【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」磯風「その23だ!」【安価】 (1000)

艦娘がショタ提督を攻略していくスレです。
登場艦娘は全員ショタコンになるのでキャラ崩壊が激しいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466169972

前スレ

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」夕張「その18!」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」秋月「その19です!」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」青葉「その20です!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」青葉「その20です!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455092615/)

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」翔鶴「その21です!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」翔鶴「その21です!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458467515/)

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」天津風「その22!」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」天津風「その22!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1462545598/)

★1周目:普通の少年
秋月
春雨
鈴谷
足柄

鈴谷END


★2周目:見た目は子供、中身は大人の25歳
朝潮
五月雨
舞風
瑞鶴

朝潮・瑞鶴END


★3周目:記憶喪失
島風
如月
名取
五十鈴

島風・如月END


★4周目:虐待を受けた少年
川内

呂500
扶桑

川内END


★5周目:薬で子供になった32歳
球磨
間宮
多摩
陸奥

球磨・間宮・多摩END


★6周目:天然
朝雲
榛名
鳥海
隼鷹

榛名END


★7周目:生意気
雲龍
白露
大和
長門

白露END


★8周目:タイムリープ&見た目は子供、中身は60歳の20歳(異世界出身)

伊58
浜風
衣笠

浜風・曙・衣笠END


★9周目:幽霊
不知火
伊19

龍驤

龍驤END

★10周目:両親死別の鎮守府育ち
天津風
大鳳
伊401
瑞鳳

伊401END


★11周目:見た目も中身も子供っぽい26歳
夕張
明石
あきつ丸
磯風

夕張END


★12周目:幸運体質の男の娘
時雨
山雲
大淀
秋月

秋月END


★13周目:世話焼き(ダメ艦娘製造機)
敷波
文月
青葉
春雨

青葉END


★14周目:捻くれ者&前科持ちの19歳
長門
綾波
翔鶴
加古

翔鶴END


★15周目:800歳の不老不死
阿武隈
天津風
武蔵
舞風

天津風END


★16周目:60年後から送り込まれた未来人
金剛
磯風
五月雨
龍鳳

磯風END


★17周目:超恥ずかしがり屋&見た目は幼い箱入り息子18歳
北上
大和
三日月
妙高

北上・妙高END


★18周目:変幻自在の少年
春雨
葛城
加賀


春雨・響・葛城END

★19周目:セクハラ大好きエロ少年
扶桑
天龍

リットリオ

雷・リットリオEND


★20周目:女性不信の21歳
五月雨
大和
阿武隈
由良

五月雨END


★21周目:深海棲艦と人間のハーフ
鳥海
木曾
那珂
瑞鳳

瑞鳳END


★22周目:クローン
大鳳
赤城
照月
リベッチオ

大鳳・リベッチオ・照月END


★23周目:ドジで失敗ばかりだけど真面目な23歳

鬼怒
舞風
金剛

舞風END


★24周目:300歳の宇宙人
ビスマルク
グラーフ・ツェッペリン
不知火
Z3

不知火END


★25周目:感情を抑え込んだ少年
雲龍
大和
伊勢


暁END


★26周目:めんどくさがりだけど要領が良い22歳
那珂
那智

卯月

嵐END


★27周目:何でも出来るツンデレ超能力者
能代
荒潮
吹雪
長良

吹雪END

★28周目:大好きな兄を目指すブラコン少年
足柄
酒匂
夕立


酒匂・電END


★29周目:フリーター&浪人し続けた弟想いの25歳
U-511
ビスマルク
長門
加賀

長門END


★30周目:平行世界へ自由に移動出来る少年
ポーラ

ヴェールヌイ
アイオワ

システムについて

※読むのが面倒な人は『艦娘の行動を安価で指定して、ショタ提督に好かれるようにする』と考えていただければ大丈夫です。


上旬コミュ→中旬コミュ→下旬コミュの計3回です。毎回艦娘が取る行動を安価で決め、ショタ提督に懐かれるようにするのが目標です。

期間が入れ替わる(上旬→中旬→下旬→上旬…)ごとにコンマで登場艦娘を決めます。最大値の艦娘が行動権を得ます。

ショタ提督には好感度と信頼度が設けられています。好感度は0から、信頼度は50からスタートします。

信頼度は変化が無い限りリザルトには表示されません。


信頼度は基本的に変化はありませんが、ショタ提督が嫌がったり怖がるような展開になってしまうと減少します。

信頼度が0になってしまうと、その艦娘は解体されて鎮守府から追放or憲兵に更迭されてBADENDになってしまいます。

信頼度は増加させることが出来ません。

なおBADになった場合はコンティニューして続行しますが、BAD対象となった艦娘は1ヶ月分(計3回)コミュが取れなくなります。

好感度も下がりますのでご注意下さい。ただし信頼度は50に戻ります。

好感度がMAX50まで貯まった状態で再度コミュを取ると無事HAPPYENDです。


※好感度MAXヒロインがいる状態で好感度40超えヒロインが登場した場合について

好感度40以上のヒロインの告白イベント時に、乱入コンマ判定が追加されます。

これを踏んでしまうと強制的にコミュが終了してしまいます。

なお別のヒロインも好感度MAXになった場合、MAXヒロインのうち1人でも最大値が出れば即ENDです。

ハーレムを目指す場合は、MAXヒロインが増えるほど難易度がUPしていきます。


★★※R-18安価・信頼度に関わる安価について

★R-18安価は全て安価下にします。ただし小ネタ安価時は例外とします。

R-18安価については“提督の行動時”にも上記のルールが適用されます。

信頼度に関わる安価が最大値だった場合、実行するか否かを反転コンマ判定(厳しめ)します。

成功で実行(さらに反転コンマ判定)、失敗で踏み止まり自動的に2番目に高いコンマの行動安価を採用します。失敗確率の方が高めです。

1度信頼度に関わる安価を取った場合、実行コンマ時点で失敗した時も含めて1ヶ月間(コミュ3回分)全て安価下にします。


※その他注意事項

コンマ判定(反転含む)時、00は10もしくは100とします。

上旬中旬下旬最初の艦娘コンマ、提督と艦娘の行動安価、コンマ判定時(上昇度低~特大を決める部分)は反転コンマとします。

好感度上昇コンマ(一の位に上昇度をかける部分)は従来通りです。

ショタ提督or艦娘の行動安価や、ヒロインを決める際の艦娘安価での連取りはNGです。好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。


★★※小ネタ安価について

本編終了時に小ネタ安価を取ることがあります。

その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。

同一艦娘の似たような小(エロ)ネタは、最低でも小ネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。

エロ小ネタにつきましては、本編で1度でも艦娘安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。

★尚、エロ小ネタは別板の小ネタ専用スレにて投下いたします。他の小ネタにつきましては、従来通りこの板のスレで投下いたします。

あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。


※ショタ提督の設定について

ガチショタ→合法ショタ→安価ショタ→ガチショタ……のサイクルを繰り返していきます。

安価ショタに関しては、その名の通り安価で提督の設定を決めます。

45→54:どうしようもない


アイオワ「ん~♪」スリスリスリスリ

イオナ「あぅ……」

ショタ提督「えっとえっと……!」オロオロ

ショタ提督(僕の力じゃ、アイオワお姉ちゃんは止められないし……で、でもこのままじゃイオナお姉ちゃんが……!)オロオロ

アイオワ「あぁ……やっぱりキッズはボディもホット♪」ギュウッ

イオナ「うっ……!」

イオナ(ちょ、ちょっと苦しくなってきちゃった……!)

ショタ提督(アイオワお姉ちゃんを離す?いや無理だよ~!じゃあイオナお姉ちゃんをこのままに?でも苦しそうだし……うぁ~!)オロオロ

アイオワ「……ふぅ、堪能したわ♪」スッ

イオナ「あ……」

ショタ提督「……!」

イオナ(やっと離してくれた……)

ショタ提督(良かった~……アイオワお姉ちゃん、自分からイオナお姉ちゃんを離して……)

アイオワ「……やっぱりもうちょっとだけっ!」ギュウッ!

イオナ「ひゃう!?」

ショタ提督「え……!?」

アイオワ「ん~♪」スリスリスリスリ

イオナ「も、もうやめて……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……イオナお姉ちゃん、ご愁傷様。そしてアイオワお姉ちゃん……早めに開放してあげてね?)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

4×1.5=6
1.5+6=7.5/50


アイオワ「ということがあったの!」

金剛「そうなんですカ……でも、イオナは嫌がってたんじゃ……」

アイオワ「そうかしら?あんなにパタパタしてたくらいだし……むしろ喜んでたはずよ!」

金剛「………」

金剛(それ、絶対嫌がってますッテ……)

長門「その話は本当なのか!?」バターン!

アイオワ「キャッ!?な、長門!?」

金剛「……ッ!」

金剛(ま、まずいデース!長門に聞かれたということは……!)

長門「ぐぬぬ……アイオワばかり良い思いをして……!私も提督に頼んで、イオナ達に抱き着かせてもらわねば!」ダッ

金剛「あっ!」

長門「ぬおおおおおおおおおおおおお!提督うううううううううううううううううううううううッ!」ズダダダダダ!

金剛「な、長門ー!」

アイオワ「ふふっ……長門もイオナのソフトなボディを肌で感じたいのね♪」

金剛「………」

金剛(……異世界のイオナ、グッドラック……!)

6ヶ月目:中旬


――とあるパラレルワールド・浜辺


ショタ提督「よっと」シュパッ

ザザー…ザザー…

ショタ提督「ふぅ……たまには、こういう静かな世界も良いよね……波の音が耳に響いてくるよ……♪」

「……あ、あの」

ショタ提督「……え?」チラッ

潜水カ級「………」

ショタ提督「わぁっ!?し、深海棲艦!?どうして浜辺まで……」

カ級「……君、もしかして……“あの時”、私を病院に連れて行ってくれた……あの子……?」

ショタ提督「て、手当て?何を言って…………ッ!」



――数年前

ショタ提督(8)『わぁ~!海が綺麗だなぁ~!こんなに細かい調節も出来るんだ~!“ちょうどこの浜辺に人がいない世界”!』キャッキャ

『……うぅ』

ショタ提督『……え?』チラッ

カ級『………』

ショタ提督『わっ!し、深海棲艦……!』

カ級『た、助け……て……』

ショタ提督『……え?』

カ級『うぐっ……ううっ……』ガクッ

ショタ提督『………』

ショタ提督(よ、よく見ると大怪我してる!?ど、どうしようどうしよう!?いや、でも深海棲艦は僕達の敵だし……)

カ級『……っうぅ』

ショタ提督『……っ!』

ショタ提督(……ううん。ここはパラレルワールドなんだし、悪い人と決まったわけじゃない……はず!)

ショタ提督『……分かった。すぐに助けてあげるから!』スッ

カ級『あ……』

ショタ提督『しっかりつかまってて!いくよ……?“深海棲艦と人類が友好的な世界”へ!』パシュッ!

カ級『きゃっ……!』



ショタ提督「……あの時のお姉ちゃん!?」

カ級「そう……えっと、久しぶり。あの時は……助けてくれて、本当にありがとう……」

ショタ提督「……うん。でも、また悪いことをしてるの?」

カ級「ううん。あの時、君に病院に連れて行ってもらってからは……人間のために、色々なお手伝いをしてるの」

ショタ提督「……そっか」ニコッ

ショタ提督(……良かった。お姉ちゃんが元気になって……それに、味方になってくれて!)



↓1ポーラのコンマ 好感度:45/50<リーチ!>
↓2霰のコンマ 好感度:20.5/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:7.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なおヴェールヌイが最大値の場合は即ENDです

アイオワ「……ツキがまわってきたのかしら!」

アイオワ「いえ、油断は禁物よ!ちょっと気を抜いたら、すぐに運がエスケープしちゃうわ!」

アイオワ「落ち着いて……スローに、そして着実に……!」

アイオワ「………」

アイオワ「……相方がいないと、やっぱり気分がのらないわね」

アイオワ「金剛も英国寄りだけれど、あくまでも日本艦だし……」

アイオワ「………」

アイオワ「えぇい!そんなことシンキングしてる場合じゃないわ!アドミラルに会いに行かなくちゃ!」ダッ





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ザラ「うぇへへへ~♪んぐっんぐっ……///」つワイン

ショタ提督「あ、あ~……」

アイオワ「!?」

アイオワ(ざ、ザラ!?貴女そんなに大酒飲みじゃなかったはずなのに……)

ショタ提督「ざ、ザラお姉ちゃん……」

ザラ「えへへ~♪なんですかぁ~?///」グデングデン

ショタ提督「えっと……飲み過ぎはダメだよ?」

ザラ「良いじゃないですかぁ~!というより、これくらいじゃ飲んだ内に入りませんよ~!ごきゅごきゅ……///」

ショタ提督「………」

アイオワ「……!」

アイオワ(あっ、もしかしてパラレルワールドのザラかも!)

ザラ「ぷはぁ!お代わりいきますよ~///」つ日本酒

ショタ提督「………」

ショタ提督(パラレルワールドのザラお姉ちゃんと遊ぼうと思ったんだけど……まさか、ポーラお姉ちゃんみたいな大酒飲みのザラお姉ちゃんがいる世界に繋がっちゃうなんて……)

ザラ「え~?ポーラ~?飲んでませんって~!えへえへえへへへぇ~///」グデングデン

ショタ提督(しかも、向こうの世界だとポーラお姉ちゃんがあまりお酒は飲まないで……ザラお姉ちゃんに注意するくらいだし……)

ザラ「ごくごくごくっ!///」

アイオワ「………」

アイオワ(……奥が深いわね、パラレルワールドって)






アイオワの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

トイレ&お風呂入って来ます。45分~1時間後に再開予定です。

お待たせしました!再開します。

アイオワ「………」

アイオワ(……また、良いこと思いついちゃった!)ダッ




ザラ「うぇへへへ~///」グデングデン

ショタ提督「………」

ショタ提督(完全に酔っぱらっちゃってるよ……う~ん、どうすれば良いのかな……)

ガチャ

ショタ提督「……?」チラッ

アイオワ「ほらほら!スピーディに!」グイグイ

ザラ(本編)「ちょ、ちょっとアイオワさん……!」

ポーラ「見せたい人がいるって……あっ///」

ポーラ(提督……///)

ショタ提督「あ、アイオワお姉ちゃん!?それにザラお姉ちゃんと……ポーラお姉ちゃん……」

ザラ(平)「あ~!私だ~!私が目の前にいるぅ~!///」グデングデン

ザラ「……え?」

ポーラ「……!?」

ザラ(わ、私が……)

ポーラ(沢山、お酒を飲んで……まるでポーラみたいに……!)

ザラ(平)「んぐっんぐっ……ぷはぁっ!ほらほら~!美味しいお酒がありますよ~!///」グデングデン

アイオワ「ほら!凄いでしょ!?」

ザラ「……提督」

ショタ提督「……うん」

ポーラ「このザラ姉様って……やっぱり、パラレルワールドから……?」

ショタ提督「……うん」

ザラ(平)「あははははは~!世界が回って見えますぅ~!///」

アイオワ(ふふっ……さて、どんな反応をするのか……このアイで見届けないと!)ジー

ザラ「………」

ポーラ(べ、別世界のザラ姉様……凄い飲みっぷり……)





反転コンマ判定:ザラ&ポーラの反応は?

01~49:ザラご乱心!ポーラなだめる
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ザラ呆れる。ポーラ少し引く
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:ザラ受け入れる。ポーラ、ザラ(平)に少しだけ注意する
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

53→35:ザラさんもちつけ


ザラ(平)「うぇへへへ~///」グデングデン

ザラ「………」プルプル

ポーラ「……ざ、ザラ姉様?」

ショタ提督「ザラお姉ちゃん……?」

アイオワ(さて、どう出るかしら……?)

ザラ「……う」

ショタ提督ポーラアイオワ「う?」






ザラ「嘘よおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

ショタ提督「!?」

アイオワ「!?」

ザラ(平)「ふぇ?///」

ポーラ「ね、姉様!?」

ザラ「こんな……こんなお酒にまみれた私なんて……そんなの……私じゃない!私じゃないのよおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」ガクガク

ポーラ「ザラ姉様!落ち着いて!」ガシッ

ショタ提督「だ、大丈夫!?」アセアセ

ザラ(平)「も~!急に大声出さないで下さいよぅ~!頭に響くじゃないですかぁ~///」

ザラ「ポーラ!離して!なんとしてもあの私を矯正しないと!でないと耐えられないわ!うああああああああああああああああッ!!」グググ…!

ポーラ「パラレルワールドです!あくまでもパラレルワールドですから!」グググ…!

ショタ提督「あわわわ……ど、どうしよう!?」

アイオワ「……あ、あー」

アイオワ(ちょ、ちょっと刺激が強すぎたかしら……)

ザラ(平)「ほらほら~!お酒でも飲んでゆっくりしましょ~?イライラした時は飲むのが1番ですよ~?///」

ザラ「ああああああああああああああああああああああああッ!!」

ポーラ「ざ、ザラ姉様ぁっ!」





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

2×1.0=2
7.5+2=9.5/50


ザラ「はぁはぁ……」

ポーラ「ほ、ほら!異世界のザラ姉様は提督が元の世界に送り戻してくれましたから……ね?」ナデナデ

ザラ「………」

アイオワ「……ソーリィ。まさかここまで拒否反応を起こすとは思わなくて……」

ポーラ「……私も同意見です」

ショタ提督「た、ただいま!さっきのザラお姉ちゃんは、ちゃんと向こうの世界に送って来たから大丈夫!」シュパッ

ザラ「……うぅ」

ザラ(あんな……あんな私がいるなんて……)ズーン

ポーラ「………」

アイオワ「………」

ショタ提督「……あ、あくまでもパラレルワールドだからね?ザラお姉ちゃんは、ほら!ポーラお姉ちゃんがお酒を飲んでたら注意する、いつものお姉ちゃんだからね?」アセアセ

ザラ「……はい」

アイオワ「………」

アイオワ(……これからは、せめて会わせる時は……事前にテルしないと!)





――

ポーラ(平)「ザラ姉様!またこんなに飲んでるんですか!」

ザラ(平)「だってぇ~……我慢出来なかったら……///」

ポーラ(平)「ダメですよ!お酒の飲み過ぎは体に毒です!」

ザラ(平)「平気よ~!私達は艦娘なんだからぁ~///」

ポーラ(平)「そういう問題じゃありませんよ!」

6ヶ月目:下旬


屋上


ヴェールヌイ「……ねぇ、司令官」

ショタ提督「……どうしたの?」

ヴェールヌイ「不意に思い浮かんだんだけど……パラレルワールドに移動出来るということは……本来なら辿ることの無かった、違う歴史も見ることが出来るんだよね?」

ショタ提督「うん。これまでも、色々な世界を見てきたよ?」

ヴェールヌイ「……じゃあ、戦争が起こらなかった世界も……あるんだね?」

ショタ提督「……もちろん」

ヴェールヌイ「そっか……」

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「……じゃあ、日本の人口は……この世界より、多いのかな」

ショタ提督「……いや、そうとは限らないよ」

ヴェールヌイ「え……?」

ショタ提督「もちろん、戦争が起きないまま平和になった世界もあったけど……別の戦争が起こったりして、僕達の世界より……」

ヴェールヌイ「……っ」

ヴェールヌイ(……やっぱり、甘く無いか)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……やっぱり、戦争はダメだよ。悲しい結果しか生まないから……!)




↓1ポーラのコンマ 好感度:45/50<リーチ!>
↓2霰のコンマ 好感度:20.5/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:9.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なおヴェールヌイが最大値の場合は即ENDです

ヴェールヌイ「………」

ポーラ(……は、早くENDまでたどり着かないと!)

霰「次は私……まだ諦めるのは早い、のかな……」

アイオワ「うむむ……連続で行動しても、コンマが……!」


今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
祝23スレ目!ひとえに皆様のお陰です!本当にありがとうございます!

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

霞「………」つ本

満潮「………」つスマホ ポチポチ

霰「………」

霞(……あんな世界も、あるんだ……)

荒潮「……霰ちゃん、どうしたの~?」

霰「……この前、別世界の……」

霞満潮「」ビクッ

荒潮「別世界の~?」

満潮「あ、霰!?」

霞「その話はしないで!お願いだから!」

霰「え……?」

荒潮「ふふっ……この慌てよう。もしかして、2人が関係してるの~?」ニヤニヤ

霞「えっ!?いや、それは……」

荒潮「あらあら~♪何があったの~?私にも聞かせて~?」ニヤニヤ

満潮(……墓穴堀った)ガクッ

霰「………」

霰(ザラさんとポーラさんの話をしようと思ったんだけど……3人共、勝手に誤解してる……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

霰「……?」

霰(あれ?司令官、いないのかな……)

千歳「提督なら、さっき曙ちゃん達と向こうに行ってたわよ?」

霰「……そうなんですか?ありがとうございます……」タタタ…



ショタ提督「ここが工廠!」

曙(平)「わぁ~……って、私のところとほとんど同じね」

満潮(平)「まぁ、いくらパラレルワールドといっても……大雑把なところは同じなのかも」

霞(平)「でも、相変わらず明石さんと夕張さんは無我夢中で何か作ってるのね」

霰「……!」

霰(いた……!でも、曙ちゃんはともかく……どうして霞や満潮お姉ちゃんがいるのかな。さっき部屋にいたはずなのに……)

ショタ提督「ふふっ……僕の鎮守府だと、そこまで凄い物は作れないそうなんだけど……友達の鎮守府(主に3周目鎮守府)なら、とんでもない物が作れるんだよ~!」

霰(司令官も、かなりとんでもない気がするけど……)

曙「そうなの?」

ショタ提督「うんっ!どんな物でも作れるって言ってたよ?」

満潮「何ですって!?じゃあ、司令官といつでもラブラブ出来る物も作れるの!?」ズイッ

霞「それこそ、周りを夜の街灯の下で2人寄り添って……なんてシチュエーションも実現出来るの!?」

霰「えっ!?」

ショタ提督「それくらいなら、多分1時間もかからないんじゃないかな?」

曙「じゃ、じゃあ……私がずっと憧れてた『1日だけ提督と2人きり』という状況も……!///」

霞「甘いわ曙!いっそ『世界で2人だけ』の方が……!///」

満潮「いや!いっそ『とある惑星で2人で過ごす』方がロマンチックじゃない!?///」

霰「………」

ショタ提督「あ、あはは……」

ショタ提督(段々スケールが大きくなってるような……でも、あそこなら本当に実現出来ちゃうからなぁ……)

霰(……分かった。この霞と満潮お姉ちゃんは……パラレルワールドから来てるんだ。絶対そうだ……!だって、あの2人がこんなに素直なわけが……!)





霰の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

霰「………」

霰(……この衝撃は霰だけじゃ抱えきれない……!他の人も呼ばなきゃ……!)ダッ

・・・÷

ドタドタドタ

荒潮「あの満潮ちゃんと霞ちゃんがデレデレですって~!?」ドタドタ

漣「そりゃあこの目で確かめて見んとなぁ!」ドタドタ

霰「こっち……!」ドタドタ



ショタ提督「……じゃあ、後で3周目鎮守府に行く?」

曙満潮霞「うん!」キラキラ

曙「あぁ……夢にまで見た、提督とのラブラブなロマンス……♪///」クネクネ

満潮「司令官と、隣り合いながら……耳元で愛の嘆きを囁いてもらって……///」クネクネ

霞「そして最後には暑い口づけ……そして……キャーキャー!///」クネクネ

漣「」アングリ

荒潮「あ、あらあらぁ……?」

霰「……ね?凄い破壊力でしょ……?」

漣「……いや、もうクリティカルヒット過ぎて……何!?何なのこれ!?アレ本当に曙ちゃんなの!?そりゃあ8周目鎮守府の曙ちゃんも8周目提督さんにデレてるとはいえ……これは行き過ぎじゃない!?」

荒潮「そ、そうねぇ……これはちょっと、私も予想外というか……言葉に出来ない何かが心にタックルしてきたというかぁ……」

霰「……だよね」

漣「……あぁ、だからこの前曙ちゃんは砂糖を吐きながら苦しんでたわけか……納得」

荒潮「……満潮ちゃんと霞ちゃんが妙に慌ててたのは、これだったのね」

霰「………」





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:本編の3人がやって来る
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:デレデレ勢、愛の言葉がエスカレート
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:提督、霰達に気づく。そして上を直接聞かされて……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

53→35:お疲れ様でーす


曙(本編)「……ん?漣?」

満潮(本編)「それに荒潮と霰まで……」

霞(本編)「工廠の前で何してるのよ?」

漣「ゲッ!いつもの曙ちゃん!?」

荒潮「み、満潮ちゃん……」

霰(……霞!)

曙「ゲッって何よゲッって!何か見られたくないものでもあるの!?」

漣「いやそうじゃなくて……」

満潮「怪しいわね……」ジトー

霞「そこをどきなさいな!」グイッ

霰「あっ……」

曙満潮霞「一体何を見て…………ッ!?」




曙(平)「ほら!提督の写真!カッコ良いでしょ~!」つ写真

満潮(平)「甘いわね!私なんてスマホに動画を保存してるんだから!」つスマホ<ミチシオ…スキダ!

霞(平)「なら私が1番よ!なんてったって常に電話中モードにしてるんだから!ねっ、司令官♪」つスマホ<アァ!オレタチハ イツダッテ イッショダ!

ショタ提督「ふふっ……皆、本当にそれぞれの提督が好きなんだね~!」

曙満潮霞「当たり前でしょ!大好きだもん!」ニコッ

曙「」

満潮「」

霞「」

漣「あ~あ……」

荒潮「……ご愁傷様」

霰「………」

霰(……また、しばらく頭を抱えて唸りそう)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

8×1.0=8
20.5+8=28.5/50


ポーラ「………」ジー


ショタ提督「それでね?あの後皆で3周目鎮守府に行って……それぞれ、欲しい物を作ってもらったんだ~!」トテトテ

ヴェールヌイ「……そ、そうなんだ」スタスタ

ヴェールヌイ(……改めて、パラレルワールドの秘める可能性を再確認したよ。まさか曙や満潮、霞がそんなことに……)

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督「……ヴェールヌイお姉ちゃん?」

ヴェールヌイ「……あ、いや。何でもないよ」

ショタ提督「……?」

ヴェールヌイ(……この調子だと、他の素直じゃない艦娘も……)

<うあぁぁ……

<だ、大丈夫……?

ショタ提督「……?」チラッ

ヴェールヌイ(……朝潮型の部屋から、声が……)

霞「……さっきの光景が頭から離れない……」ハイライトオフ

満潮「あんなの……あんなの、私じゃない……」ハイライトオフ

大潮「そ、その……気にしないで!たかがパラレルワールドだし!」アセアセ

荒潮「……ま、まぁそういう世界だってあるわよ~!でも、あくまでも別人だからね?」アセアセ

満潮霞「………」

霰「………」

霰(……しばらく引きずりそう)

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督(……ど、どうしたんだろう?2人共……)

ヴェールヌイ(……もしかして、2人にとっての“惨劇”を偶然見ちゃったのかな……?)


ポーラ「………」シュン

ポーラ(提督……)





今月のリザルト:6ヶ月目

ポーラ:45/50<リーチ!>『何となく、視線を感じるような……』
霰:28.5/50『別世界の霞お姉ちゃんと満潮お姉ちゃん、凄く素直だったなぁ……』
ヴェールヌイ:50/50<END開放!>『大好きっ!』
アイオワ:9.5/50『最近、よくお喋りするかも!』

7ヶ月目:上旬


――ながもんワールド

ショタ提督「はい、着いたよ?」シュパッ

長門「………」

長門(冗談半分で『私だらけの世界』があったりしてな……と言っただけなのに、まさか案内されるとは……)

ショタ提督「あ、ほら!あそこに!」スッ

長門「ん?向こうに…………うわぁっ!?」ビクウッ!



戦艦長門「ん?戦艦担当の私か。相変わらず元気そうだな」

潜水艦長門「おぉ、潜水艦担当の私か。そちらも元気そうだな」

軽巡長門「おぉ、戦艦担当に潜水艦担当の私じゃないか!」

戦艦長門「ん?軽巡担当か。遠征は終わったのか?」

軽巡長門「あぁ。大成功だった!」キラキラ

駆逐艦長門「お~い!」

潜水艦長門「おぉ、駆逐艦担当の私じゃないか!」

駆逐艦長門「聞いてくれ!さっき出撃した海域で、見事完全勝利を飾った!」

戦艦長門「本当か!?」

軽巡長門「よくやったぞ!早く提督担当の私に連絡せねば!」

重巡長門「………」ジー

空母長門「はぐはぐ……ん?おやつなら自分のがあるだろう」

※全員、外見は本来のながもんのまま、服装がそれぞれの艦種に合わせたものに着替えている状態のながもん達をご想像下さい。
サイズはちゃんとながもんに合わせたものを着用しています。



ショタ提督「………」

長門「………」

ショタ提督「……ね?長門お姉ちゃんだらけの世界もあるでしょ?」

長門「……あ、あぁ」

長門(……地獄絵図じゃないかあああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!)





↓1ポーラのコンマ 好感度:45/50<リーチ!>
↓2霰のコンマ 好感度:28.5/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:9.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なおヴェールヌイが最大値の場合は即ENDです

アイオワ「へぇ~!中々面白そうじゃない!」

長門「そんなわけないだろう!?辺り一面、見渡す限りの私だぞ!?目がもたない!」

アイオワ「そうかしら?自分同士なら話もマッチしそうだけど……」

長門「……お前はそんな光景を見たことがないから、そんなことが言えるんだ」

アイオワ「失礼ね!私だって最低でも29人の自分と顔を合わせたことがあるわ!」

長門「……歴代鎮守府は例外だッ!」

アイオワ「えー」

長門「………」

長門(大体、私がスク水や空母の格好をしているんだぞ!?それこそ悶絶ものだ!)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

お風呂入って来ます。45分~1時間前後に再開予定です。

お待たせしました!再開します。

人生ゲームは未プレイの為、間違った描写があればすみません。


伊168「やった!あがりね!」

ショタ提督「えっ、もう!?」

アイオワ「………」

アイオワ(アドミラルだけじゃなく、潜水艦達も集まっているかと思えば……人生ゲームをプレイしてたのね!)

伊8「次は私ですね。えいっ」つルーレット カラカラ…

まるゆ「………」

まるゆ(……まるゆ、最下位です)シュン

伊8「3……あ、結婚マス」

ショタ提督「うぐぐ……」

まるゆ(ハチさんにお祝い金を渡さないと……うぅ、出費がぁ……)

伊168「~♪」←勝者の余裕

アイオワ「………」

アイオワ(イムヤが一抜けで、ハチとまるゆとアドミラルが苦戦中みたいね……)

ショタ提督「次は僕!それっ!」つルーレット カラカラ…

ショタ提督「4か~。えーっと……あっ!」

まるゆ「あ……私と衝突……」

ショタ提督「……慰謝料、支払わないと」シュン

まるゆ(……少しだけ、出費が戻りました!)

アイオワ「………」

アイオワ(さて……ミーはどうしようかしら?)






アイオワの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

ショタ提督(このままじゃ負けちゃう……!)

アイオワ「……!」

アイオワ(アドミラル、凄く困ってるみたい……だったら!)ダッ



伊8「……あ、提督と衝突しちゃった」

ショタ提督「………」

ショタ提督(さっきの衝突は、これで±0になったけど……)

まるゆ(何とかビリは避けたいです……!)

ガチャ

ショタ提督伊168伊8まるゆ「え?」チラッ

アイオワ「アドミラルー!」つポンポン

ショタ提督「……あ、アイオワお姉ちゃん?」

アイオワ「まだ勝負はついてないわ!ラストまで諦めちゃダメ!目指せビクトリー!」

伊8「え、えっと……?」

アイオワ「フレー!フレー!アドミラルー!」

まるゆ(……隊長の応援に来たんでしょうか?)

ショタ提督「……!」

ショタ提督(お姉ちゃん……ようし!応援してもらったからには、まだまだやるぞー!)

アイオワ「ファイト!アドミラルー!」

ショタ提督「ようし!負けないよ!ハチお姉ちゃん!まるゆお姉ちゃん!」

伊8「むっ……私こそ!」

まるゆ「まるゆだって……!」

伊168「………」

伊168(先にゴールしちゃったせいで……どことなく疎外感が……)





反転コンマ判定:応援の成果は!?

01~49:4位(ビリ)
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:3位
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:2位
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

74→47:残念


アイオワ「フレー!フレー!アドミラルー!」

ショタ提督「このままどんどん進んで……」

伊8「あ、人生最大の賭け……成功しちゃった!」

ショタ提督「えっ!?」

アイオワ(あ、あれ?)

まるゆ「あ、仕返しマス……隊長、ごめんなさいっ!」

ショタ提督「うぐっ!」

アイオワ(ちょ、ちょっとちょっと!)

ショタ提督「こ、こうなったら僕も……うわぁー!逆に借金を作っちゃったぁ!」

アイオワ(アドミラル、どんどん負けていってない!?)

伊8「家を建てましょう!」

まるゆ「引っ越しします!」

ショタ提督「あぅ……」

アイオワ「………」





伊8「2位です!」

まるゆ「さ、3位です……!」

ショタ提督「………」

アイオワ「………」

伊168「え、えっと……司令官、どんまい……?」

ショタ提督「……うぅ」シュン

アイオワ「………」

アイオワ(そ、そんな……私のホットな応援をもってしても……アドミラルを勝利に導けないというの……!?)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

8×1.0=8
9.5+8=17.5/50


ショタ提督「……じゃ、じゃあ!次は別のゲームで勝負しようよ!」

伊168「……えぇ。良いわよ?」

伊8「種目は提督にお任せしますね?」

まるゆ「まるゆもそれで良いです!」

ショタ提督「本当に?それじゃあ……七並べで!」

伊168伊8まるゆ「了解!」

アイオワ「……アドミラル、次こそ勝ちに行くわよ!」

ショタ提督「うん!」

ショタ提督(……流石に2連敗したりしないよね?)※フラグです

・・・÷

伊8「1位です!」

まるゆ「2位……です!」

伊168「あちゃ~、3位かぁ……」

アドミラル「………」

ショタ提督「………」ズーン

アドミラル(……アドミラル、もしかして駆け引き系のゲームが苦手なのかしら)

ショタ提督「うぅ……」

ショタ提督(どうして……どうして勝てないんだろう……)

7ヶ月目:中旬


いつもの喫茶店


12周目提督「……ねぇ」

ショタ提督「なぁに?」

12周目提督「この前……女の子の僕と会ってたんだよね?」

ショタ提督「うんっ!あっちの12周目提督君は、見た目は男の子なんだけど……性別が女の子だったんだ~!」

12周目提督「……えっと、他の皆もそんな感じなの?」

ショタ提督「え?」

12周目提督「その……性別や性格が反対なのかなって……」

ショタ提督「う~ん……こことほとんど変わらない世界もあるからなぁ……でも凄く珍しい世界もあったよ?」

12周目提督「例えば……?」

ショタ提督「そうだなぁ……まずは女の人に全く興味が無い19周目提督君とか!」

12周目提督「……!?」

ショタ提督「他にも、すっごく弱い21周目提督君や……大人しい7周目提督君もいたっけ。あ、いつもドタバタ走り回ってる4周目提督君もいたよ?」

12周目提督「………」

ショタ提督「それから……」

12周目提督「………」

12周目提督(……ちょっとだけ、見てみたいかも)



秋月(12周目)「女の子の司令ですって!?」つカメラ

山雲(12周目)「是非私達も見てみたいわね~!」つカメラ

時雨(12周目)「うん!このカメラに余すことなく写真を……!」つカメラ

大淀(12周目)「男の娘の提督と女の子の提督の夢の共演……それが現実になるんですか!?」つカメラ

12周目提督「………」

ショタ提督「あ、あはは……」

ショタ提督(12周目鎮守府の秋月お姉ちゃん達も相変わらずだなぁ……)





↓1ポーラのコンマ 好感度:45/50<リーチ!>
↓2霰のコンマ 好感度:28.5/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:17.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なおヴェールヌイが最大値の場合は即ENDです

ヴェールヌイ(……急ぐことはないさ。私はもうENDが確定しているんだから……)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

18:00~19:00頃開始予定です。途中で休憩を挟むと思います。

始めます。

アイオワ「性別が反対のワールド?」

金剛「はい。さっき提督がそう言ってましタ」

アイオワ「まぁ、パラレルワールドならどんなことだってあり得るものね……じゃあ私達も!?」

金剛「みたいデース。異世界の12周目提督君の相手が秋月なのは同じですガ、艦娘ではなく“艦息”らしいですヨ?」

アイオワ「艦息……えっと、じゃあ向こうでは艦娘は皆マン(男)なの!?」

金剛「イエース!って、私達からしてみれば馴染みのないことだけどネ……」

アイオワ「………」

金剛「………」

アイオワ「……想像しようとしてストップしたわ」

金剛「……賢明な判断デース」






ショタ提督「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

25周目提督(不真面目)「………」

26周目提督(真面目)「………」つ書類 カキカキ

アイオワ「………」

アイオワ(あれは……25周目提督に26周目提督?でも、いつもとディファレントな気が……あ、もしかしてパラレルワールドから来たのね?)

25周目提督「……やってられないよ」ゴロン

アイオワ「!?」

ショタ提督「……やっぱり、仕事がそんなに大変なの?」

25周目提督「違う……無理矢理海軍学校にブチ込まれて、やりたくもない勉強を強制させられて……真面目に仕事しろって方が無理……」グデー

ショタ提督「……そ、そっか」

アイオワ「………」

アイオワ(あ、あの25周目提督が……あんな不真面目に……!)

26周目提督「はぁ……気持ちは分からなくもないけど、提督になったからには艦娘の為にやるべきことはキッチリしろよ……」カキカキ

アイオワ「!?!?」

ショタ提督「……こっちにも書類を持ち込んでるんだ」

26周目提督「当たり前じゃん。休んでる暇があったら仕事しないとな。でないと書類を溜め込むことになっちゃうからな」カキカキ

ショタ提督「………」

ショタ提督(でも、その日付……再来月になってるよ……?)

アイオワ「………」ガクガク

アイオワ(に、ににににに26周目提督があんな真面目に……!?こ、こんなことがあっても良いの……!?)ガクガク






アイオワの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

25周目提督「はぁ……出来ることなら辞めたいよ、提督……」ゴロン

26周目提督「何言ってんだ。1度なったからには投げ出すなよ」カキカキ

アイオワ「………」

アイオワ(で、でも……これは是非“あの2人”に見てもらいたいわね……!)ダッ

・・・÷

25周目鎮守府

暁(25周目)「え?パラレルワールドの司令官?」

アイオワ「そうよ!一緒に来て!」

・・・÷

26周目鎮守府

嵐(26周目)「あの司令が真面目に~?ウッソだぁ!」

アイオワ「本当なの!口で話すより見てもらった方が早いわ!」

・・・÷

ショタ提督「……はい、お茶!」つお茶 コトッ

25周目提督「……お構いなく」グデー

26周目提督「……悪いな」カキカキ

ショタ提督「気にしないで」ニコッ

25周目提督「あぁ~あ……いっそここで暮らしたら、もうお仕事しなくて済むのかなぁ……」ゴロゴロ

26周目提督「んなことしたら暁が悲しむだろ」カキカキ

25周目提督「……冗談だよぅ。でも、お仕事なんてお断りだよ……」

暁「……!?」

嵐「……!?」

アイオワ「……ね?」

暁「えっ、嘘!?あの子……本当に司令官なの!?」

嵐「あんな真面目な司令、初めて見たんだけど……」

アイオワ「………」

アイオワ(やっぱり驚いてるわね……ま、無理もないか……)

暁「………」

嵐「………」





反転コンマ判定:暁嵐の行動は?

