【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」天津風「その22!」【安価】 (1000)

艦娘がショタ提督を攻略していくスレです。
登場艦娘は全員ショタコンになるのでキャラ崩壊が激しいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462545598

前スレ

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」夕張「その18!」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」秋月「その19です!」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」青葉「その20です!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」青葉「その20です!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455092615/)

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」翔鶴「その21です!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」翔鶴「その21です!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458467515/)

★1周目:普通の少年
秋月
春雨
鈴谷
足柄

鈴谷END


★2周目:見た目は子供、中身は大人の25歳
朝潮
五月雨
舞風
瑞鶴

朝潮・瑞鶴END


★3周目:記憶喪失
島風
如月
名取
五十鈴

島風・如月END


★4周目:虐待
川内

呂500
扶桑

川内END


★5周目:薬で子供になった32歳
球磨
間宮
多摩
陸奥

球磨・間宮・多摩END


★6周目:天然
朝雲
榛名
鳥海
隼鷹

榛名END


★7周目:生意気
雲龍
白露
大和
長門

白露END


★8周目:タイムリープ&見た目は子供、中身は60歳の20歳(異世界出身)

伊58
浜風
衣笠

浜風・曙・衣笠END


★9周目:幽霊
不知火
伊19

龍驤

龍驤END

★10周目:両親死別の鎮守府育ち
天津風
大鳳
伊401
瑞鳳

伊401END


★11周目:見た目も中身も子供っぽい26歳
夕張
明石
あきつ丸
磯風

夕張END


★12周目:幸運体質の男の娘
時雨
山雲
大淀
秋月

秋月END


★13周目:世話焼き(ダメ艦娘製造機)
敷波
文月
青葉
春雨

青葉END


★14周目:ひねくれ者&前科持ちの19歳
長門
綾波
翔鶴
加古

翔鶴END


★15周目:800歳の不老不死
阿武隈
天津風
武蔵
舞風

天津風END


★16周目:60年後から送り込まれた未来人
金剛
磯風
五月雨
龍鳳

磯風END


★17周目:超恥ずかしがり屋&見た目は幼い箱入り息子18歳
北上
大和
三日月
妙高

北上・妙高END


★18周目:変幻自在の少年
春雨
葛城
加賀


春雨・響・葛城END

★19周目:セクハラ大好きエロ少年
扶桑
天龍

リットリオ

雷・リットリオEND


★20周目:女性不信の21歳
五月雨
大和
阿武隈
由良

五月雨END


★21周目:深海棲艦と人間のハーフ
鳥海
木曾
那珂
瑞鳳

瑞鳳END


★22周目:クローン
大鳳
赤城
照月
リベッチオ

大鳳・リベッチオ・照月END


★23周目:ドジで失敗ばかりだけど真面目な23歳

鬼怒
舞風
金剛

舞風END


★24周目:300歳の宇宙人
ビスマルク
グラーフ・ツェッペリン
不知火
Z3

不知火END


★25周目:感情を抑え込んだ少年
雲龍
大和
伊勢


暁END


★26周目:めんどくさがりだけど要領が良い22歳
那珂
那智

卯月

嵐END


★27周目:何でも出来るツンデレ超能力者
能代
荒潮
吹雪
長良

吹雪END

★28周目:大好きな兄を目指すブラコン少年
足柄
酒匂
夕立


酒匂・電END


★29周目:???
U-511
ビスマルク
長門
加賀

システムについて

※読むのが面倒な人は『艦娘の行動を安価で指定して、ショタ提督に好かれるようにする』と考えていただければ大丈夫です。


上旬コミュ→中旬コミュ→下旬コミュの計3回です。毎回艦娘が取る行動を安価で決め、ショタ提督に懐かれるようにするのが目標です。

期間が入れ替わる(上旬→中旬→下旬→上旬…)ごとにコンマで登場艦娘を決めます。最大値の艦娘が行動権を得ます。

ショタ提督には好感度と信頼度が設けられています。好感度は0から、信頼度は50からスタートします。

信頼度は変化が無い限りリザルトには表示されません。


信頼度は基本的に変化はありませんが、ショタ提督が嫌がったり怖がるような展開になってしまうと減少します。

信頼度が0になってしまうと、その艦娘は解体されて鎮守府から追放or憲兵に更迭されてBADENDになってしまいます。

信頼度は増加させることが出来ません。

なおBADになった場合はコンティニューして続行しますが、BAD対象となった艦娘は1ヶ月分(計3回)コミュが取れなくなります。

好感度も下がりますのでご注意下さい。ただし信頼度は50に戻ります。

好感度がMAX50まで貯まった状態で再度コミュを取ると無事HAPPYENDです。


※好感度MAXヒロインがいる状態で好感度40超えヒロインが登場した場合について

好感度40以上のヒロインの告白イベント時に、乱入コンマ判定が追加されます。

これを踏んでしまうと強制的にコミュが終了してしまいます。

なお別のヒロインも好感度MAXになった場合、MAXヒロインのうち1人でも最大値が出れば即ENDです。

ハーレムを目指す場合は、MAXヒロインが増えるほど難易度がUPしていきます。


★★※R-18安価・信頼度に関わる安価について

★R-18安価は全て安価下にします。ただし小ネタ安価時は例外とします。

R-18安価については“提督の行動時”にも上記のルールが適用されます。

信頼度に関わる安価が最大値だった場合、実行するか否かを反転コンマ判定(厳しめ)します。

成功で実行(さらに反転コンマ判定)、失敗で踏み止まり自動的に2番目に高いコンマの行動安価を採用します。失敗確率の方が高めです。

1度信頼度に関わる安価を取った場合、実行コンマ時点で失敗した時も含めて1ヶ月間(コミュ3回分)全て安価下にします。


※その他注意事項

コンマ判定(反転含む)時、00は10もしくは100とします。

上旬中旬下旬最初の艦娘コンマ、提督と艦娘の行動安価、コンマ判定時(上昇度低~特大を決める部分)は反転コンマとします。

好感度上昇コンマ(一の位に上昇度をかける部分)は従来通りです。

ショタ提督or艦娘の行動安価や、ヒロインを決める際の艦娘安価での連取りはNGです。好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。


★★※小ネタ安価について

本編終了時に小ネタ安価を取ることがあります。

その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。

同一艦娘の似たような小(エロ)ネタは、最低でも小ネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。

エロ小ネタにつきましては、本編で1度でも艦娘安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。

★エロ小ネタは別板の小ネタ専用スレを立て、そこで投下予定です。他の小ネタにつきましては、従来通りこの板のスレで投下いたします。

あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。


※ショタ提督の設定について

ガチショタ→合法ショタ→安価ショタ→ガチショタ……のサイクルを繰り返していきます。

安価ショタに関しては、その名の通り安価で提督の設定を決めます。

加賀「………」

加賀(このまま見ているだけなのは、提督に申し訳ありませんね……何か私も……)



ショタ提督「さて、次はどうするか……」

妖精「今回はたまたまレアな代物が出来たけど、これが続くかと言われるとね……」

妖精(もっとも、12周目提督君だと条件さえ合っていれば超レアな装備も一発で引き当ててきそうだけど)

ショタ提督「駆逐艦や軽巡達の装備を開発するか、それとも……」

加賀「……提督」ガチャ

ショタ提督「ん?加賀か。どうしたんだ?」

加賀「その……私にも、何か手伝えることはありませんか?」

ショタ提督「手伝えること?」

加賀「はい。提督ばかりに働いてもらうわけにはいきません。私達で、少しでも負担を軽くすることが出来れば……」

ショタ提督「そんな……俺は自分のすべきことをやってるだけだし、加賀達が気に病むことは……」

ショタ提督(むしろ、戦いという辛いことを……俺達提督は皆に“させている”立場なのに……)

加賀「そういうわけにもいきません」

ショタ提督「う~ん……」

ショタ提督(出撃……はまだ無理、か。資材にそこそこ余裕があったとしても、装備がなぁ……まさか事実上の丸腰状態で海に送り出すわけにも……)

加賀「………」ジー

ショタ提督「……だったら、試しに加賀が開発してみてくれないか?」

加賀「え……?そんなことで良いんですか?」

ショタ提督「あぁ。ひょっとしたら、艦娘が自ら開発すれば……俺が開発するより、良い結果が出そうな気がしてな」

加賀「それは無いと思いますけど……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……すまない。現状はこれくらいしか頼めそうなことが無いんだ……)

加賀「……分かりました。それが提督の頼みというのなら……私がやるからには、良い装備を!」カチッ

妖精(……ん?これは……!)






反転コンマ判定:何が出来た?

01~49:零式水上偵察機
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:天山
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:烈風
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

15→51:瑞鳳「格納庫に収納しなきゃ!」


妖精「そこそこ良い装備みたいだね」

ショタ提督「本当か!」

加賀「……!」

妖精「ちょっと待っててね~!えいさぁ!」トンテンカン ギリギリギリ…

ショタ提督「………」ドキドキ

加賀「………」ドキドキ

妖精「出来た!どうでしょうか!」

天山「こんにちはっ」

ショタ提督「おぉ、天山か!今の俺達にとっては、かなりありがたい装備だ!」

加賀「はい。これでまともに攻撃が出来ます」

加賀(……ただ)

ショタ提督「流石だな。やっぱり艦娘自身だとそれに適した装備は現れるのかもしれないな!」

加賀「そう、ですね……」

加賀(……提督が開発した装備の方が、よりレアなんですよ?)

ショタ提督「よし、後いくつか作ったら今日の分の開発は終わりにするか!」

加賀「……はい」

妖精「程ほどにね~?」

ショタ提督「だから心配ないさ。無駄遣いは絶対にしないと決めてるからな」

ショタ提督(……そう、絶対に)

加賀「……!」

加賀(今、提督の表情が……一瞬、少しだけ暗くなったような……)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

今回はここまでです。深夜までお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:00~22:30頃開始予定です。

始めます。

9×1.5=13.5
12+13.5=25.5/50


妖精「ふぃ~!良い仕事したなぁ~」

ショタ提督「……よし、こんなもんか」

加賀「………」チラッ


九九式艦爆×複数

九九式艦攻×複数

零式水上偵察機×3

零式艦戦21型×複数


加賀「……今の私達にとっては、ちょうど良い装備ですね」

ショタ提督「あぁ。ただ、レアな装備に比べるとやはり目劣りするけどな……とはいえ、あまり資材をつぎ込むわけにはいかないんだ。すまない」

加賀「いえ、それは仕方ありません。ただ、現状を冷静に見据えた……適切な判断だと思います」

ショタ提督「……そう言ってもらえると、少し気が楽になったよ。ありがとな」ニコッ

加賀「いえ……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(早くここでの成果を上げて、皆に良い装備を持たせられるようにしないとな……)

加賀「………」

加賀(焦りは禁物です。赤城さんの言うように、慢心せず今の自分に見合った戦術を取らないと……!)

2ヶ月目:中旬


いつもの喫茶店

カランコロン…

23周目提督「……行ったな」

8周目提督「……あぁ」

2周目提督「……やっぱり、まだ気にしてるみたいだな」

8周目提督「それは仕方ないさ。俺だって、40年近く引きずっていたからな……」

カランコロン…

ショタ提督(……昔、ここと同じ系統の店で働いてたこともあったな)

2周目提督「ん?29周目提督じゃないか」

ショタ提督「お、2周目提督。奇遇だな」

23周目提督「先輩。俺もいますよ?」

ショタ提督「23周目提督もか。この店は『行った矢先に必ず知り合いがいる』というジンクスがあったけど……まだ残ってたのか」

8周目提督「……あぁ、3人は同じ海軍学校出身だったな」

ショタ提督「そう、だな……とは言っても、卒業や入学のタイミングもバラバラだけど……」

2周目提督「同期とはいえ、あまり顔を合わせたことはなかったな……」

23周目提督「あはは……俺も、当時は卒業することで頭がいっぱいでしたから……」

8周目提督「………」

8周目提督(……時系列的に色々おかしい気もするが、そこは突っ込んだら負けか)

ショタ提督「……そういえば、ここに誰かが座ってたような形跡があるけど」

2周目提督「あぁ、それは……」

カランコロン…

5周目提督「たまには1人でおやつでも~……って、やっぱり顔見知りが!」

2・23周目提督「今度は(5周目提督)先輩!?」

ショタ提督「あ、先輩」

8周目提督「………」

8周目提督(……何というか、絶妙なタイミングで入って来たな)





↓1U-511のコンマ 好感度:0/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:8/50
↓3長門のコンマ 好感度:6/50
↓4加賀のコンマ 好感度:25.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

加賀「………」つ布 フキフキ

赤城「……整備ですか?」

加賀「はい。同じ過ちを繰り返したくないので」

赤城「……まぁ、あれだけ汚れているのを見ると……」

加賀「提督が資材をはたいて作って下さった装備です。また使い物にならなくなったらと思うと……」

赤城「……提督に申し訳ない、ですね?」

加賀「………」コクッ

赤城「………」

赤城(まぁ、それこそ半年や1年程放置しない限りは大丈夫な気もしますけど……)

加賀「……慢心はダメですよ?」

赤城「……声に出てました?」

加賀「顔に」

赤城「……///」






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」カキカキ

加賀「………」

加賀(一心不乱に仕事しているわね……)

ショタ提督「……ん?うわっ!いつの間にか4時間も経ってたのか!?」

加賀(……え?)

ショタ提督「全然気づかなかった……でも、まだまだいけるな。よし、このまま続行!」カキカキ

加賀「……!?」

加賀(いや、あの……提督?いくら仕事が大切だからといっても、流石に4時間連続は……)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(俺が頑張って、この鎮守府を立て直すんだ……絶対に……!)カキカキ

加賀「………」

加賀(例え疲れているようには見えなくても……本人は平気だと思い込んでも、疲れは地区棲姫していくんですよ……?)

ショタ提督「あ、この申請書はすぐ書かないと……これはまだ先だな」カキカキ

加賀「………」

加賀(でも、あれだけ真剣に頑張ってくれていると……どう声をかければ……)

ショタ提督「よし。この調子で……!」カキカキ

加賀「………」






加賀の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

前スレの安価拾うとは思わんかった

>>51
こういった安価に関しましては、基本的に前スレまで遡って確認致します。
ただ、確認先が行動安価でない場合は安価下とさせていただきます。
説明不足で申し訳ございません。


加賀「………」

加賀(……やはり、多少強引でも休憩してもらわないと)

ショタ提督「………」カキカキ

加賀(……ただ、出来るだけ自然な形で……)スタスタ…




ショタ提督「この書類は終わり。さて次は……」

加賀「……失礼します」ガチャ

ショタ提督「あ、加賀か。どうした?」

加賀「いえ、先ほど五航戦の2人からお菓子を貰いまして……」

加賀(もちろん嘘です。これは私が自費で買って来ました)

ショタ提督「へぇ~、そうなのか。良かったな」ニコッ

加賀「……それで、赤城さんと2人では食べ切れないので……提督にもおすそ分けしようかと」

ショタ提督「え?」

加賀(これなら、私が無理に仕事を中断させるのではなく……あくまでも『おすそ分け』という形で、提督がお菓子を食べる流れに持っていけるはずです!)

ショタ提督「………」

加賀「………」

加賀(と思いましたが、そもそも提督がお菓子を受け取ってくれなかったら……全部水の泡に……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(加賀と赤城がお菓子を残すなんて珍しいな……でもまぁ……)

ショタ提督「……そういうことなら、お言葉に甘えようかな」

加賀「あ……はい。どうぞ」つお菓子 スッ

加賀(せ、セーフ……!)

ショタ提督「……ありがとな」

加賀「いえ……」





反転コンマ判定:お菓子の種類は?

01~49:コンビニのショートケーキ
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:間宮喫茶イチオシのアップルパイ
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:伊401屋限定ふんわりシュークリーム
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

03→30:普通の市販品


加賀「………」

加賀(提督の好みが分からなかったので、あえて無難なものを選びましたが……)

ショタ提督「……お、ショートケーキか。頭を使う作業の時に甘い物はありがたいな」

加賀(……とりあえず、嫌いな物では無くて安心しました)ホッ

ショタ提督「それじゃあ、いただきます……あむっ」

加賀「………」ジー

ショタ提督「もきゅもきゅ……ん、美味しいな。やっぱりショートケーキはいつ食べても変わらない味だ」ニコッ

加賀「……喜んでもらえて何よりです」ジー

ショタ提督「あむっ、もぐもぐ……♪」

加賀「………」ゴクッ

ショタ提督「はむっ……♪」

加賀「……っ!」

加賀(うぅ、油断するとよだれが……後で私も食べましょう……自分の分は既にキープ済です!)

ショタ提督「……ふぅ、ご馳走様。ありがとな、加賀。お陰でリフレッシュ出来た!」

加賀「いえ……それでは、無理をしない範囲で頑張って下さいね?」

ショタ提督「あぁ、もちろんさ!」

ガチャ バタン

加賀「………」ダッ

加賀(さぁ、私もショートケーキを……!)タタタ…!





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

8×1.0=8
25.5+8=33.5/50


加賀「もぐもぐ……♪」

加賀(やっぱり甘いものは格別ね……♪)

赤城「ただいま~……あの、加賀さん」

加賀「あ、あはひはん。おはへひははひ(あ、赤城さん。お帰りなさい)」

赤城「えっと、その右手に持っている物は……?」

加賀「ごくんっ……ショートケーキですけど」

赤城「………」ジー

加賀「………」

加賀(予想通り凝視していますね……)

赤城「……加賀さん」

加賀「もちろん、赤城さんの分も買っておきました」つショートケーキ スッ

赤城「ありがとうございますっ!では早速……いただきます!はむっ……ん~♪」

加賀(やはりスイーツは……♪)

赤城(女子の食の嗜みですよね……♪)









加賀赤城(……今、私達のことを『女子じゃないだろww』と一瞬でも思った方は……怒らないので正直に手を挙げて下さいね?)

加賀「これが一航戦の力です」フンス

長門「何っ!?私の愛の力が及ばないだと……!?」

ビスマルク「ちょっと!私達を置いていかないでよ!」

U-511「………」シュン


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

2ヶ月目:下旬


ミーンミーン…

ショタ提督「……もうセミが鳴く時期か」カキカキ

雪風「うぅ……暑いです……」つ服 パタパタ ※秘書艦

ショタ提督「もう少しでエアコンが直るから、それまでは耐えてくれ」カキカキ

雪風「はぃ……でも、司令は暑くないんですか?先ほどから表情1つ変えてませんけど……」

ショタ提督「もちろん暑いさ。でも、まだマシな方だな……窓の数が多いから、通気性が良いのもあるんだろうけど」カキカキ

雪風「こ、これでマシなんですか!?私は……いえ、私達からしてみれば蒸し風呂レベルに感じますけど……」

ショタ提督「……自宅に住んでた頃は、エアコンなんて夜しか付けられなかったからな」カキカキ

雪風「……えっ」

ショタ提督「それに、真夏の炎天下の下で着ぐるみのバイトを毎日したこともあったもんだから……この程度の暑さには、いつの間にか慣れてたな」カキカキ

雪風「………」

雪風(し、司令……よく体が持ちましたね……)

ショタ提督「……ん?どうしたんだ?」カキカキ

雪風「い、いえ……その、熱中症になったりは……」

ショタ提督「それは大丈夫だ。自分の体がお陀仏になってしまえば、バイトもロクに出来なくなるからな。体調管理だけは死ぬ気でやったさ」

雪風「………」

雪風(……どうしてそこまで、お金が必要だったんでしょうか……それこそ、身を削るほどに働いて……)





↓1U-511のコンマ 好感度:0/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:8/50
↓3長門のコンマ 好感度:6/50
↓4加賀のコンマ 好感度:33.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

U-511「良かったぁ……ゆーの出番が来て……」

呂500「ほんとほんと!まさか加賀さんがあんなに先に行っちゃうなんてね~!」

U-511「……追いつけるかな」

呂500「それは運次第だから何とも言えないけど……でも、まだまだこれからだって!」

U-511「……うん。ありがとう……えっと“私”……?」

呂500「あー……そこは普通に“ろーちゃん”で良いよ?私も“ゆーちゃん”って呼ぶから!」

U-511「……ん、じゃあ……ありがとう、ろーちゃん……」

呂500「………」

呂500(自分からお礼を言われるって、何か不思議な感じ……)

U-511「………」

U-511(冷静に考えてみれば……10年一緒に過ごしてて、お互いの呼び方を決めてない方がおかしいような……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つPC カタカタ

U-511「……?」

U-511(アドミラル、何してるのかな……?)

ショタ提督「この度はお宅の鎮守府の艦娘と演習を……友人にこういう固いメールを送るのはやっぱり慣れないな……」カタカタ

U-511「………」

U-511(演習……そういえば、まだ出撃回数もそんなに多くなかったっけ……だから……)

ショタ提督「まぁ、そんなことはどうだって良いんだ。これを期に、皆の練度を一気に上げることが出来れば……!」

U-511「……!」

ショタ提督「今まで以上に活躍させられる!そうすれば……この鎮守府を、もっと栄えさせることが出来る!」カタカタ

U-511「………」

ショタ提督「ただ、皆の練度だと……どうしても一方的にやられてしまうだろうな……まぁ、無理を言うわけにもいかないしな。編成を組む時はちゃんと承諾を得てからにするか」カタカタ

U-511「………」

U-511(……そんなことないよ。ゆー達の為にやってくれてるんでしょ……?なら、嫌がったりなんて……)

ショタ提督「よし、送信っと!」ッターン!

U-511「………」

U-511(アドミラル……)






U-511の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

U-511「………」

U-511(アドミラルの心遣いを……無駄には出来ないよね。よしっ……!)ダッ

・・・÷

U-511「皆……!」ガチャ!

呂500「わっ!?お、お帰り!早かったね……?」

U-511「ううん、そうじゃなくて……」ゴソゴソ

呂500「……急に装備を出してどうしたの?」

U-511「アドミラルが、演習の手続きをしてたから……あっ、あった」つ魚雷

呂500「そうなの?じゃあろーちゃん達、レベルアップ出来るんだ!」

U-511「……でっち達は?」つ工具 カチャカチャ

呂500「随分前に遊びに出かけたから、もう帰って来ると思うよ?」

U-511「そっか……それなら……!」

・・・÷

ショタ提督「うわっ、もう返信来た!OKか……よしっ!」グッ

U-511「アドミラル……!」ガチャ

ショタ提督「ん?ゆーか。どうし……って」

伊58「演習するの!?それならゴーヤ達も!」キラキラ

伊168「相手は誰!?戦艦!?重巡!?」キラキラ

伊19「それとも空母!?」キラキラ

伊8「どうか是非!」キラキラ

伊401「私達も参加させて!」キラキラ

まるゆ「え、えっと……まるゆも……!」

ショタ提督「……皆、聞いてたのか?」

呂500「正確には、ゆーちゃんに教えてもらいました!」

ショタ提督「なるほど……いや、自分から立候補してくれるのは大歓迎だけど……」

潜水艦娘「やったぁ!」ピョンピョン

ショタ提督「………」

ショタ提督(でも、相手は……いや、どこの鎮守府に申し込んでも……練度の差があるからな……)

U-511「……装備の手入れも、しっかりやっておきました……!」

ショタ提督「そうか……」

ショタ提督(……まぁ、これだけやる気マンマンなら……俺は皆の意思を尊重するだけか。確か相手側の編成は……)






反転コンマ判定:対戦相手の編成は?

01~49:駆逐軽巡オンリー
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:駆逐駆逐空母空母
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:戦艦オンリー
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

80→08:あっ……


演習場


3周目提督「本日はよろしくお願いします!」ペコッ

島風(3周目)「久々の演習!腕がなるなぁ~!」

如月(3周目)「……この前みたいに、1人だけに先に行かないでね?」

島風(3)「あぅ……今日は大丈夫!」

名取(3周目)(提督の為なら、全力で……!)

五十鈴(3周目)(……これは勝ったわね!)グッ

阿武隈(3周目)「あ、あのっ!よろしくお願いしますっ!」

初雪(3周目)(ジャンケンで負けた……でも、師匠の為なら頑張る……!)


ショタ提督「………」

U-511「………」

呂500「………」

伊58「………」

伊168「………」

伊19「………」

伊8「………」

伊401「………」

まるゆ「………」

ショタ提督「……すまない」

U-511「……ううん、仕方ないよ」

呂500「こればっかりは、ね……でも……」

潜水艦娘(うぅ……負け試合確定だぁ)ズーン

3周目提督「あ、えっと……大丈夫ですか?」

ショタ提督「……あぁ。それじゃあ……始めようか」

3周目提督「はいっ!それでは……開始ですっ!」




エイッ ソレッ イスズニハマルミエヨ!

バシャーン!バシャーン!

ワー キャー デチイイイイイィィィィィ!? 


※この後滅茶苦茶練度が上がった




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

4×1.0=4/50


ショタ提督「………」

ショタ提督(あの後、皆は見るに堪えないくらいやられたけど……その分、一気に練度が上がったな)

ショタ提督(皆には申し訳ないことをしたな……謝っても、笑顔で『気にしないで』と言われると……尚申し訳ない)

ショタ提督「………」

ショタ提督(演習は、どんなにやられても終えた後にダメージが全回復する仕様で良かった……でないと、危なくて申請も出来ないからな……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……そういえば、昔……似たようなことがあったな……)


『あたっ!』コテッ

ショタ提督(15)『……大丈夫か?』

『うえぇぇん……痛いよぉ……』ポロポロ

ショタ提督『あ……擦り傷が出来てるな』

『うわぁぁん……』ポロポロ

ショタ提督(絆創膏は無いし……仕方ない)ゴソゴソ

ショタ提督『……ちょっと足を出してくれるか?』

『ひっく……ぐすっ……』スッ

ショタ提督『こうやって、ハンカチを巻いて……これで良し』ギュッ

『あ……』

ショタ提督『……どうだ?ちょっとは痛みが治まったか?』

『……うん』グシグシ

ショタ提督『そうか。なら良かった』ニコッ

『……ありがとう……』

ショタ提督『……おう』ナデナデ

『……えへ///』


ショタ提督「………」

ショタ提督(出来ることなら、今すぐ会いたいけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……今、どうしているんだろうな)






今月のリザルト:2ヶ月目

U-511:4/50『……すまなかった』
ビスマルク:8/50『そういえば、今月はあまり話せてないな……』
長門:6/50『時々、誰かに見られているような気が……』
加賀:33.5/50『鎮守府の中で1番顔を合わせる機会が多いな』

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではここから日常パートの募集をしたいと思います。可能な限り反映させます!

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

数々のリクエスト、いつもありがとうございます!
始めます。

3ヶ月目:上旬


早朝・繁華街

ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(相変わらず目が早く覚めるな……“あの時”からの癖が抜けないな……)

ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(こうやって、夜明け前の静かな町を歩くのも悪くない。“あの時”もまさに……)


「……まだやってるの?」


ショタ提督「……?」チラッ


男「……これで最後にしたいんだ」カキカキ

母「でも、もう4時半よ?早く寝た方が……」

男「そうはいかないって。もう2浪してるからな……後が無いし」カキカキ

母「……3浪はさせられないわよ?お金のことより、アンタの体が心配だから……」

男「……ごめん、母さん」


ショタ提督「………」

ショタ提督(窓が開いていたから、耳に囁かれるように入ってくる親子の会話……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(浪人、か……確かに、大学受験は学生にとっての大きな壁だよな……)

ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(……俺も、その気持ちは痛い程分かる。浪人は……人にもよるけど、本当に……)

ショタ提督「……っ」ギリッ





↓1U-511のコンマ 好感度:4/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:8/50
↓3長門のコンマ 好感度:6/50
↓4加賀のコンマ 好感度:33.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

長門「………」

陸奥「………」

陸奥(長門姉がいつになく真剣な顔で悩んでる……もしかして、何か悩みが……?)

長門「……陸奥」

陸奥「……どうしたの?」

長門「提督と一緒にお風呂に入るにはどうしたら良いだろうか?」キリッ

陸奥「……………………」

長門「……ん?急に無言になってどうしたんだ?何かおかしいことを言ったか?」

陸奥「……ううん、何でもないわ」

長門「そうか。それで良い案は無いか?無理に頼むと返って提督から嫌われそうでな……」

陸奥「………」

陸奥(……ほんッとうに、どうして私の姉は……)

長門「出来れば背中でも流して、日々の疲れを癒してあげたいものだが……」

陸奥「……!」

陸奥(……一瞬呆れかけたけど、今回は“まだ”まともなのかしら?)

長門(提督の疲れも癒せて、私もキラキラになって一石二鳥だからな!)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

長門「……ん?執務室にいないとは珍しいな」

多摩「提督なら庭(?)に行ったにゃ」

長門「本当か?感謝する!」ダッ





ショタ提督「んしょ、んしょ……」つ雑草 チギッ ※麦わら帽子&Tシャツ姿

ショタ提督(こんなに草だらけとはな……これは時間がかかりそうだ)チギッチギッ

長門「……!?」

長門(お、おい!?こんな暑い日に草むしりなんて自殺行為じゃないのか!?)

ショタ提督「……ふぅ」

ショタ提督(このペースだと、後2時間くらいか……流石にぶっ続けは不味いよな。途中で休憩するか)

ショタ提督「……よし。んしょ、んしょ……」チギッチギッ

長門「………」

長門(そういえば、長らくこの辺りは手入れをしていなかったから……10年分の雑草が余す所なく生い茂っているな……)

ショタ提督「……抜いても抜いてもキリが無いな。せめて芝刈り機くらいは買っておいた方が……いや、皆の装備が優先だ!」

長門「………」

長門(提督……私達のことを考えてくれることは嬉しいが、それで提督が熱中症になったりでもすれば……!)






長門の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

長門「………」

長門(暑い→汗をかく→シャツが透ける→顔が暑さで火照る→興奮する→喉が渇く→ここでビッグセブンである私がカッコ良く現れ飲み物を渡す→提督が笑顔になる→私も笑顔になる……これだッ!)ダッ



ジリジリ…

ショタ提督「んしょ、んしょ……ふぅ……」

ショタ提督(流石に連続はキツいな……着ぐるみバイトとは違う辛さがある……)

ズドドドドドドド…

ショタ提督(……ん?何の音だ?)チラッ

長門「てええええええええええとくうううううううううううううううッ!!」ズドドドドドドドド!

ショタ提督「うおっ!?な、長門!?」

長門「はぁはぁ……だ、大丈夫か!?意識は朦朧としてないか!?手足はしっかり動くか!?」

ショタ提督「え?あ、あぁ……それは大丈夫だけど……」

ショタ提督(……もしかして、わざわざ様子を見に来てくれたのか?)

長門「そうか……なら良かった。この暑さで外に長時間いるのは危険だからな……」

ショタ提督「……ありがとな、心配してくれて」

長門「当たり前だ!さぁ、これを飲んでしっかり水分補給するんだ!」つラムネ

ショタ提督「……ラムネ?」

長門「“提督”なら知っているだろう?戦艦には、ラムネを製造出来る者も存在する。私もその1人だ!」

ショタ提督「いや、確かに最初の戦艦達がラムネを作っていたという事実は知識として知っているが……本当に作れるのか!?」

長門「これでもビッグセブンだからな!そのくらいたやすいことだ!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(やっぱり、艦娘は不思議な存在だな……)

長門「………」

長門(どうやって作ったかって?そこは想像に任せる!)





反転コンマ判定:ラムネのお味は?

01~49:普通
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:キンキンに冷えてて美味い!
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:これぞまさしく奇跡の味
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

50→05:無難


ショタ提督「……じゃあ、いただいても良いか?」

長門「遠慮するな。私と提督の仲じゃないか」ニコッ

ショタ提督「……ありがとな。じゃあ……」カシュッ

長門「………」ニコニコ

長門(さぁ、私にとびっきりの笑顔を見せてくれ!さぁさぁっ!)

ショタ提督「いただきます。ごくっごくっ……」

長門「………」ジー

ショタ提督「……ぷはっ。ん、美味い」ニコッ

長門(きたあああああああああああああああああああああああッ!!)キラキラ

長門「……そうか、美味いか!」

長門(今のキュートな笑顔、しかと見届けた!)

ショタ提督「何というか、飲みやすいな。変なアレンジも加わってないし……」

長門「比叡と一緒にするな!正真正銘普通のラムネだ!」

ショタ提督「はは……まぁ、そうだよな。いや、比叡を否定するつもりで言ったわけじゃないが……けぷっ。あ……///」

長門(んっ!?んんんんんぅ~!?今のはもしや……!?)

ショタ提督「……すまない///」

長門(やっぱりゲップか!炭酸飲料を飲めばお約束だな!その可愛いゲップの仕草……脳裏に焼き付けておいた!)b グッ

ショタ提督「……///」

ショタ提督(一気飲みはやめた方が良さそうだな……///)

長門「………」キラキラ

長門(……外見と声だけとはいえ、子供というものはやはり最高だな!)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

8×1.0=8
6+8=14/50


陸奥「……そんなことがあったの」

長門「あぁ!あの時の提督の笑顔!これだけでご飯10杯は軽くイケるッ!」

陸奥「………」

長門「……どうしてそんな憐れむような目で見るんだ」

陸奥「だって……姉がショタコンの変態だと思うと……」

長門「何を言う!私は提督や駆逐艦を“そんな目”で見たことなんて無い!」

陸奥「じゃあ時々提督のお風呂を覗こうとしてるのはどう説明するのよ!」

長門「あれは提督がしっかり体を洗えているか確認しているだけだ!決して他意は無い!出来ることなら一緒に入りたいが!」

陸奥「下心が見え見えじゃないの!」

長門「何だと!?それなら陸奥だって、時折提督を見る目が怪しくなるじゃないか!」

陸奥「……ッ!」

長門(というのはハッタリだ。流石に陸奥が私のように小さな子を特別愛でるようなことは今まで無かったはず……)





陸奥「……///」

長門「……えっ」

陸奥「ち、違うのよ!?べ、別に提督の後ろを気づかれないように歩いて見守ってたりご飯食べる時も長門姉に便乗して提督の席の近くに座れるよう図ったり時々見せる仕草が可愛いだとか考えてたりなんて……!///」

長門「………」

陸奥「……///」

長門「……姉妹共々、志は同じみたいだな!」

陸奥「……くっ///」

3ヶ月目:中旬


ショタ提督「……ん?」

金剛「うぅ……なんてワンダルフなストーリーなんでしょうカ……!」ポロポロ

比叡「はいっ!まさかこんな……こんな……!」ポロポロ

榛名「奇跡が起こるなんて……!」ポロポロ

霧島「……人生は、やはり何が起こるか計算出来ませんね」ウルウル

ショタ提督「……どうしたんだ?もしかして、どこか痛むのか!?出撃時の傷がまだ治って……」

金剛「え、提督?違いマス違いマス!」アタフタ

比叡「えっと、ちょうど私達……ぐすっ、今テレビを見てまして……」グシグシ

榛名「本当にあった、奇跡の実話なんです……!」ポロポロ

ショタ提督「奇跡の実話?」

霧島「……説明するより、見てもらった方が早いかと」スッ

ショタ提督「……?」チラッ


兄『……久しぶりだな、弟!』

弟『……兄ちゃーん!』ダキッ

兄『うおっと!昔から変わらないな~お前は!』

弟『会いたかった……会いたかったよぉ……!』

そう。2人は偶然同じ職場に入社し……更に同じ部署に配属された。

数々の偶然が生んだ、奇跡の再会なのだ!


ショタ提督「………」

金剛「ネ?ネ!?泣けますヨネ!?」

榛名「提督もそう思いませんか!?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(こんなこと、本当にあるんだな……)

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(俺も……こんな風に、再会出来るなら……すぐにでも……!)





↓1U-511のコンマ 好感度:4/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:8/50
↓3長門のコンマ 好感度:14/50
↓4加賀のコンマ 好感度:33.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

長門「まだまだ私のターンだ!」

陸奥「……やけに気合入ってるわね」

長門「当たり前じゃないか!加賀が提督と随分親密になっているようだが、私だって負けてはいられない!」

陸奥「いや、別に対抗意識を燃やすことじゃ……」

長門「これが羨ましいと思わずにいられるか!私だって……私だって提督と甘々な毎日を過ごしたいッ!」

陸奥「……まぁ、それは否定しないけど」

長門「だろう?このまま待っていても仕方ない!ビッグセブンらしく、真正面からぶつかって行くぞ!」ダッ

陸奥「あっ!ちょっと……行っちゃった」

陸奥(……今まで、ずっと元気が無かった長門姉が……提督が来てから、毎日笑顔になって……)

陸奥「………」

陸奥(……やっぱり、私達には提督が必要ね)






ショタ提督「さて、何をするかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

妖精「おっ、またですか?」

ショタ提督「あぁ。今度は戦艦向けの装備を頼めるか?」

妖精「もち!ただ、100%とはいかないけど……そこは了承しといてね?」

ショタ提督「もちろんさ」

長門「……!」

長門(戦艦向け……私でも装備出来るということか)

妖精「よしっ!じゃあ早速~!えいえいっ!」トンテンカン ギリギリギリ…

ショタ提督「………」

長門「………」

ショタ提督(まずは何が出来るか楽しみだな……)

長門(仕事とはいえ、わざわざ私達の為に……やはり天使か)


失敗ペンギン「やぁ」


妖精「………」

ショタ提督「あ……」

妖精「……ごめんなさい。早速資材を無駄にしちゃって」

ショタ提督「……いや、そんなに気に病むことはない。仕方ないさ、気を取り直して次へいこう!」

妖精「……うん」

長門「………」

長門(失敗か……まぁ、レアな装備は中々出ないからな……)






長門「何をしようか」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

長門「………」

長門(ん?よく見ればさっきの失敗で提督が悲しんでいるじゃないか!私の目は誤魔化せないぞ!前方100m先に提督が歩いていてもすぐ分かる目だからな!)キリッ

長門「……ようし!」ダッ



失敗ペンギン「すまんな」

ショタ提督「………」

妖精「………」

ショタ提督(……今日は中々成功しないな)

妖精(うぅ……提督の落ち込んでる顔を見ると罪悪感が……)

バーン!

ショタ提督妖精「うわっ!?」ビクッ

長門「フレー!フレー!てーいーとーくっ!」※応援団コス

ショタ提督「……な、長門?どうしたんだ、その恰好は」

長門「無論、提督を応援するために決まっているじゃないか!後妖精も」

妖精(私はついでかい……)

ショタ提督「お、応援……?」

長門「あぁ!提督が私達戦艦の装備を開発してくれている!だったら艦娘として!ビッグセブンとして!提督の成功を願わないわけないだろう!頑張れ頑張れ提督ー!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(長門……少しオーバーな気もするけど……何か元気が湧いてくるな)

長門「……あ、チアガール姿が良かったか?」

妖精「誰もそんなこと聞いてないって……でも、その勢いにまかせてもう1回やってみよっか!」

ショタ提督「……そうだな。今度こそは!」

長門「三三七拍子ー!そぉれっ!フレッフレッフレッ!フレッフレッ……」





反転コンマ判定:開発の成果は?

01~49:2度あることは3度ある
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:14cm連装砲
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:徹甲弾
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

06→60:一応成功


妖精「えいっ!えいっ!」トンテンカン ギリギリギリ…

ショタ提督「………」ドキドキ

ショタ提督(今度こそは……!)

