【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」秋月「その19です!」【安価】 (1000)

艦娘がショタ提督を攻略していくスレです。
登場艦娘は全員ショタコンになるのでキャラ崩壊が激しいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452778265

前スレ

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」夕張「その18!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」夕張「その18!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1449994217/)

★1周目:普通の少年
秋月
春雨
鈴谷
足柄

鈴谷END


★2周目:見た目は子供、中身は大人の25歳
朝潮
五月雨
舞風
瑞鶴

朝潮・瑞鶴END


★3周目:記憶喪失
島風
如月
名取
五十鈴

島風・如月END


★4周目:虐待
川内

呂500
扶桑

川内END


★5周目:薬で子供になった32歳
球磨
間宮
多摩
陸奥

球磨・間宮・多摩END


★6周目:天然
朝雲
榛名
鳥海
隼鷹

榛名END


★7周目:生意気
雲龍
白露
大和
長門

白露END


★8周目:タイムリープ&見た目は子供、中身は60歳の20歳(異世界出身)

伊58
浜風
衣笠

浜風・曙・衣笠END


★9周目:幽霊
不知火
伊19

龍驤

龍驤END

★10周目:両親死別の鎮守府育ち
天津風
大鳳
伊401
瑞鳳

伊401END


★11周目:見た目も中身も子供っぽい26歳
夕張
明石
あきつ丸
磯風

夕張END


★12周目:幸運体質の男の娘
時雨
山雲
大淀
秋月

秋月END


★13周目:世話焼き(ダメ艦娘製造機)
敷波
文月
青葉
春雨

青葉END


★14周目:ひねくれ者&前科持ちの19歳
長門
綾波
翔鶴
加古

翔鶴END


★15周目:800歳の不老不死
阿武隈
天津風
武蔵
舞風

天津風END


★16周目:60年後から送り込まれた未来人
金剛
磯風
五月雨
龍鳳

磯風END


★17周目:超恥ずかしがり屋&見た目は幼い箱入り息子18歳
北上
大和
三日月
妙高

北上・妙高END


★18周目:変幻自在の少年
春雨
葛城
加賀


春雨・響・葛城END

★19周目:セクハラ大好きエロ少年
扶桑
天龍

リットリオ

雷・リットリオEND


★20周目:女性不信の21歳
五月雨
大和
阿武隈
由良

五月雨END


★21周目:深海棲艦と人間のハーフ
鳥海
木曾
那珂
瑞鳳

瑞鳳END


★22周目:クローン
大鳳
赤城
照月
リベッチオ

大鳳・リベッチオ・照月END


★23周目:ドジで失敗ばかりだけど真面目な23歳

鬼怒
舞風
金剛

舞風END


★24周目:300歳の宇宙人
ビスマルク
グラーフ・ツェッペリン
不知火
Z3

不知火END


★25周目:???
雲龍
大和
伊勢


システムについて

※読むのが面倒な人は『艦娘の行動を安価で指定して、ショタ提督に好かれるようにする』と考えていただければ大丈夫です。


上旬コミュ→中旬コミュ→下旬コミュの計3回です。毎回艦娘が取る行動を安価で決め、ショタ提督に懐かれるようにするのが目標です



期間が入れ替わる(上旬→中旬→下旬→上旬…)ごとにコンマで登場艦娘を決めます。最大値の艦娘が行動権を得ます。

ショタ提督には好感度と信頼度が設けられています。好感度は0から、信頼度は50からスタートします。

信頼度は変化が無い限りリザルトには表示されません。


信頼度は基本的に変化はありませんが、ショタ提督が嫌がったり怖がるような展開になってしまうと減少します。

信頼度が0になってしまうと、その艦娘は解体されて鎮守府から追放or憲兵に更迭されてBADENDになってしまいます。

信頼度は増加させることが出来ません。

なおBADになった場合はコンティニューして続行しますが、BAD対象となった艦娘は1ヶ月分(計3回)コミュが取れなくなります。

好感度も下がりますのでご注意下さい。ただし信頼度は50に戻ります。

好感度がMAX50まで貯まった状態で再度コミュを取ると無事HAPPYENDです。


※好感度MAX艦娘がいる状態で好感度40超え艦娘が登場した場合について

好感度40以上の艦娘の告白イベント時に、乱入コンマ判定が追加されます。

これを踏んでしまうと強制的にコミュが終了してしまいます。

なお別の艦娘も好感度MAXになった場合、MAX艦娘のうち1人でも最大値が出れば即ENDです。

ハーレムを目指す場合は、MAX艦娘が増えるほど難易度がUPしていきます。


※R-18安価・信頼度に関わる安価について

R-18安価は好感度35~39限定、それ未満は安価下にします(好感度40以上の場合はそもそもEND開放か踏み止まるかの2択となるので)。

R-18安価については“提督の行動時”にも上記のルールが適用されます。

もしR-18安価or信頼度に関わる安価が最大値だった場合、実行するか否かを反転コンマ判定(厳しめ)します。

成功で実行(さらに反転コンマ判定)、失敗で踏み止まり自動的に2番目に高いコンマの行動安価を採用します。失敗確率の方が高めです



1度R-18安価or信頼度に関わる安価を取った場合、実行コンマ時点で失敗した時も含めて1ヶ月間(コミュ3回分)全て安価下にします。


※その他注意事項

コンマ判定(反転含む)時、00は10もしくは100とします。

上旬中旬下旬最初の艦娘コンマ、提督と艦娘の行動安価、コンマ判定時(上昇度低~特大を決める部分)は反転コンマとします。

好感度上昇コンマ(一の位に上昇度をかける部分)は従来通りです。

安価の連取は基本的にNGです。コンマ判定等数字が関わるものはOKです。


※小ネタ安価について

本編終了時に小ネタ安価を取ることがあります。

その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。

同一艦娘の似たような小(エロ)ネタは、最低でも小ネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。

エロネタにつきましては、本編で1度でも艦娘安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。

あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。


※ショタ提督の設定について

ガチショタ→合法ショタ→安価ショタ→ガチショタ……のサイクルを繰り返していきます。

安価ショタに関しては、その名の通り安価で提督の設定を決めます。

本編は前スレで進行し、埋まり次第こちらで進行致します。

ショタ提督「………」カキカキ

暁「………」

暁(やっぱり仕事中ね。思った通りだわ)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(予定通り……いや、予定より早く進んでる。うん、それで良いんだ。やらなきゃいけないことが遅れるのも最低。早く終わらせるのが当たり前だから……)カキカキ

暁「………」ジー

暁(……生気を感じないわね。いや、別に死んでるように見えるわけじゃないけど……幽体の9周目提督君じゃあるまいし)

ショタ提督「………」カキカキ

暁「………」

暁(……下手なことをすると、返って司令官に反感を買いそうね。なるべく司令官を刺激しないようにしないと……)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(僕はするべきことをするだけ。それ以外に僕は何もしちゃダメ。絶対に……)カキカキ






暁「何をしようかしら」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

暁の水平線に勝利を刻む

すみません。>>20は『暁が単体でor艦隊を組んで出撃して勝利して帰って来る』という内容でよろしいでしょうか?
もし違っていればご訂正をお願いします。お手数おかけして申し訳ありません……

その解釈で問題ありません

>>17
そもそも>>1000ボーナスは前スレ>>31
>>1から暫く廃止にすると宣言があったんですがそれは・・・

>>26
了解しました。ご返答ありがとうございます。それではもう少しお待ちください。

暁「………」

暁(……司令官は、自分がすべきことをひたすらやっている。それなら私は……)チラッ

ショタ提督「………」カキカキ

暁「………」

暁(……艦娘としての役目を、しっかり果たさないとね!)ダッ

・・・÷

雷「司令官が頼ってくれたの!?」ズイッ

暁「……ちょっと違うけど、そんなところね」

電「それなら私達も、その期待にお応えしないと!」

響「……分かった。行こう」

暁「よーうし!暁の水平線に、勝利を刻みに行くわよ!」ダッ

雷電「おーっ!」ダッ

響(……姉さんがしっかり姉らしく振舞ってるなんて。これはその内雪でも降るかな?)タタタ…

・・・÷

ショタ提督「………」つ書類 マジマジ

ショタ提督「……今月中に挙げなきゃいけない成果はこれだけか。お姉ちゃん達には悪いけど、無理じゃないレベルで出撃してもらわないと……」

ガチャ!

暁「それについては心配ないわ!」

ショタ提督「……暁お姉ちゃん?」

暁「たった今、姉妹でこの辺りの海域に出撃してきたの!司令官が装備をしっかり整えてくれたおかげで、見事S勝利よ!」

ショタ提督「………」

暁「………」

暁(さて、これで司令官がどんな反応をするか……いや、怒られたりはしないと思うけど……)

ショタ提督「………」






反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:謝罪
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:心配
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:感謝
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

81→18:親切にされると申し訳ない


ショタ提督「……ごめんね」

暁「……え?」

ショタ提督「僕が何も言わなかったのに、わざわざ出撃してもらって」

暁「……気にしないで。それが私達艦娘の仕事だし、それに……こっちこそごめんなさい。無断で出撃しちゃって……」

ショタ提督「暁お姉ちゃんは悪くないよ。悪いのは僕だから」

暁「そんなこと……」

ショタ提督「そう。全部僕が悪いんだ。だから暁お姉ちゃんは気にしないで」

暁「………」

ショタ提督「……艦娘のお姉ちゃん達が出撃することは、何も悪くない。仕事的には当然って言えるかもしれないから……」

暁「………」

ショタ提督「ただ、僕なんかに気を遣ってくれなくても良いよ?僕がロクにそんなことも出来ない、クズなだけだから……」

暁「………」

暁(……司令官。どうしてそこまで自分のことを悪く言うの?司令官は悪くないのに……)

ショタ提督「そう、僕が最低なだけ……」

暁「………」

暁(……司令官)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

8×1.0=8/50


響「……そんなことがあったんだ」

暁「えぇ……これまで色々な提督(歴代提督達)を見てきたけど、あんなに自分を貶す提督……司令官は初めてね……」

雷「そんな……司令官は何も悪くないのに……」

電「それどころか、私達を気遣ってくれてるのに……」

響「……過去に何かあったのかな?」

雷「まぁ、それしか考えられないわよね……」

電「……雷お姉ちゃん。無理に聞き出そうとしないでね?」

雷「そんなことするわけないでしょ!それにどうして私に言うのよ!」

響「雷が1番おせっかいだからじゃないかな」

電「なのです」

雷「むぅ~!」ぷんすか!

暁「………」

暁(……まずは司令官と打ち解けることから始めなきゃ。私達が司令官を信頼してるって、分かってもらわないとね)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
>>1000ボーナスにつきましては、>>27のご指摘通りです。返答が遅れて申し訳ありませんでした。そしてご指摘ありがとうございました。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

1ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」つ書類 トコトコ

ショタ提督(これは大本営に、こっちはしまっておいて、これは……)トコトコ


卯月「………」

弥生「………」

卯月「……司令官、ここに来てからずーっと無表情だぴょん」

弥生「うん……まるで感情が無いロボットみたい……」

卯月「何だかうーちゃん達まで顔の筋肉が強張っちゃいそう……」

弥生「……でも、司令官は良い人だよ?私達のことを凄く気にかけてくれて……」

卯月「それはそうだけど……えぇい!こうなったらうーちゃんが!」ダッ

弥生「あっ、卯月……」


卯月「司令かーん!」

ショタ提督「……卯月お姉ちゃん?」

卯月「そんなに暗い顔してたら、幸せが逃げて行っちゃうぴょん!ほら!うーちゃんみたいに笑って笑って!」ニパー

ショタ提督「………」

弥生「待ってってば……司令官、ごめんなさい。卯月がまた変なことをしたみたいで……」

卯月「ちょっ!濡れ衣だぴょん!“今回は”別にイタズラしてないってば!」

弥生「そんなこといって……」チラッ

ショタ提督「………」

卯月「………」

弥生「………」

卯月(……全然笑ってないぴょん)

弥生(……ほら。卯月が変なこと言うから)

ショタ提督「……ごめんね?僕のせいで引き止めちゃったみたいで」

卯月「……え?」

ショタ提督「……弥生お姉ちゃんがここまで来たのも、僕が原因なんだよね?ごめんね……2人がお喋りしてる時に邪魔しちゃって」

弥生「そんな……司令官に非はありません。単に私と卯月が騒いじゃっただけで……」

ショタ提督(……またお姉ちゃん達に迷惑をかけちゃった。こんなんじゃ提督失格だよ……僕、最低だ……)トコトコ

弥生「……司令官」

卯月(……なんか、凄い罪悪感を感じるぴょん)




↓1雲龍のコンマ 好感度:0/50
↓2大和のコンマ 好感度:0/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:0/50
↓4暁のコンマ 好感度:8/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

大和「はぁ……」

武蔵「……何をそんなに落ち込んでいるんだ」

大和「……私達、巷で呪い扱いされてるらしいよ」

武蔵「……は?」

大和「なんでも『大和の呪い』とか『武蔵の呪い』とか……」

武蔵「何だそれは……」

武蔵(……と言いながらも、私も聞いたことがある。超慢心級戦艦だとか……全く、失礼なことをいう輩もいるものだ!)プンプン

大和「………」

武蔵「……まぁ、気にするだけ無意味なことだ。余計なことは考えず、今日も頑張っていくか!」

大和「……うん」

大和(17周目鎮守府の私も嘆いてたし……他人事とは思えないんだけどなぁ……)







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」カキカキ

満潮「ちょっと!そこ間違えてるわよ!」

ショタ提督「あ……」

曙「全く!書類ぐらいキチンと書きなさいよ!」

ショタ提督「……ごめんなさい」

霞「手が止まってるわよ!ほら、こっちの書類だって残ってるんだから!」つ書類 バッ

ショタ提督「うん……」カキカキ

大和「………」

大和(……そういえば、今日の秘書艦は満潮ちゃんだったっけ。でも、どうして曙ちゃん達が……?)

満潮「……で、アンタ達は何でここにいるのよ」

曙「……クソ提督が仕事してるか見に来ただけよ」

霞「……私もよ」

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……またお姉ちゃん達に迷惑をかけちゃった。どうして僕は仕事すら完璧に出来ないんだろう……)カキカキ

満潮「……本当にそれだけ?」

曙「……そ、そうよ!悪い!?」

霞「………」

曙霞(本当は提督〈司令官〉が心配だったから……あっ、ちょっとだけよ!ほんのちょっと!)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(やるべきことをするだけなのに……こんなだから、今までも……いやいや。余計なことは考えちゃダメ。しなきゃいけないことを、僕はするだけだから……)カキカキ

大和「………」

大和(満潮ちゃん達が傍にいながらも、無表情を貫いてますね……提督、やっぱり何かあったんじゃ……でも……)






大和の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

曙「ミス無し……やれば出来るじゃない」

霞「でも、それで良い気になっちゃダメよ!それが当たり前なんだから、慢心せずしっかりやりなさい!」

ショタ提督「……うん」カキカキ

満潮「………」

大和「………」ジー

大和(提督……この状況じゃ、とても休憩出来そうにありませんね。ここは私が!)ダッ



ショタ提督「………」カキカキ

満潮「………」

満潮(司令官、朝からずっと仕事ばかりしてるけど……嫌にならないのかしら。私には終わらせてない1枚も書類を渡さないし……)

霞「………」ジー

曙「………」ジー

満潮「………」

満潮(ツンデレ2人組が加わったし、休みなさいとは言いづらいわね……)※人のこと言えません

ガチャ

大和「失礼します」

満潮曙霞「あ、大和さん」

ショタ提督「……大和お姉ちゃん」

大和「働き過ぎは体に毒ですよ?もう3時になりますし、休憩なさっては?」

曙霞「う……」

曙霞(大和さんがそういうと……私達からは何も言えないわね……)

満潮(……ナイスタイミングよ、大和さん)

ショタ提督「……僕なら大丈夫」

大和「いえ、提督……本当はお疲れなんじゃないですか?この書類を1人で仕上げるのは、中々大変だと思います。ですから、ここで1度一息ついては?」

ショタ提督「………」






反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:やっぱり仕事再開
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:謝罪
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:申し訳なさそうに……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

20→02:仕事しなきゃ(使命感)


ショタ提督「……ううん。僕なら大丈夫」

満潮「……!」

大和「提督……」

ショタ提督「僕がしっかり仕事しなきゃ、お姉ちゃん達に迷惑がかかっちゃうし……」

大和「いえ、そんな……提督はむしろ、必要以上に頑張って下さっています。ですから、もう少し休まれても……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕は仕事以外しちゃダメ。とにかく、やるべきことをこなすだけ……)

ショタ提督「………」カキカキ

満潮「ちょ、ちょっと……」

大和「………」

ショタ提督「……僕なんかに気を遣ってくれなくても良いよ。仕事すらちゃんと出来ない、クズだから……」カキカキ

曙霞「……っ」

満潮「……司令官」

大和「………」

ショタ提督「……ありがとう、大和お姉ちゃん。でも、僕は大丈夫だから……」カキカキ

満潮「………」

大和「………」

満潮(……どうしてそこまで仕事に打ち込むのよ。まるで仕事をしていないと人間じゃないみたいに……)

大和(……無理強いは止めましょう。ですが……提督。私達はいつも提督の味方です。それだけは忘れないで下さいね……?)

霞曙「………」

霞曙(……もしかして、私のせい?)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

8×1.0=8/50


満潮「……ね、ねぇ。そろそろ辞めた方が……」

ショタ提督「……大丈夫」カキカキ

満潮「いや、そうは言うけど……あれからもう8時間は経ってるわよ!?いくら夜ご飯の時やお風呂の時は手を止めたとはいえ、それ以外ずーっと仕事しぱなっしじゃない!」

ショタ提督「……それが僕の仕事だから」カキカキ

満潮「………」

ショタ提督「………」カキカキ

満潮「……そんなに書類が溜まってるの?」

ショタ提督「……うん」

満潮「ちょっと見せて…………っ!?」

ショタ提督「………」カキカキ

満潮「こ、この書類の提出期限……再来月じゃない!そんな後の書類、今やることないでしょ!」

ショタ提督「……例え今日の分を終えたって、仕事が無くなるわけじゃないから」カキカキ

満潮「………」

満潮(……司令官、本当にどうしたのよ……ここまでくると、仕事人間というより……強迫観念に近いじゃない……)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(僕はするべきことをするだけ。それ以外のことは……しちゃダメだから……秘書艦とはいえ、満潮お姉ちゃんに迷惑をかけるわけにもいかないから……仕事は全部、僕がやる。だから満潮お姉ちゃんは何もしなくて良いよ?仕事が遅れるのは、全部僕の責任だから……)カキカキ

お風呂入って来ます。30分~45分後くらいに再開します。

遅れてすみませんでした!再開します。

1ヶ月目:下旬


ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(顔も洗ったし、歯も磨いた。後は仕事……)トコトコ

島風「あれ?提督……随分早いね。もう起きてたんだ」

ショタ提督「あ、島風お姉ちゃん……提督だからね。仕事しなきゃ」

島風「うん。それは良いことだと思うけど……あんまり無理しないでね?」

ショタ提督「……大丈夫。ごめんね、気を遣わせて」

島風「………」

ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(仕事以外のことは考えちゃダメ。僕がすべきことは1つだから……)トコトコ

島風「………」

島風(……うん。あの様子だと、また無理しちゃうよね。提督は自分では平気なつもりだけど、あんなに仕事ばっかりしてたら息が詰まっちゃうよ)

島風(でも、いくら私達が手伝おうとしても……全部1人で仕事を片付けちゃうんだよね……)

島風「………」

島風(提督ぐらいの歳の子なら、もっと遊びたがってるはずなのに……)

ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(……もっと成果を出さなきゃ。そして……!)トコトコ





白露「………」

白露(また島風ちゃんに負けちゃった。くぅーっ!明日こそは私が1番に早起きしてみせるんだからー!)

白露(……でも、提督はもっと遅くても良いのに……ただでさえ夜遅くまで……)




↓1雲龍のコンマ 好感度:0/50
↓2大和のコンマ 好感度:8/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:0/50
↓4暁のコンマ 好感度:8/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

雷「………」ウズウズ

暁「……雷?」

雷(司令官に頼られたい……もっとお世話してあげたい……っ!)ウズウズウズウズ

響「……ダメだよ姉さん。雷はあの状態になると、しばらく周りの声が聞こえなくなるから」

暁「えぇ……」

電「雷お姉ちゃん、さっき『司令官に頼られなさ過ぎて生きるのが辛いわ!』って言ってたのです」

響「……雷の声真似、凄く上手いね」

暁「はぁ……」

暁(……でも、確かに司令官は私達を頼らなさ過ぎね。雷じゃないけど、もう少し頼ってくれても良いのよ?なんてったって、暁は1人前のレディだし!)

雷「………」ウズウズウズウズウズウズ

雷(もっと頼って……頼ってよぉ……!)ウズウズウズウズウズウズウズウズ

暁「……そこのウズウズしてる妹のためにも、司令官の様子を見て来るわね」

響「……頼んだよ」

電「……お願いします」

暁「………」

暁(といっても、連れて来たりは出来ないけどね……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

大井「あ、あの……」オロオロ ※大破

ショタ提督「……ごめんなさい」ドゲザ

暁「………」

暁(……えっ?どういう状況?司令官が土下座して、大井さんが大破して……いや、え?)

大井「えっと……頭を上げて下さい。これは仕方ありませんよ。まさかあの海域で、深海棲艦達の群れと鉢合わせするなんて……誰がどう考えたって想定外ですし」

ショタ提督「……そんなことないよ。全部僕の責任だから……」

大井「………」

暁「………」

ショタ提督「本当に、ごめんなさい……僕のせいで……」

大井「………」

ショタ提督(……僕がしっかり装備を整えなかったから。僕がお姉ちゃん達の状況を把握してなかったから。僕がちゃんと深海棲艦達のことを想定して無かったから……)

大井「………」

ショタ提督(僕がどうしようもない、無能だから……)

暁「………」

暁(……また、司令官が全部背負いこんでるのね。私達が戦いで傷つくのは仕方ないことだし、編成だっていつも問題無かったはず。だから司令官に責任は無いはずなのに……)

大井「………」

大井(そりゃ装備無しで出撃させて、わざと怪我をさせるような子だったら、流石に怒ってましたけど……今回の襲撃は、本当に偶然というか不運なものでしたし……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(もしかするも、思いっきり叩かれるかもしれない……けど、全部受け止めないと。それが僕への……“罰”だから……)

大井「………」

暁「………」

暁(大井さんも困り顔のようね……こんな時、1人前のレディなら……!)







暁のレディらしい発想は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

中途半端で申し訳ありませんが、今回はここまでです。深夜までお付き合いいただき、ありがとうございました!

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

暁(ここは私がちゅーさい……えっと、仲直りさせないと!)



大井「で、ですから……」アセアセ

ショタ提督「………」

大井「………」

大井(うぅ……一向に顔を上げてくれません……)

バターン!

暁「2人とも落ち着いて!」

大井「暁ちゃん!」

ショタ提督「……暁お姉ちゃん」

暁「何があったは知らないけど、話を聞く限り……司令官も大井さんも悪くないんでしょ?」

大井「……えぇ。予定外の襲撃があったので、私達がやられてしまっただけです。ですから、提督のミスではありません!」

ショタ提督「……そんなことないよ。どんな自体も予想しておくのが提督。それが出来なかった僕は……」

大井「ただ、提督がご覧の有様で……」

暁「……司令官。大井さんの言う通りよ。今回の深海棲艦達の襲撃は、司令官の把握ミスなんかじゃないわ。仕方なかったのよ。だから、そんなに気に病まないで?」

ショタ提督「………」

暁「………」

大井「………」

ショタ提督「………」

暁(……やっぱり、土下座し続けたままね)

大井(……みたいね。全く、提督は1人で抱え込み過ぎなのよ。少なくとも私達は、提督に不満なんて持ってないのに……)

ショタ提督「………」






反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:やっぱり謝罪
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:無言で顔を上げる
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:お礼を言う
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

02→20:orz


ショタ提督「………」

ショタ提督(お姉ちゃん達、また僕なんかに気を遣ってくれてる……)

暁「………」

大井「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(お姉ちゃん達に心配をかけているようじゃ、提督失格だよ……)

暁「………」

大井「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(役割すらまともにこなせないなんて……生きてる意味が無いよ。決められたことをしっかりこなす。こんな当然なことすら出来ないようじゃ……)

暁「………」

大井「………」

暁(……さっきよりも頭を地面に擦りつけてるわね)

大井(……このままじゃ平行線ね)

ショタ提督「……大井お姉ちゃん、暁お姉ちゃん。本当にごめんなさい。僕がクズでどうしようもないから……」

暁「だからそんなことないってば!」

大井「そうですよ!こんなことは滅多にないんです!提督は気にせず、ドーンと構えていれば良いんですよ!」

ショタ提督「………」

暁「………」

大井「………」

大井(本当に、どうしてこうもネガティブなのよ……私達は気にしてないのに)

暁「………」






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

9×1.0=9
9+8=17/50



ショタ提督「………」

ショタ提督(……1ヶ月が過ぎた。給料もしっかり貰ったし……お父さんとお母さんに、ちゃんと仕送りしないと)

ショタ提督「………」



『働いた金は、俺達にちゃんと渡すんだぞ?』

『良いわね?1人占めはダメよ?親孝行だと思って、決められた分の仕送りをしなさいよ?』

『……はい。分かりました』

『そうだ。それで良い』

『アンタは提督なんだから……それぐらい、当たり前よね?』

『……はい』



ショタ提督「………」

ショタ提督(僕は提督……仕事だけをすれば良い存在。そう、それ以外の考えは……必要無いんだ)

ショタ提督(明日からも、ひたすら仕事をする。そう、僕がすべきなのはそれだけ。仕事さえすれば良いんだ)

ショタ提督「……おやすみなさい」

ショタ提督「……すぅ」







今月のリザルト:1ヶ月目

雲龍:0/50『………』
大和:8/50『………』
伊勢:0/50『………』
暁:17/50『……艦娘のお姉ちゃん』

2ヶ月目:上旬


繁華街

ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(口座への入金も終わった。後は鎮守府に帰って、仕事をするだけ……)

「いよーっし!俺はピカチュウ!」

ショタ提督「……?」チラッ

「俺マリオ!」

「僕は……カービィで!」

「よっしゃ!ステージはどこにする?」

「終点アイテム無し!」

「お前そればっかだよなぁ……ランダムで良いんじゃない?」

「えー!3Dランドにしようよぉ!」

「えぇい面倒くさい!ジャンケンで決めようぜ!」

「「「さんせーい!」」」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ゲーム、か。仕事をすれば良い僕には……必要無いかな)

「っしゃあ!勝った!」

「ちえっ!次は俺だからなー!」

「僕だって負けないよ!」

ショタ提督「………」チラッ

ショタ提督「………」フイッ

ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(余計なことを考えちゃダメ。僕は仕事さえすれば良いんだから……)トコトコ

ショタ提督「………」トコトコ






↓1雲龍のコンマ 好感度:0/50
↓2大和のコンマ 好感度:8/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:0/50
↓4暁のコンマ 好感度:17/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

伊勢「提督……ちょっと様子がおかしいよね」

日向「あぁ。瑞雲に興味を示さないとは、提督は遅れてるな」

伊勢「………」

日向「……冗談だ。とはいえ、ずっと無表情を貫いている……まるで感情が無いかのようにな」

伊勢「うん……本当にどうしたんだろ?私達を怖がってるわけでも無いし……」

日向「……だが、壁を作っている節はあるな。悪い奴では無いことは確かだが……自分より私達を上に見ている」

伊勢「……提督より私達が偉い。提督にとってはそういう認識ってこと?」

日向「少し違うが、まぁそんなところか……悪い気分ではないが、もう少し打ち解けてくれた方が……」

伊勢「う~ん……」

伊勢(……こっちから話しかけた方が良いのかな?)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

お風呂入って来ます。30分~40分後くらいに再開予定です。ただ、前回同様あまり長くは出来ないと思います。申し訳ありません。

その間に今周の日常パートのリクエストを募集したいと思います。可能な限り反映させます!

数々のリクエスト、ありがとうございました!再開します。

伊勢「あれ?仕事中かと思ったんだけど……」

古鷹「提督なら、さっき自室に行きましたよ?」

伊勢「そうなの?ありがとう!」ダッ

・・・÷

ショタ提督「………」ジー

ろうそく「」ユラユラ

伊勢「………」

伊勢(えーっと……何してるの?)