01~49:とりあえず話してみる
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:暁は説教、嵐は褒めまくる
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:なんと25・26周目提督もついて来ていた!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

すみません!書いてから『提督を呼ぶ』部分を見落としているのに気付きました!
急いで提督を加えて書き直します!申し訳ありません……このレスのコンマは無効でお願いします。

25周目提督「はぁ……出来ることなら辞めたいよ、提督……」ゴロン

26周目提督「何言ってんだ。1度なったからには投げ出すなよ」カキカキ

アイオワ「………」

アイオワ(で、でも……これは是非“あの2人”に見てもらいたいわね……!)ダッ

・・・÷

25周目鎮守府

暁(25周目)「え?パラレルワールドの司令官?」

25周目提督「しかも……僕と正反対、なの……?」

アイオワ「そうよ!一緒に来て!」

・・・÷

26周目鎮守府

嵐(26周目)「あの司令が真面目に~?ウッソだぁ!」

26周目提督「……自分でもそう思う。つか僕恐ろしい程真面目って……」

アイオワ「本当なの!口で話すより見てもらった方が早いわ!」

・・・÷

ショタ提督「……はい、お茶!」つお茶 コトッ

25周目提督(平)「……お構いなく」グデー

26周目提督(平)「……悪いな」カキカキ

ショタ提督「気にしないで」ニコッ

25周目提督(平)「あぁ~あ……いっそここで暮らしたら、もうお仕事しなくて済むのかなぁ……」ゴロゴロ

26周目提督(平)「んなことしたら暁が悲しむだろ」カキカキ

25周目提督(平)「……冗談だよぅ。でも、お仕事なんてお断りだよ……」

25周目提督「……!?」

26周目提督「お、おいおいマジか……」

暁「……えっ!?」

嵐「……はぁ!?」

アイオワ「……ね?」

暁「えっ、嘘!?あの子……本当に司令官なの!?」

25周目提督「………」

嵐「あんな真面目な司令、初めて見たんだけど……」

26周目提督「いや、あれは僕じゃない。僕に似た何かだろ!?むしろそうだと言ってくれ!」

アイオワ「………」

アイオワ(やっぱり驚いてるわね……ま、無理もないか……特に25周目提督と26周目提督からしてみれば、正反対の自分を見せつけられてるわけだし……)

暁「………」

25周目提督「………」

嵐「………」

26周目提督「………」


反転コンマ判定:暁嵐の行動は?

01~49:とりあえず話してみる
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:不真面目25周目提督に軽くお説教、真面目26周目提督を褒める
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:それぞれ反対の提督同士(真面目26周目と25周目、不真面目25周目と26周目)が意気投合
好感度上昇:特大 ×2.0

コンマは>>119をそのまま採用させていただきます。度々申し訳ございません。

30→03:お話タイム


25周目提督「……と、とりあえず……お喋り、してみる……?」

26周目提督「……あ、あぁ。このまま見てるだけじゃ、僕の精神が持たない……!」

暁「そ、そうね。まずは話してみないと……!」

嵐「だな……にしても、世界って広いんだなぁ……」

アイオワ「………」

アイオワ(……27周目提督の時と同じね。面白くなってきたわ!)



25周目提督(平)「……あっ」

26周目提督(平)「ん?どうしたんd…………おっ」カキカキ

アイオワ「ヤッホー!アドミラル~!」

ショタ提督「アイオワお姉ちゃん!」

25周目提督(平)「……うわっ」

暁「ちょっと!私を見て“うわっ”て何よ!」ぷんすか!

25周目提督(同じ僕なのに……暁お姉ちゃんに、そんなことを言うなんて……)シュン

26周目提督(平)「ははぁ、さてはこの世界の僕と嵐だな?」カキカキ

嵐「あ、あぁ」

26周目提督「……同じ僕同士だけあって察しが良いな」

25周目提督(平)「……暁お姉ちゃん、また僕を怒りに来たの……?」ジトー

暁「そうじゃないけど、そう……なのかしら。とにかく!どうしてそんなに怠けてるの?」

25周目提督「そ、そうだよ……お姉ちゃん達の為に、お仕事はちゃんと……」

25周目提督(平)「……やだ。やらないって言ったらやらない……!」プイッ

暁(……中々強情ね)

25周目提督(……同じ僕、なのに)

26周目提督「お前それでも僕か!?そんな仕事の鬼になっちゃったら、休憩すら出来ないじゃん!」

26周目提督(平)「いや、提督が仕事をするのは当たり前じゃん。使命みたいなもんだし……むしろ何でそっちの僕は怠けようとするんだ」カキカキ

26周目提督「ぐっ……」

嵐「………」

嵐(スゲー。あの司令が言い返しにくそうな顔してる。やっぱり自分からの言葉には弱いのか)

アイオワ「………」

アイオワ(ふふっ……こんな光景、アドミラルがいなかったら絶対実現しなかったわよね!)

ショタ提督「……ふふっ」ニコニコ

ショタ提督(良かった~!この世界の皆と、パラレルワールドの25周目提督君と26周目提督さんが仲良くなれたみたいで!)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

7×1.0=7
17.5+7=24.5/50


25周目提督(平)「………」プイッ

暁「……ねぇ、どうしてあの司令官はあぁなっちゃったの?」ボソボソ

25周目提督「……僕にも分からないよ」ボソボソ

25周目提督(平)「………」

25周目提督(平)(皆、嫌い……よってたかって、僕に仕事仕事って……)


26周目提督「はぁはぁ……」

26周目提督(平)「ふぅふぅ……こ、こりゃあ言い合っても平行線だな……」カキカキ

26周目提督「……お前さぁ、こっちが言ったことに対して絶妙な切り替えししてくるなよな!」

26周目提督(平)「お互い様だろ……同じ僕同士の癖して……」カキカキ

嵐「………」

嵐(司令達の討論……レベルが高すぎてついていけなかったな。どっちもお互いの発言の穴をついた反論を繰り返して……)


ショタ提督「もう意気投合したんだね~♪」ニコニコ

25周目提督(平)「……そんなわけ、ないよ」

暁「そうよ!同じ司令官なのに、どうしてここまで考え方に差が……!」

25周目提督「………」シュン

26周目提督「この僕と意気投合!?冗談だろ!?」

26周目提督(平)「むしろ一生分かり合えない気がするんだけど……」カキカキ

嵐「……本当に、同じ人間でもこんなに違うんだなぁ」

アイオワ「……♪」クスッ

アイオワ(本当、退屈しない毎日ね~!)

7ヶ月目:下旬


ショタ提督「………」

金剛「ヘーイテートクゥー!何してるんでs…………ワッツ!?」

蒼龍「提督~。一緒にアイスでも食べに行k…………えっ」



ジャマイカからやってきた金剛型1番艦「Yah-man、ブラザー!」

バズーカ蒼龍「……ん?ここはどこだ?」キョロキョロ



金剛「……提督」

ショタ提督「……うん」

蒼龍「えぇっとぉ……そこにいる、金剛さんに似……てないけど、それっぽい人と私のコスプレしてる男の人は……?」

ジャマイカからやってきた金剛型1番艦「おっと、俺は金剛じゃねぇ。ジャマイカからやってきた金剛型1番艦だ。そこんとこ、よろしく頼むぜ?」

金剛「どっちでも良いデース!提督!これはどういうことですカ!?」

ショタ提督「いや、ね?パラレルワールドの金剛お姉ちゃんや蒼龍お姉ちゃんを呼んで、一緒に遊ぼうと思ったんだけど……」

バズーカ蒼龍「パラレルワールド……じゃあ、俺はこの子に呼び出されたのか!?なんか別の作品みたいだな……」

ショタ提督「……間違っちゃった」

蒼龍「いやいやいやいや!?間違いすぎでしょ!?」

ジャマイカからやってきた金剛型1番艦「Yah-man、ブラザー!間違いは誰にだってあるさ!気にしないで、楽しく生きようぜ」ニカッ

バズーカ蒼龍「あぁ。そこのガタイの良い男の言う通りさ。失敗から学ぶこともあるからな」

金剛「ああああああああああああッ!!」ゾワゾワッ

蒼龍「せめてコスプレはやめてえええええええええええッ!!」ゾワゾワッ





↓1ポーラのコンマ 好感度:45/50<リーチ!>
↓2霰のコンマ 好感度:28.5/50
↓3ヴェールヌイのコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4アイオワのコンマ 好感度:24.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なおヴェールヌイが最大値の場合は即ENDです

ヴェールヌイ「……やっとゴール、か」

アイオワ「……結局、30超えは出来なかったわね」

霰「……残念」

ポーラ「ぐすっ……ううっ……!」ポロポロ


というわけで、ひたすらカオスな30周目は幕を下ろしました。
続いて艦娘安価へ移ります!

※このレスではまだ安価を取りません。

恒例の注意事項です。


※今回登場した艦娘(ポーラ、霰、アイオワ)はNGです。

※ENDを迎えた艦娘(ヴェールヌイ)はNGです。

※深海棲艦もNGです。

※浦風は安価下にします。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、5周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。


次の>>1のレスからスタートです。

1人目

↓1~↓8で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数は更に反転コンマ対決

1人目:鬼怒(100)

2人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数は更に反転コンマ対決

2人目:ローマ(59→95)

3人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数は更に反転コンマ対決

3人目:名取(29→92)

ラスト4人目!

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数は更に反転コンマ対決

4人目:阿賀野(69→96)

というわけで31周目ヒロインは
鬼怒(23周目より再登場)、ローマ、名取(3周目より再登場)、阿賀野となりました。

長良型が2人再登場!特に名取は久々で感慨深いです。

それではエピローグ&オープニングを書いてきます。よって今回はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました!

小ネタが遅れ気味で申し訳ありません。必ず完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。


それではまた次回の更新でお会いしましょう。

終わりと告げておいてエピローグを投下する>>1がそこにいた!
エピローグが思ったより早く仕上がったので、先に投下します。オープニングはもうしばらくお待ちください。

――30周目提督が住んでいた世界・鎮守府建設予定地


ショタ提督「……よっと」シュパッ

ヴェールヌイ「……!」

ヴェールヌイ(ここが、司令官が育ってきた……パラレルワールド……)

ヴェールヌイ「……司令官の言った通り……何もないね」キョロキョロ

ショタ提督「うん。僕の世界では、30周目鎮守府はまだ建てられていないからね」

ショタ提督(でも、あれから半年以上も経ってるのに……骨組みすら組み立てられてないのは予想外かも……)

ヴェールヌイ「……あぁ。確かこの世界では、私達は存在していなかったんだっけ」

ショタ提督「………」コクリ

ヴェールヌイ「……周りには家が立ち並んでいるけど、妙に静かだね」

ショタ提督「……早朝だからね。ほら、覚えてる?僕が初めて、お姉ちゃん達の世界に来た時……」

ヴェールヌイ「忘れるわけないじゃないか。海に落ちて行った司令官……強烈過ぎて、今でも思い出すよ」

ショタ提督「……あはは///」

ヴェールヌイ「……じゃあ、司令官はあの時……ここを通って来たんだね?」

ショタ提督「そうだよ。朝日が昇る前の、まだ薄暗くて静かな町……是非、お姉ちゃんと一緒に歩きたかったんだ……えへへ///」

ヴェールヌイ「……司令官///」

ショタ提督「……行こっか?」スッ

ヴェールヌイ「あ……うん///」ギュッ

ショタ提督「……♪」トテトテ

ヴェールヌイ「……♪」スタスタ

ヴェールヌイ「……ねぇ、司令官」

ショタ提督「なぁに?」

ヴェールヌイ「私達の世界に来る時、ここを歩いたんだよね?」

ショタ提督「うん」

ヴェールヌイ「じゃあ……ここから司令官の実家まで、歩いて行ける距離なのかい?」

ショタ提督「そうだよ?といっても、13周目提督君の実家程は近くないけど……」

ヴェールヌイ「あれは例外中の例外だから……」

ショタ提督「大体、徒歩15分くらいかな?」

ヴェールヌイ「……そうなんだ」



太陽「」サァッ…



ショタ提督「ん……眩しい……」

ヴェールヌイ「……朝日が昇ったね」

ショタ提督「……うん。あの時と同じ……綺麗だなぁ……♪」

ヴェールヌイ「……本当にね」ダキッ

ショタ提督「わっ……///」

ショタ提督(お姉ちゃん、腕に抱き着いてきて……///)

ヴェールヌイ「……こうしていた方が、カップルらしいよ///」ギュウッ

ショタ提督「……うんっ///」

ヴェールヌイ「……このまま、歩いても良いかい?///」

ショタ提督「……///」コクリ

ヴェールヌイ「ありがとう。ふふっ……///」

ヴェールヌイ(司令官……♪///)

ショタ提督「……///」

ショタ提督(ヴェールヌイお姉ちゃん……///)

30周目提督実家前


ショタ提督「……着いたよ!」

ヴェールヌイ「……私が知っている普通の家と、ほとんど変わらないね」

ショタ提督「まぁ、いくら科学技術が進んでるとはいっても……こういうところは、どっちの世界も変わらないんだと思う」

ヴェールヌイ「ふふ……そうだね」

ショタ提督「それじゃあ……えいっ」ピンポーン

「はいは~い」ドタドタ






母「提督~!お帰りなさい!」ガチャ

ショタ提督「ただいま、お母さんっ!」ニコッ

ヴェールヌイ「……初めまして」ペコッ

母「あら、貴女がヴェールヌイちゃんね?提督から話は聞いてるわよ?今日はゆっくりしていってね!」ニコッ

ヴェールヌイ「ありがとうございます……」ペコッ

母「しっかし、いきなり『艦娘のお姉ちゃん達に会いたいから別世界に行って来るね!』なんて言い出したかと思ったら……まさかこーんな可愛い娘を連

れて来るなんてね!」

ショタ提督「えっへへ~♪」

ヴェールヌイ「……///」

母「って、ここで立ち話も何だから……ほら、上がって上がって!」

ショタ提督「うんっ!お姉ちゃんも、ほら!」

ヴェールヌイ「……お邪魔します///」

母「はい♪」つお茶 コトッ

ショタ提督「ありがと~!」

ヴェールヌイ「あ、お構いなく……」

母「……それで、向こうの世界の皆はどうなの?」

ショタ提督「うんっ!艦娘のお姉ちゃん達、み~んな優しくしてくれるんだ!行って良かったなぁ……って、心の底から思ったよ~!」

母「そっか……提督が楽しく過ごしてるなら、私からは何も言うことは無いかな」ニコッ

ショタ提督「えへへ~♪あ、お父さんにも電話しなくちゃ!お姉ちゃん、すぐ戻るから待ってて!」ダッ

ヴェールヌイ「あ……」

母「あらあら♪あんなにはしゃいじゃって……」ニコニコ

ヴェールヌイ「……あの」

母「どうしたの?」

ヴェールヌイ「このタイミングで聞くのもアレなんですけど……司令官は、30周目提督君は……どうして、パラレルワールドに移動出来るようになったん

ですか?」

母「あ~……あの子、まだ言ってなかったのね」

ヴェールヌイ「いえ!その……私達が訪ねなかっただけで……」アセアセ

母「いや、別に提督を責めてるわけじゃないの。あれは確か……今から5年前だったっけ……」




―5年前・万国博覧会会場

ワイワイガヤガヤ

ショタ提督(5)『わぁ~!凄い凄~い!』ピョンピョン

母『手を放しちゃダメよ?あっという間に迷子になっちゃうから!』

ショタ提督『うんっ!』

父『しっかし、凄い人ごみだなぁ……』

母『そりゃあ、何十年に1回の博覧会だものね~』

ショタ提督『……あっ!』

父『ん?何か見つけたのか?』

ショタ提督『あれ!あれ!』

母『何々~?』

母『海の上で戦う艦娘の予想図……あぁ、近年海軍の代わりに深海棲艦と戦う戦力になる女の子達ね』

父『確か、その為の技術はまだ開発段階だっけか。まぁ、海軍の武器関係の技術はまだまだ弱っちいらしいからな……』

ショタ提督『艦娘のお姉ちゃん!』キラキラ

父『ははぁ……さては提督、艦娘に興味を持ったんだな?』

母『ふふっ……もしかして、提督になりたいなんて言い出したりしてね♪』

ショタ提督『わぁ……!』キラキラ

ショタ提督(お姉ちゃん……会ってみたいなぁ……!)キラキラ

<うぉー!すげぇー!

<マジかよこれ!?

父『ん?あっちで何やらデカい展示がされてるみたいだぞ?』

母『本当ね……行ってみましょうか』

スタスタ…

ショタ提督『あぁ~……お姉ちゃん……』ズルズル…

・・・÷

次元歪曲装置『』ズドーン

父『うおっ!?何だこの大がかりな装置は!?』

母『SF映画に出てきそうね……』

ショタ提督『おぉ~!おっきぃ~!』

開発者『これぞ我が研究プロジェクトの最先端発明!“次元歪曲装置”です!』

父母『次元歪曲装置ぃ~?』

開発者『これは何と!空間を捻じ曲げて別世界への入り口を開くことが出来る装置なのです!対深海棲艦への最終兵器として、現在完成間際まで開発が進

んでおります!』

父『……物騒なもん作ったなぁ』

母『本当ね……これじゃあ、原子爆弾よりも強力なんじゃ……』

ショタ提督『わぁ~!凄い凄ーい!』ピョンピョン

開発者『この装置にかかった費用は、何と総額……』


子供『……あっ』

親『どうしたの?』

子供『ここに変なボタンがある~』ポチッ

親『ちょっ!?勝手に押しちゃダメ!』


次元歪曲装置『』ズゴゴゴゴゴゴゴ…

開発者『これが実用化されれば…………え?』

次元歪曲装置『』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

開発者『そ、装置が誤作動を起こしてる!?一体どうして……』

次元歪曲装置『』ズガガガガガガガガガガガ…!

開発者『ま、まずい……!皆さん!ここにいると危険です!今すぐ避難して下さいッ!』

『うわあああああああああああ!』

『た、助けてええええええええええええ!』

『逃げろおおおおおおおおおおおおおおお!』

父『おいおいおいおいヤバいぞこれは!?俺達も早く逃げないと!』

母『えぇ!ほら提督も!』グイッ

ショタ提督『あ……』パタリ

父『お、落ち着け!提督がこけたじゃないか!』

母「ご、ごめんなさい!早く起き上げて……!』

次元歪曲装置『』カッ!

開発者『……ッ!?そ、そこのご家族様!早く逃げ……!』

次元歪曲装置『』バチバチバチ… ビシュンッ!

父『……!?』

母『……!?』

ショタ提督『……!』




バシュウウウウウウウウウウウウウウウンッ!




父母『て、提督うううううううううううううううううううううッ!?』

開発者『し、しまった……ッ!!』

シーン…

父『……お、おい。提督が……』

母『……消え、た……?』

開発者『……最悪だ……ッ!』ギリッ

父『あ、あの……うちの提督はどうなったんですか……!?』

母『き、消えるなんて……一体どういうことなんですかぁ!』

開発者『……恐らく、次元歪曲装置のエネルギーを浴びたせいで……』

父『……ま、まさか』

母『そんな……!』







ショタ提督『よいしょっと!』シュパッ

開発者『どこかの次元の彼方に…………へ?』

父『……て、提督!?』

母『提督!?無事だったの!?』

ショタ提督『あ、おとーさん!おかーさん!大丈夫大丈夫~!』ニコニコ

父『あぁ……良かったぁ……』ヘナヘナ

母『本当に……いなくなったらどうしようかと……!』ヘナヘナ

ショタ提督『……?』

開発者『……!?』

開発者(これは……ま、まさか……この子は……!)

ヴェールヌイ「えぇっ!?そ、それで司令官は大丈夫だったんですか!?」

母「ふふっ……私も当時は本気で心配したけど、提督はちゃんと戻って来てくれたの」

ヴェールヌイ「……そう、なんですか……?」

母「その後、開発者の皆さんに色々調べてもらったんだけど……どうも提督は、装置のエネルギーを上手く体に取り込んで……」

ヴェールヌイ「……自由に使えるようになったんですか?」

母「そうなの。博覧会に、何度も動物実験を行ったらしいんだけど……大半の動物は、エネルギーを浴びせると消失してそれっきり戻って来なかったそうなのよ」

ヴェールヌイ「………」

母「でも、中には例外もいてね?一旦消失した後、すぐに現れた動物もいたらしいのよ」

ヴェールヌイ「……え?」

母「それが所謂『適正持ち』の個体。極僅かだけれど、装置のエネルギーと相性が物凄く良い個体がいるんだって」

ヴェールヌイ「……じゃあ、司令官は……!」

母「……そういうこと。偶然『適正があった』らしくて……エネルギーを上手く体に取り込んで、自分の力として使えるようになったの!」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(そんなことがあったんだね……)

母「ただ、最初は提督も今みたいに好きな世界に移動出来たわけじゃないのよね」

ヴェールヌイ「……え?」

母「元々はどこの世界に飛ぶか分からなくて……たま~に、恐竜がいる世界や戦国時代みたいな危険な世界に飛んじゃったこともあったっけ……」

ヴェールヌイ「………」

母「でも、何度も異世界へ移動している内に……移動先を自分で指定出来るようになって、提督以外の人も一緒に異世界へ飛ばせるようになったの!」

ヴェールヌイ「……!」

母「これも後で聞いたんだけどね?開発者の皆さんによると『能力の成長』が現れたらしいのよ。使い続けている間に、提督の体と無意識の内にドッキングして……」

ヴェールヌイ「……何と言いますか、司令官は……とんでもなく運が良かったんですね」

母「……私も同じこと思ったっけ」

ショタ提督「お父さん、お仕事が終わったらすぐ帰って来てくれるって!」タタタ…!

ヴェールヌイ「司令官……!」

母「そうなの~。良かったわね!」

ショタ提督「うんっ!」

母「それじゃ、私は夕飯のお買いものに行かなくちゃね」スクッ

ショタ提督「え?お買いものなら僕が……」

母「主役は大人しく家でゆっくりする!今日くらいのんびりしなさいな」ナデナデ

ショタ提督「あ……」

母「それこそ、2人きりでしか話せない話題もあるんじゃないの~?」ニヤニヤ

ショタ提督「……///」

ヴェールヌイ「……///」

母「ふふっ……今夜はご馳走よ!楽しみに待っててね?じゃあ行って来ます!」

ショタ提督「……うん!行ってらっしゃい!」ノシ

バタン…




ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督「……///」

ヴェールヌイ「……2人きりになっちゃったね///」

ショタ提督「うん……///」

ヴェールヌイ「……///」スッ

ショタ提督「あ……///」

ショタ提督(ヴェールヌイお姉ちゃん……横に寄り添って……///)

ヴェールヌイ「……こうしていると、安心する///」

ショタ提督「……そっか///」

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(司令官の温もり……///)

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「……ねぇ、司令官」

ショタ提督「……?」

ヴェールヌイ「……ここには、何日くらいいるんだい?///」

ショタ提督「そうだなぁ……2、3日くらいのつもりだったけど……」

ヴェールヌイ「……なら、その間は本当に2人きりだね///」

ショタ提督「あ……そう、なるのかな……///」

ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督「……///」

ヴェールヌイ「……ありがとう///」

ショタ提督「え……?」

ヴェールヌイ「私達に……ううん。私に会いに来てくれて……パラレルワールドから、わざわざ鎮守府に来てくれて……///」

ショタ提督「……それはこっちの台詞だよ。ありがとう、ヴェールヌイお姉ちゃん……パラレルワールドから来た僕に、いつも隣で優しくしてくれて……///」

ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督「……///」






ヴェールヌイ「……司令官///」

ショタ提督「……お姉ちゃん///」











「……これからも、ずっと一緒だよ?///」


「……うんっ!///」









ポーラ「………」

ザラ「………」

ザラ(……あれから、お酒を1滴も飲まずに……ただ、静かに過ごしているだけ……)

ポーラ「……ザラ姉様」

ザラ「……どうしたの?」

ポーラ「ポーラは……私は、大酒飲みだから……提督に、見向きもされなかったんでしょうか……」

ザラ「……そんなことは」

ポーラ「………」

ザラ「………」

ポーラ「……いえ、分かってるんです。提督は何も悪くありません……私が、告白もせず……勝手に1人でウジウジしてて……」

ザラ「………」

ポーラ「それ、で……ヴェールヌイちゃんが、提督と恋人になって……」ジワッ

ザラ「……!」

ポーラ「私だけ……置き去りになって……それでも、勇気が……ぐすっ……出なくて……」ポロポロ

ザラ「……ポーラ」

ポーラ「全部……私が、悪くて……ひっく……」ポロポロ

ザラ「………」ダキッ

ポーラ「あ……」ポロポロ

ザラ「………」ナデナデ

ポーラ「……っ」ポロポロ

ザラ(私には、こうすることしか出来ないけど……)

ザラ「……部屋には、私以外いないから……ね?」

ポーラ「っ!」ポロポロ

ザラ(……でも、せめて……ポーラの悲しみを受け止めてあげたい。これが今の私に出来る……精一杯のこと……!)

ポーラ「うぐっ……あうっ……!」ポロポロ










「うわああぁぁぁん……ていとくぅ……どうして……どうしてぇ……!ぐすっ……うえぇぇぇぇん……!」










いかがだっただろうか。


異世界へと旅立った少年は……生涯のパートナーとなる、1人の少女と出会う。


それが運命の出会いであったことは……もうお分かりだろう。


しかし、忘れてはいけない。


その運命の出会いの裏側に……少年に歩み寄れなかった、1人の少女の悲痛な想いを呑み込んでいることに……


だが、それもまた1つの歴史の1ページに過ぎない。


そこを分岐点とし、幾多の新たな歴史が枝を散りばめているのだ。


我々が覗いたのは、その枝の1つの分かれ目……


いずれ、少年により分岐点と分岐点の境目を超越した出会いがあるかもしれないが……


それはまた、別の機会に覗いてみることにしよう。


あくまでも、我々が垣間見たのは……この歴史の1欠片の中での、少年の物語なのだから……











ヴェールヌイ HAPPY END!

オープニング、投下します。

オープニング



ビュゴオオオォォォォ…!バシャアアアアァァァァン!

「………」ザッ

「……分かってるね?」

「………」コクリ

「……よし。何度も言ったけど、あいつらは……」

「……っ」ギリィッ…!

「………」

(ふふ……凄く険しい表情。これだけ憎しみを持っているなら、ちゃんとやってくれそう)

「……分かってると思うけど、完璧に隠すこと。あくまでも、自分の立ち位置を常時把握することを忘れずに」

「………」コクリ

「よし。これからは、ここを落ち合う場所にする。誰にも見つかってはダメ。いいね?」

「………」コクリ

「良い子。じゃあ……期待してるよ?」

「………」コクリ

スタスタ…





「………」

(……行った、か)

「………」

(さて、どれだけやれるか……しっかり、見せてもらうよ?)

「………」

(ただ、失敗したり……裏切るようなことがあれば……)

「………」ニヤリ

(……その時は――)

















――君も、あいつらと同じように……

ザーザー… ザーザー…

「………」スタスタ…

……隠し切れ。絶対に悟られるな。

「………」スタスタ

教わった通りにするんだ。絶対に……!

「………」スタスタ

決して隙を見せるな……相手は……!

「………」スタスタ

絶対に、許すもんか……!よくも……よくもぉ……ッ!!

「………」ピタッ



31周目鎮守府「」ドーン



「………」

ついに辿り着いた……奴らの巣窟に……

「……っ」

あぁ、憎い……!あいつらが、僕の……ッ!

大淀「……あの」

「………」チラッ

大淀「……鎮守府に、何かご用でしょうか?」

大淀(黒いコートに白い顔……見かけない顔だけど……)

「………」

顔に出すな……読まれるな……!教わったことを思い出せ……っ!

「……ここが、31周目鎮守府で会っていますか?」

大淀「え?あ、はい……」

「………」つ身分証明証 スッ

大淀「……?それは…………っ!?」

「………」

大淀「貴方は……ここに着任する……」

「……はい。執務室に、案内してもらっても良いですか?」

大淀「あ、はい!分かりました!それではこちらに……」スタスタ

「………」スタスタ

……忘れるな。こいつらが……僕の……ッ!

大淀「………」スタスタ

大淀(男の子の提督は、そんなに珍しいことでも無いけど……9歳の子は、初めて聞いたかも……)

大淀「………」スタスタ

「………」スタスタ

ここからはもう、いつ殺られるか分からない……絶対に気を抜くな……!

大淀「……あの」スタスタ

「……何ですか?」スタスタ

大淀「ずぶ濡れのコート、もし良ければ洗濯カゴに……」

「……結構です。後で自分でやりますから」スタスタ

大淀「そ、そうですか……」スタスタ

「………」スタスタ

僕を油断させて、情報を盗み取るつもりか……?

大淀「………」スタスタ

「………」スタスタ

そんな小手先の技に、引っかかるわけがない……まして、お前達に隙なんて……!

大淀「……着きました」

「……!」

大淀「こちらが、執務室の扉です」

「………」

この中に入れば、僕の活動が始まる……

「……っ」

ここまで来たんだ……こいつらに……名前を出すのもおぞましい、艦娘達へ――

「………」

ガチャッ…

大淀「……!」

「………」スタスタ

大淀「………」

大淀(……この子、さっきから様子がおかしいような……)













――復讐を成功させる為に……!

鬼怒「うっわぁ……凄い雨……」

ローマ「そうね……確か、台風が近づいていたはず」

名取「それで……こんなに外が大荒れなんですね……」

阿賀野「はぁ……お外に遊びに行けないなんて……阿賀野、つまんな~い!」

鬼怒「それは鬼怒も同じだよ~!長良姉さんと走り込み出来ないし~……」

ローマ「……まだ暑さも抜けていないし、ジメジメして嫌な感じよね」

名取「そう、ですね……食べ物もすぐに痛んでしましますし……」

阿賀野「いっそ新しい提督さんでも来てくれたらなぁ~」

ローマ「そんな簡単に来るわけ……」

ガチャッ

31周目ヒロイン「……え?」クルッ




「………」




鬼怒「……男の子?」

名取(わぁ……可愛い……!)

阿賀野「あー!もしかして、新しい提督さん?」

ローマ「い、いや……流石にそんなわけ……」

「……そうですが」

ローマ「嘘!?」

阿賀野「ほらほら~!言った通りになったでしょ~!」

鬼怒「本当だ……」

名取(嘘から出た誠……いや、これは棚から牡丹餅かな……?)

鬼怒「えーっと……君、名前は?」

「………」

馴れ馴れしくするな!お前達は皆……僕の……ッ!

ショタ提督「……31周目提督です」

……でも、それを感づかれちゃダメなんだ。常に無表情を貫け、僕……!

阿賀野「そうなんだ~!これからよろしくね!」

ショタ提督「………」

阿賀野「……あの、提督さん?」

ショタ提督「………」

許さない……絶対に、お前達を許さない……!

ローマ「………」

名取「………」

阿賀野「………」

鬼怒「………」

ローマ(この子、妙に静かね……まるで私達に気を許していないような……)

名取(……仲良くなりたいけど……まずは嫌われないようにしないと!)

阿賀野(……思ったより、ちょっと怖い子かも)

鬼怒(う~ん……まだ緊張してるのかな?でも、私達は皆歓迎するからね!)

ショタ提督「………」















僕の役目を果たした、その時が……お前達の最期……!

今に見てろ……絶対に許さない……!何があっても……!






――こうして、艦娘に殺意を抱いている謎のガチショタ提督と艦娘達の鎮守府生活が始まりました。

20周目提督を上回る程の艦娘へ憎しみを感じている提督です。
一言で表しますと……今回の31周目提督は歴代提督中、攻略最高難度です。ほのぼのを期待した方はすみません。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

1ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」スタスタ…

ショタ提督「………」ピタッ…

掲示板「やぁ」

ショタ提督「………」つ紙&画鋲 スッ

ショタ提督「………」スタスタ…



球磨「……え~っと、これが今日の出撃内容クマ?」

多摩「……みたいだにゃ」

睦月「よく見たら、遠征内容も下の方に……」

如月「……こういうのって、普通なら司令官の口から発表されるものだと思うけどね」

深雪「全くだぜ!にしても司令官、私達と全ッ然!口聞いてくれないしなぁ……」

白雪「き、きっと司令官も着任したてで……まだ慣れていないだけだよ。きっと……」アセアセ

球磨「……まぁちゃんと指示はしてくれてるし……球磨達はそれに従うのみクマ!」

多摩「……というより、それしか出来ないにゃ」

睦月「……にゃしぃ」

如月「……はぁ」

深雪「ちぇ~」

白雪「………」



ショタ提督「………」スタスタ…

ガチャ バタン…

ショタ提督「………」

気を抜くな……ここは敵だらけの戦場。一瞬の油断が命取りに……!

いつ奇襲されるかも分からない……絶対に気を緩めるな……ッ!





↓1鬼怒のコンマ 好感度:0/50
↓2ローマのコンマ 好感度:0/50
↓3名取のコンマ 好感度:0/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ローマ「………」

リットリオ「……提督、部屋からほとんど出てこないわね」

ローマ「えぇ。明らかに私達を避けてるわよね……」

リットリオ「でも、仕事は一応ちゃんとやってくれてるけど……」

ローマ「……口頭じゃなくて、掲示板経由だけどね」

リットリオ「………」

ローマ「………」

リットリオ「……提督、私達とどう接して良いか分かってないのかしら」

ローマ「………」

ローマ(そんな単純な理由なら良いんだけど……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つ名簿

ローマ「………」

ローマ(名簿に目を通してるみたいね……案外、仕事熱心なのかしら)

ショタ提督「……木曾、天龍、武蔵、長門……」

ローマ「……?」

ショタ提督「………」

こいつらは、特に脅威になりそうだ……出来るだけ近づかないようにしないと……

ここに来て、僕まで殺されてしまえば……顔向け、出来ない……!

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(無表情のままだから、イマイチ何を考えているか分からないわね……)

ショタ提督「………」

でもまぁ、艤装さえ付けていなければ……最悪、1人ずつなら襲われても返り討ちに出来るか……もちろん、寝込みを襲われるとキツいけど……

……だとしても、艤装を付けている間は絶対に近づいちゃダメだ……!こんなところで殺されてたまるか……ッ!

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(……考えが読めない。一体どうすれば……)






ローマの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ローマ「………」

ローマ(……警戒されるかもしれないけど、ここで何もしないままじゃ……)

ローマ(……いつまで経っても、お互い話さないままに……)



ショタ提督「………」

他は……まぁ、そこまで脅威でも……いや、油断するな!

艤装を付けた艦娘は、どいつもこいつも鬼のようになるんだ……!

コンコン

ショタ提督「………」

……くそっ!こんな時に部屋に来るのか!?

ショタ提督「……どうぞ」

ローマ「……失礼します」ガチャ

ショタ提督「………」

こいつは確か……ローマ、戦艦だったか……油断するな。相手はいつ僕を殺しに掛かって来るか分からないんだ……!

ショタ提督「………」

ローマ「………」スタスタ…

ショタ提督「………」

どうする気だ?一応、いつでもこいつに反撃出来るように……!

ローマ「………」ジー

ショタ提督「………」

ローマ(ほんのちょっとでも、表情に変化があれば……笑ってるのか、怒ってるのかくらいは分かるんだけど……)

ショタ提督「………」

何もしてこない……こいつの目的は一体……

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:鉄壁の無表情。それどころか……
好感度上昇:並
50~98:ほんの少しだけ、表情に変化が……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:あっけに取られる
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

41→14:まだまだ先は長い


ショタ提督「………」

ローマ「………」ジー

ローマ(ダメね……全くと言って良い程、顔に変化が無い……むしろどうやってここまで無表情を貫けるの……?)

ショタ提督「………」

……まさか、僕の弱点を探してるのか?いや、きっとそうだ!

でないと……敵である僕に、ここまで近づいてくるなんて……!

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ショタ提督「……不快です」

ローマ「……え?」

ショタ提督「顔を覗きこまれるのは……不快と言ったんです」

ローマ「あ……ご、ごめんなさい……」

ショタ提督「………」

くっ……ここが鎮守府でなければ、今すぐにでもこいつを……ッ!

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(……これじゃ、嫌われたかもしれないわね……)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

2×1.0=2/50


ローマ「………」

リットリオ「で、結局怒られただけに終わっちゃったんだ……」

ローマ「……えぇ」

リットリオ「う~ん……そこまで無表情となると、私達に心底興味無いのかもしれないわね……」

ローマ「……興味が?」

リットリオ「でないと、顔を覗かれても表情1つ変えないなんて……それも子供なのに……」

ローマ「………」

リットリオ「……焦るのはダメ。根気良くいきましょう?」

ローマ「……そうね」






ショタ提督「………」つ名簿 パタン…

全部見終わった。これで要注意人物から軽度注意人物までも大体分かった。

戦艦や空母の奴らは……絶対に近寄るな。油断するとやられる……!

それ以外は……気を緩めなければ大丈夫か……

ショタ提督「………」

……くそっ!早く……早くこいつらに復讐してやりたい……ッ!!

ショタ提督「………」

……でも、そのためには……僕がここで頑張らないといけないんだ……!

1ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」チラッ

ふんっ……心の底から憎いけど、執務室の設計だけは褒めてやる……こうして……

ショタ提督「………」



金剛「うぅ……酷い目に遭いましタ……」大破

長門「くっ……私達の力を持ってしても……」大破

大和「ここまでやられるなんて……」大破

青葉「大体、あの海域には潜水艦は出没しないはずですよ!?どうしてあそこまでわんさかいたんですかぁ!?」大破

衣笠「それが分かれば苦労しないわよ……」大破

赤城「早く入渠しないと……」大破



ショタ提督「………」

あいつらの様子を、ここから覗き込めるからな……

ふんっ、いい気味だ。もっと苦しめば良いんだ……!

ショタ提督「………」

でも、絶対に轟沈はさせられない。僕は何としてでも『提督』でいなきゃいけないから……!

ショタ提督「………」

死に物狂いで、鎮守府にすがりつかないといけないから……!

ショタ提督「………」

……でも、いっぱい妨害してやる。これも僕の復讐の1つ……ッ!

ショタ提督「………」

もちろん、それだけじゃない……こうすることを『頼まれている』から……!





↓1鬼怒のコンマ 好感度:0/50
↓2ローマのコンマ 好感度:2/50
↓3名取のコンマ 好感度:0/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

阿武隈「ええっ!?それって本当なの!?」

鬼怒「うん……何でも、今まで『その海域で発見されていなかった種類の深海棲艦が出没した』らしいよ……」

阿武隈「えぇ……じゃあ、今までの記録はあてにならないってこと……?」

鬼怒「……多分」

阿武隈「そんな……でも、どうして急にそんなことが……」

鬼怒「それは私も分からないけど……ただ」

阿武隈「……?」

鬼怒「毎回起こるとは限らないからね。鬼怒達はいつも通り、出撃や遠征をこなすしかないよ!」

阿武隈「……まぁ、そうだよね。ちょっと怖いけど……弱音ばかり吐いていられないもんね!」

鬼怒「………」

鬼怒(本当は、提督に相談するべきなんだろうけど……未だにお喋りしたこと無いからなぁ……)







ショタ提督「………」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

※ラーメン二郎の解釈を間違っていたらすみません。


鬼怒「……あれ?提督、いないなぁ……」

瑞鶴「……提督さんなら、さっき出かけたわよ?」

鬼怒「そうなの?ありがとう瑞鶴さんっ!」ダッ



繁華街


鬼怒「え~っと、提督はどこに……」キョロキョロ

ショタ提督「………」

鬼怒「……あっ、いた!」

ショタ提督「………」


並んでいる客A「ここのラーメン、すっげぇ美味いんだよなぁ!」

並んでいる客B「あぁ!あのこってりした味が癖になるっつーか……!」

店内の客1「ニンニクと野菜マジで!」

店員「かしこまりー!」

店内の客2「ずずーっ!はふはふ……あぁ、最高……!」


ショタ提督「………」

あいつらは一体何を食べてるんだ……気持ち悪い……

鬼怒「………」

鬼怒(あれは……ラーメン二郎?もしかして、ラーメン食べたいのかな……?)

ショタ提督「………」

あんな雑草(※野菜)や白い海藻(※麺)を口に入れるなんて……信じられない……

やっぱり人間は僕達の敵なんだ……でも、僕もその人間なのが本気で嫌だ……ッ!!

出来ることなら、今すぐにでもあの人達と同じ存在になりたいのに……!

鬼怒「………」

鬼怒(でも、提督……ずーっと無表情だなぁ……やっぱり、食べたくないのかな……?)