長門「フレー!フレー!て・い・と・くッ!後妖精!」

妖精(だから私はついでかい!あ、でも……)

妖精「……おっ」

ショタ提督「……!」

長門「どうだ?いけそうか?」

妖精「これは……!」

ショタ提督長門「これは……!?」






14cm連装砲「こんちぱ」

妖精「………」

ショタ提督「………」

長門「………」

妖精「……えっと、まぁ……成功、かな……うん……」

ショタ提督「……あ、あぁ!戦艦のついでに他の皆の装備が出来たと考えれば良いんだ!」

長門「……そ、そうだな!成功はしたんだ!私の応援も無駄ではなかったはずだ!」

妖精「………」

ショタ提督「………」

長門「………」

ショタ提督長門妖精(……まだまだ先は流そう〈だ〉)ハァ





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

9×1.5=13.5
14+13.5=27.5/50


長門「その後、何度か開発してみたが……思った通りの装備は中々出来なかった」

陸奥「そうだったの…………ところで」

長門「ん?どうしたんだ?」

陸奥「長門姉が背中に背負ってる大量のペンギンとモフモフは何なの?」

長門「これか?提督と妖精が丹精込めて作った失敗作だ。捨てるわけにはいかないだろう」

陸奥「だからって部屋まで持って来なくても良いじゃない……置くところないわよ?」

長門「問題ない。ペンギンは後で鎮守府中に飾りに行く。モフモフは寄せ集めて抱き枕いでもすれば良い」

陸奥「だ、抱き枕!?そんなことして大丈夫なの!?」

長門「いや、それが思った以上にフワフワでな……陸奥も触ってみろ。ほらっ」ポイッ

陸奥「きゃっ!いきなり投げつけないd……あ、本当ね。凄く柔らかい」モフモフ

長門「だろう」フンス

陸奥「……半分貰っても良い?」

長門「あぁ。ついでにペンギンも……」

陸奥「それは遠慮しとく」




ショタ提督「……お疲れ様」

妖精「いえいえ!こっちは自分の仕事をこなしただけだから」ニコッ

ショタ提督「……ふと思ったんだが、妖精達はどうやって装備や艦娘を作って……いや、“創って”るんだ?」

妖精「う~ん……口では上手く説明出来ないなぁ。装備はともかく、艦娘は物理的に製鉄したりしてるわけじゃないし……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(艦娘と同じで、妖精も不思議な存在だな……)

3ヶ月目:下旬


居酒屋鳳翔

ショタ提督「……ぷはっ」つカクテル

鳳翔「……提督がここに来るなんて、珍しいですね。何かあったんですか?」

ショタ提督「いや、そういうわけではないんだけどな……」

鳳翔「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(俺は夢を叶えたんだ……そう。“自分の力”で……ただ、それはつまり……)

ショタ提督(“誰の助けも借りられなかった”ということ……普段は特に気にならないが、時々押し寄せてくるんだよな……)

鳳翔「………」

ショタ提督(この、言いようもない寂しさが……)

鳳翔「……失礼します、提督」ギュッ

ショタ提督「……え?」

鳳翔「……提督に何があったかは、私には分かりません。ですが……私達は、皆貴方の味方です」

ショタ提督「………」

鳳翔「1人で抱え込まずに……何でも相談、して下さいね?」

ショタ提督「……鳳翔」

鳳翔「………」ニコッ

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(……そう、だな……俺は、“あいつ”だけじゃなく……まだ会えていない人がいたな……)





↓1U-511のコンマ 好感度:4/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:8/50
↓3長門のコンマ 好感度:27.5/50
↓4加賀のコンマ 好感度:33.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

長門「このまま突っ切るぞ!」

加賀「そうはさせません!」

ビスマルク「くっ……!」

U-511「………」シュン


短くてすみませんが今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:00~22:30頃開始予定です。
遅れそうな場合は再度連絡致します。

始めます。

長門「ぬおおおおおおおっ!」

陸奥「きゃっ!急に大声出さないでよ!」

長門「鳳翔の奴うううううう!何て羨ましいことをおおおおおおおッ!」プルプル

陸奥「え?鳳翔?鳳翔さんがどうかしたの?」

長門「私のショタレーダーは誤魔化せないぞ!提督を慰めてつつ、抱き着くだなんて……その役は私が担おうと思っていたのにッ!!」

陸奥「………」

陸奥(……ちょっとだけ長門姉の気持ちが理解出来た自分が悲しい)

長門「……でも、どうして提督は落ち込んでいたんだ?」

陸奥(急に真面目になった!?)

長門「いつもキリッとした表情で仕事をしている提督が、僅かに見せた悲しげな表情……この前の開発とは違う……」

陸奥「………」

長門「……様子を見て来るか」

陸奥「えっ?もうこんな時間よ?そりゃあ、提督なら起きてるとは思うけど……」

長門「……鳳翔が慰めたとはいえ、少し気になったからな」






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

同数なのでもう1度判定します。


↓1とある人物
↓2艦これAC

反転コンマが高い方を採用します

ショタ提督「………」つPC カタカタ

長門「………」

長門(夜遅くまで仕事か……本当に、いつ休んでいるんだ……?)

ショタ提督「……ダメ、か」

長門「……?」

長門(ど、どうした?何か失敗を犯してしまったのか?もしそうなら全力でフォローするが……)

ショタ提督「……どこにいるかも分からないのに、当てずっぽうに探しても……見つかるわけが……ッ!」

長門「……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……本当に、どこに行っちゃったんだ……!)ギリッ

長門「………」

長門(……なるほど。提督が落ち込んでいたのは……これが原因か)

ショタ提督「……っ!」プルプル

ショタ提督(どうして……どうしてこうなっちゃったんだよ……!くっそぉ……!)

長門「………」

長門(いなくなった人を探している。恐らく提督は、その人に会いたいはずだ……だが、私はどうしてあげれば良い?恐らくずっと探し続けているであろう提督ですら見つからないとすれば、私が見つけられるとは思えない……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……はぁ。今更悔やんだって、仕方ないのにな……)

長門「………」






長門の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

長門「………」

長門(……鳳翔の二番煎じとなってしまうが……現状、こうすることしか思いつけない私の頭を今程恨んだことはないな……)

長門「………」

長門(……よし!)



ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも、諦めるもんか……いつか絶対、あいつに……!)

ガチャ

ショタ提督「……!」クルッ

長門「……夜遅くにすまない」

ショタ提督「……長門か。どうしたんだ?」

長門「………」スタスタ

ショタ提督「……?」

長門「……失礼する」ダキッ

ショタ提督「……えっ!?」

長門「……どうして提督は、そうやって……1人で背負い込んでしまうんだ」ギュウッ

ショタ提督「……鳳翔から聞いたのか?」

長門「……少し違うが、そんなところだ。提督……私達は、日々の司令を聞いて行動する……提督の部下だ」

ショタ提督「………」

長門「……そして同時に、“仲間”でもあるんだ」

ショタ提督「……!」

長門「……私達は全員、提督の役に立ちたい……その思いを胸に、頑張っているんだ。提督が頑張ってくれているお陰で、私達も頑張れる」

ショタ提督「………」

長門「それなら……提督が悲しんでいれば、何とかしてあげたいと思うのは当然だろう?提督……無理強いは絶対にしない。ただ……もし私が、提督の信頼に値するのなら……悩みを、話してくれないか?」

ショタ提督「………」

長門「………」

長門(後は何も言わない。これは提督が決めることだ……私に出来るのは、待つことだけ……)

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:話せないが、元気は貰えた
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:少しだけ話す
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:全部とはいかないが、かなりそれらしいことを簡潔に話す
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

79→97:勇気を貰った


ショタ提督「………」

ショタ提督(長門の背中……温かいな。何というか……安心する……)

長門「………」

ショタ提督「……ありがとな、長門。その……何だ。全部……とはいかないが、少し……聞いてもらえるか?」

長門「……!あぁ、もちろんだ」ニコッ

ショタ提督「……探していたのは、大切な人なんだ」

長門「大切な人……恋人か?」

ショタ提督「………」フルフル

長門「……口を挟んだ。すまない」

ショタ提督「いや、いいんだ。その人とは……ずっと前に、離れ離れになってしまってな……」

長門「……そうか」

ショタ提督「……出来ることなら、もう1度会いたい。その一心で探し続けているんだ……」

長門「………」

長門(大切な、人……恋人ではないのだとすると……)

ショタ提督「………」

長門(親友……?いや、それとも――)











――家族?


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

7×1.5=10.5
27.5+10.5=38/50


ショタ提督「………」サスサス

ショタ提督(……まだ残ってるな。さっきの温かさが……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……元気にしてるのか?俺がいなくても、ちゃんと1人で……いや、正確には2人か……ちゃんとやっていってるのか?)

ショタ提督(そのことを考えると、心配で心配で……いや、それだけじゃない……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(俺だって、お前がいないと……折角……初めての……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……本当に、どうしてあんなことになっちゃったんだよ。くそっ……!)ギリッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……はは、こんな顔……あいつに見せられないよな。あいつだって、昔……よく怯えてたもんな……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……俺だけは味方でいてやらないと。そう、俺は……いや、俺達は……)







今月のリザルト:3ヶ月目

U-511:4/50『あれからはしっかり編成を確認している!だから大丈夫だ!』
ビスマルク:8/50『……最近、本当に話さないなぁ』
長門:38/50『……ありがとな』
加賀:33.5/50『そういえば、今月はあまり話してないな……』

4ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(暑さも和らいで、涼しい日が増えてきたな……)

<じぃ~!新しい発見はどこだぁ~?

ショタ提督「……ん」チラッ

6周目提督「るんたった~♪るんたった~♪」トテトテ

ショタ提督「……6周目提督?」

6周目提督「あー!29周目提督さん!こんにちは~♪」

ショタ提督「こんにちは……双眼鏡を持ってどうしたんだ?」

6周目提督「それはですね~……近くに面白い発見が無いか探してたのです!この世界は目に見えない不思議なことが沢山あるんだよっ!」

ショタ提督「……目に見えないとしたら、 双眼鏡で探すのは無理じゃないのか?」

6周目提督「ちっちっち……甘いですよ29周目提督さんっ!何かを通して見れば分かることだってあるものだよ?」

ショタ提督「……そういうものか?」

6周目提督「そうそう!他にも、自分が気づいてるようで気づいてないところに……すっごく大切なものがあったりね!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(灯台下暗し、ということか……確かに、そういうことはあるよな……)

ショタ提督「……まぁ、お互い頑張ろうな」

6周目提督「もちろんだよ~!それではまたお会いしましょー!るんたった~♪るんたった~♪」トテトテ

ショタ提督「……あぁ。またな」

ショタ提督(……6周目提督は、いつも元気そうだな。俺も見習わないと……)スタスタ










6周目提督「じぃ~……ふむふむ~!なぁるほど~!」つ双眼鏡

「お~い!6周目提督く~ん!」タタタ…

6周目提督「おやおや~?」



↓1U-511のコンマ 好感度:4/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:8/50
↓3長門のコンマ 好感度:38/50
↓4加賀のコンマ 好感度:33.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

またまた同数なので再度判定します。


↓1長門のコンマ
↓2加賀のコンマ

反転コンマが高い方を採用します

長門「はっはっは!私の独擅場だな!」


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

長門「………」

陸奥「………」

陸奥(長門姉がまた真剣な顔で考え込んでる……でも、どうせ『提督にスリスリしたぁいっ!』とか『提督を抱き枕にしておねんねしたいぞー!』とかでしょうね……)

長門「………」

長門(提督は探している人物が、仮に家族だと仮定すれば……ここに来る前に、何か辛いことがあったに違いない)

長門(もっとも、それは推測の範囲でしかないが……あの提督の天使のような顔に、僅かに現れた悲しげな瞳……)

長門「………」

長門(……これは、いつものような考えではダメだ。浅はかな気持ちは捨て……)

長門「………」

陸奥「……長門姉?」

長門「………」

陸奥「………」

陸奥(……あ、あらあら?これは……もしかして、本気で悩んでる……?)

長門「………」

長門(……本気で提督と向き合わないとな)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「……よし」

長門「……!?」

長門(て、提督!?その部屋は……)

ショタ提督「……こういう時は、気分転換が大事だよな」

長門「………」

長門(……模様替え、したのか。だが……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも、これじゃ……気分転換というより、余計寂しくなりそうだ……失敗したか……)

長門(……どうして、そんなファンシーで子供っぽい部屋なんだ。いや、私からしてみれば怖いくらい提督の容姿とマッチしているが……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(そうだ……こんな部屋だったよな……本当に、よく見つけてきたもんだ……“あの時”と同じ、壁紙や家具を……)

長門「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……この部屋、見せてやりたいな……それが出来ないのが、辛いところだが……)

長門「………」

長門(……十中八九、探し人のことだろうな。だが……これは、下手なことは言えないぞ。心にも無いことを言って、提督を傷つけてしまえば……!)

ショタ提督「………」

長門「………」

長門(落ち着け、私……今、提督に必要なことは……!)






長門「何をしようか」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

長門「………」

長門(……子供部屋。つまり……提督の歳と、探し人のことを考えると……)

長門「………」

長門(……“弟”か?)

ショタ提督「………」

長門「………」

長門(……いや、決めつけるのは早いか。となると……すまない、提督。失礼は承知だが……1つだけ、試させてもらう)




ショタ提督「……あ、まだ家具が残ってたな。これは……」

長門「………」スッ

ショタ提督「……長門?」

長門「………」

長門(……やるからには、全力でいく。ビッグセブンの本気……侮るなよ!)






長門「……私も手伝うよ、お兄ちゃん!」キャルーン★ ※島風or那珂ボイスをご想像下さい






ショタ提督「!?」

長門「よいしょ、よいしょ……これ、重いけど……僕のお気に入りなんだよね!」ドスッ

ショタ提督「………」

長門「あっ、これ……お兄ちゃんと一緒に、よく遊んだおもちゃだ!懐かしいなぁ……えへへっ♪」

ショタ提督「………」

長門「……ふふっ、お兄ちゃん……目が見開いてるよ?」

ショタ提督「………」

長門「………」

長門(……どうだ?)

ショタ提督「………」






反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:「……き、急にどうしたんだ?」
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:「……まさか、知っていたのか?」
好感度上昇:高 ×2.0
ゾロ目:「……どういうつもりだ」
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

69→96:おっ?


ショタ提督「……まさか、知っていたのか?」

長門「……“知っていた”?」

ショタ提督「いや、だって……子供部屋に模様替えしている俺を『お兄ちゃん』と呼んだり……それどころか、まるで弟のように振舞うなんて……知っているとしか、考えられないじゃないか……!」

長門「………」

長門(……やはり、私の読みは間違っていなかったのか)

長門「……いや、全て推測しただけだ」

ショタ提督「……!」

長門「探している大切な人……子供部屋……この2つを見た瞬間、私の中での仮説がガッチリと定まったんだ」

ショタ提督「……その仮説は、もしかして」

長門「……そう。提督が探している、大切な人……それは……」





長門「……弟、だな?」





ショタ提督「………」

長門「………」

ショタ提督「……ずっと、胸の内に秘めておくつもりだったんだけどな」

長門「………」

ショタ提督「……そう。俺がずっと探し続けているのは……紛れもなく、弟のことさ」

長門「………」

長門(……提督)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

2×1.5=3
38+3=41/50<リーチ!>


陸奥「………」チラッ

長門「………」

長門(提督……ずっと、弟のことを探し続けていたのか……それで、あんな寂しそうな表情を……)

長門「………」

陸奥「………」

陸奥(……さっきからずっと、窓の夕日を眺めながら黄昏てる……これはやっぱり、本気で悩んでるのかしら……?)

長門「………」

長門(……私には、どうすることも出来ない。そんな無力な自分が……ここまで情けなく思ったのは、提督が着任しないまま過ぎ去った10年以来だな……)

長門「………」

陸奥「………」

陸奥(長門姉……?)

長門(……そうか、やっと分かった。私がどうして、ここまで提督のことを真剣に考えるか……)

長門「………」

長門(私は……いつしか提督を、いつものように愛でようと思うのではなく……“1人の男”として、慕っていたのか……)

陸奥「………」

長門「………」

長門(……提督。私では……力になれないか?心の支えには……なれないのか?提督……ッ!)




ショタ提督「………」

ショタ提督(……長門には見破られちゃったか。はは……俺、隠すのが下手なのかな……)

ショタ提督(他の提督達にも、1度も話していない内容を……長門だけは、気づいた……いや……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……“気づいてくれた”のか)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……長門。俺は……どうすれば良いんだろうな……)

4ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」チラッ

29周目鎮守府「」ドーン

ショタ提督「………」

ショタ提督(……初めて来た時より、随分と綺麗になったな……これも、皆で定期的に掃除しているお陰か)

ショタ提督「………」

ショタ提督(10年……ここが建設され、そのまま放置……それだけじゃない……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……俺も、まさに10年前……)

ショタ提督「……っ」ギリッ

ショタ提督(……本当に、どこに逝ってしまったんだ……!)




長門「………」ジー

長門(提督……)

陸奥「………」

陸奥(今度は窓から提督を覗いてる……あぁ、やっぱりいつも通りだったのね……)

長門「………」

長門(……提督には、やはり笑っていてほしい。私は……悲しい表情をしているあなたを見ると、凄く胸が痛くなる……)

長門「………」





↓1U-511のコンマ 好感度:4/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:8/50
↓3長門のコンマ 好感度:41/50<リーチ!>
↓4加賀のコンマ 好感度:33.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。
お待たせしました!小ネタを投下します。
小ネタ安価は本編終了後に行う予定です。

『14周目提督と翔鶴の子育て日記』
※本編と同一世界です。時系列はENDから数年後です。


分娩室

翔鶴「ううっ……っぐぅ!」プルプル

ショタ提督「頑張れ、翔鶴……っ!」

助産師「息を吸って……はい、力んで!」

助産師「んうっ……ふうっ!」プルプル

ショタ提督「翔鶴……ッ!」

ショタ提督(くそっ!俺には励ますことしか出来ないのか!目の前で翔鶴がこんなに苦しんでるのに……!)

助産師「旦那さん!」

ショタ提督「……え?あ、何ですか!?」

助産師「奥さんの手を握ってあげて下さい!」

ショタ提督「……!分かりました!」ギュッ

翔鶴「はぁっはぁっ……提、督ぅ……っ!」プルプル

ショタ提督「あぁ……俺はここだ!側にいるからな……!」ギュッ

翔鶴「うっ、あぁ……っ!」プルプル

ショタ提督「頑張れ!後ちょっとだ!」

助産師「はいっ、力んで!」

翔鶴「ううっ……ああっ……っあぁ!」プルプル

ショタ提督「……ッ!!」ギュッ






「おぎゃあっ!おぎゃあっ!」

ショタ提督「あ……!」

翔鶴「はぁっ……はぁっ……」

助産師「……おめでとうございます。元気な女の子ですよ?」

ショタ提督「……はい!翔鶴、ほら!医者が言ってた通り女の子だってよ!」

翔鶴「はぁはぁ……そう、ですか……あの……赤ちゃんは……」

助産師「ここにいますよ?抱いてあげて下さい」ニコッ

翔鶴「ありがとう……ございます……!」ダキッ

「うえぇぇん!うえぇぇん!」

翔鶴「……この娘が、私達の……」

ショタ提督「そうだ!俺達の娘だ!ほら、お前に似て髪の色も真っ白だぞ?」

翔鶴(そこは銀髪と言って下さいよ……)

ショタ提督「………」

翔鶴「………」

「うわぁぁぁん!うわぁぁぁん!」

ショタ提督(……なるほど。確かに……)

翔鶴(“あの時”と同じ……面影がありますね……ふふっ、この娘が……)

翔鶴「……私達の、大事な子供……なんですね……!」

ショタ提督「あぁ!お前が頑張ってくれたお陰だ!これから2人で、大切に育てていこうな?」

翔鶴「……はい!」

・・・÷

ショタ提督「ほぉ~らしょうかく~?父ちゃんだぞ~?ベロベロ……バ~!」

しょうかく(1)「あぶあぶ……♪」

翔鶴「……“兄ちゃん”の間違いでは?」

ショタ提督「うっさいな!見た目のことはほっとけ!」

翔鶴(声もどう聞いても小学生ですが……ま、提督を弄るのはここまでにして)

翔鶴「ほらしょうかく?ミルクの時間よ?」つ哺乳瓶 スッ

しょうかく「あぅあぅ……んむっ、ちゅう……♪」

ショタ提督「……美味しそうに飲んでるな」

翔鶴「はい……少しずつですが、しょうかくの体が大きくなっていく感覚が……抱きかかえると、しっかり伝わってきます」

ショタ提督「……子供の成長を見守るって、こんなにもあったかい気持ちになれるんだな。親になって、初めて分かったよ」

翔鶴「ふふっ……私もです」

しょうかく「ちゅぱちゅぱ……ごくっ……♪」



・・・÷

しょうかく「んぅ……」プルプル

ショタ提督「どうだ!?今回こそいけるか!?」つビデオカメラ

翔鶴「大声出しちゃダメですって!しょうかくが驚いたらどうするんですか!?」

しょうかく「うぅ……っ!」プルプル

ショタ提督「お前も人のこと言えないだろ!」

翔鶴「いえ、貴方よりは幾分かマシ……」

しょうかく「……っはぁ!」コロン

ショタ提督「……お、おい!んなこと言ってる内に!」

翔鶴「え?あ……ついに寝返りして……」

しょうかく「……んっ」ペタンペタン

ショタ提督「おおおおっ!見ろ翔鶴!しょうかくがハイハイしたぞ!」

翔鶴「言われなくても見てますよ!ほらビデオ!ビデオ撮って!」

ショタ提督「分かってるわ!ほらしょうかく!こっち向けるか!?」

しょうかく「あ……♪」ペタンペタン

翔鶴「来ました!こっちに来ました!」

ショタ提督「よーし良い子だ!偉いぞ~?」

しょうかく「えへ……♪」ワシャワシャ

・・・÷

しょうかく(2)「んしょ、んしょ……」ペタンペタン

瑞鶴「あー!この子はいつ見ても可愛いなぁもう!」

ショタ提督「そうだな~?瑞鶴“おばちゃん”?」ニヤニヤ

瑞鶴「……その呼び方はやめてって言ったでしょ」

翔鶴「まぁまぁ、そう怒らないの。瑞鶴“おばさん”?」ニコッ

瑞鶴「翔鶴姉まで酷いじゃない!もうっ!」

しょうかく「……んうっ!」プルプル

ショタ提督「……ん?おい、しょうかく?」

翔鶴「何か様子がおかしいですね……」

しょうかく「ふうっ……!」プルプル

瑞鶴「……もしかして、この娘……立とうとしてるんじゃ」

ショタ提督「……マジ?じゃあカメラカメラぁ!えーとえーとどこにしまったっけ!?」

翔鶴「あそこの戸棚ですよ!早くー!」

ショタ提督「分かってるよ!急げぇ!」ダッ

しょうかく「んんっ……っうぅ……!」プルプル

瑞鶴「あ、あ、あ……!もう少しで……!頑張れ、しょうかくちゃん!」

ショタ提督「うおおおおお!間に合ったか!?」つビデオカメラ

翔鶴「は、はい!何とか!」

しょうかく「……んっ!」スクッ

ショタ提督翔鶴瑞鶴「……た、立った!立った立ったぁ!」

翔鶴「提督!ちゃんと画面におさまってますよね!?」

ショタ提督「お、おう!バッチリだ!」

瑞鶴「凄ーい……私、こんな記念すべき瞬間に立ち会えたんだ……何か無性に嬉しいなぁ……!」

ショタ提督「俺達はそれ以上に感激だよ!」

翔鶴「当たり前です!大事な大事な自分の娘ですから!」

ショタ提督「よく頑張ったな!よしよし!」ワシャワシャ

しょうかく「ん……♪」

・・・÷

公園


しょうかく「……♪」トテトテ

加古「……提督に似なくて良かったな」

ショタ提督「おい、どういう意味だよそれは」

翔鶴「ふふっ……そうですね。提督に似てしまうと、気性が荒くなってしまいそうですし」

ショタ提督「ぐぬぬ……否定出来ないのが辛い」

しょうかく「……と、しゃん」

ショタ提督「え?」

翔鶴「しょうかく?どうしたの?おトイレ?」

しょうかく「おと……おと……」

加古「……!」

加古(……もしかして、しょうかくは……!)

しょうかく「……おと、しゃん。おとうしゃん!」

ショタ提督「おとうしゃん…………えっ、お前、今初めて言葉を……もしかして、俺のことか?」

しょうかく「うんうん」コクコク

翔鶴「……えっ」

ショタ提督「……いよっしゃああああああああっ!偉いぞしょうかくっ!大好きだー!」ダキッ

しょうかく「……おとうしゃん、くしゅぐったいよぅ///」

ショタ提督「よく父ちゃんの名前を呼んでくれた~!愛してるぞ~!うりうり~♪」スリスリ

しょうかく「……えへ///」

加古「………」

加古(やっぱりそういうことか。で、翔鶴さんは……)

翔鶴「………」ズーン

加古「………」

加古(露骨に落ち込んでる……)

翔鶴「そ、そんな……私の方が接してる時間が長かったのに……私の名前を先に喋ってくれると思ってたのに……」

加古「………」

加古(……御愁傷様。でも……)

ショタ提督「よーしよしよしよしよし!」スリスリ

しょうかく「……///」

加古「………」

加古(私も、提督に告白していれば……こうやって、自分の子供に頬擦り出来たのかな……)

・・・÷


5周目鎮守府

くま「待つクマ~!」トテトテ

たま「いやだにゃ~!」トテトテ

しょうかく(5)「ま、まって……」トテトテ

まみや「ダメですよ2人とも。しょうかくちゃんが困ってるじゃないですか」

ショタ提督「……癒されるな」

5周目提督「そうだな~。子供は宝っていうけど、その通りだとしみじみ思う」

翔鶴「ふふっ……くまちゃんもたまちゃんも、そしてまみやちゃんも元気ですね」

球磨「……正直、おてんばに育っちゃったクマ」

多摩「たまも似たようなものだにゃ。一緒にコタツで眠ってるかと思ったのに……」

間宮「ふふっ……球磨ちゃんと多摩ちゃんではなく、提督に似たのかもしれませんね♪」

5周目提督「あはははは!確かにそうかもな!俺も昔はよくドタバタ遊んだもんだ!」

ショタ提督「というか、大体の男子はそうじゃねぇの。こうやって思う存分遊ぶことは大事だもんな」

翔鶴「………」

翔鶴(……提督は、そうじゃなかったんですよね)

しょうかく「……お父さん」トテトテ

ショタ提督「ん?どした?」

しょうかく「……喉、渇きました」

ショタ提督「そうか。ならちょっと待ってろ。ジュースでも買って来て……」

5周目提督「んなことしなくてもジュースくらい出すぞ?」

ショタ提督「おっ、そうか?なら頼む!」

5周目提督「……お前、本当に遠慮ってのを知らないよな……まぁ、正直なのは良いことか。間宮さん、今冷蔵庫には……」

間宮「はい。りんごジュースを沢山入れて置きました」

5周目提督「ありがとうございます!しょうかくちゃん、今取って来てあげるからな?」

しょうかく「……ありがとうございます」ペコッ

球磨「礼儀正しいクマ」

多摩「きっと翔鶴さんに似たにゃ」

ショタ提督「……俺に対する嫌味か?」

球磨多摩「別に~♪」

ショタ提督(くっそぅ……好き放題言いやがって……でも、俺もそう思う)

翔鶴「ふふっ……♪」

・・・÷

14周目提督実家


母「ほぉら、これが昔の提督よ?」つアルバム

しょうかく(8)「わぁ~!今と全然変わってませんね!」

ショタ提督「母さん……恥ずいからやめろって!///」

母「良いじゃない♪孫娘には、提督の可愛かった頃を知ってもらいたいもの!しょうちゃんだって知りたいよね?」

しょうかく「はいっ!」

ショタ提督「はぁ……」

母「そして、これが入学式!」

しょうかく「ほんとです!ランドセルを背負って……お父さん、可愛いなぁ……♪」

ショタ提督「も、もう良いだろ!早くしまってくれよ!///」

母「そんなに照れないの♪他には…………あっ」

しょうかく「どうしたんですか?このページに何か…………ッ!?」

ショタ提督「……どした?」

母「……ごめんなさい。提督の……その、荒れていた時期の写真が……」

ショタ提督「……そう、か」

しょうかく「……お、お父さん。これ……」

ショタ提督「……すまん、しょうかく。いずれ話そうと思ってたけどな……中々言い出せなくて……」

しょうかく「……どうして、こんなに怖い顔してるんですか?」

ショタ提督「……それは」

しょうかく「どうして…………こんなに寂しそうな顔を……してるんですか?」

ショタ提督「……っ」

母「……しょうちゃん」

しょうかく「……はい」

母「昔ね?お父さんは……虐められて、その子達に凄くイライラしてた時期があったの」

しょうかく「虐め……!?」

ショタ提督「……あぁ。それで、母さん……しょうかくからしてみれば、おばあちゃんに迷惑をかけてばかりでな……それで――」

ショタ提督「――というわけなんだ」

しょうかく「………」

母「……全部言って良かったの?」

ショタ提督「……あぁ。このまま言わないのは、ダメだと思ったから……」

しょうかく「………」

ショタ提督「……幻滅、しただろ?父ちゃんが……人を殺したことがあるって知って」

しょうかく「………」

母「………」

母(しょうちゃん……)

しょうかく「……お父さん」

ショタ提督「……何だ?」

しょうかく「………」







しょうかく「……そんなことで、わたしがお父さんを嫌うわけがありません!」

ショタ提督「……え?」

母「……!」

しょうかく「確かに、人を殺すことはダメです……絶対にやってはいけないことです。これは、お父さんからもお母さんからも言われました」

ショタ提督「………」

しょうかく「ですが……お父さんの場合は、虐めて来た人達に復讐したんですよね?」

ショタ提督「……そう、だな」

しょうかく「……なら、殺しちゃったのはともかくとして……それで幻滅する、ということはありません」

ショタ提督「……!」

しょうかく「わたしは……お父さんが大好きです。優しくて、可愛くて、頼りになる……そんなお父さんが、世界で1番……お母さんもですけど、とにかく大好きですっ!」

ショタ提督「……しょう、かく」

しょうかく「わたしは、お父さんの味方です。難しいことは分かりません……でも、娘……ですから」ニコッ

ショタ提督「……っ」ダキッ

しょうかく「きゃっ……」

ショタ提督「……ありがとな。本当に……!」ギュウッ

しょうかく「……はいっ」ギュッ

母「………」

母(良かった……私のせいで、提督としょうちゃんとの間に亀裂を作っちゃうところだったわ。でも……)

母(……これだと、しょうちゃんが反抗期になっちゃった時の提督が心配ね……もちろん、翔鶴さんや私もついてるけど……)

ショタ提督「しょうかく……!」

しょうかく「お父さん……」

・・・÷


翔鶴「……そうですか。全部……話したんですね?」

ショタ提督「あぁ。いずれは来ること……それなら、早い方が良いに決まってる……母さんのせいというか、お陰というか……良いタイミングだったからな」

翔鶴「……いざとなれば、私もしょうかくを説得するつもりでいましたけど……杞憂に終わりましたね」ニコッ

ショタ提督「そうだな……本当に、俺なんかにはもったいないくらい良い娘だよ……」

翔鶴「ふふっ……」

翔鶴(……“あの時”の、提督への反応を思い出せば……提督の過去を受け入れたことは、既に分かっていたようなものですけどね)

翔鶴「……ですが」

ショタ提督「……?」






しょうかく(9)「……お父さんっ」ダキッ

翔鶴「……いくらなんでも、しょうかくから好かれ過ぎじゃありませんか?」

ショタ提督「いや、俺に言われても……」

しょうかく「えへ……♪」

翔鶴「……どうして!どうしてなんですか!?私の方が沢山遊んで、沢山ご飯を作って、沢山お風呂にも入れてあげたのに!」

ショタ提督「だから俺に言われても困るんだって!」

しょうかく「お母さん?どうしたんですか?」

翔鶴「しょうかく!お母さんのこと好きよね!?」

しょうかく「……はい。お母さんのこと、大好きですよ?」

翔鶴「じゃあ……!」

しょうかく「……でも、お父さんはもっと大好きですっ!」

翔鶴「」

ショタ提督「……お、おい。翔鶴……?」

翔鶴「………………………………」

翔鶴(……こんな、こんな不公平なことって……!)

ショタ提督「………」

翔鶴「………」ズーン

ショタ提督「……あー、ほら。しょうかく、一旦長門姉ちゃんのところに行っててくれないか?」

しょうかく「どうしてですか……?」

ショタ提督「……ちょっと、母ちゃんとお話しなきゃいけないからな」

しょうかく「……分かりました」トテトテ

ショタ提督(……悪い、しょうかく)

翔鶴「………」シュン

ショタ提督「……翔鶴」

翔鶴「……何ですか、モテ男さん」

ショタ提督「実の娘はノーカンだろ……そんなことより、お前がイジけるなんて珍しいな」

翔鶴「ほっといて下さい……どうせ私なんか……」

ショタ提督「あのなぁ……確かに、俺はしょうかくに懐かれてるとは思うけど……でも、俺が娘“だけ”を好いてるわけないだろ」

翔鶴「……え?」

ショタ提督「俺を変えてくれた……底なし沼に落ちていた俺を、全力で引き抜いてくれた……翔鶴。お前のことを蔑ろにするわけない!」

翔鶴「……!」

ショタ提督「確かに、しょうかくも大切だけど……翔鶴だって、俺にとっての妻であり……恩人でもあるんだ!」

翔鶴「……提、督……!」

ショタ提督「……だから、安心しろ。娘ももちろん、翔鶴だって……俺にとって、1番好きな人だからさ……///」

翔鶴「………」

ショタ提督「……翔鶴?」

翔鶴「……そう、でした。娘のしょうかくも、確かに大事ですが……」

ショタ提督「………」

翔鶴「……私が支えようと決めた……私が1番、愛している……///」

ショタ提督「………」

翔鶴「……提督が、いつも側にいてくれましたね///」

ショタ提督「……あぁ」ギュッ

翔鶴「……!///」

ショタ提督「……今まで、共に歩んでくれて……ありがとう」

翔鶴「……結婚する前に比べて、随分素直になりましたね///」

ショタ提督「……俺ももう、色々と変わったからな。お前のお陰で」

翔鶴「……はいっ///」





しょうかく「むぅ……」

長門「………」

しょうかく「……お母さん、羨ましいです」

長門「膨れてるしょうかくを全力でハグハグしたいッ!!(まぁ、提督と翔鶴にも色々あるんだ。今は2人だけにしてあげよう)」

・・・÷

しょうかく(10)「ふふっ……3周目鎮守府の明石さんと夕張さんから、タイムベルトを貸してもらいました!」

ショタ提督「……本当に行くのか?」

しょうかく「はいっ。若い頃の……といっても、今とほぼ変わらないと思いますけど……昔のお父さんとお母さんを見てみたいと思ってたんです!」

翔鶴「……ちょっと恥ずかしいわね///」

ショタ提督「勘弁してくれよ……ただでさえ昔の俺は結構やさぐれてたのに……」

しょうかく「大丈夫ですよ。私が行こうと思っているのは、お父さんとお母さんが恋人同士になった時ですから!」

ショタ提督「余計恥ずかしいわ!///」

翔鶴「わ、私も……///」



ショタ提督(……でも)

翔鶴(これも……“あの時”から、今に繋がると考えれば……)



しょうかく「……こうやって、腰に巻いて……後は行き先を思い浮かべて、スイッチを押せばいいんでしたっけ」スチャッ

ショタ提督「……あまり昔の俺に変なこと言うなよ?」

翔鶴「そうよ?例えば『お父さんとお母さんが倦怠期』だとか……」

しょうかく「……そんなこと言って、今でも熱々ですよね?」

ショタ提督「……///」

翔鶴「……///」

しょうかく「………」ムスッ

しょうかく(羨ましいです、お母さんばっかり……私だって、お父さんにもっと抱き締められたい……)

しょうかく「……そろそろ行きますね?」

ショタ提督「……おう。昔の俺によろしくな。初対面では、俺も翔鶴も死ぬほど驚くだろうけど」ノシ

ショタ提督(つぅか、今でも覚えてるしな)

翔鶴「気をつけてね?といっても、3周目鎮守府の道具なら大丈夫だろうけど……」ノシ

しょうかく「はい。では……行ってきます!」

ショタ提督翔鶴「行ってらっしゃい!」

シュパッ…!

――現在・14周目鎮守府


翔鶴「こらっ!漫画は仕事が終わってからですよ!」

ショタ提督「うっさいな……ちょっとぐらい良いだろ」

翔鶴「良くありませんよ!大体、貴方はいつもいつもそうやって……」

ショタ提督「だぁーっ!分かったから!説教は止めてくれ!」

翔鶴「いえダメです!今日という今日は、貴方に“提督”としての自覚を……」

ショタ提督「うへぇ……」

ショタ提督(こうなると、1時間はぶっ続けで説教なんだよなぁ……付き合い始めてからは、ぶん殴られることは無くなったけどさ……)




パシュウウウウウウンッ!

ショタ提督「うおっ!?」

翔鶴「きゃっ!?」

しょうかく「もう着いたんですね。流石は明石さんと夕張さんの発明といいますか……」

ショタ提督「……小さい翔鶴?」

翔鶴「……本当です。背が縮んだ私が……いや、でもどうして……!?」

しょうかく「……ああっ!お父さんとお母さん!やっぱり変わってませんね~!」

ショタ提督「……はい?お父さん?」

翔鶴「お母さん?いや、その……」

しょうかく「……あ、すみません。申し遅れました。私は、タイムマシンで未来からやって来た……お父さんとお母さんの娘です!」

ショタ提督「……は?」

翔鶴「……え?」

しょうかく「いえ、ですから……お2人の子供です!」

ショタ提督「………」

翔鶴「………」

しょうかく「………」










ショタ提督翔鶴「ええええええええええええええええッ!?」

しょうかく(ふふっ……お父さんの言った通り、死ぬほど驚いてます♪)











長門「………」ジー

長門(2人の娘、か……やはり翔鶴に似て可愛いな!今すぐ全力で抱き締めたいッ!!///)キュンキュン

こうして、提督は翔鶴に叱られながら……翔鶴は提督を叱りながらも……2人共、幸せな毎日を過ごしています。

それから先には娘に恵まれ、2人の絆は娘を通じてより一層深まることとなります。

娘のしょうかくは、お父さんがお母さんとイチャついているのを見てあまり気分が良いものでは無いみたいですが……

そんなしょうかくも、やっぱり2人のことが大好きです。

今はまだ結婚式を挙げたばかりのお2人ですが、今後も叱りつつ叱られつつ……何だかんだで仲の良い夫婦として歩んでいくことでしょう。ただ……






しょうかく「それで、お父さんがその時……」

ショタ提督「うわっ!?マジかよ……未来の俺、そんな失敗してんじゃねぇよ……」

翔鶴「ふふっ……でも、提督らしいですね」

しょうかく「………」

しょうかく(本当に、私が知っているお父さんとお母さんとを比べて……全然変わっていません!)

しょうかくが来たことにより、2人は幸せな未来を少し早く知ることになりますが……それはまた別のお話♪












長門(眺めているだけでも心が満たされるが……やはり物足りないな。後で本人に頼んでみるか?いやでも……)

……何やら不穏な空気がしますが、気のせいということにしておきましょう。


おしまい♪

今回から小ネタがエロやグロ系の場合はRの方で個別スレ立てるんだっけ?
その場合スレ名どうするん?

