モバP「ダニィ!? 『復活のF(文香)』じゃとぉ―――ッッ!?」 (108)

 ☆注意☆

○このSSはだいぶ前に投下した
モバP「せ、積極的になった……文香…だとォッ!?」
モバP「せ、積極的になった……文香…だとォッ!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409472962/)
のリメイク(ネタの使い回し)版になります。

○不必要なDBネタが(いつもより)多いです


以上がおkな方は、なんなりとお読みください。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429956611

文香「んっ……すー……」Zzzz

P「文香、起きろ。こんなとこで寝たら風邪引くぞ」

文香「んっ……ここは……えっ、ぷ、プロデューサーさん!?」

P「ようやく起きたようだな」

文香「私は……いつのまにか眠っていたのでしょうか…?」

P「ああ。結構熟睡してたな。疲れが溜まっていたのかもしれないな」

文香「そうだったのですか……。すみません」

P「気にするなよ。最近忙しかったしな。まぁ、忙しいのはアイドルとして売れてる証拠でもあるから喜ばしいことなんだけど」

文香「いえ、そんな……私なんてまだまだです」

P「謙遜する事はないよ。本当にお前はアイドルとしてよくやってくれてるよ。担当プロデューサーとして鼻高々ってもんだ」

文香「プロデューサーさんに、そこまで思われていたなんて……私は幸せ者です///」

P「ははははっ、なんだか照れくさい話しになっちゃったな」




P「それはそうと、一つ頼みがあるんだけどいいかな?」

文香「なんでしょうか?」





P「そろそろこの手錠を外してくれないかな?」ジャラジャラ



文香「嫌です」


P「」



P「な、なんでや!? というかそもそも何で俺は手錠で拘束されてるん!?」

文香「……わからないのですか?」

P「悪いが全然心当たりがないのだが……」

文香「身に覚えがないと…?」

P「う、うん……お、俺何かやらかしちゃった?」

文香「……思いつきもしないだなんて……!!」ゴゴゴゴゴゴゴ!!


P「ひっ!? お、落ちつけェ文香ッ!!」



文香「………昨日の夜です」

P「き、昨日!? 昨日何かしたっけ……?」

文香「………」

P「ふ、文香?」

文香「………昨日」





文香「……結城さんと一緒に―――ラブホ○ルに入りましたよね?」





P「」



文香「何か言ったらどうですか? プロデューサーさん………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

P「お、お待ちください!! そ、そんなの全て嘘ですッ!!」


P「この俺が12歳の晴をラブホに連れ込むなどと……そのようなことあろうはずがございません!」


P「きっと何かの見間違いか何かに違いない!」


P「さっさ、この手錠を外してKENZENに仕事をしようじゃりませんか!」


文香「……………」


P「し、仕事を―――」


文香「……………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


P「ひっ」

P「え、えっと…その……」

文香「…………」

P「……………」




P「き、昨日……仕事で遅くなって終電逃しちゃったから仕方なく………」



グサッ!