ショタ提督「………」ジー

ろうそく「」ユラユラ

ショタ提督(……うん。これくらいの明るさで良いよね。僕の部屋なんかに、電灯なんて必要無いよ。これで十分……)

伊勢「………」

伊勢(薄暗い部屋の中で、ただろうそくの炎を見つめてる……そういえばこの部屋、冷暖房もついてないの!?夏や冬になったらどうする気なのよ!?それに、今日だってまだ肌寒いのに……)

ショタ提督「………」ジー

ろうそく「」ユラユラ

ショタ提督(ずっと、こんな部屋で住んで来たからね……新しい部屋は、どうしても……僕には“眩しすぎる”よ……)

伊勢「………」

ショタ提督「………」ジー

ろうそく「」ユラユラ

ショタ提督「……ろうそくは、こうやって炎を灯し続けてる。僕もこんな風に、決められた仕事だけをこなす存在で良いんだ……」

伊勢「………」

伊勢(提督……)







伊勢の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ヒュウウウゥゥ…

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(冷たい……あっ、ろうそくは……!)

ろうそく「」ユラユラ

ショタ提督「……良かった。消えてないみたい」

伊勢「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そういえば、窓を閉めてなかったっけ……後で閉めておかないと……)

伊勢「………」

伊勢(提督、このままじゃ風邪ひいちゃうって!こうなったら……!)ダッ




ショタ提督「……へくちっ」

ろうそく「」ユラユラ

ショタ提督「………」

ショタ提督(この間も、こうして寒い部屋の中で勉強してたっけ……執務室には、エアコンが付いてるけど……使わない方が良いよね)

ショタ提督(あったまったり、涼しんでる暇があるなら……仕事をしないと)

伊勢「ていっ」つ毛布 ファサッ…

ショタ提督「……え?」

伊勢「こんな寒い部屋でじっとしてたら、あっという間に凍えちゃうわよ?」

ショタ提督「……伊勢お姉ちゃん」

ショタ提督(……この毛布、伊勢お姉ちゃんがかけてくれたんだ……)

伊勢「もうっ……体調管理も仕事の内!その毛布はあげるから、しっかり温まってね?」

ショタ提督「………」

伊勢「………」

伊勢(……強引に部屋に入って、毛布をかけてあげたけど……今思うと、他人の部屋に勝手に入ってることになるから……私、かなり失礼なんじゃ)

ショタ提督「………」






反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:安定の謝罪
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:申し訳なさそうにお礼を言う
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:↑+毛布を抱きしめて……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

37→73:人の温かみにちょっとだけ触れる


ショタ提督「………」

ショタ提督(伊勢お姉ちゃん……僕なんかのために、わざわざ……)

伊勢「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(悪いことしちゃったなぁ……でも、持ってきてくれた毛布を無駄にするわけにもいかないよね。うん……)

ショタ提督「……ありがとう、伊勢お姉ちゃん。わざわざ持って来てくれて……」

伊勢「……いいのいいの!気にしないで」ニコッ

ショタ提督「……うん」

伊勢(良かったぁ……提督、私が部屋に入ったこと、気にしてないみたい……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……この毛布、くれるって言ってたけど……)つ毛布

伊勢「あ、その毛布のことなら大丈夫よ?部屋に余ってたのを持って来ただけだから。遠慮無く使って!」

ショタ提督「……ごめんね?」

伊勢「だから気にしなさんなって~!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……お姉ちゃん、優しい人……僕なんかにも、こうやって気を遣ってくれて……)

伊勢「………」

伊勢(まだちょっと表情がかたいけど……ちょっぴり仲良くなれたみたい!ようし、この調子で!)







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
小ネタは明日投下予定です。お待たせして申し訳ありませんでした。思ったより長くなってしまいました。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。
お待たせしました!小ネタを投下します。本編終了後に小ネタ安価を行います。
かなり長くなってしまいました。恐らく歴代小ネタで最長だと思います。

『再び繋がる親子の輪』
※本編と同一世界です。9スレ目『ケッコンご報告!祖父母の想い』のその後の物語です。



繁華街

ショタ提督「……沢山買いました」つ袋

川内「そだねぇ~……主に戦艦や空母の人達がいっぱい食べるからね」つ袋

ショタ提督「……鳳翔さん達、凄く大変そうでしたね……」

川内「あはは……年末は特に忙しくなるもんね……」

ショタ提督「はい……」

「ねぇねぇ!あれ買って~!」

ショタ提督「……っ」

川内「どうしたの?向こうに何か…………っ!」


「こらこら、お菓子はさっき食べたでしょ?」

「でもお腹空いたよぉ~……」

「……仕方ないわね。1個だけよ?」

「ほんとに!?お母さんありがとー!」

「もうっ……ふふっ♪」


ショタ提督「………」シュン

川内「………」

ショタ提督「……あ、その……ごめんなさい。早く帰らないとですよね……」

川内「……提督」

ショタ提督「………」トボトボ

川内「………」

川内(……あれだけ虐待されても、やっぱりお母さんが恋しいのかな……)

ショタ提督「………」トボトボ

ショタ提督(……お母さん、今……どうしてるのかな……)

川内「………」

川内(……一緒に暮らすことは出来なくても……せめて、仲直りはさせてあげたいなぁ。提督も、もう過去のトラウマは乗り越えたみたいだし……)

川内「……提督はさ」

ショタ提督「……?」

川内「今でもお母さんに会いたいって思ったこと、あるの?」

ショタ提督「……え?」

ショタ提督「………」

川内「………」

ショタ提督「……正直に言うと、会いたいです」

川内「……!じゃあ……」

ショタ提督「……でも、昔のことを思い出すと……今でも少し、足が震えて……」

川内「あ……」

ショタ提督「………」

川内「………」

川内(……そうだよね。いくらトラウマを乗り越えたといっても……当時の記憶が無くなるわけじゃない。無理はさせちゃダメ……)

ショタ提督「………」

川内「………」

ショタ提督「……それでも、僕は……お母さんに会いたいです。会って……また、お話したいです……」

川内「………」

川内(提督……)

ショタ提督「………」

川内「……会いたいけど、いざとなると後1歩が踏み出せないってこと?」

ショタ提督「………」コクリ

川内「………」

ショタ提督「………」シュン

川内(提督が踏み出せない1歩……それなら……!)

川内「……じゃあ、私も一緒に行く!」

ショタ提督「え……?」

川内「提督1人だと、昔の怖い記憶が襲ってくるけど……私がいる。いつも提督の側にいる。どんなことがあっても、提督を守ってあげる!」

川内(そう。私は提督を支えてあげることしか出来ないけど……あれだけ女性を怖がっていた提督が、私に心を開いてくれたんだ!なら、私が頑張らないとダメ!提督を全力で包み込んであげないと!)

ショタ提督「……川内さん」

川内「……私と2人でなら、何があっても乗り越えられる。現に提督は、今では私達艦娘と普通に話せるようになったでしょ?」

ショタ提督「………」

川内「……大丈夫。お母さんとも、きっと仲直り出来るよ。提督は昔の自分を乗り越えた……お祖父さんも認めてくれた、強い男なんだから!私が保証する!」

ショタ提督「……!」

川内「………」

ショタ提督「……ありがとうございます……!何だか勇気が湧いてきました……!」

川内「……決心がついた?」

ショタ提督「はい……僕、お母さんに会いに行きます!そして……川内さん。ついてきてくれますか……?」

川内「……もちろん!」

――数日後


ガタンゴトン…ガタンゴトン…

川内(……提督の実家って、意外と鎮守府から近かったんだ)

ショタ提督「………」

川内「……提督、大丈夫?」

ショタ提督「……はい」

川内「………」

ショタ提督「………」

川内(少し震えているようにも見えるけど……寒さのせいか、お母さんへの恐怖心か……)

ショタ提督「……っ」プルプル

ショタ提督(ちょっと寒い、かな……でも、そんなことより……やっぱり、昔のことを思い出しちゃって……体が勝手に、震えちゃう……)プルプル

川内「………」

川内(私に出来ることは……)ゴソゴソ

川内「………」つマフラー ファサ

ショタ提督「あ……」

川内「……こうすれば、寒さもしのげるし……2人で一緒にいれば、怖い気持ちも少しは和らぐ……なんて。お節介だったらごめんね?」

ショタ提督「……いえ、そんなことありません。川内さんの温もりが……伝わってきます……///」ギュッ

川内「……なら良かった」ニコッ

ショタ提督「……///」

ショタ提督(そう、川内さんとなら……どんな困難でも、立ち向える……勇気を貰った、から……!)

・・・÷

プシュウウウゥゥ…

川内「この駅だよね?」

ショタ提督「……はい」

川内「………」

ショタ提督「………」

川内「……大丈夫?」

ショタ提督「……はい。それに……もう、引き返せませんから……」

川内「……そっか。それじゃ、行こっか」

ショタ提督「……はいっ」

スタスタ…

川内「………」

ショタ提督「………」

川内(時間が過ぎるごとに、提督の表情が暗くなっていく……)

ショタ提督「……っ」ピタッ

川内「……!」

ショタ提督「………」プルプル

川内「………」

川内(提督……)

ショタ提督(うぅ……だ、ダメっ!川内さんが一緒に来てくれてるのに……それに、僕はもう……弱い男じゃ、ないもん……!)

ショタ提督「………」スタスタ…

川内「………」

川内(昔の提督……私達と出会ったばかりの頃の提督なら、きっとここで帰ってたのかもしれない。でも……“今の”提督は……!)

ショタ提督「………」スタスタ…

川内「………」スタスタ

川内(……成長したね、提督)ニコッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(逃げちゃダメ……僕には、川内さんがいてくれる。だから……!)

・・・÷

ショタ提督「………」ピタッ

川内「……どうしたの?」

ショタ提督「いえ、その……」

川内「………」

ショタ提督「………」

川内「……もしかして、ここが……」

ショタ提督「……はい。僕が昔、お母さんと住んでいた家です……」

川内「……やっぱり。ついに……着いちゃったね」

ショタ提督「………」

ショタ提督(7年振り……あれからずっと、お母さんとは……)

川内「……心の準備は出来た?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……お母さん)

川内「………」

ショタ提督「……はい。大丈夫です」

川内「……そっか」

川内(……私はあくまでも提督の付き添い。ここから先は――)

ショタ提督「……インターホン、押します……んっ!」カチッ




ピンポーン…




ショタ提督「………」

川内「………」

ショタ提督「………」

川内「………」

ショタ提督「………」

川内「………」

ショタ提督「………」

川内「………」

ショタ提督「………」



シーン…



ショタ提督(……も、もしかして留守……なのかな……)

ガチャ

ショタ提督「ッ!!」

川内「……!」

母「どなたですk…………えっ?」

ショタ提督「……あ、あの……」

川内「………」

川内(――提督と、お母さんの問題だから)

母「………」

ショタ提督「……お母さん。久し振り……えっと、僕……4周目提督だよ?」

母「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(お母さん……顔がもっとやつれてる……でも、それ以外は……変わってないなぁ……)

川内「……私は川内です。4周目鎮守府所属の艦娘で、提督の付き添いです」

母「………」

ショタ提督「………」

川内「………」

川内(ここで提督のお母さんが、提督のことが分からなかったら即アウトだけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……やっぱり、僕のことは分からないのかな……あの時より、背も伸びたし……)

母「………」




母「……とりあえず、中に入って」

ショタ提督「あ……うんっ」

母「……川内さんも」

川内「……お邪魔します」

・・・÷

母「………」スタスタ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……家の中は、全然変わってないね。あの時と同じ……)

川内「………」

川内(電気がほとんど付いてないなぁ……昼間なのに薄暗くて……提督、こんな状況で3年も耐えてたんだ……)

母「………」ガラッ

ショタ提督(あ、居間だ。懐かし…………っ!?)

川内「……っ!」

ショタ提督「………」

川内「………」

川内(うっわぁ……話に聞いてたとはいえ、これはひどいなぁ……)



酒瓶の山「」ドチャア

吸い殻の山「」ドサァ



母「………」

ショタ提督「……え、えっと」

母「……何しに来たの?」

ショタ提督「え……?」

母「散々、アンタのことを酷い目に遭わせた……私のところに、何の用よ」

川内「………」

ショタ提督「あ、あの……」

母「……はっきり言いなさいよ。私のことをあざ笑いにきたの?自分がそんな綺麗な人と一緒だから、私のことを笑いに来たの?」

ショタ提督「ち、違うよ……!僕は、その……お母さんと……」

母「………」

ショタ提督「……うぅ」

川内(提督、頑張って……!)

ショタ提督(……い、いや!ここで怖がっちゃダメ……!川内さんやお爺ちゃんも言ってくれたんだ!僕は……強くなったって……!)

ショタ提督「……お、お母さんと……仲直りしようと思って……」

川内(言った!)

母「………」

ショタ提督「………」

川内「………」

母「………」

母「……いでよ」プルプル

ショタ提督「え……?」

母「ふざけないでよ!そんなこと言って、どうせアンタは私を馬鹿にしに来たんでしょ!?」

ショタ提督「ふえっ!?そ、そんなことないよ……!」

川内「……!」

母「いいや!そうに決まってるわ!アンタを産んだ後、私は夫に逃げられた!その腹いせに、あんたを散々殴ったりしたでしょ!それでアンタだけ、お父さんとお母さん(←提督の祖父母)に引き取れて……自分だけ、幸せになって!」

ショタ提督「!!」

母「私は1人!あれからずーっと1人!話し相手もいない。愚痴を聞いてくれる友達もいない!お酒とタバコで自分を誤魔化す日々!そんな中、アンタばっかり……自分だけ、幸せになるだなんて……!」

ショタ提督「……ち、違うよ!僕はお母さんのことが心配で……!」

母「うるさいっ!」ブンッ!

ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(ま、また……殴られ……!)











ガシッ!

母「!!」

ショタ提督「……え?」

川内「………」

ショタ提督「せ、川内……さん……!」

母「………」

川内「……本当は、私は黙って提督を見守ってるつもりだったけど……大好きな人が殴られそうになってたら、守らないわけにはいかないよね」

ショタ提督「……!」

母「………」

川内「お義母さん。自分の子供を殴ろうとするだなんて……どういうつもりなんですか?」

母「……貴女には関係ないでしょ」

川内「そんなことありません。提督は……4周目提督君は、私の大好きな……将来を誓い合った仲ですから」

ショタ提督「……///」

母「……だとしても、親子の話に首を突っ込んでくるなんて!」

川内「親子……?」

母「そう。提督と私は、実の親子。貴女は所詮……赤の他人でしょ?」

ショタ提督「……!」

川内「………」

母「将来だか何だか知らないけど、他人の癖に私に指図しないで頂戴!」

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(お母さん……)

川内「………」

母「………」

川内「……言いたいことはそれだけ?」

母「……え?」

川内「……提督、ごめん。やっぱり私……我慢出来そうにないや」

ショタ提督「……あ、あの」

母「……な、何よ」

川内「……歯を食いしばれ!」ギロッ

母「は?」




ドガアッ!




母「あがっ!?」ズシャアアアァァァァン!

ショタ提督「せ、川内さん!?」

川内「子供にそんな態度を取る親が親子だなんて……笑わせるな!」

母「っぐ……!」

ショタ提督「あわわわ……!」オロオロ

川内「提督は……あれだけアンタに暴力を振るわれながらも、ずっとアンタのことを心配してた。こんな良い子いないよ?それなのに、アンタはこの子を殴ろうとした。差し伸べられた手を……思いっきりへし折ろうとした」

母「………」

川内「それがどれだけ重い罪なのか……アンタは分かってるの!?自分の子供に心配されてる時点でアレなのに……いい加減、自分の愚かさに気付きなさいよ!」

ショタ提督「えっと、えっと……!」オロオロ

母「……う、うるさい……アンタなんかに、私の気持ちが……分かって、たまるか……っ!」

川内「………」

ショタ提督「……お母さん」

川内「……はぁ。何年も会ってないんじゃ、ちょっとは冷静になってると思ったけど……私の見当違いだったんだ。こんな奴、更生の余地なんて全く無いよ」

母「………」

ショタ提督「………」

川内「……ごめん、提督。私があんなこと思いついたから……また嫌な気持ちにさせちゃって」

ショタ提督「そ、そんな……」

母「………」

川内「……帰ろう、提督」

ショタ提督「……っ」

川内(話して分かる相手じゃない。ここにはもう、2度と近づかない方がいいね。提督の為にも……)

母「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督「……待って下さい、川内さん」

川内「……?」

ショタ提督「……もうちょっとだけ、僕に時間をくれませんか……?」

母「………」

川内「………」

川内(絶対に無駄だと思うけど……提督がそう言うなら、私からは何も言えないかな)

川内「……分かった。でも、ここで見てるからね?」

ショタ提督「……はい。ありがとうございます」





母「………」

ショタ提督「……お母さん、大丈夫?」

母「……うるさい」

ショタ提督「あ……ちょっとアザになっちゃってるね。後で手当てするから……」

母「……もう、私に構わないで」

ショタ提督「……ううん。そんなこと……出来ないよ。だって……お母さんだもん」

母「………」

ショタ提督「……1人で辛かったんだよね?お父さんはどこかに行っちゃったし、僕もおじいちゃん達のところに行っちゃったから……」

母「………」

ショタ提督「……殴ったり蹴ったりしたのも、寂しかった腹いせなんだよね……?」

母「………」

ショタ提督「……大丈夫だよ、お母さん。僕は……お母さんのこと、嫌いにはならないから」

母「……!」

ショタ提督「……だって、僕を3歳まで……育ててくれたでしょ?」

母「……それは、死なせたら後始末が面倒だから……」

ショタ提督「……本当に嫌いだったら、殺しちゃってたかもしれない。だって、そういう家庭もあるから……」

母「………」

ショタ提督「……お母さん、本当にごめんね……お母さんを1人にして、お爺ちゃん家に行って……」

母「………」

ショタ提督「……昔のことは、もう気にしてないよ?また、一緒に暮らす……のは無理かも。ごめんなさい……鎮守府で、僕が頑張らないといけないから……」

母「………」

ショタ提督「……でも、会いに来るから。週に1度、こうやって……お母さんに、ちゃんと顔を見せるから……!」

母「……っ」ジワッ

ショタ提督「だから……お母さん。僕と……仲直り、して下さい……」

母「………」ウルウル

ショタ提督「………」

母「……あんたは、本当に……どうして……どうして、昔ならそうなのよ……!私が何度虐待しても、私のことを嫌ったりしないで……何度も甘えようとしてきて……!」ウルウル

ショタ提督「……だって」

母「………」ウルウル












ショタ提督「……お母さん、だから……」ニコッ

母「――ッ!」

――


『あんの糞男ぉ!私を捨てて……!』

『お、お母さん……』

『何よ!アンタまで私をバカにする気!?』

『ち、違うよ……』

『黙りなさい!このっこのっ!』ドカッバキッ

『あぐっ……』ドサッ

『全く……どいつもこいつも……』

『………』ピクッピクッ

『………』

(……ちょっとやり過ぎたかしら)

『……うぅ』

『……!』

『おかぁさん……大丈夫……?』

『……え?』

『おかぁさん……僕がいるから……』

『………』

『うぅ……』

『………』

(……何よ、私なんかのことを心配して……子供のクセに……)

『あぅ……おかあ、さん……』

『………』

(……ふん)

――


母「……うぐっ」ポロポロ

ショタ提督「……お母さん?」

母「あんたは……ほんとに、どうして……わたしなんかにやさしく……するのよぉ……」ポロポロ

ショタ提督「………」ダキッ

母「あっ……」

ショタ提督「……もう、大丈夫だから……お母さんには、僕がいるから……」ギュウッ

母「……あぁっ……あああぁっ……!」ポロポロ

ショタ提督「……もう、1人じゃないから……ね?」ナデナデ

母「……っ!」









「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」

「お母さん……」

「さびしかったよおおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!ずっと……ずっとひとりで、いえのなかで……それで……それでぇ……!」

「……大丈夫。大丈夫だから……僕がそばにいるから……ね?」

「うぐっ……うええええええええぇぇぇぇぇぇぇん!」

「……今まで、本当にごめんね?そして……僕を育ててくれて、ありがとう……!」

「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」










川内「………」

川内(提督……本当にお義母さんと仲直りしちゃった……)

川内(……やっぱり、提督には敵わないなぁ。私なんて、さっきの出来事で諦めちゃったぐらいなのに……)

川内「………」

川内(……きっと、提督の1番良いところは……たった今、お義母さんに見せた……私達を大切に想ってくれる“優しさ”なんだ……)

母「………」

ショタ提督「……落ち着いた?」

母「……何とかね」

川内「………」

母「川内さん、だったわね?全く……派手に殴り飛ばしてくれちゃって……」

川内「……謝るつもりはありませんよ?」ジトー

母「誰もそんなこと言ってないけど。いっつつ……」

ショタ提督「……大丈夫?」

母「……ふん。これくらい平気よ」

川内「……やせ我慢しなくて良いんですよ?」

母「うるさいわね……乙女の顔に傷をつけて……」

川内「プッ!乙女って……」クスクス

母「あんたねぇ……!」

ショタ提督「あ、あの……川内さんもお母さんも落ち着いて……!」オロオロ

川内「そうですよ?提督もこう言ってますし」

母「それはアンタもでしょ!」

川内「……むぅ」ジトー

母「……ふん」

ショタ提督「え、えっと……その……」オロオロ

川内「………」

母「………」








母「……うっ」ドサッ

川内「……!」

ショタ提督「お、お母さん!?大丈夫!?」

母「……ちょっとめまいがしただけよ。大げさね……」

ショタ提督「あ……ごめんなさい……」

川内「………」

母「……何よ」

川内「……お義母さん……いや、アンタは……」

川内「もしかして……体、既にボロボロなんじゃない?」

母「……っ!」

ショタ提督「……え?」

川内「………」

ショタ提督「あの、川内さん?それはどういう……」

川内「……考えてみて、提督。部屋の中に積もりに積もった、お酒とタバコの山。あれがどれだけの量かは知らないけど……そんな生活を毎日続けてたら、間違い無く体は無事じゃ済まない」

ショタ提督「!!」

母「……鋭いわね、アンタ」

川内「いや、誰だって分かると思うけど」

ショタ提督「……お母さん。本当なの?」

母「……今更隠すことも無いわね。えぇ、そこの生意気な小娘の言う通りよ。私の体は、アルコールとニコチンで蝕まれて……そうね。持って後5年ってとこかしら」

ショタ提督「……!」

川内「………」

母「最後に行った健康診断でも、医者から『このままの生活を続けてると、マジで死にますよ?』って言われたし……」

ショタ提督「そ、そんな……」

川内「………」

母「……提督。折角会いに来てくれたけど……私とは、もうそんなに会えないかもしれない。何せ、爆弾を抱えた体だもの。いつ死ぬかも……」

ショタ提督「……っ」ジワッ







川内「……ふーん」

母「……随分と軽い反応ね」

ショタ提督「……川内さん」ウルウル

川内「ふふっ……提督。私達は、万能な道具を沢山持つ……“あの子”を知ってるでしょ?」ニコッ

ショタ提督「……ああっ!」

母「……な、何よ。何かあてがあるの?言っとくけど、私の体はもう治せない領域にまで……」

ショタ提督「……お母さん、今すぐ僕と一緒に来て!」ガシッ

母「えっ!?ちょっと!いきなり何よ!」

川内「いいからいいから。ほら、提督について行く!」グイグイ

母「あ、アンタまで押さないでよ!分かったから!行けば良いんでしょ!行けば!もうっ……」

母(……最初で最期の、息子とのお出かけか……)

――


16周目鎮守府

母「ここって……鎮守府?」

ショタ提督「僕が住んでる鎮守府じゃないけどね……早く早くっ!」グイグイ

母「分かったから引っ張らないでってば!」

川内「………」

川内(これぐらいのことなら、わざわざ3周目鎮守府や11周目鎮守府を頼る程じゃない。16周目提督君の力を借りれば、すぐに……!)

・・・÷

16周目提督「あれ?4周目提督君!それに川内お姉ちゃんも!」

ショタ提督「……こんにちは、16周目提督君」

川内「相変わらず元気そうだね~」

16周目提督「えへへ~……それで今日はどうしたの?」

ショタ提督「えっとね?僕のお母さんを……助けてほしいの……」

16周目提督「お母さん?」チラッ

母「………」

16周目提督「……あぁ、なるほど。そういうことか……4周目提督君、お母さんと仲直り出来たんだね?」

ショタ提督「……うんっ」

母「………」

川内「でも、喜んでる場合じゃないんだよね。そこのおばさん、結構酷い病気を抱えてるみたいで……」

母「ちょっ!?おばさんって言わないでよ!」

16周目提督「そうなの!?それは大変!僕に任せて!ちょっと待っててねー!」ダッ

母「………」

母(一体ここで、何が始まるというのよ……)

・・・÷

16周目提督「お待たせ~!これだよね?」つ万能治療薬 スッ

ショタ提督「……ごめんね?迷惑をかけちゃって……」

川内「突然押しかけてごめんね~……でも、緊急だったから……」

16周目提督「気にしないで?困ってる友達を助けるのは当たり前でしょ?川内お姉ちゃんも、そんな気を遣わずに」ニコッ

母「……え、えっと」

ショタ提督「……お母さん。これを1粒飲んでみて?」つ薬

母「……何よ。麻薬でも飲ませる気?」

川内「そんなわけないでしょうが!良いから早く飲みなさい!」

母「……はぁ。飲めば良いんでしょ?飲めば……あむっ、ごくん……」

ショタ提督「………」

川内「………」

16周目提督「………」

母「……っ!?」

母(な、何これ……さっきまでの重かった体が、嘘みたいに軽くなって……!)

ショタ提督「……お母さん、顔が……!」

川内「うわっ、凄!さっきの老け顔が、みるみるうちに若々しくなってく……!」

16周目提督「ふふっ……これさえ飲めば、どんな病気でもあっという間に治っちゃうからね!それまで体に悪影響を与えていた原因ごと、ぜーんぶ取り除いちゃうんだよ?」

母「こ、こんなことって……!」

ショタ提督「……16周目提督君はね、未来から来たんだよ?」

母「……は?」

川内「アンタは知らないでしょうけど、提督は……周りにもいっぱい友達がいるのよ?」

ショタ提督「……うんっ。例えば……」

・・・÷

母「……えっ、それ本当なの!?」

ショタ提督「えへ……」

川内「ところがどっこい、現実なんだよね」

母「………」

母(……頭痛くなりそう)

16周目提督「………」ニコニコ

16周目提督(ふふっ……4周目提督君、本当に良かったね?ここからは、よそ者の僕は退散しよっと……お母さんとの時間、しっかり楽しんでね?)スタスタ

川内「とにかく、これでアンタの体は健康そのものになったわけ。提督を残して先に逝くだなんてことにはならないわ」

母「………」

ショタ提督「……お母さん。これなら一緒に……」

母「………」

ショタ提督「……お母さん?」

川内「………」

母「………」

母(……まさか病気まで治っちゃうなんて……いや、治してくれるなんて……本当に、この子は……!)

母「……っ」ジワッ

ショタ提督「あ……」

川内「………」

母「もうっ……提督は、どこまで私を泣かせれば……気が、済むのよぉ……!」ポロポロ

ショタ提督「……だって、お母さんには……長生きしてほしいから……病気で死んじゃうなんて、僕……耐えられないもん……!」ジワッ

母「ぐすっ……うぅっ……」ポロポロ

ショタ提督「ひっく……でも、もう大丈夫……今度は、僕がちゃんと会いに行くから……!」ポロポロ

母「……行ったからには、ちゃんと来なさいよ……!もし、約束を破ったら……また、提督を叩くからね……!」ポロポロ

ショタ提督「うんっ……約束、する……絶対に、会いに行くから……えぐっ……」ポロポロ

川内「………」

ショタ提督「えうっ……お母、さん……」ポロポロ

母「……提、督……ぐしゅ……」ポロポロ




川内「………」

川内(凄く感動的な場面だけど……ここ、一応他所の鎮守府なんだよね……16周目提督君は気を利かせて、別の部屋に行ってくれたみたいだけど……)

川内(まぁ、それはそれとして……私としては、提督が幸せなら……これほど嬉しいことはないかな。提督が笑顔になってくれるだけで、私は最高に幸せに……いや、“提督が私に幸せを運んでくれる”からね♪)




ショタ提督「……お母さんっ」ポロポロ

母「……何よぅ」ポロポロ








「……これからは、ずっと一緒だからね?」



「……裏切ったら、許さないんだからね……!」



(……良かったね、提督っ!)





