【安価&コンマ】あかり「艦娘?」若葉「その26」【ゆるゆり×艦これ】 (1000)

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前回までのあらすじ

朝風を迎えて早々に陥落させ、ようやく元の世界に帰ることができたあかり達。
あかりは間際に迎えた国後との関係を築くことも大事だが、元の世界に戻り各自で暮らし始めた艦娘達の様子を見ることも大事だと考え、
休日は各自の家を周ることに決める。
この先再びあちらの世界に行くことになるということはまだ知らないが、今はただようやく戻って来られた世界の中で普通の女の子としての生活を楽しんで行く。

登場人物

赤座あかり

主人公。
指揮能力は個々への指揮を行える程度に止まった。
休みの日は別々に暮らしている艦娘の元を周る日々を送っている
菊花紋章の髪飾りとハートのネックレスを付けている。

叢雲(改二) 練度 99 好感度 100

あかりが最初に出会った艦娘。
あかりと同じクラスの生徒として、やたら多い同一艦との呼び分けに苦労されている。
あかりへの感情:デレるを通りこしてる気がする

文月(改) 練度 49 好感度 100

いつも能天気なところがあるがしっかり考えることは考えている艦娘。
あかりと同じクラスの生徒として、マスコット的な形で可愛がられている
あかりへの感情:一緒の幸せをずっと

大和(改) 練度 100 好感度 100

被帽ブラをやめてちゃんと下着を付けている艦娘。
料理の腕を活かして宅配と店頭販売も行う弁当屋を営んでいる。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:会えたときには成分を補給しよう

白雪 練度 99 好感度 100

いつの間にかエロ担当みたいな立ち位置になっていた艦娘。
玉子頼りの食卓を何とかしようと料理の勉強中
あかりへの感情:普通の女の子の気持ちを一緒に体験していきたい

神通 練度 44 好感度 100

控え目な性格だが芯はしっかりしている艦娘。
高校の陸上部でマネージャーをやっているが、鬼コーチ扱いされている。
あかりへの感情:休日が楽しいという気持ちがわかりました

蒼龍 練度 48 好感度 100

色々と包容力のある艦娘。
誰も貰わなかったチョーカーを貰ったはいいが、犬の首輪っぽいので付けるのは部屋の中だけ。
あかりへの感情:次のお散歩は裸で

熊野(改二) 練度 99 好感度 100

丁寧な言葉づかいをするお嬢様然とした艦娘。
高校では言動や一人暮らしなのにお金に糸目をつけないところから、いいところのお嬢様だと思われている。
左足にあかりからもらったアンクレットを付けている。
あかりへの感情:愛している

三日月 練度 56 好感度 100

駆逐艦の中でもかなり生真面目な艦娘。
その真面目さからあかりのクラスのクラス委員に推薦された。
あかりへの感情:なんでも見せられる相手

天龍 練度 34 好感度 100

姉御肌で気の強い艦娘。
高校では剣道部に入り本人の気質もあって割とモテモテ。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:意識しないでいるのは無理だ

夕立(改二) 練度 99 好感度 100

どことなく犬っぽさを感じさせる艦娘。
妹達と一緒に暮らす中で自分が役に立てることを探している。
あかりへの感情:一緒にエロくなるっぽい

扶桑 練度 44 好感度 100

大和にちょっと対抗心を持っている艦娘。
そのアンニュイな雰囲気から、大学では近寄りがたい空気を放つ美女として有名。
あかりへの感情:一緒に暮らせて幸せ

古鷹 錬度 34 好感度 100

ちょっとお茶目なところがある艦娘。
左右で若干色の違う瞳をからかいもせずに受け入れてくれた周りに感謝している。
あかりへの感情:いいところを教えてもっと好きになってもらいたい

金剛 練度 37 好感度 100

英国で生まれた帰国子女な艦娘。
紅茶へ入れるお酒も飲めるようにと大学生になったが、高校生でもよかったかなと少し後悔している。
寝るときはもはや透明と言っても過言ではないくらい薄いベビードール。
あかりへの感情:プリーズセイバーニングラブ

那珂(改二) 練度 99 好感度 100

自称アイドルな艦娘。
高校生アイドルとして地道な下積み活動中。
寝るときは地味なジャージ。
あかりへの感情:恋の2-4-11

千歳(航) 練度 24 好感度 100

お風呂好きな艦娘。
お酒が飲みたいので20歳以上になる必要があったということで大学生になっている。
あかりへの感情:次は私が開発してあげますね

瑞鶴(改二甲) 練度 100 好感度 100

七面鳥ではない艦娘。
弓道部に入り葛城以外の後輩からも慕われている。
あかりへの感情:余すところなく触れ合いたい

千代田(航改二) 練度 61 好感度 100

軽空母になった艦娘。
姉に付き合うため20歳以上として大学生になっている。
寝るときは普段の服に似た色合いのパジャマ。
あかりへの感情:大事に触ってほしい

足柄(改二) 練度 99 好感度 100

戦闘大好きな艦娘。
高校生になることを選んだが周囲からは大人の色気が凄いので、何回ダブったのかと疑われている。
あかりへの感情:たまには甘えさせてほしい

名取(改) 練度 99 好感度 100

少し怖がりな艦娘。
那珂と共に高校生アイドルの道を歩み始めている。
あかりへの感情:一緒の気持ちになりたい。

卯月 練度 99 好感度 100

どことなくうさぎっぽい艦娘。
こう見えて周りへの気配りはできるので、洗濯や掃除は積極的に行っている。
あかりへの感情:寂しくなったら襲っちゃうぴょん

愛宕 練度 26 好感度 100

色々とふわふわした艦娘。
街で洒落た格好をしているところをよく見られるので、友人からモデルになることを勧められている。
あかりへの感情:適度にエッチにお姉ちゃんするね

球磨 練度 45 好感度 100

どことなくクマっぽくはない艦娘。
女子校なので登山部やワンダーフォーゲル部がなく、仕方ないので自分で同好会を立ち上げた。
あかりへの感情:もっとみんなみたいに深い仲になりたい

ビスマルク(drei) 練度 100 好感度 100

ドイツから来た艦娘。
さすがにパンツじゃなければはずかしくないスタイルはやめて、スカートをはくようになったらしい。
あかりへの感情:Ich liebe dich sehr

>>2
朝風ではなく朝雲では?

若葉 練度 18 好感度 100

駆逐艦だけど硬派な艦娘。
一人暮らしをしているが家の冷蔵庫には辛い物が詰まっている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:ここからが勝負だ

浜風 練度 29 好感度 100

駆逐艦だけどスタイルがいい艦娘。
中学生離れしたスタイルから周りに羨望の目で見られているのが恥ずかしいとか。
寝るときは自分の髪の色に似た白い水玉模様のパジャマ。
あかりへの感情:たまにはエッチな非日常もほしい

筑摩 練度 27 好感度 100

笑顔が素敵な艦娘。
高校では利根の姉だという誤解がだいぶ広まってしまっている。
あかりへの感情:一緒に笑顔で生きていく

大鳳 練度 99 好感度 100

少し運が低めな艦娘。
トレーニングジムでは小柄なのに男性顔負けなハードトレーニングを行うことで有名。
あかりからもらったお守りを胸に下げている。
寝るときは自主訓練に使う運動用のジャージをそのまま着ている。
あかりへの感情:愛しているからエッチなことしたいと思うんですよ

大鯨 練度 99 好感度 100

お母さんっぽい艦娘。
北宮先生からは自分より家庭科の教師に向いているのではないかと思われている。
寝るときは浴衣に似たタイプのバスローブ。
あかりへの感情:あなたの元に託されてよかった

浦風 練度 16 好感度 100

広島弁で喋る艦娘。
広島弁が通じないことが多々あるので、学校では標準語で話そうとしている。
寝るときはちょっと野暮ったい感じなジャージ。
あかりへの感情:いつの間にこんなに入れ込んでしまったのか

明石 練度 31 好感度 100

機械弄りとかが好きな艦娘。
オーバーテクノロジーな機器の作成は自重し、ロボコンへの出場を目指している。
寝るときは突発的に作業ができるようにつなぎ
あかりへの感情:あんな人格が潜んでいたなんて

間宮 好感度 10000

鎮守府の甘味担当その1。
普段は妖精が作った複合商業施設でお菓子を売っている。
あかりへの感情:1日中愛し合っていたい

伊良湖 好感度 10000

鎮守府の甘味担当その2。
間宮のお店で一緒に働きながら、あかりが来る日を待ちわびている。
寝るときは肌が透けるくらいのネグリジェ。
あかりへの感情:またお医者さんごっこしたい

北方棲姫 練度 99 好感度 100

人間に敵意を持たない深海棲艦。
1人小学校に通っているが人懐っこい性格から容姿や喋り方に関わらず受け入れられている。
『ほっぽ』という名前をあかりから名づけられた
寝るときは狼の着ぐるみパジャマを着ている
あかりへの感情:イツカガクルマデタノシマセテ