P「お、落ち着けェ文香ッ!! だから手に持ってる包丁を閉まってくれぇぇぇ!!!!!」 

P「お、お待ちください文香! は、話を聞いてくれッ! しょうがなかったんだ!」

P「周囲にまともな宿泊施設がほかになかったんだ! なので止むを得ず―――」

文香「だから、結城さんを連れ込んで……『また』いかがわしいことをした……と?」

P「そ、そんなことするわけないだろ!! ってか『また』とはなんだ!?」

P「こんなことするのは初めて―――ってあれ?」


P「おかしいな……初めてのはずなのに過去に幾度もやらかしたような気もする……?」


文香「やっぱり………」ギロッ

P「おおおおお待ちください!!」


P「れ、冷静になれ文香!」

P「確かに俺は止むを得ず晴をラブホに連れ込んだ! でも、それだけだ! 普通に宿泊しただけだ!」

P「晴はまだ12歳の女の子なんだど―――ッ! そんな子供相手にいかがわしいことをするはずがないだろ!」

P「頼む! どうか信じてくれ……」


文香「できません」キッパリ

P「即答!?」

P「くそったれぇ……! でもなぜか信じてくれないのも当然だと思ってしまう……」


P「で、でもな文香。今回は本当にやってないんだ!」


文香「……今回は?」


P「違う違う! これまでもやっていません! ああっ、なんだか記憶が混濁してやがる―――ッ!?」


P「と、ともかく俺は晴に手を出していないッ!! 信じてくれ文香ッ!!」


文香「……………」

文香「わかりました……貴方が、そこまで言うのでしたら…」

P「おお! 信じてくれたのか?」

文香「…はい。私はプロデューサーさんの言ったことを信じます……」







文香「―――――と思っていたのか?」


P「ええええええええええええぇぇぇぇぇぇッッッ!!??」

P「ちょ、そんな!! 文香頼むよぉ~! 俺を解放してくれぇぇぇッッ!!」

文香「……無視です」

P「アハァ!?☆」

文香「…別に心配する必要はありません。私はプロデューサーさんのことを、どうこうしようとは思ってませんから……」


文香「……ただ貴方を、一生監禁しようと思ってるだけです」

P「十分どうこうしようとしてるじゃねぇか!!」



文香「読書百遍義自ずからあらわる……どんなに難しい書物でも、何度も読めば意味がわかる……」


文香「プロデューサーさんもまた、一生監禁し続ければ……結城さんをホテルに連れて行こうとしなくなるかもしれません……」


P「いやその理屈はおかしい!!」


文香「大丈夫です」

文香「どんな時でも……私が傍についていますから……」

文香「ふふふっ……」

P「ひっ―――」


ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!!


―――――――――――――――――――

――――――――――――

―――――


P「ハァ…ハァ…あの後。界王拳やエナンザム等を駆使して、なんとか逃げ出すことに成功した……」

P「危うく、ナイスボードなハメに陥るとこであった……ううっ……」


P「それにしても文香のやつは一体どうしたというのだ?」

P「あんな猟奇的なことをするなんて……」

P「そりゃ勘違いとは言え、俺がロリコンだったと知れば嫌悪感は湧くだろうけど、あんな監禁しようとするまでは……」

P「も、もしや! このこととは関係なしに文香は俺に恨みであるというのか!?」


ちひろ「そんなわけないでしょうが」

P「ち、ちひろさん!?」

ナイスボードって、なんで板やねん

ちひろ「嫌いな相手を一生お世話しようとなんてしないですよ」

P「た、確かに……ってことはまさか文香は俺の事を……」


ちひろ「やっと能天気なプロデューサーさんでも呑み込めたようだなぁ」

ちひろ「全ては貴方の想像通り。文香ちゃんはプロデューサーさんに―――」


ちひろ「ホの字というわけだぁ!!」

P「ダニィ!?」



※ぐわああああ! 誤字ったぁぁぁ!!

×ナイスボード

○ナイスボート

>>24指摘ありがとです。申し訳ございませんでした



P「ふ、文香が俺の事を好きだったなんて……」

ちひろ「今更気づくなんてプロデューサーさんは鈍感ですよねぇ。周りのみんなは知っていたんですよ?」

P「そ、そうだったのですか……」


ちひろ「本当、プロデューサーさんは鈍感で難聴でバカで間抜けで脳なしで、他人の気持ちを察するのが下手ですよね」

ちひろ「それでよくもまぁプロデューサーなんてやってられますよ。本来ならば別の仕事に鞍替えすべきなのに、本当運がいいというかこっちは迷惑してるというか」

ちひろ「おまけにハゲでホモの変態で。テンション高くてウザくて息が臭くて―――」



P「そ こ ま で 言 う こ と な い だ ろ !?」


P「俺 何 か し ま し た か !?」


P「泣 き ま す よ !?」


ちひろ「まったく、そんなんだから文香ちゃんがああなっちゃうんでしょう? 結局これってどうせ私が尻拭いするハメになるパターンですし」

ちひろ「本当にプロデューサーさんは―――」ネチネチ


P(あっ、これ何言ってもネチネチ言われるパターンやわ)

ちひろ「まぁ、とにかく。いくら文香ちゃんに好意を抱かれてるからって、その想いに応えちゃダメですよ?」

ちひろ「文香ちゃんは売れっ子アイドルなんですからね」


P「ホホホホホッ、そう心配する必要はありませんよ。ちひろさん」


P「なぜなら私のKENZEN力は―――53万です」


ちひろ「はぁ」

P「それに私はまだ変身を四回ほど残してある………この意味はおわかりでしょう?」

ちひろ「いや、全然意味わからないんですけど」

P「ともかく! 大船に乗ったつもりで安心して下さい!」

P「かつて346の帝王とまで呼ばれたこの私に、隙などはあるものかぁぁぁぁッッッ!!」

P「ちひろさんは家に帰ってのんびりミルクでも飲んでやがれ!」



P「…………それにしても、文香は俺の事を好きなのか」

P「………」

P「嬉しいなぁ……うわへへへへ……///」

ちひろ「おい」

P「ハッ!!