鬼怒(……そのまま店の中に提督を案内して、怒らせちゃうのもダメだから……)






鬼怒「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

鬼怒「………」

鬼怒(後ろから脅かして……い、いや!でもそんなことして……怒らせちゃったりしたら……)

鬼怒「………」

鬼怒(う~ん……どうしよう……本当に仲良くなれるかな……?)

鬼怒「………」

鬼怒(……決めた!これを期に、提督にも肩の力を抜いてもらおっと!)



ショタ提督「………」

生であんな得体の知れない物を……人間は、あんなおぞましいことを本気でするのか……?

ショタ提督「………」

鬼怒「………」ソロリソロリ

鬼怒(気づかれないように……息を潜めて……)ソロリソロリ

ショタ提督「………」

さっき、食料を受け取って来たけれど……こっちの方が安心して食べられる。あんな得体の知れない物なんて……

食べられるわけないよ……本当に、あいつらはどうかしちゃってる……!

ショタ提督「………」

鬼怒「………」ソロリソロリ

鬼怒(……今だっ!)

鬼怒「わっ!」

ショタ提督「………」






反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:鬼怒、提督の猛烈な反撃を受けて……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:驚いた拍子に殺気を……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:既に気づいていた
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

15→51:セーフ?


ショタ提督「ッ!?」ギロッ!

鬼怒「ひうっ!?」ビクウッ!

ショタ提督「………」

いきなり後ろから声がしたかと思えば……こいつ、まさか僕の命を狙って……?

……振り向くより先に、反撃してやれば良かったかもしれない……くそっ!あれだけ背後に気をつけろって言われてたのに……!

ショタ提督「………」

鬼怒「………」ガクガクブルブル

鬼怒(あ、あぁ……ああああ足が……震えちゃって……そ、それより……)ガクガクブルブル

ショタ提督「………」

こいつ……どういうつもりだ?後ろから大声で叫ぶなんて……

……もし、次も同じことをしたら――

ショタ提督「………」

鬼怒「……っ」ガクガクブルブル

鬼怒(て、提督の目……すっごく怖かったよぉ……!し、しししし死ぬかと思ったよぉ……!)ガクガクブルブル

ショタ提督「………」














――容赦しないから。



ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
先程の「後ろからおどかす」がおおよその難易度の目安です。かなり悩みましたが、ギリギリ通常判定にさせていただきました。
そこから少しでも過激な行動になってしまうと、特殊コンマ判定に移ります。分かりづらくて申し訳ありません。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

9×1.5=13.5/50


鬼怒「………」プルプル

長良「……で、あれからずっと布団から出て来ないの?」

阿武隈「うん……提督と何かあったみたいで……」

五十鈴「むしろ何をしたらあそこまで怯える程に提督から怒られるのよ……」

名取「………」

由良「……大丈夫?」

鬼怒「うぅ……ごめんなさい……」プルプル

名取「………」

名取(鬼怒ちゃんがここまで怖がっちゃうとなると……慎重に接するようにしないと……!)

長良「……えっと、プロテイン飲む?」

鬼怒「………」ヒョコッ

長良型(あ、顔だけ出した)

鬼怒「……うん、飲む」

長良「……はい」

鬼怒「……ありがとう」

阿武隈「………」

阿武隈(それにしても、驚かされたくらいでそこまで怒るなんて……虫の居所が悪かったのかなぁ……?)

1ヶ月目:下旬


瑞鳳(21周目)「提督、今日も大活躍だったね~!」

21周目提督「えへへ~♪お姉ちゃん達の為なら、いくらでも頑張れ…………あっ!」

瑞鳳「……!?」

ショタ提督「………」スタスタ…

人間が視界に入るだけでもイライラする……

敵陣の中にいるのもアレだけど、ずっと執務室にいる方が……まだマシ、か……

21周目提督「31周目提督く~ん!」ノシ

瑞鳳(て、提督が2人!?いや、30周目提督君がパラレルワールドから呼び寄せた可能性も……で、でも!近くにいないし……)

ショタ提督「………」

あいつは……提督の1人か。なら、僕の敵だ……やっぱり、地上には味方がいないか……くそっ!

ただ……あいつは異常な程強いらしい……極力近づかないようにしないと……ここで死ぬわけにはいかない……!

ショタ提督「………」スタスタ…

21周目提督「……あれ?」

瑞鳳「じゃあ27周目提督君の超能力で…………提督?」

21周目提督「おかしいなぁ……一瞬立ち止まってくれたから、声は聞こえてると思うんだけど……」

瑞鳳「……急いでたのかな」

21周目提督「う~ん……」

瑞鳳「……それより、31周目提督君と提督ってあまりにも似過ぎてない!?肌がすっごく白いし……」

21周目提督「あ、確かに!髪の毛は他の提督の皆と同じ真っ黒だけど、顔が真っ白だもんね!」

瑞鳳「もしかして、提督の親戚だったりする?」

21周目提督「それは無いと思うよ?お母さんが深海棲艦だし、親戚なんて聞いたことないけど……」




↓1鬼怒のコンマ 好感度:13.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:2/50
↓3名取のコンマ 好感度:0/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

鬼怒「………」

由良「……まだ怖いの?」

鬼怒「……ちょっと」

由良「………」

由良(まぁ、あれだけ怯えてたらね……)

鬼怒「……でも、ここで怖がってばかりもいられないよね!」スクッ

由良「……!」

鬼怒「あの時は、ちょっと行き過ぎちゃっただけ!もっと提督との距離感を考えて、少しずつ仲良くなっていけば……!」

由良「鬼怒……」

鬼怒「……リベンジ、してくるね!」ダッ

由良「……うん、頑張ってね!」ノシ






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つPC カチャカチャカチャカチャ

鬼怒「……!?」

鬼怒(うわっ!?タイピング速ッ!?しかもブラインドタッチだし!)

ショタ提督「………」つPC カチャカチャカチャカチャ

叩き込まれた精密機器操作の知識・扱い方……それがこんな形で役に立つなんて……

……もちろん、これだけで終わらせるつもりは無い。もっと大事なことで……いっぱい使うから……!

ショタ提督「………」つPC ッターン!

出てきた……21周目提督。戦果は…………ッ!?

ショタ提督「………」

鬼怒「………」

鬼怒(相変わらず無表情だから……どんな調べものをしてるのかさっぱりだなぁ……)

ショタ提督「………」

な、何だって……!?1人で、しかも生身で深海棲艦を圧倒……!?

だ、ダメだ!こいつは要注意人物なんてレベルじゃない!絶対に近づいちゃダメだ……!

でないと、目的を……復讐すら出来ない内に……この化け物に、殺される……ッ!!

ショタ提督「………」

鬼怒「………」

鬼怒(よっぽどつまらないサイトでも見てるのかな……いや、だったらすぐページを変えるよね……じゃあ一体……)





鬼怒の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

鬼怒「………」

鬼怒(この前は、変なことをして怒らせちゃったから……今度は、いっそ何もしない!)

鬼怒(こうやって、提督の様子を静かに見て……)

鬼怒「………」

鬼怒(……の、覗きじゃないからね!?変な意味は無いからね!?)



ショタ提督「………」つPC カチャカチャカチャカチャ

い、いや……他にもまだ情報があるはずだ……落ち着け、慌てちゃダメだ……!

どんな時でも冷静に……散々教え込まれたじゃないか……!

ショタ提督「………」つPC ッターン!

鬼怒「………」

鬼怒(あ、またタイピングし始めたね……)

ショタ提督「………」

……うっそぉ。

ショタ提督「………」

“深海棲艦が総出で21周目鎮守府を襲撃。しかし流石は21周目提督!何と無傷で全員を追い返す”……だって……!?

ショタ提督「………」

な、なるほど……あいつが怖がられるわけだ……確か、他にも危険な奴が……

鬼怒「………」

鬼怒(……やっぱり無表情のままかぁ。う~ん……部屋の中でも警戒が解けてないのかな……?)

ショタ提督「………」






反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督と鬼怒、目が合う
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:提督、鬼怒に気づくも無視
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:最初から気づいていた提督、鬼怒に声をかける
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

74→47:あっ


ショタ提督「………」チラッ

ん?ドアから変な気配が…………ッ!?

鬼怒「……あっ」

鬼怒(ヤバッ!め、目が合っちゃった!?)

ショタ提督「………」ジー

鬼怒「………」汗ダラダラ

鬼怒(み、見てる……すっごく見てるよぉ……)ダラダラ

ショタ提督「………」

またこいつか……一体何が目的なんだ……?

僕を暗殺しようとしてたのか……?いや、もしそうだとしたら……とっくに殺されてるか……

ショタ提督「………」

……じゃあ、何なんだ……?いや、それよりも……!

……ずっと見られているのに、そんなことにすら気づかないなんて……くそっ!僕のバカ!死にたいのか!?

一瞬でも油断すれば、すぐに命を奪われる環境なんだぞ!?どうして油断したんだ……ッ!

ショタ提督「………」

鬼怒「………」

鬼怒(と、とりあえず……怒ってはなさそう……良かった、のかな……?)ホッ






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

1×1.0=1
13.5+1=14.5/50


大淀「ふわぁ~……そろそろ寝よっか……」

明石「そうね。明日も早いし……」

スタスタ…

ショタ提督「………」

行ったな……?よし、ここからは……一瞬の油断が命取りだ……!

絶対に気を緩めるな、僕……!やり遂げるんだ……!

ショタ提督「………」ソロリソロリ

……見たところ、監視システムは起動していないな。よし、これなら……!

ショタ提督「………」ソロリソロリ

……あった。鎮守府のデータが全てつまってるメインコンピュータ……!

ショタ提督「………」つUSBメモリ プチッ

ショタ提督「………」カチャカチャカチャカチャ

どんな情報でも良い……!とにかく、ここに入っている情報を抜き取るだけ抜き取るんだ……!

例え、それが小さな情報だとしても……あると無いとじゃ、大違いなんだ……!

ショタ提督「………」カチャカチャカチャカチャ

ショタ提督「………」ピタッ…

悔しいけど、あまりここには留まれない……いつ監視システムが起動するか分からないんだ……

これだけ抜き取れば、最初にしてはいっぱい取れた方のはず……!

ショタ提督「………」つUSBメモリ グッ

これで……また、あいつらを妨害出来る……そして――
















――復讐に近づく……!


今月のリザルト:1ヶ月目

鬼怒:14.5/50『……何なんだ、こいつ』
ローマ:2/50『そう簡単に隙なんて見せてたまるか……!』
名取:0/50『いつか絶対に……』
阿賀野:0/50『……殺してやるッ!!』

すみません!トイレ入って来ます!30分~45分後に再開予定です。

お待たせしました!再開します!

2ヶ月目:上旬


漣「ご主人様、今日も朝から無口だったよね~」スタスタ

潮「うん……提督、どうして私達と話してくれないのかな」スタスタ

漣「全くだよ~…………ん?」チラッ

潮「どうしたの?漣ちゃん…………あっ」

ショタ提督「………」スタスタ…

食料は貰った。後は……癪に障るけど、あいつらのいる鎮守府に……

ドンッ

ショタ提督「うっ……」ドサッ

DQN1「ん~?おいおい、何ぶつかってきてんだよ?」ギロッ

DQN2「いや、お前からぶつかったんだろwwww」

DQN3「ちげぇねぇwwww」

ショタ提督「………」

漣「うわっ!?ご、ご主人様が絡まれてる!」

潮「ど、どうしようどうしよう!?」

DQN1「うっせぇな。おらガキ、どーしてくれんだよ?あぁ?」

ショタ提督「………」

くそっ……!これだから人間は嫌いなんだ……ッ!!

DQN2「ん?何だよその目は!ガキだからって容赦しねぇっかんな!」

DQN3「なぁ、こいつボコボコにしちまおうぜ。どーせこの辺は人通りが少ないし!」

DQN1「よし決まり!病院送りにしてやらぁ!」ブンッ

ショタ提督「………」

漣潮「提督……ッ!」

ショタ提督「………」サッ

DQN1「うおっ!?」

ショタ提督「………」バキッ!

DQN1「ぐふっ……」ドサッ

DQN12「ど、DQN1!?くそっ!このガキ!調子に乗りやがっ……」

ショタ提督「………」ドガッ!バキッ!

DQN2「がはっ……」ドサッ

DQN3「あがっ……」ドサッ

DQN123「」チーン

ショタ提督「………」クルッ スタスタ

ふん……いい気味だ。そのままそこで一生転がってれば良いんだ……!

あれだけ護身術や、人をすぐ殺したり気絶させる方法を叩き込まれたんだ……こんな奴らなんかに負けてたまるか……!

潮「………」

漣「………」

潮「……提督」

漣「……強過ぎィ」

↓1鬼怒のコンマ 好感度:14.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:2/50
↓3名取のコンマ 好感度:0/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

五十鈴「……さっき、提督が不良に絡まれたらしいわよ」

名取「ええっ!?て、提督は大丈夫だったの!?」

五十鈴「それが……1人で不良を全員倒しちゃったらしいの」

名取「……え?」

五十鈴「その場にいた漣と潮が言うには『不良のパンチを軽く避けて痛そうなところに的確に殴った』そうよ」

名取「………」

五十鈴「………」

名取「……どうして、そんなことが出来たのかな……」

五十鈴「……こっちが聞きたいわよ」

名取「………」

名取(提督……)






ショタ提督「………」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つPC カチャカチャカチャカチャ

名取「………」

名取(わぁ……タイピング、凄く速いなぁ……)

ショタ提督「………」

こんなところか……周りで絶対に近づいてはいけない奴らのブラックリスト……


9周目提督:幽霊……こんな奴、今まで見たことないぞ……!?

15周目提督:あらゆる攻撃が通用しないらしい……もし本当だとしたら、恐ろしいな……

18周目提督:誰にでも変身出来るだって……!?もし僕が知る人に変身されでもしたら……ッ!

21周目提督:絶対に近づくなッ!

24周目提督:宇宙人……だっけか。こいつも警戒すべきか……

27周目提督:超能力なんて使われたら、すぐに殺される……!絶対に、今やってることが知られたらダメだ……!

30周目提督:別世界に移動出来るだけなら……いや、油断するな。変な奴を連れて来られたらたまったもんじゃない……!


ショタ提督「………」

名取「………」

名取(本当に、いつ見ても無表情なんだよね……)

ショタ提督「………」

これは確かに、周りから恐れられているのも分かるよ……

こいつらを味方にするのは無理だし、するつもりもない。でも……真正面から戦うのは無理だ……!

となると、いかに隙を見せないか……くそっ!厄介な奴らが……ッ!

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(凄く悩んでるのか、ただボーッとしてるだけなのか……せめて、それだけでも分かれば良いんだけど……)






名取の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

名取「………」

名取(……何にせよ、私は自分の出来ることをする……しかないよね)

名取「………」チラッ

ショタ提督「………」

名取「……!」ダッ




ショタ提督「………」

万が一、こいつらが僕に攻撃してきたとしたら……どうする?

正面から戦えば、間違いなく殺される……それだけは避けないと……!

コンコン

ショタ提督「………」

……こんな時に、よりによって……くそっ!

ショタ提督「……どうぞ」

名取「……失礼します」ガチャ

ショタ提督「………」

名取……軽巡だったか。なら、1対1ならまず負けない……でも、油断は絶対にするな……!

名取「えっと……ずっと仕事しているみたいなので、その……差し入れと言いますか……紅茶を……」つ紅茶 コトッ

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(私は何も言っちゃダメ……提督が、自分から飲んでくれないと……意味が無いから……!)

ショタ提督「………」

どうしていきなり……紅茶?飲み物だよな……?怪しいな……

さては毒でも入れて、僕を殺す気か……?いや、もしくは自白剤でも混ぜて……

ショタ提督「………」

名取「………」ドキドキ




反転コンマ判定:提督の行動は?

01~49:受け取ったフリをしつつ、裏で……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:拒否
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:飲む
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

07→70:はっきり断る


ショタ提督「……結構です」

名取「……え?」

ショタ提督「……いらない、と言ったんです」

名取「……!」

ショタ提督「………」

こんなもん、誰が飲むか……!そんな見え見えの罠に引っ掛かる程、僕はバカじゃない……!

そう簡単に殺されてたまるか……!お前達に復讐するまで、絶対に死ぬもんか……ッ!

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(……やっぱり、まだ受け取ってもらえないか……ううん、仕方ないよ。急ぎ過ぎるのはよくないから……!)

名取「……ごめんなさい。お節介でしたよね……?」

ショタ提督「………」

いいから早く出て行け!目に入るだけでも……殺したい衝動を抑えるので……精一杯なんだぞ……ッ!

くそっ……!こんな奴ら……いつか、必ず……ッ!!

ショタ提督「………」

名取「……失礼しました」ガチャ

バタン…

名取「………」

名取(……ゆっくり、いかなくちゃね)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

8×1.5=12/50



五十鈴「……で、戻って来たわけね」

名取「うん。断られるのは、予想してたけどね……」

五十鈴「………」

名取「………」

五十鈴「……それ、飲んでも良い?」

名取「え?うん……はい」つ紅茶 スッ

五十鈴「ありがと。ずずっ……」

名取「………」

五十鈴「……美味しいわね、これ。もしかして奮発した?」

名取「あ、分かった?提督に飲んでもらおうと思ったから、ちょっと高めの物を……」

五十鈴「……そう」

名取「……えへへ」

五十鈴「………」

五十鈴(にしても、こんな見るからに美味しそうな紅茶を突っぱねるなんて……よっぽど嫌だったのかしら)

名取「………」

名取(……無視されるよりは、話してもらっただけマシ……なのかな?)

2ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」カキカキ

コンコン

ショタ提督「………」

……帰って来た、か。打ち合わせ通りだと……くっ!

ショタ提督「……どうぞ」

雪風「失礼します!」ガチャ

ショタ提督「………」

雪風「今回の出撃は、予想以上に大成功でした!敵は全て撃沈です!」

ショタ提督「………」

やっぱり……分かっていたとはいえ、これは……ううっ……!

ショタ提督「……分かりました」

雪風「………」

ショタ提督「………」

何だこいつ……報告が終わったら出て行け!でないと……今すぐにでも……ッ!

ショタ提督「………」

雪風「………」

雪風(……褒めてくれるかなって思ったけど……無理、だよね……)シュン

雪風「……すみません。失礼しました」ガチャ

バタン…

ショタ提督「………」

くそぉ……ッ!こうでもしないと……ここにいられない……

頭では分かっていても……どうしても納得出来ない……!

ショタ提督「………」

泣くな……!いつもの調子を崩すな……!

悔しい……悔しい……っ!この恨み、絶対に晴らしてやる……!今に見てろ……ッ!!




↓1鬼怒のコンマ 好感度:14.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:2/50
↓3名取のコンマ 好感度:12/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

リベッチオ「今日の出撃、大成功なんだって~!」

ローマ「そうなの?今まで失敗続きだったのに……」

リベッチオ「それに、すっごい戦果らしいよ?今までの失敗を全部覆せるぐらいの!」

ローマ「……そ、そこまで?」

リベッチオ「うんっ!雪風ちゃんから聞いたの!」

ローマ「………」

ローマ(……何にせよ、これで鎮守府の評判が回復しそうね)

リベッチオ「ただ、提督さんは全然嬉しそうじゃなかったんだって……」

ローマ「……え?」

リベッチオ「これも雪風ちゃんから聞いたんだけど……いつもみたいに、ずっと無表情で……」

ローマ「………」

ローマ(私が最初に会った時もそうだったから……やっぱり、まだ振舞いが変わってないのね……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ローマ「………」スタスタ

ローマ(あの時は表情を読もうとして失敗したから……もっと慎重に……)

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

ローマ「……えっ?」

ローマ(て、提督!?今、確かに提督が横切ったような……)

ローマ(それに、あの部屋から出ない提督が走ってるなんて……しかも結構速い……)

長門「提督うううううううううううううううううううううッ!!」ダダダダダ!

ローマ「……………………」

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

何なんだこいつは!?いきなり部屋に入って来たかと思えば……

いきなり近づいて来て、僕を襲って来るなんて……!咄嗟に気絶させたのに……

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

長門「ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!}ダダダダダ!

長門(逃がさないぞ!表情がかたいというのなら、私の胸の中で温まれば良い!遠慮するな!)

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

すぐに起き上って追いかけて来るだって……!?

くそっ!やっぱり僕を殺す気なんだ!どうする……今なら正当防衛として……!

例え相手が戦艦だろうと、艤装さえ付けていなければ1対1なら確実に……!

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

長門「待てえええええええええええええええええええええええッ!!」ダダダダダ!

ローマ「………」

ローマ(長門さん……よりによって、この提督にそんなことしようだなんて……)

ローマ(……どうすれば良いのかしら)





ローマの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ローマ「………」

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

長門「ほおおおおおらああああああ!私の胸に飛び込んで来おおおおおおおおおい!」ダダダダダ!

ローマ「………」

ローマ(……止めるしかないわよね)ハァ



ショタ提督「………」シュタタタタタ!

長門「ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」ダダダダダ!

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

しぶといな……そこまでして僕を殺したいのか……?

そうか……やっぱり、艦娘なんて……こんな奴らなんて……!

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

長門「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ダダダダダ!

ローマ「っ!」ザッ

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

ん?こいつは……ローマ?くそっ!さては2人がかりで僕を殺しに……

ローマ「やめなさいっ!」ガシッ

長門「ぐおおおおおっ!?」

ショタ提督「………」

……え?あいつを……止めた……?

ローマ「……ッ!?」グググ…!

ローマ(さ、流石ビッグセブン……力が半端じゃないわ……!)

長門「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」

長門(どんな妨害があろうと、私は提督に抱き着くんだあああああああああああああ!)グググ…!





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:ながもん、ローマを弾き返す
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ローマ、ながもんを何とか説得する
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:↑+提督が渋々お礼を言う
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

21→12:ビッグセブンは伊達じゃない


長門「うおりゃああああああああああああああああ!」バッ

ローマ「きゃっ!?」バタッ

ローマ(て、手で弾き返された……!?)

長門「誰にも私は止められないんだあああああああああああああああ!」ダダダダダ!

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

また追いかけて来たか……くそっ!

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

長門「提督ううううううううううううううううううううううううッ!!」ダダダダダ!

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

いつになったらあいつは諦めるんだ……!

スタミナにも自信はあるけど、このまま走り続けるんじゃキリが無いぞ……!

ショタ提督「………」シュタタタタタ!

長門「待ああああああああああああてええええええええええええええええ!」ダダダダダ!

ローマ「………」

ローマ(……提督、ごめんなさい。私では長門さんを止められなかったわ……)

ローマ「………」

ローマ(……お願い。何とか逃げ切って!)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

7×1.0=7
2+7=9/50


ショタ提督「………」シュタタタタタ!

長門「ぜぇぜぇ……はぁはぁ……ま、待てぇ……」フラフラ

ショタ提督「………」シュタタタ…

長門「はぁはぁ……も、もうダメだ……」ヘナヘナ

長門(くっ……自分の持久力の無さが憎い……!)



ショタ提督「………」

やっと諦めたか……何てしぶといんだ、あいつ……

そこまでして僕の命を……いや。当然か。僕がこいつらを殺してやりたい程憎いように……

こいつらだって、敵である僕のことを……

ショタ提督「………」

にしても、ローマは何だってあいつを止めようとしたんだ……?

まだ僕を殺すタイミングじゃないのか?それともあそこで殺すのは目立つからか……?

ショタ提督「………」

まぁ……僕を庇うつもりでないことは確か、か。

くそっ!いつか……絶対にこいつらに復讐してやる……!

今はまだ無理でも……必ず……ッ!!

2ヶ月目:下旬


いつもの喫茶店

14周目提督「それでよ、また翔鶴の奴が……」

9周目提督「それは君が悪いんじゃ……」

4周目提督「え、えっと……」アセアセ

20周目提督「あはは……でも、ちょっと前の僕なら……きっと艦娘の皆に憎しみを抱いてたかも」

27周目提督「まぁ、20周目提督の場合はな……」

14周目提督「はいはい、どーせ俺が悪ぅございまし…………ん?」

9周目提督「……どうしたの?」

14周目提督「いや、あそこ……」スッ

4周目提督「あ……」



ショタ提督「………」スタスタ ※店の外



20周目提督「……31周目提督君」

27周目提督「……!」

14周目提督「そういやあいつ、俺達とも全然話さないよな」

9周目提督「そうだね……昔の14周目提督君みたいに」

14周目提督「うぐっ……」

15周目提督「……あやつからは、何か得体の知れん黒い感情を感じるのぅ」

9周目提督「……僕もそう思う。何というか、上手く言葉に出来ないけど……凄く重い気持ちが……」

14周目提督「あー……俺もうっすら感じてた。まるで昔の俺みたいな……」

20周目提督「……僕も。五月雨ちゃん達と出会う前の、まだ女の人が大嫌いだった頃の僕に似ているというか……」

4周目提督(……昔のお母さん、みたいな感じがしたような……)

27周目提督「………」

27周目提督(あいつの体から、何やら異常なレベルの憎悪・殺意が感じられたけど……深入りはしない。勝手に人の心を覗くなんて、俺には出来ないからな……)




↓1鬼怒のコンマ 好感度:14.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:9/50
↓3名取のコンマ 好感度:12/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

すみません。ちょっと休憩します。30分~45分後に再開予定です。

お待たせしました!再開します!

阿賀野「提督さん、相変わらず私達に喋りかけてくれないね……」

酒匂「……うん。司令と私達の間に、すっごく高い壁があるような感じだよね」

阿賀野「そうそう!その分厚い壁の無効がワンに提督さんがいて……こっちの声を聞いてもらえなくて……」

酒匂「ぴゃん……」

阿賀野「……はぁ」

酒匂「………」

阿賀野「……よしっ」スクッ

酒匂「……会いに行くの?」

阿賀野「だって、このままいつまで経っても提督さんとお喋り出来ないもん!ならこっちから!」

酒匂「でも、司令が嫌がりそうなことはダメだよ?思いっきり近くに寄って遠慮無く喋るとか……」

阿賀野「だ、大丈夫よ~!お姉ちゃんを信じなさいっ!」フンス

酒匂(……不安だなぁ)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

> 無効がワン
阿賀野かわいい

>>348
また誤字……すみませんでした。正しくは「無効がワン→向こう側」です。


ショタ提督「………」

猫「……にゃ?」

阿賀野「………」

阿賀野(提督さんと……猫さん?いつの間に執務室に……)

ショタ提督「………」ジー

猫「………」クシクシ

ショタ提督「………」

何だろう、この生き物……たまに見かけるけど、今まで見たこと無かったから……

それに……何だか、気持ちが安らぐというか……

ショタ提督「………」ニコ…

阿賀野「……!?」

阿賀野(えっ!?今、提督さん……笑顔になったよね!?)

猫「にゃ~ん」

ショタ提督「………」ナデ…

猫「にゃふ……♪」

ショタ提督「………」

可愛い……名前は分からないけど、あいつらや人間と違って……安心出来るなぁ……

ショタ提督「………」ニコ…

阿賀野「………」

阿賀野(わ、私……鎮守府で1番最初に、提督さんの笑顔を見ちゃった……!)





阿賀野の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

猫の道具を置いておく

阿賀野「………」

阿賀野(猫さんを見ると笑顔になる……だったら……!)

阿賀野「………」

阿賀野(あ、でも……ここで私が猫耳を付けたり、猫のコスプレをしたら……“こっそり部屋を覗いてたことがバレちゃう”よね……?)

阿賀野「………」

阿賀野(う、う~ん……やっぱり、怒るかな……?勝手に部屋を覗いて、しかも“笑顔まで見ちゃった”んだし……)

阿賀野「………」

阿賀野(でも、偶然だって押し切れば……いやでも……)

阿賀野「………」

阿賀野(ど、どうしよう……)







特殊反転コンマ判定

01~89orゾロ目:止めといた方が良いよね……
今回は>>350を採用

90~98:え、えぇい!一か八かー!
そのまま行動 ※信頼度に影響が出る恐れあり

直下

31→13:>>350を採用 ※これ以降、1ヶ月間は信頼度に影響する安価は全て安価下とします


阿賀野「………」

阿賀野(やっぱり、やめた方が良いよね……万が一、提督さんを怒らせることになっちゃったら……)

阿賀野「………」

阿賀野(……じゃあ、その代わり)ダッ



ショタ提督「………」ナデナデ

猫「うにゃ~ん♪」ゴロゴロ…

ショタ提督「………」

あぁ、癒されるなぁ……今だけは、何もかも忘れられる……

地上なんて、夢も希望も無い地獄だと思ってたけど……こんな安心出来る存在もいるんだ……

ショタ提督「……♪」ニコッ

猫「にゃう~♪」

阿賀野「………」つ猫グッズ スッ

阿賀野(道具を置いたら、部屋から離れるっ!)ダッ

ショタ提督「………」

ん?今、何か物音が……

ショタ提督「………」ガチャ

猫グッズ「」ジャーン

ショタ提督「………」

な、何だこれ……変な棒(※猫じゃらし)に、よく分からない小袋(※マタタビ)……

ショタ提督「………」

阿賀野「………」ジー

阿賀野(ここからなら、提督さんには気づかれないはず……)

阿賀野(……提督さん、使ってくれるかな?)

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:罠だと思い無視
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:拾おうとするも、やっぱり止める
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:警戒しつつ拾って……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

15→51:1歩前進……?


ショタ提督「………」

う~ん……誰かが置いて行ったのか?って、そんなことをするのはあいつらしかいないか……

……やっぱり、罠か……?僕を暗殺しようと……

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

阿賀野(グッズの前で佇んでる……拾ってくれるかな……?)

ショタ提督「………」

阿賀野「………」ドキドキ

ショタ提督「………」

いや、こんな物が罠には……もしかして、本当に落として行っただけなのか……?

ショタ提督「………」スッ

阿賀野「……!」

阿賀野(やった……!)

ショタ提督「………」ピタッ

阿賀野「……!?」

阿賀野(え……?)

ショタ提督「………」

いや、ダメだ。あいつらのことだから、何を企んでるか分からないぞ!

油断するなと言っただろ、僕……!もしかすると、この棒は触れたら罠を起動させるスイッチかもしれないし……

それに、こっちの小袋は……開けた途端、毒が噴き出して来て……!

絶対に死ぬことは許されないんだ……!

ショタ提督「………」

阿賀野「………」シュン

阿賀野(うぅ……やっぱり、まだ怪しんでるのかな……?)

ショタ提督「………」

でないと……復讐すら出来ないまま、僕は……!





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

10×1.5=15/50


酒匂「そっか……ダメだったんだ」

阿賀野「うん……はぁ、折角提督さんがちょっとだけ心を開いてくれると思ったんだけどなぁ……」

酒匂「……でも、嫌われなかっただけマジだよ」

阿賀野「……それはそうだけど」

酒匂「……でも、司令はどうして喋ってくれないのかな」

阿賀野「………」

阿賀野(提督さん……)




ショタ提督「………」ナデナデ

猫「にゃ~ん♪」ゴロゴロ…

ショタ提督「………」ニコッ

……こんな顔、誰にも見せられない。あいつらはもちろん、こればっかりは……

……あの人達にも、決して許されることじゃない。もし、今の顔を見られたら……

きっと、僕は今まで以上に怒り狂って……それで……!

ショタ提督「………」

何度も教えられてきた……無表情を貫き通せって。決して隙を見せるなって……!

ショタ提督「………」ナデナデ

猫「……♪」ゴロゴロ

ショタ提督「………」

でも……今だけは、ちょっとだけ現実を忘れよう……

誰もいない、僕とこの生き物だけの空間……そして、ただ1体だけの……僕が本音を出せる存在――

ショタ提督「………」ニコッ

猫「にゃふ~ん♪」













――僕だけの、たった1体の友達。

――深夜・某所


ザバーン!

ショタ提督「………」

「………」ザッ…

ショタ提督「……先に来てたんですね」

「……うん。5分遅刻だね」

ショタ提督「あ……ご、ごめんなさい……奴らが寝静まるまで、ずっと待っていました」

「……そっか。なら仕方ないね……それで、現状報告は?」

ショタ提督「はい。奴らに殺されないよう、上手く立ち回りながら……少しずつですが、情報を取り出すことに成功しています」

「……確かに、毎回渡してくれる情報には……あいつらの艤装のデータや、艦娘の特徴について……事細かに記されているからね」

ショタ提督「………」

「……今のところは上出来かな。それじゃあ、今回の情報を貰おうか?」

ショタ提督「はい。ここに」つUSBメモリ スッ

「ご苦労様。それじゃあ、引き続き……“スパイ活動”、頑張ってね?」

ショタ提督「……分かりました。あの……」

「……何?」

ショタ提督「僕が全ての情報を盗み出した時は……えっと……」

「……安心して。あいつら全員、1隻残らず始末するから」

ショタ提督「……ありがとうございます」

「……じゃあね」スッ

ショタ提督「……はい」






「………」

(大丈夫。少なくとも“今”は……奴らの空気に毒されていない)

(まぁ、あれだけ鍛え上げたからね……ちょっとやそっとじゃ、平和ボケなんてしないか)

「………」

(ただ、君が奴らの考えに染まってしまった時は……どうなるか、分かってるよね?)

「……ふふっ」






今月のリザルト:2ヶ月目

鬼怒:14.5/50『……何が目的なんだ』
ローマ:9/50『……どうして僕を守るような真似を』
名取:12/50『そんな見え透いた罠に引っ掛かるわけないだろ……!』
阿賀野:15/50『そう簡単に殺されてたまるか……!』

今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

まあ予測不可能ですわな今回のは
特にエロとか虐待安価でもあるまいし
そういや小ネタでエログロ展開じゃなくても本編でエログロ安価がコンマが荒ぶって通ったらRに移行するのか?
それともそこの部分だけRの別スレに書いてこっちで続行?

R-18は安価下じゃなかったっけ
前スレでも変な安価取られて安価下なってたし

21:30~23:00頃開始予定です。

>>372
>>373のご指摘の通り、板全体の仕様変更に合わせて本編でのR-18内容の安価は全て安価下とさせていただきました。
説明不足で申し訳ございませんでした。

始めます。

3ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」スタスタ…

早く部屋に戻ろう。ずっと外にいるなんて、耐えられない……!

ショタ提督「………」スタスタ…

皐月「えーい!」つ3DS

深雪「うわっ!?よりによって鬼殺し当たるか!?」つ3DS

ショタ提督「………」チラッ

また騒いでるのか……耳障りなんだよ。早く黙れば良いのに…………ん?

ショタ提督「………」ジー

舞風「あ、無敵キャンディ!」つ3DS

涼風「取らせるかー!」つ3DS

ショタ提督「………」

お、おい……まさかこいつら、あの小さな機械で……

僕の情報を……盗もうとしてるんじゃ……!?

ショタ提督「………」

深雪「とりゃー!パラソルドリルを喰らえー!」

舞風「ああっ!?死んじゃった!?」

皐月「こっちも体力が限界だよ……マキシムトマトはいや、せめて回復アイテムは……」

涼風(今の内にさつまいもを……)

ショタ提督「………」

まずい……どうする!?こいつらが盗んだ情報次第では……

いや、それよりまずあの人達に連絡するのが先か……!?

ショタ提督「………」





↓1鬼怒のコンマ 好感度:14.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:9/50
↓3名取のコンマ 好感度:12/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

鬼怒「………」

長良「………」

鬼怒「……あれから全然、提督と話して……いや、元から話せてないか……」

長良「……3ヶ月経つけど、振る舞いが全く変わってないもんね」

鬼怒「はぁ……」

長良「……し、司令官だって鬼怒のことを本気で嫌ってるわけじゃないよ!きっと!」アセアセ

鬼怒「そうだと良いんだけど……」

長良「そうそう!その意気だよ!」

鬼怒「……ようし!また提督に会ってくる!」ダッ

長良「頑張ってね~!」






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つスタンガン マジマジ

鬼怒「……!?」ビクッ

鬼怒(て、提督!?どうしてスタンガンなんて持ってるの!?護身用にしては妙に大きいよね!?)

ショタ提督「………」

うん、特に不調も無いかな……普段は使わないとはいえ、定期的に点検しないと……

ショタ提督「………」つスタンガン スッ

鬼怒「………」

鬼怒(あ、スタンガンを置いた……ってそんなことより!あんな物、どこで手に入れ……)

ショタ提督「………」つ銃 スッ

鬼怒「」

ショタ提督「………」つ銃 カチャカチャ

これは……最終兵器。それこそ、護身術で防ぎきれない程の艦娘が襲って来た時に使う……

万が一に、と持たされて……それに、訓練もみっちり行ったけど……

……流石にこれは、うかつに使えないよな……銃声が大きいし、すぐに周りに気づかれる……

ショタ提督「………」つ銃

普段は金庫に隠してあるけど……暴発しないように、念入りにチェックしないと……

ショタ提督「………」つ銃 マジマジ

鬼怒「………」

鬼怒(た、大変な物を見ちゃったよ~!?どうしようどうしよう!?これは下手に行動すると……)

鬼怒「………」






鬼怒の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

鬼怒「………」

ショタ提督「………」つ銃 マジマジ

でも、これは……何もあいつらを殺すだけじゃなく……

ショタ提督「………」

……いや、止めとこう。ありもしないことを考えるのは……

ショタ提督「………」

鬼怒「………」

鬼怒(……うん。私は何も見てない。提督がスタンガンや銃を持ってるところなんて、一切見てない)

鬼怒「………」

ショタ提督「………」つ銃 スッ

あまり手元に長い時間持っておくのは……そろそろしまわないと……

ショタ提督「………」

鬼怒「………」

鬼怒(……そういうことにしておいた方が、良いよね……?)

鬼怒(大丈夫。このことは……絶対に、他の皆には言わないから……)

鬼怒「………」スタスタ…

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:鬼怒の足音が……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:何も起こらない
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:ショタ提督「……止まれ」
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

03→30:敵に見つからずに進むゲーム?


鬼怒「………」スタスタ…

キィ…

鬼怒「……!?」

鬼怒(うわっ!?廊下から軋む音が……!)

ショタ提督「ッ!誰だ!?」

鬼怒「……っ!」

鬼怒(絶対に喋っちゃダメ!音を立てないように……息を潜めて……!)

ショタ提督「………」

鬼怒「………」ドキドキ

ショタ提督「………」

気のせい、か……?いや、でも確かに物音が……

ショタ提督「………」

シーン…

ショタ提督「………」

鬼怒「………」ドキドキ

鬼怒(お願い……!気づかないで……!)ドキドキ

ショタ提督「………」

……本当に誰もいない……のか?

いや、まだ分からない……もしかすると、さっきまでの様子を覗いて……

……もしそんな奴がいたら、絶対に殺してやる!こんなところを見られたら……ッ!

ショタ提督「………」

鬼怒「………」

鬼怒(……あ、危なかったぁ!もうちょっとで見つかるところだったよ……!)

鬼怒(それにしても……あんな怒号が入った提督の声、初めて聞いたよ……あ~怖かったぁ……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

8+1.0=8
14.5+8=22.5/50


鬼怒「……ただいま」ガチャ

長良「あ、お帰り!どうだった?」

鬼怒「………」

長良「……鬼怒?」

鬼怒「………」

鬼怒(姉さんには悪いけど……こればっかりは、誰にも言わないって決めたから……)

鬼怒「……また、ダメだった」

長良「……そっか。えっと……まだまだこれからだから、ね?」アセアセ

鬼怒「うん……ありがとう、姉さん」

鬼怒(……提督、いつか……理由を話してね?待ってるから……!)






ショタ提督「………」

さっきの物音……さては鬼怒の奴か……?

あの時も、覗いてたところに目が合ったし……

ショタ提督「………」

でも、あの時は僕に何もしてこなかった。あの状況なら、いつでも僕を後ろから……

ショタ提督「………」

……何か企んでるのか?それとも……

ショタ提督「………」

まさかとは思うけど……僕に敵意を向けていないのか……?

