まぐれね。そうに違いないわ。あんな奴らに心を許したら最後だもの……!)ギリッ

今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
今月からは更新頻度がまた著しく低下すると思います。土日のどちらかに更新するのも厳しくなりそうです。
ただ、更新出来そうな日はもちろん生存報告は適時行いますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

投下速度自体も遅くなりがちですみません。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

あと疑問なんだけど16週目で艦娘にとって提督は生き甲斐であり
それを失うと廃人状態になるって設定があった気がするんだけど
この周の艦娘は何でその生きがいであるはずの提督を拒絶するほどになっているのに廃人になってないの?

22:30~23:30頃開始予定です。

>>221
ご指摘ありがとうございます。
確かに16周目で描いた通り、艦娘にとって提督は生き甲斐であり、提督が着任しないまま長期間放置されると精神崩壊してしまいます。
ただ、1度でも提督が着任していた場合は精神崩壊することはありません。
22周目の回想でも描きましたが、提督着任後に艦娘が精神崩壊しないのは、提督が1度着任している状態から「提督が元気でいてくれている時」か「艦娘全員が納得出来る形で提督と別れた時」のどちらかです。
現時点ではあまり詳しく言えませんが、この鎮守府の艦娘の場合は「艦娘全員が納得出来る形で提督と別れた時(=嫌な提督が解雇された)」に当たります。少し無理矢理な感じもしますが……
そして補足ですが36周目のコネ鎮守府でも描いた通り、提督のことを嫌っていても「心のどこかで提督を慕う気持ちがある(=提督を嫌っていても命令を聞いてしまう)」ので、仮にブラックな提督が着任した場合でも余程のことが無い限り精神崩壊しませんし、暴動も起きません。ただ、稀に憎しみや愛情が上回って暴走することがあります。
今回の場合は憎しみが強まっており(理由は後々描きます)、暴動まではいきませんが提督を本気の本気で嫌っている状態です。ただ、正当な命令・指示等はギリギリ聞く理性も残っています。

……長文になってしまいすみません。正直、素で設定を忘れていたり勘違いしていることがありますので(30周目の時も8周目提督の設定を間違えてしまいました)、矛盾点や疑問がありましたら今回のように挙げていただけると幸いです。
43周目の設定も今までの描写と極力矛盾が出ないようにしたつもりでした。混乱させてしまって申し訳ありません。

始めます。

1ヶ月目:中旬


ショタ提督「よいしょっと……」つ書類 スタスタ

妖精「……大丈夫?」

ショタ提督「うん。この量なら、僕でも持てるからね」

天龍「……!」

くそっ!嫌な奴と鉢合わせしちまった……!

朝からこんな汚物を目にするなんて、まるでついてねぇな……

鹿島「……っ」

提督が鎮守府にいるというだけで嫌な汗が噴き出てくる。

それが……こんな間近にいるとなれば、嫌悪感が私の体中を支配する。

ショタ提督「あ……金剛さん、榛名さん。こんにち……」

天龍「……気安く名前を呼ぶんじゃねえ」ギロッ

鹿島「……目を合わされると、非常に不愉快です」ギロリ

ショタ提督「……ごめんなさい」

妖精「ま、待って!この子は何もしてないのに、そんな言い方は……」

天龍「……こいつの肩を持つのか?」

愛宕さんが言っていた。こいつは……妖精にまで嘘をついて、都合良くこき使っているらしい。

まさか、何か弱みを握られて……あり得ない話じゃない。仮にそうだとしたら……!

妖精「そういうことじゃなくて……!」

鹿島「……貴方、妖精さんにまで手を出すおつもりですか?」

今まで私達を散々苦しめてきた“提督”。そんな奴に……常識なんて、持ち合わせているわけがない。

だとすれば、妖精さんでさえ……ストレス発散の玩具として、使われていたとしたら……

体が小さくて、力も弱い……私達以上に、危険な状況に追い込まれて……!

ショタ提督「……え?」

天龍「おい。俺達の大事な仲間……妖精に何かしてみろ。絶対に許さないからな?」ギロッ

鹿島「その気になれば、艤装なんて付けなくても……」ギロリ

妖精「だから……っ!」

ショタ提督「………」

鹿島「………」スタスタ

天龍「……チッ」スタスタ

妖精「……うぅ」

妖精(私達が訴えかけても、全然耳を貸してくれないなんて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……皆)


↓1加賀のコンマ 信頼値:0/50
↓2愛宕のコンマ 信頼値:1.5/50
↓3由良のコンマ 信頼値:0/50
↓4コマンダン・テストのコンマ 信頼値:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流を試みます

名前覚えてないわけじゃないよね…?

>>229
すみません!描く人物変更したのに提督の台詞変えるの忘れてました!
提督の台詞内の金剛と榛名は天龍と鹿島です、はい……度々申し訳ありません。


妖精「はぁ……」

ショタ提督「………」

妖精「私が一緒にいても、全然話を聞いてくれない……あそこまで『提督』への憎悪が大きいなんて……」

ショタ提督「いや、それは当然だよ。あんなことがあった後じゃ……」

妖精「確かにそうなんだけど、貴方に罪は無いのに……」

ショタ提督「……ううん、良いんだ」

妖精「え……?」

ショタ提督「僕が嫌われていても、それは構わない。極端なことを言えば、僕のことはずっと嫌っていても……それでも良い」

ショタ提督「僕自身が、皆に好かれることが目的じゃない。だって……」

妖精「………」

ショタ提督「皆を救うこと。過去の辛い記憶を少しでも和らげて、傷ついた心を元に戻してあげること……」

ショタ提督「その為に、僕は来たから」ニコッ

妖精「……貴方は、それで良いの?」

ショタ提督「うん。それに、妖精さんのお陰で……僕が把握していなかったことも、知ることが出来た」

ショタ提督「ありがとう。君がいてくれれば、きっと……皆を助けられるよ」

妖精「………」

妖精(話を聞く分だと、この子はやっぱり……“あいつ”への責任を感じて……)



愛宕の行動

直下

ショタ提督「………」スクッ

妖精「……どうしたの?」

ショタ提督「……この前、愛宕さんに不快な思いをさせちゃったでしょ?もう1度、謝りに行こうと思って」

妖精「あ……」

ショタ提督「だけど、迂闊に動き回ると……他の皆を、また不快な気持ちにさせてしまう」

ショタ提督「最低限、愛宕さんとだけ……ほんの少しの間だけ会って、謝りたいんだけど……」

妖精「……!ちょっと待ってて、他の妖精仲間に調べてもらうから!」

ショタ提督「……申し訳ないけど、お願い……しても良いかな?」

妖精「任せて!皆を助けたい気持ちは、私達も同じだもの!」タタタ…!

ショタ提督「……ありがとう、妖精さん」


屋上

愛宕「……はぁ」

愛宕(空、曇ってるわね……せめて快晴なら、少しは心が穏やかになったかもしれないのに……)

時々、こうして屋上に来ると……嫌な気持ちを和らげられる。

やっていることは、ただの現実逃避だけど……それでも、何もしないよりは……

心の疲れを取ることが出来る。だけど……

愛宕「………」

曇っている日、雨が降っている日、嵐の日……こんな時は、気分が良くなることはない。

それどころか、猶更嫌な気分になってしまう。

愛宕(……まるで、今の私を表してるみたい)

そう。おどろおどろしく、今にも雨が降りそうな空……

正に今、憎しみに満ちている私のような気がして……

愛宕「……っ」

でも、私の心が晴れることはない……きっと、いや、絶対に。

もう、無理なのだ。これ以上……信用したり、希望を抱くのは。

愛宕「……馬鹿みたいね、私」ボソッ

愛宕(今までそうしてきて……何度も壊され、潰されたじゃない……)


ショタ提督「………」

妖精「……愛宕さん、たまに屋上に行っては……悲しそうな顔をしてる」

妖精「特に、今日みたいに曇りの日は……一層、気分が悪そうになって……」

妖精「私達が声をかけても、『何でもないの。ちょっと考え事』としか言ってくれなくて……」

ショタ提督「……そう、なんだ」

ショタ提督(愛宕さんが何を考えているかは……僕には分からない。けれど……)

ショタ提督(きっと、辛さ、悲しさ、憎しみ……心を締め付けるようなことを考えている、はず)

ショタ提督(もちろん、確証はない。それを知るのは……愛宕さんしかいないから)

ショタ提督(だからこそ……慎重に行動しないといけない。例え妖精さんがいてくれたとしても、警戒が和らぐとは思わない方が良い)

ショタ提督(あくまでも、僕が自力で皆と話さなければならない。そう考えて動かないと……)


提督の行動

直下

ポタ… ポタ…

愛宕「あ……」

愛宕(雨……まぁ、この天気なら……いつ振ってもおかしくなかったわね……)


妖精「あっ!振って来ちゃった!」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(雨……どうする?このままだと、愛宕さんはこっちに……)

ショタ提督(1度部屋に戻るか、このまま話しかけるか……)

ザーザー

愛宕「………」

ショタ提督「……?」

ショタ提督(……戻らない?雨に濡れても、そのまま立っているなんて……)

妖精「ど、どうしよう!?愛宕さんこっちに来ちゃう!?覗いてたのがバレちゃうよ!?」アタフタ

ショタ提督「………」

ショタ提督(愛宕さん……今の僕に出来ることは……)

ショタ提督「……妖精さん。すぐに戻るから待ってて!」ダッ

妖精「えっ、あ、提督!?」


ザーザー… ザザー…

愛宕「………」

愛宕(……私達には、お似合いの天気ね)

雨が激しくなる。髪はもちろん、服もどんどん濡れていく。

だけど、屋内に戻る気は無い……いや、気力が出ない。

冷たく、それでいて激しい……そういえば、私がこんな風に泣いたのはいつだったか。

愛宕(……覚えてないわね)

もはや怒りと憎しみばかりが込み上がる。悲しさなんて……いや、それどころか……

笑顔も、無くなってしまった。今の私には、もう……

愛宕(……負の感情以外、抜け落ちて……)

スッ…

愛宕「……え?」

ショタ提督「………」

愛宕「……ッ!」ギロッ

またこいつね……この前も、私の休憩を邪魔して……!

こうやって、物思いにふけることすら……許さないというの……!?

ショタ提督「……風邪、引きますよ?」

愛宕「……貴方に関係ないでしょ?それとも何?道具に風邪を引かれたら困るのかしら?」

ショタ提督「……違います」

愛宕「………」

ショタ提督「愛宕さんに、辛い思いをしてほしくないからです」

愛宕「口では何とでも言えるわ。お世辞なんて気持ち悪いだけよ」

愛宕(どうせこいつも、私のことなんて玩具としか……)

その傘だって、私を叩く為に用意したのかもしれない……いえ、きっとそう。

こんな奴が、私達を心配なんて……するわけがない。提督なんて、自分のことばかり考えてる奴で……

ショタ提督「………」

愛宕「………」ギロリ

ショタ提督「……ごめんなさい」

愛宕「……ほら。やっぱり貴方も」

ショタ提督「でも、お願いです。僕のことはどう考えていても……例え、殺意を抱くほど嫌っていても良いので……」

ショタ提督「どうか、傘だけは……受け取って、もらえませんか……?」

愛宕「……!」

頭を下げた……?たかが傘のことくらいで……?

こいつは一体……何か、裏で企んでるんじゃ……

そう言いながら、後から『傘をやったのは僕だ』なんて言いながら、恩着せがましく……

愛宕「………」


反転コンマ判定:愛宕はどうする?

01~49:そのまま立ち去る
信頼値上昇:小 ×1.0
50~98:黙って受け取る
信頼値上昇:中 ×1.5
ゾロ目:一応お礼を言って受け取る
信頼値上昇:大 ×2.0

直下

今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
投下量&速度が落ちてしまい申し訳ありません。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

お待たせしてすみませんでした!小ネタを投下します!

『見守る会の子育て奮闘日記』
※本編と同一世界です。前作『大スクープ!見守る会のお宝映像大放出!』の後日談です。


大会場

ワイワイ ガヤガヤ

1周目提督「ここに来るのも久しぶりだね~!」

5周目提督「だな~。最後にここに来たのいつだったっけ?」

2周目提督「確か……11スレ目のカラオケ以来だったか」

9周目提督「懐かしいね~……ところで、見守る会の皆は何をするつもりなんだろう?」フワフワ

10周目提督(あ、今日は霊体で来たんだ)

14周目提督「招待状だか何だかで来てみれば……妙に大がかりな設備が追加されてるみたいだな」

16周目提督(そういえば、21周目提督君がいないような……)キョロキョロ

17周目提督「……楽しみ、です……///」モジモジ

フッ…

20周目提督「……?急に照明が消えたけど……」

23周目提督「何か始まるのか?」

25周目提督「………」

26周目提督(ダルいからとっとと初めて……)ダラーン

34周目提督「……///」ドキドキ

幕「」ズズズ…

歴代提督「……!」

歴代提督(あれは……大画面?)










『それでは今から上映を開始しまーす!』










歴代提督(一部除く)「!?」

15周目提督「む?」

33周目提督「……?」

ブーッ

3周目提督「じょ、上映!?ここって映画館にもなるんですか!?」

7周目提督「そ、そんな話聞いたことないぞ!?」

12周目提督(あ……周りが暗くなって……)

15周目提督「何かの催しかのぅ?」

17周目提督「………」オロオロ

フッ…

18周目提督「あっ、始まったみたいだよ!」

――

ザバァァァァンッ! ヒュゴオォォォォォッ!

『嵐の海。艦娘はもちろん、深海棲艦でさえ立っているのがやっとの程……その中に、嵐の真っただ中を進む者がいた……』

戦艦棲姫「うぐっ……」ヨロヨロ

戦艦棲姫(凄い、嵐……しかも、私の体はボロボロ……不死身とはいえ、結構キツいわね……)

戦艦棲姫(でも……あんな奴ら、どうせ私のことなんか……役立たずとしか……!)

ズオオオオオォォォォ…!

戦艦棲姫「……?ッ!?」

戦艦棲姫(つ、津波……!?今の私じゃ、避けられな……)

バシャアアアアアアアアアアンッ!

戦艦棲姫(うあぁぁぁぁ……ッ!)

『彼女を襲う大津波。なす術もなく、彼女はそのまま飲み込まれてしまった……』

『そして数時間が経ち、嵐が治まった朝……ある浜辺で、とある事件が起こる』

21周目提督実家鎮守府(以下・実家鎮守府)

21周目父(以下・提督)「くぁーっ!朝の浜辺は良いもんだなぁ~!さて、今日も1日頑張……ん?」

戦艦棲姫「………」大破

提督「あれは……まさか深海棲艦!?いや、それにしては弱ってるようだし……」

戦艦棲姫「………」

提督「……お、おい。大丈夫か?」

戦艦棲姫「……ううっ」

戦艦棲姫(に、人間……それにその服装は……私、とことんついてないわね……)

『大破……人間でいう重傷を負った戦艦棲姫……』

提督(って大怪我してるじゃないか!?放っておいたら死ぬぞ!?)

提督「仕方ない!艦娘達にはぶっ飛ばされるかもしれないけど……鎮守府まで背負って行くか!」

戦艦棲姫「………」

提督「待ってろ!すぐ手当てしてやるからな!」タッタッタ…

戦艦棲姫「………」

『彼女に手を差し伸べる1人の男性。そう、これこそが運命の出会いなのであった。彼らが後に――』














21周目提督『――僕、21周目提督を生んでくれるわけなのですっ!』ドーンッ!














<~♪ ※OP曲(曲はご想像にお任せします)

――

4周目提督『ひゃうっ!?えっ……ふえぇっ!?に、21周目提督君が……飛び出して来て……!』

5周目提督『おぉ~凄いな!まさかの3D対応か!いやそれどころじゃない!画面の前を立体映像が踊ってるぞ!?』

8周目提督(どこかで聞いた声のナレーションだと思ったが……21周目提督だったのか)

6周目提督『わぁ~!21周目提督君や瑞鳳お姉ちゃん達が画面で騒いでる~!見守る会のお姉ちゃん達も~!』キャッキャ

7周目提督『すっげぇ……!はっぱ隊やアイドルの真似事した時よりもパワーアップしてる……!』

38周目提督(21周目提督君、頑張って男らしい声を出そうとしたんだね……やっぱりあどけない少年ボイスだったけど)

21周目提督『そしてお父さんとお母さんは結婚して、しばらくは2人仲良く暮らしていました!そして……』

提督「………」ソワソワ

瑞鳳(実家鎮守府・以下艦娘全員)「提督~、もう少し落ち着いたら~?」

提督「いや、だけどさ……」

瑞鳳(戦艦棲姫さんが妊娠したかもしれない……それで病院に調べに行ったんだけど……)

瑞鳳(深海棲艦に、人間の妊娠を調べる道具が使えるのかなぁ……?)

戦艦棲姫「ただいま~」ガチャ

提督「お帰り!で、どうだった!?」ワクワク

戦艦棲姫「……おめでたでした♪」

瑞鳳「……!」

提督「おおおおおおおっ!本当か!?よっしゃぁ!ついに俺達にも子供が……!」

戦艦棲姫「ふふっ♪貴方が頑張ってくれたお陰ね♪」

提督「おうっ!伊達に毎日セッk」

瑞鳳「はいストップそれ以上は言っちゃダメ!」

提督「っと、すまんすまん!だけど、子供かぁ……」

戦艦棲姫「えぇ♪私達の、ね……♪」

21周目提督『この日、お母さんが妊娠しました!今から10年と半年前の出来事だよ!』

21周目提督『そしてお母さんの妊娠が分かった日から半年後……』

病院

21周目提督(0)「おぎゃああああああああああああっ!おぎゃああああああああああああああああっ!」

助産師「見て下さい!元気な男の子ですよ!」

戦艦棲姫「はぁはぁ……こ、この子が……私達の……!」

提督「あぁ、そうだ!お前が頑張ってくれたお陰だ……!ありがとうな……!」

戦艦棲姫「貴方こそ……ずっと手を握ってくれて、ありがとう……!」

提督戦艦棲姫(この子が、俺〈私〉達の息子……だけど……)チラッ

21周目提督「びえええええええええええええええええええええんっ!」

助産師(それにしても声大きすぎっ!両耳塞いでも聞こえてくるんだけど!?)

