モバP「拓海とセンテンススプリング!?」 (83)


美城「今年の年始の折、芸能界で様々なスキャンダルが問題となっていたな」

P「そうですね。SMAP解散騒動や、清原選手の薬物問題とかまだ記憶に残ってますね」

美城「うむ。だが我々の業界からして最も恐しいのは、センテンススプリングの方だ」

P「ああ、ベッキーさんとゲス極の件ですか。確かに私達の立場からして、対岸の火事とは呼べませんからね」


美城「うむ。ベッキーさんの所属事務所は、例のセンテンススプリングの発生の際、多大な額の損失があったと聞く」

美城「芸能界は信頼と評判が命。センテンススプリングは、一夜でそれらを崩壊させうる危険性があるのだ」

美城「故に、この346でセンテンススプリングなどあってはならんのだ!」


P「さっきからセンテンススプリング言い過ぎですね………」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1465042422


P「要はスキャンダルへの対策を万全にしろということですね」

美城「その通りだ」

P「ならばご安心ください専務。私が担当している向井拓海に限っては、センテンススプリングの心配などございません」

美城「なぜそう言い切れる?」

P「私は拓海を信じているからです。あの子は元スケバンという経歴ですが、義理人情というものを誰よりもわかっています」


P「あの子は人として曲がった事は決っしていたしません! ゲス極み(不倫)も清原(薬物)なんてもってのほかです」

P「拓海は常に真っ直ぐな子です………なのでどうかご安心を」


美城「………甘いな」

P「えっ?」



美城「何の具体性もないな。そんな信頼など、この芸能界に置いてクソほどの価値もない」

P「い、いくら何でもそれは言い過ぎなのでは………?」

美城「私が欲しいのは確かなる『保証』―――君の担当アイドルがセンテンススプリングを絶対にしないという『保証』だ」

P「保障と言われましても、正直困るのですが………」


P「そう言った不祥事を完璧に防ごうとしたら、アイドルのプライベートに踏み込まなきゃなりません」

P「いかに担当プロデューサーであろうとも、そこまで管理するのは………」

美城「その通りだ。センテンススプリングを完全に防ぐというのは事実上不可能。君が言ったように、アイドルやタレント自信のモラルを信じるしかないのが現状だ」



美城「そこでだプロデューサー………君に特別な辞令をだす」

P「えっ? 辞令?」





美城「本日より君を、担当アイドルである向井拓海さんと一緒に生活することを命ずる!」



P「ダニィ!?」




P「な、なんですって!?」

美城「要は同棲しろと言ったのだ」

P「な、何ですか同棲って!? どういうことなんですか一体!?」

P「第一、拓海のセンテンススプリングをなくす話をしていたのではなかったのですか!?」

美城「そうだ。だからこそ担当プロデューサーである君が、彼女のプライベートに介入するべきなのだ」

P「ど、どういうことですか………?」

美城「君が向井さんと同棲――つまり一緒に暮らせば、その分向井さんのプライベートに介入できる」



美城「つまり他の男の介入を防げるというわけだ」

P「!!」



美城「センテンススプリングはアイドルやタレント本人のプライベートから発生する。ならば、我らがプライベートに介入すればそれを未然に防げるということだ」

P「理屈はそうかもしれませんが………それでもアイドルが同棲だなんて、ファンに知られでもしたら………」

美城「情報はこちらが責任を持って管理する。君は心配しなくていい」

P「し、しかし………」

美城「安心したまえ。アイドルには私から説明して納得させるし。引っ越し費用、家賃、その他生活費の一部も我らが負担する」

美城「経済的にも援助するというのだ。何も問題などあるまい?」

P「きゅ、急にそんなこと言われましても………」


やっぱりお前さんか

それは名案だ!

