1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年08月03日 (水) 19:04:11 ID: voHP6eV+0

側近「遂に魔王様が復活されるぞ……！！」


５００年前、大賢者により封印された魔王。
その魔王の封印が今、解かれようとしていた。


北のドラゴン「５００...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年06月30日 (木) 21:01:59 ID: sm7FpiKv0

百合有り。苦手な方はお気を付け下さい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1467288119

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年05月09日 (月) 20:24:19 ID: bUEcKGDH0

＞グループホーム"ふぁんた爺"


＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
・介護記録
勇者　様

9:30　起床後、光の装備一式に更衣されていたので、声かけにてトレーナーに...

1 :  ◆WnJdwN8j0. sage 2016年04月30日 (土) 20:32:08 ID: RloJRskG0

盗賊「いよっしゃ、"皇帝の黒真珠"ゲット！」ﾋﾞｼｯ

私は盗賊。この世界に点在しているダンジョンのお宝を収集している。
世の中は勇者だの魔王だの言ってるけど、私はあまり関心...

1 :  ◆WnJdwN8j0. sage 2016年04月09日 (土) 11:33:26 ID: G/xEmEe50

勇者「装備品買ってきたぞー。はい重騎士、新しい盾だ」

重騎士「サンキュ！」

勇者「で賢者に軽装鎧な。これなら装備できるだろ？」

賢者「ありがとう。性能もかなり良いわね...

1 :  ◆WnJdwN8j0. sage 2016年03月26日 (土) 18:55:59 ID: Engg58SE0

執事「ここ…で、間違いないな」

場所は山奥にそびえる屋敷の前。

執事（５年前、魔王を倒した勇者一行。ここは、その一行にいた魔法使いの屋敷だ）

執事（その魔法使いが使用人...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年03月20日 (日) 18:49:41 ID: ngPDwe0M0

王宮魔術師（王様のご命令で、勇者様御一行の様子を視察しに来たけれど…）


中ボス「ガーッ」

勇者「きゃーん！」


戦士「ゆうちゃん危ない！」ﾊﾞｯ ...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年03月01日 (火) 18:41:49 ID: MRDQUi9u0

季節は冬の始まり。
木々の葉が枯れ落ち、森は景色すらも寒々しい。

勇者「……」

その森に１人の男が行き倒れていた。
彼は勇者。つい先日まで英雄として人間たちの希望を背負っ...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年02月22日 (月) 16:12:57 ID: FFb1ekh20

「俺のお嫁さんになってください」


それは、遠い昔の記憶。
まだまだ子供だった頃の２人が交わした、誰も知らない約束。

「俺はもう国に帰らなくちゃいけないけど――」

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年02月16日 (火) 19:00:07 ID: pYX9d+WG0

子供の頃…


父「おぉ、村に入ってきた魔物を退治したのか！」

少女「うん！　弱い魔物だったから、ボク１人で倒せたよ！」

父「お前は剣の才能に恵まれているな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ <...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年01月30日 (土) 20:20:49 ID: O+DFJ7tW0

＞ある町の教会


勇者（あぁ神様、どうかお願いします……）

夜、人気のない教会で手を組み祈っていた。
故郷から旅立って３日目、彼女はまだ新米の勇者である。

勇者...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年01月22日 (金) 18:35:36 ID: B9+RLd+z0

少女「うーん…？」

眠りから覚めて、うっすら目を開けると知らない部屋の天井が目に映った。
ここはどこ、なんて考えにも至らないぼんやり頭。眠気がまだ残っているせいか、それとも――

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年01月07日 (木) 19:01:57 ID: v13PtDod0

乙女「ぷはっ！！　はぁ、はぁ」

目の前に広がるのは大自然。
体が『落ちた』と感じた次の瞬間には、こんなとこに――

おかしい。今の今まで、私は…。

？「おい」

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年01月13日 (水) 11:39:49 ID: QatsU9AQ0

このssはRing a Bellさんのフリーゲーム「NAKED RUN」を元ネタにしています。

http://www.dmm.co.jp/dc/doujin/-/detail/=/cid=d_090014zero/

このゲームを知らなくても問題なく読めますが...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2016年01月12日 (火) 10:39:46 ID: daxZE1MG0