いや、そんな……あいつらは僕の敵で、僕はあいつらの敵なのに……そんなはず……






※鬼怒への警戒心が少し和らぎました。

3ヶ月目:中旬


海沿いの道


ショタ提督「………」スタスタ…

食料も貰ったことだし、早く部屋に戻ろう……

ショタ提督「………」チラッ

ん?あの浜辺にいるのは……


10周目提督「………」

伊401(10周目)「………」


ショタ提督「………」

提督と艦娘か……こんなところにまで……

くそっ!どこに行っても人間共か艦娘がいる……!その度に、底から怒りが……!

ショタ提督「………」スタスタ…

とっとと立ち去ろう。こんな奴らを見ていたら、目が穢れる!

ショタ提督「………」スタスタ…



10周目提督「……今日が命日、なんだよね?」

伊401「うん……ちょうどここで、提督とお母さんを見つけたんだよ?」

10周目提督「……そう、なんだ。ここで……」

伊401「………」

10周目提督「……そういえば。ここは僕のお母さん以外にも……違う事件が起きたんだっけ」

伊401「えーっと……うん。確か9年前だったかな。提督のお世話をしている時に、強烈なニュースが流れ込んできて……」

10周目提督「……強烈なニュース?」

伊401「それはね……?」




↓1鬼怒のコンマ 好感度:22.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:9/50
↓3名取のコンマ 好感度:12/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ポーラ「ごきゅごきゅ……ぷは~!///」つワイン

ローマ「……飲み過ぎよ」

ポーラ「良いじゃないですか~!提督だって何も言いませんし~///」

ローマ「それは私達のことを警戒してるからでしょう?」

ポーラ「それはそうですけどぉ……///」

ローマ「はぁ……」

ポーラ「えへへ~♪提督もお酒を飲んだら、細かいことなんて気にならなく……」

ローマ「提督にお酒を勧めたりしたら、ますます関係が悪化しちゃうじゃない!」

ポーラ「じょ、冗談ですってば~!///」

ローマ「………」

ローマ(本当にこの娘は……)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではここから日常パートの募集をしたいと思います。可能な限り反映させます!
ただ、今周につきましては少しばかり内容を変更して書かせていただく場合があります。申し訳ありません。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

数々のリクエスト、ありがとうございます!
21:30~23:00頃開始予定です。

お待たせして申し訳ありません!小ネタが完成しました!
早速SS速報Rにて専用スレを立て、そこに投下させていただきます。

小ネタ投下完了しました。
小ネタスレのURLは……この板の方針を考えると貼ること自体がNGに入りそうなので、今のところはこのまま貼らずに進行する予定です。
一応、向こうの板でも『ショタ提督』と検索すればすぐに見つかるスレタイにしました。

こちらの不手際で度々申し訳ございません。


ところで同じ周の小ネタを連続で取るってあり?

類似エロネタじゃなければセーフ

始めます。本編終了後に小ネタ安価を取ります。

>>427
>>428のご指摘の通り、同一周の小ネタにつきましては前回とほぼ同じ内容or前回と同じ周の連続R-18展開でなければ大丈夫です。

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(腕を組みながら目を閉じてるわね……)

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(これは……眠っている、という認識で良いのかしら……いや、もしかすると真剣に考えごとをしているだけかもしれないし……)

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(……ダメね。顔を見るだけだと、本当に寝ているのかの判別がつかないわ)

ローマ「………」

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(ただ、万が一寝ていたとしたら……今、部屋に入れば提督を起こしてしまうことに……もしそうなったら確実に怒るわよね……)

ショタ提督「………」

ローマ「………」






ローマ「何をしようかしら」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(何にせよ……私に出来るのは、提督を刺激しないことね)

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(こうやって静かに見守っていれば……)

ドタドタドタ! ガヤガヤ…

ローマ「……?」

<きゃっ!?うぅ……

<あー!また五月雨が転んでる!

<うおおおおおおおおおおお!提督うううううううううううう!

<ちょっと長門姉うるさい!

ローマ「………」

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(……先にやるべきことがあったわ)ダッ

・・・÷

ローマ「皆、提督は今……えっと、真剣に仕事してるから静かにね?」

駆逐艦娘「……ごめんなさい」

ローマ「……長門さんもね?」

長門「くっ……だが、私はどうしても提督に抱き着k」

陸奥「な・が・と・ね・え?」ズゴゴゴゴゴ

長門「……はぃ」シュン

ローマ「はぁ……」

・・・÷

ローマ「………」

ショタ提督「………」

ローマ(提督……起きてなければ良いけど……)

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:起こされて不機嫌(しかし無表情)
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ぐっすり♪
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:実は途中から起きていて……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

20→02:寝起きは不機嫌


ショタ提督「………」

ローマ「………」

ショタ提督「……ん」パチッ

ローマ「……!」

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(あ……やっぱり起きちゃった……)

ショタ提督「………」

たかが仮眠も取れないだなんて……やっぱり、この部屋もダメか……

くそっ!イライラする……いつも以上に腹立たしい……!人の眠りを邪魔して……!

ショタ提督「………」

そうか……これもあいつらの作戦だな……?僕の眠りを妨げて、精神的に追い詰めて……!

汚い……流石艦娘だ。卑怯な手で僕を……そうやって、あの時も……ッ!!

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(やっぱり無表情なのね……でも、怒ってない……のかしら?)

ショタ提督「………」

うぅ……ダメだ、起きかけで頭が回らない……これも狙いか……

早く本調子を取り戻さないと……油断してたら殺される……!

ショタ提督「………」フルフル

ローマ「………」

ローマ(頭を振ってるわね……眠気覚まし?)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

7×1.0=7
9+7=16/50


ポーラ「それで、結局何もせず帰って来たんですか~?///」

ローマ「えぇ。というより、うかつなことは出来ないもの」

ポーラ「それはそうですけど~……どうせなら、起きたところに顔を近づけて『ワッ!』なんて……」

ローマ「………」ジトー

ポーラ「……じょ、冗談ですってばぁ」

ローマ「……あの提督は、本当に慎重に接さないといけないのよ。鬼怒さんの例を知ってるでしょ?」

ポーラ「あー……確か、脅かそうとして……」

ローマ「だから、同じミズをしないためにも……やり過ぎなくらい、提督とは距離を置かなきゃいけないのよ」

ポーラ「……そういうもんなんですか」

ローマ「そういうもんなの」





ショタ提督「………」

そういえば、急に静かになったな……僕が起きたことがバレたのか?

だとしたら、この部屋には……まさか、監視カメラや盗聴器がついてるのか!?


「……ッ!」ビクッ


ショタ提督「………」

いや、流石にそれはないか……でないと、僕が情報を盗んでいるのが……何かしらで、とっくにバレてるはず。

とすれば……覗き、しかないよな。鬼怒か?いや、あいつは確か遠征中のはず……じゃあ誰が……

ショタ提督「………」


「………」

(……ヒヤッとした。まさか“これ”に気づいたのかと思ったよ)

(ふふっ……皆、君のことを見張ってるからね……どこにいても……)

3ヶ月目:下旬


入渠ドッグ


ショタ提督「………」

早朝4時。今は誰も起きていない……速くてうるさい奴や1番に拘る奴が起きるのは5時半。

そう、僕は……今、ここで起きている唯一の人間……人、間……くっ!

ショタ提督「………」

ここには、あいつらの秘密が隠されているはず……それを、あの人達に渡すことが出来れば……!

ショタ提督「………」スタスタ…



ショタ提督「………」

見たところ、普通の脱衣所にしか見えない……いや、奥にもっと秘密があるに違いない!

見かけに騙されるな……!隅々まで探し尽くせ……!

ショタ提督「………」スタスタ…

一見、何の変哲もない器具も調べろ!確認出来る場所は全部チェックしろ!

ショタ提督「………」スタスタ…



ショタ提督「………」

どう見ても大浴場にしか見えない……いや、油断するな!

ここは提督……いや、男の僕は入れない場所……!となると、何かを隠したりしまっておくにはうってつけだ!

ショタ提督「………」スタスタ…

浴槽の中、サウナ、窓、椅子、石鹸……全部調べるんだ……!

あいつらの秘密を……何か1つでも見つけられれば……!

ショタ提督「………」









――結局、1時間以上探し回ったけど……何1つ見つけられなかった。くそっ!あいつらめ……!


↓1鬼怒のコンマ 好感度:22.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:16/50
↓3名取のコンマ 好感度:12/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

阿賀野「………」

能代「……どうしたの?」

阿賀野「いやね?この前提督さんと会ってから、全然仲良くなれてない気がして……」

能代「そう?むしろ結構進展したと思ったけど……」

阿賀野「え~?どうして?」

能代「1ターンで一気に15も上昇させたから」

阿賀野「それはそうだけど……」

能代「………」

阿賀野「……とりあえず、提督さんのところに行って来るね?」スクッ

能代「……えぇ。行ってらっしゃい」

阿賀野「………」スタスタ

阿賀野(……でも、やっぱり提督さん……まだ振る舞いがかたいよね……)






ショタ提督「………」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つ炊飯器 カチャ

阿賀野「……!?」

阿賀野(えっ!?提督……それ、もしかして……炊飯器!?)

ショタ提督「………」つご飯 ヨソイヨソイ

人間が作った物を使うのは癪に障るけど……これは認めざるを得ない……

いつも食べている冷たい食料より……温かい方が、やっぱり……くうっ……!

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

阿賀野(提督さん……全然食堂に来ないと思ったら、自分で作ってたんだ……)

ショタ提督「……いただきます。はむっ……」

……すっごく腹が立つけど、美味しい……くそぅ……!

悔しい……あの人達から貰っている食料より、こっちの方が美味しいと思えてしまう自分が嫌だ……本気で嫌だ……ッ!!

ショタ提督「………」モグモグ

阿賀野「………」

阿賀野(あんなにフワフワで美味しそうなご飯を食べてるのに……やっぱり無表情なんだ……)

ショタ提督「………」モグモグ

ううっ……なんだか、いつもと違う意味で泣きそう……

こんなことで……人間共を見直したり、なんか……!

ショタ提督「………」モグモグ

阿賀野「………」

阿賀野(でも、ご飯だけで足りるのかな?9歳なら、丁度食べ盛りだろうし……でも、私がおかずを持って行くわけにもいかないしなぁ……)

阿賀野(この前の猫のことを考えると……う~ん……)






阿賀野の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

阿賀野「………」

阿賀野(この前のことを思い出して……私が直接渡すのはダメ。提督さんを覗いてたことがバレちゃうから……!)

ショタ提督「………」モグモグ

阿賀野「………」

阿賀野(でも、ドアの前にこっそり食べ物を置いておけば……誰が覗いたかは分からないし、提督さんもおかずを食べられて一石二鳥!)

阿賀野(そうと決まればっ!)ダッ



ショタ提督「………」モグモグ

何だか、口の中が甘くなってきた……おかしい。これが『ご飯』というものか……

いつもは味が無い、小さな塊しか食べていなかったけど……こっちは、噛めば噛むほど味が……

ショタ提督「………」モグモグ

阿賀野「………」

阿賀野(……音を立てないように、そっと置いて)つ牛缶 スッ

阿賀野「………」チラッ

ショタ提督「………」モグモグ

阿賀野(えへへ……後は見つからない内に、阿賀野はドアから離れて……)ソロリソロリ

ショタ提督「………」チラッ

牛缶「やぁ」チョコーン

ショタ提督「………」

……何だあれ。見るからに怪しいな……

さては、また誰かが僕を覗いてたな……?くそっ!それで毒が入った物を……!

ショタ提督「………」

阿賀野「………」ドキドキ

阿賀野(……持って行ってくれるかな?)ドキドキ





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:無視
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:様子を見に来るが、やっぱり食べようとしない
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:恐る恐る食べてみる
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

19→91:警戒心>食欲


ショタ提督「………」

いや、待てよ……?もしかすると、あいつらが自分で食べようとしていたものを……

それこそ、何かの拍子で落としたのかもしれないし……

ショタ提督「………」スクッ

阿賀野「……!」

ショタ提督「………」スタスタ…

阿賀野(足音が……じゃあ、提督さん……!)パアッ

ショタ提督「………」ジー

牛缶「美味いで」

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

阿賀野(ほらっ!美味しいものが目の前にあるんだよ?拾って拾って!)

ショタ提督「………」

……うかつだった。まんまとあいつらの罠にはまるところだった。

生きていくための本能につけ込むなんて……くそっ……!

少しでも油断した自分が憎い……!ここは敵陣だぞ!?気を緩めてる場合じゃないだろ!?

いつ、後ろから殺されるか……分からないんだぞ……ッ!!

ショタ提督「………」スタスタ…

阿賀野(あ、あれ?拾わないの?)

阿賀野「………」

阿賀野(……やっぱり、まだ警戒してるんだ……うぅ、先は長いなぁ……)






ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それでは小ネタ安価を取って終了したいと思います。


小ネタ安価
↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

21:30~23:00頃開始予定です。

ID加速中は論破されているwwwwwwwwwwwwホルホルしてるID加速中自演で顔真っ赤wwwwwwwwwwww
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

   、_,,,, _,, -.'"           ` 、
 ミ三ミ三ミ三ミミ                ヽ_,
-==三ミ彡三ミミ     ,,=-==     ==、 iミ=-、_
_,,ンミミ三ミ三ミミ]  -彡-一 ー-、 r一 ーミ、|ミミ三ミ=-'

_, -==彡ミ彡ミミミ|  ン| ,=て)> (|ー| ,て)>、 ||三ミ彡==-'
_,彡彡三ミ三ミミレ'~ .|. '     |  ヽ   `  |ミ三彡三=-、
(_彡三ミ彡ミミミ'   ヽ、    ノ   \__ノiミ彡ミ三=ー  
ー-=二三ンーミミミ     `ー /(_r-、r-_)   .|彡ミ三=-、      ←カスジャップ
)(_ミ彡ミ| i' ヽヽミ       | : : : __ : :__: :i   .|彡ミ三=-、_
と彡ミ彡ミヽヽ<ヽミミ      |: ン=-ニ-ヽ、   .|彡ミ三==-
 彡ミ彡ミミヽ  ) `    、 .' <=ェェェェェン |    |彡ン=-=
 -==彡三ミ `ーヽ : : : : : :i: :  `ー--一''  : : ノミ三==''


始めます。リザルトが1レスに収まらなかったので、2レスに分けて投下します。

8×1.5=12
15+12=27/50


大淀「う~ん……」つPC カタカタ

明石「……どうしたの?」

大淀「それが……提督の経歴を確認しようとしたんだけど……これ、見て?」つ資料 スッ

明石「……あれ?ほとんど空白になってる」

大淀「えぇ。インターネットで調べても、何1つ情報が出て来なくて……」

明石「………」

大淀「……それだけじゃないの。鎮守府のメインコンピュータに、何度かアクセス記録が……」

明石「……どうも、何かありそうね」

大淀「………」コクリ

明石「……分かった。私も知り合い(他の鎮守府の明石自身)に頼んで、提督について調査してもらうね?」

大淀「お願い……私もこのまま調べ続けてみるけど……」

明石「………」

大淀「………」

明石大淀(提督……)



ザザー… ザザー…

ショタ提督「………」

「……今回は間に合ったんだ」ザッ

ショタ提督「……はい、何とか」

「ふふっ……じゃあ、早速貰うね?」

ショタ提督「………」つUSBメモリ スッ

「……ん、ご苦労様」

ショタ提督「ありがとうございます……それでは、僕は引き続き任務に……」

「あ、ちょっと待って」

ショタ提督「……何でしょうか?」

「……あいつらに心を許してないよね?」

ショタ提督「……っ」

「………」

ショタ提督「……そんなわけ、無いじゃないですか。あいつらは……」

「……なら良いけど。じゃあね」スッ

ショタ提督「………」

そうだ。あんな奴らに……気を許すことなんて……

ショタ提督「………」

……でも、どいつもこいつも一向に僕を殺す気配が無い。

今までは油断させているだけだと思っていたけど……まさか、本当に……

ショタ提督「………」







「………」

(……やっぱり、少しずつ毒されてきてる)

(はぁ……あれだけ長い間言い聞かせたのに、どうしてそうなっちゃうかな……)

「………」

(……ま、本人はやる気だし……利用価値もあるから、まだ……)

「………」

(でも……裏切ったら、すぐに分かるからね?その時は……)

(……奴らと同じように、君も……反逆者として……ふふっ)







今月のリザルト:3ヶ月目

鬼怒:22.5/50『……僕を殺そうとは――』
ローマ:16/50『仮眠すらろくに取れないなんて……!』
名取:12/50『……毒なんて飲まないからな』
阿賀野:27/50『――思ってない、のか……?』

※阿賀野への警戒心が少し和らぎました。

4ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」つPC カチャカチャカチャカチャ

ショタ提督「………」ッターン!

ショタ提督「………」

うわ……本当にあったんだ。何度も何度も『ここには絶対に近づくな!』と言われた……

ショタ提督「………」

……どんな手を使っても、絶対に勝てない……最先端の技術を持つ……

……3周目鎮守府。

ショタ提督「………」

確か、ここの奴らに……これでもかと言うほど、残虐な仕返しをされて……

それが、凄くトラウマとして……今でも思い出すだけで震えるほど……

ショタ提督「………」

一体、どんな目に遭わされたんだろう……考えるだけでも身の毛がよだつ……!

あそこまで怖がるなんて、ただごとじゃない!きっと……奴らが地獄のように……ッ!!

ショタ提督「………」

21周目提督や27周目提督、他にも敵に回せば厄介な奴らがいるが……

あの人達が言うには、ここが1番危ない……くそっ!

どうして僕の周りには敵ばかり……味方はあの人達、だけ……!

ショタ提督「………」

……でも、あいつらは……僕を敵とは、思ってないのか……?

でないと、本気で殺そうとするなら……既に艤装を背負って襲って来てるはず……

ショタ提督「………」




↓1鬼怒のコンマ 好感度:22.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:16/50
↓3名取のコンマ 好感度:12/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:27/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

鬼怒「………」

名取「………」ジー

名取(鬼怒ちゃん、この間からずっと元気が無いなぁ……)

名取(私達が理由を聞こうとしても『大丈夫だから』としか答えてくれないし……でも、きっと提督のことだよね……?)

鬼怒「………」

名取「………」

名取(……早く提督に信頼してもらわないと)スクッ

鬼怒「……姉さん?」

名取「ちょっと、提督のところに行って来るね?」

鬼怒「……っ」

名取「……鬼怒ちゃん?」

鬼怒「……う、うん。行ってらっしゃい」

名取「……行って来ます」ガチャ

バタン…

鬼怒「………」

鬼怒(……提督、この前みたいに……いや、流石に無いよね……?)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(……着任してからずっと、無表情のまま……やっぱり、まだ……)

ショタ提督「………」

あいつらは……僕の敵だ。復讐すべき相手……これは間違いない……

あいつらは、許せないことをした……殺してやりたい程、憎い真似をしたんだ……!

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(でも、心なしか……いつも以上に、真剣に見えるような……)

ショタ提督「………」

それなのに……どうして僕は、奴らへの怒りが……少しだけ、治まったんだ……?

あいつらは、僕の……僕の……ッ!!

ショタ提督「………」

名取「………」

ショタ提督「………」

……くそっ!どうしてなんだ!どうして……

僕は……あいつらを、この前より警戒しなくなってるんだ……!

あの人達にも、散々言われたじゃないか……!任務を成功させろって……!

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(本当なら、すぐにでも声をかけてあげたいけど……私じゃ、まだ信頼されてないだろうから……)





名取の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

名取「………」

名取(今の私に出来ることは……う~ん……)

ショタ提督「………」

名取「……!」ピーン

名取(……良いこと思いつきました!)ダッ




ショタ提督「………」

忘れるな……!あいつらは敵なんだ……!

……でも、どうして……『そんなに悪い奴じゃない』という気持ちが……

い、いや!そんなわけない!もしそうだとしたら、あんなことをするわけが……!

ショタ提督「………」

名取「………」ソロリソロリ

名取「………」つお菓子 スッ

名取「………」ササッ

名取(ずっと考えてばかりじゃ……本当に考えごとをしてるのかは分からないけど……)

ショタ提督「………」

名取(……そういう時は、甘いものを食べてリフレッシュが1番です!)

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(ただ、声をかけるわけにはいかないから……こっそり部屋の前に置いたけど、気づいてくれるかな……)

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:気づいた上で無視
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:手に取ろうとするが……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:警戒しながらも……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

88:伊401「張り切って作りました!」フンス


ショタ提督「………」チラッ

お菓子「」チョコーン

ショタ提督「………」スタスタ…

名取「………」ジー

ショタ提督「………」

またか……この前も変な物が置かれてたよな……

さては……また誰かが、僕に毒を食べさせようと……

ショタ提督「………」つお菓子 スッ

名取「……!」

名取(あ……拾ってくれました……!でも、まだ食べてくれるかは……)

ショタ提督「………」

お菓子「チョコレート一式」

ショタ提督「………」

でも……危険だと分かっていても……すっごく美味しそう……

い、いやいや!騙されちゃダメだって!こういう物ほど危険で……

ショタ提督「………」

お菓子「お1つどうぞ?」

ショタ提督「………」つチョコ スッ

名取「……!」

ショタ提督「………」

……ちょ、ちょっと味見ぐらいなら……即効性の、それこそ猛毒でもない限り……

……死ぬことは無い、はず……くっそぉ!

ショタ提督「………」パクッ

名取「!!」

名取(やったぁ!食べてくれました!思い切って、10周目鎮守府のシオイちゃんの店で買った甲斐がありました!)

ショタ提督「………」







――1口食べただけで、僕の頭から思考が消えた。

――その中にあるのは……絶妙な甘みと、仄かな苦み……そして……

――舌でトロけていく、まろやかな味わい……

――こんな物、生まれて初めて食べた……今までになかった、未知の感覚……

――今、声に出して言いたいことは……







――“美味しい”


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

1×2.0=2
12+2=14/50


ショタ提督「………」パクッ

名取「……♪」ニコニコ

ショタ提督「………」

あぁ……毒が入っているかもしれないのに……

でも、こんな美味しい物……1度食べたら、やめられるわけないよ……

悔しい……食べ物につられる自分が、本当に情けない……!

ショタ提督「………」パクッ

名取(えへへ……あれからずっと食べてくれてるなぁ……♪)ニコニコ

ショタ提督「………」

くっそぅ……人間共に、こんな技術があったなんて……

ダメだ……食べ続けたらダメだと頭では分かってても、手が勝手にぃ……

ショタ提督「………」パクッ

うあぁ……美味しい……美味しすぎる……

うぅ……もし、これに毒が入ってたら……僕、明日には死ぬのかな……

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(でも……やっぱり、ずっと無表情のまま……まだまだ時間がかかるかも……)

名取(……でも、諦めないもん。いつかきっと、提督に笑顔になってもらえるように……!)

4ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」スタスタ…

ヲ級「………」ジー

レ級「………」ジー

ヲ級「……髪が黒いことを除けば、どう見ても21周目提督君だよね」

レ級「……うん。でも、振舞いは大違いだよ……21周目提督君は凄く明るいけど、31周目提督君は……」

ヲ級「……今、カ級がこの子の情報を集めてるところだけど……中々見つからないんだって」

レ級「あのカ級でも!?じゃあ、この子は秘密だらけってこと……?」

ショタ提督「……あの」

ヲレ級「ひゃあ!?」

ヲ級(ど、どうしよう!?ついつい近づいたら、思いっきり見つかっちゃった!)アセアセ

レ級(お、落ち着いて!私達が敵じゃないってことは、もう……)

ショタ提督「……こんな昼間に出てきたら、見つかりますよ?」

ヲ級「いや、そのこれは……え?見つかる?」

ショタ提督「……はい」

レ級「えっと……私達は、もう人類の敵じゃないって皆に知られてるはずだけど……」

ショタ提督「………」

ヲ級「………」

レ級「………」

ショタ提督「………」

……え?どういうこと?いつもみたいに……

……いや、違う。まさかこいつらは……!

ショタ提督「………」

レ級「………」

ヲ級「………」

レ級(私達が人類の味方ってことを、まだ知らない子がいたんだね~……珍しいなぁ……)

ヲ級(……ちょっと待って。この子が私達を人間の敵とみなすということは……!)

ショタ提督「………」

そうか……そうだったのか。こいつらは、あの人達が言ってた……“裏切った奴ら”……!

こんなところで姿を見せるなんて……!くそっ!いくら護身術を身につけていても……

こいつらには、絶対勝てない……!今は逃げた方が良い……のか……?いや、逃げるしかない!

こんなところで……裏切り者に殺されるわけには、いかないんだ……!

ショタ提督「………」スタスタ…

レ級「あ、31周目提督君……」

ヲ級「………」

ヲ級(……これは、早くカ級からの情報を見ないとまずいかもしれない)

ヲ級(……万が一“あいつ達”の仕業だとしたら……いや、まだ決まったわけじゃないけど……変なことになる前に、あの子を……!)




↓1鬼怒のコンマ 好感度:22.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:16/50
↓3名取のコンマ 好感度:14/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:27/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ザラ「さっき、慌てて深海に帰る見守る会のヲ級さん達の姿が見えました」

ローマ「………」

ザラ「……どうしたんですか?」

ローマ「いや、いつも戦っている敵の中にも味方がいるのを考えると……ちょっと複雑な気持ちになって」

ザラ「あー……でも、見守る会の皆さんは信用出来ますよ。なにせ21周目提督君の長年のコーチみたいなものですし!」

ローマ「それは分かってるけど……やっぱり、不思議な気分ね」

ザラ「あはは……そういえば、見守る会の皆さんに支援艦隊として出げk」

ローマ「それ以上言っちゃダメ!」

ザラ「流石に冗談ですよ」

ローマ「………」

ローマ(ポーラよりは確実にまともだけど、やっぱり姉妹だからか……微妙に似たところがあるわね)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:00~22:30頃開始予定です。

始めます。

ローマ「………」

ローマ(……まさか、また長門さんに追いかけられてるんじゃ)

高波「司令官なら、さっき出かけました……」

ローマ「……そうなの?ありがとう」ダッ

ローマ(……安心したわ)



ローマ(提督は……)キョロキョロ

ショタ提督「………」スタスタ…

ローマ(……いた!向こう側の歩道に……)

ショタ提督「………」スタスタ…

一応、食料は受け取って来たけど……でも、これより……

……あの時のチョコ、美味しかっ……い、いや!だからダメだって……!

ショタ提督「………」スタスタ…

ローマ「……!?」

ローマ(ちょ、ちょっと!?信号は赤よ!?)

車「」ギュウウウウウウウン!

ショタ提督「………」スタスタ…

誘惑に負けていたら、何をされるか……

でも、それなら僕はとっくに毒か何かで死んでるはず……

車「」ププゥ! ※クラクション

ショタ提督「………」チラッ

車「」ブオオオオオオオオオオオオオ!

ローマ(提督ッ!!)

ショタ提督「……っ!」バッ

運転手「バカ野郎!死にたいのか!」

車「」ブウゥゥゥン…

ショタ提督「………」

び、びっくりした……危うく衝突するところだった……

な、何なんだ……あの動く機械は……住んでた場所には、あんな物は無かったのに……

ショタ提督「………」



ローマ「………」ヘナヘナ

ローマ(よ、良かったぁ……って安心してる場合じゃない!赤で渡ろうなんて、どうしてそんな自殺行為を……!)





ローマの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ローマ「………」

ローマ(……流石にこれは注意すべきよね)

ローマ(相変わらずの無表情だから、何を考えているかは分からないけど……)

ローマ「………」

ローマ(でも、もしそれが原因で私達への警戒心を強めてしまったら……)

ローマ「………」

ローマ(……いや、ここは心を鬼にするべきね。覚悟を決めて……!)




ショタ提督「………」スタスタ…

何とか食料は無事か……でも、どうして急にあんな物が現れたんだ……?

いつもなら、僕が歩く道と関係無い場所を移動してたはず……

ショタ提督「………」スタスタ…

もし、さっきの物とぶつかっていたら……今頃、僕は……

ショタ提督「………」

ローマ「……提督」

ショタ提督「………」クルッ

こんな場所にまでいるのか……まさかつけて来たわけじゃないだろうな……?

ショタ提督「……何ですか」

ローマ「たまたま通りがかった(嘘)んだけど、さっき……車に轢かれかけてたわよね?」

ショタ提督「………」

『車』……さっきの動く大きい物の名前か……

ローマ「後1歩避けるのが遅かったら、あのまま大怪我して……最悪、死んでいたのかもしれないのよ?」

ショタ提督「………」

ローマ「それに、横断歩道に付いてる信号を見てなかったの!?どう見ても赤だったじゃない!」

ショタ提督「………」

ローマ「それで通ろうとするなんて……死んじゃってからじゃ遅いのよ!?もっと命を大切にしなさい!このアンポンタン!」

ショタ提督「………」

ローマ「……!」

ローマ(しまった!つい言い過ぎちゃったわ……でも、こういう時にしっかり言っておかないと……)

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:言葉の意図が分からず
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:『アンポンタン』にイラだちつつも……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:反省する
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

56→65:今回はセーフ


ローマ「………」

ショタ提督「………」

『アンポンタン』……少なくとも、僕を罵ったのは分かった。

くそっ!こんな奴らに罵倒されるなんて……!

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ショタ提督「………」

でも……もう少しで死んでいたのは、こいつの言う通り……

僕が油断さえしなければ、そんなことにはなってなかったんだ……!

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(や、やっぱり無表情なのね……これじゃあ、怒ってるのか気にしてないのかも分からないじゃない……)

ショタ提督「………」

すっごく悔しいけど、今回はこいつが正しい……

敵に情けをかけられるなんて……自分が情けなくて、本当に嫌になる……!

ショタ提督「………」

本当に、こんな自分が……嫌で仕方ないよ……

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(表情からは読み取れないけど、どことなく落ち込んでいるような……気のせいかしら)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

すみません!『直下』が抜けてました!このレスのコンマは無効でお願いします……

10×1.5=15
16+15=31/50


ショタ提督「……あの」

ローマ「……え?」

ショタ提督「……忠告、感謝します」

ローマ「……!?」

ローマ(う、嘘!?提督が……自分から、こっちに話しかけてくるなんて……!?)

ショタ提督「………」

どうして……どうして、敵であるはずの僕に……

僕は、お前達を……殺したほど、憎んでいるのに……

ショタ提督「………」

ローマ「……え、えぇ。でも、次からは気をつけてね?」

ショタ提督「……はい」

ローマ「………」

ショタ提督「………」

まして『もっと命を大切にしなさい』だなんて……敵に向ける言葉じゃ、無いはず……

こいつらは……いや、艦娘は……僕のことを、敵として見ていない……?

いや、それどころか――

ショタ提督「………」スタスタ…

ローマ「………」スタスタ…

ローマ(……何にせよ、1歩前進かしらね)

ショタ提督「………」スタスタ…














――最初から、受け入れようとして……


※ローマへの警戒心がかなり和らぎました。

4ヶ月目:下旬
 

ショタ提督「………」スタスタ…

僕は……一体、どうしちゃったんだ……

自分で自分の気持ちが、分からなくなってきた……

ショタ提督「………」スタスタ…

こんなこと、初めてだよ……うぅ……

何が正しくて、何が間違ってるのか……最初なら、すぐに答えを出せたはずなのに……

ショタ提督「………」スタスタ…

<へぇ~、そうだったんだ……

<うん。今でも申し訳なくて……

ショタ提督「………」チラッ


30周目提督「それじゃあ、今は……」

ショタ提督(平)「皆に謝って、今までの分を取り返すように頑張ってるんだ!」

30周目提督「そっか。それなら、お姉ちゃん達も安心だね」ニコッ

ショタ提督(平)「……僕には、それしか出来ないからね」


ショタ提督「………」

ど、どういうことだ!?僕があそこに……!

い、いや!落ち着け!隣にいるのは……30周目提督か。確かあいつは、別世界に移動出来たはず……

そ、そうか……それで別世界の僕を……

ショタ提督「………」

……気にすることもない、か。別世界の僕なんだし、この僕とは関係ないはず……

ショタ提督「………」スタスタ…


30周目提督「………」

ショタ提督(平)「……どうしたの?」

30周目提督「え?あ、いや。何でもないよ?」

ショタ提督(平)「……?」

30周目提督「………」

30周目提督(もし、この31周目提督君が経験したことが……この世界の31周目提督君も同じだったとしたら……)

30周目提督(……念のため、他の皆と相談した方が良さそうだね。この31周目提督君の話通りなら、僕達は……!)





↓1鬼怒のコンマ 好感度:22.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:31/50
↓3名取のコンマ 好感度:14/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:27/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

リットリオ「そうだったの……」

ローマ「えぇ。本当に生きた心地がしなかったわ……」

リットリオ「でも、そのお陰で提督から話してもらえたんでしょ?」

ローマ「まぁ、それはそうだけど……」

ローマ(あんなことで、口を聞いてもらえたっていうのが皮肉よね……後少し遅かったら……っ)ゾクッ

リットリオ「ふふっ……今なら、ちょっと踏み込んだことをしても許してもらえそうね」

ローマ「そんなリスクの高いこと、出来るわけないでしょ……」

ローマ(……でも、確かに……ほんの少しなら、歩み寄っても……警戒はされない、のかしら……)

ローマ「………」





ショタ提督「………」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ちょっと休憩します。30~45分後に再開予定です。

待たせてすみません!再開します。

ショタ提督「………」フルフル

ローマ「………」

ローマ(……頭を抱えて震えてるわね)

ショタ提督「………」フルフル

どう、しよう……あれだけ憎んでいたはずなのに……

あいつらに……艦娘達に、復讐しようとしてたのに……!

ショタ提督「……っ」プルプル

ローマ「……!」

ローマ(見えた!今、確かに……提督が、僅かに表情を変えた……!)

ショタ提督「………」

くっ……心に思ってることを、顔に出しちゃいけない……のに……

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ショタ提督(……無理、だよ……!こんなこと、今まで無かった……!)

ローマ「!!」

ローマ(今度ははっきり……!)

ショタ提督(……このままじゃ、ダメだ……!もし、艦娘に完全に心を許してしまうことになれば……)

ショタ提督「……っ!」ギリッ

ショタ提督(……僕は、その時に……)

ローマ「………」





ローマの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ローマ「………」

ショタ提督「………」フルフル

ローマ「………」

ローマ(辛そうね……どんなことを考えているかは、私には分からないけど……何とか、落ち着かせてあげたい……)

ローマ(でも、どうやって?私は提督のことを、ほとんど知らないし……)

ローマ「………」

ローマ(……ダメ元で、あの子に聞いてみましょうか)ダッ

・・・÷

21周目鎮守府

ローマ「……というわけなの」

ローマ(提督も21周目提督君も、肌が白いし……もしかしたら、そういう関係性も……いや、流石にこじつけな気もするけど……)

21周目提督「う~ん……」

21周目提督(……なるほど。確か30周目提督君が言ってた通りになっちゃった……ということは……!)

21周目提督「……それなら、子守唄を聞かせてあげたらどうかな?」

ローマ「……子守唄?」

21周目提督「うんっ。よくお母さんに歌ってもらったんだけどね?深海棲艦の間で伝わる歌なんだけど……」

・・・÷

ローマ「………」

ローマ(21周目提督君は『絶対に大丈夫!』って行ってくれたけど……)

ローマ「………」チラッ

ショタ提督「……っ」プルプル

ローマ「………」

ローマ(でも、何もしないよりは…………よし)

ローマ「……~♪」 ※子守唄歌唱中

ショタ提督「……?」

ショタ提督(……何だか、聞き覚えのある歌が……)

ローマ「~♪」

ローマ(とりあえず、教わった通りに歌って……!)

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:思い出せないけど、どこか安らぎが……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:そのまま安心して寝てしまう
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:ローマの存在に気づき、そして……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

91→19:三つ子の魂百まで……と言われるが……


ローマ「~♪」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……何だろう。この……頭の中に響いてくる、懐かしい感じがする歌……)

ローマ「~♪」

ショタ提督「………」

ショタ提督(何かが引っ掛かるけど……思い出せない。けど……)

ローマ「~♪」チラッ

ローマ(……提督、さっきよりも表情が柔らかくなって……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……言葉に出来ない、安心感が……)

ローマ「~♪」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……扉の向こうから聞こえるような……でも、それは……今、考えることじゃない……)

ローマ「~♪」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……今だけは、何もかも忘れて……この歌を聞きたい……)

ローマ「~♪」

ローマ(……21周目提督君が言った通りね。提督、本当に安心してるみたい……)

ショタ提督「……♪」





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

2×1.0=2
31+2=33/50



『……全然泣き止まないね』

『……どうするの?まさかこのまま泣きっぱなしとか?』

『う~ん……とりあえず、子守唄でも歌う?』

『子守唄って……』

『それでいくしかないよ。こほん……~♪』

『……あ、泣き止んだ』

『~♪』

『あぁ……見るからに嬉しそう』

『~♪』

『……こうして見ると、中々可愛いかも』






――

ローマ「~♪」

ショタ提督「……?」

ショタ提督(今、何かが頭をよぎったような……)

ローマ「~♪」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……まぁ、いいか)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。まずはリザルトからです。
ただ、今回も1レスに収まり切りませんでした。2レス分投下します。

大淀「………」つ資料

明石「………」

大淀「……これって」

明石「……いや、まだ分からないよ」

大淀「………」

明石「………」

大淀「……どうする?」

明石「……ちょっと危ないかもしれないけど、今は……保留、かな」

大淀「……私も、同じことを考えてました」

明石「……提督の口から、本当のことを聞いてみないことには……100%、本当とは言い切れないからね……」

大淀「………」

明石「………」

大淀「……でも」

明石「提督と、特に親しくしている人には……早いうちに、伝えておいた方が良いかもしれない……念のために……」

大淀「………」

明石「………」




――同時刻・見守る会鎮守府

カ級「大変……!」タタタ…!

ヲ級「あ、カ級。もしかして、あの子の情報を……?」

カ級「うん。でも、その内容が……!」つ防水加工タブレット

レ級「えっ、そんなに凄い秘密が隠されてたの!?」

カ級「とにかく、これを……」スッ

レ級「どれどれ~…………えっ」

ヲ級「……っ」

レ級(な、何これ……こんな、こんなことって……!)

ヲ級(……予想していたとはいえ、これは……じゃあ、あの子は……)

カ級「……どうする?」

ヲ級「……緊急集会。見守る会全員を集めて」

ヲ級(後、21周目鎮守府に住んでる……戦艦棲姫にも知らせないと!)

レ級「これはマズいよ!早く何とかしないと……!」

ヲ級「いや、まだ奴らは動き出していない。尻尾を掴むためにも、ここはあの子を観察して……少しでも危なくなった時は……!」

レ級「……分かった!」

ザザー… ザザー…


ショタ提督「………」

「……最近、時間より前に来るようになったね」

ショタ提督「………」

「……それじゃあ、今回の分……貰おうか」

ショタ提督「……その」

「……どうしたの?」

ショタ提督「……今回は、情報を……盗めません、でした」

「………」

ショタ提督「……あまりに、監視が厳しかったので」

「……そう」

ショタ提督「……申し訳ございません」

「………」スタスタ…

パシッ…!

ショタ提督「あうっ……」パタッ

「……言ったはず。失敗は許されないって」

ショタ提督「……はい」

「なのに、君は情報を盗めなかった……どういう意味か、分かるよね?」

ショタ提督「……は、い」

「……まぁ、今回はこれくらいで許してあげる。でも、次にまた同じミスをすれば……もっとキツい罰を与えるから」

ショタ提督「………」コクリ

「……じゃあね」スッ

ショタ提督「………」ヨロヨロ

ショタ提督(……僕、は……)

ショタ提督「………」フラフラ



「………」

(私に嘘をつくなんて……本当に悪い子……)

(君が何をしているかなんて、こっちは手に取るように分かるのに……)

(監視が厳しかったんじゃなくて、最初から……行かなかったんだよね?)

「………」

(……あまり舐めた真似をすると、あいつらと同じように……容赦しないからね?)

(裏切った罪は……凄く、重い……それこそ……)











―級(……命よりも、ね)

今月のリザルト:4ヶ月目

鬼怒:22.5/50『……敵じゃない、のか?』
ローマ:33/50『……どうして、僕を……』
名取:14/50『……悔しいけど、美味しかった』
阿賀野:27/50『……拾わなかったことは、後悔してない』

5ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」サスリサスリ…

ショタ提督(……僕は、任務を……言われた通りに……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも、それは……くっ、どうして僕は……こんな気持ちに……!)

