モバP「ムスコです。何なりとお使いください」 (89)




○大量の下ネタ注意





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446285965


美城「アニメ・シンデレラガールズが無事完結した………よって!」


美城「今日はその打ち上げだ! 食事も酒も全て私が用意した。思う存分楽しんでくれたまえ!

美城「今夜は無礼講としよう。上司部下関係なく、共に楽しもう!!」

P「イエ―――ッ!! ありがとうございます専務!!」

ちひろ「驕りなら私、遠慮なくたくさん飲んじゃいますよぉ~~♪」


部長「いやぁ~~、すまんね。私までご馳走になってしまって」

美城「いいのですよ。こういうのは元来、一番地位の高い人間が催すものです」


P「では専務。お注ぎしますので、グラスを―――」

美城「いや、私はいい。アルコール類はとらないようにしてる。気を遣わないでくれて構わないよ」

P「そ、そうですか……わかりました」


ちひろ「それでは乾杯しますよ!! アニメ無事完結と、最終回で専務に出世した美城専務に―――乾杯!」

全員『カンパーイ!!』

カリーン ゴクゴクゴクッ!


――――――――――――――

―――――――――

―――


☆数分後☆


P「酔ったぁ~~~~~wwwwwww!!!!」

ちひろ「キャハハハハハハハハッッッwwwwwwwwwww」


P「これwww美味しいけどずいぶんと酔いの早いお酒ですねwwwww」

ちひろ「そうですねwwwwwwおかげで、最高にハイッてやつですよ!wwwwwwwww」


P「部長ッ!! 飲んでますか―――ッ!? わひゃはははははwwwwwwww」

部長「うるさいなぁ……飲んでるよぉ……」


部長「まったく……アニメで脇役として出演したはいいけど、見せ場らしい見せ場なんてほとんどなかったじゃないか私……]


