雷「お料理行進曲?」 (49)

艦これSSです。
キャラ崩壊注意。

暁がメシマズっぽくなってますが、何回かやれば出来るタイプと考えてます。

前スレ

雷「青葉ショッピング?」
雷「青葉ショッピング?」 - SSまとめ速報
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暁「決めたわ!」

雷「やめなさい」
電「やめたほうがいいのです」
響「無駄な努力だね」


暁「まだ何も言ってないでしょ!!」



雷「どうせいつもの思いつきでロクでもないことでしょ」

暁「違うわよ!ただ私はコロッケってやつを作りたいと思っただけよ!」


電「愛知県民?」
響「愛知県民だね」

雷「キテレツ=愛知県民ってイメージはどうだろう?」


暁「筆者は関西人よ!」

響「おいやめろ」


雷「揚げ物は暁にはまだ早いわよ」
暁「そ、それくらい行けるわよ」

雷「どうせ油の温度が足りず中身が半生になって慌ててレンジに入れたら水分出てきて衣がふやけて台無しになるのがオチよ」

響「まるで誰かの経験談みたいだね」

暁「そりゃあ中の・・・」

響「やめなさい」


雷「で、何でコロッケが作りたいのよ・・・・」

暁「キテレツでやってたから」

電(結局それか・・・なのです)


雷「で、コロッケがどういうものか知ってるわよね?」


暁「何か丸っこくてパン粉ついてるやつでしょ」



電(全然駄目なのです!)


雷「まあコロッケならよく作るし、私が教えてあげるわ」

暁「余計なお世話よ」

雷「は?」

暁「私には心強い味方がいるの」




暁「ズバリ!お料理行進曲よ!」



雷「・・・・・・」

暁「あの歌のとおり作れば馬鹿でもコロッケが作れるのよ」

雷「ところでバカツキ・・・」

暁「バカツキ言うな!!」

雷「一人でやるつもりじゃないでしょうね?」

暁「え?」



暁「雷の手は絶対借りないわよ!!」

雷「ということで電、響。お目付けお願い」

電「分かったのです」

響「電は揚げ物の経験もあるし問題ないだろう」

暁「さて材料は揃ったし、キッチンも借りれたし」

響「いいかい暁。必ず電の意見を聞くんだ」

暁「わ、分かってるわよ」

響「何せ私もコロッケというものをよく知らない」

暁「え?」


暁「ま、まあ揚げ物経験者の電なら・・・」

電「コロッケは作ったこと無いのです」

暁「!?」

電「あ、でも材料から想像はつくのです」

響「大丈夫かな?」

暁「まずはお料理行進曲によると・・・」

暁「じゃがいもを茹でたら皮を剥いて潰す・・・と」

暁「じゃあ早速茹でましょう」



電「待ってくださいなのです!皮は最初に剥くのではないのですか?」


暁「でも歌には茹でた後って・・・」

電「う~ん・・・」

響「というかじゃがいも洗わないのかい?」



暁「コロッケは男の子の食べ物だからワイルドにそのままでいいでしょ」

響(えー・・・)


暁「さあ茹で上がったわ」

電「皮が剥きにくいのです。じゃがいもの芽もついたままなのです・・」

暁「死にはしないわよ」

響(誰が!?)

暁「さて次が問題ね」

暁「みじん切りだ、包丁」

響「謎だね」

電「それは次の歌詞のたまねぎにかかってるのですよ」

暁「それはどうかしら?」

電「え?」


暁「フライパンでものを炒めるとそこにはフライパンの鉄分が付着するそうよ」

暁「人はそこから鉄分を吸収するらしいわ」

暁「血液にも鉄分が含まれてるし、鉄はある程度摂取するべきなのよ」


電「あ、暁ちゃんがらしくないほどの知識を・・・・」

響「神は何度も我等を試す・・・・」


暁「じゃあ『包丁をみじん切り』ね」


響、電(ぎゃーーーーーーーーーー!!!)