「………」ジー

「………」ジー

ショタ提督「……!」チラッ

不知火「………」ジー

弥生「………」ジー

ショタ提督「………」

ショタ提督(不知火に弥生……黙ったまま、僕を見つめて……)

不知火(……司令、凄く苦しそうです。一体何が……)

弥生(……悩んでいるようにしか見えないけど、私達には話してくれないだろうし……)

ショタ提督「………」

不知火「………」ギロッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……こいつ、やっぱり僕を敵として……でも、隣はそうは見えない……)

ショタ提督(くそっ!どういうつもりなんだ!?考えが読めない……!)

不知火「………」

弥生「………」

不知火(……出来ることなら、すぐにでも手助けしたいですけど……)ギロッ ※本人は睨んでいるつもりはありません

弥生(……無理に聞き出すわけにもいかない、よね)




↓1鬼怒のコンマ 好感度:22.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:33/50
↓3名取のコンマ 好感度:14/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:27/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

阿賀野「うぅ~……」

能代「……牛缶のこと、まだ引きずってるの?」

阿賀野「いや、そういうわけじゃないんだけど……でも、やっぱり食べてほしかったなぁ……」

能代「………」

能代(それを引きずってるって言うんじゃ……)

阿賀野「うぅ~……」

能代「………」

阿賀野「……決めた!リベンジしてくる!」スクッ

能代「……リベンジ?」

阿賀野「うん!牛缶はともかく、前より多少柔らかい態度になってくれたんだもん!もっと提督さんに信頼されたら、今度は食べてくれるはず!」

能代「それはそうだけど……」

阿賀野「と言うわけで行って来るね!」ダッ

能代「……行ってらっしゃい」ノシ

能代(失敗しなきゃ良いけど……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

阿賀野(あ、お昼寝してたんだ……珍しいなぁ……)

ショタ提督「………」

阿賀野(ふふっ……どんな夢を見てるのかな?)

ショタ提督「……っ」


『ほら、私達の仲間でしょ……?』

ショタ提督『……!?』

ローマ『違うわ!提督は私達の仲間よ!』

ショタ提督『う……』

『い~や!こっち側に決まってるでしょ!』

ショタ提督『や、やめ……』

阿賀野『ううん!提督さんはもう、私達の味方になってくれたの!』

ショタ提督『僕、は……!』

『……ねぇ』チラッ

ローマ『……提督』チラッ

ショタ提督『ひっ……!』

『『貴方は……』




『ド ッ チ ノ 味 方 ナ ノ ?』




ショタ提督『あ……うわああああぁぁぁぁぁ!?』


ショタ提督「っうぅ……!」

阿賀野(……え?)

ショタ提督「うぐっ……!」

阿賀野(ちょ、ちょっと待って!?これってうなされてない!?)

ショタ提督「はぁっ……っく……!」

阿賀野(あわわわわ……!?どうしようどうしよう!?今すぐ飛び込んで起こしてあげたいけど、やり方によっては提督さんを怒らせちゃいそうだし……考えろ、私っ!提督さんを怒らせずに、うなされてる状況から助ける方法は……!)






阿賀野「何とかして提督さんを……!」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

阿賀野(出来る限り提督さんへの接触を最低限に、尚且つ提督さんを悪夢から助ける方法……)

阿賀野「……!」ピーン!

阿賀野(思いついた!)ダッ



阿賀野「……!」つPCカタカタ…!

阿賀野(気分を良くする音楽は…………あった!)

阿賀野「後はパソコンと放送機器をケーブルで繋いで……!」つケーブル プスッ

阿賀野「これで良し!後は再生するだけ……」

阿賀野「………」

阿賀野(でも、このままだと館内放送になっちゃうから……私が無断で使ったこと、バレちゃうよね……)

阿賀野「………」

ショタ提督『はぁっ……っく……!』

阿賀野「……っ!」

阿賀野(いや、そんなこと考えてる場合じゃないよ!提督さんを助ける為……!)

阿賀野「えいっ!」カチッ


<~♪

大淀「……あら?」

明石「この音楽は……?」

酒匂「わぁ……何だかゆったりする曲だね~」

能代(……でもこれ、館内放送よね?どうして急に……)


阿賀野「………」

阿賀野(これで執務室にも、この曲が流れるはず……提督さんの様子を確認しないと!)ダッ






反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:こうかがないみたいだ……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:こうかはいまひとつのようだ
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:こうかはばつぐんだ!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

33:安らかな眠りを誘う


<~♪

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

阿賀野(とりあえず、うなされてはいないみたいだけど……)

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

ショタ提督「……すぅ」

阿賀野「……!」

ショタ提督「すぅ……すぅ……♪」

阿賀野(良かったぁ……提督さん、気持ち良さそうに眠ってる……)ニコッ

ショタ提督「ん……♪」

阿賀野「……♪」ニコニコ

阿賀野(ふふっ……どんな夢を見てるのかな……?)

ショタ提督「すやぁ……♪」




『……提督』

ショタ提督『あ……』

『……おいで』

ショタ提督『……んっ、あったかい』

『……よしよし』ナデナデ

『ここにいるから……ね?』ナデナデ

ショタ提督『うんっ……』




ショタ提督の好感度 コンマ一の位 ×2.0 上昇

直下

8×2.0=16
27+16=43/50<リーチ!>



『………』スッ

『………』スッ

ショタ提督『あっ……』シュン

『……ごめんな?』

『私達は、もう……行かないと……』

ショタ提督『そんな……行かないで……!』

『……大丈夫。提督には……』

『阿賀野さんや、ローマさん達がいるから……ね?』

ショタ提督『……え?』

『『……じゃあね』』

ショタ提督『ま、待って……やだ……!』




ショタ提督「………」パチッ

阿賀野(あ……起きちゃった)

ショタ提督「……っ」ジワッ

阿賀野「!?」

ショタ提督「……!」グシグシ

阿賀野「………」

阿賀野(提督さん……今、泣いて……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……どうして、傍にいてくれないの……?それに……)

ショタ提督(“阿賀野さんやローマさん達がいるから”って……僕にとっては、敵……だったはず、なのに……)

阿賀野「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(もう、何が何だか……分からないよ……っ!僕は……僕は……!)

阿賀野「………」






阿賀野(……提督、さん)

5ヶ月目:中旬


阿賀野「………」ジー


ショタ提督「………」

ショタ提督(……僕は、一体……何のために、ここまで来たんだ……)

ショタ提督(あれだけ、艦娘のことを殺そうとしていたのに……今じゃ、それを望んでない僕がいる……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(もう、嫌だ……!僕は今まで、そのためだけに生きて来たのに……!どうして……)

ショタ提督(どうして今になって、こんなことに……!)フルフル


阿賀野「………」

阿賀野(提督さん……あんなに悩んで……)


ショタ提督「………」

ショタ提督(これ以上、あの人達に……迷惑はかけられない……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……もし、このまま僕が目的を見失うようだったら……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……その時、は……!)


阿賀野「………」

阿賀野(……何も出来ない、自分が……憎くて仕方ないよ……っ!)





↓1鬼怒のコンマ 好感度:22.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:33/50
↓3名取のコンマ 好感度:14/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:43/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します

阿武隈「提督、何だか元気なかったね……」

名取「うん……この頃、無表情というより……何かを思いつめたような顔をしてることが多いような……」

阿武隈「そうそう!今までとは別の意味で、やっぱり声をかけづらいというか……」

名取「………」

名取(思えば、ローマさんや阿賀野さんと交流が盛んになった辺りから……)

阿武隈「……姉さん?」

名取「………」スクッ

阿武隈「あ……提督のところに伊19の?」

名取「……うん」

名取(もしかすると、私達に心を開いてくれる……前触れ、かな……?)

名取「……行って来ます」

阿武隈「行ってらっしゃい!頑張って!」

名取「………」

名取(それとも、誰にも言えない程……大きな悩みを抱えて……)






ショタ提督「………」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~22:30頃に小ネタを投下します。同時に小ネタ安価も行います。
本編の更新は今回はお休みさせていただきます。申し訳ありません。

小ネタ投下します。投下後に小ネタ安価を行います。

『ヴェールヌイの逆ハーレム体験』
※本編と同一世界です。



ショタ提督「……ん」パチッ

ショタ提督(朝、か……よく寝たなぁ……)

ショタ提督「………」チラッ

ヴェールヌイ「すぅ……すぅ……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そう言えば、昨夜もヴェールヌイお姉ちゃんと一緒に寝たんだっけ……)

ショタ提督(……お姉ちゃんと付き合って、もうそれなりに経つけど……)

ヴェールヌイ「んにゅ……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(最近、一緒にいるだけで満足しちゃってる……でも……もし、お姉ちゃんに愛想を尽かされちゃったら……)

ショタ提督「………」

ヴェールヌイ「くぅ……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(マンネリは恋愛の敵って言うし、何か新しいことをしたいなぁ……う~ん、お姉ちゃんが喜んでくれそうなこと……)

ショタ提督(どうせなら、僕にしか出来ないことが良いよね……何か良いアイデアは……)

ショタ提督「………」ポクポクポク…

ヴェールヌイ「すぴー……」

ショタ提督「……!」チーン!

ショタ提督(思いついた!僕にしか出来なくて、お姉ちゃんが喜んでくれそうなこと!)

ショタ提督「………」チラッ

ヴェールヌイ「すぅ……」

ショタ提督「……ふふっ」

ショタ提督(お姉ちゃんが寝ている間に……!)シュパッ

ヴェールヌイ「ん……」

――


ヴェールヌイ「くぅ……」

ショタ提督「まだぐっすり眠ってる……寝顔も綺麗だなぁ……♪」

「ほんとだ~……僕のところのヴェールヌイお姉ちゃんも、こんな感じだったっけ」

「僕のところも!」

「えへへ~♪どこの世界も同じなんだね~♪」

ショタ提督「ふふっ……皆、準備は良い?」

「うんっ!」×30

ヴェールヌイ「……?」

ヴェールヌイ(何だか、周りが騒がしいような……)

ショタ提督「……せーのっ」





ショタ提督×30「「「「「おはよう!ヴェールヌイお姉ちゃんっ!」」」」」

ヴェールヌイ「うわあっ!?」ビクッ





ショタ提督「えへへ、びっくりした?」

ヴェールヌイ「え?え?え?し、司令官!?それもこんなに……」

ショタ提督2「そこの僕に頼まれてね?」

ショタ提督14「ヴェールヌイお姉ちゃんを驚かせようと、皆でパラレルワールドからやって来たんだ~!」

ヴェールヌイ「み、皆って……」

ショタ提督5「ちょっとしたサプライズってことで!」

ショタ提督20「でも、流石に30人は多すぎたかなぁ?」

ショタ提督9「いーや!これくらいしないとインパクトに欠けるよ!」

ショタ提督11「それもそうかな?」

ショタ提督×30「「「「「あはははは~!」」」」」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(じゃ、じゃあ……私は、大好きな人に囲まれてるということに……///)

ヴェールヌイ(……それにしては、少し人数オーバーし過ぎている気もするけどね)

――食堂


鳳翔「………」

間宮「………」

ショタ提督「それじゃあ、手を合わせて~……」

ショタ提督×30「「「「「いっただっきま~す!」」」」」

ヴェールヌイ「………」

霰「………」

アイオワ「………」

霰「……ヴェールヌイちゃん」

アイオワ「……一体どういうことよこれ!?」

ヴェールヌイ「それは……」

ショタ提督「はい、ヴェールヌイお姉ちゃん!あ~ん♪」つ焼き魚

ヴェールヌイ「え?」

ショタ提督5「こっちも美味しいよ?あーん♪」つ玉子焼き

ヴェールヌイ「あ、う……///」

ショタ提督16「野菜もしっかりね?はい、あーん♪」つサラダ

ヴェールヌイ「そ、その……///」

ショタ提督29「ほらほら!このお味噌汁も美味しいよ~?」

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(お、大人数の司令官からのあーんコール……だ、ダメ……顔が熱くなって……///)

ショタ提督10「あ、ヴェールヌイお姉ちゃん……もしかして照れてる?」

ヴェールヌイ「ち、違……///」

霰「……あぁ、なるほど」

アイオワ「どうしたの?」

霰「きっと、この司令官の大群は……パラレルワールドから来たんだと思います」

アイオワ「……まぁ、私もそんなことだろうと思ってたけどね」

ショタ提督×30「「「「「ほらほら、早く食べて?」」」」」

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(さ、流石にこれは……恥ずかしいな……///)ドキドキ












ポーラ「………」ジー

ポーラ(うぅ……私も、提督に囲まれたかったです……)グスッ

――


ショタ提督「ごめんね?いつも秘書艦でいてもらって……」

ヴェールヌイ「構わないさ。むしろ、私がしたくてしていることだからね」ニコッ

ショタ提督「えへへ……ありがとう!」

ショタ提督12「じゃあ、今日は僕達でお姉ちゃんを癒してあげようよ!」

ヴェールヌイ「……え?」

ショタ提督30「あ、良いね~それ!」

ショタ提督7「いつもお仕事してもらってちゃ悪いもんね!」

ヴェールヌイ「し、司令官……?」

ショタ提督28「よーうし!それじゃあ、この寒い季節(※季節設定は冬です)だし……皆でお姉ちゃんに抱きつこー!」

ヴェールヌイ「!?」

ショタ提督×29「「「「「賛せーい!」」」」」

ショタ提督「僕はお仕事が終わってからね?」カキカキ

ヴェールヌイ「ちょ、ちょっと待っ……」

ショタ提督×29「「「「「それじゃあ、突げーき♪」」」」」ズドドドドド!

ヴェールヌイ「っ!」



ダキッ ダキッ ダキッ ダキッ…

ヴェールヌイ(うわっ!?お、押しつぶされ…………あれ?)

ショタ提督3「えへへ~♪ぎゅ~っ!」ギュウッ

ショタ提督18「僕達でお姉ちゃんを温めるんだ~!」ギュウッ

ショタ提督22「でも、お姉ちゃんを潰しちゃダメだよ?」ギュウッ

ショタ提督10「分かってるよぅ!」ギュウッ

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(潰されるどころか、司令官の柔らかい感触と……温かい体温が……///)

ショタ提督4「お姉ちゃん、どうかな?」

ヴェールヌイ「……うん。凄く温かいよ///」

ヴェールヌイ(……幸せ///)

ショタ提督×29「「「「「良かった~!」」」」」

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(あぅ……僕も早くお姉ちゃんに抱きつきたいよ~!)ウズウズ

――演習場


24周目提督「こんにちは!」

不知火(24周目)「予定通り、演習に参りました」

ヴェールヌイ「ふふ……よく来たね」

ショタ提督×30「「「「「こんにちは~!24周目提督さん!24周目鎮守府の不知火お姉ちゃ~ん!」」」」」

24周目提督「……え?」

不知火「……に、24周目提督君が……えっと、何十人も……!?」

ショタ提督「えへへ~♪パラレルワールドから来てもらったんだ~!」

ショタ提督21「ヴェールヌイお姉ちゃんを驚かせようと思って!」

ショタ提督14「この世界の24周目提督さん達も、変わってないね~」

ショタ提督「それぞれ、ほとんど同じ世界から来てもらったもん!」

24周目提督「………」

不知火「………」

24周目提督(あ、相変わらず……この惑星の方々は、色々と規格外ですね……)

不知火(……ヴェールヌイが、ちょっと羨ましいです。私も、何十人と言わず……101人の司令に囲まれたらと思うと……///)

ヴェールヌイ「……これだけの司令官が応援してくれるんだ。今日は負ける気がしないよ」

ショタ提督×30「「「「「頑張れ頑張れヴェールヌイお姉ちゃああああああああああん!」」」」」

ヴェールヌイ(……ちょっと騒がしいけどね)

不知火「……だからと言って、私も負けるつもりはありません。後ろで愛する司令が見ていますから」

24周目提督「……し、不知火さん///」

ヴェールヌイ「……お互い、真剣勝負というわけか」

不知火「はい。それでは……沈めっ!」ダッ

ヴェールヌイ「……不死鳥の名は伊達じゃないっ!」ダッ

ショタ提督×30「「「「「頑張れ~!」」」」」

24周目提督「不知火さん!ペースを崩さず、いつも通りです!」

――


ショタ提督「……いやぁ、良い勝負だったね~!」

ヴェールヌイ「うん。あそこまで白熱したのは久しぶりだよ」

ショタ提督26「戦うヴェールヌイお姉ちゃん、凄くカッコ良かった~!」キラキラ

ショタ提督4「うんっ!思わず見惚れちゃったよ~!」キラキラ

ショタ提督12「流石30周目鎮守府首位!」キラキラ

ヴェールヌイ「……ほ、褒めすぎだよ///」

ショタ提督「ううん、そんなことないよ。大好きな人が、こーんなに強いのは……僕にとって、凄く誇れることなんだよ?」

ヴェールヌイ「……そう、かな///」

ショタ提督10「そうに決まってるよ~!」

ショタ提督26「うんうん!流石ヴェールヌイお姉ちゃん!」

ショタ提督8「お姉ちゃーん!」

ヴェールヌイ「……えへへ///」

ヴェールヌイ(こ、これは……司令官の甘い声が、四方八方から流れ込んで来て……癖になっちゃいそう……///)

ショタ提督×30「「「「「さすベルさすベル!」」」」」

ヴェールヌイ「……///」









霰「……凄い」

アイオワ「あそこまで来ると、もはや何かの宗教ね」

霰「……でも、当の本人達は純粋な気持ちそのもの」

アイオワ「まぁ、それがアドミラルの良いところだから……」

ポーラ「………」

ポーラ(……私も、提督にあれだけ褒められたかったです)

――ドッグ(浴室前)


ショタ提督5「えぇー!?僕もお姉ちゃんとお風呂入りたいよ~!」

ショタ提督17「僕だってー!」

ショタ提督30「この世界の僕だけズルいよー!」

ショタ提督「いや、そういうわけじゃ……」

ヴェールヌイ「み、皆……落ち着いて……」

ヴェールヌイ(でも、これだけの司令官と一緒にお風呂……かぁ……///)

ショタ提督22「皆びょーどーが良いと思いまーす!」

ショタ提督16「僕達にだって、お姉ちゃんとお風呂に入る権利がありまーす!」

ショタ提督23「じゃあ、いっそのこと全員で入るのは?」

ショタ提督×29「「「「「それだぁー!」」」」」

ヴェールヌイ「……えっ」




カコーン…

ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督9「すごーい!これだけの人数がいても、まだ余裕があるよ!」

ショタ提督15「本当にね~!」

ショタ提督2「うあ゛~、1日の疲れが取れる゛~……♪」

ショタ提督26「ちょっとジジくさい!」

ショタ提督「ふわぁ……たまには、こういうのも良いもんだね~♪」

ショタ提督×30「「「「「はぁ~……極楽極楽~♪」」」」」

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(み、見渡す限り……視界に入るのは、司令官……司令官、司令官司令官司令官司令官司令官司令官///)

ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督「……お姉ちゃん、どうしたの?」

ヴェールヌイ「……ううん、何でもないよ///」

ショタ提督×30「「「「「……?」」」」」

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(……ハーレム主人公の気持ちが分かったような気がする。これは……耐えられる気がしないよ……もうのぼせそう……///)

――


ショタ提督「ふぅ……良い湯だったね~♪」ホカホカ

ショタ提督2「本当にね~!」ホカホカ

ショタ提督10「うんうん!」ホカホカ

ショタ提督27「皆で入ると、いつも以上に気持ち良いよね~!」ホカホカ

ヴェールヌイ「……///」ホカホカ

ヴェールヌイ(……入った気がしなかった///)

ショタ提督「さて、そろそろ……」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(あ……もうこんな時間。それじゃあ、もう寝……)







ショタ提督「枕投げ大会の時間だぁー!」

ショタ提督×29「「「「「イェーイ!」」」」」

ヴェールヌイ「……え?」

ショタ提督「ルールは簡単!1度も枕をぶつけられずに生き残った人が、お姉ちゃんの隣で寝る権利を得られまーす!」

ヴェールヌイ「ちょ、ちょっと……そんなの聞いてな……///」

ショタ提督「それじゃあ……始め~!」つ枕

ショタ提督×30「「「「「わああああああああああああああああああああああああああああっ!」」」」」つ枕×30 ポイポイポイポイッ

ヴェールヌイ「わっ!?こ、こっちにも飛んで……わぷっ!?」

ショタ提督20「とりゃー!」つ枕 ポイッ

ショタ提督19「なんのー!ていっ!」つ枕 ポイッ

ショタ提督6「ふみゅっ!?あぅ……当たっちゃった……」

ショタ提督「えーい!」つ枕 ポイッ

ショタ提督11「おっと!それー!」つ枕 ポイッ

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(……これはもう、収拾がつかなそうだね。でも……)

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(私の為に、司令官達が争ってるわけか……何だか、悪い気はしないね……ふふっ///)

――


ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督「えへへ~♪僕の勝ち~!」

ショタ提督30「あぁ~あ、残念……」

ショタ提督22「悔しいなぁ……」

ショタ提督15「でもまぁ、正々堂々の勝負だからね」

ショタ提督8「うん。負けなら潔く引くのみ、だよ!」

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(司令官が隣にいるだけでも嬉しいのに……周りにも、こんなに……///)

ショタ提督5「でも、2位の僕はもう片方の隣だもんね~♪」ダキッ

ヴェールヌイ「……!///」

ショタ提督「あー!僕も抱きつくー!」ダキッ

ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督2「ふわぁ……でも、もう眠くなってきちゃった……」

ショタ提督13「そうだね……僕も限界かも……」

ショタ提督「ふふっ……電気、消すね?」パチッ

ヴェールヌイ「……///」

ショタ提督「それじゃあ、明日も早いし……」

ショタ提督×30「「「「「おやすみなさ~い……すぅ……」」」」」




ヴェールヌイ「……///」ドキドキ

ヴェールヌイ(真っ暗闇の中、司令官の感触が……両方から……///)

ヴェールヌイ「……///」ドキドキ

ヴェールヌイ(こんなの、眠れるわけないじゃないか……///)

ヴェールヌイ「……///」ドキドキ

ヴェールヌイ(……ここが天国だったんだね///)

――翌朝


ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(……結局、一睡も出来なかったよ///)

ショタ提督×30「「「「「……ん」」」」」パチ…

ヴェールヌイ「……!///」

ショタ提督「ふわぁ~、よく寝た~……」

ショタ提督3「……昨日は楽しかったなぁ」

ショタ提督15「うん……こんな体験、中々出来ないもんね~……」

ショタ提督26「でも、そろそろ帰らないと……」

ショタ提督30「そう、だね……僕達のヴェールヌイお姉ちゃんが、待ってるからね……」

ヴェールヌイ「………」

ヴェールヌイ(あ……そうか。他の世界の司令官達にも、それぞれの私が……)

ショタ提督「……皆、僕のワガママに付き合ってくれて……本当にありがとう!」

ショタ提督9「良いんだよ~!同じ僕同士だし……」

ショタ提督17「僕達も楽しかったからね♪」

ショタ提督24「またやろうね~!」

ショタ提督「……うんっ!」

ヴェールヌイ「………」

ショタ提督×29「「「「「それじゃ……またね、僕っ!」」」」」

ショタ提督「皆も……またね!」

シュパッ…!




ショタ提督「………」

ショタ提督(行っちゃった……)

ヴェールヌイ「……司令官」

ショタ提督「……ヴェールヌイお姉ちゃん。起きてたんだ」

ヴェールヌイ「うん。司令官達、帰ったんだね……」

ショタ提督「……うん」

ヴェールヌイ「……ふふっ」

ショタ提督「……?」

ヴェールヌイ「昨日のサプライズ、凄く嬉しかったよ。見渡す限り、大好きな人でいっぱいだから……ずっとドキドキして……///」

ショタ提督「えへへ……今更だけど、ちょっと恥ずかしいかも///」

ヴェールヌイ「お陰で、良い体験が出来たよ。ありがとう、司令官……///」

ショタ提督「……うん!」

ヴェールヌイ「……///」

ヴェールヌイ(ただ……///)

ショタ提督「じゃあ、顔洗って……朝ご飯、食べに行こっか!」

ヴェールヌイ「……うん///」

ヴェールヌイ(昨日の出来事、しばらく頭から離れないだろうなぁ……///)





提督のちょっとした提案で、ヴェールヌイは逆ハーレム状態を体験しました。

あっちを見ても、こっちを見ても提督で埋め尽くされた空間……ヴェールヌイにとっては、まさにパラダイスでした。

同時に提督も、自分自身が沢山いる中で……他の自分を見つめることで、ヴェールヌイへの想いを再確認出来ました。

これがきっかけで、2人の絆はますます深まりました。

今後とも、別世界同士で結ばれた世界初のカップルとして……

この世界の歴史を……2人で1歩ずつ、歩んで行くことでしょう。





ショタ提督「……ヴェールヌイお姉ちゃん!これからもずーっと大好きっ!」

ヴェールヌイ「……私も///」


おしまい♪

それでは小ネタ安価を取ります。


小ネタ安価
↓1~↓4で反転コンマが最大の安価採用

※同じような内容の小ネタが範囲内に複数あった場合、最初に書かれた物のコンマのみ判定対象とします。

21:30~22:30頃開始予定です。

始めます。

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(窓の外を眺めてます……確か、その先は海のはず……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……今まで、あの中で住んでたんだよね……“あの人達”と、一緒に……)

名取「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そして、こっちにやって来て……今までずっと、艦娘に憎しみしか抱いていなかった……)

ショタ提督「……っ」

名取「……!」

名取(提督……今、凄く悲しそうな顔を……)

ショタ提督(それなのに……今では、ここで過ごすことに抵抗が無くなって……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕は……何のために、ここにいるんだろう……何がしたくて、ここで過ごしてるんだろう……)

ショタ提督(もう、自分でも分からないよ……心の中が、グチャグチャになっていって……)

名取「………」

名取(う、う~ん……悩みを聞いてあげたいけど“私はまだあまり信用してもらえてなさそう”だし……)

ショタ提督「………」

名取「………」






名取「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

名取「………」ジー

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(……今の私には、見守ることしか出来ない……よね)




ショタ提督「………」

ショタ提督(辺り一面に広がる、大海原を見れば……モヤモヤが薄れるかと思ったけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……むしろ、色々考え込んじゃって……)

名取「………」

ショタ提督「……はぁ」

名取「………」

名取(溜息……やっぱり、何か深刻な悩みが……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(艦娘は、本当に僕の……いや、でも……)

ショタ提督「………」フルフル

ショタ提督(あぁ、分からない!もう、何もかもが分からないよ……っ!)

名取「……っ」

名取(提督……)

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、気づくも……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:提督、名取に気づかない
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:実は既に……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

24→42:視線が……


名取「………」ジー

ショタ提督「………」

ショタ提督(……後ろから視線を感じる)チラッ

名取「……!」ビクッ

ショタ提督「………」

名取「………」

ショタ提督「………」ジー

名取「………」汗ダラダラ

名取(ど、どうしよう……!?まさか見つかっちゃうなんて……!え、えっと……)ダラダラ

ショタ提督「………」

ショタ提督(またか……本当に、こいつらは僕の情報を盗もうと……)

名取「………」

名取(うぅ……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ここに来たばかりの僕なら、そう思ってただろうけど)

名取「……?」

名取(あ、あれ……?てっきり怒鳴られるかと思ったんだけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……今は、そんなこと考えられるような気分じゃ……無いんだ……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

10×1.0=10
14+10=24/50


ショタ提督「………」

ショタ提督(でも、皆……後ろから覗くだけで、僕を殺そうとしない……)

名取「………」

名取(……提督?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……やっぱり、艦娘は……僕の敵じゃない、のかな……)

ショタ提督「………」ジー

名取「………」

名取(……あれから、ずっとこっちを見てるけど……やっぱり内心、怒ってるのかな……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも、それじゃあどうして……ッ!!)

ショタ提督「………」ギリッ

名取「……!」

名取(今、歯を噛みしめたような表情に……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ますます、分からないよ)





※名取への警戒心が少し和らぎました

5ヶ月目:下旬


ショタ提督「………」つPC カチャカチャカチャカチャ

ショタ提督(他に何か情報は……)ッターン!


『ショタ提督について語るスレ★4396』(592)

592:本家主人公:201×/××/××
それで、この前司令官と銀河系を見に行って来たんですよ!

593:不死鳥:201×/××/××
甘いね。私なんて平行世界を見せてもらったよ。それに……司令官が沢山……///

594:谷底の鈴:201×/××/××
皆凄いことしてるなぁ……
ま、私のところの提督みたいに普通が1番だけど♪

595:森の猛獣:201×/××/××
同感だクマ!シンプルイズベストクマ!

596:プラズマ:201×/××/××
でも、本当に『普通』なのは……恵まれていることなのです

597:ビッグセブン29:201×/××/××
あぁ。愛する人が悲しい過去を背負っているだけで、私まで悲しくなってしまう。

598:陽炎型のおっぱい担当:201×/××/××
それは凄く分かります

599:泳ぐLO:201×/××/××
まぁ、中にはお父さんやお母さんを失っちゃった子もいるし……

600:大砲:201×/××/××
確かに……私のところの提督もそうね……

601:ロリお艦:201×/××/××
私のところみたいにエロ本ばかり読んでる司令官もいるけどね……
そんなところも可愛いんだけど♪

602:白露型のドジっ娘:201×/××/××
あはは……


ショタ提督「……!?」

ショタ提督(な、何だこれ……!?まるで会話しているかのように、文が続いて……それに、人間と艦娘が仲よく……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……気が進まないけど、これも貴重な情報源として使えそう。他のページは……)カチャカチャカチャカチャ…




↓1鬼怒のコンマ 好感度:22.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:33/50
↓3名取のコンマ 好感度:24/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:43/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します

鬼怒「……本当に?」

名取「うん。怒られなかったけど、ちょっと様子がおかしかったかな……」

鬼怒「……そう、なんだ」

鬼怒(……提督、本当にどうしちゃったのかな)

鬼怒「……ちょっと様子を見て来るね」スクッ

名取「……気をつけてね?」

鬼怒「……大丈夫!」ガチャ

バタン…

鬼怒「………」スタスタ

鬼怒(この前よりは、ちょっとだけ気を許してもらえてる……はずだよね?)

鬼怒「………」

鬼怒(……お、同じミスは侵さないもん!)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」カチャカチャカチャカチャ

鬼怒「………」

鬼怒(またパソコン使ってる……相変わらずタイピング早いなぁ……)

ショタ提督「………」ッターン!

ショタ提督(色々なページがあるけど…………ッ!?)

鬼怒「……?」

鬼怒(あれ?今、提督が一瞬動揺したような……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……えっ、何これ。人間、それも女が……服?を着ていない画像ばかり……)

鬼怒「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(おかしい……スクロールしても、そんな画像ばっかり……)

鬼怒「……?」

鬼怒(この前と違って、つまらなくはなさそうだけど……一体どんなサイトを……)

ショタ提督「………」カチッ

<あんっ!///

ショタ提督「………」

鬼怒「……!?///」

鬼怒(えっ!?い、今の声って……///)

<はぁっはぁっ……///

ショタ提督「……?」

ショタ提督(何これ。今度は女だけじゃなくて、僕みたいな……いや、それにしては背が高いな……とにかく、男まで服を着てなくて……抱き合ってる?)

鬼怒(て、提督~!?なんてサイト見てるの~!?子供がそんなの見ちゃダメだってば~!///)





鬼怒の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

鬼怒(えーとえーと、こういう時は…………あれ?)チラッ

19周目提督「はぁ~、早く夏にならないかなぁ~」つエロ本 トコトコ ※窓の外

19周目提督(そしたら沢山のおっぱいを拝めるのに……あ、でもエロ本は季節関係無いからありがたいよな~♪)ニヤニヤ

鬼怒「………」

鬼怒(19周目提督君、近くに来てたんだ……うん。こういう問題は、この子にしか解決出来ないよね!)ダッ

・・・÷

19周目提督(おっ、この姉ちゃんはボンキュッボンだな!俺の好みにドストライク!うぇへへ……♪)

鬼怒「19周目提督く~ん!」タタタ…!

19周目提督「うおっ!?って鬼怒姉ちゃんか……ん?そういやここは31周目鎮守府の前……」

鬼怒「ちょっと来て!」ガシッ ダッ

19周目提督「え?ちょ、姉ちゃん!?うわわわ!?タンマタンマタンマ!俺浮いてる!片手だけ鬼怒姉ちゃんに引っ張られて浮いてるから~!」ブラブラ

19周目提督(……でも、どうせなら胸に抱きかかえてほしかったな)

・・・÷

<あっあっ///

ショタ提督「……?」

鬼怒「……という訳で」

19周目提督「……なるほどな」

鬼怒「お願い!こんなこと頼めるのは19周目提督君しかいないからさ!何とか提督に上手く話して、エッチなサイトを見るのを止めさせて!」

19周目提督「う~ん……」チラッ

ショタ提督(さっきから同じことばかりしてる……何の意味があるんだ……?)

19周目提督「………」

19周目提督(あれは本当に何も分かってない目だな。あーもったいない!折角男の願望が叶ってる動画を見てるのに、それを理解してないなんて!)

ショタ提督「………」

鬼怒「うぅ……」

19周目提督「………」

19周目提督(でも、鬼怒姉ちゃんから頼まれた以上は……ちゃんと説明してやらないとな。31周目提督とはほとんど話したこと無いけど、30周目提督の話だと……)

19周目提督「………」

19周目提督(……よし。後々友達になる仲なんだ!今の内から親睦を深める為にも、ここは1つ……)





反転コンマ判定:19周目提督のとった行動とは?

01~49:男の浪漫だと説明する
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:性教育の一環だと説明する
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:映像に釘付けに……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

18→81:まとも?


19周目提督「………」スタスタ…

19周目提督(嘘は言わずに、出来るだけそれっぽく真面目なことを言うか。俺だって、たまにはこういうことするさ!)



ショタ提督「………」

ショタ提督(ずっと声を出してる……そろそろ他の情報を……)

19周目提督「よっ、31周目提督!」

ショタ提督「……え?」

19周目提督「いや~、クールそうに見えてそういうことにも関心あるんだな~」

ショタ提督「………」

ショタ提督(こいつは……確か19周目提督?どうしてこの部屋に……しかもノックもしないで……)ジー

19周目提督「そう警戒するなよぅ。別に変なことをしに来たわけじゃないって」

ショタ提督「………」チラッ

鬼怒「……っ!」ビクッ

鬼怒(あっ!み、見つかっちゃった!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……なるほど。鬼怒の差し金か……でも、こいつがここまで堂々としてるなら……少なくとも、暗殺目的ではない……か)

鬼怒「……?」

鬼怒(あれ?提督、怒ってない……?)

19周目提督「んで、さっきからコレ見て不思議そうな顔してるけどさ。ぶっちゃけコレが何を示してるか分かるか?」

ショタ提督「………」

19周目提督「……沈黙は肯定と受け取るぞ?この動画は所謂子供の作り方の実践だな」

鬼怒(あ、なるほど……確かに嘘は言ってないし、なおかついかがわしいことは言ってないね……!)

ショタ提督「……子供の作り方?」

19周目提督「あぁ。男と女がこうすると、女の体に赤ん坊の素が……詳しい説明は省くけど、これも普通なら学校で教わるはずなんだけどな」

ショタ提督「………」

19周目提督「俺や31周目提督がこうして生きてるのも、父ちゃんと母ちゃんが俺達を生むためにあぁやったからなんだぜ?」

ショタ提督「……!?」

ショタ提督(え?じゃ、じゃあ……あの動画と同じことを……)

ショタ提督「………」

19周目提督「……まぁ、最初に知ったらショックかもしれないけどさ。こればかりは受け入れるしかないな。いや、むしろ感謝すべきだ!父ちゃんと母ちゃんにな!」

ショタ提督「……っ」

鬼怒「……!」

鬼怒(……今、提督の顔が一瞬だけ……凄く悲しげになったような……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……そう、だったんだ。これが……でも、もう……)

19周目提督「………」

19周目提督(あ、あれ?もしかして俺……何かやらかしたか?地雷踏んだか!?)アセアセ





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

8×1.5=12
22.5+12=34.5/50


ショタ提督「………」

ショタ提督(19周目提督……やけに僕に話しかけて来たけど……)

ショタ提督(……人間も、僕の敵だと思ってたのに……どうして……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……まさか、人間も……敵じゃない、のか……?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……それとも、僕が……あの人達の言うように、この環境に……毒されて……)

ショタ提督「……っ」ゾクッ

ショタ提督(……ま、まさか……いや、でも……最近、艦娘をそういう目で見ることすら……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……僕は……異常、なのか……?)

ショタ提督(敵と味方の区別すら出来ない、頭のおかしい……狂った奴、なのか……?)ガクガク

ショタ提督「………」

ショタ提督(……このまま、この生活が続けば……僕は……)ガクガク


阿賀野『……提督さん!』


ショタ提督「……!?」

ショタ提督(……どうしてここで阿賀野が頭に思い浮かぶんだ!どうして……本当に、どう……して……)

ショタ提督「………」





30周目提督「なるほど。そんなことがあったんだ」つ電話

19周目提督「あぁ。これはやっぱり、お前が話してくれた通り……結構ヤバいかもしれない」つ電話

30周目提督「……分かった。今度、31周目提督君以外の全員で1度集まろう。僕が別世界の31周目提督君から聞いた話通りだとすれば……!」

19周目提督「だな。あいつを助けるためにも、ちゃんと話し合っといた方が良いか」

30周目提督「………」

19周目提督「………」

19・30周目提督(31周目提督〈君〉を……絶対に守らないと!)





今月のリザルト:5ヶ月目

鬼怒:34.5/50『敵じゃ、ない……』
ローマ:33/50『そう、考えてしまう……』
名取:24/50『……もう、何も分からない』
阿賀野:43/50<リーチ!>『……僕、は……!』


※鬼怒への警戒心がかなり和らぎました

6ヶ月目:上旬


早朝・波止場


ショタ提督「………」つ菓子パン モグモグ

ショタ提督(結局、考え込んじゃって……一睡も出来なかった……)モグモグ

猫「にゃ~ん♪」トテトテ

ショタ提督「……あっ」

猫「ん~♪」スリスリ

ショタ提督「………」

ショタ提督(この前の……)ナデナデ

猫「うにゃ~♪」ゴロゴロ

ショタ提督「……ふふっ。これ、食べる?」つ菓子パン チギッ

猫「にゃあ!はむっ……」モグモグ

ショタ提督「………」

ショタ提督(小さい口で、一生懸命食べてる……あぁ、癒されるなぁ……)ナデナデ

猫「んにゃ~♪」ゴロゴロ

ショタ提督「……まだあるよ?」つ菓子パン チギッ

猫「にゃっ!あむっ……」モグモグ

ショタ提督「………」

ショタ提督(この子といると、嫌なことを忘れられる……ずっとこんな時間が続けば良いのに……)

ショタ提督「………」

猫「……にゃ?」

ショタ提督(……でも、このままの状況が続けば……僕は……)

猫「………」




↓1鬼怒のコンマ 好感度:34.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:33/50
↓3名取のコンマ 好感度:24/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:43/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ローマ「………」

リットリオ「提督、最近表情が分かるようになってきたけど……」

ローマ「………」

リットリオ「少し……いや、結構情緒不安定気味なのよね……」

ローマ「……そう、ね」

ローマ「………」

ローマ(子守唄を歌った時の、あの反応……絶対に何かあるわね……)

リットリオ「……ローマ?」

ローマ「………」

ローマ(もちろん、無理に聞き出す真似は絶対にしないけど……)

リットリオ「………」

リットリオ(……ローマも大丈夫かしら。2人が心配ね……)

ローマ「………」






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」ボー

ローマ「………」ジー

ローマ(この前とは違って上の空ね……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……何も考えたくない)

ショタ提督「………」ボー

ローマ「………」

ローマ(悪夢にうなされていないのは良かったけど、これはこれで不安になってくるわね……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(はぁ……)

ショタ提督「………」ボー

ローマ「………」

ローマ(ピクリとも動かず、ただ天井を見つめているだけ……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(こんなこと……今まで、1度もしたこと……なかったのになぁ……)

ショタ提督「………」ボー

ローマ「………」

ローマ(よく見ると、目も微妙に虚ろになってるような……)





ローマの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ローマ「………」

ローマ(……そういえば、この前名取さんから……)

名取『提督、この前チョコを食べて凄く喜んでくれました……!』

ローマ(って言ってたっけ……それなら私も……!)ダッ



ショタ提督「……はぁ」

ローマ「………」つ保冷箱(in ジェラート)

ローマ(……甘い物で釣ろうとしているみたいで、少し気が引けるけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(もう、表情を悟られないように取り繕うのも疲れてきて……)

ローマ「………」

ローマ(……でも、今の提督は……辛そうだもの。これで心の疲れが取れるのなら……!)つ保冷箱 スッ

ショタ提督「……?」チラッ

ローマ「………」タタタ…

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ローマか。もう、疑う気にもならない……あれは……)

保冷箱「」チョコーン

ショタ提督「………」

ショタ提督(見るからに何か入ってそうだけど……)

ローマ「………」

ローマ(提督……受け取ってくれると良いんだけど……)

ショタ提督「………」




反転コンマ判定:提督の行動は?