部長「まるで765の高木社長だよぉ………どうせ私なんて、いてもいなくても話が進むおまけ程度のキャラなんだぁ~…」

部長「ふえぇぇぇぇ………」ポロポロポロ


P「うっわwwwwww見てくださいよちひろさんwwwこいつ泣き上戸ですよwwwww!」

ちひろ「面白ぇwwwwwwもっと飲ませて大泣きさせてやろうwwwwww」

部長「ふえぇぇ……やめてくれよぉ!(絶望)」


P&ちっひ『ギャハハハハハハハハハハハッッッwwwwwwwwwww』


美城「な、なんだこれは……わ、悪酔いしまくってる!?」




美城「まだ10分も経ってないのに、なんだこの荒れようは!?」

美城「もしや私が用意したこの酒………とんでもない代物だったのか!?」


P「一番プロデューサー!! 一発芸やりまーす!!」

ちひろ「おっ、いいぞ! いいぞぉ!! やれやれwwwww♪」


P「では行きます………瞬間芸―――」



P「ムスコwww」ボロン


美城「ファッ!?///」


ちひろ「キャハハハハハッッッwwwただ脱いだだけじゃねぇかwwwwww」

部長「ふえぇぇ……汚いムスコだよぉ……」

P「ムスコですwww何なりとお使いくださいwwwwww」ボロンボロン



美城「な、なんてことを……/// は、早くズボンを履きなさい!!」


P「そこから回しまーす!!♪」

美城「は? 回す!?」


P「チ○コプター――――ッッ!!!wwwww」ブルンブルンブルンブルン


美城「ひいぃぃぃぃッッ!!??」


ちひろ「ギャハハハハハハハwwwwwwそれクレヨンしんちゃんであったwwwwww」

部長「ふえぇぇぇぇ……暗黒タマタマ懐かしいよぉ……」


美城「下品だ……あまりに下品すぎる……!」




美城「この状態は非常にまずい……私にまで危害が及ぶかも……」

美城「ひ、避難だ―――ッッ!!」


ちひろ「おっ、待ってくださいよwwwwwww」ガシッ

美城「ちょ! は、離せッ!!」

ちひろ「どこ行くんだよぉ~~美城ぉ~~! お前も酒飲めよぉ~~~!」

美城「わ、私はいい! だから離せ!!」


ちひろ「そう言わずに付き合ってくださいよ~wwwプロデューサーさんもまだムスコ出して部長の顔に押し付けてますしwwww」


P「ホラホラ! 俺のムスコだぞぉ~~! 嬉しいだルルオッ!?」グイグイグイ

部長「ふえぇぇぇぇ……臭いよぉ~~!」


美城「な、なんておぞましい光景………!」ガタガタガタ



P「あっ、やばっ……」

美城「ん?」

P「何かお腹冷えてきた……で、でそう……」プルプルプル

美城「お、おい……出るってまさか!!」


P「あああぁぁ……」フルフルフル

美城「よ、よせ!! やめろっ!!! 早くトイレに行くんだッ!!!」


P「ああ、もうダメぇ……!!」プルプルプル

美城「ひぃ! ムスコをこっちに向けるなぁッ!!」

美城「に、逃げないと!!」


部長「ふぇぇぇ! ムスコ恐いよぉ!!」ガシッ

美城「ちょ!? 何してるんですか! 離してください今西さん!!」

ちひろ「ガードベントwwwガートベントwwwwww」ササッ

美城「き、君まで!? しかも私を盾代わりにだとぉッ!!」


P「で、出ますよ……!!」

美城「や、やめろ……やめてくれ……やめろォォォォォォォッッッ!!!!!!」

P「あっ、あっ、あっ、あっ――――――」




P「あ~~っ!(光悦)」

美城「ひっ―――――――!!」


ジョボボボボボボボボボボ


イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァッッ!!!!!