お、お前か……


美城「何か問題点でもあるか?」

P「色々ありますけど、まず第一に私が男だという事です!!」

美城「それに何の問題が?」


P「だ、だから……そ、その………」

P「わ、私も一応若い男ですので………」

P「一緒に暮らしていくうちに………拓海に対し………そ、その……」

P「へ、変な気を起こしてしまうことだってあるかも………?」



美城「フフッ、何をバカなことを………君に限ってそれはないだろう」

P「へ?」


美城「これでも私は君を高く評価している。君ほどの人間がそんなつまらんことをするわけないだろう」

美城「君は優秀なプロデューサーだ。性欲に負け、間違いを起こすなんてことは天地が引っくり返っても起こることはない」

美城「私はそう信じているぞ?」ニコッ


P(な、なんで俺こんなに信用されてるの!?)




美城「さて、私からの話は以上だ。早速引っ越しの準備を進めてくれ」

P「お待ちください!!」


P「専務、やはりアイドルのプライベートに介入するのは如何なものかと思います!」

P「いくら理由が正論だとしても、あまりにも横暴なのでは!?

美城「その意見は最もだ。だが、センテンススプリングを防ぐため、ひいては346プロを守るためだ。無理にでも従ってもらう」

P「で、ですが!!」

美城「業務命令だ」

P「し、しかし!!」

美城「業務命令だ」

P「けれど――」




美城「業・務・命・令・だ!!(訳:従わなきゃクビにするぞ!!)」



P「引っ越しの支度をしてきます!!」



P(うぅぅ………社畜はつらい………)グスン



――――――――

――――

――


P「―――ということになりまして」

拓海「ったく、急に一緒に暮せとかって………なんで仕事終わった後までアンタと顔合わさなきゃいけねぇんだよ!」

P「だよなぁ~………お前の言う事は最もだけど。これは専務の命令なんだ」


P「俺の力ではどうすることもできなくて………本当にすまない」

拓海「ったく………しょうがねぇな」


拓海「ま、なっちまったもんは仕方ねぇか。さっさと荷物を整理しちまおうぜ。このままじゃじゃ寝る場所もないしな」




P「………えっ、それだけ?」

拓海「ん? 何がだよ?」


P「もっと不満とか文句を言わないのか? 俺と強制的に生活させられるわけなんだぞ!?」

拓海「まぁ、見ず知らずの奴ならともかく、Pとは付き合い長いしな」

拓海「それに色々援助もしてくれるんだろ? だったら悪い話ばかりでもないし」

P「いや、でも………」



P「し、心配とかしないのか? その……俺も男なわけだから………」

P「み、身の危険とか感じたりしない………?」


拓海「はははははっ、何バカ言ってんだよ♪」

拓海「アンタがそんなことするわけないだろうが。そこら辺はわかってんだぜ?」

拓海「天地がひっくり返ることがあっても、アンタがアイドルに手を出すことは絶対にない………だろ♪」


P「なんで専務といいお前といい、俺をこんなに信用してるんだよ!?」


ええオカンになるわ


拓海「それにアタシのことを、女だって意識してないだろ?」

P「………そうだったらどれだけよかったか」ボソッ


拓海「ん? 何か言ったか?」

P「な、なんでもない!」



P(くっ、人の気も知らないで………俺だって正常な男だって言うのに!)

P(でも、拓海は俺を意識してないみたいだし。用は俺の気持ち次第というわけか)

P(つまり俺がしっかりとしていれば、同棲してても何も問題ないというわけだ)

P(そう、俺がしっかりしていれば………)


P(………でも、拓海と二人きりかぁ)

P(一つ屋根の下で………二人きり―――)


ムクムクムク!