01~49:一応部屋に持って帰るも……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ついつい1口食べて……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:その場で開けて食べる
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

57→75:食べ物への警戒心激減


ショタ提督「………」トテトテ…

ローマ「………」ジー

ショタ提督「………」つ保冷箱 ヒョイ

ローマ「………」

ローマ(手に取って……いや、でもまだ食べてくれるとは……)

ショタ提督「………」パカッ

ローマ「……!」

ローマ(開けた!今、箱を開けたわ!)

ショタ提督「………」つジェラート

ショタ提督(ひんやりしてて冷たい……これも食べ物……?)

ショタ提督「………」ペラリ

ローマ(フタも開けたわ!これはもしかして……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(横に何か棒みたいな物〈スプーン〉が……本当は、こんな怪しい物を食べるのはダメ……だけど……)

ショタ提督「………」つスプーン スッ

ショタ提督(……これで死ぬなら……それまで、か)

ショタ提督「……あむっ」

ローマ「……!」

ローマ(食べてくれた……!いつの間にか、ここまで警戒を解いてくれていたのね……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(予想通り……冷たくて、舌の上で溶けて……甘い。あの時の茶色くて甘い物〈チョコ〉とは違う美味しさが……♪)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

1×1.5=1.5
33+1.5=34.5/50


ショタ提督「………」つジェラート ジー

ショタ提督(この前は、一気に食べちゃったから……これは……)トテトテ

ローマ(……え?)

ショタ提督「………」ガチャ

ショタ提督(この、冷蔵庫とかいう機械の中にしまっておけば……)つジェラート スッ

ショタ提督「………」パタン…

ショタ提督(いつでも、食べられる……)

ローマ「………」

ローマ(てっきり、あの場で全部食べ切ると思ってたんだけど……)

ショタ提督「……はぁ」

ショタ提督(……ここに来たばかりの僕なら、考えもしなかった行動だろうな……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも)

ローマ「………」

ローマ(……まぁいいわ。とにかく、これで提督が少しでも元気になってくれると良いんだけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(もう……手遅れ、なのか……?それとも、まだ……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……あぁ、まただ。こんな考えが頭の中をグルグル回ってばかりで……)

6ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」スタスタ

ショタ提督(食料を貰ってはいても、今は食堂でご飯を食べる日々……)スタスタ

ショタ提督「………」ピタッ…

ショタ提督(……ずっと、こんなふらついた状態が続くのは……耐えられない……)

ショタ提督(僕は……誰の味方で、誰の敵……なんだ……?)

<これが……?

ショタ提督「……?」チラッ


3周目提督「はい!」

11周目提督「でも、こんな頼りない物で大丈夫なのか?」

3周目提督「明石さんと夕張さんのお墨付きですから!」

11周目提督「いや、でも明石と夕張っつったらロクな物しか作ってないイメージが」

夕張(11周目)「誰がロクな物しか作ってないですって~?」

11周目提督「うおっ!?い、いたのかよ!後ろからいきなり声かけるなって!」

夕張「提督が陰口を言うからですよー」ジトー

11周目提督「うぐっ……わ、悪かった……」

3周目提督「あはは……ですが、これさえあれば……!」

夕張「……うん。それなら大丈夫ね!私の方も、出来るだけ色々な物を……」


ショタ提督「………」

ショタ提督(……僕を殺すためなのか、それとも単なる雑談なのか……それすらも分からない……)

ショタ提督(もう……今までの僕には……戻れない、のかな……)




↓1鬼怒のコンマ 好感度:34.5/50
↓2ローマのコンマ 好感度:34.5/50
↓3名取のコンマ 好感度:24/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:43/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ローマ「貴女だけに!」

鬼怒「先へは行かせないよ!」

阿賀野「むぐぐぅ……!」

名取「………」


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

鬼怒「……///」

鬼怒(ま、まだあの光景が脳に残ってるよ……だって、あの提督が……///)

鬼怒(え、エッチな動画を見てるなんて……マジパナいよ……!///)

五十鈴「……どうしたの?さっきから挙動不審だけど」

鬼怒「えっ!?い、いや!何でもないよ!///」

五十鈴「ふぅ~ん……」ジー

鬼怒「………」

五十鈴「………」

鬼怒(うぅ……姉さん、思いっきり怪しんでるよぉ……)

五十鈴(まさか……いや、それはないわよね……?まさか鬼怒が……いやいやいやいや)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

蒼龍「………」大破

飛龍「………」大破

鬼怒「………」

鬼怒(提督、それに二航戦の2人も……って大破してる!?一体どういう……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……今までの僕なら『そのまま沈んでしまえ!』としか思わなかったと思う)

ショタ提督「……どうして、あんなことをしたんですか」

蒼龍「……後もう少し踏ん張れば、勝てそうだったんです」

飛龍「それで……当たらなければ大丈夫、油断さえしなければ……そう思って……」

ショタ提督「……1歩間違えれば、沈んでいたんですよ?」

ショタ提督(でも……今は、どうしても……艦娘を……)

蒼龍「それ、は……」

飛龍「……っ」

ショタ提督「……沈んでしまえば、本人はそれまで。でも……」

ショタ提督「……残された者は、どんな思いで過ごすと思いますか?」

蒼龍飛龍「ッ!」

ショタ提督(……心の底から、憎めない。それに、今の言葉は……きっと、僕にも当てはまるんだ……)

鬼怒「………」

鬼怒(……何となくだけど、分かったかも。2人はきっと、無茶な進軍をしようとして……それで提督に叱られて……)

蒼龍「……ごめん、なさい」

飛龍「本当に……すみませんでした……」

ショタ提督「………」

鬼怒「………」

鬼怒(……今までも思ってたけど、とても9歳とは思えないよね)

ショタ提督「………」

ショタ提督(それに、例え進軍したとしても……絶対に勝てないんだ……!)





鬼怒「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

蒼龍「………」

飛龍「………」

鬼怒「………」

鬼怒(……でも、2人も生半可な気持ちで進軍しようとしたわけじゃないはず……よしっ)



ショタ提督「……僕からは以上です。後はドッグに……」

蒼龍「………」

飛龍「………」

コンコン

蒼龍飛龍「……?」

ショタ提督「……どうぞ」

鬼怒「……失礼します!」ガチャ

蒼龍「あ……」

飛龍「鬼怒ちゃん……?」

ショタ提督「………」

鬼怒「……お取込み中、ごめんなさい。でも、私から……少しだけ、良いかな……?」

ショタ提督「……はい」

鬼怒「ありがとう。えっと……蒼龍さんも飛龍さんも、悪気があって進軍しようとしたわけじゃないんですよね?」

蒼龍飛龍「……はい!」

鬼怒「………」

鬼怒(力強いまなざし……きっと、本当に敵を撃沈させようと……)

鬼怒「……提督、叱るなとは言わない。『提督』なら、むしろ怒って当たり前だと思うから……でも!」

ショタ提督「………」

鬼怒「2人の決死の覚悟、それだけは否定しないでほしい……かな。2人も、私達の為に……そして……」

鬼怒「……提督の為に、敵を倒そうと思ったはず……だから!」

ショタ提督「………」

鬼怒「………」

鬼怒(う、上手く伝わった……かな……?)

ショタ提督「………」




反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:「………」
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:「……分かりました」
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:「………」
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

47→74:素直に納得する


鬼怒「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……確かに、一理ある……のかな。この2人は、わざと沈もうとしたわけじゃ……ない……)チラッ

蒼龍「………」

飛龍「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(実際、こうして撤退した……自分の意見を押し通そうとしたんじゃなくて……ちゃんと、僕の指示を聞いて……)

ショタ提督「………」

鬼怒「………」

鬼怒(提督……)

ショタ提督「……分かりました」

鬼怒蒼龍飛龍「……!」

ショタ提督「……その考えに、賛成します」

鬼怒「……ありがとう」

蒼龍「……提督、鬼怒ちゃん!」ペコッ

飛龍「本当に……ありがとうございます……!」ペコッ

ショタ提督「………」

鬼怒「い、いえいえ!むしろすみません!厚かましいことしちゃって……!」アセアセ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……僕の、為)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

5×1.5=7.5
34.5+7.5=42/50<リーチ!>


ショタ提督「………」

ショタ提督(……どうしても“あんなこと”をしたように……見えない……)

ショタ提督(でも、あの人達は……艦娘が……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……あああああっ!もう嫌だ!ここにいればいるほど、頭がおかしくなるッ!!僕は一体どうしたいんだああああッ!!)フルフル

ショタ提督「………」ヨロッ…

ショタ提督(もう……本当に……何もかもが分からない……)フラッ…

パタッ…

ショタ提督「………」

ショタ提督(……『僕の為』……鬼怒は、どうしてそんなことを言って……)

ショタ提督(それに、阿賀野も……どうして僕に、そんな歩み寄って……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(誰か……誰か、僕に教えて……僕が見るべき、正しい物を……)





鬼怒「………」

鬼怒(今まで、ずっと提督を見て来たけど……最近、どんどんやつれていってる気がする……)

鬼怒「……っ」

鬼怒(……やっぱり、鬼怒じゃ……提督を助けてあげることすら、出来ないのかな……)

鬼怒「………」

鬼怒(提督……っ!)

6ヶ月目:下旬


ショタ提督「………」フラフラ

ショタ提督(分からない……理解出来ない……何もかも……)フラフラ


名取「………」

ローマ「………」

名取「提督……ここのところ、いつも目の焦点が定まっていないように感じます……」

ローマ「……奇遇ね。私も同じことを思っていたわ」

名取「………」チラッ

ローマ「………」チラッ


ショタ提督「………」ヨロヨロ

阿賀野「………」ジー ※物陰

鬼怒「………」ジー ※上とは別の物陰


名取「………」

ローマ「………」

名取「……あんなに分かりやすいところにいるのに」

ローマ「提督も、全く気づいていないわね……」


ショタ提督(……もう、目の前が深い闇みたい……)ヨロヨロ

阿賀野(うぅ……何とか、提督さんを……)ジー

鬼怒(助けてあげられる方法は……!)ジー





↓1鬼怒のコンマ 好感度:42/50<リーチ!>
↓2ローマのコンマ 好感度:34.5/50
↓3名取のコンマ 好感度:24/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:43/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します

阿賀野「………」

阿賀野(今の提督さん……見るに堪えない程に、やつれちゃって……)

阿賀野「………」

阿賀野(そんな提督さんのことを……私は、ずっと真剣に考えていて……)

阿賀野「………」

阿賀野(……提督さんの悩みを、吹っ飛ばしてあげたい。全部全部!綺麗に無くしてあげたい!)

阿賀野(でも……それがキッカケで、提督さんを余計苦しめることになっちゃったら……!)

阿賀野「………」

阿賀野(こんなこと、能代達に相談するわけにはいかないよ……自分で決めなきゃ……!)

阿賀野(提督さんを本当に想うなら……自分で、決断しなくちゃ……!)

阿賀野「………」

阿賀野(……でも、後1歩なのに……ここから、何も踏み出せない……)

阿賀野(苦しんでいる人は、目の前にいるのに……!)

阿賀野「……っ」






特殊多数決

1.真実を知る
好感度50確定 END開放

2.まだ保留
好感度上昇コンマ判定へ


↓1~↓5

阿賀野「………」

阿賀野(……決めた。私、提督さんに……会う!)

阿賀野(このまま、何もしないままじゃ……いつか提督さんが壊れちゃう!)

阿賀野(そんなこと……私が……!)

阿賀野「……させないッ!」ダッ



大淀「………」つタイムテレビ ※8周目鎮守府からの借り物

明石「………」

大淀「……予想、当たっちゃったわね」

明石「……1番、的中してほしくなかった……確信に限りなく近い、予想がね」

大淀「………」

明石「………」

タタタ…!

明石大淀「……え?」

阿賀野「はぁはぁ……!」タタタ…!

阿賀野(早く提督さんに会わなきゃ……!)

明石「……阿賀野さん!」

阿賀野「……え?明石さん?それに大淀さん……?」

大淀「……提督のところに行くの?」

阿賀野「……えぇ。提督さんを、助けてあげたいから……!」

明石「………」

阿賀野「……あの、本当にどうしたの?2人共、凄く険しい顔してるけど……」

明石「………」チラッ

大淀「………」コクッ

明石「……阿賀野さん」

大淀「提督に会う前に……見てもらいたい物があるんです」

阿賀野「……え?」

――


阿賀野「………」スタスタ…

阿賀野「………」ピタッ…

阿賀野(……執務室の扉。いつもはここを覗いてばかりだったけど……)

阿賀野(……今日は違う。過去に蝕まれている提督さんを……)

阿賀野「………」つドアノブ グッ

阿賀野(……救い出す為に!)ガチャッ!




ショタ提督「………」つ銃 ※頭の横に銃を突き付けている状態

阿賀野「……!?」

阿賀野(提督さん!?)

ショタ提督「………」つ銃 プルプル

ショタ提督(このままじゃ、僕は……壊れてしまう……だから、その前に……ッ!)

阿賀野「ッ!」ダッ

パシッ…!

ショタ提督「……え?」

銃「」カラン…

阿賀野「な、何やってるの!?危ないでしょ!?そ、それに!どうしてそんな物騒な物を……」

ショタ提督「……どうして」

阿賀野「え……?」

ショタ提督「どうして止めたんだ!折角……折角!全てを投げ出して……会いに行けるところだったのに……ッ!」

阿賀野「……!」

ショタ提督「どうして止めたんだ!そこまでして僕の邪魔をしたいのか!?この期に及んで、また僕を陥れる気なのか!?」

阿賀野「………」

ショタ提督「何もかもが分からなくなって!このまま生きていたらいずれ壊れちゃって……!それで、死んでしまえば……この苦しみから、解放されると思って……!」

阿賀野「……違うよ」

ショタ提督「……!?」

阿賀野「私は……提督さんを、貴方を……助けに来たの……その偽物の……いや、違う苦しみから……救いに来たの!」

ショタ提督「……どういう、ことだ……?」

阿賀野「……ねぇ」

ショタ提督「……何、だ」

阿賀野「……話して、くれないかな?提督さんが……どうして、私達を“憎んで”いたのか」

ショタ提督「……えっ」

阿賀野「“殺したい程”に……怒りを感じていたのか」

ショタ提督(ど、どうしてそれを知って……!?)

阿賀野「………」ジッ…

ショタ提督「………」

阿賀野(……お願い!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……今更、か。こんなことにまでなって……隠すことも、無い……か……)

ショタ提督「……分かった。話す……何もかも、包み隠さず……」

阿賀野「……ありがとう、提督さん」

ショタ提督(どうせ……こんな死にぞこないの僕なんだ。例えここで死んでいても、それが出来なかったとしても……辿る結末は、変わらない……)

ショタ提督(それなら……1人に知られたところで、今更……だから……)

ショタ提督「……僕は――」
























――生まれた時からずっと、深海で育ってきた……

僕には……両親がいない。いや、正確には……“もういない”。

病気なんかじゃない。事故なんかでもない。あの時……僕が生まれた、9年前のあの日……ッ!!


――9年前・海沿いの道


車『』ブオーン

父『いや~、楽しかったな~!』つハンドル

母『えぇ!久々の海だもの♪』

ショタ提督(0)『あぶあぶ……♪』

父『にしても、ここからも海が見えるんだな……』

母『えぇ。綺麗ね……』


顔も見たことが無い、お父さんとお母さんがいて……その時、まだ生まれたばかりの僕がいて……

その日は、皆で海に行って……車で帰っている途中だったらしいんだ……

その時……ッ!


ザバアアアアアアァァァァァァンッ!!

父『うおっ!?』

車『』キキイイィィィィィッ!

母『きゃっ!?』

父『な、何だ!?今の水しぶきは!?』

母『……あ、貴方!』

父『ど、どうした!?窓に何か…………ッ!?』





阿賀野『………』

鬼怒『………』

ローマ『………』

名取『………』





父『……あれは』

母『艦、娘……?』


……奴らが来た。お父さんとお母さん、そして僕が乗っていた車を……


阿賀野『……っ!』ガシャッ!

父『……お、おい!まさか!』

鬼怒『……撃てッ!』ズドン!

ドガアアアアアアアアアアンッ!

父『うわぁっ!?』

母『きゃあっ!?』


襲ったんだ……車に向かって、砲撃を始めたんだ……ッ!!

その目的はもちろん……僕達を『私利私欲』のために……殺そうとして……ッ!!

父『あ、危なかった……今のが直撃していたら……!』

母『で、でも!どうして私達を攻撃してくるの!?』

父『知るか!とにかく逃げるしかない!』

母『え、えぇ!私達はともかく……!』

ショタ提督『へぁ……?』

母『この子だけは……!』

ローマ『……逃がさないわ!』ズドーン!

名取『えいっ!』ズドン!

ドガアアアアアアアァァァァァンッ!

父『うわぁ!?し、下の地面が抉れて……落ち……』

車『』ガタッ

父『……ッ!?』

母『そ、そんな……!?』

ガラガラガラガラ…

ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!

阿賀野『……やったー!』

鬼怒『これで私達は……えへへ~♪』

バシャバシャバシャバシャ…


車はそのまま、下の崖に落ちて行って……グシャグシャになった……

当然、お父さんとお母さんは……車と一緒に……ッ!

……でも、運良く……いや、運悪く……


父『』

母『』

ショタ提督『うぅ……ええぇぇん……!』


……僕だけ、生き残ってしまったんだ。体が小さかったせいで、偶然出来た小さな隙間に挟まれて……無傷だった。

そんな状態の時、僕を助けてくれたのが――






ヲ級『……酷い有様。あいつら、こんな汚い真似を……いくら敵だとしても、これは……!』

レ級『ありゃりゃ、見事に滅茶苦茶だね~……』

ショタ提督『うえぇぇん……!』

ヲ級『……え?今、赤ちゃんの声が……』

レ級『あ、本当だ。あのボッコボコの車の中から……』

ショタ提督『うわぁぁん……!』

ヲ級『………』

レ級『……どうする?』

ヲ級『……見つけちゃった以上、保護するしかないでしょ。それに……』チラッ

ショタ提督『うえぇぇん!うえぇぇん!』

ヲ級『……この子に、ちゃんと仕返しさせてあげないと』

レ級『……それもそっか。ようし!今日から君は、私達の家族だからね~?』

――ヲ級さんとレ級さん、だったんだ……

……どうしてこんなことを知ってるのかって?聞かせてもらったからに決まってるじゃないか……!

それから僕は、ヲ級さんやレ級さん達に……面倒を見てもらった。そのお陰で……


ショタ提督(3)『………』

ヲ級『……立派になったね』

レ級『ついこの前まで、こ~んなに小さかったのにね!』

ショタ提督『……えっと、その……ありがとう、ございます……僕を育ててくれて……』

ヲ級『気にしないで。その分、君にはやってもらいたい……いや、やるべきことがあるからね』

ショタ提督『……?』

レ級『私達の敵が艦娘なのは、もう知ってるよね?』

ショタ提督『………』コクリ

ヲ級『……どうして、君の両親がいなくて……私達が育ててあげたか、分かる?』

ショタ提督『……?』

レ級『まぁ、この歳じゃ察するのは無理か~。つまりね?提督のお父さんとお母さんは……』

ヲレ級『……艦娘に殺された』

ショタ提督『……!?』


衝撃だった……それを初めて聞いた時、頭を大きなハンマーでぶん殴られたかのような痛みが走った……


ショタ提督『……そん、な』ジワッ

ヲ級『……辛いのは分かるけど』

レ級『こればっかりは……変えようがない、事実だからね……』

ショタ提督『お父さん……お母さん……!』ポロポロ

ヲ級『………』

レ級『………』

ショタ提督『……っ!』キッ

ヲ級『……?』

レ級「お~?』

ショタ提督『………』スクッ


抑えきれない悲しみの中から……それ以上の、凄く大きな気持ちが……膨らんで来たんだ……


ショタ提督『……てやる』

ヲ級『……!』

ショタ提督『……殺してやる!僕のお父さんとお母さんを殺した……艦娘を、皆……殺してやるッ!!』

レ級『……ほっほ~う?』


怒り。憎しみ。殺意。憎悪。思いつく限りの負の感情が……一気に襲って来たんだ……

もう、艦娘は皆……僕をあざ笑う奴らにしか見えなかった。とにかく、皆殺しにしてやりたかった……!


ヲ級『……となると、人間も敵だね』

ショタ提督『人間……?』

レ級『ほら。だってさ?艦娘は人間の……提督の命令で働くからね』

ショタ提督『……そうか。そいつらが……艦娘に命令して、僕のお父さんとお母さんを殺したんだ……!』


艦娘だけでなく、人間も憎かった……もう、殺すことしか頭になかったんだ……!

ヲ級『……安心して』

ショタ提督『……?』

レ級『君を育てたのは、艦娘達にギャフンと言わせる為もあるけど……それ以上に……』

ヲ級『……君に、復讐を果たさせてあげたかったからね』

ショタ提督『……復、讐……』

ヲ級『うん。君も、両親を殺した相手を……許せないでしょ?』

ショタ提督『………』コクリ

レ級『というわけで、今日から提督は私達がみっちり鍛えてあげるからね!』

ショタ提督『え……?』

ヲ級『奴らに復讐する為の準備。大丈夫、私達がちゃんと……君を強くしてあげるから』

レ級『もちろん、私達のお願いも聞いてもらうけどね?』

ショタ提督『……お願い、します』ペコッ


艦娘を殺すことしか頭に無かった僕は……すぐに返事した。

それからの毎日は……艦娘を皆殺しにするために、必死に頑張った……どんなに辛いことでも、耐え抜いてきたんだ……!


レ級『えいっ!』バキッ!

ショタ提督(4)『あうっ……!』バタッ

レ級『まだまだ!そんなんじゃ駆逐艦にすら勝てないよ!ほら、立って!』

ショタ提督『……は、い!』フラフラ


ある時は、人を確実に殺す方法……その為の護身術を教わったり……


ショタ提督(5)『……?』つペン

駆逐棲姫『ほら、次の問題は?』

ショタ提督『……×?』

駆逐棲姫『違うよ。ほら、そこに書いてあるでしょ?』

ショタ提督『あ……』


ある時は、奴らが潜んでいる鎮守府へ行くために……提督に必要な知識を詰め込んだり……


タ級『いい?この機械は、こうやって使うの』

ショタ提督(6)『……あの』

タ級『どうしたの?』

ショタ提督『奴らを殺せる武器は……』

タ級「確かにそれも大事だけど、それだけじゃダメ。いくら提督が強くても、艤装を付けた艦娘には勝てないからね』

ショタ提督『……っ』

タ級『勝つためには、結局私達が出ないと無理なの。その為に、提督には鎮守府から色々な情報を盗んできてもらわないと!』

ショタ提督『……分かりました』


ある時は、奴らを殺すための武器の使い方や……情報機器の操作を学んだりしたこともあった……










そして、そんな日々が続いて……5、6年が経ったある日……

――


ショタ提督(9)『………』

ヲ級『……うん、良い顔になった』

レ級『ほんとほんと!日の光を浴びずに過ごしてきたから、肌もすっかり真っ白になっちゃって……』

ショタ提督『………』

レ級『でも、今の提督の目からは……これでもかってくらい、憎しみが感じられる!それこそ、殺意の塊で出来てるみたい!』

ショタ提督『………』


全てを身に付け……艦娘のいる鎮守府に潜入し、皆殺しにする準備が出来た僕は……


ヲ級『……良い?君が潜入するのは31周目鎮守府。あそこにいる艦娘達こそが……』

レ級『真犯人共ってわけ!』

ショタ提督『……ッ!』キッ

ヲ級『……ダメ。顔に出しちゃ』

ショタ提督『……ごめんなさい』

レ級『そうそう。奴らには、絶対に表情を読み取られないようにね?目つきで怪しまれでもしたら……』

ショタ提督『……はい』

レ級『……はい。これ、食料と万が一の時の武器』つ袋

ショタ提督『……ありがとう、ございます』

レ級『食料は無くなり次第、取りに来たら渡すからね~』

ショタ提督『………』

ヲ級『……それじゃ、行こっか?』スッ

ショタ提督『………』ギュッ

ショタ提督(……準備は整った。やっと……奴らを、殺せる……!お父さんとお母さんの、無念を晴らせるんだ……!)


9年ぶりに、海の上に出て……スパイとして、この鎮守府に着任することになったんだ……

全ては奴らを皆殺しに……両親の仇をうつため。復讐を果たすために……!

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

ショタ提督「……これで全部」

阿賀野「………」

阿賀野(提督さん……やっぱり……)

阿賀野「……そう、だったんだ」

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

ショタ提督「……でも」

阿賀野「……?」

ショタ提督「ここに来てから、艦娘の態度が……思ったよりも、全然違ってて……」

ショタ提督「ことあるごとに、僕を気遣って……それこそ、親を殺した奴らとは……思えない程に……!」

阿賀野「………」

ショタ提督「……だから、訳が分からなくなってきて……あれだけ殺したいと思っていた奴らに、気を許すなんて……!」

阿賀野「………」

ショタ提督「……日が経つごとに、頭の中がグッチャグチャになっていって……もう、自分が自分で無いような気がして……心が壊れそうな気がして……」

阿賀野「……それで、自殺しようとしたの?」

ショタ提督「………」コクリ

阿賀野「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……こんな話をしたって、結局僕は……)

阿賀野「……提督さん」

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

阿賀野(ここで慰めるだけじゃ、誤解は一生解けない……提督さんには辛いことを言ってしまうけど、これは……提督さんを、本当の意味で救い出すため……!)

阿賀野「……もし、ね?」


























阿賀野「提督さんが知っている過去と、実際の過去が違うとしたら……?」

ショタ提督「……え?」

中途半端なところですみませんが、今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次回は本日の夜、それも夕方頃から始める予定です。今週以降、また更新が出来ない日々が続きそうです。
更新が出来そうな日はもちろん、そうでなくとも定期的に連絡致します。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

それでは次回の更新でお会いしましょう。

18:00~19:00頃開始予定です。

始めます。

ショタ提督「……ど、どういう……こと?」

阿賀野「……提督さん。貴方は……“騙されてる”の。最初から……」

ショタ提督「……え?」

阿賀野「深海棲艦が言っていることは……全部、真っ赤な嘘なの!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(そんな、わけ……)

阿賀野「私達は、提督さんの両親を殺したりなんて……絶対にしないよ」

ショタ提督「………」

ショタ提督(じゃあ、艦娘が自分達の存在意義を強調する為に……僕の両親を見せしめに殺して、深海棲艦がやったと捏造したことも……)

ショタ提督「……っ」フルフル

ショタ提督(い、いや!やっぱりこの期に及んで、僕を余計混乱させるために……)

阿賀野「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……そん、な……本当に……で、でも……)

阿賀野「……落ち着いて、聞いてね?」

ショタ提督「………」

阿賀野「……深海棲艦は、提督さんを保護するつもりなんて……一切無かった。だって……」

ショタ提督「………」ゾクッ

ショタ提督(……い、嫌……だ!この先は……聞きたく……!)

阿賀野「………」











阿賀野「……最初から、提督さんを利用することしか……考えて無かったもの」

ショタ提督「……ッ!!」

提督さんは、私達が提督さんの両親を殺して……深海棲艦が、提督さんを助けたって言ってたのよね?

でも、それは違う……提督さんの両親が亡くなった、本当の理由は……



――

ザバアアアアアアァァァァァァンッ!!

父『うおっ!?』

車『』キキイイィィィィィッ!

母『きゃっ!?』

父『な、何だ!?今の水しぶきは!?』

母『……あ、貴方!』

父『ど、どうした!?窓に何か…………ッ!?』





ヲ級『……本当に、あの車の中に赤ちゃんがいるの?』

レ級『うんっ!さっき海水浴してたところを覗いたからね!』





父『し、深海棲艦!?』

母『えっ、嘘!?待って!深海棲艦って、陸地には出ないはずじゃ……!?』

ヲ級『……じゃあ、早速』スッ

レ級『木端微塵……じゃなくて、余計な奴らは始末しよっか!』ジャコッ!

父『ま、不味い!早く逃げ……』

母『い、嫌……!』

ヲ級『……逃がさない!』つ艦載機 パシュパシュパシュ

レ級『はい、ドーン!』ズドドドドドド

父『……ッ!!』

母『いやあああああああああああああああああああッ!!』

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!


ヲ級とレ級は、提督さんが乗っていた車を襲撃したの。

それこそ、提督さんごと吹き飛ばす勢いで……激しい攻撃を繰り出して……

シュウウウウゥゥゥ…

ヲ級『……やり過ぎ』

レ級『テヘペロ♪にしても、地面がすっごい抉れてるね~』

ヲ級『これじゃ、赤ちゃんまで……』

レ級『ふっふっふ~……それは大丈夫!』

ヲ級『え……?』

ショタ提督(0)『うえぇぇん!うえぇぇん!』


提督さんは、奇跡的に無傷だったけど……提督さんのお父さんとお母さんは……


ヲ級『……凄い。生きてた……』

レ級『これでもコントロールは気をつけたからね。その代わり……』チラッ



父『』

母『』



レ級『残り2人は、見るも無残なことになってるけど♪』

ヲ級『……私達じゃなかったら、目に映った瞬間気絶してるかも』

レ級『だねぇ……よし!他の奴らに見つかる前に、とっとと赤ちゃん連れて退散しよっか!』

ヲ級『うん』

ショタ提督『うわぁぁん!うわぁぁん!』

ヲ級『………』ニヤッ

レ級『………』ニヤリ

ヲ級(この子を使って、あいつらを……!)

レ級(徹底的に叩き潰してやろっと♪)


そして、提督さんはそのまま……ヲ級とレ級に、連れ去られたの。

誰も足を踏み入れたことのない、深海棲艦の住む……本拠地に……

人間ではなく『道具』として操られ、私達を倒す……武器として……

阿賀野「………」

ショタ提督「………」

阿賀野「……これで、全部」

ショタ提督「………」ガクガク

ショタ提督(嘘、だ……あの人達が、そんな……こと……!)ガクガク

ショタ提督「……っ!」ギロッ

阿賀野「……疑いたい、いや……信じたくない気持ちは、凄く分かるよ。でも……これが事実、だから……」

ショタ提督「……そんな、わけ……ない!あの人達は……僕を育ててくれたんだ!生まれてから、ずっと……!それなのに、両親を殺した……だなんて……!」

ショタ提督(信じない……信じないぞ……!そんな、バカなこと……!)

阿賀野「………」

阿賀野(やっぱり、信じてくれないよね……これだけは、見せたくなかったけど……)つタイムテレビ スッ

ショタ提督「……え?」

阿賀野「……ごめんね、提督さん。でも……真実から、目を背けちゃダメ……!」カチッ

ショタ提督「……ッ!?」






――阿賀野が急に差し出した、ピンク色の機械に映し出された映像は……


――僕の、ほんの少し抱いていた希望を……粉々に、打ち砕いた……


――今まで、厳しくも僕を育ててくれた……ヲ級さんとレ級さんが……


――まだ生まれたばかりの僕が乗っている、車に……容赦なく、砲撃して……


――目の前が、真っ暗になった……ずっと……ずっと、信じてたのに……














――助けてくれた恩人だと、信じてたのに……ッ!!

阿賀野「………」

ショタ提督「あ……あぁ……!」ガクガク

阿賀野「………」

ショタ提督「……だ」

阿賀野「……え?」

ショタ提督「嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だぁッ!!」ジワッ

阿賀野「………」

ショタ提督「じゃあ!僕は今まで何のために生きてきたんだああああああああああ!あれだけ艦娘が殺したと思い込んで、でもそれが騙されてただけだなんて……そんなの!そんなことってええええええええええええええええええええええええ!」ポロポロ

阿賀野「……っ」ジワッ

ショタ提督「ずっと利用されてきただけ!?復讐も何もかもが無駄!?全部無駄!?それどころか、何もしてない艦娘の皆に迷惑ばかりかけてただけ!?殺した相手は今まで傍にいたのに!?うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」ポロポロ

阿賀野(提督、さん……!)ポロポロ

ショタ提督「もう嫌だあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!何もかもが嫌だああああああああああああああああああああああああああああああああ!死ね!全部死ね!死ねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッ!!」つ銃 スッ

阿賀野「……ッ!?て、提督さん!」ダキッ

ショタ提督「離せええええええええええええええええええええええええええええええええええ!もう何もかもぶっ壊してやるんだあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」つ銃 バンバンバンッ!

阿賀野「だ、ダメ……!落ち着いて……!」ギュウッ

ショタ提督「離せって言ってるだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」つ銃 バンバンバンバンッ!

阿賀野「……!」ギュウッ

ショタ提督「離せええええええええぇぇ……離せ……離せよぉ……!離してよぉ……!」ポロポロ

阿賀野「……大丈夫、だから。私がいるから……ね?」ナデナデ

ショタ提督「あ……」ポロポロ

阿賀野「……よしよし、辛かったね」ナデナデ

ショタ提督「……ッ!!」








「うわあああああああああああああああああああああああああああん!お父さああああああああああああああああああああああああああん!お母さああああああああああああああああああああああああああん!うええええええええええええええええええええええええええええええん!どうして殺されちゃったのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんッ!!」






ショタ提督「………」グスッ

阿賀野「……もう、平気?」

ショタ提督「………」コクリ

阿賀野「……良かった」ニコッ

ショタ提督「……あの」

阿賀野「どうしたの?」

ショタ提督「……ごめん、なさい」ドゲザ

阿賀野「……!?」

ショタ提督「今まで、ずっと……最低な態度を取っていて……それどころか、皆を苦しめるようなことまでして……ごめん、なさい……」ポロポロ

阿賀野「………」

阿賀野(提督さん……)

阿賀野「……顔を上げて?」

ショタ提督「でも……」

阿賀野「私はもちろん、他の皆も……きっと、気にしてないから!」

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

ショタ提督「……阿賀野、さん」

阿賀野「“さん”だなんて……別に呼び捨てでも……」

ショタ提督「……無理、だよ。あれだけのことをしておいて……そんなこと……」

阿賀野「………」

阿賀野(……まぁ、無理強いはダメよね。今の提督さんは、まだ……)

ショタ提督「……どうして、ここまでしたの?」

阿賀野「え……?」

ショタ提督「だって、僕は……皆から、嫌われることしかしてこなかったし……それどころか、ずっと殺すことばかり考えてて……」

ショタ提督「……それなのに、阿賀野さんは……ずっと、僕のことを気にかけてくれて……」

阿賀野「……それはね?」







「提督さんのことを考えている内に……好きになっちゃったから。守ってあげたくなったから……!」






ショタ提督「……“好き”?」

阿賀野「うんっ」

ショタ提督「………」

阿賀野「……提督さん?」

ショタ提督「……えっと、その……今まで、そんなこと……言われたことが無かったから……」

阿賀野「……!」

ショタ提督「……“好き”が、どういうことなのか……ちょっと、分からなくて……」

阿賀野「………」

阿賀野(……そう、だよね。深海棲艦がひたすら道具として育ててきたもんね……)

阿賀野「……何て言えば良いのかな。簡単に言うと……“ずっと傍にいたい。近くにいてくれるだけで、凄く幸せな気持ちになれる”……かな?」

ショタ提督「幸せ……?」

阿賀野「……そう、幸せ!」

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

ショタ提督(……幸せも、ほとんど感じたことが無かったけど……でも、何となく分かるような気がする……)

ショタ提督「………」チラッ

阿賀野「………」

ショタ提督(……きっと、阿賀野さんが今まで僕にしてくれたこと……その時に感じていたことが、幸せ……)

阿賀野「……提督さん」

ショタ提督「……?」

阿賀野「私は……きっと、お父さんとお母さんの代わりにはなれないし……生き返らせてあげることも出来ないけど……」

ショタ提督「………」

阿賀野「……でも、提督さんにとっての……安心出来る人になるから……なれるように、頑張るから……!」

ショタ提督「……ありがとう」

阿賀野「……!」

ショタ提督「……僕も、まだ『好き』について……よく分からないけど……頑張って、その意味を完全に理解するまで……傍に、いて下さい……」

阿賀野「あ……!」パァッ

ショタ提督「隣で……安心、させて下さい……!」

阿賀野「……うんっ!」













「……これからは、スパイではなく……艦娘の為に、頑張るから……!」


「……私も、今まで以上に助けてあげる!だから心配しないで、ね?」


「……うんっ」











――好感度50/50

ショタ提督「………」

阿賀野「……どうしたの?もしかして、寝付けなかったり?」

ショタ提督「……今まで、ずっと1人で寝てたから……その、こういうのに……慣れてなくて……」

阿賀野「あ……ごめんなさい……」

ショタ提督「……ううん、阿賀野さんが悪いわけじゃないから……」

ショタ提督(……全部、あいつらが悪いんだ……!今まで僕を騙してた、あいつらが……ッ!)

阿賀野「……提督さん」

ショタ提督「……え?」

阿賀野「深海棲艦に、怒る気持ちは分かるけど……でも、絶対に『殺す』なんて考えないで?」

ショタ提督「………」

阿賀野「大好きな人に、その歳で……殺人に、手を染めてほしくないから……きっと、一生後悔することになるから……!」

阿賀野(実際、人を殺しちゃった14周目提督さんも……今でも後悔し続けて……)

ショタ提督「……ごめん、なさい」

阿賀野「ううん。提督さんを責めてるわけじゃないよ?でも……」ギュッ

ショタ提督「……!」

阿賀野「……辛い時は、何でも相談して?私に出来ることなら、何でも力になってあげるから!」ナデナデ

ショタ提督「……うん」

ショタ提督(……あったかい。人の手って、こんなにあったかいんだ……)







ヲ級「………」

レ級「あちゃ~、バラされちゃったかぁ……」

ヲ級「……流石にこれは、想定外かも」

レ級「どうする~?このままだと、今までとはあべこべに……こっちの情報が流出しちゃうかも」

ヲ級「………」

レ級「……おーい、ヲ級~?」

ヲ級「……決まってるでしょ?」

レ級「……?」

ヲ級「奴らに裏切ったんだから……“始末”するだけ」ギロッ

レ級「おぅ、怖い怖い。でも、私も賛成かな~……?」ギロッ

ヲ級「……反逆の罪は」

レ級「命で償ってもらわないとね♪」







今月のリザルト:6ヶ月目

鬼怒:42/50<リーチ!>『……阿賀野さんの、次に……』
ローマ:34.5/50『……これからは』
名取:24/50『艦娘の為に……!』
阿賀野:50/50<END開放!>『……ありがとう』

7ヶ月目:上旬


鬼怒「………」ジー ※ドアの外


阿賀野「はい、提督さんっ!」つ書類の束

ショタ提督「……ありがとう、阿賀野さん」カキカキ

阿賀野「秘書艦……ううん、大好きな人のためだもん!」


鬼怒「………」

鬼怒(最近、阿賀野さんが急に提督と親しくなったような……)

鬼怒(それに、普通に部屋の中に入って喋ってる……)


ショタ提督「………」カキカキ

阿賀野「……まだ時間かかりそう?」

ショタ提督「……後、30分くらいかな」

阿賀野「そっか……それなら、取っておきのおやつ持って来るね!」ダッ

鬼怒「っ!?」サッ

阿賀野「ふんふ~ん♪」タタタ…!