―――――――――――――

――――――――





 ☆翌日☆


美城「昨日は酷い目にあった……あの後も散々彼のムスコに付き合わされて……」


美城「ううっ、まだPのムスコが脳裏に焼き付いて……うええぇッ!!」


美城「無礼講と言ってしまったし、悪酔いの原因になった酒も私が出した建前、文句も言うことができない……」


美城「ああ……本当に最悪だ……!」


アーニャ「あれ? ミシロ専務、ですか?」

美城「むっ、君はアナスタシア君………」


アーニャ「プリヴェート♪ 闇に、飲まれよ~♪ お疲れ様です」

美城「う、うむ……お、おはよう(なぜ熊本弁なのだ?)」


アーニャ「ンー? どこか具合悪いですか? 顔色、よくありませんけど?」

美城「だ、大丈夫だ……別に具合が悪いわけじゃない。ただ、君のプロデューサーが……」

アーニャ「私のプロデューサーが、どうかしましたか?」

美城「どうしたもこうしたもない! 君のプロデューサーのムスコのせいで私は―――」

アーニャ「えっ、ムスコ?」

美城「あっ、いや……こんなことアイドルに話すことではないな……すまない、忘れてくれ」

美城「では、私はこれで失礼する。君も今日の分の仕事をちゃんとこなすように」


タッタッタッタッ


アーニャ「……ムスコ?」



アーニャ「………」



アーニャ「プロデューサーに……子供!?」



――――――――――――

――――


P「ううっ、頭いてぇ……ちひろさんは大丈夫ですか?」

ちひろ「大丈夫じゃありませぇ~ん……まだ昨日のお酒が全然抜けませんよぉ~…」グッタリ

P「そうですか……俺こんなに酷い二日酔いは初めてですよぉ……ううっ、頭痛が!!」

ちひろ「私もですよぉ~……食べ物の匂い嗅ぐだけで吐き気がするもんですから、朝食もまともに食べられませんでしたし……」


P「本当に地獄ですね。昨日専務は何のお酒出したんだか………美味しいお酒でしたけど、こんな悪酔いするんなら―――……ううっ、頭痛い……ッ」ズキズキッ

ちひろ「部長はまだ家から出られないそうです……やっぱり年齢的に一番ダメージが大きかったんでしょうね」


P「そうですか……それにしても、昨日酔いまくっててあんまり記憶にないんですけど、俺色々やらかした気が……」

P「ちひろさんは何か覚えていませんか?」


ちひろ「私の記憶にあるのは、プロデューサーさんがムスコを使って常務の頬に往復ビンタをしたところまでですね」

P「げっ!! 俺そんなことしたんですか!?」

ちひろ「あと、専務の頭の上にムスコを乗せて―――」



P『チョンマゲ!♪』



ちひろ「みたいなこともしていましたね」

P「ひいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!???」


P「やべぇよ……やべぇよ……」ガタガタガタブルブル

ちひろ「まぁまぁ、無礼講って言ってたわけだし……多少はね?」

P「多少はね? では済まない事したと思うんですけど!?」


ちひろ「まぁ、たぶん大丈夫ですよ。それよりも今日の分の仕事の方に集中しないと」


P「そ、そうですね……もうすぐアイドル達も来ますし。頭を切り替えないと―――」



ガチャリ


アーニャ「………」

P「あっ、来たかアーニャ。おはよう! 今日も仕事頑張ろうな!」


アーニャ「………」


P「ん? アーニャ?」


アーニャ「………」


アーニャ「うっ、うえっ、ううっ……」ポロポロ


P「!?」


P「ど、どうしたんだアーニャ!? な、なんで泣いて―――」

アーニャ「うっ……えっぐ……ひっぐ……!」ポロポロポロ

P「あわわわわわわ! い、一体どうしたんだ!?」

ちひろ「プロデューサーさん! あんたアーニャちゃんに何したんですか!?」」

P「い、いえ! 俺は何も―――」

アーニャ「あああぁぁ……うあああぁぁ……」ポロポロポロ

ちひろ「大泣きしてるじゃないですか!!」

P「ほ、本当に何もしてないんです!!」


アーニャ「うっ……ヒック……イズヴェニーチェ…ごめんなさい、プロデューサー…」

アーニャ「少し、取り乱しました……」グスッ

P「どうしたんだアーニャ? 一体何があったんだ?」

アーニャ「い、いえ……なにも……」

P「そんなわけないだろう! 朝からいきなり泣き出すだなんてタダ事じゃないだろ! 一体どうしたんだ?」

アーニャ「………」


アーニャ「あの……プロデューサーに聞きたいことがあります……いいですか?」

P「えっ、なんだ?」

アーニャ「………」



アーニャ「プロデューサーは……ブラク…結婚、してるのですか?」

P「はぁ?」


P「な、何を言ってるのだアーニャ?」

アーニャ「答えてください。どうなのですか……?」

P「いやしてないけど……」

アーニャ「そ、それじゃあ……ディエーチィ……子供はいますか!?」

P「いるわけないよ! そもそも奥さんもいないんだし!」

