【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」妙高「その25です!」【安価】 (1000)

艦娘がショタ提督を攻略していくスレです。
登場艦娘は全員ショタコンになるのでキャラ崩壊が激しいです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472915106

前スレ

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」【安価】
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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」北上「その24だね」【安価】
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★1周目:普通の少年
秋月
春雨
鈴谷
足柄

鈴谷END


★2周目:見た目は子供、中身は大人の25歳
朝潮
五月雨
舞風
瑞鶴

朝潮・瑞鶴END


★3周目:記憶喪失
島風
如月
名取
五十鈴

島風・如月END


★4周目:虐待を受けた少年
川内

呂500
扶桑

川内END


★5周目:薬で子供になった32歳
球磨
間宮
多摩
陸奥

球磨・間宮・多摩END


★6周目:天然
朝雲
榛名
鳥海
隼鷹

榛名END


★7周目:生意気
雲龍
白露
大和
長門

白露END


★8周目:タイムリープ&見た目は子供、中身は60歳の20歳(異世界出身)

伊58
浜風
衣笠

浜風・曙・衣笠END


★9周目:幽霊
不知火
伊19

龍驤

龍驤END

★10周目:両親死別の鎮守府育ち
天津風
大鳳
伊401
瑞鳳

伊401END


★11周目:見た目も中身も子供っぽい26歳
夕張
明石
あきつ丸
磯風

夕張END


★12周目:幸運体質の男の娘
時雨
山雲
大淀
秋月

秋月END


★13周目:世話焼き(ダメ艦娘製造機)
敷波
文月
青葉
春雨

青葉END


★14周目:捻くれ者&前科持ちの19歳
長門
綾波
翔鶴
加古

翔鶴END


★15周目:800歳の不老不死
阿武隈
天津風
武蔵
舞風

天津風END


★16周目:60年後から送り込まれた未来人
金剛
磯風
五月雨
龍鳳

磯風END


★17周目:超恥ずかしがり屋&見た目は幼い箱入り息子18歳
北上
大和
三日月
妙高

北上・妙高END


★18周目:変幻自在の少年
春雨
葛城
加賀


春雨・響・葛城END

★19周目:セクハラ大好きエロ少年
扶桑
天龍

リットリオ

雷・リットリオEND


★20周目:女性不信の21歳
五月雨
大和
阿武隈
由良

五月雨END


★21周目:深海棲艦と人間のハーフ
鳥海
木曾
那珂
瑞鳳

瑞鳳END


★22周目:クローン
大鳳
赤城
照月
リベッチオ

大鳳・リベッチオ・照月END


★23周目:ドジで失敗ばかりだけど真面目な23歳

鬼怒
舞風
金剛

舞風END


★24周目:300歳の宇宙人
ビスマルク
グラーフ・ツェッペリン
不知火
Z3

不知火END


★25周目:感情を抑え込んだ少年
雲龍
大和
伊勢


暁END


★26周目:めんどくさがりだけど要領が良い22歳
那珂
那智

卯月

嵐END


★27周目:何でも出来るツンデレ超能力者
能代
荒潮
吹雪
長良

吹雪END

★28周目:大好きな兄を目指すブラコン少年
足柄
酒匂
夕立


酒匂・電END


★29周目:フリーター&浪人し続けた弟想いの25歳
U-511
ビスマルク
長門
加賀

長門END


★30周目:平行世界へ自由に移動出来る少年
ポーラ

ヴェールヌイ
アイオワ

ヴェールヌイEND


★31周目:深海棲艦が派遣した子供スパイ
鬼怒
ローマ
名取
阿賀野

阿賀野・鬼怒END


★32周目:艦娘達の幼馴染20歳
親潮
比叡
三隈
朝雲

三隈END


★33周目:深海棲艦の心臓を移植した少年
ビスマルク
山雲
利根
グラーフ・ツェッペリン

山雲END

システムについて

※読むのが面倒な人は『艦娘の行動を安価で指定して、ショタ提督に好かれるようにする』と考えていただければ大丈夫です。


上旬コミュ→中旬コミュ→下旬コミュの計3回です。毎回艦娘が取る行動を安価で決め、ショタ提督に懐かれるようにするのが目標です。

期間が入れ替わる(上旬→中旬→下旬→上旬…)ごとにコンマで登場艦娘を決めます。最大値の艦娘が行動権を得ます。

ショタ提督には好感度と信頼度が設けられています。好感度は0から、信頼度は50からスタートします。

信頼度は変化が無い限りリザルトには表示されません。


信頼度は基本的に変化はありませんが、ショタ提督が嫌がったり怖がるような展開になってしまうと減少します。

信頼度が0になってしまうと、その艦娘は解体されて鎮守府から追放or憲兵に更迭されてBADENDになってしまいます。

信頼度は増加させることが出来ません。

なおBADになった場合はコンティニューして続行しますが、BAD対象となった艦娘は1ヶ月分(計3回)コミュが取れなくなります。

好感度も下がりますのでご注意下さい。ただし信頼度は50に戻ります。

好感度がMAX50まで貯まった状態で再度コミュを取ると無事HAPPYENDです。


※好感度MAXヒロインがいる状態で好感度40超えヒロインが登場した場合について

好感度40以上のヒロインの告白イベント時に、乱入コンマ判定が追加されます。

これを踏んでしまうと強制的にコミュが終了してしまいます。

なお別のヒロインも好感度MAXになった場合、MAXヒロインのうち1人でも最大値が出れば即ENDです。

ハーレムを目指す場合は、MAXヒロインが増えるほど難易度がUPしていきます。


※R-18安価・信頼度に関わる安価について

R-18安価は全て安価下にします。ただし小ネタ安価時は例外とします。

R-18安価については“提督の行動時”にも上記のルールが適用されます。

信頼度に関わる安価が最大値だった場合、実行するか否かを反転コンマ判定(厳しめ)します。

成功で実行(さらに反転コンマ判定)、失敗で踏み止まり自動的に2番目に高いコンマの行動安価を採用します。失敗確率の方が高めです。

1度信頼度に関わる安価を取った場合、実行コンマ時点で失敗した時も含めて1ヶ月間(コミュ3回分)全て安価下にします。


※その他注意事項

コンマ判定(反転含む)時、00は10もしくは100とします。

上旬中旬下旬最初の艦娘コンマ、提督と艦娘の行動安価、コンマ判定時(上昇度低~特大を決める部分)は反転コンマとします。

好感度上昇コンマ(一の位に上昇度をかける部分)は従来通りです。

ショタ提督or艦娘の行動安価や、ヒロインを決める際の艦娘安価での連取りはNGです。好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。


※小ネタ安価について

本編終了時に小ネタ安価を取ることがあります。

その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。

同一艦娘の似たような内容の小ネタor前回と同一周での連続エロ小ネタは、最低でも小ネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。
(例:前回『○○とお花見』→今回『○○とピクニック』、前回『□□とエッチ』→今回『□□と▽▽エッチ』等はNGとさせていただきます)

★★また、似た内容の小ネタが範囲内に複数含まれていた場合、その中で1番先に書かれている小ネタの反転コンマのみ判定対象とさせていただきます。

エロ小ネタにつきましては、本編で1度でも艦娘安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。

尚、エロ小ネタは別板の小ネタ専用スレにて投下いたします。他の小ネタにつきましては、従来通りこの板のスレで投下いたします。

あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。


※ショタ提督の設定について

ガチショタ→合法ショタ→安価ショタ→ガチショタ……のサイクルを繰り返していきます。

安価ショタに関しては、その名の通り安価で提督の設定を決めます。

恒例の注意事項です。


※今回登場した艦娘(ビスマルク、利根、グラーフ・ツェッペリン)はNGです。

※ENDを迎えた艦娘(山雲)はNGです。

※深海棲艦もNGです。

※浦風は安価下にします。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、5周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。


次の>>1のレスからスタートです。

1人目

↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

1人目:摩耶(98→89)
2人目

↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

2人目:ウォースパイト(48→84)
3人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

3人目:朧(98→89)
ラスト4人目!

↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

リベッチオは22周目にてENDを迎えているので、今回は安価下とさせていただきます。
よって4人目は加賀(38→83)です。

したがって、34周目ヒロインは
摩耶、ウォースパイト、朧(4周目より再登場)、加賀(18周目、29周目より再登場)となります。
朧が初登場した4周目が今から30周前……感慨深いです。そして3回目の加賀さんは今度こそENDを迎えられるのか!?


それではエピローグ&オープニングを書いてきます。よって今回はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました!
出来る限り早く完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

エピローグ&オープニング、投下します。

チュンチュン… ポカポカ…

ショタ提督「………」

山雲「………」

ショタ提督「……のどかだね」

山雲「……はい。こうしていると、毎日戦っているのが嘘みたいです~……」

ショタ提督「………」

山雲「……司令さん?」

ショタ提督「……ごめんね?無神経なことを言っちゃって……山雲ちゃん達は、いつも海で……それなのに“のどか”だなんて……」

山雲「良いんですよ~、それが艦娘の使命ですから~。辛いと思ったことはありませんし~……」チラッ

ショタ提督「……?」

山雲「……司令さんなら、私達を轟沈させたりなんてしない……それを1番理解しています」ニコッ

ショタ提督「……ありがとう。そう言ってもらえると、凄く気が楽になるというか……嬉しいよ」ニコッ

山雲「……恋人、ですから///」

ショタ提督「……ふふ、そうだね」ギュッ

山雲「あ……///」

ショタ提督「温かいよ、山雲ちゃんの手」

山雲「……///」ドキドキ

山雲(ど、どうしてそういうことを平気で出来るんですか……いえ、私も人のこと言えませんけど……さっきの恋人発言とか……///)












父「……まさか息子にガールフレンドが出来ていたとはな」

母「これは予想外ね……」

ショタ提督「……え?」

山雲「!?///」

ショタ提督「お父さん、お母さん?」

山雲「え?いや……えぇっ!?///」

父「久しぶりだな、提督」ニコッ

母「元気そうね。安心したわ」ニコッ

ショタ提督「どうして急に?連絡は貰ってなかったけど……」

父「ははっ、むしろそれを狙ったんだよ」

母「えぇ。サプライズと言うほどじゃないけど……ね?」

ショタ提督「なるほど」

山雲「……///」

山雲(ちょ、ちょっと~!近い内に司令さんとご挨拶に行こうと思ってたのに、まさか向こうから……しかもいきなりだなんて~!///)ドキドキ

山雲(で、でも~!心の準備がまだ~……!///)

父「……で、そこで顔を赤くしてアワアワしてる女の子は?」

山雲「はうっ!?///」ドキッ

母「可愛いわね~。もしかして提督の彼女だったり?」ニヤニヤ

山雲「……!///」

ショタ提督「うん、そうだよ」

山雲「……あぅ///」プシュウウウゥゥ…

父「……えっ、マジ?」

母「……冗談で言ったんだけど」

ショタ提督「本当だよ?この前山雲ちゃんから……」

山雲「わ、わ~わ~!///」ジタバタ

山雲(これ以上こっちが恥ずかしくなること言わないで~!せめて!せめて私から説明させて~!///)

山雲「……というわけです///」

ショタ提督「……本当は、僕から告白するべきだったんだろうけど……今まで恋をしたことがなかったから、山雲ちゃんの気持ちに気づいてあげられなくて……」

父「………」

母「………」

ショタ提督「……お父さん?お母さん?」

山雲「……?///」

父「……すまなかった」

母「私達がもっと早く、あのお医者様に相談していれば……」

山雲「……!」

ショタ提督「え?お父さんとお母さんのせいじゃないよ?むしろ僕こそごめんなさい……心臓病になって、迷惑をかけちゃって」

山雲「………」

山雲(司令さん……そして、お義父さんにお義母さん……)

父「そんなことない!提督が1番苦しんでたじゃないか……!」

母「私達は、日中しか病院にいられなくて……夜の間、提督は1人ぼっちで病院に残されて……」

ショタ提督「………」

山雲「………」

父「あの医者さんに相談する直前なんて、体も衰弱して……!」

母「もう、可哀想で見てられなくて……!でも、私達は何もしてあげられなくて……!」

山雲「……っ」

山雲(司令さんの容態が、それ程までに追いつめられて……!)

ショタ提督「だから、そんなことないよ。僕はお父さんとお母さんに、すっごく感謝してるんだよ?もちろん、主治医さんや駆逐棲姫さんもね」

父「……!」

母「……!」

ショタ提督「退院した後で主治医さんから聞いたんだけど、お父さんもお母さんも……寝る間も惜しんで、全国の病院に電話し続けてくれたんだよね?」

父「……あぁ」

母「提督を助けようと必死で……交代で仮眠を取って、仕事も休んで……ずっと探し続けて……」

ショタ提督「それで、見つけてくれたんだよね?」

父「そうだ。どこもかしこも『その症状では、我々では引き受けられません』と断られ続けて……ついに、お前を治してくれるという医者を……!」

母「もう、そこに全てを賭けたわ。全財産でも地位でも、何を失っても良い。提督を助けられるなら……!」

山雲「………」

山雲(……司令さんを助けるために、そこまで……でも、今の私も……同じ

ショタ提督「……ありがとう。そのお陰で……僕は生きる道を歩むことが出来たんだ」ニコッ

父母「提督……」

ショタ提督「それだけじゃない。深海棲艦のことに興味を持って、そこから艦娘や提督にも関心を持って……」クルッ

山雲「……?」

ショタ提督「………」ギュッ

山雲「ふわぁ!?///」

ショタ提督「……山雲ちゃんという、心の底から好きだと思える人と出会えたことが……本当に嬉しいんだ」ニコッ

山雲「し、司令さん……///」

山雲(い、いきなり抱き着いてきて……それは反則ですってぇ~……!///)

父「………」

母「………」

父(提督は……心臓移植を乗り越え、いつの間にか……)

母(1歩……いや、何十歩も……大人に近づいていたのね……)

父「……はは、本当に良い息子を持ったな」

母「えぇ。私達にはもったいないくらいの、ね……」

ショタ提督「こっちこそ。ありがとう、僕を救ってくれて」

父「……当たり前さ。俺達は……」ナデナデ

母「貴方の親なんだから……」ナデナデ

山雲「………」

父母「……それと」クルッ

山雲「……え?」

父「……息子をよろしくお願いします」ペコッ

母「この子は、幼い頃をずっと病院で過ごしてきたから……新たに未来へ輝く道を、この子と一緒に歩んであげて下さい……」ペコッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(お父さん、お母さん……)

山雲「……ありがとうございます。是非、私に引き受けさせて下さい!」

ショタ提督「……山雲ちゃん」

山雲「……歩みましょう」ギュッ

ショタ提督「……!」

山雲「私と一緒に……新しく生まれた、司令さんの人生を……!」

ショタ提督「……うんっ」ギュッ

父「………」

母「………」

父(良い娘と巡り合えたな、提督……)

母(……この娘なら、きっと提督を……!)











「……今までの時間を埋めてしまうくらい、司令さんと私で……沢山、2人の思い出を積み重ねていきましょうね~?」


「……ありがとう。これからもよろしくね、山雲ちゃん」









山雲 HAPPY END!

オープニング


「………」トテトテ

「………」キョロキョロ

「……?」

「………」オロオロ

「……!」ピーン

「………」つ鞄 ゴソゴソ

「………」つ地図 ピラッ

地図『34周目鎮守府:横断歩道を渡り、突き当りを右折し、そのまま直線500m』

「………」コクコク

「………」クルッ

「………」トテトテ

「……!」ピタッ

信号『まだ赤でっせ』

「………」

信号『ほい青。さっさと渡れィ!』

「……!」トテトテトテ…!

「……?」キョロキョロ

看板『この先34周目鎮守府』

「……!」

「………」クルッ

「……!」トテトテトテ…!

「………」トテトテ

「………」ピタッ

「………」つ水筒 カパッ

「………」ゴクゴク

「……ぷはっ」

「……?」キョロキョロ




34周目鎮守府「」ドーン




「……!」

「………」トテトテ…

霰「……あの」

「……っ!?」ビクッ

霰「鎮守府に、何か……?」

「あ、えと……」オロオロ

霰「……?」

「……!」ゴソゴソ

「………」つ身分証明書 スッ

霰「これって…………なるほど」

「………」

霰「……執務室に案内、するね……?」

「………」コクリ

「………」トテトテ

霰「………」

霰(さっきから無言……私も人のことは言えないけど……)

霰「……あの」

「……っ!?」ビクッ

霰「……ごめんなさい。驚かせるつもりは……なかったんだけど……」アセアセ

「あ、その……」オロオロ

霰「………」

「………」⊃⊃⊃ ←汗をかいている様子

霰「………」ジー

「……!」⊃⊃⊃ オロオロ

霰(……小動物みたいで可愛い)






同時刻・毎度お馴染み執務室

摩耶「はぁ~……いつになったらここに提督は来るんだ~?」

加賀「まだここが建設されて半年も経ってないじゃない……」

ウォースパイト「でも、焦る気持ちは分かります。他所では1年以上待ち続けた鎮守府も……」

朧「ですね。ここはまだマシだと思います。あくまでも比較的、ですけど……」

摩耶「つってもさぁ~、毎日毎日食べて寝るだけなんてつまんないんだよ~!やっぱ艦娘なんだから戦ってなんぼだろ!」

加賀「……13周目鎮守府」ボソッ

ウォースパイト「あそこはエクセプションだから……」

朧「……それでも、私達は待ち続けるしかありません」

加賀「……えぇ」

ウォースパイト「……はい」

摩耶「ちぇ~」

ガチャ

34周目ヒロイン「……え?」

「………」

ウォースパイト「……ボーイ?」

霰「……この子が、新しい司令官……」

摩耶「……あーあー、なるほどな。近所の鎮守府が、妙に子供提督ばっか着任してるな~とは思ってたけど……ウチもそうなったわけか」

朧(もはやこの地域のジンクス……)

「………」

霰「……司令官。挨拶して、ね……?」

「……っ」

34周目ヒロイン「……?」

「………」モジモジ

「………」オロオロ

34周目ヒロイン「………」ジー

霰「………」ジー

「………」⊃⊃⊃ オロオロ

「……さ」

34周目ヒロイン霰「“さ”?」

ショタ提督「……34周目、提督……です……」ボソボソ

摩耶「声ちっさぁ!?」

ショタ提督「……っ!」ビクッ

加賀「……摩耶さん」

摩耶「あ、悪い……」

ショタ提督「………」

ウォースパイト「……大丈夫よ?私達は怖くないから……ね?」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ コクコク

朧「……霰ちゃん。この子……さっきからこうなの?」ボソッ

霰「うん……どうも、人と話すのが……苦手、みたいで……私みたいに……」ボソッ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ショタ提督(僕……ちゃんとやっていけるかな……が、頑張るっ……)⊃⊃⊃












こうして、無口で引っ込み思案な人見知りガチショタ提督と艦娘達の鎮守府生活が始まりました。

分かりづらくて申し訳ありませんが、今回もほのぼの路線です。
提督が無口なのは、重い過去があるからというわけではありません。

21:00~22:00頃開始予定です。

始めます。

1ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督「……!」チラッ

書類の山「」ドサーッ

ショタ提督「………」トテトテ

ショタ提督「………」つ書類×大量 ググッ

ショタ提督「………」トテトテ

ショタ提督「………」ドサッ

ショタ提督「………」つ書類×1枚 スッ

ショタ提督「………」カキカキ



部屋の外

初風(じー……)

舞風「あ、初かz」

初風「しーっ!」

舞風「え?」

初風「提督が仕事してるのよ。静かにね?」

舞風「あ、うん……あれ?秘書艦がいないけど……」

初風「それは私も分からないわ。着任して2、3日経ったけど……いつ見ても1人で仕事してて……」

舞風「……霰ちゃんが言ってたけど、やっぱりお喋りが苦手なのかな……?」



ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……誰もいない部屋の中に……僕1人……そして仕事……♪)カキカキ




↓1摩耶のコンマ 好感度:0/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:0/50
↓3朧のコンマ 好感度:0/50
↓4加賀のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

漣「……そうなんだ」

朧「うん。初対面の時から、提督とまともに話したことがないんだよね」

潮「でも、無理に話そうとするのは……」

朧「そんなことしないよ。わざわざ嫌われるような真似をするなんて」

漣「……まぁ、朧ちゃんはそうだよね」チラッ

曙「……何よ」

漣「別に~?クソ提督って言いそうになって、慌てて口を押えた曙ちゃんのことなんて一言も言ってないよ~?」ニヤニヤ

曙「そ、その話は蒸し返さないでって言ってるでしょ!///」

潮「………」

潮(……でも、提督とは……何となくだけど、仲良くなれる気がする……)

朧「………」

朧(でも、ほとんど話してないとなると……提督が何をしてるか、少し気になるんだよね……)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」ジー

蟹「………」ジー

朧「……!」

朧(あれは……私が飼ってる蟹?散歩に出かけてると思ったら、提督のところに……)

ショタ提督「………」マジマジ

蟹「………」

ショタ提督「………」つ人差し指 ソーッ

蟹「!」つハサミ スッ

ショタ提督「っ!」ヒュッ

蟹「………」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ オロオロ

蟹「………」つハサミ フリフリ

朧「………」ジー

朧(蟹はともかく、提督は表情がよく変わるから……考えてることは分かりやすい方かな?)

ショタ提督「……!」つ人差し指 ソーッ

蟹「……!」つハサミ チョン

ショタ提督「……!」

蟹「♪」つハサミ ツンツン

ショタ提督「……♪」ツンツン

朧「………」

朧(……2人とも、じゃなくて1人と1匹……可愛い)ホッコリ





朧の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

同数なのでもう1度

↓1近づく
↓2観察

反転コンマが高い方の安価を採用します

朧「………」

朧(もうちょっと近くで見てみたいな……よしっ)



ショタ提督「……♪」ナデナデ

蟹「♪」チョキチョキ

朧「……失礼します」ガチャ

ショタ提督「……!」チラッ

蟹「……!」フリフリ

朧「……えっと、私の蟹と遊んでくれてたんですね。ありがとうございます」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ オロオロ

朧「……?」

朧(う~ん……慌ててるように見えるけど、理由までは分からないかな……)

朧(とりあえず、怯えられないように……ゆっくり近づいて……)スタスタ…

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ オロオロ

蟹「………」

朧「……死後とも終わってるんですね。凄いです!」スタスタ…

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

蟹「………」

朧「………」スタスタ…

朧(落ち着いて……一気に距離を詰め寄っちゃダメ……ゆっくりゆっくり……!)スタスタ…

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:汗流してオロオロしたまま
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:蟹が落ち着かせてくれる
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:上+超小声でほんの少しだけ話す
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

またやらかした……何度もすみません!正しくは『死後とも→仕事も』です。


50→05:人見知り……異性……自分の近く……ここまで言えば分かるわね?


朧「その蟹、人懐っこい性格なので……」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ アタフタ

蟹「………」

朧「……あの、提督?」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ アタフタ

朧「……あっ」

朧(確かにゆっくり近づいたけど、近づき過ぎちゃったかも……提督の顔が目の前に……)

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ アタフタ

朧「ご、ごめんなさい!」バッ

ショタ提督「……!」ピクッ

朧「い、いえ!そんな悲しそうな顔しないで下さい!悪いのは私で……」オロオロ

ショタ提督「……!」フルフル

朧「そんなことありません!私が……!」

蟹「………」ポンポン

ショタ提督「……?」

蟹「………」ツンツン

朧「……え?」

蟹「………」スッスッ

ショタ提督「……!」

朧(ハサミを上から下に動かすのを繰り返して……もしかして『落ち着いて』ってこと……?)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

3×1.0=3/50


朧「……改めて、ごめんなさい」ペコッ

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ ペコペコ

朧「……でも、いつ蟹と顔を合わせたんですか?」

ショタ提督「………」スッ

朧「え?窓から?」

ショタ提督「………」コクコク

朧「………」チラッ

蟹「……!」スッ

朧(ハサミで輪を……つまり『正解』……)

朧「……それで、提督が机の前にいるところで出会ったわけですか」

ショタ提督「………」コクコク

朧「なるほど……でも、散歩するならもう少し安全な場所を経由してね?何かあってからじゃ遅いから……」

蟹「………」シュン

朧「あ、怒ってるわけじゃないよ?でも、ちょっと心配だったから……」ナデナデ

蟹「♪」チョキチョキ

ショタ提督「………」ニコ…

朧「……!」チラッ

朧(あ、提督……今、ちょっとだけ笑顔に……)

蟹「♪」チョキチョキ

ショタ提督「……♪」

1ヶ月目:中旬


早朝

チュンチュン…

ショタ提督「……!」ムクリ

ショタ提督「………」チラッ

時計『5:35』

ショタ提督「………」スクッ

ショタ提督「……!」トテトテ…

・・・÷

ショタ提督「………」つ手紙×大量 トントン

ショタ提督「……!」ガチャ バタン…

ショタ提督「……!」トテトテ…

ショタ提督「………」つ手紙 スッ

手紙「」ユラユラ

ショタ提督「………」コクリ

ショタ提督「……!」トテトテ…

・・・÷

時計『7:30』

古鷹「ほら加古!早く起きないと遅刻しちゃうよ!」ユサユサ

加古「んあぁ……もうちょっと寝かせてよ~……」

古鷹「もうっ……私、先に行ってるからね?」ガチャ 

加古「う~い……」

バタン…

古鷹「いつになったら、加古の寝起きの悪さが治るのかな…………あれ?」

手紙「」ユラユラ

古鷹「ドアノブに手紙?私達宛みたいだけど……えっ、提督から?」ガサガサ

古鷹「………」マジマジ

古鷹(……今日の予定が、子供特有の可愛い文字で印刷されてる……ま、まさか……!)キョロキョロ

手紙(朝潮型宛)「」ユラユラ 手紙(一航戦宛)「」ユラユラ 手紙(金剛型宛)「」ユラユラ 手紙(長良型宛)「」ユラユラ

古鷹「………」

古鷹(提督……まさか、全員分の手紙を……1人で寮を回ってドアノブに……?)




↓1摩耶のコンマ 好感度:0/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:0/50
↓3朧のコンマ 好感度:3/50
↓4加賀のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

赤城「加賀さん……これ、見ましたよね?」チラッ

手紙「」チョコン

加賀「えぇ。今まで、私達への業務連絡はどうするのかと思ってましたけど……」

赤城「まさか、非番以外の艦娘全員の部屋に……1枚1枚、手紙を引っかけていたなんて」

加賀「私達は今日が初出撃でしたけど……これは予想外でした」

赤城「皆が『朝からビビッた!』『提督、そんなに話すのが苦手なんだ~』と言っていた理由が分かりましたね」

加賀「……でも」つ手紙 スッ

赤城「……?」

加賀「この手紙、それぞれはコピーと印刷でしょうけど……元となる物は、提督が書いたんですよね?」

赤城「恐らく……」

加賀「……字を見て可愛いと思ったのは私だけでしょうか」

赤城「あ、それ私もです!ほっこりしちゃいますよね」





ショタ提督「………」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:30~23:30頃開始予定です。

始めます。

ショタ提督「………」スッスッ

加賀「……?」

加賀(提督……一体何を……?)

ショタ提督「……!」クイクイ

加賀(手招き……)

ショタ提督「………」シクシク…

加賀(手を目の下に持っていって、泣いているようなしぐさ……)

ショタ提督「……!」プンプン

加賀(人差し指をツノに見立てて、怒っているようなしぐさ……)

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ ブブー!

加賀(両手で罰を作って、拒否の合図……)

ショタ提督「……えへっ」ニコッ

加賀(指をほっぺに当てながら微笑んで……可愛い)

ショタ提督「……///」カァ

加賀「………」

加賀(恥ずかしがってる素振り……いえ、恐らくこれは素……)

加賀「……!」ピーン

加賀(分かりました!提督はきっと、ジェスチャーで自分の考えを伝える練習を……!)

ショタ提督「……っ!」⊃⊃⊃ ペコペコ ※両手を合わせて『ごめんなさい』のしぐさ




加賀の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

加賀「………」

加賀(……提督が頑張っているのなら、全力で協力すべきです)



ショタ提督「………」つ両手 ジー

ショタ提督「………」シュン…

加賀「……提督」

ショタ提督「……!」クルッ

加賀「すみません。通りがかりに(嘘)見てしまいました。ジェスチャーの練習をしてましたね?」

ショタ提督「……///」カァ

加賀(可愛い……って萌えてる場合じゃないわ)

加賀「……よろしければ、私がお手伝いしましょうか?」

ショタ提督「……?」

加賀「……私も、どちらかと言うと口数が少ない方ですし……他人事とは思えません。それに……」

ショタ提督「………」

加賀「……練習相手がいた方が、色々アドバイスも出来ます」

ショタ提督「……!」

加賀「もちろん、無理強いはしません。提督の判断に任せます」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ アセアセ

加賀「………」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ショタ提督「……!」

ショタ提督「………」ペコッ

加賀「……分かりました。それでは……よろしくお願いしますね?」

ショタ提督「………」コクリ

ショタ提督「……!」スッ

加賀(来た……提督の手をよく見て……!)ジッ





反転コンマ判定:提督のジェスチャーの上手さは?

01~49:加賀(……ぜ、全然分からない)
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:加賀(……なるほど。大体分かりました)
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:加賀(……もはや顔に出てるわね」
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

98→89:察しが良い加賀さん


ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ スッスッ

加賀「………」ジー

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ スッ

加賀「………」ジー

ショタ提督「……っ!」⊃⊃⊃ スッスッ

加賀「………」ジー

加賀(……なるほど。大体分かりました)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

加賀「……“中破した艦娘は、すぐドックに行ってください”ですか?」

ショタ提督「………」

加賀「………」

加賀(……もしかして、違ったかしら)

ショタ提督「………」コクリ

加賀「……正解ですか」

加賀(……やりました)グッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(せ、正確には……“大破したお姉ちゃんは、ドックに行くかバケツを使って”なんだけど……で、でも……分かって、もらえた……!)

加賀「提督のお役に立てて何よりです。また練習する時は、声をかけ……あ、いえ。それとなく合図をくれれば……」

ショタ提督「………」コクリ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

1×1.5=1.5/50


赤城「ということは、加賀さんは提督の身振り手振りで伝えたいことが読み取れるんですか?」スタスタ

加賀「はい。とはいえ、完璧とは言えませんが……」スタスタ

赤城「なるほど……それじゃあ」チラッ

加賀「……?」


ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ トテトテ


赤城「今、慌てて走っている提督の考えも読めちゃったりするんですか?」

加賀「いや、それは……ジェスチャーになっていませんし……」

赤城「………」ジー ※悪意無し

加賀「………」

加賀(あ、赤城さんがガン見して……仕方ありません。ここは提督との練習の成果を……!)

加賀「………」ジー


ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ トテトテ


加賀「……分かりました」

赤城「本当ですか!?」

加賀「はい。ズバリ“早くおやつを食べたいから”です」

赤城「……自分の願望が混ざってませんか?」

加賀「……(目そらし」フイッ


ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ トテトテ

ショタ提督(と、トイレぇ……!)⊃⊃⊃ トテトテ

1ヶ月目:下旬


霰「……そう、だったんですか」

ショタ提督「………」コクリ

響「じゃあ、筆記試験は常に90点以上だったんだね」

U-511「アドミラル……凄い……!」

ショタ提督「……///」カァ

潮(あ……顔を両手で隠してます……)

磯波「……じゃあ、実技試験は……」

ショタ提督「………」ズーン

磯波(……すみません。地雷でした)

霰「……でも、ここに着任してくれた……ということは……」

響「どうにか切り抜けたわけか」

ショタ提督「………」コクリ

U-511「……でも、どうやって……?」

ショタ提督「………」つ紙 スッ

磯波「え?これは…………ッ!?」

霰「……凄い」

響「あらゆる状況を想定して、それに合わせた指示内容が書かれてるね」

U-511「……まさか、これを全部覚えて……?」

ショタ提督「………」コクリ

潮「つまり、声が小さかったりでの減点は……指示の的確さで補ったんですね……!」

ショタ提督「……///」カァ




五月雨「……霰ちゃん達、提督とお喋り……はしてないけど、意気投合してる?」

夕立「むぅ~!羨ましいっぽ~い!私も提督さんとお喋り……は無理でも、一緒に遊んだりしたいのに~!」




↓1摩耶のコンマ 好感度:0/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:0/50
↓3朧のコンマ 好感度:3/50
↓4加賀のコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ウォースパイト「……アドミラル、中々トークしてくれないわね」

ウォースパイト「とはいえ、まだここに着任して1ヶ月も経ってないし……まだ慣れていないだけかも」

ウォースパイト「………」

シーン…

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(……誰も話に入ってくれないのは寂しいわね)

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(……今度、金剛やアイオワに遊びに来てもらいましょうか)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」カキカキ

バターン!

ショタ提督「っ!?」ビクッ

長門「はぁはぁ……///」

ショタ提督「」ピシッ

長門「て、提督……今、昼寝したいとは思わないか……?///」

ショタ提督「」ブンブンッ!

長門「そうか!なら私と同じだな!///」

ショタ提督「!?」

長門「それなら私を抱き枕にして眠れば良い!///」ダキッ

ショタ提督「――ッ!?」




ウォースパイト「………」スタスタ

ウォースパイト(いきなり声をかけて怯えさせちゃったら大変だし、まずはアドミラルの様子を……)

<むっはああああああああああああああああああああああああっ!

ウォースパイト「!?」

ウォースパイト(い、今のボイスって……!)




長門(ふおおおおおおおおおおおおおおおっ!?これだ!これだあああああああああああああああ!子供特有の柔らかくて温かい感触……最高だああああああああああああああああああああああああああああッ!!///)ギュウウウウウウウウウッ!

ショタ提督「~っ!」ジタバタ

ウォースパイト「」

長門「そうかそうか~!気持ち良いか~!んふふふふふふふふふ~♪///」スリスリスリスリスリギュウウウウウウウウウウッ!

ショタ提督「――ッ!!」ジタバタジタバタ

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(……長門。アドミラルが本気で嫌がってるじゃない……なのにどうして無理矢理そんなことを……)

ウォースパイト「………………………………」






ウォースパイト「……何をしようかしら」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

長門「すーはーすーはーすううううううぅぅぅぅぅぅぅはああああぁぁぁぁぁあああああぁぁああぁああああぁぁぁあん♪///」ギュウウウウウウウウッ!

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ ジタバタジタバタ

ウォースパイト「……はぁ」

ウォースパイト(これは長門に少しお灸をすえた方が良いかしらね……でも、相手は暴走セブン……あの子にも協力してもらわないと!)ダッ

・・・÷

9周目鎮守府

龍驤(9周目)「……どこの長門も同じなんやなぁ」

9周目提督「あ、あはは……」

ウォースパイト「お願い。アドミラルを助ける為に……」

龍驤「……司令官。流石に34周目提督が不憫過ぎるし……うちからも頼むわ」

9周目提督「言われなくてもそのつもりだよ。それじゃ先に行ってるね?」フワッ… シュンッ

ウォースパイト「……消えた!?」

龍驤「幽体やから速さに制限が無いからなぁ……」

・・・÷

ショタ提督「………」ウルウル

長門(んふうううううううぅぅぅぅぅううううぅぅぅぅぅううぅうう♪やはり小さい子は最高だなああああああああああああああああ!///)スリスリスリスリ

9周目提督「こんにちは~」フワッ

長門「……え?」

ショタ提督「……!」

9周目提督「それじゃ早速……えいっ」シュポンッ! ※憑依

長門「はうっ!?」

ウォースパイト「はぁはぁ……き、9周目提督君……ウェイト……」

長門(9周目提督)「あ、ウォースパイトお姉ちゃん!準備万端だよ~!」ノシ

長門「ぐおっ!?か、体の自由が効かない!?ど、どうなってるんだ!?」

ウォースパイト「……ポゼッション(憑依)したのね」

長門(9周目提督)「うん。今の長門お姉ちゃんの身体は、僕が支配してる状態だからね?」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ オロオロ

ウォースパイト「……なるほど」

長門「お、おい……何をする気だ……?」

ウォースパイト「オフコース……アドミラルが嫌がることをしたから、お伊401として……フンッ!」ガシッ ※アームロック

長門「がああああ!?」

ウォースパイト「これくらいはしないとね!ふんぬぅ……!」ギチギチギチ

長門「いだ、いだだだだだだだ!?やめろおおおおおおおおおおおお!?」

長門(9周目提督)「おっと、逃がさないからね?動いちゃダメ!」

長門「あがああああああああああああああああああああああああ!?」





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:ながもん気絶
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:長門「ん?今の私の体の中には9周目提督が入っているんだよな……つまり……!」
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:提督が止める
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

唐突なしおいちゃん

>>144
何度もすみません、また誤字です。正しくは『お伊401→お仕置き』です。


24→42:それ以上いけない


長門「」チーン

長門(9周目提督)「……気絶したみたいだね」

ウォースパイト「ふぅ……9周目提督君のお陰で、楽にお仕置きが出来たわ」

長門(9周目提督)「まぁ、こうでもしないと長門お姉ちゃんは懲りないもんね~……」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ オロオロ

ウォースパイト「……災難だったわね。大丈夫?」ナデナデ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

長門(9周目提督)「長門お姉ちゃんはしばらく目を覚まさないだろうから、このまま僕が憑依して陸奥お姉ちゃんの所まで行くね?」

ウォースパイト「えぇ。何から何までごめんなさいね?」

長門(9周目提督)「ううん、気にしないで?それじゃ、34周目提督君!今度は普通に会おうね~」スタスタ…

長門「」

ショタ提督「………」ノシ

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(……今回は私が駆けつけたから良かったけど、別のタイミングでまたアドミラルに襲い掛かりそうなのが不安なのよね)

ショタ提督「………」

長門『てえええええええええええいいいいいいいいいいいいいいとおおおおおおおおおおおおおおおおくうううううううううううううううううう!』

ショタ提督「」ゾクッ




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

4×1.0=4/50


ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督「………」つ書類 トントン

ショタ提督「………」トテトテ

ショタ提督「………」チラッ

ベッド「やぁ」

ショタ提督「………」ポフッ

ショタ提督「……すぅ」




ホワンホワンホワン…

朧『提督』

加賀『……提督』

ウォースパイト『アドミラル』ニコッ

ショタ提督「……♪」

長門『提督提督提督提督提督提督提督はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ///』

ショタ提督「」ゾクッ

ショタ提督「……ん、ぁ……ふぅっ……」⊃⊃⊃





今月のリザルト:1ヶ月目

摩耶:0/50『………』
ウォースパイト:4/50『……お礼、言えなかった……』
朧:3/50『……蟹さん、可愛い……』
加賀:1.5/50『……上手く、話せないせいで……』

2ヶ月目:上旬


演習場

伊勢「くっ……!」中破

榛名「伊勢さん!」

日向「よし。次は……」ガシャン!