鬼怒「………」

鬼怒(凄く嬉しそう……)

鬼怒「………」チラッ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(阿賀野さんのおやつ、か……今なら、何も疑わないで食べられる……)カキカキ

鬼怒「………」

鬼怒(提督の表情も、かなり柔らかくなってるよね……)

鬼怒(……私だって、提督のこと……凄く心配してたのになぁ……)




↓1鬼怒のコンマ 好感度:42/50<リーチ!>
↓2ローマのコンマ 好感度:34.5/50
↓3名取のコンマ 好感度:24/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお阿賀野が最大値の場合は即ENDです

鬼怒「………」

鬼怒(提督……阿賀野さんと、何があったのかな……)

鬼怒(提督が、あんなに心を開いてるってことは……きっと、想像も出来ないことが……)

鬼怒「………」

鬼怒(でも、阿賀野さんに負けないくらい……私も、提督のことを……!)

鬼怒「………」

鬼怒(……どうすれば、良いのかな……今、私が詰め寄って……提督がまた、心を閉ざしちゃったら……)

鬼怒「………」

鬼怒(……もう、遅いのかな……ううん、それは……)

鬼怒「………」

鬼怒(……いつもの私なら、すぐに決めて行動に移せるのに……)

鬼怒「………」

鬼怒(……うぅ)







1.真実を聞きに行く
好感度50確定 END開放!

2.勇気が出ない
好感度上昇コンマ判定へ

直下


※1を選んだ場合、反転コンマ90~98で阿賀野が邪魔します

鬼怒「………」

鬼怒(……やっぱり、私も……!)

<提督さ~ん……

<……阿賀野さん

鬼怒「……!」

鬼怒(今の声って……)ガチャ


阿賀野「うぅ……やっぱり、何度戦っても勝てなぃ……」中破

ショタ提督「……ごめんなさい。僕が情報を受け渡してたせいで……」

阿賀野「それは仕方ないよ。提督さんだって、むしろ被害者なんだから!」

ショタ提督「でも……」

阿賀野「皆も笑って許してくれたんだよ?むしろ『何が何でも提督を虐めた深海棲艦をやっつけるぞ!』って、皆やる気マンマンなのよ?」

ショタ提督「………」

阿賀野「……私達は、提督さんの味方だから。安心してね?」

ショタ提督「……ありがとう」


鬼怒「………」

鬼怒(あの中に割って入るなんて、出来ないよね……)

鬼怒「………」

鬼怒(……折角、勇気が出せそうだったのに……うぅ……)







告白失敗……

7ヶ月目:中旬


繁華街


ショタ提督「………」スタスタ…

ショタ提督(もう、食料すら貰いに行ってないな……でも、あんな奴らに頼るなんて……!)

<にゃあっ!?

<チッ……

ショタ提督「……?」

ショタ提督(この声は……もしかして……!)ダッ



女(20周目提督の元カノ)「ったく!あの野郎……物をせびろうとした途端に逃げやがって……!」

猫「………」ビクビク

女「ふざけんじゃねーよ!」バキッ

猫「にゃうっ!」ドサッ

女「こうして八つ当たりでもしねぇと気が済まねぇ!うらぁっ!」ドカッ

猫「うにゃあ……!」バタッ

女「ちっ……やっぱ動物じゃストレス解消にもなりゃしねぇ。やっぱ新しい男を引っかけて沢山の金を……」

ドガアッ!

女「ぐはぁっ!?」バタンッ!

猫「……!?」

ショタ提督「………」ゴゴゴゴゴ

女「な、何しやが…………ヒッ!?」ゾクッ!

女(こ、こいつからすげぇ殺気が……!や、ヤバい!殺され……)

ショタ提督「……ッ!」バキッ!

女「ぐふっ!?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(僕の初めての友達を傷つけた……絶対に許さないッ!!)ガスッ!

女「がはっ……!」

ショタ提督「……っ!」ドゴオッ!

女「あがっ……」バタッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(今までの僕なら、きっと殺してた……でも、阿賀野さんとの約束があるから……これくらいで、許してやる……)

猫「……にゃあ」ヨロヨロ

ショタ提督「……大丈夫?あ、やっぱり怪我してる……」ダキッ

猫「………」

ショタ提督「……鎮守府で、すぐに手当してあげるからね?急がなきゃ……!」スタスタ…

猫「……にゃう」


女「」チーン


↓1鬼怒のコンマ 好感度:42/50<リーチ!>
↓2ローマのコンマ 好感度:34.5/50
↓3名取のコンマ 好感度:24/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお阿賀野が最大値の場合は即ENDです

すみません、少し席を外します。
10分後くらいに再開します。

再開します。

鬼怒「………」

由良「……まだ悩んでるの?」

鬼怒「……うん」

由良「……私は、提督さんや阿賀野さんに何があったかは知らないけど……」

鬼怒「………」

由良「……鬼怒だって、提督さんをずっと心配してたんでしょ?」

鬼怒「それはそうだよ!ずっと……提督のことを考えて……!」

由良「なら、遠慮すること無いよ。提督に、そのことを伝えて……」

鬼怒「………」

由良「………」

由良(それが出来たら……こうやって悩んでない、か)

鬼怒「………」

由良「……鬼怒」

鬼怒「………」






1.真実を聞く!
好感度50確定 END開放!

2.まだ無理……
好感度上昇コンマ判定へ

直下


※1を選んだ場合、反転コンマ90~98で阿賀野が邪魔します

鬼怒「………」

由良「………」

鬼怒「……ごめん。やっぱり、まだ……」

由良「……決心がつかない?」

鬼怒「………」コクリ

由良「……そっか」

鬼怒「………」

由良「………」

由良(これはあくまでも、鬼怒と提督さん達の問題……私が安易に口を挟めることじゃない……)

由良(……でも)

鬼怒「………」

鬼怒(うぅ……どうして、後1歩を踏み出せないのかな……)

由良「………」

由良(あまり遅すぎると、手遅れになることもあるのよ……?)






好感度上昇 コンマ一の位×1.0 上昇

直下


※50到達時のみ、反転コンマ90~98で阿賀野が邪魔します。その時は49/50となります。

5×1.0=5
42+5=47/50<リーチ!>


鬼怒「………」ジー

ショタ提督「………」カキカキ

阿賀野「………」つ書類 トントン

ショタ提督(う~ん……どこからともなく、視線を感じるような……)

ショタ提督「……?」チラッ

鬼怒「……っ!」サッ

ショタ提督「………」

阿賀野「提督さん?どうしたの?」

ショタ提督「……ううん、何でもない」

阿賀野「そっか……それじゃ、この書類もまとめちゃうね!」

ショタ提督「うん、お願い……」

鬼怒「………」ジー

ショタ提督「………」

ショタ提督(気のせい……?いや、今までみたいに誰かが覗いてるのかも……でも……)

鬼怒「………」ジー

鬼怒(……提督)

7ヶ月目:下旬


ショタ提督「………」つPC カチャカチャカチャカチャ

阿賀野「……提督さん、凄~い!」

ショタ提督「……色々な機械の使い方を叩き込まれたからね」ッターン!

阿賀野「そうなんだ……じゃあ、あの時の銃も……」

ショタ提督「……武器も、その中に入ってるんだ」

阿賀野「………」

阿賀野(本当に、殺人についての技術を教え込まれたんだね……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……おかしい。あれから奴らからの連絡が一切来ない)

ショタ提督(波止場に行っても、コンピュータを全部調べても……何も情報が出て来ない……)

ショタ提督(一体、何を考えてるんだ……?僕が殺されるのは想定内だとしても……)

ショタ提督「………」

阿賀野「……提督さん?」

ショタ提督「……っ!」ゾクッ

ショタ提督(ま、まさか……いや、でも……僕が情報を流さなければ……う、うぅん……)

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

阿賀野(もしかして、深海棲艦のこと……?)




↓1鬼怒のコンマ 好感度:47/50<リーチ!>
↓2ローマのコンマ 好感度:34.5/50
↓3名取のコンマ 好感度:24/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお阿賀野が最大値の場合は即ENDです

リベッチオ「……提督さん、最近丸くなったよね~」

ローマ「えぇ。最初の頃を考えれば、信じられないくらいにね」

リベッチオ「今までは話しかけても無視されちゃうことがほとんどだったんだけど、今は『チャオ!』って言ったら『こんにちは』って返してくれるの!」

ローマ「……そうなの?」

リベッチオ「うんっ!阿賀野さんだけじゃなく、私達にも心を開いてくれたみたいで……えへへ、嬉しいな~♪」

ローマ「………」

ローマ(それなら、今までは出来なかった……少し踏み込むようなことでも、嫌がられないということかしら……?)

ローマ「………」スクッ

リベッチオ「ローマさん?」

ローマ「……提督に会いに、ね?」

リベッチオ「あ……うん!行ってらっしゃい!」ノシ





ショタ提督「……何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

夜ご飯食べて来ます。22:30~23:00頃再開します。

再開します。

ローマ「……?」

ローマ(また出かけてるのかしら……?)

リットリオ「提督なら、さっき間宮さんの店に行ったわよ?」

ローマ「そうなの?ありがとう姉さん!」ダッ


間宮喫茶

ローマ(提督は……あっ、向こうの席に…………ッ!?)

メニューに載っている品全部「」ジャーン

潜水艦娘「………」ゴクッ

ショタ提督「……遠慮しないで、全部食べてね?」

伊58「……本当に良いの?」

ショタ提督「……うん。皆には、凄く迷惑をかけちゃったから……」

伊401「別に気にしてないのに……」

U-511「うん……」

ショタ提督「……僕のけじめ、でもあるから」

伊19「……提督がそういうなら、お言葉に甘えさせてもらうの!」

伊168「えぇ。ここまでしてもらったら、断るのは返って悪いもの!」

呂500「……それもそっか」

伊8「それじゃ……」

まるゆ「……いただき、ますね?」

ショタ提督「……うん」

ローマ「………」

ローマ(あんなに大量のお菓子……まさか、全部あの娘達に飼ってあげたの!?)

モグモグ… オイシー! サイコウ! ツカレタカラダニシミルワネェ…

ショタ提督「………」

ショタ提督(……この命が尽きるまで、皆の為に頑張らないと……そして、償わないと……!)

ローマ「………」

ローマ(今までとは違って、普通に話してることも驚いたけど……何というか、よくあれだけのお菓子を用意出来たわね……)





ローマの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ローマ「………」

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(……でも、あれだけ注文してあげてるのに……提督自身は何も食べてないなんて……)

ローマ「………」

ローマ(……着任当初なら絶対出来なかったと思うけど、今の提督なら……!)



潜水艦娘「あぐあぐあぐっ!がつがつ……!」

ショタ提督(皆、凄い勢いで食べてる……あれだけあったお菓子が、もう半分に……)

カランコロン…

ショタ提督「……?」チラッ

ローマ「……提督」

潜水艦娘「はぐはぐっ!あむあむっ!」←食べることに夢中で気づいていない

ショタ提督「……ローマ、さん」

ローマ「!!」

ローマ(提督が私のことを『ローマさん』って……いつの間にか、かなり信頼されてたのね……)

ローマ「……潜水艦の皆が食べているところを見て、貴方もお腹が空いてるんじゃないかしら?」

ショタ提督「……ううん、大丈夫」

ローマ「本当に?もし良ければ、私が何か奢ろうかと思ってたんだけど」

ショタ提督「それは悪いよ……むしろ僕がローマさんに」

ローマ「遠慮しないの。私がしたくてしてることなんだから……ね?」

ショタ提督「………」

ローマ「………」

ローマ(ちょっと強引だったかしら……でも、今の提督なら……少なくとも、怒ったりはしないはず……)

ショタ提督「………」




反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:やっぱり遠慮する
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:1番安いお菓子を頼む
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:ちょっと高めの、本当に食べたいお菓子を……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

80→08:距離感がつかめていない


ショタ提督「……えっと」

ローマ「……?」

ショタ提督「……本当に、大丈夫だから」

ローマ「………」

ショタ提督「………」

ローマ(……やっぱり、まだ壁があるわね。でも、以前よりは随分薄くなってる……)

ローマ「……分かったわ。無理を言ってごめんなさい」

ショタ提督「ううん……こっちこそごめんなさい……」

ローマ「………」

ローマ(……普通に接してもらうだけで、こんなにも印象が変わるのね)

ショタ提督「………」

潜水艦娘「もぐもぐ……!」

ローマ「……そこで必死にがっついてる娘達は気づきそうにないし、そろそろ戻るわ」

ショタ提督「……うん」

ローマ「……じゃあ、また」スタスタ

カランコロン…

ショタ提督「………」

ショタ提督(……ローマさん)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

4×1.0=4
34.5+4=38.5/50


ショタ提督「………」

ショタ提督(……一体、何を考えてるんだ。奴らは……)

ショタ提督(あれからずっと、僕に全く会って来ない……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……まさか、僕が艦娘側についたのがバレたか?)

ショタ提督(いや、確かにここ最近はフラついていたようなものだけど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(でも、僕からはそんなこと……一言も言っていないはず……)

ショタ提督「……!」

ショタ提督(……もしかして、どこからか監視しているんじゃ……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……でも、この部屋にそんな機械を付けるのはほぼ不可能のはず)

ショタ提督(何せ艦娘の皆が集まる鎮守府の中……それに、こんなに見晴らしも良い……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……万が一のことがあっても、皆にこれ以上迷惑はかけられない)

ショタ提督(いざと言う時は……!)






今月のリザルト:7ヶ月目

鬼怒:47/50<リーチ!>『どこからか、視線が……』
ローマ:38.5/50『……気を遣ってくれたのかな』
名取:24/50『……最近、顔を合わせてないな』
阿賀野:50/50<END開放!>『……ありがとう。でも……』

8ヶ月目:上旬


墓地 ※22周目提督の両親が眠っている墓地と同じ


ショタ提督「………」

阿賀野「………」

墓「」

ショタ提督「……ここ、だったんだ」

阿賀野「……みたいね」

ショタ提督「………」つ線香 スッ

阿賀野「………」

ショタ提督「………」パンパン…

阿賀野「………」パンパン…

墓「」

ショタ提督「……お父さん、お母さん」

阿賀野「………」

ショタ提督「……っ」ジワッ

阿賀野「……提督さん」

ショタ提督「……!」グシグシ

ショタ提督「……今日はありがとう。付き合ってもらって……」

阿賀野「ううん。無理を言って付き添ったのは私の方だから……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(お父さん、お母さん……僕はこれから、艦娘の皆の為に生きます……でも……)

ショタ提督(……もしかすると、そっちに逝ってしまうことになりかねません……奴ら次第では……ッ!)




↓1鬼怒のコンマ 好感度:47/50<リーチ!>
↓2ローマのコンマ 好感度:38.5/50
↓3名取のコンマ 好感度:24/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお阿賀野が最大値の場合は即ENDです

今回はここまでです。長い時間お付き合いいただきありがとうございました!
明日以降はしばらく更新出来ない日が続きそうです。定期的に連絡致しますので、お待ちいただけると幸いです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

今週の本編更新は厳しそうです。
お待たせして申し訳ございません。

乙です
ところで墓地で柏手って打っていいものなんでしょうか?

週末(金~日)の間に何とか更新出来そうです。
お待たせして申し訳ありません。

>>823
また恥ずかしいミスをしてしまいました。何度もすみません……以後気をつけます。

21:00~22:30頃開始予定です。開始が遅れそうな場合は再度連絡致します。

始めます。

長良「司令官、さっき阿賀野さんと出かけてたみたいだけど……」

名取「うん。どこに行ってきたのかな……?」

長良「……それは分からないけど、楽しい場所ではなかったみたい」

名取「………」

長良「確か司令官は深海棲艦に騙され続けてきたらしいから……まさか、深海に……!?」

名取「そ、それは無いと思うけど……阿賀野さんも一緒だし……」

長良「あ、そっか……」

名取「………」

名取(阿賀野さんから、提督については『幼い頃に深海棲艦に連れ去られて、それ以来ずっと……』としか聞いてないから……)

名取「………」

名取(……詳しいことは分からないけど、出来ることなら……提督の力になってあげたいなぁ……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「―――」

ヲ級(見守る会)「………」

レ級(見守る会)「………」

カ級(見守る会)「………」

名取「……!?」

名取(……えっ、深海棲艦……!?)

ショタ提督「……というわけ、なんです。今まで、その……敵だと思っていて、ごめんなさい……」ペコッ

ヲ級「……ううん。私達はそもそも、君に嫌な感情なんて抱いてないよ?」

レ級「それに、31周目提督君は被害者なんだから……抱え込まないで、ね?」

カ級「………」

ショタ提督「……ありがとう、ございます」

名取「………」

名取(あ……もしかして、見守る会の皆さん……?)

ヲ級(……31周目提督君から、私達と会ってくれるなんて)

レ級(……予想外だったなぁ。てっきり、まだ私達のことを敵だと思ってるかと……)

カ級「………」

カ級(提督君は、全てを語ってくれたけど……私達は、ちょっと前から知ってたんだよね……)

ショタ提督「………」

ヲレカ級(提督君を……小さな男の子に、あんな仕打ちをするなんて……絶対に許さない!あいつら……!)

名取「………」

名取(……もしかして、大事な話をしてたのかな……)






名取の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

名取「………」

ショタ提督「………」

ヲ級(……提督君)

レ級「………」

カ級「………」

名取(事情は分からないけど……1度、落ち着いてもらった方が良い、かな……?)



カ級「………」

カ級(出来ることなら、提督君に奴らの動向を教えてあげたいけど……中々尻尾を見せないからなぁ……)

ガチャ

ショタ提督ヲレカ級「……?」

名取「え、えっと……失礼、します……」

ショタ提督「……名取さん?」

名取「……!」

名取(提督から名前を……それに『さん』付けで……!って、今は喜んでる場合じゃないよね!)

名取「………」スタスタ

ヲ級「……?」

名取「………」つ給湯器 ジャー

レ級「あ……もしかして」

名取「……ふぅ。どうぞ……!」つお茶×4

カ級「……私達に?」

名取「えぇっと、何やら重い空気が漂っていたので……1度、皆さんに休憩を取ってもらおうかと思って……」

ショタ提督「……ありがとうございます」

名取「……はいっ」

名取(……あの時より、丸くなってくれました……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(今までの僕なら、きっと拒絶していただろうな……)





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:火傷する
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:気管に入ってせき込む
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:美味い!テーレッテレー♪
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

67→76:ゆっくり飲まないとネ!


ショタ提督「……いただきます。ごくっ……んぐっ!?」つお茶

名取「……え?」

ショタ提督「げほっげほっげほっ!」

名取「きゃっ!?て、提督!?大丈夫ですか!?」つ背中サスリサスリ

ヲ級「だ、大丈夫!?」アセアセ

レ級「あ~……たま~にあるよね、こういうこと……」

ショタ提督「げふっ……う、うぅ……もう、大丈夫……」

名取「……本当ですか?」

ショタ提督「うん……ありがとう……けほっ」

ショタ提督(……こんな風に、背中をさすってもらったことなんて……無かったな……)

ヲレカ級「!!」

ショタ提督「……?」

名取「見守る会の皆さん……?」

ヲ級(……私達は見逃さなかった)

レ級(提督君の目の奥が、ほんの一瞬だけ……)

カ級(悲しげな表情を、見せていたことに……)

ショタ提督「………」

名取「………」

名取(もしかして、さっき提督と話していたことが関係して……?)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

7×1.5=10.5
24+10.5=34.5/50


ヲ級「………」スタスタ

レ級「………」スタスタ

カ級「………」スタスタ

名取「……あ、あのっ!」

ヲ級「……どうしたの?」

名取「えっと、その……さっき、提督とはどんな話をしてたんですか?」

レ級「あ~……それはね、何と言うか……」

カ級「……貴女は、提督君のことを……どこまで知ってるの?」

名取「……深海棲艦に、騙され続けていたことしか……」

ヲ級「……そっか。それなら、私達からは……これだけしか言えないかな」

名取「……?」

レ級「……“提督君が全てを話してくれるまで、ちゃんと待ってあげて”?」

名取「……!」

カ級「ごめんね?でも、提督君が噛みしめながら話してくれたことを……無断で伝えることは……」

名取「……いえ、ごめんなさい。私こそ……」

ヲ級「……でも、私達も提督君のことを助けたいと思ってる。これは絶対だから」

レ級「うん!奴らは1度コテンパンにしないと気が済まないよ!」

カ級(何度轟沈させても復活するけど……裏を返せば、遠慮がいらないということだから……)

名取「……はい!」





※名取への警戒心がかなり和らぎました

8ヶ月目:中旬


いつもの喫茶店

10周目提督「………」

12周目提督「………」

15周目提督「………」

22周目提督「………」

10周目提督「……やっぱり、来てくれないね」

12周目提督「……まだ、僕達とは……話しにくい、のかな……」

15周目提督「それは仕方ないじゃろう。あやつと同じ経験をすれば、ワシらを信用出来なくなったとしてもなんら不思議はない」

22周目提督「まぁ、確かにね……でも……」

10周目提督「31周目提督君は、僕達と同じで……」

12周目提督「お父さんとお母さんを……」

15周目提督「………」

22周目提督「……そのダブルパンチだもんね。気持ちの整理には、きっとまだ時間がかかるはず」

12周目提督「………」

10周目提督「……でも、もし31周目提督君が大変なことになったら……!」

15周目提督「無論、その時は総出で助ける。友人のピンチに、悠長なことなど言っておれんからの」

22周目提督「幸い、3周目提督君と11周目提督さんが『アレ』を用意してくれたからね」

10周目提督「いざとなったら、すぐにでも……!」





ショタ提督「………」ジー

ショタ提督(中に入って、話してみたい気はあるんだけど……今更……)

ショタ提督「………」シュン

ショタ提督(……僕のことなんて、冷たくて嫌な奴だとしか思ってないだろうし……)





↓1鬼怒のコンマ 好感度:47/50<リーチ!>
↓2ローマのコンマ 好感度:38.5/50
↓3名取のコンマ 好感度:34.5/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお阿賀野が最大値の場合は即ENDです

鬼怒「………」

鬼怒(いつまでもウジウジしてるわけにはいかないよね……)

鬼怒(私は提督のことが好き。大好き……!だったら、勇気を出さなきゃ……!)

鬼怒「……っ」

鬼怒(でも、それ以上に……拒絶されるのが、怖いよ……怖くてたまらないよ……!)

鬼怒「………」

鬼怒(そのまま、時間だけが経っていって……それで……)

鬼怒「………」

鬼怒(私の気持ちを伝えられないまま……提督は遠くに行っちゃって……)

鬼怒「……ッ!!」

鬼怒(それだけは嫌!何も言えずに、何も出来ずに……そんなの、絶対……!)

鬼怒「………」

鬼怒(それは……頭で分かってても、足が……体が……動かないよ……)

鬼怒「………」

鬼怒(提督……)







1.提督から本当のことを聞く
好感度50確定 END開放!

2.やっぱり怖い……!
好感度上昇コンマ判定へ

直下

※1を選んだ場合、反転コンマ90~98で阿賀野が邪魔します

鬼怒「……っ」ガクガク

鬼怒(動いてよ……動いてよぉ……私の足……!)ガクガク

鬼怒「………」

鬼怒(何で……何で……!足を動かそうと思っても、まるで固まったかのように……)

鬼怒「………」

鬼怒(……違う。足が動かないんじゃない……“動かさない”だけ……)

鬼怒(私が、意気地なしだから……足を動かすことすら、出来ないだけ……!)

鬼怒「………」

鬼怒(……悔しいよ。不安を……いつもみたいに、吹っ飛ばせないなんて……!)

鬼怒(もう、悔しくてたまらないよ……ッ!)プルプル

鬼怒「………」

鬼怒(だとしても……断られてしまうのが怖いのも、紛れも無く……鬼怒の気持ち……)

鬼怒「………」






好感度上昇 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

※50到達時のみ、反転コンマ90~98で阿賀野が邪魔します
その場合は49で打ち止めです

6×1.0=6
47+6=53→50/50<END開放!>


鬼怒「……っ」プルプル

由良「ただいま」ガチャ

鬼怒「うわあああああああああああああっ!?」ビクウッ!

由良「きゃっ!?び、びっくりした……いきなり大声出さないでよ……」

鬼怒「そ、それはこっちの台詞だよ~!心臓が飛び出るかと思っちゃったぁ……」ドキドキ

由良「……そもそも、どうしてドアの前で佇んでたの?」

鬼怒「……それ、は」

由良「……提督さんのこと?」

鬼怒「………」コクリ

由良「……やっぱり」

鬼怒「………」

由良「この前も、そうやって悩んでたよね?」

鬼怒「……うん」

由良「………」

由良(本当は、私が口出しして良い問題じゃない気もするけど……心を鬼にして……!)

由良「……そうやって悩んだままだと、本当に失恋するわよ?」

鬼怒「……え?」

由良「提督さんに断られるのが怖いというのは仕方ないこと。でも、ずっとそのままだと……その思いすら、提督さんには気づいてもらえないまま……!」

鬼怒「……っ」

由良「……いつもの鬼怒なら、どんな強敵が相手でも……両手を上げて、元気にぶつかっていくでしょ?」

鬼怒「……!」

由良「……今がまさにその時だよ。恐怖になんて負けちゃダメ!思いっきりぶつかって……打ち勝たなきゃ!」

鬼怒「……由良、姉さん」

鬼怒(……そう、だよね。真正面から言われちゃって……何だか、さっきよりも……勇気が出てきたかも……!)

由良「ほらっ!ぐずぐずしないで早く行くっ!」

鬼怒「……うん!私、行って来るね!提督から、本当のことを聞いて……本当の気持ち、ぶつけてくるね!」ダッ

由良「うん!行ってらっしゃい!」ノシ





由良「………」

由良(……頑張って、鬼怒!提督さんも……どうか、鬼怒とちゃんと向き合ってあげて……!)

ショタ提督「………」

ショタ提督(阿賀野さんに、本当のことを伝えて……それで、本当のことを知って……)

ショタ提督(それから僕は、艦娘の皆の為に働くようになって……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……他の皆にも、凄く迷惑をかけちゃったな……それこそ、償い切れないほど……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……阿賀野さんはもちろん……鬼怒さんも、こんな僕をよく気にかけてくれたっけ……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……どうして、僕なんかに……)



バターン!

ショタ提督「うわっ!?」ビクッ

鬼怒「はぁはぁ……」

ショタ提督「……き、鬼怒……さん……?」

鬼怒「……提、督」

ショタ提督「……あの、どうしたんですか……?急用とか……?」

鬼怒「……えて」

ショタ提督「え……?」

鬼怒「私にも、教えて……!提督が、本当は……どんなことがあったのか……いや……」

鬼怒「どんなことをされたのか……」

ショタ提督「……!」

鬼怒「……聞きたいの。阿賀野さんに話した内容を……私も……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……どうして、急にそんなことを……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……確かに、鬼怒さんになら……話しても良いと思えるけど……でも、それは……)

鬼怒「……どうして私がそんなことを言うのか、疑問に思ってるよね?」

ショタ提督「………」コクリ

鬼怒「………」







阿賀野「あれ?ドアが開けっ放し…………鬼怒ちゃん?」

鬼怒「それはね……?」

ショタ提督「………」








「私も、提督のことが好きだから……!阿賀野さんに負けないくらい、大好きだから……っ!」






阿賀野「!?」

ショタ提督「……!」

鬼怒「………」

ショタ提督「……そ、それって」

鬼怒「………」

阿賀野「ちょ、ちょっと待ってよ!」

鬼怒「……阿賀野、さん」

ショタ提督「……阿賀野さん?いつからそこに……」

阿賀野「たった今!鬼怒ちゃん!今のはどういうこと!?」

鬼怒「……言葉通りだよ。私だって……提督のことが、好きになっちゃったんだもん……!今更諦めるなんて、そんなこと……!」ジワッ

ショタ提督「………」

阿賀野「で、でも……」

鬼怒「無理、だよ……そんなこと、出来ないよぉ……!」ポロポロ

ショタ提督「……鬼怒、さん」

阿賀野「………」

阿賀野(……本気、みたいだね。はぁ……でも……鬼怒ちゃん、本当に勇気を振り絞って……)

鬼怒「ぐすっ……うぅっ……」ポロポロ

ショタ提督「………」チラッ

阿賀野「………」

阿賀野(……これは、私が『ダメ!』って言っても……諦めないよね……というか、私も逆の立場だとしたら……)

阿賀野「………」

鬼怒「えぐっ……」ポロポロ

ショタ提督「………」

阿賀野「……ちょっと待ってて!」ダッ

ショタ提督「……え?」

鬼怒「……?」ポロポロ

阿賀野「……お待たせ」つタイムテレビ

ショタ提督「……それって!」

鬼怒「……何、これ?」ポロポロ

阿賀野「……今から流す映像には、提督さんが歩んだ過去が……全部映ってるの」

鬼怒「……!」

ショタ提督「……じゃあ」

阿賀野「……提督さん。鬼怒ちゃんにも……教えてあげても良い、よね?」

阿賀野(さっきの提督さんの顔からは――)

ショタ提督「………」コクリ

鬼怒「!!」

阿賀野「ふふっ……提督さんなら、そう言うと思ってた!」カチッ

ショタ提督「……鬼怒さん、見て」スッ

鬼怒「……!」

ショタ提督「あれが……僕がこの鎮守府に来た理由……いや、間違って来てしまった……原因……」

鬼怒「………」

阿賀野「………」

阿賀野(――今までみたいな拒絶じゃなくて……私にすがるように、助けを求めて来たから……!)

鬼怒「……!?」






ピンク色のテレビから流れる映像に、私は息をのんだ。

赤ちゃんの提督が、ヲ級とレ級に連れ去られて……お父さんとお母さんは、もはや原形をとどめていなくて……

でも、その衝撃よりも……提督が、こんなにも私達に……憎しみを抱いていたなんて……

そして……深海棲艦達に、ずっと洗脳され続けてきて……

単に騙されたという言葉には、重すぎる事実を……私は見ることしか出来なかった。

隣で泣きそうな顔をする提督を見ていると……ますます涙がこぼれて来て……

阿賀野さんが、これをどんな気持ちで見たか……聞いたか……それを思うと、胸が締まるような感覚がして……

言葉に出来ない感情がうずめきながら、私は最後まで……その映像を見た。一目も離さず……!

阿賀野「……これで、私が知ってることは……提督さんが経験したことは、全部見せたよ」

ショタ提督「………」

ショタ提督(お父さん……お母さん……)ギリッ

鬼怒「………」ポロポロ

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

鬼怒「……こんな、ことって……じゃあ、提督は……利用されただけなの!?そんな……いくらなんでも……!」ポロポロ

ショタ提督「……鬼怒、さん」

阿賀野「……私も、最初にこの映像を見た時は……言葉を失っちゃった。それだけ、信じられなかったから……」

鬼怒「………」ポロポロ

ショタ提督「………」

阿賀野「……でもね?これを見て……何が何でも、提督さんを守ろうって思えるようになったの。艦娘としてでなく、大好きな人の傍にいる……1人の女として……!」

鬼怒「………」ポロポロ

ショタ提督「………」

阿賀野「……鬼怒ちゃん」

鬼怒「ぐすっ……えうっ……」ポロポロ

阿賀野「どうして、私がこの映像を見せようと思ったか……分かる?」

鬼怒「……え?」

ショタ提督「……!」

阿賀野「それはね……?」








「鬼怒ちゃんも……提督さんを守ってあげられるかなって!もちろん私と一緒にね!」






鬼怒「そ、それって……!」

ショタ提督「………」

阿賀野「……ダメだなんて、言えないよ……提督さんのことを、ここまで考えてくれてるのに……」

ショタ提督「……阿賀野さん」

阿賀野「それに……私だって、鬼怒ちゃんの立場なら……きっと、同じことを言っただろうなって」ニコッ

ショタ提督「……!」

鬼怒「……!」ポロポロ

阿賀野「……ダメ、かな?」

ショタ提督「……阿賀野さんがそう言うなら、僕は……鬼怒さんの気持ちを踏みにじることなんて、出来ないから……!」

阿賀野「良かった~!」

鬼怒「提、督……!」ポロポロ

ショタ提督「……こんな僕のことを……そこまで、強く考えてくれてたなんて……」

鬼怒「……最初は、ここに慣れてないだけだと思ってたけど……いつしか、そんな提督のことを……今まで以上に心配するようになって……」ポロポロ

ショタ提督「………」

鬼怒「それで……その気持ちが“好き”に変わって……でも、提督には阿賀野さんがいるから……」ポロポロ

ショタ提督「………」

鬼怒「そう考えただけで、不安でたまらなくなって……!我慢出来なくなっちゃって……!」ポロポロ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……阿賀野さんだけでも嬉しいのに、鬼怒さんも……こんなにも、僕のことを気にかけてくれて……!)

ショタ提督「……鬼怒さん」

鬼怒「なぁに……?」ポロポロ

ショタ提督「……ありがとう、ございます」ペコッ

鬼怒「あ……うんっ!こっちこそ……ありがとう!」ポロポロ

阿賀野「………」ニコニコ

阿賀野(よ~く見ると、提督さんが……ほんのちょっとだけ笑ってる……ふふっ♪私の選択……正しかったみたい!)












「これからは、鬼怒も……一緒にいても良い、かな……?」


「……うんっ」


「あっ、でも正妻は私!そこは忘れないでよね~!」











――好感度50/50

8ヶ月目:下旬


ショタ提督「あ、あの……」

阿賀野「どうしたの?」ギュッ ※右腕ホールド

鬼怒「提督?」ギュッ ※左腕ホールド

ショタ提督「えっと……腕を掴まれたままだと、仕事出来ないよ……」

阿賀野「でも、提督さんを守る為だから!」スリスリ

鬼怒「そうそう!」スリスリ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……少なくとも、そこに違う意味が含まれてるのは分かったかも)

阿賀野「でも、そんな強い力はこめてないはずだけど……」

鬼怒「全力で抱き締めて提督が痛がっちゃったら大変だもんね!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(確かに、痛みは全く感じない……それどころか、逆に安心して……





ローマ「……遠慮が無くなったわね、あの2人」

名取「そ、そうですね……」

ローマ「………」

名取「………」

ローマ名取(……でも、ちょっと羨ましいかな)





↓1鬼怒のコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓2ローマのコンマ 好感度:38.5/50
↓3名取のコンマ 好感度:34.5/50
↓4阿賀野のコンマ 好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお阿賀野or鬼怒が最大値の場合は即ENDです

阿賀野「ゴールインッ!」

鬼怒「間に合って良かった~!」

ローマ(残念ね……もうちょっとだったのに……)

名取「………」



こうして、深海棲艦が物語の根幹に関わった異色な31周目は幕を下ろしました。
続いて艦娘安価へと移ります!

※このレスではまだ安価は取りません

恒例の注意事項です。


※今回登場した艦娘(ローマ、名取)はNGです。

※ENDを迎えた艦娘(阿賀野、鬼怒)はNGです。

※深海棲艦もNGです。

※浦風は安価下にします。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、5周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。


次の>>1のレスからスタートです。

1人目


↓1~↓8で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100扱いとします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

1人目:親潮

2人目


↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100扱いとします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

2人目:比叡(78→87)

3人目


↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100扱いとします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

3人目:三隈(36→63)

ラスト4人目!


↓1~↓7で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100扱いとします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

4人目:朝雲(38→83)

というわけで、32周目ヒロインは
親潮、比叡、三隈、朝雲(6周目より再登場)となります。

それではエピローグ&オープニングを書いてきます。よって今回はここまでです。
遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
今回はエピローグの分量が多くなる予定なので、いつもより時間がかかりそうです。
上手くいけば本日の夜に投下出来そうですが、もしかするとまた数日~1週間程お時間をいただくかもしれません。
出来る限り早く書きますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

ただ、本編更新はまだしばらく難しそうです。7月の終わり~8月からは安定して更新出来ると思います。
お待たせして申し訳ございません。

それではまた次回の投下でお会いしましょう。

エピローグ、投下します。凄く長くなってしまいました。
先に謝っておきます……ごめんなさい。

ショタ提督「………」つPC カチャカチャカチャ

阿賀野「………」ジー

鬼怒「………」ジー

阿賀野(相変わらず……)

鬼怒(タイピング早いなぁ……)

ショタ提督「………」カチャカチャカチャ

ショタ提督(……やっぱり情報無し、か。一体何を企んで……)



――新着メール『受信』



ショタ提督「……?」

ショタ提督(メール?差出人は……不明?)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……まさか)カチッ

ショタ提督「……ッ!?」

阿賀野「……提督さん?」

ショタ提督「……え?」

鬼怒「どうしたの?今、凄く驚いたような顔してたけど……」

ショタ提督「………」

阿賀野「………」

鬼怒「………」

ショタ提督「……ううん、大丈夫。何でもないよ」

阿賀野「……本当に?」

ショタ提督「………」コクッ

鬼怒「……なら良いけど」

ショタ提督「………」

このメール、2人には絶対に見せられない……いや、見せてはいけない……!

これは僕の責任なんだ……2人に迷惑はかけられない……ッ!








『今夜、いつもの波止場に来て。必ず1人で来ること。もし誰かを連れて来れば……総出で鎮守府へ攻め込むから』






――深夜


ショタ提督「………」

阿賀野「すぅ……」

鬼怒「んにゅ……」

ショタ提督「………」

ごめんなさい……阿賀野さん、鬼怒さん……僕に偽りの無い愛情を注いでくれて……

でも……もう、行かなきゃいけないんだ……2人の命を守る為……そして……

ショタ提督「………」

全ての責任を、取るために……!

ショタ提督「………」スクッ

ショタ提督(……阿賀野さん、鬼怒さん。今までありがとう……)チラッ

阿賀野「………」

鬼怒「………」

ショタ提督「………」クルッ




――さようなら




ショタ提督「………」スタスタ…

ガチャ バタン…

阿賀野「………」

鬼怒「………」

阿賀野「……今の、はっきり聞こえたよね」

鬼怒「……うん」

阿賀野(提督さん……どうして、私達に……)

鬼怒(相談、してくれないのかな……)

阿賀野「………」チラッ

鬼怒「………」コクッ

――波止場


ザザー… ザザー…

ショタ提督「………」

ザバァ…!

ショタ提督「……!」

ヲ級「………」

レ級「おっ、ちゃんと1人で来たんだ!」

ショタ提督「………」

ヲ級「……良い覚悟だね」

レ級「まぁ、潔さを見せたところで……結果は変わらないんだけどね♪」

ショタ提督「……この際、聞きたいことを……全部聞いても、良いですか……」

ヲ級「……何?」

ショタ提督「……僕の動向を、どうやって探っていたんですか」

レ級「あれ~?まさか本気で気づいてなかったの?タネはその帽子!」

ショタ提督「……!」

ヲ級「その帽子には、私達の技術で作られた特殊な監視装置が付いてるの。だから、君の行動は全て……」

ショタ提督「……お見通し、だったわけですか」

レ級「ご名答~♪」

ショタ提督「……っ」ギリッ

レ級「うんうん!その殺意の籠った視線、良いよぉ~!」

ショタ提督「……どう、して」

ヲ級「……?」

ショタ提督「どうして……あんな、あんなことを……っ!僕は今まで、ずっと……ヲ級さんやレ級さん達が、助けてくれたとばかり……ッ!」プルプル

ヲ級「……そんなの」

レ級「決まってるでしょ?」

――同時刻


阿賀野「………」ガチャ

鬼怒「………」

阿賀野「………」スタスタ

鬼怒「………」スタスタ

阿賀野「………」つ引き出し ガラッ

鬼怒「……あった!」

阿賀野「……これ、だよね」つPC

鬼怒「……朝、明らかに顔色を変えてたもんね」

阿賀野(……提督さん。勝手な真似をしてごめんなさい……でも……!)

鬼怒(これは……提督を助けるため、だから……本当にごめんね……!)