アーニャ「そ、それじゃあ……まさか……」


アーニャ「隠し子……ですか?」

P「はい!?」



P「さっきから何を言ってるのだ? 結婚だの隠し子だの……わけがわからんぞ!?」

アーニャ「で、でも……ミシロ専務が言っていました。プロデューサーに、息子がいると……」

P「美城専務が!? 何言ってんだあの人……?」

ちひろ「ぷ、プロデューサーさん………あなた専務とそういう仲なのですか!?」

P「んなわけないでしょうが!!」

アーニャ「えっ……専務との間に子供ですか!?」

P「いや違うッ!!」


アーニャ「プロデューサーに、子供がいる……私、とても驚きました」

アーニャ「とても、そんな風には見えませんでしたから……しかも、相手がミシロ専務だったなんて……」

アーニャ「そしたら……なぜかとても………とても悲しくて……」


アーニャ「な、涙が……溢れてきて………」ホロリ



アーニャ「ううっ……うええぇ……うああああぁぁ……」ポロポロ


P「あわわわわわわ! な、泣かないでくれアーニャ! 子供なんていない!! これは何かの間違いだ」


アーニャ「で、でも専務は……」

P「全部出鱈目だって! まったく、何考えてんだあの人は―――」

ちひろ「プロデューサーさん、もしかしたら昨日のことじゃ………」

P「昨日?」


P「息子……ムスコ………あっ!(察し)」



P「そ、そうか……ムスコってそっちの意味か!?」

アーニャ「や、やっぱり心当たりがあるのですか!?」ウルルッ

P「ち、違うよアーニャ! そうじゃないんだ!!」


アーニャ「でも、ムスコについて何か心当たりがあるのでしょう?」

P「ムスコってのはそっちの意味じゃないんだ! なんていうか…え―――……」

アーニャ「?」

P「ええとだな……その―――くそっ、流石に言いづらいな……」

アーニャ「言いづらい? ということはやっぱりミシロ専務と―――」ウルルルッ


P「だから違うッ!!」


P「ちひろさん、どうしましょう? アーニャになんて説明すれば……?」

ちひろ「そんなもん直接チ○コだって言えばいいじゃないですか」

P「言えるわけないでしょう!! ってか仮にも貴方は妙齢の女性なんですからそうハッキリ言わんでください!!」

ちひろ「チ○コはチ○コでしょうが。ほかにどう言いようがあるんです?」


ちひろ「バナナとかチョコバーとかファルスとでも呼べって言うんですか?」

P「そっちの方が何かいやらしいな……」


アーニャ「プロデューサー、何をコソコソと話してるのですか?」

アーニャ「まさか……やっぱりミシロ専務との子供が―――」ウルルルッ


P「だから違うちゅーの!」


P「アーニャ落ちつけって! まず第一に、俺は美城専務とはそんな関係じゃないから!!」

アーニャ「本当……ですか?」

P「本当だって!! 社会的地位も全然違うし、大して交流もあるわけじゃないし!」

P「このように同じ会社で働いてるってこと以外何の接点も無いだろう? そんな俺達がくっつくわけないじゃないか!」

P「おまけにアニメでは互いに絶対に交わらないとか何とか言ってたし……」


P「だいたいこっちから願い下げだ! あんなBBA!!」

ちひろ「専務が聞いてたら殺されますよ」

ちひろ「でも、確かに美城専務は融通がきかないお固い性格の上に、いい歳してポエムみたいな喋り方してる痛々しい女性ですけど」

P「ちひろさんも酷い事言ってんじゃないですか」

ちひろ「でも普通に美人さんですよね? スタイルもいいですし、CVが田中敦子さんですから声にも色気ありますし」

P「た、確かに……」


ちひろ「そのせいか薄い本も着々と出版されています。しかも実用的なのが多い!」

P「いや、知りませんよそれは」

ちひろ「あまり知られてないけど、かなりの優良物件だってことですよ。出世してますから経済的にも大助かりでしょうし」


ちひろ「だからプロデューサーさんが惹かれたとしても、そんなにおかしい話じゃありませんね」

アーニャ「や、やっぱり……!」ウルルルッ


P「だから違うッ!!!」


ちひろ「それはそうと、私の薄い本(R-18)って意外と少なくありません?」


ちひろ「この前、とら○あな行ったとき全然見かけなかったんですけど」


ちひろ「下手したら専務と同じ――――それよりも少ないかも……」


ちひろ「………なぜでしょう?」


P「知るかッ!!」



アーニャ「や、やっぱり……プロデューサーは…ミシロ専務との間に息子が……」

P「だから違うってアーニャ!!」

アーニャ「では……どうして専務は、息子と言ったのですか?」

P「え、えっと……そ、それは………」


P「ほ、ほら!! 専務ってよく蘭子程じゃないにしても、難解な言葉遣いする時あるだろう?」

ちひろ「ポエムと言われてるアレですね」

P「そうそう! それだよ!」


P「だからムスコって単語も、子供という意味以外の意味があったんじゃないかな?」

ちひろ(ある意味本当のこと言ってますね)