提督戦艦棲姫(肌が真っ白……どう考えても戦艦棲姫〈私〉の遺伝だよな〈だよね〉これ)

21周目提督「おぎゃああああああああああああああああああああああああああああっ!」

助産師(ああああああああああああああッ!?耳が!部屋が!!機材が壊れるううううううううううううううッ!!!)

――

『おぎゃああああああああああああああああああああああああああああっ!』

歴代提督(一部除く)「うわああああああああああああああああああああっ!?」

5周目提督「み、耳が潰れるうううううううううううううううッ!?」

6周目提督「か、怪獣さんの鳴き声みたい~……!」

14周目提督「うるせええええええええええええええええええええええッ!?」

23周目提督「お、音が大き過ぎ……あだッ!?」ズデンッ!

24周目提督「あぁっ!?に、23周目提督さん!大丈夫ですか!?」

31周目提督(っく……!音響兵器の訓練も受けたとはいえ、これは……っ!)プルプル

39周目提督(お、おおおおお音を消す忍術は……うぐぅっ!?耳から爆音が突き刺さるでござる……っ!)



9周目提督「う、うわぁ~……大会場の壁が割れちゃいそうなほどの声だね……」フワフワ ←幽体だから平気

15周目提督「ここまでの大音量は久しぶりじゃのぅ。最後に聞いたのは戦時中の銃や爆撃機の音じゃったな」←不老不死だから平気

27周目提督(……咄嗟に超能力で自分の体を弄って聴力を下げたけど、早く周りの音を操る能力を作らないとヤバいっ!)←超能力で何でもあり

33周目提督「21周目提督君、生まれた時から凄かったんだね……」←この程度ならまだまだ平気

――

21周目提督『分娩室が壊れちゃう程の産声を上げて、僕が生まれ……えっと、お父さん、お母さん、病院の皆さん、迷惑かけちゃってごめんなさいっ!』

21周目提督『それから僕は実家鎮守府で、お父さんとお母さんや見守る会のお姉ちゃん達に育ててもらうんだ!』

実家鎮守府

21周目提督「あぶあぶ……」

ヲ級「ぐふっ///」ボタボタ ※鼻血

レ級「ごふぅっ!?///」※吐血

カ級「……可愛い♪」ナデナデ

提督「自慢の息子だからな!」

戦艦棲姫「というか私の血が流れてるから半分は貴女達と同じ種族よ?」

ヲ級「ハッ!?じゃ、じゃあ21周目提督君は私達の兄弟に……」

瑞鳳「いや何でそうなるの!?」

レ級「違うよヲ級!半分同族ってことはむしろ私達の子供ってことじゃないかな!?」

カ級「……落ち着いて。その理屈だと、“例の奴ら”とも血が繋がってることになるよ?」

ヲレ級「えぇっ!?あんな残虐な奴らに大事な息子は渡さないから!」

提督戦艦棲姫「違う!俺(私)達の子供だ(よ)!」

21周目提督「ふえっ……」ジワッ

提督戦艦棲姫見守る会「あっ」

瑞鳳那珂(た、大変!?この子が泣いちゃったら、また部屋にヒビが……!)

21周目提督「うぅ……」ウルウル

レ級「ご、ごめんね!?うるさかったよね私達!ほ~ら泣き止んで~?ベロベロ……バァッ!」

21周目提督「………」

ヲ級「えっとえっと……あった!楽しいおもちゃだよ~?」つガラガラ カランカラン

21周目提督「……!」パァッ

提督「よしチャンスだ!抱け!」

戦艦棲姫「えっ、皆見てるのに……しかもこんな昼間に……///」ポッ

提督「違ーう!息子をだっこしてやってってことだよ!」

戦艦棲姫「ふふっ、冗談よ。ほ~ら、よちよち、泣き止んで~?」ユサユサ

21周目提督「ん……♪」

カ級「……泣き止んだみたい」

提督「せ、セーフ……」

戦艦棲姫「1度泣くと被害が凄まじいことになっちゃうから……」

ヲ級「……明石と夕張に頼んで、防音育児室みたいなの作ってもらう?」

レ級「あ、それ良いかも」

瑞鳳「むしろ必須だよ~……このままじゃ、部屋がいくつあっても足りないもん」

那珂「あ、あはは……」

21周目提督「えへぇ……♪」

21周目提督『そんなこんなで、僕は皆にお世話してもらって……気がつくと、1年が過ぎてたんだ』

21周目提督『普通の子供は歩いたり喋れるようになるまで時間がかかるみたいだけど……えへへ♪僕はすぐだったの!』


21周目提督(1)「……♪」

提督「まさか目まで赤くなるとはな~」ナデナデ

戦艦棲姫「よっぽど私の血が濃かったのかしら?」ナデナデ

瑞鳳「でも、見た目は人間の男の子だよ?」

那珂「肌が白くて髪の毛も真っ白なことを除けばだけど……」

21周目提督「……ん」ゴロン

提督「お、寝返りか?」

21周目提督「んっ、んっ……」パタパタ

戦艦棲姫「そういえば、人間の子供だと……そろそろハイハイの時期だったっけ」

提督「何だって!?じゃあ提督はここから1歩進化しようとしてるのか!?」

鳥海(し、進化は言い過ぎだと思いますけど……)

21周目提督「……っ!」ググ…!

提督「よし!後もう少しだ!」

戦艦棲姫「頑張れ!頑張れ!」つビデオカメラ

木曾(どこから出したんだよそれ!)

21周目提督「………」スクッ

提督「うおっ!?て、提督が!提督が立ったぞ!?」

瑞鳳「本当に!?いやでもさっきハイハイしようと……えっ、まさか最初から立ち上がろうとしてたの!?」

木曾「……提督って確かまだ1歳だよな?」

戦艦棲姫「ふふっ……深海棲艦は人間とは違うもの。こういうことがあってもおかしくないわ♪」

那珂「な、なるほど……」

21周目提督「……お父さん、お母さん!」

提督「!?」

鳥海「しゃ、喋りました!今、確かに喋りましたよ!?」

戦艦棲姫「深海棲艦だもの♪」

提督「お前……でも納得出来てしまうのが悔しいなぁ!」

ズドドドドドドド!

ヲ級「提督君が立ったって本当!?」

レ級「まだ1歳だよね!?」

カ級「……凄い」

戦艦棲姫「……貴女達もどんな耳してるのよ。別室にいたのに即駆けつけてくるなんて」

ヲ級「提督君のいるところに……」

レ級「私達がいる!」

カ級「………」コクコク

提督「さ、流石っスね……」

21周目提督「あー!ヲ級お姉ちゃんだー!」ダキッ

ヲ級「!?!?!?///」

レ級「ファッ!?」

カ級「……しゃ、喋った……!?」

瑞鳳「あー、うん。さっき立ち上がったと思ったら、提督達のことをお父さん、お母さんって」

レ級「嘘でしょ!?立ってるだけでも凄いのに!」

21周目提督「レ級お姉ちゃんもいる~!」ダキッ

レ級「くぁwせdrftgyふじこlp;@:!?///」ブシュウウウウウウッ!

那珂「あ、凄い勢いで鼻血噴射してる」

ヲ級「」

鳥海「ヲ級さんは気絶してます……」

木曾(こいつら……)

21周目提督『ハイハイを通り越して、すぐに歩けるようになったんだ~!しかも言葉も話せるようになったの!』

21周目提督『今でもはっきり覚えてるんだよね~!あぁ、懐かしいなぁ~♪』

――

38周目提督「流石21周目提督君だね」クスッ

2周目提督(それで納得するのか……)

10周目提督「1歳の頃かぁ……覚えてないなぁ」

11周目提督「そりゃそうだろ。むしろ覚えてたら大した記憶力だと思う」

27周目提督「………」フイッ

22周目提督「……27周目提督君?どうしたの?」

27周目提督「な、何でもない!///」

19周目提督(……はは~ん、なるほど。さては覚えてるな~?)ニヤニヤ

――

21周目提督『それから僕はお父さん達やヲ級お姉ちゃん達から色々なことを教わったんだ!』

21周目提督『1番印象に残ってるのは、やっぱり戦い方かな?そのお陰でお姉ちゃん達と一緒に戦えてるもん!』


21周目提督(2)「………」ジー

提督「ぐぬぬぅ……!」グググ…!

戦艦棲姫「……えいっ」グッ

提督「どわっ!?あ~、やっぱり深海棲艦は強いな~……」

戦艦棲姫「まぁ、こればっかりは種族の差だから……」

21周目提督「……ねぇねぇ!てーとくもやりたい!」

提督「ん?腕相撲か?いいぞ!ドンと来い!」

21周目提督「やったー!」

戦艦棲姫「……手加減してあげてね?」ボソッ

提督「言われなくても」ボソッ

21周目提督「お父さん!早く早く!」

提督「分かってるって。こうして手を握って、ひじを床につけて……これでよし!」

21周目提督「わぁ~!」

戦艦棲姫「それじゃ、私の合図でスタートよ?」

提督「おう!」

21周目提督「うんっ!」

戦艦棲姫「ようい……始めっ!」

21周目提督「えいっ!」グイッ

提督「おふっ!?」ズシャーン!

戦艦棲姫「!?」

21周目提督「やったー!てーとくの勝ちー!」キャッキャ

提督「………」

戦艦棲姫「………」

提督(……な、なんつー力だ!?全く歯が立たなかったぞ!?)

戦艦棲姫(……まさか、こんなところにまで私の血が……)

21周目提督「もっかい!もっかいやろ!」

戦艦棲姫「……え、えぇ。今度はお母さんとしよっか?」

21周目提督「うんっ!」

提督「そ、それじゃいくぞ~?」

21周目提督「よーし!」

戦艦棲姫「………」

戦艦棲姫(もしこの子が私に勝てば、かなりの力を持つということに……)

提督「ようい……始め!」

21周目提督「おりゃー!」グイッ

戦艦棲姫「あうっ!?」ズシャーン!

21周目提督「わーい!勝ったー!」キャッキャ

提督「……お、おい」

戦艦棲姫「……うん」

提督戦艦棲姫(やだ、俺〈私〉達の子供……強すぎ……っ!)

21周目提督「ねぇねぇ!もっかい!もっかいやろ!」

提督「ウエッ!?そ、それは……」

戦艦棲姫「これを何回も繰り返したら、流石に腕が持たないかな~って……私不死身だけど」

21周目提督「え~?そんなぁ……」シュン

提督戦艦棲姫「うっ」ズキッ

提督戦艦棲姫(ざ、罪悪感が……誰か!誰か代わりに提督と腕相撲してくれる人は……)

ヲ級「あ、提督君」

レ級「腕相撲してたの~?」

21周目提督「あー!ヲ級お姉ちゃんとレ級お姉ちゃんd」

提督戦艦棲姫「いたあああああああああああああああああああああああッ!」

ヲレ級「お゛ぅっ!?」ビクッ

21周目提督「ふえっ!?」ビクッ

21周目提督『そこから僕は見守る会のお姉ちゃん達と腕相撲をしたんだけど……結果は皆の予想通り、かな?』

ヲ級「負けた」

レ級「負けた」

タ級(見守る会・以下全員)「負けた」

飛行場姫「負けた」

空母棲姫「負けた」

港湾水鬼「負けた」

21周目提督「とりゃー!」グイッ

リコリス棲姫「へぶっ!?」ズシャーン!

提督「」

戦艦棲姫「」

21周目提督「えへへ~♪また勝った~!」

ヲ級「……えっ、何これ」

レ級「提督君、こんなに強かったの……!?」

駆逐棲姫「力だけなら私達と引けを取らない……いや、私達以上じゃ……」

戦艦棲姫「……そんなに?」

カ級「だって、姫クラスに楽々勝てるくらいだから……」

提督「ま、マジか……」

21周目提督「ねぇねぇ!もっかい!もっかいやろ!」

リコリス棲姫「ま、待って、今の衝撃で腕が痺れて……」

――

歴代提督「………」

7周目提督「に、2歳でこれか……」

12周目提督「えっと、21周目提督君は今10歳……だよね?それくらいだから……」

25周目提督「……8年で、そこまで強く……」

26周目提督「化け物だな」

30周目提督「マッチョの7周目提督君とどっちが強いんだろう?」

32周目提督「あ~、確かに気になるかも」

37周目提督「すっげー!21しゅうめていとくって赤ちゃんの時からつよかったのかー!」キラキラ

――

21周目提督『でもね?この時はまだ、僕の力が強いことしか分からなかったんだ』

21周目提督『僕が鍛え始めたのは、それからちょっと後の話で……』


21周目提督「おっ買い~物♪おっ買い~物♪」

提督「……流石に子供に荷物は持たせられないよなぁ」

戦艦棲姫「そうよね……例え私達より力持ちだとしてもね」

レ級「あはは……」

ヲ級(当の本人はすっごく持ちたがってたけど……)

21周目提督「えへへ~♪」

キキイィィィィィィィッ!

「酔っ払い運転だぁーっ!」

「こんな夕方にかよ!?」

提督戦艦棲姫ヲ級レ級「え?」クルッ

ブウウゥゥゥゥゥゥンッ!

21周目提督「ふぇ?」クルッ

ドガアアアアアァァァァァンッ!

提督「……ッ!?」

戦艦棲姫「……!?」

ヲ級「あ……」

レ級「……ッ!」

「うわぁー!子供が引かれたー!?」

「救急車!救急車を呼べーっ!」

提督「……嘘、だろ……?」ガクガク

戦艦棲姫「そ、そんな……!」ガクガク

ヲ級「て、提督君が……!?」

レ級「っ、あ、あの車……ッ!」ギリッ
















21周目提督「痛……ちょっと擦りむいちゃった」

提督戦艦棲姫「……へ?」

ヲ級「……えっ」

レ級「よくも提督君を!車ごとぶっ飛ばして……え?」

「……く、車がへこんでる」

「しかも子供は無事!?うっそだろお前!?」

提督「て、提……督……?」

21周目提督「なぁに?」

戦艦棲姫「え、えっと……本当に擦りむいただけ、なの……?」

21周目提督「うんっ!これくらい何ともないよ~?」

ヲレ級「」ポカーン

――

歴代提督「」ポカーン

14周目提督「……マジかよ」

9周目提督「恐るべし、深海棲艦の血……」

33周目提督(……僕なら無傷、いや、仮に擦りむいてもすぐ治っちゃうかな)

24周目提督「異種族の遺伝子を受け継ぐだけでここまで……」

12周目提督「トラックに乗った運転手が逆に大怪我しちゃってそう……」

27周目提督「それは自業自得だな。飲酒運転なんてするからだ」

――

21周目提督『この後、一応医務室で見てもらったんだけど……やっぱり異常なし!』

21周目提督『そしてしばらく経ったある日……僕が鍛えることになる、決定的な日が訪れるんだ』



21周目提督(3)「わ~い!」バシャバシャ

ヲ級「……まさか海の上を走れるなんて」

レ級「半分は私達と同じとはいえ、ここまでとはね……」

21周目提督「ヲ級お姉ちゃ~ん!レ級お姉ちゃ~ん!こっちこっち~!」バシャシャシャシャ

ヲ級「ちょ、ちょっと待って……!」

レ級「提督く~ん!速すぎ…………ッ!?て、提督君!そっち行っちゃダメ!」

21周目提督「え?どうして……」クルッ







ヲ級(※見守る会とは別人)「……ん?」

レ級(※同上)「子供?」







21周目提督「あれ~?ヲ級お姉ちゃん達がもう1人いる~!」

ヲレ級「……っ!?」

21周目提督「こんにちは~!」ノシ

ヲ級(敵)「何で人間が水上を歩いて……」

レ級(敵)「長いこと海を荒らして来たけど、こんなことは初めてかなぁ」

ヲ級「提督君!早く戻って来て!」バシャバシャ

レ級「あいつらは敵だよ!」バシャバシャ

21周目提督「わ~い!」バシャシャシャシャ

ヲ級(敵)「……どうする?」チラッ

レ級(敵)「う~ん……向こうの私達が男の子を助けようとしてるみたいだし、よく分かんないけど……敵っぽいし殺っちゃおっか♪」ガシャッ

ヲ級(敵)「……だよね」ガシャッ

21周目提督「そっちのヲ級お姉ちゃん達も遊ぼ……え?」

ヲレ級「提督君ッ!」バシャバシャバシャッ!

ヲ級(敵)「……!」つ艦載機 パシュパシュ!

レ級(敵)「死んじゃえ~♪」ズドドドドドッ!

ズガアアァァァァァァァァァァァンッ!!