始めます。

>>266
少なくとも『艦娘「ショタ提督に好かれたい」』はスレタイに含めます。
ただ、それに続ける部分がまだ決めかねています。
このまま良い案が浮かばなければ、ストレートに「小ネタ専用」といった感じになりそうです。

ビスマルク「……この部屋も、随分綺麗になったわね」

プリンツ・オイゲン「はい。提督がここに来てから、今までほったらかしだったお掃除もきっちりするになりました」

ビスマルク「最初は大変だったわ……はたきを少しかけるだけで、山のような埃が落ちてきたもの」

プリンツ・オイゲン「10年分の蓄積ですね……塵も積もれば山となる、と言いますし……」

ビスマルク「………」

プリンツ・オイゲン「……ビスマルク姉様?」

ビスマルク「……私達は、そんな中でずっと過ごしてたのよね」

プリンツ・オイゲン「……そう、ですね」

ビスマルク「………」

ビスマルク(このまま提督が来なければ……ここはどうなっていたのかしら……想像するだけでゾッとするわね)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「よしよし……」ナデナデ

猫「にゃあ……♪」

ビスマルク「………」

ビスマルク(……猫?提督、いつの間に…………ん?)

ショタ提督「まさか窓から入って来るとはなぁ……」ナデナデ

猫「……♪」ゴロゴロ

ビスマルク「……!」

ビスマルク(……もしかして、あの猫……24周目鎮守府の私が飼ってるオスカーじゃ……!?)

ショタ提督「にしても、人に慣れた猫だな……もしかして飼い猫か?」ナデナデ

猫「んにゃあん♪」

ビスマルク「………」

ショタ提督「どこかに首輪は……あった。何々?24周目鎮守府……あぁっ!あそこのビスマルクが飼ってた猫か!」ナデナデ

ビスマルク(やっぱり!私の第6巻は正しかったのね!)

ショタ提督「道理で俺が撫でても怒らないわけだ……後で24周目鎮守府まで帰してあげないと」ナデナデ

猫「……♪」ゴロゴロ

ビスマルク「………」

ビスマルク(にしても、嬉しそうな顔ねぇ……アゴを撫でられると、そんなに気持ち良いのかしら)






ビスマルク「何をしようかしら」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ビスマルク「………」ウズウズ

ショタ提督「じゃあここはどうだ?」ナデナデ

猫「んにゃあ~♪」クネクネ

ビスマルク「………」ウズウズ

ビスマルク(……あんな風に撫でられたら、私も……)ウズウズウズウズ

ショタ提督「それじゃあこれならどうだ!」ナデナデ

猫「……♪」ゴロゴロゴロゴロ

ビスマルク「………」ウズウズウズウズウズウズ

ビスマルク(うぅ~……私も……私もぉ……!)




ショタ提督「お腹まで見せるとは……警戒心0だな」ナデナデ

猫「にゃふぅ……♪」

ビスマルク「私のことも撫でても良いのよ!」バターン!

ショタ提督「うわっ!?」

猫「ッ!?」ビクウッ!

ビスマルク「ほら提督!私も撫でて良いの!だから遠慮なく撫でなさいなっ!」ズイッ

ショタ提督「ど、どうしたんだビスマルク!?急に……というか久々に部屋に入って来たかと思えば……」

ビスマルク「ほらっ!ほらっ!」ズイズイッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ビスマルクがどうしてそんな心境になったのかは分からないけど……こんなにも嬉しそうな顔で頭を近づけてくるのなら……)

ショタ提督「………」ナデッ…

ビスマルク「あ……!」

ショタ提督(その希望、しっかりと受け止めないとな)ナデナデ…

ビスマルク「………」





反転コンマ判定:ビスマルクの反応は?

01~49:ポワポワ
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:フワフワ
好感度上昇:高 ×2.0
ゾロ目:トローン
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

>>1さん好感度上昇の数値間違ってない?

>>278
申し訳ありません!正しくは『好感度上昇:高 ×2.0→×1.5』です。
ご指摘ありがとうございました。


07→70:新たなキラキラ方法確立


ビスマルク「………」

ビスマルク(何これ……提督に撫でてもらうだけで、頭の中がフワフワして……)

ショタ提督「………」ナデナデ

ビスマルク「……♪」

ビスマルク(心の中に溜まっている疲れが、全部飛び出ていくような……)

ショタ提督「………」ナデナデ

ショタ提督(ひたすら撫でてるけど……大丈夫か?ビスマルクのしなやかな髪を傷つけないように気をつけているつもりだけど……)ナデナデ

ビスマルク「ん……♪」

ビスマルク(……オスカーがあれだけ気持ちよさそうな顔をしてたのも納得ね。これは……癖になりそう……♪)

ショタ提督「………」ナデナデ

ビスマルク「ふぁ……♪」

猫「………」ジー

猫(……今のご主人様の顔、うちの提督に撫でられた不知火と同じ顔してるなぁ)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

3×1.5=4.5
8+4.5=12.5/50


ショタ提督「……ほら、飼い主が来てくれたぞ?」

猫「にゃあ!」ピョン

ビスマルク(24周目)「おっと……もうっ、出かける時はあまり遠出しないようにって言ってるでしょ?」ナデナデ

猫「ふにゃあ……♪」

24周目提督「29周目提督さん、この度はありがとうございました!ビスマルクさんのオスカーを保護して下さって……」ペコッ

ビスマルク(24)「本当にありがとう。この子ったら、たまに変な所まで散歩に出かけて帰って来なくなる時があるのよね……」

ショタ提督「困った時はお互い様さ」ニコッ

ビスマルク「………」ポヤー

ビスマルク(24)「……私(29周目)?」

ビスマルク「……え?あ、何?」

ビスマルク(24)「さっきからどうしたのよ。締まりのない顔になってるわよ?」

猫(ご主人様はいつも、別の意味で締まりが無いけどね。暁みたいに子供っぽいところがあるし)

ビスマルク「……まぁ、色々あって」

ビスマルク(24)「……?」

ビスマルク「……♪」サスサス

ビスマルク(……また今度、撫でてもらおうかしら♪)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……女性は髪を触られるのを嫌がるという話を聞いたことがあったんだけど……そうでもないのか?いや、ビスマルクが気にしない派なのか?う~ん……こればかりは男の俺が考えても分からないな)

4ヶ月目:下旬


長良「ほらほらぁ!後10周だよ~!」タッタッタ…

鬼怒「言われなくても!」タッタッタ…

足柄「勝つためにはトレーニング!王道よね!」タッタッタ…


ショタ提督「………」ジー

ショタ提督(凄いな……艤装を外しているとはいえ、やはり艦娘は身体能力が高いと再認識させられる)

ショタ提督(特にこの3人は、元々運動や出撃にかなりの熱意が籠っているからか……普段のトレーニング量を見ても、明らかに水準が違うな)

ショタ提督「………」

ショタ提督(ただ……)チラッ


皐月「ぜぇぜぇ……」ヨロヨロ

島風「私、早いけど……持久力はないのにぃ……」ヨロヨロ

霞「が、頑張りなさい!これくらいでヘコたれてたら……はぁはぁ……」ヨロヨロ

天龍「お、俺は世界水準……なんだぁ……ぜぇぜぇ……」ヨロヨロ

夕張「足が遅い私にはキツいわね……はぁはぁ……」ヨロヨロ


ショタ提督「………」

ショタ提督(戦艦や重巡はともかく、駆逐艦や軽巡の皆が……多かれ少なかれ、置いてけぼりになってるな……)


長良「あれ?皆私達のペースに合わせてたの?」

鬼怒「トレーニングは自分のペースが1番だから、無理に合わせることなかったのに……」

足柄「己の限界を超えてこそ、自主練の真価が現れるのよ!」

駆逐&軽巡「先に言って……はぁはぁ……」


ショタ提督「………」

ショタ提督(……皆の為にも、ジュースやスポーツドリンクを用意しておくか)





↓1U-511のコンマ 好感度:4/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:12.5/50
↓3長門のコンマ 好感度:41/50<リーチ!>
↓4加賀のコンマ 好感度:33.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

長門「………」

長門(提督を想うだけで、胸が潰れそうになってしまう……今までずっと、駆逐艦や提督を愛でてきたが……)

長門「………」

長門(……ここまで人を……いや、提督を……“人として”ではなく“男性として”好きになったことなど……今までなかったからな……)

長門「………」

長門(考えれば考える程、余計に分からなくなる……)

長門「………」

長門(私はどうしたいんだ?ただ提督と相思相愛になりたいだけなのか?)

長門「………」

長門(……いや、違う。提督の過去を知って……それで、支えたいと思っていたはずだ……!)

長門(艦娘として、ではなく……“大切な人”として……!)

長門「………」

長門(……もちろん、私では弟がいない寂しさを埋めることなど出来ない……いや、してはいけない……)

長門(ただ……寂しさで辛い思いをしている提督を……支えること、それが私のすべきこと……してあげたいこと……!)





特殊多数決

1.提督の過去を聞く
好感度50確定 END開放

2.今はまだその時ではない
好感度上昇コンマ判定へ

↓1~↓5

長門「3度目の正直……ついに栄光を手に入れることが出来た!」

加賀「……やりますね」

ビスマルク「ま、まだ勝負はついてないわ!」アセアセ

U-511「………」


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それでは小ネタ安価を取って終了したいと思います。


小ネタ安価
↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

※似た内容の安価が2つ以上範囲内に入っていた場合、1つ目の安価のコンマのみ判定します。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

長門「………」

長門(……聞こう。提督が、どんな思いで今まで過ごしてきたのか……どれ程の寂しさを抱えて、今を過ごしているのか……)

長門「………」

長門(そして……)

ガチャ

陸奥「ただいま~。急に雨が降って来ちゃって……危うくビショ濡れになっちゃうところだったわ」

長門「………」スタスタ

陸奥「……長門姉?どこに行くの?」

長門「……提督に、大切なことを聞きに行く」

陸奥「ふぅん……あまり変なこと聞いちゃダメよ?」

長門「………」バタン…

陸奥「……?」

陸奥(長門姉?何か、いつもと雰囲気が違うような……それこそ、この前までの……10年間と同じ、重い雰囲気に……)

陸奥「………」

陸奥(……って、それはないか。どうせいつもみたいに、提督に会いに行くための口実よね)





ショタ提督「……雨、か」

ショタ提督(……昔、2人で同じ傘をさしたこともあったな……今となっては懐かしい)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……風邪、引いてないと良いけどな)

ガチャ

ショタ提督「……?」チラッ

長門「………」

ショタ提督「……長門?」

長門「……私ではダメか?」

ショタ提督「……え?」

長門「私では……提督の信頼に値しないか?」

ショタ提督「……何を言い出すんだ。長門は、申し訳ないくらい……いつも出撃や演習を」

長門「……そうじゃない……そうじゃ、ないんだ……!」

ショタ提督「……?」

長門「……この前、弟のことを話してくれたよな?」

ショタ提督「……!」

長門「それ以来、ずっと考えてきた……どうすれば、提督の心情を理解出来るのか……いや、違う。どうすれば……」




長門「……提督の背負う悲しみを、分かち合えるのか」




ショタ提督「……!!」

長門「……それには、私だけが考えているようではダメなんだ。提督……」

ショタ提督「………」

長門「……過去に何があったのか、聞かせてもらえないか?私は、貴方の力になりたい。1人で抱え込んでいる貴方を見ているのは……もう、耐えられないんだ……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……俺は、何も成長していなかったんだな。昔ならいざ知らず、念願の提督になってまで……自分のしがらみを、周りにまき散らしていただなんて……それどころか、長門にまで苦しい思いをさせて……!)

ショタ提督「………」

長門「………」

ショタ提督「……分かった」

長門「……!」

ショタ提督「俺が勝手に皆に迷惑をかけていただけなのに……そんな俺みたいな奴のことを心配してくれる、長門がそういうなら……俺には、話さないなんて選択肢は無い」

長門「……ありがとう」

ショタ提督「いや、お礼を言うのはこっちの方さ。じゃあ……少し、いや……それなりに長くなるとは思うが、聞いてもらえるか?」

長門「あぁ。例え10時間でも、丸2日でも……全て、頭に叩き込む」

ショタ提督「……分かった。そうだな……どこから話そうか――」

思い返せば14年前……俺が弟と出会ったのは、それは見事に晴れた青空の元の病院だったな。


――14年前・とある病院

ショタ提督(11)『はぁっ……はぁっ……!』タタタ…!

ショタ提督(弟が……弟が生まれたって……!)タタタ…!


担任の先生から連絡を貰って、そのまま学校を飛び出して行ったんだ。もう、いてもたってもいられなくて……

そのまま勢いで小学校から病院まで、全速力で走ったっけな……


ガラッ!

父『うおっ!?』

ショタ提督『と、父ちゃん!生まれたって!生まれたんだって!?』

父『お、おう。落ち着けって!弟ならそこで母さんが……』

ショタ提督『え……?』

母『ふふっ……ほらっ、貴方の弟よ?』スッ

弟(0)『すぅ……すぅ……』

ショタ提督『……この子が、俺の……』

父『そうだ。今日からお兄ちゃんだぞ?頼れる兄として、しっかり頑張れよ?』ポンポン

ショタ提督『………』ジー

弟『あぅ……ん……』

ショタ提督『……兄、かぁ。俺が……兄ちゃん、か……!』


もう、嬉しくって嬉しくって……!思わず弟を抱きしめたくなったけど、グッと堪えたんだ。

生まれたばかりの弟を、興奮のあまり抱き締め過ぎて……潰しちゃったりすれば、一大事だからな……


ショタ提督『……名前は?』

父『……あぁ』チラッ

母『それはね……?』


















父『……28周目提督だ』ニコッ

母『2人で話し合って決めたの。お兄ちゃんの提督とは、あえて“全然違う名前にしよう”って』

ショタ提督『28周目提督……俺が29周目提督だから……あはは、そっかぁ……28周目提督か……本当に、全然違うな……あはは……!』

それから弟……提督とは、ほとんど毎日一緒にいたんだ。もう可愛くて可愛くて……むしろ俺が提督に引っ付きっぱなしだったな。

でも、それだけ提督を……家族として、大切に思っていたのは本当だ。これは断言する。


ショタ提督(13)『ただいま~』ガチャ

28周目提督(2)『あ……♪』ヨチヨチ

ショタ提督『おっ、出迎えてくれたのか?ありがとな~』ワシャワシャ

28周目提督『ん……♪』

ショタ提督『………』

ショタ提督(俺は……提督の兄だ。だとしたら……提督に心から信頼してもらえるように、俺がしっかりしないと!)

28周目提督『………』クイクイ

ショタ提督『ん?あのおもちゃ……なるほど。よし!思いっきり遊ぶか!』

28周目提督『……♪』


ただ、提督は割とどんくさいところがあって……俺や両親が目を離すと、すぐに迷子になったりで大変なこともあったっけ……

でも、そんなところを踏まえた上で……俺は提督を、傍で見ててやりたいと思ったんだ。


28周目提督(3)『ぐすっ……兄ちゃあん……』ポロポロ

タッタッタ…!

28周目提督『……?』クルッ

ショタ提督(14)『お~い!提督~!』タタタ…!

28周目提督『あ……兄ちゃあああああんっ!』ダッ

ショタ提督『はぁはぁ……ここにいたか。こんな広いデパートなんだから、ちゃんと俺の手を握っとかないとダメだろ?』

28周目提督『うわああああん……寂しかったよぉ……!』ポロポロ

ショタ提督『……ったく。泣き虫だな……ほら』ポンッ

28周目提督『あ……』

ショタ提督『俺がいるから、な?もう大丈夫だぞ~?』ナデナデ

28周目提督『……うん』

ショタ提督『………』

ショタ提督(……提督は俺が守る。どんなことがあっても、俺は提督の隣にいるからな!)


時が経つにつれ、俺と提督はどんどん仲良くなっていったんだ。提督も、俺によく懐いてくれたっけ……

……でも、そんな日は長くは続かなかった。ある日、俺は両親のとんでもない会話を聞いてしまうんだ。

『……でしょ!?』

『……無いだろ!』

ショタ提督『……?』

28周目提督『すぅ……すぅ……』

ショタ提督(こんな夜中に、何騒いでるんだよ……ったく……)

母『この先、どうやって生活していく気なのよ!』

父『俺に言われても仕方ないだろ!?』

ショタ提督『……!?』

ショタ提督(……いつもの父ちゃんと母ちゃんの話し声じゃない!)

母『何で……何でこんな大事な時に……ッ!』

父『こっちが知りたいぐらいだ……クソッ!!』

ショタ提督『………』

母『……今まで働いてた会社を、今リストラされたら……お金はどうするのよ!?』

父『だからそれをどうにかしないとって言ってるんじゃないか!』

母『再就職のあてはあるの!?』

父『それは今から探すしかない……』

母『そん、な……見つかるわけ、無いじゃない……』

父『……やってみなくちゃ分からないだろ』

母『………』

父『………』

ショタ提督『………』

ショタ提督(……ま、マジかよ。父ちゃん、会社からクビに……!)

ショタ提督『………』チラッ

28周目提督『んにゅ……』

ショタ提督『………』


俺は迷った。こんなこと、提督に言って良いのか……何か悪影響を与えるんじゃないか……

悩みに悩んだ末……俺は『黙っている』という選択肢を取ったんだ。提督には、家族の闇を知らず……綺麗なままで、過ごしてほしかったんだ……

でも、それは俺のエゴだった。本当は、提督に伝えるのが怖かっただけなんだ……もし俺が、ちゃんと提督と話し合っていれば……

母『ふざけてるの!?』

父『だからそうじゃないって言ってるだろ!』


28周目提督『ひっく……ぐすっ……』ポロポロ

ショタ提督『………』


日に日に、両親の仲は悪化していくばかり……その度に、怯えて泣いてしまう提督……

当時の俺は、自分の選択が……本当に正しかったのか、一層迷うことになってしまったんだ。

いや、それだけじゃない……俺は……


ショタ提督『……大丈夫だ。俺がついてるから、な?』ナデナデ

28周目提督『ぐしゅ……うん……』

ショタ提督『………』

ショタ提督(……俺は、何もしてやれないのか。こんなことで、提督の恐怖を紛らしているだけじゃ……何も解決しない……)


罵り合う両親を前に、自分の無力さが辛かった……提督はもちろん、俺だってたかだか中学生。

そんな俺達が何をしたって無駄……そんな現実が、俺に突き刺さったんだ……


母『いつになったら就職出来るのよ!提督達の学費はどうする気よ!?』

父『それはこっちのセリフだ!どいつもこいつも、俺を歳だからって理由で拒否しやがって……ッ!』

ショタ提督(15)『………』

28周目提督(4)『………』ビクビク

母『このままじゃ、28周目提督の学費どころか……29周目提督の海軍学校代も払えないじゃない!』

父『うるさい!弟を欲しいと言ったのはお前だろうが!1人ならそこまで悩まずにすんだのに……』

母『……何それ。私が悪いって言うの!?ふざけてんじゃないわよ!』

父『そうじゃない!せめて29周目提督だけだったら、まだ何とかなったかもしれないってことだよ!』

母『じゃあ28周目提督が悪いの!?』

父『誰も子供が悪いなんて一言も言ってないだろ!大体、こっちは職探しで忙しいってのに……』

母『それをどんな思いで私が待ってると思うのよ!?自分だけ不幸面しないで!』

父『何だと!?こっちの苦労も知らずに……!』

ショタ提督『……提督。公園、行こうか』スッ

28周目提督『……うん』ギュッ

ショタ提督『………』

ショタ提督(……くそっ!)ギリッ!


……俺は、提督を外に連れ出すことでしか……提督を守ってやれなかった。

そんな自分が、叫びたくなる程情けなかった……何もしてやれない俺自身を、ひたすら責めたんだ……心の中で……

喧嘩をする度に、提督を連れ出す毎日……もう、何ヶ月繰り返したか分からない……

気がつけば、木々は散り果て……歳が変わろうとしていた……そんなある日……


父『………』

母『………』

ショタ提督『………』

28周目提督『……っ』ギュウッ

ショタ提督(……今日もか……また提督を公園に……)

ガシャンッ!

28周目提督『ひっ……!』ビクッ

ショタ提督『……!』

父『……もう、おしまいだ。何もかも……!』

母『……それはこっちの台詞よ』

父『………』

母『………』

ショタ提督『………』


嫌な予感がした……いつもとは明らかに違う、異質な雰囲気……

その時、俺の頭の中に……最悪の展開が予想出来てしまったんだ。しかも、それは……

父『……なぁ』

母『……何よ』



父『……俺達、別れるしかないみたいだな』

母『……そう、ね』



28周目提督『……っ!』ジワッ

ショタ提督『………』


見事に的中する。そう、俺の思い描いた……いや、思い描いてしまった……1番実現してはいけないシナリオが……

ついに……両親の爆弾が爆発したことで、実現してしまったんだ……ッ!

父『……このままじゃ一家全員お陀仏だ。いっそ別れた方が取り返しがつく』

母『……2人はどうするのよ』

父『……俺はこっちを引き取る』グイッ

ショタ提督『うわっ……!』

28周目提督『え……?お、おにぃ……』


……現実を受け止められない内に、親父が俺の手を引く。

あまりに突然のことで、振り払うことも出来なかったんだ……


母『……なら私はこの子ね』スッ

28周目提督『あ……』

父『……じゃあ、早速出て行ってもらおうか。この家の持ち主は俺なんでね』

母『……分かってるわよ。ほら、行きましょう』グイッ

28周目提督『あ……やだ……やだぁ……!』ポロポロ

ショタ提督『!!』


提督の涙が目に映った瞬間、俺は全力で提督の傍に行こうとした。でも……


父『………』グイッ!

ショタ提督『……ッ!』


親父の、俺の腕を握りしめる力は……怒りと憎しみと、絶望に満ち溢れていて……

子供の俺の力では、到底逆らうことが出来なかったんだ……


ショタ提督『……っ』ジワッ

ショタ提督(くそっ……くそぉっ……動け!動けよ!俺の腕!動けよぉッ!!)

父『………』

28周目提督『お、おに……おにぃちゃ……ああっ……!』ポロポロ

ショタ提督『提督……!』ポロポロ

28周目提督『やだあああああああ!おにいちゃあああああああああああああんっ!』ポロポロ

母『ほらっ!早く行くわよ!』グイッ

28周目提督『いやだああああああああああああああああ!』ポロポロ

スタスタ… ガチャッ…

ショタ提督『………』ポロポロ

父『……行ったか』

ショタ提督『……ッ!』ギロッ!

父『……すまん。こんなことになっちまって……でも、仕方のないことなんだ……』

ショタ提督『……何が』ポロポロ

父『……!』

ショタ提督『何がしかたないだよ!親の都合で、俺達を離れ離れにして……こんなことって……!』ポロポロ

父『……すまん』

ショタ提督『ッ!!』


俺は初めて親父に……口で反抗した。でも……親父から返ってくる言葉は『すまん』の一言だけ……

もう、怒鳴る気力も無くなって……その日は、泣きながら眠りについたんだ……

予想以上にシリアスパートが長くなってしまってすみません……お風呂入って来ます。45分~1時間後に再開予定です。
ただ、眠気に負けてしまうかもしれませんので……その時は次回に持ち越すか、再開後に30分以上更新が無ければ寝落ちしたと考えて下されば幸いです。

再開します。

ショタ提督『………』カキカキ

父『……ただいま』ガチャ

ショタ提督『……お帰り』カキカキ

父『……まだ勉強を続けてたのか』

ショタ提督『……まぁな』

父『………』

ショタ提督『………』


それからは、俺は親父とは最低限の会話しかしなかった。

俺は夢を諦めきれなくて、ずっと勉強ばかりしてたんだ……その間に、親父は職探し……

……もちろん、そんな簡単に見つかるわけもない。そんな時……


父『……提督』

ショタ提督『……何』カキカキ

父『……この家を売る』

ショタ提督『……は?』

父『このままだと、どうせローンも払えなくなるんだ……それならいっそ、売り飛ばして金に変えた方が良い』

ショタ提督『………』


そう言って、親父は今まで住んでいた家を売り払い……俺達は安いアパートに引っ越すことにした。

正直、予想はしていた。給料が無い状態で……どうやってこの家のローンを払っていくつもりなんだって、ね……

そしてしばらく勉強を続けている内に……俺は、また1つ大きな選択をするんだ。

ショタ提督『………』カキカキ

ショタ提督(……このまま勉強を続けても、学費が無ければ……夢を叶えるどころか、門の前で追い払われるだけ……)カキカキ

ショタ提督『………』チラッ

父『……はぁ』

ショタ提督『………』

ショタ提督(親父は、相変わらず再就職出来ない……俺も、最終学歴は中卒のまま……このままじゃダメだ!何か……何か方法は……)

父『……こうなりゃ、しばらくはフリーターで稼ぐしか無いのか』

ショタ提督『……!』

ショタ提督(フリーター……つまり、バイトのことだよな……それって……!)


考えに考えた俺は……資金を“自分の手で”調達することに決めたんだ。

親父が金銭的に頼れないとなると……後はもう、自分しか頼れない。いや、頼るしかない!


ショタ提督『……親父』

父『……ん?』

ショタ提督『俺……バイトするよ。それで金を稼いで……提督になる』

父『……本気で言ってるのか?』

ショタ提督『あぁ。そうでもしなきゃ、夢に近づくことすら出来ないからな』

父『………』

ショタ提督『………』


どんな意見を返してきても、俺は決意を曲げるつもりは無かった。そう思ってた時、親父は………


父『……分かった。お前がそうしたいと言うのなら、俺は止めない』

ショタ提督『……良いのか?』

父『むしろ、止めるなんて出しゃばった真似……出来るわけ無いだろ。俺のせいで、お前の人生を狂わせちまったからな……』

ショタ提督『………』

父『……情けないけど、俺は……金のことでは、お前の力になってやれない。だから……親として最低のことを言うが、提督になりたいのなら……それは応援する。ただ……そこから先は、全部自力でやってほしい』

ショタ提督『……分かってる』

ショタ提督(……絶対に、提督になってやる!それで……あいつに……!)


……こうして、俺のバイトと勉強を両立する生活が始まったんだ。

そう、俺の今までの人生の中で……最も辛かった、バイト生活が……

最初の1、2年は……正直、とても学費を稼げるような状態じゃなかった。

何せ親父がまともに再就職出来て無かったから……俺と親父の生活費、そして家賃を稼ぐので精一杯だった。


コンビニ

ショタ提督(16)『……ありがとうございました』

店長『何ですか!今の接客は!』

ショタ提督『て、店長!申し訳ありません!○○製品の再入荷を待てないとお客様からクレームが来て……』

店長『とにかく!お客様に不満に思われると、こっちが大損することになりかねないんですよ!全く……』

ショタ提督『……すみません』


もう、何もかもが初めての体験で……慣れるまでが大変だった。最初はどのバイトでも失敗ばかりで……

ただ、どれだけ怒られても……それこそ、嫌味を言われても……俺は絶対に止めなかった。それに生活がかかっているんだから、止められる状況じゃなかったんだ……


パン工場

ショタ提督『……っ』

ショタ提督(ううっ……立ちっぱなしで足は痛むし、甘い臭いが充満して……気分が……)

おばちゃん『ほらそこ!手が止まってるわよ!』

ショタ提督『は、はい!申し訳ありません!』


どんなに条件が悪いバイトでも、金を稼げるなら喰らい付くようにやった。

とにかく、生活費と家賃だけじゃなく……余分の金を貯金して、少しでも学費の足しにしたいと思ったからな。

そんな中、俺の耳に数少ない良い知らせが入ってくるんだ。

父『……提督!』ガチャッ

ショタ提督『……どうしたんだよ、騒がしいな』

父『俺……ついに、ついに……!再就職先、決まったんだよ!』

ショタ提督『……え?』

父『そこの小さな工場なんだけどな……人手が足りなくて、ちょうど募集してたんだ!給料はお世辞にも良いとは言えないけど、待遇はまともらしいから……しばらくはそこで食っていける!』

ショタ提督『……そう、か。なら……』

父『……今度からは、生活費や家賃のことは気にしなくて大丈夫だ。学費の為だけに、専念してやれば良い』

ショタ提督『……分かった』


親父の再就職が決まったという知らせを聞いて、少し肩の荷が下りたような気がしたな……

何せ、俺が稼いだ金が……全部貯金出来ると考えると……それだけでも、かなり嬉しかったな……

それから俺は、以前よりバイトの量を調節して……勉強する時間を取るようにしたんだ。


ショタ提督(17)『……ただいま』

父『……おかえり。夜飯出来てるぞ?』

ショタ提督『……後で食べる。先に昨日の復習をしないと』

父『……そうか。なら、ラップに包んでおくから……レンジでチンして食っとけよ?』

ショタ提督『……分かった』

ショタ提督(……さて、今日も寝るまで頑張るか!)


朝早くにバイトへ行っては、夜遅くに帰って来て勉強する毎日……これは何年も続けたんだ。

え?何年?すぐに入学出来たんじゃないのかって?現実は、そう甘くは無かったんだ……

俺の、精神的に地獄だった日々は……ここから始まるんだ。

中途半端なところで申し訳ありませんが、今回はここまでとさせていただきます。
遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

ショタ提督『どうぞ!』つビラ

通行人A『………』スタスタ…

ショタ提督『………』

ショタ提督(今まで、ビラを配る人を大変そうだとは思ってたけど……いざ同じ立場になると、身に染みて分かるな……)

ショタ提督『……どうぞ!』つビラ

通行人B『邪魔』パシッ

ショタ提督『うっ……』


金を稼ぐためには、選り好みなんてしている場合じゃなかった。

どんなに辛そうなバイトでも、時間の許す限りシフトを入れて……朝から昼にかけて、とにかく働いた。


ショタ提督『……ただいま』

父『……遅かったな』

ショタ提督『ちょっと長引いて……早く勉強しないと……』

父『……無理はするなよ?』

ショタ提督『……分かってる』

ガチャ バタン…

ショタ提督『……明日は6時起きか。となると……これだけ睡眠時間を削れば、何とかなりそうだな。ようし……』カキカキ


夜はひたすら勉強。眠気なんて気にしていられなかったんだ……

でも、バイトをしながらの勉強は……誰が見ても分かるように、非効率だった。それでも、俺がしがみつくように勉強したんだ……

そして迎えた、合格者発表の日……


アッタアアァァァァッ!クソッ!オチタ…!エ、ウソ…ナイ…

ショタ提督(18)『………』

ショタ提督(俺の番号は……無い、か……勉強が足りなかったのか……)


……落ちた。俺は、生まれて初めて……“浪人”を経験することになったんだ。


ショタ提督『………』

ショタ提督(……諦めないぞ。たかが1浪が何だ!1年伸びたんだ!次こそは……!)


でも、俺はめげなかった。最初に失敗することくらい、珍しいことでは無いと思ったからだ。

そして、1浪目の生活が……いや、ここからどん底への入口に……足を踏み入れてしまったんだ……

ショタ提督『………』つ皿 ゴシゴシ

ショタ提督(帰ったらあの分野の復習を……うぅっ、寝不足がたたったか……目を開けているのも辛い……)ツルッ

ショタ提督『あっ……!』

ガシャーン!

店長『何の音!?あー!また皿を割って……これで何度目なんだ!』

ショタ提督『も、申し訳ございません!申し訳ございません!』ペコペコ

店長『ったく……』

ショタ提督『………』


寝不足続きの日が続いて、ミスを連発することも珍しくなかった……

時には、店長から呼び出しを受けて厳重注意を受けることさえあった……


ショタ提督『……ただいま』

父『……目に隈が出来てるぞ。少し休んだ方が……』

ショタ提督『……大丈夫』ガチャ

バタン…

ショタ提督『………』カキカキ

ショタ提督(休むわけにはいかないんだ……既に1浪してるからな……次こそは……!)カキカキ


それでも、俺はこの生活を続けたんだ。幼い頃からの夢を……こんなことで、壊されたくなかったんだ……

そして、2度目の合格発表の日……


ウカッタ!ウカッタヨ!グスッ…オチタ…イヨッシャアアアアアアッ!

ショタ提督(19)『………』

ショタ提督(……嘘、だろ……また……また無い、なんて……)

ショタ提督『………』ヘナヘナ


不合格だった……あれだけ勉強して、また門前払いされた……

衝撃だった……1年上乗せしたのに、それでも受からなかっただなんて……


ショタ提督『……くそっ!』

ショタ提督(こうなったら、2浪してやる……!次は……次こそは……ッ!)


俺は……もう、ヤケになったのかもしれない。あろうことか、また同じ生活をすることを選んだんだ……

次こそ合格する。根拠の無い希望を胸に抱いて……だけど……








現実は甘く無かった。俺に、何度も何度も……『絶望』という形で、襲いかかってくることになる……






ショタ提督『………』つ荷物 フラフラ

先輩『お、おい?大丈夫か?』

ショタ提督『平気、です……!』フラフラ

先輩『……無理するなよ?』

ショタ提督『は、い……』フラフラ

ショタ提督(全ては提督になる為……これしきのことで、めげてたまるか……ッ!)

・・・÷

ショタ提督『お待たせしました。炒飯と餃子です』コトッ

ショタ提督『ご注文は以上でよろしかったでしょうか?……ありがとうございます。ではごゆっくり……』スタスタ

後輩『凄いです、先輩!あれだけの接客を、あんなトントン拍子でこなすなんて……!』

ショタ提督『はは……もう、3年目だからな』

・・・÷

ショタ提督『海軍の仕組みは……』カキカキ

父『………』

ショタ提督『それに関係する法律は……』カキカキ

父『……提督』

ショタ提督『……用事なら後にしてくれ』カキカキ

父『……すまない』


勉強が進んでいるかは、試験を受けてみないと分からない……これが受験の怖さだったな。

それとは対照的に、バイトの経験だけは積まれていく……俺からしてみれば、スキルより知識が欲しかったけどな……

そして……3度目の正直、合格発表の日……

ウオオオオオオオ!ゴウカクダアアアアアアアッ!ソンナ…ソンナァ…!

ショタ提督(20)『………』

ショタ提督(……無い。何度探しても……無い。無い、無い、無い……)

ショタ提督『……っ』ジワッ

ショタ提督(また……俺は、合格出来なかったのか……今までの2年間は……何だったんだ……)ポロポロ


この時、初めて涙が出たな……3回も受けて『お前はいらない』と言われているようなものだったからな……


ショタ提督『………』ガチャ

父『おかえり。どうだった?』

ショタ提督『………』

父『……そう、か。悪いこと聞いたな……すまなかった』

ショタ提督『………』フラフラ

ガチャ バタン…

ショタ提督『………』ポロポロ

ショタ提督(もう、どうしたら良いか分からない……3回も受けて、1度も通らないなんて……)ポロポロ

ショタ提督『……くそっ!くそっ!くっそおおおおおおおおおおッ!!』ポロポロ

ショタ提督『どうして……どうしてなんだよ!?俺が何かしたか!?何で俺ばっかりこんな目に遭わないといけないんだよッ!くっそおお

おおおおおおおおおおおおッ!うわあああああああああああああああああああああッ!!』ポロポロ


やり場のない怒りに、叫びたくなる衝動が抑えられなかった……

今まで溜め込んだ涙を流しながら……とにかく叫ぶしか出来なかった……


ショタ提督『あああああああああああああああああッ!!はぁはぁ……』ポロポロ

ショタ提督(……俺の人生って、何だろうな……夢を抱いたと思ったら、親が離婚して……勉強しても、試験には受からないで……)ポロホ

゚ロ

ショタ提督『………』つ写真

ショタ提督(なぁ、提督……俺、どうすれば良いんだろうな……もう、色々と疲れたよ……)ポロポロ


途方に暮れて、かつての写真を見たんだ。提督と俺が映っている……今は執務室の机に置かれている、あの写真を……

そんな時……忘れかけていた、あの時の出来事を思い出したんだ……

――

ショタ提督『いいか?俺達がどうして、こうやって毎日ご飯を食べたり昼寝出来ると思う?』

28周目提督『え、えぇっと……?』

ショタ提督『……それはな?海の底から深海棲艦が襲って来ないように、艦娘が守ってくれてるからなんだ!』

28周目提督『しんかいせーかん……かんむす……?』

ショタ提督『簡単に言うと……深海棲艦は悪~いばいきんまんなんだ。皆をいじめて、それはそれは酷いことをするんだ!』

28周目提督『えぇっ!?』

ショタ提督『そこに艦娘がやって来て……アンパンマンみたいに、深海棲艦をやっつけてくれるってわけ!』

28周目提督『そ、そうなんだ……艦娘って、良い人なんだね……』

ショタ提督『おう。で、俺が勉強して目指してるのは提督……ジャムおじさんみたいに、アンパンマンを助ける人だな』

28周目提督『ジャムおじさん……』


提督に、『提督』について教えてやった。まだ離婚する前の、提督と一緒に過ごしていた日……


ショタ提督『……なぁ、提督』

28周目提督『なぁに……?』

ショタ提督『もし俺が提督になったら、お前を鎮守府に連れてってやるからな?』

28周目提督『鎮守府……?』

ショタ提督『あぁ。そこには、正義の味方の艦娘の姉ちゃん達がいっぱいいるんだ。提督は良い子だから……きっと、皆仲良くしてくれるはずだ』

28周目提督『……本当?』

ショタ提督『俺が保証する。だから待ってろ。絶対、俺が提督になって……お前を鎮守府に、招待するから!』

28周目提督『……うん!』ニコッ


提督との約束……2人だけが知っている、俺の『提督』を目指す気持ちを確かなものにした……大切な約束……

俺は、自分の愚かさに気がついたんだ……自分の為はもちろん、提督を喜ばせる為に……『提督』を目指していたんだって……!

――

ショタ提督『……そう、だよな……こんなところで、諦めてちゃ……兄ちゃん失格、だよな……』グシグシ

ショタ提督(……提督、ありがとな。俺に……夢を目指していた『大切な理由』を思い出させてくれて……!)

ショタ提督『………』つ写真

ショタ提督(……やってやるさ。受からないのなら、受かるまでやれば良い!提督……兄ちゃん、頑張るからな……!)


俺は……消えかかっていた、夢を叶える気持ちに……再び火をつけたんだ。

そのきっかけになった、提督との写真は……お守りにして、いつも持ち歩いたんだ。

バイト先、入試会場……どこに行く時も、肌身かかさず握りしめていた……それが当時の俺の、唯一の心の支えだったからな……


ショタ提督『……!』つ皿 ゴシゴシ

店長『おっ、今日は調子良いな』

ショタ提督『はい!色々と、忘れかけていたことを思い出したんです!』ゴシゴシ

店長『……そうか。なら、もう皿は割るなよ?』

ショタ提督『もちろんです!』


今までとは信じられないくらい……バイトも捗ったんだ。

そのお陰で……得られる金額も、少しずつ増えていった。とはいえ、全部貯金したけどな。

ただ……バイトが捗っていても、勉強に繋がるわけではない。4度目の合格発表では……


バンザーイ!バンザーイ!クソゥ…!

ショタ提督(21)『………』

ショタ提督(また、無かったか……これで4度目……)

ショタ提督『………』

ショタ提督(……でも、去年と違って……絶望ってことはないな。逆に考えれば、勉強の合間に更に貯金が出来るってことだ!)