アーニャ「そ、そうなの……?」

P「そうだよ。だからほら、泣くのはやめて………な?」


アーニャ「でも、前に専務とお仕事した際は…私、ちゃんと専務の言いたいこと理解できましたよ?」

P「いやまぁ……その時はたまたま通じただけだったんじゃない?」


アーニャ「それに専務、昨日何かあったかのようにも言っていました……プロデューサー、昨日専務と何をしたのですか?」

P「そ、それは………」

アーニャ「………」

P「え、えっと……」


アーニャ「言えないこと……したのですか……」ウルルルッ

P「そ、そのようなことあろうはずがございません!!」


P「昨日はその……打ち上げをしただけさ! 俺と専務、そしてちひろさんと部長でね」

アーニャ「ウチアゲ……?」

P「あっ、えっと……パーティだよパーティ! アニメが完結した記念でやったんだよ!」

アーニャ「では、そのパーティで………何があったの…ですか?」

P「な、なにもないよ……ふ、普通にお酒飲んだりしてただけさ」

アーニャ「……本当、ですか?」

P「お、おう……本当さ!」

アーニャ「………」



アーニャ「………嘘をついてますね」

P「」ギクッ


アーニャ「長い付き合いなので、嘘をついてるかぐらいわかります」

アーニャ「プロデューサー、今までアーニャに隠し事なんて一度もしたことありませんでした……なのに、そこまでして隠そうとするなんて……」

アーニャ「やっぱりプロデューサーは……ミシロ専務と……」


アーニャ「うううっ……えっぐ……ううっ……」ポロポロ

P「だから違うんだよぉ~~!」


ちひろ「プロデューサーさん、これはもうハッキリ言った方がいいんじゃないですか?」

ちひろ「これ以上誤魔化したら、アーニャちゃんどんどん誤解していってしまいますよ?」

P「………そうですね。わかりました」


P「アーニャ、すまなかった……お前のためと思って誤魔化そうとした俺が悪かった」

P「本当のことを説明するから、落ち着いて聞いてくれ」

アーニャ「本当の……こと?」




P「まずハッキリさせておくが、俺は専務と付き合ってないし、子供もいない……でもムスコはいる」

アーニャ「ど、どういう意味、ですか?」

P「つまりその……日本ではムスコという単語に複数の意味があって……身体の下の方にあるムスコの方で―――」

アーニャ「下の息子……? つまり……子供が複数いるということですか!?」

P「いや、そうじゃない! つまりそのー……男性が子供を作る用にあるムスコというか……」

アーニャ「作る……?」

アーニャ「………」


アーニャ「まさか……プロデューサーが、出産したんですか!?」

P「違う! そうじゃなくて―――」


ちひろ「ああもう!! イライラする!!」

ちひろ「もう私が直接教えてあげますよ!!」

ちひろ「いいアーニャちゃん!? プロデューサーさんのムスコというのわね―――」ガシッ

P「ちょ、なに俺のズボン掴んでるんですか!?」


P「ま、まさか……!!」


ちひろ「これだぁぁぁぁぁッッ!!」

P「お、お待ちください!! や、やめ―――うわぁぁぁ!!??」




脱ぎ脱ぎッ



ムスコ『やぁ』ボロン



アーニャ「ひゃッ!?///」


――――――――

――――

―――


ちひろ「まぁ、カクカクジカジカで」

ちひろ「プロデューサーさんのムスコの正体はこういうことだったわけよ。わかった?」

アーニャ「だ、ダ―……り、理解しました///」

ちひろ「ふふっ、理解してくれてなによりだったわ。やっぱり最初からこうしてハッキリ説明すべきだったんですよ」

P「だからって俺をフルチンにする必要ありました!?」

ちひろ「致し方ないコラテラルダメージです」

P「こ、こいつ………!」


アーニャ「シュームヌィ……ごめんなさい、プロデューサー……私が勘違いをしてしまったせいで」

アーニャ「プロデューサーの……ムスコとは、チry」

P「いや、それ以上は言わなくていいから!」

アーニャ「でも私、全然わかりませんでした……日本語は……とても難しい、ですね……///」