21周目提督「――ッ!?」

ヲレ級「提督くううううううううううううううううううううううううううんッ!!」

シュウウウゥゥゥゥゥ…

ヲ級(敵)「……所詮は人間。艦娘にすら及ばない」

レ級(敵)「だね~。さて、次はあいつら…………ん?」

21周目提督「……うぅ」ヨロッ バシャン…

ヲ級(敵)「……っ!?砲撃を受けたのに五体満足で済むなんて……」

レ級(敵)「……ふ~ん。ただの人間ってわけじゃなさそうだね」

レ級「くっ……あいつらぁ……っ!」

ヲ級「……今は提督君を助けるのが先!」

レ級「……っ、ご、ごめん。提督君!大丈夫!?」

21周目提督「ぁ……っぐ、はぁっ、はぁっ……」

ヲ級(服がボロボロで、体にも傷が……!)

ヲ級「すぐに鎮守府に連れて帰るから……!」ヒョイッ

レ級「急がないと……提督君が……!」

21周目提督「ごほっ……」

バシャバシャバシャバシャ…

ヲ級(敵)「……良いの?裏切り者達を逃がしちゃって」

レ級(敵)「良いの良いの♪どうせあんな奴ら、私達でなくても誰かに無残に沈められるだろうから♪」

――

歴代提督(一部除く)「っ!」ガタッ

26周目提督「落ち着け」

32周目提督「だ、だって!21周目提督君が……!」

25周目提督「ど、どうしよう……!?」アセアセ

15周目提督「冷静になるのじゃ。これはあくまで“過去の映像”じゃぞ?」

17周目提督「あ……」

11周目提督「……そういやそうだった」

33周目提督「それに“今の”21周目提督君は元気だよ。だから大丈夫」

7周目提督「……ごめん。取り乱した」

8周目提督「これだけ鮮明な立体映像なら無理もない」

1周目提督「21周目提督君……」

――

21周目提督『僕は敵のヲ級お姉ちゃん達に襲われちゃったんだ。しかも、出会っていきなり攻撃されて……』

21周目提督『でも見守る会のヲ級お姉ちゃん達がいてくれたお陰で、僕は何とか一命を取り留めたんだ……』

実家鎮守府

21周目提督「………」

提督「提督……!」

戦艦棲姫「そんな……よりによって、敵の深海棲艦に撃たれるなんて……!」

ヲ級「……ごめんなさい」

レ級「私達がついていながら……」

提督「……いや、君達は悪くない。深海棲艦の血を受け継いでるからと慢心して……」

戦艦棲姫「提督を海で遊ばせた、私達のせい……でも、こんなことって……!」

カ級「はぁはぁ……お、お待たせ……!」タタタ…!

ヲ級「……カ級?」

レ級「それは……バケツ?」

カ級「………」コクリ

提督「でも、提督は半分は人間の体で……」

カ級「……やってみる価値はあります」

戦艦棲姫「……!」

カ級「提督君は……絶対に死なせません……!」つバケツ スッ

バシャア…!

21周目提督「……とぇ~い!元気100倍!21周目提督~!」ピョンッ!

全員「!?」

21周目提督「ありがとうカ級お姉ちゃん!それに皆!もう大丈夫!バケツの力で完全復活だよ~!」スタッ!

21周目提督「いや~まさかいきなり砲撃してくるとは思わなかったよ~!死ぬかと思っちゃった~!」

全員「」ポカーン

21周目提督『この時、僕の体もバケツで治ることが分かったんだ~!』

21周目提督『体の傷はもちろん、破れた服も全部元通り!ふふっ、お母さんの血の力のお陰だね~!』

――

歴代提督「………」

6周目提督「わぁ~!アンパンマンみた~い!」キャッキャ

14周目提督「深海棲艦の遺伝パネェ」

5周目提督「バケツもバケツで相変わらず凄いよなぁ」

37周目提督「おおおおおおおっ!よくわかんないけどすっげええええええ!」キラキラ

――

21周目提督『それから僕は、また同じようなことにならないように……ヲ級お姉ちゃん達から護身術を教わるんだ』

提督「……護身術か」

ヲ級「………」コクリ

戦艦棲姫「う~ん……あの子をまた危険な目に遭わせることに……」

レ級「流石に実弾は使わないよ。でも、また狙われた時に……せめて逃げ切ることが出来るくらいの術は教えておきたいと思って」

カ級「あの子は幸い、力が凄く強いですし……足の速さもズバ抜けています」

ヲ級「陸で暮らしていても、鎮守府がいつ狙われるか……私達がいる限りは大丈夫だけど、万が一1人の所を襲われたら……」

提督「………」

戦艦棲姫「………」

21周目提督「……僕、やりたい」

提督「え……?」

21周目提督「てーとくが強くなれば、お父さん達は安心なんだよね?」

戦艦棲姫「………」

21周目提督「大丈夫!今度はあんなことにならないから!」

ヲ級「……提督君」

21周目提督「お願い!てーとく、お父さん達のそばで隠れてるだけじゃなくて……」

21周目提督「ヲ級お姉ちゃん達と一緒に、悪い深海棲艦をやっつけたい!」

提督「………」

戦艦棲姫「………」

ヲ級達「………」

提督「………」チラッ

戦艦棲姫「………」コクッ

提督「……分かった」

21周目提督「……!」

戦艦棲姫「提督に駄々こねられちゃ、私達でも止められないもの」クスッ

21周目提督「じゃあ……!」

提督「……実弾無しとはいえ、念には念を入れてバケツはたっぷり用意しておく」

戦艦棲姫「私も手伝うから……この子を鍛えましょう。2度とあんなことにならないように」

21周目提督「お父さん、お母さん!」パァッ

ヲ級「……了解です」

レ級「うんっ!じゃあ早速鍛錬メニューを考えないと!カ級!任せたよ!」

カ級「………」コクリ

提督「でも、絶ッ対に!無理はするなよ?」

戦艦棲姫「傷だらけで運ばれた時は本当にびっくりしたんだからね?」

21周目提督「もちろんだよ!よーうし!強くなるぞー!」

21周目提督『こうして、皆に協力してもらいながら……僕は訓練に励んだんだ』

21周目提督『とはいっても、いきなり実践からじゃないよ?まずは室内で出来ることから始めたんだ』

ヲ級「えいっ!」つボール ブンッ

21周目提督「っ!」サッ

レ級「やぁっ!」つボール ブンッ

21周目提督「っ!」サッ

戦艦棲姫「……はっ!」つボール ブンッ

ポコッ!

21周目提督「あたっ!?うぅ~、またぶつかっちゃった……」

戦艦棲姫「ボールをよく見て?貴方の素早さなら、決して避けられない速度じゃないはず」

21周目提督「素早さ……てーとくの……そっか!分かった!」

・・・÷

21周目提督「本当だ~!速さを意識したら、他の物が止まって見えるようになったよ~!」シュババババババ

ヲ級「……見えない」

レ級「こ、これが速過ぎて目で追えないってやつ!?」

戦艦棲姫(……ちょっとアドバイスしただけでこれだなんて。この子、戦う才能あるんじゃ……)

21周目提督「あはははは~♪」シュババババババ

――

16周目提督「……凄い。残像すら見えないよ」

23周目提督(俺なら3歩目ですっ転んでそうだ……)

31周目提督(……凄すぎて参考にならない)

9周目提督(普通に目で追える……幽体だからかな)

――

21周目提督『そしてボールが全く当たらなくなってからは、いよいよ演習形式での特訓!』

21周目提督『実際に海の上で訓練を始めるんだ~!』

瑞鳳「……本当に大丈夫なの?」

明石「はいっ!実弾が飛ぶのではなく、ペイント弾が放たれるように改造しておきました!」

夕張「とはいっても、これは提督君の模擬演習専用の艤装だから……間違って出撃の時に装備しないでね?」

那珂「オッケー!」

鳥海「でも、いくらペイント弾とは言っても、子供にぶつけるのは……」

21周目提督「大丈夫大丈夫!普通の人よりは丈夫だもん!」

ヲ級「……いざとなれば私達がバケツを使う」

レ級「ご両親からも許可を貰ってるし、早速始めちゃおう!」

木曾「……分かった。じゃ……いくぞ、21周目提督っ!」ガシャッ!

艦娘達「……!」ガシャッ!

21周目提督「よーうし!頑張るぞー!」

カ級「……演習開始!」

瑞鳳「……っ!」パシュパシュッ!

21周目提督「っ!」ビシュンッ!

瑞鳳「……え?てー君は……」キョロキョロ

21周目提督「こっちだよ!ていっ!」ポカッ

瑞鳳「うあっ!?」中破

瑞鳳以外「瑞鳳(さん)!?」

21周目提督「……あ、あれ?」

鳥海「て、提督君!今の、どうやったんですか!?」

21周目提督「え、えっと、軽~くポカッって叩いただけだけど……」

ヲ級「もしかして……力が強すぎて、手加減してるつもりでも凄い破壊力に……?」

レ級「あー納得!」ポンッ

木曾「……嘘だろ」

21周目提督『それで結局、艦娘のお姉ちゃん達だと装甲が薄すぎるから……見守る会のお姉ちゃん達が担当してくれることになったんだ』

21周目提督『本当は僕が艦娘のお姉ちゃん達との演習に慣れてからの予定だったんだけどね……あはは』

――

39周目提督「うむむ、流石は21周目提督殿でござる!」

14周目提督「あははで済ませるなよ」

20周目提督「……幼い頃から凄く強かったんだね」

4周目提督(……僕も、あんな風に川内さんを守れたら……)

――

21周目提督「っ!」シュバシュバシュバ!

駆逐棲姫「速っ!?」ズドンズドン!

北方棲姫「全然当たらないよ~!?」

空母棲姫「……そこっ!」パシュパシュッ!

21周目提督「あうっ!?」ビチャビチャ!

装甲空母姫「やるわね、空母おばさん」

空母棲姫「誰がおばさんよ!提督君、方向を変える時に僅かに隙が出来てるから、そこに気をつけて?」

21周目提督「うん、分かった!こうだね!」ビシュッ!

重巡棲姫「えいえいっ!」ズドンズドン!

21周目提督「っ!っ!とりゃー!」ポカッ

重巡棲姫「うぐっ!?」中破

21周目提督「あっ、ご、ごめんなさい!つい……」

重巡棲姫「良いの。どうせ私達は不死身だし、これも提督君を強くする為だから!」

レ級「そうそう!遠慮なく攻撃してきちゃって!」

21周目提督「皆……ありがとう!それなら……はっ!」ビシュッ!

レ級「おっと!危ない!」スッ

ヲ級「……攻撃後の隙も危険」パシュパシュ

21周目提督「ひゃうっ!」ビチャビチャ

艦娘達「………」←見学中

艦娘達(どうしよう。提督君も見守る会の皆も反応や攻撃が素早すぎて参考にならない)

21周目提督『こうして演習を積んで、どんどん強くなっていくのを実感出来たっけ。懐かしいなぁ♪』

21周目提督『それで、見守る会のお姉ちゃんの攻撃を確実にかわせるようになってからは……深海棲艦の艤装の勉強もしたんだ!』

21周目提督『もちろん、実践訓練も続けながらね!』

21周目提督(5)「え~っと、これは……こうするんだっけ?」つ艦載機(ヲ級) カチャカチャ

ヲ級「うん。この構造だと、小回りが利く代わりに……」

21周目提督「……なるほど。つまり、こうなってるから……ここが弱点で……」

・・・÷

レ級「どうせなら深海棲艦や艦娘達の特性も勉強しちゃう?」

21周目提督「うんっ!」

レ級「了かーい!まずは艤装を背負ってる時の水上移動なんだけど……横に慣性が働くから……あ、慣性って言うのはね?えっと~……」

21周目提督「ふむふむ……なるほど~!」

・・・÷

21周目提督「お父さん!」

提督「ん?どうしたんだ?」

21周目提督「見て見て~!艦娘のお姉ちゃんや見守る会のお姉ちゃん達のことを勉強してたら、確認テストで100点取っちゃった~!」

提督「マジで!?」

ヲ級「……この子、凄く呑み込みが早いです」

レ級「深海棲艦の血を継いでいるせいか、私達のことや艦娘の知識をどんどん吸収しちゃって」

提督「……なら試しに提督適正テストも受けてみるか?」

21周目提督「やってみるー!」

提督(一般人なら運だけでも3割は超えない……もしこれで4割以上取れば適正ありということに……まさかそれは無いよな?)

21周目提督「あらら、半分しか出来なかったよ~……」

提督「うっそだろお前!?」

ヲ級「……この子、戦いの才能だけじゃなくて……」

レ級「提督になれる素質も持ってたなんて……!」

戦艦棲姫「……提督」

21周目提督「なぁに?」

戦艦棲姫「貴方……お父さんと同じ、『提督』になりたいとは思わない?」

21周目提督「え?」

提督「……良いかもな。提督が『提督』になれば、その鎮守府の艦娘達をお前が守ることが出来るぞ!」

21周目提督「本当に!?それなら僕、提督になるね!」

21周目提督『とまぁこんな感じで、お父さん達に勧められて『提督』を目指すことにしたんだ!』

21周目提督『勉強と演習の両立はちょっぴり大変だったけど、後で勉強も演習みたいに素早くやれば良いことに気づいた後はどんどん進んじゃったな~♪』

――

3周目提督「戦いと勉強を両立するなんて、とんでもないですね……」

5周目提督「多分21周目提督しか出来ない芸当だろうなぁ」

7周目提督(筋肉ムキムキの俺は……いやダメだ思い出すな俺!)フルフル

11周目提督「深海棲艦の血万能過ぎるだろ!何かちょっと羨ましくなってきた!」

――

21周目提督『そして2年くらい経った頃かな~?いつものように海の上で訓練していた時に……』

21周目提督『あの時僕を襲った、例のヲ級お姉ちゃん達がやって来たんだ……』

21周目提督(7)「っ!」シュバシュバシュバッ!

駆逐古鬼「くっ!」ズドンズドン!

21周目提督「てやぁー!」ポカッ!

駆逐古鬼「あうっ!?」大破

深海海月姫「そこっ!」ズドンズドンッ!

21周目提督「っ!」シュバッ!

深海海月姫(さ、避けられ……)

21周目提督「こっちだよ!やぁー!」ポカッ!

深海海月姫「ひうっ!?」大破

ヲ級「……提督君、すっかり強くなっちゃったね」

レ級「うんうん!もう私達でも手がつけられないほどにね!」

カ級「ここまでくれば、いつ他の深海棲艦が攻めて来ても大丈夫……」

見守る会(むしろ私達が提督君から戦術を学んでるレベルだしねぇ……)

「……この役立たず」

「囮役にしても弱すぎるもんね~」

21周目提督「次はこう……え?」クルッ

見守る会「……!」クルッ

ヲ級(敵)「………」

レ級(敵)「………」

イ級「……っ」大破

21周目提督「あれは……別のヲ級お姉ちゃん達……」

ヲ級「……っ!」

レ級「……気づいた?」

ヲ級「………」コクリ

カ級「あいつらは……あの時、提督君を襲った……!」

ヲ級(敵)「……?あれ、こいつは……」

レ級(敵)「あっ!何年か前にズタボロにした奴だ!」

ヲ級「……っ」ギリッ

レ級「あいつ……!」

21周目提督「……ねぇ、そのイ級は……どうして傷だらけなの?」

イ級「………」

ヲ級(敵)「……お前には関係ない」

レ級(敵)「雑魚は黙ってなって。何なら今度こそ殺してあげようか?」

21周目提督「………」

ヲ級「……野良深海棲艦に始末させるつもり?」

21周目提督「っ!?」

レ級「あーこいつらならやりそう。仲間であろうと用済みなら容赦なく捨てる奴らだもんね」ギロッ

ヲ級(敵)「……それがどうしたの?」

レ級(敵)「もしかして邪魔するつもり?ならそこのガキと一緒に沈めてあげようかな~?」ガシャッ!

21周目提督「………」

ヲ級「……提督君は後ろに」

21周目提督「……ううん、大丈夫」

レ級「え……?」

21周目提督「僕なら大丈夫。ヲ級お姉ちゃん達は……そこで待ってて」

ヲ級「………」チラッ

レ級「………」コクッ

ヲ級「……分かった。でも、危なくなったらすぐに……」

レ級「助太刀するから!」

21周目提督「……ありがとう、皆」

21周目提督(あんな弱ってるイ級を、他の深海棲艦に……そんなこと、させるもんか……っ!)ゴウッ!

見守る会(あ、これは提督君怒ってるな~。あいつらも命知らずだねぇ)

ヲ級(敵)「海の上を立ってるのは凄いと思うけど……」ガシャッ

レ級(敵)「所詮人間のガキ。私達に敵うわけないんだよね~」ガシャッ

21周目提督「………」グッ

ヲ級(……構えに隙が一切無い)

レ級(あれだけ特訓すれば、ねぇ?)

21周目提督「……もう1度言うよ。イ級に酷いことするつもりなの?助けてあげないの?」

ヲ級(敵)「……しつこい」

レ級(敵)「あーめんどくさい。とっとと殺しちゃお♪」

イ級「っぐ……逃げ、て……!」

21周目提督(……大丈夫。僕が絶対に助けてあげるから!)ニコッ

イ級「……!」

21周目提督「……それなら仕方ない。いっくぞー!」ビシュッ!

ヲ級(敵)「ッ!?き、消えた!?」

21周目提督「……!」スッ

ヲ級(敵)「っ、う、後ろ……!?」

21周目提督「遅いよっ!てやぁーっ!」ガスゥッ!

ヲ級(敵)「うああああああああああああああっ!?」ヒュウゥゥゥゥゥ… キランッ★

ヲ級(あーあ、提督君を怒らせたから……)

レ級(敵)「を、ヲ級!?くそっ!こいつ……!」

21周目提督「動きに無駄が多いっ!はぁーっ!」バキィッ!