こうして、無事4周目提督とそのお母さんは……再び、親子の絆を取り戻すことが出来ました。


川内としては、提督の気持ちが母親に向くのがほんの少しだけ悔しいみたいですが……提督の幸せそうな顔を見ると、そんな小さな嫉妬心も吹っ飛んでしまうそうです。


お母さんも、最初の頃の怖い一面は薄れていき……今では何だかんだで、提督の良き母親となりました。お酒やタバコも完全に辞め、健康的な生活に正しました。


4周目提督は……本当の意味で、過去の自分との決別を果たしたのです。


川内も、提督の成長振りを見て……ますます惚れ込んでしまったみたいです。

これから先も、4周目提督と川内。そして……4周目提督のお母さん。そこにおじいちゃんとおばあちゃんも加わり……幸せな歴史を歩んで行くのでしょう。






ショタ提督「……川内さん、お母さん……大好き、です……!」

川内「私も大好きだよ、提督っ!」

母「………」

母(……こんな息子を持てたことを、今なら素直に喜べるわね)


おしまい♪

本来なら、提督と母親が和解したところで終了予定だったんですが……
母親の大酒飲み設定→不健康→病気→短命……といった風に不安要素が残るので、それを完全に取り除く為16周目提督を登場させました。
なので必要以上に長くなってしまいました。お気に召さない内容でしたらすみせん。

始めます。

7×1.5=10.5/50


ショタ提督「………」カキカキ

吹雪「艦隊が帰還しました!」ガチャ

ショタ提督「あ……お疲れ様」カキカキ

吹雪「……あれ?司令官、その毛布は?」

ショタ提督「……伊勢お姉ちゃんから貰ったの」カキカキ

吹雪「そうなんですか……」

吹雪(……伊勢さん、やるなぁ……私達じゃ事務的な話しかしたことないのに……)

ショタ提督「………」カキカキ

吹雪「……あ、すみません!えっと、結果はS勝利です!」

ショタ提督「……そっか。ありがとう……」カキカキ

吹雪「………」

ショタ提督「………」カキカキ

吹雪(背中に羽織って、あったかそうだなぁ……)




ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……僕に物をくれるなんて……物好きなお姉ちゃん……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……でも、ちょっぴり嬉しい……かな……)カキカキ

2ヶ月目:中旬


トイレ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……本当はずっと仕事しなきゃいけないけど……こればっかりは、仕方ないよね……)

ショタ提督「………」ウズ

ショタ提督(こうして何もせず、ただじっとしてるだけ……あぁ、こんなことしてる暇があるなら……早く仕事しないといけないのに……!)

ショタ提督「………」ウズウズ

ショタ提督(でも、まさか部屋でもらすなんて論外だよね……だからこうやって、時間が惜しい中でトイレに行ってるんだけど……)

ショタ提督「………」ウズウズウズ

ショタ提督(……早く仕事しなきゃ。仕事……仕事……)

ショタ提督「………」ウズウズウズウズ

ショタ提督(でも、まだお腹痛い……こうなったら、我慢して……)

ギュルルルルルゥ…!

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(あ、ダメ……そう思った途端、お腹がぁ……)

ショタ提督「……っ……っ!」

ショタ提督(うぅ……やっぱり、全部出してからでないと……あぁ、貴重な時間が……)




<うぅ……あ……

天龍「………」

龍田「………」

天龍「……唸ってるな、トイレの中で」

龍田「……うん」

天龍「……とりあえず、仕事がやりやすいように……書類の整理でもしておくか」←秘書艦

龍田「……私も手伝うね?」




↓1雲龍のコンマ 好感度:0/50
↓2大和のコンマ 好感度:8/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:10.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:17/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

雷「むぅ~!」

暁「……まだ言ってるの?」

雷「だってぇ……伊勢さんだけズルいわ!司令官に毛布を渡して、しかも受け取ってもらえるなんて……!」

暁「いや、ズルいって……」

雷「私が秘書艦の時は、それこそ終わらせた書類の整理しかしたことないのに……羨ましい~!」

暁「………」

暁(相変わらずね……というか、そんな燃えてるようじゃ……返って司令官が引いちゃうわよ?)

雷「私だって……」

暁「……第一、雷はもう19周目でヒロインになったじゃない」

雷「あそこの私とこの私は別人でしょ!」

暁「だったら我慢しなさいっ!」

雷「えぇ~……」

暁(はぁ……変に頑固なとこがあるものね、雷は……)※人のこと言えません







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

鈴谷「あぁ~あ、退屈……」←秘書艦

ショタ提督「………」カキカキ

暁「………」

暁(この前は大井さんがいたけど、今度は鈴谷さん……)

ショタ提督「………」カキカキ

鈴谷「ねぇ提督~!仕事ばっかりしてないでさ!たまには遊んだら~?」

ショタ提督「……ううん。これが僕のすべきことだから」カキカキ

鈴谷「ちぇ~」

暁「………」

暁(やっぱり仕事が最優先……子供らしさが無いというか……)

ショタ提督「……その、鈴谷お姉ちゃん。何もしないで部屋にいてもらうのは悪いから……外に出て遊んで来ても大丈夫だよ。仕事は僕が全部……」カキカキ

鈴谷「……そう?なら思う存分遊んで来るから、お小遣いちょーだいっ♪」

暁(ちょっ!)

ショタ提督「……うん、分かった」

鈴谷「なーんて冗談…………え?」

ショタ提督(お姉ちゃん達には沢山迷惑をかけちゃったから……しっかり、その分のお詫びをしないと……)

ショタ提督「……いくら欲しいの?今の貯金は……」つ通帳

鈴谷「い、いやいやいや!ちょっと待って!何しようとしてるのさ!?」アセアセ

ショタ提督「……鈴谷お姉ちゃんに、お小遣いをあげようと……」

鈴谷「冗談!冗談だから!間に受けないで!」アセアセ

ショタ提督「……?」

鈴谷「そんな『あれ?僕、おかしいことしたかな……』みたいな顔で首をかしげないで!可愛いけど!」アセアセ

暁「………」

暁(ほらぁ……司令官、絶対冗談を本気で受け止めちゃうタイプだから……)

暁(……あの時とは違う意味で、また面倒なことになってきたわね)







暁の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

暁(全くぅ……仕方ないわね!ここは私がレディらしく……!)



ショタ提督「……いくらでも良いよ?」つ通帳

鈴谷「いや、だから……」アセアセ

鈴谷(うわっ!?提督の預金凄っ!ってそんなこと考えてる場合じゃないって!あぁもうどうすれば……!)

暁「司令官、ストップ!」

ショタ提督「……暁お姉ちゃん」

鈴谷「あ、暁ちゃん!丁度良かったよ!提督の誤解を一緒に解いてほし……」

暁「……鈴谷さん」

鈴谷「え?あ……うん」

暁「司令官はこういう冗談を嘘だと見抜けないのよ。普段の素振りからでも分かるでしょ?」

鈴谷「………」

暁「だから、こういうことは例え冗談でも言っちゃダメなの!このまま誰も止めなかったら、司令官はきっと自分のお給料から……」

鈴谷「………」

暁「……分かった?」

鈴谷「……うん。ごめん」

暁「よろしいっ!」

暁(ふふっ……今の私、凄くレディしてるわ……!)キラキラ

ショタ提督「………」

暁(さて、司令官の反応は……)チラッ

ショタ提督「………」






反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:無言
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:全力で鈴谷を庇う
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:謝りつつ、暁にお礼を言う
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

00:おおっと!


暁「………」

ショタ提督「………」

暁(……あ、あれ?何か微妙そうな顔……もしかして私、余計なことしちゃった?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(冗談……鈴谷お姉ちゃん、冗談を言ったんだ……今まで言われたこと、全部本当のことばかりだったから……)

ショタ提督「……暁お姉ちゃん」

暁「……え?」

ショタ提督「……ありがとう」

暁「……!」

ショタ提督「……暁お姉ちゃんのお陰で、冗談っていうことが分かったよ」

暁「……そ、そう?なら良かった!」

鈴谷「提督……本当にごめんね?」

ショタ提督「……ううん。僕こそごめんなさい。冗談っていうのが分からないまま、鈴谷お姉ちゃんに迷惑をかけちゃって……」

鈴谷「そ、そんなことないよ!私が変なこと言っちゃったばかりに……」

暁「………」

暁(……やっぱり、私がやったことは間違って無かったのね!ほら、こうして司令官と鈴谷さんが仲直りして……これでまた、レディに1歩近づいたわね!)ニコニコ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……冗談、か)

鈴谷「……どうしたの?」

ショタ提督「……ううん。何でもないよ」

鈴谷「……?」

暁「~♪」ニコニコ







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

7×2.0=14
17+14=31/50


ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……こんな風に、普通にお話したこと……無かったなぁ……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……って、そんなこと考えてる場合じゃないよ。僕は仕事だけをすれば良いんだから……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……でも、たまには仕事以外のことも……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……だからダメだってば。僕は提督なんだから、仕事だけしなきゃ。その他のことは……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……仕事、だけ……)カキカキ





熊野「貴女……」

鈴谷「あはは……ごめん」

熊野「もし暁ちゃんが止めに来なかったら、どうするおつもりでしたの?」

鈴谷「……その時は、仕方ないからダッシュで逃げたかなぁ。もちろん提督には謝ってからね?」

熊野「はぁ……次は気をつけて下さいね?」

鈴谷「……うん」

鈴谷(提督には、あまり変な冗談は言わないようにしよっと……さっきみたいなことがあったら大変だもんね)

短くてすみませんが、今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それでは小ネタ安価を取って終了したいと思います。


小ネタ安価
↓1~↓5で反転コンマが最大の安価採用

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

2ヶ月目:下旬


食堂

「いただきまーす!」

間宮「一杯食べて下さいね?」

鳳翔「お代わりもありますよ?」

川内「がつがつがつ!美味しー!」

神通「ね、姉さん。もう少し落ち着いて……」

那珂「………」

那珂(あまり食べるとお腹が出ちゃいそう……うぅ、同じスタイルを維持しなきゃいけないなんて……アイドルって辛い……)

武蔵「あぐあぐあぐあぐあぐっ!」

大和「もぐもぐ……」

武蔵「……相変わらず食う量が少ないな。もっと食べないと、出撃時に響くぞ?」

大和「ううん。私はこれで十分だよ?もきゅもきゅ……」

武蔵「………」

武蔵(他の鎮守府の大和はたらふく食っていたが……やはり鎮守府によって変わるのか)





ショタ提督「………」モグモグ

赤城「……提督。そのおかず、食べないんですか?」

ショタ提督「……うん」

加賀「……赤城さん。いくらお腹が空いているからといって、そんな意地汚い真似は……」

赤城「そ、そんなつもりじゃありませんよ!他意はありません!いや本当に!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……もう、お腹一杯。家ではこんなに食べてなかったから……)

ショタ提督「……ごちそうさまでした」

ショタ提督(……早く仕事しなきゃ)





↓1雲龍のコンマ 好感度:0/50
↓2大和のコンマ 好感度:8/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:10.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:31/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

武蔵「げぷっ……」

大和「武蔵、食べ過ぎ……」

武蔵「うぅ……苦しくて動けん……」

大和「………」

大和(お腹が風船みたいに膨らんでる……ギャグ漫画じゃないんだから……)

大和「……じゃあ、私は提督の様子を見てくるね」

武蔵「うぉい!?この状態の私を見捨てる気か!?」

大和「ただの食べ過ぎなんだから大丈夫だよ。その内動けるようになるから……それに、自業自得でしょ?」

武蔵「ぐっ……」

武蔵(悔しいが言い返せない!)

大和「……行ってくるね?」

武蔵「ま、待て!大和!大和ぉ~……」

大和「………」

大和(はぁ……食べる量と燃費は別々なのに)※同一艦娘でも個人差があります








ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」カキカキ

大和「………」

大和(……やっぱり仕事してましたか。う~ん……提督が仕事以外のことをしてる場面を見たことがありません)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(僕は仕事だけすれば良いんだ。そう、それこそが僕の存在意義……僕は仕事するだけの存在だから……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(やるべきことをしていれば、僕は怒られない。何も問題も起こらないから……)カキカキ

ショタ提督「………」ジワッ

大和(……え?)

ショタ提督「………」ポロポロ

大和(……泣いてますね)

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(仕事さえしていれば、誰にも何も言われない。そう、余計なことはしなきゃ良いんだ。僕は仕事だけしていれば……)ポロポロ

ショタ提督「………」ポロポロ

大和「………」

大和(涙を流しているのに、いつも通りの無表情……提督、まさか自分が泣いていることに気づいてないんじゃ……)

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(……おかしいな。視界が霞むし、机に水滴が……ダメだよ。これじゃ書類が濡れちゃう……でも、仕事を辞めるわけにはいかないから……)ポロポロ

ショタ提督「………」ポロポロ

大和「………」

大和(やっぱり、仕事を辞める気は無いみたいですね……どうしてそこまで……)








大和「何をしましょうか」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

大和「………」

ショタ提督「………」ポロポロ

大和「……っ」

大和(提督……!)




ガチャ

ショタ提督「……?」チラッ

大和「………」

ショタ提督「……大和お姉ちゃん」ポロポロ

大和「………」スタスタ

ショタ提督「……あ、あの。どうしたの?もしかして……僕、また何か問題を……」ポロポロ

大和「………」

ショタ提督「……?」ポロポロ

大和「……失礼しますね?えいっ」ギュッ

ショタ提督「……!」

大和「……提督、1人で何でも抱え込まないで下さい」ギュウッ

ショタ提督「………」

大和「提督は1人ではありません。私達がいます。私達が……いつでも提督の側にいます。どんなことがあっても、私達は提督の味方です」

ショタ提督「………」

大和「……ですから、もっと頼って下さい」

ショタ提督「……!」

大和「………」

大和(……今の私には、こんなことしか出来ません。ですが、信じて下さい。私達は……皆、提督のことを大切に想っています。貴方は決して、全てを背負いこむことなんて無いんです!私達が、一緒に……!)

ショタ提督「………」








反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:やっぱり謝罪
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:謝りつつも、少しだけ……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:温もりを感じる
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

66:優しい気持ちに包まれて



ショタ提督「………」

大和「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……こんな風に、大人の人に抱きしめてもらったこと……今まで無かったなぁ……)

大和「………」

大和(提督……?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(いつも、怒られないようにしてたから……あまり話さないようにしてたから……)

大和「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……あったかい。伊勢お姉ちゃんから貰った毛布とは違う、別のあったかさが……)

ショタ提督「………」ギュッ

大和「……!」

ショタ提督「……ありがとう、大和お姉ちゃん」

大和「……いえ、お礼を言われるほどのことではありません。私は、提督が心配だったから……」

ショタ提督「………」

大和「………」

ショタ提督「……もうちょっとだけ、こうしてても……良い、かな?」

大和「……もちろんです」ニコッ

ショタ提督「……んっ」ギュウッ

大和「………」ナデナデ

大和(……何となく分かりました。この反応は、きっと……)







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

8×2.0=16
8+16=24/50



ショタ提督「………」

ショタ提督(大和お姉ちゃんのおっきな体、あったかかったなぁ……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ううん。しっかりしなきゃ。お姉ちゃん達に迷惑をかけちゃダメ)

ショタ提督(大和お姉ちゃんはああ言ってくれてるけど、これは僕の問題だから……お姉ちゃん達に、無駄な心配はかけさせたくないから)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……明日からは、もっと仕事しやきゃ。そう、僕が出来るのは……仕事をして、鎮守府を栄させること)

ショタ提督(そして……お金を稼いで……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……考え事なんてしてないで、もう寝ないと)

ショタ提督「……おやすみなさい。すぅ……」




「……提督、しっかり金を入れてるな」

「えぇ。これで私達、生活に不自由しないわね♪」

「本当にな!でも、こんなんじゃダメだ。あいつにはもっと働いてもらわんとな!」

「そうね。私達のために……ふふっ」

「「あーっはっはっはっは!」」








今月のリザルト:2ヶ月目

雲龍:0/50『………』
大和:24/50『……あったかかった』
伊勢:10.5/50『毛布、ありがとう……』
暁:31/50『よく、お部屋に来てくれるけど……僕なんかに気を遣わなくて良いからね?』

3ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(部屋に戻ったら、あの書類を片付けて……その次は……)

ショタ提督「………」トコトコ

長門「………」

長門(……提督がここに来て早3ヶ月。一向に笑顔を見せないな)

ショタ提督「………」トコトコ

長門「………」

長門(少しでもこの鎮守府の雰囲気に染まって来ていれば、私が提督に抱きつ……ゲフンゲフン!私達艦娘と親睦を深めるつもりで抱きついていたんだがな)

ショタ提督「………」トコトコ

ショタ提督(あ、そういえばあの申請書もあったんだっけ……先に片付けないと)

長門「………」

長門(まだ提督の様子がかたい。いや、強張っていると言うべきか?何にせよ、今はその時ではないことは分かる)

ショタ提督「………」トコトコ

長門(提督……いつか可愛い笑顔を見せる時を、私はゆっくり待っているからな……)





陸奥「」ガクガクガクガク

陸奥(あ、あの長門姉が子供に飛びつかないなんて……こんなことあり得ない!なにかの間違いよ!)ガクガク

陸奥(そ、そうよ!これはきっと私の夢に違いないわ!後でベッドでもう1度眠って、早くこの恐ろしい夢から覚めないと……!)ガクガク

ショタ提督「………」

ショタ提督(長門お姉ちゃん、さっきから僕を見てるような気がするけど……気のせい、なのかな。後、陸奥お姉ちゃんは凄く震えてるけど……風邪かなぁ……だとしたら、今日の出撃艦隊を変更しなきゃ……陸奥お姉ちゃんには、ゆっくり休んでもらわないと……)





↓1雲龍のコンマ 好感度:0/50
↓2大和のコンマ 好感度:24/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:10.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:31/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

雲龍「……セーフね」

文月「うぅ……仲間だと思ったのに」



今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

雲龍「……やったわ。ついに私のターンね」

天城「どうしたんですか?」

雲龍「暁ちゃん達ばかり、提督と親しくなっていくんだもの。このまま出番が無かったらどうしようかと思ったわ……」

天城「……あぁ、なるほど。そういうことですか。でも雲龍姉様、この前普通に提督の秘書艦を……」

雲龍「………」

天城「……すみません。描写されないとダメなんですよね」

雲龍「えぇ。でないと提督とは一向に『上司と部下』の関係から進まないわ。今の提督の顔、凄く辛そうだから……」

天城「……私達で支えてあげないといけませんね!」

雲龍「そういうことよ。早速提督の様子を見に行って来るわ。留守番よろしくね?」

天城「もちろんです!」

ガチャ バタン…

天城「………」

天城(いいなぁ、姉様……私なんて、まだ登場すらしたことないのに……しかも葛城は18周目でEND達成……はぁ……)

天城(今思うと、三姉妹の次女って……中々登場出来てないんだよね……うぅ……)







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

霞「………」←秘書艦

ショタ提督「……ごめんね?」

雲龍「………」

雲龍(あら?霞ちゃんもいたのね……それより、提督はどうして霞ちゃんに謝ってるのかしら)

霞「……別に司令官のせいじゃないわ。私の練度が足りないだけだし」

ショタ提督「……ううん、僕が悪いよ。お姉ちゃん達全員の練度を、ちゃんと上げられなかったのは……」

霞「………」

ショタ提督(……僕は最低。霞お姉ちゃんの改造すらまともに出来ないなんて……こんなんじゃ、僕は……生きてる資格なんて……)

雲龍「………」

雲龍(……なるほど。でも、それは霞ちゃんの言う通りよ。提督のせいじゃなく、これは仕方ないわ。どんなに出撃や演習を頑張っても、全員の練度を一気に上げるなんて無理だもの)

霞「だから司令官のせいじゃないって言ってるでしょ!全く、こんなことで落ち込まないの!」

ショタ提督「……でも、僕が」

霞「はぁ……急に何を言い出したかと思えば……そんなこと気にしてる暇があるなら、しっかり自分のすべきことをしなさい!」

ショタ提督「……すべき、こと……」

霞「そうよ。アンタは提督なんでしょ?ならやることは1つじゃない」

ショタ提督「………」

雲龍「………」

ショタ提督「……仕事」

霞「そう。余計なことを考えず、与えられた仕事をこなしなさい」

ショタ提督「……そうだ、そうだよ。僕は仕事しなきゃ」

霞「………」

ショタ提督「仕事さえすれば良いんだ。僕はその為だけに……」

霞「……え?」

ショタ提督「仕事もまともに出来ないようじゃ、生きてる価値ないもんね……うん。僕は仕事を……やるべきことをこなす。それだけ……」

霞「あ、あの……」

雲龍「………」

雲龍(霞ちゃんに悪気は無かったのだろうけど……さっきより悪化しちゃったわね)







雲龍の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

雲龍「………」

雲龍(……もう少し様子を見てみないと。今ここで第三者の私が顔を出せば、余計拗れそうね……)




ショタ提督「仕事……仕事……」ブツブツ

霞「……え、えっと」

霞(まずいわ……地雷、踏んじゃったみたいね。何とか落ち着きを取り戻してもらわないと……)

霞「……あの、司令官?確かに仕事しなさいとは言ったけど、何もずっとしろって言ってるわけじゃないわ」

ショタ提督「……え?」

霞「確かに、提督なら仕事するのは当然だけど……適度な休憩も必要よ?心のケアが出来てこそ、ちゃんと仕事出来るものよ!」

ショタ提督「………」

霞「………」

霞(……よし!我ながらちゃんとフォロー出来たわ!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(霞ちゃん、僕に気を遣って……やっぱり僕は最低だよ。お姉ちゃん達に心配されてるようじゃ……)

霞「………」

ショタ提督「……ごめんなさい」

霞「……え?」

ショタ提督「こんな僕に気を遣わせて……ごめんなさい。僕が無能なクズだから……」

霞「い、いや!そういうわけじゃ……」

霞(さっきの言葉で余計落ち込むだなんて!あぁもう一体どうすれば良いのよー!)

ショタ提督「………」

霞「………」オロオロ

雲龍「………」

雲龍(……提督、中々のネガティブ思考のようね。霞ちゃんも、自分のフォローを受け止めてもらえなくてやきもきしてるみたいだし……)







反転コンマ判定:その時、状況が動く!

01~49:霞、雲龍に助けを求める
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:提督、雲龍に気づく
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:雲龍、提督に近づき……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

75→57:すっかり凍えた心の中


ショタ提督「……あっ」チラッ

雲龍「……!」

霞「……どうしたの?」

ショタ提督「……雲龍お姉ちゃん」

霞「……え?」チラッ

雲龍「………」

雲龍(とうとう気づかれちゃったわね……もしかして、頭か見えてたのかしら)

霞「……雲龍さん、いつの間に」

雲龍「……ごめんなさい。ずっと見てたの」

ショタ提督「………」

霞「………」

霞(だったら助け舟を出してくれれば……いや、他人を頼るのは良くないわよね……でも……)

雲龍「………」

ショタ提督「……あの」

雲龍「………」

雲龍(……ここまで来たのなら、私が頑張らないと。霞ちゃんの代わりに……ふふっ)

雲龍「……提督。霞ちゃんは、提督のことをそんな風には思ってないわ」

ショタ提督「……!」

霞「………」

雲龍「提督はもうちょっと、肩の力を抜けば良いと思うわ。確かに仕事をするのも大切だけど……力み過ぎちゃうと、その分心が疲れちゃう」

ショタ提督「……心が、疲れる……」

雲龍「……だから、霞ちゃんの言う通り……自分のしたいことが出来るゆとりを持つべきよ。仕事と休憩、メリハリをつけるためにもね?」

ショタ提督「………」

雲龍「………」

霞「………」

雲龍(……少しクドかったかしら)

ショタ提督「………」

ショタ提督(雲龍お姉ちゃんまで、僕に気を遣ってくれるなんて……僕のことなんか気にしないで、雲龍お姉ちゃんこそしたいことをすれば良いのに……)

ショタ提督「………」

雲龍「………」

霞「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも、雲龍お姉ちゃんや霞お姉ちゃんの言うことも……その通り、なのかな……)







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

6×1.5=9/50


ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(もう夜の1時か……明日は5時起き。後2時間は……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……でも、雲龍お姉ちゃんや霞お姉ちゃんも……休憩は必要だって……でも、仕事が僕の役目だし……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……少しだけ。ほんのちょっとでも、休んだ方が良い……のかな……でも……そうすることで、お姉ちゃん達に負担がかかるのも……)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……やっぱり、仕事しなきゃ。僕はそのためにここにいるんだから……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(お姉ちゃん達に迷惑はかけられないし、それに……貰えるお金が少なくなっちゃったら……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ




長門「………」

長門(提督の寝顔を覗き見しようと思ったんだが……まだ起きていたとは。寝る子は育つと言うぐらいだし、早く寝たほうが……)

ショタ提督「………」カキカキ

長門「………」

長門(……提督。私達のために頑張ってくれるのは有難いが、それで提督が体を壊したりでもしたら……ショックで3日間程寝込む自信があるぞ)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(どこからか視線を感じるような……気のせい、だよね……?)カキカキ

3ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」カキカキ

<続いて、ニュース速報です。

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(お姉ちゃん達から渡された小型テレビ……とりあえず部屋の片隅に置いて、電源を付けてるけど……本当にこれで良いのかな……)

<昨日、週18時間労働を強制され続けていた某会社の社員28歳が、過労死しました。

ショタ提督「………」カキカキ

<警察は労働基準法違反の疑いを見て、捜査を行っています。

ショタ提督「………」カキカキ

<俗に言うブラック企業ですね。このご時世、そういった企業が増えてきているみたいです。

<はい。調査によりますと「辞めたいけど辞められない」為に、規定を超える労働時間を強いられている社員の方々が多いようです。

<これは問題ですね。早急に対処すべきことです。

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(18時間、か……僕も昔は、寝る時間も惜しんで勉強したっけ……)カキカキ

ショタ提督(ご飯とお風呂とちょっとした仮眠以外、ひたすら勉強……今も似たような暮らし……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……でも、それが自分にとって必要なことなら……仕方ない、のかな……僕は、そんな生活を当たり前だと思ってたから……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……ただ、人に押し付けるのは良くない……よね。お姉ちゃん達に、そんな時間まで働いてもらうなんて……絶対に出来ないよ)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(その分、僕がしっかり仕事をすれば良いだけの話。お姉ちゃん達には迷惑をかけず、僕がひたすら仕事をすれば……それで済む話だから……)カキカキ





↓1雲龍のコンマ 好感度:9/50
↓2大和のコンマ 好感度:24/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:10.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:31/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

短くてすみませんが、今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

暁「ブラック企業、ね……」

響「私達も、あまり他人事とは言えないんだよね。幸い、ここは大丈夫だけど……」

暁「……少数とはいえ、鎮守府によっては……私達を酷使するところもあるらしいもんね」

響「はぁ……」

暁「………」

暁(……ある意味、ここもブラック鎮守府ね。司令官が働き過ぎで、いつ倒れてもおかしくないもの)

暁「………」スクッ

響「……司令官のところかい?」

暁「えぇ。きっと、いつものようにひたすら仕事してるだろうから……念のためにね」

響「……分かった。雷達には伝えておくよ」

暁「うん。お願い」

暁(司令官……また無茶をしてなければ良いけど……これはもう、レディとか大人なんて関係無いわ。艦娘として、暁個人として……司令官が心配だもん……!)