ちひろ「あら、アーニャちゃん。こういう表現は日本だけでなく海外の言葉にもたくさんあるのよ?」


ちひろ「有名な例を挙げると、英語圏では『ポケットモンスター』をチ○コっていう意味になるらしいし」

アーニャ「えええぇぇぇ!!?」

ちひろ「だから海外では『ポケットモンスター』でなく、『ポケモン』って表記で売ってるのよ」

P「なんてどうでもいい下品な豆知識を……」

P「まぁ、何はともあれ誤解が解けてよかったよ」

アーニャ「本当に、ミシロ専務とは何もないですか?」


P「ああ、本当に何もないよ」

P「そりゃ、専務のことは美人さんだとは思った事はあるけど、そういう対象に見た事は一度もないよ」

P「今は、アーニャをトップアイドルにするのを第一としてるから。正直、恋愛なんてする暇がないかな……ハハハッ」

アーニャ「そうですか……安心しました」


ちひろ「そうやって仕事を言い訳にするのはどうかと思いますけどね」

ちひろ「プロデューサーさんもいい歳してるのですから、そういうことも考えなきゃいけないですよ?」

P「そ、それは………」

ちひろ「このまま一生独り身なんてことになったら、貴方のムスコも寂しいと思うでしょうしね」

P「あんたに俺のムスコの何がわかるってんですか!!」


P「……まぁでも、確かに俺も真面目にそういうこと考えなきゃいけないのかな……う~む……」


アーニャ「だ、ダメです!!」

P「えっ、アーニャ?」



アーニャ「プロデューサーに、そういう人作らないでほしいです……」

P「えっ……?」


アーニャ「プロデューサーに、恋人や子供がいると思ったら……ピシャンリー、すごく悲しかったから……」

アーニャ「勝手なこと言ってるの、わかってます……でも…―――」

P「………」

アーニャ「……ダメ、ですか?」

P「………」


アーニャ「ダメ…ですよね。シェームヌィ…ごめんなさい。忘れてください……」

P「………」


P「いいよ、アーニャがそうして欲しいなら……」

アーニャ「!! いいの……ですか?」



P「まぁ、どうせ俺なんてモテない、暇がない、甲斐性ないのナイナイ尽くしだからな。どうせ結婚なんて夢のまた夢だ」


P「それなら、アーニャがそれで安心するんだってなら、こう宣言してもいいかなって思ったしね」


P「それに俺はアーニャのプロデューサーで………アーニャのことが何よりも大事だから……」


P「お前が悲しむようなことは絶対しないよ」


アーニャ「プロデューサー………///」キュン


ちひろ「なるほど。つまりプロデューサーさんのムスコはアーニャちゃん専用だっていうことですね。わかります」

アーニャ「えっ……///」

P「またそんな下品なこと言って………もう、いい加減にしてください!!」


P「本当何なんですか今日は!? 俺をフルチンにするわ! 下ネタ言いまくるわ、キャラ崩壊も大概ですよちひろさん!?」

P「一体どうしちゃったんです!?」


ちひろ「………実は私―――」




ちひろ「まだ酔ってるんですぅ~~♪ えへへへ~……♪」




P「Oh……」

アーニャ「プロデューサーのムスコ……アーニャのもの、ですか?」

P「い、いやそうじゃなくてだなアーニャ! 今のはちひろさんの悪ふざけだから!!」

P「気にしてなくていいからな!」

アーニャ「ダー、わかりました」


アーニャ「………」


アーニャ「……私は、それでいいですよ?///」

P「えっ……あ、アーニャ!? い、今なんて―――」

アーニャ「フフフフッ……なんでもないですよ♪」

P「えっ、いやでもさっき……あ、アーニャ?」


アーニャ「フフフッ……♪」


ちひろ「やれやれ。なんでアーニャちゃんがあんなに騒いでた原因をわかってないんだから……本当、ラノベ主人公みたいなんだから」



ちひろ「まぁ、なにはともあれ。これで一件落着ですね」

ガチャリ


美城「君達、何をしているのだ?」

P「あっ、専務!」


美城「もうとっくに就業時間は始まっている。それなのに仕事もしないで何をしてるのだ?」

アーニャ「プロデューサーのムスコについて話をしてて―――」

美城「ひぃ!? ムスコッ!?」ビクッ!