レ級(敵)「ぐああああああああああああああっ!?」ヒュウゥゥゥゥゥ… キランッ★

レ級(あいつらに攻撃のチャンスさえ与えないなんて、あの時と立場が真逆だね~)

カ級(……いい気味)

21周目提督「ふぅ……大丈夫?」

イ級「……うぅ」

21周目提督「酷い怪我……早く治さないと!」

カ級(……深海棲艦は不死身だけどね)

21周目提督「僕が鎮守府まで連れて行くよ!ほら、捕まって?」

イ級「……っ」ギュッ

21周目提督「よーうし!いっそげええええええええええええええっ!」ビシュウウウウウン!ズダダダダダ!

イ級「~っ!?」

ヲ級「行っちゃった……私達も行かないと……!」バシャバシャ

レ級「あ、イ級が提督君の速さについていけなくて宙ぶらりんになってる」バシャバシャ

カ級(……ふ、不死身だから大丈夫、うん)バシャバシャ

21周目提督『強くなった僕の前には、あのヲ級お姉ちゃん達は敵では無かったんだ!』

21周目提督『そしてイ級を保護した後は鎮守府に戻って、すぐにバケツをかけてあげたんだ』

――

24周目提督「……これが21周目提督君が飼っているイ級との出会いだったんですね」

33周目提督「そんなことがあったんだ」

10周目提督「だから21周目提督君に懐いてたんだね」

――

実家鎮守府

21周目提督「えいっ!」つバケツ バシャー!

イ級(……傷が治ってる)キラキラ…

21周目提督「これで大丈夫なはずだけど……どこか痛いところはない?」

イ級「………」フルフル

21周目提督「良かったぁ……これで一安心だね」ニコッ

イ級「……ねぇ」

21周目提督「何かな?」

イ級「どうして……僕を助けたの?」

21周目提督「え?」

イ級「僕のことなんて……放っておいても、良かったのに」

21周目提督「そんなことないよ!今にも死にそうだったでしょ!」

イ級「いや、深海棲艦は不死身だから……」

21周目提督「そんなの関係ないよ。例え不死身でも、痛みだって感じるし……悲しみだってあるんだから」

イ級「……でも、僕は君の敵」

21周目提督「敵……?」

イ級「人間や艦娘と深海棲艦は……敵同士。敵である僕を助けたところで、君に何のメリットも……」

21周目提督「う~ん……」

イ級「………」

21周目提督「……助けたかったから、じゃダメかな?」

イ級「え……?」

21周目提督「だって、さっきの君は……凄く辛そうな目をしてたから」

21周目提督「それで、あんな酷いお姉ちゃん達に怖い思いをさせられるくらいなら……僕が助けて、一緒にいてあげたいって」

21周目提督「そう思ったからじゃ……いけない、かな?」

イ級「………」

イ級「……っ」ジワッ

21周目提督「……!」

イ級「……怖、かった」ギュッ

21周目提督「………」

イ級「あいつらは……僕を、捨て駒としか……考えてなくて……!」ポロポロ

21周目提督「……うん」

イ級「いつも……囮として……攻撃、され続けて……!」ポロポロ

21周目提督「……うん」ナデ…

イ級「痛くて、悲しくて……それで、捨てられる時は……」ポロポロ

イ級「野良深海棲艦として……他の奴ら、から……また、的にされるって思ったら……すっごく、怖くて……っ!」ポロポロ

21周目提督「……うん」ナデナデ

イ級「ぐしゅっ……ひっく……うぅっ……!」ポロポロ

21周目提督「……もう大丈夫。僕が守るから……絶対、そんな目に遭わせたりしないから……ね?」ナデナデ

イ級「えぐっ……うあぁっ……!」ポロポロ

バタンッ!

見守る会「提督君っ!」

21周目提督「……!」クルッ

ヲ級「はぁはぁ……提督君、早すぎ……」

レ級「1人だけ先に行っちゃうんだもん!追いかけるのに苦労したよ~」

イ級「ヒッ……!」ビクッ

21周目提督「え?」

イ級「……っ」ガクガク

カ級「……そのイ級、もう大丈夫?」

イ級「や、やだ……!」ガクガク

21周目提督「……!」

21周目提督(もしかして……)

21周目提督「……うん。イ級はもう、バケツをかけたから大丈夫だよ」

ヲ級「……良かった」

21周目提督「だけど……まだ、心の傷は残ってるみたい」

イ級「……っ」ガクガク

レ級「……あー、確かにね。あんな扱い受けてたんじゃ、私達のような深海棲艦のことがトラウマにもなるか……」

カ級「同時に、艦娘達もね」

21周目提督「………」ナデナデ

イ級「……っ」ガクガク

ヲ級「……少しずつ、乗り越えていくしかないね」

レ級「だね。それまでは……提督君」

21周目提督「どうしたの?」

カ級「……この子の傍にいてあげて。きっと、この子は……提督君しか、安心出来る存在がいないから……」

21周目提督「……もちろんだよ。助けてあげたからには、責任を持って……イ級を守ってあげないとね!」ニコッ

イ級「………」

21周目提督『そして僕は、提督になる為の勉強や戦闘訓練を続けながら……ずっとイ級と一緒にいてあげた』

21周目提督『最初は見守る会のお姉ちゃん達のことも怖がってばかりで、僕の傍を離れられなかったんだけど……』

21周目提督『僕が特別学校に入学する頃には、まだぎこちないけど……見守る会のお姉ちゃん達とも話せるようになって……』

21周目提督『僕がずっと隣にいなくても、何とか過ごせるようになったんだ。僕は別にイ級と一緒でも困らないんだけど……』

21周目提督『……特別学校には、イ級を連れて行ってあげることは出来なかったんだ』

21周目提督(8)「……いよいよ今日だね」

提督「あぁ。勉強、よく頑張ったな」ナデナデ

戦艦棲姫「提督なら大丈夫。勉強だって得意だし、入学してからも授業に楽勝でついていけるわ」ナデナデ

21周目提督「そうかな?えへへ~♪」

ヲ級「……体に気をつけてね?」

レ級「大っぴらには会えないけど、こっそり様子を見に行くからね~♪」

21周目提督「うんっ!寮の部屋も海が見える所だし、来てくれたら歓迎するね!」

カ級「……ありがとう」ニコッ

瑞鳳「てー君。学校で暴れちゃダメだよ?」

21周目提督「大丈夫だってば!いっぱい訓練したもん!」

那珂「いや、でもたまに回転が止まらなくなって……」

21周目提督「あうっ」

鳥海「ふふっ……応援してますから、ね?」ニコッ

木曾「21周目提督なら心配ないさ。提督はもちろん、俺達で育て上げた立派な男だからな」ナデナデ

21周目提督「うんっ!」

イ級「………」

21周目提督「……ごめんね?でも、部屋に深海棲艦がいると……大騒ぎになっちゃうから」ナデナデ

21周目提督「本当は、君も一緒に連れて行ってあげたいんだけど……」ナデナデ

イ級「……大丈夫。僕、待てるから……」

21周目提督「……!」

イ級「まだ、提督以外の人は怖いけど……でも、何とか頑張るから……!」

21周目提督「……ありがとう。卒業したら、僕が着任する鎮守府に連れて行ってあげるからね?」ナデナデ

イ級「……うん」

21周目提督「……あっ、もうすぐ入学式が始まる時間だ!じゃあ、そろそろ行くね?」

提督「おう。頑張って来いよ?」

戦艦棲姫「お父さんに負けない、立派な提督になってきなさい!」

ヲ級「自主練は怠っちゃダメだよ?」

レ級「夜中に模擬実習しに行くからねー!」

カ級「………」ノシ

瑞鳳「勉強ばかりじゃなくて、ちゃんとお休みも取ってねー!」

那珂「学食のご飯食べ過ぎちゃダメだよー!」

鳥海「提督君なら、きっと出来ます!」

木曾「しっかりやって来い!」

21周目提督「うんっ!皆、行って来まーす!」バシュウウウウウウン!ズダダダダダ!

提督「……行っちゃったな」

戦艦棲姫「……自分の子供が、敵対組織に行くなんて……複雑な気持ちね」

提督「今更何言ってんだ。お前はもう、俺達の仲間じゃないか」

戦艦棲姫「ふふっ、冗談よ♪私だって、提督が貴方と同じ道を歩むことになって……嬉しいもの」ニコッ

提督「……あいつなら、きっと凄い提督になる。俺はそう信じてるさ」

ヲ級「艦娘達よりも強くて」

レ級「執務だけじゃなくて戦闘もこなす」

カ級「化け物提督?」

提督「いやそういう意味じゃ……そういう意味になるか。提督だもんな!」

全員「あはははは!」

――

21周目提督『こうして、僕は晴れて特別学校に入学して……』

17周目提督「……凄かった、です……///」モジモジ

22周目提督「21周目提督君も、中々凄い人生を歩んできたんだね……」

7周目提督(でも他のもっと凄い経歴の提督を知ってからだと、これでもマシに思えるから困るんだよなぁ)

シーン…

8周目提督「……ん?」

38周目提督「どうしたんですか?」

8周目提督「いや、21周目提督のナレーションが途絶えたきり、話が進まないと思ってな」

29周目提督「……そういえば、続きが始まらないな」

28周目提督「どうしたんだろう?マシントラブルかな……?」

プシューッ!

歴代提督(一部除く)「!?」

21周目提督「2年の学習期間を終えた後、21周目鎮守府に着任することになったのでしたー!」ピョンッ!

歴代提督(一部除く)「うわぁっ!?に、21周目提督(君)!?」

レ級「私達もいまーす!」ピョンッ!

ヲ級「……こんにちは」

歴代提督(一部除く)「ヲ級(さん)にレ級(さん)も!?」

33周目提督(舞台下で待機してたんだね)←驚いてない人

15周目提督「なるほど、舞台の下はこうなっておったのか」←同上

9周目提督(気配がするとは思ってたけど、ずっと隠れてたんだ)←同上

21周目提督「どうだった~?3周目鎮守府が作った特大リアル3D立体音響タイムテレビの映像は!」

36周目提督「……やっぱり3周目鎮守府が作ったんだね、このテレビ」

ヲ級「……リハーサル上映の時は、私達も心臓が飛び出そうになったっけ」

レ級「部屋全体が映像内の光景になって、触れないことを覗けば本物みたいな立体映像が周りで動き出すんだもん!凄すぎるよね!」

37周目提督「おう!すっげーよな!何かヤバかった!」キラキラ

35周目提督(37周目提督君、多分意味が分かってないんだろうなぁ……)

6周目提督「うん!一緒に踊りたくなっちゃったよ~♪えいやぁって!」

ヲ級「……やっぱり可愛い///」ホッコリ

レ級「あー6周目提督君癒されるわぁー///」ホッコリ

5周目提督「ははっ、相変わらずだな~。今回の招待状は、これを見せる為だったのか」

レ級「うんっ!この前、私達見守る会の誕生秘話を語った時に時間の関係で言えなかった……」

ヲ級「21周目提督君の子育てエピソードを、改めて話そうと思って」

21周目提督「それで皆に内緒で準備したんだよ~?」

2周目提督「……それがこの大迫力の映画上映か」

12周目提督「一体、どうやって作ったの……?」

レ級「えっとね~、まずシアター改造やタイムテレビの提供が3周目鎮守府の明石達でしょ?」

ヲ級「創作映画の監督・演出・編集・構成は全部私達が受け持って……」

21周目提督「ナレーションが僕!」

26周目提督「よくそんなメンドーなことしようと思ったな……」

ヲ級「だって、誕生秘話を話した時に……この話を聞きたがってた子がいたから」

レ級「それなら全力でご要望にお応えしようと思いまして!」

1・4・6・10・12・17・18・32・34周目提督「……!」パァッ

19周目提督(心当たりある奴らが見るからに嬉しそうな顔してるな)

21周目提督「えへへ~♪頑張っちゃった!」

39周目提督「にしても、幼き頃から戦闘訓練に励んでいたのでござるな……」

21周目提督「うんっ!強くなりたかったからね!」

23周目提督「そういえば、今も訓練を続けていなかったか?」

21周目提督「もちろんだよ!油断すると体が鈍っちゃうからね、トレーニングは怠らないようにしてるよ?」

1周目提督「じゃあ、もしかして……21周目提督君は今も強く……」

レ級「ご名答♪21周目提督君が初めて鎮守府に着任した時より、今の方が強くなってるんだよね~」

ヲ級「……ちなみに私達も」

11周目提督「おいおいマジかよ」

13周目提督「どれくらい強くなったの~?」

レ級「うんとねー、簡単な比率で言えば……訓練開始時の21周目提督君の強さが1だとするでしょ?」

レ級「それが21周目鎮守府着任時が100、今は……多分500くらいまで成長したんじゃないかな?」

14周目提督「」アゼン

31周目提督(……死に物狂いで訓練しても、僕じゃ絶対追いつけないだろうな……)

ヲ級「私達は最初が1だとすると……今は350くらい?」

32周目提督「つ、強い人の集まりだー!?」

レ級「あ、でも私達の比率と21周目提督君の比率は数字が同じでも強さは違うよ?」

ヲ級「深海棲艦の基準と、21周目提督君の基準なら……後者の方が1000倍は強いかな」

37周目提督「???」ポリポリ

30周目提督「えっとね?21周目提督君もヲ級お姉ちゃん達もすっごく強いってことだよ!」

37周目提督「おぉっ!そうなのか!?すっげええええええええええ!!」キラキラ

レ級「また見たいリクエストがあったらどんどん言ってねー!」

ヲ級「何でも作るから、ね?」

1・4・6・10・12・17・18・32・34周目提督「本当!?」ニパッ

ヲ級「ぐふっ……い、一気に9人の笑顔は破壊力が……///」

レ級「ごふっ……み、右に同じく……///」

1周目提督「えっと、じゃあ……」

4周目提督(ほ、他にみたいのは……えっと……)

6周目提督「えっとね~?どうしようかなぁ~?」ニコニコ

10周目提督(これ、単に普通の映画を見ても凄いことになりそう……!)

12周目提督「う~ん……急に言われると……」

17周目提督「……///」モジモジ

18周目提督「21周目提督君の子育てがOKなら、他は……」

32周目提督(……三隈姉さん達には言えない。絶対に俺の子供の頃の映像を流してとか言うに決まってるもん!)

34周目提督「………」⊃⊃⊃ アセアセ

ヲ級「ふびゅっ!?///」鼻血ブシャー!

レ級「ごはぁっ!?///」吐血

1・4・6・10・12・18・32周目提督「わああああああっ!?だ、大丈夫~!?」

17・34周目提督「……!?」オロオロ

ヲ級(か、可愛い男の子達が笑顔や困り顔で慌てたり喜ぶ姿……///)ドクドク

レ級(あぁっ……し、幸せ過ぎて死にそう……///)プルプル

21周目提督「わっ!大丈夫?ちょっと待っててね!僕が鎮守府まで運ぶから!よいしょっと!」グイッ

21周目提督「えっと、ヲ級お姉ちゃん達を鎮守府に連れて行ったら、すぐに戻ってホールのお掃除するから!ちょっとだけ待ってて~!」ビシュウウウウン!

ヲ級「ふにゅぅ……///」プラプラ

レ級「うにゃぁ……///」プラプラ

33周目提督「……嬉しそうに引っ張られてるね」

5周目提督「相変わらず平常運転だな~」







ヲ級「こ、これにておしまぁ~い……///」プラプラ

レ級「私達の次回作にご期待下さぁ~い……あるかは分からないけど~……///」プラプラ

21周目提督「急げぇ~っ!」ズダダダダダダ!

長らくお待たせしてしまい、本当に申し訳ございませんでした!
小ネタを書く時間が中々取れず、いざ時間があってもスランプや他のことをしていたりで進みませんでした。
そして相変わらずの長い量ですみません。ですが何とか完成させることが出来ました。
21周目を確認したりで極力矛盾が出ないようにしました。お気に召さない内容でしたら申し訳ありません。

それでは本当に久々の小ネタ安価を取りたいと思います。ただ、次の完成も未定です。
必ず完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

小ネタ安価
↓1~↓5で反転コンマが最大の安価採用

19:00~19:30頃開始予定です。
途中で休憩を挟むと思います。

始めます。

87→78:かなり警戒しつつも……


ショタ提督「………」

愛宕「………」

……頭を下げて、傘を差しだしたまま……微動だにしない。

こいつは一体、何を考えて……

愛宕「………」

自分がずぶ濡れになっていても、私に傘を渡そうとしている。

そうまでして、私の油断を誘うつもりかしら。

ショタ提督「……お願い、します」

愛宕「………」

愛宕(……このまま睨んでいても、時間の無駄ね。早く視界から消えてほしいし)

愛宕「………」スッ

ショタ提督「……!」

愛宕「………」

結局、私が出した結論は……こいつを遠ざけること。

後で恩着せがましく言われたら……言い返してやれば良い。

ショタ提督「……ありがとうございます。受け取ってくれて……」

愛宕「………」

ショタ提督「……では、僕はこれで……」

ショタ提督(……傘を受け取ってもらえた。少し……ほんの少しだけ、警戒を解いてくれたのかな)スタスタ…

愛宕「……はぁ」

愛宕(やっと出て行ったわね。全く……傘を受け取らなかったら、いつまでいたのかしら)

傘の外を激しく振り続ける雨を眺めながら、少しだけ考えてみる。

やはり私に貸しを作る目的……それとも……

愛宕「……っ!」フルフル

愛宕(油断してはダメ。そう思って……今まで、何度も……っ!)ギリッ…!