ショタ提督『……提督。兄ちゃんは、絶対諦めないからな……!』


今までとは信じられない程に、俺は燃えていたんだ。不合格という結果を、もろともしなかったんだ。

そして4浪目がスタートするけど……今思えば、この時の俺が1番ガムシャラに突っ走っていたような気がするな。

バイトも勉強も全く苦じゃなくなって……今度はバイトだけでなく、勉強も信じられないくらい捗ったんだ。

そして……忘れもしない、5度目の合格発表の日……

ショタ提督(22)『………』

ショタ提督(ここに来るのも、もう慣れたな……よし、落ち着いて番号を探すだけだ……)つ受験票 スッ

ショタ提督『………』

ショタ提督(俺の番号……俺の番号……)

ショタ提督『……!』


受験者A『ちくしょう……!』

受験者B『あれだけ勉強したのに……!』

受験者C『何で去年より難しくなってたんだよ……!?あれだけ過去問演習したのに……!』

受験者D『こりゃあ、今年は合格者は少ないんじゃないか……俺だって落ちたからな……ううっ……』


ショタ提督『………』ジワッ

ショタ提督(あ……あぁ……あ、あ……っ!)ガクガク

ショタ提督『……あった。あった……俺の番号……あった……!』プルプル

ショタ提督(み、見間違いじゃないよな……?うん、何度見ても見間違いじゃない……!)ウルウル

ショタ提督『……や』プルプル


















『やったあああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!』


あの時は、人生で1番叫んだだろうなぁ……お陰で周りからも変な目で見られたからな……

でも、そんなことが気にならないくらい……嬉しかった。とにかく嬉しかった……!

ついに……何年もかかったけれど、夢が叶ったんだ……!こんなの、喜ぶなって方が無理な話だ……!

ショタ提督『……♪』スタスタ

ショタ提督(そうか……俺、ついに提督になれ……いや、正確にはまだだけど……でも、夢に一気に近づいたな……)スタスタ

ショタ提督『………』つ写真 ギュッ

ショタ提督(……お前のお陰だ、提督。お前がいなければ……俺は、ここまでたどり着けなっただろうから……)

ガチャ…

ショタ提督『……ただい』

『……まん』

ショタ提督『……?』

ショタ提督(部屋の奥から声が……)

父『すまん……すまん……!』

ショタ提督『……!』

ショタ提督(お、親父……?何やって……)

父『俺のせいで……苦労をかけて、本当にすまん……!』

ショタ提督『………』

父『あれだけバイトや勉強で辛い思いをしている提督に……何もしてやれなくて……本当にすまん……!』

ショタ提督『………』

父『こんな……こんな、子供に迷惑しかかけられない……情けないダメ親父で……本当に……ッ!』ジワッ

ショタ提督『………』

父『ぐっ……ううっ……』

ショタ提督『………』

ショタ提督(……親父)


1人佇みながら、ひたすら謝罪を繰り返す親父……これを見た時、俺はかつての自分の姿と重ねたんだ。

提督を守れず、ただ一緒にいるだけしか出来ない……いや、いることすらままならない……そんな無力な自分と……

ショタ提督「……それで俺は、卒業出来なかったら死ぬくらいの覚悟で……海軍学校に入学したんだ」

長門「………」

ショタ提督「7年にも及ぶ大量のバイト生活のお陰で、学費は何とかまかなえた。もちろん、留年しようものなら即退学状態だったけどな……」

長門「………」

ショタ提督「もう必死に勉強したさ……夢を叶えられる、最初で最後のチャンスだったんだ……もう後が無かったからな」

長門「………」

ショタ提督「それで何とか進級しつつ……中くらいの成績で卒業したんだ。そんな時、この鎮守府を紹介されて……」

長門「………」

ショタ提督「教授は『こんな見放された鎮守府はやめておけ』と言ったけど……俺も似たような、浪人という世間から見放された経験を……自ら選んだとは

いえ、経験したからな……何としてでも、ここを何とかしたいと思ったんだ」

長門「………」

ショタ提督「……それでも、時々思い出すんだ……離れ離れになった提督のことを……俺に気力を注いでくれた、大事な提督のことを……」

長門「………」

ショタ提督「……これで全部、だな」

長門「………」

ショタ提督「……この話は、今まで“誰にも話したことが無かった”……それこそ、仕事に私情を持ち込むのは良くないと思ったからな……」

長門「………」

ショタ提督「……長門になら、話しても良いと思えたんだ。この鎮守府に来て以来、いつも傍にいてくれた……君になら、ね……」

長門「………」スタスタ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……そう。長門……俺は君を、皆とは違う目で……)










ギュッ…

ショタ提督「……え?」

長門「……っ」ギュウッ

ショタ提督「お、おい……」

長門「……そんな辛いことを話させてしまって、すまなかった」

ショタ提督「……いや、そんなことはないさ。むしろ、君に聞いてもらったお陰で……随分と、気が楽になったよ。ありがとう」

長門「……提督」

ショタ提督「……ん?」

長門「私が……どうして、あなたをここまで心配するか……分かるか?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……言わずとも、答えが思い浮かぶ。でも、それがもし間違っていたら……そして、俺の抱く気持ちと違えば……俺は……)

長門「………」

ショタ提督「……っ」

長門「……提督?」

ショタ提督(……口が動かない。こんな時に、勇気が出ない自分が情けない……これじゃ、あの時と同じ……!)

長門「……無言、か。なら……私から言わせてもらうぞ?」

ショタ提督「……!」

長門「……私は」








「あなたが好きだ。それも、1人の男として……」






ショタ提督「……!」

長門「……最初は、あなたのことを『提督』として心配していたが……いつしか私は……あなたを、特別な目で見ていた」

ショタ提督「………」

長門「……放っておけなかったんだ。あなたが見せる悲しそうな顔……そればかりを考えている内に、私の中の想いは……『提督』に感じるそれでは無くな

った」

ショタ提督「………」

長門「10年……ずっとずっと、提督が来るのを待ち望んでいた……そして、ついに来てくれた……それだけでも嬉しいのに……」

ショタ提督「………」

長門「その提督が、何か悩みを抱えているとなると……全力で何とかしてあげたくなる……それが私達艦娘、全員の気持ちだ」

ショタ提督「………」

長門「だが、私は……1人、あなたに恋をしてしまった。『艦娘』としてではなく、『仲間』としてではなく……それ以上の『大切な人』として……あなたを

支えたかった」

ショタ提督「……っ」

長門「……だから、提督……返事を、聞かせてほしい……私が提督の、そのような人物となるに値しないとなれば……その時は、潔く諦める」

ショタ提督「………」

長門「……遠慮する必要は無い。思った通りの気持ち、私にぶつけてくれ!」

ショタ提督「……!」ジワッ

ショタ提督(長、門……)

長門「………」

ショタ提督「………」ウルウル

ショタ提督(……俺、最低だな……女性の方から、こんなことを言わせるなんて……)グシグシ

長門「………」

ショタ提督「……長門」

長門「……っ!」

ショタ提督「……君の本当の気持ち、しっかりと受け止めた。それなら……俺も、ちゃんと答えないとな」

長門「………」








「……長門。俺も、君のことが好きだ。もちろん、艦娘としてではなく……女性として!」






長門「!!」

ショタ提督「……ありがとう、長門。俺は、いつも隣にいてくれた……君に救われていた」

長門「………」

ショタ提督「何より、君は……俺のことを、いつもいつも気にかけてくれていた……夢を叶えて、そして……俺の中に残った、提督への後悔……」

長門「………」

ショタ提督「……そんな時、俺を元気にしてくれたのが長門だったんだ。本当に、ありがとう……!」

長門「………」

ショタ提督「……長門?」

長門「………」プルプル








長門「うえぇぇん……」ポロポロ

ショタ提督「っ!?」

長門「ぐすっ……良かった……提督に、断られなくてぇ……」ポロポロ

ショタ提督「こ、断るって……」

長門「本当は……すっごく、すっごく怖かったんだぞぅ……!もし提督に、私の告白を断られたら……多分、一生立ち直れなかった……」ポロポロ

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(そこまで思い詰めて……って、俺も人のこと言えないよな)

長門「うわぁぁん……」ポロポロ

ショタ提督「………」ギュッ

長門「あ……」

ショタ提督「……俺だって、同じだったんだ。さっき長門に聞かれた時……受け入れてもらえないことを考えたら……」

長門「………」

ショタ提督「そう思うと、何も言えなくて……」

長門「………」

ショタ提督「………」

長門「……私もあなたも、同じだったということか?」グシグシ

ショタ提督「……そう、なるな。すまない……男として、情けなくて……」

長門「そんなことはない!提督はいつも、私達の為に頑張ってくれているじゃないか!」

ショタ提督「……!」

長門「……提督は、私にとって……最高の男だ!」

ショタ提督「……真正面から言われると、照れくさいな///」

長門「……提督にとって、私はどうだ?」

ショタ提督「……言うまでもなく、最高の女性だよ」ニコッ

長門「……光栄なお言葉だ」ニコッ











「……これからも、隣にいてくれるか?」


「……もちろんさ。私は絶対、あなたから去ったりしない」









――好感度50/50

長門「この子が……」つ写真

ショタ提督「……提督だ。俺の大事な……たった1人の、弟……」

長門「……何というか、背丈は全く同じだが……顔つきはあまり似ていないな」

ショタ提督「あぁ。29周目提督と28周目提督……名前も全然違うし、何より顔もそこまで似ていないせいで……昔はよく、親友同士と間違われたな」

長門「そうか……」

ショタ提督「………」

長門「……このことは、本当に誰にも言っていないのか?」

ショタ提督「……みだりに自分の過去を語るものじゃないと思ってたもんだから……それに、さっきも言ったけど……仕事に私情を入れるのはダメだと思って……」

長門「………」

ショタ提督「………」

長門「……確かに、提督の言うことはもっともだ。でもな……」ギュッ

ショタ提督「……!」

長門「私がいる。私情なんて関係無い……相思相愛の仲なら、踏み込んだ話をしても問題無いだろう?」

ショタ提督「……そう、だな。これからは……その、また情けないことを言うけど……」

長門「………」

ショタ提督「……仕事以外の話、聞いてもらえるか?」

長門「……もちろんさ。最愛の提督の頼みだからな!」ニコッ

ショタ提督「……ありがとう」ニコッ






今月のリザルト:4ヶ月目

U-511:4/50『段々、出撃してもらうことが増えて来たな……』
ビスマルク:12.5/50『いつも強敵と戦ってもらって、すまない』
長門:50/50<END開放!>『……今まで、本当にありがとう。そして、これからも……!』
加賀:33.5/50『制空権のみならず、相手への攻撃まで……ありがたい』

5ヶ月目:上旬


長門(7周目)「何だってえええええええええええッ!?」

長門(14周目)「お、おおおおおおおお前……提督と結ばれた……だとおおおおおおおおおお!?」

長門「……まぁな」

長門(7)「くそっ!くそくそくそぉ!」

長門(14)「どうせ私のことだから、毎日頬ずりしたりハグハグしたりしているんだろう!?何て羨まけしからん!」

長門(7)「いや、いつも一緒にいられるんだぞ!?それこそ一緒にお風呂に入ったり、一緒の布団でグッスリ眠ったり……!」

長門(14)「何ぃ!?ますます羨ましいじゃないか!おのれ私ィ……!」


ショタ提督「……何だあれ」

7周目提督「あー……また長門姉ちゃんが暴走してるよ」

14周目提督「なぁに、俺達に余波が来るよりマシだろ……」

7周目提督「それはそうだけどさ……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(どこの長門も元気そうだなぁ……)


長門(7)「おい!?どうなんだ!?教えてくれ!」

長門(14)「一体どうやって提督と仲良くなったんだ!」

長門「……色々あってな」

長門(……提督が、私を信頼して教えてくれた話なんだ。例え相手が私でも、無断で話すわけにはいかない!)

長門「………」

長門(……向こうの私と立場が逆なら、私も同じことをしでかしそうだが)





↓1U-511のコンマ 好感度:4/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:12.5/50
↓3長門のコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4加賀のコンマ 好感度:33.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお長門が最大値の場合は即ENDです

加賀「………」

赤城「……どうしたんですか?」

加賀「……ここ最近、全然提督と話せていません」

赤城「あー……最初の出だしは良かったんですけどね……」

加賀「それなのに、長門さんばかり執務室に顔を出して……いえ、それ自体が悪いというわけではありませんが……」

赤城「………」

加賀「………」ソワソワ

赤城(加賀さん、かなり焦ってますね……)

加賀「……やはり、私から赴かないとダメですね」スクッ

赤城「……一応聞きますけど、どちらに?」

加賀「もちろん、執務室です!」スタスタ

赤城「ですよね。頑張って下さいね?」ノシ







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

瞬獄殺の解釈を間違っていたらすみません。


加賀「………」スタスタ

加賀(勢いで飛び出して来たけれど……提督にはどう説明すれば……)スタスタ

ワーワー ドウシヨウドウシヨウ! 

加賀「……?」

加賀(何か騒がしいわね……それも執務室辺りから声が……)スタスタ

瑞鶴「あっ、加賀さん!」

加賀「……何の騒ぎ?」

翔鶴「て、提督が……!」

加賀「提督…………ッ!?」


強盗「騒ぐな!こいつがどうなっても良いのか!?」つ銃 チャキッ

ショタ提督「………」

長門「提督……!」

強盗「こいつが殺されたくなければ、今すぐ金をよこせ!」

長門「くそっ……!」


加賀「ど、どういうことよ!?あの男、提督に何をして……!」

瑞鶴「それが、さっきあの窓から忍び込んで……」

翔鶴「近くにいた提督を人質に……!」

加賀「そんな……!」

加賀(鎮守府の警備がザル過ぎるとか、どうやって窓まで登ったとか、色々突っ込みたいところはあるけれど……よりによって、提督が人質になるなんて……!)


ショタ提督「………」

ショタ提督(……まさかこんなところで、バイトで培った技術が役に立つ時が来るとはな……)

長門(提督……っ!)

ショタ提督「……おい」

強盗「んだよ!余計な真似をしたら殺……」

ショタ提督「っ!」カッ

艦娘(ま、眩し……ッ!)

ドガドガバキバキズガッ!

強盗「ぐふぅ……」バタン

長門「……え?」

加賀「……!?」

ショタ提督「……ふぅ。いざという時の為に習った瞬獄殺……成功して良かった」

長門「……い、今だ!あの男をしろ!」

艦娘「は、はいっ!」ダッ

加賀「………」

加賀(……提督、どうやってそんな技を……いえ、13周目提督君の例を考えれば……だとしても……)






加賀の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

加賀「……!」

加賀(グズグズしてはいられません!急いで憲兵に通報しないと……!)ダッ

・・・÷

加賀(電話、電話……あった!)

加賀「……!」ポパピプペ トゥルルルルル…

ショタ憲兵『はい。こちら●●駐屯地です』

加賀「その声は……ショタ憲兵君?お願い!すぐに来て!」

ショタ憲兵『え?加賀さん?どうしたの?』

加賀「提督が強盗に殺されそうになって……!」

ショタ憲兵『何だって!?場所は!?』

加賀「29周目鎮守府です!」

ショタ憲兵『分かった!すぐに行くから待ってて!』

・・・÷

強盗「きゅう……」

金剛「提督を殺そうとするなんテ……」ズゴゴゴゴゴゴ

榛名「どう致しましょうか……」ズゴゴゴゴゴゴ

雷「八つ裂きにするのは確定だとして……」ズゴゴゴゴゴゴ

瑞鳳「人間焼きにしてあげようかな……?」ズゴゴゴゴゴゴ

ショタ提督「……皆、落ち着いて。俺なら大丈夫だから」

長門「……だが、愛する提督の命を奪おうとした相手だぞ?許せるわけが……」

バタン!

加賀「こっちです!」

ショタ憲兵「29周目提督さん!大丈夫!?」

ショタ提督「え?君は……ショタ憲兵?」

ショタ憲兵「うん!加賀さんから連絡を受けて、急いで駆け付けたんだけど……」

憲兵達「我々もいるぞ!」

ショタ提督「………」

長門「………」

加賀「………」

加賀(良かった……あの男が目を覚ます前に、憲兵達が間に合って……)





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:強盗、全力疾走で逃走
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:艦娘が文句を言い、それを提督がなだめる
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:全員から称賛される
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

03→30:トラウマになったらしい


強盗「……うぅ、ん」ムクリ

全員「ッ!?」

強盗「俺は確か…………ハッ!」

ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(銃はとっくに取り上げた。もう何も出来ないはず……)

強盗「う、うわああああああああああああああああああッ!」ダッ

全員「……え?」

強盗「命ばかりはお助けをおおおおおおおおおおおお!」ダダダダ…!

強盗(死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないいいいいいいいいいいいいッ!!)



ショタ提督「………」ポカーン

加賀「………」ポカーン

長門「………」ポカーン

ショタ憲兵「………」ポカーン

艦娘「………」

憲兵達「………」ポカーン

ショタ憲兵「……って呆けてる場合じゃなかった!早く追わないと!」ダッ

憲兵達「そうだった!待てえええええええええええええええええええッ!!」ダッ

加賀「……あの男、どうして急に逃げ出したのかしら」

長門「しかも、顔面蒼白で……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(もしかして、さっきの瞬獄殺の威力を間違ったか……?)

ショタ提督「……でも、皆ありがとうな。心配かけて……」

長門「いや、提督は悪くない。あれはどう考えても強盗のせいだ」

ショタ提督「……加賀も、連絡してくれてありがとう」

加賀「いえ……当然のことをしただけですから……」

加賀(……それにしても、銃を手放した途端逃げ出すなんて……間抜けな強盗ね……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

3×1.0=3
33.5+3=36.5/50


加賀「ということがあって……」

赤城「その強盗はどこですか?少しOHANASHIして来ます」スクッ

加賀「落ち着いて下さい!もう憲兵達が捕まえている頃でしょうから!」

赤城「……10年も待って、やっと来てくれた人なんですよ。そんな提督の命を奪う輩がいるなんて……」プルプル

加賀「まぁ、それは同意見ですけど……」

赤城「でもその人は、きっとしばらくすれば出所して……また同じことを……」

加賀「……いえ、その心配は無いと思います」

赤城「どうしてそう言い切れるんですか!?」

加賀「……提督に、本気で怯えていましたから」

赤城「……え?」

加賀「………」

赤城「あの……怯えるって、どういうことですか?」

加賀「……物理的にどう説明すれば良いか分かりません」

赤城「???」

加賀「………」

加賀(あの時、一瞬だけ眩い光が視界を奪って……気がついた時には、強盗は倒れていましたし……)

5ヶ月目:中旬


大広間

ショタ提督「……えー、それじゃあいくぞ?」つ指揮棒

艦娘「はい!」

ショタ提督「……1、2、3、はいっ!」つ指揮棒 

長門「……!」つ大太鼓 ドンドンドン!

白露「~♪」つ小太鼓 ズダダダダダダ!

榛名「ふぅーっ!」つチューバ ブォーッ!

瑞鶴「……!」つチェロ ギイィ…

夕張「ひゅ~!」つフルート

リットリオ「ふ~!」つトランペット

ショタ提督「……ストップ」

伊401「……え?」つシンバル

川内「……まぁ、この出来じゃねぇ……」つバイオリン

ショタ提督「いや、それは良いんだ。元はと言えば、俺のせいだし……」

鈴谷「くじ引きは運だから仕方ないって!私としては、この練習自体楽しいけどね♪」つトライアングル

長門「……でも、決まってしまったものは仕方ないさ。提督の為にも、オーケストラ大会を成功させるぞ!」

艦娘「おー!」

ショタ提督「……ありがとう、皆。よし、それじゃあもう1度だ!」

艦娘「はいっ!」




※どの曲かにつきましては、皆様のご想像にお任せ致します。




↓1U-511のコンマ 好感度:4/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:12.5/50
↓3長門のコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4加賀のコンマ 好感度:36.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお長門が最大値の場合は即ENDです

加賀「まだまだ勝負は分かりません」

長門「中々やるな……!」

ビスマルク「………」つ3DS ピコピコ

U-511「………」つPSvita ピコピコ


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次回に跨ぐ程にシリアスパートが長くなってしまってすみません。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

赤城「クラシックですか……」

加賀「はい……ですが、さっきの場面で私達が登場していませんでしたね」

赤城「そうですね。台詞はありませんけど、私達もしっかり練習に参加してましたもん」

加賀「………」

赤城「………」

加賀「……何かの意図を感じますね」

赤城「……はい」

加賀「………」

赤城「………」

加賀(さっきのメンバーは……)

赤城(皆、他所の鎮守府で恋人がいる組み合わせ……はぁ……)






ショタ提督「さて、何をするかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

女憲兵「この前は災難でしたね……」

ショタ提督「あはは……まさか、あんなドラマみたいな状況になってしまうとは予想外でした……」

加賀「………」

加賀(……えっ、誰?)

女憲兵「……あ、ごめんなさい。今日は視察で来たというのに……つい話し込んでしまって」

ショタ提督「いえ、大丈夫ですよ。私も丁度、仕事が一息ついたところですし」

加賀「………」

加賀(視察でやって来た憲兵でしたか……何気に女性の憲兵が登場するのは本編初ですよね)

女憲兵「そう言ってもらえると……それにしても、ここも随分見違えましたね」

ショタ提督「はい。私がここに着任したのも、鎮守府を立て直すことが1番の目的でしたから」

女憲兵「そうなんですか?」

ショタ提督「……放っておけなかったんです。10年前から放置され続けて……」

ショタ提督(……俺自身と、つい重ねてしまって……どうしても、助けたかった……!)

加賀「………」

加賀(……提督)

女憲兵「………」

女憲兵(……本当に、ここを救いたかったんですね)ニコッ





加賀の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

加賀「………」

加賀(……このまま何もしないのは、提督だけでなく……憲兵に失礼ですね)スタスタ



女憲兵「まぁ、そうなんですか……私達が駆け付ける前に強盗が気絶していたのは……」

ショタ提督「……フリーター時代に学んだ護身術が、あんな形で役に立つとは思いませんでした」

女憲兵「じゃあ、その技を使えば無敵じゃないですか!」

ショタ提督「そ、そんなことありませんよ!私の知人には、恐らく技を発動する前に食い止められてしまいます!」

ショタ提督(具体的には27周目提督や21周目提督……他にもいるけどな……)

ガチャ

加賀「……失礼します」

ショタ提督「……ん?加賀か」

女憲兵「あら、艦娘の方ですか。こんにちは、視察でお邪魔しています」ペコッ

加賀「いえ、こちらこそ……提督のお客様が見えたので、お茶を淹れてきました」

ショタ提督「……わざわざすまない」

女憲兵「……気を遣わせてすみません」

加賀「……どうぞ」つお茶 コトッ

ショタ提督「……ありがとう」

女憲兵「ありがとうございます」

加賀「………」

加賀(口に合うと良いけれど……)





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:2人共火傷する
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:提督には少し苦かったようです
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:何これ!美味しい!
好感度上昇:徳田 ×2.0

直下

徳田さんは関係ないだろやめてやれ

>>394
またミス……すみませんでした。「徳田→特大」です。
ご指摘ありがとうございます。


42→24:慌てるなぁ!


ショタ提督「ごくっ……ぶふっ!?」

女憲兵「ずず……んんっ!?」

加賀「ど、どうしました!?」

ショタ提督「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」

女憲兵「あひゅいあひゅいあひゅいあひゅい!」

加賀「………」

加賀(急に奇声を発して笑い出すなんて……)

ショタ提督「み、みふ~!」ドタバタ

女憲兵「みふみふみふみふぅ~!」ドタバタ

加賀「……えっ、もしかして火傷したんですか?」

ショタ提督「……!」コクコク

女憲兵「……!」コクコク ※涙目

加賀「………」

加賀(提督はともかく、憲兵がそれで良いんですか……いえ、誰にでもうっかりミスはあるものですが……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

5×1.0=5
36.5+5=41.5/50<リーチ!>


加賀「………」ガチャ

赤城「あ、加賀さん。お帰りなさ……」

加賀「………」

赤城「……加賀さん?」

加賀「……いです」

赤城「え……?」

加賀「長門さんだけ、ずるいです……私だって、提督のこと……凄く心配に思っていたのに……」

赤城「………」

加賀「……赤城さん」

赤城「……何ですか?」

加賀「……既に恋人がいる人のことを好きになるのは、いけないことでしょうか」

赤城「う~ん……一般的には、確かにいけないことだと思いますけど……」

加賀「………」シュン

赤城「……私達は艦娘ですし、相手が提督となると……少なくとも、法で縛られることはありません」ニコッ

加賀「……!」パァッ

赤城「………」

赤城(……気づいてしまったんですね、自分の本当の気持ちに……)

5ヶ月目:下旬


ザー… ザー…

ショタ提督「………」

時雨「………」

時雨(……窓の外を見て、落ち込んでるのかな)

ショタ提督「……はぁ」

時雨「……どうしたんだい?」

ショタ提督「……時雨か。ちょっとな……」

ショタ提督(……天候が悪くなる度に、提督が風邪を引いてないか気になってしまう)

時雨「……雨を見ていると、どことなく寂しい気持ちになるよね」

ショタ提督「……そう、だな」

時雨「でも……雨は、いつか止むさ。それと一緒に……」

ショタ提督「………」

時雨「……提督の悩んでいることも、きっと解決する時が来るよ」

ショタ提督「……!」

時雨「……だから提督。僕からは何も聞かないけど……元気、出してね?」

ショタ提督「……ありがとな、時雨」





長門「ぬおぉ……!時雨ぇ!それは私の役目だぞぉー!」

加賀「………」

加賀(……出来ることなら、私が慰めてあげたい……)





↓1U-511のコンマ 好感度:4/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:12.5/50
↓3長門のコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4加賀のコンマ 好感度:41.5/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお長門が最大値の場合は即ENDです

長門「ゴール!コンマの神は私に微笑んでくれたか!」

加賀「そん、な……ここまできて、この仕打ちだなんて……!」ジワッ

ビスマルク「………」つせんべい バリバリ

U-511「………」つポテチ モグモグ


こうして、弟想いの提督とながもんの29周目は幕を下ろしました。
続いて艦娘安価へと移ります。

※このレスではまだ安価を取りません。

恒例の注意事項です。

※今回登場した艦娘(加賀、ビスマルク、U-511)はNGです。
※ENDを迎えた艦娘(長門)はNGです。
※深海棲艦もNGです。
※浦風は安価下にします。
※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、5周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。
★※反転コンマで判定します。

次の>>1のレスからスタートです。

1人目


↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100扱いです
※同数の場合は更に反転コンマ対決

1人目:ポーラ(58→85)

2人目


↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100扱いです
※同数の場合は更に反転コンマ対決

同数なのでもう1度判定します

↓1霰のコンマ
↓2ローマのコンマ

反転コンマが高い方を採用します

2人目:霰(03→30)

3人目


↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100扱いです
※同数の場合は更に反転コンマ対決

3人目:ヴェールヌイ(68→86)

ラスト4人目!


↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100扱いです
※同数の場合は更に反転コンマ対決

4人目:アイオワ(49→94)

というわけで、記念すべき30周目ヒロインは
ポーラ、霰、ヴェールヌイ、アイオワとなります。
……どことなく24周目と似ている気がします。


続いて3の倍数周限定!提督の設定安価へと移ります。

※このレスではまだ安価を取りません。

注意事項です。
※性別は男、外見年齢は10歳前後で固定です(年齢操作自由、男の娘等はOKです)。

※あまりにもぶっ飛んだ設定は多数決を取らせていただきます。
>>1は軍事知識がほぼ皆無です。

23:05前後の>>1のレスから開始します。それまで提督の設定を練ってお待ち下さい。

30周目提督の設定


↓1~↓8でコンマが最大の設定採用

※同数の場合は更に反転コンマ対決
※23:08時点で↓8まで埋まらなかった場合、それまでの安価でコンマが最大のものを採用します

すみません!反転コンマによる記述を忘れていました!
申し訳ございませんが、今回はこちらのミスなので提督の設定につきましてはそのままのコンマで判定致します。
よって『平行世界を自由に移動できる提督』(98)とさせていただきます。
次回(33周目)は反転コンマで判定します。何度もご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございません。

それではエピローグ&オープニングを書いてきます。よって今回はここまでです。
お陰様で30周目までたどり着きました!本当にありがとうございます!
エピローグ&オープニングは出来る限り早く完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

エピローグを投下します。オープニングはもう少しお待ちください。

ショタ提督「……悪いな。付き合わせちゃって」

長門「気にしなくて良い。私と貴方の仲じゃないか」

ショタ提督「……ありがとう」

長門「……あぁ」

ショタ提督「………」

長門「……夕日が沈んでいくな」

ショタ提督「……そうだな」

長門「………」

ショタ提督「………」

長門「……提督」

ショタ提督「……ん?」

長門「やっぱり、ここ(かつて26周目提督が寝転がっていた草原)に来たのは……弟のことか……?」

ショタ提督「………」

長門「………」

ショタ提督「……まぁ、大方はそうなる」

長門「そう、か……」

ショタ提督「……昔は、こうやって2人で草原に寝転んで……一緒に雲を見たこともあった」

長門「………」

ショタ提督「……こうしていると、その時のことを思い出すんだ」

長門「………」

長門(提督……)

ショタ提督「……もちろん、いつもそんなことを思っているわけじゃない。今は艦娘を支えることが俺の仕事だからな」

長門「……!」

ショタ提督「ただ、時々は……こうして、自分の夢が叶ったのは……提督のお陰だということを忘れない為にも……懐かしむだけじゃなく、自分を奮い立た

せる為にも……ここに来る」

長門「………」

ショタ提督「……そのことを、長門には言っておきたくてな。ほら、恋人に隠し事はダメだからさ……」

長門「………」

ショタ提督「………」

長門「……ありがとう。その一言だけで、私はまた頑張ろうと思える。あなたの為に……!」

ショタ提督「……嬉しいことを言ってくれるなぁ」

長門「………」

長門(でも、提督は……)

ショタ提督「………」

長門「……弟さんとは、何とか会える手立ては無いのか?」

ショタ提督「……もちろん、今まで何度も探そうとした。でもな……提督が住んでいる場所も分からない。いくら調べても……何の情報も得られなかったん

だ……」

長門「……っ」

ショタ提督「……親父も、仕事が落ち着いてきた時……何度かお袋と復縁したいと言っていたが、居所が全く分からない以上……なす術がなかったんだ……」

長門「………」

ショタ提督「……すまない。また暗い話をしてしまって」

長門「………」スッ

ポスッ

ショタ提督「……!」

長門「……提督は私に遠慮し過ぎだ」ナデナデ

ショタ提督「………」

長門「前に言っただろう?好きな人のことなら、力になってあげたい。悲しい顔を見ているのは、耐えられないって……」ナデナデ

ショタ提督「………」

長門「……私では、弟さんの代わりにはなれない」

ショタ提督「………」

長門「……でも、貴方の傍にいることは出来る!」

ショタ提督「……!」

長門「だから、提督……辛い時は、私に思いっきりぶつけてほしい。寂しさ、怒り、憎しみ、後悔……何でも良い。貴方がそれで苦しい思いをしているというのなら、それを全部受け止める」ナデナデ

ショタ提督「長、門……」

長門「……私も、貴方に救われたからな」

ショタ提督「え……?」

長門「貴方がこうして、この鎮守府に来てくれなければ……私はいずれ、心が壊れてしまっていたかもしれない……」

ショタ提督「………」

長門「でも、提督は……私達の不安を、全部吹っ飛ばしてくれた。暗闇の中から、私達に……私に、手を差し伸べてくれた!」

ショタ提督「………」

長門「……それだけでも、一生分の幸せを貰った。ならば今度は、私の番だ。どんなことがあっても、私は貴方から決して離れたりしない!」

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督「……そんな嬉しい言葉……いつ振りだろうな……」ウルウル

長門「………」ギュッ

ショタ提督「あ……」

長門「……今なら誰もいない」

ショタ提督「……うぐっ……」ポロポロ

長門「………」ナデナデ

ショタ提督「提督……どこに……どこに行っちゃったんだよぉ……!」ポロポロ

長門「………」ナデナデ

ショタ提督「会いたいのに……今すぐにでも……お前を抱きしめてやりたいのに……ッ!」ポロポロ

長門「………」ナデナデ

ショタ提督「ぐすっ……何で……何でなんだよぉ……!俺が何したって言うんだよぉ……!」ポロポロ

長門「………」ナデナデ

長門(……ずっと、我慢していたんだな。私達の前で、心配をかけまいと……1人で溜め込んで……)ナデナデ

ショタ提督「えぐっ……提督ぅ……てぇとくぅ……ッ!」ポロポロ

長門「………」ナデナデ







ショタ提督「……恥ずかしいところを見せてしまったな」グシグシ

長門「いや、むしろ嬉しい。私だけが、提督の素顔を見たようでな……♪」ニコッ

ショタ提督「……///」

ショタ提督(……敵わないな、長門には)

長門「……っと、そうしている間に空も暗くなってきたな」

ショタ提督「本当だ……そろそろ帰った方が良いか」

長門「だな……立てるか?」スッ

ショタ提督「……ありがとう。んしょっと……」スクッ

長門「……行こう」ギュッ

ショタ提督「……あぁ」ギュッ





ショタ提督「……丘を降りるだけで、随分暗さが増したな」

長門「春が近づいてきたとはいえ、まだ寒い時期だからな……」

ショタ提督「時計は……あった。今は…………ッ!?」

長門「……どうした?」

ショタ提督「まずい!もう7時前だ!」

長門「な、何!?となると……」

ショタ提督「間宮達が夕食を用意して待っている時間だ!」

長門「大変だ!こうしちゃいられない!走るぞ、提督!」ダッ

ショタ提督「あ、あぁ!」ダッ

長門「私達の都合で皆を待たせるわけにはいかない……!」シュタタタタタッ!

ショタ提督「うわっ、もう見えなくなった……ってそんなことを言ってる場合じゃない!俺も早く鎮守府に……!」タッタッタ…!


ドンッ


「わっ」コテン

「ひゃっ!?司令!?」

「司令官さん!?」

ショタ提督「うわっとと。すみません……大丈夫ですか?」スッ

「あ、はい…………あっ」

ショタ提督「……!」

「……?」

「……あの、司令官さん……?」

「……も、もしかして……」

ショタ提督「君、は……!」








ショタ提督「……提、督……?」

28周目提督「……兄、さん……!?」






酒匂(28周目)「……え?」

電(28周目)「今……“兄さん”って……」

長門「おーい提督ー!置いていってすまな…………ん?」

ショタ提督「……あの、人違いだったら申し訳ないけど……君の本名って……28周目提督か?」

28周目提督「は、はい……そ、それなら……貴方は、29周目提督さん……ですか……?」

ショタ提督「………」コクリ

28周目提督「……じゃ、じゃあ!」

ショタ提督「……10年振り、だな。提督……!」ジワッ

28周目提督「あ……あぁ……!」プルプル









28周目提督「兄さああああああああああああああんッ!!」ダキッ

ショタ提督「提督……ッ!」









酒匂「……えっ、本当に司令のお兄さんなの!?」

電「間違いありません!司令官さんの、あの喜びよう……絶対に本人なのです!」

長門「……みたいだな。提督も、今までに無いくらい嬉しそうな顔をしている」

酒匂「え?あの……貴女は……」

電「どちらの長門さんですか?」

長門「……29周目鎮守府だ。2人は……」

酒匂「28周目鎮守府ですけど……あっ!」

電「私も28周目鎮守府……あぁっ!」

長門「……なるほどな。すれ違いと言う奴は……本当に厄介なものだ……」

28周目提督「兄さんッ!兄さん兄さん兄さん兄さん兄さああああああああああんッ!!」ギュウウウウウッ!

ショタ提督「提督……会いたかった……ずっと会いたかった……!」ポロポロ

28周目提督「僕だってぇ!本当に……今まで……どれだけ会いたかったか……ぐしゅ……うわああああああああああん!」ポロポロ

ショタ提督「……っ」ポロポロ

28周目提督「うええええええええええええええん!寂しかったよおおおおおおおおおおおお!兄さあああああああああああああんっ!!」ポロポロ

ショタ提督「提、督……!」ポロポロ

ショタ提督(……あぁ、同じだ……10年前の……あの時の……提督の温かみ……!)ギュッ

28周目提督「うわああああああああああああん!」ポロポロ

ショタ提督「……っ!」ポロポロ

28周目提督「兄さあああああああああんっ!」ポロポロ

ショタ提督「提督……ッ!」ポロポロ







酒匂「ぐすっ……司令……!」ポロポロ

電「こんな奇跡って……あるんですね……!」ポロポロ

長門「……っ」ジワッ

長門(ダメだ……涙を堪え切れない……ッ!こんな、こんな感動的な再会を見せられて……耐えられるわけ、無いだろう……ッ!)ポロポロ

酒匂「良かったぁ……本当に……!」ポロポロ

電「はい!司令官さん……今までの寂しさが爆発して……!」ポロポロ

長門「……これは、しばらく泣き止まないだろうな……」ポロポロ

28周目提督「ぐすっ……」ポロポロ

ショタ提督「……落ち着いたか?」

28周目提督「……うん」

ショタ提督「そうか……お前も、提督になったのか……立派になったな」ナデナデ

28周目提督「……ううん。僕なんてまだまだだよ。兄さんに追いつこうとしても……全然、ダメダメで……」

ショタ提督「……そうなのか?」チラッ


酒匂「いえいえ!司令は、本当に私達のことを考えてくれてます!」

電「時には休憩を忘れるくらいに……そんな司令官さんが、私達は大好きです!」


28周目提督「ちょ、ちょっと……///」

ショタ提督「……ほら。やっぱりな」ナデナデ

28周目提督「……えへ///」

ショタ提督「………」ナデナデ

ショタ提督(……長い間見ない内に、こんなにたくましくなって……)

28周目提督「……兄さんも、夢を叶えたんだね」

ショタ提督「まぁな……ただ、俺は皆に迷惑をかけてばかりで……」

28周目提督「……そうなんですか?」


長門「とんでもない。いつも仕事仕事と走り回っている……私達の、いや……私が大好きな、自慢の提督だ!」


ショタ提督「お、おい……///」

28周目提督「……ほらっ。兄さんは、やっぱり頼りになるんだね!」ニコッ

ショタ提督「……///」

28周目提督「………」

28周目提督(……いつの間にか、兄さんと同じ目線になってる……何だか、不思議な感覚だなぁ……)

28周目提督「それにしても、兄さんがあの山のふもとの鎮守府にいたなんて……全然知らなかったよ……」

ショタ提督「俺も、まさか28周目鎮守府にいるとは思わなかったな……」

兄弟提督(6周目提督〈君〉が見ていた場所って……俺の〈兄さんの〉鎮守府だったのか……)

28周目提督「……そういえば、他の提督の人も全然そんなこと言ってなかったよ?」

ショタ提督「……話してないからな。こういうことは、あまり人に話すことではないと思ったから……」

28周目提督「そう、だったんだ……僕は逆に、皆に言っちゃった……」

ショタ提督「いや、俺が言わないってだけで提督は悪くないさ。でも、俺が言っておけば……誰かが気づいて、俺達を会わせてくれただろうから……やっぱり、俺が悪いな……」

28周目提督「そ、そんなこと無いよ!兄さんは何も悪くない!ただ、僕達が全然出会わなかったのが1番の原因だし……」アセアセ


酒匂(確かに……)

電(今まで、29周目鎮守府があることを知らなかったのです……)

長門(近隣の鎮守府同士では、新しい提督が着任すると連絡が回るようになっているはずだが……)


28周目提督「……あれ?じゃあ兄さんは新年会に来てなかったの?」

ショタ提督「いや、出席したぞ?ただ、トイレに入っていたもんで……到着は遅れてしまったんだけどな……」

28周目提督「……そうなんだ」

28周目提督(僕は先に帰っちゃったから……その後に、兄さんが入れ違いで……)

ショタ提督「……ここまでくると、偶然とは思えないな」

28周目提督「うん……でも……!」ダキッ

ショタ提督「……!」








「こうやって、また……兄さんに会えただけでも、僕は幸せだよ……?」

「……それは同感だな。俺も……提督と再会出来た嬉しさで、胸がはち切れそうだ……!」

「……兄さんっ!」

「……提督!」




「司令……良かった……!」

「私達も、大好きな人が笑顔になって……凄く嬉しいのです!」

「そうだな。やはり……愛する人の悲しそうな顔より、笑っている顔を見ていたいからな……!」






足柄(28周目)「………」

足柄(良かった……提督、お兄さんと再会出来たのね……)ジワッ

足柄「……あら?」ポロポロ

足柄(おかしいなぁ……どうして……どうして、涙が……)ポロポロ

足柄「……私、は……提督が幸せになって……くれれば……それで良い、のに……」ポロポロ

足柄(……止まりなさいよ。止まりなさいったらぁ……!)ポロポロ

足柄「……っ」ポロポロ

足柄(どうして……どうして、涙は……我慢しようとしていても……あふれ出てしまうの……?)ポロポロ

足柄(必死に……自分の悲しい気持ちを、隠そうとしてるのに……!)ポロポロ


「……ぐすっ」


足柄「……え?」チラッ



加賀「……っ」ポロポロ

加賀(泣いてはダメ……提督が、あんなに幸せそうなのに……それを見て、泣くだなんて……!)ポロポロ

加賀「………」ポロポロ

加賀(……でも、やっぱり……本音は隠せないのね……堪えようとすれば、それ以上に……っ!)ポロポロ

加賀「……ぐすっ」ポロポロ

加賀(……こんなところ、赤城さんや他の人達には見せられません……)ポロポロ

加賀(こんな……自分の恋が叶わなかったからって、そんな理由で泣いているだなんて……!)ポロポロ








足柄「……加賀、さん?」ポロポロ

加賀「っ!?あ、足柄……さん……?」ポロポロ

足柄「どうして……ここに……」ポロポロ

加賀「それはこっちのセリフです……貴女こそ、どうして……」ポロポロ

足柄「………」ポロポロ

加賀「………」ポロポロ

足柄「……もしかして、左で嬉しそうな子のことを……」ポロポロ

加賀「……では、貴女は……右で笑顔の子を……」ポロポロ

足柄「………」ポロポロ

加賀「………」ポロポロ

足柄「……どうやら、私達……」ポロポロ

加賀「……お互い“失恋同士”ということですね……」ポロポロ

足柄「えぇ……本当に、こんな共通点を持つ人……いえ、艦娘と出会えるなんて……」ポロポロ

加賀「……出来ることなら、反対の共通点で出会いたかったわ……」ポロポロ

足柄「……でも、それはもう……叶うことのない、遠い夢……」ポロポロ

加賀「……はい。私達では、到底辿り着くことの出来ない……高い壁……」ポロポロ

足柄「………」ポロポロ

加賀「………」ポロポロ













「提督……お兄さんと、そして……酒匂ちゃん達と、幸せにね……?ぐすっ……ううっ……!」


「……提督。大切な人と……そして、長門さんと……末永く、お幸せに……!えぐっ……ぐしゅ……!」













酒匂・電 HAPPY END!