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つ本

暁「………」

暁(し、司令官が仕事以外のことをしてるなんて……!何かあったのかしら……)

ショタ提督「………」

暁(……何の本を読んでるのかしら。目を凝らして……)ジー

ショタ提督「………」

暁(えーっと……『仕事が出来る男の秘訣』……あー、やっぱり仕事関係なんだ……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(少しでも仕事の効率を上げるため……これは仕事の一環だから……その代わり、貴重な時間を割いてるんだ。死ぬ気で読まないと……)

暁「………」

ショタ提督「………」

暁(……まぁ、あの司令官が遊びで本を読むなんて……それこそありえないわよね。仕事をしてないと死にそうってぐらい、いつも仕事にかかりっぱなしだから……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……あ、この手方は使えそう)

暁「………」

暁(だからこそ、心配なんだけどね……)






暁の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

暁「………」

暁(強引にでも休んでもらった方が良いわよね。とすると……)

暁「………」ポクポクポク

暁「……!」チーン

暁(司令官は子供なんだし、休憩といえばやっぱり……あれしかないわよね!)ダッ




ショタ提督「………」

ショタ提督(そろそろ仕事に戻ろうかな。本の内容は頭に叩き込んだし……)

ガチャ!

暁「司令かーん!」

ショタ提督「……暁お姉ちゃん。どうしたの?もしかして、また僕が何か失敗を……」

暁「違うわよ?ほら、これっ!」つ袋 ガサッ

ショタ提督「……袋?」

暁「……開けてみて?」

ショタ提督「……うん。こう……かな」ガサガサ

お菓子「やぁ」

ショタ提督「あ……」

暁「えへへ~♪司令官の為に、わざわざ買って来たのよ?」

ショタ提督「……僕の為に?」

暁「……司令官、ずーっと休んでないでしょ?そんなんじゃ、いつか倒れちゃうわよ?だからこうやって、甘いものでも食べながら……一休みも大切だと思うの!」

ショタ提督「………」

暁「……もちろん、無理にとは言わないわ。食べられないなら、私が響達と食べるけど……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(また、僕なんかに気を遣ってくれたんだ……)

暁「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……暁お姉ちゃんの気持ちを、無駄には出来ないよね……うん。ほんのちょっとだけ、仕事を遅らせて……食べよう、かな……)

ショタ提督「……ありがとう、暁お姉ちゃん。じゃあ……食べて、良いかな?」

暁「……!もちろんよ!遠慮しないで、どんどん食べてね?」

ショタ提督「……うんっ」

暁(……喜んでくれてよかったぁ!)






反転コンマ判定:お菓子の質は?

01~49:普通のお菓子
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:間宮喫茶特注品
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:伊401のケーキ屋限定品
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

08→80:間宮「頑張りました!」



ショタ提督「……じゃあ、このチョコレートから……」

暁「………」

ショタ提督「……いただきます。あむっ……」

暁「………」

暁(間宮さんに、頼み込んで作って貰ったんだけど……司令官のお口に合うかな……?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(わぁ……一口食べただけなのに、口の中に甘さが広がって……)

暁「………」

ショタ提督(舌を包み込むトロトロのチョコレート……その中に混ざった、仄かなミルクの味わい……)

暁「………」

暁(司令官、何も言わないなぁ……もしかして、美味しくなかったのかな……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……お菓子なんて、今まで食べたことなかったけど……こんなに美味しかったんだ……♪)

ショタ提督「……しい」

暁「……え?」

ショタ提督「これ、凄く美味しい……チョコレートって、こんなに美味しいんだね……」

暁「……なら良かったわ。こっちのクッキーもおすすめよ?」

ショタ提督「……うん。はむっ……ふわぁ……♪」

ショタ提督(サクサクの食感の中に、優しい甘さが……中のクリームも、クッキーの味を引き立てて……♪)

暁「………」

暁(司令官……あんな笑顔、今まで見せてくれたことなかったわね……それだけ、このお菓子が美味しいのね……)

ショタ提督「……♪」

暁「………」

暁(何にせよ、司令官に喜んでもらえたからオッケーよね!)







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

10×1.5=15
31+15=46/50<リーチ!>


暁「~♪」

電「………」

電(暁お姉ちゃん、随分とご機嫌なのです。何か良いことがあったのかな……?)

暁「……ふふっ♪」

電「……暁お姉ちゃん」

暁「どうしたの?」

電「どうしてそんなに嬉しそうなのですか?」

暁「それはね?司令官の嬉しそうな……そう、笑顔が見られたからよ♪」

電「そうなんだ。司令官さんの笑顔…………えっ。ちょっと待って!司令官さんの笑顔!?」

暁「うんっ。やっと、やっと……笑顔を見せてくれたの。今までずーっと、無表情だったから……それがもう、すっごく嬉しくて!」

電「………」

電(あの鉄壁の仮面を被っていると言われても不思議とは思えない、司令官さんの笑顔を見ただなんて……お姉ちゃん、本当に凄いのです!)

暁「………」

電「……?」

暁(司令官の笑顔を見た時、まるで自分のことのように嬉しかった……あまりこういうことは言っちゃダメだけど……響達とお喋りしてる時よりも、ずっと……)

暁「………」

電(……お姉ちゃん?)

暁(……私、今までは司令官のことを『世話を焼いてあげたくなる弟』みたいに思ってたけど……今は違うわ。私は……)

暁(……司令官のことを、本気で……好きになっちゃったんだ……///)





ショタ提督「………」

ショタ提督(暁お姉ちゃんは、僕のことを凄く気にかけてくれる……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……今まで、そんなことは1度もなかったよ。ずっと勉強ばかりしてきたから……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……それに、暁お姉ちゃんの前だと……ついつい、仕事以外のことを考えちゃって……ダメなのは分かってるけど、どうしても……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……どことなく、胸が苦しいような……いや、ダメっ……こういうことを考えちゃ……僕は、仕事だけをすれば……良いんだから……!)フルフル

3ヶ月目:下旬


波止場

ザザーン… ザザーン…

ショタ提督「………」

ショタ提督(……はぁ)


南方棲鬼「……あの子、いつ見ても無表情ね」

装甲空母鬼「そうね……そのままの顔も凄く可愛いけど、やっぱり……男の子は、笑顔でないと!」

リ級「うん。でも……あの子、いつも仕事ばかりしてるよね」

南方棲鬼「まるでそれに縛られているかのような……とにかく、仕事への意識が半端じゃないのよね」

装甲空母鬼「う~ん……誰かに脅されているようにも見えるけど……」

リ級「23周目提督君とはまた違う、厄介な原因がありそうだけど……」

南方棲鬼「私達は、見守ることしか出来ないけど……」

装甲空母鬼「……あの子が年相応に笑えるまで、ずっと応援し続けましょ!」

南方棲鬼リ級「えぇ(うんっ)!」


ショタ提督「………」

ショタ提督(……こういう考えは、あの時……全部無くしたと思ったんだけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……やっぱり、無理なのかな……いや、そんなことじゃダメ。僕は仕事の為だけに生きないと……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも……僕は……)





↓1雲龍のコンマ 好感度:9/50
↓2大和のコンマ 好感度:24/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:10.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:46/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します

毎度毎度短くて申し訳ありませんが、今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

伊勢「あの毛布、ちゃんと使ってくれてるみたいで良かった♪」

日向「……もし受け取ってもらえなかったらどうするつもりだったんだ?」

伊勢「その時はその時!」

日向「………」

伊勢「ま、本気で拒絶するようなら……そのまま持って帰るつもりだったけどね」

日向「………」

伊勢「無理強いは出来ないし、そんなの……私がしたくないから」

日向「……まぁ、それが1番無難だな」

伊勢「……うん」

日向「………」

伊勢「……提督からは、何というか……負のオーラが立ち込めてる気がする」

日向「……扶桑や山城みたいにか?」

伊勢「……上手く言えないけど、ちょっと違うかな」







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」カキカキ

伊勢「………」

伊勢(あ、また仕事してる……本当にいつ休んでるんだろ……)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(僕は仕事だけをすれば……それ以外のことは……)カキカキ

ショタ提督「………」ピタッ

伊勢「……?」

伊勢(……手が止まったわね)

ショタ提督「………」

ショタ提督(仕事、以外のことは……でも、お姉ちゃん達はそれ以外のこともした方が良いって……でも……)

伊勢「………」

ショタ提督「……っ」フルフル

伊勢「……!」

伊勢(えっ、急に頭を抱えて……どうしたの?もしかして具合悪いの!?)

ショタ提督「……っ!」フルフル

ショタ提督(うぅ……僕はどうすれば……い、いや。余計なことを考えるのは……でも、暁お姉ちゃん達の言うことを無視なんて出来ないし……あぅ……)フルフル

伊勢「………」

伊勢(ど、どうしよう!やっぱり頭痛いのかな!?それとも、単に悩んでるだけ……って、悩んでるだけでも大事じゃない!あぁもうどうすれば良いの!?)

ショタ提督「……っ!」フルフル

ショタ提督(考えがまとまらないよ……考えれば考えるほど、拗れていって……)フルフル

伊勢「……!」

伊勢(考えろ、私っ!こういう時の最善策は……!)








伊勢「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

伊勢「………」

伊勢(下手に行動して、提督の心を傷つけるわけにはいかないよね。ここは正攻法で……!)




ショタ提督「……っ」フルフル

ショタ提督(……僕はどうすれば良いのかな……このまま悩んでても、仕事が遅れて……でも……)フルフル

ガチャ

ショタ提督「……!」

伊勢「……提督」

ショタ提督「……伊勢お姉ちゃん」

ショタ提督(……そういえば、伊勢お姉ちゃん……前に僕を気遣ってくれたことがあったっけ……)

伊勢「どうしたの?さっきから頭を抱え込んで、凄く辛そうな顔してたけど……」

ショタ提督「………」

伊勢「……やっぱり、何か悩んでたり?」

ショタ提督「……ちょっと」

伊勢「……そっか」

ショタ提督「………」

ショタ提督(悩んでる、のかな……うん。きっと、そうだと思う……)

伊勢「……それって、私達には言えないこと?」

ショタ提督「………」

伊勢「あ、別に無理に聞き出そうとしてるわけじゃないよ?ただ、私達に話せそうなことなら、相談にのってあげられるから……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……こんな馬鹿げた話、話しちゃって……怒られない、かな……仕事に、全然関係ない話だから……)

ショタ提督「………」

伊勢「………」

伊勢(私はあくまでも“聞かせてもらう”立場。後は提督の判断に委ねないと……)

ショタ提督「………」







反転コンマ判定:どうする提督!?

01~49:言えない……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ちょっと、だけ……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:思い切って話すっ!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

53→35:心の壁はまだ健在


ショタ提督「………」

伊勢「………」

ショタ提督「……えっと……その、これは……」

伊勢「……あ、大丈夫よ?言えなくても、別に怒ったりしないから……ね?」

ショタ提督「………」

伊勢「………」

ショタ提督「……ごめんなさい」

伊勢「……ううん、気にしないで?」ニコッ

ショタ提督「………」

伊勢「………」

伊勢(……焦っちゃダメ。提督が私達に心を開いてくれるまで、ゆっくりいかないと……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……伊勢お姉ちゃんに、余計な心配はかけたくないから……)

伊勢「……ただ、これだけは覚えててね?」

ショタ提督「……?」

伊勢「……私達は、提督の味方だから」ニコッ

ショタ提督「……!」

ショタ提督(……伊勢お姉ちゃん……やっぱり、今は仕事に専念しないと……お姉ちゃん達のためにも、時間は無駄に出来ないよ)

ショタ提督「………」カキカキ

伊勢「………」

伊勢(また仕事をし始めたけど……提督、大丈夫かな……?)

ショタ提督「………」カキカキ







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

3×1.0=3
10.5+3=13.5/50


ショタ提督「………」

ショタ提督(もう、4ヶ月か……ここに来てから、色々なことが……)

ショタ提督「……っ!」

ショタ提督(ダメ……仕事以外のことを考えちゃ……でも、お姉ちゃん達のことも……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……僕は、どうしたいのかな……自分で自分のことが、分からなくなってきて……いいや、それじゃダメ。僕は仕事のためだけに生きなきゃ……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも、それでお姉ちゃん達に心配させることになれば……仕事……お姉ちゃん……仕事……お姉ちゃん……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……仕事以外はしないって、あの時……決めたのに……)





「毎日お酒飲み放題!タバコ吸い放題!」

「好きな時に旅行にも行けるし、至れり尽くせりよね~」

「それも全部、提督が金を持って来てくれるからだな!」

「えぇ!良い息子を持ったわ♪」

「あははははは!」

「うふふふふ♪」

「………」

「………」

「……本当に、良い金ヅルになったな」

「……そうね。私達が散々、“躾けた”ものね」

「………」

「………」

「……っかぁ!つまんねーこと考えてないで、またお酒でも飲むか!」

「……えぇ!今夜も完徹しちゃうわよ!」







今月のリザルト:3ヶ月目

雲龍:9/50『……メリハリ、か』
大和:24/50『……気遣ってくれなくても、大丈夫だよ……?』
伊勢:13.5/50『……ごめんね』
暁:46/50<リーチ!>『仕事以外のこと、考えちゃダメなのに……』

すみません。>>521の提督の台詞の4ヶ月は、正しくは3ヶ月です。


4ヶ月目:上旬


4周目提督「……そうなんだ」

ショタ提督「………」

4周目提督「……君も、苦労したんだね」

ショタ提督「……でも、4周目提督君こそ……その、虐待を……」

4周目提督「……ううん。もう昔のことだから……今は、お母さんとは……」

ショタ提督「……仲直り、出来たんだね?」

4周目提督「……うんっ」

ショタ提督「………」

4周目提督「……25周目提督君も、諦めるのはもったいないよ。お父さんとお母さん、元気……なんだよね?」

ショタ提督「………」

4周目提督「……僕の場合は、16周目提督君のお陰で間に合ったけど……もし仲直り出来るなら、早い方が良いよ……?」

ショタ提督「………」

4周目提督「………」

4周目提督(……25周目提督君)

ショタ提督「………」





川内(4周目)「……そっちの提督も、何か訳ありみたいね」

川内「うん。ひたすら仕事ばかりしてて……いつ寝てるかも分からないんだよね」

川内(4)「えぇっ!?それって大丈夫なの!?もし倒れちゃったら……」

川内「一応、提督は大丈夫だって言ってるけど……」

川内(4)「そっか……」

川内(4)(……提督も、最初は私達に怯えてたっけ……今となっては、懐かしいかな……)





↓1雲龍のコンマ 好感度:9/50
↓2大和のコンマ 好感度:24/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:13.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:46/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:00~22:30頃開始予定です。
それより前後する場合は再度連絡致します。

始めます。

武蔵「……これ、中々美味いな」つアイス ペロペロ

大和「………」

武蔵「……何だ?アイスならやらんぞ」

大和「そうじゃないよ。武蔵って、てっきりガリガリかじって食べると思ってたから……」

武蔵「失敬な。私だって何でもガツガツ食べるわけじゃないぞ?こうしてアイスの味をゆっくり食べることだってあるさ」

大和「……かき氷は?」

武蔵「流し込むように豪快に食うのが美味いんだ!」

大和「………」

大和(武蔵は呑気で良いなぁ……提督、ちゃんと冷房を付けてるんでしょうか)

大和「………」

大和(……ま、まさか『僕が冷房なんて付けるのは申し訳ない』なんて考えて、付けてなかったら……!)

大和「……ちょっと執務室に行って来るね!」

武蔵「ん?あぁ」

大和(今の時期は熱中症に気をつけないと……冗談抜きで毎年死者が出るから……!)







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

<……なさい。

大和「……?」

<ごめんなさい……

大和(提督の声?それに『ごめんなさい』って……誰かいるんでしょうか?)



ショタ提督「ごめんなさい……ごめんなさい……」ヨロヨロ

大和「……?」

大和(……おかしいですね。提督以外には誰もいません……それに、案の定冷房を付けていないみたいですし……)

ショタ提督「お父さん、お母さん……ごめんなさい……」ヨロヨロ

大和(……え?)

ショタ提督「ちゃんと勉強します……ですから、許して下さい……」ヨロヨロ

大和「……っ!?」ゾクッ

大和(て、提督……?あの、目の焦点が合ってませんよ……?ま、まさか……)

ショタ提督「あ……あぁ……叩くのは、辞めて下さい……」

大和「っ!」

大和(確定です!提督はご両親の幻覚を見てます!それもかなり酷い内容の……もしかして、提督がここに来る前の……)

ショタ提督「うぅ……ごめんなさい……僕が勉強すら出来ない、ダメ男だから……」

大和「………」

大和(この暑さ……熱中症?それとも何かのトラウマが……って、冷静に考えている場合ではありません!何とか提督を正気に戻さなくては!)







大和の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

大和(とにかくまずは部屋を冷やさないと!)



ショタ提督「ごめんなさい……ごめんなさい……」

大和「提督!失礼しますっ!」ガチャッ

ショタ提督「うぅ……」

大和「えっと……冷房のリモコンは……」キョロキョロ

リモコン「」チョコーン

大和「あった!設定温度を最低の18℃まで下げて……」ピッピッ

ショタ提督「うぁ……」

大和「風の強度も最大に!えいっ!」カチッ

冷房「」ブイーン

大和「これで良し、と……後は」クルッ

ショタ提督「っ、う……」

大和「………」

大和(フラフラの提督を何とかしないと……部屋もすぐに冷える訳じゃありませんし……)

ショタ提督「あぅ……」

大和「………」

大和(一刻を争います。急ぎながらも、慌てることなく最善の選択を……!)







反転コンマ判定:提督への処置は?

01~49:うちわであおぐ
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:扇風機(強)を使う
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:生理食塩水を飲ませ、適切な箇所を濡れタオルで冷やしつつ布団に寝かせる
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

05→50:日本人の夏の味方


大和(これだけではダメです!まだ冷やさないと!」

ショタ提督「ぅ……」

大和(せめて部屋が冷えるまでの間、提督を冷やしてあげられそうな物は……)キョロキョロ

ショタ提督「うぁ……」

大和(まさか水風呂に突っ込むわけにもいきませんし……う~ん…………あっ)チラッ

扇風機「」チョコーン

大和「………」

大和(……これですっ!)

・・・÷

扇風機「」ブイーン

ショタ提督「………」

大和「………」

大和(何とか落ち着いたみたいですね……一安心です)

ショタ提督「……うぅ」

大和(ですが、まだ油断は出来ません。意識がはっきりするまで、念のため側にいましょう)

ショタ提督「………」

大和「………」

大和(……さっきまでの怯えよう。提督のご両親は、まさか……)

ショタ提督「………」

大和「………」

大和(……いえ、今は余計なことを考えるのはやめましょう。提督の容態が1番大切です)







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

8×1.5=12
24+12=36/50


ショタ提督「……ん」

大和「……!」

ショタ提督「あ、あれ……僕、さっきまで仕事してたはず……」

大和「……気がつきましたか?」

ショタ提督「……大和お姉ちゃん?」

大和「提督……冷房、付けていませんでしたよね?」

ショタ提督「……うん。僕みたいな仕事だけしていれば良い人間が、そんな贅沢をするのはダメだと思ったから……」

大和「……その結果、提督は暑さで熱中症直前だったんですよ?」

ショタ提督「……え?」

大和「私がたまたま部屋を訪れたからよかったものの……もし誰も提督に気がつかなかったら、提督は……死んでいたかもしれないんですよ?」

ショタ提督「……っ!」

大和「………」

ショタ提督「………」

大和「……事の重大さが分かりましたか?」

ショタ提督「……ごめんなさい、大和お姉ちゃん……また、迷惑をかけちゃって……」

大和「そんなこと気にしないで下さい。私達への迷惑よりも、自分の命のことを何よりも心配して下さい!」

ショタ提督「………」

大和「………」

ショタ提督(……こんなに心配されたこと、無かったような気がする……お姉ちゃん、本当にごめんなさい……)

大和「………」

大和(少し言い過ぎ……いや、提督が元気でいてもらうためには……提督自身の自分への認識も、少しばかり変えてもらう必要がありますし……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……それと、ありがとう……倒れてた、のかな。その時の僕を……助けてくれて……)

4ヶ月目:中旬


ショタ提督「よいしょ、よいしょ……」つ書類 トテトテ

ショタ提督(この書類を執務室まで運んで、すぐに片付けないと……)トテトテ

<あー!私に爆弾押し付けないでよ!

ショタ提督「……?」チラッ


敷波「別に良いじゃん。そういうルールなんだし」

島風「むぅ……ってちょんまげ!?私これ1番苦手なのにぃ!」

白露「あ、プチゲームはスクワットかぁ……あれ実際にやるとキツいんだよねぇ」

谷風「達筆ってさ、正面でやった方が楽だよね」

島風「ふぅふぅ……それは言えてる。はい次!」

谷風「うえっ!?今度はあたしぃ!?んーとんーと……じゃあまわりゃんせ!」

敷波「それしかレベル1残ってないもんね……」


ショタ提督「………」

ショタ提督(……僕は仕事だけに専念しないと)

<よっしセーフ!次はお前だぁ!

<わ、私!?ど、どうしよう……じゃあこれで!

<大威張り?

<あ、フラフープ回すやつ!

ショタ提督「……っ」

ショタ提督(……ダメ。僕は仕事以外は……)

<だぁー!負けたぁ!

<あははははは!

<よーし!次は風船爆弾のやつ、やってみよ!

<今度は負けないからなぁ!

ショタ提督「……っ!」プルプル

ショタ提督(仕事、しなきゃ……本当に僕は仕事だけを……あぅ……)






※駆逐艦娘がプレイしているゲームは『おどるメイドインワリオ』の多人数モードです。






↓1雲龍のコンマ 好感度:9/50
↓2大和のコンマ 好感度:36/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:13.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:46/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します

暁「………」

響「……姉さん?」

暁「……はぁ」

響「……迷ってるのかい?」

暁「……うん。だって、司令官はいつも仕事のことばかり考えてるでしょ?そんな中に私が告白しても、まともに取り合ってくれない気がして……」

響「………」

暁「………」

響「確かに、司令官のあの性格が“素”ならそうかもしれない」

暁「でしょ…………え?素?」

響「……もし、司令官のあの性格が“後天的に”備わったものだとすれば……」

暁「こ、こうてんてき……?」

響「………」

響(姉さん……姉らしいところもあるかと思えば、肝心なところで子供っぽいね……)

響「つまり、過去に仕事をすることを強制されたり脅されたことがあったとしたら……ってこと」

暁「ッ!!」

響「………」

暁「………」

暁(確かに、司令官のあの仕事への執着振りは……もはや病気か何かだと心配してしまうぐらいよね。それが誰かに脅されたことだとしたら……凄く納得出来るわ)

暁(……告白よりも大切なこと、見失ってた。好きな人のことをしっかり理解してあげられないようじゃ、レディどころか……人として……)

響「………」

暁「………」

響「……姉さん?」

暁「………」

暁(私は……)






特殊多数決

1.提督の本当の気持ちを探る
好感度50確定 END開放!

2.踏み止まる
好感度上昇コンマ判定へ

↓1~↓5

暁「やったわ!」ピョンピョン

大和(こ、このままじゃ……で、でも4回目だし!私にもチャンスが……! )

伊勢「暁ちゃんが1番か~……私もまだいけるかな?」

雲龍「………」


中途半端ですみませんが、今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

?「つまり電も登場すればエンディングは確定なのです!」

>>578
??「姉さんたちが全て上手くいったから自分も楽勝と慢心してはいけない」(戒め)

??「何で俺の時はサッパリ駄目だったんだ… はぁ… 」 

小一時間考えたが>>587の上が誰かわからんかった、下は一発でわかったが

>>589
すまぬ、どちらも同一人物のつもりで書いたんだ… 分かりづらくて申し訳ない

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

暁(……決めた。全部聞いてあげなきゃ……好きな人が困っているなら、全力で助けてあげなきゃ……!)

響「………」

暁「……私、行って来るね」

響「……決心、したんだね?」

暁「えぇ。響のお蔭でね?」

響「ふふ……なら良かった。姉さん……行ってらっしゃい」

暁「……うん!」

ガチャ バタン…

響「………」

響(……姉さん、司令官の心の闇……全部、取り除いてあげて。私達艦娘、全員の想い……託したよ)




ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(仕事以外はしちゃダメ……そう、僕は仕事だけを……)カキカキ

ガチャ

ショタ提督「……?」チラッ

暁「……司令官」

ショタ提督「……暁お姉ちゃん。どうしたの?また僕が、何か問題を……」

暁「……司令官は、どうして……そんなに、仕事ばかりに拘るの?」

ショタ提督「……え?」

暁「仕事するのは確かに大事だけど……でも、司令官の様子を見てると……まるで仕事をしないと悪人みたいな、そんな感じがするの」

ショタ提督「………」

暁「ねぇ、司令官……教えて?どうして仕事から離れられないのか……」

ショタ提督「………」

暁「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……暁お姉ちゃんには、本当にお世話になったから……それに、お姉ちゃん達のお願いなら……聞かない理由は、ないよね……ちょっと、仕事から離れちゃうけど……暁お姉ちゃんへの、恩返しのつもりで……)

ショタ提督「……うん、分かった。話すね?」

暁「……ありがとう、司令官」

ショタ提督「えっと……僕がここに来る前……それも、生まれる前からの話になっちゃうんだけど――」

お父さんもお母さんも、元々は海軍関係者だったんだ。お父さんは提督で、お母さんはその補佐みたいな感じなんだけど……

……こんなこと、本当は言っちゃダメなんだけど……お父さんは、提督になったにも関わらず……全然艦娘のことを考えてなかったんだ。
お母さんも、お父さんと同じ……とにかく利益だけを追求しようとした……はっきりいうとお金儲け。


――15年前・某鎮守府(歴代鎮守府とは無関係です)

父『どうしてお前達は大破してばっかりなんだ!』

電『ご、ごめんなさい……』

叢雲『アンタが補給も何もしてくれないからでしょ!こんな状態で戦えっていう方が……』

父『うるせぇ!』バキッ

叢雲『あぐっ……!』バタッ

電『叢雲さんっ!』

父『んなことすりゃあ俺の給料が減るだろうが!それぐらい考えたら分かるだろ!』

叢雲『……っ』

電『司令官さん……』ポロポロ

父『くそっ!轟沈させると建造分の費用がかかっちまうし……ダメコン代も考えろっての!糞が……』ブツブツ

叢雲電『………』


お父さんは、自分の思い通りにいかないと……すぐにお姉ちゃん達を殴った。蹴った。怒りに任せて暴力をふるったんだ。
艦娘のお姉ちゃん達は、余程のことがないと“提督”には逆らえない……それを良いことに、お姉ちゃん達をお金稼ぎの奴隷としか考えてなかったんだ。

もちろん、お母さんも……例外じゃなかったんだ。お父さんとは違う形で……


母『はぁ!?こんなご飯しか作れないわけ?』

鳳翔『……申し訳ありません。材料が足りなくって』

母『だったら取り寄せるなりしなさいよ!そんなことも思いつかないなんて、アンタの脳は腐ってるの?』

鳳翔『……っ』ジワッ

間宮『……提督が私的にお金を使うので、資金を回せないんです』

母『夫のせいにしてんじゃないわよ!』バシッ

間宮『きゃっ!』

鳳翔『間宮さん!』

母『チッ……こうなったらどっかで食べてくるしかないわね。ったく、使えない連中……』

鳳翔間宮『………』

もちろん、こんなことで鎮守府の運営が出来るはずがない……5年くらい経ってから、お父さんとお母さんは……すぐに解雇処分になったんだ……


父『あの糞爺共が!俺達を追い出しやがって……!』

母『どうすんのよ!貯金も大して残ってないし、今更転職なんて……』

父『んなのこっちが聞きたいんだよ!俺達の知り合いに金を貸してくれそうな能天気な奴は……』

バサッ

父『ぶっ!?んだよ!ケッ、ただのチラシか…………ん?』

母『何よそんな紙切れ。ティッシュの代わりにも……どうしたの?』

父『……良いこと思いついたぞ。おい、これを見ろ』

母『はぁ?何々…………なるほど。これなら……』

父『俺達は遊んで暮らして……』

母『甘い蜜をすする生活が出来る、と……ふふっ♪』


そのチラシは“特別学校入学募集”。それを見たお父さんとお母さんは……僕を特別学校へ入れようとしたんだ。
僕が働いて、お金を稼いで……お父さんとお母さんに仕送りする。そのためだけに……


――数年後

ショタ提督(2)『あぶあぶ……』ヨチヨチ

父『……早く大きくなってくれよ?俺達の可愛い可愛い、金づる……』ニヤニヤ

母『はぁ……こいつの世話する身にもなりなさいよ。虐待して殺しちゃったら計画がパーだし、八つ当たりする相手もいない……』

父『わーってるよ。つってもベビーシッターを雇う金も惜しいし、お前に押し付けるしかないんだ。わりぃな』ケケケ

母『チッ……後で覚えておきなさいよ……』イライラ

ショタ提督『ばぶ……』


お父さんとお母さんは、僕を育ててくれ……いや、“面倒を見た”。3歳まで……最低限の読み書きが出来る歳までは、ね……

そして、僕が3歳になって……言葉を喋るようになってから、お父さんとお母さんは……僕に勉強させるようになったんだ。


父『ほら、教科書とノートと鉛筆』ドサドサッ

ショタ提督(3)『え……これ、何……?』

母『見て分からないの?アンタは今から提督になるために、勉強するのよ』

ショタ提督『てーとく……?』

父『そうだ。俺達が遊ぶ金を稼ぐためにな』

ショタ提督『………』

母『……ほら、さっさとやりなさい』

ショタ提督『……?』

父『いいから手を動かせって言ってんだよ!』パシッ

ショタ提督『あうっ……』バタッ

母『ちょっと!叩くのはいいけど手加減しなさいよ!殺しちゃったら何にもならないんだから!』

父『わーってるよ!』

ショタ提督『………』ヒリヒリ

ショタ提督(おとーさん、おかーさん……なんでおこってるの……?)