愛宕の信頼値 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

5×1.5=7.5
1.5+7.5=9/50


ショタ提督「………」つタオル フキフキ

妖精「……大丈夫?」

ショタ提督「うん。これくらい……へくちっ」

妖精「そのままじゃ風邪引いちゃう!早くお風呂に……!」

ショタ提督「ううん。これくらいなら、しばらくすれば乾くよ」

妖精「でも……」

ショタ提督「……ダメだよ。例え男湯の時間に入ったとしても……」

ショタ提督「万が一、皆が勘違いして入って来たら……」

妖精「……確かに、今の皆なら間違いなく『浴室に覗きに来た変態』だと受け取っちゃうだろうけど……」

ショタ提督「それに、皆は今までずっと……辛い思いをしてきてるんだ」

ショタ提督「これくらいで、僕が参っていたら……皆を救えない」

妖精「………」

ショタ提督「……ありがとう、心配してくれて。でも、僕なら大丈夫だから」ニコッ

妖精「……提督」

妖精(……私も、この子を見習わないと。この子は、本気で皆を助けたいんだ……なら、私だって……!)



愛宕「………」

高雄「あら?お帰……その傘、どうしたの?」

愛宕「……あいつに無理やり持たされて」

高雄「えっ!?雨が降ってきたとは思ったけど……あいつ、屋上まで来てたの!?」

高雄「何か嫌なことされなかった!?もしそうだったら今すぐ抗議しに……」

愛宕「ううん、大丈夫」

高雄「そうなの?なら良いけど……」

愛宕「………」

あいつの考えていることが分からない。

いきなり傘を渡してきたと思ったら、頭まで下げて……

愛宕(……変な奴ね)

仮に、私に嫌がらせをするつもりが無かったとしても……

こんなことぐらいで、アンタへの印象が変わるはずがない。

いや……変えない。絶対に……変えるものか。

愛宕(もう、騙されないんだから……!)ギリッ…!

1ヶ月目:下旬


ショタ提督「……いただきます」

妖精「……お弁当?」

ショタ提督「うん。お母さんに……はむっ」

妖精「でも、食堂は…………あっ」

ショタ提督「んくっ……そういうこと。鳳翔さん達に、僕の分のご飯を作ってもらうわけにはいかないから」

妖精「そこまで考えて……」

ショタ提督「もぐ……皆を助けたい。けれど、負担も最小限にしたい」

ショタ提督「そう考えて……僕が皆と過ごすのは、仕事時間中だけ」

ショタ提督「それ以外は、極力……皆にゆっくり休んでもらいたいから」

妖精「……本当に、長い時間をかけるつもりなんだね」

ショタ提督「うん。信用を失うのは簡単だけど、失った信用を取り戻すのは難しい」

ショタ提督「特に皆は、何度も信用しようとして……それを壊されてきた。裏切られてきた」

ショタ提督「それなら、元に戻すことも……絶対に急いではいけない」

妖精「………」

ショタ提督「もし、良ければ……ついてきて、くれるかな?」

妖精「……もちろんだよ。相棒同士だもんね?」

ショタ提督「……ありがとう」

妖精「………」

妖精(むしろ、ついていくしか……無いんだよね。頼みの綱は……もう、この子しかいないだろうから……)


↓1加賀のコンマ 信頼値:0/50
↓2愛宕のコンマ 信頼値:9/50
↓3由良のコンマ 信頼値:0/50
↓4コマンダン・テストのコンマ 信頼値:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流を試みます

夜ご飯食べてきます。20:45~21:30頃再開予定です。
妖精が実質もう1人の主人公ポジションになってしまいました。今後も提督と共に登場させていく予定です。

再開します。

ショタ提督「………」カキカキ

妖精「……何か手伝おうか?」

ショタ提督「大丈夫だよ。1人で片づけられる量でも、1日にこなすノルマには届いてるから」カキカキ

妖精「………」

妖精(本当なら、秘書艦にも手伝ってもらうことが前提の量なのに……)

ショタ提督「……今の皆に、僕のお手伝いはさせられないよ」

妖精「……うん、それは分かってる」

妖精(そう、理解はしてる。今までも、皆……ロクな奴が……)

ショタ提督「……ただ、ずっとこのままというわけじゃないよ」

妖精「え……?」

ショタ提督「さっきも言ったけど、信頼を取り戻すのは難しい。だけど……」

ショタ提督「少なくとも、僕を『提督』として扱ってくれるようになったら……少しずつ、皆との距離を近づけて行こうと思ってるんだ」

妖精「………」

ショタ提督「今の僕は、皆の反応を考えると……きっと『近寄りたくない奴』としか思われていない」

ショタ提督「だから、この距離感を間違えると……もう、僕のことを絶対に信用して……いや、違う」

ショタ提督「皆が心を、完全に……閉ざしてしまう」

妖精「……っ!」

ショタ提督「そうなってしまえば、きっと僕は……この鎮守府にいられなくなると思う」

妖精「………」

ショタ提督(だからこそ、慎重に行動しないといけない。この前の傘も、1歩間違えれば……僕が愛宕さんを監視していた、そんな誤解を与えてしまうことになりかねないから……)



愛宕の行動

直下

ショタ提督「………」カキカキ

妖精「……何もしないでいるのも時間がもったいないし、皆の様子を見て来るね?」

ショタ提督「……いつもありがとう」

妖精「気にしないで。私も貴方も目的は同じだもの。じゃ、行って来ます……」スッ


妖精「………」トテトテ

妖精(とは言ったものの、どこに行こうかな……とりあえず、今いる場所の近くで……)

「……さない?」

「……わね」

妖精「……?」

妖精(これは……高雄さん達の声?ドアが微妙に開いてるせいか、中の声が……)

愛宕「これ以上、ここに提督がいる状況が耐えられないもの」

摩耶「だよな。本当に気が休まる時がなくて参っちゃいそうだ……」

妖精「………」

鳥海「あの少年……『提督』を追い出すとなると、相応の手段が必要になりますよ?」

妖精「ッ!?」

妖精(お、追い出す……!?それって……!)

高雄「そうね……艦娘がただ不満を訴えるだけじゃ、上層部も全然取り合ってくれないし……」

摩耶「証拠も無いからな……クソっ!あいつ……ここに居座る気か……!?」

愛宕「それに多少のことをしでかしても、子供だから甘く見てもらえるかもしれないわ」

高雄「やりにくいわね……事件を捏造するのも難しいし……」

鳥海「何とかして、第三者が見ても『提督』が私達に何か悪いことをしている状況を作り上げられれば……」

妖精「……っ!」タタタッ

妖精(た、大変……!あの子に知らせないと……!)


ショタ提督「……そんなことがあったんだ」

妖精「はぁはぁ……ど、どうしよう!?あの目は本気だった!きっと皆は、貴方のことを……」

ショタ提督「………」

妖精「あっ、でもこの話は誰にも知られてないことになってるんだっけ……うぅ……」

妖精「私が勝手に聞いて、それを提督に伝えたことにしても……やっぱり、警戒されちゃうよね……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……これは想定内。『提督』のことを嫌っている皆なら……僕を追い出すことを、考えないわけがない)

ショタ提督(だからこそ、これは……かなり慎重に動かないと。少しでも判断を誤れば……きっと、皆との溝が深く……)



提督の行動

直下

妖精「……!そうか!その手があったんだ!」

ショタ提督「……でも」

妖精「……?」

ショタ提督「そんなことをしたら、まず間違いなく愛宕さん達に怪しまれる」

妖精「それは……」

ショタ提督「僕を追い出す計画をしていた時に、狙ったかのように視察担当者が来たとしたら……」

妖精「………」

ショタ提督「………」

妖精「……でも、そうするしかないよ」

ショタ提督「………」

妖精「ここで貴方が追い出されてしまえば、全てが手遅れになっちゃう」

妖精「私達だって、貴方が来てくれたことは……奇跡だと思ってる」

ショタ提督「……!」

妖精「それなのに、貴方がここを離れてしまったら……もう、取り返しがつかなくなるかもしれない」

妖精「それだけは絶対に避けたいの!怪しまれても、私が全力で責任を被れば……きっと何とかなる!」

ショタ提督「……妖精さん」

妖精「お願い……!貴方だけが頼りなの……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……やるしかない、か)

ショタ提督「……うん、分かった」

妖精「……!」

ショタ提督「妖精さんに責任を押し付ける気は無いけれど……確かに、このまま僕が離れるわけにはいかない」

ショタ提督「少し……いや、かなり怪しまれるかもしれないけど……大本営に連絡してみるね?」

妖精「……ありがとう。そして、ごめんなさい……無理を言って」

ショタ提督「ううん、気にしないで」

妖精(皆を助けられるかもしれないのはこの子だけ……皆、ごめんね……でも、許して……!こうするしかないの……!)


反転コンマ判定:愛宕達の反応は?

01~49:案の定凄く怪しむが……
信頼値上昇:小 ×1.0
50~98:少し怪しむ
信頼値上昇:中 ×1.5
ゾロ目:本当に偶然だと信じる
信頼値上昇:大 ×2.0

直下

すみません!前半が少し抜けていました!


ショタ提督「………」

妖精「あぅ……」オロオロ

ショタ提督「……僕が追い出されなくなるようにするだけなら、何とかなるかもしれない」

妖精「……え?」

ショタ提督「僕達の力では無理でも……大本営の力を借りられれば……」

ショタ提督(憲兵さんに鎮守府調査の依頼をしたり、大本営全体で新任提督の定期査察をしてもらえば……)

――ここから↑の『妖精「その手があったんだ!」』に続きます

※このレスのコンマは無効でお願いします

66:決してあり得ないことではない


憲兵「……ふむ」ジー

愛宕「………」スタスタ

高雄「………」スタスタ

摩耶「………」スタスタ

鳥海「………」スタスタ

艦娘達「………」スタスタ

ショタ提督「……どうですか?」

憲兵「……出撃状況良し、指導能力良し、特に問題はありません」

ショタ提督「……ありがとうございます」

愛宕(……どうしてこんな時に視察官が来るのよ)

高雄(しかも定期的に来ることになるなんて……)

摩耶(何でこのタイミングなんだよ!クソがっ!)

鳥海(……偶然とは恐ろしいものです)

ショタ提督「………」

ショタ提督(少しだけ日をズラしたけど……露骨に怪しんでいる人はいなさそう、だね)

ショタ提督(……良かった。妖精さんは、万が一僕に疑いがかかったら自分のせいにすると言ってくれていたけど、それは何としても避けたかったから……)

憲兵「……ところで、艦娘達の暴動は大丈夫ですか?」

ショタ提督「暴動……」

憲兵「はい。既にご存知だとは思いますが、この鎮守府の艦娘は以前から……」

ショタ提督「……大丈夫です。少なくとも、今は」

憲兵「……そう、ですか。また来月お伺いしますが、何か問題があれば……すぐご連絡下さい」

ショタ提督「はい、ありがとうございます」ペコッ

愛宕「………」

愛宕(これであいつを追い出す計画は……ほぼ達成不可能になったわね)

憲兵がいる状況で不祥事を起こす『提督』なんてまずいない。

そんなことをすれば、すぐに更迭されてしまうからだ。その光景は今まで何度も見て来た。

愛宕(でも、それより……)

私達が事件を捏造することも不可能になってしまう。憲兵がいる限り、不自然な行動を起こせない。

だけど、これは偶然。あの会話は誰にも聞かれていないし、あいつはもちろん……妖精さんも不自然な動きは見せていない。

愛宕(……とことんついてないわね、私達)

しかし、裏を帰せば……憲兵が視察に来る限り、あいつも迂闊なことは出来なくなる。

そういう意味では、私達への安全が……ほんの少しだけ、保障されたのかもしれない。



愛宕の信頼値 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

妖精「愛宕さんだけ飛び抜けてる……」

愛宕「凄く上がったわね~。どうしてかしら~?」

コマンダン・テスト「ショタ提督といえば貴女だからじゃないかしら?」

由良「………」←前回失恋したので少し焦る気持ちがある

加賀「………」←もう後がないが顔に出さないようにしている

ショタ提督(……ここでは普通なんだね、皆)


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。
小ネタが完成しましたので、専用スレにて投下致します。
小ネタ安価は本編更新終了後に行う予定です。

始めます。
リザルトが長くなってしまったので、2回に分けて投下します。

9×2.0=18
9+18=27/50


43周目提督実家

ショタ提督「……ただいま」ガチャ

母「……おかえり。お疲れ様」

ショタ提督「ありがとう。よいしょっと……」ドサッ

母「その書類って、やっぱり……」

ショタ提督「うん。今日はもう鎮守府にはいられないから、ここで片づけようと思って」

ショタ提督(定時になったらすぐに家に戻る。ほとんどの提督なら、鎮守府に住み込みで働くだろうけど……)

母「……無理しちゃダメよ?」

ショタ提督「大丈夫。それに、皆の方がよっぽど辛い思いをしてるから……」

ショタ提督(僕はそうはいかない。皆は提督がいるだけで、苦痛になってしまう)

ショタ提督(皆の心を癒すには、負担は最小限に……となると、最低限の時間しか鎮守府にはいられない)

ショタ提督(だから、それ以降は家で仕事をするしかない。とは言っても、書類の処理くらいしか出来ないけど……)

母「………」

ショタ提督「……お母さんも」

母「……!」

ショタ提督「体調は大丈夫?どこか痛んだりしない?」

母「もうっ、何年前の話だと思ってるの?この通り、ピンピンしてるでしょ?」

ショタ提督「……そう、だね。だけど、少しでも具合が悪くなったら……すぐに言ってね?」

母「……ありがとう、提督」ナデナデ

ショタ提督「ん……」

母「………」

母(本当に、良い子ね……でも、私のあの時の言葉が……この子の重荷になっていたとしたら……)

愛宕「………」

あいつは……事あるごとに、私達に関わろうとする。

最初はどうせ、私達に暴言を吐いたり……

ストレス発散の為に、暴力を振るって来るかと思ったけれど……

高雄「……どうすればあいつを追い出せるのかしら」

摩耶「憲兵が来るとなると、あまり派手な動きは出来ないしな……」

鳥海「裏を返せば、向こうからもあまり変なことをしづらくなるということでも……」

愛宕「………」

愛宕(一体、どうして……)

着任してからも、あいつはこちらに嫌がらせをするような素振りを見せない。

何かを企んでいるようにも見えない。

いや、裏で黒い考えを持っているかもしれない。

愛宕(……けど、やっぱり……表面上は……)

高雄「……愛宕?」

愛宕「……え?」

摩耶「どうしたんだよ。さっきから難しそうな顔して」

愛宕「あ……その、あいつのことを考えて……」

鳥海「まさか、何かされたんですか!?」

愛宕「いや、そういうわけじゃ……ない、けど……」

高雄「なら良いけど、変なことされたらすぐに言うのよ?」

愛宕「……えぇ」

……本当に、何なのよ。

あいつは何がしたいのよ。私達を……いや、私を惑わせて……

混乱したところで、本性を見せるつもりかしら……

愛宕(……それとも、いや、そんなわけ……)フルフル

甘い考えを思い浮かべそうになり、頭を振る。

騙されちゃダメ。これまで、何度も……何度も何度も、何度も裏切られてきたじゃない。

愛宕「………」

愛宕(そう。提督なんて、皆……)

酷い奴。最低な奴。実際、そんな奴らばかりだった。

でも、あいつは……

愛宕「……っ」

愛宕(だから、甘い考えは捨てなきゃ……捨てなきゃ、ダメ……!)



1ヶ月目までの評価

加賀:0/50『……目障りだわ』
愛宕:27/50『……本当に、変な子ね』
由良:0/50『……早く、いなくならないかな』
コマンダン・テスト:0/50『もう、信用しませんから……!』

――愛宕の警戒心が少し和らぎました。

2ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」ペラッペラッ

妖精「……何してるの?」

ショタ提督「先月分のお給料が、どれだけ入ったのか調べてるんだ」

ショタ提督「それによっては、資材追加を申請するか……出撃や演習を重視するか、今後の方針が変わるからね」

妖精「なるほど……仕事熱心だね。今までの奴らとは大違いだよ」

ショタ提督「ううん、そんなことないよ。提督なら、やって当たり前のことをしているだけで……」

タタタ…!

ショタ提督「……え?」チラッ

大淀「……ッ!」バッ

ショタ提督「わっ!?」パタッ

妖精「お、大淀さん!?」

大淀「……どういうつもりですか」ギロリ

ショタ提督「えっと、どうし…………っ!」

ショタ提督(そうか!大淀さんは、きっと……“あのこと”を……!)