長門 HAPPY END!




――28周目提督・29周目提督 TRUE END!

既にお気づきかと思いますが、28周目と29周目は同時進行で物語が進んでいました。
ただし、2人は度重なる擦れ違いで……エピローグまで、お互い一切顔を合わせていません。

オープニングも、明日~明後日には投下出来るかと思います。
お待たせして申し訳ありません。

オープニング、投下します。

オープニング



世の中には、幾多の分岐点が存在する。


その度に、歴史はそれぞれ違う方向に枝を伸ばして行く。


そして、それらは無限の結末を秘めている。


これが所謂パラレルワールド。言い換えれば、異なる可能性を持つ……平行世界。


人々は様々なメディアを通し、パラレルワールドを考えた。想像した。頭で思い描いた。


では、もし本当にパラレルワールドへ移動出来るとしたら……?


貴方は移動する?それとも移動しない?


その答えは千差万別であるが……







これは、そんな我々の想像を現実にしてしまった、1人の少年の物語。


異世界から、この現実世界へ舞い降りて来た……イレギュラーな存在の、大いなる宇宙の……僅かな1ページ。


それでは、我々も覗いてみることにしよう。


その少年が、何を思い……何を考え、この世界に現れたのかを……そして……


その少年が出会った者達は、彼とどのような経験をするのかを……









―――――――

――――

――




「………」トコトコ

音の無い町の中を、僕の足音が響いてゆく。
まるで時が止まったかのような、皆が寝静まった……夜明け前。

「……あっ、見えてきた!」トコトコ

僕の目指す場所……まだ骨組みすら未完成の、将来は艦娘のお姉ちゃん達が集まる……鎮守府。

「………」トコトコ

(ふふっ……早く会ってみたいなぁ。艦娘のお姉ちゃんって、どんな人なんだろう……)

知識でしか知らない……いや、その知識すらも十分に持っていない僕にとっては……
お姉ちゃん達に出会うということは、それこそ世紀の大発見と同じくらいの喜びがある。

「……流石に、この時期だと警備のおじさん達もいないみたい。予想通り……お邪魔しま~す」トコトコ

不法侵入だとは分かっていても、僕の好奇心は止められない。
今までずっと楽しみにしてきた、お姉ちゃん達と出会うチャンスなんて……これっきりかもしれない。

「………」トコトコ

前へ前へと進んで行く。1足進む度に、膨れ上がる期待を押さえ込みながら……
真っ直ぐ真っ直ぐ、目指す場所へ向かって行く。

「………」トコトコ

(ここが入り口だとすると……ここが廊下だから……ここからこう行って……)トコトコ

この手探り感覚ですら、膨らんだ期待へ空気を送り込むようなもの。

「………」ピタッ

(……ここ、かな?)

辺りを見回し、もう1度確認する。
ここが、僕の目指していた場所なのかを……

「……うん。きっとそうだ!」

(着いたんだ……この場所こそが、いずれ……執務室になる場所……!)

高まる胸の鼓動を感じながら、僕は静かに目を閉じる。
僕がどうしてここに来たのか……それは――

「……ようし。それじゃあ“いつものように”やってみよう!せーのっ……!」

(行きたい世界を想像して……飛べっ!)パシュンッ!


シーン…










――お姉ちゃん達に会いたいから!

――30周目鎮守府


ポーラ「………」

霰「………」

ヴェールヌイ「………」

アイオワ「………」

ポーラ「……中々登りませんね~」

霰「……早く起き過ぎちゃった?」

アイオワ「でも、こうやってサンが登るのを待つことも……ソゥグッド!」

ヴェールヌイ「同感だね。ほら、そんなことを言っている内に……」

ポーラ「あ……」

霰「……水平線が、下から光って……!」

アイオワ「……これはもしや!」

ヴェールヌイ「……!」



太陽「」サァ…!



ポーラ「……初日の出、見えました~!」

霰「……綺麗」

アイオワ「ワァオ!ビューティフォー!これよ!これこそ日本のハッピーニューイヤーにふさわしいイベントね!」

ヴェールヌイ「そうだね……これは、何度見ても飽きない」

ポーラ「……結局、去年は提督……来てくれませんでしたね~」

霰「……こればかりは、仕方ないと思います。私達は、新しい司令官が来てくれるのを……」

アイオワ「……私達は、ずっとウェイトし続けるのが義務だもの」

ヴェールヌイ「……でも、出来ることなら早く来て欲しいかな」

ポーラ「それは私も……いえ、私達の総意ですよぉ~!」

霰「……うん」

アイオワ「中には20年近く待たされた鎮守府もあるぐらいだし……出来れば、同じ道を辿らないことを祈るしか……」

ヴェールヌイ「………」










パシュウンッ!

30周目ヒロイン「きゃっ!?」

「到着~…………って、あれ?地面が無いよおおおおおおおぉぉぉぉ……」ヒュウウウゥゥ…

ポーラ「い、今……」

霰「空中に……男の子が……」

アイオワ「ホワァイ!?どういうこと!?マジック!?いや、それとも超常現象!?」

ヴェールヌイ「こんなことって……」

バシャアアアアアアンッ!

「ひいぃぃぃっ!?冷たああああああいっ!?」

ポーラ「っ!お、驚いてる場合じゃありませ~ん!」ダッ

霰「さっきの子、海に落ちたみたい……!」ダッ

アイオワ「ええっ!?早くレスキューしないと!」ダッ

ヴェールヌイ「今の時期の海は極寒……急がないと、あの子が死んじゃう……!」ダッ





「うぅ……あ、ありがとう……死ぬかと思っちゃった……」ブルブル

ポーラ「良かったぁ~……間に合って~!」

霰「……もう少し、ストーブに近づいて?でないと風邪引いちゃうから……」

「う、うん……寒いよぅ……」ブルブル

アイオワ「……でも、どうして突然スカイに現れたの?まるでテレポートしてきたみたいに……」

ヴェールヌイ(少なくとも、27周目提督ではないみたいだし……それに、あの子ならこんなミスはしないはず……)

「それはね……へくちっ!う゛ぅ゛……パラレルワールドから来たから……」ブルブル

30周目ヒロイン「……パラレルワールド?」

「うん……でも、まさか僕の世界と地形まで違うなんて……こんなの、予想してなかったよぅ……」ブルブル

ポーラ「……なるほど~」

霰「確かに……それなら、辻褄が合うかも」

アイオワ「まさか異世界から来日するなんてね!人間、生きているとどんなサプライズが起こるか分からないわ!」

ヴェールヌイ(……私達は人間じゃないけどね)

「……あの、驚かないの?」

30周目ヒロイン「え?」

「だ、だって……くしゅんっ!『パラレルワールドからやって来た』なんて言ったら……普通ならびっくりすると思ったんだけど……」

ポーラ「あ~……それはですね~、ポーラ達には……とんでもない知り合いがいますから~……」

「とんでもない……?」

霰「……幽霊の男の子とか」

「……えっ、幽霊!?」

アイオワ「他にも、ヒューチャーからやって来たボーイや……大コスモから来たボーイ(?)もいるわよ?」

「ヒューチャー……大コスモ……えっと、未来人と宇宙人……えぇっ!?」

ヴェールヌイ「後は……800年間生き続けている不老不死の子とか、超能力を使える子とか……」

「……………………」

(す、凄い……!流石パラレルワールドだよ……!僕が想像してたより、ずーっと凄いよぉ……!)

「……そう、なんだ。それじゃあ、驚かないのも無理ないね!」

ポーラ「……ところで、君はどうしてここに来たんですか~?」

「え?もちろん、提督だからだよ?」

霰「“提督”…………えっ、新しい司令官?」

「うんっ!そういうこと!」

アイオワ「でも、それならユーの世界の鎮守府に着任すれば良かったんじゃ……」

「それは無理だよ。まだ建設中だったから」

ヴェールヌイ「……それで私達の世界に来たってことか」

「その通り!」

ポーラ「それなら歓迎しますよ~!」

霰「うん。今、この鎮守府には司令官がいなかったから……」

アイオワ「そういうことなら、これから新しいアドミラルとして……ナイストゥミーチュー♪」

ヴェールヌイ「……よろしくね、司令官」

ショタ提督「こちらこそ!それじゃあ、今日から僕……30周目提督が、この鎮守府で提督として頑張っちゃうよ~!」

ショタ提督(いよいよ、艦娘のお姉ちゃん達との生活かぁ……元の世界の代表として、しっかりしなきゃ!)

ショタ提督「……はっ、はっ……はっくしゅんっ!」

ショタ提督(でも、その前に温まろっと……次からは、もっと気をつけなきゃ……)











こうして、パラレルワールドからやって来たガチショタ提督と艦娘達の鎮守府生活が始まりました。

今更すぎるけど>>3の4周目提督の特徴が「虐待」だけはどうなんだ
何か提督「が」虐待でもしてるように見える

21:30~23:00頃開始予定です。

>>503
確かに……ご指摘ありがとうございます。
次スレからは「虐待を受けた少年」に書き換えます。

始めます。

1ヶ月目:上旬


大潮「はぇ~、パラレルワールドから来たんですか!」

ショタ提督「うんっ!」

霰「……司令官は、自由に異世界に行けるってこと?」

ショタ提督「そうそう!頭の中で、行きたい世界を想像すれば……そのままシュパッて!」

ザラ「なるほど……となると“この世界の”提督は……」

ショタ提督「いないはずだよ。ここに来る時“僕が存在しない世界”って想像したから!」

ポーラ「細かい微調整も出来るんですね~」

ショタ提督「それだけじゃないよ?行こうと思えば、いつでも他の世界に行けるし……もちろん、1度行ったことがある世界もね?実際、別世界の僕自身と出会ったこともあるんだ~♪」

アイオワ「ドッペルゲンガー!?」

ショタ提督「ちょっと違うかな?色々な僕がいたなぁ……僕と同じように“提督”を目指している僕もいれば、道を踏み外しちゃった僕もいたし……」

雷「……宇宙って広いのね」

ショタ提督「あはは……」

ヴェールヌイ「……そういえば、司令官は“鎮守府が建設されていない”からこの世界に来たんだよね?」

ショタ提督「そうだよ?」

ヴェールヌイ「それなら……どうして、既に建設された鎮守府に着任しなかったんだい?」

ショタ提督「あー……まだ言ってなかったね。僕の世界では、まだ艦娘のお姉ちゃん達は“存在していない”んだ」

30周目艦娘「……え?」

ショタ提督「正確には“艦娘を建造する技術が確立していない”のかな。僕が通った特別学校も、まだ建設されたばかりで……それに、僕の住んでいた世界では“提督”自体、難関資格の1つみたいな扱いなんだ」

霞「……私達がいない世界から来たってこと?」

ショタ提督「うん。お姉ちゃん達のことは、授業で“いずれこのような人間と同じ姿の軍艦が実現する!”としか……だから、待ち切れずに僕だけこの世界に来ちゃったの!“艦娘のお姉ちゃん達が実在してる世界”に!」

アイオワ「なるほど……ん?ストップ。その言い方だと……パラレルワールドへ移動出来るのって、アドミラルだけなの?」

ショタ提督「その通り!あ、いや。その気になれば他の人も一緒に連れて行くことも出来るよ?ただ……最初から、こうだったわけじゃないんだけどね」

30周目艦娘「……?」




↓1ポーラのコンマ 好感度:0/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:0/50
↓4アイオワのコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

雷「パラレルワールドかぁ……何というか、想像が広がるわね!」

ヴェールヌイ「そうだね。この世界ではあり得ない……起こっていないことも、別世界ならあり得るからね」

雷「となると、深海棲艦が存在していない世界もあるのかしら?」

ヴェールヌイ「もちろんあるはずだけど……ただ、その世界だと……」

雷「……きっと、私達も存在してないわよね」

ヴェールヌイ「……戦う必要がないなら、軍艦を作る必要も無いからね」

雷「……奥が深いわね、パワレルワールドって!」

ヴェールヌイ「というより、考え出したらキリが無いな……」

ヴェールヌイ(……司令官が住んでいた世界は、どんなところなんだろう)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「よーうし!今日はスマブラしよっか!」

ショタ提督(平行世界1)「いいね~!」

ショタ提督(平行世界2)「………」コクリ

ショタ提督(平行世界3)「チッ……」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……驚いた。流石司令官だね……まさか、別世界の自分自身を連れて来てゲームするなんて……)

ショタ提督「僕は断然マリオ!」

ショタ提督(平1)「なら僕はカービィ!」

ショタ提督(平2)「……ルイージ」

ショタ提督(平3)「人がゴロゴロしてたところにドカドカ上り込んできやがって……」

ショタ提督「そんなこと言って、本当はゲーム好きなんでしょ?」ニヤニヤ

ショタ提督(平1)「なんだかんだ、楽しそうにしてるもんね?」ニヤニヤ

ショタ提督(平2)「……ツンデレ?」

ショタ提督(平3)「う、うっせえな!やるんなら早くやれ!///」フシッ

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(やっぱり、パラレルワールドによって性格にバラつきが出ている……司令官と同じくらい朗らかな子もいれば、無口な子や……)

ショタ提督「ステージはどうする?」

ショタ提督(平全員)「ランダム!」

ショタ提督「オッケー!」

ヴェールヌイ(……変にねじ曲がっている子も)






ヴェールヌイの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「うおりゃー!」カキーン!

ショタ提督(平1)「ああっ!よりによってホームランバットが当たるなんて~!」

ショタ提督(平2)(……このレイガン、投げた方がよさそう)

ショタ提督(平3)「おい!ボムへいこっちに投げてくんな!」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(確か、このスマブラには8人乱闘が出来たはず……それなら……!)ダッ

・・・÷

響(18周目)「え?30周目提督達と……」


雷(19周目)「スマブラで対戦?」


暁(25周目)「面白そうね!参加するわ!」


電(28周目)「ゲームでも電の本気を見せるのです!」

・・・÷

ショタ提督「次はどこがいい?」

ショタ提督(平1)「そうだなぁ……」

ヴェールヌイ「司令官!」バーン!

ショタ提督「わっ!てヴェールヌイお姉ちゃん?それに……」

響「ここの私に誘われてね」

雷「8人乱闘、やりましょ!」

暁「例え鎮守府が違っても、暁型のチームワークを見せてやるわ!」

電「30周目提督君……勝負なのです!」

ショタ提督(平2)「……どうする?」

ショタ提督(本人&平1)「僕は別に良いよ?」

ショタ提督(平3)「……喧嘩を売って来たってんなら、真正面から叩き潰してやる」

ヴェールヌイ「決まりだね。勝負はチーム戦、タイム制バトルでポイントが多いチームの勝ち。それで良いかな?」

全員「オッケー(なのです)!」





反転コンマ判定:勝負の行方は?

01~49:提督チームの勝ち
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:暁型チームの勝ち
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:接戦!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

11:好スタート!


ショタ提督「えぇいっ!」

響「当たらないよ!」

ショタ提督(平1)「隙あり~!」

雷「きゃっ!やったわね~!」

ショタ提督(平2)(下手にスーパージャンプパンチを放つと避けられるから……フェイントでダブルキックかな)

暁「このまま一気に……ちょっと!いきなりキックしてこないでよ!」

ショタ提督(平3)「くっ……こいつ、ちょこまかと……!」

電「それはお互い様……なのです!」


ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(凄い……両チーム共、見事に実力が均衡している……これは時間内に勝負がつかないかもしれない……!)


ショタ提督「あ、スマッシュボール!」

暁雷「もらったぁ!」

ショタ提督(平1・3)「そうはさせないよ(させるか)!」

ショタ提督(平2)「………」

電(この30周目提督君……着実に、避けにくい攻撃を繰り出してくるのです……!)


ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……ストック制に変えた方が良いかな)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

2×2.0=4/50


ショタ提督「はぁはぁ……」

響「何度勝負しても……」

ショタ提督(平1)「決着がつかないよ……」

雷「貴方達、強いのね……」

ショタ提督(平2)「……君も」

暁「……何か釈然としないわね」

ショタ提督(平3)「それはこっちの台詞だ……」

電「……でも、凄く楽しかったのです!」

ヴェールヌイ「……お疲れ様。見ているこっちも楽しませてもらったよ」パチパチ

ショタ提督(本人&平1)「えへへ~♪」

暁「でも、どうせなら圧勝が良かったわね」

ショタ提督(平3)「……ふん」

ショタ提督(平2)「……ありがとうございました」ペコッ

電「いえいえ、こちらこそ……」ペコッ

ショタ提督「皆、今日はありがとう!それじゃあ、元の世界に送って行くね?」

ショタ提督(平1)「うんっ!」

ショタ提督(平2)「………」コク

ショタ提督(平3)「次はこんなどーでも良いことで連れ出すなよ……」

ショタ提督「それじゃあ……えいっ!」シュパッ

暁「き、消えた!?」

響「……これが私(30周目)の言う、パラレルワールドに移動出来る司令官だね?」

ヴェールヌイ「うん。そのせいか、さっきみたいな無茶なことも……」

雷「世界って広いのねぇ……」

電「なのです……」

1ヶ月目:中旬


<●●教授によると、今後新たな技術が完成する見込みと……

ショタ提督「………」ジー

夕張「ニュースを見てたんですか?」ヒョコッ

ショタ提督「あ、夕張お姉ちゃん。うん、この世界がどんな感じなのか知りたくて!」

夕張「知識欲を満たすことは素晴らしいことです!」

ショタ提督「そうだよね!知らないことを新しく知るのは、凄く快感だよね!」

夕張「分かりますその気持ち!提督、もしかして最新技術に興味がおありですか?」

ショタ提督「……う~ん、ちょっと違うかなぁ」

夕張「え?」

ショタ提督「いやね?この世界に来てから、ちょっと不思議に思ってたんだけど……どうも、僕の住んでた世界より技術的に遅れてるみたいなんだ」

夕張「……そうなんですか?」

ショタ提督「まだ予想だけど……僕の世界だと、この世界より科学が進んでて……それこそ、人が自由に空を飛んだりすることも出来るんだよ?」

夕張「へぇ~、流石パラレルワールドというか……そういった違いがあるんですね~」

ショタ提督「もちろん、タイムマシンみたいな凄い物はまだまだ開発されてないけど……どこでもドアに近い物は開発途中だったかな」

夕張「……その時点でかなりの技術力な気もしますけど」

ショタ提督「あはは……ただ、武器がからっきしでね。艦娘を建造する技術が全然無いから、海軍が自力で対処しなくちゃいけないんだ」

夕張「えぇっ!?それって大丈夫なんですか!?」

ショタ提督「大丈夫!お姉ちゃん達の戦い振りを見て分かったんだけど……この世界の深海棲艦に比べて、僕の世界の深海棲艦達はそれなりに弱いみたいなんだよね。だから何とか対処出来てる……のかも。だから大丈夫!多分!」

夕張「………」

夕張(何だか、提督の世界が少し心配になってきたわ……)




↓1ポーラのコンマ 好感度:0/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:4/50
↓4アイオワのコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ザラ「やっぱり、提督の世界と私達の世界とでズレが出るのね」

ポーラ「それはそうですよ~。お酒に色々な種類があるように、異世界だって沢山ありますよ~」

ザラ「……例えはともかく、異世界についてはその通りかも」

ポーラ「えへへ~……提督の世界には、どんなお酒があるのかなぁ~……」

ザラ「お酒から離れなさいって……」

ポーラ「えぇ~!?ザラ姉様は私に死ねって言うんですかぁ~!」

ザラ「貴女の場合は飲み過ぎなの!」

ポーラ「別に良いじゃないですかぁ~。ポーラ達は艦娘ですから~、酔っぱらうことはあっても肝硬変や糖尿病にはなりませんし~」

ザラ「そういう問題じゃなくて!」

ポーラ「そうだ~!提督にお酒について聞いてみよっと~!」ダッ

ザラ「あっ、ポーラ!行っちゃった……はぁ……」






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
何というか、今までで1番フリーダムな周となりそうです……!

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:00~22:30頃開始予定です。

始めます。

ショタ提督「へぇ~!艦娘のお姉ちゃん達のアニメも作られてるんだ!」

吹雪「あ、あはは……まぁ、はい……」※秘書艦

ポーラ「……!?」

ポーラ(えっ、吹雪ちゃん……まさかアレを見せるつもりなの~!?)

ショタ提督「あれ?アニメの吹雪お姉ちゃん……実際の吹雪お姉ちゃんと雰囲気が違うような……」

吹雪「それはそうですよ。あくまでも、ここに描かれている私はアニメキャラですから」

ショタ提督「う~ん……それならっ!」シュパッ

ポーラ(あ、消えちゃった……)

吹雪「司令官?」

シュパッ!

ショタ提督「ただいま~!」

吹雪(アニメ世界)「え?あ、あれ!?私が目の前にいる!?」

吹雪「……え?」

ポーラ「………」

ポーラ(わ、わぁ……提督……まさかアニメの世界から、向こうの吹雪ちゃんを連れて来るなんて……」

ショタ提督「………」マジマジ

ショタ提督(やっぱり顔つきが違うなぁ……目の大きさ、身長……他にも色々と……)

吹雪(アニメ)「そ、それに司令官って……こんなに幼かったっけ!?」

吹雪「……あの、司令官?」

ショタ提督「なぁに?」

吹雪「まさかとは思うんですけど……顔を見比べる為だけに、わざわざパラレルワールドから引っ張って来たんですか!?」

ショタ提督「うんっ!」

吹雪ポーラ(即答!?)

吹雪(アニメ)「え、えぇっと……」

吹雪(アニメ)(急に小さな男の子が現れたと思ったら……いきなりもう1人の私が目の前に……)

ポーラ「………」

ポーラ(て、提督……)






ポーラの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ポーラ「え~っと、向こうがこの世界の吹雪ちゃんで……あれ?あっちだったっけ……えっと~……ううぅぅぅ……!」

ポーラ(頭がこんがらがりそう……ハッ!そんな時こそ……!)ダッ



ショタ提督「………」マジマジ

吹雪(アニメ)「あ、あの……そんなに見られると……///」

吹雪「………」ジー

吹雪(でも、確かに……他の鎮守府の私は良いとしても、別世界の……それもアニメの世界の私となると……)

吹雪(アニメ)「あぅ……///」

吹雪(アニメ)(も、もう1人の私にまで見つめられてる……///)

バターン!

ショタ提督吹雪×2「えっ?」

ポーラ「うぇへへへぇ~♪あれぇ~?提督が3人に見えますぅ~///」フラフラ

ショタ提督「ぽ、ポーラお姉ちゃん!?」

ポーラ「あぁ~!よく見たら吹雪ちゃんらったぁ~///」

吹雪(うぷっ!お酒臭い……また飲んだんですね……)

吹雪(アニメ)「あの、この人は……?」

吹雪「……あー、そっか。そっちの世界の私は知らないんだっけ」

吹雪(アニメ)「???」

ポーラ「ふにゅぅ……///」

ポーラ(お酒を飲めばぁ~……何でも解決ですぅ~///)

ショタ提督「………」

ショタ提督(あ、そっか……ポーラお姉ちゃん、酔っぱらってるんだね?う~ん……どうすれば酔いを覚ませられるかな……)





反転コンマ判定:ショタ提督「何をしようかな」

01~49:時間が解決してくれるさ
好感度上昇:並
50~98:ザラ「私の出番ですね……」
好感度上昇:特大 ×1.5
ゾロ目:?「何をやってるんですかぁ!」
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

07→70:お疲れ様です


ショタ提督(……ザラお姉ちゃんを呼んでくるしかないよね!)ダッ

吹雪「あっ、司令官!私1人じゃポーラさんのお相手は無理ですって~!」

ポーラ「そんなぁ~!吹雪ちゃん酷いですよぉ~!///」グデングデン

吹雪(アニメ)「………」

吹雪(アニメ)(……もしかして、これって夢?)



ザラ「はぁ……結局お酒に手を出したんですね……」スタスタ

ショタ提督「みたい……」トテトテ

ザラ(本当にもう……!)

ガチャ!

ザラ「ポーラ!昼間からお酒を飲むのはダメだって……」

ポーラ「えへへへ~♪アニメ世界の吹雪ちゃんも可愛い~♪」スリスリ

吹雪(アニメ)「や、やめて下さいぃ……///」

吹雪「あわわわ……!」アセアセ

ザラ「……えっ」

ショタ提督「……どうしたの?」

ザラ「あの~……どうして吹雪ちゃんが2人いるんですか?それに何となく絵柄……じゃなくて顔が違うような……」

ショタ提督「あ、それはね~?あっちの吹雪お姉ちゃんは、アニメの世界から来てもらったの!」

ザラ「あ、アニメ!?一体どういう……」

ポーラ「あ~!ザラ姉様!?あ、あのぅ……これは……」

吹雪(アニメ)「うぅ……」

ザラ「………」

ザラ(……とりあえず、まずはポーラをどうにかしないと)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

2×1.5=3/50


ザラ「全く!どうして貴女はいつもお酒ばかり……」クドクド

ポーラ「あぅ……」

ポーラ(お説教は嫌いなのにぃ……)

吹雪「………」

ショタ提督「……これなら酔いが覚めるかな?」

吹雪「……そう、ですね」

吹雪(ただ……お説教を受けた後、落ち込んだ気分を取り戻すなんて理由を付けてお酒を飲みそうです……)

ザラ「いい?もっと艦娘としての誇りを持って……」ガミガミ

ポーラ「………」

ポーラ(もう嫌です~!こうなったら、後で憂さ晴らしにワインでも飲みます~!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(お酒は飲み過ぎちゃダメだよね!)






吹雪(アニメ)「………」ポツーン

吹雪(アニメ)(……やっぱり夢だよね。次々に知らない人が出てくるなんておかしいよ。早く覚めちゃお!)

吹雪(アニメ)「……えいっ!」つ頬 ギュー

吹雪(アニメ)(……痛い。ということは……現実!?)

※この後、元の世界に帰してもらいました。

1ヶ月目:下旬


睦月「アニメの世界の吹雪ちゃんかぁ……」

望月「はぁ……凄いことするな司令官は……」つ艦これアンソロ

ショタ提督「えへへ~♪」

睦月「ということは、向こうにも私がいるのかにゃ~?」

望月「そりゃいるんじゃない?」

ショタ提督「もちろんだよ!他にも、夕立お姉ちゃんや赤城お姉ちゃん、他にもいーっぱいいたよ!」

望月「やっぱり……」

望月(となると、アニメ放映時点でまだ実装されてない艦娘はいないってことか)

睦月「ねぇねぇ!他にはどんなパラレルワールドがあるの!?」キラキラ

ショタ提督「えっとね~?お姉ちゃん達がすっごく大きかったり~!」

望月(1/1艦娘かな)

睦月「それからそれから~?」

ショタ提督「お姉ちゃん達と深海棲艦達が仲良かったり~!」

睦月「それならこの世界にもいるよ~!見守る会の皆さんとか!」

望月「……案外、私達が深海棲艦になって攻め込んでる世界もあったりして」

ショタ提督「……!」

睦月「え~?そんな酷いことしないよ~!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……悲しいけど、あるんだよね……そういう世界も……)




↓1ポーラのコンマ 好感度:3/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:4/50
↓4アイオワのコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

電「……今、私達を題材にした物語が数多く存在するのです」

ヴェールヌイ「そうだね。少し恥ずかしいけど……」

電「その中には、今の私達の暮らしとは考えられない程……辛い展開の作品も……」

ヴェールヌイ「………」

電「……つまり、創作が増えれば増える程……パラレルワールドは、どんどん増えていって……」

ヴェールヌイ「……うん。ただ、それは言い出したらキリがないよ」

電「………」

ヴェールヌイ「この前のアニメ世界の吹雪さんはもちろん、ライトノベルや漫画……数多くの作品がどんどん生まれていくんだ。それを止めるなんて、不可能に近いよ」

電「……そう、ですよね」

ヴェールヌイ「それに逆に考えれば……今の私達よりも、幸せな世界だってあるはずだよ?」

電「……!」

ヴェールヌイ(そう、私達が艦娘ではなく……普通の女の子として過ごしている世界だって……いや、今の私達が不満というわけじゃないけどね)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「この海域を突破するにはどうすれば良いかな?」

ショタ提督(平1)「そうだなぁ……コストを考えると、軽巡や駆逐艦のお姉ちゃん達で攻めていった方が良いかも!」

ショタ提督(平2)「……潜水艦」

ショタ提督(平3)「ネチっこいな。んなもん戦艦や空母でぶっ飛ばせば良いだろ」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(また自分自身を呼び出してるのかい……いや、真面目に作戦会議をしているようだし、非難するつもりはないけどね)

ショタ提督「じゃあどうすれば良いのさ~!」

ショタ提督(平1)「う~ん……」

ショタ提督(平2)「………」

ショタ提督(平3)「大体、それぐらい自分で決めろよ」

ショタ提督「それはそうなんだけど……他の僕がどんな編成で挑んだのかを聞いてみたくて!」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(普通なら、私達やパソコンを頼るだろうけど……流石司令官というか……)

ショタ提督(平1)「こんな時、頭の良い人がいてくれたらなぁ……」

ショタ提督(平2)「………」

ショタ提督「そうだね~……」

ショタ提督(平3)「………」

ショタ提督(平3)(そもそもお前が連れて来れば良い話だろうが……気づいてないのかよ)

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(これは中々決まりそうにないね……)






ヴェールヌイの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……頑張ってるみたいだし、差し入れでも持って行ってあげようかな)ダッ



ショタ提督「あぁ~ダメだ~!全然考えがまとまらないよ~!」

ショタ提督(平1)「頭痛くなってきちゃった……」

ショタ提督(平3)「お前ら……それでよく提督業が勤まってんな……」

ショタ提督(平2)(……世界って、やっぱり広い)

ヴェールヌイ「……司令官、皆」ガチャ

ショタ提督「あれ?ヴェールヌイお姉ちゃん?」

ショタ提督(平1)「……あっ!その手に持ってるのって……!」

ヴェールヌイ「うん。さっきから真剣に仕事してたみたいだし、差し入れをね」つクッキー コトッ

ショタ提督(平3)「気が利くじゃねぇか」

ショタ提督(平2)「……ありがとう」ペコッ

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(声も姿も同じなのに、本当に表情と性格はバラバラだね……)

ヴェールヌイ「……先にお菓子を食べてて。私はお茶を淹れてくるから」スタスタ

ショタ提督「ありがとう!それじゃあ早速……」

ショタ提督達「いただきまーす!はむっ……」




すみません!好感度上昇が抜けてました!

反転コンマ判定:クッキーの正体は?

01~49:スーパーの特売品
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:間宮喫茶のイチオシ
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:伊401のケーキ屋期間限定の品
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

このレスのコンマは無効でお願いします。

18→81:間宮さんお手製


ショタ提督「……んんっ!?」

ショタ提督(平1)「何これ……すっごく美味しい!」

ショタ提督(平2)「……♪」サクサク

ショタ提督(平3)「美味ぇ……こんなん食ったことねぇぞ……!」

ヴェールヌイ「ふふ……間宮さんのお店で買って来たからね」つお茶 コトッ

ショタ提督「そうだったんだ!道理で美味しいわけだよ~!」

ショタ提督(平1)「間宮お姉ちゃん……あれ?僕の世界だと和食屋さんだけどなぁ……」

ショタ提督「えっ、そうなの?」

ヴェールヌイ「……流石はパラレルワールドだね」

ショタ提督(平2)(……同じこと思った)

ショタ提督(平3)「がつがつ……俺んとこは中華専門だぞ」

ショタ提督「……間宮さんが中華?」

ヴェールヌイ「……想像したことないよ」

ショタ提督(平1)「やっぱり、世界ごとに違いが出るんだね~!」

ショタ提督「うんうん!ただ、こことほとんど同じ世界もあるんだけどね?」

ショタ提督(平3)「そりゃそうだろ。突き詰めれば『この日の天気が違うこと以外はここと同じパラレルワールド』っつったらほぼ同じ世界に飛べるしな」

ヴェールヌイ「……君、意外と鋭いね」

ショタ提督(平3)「意外とって何だコラ!喧嘩売ってんのか!」





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

2×1.5=3
4+3=7/50


ショタ提督「あ~!この1ヶ月……凄く充実してたなぁ~!」

ショタ提督「何せ、会いたかったお姉ちゃん達に会えたんだもんね!嬉しくて当たり前だよね!ふふっ……♪」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……思えば、あの時が僕の人生が色々な意味で変わった瞬間だったなぁ)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……僕は、あのお陰で楽しい毎日が過ごせてるけど……1歩間違ってたら……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……実際、そんな世界もあるんだろうなぁ……パラレルワールドは無限にあるわけだから……)

ショタ提督「……ま、深く考えても仕方ないか。僕はこうやって、何も不自由無く過ごせてるわけだし!」

ショタ提督「僕は、自分の世界……いや、ここはパラレルワールドだけど……とにかく!世界に沿った道を進めば良いだけ!」

ショタ提督(たま~に寄り道はするけどね……えへへ♪)

ショタ提督「それじゃあ寝よっと!おやすみなさ~い!すぅ……」







今月のリザルト:1ヶ月目

ポーラ:3/50『お酒はほどほどにね~?』
霰:0/50『これからよろしくね!』
ヴェールヌイ:7/50『クッキーありがとう!美味しかったよ♪』
アイオワ:0/50『これからよろしくね!』

2ヶ月目:上旬


いつもの喫茶店

16周目提督「パラレルワールドから来たんだ……凄いなぁ……!」

27周目提督「流石に予想外だな……」

ショタ提督「いや、僕からしてみれば2人も十分凄いと思うけど……」

16周目提督「あはは……確かにね」

27周目提督「俺も人のことは言えないからなぁ……」

ショタ提督「……16周目提督君はともかく、27周目提督君の超能力は“生まれつき”なんだよね?」

27周目提督「そうだな。いきなり体を浮かばせた時はビビったなぁ……」

16周目提督「30周目提督君の世界のことは分からないけど……僕達の世界では、凄く低確率だけど……特別な子供が生まれてくることがあるんだ」

ショタ提督「へぇ~……」

27周目提督「俺がその例だな。他にはいたか?」

16周目提督「うん。超能力はもちろん、生まれつき凄い天才の子もいるんだよ?中には前世の記憶を持つ人も……」

ショタ提督「え?前世?」

27周目提督「流石にそれは嘘だろ?」

16周目提督「それがそうとも言い切れないんだ。その子に聞いた話が、過去の資料とピッタリ一致したりね……」

27周目提督「はぇ~……そんなこともあるんだな……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(さ、流石パラレルワールド……奥が深いなぁ……!でも、27周目提督君は“生まれつき”か……僕は違うからなぁ……)





↓1ポーラのコンマ 好感度:3/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:7/50
↓4アイオワのコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

暁「………」つ漫画

ヴェールヌイ「……何を読んでいるんだい?」

暁「ドラえもん。それも大長編」

ヴェールヌイ「……魔界大冒険か」

暁「えぇ。司令官を見てると、これがチラついちゃって……」

ヴェールヌイ「そういえば、もしもボックスはパラレルワールド関係の道具だったっけ」

暁「ただ、話によって設定が変わるややこしい道具でもあるのよね。この漫画だと『パラレルワールドを作る』設定みたいだけど……」

ヴェールヌイ「……司令官の場合は『パラレルワールドに“移動”している』からね」

暁「……ドラえもんの道具レベルのことをサラッとやってのける司令官って」

ヴェールヌイ「まぁ、他にも似たような提督はいるから……」

暁「………」

ヴェールヌイ「………」

暁ヴェールヌイ(だとしても、私達の司令官も相当ぶっ飛んでると思うけどね……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それでは日常パートのリクエストを募集したいと思います。可能な限り反映させます!

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

数々のリクエスト、ありがとうございます!
21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

ヴェールヌイ「……?」

ヴェールヌイ(いないね……もしかして、パラレルワールドに……)

ショタ提督「………」シュパッ

ヴェールヌイ(あ、帰って来た…………ん?)

明石(8周目提督が元いた世界)「本当に……ここが、私達が送り出した……提督がいる世界なんですか……?」ジワッ

ショタ提督「……うん。場所は変わらないから、今は“この世界の”8周目鎮守府にいるはずだよ」

夕張(8周目提督が元いた世界)「ありがとう……本当にありがとう……ッ!」ジワッ

ショタ提督「気にしないで?それより“この”8周目提督さんは僕が見ておくから、早く行ってあげて?」

明石夕張「はいっ!」ダッ

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(え?今、明石さんと夕張さんが走って行って……)

ショタ提督「……さて、と」チラッ

8周目提督(植物状態)「………」

ヴェールヌイ「……!?」

ヴェールヌイ(は、8周目提督!?いや、でもさっき明石さん達が会いに行って……)

ショタ提督「……話には聞いてたけど、本当に抜け殻状態なんだね」

8周目提督「………」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「……えっと、この世界には今の8周目提督さんがいるから……この体は、本当に“生きてるだけ”ってことなのかな?」

8周目提督「………」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(よく見ると、目に隈が……それにしわも……8周目提督さん、よっぽど辛い思いをしたんだね……)

8周目提督「………」

ショタ提督「……意識が無いのは分かってるけど、それでも……一方的になっちゃうけど、言わせて下さい。今まで、本当にお疲れ様でした……!」

8周目提督「………」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……なるほど。そういうことか)






ヴェールヌイ「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「………」スッ

8周目提督「………」

ショタ提督(……あったかい。うん、確かにこの体は“生きてる”……でも、魂が無い……そんな感じだね……)

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「……大丈夫。“貴方”は、ちゃんと……この世界で、浜風お姉ちゃん達と一緒に頑張ってるから……!」

8周目提督「………」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……これは、下手に声をかけない方が良いかな。私が介入すべきことでは無いだろうから……)

ショタ提督「だから安心して、ね?」ナデナデ…

8周目提督「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……パラレルワールドは、こういう辛い世界だってあるんだよね。この現実から、目をそらさないようにしないと!)