P「だだだだ大丈夫です! わわわわ私のKENZEN力はごごごごご53ままままま」

ちひろ「もうこの時点でオチが見えるんだよなぁ」

―――――――――――

―――――――

☆男子寮☆


P「ちひろさんにはああ言ったものの、正直不安なんだよなぁ……」

P「文香ってばあんなにもふつくしくて魅力的なのに。それが迫ってくるだなんて……」

P「監禁しようとしたのも、要はヤキモチを妬いてくれたってことだよな」

P「それを悪い気がするどころか、むしろ嬉しいとさえ思ってしまってる自分がいる……」

P「やっぱり俺は……文香の事が―――」


P「い、いかん! 気をしっかり持つのだ俺よ!!」

P「担当プロデューサーである俺がこんなんでどうする! 文香のアイドル生命のためにも、俺はこんなことで負けるわけにはいかんのだ!!」

P「俺はKENZEN俺はKENZEN……」ブツブツ




ガチャリ


P「ただいま―――っと」

文香「おかえりなさい」

P「ふぅ、今日も色々あって疲れちゃったよ

文香「お疲れ様です…お風呂を用意しましょうか?」

P「いや、まだいいよ。少しゆっくりしたいし」

文香「…わかりました」

P「ふぅ、さてと」




P「なんで俺の部屋にいるのかな?」

文香「?」キョトン

P「いや、そんな不思議そうな顔しても困るんですけど」

文香「部屋が…空いてましたので」

P「鍵はかけといたはずなんだけど」

文香「開いていました……」つ合鍵

P「お前が開けたんじゃないか!! ってかどうやって俺の部屋の合鍵を!?」


P「くっ! また俺を監禁しに来やがったのか!」

P「だが、そうは安々と何度も監禁されるような俺ではないんだど―――ッ!!」

P「もう油断はせん! 最初からフルパワーだ! ちゃああああああああああああッッッ!!!」ドゴォンッ!


文香「あ、あの……私……この前の事で……謝りたくて……」

P「えっ、謝りに?」


文香「……先日はあんなことをしてしまい、本当にすみませんでした」

文香「結城さんから話を聞きました……プロデューサーさんは本当になにもしてなかったのですね」

文香「それなのに私は……疑って、あんなことをしでかして……」


文香「本当に…本当にすみませんでした…」ペコリ

P「文香………」


P「なんだそうだったのか………別にこの前の事で怒っちゃいないよ。だから気にするな」

文香「本当……ですか?」

P「ああ。そりゃ確かに色々とアレだったかもしれないけど……何もいたしてないとはいえ、俺の方も子供の晴を連れ込んだのは悪かったからね」

P「まぁ、お互いに悪かったってことで。これで終わり。もう気にするな」

文香「プロデューサーさん……///」


文香「……プロデューサーさんは優しいですね…///」

文香「普通なら、一生許してもらえないようなことをしでかしたのに……」

P「そんなこともないよ。さぁ、もう夜も遅いわけだし。送ってくから帰りなさ―――」

グウウウウ


P「うっ、腹の音が……そういえば昼から何も食ってなかったな」

文香「あっ、なら…夕食を食べていきませんか?」

P「えっ、夕食あるの?」

文香「今回の事でのお詫びにと思って作ってきたのですが……食べていただけると嬉しいです」

P「そうだったか……なら折角だし。いただこうかな」

文香「は、はい! どうぞ、召し上がってください」


P(なんだ文香の奴わざわざ謝りにきて、それでいて食事も用意してくれるなんて。やっぱりいい子じゃないか)

P(ちひろさんの言うことも当てにならないものだな)