ムスコ『決闘! ズバット! 超剣豪!』モリモリ


P「シュワット!? む、ムスコの奴があらぬ期待を!?」

まーたお前か


P「この愚息が! 静まれッ!! 静まるのだ!!」

拓海「あれ? なに前屈みになってんだよ?」

P「な、なんでもございません………」


P(ああ………こんなんで本当に大丈夫なのだろうか? 俺………)

拓海「???」


――――――――――ー

――――――

―――


P「おら、喰らえ! リザ―ドンのフレアドライブだ!」

拓海「クッソ! この野郎P! てめぇスマブラやり込んでやがるなッ!?」

P「まぁ、俺は64時代からのプレイヤーなものでね」

拓海「クソッたれ! アタシのクラウドが手も足も出ない………少しは手加減しろぉ!!」

P「しょうがねぇなぁ………と見せかけてのリザ―ドンの横スマ!!」

拓海「ああっ! クラウドが―――ッ!!」

P「フッ………俺の圧勝だな」

拓海「てめぇ、好き放題ボコボコにしやがって! 大人げないにも程あんだろ!!」

P「勝負事には手を抜かないのが俺の主義なんでな」


拓海「てめぇ!」ガシッ

P「お、おいこら! 負けた腹いせにリアルスマブラする気かっ!?」

拓海「うるせぇ! おらおら!!」メキメキメキッ!!

P「ぐあああああッッッ!!!??」


P(よーし、いいぞぉ………この調子だ………)




P(まるで実の兄妹かのように自然な付き合いだ………うむ、実にKENZENだ!)

P(こんな感じでいければ、確かに同棲生活してても問題はないかもな♪)


拓海「おらおら、もっと強く締めてやる!」ギュウウウウウウッ

P「や、やめんか拓海――ぐおおおおおっ!!??」


ムギュウウ


P(ん? これは………)


ムギュウウウウ!


P「!?(俺の顔がちょうど拓海の中にうずくまるような形に!?)」


拓海「おらおら! どうだまいったか!」ギュウウウウウウッ

P(しかも本人は気付いていない!?)



P(ま、まずい………拓海の凄まじいパイオツが俺の顔面に―――)

ムスコ『百発! 百中! ズキューン! バキューン!』ムクムクムク

P(ひぃぃぃ!!? 俺のムスコがオメガドライブしそう!?)


P「た、拓海……は、はなして………」

拓海「おらぁッ!!」ギュウウ

P「ふおおおっ!??(更に強く!?)」


P「ふぐぅ………ふごぉ………」


P(拓海の………たわわなマシュマロが………零距離に―――)


P(も、もうダメだ……!!)



ムスコ『オメガインパクトッッ!!!』



P(うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!???)