それから僕は、ひたすら勉強ばかりするようになったんだ。お父さんとお母さんに、いつも見張られながら……
ちょっとでも他のことをしようとしたら、すぐに叩かれちゃう……だから、勉強ばっかりしてたんだ……


ショタ提督(4)『………』カキカキ

母『………』ギロッ

ショタ提督(……お腹空いた)

ショタ提督『……ねぇ、ご飯……』

母『うるさい!』パシッ

ショタ提督『ううっ……』

母『ご飯なんて朝食べたでしょうが!その後はずっと勉強してれば良いのよ!』

母(こんな金づるに余分な金は使いたくないもの。全部私達のものよ!生かしておくために、癪に障るけど最低限のご飯は与えてるけど)

ショタ提督『………』ジワッ

母『あぁ?何か文句でもあるの?』

ショタ提督『……ううん』カキカキ

母『そうそう、それで良いのよ』

ショタ提督『………』カキカキ

それから僕は、ひたすら勉強したんだ……ひたすら、ひたすら、ひたすら……勉強以外のことを考えられないようになるくらい……


ショタ提督(5)『………』カキカキ

父『ん?ちゃんとやってるな……やれば出来るじゃねーか』

ショタ提督『………』カキカキ

ショタ提督(……お勉強してれば、怒られない……勉強しない、僕が悪いんだ……)

父『お前はそうやって“勉強さえしてれば良い”からな?』

ショタ提督『………』カキカキ

ショタ提督(お勉強すれば、いいだけ……僕は、お勉強するだけ……しなかったら、僕が怒られる……僕が、悪い……)


言われるがままに、僕は勉強したんだ……そうすれば、怒られなかった……勉強してない自分が、最低だと思ったから……
それに……もしそれ以外のことをしようものなら……


ショタ提督(6)『……おしっこ』

母『っ!』バシッ

ショタ提督『痛……』

母『何やってんのよ!アンタ勉強もまともに出来ないの!?』

ショタ提督『………』

母『このクズ!カス!無能!ゴミ!』

ショタ提督『………』


すっごい、悪口を言われて……もう、こうやって考えるの自分も最低だと思ったんだ……だから……


ショタ提督『………』

ショタ提督(僕は……勉強以外、しちゃいけない。勉強だけしてれば良い。それ以外のことをしようとする僕は……ただのクズ……)


笑うことも泣くことも、怒ることも……何もしなくなっていった。ただ勉強……与えられたことをするだけの、感情が無いロボットみたいになったんだ……そうすれば、怒られずに済んだから……

……“自分が、ちゃんと存在してる”と思ったから……

それから、僕は……特別学校の入試を受けて……合格したんだ。首席で……


父『うっし!これで俺達はもう何もしなくて良いな!』

母『あ~長かった……このガキの世話をしなくて良いのね!清々したわ!』

ショタ提督(7)『………』

父『……お前は、ここからは学校で勉強しろよ?俺達のためにな!』

母『言っとくけど、サボったりしたらすぐぶん殴りに行くわよ?ここには私達の顔馴染みがいるの。ず~っとアンタを監視させておくわ!』

父母『あははははははは!』

ショタ提督『………』


嬉しくなかった……というより……何も感じなかった、のかな……よく覚えてないけど、とにかくどうでも良かった……
僕がその時“とにかく勉強しなきゃ……それ以外のことは考えちゃダメ”って考えてたから、かな……

特別学校でも、もちろん勉強した。寝る間も惜しんで、勉強ばっかりした……同級生の子に心配されちゃったっけ……
でも、そんなことは気にしてなかった……僕には勉強以外、考えることさえ許されないものばっかりだったから……


同級生A『でさ~!この前のゲーム、お母さんから送ってもらっちゃった!』

同級生B『えぇ!?良いなぁ……俺も欲しかったやつなのにぃ~!』

ショタ提督(9)『………』カキカキ

同級生A『なぁ25周目提督!お前はどのゲームが欲しいんだ?』

ショタ提督『……ごめんね。勉強、しなきゃいけないから……』カキカキ

同級生A『あ……うん。何かごめんな』

同級生B『お前本当に真面目だよなぁ。成績はいつも1位だし……ま、いいや!もし良かったら後で来いよ~!』ダッ

同級生A『ちょ、おい!俺を置いてくなー!』ダッ

ショタ提督『………』カキカキ


クラスが同じだった人とも話が合わなかったっけ……でも、全然気にならなかった……
僕にとっては、勉強以外……考えちゃ、ダメだったから……

ショタ提督「……それで、特別学校も卒業して……ここに来たんだ」

暁「………」

ショタ提督「……ごめんね。こんなどうでも良い話、長々と聞かせちゃって……」

暁「………」

ショタ提督「……暁お姉ちゃん?」

暁「……っ!」プルプル







暁「うわあああぁぁぁぁぁぁん……!」ポロポロ







ショタ提督「……え?」

暁「ぐしゅ……しれぇかぁん……」ポロポロ

ショタ提督「ど、どうして泣いてるの?もしかして、さっきの話が長すぎて……!」アセアセ

暁「ちがう……ちがうのぉ……しれぇかんが、かわいそうで……それで……うえぇぇぇぇぇぇん……!」ポロポロ

ショタ提督「………」

暁「そんな……そんなことされて……わたしだったら、たえられないよぉ……えぐっ……」ポロポロ

ショタ提督「……暁お姉ちゃん」

暁「なぁに……ぐしゅ……」ポロポロ

ショタ提督「……どうして、そんなに……僕のことを、その……考えてくれるの?」

暁「え……?」ポロポロ

ショタ提督「今まで……そんなに、僕に優しくしてくれた人、いなかったから……」

暁「ぐすっ……だって……」ポロポロ








「しれぇかんのことが……えうっ……すきだからにきまってるでしょお……うわあぁぁぁぁん……!」






凄い微妙なところで切って申し訳ありませんが、トイレ&お風呂入ってきます。35~50分後に再開予定です。

再開します。

ショタ提督「……え?」

暁「………」ポロポロ

ショタ提督「……暁お姉ちゃん、今……僕のこと、“好き”って……」

暁「うんっ……私、司令官のことが好き……私達のために、いつも頑張ってくれて……思いやりがあって、優しくて……」ポロポロ

ショタ提督「………」

暁「……こんなに良い子……いや、良い人なのに……惚れないわけ、ないじゃない……!」ポロポロ

ショタ提督「………」

暁「………」ポロポロ

ショタ提督「………」

ショタ提督(“好き”……今まで、1度も言われなかった言葉……お父さんからも、お母さんからも……)

暁「………」ポロポロ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……こんな時、どんな反応をすれば良いのかな……どうしよう……分からないよ……)

ショタ提督「………」

暁「……あっ」ポロポロ

ショタ提督「……?」

暁「司令官……」ポロポロ












暁「……泣いてるの?」ポロポロ

ショタ提督「……え?」ポロポロ

ショタ提督「あ……何、で……」ポロポロ

暁「………」ポロポロ

ショタ提督「そういえば、前にも……でも、僕は……もう、怒ったり泣いたりは……出来なくなっちゃった、はずなのに……」ポロポロ

暁「……っ!」グシグシ

ショタ提督「うぁ……前が、見づらいよ……暁お姉ちゃん……どうしよう……」ポロポロ

暁「……司令官。1つだけ聞いて良い?」

ショタ提督「……なぁに?」ポロポロ




暁「司令官は……私に『好き』って言われて、嬉しい?それとも、悲しい?」




ショタ提督「……!」ポロポロ

暁「………」ドキドキ

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(僕は……)ポロポロ

暁「………」ドキドキ

ショタ提督「………」ポロポロ

暁「………」ドキドキ

暁(司令官……っ!)

ショタ提督「………」ポロポロ








「……“嬉しい”……今までは感じれなかった……胸の温かさを、感じるから……」






暁「!!」パァッ

ショタ提督「………」ポロポロ

暁「司令かーんっ!」ダキッ

ショタ提督「あ……」

暁「良かった……良かったよぉ……司令官に、嬉しいって言ってもらえて……!」ギュウッ

ショタ提督「暁お姉ちゃん……」ポロポロ

暁「……司令官も」

ショタ提督「え……?」ポロポロ

暁「もう、我慢しなくて良いの……思いっきり、感情をむき出しにしても……良いの!私は司令官の味方……ううん!彼女だもん!」

ショタ提督「彼、女……」ポロポロ

暁「うんっ……だから、私にぶつけて?今まで抑えてた感情……喜びも悲しみも、怒りも……何もかも!全部受け止めてあげるから!」

ショタ提督「……!」ポロポロ

ショタ提督(……そんなこと、言われちゃったら……押しつぶしてた思いが、全部出ちゃう……!)プルプル

暁「………」ギュッ

ショタ提督「あっ……」ポロポロ

暁「もう、司令官をいじめる酷い人はいないわ……だから、思いっきり……!」

ショタ提督「……っ!」ポロポロ

ショタ提督(あぁ……もう、ダメ……胸の奥から、全部……っ!)プルプル












「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああん!」

「……辛かったんだよね?よしよし……」

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!わあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんっ!」

「大丈夫……私が傍にいるから……ね?」

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」

「………」

(よっぽどため込んでたんだ……もう、感情が全部混ざって……奇声になってる……それだけ、辛くて……)

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」











ショタ提督「はぁはぁ……」

暁「……落ち着いた?」ナデナデ

ショタ提督「……うんっ」

暁「良かった……それにしても、すっごい声だったわよ?」

ショタ提督「……うぅ」

暁「あ、悪口じゃないよ?それだけ、今まで溜め込んでたんだなって……」

ショタ提督「………」

暁「……これからは、思ったことや感じたことは……何でも言って良いの。私達は……司令官の言うことなら、喜んで受け止めるから!」ニコッ

ショタ提督「……暁お姉ちゃん」

暁「……忘れないで。私は司令官の彼女……どんな時でも、司令官を支えるから!」

ショタ提督「………」

暁「……もちろん、司令官もね?」

ショタ提督「え……?」

暁「私達には……ううん。私には、一切我慢しないこと!今までいっぱい我慢してきたんだから、もうしちゃダメ。思ったことや感じたことは……全部、話してね?」

ショタ提督「………」

暁「………」ジー

ショタ提督「……うんっ」ニコッ

暁「ふふっ……良かった♪」

暁(司令官……やっと私に、本当の笑顔を見せてくれた……!)パァッ







ショタ提督「……暁お姉ちゃん」

暁「……なぁに?」




















「……これからも、よろしくね……僕、頑張るから……!」


「……こちらこそ、司令官っ♪」


















――好感度50/50

4ヶ月目:下旬


ショタ提督「………」カキカキ

暁「司令官!艦隊が帰って来……も~!また仕事してる!」

ショタ提督「えへへ……何か、こうしてないと落ち着かなくって……///」

暁「癖になってるの?はぁ……ちゃんと休憩してる?」

ショタ提督「うんっ。暁お姉ちゃんに言われた通り、30分に1回……やりたいことをしてるよ?」

暁「なら良いけど…………待って。そのやりたいことって?」

ショタ提督「えっ?それは……」

暁「………」ジー

ショタ提督「……(目そらし」

暁「……終わった書類の整理とか?」

ショタ提督「っ!」ギクッ

暁「あー!その反応、やっぱり隠れて仕事してるでしょ!」

ショタ提督「……ごめんなさい。ついつい手が伸びちゃって……」

暁「そんなお菓子のつまみ食いじゃないんだから!こうなったら休憩時間中の仕事は禁止!ゲームでも運動でも良いから何かして遊ぶこと!」

ショタ提督「は~い……」






大和「……提督、最近表情が豊かになりましたね」

伊勢「仕事ばかりじゃなくて、他の娘と時々遊ぶようになったし……良い傾向ね♪」

雲龍「………」






↓1雲龍のコンマ 好感度:9/50
↓2大和のコンマ 好感度:36/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:13.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお暁が最大値の場合は即ENDです

暁「これぞまさしく1人前のレディよね♪」

大和「先を越されましたか……でも、まだ勝機は……!」

伊勢「う~ん、ちょっと厳しいかもね……」

雲龍(……次は私だけど、追いつけるかといわれると……)


今回はここまでです。深夜までお付き合いいただきありがとうございました!
祝1周年!まさかこんなに続くとは……ここまで来られたのは、ひとえに皆様のおかげです!本当にありがとうございます!
これからも何卒、どうかよろしくお願い致します!

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

葛城「良かったぁ……ちょっとずつだけど、提督が朗らかになって……」

雲龍「………」

葛城「これで私達と、もっと仲良く……」

雲龍「………」

葛城「……雲龍姉?」

雲龍「……え?あ、そうね。これで提督とも、以前より親しく……」

葛城「……あー、そっか。雲龍姉、あんまり提督と話してなかったもんね」

雲龍「………」

雲龍(……暁ちゃんが解決してくれたのは良かったけど……その影響か、あれから秘書艦が暁ちゃんばかりなのよね)

葛城「………」

葛城(やっぱり、疎外感を感じてるのかな……?)

雲龍「………」

雲龍(そのせいか、尚更話す機会が…………って、悩むぐらいなら自分から会いに行けば良いじゃない)

雲龍「……執務室に行って来るわ」

葛城「……うん、行ってらっしゃい!」

葛城(……杞憂だったみたい。良かった!)








ショタ提督「何をしようかな……」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

雲龍「………」スタスタ

雲龍(業務連絡で何度かは訪れてるけど、こうして私用で執務室に来るのは……久しぶりね)スタスタ

<うおおおおおおお!提督うううううううっ!

<な、長門お姉ちゃん……?

雲龍「………」

雲龍(……聞き覚えのある声。まさか……いや、この前は自重するって言ったはず……)

雲龍「………」ソー


長門「ふおぉぉぉぉ……!こ、これぞ私が求めていた感触……ッ!!」ギュウウウゥゥゥゥッ

ショタ提督「………」

雲龍「」ピシッ

長門「素晴らしい……素晴らしいッ!子供故の柔らかさ、そして温かさ……全てが最高のハーモニーで溶け合っている!もはや国宝ものだ!」ギュウウウゥゥゥゥッ

ショタ提督「………」

雲龍「………」

雲龍(提督……あぁ、まさか4ヶ月目で死んでしまうなんて……出来ることなら、もう少しお話したかったのに……!)

ショタ提督「……あの」

雲龍「!?」

長門「ん?どうした?」

ショタ提督「……ちょっと苦しい、かも。もう少し、力を弱めてもらっても……良い、かな?」

長門「おっと、すまない。強過ぎたか。なら……こうか?」ギュッ

ショタ提督「……うん。ちょうど良い、かな……」

雲龍(提督!?生きてたの!?いや、それよりも……長門さん、いつの間に手加減することを覚えたの!?)

長門「あぁ、幸せだな……♪」ギュッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(こんな風に背の高い人に抱きしめてもらったのは、今まで無かったなぁ……)

雲龍「………」

雲龍(……むしろ提督がとんでもなく頑丈なのかしら)







雲龍の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

雲龍「………」

長門「はふぅ……♪」スリスリ

ショタ提督「あぅ……長門お姉ちゃん、くすぐったいよ……」

長門「良いではないかぁ~♪」スリスリ

ショタ提督「うぅ……」

雲龍「………」

雲龍(……長門さんばかりずるいわ。私なんて、まともに提督と話したことがほとんどなかったのに……)

雲龍(何とか提督の気を私の方に向けないと……う~ん……)

雲龍「……!」ピーン



長門「んふふぅ~♪」スリスリ

ショタ提督「……あの、長門お姉ちゃん……いつまでするの……?」

長門「もうちょっとだけだ~♪」スリスリ

ショタ提督「あぅ……」

<……とく。

ショタ提督長門「……ん(え)?」

<提督……提督っ。 ※猫なで声

ショタ提督「……大淀お姉ちゃんの声?」

長門「………」

長門(確かに大淀らしき声だが、それにしては甘ったる過ぎる。まるで磯風の声がもっと幼くなったような……)

<こっちに来て……ね?

ショタ提督「え、えっと……」

長門「……分かった!その声は雲龍だな!?というかドアの隙間から胸と銀色の髪の一部が微妙に見えているぞ!」

雲龍「……あら、バレちゃったわ」

ショタ提督「う、雲龍お姉ちゃん?その声って……」

雲龍「ふふっ……提督ぅ?長門さんから離れて、こっちに来たら……撫で撫でしてあげるっ」※猫なで声

ショタ提督「……!」

ショタ提督(撫で撫で……これも、あんまりしてもらったことないかも……暁お姉ちゃんには、もうしてもらったけど……)

長門「……!」

長門(まずい!提督の気持ちが揺らいでいる!こんなにモフモフで柔っこい提督を離してたまるかぁっ!)







反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:ながもん、提督をガッチリガード
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ながもん、提督の気持ちを優先する
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:提督がながもんに頼み込む
好感度上昇:高 ×2.0

直下

58→85:純粋な子供の気持ちを尊重するビッグセブンの鑑


ショタ提督「……撫で撫で」

長門「……っ!」

長門(い、いや!提督があっちに行きたがっているんだ!ここで私が自分の欲求を押し付けようとしてどうする!私はなんて愚かだったんだ……子供の気持ちが最優先に決まっているのにッ!!)

長門「………」

ショタ提督「……長門お姉ちゃん?」

長門「みなまで言うな……悪かった、提督。ほら……」スッ

ショタ提督「あ……」

長門「………」

ショタ提督「長門お姉ちゃん……えっと、その……」

長門「……雲龍のところに行くんだ。すまない、自分のエゴを押し通そうとして……」

ショタ提督「……ううん、そんなことないよ……えと、あの……ありがとうっ」ニコッ

長門「ぐっはぁ!?///」ブシャアアアアァァ ※鼻血

ショタ提督「わあっ!?な、長門お姉ちゃん!?大丈夫!?」アセアセ

長門「な、何……気にするな……」

長門(こ、これは……凄まじい破壊力だ……まさか提督の笑顔が、このビッグセブンである私を一撃で大破させる程の威力だとは……くうっ……!///)

・・・÷

雲龍「……♪」ナデナデ

ショタ提督「ん……♪」

ショタ提督(雲龍お姉ちゃんの手、柔らかい……気持ち良いなぁ……)

ショタ提督「……でも、あれ……」

雲龍「……長門さんなら心配ないわ。その内復活するから」ナデナデ

ショタ提督「そ、そうなの……?」

雲龍(……私より目立ってるじゃない)ナデナデ

長門(……し、幸せだぁ……///)

※部屋のど真ん中で鼻血を出しながら大の字になって仰向けで倒れているながもんをご想像下さい。







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

5×1.5=7.5
9+7.5=16.5/50


ショタ提督「………」

暁「……綺麗な月ね」

ショタ提督「……うんっ」

暁「えへへ……司令官と一緒だと、私まであったかい気持ちになっちゃう……♪」

ショタ提督「……僕も、暁お姉ちゃんが隣にいてくれると……凄く、安心する……」

暁「当たり前じゃない。司令官を……貴方を支えるって決めたもの。どんな時だって、私がそばにいるわ。だから大丈夫!」

ショタ提督「……ありがとう」

暁「ふふっ……どういたしまして♪」

ショタ提督「………」

暁「………」

ショタ提督「……はぁ」

暁「……お父さんとお母さんのこと?」

ショタ提督「………」

暁「……私は司令官が出した答えなら、それを受け入れる。もちろん、悩みや相談はいくらでも聞いてあげるけど……」

ショタ提督「………」

暁「……最後に決断するのは、司令官よ?」

ショタ提督「……うん、分かってる。頑張って、答えを出すから……待っててくれる?」

暁「もちろんよ!焦らなくて良いの。ゆっくりゆっくり、自分が納得出来る答えを出してね?」

ショタ提督「……うんっ」







今月のリザルト:4ヶ月目

雲龍:16.5/50『撫で撫で、気持ち良い……かも……♪』
大和:36/50『暁お姉ちゃんの次に、僕に気を遣ってくれた人……』
伊勢:13.5/50『いつも迷惑をかけてごめんね……?』
暁:50/50<END開放!>『僕が、最初に好きになった人……大好きな人……僕の心を、優しく包み込んでくれた人……!』

5ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」カキカキ

島風「……あのぅ」

ショタ提督「あ……島風お姉ちゃん。どうしたの……?」

島風「えっと……仕事が終わってからで良いからさ、私と……ジョギング、してくれる?」

ショタ提督「ジョギング……?」

島風「天津風ちゃん達は、今日は皆と遊びに行ってるし……連装砲ちゃんも、連装砲くん達とデート中だし……」

ショタ提督「………」

島風「私はその時、ちょうど入渠中だったから……タイミングが合わなかったの。あ、無理なら良いよ?提督、いつも忙しそうだったから……」

ショタ提督「………」

暁『休憩する時は仕事禁止!運動でもゲームでも良いから、とにかく遊ぶこと!』

ショタ提督「………」

ショタ提督(暁お姉ちゃん……よしっ)

ショタ提督「……うんっ、良いよ?」

島風「あ、やっぱり……無理なこと言ってごめ…………え?」

ショタ提督「この仕事は、再来月分だし……いつでも遊べるよ……?」

島風「……良いの?」

ショタ提督「……仕事ばっかりじゃダメだって、分かったから……」

島風「あ……!」パアッ

ショタ提督「……でも、僕……ずーっと勉強ばかりしてたから、足遅いけど……」

島風「う、ううん!ありがとうっ!じゃあ、早速広場に行こっ!」ダッ

ショタ提督「あ……待って……!」トコトコ

島風(やったぁ!提督とジョギングジョギング♪あ、ちゃんと提督の走るスピードに合わせなきゃ……それはともかく、嬉しいなぁ~!)






※この後広場中をジョギングした





↓1雲龍のコンマ 好感度:16.5/50
↓2大和のコンマ 好感度:36/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:13.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお暁が最大値の場合は即ENDです

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

日向「さっき提督と島風が走り込みをしていたな」

伊勢「だねぇ~……いやー提督が明るくなってくれたみたいで、私も嬉しいよ!」

日向「それは私も同じだ。顔に子供らしさが出てきたというか、良い意味で遠慮をしなくなったな」

伊勢「そうそう。この前までの提督はいつも仕事以外のことに興味を持たない……いや、持てないみたいな感じだったけど……今は駆逐艦の娘達と時々遊んでるみたいだし」

日向「……提督には直接聞いていないが、どうしてあんなに仕事に固執していたんだろうな」

伊勢「う~ん……暁ちゃんが言うには、提督の両親が関係するみたいだけど……あんまり踏み込むのもどうかと思ったから、あえて聞いてないの」

日向「そうか……」

伊勢「……提督から私達に話してくれるのを待ってた方が良いかな、って」

日向「……そうだな」








ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

伊58「あ、そろった♪」

ショタ提督「ああっ……」

伊401「えっ、もう!?」

伊19「くっ……流石潜水艦娘の中で1番運の数値が良いだけのことはあるのね……」

伊58「ふふん♪運も実力の内でちっ!」

伊勢「………」

伊勢(潜水艦の娘達とババ抜きかぁ……楽しそうね)

伊401「ふぅ、やっとそろったよ~」

ショタ提督「………」

伊19(……うあっ!ババ引いちゃったの!)

伊勢「………」

伊勢(提督が仕事以外のことをしてるとこを見ると、やっぱり安心するというか……ほっこりするなぁ……)

伊58「……あっ」

伊401「どうしたの?」

伊58「え?いや、ううん。何でもないよ!」

伊19(おおっ!ゴーヤがイクのババを取ってくれたのね!)

伊58(……運が尽きちゃったのかな)

ショタ提督「………」

ショタ提督(さっきから全然揃わないよ……うぅ……)

伊勢「………」

伊勢(そういえば提督、皆より持ってるトランプの数が多いわね……もしかして、駆け引きは苦手なのかな)







伊勢「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

伊勢「………」

伊勢(……よし。ここは私が一肌脱ぎますか!)



伊58「ゴーヤがいっちばーん!」1位

伊401「それ白露ちゃんじゃ……」2位

伊19「……今日は不調なのね」3位

ショタ提督「………」4位

ショタ提督(うぅ……僕、弱いなぁ……)

伊勢「ふふっ♪楽しそうなことやってるわね~」

潜水艦娘「あ、伊勢さん」

ショタ提督「……伊勢お姉ちゃん」

伊勢「私も混ぜてもらって良い?」

伊58「良いよ~!人数が多い方が盛り上がるし!」

伊19「次は……次こそはイクが1番なの!」

伊401「私だって負けないよ?」

伊勢「後、もう1つお願いがあるんだけど……提督と私でタッグを組んでも良いかな?」

ショタ提督「……え?」

伊401「チーム戦ですね!私は良いですよ?」

伊19「望むところなの!」

伊58「でっちっち……ゴーヤの運に勝てるかな?」

ショタ提督「あ、あの……」

伊勢「……提督、さっきビリだったでしょ?だから私と一緒に、あの娘達に一泡吹かせてやりましょう!ね?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(伊勢お姉ちゃん、わざわざ僕のために……)

ショタ提督「……お願いします」

伊勢「よし決まり!やるからには絶対に勝つわよ!」

伊401「私達のチームワーク、見せてあげますっ!」

伊19「……ところで次は何で競うの?さっきと同じババ抜き?」

伊58「いやいや、今度は七並べでち!それで良い?他に希望ある人ー!」

シーン

伊58「……無さそうだね。それじゃあ早速始めよっか!」

提督以外「おー!」

ショタ提督「お、おー……!」

伊勢(提督……大船に乗ったつもりでいてね?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(七並べか……よ、ようし!次はもうちょっと、良い結果を出さないと……!)





反転コンマ判定:勝負の行方は?

01~49:潜水艦チームの勝ち
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:接戦!
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:提督&伊勢チームの勝ち
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

96→69:白熱!


伊勢「じゃあこれ!」

伊19「むむむ……お互い、出し合ってばかりなの」

伊401「う~ん……それなら次はこれっ!」

ショタ提督「ハートの3……あ、丁度2があって良かった……!」

伊58「うえっ!?て、提督も中々の運をお持ちで……」

ショタ提督「そ、そんなことないよ……?ただ、ゴーヤお姉ちゃん達が置いていったカードの後に、ぴったり置けるトランプがあるだけで……その……」

伊19「ぐっ……」

伊401「……置けそうなトランプが無いなぁ。パスで」

伊勢「よしっ!ならスペードの11!」

伊58「あ!それならスペードの12!」

伊勢「えっ!?あ、うーんと……」

ショタ提督「……伊勢お姉ちゃん?」

伊勢「……ごめん、パス」

伊19「やったのね!これでパスはお互い1回ずつ…………って」

伊58「また差が無くなっちゃった……」

伊401「あはは……じゃあクローバーの5!」

ショタ提督「えっと……クローバーの4で……」

伊58「………」

伊勢「………」

伊58「……ねぇ」

伊勢「……何?」

伊58「これ……勝負、つくのかな?」

伊勢「……一応、先にトランプが無くなった方が勝ちだけど……ここまで僅差だと、ねぇ……」

ショタ提督「……♪」

ショタ提督(さっきよりも、ちゃんと出来てる……♪)

伊勢「………」

伊勢(……ま、提督は楽しそうだからいっか!)