大淀「……まさか、勝手に鎮守府のお金を」

ショタ提督「……違います。僕はただ、収入を確認して今後の方針を……」

大淀「余計なことをしないで下さい」キッ

ショタ提督「………」

妖精「お、大淀さん!この子はそういうつもりじゃ……」

大淀「……万が一、不審なお金の動きがあった場合……相応の抵抗をさせていただいますから」スタスタ…

ショタ提督「……はい、分かりました」

妖精「……提督」

ショタ提督「良いんだ。僕なら大丈夫……それより、後で改めて大淀さんに謝りに行かないと……」

妖精「………」

妖精(どうして……どうして、前の奴らが酷かったからって……提督まで、こんな……)

妖精(だけど、皆の気持ちも痛いほど分かるだけに……本当に、どうすれば良いか……分からないよ……)


↓1加賀のコンマ 信頼値:0/50
↓2愛宕のコンマ 信頼値:27/50
↓3由良のコンマ 信頼値:0/50
↓4コマンダン・テストのコンマ 信頼値:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流を試みます

妖精「……はぁ」

ショタ提督「……大丈夫?」

妖精「何とか……いや、私の心配してる場合じゃないでしょ!」

ショタ提督「……そう、だね。皆のことを……」

妖精「じゃなくて!提督だよ、提督っ!」

ショタ提督「え?」

妖精「毎日、ずっと殺意の籠った視線を突きつけられて……それに、刺々しい言葉も浴びせられて……」

妖精「私だったら、途中で職場に行きたくなくなっちゃいそうなレベルだもん……」

ショタ提督「………」

妖精「なのに、ずっと皆のことばかり考えて……本当に、申し訳ないよ……」

妖精「相変わらず、皆は提督に心を開いてくれないし……」

ショタ提督「………」

妖精「でも、ずっと見て来た私達にとっては……皆が提督を信頼出来なくなるのも、理解出来る。理解、出来てしまう……」

妖精「目の前で、皆の為に頑張ってくれている人がいるのに……でも、皆はその誠意を信じられなくて……」

ショタ提督「……妖精さん」

妖精「……ごめん。こんなこと言ってたって、何も解決しないよね」

ショタ提督「ううん、愚痴を言うのも大事なことだよ。心の靄を取り除かないと、どんどん締め付けていっちゃうから……」

ショタ提督「僕で良ければ、いつでも聞くよ。大丈夫、何でも話してね?」ニコッ

妖精「……提督」

妖精(うぅ、良い子過ぎる……この子なら、本当に……皆を……)



由良の行動

直下

ショタ提督「………」チラッ

妖精「……どうしたの?」

ショタ提督「いや、後もう少しで出撃組が帰って来ると思って」

妖精「あ……由良さん達の……」

ショタ提督「うん。さっき無線で連絡を聞いた時は、このままのペースで大丈夫だって」

妖精「………」

ショタ提督「……妖精さん?」

妖精「いや、ね……あの状況で、よく提督の指示を聞いてくれてるなって……」

ショタ提督「うん。皆、演習や出撃の時は指示通りに動いてくれるんだ」

妖精「でも、嫌々だったり?」

ショタ提督「……そう、だね。憎しみの籠った目をしてたから、きっと……」

妖精「はぁ……やっぱり」

妖精(でも、一応でも指示を聞いてるなら、ピンチになることは無さそう……)

ピーッ! ピーッ!

妖精「きゃっ!?」

ショタ提督「っ!?無線だ!もしもし、こちら43周目提督です!」ピッ

『っぐ……こちら、由良……!』

ショタ提督「由良さん!?どうしたんですか!?」

『はぁっ……深部まで進んだら、敵に囲まれて……っ!?』

妖精「!?」

ショタ提督「えぇっ!?指示では確か、中部海域で撤退をお願いしたはずでは……!?」

『っあ!?な、長門さん!至急、支援艦隊を……お願い、しま……うあっ――』ツー ツー

ショタ提督「っ!?もしもし!?由良さん!?もしもし!?」

妖精「ど、どうしよう!?まさかこんな緊急事態になるなんて!?」

ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(焦るのはダメだ!ここでの判断ミスが、皆の死に繋がる……!)

ショタ提督(どうする!?今、動ける皆に出撃してもらうか……他の鎮守府に応援を頼むか……早く決めないと……!)



提督の行動

直下

ショタ提督(……いや、こちらのミスで余所に迷惑をかけるわけにはいかない!)

ショタ提督(僕達で何とかしないと……!)

ショタ提督「……っ!」カチッ

妖精(館内放送スイッチ……もしかして……!)

ショタ提督「緊急放送!ただいま無線により、出撃艦隊が指定海域深部で敵の襲撃に遭っているとの連絡が入りました!」

ショタ提督「これより至急支援艦隊を組み、出撃艦隊の救護に向かいます!」

ショタ提督「現在、出撃可能な皆さんは、どうか艤装を装備して波止場に集合して下さい!可能なら、全員集まって下さい!」

ショタ提督「どうか、お願いします……!」ピッ

妖精「き、来てくれるかな!?いや来てくれないとまずいんだけど!」

ショタ提督「……皆を、信じるしか……!とにかく、僕も波止場に……!」ダッ

妖精「待って!私も行く!」


波止場

ショタ提督「はぁはぁ……!」タタタ…!

妖精「最低でも、艦隊を組める6人さえいてくれれば……!」

ショタ提督「うん、せめて6人いれば……あっ……!」

妖精「……!」

大和「………」

長門「………」

妙高「………」

羽黒「………」

吹雪「………」

綾波「………」

妖精(いた……!ギリギリだけど……)

ショタ提督(良かった……6人、いてくれた……!)

ショタ提督(これで支援艦隊を出せる……由良さん達を、助けられる……っ!)

大和「……急に呼び出して、どういうつもりですか」

ショタ提督「事情は放送で言った通りです!どうか、出撃艦隊を……!」

長門「……どうせ、お前の誤指示だろう?」ギロッ

綾波「………」ギロリ

ショタ提督「………」

妖精「違うよ!由良さん達が命令を無視して……」

妙高「……信用出来ません」

妖精「どうして……!」

吹雪「今までずっと、『提督』のせいでピンチになってきたじゃないですか……」キッ

羽黒「それで私達の命令無視、ですか?もう少しマシな嘘をついて下さい」ギロッ

妖精「そんな……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり、疑心暗鬼になってるか……でも、今はそんなこと言ってる場合じゃない……!)

ショタ提督「……お願いします!」ガバッ!

大和達「……!」

妖精「っ!?」

妖精(ど、土下座……!?)

ショタ提督「後でどのような処分も受けます!ですから、どうか……今だけは、出撃艦隊を……由良さん達を、助けて下さい……!」

大和「……無様ですね。地面に頭をつけるだなんて」

ショタ提督「………」

長門「……仕方ない。こいつのミスが原因で、大事な仲間を失うわけにはいかないからな」

妙高「……そう、ですね。行きましょうか、仲間を助けに……」

ショタ提督「……ありがとう、ございます……っ!」

綾波「ですが、帰還後……覚悟していて下さいね?」

羽黒「もし、私達や仲間が沈むようなことがあれば……本当に、ここから追い出しますから……!」ギロッ

妖精「……っ!」

ショタ提督「………」

長門「……行くぞ!」

大和達「はいっ!」

バシャバシャ…

ショタ提督「……っはぁ!良かった……!本当に……!」

妖精「良くないよ!どうして、そこまで……土下座なんて……」

ショタ提督「……命令無視も、元を辿れば……僕が皆の信頼を得られていないからだよ」

ショタ提督「だから、僕が責任を取らないといけない。本当は、土下座では済まされないくらいのことだけど……」

妖精「……っ」

妖精(提督……貴方は、本当に……)


反転コンマ判定:由良達の状態は?

01~49:全員大破
信頼値上昇:小 ×1.0
50~98:由良組大破、大和組中破
信頼値上昇:中 ×1.5
ゾロ目:由良組大破&中破、大和組小破&無傷
信頼値上昇:大 ×2.0

直下

※今回以降、1番下に『直下』等が書かれていなかった場合、何レスかに分けて投下すると考えていただければ幸いです。

85→58:しっかり育てた強い艦隊で何とか勝てるレベル


ショタ提督「……っ!」

妖精「………」

妖精(ずっと祈ってる……確かに、由良さん達のことは心配だけど……)

妖精(でも……提督は悪くない。それなのに、土下座までするなんて……)

バシャバシャ…

ショタ提督「あ……!」

妖精「……帰って来た、みたい」

由良達「………」大破

大和達「………」中破

ショタ提督「……無事に帰って来て下さり、本当にありがとうございます……!」

大和「………」ギロリ

長門「……私達でさえ、かなり苦戦した」

妙高「この意味が……分かりますよね?」キッ

ショタ提督「……はい。僕が正確な指示を出せていなかったからです」

妖精「っ!」ズキッ

羽黒「もう少し遅ければ、私達……皆……!」

吹雪「もしそんなことになれば、どう責任を……!」

ショタ提督「……申し訳、ござ――」

由良「……待って」

ショタ提督「――え?」

阿武隈「……今回は、その……私達が、原因……だから」

ショタ提督「……!」

妖精「あ……!」

大和「……どういうことですか?」

加古「だから、その……私達が、勝手に判断したせいで……」

長門「勝手に、判断……?」

熊野「えぇ。あんな奴の指示に従わなくても、こんな敵なら倒せるだろう……と、過信してしまって……」

綾波(……まさか、本当に……命令、無視……!?)

吹雪(こいつに無茶な指示を出されたわけじゃなくて……自主的に……?)

扶桑「……悪いのは、私達です」

山城「今回のことについては……こいつに責任は無いわ。あくまでも、私達が勝手に……」

大和「……そうなんですか?」

ショタ提督「………」

妖精「そ、そう!だから提督は悪くなくて……!」

長門「君に聞いているんじゃない。こいつに問いかけているんだ」

妖精「……っ」

ショタ提督「……確かに、由良さん達が僕の指示した内容以外の行動を取ったのは事実です」

由良達「……っ」

ショタ提督「ですが、そのようなことになってしまったのは……僕がしっかり、敵の危険性や撤退する必要性を教えていなかったせいです」

由良達「!!」

妙高「………」

ショタ提督「今回の件は、僕の責任です。どんな罰やペナルティでも受け入れます」

大和達「………」

由良達「………」

由良(何で……こんなことをした、私達を……)

どうして、庇うの……?私達が、勝手に自己判断して……

無茶をしたから、悪いのは全面的に……こっちなのに……

それどころか、まるで自分が全て悪いような言い方を……

妖精「………」

妖精(提督……)


由良の信頼値 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
それでは小ネタ安価を取って終了したいと思います。

小ネタ安価
↓1~↓5で反転コンマが最大の安価採用

ちょっと前に>>1がネタに詰まったら新スレやるかもって言ってたけど何するんだろ?
このスレはまだまだ続いてほしいがそれとは別に気になる

22:00~23:00頃開始予定です。

>>361
今の所はまだ未定です。
ただ、現在のような鎮守府が舞台の話はもちろん、何か他の形式の話(所謂現パロ?)も候補に入るかもしれません。

始めます。

7×1.5=10.5/50


ショタ提督「………」

妖精「………」ドキドキ

長門「………」

本当なら、こいつのミスを理由に鎮守府から出て行って……いや、それは無理だとしても……

何かしらの罰を与え、ここから離れる可能性を僅かにでも上げようと思っていた。

大和「………」

だけど、由良さん達の話を聞いて判断するとしたら……今回は、全面的に出撃組に非があることになる。

もちろん、全指揮を担うこいつに責任が無いことにはならない。

ならない、けど……こればっかりは……

長門「……今回の件は、主に出撃組の命令無視が原因だ」

大和「はい……なので、貴方への責任追及は不問にします」

ショタ提督「……!」

妖精「……!」パァッ

由良達(……長門さん、大和さん)

長門「ただし、これだけは忘れるな」

ショタ提督「………」

大和「もし、今回の事故が貴方の不注意や、誤指示により引き起こされたものだとしたら……」

妙高「………」ギロリ

羽黒「………」ギロリ

ショタ提督「……本当に、申し訳ございませんでした。以後、このようなことは起こさないよう、全力を尽くします」

ショタ提督「そして、今回の件につきましては……寛大な処置をして下さり、本当に……何とお礼を言えば良いか、分かりません」

綾波「………」

吹雪「………」

長門「……私達からはこれだけだ」

大和「……早く視界から消えて下さい」

ショタ提督「……本当に、ありがとうございました……!」スタスタ…

妖精「あっ、ま、待って……!」タタタ…!

由良「………」

今まで、あそこまでまともな……いや、模範的な態度を取った提督はいなかった。

しかも、今回は……私達の、命令無視によって引き起こされた、事故……

もしかして、こいつは……“あいつ”や、他の奴らとは――

由良「――っ!」フルフル

由良(いけない……心を許したら、また……っ!)

確かに、今回のことは私達に非がある。だけど……だとしても……

あいつが私達を騙す為に、一時的に猫を被っている可能性だって……

由良(……絶対に、信用しちゃダメ。むしろ、隙を作らないようにしないと……)

『提督』に貸しを作ってしまえば最後。そのことを引き合いに出され……ずっと言いなりにされる。

どうせ、こいつも……“あいつ”らと同じ。特に、“あいつ”……同じじゃないわけが、ない……!

だからこそ、今回のような事故は……失敗だ。それも、最悪に近い……

由良(……2度と、こんなことが無いようにしないと。弱みを握られるような失態は、絶対に避けないと……!)

2ヶ月目:中旬


いつもの喫茶店

23周目提督「……なるほど。そんなことが……」

ショタ提督「……はい」

14周目提督「俺も人のことは言えないけど、それでも……最低だとは思う」

5周目提督「だよなぁ。俺からすれば考えられないぞ、そんなこと!」

19周目提督「おいおい、スケベで変態な俺でもそこまでしないぞ!?鎮守府の金使うとか普通に横領じゃんか!」

ショタ提督「………」

15周目提督「うぅむ、原因は“そいつ”だとしても……更に“その元凶”も、また難儀な性格じゃのう」

4周目提督「………」

4周目提督(もしかして、その人って……昔、話で聞いたような……)

9周目提督「昔の人……いや、家柄が厳格な所ほど、そういう傾向は強いだろうけど……だとしても、ね……」

11周目提督「そういや、こーゆー奴ってストレスや嫌なことから逃れようと何かに依存する傾向があるらしいな。代表例が酒だっけか」

ショタ提督「………」

2周目提督「……何も、全てを背負い込むことはないからな?」

ショタ提督「……え?」

20周目提督「そうだよ、43周目提督君。辛い時は、いつでも僕達に相談してね?」

8周目提督「愚痴を言うだけでも、幾分かは気分転換になるはずだ」

ショタ提督「いえ、そんな……」

16周目提督(……この時代でも、未来でも……やっぱり家庭環境に問題がある所は中々減らない、か)

ショタ提督「むしろ、ごめんなさい……こんな、僕の話ばかり聞いてもらっちゃって」

7周目提督「気にすんなよ!友達じゃんか!」ポンポン

18周目提督「そうそう!困った時は、いつでも言ってね?出来る限り力になるから!」

ショタ提督「……ありがとう、皆」

妖精「………」

妖精(ここの子達の鎮守府の皆は……良い提督に恵まれたんだ……)

妖精(でも、私達の所は……この子が来てくれる前まで……)


↓1加賀のコンマ 信頼値:0/50
↓2愛宕のコンマ 信頼値:27/50
↓3由良のコンマ 信頼値:10.5/50
↓4コマンダン・テストのコンマ 信頼値:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流を試みます

妖精「……あの子達は、良き提督として頑張ってるみたいだね」

ショタ提督「うん。でも……良い提督ばかりが着任するとは限らないのが、中々辛いところだよね」

妖精「……ここ、みたいに?」

ショタ提督「………」コクリ

妖精「………」

ショタ提督「……でも、大丈夫」

妖精「……!」

ショタ提督「僕が絶対に、皆の心を……救ってみせる」

ショタ提督「皆が負ってしまった、心の傷は……必ず、癒してみせるから……!」

妖精「……提督」

ショタ提督「………」

妖精「……ごめんね、苦労をかけちゃって」

ショタ提督「良いんだよ。むしろ、ありがとう。僕に協力してくれるだけでも、凄く嬉しいよ」ニコッ

妖精「……うん」

妖精(……2人、いや、私達と貴方なら……乗り越えられる。少なくとも、私は……そう、信じてる……!)



加賀の行動

直下

加賀「………」スタスタ…

加賀(まさか、長門さん達が……)

数日前の出撃で、出撃艦隊が危機的状況に陥ったらしい。

しかし、同じく出撃し、彼女らを助けた長門さんや大和さんが……

加賀(あいつの失態を、許す……だなんて……)

耳を疑った。あの厳格な2人が、あいつに情けをかけるだなんて……

最初は、あいつに何らかの方法で脅されたのかと思ったけれど……

加賀「………」

どうやら違うらしい。2人が言うには、出撃組が自ら命令を無視したことが原因らしい。

念の為、脅されてしまったのかを聞いてはみたけれど……出撃した娘達が、自ら発言したらしい。

加賀(……いや、それよりも……)

あいつは、出撃艦隊の失態を責めるどころか……自らのミスだと言い、罰を求めたのだという。

今までの『提督』なら、間違いなく私達を責めたはず……

加賀(……何を考えているのよ、私)

こんなことで思考を巡らせていたら、また同じ過ちを繰り返してしまう。

もう、決めたのだから……どんなことがあったとしても、あんな……人間の皮を被った、悪魔達のことなんて……

タタタ…!

加賀「……?」チラッ

烈風妖精「……っ!」タタタ…!

加賀(あれは……妖精?でも、今は建造も開発もしていないはず……)

烈風妖精「……!」スッ…

加賀「……っ」

加賀(執務室に、入った……?そういえば、あの子達は最近……あいつとよく話しているような……)

加賀「………」

烈風妖精「はぁはぁ……!」タタタ…!