拓海「へっ、どうだまいったか! アタシにナメた態度をどうなるか分かったかP!」

P「………」

拓海「………ん? P?」


P「………」




P「ぐ、グレイトフル………///」ドボドボドボ


拓海「う、うわぁぁぁぁッッ!? は、鼻血がぁぁぁッッ!!??」



――――――――

―――――

――


☆風呂場☆


P「ふぅ、酷い目にあったな………まさか、我慢するあまり大量の鼻血を出してしまうとは………昔のギャグ漫画かっての!」


P「それにしても拓海の奴、いくらなんでも無防備過ぎだろ………あんな巨乳を平気で俺の顔に押し付けてきがって」


P「あの………拓海の、大きな―――」


ムクムクムクムクムク


ムスコ『目覚めよ日本! 夜明けぜよ!』


P「い、いかんいかん! 思いだしてらまたムスコがオメガドライブしそうに!」

P「気を静めるのだムスコよ………煩悩退散! 煩悩退散!」



P「もう、さっさと温って風呂からあがろう!」


「おーい、P。いるかー?」


P「うおっ!? た、拓海か………? な、なんだ、どうした?」



「その………悪かったなさっきは。アタシとしたことが加減せずに締めちまってよぉ………」


「まさかあんな大量に鼻血が出るまで苦しくさせちまって………本当に悪かった!」



P「いや、あれは別にお前のせいじゃないから、気にせずに――ー」




「だから、そのお詫びに―――」



ガチャリ



拓海(水着)「アタシは背中流してやるよ♪」


P「!?」




P「ちょ、拓海おま! 何入って来てるんだ!?」

拓海「だから、お前の背中流しにだって言ったろ」

P「い、いいよ別に! それに第一、ここは風呂場で俺は裸なんだぞ!?」

拓海「ああ? それがなんだってんだよ?」


拓海「まさかアンタ、男の癖に裸見られるのが恥ずかしいとか言うんじゃないだろうな?」

P「そ、そうじゃなくてだな………」

拓海「それに、アタシの方はこうして水着を着てんだし」

P「うっ……いつかの仕事で着たビキニか………」

拓海「だからなんも問題ないだろ?」

P「問題だらけだよ!?」



P「お前の水着姿は、それだけで男を殺せるというのを知らんのか!」

拓海「はぁ? 何言ってんだお前?」

P「ううぅぅ………この無自覚ちゃんがぁぁぁッッ!!」

拓海「???」


P(くっ、本当に相変わらず滅茶苦茶いい身体してやがるぜこいつ………)

P(ビキニ姿のせいで、ただでさえ美しいボディラインがより強調されて――)


ムスコ『ピラミッドは三角! 王家の資格!』ムクムクムク


P(くっ! やはりムスコが反応を………ま、まずい!!)


拓海「それじゃP。背中洗うぞー」

P「だ、だからいいって!!」



P「ともかく、俺のことはいいから、お前は早く風呂場から出ろっ!!」

拓海「遠慮するなっての。人の好意は素直に受け取っとくもんだぜ?」

P「いや、本当にいいって! ってか傍から見たらこれソープみたいなことをさせてるようにも見えるし!!」

拓海「ソープってなんだ?」


P「くっ、なんで元ヤンのくせになんで知らないんだ………この純情娘ッ!!」

拓海「な、なんでそれでキレんだよ?」




拓海「ああもう! ウダウダ言ってねぇで、さっさとアタシに背中洗わせろよな!!」

拓海「それともなんだ? アタシの親切を受けられねェとでも言うのか? ああん!?」

P「逆パワハラみたいなこと言うなよ!!」


P(くっ、拓海の奴、全然引いてくれる気配がない………)

P(結構頑固だしなぁ………こうなったら!!)



P「避難するだぁ――ッッ!!」タッタタタタッ!!

拓海「おっと、逃がすかよ!」ガシッ

P「シュワット!?」

拓海「へっ、このアタシから逃げようなんざ、100年早いんだよ!!」ギュウウウウッ

P「ふおおおッッ!!???(服がない分、感触が直に!?)」ジタバタジタバタ


拓海「おら、暴れんじゃねぇ! おとなしくしろ!」グギイギギギッッ


P「ぐおおおっっ………コブラツイストみたいに身体を絡ませてきて………!?」ジタバタジタバ


拓海「へへっ、これでもうテメェは逃げらんねぇな………おら、観念しやがれ!」ギュウウウウッ


P「ひぃぃぃぃぃ!!???」



P(あ、あかん………拓海の超スケベボディが俺の全身と絡みあって………)

ムスコ『ファイティングペン!!』ムクムクムク


P(だ、ダメだ………ムスコがもう――)


ムスコ『オメガウルオウド!!』


P(ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッ!!!??)