文香「………」


文香「」ニヤリ


―――――――――――

―――――

P「ふぅ、食った食った。ごちそうさん!」

文香「お粗末さまです……」

P「いやぁ~本当に美味しかったよ。ありがとうな」

文香「お口に合ってくれて……幸いです」

P「文香はアイドルの才能だけでなく、料理の才能も持っていたんだなぁ」

文香「そんな……私なんかに才能なんて……///」

P「はははっ、そんな謙遜することな―――」

フラッ

P「あ、あれ? なんだか身体の感じがおかしいような………?」

文香「…………」

P「な、なんだ? 急に身体が熱くなってきたような……」

文香「…………」

P「それに汗がダラダラ出て来るというか……」

文香「…………」

P「そ、それに心臓の鼓動がやたら早くなって来てるような気がするし……」ドキドキドキ

文香「…………」

P「お、おまけに……ふおおおおッッ!?」


ムクムクムクムクムクムクムク


P「む、ムスコがビンビンのビンビンに………」





P「ま、まさか!!」チラッ

文香「………」



文香「」ニヤリ

P「!?」

P「は、謀ったな文香!?」

文香「何の事でしょうか……? 私は別に……食事に媚薬などを、入れてはいませんが」

P「これ自白してるようなもんだろ!!」

P(しまった油断した!! ちひろさんにあれだけ言われたのに、俺って奴は―――」


ムスコ『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッッ!!!』ムクムクムクムク



P「ふおおおッッ!? ムスコのコントロールが効かない!?」


文香「大丈夫ですか?」抱きッ

P「ひっ! にゃ、ニャメロン!! そんなに密接したら胸やらなんやらが色々当たってしまうだろうがッ!」

文香「………当ててるんです///」ギュウウッ

P「ひいぃぃぃぃぃぃ!!??」

文香「んっ……///」ギュウウウウウッ!

P「や、やめろぉ! これ以上胸を押し付けるなぁぁぁぁ!!」


P(や、やばい……このままでは俺の(プロデューサーとしての)命が何もかもお終いだぁ)


P「ど、どうしたら……!?」


『非合法なPはいねぇか~!』


P「ん? 外から聞き覚えのある声が―――」


早苗『アイドルを連れ込む非合法なPはいねぇがー!?』


P「さ、早苗さん!?」

P「な、なんで早苗さんが男子寮に……!?」

P「そういやボランティアで寮内を哨戒してくれてるって聞いたことが…………ハッ! そうだ!」

P「この状況、早苗さんに俺を〆てもらえば万事解決できるじゃないか!」

P「よし、なら早速―――」タッタタタタ

文香「あっ、プロデューサーさん!?」



早苗「非合法なPはいねぇかぁ~!」

P「ここにいるぞ!!」

早苗「なんですって!!」ギロッ

P「申し上げます! アイドルを部屋に連れ込みましたァッ!」

早苗「ほほう、わざわざ報告したってことは自首しに来たわけね」

P「覚悟はできています。なんなりとおシメ下さい」

早苗「よく言ったわ! で、一体誰を連れ込んだの?」チラッ



文香「あっ、早苗さん………お疲れ様です…」ペコリ



早苗「な~んだ文香ちゃんじゃない。だったら合法合法。セフセフ♪」

P「ファ!?」

P「何言ってるんですか!! どう見てもアウトでしょ!?」

早苗「いや、文香ちゃんって19歳でしょ? だったらもう大人ってことじゃん」

早苗「最悪避妊とかをちゃんとしてくれれば――――――多少はね?」

P「えええぇぇぇぇぇぇッッ!!??」

P「元警察官の言うことですかそれ!?」

早苗「なんでもかんでも〆ればいいってわけでもないのよ。多少なりとも融通は気かさないとね」

P「あ、貴方は!!」


P「12歳の俺ッ娘美少女をラブホに連れて行ったら問答無用で〆るくせに!」

P「19歳の女の子を連れ込んだ時は何も言わないのか!? ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!」


早苗「そりゃそうでしょ」

P「早苗さんが〆てくれないなんて……お、俺はどうすれば!?」

文香「……大丈夫です。プロデューサーさん……」

P「な、何が!?」

文香「ちゃんと…用意しておきましたから」



つコンドーさん





P「」


文香「……備えあれば、憂いなしということです…///」

P「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」



P「ハァ…ハァ…/// ま、まずい……ムラムラが治まらない…り、理性がもう限界……」

P「こ、このままでは……俺は間違いなく文香を襲ってしまう……!」

P「だ、誰か助けて―――」


ピンポーン!