山雲 練度 18 好感度 100

文月よりもさらにのんびりした艦娘。
農業部がなかったので園芸部に入っていて、花壇の手入れをしている姿が見られる。
あかりへの感情:勉強してまたしましょう。

加賀 練度 99 好感度 100

クールな正規空母の艦娘。
加賀に対抗して高校生になろうかと思っていたが、大学生になった方が形式上年上になれると思い大学生になった。
あかりへの感情:食べてしまいたいくらい好き

霧島 練度 99 好感度 100

金剛型の末妹である艦娘。
コンピュータ研究部に入り、コンピュータへの造士を深めようとしている。
あかりへの感情:人間らしさをくれてありがとう

Верный 練度 99 好感度 100

響から改造された艦娘。
真っ白な容姿から妖精のようだと話題になっている。
あかりへの感情:今を一緒に生きていく

山城(改二) 練度 99 好感度 100

どこか薄幸そうな艦娘。
姉に比べて近寄りやすいということで、たまに姉の紹介を頼まれが断固拒否している。
寝るときは普段の服のように袖の長い無地の浴衣。
あかりへの感情:触れた証を刻みたい

伊58 練度 22 好感度 100

語尾にでちを付けるときがある艦娘。
水泳部に入ってみたものの、潜水はあまり重要ではないようなので素潜り部を作ろうか考え中。
特定の男性を殺す服を着ている
あかりへの感情:やっぱり可愛い

吹雪 練度 15 好感度 100

なんとなくあかりに似た雰囲気を持つ艦娘。
日向ぼっこ部を作ろうと申請したが当然のごとく却下されてご立腹。
あかりへの感情:もっと触れ合いたい

島風(改) 練度 99 好感度 100

とっても早い艦娘。
陽炎型と一緒に暮らしているため、陽炎達の妹だと思われている。
あかりへの感情:世界で1番のお姉ちゃん

鳳翔 練度 17 好感度 100

あかり鎮守府はじめての軽空母な艦娘。
勉強していたことが幸いし調理師免許は取得できたので、小さな小料理屋を営んでいる。
寝るときはいつもの服に似た薄紅色の浴衣。
あかりへの感情:甘えるというのもいいもの、かもしれません

武蔵 練度 20 好感度 100

ワイルドな格好をしている艦娘。
大和弁当の宅配係として会社や個人宅への配達のため、バイクの免許を取得した。
あかりへの感情:心に従おう

伊168 練度 165 好感度 100

二人目の潜水艦の艦娘。
将来は海女になるのもいいかなと思っている。
色んな水着を日によって着替えている
あかりへの感情:もっと色々なシチュでやりたい

酒匂 練度 43 好感度 100

鳴き声が特徴的な艦娘。
長門の喫茶店を手伝っていることが多く、高校卒業後は正式に働くつもりでいる。
あかりへの感情:幸せな未来の象徴だね

瑞鳳(改) 練度 99 好感度 100

玉子と九九艦爆を愛する艦娘。
吹雪型の玉子頼り生活を続けさせようと色々とレクチャーしている。
あかりへの感情:だいしゅき

谷風 練度 7 好感度 100

江戸っ子気質の艦娘。
ほっぽが心配なので自分も小学校に行こうかと思っていたが、大丈夫だというので中学生になっている。
寝るときは白っぽい色のジャージ
あかりへの感情:起きているときに続きを

長門(改) 練度 99 好感度 100

かつては帝国海軍の象徴とも呼ばれた艦娘。
喫茶店を開いたはいいがコーヒーの知識などがてんでないので、いつも閑古鳥が鳴いている。
某喫茶店の制服を着ている。
あかりへの感情:お母さんになってほしい

飛龍 練度 6 好感度 100

蒼龍とよく似た正規空母の艦娘。
犬を飼うのもいいかなと思ってペットショップや保健所を巡っている。
あかりへの感情:私も堕ちちゃった

雲龍 練度 6 好感度 100

質素なのにどこか目を引く艦娘。
休日はぼーっとして過ごすことが多く、時間を無駄にしている感じはするが本人は気にしていない。
寝るときはジャージだったが胸がキツいのでパジャマに変えた(たまにはジャージも着ている)
あかりへの感情:好きな人として触れてほしい

舞風 練度 100 好感度 100

ダンスが得意な艦娘。
那珂と一緒に活動するために高校生になろうかと思っていたが、結局あかりと一緒にいる方を優先した。
寝るときは着ない派
あかりへの感情:不安は何もないです

川内(改二) 練度 99 好感度 100

忍者っぽい艦娘。
夜になると何の意味もなく立ち並ぶ家やビルを飛び回っている。
寝るときは那珂が着ているものと色違いのジャージ
あかりへの感情:青少年のなんかが危ないことばかりじゃないよ

朝潮(改二丁) 練度 100 好感度 100

実直な性格の艦娘。
中学には付け耳をしていってはいないが、時折付けていない耳を触ろうとして宙を掴んでいる。
犬耳と猫耳を気分で付け替えている。
あかりへの感情:笑ってくれたら自分も楽しい

陽炎 練度 165 好感度 100

服がはだけても気にしない艦娘
1人だけ蹴りだされそうだったが、何とか妹達と一緒に住む運びになった。
あかりへの感情:ここが私の居場所だね

離島棲鬼 練度 99 好感度 100

生き残っていた深海棲艦その1
悠々自適に引きこもりライフを楽しもうとしていたが、ダイソンに引っ張りだされている。
アイという名前を自分に付けた。
夏なので髪形をショートカットにしている。
あかりへの感情:たまにはサディスティックもいいかも

戦艦棲姫 練度 99 好感度 100

生き残っていた深海棲艦その2
放っておくと引きこもったままになるアイを連れてアニメショップなどを巡っている。
ダイソンという名前を自分に付けた
あかりへの感情:漫画のような生活を作っていこう

秋月(改) 練度 155 好感度 100

防空駆逐艦の艦娘。
長10cm砲ちゃん達のために最新のゲーム機器は全て買い揃えている。
改になった証として夕張の服を着ている。
あかりへの感情:好きだからもっと仲良くなりたい

春雨(改) 練度 100 好感度 100

料理が好きな艦娘。
あかりの白露型達の料理担当となっているが、週1くらいで春雨を出して来る。
寝るときはピンク色の羊の着ぐるみパジャマ。
あかりへの感情:ずっと側で自分を照らしていてほしい

葛城 練度 1 好感度 100

後輩キャラな艦娘
高校では瑞鶴先輩ファンクラブを結成して第一号となっている。
あかりへの感情:自由な手足と身体で好きにしてあげる

駆逐棲姫 練度 100 好感度 100

春雨に似た深海棲艦。
春雨と交代で料理当番をしている。こちらはあまり春雨にはこだわっていない。
わるさめという名前を自分に付けた
あかりへの感情:生まれてきてくれてありがとう。


如月 練度 100 好感度 100

誘惑迷彩を持つ艦娘。
あかりの睦月型の中では一番のお姉さんだが、その様子はほとんどお母さんとなっている。
あかりへの感情:そんなに隙は見せないんだから

五月雨(改) 練度 100 好感度 100

ドジっ子な気質のある艦娘。
転んでも制服の丈が長いので下着が見えづらいということに感謝している。
改になった証として春雨までの白露型と同じ服を着ている。
あかりへの感情:いやらしい気持ちからの好意でごめんなさい

青葉 練度 1 好感度 100

戦史編纂のために来た艦娘
職業小説家になれるようにバイトの傍らで執筆作業に勤しんでいる。
あかりへの感情:一生見てますよ

プリンツ 錬度 100 好感度 100

ビスマルクの妹分の艦娘。
長門の喫茶店を手伝っていて、プリンツがいるときだけは美味しいと評判。
あかりへの感情:心も体もアトミラールさんのもの

木曾 練度 1 好感度 100

球磨の妹の艦娘
女子校で言動が男前なので周囲からは慕われているが、撫子などの一部友人からは本当は女の子らしいことを見抜かれている。
あかりへの感情:可愛いのは別に好きじゃないからな!