妖精「烈風ちゃん!何かあったの?」

ショタ提督「……?君は、烈風の妖精さん……?」

烈風妖精「さっき、空母の部屋を見回ってたんだけど……物騒な会話が聞こえてきて……!」

妖精「ぶ、物騒……!?」

ショタ提督「………」

烈風妖精「確か、軽空母の…………ッ!」

ショタ提督「……どうしたの?」

烈風妖精「……扉の向こうから、加賀さんが覗いてる……」ヒソヒソ

ショタ提督「……!」


加賀「………」

加賀(もし、あいつがあの子達に変な真似をしたら……)

加賀(その時は、例え命令に背いたとしても……あの子達を守らないと……)ギロリ


妖精「……うっ、凄く睨んでる」ヒソヒソ

ショタ提督「……扉ということは、僕の真後ろだね?」ボソッ

烈風妖精「………」コクリ

妖精「どうする……?このまま、烈風ちゃんの話を聞くと……」ヒソヒソ

烈風妖精「私達の立場が悪くなるのは良い、けど……提督が、今まで以上に不審に思われちゃうのは……!」ヒソヒソ

ショタ提督「………」

ショタ提督(このまま話を聞けば、妖精さん達を通じて……多かれ少なかれ、皆の情報を得ていることを加賀さんが知ることになる)

ショタ提督(僕自身は、どう思われても良い。例え一層嫌われたとしても、皆が過去を乗り越えてくれるなら……それでも構わない)

ショタ提督(でも、妖精さん達はそうはいかない。僕のせいで、妖精さん達にまで良くない疑いがかけられてしまうのは……)

ショタ提督「………」

妖精(……やっぱり、凄く悩んでる)

烈風妖精(うぅ、これって私のせい……だよね。何とかしなきゃ……!)


反転コンマ判定:提督達が考えた方針は?

01~49:当たり障りのない内容で誤魔化す
信頼値上昇:小 ×1.0
50~98:あえて加賀に呼びかけ会話を試みる
信頼値上昇:中 ×1.5
ゾロ目:包み隠さず話を聞く。ただし妖精がフォローしつつ
信頼値上昇:大 ×2.0

直下

70→07:無難に


ショタ提督「………」

烈風妖精「……ごめん、提督。ここは……少しだけ、嘘をつかせて?」ヒソヒソ

ショタ提督「……え?」

烈風妖精「……えっとね!今月、軽空母の皆の出撃数が少ないかな~と思って!」

ショタ提督「……!」

妖精「……!」

ショタ提督(……そうか。嘘をつくって……)

妖精(そういうこと、なんだ……でも、今はこうするしか……ないよね)

ショタ提督「……ごめんね?出撃や演習の回数を考えると、どうしても正規空母の皆を優先させることになっちゃって」

妖精「……そういえば、駆逐艦と軽巡の皆のバランスも考えてくれてる?」

ショタ提督「……うん。もう1度改めて編成を考えるよ。忙しい中ありがとう、意見を言いに来てくれて」

烈風妖精「ううん、大丈夫大丈夫!」


加賀「………」

加賀(見る限り、あいつがあの子達を虐めたり……暴行する様子は無さそうね)

今まで、あの子達……妖精に手を出した奴はいない。

けれど、あの子達は……私達と違って、攻撃による防衛手段を持たない存在。

そんな彼女達が、例え子供とはいえ……人間に殴りかかられてしまえば、どうなるかは……

加賀「………」

加賀(……念の為、もう少し監視しないと。『提督』は……ストレスが溜まれば、どんなことにも手を出しかねないわ……!)

幸い、私がこうやって待機していれば……最悪、艤装が無くとも取り押さえられる。

あんな人間の子供に、艦娘が負けるわけがない。いざとなれば、すぐに飛び出して……!


烈風妖精「……まだ睨んでる」ヒソヒソ

妖精「相当用心深いね……」ヒソヒソ

ショタ提督「だけど、それは妖精さん達を心配してくれているからだよ」ボソッ

烈風妖精「うん、それは分かってる……」ヒソヒソ

妖精「……分かってる、けど……」ヒソヒソ

ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり、僕のせいで妖精さん達に迷惑をかけてしまっている……)

ショタ提督(ごめんなさい、妖精さん……僕が至らないばかりに……!)



加賀の信頼値 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

7×1.0=7/50


烈風妖精「……行ったみたい」

ショタ提督「………」

妖精「……大丈夫?」

ショタ提督「え……?」

妖精「ずっと後ろで睨まれて……辛かっただろうなって……」

ショタ提督「……ありがとう。僕なら大丈夫だよ」

妖精「……本当?」

ショタ提督「うん。それに、今は僕のことより……」チラッ

烈風妖精「……!」

妖精「あ……」

ショタ提督「……話して、もらえないかな?」

烈風妖精「……うん。えっとね、軽空母の部屋から……『いつか、あいつを力づくで追い出してやろう』って」

妖精「……っ!」

ショタ提督「………」

烈風妖精「………」

ショタ提督「……ありがとう。言いづらかったことを、伝えに来てくれて」ニコッ

烈風妖精「………」

妖精「………」

烈風妖精(提督だって……この子だって、皆からここまで言われて……辛くて、悲しいはずなのに……)

妖精(絶対に、弱音を吐かない。それでいて、ずっと皆のことを考えて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……僕が追い出されても、次に着任する人が……良い人だったら、まだ安心出来るんだけど……)

ショタ提督(万が一、今までと変わらない人だったとしたら……僕の――)

ショタ提督「………」フルフル

ショタ提督(……いけない、そんな考え方はダメだ。僕はその為に来たと言っても、過言ではないんだから……!)



赤城「……妖精さんと、ですか」

加賀「……えぇ」

赤城「はぁ……一瞬、異常性癖だと疑いましたが……」

加賀「……少なくとも、そのような兆候は見られなかったわ」

赤城「……決定的な弱みを握れば、憲兵が見ていない裏で……追い出す口実にもなったんですけどね」

加賀「……同感だわ」

さっき監視した時は、特におかしい点は見当たらなかった。

だが、それは……あいつが真っ当な人間という結論にはならない。

偶然、本性を見せていなかっただけかもしれない。あるいは……

加賀(……私の監視に、気づいていたのかもしれない)

どちらにせよ、こんなことで……あいつを信用したりなどしない。

もう、あんな目に遭うのはお断りなのだ。今まで、それで何度も……

加賀「……っ!」ギリッ

加賀(見てなさい……貴方の化けの皮、必ず剥いでみせる……!)

加賀(これ以上、ここにいさせるのは……耐えられないもの……!)

2ヶ月目:下旬


居酒屋

「………」

「……ワシは、間違っておったのか」

「………」

「あんな……あんなことに、なるなんて……」

「……お前は、子供を何だと思ってるんだ」

「……っ、お前だって……!」

「お前と一緒にするな。確かにワシは、あいつを自分と同じ道に進ませた」

「けどな……あいつはワシが無理矢理“やらせた”んじゃない」

「……!」

「あいつは……“自分から進んだ”んだ。選んだんだ……!そして、見事にやり遂げた」

「………」

「自分で決断したんだよ。だから……強くなった。あいつは、己を乗り越えたんだ」

「……っ!」ギリッ

「……今更、お前にどうにか出来る問題じゃあるまい。だが……お前は1つだけ、良いこともした」

「………」

「支援してやったんだろう?お前が……自らの過ちを認め、同じ失敗を繰り返さなかった……それだけでも、少しは成長したんじゃないか?」

「お前の罪は消えない……が、その子はきっと、お前に感謝してるだろうよ」

「………」

「くぅーっ!俺なら絶対全力で可愛がるけどなぁ~!つうかそんな風に上から押し付けたらそりゃーねじ曲がるだろ。どうしてもっと愛してやんないんだ!」ダンッ!

「お前は溺愛しすぎなんだよ!」

「………」

(……ワシ、は……)


↓1加賀のコンマ 信頼値:7/50
↓2愛宕のコンマ 信頼値:27/50
↓3由良のコンマ 信頼値:10.5/50
↓4コマンダン・テストのコンマ 信頼値:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流を試みます

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

18:00~19:00頃開始予定です。
途中で休憩を挟むと思います。

浦風を登場させられない理由に関しましては、以前にも言った通り広島弁が書けない為です。
浦風好きな方には申し訳ありません。

始めます。

ショタ提督「………」マジマジ

妖精「……出撃海域のチェック?」

ショタ提督「うん。もう2度と、あんなことが無いようにしないとね。えっと、ここから先の海域は……」マジマジ

妖精「………」

ショタ提督「……?どうしたの?」

妖精「……何も言えなかったのは分かってた」

ショタ提督「え?」

妖精「あそこで、貴方が抵抗したら……立場が悪くなるのは、分かってた……分かってた、けど……」

妖精「でも……やっぱり、あそこまでしなくても……ましてや、土下座なんて……」

ショタ提督「………」フルフル

妖精「う……」

ショタ提督「……皆の指揮を任された提督に、ミスは許されないよ」

ショタ提督「特別学校でも、何度も言われたんだ。出撃は、常に艦娘達は死と隣り合わせだって」

ショタ提督「もちろん、普通は大破した時点で撤退すれば沈むことはない。だけど……」

妖精「……“無理に進軍すれば、味方が危機に晒されてしまう”」

ショタ提督「………」コクリ

妖精「でも!あれは由良さん達が命令を無視して……」

ショタ提督「……皆の信頼を得られていない、僕の責任なんだ。皆のせいじゃないよ」

妖精「……っ」

ショタ提督「……前にも言ったけど、僕自身が嫌われているのは良い

ショタ提督「でも……最低限、“提督として”は、信頼されないと……この前のお陰で、それに気がつくことが出来たんだ」

妖精「………」

妖精(……何も言えない、そして、何もしてあげられない……そんな自分が無力で、悔しい……悔しいよ……!)



由良の行動

直下

ショタ提督「……これで良し、と」

妖精「……終わったの?」

ショタ提督「うん。後は編成を考えるだけ。これは家でじっくりやるとして……」スクッ

妖精「……見回り、だね?」

ショタ提督「皆のコンディション管理も、提督の仕事だからね」

妖精「………」

妖精(毎回、罵声に近い言葉を投げかけられるのに……それでも、諦めないなんて……)


由良「………」フキフキ

あれ以来、演習も出撃も……基本的には、指示通り行動している。

また、同じようなミスを犯してしまえば……今度こそ、どうなるか……分からない。

由良(……奥も拭かないと、ね)フキフキ

艤装の手入れだって、あいつにだけは絶対にやらせない。

あいつが……あいつらが……『提督』が触れるだけでも、悪寒が走る。

由良「………」キリキリ… カンカン…

本当なら、明石さんや夕張さんにやってもらうのが1番だけど……

生憎、今は別の娘の艤装を点検中……だとしたら、自分でする以外の選択肢は無い。

由良(……あいつにだけは、貸しを作っちゃいけない……!)

既に1つ、大きな貸しを作ってしまっているようなものだ。

これ以上、あいつに弱みを握られてしまえば……想像するだけでも、恐ろしい……いや……

由良(……憎い。憎くて、たまらないよ……っ!)


妖精「……艤装の整備してる」

ショタ提督「……みたい、だね。他の長良型の皆は……今は遠征中か」

妖精「でも、やっぱり……険しい表情……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(明石さん達は、他の皆の艤装の点検をしてるはずだから……自分で点検して……)

ショタ提督(いや、多分それだけが理由じゃない。僕の予想が間違っていなかったとしたら……)

ショタ提督(きっと、僕に点検されるのは……嫌だから。これが大きな理由……だと思う)

妖精「……どうする?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(声をかけた方が良いか、このまま何もしないか……)



提督達の行動

直下

ショタ提督「………」

妖精「……!」

妖精(……いや、いつもこの子にばかり任せてちゃダメだよ)

妖精(私だって、皆には元の優しい娘達に戻ってほしいから……!)

妖精「……私が行ってみる」

ショタ提督「……え?」

妖精「私なら、由良さんも話しやすいと思うから……それに……」

妖精「少しでも、提督は良い子……ううん、良い『提督』だって……分かってほしいから……!」

ショタ提督「……妖精さん」

妖精「……ダメ、かな?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(確かに、妖精さんの方が……皆は、僕の時よりも対応しやすいはず)

ショタ提督(ただ、愛宕さんの時は……やっぱり、まだ信用してもらえなかったけど……)

ショタ提督(……今回は、違うかもしれない。よし……!)

ショタ提督「……それなら、お願いしても良いかな?」

妖精「あ……うん!任せて!」スッ…

ショタ提督(……ごめんね、妖精さん。迷惑をかけちゃって……)

由良「………」キュルキュル

由良(ここはこうして、こっちは……はぁ、やっぱり自力だと大変ね……)

妖精「……由良さん」

由良「……え?」クルッ

妖精「………」

由良「……妖精さん?」

妖精「えっと、その……近くを通ったから、何してるのかな~と思って……」

由良「………」ジー

妖精「………」

由良(……そういえば、妖精さん達は……最近、あいつと……)

どうして、あんな奴と行動するかは分からない。

弱みを握られているのか、外面だけは良くして騙しているのか……

どちらにしても、今の妖精さん達は……今までと違って、あまり――

由良「………」

妖精「……由良さん?」

由良「……ねぇ、1つ聞いても良いかな?」

妖精「う、うん……」

由良「どうして……あいつといつも一緒なの?」

妖精「……!」


ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(やっぱり、不審に思って……)


妖精「それは……」

由良「………」

――信用出来ない。あいつと行動を共にしているだけで……どうしても、嫌な感情しか湧き出て来ない。

もし、あいつとグルだったのなら……

それだけは信じたくない、けど……あいつ側につくのだとしたら……

由良「……返答次第では、妖精さん達のことも……信用、出来なくなるかも」

妖精「っ!!」

由良「……答えて」

妖精「あ、う……」


ショタ提督「……っ」

ショタ提督(妖精さん……!どうしよう、僕のせいで……!)


由良「……どうなの?」

妖精「………」



反転コンマ判定:妖精の答えは?

01~49:妖精「………」
信頼値上昇:小 ×1.0
50~98:妖精「……お仕事、だから」
信頼値上昇:中 ×1.5
ゾロ目:妖精「……信頼、出来るからだよ」
信頼値上昇:大 ×2.0

直下

42→24:沈黙は肯定とも取れるし、あるいは……


由良「………」

妖精「………」

妖精(どう、しよう……何も言えない……何も思いつかない……)

妖精(頭が真っ白……何か……何か、言わないと……!)

妖精「……そ、その」

由良「………」


ショタ提督「………」

ショタ提督(……ダメだ。これ以上は、妖精さんの信頼が……僕が飛び込んで、何とか説得――)


由良「……ううん、やっぱり言わなくて良いよ」

妖精「……え?」

ショタ提督(――!?)

由良「どうせ、あいつに弱みを握られたり……脅されてるんでしょう?」

妖精「っ!?」

由良「………」

一瞬、あいつと妖精さんがグルだと……そんな馬鹿らしいことを考えてしまった。

自分で自分を責めてやりたくなる。今まで、ずっと私達を支えてくれた妖精さん達が……

自分の意志で、あいつ側につくなんて……考えられない。考えてはいけない。

由良「……安心して。私達なら、あんな奴……艤装を付けてなくたって、一捻りだから」

妖精「そ、そうじゃなくて……」

由良(……あいつは、やっぱり……妖精さんにまで……)

小さくて無力な妖精さんのことだ。きっとあいつから、何かしらの手段で……脅されたとしか、考えられない。

今まで、妖精さんにまで手を出した奴はいなかったけれど……ついに……

妖精「て、提督はそんな人じゃ」

由良「ううん、大丈夫。分かってるから、ね?」

妖精「だから違……」

由良(……私達の仲間に手を出すというのなら、絶対に許さないから)

由良(この前の、命令無視だって……どうせ、外面を良くして……私達を騙すだけ、なんでしょう……?分かってるんだから……!)ギリッ…


ショタ提督「………」

ショタ提督(……妖精さんについては、何も無くて良かった。けれど……)

ショタ提督(……由良さん。それほどまでに……)



由良の信頼値 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

7×1.0=7
10.5+7=17.5/50

妖精「………」

ショタ提督「……ごめんなさい。僕のせいで……」

妖精「……ううん、提督のせいじゃない。私があの時、何も言えなかったから……」

ショタ提督「………」

妖精「………」

ショタ提督「……本当に、ごめんなさい」

妖精「だから提督のせいじゃ……ううん、そうだね。お互い、ミスがあったということで……」

ショタ提督「………」

妖精「……先はまだまだ長そうだね」

ショタ提督「……そうかもしれない。でも、僕は諦めるつもりはないよ」

妖精「……!」

ショタ提督「決めたから……約束、したから……」

ショタ提督「必ず、救ってみせるって……!」

妖精「……提督。元を辿っても、貴方に責任は……」

ショタ提督「………」フルフル

妖精「あ……」

ショタ提督「それは違うよ。僕が何とかしないと、いけないんだ……」

ショタ提督(“あの人”が間違ってしまったのなら、僕が代わりに……艦娘の皆を……!)

妖精「………」

妖精(……もし、私が提督だったら……1度は、ひっぱたいてやってるところだけど……)

妖精(この子は違う。優しい……とにかく、優しくて……そして、強いんだ……)
・・・÷
由良「……ふぅ」

由良(やっと終わった……結構、時間かかっちゃったなぁ……)

窓を見ると、もう夕日が沈んでいく。

その間、私はずっと……艤装を整備していた。

由良(……でも、出撃するより……気が楽かな)

自室で作業するということは、必然的にあいつと顔を合わせずに済む。

それだけでも、精神的な負担は……皆無とまではいかなくとも、大幅に減る。

由良(……それにしても、妖精さんは……何を理由に、脅されてるのかな……)

『提督』は非道な奴ら。私達のことなんて、都合の良い道具としか考えていない。

だとするなら、どんな酷いことをしているか……色々と、予想出来てしまう。

由良(……憲兵が視察に来ている以上、派手なことは出来ない。けれど、裏を返せば……)

私達が、あいつの動かぬ証拠を握ることも……難しくなる。

けれど、それを抜きにしても……妖精さん達からは、虐待の跡や辛そうな素振りは見受けられない。

由良(まさか、あいつは……本当に、何もしていな――ッ!!)フルフル

思考が間違った方向に進みかけて、慌てて首を振る。

この期に及んで、信用しようなどと考えるなんて……私は、本当に……ッ!