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

4×1.5=6
13.5+6=19.5/50


ショタ提督「………」

伊勢「………」

伊58「………」

ショタ提督「……最後の、1枚だね……」

伊58「うん……ほら、提督と伊勢さんの番だよ?」

伊勢「……分かってる」

ショタ提督「………」

伊58「………」

ショタ提督「……っ」

伊勢「……くっ」

伊58「……もしかして」

伊勢「……パス、ね」

ショタ提督「……はい」

伊58「ということは……ここにダイヤの13を置けば……!」

伊19「イク達の勝ちなの!」

伊401「ふう~……何とか勝てたけど、まさかここまで接戦になるなんて……」

伊勢「……あちゃ~、負けちゃったかぁ」

ショタ提督「はい……」

伊勢「……ごめん。提督に勝たせてあげたかったんだけど……」

ショタ提督「ううん……むしろ、ここまで楽しい時間は、今までで初めてだったよ……?凄く面白かった……!」

伊勢「提督……」

伊58「それならまた今度、別のゲームで対戦しよっか!」

伊19「勝負ならいつでも受けて立つの!」

ショタ提督「……うんっ!」

伊勢「言ったわね~?今度は負けないから!」

伊401「………」

伊401(今更だけど……私達、潜水艦娘がどうしてこの3人かっていうと……1度でも本編に登場したことがあるかどうか、ってことなんだよね)

5ヶ月目:中旬


17周目鎮守府

17周目提督「……えっと、大変だったんだね……」

ショタ提督「……今まで、それが当たり前だったので……」

17周目提督「……お父さんとお母さんに、そんな酷いことされちゃったら……僕も、耐えられないかも……」

ショタ提督「………」

17周目提督「……でも、今はどうしてるの……?その、お金は……」

ショタ提督「……一応、振り込んでます。はい……」

17周目提督「……そっか」

ショタ提督「………」

ショタ提督(それが正しいかどうかは、まだ分からないけど……もうすぐ、答えが出そう……後少しで……!)




17周目提督父母「何だって(何ですって)えええええええええええええええええええええっ!?」

ショタ提督「ひゃあっ!?」

17周目提督「あ、お父さんにお母さん……」

17周目提督父「25周目提督君!それは本当なのかい!?」

ショタ提督「え?あ、はい……」

17周目提督母「そんな酷い両親が、本当に存在するだなんて……自分の子供にそんなことをするなんて、許せないっ!」

17周目提督「えっと……2人とも落ち着いて……」

17周目提督父「くおおおおっ!25周目提督君が俺達の息子だったら、絶対そんなことしないのにぃ!」

17周目提督母「あったり前じゃないの!優しく優しく、大切に育てるに決まってるじゃない!親が子供を愛するのは当然よ!」

ショタ提督「………」

17周目提督父母「もし俺(私)達の親戚だったら、一発ぶん殴ってやるのに!」

17周目提督「落ち着いてってばぁ……ふえぇぇん……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(17周目提督さん……お父さんとお母さんから、こんなに愛されてるんだ……良いなぁ……)





北上(17周目)「……最低だね、その人達」

暁「うん……私もそう思ったわ」

妙高(17周目)「4周目提督君とは方向性が違うけれど、立派な虐待ですね……可哀想に……」

暁「………」

北上妙高(ただ、それとは反対に……私達の提督の両親は、子離れが出来てないレベルで子供を溺愛してるけど……)




↓1雲龍のコンマ 好感度:16.5/50
↓2大和のコンマ 好感度:36/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:19.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお暁が最大値の場合は即ENDです

久々の同数ですね。それではもう1度!

↓1雲龍のコンマ
↓2大和のコンマ

反転コンマが高い艦娘が行動します

暁「今まで快速で駆け抜けて来たのに、何で中々ゴール出来ないのよ~!」

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

雲龍(7周目)「それで、また長門さんが提督を抱き締めたの。全力で……」

雲龍「……7周目提督君、大丈夫だったの?」

雲龍(7)「何とかね……ただ、やっぱり全身が痛くてたまらないと言ってたわ」

雲龍「ふぅ……どの鎮守府の長門さんも同じなのね」

雲龍(7)「そうね……陸奥さんも半分諦めてるみたい」

雲龍「……やっぱり、うちの提督はタフだったのね」

雲龍(7)「……え?」

雲龍「長門さんのハグを受けても、その後普通に仕事していたもの」

雲龍(7)「……そうなの?」

雲龍「えぇ」

雲龍(7)「………」

雲龍「………」

雲龍(7)「……世の中には色んな人がいるのね」

雲龍「ちょっと。遠回しにうちの提督を規格外扱いしないで」



天城「………」

葛城「………」

天城(……艦娘ならではの光景ですね)

葛城(18周目鎮守府の私、いっつも笑顔だったなぁ……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」カキカキ

雲龍「………」

雲龍(仕事してるわね……それも一生懸命)

ショタ提督「……!」カキカキカキカキ

ショタ提督「……最近、駆逐艦のお姉ちゃん達と遊び過ぎたからなぁ……その分、今日は頑張らないと……!」カキカキカキカキ

雲龍「………」

ショタ提督「……ノルマまで、後ちょっとだから……一気に片付けなきゃ……!」カキカキカキカキ

雲龍「………」

雲龍(もしかして、また以前みたいな仕事人間に戻っちゃったのかしら……)

ショタ提督「せめて、5ヶ月先までは……!」カキカキカキカキ

雲龍(……えっ?)

ショタ提督「いや、半年分くらいは……終わらせておかないと……今はまだ4ヶ月分だし、まだ時間がかかりそう……」カキカキカキカキ

雲龍「………」

ショタ提督「……!」カキカキカキカキ

雲龍「………」

雲龍(提督……それをノルマとは言わないわ。むしろ丸々数ヶ月分遊べるくらいの余裕があるじゃない……)

ショタ提督「暁お姉ちゃん達のためにも……頑張らなきゃ……その気になれば、いつまでも仕事し続けられるもん……!」カキカキカキカキ

雲龍「………」







雲龍の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

雲龍「………」

雲龍(……でも、提督が頑張ってるのに水を差すわけにはいかないわね)

ショタ提督「………」カキカキカキカキ

雲龍(私に出来ることは……)




ショタ提督「………」カキカキカキカキ

ショタ提督(このペースなら、後3時間くらいで半年分終わりそう……)カキカキカキカキ

雲龍「……提督」

ショタ提督「あ……雲龍お姉ちゃん。どうしたの……?」

雲龍「ふふ……頑張ってる提督を見て、私も何か出来ないかと思ったんです」

ショタ提督「そんな……僕は当たり前のことを、してるだけで……」

雲龍「……休憩、してませんよね?」

ショタ提督「う……」

雲龍「……図星なんですね。だったら……」つ給湯器 ジャー

ショタ提督「……?」

雲龍「お茶でも飲んで、一息つくのも良いかと思いますよ?」つお茶 コトッ

ショタ提督「あ……」

雲龍「……休むのも仕事のうちです。さぁ、どうぞ?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……また、気を遣わせちゃったな……ダメだなぁ、僕……)

ショタ提督「……ありがとう、雲龍お姉ちゃん。じゃあ、その……いただきます……ごくっ」

雲龍「………」






反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:ちょっぴり火傷する
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:苦い……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:あ、美味しい……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

33:苦さ控えめ


ショタ提督「……あ、美味しい」

ショタ提督(もっと苦いかと思ったけど……子供の僕でも飲める、優しい味……♪)

雲龍「ふふ……それなら良かったです」

ショタ提督「ごくごく……ぷはっ」

雲龍「……お代わり、淹れましょうか?」

ショタ提督「……うん、お願いします……」

雲龍「分かりました。ちょっと待ってて下さいね?よいしょっと……」つコップ

ショタ提督「………」

ショタ提督(暁お姉ちゃんや、雲龍お姉ちゃん達は皆……どうして、僕にこんなに気を遣ってくれるのかな……)

雲龍「~♪」つ給湯器 ジャー

ショタ提督「………」

ショタ提督(……お父さんや、お母さんより……優しいなぁ……)

雲龍「……お待たせしました。どうぞ」つお茶 コトッ

ショタ提督「……“ありがとう”」

雲龍「どういたしまして」ニコ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……お茶のことも、だけど……僕に優しく、接してくれて……)

雲龍「………」

雲龍(……やっぱり、初めて会った時よりもよく笑うようになったわね……これも暁ちゃんのお陰かしら)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

5×2.0=10
16.5+10=26.5/50


暁「そんなことがあったの……」

ショタ提督「……うんっ」

暁「………」

ショタ提督「……あの、暁お姉ちゃん……?目が怖いよ……?」

暁「……はぁ。司令官!私が言ったこと、もう忘れたの?」

ショタ提督「……忘れてないよ?しっかり休憩も取ってるし、たまに駆逐艦のお姉ちゃん達と遊んでるよ……?」

暁「そうじゃなくて!またずーっと仕事してたんでしょ!」

ショタ提督「……休憩が多かったと思って、ノルマを取り返そうとして……」

暁「全く……それじゃ休憩の意味がないじゃない!司令官は他の提督の何倍も先の仕事をしてるんだから、ちょっと遊んだくらいじゃ全然送れないの!だから休憩したからその分仕事を一杯とか、そういうことは考えちゃダメっ!」

ショタ提督「……えっと、ごめんなさい」

暁「もうっ……」

暁(ちょっと目を離すとすぐこれたんだから……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(暁お姉ちゃんに心配をかけないためにも……しっかり、頑張る気持ちで休憩しなきゃ……!)

暁「………」

暁(本当に分かってくれてるのかしら……)

5ヶ月目:下旬


ショタ提督「………」カキカキ

朝潮「………」※秘書艦

ショタ提督「……これで良し、と」つ書類 ポスッ

朝潮「それではこの書類を整理しますね!」

ショタ提督「あ……うん。お願い出来る……?」

朝潮「お任せ下さい!」

ショタ提督「……ありがとう、朝潮お姉ちゃん」

朝潮「いえいえ、秘書艦として当然のことですから!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(朝潮お姉ちゃんは、何というか……僕と似たような感じがするから、一緒にいても……落ち着くなぁ……)

朝潮「………」つ書類 トントン

ショタ提督「………」

ショタ提督(……もしかして、暁お姉ちゃんの次に話し易いお姉ちゃんなんじゃ……)

朝潮「………」

朝潮(司令官が仕事をなさるなら、私はそれを全力でサポートするのみです!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……どこの朝潮お姉ちゃんも、こんな感じなのかな……?)





2周目鎮守府

朝潮(2周目)「司令官っ!次はこれを着て下さいっ!」つ幼稚園のスモッグ ドタバタ

2周目提督「無理に決まってるだろ!?そんな恥ずかしい服!あの時のアレ(※)でさえ思い出したら死にたくなるんだぞ!?///」ドタバタ ※小ネタ『あべこべ2周目提督』参照

瑞鶴(2周目)「いやいや!提督さんなら絶対似合うから!私が保証するっ!」ドタバタ

2周目提督「似合うとか似合わないとがいう問題じゃない!///」ドタバタ

朝潮「そしてその写真を現像して、お守りとして持ち歩いて……えへへへ///」ドタバタ

瑞鶴「いっそシールにして艤装に貼り付けるのも……うぇへへへ///」ドタバタ

朝潮瑞鶴「だから司令官(提督さん)……力づくで着せますね(着せるね)♪」ドタバタ

2周目提督「絶対にお断りだぁ!誰かこの2人を止めてくれぇ!///」





↓1雲龍のコンマ 好感度:26.5/50
↓2大和のコンマ 好感度:36/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:19.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお暁が最大値の場合は即ENDです

毎回短くてすみませんが、今回はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました!

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

伊勢「いや~、最近涼しくなってきたねぇ……」

日向「もう秋だからな……じきに扇風機も倉庫行きか」

伊勢「窓に飾ってた風鈴もね……ふぅ、時間が経つのは早いものね」

日向「……ババくさいな」

伊勢「だってそうでしょ~?この前提督がここに来てくれたと思ったら、それからもう半年近くが過ぎてるわけだし……」

日向「それはそうだが……」

伊勢「はぁ……駆逐艦の娘達は良いよねぇ~、毎日が新鮮で楽しそうだし」

日向「………」

日向(そうは言うけどな、私達だって生まれてまだ5年も経ってないじゃないか……)

伊勢「……ま、大人が子供に嫉妬してても仕方ないんだけどね」

日向「………」

日向(裏を返せば、数十年以上過ごしていながら容姿がそのままで生き続けている私達もいるということだが……)










大鳳(22周目)「へっぷしゅ!」

リベッチオ(22周目)「くしゅん!」

照月(22周目)「へくちっ!」





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

卯月「じゃあ次、いっくぴょーん!」※伊達眼鏡&チョーク&棒切れ

ショタ提督「う、うん……」

伊勢「………」

伊勢(卯月ちゃんと一緒か~。ふふっ……提督も他の娘達と交流するようになってきてるし、良い傾向だよね~!)

卯月「ベタといえばベタだけど、王道とも言える黒板消し落とし!」つ棒 ビシッ

ショタ提督「黒板消し落とし……?」

伊勢(……ん?)

卯月「司令官も流石に黒板消しは知ってるよね?」

ショタ提督「うん……先生が文字を消す時に使う道具だよね……?」

卯月「その通り!それをドアの上にセットして……こうすれば!」つ棒 ビシッ

ショタ提督「……入ってきた人に当たっちゃうんじゃないかな……?」

伊勢「………」

卯月「それでこそイタズラと言えるぴょん!上位互換としてはバケツ落としもあるけど、それは取っておきのイタズラだぴょんっ!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(卯月お姉ちゃん、こんなことしちゃ……怒られるんじゃないかな……)

伊勢「………」

伊勢(あの娘は……全く、無垢な提督に何を教えてるの!)

卯月(にゅふふ……こうして何も知らない司令官に様々なイタズラの知識を教えて、うーちゃんの仲間に引き込むぴょん♪)

伊勢「………」

伊勢(このままじゃ、提督が無自覚なイタズラっ子になっちゃう……いや、それはそれで可愛いけどさ。冗談じゃ済まないイタズラをしちゃったら大変でしょ!)








伊勢「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

伊勢「………」

伊勢(い、いや……もしかすると卯月ちゃんも本気じゃないかもしれないし……それこそ、後で『なぁ~んてうっそぴょーん!(※CV.大坪由佳)』って言うかもしれないし……)

伊勢(……もう少し覗いてみよっと)





ショタ提督「……あの、卯月お姉ちゃん」

卯月「なぁに?」

ショタ提督「これ……本当に仕事の役に立つのかな……?」

卯月「何を言うぴょん!」

ショタ提督「ひゃっ……!」

卯月「うーちゃんは司令官のためを思って言ってるぴょん!少しでもこの鎮守府での暮らしが楽しくなるようにと思って……!」

ショタ提督「う、う~ん……」

卯月「……司令官はうーちゃんのこと、信じられないぴょん?」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(……そうだよ。卯月お姉ちゃんは……僕のことを思って……なのに、僕がそれを拒んじゃ……ダメ、だよね……)

卯月「………」

卯月(あ、あれ?軽ーく言ったつもりだったのに、司令官……物凄く真剣な顔で考えてる……)

ショタ提督「……卯月お姉ちゃん。ごめんね……?」

卯月「……え?」

ショタ提督「僕……卯月お姉ちゃんの思いやりを、危なく気づかないまま……流しちゃいそうになってたよ……」

卯月「……あの」

ショタ提督「僕のために、わざわざお話してくれたのに……」

卯月「いや、それは……」

卯月(う……司令官、本気で受け止めてるぅ~!?ど、どどどどどうしよう!確かにイタズラ仲間には引き込むつもりだったけど、ここまで重く受け止められるなんて……!)

ショタ提督「……卯月お姉ちゃん。最後まで聞くよ……全部、しっかり……!」

卯月「……………………」

卯月(……これ、うーちゃんの真意を話したら……絶対悲しむよね……ど、どうしよう……)

伊勢「………」

伊勢(何か大事になってきたなぁ……はぁ、やっぱり私が助け舟を出してあげないと。船だけにね!)





反転コンマ判定:伊勢の助け舟は?

01~49:睦月型の誰かを連れて来る
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:間宮喫茶に連れて行って有耶無耶にする
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:フォローを入れつつ、卯月に本当のことを話してもらう
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

21→12:まぁ、嘘付いた罰はね?


伊勢「………」

伊勢(一応、提督に嘘……というかそそのかそうとしたわけだし、ここは……!)ダッ




ショタ提督「………」キラキラ

卯月「……………………」

卯月(し、司令官の目が純粋過ぎて……それにさっきのことを聞いてからだと……言いづらいよぅ……)

ガチャ

ショタ提督「……?」

卯月「……!」

伊勢「………」

ショタ提督「……伊勢お姉ちゃん?」

卯月(た、助けが……助けがきたぁ!良かったぁ……!これで何とか有耶無耶に……)

弥生「………」

卯月「」

ショタ提督「あ、弥生お姉ちゃんも……」

卯月「………」

卯月(……むしろ氷漬けにされちゃったぴょん)

伊勢「……弥生ちゃん、お願いね?」

弥生「はい……卯月、また司令官に迷惑をかけて……」

卯月「いや、その……これは……」

弥生「……部屋に戻ったら、またお説教だからね?」ガシッ

卯月「うえっ!?やだー!もうあんな長い時間正座なんて無理だぴょん!いや本当に!」

弥生「ダメ。この前の記録……2時間15分59秒を余裕で上回るくらいには……司令官、妹がお騒がせしました……」スタスタ

ショタ提督「え、えっと……?」

卯月「あああぁぁ……」ズルズル

ショタ提督「……ど、どういうこと……?」

伊勢「……卯月ちゃんは、自分の罪の償いに行ったの」

ショタ提督「???」






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

7×1.0=7
19.5+7=26.5/50



ショタ提督「………」

ショタ提督(お父さん……お母さん……)

暁「………」

暁(司令官……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(あれからずっと考えてたけど……やっぱり……)

暁「………」

ショタ提督「……暁お姉ちゃん」

暁「……?」

ショタ提督「……僕、決めたよ」

暁「……!」

ショタ提督「僕は、お父さんとお母さんに――」



「……はぁ」

「……ずっと金を使って遊んでばかり。本来なら、理想的な暮らしなのに……」

「………」

「……アンタも何でさっきから黙ってんのよ」

「……いや」

「……アイツのこと?」

「……バカ言え。そんなんじゃねぇ」

「はぁ……」

(……そうよ。あの子はただの金ヅルじゃない。今更何も思うことは……)

「「………」」



暁「………」

ショタ提督「……ダメ、かな?」

暁「……言ったでしょ?私は、司令官が出した答えなら……それを受け入れるって!」

ショタ提督「……ありがとう」

暁「気にしないの。私はどんなことがあっても、貴方の味方だから……!」

ショタ提督「……うんっ」





今月のリザルト:5ヶ月目

雲龍:26.5/50『いつもありがとう……』
大和:36/50『最近、あんまりお話してないかも……』
伊勢:26.5/50『卯月お姉ちゃんの言いたかったこと、結局聞けなかったなぁ……』
暁:50/50<END開放!>『僕が、最初に“好き”になった人……!』

6ヶ月目:上旬


繁華街

暁「……秋ね」

ショタ提督「うんっ……あ、紅葉……」

暁「ふふっ……綺麗♪」

ショタ提督「あ……山もオレンジ色になってる……!」

暁「……どこもかしこも、紅葉が始まってるのね」

ショタ提督「みたい……」

暁「………」

暁(どうでも良いけど“もみじ”と“こうよう”って、漢字にするとどっちか分からないわよね)

ショタ提督「……あ、18周目提督君だ」

暁「え?どこどこ?」

ショタ提督「ほら、あそこ……」

暁「……!」



18周目提督「はぁ~……あ、白い息だ~!」

春雨(18周目)「本当ですね~……肌寒い季節になってきましたし……」※秋服

18周目提督「……それなら、またこのみたいに焼き芋作る?」

春雨「良いですね!鎮守府に帰ったら早速焼きましょう!」

18周目提督「うんっ!」

18周目提督春雨「ホクホクの甘い焼き芋、最高に美味しいんだよね(ですよね)……♪」



暁「………」

ショタ提督「………」

暁「……司令官。お芋、食べたくない?」

ショタ提督「……食べたい、かも」

暁「……帰ったら、私達も焼く?」

ショタ提督「……うんっ!」





↓1雲龍のコンマ 好感度:26.5/50
↓2大和のコンマ 好感度:36/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:26.5/50
↓4暁のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお暁が最大値の場合は即ENDです

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
小ネタが遅れてしまっていて申し訳ありません……必ず完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

伊勢「あ、トンボ飛んでる」

日向「……?」

伊勢「ほら、あそこあそこ!」

日向「……おぉ、ほんほふはは(本当だな)」

伊勢「いよいよ秋って感じよね~…………で」

日向「はふは(何だ)?」

伊勢「さっきから何を頬張ってるの?」

日向「むぐむぐ……これだ」つ肉まん

伊勢「あー!自分だけ美味しそうな物食べてるー!」

日向「仕方ないじゃないか。私が買いに行こうとした時、伊勢は丁度出かけていたからな」

伊勢「え?そうだったっけ?でも私、今日は外出なんて……」

日向「トイレに」

伊勢「………」

日向「……分かった分かった。後で残りをやるから」

伊勢「やたっ!」







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

同数なので再度反転コンマ判定です。

↓1食事
↓2回転寿司

反転コンマが高い方を採用します。

伊勢「提督は…………あれ?いない」

北上「提督なら暁ちゃんと出かけたよ」

伊勢「そうなの?」

北上「うん。確か回転寿司に行くとか何とか言ってたような……」

伊勢「ありがとう!」ダッ

北上「………」

北上(……伊勢さん、そんなにお腹空いてたのかな)

・・・÷

伊勢「……到着っと」

伊勢(この辺りの回転寿司と言ったら、ここしかないよね!さて、提督は……あっ、いたいた!)



ショタ提督「……これ、本当に取って良いの……?」

暁「………」

ショタ提督「……暁お姉ちゃん?」

暁(司令官……回転寿司にも連れて行ってもらったことが無いなんて……いや、ありえないことじゃないわよね。話に聞く分には、勉強以外のことは……)

ショタ提督「……?」

暁「……えぇ!好きなだけ取って良いの!食べたいだけ取って、いっぱい食べるところだから!」

ショタ提督「……えと、じゃあこれ……」つ玉子

暁「………」

ショタ提督「後、これとこれと……あっ、これも……♪」つ納豆巻き&ハンバーグ&河童巻き

暁「……司令官」

ショタ提督「なぁに……?」

暁「……もっと高級なものもとって良いのよ?それこそ、トロとかうなぎとか……」

ショタ提督「……その、こういうところでは食べ慣れてなくて……」

暁「………」

暁(司令官……親は選べないっていうけど……でも、やっぱり可哀想……!)



伊勢「………」

伊勢(提督と暁ちゃんの表情を見れば、何を話してるかの想像はつくわね。提督、やっぱり遠慮して……あまり取ってないみたいだし……)

伊勢(……回転寿司の恩恵を、全然受け取れてないね。提督の性格を考えれば仕方ないんだけど……う~ん……)



子供「ママ~!あそこの艦娘のお姉ちゃん、さっきからずっとガラスの前に立ってるよ~?」

母親「しーっ!見ちゃいけません!」




伊勢の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

伊勢「………」

伊勢(暁ちゃんも声をかけづらいみたいだし……ここはお姉さんが何とかしますか!)


ショタ提督「………」

暁「……本当にそれだけで良いの?」

ショタ提督「……うん」

暁「………」

暁(司令官……)

<お1人様ですか?

<いえ!そこの2人の……姉です!はい!

ショタ提督「……あれ?」

暁「聞き覚えのある声が……」

暁(加古さんにしては声が高いし、北上さんにしては声が大人びてるような……)

伊勢「提督!それに暁ちゃん!」

ショタ提督「……伊勢お姉ちゃん?」

暁「……あぁ、伊勢さん!確かにイメージぴったり!」

伊勢「へ?イメージ?」

暁「あ、いやいや!それよりどうしたんですか?」

伊勢「いや、たまたまそこを散歩してたらね(※嘘です)?提督と暁ちゃんがお寿司を食べてる様子が見えたもので、つい……」

暁「なるほど~!」

ショタ提督「そうなんだ……」

伊勢「………」

伊勢(提督はともかく、暁ちゃんまで疑問に思わないんだね……この席から道路まで、結構な距離があるんだから視力2.0以上あっても目視するのは厳しいのに……ま、好都合だけどね♪)

伊勢「それにしても、提督は全然食べてないみたいね~?」

暁「私はもっと食べても良いと言ったんですけど、司令官ってば……安いお寿司しか取らない上に、あまり食べようとしないんですよね」

伊勢「なるほどね……提督、遠慮なんかしないでどんどん食べて良いのよ?」

ショタ提督「……でも」

伊勢「ほらほら!このマグロだって美味しそうだし……」つマグロ ヒョイ

ショタ提督「あ……」

暁(ま、ちょっとぐらい司令官にも贅沢してもらわないとね!いつも頑張ってくれてるお礼もかねて……)

伊勢「ほら、あーん♪」つマグロ

ショタ提督「……え?」

暁「……っ!?」

伊勢「ほらほら♪赤くてツヤツヤのマグロ!口の中でトロけるよ?口を開けて、あーんしてみて?」つマグロ

ショタ提督「あの……えと……」

暁(ちょ、ちょちょちょちょちょっとぉ!?仮にもEND開放ヒロインの私の前で何してるのよ~!?確かに司令官にはもっと食べてほしいとは思ったせど……でも!そういうのは私の役目じゃないの!?)

伊勢「お口を開けて~♪」つマグロ

ショタ提督「………」


反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:もうお腹いっぱいだから無理ぃ!
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:思わず暁が食べちゃう
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:提督、受け入れる
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

49→94:妨害(ただし好感度は上がる)!



伊勢「早くしないとマグロさんが行っちゃうよ~?」つマグロ

ショタ提督「あぅ……」

暁「………」

暁(……こ、こうなったらぁ!)