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(司令官……8周目提督によろしくね)クルッ

スタスタ…






反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:そのまま気づかれない
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:盛大にズッこけて気づかれる
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:実は途中から気づいていた
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

28→82:廊下「ピッカピカですぜ嬢ちゃん!」


ヴェールヌイ(このまま何事も無く……)

ツルッ

ヴェールヌイ「え……へぶっ!?」ズシャーン!

ショタ提督「うわっ!?な、何の音!?」

ヴェールヌイ「痛た……」

ヴェールヌイ(鼻、思いっきりぶつけちゃった……)ズキズキ

ショタ提督「廊下から聞こえてきたような……」ガチャ

ヴェールヌイ「あ……」

ショタ提督「……ヴェールヌイお姉ちゃん?」

ヴェールヌイ「し、司令官……」

ショタ提督「えっと、もしかして……今の音、お姉ちゃんから?」

ヴェールヌイ「……すまない」

ショタ提督「……いや、それは大丈夫だけど……って鼻血出てるよ!?」

ヴェールヌイ「え?あっ……」ツー

ヴェールヌイ(道理でこんなに痛むわけか……)

ショタ提督「は、早く手当しないと!あぁでも8周目提督さんから目を離すわけにもいかないし……」

ドタドタ…!

ショタ提督ヴェールヌイ「……?」チラッ

浜風(8周目)「提督の元の体が……!」ドドドド

曙(8周目)「ここにあるですって……!?」ドドドド

衣笠(8周目)「そんな大事なこと、明石さんも夕張さんも何で早く言わないかなぁ!?」ドドドド

ショタ提督「……丁度良かった~!」

浜風曙鬼怒saga「え?」






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

植物状態になるのは今よりも未来のことじゃなかったっけ?

>>614
うわああああああ!そうでした!申し訳ございません……コンマ判定等はそのままにして、急いで書き直します!
ご指摘ありがとうございました!何度もミスをしてしまい本当にすみません!

ショタ提督「なるほど。そんなに強いんだ……」

8周目提督(この世界に遡る前)「うん。どんなに頑張っても、相手を完全に撃破するのは難しいんだよね~……」シュン

ヴェールヌイ「……?」

ヴェールヌイ(あれは……8周目提督?でも、少し雰囲気が違うような……)

8周目提督「それじゃあ、君の世界の深海棲艦はそんなに強くないの?」

ショタ提督「いや、そんなことは無いけど……しっかり編成を考えて、装備も整えれば倒せない相手じゃないよ?」

8周目提督「そうなんだ……やっぱり、僕がまだまだ未熟なのかなぁ……」シュン

ショタ提督「そんなことないよ!8周目提督……君は、お姉ちゃん達のことをいつも考えて、いっぱい努力して……!」

8周目提督「そ、そうかな……?えへへ、何だか照れくさいなぁ~……///」

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「……!」ピーン

ヴェールヌイ(もしかして……私の勘が間違っていなかったとしたら、この8周目提督は……)

8周目提督「でも、急に君が現れてびっくりしちゃった!本当に、パラレルワールドなんてあるんだね~!」

ショタ提督「あ、あはは……」

ショタ提督(……まさか、8周目提督さんが“遡る前の世界”に飛んじゃうとは思わなかったよ)

ショタ提督「………」

8周目提督「……?」

ショタ提督(でも、それってつまり……)

8周目提督「……あの、どうしたの?」

ショタ提督(……この8周目提督さんは、将来……)

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(この世界に来る前の、まだ本当に20歳だった頃の……!)







※この次は先程の行動安価判定後の展開に続きます。

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「………」

8周目提督「えっと……30周目提督君?」

ショタ提督「……ううん、何でもないよ。ごめんね?」

8周目提督「……?」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……言えなくて、当たり前か……この8周目提督は、今の8周目提督からしてみれば“過去”の自分。この8周目提督に、今の8周目提督が歩んだ“未来”を話せば……)

ショタ提督「……えっと、そっちのお姉ちゃん達は大丈夫?」

8周目提督「え?あ、うん!何だかんだで、凄く頑張ってくれてるんだ!でも、その度に何も出来ない僕が悔しくって……」

ショタ提督「……そっか」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「……お姉ちゃん達は、僕達の代わりに戦ってくれてるもんね。戦場には出られない分、しっかりサポートしないと!」

8周目提督「そうだね。これからも頑張るぞ~!おー!」

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(8周目提督さん……)

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……私が中に入れば、余計ややこしいことになりそうだね。ここは……)スッ

ヴェールヌイ「………」スタスタ…

ヴェールヌイ(何も言わず、部屋に戻ろう……)






※この後はコンマ判定後の展開に続きます。

ヴェールヌイ(このまま何事も無く……)

ツルッ

ヴェールヌイ「え……へぶっ!?」ズシャーン!

ショタ提督「うわっ!?」

8周目提督「な、何の音!?」

ヴェールヌイ「痛た……」

ヴェールヌイ(鼻、思いっきりぶつけちゃった……)ズキズキ

ショタ提督「廊下から聞こえてきたような……」ガチャ

ヴェールヌイ「あ……」

ショタ提督「……ヴェールヌイお姉ちゃん?」

8周目提督「あ、30周目提督君の世界のヴェールヌイちゃんだね?」

ヴェールヌイ「………」コクリ

ショタ提督「……って鼻血出てるよ!?」

ヴェールヌイ「え?あ……」ツー

ヴェールヌイ(道理でこんなに痛むわけだ……)ズキズキ

8周目提督「わっ、本当だ!早く医務室に行かないと!」

ショタ提督「うん!お姉ちゃん、立てる?」スッ

ヴェールヌイ「……ありがとう、司令官」

8周目提督「落ち着いて……ゆっくりで良いから、ね?」

ヴェールヌイ「……8周目提督も、ありがとう」

8周目提督「え?どうして僕の名前を……」

ヴェールヌイ「……通りがかった時、聞こえたからね(嘘)」

8周目提督「あ、なるほど~!」

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「………」






※この後からが、上昇コンマを反映させた展開となります。
本当に申し訳ありませんでした。

9×1.5=13.5
7+13.5=20.5/50


ショタ提督「………」シュパッ

ヴェールヌイ「……8周目提督を送って来たんだね?」※鼻に絆創膏

ショタ提督「……うん」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「……やっぱり、言った方が良かったのかな」

ヴェールヌイ「……こればかりは、仕方ないよ。さっきの8周目提督に、未来のことを伝えたら……向こうの世界にも、この世界にも……どんな影響が表れるか、分からないからね……」

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「……僕は、どうするのが正解だったんだろう」

ヴェールヌイ「……それは私にも分からない」

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「でも……少なくとも、これで歴史は変に捻じ曲がることは無い」

ショタ提督「……!」

ヴェールヌイ「……そう考えるしかないよ」

ショタ提督「……うん」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督ヴェールヌイ(8周目提督〈さん〉……)

2ヶ月目:中旬


繁華街

ショタ提督「………」トテトテ

ショタ提督(……話すべき、だったのかな……でも……)

8周目提督「……ん?30周目提督じゃないか」

ショタ提督「ッ!?」ビクッ!

8周目提督「奇遇だな。こんなところでどうしたんだ?」

ショタ提督「い、いやその……散歩中といいますか……」アセアセ

8周目提督「そうか。確かに、今日は晴天だもんな……その気持ちは分かる」

ショタ提督「………」

8周目提督「……どうしたんだ?さっきから暗い顔して」

ショタ提督「そ、そうかな……?」

8周目提督「……まぁ、深くは聞かない。でも、同じ提督の好……困ったことがあれば、いつでも力になるぞ?」

ショタ提督「……ありがとう」

8周目提督「……じゃあ、またな」

ショタ提督「うん。またね……」スタスタ…

8周目提督「………」

8周目提督(……どこかで見たような顔なんだが……思い出せない)

8周目提督(30周目提督……この名前も、何か引っかかるんだがな……)

8周目提督「………」

8周目提督(……まぁ、あまり気にしても仕方ないか)スタスタ…





↓1ポーラのコンマ 好感度:3/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:20.5/50
↓4アイオワのコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ヴェールヌイ「………」

雷「……まだ悩んでたの?」

ヴェールヌイ「いや、悩んでたわけじゃないんだけどね……でも、まだ少し引っかかるかな……」

雷「こればかりは考えても結論は出ないわ。それに、16周目提督君と違って……パラレルワールドが関わる8周目提督さんだと、どうしても慎重になるのは仕方ないことよ」

ヴェールヌイ「……うん」

雷「それに、今の8周目提督さんは……浜風達と一緒に、幸せに暮らしてるじゃない」

ヴェールヌイ「……そう、だね」

ヴェールヌイ(失った時間は帰って来ないけど……8周目提督は、今をしっかり生きている……)

雷「ほら!司令官の部屋にでも行って、気分転換して来たら?」

ヴェールヌイ「……結局そこに行きつくんだね」






ショタ提督「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

暁(平行世界)「そう……ここは本当に異世界なのね」

ショタ提督「うんっ!」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(一瞬、姉さんが先に執務室に来ているのかと思ったけど……どうやらパラレルワールドの姉さんみたいだね)

暁「……見たところ、私達の世界とそんなに変わらないわね」

ショタ提督「ここと近い世界にしたからね~」

暁「そう……どんな理由にせよ、異世界に招待してもらえるなんて……光栄です」ペコッ

ヴェールヌイ「……!?」

ショタ提督「そんなにかたくならなくて良いよ?自分の鎮守府だと思ってくつろいでも……」

暁「いえ、私はあくまでも招待していただいた身。そんな失礼な真似は出来ないわ」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……いつもの……いや、よく知る姉さんじゃない……!)

ショタ提督「そうかなぁ……」

暁「……貴方のお心遣い、感謝します。でも、これが私の性分だから」ニコッ

ショタ提督「そっか……でも、本当にくつろいでくれて大丈夫だからね?」

暁「ふふっ……ありがとう、30周目提督君」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(服装は同じだけど、振舞いがお嬢様のソレだ……ひょっとして、私より大人びているんじゃ……)ガクガク

暁「………」

暁(私の住んでいる世界の皆の恥にならないよう、礼儀正しく振舞わないとね)

ヴェールヌイ「………」ガクガク

ヴェールヌイ(こ、こんな落ち着いた女の子は……もはや姉さんじゃないよ……!もちろん良い意味で……!)






ヴェールヌイの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……別世界の姉さんに負けていられない!私だって……!)




ショタ提督「……このままじっとしてるのも何だし、この鎮守府を案内しよっか?」

暁「それなら、お言葉に甘えて……」

ヴェールヌイ「……ご、ごきげんよう。司令官」ガチャ

ショタ提督暁「……え?」クルッ

ヴェールヌイ「別世界の姉さんも、ごきげんよう」スッ

ショタ提督「……ヴ、ヴェールヌイお姉ちゃん?」

ショタ提督(派手な傘を持ちながら、ネックレスを付けて……それにハイヒールまで……)

ヴェールヌイ「………」プルプル

ヴェールヌイ(こ、このハイヒール……思った以上に歩きにくい……)プルプル

暁「あら、この世界の響……いや、ヴェールヌイね。初めまして」ペコッ

ヴェールヌイ「……っ!」

ヴェールヌイ(なるほど、挨拶や仕草まで完璧だ……それならこっちも……!)

ヴェールヌイ「司令官。さっきは姉さんを案内すると言っていたね?」

ショタ提督「え?あ、うん」

ヴェールヌイ「その役目、私に譲ってもらっても良いかい?」

ショタ提督「それは大丈夫だけど……」

暁「貴女が案内してくれるの?」

ヴェールヌイ「うん。この世界に来たばかりだし、不自由も多いだろうかr」ツルッ

ヴェールヌイ「へぶっ!?」ズテーン!

ショタ提督「わぁっ!?だ、大丈夫!?」

暁「今、思いっきり顔から……」

ヴェールヌイ「………」






反転コンマ判定:ヴェールヌイは……?

01~49:気絶
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:涙目に
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:徐に立ち上がり……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

24→42:あちゃ~


ヴェールヌイ「きゅう……」

ショタ提督「……気絶してる」

暁「……もうっ、この世界でも世話が焼けるわね。よいっしょっと」スッ

ショタ提督「……え?」

ヴェールヌイ「………」

暁「医務室に行かないと。万が一、鼻の骨が折れたりしていたら……!」

ショタ提督「……あの、暁お姉ちゃん」

暁「どうしたの?」

ショタ提督「えっと……普通にヴェールヌイお姉ちゃんを背負ってるけど、重くないの?」

暁「……昔から、私の住む世界では響はそそっかしくて。目を離すとすぐこれだもの。その度に私が、ね?」ニコッ

ヴェールヌイ「うぁ……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(向こうの暁お姉ちゃん、凄く大人だ……)

暁「さて、ゆすらないようにしつつ……急がないとね」スタスタ

ショタ提督「あ、待って!僕も行く!」タタタ…!

ヴェールヌイ「うぅ……」






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

9×1.0=9
20.5+9=29.5


医務室


妖精「軽い脳震盪だね。しばらくフラフラするだろうけど、30分もすれば治るはずだよ」

ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督「……あの、大丈夫?」

ヴェールヌイ「……出来れば、こっちを見ないで///」

暁「……無理して大人のように振舞うことないのよ?自然体が1番なんだから」

ヴェールヌイ「うぅ……///」

ヴェールヌイ(そう言われている時点で、完敗だよ……変な背伸びなんてしなきゃ良かった……///)

暁「………」

暁(世話が焼ける妹なんだから……でも、それでこそ響……ヴェールヌイね)ニコッ

ショタ提督「……そういえば、さっき響お姉ちゃんがそそっかしいって言ってたよね?」

暁「えぇ」

ショタ提督「ということは、そっちの響お姉ちゃんは……子供っぽいってこと?」

暁「そうね。大人になろうと背伸びをして、その度に失敗して……見てて飽きないわ」ニコッ

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督ヴェールヌイ(……こっちと真逆だ)






暁(本編)「へくちっ」

雷「風邪でも引いたの?」

暁「ずずっ……いや、これは誰かが暁の噂をしているに違いないわ!暁は大人だとか、レディだとかって!」

雷(それは無いんじゃない?)

2ヶ月目:下旬


長門「提督!報告書が…………ってうわぁ!?」

ショタ提督(平1)「え~?スマブラしようよ~!」

ショタ提督(平2)「………」

ショタ提督(平3)「それは前やっただろ。次はマリカーだ!」

ショタ提督(平4)「え、えっと……マリオパーティ、なんて……」オドオド

ショタ提督(平5)「ゲームなんて水くせぇことしないで、外出て体動かそうぜぃ!」

ショタ提督(平6)「これだから脳筋は……ここは頭脳が命の脳トレにしましょう」つメガネ クイッ

ショタ提督(平7)「お金かけて賭博……はダメだけど、おやつかけて死闘を繰り広げないか!?」

ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ

ショタ提督「あ、長門お姉ちゃん!ありがと~!」

長門「い、いや……それは良いんだが……これはどういう状況なんだ!?天国か!?」

ショタ提督「いや~、実は……遊び相手に、パラレルワールドの僕自身に来てもらったんだけど……」

ショタ提督(平8)「皆で山の頂上を目指して登ろうよ!」

ショタ提督(平9)「誰がそんな面倒なことするか!男は黙って麻雀だ!」

ショタ提督(平10)「え~やだ~!アンパンマンごっこしようよ~!」

ショタ提督(平11)「ロシアンルーレットしようぜ!鳳翔姉ちゃん辺りにタコ焼きでも作ってもらってさ!」

ショタ提督(平12)「サッカーしようぜ!」

ショタ提督(平13)「い~や野球だね!」

ショタ提督(平14)「寒中水泳一択だ!」

ワイワイガヤガヤ ワイワイガヤガヤ

ショタ提督「この通り、呼びすぎちゃって……」

長門「………」ジー








長門(……1人くらい、こっそり部屋に持ち帰っても……バレなさそうだな///)ジュルリ

ショタ提督全員「」ゾクッ







↓1ポーラのコンマ 好感度:3/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:29.5/50
↓4アイオワのコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ポーラ「さっき、長門さんが陸奥さんに叱られてましたね~」

ザラ「……別世界の提督を部屋に連れ込んだそうよ」

ポーラ「あぁ~、それで……きっと、抱き締めたりするつもりだったんですね~」

ザラ「そうね……それで、力加減を間違えて……」

ポーラ「ッ!?こ、怖いこと言わないで下さいよ~!」

ザラ「……実際、前例があるからね」

ポーラ「あ……」

ザラ「………」

ポーラ「………」

ポーラザラ(7周目提督君……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

ショタ提督(平A)「………」

ショタ提督(平B)「………」

ショタ提督(平C)「………」

ポーラ「……!?」

ポーラ(て、提督が4人……!?いや、残り3人がパラレルワールドから来ていることは分かりますけど……)

ショタ提督「……皆、良い案は浮かんだ?」

ショタ提督(平A)「う~ん……」

ショタ提督(平B)「そう簡単に思いつくものじゃないよねぇ……」

ショタ提督(平C)「そっちは……?」

ショタ提督「……ごめん。僕もまだ……」

ポーラ「………」

ポーラ(み、皆顔が真剣です……もしかして、何かすっごく深刻な悩みを……)

ショタ提督(平A)「うぅあぁ~!どうしたらカッコ良くパラレルワールドに移動出来るのかな~!」

ポーラ(……え?)

ショタ提督(平C)「こうやって、同じ能力……つまり、微妙に次元がズレただけで歩んだ道は同じ僕達同士が集まってるのに……」

ショタ提督「全然アイデアが出ないよぅ……」

ショタ提督(平B)「まぁ、同じ僕達だもんね……はぁ……」

ポーラ「………」

ポーラ(……何だか、一瞬でも心配して損した気分です……)






ポーラの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。
お待たせしました!小ネタを投下します。
小ネタ安価は本編終了後に行います。

『2つの五月雨に包まれて』
※本編と同一世界です。


ショタ提督「………」チラッ


島風「鯉のぼり鯉のぼり~!」つ鯉のぼり ドタバタ

天津風「待ちなさ~い!」ドタバタ

深雪「私にも持たせてくれ~!」ドタバタ

涼風「あたいだって持ちたい!」ドタバタ

谷風「谷風さんを忘れてもらっちゃ困るぜぃ!」ドタバタ


ショタ提督「………」チラッ


赤城「ひはひほはほひひひほほへふへ(ちまきとは美味しいものですね)♪」モグモグ

加賀「はひ。ひふはへほはへはへはふ(はい。いくらでも食べられます)」モグモグ

大和「2人とも、食べながら話すのは……」

武蔵「むぐむぐ……ごくん。そう言いつつ、大和口元にも食べかすが付いているぞ?」

大和「えっ、嘘!?」


ショタ提督「………」

ショタ提督(5月、か……ここに来てから、随分経ったなぁ……)

ショタ提督「……でも」チラッ

シトシト… シトシト…

ショタ提督「………」

ショタ提督(天気は下り坂。静かに雨が降って……何だか、暗い気持ちになっちゃいそうだよ……)

五月雨「ふんふんふ~ん……あっ、提督!」

ショタ提督「……五月雨ちゃん」

五月雨「どうしたんですか?廊下で立ち止まって……」

ショタ提督「……ちょっと、雨を見ててね」

五月雨「雨……?」

シトシト… シトシト…

五月雨「あー……今日は朝からずっとこんな感じですもんね……」

ショタ提督「うん……それで、ちょっと気分がね……」

五月雨「………」

ショタ提督「……五月雨ちゃん?」

五月雨「……私は、この雨……好きなんです」

ショタ提督「え……?」

五月雨「だって、私の名前の由来と同じ……5月に降る雨“五月雨”ですから!」

ショタ提督「あ……」

五月雨「……なんといいますか、凄く親近感がわくんです。って、私は船なんですけどね……えへへ……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(五月雨ちゃん……)

ショタ提督「……ごめんね?五月雨ちゃんの気持ちを考えず、つい嫌なこと言っちゃって」

五月雨「えっ?あ、いえいえ!提督は何も悪くありませんよ!単に私がこの雨を好きなだけで……!」アセアセ

ショタ提督「……ありがとう」

五月雨「……いえいえ」ニコッ

ショタ提督「………」

五月雨「………」

シトシト… シトシト…

ショタ提督「………」

五月雨「………」

ショタ提督「……やまないね」

五月雨「……今日はずっと降るって、さっき天気予報で言ってました」

ショタ提督「そっか……」

五月雨「はい……」

ショタ提督「………」

五月雨「………」

ショタ提督「……あっ、あじさい」

五月雨「わぁ……本当です!もう咲いてたんですね~」

ショタ提督「……もうすぐ梅雨だからね」

五月雨「ふふっ……そうなると、レインコートか折り畳み傘が必須になっいゃいますね」

ショタ提督「うん……」

シトシト… シトシト…

五月雨「………」

ショタ提督「………」

五月雨「……これまで、色んなことがありましたね」

ショタ提督「……うん。着任した時は、すぐにでも逃げ出したい気持ちでいっぱいだったけど……」

五月雨「………」

ショタ提督「……今、僕がこうして鎮守府で普通に過ごせているのは……五月雨ちゃんのお陰だよ」

五月雨「……えへへ///」

ショタ提督「……でも」

五月雨「……?」

ショタ提督「今でも時々……思い出すんだよね。あの時のことを……」

五月雨「……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(忘れもしない……いや、忘れたくても忘れられない……)




女『ぎゃはははははははは!』




ショタ提督「女さんの、存在……」

五月雨「……っ」

五月雨(提督……)

ショタ提督「……ごめんね。また暗い雰囲気にしちゃって……」

五月雨「……提督のせいじゃありませんよ。元はと言えば、その人が悪いんですから」

ショタ提督「………」

五月雨「………」

ショタ提督(……ダメだなぁ、僕……五月雨ちゃんや親友君の前だと、つい弱音を吐いちゃう……提督なんだから、もっとしっかりしないといけないのに……)

五月雨「………」

五月雨「………」ギュッ

ショタ提督「わっ……さ、五月雨ちゃん……?」

五月雨「……安心して下さい。私は、絶対に提督を裏切ったりしません」

ショタ提督「………」

五月雨「……私だって、むしろその人のことが嫌いです!大好きな人にトラウマを植え付けただなんて……許せませんっ!」

ショタ提督「……五月雨ちゃん」

五月雨「……ですから、提督。その時のことを思い出して、辛い気持ちになったら……私が、提督の嫌な気持ちを吹っ飛ばします!」

ショタ提督「……え?」

五月雨「だ、だから……こうやって!んっ……///」チュッ

ショタ提督「……!///」

五月雨「……えへ///」

ショタ提督「……こ、これは効いたよ。さっきまでの苦しい気持ちが、一気に消えちゃった///」

五月雨「……そ、それなら良かったです///」

ショタ提督「……///」

五月雨「……///」

ショタ提督「……五月雨ちゃん///」

五月雨「提督……///」









由良「……あの~、出来ればそういうことは部屋でやってもらえると……」

ショタ提督五月雨「ひうっ!?///」

ショタ提督五月雨(そ、そう言えば……ここ、廊下だった……///)

阿武隈「わぁ~……2人共、熱々なようで……ふふっ♪」

大和「夫婦ですもんね?」ニコニコ

ショタ提督「……///」

五月雨「……///」

由良「………」

由良(……出来ることなら、私が提督さんの隣で支えたかったな……)

執務室


ショタ提督「……やっぱり、ここが1番落ち着くなぁ」

五月雨「ふふっ……提督からしてみれば、自室みたいなんですよね?」

ショタ提督「本当にね……」

五月雨「………」

ショタ提督「………」

シトシト… シトシト…

五月雨「……やっぱり、まだ降ってますね」

ショタ提督「うん……」

五月雨「………」

ショタ提督「………」

五月雨「……提督」

ショタ提督「……どうしたの?」

五月雨「……初めてここに来た時のこと、覚えてますか?」

ショタ提督「……うん」

五月雨「あの時は本当にびっくりしましたよ~。阿武隈さんが提督を撫でようとしたら『触るなッ!』ですもん」

ショタ提督「……阿武隈さんには、申し訳無いことしちゃった。もちろん、謝ったけど……」

五月雨「……最初は私、提督とまともに話せるか……不安だったんです」

ショタ提督「……!」

五月雨「私達への視線に、強い憎しみが込められていて……」

ショタ提督「……ごめんね」

五月雨「あ、いえ!提督を責めてるわけじゃないんです!ただ、あの時は……提督と夫婦になるだなんて、予想もしていませんでしたから……///」

ショタ提督「………」

五月雨「……これも、運命のイタズラなんでしょうか」

ショタ提督「……そう、かも。僕も、五月雨ちゃんのことを……心の底から信頼して、大好きになるなんて……思っても無かったから……///」

五月雨「……親友さんも、凄く喜んでましたよね?」

ショタ提督「うんっ。まるで自分のことのように喜んでくれて……本当に、幼い頃から……親友君には、迷惑を掛けっぱなしだよ……」

五月雨「でも、凄く嬉しそうでした!それに、今でも提督と親友さんは仲良しじゃないですか。私がちょっぴり妬いちゃうくらいに……」

ショタ提督「あ、あはは……でも、このまま親友君とはずっと付き合いが続いていくんだと思う。僕自身、親友君が遠くに行っちゃうのは寂しいし……」

五月雨「………」

ショタ提督「……親友君も『提督が遠くに引っ越すってんなら、俺も付いてくかんな!』って……」

五月雨「……やっぱり、羨ましいです」

ショタ提督「……でも、それはあくまでも“同性同士の友情”。“異性との恋愛感情”では……」

五月雨「……!」

ショタ提督「……五月雨ちゃんが1番だよ?///」

五月雨「……てぇとくぅ///」スリスリ

ショタ提督「……ふふっ///」



シトシト… シトシト…

ショタ提督「………」

五月雨「………」

ショタ提督「……五月雨ちゃん」

五月雨「……はい」

ショタ提督「……僕、まだまだ頼りないかもしれないけど……これからも、一緒にいてくれる?」

五月雨「……当たり前じゃないですか!それに、提督が頼りないなんてこと、ありませんよ。私達の……いや、私の大好きな……たった1人の、夫ですから……!」

ショタ提督「……ありがとう」

五月雨「……はいっ!」

シトシト…

ショタ提督「……あっ」

五月雨「雨……止みましたね」

ピカッ…!

ショタ提督「ん、眩し……日差しが照ってきた……」

五月雨「……さっきの雨も好きですけど、雨上がりの空も大好きです。清々しい気持ちにしてくれますから!」

ショタ提督「そうだね……あ、虹!」

五月雨「え?どこですかどこですか!?」

ショタ提督「ほら、あそこっ!」

五月雨「えっと……ありました!わぁ……綺麗……♪」

ショタ提督「本当だね……こんなにくっきり見えるなんて……」

五月雨「……もしかして、私達のことを祝ってくれてるのかもしれません!」

ショタ提督「……ふふっ、確かに!」








五月雨……雨は多くの人が、ジメジメと嫌な印象を抱きがちですが……

今回のように、お互いの気持ちを再確認させてくれる……良い機会になり得ることもあります。

提督と五月雨は、それぞれが相手に想う心情を分かち合い……より一層、絆を深めることが出来ました。

2人の夫婦……そして、ずっと隣にいた親友との歩みは……まだまだ始まったばかりです。






由良「………」

由良(あ、虹……綺麗……提督さんと一緒に見られたら、もっと……)






こうして、20周目鎮守府の日常は……今日も平和に過ぎてゆくのでした。

おしまい♪

始めます。

ポーラ「……!」ピーン

ポーラ(私ったら~……こういう時こそ、最高の解決手段があるじゃないですか~!)

ポーラ(早速持って来ないと~!)ダッ



ショタ提督(平C)「……まとまらないね」

ショタ提督「そうだね~……」

ショタ提督(平A)「こう、なにかティン!と来る良いアイデアは……!」

ショタ提督(平B)「それが思い浮かばないんだよねぇ……」

ポーラ「提督~♪」ガチャ

ショタ提督全員「あ、ポーラお姉ちゃん!」

ポーラ「頭が働かないなら、これを飲んで考えましょう!ポーラのおすすめです~!」つ酒 スッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(平A)「………」

ショタ提督(平B)「………」

ショタ提督(平C)「………」

ポーラ「……え?あ、あれ?提督?」

ショタ提督「……ポーラお姉ちゃん」

ショタ提督(平A)「僕達……」

ショタ提督(平B)「まだ子供だよ?」

ショタ提督(平C)「流石にそれはちょっと……」

ポーラ「……あ、あ~。なるほど~。それなら大丈夫です!アルコール度数が低い物を選んでおきましたから~!」

ポーラ(……かなり当てずっぽうですけど、これじゃあすぐにバレ……)

ショタ提督全員「そうなの?なら大丈夫……なのかな?」

ポーラ「………」

ポーラ(……ませんでした。提督……少しは疑いましょうよ~……とはいえ、飲んでもらうんですけどね~♪)

ポーラ「それじゃあ皆の分を淹れて~……はい、どうぞ~♪」

ショタ提督全員「い、いただきますっ!ごくっ……」

※未成年の飲酒は犯罪です。良い子は真似しないでね?





反転コンマ判定:提督達の反応は?

01~49:全員デキあがっちゃう
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:本編&平Aだけ素面(酔いにくい体質)
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:全員素面。しかし……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

06→60:酔わない子


ショタ提督(平B)「うあ~!世界が回っへるよぉ~///」グデングデン

ショタ提督(平C)「あひゃひゃひゃひゃ!なんかフワフワしゅりゅ~///」グデングデン

ポーラ「あらら……すっかり酔っちゃいましたね~」

ショタ提督「………」

ショタ提督(平A)「………」

ショタ提督(苦いだけで、あまり美味しくないなぁ……)

ショタ提督(平A)(やっぱり、子供じゃお酒の味は分からないのかな……)

ポーラ「………」

ポーラ(こっちの2人の提督は酔ってないみたいです~……ちょっと残念……)

ショタ提督(平B)「ふにゃあ~///」グデングデン

ショタ提督(平C)「この部屋こそが世界の中心らぁ~!///」グデングデン

ショタ提督「ちょ、ちょっと2人共!」アセアセ

ショタ提督(平A)「その状態で動き回っちゃダメだよ!」アセアセ

ポーラ「まぁまぁ~♪お酒は楽しく飲むのが鉄則ですから~♪それじゃあ私も~!んぐっんぐっ……♪」ゴキュゴキュ

ショタ提督「あ……」

ポーラ「えへへぇ~♪ポーラも混ぜてぇ~///」グデングデン

ショタ提督(平A)「……ど、どうしよっか」

ショタ提督「う、う~ん……」

ショタ提督(もう、ポーラお姉ちゃんがお酒なんて持って来るから……でも、僕達のことを考えてくれたみたいだし……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

6×1.5=9
3+9=12/50


ショタ提督「結局、ザラお姉ちゃんに見つかったポーラお姉ちゃんは……そのまましょっ引いていかれちゃった」

ショタ提督「酔った2人の僕も、あれからそのまま眠っちゃって……起こすのに苦労したなぁ……」

ショタ提督「………」

ショタ提督「……でも、お姉ちゃん達と一緒に過ごすのは……思った以上に、すっごく楽しい!期待以上だよ~!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そもそも、こうやって別世界に来てお姉ちゃん達と話してるだけでも……かなり反則だよねぇ)

ショタ提督「………」

ショタ提督(あの時の“事故”に感謝しないとね。うんっ!)

ショタ提督「……それじゃあ、明日も頑張るぞ~!おやすみなさぃ……くぅ……」






今月のリザルト:2ヶ月目

ポーラ:12/50『お酒は飲んでも飲まれるなって、ザラお姉ちゃんが言ってたっけ……』
霰:0/50『そういえば、全然喋ってない気が……アイオワお姉ちゃんと同じくらい』
ヴェールヌイ:29.5/50『意外と負けず嫌いなのかな?』
アイオワ:0/50『そういえば、全然喋ってない気が……霰お姉ちゃんと同じくらい』

3ヶ月目:上旬


4周目鎮守府

川内(4周目)「………」

4周目提督「………」

川内「30周目提督君、提督に会わせたい人がいるって言ってたけど……」

4周目提督「……誰、なんでしょうか……?」

ショタ提督「……お待たせ~!」シュパッ

川内「あ、帰って来た…………えっ?」

4周目提督「……あの、この人って……!」




川内(4周目提督自殺小ネタ)「……!」




ショタ提督「別世界の……4周目鎮守府の、川内お姉ちゃんだよ」

川内「4周目鎮守府……じゃあ“他の”私じゃなくて……正真正銘“同じ”私……?」

川内(小ネタ)「……こ、これって……夢、じゃないよね……?」

ショタ提督「うん……現実だよ。目の前にいる4周目提督君は……本物だよ?ただ、別世界の存在だけど……」

川内(小ネタ)「……それでも……それ、でも……ッ!」ジワッ

川内「……!?」

4周目提督「え、えっと……もう1人の川内さん……?」

川内(小ネタ)「うぐっ……うわああああああああんっ!」ダキッ

4周目提督「わっ……///」

川内「ちょっと!」

川内(小ネタ)「ていとく……あいたかった……あいたかったよぉ……!」ポロポロ

4周目提督「……川内、さん」

川内(小ネタ)「どうして……どうしてぇ……あんなこと、したの……わたし、ずっとさびしかったんだよ……?もう、がまんできなくって……ぐすっ……うえぇぇぇぇん!」ポロポロ

4周目提督「………」ナデナデ

川内「……ねぇ、これってどういうこと?どうして“あの”私は……あんなに大泣きして……」

ショタ提督「……実はね」




↓1ポーラのコンマ 好感度:12/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:29.5/50
↓4アイオワのコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

アイオワ「やーっとミーの出番ね!待ちくたびれたわ!」

アイオワ「………」

シーン…

アイオワ「………」

アイオワ(……私以外にアメリカ艦がいないのが、少し寂しいわね)

アイオワ「……って落ち込んでる場合じゃないわ!早速アドミラルのところにゴー!」ダッ

アイオワ(今までの差を近づける為にも、どんどんアプローチしなきゃ!)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

アイオワ「………」

ガラーン…

アイオワ「ってアドミラルいないじゃないの!まさかコミュでも私見放された!?」

ショタ提督「よっと!」シュパッ

アイオワ「っ!?」

アイオワ(あ、パラレルワールドに行ってたのね……びっくりさせないでよ!)

27周目提督(平行世界)「おぉ~!ここがパラレルワールドなのか~!」キラキラ

ショタ提督「うんっ!」

27周目提督「うおぉ……何かすげぇ興奮してきた……!」

アイオワ「………」

アイオワ(あれは……27周目提督?でも、パーソナリティが違うような……)

27周目提督「ありがとな、異世界の30周目提督!」ニコッ

ショタ提督「どういたしまして~!そっちの27周目提督君は素直だね~」

27周目提督「いやぁ~……それじゃあ、この世界の俺は全然違うのか?」

ショタ提督「う~ん……一言で表すとツンデレかな?」

27周目提督「ツンデレ……俺がかぁ?」

ショタ提督「……吹雪お姉ちゃんのこと、どう思ってる?」

27周目提督「もちろん大好きだ。吹雪姉ちゃんの為なら、俺は何でもするつもりだからな」ニコッ

アイオワ「……!」

ショタ提督「ふふっ……こっちの世界の30周目提督君なら『ばっ!?な、何聞いてんだよ!?うっせーなぁ!///』って言うだろうね~……顔真っ赤にしながら」

27周目提督「そうなのか……好きな人には、自分の気持ちをしっかり伝えてこそだと思うけどなぁ……」

アイオワ「………」

アイオワ(……ソゥキュート♪)






アイオワ「What are you doing?」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

アイオワ「………」

アイオワ(……どうせなら、こっちの27周目提督をイントロデュースしてみようかしら♪)



27周目提督「……周りの風景は、案外俺が住んでる世界と変わらないんだな」

ショタ提督「そうだね~。それぞれが似ている世界を選んだもん!」

アイオワ「エクスキューズミー!」ガチャ

ショタ提督「あっ、アイオワお姉ちゃん!」

27周目提督「お~!この世界のアイオワ姉ちゃんか!やっぱり同じだな~!」

アイオワ「そうなの?まぁ、私のことは置いといて……今からインテレスティングなところに行かない?」

27周目提督「interesting……面白いところ!?そりゃ行ってみたいなぁ!」

ショタ提督「面白いところ……」

ショタ提督(……もしかして、アイオワお姉ちゃんが行こうとしてる場所って……)

アイオワ「決まりね!それじゃあ私についてきて!」ダッ

27周目提督「おう!」ダッ

ショタ提督「……!」ダッ


27周目鎮守府

ショタ提督(やっぱり……)

27周目提督(本編)「ん?30周目提督にアオイワ姉ちゃんじゃないか。何かようk……って俺!?」

吹雪(27周目)「あれ?30周目提督君に、アイオワさん……それと司令官!?」

27周目提督(平)「うおー!俺だー!俺がいる!すげぇー!」キラキラ

アイオワ「どう?面白いでしょ?」

27周目提督(平)「あぁ!もう飛び上がるくらいだよ!」

27周目提督「お、おい!30周目提督!どういうことだよこれ!?」

吹雪「そ、そうですよ!どうして司令官が2人いるんですか!?」

ショタ提督「えっとね?僕の能力で異世界から30周目提督君を……」

27周目提督(平)「おぉっ!こっちの世界の吹雪姉ちゃんも綺麗だな~!」

27周目提督「!?」

吹雪「……え?」

アイオワ(ふふ……本当に面白くなるのは、ここからよ!)

27周目提督(平)「俺の吹雪姉ちゃんもすげぇ可愛いけど、こっちも負けてないな~!」マジマジ

吹雪「あ、あの……司令官、ですよね?そんなに見つめられると……///」モジモジ

27周目提督(平)「あぁ……姉ちゃんと付き合えて、俺は最高の幸せ者だなぁ……♪」

吹雪「……///」

27周目提督「………」

ショタ提督(……この世界の27周目提督君、オーバーヒートしてないかな?)

アイオワ(さて、どうなるかしら?)



反転コンマ判定:27周目提督の反応は?

01~49:大暴走!
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:恥ずかしさに耐えきれず逃走
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:真っ赤になって動けない
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

07→70:あらら


27周目提督「……///」

27周目提督(え?え?え?どうなってんだこれ!?目の前にいる俺が……ふ、吹雪姉ちゃんに……いつも思ってることをペラペラと……!///)

27周目提督(いやでも分身なんてやった覚え無いぞ!?いややろうと思えば出来るけど……ってそんなこといいんだよ!あ、あいつ……俺の本心をブチまけて……あ、あぁ……ああああああああああああああッ!!///)

27周目提督「ッ!!///」シュンッ!