レ級 練度 99 好感度 100

戦闘狂気質な深海棲艦
川内の技について研究しようと空手部に入ったが、カラテとは違うものなので首をかしげている。
あかりへの感情:知らないことを知るのって楽しいよね。

天津風 練度 100 好感度 100

体温が高い艦娘
たまに隙を見て連装砲くんを外に連れ出して散歩している。
島風からお姉ちゃんと呼ばれている。
あかりへの感情:どっちもすごいのね

神風 練度 165 好感度 100

肌が敏感な艦娘
敏感肌を隠すために体育は大体欠席している。
あかりへの感情:エッチな恋もプラトニックな恋も大事

弥生 練度 165 好感度 100

口下手な艦娘
自分のような口下手でも見捨てずに話を聞いてくれる人ばかりなので感動している。
あかりへの感情:楽しいことを一緒に

暁 練度 100 好感度 100

大人なレディーの艦娘
ヴェルのお姉ちゃんなのだと言っても誰にも信用されない、むしろ妹のようだと言われるので目にものを見せようと画策している。
あかりへの感情:エロさもすぐに追いつくんだから

Z3 練度 165 好感度 100

クール系なドイツ艦娘
自分に日本の学校の制服は似合っているのかと悩みつつも、あかりと同じ格好ができるのが嬉しいらしい。
あかりへの感情:人間らしさを教えて

不知火 練度 165 好感度 100

落ち度がない艦娘
クールな言動で一部の層から人気を博している。
あかりへの感情:いつか笑顔を読んでください。

防空棲姫 練度 99 好感度 90

痛みにこだわる深海棲艦
普通の女の子としての生活に戸惑いながら日々を過ごしている。
わるづきという名を自分に付けた。
あかりへの感情:胸揉まれるのが触れ合いでいいのかな


朝風 練度 165 好感度 100

リボンが大きい艦娘
でこ出しなので千鶴の友人たちから声をかけられることが多い。
あかりへの感情:一緒にいると時間問わず元気でいられる

朝雲 練度 165 好感度 100

山雲のお姉ちゃんな艦娘
来るなり即効で篭絡されたのは声帯からの侵略も関係している。
あかりへの感情:これからメロメロにするんだから

国後 練度 1  好感度 30

神風を慕っている艦娘
出て来るなり異世界に連れて行かれたの困惑もあるが、順応して中学生活を楽しんでいる。
あかりへの感情:神風さんに随分好かれてるのね

歳納京子

あかりの幼馴染。同じ日に飛ばされたがあかりよりも半年前にこちらへついて提督をやっていた。
元の世界に戻ってから高層マンションに自分の艦娘達を住まわせ、各部屋を周っている。

榛名(改二)

京子がはじめて会った艦娘。
ちなつのところの榛名と合わせて、金剛達と5姉妹扱いされている。

赤城

京子艦隊の艦娘。
たまに顔を出す京子の本来の気弱な部分を暖かく包み込んで隠せるようにしてあげている。



京子艦隊の艦娘。
京子と同じクラスで絵が上手いので東先生に気に入られている。

伊19

京子艦隊の艦娘。
グラマラスなスタイルなので周囲からは、1年の古谷さんのクラスにいる子達の気持ちがわかったと言われている。

不知火

京子艦隊の艦娘。
あかりの不知火とは姉妹ということになっているが、一緒に暮らしてはいない。

龍田

京子艦隊の艦娘。
剣道部に入った天龍の様子を度々見に来ており、本人も強そうだと勧誘されているが見ている方がいいと断っている。

第六駆逐隊

暁型の面々。
4人ともマンションの同じ部屋に住んでおり、やはり京子よりもあかりが遊びに来た方が嬉しそう。

時雨

京子艦隊の艦娘。
自分もあかりの白露型の家に住んだ方が楽しそうかもと思っている。

船見結衣

あかりの幼馴染。あかりより一年前に提督になっておりすでにベテランの貫禄がある。
親戚に無理を言ってアパートを1階層ぶち抜きで1部屋にしてもらい、全員で一緒に暮らしている。

北上(改二)

結衣の初期艦。
子供が群れるのはうざいらしいが、まりのことは気に入っている。

大井(改二)

ようやく第二改装された結衣艦隊の艦娘。
結衣に対しては悪戯好きな面を見せて、からかってはツッコみを入れられる毎日。

日向(改)

基本的に落ちついているが常識人枠とはいえないかもしれない艦娘。
気苦労が絶えない羽黒のフォローに回ることが多い。

隼鷹(改二)

お酒大好きな艦娘。
大学生ということになってはいるが、家で飲んだくれていることの方が多いような気がする。

鈴谷(改二)

ノリが今風な艦娘。
誰よりも今時の女子高生らしく周囲に溶け込んでいる。

羽黒(改二)

おどおどしているが常識人枠と言える艦娘。
自由人が多いので気苦労が絶えない。

吉川ちなつ

あかりの友達。あかりよりあとにこの世界に来た新米提督。
艦娘達は家の離れに住まわせていて、最近は帰宅後にそちらで過ごすことが多い。



ちなつの初期艦。
ちなつとは学校でもかなり仲良しなので、公認カップルのようになっている。



電のお姉ちゃん。
ずるいと思いながらもちなつから離れられずにいる。

榛名

ちなつが2-5でドロップした。
ともこやちなつ母の家事を手伝っていてとても感謝されている。

叢雲

あかりのところよりちょっとだけツン比率の高い艦娘。
せっかく自由の身なのだからとちなつの元から離れようと思ったものの、暁と同じように引き止められている。

大潮(改二)

いつも元気でポジティブな艦娘。
走ることが好きなので陸上部ではなくマラソン部に入っている。

荒潮(改二)

のんびりとマイペースな艦娘。
正妻の座を電から簒奪しようと策を練っている。

高雄

ちなつ艦隊の艦娘
愛宕につられてファッションにも気を遣うようになった。

雲龍

ちなつ艦隊の艦娘
戦力増強のため、あかり鎮守府で建造されたちなつ鎮守府唯一の正規空母。
縁側で日向ぼっこしていることが多く、ちなつに動くように促されないとあまり動かない。

杉浦綾乃

生徒会副会長。こちらの世界に飛ばされたのはあかりより前だが戦おうとしていなかった。
いきなり大勢の女性を連れて来て母親の度肝を抜いたが、本気の説得により受け入れてもらえた。

あきつ丸

綾乃の初期艦
今の時代に即さない喋り方を何とかしようと思っているが、癖が抜けずに困っている。

熊野

あかりのところのよりも明確に好意を口にしている艦娘。
自分達の存在が綾乃の重荷になるなら、それを癒すのも自分達の仕事だとして綾乃に奉仕している。

叢雲

あかりのところのよりもツン比率の低い艦娘。
綾乃の無意識ギャグで笑わないようにと思っているが、どうしても吹き出すことを抑えきれない。

陸奥

綾乃艦隊の艦娘。
悩み多き綾乃や他の艦娘達の相談役になっていることが多い。

翔鶴

綾乃艦隊の艦娘。
綾乃母の代わりに食事を作ることもあり、嫁に来るならこの人がいいと綾乃母からは思われている。

神通

綾乃艦隊の艦娘。
高校生アイドルとして頑張るあかりの那珂を応援している。

武蔵

綾乃艦隊の艦娘。
綾乃の中に拙くとも確かな指揮官としての素質を見出している。
普段は家庭を護る傍ら、あかねと同じハンバーガー屋でバイトをしている。

池田千歳

生徒会役員。こちらへ飛ばされたのはあかりより少し前でそれなりに戦ってきた。
何となく自分と艦娘達のことを察してくれている千鶴には感謝している。

五月雨(改)

千歳の初期艦
千鶴評では千歳との仲が一番深い。

龍驤(改二)

千歳の艦娘
千鶴からは関西弁が姉を思い出させると思われているが、若干地方が違うようなとも思われている。

霞(改)

千歳の艦娘
厳しい言動が多いが千鶴にはすぐに千歳を想っていること見抜かれた。

初春(改二)

千歳の艦娘
髪の毛量が凄いので切ろうかと迷っているが、千鶴からは姉さんに梳かされているところを見ていたいということで反対されている。

五十鈴(改二)

千歳の艦娘
伊勢がいるものの千鶴からはこの人が一番大人だと思われている。

雪風(改)

千歳の艦娘
火力不足に悩む千歳鎮守府の中で、夜戦においてすさまじい火力を誇ることで頼りにされていた。
性格も全然違うのになぜか綾乃を思い出すので、ということで千鶴からは最初から好意的に接されていた。

伊勢

千歳の艦娘
性格も声も京子を思い出すので千鶴からは若干苦手に思われている。

大室櫻子

生徒会役員。あかりよりもかなり前にこの世界で提督をやっていた。
艦娘達のおっぱいを揉む姿はやはり姉と妹に見せられないと分かったので、どこか別の場所に移り住むことを考えている。

鬼怒

櫻子の初期艦
おっぱいを揉まれることを艦娘に必要な整備だと説明したのは彼女である。

利根

櫻子の艦娘
筑摩の方が姉というのが定説にされていることが気に食わないので、姉らしさを見せようといつも空回りしている。

夕張

櫻子の艦娘
櫻子が彼女が撮ったちょっと深夜なアニメを見ようとするのを必死で止めている。
おっぱい揉みたいなら別の場所に行くことが必要だと櫻子を諭したが、自分がそうされたいという思いも多分に含まれている。

翔鶴

櫻子の艦娘
瑞鶴と同じ弓道部に入ろうかと思ったが、櫻子の世話があるのでと断念。

日向

櫻子の艦娘
航空母艦に改造されても砲撃戦の要だった。
どこか達観したようなその雰囲気で撫子と気が合う。

潮(改二)