北上「させないっ!」ズドンズドン!

木曾「ぐっ!ま、まだまだ……!」中破

ショタ提督「……っ!」つメガホン スッ

ショタ提督「あ、あの……こ、金剛お姉ちゃんは……味方の援護に……!」

金剛「……!了解デース!」バッ

ショタ提督「大井お姉ちゃん、は……夜戦(を意識した演習)に備えて……!」

大井「分かりました!」ガシャン!

ショタ提督「そ、蒼龍お姉ちゃんと飛龍お姉ちゃんは……味方の後ろに、隠れて……!」

蒼龍「うん!」ザッ

飛龍「夜戦にもつれ込むと、私達はどうしてもこうなちゃうもんね~……」ザッ

霧島「………」

阿武隈「………」

霧島(司令は……普段、ほとんど話さないのに対し……)

阿武隈(出撃や演習の指揮の時は、こうやって……メガホンを片手に、一生懸命指揮してくれるんだよね……)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ショタ提督(う、うぅ……こういうの、苦手……で、でも……やらなきゃ……!)




↓1摩耶のコンマ 好感度:0/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:4/50
↓3朧のコンマ 好感度:3/50
↓4加賀のコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

摩耶「はぁ……あたし、怖がられてるのかなぁ」

鳥海「どうしたの? 溜息ついて……」

摩耶「いやさ。初対面の時に『声ちっさぁ!?』って叫んじまって……それ以来提督と全然話せてないからさ」

鳥海「う~ん……それは関係無いんじゃない?司令官さん、元々物静かだし……」

摩耶「そりゃそうだけどさ……」

鳥海「……長門さんに襲われても普通に過ごしてるくらいだし」

摩耶「……長門さん、ついにやらかしたのか」

鳥海「……えぇ。その後ウォースパイトさんにお仕置きされたみたいだけど」

摩耶「………」

鳥海「………」

摩耶(……でも、考えようによっちゃ長門さんのインパクトで色々上書きされてるだろうし……ここから改めてちゃんと話せば……)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

長門「はぁはぁはぁはぁはぁ……///」ジリジリ…

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ ジリジリ…

摩耶「!?」

摩耶(お、おい!?長門さん、また提督を……!)

長門(あの程度で私が引き下がるわけないだろう!むしろ障害がある方が燃えるッ!!///)

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃

長門「さぁ提督!恥を恐れず私の胸に飛び込んで来い!さぁ!さぁさぁ!///」バンバン

ショタ提督「」ブンブンッ!

摩耶「………」

摩耶(提督半泣きじゃん!長門さんはガチで拒絶されてるのに気づいてないのか!?)

長門「……そうか。なら仕方ないな」

ショタ提督「………」ホッ

摩耶「……?」

摩耶(え?随分あっさり引き下が……)
















長門「それならこっちから抱き着くしかないな!提督うううううううううううううううううううううううううううううううううううっ!///」ガバァッ!

ショタ提督「~!?」

摩耶(ってなかったあああああああああああああああああああああああああああああ!?)




摩耶の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

長門「むっはああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁああぁぁぁぁあああああぁぁっ!///」ギュウウウウウウウッ!

ショタ提督「っ!っ!」ジタバタ

摩耶(こ、こりゃあたしじゃ手が付けられねぇ!誰か応援を連れて来ねぇと!誰か長門さんをどうにかしてくれそうな奴は……)

摩耶「……!」ピーン!

摩耶(そうだ!あそこしかない!)ダッ

・・・÷

30周目鎮守府

30周目提督「え?長門お姉ちゃんが暴走してるの?」

ヴェールヌイ(30周目)「……全く、長門さんは相変わらずだね」

摩耶「詳しく説明してる暇は無いんだ!早く!」

30周目提督「う、うん!分かった!一緒に行くね!」

・・・÷

長門「ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!この感触……格別だああああああああああああああああああああああああああ!///」スリスリスリスリ

ショタ提督「――っ!」ジタバタジタバタ

30周目提督「さ、34周目提督君がもがき苦しんでる!?」

摩耶「そうなんだよ~!だから何とかしてくれ~!」

30周目提督「う、う~ん……ハッ!そうだ!だったら……えいっ!」カッ

長門「」パシュン!

ショタ提督「……!?」

摩耶「……パラレルワールドに飛ばしたのか?」

30周目提督「うん!僕が1度行った“ある世界”にね?」

ショタ提督「……?」キョロキョロ

30周目提督「34周目提督君!大丈夫だった?」

ショタ提督「………」コクリ

摩耶(あんまり大丈夫そうには見えないけどな……)





反転コンマ判定:ながもんの反応は?

01~49:精神大破
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:パラレルワールドのながもん達に慰められていた
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:むしろ同志が沢山出来て喜んでいた
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

――ながもんワールド


長門「提督提督提督提督提と……ハッ!?」シュパッ!

長門(ど、どうなってるんだ!?提督が消えてしまった!?一体どこに……)キョロキョロ

軽巡長門「……また異世界からの私か」

長門「」ピシッ

潜水艦長門「この前と同じ私(30周目鎮守府の長門)か?それとも別人か?」

長門「………」

駆逐艦長門「……お、おい。どうした?」

長門「………」

















長門「ふぐっ……」ジワッ

全長門「!?」

長門「くぅおおおぉぉぉぉぉ……提督ぅ……!提督うううぅぅぅ……!」ウルウル

空母長門「……だ、大丈夫か?」

長門「こんな……こんなことってあるか……!私はただ、提督を抱き締めたいだけなのにぃ……!」ウルウル

重巡長門「……その、何だ。何があったかは分からないが、落ち着け。な?」ナデナデ

長門「ふぐううぅぅぅぅぅ……!」ウルウル

潜水艦長門「……ほら、給糧艦の私のアイスをやるから」つアイス スッ

長門「……食べる」グシグシ

駆逐艦長門(やはりこの私もアイスに目が無いんだな……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

長門「私が一体何をしたというんだ……」ズーン

摩耶(自覚無かったのかよ!?)

ショタ提督「………」


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
ここからは日常パートのリクエストを募集したいと思います。可能な限り反映させます!

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:30~23:30頃開始予定です。

数々のリクエスト、ありがとうございました!始めます。

2×1.5=3/50


ショタ提督「………」⊃⊃⊃

摩耶「……そろそろ良いんじゃないか?」

30周目提督「そうだね。それじゃ……えいっ」カッ

長門「………」つアイス ペロペロ パシュンッ!

ショタ提督「……?」

摩耶(……何でアイス食ってるんだ)

長門「………」つアイス ペロペロ

長門(目の前の『私』達が消えた……そうか、戻って来たのか……)つアイス ペロペロ

30周目提督「………」

30周目提督(長門お姉ちゃん、何となく目が赤いような……)

摩耶「………」

摩耶(……どこの世界に飛ばされたかは分からないけど、多少は効いたみたいだな)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

30周目提督「この様子だと、長門お姉ちゃんはしばらくは大人しくなりそうだし……もう大丈夫だと思うよ?」

摩耶「あぁ。また長門さんに襲われそうになった時は、すぐに駆けつけるからな!」

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ ペコペコ

30周目提督「いいんだよ~。気にしないで、ね?」

摩耶「………」

摩耶(……これで提督からあたしへの印象が少しでも良い方向に変われば良いけど……ま、地道にいかないとな)

2ヶ月目:中旬


――草木も眠る丑三つ時……


ショタ提督「………」⊃⊃⊃ トテトテ…

暁「こ、怖くなんてないんだから!し、しししし司令官がどうしてもトイレに行きたいって……言ってないけど、そんな感じがしたから……!」ガクガク

神風「そ、そそそそそうよ。私はあく、あくあくあくあくまでも……司令官の付き添いだから、うん……」ブルブル

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ 

ショタ提督「………」チラッ

暁「うぅ……」右腕ギュウウウウウウッ

ショタ提督「………」チラッ

神風「あぅ……」左腕ギュウウウウウウッ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ トテトテ…

ショタ提督「………」ピタッ

暁「……ど、どうしたの?」

ショタ提督「………」スッ

神風「……え?あの曲がり角?」

ショタ提督「………」コクリ

暁「……た、確かに真っ暗だけど……でででででも!トイレはあの先だし……」

神風「通るしか、ないんだよね……あぁでも……」

ショタ提督「……っ」ブルブル

暁神風「……!」

暁(そ、そっか……司令官だって、怖いのを我慢して……)

神風(私達が起こしたのに、文句1つ言わずについて来てくれて……)

暁「………」チラッ

神風「………」コクリ

暁「……だ、大丈夫よ!」

神風「え、えぇ!私達3人なら……く、暗闇だって……怖くないわ!」

ショタ提督「……!」

暁「そういうわけだから……」ガシッ ダッ

ショタ提督「……?」

神風「このまま一気に……走り抜けるわよ!」ガシッ ダッ

ショタ提督「!?」

暁神風「暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くない暗闇なんか怖くないいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!」ズダダダダダダ!

ショタ提督「~ッ!?」グイグイグイッ!





※勢いに任せて走った後、交代でトイレに入りました。


↓1摩耶のコンマ 好感度:3/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:4/50
↓3朧のコンマ 好感度:3/50
↓4加賀のコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

曙「……ね、ねぇ」

朧「ん?どうしたの?」つ海の生き物大図鑑

曙「け、今朝……いや、夜中かしら……不気味な声が聞こえたのよ……」

朧「不気味な声?」

曙「な、何か……『んかこわ……ないくら……』って……」

朧「……夢だと思うけど」

曙「違うわよ!実際に起きたのよ!?周りもいつものこの部屋だったし!」

朧「いや、でも現実と間違うくらいにリアルな夢を見ることだってあるわけで」

曙「い~や!あれは現実よ!夢なんかじゃないわ!」

朧「でも……」




漣「………」

漣(……私もほとんど同じタイミングで起きてトイレに行ったから、正体は分かってるんだけど……面白そうだから黙ってよっと)




ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つ3DS ピコピコ

朧「………」

朧(ゲームしてたんだ……珍しいなぁ)

ショタ提督「……!」ピコピコ

朧「………」

朧(何のゲームをしてるのかな……?)

ショタ提督「……!」ムムム…

ショタ提督「……っ!」

ショタ提督「………」シュン

ショタ提督「……!」フルフル

ショタ提督「………」ピコピコ

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ ピコピコピコ

朧「………」

朧(表情がコロコロ変わるから、大体どんな展開になってるかは想像出来るけど……流石にゲームの種類までは分からないよね……)

ショタ提督「……!」ピコピコピコピコ!

ショタ提督「……ッ!?」

ショタ提督「」ポカーン

ショタ提督「………」ズーン

朧「………」

朧(あ~……失敗しちゃったのかな?)





朧「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

朧「………」

朧(……覗き込むだけなら、大丈夫だよね?)



ショタ提督「……!」ピコピコ

朧「………」ソーッ…

朧(また熱中し始めたみたい……その間に……)

ショタ提督「……っ!」ピコピコピコ!

朧「………」ソロリソロリ

朧(……気づかれないように、そーっとそーっと……)ソロリソロリ

ショタ提督「……!」ピコピコピコ!

朧「………」ソロリソロリ

朧(目が本気だ……そんなに難しいのかな……?)ソロリソロリ

ショタ提督「……っ!」ピコピコピコッ!

朧「………」ソロリソロリ

朧(よし、提督の後ろに着いた。さて、どんなゲームを……)ジー

ショタ提督「……!」ピコピコピコピコッ!

朧「……!」

朧(……カービィだったんだ。これは確か、トリプルデラックスの真格闘王への道だっけ……そういえば漣も熱中してたような)

ショタ提督「……!」ピコピコピコピコッ!

朧「………」ジー

朧(よく見ると、カービィの体力も残り僅か……でもボスの体力も後少し……)

ショタ提督「……ッ!」ピコピコピコピコピコッ!





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、後ろの朧に驚き……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:夢中で朧に気づかず
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:提督、後ろの朧に気づいた拍子に……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

01→10:あっ


ショタ提督「……?」チラッ

朧(……え?)

ショタ提督「っ!?」ビクッ

朧「あっ」

ドガッ!

ショタ提督「……!」つ3DS チラッ

テッテレッテレッテーテテッ テッ♪

ショタ提督「」

朧「………」

ショタ提督「………」

3DS『11戦目 敗退……』

ショタ提督「………」

朧「……そ、その……」オロオロ

ショタ提督「………」

朧「ご、ごめんなさい!提督がプレイしているゲームが、つい気になって……」アセアセ

ショタ提督「………」

朧「……本当にごめんなさい」

ショタ提督「………」ズーン

朧「……うぅ」

朧(ど、どうしよう……すっごく落ち込んでる……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
小ネタが遅れ気味で申し訳ありません。必ず完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:30~23:30頃開始予定です。

始めます。

7×1.0=7
3+7=10/50


ショタ提督「………」

朧「………」オロオロ

ショタ提督「……!」つ3DS

朧「……!」

ショタ提督「………」つ3DS ピコピコ

朧「……再挑戦、ですか?」

ショタ提督「………」コクリ

朧「……ごめんなさい。私のせいで……」

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ フルフル

朧「……え?」

ショタ提督「………」ニコ…

朧「……!」

朧(少し困り顔ながらも、優しく微笑んでくれて……)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

朧「……ありがとうございます」

ショタ提督「……!」つ3DS ピコピコ

朧「………」

朧(提督……)

2ヶ月目:下旬


いつもの喫茶店

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ 

4周目提督「あ、えっと……そんなに、硬くならなくて……大丈夫、だから……」アセアセ

17周目提督「そ、そうだよ……?落ち着いて、ね……?///」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ ペコッ

12周目提督「男の子同士だし、少しは話しやすいと思うけど……」

ショタ提督「……!?」

12周目提督「……だから、僕は男の子だよぅ……」

ショタ提督「っ!」⊃⊃⊃ ペコペコ

31周目提督(……僕も、最初は誤解したっけ)

ショタ提督「……!」チラッ

25周目提督「……どうしたの?」

ショタ提督「……久しぶり……」※超小声

25周目提督「……え?」

12周目提督「34周目提督君、25周目提督君を知ってるの?」

ショタ提督「………」コクリ

25周目提督「嘘……でも、僕は34周目提督君とは……初対面だけど……」

ショタ提督「………」フルフル

31周目提督「……同じ学校に通ってたってこと?」

ショタ提督「………」コクリ

4周目提督「でも、それじゃ……どうして、25周目提督君は……知らないの、かな……?」

ショタ提督「……きっと……こっちを、見て……なかったから……」※超小声

17周目提督「……どういう、こと……?」

25周目提督「……?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(25周目提督君……教室で……いつも、顔色が悪いのに必死に勉強してたから……それを、たまに見かけて……)

ショタ提督(でも……声、かけられなくて……どう話せば良いか、分からなくて……それに、あの時は……友達も、作らないって……決めてたから……)




↓1摩耶のコンマ 好感度:3/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:4/50
↓3朧のコンマ 好感度:10/50
↓4加賀のコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

朧「………」

朧(この前は、提督に悪いことしちゃったな……)

潮「……朧ちゃん?」

朧「……あ、ううん。何でも無い……わけじゃないんだけどね……」

潮「……?」

朧「………」

朧(あれからクリア出来たのかな……?)

潮「………」

朧「……提督のところに行って来るね?」

潮「うん。行ってらっしゃい」

朧(少しだけ、様子を見に行ってみようっと……)





ショタ提督「………」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

蟹「………」

朧「……?」

朧(あれ?また蟹が先に遊びに来てる……執務室がお気に入りなのかな)

ショタ提督「………」ドキドキ

蟹「……?」

ショタ提督「……!」スッ

蟹「……!」

朧「……!?」

朧(えっ!?提督、何をして……)

ショタ提督「………」オソルオソル

蟹「………」

ショタ提督「……!」スッ

蟹「………」チョコン

朧「……!」

朧(あ……蟹を頭に乗せて……)

ショタ提督「………」ソワソワ

蟹「……!」ピーン

蟹「♪」チョッキンチョッキン

ショタ提督「……!……♪」

朧「………」

朧(蟹を乗せてご機嫌になってる提督……可愛い。それに蟹もノリノリ……微笑ましいなぁ)





朧の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

朧「………」

朧(同じ過ちは繰り返さない!ここは外から見てようっと……)ジー



ショタ提督「……♪」

蟹「♪」チョキチョキ

ショタ提督「……!」バンザーイ

蟹「……!」バンザーイ

ショタ提督「……♪」ニコ…

蟹「♪」チョキチョキチョキッ

朧「………」ジー

朧(ふふっ……提督も蟹も可愛い……♪)ホッコリ

ショタ提督「……!」ピース

蟹「……!」チョッキン

ショタ提督「……えへっ♪」ニコッ

蟹「♪」チョキンチョキン

朧「……!」

朧(笑った!今、明らかに笑ったよね!?あんな満面の笑み、見たことないよ……)

蟹「♪」チョキチョキ

朧「………」

朧(……自分で飼ってるとはいえ、蟹が凄く羨ましい……)ジー




反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、気づかず
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:朧、提督にバレる
好感度上昇:高
ゾロ目:おや?蟹の様子が……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

48→84:テテーン


ショタ提督「……!」チラッ

蟹「……?」チラッ

朧「……!」

朧(あっ……今、提督と目が合って……)

ショタ提督「………」

朧「………」

ショタ提督「………」

朧「………」

ショタ提督「………」

朧「………」

蟹「………」









ショタ提督「……っ!?///」ポヒュン

朧(あっ、赤くなっちゃった)

ショタ提督「……///」プルプル

朧「……えっと、その……」

蟹「………」

朧「……可愛かったです」

ショタ提督「///」プシュウウウゥゥ…

朧「あぁっ!ごめんなさい!そういうつもりじゃなくて……!」オロオロ

朧(追い打ちをかけちゃった~!?どうしようどうしよう~!?)

蟹「………」ポリポリ




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:30~23:30頃開始予定です。

始めます。

9×1.5=13.5
10+13.5=23.5/50


ショタ提督「……///」

ショタ提督「……っ!///」フルフル

ショタ提督「……///」カァ

ショタ提督「……///」プシュウウゥゥ…

ショタ提督「……!///」つ布団 ファサッ

ショタ提督「……///」ポフッ

ショタ提督「………」

ショタ提督「………」ウツラウツラ

ショタ提督「……すぅ」






――

父「……提督、大丈夫かな……?」

母「……きっと大丈夫」

父「……だと良いけど……」

母「……私達に似て、大人しいから……」

父「……大人しいというより、無口……」

母「………」

父「………」

母「……似たもの夫婦」ニコッ

父「……うん」ニコッ






今月のリザルト:2ヶ月目

摩耶:3/50『……ありがとう』
ウォースパイト:4/50『……ございます』
朧:23.5/50『……蟹さん、可愛い……♪』
加賀:1.5/50『………』

3ヶ月目:上旬


弥生「………」スタスタ

ショタ提督「………」トテトテ

弥生「……!」チラッ

弥生(あ……司令官……)ジー

ショタ提督「……っ!?」ビクッ

弥生「………」ジー

ショタ提督「………」

弥生(どうしよう……声、かけた方が良いかな……?)ジー

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

弥生「………」ジー

弥生(でも、話すのが苦手な司令官に……無理に声をかけて、ストレスになっちゃったら……)ジー

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

弥生(……どうしよう)ジー

ショタ提督「……っ」⊃⊃⊃




卯月「ね、姉さぁん……あれどうにかしてほしいぴょん……」ガクガク

睦月「む、無理だよぉ!まだ死にたくないにゃしぃ……!」ガクガク

皐月「ま、ままままままま任せてよ!改二になったぼぼぼぼぼ僕に怖い物は……」ブルブル

三日月(皐月姉さん、震えてますよ……でも、私も怖いです……)ブルッ

望月「………」

望月(……周りの反応が面白いからしばらく見てよっと)




↓1摩耶のコンマ 好感度:3/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:4/50
↓3朧のコンマ 好感度:23.5/50
↓4加賀のコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ウォースパイト「あ゛あ゛あ゛あ゛~」

扇風機「」ブイーン

金剛「……夏の醍醐味ですヨネ」つアイス ペロペロ

ウォースパイト「えぇ。これにアイスやかき氷とくれば、もう日本の夏よね……わ゛れ゛わ゛れ゛ば艦娘だぁ~」

扇風機「」ブイーン

金剛「ところでエアコンは付けないんですカ?」

ウォースパイト「………」

金剛「……ウォースパイト?」

ウォースパイト「……エアコンを付けたまま薄着で眠って、お腹を壊すことってあるわよね」

金剛「Oh……」





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つかき氷 モグモグ

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(アドミラルも夏真っ盛りね……)

ショタ提督「……♪」かき氷 モグモグ

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(どことなく嬉しそうなフェイス……気のせいかしら)

ショタ提督「……っ!?」キーン!

ウォースパイト「っ!?」

ウォースパイト(ワッツ!?アドミラル!?一体どうし…………決まってるわよね)

ショタ提督「……っ」プルプル

ウォースパイト(かき氷を食べた時の頭キーン!これも夏の醍醐味の1つ……)

ショタ提督「………」フルフル

ウォースパイト(でも、いざ自分がその立場になると……本当に頭にヒビが入ったかのような錯覚を感じて……)

ショタ提督「………」つかき氷 モグモグ

ウォースパイト(そして治まった後、何事も無かったかのように食べるのを再開して……)

ショタ提督「……っ!?」キーン!

ウォースパイト(そして再発……あぁ、サマーシーズン……)





ウォースパイトの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」モグモグ

ウォースパイト「………」ゴクッ

ウォースパイト(金剛といい、アドミラルといい……美味しそうに食べるわね……しかもアドミラルが食べているのは宇治金時……)

ショタ提督「……♪」モグモグ

ウォースパイト(あぁ、私も食べたい……でも、生憎間宮券は手元にないし……)

ウォースパイト「………」ジュル

ウォースパイト(暑さで頭も回らない……うぅ……食べたい……食べたくてたまらなぃ……!)



ショタ提督「………」モグモグ

ウォースパイト「……アドミラル」

ショタ提督「……!」

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(こんなことでアドミラルに相談するのも気が引けるけど……でも、どうしても……!)

ショタ提督「……?」

ウォースパイト「……宇治金時が……」

ショタ提督「………」

ウォースパイト「宇治金時が……凄く食べたいの……!」

ショタ提督「……!」

ウォースパイト「でも、間宮券を切らしてて……アドミラル……何か良い方法はない……?」

ショタ提督「………」アセアセ

ウォースパイト「………」ジー

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ オロオロ




反転コンマ判定:提督はどんな行動に出る?

01~49:間宮券を渡す
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:今食べている宇治金時を譲る
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:無言であーんする
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

82→28:あら優しい


ショタ提督「………」⊃⊃⊃ オロオロ

ショタ提督「………」ムムム…

ショタ提督「……!」ピーン!

ショタ提督「………」つ引き出し ゴソゴソ

ウォースパイト「……?」

ショタ提督「……!」つ間宮券 テッテテー♪

ウォースパイト「そ、それって……!」

ショタ提督「………」つ間宮券 スッ

ウォースパイト「……貰っても、良いの?」

ショタ提督「………」コクリ

ウォースパイト「……本当に?」

ショタ提督「………」コクコク

ウォースパイト「……サンキューベリーマッチ……!」つ間宮券 スッ

ウォースパイト(これで宇治金時……宇治金時が食べられる……!)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ウォースパイト(あぁ……早く食べたぃ……!)タタタ…!

ショタ提督「………」ニコ…





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

2×1.0=2
4+2=6/50


ウォースパイト「………」モグモグ ガチャ

金剛「あ、戻って来…………間宮さんの店に立ち寄ったノ?」

ウォースパイト「……えぇ。はむっ……」

金剛「やっぱり……それにしても美味しそうな宇治金時デース。あ、食べさせてと言ってるわけじゃありませんヨ?さっきアイス食べたばかりネ」

ウォースパイト「………」モグモグ

金剛「……どうしたノ?さっきから落ち込んでるように見えますガ……」

ウォースパイト「……ちょっと、自己嫌悪がね」

金剛「……?」

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(思い返してみれば、私……アドミラルに凄く失礼なことしてるわよね……)

ウォースパイト(いきなり部屋に押しかけて、宇治金時をねだるなんて……)

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(……今度会った時、アドミラルに何かお詫びをしないと)






ショタ提督「……けぷっ」

かき氷(宇治金時)が入っていた皿「」カラーン

ショタ提督「………」

ショタ提督(……よっぽど、食べたかったんだね……間宮お姉ちゃんの、券を渡したけど……嬉しそうだったなぁ……)ニコ…

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
来週から更新頻度が6月以前までに戻ります。週2~3回の更新になりそうです。お待たせして申し訳ありません。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:30~23:30頃開始予定です。

始めます。

3ヶ月目:中旬


食堂

「いただきまぁーすっ!」

龍鳳「はい、召し上がれ♪」

伊良湖「お代わりも沢山ありますからね?」

大和「はぐはぐはぐはぐはぐはぐはぐっ!」

武蔵「あぐあぐあぐあぐあぐあぐあぐっ!」

赤城「あ、相変わらず……」

加賀「凄い食べっぷりですね……」



ショタ提督「………」つカレーうどん トテトテ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ キョロキョロ

食堂の隅のあからさまに誰も座っていない寂しげな席「やぁ」

ショタ提督「……!」

ショタ提督「………」トテトテ

ショタ提督「………」チョコン

ショタ提督「……いただきます」ボソッ ※超小声

ショタ提督「………」ズルズル… モグモグ…

ショタ提督「……♪」



響「……露骨に端の席で食べてるね」

雷「やっぱり静かに食べるのが好きなのかしら?」

電「きっとそうなのです。司令官さんの為にも、ここはそっとしておいて……」

暁「あ、司令かーん!一緒に食べまs」

響「ストップ」ガシッ

雷「それ以上いけないわ!」バッ

暁「むぐっ!?ムグー!ムグー!(何するのよー)!?」ジタバタ

電「あ、あはは……」




↓1摩耶のコンマ 好感度:3/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:6/50
↓3朧のコンマ 好感度:23.5/50
↓4加賀のコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

漣「あ゛~あ゛づがっだぁ~……」ガチャ

朧「お帰り。遠征お疲れ様」

エアコン「」ブオオオォォォ

漣「本当だよまったく~……あ~生き返る~♪」ゴローン

朧「この炎天下に遠征は大変だよね」

漣「激しく同意!仕方ないのは分かってるけどさ~」ゴロゴロ

朧「まぁね。順番だし」

漣「うへぇ……朧ちゃん、アイスぅ……」ダラダラ

朧「あ、それならさっき綾波姉さんと敷波姉さんが食べちゃったよ」

漣 Σ(゚д゚||)ガーン






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つ工具 カチャカチャ

潮「………」

朧「……?」

朧(あれ?潮?何してるんだろ……)ジー

ショタ提督「………」つ工具 スッ

ショタ提督「………」マジマジ

12.7cm連装砲「」チョコン

ショタ提督「………」つ連装砲 スッ

潮「………」

朧「………」

朧(……あ、もしかして主砲の点検かな?)

ショタ提督「………」ジー

潮「……どうですか?」

ショタ提督「………」ニコ…

潮「……大丈夫そう、ですか?」

ショタ提督「………」コクリ

潮「……ありがとうございます。助かりました」ニコッ

ショタ提督「……///」⊃⊃⊃

朧「………」

朧(潮、提督と打ち解けてるなぁ……)





朧「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

朧「………」ジー

朧(私も提督とはそこそこ仲良くなったと思ってたけど、あそこまでは……)

蟹「」ツンツン

朧「……え?」クルッ

蟹「♪」チョキン

朧「……散歩帰り?」

蟹「……!」チョキチョキ

朧「………」ジー

蟹「……?」キョトン

朧「……!」ピーン

朧(そういえば、提督は蟹と凄く仲良しだったよね……それなら……!)

蟹「???」




潮「それじゃ、ありがとうございました!」ペコッ

ショタ提督「………」ノシ

ガチャ バタン…

ショタ提督「………」

朧「提督!」ガチャ

ショタ提督「……!」

朧「潮の主砲の整備をしてくれてましたよね?私からもお礼を言わせて下さい。ありがとうございます」ペコッ

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ オロオロ

朧「そこで!ついでと言えば何ですけど……」チラッ

ショタ提督「……?」

蟹「♪」ノシ

ショタ提督「……!」

朧「ふふっ……提督、蟹が大好きですもんね?」

ショタ提督「………」コクリ

朧「それなら、蟹の整備をお願い出来ますか?」

ショタ提督「!?」

朧(……ちょっと悪ふざけになっちゃうけど、これで提督と冗談を言い合える……いや、冗談くらいは聞いてもらえる仲になれるかも)

朧(まさか本当に物理的に整備したりはしないはず……しないよね……?)

蟹「………」ジー

ショタ提督「………」⊃⊃⊃




反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:混乱した提督は慌てて工具を取り出し……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:潮「WAWAWA忘れ物~♪」
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:助けて3周目鎮守府の明石えも~ん!夕張えも~ん!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

24→42:落ち着け提督!


ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ショタ提督「………」⊃⊃⊃⊃⊃

ショタ提督「………」⊃⊃⊃⊃⊃⊃⊃

朧「………」

朧(あ、あれ?てっきり首を振って否定すると思ったんだけど……)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃⊃⊃⊃⊃⊃⊃





ショタ提督「っ!」ポヒュン!





朧「え?」

蟹「……!」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ グルグル目 ※混乱

朧「……て、提督?目の焦点が合ってませんけど……」

ショタ提督「………」つ工具 スッ

朧「工具…………ま、まさか!」

ショタ提督「……!」つスパナ

蟹「!?」

朧「わ、わぁ~!?提督!待って!」ガシッ

ショタ提督「っ!っ!」ジタバタ

朧「落ち着いて!冗談!冗談だから!」

朧(さっき、一瞬だけ顔が真っ赤に……本気で考え抜いて頭がオーバーヒートしちゃったの!?)

ショタ提督「~っ!」ジタバタ

朧「お願いですから落ち着いてー!」

朧(あ、でも提督の力が弱いから取り押さえるのは楽かも)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

3×1.0=3
23.5+3=26.5/50


朧「さっきはごめんなさい!」ペコペコ

ショタ提督「……!///」⊃⊃⊃ ペコペコ

蟹「……!」チラッ

朧「いえ、悪いのはあんな冗談を言った私で……!」ペコペコ

蟹「……!」チラッ

ショタ提督「……っ!」フルフル

朧「ですから……!」

ショタ提督「……!」フルフル

蟹「………」オロオロ

朧「………」

ショタ提督「………」

蟹「……?」

朧「……ぷっ」

ショタ提督「………」クスッ

朧「ふふっ……私達、どうしてあんなことでアタフタしてたんでしょうか」

ショタ提督「……///」コクリ

蟹「………」ホッ

朧「………」

朧(……ハプニングはあったけど、これで前よりも提督と仲良くばれた気がする)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~22:30頃開始予定です。

始めます。

3ヶ月目:下旬


蟹(4周目)「……!」ノシ

蟹「♪」チョキチョキ

蟹(4)「……!」クイクイ

蟹(20周目)「……?」

蟹「……!」チョッキン

蟹(20)「………」

蟹(4)「………」ジー

蟹「………」ジー

蟹(20)「………」

蟹(20)「……♪」チョキッ

蟹(4)「♪」チョキチョキ

蟹「♪」チョキチョキチョキッ

蟹(20)「……!」バンザーイ

蟹「……!」バンザーイ

蟹(4)「……!」バンザーイ

蟹(20)「♪」

蟹(4)「♪」

蟹「♪」




ショタ提督「………」ジー

4周目提督「………」ジー

20周目提督「………」ジー

ショタ提督「……♪」ニコ…

4周目提督(やっぱり、蟹さん同士だと……楽しい、のかな……?)

20周目提督(……鎮守府に来たばかりの時は、この蟹だけが友達だったっけ……懐かしいなぁ)




↓1摩耶のコンマ 好感度:3/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:6/50
↓3朧のコンマ 好感度:26.5/50
↓4加賀のコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

アイオワ「ハロー!遊びに来……何してるの?」

ウォースパイト「アイオワ!ちょっと待ってて!」つ虫取り網 ドタバタ

蝉「ミーンミンミンミーン!」バタバタ

アイオワ「し、シケイダ(蝉)!?どうしてルームに!?」

ウォースパイト「窓を開け放していたら入って来たの!待ちなさい!」つ網 ブンッ スカッ

蝉「ミンミンミンミンミイイィィィィィィン!」バタバタ

アイオワ「うぅ~!ノイジ~(うるさ~い)!」

ウォースパイト「すばしっこいわね……えいっ!」つ網 ブンッ スカッ

蝉「ミイイイイィィィィィィィィィンwwwwwwww」バタバタ

ウォースパイト「ああああああああもおおおおおおおおおおおおおっ!」つ網 ブンブンッ!

アイオワ「心なしかシケイダが笑ってるように聞こえるわ!」

蝉「ミイイイイイイインミンミンミンミイイイイイイィィィィィィィィンwwwwwwww」バタバタ

ウォースパイト「はぁはぁ……もう知らない。その内勝手に出て行くでしょ……」スタスタ

アイオワ「えぇっ!?まさかの放置!?」





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ウォースパイト「………」スタスタ…

ウォースパイト(思わず蝉を放って来たけど、アイオワには悪いことしたわね。後で謝って……)

<きゃあああああああああああっ!?

ウォースパイト「ッ!?」ビクッ

ウォースパイト(い、今の声は……執務室から!?)ダッ

・・・÷

ウォースパイト(ただ事じゃない悲鳴だったけど……ま、まさかアドミラルに何かが……)

ショタ提督「……っ」ガクガク

暁「ひうううぅぅぅぅぅ!しれぇかああああああん!」ギュウウウウッ

ウォースパイト(っ!やっぱり緊急事態なの!?)

テレビ『がああああああああああ!』

神風「きゃっ!っうぅ……こ、怖くない……怖くない怖くない怖くない……」ギュウウウウッ

ウォースパイト(……え?)

漣「いやぁ~、夏と言えばやっぱりホラーでしょ~♪」←ホラーDVDを借りて来た事件の犯人

ショタ提督「………」ブルブル

望月「……だからって、何でわざわざ私を引っ張って来たの?弥生姉さんや菊月姉さんの方が怖がりそうだけど」

漣「1番ドアの近くにいたから」

望月「………」

テレビ『きゃああああああああああああああああああ!』

暁「いやああああああああああああああ!ゾンビが!ゾンビがあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ギュウウウウウウウウウッ!