美城「キャアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!」

タッタタタタタタッ!!!


P「せ、専務!?」

アーニャ「アー……行ってしまいましたね」

ちひろ「………こっちの方は当分解決しなさそうね」



終わり



     お・ま・け

 ※さっきまでのPとは別人でお願いします。




ちひろ「プロデューサーさ―――んッ!!! 大変ですッッ!!!」

P「ど、どうしたんですかちひろさん? そんなに慌てて……」

ちひろ「は、晴ちゃんが……晴ちゃんが―――!!」

P「えっ……晴がどうかしたんですか!?」



ちひろ「晴ちゃんに……ムスコが生えたそうです!!!」

P「!?」


P「は、生えたって………どういうことですか!?」

ちひろ「私もたった今梨沙ちゃんから聞いたんですよ! 私も何がなにやら……」

P「そ、そんな……それって晴が男の子になったってことですか!? それともふた○り!?」

ちひろ「だから私にもわからないんですぅ~~!!」

P「と、とにかく晴に会わないと……ちひろさん! 案内してください!!」


P「晴―――ッ!! 大丈夫か!?」

梨沙「来たわね……プロデューサー」

P「梨沙!! 晴はどこにいる!?」

梨沙「向こうの部屋で一人にしてるわ。少し気が動転してるみたいだから……」

P「そらそうだ。あんなことあったら誰だって……」


P「それで梨沙。一体何があったんだ? どうしてこんなことに……?」

梨沙「どうしてですって!?」ギロッ


梨沙「そんなの全部あんたのせいじゃない!!」

P「ええぇぇぇぇッッ!!?」


P「な、なんで俺のせいなの!? 俺は何もしてないぞ!?」

梨沙「しらばっくれて……本当、アンタって最低ね!!」

P「いや待ってって!! 本当に心当たりないぞ?」


P「第一、俺にそんなのできるわけないだろ? ムスコを生やすなんて……そんなエロ同人に出てくる変態科学者みたいなこと……」

梨沙「はぁ? 何言ってんのアンタ?」

P「えっ、だから晴のムスコを生やすことなんてできないっての!!」

梨沙「生やすって何よ?」 

P「いや、だからお前が言ったんだろう?」



P「晴にチ○コが生えたって」

梨沙「はぁッ!?」




梨沙「あ、アンタ何言ってんのよ!! この変態ッ!! スケベ!! 異常者ッ!!」

P「いや、だってお前がそう言ったって―――」

梨沙「そんなこと一言も言ってないわよ!! アタシが言ったのは―――」



梨沙「晴が妊娠したってっことよ!!」


P「!?!?」


P「えっちょ! 妊娠!? な、なにがどうなって―――ちひろさん!! どういうことです!?」

ちひろ「あー……もしかしたら聞き間違えちゃったかも。つまり―――」


×晴にムスコが生えた

○晴にムスコが産まれた


ちひろ「こういうことですね。ごめんなさい、聞き間違えちゃいました♪」

P「もう、ちひろさんったらドジだなぁ~♪ あははははっ……」


P「―――ってええええええええぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!!!!????」


P「に、妊娠ってどういうことだ!?」

梨沙「なんか最近晴が酸っぱい物食べたがるから、妊娠検査薬使ってみたのよ!」

梨沙「そしたら……陽性で……」

P「な、なんてことだ………」ガクッ

梨沙「晴ったら酷く動揺しちゃってて………とても見てられなかった……」

P「ああ……そんな……」


P「ち、父親は誰だ………」ギロッ


P「12歳の女の子を孕ませたクソ野郎は誰だッ!! ぶっ殺してやるッ!!」



梨沙「………」ジーッ

P「………」


梨沙「………」ジーッ

P「………」



P「俺だぁ~~………」ガクッ

ちひろ「ええええぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!!???」




ちひろ「ちょ、プロデューサーさん!? あんた心当たりあるんですか!?」