P「えっ、チャイム? こんな時に誰だ!? もしや早苗さんが考え直してくれて―――」


ガチャリ!


光「アタシ参上!! 遊びに来たぜプロデューサー!」


P「ファ!? 光!?」

文香「えっ、南条さん……?」

光「おっ、文香さんもいたのか。こんばんわー!」

文香「こ、こんばんわ……」


P「ど、どうした光? なんで俺の部屋に……?」

光「なんでって、前に約束したじゃん。今夜一緒に撮り溜めした仮面ライダードライブ観るって」

P「あっ、そういえばそうだったな……」

光「もう何言ってるんだよ。いつものことじゃないか。こうして一緒にDVD観るの」


文香「いつも……?」ピクッ

P「」ギクッ

文香「いつも…南条さんは……プロデューサーさんの部屋に?」ギロツ

P「ひっ! ちょ、ふ、文香!?」


光「うん、そうだよ♪ この前は一緒に新世代シャリバン&シャイダー観たし♪」

文香「そう……なんですか」ゴゴゴゴゴゴゴ

P「ふ、文香……と、とりあえず落ちついて……」

光「土曜日にはプロデューサーの部屋に泊まって、そのまま朝になったら一緒にSHT(スーパーヒーロータイム)を観るんだ♪」

光「それがアタシ達のジャスティス!!」


文香「泊まり……」ギロッ

P「ひっ!」ビクッ

P「いや待て! お、落ち着けェ文香!!」

文香「…………」ゴゴゴゴゴゴ


P「そ、そりゃ、アイドルが担当プロデューサーとはいえ、自宅に泊まらせるって行為は間違ってるというのはわかるけど!!」


P「で、でも! 相手はあの光だぞ!!」


P「宇宙の中で一番環境が整ったKENZENなアイドルの光だぞ!!」

P「万が一にも間違いなんて起こりえない!! だ、だからさ…その……大目に―――」


文香「…………………………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


P「お、お助け下さい!!」



光「この何とも言えない気まずい雰囲気は―――なるほど、だいたいわかった」

P「あ、その光! 実はその……えーとその

光「待て待てプロデューサー。みなまで言うな! わかってるわかってる!」


光「つまりはこういうことだよね?」


光「文香さんも一緒にドライブ観たいってことでしょ♪」

文香「えっ!?」

光「もちろんOKさ! 断る理由なんてない! むしろ仲間が増えて嬉しいもん♪」

文香「いや、あの……南条さん、私は……」

光「さぁさぁ、ここに座って。早速DVDをコウカーン♪」

文香「え、えっと、だからその…わ、私は……」

光「遠慮しなくていいって! それとも文香さん的にはニンニンジャーの方がいいかな? 後輩だもんねー♪」

文香「こ、後輩……?」

光「今やってるニンニンジャーは文香さん的にどう? この前の春の忍者祭は凄かったよね! ゴーカイの時にも出なかったカクレンジャーのサスケが出てくれてたりしてさー♪」


文香「えっ、ええぇぇ~……」


P「おお、この流れは………!!」グッ

―――――――――――

―――――――


光「やっぱタイプフォーミュラーはかっこいいな! 最初は少し面喰ったけど、動いてるところを見たら普通にかっこよかった!」

光「文香さんもそう思うでしょ?」

文香「え、えっと……は、はい……?」

光「そうだよね! 平成ライダーにはこういうキワモノな造形のヒーローが多いんだけど、ほとんどは動けばカッコイイから心配する必要はないんだよね」

光「人によっては、デザインの時点で拒否する人も多いけど、やっぱりそれだけで判断するのは早計ってもんだよ。うん」

文香「そ、そう…です…ね?」

光「そうだよそだよ。鎧武のときだってオレンジだのバナナだの散々言われてたけど、いざ放送されれば普通にカッコよかったし」

光「やっぱり仮面ライダーの造形って昭和の頃からして異端染みてるけど、そこがいいんだよねぇ~……でしょ、文香さん♪」

文香「あっ……えっ……」



P「おおっ、文香がタジタジになってる」


P(いいぞぉ、その調子だ。どんどんKENZENな空気にしてしまえ―――ッ!!)