神風「怖くない怖くない怖くない怖くない怖くな…………やっぱりダメええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」ギュウウウウウウウウウッ!

漣「うわっ、流石R-15指定。意外とグロい場面もありますなぁ」

望月(私はともかく、そんな映画を司令官に見せるなんて鬼か)

ショタ提督「……っ」ガクガクブルブル

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(なんだ……ホラー映画を見てただけなのね。びっくりした……)

ウォースパイト(それにしても、暁ちゃんや神風ちゃん達はいつも通りだとして……アドミラルも、声を出さずとも凄く怖がってるわね……)

ウォースパイト「………」





ウォースパイトの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

<いやああああああああああああああ!

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(そ、そんなに怖いのかしら……ここまでアドミラル達が驚いていると、逆に見てみたくなるわね……)

ウォースパイト「………」



テレビ『ぐがあああああああああああああああ!』

ショタ提督「っ!」ガクガク

暁「もう嫌ぁ……!」ブルブル

神風「こ、腰が抜けて立てなぃ……」ガクガク

漣「……そんなに怖い?」

ショタ提督暁神風「」ブンブンッ

望月(そりゃそうでしょ。これ、巷でも相当怖いって有名な奴だし)

ウォースパイト「……あの~」

ショタ提督「……!」

暁神風「う、ウォースパイトさん……」

ウォースパイト(2人とも、声が消えかけよ……)

望月「あ、もしかして司令官に用事?」

ウォースパイト「ううん、そうじゃなくて……ここから凄い絶叫が聞こえて、慌てて来てみれば……面白そうな映画を見ていたから、私も一緒にと思って」

漣「それは全然大丈夫ですけど、もう半分終わっちゃってまして……最初から見ようものなら」チラッ

ショタ提督暁神風「」ガクガクブルブル

望月「この3人が持たないだろうから……」

ウォースパイト「気にしないで。途中からでも良いから」ニコッ

漣「そうですか?なら早速!」つリモコン カチッ

望月「言っておきますけど、結構怖いですよ?」

ウォースパイト「これでも戦艦よ?映画で怖がったりなんて……」

漣望月(あ、フラグ立った。思いっきり露骨に立った)





反転コンマ判定:ウォースパイトの反応は?

01~49:漣「知ってた」望月「見事なフラグ回収」
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:多少怖いけど震える程ではない
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:流石戦艦!何ともないぜ!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

88:ビスマルク(あれを見て怖がらないなんて化け物なの!?)


テレビ『ぐがああああああああああああああああああ!』

ショタ提督「ひっ……!」ビクッ!

暁「」カクン ※気絶

神風「」ガクッ ※失神

漣「お、おぉう……今のは背筋にゾクッときた……」

望月「この映画、やっぱり精神を抉ってくるなぁ……」

漣望月(さて、ウォースパイトさんの反応は……?)チラッ

ウォースパイト「………」

漣(……何……だと……?)

望月(てっきりフラグ回収してくるかと思ったのに……)

ウォースパイト(……なるほど。確かにホラー要素強めね)

漣望月(全く怖がってない!?)

ウォースパイト(え?その展開は唐突過ぎるんじゃ……でも、中々面白いわね)クスッ

漣(しかも笑ってる!?)

望月(……映画より、これを見て笑えるウォースパイトさんの方が怖い)

ショタ提督「………」ガクガク

ショタ提督(う、ウォースパイトお姉ちゃん……凄い、なぁ……)ブルブル





暁「」

神風「」





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

3×2.0=6
6+6=12/50


ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督「………」つ書類 トントン

ショタ提督「………」トテトテ

ショタ提督「………」つ布団 ファサッ

ショタ提督「………」モゾモゾ

ショタ提督「………」




テレビ『きゃああああああああああああああああああ!』

テレビ『ぐがあああああああああああああああ!』




ショタ提督「……っ」ゾクッ

ショタ提督「………」ガクガク

ショタ提督「………」ブルブル

バサッ… ※書類が落ちた音

ショタ提督「ひうっ!?」ビクウッ!

ショタ提督「………」ガクガクガクガク

ショタ提督(……こ、怖いよぅ……)ガクガクブルブル






今月のリザルト:3ヶ月目

摩耶:3/50『………』
ウォースパイト:12/50『……カッコ良かった、かも……』
朧:26.5/50『……うぅ、忘れたい……///』
加賀:1.5/50『………』

4ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」つPC カタカタ…

Amazon『この商品、購入すりゅ?』

ショタ提督「………」カチッ

Amazon『通常配送の力、侮るなよ?』

ショタ提督「………」チラッ

歯ブラシ『毛先ボサボサですって?冗談じゃないわ!』

歯磨き粉『空っぽはやめてー!』

ショタ提督「………」スクッ

ショタ提督「………」トテトテ…

・・・÷

郊外

23周目提督「……♪」スタスタ

23周目提督(浪人時代、ここのスーパーは世話になったな……人が少ないから品切れが無いし、価格も安くて大助かりだった)

23周目提督(今でも生活必需品はここで補充するくらいだ。当時の癖が残って…………ん?)チラッ

ショタ提督「………」トテトテ…

23周目提督(……34周目提督?どうしてこんな町はずれまで……34周目鎮守府からなら、もっと近い店があるはずだけど……)

ショタ提督「……♪」トテトテ…

ショタ提督(ここは……人が少ない、から……落ち着く……♪)トテトテ…




↓1摩耶のコンマ 好感度:3/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:12/50
↓3朧のコンマ 好感度:26.5/50
↓4加賀のコンマ 好感度:1.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

加賀「まだ序盤です。ここから一気に……!」

摩耶(くっそぉ!折角良いコンマ出したのに!)

朧(この調子でいきます!)

ウォースパイト(う~ん、伸び悩んでるわね……)


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:30頃開始予定です。
後、>>311に登場する23周目提督は29周目提督の間違いです。何度もすみません。

始めます。

赤城「あ、今日は特売日みたいですね」つチラシ ピラッ

加賀「特売日?」

赤城「はい。少し遠いんですけど、郊外のスーパーのチラシです」

加賀「あぁ、あそこの……随分と安い価格設定の物が多く載せられてますね」

赤城「ここがそのスーパーのウリなんですよ。他店より商品の値段を安くして、少しでも多くのお客さんを呼ぼうと……」

加賀「でも、そのスーパーは確か来客数が少なくて経営難と聞きましたが」

赤城「その割には息が長いんですよね。しかも妙に品ぞろえが良くて、日用品から食材、医薬品に軽食……」

大和「あぁっ!しまった~!今日が特売日でしたか!」

赤城「きゃっ!?や、大和さん?」

加賀(いつの間に……)

武蔵「大和!早くしないと売り切れるぞ!」

大和「そうね!おやつが……お菓子が私達を待ってるわ!」ダッ

武蔵「腹が減っては戦は出来ぬというからな!」ダッ

ズドドドドドド…

加賀「………」

赤城「………」

加賀「……相変わらずですね、あの2人」

赤城「はい……いつもお腹が空いているイメージです」





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」カチャカチャ

加賀「……?」

加賀(何かを組み立てているように見えるけれど……)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ カチャカチャ

加賀(プラモ?模型?ここからだと良く見えないわね。目を凝らして……)ジー

ショタ提督「………」カチャカチャ

加賀「……!」

加賀(あ、あれは……!)

護衛艦かが(70%完成)「」ジャーン

加賀(艦娘としてではなく、先代の私の名を受け継いだ現代艦『かが』……)

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ カチャカチャ

加賀(そもそも現在もこうして“私”が生み出されている時点で、受け継いだという表現が正しいかは微妙だけれど……)

パーツ「」 ポロッ

ショタ提督「……!?」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ オロオロ

ショタ提督「……!」つノリ ペタペタ

加賀「………」

加賀(何にせよ、こうやって一生懸命作ってくれている姿を見ていると……悪い気分にはなりませんね)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ カチャカチャ




加賀の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

加賀「………」

加賀(この際、私も……)



ショタ提督「……!」カチャカチャ

加賀「……提督」

ショタ提督「……!」

加賀「その模型は……護衛艦の私ですね?」

ショタ提督「………」コクリ

加賀「………」チラッ

かが(75%完成)「」

加賀「……私の子孫ともいえる存在を、こうして間近で見ると……不思議な感覚です」

ショタ提督「………」

加賀「……私も、組み立てを手伝っても良いですか?」

ショタ提督「……!」

加賀「もちろん無理にとは言いません。ただ、私と同じ名前を持つ船を……模型だとしても、自らの手で完成に貢献出来ればなと……」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

加賀「………」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ショタ提督「………」

ショタ提督「………」コクリ

加賀「……良いんですか?」

ショタ提督「………」ニコ…

加賀「……ありがとうございます」

加賀(……小さく見せた微笑み、確かに見えました)





反転コンマ判定:護衛艦かがの完成度は?

01~49:加賀さんのうっかりで……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:最後の作業が意外と難しい
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:無事完成
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

71→17:あっ


ショタ提督「………」⊃⊃⊃ カチャカチャ

加賀「………」つパーツ

加賀(これ、どこのパーツかしら……)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ カチャカチャ

加賀「……!」ピーン

加賀(この穴、このパーツの差し込み部分を同じ……つまりここね)つパーツ スッ

ガキッ

加賀「……え?」

ショタ提督「……?……!」

加賀「どうして入らないの?もしかして、形が似ているだけで別の……」

ショタ提督「……!」フルフル

加賀「……提督?やっぱりここじゃなかったのね。ならもう1度差し込み部分に合う穴を探して」つパーツ スッ

ガッ

かが「」ガシャン!

加賀「……あっ!」

ショタ提督「……!?」

かが(40%完成)「」グシャ…

ショタ提督「………」

加賀「ご、ごめんなさい……持っていたパーツが別の骨組みに当たって……」オロオロ

ショタ提督「………」

加賀「………」

加賀(……やらかしました)ズーン




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

6×1.0=6
1.5+6=7.5/50


ショタ提督「………」

加賀「あ、あの……」オロオロ

ショタ提督「………」

加賀「………」オロオロ

加賀(提督……確実に怒ってます。ど、どうすれば……)オロオロ

ショタ提督「………」チラッ

かが(40%完成)「」

ショタ提督「………」フルフル

加賀(……え?)

ショタ提督「………」つパーツ

加賀「………」

ショタ提督「………」つパーツ カチャカチャ

加賀「……提督」

ショタ提督「……えっと、気にして……ない、よ……?」※超小声

加賀「……!」

ショタ提督「………」つパーツ スッ

加賀「……良いんですか?」

ショタ提督「………」コクリ

加賀「……っ!ありがとうございます!同じ過ちは絶対に起こしません!」

ショタ提督「……!」つパーツ カチャカチャ

加賀「……今度は、ちゃんと完成させます!」カチャカチャ

ショタ提督「……!」カチャカチャ

加賀「……!」カチャカチャ

加賀(さっきのミスをここで挽回しないと……!)カチャカチャ





その後、護衛艦かがは無事完成し……執務室に飾られることになりました。

4ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」つ書類 トテトテ

霞「………」

満潮「………」

霞(大丈夫。霰に教わった通りに話せば……)

満潮(司令官に怖がられることはないはず……)

ショタ提督「………」つ書類 トテトテ

霞「……司令官」

ショタ提督「……!」クルッ

満潮「……大変そうね、その仕事」

ショタ提督「………」フルフル

霞「でも、いつも1人でやってるみたいだけど……秘書艦を付けなくても大丈夫なの?」

ショタ提督「………」コクリ

満潮「全く……でも、どうしてもキツいなら私達を頼りなさい。秘書艦ならいつでも引き受けてあげるから」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ アセアセ

霞(ここで『はっきりしなさい!』や……)

満潮(『ちゃんと言いなさい!』だなんて言っちゃダメ。落ち着いて……)

霞「……ま、無理強いはしないわ。そういうことだから」

満潮「1人で抱え込んで倒れるのだけはやめなさいよ?」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ ペコッ

ショタ提督「………」つ書類 トテトテ…

霞(……よしっ)

満潮(霰から事前に教わっといて良かった……)


曙「きゃっ!?」

ショタ提督「……!?」ビクッ

曙「もうっ!そんなに一気に書類持って歩かないでよ!」

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ ペコペコ

曙「全く……危うくぶつかりそうになったじゃない!このクソ提t」

霞満潮「曙ッ!」

曙「え?アンタ達もいたの?」

霞「言い方ってもんがあるでしょ!」

満潮「そうよ!司令官は仕事を頑張ってくれてただけじゃない!」

曙「な、何をそんなに怒って……あっ」

曙(そういえば、さっき『クソ提督』って言いそうに……)チラッ

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ ペコペコ

曙「……あー、うん。次からは気をつけなさいよ?」

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ コクコク

霞満潮(……とりあえずセーフね)


↓1摩耶のコンマ 好感度:3/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:12/50
↓3朧のコンマ 好感度:26.5/50
↓4加賀のコンマ 好感度:7.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~23:00頃開始予定です。

始めます。

朧「………」ムスッ

曙「………」

潮「……ねぇ、朧ちゃんと曙ちゃん……何があったの?」ヒソヒソ

漣「それがさ、曙ちゃんがうっかり『クソ提督』って言いそうになって、一部始終を聞いた朧ちゃんがおこになってるみたい」

潮「あー……」

朧「……もし霞と満潮が止めてくれなかったら、きっと怖がられてたよ?」

曙「分かってるわよ。あの時はつい反射的に……」

朧「はぁ……次からは気をつけてね」

曙「……えぇ」

曙(……満潮と霞に止められて良かったわ。本当に)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つ漫画

朧「………」

朧(提督、意外と漫画やゲームが好きなのかな?)

ショタ提督「……!」

ショタ提督「……っ」ハラハラ

朧「………」

ショタ提督「………」ドキドキ

ショタ提督「……!」

ショタ提督「……♪」ニコ…

朧「………」

朧(表情がコロコロ変わるお陰で、どんな展開かが大体予想出来るかも)クスッ

ショタ提督「……!?」

ショタ提督「……!」ハラハラ

朧「………」

朧(でも、漫画のジャンルまでは分からないなぁ……え~っと、タイトルは……)ジー

ショタ提督「……ッ!?」

ショタ提督「………」オロオロ

朧「………」

朧(流石にここからじゃ見えないよね、うん)





朧「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

朧「………」

朧(この前はゲーム中だったけど、今回は漫画だし……覗き込んでも大丈夫だよね?)



ショタ提督「………」つ漫画

朧(お邪魔しま~す……)ガチャ

ショタ提督「………」

朧「………」ソロリソロリ

朧(やっぱり夢中で気づいてないみたい……静かに静かに……)

ショタ提督「……!?」

ショタ提督「……っ」

朧「………」ソロリソロリ

朧(あ、また表情が変わった。シリアス展開なのかな)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ショタ提督「……!」

ショタ提督「……!?」

朧「………」ソロリソロリ

朧(凄く驚いてる……そう思ってる間に提督の後ろに到着っと)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

朧「………」

朧(さて、どんな漫画を読んでるんだろう……)ジー




反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:全く気づかない
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:びっくりはするけれど……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:既に気づいていた
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

86→68:多少は慣れた


ショタ提督「……?」チラッ

朧「……!」

朧(あっ、これってゲームの時と同じ……)

ショタ提督「……っ!?」ピクッ

朧「……え?」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

朧「………」

朧(あれ?前よりも驚き方が穏やかな気が……)

ショタ提督「……?」⊃⊃⊃

朧「え、えっと……提督が漫画を読んでたので、その内容が気になっちゃって……」

ショタ提督「………」

朧「……ごめんなさい」

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ フルフル

朧「いえ、気を遣ってもらわなくても……」

ショタ提督「……えっと」ボソッ

朧「……!」

ショタ提督「大丈夫、だよ……うん……」ボソボソッ ※超小声

朧「あ……」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

朧「……ありがとう」

ショタ提督「………」ニコ…

朧(……もしかして、私に慣れてくれたのかな……?)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

3×1.5=4.5
26.5+4.5=31/50


ショタ提督「………」つ漫画 スッ

朧(……ドラえもんだったんだ。それも大長編……)

ショタ提督「………」コクリ

朧「え~っと、これは……雲の王国?映画で見たことあるけど、これは確かに面白いですよね」

ショタ提督「……!」コクコク

朧「最初に見た時は、まさかドラえもんが故障してしまうとは思いませんでした。しかもしばらく直らないままで……」

ショタ提督「………」コクコク

朧「いざ回復したと思えば、今度はガスタンクに特攻して……」

ショタ提督「……っ」コクリ

朧「……あれは私も泣きました。というより、綾波型全員が泣いてましたよ」

ショタ提督「………」

朧「……他には読んだんですか?」

ショタ提督「………」スッ

朧(え?あ、棚の中に……よく見ると最近の映画の漫画版も並んでるみたい)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……他のも、面白いけど……特に好きなのは、ブリキの迷宮……海底鬼岩城……今のドラえもんなら……ひみつ道具博物館、新日本誕生……♪)





※完全に>>1の趣味です。マニアックな会話になってしまい申し訳ありません。

4ヶ月目:下旬


いつもの喫茶店

9周目提督「それで、休日はいつも寮の部屋の中に?」

ショタ提督「………」コクリ

20周目提督「インドア派だったんだね」

ショタ提督「………」コクコク

10周目提督「でも、部屋の中でずっと何してたの?」

ショタ提督「……勉強、ばかり……」ボソッ ※超小声

16周目提督「なるほど……だから成績優秀だったんだね」

ショタ提督「……///」

22周目提督「それじゃ、1人で黙々と勉強し続けてたってこと?」

ショタ提督「………」コクリ

28周目提督「凄いなぁ……でも、その気持ちは分かるかも。僕も兄さんに追いつこうと、必死で勉強してたし……」

33周目提督「気を抜くと普通に成績下がるもんね。僕も予習復習はかかさなかったよ」

9周目提督(……それを出来る人がどれだけいることやら)

ショタ提督「……えっと、その……」ボソッ

20周目提督「どうしたの?」

ショタ提督「必死で、というより……勉強、好き……だったから……」ボソボソッ

10周目提督「……そうなの?」

ショタ提督「……その、部屋で1人で……勉強、してる方が……落ち着く、から……」ボソボソッ

16周目提督「あー……」

16周目提督(34周目提督君、きっと1人でも気にならない……というより大人数より1人が好きなタイプなんだ)

28周目提督「……26周目提督さんが聞いたら、全力で否定しそう」

22周目提督「あ、確かに」

33周目提督(ただ、部屋で1人でいることには同意しそうだけど。あの人、外出すら面倒がってるみたいだしね)




↓1摩耶のコンマ 好感度:3/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:12/50
↓3朧のコンマ 好感度:31/50
↓4加賀のコンマ 好感度:7.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

摩耶「さっきさ、喫茶店の前を横切ったんだよ」

高雄「それがどうかしたの?」

摩耶「そんでもって、中の様子を見たんだよ」

高雄「わざわざ店の近くまで行って?」

摩耶「いや、道路の向こう側からだけどさ。そしたら……」

高雄「……?」

摩耶「同じ帽子、同じ服を着た子供(※一部年齢は成人男性)が10人くらいで和やかに喋ってた」

高雄「……それって提督や他の鎮守府の皆でしょ?」

摩耶「あぁ。ただな?その光景が異様にシュールでさ……」

高雄「……理解したわ」





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:30~23:30頃開始予定です。

始めます。

龍田「それでね~?この前、工廠の近くを歩いていたら……」

ショタ提督「……っ」ピクピク

摩耶「……?」

摩耶(あれ、龍田?何やってんだ?)

龍田「急に物音がしたのよ。カラン……って」

ショタ提督「………」ゾクッ

龍田「しかも音は1回だけじゃなくて……カラン、カラン、カランと続いて……」

ショタ提督「……っ!」ビクビク

摩耶「………」

摩耶(……さては階段か?よりによって提督に話すのかよ!?やめてやれよ!可哀想だろ!?)

龍田「ドアが少し開いていたから、中を覗くと……」

ショタ提督「」ガクガク

摩耶(おいおいおい!提督震えてるじゃんか!もうその辺で…………ん?この話って……)

龍田「不気味な人影がほくそ笑んでたの!」

ショタ提督「ぴぃ……!?」ガクガクブルブル

摩耶「………」

龍田「ふふふ~♪怖くてたまらないでしょ~?」

ショタ提督「」ガクガクブルブル

龍田(天龍ちゃんは駆逐艦の皆と遊びに行っちゃってるし、暇潰しに提督とお喋りしに来てみたけど……誇張した話でここまで怖がってもらえると、もっといぢめたくなっちゃうなぁ……♪)

摩耶「………」

摩耶(この間夕張と明石が夜中に工廠で変な発明作ろうとして、結局失敗したってやつじゃん……提督には効果抜群みたいだけど)





摩耶の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

摩耶「………」

摩耶(流石に止めるか。トラウマ植え付けるまでいったら洒落にならないしな)



龍田「もっと聞きたいですか~?」ニコニコ

ショタ提督「」ブンブンッ

龍田「うふふ~♪とぉっておきのがあるんですけど~……」

ショタ提督「……っ」ゾクッ

摩耶「はいはいそこまでな」ガチャ

ショタ提督「……!」

龍田「あ~、摩耶さん。こんにちは~♪」ニコニコ

摩耶「こんにちは~♪じゃないだろ。これ以上提督を怖がらせるのはやめてやれって」

ショタ提督「………」ビクビク…

龍田「え~?でも提督の反応が可愛くって~」

摩耶「にしても限度ってのが……」

ショタ提督「………」ビクビク…

摩耶「………」

摩耶(まだ怯えてるな……よっぽど怖かったのか)

龍田「………」

龍田(う~ん……まだまだ話してあげたいお話があるんだけどな~……)




反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:龍田「それじゃあ次はさっきより怖くない怪談を話s」摩耶「言わせねーよ!」
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:龍田「はぁ~い。提督、ごめんなさいね~?」
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:ショタ提督「………」ギュッ
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

33:あら可愛い


ショタ提督「………」ギュッ

摩耶「ん?」

ショタ提督「………」ギュウッ

龍田「あら~?摩耶さんに甘えてるの~?」

摩耶「いや、これはどう見ても龍田を怖がってるだけじゃないか?」

龍田「え~?そんなぁ……」

摩耶「自業自得という言葉を辞書で調べてこい!」

ショタ提督「………」ピクッ

摩耶「あ、大丈夫だからな~?提督に言ったんじゃないぞ~?」ナデナデ

ショタ提督「………」プルプル

龍田「……そんなに怖かった?」

ショタ提督「………」コクッ

龍田「ごめんなさいね~?最初はそこまで怖がらせるつもりじゃなかったんですけど~……」ナデナデ

摩耶(絶対嘘だ!)

ショタ提督「………」コクッ

摩耶「………」

摩耶(あたしが来なかったら、割とマジでトラウマになってたんじゃ……)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

7×2.0=14
3+14=17/50


ショタ提督「………」トテトテ

ショタ提督「………」つ布団 ファサッ

ショタ提督「………」ポフッ

ショタ提督「………」

カラン…

ショタ提督「っ!?」ビクウッ!

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ キョロキョロ

シーン…

ショタ提督「………」ブルブル

ショタ提督「……っ!」つ布団 バサッ!

ショタ提督「………」ビクビク

ショタ提督「………」


摩耶『あ、大丈夫だからな~?提督に言ったんじゃないぞ~?』ナデナデ


ショタ提督「……///」カァッ

ショタ提督「………」

ショタ提督「……♪」

ショタ提督「………」

ショタ提督「……すぅ」





今月のリザルト:4ヶ月目

摩耶:17/50『……安心、する……』
ウォースパイト:12/50『………』
朧:31/50『……そこそこ、慣れた……かも……』
加賀:7.5/50『……無事、完成……』

5ヶ月目:上旬


ショタ提督「~♪」トテトテ

速吸「あ、提督さん。こんにちは!」

ショタ提督「あ、速吸お姉ちゃん!こんにちは~!」ニコッ

速吸「」ピシッ

速吸(て、提督さんが……普通にお喋りしてくれてる……!?)ガクガク

瑞穂「あら、提督に速吸さん。こんにちは」ニコッ

速吸「ず、瑞穂さん!提督さんが……提督さんがぁ……!」ガクガク

瑞穂「ど、どうしたんですか!?それと私は『みずほ』です!」

ショタ提督「瑞穂お姉ちゃんもこんにちは~!」ニコッ

瑞穂「」ピシッ

速吸「あわわわわ……!?」ガクガク

ショタ提督?(ふふっ……2人ともびっくりしてるなぁ♪)

瑞穂「てててててててて提督がふつふつふつふつ普通に喋ってててててててててて」ガクガク

速吸「落ち着いて下さい~!いや、私も人のこと言えませんけど~!」ガクガク

ショタ提督?「あ、大和お姉ちゃんに武蔵お姉ちゃん!この世界でも沢山食べるんだね!」

<ごっふぅっ!?

<あぁっ!大和さんと武蔵さんがあまりの衝撃でご飯を吹き出した!?

ショタ提督(平)「ふふっ……♪」ニコニコ

<て、提督!もう一言だけ!何でも良いからもう一言だけ話してくれ!

<長門姉、そのビデオカメラどこから出したの!?

ショタ提督(平)「うんっ!長門お姉ちゃん!いつもありがとう!」ニコッ

<きゃああああああああ!?鼻血噴射しながら気絶しないでよー!というか長門姉以外の皆もノックアウトしてる!?

ショタ提督(平)「陸奥お姉ちゃんもありがとうっ!」ニコッ

<はうっ!?




30周目提督「わぁ~!やっぱりお姉ちゃん達、大パニックになってるね~!」

30周目提督(この世界の34周目提督君とは真逆の性格で育った34周目提督君に来てもらったけど……予想通り!)

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ オロオロ

30周目提督「大丈夫だよ~。後でちゃんと皆に説明するから、ね?」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃




↓1摩耶のコンマ 好感度:17/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:12/50
↓3朧のコンマ 好感度:31/50
↓4加賀のコンマ 好感度:7.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

漣「いやぁ、さっきのは凄い破壊力だったよね~……///」

潮「う、うん……まさか提督が私達のことを『お姉ちゃん』って……///」

朧「一瞬、明石さんと夕張さんに変な発明品を使われたのかと疑っちゃった……」

漣「どんだけ信用無いんですかね、あの2人……」

潮「それよりも……」チラッ

曙「……///」

漣「曙ちゃ~ん?いつまで顔真っ赤にして布団被ってるつもり~?」

曙「し、仕方ないでしょ!出会い頭に『曙お姉ちゃん!』なんて言われたら……あぁもうっ!///」

潮「あ、あはは……」

朧「………」

朧(後で30周目提督君から説明はしてもらったけど……やっぱりいつもの提督が1番かな)





ショタ提督「………」⊃⊃⊃

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

朧「どんどん進みます!」

摩耶「一気に2位だ!この勢いに乗るぜ!」

ウォースパイト「ま、まだこれからよ……!」

加賀「………」


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。
長らくお待たせして申し訳ありませんでした!小ネタを投下します。本編終了時に小ネタ安価を行います。

『提督「もしもテレビ?」』
※本編と無関係ですが、テレビに映し出される映像は本編と同一世界です。


提督「………」チラッ


榛名「榛名は……榛名はまだ……大丈夫、です……」ヨロヨロ

由良「こ、今回は総力戦だったから……」ヨロヨロ

阿武隈「うぅ……本当に死闘だったよね……」ヨロヨロ

雪風「でも、何とか成功しましたし……あぅ……」ヨロヨロ

五月雨「で、ですが……今日の出撃や遠征が……」ヨロヨロ

潮「頑張らないと……」ヨロヨロ

瑞鳳「ま、まだ疲れが取れてないよぅ……」ヨロヨロ

大鯨「あ、朝ご飯を作らないと……」ヨロヨロ

間宮「だ、大丈夫ですか?」オロオロ


提督「………」

提督(皆、昨日までの大規模作戦で疲労困憊している……無理もない。本当に連日続きで数々の敵勢力と戦ったからな……)

提督「………」

提督(出来ることなら、艦娘達にはゆっくり体を休めてもらいたい。何か艦娘達の娯楽になりそうな物は……)

提督「う~ん……」

夕張「どうしたんですか?悩みがあるなら聞きますよ?」ヒョコッ

提督「お、夕張。体は大丈夫なのか?」

夕張「はい!伊達に機械いじりで頻繁に徹夜してませんから!あの程度の作戦なら、しっかり睡眠を取れるのでむしろ楽です!」

提督「……凄いな。他の皆はほぼ全員赤疲労状態でダウン寸前だというのに……」

夕張「鍛え方が違うんですよ!ところでさっきから険しい顔をしてますけど……」

提督「あぁ。実は……」

夕張「なるほど。私達が気分転換出来る娯楽を考えていた、と」

提督「あぁ。ゲームや漫画も思いついたんだが、皆そういうのはやり込んで飽きてるみたいだし……」

夕張「そうですね~……あっ、丁度良い物があります!」

提督「本当か?」

夕張「はい!こっちです!」ガシッ タタタ…!

提督「お、おい待て!腕を引っ張るな!ついて行くから!」

・・・÷

工廠

提督「相変わらず、変な機械でいっぱいだな……」キョロキョロ

夕張「どれも失敗作なんですけどね。それよりこれです!」つテレビ スッ

提督「……テレビか?それにしては小さいが……」

夕張「名付けて『もしもテレビ』です!」

提督「もしもテレビ?」

夕張「これはですね~、何と!異世界の出来事を覗き見ることが出来るテレビなんです!」

提督「……また随分とぶっ飛んだ物を作ったな」

夕張「暇潰しでテレビを改造していたら、偶然出来た代物なんですけどね~。とにかく!これなら見たことの無い映像を流せますので、娯楽や気分転換に

はうってつけかと!」

提督「確かにな……よし。昼からこれを鎮守府全体のテレビで放映するか」

夕張「そうこなくっちゃ!」

提督「あ、でも接続機器やケーブルの問題は大丈夫なのか?」

夕張「ご心配なく!どのケーブルでも接続出来ますし、自動的にブルーレイを遥かに上回る画質や音質になるように設定済みです!」

提督「………」

提督(夕張といい、明石といい……どうやったらこんな凄い物を作れるんだ……!?)

・・・÷

夕張「……よし、セット完了!ここのスイッチを押せば、全テレビに映像が出力されます!」

提督「ありがとう。後は館内放送で呼び掛けるだけだな」


提督『え~、皆。昨日までの作戦、本当によくやってくれた』

朝潮「あ、司令官からの連絡です!」

提督『それぞれが休息を取っているかと思うが、俺からもささやからながら、皆に娯楽を提供することにした』

川内「娯楽?」

提督『今から皆のテレビのチャンネルを入力変換3にすれば、異世界の皆の日常が映し出される』

白露「えっ、異世界!?」

提督『夕張の発明品だ。もちろん強制するつもりはない。どうしてもやることがない者が、暇潰し程度に見てもらえるとありがたい』

秋月「むしろ部屋でゴロゴロしながら見るのに最適です!」

提督『一応、この映像は3回繰り返し流す予定だ。ただ、何時間あるのかは俺も分からないが』

天津風「一体どれ程の長さなのよ……」

提督『俺からは以上だ。各自、自分に合った方法でくつろいでくれ』


提督「……よし。夕張、頼む」

夕張「はい!それでは……上映スタート!」カチッ

もしもテレビ「」ブゥン…

全テレビ「」ザザ…

提督「……映り始めたな」

夕張「ですね……この際ですし、私はここで見ることにします」

提督「そうか。ならお菓子とジュースでも用意するか。執務室に蓄えがあったはずだから、ちょっと取って来る」スタスタ

夕張「やたっ!ありがとうございます!」

もしもテレビ「」カッ

全テレビ「」パァッ…

1周目提督『鈴谷お姉ちゃ~ん!』スリスリ

鈴谷(1周目)『もうっ、提督は本当に甘えん坊なんだから~♪』ナデナデ

1周目提督『えへへ~♪』スリスリ

鈴谷「……えっ!?何この子!?それに私が……あんな小さい子にメロメロになってるし!嘘でしょ!?」

鈴谷(それにあの子も私に凄く懐いてるみたいだし……まさか付き合……い、いやいや!流石にそれは……)

・・・÷

朝潮(2周目)『司令官!絶対似合いますから!///』つ体操服(小学生用) ジリジリ

2周目提督『だから嫌だと言って……お、おい。詰め寄って来るなぁ……!』

瑞鶴(2周目)『ふふ……もう逃げられないわよ?///』つスクール水着(女子用) ジリジリ

2周目提督『や、やめ……』

朝潮瑞鶴『覚悟ぉ~!///』ガバッ

2周目提督『あああぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!』

朝潮「」アゼン

瑞鶴「」アングリ

朝潮「……え、えっと……これが私達……なんですか……?」

瑞鶴「……認めたくないけど、多分……そう、だと思う……」

・・・÷

島風(3周目)『えいっ!』つラケット パシッ

3周目提督『なんのっ!そこです!』つラケット パシッ

島風『あぁっ!』

如月(3周目)『司令官の勝ちね!』パチパチ

島風『これで3勝3敗かぁ……もう1回!』

3周目提督『何度でも受けて立ちますよ!』

島風「……微笑ましいね」

如月「えぇ。さっきの朝潮ちゃん達に比べれば……ね?」

川内(4周目)『提督、ほら。天の川だよ』バシャバシャバシャ…

4周目提督『わぁ……やっぱり、いつ見ても……綺麗、です……』

川内『……しばらく、2人で眺めてよっか?夜もまだまだ長いし……ね?』

4周目提督『……はいっ』

川内「………」

川内(あんな小さな子を背負って、星の光が降り注ぐ夜の海を……何か、凄くロマンチック……)

・・・÷

間宮(5周目)『提督……今夜、その……///』モジモジ

5周目提督『あ……はい。俺で良ければ』ニコッ

間宮『……ありがとうございますっ♪』ダキッ

球磨(5周目)『だから正妻をほったらかしてイチャつかないでって言ってるクマ~!』ジタバタ

多摩(5周目)『間宮さんばっかりズルいにゃ~!多摩達だってご無沙汰なのに~!』

5周目提督『いや、つい3日前に……』

球磨多摩『球磨(多摩)達にとっては久しぶりなの!』

球磨「……さ、3人と付き合ってるだなんて……」

多摩「なんてプレイボーイだにゃ……いや、確かに提督と艦娘で同意が得られれば、重婚は可能だけど……」

間宮「……///」

間宮(わ、私ってば……あんな小さい子と……///)

・・・÷

6周目提督『そよ風の妖精さんはどこだ~?』トテトテ

榛名(6周目)『て、提督!そっちは海です!』

6周目提督『大丈夫だよ~!明石お姉ちゃんが作ってくれた靴があるもん!』トテトテ

榛名『あ、それなら大丈夫ですね……でしたら私と海上散歩、しませんか?』

6周目提督『うんっ!わーいわーい!榛名お姉ちゃんとお散歩だ~!』ピョンピョン

榛名『……ふふっ♪』ニコニコ

榛名「………」

榛名(異世界の私って、あんな小さな男の子と……でも、何となく気持ちが分かるような……提督が小さな子でも、きっと私の気持ちは……!)

長門(7周目)『てえええええええええいいいいいいいいいいいとおおおおおおおおおおおおおおおおくうううううううううううううううううううううううううッ!!』ズダダダダダダダ!

7周目提督『ひいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ~!』ズダダダダダダダ!

白露(7周目)『提督!こっち!こっちなら見つからないよ!』ズダダダダダダダダダ!

長門『遠慮しなくてもいいんだぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!』ズダダダダダダダダ!

7周目提督白露『わぁっ!?もうこんな近くにいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?』ズダダダダダダダダ!

白露「……長門さん」

長門「ち、違ッ……!?そんな目で私を見るな!私にあんな趣味は……」

パッ

白露「あれ?映像が変わって……」

マッチョ提督『うおりゃー!』ドカバキズガッ!