P「………」


拓海「おっ、やっとおとなしくなったか………観念したみたいだな、P」

拓海「さて、じゃあ背中流してやるよ。へへっ、感謝しろよな?」

P「………」


拓海「ん? P………?」


P「………」



P「でぃ、ディープスペクター………」ドボドボドボドボドボドボ


拓海「うわぁぁぁぁ!!?? また鼻血がぁぁッッッ!!??」


――――――――――

―――――

―――


P「なぁ拓海………流石にこれは――」

拓海「ダメだ。今日はアタシと同じ布団で一緒に寝てもらうからな!」

P「いや不味いって!! アイドル云々は抜きにしても、男女が同じ布団で一夜を共にするなんて!」

拓海「そんなこと気にしてる場合じゃねぇだろがッ!」


拓海「アンタはシャレにならん量の鼻血を出したんだぞ! しかも二回もだ!」

拓海「なにか重たい病気にでもかかってんのかもしれねぇ………放っておけるわけないだろ!」

P「いや、あれは病気でなくて! その……単なる我慢し過ぎた結果と言うか――ー」ボソボソ


拓海「とにかく! 何かあった際すぐに対応できるよう、今日はアタシと一緒に寝てもらう。いいな?」

P「で、でも」

拓海「うるせぇ!! これ以上ガタガタぬかすと、ぶん殴ってでも寝かせるぞ!」

P(だ、ダメだ………話が通じそうにない)




拓海「じゃあ、そういうわけでおとなしく寝るぞ」抱きっ

P「ひぃ!? な、なんで抱きついくるの!?」ドキッ

拓海「アタシが寝てる隙に、アンタがこっそり抜け出させないようにだ!」

P「くっ、変なとこで鋭い………!」

拓海「それじゃ寝るな。何かあったらアタシに知らせろよ?」

P「た、拓海!やっぱりダメだってこれは! 俺は本当に何でもないから―――」

拓海「………」Zzzzzz


P「―――って寝るの早っ!?」

―――――――――

―――――

拓海「むにゃ………」Zzzzギュウウウ

P「くっ………すっかり熟睡しやがって………この!」


P「俺を男と意識してないにも程があるだろが………とにかく、なんとかして抜けださないと――」ジタバタ

拓海「んー………」ギュウウウウウウウッ


P「クソっ、強く抱きしめられてるせいで離れられない!」


拓海「んっ………むにゃ」ギュウウウウウウウッ

P「ぐおっ…締め付けが強く………その分、拓海の柔いものが色々くっついて………!」


ムスコ『メガマブシー! メガマブシー!』ムクムクムク

P「くっそ、案の定俺のムスコがオメガドライブに!」


P「だ、ダメだ! どうにかして抜け出さないと―――」モゾモゾ

拓海「んっ………」ガシッ

P「ひっ! 今度は足を絡ませてきた!?」


拓海「むにゃ………むぅ」ギュウウウウウッッ

P「ひぃぃぃ!!? また胸を顔に押し付けて!?」

拓海「むにゃ………」ギュウウウウウウッ


P「あっ、あっ、ま、また鼻血が――ー」


P「も、もうダメだ………お終いだぁ………」


P「あ、あああぁぁ………」


P「………」



P「いや、ダメだ………ここで俺が屈してはダメだ!!」


P「俺は何のために拓海と同棲してるんだ!! センテンススプリングを防ぐためだろうがッ!!」

P「それなのにここで屈してどうする! 俺は拓海のプロデューサーなんだぞ!!」

P「うおおおおおおおォォォッッッ!!! 負けてたまるかぁぁぁぁぁッッッ!!!!」


P「俺の生き様見せてやるッ!!!」

P「命、燃やすぜ!!」


P「ちゃああああああぁぁぁぁッッッ!!!」ドゴォン!!







拓海「んっ………あむっ///」チュッ

P「はうっ!?///」ビクン!

P(なっ………甘噛みしてきだとぉ!?)


拓海「ん………あむっ……ちゅ///」アムアムッ

P「ちょ、やめて! 胸だけでなく、口でも攻めて来るのやめて!」

拓海「んちゅ………Pぃ…」アムアムッ


P「ら、らめぇ………く、首筋噛んじゃ………」


P「あ、ああっ! り、理性が………!」


P「あっ、あっ、あっ、あっ」




「………」





P「あぁ^~~///」ビクンビクン!!