櫻子の艦娘
唯一中学校でも櫻子に揉まれているので、開発の進行度がずば抜けている。

空母棲姫

櫻子が鹵獲した深海棲艦
あかりの深海棲艦達と暮らすことも考えたが、櫻子の側を離れるのが嫌だったのでとどまっている。
ソラという名前を付けられている。

古谷向日葵

生徒会役員。こちらの世界に来たのはあかりより少し前である。
楓に自分と艦娘のことを伝えて納得してもらったが、今度は自分の欲望を抑えることを考えないといけない。

飛鷹

向日葵の初期艦
隼鷹とは違ってしっかり大学には通っている。

比叡

向日葵の艦娘
向日葵を叱咤して楓に関係を説明させたが、向日葵が思ったより思春期の性を暴走させていることに危機感を覚える。

瑞鳳

向日葵の艦娘
プリンなどの卵を使ったお菓子を良く作ってくれるので、楓にはとてもよくなつかれている。



向日葵の艦娘
艤装に飼っていた蟹は水槽に移していて、楓もたまにお世話をしている。

鳥海

向日葵の艦娘
愛宕、高雄の妹として侮れないスタイルをしていると高校では密かに噂されている。

長門

向日葵の艦娘。
楓の世話係ということで主婦をしている。

松本りせ

生徒会長。
遠征に出たあかりの艦娘達に色々と物をあげたりしていた。
私生活は未だに謎に包まれているが、艦娘達と一緒に暮らしているのは間違いないようである。

日向

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
東先生が奈々に気があるのではと睨み、りせとの三角関係になるのではと危惧している。

陸奥

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
日向と同じことを気にしているが、こちらはどちらかというと面白がって見守っている様子。

大鳳

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
あかりの大鳳とはどちらが先にへばるかジムで競い合ういいライバル。

摩耶

りせの艦娘
自分も含めて明るいタイプがいない事に思い至ったりせによって艦隊に編入された。
こちらも愛宕、高雄の妹としてスタイルがいいと評判だが、そこをほめられるのは本人としてはむず痒くなるのでやめてほしいとのこと。

初雪

りせの艦娘
あまり外に出たがらないので連れ出そうと考えたりせによって艦隊に編入された。
りせの同級生として七森中の生徒になっているが、滅多に学校に来ないレアキャラ扱いされている。

那智

りせの艦娘
冷静沈着な副官的な立ち位置の艦娘がほしいと思ったりせによって艦隊に編入された。
羽黒も足柄も高校生なので自分もと高校生になったが、酒が飲めないということに気が付き既に20歳を超えていることにした。

西垣奈々

七森中の理科教師。
遠征に出てくる艦娘達に度々アイテムを渡して支援していた。
戻ってからは艦娘達の生活を基盤を整えてやる傍ら、再びあかり達があちらの世界に行く日までに妖精を作り上げる研究を行っている。

妖精

鎮守府内の雑事や出撃艇の操縦および敵主力艦隊の探索、果ては車の運転までこなす万能な存在。
喋るタイプと喋らないタイプがいるが喋れないタイプはいないらしい。
あかりの猫吊るしは金の力かあるいは別の何かなのかはわからないが、艦娘達の戸籍などの社会的立場を容易く築きあげ、今は複合商業施設のオーナーとして立っている。

オスカー

あかり鎮守府で飼われている子猫。
猫吊るしに連れられてこちらの世界に来ており、今はビスマルクの家で飼われている。

イ級

駆逐棲姫が拾ってきた深海棲艦の生き残り。
長い間深海に1人で誰かに見つかったら殺されると怯えながら暮らしていたので人間不信になっていた。
あかりや朝潮、駆逐棲姫などの尽力と民間人であるパン屋のお姉さんに優しくされたことで、人間不信を克服した。
今は深海棲艦達が一緒に暮らしている家で、一緒に暮らしている。周囲には犬ということで通している。

レ級の尻尾

レ級があかりの世界で暮らすことを想定して、尻尾を切り離し自立稼働させたもの。
自分の意思を持って動き回っていて、素っ気ない態度を取るものの構ってほしいというかのように人に近づいて来る。
今はレ級と同じく、深海棲艦達に犬として飼われている。

赤座あかね

あかりの姉。
今まで声帯からの浸食や度々小ネタで登場したりはしていたものの、あかりには認知されていないので大好きなお姉ちゃん以上の存在にはなっていない。
今は艦娘達との関係の中にどうにかして入りこもうと奮闘している。

船見まり

結衣の親戚の子。
度々結衣の家に遊びに行って艦娘達に可愛がられているが、艦娘達と結衣の関係はよく理解できていないもよう。

吉川ともこ

ちなつの姉。
ちなつが連れてきた艦娘達に驚いたものの、ちなつが頑張ったことと艦娘達がちなつを護ってくれていたことを認めて家族として受け入れている。
あかりのことでショック受けたあかねの心に何とか取り入れないか奮闘中。

池田千鶴

千歳の双子の妹。
千歳が急に連れてきた艦娘達に驚いたが、彼女達と自分の幸せを享受して生きている姉の姿を見て、姉にその道を歩ませてくれてありがとうと感謝している。

大室撫子

櫻子の姉
櫻子が平気で艦娘達と事に及ぶのを見て、櫻子の身を心配するのと同時に自分は友達にも隠しているのにと少し嫉妬している。

大室花子

櫻子の妹
艦娘達のことは櫻子に振り回されて大変な目にあった人達だと思って、労りの心で接している。

古谷楓

向日葵の妹
艦娘と向日葵が全員恋人同士であることを理解していて、皆本当のお姉ちゃんだと思って接している。

東志保子

七森中の美術教師。
漣達京子の艦娘は漫画の手伝いで絵が上手いので、美術部に勧誘しようかと狙っている。

南野つばさ

七森中の体育教師。
艦娘達の身体能力を見て陸上部に勧誘するため躍起になっている。

北宮初美

七森中の家庭科教師。
やたらと同じ苗字の生徒が増えたことに違和感を覚えている。

出崎貴音

千鶴の友達その1
朝風のデコを気に入っていて、よく声をかけている

小山遥

千鶴の友達その2
理由はわからないがやたらと増えた生徒の中からいいおでこの子を探し求めている。

三輪藍

撫子の彼女候補その1
あかりの熊野とは髪の手入れについて教わったりして仲がいい

八重野美穂

撫子の彼女候補その2
龍田とはキャラ被りしているということで互いにライバル視している

園川めぐみ

撫子の彼女候補その3
同じバイトしている友達として酒匂と仲がよく、ぽわぽわしてる酒匂の話について行けるので同レベルの知能を持っていると思われる。

相馬未来

花子の友達その1
ほっぽのことは転入当初からお世話してあげていてよくなつかれている。

小川こころ

花子の友達その2
ほっぽに花子を花子様と呼ぶことなど、クラスのマナー?を教え込んだ

高崎みさき

花子のライバル(自称)
ほっぽにならみさき様と呼んでもらえるかもと期待していたが、こころに先を越されてしまった。

設定

艦娘

軍艦の船霊の分霊を妖精が作ったカードに呼び出して実体化させた存在
分霊なので同じ艦が複数存在することもある
実は深海棲艦に対抗するために妖精が呼びだした船霊の和魂。
船霊の荒魂である深海棲艦とは文字通り同一の存在である。

当時の政府が扱いきれなかった船霊降霊装置を、妖精が改良することによって生み出された。

深海棲艦

突如として海に現れて人間を襲い始めた謎の存在
一定の海域に艦隊を展開し通りがかる船などを襲う。
主力艦隊を倒すことでその海域にはしばらく出現しなくなるが、時が経つとまた現れるようになる。
理由は不明だが人間を狙って浮上するので、海軍は人間を提督として彼らをおびきだしている。
倒されることで怨念などに凝り固まった思念が浄化、静かな気持ちになって沈んでいくらしい。

その正体は船霊の荒魂。
かつて人間が和魂、すなわち艦娘を生み出す計画に失敗して生み出してしまった存在。
最新鋭潜水艦ですら及ばない深い海溝の底に沈む社から生み出されていて、それを破壊することによって滅ぼすことができる。

実は奈々が元の世界に戻るための研究をする過程で生み出し、扱いきれないと断じた理論を当時の政府が実現させようとした結果生み出された。
あかり達のお祭りにより鎮められ、一度倒されて正気を取り戻した個体以外は全てあるべきところへ帰った。(駆逐棲姫はもう一度呼び出された)
と思われていたが全員が消えたわけではないようで残っている深海棲艦もいた(正気は取り戻しているので害にはならない)