阿賀野「………」カチッ

鬼怒「……どう?映った?」

阿賀野「……ッ!?」

鬼怒「ど、どうしたの!?」

阿賀野「き、鬼怒ちゃん……!これ……!」スッ

鬼怒「……ッ!?」

阿賀野(このメール……どう考えても……!)

鬼怒(あの2人が……!)

阿賀野「ど、どうしようどうしよう!?このままじゃ……提督さん、が……!」アタフタ

鬼怒「お、落ち着いて!これは緊急事態だよ!早く皆に知らせないと!」

阿賀野「っ!そ、そうよね!夜中に叩き起こしちゃうことになるけど……」

鬼怒「提督が絶体絶命のピンチなんだよ!?そんなこと言ってられないってば!」ダッ

阿賀野「あっ、待って鬼怒ちゃん!」ダッ

――

ピピピピピ!

「わっ!?な、何ですか何ですか!?」

ピピピピピ!

「………」

(……あぁ、なるほど。これが鳴るということは……)

ピピピピピ!

「………」カチッ

(……ピンチ、なんですね……!)

「……今すぐ皆に連絡しましょう!」ダッ

(でないと、手遅れに……!)タタタ…!




――

トゥルルルルル…

「……こんな深夜に電話?珍しい……」つ受話器 カチャ

「……もしもし。こちらは……」

「……えっ!?」

「……どうしたの?」

「うん、うん……!分かった!すぐ駆け付けるから!」ガチャ

「……誰から?」

「えっと……って説明してる場合じゃないの!」

「……ま、まさか!」

「そのまさか!早く皆に連絡して!」

「……分かった!」ダッ

(……絶対に、そんなことはさせない……!)

ヲ級「君なんて……」

レ級「都合の良い“道具”としか思ってなかったからね」

ショタ提督「――ッ!」

ヲ級「親を殺したのを私達だとも知らずに、あんなにホイホイ騙されて……」

レ級「言いなりになってくれたのは好都合だったよ~♪」

ショタ提督「………」

ヲ級「ま、それも鎮守府に行った途端……」

レ級「甘ったれになっちゃたけどね~」

ショタ提督「………」

ヲ級「ま、それも今日で終わりだけど……」

ショタ提督「……さない」

レ級「え?」



ショタ提督「許さない……許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許ない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さないいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!」



ヲ級「……発狂しちゃった?」

レ級「所詮人間の子だからね」

ショタ提督「お前達のせいで……僕は……お父さんとお母さんは……あぁ……ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」ダッ

ヲ級「………」バキッ

ショタ提督「あぐうっ!?」バタッ

レ級「人間の分際で、私達に敵うわけないでしょ?しかもこっちは艤装背負ってるのに」

ショタ提督「っはぁ……ぐうっ……」プルプル

ヲ級「……随分と、手間をかけさせてくれたね」つ胸倉グイッ

ショタ提督「がはっ……」

レ級「こっちも忙しいからね~。さっさと始末しなきゃ!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……くっそぉ……!)ギリッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(でも、これで……良い、んだ……阿賀野さんや鬼怒さん達は、僕が犠牲になれば……助かって……)













「提督さああああああああああああああああああああああああんッ!!」

「提督ううううううううううううううううううううううううううッ!!」

「「「「「「提督(提督さん)(司令官)(司令)(司令官様)ッ!」」」」」」

ショタ提督「……え?」

ヲ級「……ん?」

レ級「あれ~?」

阿賀野「はぁはぁ……ま、間に合ったぁ……!」

鬼怒「大丈夫!?怪我してない!?」

ショタ提督「阿賀野さん、鬼怒さん……それに、皆まで……そん、な……!どうして……!」

阿賀野「それはこっちの台詞!どうして……!」

鬼怒「私達に相談してくれなかったの!?」

ショタ提督「……それ、は」

ローマ「まさか……自分が犠牲になるつもりだったの……!?」

名取「私達を守る為に……!」

ショタ提督「……っ」

阿賀野「そんなことダメに決まってるじゃない!提督さんが死んじゃったら……」

鬼怒「大好きな人が死んじゃうなんて……そんなの、耐えられないよ……!」

ローマ「バカなこと考えないで……!」

名取「提督……!」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(みん、な……)

ヲ級「……皆で助けに来たんだ」

阿賀野「そうよ!いくらアンタ達が強いからって……」

鬼怒「100人以上VS2隻じゃ勝ち目はないよ!」

ローマ「そういうわけだから、早く提督を……」

名取「解放して下さい……!」

ヲ級「………」

レ級「……ぷっ!あははははははは!」

阿賀野「な、何がおかしいの!?」

レ級「……あのさぁ」








「誰も“2隻”だけなんて言ってないよ?」






全艦娘「ッ!?」

ショタ提督「……ま、まさか!」

ヲ級「………」パチン

ゴボゴボ…!

阿賀野「……う、嘘」

鬼怒「あ、あれって……!」





リコリス棲姫×10「………」

中枢棲姫×10「………」

防空棲姫×10「………」

港湾水鬼×10「………」

戦艦棲姫×10「………」

空母棲姫×10「………」

集積地棲姫×10「………」

南方棲戦姫×10「………」

飛行場姫×10「………」

その他深海棲艦×300「………」





全艦娘「……!?」

ローマ「……そ、そんな!」

名取「これだけの数が、海の中に潜んでいたなんて……!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(あ、あいつらは……元々『こいつらで攻めれば確実に勝てる!』と教えられた……殺人的な編成……ッ!)

ヲ級「……どうせ、こいつを始末したら……手始めに、31周目鎮守府に攻め込むつもりだったからね」

ショタ提督「……え?」

レ級「まさか私達が約束を守ると思ってたの?ウッケる~!」

ショタ提督「……ッ!」

阿賀野「で、でも!まだ勝負は分からないよ!こっちだって100隻以上……」

ヲ級「……こうしても?」グイッ

ショタ提督「うっ……」

鬼怒「っ!?て、提督!」

レ級「私達に1回でも攻撃すれば、この子の命が無いよ~?」つ主砲 ガシャッ

ショタ提督「……!」

ローマ「なんて卑怯な……ッ!」

名取(これじゃあ、一切攻撃が出来ません……!)

ヲ級「……皆、殺っちゃって」

全深海棲艦「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」

リコリス棲姫「全員沈めッ!」ズドドドドドド!

阿賀野「っ!」ヒョイヒョイッ

戦艦棲姫「艦娘は敵……ッ!」ズドドドドドドド!

鬼怒「くっ……!」ヒョイヒョイッ

空母棲姫「喰らえっ!」つ艦載機 パシュパシュッ! ズバババババ!

ローマ「あぐっ!?」大破

南方棲戦姫「艦娘の分際で私達に勝つなんて……寝言は寝て言いなさい!」ズドドドドド!

名取「きゃあっ!?」大破

ズドドドドドド! ウグッ! ガハッ! グウッ!

ショタ提督「……っ!」

ヲ級「……当たり前だけど優勢」

レ級「良いぞ良いぞもっと殺れ~♪」

ショタ提督「皆……どうしてそこまで……!僕のことなんていいから、早く攻撃を……!」

重巡棲姫「死ねッ!」ズドドドドドド!

水母棲姫「ちょこまかと……!」ズドドドドド!

阿賀野「っ!っ!」ヒョイヒョイッ!

鬼怒「うわっとと!」ヒョイヒョイッ!

ショタ提督「お願い、だから……!」

阿賀野「だって……っ!」ヒョイヒョイッ!

鬼怒「皆、提督のことが大好きだから……っ!」ヒョイヒョイッ!

ショタ提督「っ!」ジワッ

泊地水鬼「いい加減……沈みなさいッ!」ズドドドドドド!

阿賀野「あぐっ!?」大破

港湾棲姫「……邪魔」ズドドドドドド!

鬼怒「がっ……!」大破

ショタ提督「あ……あぁ……!」ポロポロ

ヲ級「……艦娘の奴ら、もはやボロボロ」

レ級「全員沈むのも時間の問題かな~?」

ショタ提督「……やめて……!」ポロポロ

ヲ級「嫌。そもそも、こいつらがこうなっちゃったのは……」

レ級「君が“騙されて”ここに着任したからだよ?」

ショタ提督「――ッ!!」

阿賀野「提督さんを……泣かせないでぇ!」

鬼怒「絶対に……許さないから……!」

ヲ級「……死にかけのお前達なんて!」つ艦載機 パシュパシュパシュ! ズバババババ!

レ級「全然怖くないもんね~!てやぁっ!」ズドドドドドド!

ドガアアアアアアアアアアアアアンッ!

阿賀野「きゃあああああああっ!?」大破 <HP1/45>

鬼怒「うああああああああっ!?」大破 <HP1/41>

ショタ提督「やめて……お願いだから……もうやめてよ……ッ!」ポロポロ

ヲ級「……じゃあ、そろそろ……」グイッ

ショタ提督「うっ……!」

レ級「見せしめとして、裏切り者を盛大に始末しちゃおっか!」

全艦娘「――ッ!!」

ヲ級「お前達が必死に守ろうとしている、こいつを……」

レ級「思いっきり、木端微塵にするからね~!」

ショタ提督「………」ポロポロ

阿賀野「や、やめっ……!」

鬼怒「提督……っ!」

ショタ提督「………」

ショタ提督(ごめんなさい、阿賀野さん……鬼怒さん……僕の命は……ここまで、みたい……)

ヲ級「……っ!」カッ

レ級「いっくよ~♪」つ主砲 ガシャッ

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(……今、そっちに逝くね?お父さん……お母さん……)

阿賀野「提督さああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんッ!!」

鬼怒「提督うううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううッ!!」















































ドガアッ!

ヲ級「がはっ……!?」大破

レ級「あぐっ……!?」大破

バシャアアアアアアアアアアンッ!

ショタ提督「……え?」フワッ…

ショタ提督「……!?」フワフワ

阿賀野「て、提督さんが……宙に浮いてる……!?」

鬼怒「そ、それに……ヲ級達が吹っ飛ばされて……!」

ショタ提督(こ、これって……?)

ローマ「……っ!?あ、あれ……!」スッ

名取「……!」

阿賀野「ど、どうしたの……えぇっ!?」

鬼怒「え?向こうに……あぁっ!」

ショタ提督「……!」チラッ

















1周目提督「お~い!」ノシ

歴代提督「31周目提督(君)ー!」ノシ

見守る会「助けに来たよー!」

















ショタ提督「……提督の、皆……?」

阿賀野「それに……」

鬼怒「見守る会の皆さんも……!」

27周目提督「何とか間に合ったな……!」フワフワ

ショタ提督「に、27周目提督……さん……!」

27周目提督「咄嗟に時間を止めて、あいつらにありったけの念力をぶち込んでやった!で、31周目提督が海に落ちないように空中で保護したんだ!」

阿賀野「……でも、どうして……」

鬼怒「提督がピンチだって分かったの……?」

3周目提督「ふふっ……これです!」つ虫の知らせアラーム スッ

ショタ提督「……何、これ」

11周目提督「虫の知らせアラーム。こいつは仲間のピンチを知らせてくれる優れものなんだ!」

16周目提督「それで、31周目提督君のピンチが分かったんだ!」つホバーボード フワフワ

3周目提督「大急ぎで全鎮守府に電話をかけました!」

ショタ提督「……でも、どうして……僕なんかの為に……いつもこっちから話しかけることさえしなかったのに……!」ジワッ

19周目提督「バッカだなぁ!そんなの……」

13周目提督「友達だからに決まってるよ~!」ゴォゴォ ※足先から炎を出して浮遊

ショタ提督「……友、達……!」ポロポロ

ヲ級(見守る会)「私達は、21周目提督君とカ級が知らせてくれたから……」

レ級(見守る会)「一緒に駆け付けたってわけ!」

阿賀野「……ありがとう!本当にありがとう!」

鬼怒「このままじゃ、いずれ……!」

2周目提督「……話は後だ。まずは……」

5周目提督「あいつらをどうにかしないとな!」

9周目提督「ふふっ……僕らの友達を傷つけたからには……」フワフワ

16周目提督「たっぷりお仕置きしてあげないとね!」

戦艦棲姫(母)「あの時のお返し、これでもかってくらいお見舞いしてやるわ!」

21周目提督「うんっ!31周目提督君とお母さんを虐めるなんて……絶対に許さないからね!」プンプン





空母棲姫「……ね、ねぇ。これって……」

集積地棲姫「……私達、絶体絶命なんじゃ」

ヲ級「っく……ひるまないで!数はこっちの方が上!」ヨロヨロ

レ級「そ、そうそう!片っ端からやっつけっちゃえ!」ヨロヨロ

全深海棲艦「う、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」

4周目提督「き、来ました……!」

1周目提督「よ~うし!皆で31周目提督君達を全力で守るよー!」

歴代提督&見守る会「おー!」

リコリス棲姫「人間に負けてたまるかぁ!」ズドドドドドド!

中枢棲姫「死ねええええええええええええッ!!」ズドドドドドド!

1周目提督「3周目提督君と11周目提督さん、そして明石さんと夕張さんが持って来てくれた道具があれば……!」つひらりマント ブンブンッ

18周目提督「どれだけの数で襲って来ようと、絶対に負けないよ!」つ追い払い御幣 ブンブンッ

16周目提督「ワープ装置の応用!あの2人の背中に繋がれ~!」つ小型ワープ装置 スッ

ドガアアアアアアアアアアアンッ!

リコリス棲姫「がはっ!?は、跳ね返って来た……!?」大破

中枢棲姫「あぐっ!?そ、そんな……!」

3周目提督「この時のために用意してもらった特注品ですっ!えーい!」つジャンボガン ズガガガガガガガ!

11周目提督「手加減なんてしないからな!喰らえー!」つジャンボガン ズガガガガガガガガ!

レ級「がっはぁ!?い、1度に終わらず……またやられるなんて……!」轟沈 ゴボゴボ…

港湾水鬼「ぐあっ!?な、なんて破壊力……ぐうっ……」轟沈 ゴボゴボ…

2周目提督「これでどうだ!」つスモールライト ピカー!

ミニ空母棲姫「きゃっ!?えっ、何これ!?」

ミニ飛行場姫「あ、あいつら全員巨大化してない!?いや、こっちが小さく……!?」

5周目提督「んでもってこうだぁ!全員飛んで行けー!ふぅーっ!」つたつまきストロー ビュゴオオオォォォォォ!

ミニ空母棲姫「ひゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ……」キランッ

ミニ飛行場姫「そんなあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ……」キランッ

13周目提督「えいっ!やぁっ!とおっ!」ゴオオオォォォォォ! バキッドカッ!

ネ級「ぐふっ!?」中破

タ級「ろ、ロケットみたいに飛びながらパンチなんて反則……あうっ!?」大破

13周目提督(スーパー手袋を装着してるからね~!今の僕のパンチはロケットパワーも合わさって強力だよ~!)

ヲ級(見守る会)「よくも31周目提督君を……!」つ艦載機 パシュパシュパシュ ズババババババ!

レ級(見守る会)「同じ深海棲艦として恥ずかしいよ!てぇーいっ!」ズドドドドドドド!

ドガアアアアアアアアアアアアンッ!

重巡棲姫「がはっ……!」轟沈 ゴボゴボ…

港湾棲姫「こ、こいつら……強過ぎる……っ!」轟沈 ゴボゴボ…

北方棲姫(見守る会)「伊達に21周目提督君に鍛えてもらってないからね!」ズドドドドドドド!

北方棲姫「あぐっ……!ど、どうして……」轟沈 ゴボゴボ…

防空棲姫(見守る会)「この深海棲艦の恥さらしめっ!沈みなさい!」ズドドドドドド!

防空棲姫「それはこっちのせり……ぐふっ!?」轟沈 ゴボゴボ…

集積地棲姫(見守る会)「アンタみたいな引きこもりと一緒にしないで!」ズドドドドドド!

集積地棲姫(見守る会)「ば、バカな……バカなあああああぁぁぁぁ……!」轟沈 ゴボゴボ…

イ級(見守る会)「僕達はお前達なんかとはワケが違うんだ!」ズドドドドドド!

ロ級(見守る会)「駆逐艦だからって侮ったらこうだぁ!」ズドドドドドドド!

ハ級(見守る会)「僕達の小さい子を愛でる愛……見せてやるっ!」ズドドドドドドドド!

ズガアアアアアアアアアアアアンッ!

チ級「ぐっ……!」大破

リ級「く、駆逐艦の癖に……!」大破

ツ級「嘘……あぐっ!?」大破

駆逐棲姫(見守る会)「同じ私なのに……どうしてなのっ!」ズドドドドドドド!

駆逐棲姫「あうっ!?そ、それはこっちに台詞……」轟沈 ゴボゴボ…

4周目提督「え、えいえいっ!」つショックガン ズバズバズバッ!

12周目提督「こ、こんなことはやめて下さい……!」つドリームガン ピチュンピチュンピチュン!

17周目提督「争いはダメです……!」つショックガン ズバズバズバッ!

25周目提督「でも、貴女達は……許せません……!」つドリームガン ピチュンピチュンピチュン!

カ級「あぐっ……」ゴボゴボ…

ト級「んんっ!?すぅ……むにゃ……」ゴボゴボ…

ヌ級「うぎっ!?」ゴボゴボ…

6周目提督「ごくごくっ……“いっけぇー!”」つコエカタマリン

イッケェー「」ゴオオォォォォォ! ドガァッ!

装甲空母姫「がふっ!?」ヒュウウウウゥゥゥゥ… キランッ

泊地棲鬼「へ、変な文字と一緒に空の彼方へ……!?」

6周目提督「次はそっちのお姉ちゃんだよ~!“ヤッホー!”」

ヤッホー「」ゴオォォォォォ! ドガァッ!

泊地棲鬼「あがっ!?」ヒュウウウゥゥゥゥ… キランッ

24周目提督(……本当は、こんな争いごとはダメですが……今回は例外ですっ!)

24周目提督「いきますっ!てやぁー!」つ超重力砲 ズガガガガガガガガガガ!

離島棲姫「ちょっ、それは反則……あがっ!?」轟沈 ゴボゴボ…

南方棲鬼「や、やめてやめてやめて……がっふぅ!?」轟沈 ゴボゴボ…

21周目提督「………」ズゴゴゴゴゴゴ…

戦艦棲姫(母)「………」ズゴゴゴゴゴゴ…

戦艦棲姫(見守る会)「………」ズゴゴゴゴゴゴゴ…

戦艦棲姫「」ガクガク

ル級「」ブルブル

戦艦水鬼「」ガクブル

21周目提督「……お母さん、お姉ちゃん」チラッ

戦艦棲姫(母)「………」コクッ

戦艦棲姫(見守る会)「……えぇ」コクッ

21周目提督「よくもお母さんと31周目提督君を虐めたなぁー!おりゃあああああああああっ!」シュババババババババ! ガスバキドガボカッ!

戦艦棲姫(母)「あの時の恨み!」ズドドドドドドド!

戦艦棲姫(見守る会)「恥を知りなさい!」ズドドドドドドド!

戦艦棲姫「あがっ!?」轟沈 ゴボゴボ…

ル級「ぐふっ……!」轟沈 ゴボゴボ…

戦艦水鬼「きゃああああああっ!?」轟沈 ゴボゴボ…

7周目提督「それそれそれそれぇ!」つ空気砲 ドカンドカン!

19周目提督「空気砲は最大出力で放てば円盤すら撃墜出来るんだぞー!」つ空気砲 ドカンドカン!

軽巡棲鬼「ああっ!?顔はやめ……ぐふっ……」大破

22周目提督「こ、これって武器として使えるの……?え、えいっ!」つ材質変換機 ピカー!

駆逐古鬼「ひゃあああああっ!?えっ、何これ!?体が紙みたいに……!?」ペラペラ

20周目提督「今だ!えいえいっ!」つ強力うちわ風神 パタパタパタ! ヒュゴオオオォォォォォ!

駆逐古鬼「あああああああれええええええぇぇぇぇ……」ヒュウウゥゥゥゥ…

8周目提督「俺達は……複数の道具の合わせ技だ!」つマジックハンド

23周目提督「単体だと威力が低くても、こうして同時に使えば……!」つグレードアップ液 プシュウウウウウウ!

8周目提督「とんでも無い威力を発揮出来るんだ!でぇい!」バキッズガッ!

レ級「がはっ!?な、なんて力……!?」大破 ※先程のレ級とは別人です

中枢棲姫「ぐふっ!?ど、どこからパンチが……!?」大破 ※先程の中枢棲姫とは別人です。以下同文

14周目提督「今度は……友人を守る為だ!いっけええええええええ!」つ分解ドライバー ドガッ!

空母棲姫「きゃあっ!?えっ、嘘!?体がバラバラになってる!?これじゃ動けない……!」※

装甲空母姫「……っ!」ズドドドドドドド! ※

タ級「何なのよコイツ!?どうして攻撃が効かないの!?」※

15周目提督「はっはっは!その程度でワシを倒そうなど800年早いわ!」

9周目提督「そうそう!というわけで……えいっ!」シュンッ!

タ級「あうっ!?」シュポーン!

装甲空母姫「タ級!?」

タ級(9周目提督)「ふふふ……この体なら、凄い力を発揮出来るよ!」ズドドドドドドド!

装甲空母姫「あがっ……!?ど、どうして……」轟沈 ゴボゴボ…

タ級(9周目提督)「この調子でどんどんやっつけよう!」

15周目提督「承知した!」

26周目提督「……いくら僕でも、友達が困ってるなら助けるって」つ手投げミサイル ブンッ

10周目提督「こ、これ……本当に使って良いのかな……?え、えいっ!」つ大寒波発射扇 ビュゴオオオオォォォォォ!

ドガアアアアアアアアアンッ!

飛行場姫「きゃあああああっ!?」大破

カチンコチン…!

戦艦棲姫「」ゴボゴボ… ←凍りながら沈んでる

27周目提督「さっきは31周目提督を助けるために時間を止めたけど、今度は違う手でいく!どりゃあ!」カッ

リコリス棲姫「ぐうっ!?か、体が動かない……!」※

重巡棲姫「というか、重い……!」※

27周目提督「お前達の重力だけ10倍にしたからな!んでもって……」カッ

リコリス棲姫「きゃっ!?」フワッ

重巡棲姫「ちょ、ちょっと……何をする気……?」

27周目提督「こうるすんだよ!うらぁっ!」

リコリス棲姫「あがっ!?」ガスッ!

重巡棲姫「ぐふっ!?」ガスッ

ゴボゴボ…

27周目提督(この状態でお互いを思いっきりぶつければ、かなりのダメージになるはずだ!)

28周目提督「兄さん!いくよ!」

29周目提督「あぁ!いつでも来い!」

28周目提督「むんっ!」つプラズマ バチバチッ!

29周目提督「ここでこれだ!」つ無生物指揮棒 スッ

プラズマ「」ユラユラ…

29周目提督「あいつらへ突っ込め!」スッスッ

28周目提督「威力もパワーアップさせるよ!えいっ!」カッ

プラズマ「」シュバッ!バリバリバリバリバリ!

水母棲姫「ちょっ!?変な球がこっちに……あばばばばばばばっ!?」※

泊地水鬼「やめてやめてやめて……いびびびびびびびびびっ!?」※

ショタ提督「………」

阿賀野「……すっごぉい」

鬼怒「あれだけ絶望的な状況だったのに……一気に形勢逆転しちゃってる……」

ローマ「……あの子達や、あの人達が敵じゃなくて……本当に良かったわね」

名取「……同感です」

27周目提督「……そらっ!」カッ

ショタ提督「……ッ!?」パシュン!

ショタ提督(な、何これ……!?体から力があふれ出て……!)

27周目提督「そんでもってこうだ!」カッ

ヲ級「うぐ……!」フワッ

ショタ提督「……!」

27周目提督「……こいつには、散々な目に遭わされただろ?」

ショタ提督「………」コクリ

27周目提督「それを、お前自身の手で決着を付けるんだ!俺が今、お前の力を300倍にした!それと同時に肉体の頑強さも向上させた!これであいつに1発、渾身の一撃を喰らわせてやれ!」

ショタ提督「……!」

15周目提督「そうじゃ!単なる復讐でもなく……今までの決別としても、これで終わりにするのじゃ!」

21周目提督「そうだよ!最後はやっぱり、31周目提督君が……!」

9周目提督「全部終わらせないと!」

ショタ提督「……ありがとう、皆」

阿賀野「……提督さん」

鬼怒「提督……」

ショタ提督「……大丈夫。もう、自分を犠牲にするようなマネは……しない、から……!」

ショタ提督(これに、全ての力を注いで……乗り越えるんだ……ッ!)キッ

ヲ級「……っ!」ビクッ

ショタ提督「……ヲ級さん」

ヲ級「………」

ショタ提督「……僕は今まで、貴女を……命の恩人と思ってきました」

ヲ級「………」

ショタ提督「9年間、ずっと育ててくれた……その恩を返すため、そして復讐のため……僕は鎮守府に行きました」

ヲ級「………」

ショタ提督「……でも、それは違った。全てが間違いだった。貴女は僕のことを、都合の良い道具にしか思っていなかった」

ヲ級「………」

ショタ提督「……ショック、でした。最初に阿賀野さんから真実を教わった時、目の前が……真っ暗になりました」

ヲ級「………」

ショタ提督「……でも、阿賀野さんと鬼怒さんは、僕を励ましてくれた……貴女とは違って、嘘偽りの無い……本当の愛を向けてくれた!」

ヲ級「……!」

ショタ提督「そうして気づいたんだ……僕にとって、本当に憎むべき相手は……貴女達だと!」

ヲ級「………」

ショタ提督「……これで、全てを終わりにします。僕自身の過去と……決別します!」キッ!

27周目提督「……ようし!いっけええええええええええええええええええええええッ!」カッ

ショタ提督「……っ!」ゴオオォォォォォォォ…!

ヲ級「……っ!」

ヲ級(体が動かない……!くっ……!)

ショタ提督「……歯を食いしばれえええええええええええええッ!」

ヲ級「ッ!!」











「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!」




ドガァ……ッ!!




「ごっはぁ……ッ!!」









ヒュウウウウゥゥゥゥ… キランッ

ショタ提督「………」

27周目提督(……はは、綺麗に決まったな)

阿賀野「……飛んでっちゃった」

鬼怒「凄いパンチ……!」

全深海棲艦「………」

ヲ級(見守る会)「……まだやる?」

レ級(見守る会)「ぶっちゃけ、これでも手加減してる方なんだよね~……?」ギロッ

全深海棲艦「ッ!」ゾクッ

14周目提督「……これ以上ボロボロにされたくなかったら」

歴代提督&見守る会「……分かってるよね(よな)?」

全深海棲艦「ひ、ひいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!退却うううううううううううううううッ!」バシャバシャバシャバシャ…!





ショタ提督「………」

阿賀野「……これで」

鬼怒「全てが……終わったんだね……」

ショタ提督「……っ」ジワッ

阿賀野「……提督さん?」

ショタ提督「ぐすっ……ううっ……」ポロポロ

鬼怒「………」

ショタ提督「……これで、自由の身……なんだよね……」ポロポロ

阿賀野「……うん。提督さんは、もう……何も縛られることは無いんだよ?」

鬼怒「もしまたあいつらが攻めて来ても……」

歴代提督&見守る会「僕(私)(俺)達が追い払うから(追い払います)!」

ショタ提督「……うん。ありがとう……皆……!」ポロポロ

1周目提督「それじゃ、僕達は帰るね?」

ショタ提督「え……?」

19周目提督「ふっふっふ~、後は3人でイチャコラしろってね!邪魔者はとっとと退散退散!」

阿賀野「い、イチャコラって……」

鬼怒「あ、あはは……」

6周目提督「うんうん!仲良きことは美しきかな、だよ♪」ニコニコ

ヲ級「……私達もお暇するね?」

レ級「あいつらはもう攻めて来ないだろうし、ゆっくり鎮守府に帰ってね?」

ショタ提督「……本当に、ありがとうございました」ペコッ

阿賀野「私達を助けてくれて……!」ペコッ

鬼怒「提督を……守ってくれて!」ペコッ

ローマ「もし、貴方達に何かあれば……」ペコッ

名取「今度は私達が駆けつけます!」ペコッ

5周目提督「そんなに重く受け止めるなって~!困った時はお互い様だからさ!」

歴代提督「それじゃあ……」ノシ

見守る会「またね、31周目提督君!」ノシ




ショタ提督「………」ノシ

阿賀野「……行っちゃったね」

鬼怒「……うん」

ショタ提督「……阿賀野さん、鬼怒さん」

阿賀野「なぁに?」

鬼怒「どうしたの?」

ショタ提督「……あの時、助けに来てくれて……本当は、凄く嬉しかった……」

阿賀野「……大好きな人がピンチなら」ニコッ

鬼怒「助けるのは当たり前でしょ?」ニコッ

ショタ提督「……もう1度、言わせて下さい。ありがとう……!」ニコッ

阿賀野「……!」

鬼怒「……!」

阿賀野(い、今……!)

鬼怒(提督……笑った、よね……微笑んでくれたよね……!)

ローマ「………」

名取「……提督は」

ローマ「……?」

名取「これで、過去のしがらみから……解放、されたんでしょうか……?」

ローマ「……それは分からないわ」

名取「………」

ローマ「……でも、これだけは言える。提督は……阿賀野さんや鬼怒さんを通じて……“強くなった”」

名取「……!」

ローマ「もう、憎しみや憎悪にとらわれることは無いはずよ。根拠は無いけど、自信を持って言えるわ」ニコッ

名取「……私も同意見です」ニコッ




ショタ提督「………」

ショタ提督(お父さん、お母さん……どうやら僕は、まだまだ生きることが出来るみたいです……)

ショタ提督「………」チラッ

阿賀野「………」

鬼怒「………」

ショタ提督(それも、今度は復讐なんかの為じゃなく……阿賀野さんと、鬼怒さんと……これからの、人生を歩むために……!)



――良かった。気づいてくれたんだな……!

――傍にはいられないけど、ずっと……見守ってるからね……!



ショタ提督「……!」

阿賀野「……提督さん?」

鬼怒「……提督?」

ショタ提督(……ふふっ)

ショタ提督「……これからも、僕と……一緒にいて下さい……!」

阿賀野「……もうっ、そんな改まって……言われなくても」ダキッ

鬼怒「私達は、ず~っと!提督と一緒だよ!」ダキッ

ショタ提督「あっ……えへへ……///」








――お父さんとお母さんの言葉、確かに聞こえました。


――これからは、この2人のために……そして、艦娘の皆のために……


――そして、いつか……阿賀野さんや鬼怒さん、皆を守れる男になるように……頑張ります……!







阿賀野・鬼怒 HAPPY END!

乙。大迫力だった。
あと、見守る会の集積地ちゃんごうちんしてまっせ。

色々とカオスな展開となってしまいすみませんでした。ただ、このエピローグそのものは大分前から温めておいたネタでした。

細かい補足を追記しておきますと、歴代提督達は一部を除いてタケコプターで飛んで来ています。
そして本編進行中に提督の心情がモノローグと()に分かれていた理由です。
前者は感情の起伏を隠すために無表情を貫いていて、周りからは一切の変化が分かりません。そのため、()ではなくモノローグとして描写しました。
後者はヒロイン達をある程度信頼し、表情を隠さなくなったために心情が顔に現れる情景を表そうと()の中に描写しました。

>>964
うわあああああああ!申し訳ございません!またミスです!『集積地棲姫(見守る会)→集積地棲姫』です。
脳内変換よろしくお願いします……何度もすみません。

すみません、追記し忘れました。歴代提督の内、1人だけ登場していない人物がいるのは仕様です。その訳は近い内に明かします。
それではオープニング投下までお待ちいただけると幸いです。出来る限り早く完成させます!

オープニング、投下します。

オープニング




――

『提督君……本当に行っちゃうの?』

『……うん。お父さんの、お仕事の都合だから……』

『そっか……分かってたとはいえ、やっぱり……寂しくなるわね……』

『で、でもでもっ!ちゃんと戻って来るから!頑張って……僕がお姉ちゃん達を……!』

『……はい。ずっと……何年でも、待ってますね?』

『提督君が来てくれるまで、気合!入れてっ!鎮守府を守ります!』

『……本当に、待っててくれる?』

『私達の大好きな提督君の頼みなんですよ?聞かないわけありませんわ!』ニコッ

『……うんっ!僕もお姉ちゃん達のこと……大好きっ!』

『ふふ……私もよ、提督君っ♪』

『というか、鎮守府内で提督君のことを嫌う人……いや、艦娘?とにかく!誰もいません!金剛お姉様もそう仰ってます!』

『むしろ、提督君には皆感謝しているんですよ?いつも私達を明るい気持ちにしてくれて……』

『モガミン、鈴谷、熊野も同じことを言ってましたわ♪もちろん三隈もです!』

『えへへ……ありがとうっ!』

(僕は……決めたんだ。お姉ちゃん達のために……!)



『……提督君』

『……なぁに?』

『その、ね?私達は――』

――

「………」トコトコ

(あれから、随分経ったなぁ……)トコトコ

「………」トコトコ

(でも、俺もやっと……念願の提督になれたんだ!これで……!)トコトコ

「………」

(……皆を、助けてあげられる。力になってあげられる……!)トコトコ

「………」トコトコ

(……この辺も懐かしいな。昔はよく遊んだのに……もう10年近く、来てなかったっけ……)キョロキョロ

(街並みも随分変わってるし、新しい建物も増えてて……)

「……あっ」

(あの建物は変わってない……それに、あの店もまだ残ってたんだ……)

「……って、懐かしがってる場合じゃないよ。早く行かなきゃ……!」

(やっと……やっと会えるんだ……!)タタタ…!





32周目鎮守府


「………」

(あぁ、変わってないなぁ……あの頃から、ずっと……)シミジミ

大淀「……あっ」

「……?」クルッ

大淀「……もしかして、貴方は……!」

「……久しぶり、大淀お姉ちゃ……じゃなくて、大淀姉さん!」

大淀「……やっぱり、提督君なんですか!?32周目提督君なんですか!?」

ショタ提督「……うんっ!」ニコッ

大淀「わぁ~!お久しぶりですっ!」ダキッ

ショタ提督「わぁっ!?きゅ、急に抱き着かないでよ~!///」

大淀「あぁ、懐かしい……この感触……♪」スリスリ

ショタ提督「や~め~て~よぉ~……///」ジタバタ

大淀「それじゃあ、海軍学校を卒業して……」スタスタ

ショタ提督「……そのまま、ここに着任させてもらったの!」トコトコ

大淀「なるほど……それにしても、あの頃と全然変わってませんね」ニヤニヤ

ショタ提督「……もしかして、身長のこと?」ジトー

大淀「はいっ。あと声も♪」

ショタ提督「むぅ~!俺だってもう大人なのにぃ~!」プンプン

大淀「自分のことを『俺』って言うんですか!?あの時は『僕』だったのに……いや、もっと前は『てーとく』……」

ショタ提督「む、昔の話でしょ~!///」

大淀(あぁ……つまり、可愛さは健在ということですね……!)

ショタ提督「むぅ~!」

大淀「ふふっ、ごめんなさい。そんなに膨れないで、ね?」

ショタ提督「……うん」

ショタ提督(うぅ……やっぱり大人扱いしてもらえないんだ……)シュン

大淀(しょげてる提督君可愛い)ホッコリ

ショタ提督「………」トコトコ

大淀「……さっき、私のことを『大淀姉さん』と呼びましたよね?」

ショタ提督「え?あ、うん……もう『お姉ちゃん』と呼ぶ歳でも無いし……」

大淀「……私は『お姉ちゃん』呼びで一向に構いません!むしろバッチコイです!」フンス

ショタ提督「お、俺が気にするの~!///」

大淀(……提督君が可愛すぎて生きるのが辛いです!)

執務室


朝雲「まだかな~?まだかな~?」ソワソワ

比叡「提督君、早く来ないかな~?」ソワソワ

親潮「……落ち着いて下さい。まだ到着予定時刻まで15分ありますよ?」ソワソワ

三隈「……そういう親潮ちゃんも待ちきれないみたいですね?」ソワソワ

親潮「三隈さんこそ……」ソワソワ

朝雲「早く提督君に会いたいのに~!あれから10年近く経ってるんだし、きっとスラッとしてて……」キラキラ

比叡「あの時からあれだけ可愛かったんですから、かなりの好青年に……!」キラキラ

親潮「……私達は年を取らないので、提督君が(外見だけ)年上ということに……!」キラキラ

三隈「それはそれで捗りますわ……!」キラキラ




ショタ提督「………」

大淀「ほら、扉を開けば念願の再会タイムですよ?」ニコニコ

ショタ提督「……///」モジッ

大淀「……あ、もしかして恥ずかしいんですか?」

ショタ提督「ち、違っ……ひ、久しぶり過ぎて……どう話せば良いか……///」モジモジ

大淀「それを恥ずかしいというんですよ?」

ショタ提督「あぅ……///」

大淀「とにかく、親潮ちゃん達……この日を今か今かと楽しみにしていたんですよ?」

ショタ提督「……!」

大淀「そしてもちろん、提督君も……ですよね?」

ショタ提督「……うん///」

大淀「だったら、今すぐにでも……!」

ショタ提督「……えぇい分かったよ~!俺も男だし、お腹を括って……!」つドアノブ グッ

大淀(『腹』ではなく『お腹』という辺り、やっぱり昔のままですね……)ニコニコ

ガチャ

32周目ヒロイン「っ!」クルッ

ショタ提督「あ、えっと……その……///」

親潮「………」

ショタ提督「ひ、久しぶり……あの、32周目提督です……!///」モジモジ

比叡「………」

ショタ提督「あ、あれから何年も経ってるから……見た目じゃ分からないと思うけど……///」

三隈「………」

ショタ提督「お、お勉強を頑張って!俺……この鎮守府に来たんだ!だから……///」

朝雲「………」

ショタ提督「えっと、今日からここに住み込みで……提督として……///」モジモジ

32周目ヒロイン「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(あ、あれ?さっきから何も言われないけど……ま、まさか俺のことを不審者だとか……?)

32周目ヒロイン「……か」

ショタ提督「……『か』?」





32周目ヒロイン「可愛いままだった(でした)ああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」ガバッ!

ショタ提督「うひゃあ!?///」





親潮「提督君!あれから全然変わってないじゃないですか~♪」スリスリ

ショタ提督「うわっぷ!や、やめ……///」

比叡「本当ですよ!てっきり凄くカッコ良くなってるかと思ったら……当時の可愛さそのままだなんて!これはお姉様も驚きます!」スリスリ

ショタ提督「か、可愛いって言うなぁ……!///」

三隈「その声変わりを全く経験していない声!私達を殺しにかかってるんですねそうですよね!?」スリスリ

ショタ提督「そんなわけないでしょ~!///」

朝雲「あぁもうその振る舞いも昔から……いや、ちょっと背伸びした感じが可愛すぎッ!ほっぺたの感触も変わってないのね~♪」スリスリ

ショタ提督「う、うぅ……///」

大淀(ふふ……あっという間に、当時の雰囲気に戻りましたね)ニコニコ

32周目ヒロイン「昔みたいに甘えても良いんですよ(良いのよ)?」

ショタ提督「や、やだ!俺はもう大人になったの!///」

32周目ヒロイン「いーやっ!昔のままで可愛い(です)!」

ショタ提督「う、ううぅぅぅ~!///」

ショタ提督(子供扱いしないでよ~!もぉ~!///)

ショタ提督(……でも、皆のために……俺が提督として……!)

32周目ヒロイン「提督く~ん♪」スリスリ

ショタ提督「あぅ……///」







こうして、艦娘達の幼馴染の合法ショタ提督と艦娘達の鎮守府生活が始まりました。

久々に原点回帰ということで、今回のヒロイン達や艦娘は皆ショタコンです。
提督への呼称が全員『提督君』となっていますが、本編での呼称は公式通りに戻ります。
混乱させてしまいすみません。

21:30~23:00頃開始予定です。それでは新スレを立てて来ます。

立てて来ました!

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」北上「その24だね」【安価】
【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」北上「その24だね」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469871357/)

本編は新スレにて行います。
こちらは埋めていただけると幸いです。このレスでも埋め

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