ツマンネ


――――――――

――――――


チュンチュン


拓海「んっ………もう朝か」

P「………」


拓海「おい、P。起きてるか?」

P「………」

拓海「体調の方はどうだ?」チラッ




P「よ、ヨロコビストリーム………」ドボドボドボドボドボドボドボ


拓海「うわぁぁぁぁぁぁ!!? ベッドが血まみれに!!???」


――――――――

―――


ちひろ「へぇ、昨日はそんな感じだったのですか」

P「はい………」

ちひろ「まぁ、無理もないかもですね。拓海ちゃんがそんなにくっついてきたら

P「はい………なのでちひろさんお願いです! ちひろさんの方から専務を説得して下さい!!」

ちひろ「えぇ~………」

P「お願いします!! 俺から言っても聞いてくれないんです!!」

ちひろ「そう言われましてもねぇ」

P「本当、お願いします! なんでもしますから!!」



P「本当にもう限界なんです!!」

P「ぶっちゃけて言いますけど、俺は拓海のこと好きなんです! 女として意識しまくってるんです!!」

P「だからもう、手を出してくて出したくて出したくて出したくてしょうがないんです!!」


ちひろ「あの~………プロデューサーさん?」


P「だからお願いします!! このままじゃ理性が限界なんです! 危険が危ないんです!」

P「早くしないとマジで拓海に襲い掛かりそうなんです!!」

ちひろ「あの~………後ろに………」


P「えっ」チラッ



拓海「あっ………がっ………////」カァァァッ


P「ファッ!?」


P「た、拓海………い、いつからそこに!?」

拓海「な、なんでもしますから辺りから………」

P「あぁぁ………そんな………」


拓海「お、お前………あ、アタシのこと好きだって………///」カァァァァッ


P「いやそのあのえっと!」


拓海「お、男ならハッキリしやがれッ!!」

P「うぐぐ………」



P「ええい、もうヤケだ!!」


P「そうだ! その通りだ!! 俺はお前のことが好きだ!!」 

拓海「!!」




P「初めて会った時から好きだった!!

P「この気持ちは誰にも負けてる気がしない!!」

P「好きだ拓海!! いや、愛してるッ!! バーニングラーブだ!!」


P「拓海のことを―――ッッ!! 世界で一番愛してる男は―――ッッ!!」

P「この俺だぁ―――ッッッ!!!」

拓海「なっ………!?///」カァァァァ!!



P(言っちまった………これでもう俺のプロデューサー人生も終わったな………)

P(でも不思議と後悔はしていない………今まで隠していた気持ちを大声で叫んだせいか、気持ちが晴れ晴れとしている)

P(拓海に嫌われただろうけど、これでよかったのかもな………)


拓海「あ、アタシも………」

P「えっ?」



拓海「アタシも! アンタのことを好きだ!!」



P「!?」




P「た、拓海………お、お前も………」

拓海「アタシ達………両想いってやつだったんだな………///」

P「そうだったのか………」


拓海「せ、責任とれよ……じゃなきゃブチのめすからな!!///」


P「た、拓海………///」


拓海「P………////」



チュ♪



ちひろ「えんだぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!???」




いやああああ

――――――――

――――

――



ちひろ「――とまぁ、こんな感じで二人は付き合いだし始めちゃいまして」

美城「なん………だと!?」


ちひろ「そんでまぁ、同棲してる中ラブラブしまくったのでしょう」

ちひろ「先日、拓海ちゃんが懐妊したとのことです」


美城「」



ちひろ「産婦人科で診てもらったところ、どうやら男の子だということもわかり、プロデューサーさんも拓海ちゃんも大喜びしてます」

ちひろ「ただファンにも妊娠の事が知られ、現在炎上中です」


美城「なんということだ………」ガクッ


美城「なぜだ! なぜこうなった!? 私に落ち度はなかったはず! なのにどうして………!?」


ちひろ(当たり前なんだよなぁ………)