レ級『ギャース!』撃沈 ブクブク…

空母棲姫『ほんぎゃー!?』撃沈 ブクブク…

マッチョ提督『よっしゃー!今日も絶好調だー!』

白露「」アングリ

長門「」アングリ

・・・÷

8周目提督『………』

浜風(8周目)『……“あの”私達のこと、ですか?』

8周目提督『……少し、な』

曙(8周目)『……大丈夫よ。私達は絶対に、貴方を残して沈んだりしない』

衣笠(8周目)『うん!どんな時も、提督の隣にいるからね?』

8周目提督『……ありがとう、皆』

浜風「………」

曙「………」

衣笠「………」

浜風「……思った以上に……」

曙「……ハードだったわね」

衣笠「……こうやって、テレビを見たり普通に暮らせる状況に感謝しないとね」

龍驤(9周目)『司令官はさ、その状態から透明になれるんやろ?』

9周目提督『うん。急にどうしたの?』

龍驤『いや、透明になってるんやったら……本当の意味で“消えてる”んかな~って』

9周目提督『あ~……そういうことか。うん、事実上この世界から“消失”することになるよ?もちろん、僕からはいつも通り周りが見えるし音も聞こえ

るけどね』

龍驤『はぇ~』

9周目提督『でも、消えている状態だと憑依も出来ないし……物にも触れないし、こっちの声も伝わらなくなるんだよね。だからいつもこうやって……』

龍驤『半透明なままでおるんやな?』

9周目提督『うん。でないと、大好きな龍驤お姉ちゃんとお喋り出来ないからね』ニコッ

龍驤『……不意打ちは卑怯やって///』

龍驤「………………」

龍驤(す、既に死んでる奴とイチャついとるとか……異世界のウチは怖い者知らずなんか!?そもそも幽霊って何やねん!?そんなもんが実在してるのが

尚怖いわ!)

・・・÷

10周目提督『もぐもぐ……おいひい……♪』

伊401(10周目)『お代わりは沢山あるから、お腹いっぱい食べてね?』

10周目提督『うんっ……はむっ、んん~♪』

伊401「……私がパティシエになってるなんて……凄いなぁ……」

伊401(しかも、皆でこの子を育てたなんて……ということは、皆がこの子のお母さんの代わりなんだね)

夕張(11周目)『提督提督!また新しい道具を作りました!』

11周目提督『どうせまた変な発明なんだろ?』

夕張『今度のは違いますよ!ジャジャーン!』スッ

11周目提督『……黒いボール?』

夕張『こけおどし手投げ弾です!音と光だけで相手を脅かす、まぁジョークグッズみたいな物ですね』

11周目提督『ふ~ん。やっぱ変な発明じゃん』

夕張「確かに戦闘には役に立ちませんけど、撤退する時には使えますよ?こうやって……』カチッ

11周目提督『ちょっ』

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!

11周目提督『……こけおどしじゃなかったのかよ』プスプス ※黒焦げ

夕張『……あ、あはは』プスプス ※黒焦げ

提督「……どこの世界でも夕張は同じだな」

夕張「あ、あはは……小さな子と結ばれていることを除けば、ですけどね」

提督(苦笑まで同じとはな……)

・・・÷

秋月(12周目)『司令!こっち向いて下さい!』つカメラ シュタタタタ

12周目提督『や、やだぁ~!』タタタ…!

秋月(12周目)『永久保存したいんです!お願いですからぁ~!』つカメラ シュタタタタ

12周目提督『ふええぇぇぇえ~ん!』タタタ…!

秋月「………」ズーン

秋月(わ、私が……女の子の写真を無理矢理撮ろうとする変態に……)

13周目提督『はいっ、あ~ん♪』つハンバーグ

春雨(13周目)『あ~ん……はむぅ』ゴロゴロ

敷波(13周目)『司令かぁ~ん……私にもぉ~……』ダラダラ

文月(13周目)『食べさせてぇ~……』グデーン

13周目提督『うんっ!ちょっと待っててね~?』

青葉(13周目)(もう見慣れましたね……あ、このサラダ美味しいです)モグモグ

青葉「……ち、鎮守府が介護施設に!?しかも私とあろうものが取材体勢に入っていない!?それでも貴女は青葉ですか!?」

・・・÷

14周目提督『………』カキカキ

翔鶴(14周目)『……しっかりやってますか?』ジー ※不動の秘書艦

14周目提督『はぁ……ほら』つ書類 スッ

翔鶴『……ん、大丈夫そうですね』ニコッ

14周目提督『……いい加減隣で見続けるの、やめてくんないか?』

翔鶴『ダメです♪』

14周目提督『……あぁそうかい』カキカキ

翔鶴『ふふっ……♪』

翔鶴「………」

翔鶴(どことなく、映像の中の提督から色々諦めているムードを感じますね……)

翔鶴(それと同時に、映像の中の私を信頼している……それこそ、大切な人を見る目線も……)

15周目提督『この辺りも変わったのう……面影が全く無いわい』

天津風(15周目)『そうなの?』

15周目提督『……最初に訪れたのが400年前。その次が250年前……今回で3度目じゃ。最後に来た時は、ここはまだ草木が生い茂っている森じゃった』

天津風『……200年の間に、土地整備が進んだのね』

15周目提督『……変わってゆくのが決して悪いとは言わん。じゃが、どんどん変わってゆく世の中を見てゆくと……どうしてもワシだけが、取り残されていると感じてしまうのじゃ』

天津風『……大丈夫。どんなことがあっても、私だけは変わらない。永遠に貴方の傍にいるわ』

15周目提督『……天津風』

天津風「………」

天津風(……は、800年生き続けてる不老不死ぃ!?流石にそれは予想外よ!?)

天津風(それに、パラレルワールドの私の『永遠に傍にいる』って……まさか、向こうの私も……!?)

・・・÷

磯風(16周目)『司令!差し入れだ!』つおにぎり コトッ

16周目提督『あ、磯風お姉ちゃん!ありがとう!』

磯風『なに、未来から来てまで私達の為に頑張ってくれているんだ。むしろこの程度じゃ恩を返しきれない』

16周目提督『……ううん、気にしないで。強引に送り込まれたとはいえ、大好きなお姉ちゃん達の為なら……僕は頑張れるから』ニコッ

磯風『……司令』

16周目提督『それじゃ、いただきまーす!あむっ……ん~!やっはりおいひい~(やっぱり美味しい~)♪』

磯風「………」

磯風(私達を助ける為に、未来からやって来た……まるでドラえもんだな)

磯風(ってそんなことより!私の料理を食べても平気だなんておかしい!まさかこの司令、味覚が既に……!)ガクガク

父『提督ー!こっちだー!』つビデオカメラ

母『ほらほら~!お母さん達の方を向いてー!』つカメラ カシャカシャ

17周目提督『お、お父さん……お母さん……恥ずかしいよ……///』

祖父『おおおおおっ!提督の照れ顔は久しぶりじゃあああああっ!』つスマホ

祖母『これは永久保存しておかないと!』つタブレット

北上(17周目)『お義父さん!後でダビングした物を頂いても良いですか!?』

父『もちろんだ!北上さんも妙高さんも、もう家族みたいなものだからな!』

妙高(17周目)『ありがとうございます!』

17周目提督『あうぅ……///』

北上「……え、えぇ……」

妙高「………」

北上(べ、別世界の私達って……)

妙高(子供の提督の写真を、あそこまで必死に……)

・・・÷

葛城(18周目)『……お願いっ!』

18周目提督『良いよ~!えいっ!』シュパッ!

葛城(18周目提督)『じゃじゃーん!』ドタプーン

葛城『あぁ……これこそが私の理想の姿……』

響(18周目)『……気持ちは分かるよ、葛城さん』

春雨(18周目)『……胸が大きくなくても、司令官は十分愛してくれるのになぁ』ボソッ

葛城「幽霊や不老不死の次は変身能力!?」

響「……流石パラレルワールド。何でもありだね」

春雨「………」

春雨(今、向こうの私が小声で言った台詞……ま、まさか……///)

19周目提督『むふふ~♪』つエロ本

19周目提督(この姉ちゃんすっげぇ巨乳!あ、でも、こっちのページの姉ちゃんは胸は多少劣るけど尻が……)

雷(19周目)『もうっ。またそんな本読んで……』

19周目提督『あ、雷姉ちゃん!この姉ちゃん見てよ!ボンキュッボンのナイスバディでさ~!』

リットリオ(19周目)『ふふっ……隠そうとしないところは、やっぱり提督ですね』

19周目提督『……ごめん』

雷『ううん、気にしないで!そんなところも含めて……』

リットリオ『私達が大好きになった提督ですから』

19周目提督『……雷姉ちゃん、リットリオ姉ちゃん!』

リットリオ「……この子は他の子達に比べて……色々とハッチャけてるわね」

雷「えぇ。でも、セクハラ癖とエッチなことを除けば良い子なのよね」

雷(私達の司令官が同じような性格だとしても、私は今までと変わらず司令官に頼ってもらうんだから!)

・・・÷

20周目提督『……桜、綺麗だね』

五月雨(20周目)『……はい』

20周目提督『……少し前の僕は、桜を見る余裕なんて無かった。それ程までに追い詰められてたから……』

五月雨『………』

20周目提督『……でも、今は違う。こうして五月雨ちゃんと一緒に桜を見られて……凄く、幸せだよ』ギュッ

五月雨『えへへ……私もですっ』ギュッ

五月雨「………」

五月雨(女性不信……でも、この提督はそれを乗り越えて……トラウマを克服して……)

五月雨「………」

五月雨(別世界の私も、幸せそうで良かった……)

21周目提督『とりゃー!』ドカッ

リコリス棲姫『あがぁっ!?』ゴボゴボ… 轟沈

21周目提督『てやーっ!』バキッ

空母水鬼『がふっ!?』ゴボゴボ… 轟沈

21周目提督『えい!やぁ!とぉ!』ガスッバキッドカッ

トリプルダイソン『がっ!ぐっ!ごはぁっ!?』ゴボゴボ… 轟沈

瑞鳳(21周目)『すごーい!提督、また一段と強くなったんじゃない!?』ピョンピョン

21周目提督『えへへ~♪瑞鳳お姉ちゃん達や深海棲艦のお姉ちゃん達(見守る会)と、いっぱい演習を積んだお陰かな?』

瑞鳳「」ポカーン

瑞鳳(し、信じられない……あんな小さな男の子が、強くて有名な深海棲艦達をあっさり倒しちゃうなんて……!)

・・・÷

22周目提督『これがアンドロイド……電話も50年経つと、こんなに進歩するんだね』つスマホ

大鳳(22周目)『はい。通話だけでなく、映像や音楽を楽しんだり、写真や動画も撮れます』

22周目提督『……え?ひとりでに動くんじゃないの?』

リベッチオ(22周目)『そのアンドロイドじゃないよ。確かに名前が同じだからややこしいけど』

照月(22周目)『仕方ないよ。提督にとっては、いきなり未来に飛ばされたような状況だし……』

リベッチオ『……そう、だね。ごめんなさい』

大鳳『……っ』

22周目提督『……大丈夫だよ。僕ならもう、乗り越えたから』ニコッ

大鳳「……先程から、たまに重い過去を抱えた提督が映りますよね」

リベッチオ「うん……私達の提督が、いかに恵まれているかを再確認出来るくらいに……辛い経験をした子が……」

照月「それもただ辛かっただけじゃなくて、もはや常識を超えているというか……」

23周目提督『………』カキカキ

舞風(23周目)『……いつもお疲れ様っ』つお茶 コトッ

23周目提督『……ありがとう』

舞風『仕事を頑張るのは良いけど、ほどほどにね?』

23周目提督『あぁ、分かってるさ。舞風との約束だからな』カキカキ

舞風『……って、その書類の締め切りは今日の5時だよ!?しかも後1時間しかないし!』

23周目提督『え?そんなはず…………うわあああああ!?は、早く終わらせないと!』カキカキカキカキ

舞風『私も手伝うね!』

23周目提督『悪い!頼む!』カキカキカキカキ

舞風「………」

舞風(ドジでおっちょこちょいなところと見た目と声が小学生にしか思えないのを除けば、うちの提督と同じような感じだね)

舞風(向こうの私も提督と仲が良さそうで何より!)

・・・÷

不知火(24周目)『……ただいま戻りました』

24周目提督『不知火さん!お帰りなさい!どうでしたか?』

不知火『いつも通り、自慢の艤装で沈めて来ました』

24周目提督『そうですか……私の改造がお役に立っているみたいで何よりです!』

不知火『はい。もちろんそれもありますが……』

24周目提督『……?』

不知火『……司令に褒めてもらおうと、つい張り切り過ぎました///』

24周目提督『……それなら、私からもお礼を致しますね?』スッ…

不知火『あっ……///』

24周目提督『……貴女のご活躍は、私にとって素晴らしく思える誇りです。本当に……ありがとうございます!』ナデナデ

不知火『……///』パアッ

不知火「………」

不知火(私があんな嬉しそうな表情をするなんて……)

不知火(それに向こうの司令は宇宙人……良い子そうで安心しましたが……)

25周目提督『………』カキカキ

暁(25周目)『あー!また仕事してる!』

25周目提督『……つい、癖で』

暁『もうっ!司令官は休んでないとダメでしょ?今までだって、ずーっと仕事漬けだったんだから』

25周目提督『……うん』

暁『……ほら、行きましょ?』スッ

25周目提督『……?』

暁『間宮さんのお店。私が奢るから、甘いものでも食べてリフレッシュしなきゃ!』

25周目提督『でも……』

暁『彼女に遠慮しないの。ほら、ね?』

25周目提督『……うんっ』ギュッ

暁「………」

暁(ま、負けた……暁はレディだと思ってたけど、映像の私には敵わないかも……うぅっ……)

・・・÷

嵐(26周目)『ほら、シャキっとする!』

26周目提督『うへぇ……これをこやすのか……』

嵐『自分で言い出したんじゃないか!俺も手伝うから、一緒に片付けようぜ』

26周目提督『分かってるよ。約束は守るさ……でもめんどくさい……』

嵐『司令が本気出せば軽いだろ?ほらほら!』

26周目提督『……はぁ。しゃーない、ちょっくら本気出しますか……っと!』シュババババ

嵐『おぉ~……って見惚れてる場合じゃなかった!俺も頑張らなきゃな!』シュババババ

嵐「うわっ、すげぇ!?どっちも凄いスピードで仕事してる!」

嵐「というか向こうの俺があのスピードについていけてるのが信じられない!ずっと一緒にいるみたいだから、知らない間に慣れたのか……?」

吹雪(27周目)『私がやっつけちゃうんだから!』ズドンズドン!

チ級『ぐっ……!』中破

吹雪(よし!後は重巡だけ……)

ル級『隙あり!』ズドンッ!

吹雪『……ッ!?』

他の艦娘(27周目)『吹雪(ちゃん)!』

吹雪(あ……この距離じゃ間に合わない……助けて、司令官……っ!)

ピタッ…!

吹雪『……え?』

他の艦娘『し、深海棲艦が……弾ごと止まってる……?』

27周目提督『危ないなぁ!油断するなよ!』シュパッ

吹雪『……司令官!』

27周目提督『仕事してたらいきなり吹雪姉ちゃんの救難信号が飛び込んで来た(※提督の超能力の一種)から、慌てて駆けつけてみればこれだよ!だから慢心するなっていつも言ってんのに!』

吹雪『……ごめんなさい。でも、助けに来てくれてありがとうございます!』

27周目提督『う、うっさい!今はあいつらが先だ!咄嗟にあいつらの時間を止めたから、今なら攻撃し放題だ!///』

吹雪『分かりました!えーい!』ズドンズドン!

他の艦娘『うりゃー!』ズドンズドンズドン!

27周目提督『………』

27周目提督(オーバーキルだな……でも、吹雪姉ちゃん達が強くなるには俺がやたらと手を貸すわけにはいかないんだよ。今回みたいなのは例外だけどさ……)

27周目提督(……たまに姉ちゃん達の代わりに出撃して敵を倒してる俺が言えることじゃないけども)

吹雪「………」

吹雪(ちょ、超能力者って……さっきまでの未来人やら宇宙人で耐性がついてると思ってたけど、まだ規格外の男の子がいるの!?)

吹雪(大体時間を止めるってどういうこと!?あの深海棲艦達、微動だにしてないし!それに前触れなく瞬間移動や浮遊してるなんて!?)

吹雪(この子がいれば深海棲艦どころか全世界を簡単に支配出来ちゃう!でも、それをしないってことは……この子、凄く良い子なんじゃ……)

ズドンズドン! バシャーン! キャー! マダマダー!

28周目提督『……やっぱり、艦娘の皆の練度や戦術も似てるね』

29周目提督『……考えることが同じなんだな、俺達』

28周目提督『だって、僕は兄さんを目標にしてたから』

29周目提督『……!』

28周目提督『兄さんだったらどんな戦術を取るかなって考えたり、どの艦娘の練度をどれくらいのペースで上げるかって……』

29周目提督『………』

29周目提督(……それでここまで辿り着いたのか)

28周目提督『……でも、ただ兄さんを真似するだけじゃダメなんだ』

29周目提督『え?』

チュドーン! アァッ! ダイジョウブ!?

29周目提督『……驚いた。あんな動きで攻めてくるなんて』

28周目提督『今までは兄さんを追いかけることばかり考えてたけど……こうやって兄さんと演習出来るようになったからには、僕自身が考えた戦法で……兄さんと肩を並べる存在になりたい!』

29周目提督『……なるほどな。そういうことなら……皆!』

ハイ! テー! ズドーン! ナァッ!?ウソデショ!?

28周目提督『……!?』

29周目提督『……こっちだって、秘策は色々考えているんだ。同じ強さじゃ勝負がつかないからな』ニコッ

28周目提督『……そういうところも、僕達は似た者同士だね』ニコッ

29周目提督『あぁ。だって……』

28・29周目提督『兄弟だから!』

酒匂(28周目)『……お兄さんと再会して、お義母さん達が和解してから……』

電(28周目)『司令官さん、今までよりも元気になったのです!』

長門(29周目)『それだけじゃない。お互いを兄弟として慕うだけでなく、良きライバルとして考えることで……それぞれが実力を高め合う、最高のパートナーになった』

酒匂『……ですね。それに、何よりも……』

電『司令官さんとお兄さんの笑顔が……』

長門『……私達にとっての、最高の幸せだ』ニコッ

酒匂「……生き別れの兄弟が再会を果たすなんて!」

電「何てドラマチックなのでしょうか……!感動したのです……!」

長門「………」

長門(兄弟愛も素晴らしいが、この鎮守府の私はまともそうで良かった……いや本当に)

ヴェールヌイ(30周目)『ふぅ……ただいま』

30周目提督『お帰りなさい!今日もお疲れ様!』

ヴェールヌイ『今日もいつも通り、24周目鎮守府の不知火達と協力して……』

30周目提督『完全勝利だね?』

ヴェールヌイ『うん。良いトレーニングになったよ』

30周目提督『修行の成果だね~!』ニコニコ

響「………」

響(この鎮守府の私はヴェールヌイになっているのか……にしても司令官、パラレルワールドから来たという割には普通の子に見えるけど……)

30周目提督『……?』

ヴェールヌイ『どうしたの?』

30周目提督『今、誰かに見られてるような気がして……』

響「……!」

響(……まさかここから見ているのがバレて……いや、流石にそれは……)

ヴェールヌイ『……誰もいないよ?』

30周目提督『うん、それは分かってるんだけど…………えいっ!』シュパッ

響「き、消えた……!?いや、待った。消えたように見えただけで、パラレルワールドに移動しただけ……」

ヴェールヌイ『あ、またパラレルワールドに行ったみたいだね』

響「ほ、ほら……映像中の私もそう言って……」

30周目提督「なるほど~、このテレビからの視線だったんだ~!」パシュッ!

響「……えっ?」クルッ

30周目提督「あ、パラレルワールドのヴェ……じゃなくて響お姉ちゃん!こんにちは~!」

響「」

30周目提督「……どうしたの?」

響「」←驚き過ぎて声が出ない

31周目提督『………』カキカキ…

阿賀野(31周目)『提督さ~ん!』

鬼怒(31周目)『おやつ持って来たよ~!』

31周目提督『……阿賀野さん、鬼怒さん』

阿賀野『ほら、仕事ばっかりじゃ疲れちゃうからね?』

鬼怒『トレーニングと同じ!休憩も大切だよ?』

31周目提督『……ありがとう、ございます』

阿賀野『………』

鬼怒『………』

阿賀野(……表情はまだ少しかたいけど、段々と慣れてきてくれてるみたい)

鬼怒(ヲ級とレ級が残した爪痕を……ゆっくりゆっくり、少しずつ……私達で癒してあげないと……!)

阿賀野「………」

鬼怒「………」

阿賀野「……この子も壮絶な過去を背負ってるよね。他の一部の人達と同じように……」

鬼怒「うん……でも、この子の両親を殺して……人生を滅茶苦茶にするなんて……いくら何でも酷過ぎるよ……!」ギリッ

三隈(32周目)『はい、あ~ん♪』つケーキ

32周目提督『だ、だから恥ずかしいってばぁ……///』モジモジ

三隈『そんなこと言わずに♪』

32周目提督『う、うぅ……///』

親潮(32周目)『………』

親潮(いいなぁ、三隈さんばっかり……私も司令におやつを口移s……じゃなくて食べさせてあげたいけど、こればかりは彼女特権だし……)























朝雲比叡『司令!司令!司令!しれぇぇえええぅあぁああああああああああああああああああああああん!!!あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!司令司令司令ぇええぁわぁああああ!!!あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくんんはぁっ!32周目提督たんの黒色サラサラの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!24スレ目>>227の司令たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!次周以降も登場出来て良かったね司令たん!あぁあああああ!かわいい!司令たん!かわいい!あっああぁああ!私達の愛を注がれて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!ぐあああああああああああ!!!SSなんて現実じゃない!!!!あ…二次創作もよく考えたら…司 令 は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!しれえぇぇぅぁああああ!!この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?SSの中の司令が私を見てる?SSの中の司令が私を見てる!司令が私を見てる!執務室の中の司令が私を見てる!!幼馴染の司令が私に話しかけてる!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないっ!いやっほぉおおおおおおお!!!私にはしれぇがいる!!やったよ金剛お姉様(山雲)!!ひとりでできるもん!!!あ、赤い顔のしれぇええぇぇぅああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!あっあんああっあああぁあ!!シ、シレェー!!提督くううぅうぅんぁああああああ!!!32周目提督くうぅぅんぁあああ!!ううっうぅうう!!私の想いよ司令へ届け!!執務室の司令へ届け!!』

32周目提督『』ピシッ

三隈『』

親潮『』

三隈「……え、えぇ……」ドンビキ

親潮「こ、この鎮守府の艦娘は皆色々と拗らせているのは確認出来ましたけど……こ、これは……」ドンビキ

朝雲「……どうなってんのよ向こうの私ぃ!?」

比叡「こ、こんなの私じゃありませんッ!私は金剛お姉様一筋で……こんな、こんなことって……!」ガクガク

山雲(33周目)『………』ソワソワ

山雲(司令さん、まだかな~……?)

33周目提督『ただいま』シュタッ

山雲『きゃっ!?も、もぉ~!急に現れないで下さいよ~』

33周目提督『ごめんね?山雲ちゃんを待たせちゃ悪いと思って。よいしょ』つ月見団子 ポスッ

山雲『わぁ~……!白くて真ん丸で、凄く美味しそうです~……!』

33周目提督『間宮さんのお店で買って来たんだ』

山雲『それなら味は保証済ってことですね~』

33周目提督『うん。じゃ、早速食べようか』スッ

山雲『……はいっ』スッ

33周目提督『……いただきます。はむっ』

山雲『いただきま~す!あむっ……』

33周目提督『……うん、やっぱり美味しい』ニコッ

山雲『ですね~……流石間宮さんです~……♪』

33周目提督『……こうやって、2人で秋の夜空に浮かぶ月を見ていると……落ち着いた気分になれるね』

山雲『ふふっ……司令さんはいつも冷静ですけどね~』

33周目提督『……確かに』

山雲『……でも、本当に綺麗ですね』

33周目提督『うん。今夜が晴れで良かったよ。でないと、こうして山雲ちゃんと寄り添ってお月見も出来なかったからね』ニコッ

山雲『……はい///』

33周目提督『………』

山雲『……♪』

山雲「………」

山雲(あ、甘いです……でも、その中に熟年夫婦にしか出せないゆったりとした雰囲気も感じられて……)

山雲(……この司令さんが深海棲艦の心臓を移植しているという事実を、思わず忘れちゃいそうになりました~……)

・・・÷

もしもテレビ「」フッ…

提督「……やっと終了か」

夕張「……はい」

提督「………」

夕張「………」

提督「……夕張」

夕張「……何ですか?」

提督「……奥が深いな、パラレルワールドは」

夕張「……ですね」

提督「………」

夕張「………」
















提督「いやいやおかしいだろ!?まず子供が提督ってどういうことだよ!?」

夕張「そーですよ!このスレの趣旨全否定ですけど、提督って(この世界だと)成人男性しかなれないはずでは!?」

提督「それに何なんだよあのぶっ飛んだ面子は!?薬で子供になった提督までは良い!その後からどんどんおかしくなっていったぞ!?」

夕張「異世界から遡って来ただけでも凄いのに、幽霊や呪われた幸運の持ち主や炎使いや不老不死!?作り話にしても盛り過ぎですって!」

提督「他にも未来人やメタモン擬きや深海ハーフやクローンや宇宙人や超能力者や異世界出身者や深海棲艦の心臓持ちだぞ!?挙句の果てには筋トレしただけで深海棲艦を素手で圧倒するだなんて……もはや人間辞めてるレベルだぞ!?」

夕張「ラノベもびっくりのラインナップですよ!?どーなってるんですかあの世界は!?」

提督「しかも一部の人達は辛い人生を歩んでるし……画面端にそれぞれの提督の経歴が映った時は目を疑ったぞ……」

夕張「両親が殺されていたり、父親や母親を亡くしていたり、虐待されていたり……まして800年も放浪していただなんて、私なら精神崩壊しますよ……」

提督「………」

夕張「………」

提督「……皆の反応を聞くのが怖い」

夕張「……同感です」

――後日

夕張「……で、結局アンケートにしちゃいましたね」

提督「あぁ……一応匿名にしたが、どんなことが書かれているやら……」

夕張「じゃあ……1枚1枚、読んでいきますね?」

提督「……頼む」



『子供が提督だなんて常識外れにも程があるでしょ!?』

『私はこんな変態じゃない!』

『意外と微笑ましくて楽しそうだった』

『ドラえもんのひみつ道具が実現してるなんて羨ましすぎ!』

『途中から提督がぶっ飛んできて考えるのをやめた』

『鍛えただけであそこまで強くなるわけないでしょ!?』

『幽霊なんていないいないいないいないいないいないいな……ひいいいぃぃぃぃぃ!』

『どこぞの野球バラエティかよ!?』

『友好的な深海棲艦がいるなんて信じられない!』

『提督も試しに幼い子供になってほしい』

『一部の子が可哀想で見てられなかった』

『私はビッグセブンなんだ!ロリコンじゃないんだ!信じてくれ!』

『子供提督と駆逐艦……良いネタになりそう!』

『提督の陰に埋もれがちだけど一部の艦娘……というか私達も十分おかしい件について』

『提督の過去を聞いて泣きそうになった』

『ぶっちゃけ艦娘が戦うより化け物提督達が戦った方が強いと思う』

『あんな堕落した私は私じゃない!』

『私も負けてられない!もっと凄い物を開発しないと……!』

『あの、向こうの世界の司令官がこっちに来たんだけど……』



提督「……意外とバラけたな」

夕張「はい。皆が皆、あの世界の出来事を受け入れられないわけではないみたいです」

提督「……でも、否定意見もチラホラあるな」

夕張「ですね……でもまぁ、かなり衝撃的な映像でしたけど気分転換にはなったと思います」

提督「……一部はむしろ疲労が悪化してそうだが」

夕張「あ、あはは……」







もしもテレビでどのような映像が流れたとしても、当社はいっさいの責任を負いません。ご利用は計画的に。

気分が優れない場合は医師の診察を受けることを推奨致します。

おしまい♪

またまた長くなってしまいました。
申し訳ありませんが、次回からの小ネタ安価では小ネタの内容は『本編の世界観』が主軸となるようにしていただけると幸いです。
ただ、従来の通りパラレルワールド(本編での正史)か否かは問いません。

始めます。

朧「………」スクッ

漣「どしたの?」

朧「いや、提督の様子でも見に行こうかなって」

潮「提督ならさっき出かけてたよ?確かなか卯に行くって……」

朧「そうなの?」

漣「あー、きっとアレだ!ほら、最近艦これとコラボしてるから!」

朧「……なるほど」

・・・÷

朧「………」キョロキョロ

朧(鎮守府から1番近いなか卯となると、確かこの辺りに……)

ショタ提督「………」モキュモキュ

朧(あっ、いた!隅っこの席で牛丼食べてる……よくあんな目立たない席を見つけたね……)

ショタ提督「……♪」モキュモキュ

朧「………」

朧(でも、あの牛丼って大盛りじゃ……食べ切れるのかな?それによく見たら皿の近くに……)

3Dカード「」キラッ

朧(あった!3Dカード!やっぱりこれが目的だったんだ)

ショタ提督「………」モキュモキュ

朧「………」

朧(そういえば、私のカードは無いんだっけ……秋グラがあるから贅沢は言えないけどね)





朧「何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

朧「………」

朧(ここまで来たんだし、私もカード貰おうかな)



ショタ提督「………」モキュモキュ

店員「いらっしゃいませ~」

ショタ提督「……?」チラッ

朧「………」つ食券販売機 ピッ

ショタ提督「……!」

朧「………」スタスタ

ショタ提督「………」

朧「……奇遇ですね、提督」スッ

ショタ提督「……!」

朧「提督もカードを貰いに来たんですか?」

ショタ提督「………」コクリ

朧「ふふっ、私もです。そのカードは……曙か」

朧(後で曙に教えてあげよっと。余計照れて布団から出て来なくなりそうだけど)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

朧「……あ、もしかして狭い?それならこっちの椅子に……」

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ フルフル

朧「……そうですか?ありがとうございます」ニコッ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

朧(最近、提督が何を伝えようとしてるかが分かるようになってきたような……)

店員「お待たせしました~。大盛り牛丼です」コトッ

朧「ありがとうございます。それじゃあ、私は途中からですけど……一緒に食べましょうか」ニコッ

ショタ提督「………」コクリ

朧「いただきます。あむっ……おいひい(美味しい)♪」モグモグ

ショタ提督「………」モキュモキュ




反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、緊張して箸が進まない
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:普通に食べ進める
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:話が弾む
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

27→72:RJ「くっ」


ショタ提督「………」モキュモキュ

朧「あむっ、むぐむぐ……♪」

ショタ提督「………」チラッ

3Dカード「」キラッ

ショタ提督「………」ジー

朧「ごくん……あ、私のカードですか?えっと、これは……金剛さんですね」

ショタ提督「………」コクリ

朧「………」モグモグ

店員「………」

店員(あの2人、行儀は良いんだけどすっごい静かだなぁ……あれくらいの年なら、2人とも店で騒ぎそうなイメージがあるんだけど)

ショタ提督「……♪」モキュモキュ

朧「……♪」モグモグ

店員「………」

店員(ま、別に良いか。さて作業に集中集中っと)スタスタ

朧「もぐもぐ……♪」

ショタ提督「……♪」モキュモキュ





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

9×1.5=13.5
31+13.5=44.5/50<リーチ!>


朧「………」ガチャ

潮「あ、お帰りなさ……どうしたの?」

朧「………」ポスッ

曙「ぐえっ!?」

漣「あ、そこにはまだ曙ちゃんが……」

朧「……///」ポイー

潮「……朧ちゃん?」

曙「ちょ、ちょっとぉ!どきなさいよ!苦し……!」ジタバタ

朧「……///」ポヤー

漣「もしもーし?朧ちゃーん?」ノシ

朧「……///」

潮「……様子がおかしいね」

漣「……ははぁ、さては……あっ!あそこにご主人様が!」

朧「えっ!?///」バッ

曙「あ~やっと解放された……」

漣「ごめん冗談」

朧「………」シュン ポスッ

曙「ぐえっ!?またぁ!?」

漣「……分かった。これは恋の予感!」

潮「……朧ちゃん、提督のことが好きなの?」

漣「今の反応なら確定でしょ!」

朧「……///」

曙「だからどきなさいよぉー!」ジタバタ




ショタ提督「………」

ショタ提督「……朧、お姉ちゃん……」ボソッ

ショタ提督「……///」

ショタ提督「……!///」フルフル

ショタ提督(……僕、もしかして……///)

5ヶ月目:中旬


波止場

ザザー… ザザー…

ショタ提督「………」

ショタ提督(夜は、好き……人が少なくて……落ち着ける、から……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(こうやって……夜風に当たりながら……)

川内「夜戦の時間だあああああああああああああ!」バシャシャシャシャ

ショタ提督「………」

川内「よおおおおおおおおおおし!今日も頑張るぞおおおおおおおおおおおおお!」バシャシャシャシャ

ショタ提督「………」

川内「Foooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooooo!!」バシャシャシャシャ

ショタ提督「……|||」

ショタ提督(……でも、ここだと……あまり、静かではないかも……)

ショタ提督「………」


朧『提督っ』ニコッ


ショタ提督「……///」

ショタ提督「……っ!///」フルフル

ショタ提督「………」

ショタ提督(……それだけじゃなく……うぅ……///)




↓1摩耶のコンマ 好感度:17/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:12/50
↓3朧のコンマ 好感度:44.5/50<リーチ!>
↓4加賀のコンマ 好感度:7.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(夕食も食べて、入浴も終えて……することがないわね)

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(見たいテレビも無いし……う~ん……)

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(そういえば、アドミラルはもう寝たのかしら?)

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(……ちょっと様子を見に行ってみましょうか。仮に眠っていても、起こさないようにすれば……)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それでは小ネタ安価を取って終了します。

小ネタ安価
↓1~↓4で反転コンマが最大の安価採用

22:00~23:00頃開始予定です。小ネタは本編終了後に投下予定です。

始めます。

ショタ提督「………」つ同人誌 マジマジ

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(まだ寝てなかったのね。本を読んでるみたいだけど…………って!)

ショタ提督「……!」マジマジ

ウォースパイト(あれって秋雲ちゃんが描いた同人誌じゃないの!?だ、ダメ!アドミラルはまだキッズなのに、そんな卑劣な本は……)

ショタ提督「……っ!」⊃⊃⊃

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(……待って。あの本、よく見たら表紙に『全年齢対象』と書かれて……そんな同人誌があるのね)

ショタ提督「………」

ショタ提督(32周目提督さんから……貸してもらったけど……これ、凄く面白いなぁ……♪)

ショタ提督「……♪」

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(ページをめくる度に表情が変わるけど……どんな内容なのかしら)

ショタ提督「……!?」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(あ、また表情が変わってる)





ウォースパイトの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(集中してるみたいだし……邪魔にならないように、後ろから覗いてみようかしら)



ショタ提督「………」

ウォースパイト「………」キィー パタン…

ウォースパイト(……私が入って来たことにも気づかないのね)

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃

ウォースパイト「………」ソロリソロリ

ウォースパイト(音を立てないように……)ソロリソロリ

ショタ提督「……っ」

ウォースパイト「………」ソロリソロリ

ウォースパイト(それにしても、随分分厚いわね……一体何ページあるのかしら)ソロリソロリ

ショタ提督「……!」パァッ

ウォースパイト「………」ソロリソロリ

ウォースパイト(こんな長編を描きあげた秋雲ちゃん……漫画家の才能があるのかも。アダルトな本を除いてね)ソロリソロリ

ショタ提督「……!?」

ウォースパイト「………」ソロリソロリ

ウォースパイト(そんなことを考えている内にアドミラルの後ろに到着ね。さて、どんな内容かな……?)ソーッ

ショタ提督「………」




反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、驚く
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:内容に思わず声を出してしまうウォースパイト
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:提督は気づいている上に、つい見入ってしまうウォースパイト
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

52→25:あっ!と驚くタメゴロ~


ショタ提督「……?」チラッ

ウォースパイト(あっ)

ショタ提督「……!?」ビクッ

ウォースパイト「あ、その……これは違うの!決してアドミラルを驚かせようとしたわけじゃなくて……」アセアセ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ ドキドキ

ウォースパイト「えっと……」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ ドキドキ

ウォースパイト「……ソーリー。内容が気になって、ついこんなことを……」

ショタ提督「………」

ウォースパイト「………」

ショタ提督「………」つ同人誌 スッ

ウォースパイト「……え?」

ショタ提督「………」バサッ

ウォースパイト(ページを開いて……それに、私が見やすい向きで……)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃ スススッ

ウォースパイト「……サンキュー」ニコッ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ショタ提督(……朧お姉ちゃんと、同じ……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

5×1.0=5
12+5=17/50


ウォースパイト「………」ジー

ショタ提督「………」ペラッ

ウォースパイト(……予想以上に面白いわね、これ)

ショタ提督「……!」

ウォースパイト「……あっ!」

ウォースパイト(提督が人質に……!?そんな!これじゃ艦娘は手出し出来ないじゃない!)