P(最初光が来た時は修羅場になるかと死を覚悟したが、蓋を開ければこの通り)

P(流石は346プロ一のKENZENアイドル! 気不味い空気を一気に変えてくれた! これで俺は文香と一線を越える心配はなくなったというわけだぁ!!)

P(それに時間が経ってきたせいか、媚薬の効果も消えて来た。よし、これはもう勝ち確だ!)


光「プロデューサーも座ってドライブ観なよー」

P「おっ、そうだな」

P「う~む、やっぱり俺はドライブの三人ライダーの中ではチェイサーが一番カッコイイと思うかなぁ~……はははははっ!」

光「…………」



光「おっと、足が滑った―――ッ! ライダーキック!!」ドゴォッ!


P「ぐほぉ!?」

文香「えっ……キャッ!」


ドスンッ!

P「いたたた……ひ、光おまいきなり何をして―――ハッ!?」

P(し、しまった……光に蹴飛ばされた勢いで文香を押し倒す形に!?)


文香「あ、あの……///」


P「わ、悪い文香! い、今すぐどくから―――」

光「うおおおぉぉッッ!! 手が滑ったぁぁぁぁッ!! ライダーチョップ!!」ズドンッ!

P「ぐほぉぁッ!!?」


 チュッ♪


P「!?」

文香「!?」

P(光にチョップされた反動で……文香に……き、キスしてしまった……!)

文香「あっ……////」

P(ど、どうしよう……?)

光「ごめんごめん。興奮してたらつい手が滑っちゃって……大丈夫?」

P「あっ、うん……だ、大丈夫だけど……そ、その―――」

文香「///」カァァァ!

P(き、気まずい!)

光「ふ~ん、そっか。だったらドライブも終わったことだし。アタシはこれで帰るね」

P「えっ、泊まってかないの!?」

P(ってかこの気まずい空気の中で帰るのかよ!?)

光「当たり前だろう? 仮にもアイドルがプロデューサーとはいえ、男の人の家に泊まっちゃいけないだろうし」

P「何その突然の正論は!? 今までそんなこと気にしてなかったのに!!」

光「ヒーローたるもの、やっぱりそういう一般常識をちゃんと守らないといけないし」

光「そういうわけで、プロデューサー。また来週に来るからね」

P「ま、待って!! この状況で二人きりには―――」

光「追跡!! 撲滅!! いずれも……マッハ―――ッ!!」ピュー 

タッタタタタタッ!


P「お、おい! ちょ光!? お―――いッ!?」


P「あ、嵐のように去っていきやがった……」




P「え、えっと……」チラッ

文香「……///」カァァァ!

P「うっ!」ドキッ

P(ま、まずい……さっきのキスのせいで意識してしまう!)


P「ふ、文香……お、お前もそろそろ帰りなさい」

P「送ってくから……」

文香「………嫌です」

抱きッ


P「ちょ、文香!?」

文香「………」ギュウウウウ!!