P「はい……がっつりあります……」

ちひろ「まさかあんた……例によってまたお城みたいな建物に……」

P「ちゃ、ちゃんとゴムをしたはずなのですが……」

ちひろ「したしない以前の問題じゃないだろッ!! いい加減にしろ!!」


ちひろ「どうしてくれるんですか!! これマジで取り返しがつきませんよ!?」

P「わかってます……俺も大人です。ちゃんとけじめはつけます!」


P「今から晴にプロポーズしてきます!」

ちひろ「そっちの責任の取り方か!?」


ちひろ「そういうことじゃないでしょう!! せめて腹を切るぐらいの気概みせたらどうなんです!?」ガシッ

P「離せぇぇぇッッ!!! 俺は晴と幸せな家庭を築くんじゃぁぁぁ!!」


ギャー ワー ギャー


梨沙「ああもう、滅茶苦茶じゃない……」


ガチャリ


晴「梨沙……いるか?」

梨沙「晴!!」

梨沙「大丈夫!? 身体に異常はない?」

晴「あーうん……」

P「晴―――ッ!! 俺と結婚しry」

ちひろ「やめろゴルァッ!!」ドゴォ!

P「ぐぶほぁ!?」


梨沙「大丈夫よ。アタシ達がついてる! 例えこの先どんなことがあっても、晴は一人じゃないわ!」

晴「いや、あの……それなんだけどさ……」


晴「冷静になって検査薬の説明書見てたんだけど……」


晴「これって陰性ってやつじゃねぇか?」

梨沙「えっ」

晴「ほら、色が青なら陰性ってここに書いてあるぞ」

梨沙「あっ、本当だ………これって赤だと陽性なのね。アタシてっきり青で陽性だと思ってたわ」

P「ということは……」


梨沙「ご、ごめん……間違えてたみたい……えへへ♪」


P「な、なんだぁ~~……」ガクリ

P「はぁ~……よかったぁ~~!!」



P「本当、冷や冷やしたよぉ……」


P「でもまぁ、とりあえずこれで一件落着だな。めでたしめでたし♪」



早苗「そんなわけないでしょう~?」ピキピキピキ



P「」

P「さ、早苗さん……い、いつの間に……」


早苗「………私がこれから何するかわかる?」


P「い、いつもの……ですよね……」


早苗「そういうこと♪ じゃあ……死のうか」


P「」


ドッガ! ガルル! パッシャー!!

ギャアアアアアアアアアアアア

ちひろ「はぁ、本当に心臓に悪かったぁ……」

晴「あれ? 検査薬の色がまた変わった。今度は赤になってる」

ちひろ「えっ!?」

晴「なんだこれ壊れてんのか? ったく不良品かよ……」


晴「それはそうとなんか酸っぱい物食べてぇなぁ~……レモンとかないかな?」



ちひろ「ま、まさか………!」ガタガタガタ




おわり

これで終わりです。いつもよりだいぶ酷いクソSS申し訳ございませんでした。

ウチのクソ上司がやらかしたせいで、二か月かけて頑張ったプロジェクトがオシャカになったので書きました。

………つらい。

  >>1のクソSSです。なんなりとお読みください。


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モバP「そのようなことあろうはずがございません!」
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モバP「ダニィ!? メガシンカじゃと―――ッッ!?」
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モバP「イクッ! イクッ! イッテしまえ―――ッ!!!」
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モバP「と ば さ れ ま し た」
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すいませーん、晴ちんはいつになったらアニメに出演するんですかね?(現実逃避)


クソSS失礼しましたぁぁぁぁぁッッッ!!!

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