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(1つの事件が解決したと思えば、また新しい事件が……でも、このままじゃ全滅……!)

ショタ提督「……!」

ウォースパイト「……!」

ウォースパイト(えっ、深海棲艦側に味方が……この子、第2章で主人公のアドミラルが助けた……!)

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃

ウォースパイト「………」

ウォースパイト(す、凄い……こんなに精密にシナリオが練ってあるなんて……)

ウォースパイト(秋雲ちゃん……その気になれば、この本のような凝ったストーリーも描けるのね……!)

ショタ提督「……♪」

5ヶ月目:下旬


広場・木陰の下

ショタ提督「………」つ同人誌

猫「にゃ~ん♪」

ショタ提督「……!」

猫「ん~♪」スリスリ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

猫「んな~♪」スリスリ

ショタ提督「………」

ショタ提督「………」ナデナデ

猫「んふぅ~♪」ゴロゴロ

ショタ提督「……♪」

小犬「ワンワン!」タッタッタ…

ショタ提督「……!?」

小犬「はっはっはっは……」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

ショタ提督「……?」ナデナデ

子犬「くぅ~ん♪」

ショタ提督「……♪」

小鳥「ぴよー!」パタパタ

ショタ提督「……!?」

小鳥「ぴよぴよぴよー!」パタパタ… ピタッ ※頭上に止まった

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

小鳥「ちゅんちゅん……♪」

ショタ提督「………」

猫「うにゃ~ん♪」スリスリ

子犬「ワンッ!」スリスリ

小鳥「ぴよっ!」

ショタ提督「………」

ショタ提督「………」ニコ…




物陰

朧「………」ジー 

朧(凄く懐かれてる……やっぱり動物だと、提督が良い子だって分かるのかな……)

朧「……///」

朧(……私も、提督の傍にいられたらなぁ……///)




↓1摩耶のコンマ 好感度:17/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:17/50
↓3朧のコンマ 好感度:44.5/50<リーチ!>
↓4加賀のコンマ 好感度:7.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

朧「……はぁ///」

漣「……恋する乙女の顔だ」

朧「……そ、そうかな///」

漣「いやそうにしか見えないって!好きなんでしょ?ご主人様のこと」

朧「……///」コクリ

漣「じゃあ告っちゃえ!」

朧「………」

漣「……って、そんな簡単に出来たら苦労しないよね」

朧「……うん」

漣「でも、ウダウダしてたらいつの間にかご主人様が取られちゃうなんてこともあるんだよ?」

朧「うっ……」

漣「現に4周目鎮守府の朧ちゃんは、告白する間もなく失恋しちゃったし……」

朧「………」

漣「……茶化さないで言うけど、告白するなら早いに越したことは無いよ。本当に」

朧「………」

朧(漣の言う通りなんだよね……でも、やっぱり怖いというか……)






特殊多数決

1.蟹「告白しようよ!」
好感度50確定 END開放

2.蟹「まだ早いよ!」
好感度上昇コンマ判定へ

↓1~↓5

朧「4周目の無念、晴らせました!」

摩耶「不味いな……ここまで引き離されると……」

ウォースパイト「でも、勝負はまだ分からないわ!」

加賀(……私、3回目なのに)


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
今回は小ネタ安価はお休みさせていただきます。申し訳ありません……それでは小ネタを投下します。

『次元を越えて繋がる想い』
※本編と同一世界です。




人の想いというのは、抽象的で明確に示せないモノである。


人の想いというのは、時として素晴らしい結果をもたらす。


人の想いというのは、あらゆる可能性を含めた代物である。


人の想いというのは、1度切れた関係を再び繋げる梯子である。


人の想いというのは……それらを全て秘めている、言わば『願いを叶える翼』……


そんな人の想いのエネルギーが合わさり、膨大なエネルギーとなった時……我々は信じられない光景を目にする。


これは、そんな人の想いが生んだ『奇跡』の物語。


1人の男が、自身を絶望から解き放してくれた恩人の元へ飛び立つ……『願いを叶えた翼』の歴史に名を刻んだ1ページ……


それでは見てみるとしよう。その男が生んだ『奇跡』を――




8周目提督「………」

浜風「……提督?」

8周目提督「……浜風か」

浜風「どうしたんですか?カレンダーを凝視して……」

8周目提督「……ちょっと、な」

8周目提督(……っ)

浜風「……!」

8周目提督「………」

浜風「……何か、あったんですね?」

8周目提督「……やっぱり、顔に出てしまうか」

浜風「はい。というより、私でないと見逃してましたね」

8周目提督「……そう、か」

浜風「……話せないことなんですか?」

8周目提督「………」

浜風「………」

浜風(無理強いはしません。私はあくまでも“待つ”だけ。提督が出した答えなら、全てを受け入れます)

8周目提督「………」

浜風「………」

8周目提督「……んだ」

浜風「え……?」

8周目提督「今日、まさしくこの日が……俺がこの世界にやって来た、いや……“送り出された”日なんだ」

浜風「ッ!!」

8周目提督「………」

浜風「……ごめんなさい。無神経に、そんなことを問いただすようなことを……」

8周目提督「いや、浜風は悪くない。俺がいつまでも引きずっているのがダメなんだ」

浜風「………」

8周目提督「こんなことでは……俺をこの世界に送り出してくれた明石や夕張に怒られてしまう」

浜風「……!」

8周目提督「それに、俺は決めたんだ……沈んでしまった浜風達の分も、幸せに生きてみせると……!」

浜風「………」

8周目提督「その俺が、こんな状態じゃ……ダメ、なんだ……」

浜風「………」

浜風(提督……)

8周目提督「……悪かった。また暗い話をしてしまって」

浜風「い、いえ!そんな……」

8周目提督「………」

浜風「………」

浜風(私は、黙って見ていることしか出来ないの……!?目の前で絶望している、最愛の人を救うことすら……!)

浜風(そんな……そんなことって……ッ!)ギリッ

8周目提督「………」

浜風「……提督」

8周目提督「……どうした?」

浜風「私に……いえ、私達が……必ず……っ!」

8周目提督「……?」

浜風(絶対に……提督を救ってみせる……!)

浜風「……ということがあって」

曙「なるほど……元の世界の明石さん達のことを……」

衣笠「沈んじゃった私達のことは、もう取り返しがつかないけど……提督を送り出した明石さん達は、まだ元の世界で……」

浜風「……何としても、提督を明石さん達に会わせてあげたいんです」

曙「私だって、そんな話を聞かされたらそう思うわよ!でも……」

浜風「えぇ。方法が……手段が思いつかなくて……」

衣笠「タイムテレビだと、向こうの映像は見られても……こっちのことを伝えられないし……」

浜風「………」

曙「………」

衣笠「………」

浜風(何か……!)

衣笠(提督を救える方法は……!)

曙「………」

曙(タイムテレビ……過去や未来を見られる……未来……タイムマシン…………ハッ!)

曙「それよ!」スクッ

浜風「……曙ちゃん?」

衣笠「何か思いついたの!?」

曙「あぁもう!どうしてこんな簡単なことに気づかなかったのかしら!」

浜風衣笠「………」

曙「タイムマシンよ!」

浜風「タイム……」

衣笠「マシン……?」

曙「えぇ!16周目提督が持ってる小型タイムマシン!アレさえ使えば、提督を40年後の未来に連れて行ってあげられるわ!」

浜風「……た、確かに!」

衣笠「そうだ……そうだよ!タイムマシンがあるじゃない!何で気づかなかったのかな、私達!」

曙「善は急げよ!早速16周目鎮守府に行きましょう!」

浜風衣笠「えぇ(うん)!」



16周目鎮守府

16周目提督「え?タイムマシンを使わせてほしい?」

浜風「はい!それさえあれば、提督を救えるんです……!」ガバッ

曙「こんなこと、16周目提督にしか頼めないの!」ガバッ

衣笠「お願い!土下座でも何でもするから!」ガバッ

16周目提督「うわわわ!?お、落ち着いて!そんなことしなくていいから!」アセアセ

浜風「じゃあ……!」パァッ

16周目提督「………」

曙「……どうしたの?」

16周目提督「……残念だけど、僕では力になってあげられないんだ」

衣笠「どうして!?そのタイムマシンなら、未来に行けるはず……!」

16周目提督「……確かに、タイムマシンなら制限なく未来へ行ける」

浜風「だったら……」

16周目提督「……でも、このタイムマシンは……“次元は越えられない”んだ」

8周目ヒロイン「……ッ!」

16周目提督「……ごめんなさい」

浜風「……そん、な」

曙「これで……何とかなると思った……のに……」

16周目提督「………」

衣笠「………」

衣笠(次元を越えられないのなら、未来に行っても意味が…………ちょっと待って。何かが頭に引っ掛かるような……)

衣笠(次元……パラレルワールド…………あぁっ!)

衣笠「待って!まだ望みはあるわ!」

浜風「……え?」

曙「でも、時間だけ移動しても……」

衣笠「そうじゃないの!タイムマシン“だけ”じゃ無理でも、あの子の力を借りれば……!」

浜風曙「あの子……?」

16周目提督「……あぁっ!そうか!30周目提督君だね!」

浜風曙「!!」

衣笠「そうそう!あの子なら、私達をパラレルワールドに連れて行ってくれるはず!」

浜風「……30周目提督君と能力と16周目提督君のタイムマシンを使えば……!」

曙「提督を……本当に、40年後の『あの世界』へ連れて行ってあげられる!」

衣笠「そうと決まれば、急いで頼みに行かなくちゃ!」ダッ

浜風「はい!」ダッ

曙「えぇ!」ダッ

16周目提督「待って!僕も行く!」ダッ



30周目鎮守府

30周目提督「……なるほど。それなら僕に任せて!」ポンッ

浜風「……ありがとう!本当にありがとう……!」

曙「もう……感謝しきれないわ……!」

衣笠「やっと……やっと提督を救える……助けてあげられる……!」

16周目提督「……8周目提督さんは、僕達の大切な友達……は失礼か。大切な仲間だからね」ニコッ

30周目提督「うん!困った時はお互い様だよ!」ニコッ

浜風「………」

浜風(提督……もう少しです。後少しで……!)

8周目提督「………」

8周目提督(叶わないと思っていても……やはり考えてしまう。もう1度……明石達と会うことが出来れば……)

ドタドタドタ…!

8周目提督「……?何の騒ぎだ?」

8周目ヒロイン「提督ッ!!」バターン!

8周目提督「うおっ!?浜風達じゃないか!一体どうし……」

16周目提督「僕達もいるよ!」

30周目提督「こんにちは!8周目提督さん!」

8周目提督「16周目提督に30周目提督まで……」

浜風「……さっき言った通り、私達が……提督を救います!」

8周目提督「……え?」

曙「見つかったのよ!明石さん達に会う方法が!」

8周目提督「何だって!?それは本当なのか!?」

衣笠「うん!その為に16周目提督君と30周目提督君に来てもらったの!」

8周目提督「……どういうことだ?」

16周目提督「僕の持っているタイムマシンと……」

30周目提督「僕の能力を組み合わせれば、8周目提督さんが元々住んでいた世界に行けるんだ!」

8周目提督「!!」

浜風「提督!今すぐ行きましょう!」

8周目提督「………」

8周目提督(こ、こんなことがあって良いのか……?夢じゃないだろうな……!?)

曙「紛れも無く現実よ!」

8周目提督「……え?」

衣笠「顔に出てたよ?大丈夫!私達や16周目提督君、30周目提督君を信じて!」

8周目提督「……!」

8周目提督(……皆)

8周目提督「……分かった」

8周目ヒロイン「!!」

8周目提督「……16周目提督、30周目提督。頼む……俺を明石達の世界に、連れて行って欲しい」ペコッ

16周目提督「もちろんだよ!」

30周目提督「僕達に任せて!」

8周目提督「……っ」グシグシ

8周目提督「……ありがとう」

16周目提督「それじゃ、タイムマシンを起動するね?」つ腕時計型タイムマシン カチカチ

浜風「……待って下さい。ここから40年後に飛べば、未来の私達と正面衝突してしまうのでは?」

16周目提督「それなら大丈夫!このタイムマシンは次元は越えられないけど、場所の指定は出来るんだ!」カチカチ

曙「なら安心ね……」

衣笠「未来の私達に事情を説明してる時間は無いからね……」

8周目提督「………」

8周目提督(こんな大事なこと、40年経っても忘れてないと思うけどな……)

16周目提督「……よし、出来た!皆、準備は良い?」

8周目提督「……あぁ」

浜風「はい!」

曙「えぇ!」

衣笠「バッチリ!」

30周目提督「もちろん!」

16周目提督「それじゃ……行こう!40年後に!」カチッ!

全員「……!」カッ










パシュン…ッ!

30周目提督「わぁ……!」ユラユラ

浜風「……これが時の流れの中、なんですね」ユラユラ

曙「まんまドラえもんじゃないの」ユラユラ

衣笠「それに、この独特な浮遊感……落ちちゃったりしないよね?」ユラユラ

16周目提督「大丈夫だよ?僕も何度か未来に帰ってるけど、その手の事故は1度も起きたことがないから!」ユラユラ

8周目提督「………」ユラユラ

8周目提督(明石、夕張……もうすぐ会える……!)ユラユラ

16周目提督「………」チラッ

16周目提督(10年後、20年後、30年後……よしっ!)

16周目提督「皆!ここから時空間を抜け出すよ!」

全員「はい(あぁ)(えぇ)(うん)!」カッ

パシュン…ッ!



――40年後・8周目鎮守府前(本編世界)

シュパッ!

16周目提督「……到着!」

浜風「ここが、40年後……」

曙「……私達が住んでいる世界の、ね」

衣笠「……鎮守府、それほど劣化してないね」

30周目提督「きっと皆がしっかりお手入れしてるからだと思うよ?それに、現代よりも技術が進歩して建物も頑丈に……」

8周目提督「………」

8周目提督(……皆が幸せに暮らしている世界では、鎮守府はこんなに綺麗なんだな……同じ40年後なのに……)

8周目提督「……っ」ジワッ

浜風「……提督」ギュッ

8周目提督「……!すまない……」グシグシ

曙「……大丈夫よ。もうすぐ、もうすぐだから……!」ギュッ

衣笠「後は“向こう”に行くだけ……!」ギュッ

16周目提督「………」

30周目提督「………」

16周目提督「……30周目提督君、お願い!」

30周目提督「……うんっ!皆、今度は次元を越えて8周目提督さんが元居た世界に行くよ!」

8周目提督「……心の準備は出来た。やってくれ!」

8周目ヒロイン「私達も……!」

30周目提督「分かった!えいっ!」シュパッ!

――8周目鎮守府前(『名取の寝取り』世界)


パシュンッ!

30周目提督「……着いたよ」

8周目提督「……ッ!」

浜風「……先程とは、全く違う光景ですね」

曙「……えぇ。周りの建物はそれも影も形も無くて……」

衣笠「……鎮守府も、いつ崩れてもおかしくない程に……崩壊寸前で……」

16周目提督「………」

30周目提督「………」

8周目提督「………」

8周目提督(……そうだ。ここだ……“ここ”こそが、俺が皆と共に成長した……!)

8周目提督(そして……その後、浜風達が……艦娘達のほぼ全員が……ッ!)

8周目提督「………」ギリッ…

浜風「……っ」ズキッ

浜風(……提督)

8周目提督「……すまない、もう大丈夫だ」

曙「……本当に?」

8周目提督「……ここで悲しみに浸っている場合じゃないんだ。一刻も早く、明石達に……!」

衣笠「……そうね。進みましょう……前に」

8周目提督「………」スタスタ…

浜風「………」スタスタ…

曙「………」スタスタ…

衣笠「………」スタスタ…

16周目提督「………」スタスタ…

30周目提督「………」スタスタ…

16周目提督(……凄い。未来が変わる前の16周目鎮守府もかなり廃れてたけど……これは……)スタスタ

30周目提督(この前見た鎮守府は、この8周目提督さんが住んでいる鎮守府とほとんど変わってなかったのに……)

浜風(……以前、タイムテレビで見た時と……同じ……)スタスタ

曙(壁は風化して、建物としての意味をほとんど成してなくて……)スタスタ

衣笠(提督は……ここで、20年間……)スタスタ

8周目提督「………」スタスタ

8周目提督(……ここでは、色々なことがあった……40年前、ここに着任して……)


『……共に頑張りましょう、提督!』


8周目提督(初めて出会った艦娘達と……新しいことを覚えていって……)


『こっち見んな!このクソ提督!』


8周目提督(時が経つにつれ……提督としての実力も付けていって……艦娘達も強くなっていって……)


『ふふっ……衣笠さんにお任せ!』


8周目提督(そう、俺は幸せだった……“あの日”までは……)


『提督、あんまり頑張り過ぎちゃダメでちよ?』


8周目提督(あの日……までは……)

8周目提督「……ッ!」

8周目提督(糞っ……!どうして俺は……皆を守れなかったんだ……!)

8周目提督(……いや、それだけじゃない……!)


『提督のお役に立つことこそが私達の生きがいみたいなもんですから!』


8周目提督(浜風達だけでなく……)


『私達のことは気にしないで、パァッと行っちゃって下さい!ほら、パァッと!』


8周目提督(明石と夕張のことも……置いて行ってしまって……それで……ッ!)

8周目提督「………」

8周目提督「……俺は」

浜風「……?」

8周目提督「俺、は……明石達に……顔を見せる資格なんてあるのか……」

曙「……どういうこと?」

8周目提督「俺は明石達を置き去りにしたんだ……この世界に閉じ込めて、自分だけ逃げたんだ……そんな奴が……!」

16周目提督「………」

30周目提督「………」

16周目・30周目提督(8周目提督さん……)

衣笠「……それは違うよ。それは明石さん達が“提督を助けるために”やったことだし、誰も悪くないの」

8周目提督「だとしても……!」

浜風「……信じましょう」

8周目提督「……え?」

浜風「提督は私達を信じてくれました。そして、私達も提督を信じています。それと同じように、この世界の明石さん達も……」

曙「提督を私達の世界に託してくれた人達なのよ?きっと、提督が顔を見せれば……」

衣笠「きっと、凄く喜んでくれるはず……!だから……信じてあげて?」

8周目提督「………」

8周目提督(……また、浜風達に助けられたな……やっぱり敵わないな、皆には……)

8周目提督「……すまない。さっきから弱音ばかり吐いて……」

浜風「……いえ」ニコッ

浜風(むしろ提督は……大声で不満を叫んでも、許される程の辛い経験を……)

――


曙「……ついに来たわね」

8周目提督「……あぁ」

16周目提督「……執務室前」

30周目提督「このドアの向こうに……明石お姉ちゃん達が……」

衣笠「……提督」

8周目提督「………」コクリ

8周目提督(後は、このドアノブを捻るだけだ……)

8周目提督「………」プルプル

8周目提督(……糞っ!手が震えて……目の前に明石達がいるのに……!)

浜風「………」つドアノブ スッ

8周目提督「……!」

浜風「……大丈夫です。私達が……私が、傍にいます」

8周目提督「浜風……」

浜風「……さぁ、提督」

8周目提督「……ありがとう。本当に……いつも助けられてばかりだな」つドアノブ スッ

浜風「それはお互い様ですよ。では……」

8周目提督浜風「……!」ガチャ…

曙「……!」

衣笠「……!」

16周目提督「……!」

30周目提督「……!」

――


明石(名取の寝取り)「……提督、点滴を変えますね?」

8周目提督(植物状態)「」

夕張(名取の寝取り)「……あれから、随分経ったよね」

明石「えぇ。日付を数えてないから、正確には分からないけどね……」

夕張「……提督、元気かな……どうしてるかな……」

明石「……装置は正常に起動したから、今頃は……きっと、幸せな世界で……」

夕張「………」

明石「………」

夕張「……向こうの私達とも、仲良くしてるのかな……」

明石「うん、きっと……提督なら……」

夕張「………」チラッ

8周目提督(植物状態)「」

夕張「……この提督が、もう1度動き出したりなんて……」

明石「………」フルフル

夕張「……ううん、言ってみただけ。それが叶わないのは、もう分かってるから……」

明石「……うん。もう、2度と会えないことは……承知済みで……」

夕張「………」

明石「………」

8周目提督(植物状態)「」

夕張「……ぐすっ」ジワッ

明石「……提、督……」ジワッ

夕張(もう……本当に会えないんだ……あの優しい声を、聞けないんだ……)ウルウル

明石(覚悟していたとはいえ……やっぱり、無理です……提督……提督……っ!)ウルウル

















ガチャ…

明石「……え?」

夕張「……?」











8周目提督「………」


明石「……て、提……督……?」


夕張「えっ……嘘……?」









8周目提督「……明石、夕張……」

明石「そんな……ついに幻覚まで……」

夕張「いえ……私も提督が見えるので……そんなことは……」

浜風「……明石さん、夕張さん」

明石「……は、浜風ちゃん!?それに曙ちゃんや衣笠さんまで……!?」

夕張「一体、どういうこと……!?貴女達、20年前に……」

曙「……私達は、明石さん達が提督を送ってくれた世界から来たの」

明石夕張「……え?」

衣笠「後ろの2人のお陰でね?」

16周目提督「……初めまして。“この世界の”明石お姉ちゃん、夕張お姉ちゃん」

30周目提督「30周目提督です。左にいるのが、16周目提督君です」

明石「………」

夕張「………」

16周目提督「僕はタイムマシンで、60年後の世界からやって来たんだ。今の8周目提督さんがいる世界の、ね?」

30周目提督「僕は元々別のパラレルワールドに住んでたんだけど、色々あって8周目提督さんがいる世界にやって来たんだ!」

8周目提督「……俺はこの2人に助けてもらって、明石達に会いに来たんだ……!」

明石「……そんなことって」

浜風「信じられないかもしれませんが、事実なんです」

夕張「………」

8周目提督「……ずっと、後悔していたんだ。2人が俺のことを幸せにする為に……別世界へ送り出してくれたことを」

8周目提督「そして……2人を置き去りにしてしまったことを……」

明石「……!」

夕張「……!」

8周目提督「でも、俺にはこの世界へ戻って来る手段が無かったんだ……それで思った。俺だけが幸せになって良いのか?残された明石や夕張はどうなるんだ、と……」

明石「………」

夕張「………」

8周目提督「そんな時、俺を救ってくれたのが……浜風達と、16周目提督や30周目提督だ」

8周目提督「浜風達は、別世界でも……俺のことを気にかけてくれる、凄く優しい娘達だ……今の世界に来てから、何度心の支えになってくれたか……」

8周目提督「16周目提督や30周目提督は、この世界では知り合うことが出来なかった……俺の新しい友人だ……お陰でこうして、この世界に来られた……」

8周目提督「そして……」

明石「………」

夕張「………」

8周目提督「……元の世界の明石と夕張。2人には……もう、言葉では言い表せない程に……感謝している……」ジワッ

明石夕張「……!」

8周目提督「2人がいなければ……俺は、このまま取り返しがつかなくなっていたかもしれない……そんな絶望の闇から、2人は……俺を解き放ってくれた……」ポロポロ

明石「……提、督」ジワッ

夕張「……っ!」ジワッ

8周目提督「……それ程のことをしてくれた2人を、置き去りにしたままに出来るものか……!だから、こうやって……」ポロポロ

8周目提督「……会いに来たんだ。次元を越えて……時間を超えて……!」ポロポロ

明石「あ……あぁっ……!」ポロポロ

夕張「提督……てぇとくぅ……!」ポロポロ

8周目提督「……辛い思いをさせてしまって、本当にすまなかった。でも、もう大丈夫だ……俺がいる。もう、2人を残して……どこへも行かない!」ポロポロ

明石「……ッ!」ダッ

夕張「……ッ!」ダッ





ガシッ! ギュウウウウウウウウッ!

明石「て、ていとく……わたしたち……ずっと、ずっとさびしくって……えぐっ……」ポロポロ

夕張「ぐしゅ……あいたくても……それができなくて……それでぇ……!」ポロポロ

8周目提督「……俺もだ。おれも……どれだけふたりに、あいたかったか……!」ポロポロ

明石「あまりのさびしさで……だんだんこころが、もたなく……なっていって……!」ポロポロ

夕張「ぬけがらになった……ていとくの、からだに……はなしかけても……なにもこたえてくれなくて……!」ポロポロ

8周目提督「……すまなかった……ほんとうにすまなかった……ッ!」ポロポロ

明石「ううっ……ひっく……!」ポロポロ

夕張「こんな……こんなことが、おこるなんて……しんじられなくて……!」ポロポロ

8周目提督「……もういい。もういいんだ……がまんしなくて……ぐすっ……いいんだ……!」ポロポロ

明石「……っ!」ポロポロ

夕張「……っ!」ポロポロ











「うわあああああああああああああああああああああああん!ていとくううううううううううううううううううううううううううう!あいたかったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」


「うええええええええええええええええええええええええええん!さびしかったよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!ていとくうううううううううううううううううううううううううううう!」


「おれもだ……おれも……ひっく……ぐしゅ……っくぅ……!」


「ていとくううううううううううううううううううううう!うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!」


「うええええええええええええええええええええええええええええええええええん!」


「えぐっ……うあぁ……あかし……ゆうばり……ひっく……う、うわあああああああああああああああああああああああああああああっ!」









浜風「……限界、だったんですね」ポロポロ

曙「……えぇ。あれだけ泣き叫んでいれば……ね?」ポロポロ

衣笠「ぐすっ……もうっ!泣かないって決めてたのにぃ……」ポロポロ

16周目提督「……良かったね、8周目提督さん……!」ポロポロ

30周目提督「ぐしゅ……本当に……本当に良かったよぉ……!」ポロポロ

8周目提督「………」グシグシ

明石「うぅ……もう、涙が枯れました……」グシグシ

夕張「……この先、もう泣くことが無い程にね……」グシグシ

8周目提督「………」チラッ

8周目提督(植物状態)「」

8周目提督「……明石達は、そこに横たわる俺を……ずっと世話してくれていたんだよな」

明石「……はい。例え意識が無くとも、提督に変わりありませんから」ニコッ

夕張「……私達に残された使命が、まさにこの提督の体のお世話でした」ニコッ

8周目提督「……そう、か。本当にすまな……いや、ありがとう……」

明石「……結局、私達は弱かったんです」

夕張「……えぇ。提督の形見……じゃないけど、そうでもしないと……自分を保てなかったから……」

8周目提督「………」

曙(……そういえば、明石さんと夕張さんと再会出来たのは良いとして……これからどうするのかしら)ヒソヒソ

衣笠(……私も同じこと思ってた)ヒソヒソ

浜風「……決まってますよ」

曙衣笠「え?」

8周目提督「……なぁ。明石、夕張」

明石「……はい」

夕張「何ですか……?」

8周目提督「……このまま、俺達と一緒に……こっちの世界で住まないか?」

明石「……!」

夕張「……!」

浜風「……ほらね?」

曙(……浜風には敵わないわね)

衣笠(私達が疑問に思ってたことを、既に予想してたなんて……やっぱり正妻は凄い)

明石「……でも、それだと……」チラッ

夕張「………」チラッ

8周目提督(植物状態)「」

8周目提督「……心配無い。あの“俺”ももちろん、一緒に来てもらう」

明石「……良いんですか?」

8周目提督「元より俺の体だからな。明石と夕張が一生懸命世話してくれた体を、置き去りになんてしない」

夕張「……ありがとうございます」

8周目提督「……じゃあ!」

明石「……はい。お供させていただきます!」

夕張「これからは、ずっと一緒ですよ!」

8周目提督「……あぁ、もちろんだ!」

浜風「………」ニコッ

曙「……良かった。これなら……」

衣笠「皆が幸せになれる……!」

8周目提督「……頼めるか?」

16周目提督「うん。大丈夫だよ?タイムマシンに人数制限は無いからね!」

30周目提督「僕も、何人でも移動させられるよ!」

8周目提督「……本当に、ありがとう」ニコッ

明石「………」

夕張「………」

明石(それにしても、私達でも開発出来なかった“完全な”タイムマシンを持っているなんて……)

夕張(それどころか、パラレルワールドからやって来た男の子……今の提督がいる世界って、一体どうなっているのかしら……)

浜風「……これで、提督は……本当の意味で、この世界と決別することになるんですね」

曙「……そうね。もう、心残りは無いもの」

衣笠「これで提督も……幸せになれるのかな……」




――それは貴女達……沈まなかった私達にかかっています。


――私達の代わりに提督を幸せにしなさいよ!


――ずっと見てるからね?提督をちゃんと支えられてるかどうか!


――ゴーヤ達に出来なかったことを……何としてでも!成し遂げてね!




浜風「……!」

曙「い、今……!」

衣笠「どこからか、聞き慣れた声が……!」

8周目提督「……どうしたんだ?」

浜風「……いえ、何でもありません」

曙「えぇ。ちょっとした空耳みたい」

衣笠「空耳……うん、そうかも!」

浜風(……今の声は、きっと……)

曙(沈んだ私達からのメッセージ……)

衣笠(……これは責任重大だね。でも、それに全力で応えないとね!)

8周目提督「そうか……よし、そろそろ帰ろう。明石達はもちろん、この俺の体を医療装置から外しておくのは危険らしい」

浜風「分かりました」

曙「それじゃあ戻りましょうか」

衣笠「私達が暮らす、平和な世界へ……!」







――いかがだっただろうか。


再会したいと願う想いが……人々を動かし、無し得なかった『奇跡』を生み出した。


『願いを叶える翼』を持った男は……見事『奇跡』の先にある『願い』へ飛び立ったのだ。


それと同時に、2人の少女の『願い』を叶える『奇跡』ももたらした。


3人の少女と、2人の少年が合わさり……とてつもないエネルギーを持つ『翼』は、自身の『願い』を超えた『奇跡』を実現させたのだ。


もちろん『奇跡』というのは簡単に起こせる事象ではない。


しかし、1人では成し遂げられなくとも……同じ想いを持つ人々が集まれば、それは凄まじいエネルギーとなる。


少しでも壁にぶつかった時、貴方も思い出していただきたい。


1人ではなく、心から信用出来る人が傍にいるだけで……貴方の持つ『翼』は、必ず大きくなる。


そしてそれは……また1つ、また1つと……『奇跡』へと飛翔する究極のエネルギーだということに……






おしまい♪

またまた長くなってしまいました。
実はこの小ネタの構想そのものは前々から考えていたのですが、当初は3周目鎮守府の技術で何とかする予定でした。
しかし周が進むにつれ、未来やパラレルワールドから来た提督が登場したのもあって……そして小ネタ安価を取って下さった方のご指定により、タイムマシンについては16周目提督が使っている物を採用しました。

おまけ
『もう1つの8周目 エピローグ』
※本編とは無関係です。8スレ目小ネタ『もう1つの8周目』の後日談です。



16周目提督(本編)「……ということがあったんだ」

磯風(16周目・本編)「そうだったのか……8周目提督さんは、無事明石さん達と再会を果たしたんだな」

16周目提督「うんっ。向こうの世界の明石お姉ちゃんと夕張お姉ちゃんは、この世界の8周目鎮守府に住んでるよ」

磯風「……抜け殻となった8周目提督の体はどうなったんだ?」

16周目提督「今でも向こうの世界の明石お姉ちゃん達がお世話してるみたいだよ?この前8周目鎮守府に遊びに行った時も、3周目鎮守府の技術が詰まった医療用ベッドに寝かされていたから……」

磯風「そうか……」

16周目提督「……この世界についてを説明した時、向こうの夕張お姉ちゃん達……すっごく驚いてたなぁ」

磯風「……まぁ、そうだろうな」

16周目提督「お姉ちゃん達の装備や練度次第で完全勝利を狙えたり、深海棲艦達が攻め込んで来た戦争が起こっていなかったり……改めて考えると、この世界とはずいぶん違うんだよね」

磯風「確か司令は向こうの世界には……」

16周目提督「うん、遡ってないみたいだよ。16周目鎮守府がそもそも存在していないか、深海棲艦達に襲われたか、僕が生まれてこなかったか……正確な理由は分からないけどね」

磯風「………」

16周目提督「……8周目提督さんは、たまたま向こうの世界からこの世界にやって来たけど……僕達が知らないだけで、別の未来を歩んだ8周目提督さんもいるかもしれない」

磯風「……どういうこと?」

16周目提督「例えば、僕みたいに“過去に直接遡ることが出来た”8周目提督さんもいるはず……」

磯風「……!」

16周目提督(もしそんな8周目提督さんが居るとすれば、僕みたいに過去を変えることに成功していれば良いんだけど……)



――40年後・8周目鎮守府(『もう1つの8周目』世界)


8周目提督「」ガクッ

明石「………」

夕張「………」

明石「……行っちゃった」

夕張「うん……提督、動かなくなっちゃった……」

明石「あくまで遡ったのは記憶だけ。体は当然ここに留まることになるから……」

夕張「……私達は、提督を信じることしか出来ないけど……」

明石「……提督なら、きっと歴史を変えてくれるはず……こんな希望の無い今を、打ち破ってくれるはず!」

夕張「……そう、だよね。提督なら、きっと……!」

明石「………」

夕張「………」

明石(私達には、提督を信じることしか出来ません……)

夕張(お願いです、提督……!どうか……どうか、過去を変えて……!)





8周目提督「」ピカァ…





明石「……え?」

夕張「提督の体が……光って……」

8周目提督「」カッ!

明石「きゃっ!?」

夕張「ま、眩し……!」

キラキラ…

明石「う、うぅ……あ、あれ……?」キョロキョロ

夕張「目の前が真っ白になったと思ったら……部屋の様子が変わってる……!?」キョロキョロ

明石「こんなに綺麗なはずは……」

夕張「ついさっきまで、ボロボロでいつ壊れるか分からない状態だったはず……」

明石「……一体、これは……」

夕張「……って、そんなことより提督は!?さっき提督の体が……」チラッ

夕張「……えっ」

明石「どうしt……て、提督が消えてる!?」

夕張「そんな!?どうして!?どうして提督が消えて……」





「……明石、夕張」





明石夕張「……!」クルッ

8周目提督「………」

明石「……提、督?」

夕張「……ど、どうして立って動いてるんですか!?過去に遡ったはずでは……!?」

8周目提督「あぁ。俺は確かに、明石と夕張のタイムマシンで40年前に戻った。その俺が、こうしてここに立っている」

8周目提督「それがどういうことか……2人なら説明せずとも、分かるよな?」

明石「……!」

夕張「……もしかして、過去を……過去を変えたんですか……!?」

8周目提督「………」コクリ

明石「で、でも!私達にはそんな実感が……」

夕張「そ、そうですよ!いきなり部屋が変わったと思ったら、今度は提督が立ってて……」

8周目提督「……2人とも、よく思い出してみるんだ。今までに何があったのかを」

明石夕張「思い出すって…………ッ!?」ピキーン!






明石(頭の中に……辿るはずの無かった、もう1つの歴史が流れ込んで来る……)


夕張(40年前、急に提督の目つきが変わって……)


明石(今まで以上に練度を上げることに特化して……)


夕張(浜風ちゃん、曙ちゃん、衣笠さんが提督の目的を知って……)


明石(提督と3人から、未来が悲惨なことになっていると伝えられて……)


夕張(……私達は、その未来を回避するために全力を尽くした)


明石(3周目鎮守府の生き残りだった弥生ちゃんと卯月ちゃんからの話を聞いて……)


夕張(9周目提督君や、他にも色々な人達の力を借りて……)


明石(……回避、した。運命の日……艦娘のほぼ全員が虐殺される、あの日を……!)


夕張(山奥の私有地に移って……全員生存……誰1人欠けることなく、乗り越えた……!)