伊勢「焦れったいぞ~?ほらほら、勇気を出して……」つマグロ

暁「はむっ!」ズイッ

伊勢「あっ」

ショタ提督「わっ!」

暁「もむもむ……」

伊勢「………」

ショタ提督「あ、暁お姉ちゃん……?」

暁「ごくんっ……い、伊勢さんっ!仮にもEND確定の……じゃなくて!彼女の私の前でそういうことはやめて下さいっ!」

伊勢「……あ、ごめんごめん!暁ちゃんの言う通りね。配慮が足りなかったわ」

ショタ提督「……あ、あの」

暁「むぅ……!」プクー

伊勢「えーっと……提督、ごめんね?あんなことしちゃって……」

ショタ提督「あ、いえ……それは大丈夫、だけど……」

暁「私が大丈夫じゃないの~!」

ショタ提督「ひゃっ!あ、暁お姉ちゃん……!本当にどうしたの……?」

伊勢「………」

伊勢(ふふっ……暁ちゃん、意外に独占心が強いのね。私が『あ~ん』するだけで、あんなに怒るなんて♪)

暁「司令官も、無理なら無理って言って良いのよ?前にも言ったじゃない!思ってることは何でも言って良いよって!そんなんじゃダメよ!」

ショタ提督「う、うん……」

ショタ提督(暁お姉ちゃん……話し方が雷お姉ちゃんみたい……)







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

5×1.5=7.5
26.5 7.5=34/50


暁「まったくぅ……」

ショタ提督「あの、暁お姉ちゃん……落ち着いて……」

暁「………」

ショタ提督「うぅ……」

暁(……ただ、ちょっとでも『司令官が断れば良かったのに』って思っちゃった自分が情けないわ。司令官は育ちが育ちなだけに、そういうことを言いにくい子だって分かってるのに……)

暁「………」

ショタ提督「………」

暁「……ごめんね」

ショタ提督「え……?」

暁「さっき、強く言っちゃって……」

ショタ提督「……?」

暁「司令官は、断ったり嫌だって言うの……まだ慣れて無いのに……あんな怒る言い方になっちゃって……」

ショタ提督「………」

暁「………」

ショタ提督「……ううん。暁お姉ちゃん……僕、気にしてないよ……?」

暁「………」

ショタ提督「それに……あんな風に、僕に“怒り任せ”じゃなくて……ちゃんと“注意”してくれたのは……暁お姉ちゃんが初めて、だったから……逆に嬉しくて……」

暁「……!」

ショタ提督「……えへへ///」

暁「……司令官」

暁(……本当に、良い子なんだから……良い子過ぎて、私が申し訳無くなってきちゃった……)





日向「おいおい……」

伊勢「あはは……やっぱりまずったかな?」

日向「……まぁ、人の彼氏に『あーん』をするのは……少なくとも、誤解を生んでも仕方ない行いではあるな」

伊勢「……だよね。今思うとその通りだわ」

日向「……まぁ、同じ過ちは繰り返すなよ?」

伊勢「りょーかいっ」

6ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」

「司令官司令官!」チョンチョン

ショタ提督「……?」クルッ

皐月「ばぁ~!」※ひょっとこのお面

ショタ提督「……えっと、皐月お姉ちゃん?」

皐月「……ダメかぁ!絶対笑うと思ったのに!」

ショタ提督「え……?」

・・・÷

ショタ提督「………」カキカキ

青葉「その時、その男の人が遭難したんですよ!」※秘書艦

衣笠「“そうなん”だぁ~!大変だったんだね~」

青葉衣笠「なんちゃって!」

ショタ提督「………」カキカキ

青葉「………」

衣笠「………」

青葉衣笠(せ、盛大に滑っちゃった……)

ショタ提督(……青葉お姉ちゃんも衣笠お姉ちゃんも楽しそう……♪)カキカキ

・・・÷

食堂

ショタ提督「ごくごく……」つ水

ショタ提督(喉が渇いた時に飲む水って、凄く美味しいよね……♪)

龍田「天龍ちゃん?」

天龍「お゛う゛。な゛ん゛だ?」※天龍源一郎の声真似をしている天龍をご想像下さい

龍田「っく……最近冷えて来たわね~」プルプル ※笑いを堪えてる

天龍「ぞう゛だな゛。ゆ゛だん゛じでる゛どがぜを゛びぐぞ!」

龍田「ぶふっ……天龍ちゃんも気をつけてね……くふっ」プルプル

天龍「あ゛だり゛ま゛え゛だ!ぜがい゛ずい゛じゅ゛ん゛の゛お゛れ゛ががぜな゛ん゛がびぐがぁ゛!」

龍田「~~ッ!!」プルプルプルプル

ショタ提督「……天龍お姉ちゃん、大丈夫……?声が凄くしわがれてるけど……」

龍田「………」

天龍「………」

龍田(提督……何をしても笑わないわね……)

天龍(おっかしいなぁ……前より表情豊かになったから、簡単に笑うと思ったんだけどなぁ……)

ショタ提督「……?」



暁「………」

暁(甘いわね……確かに司令官は、前よりも笑顔になることが増えたけど……テレビを全く見てなかったから、笑うツボが人と……いちじるしく?とてつもなく?えっと……とにかく凄くズレてるのよ!)



↓1雲龍のコンマ 好感度:26.5/50
↓2大和のコンマ 好感度:36/50
↓3伊勢のコンマ 好感度:34/50
↓4暁のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお暁が最大値の場合は即ENDです

暁「やっとゴールね!待ちくたびれちゃったわ!」

伊勢「あちゃー!間に合わなかったかぁ……」

雲龍(……3回目なら大丈夫。そう、大丈夫よ……きっと)

大和「………」

大和(あの、私……4回目なんですけど。その……また、結ばれないまま……うぅ)



こうして、感情を抑え込んだ少年が歩んだ25周目は幕を下ろしました。
続いて艦娘安価へと移ります!

※このレスではまだ安価を取りません

恒例の注意事項です。

※今回登場した艦娘(雲龍、伊勢、大和)はNGです。
※ENDを迎えた艦娘はNGです。
※深海棲艦もNGです。
※浦風は安価下にします。
※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。
※反転コンマでは無く通常コンマです。

次の>>1のレスからスタートです。

1人目

↓1~↓8でコンマが最大の艦娘


※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ判定

1人目:那珂


2人目
↓1~↓10でコンマが最大の艦娘


※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ判定

2人目:那智(95)


3人目
↓1~↓10でコンマが最大の艦娘


※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ判定

3人目:鹿島(98)


ラスト4人目!
↓1~↓10でコンマが最大の艦娘


※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ判定

すみません。連取りだということを見落としていました。よって3人目は嵐(92)となります。
こちらの不備で混乱させてしまい申し訳ございませんでした。

というわけで26周目ヒロインは、
那珂(21周目より再登場)、那智、嵐、卯月となります。

それではエピローグ&オープニングを書いてきます。よって今回はここまでです。出来る限り早く完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。
深夜までお付き合いいただきありがとうございました!
>>6の連取りについてのルールも次スレまでに訂正しておきます。何度も申し訳ありません。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

乙 次回選択時には
> ※ENDを迎えた艦娘はNGです。
の後ろに()付けて艦娘名書いておいた方が良いかも

遅れてすみません!エピローグ、投下します。オープニングは夜~深夜投下予定です。

>>888
確かに……了解しました。
次回の艦娘安価時に、ENDを迎えた艦娘も表記します。
ご指摘ありがとうございます。

ショタ提督「………」

暁「……いよいよね」

ショタ提督「……うん」

ショタ提督(……やっぱり、実の両親だから……見捨てたりなんて、出来ないよ……でも……)

暁「………」

ショタ提督(このままじゃダメ……僕が黙ってお金を入れてるばかりじゃ……お父さんとお母さんは、僕のお金だけに縋り付く、ダメ人間に……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……だから、お父さんとお母さんには……人として、ちゃんとした道を歩んでもらわないと……僕が言わなきゃ……心を、鬼にして……!)

暁「………」

暁(私としては、あんな両親にお金を払うこと自体が馬鹿らしいと思ったけど……それも今日で終わりね。私は司令官の言う通りにするだけ。もちろん、私としての気持ちもあるけど……)

暁「……!」

暁(……司令官の両親に、しっかり喝を入れなきゃ!)

ショタ提督「………」

暁「……大丈夫?」

ショタ提督「うん……覚悟は決めたから……暁お姉ちゃん、行こう……!」

暁「……えぇ!」

ショタ提督(お父さん、お母さん……僕は初めて、2人に――)
















――反抗する、からね?

・・・÷


26周目提督の実家

父「………」

母「………」

父(……何もやる気が起きない)

母(お金ならたんまりあるけど……心の中に、ぽっかり穴が空いたような……)

父(今まで、贅沢するためだけに金を稼いで……いや、稼がせて来た……そう、俺達は……間違いなく、望み通り……)

母(なのに、この虚無感は何なのよ……買いたい物を買おうにも、物欲自体が減る始末……ご飯にも新鮮味を感じない……)

父「………」

母「………」

父(……こんなはずじゃなかった。今より前は、もっと必死だった……)

母(金のことばかり考えて、自分のしたいことをしたいだけして……そうやって、生きていこうと思った……それなのに……)

父「……なぁ」

母「……何よ」

父「俺達は……勝ち組、だよな……?」

母「……そうに決まってるじゃない。私達が働かなくても、あいつが金を作ってくれるのよ?こんな楽な生活……」

父「………」

母「………」

父(あぁクソっ!頭がモヤモヤする!)

母(なんなのよ!最近変なこと考えてばかりじゃない!まるで、あいつに勉強をさせてた頃の方が……)

父「……提督」

母「……?」

父「……あいつがもっと金を稼がないから、こんなことになったのか?」

母「……そ、そうよ!そうに決まってるわ!もしそうだったら、私達はもっと充実した毎日を……」

父「………」

母「………」

父母(……俺〈私〉、一体どうしたんだろ……)

コンコン…

父母「っ!?」ビクッ

<あの……26周目提督です。お父さん、お母さん……いますか?

父「………」

母「………」

父「……何であいつ、急に帰って来たんだ?」

母「……まさか、解雇されて……!?」

父「……だとしたら許せないな」

母「……えぇ。私達からの期待を裏切ったんだからね」

<留守、なのかな……うぅ……

父母「……!」

ガラッ!

ショタ提督「わっ……!」

暁「きゃっ!」

父「家の前でブツブツ言ってんじゃねぇよ!」

母「そうよ!私達の世間体を考えてるの!?」

ショタ提督「あ……居てくれたんだ……」

父「………」

母「………」

暁(正直、居留守かと思ったけどね……)

父「……こいつ、暁型のチビじゃねぇか」

暁「ち、チビっ!?」

ショタ提督「……お父さん、暁お姉ちゃんを悪く言うのは止めて」

父「あぁ?何言って」

ショタ提督「………」ジッ

父「……っ。な、何だよ。その反抗的な目は」

ショタ提督「………」

暁「はぁ……貴方達に大事な話があって来たのよ」

父母「大事な話ぃ?」

ショタ提督「うん。僕……」



ショタ提督「……お父さんとお母さんに、お金を入れるのを……止めようと思ってるんだ」



父母「……はぁ!?」

父「どういうことだ!?」

ショタ提督「……息子のお金に噛り付いてるだなんて、そんなの……ダメだよ」

母「いきなり何言い出すのよ!何のためにお前を海軍学校にぶち込んだと思って……」

ショタ提督「………」

暁「………」

暁(司令官……今こそ、これまでの不満を……言いたかったことを、全力でぶつける時よ!)

ショタ提督「………」





ショタ提督「……いい加減にして」

父母「……は?」

ショタ提督「僕は……お父さんとお母さんの、お金を与える存在でしかないの……?」

父「……お、おい!誰に向かってそんな口の利き方……」

暁「……!」バッ

父「なっ……!?」

暁「司令官に手を出すなら……私が容赦しないわよ!」

父「くそっ!そこをどけチビ!駆逐艦の分際で……!」

暁「いやよ!それに、私は司令官の配属の元……いくら貴方達が元海軍だからって、そんな命令を聞く筋合いは無いわ!それに、艤装を付けてなくても……艦娘は、一般人には負けないわよ!例え駆逐艦だとしてもね!」

父「くっ……!」

母(ちっ……昔なら、一声でどかせられたのに……!)

ショタ提督「……僕は、昔から……お父さんとお母さんを……嫌ったこと、ないよ……?でも、今のお父さんとお母さんは……嫌い、かな……」

父母「ッ!!」

ショタ提督「自分の息子を、そんな風にしか見てないもん……僕は、今までお父さんとお母さんのために……一生懸命、頑張って来たんだ……でも、お父さんとお母さんは……僕に一切、愛情を向けてくれなかった……」

父「………」

母「………」

暁「………」

ショタ提督「……もちろん、それだけじゃないよ。このまま僕がお金を入れ続けても……お父さんとお母さんのために、ならないよ……子供のお金にしがみつく人生なんて、ダメ……だよ……!」

父「………」

母「………」

ショタ提督「……僕は、お父さんとお母さんに……人として、真っ当な道を歩んでもらいたい……まだ、間に合うから……出来ることからで良いから……」

父「………」

母「………」

ショタ提督「………」

暁「………」

暁(司令官……)

父「……こっちがモヤモヤしてる時に、そんなことを言いに来たのか……?」

ショタ提督「……!」

母「……そうよ。お金を使う気にもならないくらい、イライラしてたのに……私達を、余計に腹立たせようと思ったわけ?」

ショタ提督「……違うよ。僕はそういうつもりじゃ……」

父「うっせぇ!お前は黙って金を貢いどきゃ良いんだよ!」

母「そうよ!こいつ……鎮守府に行って、クズになっちゃったのかしら……」

ショタ提督「……っ」

暁「……!」



――パシッ!パシッ!



父「あだっ!?」

母「きゃっ!?」

暁「いい加減にしなさいよ!いくら親だからって、そんな言い方ないでしょ!?司令官は、貴方達の将来を思って言ってるのよ!」

父「………」

母「………」

暁「司令官の……いや!子供の気持ちをなんにも理解しないで!親として最低よ!失格よ!貴方達の方こそクズじゃない!」

ショタ提督(暁お姉ちゃん……)

父「………」

母「………」

暁「……貴方達がそんなんだから、司令官は心配してくれてるのよ!?大人として……親として、恥ずかしいと思わないの!?」

父「………」

母「………」

ショタ提督「……ありがとう、暁お姉ちゃん。でも……」

暁「……ごめんなさい。つい……」

ショタ提督「ううん……嬉しかったよ。僕のために……そこまで怒ってくれて……」

暁「………」

ショタ提督「……お父さん、お母さん」

父「……何だよ」

母「………」

ショタ提督「僕は……お父さん達に、嫌がらせに来たわけじゃないよ。このままじゃダメだって……そう、思ったから……」

父「………」

母「………」

ショタ提督「……でも、それだけじゃない。僕にだって……“怒る”んだからね……?僕にも、“我慢の限界”があるんだよ……?」

父「………」

母「………」

ショタ提督「……僕を、金ヅル扱いしないで!僕はお父さんとお母さんの子供……今更僕のことを好きになって、なんて言わないから……ちゃんと、“自分の子供”として見てよ……!」ジワッ

父母「……!」

ショタ提督「……もう、嫌だよ……お父さんとお母さんはどんどんダメ人間になっちゃうし、僕だって……お父さんとお母さんからお金以外の目で見てもらえないなんて、そんなの……辛くって、悲しくって……耐えられ、ないよ……!」ポロポロ

父「………」

母「………」

暁「………」

暁(司令官が、初めて見せた……嬉しさとは違う、“怒り”と“悲しみ”が混ざった……涙……)

父「………」

母「………」

父(俺達は……こいつを、金製造機としか見てなかった……いや、そうとしか見る気がなかった……)

母(今まで、とにかく金があれば良いと思ってた……それで、贅沢さえ出来れば最高だと思ってた……)

父(実際、こいつのお陰で金に困らない生活が出来た……)

母(……でも、楽しかったのは最初だけ)

父(ひたすら金を使う日々……それにつれて、言いようもないモヤモヤに襲われて……)

母(いつしか、金を使うことすら……徐々に、後ろめたくなって……)

父(俺達は、それを……単なるストレスだと考えていたが……それは違う)

母(無意識のうちに、子供が稼いだ金を使うことに……本当にちょっとだけ、罪悪感を覚えてたのね……自覚してなかったけど……)

父(……こいつが見せたことなかった、今の顔……そして、涙……)

母(……それで、私達はやっと気づいた……いや、気づいてしまった……)

父(俺は――)

母(私は――)

















――提督を、初めて“親の目”で見てしまっていたことを。

父「………」

母「………」

ショタ提督「………」ポロポロ

暁「………」

暁(今の司令官の言葉も、2人に届いていなかったら……私と約束した通り、このまま……)

父「………」

母「………」




父「………」ギュッ

母「………」ギュッ




ショタ提督「……え?」ポロポロ

暁「……!」

父「……お前を、こうやって抱いたこと……無かったな」

母「……久しぶりね。この感触……おっぱいをあげてた時より、がっしりしちゃって……」

ショタ提督「お、お父さん……お母さん……?」

父「……俺も、まだまだ餓鬼だったんだな」

母「私も……昔から今まで、金のことしか考えてなかったけど……」

ショタ提督「………」

父「……はっ。“子供の涙”で心を揺さぶられる辺り、親としての意識が……水1滴くらいには、残ってたんだな……」

母「……改めて、自分達がクズだと……思い知らされちゃったわね……そこの生意気な娘のせいで、ね」

暁「生意気って何よ!私はせいろんを……えっと、正しいことを言っただけなのに!」

ショタ提督「……えっと」

父母「……“提督”」

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(今、名前で……)

父「………」

母「………」







「……今まで、悪かった」


「……ごめんなさい」




ショタ提督「!!」

暁「……!」

父「……いや、謝って済む問題じゃねぇけどさ……」

母「……これしか言えないわ。提督……今まで、ごめんなさい」

ショタ提督「………」

父「……提督だった時には、気付けなかった……ははっ、金よりも大切なものが、目の前にあったんだからな……」

母「……昨日までの私達なら、提督を金製造機としか見てなかったから……このままいなくなっても、金がなくなる憎しみしか出てこなかったと思うわ」

ショタ提督「………」

父「……でも、今は違う」

母「確かに、金も大事だけど……それよりも、自分達で育てた子供……提督が、側にいなくて……いつしか、拠り所にしていたのね……」

父「……あぁ。俺達は良い歳こいて、餓鬼みたいに甘えてたんだ。提督……お前にな」

母「……情けない話よね。本当に」

ショタ提督「………」

暁「………」

暁(2人は……司令官の気持ちに、気づいてくれたのかしら……?)

ショタ提督「……やっと、分かってくれた……それに、僕のことを……ちゃんと、“子供として”見てくれた……!」ポロポロ

父「……かなり遅刻しちまったけどな」

母「……こんなクズな親、中々いないわよ」

ショタ提督「ううん……もう、良いんだ……お父さんとお母さんが、こうして僕のことを……子供だと思ってくれるだけで……!」ポロポロ

父「……っ」ジワッ

母「提、督……」ジワッ

ショタ提督「……さっきまでの、お父さんとお母さんは……嫌い、だったけど……」

父「………」

母「………」

ショタ提督「……今のお父さんとお母さんは……好き、だよ……?」

父母「……!」

父「……ごめん。ごめんな……提督……」ポロポロ

母「こんな最低な私達を……許して、くれて……」ポロポロ

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(お父さん、お母さん……僕、僕……嬉しい……お父さん達から、こうして子供として見てもらえて……凄く、嬉しいよ……!)ポロポロ

暁「………」

暁(良かったぁ……仲直り出来て!司令官、凄く嬉しそう……!)







父「……はぁ。まさかお前に泣き顔を見せることになるなんて」

母「本当よ……この歳で泣くなんて、恥ずかしすぎ……」

暁「貴方達がしてきたことの方が、よっぽど恥ずかしいけどね」

父「ぐっ……」

母「……言い返せないわね」

ショタ提督「……過ぎたことだから、ね……?」

暁「……ま、司令官が納得してるのなら私から言うことは無いわ」ニコッ

ショタ提督「えへへ……お父さん、お母さん」

父「……?」

母「……何?」

ショタ提督「これからは、僕の収入はあてにしないで……ちゃんと、自分で稼いでね?」

父母「……うん」

ショタ提督「あ、でも……危ない仕事や、ブラック企業やブラックバイトはダメだよ……?ちゃんと、人としての生活が送れるところにしてね……?」

父母「……うん」

暁「………」

暁(子供に注意される親って……)

ショタ提督「もちろん、本当に生活出来ないほど困ってるなら……僕のところに来て。生活するための最低限のお金なら、ちゃんと渡してあげるから……ただ、お金を稼げるようになったら……また、お父さん達に任せるけど……」

父母「……うん」

ショタ提督「……それと、お父さん達が昔仕事してた鎮守府には……ちゃんと謝りに行ってね?」

父「……へ?」

母「あの……今、何て?」

ショタ提督「だから、お父さん達が昔……艦娘のお姉ちゃん達に、いっぱい迷惑をかけたでしょ?それを……ちゃんと、謝って」

父「……下手したら、殴られそうだな」

母「……五体満足で帰れるかしら」

暁「大丈夫よ。私達艦娘は、よほどのことが無い限り暴力は振るわないわ。もちろん……好きな人がピンチな時は、そうとは限らないけどね……?」チラッ

父母「」ゾクッ

ショタ提督「……暁お姉ちゃん」

暁「冗談よ。あ、逃げちゃダメよ?ちゃーんと、司令官と私が見張りで付いて行くからね?」

父「うへぇ……」

母「……分かったわよ。今の私達は、もう……提督には逆らえないもの」

ショタ提督「……僕も一緒だから……頑張ろ?」

父母「……うん」







・・・÷

ショタ提督「……♪」

暁「………」

暁(よっぽど嬉しかったのね……司令官、さっきから笑顔のまま……♪)

ショタ提督「……暁お姉ちゃん」

暁「なぁに?」

ショタ提督「……ありがとう。僕を……ここまで、支えてくれて……暁お姉ちゃんがいなかったら、僕は……こんなこと、出来なかったよ……」

暁「……もう!当たり前じゃない!私は司令官の彼女だもん!それに……」

ショタ提督「……?」











「言ったでしょ?私は、どんなことがあっても……大好きな司令官の味方だって!」


「あ……うんっ。僕も……大好き、だよ……?///」











暁 HAPPY END!

この前の4周目提督の小ネタと似たような内容になってしまいました。お気に召さない内容でしたらすみません。
実を言うと、裏ステータスを設けてその数値によりエピローグが3つに分岐……なんてことを考えてみましたが、流石に止めました。
ちなみに仮にエピローグが分岐していた場合、さっきの内容は最もベストなエピローグです。

オープニング、投下します。

オープニング


海軍学校・生徒寮

「……むにゃ」

目覚まし時計「」ジリリリリリリ!

「ふみゅ……」

ガチャ

先生「いつまで寝てるんだ!起きろ!」

「んぁ……何ですか、もう……課題ならとっくに出しましたよ……」

先生「違う!今日が何の日か忘れたのか!?」

「今日…………あ、そういや鎮守府に行くんだった」

先生「既に26周目鎮守府には連絡してるんだぞ!今の時点で20分遅刻だ!」

「はいはい、行けば良いんですよね……あ~ダル……」

先生「お前なぁ……仮にも提督なんだから、もう少しピシッと……髪はボサボサだし、服装も乱れて……」

「別に仕事してりゃ文句ないじゃないですかぁ……僕はやるべきことは怠けながら最低限をモットーにしてますんで……」

先生「はぁ……」

先生(こいつは昔っから……親御さんの言った通りだ。史上稀に見るグータラっぷり……)

「よっと……んじゃ、顔洗って来まーす……」トコトコ

先生「………」

先生(あいつ……本当に鎮守府の運営、出来るのか……?いやでも、一応この前卒業してるからな……ここを卒業するということは、実力が無いわけではないが……)

「ふぃ~……こんなんで良いかぁ……」

先生「………」

先生(ふ、不安だ……)

「………」

(朝っぱらから先生の顔を拝めるたぁ、こりゃ幸行きが怪しいねぇ……っと。考えるのもめんどくさ……)

――数十分後


「………」トコトコ

(あー歩くのもかったるいなぁ……出来ることなら実家でゴロゴロしてたかった……)トコトコ

(……でも、今更後戻りも出来ないしなぁ……とりあえず、首にならない程度にはやんなきゃね)トコトコ

「………」トコトコ

(つか、本当にこの道で合ってるのか……?地図通りとはいえ、あれから30分も歩き続けてるけど……一向に見えないぞ?体力が全くと言って良い程無い僕には、10分歩くだけでもキツいのに……)トコトコ

(ま、どうせ遅刻確定だし~……のんびり探すかぁ……)トコトコ


<早くやりたいな~、新発売のゲーム!

<私も……♪


「……ん?」

(あれは……艦娘?片方は吹雪型みたいだけど、もう1人は…………ははっ、そうだな。僕は鎮守府に行くんだ。こんなこと、想定内でないとダメだよな)

「……あー、ちょっと良いか?」

望月「んぁ?何?」

初雪「……ナンパ?」

「ちげぇよ!26周目鎮守府を探してるんだ。2人共艦娘だろ?なら知ってるかなって……」

望月「……知ってるも何も、私達はそこに住んでるけど」

「そうなのか?よしっ、これで探す手間が省けた」

(つっても、こんなに歩いてる時点で僕にとっちゃ災難だけどな……)

初雪「あの……」

「……あ、悪い悪い。このままじゃただの不審者だな」

望月初雪(不審者というより、ただの迷子の男の子じゃないの?)

(口で言うのも果てしなくめんどくさいから……確かポケットに……)

「……ほら、これが身分証明書」スッ

望月「んーと、26周目提督…………うえっ!?君、新しい提督……いや、司令官なの!?」

初雪「しかも22歳……意外」

ショタ提督(ははっ、どう見ても小学生にしか見えないよな。僕もそれは自覚してる……というか、存分に利用させて貰ってるけどな)

ショタ提督「つーわけで、案内頼んでも良いか?もー足が限界で……早くゴロゴロしたい」

望月初雪「それは良いけど…………ッ!」ピーン

望月(この子からは……)

初雪(私達と同族の匂いがする……!)

26周目鎮守府・執務室


那智「………」イライラ

那智(……遅い。新しい提督が到着すると海軍学校から連絡が来て、それからもう1時間は過ぎたぞ)イライラ

卯月「はぁ~……早く新しい司令官にちょっかいかけたいぴょん……」

嵐「ははっ、相変わらずそればっかりだな」

那珂「まぁまぁ良いじゃない♪元気なのは良いことだし♪」

那智「………」イライラ

那智(一体何をしているんだ!提督とあらば、時間厳守は当然だろう!?)イライラ

嵐「つうか俺も暇だな~。ここに新しい司令でも来てくれりゃあ、活気付くってもんだけどよ」

那珂「とにかく優しい人が良いよね!厳しい人は……うん……」

那智「……確かに優しさも大切だが、それが甘えに繋がることもあるんだぞ?やはり提督なら、私達を厳しく指導するぐらいでないと」

卯月「え~!そんな人やだ~!」

嵐「それにあんまり厳し過ぎたら大人しい人達が泣いちゃうんじゃないか?」

那珂「う~ん……でも13周目提督君はすっごく優しいよ?あれでも鎮守府経営は成り立ってるみたいだし……」

那智「……あそこは例外だ」

卯月「あっちのうーちゃんは毎日ゴロゴロしてたぴょん。流石にあそこまでくると……羨ましさ半分、色々な意味で不安半分だぴょん……」

嵐「向こうの俺も完全に堕落してたな……でも、やっぱ俺はしっかり出撃して敵を倒す方が性に合って……」




ショタ提督「その話本当なのか!?」バターン




26周目ヒロイン「うわぁ!?」

ショタ提督「皆がゴロゴロしてるだって!?くっそぉ!僕もそこで提督じゃなくて雑務係として働けば良かったなぁ~!」

那珂「……えーと」

卯月「……君、誰ぴょん?」

ショタ提督「え?」

那智「………」

嵐「あーびっくりした……ここは遊び場じゃないから、早くお母さんのとこへ帰りな」

ショタ提督「………」

ショタ提督(思わず飛び出しちゃったけど、名前言うの忘れてた……うへぇ、めんどくさいなぁ……)

ショタ提督「……ほい、身分証明書」スッ

那智「ん?何々…………えっ!?」

那珂「どしたの那智さん?」

那智「いや、それが……」つ証明書 スッ

那珂「ただの身分証明書…………ええっ!?」

卯月「何々!?どうしたぴょん!?」ピョンピョン

嵐「俺にも見せてくれ~!」ピョンピョン

ショタ提督「………」

ショタ提督(何でそんなに驚くかな……見た目と年齢が一致しないくらい、よくあることだろ。少なくとも、僕がいた海軍学校では4割はそんな感じだったし)

嵐「……えっ、マジ?」

卯月「ま、まさか……この子が新しい司令官なの!?」

ショタ提督「うん。じゃそゆことで~」ガチャ

バタン…

26周目ヒロイン「………」

26周目ヒロイン「……えっ?」







ショタ提督(ふわぁ~……今日は無理して早起きしたから眠いんだよなぁ……ぶっちゃけ今ので1日分のエネルギー使い果たしたし~。仕事なんてダルいことは明日に後回し後回し。さっさと昼寝するかぁ~)トコトコ

ショタ提督(……どうせ最低限の仕事なんて、海軍学校の勉強に比べれば屁でも無いし)トコトコ







那智「っておい!?まさか今ので終わりか!?他にも色々言うことがあるだろう!?」

那珂「わ、わぁ……個性的な子だね……」

卯月「……あまりに突然のことに、うーちゃんも呆気に取られてたぴょん」

嵐「俺も……」

那智「それにこんなに遅刻して……こら、待て!貴様にはやるべき仕事がドッサリなんだぞ!戻って来ーい!」ダッ

那珂卯月嵐「あ、那智さんまで行っちゃった……」








こうして、めんどくさがりだけど要領が良い合法ショタ提督と艦娘達の鎮守府生活が始まりました。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

1ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」グデーン

神通「………」オロオロ ←秘書艦

ショタ提督(土足厳禁で良かった~……これならいつでも寝転がれるぅ……♪)ゴロゴロ

神通「あ、あの……提督?」

ショタ提督「……んぁ?」ゴロゴロ

神通「えっと……仕事は、その……」

ショタ提督「めんどいから後で」ゴロゴロ

神通「あぅ……」

ショタ提督「ん~……」ゴロゴロ

神通「………」オロオロ

神通(ど、どうしましょう……本当なら、私が提督に声をかけるべきなんですけど……余計なことをして、返って提督の邪魔になってしまうのも……うぅ……)

ショタ提督「あ~う~……」ダラダラ

ショタ提督(朝っぱらから仕事なんてやってらんね~……昼ご飯の後で良いや~……)ダラダラ

神通「………」オロオロ


川内「……神通、どうすれば良いか分からなくて焦ってるみたい」←執務室を覗いてる

那珂「うん……提督も、そんな神通ちゃんにはアウトオブ眼中みたいだし……」←同上

川内「……深海棲艦と戦う時はキリッとしてるんだけど、それ以外はこうだもんねぇ」

那珂「あはは……でも、夜戦以外だとすぐシュンとしちゃう川内ちゃんも人のこと言えないよね?」

川内「うぐっ……那珂だって、四六時中アイドルのことばっかりじゃん!」

那珂「それは那珂ちゃんのキャラ……じゃなくて志だから良いの!」

川内「なら私だって夜戦第一主義だし!お互い様でしょ!?」

那珂「むぅ……!」


ショタ提督「うるさいなぁ……喧嘩なら他所でやって~……」ゴロゴロ

神通(うぅ……姉さんと那珂ちゃんの、普段から周りを気にしない振る舞いが羨ましいです……)




↓1那珂のコンマ 好感度:0/50
↓2那智のコンマ 好感度:0/50
↓3嵐のコンマ 好感度:0/50
↓4卯月のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

嵐「新しい司令が来て、どんな人かと思ったら……」

萩風「……その、凄く大らかな子……いや、人だよね……」

嵐「大らかっつーか、とんでもなくめんどくさがりだったな」

萩風「あ、あはは……」

嵐「くぅ~!出来ることなら司令と一緒に海で嵐を巻き起こしたかったのに!」

萩風「………」

萩風(その言い回し、好きなんだね……)

嵐「……ま、悪い人では無さそうだから良いんだけどさ」

萩風「それはそうだよね。争いを好まなさそうだし」

嵐「………」

嵐(争いが嫌いっつーか、争いに全く興味がなさそうだけどな)







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

モンスターハンターは昔少しプレイしたことがあるだけなので、間違った描写があればすみません。


ショタ提督「うわっ!?こいつ強いぞ!」つPSP ピコピコ

夕張「何の!何とか連携で……!」つPSP ピコピコ

秋津洲「ああっ!やられちゃったあ!」つPSP ピコピコ

明石「秋津洲さん、あまり前に出ちゃダメです!1度退いて……!」つPSP ピコピコ

嵐「………」

嵐(仕事をサボってるのは想定外だったけど……明石さん達と一緒にモンハンしてるのは予想外だった!)