テンプレ終わりです

>>5
その通りです書き込み押した瞬間に気づきましたすいません
ろくに読み直していないことがバレますね

熊野の話がエロ有りかなしか決めてから開始します

↓1 熊野の話

1 エロ有り
2 エロなし

鈴谷「熊野~帰りにケーキ屋寄ってかない? めぐみがバイトしてるとこ!」

熊野「悪いですが今日はすぐに帰らせていただきますわ」

鈴谷「ええ~! いいじゃんちょっとくらい~!」

藍「あそこのケーキ美味しいよ」

美穂「めぐみが店員特権で安くしてくれるし」

めぐみ「ただのバイトにそこまでの権限はないよ!」

熊野「今日は用事がありますのよ」

撫子「用事?」

熊野「人が来ますの」

鈴谷「あ~そっか、今週は熊野の番なんだね~」

熊野「いつも一緒にいる鈴谷は気楽でいいですわね」

鈴谷「いつも一緒にいるっても曜日決まってるし、わりともどかしかったりするんだけど」

藍「曜日が決まってる?」

鈴谷「何でもないこっちの話。そういう事情なら仕方ないし、私らだけで行こうか。熊野の分は私が食べるからちゃんと安くしてよ?」

めぐみ「だからできないってば!」

藍「また今度一緒に行こうね」

熊野「ええ、またお誘いくださいな。それでは、お先に失礼いたします」

美穂「ばいば~い」

ちなつ「今日は熊野さんのお家行くんだ?」

あかり「うん」

電「あかりちゃんのところは多いから一緒に住めないのが大変なのです」

ちなつ「うちもわりと無理してるんだけどね~」

大潮「荷物とか棚にアゲアゲしてます!」

荒潮「無理にアゲアゲって言わなくていいのよ~」

あかり「でも毎週どこかに遊びに行くのも楽しいよぉ」

ちなつ「確かに色んな人のお家に行けるのは楽しそうだね」

電「電達も一人暮らしした方がいいでしょうか?」

ちなつ「ううん、電ちゃん達は私と一緒にいないとダメ」

荒潮「あらあら、嬉しいわね~」

熊野「あかり」

あかり「あれ、熊野さん?」

熊野「遅いからわたくしの方から迎えに来てしまいましたわ」

あかり「すいません。でも今やっと学校出たところだったんですよぉ」

ちなつ「校門から10メートルも離れてませんし」

熊野「出たらダッシュで来ていただきませんと!」

あかり「ダッシュで!?」

大潮「しますか? ダッシュ!」

ちなつ「大潮ちゃんは走らなくていいの。じゃああかりちゃん、熊野さんと楽しんで来てね。それじゃ」

電「また月曜日になのです~」

あかり「あっ、うんまたね~」

熊野「ちなつはこういう心遣いができるのがいいところですわ」

あかり「行きましょう、熊野さん。手を」スッ

熊野「ええ、行きましょうあかり」ギュッ

あかり「こうして手を繋いで歩いてると、姉妹みたいに見られちゃってますよね」

熊野「本当は恋人ですのに。キスします?」

あかり「知らない人には姉妹に見えた方がいいですよぉ」

熊野「まあ、わたくしも喧伝するつもりはありませんわ。あまりよろしくないこともわかっています」

あかり「はい……」

熊野「よろしくない秘密をこうして晒していると思うと、はしたないですが少し興奮しますわ」

あかり「熊野さん!」

熊野「うふふっ、これくらいの気持ちで臨まなければこの先長い間あかりと共に歩むことはできませんもの」

あかり「覚悟はできてるんですね」

熊野「とっくに出来ていますわ。それはあかりもでしょう?」

あかり「もちろんです!」

熊野「では、少しだけ背徳感を楽しみながら帰るとしましょう」

熊野「無事に帰りつきましたわね」

あかり「無事じゃなくなる可能性はありませんでしたけど」

熊野「とりあえず中に入りましょう。鍵を開けるので、一旦手を離してください」

あかり「はい」

熊野「はい、開きましたのでまた手を」

あかり「まだ繋ぐんですか?」

熊野「いいじゃありませんの。お家に入るまでが帰宅ですわ」

あかり「遠足じゃないんですから」ギュッ

熊野「中へどうぞ」

あかり「お邪魔しま~す」

熊野「ドアを閉めたら……あかり」チュッ

あかり「んっ……」

熊野「んんっ……はぁ……」

あかり「もう、いきなりすぎますよぉ」

熊野「本当は会ったその場でしたかったことですわ」

あかり「もう、本当にキス大好きなんですから」

熊野「あかりが大好きなのですわ。間違えないでください」

あかり「わかってます、熊野さん。今度はあかりからです」チュッ

熊野「んっ……どちらからでも同じ唇なのに、あかりから進んでして来てくれたときの方が気持ちがいいですわ」

あかり「えへへ……急にされるときよりもいっぱい気持ちが籠ってるからですよぉ」

熊野「いつでも気持ちは込めていただかなくては。わたくしはいつもあかりへの気持ちでいっぱいなんですのよ」

あかり「ありがとうございます、熊野さん……」チュッ

熊野「……あかりだってキス大好きじゃないですの」

あかり「違いますよ。あかりも熊野さんと同じです」

熊野「ふふっ……ここでずっとキスしているのもなんですわ、早く奥まで入りましょう」

熊野「お茶を淹れましたわ」

あかり「ありがとうございます~」

熊野「わたくしは紅茶の方が好みなんですけどね」

あかり「緑茶も用意してあるんですね」

熊野「あかりのためですわ」

あかり「至れり尽くせりですよぉ」

熊野「今日は鈴谷達に帰りにケーキ屋に行こうと誘われていたのですの」

あかり「行かなかったんですか?」

熊野「ええ。あかりの方が大事ですから」

あかり「それはなんだか悪い気がしますよぉ」

熊野「ふふっ、この日のために先日そのケーキ屋で買っていたというのもありますわ」

あかり「わ~ケーキ! って、これなら紅茶の方がよかったですよぉ」

熊野「緑茶と甘い物も合いますわよ」

あかり「そうですけど~和洋折衷っていうやつですね」

熊野「難しい言葉を知っていますわね」

あかり「美味しいです~!」

熊野「よかったですわ。あの王族御用達のケーキとは比べるべくもないと思いますが」

あかり「そんなことないですよぉ。熊野さんがあかりのために準備してくれたものですから、こっちの方がおいしいです!」

熊野「あかり……」

あかり「ん~!」

熊野「可愛いですわ~!」ダキッ

あかり「あわわっ、急に抱き着かれたらびっくりしますよぉ」

熊野「すいません、気持ちが抑えられなくて」

あかり「熊野さんも食べます?」

熊野「あ~んですの?」

あかり「あ~んです」

熊野「あ~ん」

あかり「はい、あ~ん」

熊野「んふ~、間接キスですわ~!」

あかり「そっちですか。さっき直接キスいっぱいしたのに」

熊野「直接キスもしますわ」チュッ

あかり「んっ……もう、まだケーキ食べてるんですよぉ?」

熊野「わたくしが食べた分もおすそわけですわ」

あかり「気持ちいい方が勝って味わかんなくなっちゃいますよぉ……」

熊野「そんなこと言われたらもっとしたくなりますわよ、あかり……」