吹雪「きゃっ!」

27周目提督(平)「うわっ!?って、テレポートか……何で逃げたんだ?この世界の俺は……」

吹雪「……///」

ショタ提督「それは……え~っと……」

アイオワ「ビコーズ!こっちの27周目提督はツンデレだから、貴方が吹雪に熱いラブを言い続けたことが耐えられなかったの!」

27周目提督(平)「なぁんだ、そんなことか~!ははっ、この世界の俺は本当に恥ずかしがり屋みたいだな~!」

吹雪「……そ、そんなところも司令官の魅力ですから///」

27周目提督(平)「あぁ……こっちの吹雪姉ちゃんも優しいな……やっぱり俺、吹雪姉ちゃん大好きだわ!愛してる!」

吹雪「あ、あぅ……///」

ショタ提督「………」ニコニコ

ショタ提督(……吹雪お姉ちゃん、嬉しそう♪)

アイオワ「そうそう!ラブはストレートにぶつけてこそよ!」




火星

27周目提督「………」

27周目提督(焦ってこんなとこにワープしちゃったけど……しばらくここで頭冷やそ……)※一定環境維持能力発動中

27周目提督「……///」

27周目提督(いや、ダメだ……やっぱり頭から離れなぃ……くそー!異世界の俺めぇ!覚えてろよー!うぅ……///)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

ヴェールヌイ「このまま走り抜けるよ。暁型の名にかけて!」

ポーラ「ごきゅごきゅ……ぷは~!私だって~!///」つワイン グデングデン

アイオワ「なんとかターンが来たわね……でもこんなんじゃ全然足りないわ!」

霰「………」


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それでは小ネタ安価を取って終了したいと思います。


小ネタ安価
↓1~↓4で反転コンマが最大の安価採用

※似た内容の安価が2つ以上範囲内に入っていた場合、1つ目の安価のコンマのみ判定します。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

1×1.5=1.5/50


ショタ提督「………」

アイオワ「………」

27周目提督(平)「………」

ショタ提督「……この世界の27周目提督君、まだ帰って来ないなぁ」

アイオワ「フム……よっぽど恥ずかしかったのかしら?」

27周目提督(平)「おかしいなぁ~……同じ俺として信じられない!好きな人にこそ、素直になるべきじゃないのか!?」

ショタ提督「あ、あはは……」

アイオワ「にしても……」チラッ

吹雪「///」カアァ…

アイオワ「吹雪、さっきから真っ赤になってフリーズしてるわね……」

27周目提督(平)「この世界の吹雪姉ちゃん……よっぽど俺に褒め慣れてないんだなぁ……」

ショタ提督「……そっちの世界の吹雪姉ちゃんはどんな反応するの?」

27周目提督(平)「へ?そりゃあもちろん『ふふっ♪私も大好きです!』に決まってるじゃん!」

吹雪「……え、えへへ///」

ショタ提督(……可愛い)

アイオワ(キュート!)





27周目提督「………」

27周目提督(……そろそろ戻った方が良いか?いやでもなぁ……うぎゅぎゅ……///)

27周目提督「………」つ火星の石 スッ

27周目提督(……これ、土産にするか)

3ヶ月目:中旬


21周目鎮守府

ショタ提督「へぇ~……この世界にも、人間の味方の深海棲艦もいるんだ~!」

戦艦棲姫(21周目提督の母)「えぇ。といっても、私は元々敵だったんだけどね……」

戦艦棲姫(見守る会)「私はずっと人間の……特に小さい提督の味方よ♪」

21周目提督「えへへ~♪お母さんも、戦艦棲姫のお姉ちゃんもすっごく強いんだ~!」

W戦艦棲姫(どう考えても提督〈君〉の方が強いんだけどなぁ……)

ショタ提督「……こんな世界、久しぶりだなぁ」

21周目提督「そういえば、30周目提督君が行ったことがある世界には……深海棲艦と人間が仲良しな世界もあるんだよね?」

ショタ提督「もちろん!パラレルワールドは無限にあるからね!艦娘のお姉ちゃん達と共存してる世界もあったよ!」

戦艦棲姫(21)「へぇ~……でも、この世界だと厳しそうね……」

戦艦棲姫(見守る会)「えぇ。私達が例外中の例外で……もうっ!どうして争うとするのかしら!こうやって~……えいっ♪」ダキッ

21周目提督「わぷっ」

戦艦棲姫(見守る会)「小さい男の子を愛でる方が幸せなのに~♪」スリスリ

21周目提督「くすぐったいよぅ~」

戦艦棲姫(21)「ちょっと。あまり提督を困らせないでね?」

ショタ提督「ふふっ……」

ショタ提督(……中には、艦娘と深海棲艦が真逆の立ち位置の世界もあったっけ。ここに来てから見つけたんだけどね)

戦艦棲姫(21)「………」

戦艦棲姫(21)(本当に……私も見捨てられた身だから……あいつら、変なこと考えてないわよね……?あの血走った眼を思い出すと……どうしても、何か非道なことをしでかしてそうで……不安になるのよね……)






↓1ポーラのコンマ 好感度:12/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:29.5/50
↓4アイオワのコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ポーラ「提督、今日は深海棲艦とお喋りしてきたんですって~」

ザラ「えぇっ!?し、深海棲艦と!?」

ポーラ「確か戦艦棲姫だったっけ~……」

ザラ「せ、せせせせせ戦艦棲姫!?提督は無事なの!?」

ポーラ「大丈夫ですよ~?だって、21周目提督君のお母さんと見守る会の方ですから~」

ザラ「……それを先に逝ってよ」

ポーラ「あれ~?言いませんでしたっけ……?」

ザラ「言ってない言ってない!ほら!上の台詞を見て!」

ポーラ「ザラ姉様~……メタ発言は控えた方が~……」

ザラ「………」

ザラ(本当にこの娘は……)






ショタ提督「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ザラ(平1)「ここがパラレルワールドですか……」

ザラ(平2)「でも、ここでもポーラは……」

ザラ(平3)「大酒飲みなんですね……」

ザラ(平4)「となると、この世界の私も苦労してるんですね……」

ショタ提督「あはは……」

ポーラ「!?」

ポーラ(……え?なんでザラ姉様がこんなに沢山いるの~!?)

ショタ提督「それで、ザラお姉ちゃん達にお願いしたいのは……」

ザラ(平5)「分かってます。ポーラを禁酒させるんですよね?」

ザラ(平6)「全く、あの娘はこんな小さい子にまで迷惑をかけて……」

ザラ(平7)「これは……私も本気を出さないといけませんね」

ザラ(平8)「そうですね。何がなんでも、ポーラにはお酒を断ってもらわないと!」

ザラ達「おーっ!」

ポーラ「」ガクガクブルブル

ポーラ(そ、そんな……!お酒が無かったら……私、何を生きがいにすれば良いんですか……!?ザラ姉様は鬼です!悪魔です~!)

ショタ提督「ま、まぁ……禁酒はともかく、もう少し節度を持って飲んでほしいな~って……」

ザラ(平3)「いえ、甘いですよ!」

ザラ(平7)「はい!ポーラには1度キツくしないといけないと思ってたところです!」

ポーラ「………」

ポーラ(な、なんとかしないと……!ポーラの大好物を奪われるわけには~……!)





ポーラの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ポーラ「むむむぅ……!」

ポーラ(こんな時は……選択肢は1つです……!)



ザラ(平2)「それじゃあ、どうやってポーラにお酒を飲まさないか……」

ザラ(平4)「念密に計画を練らないと……」

ダッ

ショタ提督ザラ達「!?」チラッ

ポーラ「逃げるが勝ちです~!」シュタタタタタタタ!

ザラ(平6)「しまった!聞かれてたみたい!」

ショタ提督「ポーラお姉ちゃん、いつの間に……」

ザラ(平1)「きっと逃げた先でお酒を飲むつもりです!皆さん!」

ザラ達「はい!全力でポーラを捕まえますッ!」ダッ

ショタ提督「あ、ちょっと……行っちゃった……」

ショタ提督(な、なんか大事になってきたなぁ……ちょっと注意してもらおうと思ったんだけど……やり過ぎちゃったかな……?)ポリポリ



ザラ(平5)「待ちなさああああああああい!」シュタタタタ!

ザラ(平8)「お酒は飲まさないからねー!」シュタタタタ!

ポーラ「ひうぅ~!」シュタタタタ!

ポーラ(ざ、ザラ姉様の大群が追いかけてきます~!)シュタタタタ!

ザラ達「ポオオオオオオオオオオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」シュタタタタタタタ!

ポーラ「ひゃあああああああっ!これじゃあホラー映画みたいですうううううううう!」シュタタタタ!






反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:逃げ切れなかった……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ザラの内、1人が滑って……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:本編ザラ姉様登場!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

42→24:残念


繁華街


ポーラ「はぁはぁ……」ヨタヨタ

ポーラ(だ、ダメです~……もう体力がぁ……)ヨタヨタ

ザラ達「ポオオオオオオオオオオラアアアアアアアアアアアアアアアッ!」ズドドドドドドド!

ポーラ「あ……」

ザラ(平1)「確保おおおおおおおおおおおおおッ!」シュタタタタタ!

ザラ達「おーッ!」シュタタタタタ!

ポーラ「………」

ポーラ(さようなら……私の酒飲み街道……)




ショタ提督「……で」

ザラ達「はいっ!しっかり捕まえて来ました!」キラキラ

ポーラ「」チーン

ショタ提督「………」

ショタ提督(ポーラお姉ちゃん……ザラお姉ちゃんに引きずられながら真っ白になってる……)

ザラ(平2)「ところで、これからどうします?」

ザラ(平7)「とりあえず部屋に保存しているお酒を全部没収します!」

ショタ提督「あ、あ~……」

ポーラ「………」

ポーラ(うぅ……私の秘蔵のお酒がぁ~……)

ザラ達「早速部屋に行ってきます!」ダッ

ショタ提督「……い、いってらっしゃい」ノシ

ポーラ(提督のバカぁ……!こうなったら、今夜床下に隠してるお酒でヤケ飲みしてやります~……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……まぁ、飲み過ぎはダメだもんね。うん……)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

9×1.0=9
12+9=21/50


ザラ達「ご協力、ありがとうございました!」ピシッ

お酒×大量「」ドスン

ザラ「え、あ、うん……お疲れ様……」

ザラ達「それでは失礼しましたー!」ダッ

ザラ「………」チラッ

ポーラ「………」

ザラ「……はぁ」

ザラ(いきなり私が何人も押しかけて来た時は、何事かと思ったけど……そういうことだったんだ)

ポーラ「………」

ザラ「………」

ザラ(……まぁ、たまには休肝日も作らないとね。私達は艦娘だから重病にかからないとか、そういうことは置いといて……色々、ね?)

ポーラ「………」

ポーラ(早く夜にならないかなぁ……隠したお酒、飲みたいです……)ウズウズ

ザラ「………」

ザラ(……なんとな~く、反省してないように見えるような……気のせい?)

3ヶ月目:下旬


曙「クソ提督~。報告書が…………っ!?」

霞「クズ司令官!遊んでないで仕事しなs…………えっ!?」

満潮「司令官。今日の演習についてなんだけど…………はぁ!?」


曙(平)「それでねそれでね!私の提督ってば、すっごくカッコ良いの!沈みかけてた私のことを命がけで助けてくれて……///」

霞(平)「それを言うなら私の司令官だって!こっちが心配になるくらい、いつも仕事ばかりしてて……それで声をかけたら『大丈夫さ。霞達の為なら、俺はいつだって頑張れるから』って……そんなこと言われたら……ますます好きになっちゃうじゃないの~!///」クネクネ

満潮(平)「どこの提督も大概ね……私の司令官なんて、結婚指輪を持って来て『僕は君がいてくれないと、僕の周りは灰色にしか見えないんだ。だから……ずっと隣にいてくれないか?』って……もう、それを聞いた瞬間心臓の鼓動が止まらなくって……ふふっ///」


ショタ提督「あっ、曙お姉ちゃん!霞お姉ちゃん!満潮お姉ちゃん!」

曙「ちょ、ちょっと!どういうことよこれ!?」

ショタ提督「パラレルワールドから遊びに来てもらったんだ~!」

霞「そういうことを言いたいんじゃないわよ!なんなのよこの私達!?」

満潮「そ、そうよ!こんな……こんなこっ恥ずかしいことを……!」ワナワナ

曙(平)「あ~……懐かしいわね。昔の私を見てるみたい」クスッ

曙「なっ……!」

霞(平)「私、司令官と一緒に過ごして気づいたのよ。厳しくするのも大事だけど……労わってあげることも、凄く大切なんだって」

霞「な、何を言って……」

満潮(平)「そうやって意地を張ってると、アンタの司令官からも愛想を尽かされたりしてね?」クスクス

満潮「は、はぁ!?どうしてそうなるのよ!」

曙(平)「もう、毎日が最高に幸せなのよ~……提督と話してるだけで、心が満たされて……えへへ///」テレテレ

霞(平)「同感ね。もう、あの人がいないと……私の方がダメになっちゃうみたいで……ふふっ///」ニコニコ

満潮(平)「この前も食べさせあいっこしたり、一緒にお風呂入ったり……一緒の布団で寝たり……もう最高……///」トローン

曙「ごはぁっ!」※口から砂糖発射

霞「ぐふっ……な、なんて強力な精神攻撃なのかしら……ッ!」ガクガク

満潮「や、やめてやめてやめて!そんな話聞かさないでぇ!///」フルフル

ショタ提督「あぁっ!?皆大丈夫!?しっかりして~!」

曙(平)霞(平)満潮(平)「ふふ……♪」ニヤニヤ





↓1ポーラのコンマ 好感度:21/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:29.5/50
↓4アイオワのコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

すみません!どうしても外せない用が出来てしまいました!
予定していました、本日の更新はお休みさせていただきます……こちらの都合でご迷惑をおかけして、本当に申し訳ございません!

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

ヴェールヌイ「さっき、曙と霞と満潮が壮絶な顔で廊下を歩いていたけど……」

暁「あぁ、あれね。なんかそれぞれの提督が大好きな曙達を司令官が連れて来たそうよ」

ヴェールヌイ「……なるほど。それで……」

暁「……まぁ、自分と性格が正反対の人を……それこそ自分自身を見れば、色々と変な気分になると思うし」

ヴェールヌイ「………」ジー

暁「……な、何よ」

ヴェールヌイ「……ん、なんでもないよ」

暁「……?」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(あの時の姉さんと会わせたら、この姉さんはどんな反応をするんだろう……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つ資料

ヴェールヌイ「……?」

ヴェールヌイ(何かの紙とにらめっこしている……重要な書類かな?)

ショタ提督「……中枢棲姫、かぁ」

ヴェールヌイ(……中枢棲姫?)

ショタ提督「えっと、すっごく頑丈な深海棲艦で……うわっ!こんなに強いんだ……」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……なるほど。敵のデータを確認していたのか)

ショタ提督「今のお姉ちゃん達の練度じゃ、ちょっと……いや、かなり厳しいかな……」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「う~ん……僕の鎮守府じゃ、この敵と戦うのは……」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(確か、新種だったような……うん。今の戦力だと太刀打ち出来ないね。悔しいけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕の世界の深海棲艦なら、ここまで強くないんだけど……これもパラレルワールドのズレかな……)







ヴェールヌイの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(私達……いや、私では……到底、中枢棲姫には敵わない……例え、今からここで演習を積んでも……)

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……でも、それがもし“パラレルワールドで演習を積む”とすれば……新たな可能性が見えてくるはず……!)


ショタ提督「……これは他の鎮守府に任せるしかない、かな」

ヴェールヌイ「司令官!」ガチャ!

ショタ提督「わっ!ヴェールヌイお姉ちゃん!」

ヴェールヌイ「話は聞いたよ。私に演習させてほしいんだ!」

ショタ提督「……残念だけど、今から演習しても防衛戦には間に合わないよ」

ヴェールヌイ「うん。“この世界だと”ね……」

ショタ提督「……!」

ヴェールヌイ「……言いたいこと、分かったかい?」

ショタ提督「……うん。パラレルワールドなら、こことは違う演習法があるかもしれない。なら、試さない理由は無いか!」

ヴェールヌイ「流石司令官……話が早いね」ニコッ

ショタ提督「えへへ~♪それじゃあ、早速行こっか!」ギュッ

ヴェールヌイ「……!」ギュッ

ショタ提督「いくよ~?えいっ!」シュパッ!


――艦娘が著しく強い世界

ヴェールヌイ(平)「ほらっ!まだまだいくよ!」ズドドドドドドド!

ヴェールヌイ「うわっ!?あぐっ……!」大破

ヴェールヌイ(な、なんて強さなんだ……!これじゃあ、駆逐艦じゃなくて……戦艦クラス……!)

ショタ提督「……強い」


――深海棲艦が友好的な世界

レ級「もう1発ー!」ズドォンッ!

空母棲姫「演習なら、手加減しないから!」パシュパシュパシュ!

中枢棲姫「私の戦術、しっかり見に付けてね!」ズガガガガガガガ!

ヴェールヌイ(避けるので手一杯だよ!もはや攻撃のチャンスが無い!)ヒョイヒョイ

ショタ提督「……手強い!」


――マッチョ小ネタ世界

マッチョ提督「いくぞー!全部受け止めろよー!」ビシュビシュビシュビシュッ!

ヴェールヌイ「うわわわわわわ……!?」

ヴェールヌイ(つ、強すぎる……今までの中で、1番強いよ……ッ!)

ショタ提督「……あれが7周目提督君なの!?」

白露(小ネタ)「あ、あはは……」

長門(小ネタ)「もはや提督が海の暴れ者状態だからな……」


反転コンマ判定:ヴェールヌイの強さは!?

01~49:並の深海棲艦クラス
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:深海棲艦上位クラス
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:21周目提督と互角
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

06→60:艦娘基準だと化け物クラス


シュパッ!

ショタ提督「……お疲れ様」

ヴェールヌイ「……私、強くなれたかな?」

ショタ提督「う~ん……あれだけ演習を積んだんだし、間違いなく強くなってるはずだけど……」

ヴェールヌイ「……それじゃあ、今から出撃して来ても良いかい?」

ショタ提督「良いけど…………えっ!?まさか1人で!?」

ヴェールヌイ「もちろん、危なくなったら撤退する。自分の実力を……試してみたいんだ」

ショタ提督「………」

ショタ提督(本当は、止めるべきなんだろうけど……ヴェールヌイお姉ちゃんの目は本気だ……それなら……!)

ショタ提督「……うん、分かった。ただし、女神は必ず持って行ってね?」

ヴェールヌイ「……ありがとう、司令官」

・・・÷

ヴェールヌイ「ypaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!」ズドドドドドドドド!

レ級「あぐっ!?えっ、何こいつ!?滅茶苦茶強いんだけど!?」中破

飛行場姫「がはっ……!ちょ、ちょっと!あの子(21周目提督)に続いてこいつまで……!?」中破

中枢棲姫「うぐっ……中々やるじゃないの……!」中破

空母棲姫「ぐうっ……!わ、私がワンパンで……ッ!」大破

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……予想よりずっと強くなってる。これもパラレルワールドでの修行の成果かな……よしっ!)グッ






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

10×1.5=15
29.5+15=44.5/50<リーチ!>


ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……司令官とは、もう3ヶ月の付き合いか……)

ヴェールヌイ(最初にここに現れた時は、本当に何事かと思ったけど……こうして今、私達と共に楽しく過ごして……)

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……私とも、それなりに長い間……顔を合わせて……)

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……それで、演習にも付き合ってもらって……こんなに強くなって……)

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(これで、もっと司令官の為に戦える……そう思いながら、演習も頑張ったんだ……///)

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(……あぁ、やっぱりそうなんだ……私は……司令官のことを……いつしか、そういう目で……///)

ヴェールヌイ「……///」ドキドキ




ショタ提督「………」

ショタ提督(この世界に来て3ヶ月……いろんなことがあったなぁ……)

ショタ提督(ふふっ……本当に、この世界での毎日は……凄く楽しくて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……そんな中でも、ヴェールヌイお姉ちゃんとは……沢山、一緒にいたなぁ……)

ショタ提督「……///」

ショタ提督(……あ、あれ?どうしてそんなこと考えてるのかな?えっ……嘘。まさか、僕……///)

ショタ提督「……い、いやいや!まだ分からないよね!もしかして、親友や家族に向ける感情と勘違いして……///」

ショタ提督(……そうやって言い訳してる時点で、半分決まっちゃったようなものか……あぅ……///)






今月のリザルト:3ヶ月目

ポーラ:21/50『ご、ごめんね?まさかあそこまでの事態になるなんて……』
霰:0/50『……朝潮型のお姉ちゃん、だよね!うん!』
ヴェールヌイ:44.5/50<リーチ!>『本当に、いつも一緒にいてくれて……///』
アイオワ:1.5/50『向こうの27周目提督君、素直だったなぁ~♪』

4ヶ月目:上旬


12周目提督(外見男の子・性別女)「ずず……ふぅ。別世界でも、お茶の美味しさは変わらないんだね……♪」つお茶

ショタ提督「……そうだね」

12周目提督(女)「君は“私”をそういう目で見ないけど、他の人は……皆、私のことを男の子だと誤解するんだよね……」

ショタ提督「………」

12周目提督(女)「まぁ、髪は短いから……外見だけなら、男の子に見えなくも無いけど……でも、髪を伸ばすのは嫌なの。洗いづらいし……」

ショタ提督「……そう、なんだ」

12周目提督(女)「……本当は、床屋さんに話しかけられるのは苦手なんだけど……でも、髪を伸ばすくらいならって……」

ショタ提督「………」

12周目提督(女)「でも、秋月“お兄ちゃん”は私に……すぐ男の子向けの服を着せて、写真を撮ろうとするから……」

ショタ提督「………」

12周目提督(女)「……30周目提督君?」

ショタ提督「……え?あ、ごめんね?何の話だったっけ?」

12周目提督(女)「ううん、それは良いんだけど……ずっと上の空だったよ?大丈夫?」

ショタ提督「え……?」

12周目提督(女)「なんだか、気持ちの整理が出来てないみたいだったから……」

ショタ提督「……ちょっと、ね」





ヴェールヌイ「………」ジー

ヴェールヌイ(男の子の12周目提督君……場所、変わってもらえないかな……)





↓1ポーラのコンマ 好感度:21/50
↓2霰のコンマ 好感度:0/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:44.5/50<リーチ!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

霰「……やっと私の出番」

大潮「ばんざーい!ばんざーい!」

霰「……このまま出番が無かったら……どうしようって思っちゃった……」

大潮「うんうん!“あらる”なんて言われてたもんね~……」

霰「……でも、こうしてターンが回って来て……良かった」

大潮「そうだよね!ほら、早く司令官のところに行ってきなよ!」

霰「……うん」スクッ

大潮「そんでもって、司令官の好感度をアゲアゲに!」

霰「……頑張って、みる」カチャ

バタン…

大潮「頑張ってー!霰ー!フレーフレー霰ー!」

霞「うるさい!隣で騒がないでよ!」

大潮「ごめんね!」






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

ショタ提督「………」つ小道具 ジイィィィィィ…!

霰「……!?」

霰(し、司令官……!?近未来的な道具を持って、何を……)

ショタ提督「……う~ん、やっぱり難しいなぁ」

霰「……?」

ショタ提督「パラレルワールドに行く時、一々僕を呼ばなくても良いように……異世界同士を繋ぐゲートを作れたら最高なんだけど……」

霰「………」

ショタ提督(生憎、僕の頭じゃ無理かも……見た目をそれっぽくするだけなら、僕の世界の工具でどうにかなるんだけど……)

ショタ提督「………」つ光ってる金槌 カンカン!

霰「………」

霰(……何を作ってるのかな)

ショタ提督「………」

ショタ提督(パラレルワールドについての知識や演算なら手に取るように分かるけど、それ以外は……)

ショタ提督「……でも、ここまで作ったんだし。せめて外見だけでも完成させちゃえ!」カンカン!

霰「………」

霰(なんだか、凄く未来っぽいデザインのゲート……SF映画に出てきそう……)

ショタ提督「よいしょ、よいしょ……!」ジイィィィィィ…!

霰「………」






霰の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」トンテンカン ギリギリギリ…

霰「……っ」ウズッ

霰(い、いけない……淡々とゲートを作る司令官を見てると……)

霰「………」ウズウズ

霰(後ろから脅かしたくなる衝動が……!)ウズウズウズ

ショタ提督「あ~……なかなか完成しないなぁ……」

霰「………」ウズウズウズウズ

霰(……ちょっと、だけ……なら良いよね……?)




ショタ提督「………」チラッ

コード「」チョコン

ショタ提督(配線に使わなかった出力……入力?コード……)

霰「………」ソーッ

霰(足音を立てないように……)ソロリソロリ

ショタ提督「……これ、何かに使えないかな?」つコード スッ

霰(もう少し……!)

ショタ提督(例えば……ここに僕がパラレルワールドに移動する時のエネルギーを流し込めば、このゲートにも同じ力が宿ったりして……)

霰(……今っ!)

霰「……わっ!」

ショタ提督「ひゃあっ!?」ビクッ






反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:ゲートが大★爆★発!
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:どこかの世界に繋がる
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:世界を繋ぐゲート、まさかの開発成功!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

30→03:あっ


コード「」バチッ!

ショタ提督「な、なんだ……霰お姉ちゃんだたのか~……」

霰「……びっくりした?」

ショタ提督「そりゃ後ろからいきなり声をかけられたら誰だって……」

ゲート「」バチッバチッ…

ショタ提督「……え?」

霰「ごめんなさい……ちょっとした出来心で…………司令官?」

ゲート「」ガクガクガク…

ショタ提督「………」

ショタ提督(ゲートの調子が……それに、これって確か…………ッ!!)

ショタ提督「霰お姉ちゃん!今すぐゲートから逃げないと!」

霰「……え?」

ショタ提督「早くッ!!」ギュッ

霰「あ……」

ゲート「」ガクガクガク…カッ!






ズガアアアアアアアアアアアアンッ!!

ショタ提督「うわぁっ!」

霰「きゃっ……!」

シュウウウゥゥゥ…

ショタ提督「……あ、危なかったぁ」ヘナヘナ

霰「……ど、どういうこと?どうして……急に爆発したの……!?」

ショタ提督「……多分、さっき僕がびっくりした時のショックで……ゲートに変なエネルギーが入り込んで、暴走したんだと思う」

霰「……じゃあ、私のせいで……」

ショタ提督「いや、霰お姉ちゃんは悪くないよ。元はと言えば、僕が無理にゲートを作ろうとしたから……」

ショタ提督(……それに、この爆発の仕方は……うん。間違いない……あの時と同じ……!)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

10×1.0=10/50


ショタ提督「……ごめんね?お部屋のお掃除を手伝ってもらっちゃって」つ箒 サッサッ

霰「ううん……原因は霰だから……」つ塵取り

ショタ提督「……ありがとう。あ、塵取りお願い」つ箒 サッサッ

霰「……はい」スッ

ショタ提督「よいしょ、よいしょ……ふぅ。爆発したとはいえ、破片が多少飛び散っただけで済んで良かったよ~……」

霰「………」

ショタ提督「……これでよし。次は壁や床の煤を拭かないと!え~っと、雑巾は……」

霰「……司令官」

ショタ提督「どうしたの?」

霰「……どうして、爆発すると分かったの……?咄嗟の判断にしては、凄く的確だったから……」

ショタ提督「え?それは……」




夕張「提督~!?」ドタドタ

明石「今、執務室から凄い爆発音が聞こえましたよ!?」ドタドタ

ショタ提督「あ、夕張お姉ちゃんと明石お姉ちゃん!それがね~……」

霰「………」

霰(……聞きそびれちゃった)

4ヶ月目:中旬


14周目提督「会わせたい奴がいるって言われたから来てみたが……」

翔鶴(14周目)「……30周目提督君、いませんね」

14周目提督「おいおい、まさか呼びつけといて留守かよ……」

翔鶴「おかしいですね……」

ショタ提督「お待たせ~!」シュパッ!

14周目提督「うおっ!?急に出て来るなよ!」

翔鶴「きゃっ!さ、30周目提督君!?」

ショタ提督「ごめんなさい……ちょっと、ね……」

14周目提督「……で、会わせたい奴ってのは誰なんだ?」

ショタ提督「それはね……?」チラッ

14周目提督翔鶴「………」チラッ



翔鶴(14周目提督殺害小ネタ)「………」



翔鶴「……私?」

14周目提督「ん?この鎮守府の翔鶴か?」

ショタ提督「……ううん、違うよ。この翔鶴お姉ちゃんは……」

翔鶴(小ネタ)「………」ヨロヨロ

14周目提督「……?」

翔鶴(小ネタ)「……提、督……ッ!」ギュウッ!

翔鶴「!?」

14周目提督「うわっ!?ちょ、おい!?何やって……///」

翔鶴「ちょ、ちょっと!私の提督に何をして……」

翔鶴(小ネタ)「あぁ……この温もり……確かに提督です……!」ジワッ

14周目提督翔鶴「……え?」

翔鶴(小ネタ)「うぁ……提督……今まで、何度あの時を悔やんだか……ッ!」ポロポロ

14周目提督「………」

翔鶴(小ネタ)「提督……ぐすっ……えうっ……」ポロポロ

14周目提督(翔鶴の、この泣き方は……ただ事じゃない。俺だって、長い間翔鶴と暮らしてきたんだ……それぐらい、すぐに分かる)

翔鶴「……30周目提督君。これは一体……」

ショタ提督「……その翔鶴さんはね?随分前に――」





↓1ポーラのコンマ 好感度:21/50
↓2霰のコンマ 好感度:10/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:44.5/50<リーチ!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ポーラ「さっき、翔鶴さんが14周目提督さんに抱き着いて泣いてました……」

ザラ「……当たり前よ。私だって、同じ立場だったら……」

ポーラ「……ですよね。私も……そんなことになったら……」

ザラ「………」

ポーラ「………」

ザラ「……こうして提督と普通に過ごせる日常が、凄くありがたいことだと思わないとね……」

ポーラ「……噛みしめて、日々を過ごさないと……!」

ザラ「………」

ポーラ「………」






ショタ提督「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ナニをする

>>819

すみません!急に腹痛が来たので1度中断します。
30~45分後に再開予定です。

お待たせしてすみませんでした!再開します。

>>820はR-18安価に該当しますので、安価下とさせていただきます。よって今回は>>821を採用します。


2周目提督「………」

2周目提督(ハーレム小ネタ)「最近、朝潮達が仕事中にも押し寄せて来てな……」

2周目提督(あべこべ※)「そうなんだ~……僕も朝潮お姉ちゃんや瑞鶴お姉ちゃんとよくお出かけしてるの~!」ニコニコ

※あべこべ2周目提督小ネタは本編世界での物語ですが、ここでは『元からこのような性格として育った世界』から来た2周目提督とします。

ポーラ「……!」

ポーラ(わぁ……2周目提督さんが3人います~……きっと、パラレルワールドから提督が連れて来たんですね~……!)

2周目提督「………」

2周目提督(同じ俺自身のはずなのに、こうも違う人生を歩んでいるのか……世界は広いんだな)

ショタ提督「そういえば、そっちの2周目提督さんのところだと16周目提督君も磯風お姉ちゃん達と付き合ってたんだっけ?」

2周目提督(ハーレム)「あぁ。唯一、4人の嫁がいる提督同士で話が合うもんだから……例の喫茶店で、しょっちゅう顔を合わせてるな」

2周目提督(あべこべ)「ふふっ……仲良しなんだね~!」

2周目提督(ハーレム)「………」

2周目提督「……それにしても、どうして舞風や五月雨とも付き合うことになったんだ?」

2周目提督(ハーレム)「それは……話せば長くなるが、一文でまとめると……“舞風が俺を寝取って和解して、五月雨もいつの間にか混ざって全員が婚約していた”」

ポーラ「!?」

2周目提督「……はぁ!?」

2周目提督(あべこべ)「ね、寝取る!?そんなことしちゃダメだよ~!」

ショタ提督「そ、そうだよ!その世界の舞風お姉ちゃん、そんなことを……」

2周目提督(ハーレム)「……まぁ、今となっては笑い話だけどな」

2周目提督「笑い話で済むのかそれ!?」

ポーラ「………」

ポーラ(ね、寝取りって……パラレルワールドの2周目提督さんは、とんでもない修羅場を潜り抜けて来たんですね……)






ポーラの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ポーラ「……!」ピーン

ポーラ(ふふふ~……こんな時こそ、場を盛り上げる最高のアイテムがあるじゃないですか~!)ダッ



2周目提督「するとなんだ、そっちの俺は……その、色々な服を着せられてるのか?」

2周目提督(あべこべ)「そうだよ?この前は幼稚園のスモッグだったかなぁ……それから小学生の制服に~♪」

2周目提督(本編&ハーレム)「それ以上は言うなッ!」

ショタ提督「あ、あはは……」

ショタ提督(パラレルワールドの2周目提督さん……特にあべこべ世界は随分と違うなぁ……)

ポーラ「皆さ~ん!」バターン!

ショタ提督「わっ!ポーラお姉ちゃん!」

2周目提督「ん?ポーラか…………ん?」

2周目提督(ハーレム)「……その手に持ってる物は、まさか……!」

ポーラ「はい!ワインで~す!」つワイン ジャジャーン!

2周目提督(あべこべ)「じゃあ、お酒ってこと?」

ショタ提督「ぽ、ポーラお姉ちゃん!この前、ザラお姉ちゃん達に全部取られたんじゃ……」

ポーラ「えへへへ~……こんなこともあろうかと、まだまだいっぱい隠し持ってるんですよ~?」

ショタ提督「……そ、そうなんだ」

2周目提督「……流石に昼間から酒を飲むのはな」

2周目提督(ハーレム)「……だよな」

ポーラ「はい、そこの朗らかな2周目提督さんには……子供用グラスに注ぎました~♪」スッ

2周目提督(あべこべ)「わ~い!ありがとう!」キャッキャ

2周目提督(本編&ハーレム)「ちょっ!?」

ショタ提督「あ~……」

2周目提督(あべこべ)「いただきまーす!ごくごく……♪」

ポーラ「ほらほら~!あっちの2周目提督さん1人だけ飲んでますよ~?」

2周目提督「はぁ……仕方ない。ごくっ……」

2周目提督(ハーレム)「……結局こうなるのか。ごきゅ……」

ポーラ「提督もどうですか~?」

ショタ提督「……遠慮しとくね」





反転コンマ判定:2周目提督達はどうなった?

01~49:大惨事
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ほろ酔い
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:ちょっと飲んだだけなので素面。むしろ味を絶賛される!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

78→87:アルコール度数高?


2周目提督「っく……ちょっとキツいな、これ……///」

2周目提督(ハーレム)「あぁ……もう顔が熱くなってきた……///」

ポーラ「それはそうですよ~。本場の高いワインですから~♪」

ショタ提督「……大丈夫?」

2周目提督「な、なんとかな……///」

2周目提督(ハーレム)「でも、帰ったら朝潮達に叱られそうだな……///」

ショタ提督「あ、あはは……」

2周目提督(あべこべ)「おいし~♪お代わりちょうだ~い!///」

ポーラ「は~い!まだまだありますよ~?」トポポ…

2周目提督(あべこべ)「やった~!ありがとぉ~///」

2周目提督「……飲み過ぎじゃないか?///」

2周目提督(あべこべ)「えへへぇ~♪あまりにも美味しくって、つい~///」

ポーラ(朗らかな2周目提督さんには、ちょっと刺激が強すぎたみたいですね~)

2周目提督(ハーレム)「……2日酔いするぞ///」

2周目提督(あべこべ)「大丈夫だよ~!だって、こ~んなに元気だよ~?///」フラフラ

2周目提督「………」

2周目提督(ハーレム)「………」

2周目提督(本編&ハーレム)(思いっきり千鳥足になってるじゃないか……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(後であの2周目提督さんの世界の朝潮お姉ちゃんと瑞鶴お姉ちゃんに、迎えに来てもらった方が良いかな……?)

ポーラ「ふふっ♪」

ポーラ(やっぱり、お酒は人々を明るくしますね~!だからどんどん飲むべきです~♪)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

5×1.5=7.5
21+7.5=28.5/50


朝潮(あべこべ)「司令官、私の左肩に掴まって下さい!」

瑞鶴(あべこべ)「私の右肩にもね?」

2周目提督(あべこべ)「うぇへへ~……ありがとぉ……///」フラフラ

ショタ提督「ごめんね?わざわざ来てもらっちゃって……」

朝潮「いえいえ!大事な司令官の為ですから!」

瑞鶴「そうそう!こんな提督さん、中々見れないもの♪」

2周目提督(あべこべ)「えへへぇ……///」

ショタ提督「じゃあ、まずはあべこべ世界の2周目提督さんを送って来るね!2人もすぐに、元の世界に送るから!」シュパッ

2周目提督「………」

2周目提督(ハーレム)「………」

2周目提督(あの酔い様だと……)

2周目提督(ハーレム)(確実に2日酔いするな……)

ポーラ「ほら~!朝潮ちゃんや瑞鶴さんだって、あんなに喜んでるじゃないですか~♪」

2周目提督「……どこの世界でも、ポーラはこうなのか」

2周目提督(ハーレム)「みたいだな……」

ポーラ「むしろお酒が嫌いなポーラなんてポーラじゃありませんよ~!」

ポーラ(そんなポーラはどこの世界にもいないはずです~…………いませんよね?)

4ヶ月目:下旬


長門「待て待て~♪」ズダダダダダ ※鬼ごっこ中

島風「そんな速さじゃ追いつけないよ!」シュタタタタタ

雪風「絶対に捕まりません!」シュタタタタタ

神風(というか、捕まったらずっと抱き着かれて離してもらえないし……!)シュタタタタタ

ショタ提督「………」ジー

ショタ提督(長門お姉ちゃんって、いつも駆逐艦のお姉ちゃん達を追いかけまわしてる気がする……)

ショタ提督(……そうだ!色々なパラレルワールドに行ってみれば、中には考え方が違う長門お姉ちゃんおいるはず!)シュパッ

・・・÷

長門「ふぅ……良い汗かいたな!さて、シャワーでも浴びてスッキリ……」スタスタ

<なんだこれは!?

<うぐっ!せ、狭い……!

長門「……ん?」

長門(何やら執務室から聞き覚えのある声が……島風や那珂にしては大人びているが……かといって陸奥や神通のような声でも……)ガチャ








長門(平1)「うおおおおおっ!私だらけなんて地獄じゃないかあああああああッ!!」

長門(平2)「駆逐艦を……私に天使の恵みをぉ……!」ガクガク

長門(平3)「島風綾波漣霞睦月龍驤電谷風雪風五月雨秋月不知火浜風霰敷波曙大潮……」ブツブツ

長門(平4)「わ、私は何もしていない!決して提督の寝こみを襲うなど……!」アセアセ

長門(平5)「ふおおおおおおおおおおおお!部屋の外から駆逐艦の臭いがあああああああああああああッ!!」

ギュウギュウギュウギュウ

長門「」

ショタ提督「あ……長門お姉ちゃん」

長門「……これは何事だ!?どうして私がこんなに沢山いるんだ!?」

ショタ提督「いや、その~……他の世界の長門お姉ちゃんは、どんな性格なのかなぁって……」

長門(平6)「駆逐艦?いや、そこそこに成長しつつあどけなさが残る軽巡こそ至高だろう!」キリッ

長門(平7)「そんなわけないだろう!完全に成長しきった重巡以上こそがジャスティスだ!」キリッ

長門(平8)「お前達は何をそんな必死に語っているんだ……戦艦なら、戦ってこそだろう?」

長門(平9)「お、同じ私の癖して……何を言うんだ!駆逐艦を愛でてこそ長門だろう!?」

長門(平10)「そーだそーだ!潮っぱいや浜風達の豊満な胸は私のものだぁ!」

ギュウギュウギュウギュウ

長門「………」

ショタ提督「あ、あはは……ちょっと集め過ぎちゃった……」

長門「………」

長門(……自分が普段やっていることを、第3者視点で見せられると……中々クるものがあるな……くっ……)




↓1ポーラのコンマ 好感度:28.5/50
↓2霰のコンマ 好感度:10/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:44.5/50<リーチ!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ヴェールヌイ「………」

暁「……悩んでるの?」

ヴェールヌイ「………」

雷「もうっ……司令官のこと、好きなんでしょ?」

ヴェールヌイ「……///」コクリ

電「だったら、告白するしかないのです!」

ヴェールヌイ「……でも、もし断られたら」

暁「あぁもうじれったいわね!貴女は不死鳥なんでしょ!?」

ヴェールヌイ「……!」

雷「そうよ!不死鳥の姉さんなら、告白ぐらいで立ち止まってちゃダメよ!」

ヴェールヌイ「………」

電「そうなのです!ここで何もしないと、ずっと……司令官さんに気づいてもらえないのです!」

ヴェールヌイ「……皆」

暁「響……いや、ヴェールヌイ!」

雷「姉さん!」

電「お姉ちゃん!」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……私は)







特殊多数決

1.告白しようそうしよう!
好感度50確定 END開放!