由良(……そんな気持ちは捨てなきゃ。『提督』なんて、信用に値しない奴らばかりなんだから……!

2ヶ月目までの評価

加賀:7/50『……もし、妖精に手を出すようなことをすれば――』
愛宕:27/50『何もしてこないなんて……一体、何を考えて……』
由良:10.5/50『――許さないから』
コマンダン・テスト:0/50『ワタクシ達と、関わらないで……!』

夜ご飯食べて来ます。21:30~22:00頃再開予定です。

再開します。

3ヶ月目:上旬


妖精「……酷いでしょ?」

ショタ提督「………」コクリ

ショタ提督(建物のあちこちに傷跡が……きっと、今までの提督が……そして、“あの人”も……)

妖精「壁や柱の傷はマシな方。もっと酷い時は、窓ガラスが何枚も割れて……」

ショタ提督「……扉が微妙に歪んでるのも」

妖精「……うん。今までの奴らのせい」

ショタ提督「………」

ショタ提督(改めて見ると、本当に痛々しい。皆は、こんな環境で……ずっと……)

妖精「もちろんここより酷い鎮守府だって、探せばあるのかもしれないけど……」

妖精「一般的な鎮守府と比べれば、ここだって……十分……」ギリッ…!

ショタ提督「………」

ショタ提督(……まとまったお金が入ったら、リフォームした方が良いかもしれない)

ショタ提督(こんな……過去の爪痕が残ったままじゃ、皆は……ずっと、心を塞ぎこんだまま……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……だけど、それだけじゃダメだ。見た目だけを変えたとしても、本質は変わらない。だからこそ――)

ショタ提督「……僕、もっと頑張るから」

妖精「え……?」

ショタ提督「出撃で戦果を稼ぐことはもちろんだけど……それ以上に、皆を辛い過去から救い上げて……」

ショタ提督「ここを、皆が安心して過ごせる場所に……変えてみせるから……!」

妖精「提督……」

ショタ提督(――中身を……皆の心を治さないといけない。それが出来るのは、僕しかいないんだ……!)


↓1加賀のコンマ 信頼値:7/50
↓2愛宕のコンマ 信頼値:27/50
↓3由良のコンマ 信頼値:17.5/50
↓4コマンダン・テストのコンマ 信頼値:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流を試みます

ショタ提督「………」スッ…

妖精「……?」

ショタ提督「この傷が沢山あるってことは……それだけ、皆も傷ついたってことだよね?」

妖精「………」コクリ

ショタ提督「皆は、バケツを被れば体の傷は治るけど……心の傷は、そうはいかない」

ショタ提督「この橋田の傷だって……上から塗料のようなものを塗って、傷を見えなくしたとしても……傷そのものが、消えるわけじゃない」

妖精「………」

ショタ提督「それは僕達人間だって、同じことなんだ。誰かに虐められたり、殴られたら……」

ショタ提督「体の傷は、時間が経てば治るかもしれない。見かけでは、虐められていたことが……分からないかもしれない」

ショタ提督「……だけど」グッ…

妖精「……!」

ショタ提督「心の傷は……中々治らない。もしかすると、一生……痛み続けるかもしれない」

ショタ提督(……お母さんだって、そうなんだ。“あの時”のことを、ずっと……今も思い悩んで……!)

妖精「………」

ショタ提督「皆は……その心が、何度も……何度も何度も、傷つけられて……ずっと、痛み続けている」

ショタ提督「だからこそ、一刻も早く……治してあげないといけない」

妖精「……だね。精神崩壊まではいかないだろうけど……このままじゃ、ずっと……提督のことを、信用出来ないまま……」

ショタ提督「……妖精さん。頑張ろう……僕達の手で、皆を……」

妖精「……うんっ!」



コマンダン・テストの行動

直下

ショタ提督「……あっ」

妖精「どうしたの?」

ショタ提督「あそこ……」スッ

妖精「……!」


コマンダン・テスト「………」


妖精「コマさん……」

ショタ提督「確か、今日は出撃も演習も無かったはずだけど……」

ショタ提督(散歩、かな……愛宕さんも、屋上で物思いにふけっていたことがあるし……)


コマンダン・テスト「………」

コマンダン・テスト(もし、私の所属する鎮守府が……フランスだったとしたら……)

何度も考えた。もし私が、“初代の私”のように……フランスで過ごしていたら……

少なくとも、こんな酷い境遇では無かったはずだ。自由も何もなく……

ただ奴隷のように扱われ、逆らおうものなら……懲罰という名の、理不尽な暴力を受ける。

コマンダン・テスト「……っ」ギリッ

コマンダン・テスト(どうして……私達が、こんな目に……!)

私は海外艦。だとしても、それは“初代”の名と魂を継いだだけ……

“この私”自身は、日本で建造され……ずっと、日本で暮らしてきた。

そのせいで……こんな、痛くて、辛くて、苦しい……最悪な暮らしをさせられた。

コマンダン・テスト(……こんな所に、生まれたく無かった……ッ!)

フランス……いや、どこの国かどうかも関係ない。

他の鎮守府で、平和そうに過ごしている……別の私。

それが、羨ましくて……憎くて、たまらない。やり場の無い怒りが、込み上がってくる……!

コマンダン・テスト「……っ」

コマンダン・テスト(もう、嫌……!提督なんて、いなくなってしまえば良いのに……!)


ショタ提督「……苦しそうな表情をしたまま、椅子から動いていない」

妖精「……やっぱり、愛宕さんの時と……同じ、かな」

ショタ提督「……だと思う。少なくとも、リラックスしているようには……見えないから」

妖精「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕には、コマさんが何を考えているかは分からない)

ショタ提督(けれど……きっと、何か苦しい気持ちになっている……僕には、そう見えた)

ショタ提督(どうしようか……このまま何もせず見ているか、声をかけに行くとしても……警戒しているコマさんに、どう接するか……)



提督達の行動

直下

コマンダン・テスト「コマらなくて良かったわ……」

加賀(まだ序盤とは言え、このペースでゴール出来るのかしら……)

由良(失恋は何としても避けないと……)

愛宕(中々出番が回って来ないわね……このままじゃ追いつかれちゃう……!)



ショタ提督(早く皆を助けないと……救わないと……!)

妖精(私、提督に次いで出番が多いような……い、良いのかな?あはは……)


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
ここからは日常パートのリクエストを募集したいと思います。
ただ、今回はリクエストしていただいた内容を、こちらが作った設定と矛盾しない程度にアレンジすることが多くなるかと思います。
安価を取って下さっている方には申し訳ありませんが、その点はご容赦していただけると幸いです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:30~23:30頃開始予定です。

いつも数々のリクエスト、ありがとうございます!始めます。

ショタ提督「……やっぱり、何か会話した方が良いよね」

妖精「……現状、それしか出来ないのが辛いけど」

ショタ提督「ううん。焦っちゃダメなんだ。ゆっくり、ゆっくり……時間をかけて、皆の不安を取り除かないと」

妖精「………」コクリ


コマンダン・テスト「……はぁ」

コマンダン・テスト(こんなことを考えていても、無意味なのに……)

毎日毎日……同じことを考えては怒りを募らせ、自己嫌悪に陥る。

理想を……いや、幻想を抱いたところで……現実は、変わりはしないのに。

むしろ、そんなことをするほど……現実に失望するだけなのに。

コマンダン・テスト「………」

コマンダン・テスト(こんな所で活動する破目になった、自分の運命を呪いたい……)

『艦娘』として生まれた以上、鎮守府に住み……海の平和を守る為、戦い続けなければならない。

もちろん、人間となって海を離れることも不可能ではない……が、そんなことは……

コマンダン・テスト「……っ」ゾクッ

思わず身の毛がよだつ。ある意味、私にとって……死ぬよりも苦痛な道。

ケッコンカッコカリ……あるいは、婚姻……こんな制度、誰が考え出したのかしら。

こんな酷い制度のせいで、望まぬ形で結婚を強いられる艦娘だって……

妖精「……まだ考え込んでるね」

ショタ提督「……やっぱり、昔のことを悩んで……」

妖精「十中八九、それしか……」

ドォーンッ!

ショタ提督「……え?」

妖精「……爆発音?」

コマンダン・テスト「……?」

コマンダン・テスト(何、今の音…………ッ!?)ビクッ

ヒュルルルル…!

コマンダン・テスト(演習の流れ弾……!?まずい、こっちに……!)ダッ

ショタ提督「っ!?こ、コマさんが走って来――」

ドカッ!

ショタ提督「――うっ!」バタッ

妖精「て、提督!?」

コマンダン・テスト「っ、ご、ごめんなさ…………っ!」

コマンダン・テスト(こいつ……どうして、このタイミングで……!)ギリッ…!

ショタ提督「痛た……」フルフル

妖精「大丈夫!?」

コマンダン・テスト「……!」

その瞬間、私の頭の中に……ドス黒い考えが浮かび上がる。

このままこいつを見捨てて走り去れば、流れ弾がここに直撃して……

演習組の“過失”という形で、こいつを――


反転コンマ判定:コマンダン・テストが取った行動は……!?

01~49:――いや、どうせこいつがいなくなった所で……
信頼値上昇:小 ×1.0
50~98:――ダメ!妖精さんまで巻き込んじゃう!
信頼値上昇:中 ×1.5
ゾロ目:――いや、流石にそれは……あぁもうっ!
信頼値上昇:大 ×2.0

直下

17→71:妖精さん“は”信頼している


妖精「……あっ!砲撃がこっちに……っ!」

ショタ提督「え……っ!?」

コマンダン・テスト「……っ!」

コマンダン・テスト(妖精さん!?貴女までここに……!?)

急いで黒い思考を振り払う。こいつだけなら、どうするか分からなかったが……

妖精さんが傍にいるというのなら……そんなことは言っていられない。

一刻も早く、助けないと……例えこいつを救うことになったとしても……!

コマンダン・テスト「……こっちです!」ガシッ タタタ…!

ショタ提督「うっ……!」グイッ!

妖精「こ、コマさん!」

コマンダン・テスト「いいから早く来て下さいッ!死にたいんですか!?」グイグイッ!タタタ…!

ショタ提督「こ、コマさ――」

妖精「きゃっ!?か、肩から落ち――」


ズガァァァァァァァァァァンッ!!


ショタ提督「うわぁっ!?」

妖精「ひうっ!?」

コマンダン・テスト「……っぐ!」

シュウウウゥゥゥゥ…

ショタ提督(……あ、危なかった……!もう少しで、直撃……っ!)

妖精「た、助かったぁ……」ヘナヘナ

コマンダン・テスト「………」

コマンダン・テスト「……大丈夫?」

ショタ提督「……はい。助けていただき、本当に……」

コマンダン・テスト「……“妖精さん”」

ショタ提督「……!」

妖精「あ……」

コマンダン・テスト「もう……よく見たら、演習じゃなくて自主訓練じゃない。全く、ここに誤射するなんて……」チラッ

そもそも、こいつがここにいる時点で……演習ではない。となると、必然的に自主訓練中ということになる。

でも、そのせいで……こいつはともかく、妖精さんを巻き込む事故に繋がるところだった。

いくらイライラしているからといって、こんなミスをするなんて……!

コマンダン・テスト「……後で注意しないと」スッ…

妖精「え、えっと……ありがとう、コマさん!」

コマンダン・テスト「……いえ、怪我が無くて何よりです」

ショタ提督「……コマさん!僕のことも助けていただき、ありが――」ペコッ

コマンダン・テスト「………」スタスタ…

ショタ提督「――とうござ……あっ……」

妖精「……っ」ズキッ

こいつからのお礼なんていらない。むしろ……言われたくもない。

こいつなんて、助ける気など無かった。私が助けようとしたのは……妖精さんだけなのだから。

むしろ、こいつは……いや、ダメだ。負の感情に振り回されれば、さっきの訓練組と同じことになりかねない。

妖精「………」

妖精(うぅ……提督のこと、まだ敵だと思ってるのかな……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり、僕のことを、助けてくれようとしたわけじゃ……ない、か)

ショタ提督(だけど、例え妖精さんの為だったとしても……コマさんは、僕を助けてくれた)

ショタ提督(僕のことを、見捨てなかった……それって、きっと……!)


コマンダン・テストの信頼値 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

9×1.5=13.5/50


ショタ提督「う~ん……まずは瓦礫を可能な限り、片付けないと……」

妖精「………」

ショタ提督「その後、砲撃で抉れた場所の修復を依頼しないと……それから、皆のケアもしっかり……」

妖精「……ねぇ、提督」

ショタ提督「どうしたの?」

妖精「さっき……コマさん、私のことだけを心配してたけど……」

ショタ提督「……そう、だね。きっと、僕のことは……眼中に無かったのかも」

妖精「………」

妖精(それだけなら、まだマシだと思う。コマさんの、さっきの目は……)

妖精(明らかに、提督を邪魔な物として見てたような……これって、もしあの時……)

妖精(私が提督の傍にいなかったら……提督だけが、あの場にいたとしたら……)

妖精「……っ」ゾクッ

ショタ提督「……大丈夫?もしかして、さっきの恐怖がまだ……」

妖精「え?あ、ううん!大丈夫大丈夫!これでも皆の艤装や装備作ってるんだよ!むしろ威力を確かめられて安心したくらい!」アセアセ

ショタ提督「そう?なら良いけど……」

妖精「………」

妖精(まさか……流石にそんなこと、無い……よね……?)


コマンダン・テスト「………」

コマンダン・テスト(事情を聞いたら、本当に……偶然のミス、ですか)

少しだけ……ほんの少しだけ、あいつを葬ろうと……意図的に誤射をした可能性も考えた。

けれど、それが過失じゃなくて……意図的だと発覚すれば、私達に重い処罰がかせられる。

コマンダン・テスト(……だけど、さっきの誤射は……妖精さんも巻き添えに……)

そう。あの時、あいつの傍には……妖精さんがいたのだ。

それを考えれば、意図的にしろ偶然にしろ……やはり、失敗して正解だったと言える。

もし、流れ弾が直撃していれば……例え過失だとしても、大事な仲間まで失ってしまうことになったかもしれない。

コマンダン・テスト「……っ」ゾクッ

コマンダン・テスト(それは、ダメ……!ただでさえ、あいつのことでストレスを抱えた状態なのに……!)

そんな状況で、誤射した人が『仲間殺し』のレッテルを貼られてしまう。

こうなってしまえば……既に色々と限界な私達なら、ストレスの臨界点を超えて……!

コマンダン・テスト「………」

コマンダン・テスト(……それもこれも全て、『提督』のせい。あいつらさえいなければ……!)ギリッ…!

3ヶ月目:中旬


いつもの喫茶店

曙(8周目)「……貴方も苦労してるのね」

ショタ提督「そんなことないよ。皆と比べれば、僕なんて……」

翔鶴(14周目)「ですが、その……43周目提督君の所の、私達は……」

五月雨(20周目)(同じ私なのに、そこまで追い詰められてるなんて……)

ショタ提督「でも、僕は皆を救わないといけない。何があっても……たとえ、僕自身が嫌われたとしても……」

北上(17周目)「も~、そうやって必要以上に気張っちゃダメだよ?」

鈴谷(1周目)「そうだよ。君まで……その、向こうの私達みたいになっちゃったら……」

ショタ提督「……ありがとう。でも、僕なら大丈夫。本当に辛いのは、皆だから……」

川内(4周目)「……無理はしないでね?」ナデナデ

ショタ提督「ん……」

青葉(13周目)「う~ん……私達が直々に説得すれば、少しは改善されるでしょうか……」

龍驤(9周目)「いや~、それは逆効果やろ。多分“アンタ達は恵まれた環境だからそんなこと言えるのよ!”とか……」

如月(3周目)「“そっちの私達も、どうせ提督に騙されてるに決まってる!”って返されちゃうわよね……」

ショタ提督「………」

朝潮(2周目)「こればかりは、43周目提督君の言う通り……時間をかけて、ゆっくり信頼を得てもらうしかなさそうですね……」

春雨(18周目)「せめて、43周目提督君が良い子だって分かってもらえれば……」

ショタ提督「いや、僕は良い子なんかじゃ……当たり前のことをしてるだけで……」

雷(19周目)「ううん。そんな状況でも、向こうの私達のことを気にかけてくれてるんだから……十分良い子よ!」ナデナデ

ショタ提督「あ……」

舞風(23周目)「そうそう!私達から見ても、貴方は凄く優しくて……強い子だよ?自信を持って!」ナデナデ

ショタ提督「……皆、ありがとう」

ショタ提督(皆の手……温かいな……)



妖精「………」

妖精(ここの皆は……あの時、励ましてくれた提督の子達に幸せにしてもらって……)

妖精(……私達の鎮守府の皆だって、昔はこんな笑顔だった。だから……絶対に、皆の笑顔を取り戻さないと……提督と一緒に……!)


↓1加賀のコンマ 信頼値:7/50
↓2愛宕のコンマ 信頼値:27/50
↓3由良のコンマ 信頼値:10.5/50
↓4コマンダン・テストのコンマ 信頼値:13.5/50

反転コンマが最大の艦娘と交流を試みます

短くてすみませんが今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
まだしばらくは更新が出来ない(更新頻度が低い)状況が続きそうです。お待たせして申し訳ありません。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

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