あかり「土日はどうしますか?」

熊野「そうですわね、どこか旅行にでも行きたいと思っていましたが……」

あかり「神戸ですか?」

熊野「ええ。一応雑誌などで調べていましたが、まだ調べが足りませんの」

あかり「神戸って何が有名なんでしょうね~」

熊野「それを調べているところですわ。また今度一緒に行きましょう」

あかり「それじゃ、今回は旅行はせずにどうするんですか?」

熊野「あかりとまったり過ごすのもいいかと思いまして」

あかり「まったりですか」

熊野「ええ。あかりも色々と目まぐるしい日々を送ってるでしょうから」

あかり「もうだいぶ落ち着きましたよぉ」

熊野「なのでまったりとマッサージしてもらったり、キスしたり、その先を……」

あかり「全然まったりしてない!」

熊野「何を言ってますの。恋人同士のまったりなどそういうものですわ」

あかり「そ、そうなんですか?」

熊野「少なくともわたくしの中ではそうなんですの」

あかり「はぁ」

熊野「あかりだって、その気で来たんでしょう?」

あかり「その気がなかったらあんなにキスしませんよぉ」

熊野「うふふっ、なら何も問題ないじゃありませんか」

あかり「う~ん……」

熊野「まったりと甘く、恋人同士の生活を楽しみましょう、あかり」

あかり「ん……はい、熊野さん」

今回はここまでです
次は深海鶴棲姫と会う話です

まだ残りは多いのでこのスレでは終わらないかもしれませんが、さすがに次スレでは終わると思います

開始します

北方棲姫「アカリーコッチー!」

あかり「待ってよほっぽちゃん~!」

防空棲姫「あらあら、ほっぽったらはしゃいじゃって。久しぶりにあかりに会えたのが嬉しいのね」

あかり「あかりも嬉しいよぉ。わるづきちゃんと会えたこともね」

防空棲姫「うふふ、私も」

北方棲姫「アカリ! ワルヅキモハヤク!」

あかり「あぁ、ほっぽちゃん! そんなに急いでたら人にぶつかっちゃうよぉ」

防空棲姫「アイスは逃げないわよ」

北方棲姫「ハヤクタベタイダケー、アッ」ドンッ

深海鶴棲姫「……」ダキッ

あかり「ほら言わんこっちゃないよぉ! 大丈夫ですか~?」

深海鶴棲姫「大丈夫よ、ちゃんと抱き留めたから。前を見ないと危ないよ」

北方棲姫「……?」

防空棲姫「貴女……深海棲艦?」

あかり「瑞鶴さん?」

深海鶴棲姫「私は……」

りせ「……」

あかり「会長さん!?」

深海鶴棲姫「りせ、この子達が?」

りせ「……」コクリ

深海鶴棲姫「そう……」

北方棲姫「ンー? ナンカワカランケド、ブツカッテゴメンナサイ」

深海鶴棲姫「いいのよ、怪我しなかったならそれで」

防空棲姫「ん~、とりあえず落ち着いて話せるところに行きましょうか」

北方棲姫「アイス~」

りせ「……」ナデナデ

防空棲姫「まだ他に深海棲艦が残っていたなんてね」

深海鶴棲姫「そうね、もうあんまりはいないわ」

あかり「まだいるんですか?」

深海鶴棲姫「いるかもしれないしいないかもしれない」

防空棲姫「なぁにそれ?」

深海鶴棲姫「いないって言ったら今後他の出さないといけないときに困るから」

あかり「あえて明言を避けるんですね」

防空棲姫「大人の都合ね~」

北方棲姫「リセモタベル?」

りせ「……」コクリ

あかり「鶴棲姫さんは瑞鶴さんの深海棲艦なんですか?」

深海鶴棲姫「わからない」

あかり「わからない?」

防空棲姫「深海棲艦は必ずしも1つの艦の荒魂であるとは限らないのよ」

あかり「そうなんだ。わるさめちゃんがそうだったから、そうなのかと」

防空棲姫「ほっぽなんて厳密には艦の荒魂じゃないものね」

北方棲姫「ン」

深海鶴棲姫「私は瑞鶴だけじゃなくて、一緒に沈んだ他の艦の荒魂でもある。いわば怨念集合体みたいなもの」

あかり「怨念集合体……」

防空棲姫「おどろおどろしいわ~」

深海鶴棲姫「かつてほど怨念に囚われているわけじゃないけどね。おかげ様で」

あかり「ど、どういたしまして」

りせ「……」

北方棲姫「キョウハカクセイキヲ、ワタシタチノトコロデアズカッテモライニキタンダッテ」

あかり「ほっぽちゃん、会長さんの声聞こえるの?」

北方棲姫「センサーガコウカンドダカラ」

防空棲姫「私達と一緒に暮らしたいってことぉ?」

深海鶴棲姫「そういうこと」

防空棲姫「どうして急に?」

深海鶴棲姫「こっちに来てから特に何かするわけでもなく、無為に過ごしてきた」

あかり「やりたい何かを見つけるために、環境を変えようと思ったんですね」

深海鶴棲姫「いや、何もしないなら出てけって言われたから」

あかり「ええっ!?」

りせ「……」

北方棲姫「ニートヲヤシナッテイルヨユウハナイッテ」

防空棲姫「意外に辛辣ねぇ」

深海鶴棲姫「ニートじゃないもん。私はやれるだけのことはやったからもうやらなくていいだけだもん」

あかり「まだ生きてるんだからやらなきゃいけないことはいっぱいありますよぉ」

深海鶴棲姫「やだ、もうやらない」

防空棲姫「駄々っ子ねぇ」

あかり「そういえば瑞鶴さんも本当はめんどくさがりさんだったよぉ」

りせ「……」

北方棲姫「ワタシタチハヤルキニミチアフレテルカラ、イイエイキョウヲアタエテクレルトオモッタンダッテ」

防空棲姫「ううん、影響を与えられるかしらぁ?」

深海鶴棲姫「今よりいい暮らしできるっぽいし、よろしくね」

あかり「だ、大丈夫かなぁ」

北方棲姫「イキュウノサンポクライハイッテネ」

深海鶴棲姫「私の散歩のついでにするかも」

防空棲姫「ご飯は作れないのぉ?」

深海鶴棲姫「カップラーメンなら作れるよ」

北方棲姫「ダメダメ!」

防空棲姫「学校は?」

深海鶴棲姫「一応入ってるけどあんまり通ってない」

北方棲姫「ガッコウタノシイヨ」

深海鶴棲姫「だって、瑞鶴と間違われるんだもの。私あんまり弓道得意じゃないし」

防空棲姫「見た目が似てるのはどうしようもないわぁ」

あかり「ダイソンさんにまた色々と負担がかかっちゃいそうだよぉ」

りせ「……」クイッ

あかり「あっ、はい、なんですか会長さん?」

りせ「……」

あかり「本当は踏み出す踏ん切りがつかないだけみたいだから、ほっぽちゃん達に背中を押してもらいたいだけ? なんですか」

りせ「……」

あかり「あかちゃんもお願いね……はい、任せてください!」

りせ「……」ニコ

あかり「えへへ、鶴棲姫さんも立派に前を見て進めるように頑張りますから、見ててくださいね」

りせ「……」コクリ

あかり「あと、あかちゃんってあだ名も変えてくれると嬉しいです」

りせ「……?」

今回はここまでです
次は三日月との話からです

深海鶴棲姫は一応第1期のラスボスということになるんですかね
フラッシュからHTML5への移行以外のどこが変わるのかはわかりませんが、何はともあれ大型アップデートはワクワクしますね