明石(核爆弾が落とされた時……声には出さなかったけれど、自分達が助かったことを喜んで……)


夕張(それからは、深海棲艦の動向に気をつけながらも……ささやかながら、楽しい毎日を……)




明石「………」

夕張「………」

8周目提督「……思い出したか?」

明石「……はい。過去が変わる前の記憶と混在していて、少し頭がフラフラしますけど……」

夕張「……思い出しました。提督や浜風ちゃん達と乗り越えた過去を……そして、今までの日々を……!」

8周目提督「……そうか」

明石「……提、督……」ジワッ

夕張「ありがとう……ございます……っ!」ジワッ

提督「……!」

明石「無事……変えてくれたんですね……!」ポロポロ

夕張「誰も沈んでいない……私達が望んでいた未来に……!」ポロポロ

8周目提督「……あぁ。それも全部、2人のお陰だ。礼を言わなきゃいけないのは俺の方さ」

8周目提督「……ありがとう。俺を過去に送り込んでくれて」ニコッ

明石「ぐすっ……ん……」グシグシ

夕張「ひっく……うぅ……」グシグシ

明石夕張「……はいっ!」



















「……提督が言った通りですね」

「最初はやっぱり驚くわよね……」

「あの時は頭の中が映画館みたいだったし……」

明石「……え?」クルッ

夕張「今の声って……」クルッ

「……そういえば、今の明石さんと夕張さんとは“久しぶり”か“こんにちは”か……どっちが正しいのでしょうか」

「う~ん……どちらかというと、40年間ずっと一緒に活動してた記憶の方が強いから……“こんにちは”かしらね」

「どちらにしても、私達には沈んだ方の20年は記憶に無いからね……」

明石「……もしかして」

夕張「貴女達は……」

8周目提督「……そうだ。彼女達は……」



大人浜風「……はい。轟沈の運命を回避した……提督と共に惨劇を切り抜けた、浜風です」ニコッ

大人曙「同じく曙よ」

衣笠「衣笠さんよ!あ、でも私はあんまり変わってないかな。元々重巡だからね~」



明石「………」

夕張「………」

8周目提督「……やっぱり驚いたか?でも、2人共……昨日までは普通に会話してたけどな」

明石「……いえ、その……確かに40年間一緒にいた記憶はあるんですけど……」

夕張「それと同時に、久しぶりに見た感覚が混ざってて……」

大人浜風「……無理もありません。私達も20年前に、同じ経験をしましたから」

大人曙「いきなり轟沈した時の光景が飛び込んできた時は、流石に叫びそうになったわね」

衣笠「それで改めて分かったんだっけ……提督がどれ程辛い思いをして、私達を助けに来てくれたかを……」

明石「………」

夕張「………」

8周目提督「……でも、それも今日で終わりだ」

明石「……?」

夕張「……?」

8周目提督「今日がまさしく、俺が過去に遡った日……これを過ぎ、明石達の記憶が混ざり合った……つまり、これで……」

8周目提督「……変わった未来が“正しい歴史”になった」

明石「……!」

夕張「……!」

大人浜風「……はい。もう、誰も悲しい思いをしない……」

大人曙「絶望することもない……」

衣笠「最高の未来にね!」

明石「………」

夕張「………」

明石(……そう。これが……)

夕張(私達が……提督が願っていた、幸せの……“今”……!)

8周目提督「……明石、夕張」

大人浜風「……明石さん」

大人曙「……夕張さん(ちゃん)」

明石「……?」

夕張「……?」











「……これからも、俺達と共に……新しい歴史を作ってくれないか?」


「……ふふっ、当たり前じゃないですか!」


「折角加古が変わったんです!どうせなら、ここからより良い未来を作りましょう!」


「私達も一緒ですよ?」


「まだまだ私達の歴史は続くんだから!」


「そうそう!新しい時代の幕開けってね!」









浜風・曙・衣笠 ANOTHER TRUE END!

明石・夕張 GOOD END!

本編は21:30~22:30頃開始予定です。本編終了後に小ネタ安価を行います。

以前、提督を過去に送った明石と夕張が救われるエピソードを書くと言いましたが……ここまで先延ばしになるとは思いませんでした。すみません。
本来なら16周目が終了次第、近々書くつもりでした(今回、8周目提督が明石達と再会する小ネタだったので、この機会にと一気に書き上げました)。
その時に『ガチ(当初は合法)ショタ提督が終了してから書く』と言ったのは、今回の小ネタの内容が16周目エピローグと重なり、半ばネタバレに近くなるからでした。
そして『合法ショタ提督終了後に~』をガチショタ提督に変更した理由ですが、当初は未来人設定は合法ショタに使う予定でした。その後設定を練り直しガチショタになり、変更させていただきました。
長々と申し訳ありません。

加古w

始めます。まずは朧告白イベントからです。

>>545
Oh……〆の台詞で盛大に誤字……すみません。正しくは「加古→過去」です。

朧「………」

朧(……そう、だよね。このままじゃ……)

漣「………」

朧「……漣」

漣「……?」

朧「私……告白する」

漣「……!」

朧「フラれちゃうのも、確かに怖いけど……それよりも、何も出来ずに失恋しちゃう方が嫌……!」

漣「……うん!その意気!」

朧「……受け入れてくれるかは分からないけどね」

漣「そうかな~?ご主人様が……提督が朧ちゃんを嫌うとは思えないよ!」

朧「……そうかな」

漣「多分!」

朧(そこは言い切ってよ!でも……ちょっと、勇気出たかも)

漣「ほらほら!急がないと他の誰かに取られちゃうよ!」

朧「……うん。ただ……もし撃沈したら、その時はしばらく1人にしてね」

漣「そこ!マイナス思考にならない!もっと自信を持って!」

朧「……ありがとう。じゃあ、行って来るね」ガチャ

漣「ガンバ!」ノシ

バタン…

漣「………」

漣(……後は祈るだけかぁ。でも、朧ちゃんなら大丈夫!きっと……!)

ショタ提督「………」カキカキ

朧『……提督っ』

ショタ提督「……///」カァ

ショタ提督「……っ!」フルフル

ショタ提督(い、いけない……お仕事に集中、しないと……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

朧『……大変そうですね。手伝いましょうか?』

ショタ提督「……///」カァ

ショタ提督「……っ!」フルフル

ショタ提督(あぅ……だ、だから……)

朧「……失礼します」ガチャ

ショタ提督「………」カキカキ

朧「……あ、あの!提督……///」

ショタ提督(集中……集中……)カキカキ

朧「……あの、提督?」

ショタ提督「………」カキカキ

朧「……提督っ!」

ショタ提督「っ!?」ビクッ

朧「あっ……ご、ごめんなさい……聞こえてなかったと思って、つい……」

ショタ提督「……!?///」

ショタ提督(お、朧お姉ちゃ……!?///)

ショタ提督「……///」⊃⊃⊃

朧「……あの、大事な話があるんです!///」

ショタ提督「……?」⊃⊃⊃

朧「え、えっと……///」モジモジ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

朧(……頑張れ、私っ!///)

朧「……その///」

ショタ提督「……?」⊃⊃⊃











「……提督のこと、好きになっちゃいました……///」









ショタ提督「……ッ!?///」ポヒュン

ショタ提督(え、えぇっ!?こ、こんな……ことって……!///)

朧「……///」

ショタ提督「……ぅ、あ……///」

朧「……!///」

ショタ提督「え、あ、その……あと、えと……///」⊃⊃⊃

朧「……提督?///」

ショタ提督「そ、その……ぼきゅ……///」⊃⊃⊃

朧「……ぼきゅ?」

ショタ提督「びょく……あ、ぅ……ぼ、僕どぇ……僕で、良いの?///」⊃⊃⊃

朧「……え?」

ショタ提督「だ、だって……僕、いつも無口で……部屋にいて……ばかり、で……あの、その……///」⊃⊃⊃

朧「………」

ショタ提督「朧お姉、ちゃんとも……ぜ、全然……お話出来て、ないし……///」⊃⊃⊃

朧「………」

ショタ提督「話そうと……しても、何を……話して、良いか……分から、なくて……だから、何も言えなく……なっちゃって……///」⊃⊃⊃

朧「………」

ショタ提督「そ、それで……その……///」⊃⊃⊃

朧「………」

朧(提督……)

ショタ提督「……///」⊃⊃⊃

朧「………」スタスタ…










朧「………」ダキッ

ショタ提督「ぷみゅっ!?///」

ショタ提督「え、あ、ぅ……!?///」

朧「……提督が、いつも私達の為に頑張ってくれているのは……皆知ってますよ?」

ショタ提督「……///」プシュウウゥゥ

朧「それに、さっき言ってくれましたよね?///」

ショタ提督「……?///」

朧「……“僕で良いの?”って///」

ショタ提督「……!///」

朧「むしろ提督じゃなきゃダメなんです。私は、提督が影ながら私達を支えてくれる……そんなところに惹かれました///」

ショタ提督「……///」

朧「言葉で言わなくとも、提督の優しさは……しっかり伝わってます///」

ショタ提督「……///」

ショタ提督(そ、そんな風に……思ってくれてたんだ……///)

朧「……それに、不安だったんです」

ショタ提督「……?」

朧「私……今まで、提督を何度か驚かせちゃったことが多くて……」

ショタ提督「……!」

朧「それで、嫌われてると思って……告白するのも、凄く怖くて……」

ショタ提督「………」

朧「………」








ショタ提督「……あの」

朧「……え?」

ショタ提督「その……僕、朧お姉ちゃんを……そんな風に思ったこと、ないよ……?///」

朧「……!」

ショタ提督「むしろ……えっと……///」











「……僕も、朧お姉ちゃんのこと……好き、だよ……?///」









朧「……えっ?」

ショタ提督「……///」プシュウウゥゥ

朧「……あ、あの!今なんて!?///」

ショタ提督「……僕、も……朧お姉ちゃんが、好き、です……///」

朧「……!!///」

ショタ提督「……///」カァ

朧「……提督っ!///」ギュウッ!

ショタ提督「わっ……///」

朧「嬉しい……!凄く……凄く嬉しいです……!///」

ショタ提督「……///」

朧「さっきまでの不安が……全部、吹き飛びました……!///」

ショタ提督「……///」

ショタ提督(……朧お姉ちゃん///)

ショタ提督「……その///」

朧「……?///」

ショタ提督「ぼ、僕……口下手で、話すのも……苦手、だけど……///」

朧「……///」

ショタ提督「……で、でも……その……///」

朧「……///」

ショタ提督「……///」⊃⊃⊃

朧「……無理しなくて良いんですよ?///」

ショタ提督「え……?///」

朧「私は、ありのままの提督が……いつもの提督が、1番好きですから……!///」

ショタ提督「……ありがとう///」

朧「……こちらこそ///」

ショタ提督「……えへへ///」

朧「……ふふっ///」











「……これからも……えと、よろしく、ね……?///」


「……はい、もちろんです!///」









――好感度50/50

ショタ提督「……///」

朧「……あの、本当に良かったんですか?///」

ショタ提督「……///」コクリ

朧「……///」ギュッ

ショタ提督「……///」

朧「……ありがとうございます///」

ショタ提督「……うんっ///」

朧「……///」

ショタ提督「……///」

朧「……2人で寄り添うと、一層温かいですね///」

ショタ提督「……///」コクリ

朧「……///」

ショタ提督「……///」

朧(……大好きな人の温もりに包まれて……///)

ショタ提督(……///)






今月のリザルト:5ヶ月目

摩耶:17/50『………』
ウォースパイト:17/50『……秋雲お姉ちゃんの本、凄く面白かった……♪』
朧:50/50<END開放!>『……大好きっ///』
加賀:7.5/50『………』

6ヶ月目:上旬


朧「……♪」つ書類 スタスタ ※秘書艦

ショタ提督「……♪」つ書類 トテトテ

朧「……大丈夫?重くないですか?」

ショタ提督「……うんっ」

朧「………」

朧(ここで『本当ですか?』なんて聞き返す人はダメ。提督は遠慮しがちだけど、絶対に嘘を言わないからね)

朧「ふふっ、それならこのまま2人で運びましょうか」ニコッ

ショタ提督「………」コクッ

朧「……♪」スタスタ

ショタ提督「……♪」トテトテ




朧(4周目)「……ここの私は、提督と付き合うことになったんだね」

潮「うん。朧ちゃんが……えっと、こっちの朧ちゃんが頑張って告白して……」

曙「クs……提督の心を見事にキャッチしたわけ」

朧(4)「……そっか」

潮「………」

曙「………」

朧(4)(ここの私は幸せそう……私も、あの時勇気を出していれば……)

潮(……朧ちゃん)

曙(……朧)

漣「………」

漣(……ワーイ♪提督ト結バレテ嬉シイナ♪し あ わ s……っていうのは冗談で、良かったね!朧ちゃん!)ニコッ




↓1摩耶のコンマ 好感度:17/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:17/50
↓3朧のコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4加賀のコンマ 好感度:7.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお朧が最大値の場合は即ENDとなります

加賀「……遅いです」

赤城「………」

加賀「最後に出番があったのが4ヶ月目上旬……あれから1度も出番が回って来ないなんて……」

赤城「……えっと、ご愁傷様です」

加賀「しかも最下位……」ズーン

赤城「………」ポンポン

加賀「……でも、まだ諦めませんよ」スクッ

赤城「……!」

赤城(加賀さん……やはり一航戦としてのプライドが……)












加賀「17周目の大和さんだって最後尾からリーチまd」

赤城「あれは最終的に失恋しちゃってますから真似しちゃダメです!」


ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

磯風「よし、良い焼き加減だ」つうちわ パタパタ ※秋グラ

秋刀魚「」バチバチ…

ショタ提督「………」ジー

加賀「」ピシッ

加賀(い、磯風……何をしているの!?その真っ黒にコゲた物体は……まさか、秋刀魚!?)

磯風「うむむ……裏側がまだ焼き足りないな」パタパタ

加賀(いえどう見てもコゲてるじゃない!)

ショタ提督「………」ジー

加賀(提督も膝に手をつけて見ている場合じゃありません!早く止め……)

秋刀魚「」デロデロデロデロデロ…

加賀「……うっ!」

加賀(さ、秋刀魚からおぞましい臭いが……)

磯風「……そうだ。司令も仰いでみるか?」つうちわ スッ

ショタ提督「………」コクリ

ショタ提督「………」パタパタ

加賀「……ッ!?」

加賀(に、臭いがうちわの風にそってこっちに……さっきより威力が増して……!)

磯風「おぉ、上手いぞ司令!」

ショタ提督「………」パタパタ

加賀「……ぐふっ!」

加賀(こ、このままじゃ私が先にダウンしてしまいます……いえ、それよりあの劇薬が提督の口に入ることになるのだけは避けなければ……!)






加賀の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

※行動によっては加賀や提督の命に関わります(好感度は上がるのでご安心下さい)。

加賀「……っ」プルプル

加賀(……し、仕方ありません……私が……何とかしないと……)

加賀(せめて……提督の、命……だけは……!)


磯風「よし、完成だ!」

秋刀魚ではないナニか「」ズゴゴゴゴゴゴゴゴ…!

ショタ提督「………」ジー

ショタ提督(わぁ……紫色と黒色に点滅してる……)ジー

磯風「……さぁ司令!」つ箸 スッ

ショタ提督「……?」

磯風「分からないか?これは司令の為に焼いたんだ!」

ショタ提督「……!」

磯風「いつも仕事ばかりの司令に、私からのささやかな差し入れだ。遠慮せず食べて欲しい」

ショタ提督「………」つ箸

ショタ提督(……良い、のかな……?2人で作ったのに……磯風お姉ちゃんに悪い気が……)

ガチャ…

ショタ提督「……!」

磯風「……ん?」

加賀「ま、待って……うっ!」ヨロヨロ

加賀(部屋に入った途端、鼻が曲がりそうな悪臭が……!)

ショタ提督「……?」キョトン ←素で臭いに気づいていない

磯風「……加賀さん?どうしたんだ?」

加賀「っぐ……その秋刀魚……私が、食べても……良い、かしら……?」

磯風「……すまないが、この秋刀魚は司令に……」

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ フルフル

磯風「……良いのか?」

ショタ提督「……!」コクコク

加賀「………」

加賀(……きっと、提督は私に本当に譲ろうとしてくれて……でも、それが結果的に提督自身の命を救い――)

磯風「……分かった。それなら加賀さん、食べてくれるか?」

加賀「……え、えぇ。ありがとうございます……提督、磯風……」

ショタ提督「……!」⊃⊃⊃ アタフタ

加賀「………」

秋刀魚ではないナニか「」ズドドドドドドドドドドドド…!

加賀(……さようなら、赤城さん……蒼龍、飛龍……そして、提督……)

加賀「……いただきます。はむっ……!」


――私の命を散らせることに……


反転コンマ判定:加賀の運命は!?

01~49:あの世へレッツゴー!
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:こ、これくらいの傷……なんてことねぇよ……(強がり)
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:見た目に反して味は普通
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

52→25:久々のあの世パート!


加賀「………」

磯風「……どうだ?中々の出来栄えだったんだが……」

ショタ提督「………」

加賀「………」

磯風「……加賀さん?」

ショタ提督「……?」

加賀「………」フラッ…




――短い人生……いえ、艦生でしたが……中々良いものでした……


――提督……どうか、今以上に立派な提督となって……新しい“私”を迎え入れて下さいね……




加賀「」バタン…

ショタ提督「……!?」

磯風「ッ!?」

加賀「」

磯風「か、傘さん!?しっかりして!加賀さん!加賀さああああああああああああああああん!」ユサユサ

ショタ提督「……!?」⊃⊃⊃ オロオロ

加賀「」





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

傘さん!?

>>576
あぁ、また恥ずかしいミスを……何度も申し訳ありません。正しくは「傘さん→加賀さん」です。


4×1.0=4
7.5+4=11.5/50


加賀『……?』ムクリ

加賀(ここは……?随分と綺麗な野原……のどかで、虹がかかった青空が綺麗で……)

加賀『………』

加賀(……あぁ、そういうことね。私は秋刀魚を食べて、やっぱり……)

『……なんでお前がここにいるんだよ』

加賀『……え?』クルッ

14周目提督『………』

加賀『……14周目提督君?どうして……』

14周目提督『それはこっちの台詞だ。お前、まさか赤城が沈んで後追いでもしたのか?』

加賀『……違います。磯風が焼いた秋刀魚を食べて……』

14周目提督『うわ、よりによって死因がそれかよ!?でも比叡や磯風だとガチであり得るから困る……』

加賀『……貴方は?』

14周目提督『……因果応報、とだけ言っておく。んなことよりほら』スッ

加賀『……?』チラッ

光の穴『やぁ』ピカー!

14周目提督『お前はまだここに来るのは早い。とっととその穴に飛び込んで現世に戻れ』

加賀『……あそこに行けば、私は生き返れるんですか?でも……私はもう死んで……』

14周目提督『えぇいつべこべうるさいな!ほらっ!』ドンッ

加賀『きゃっ!?』

サアアアアアアァァァァァァ…!

14周目提督『………』

14周目提督(……“結婚式に間に合わなくて悪かった”って伝言を頼めば良かったな……もう遅いけどさ……)








加賀「……うぅ」

赤城「あ、目が覚めました?」

加賀「ここ、は……」キョロキョロ

赤城「私達の部屋です。さっき提督と磯風ちゃんが、貴方が急に倒れたと言いながら2人で運んで来てくれたんですよ?」

加賀「………」

加賀(夢……?いや、それにしては現実味があり過ぎたような……)

赤城「……加賀さん?」

加賀「……いえ、もう大丈夫です。ありがとうございます」

加賀(……後で提督にお礼を言っておかないと。磯風……にも、一応……)

6ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」ジー

大和ラムネ「」シュワシュワ…

ショートケーキ(しおいのケーキ屋)「」キラキラ…

ショタ提督「………」チラッ

朧「……どうしたの?」

ショタ提督「……あの、これ……本当に……食べたり、飲んでも……良いの……?」

朧「はい!むしろ2人で一緒に味わう為に買って来たんですよ?」

ショタ提督「……ありがとう」ニコッ

朧「いえいえ。それでは……ケーキから食べましょうか」

ショタ提督「……♪」コクリ

朧「ふふっ……それじゃ……」

ショタ提督朧「いただきます……あむっ」

ショタ提督「……ッ!」

朧(ふわぁ……相変わらずズバ抜けた美味しさ……口の中がトロけそう……♪)モグモグ

ショタ提督「……!!」キラキラ

朧「……どうですか?」

ショタ提督「……!……♪あむっ、はむっ……!」キラキラ

朧「……それなら良かったです♪こっちのラムネも……」カシュッ

朧「……はい、どうぞ」つ大和ラムネ スッ

ショタ提督「ありがとう……いただきます。ごく……ッ!?」

朧「私もいただきます。ごくっ……ん~♪」

朧(程良い甘さに、舌を刺激する泡が格別……♪飲み込んだ時の、喉に迸るピリッとした感覚も……♪)

朧「………」チラッ

ショタ提督「~っ!~っ♪ごくっごくっ……!」キラキラ

朧(……気に入ってもらえたみたい。また買って来てあげないとね)ニコニコ




↓1摩耶のコンマ 好感度:17/50
↓2ウォースパイトのコンマ 好感度:17/50
↓3朧のコンマ 好感度:50/50<END開放!>
↓4加賀のコンマ 好感度:11.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します
なお朧が最大値の場合は即ENDとなります

朧「ゴールです!」

ウォースパイト「間に合わなかったわ……」

摩耶「くっそー!もう少し出番があればな~……」

加賀「………」orz ズーン


こうして、ひたすら無口な提督の34周目は幕を下ろしました。
続いて艦娘安価へと移ります。

※このレスではまだ安価を取りません。

恒例の注意事項です。


※今回登場した艦娘(摩耶、ウォースパイト、加賀)はNGです。

※今回ENDを迎えた艦娘(朧)はNGです。

※今までにENDを迎えた艦娘(>>3-6をご参照下さい)もNGです。

※深海棲艦もNGです。

※浦風は安価下にします。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、5周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。


次の>>1のレスからスタートです。

1人目

↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

1人目:大井(09→90)
2人目

↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

2人目:ビスマルク(58→85)
3人目

↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

3人目:木曾(88)
ラスト4人目!

↓1~↓8で反転コンマが最大の艦娘採用

※00はMAX100とします
※同数の場合は更に反転コンマ対決

4人目:望月(39→93)

というわけで、35周目ヒロインは
大井、ビスマルク(24周目、29周目、33周目より再登場)、木曾(21周目より再登場)、望月となります。
球磨型はこれで全員登場しましたね。木曾は21周目での鬱憤を晴らせるのか!?ビスマルクは4度目の正直を実現出来るのか!?

それではエピローグ&オープニングを書いてきます。今回はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました!それでは小ネタ安価を取って終了します。

小ネタ安価
↓1~↓5で反転コンマが最大の安価採用

>>478

>>630についてですが、申し訳ありませんが少しアンケートを取ります。
30周目以上のヒロイン全員をエロ小ネタの描写で書くとなるとかなり時間がかかってしまいますので……

1.それでも34周目まで全員分書け! ※1人辺りの描写をかなり簡略化します

2.一部の周に絞って再度アンケート ※1人辺りの描写をいつもの流れで書きます(自慰なので本番よりは分量が少なめです)

↓1~↓5

あ、すいません、END艦のうちの一人です 

紛らわしい書き方をして申しわけありません

>>640>>641
いえいえ!こちらこそ早とちりして申し訳ありません!
そういうことでしたら、リクエストがあればその周(+既にアンケートを取ったので、その残りの周)を書きます。なければこちらで決めさせていただきますが……
ご意見を下さると幸いです。

何周目でもいいです!任せます!

>>645
ご返答ありがとうございます。それでは1周分の枠はこちらで決めさせていただきます。
それでは残りの周を再度アンケートします。

↓1~↓3 ※先着順です。1~34周目から好きな周をお選び下さい。同じ周が書かれていた場合は安価下にします。

33周目、27周目、8周目(+残り1周分)ですね。了解しました。
それでは遅くまでありがとうございました!
また次回の更新でお会いしましょう。

エピローグ、投下します。

ショタ提督「………」つ地図 トテトテ

朧「………」スタスタ

朧(ここが提督の住んでた町……本当に人が少ないなぁ……)キョロキョロ

ショタ提督「………」トテトテ

朧(それに、車どころかバス停すらほとんど見当たらないし……それだけ人里離れた場所なのかな)キョロキョロ

ショタ提督「………」トテトテ

朧「………」

朧(その分、自然が豊かで草木が生い茂って……空気も美味しい……♪)

ショタ提督「………」つ地図 マジマジ

地図『34周目提督家まで最短1km。このまま直線し、丁字路を左に』

ショタ提督「………」トテトテ

朧「……それにしても、鎮守府から随分遠いんですね」

ショタ提督「………」コクリ

朧「やっぱり、1人が落ち着くからですか?乗り物はどうしても他の乗客がいますし……」

ショタ提督「………」コクッ

朧「……提督のこと、これでも結構分かるようになったんですよ?」ニコッ

ショタ提督「……///」

朧「……♪」

朧(こうやって赤らめる顔も私だけの特権……ふふっ、可愛い……♪)

・・・÷

34周目提督実家前


ショタ提督「………」ピタッ

朧「……ここですか?」

ショタ提督「………」コクリ

朧「………」ジー

朧(意外と普通の家なんだ……でも、確かに提督らしいかも)

母「……提督?」

ショタ提督「あ……」

朧「……!?」

母「……帰ってたんだ。お帰り……」ニコ…

ショタ提督「……うん、ただいま……」ニコ…

朧「………」

母「……?朧ちゃん……?どうしてここに……?」

朧「いえ、その……もしかして、貴女が提督の……お母さん、ですか?」

母「……うん」

ショタ提督「……?」

朧「………」マジマジ

母「………」

朧(……いや、流石に驚くよ……だって……)




























朧(……霰が提督のお母さんだったなんて)

大人霰「……意外だった?」

朧「あ、いえ!そういうわけじゃ……」

ショタ提督「……?」

大人霰「……提督。もしかして……私がお母さんだって、まだ……」

ショタ提督「……!」ハッ

大人霰「やっぱり……」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

大人霰「あ、別に……責めてるわけじゃないよ……?」

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

朧「………」

朧(……なるほど。確かに霰が育てたなら……提督が大人しくなるのも納得出来るかな)

大人霰「……それにしても、遠いところをわざわざ……」

朧「はい。1度ご挨拶しておこうと思いまして」

ショタ提督「……///」

大人霰「……!」

大人霰(もしかして、この子……)

ヒュウウウゥゥゥ…

ショタ提督「……っ」ブルッ

朧「………」ブルッ

大人霰「……とりあえず、家に入ろう……?」

ショタ提督「………」コクリ

朧「……お邪魔、します」

朧(忘れてたけど、今は冬……うぅ、寒い……)

・・・÷

ショタ提督「……♪」ホッコリ

朧「あぁ……やっぱり炬燵は良いものですね……♪」ホッコリ

ショタ提督「………」コクリ

大人霰「……どうぞ」つみかん コトッ

朧「あ、お構いなく……炬燵、ありがとうございます」

大人霰「……気にしないで」ニコ…

朧(……部屋の中も普通。特に珍しい物もないね)キョロキョロ

大人霰「……それで、話って……?」

朧「あ、はい。えっと……この度、私……朧は、34周目提督君と付き合うことになりました……!///」

ショタ提督「……///」

大人霰「……やっぱり」

ショタ提督「……?///」

大人霰「提督が、急に朧ちゃんを連れて来たから……もしかして、とは思ったけど……」

ショタ提督「……///」

大人霰「……やっぱり、そうだったんだ……」

朧「……///」

大人霰「……朧ちゃん」

朧「は、はい!///」

大人霰「私や、お父さんに似て……口数が少ない子だけど……提督を、よろしくお願いします」ペコッ

朧「い、いえいえ!こちらこそ……その、ありがとうございますっ!///」

ショタ提督「……!///」ペコッ

朧「……それで、少し疑問に思ったんですけど……」

大人霰「……?」

朧「提督は……34周目提督君は、どうして『提督』になろうとしたんですか?」

ショタ提督「……!」

大人霰「……それはね?この子は……この歳で、就職を色々と怖がってて……」

朧「……え?」

ショタ提督「………」

大人霰「将来、大人になって……就く仕事が無かったら、どうしようって……」

朧「………」

ショタ提督「………」

大人霰「そんな時……お父さんの仕事に興味を持って……」

朧「……お父さんの仕事……もしかして」

大人霰「……うん。あの人も、この子と同じ……『提督』だから……」

朧「………」

朧(やっぱり……霰が提督のお母さんの時点で、予想は出来たけど……)

大人霰「それだけじゃなくて……お父さんも、この子と同じで……」

朧「……無口で大人しい人、だったんですか?」

大人霰「………」コクリ

ショタ提督「………」⊃⊃⊃

大人霰「お父さんの職業を聞いて……この子も『それなら僕でもなんとかなりそう』と思って……」

ショタ提督「………」

朧「………」

朧(……そういうことだったんだ)

大人霰「でも、やっぱり……不安はあったけど……」

朧「え……?」

大人霰「お父さんは……この子を、女の子がいっぱいの職場に入れて……大丈夫なのかって」

朧「あー……」

ショタ提督「………」

大人霰「私も、同じ考えだったけど……お父さんが、私と結婚してるし……それに、艦娘には私みたいな娘もいるから大丈夫……」

大人霰「……それで、最終的に……特別学校に入学させたの……」

ショタ提督「………」

朧「……確かに、34周目提督君は潮や……えっと、お母さんの霰さんじゃない方の霰とも仲良くしてました」

大人霰「やっぱり……でも、お父さんみたいに……好きな娘を連れて来てくれるのは……びっくした、かな」

ショタ提督「……///」

朧「あ、あはは……///」

大人霰「……お父さんには、後で電話で伝えるとして……お夕飯の用意、しないと……」スクッ

朧「い、いえ!そこまでしていただくわけには……」アセアセ

大人霰「……ううん、気にしないで?というより……この時間からだと、寒さも一層……」チラッ

朧「……え?」チラッ

ショタ提督「………」チラッ

朧(あ……雪が降って来て……しかもちょっと積もってる……)

大人霰「……無理にとは、言わないけど……泊まって行った方が良い……かも」

朧「……すみません」ペコッ

大人霰「大丈夫……2人はそこで待っててね……?」スタスタ…

朧「………」

ショタ提督「………」

朧「……霰さん、台所に行っちゃいましたね」

ショタ提督「………」コクリ

朧「………」

ショタ提督「………」

朧「……庭に降り積もる雪、綺麗ですね」

ショタ提督「………」コクリ

朧「……昔から、こうだったんですか?」

ショタ提督「……うん。特別学校に、入る前……から……」

朧「……つまり、この雪景色と共に育っていったんですね」

ショタ提督「………」コクリ

朧「……それじゃあ」スススッ

ショタ提督「……?」

朧「……えいっ///」ギュッ

ショタ提督「……!///」

朧「これからは、2人で雪景色を楽しめますね……///」

ショタ提督「……うんっ///」

朧「……///」

ショタ提督「……///」

朧「……提督///」

ショタ提督「……?///」











「……今度は私から言いますね?これからも、よろしくお願いします!///」


「……うん。こちら、こそ……///」









朧 HAPPY END!

オープニングはもうしばらくお待ち下さい。

オープニング、投下します。

オープニング


ショタ提督『………』ソワソワ

大井『……いい加減落ち着いたらどうです?』

ショタ提督『う、うん……///』

木曾『はは、相変わらずだな』

ショタ提督『……えへへ///』

望月『どうせもうすぐ来るんだから、寝転がって待ってれば~?』

ショタ提督『それはダメだよ……失礼だから……』

ビスマルク『そんなの今更でしょ?着任前を合わせて、どれだけ長い付き合いだと思ってるのよ』

ショタ提督『長い付き合い……えへへ……///』

35周目ヒロイン(……ダメだこりゃ)

トントン

ショタ提督『……!』

ガチャ…






妻『……お待たせ』ニコッ






ショタ提督『……妻ちゃん!///』タタタ…! ギュッ

『あっ……もうっ///』ナデナデ

ショタ提督『えへへ……あったかぁい……///』スリスリ

大井『……うっぷ、見てるだけで胸焼けが』

木曾『あぁ……これは甘過ぎる……ッ!』

望月『……はぁ。安定のバカップルだね』

ビスマルク『でも仲が良いに越したことはないじゃない。ね?』

ショタ提督『うん!僕、妻ちゃんのこと……大好きだから!///』ギュッ

妻『私も……♪』ナデナデ

35周目ヒロイン『………』

35周目ヒロイン(でも、身長差のせいで姉弟にしか見えない……)

ショタ提督『ん~♪///』スリスリ

妻『……♪』ナデナデ

――――――――――


―――――――


―――


執務室前


大井「………」

木曾「………」

望月「………」

ビスマルク「………」

大井「……提督、出て来ませんね」

木曾「もう3日は経つぞ……ずっと籠りきり、か……」

望月「大本営は、司令官に気を遣って1週間の有給をくれてるけど……」

ビスマルク「流石にそれを過ぎると……でも、今の提督に無理は言えないわ」

大井「……はい」

木曾「……むしろ、あれだけのことがあって……すぐに立ち直れるわけがないよな……」

望月「だよね……私も同じ状況だったら精神的に参っちゃってるだろうし……」

ビスマルク「……私達は、待つことしか出来ないわね」

35周目ヒロイン「………」

35周目ヒロイン(提督〈司令官〉……)


















ガチャ…

35周目ヒロイン「……!」

ショタ提督「………」

大井「提督!大丈夫でs…………ッ!?」

木曾(……こ、これは)

望月(……凄いやつれてる)

ビスマルク(目の下の隈が酷いことに……それに泣き腫らした後も……)

ショタ提督「……ごめんなさい。ずっと……閉じこもってて……」

大井(……提督)

木曾「そんなことより、提督は……もう……」

望月「……大丈夫、なの?」

ビスマルク「……まさか、無理してるんじゃ……」

ショタ提督「……ううん、もう大丈夫……」

大井「………」

木曾「………」

望月「………」

ビスマルク「………」

ショタ提督「……大丈、夫……だい、じょ……」ジワッ

35周目ヒロイン「……!」

ショタ提督「……ぐすっ……ひっく……」ポロポロ

大井「……っ!」

ショタ提督「ううっ……だ、ダメ……泣いちゃ、ダメ……なのに……」ポロポロ

木曾(……やっぱり、まだ……)

ショタ提督「えぐっ……ぐしゅ……」ポロポロ

望月「……司令官」

ショタ提督「っ、うぅ……ひっく……」ポロポロ

ビスマルク「……っ」ジワッ

ショタ提督「うっぐ……ううぅっ……!」ポロポロ

















「うわあああぁぁぁぁん……!どうして……どうしてぇ……!妻ちゃんがぁ……!こんな……こんなことってぇ……!ぐすっ……うえええぇぇぇぇぇん……!」















こうして、愛する妻を亡くした合法ショタ提督と艦娘達の――

















(……私達〈俺達〉が、提督〈司令官〉を……慰めてあげなきゃ〈慰めないと〉。元気づけてあげなきゃ〈元気づけないと〉……!)















――鎮守府生活が“再開”しました。

……一応言っておきますと、寝取りではありません。

21:30~22:30頃開始予定です。

始めます。

1ヶ月目:上旬


ショタ提督「………」カキカキ


北上「……今にも泣きそうな顔で仕事してるね」ジー

大井「はい……というより、目頭に涙を浮かべているような……」ジー


ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……いつもなら、隣に妻ちゃんが座っててくれて……)チラッ

写真『提督と妻のツーショット』

ショタ提督「あ……」

――

妻『てー君てー君!凄く眺めが綺麗だよ!』

ショタ提督『わぁ……本当だ。雑誌に載ってた通りだね~』

妻『うんっ。そうだ!ここで記念写真を撮らない?』

ショタ提督『あ、良いね!それで、お互いの机に置いておけば……』

妻『一緒にいられない時も、寂しくないね』ニコッ

ショタ提督『うんっ!じゃあ……すみませーん!写真を撮ってもらっても良いですか?』

一般人『ん?あぁ、大丈夫ですよ』

ショタ提督『ありがとうございます!』

妻『……えいっ♪』ダキッ

ショタ提督『あ……えへへ///』

一般人『はい、それじゃ撮りますよ~?はい、チーズ!』つカメラ

ショタ提督妻『……♪』ピース

カシャッ…

――

ショタ提督「……っ」ジワッ

北上大井「……!」

ショタ提督「ぐすっ……うえぇぇん……妻ちゃあん……」ポロポロ

北上「あー……写真を見て、思い出しちゃったんだ」

大井「………」

ショタ提督(寂しいよぅ……切ないよぅ……会いたいよぉ……!)ポロポロ

ショタ提督「ひっく……えぐっ……うわぁぁん……」ポロポロ

北上「……っ」ウルッ

大井(提督……)




↓1大井のコンマ 好感度:0/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:0/50
↓3木曾のコンマ 好感度:0/50
↓4望月のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

北上「……提督、泣いてたね」

大井「……はい」

北上「……思わずもらい泣きしちゃったよ」

大井「………」

北上「はぁ……なんとかならないものかなぁ……」

大井「……私達に出来るのは、提督を慰めてあげることだけです」

北上「……だね」

大井「……もう1度、提督の様子を見て来ますね」スクッ

北上「うん……お願い」

大井「………」





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「ぐすっ……」ポロポロ カキカキ

大井「……!」

大井(提督……また泣いて……)

ショタ提督「ううっ……」ポロポロ カキカキ

ショタ提督(つい、1週間前まで……妻ちゃんは、元気でいてくれたのに……)ポロポロ カキカキ

ショタ提督(それなのに……それ、なのに……!)ポロポロ カキカキ

ショタ提督「えぐっ……うえぇぇん……」ポロポロ カキカキ

大井「………」

大井(……よく見たら、泣きながらも仕事してるのね)

ショタ提督「ぐしゅ……ひっく……」ポロポロ カキカキ

ショタ提督(どうして、僕を……僕のことを……)ポロポロ カキカキ

ショタ提督「えうっ……ぐすっ……」ポロポロ カキカキ

大井「………」

ショタ提督(……でも、仕事は休めないよ……皆に迷惑がかかっちゃうから……)ポロポロ カキカキ

ショタ提督「………」ポロポロ カキカキ

大井「………」

大井(……提督)





大井の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

大井「………」

大井(……もう。世話が焼けるところは、相変わらずなんですから)



ショタ提督「………」ポロポロ カキカキ

ショタ提督(……我慢しようとしても、涙が……うぅ……)ポロポロ カキカキ

ガチャ

ショタ提督「……?」チラッ

大井「………」

ショタ提督「……大井、さん?」ポロポロ

大井「………」スタスタ

ショタ提督「……え、あの……」ポロポロ

大井「………」ギュッ

ショタ提督「……!」ポロポロ

大井「……この状況でも仕事をしてくれること自体は、凄く立派だと思います」

ショタ提督「………」ポロポロ

大井「ですが……無理は禁物です」

ショタ提督「……!」ポロポロ

大井「……私で良ければ、胸くらいは貸しますから」

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(大井、さん……)ポロポロ




反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:妻との思い出がフラッシュバックし……
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:一時的に泣き止む
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:妻と似た雰囲気を感じる
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

53→35:逆効果……ではない


ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(……昔、似たようなことが…………ッ!!)