P「……ダメなんだよ文香。気持ちは凄く嬉しいけれど」


P「俺達はアイドルとプロデューサーなのだから……頼む、わかってくれ」


文香「………」


文香「それでも…私は―――」








文香「貴方でないと……ダメなんです」


P「!!」









文香「ダメ……なんです」


P「ふ、文香………」


P「…………」





P「……………俺もそうみたい…………」ギュウウッ


文香「プロデューサーさん……///」




――――――――――――――――――――――

―――――――――――――

――――――――

☆346プロ内☆


P「文香きゃわきゃわチュチュチュ♪」チュチュチュ

文香「あ、あぁっ、んっ……/// Pさん……んっ…あっ…///」

P「ふ、文香……オラ、もう我慢できねぇ!!」ボロン

文香「だ、ダメです! こんなところでは人がきちゃいます…///」

P「見たけりゃ見せてやるよぉ!」

文香「あっ、ダメ…/// あぁ……んっ……ああっ!///」



ちひろ「こ、これはどういうこと!?」

ちひろ「昨日あれだけ強気に豪語してたプロデューサーさんが一晩でこの様だなんて……」


光「忍ぶべきなのに忍ばない……流石はアタシのプロデューサー! ニンニンジャー顔負けだね♪」

ちひろ「!?」


ちひろ「えっ、光ちゃん何か知ってるの?」

光「知ってるも何も、アタシが少しそそのかしたんだ♪」

ちひろ「!?」


ちひろ「な、なんで!? なんでそんなことを!?」


光「いや~、この前プロデューサーの家に行った時にだいたいわかちゃったんだ。二人が好き同士だって」

光「だからちょっとしたお節介を……ちょっとね」

光「正直、アタシはこの手の話には疎いから、あんまり上手くやれなかったと思ったんだけど」


光「どうやら無事くっついたみたいでよかった……」


光「やっぱり好き同士ならくっつかなきゃね。セブンとアンヌ隊員みたいなったら悲しいもん」



光「そうだよね、ちひろさん♪」ニコッ


ちひろ「おっ、おっ、おっ……」






ちひろ「おのれディケイドォォォッッ!!!!」



おわり



    お・ま・け


※さっきまでのPとは別人でお願いします。


P「晴、喜べ! ●○局でいつも高視聴率を叩きだしてる有名クイズ番組からのオファーが来たぞ!」

P「しかもその番組には海外リーグで活躍してる○○選手も出演するらしいぞ!」

晴「マジかよP!! やったぜ!!」

晴「珍しくオレに合う仕事とってきたじゃねぇか! へへっ♪」

P「だが喜んでばかりもいられない。お前はあまりバラエティ慣れしてないからま。しかも出るのは頭を使うクイズ番組」

P「いくらお前が子供といえど、あんまりおバカな発言したりするのは、今後のプロデュース的に望ましくはない」

晴「そ、そうだな……クイズに間違えまくって、○○選手に幻滅させられたくないし……」

晴「ど、どうすりゃいいんだP?」


P「心配することはない。今から特別レッスンすれば間に合うはずです!」

晴「ほ、本当かP!?」

P「オフコース! では早速特別レッスンルームに行く準備だぁ!!」

☆ラブホ○ル(特別レッスン室)☆


P「さてと。では特訓を開始する」

P「晴、まずはこの目隠しをするんだ」

晴「目隠し? ああ、目隠ししながら箱の中に入った何かを当てるクイズの特訓をするのか!」

P「そういうことだ。ほら、早くして!」

晴「お、おうわかった……」シュルシュル


P「よし……目隠ししたな。じゃあお前の顔の近くにあるブツを近づかせるから、それが何かを当てるんだ」

晴「よし、わかった! 来い!」

P「では行くぞ……」ボロン


グイグイグイ


晴「な、なんだ……やけに生々しい感触が頬に……」

P「さぁ、これは何かな?」

晴「なんだ……? もしかして生き物か?」

P「まぁ、ナマモノといえばナマモノだな」グイグイ

P「触って確かめてもいいぞ」

晴「よし……わかった」サワサワ

P「おふっ!」

晴「ん~~なんだこれ? 何か小さくてふにゃふにゃしてる……」サワサワ

P「おっおっおっ! い、いいぞぉ!! その調子だぁ……」

晴「ん? 固くなった? そして気のせいか大きくなってる気が……」サワサワサワ

P「おぉっ!? 落ち着けェムスコ!! これ以上気を高めるなぁ!! まだ速すぎるッ!!」

晴「な、なんだこれ!? やっぱり固くなってきてやがる! しかも段々熱くなって―――」


ムスコ『うおおおおおおおおおおおッッ!!!』


P「いいぞぉ!! イッテしまえ―――ッ!!」


ドブシャ!


晴「ひゃ!! な、何か熱いのがかかった!?」

P「ふぅ……」

晴「な、なんだよこれ……熱い何かがオレの顔にかかったぞ……!?」

P「フッフッ。どうやらわからなかったようだなぁ~」

P「それじゃあ、正解しなかったので罰ゲームと行こうか」

晴「な、罰ゲーム!?」

P「晴にこれがなんなのか、たっぷりとわからせてやるぜ……ふぁ~ははははwwww」


「そこまでだ!」



P「なっ!? だ、誰だ!?」


早苗「残念だったな」


P「さ、早苗さん!?」


P「ば、バカな……どうしてここに!?」

早苗「お前のやってることはずべてまるっとお見通しだ!」

P「ばんなそかな!?」


早苗「さぁ~てPくん? 罰ゲームで何をするつもりだったのかしらねぇ~?」

P「い、いえ…その……」

早苗「晴ちゃんにきったねぇモノぶっかけちゃって………お前だけは簡単には死なさんぞ」ゴゴゴゴゴゴゴ!!