↓1 三日月の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

文月「クラス委員って結局何してるの~?」

三日月「全校に配られるプリントを集めて生徒会に持って行ったりしてる」

卯月「それだけぴょん?」

三日月「中学校のクラス委員でそんな大きな仕事はしないよ」

如月「あらぁ、そうなの」

あかり「お花の水換えるとかは日直の仕事だもんね」

三日月「あかりちゃんは日直じゃなくてもやってるみたいですが」

あかり「水換えてあげないとお花さんが枯れちゃうもん」

三日月「そういうのこそクラス委員に任せてほしいんですが!」

文月「三日月ならまめに換えてくれそ~」

あかり「じゃあ、それは三日月ちゃんにお願いしようかな」

三日月「任せてください!」

如月「日直の仕事じゃなかったのかしら~」

卯月「う~ちゃんが日直のとき楽できるからいいぴょん!」

卯月「お弁当ぴょ~ん!」

文月「わ~い」

如月「お弁当の日と給食の日があるのよね~」

あかり「忘れちゃうと困るよねぇ」

三日月「如月ちゃんはちゃんと把握してくれてるからいいよ。ん?」

如月「あら、どうしたの?」

三日月「お箸が入ってないんだけど……」

如月「ええ? ごめんなさい、入れ忘れちゃったかしら」

卯月「手づかみで食べればいいぴょん!」

文月「行儀悪いよ~」

弥生「ん……弥生の貸そうか?」

三日月「そしたら弥生ちゃんが食べられなくなるでしょ」

弥生「ダイエットしてるから……」

如月「初耳だし意味ないでしょ艦娘なのに」

あかり「はいこれ」

三日月「割りばし?」

あかり「こんなこともあろうかと、割りばしはいつも持ってるんだよぉ。前にカップ麺食べるときになくて困ったしね」

三日月「あ、ありがとうございます……」

如月「ごめんねぇ、迷惑かけて」

あかり「いいんだよぉ。こういうときのためだから」

文月「割りばしじゃなくて~あ~んしてもらいたかったんじゃないの~?」

三日月「な、何を言うの!? それこそ迷惑だし、時間かかっちゃうでしょ!」

あかり「あかりはそれでもいいよぉ?」

三日月「ええっ!?」

卯月「じゃあう~ちゃんにするぴょん!」

弥生「弥生にも……」

如月「如月もお願いするわぁ」

文月「あたしも~」

三日月「えっ、えっ? じゃあ、私も」

『どうぞどうぞ』

三日月「へぇっ!?」

あかり「テレビで見たのやりたかっただけかぁ」

三日月「わ、私は違いますからね!」

卯月「三日月もちゃんと見てたぴょん」

弥生「狙ってた」

文月「ノリが良くなって来たね~」

三日月「違いますから~!」

如月「うふふ……」

卯月「ここ飼育係はないからつまんないぴょん」

あかり「ないね~」

卯月「う~ちゃんうさぎ飼いたいぴょん!」

如月「ちゃんとお世話できるの?」

卯月「う~ちゃんがアリスに出てもはずかしくない、立派なうさぎに鍛え上げるぴょん!」

弥生「言葉覚えさせるところで詰まりそう」

三日月「動物を飼うのは大変なことだから、軽々しく言っちゃだめだよ」

卯月「軽々しくないぴょん!」

文月「うさぎか~あたしは犬の方がいいな~小っちゃい子抱っこして一緒にお昼寝したい~」

弥生「弥生は猫の方が……」

あかり「動物さん飼いたいよね~」

三日月「私の話聞いてましたか?」

如月「ペット飼いたいなら、まずは自分の世話を自分で見られるようにならなきゃね~」

文月「なら如月以外飼えない~」

卯月「うさぎ飼ってぴょん!」

如月「如月飼ったら全員が飼ってるのと一緒でしょ」

三日月「如月ちゃんに面倒かけないようになれるまでペットはお預け」

卯月「ぷっぷくぷ~」

あかり「あははは!」

如月「先に帰ってるわね~」

三日月「うん、あとでね」

卯月「遅くならない内に帰って来るぴょん」

三日月「そんなに遅くはならないよ」

あかり「じゃあ、また明日ね~」

弥生「また明日」

文月「ばいば~い」

あかり「さてと、お掃除はじめるよぉ」

三日月「はい。ちょうど今日が日直だったこと忘れていました」

あかり「お花さんのお水換えるのちゃんとあかり達のお仕事だったねぇ」

三日月「ええ。掃除のあと換えに行きましょう」

あかり「ちゃんとみんなで生活出来てるみたいだね」

三日月「元々もっと大人数でしていたんですから当然です」

あかり「その頃は妖精さんが色々やってくれてたから」

三日月「今もだいぶ如月ちゃん頼りになってしまってますけどね」

あかり「三日月ちゃんはお料理しないの?」

三日月「今勉強中です」

あかり「駆逐艦の皆のところはどこもそんな感じかぁ」

三日月「秋月さんはどうなんでしょうか。あまりしている印象がありませんが」

あかり「秋月ちゃんはお料理得意みたいだよ。あんまり多く作るのは苦手みたいだけど」

三日月「そういえば、最初は拒食気味でしたね」

あかり「いっぱい食べるようになってくれてよかったけど、今は満足できるだけ作るのに苦労してるかも」

三日月「長10cm砲ちゃん達の分もありますしね。大変そうです」

あかり「いざとなったら宅配があるって言ってたよぉ」

三日月「それに頼りだしたら抜けるのに苦労しますよきっと」

あかり「三日月ちゃんは花瓶持っててね。あかりは周囲を警戒するから」

三日月「いや、なぜそこまで警戒する必要が……」

あかり「前に西垣先生にぶつかってひどい目にあったからね」

三日月「ひどい目?」

あかり「ストーブ付けたら爆発した」

三日月「本当に爆発物ばかり作りますねあの人は」

あかり「だからぶつからないように警戒だよぉ」

三日月「花瓶を持ちながらでも警戒はできますから」

あかり「花瓶のお花に見とれた一瞬にやられちゃうんだよぉ!」

三日月「お花には見惚れませんから」

あかり「他に見とれるものがあるの?」

三日月「それは……内緒です」

三日月(今のあかりちゃんの様子が可愛いから、そっちに見惚れそうです、とははずかしいから)

あかり「よいしょっと。ふぅ~完了だよぉ」

三日月「お疲れ様です」

あかり「三日月ちゃんお疲れさまだよぉ」ナデナデ

三日月「なっ、なにするんですか?」

あかり「お疲れさまだからなでなで」

三日月「これ、誰かと日直したときは毎回やってるんです?」

あかり「ううん、今日初めてしたよぉ」

三日月「私が子供っぽいからですか?」

あかり「違うよぉ。あかりの艦娘の子と一緒に日直したの、今日がはじめてだから」

三日月「艦娘以外にはしないんですね」

あかり「しないよぉ」

三日月「ちなつちゃんにもですか?」

あかり「うん、したことないよぉ」

三日月「それならいいです、してください」

あかり「はいは~い」ナデナデ

三日月「私達のこと、ちゃんと特別に想ってくれてるんですね」

あかり「もしかして伝わってなかった?」

三日月「誰にも分け隔てなく接しているので……」

あかり「皆は特別だよぉ。差をつけるのはよくないとは思うけどね」

三日月「付けてもらえる方は嬉しいですよ」

あかり「よかったぁ」

三日月「ちょっとしたことでも、愛されていると感じると幸せになれます」

あかり「うん。そういう幸せこれからもたくさん感じてもらいたいよぉ」

三日月「私も、あかりちゃんに感じさせてあげられているでしょうか?」

あかり「感じてるよ、いつも。三日月ちゃんはわかりやすく、あかりのこと特別~って感じにしてくれてるから」

三日月「わ、わかりやすいですか!?」

あかり「ちなつちゃん達以外にも、ゆきちゃんとかめりちゃんも三日月ちゃんってあかりのこと好きだよねって言われてるもん」

三日月「ええっ、そんなはずかしい……これからはもっとバレないようにします!」

あかり「それはあかりが寂しいよぉ」

三日月「いや、しかし、ええ……」

あかり「ふふっ、そうやってる三日月ちゃんを見てるのも幸せ」

三日月「も、もう……」

あかり「ねぇ、三日月ちゃん」

三日月「なんですか?」

あかり「たまにはちょっとしてない幸せもいる?」

三日月「えっ?」

あかり「ちょっとしてないこと、したい?」

三日月「そそそ、それは、その、まあ、好き、ですから、当然の感情で……」

あかり「なら、しよっか。ちょっとしてないこと。帰ったら皆いるもんね」

三日月「えっ、あぁ……」

あかり「どこまでするかは、三日月ちゃん次第だから……」

三日月(はずかしさと幸福感が最高潮過ぎて……し、死んじゃいそう……)

今回はここまでです
次は天龍の話

ペットというわけではありませんが昨日からアシダカ軍曹が窓に張り付いたまま動いてくれないのでそのままにしています
苦手なので窓を開きに行くこともできず、ちなつみたいに素手でいける勇気がほしいですね