――

妻『私……頑張った、のに……凄く、勉強……したのに……』ポロポロ

ショタ提督『……っ』ギュッ

妻『ぐすっ……ううっ……!』ポロポロ

――

ショタ提督「………」ポロポロポロポロ

大井「……!?」

大井(えっ!?あの、提督?さっきよりも泣いて……)

ショタ提督「う、うわあぁぁぁん……!」ポロポロポロポロ

大井「て、提督……」オロオロ

ショタ提督「ぐしゅ……ううっ……!」ポロポロポロポロ

ショタ提督(忘れるわけ、ないよ……あの時、妻ちゃんは……凄く、凄く悲しそうで……それで……!)ポロポロポロポロ

ショタ提督「うえぇぇぇん……」ポロポロポロポロ

大井「………」

大井(ど、どうすれば……下手なことを言って、余計に泣かせちゃったら……)

大井「………」ナデ…

ショタ提督「ああぁぁぁ……!」ポロポロポロポロ

大井「………」ナデナデ

ショタ提督「妻ちゃん……会いたいよぉ……うえぇぇぇん……!」ポロポロポロポロ

大井(……とりあえず、落ち着くまで撫でているしかなさそうですね)ナデナデ





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

2×1.0=2/50


北上「それで、余計に泣かせちゃったんだ」

大井「……はい」

北上「う~ん……大井っちが抱き締めたことが、何か妻さんを思い出すキッカケになっちゃったみたいだね」

大井「……でも、どうして急に……」

北上「それは提督と……亡くなった妻さんのみぞ知る、だね」

大井「………」

北上「……でも、やっぱり可哀想だよ」

大井「それはそうですよ!提督も妻さんも何も悪くないのに……あんな……」

北上「………」

大井「……あんな、ことが……起きるなんて……」

北上「………」

大井「………」





ショタ提督「ぐすっ……妻ちゃん……」ポロポロ カキカキ

ショタ提督(どうして……どうしてぇ……)ポロポロ カキカキ

ショタ提督「っうぁ……えぐっ……」ポロポロ カキカキ

ショタ提督(……大井さんに、悪いことしちゃった……でも……涙が止まらないよ……)ポロポロ カキカキ

ショタ提督「うわあぁぁぁぁん……」ポロポロ カキカキ

1ヶ月目:中旬


食堂

間宮「……それでは、いただきます」

全員「いただきます」

長良「………」モグモグ…

鬼怒「………」モグモグ…

皐月「………」モグモグ…

島風「………」モグモグ…

鳳翔「……やっぱり、皆静かに食べてますね」

間宮「……はい」

赤城「………」モグモグ…

加賀「………」モグモグ…

赤城(……提督が悲しんでいるのに)

加賀(……いつものように食べるだなんて、とても出来ません)


ショタ提督「………」モグモグ…

ショタ提督(美味しい……そういえば、最近……食堂のご飯、食べてなかったっけ……)モグモグ…

ショタ提督「………」モグモグ…

ショタ提督(……妻ちゃんの、手料理を……食べてたから……)モグモグ…

――

妻『……お待ちどうさま』コトッ

ショタ提督『わぁ……美味しそう!』ゴクッ

妻『ふふっ、そうかな……?』

ショタ提督『うんっ!それじゃ、手を合わせて……』

ショタ提督妻『いただきますっ』

ショタ提督『あむっ……んんっ!おいひい!すほふおいひいほ(美味しい!凄く美味しいよ)!』

妻『……喜んでもらえて良かった♪』ニコッ

ショタ提督『ほら、妻ちゃんも食べてみて!』

妻『うん。あむっ……んっ!ほんほは……おいひい、はほ(ほんとだ……美味しい、かも)!』

ショタ提督『……♪』モグモグ

妻『……♪』モグモグ

――

ショタ提督「……っ」ジワッ

全艦娘「……!」

ショタ提督「うぐっ……ふうっ……!」ポロポロ モグモグ

ショタ提督(……妻ちゃんの手料理、もう……2度と食べられないんだ……もう、2度と……)ポロポロ

ショタ提督「ぐすっ……えうっ……」ポロポロ モグモグ

全艦娘「………」

全艦娘(提督〈司令官〉〈司令〉〈司令官様〉……やっぱり、妻さんのことを思い出して……)


↓1大井のコンマ 好感度:2/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:0/50
↓3木曾のコンマ 好感度:0/50
↓4望月のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

球磨「……提督、ご飯食べてる時も泣いてたクマ」

木曾「……あぁ」

球磨「本当に……あまりにも可哀想過ぎるクマ」

木曾「当たり前だろ……死別ってだけでも辛いのに……」

球磨「………」

木曾「……大井姉さんが慰めようとしても、返って泣き出すくらいだからな」

球磨「……球磨達は話に聞いただけだけど、トラウマになっててもおかしくないクマ」

木曾「……だな」

木曾(提督……やっぱり、それを思い詰めて……)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つ本 ブツブツ

木曾「……?」

木曾(……やたら分厚い本だな。それに何か呟いてるようにも……)

ショタ提督「………」つ本

木曾(ここからだと少し遠いな……一体なんの本を……)ジー

ショタ提督「………」つ本 ブツブツ

木曾(……最新医療技術の論文?どうしてそんなものを……)

ショタ提督「……この本なら、人体を1から作り出す技術だって……!」つ本

木曾「!?」

ショタ提督「それなら、妻ちゃんの体を作って……それで……!」つ本

木曾「………」

木曾(お、おい!提督、危ない道に進もうとしてないか!?)

ショタ提督「……えっ」

木曾「……?」

木曾(……どうしたんだ?急に静かになったぞ……?)

ショタ提督「……っ」ジワッ

木曾「……!」

ショタ提督「……仮に人体を作ったとしても、脳が無いとダメ……それじゃ、無理だよ……」ポロポロ

木曾「………」

ショタ提督「……妻ちゃんの体は……もう、この世には……それに……」ポロポロ

ショタ提督(あんな……あんな、ことになって……それ、で……っ!)ポロポロ

木曾「………」

木曾(……提督が正気に戻って安心するべきか、提督の望みが叶わないのを悔やむべきか……)





木曾の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

木曾「………」

木曾(提督の気持ちも分からなくはない。でも、それではダメなんだ……!)



ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(……無理なのは分かってても……諦め切れないよ……)ポロポロ

木曾「……提督」

ショタ提督「……!」クルッ

ショタ提督(き、木曾……さん……)ポロポロ

木曾「……さっきの呟きが聞こえたんだ」

ショタ提督「……っ!」ポロポロ

木曾「……提督。妻さんを蘇らせようとしたいのは分かる。俺だって、最愛の人があんなことになってしまったら……そんな気持ちも、出てくると思う」

ショタ提督「………」ポロポロ

木曾「……でも、死んだ者は生き返らない」

ショタ提督「……!」ポロポロ

木曾「……辛いかもしれないが、死の事実は受け入れるしかないんだ……こればかりは、どうしようもない」

ショタ提督「………」ポロポロ

木曾「………」

木曾(……俺からは、こうとしか言えない。後は提督次第だ……)

ショタ提督「………」ポロポロ




反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:やっぱり泣く
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:理解はしているがそれでも泣く
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:一時的に泣き止む
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

33:理解した


ショタ提督「………」

ショタ提督(……そう、だよね。木曾さんの言う通りだよね……)

木曾「………」

ショタ提督(妻ちゃんに会いたいからって……そんなことに手を出すのは……)

木曾「………」

ショタ提督「……ありがとう、木曾さん」

木曾「……!」

ショタ提督「……混乱してた僕を、引き戻してくれて」

木曾「……分かってくれたのか」

ショタ提督「………」コクリ

木曾「そうか……なら良かった」

ショタ提督「………」

ショタ提督(でも……死を受け入れたからといって、妻ちゃんがいない悲しさは……)ジワッ

木曾「………」

木曾(……そう、それで良いんだ。今は思い切り泣いて、悲しむんだ……いずれ、立ち直れる時が来るさ)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

7×2.0=14/50


球磨「そんなことが……」

木曾「あぁ。でも、提督はちゃんと踏みとどまってくれた」

球磨「当たり前クマ!そんな怪しい方法に手を染めれば、きっと提督も……」

木曾「………」

球磨「………」

木曾「……ただ、提督の気持ちも理解出来るんだ」

球磨「……それはそうクマ。誰だって、大好きな人が死んじゃったら……錯乱する人が出てきても不思議じゃないクマ」

木曾「………」

球磨「でも、蘇らせるなんて……出来ないクマ。こればかりは……どんなに辛くても、乗り越えるしかないクマ」

木曾「……そう、だな」

球磨「………」

木曾「………」





ショタ提督「………」つ写真 ポロポロ

ショタ提督(妻ちゃん……)ポロポロ

ショタ提督「……ぐすっ……ひっく……」ポロポロ

ショタ提督(……会いたいよ……例え、それが叶わない夢だとしても……もう1度、会いたいよぉ……!)ポロポロ

ショタ提督「ぐしゅ……えぐっ……」ポロポロ

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~22:30頃開始予定です。

始めます。

1ヶ月目:下旬


早朝

目覚まし時計「」ジリリリリリ…

ショタ提督「………」カチッ

ショタ提督「………」ムクリ

ショタ提督(……いつもなら、妻ちゃんが隣で眠っていて……それか、僕を起こしてくれたのに……)

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(……顔、洗おう)スタスタ…

・・・÷

ショタ提督「えっと、僕の歯ブラシは……」つ緑歯ブラシ スッ

ショタ提督「……間違えちゃった。これ、妻ちゃんが使ってた……」

ショタ提督(……ここで寝泊まりすることが多くなったから、こっちと向こうにお互いの私物が増えて……)

ショタ提督「………」

――

妻『……起きて?朝だよ?』ユサユサ

ショタ提督『ん……お早う、妻ちゃん……』ムクリ

妻『お早う、提督君』ニコッ

ショタ提督『……ん、まだ眠いや』グシグシ

妻『ダメだよ?今日もお互いお仕事があるんだから……』

ショタ提督『……そうだね。じゃあ、顔洗おっか』

・・・÷

ショタ提督『えっと、僕の歯ブラシは……』

妻『はい、これっ』つ水色歯ブラシ スッ

ショタ提督『あ、そうそう。ありがとう妻ちゃん』

妻『夫婦らしく、色違いのお揃いだもんね♪』ニコッ

ショタ提督『……うんっ♪』

――

ショタ提督「……っ」ポロポロ

ショタ提督(そう、だったね……慣れるまで、何度も僕が間違えて……その度に、妻ちゃんが教えてくれて……)ポロポロ

ショタ提督「ぐすっ……うぅ……」ポロポロ

ショタ提督(……寂しいよぉ……辛いよぉ……)ポロポロ




↓1大井のコンマ 好感度:2/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:0/50
↓3木曾のコンマ 好感度:14/50
↓4望月のコンマ 好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

三日月「司令官、今朝もずっと泣いてたね……」

望月「……だね」

望月(……現実は本当にクソゲー過ぎだっての……)

三日月「………」

望月(ゲームと違って、リセットも出来ない上に……裏技も無いし……)

三日月「……もっち?」

望月「……ん、いや」

望月(しかも、司令官の場合……あんなBADENDじみた結末……いくらなんでも……!)

望月「……司令官の様子見て来る」

三日月「……お願い」

望月「……うん」

望月(……司令官)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

鏡「」チョコン

望月「……?」

望月(……司令官、何やってるんだろ?)

ショタ提督「……え、えへ……」

望月「……!」

ショタ提督「……泣いてばかりじゃダメだよね。こうやって……え、えへへ……」

望月「………」

ショタ提督「前みたいに、笑わないとね……」

望月「………」

望月(……司令官)

ショタ提督「……うん。そうだよ……笑わないと……」

ショタ提督(……笑わ、ないと……)ジワッ

望月「………」

ショタ提督「……あ、あれ……?おかしいなぁ……目の前がぼやけてきちゃった……」ウルウル

ショタ提督「変だなぁ……笑おうとしてるのに……」ポロポロ

望月「………」

ショタ提督「……ダメ、なのに……泣いてばかりじゃ、ダメ……なのに……」ポロポロ

望月「……っ」

望月(……もう、直視出来ない……司令官が、可哀想過ぎて……!)





望月の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

望月「………」

望月(……こんな時、私に出来そうなことは……)



ショタ提督「ぐすっ……っうぅ……」グシグシ

ショタ提督(泣いちゃダメ……なのに……)ポロポロ

ショタ提督「ひっく……うぐっ……」ポロポロ

ガチャ

ショタ提督「……!」ポロポロ チラッ

望月「……司令官」

ショタ提督「……望月、ちゃん」ポロポロ

望月「見てたよ。笑顔の練習、しようとしてたよね?」

ショタ提督「………」ポロポロ

望月「でも、悲しみばかり顔に出ちゃって……」

ショタ提督「……うん」ポロポロ

望月「………」スタスタ

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(……幻滅、されちゃったかな……こんな弱い男で……)ポロポロ

望月「………」ダキッ

ショタ提督「……え?」ポロポロ

望月「我慢なんてしちゃ……体に悪いよ」

ショタ提督「………」ポロポロ

望月「それに……そうやって我慢し続けてたら……心も、もたないよ……」ギュウッ

ショタ提督「………」ポロポロ

望月「……もう、誰かに言われてるかもだけど……泣きたいなら、好きなだけ泣いて良いんだって。こんな薄い胸で良いなら、いつでも貸したげるからさ」

ショタ提督「……!」ポロポロ




反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:泣いちゃう
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:一時的に泣き止む
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:妻と似た雰囲気を感じる
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

04→40:涙が溢れる


ショタ提督「……ぐすっ……うわぁぁん……」ポロポロ

望月「………」ナデナデ

ショタ提督「えぐっ……やだよぉ……寂しいよぉ……!」ポロポロ

望月「………」ナデナデ

ショタ提督「ひっく……どうして……僕のために……」ポロポロ

望月「……っ!」

ショタ提督「それで……そのせいで……妻ちゃんはぁ……!」ポロポロ

望月「………」

望月(……妻さんの、死因……)

ショタ提督「うえぇぇん……妻ちゃあん……!」ポロポロ

望月「………」ナデナデ

ショタ提督「嫌だぁ……嫌だよぉ……!」ポロポロ

望月「………」ナデナデ

望月(……司令官)ナデナデ

ショタ提督「ぐしゅ……うわぁぁん……」ポロポロ




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

1×1.0=1/50


ショタ提督「………」

ショタ提督(……妻ちゃんが亡くなって、1ヶ月……)

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(……無理、だよ……妻ちゃんが……妻ちゃんがいない、毎日なんて……耐えられないよ……)ポロポロ

ショタ提督「ぐすっ……妻ちゃん……」ポロポロ

ショタ提督「………」ポロ…

ショタ提督「……すぅ」

―――

海軍学校・敷地内

ショタ提督『ね、寝坊しちゃった~!講義に遅刻しちゃう!急がないと……まだ間に合うかも……!』タタタ…!

『……ど、どうしよう』

ショタ提督『……?』チラッ

妻『身分証明書……どこ……?』キョロキョロ

妻(あれがないと、欠席扱いに……しかも1回の欠席が大減点になっちゃうのに……!)キョロキョロ

ショタ提督『………』

ショタ提督(……急いで探せば、ギリギリ間に合うよね……うん)

ショタ提督『……あの、もし良ければ一緒に探しましょうか?』

妻『え……?あ、その……』

ショタ提督『……2人で探した方が、早く見つけられるかもしれません』

妻『……すみません。お願いします』ペコッ

ショタ提督『いえいえ!それで、身分証明書というのは――』

・・・÷

ショタ提督『……あった!これですか?』つ身分証明書

妻『あ……はいっ!確かに私の証明書です!』

ショタ提督『良かった……はい、どうぞ』つ身分証明書 スッ

妻『ありがとうございます!お陰で助かりました!このお礼は必ず……』

ショタ提督『いえ!そんな……って、あぁっ!?もう20分も過ぎてる!?予想以上に時間がかかっちゃった~!怒られちゃう~!』タタタ…!

妻『あっ、待って下さい!せめてお名前を……!』

――

ショタ提督「………」

ショタ提督「……うぅ、ごめん……なさぃ……これには、わけがあってぇ……」




今月のリザルト:1ヶ月目

大井:2/50『……僕、みっともないところばかり――』
ビスマルク:0/50『……ごめんね。いつも泣いてばかりで』
木曾:14/50『……ありがとう。呼び止めてくれて……』
望月:1/50『――見せちゃってる……』

2ヶ月目:上旬


―――

葬式会場

ショタ提督『………』

妻父『妻……くそっ……こんな、こんなことって……!』ポロポロ

妻母『ぐすっ……妻ぁ……!どうして死んじゃったの……!』ポロポロ

木曾『………』

大井『………』

望月『………』

ビスマルク『………』

全艦娘『………』

憲兵達『……っ』ジワッ

ショタ提督『……妻、ちゃん』

妻『』

ショタ提督『ねぇ……目を開けてよ……』ジワッ

妻『』

ショタ提督『いつもみたいに……“提督君”って呼んでよ……!』ツー…

妻『』ポタッ…

ショタ提督『ねえっ……ねえってば……!』ポロポロ

父(……提督)

母(可哀想に……しかも、よりによって……2人の大切な日に……)

ショタ提督『……妻ちゃん……妻ちゃあんっ!うわああああああああああああああああんっ!』ポロポロ

妻『』

――

ショタ提督「……妻ちゃんっ!」ガバッ

ショタ提督「……ゆ、夢?」キョロキョロ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……1ヶ月前の、お葬式の時の……)ジワッ

ショタ提督「……ぐすっ」ポロポロ

ショタ提督(妻ちゃん……どうして……どうしてぇ……!)ポロポロ

ショタ提督「えぐっ……うわぁぁん……」ポロポロ



↓1大井のコンマ 好感度:2/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:0/50
↓3木曾のコンマ 好感度:14/50
↓4望月のコンマ 好感度:1/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

多摩「……提督、また泣いてたにゃ」

木曾「………」

多摩「……何でも、お葬式の時の夢を見たらしいにゃ」

木曾「………」

木曾(……俺達全員が立ち会った、あの日か……)

多摩「……覚えてるにゃ。提督が、棺桶の中を覗きながら……泣き叫んでたことを」

木曾「……つい、先月のことだからな」

多摩「………」

木曾「………」

木曾(……妻さんの両親はもちろん、憲兵達も……涙ぐんでたな)






ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」つアルバム ペラリ

木曾「……!」

木曾(て、提督……それは……)

ショタ提督「………」マジマジ

ショタ提督(あ、この写真……妻ちゃんと初めて、学校の敷地内で撮ったやつだ……)

木曾「………」

ショタ提督「………」ペラリ

ショタ提督(これは……初めて、デートした時の……ツーショット……)

木曾「………」

木曾(……?絶対思い出して泣くと思ったんだが……)

ショタ提督「………」ペラリ

ショタ提督(……これは、集合写真……あ、僕と妻ちゃん……)

ショタ提督「………」

木曾「………」

木曾(……提督、ついに乗り越え……)

ショタ提督「……ぐすっ」ジワッ

木曾(……てなかったか……いや、当たり前だよな……)

ショタ提督「うぅっ……妻ちゃん……」ポロポロ

木曾「………」

ショタ提督「この写真を撮った時は……楽しかった、のに……それ、なのに……うえぇぇん……」ポロポロ





木曾の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

木曾「………」

ショタ提督「えぐっ……うわぁぁん……」ポロポロ

木曾「………」

木曾(……提督を元気づける……いや、せめて泣き止ませるには……)

木曾「………」

木曾(……やってみるか)ダッ

・・・÷

木曾「………」つ裁縫道具 ポスッ

多摩「……いきなり部屋に戻って来たと思ったら、何する気にゃ?」

木曾「……ちょっとな」

木曾(……よし!)つ針&糸

・・・÷

ショタ提督「ぐしゅ……うぅ……」ポロポロ

ショタ提督(……つい、妻ちゃんを思い出そうと……アルバムを覗いちゃった……)ポロポロ

ショタ提督(でも……余計、悲しくなってきちゃって……)ポロポロ

木曾「……提督」ガチャ

ショタ提督「……木曾、さん……?」ポロポロ

木曾「ほら、これ」つ妻人形 スッ

ショタ提督「……え?これ……妻、ちゃん……!?」

木曾「……作ってみたんだ。お世辞にも上手いとは思わないけどな……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……木曾、さん……僕の為、に……それに、手に絆創膏だらけ……)

木曾「………」

木曾(気休めにしかならないのは分かってるが……俺に出来るのは、これぐらいだな……)





反転コンマ判定:人形のクオリティは?

01~49:マスコット
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:超リアル
好感度上昇:特大 ×1.5
ゾロ目:上の中間(最もベスト)
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

48→84:木曾工房


ショタ提督「……!」

ショタ提督(す、凄い……!サイズが小さい、妻ちゃんそのもの……!)

木曾「……不満、だったか?」

ショタ提督「そ、そんなことないよ!むしろ、布と綿で……ここまで再現するなんて……!」

木曾「……そ、そんなにか?」

ショタ提督「うんっ!木曾さん、工芸家目指せるんじゃ……!」

木曾「………」

ショタ提督「……!」キラキラ

木曾(え、えっと……泣き止んでくれたのは良いんだけど……)

ショタ提督「これ、一生の宝物にするよ……!」ギュッ

木曾「お、おう……喜んでもらえて、何よりだよ……」

ショタ提督「……♪」

木曾「………」

木曾(何か、別方向に突き抜けてないか……?)

ショタ提督「……♪」

ショタ提督(妻ちゃんが……傍にいてくれてるみたい……♪)スリスリ

ショタ提督(いや、もう……妻ちゃんにしか見えないよ……えへへ……♪)ギュウウウッ

木曾「………」ゾクッ

木曾(……俺、もしかしてとんでもないことをやらかしたんじゃ……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

9×1.5=13.5
14+13.5=27.5/50


ショタ提督「えへへっ♪妻ちゃんっ♪」スリスリ

妻人形「」

多摩「………」

木曾「………」

多摩「……ねぇ、木曾」

木曾「……あぁ」

ショタ提督「ほら妻ちゃん!凄く良い天気だよ!」

妻人形「」

ショタ提督「だよね!お日様も眩しいし……」ニコッ

多摩「……提督、悪化してない?」

木曾「……同じこと考えてた」

ショタ提督「ふふっ……♪」ギュウッ

妻人形「」

多摩「………」

木曾「………」

木曾(……ま、まずい。あの人形に依存してるぞ……励ましのつもりだったのに……)








※提督が少し病みましたが、END開放までには必ず改善されるので大丈夫です。

2ヶ月目:中旬


いつもの喫茶店

ショタ提督「まさか先輩が子供になっているなんて驚きましたよ!」ニコニコ

5周目提督「あ、あぁ……にしても、妻さんのことは……」

ショタ提督「妻ちゃんですか?」

5周目提督「その……」

ショタ提督「……先輩?どうしたんですか?」

5周目提督「………」

ショタ提督「……どうしちゃったんだろうね?」

妻人形「」

5周目提督「………」

5周目提督(最後に会いに行った時は、35周目提督と妻さんが2人でイチャついてたのに……まさかこんなことになってたなんて……)

5周目提督(数年前の35周目提督が俺の鎮守府に社会見学に来て以来、たまに連絡を取り合ってたけど……妻さんが亡くなったのは、知らなかった……)

ショタ提督「大丈夫だよ。先輩はしっかりしてるから」ニコッ

妻人形「」

5周目提督「………」

5周目提督(でも、35周目提督……その人形は……)

ショタ提督「えへへ♪」

妻人形「」

5周目提督「………」

5周目提督(……まさか、妻さんがいない寂しさで……)




↓1大井のコンマ 好感度:2/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:0/50
↓3木曾のコンマ 好感度:27.5/50
↓4望月のコンマ 好感度:1/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

弥生「……司令官、この前からずっと妻さんの人形を持ち歩いてるよね」

望月「あー、あれね……クオリティが高過ぎて。たまに本人と見間違うんだよね」

弥生「うん……さっきも司令官が人形に話しかけてて……」

望月「……いやまずいってそれ!?絶対目に光沢入ってないやつじゃん!」

弥生「そういえば……司令官の目、虚ろだったような……」

望月(ヤバいヤバいヤバい……悲しさが限界突破して心が壊れちゃったんじゃ……!?)

弥生「………」

望月「あぁもう!こうなりゃ私が司令官を現実に引き戻さなきゃ!」ダッ

弥生「あっ、望月……」

ガチャ バタン!

弥生「……行っちゃった」

弥生(……司令官、大丈夫かな……)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

ショタ提督「すぅ……」

望月「………」

望月(何だ、昼寝してたのか……それなら安心……)

ショタ提督「ん……」ギュウウウッ

妻人形「」

望月(……出来るわけないじゃん!現在進行形で人形を思いっ切り抱き締めてるし!)

ショタ提督「……妻、ちゃん……♪」ギュウウウッ

妻人形「」

望月「………」

ショタ提督「……えへ……♪」ギュウウウッ

妻人形「」

望月「……っ」

望月(司令官の、しあわせそうな寝顔……)

ショタ提督「ふみゅ……♪」ギュウウウッ

妻人形「」

望月「………」

望月(……司令、官……本当に、人形のことを……)





望月の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

望月「………」

望月(……いっそ人形が『私は妻さんじゃないよ!』とでも言ってくれれば良いんだけど……そんなこと、無理に決まって……)

望月(……いや、ちょっと待って。あそこに行けば、こんな無茶でも……!)ダッ

・・・÷

3周目鎮守府

明石(3周目)「……35周目提督さん、そんなことに……」

望月「うん……だから、多少荒療治だけど……司令官を、現実に戻せないかな……?」

夕張(3周目)「それくらいなら簡単だけど……35周目提督さん、よっぽど辛かったのね……」

望月「………」

3周目提督「……っ」

3周目提督(35周目提督さん……)

・・・÷

ショタ提督「んふぅ……♪」ギュウウウッ

妻人形「」

望月「……っ」ザッ

望月(この魂吹き込み銃改を使えば、物に私の魂を入れられるとは聞いたけど……本当なのか?)
※魂吹き込み銃:本来は、他者に自分の魂の半分を吹き込み、その他者を自由に操ることが出来るようになる道具。
今回は3周目鎮守府バージョンの『改』の為、無生物にも使用可能。

望月(……いや、疑ってる場合じゃないよね。銃を人形に向けて……ふっ!)

望月魂「」ポワーン…

妻人形「」パシュンッ!

望月(入った!後は私が人形を操って……)

妻人形「」ヒョコッ

ショタ提督「ん……♪」

妻人形「……起きて、提督君」ユサユサ

ショタ提督「ふぁ…………え?」

望月(す、すげぇ……本当に思いのままに操れる……流石3周目鎮守府……!)

ショタ提督「つ、妻ちゃん……?」

妻人形「………」

望月(……ここからは慎重にいかなきゃ。下手なことを言って、司令官のトラウマを抉ることだけは避けないと……!)




反転コンマ判定:妻人形(望月)が提督に話す内容は?

01~49:妻人形「……私はもう、死んじゃったの」
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:妻人形「……寂しい想いをさせてごめんね?」
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:妻人形「……あのね?」ショタ提督「……っ」ジワッ
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

49→94:優しく語りかける。でもそれは……


妻人形「……寂しい想いをさせてごめんね?」

ショタ提督「……ううん、大丈夫。だって、こうして妻ちゃんが一緒にいてくれるもん!」ニコッ

望月「……っ」

望月(司令官……)

妻人形「……ううん、それは違うの」

ショタ提督「……?」

妻人形「私はあくまでも、人形に過ぎないわ。だから、私は……」

ショタ提督「……何、言ってるの?」

妻人形「……え?」

ショタ提督「だって、現に今……僕と一緒に話してくれてるよ?」

妻人形「それは……」

ショタ提督「だったら、ずっといてくれるってことだよね?」

妻人形「そうじゃなくて……!」

望月「……!」

望月(ま、まずい!これじゃ司令官が余計に……!え、えっと……)アセアセ

妻人形「………」アセアセ

ショタ提督「……大丈夫」ギュッ

望月(あっ……)

ショタ提督「僕は妻ちゃんがいてくれるなら、それだけでしあわせだから!」ニコッ

望月「………」

望月(……やっちゃった、かも)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

10×1.5=15
1+15=16/50


ショタ提督「妻ちゃん、今日はどこに行く?」

妻人形「」

ショタ提督「う~ん……それなら僕が決めても良いかな?」

妻人形「」

ショタ提督「ありがとう。じゃあ公園で良い?」

妻人形「」

ショタ提督「えへへ……♪」ギュウッ

妻人形「」

望月「………」

弥生「……望月」

望月「……言わないで」

弥生「………」

ショタ提督「妻ちゃん……大好きっ♪」スリスリ

妻人形「」

弥生(……司令官、どうして……)

望月「……っ」

望月(……やっぱり、突き放した方が良かったんだ)

2ヶ月目:下旬


繁華街

ショタ提督「今日はちょっと曇ってるね」スタスタ

妻人形「」

ショタ提督「でも、妻ちゃんと一緒なら関係無いね♪」ギュッ

妻人形「」

通行人「………」チラッ

通行人(あの男の子、人形に話しかけて……おままごと中か何かかな?)スタスタ

ショタ提督「ふふっ……♪」スタスタ

妻人形「」

<~♪

ショタ提督「……あれ?この曲って……懐かしいなぁ」

妻人形「」

ショタ提督「ほら、覚えてる?ずっと前にカラオケ行った時……」

――

妻『わ、私……歌、上手くないよ?///』

ショタ提督『そうなの?でも、妻ちゃんの歌声……聞いてみたいな』ニコッ

妻『……そ、それじゃ……こほん……~♪』

ショタ提督『わぁ~!凄い凄ーい!』

ショタ提督(妻ちゃん、こんなに歌が上手かったんだ~!)

妻『~♪///』

――

ショタ提督「あはは……妻ちゃん、忘れちゃってた?』

妻人形「」

ショタ提督「でも、僕は覚えてるよ?他にも色んな曲を……」




↓1大井のコンマ 好感度:2/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:0/50
↓3木曾のコンマ 好感度:27.5/50
↓4望月のコンマ 好感度:16/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

如月「さっき、肩に妻さんのお人形を乗せて……外に……」

望月「………」

望月(このままじゃダメだ……絶対にダメだって……!)

如月「………」

望月(早く何とかしなきゃ……司令官が取り返しのつかなくなることになる前に……!)

如月「……望月ちゃん?」

望月(今度は失敗出来ない……いや本当に……!)

望月「現実に引き戻さなきゃ!」スクッ

如月「……えっ?」

望月「司令かーん!」ダッ

バタンッ!

如月「………」

如月(……もしかして、この前のことに責任を感じて……)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「はい、あーん♪」つご飯 スッ

妻人形「」

ショタ提督「どう?これでも寮暮らしの時に、一通りの家事は出来るようにしたんだけど……」

妻人形「」

望月「………」

望月(……どう見ても飯事にしか見えない、けど……)

ショタ提督「……えへへ♪良かった~!妻ちゃんに美味しいって言ってもらえると、1番嬉しいよ!」ニコニコ

妻人形「」

望月「………」

望月(司令官の目は、真剣そのもの……光が入ってないけどね……)

ショタ提督「ほら、ハンバーグもあるよ?あーん♪」つハンバーグ スッ

妻人形「」

ショタ提督「あ、ちょっとソースをかけ過ぎちゃったかも。ごめんね?」

妻人形「」

望月「………」

ショタ提督「じゃあ、こっちはどうかな?あーん♪」つ漬物 スッ

妻人形「」

ショタ提督「本当に!?えへへ~♪」

妻人形「」

望月「……っ」ジワッ

望月(だ、ダメ……もう、見てられないよ……うぅ……)グシグシ





望月「……何をしようかな」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

望月「………」

望月(……もう、回りくどい手なんて使わない。直球で言わなきゃ……でないと司令官は、気づいてくれない!)キッ



ショタ提督「サラダもあるよ?はい、あー……」

バタンッ!

ショタ提督「……!?」チラッ

望月「司令官っ!」

ショタ提督「あ、望月ちゃん!急にドアを開けるからびっくりしちゃったよ。どうしたの?」

望月「どうしたもこうしたもないよ!いつまでその人形にしがみつくつもりなの!?」

ショタ提督「え?人形?」

望月「妻さんは……妻さんは!もう、死んじゃったでしょ!?戻って来ないんだって!」

ショタ提督「そんなことないよ。妻ちゃんは、ほら」

妻人形「」

ショタ提督「こうして、僕の隣に座ってくれてるよ?」

望月「……っ」プルプル

ショタ提督「……望月ちゃん?」

望月「この……この分からず屋あああああああああああああああッ!」つ妻人形 バッ

ショタ提督「ああっ!?な、何するの!?」

望月「いい加減にしなよ!こんな人形に依存して現実から逃げるなんて!」

ショタ提督「妻ちゃんを返してよ!ほら、あんなに嫌がって……」

望月「こんなことをして、亡くなった妻さんが喜ぶと思うの!?」

ショタ提督「ッ!!」

望月「戻ってよ……!ずっと泣いてても、悲しんでも、怒っても……全部聞いてあげるから……受け止めてあげるから……元の司令官に戻ってよ……!」

ショタ提督「………」

望月「お願いだから……!」

ショタ提督「………」





反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:人形と現実の激しい鬩ぎ合い
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:提督、現実を受け止める
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:実は……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

26→62:提督の病みが解消されました!