2.いーや、まだだね!
好感度上昇コンマ判定へ

↓1~↓5

ヴェールヌイ「……っ」

ヴェールヌイ(でも……)

暁「……行かないの?」

ヴェールヌイ「……ごめん。やっぱり……まだ、心の準備が……」

雷「……そっか。ごめんなさい、急かすようなことを言っちゃって」

電「……ちょっと、強引だったかもしれません。私も、ごめんなさい……」

ヴェールヌイ「……ううん、ありがとう。怖気づいている私の、背中を押そうとしてくれて」

暁「………」

雷「………」

電「………」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……司令官。もう少しだけ……時間が欲しい。自分の気持ちに……整理をつけたいから……)






好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

10×1.0=10
44.5+10=54.5→50/50<END開放!>


暁「すぅ……」

雷「私がいるじゃなぃ……すぴー……」

電「んぅ……」

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(あれから、1日ずっと考えてたけど……やっぱり、私は……///)

ヴェールヌイ「……っ///」ドキドキ

ヴェールヌイ(……鼓動が止まらない。フラれてしまう怖さより……司令官と結ばれたいと思う気持ちの方が……!///)

ヴェールヌイ「……!」ムクリ

雷「……ん、姉さん?」

ヴェールヌイ「……決心がついたんだ」

雷「決心……じゃあ……!」

ヴェールヌイ「……司令官に、想いを伝えに行く」

雷「……頑張ってね?応援してるから!」

ヴェールヌイ「……ありがとう。それじゃあ……行って来ます」カチャ

雷「えぇ。行ってらっしゃい!」ノシ

バタン…

雷「………」

雷(司令官……どうか、姉さんの気持ちに……ちゃんと応えてあげて……!)






ヴェールヌイ「………」スタスタ

ヴェールヌイ(……不死鳥なんて関係無い。私は……自分自身の手で、道を切り開く……!)スタスタ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……眠れないから、つい……夜更かししちゃった。良い眺めだなぁ……)

キランッ

ショタ提督「……!」

ショタ提督(あ、流れ星……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ヴェールヌイお姉ちゃんのことばかり考えちゃって、どうしても眠れないんだよね……///)

ショタ提督「……///」ドキドキ

ショタ提督(これって……やっぱり……///)ドキドキ




バタン…

ショタ提督「……?」チラッ

ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督「……ぶぇ、ヴェールヌイお姉ちゃん!?///」

ヴェールヌイ「起きていたんだ……夜分遅くに失礼するね、司令官///」

ショタ提督「う、うん……でも、どうしたの……?///」

ヴェールヌイ「……大事な話があるんだ。それも、どうしても……今、伝えたくて……///」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(大事な話……わざわざここまで来てくれたってことは、よっぽど……!)

ヴェールヌイ「……あ、あのね?///」ドキドキ

ショタ提督「……は、はいっ///」ドキドキ

ショタ提督(うぅ……ヴェールヌイお姉ちゃんのことを考えてる時に、まさか本人が来るなんて……///)

ヴェールヌイ「……///」ドキドキ

ヴェールヌイ(ここまで来たんだ……後は、司令官に言うだけ……!///)ドキドキ

ヴェールヌイ「……私は――」








「――司令官のことが、好き……それも、1人の男性として……///」






ショタ提督「……ッ!?///」

ヴェールヌイ「……///」ドキドキ

ヴェールヌイ(言った……言っちゃった……もう、後戻りは出来ない……!///)ドキドキ

ショタ提督「……え、えっと……///」

ヴェールヌイ「……///」ドキドキ

ショタ提督(……え、えぇっ!?そ、そんなことを言われるだなんて……予想外だよぉ!ま、まさか……告白、されるなんて……!///)

ショタ提督「……///」

ショタ提督(……でも///)

ヴェールヌイ「……っ///」ドキドキ

ヴェールヌイ(……せ、せめて何か言ってほしいな……///)ドキドキ

ショタ提督「……ヴェールヌイお姉ちゃん」

ヴェールヌイ「……なんだい?///」

ショタ提督「……どうして、僕がこんなに遅くまで起きてたか……分かる?」

ヴェールヌイ「……?///」

ショタ提督「……それはね?ある人のことを、ずっと考えていて……眠れなかったからなんだ」

ヴェールヌイ「……っ」ズキッ

ヴェールヌイ(ある人……まさか、司令官には……もう、好きな人が……)

ショタ提督「その人はね?いつも僕の傍にいてくれて、一緒にお喋りしたりして……ずっと、一緒だったんだ」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「……僕は、いつの間にか……その人のことが、好きになっちゃったんだ///」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(司令、官……)

ショタ提督「……その人こそ――」







「――ヴェールヌイお姉ちゃん、なんだ///」






ヴェールヌイ「……!///」

ショタ提督「えへへ……まさか、両想いだったなんて……///」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「……ヴェールヌイお姉ちゃん?」

ヴェールヌイ「………」プルプル






ヴェールヌイ「……っ」ジワッ

ショタ提督「わっ!お、お姉ちゃん!?」

ヴェールヌイ「ぐすっ……司令官は、ズルいよ……あんな言い方されちゃったら……他に、好きな人がいると思って……」ポロポロ

ショタ提督「あ……」

ヴェールヌイ「勇気を出して告白して……それで、フラれるかと思って……それで……」ポロポロ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……そっか。僕がつい『好き』という返事を後に回しちゃってたから……)

ヴェールヌイ「ひっく……えうっ……」ポロポロ

ショタ提督「………」ダキッ

ヴェールヌイ「……!///」

ショタ提督「……ごめんね?僕も……ヴェールヌイお姉ちゃんに告白されて、嬉しくって……つい、あんな言い方になっちゃって……」ギュウッ

ヴェールヌイ「……しれいかん」ポロポロ

ショタ提督「ありがとう……僕のことを、好きになってくれて!そして……///」

ヴェールヌイ「……?///」

ショタ提督「……今まで、ずっと一緒にいてくれて///」

ヴェールヌイ「……///」ポロポロ

ショタ提督「……///」

ヴェールヌイ「……こっちこそ、ありがとう……私のことを、好きになってくれて……!///」ポロポロ

ショタ提督「……えへへ///」

ヴェールヌイ「……ふふっ///」













「……これからは、恋人として……よろしくね?///」


「……конечно(もちろんさ)///」











――好感度50/50

ショタ提督「……でも、いきなり一緒の布団で寝るのは……///」

ヴェールヌイ「……ダメ、かな?」シュン

ショタ提督「ううん、そんなことないけど……甘えん坊さんなんだね///」

ヴェールヌイ「……司令官にだけ、さ。こんな私を見せるのは……///」

ショタ提督「……えへへ///」

ヴェールヌイ「それに……///」

ショタ提督「……?」

ヴェールヌイ「……大好きな人の温もりを、今夜いっぱい……感じていたいんだ……///」

ショタ提督「……そっか。なら……えいっ♪」ギュウッ

ヴェールヌイ「ひゃっ……し、司令官……?///」

ショタ提督「こうやって、抱き合って寝れば……もっとあったかくなれるよ?///」

ヴェールヌイ「……そう、だね///」ギュッ

ヴェールヌイ(……司令官、見かけによらず意外と積極的……///)

ショタ提督「……おやすみ///」

ヴェールヌイ「うん。おやすみ……///」

ショタ提督「……///」

ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督ヴェールヌイ(……眠れない///)






今月のリザルト:4ヶ月目

ポーラ:28.5/50『もうっ!お酒の飲み過ぎはダメだよ~!』
霰:10/50『あの時はごめんね?』
ヴェールヌイ:50/50<END開放!>『大好きっ!』
アイオワ:1.5/50『そういえば、お喋りする機会が少ないなぁ……』

5ヶ月目:上旬


ヴェールヌイ「……暑いね」つアイス ペロペロ

ショタ提督「えっ、そうかな?まだマシだと思うけど……」

ヴェールヌイ「いや、今日は例年でもかなりの真夏日だって聞いたけど……」

ショタ提督「そうなの?何℃くらい?」

ヴェールヌイ「確か……今日の最高気温が36℃だったはず……」

ショタ提督「え?やっぱり低……あぁっ!そうか!」

ヴェールヌイ「……どうしたの?」

ショタ提督「ごめんごめん!僕の世界の基準で考えちゃダメなんだったね!」

ヴェールヌイ「……?」

ショタ提督「僕の世界より、この世界は温暖化が進んでないのかも。こっちでは、全国の最高気温が40℃を超える都市が10個を超えるのが珍しくないから……」

ヴェールヌイ「そ、そうなんだ……えっ、じゃあ海面も凄く上昇して……」

ショタ提督「ううん、それは大丈夫。科学者達が何年もかけて、大急ぎでそれを食い止める装置を作ったんだ!」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「そのお陰で、なんとか海面上昇は免れてるんだけど……やっぱり、温度そのものを早く元に戻そうとするプロジェクトも進んでて……」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……もしかして、司令官の世界は……艦娘の技術以外は、この世界よりも高度な科学文明を築いているのかな……?)





↓1ポーラのコンマ 好感度:28.5/50
↓2霰のコンマ 好感度:10/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なおヴェールヌイが最大値の場合は即ENDです

朝雲「あ~暑かったぁ……」ガチャ

霰「……お帰りなさい」

朝雲「ただいま~……ふぅ、やっぱり部屋の中は冷房が効いてて快適ね」

霰「……熱中症には気をつけないと」

朝雲「そうよねぇ……まだ今月に入ったばかりなのに、いきなり熱中症で亡くなった人が出てるくらいだし……」

霰「………」

霰(司令官……大丈夫かな?パラレルワールド出身だし、向こうの世界とは勝手が違うだろうから……)

朝雲「……霰?」

霰「……司令官の様子、見て来るね……?」

朝雲「あ、うん。行ってらっしゃい」







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督(平1)「いや~、ここは涼しいね~♪」

ショタ提督(平2)「……快適」

ショタ提督(平3)「ちょうどエアコンが壊れてたとこだったんだ……今回は礼を言うぜ!」

ショタ提督(平4)「あ、あの……ありがとう、ございます……」オドオド

ショタ提督「ふふっ、喜んでもらえて何よりだよ~♪」

霰「………」

霰(司令官が、何人もいる……もしかして、パラレルワールドから連れて来たのかな……?)

ショタ提督(平5)「にしても、ヴェールヌイと付き合うことになったんだって?この色男めぃ!」肩ポンポン

ショタ提督「えへへ……うんっ///」

ショタ提督(平6)「確かに、貴方の性格から分析すれば……これは称賛に価します」パチパチ

ショタ提督(平7)「そうなのか、おめでとさん。仲良くな~?」

ショタ提督「ありがとう、皆~!」

霰「………」

霰(……あの子〈平2〉と私、なんだか似てるような……)

ショタ提督「あっ、冷蔵庫に冷た~いジュースがあるんだ!今持って来るね!」

ショタ提督(平1)「お構いなく~♪」ゴロゴロ

ショタ提督(平2)「……ありがとう」

ショタ提督(平3)「おっ、気が利くじゃねぇか!」

ショタ提督(平4)「そ、そんな……悪いですよぅ……!」アセアセ

ショタ提督(平5)「プロテインは無いのか!?いや、無ければ良いんだ!すまない!」

ショタ提督(平6)(清涼飲料水は……しかし、健康を害するとは理解していても……うぅむ……)

ショタ提督(平7)(ジュースで賭け事……は無理だよなぁ)

霰「………」






霰「……何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

響(18周目)「おめでとう、30周目鎮守府の私」ニコッ

雷(19周目)「姉さんなら、きっとEND開放まで走り抜けると思ってたわ!」

暁(25周目)「流石は私の妹ね!」

電(28周目)「第六駆逐隊、バンザイなのです!」

ヴェールヌイ「……ありがとう、皆」ニコッ


暁型、凄い……!
お風呂入って来ます。30~50分後に再開予定です。

すみません、お風呂を沸かすのを忘れてました。
申し訳ありませんが、再開予定時刻+10分になりそうです。

お待たせしました!再開します。

霰「………」ウズ

霰(この前、あんなことがあったばかりなのに……また、司令官を……ううん、司令官達を驚かせたくなってきちゃった……)ウズウズ

ショタ提督「それでね~?」

ショタ提督(平3)「マジかよ!?」

ショタ提督達「あはははは~!」ワイワイガヤガヤ

霰「………」ウズウズウズ

霰(……この衝動、やっぱり……抑えられない……!)ウズウズウズウズ

霰(でも、どうやって驚かそうかな……)ウズウズウズウズウズ

霰「………」ウズウズウズウズウズウズ

霰(……良いこと思いついた)ダッ




ショタ提督(平7)「で、ヴェールヌイとはどこまでいったんだ?」

ショタ提督「どこまでって?」

ショタ提督(平5)「一緒に走り込みしたりとか筋トレとか!」

ショタ提督(平3)「長良や鬼怒じゃねぇんだから……」

ショタ提督(平1)「もしかして、チューくらいはしちゃった?」

ショタ提督「う、うえぇ!?そんな……まだ付き合いだしたばかりだし……///」モジモジ

ショタ提督(平7)(……初心というか純粋というか)

ショタ提督(平6)(この様子ですと、恐らく両者共気恥ずかしさが勝り……)

ガチャッ!

ショタ提督達「……え?」クルッ

霰「……んちゃ」※アラレちゃんコス

ショタ提督達「………」

霰(……霰といえば、やっぱりこれ……持ちネタだけど)

ショタ提督達「………」





反転コンマ判定:提督達の反応は?

01~49:冷たい風が吹く
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:半数に受ける
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:全員に大ウケ!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

45→54:とりあえずセーフ


ショタ提督「わぁ~!アラレちゃんの服だ~!」

ショタ提督(平1)「本当だ~!メガネもかけてるんだね~!」

ショタ提督(平2)「………」

ショタ提督(平3)「……何してんだ」

ショタ提督(平4)「え、えっと……アラレちゃんのコスプレ、ですか……?似合ってます……はい……!」

ショタ提督(平5)「そんな服着てたら運動出来ねぇじゃん!さっさと脱いだ脱いだ!」

ショタ提督(平6)(……一体、彼女はどうして服装を変えてこの部屋に入室したのでしょうか)

ショタ提督(平7)「お~、中々完成度の高いコスプレじゃん」パチパチ

霰「………」

霰(一部の司令官には、ウケなかったみたいだけど……半分くらいの司令官は、笑ってくれた……♪)

ショタ提督「ねぇねぇ!もっと近くで見せて!」

霰「……うん」

ショタ提督(平1)「おぉ~!こんなところまで!」

ショタ提督(平4)「あ、あの……自分で作ったんですか……?」オドオド

霰「……ううん。倉庫から見つけて来ました……」

ショタ提督(平7)「なんでそんな服がしまってあるんだ……でも、これ作った人すげぇな!」

霰「……私もそう思います」






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

7×1.5=10.5
10+10.5=20.5/50


朝潮「それにしても、凄く精巧に出来てるなぁ……」つアラレちゃんコス マジマジ

大潮「本当だね~!なんだか、これを着たら『キーン!』って言いながら走りたくなっちゃいそう!」

霰「……同感」

満潮「よっぽどの暇人もいるのね……」

荒潮「そんな言い方しちゃダメよ~。素直に完成度を褒めてあげなきゃ♪」

朝雲「……でも、どうして私達が着てもサイズが合うのかしら?」

山雲「そうね~……まるで測ったとかと思うくらい……」

霰「……!」

霰(確かに……今思えば、それは不思議……)

霞「……この鎮守府に、これほどまでに裁縫が得意な人っていたかしら」

朝潮型「う~ん……」






長門「次はこのコスを……!」つミシン ガガガガガガ

陸奥「……駆逐艦のことになると、本当にハイスペックよねぇ」

長門「まぁな。いつか、この服を皆に着てもらうつもりだ!なんなら提督でも良いぞ!」ガガガガガガ

陸奥「はぁ……」

陸奥(今じゃ倉庫の半分がコスチュームで埋まってるのよね……本当に、いつその技量を身に着けたのかしら……)

5ヶ月目:中旬


いつもの喫茶店

24周目提督「……パラレルワールド、ですか」

ショタ提督「うんっ!」

24周目提督「………」

24周目提督(超能力者の次は平行世界からの来客者……本当に、この星に来てから驚かされてばかりです……!)

24周目提督「……1つお聞きしても良いですか?」

ショタ提督「何々~?」

24周目提督「30周目提督君は、その能力を生まれつき持っていたんですか?」

ショタ提督「ううん、違うよ?ちょっとした事故が原因でね……」

24周目提督「事故、ですか……もしかして、何かの装置が暴走したり……」

ショタ提督「……凄い!正解だよ!どうして分かったの!?」

24周目提督「今までに色々な惑星を訪れて、その中で……30周目提督君のようなケースの方を、間近で見たことがあるんです」

ショタ提督「そうなんだ~……宇宙は広いなぁ……」

24周目提督「………」

24周目提督(ただ、その方は……事故に遭って以来、ずっと行方不明のままなんですよね……私達の惑星にも捜索願いが送られてきましたが、依然として見つかっていません……)

24周目提督「……では、その装置についてお尋ねしてよろしいでしょうか?」

ショタ提督「良いよ?別に話しちゃいけないことでも無いからね」

24周目提督「ありがとうございます。それでは最初にお聞きしたいのは……」





↓1ポーラのコンマ 好感度:28.5/50
↓2霰のコンマ 好感度:20.5/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なおヴェールヌイが最大値の場合は即ENDです

今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

ポーラ「へぇ~……提督とヴェールヌイちゃんが~!」

ザラ「えぇ。あの2人、よく一緒にいたから……」

ポーラ「確かに~!それにしても、ヴェールヌイちゃんもあぁ見えて結構積極的なんですね~!」

ザラ「人は見かけによらないって言うからね」

ポーラ「私達は人じゃないですけどね~」

ザラ「………」

ザラ(そういう意味で言ったんじゃないけど……)

ポーラ「………」

ポーラ(ポーラが知らない間に、そんなことが~……今度、お祝いにおすすめのお酒をプレゼントです~!)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

艦これアーケード……近くのゲームセンターには筐体が置かれていないんですよね……
なので全くの未プレイな為、間違った描写があればすみません。


ショタ提督「やった~!ついに揃った~!」ピョンピョン

ポーラ「……?」

ポーラ(提督……凄く喜んでますね~。一体どうしたんでしょうか~?)

ショタ提督「ゲームセンターに通い続けて……やっと、やっとぉ……!」スッ

艦娘中破ホロカード×全員分「」ピカピカピカー!

ポーラ「……!」

ポーラ(あれって……最近稼働された、艦これアーケードの……!)

ショタ提督「実装されてるお姉ちゃん達、全員分のカード……ゲットしちゃった!」

ポーラ「………」

ショタ提督「えへへ~……これを手に入れる為に、どれだけプレイしたか……いや、それよりも!」

ポーラ「……?」

ショタ提督「艦娘のお姉ちゃん達が、画面の中で動き回るんだよ!?こんなに楽しいゲーム……もう最高だよ!」

ショタ提督(僕の世界じゃ、そもそもお姉ちゃん達がいないし……)

ポーラ「………」

ポーラ(提督、いつの間にプレイしてたんですか~!?今までの描写でも、そんな場面は無かったはずです~!)

ポーラ(それに、集めたカードが中破ってどういうことですか~!いえ、別に集めることを否定するつもりはありませんけど~!)





ポーラ「何をしましょうか~」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ポーラ「………」

ポーラ(でも、何かに熱中するのは良いことですもんね~……)

ショタ提督「ふふっ……♪」ホクホク

ポーラ「………」

ポーラ(折角ですし~……提督の話、聞いてみましょうか~!もちろんお酒を飲みながら!)ダッ




ショタ提督「……っと、汚したら大変だよね!専用のカードケースに入れてっと」つカードケース

ポーラ「て~とくぅ~///」ガチャ

ショタ提督「あ、ポーラお姉ちゃ……てお酒臭っ!」

ポーラ「えへへ~……提督、凄いです~!カードをコンプリートするなんて~!///」

ショタ提督「………」

ショタ提督(また飲んだんだね……もうっ……)

ポーラ「どうやって集めたんですか~?聞かせて下さいよぉ~///」

ショタ提督「どうやってって……そりゃあ、何度もゲームセンターに通って……」

ポーラ「なるほど~……やっぱり、中々集まらなかったんですか~?///」

ショタ提督「そうなんだよ~!建造しても、同じお姉ちゃん達が何度も登場して……あ、いや!それは全然良いんだよ?でも、苦労したなぁ……」

ポーラ「ほぅほぅ~……じゃあ、全部揃うまで粘ったってことですよね~?余程の根気が無いと出来ることじゃありませんよ~!///」

ショタ提督「……そ、そうかな?///」

ポーラ「そうですよ~!誇っても良いと思います~!///」

ショタ提督「……え、えへ///」

ポーラ(提督、喜んでます~!あ、でも……ポーラも頭がポワポワしてぇ~……)






反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:カードケースを貸してもらい……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:一緒にカードを鑑賞
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:上+2人がお互いを意識する
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

68→86:寄り添い合いましょう


ポーラ「提督~!集めたカードを見せてもらっても良いですか~?///」

ショタ提督「うん!はいっ!」つカードケース スッ

ポーラ「………」

ポーラ(ここからじゃ少し見づらいので……提督の横に~……)スッ

ポーラ「……わぁ~!キラキラしてます~!///」

ショタ提督「そうでしょ~?全部集めるのに、どれだけの時間とお金を費やしたか……」

ポーラ「時間は仕方ないにしても……お金は大丈夫なんですか~?///」

ショタ提督「もちろん、自分で使える範囲内におさめてるよ?いくら楽しくても、必要以上にお金をつぎ込んだらダメだもん!」

ポーラ「………」

ショタ提督「……ポーラお姉ちゃん?」

ポーラ(……いつもお酒を飲んでいる私には、中々クる台詞ですねぇ……ま、そんなことより!)

ポーラ「皆見事に服が破けてますね~……///」

ショタ提督「あはは……お姉ちゃん達には申し訳ないけど、こればかりは仕様だから……」

ポーラ「そうですよね~……でも、ポーラは提督を責めるつもりはありません!なので、これからもどんどんプレイして下さい~!///」

ショタ提督「そ、そう……?ありがとう。そう逝ってもらえると、気が楽になったかも!」

ポーラ「いえいえ~///」

ポーラ(……ただ、私のカードが無いのは……ちょっと寂しいですね~……)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

2×1.5=3
28.5+3=31.5/50


ザラ「えぇっ!?中破ホロを全部集めたですって!?」

ポーラ「はい~!提督、凄く喜んでました~!」

ザラ「提督……どれだけ苦労したのかしら……」

ポーラ「……そんなに大変なんですか?」

ザラ「……話に聞く分だと、1枚のカードは5万円で取引されるくらいだそうよ」

ポーラ「へぇ~…………ってちょっと待って下さい。1枚5万円ですか!?」

ザラ「………」

ポーラ「………」

ザラ「……提督の努力が分かった?」

ポーラ「……はい。甘く見過ぎてたみたいです……」

ザラ「………」

ポーラ「………」






いつもの喫茶店


ショタ提督「じゃーん!見てみて~!これ、やっと全部集まったんだ~!」つカードケース スッ

12周目提督「わ、わぁ~……凄いね……!」

ショタ提督「えへへ~♪」

12周目提督「………」

12周目提督(全部1回で揃えたことは、言わない方が良いよね……うん……)

5ヶ月目:下旬


ショタ提督「到着~!」シュパッ

長門「ここがパラレルワールドか……」シュパッ

清霜「でも、私達の鎮守府とほとんど違いがないような……」

ショタ提督(平1)「いらっしゃ~い!」

ショタ提督「こんにちは~!」





子供長門「ん、よく来たな」※ショタ提督(平1)の秘書艦

長門清霜「!?」

ショタ提督「えへへ~♪こっちの長門お姉ちゃんもこんにちは!」

大人清霜「あ、異世界の30周目提督君!」

ショタ提督「あ、こっちの清霜お姉ちゃん!」

長門「お、おい!?これはどういうことだ!?」

清霜「そ、そうだよ!どうして長門さんが駆逐艦みたいに小さくて、私が戦艦みたいに大きいの!?」

ショタ提督「え?言ってなかったっけ?この世界は、戦艦や正規空母のお姉ちゃん達程小さくて……駆逐艦のお姉ちゃん達程、大きい世界なんだよ?」

長門「なん……だと……!」

清霜「そんな……そんな世界が、存在していいの……!?」

ショタ提督(平1)「まぁ、パラレルワールドならなんでもありだからね~」

子供大和「むしろ、私達からしてみれば貴女達の方が摩訶不思議なんですよ?」

大人龍驤「そうやで?違和感バリバリや!」ボイーン

長門清霜「……ッ!?」

長門(あ、あの大和が夕雲型のように小さく……)ガクガク

清霜「龍驤ちゃんが、まるで陸奥さんのようにボインボインに……!?」

大人龍驤「なるほどな~、つまりそっちの世界のうちはちんちくりんなんか」

子供金剛「にわかに信じがたいですネ~」

大人綾波「ですが、そんな世界だってあってもおかしくありませんよ」

長門(おいおいおい……私は一体どちらを愛でれば良いんだ……!?)

清霜(ど、どうしよう……戦艦を目指すとなると、この世界の長門さん達みたいに……で、でも駆逐艦のままだとおっきくて……あ、あれ?)グルグル

ショタ提督「ふ、2人とも……大丈夫?」

ショタ提督(平1)「きっと混乱してるんだよ。僕も最初はそうだったからね」

ショタ提督「あー……あの時は、いきなり目の前に出てきてごめんね?」





↓1ポーラのコンマ 好感度:31.5/50
↓2霰のコンマ 好感度:20.5/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なおヴェールヌイが最大値の場合は即ENDです

ポーラ「まだまだ喰らいつきますよ~!」

ヴェールヌイ「中々やるね……!」

霰(私だって……!)

アイオワ「………」


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

ポーラ「そんな世界があるんですか~!?」

ザラ「えぇ。きっと私達も幼い容姿なんだろうなぁ……」

ポーラ「………」

ポーラ(幼い容姿……)



子供ポーラ『んぐっんぐっ……ぷはぁ!お代わりくださ~い!///』つワイン



ポーラ「………」

ザラ「……ポーラ?」

ポーラ「………」

ポーラ(は、犯罪臭が凄いです……で、でも!艦娘なら見た目が子供でもお酒は飲めますし!)アセアセ

ザラ「……?」






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

かっこ良い移動方法……えっと、こんな感じでしょうか……?お気に召さない内容でしたらすみません。


ショタ提督「……じゃあ、決まりで良いかな?」

ショタ提督(平ABC)「うんっ!」

ポーラ「………」

ポーラ(あ、またパラレルワールドから呼んだんですね~)

ショタ提督「ようし!いっくよ~?」

ポーラ(何が始まるんでしょうか~……?)

ショタ提督「……次元の狭間を操りし神よ」

ポーラ「……?」

ポーラ(……え?)

ショタ提督(平A)「今、目を覚ませよ!」カッ

魔方陣「」シュウウウウゥゥゥゥンッ!

ポーラ「!?」

ポーラ(えぇっ!?ま、魔方陣が出てますよ!?)

ショタ提督(平B)「我らを導け……世界の隔てりを逸脱した、その先へ!」カッ

魔方陣「」ギュオオオオォォォォ…!

ショタ提督(平C)「その力を……与えたまえぇー!」カッ

パシュウウウウウウウウンッ!

ポーラ「きゃっ!」

シーン…

ポーラ「………」

ポーラ(い、一体何が起こったんですか……?提督達が、いきなり魔方陣を出して……それで消えちゃって……)

パシュン!

ポーラ「……!」

ショタ提督「ようし!大成功!」

ショタ提督(平A)「うんっ!まさかこんなに良い感じになるなんて!」

ショタ提督(平B)「上手い具合に発売してたもんね~!スイッチを押すだけの“魔方陣製造機”!」つ魔方陣製造機

ショタ提督(平C)「魔法使いごっこに使うおもちゃだけど……こんな使い方もあるんだね~!」

ポーラ「………」

ポーラ(……お、おもちゃにしては凄すぎますよ~……)






ポーラの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ポーラ「………」

ポーラ(……でも、あれで色々な場所に移動出来ると思うと……凄くワクワクしてきました~!)



ショタ提督「もう1回やってみよ!」

ショタ提督(平A)「うん!でも、次はどこにする?」

ショタ提督(平B)「う~ん……」

ショタ提督(平C)「さっきは僕(平B)の世界にしたけど……」

ポーラ「ポーラもやってみたいです~!」ガチャ

ショタ提督「あ、ポーラお姉ちゃん!」

ショタ提督(平B)「ちょうど良かったよ~!ポーラお姉ちゃん、どこか行ってみたい世界はある?」

ポーラ「もちろん、お酒が好き放題飲める世界ですっ!」

ショタ提督(平C)「あはは……言うと思ったよ」

ショタ提督(平A)「でも、中々面白そうじゃない?」

ポーラ「どうせなら、すぐにお酒が飲める商店街が良いです~!」

ショタ提督(商店街……あ、繁華街の脇道にあるあそこだね)

ショタ提督「……いいけど、あまり飲み過ぎないでね?」

ポーラ「分かってますよ~」

ポーラ(と言いつつ、向こうで沢山飲むつもりですけど……えへへ~♪)

ショタ提督「それじゃあ……次元の狭間を操りし神よ」

ショタ提督(平A)「今、目を覚ませよ!」カッ

魔方陣「」シュウウウウゥゥゥゥンッ!

ポーラ(わぁ……私の足元に、さっきの魔方陣が……!)

ショタ提督(平B)「我らを導け……世界の隔てりを逸脱した、その先へ!」カッ

魔方陣「」ギュオオオオォォォォ…!

ショタ提督(平C)「その力を……与えたまえぇー!」カッ

パシュウウウウウウウウンッ!

ポーラ(ついに……私の理想の世界へ……!)






反転コンマ判定:ポーラの移動世界は?

01~49:お酒が違法の世界
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:お酒の値段が3分の1の世界
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:お酒=ミネラルウォーターの世界
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

29→92:(そこそこの所持金さえあれば)飲み放題


――繁華街・商店街(異世界)


パシュンッ!

ポーラ「つきました~!さてさて~。お酒は~……」チラッ

高級そうなワイン「」チョコーン

ポーラ「すぐ傍にありました~!では早速……♪」

店員「ちょ、ちょっとお客様!困ります!」

ポーラ「……え?」

店員「これは売り物ですよ!試飲はあちらでお願いします」

ポーラ「……え、あの……これって、飲み放題じゃないんですか~!?」

店員「そ、そんなわけないじゃないですか!」

ポーラ「」

ポーラ(う、嘘……異世界でザラ姉様にバレることなく、いっぱい飲もうと思ったのに……)

店員「こちらはちゃんと“5万円”払っていただかないと……」

ポーラ「そんなぁ…………えっ、5万円!?」

店員「はい。そうですが……」

ポーラ「………」

ポーラ(このワイン、確か15万円はしたはず……もしかして!)

ポーラ「じゃ、じゃあ●●ワインはいくらですか!?」

店員「え?5000円ですけど……」

ポーラ「……ビンゴです~!」

ポーラ(やっぱり、この世界のお酒の値段は……全部3分の1になってます!これはチャンスです!)

店員「………」

店員(なんなんだ、この人……いや、艦娘は……)

ポーラ(こうなったら、この世界で買いだめしちゃいます~!)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

9×1.5=13.5
31.5+13.5=45/50<リーチ!>


ポーラ「………」

ザラ「ただい…………って何これ!?お酒の山じゃない!」

ポーラ「………」

ザラ「ちょっとポーラ!このお酒、一体どうしたの!?」

ポーラ「………」

ザラ「ポーラ!聞いてるの!?」

ポーラ「………」

ザラ「……ポーラ?」

ポーラ「……ザラ姉様」

ザラ「……何?」

ポーラ「……お酒よりも、好きな物……いや、人が……出来ちゃいました……///」

ザラ「」

ポーラ「……///」ドキドキ

ポーラ(今まで、ずっとお酒を飲んでばかりでしたけど……その隣に、いつも提督がいてくれて……私のことを、優しく見守ってくれて……///)ドキドキ

ザラ「………」ガクガク

ザラ(あ、あのポーラが……お酒一筋のポーラが、恋を……!?こ、これは明日槍か爆弾かイ級が降ってくるんじゃ……!?)ガクガク




ショタ提督「………」

ショタ提督(ポーラお姉ちゃん、また飲み過ぎてないかな……?さっき呼び戻したら、すっごい量のお酒を持ってたから……)

ショタ提督(でも、なんとなく……いつもより、元気が無かったような……お酒をいっぱい持ってるのに、いつもみたいにラッパ飲みもしなかったし……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……気のせい、なのかな)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ヴェールヌイお姉ちゃんはもちろんだけど、最近……ポーラお姉ちゃんのことも気にかけてるような……で、でも……!)







今月のリザルト:5ヶ月目

ポーラ:45/50<リーチ!>『……ち、違う……よね?』
霰:20.5/50『アラレちゃんのコスプレ、凄かったよ!』
ヴェールヌイ:50/50<END開放!>『大好きっ!』
アイオワ:1.5/50『……お喋りしてないなぁ』

6ヶ月目:上旬


物陰

ポーラ「………」ジー


ヴェールヌイ「……はい、司令官」つかき氷 コトッ

ショタ提督「あ、ありがとう……」

ヴェールヌイ「さ、溶ける前に食べようか。いただきます。はむっ……♪」

ショタ提督「……いただきます。あむっ……」

ポーラ「………」ジー

ポーラ(ヴェールヌイちゃん……いつも提督の隣に……)ジー

ヴェールヌイ「……司令官?」

ショタ提督「もきゅもきゅ……え?」

ヴェールヌイ「どうしたの?さっきからソワソワしてるけど……」

ショタ提督「そ、そうかな?」

ヴェールヌイ「うん……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……あそこで、僕達を覗いてるポーラお姉ちゃんのことなんだけどね)チラッ

ポーラ「……っ!///」サッ

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「……何か気になることがあれば、いつでも言って?力になるから」ギュッ

ポーラ「……!」

ショタ提督「……うん。ありがとう」

ポーラ「………」

ポーラ(うぅ……ヴェールヌイちゃんが羨ましいです~……)ジー

ショタ提督「………」

ショタ提督(さっきより視線が強くなってる気が……)





↓1ポーラのコンマ 好感度:45/50<リーチ!>
↓2霰のコンマ 好感度:20.5/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なおヴェールヌイが最大値の場合は即ENDです

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。途中で次スレを立てる予定です。

アイオワ「はぁ……」

金剛「……どうしたんですカ?」

アイオワ「……私の出番、いくら何でも少なすぎじゃない?」

金剛「アー……こればっかりは……」

アイオワ「……もうっ!どうしてコンマゴッドは私に振り向かないのかしら!」プンプン

金剛「運ですからネ~……」

アイオワ「全く……でも、折角順番が回ってきたことだし!やれるだけのことはやるわ!」ダッ

金剛「頑張って下サ~イ!」ノシ

アイオワ「えぇ!運命(?)なんかに負けないっ!」タタタ…!

金剛「………」

金剛(ただ、今から追いつくのはディフィカルトな気もしますけどネ……)







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

アルペジオにつきましては未視聴の為、間違った描写があればすみません。


ショタ提督「むんっ!」シュパッ

イオナ「急速せんこ~……ってあれ?」

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(しまった!別世界のシオイお姉ちゃんを呼び出して遊ぼうと思ったんだけど……間違っちゃった!)

アイオワ「……!」

アイオワ(あの娘は確か『蒼き鋼のアルペジオ』に登場する……)

イオナ「……あれ?30周目提督君?どうしてここに……」

ショタ提督「いや、その~……ごめんなさい。シオイお姉ちゃんと間違えちゃって……」

イオナ「……そうなんだ」

アイオワ「………」

アイオワ(そういえば、24周目鎮守府でもアルペジオ艦がアクティビティしてたような……)

イオナ「ということは、ここはパラレルワールド?」

ショタ提督「うん。でも、そっちのイオナお姉ちゃんが住む世界とあまり変わらないはずだよ?」

ショタ提督(何故なら、艦これ世界を前提条件にパラレルワールドを探したからね!)フンス

イオナ「……確かに、いつも私がいる鎮守府と変わらないかも」

アイオワ「………」

アイオワ(フム……どうせなら、何かアクションを起こしたいところね……)





アイオワの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

アイオワ「………」ジー

ショタ提督「それでね?この前も敵を見事に一層しちゃって!」

イオナ「わぁ……ここのヴェールヌイちゃん、そんなに強いんだ」

アイオワ「………」ウズ

アイオワ(改めて見ると……イオナって、ベリープリティ……!)ウズウズ

イオナ「じゃあ、やっぱり21周目提督君達も……」

ショタ提督「うん。滅茶苦茶強いよ?」

イオナ「やっぱり……霧の艦隊で何度挑んでも、いつも負けちゃうから……」

ショタ提督「あ、あはは……」

アイオワ「……!」ウズウズウズ

アイオワ(久々の出番だし……ちょっとくらいハッちゃけても良いわよね?)ウズウズウズウズ

アイオワ(と言うより……モフモフしたくて、もう我慢の限界ッ!)ウズウズウズウズウズ




ショタ提督「そうだ!折角来てもらったし……今、お茶淹れるね?」

イオナ「あ、ううん。お構いなく……」

アイオワ「イーオーナアアアアアアアアアアアっ!」バターン!

ショタ提督「うわぁ!?」ビクッ

イオナ「……あ、アオイワさん?」

アイオワ「そのプリティーなボディをハグさせてー!」ダキッ

イオナ「わぷっ」

ショタ提督「え?え?え?」オロオロ

アイオワ「ン~♪キッズ特有のソフトな感触……♪」スリスリ

イオナ「あ、アイオワさん……やめ……」

ショタ提督「………」オロオロ

ショタ提督(……ど、どうしよう?これって止めた方が良いのかな?)オロオロ





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、流石に止める
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:このまま時間だけが過ぎていき……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:イオナ、まんざらでもない
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

次スレ立ててきます。

立ててきました!


【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」磯風「その23だ!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」磯風「その23だ!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466169972/)

本編は次スレにて再開いたします。こちらは埋めていただけると幸いです。このレスでも埋め

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