ショタ提督「ちいっ……4人でも勝てないなんて!」つPSP ピコピコ

明石「諦めちゃダメです!回復アイテムはまだ残ってますし、回避しつつ攻め込みましょう!」つPSP ピコピコ

秋津洲「そうは言っても、こいつ……中々強いかも!」つPSP ピコピコ

夕張「ゲームも戦闘も焦りは禁物よ!落ち着いて対処するしかないわ!」つPSP ピコピコ

嵐「………」

嵐(司令達、すげぇマジだ……燃えるような闘気が伝わってくる……)

ショタ提督「………」つPSP ピコピコ

ショタ提督(やっぱゲームしてる方が楽しいよな~!ダメ元で明石達を呼んでみたけど、まさかノリノリで参加してくるとは……)

嵐「………」

嵐(……俺、ゲームはマリオしかしたことないからなぁ……どれだけ難しいか、聞いてるだけじゃさっぱりだ)







嵐の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

嵐「………」

嵐(とはいえ、仕事サボってるのは事実だよな。ったく……)



ショタ提督「よし勝った!」

明石「やりましたね!」

夕張「でも、アイテムがすっからかん……」

秋津洲「あ~……また後で買い直さなきゃ」

ショタ提督「さて、後は焼くだけか。クエスト完了っと……」

嵐「し~れ~い~?」

明石夕張秋津洲「え?嵐ちゃん?」

ショタ提督「……んぁ?はいはい、司令ですよっと……んで何さ嵐」

嵐「仕事サボって何してるんだ~?」

ショタ提督「モンハン」

嵐「そういうことを言ってんじゃないよ!ゲームしてる暇あるなら先に仕事しろ!」つPSP バッ

ショタ提督「ちょ、人のPSP取るなよ!」

嵐「うっさい!これでこうして遊んでたんだろ?全く……」カチャカチャ

ショタ提督「しかも勝手に操作してるし」

嵐「………」カチャカチャ

嵐(こうして取っちまえば、後は仕事するしかないよな?)カチャカチャカチャカチャ

夕張「……ん?」

明石「どうしたんですか?」

夕張「いや、嵐ちゃんのあの指の動き……どこかで見たことあるような……」

秋津洲「私知ってる!あれって炎のコマだよね!?」

夕張「あ、それそれ!」

明石「炎のコマ?」

夕張「とある漫画に出てくるんですけど、あぁやって……」

嵐(……あれ?何か楽しくなってきた)カチャカチャカチャカチャカチャカチャ

ショタ提督「……あのさ、そろそろ返してくんない?」

嵐「ダメだ。まずは仕事……」カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ

秋津洲「コンピュータの処理速度を超える勢いで、スティックをガチャガチャして……意図的に不具合を起こすの!」

嵐「………」カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ

ショタ提督「……いやマジでストップ。それ以上すると僕のPSPが壊れるって!」

嵐(……ヤバっ。癖になってきた)カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ






反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:摩擦熱で大炎上!
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ちょっとしたバグが
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:おや?ゲームの様子が……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

00:その時奇跡が起こった(強引に)!


ショタ提督「なぁ、そろそろ壊れるからやめ…………ん?」

嵐「……♪」カチャカチャカチャカチャカチャカチャ

ショタ提督「ちょっと待った。嵐、画面見せて」

嵐「んぁ?何だよ、折角良いとこ……じゃなくて!司令が仕事しないから……」

ショタ提督「えぇいめんどくさい!」つPSP バッ

嵐「あっ、こら!」

ショタ提督「……うっわ、マジかよ」

夕張「何々?どうしたんですか?」

明石「まさか……今ので本当に?」

秋津洲「流石にそれはないかも。だって漫画の技だし……」

ショタ提督「………」

明石「……提督?」

ショタ提督「……ステータスとか、なんかもう色々全部がカンストしてる」

夕張明石秋津洲「……は?」

嵐「へ?カンスト?」

ショタ提督「……嵐。今の裏技どうやったんだ?」

嵐「いや、裏技も何も……テキトーにそこのスティックをガチャガチャって」

ショタ提督「そんな操作で!?いや、でもんこんな無茶なこと……簡単に実現出来るとは思えないぞ!?」

夕張「……嵐ちゃん、本当にあの技をやっちゃったのね……」

秋津洲「……あらしだけに?」

ショタ提督「頼む!仕事でも演習でも(今から1時間だけなら)何でもするからさ!今の裏技教えてくれよ!」

嵐「そ、そんなこと言われても……本当にテキトーにやっただけで……!」

ショタ提督「この通り!」

嵐「え、えぇ……」

嵐(……おい、何かさっきよりもめんどくさい状況になってないか!?)







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

5×2.0=10/50


嵐「………」つ3DS カチャカチャカチャカチャカチャカチャ

陽炎「……♪」ワクワク

不知火「……あの、2人共?何をしてるんですか?」

陽炎「あ、不知火?今嵐に裏技頼んでるのよ」

不知火「裏技?それってゲームの……」

陽炎「そうそう!今マリオのRPGやってるんだけど、敵が強くて強くて……レベルアップしようにも、中々経験値がね……だから経験値だけでも、常に9999ポイント手に入るように!」

不知火「……ですが、私にはひたすらスティックを左右に動かしているようにしか見えませんけど」

陽炎「見てれば分かるわよ♪」

嵐「……これで良い、のかな?はい」つ3DS

陽炎「サンキュー!ようし早速……!」つ3DS ピコピコ

不知火(そんなことが出来るとは思えませんけど……)

陽炎「やったぁ!クリボー倒しただけで一気に5もレベルアップしちゃった!」

不知火「……えぇ!?」

嵐「………」

嵐(……俺の指がおかしいのかなぁ)






嵐はあらしの技“炎のコマ”を覚えた!
ピローン

1ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」トコトコ

加古「ん?提督?何してんのさ、そんなことで」

ショタ提督「ん?加古か……昼寝しようと思って、寝やすい場所を探してたんだよ。目立つ場所だと他の艦娘に見つかるし……」

加古「昼寝か……昼寝……ん?昼寝?」

ショタ提督「……どした?」

加古「ふっふっふ……提督。昼寝のことなら私に任せてよ!」

ショタ提督「……あぁ、そうか!お前いつも寝てるもんな!」

加古「そうそう!だからこっそり寝られる場所なら、とっくにマーク済みってわけ!」

ショタ提督「そいつは頼もしいな!俺にも教えてくれるか?」

加古「あったり前さ!昼寝したがってる人を見過ごすなんて、私には出来ないからね!」

ショタ提督「さっすがぁ!」

・・・÷

那智「提督!どこにいるんだ!?いるなら返事しろ!」

古鷹「加古ー!そろそろ演習の時間だよー!」

那智「………」

古鷹「………」

那智「……見つからないな」

古鷹「はい……提督はともかく、加古はこうなると……夜まで出てこないんです」

那智「はぁ……加古の分は他の重巡に出てもらうにしても、提督がいないんじゃ話にならないだろう!?」

古鷹「そうですね……どこに行っちゃったんでしょうか……」




ショタ提督「屋根裏かぁ……確かにここならバレないな」

加古「ふふふ……私のお気に入りの昼寝スポットさ。ここは古鷹さえ知らない、いわば秘密の休憩所!」

ショタ提督「この薄暗さが絶頂に眠気を駆り立ててくるな……よし、僕も昼寝したくなったらここに来よっと……」

加古「歓迎するよ!いや~、まさか提督がこんなに理解のある人だとは思わなかったよ!」

ショタ提督「めんどいことはサボるに限る!」

加古「違いないね!」

ショタ提督加古「あはははははは…………すぅ……」




↓1那珂のコンマ 好感度:0/50
↓2那智のコンマ 好感度:0/50
↓3嵐のコンマ 好感度:10/50
↓4卯月のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~22:30頃、小ネタ投下&小ネタ安価を行います。前小ネタに比べると短めです。長らくお待たせしてすみませんでした。
ただ、今回の本編更新はお休みさせていただきます。申し訳ありません。

それでは小ネタを投下します。投下後に小ネタ安価を取ります。

『密着!カップル2人の初詣!』
※本編と同一世界です。


早朝・波止場

ザザー… ザザー…

ショタ提督「………」

201×年、元旦……水平線の向こうから、綺麗な朝日が昇ります。

五月雨「………」

初日の出を静かに見つめるのは、今から6周前で主人公を務めた……20周目提督さんと、彼を支えたヒロイン……五月雨ちゃん。

ショタ提督「……朝日、綺麗だね」

五月雨「はい……新年のお約束ですよね!」

ショタ提督「ふふっ……そうだね」

五月雨「……えへへ」

微笑みながら顔を見合わす2人。その瞳には、互いを心から信頼する気持ちが垣間見えますね。

ショタ提督「……去年は、色んなことがあったっけ」

五月雨「……そう、ですね」

ショタ提督「………」

今でこそ、こうして五月雨ちゃんに優しく語りかける彼ですが……今からほぼ1年前、20周目提督さんは重度の女性不信を患っていましたよね?
それこそ、女性を見ると親の仇のような……殺意のこもった視線を向けたものです。

ショタ提督「………」

ショタ提督(あれからもう、1年が過ぎたんだよね……人間って、道を踏み外しそうになっても……立ち直れるもの、なんだね)

五月雨「………」

五月雨(あの時は、あれだけ私達を拒絶していた提督と仲良くなれるか不安だったけど……まさか、恋人同士に……未来の夫婦になれちゃうなんて、思わなかったなぁ……)

2人共、思うところがあるみたいですが……その思いに、共通するところがありますよね?

ショタ提督(……五月雨ちゃんのお陰で、僕は真っ当な人間に戻れたんだ)

五月雨(今の私は、凄く幸せです……!)

そう、お互いを“好き”だと感じる想いです。2人の強い想いが、20周目提督さんと五月雨ちゃんの赤い糸を引き寄せたのでしょう。

・・・÷

食堂

そんなやり取りがあった後、2人は食堂へと向かいます。まずは美味しい朝ご飯を食べて、お腹を満たすことからスタート……ということですね?

「いただきまーす!」

間宮「はい、召し上がれ」ニコッ

鳳翔「お代わりもありますからね?」

鳳翔さんと間宮さんが作る食事は、三ツ星レストランに引けを取らない味を堪能出来ると評判です。艦娘はもちろんのこと、提督業に慎む若者達にとっても……歓喜の瞬間なんじゃないでしょうか?

ショタ提督「はむっ、ん~……」ウニョーン

おやおや?20周目提督さん。口から餅が離れず、苦戦しているようです。

五月雨「ふふっ……提督のお餅、凄く伸びてますよ?」

ショタ提督「んん……んむっ、もぐもぐ……ごくんっ。こんなに伸びるとは思わなかったよ……でも、やっぱり美味しいなぁ」

五月雨「鳳翔さんと間宮さんが作ったお雑煮ですからね。それじゃあ私も……あむっ、んぅ~♪」ウニョーン

あらら、五月雨ちゃんが食べた餅も伸びる伸びる!でも、それだけ食べ応えがあるってものです。

ショタ提督「くすっ……五月雨ちゃんも、凄く伸びてるよ?僕より長いんじゃないかな?」

五月雨「ふみゅう~!んむむむぅ……んむっ、もぐもぐ……ごくん。ちょっと苦しかったです……」

ショタ提督「……気をつけてね?お餅は油断すると、冗談抜きで命に関わるからね」

五月雨「そうですよね!特に私、よくドジッちゃうから……尚更気をつけないと!」

確かに、餅は喉に詰まらせると大変なことになっちゃいますからねぇ……よく噛んで食べるのが鉄則です。



由良「………」

阿武隈「あはは……提督も五月雨ちゃんも、相変わらずラブラブだね~」

大和「そうですね。お似合いです」

そんな2人のやり取りを、遠巻きに見ている人達もいます。そう、五月雨ちゃん以外のヒロイン……由良さんに阿武隈さん、そして大和さん。

由良(私も、提督の隣にいられたら……こんなやり取りが出来たのかな)

その中でも、とりわけ寂しそうにしている由良さん。

由良(……でも、悲観するのはダメ。提督さんと五月雨ちゃんが幸せなら、それで良いんだから)

……彼女の悲しげな表情の中に、どんな想いが秘められているのか……それは本人のみぞ知る、ということですね。

・・・÷

食事をすませると、2人はそのまま執務室に。20周目提督さん、早速お仕事ですか~?

ショタ提督「……本当に良いの?」

五月雨「はいっ。着付けには時間がかかりますし……それに、朝早くからだと……提督と初日の出が見れません。それを考えると、これが1番良いと思います」

ショタ提督「……そっか」

と思いきや、何やら別の作業の様子……彼の手に握られているのは、ご存知の通り“着せ替えカメラ”。よく見ると裏に、“11周目鎮守府製”と書かれていますね。

ショタ提督「それじゃあ……いくよ?はい、チーズっ!」つ着せ替えカメラ カシャッ

五月雨「……♪」ポワンッ

20周目提督さんがシャッターを切った瞬間、五月雨ちゃんは何と……振袖の姿に!なるほど……それが狙いだったわけですね?

ショタ提督「わぁ……綺麗♪」

五月雨「……似合ってますか?///」

ショタ提督「もちろんだよ。それに、僕にとっては……どんな服装の五月雨ちゃんも、凄く綺麗だし……可愛いよ?」

五月雨「……えへへ///」

流石は彼氏……いえ、将来の夫です。五月雨ちゃんの振袖姿を見て、大絶賛!恋は盲目とも言いますが、彼を間違いなく良い方向に変えましたね。

五月雨「……じゃあ、提督も///」

ショタ提督「……え?僕は良いよ。このままの格好で……」

五月雨「いえ、どうせならお揃いで……ダメ、ですか?///」

ショタ提督「………」

五月雨「……///」

暫しの沈黙。20周目提督さんの顔を見ると、少し困惑の表情が。もしや五月雨ちゃんからの言葉は、想定外だったとか……?

ショタ提督「……そんな言い方されちゃうと、断れないなぁ///」

五月雨「……えへ///」

五月雨ちゃんの言葉を受け入れる20周目提督さん。これは将来、尻に敷かれそ……おっと、失礼。

五月雨「……それじゃあ、撮りますね?」つ着せ替えカメラ

ショタ提督「う、うん……///」

五月雨「はい、チーズ♪」つ着せ替えカメラ カシャッ

ショタ提督「……///」ポワンッ

今度は五月雨ちゃんがシャッターを切りました。するとどうでしょう……20周目提督さんの姿が、たちまち袴姿に……ん?

五月雨「……提督も、凄く似合ってますよ?///」

ショタ提督「……ありがとう。でも、これじゃあ七五三みたいだね///」

……20周目提督さん。こちらが言いたかったことを、代わりに答えてくれましたね。

五月雨「あ、あはは……でも、返ってこの方が感じは出ますよ?///」

ショタ提督「……確かにね///」

少々恥ずかしいながらも、袴姿のままで了承した20周目提督さん。これもまた、恋人同士だからこそなせる技なのでしょう……いやはや、流石です。

ショタ提督「……それじゃ、行こっか///」ギュッ

五月雨「あ……はいっ///」

恋人繋ぎで部屋を出る2人。これはもしや……?



・・・÷

神社

やっぱりそうきますよね!お正月の定番、初詣!

ワイワイガヤガヤ

ショタ提督「わぁ……凄く混んでるね」

五月雨「お正月……それも元旦ですもんね。多くの人が、同じことを考える日ですから……」

人混みの中をかき分けながら進む2人。するとそこに……

「うおおおおおおおおお!12周目提督ちゃああああああああああんっ!」

ショタ提督五月雨「わあっ!?」

12周目提督「え、えっと……写真は撮らないで下さいぃ~!///」※巫女服

「いーや撮らずにはいられんっ!」

「くそっ!カメラ忘れたぁ!こうなったら俺の脳内フォルダに永久保存だぁ!」

「12周目提督は俺達の天使だ!エンジェルだ!女神だ!」

12周目提督「あうぅ……///」

ショタ提督「………」

五月雨「………」

ショタ提督「……また、秋月ちゃん達に無理矢理着せられたんだね」

五月雨「あ、あはは……でも、凄く似合ってますね」

五月雨(女の子の私が見ても、軽く嫉妬しちゃうくらいに……)

……12周目提督君、御愁傷様です。

ショタ提督「……よく見ると、知り合いがちらほらいるね」

五月雨「え?そうですか?」

ショタ提督(……やっぱり、親友君はいないか。まぁ、一緒に行く約束が明日だからなぁ……気を遣わなくても良かったのに。“彼女と初めての初詣だろ?俺のことは気にしなくて良いから、2人きりで行ってこい!”って……本当に、親友君には迷惑をかけっぱなしかも……明日、精一杯お礼を言わないと!)

五月雨「う~ん……この人の多さだと、誰が誰だか……」

ショタ提督「ほら、あそこに7周目提督君とか2周目提督さん……あっ、向こうには15周目提督さんも!」

五月雨「……あっ、見えました!舞風ちゃん達も2人います!」

まぁ、歴代で総勢26人もいますもんね……誰か1人ぐらい、同じ神社にいても不思議じゃありません。ましてや、艦娘の皆さんならそれ以上……

ショタ提督「……後で挨拶しに行こうか?」

五月雨「そうですね。2周目鎮守府の私とも、最近ご無沙汰ですし」

そのまま賽銭箱の前まで進む2人。見た目は確かに子供の微笑ましい2人組。ですが……その奥には、その辺りのカップルに負けないぐらいの……強い愛情を秘めています。

ショタ提督「……お賽銭、持って来た?」

五月雨「はいっ。10円ですよね?」つ10円

ショタ提督「ふふっ……大丈夫そうだね」

五月雨「………」

五月雨(大好きな提督との初詣だもん。昨日の夜は10回以上、自分に問いかけたぐらいだし……“絶対に忘れ物をしちゃダメ!”って)

先程2周目鎮守府の五月雨ちゃんは、間違って1円を持って来てしまったみたいですけど……こちらの五月雨ちゃんは、準備万端みたいです。

ショタ提督「……それじゃ、一緒にいれよっか?」

五月雨「……はいっ!」

ショタ提督五月雨「せーのっ……えいっ!」つ10円 チャリンチャリン

ショタ提督「………」パンパン

五月雨「………」パンパン

目を閉じて、静かに祈る20周目提督さんと五月雨ちゃん……きっと、お祈りしていることは同じなんでしょうね……

ショタ提督「………」

五月雨「………」








(五月雨ちゃんと、これからもずっと一緒にいられますように……)


(提督と、これからもずっと一緒にいられますように……)





・・・÷

後日・20周目鎮守府

ショタ提督「……え?」

五月雨「……///」

青葉「どうでしょうか?録画した映像をドキュメンタリー風にまとめてみした!ナレーターは青葉です!」

ショタ提督「あの……いつ撮ったんですか?これ……」

青葉「いつって、もちろん元旦の朝からですよ?」

ショタ提督「……全然気づかなかった」

五月雨「……///」

青葉「もちろん、私だって無断でこんなことしませんよ?五月雨ちゃんから、直々にリクエストを受けたからです!」

五月雨「……折角だから、記念に残しておきたいな~……と思って……///」

ショタ提督「……なら、一言いってくれれば良かったのに。隠すほどのことじゃ……」

五月雨「私もサプライズプレゼントがしたかったんですよぅ!この前の提督みたいに!///」

ショタ提督(あー……きっと婚約指輪のことかな)

ショタ提督「………」

五月雨「……///」モジモジ

ショタ提督「……ふふっ。ありがとう、五月雨ちゃん。僕にとって、一生残るプレゼントだよ」ニコッ

五月雨「……喜んで貰えて良かったです///」

青葉「………」ニコニコ

青葉(……任務完了ですね。いや~、これでまた司令官と五月雨ちゃんの絆が深まったみたいですね……こうして笑顔を見せてもらえると、こちらとしても頑張った甲斐があります♪)









こうして、20周目提督さんと五月雨ちゃんの間の距離は……また一層縮みましたね。
2人の人生の道は……ゆっくりと着実に、前に続きます。

ショタ提督「……あれ?まだ録画してるんですか?」

青葉「いえ、今のはアドリブです!」

おしまい♪

初詣小ネタは以前2・7・15周目で行っていますので、今回は少しだけ変化球を加えてみました。
お気に召さない内容でしたらすみません。


それでは小ネタ安価を行います。
↓1~↓5で反転コンマが最大の安価採用

21:30~23:00頃開始予定です。
先に次スレを立ててきます。

立ててきました!

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」青葉「その20です!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」青葉「その20です!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455092615/)

本編はこちらで進行します。その後次スレにて進行予定です。

始めます。

卯月「~♪」

弥生「……随分ご機嫌だね」

卯月「だってさぁ~!あの司令官なら何をしても水に流してくれそうだぴょん!」

弥生「……どういうこと?」

卯月「ちょっとからかったり嘘をついても、怒るんじゃなくてスルーしてくれそう!」

弥生「………」

卯月「ふふふ~ん♪」

弥生「……それってさ」

卯月「なぁに?」

弥生「“面倒くさがって相手にしてもらえない”ってことじゃ……」

卯月「……あっ」

弥生「………」

卯月「………」

弥生「………」

卯月「……もしそうなっちゃったらどうすれば良いぴょん?ウサギって、寂しいと死んじゃうのに……」

弥生「私に言われても……司令官への態度に気をつけるべきとしか……」

卯月「あぅ……」







ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「卯月、か……」つスマホ

卯月「……!」

卯月(司令官、今うーちゃんの名前を呼んで……!)

ショタ提督「……うん。こういう正統派の娘って、中々可愛いよね」

卯月(うんうん!もっとうーちゃんを褒めるが良いぴょん!って、これじゃ睦月お姉ちゃんみたい…………ん?“正統派”?)

ショタ提督「このピースしてる立ち絵(?)とか、こう何というか……普通なんだけど、逆に惹きつけられるっていうか……」

卯月「……?」

卯月(普通……?自分で言うのもなんだけど、うーちゃんってかなり強烈なキャラだと思うぴょん……)

ショタ提督「はぁ……でも、艦これとは世界観が違うからなぁ……」

卯月(ちょっとぉ!?そんなメタ発言しちゃって大丈夫なの!?それに艦これとは違うって……)

卯月「………」

卯月(……まさか、司令官の言う“卯月”って……)

ショタ提督「うん、やっぱ何度見ても可愛いな~」









ショタ提督「島村卯月は」

卯月「………………」

卯月(やっぱりそっちぴょん!?)

ショタ提督「そりゃあ凛とかまゆとか他にも魅力的な娘はいるけど、こういう普通の娘の方が僕は好みかな~……なんて」

卯月「……………………」

卯月(何か無性に悔しいぴょん!艦娘同士で比べられるならまだしも、他作品のキャラと比べられるのは……確かに名前は同じだけど……むぅ~!)






卯月の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

卯月「………」

卯月(……でも、悔しがったところでどうするぴょん?司令官は別にうーちゃんの悪口を言ってるわけじゃないし……)

ショタ提督「……ふわぁ~」

卯月「……!」

ショタ提督「ついスマホを眺めちゃったな。はぁ~……さて、恒例の昼寝タイムと参りますか」

卯月「………」

卯月(昼寝タイム?)

ショタ提督「ぶっちゃけ書類を見てると眠気が……あ、もうダメ。前にも言ったけど、土足厳禁で良かったぁ……」パタッ

卯月「………」

ショタ提督「おやすみぃ……すぅ……」

卯月「………」

卯月(……これはチャンスぴょん!)



ショタ提督「くぅ……」

卯月(ふっふっふ……司令官には、こっちのうーちゃんの方が魅力的だってことを教えてあげるぴょん!)

ショタ提督「むにゅ……」

卯月(こうやって、そーっと近づいて……)ソロリソロリ

ショタ提督「んぁ……」

卯月(隣に到着~♪後はそのままうーちゃんも寝転がって……)ポスッ

ショタ提督「すや……」

卯月(添い寝するぴょん!起きた時にはうーちゃんの顔がどアップ!これならうーちゃんの魅力に気づくこと間違いなしぴょん!)

ショタ提督「みゅ……」

卯月「………」

卯月(さぁ、いつ起きたって良いぴょん!うーちゃんの美貌に酔い痴れちゃえ!)

ショタ提督「すぅ……」






反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:うーちゃんもお休みの時間
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:提督、寝ぼけて卯月に抱きつく
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:実は足音で気づいてた
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

00:2連続だとぉ!?


ショタ提督「………」

卯月(にゅふふ……司令官、早く起きないかなぁ~♪)ジー

ショタ提督「………」

卯月「……♪」ジー

ショタ提督「……なるほどなぁ、そう来たか」

卯月「……へ?」

ショタ提督「足音がしたから、てっきりイタズラでもされるのかと思えば……添い寝は予想外だった」

卯月「……し、司令官?うえぇ!?」

卯月(う、嘘!?起きてたの!?///)

ショタ提督「中々可愛いとこあるじゃん。そうかそうか、添い寝かぁ~……ほほーう……」ニヤニヤ

卯月「いや、そのぅ……///」

ショタ提督「………」ニヤニヤ

卯月「ううぅぅぅっ!///」

ショタ提督「……どした?寝ないのか~?」ニヤニヤ

卯月「……し、司令官のイジワルぅ~!///」ダッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……猛スピードで走ってったな。僕にちょっかいをかけるつもりだったんだろうけど、そうはいかないぞ~?)

ショタ提督(こっちだって、昼寝タイムを邪魔されるのは嫌だからな~。さて、今度こそ1人でゆっくり一眠りしますか……)

ショタ提督「……すぅ」







ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

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