ヘルパー「ヘルパーは利用者さんから物を受け取ってはいけないって決まりがあるんですよ～」

魔王「ほう…その決まりとは絶対的なものか。この我の褒美が受け取れぬと申すか！！」

ヘルパー...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年12月14日 (月) 19:34:31 ID: 4rPHk/l00

奴隷「はぁ、はぁ……」

この荒れた道を、どれくらい走っただろう。
両の手を戒める鎖が重く、体に負担をかけている。
何物にも保護されていない足裏は擦り傷だらけで、小石を踏む度...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年11月21日 (土) 18:04:07 ID: LnoxrNYl0

かつて魔王を討ち、世界を救った勇者は、その後国を興した。
その国は世界の平和を目標に掲げ、人々の支持を集め発展していった。

そして建国から２００年後――


兵士「兵士長殿...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年10月28日 (水) 17:42:11 ID: QdjJeYdN0

若干女性向けかもです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1446021731

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年09月30日 (水) 19:24:56 ID: Kfzyy5RB0

※女性向けな気がします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1443608695

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年09月20日 (日) 16:01:59 ID: /PT7z0I80

利用者情報/
女騎士　８５歳
食事、戦闘は自立。トイレは時々間に合わないことがある。
入浴は持病がある為、見守りの必要がある。
認知症とせん妄あり、時々攻撃的になり入浴の拒否も見られ...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年09月16日 (水) 20:32:58 ID: zjwa/9Ee0

よくある話だが、この剣と魔法の世界に魔王が現れた。
そして、これまたよくある話だが、王様は魔王の元に勇者を送ることになったのである。

王「期待しているぞい、現勇者よ」

現勇...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年09月06日 (日) 18:08:59 ID: G/XGonwb0

姫「…」

少ない乗客を乗せた馬車は揺れていた。
車内は会話もなく、ただ重々しい空気が流れている。

姫（もう国境は抜けた…どんどん近づいているんだ…）

姫...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年06月22日 (月) 20:35:36 ID: PADjxbq90

魔女「ふぅ…」

窓の外を眺めながらふとため息。
ここ２年程、憂鬱を感じない日は無かった。

魔女（あぁ、今日もまた１日が始まる…）

何かをする気力が起きない。自分にと...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年06月07日 (日) 10:31:33 ID: ikDVrmYL0

ここは魔物と人間が存在する、剣と魔法の世界。

賢者「それじゃあ皆、ちゃんと復習しておいてね」

教え子達「はーい」

この国には、世界でも高名な賢者がいた。

教...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年05月11日 (月) 17:00:23 ID: +o0lHeNe0

つい最近世界は生まれ変わった。
王子が訪れたのは無人の城。

王子の胸は、冒険心でウズウズ落ち着きがなかった。

王子「おおぉ～、これが魔王の玉座かぁ～！」

主を失っ...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年04月29日 (水) 13:46:57 ID: 8Q1QErHF0

魔王「ぐあああああぁぁぁ」ﾀﾞﾝﾀﾞﾝｯ

魔王「あのアバズレ！クソビッチ！死ね！」ﾀﾞﾝﾀﾞﾝｯ

側近「どうしたんですか魔王様、そんなに魔力を滾らせて」

魔王「これを見ろ！」
...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年04月13日 (月) 18:21:44 ID: kueoVPxH0

＞魔王城

魔王「よくぞ来たな、勇者よ！！」

勇者「魔王…！お前を倒さないことには、人間達に平和はやってこない！！」

魔王「フ…できるのか、お前に？」

勇者「や...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年03月21日 (土) 14:13:18 ID: oopiWhSr0

町娘「…あれ？」

魔道士「チャオ～♪やったね召喚大成功ッ！」

町娘「えぇと、ここはどこ…？貴方は…」

魔道士「あぁ、びっくりさせてゴメンね！僕は魔道士、君を召喚したのは僕...

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年02月22日 (日) 16:14:53 ID: vBpN6/wS0

少女漫画っぽさ意識してます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424589293

1 :  ◆WnJdwN8j0. saga 2015年02月06日 (金) 20:23:28 ID: +AkwQ9aA0

貴方を待ち続けて何度目かの春頃。
１人で迎える季節の変わり目は、何だか味気なくもあります。
あの頃私達は、花咲く道を共に散歩しましたね。

一緒に歩く時貴方の定位置だった私...