ショタ提督「………」

妻人形「」

ショタ提督「………」

望月「……司令、官?」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……そう、だよ……)ジワッ

望月「……!」

ショタ提督「……妻ちゃんは……この前、死んじゃって……」ポロポロ

望月「………」

ショタ提督「それで、悲しくって……おかしくなっちゃって……」ポロポロ

望月「………」

ショタ提督「木曾さんが……作って、くれた……妻ちゃんの人形、を……ぐすっ……本人だと、思い……込んじゃって……」ポロポロ

望月「………」

ショタ提督「……僕、最低だよ……妻ちゃんがいない寂しさで、あんなことになっちゃって……」ポロポロ

望月「………」

ショタ提督「えぐっ……ごめん、なさい……望月ちゃん……」ポロポロ

望月「……!」

ショタ提督「こんな……情けない、ダメな提督で……」ポロポロ

望月「………」

ショタ提督「ぐしゅ……ひっく……」ポロポロ

望月「………」スタスタ…

ダキッ…♪

ショタ提督「あ……」ポロポロ

望月「……そんなことないって」

ショタ提督「……!」ポロポロ

望月「確かに、今までの司令官はおかしかったけど……でも、それは寂しさと悲しさで一時的に……」

ショタ提督「………」ポロポロ

望月「……でも、戻って来てくれた……現実を受け止めてくれた……」

ショタ提督「………」ポロポロ

望月「……大丈夫。寂しくなっても……私で良ければ、傍にいるからさ……」ナデナデ

ショタ提督「……ううっ……えぐっ……」ポロポロ




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:30頃開始予定です。

始めます。

7×1.5=10.5
16+10.5=26.5/50


ショタ提督「………」

ショタ提督(……妻ちゃん、ごめんなさい……)

ショタ提督(あんな……あんなみっともない姿を見せちゃって……)ジワッ

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(……寂しい、けど……今すぐにでも、会いたいけど……)ポロポロ

ショタ提督(……頑張る、から……ちゃんと、乗り越えるから……!)ポロポロ

ショタ提督(……でも、まだ無理そう……かも……今だって、涙が止まらなくて……)ポロポロ

ショタ提督「………」ポロポロ チラッ

妻人形「」

ショタ提督「……おやすみなさい、妻ちゃん……」ポロポロ

ショタ提督「………」ポロポロ

――

海軍学校・食堂

ショタ提督『まさか、同じ廊下でまた会うなんて……凄い偶然ですね』

妻『ふふっ……そうですね。提督志望なんですか?』

ショタ提督『はい。身内からは“そんな小さい体で勤まるのか?”なんてからかわれましたけど……もしかして貴女も?』

妻『いえ、私は憲兵志望です。提督や艦娘の皆さんのサポートが出来ればなって』

ショタ提督『なるほど……お互い、頑張りましょう!』

妻『はいっ!』

・・・÷

ショタ提督(あれ以来、よく妻さんと会うことが多くなったなぁ……)

妻『……うぅ』ズーン

ショタ提督『……どうしたんですか?』

妻『………』つ答案 スッ

ショタ提督『え?これは…………あっ』

ショタ提督(……53点。欠点が60点だと考えると……)

妻『……一生懸命、勉強したつもりだったんですけど……』

ショタ提督『……だ、大丈夫ですよ!試験はまだまだ残ってますし、これから挽回すれば!』アセアセ

妻『……35周目提督さんは、どうでしたか?』

ショタ提督『え?僕は81点…………あっ』

妻『………』シュン

ショタ提督『え、えっと……ごめんなさい』

妻『……いえ、こちらこそ……』

ショタ提督(……勉強、苦手なのかな。僕が憲兵志望だったら、勉強を見てあげられ……って何考えてるの僕!妻さんに失礼だよぅ!///)

――

ショタ提督「……妻、さん……次、頑張り……ましょう……」

ショタ提督「……すぅ」

――

ショタ提督『……あれ?』

ショタ提督(ここは……海軍学校の屋上?でも、色がないような……辺り一面白黒で……)

『……提督君』

ショタ提督『……え?』クルッ

妻『………』

ショタ提督『……妻、ちゃん?えっ、妻ちゃん!?嘘、本当に!?』

妻『……2ヶ月振り、だね』

ショタ提督『あ、あぁ……妻、ちゃ……!』ジワッ

妻『………』

ショタ提督『妻ちゃあんっ!』バッ

スルッ…

ショタ提督『……ッ!?』

妻『……ダメ、だよ。私は、もう……死んじゃった、から……』

ショタ提督『そんな……でも、目の前にいるじゃないか!僕にははっきり見えるよ!妻ちゃんのこと!』ポロポロ

妻『………』ジワッ

ショタ提督『……!』

妻『……ありがとう。私のことを、そこまで想ってくれて……でも、ね……』ポロポロ

ショタ提督『………』ポロポロ

妻『……会えないの』ポロポロ

ショタ提督『……!』ポロポロ

妻『私だって、提督君の傍にいたい……!今すぐにでも、抱き締めてあげたい……!』ポロポロ

ショタ提督『じゃあ……!』



















妻『だけど、無理なの……』ポロポロ

ショタ提督『ッ!!』

妻『……1度死んでしまえば、幽霊としてこの世に残留する存在になった人以外は……もう、提督君のところには行けないの……!』ポロポロ

ショタ提督『……やだ』ポロポロ

妻『……ごめんね?』ポロポロ

ショタ提督『い、やだよ……妻ちゃん……!折角会えたのに……!』ポロポロ

妻『……本当に、ごめんね……提督君……!』カッ

妻『あ……もう、時間みたい……もう、逝かなくちゃ……』ポロポロ

ショタ提督『嫌……!逝かないで……!傍にいてよぉ……!』ポロポロ

妻『……いつまでも、愛してるよ……提督君……だけど――』パアアアアァァァ…

ショタ提督『妻ちゃああああああああああああああああああああああああああああああああんッ!!』ポロポロ

――











チュンチュン…

ショタ提督「ぅ、ぁ……妻、ちゃ…………ッはぁ!?」ガバッ!

ショタ提督「……!?」キョロキョロ

妻人形「」ポスッ

ショタ提督「あ……」

ショタ提督(人形が、枕元に……夢、だったの……?でも……あまりにも、現実味があり過ぎて……)ジワッ

ショタ提督「……っ」ポロポロ

ショタ提督(……妻ちゃん……夢に、会いに来て……くれたの、かな……だけど……だけどぉ……!)ポロポロ

ショタ提督「ぐすっ……えうっ……」ポロポロ

ショタ提督(妻ちゃん……どうして……どう、してぇ……)ポロポロ

ショタ提督「……寂しいよぉ……傍にいてよぉ……うえぇぇん……」ポロポロ




今月のリザルト:2ヶ月目

大井:2/50『………』
ビスマルク:0/50『………』
木曾:27.5/50『……人形、大切にするね?』
望月:26.5/50『……僕を、引き戻してくれて……ありがとう』

3ヶ月目:上旬


公園(28・29周目提督が本編で立ち寄った場所)

ショタ提督「………」キーコキーコ… ※ブランコ

ショタ提督(……抱き締めようとした時、妻ちゃんの体をすり抜けちゃって……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……やっぱり、ただの夢……なのかな……)

ショタ提督(いや、そんなわけないよ……!あの妻ちゃんは、僕が大好きな……)


「パパ~!肩車して~!」


ショタ提督「……!」チラッ


「仕方ないな……ほらっ」

「わぁ~!高い高~い!」

「暴れちゃダメよ~?パパの頭にしっかり掴まっててね?」

「そうだぞ~?何せパパは怪獣だからな~!ガオーガオー!」

「きゃ~♪」


ショタ提督「………」

ショタ提督(……仲、良さそうな家族だなぁ……)

ショタ提督「……っ」ジワッ

ショタ提督(もし、妻ちゃんが生きていれば……僕にも、子供がいたのかな……)ポロポロ

ショタ提督「ぐしゅ……うぅっ……!」グシグシ

ショタ提督(な、泣いちゃダメ……!妻ちゃんが見てるかもしれないんだ……!)




↓1大井のコンマ 好感度:2/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:0/50
↓3木曾のコンマ 好感度:27.5/50
↓4望月のコンマ 好感度:26.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

球磨「提督、何とか正気に戻ってくれたクマ」

大井「はい。望月ちゃんが必死に説得してくれたんだとか」

球磨「……後で皆でお礼を言いに行った方が良いクマ?」

大井「ですね……まさか木曾が提督の為に作った人形で、一時的とはいえ……提督が狂ってしまうなんて……」

球磨「………」

大井「………」

球磨「……でも、やっぱりまだ提督は終始悲しそうな顔ばかりクマ」

大井「それは仕方ありませんよ。現実を受け止めたからといって、まだ妻さんの死を乗り越えたわけではありませんから……」

球磨「………」

大井「………」





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ザザー… ザザー…

ショタ提督「………」

大井「………」

大井(窓を開けながら黄昏てる……海を見てるのかしら)

ショタ提督「………」

ショタ提督(夕日が海に沈んでく……そういえば、あの時の夢も……白黒だけど、太陽が沈む時だったような……)

大井「………」

ショタ提督(……昔、デートしている時に……一緒に海を見たこともあったっけ……)

――

ザザー… ザザー…

ショタ提督『……太陽が沈むね』

妻『うん……遊ぶのに夢中になってて、時間が経つのを忘れちゃってた……』

ショタ提督『……僕も』

妻『………』

ショタ提督『………』

妻『……ずっと、こんな時間が続けば良いのにね///』ギュッ

ショタ提督『……うんっ///』

――

ショタ提督「……っ」ジワッ

大井「……!」

ショタ提督「ぐすっ……ううっ……」ポロポロ

ショタ提督(だから、泣いちゃダメ……なのに……妻ちゃんが、悲しむから……っ!)グシグシ

大井「………」

大井(やっぱり思い出し泣きしちゃったんですね……でも、この前より堪えてる……)





大井の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

大井「………」

大井(……今までなら、提督の隣に妻さんが立っていたのよね)

大井「………」



ショタ提督「………」ウルウル

ショタ提督(情けないなぁ、僕……油断すると、すぐに涙が……)ウルウル

ショタ提督(……思い出そうとしなくても、頭が勝手に……)ウルウル

大井「………」ガチャ

ショタ提督「………」ポロポロ

大井「………」スタスタ

ショタ提督(……もし、妻ちゃんが生きていたら……僕の隣に、いてくれたのかな……)ポロポロ

大井「………」スッ

ショタ提督「……え?」ポロポロ

大井「………」

ショタ提督「……大井、さん……?」ポロポロ

大井「………」

大井(……かけるべき言葉は見つからない。こうして、隣に居てあげるくらいのことしか……)

ショタ提督「………」ポロポロ

大井「………」

大井(……妻さんの代わり、にはなれないけど……せめて、これくらいは……)





反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:提督、疑問に思う
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:提督、大井の真意を読み取る
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:大井、おもむろにハンカチを取り出し……
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

36→63:察しが良い


ショタ提督「……!」ポロポロ

ショタ提督(もしかして、僕が泣いてたから……)ポロポロ

大井「………」

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(……また、心配かけちゃった……妻ちゃんだけじゃなく、大井さん達にまで……)ポロポロ

大井「………」

ショタ提督「……っ」グシグシ

大井「……!」

ショタ提督「……ありがとう、大井さん。もう大丈夫……」

大井「……本当ですか?」

ショタ提督「……と思う」

大井「……はっきりしませんね」

ショタ提督「……ごめんなさい」

大井「………」

ショタ提督「………」

大井「……ふふっ」

ショタ提督「………」クスッ

大井「……!」

大井(あ……提督、今……少しだけ微笑んで……)





ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.5 上昇

直下

8×1.5=12
2+12=14/50


大井「……!」チラッ

妻人形「」

大井「………」

ショタ提督「……目覚まし時計の隣に飾ってるんだ」

大井「……処分、しなかったんですか?」

ショタ提督「それは出来ないよ。木曾さんが、僕の為に作ってくれた……手作りだからね」

大井「………」

ショタ提督「……どうしたの?」

大井「……いえ」

大井(……良かったわね、木曾)

ショタ提督「……あれ以来、絶対に依存しないって決めたけど……部屋に置いておくと、少しだけ安心するんだ」

大井「………」

ショタ提督「……それに、木曾さんからのプレゼントとして……大切に保管するつもりだよ」

大井「……そう、ですか」

ショタ提督「………」コクリ

大井「……もし、また依存したら……無理やりにでも引き戻しますからね?」

ショタ提督「大丈夫……だけど、万が一の時は……お願い、しても良いかな?」

大井「……はい」ニコッ

3ヶ月目:中旬


墓地

ショタ提督「………」パシャッパシャッ

墓「」

ショタ提督「………」

ショタ提督(妻ちゃん……)

ショタ提督「………」つ線香 スッ

ショタ提督「………」つお供え物 スッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……妻ちゃんは、この下で眠ってるんだ……冷たい冷たい、土の中で……)

ショタ提督「………」

22周目提督「……35周目提督さん?」

ショタ提督「……え?」チラッ

31周目提督「35周目提督さんも、ここに来てたんですか……」

ショタ提督「……22周目提督君、31周目提督君」

22周目提督「……妻さん、ですか?」

ショタ提督「………」コクリ

31周目提督「……その、何といえば……」

ショタ提督「あ、ううん。そんなにかたくならなくて良いから、ね?」

31周目提督「………」コクッ

ショタ提督「……2人は、ご両親に会いに?」

22周目提督「はい。定期的に来てるんです」

31周目提督「……22周目提督君と同じです」

ショタ提督「そっか……」

ショタ提督(……まだ小さいのに、2人は偉いなぁ……お父さんとお母さんが亡くなったのに、それを乗り越えて……)

ショタ提督(僕はまだ……妻ちゃんの死を、引きずったままで……)




↓1大井のコンマ 好感度:14/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:0/50
↓3木曾のコンマ 好感度:27.5/50
↓4望月のコンマ 好感度:26.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

北上「……提督、お墓に行って来たんだって」

大井「………」

北上「その時、22周目提督君と31周目提督君に会って……」

大井「……その2人も、確か親を失って……」

北上「だね……特に31周目提督君は、深海棲艦に……」

大井「……病気や自分の不注意ならまだしも……誰かに殺されるなんて……!」

北上「……妻さんも、ある意味では……」

大井「……っ」

北上「………」

大井(……そう考えると、提督が狂ってしまう気持ちも分かります)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

木曾(……提督)

望月(……司令官)

大井(……提督)

ビスマルク「……………………………………………」


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

ショタ提督「………」カキカキ

愛宕「………」ジー ※秘書艦

愛宕(……黙々と仕事してるけど、無理してないかしら……?)

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(仕事に私情は持ちこんじゃダメ……いい加減、立ち直らなきゃ……)カキカキ

ショタ提督「………」カキカキ

ショタ提督(……立ち直、らなきゃ……)ジワッ

愛宕「……!」

ショタ提督「……っ」グシグシ

愛宕「………」

ショタ提督(うぅ……ダメ、なのに……)ウルウル

愛宕「……提督、失礼します」スッ

ショタ提督「……え?」

愛宕「……えいっ」ダキッ

ショタ提督「……!?」

・・・÷

大井「………」スタスタ

大井(提督、泣いてないと良いけど……)ソーッ

ショタ提督「ぐすっ……ううっ……」ポロポロ

愛宕「………」ナデナデ

大井「……!?」

大井(あ、愛宕さん!?一体何をして…………決まってますよね)

愛宕「……我慢は体に毒ですよ?誰も提督を責めませんから……」ギュウッ

ショタ提督「えぐっ……うえぇぇん……妻ちゃあん……」ポロポロ

愛宕「……よしよし」ナデナデ

ショタ提督「ごめんね……こんな情けない、男で……ぐしゅ……うわぁぁん……」ポロポロ

大井「………」

大井(……人形を手放せたからと言って、すんなりと立ち直れるわけ……ないわよね……)





大井「何をしましょうか」

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

大井「………」

大井(……提督が1人で泣いているなら、また慰めてましたけど……今回は愛宕さんがいますし……)

大井「………」



ショタ提督「………」

愛宕「……落ち着いた?」ナデナデ

ショタ提督「……うん。ごめんなさい、情けないところを見せちゃって……」

愛宕「情けなくなんてありませんよ。むしろ抑え込んじゃダメなんです。我慢すればするほど、それだけ心に募った悲しみは大きくなっていきますから……」

ショタ提督「………」

大井「……私も同意見です」ガチャ

ショタ提督愛宕「……大井さん?」

大井「こういうのは、思いっ切り泣いたり叫んだ方が……返ってスッキリするものですから」ジャー

愛宕「……提督の声、聞こえてたのね」

大井「……はい」

ショタ提督「………」

大井「………」つお茶 コトッ

ショタ提督「……!」

大井「泣くことは悪いことではありません。心の痛みを洗い流し、傷を癒してくれます」

ショタ提督「………」

大井「ですが、沢山泣いた後は……こうやって、水分もしっかり取らないと」ニコッ

ショタ提督「……大井さん」

ショタ提督(……2人とも、僕の為に……)




反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:落ち着く
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:妻の思い出が蘇り……
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:大井が妻と重なる
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

50→05:徐々に……


ショタ提督「……いただきます。ごくっ……」つお茶

大井「………」

愛宕「………」

ショタ提督(……美味しい。泣いた後の、動機が激しくなった体の中に……フワッとした温かさが、じんわりと包み込んで……)

ショタ提督「んくんく……」

大井「………」

愛宕「………」

ショタ提督「……ぷはっ。ご馳走様でした」

大井「……落ち着きましたか?」

ショタ提督「うん……ありがとう、大井さん」

大井「いえいえ」ニコッ

ショタ提督「それと、愛宕さんも……ありがとう」

愛宕「どういたしまして!胸を貸してほしい時はいつでも言って下さいね~?」ニコッ

ショタ提督「あ、あはは……」

ショタ提督(……皆、泣いてばっかりの僕に優しくしてくれて……本当に申し訳ないよ……)

大井「………」

愛宕「………」

大井(妻さんがいない分、提督のことは……)

愛宕(私達が支えてあげないと……)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

2×1.0=2
14+2=16/50


北上「そりゃ愛宕さんに抱き着かれてナデナデされたら誰だって泣くでしょ」

大井「ですよね……増して提督の場合は尚更……」

北上「………」

大井「………」

北上「……少しずつだけど、提督も立ち直ってきたのかな」

大井「はっきりとは分かりませんけど……妻さんが亡くなった直後と比べれば……」

北上「………」

大井「………」

北上(……むしろ、あれでトラウマ……というか、引きずらない方がおかしいレベルだしね……)

大井(……もし愛宕さんがいなければ、私がその役割を果たしてたのかしら)









ショタ提督「………」

ショタ提督(……妻ちゃん)

3ヶ月目:下旬


キッチン

ジャージャー…

鳳翔「……提督、ご飯を食べる時にも泣かなくなってきましたね」つスポンジ ゴシゴシ

間宮「はい……でも、まだ寂しげな表情で……」つスポンジ ゴシゴシ

鳳翔「……あっ」

間宮「どうしたんですか?」

鳳翔「………」スッ

間宮「……そ、それって!」



緑マグカップ「」キラン



鳳翔「……妻さんが、ここで提督と一緒に食事をする時……欠かさず使っていた、マグカップです」

間宮「……そういえば、間違えて提督の飲み物をこのマグカップに……」

鳳翔「……今日、提督の顔が以前のように半泣きだったのは……私達のせいだったんですね」

間宮「……悪いこと、してしまいました」

鳳翔「………」

間宮「………」

鳳翔(……提督)

間宮(……ごめんなさい)




↓1大井のコンマ 好感度:16/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:0/50
↓3木曾のコンマ 好感度:27.5/50
↓4望月のコンマ 好感度:26.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

プリンツ・オイゲン「提督、最近泣くことが減りましたね……」

ビスマルク「………」

プリンツ・オイゲン「ただ、不意に妻さんのことを思い出して泣いちゃうこともあるみたいですけど……」

ビスマルク「………」

プリンツ・オイゲン「本当に、もう可哀想で…………ビスマルク姉様?」

ビスマルク「………」

ビスマルク(……どうしよう。私、提督が悲しんでる時に……何もしてあげてない……!)

ビスマルク(人形に依存してた時も、どう声をかけて良いか分からなくて……見てることしか……!)

ビスマルク「……!」スクッ

プリンツ・オイゲン「きゃっ」

ビスマルク「今からでも遅くないはず!提督の様子を見て来るわ!」ダッ

プリンツ・オイゲン「あ、姉様……行っちゃった」





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

北斗の拳は原作・アニメ共に未読・未視聴なので、間違った解釈があればすみません。


ショタ提督「………」

ビスマルク「………」

ビスマルク(……悲しげな表情で佇んでるわね)

ショタ提督「………」

ショタ提督(妻ちゃん……どうして……どうして、あんな……)ジワッ

ビスマルク「……!」

ショタ提督「ぐすっ……」ポロポロ

ビスマルク「………」

ビスマルク(提督……やっぱり、妻さんのことを……)

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(“あの時”僕がちゃんとしていれば……一刻も早く“気づいて”いれば……こんなことにはならなかったのに……ッ!)ポロポロ

ビスマルク「……っ」ゾクッ

ビスマルク(な、何……?一瞬寒気が……)

ショタ提督(僕のせいで……妻ちゃんが……うぅ……ううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!)カッ

ショタ提督「……僕のせいだぁッ!!」シュン

ビスマルク「……!?」

ビスマルク(提督の姿が消え……)

ズガアアアアアァァァァァンッ!!

ビスマルク「きゃああああああああっ!?」

ショタ提督「はぁはぁ……あ、あれ……?」フッ…

ヒュウウウゥゥゥ…

ショタ提督「……か、壁に大穴が空いてる……!?ど、どうして……?」

ビスマルク「」ポカーン

ビスマルク(……あ、あれはまさか……夕張に読ませてもらった漫画に載ってた、深い悲しみを背負うことで体得出来る『夢想転生』……!?いや、でも提督は普通の人間のはず……)

ビスマルク(……って、似たようなことをしでかしてる知り合いが何人もいたわね)




ビスマルクの行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

※トイレ入って来ます。30分後に再開します。

お待たせしてすみませんでした。再開します。

ビスマルク「………」

ビスマルク(……私もやってみたら出来るのかしら。普通の人間の提督が出来るくらいだから、艦娘の私なら……)



ショタ提督「………」

ヒュウウウゥゥゥ…

ショタ提督(後で明石さんと夕張さんに直してもらわないと……でも、何で……?)※夢想転生を放ったことに気づいていない

ビスマルク「提督!」バターン!

ショタ提督「わっ!び、ビスマルクさん!?あ、あの……この壁は……」アセアセ

ビスマルク「貴方が夢想転生を使うというのなら、私は……こうよっ!」バッ

ショタ提督「……!?」

ショタ提督(と、跳んだ……!?)

ビスマルク「………」

ビスマルク(落下がゆっくりに感じるわ……それだけ集中出来てる証拠ね!)

ビスマルク「……秘義!」バッ

ショタ提督「……!」

ショタ提督(ビスマルクさんが、空中でポーズを……!)

ビスマルク(……ここで決めるッ!)




反転コンマ判定:この後どうなる?

01~49:足をつる
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:床にクリティカルヒット!
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:足で大気を切り捌く!
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

16→61:おおっと!


ビスマルク「南斗獄屠拳!」バシーン!

ショタ提督「あ……!」

ビスマルク(……決まったわ)キラキラ

ショタ提督「………」

ショタ提督(す、凄い……あんな綺麗な姿勢で跳び蹴りが出来るなんて……!)

ショタ提督(……あれ?でもどうして急に跳び蹴りを……)

ビスマルク「………」ヒュウウウゥゥゥ

ショタ提督「……え?」

ビスマルク(……あっ!そういえばこの後どうするか決めてなかった!)

ドガッ!

ビスマルク「あっ」

ショタ提督「……?」

ズバアアアアアアアアアンッ!

ショタ提督「わ、わぁ~!?床が崩れちゃった~!?」ヒュウウウウゥゥゥ…

ビスマルク「やっちゃったああああああああああああ!」ヒュウウウウゥゥゥ…

ドスン! ドスン!

グエッ チョ、オモイ…! テ、テイトク!? オヤカタ!ソラカラオトコノコトオンナノヒトガ!




ビスマルク「………」

ビスマルク(……後で修理手伝わなきゃ)ズーン




※この後滅茶苦茶壁と床を修理した。提督とビスマルクはもちろん手伝った。


ショタ提督の好感度 コンマ一の位×1.0 上昇

直下

すみません!好感度の上昇倍率を間違えました!正しくは×1.0→×1.5です!何度も申し訳ありません……このレスのコンマは無効でお願いします。

7×1.5=10.5/50


ショタ提督「………」

ショタ提督(あれからビスマルクさん達と一緒に床と壁を直したけど……明石さん達のお陰で1時間くらいで終わって良かった……)

ショタ提督(まぁ、その分資材は減っちゃったけど……それは仕方ないよね、うん……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……こんなにドタバタしたの、久しぶりかも……最近、泣いてばかりだったから……)

ショタ提督「……ふふっ」

ショタ提督(……今日は良い夢、見れるといいな……出来れば妻ちゃんの夢……)

ショタ提督「……おやすみなさい。すぅ……」


――

海軍学校

ショタ提督『………』

ショタ提督(……最終試験、何とか合格出来て良かった……後は卒業だけか……)

ショタ提督(……妻さんは、合格出来たのかな……?いや、合格してるはず!あんなに勉強頑張ってたんだから!)

ショタ提督『……あっ!』

妻『………』トボトボ…

ショタ提督『妻さ~ん!』タタタ…!

妻『あ……』

ショタ提督『最終試験、お疲れ様です!いや、最終だけあって難しくて……』

妻『……はい』

ショタ提督『でも、何とか乗り越えられ…………妻さん?』

妻『………』

ショタ提督『………』

ショタ提督(……ま、まさか)
























妻『……不合格、でした』

ショタ提督『……ッ!』

妻『……後、3点……それで、落とされちゃって……』

ショタ提督『………』

妻『……でも、何とか駐屯地で事務員として活動出来るだけの成績はありました。憲兵になることは叶いませんでしたけど……』

ショタ提督『………』

妻『……これからは、事務員として……憲兵の皆さんの、お役に立とうと……』ジワッ

ショタ提督『……!』

妻『あ、あれ……?どうして……憲兵にはなれなかった、けど……駐屯地で、働けるのに……』ポロポロ

ショタ提督『………』

妻『……喜ばなきゃ、いけないのに……』ポロポロ

ショタ提督『……妻、さん』

妻『……え?』ポロポロ

ショタ提督『……今は周りに誰もいませんし……失礼は承知で言います。えっと……僕の胸で良ければ……』

妻『……!』

ショタ提督『………』

ショタ提督(……流石に、引かれちゃったかな……でも、僕には……これしか、出来ないから……)

妻『……っ!』ダキッ

ショタ提督『わっ……!』

妻『私……頑張った、のに……凄く、勉強……したのに……』ポロポロ

ショタ提督『……っ』ギュッ

妻『ぐすっ……ううっ……!』ポロポロ

ショタ提督『………』

ショタ提督(……妻、さん)ジワッ

妻『うわぁぁん……どうして……後、少しなのに……!えぐっ……うえぇぇん……』ポロポロ

――


ショタ提督「……ん」

ショタ提督「妻、さん……僕が、いる……から……」

ショタ提督「……っ」ジワッ




今月のリザルト:3ヶ月目

大井:16/50『……色々と、ありがとう』
ビスマルク:10.5/50『あの跳び蹴り、凄かったなぁ……』
木曾:27.5/50『……あの人形が、本当に良く出来てたとしても……それは――』
望月:26.5/50『――妻ちゃんじゃない。決して本人にはなれないんだ……!』

今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
今のところは、リザルトで提督と妻の過去を描写していく予定です。現状で約7割程描写し終えました。
ただ、コンマによる展開次第では35周目終了直後にまとめて書くことになるかもしれません。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~22:30頃開始予定です。
>>980まで進行次第次スレを立てます。

始めます。

4ヶ月目:上旬


繁華街

ショタ提督「………」スタスタ

ショタ提督(今までなら……妻ちゃんと一緒に、この道を歩いてたんだけどなぁ……)

ショタ提督(付き合い始めてからも、結婚してからも……)

ショタ提督「………」

「……そうだったのか」

「うん……」

ショタ提督「……?」

ショタ提督(聞き覚えのある声が向こうから……)チラッ

23周目提督「……だから、先輩はあんなに悲しそうな顔で……」

ショタ憲兵「……奥さん、だったからね」

ショタ提督「……!」

ショタ提督(23周目提督さんにショタ憲兵さん……)

23周目提督「……2人は仲が凄く良かったと聞いたが」

ショタ憲兵「……少なくとも、駐屯地で活動してる憲兵の全員が砂糖を吐くくらいにはね」

ショタ提督「………」

ショタ憲兵「……だけど、その分……35周目提督さんの悲しみは、想像出来ない程に……」

23周目提督「だろうな……むしろ仕事をしてるだけでも凄いと思う。俺なら、ずっと立ち直れないか……仮に立ち直ったとしても、何ヶ月かかるか……」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……心配、してくれてるんだ。こんな僕のことを……)

ショタ提督「………」

ショタ提督(……23周目提督さんとショタ憲兵さんは、こうやって……2人で、元気に……)ジワッ

ショタ提督「……っ」グシグシ

ショタ提督(……他の人を見て、一々泣いちゃダメだよ……妻ちゃんが悲しむから……!)



↓1大井のコンマ 好感度:16/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:10.5/50
↓3木曾のコンマ 好感度:27.5/50
↓4望月のコンマ 好感度:26.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

大井「……暑い日が続きますね」

多摩「うん……今日も猛暑日だって」

大井「……去年までなら、そろそろ妻さんが提督を海水浴に誘う頃ですね」

多摩「そんなこともあったにゃ。あの時の提督、凄く嬉しそうだったにゃ」

大井「それはそうですよ。大好きな人の水着が……いえ、それ以上に……大好きな人とのデートですから」

多摩「………」

大井「………」

多摩(……でも、今は……)

大井(……こうして、仕事をするだけの毎日……妻さんがいない寂しさを、仕事で昇華して……)

大井「………」





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

大井「………」

大井(……少なくとも、泣いているようには見えないけど……)

ショタ提督「………」

大井「………」

大井(何というか、目線が定まってないような……まるで考えるのをやめてるみたいに……)

ショタ提督「………」

大井「………」

ショタ提督「………」

大井「………」

大井(……もしかして、妻さんのことを思い出さないように……?)

ショタ提督「………」

大井「………」

ショタ提督「………」

大井「………」

大井(ただ、これは私の推測に過ぎませんけど……今の提督の表情を考えると、そうとしか……)

ショタ提督「………」

大井「………」





大井の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「………」

大井「………」

大井(でも、本当に何も考えてないのかしら……?それはそれで不安になるけど……)

大井「………」



ショタ提督「………」

大井「………」ガチャ

ショタ提督「………」

大井「………」

大井(上の空だからなのか、私に気づいてなさそうね……)

大井「………」スタスタ

ショタ提督「………」

大井「………」

大井(傍まで近づいても反応しないなんて……これ、やっぱり……)

ショタ提督「………」

大井「………」ジー

ショタ提督「………」

大井(……無表情、か……間近で顔を覗き込んでるのに、それでも……)

ショタ提督「………」




反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:ずっと無表情
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:ハッと気づく
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:妻への未練は強かった
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

00:意識せずとも……


ショタ提督「………」

大井「………」ジー

大井(提督……)

ショタ提督「………」

大井「………」ジー

ショタ提督「………」ジワッ

大井「……!」

ショタ提督「………」ポロポロ

大井「……あの、提督?」

ショタ提督「……無理、みたい」ポロポロ

大井「え……?」

ショタ提督「何も考えないようにしても……妻ちゃんがいない、寂しさは……」ポロポロ

大井「………」

ショタ提督「……僕の中、に……流れ込んで、来て……」ポロポロ

大井「………」

ショタ提督「……大井さんが、僕を覗き込んだ時……一瞬、妻ちゃんが来てくれたと錯覚して……」ポロポロ

大井「……!」

ショタ提督「それで、我慢……出来なくなっちゃって……情けないなぁ、僕……いつまでも、こうで……」ポロポロ

大井「………」

ショタ提督「ぐすっ……ううっ……」ポロポロ

大井「………」

大井(……やっぱり、そうだったんですね。でも……耐えきれずに……)




ショタ提督の好感度 コンマ一の位×2.0 上昇

直下

10×2.0=20
16+20=36/50


ショタ提督「……っ」グスグス

大井「………」ナデナデ

ショタ提督「……ありがとう、大井さん」

大井「……もう、大丈夫ですか?」

ショタ提督「………」コクリ

大井「……良かった」ニコッ

ショタ提督「………」

ショタ提督(……大井さん)

大井「……愛宕さんも言ってましたけど、溜め込むのはダメですよ?泣きたい時は、思う存分泣いて下さい」

ショタ提督「……うん」

ショタ提督(……いつも、僕のことを気にかけてくれて……)

大井「……その分、私達が慰めてあげますから」ニコッ

ショタ提督「……ありがとう」

ショタ提督(……そう。まるで……)

大井「………」

ショタ提督「………」

ショタ提督(……妻ちゃん、みたいに……)

4ヶ月目:中旬


ショタ提督「………」つリモコン ピッ

ショタ提督(……最近、まともにテレビも見てなかったっけ……せめてニュースくらいは見ないと……)

<ピッ… ピッ…

ショタ提督「……え?」

<おい……女……!

<……男、君……

<大丈夫だって……!病気が治ったら、一緒に旅行に行こうって約束しただろ?な?だから……

<……ごめんね?私……もう、無理……みたい……

ショタ提督「……!」

ショタ提督(こ、このドラマって……確か、主人公の男の人が……最終話で、付き合っていた女の人と……!)

<そ、そんなこと言うなよ……!昨日だって、調子が良いって……

<……男君。今まで……私に、素敵な……思い出を……くれ、て……

<お、おい……女……!

<あ……り……が、と…………う…………

<ピッ… ピッ… ピー…

ショタ提督「……っ」ジワッ

<……午後6時32分、ご臨終です。

<そんな……女……目を覚ましてくれよ……女……女ああああああああああああああっ!うわあああああああああああああああああああああっ!

ショタ提督「………」ポロポロ

ショタ提督(やめてよ……思い出しちゃって……うぅっ……!)ポロポロ

ショタ提督「ぐすっ……妻、ちゃん……えぐっ……」ポロポロ



↓1大井のコンマ 好感度:36/50
↓2ビスマルクのコンマ 好感度:10.5/50
↓3木曾のコンマ 好感度:27.5/50
↓4望月のコンマ 好感度:26.5/50

反転コンマが最大の艦娘が行動します

球磨「ぐすっ……」ポロポロ

大井「………」ジワッ

球磨「こんな終わり方ってないクマぁ……最後はハッピーエンドじゃないとやだクマぁ……!」ポロポロ

大井「………」グシグシ

大井(……これはあくまでもドラマ……そう、ドラマなの……!)

球磨「それに……主人公が、提督と重なって……」ポロポロ

大井「……っ!」

大井(姉さん!それは1番言っちゃダメなやつでしょ……!)ウルウル

大井「……っうぅ……」グシグシ

大井(提督がこれを見てたら……絶対に……!)





ショタ提督は……

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

ショタ提督「ぐしゅ……」ポロポロ

ショタ提督(せ、せめて……チャンネルを変えよう……アニメなら、明るくて笑えるはず……)ピッ

ショタ提督「………」グシグシ

ショタ提督(えっと、これは……)

・・・÷

大井「………」グシグシ

大井(……やっと涙が止まったわ……流石に、こっちが泣いている姿は見せられないわよね)

<~♪

大井「……?」

大井(え?このBGM……ま、まさか……)チラッ

ショタ提督「………」ポロポロ

<泣いて良いのは……おトイレか、パパの胸の中だって……!

大井「………」

大井(やっぱり……何でよりによってそんな泣けるアニメを……)

ショタ提督「ぅあ……ひっく……」ポロポロ

ショタ提督(ど、どうして……さっきから……耐えられない、作品……ばっかり……)ポロポロ

<渚……渚っ……!

ショタ提督「うぐっ……ぐしゅ……」ポロポロ

大井「……っ」ジワッ

大井(しかも……この主人公も、今の提督と似た境遇で……)ポロポロ




大井の行動

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価採用

大井「……っ!」

大井(は、早くチャンネルを変えないと……今の提督には、感動を下回って……!)



<パパ……

ショタ提督「うわぁぁん……」ポロポロ

ショタ提督(妻ちゃんと……重なって……)ポロポロ

大井「……!」ガチャ!

ショタ提督「……え?大井……さん……?」ポロポロ

大井「提督っ!リモコンは!?」

ショタ提督「り、リモコン!?えっと……」キョロキョロ

リモコン「」チョコン

大井「あった!」パシッ

ショタ提督「あ……」

大井(確か、このチャンネルなら……今、この時間帯に……!)ピッ

<そんでな~?店長が頭から料理にぶつかっていってん!

<あはははははは!

ショタ提督「………」

大井「はぁはぁ……」

大井(お笑い番組……それも、凄く面白いことで有名……)

ショタ提督「………」

大井(これならさっきまでの悲しい気持ちを、笑いで上書き出来るはず……!)

ショタ提督「………」




反転コンマ判定:提督の反応は?

01~49:笑えない
好感度上昇:並 ×1.0
50~98:クスッときた
好感度上昇:高 ×1.5
ゾロ目:大草原
好感度上昇:特大 ×2.0

直下

すみません!次スレを立てるのを忘れてました!

【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」春雨「その26です!」【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477148904/)
↑が次スレです!

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