電「出来てしまったのです・・・」

暁「艦娘パワーなら余裕ね」

響「あれ?この包丁ステンレスだったような・・・・」

暁「たまねぎ目にしみても・・・って何だろう?」

電「だからそれはたまねぎをみじん切り・・・・」

響「こうじゃないかな?」ピリッ


暁「ぎゃああああ!!目がぁ!目がぁ!!」

響「3分待ってやるww」




電「たまねぎによる目の潰しあい!?」

響「日本には理解しがたい風習がある」

響「清めの塩とか、パスタに塩とか」

電「パスタは日本料理じゃないのです・・・」



暁「っていうか何であんただけゴーグル着けてるのよ!」



響「私はヴェール・ヌイ。ロシア艦なので日本の風習に従う必要は無い」

電「都合に応じて日本とロシアを使い分けないで欲しいのです!」

暁「そのゴーグルはやめなさい」

響「うわ、何をす・・やめ・・・」

響「酷い目に遭った・・・」

電「食べ物で遊ぶな、なのです」

暁「次は、炒めようミンチ塩コショウで」

電「簡単なのです」

暁「じゃあこのミンチを」デローン

電「な、何の肉なのですか?」

暁「知らない」

暁「何の肉かは歌詞に書いてないし」

暁「じゃあ炒めましょう」


暁「混ぜたならポテト丸く握れ・・・か」

電「きっとミンチとじゃがいもを混ぜるのです」

暁「待って!じゃがいもとミンチを混ぜたらそれは『ポテト』じゃないはずよ!!」

電「考えすぎなのです!!」

電「では何を混ぜるのですか!?」



暁「ミンチとみじん切り包丁よ」


電(ぎゃーーーーーー!!!)


響「後はポテトをどのくらいの大きさに丸めるか・・・」

暁「サッカーボールくらいでいいんじゃない?」

電「それいったい何なのですか!?」

暁「主食?」


電「日本人の主食は米なのです!!!」


電「コロッケがもう何処にも無いのです・・・・」

暁「コロッケの正体は分かったわ」

電「え?」


暁「小麦粉、卵に、パン粉をまぶして、揚げればコロッケだよ」



暁「小麦粉と卵を混ぜたものを丸めてパン粉つけて揚げればいいのよ!」



電「今までの工程の意味は!?」


暁「あー、でも水分足りないわね」

響「ではそろそろ万能調味料の出番だな」

電「味の素とかですか?」


響「さあこれをたっぷり入れるんだ」

電「それひょっとしてウォッカ・・・」

響「さあ!!!」



暁「出来たわ。これぞコロッケよ」

電「無駄なサッカーボールとミンチ肉はいったい・・・・」

暁「さて早速司令官に食べてもらおうかしら」

電「ちょ、ちょっとそれはまずいのです!!」

電「一回目の試作品なのでまずは艦娘の誰かに食べてもらうのです!!」

電(艦娘なら体は丈夫なはずなのです・・)

響(策士だな、電)


暁「じゃああの人にしましょう」

RJ「ん、呼んだ?」


RJ「うちめっちゃコロッケ好きなんやわww」
RJ「ブルドッグソースあったらなお最高なんやけど」


RJ「え、何これ?」

電「食え、なのです」

RJ「えっと・・・このサッカーボール・・・」

電「主食なのです」

RJ「この怪しいミンチ・・・」

電「付け合せなのです」

RJ「え、えっと・・・まずはコロッケから」


RJ(何やこれ!?味せえへん・・・いや、酒臭い?)

RJ(コロッケとちゃう。何やこれ?)


電「主食も食え、なのです」


RJ(何か土臭い)モシャモシャ

電「次は付け合せなのです」

モグモグ

RJ「ブハッ!!不味っ!!」

RJ「じゃりじゃりするし臭いし何やこれ!?」

RJ「こんなもん食えるか!!」

暁「えぐっ・・・酷い・・・」

電「そんな言い方あんまりなのです・・・」

RJ「え、あ・・ごめん」

RJ「わ、分かった!食うからちゃんと!ただその前に・・」





RJ「遺書書いてええ?」


雷「はーい司令官。今日はカレーコロッケよ」

提督「雷のコロッケは美味いからなぁ」

提督「でも何で急にコロッケなんだ?」

雷「ちょっと思うところがあって・・・」



大淀「お食事中すいません。緊急入電です」


大淀「RJさんが謎の腹痛を訴えて病院に緊急搬送されたそうです」

提督「また豊乳効果があるとか言って変なもの食ったんじゃないのか?」

大淀「かもしれませんね」




雷(まさかなぁ・・・)

電「前回は失敗だったのです」

暁「じゃあリベンジね」

響「またコロッケかい?」

暁「違うわ」






暁「次は鶏団子鍋よ」







終りです。

ありがとうございました。

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