P「い、命だけは、お、おおおおお助け下さい!!」

早苗「無駄よPくん。私がちひロットほど甘くはないのは知ってるでしょ?」ゴゴゴゴゴゴゴ!

P「お、お待ちなさい早苗さん!!」


P「今ここで私を見逃してくれるのなら、貴方をPリーザ軍最高司令官に任命しますよ!」

早苗「なにっ? 最高司令官ですって?」


早苗「そいつは残念ねぇ。その座を蹴ることになるんだから……」ギロッ


P「あわわわわわわわわ」ガタガタガタガタブルブル


P「も、もうダメだぁ……お終いだぁ……」ガクッ




晴「やめてくれ早苗さん!」ガバッ


早苗「えっ、晴ちゃん!?」

P「は、晴!?」

晴「Pを〆るのは勘弁してやってくれ!」

早苗「で、でもね晴ちゃん! この変態は―――」


晴「………知ってるよ」

早苗「えっ?」


晴「Pがオレに何をしようとしてたか……もうわかってたし……///」

P「なっ……気付いていたのか!?」

早苗「なら尚更どうして―――」


晴「こんなロリコンでも、オレの担当プロデューサーだし……それに―――」


晴「こんな変態でも………オレは好きだから……///」


P「は、晴………」ウルッ


早苗「なん……だと……!?」

P「例え総選挙の順位が圏外だとしても、俺にとってはお前がNO1だぁぁぁぁぁッッ!!!」

抱きッ!

晴「ば、バカッ! や、やめろよ!///」

チュチュチュチュチュチュ♪


晴「や、やめ……まだ早苗さんが見て……/// んっ……んああああっ!!///」


チュチュチュチュチュ♪


早苗「そ、そんな……」

早苗「は、晴ちゃんがすでに……堕ちていた……」ガクッ



おわり

これで終わりです。長文&駄文失礼しました。

先日、外回りに行くと見せかけて『復活のF』を観てきたので、このようなSSを書きました。
Fがフリーザ様でなく、ふみふみに見えてしまった私はもう色々な意味で救いようがない。はっきりわかんだね。

でも、私が一番好きなアイドルは一位にふみふみと晴ちんのツートップ。次点でナンジョルノだからね。仕方ないね。

やめろ>>1!! これ以上クソSSを投下するなぁぁぁぁぁぁッッッ!!


モバP「加蓮が再び病弱になってしまった」
モバP「加蓮が再び病弱になってしまった」 - SSまとめ速報
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モバP「美玲がデレてくれないんだよな」
モバP「美玲がデレてくれないんだよな」 - SSまとめ速報
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モバP「うわへへwwwwwwww」
モバP「うわへへwwww」 - SSまとめ速報
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モバP「アイドルをスカウトするぞぉ!!」
モバP「アイドルをスカウトするぞぉ!!」 - SSまとめ速報
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モバP「だりーなとキス。略して―――だりキス」
モバP「だりーなとキス。略して———だりキス」 - SSまとめ速報
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モバP「楓さん(二十五歳児)との生活、プライスレス」
モバP「楓さん(二十五歳児)との生活、プライスレス」 - SSまとめ速報
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モバP「申し上げます!!」
モバP「申し上げます!!」 - SSまとめ速報
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モバP「晴と一緒にラブホに行きたい。否、行くぞ!!」
モバP「晴と一緒にラブホに行きたい。否、行くぞ!!」 - SSまとめ速報
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モバP「そのようなことあろうはずがございません!」
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モバP「文香にスキャンダルだと!? おのれぇぇッッ!!」 - SSまとめ速報
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モバP「アーニャの部屋にXXXXが表れただとォッ!!??」
モバP「アーニャの部屋にXXXXが表れただとォッ!!??」 - SSまとめ速報
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モバP「今日は文香のデビューライブというわけだぁッ!!」
モバP「今日は文香のデビューライブというわけだぁッ!!」 - SSまとめ速報
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モバP「私は―――股間が痒かったので、ムスコにキンカンを塗った」
モバP「私は―――股間が痒かったので、ムスコにキンカンを塗った」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426750246/)

いくら好きとはいえ、最近ふみふみで書き過ぎました……。


駄文失礼しまたぁぁぁぁぁッッッ!!

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