終わり

   
    お・ま・け


※さっきまでのPとは別人でお願いします。



★とあるお城みたいな建物内の一室☆



P「ほら、晴。起きろ、もう朝だぞ」ユサユサ

晴「んっ………もう少し寝かせろよ………」

P「ダメだよ。ほら、ガキのくせに昼まで寝ようとするんじゃありません」

晴「うっせぇ。お前が昨日寝かせてくれなかったせいだろうが………///」

P「まぁ、それについては反省している。少しハッスルし過ぎたわな」

晴「――というわけだ。もう少し寝かせろ………ムニャ………」Zzzzzz

P「ああっ、こら、晴!」





本編が来たか


P「起きろってほら! 晴!」ユサユサ

晴「んー………」Zzzzz


P「ぐぬぬ………起きる気ゼロか………ならこっちにも考えがあるぞ!」

P「起きないのならチューしてやる! ン―――♪」

晴「うわっ! や、やめろバカッ!!///」


P「ほれほれ、ベッドから出ないとチューするぞー♪」

晴「や、やめろ変態! このロリコン!///」

P「ふっふっ、今更何照れてんだよぉ~? 昨日の夜はもっと恥ずかしいことをしたじゃないか♪」

晴「う、うっせぇ!/// それとこれとは話が別だ!」


P「ほらほら! はよ起きろ! ん―――♪」チュー

晴「や、やめろっての!///」ジタバタジタバ

P「ふぁ~はははははははwwww」



最初ははるちんをホテルに連れ込むことすら大変だったのに
今じゃ普通に事後から始まるんだよなぁ……





美城「な、何をしてるのだ………君たちは………!?」



P「うわあああああああああああああああぁぁぁぁぁぁッッッ!!!??」






美城「こ、この状況は一体………!」プルプル

晴「あっ、美城専務?」

P「ど、どうして専務がこちらに!?」


美城「ここは私の土地だ!!」

P「!?」

地主ワロタ


美城「サイドビジネスとして、私はホテル経営も兼任しているのでね」

美城「従業員から君達らしい客が来たとの報告がきたから、様子を見に来たのだ」

美城「そしたらこの有様だ………!」

美城「さぁ、これはどういうことか説明してもらおうか………!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


P「あわわわわわわわ!!」




美城「結城さん、君から教えてくれないか?」

美城「君はプロデューサーにナニをされたのだ?」


晴「何をって………そりゃ………」


晴「………」


晴「あっ………///」


晴「い、言えるわけないだろ! あんな恥ずかしいこと………///」カァァァァッ





美城「サイトぉぉぉ――――ッ!!! そいつを寄こせェェ―――ッ!!!」つ対戦車ライフル

P「うわあああああぁぁぁぁぁぁッッッ!!??」


P「お、お待ちください!! こ、これには複雑怪奇な事情がありまして!!」

美城「最早君の弁明は聞く気にはなれない。なぜなら――」


美城「君を殺せと囁くのよ。私の中のゴーストがね」スッ

P「も、素子ォォォォォッッッ!!!!!」



チュードン!! ドガガガガガガガガガガッ!!! ズカーンッッ!!!!

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァッッッ!!??




美城「センテンススプリング、ダメ!! ゼッタイ!!」




おわり

これで終わりです。クソSS失礼しました。


久しぶりに重大なヘマをやらかしたので書きました。

いつもより酷いのは、まぁ、そういうことです。


上司にガチ説教された>>1の前作です。


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モバP「ヤンデレタイプチェ―――ックッッッ!!!!
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純情midnight伝説に『命、燃やせよ~』みたいな歌詞あったので、ゴーストネタが多めになっちゃいました。


クソSS失礼しましたぁぁぁぁぁッッッ!!!!

こいついつもやらかしてんな

今回は提督混ざらなかったし比較的精神安定してんじゃねえのと思ったけど逆か

クソSSだって分かってんならスレ建てんなよカス

おつおつ

おつ

乙。
今回は本当に何しでかしたんだろう……

ガチ説教で吹いた
おつおつ

>>1はガチで心配になるな…

>>1がやらかすとSSが出来る、だがヘマし過ぎるとクビが飛び海外に島流しされてSSが立たない
この二律背反さよ…乙

自らクソSSと書き込めば免罪符になると思ってんだろ

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