↓1 天龍の話

1 エロ有り
2 エロなし

乙 益虫とは言え軍曹は見た目がね

>>50
本当に大きくてどうもダメですね

開始します

あかり「天龍さんはまだかな~」

龍田「あらぁ、あかりちゃん」

あかり「龍田さん。こんにちは」

龍田「こんにちはぁ。天龍ちゃんを待ってるの?」

あかり「はい。もうそろそろ部活も終わりですよね?」

龍田「そうね、部活はもう終わったけれど」

あかり「けれど?」

龍田「ちょっと野暮用で遅くなると思うわ」

あかり「野暮用?」

龍田「天龍ちゃんのことだからそんなに長くはかからないと思うけど。あっ、来たわね」

天龍「んだ、あかり。わざわざ校門まで迎えに来なくったってよかったのに」

あかり「天龍さん! お疲れ様ですよぉ。ちょっと来てみたくなったんです」

天龍「熊野の奴が逆に行ったみてぇだから影響されたのか? まあいいや。なんだ、来てくれてありがとうな」

龍田「あらあら」

天龍「面白がって見てんじゃねぇぞ龍田! 見せもんじゃねぇからな!」

龍田「はいはい、わかってま~す。帰りましょうか」

あかり「結局野暮用って何だったんですか?」

龍田「うふふ、何かしら?」

天龍「野暮用って、そう言ったのか」

龍田「言っちゃっていいのかわからなかったからねぇ」

あかり「そんな重要なことだったんですか?」

龍田「相手にとっては一世一代のことでしょうね~」

天龍「はん、そんな真剣にゃ見えなかったけどな」

あかり「あっ、もしかして告白されてたんですか?」

天龍「な、何でわかった!?」

あかり「蒼龍さんから天龍さんと瑞鶴さんがモテてるって聞いてましたから」

龍田「天龍ちゃんったら噂の女の子ねぇ」

天龍「うっせ」

あかり「本当にモテモテなんですね~」

天龍「別に嬉しかねぇよ」

龍田「ええ~なんで~?」

天龍「モテる理由がカッコいいから、だからだよ」

あかり「いいじゃないですか、あかりなんてカッコいいなんて言われることありませんよぉ」

龍田「あかりちゃんは可愛いもんねぇ」

天龍「カッコいいってことは男っぽいってことだろう? 俺に男を求めてんだよあいつらは」

あかり「はぁ」

天龍「貴女は男の代わりですって言われて嬉しいかよ?」

龍田「それは穿ちすぎな気がするけどね~」

天龍「そういうもんなんだよ。それに結局代用にしようってつもりしかねぇから、真剣さも足りねぇ」

龍田「真剣だったとしても頷くつもりないくせに」

天龍「そりゃねぇけどよ。慕われて嬉しいかどうかってのはあるだろうが」

あかり「つまり天龍さんは女の子として好きになってもらいたいってことなんですね」

龍田「女の子として見られたいんだぁ」

天龍「だっ、ちっげぇよ! 代用品扱いが嫌なだけで、女としてどうとかじゃなくてだな!」

龍田「こんなおっぱいおっきいのに、何で男扱いされちゃうのかなぁ」

あかり「性格がおっぱいを超えちゃってるんですよぉ」

天龍「お前らなぁ!?」

龍田「じゃあねぇ、天龍ちゃん、あかりちゃん」

あかり「はい、さようなら龍田さん!」

天龍「また来週な」

あかり「あかり達はこっちですね~」

天龍「……なぁ」

あかり「なんですか?」

天龍「告白されたって言ったとき、オレがどう答えたかどうして聞かなかったんだ?」

あかり「聞かなくてもわかりますから」

天龍「……それでも気になんねぇのかよ?」

あかり「天龍さんのこと信じてますからね」

天龍「言い切るかよ」

あかり「言い切りますよぉ」

天龍「……ふん、何がカッコいいって言われないだよ」

あかり「他の人にはあんまり見せられませんから。レアあかりですよぉ」

天龍「なんだよそりゃ。ふっ、調子狂うなほんと」

天龍「わりぃな、散らかっててよ」

あかり「本当に散らかってますねぇ」

天龍「掃除は休日にしかやんねぇから、金曜が散らかりのピークになるんだよ」

あかり「ゴミくらいはちゃんと片づけましょうよぉ」

天龍「一応ゴミ出しはしてるぜ? 昨日はちょっとめんどいからそのままにしてたけど」

あかり「カップ麺ですか?」

天龍「ああ。飯さえ炊けばあとはこれとコンビニで適当に買って済ませられる。便利な時代だぜ」

あかり「不健康ですよぉ」

天龍「いんだよ艦娘なんだから」

あかり「艦娘の利点をフル活用してますよぉ」

天龍「大和のフルコースが恋しくなることもなかねぇが、オレにゃ到底無理だからな」

あかり「じゃあ、あかりが大和さんに教わったお料理作りますね」

天龍「お前にできんのかぁ?」

あかり「あかりだってお料理できること知ってますよね?」

天龍「味噌汁くれぇしか作ってねぇだろ」

あかり「この前教わってもっとレベルアップしたんですぅ~」

天龍「そうかよ。なら期待して待ってる」

あかり「できましたよぉ」

天龍「匂いでわかってたが、カレーか」

あかり「はい。皆カレー好きですもんね」

天龍「食う習慣があっただけだよ。オレ達にじゃねぇけどな」

あかり「あかりもカレー大好きになりましたよぉ」

天龍「あれだけ食ってるとちと飽きも来るってもんだが……いただきます」

あかり「召し上がれ~」

天龍「んっ、んん、ほう、中々うめぇじゃねぇか」

あかり「えへへ~大和さん直伝ですからね」

天龍「が、まだ大和にゃ及ばねぇな」

あかり「師匠を超えるのには時間がかかりますよぉ」

天龍「けどうめぇのには変わりないさ。うん……」

あかり「ふふっ、ご飯ちゃんと炊いてるみたいですから、これでしばらくはカレー食べられますね」

天龍「お前、そのためにカレーを?」

あかり「悪くならないとわかっていても、カップ麺ばっかりだと心配になっちゃいますから」

天龍「……ありがとな」

あかり「どういたしまして」

あかり「天龍さん、お風呂はちゃんと洗ってるんですか?」

天龍「風呂入るときはな」

あかり「シャワーで済ませることもあるんですか?」

天龍「そっちのが手っ取り早いだろ」

あかり「今日はお風呂ですね」

天龍「お前が入りたいならそれでいいけどよ」

あかり「2人並んでシャワーはここのお風呂場だとちょっと難しいですし」

天龍「何で一緒に入ること前提なんだよ」

あかり「入らないんですか?」

天龍「お前が入りたいって言うなら考えてやる」

あかり「入りたいです!」

天龍「そう、かよ……なんも面白いもんはねぇからな」

あかり「天龍さんがいますよぉ」

天龍「オレは面白いもんじゃねぇから!」

天龍「はぁ~……」

あかり「天龍さん、ちゃんと服着てください」

天龍「いつも冷めるまでこうしてんだよ。今日はあかりのせいでもっと熱くなっちまったし」

あかり「天龍さんから言って来たようなものじゃないですか。髪の毛も濡れたままですよぉ」

天龍「頼むわ」

あかり「しょうがないですね」ゴシゴシ

天龍「ふ~楽でいいなぁ」

あかり「ドライヤーはないんですか?」

天龍「タオルがありゃそれで十分だろ」

あかり「あった方が便利なんですけどねぇ」

天龍「便利なもんに頼りすぎるのもよくねぇだろ」

あかり「今楽でいいって頼り切ってるじゃないですか」

天龍「あかりは別だ」

あかり「んもぉ~」

天龍「ははは」

あかり「明日はお部屋のお掃除からですね」

天龍「そうだな。久しぶりに掃除機でもかけるか」

あかり「久しぶりなんですか?」

天龍「休みの掃除でも掃除機かけるのは稀だぞ。面倒だしな」

あかり「それで掃除って何を掃除してるんですか。一回全面的にしますからね!」

天龍「へいへい」

天龍(やれやれ、こんなかいがいしく世話されたら他に目移りなんかできるわけねぇよな)

今回はここまでです
次は夕立の話からです

ゴールデンウイークももうすぐ終わると思うと憂鬱になりますね

↓1 夕立の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

夕立「朝っぽ~い!」

春雨「ぽいじゃなくて朝ですよ夕立姉さん」

夕立「朝ごはん何~?」

春雨「今日はベーコンエッグとサラダです」

夕立「ベーコン卵かけごはんにするっぽい!」

春雨「まあ、食べ方は自由でいいですけど。あかりちゃんはまだ寝ているんですか?」

夕立「素敵なパーティーがよっぽどこたえたっぽい」

春雨「……」

夕立「春雨も混ぜてほしかった?」

春雨「い、いえ、今週は姉さんの番ですから」

夕立「私はみんなでするのも好きだよ」

春雨「いいんです! 朝から変な話はやめましょう!」

夕立「変かなぁ?」

五月雨「おはようございます」

春雨「おはよう五月雨」

夕立「んんん~」

春雨「姉さん、口に物を入れたまま喋らないでください」

夕立「ん~、んぐ。おはよう」

五月雨「ベーコンエッグですか。おいしそう」

夕立「美味しいよ~」

春雨「というか、何で先に食べちゃうんですか」

夕立「冷めたらおいしくないっぽい!」

春雨「ごもっともですけどね。わるさめはまだかしら?」

駆逐棲姫「呼んだか?」

春雨「わるさめ、おはよう」

五月雨「おはようございます」

夕立「おはよ~」

駆逐棲姫「おはよう、みんな。あかりがいないけど」

夕立「私とのパーティーで疲れてるから、お昼過ぎまで寝てるかも」

駆逐棲姫「そ、そう……」

夕立「今日は何するっぽい?」

春雨「私はそうですね、旬の春雨を探しに行こうかと」

駆逐棲姫「私も同行しよう」

夕立「いや、春雨に旬とかないでしょ。加工されてるのに」

五月雨「ええっと、私は京子のところの白露型のところに遊びに……」

夕立「私も行きたい!」

春雨「姉さんはあかりちゃんがいるじゃないですか」

夕立「あかりも連れてく! みんなで素敵なパーティーする!」

駆逐棲姫「いや、京子のところの子にまで手を出すのは……」

夕立「手を出す?」

駆逐棲姫「な、何でもない……」

駆逐棲姫(ナチュラルに素敵なパーティーを乱……だめだ、毒され過ぎてる)

夕立「ぽい~」

あかり「ふぁ、おはよう夕立ちゃん」

夕立「あかり、やっと起きたっぽい」

あかり「疲れてたんだもん。あれ、他の皆は?」

夕立「お出かけっぽい」

あかり「夕立ちゃんはついて行かなかったの?」

夕立「あかりがいるからお留守番」

あかり「そっかぁ、ごめんね気を使わせて」

夕立「気を使ったのは私じゃなくて皆の方だよ」

あかり「えっ?」

夕立「今日は一応私の順番なんでしょ?」

あかり「あぁ、それで」

夕立「私は別に皆と一緒でもいいんだけど」

あかり「あかりもそれでいいけど、せっかく気を使ってくれたんだから2人で遊ぼっか」

夕立「うん!」

夕立「あははは~!」タタタッ

あかり「夕立ちゃ~ん! 待ってぇ~!」

夕立「あかり遅いっぽい~!」

あかり「何で走るの~!?」

夕立「走りたいからだよ~!」

あかり「ええ~暑くなって来てるし、せめて木陰を~!」

夕立「夕日に向かって走るっぽい~!」

あかり「まだ太陽さん空の天辺だよぉ~!」

夕立「今から走れば落ちるところに間に合うっぽい!」

あかり「いや無理だから!」

夕立「やってみなきゃわかんないよ~!」

あかり「ひええ~!」

あかり「はぁはぁ……」

夕立「ランニングしてるのにだらしないよ」

あかり「朝のまだ涼しい時間にやってるだけだもん……」

夕立「この時間にやった方がダイエットになるよ」

あかり「この時間はお休みの日じゃないとできないから」

夕立「お昼休みにやるっぽい!」

あかり「お昼ご飯食べた直後にこれはハードだよぉ……というか、お腹空いた……」

夕立「そういえばあかりはまだ朝も食べてなかったね」

あかり「そうだよぉ、起き抜けだよぉ……」

夕立「ごめんね~そこのコンビニでご飯買って来るっぽい!」

あかり「あ、あかりサンドイッチとかでいいよぉ」

夕立「わかった~!」タタタッ

あかり「夕立ちゃんは元気だなぁ」

あかり「ん~、美味しい」

夕立「コンビニのカツサンドもだいぶいけるね」

あかり「ついつい頼りたくなるのもわかるよぉ」

夕立「私が一人暮らししたらずっとコンビニっぽい!」

あかり「ぽいねそれは」

夕立「春雨とわるさめに感謝しないと」

あかり「うん、感謝してあげて」

夕立「だからあかりを分けてあげようって言ったのに断られて」

あかり「感謝の仕方が原始的だね!?」

夕立「今日の夜は全員でするっぽい!」

あかり「きょ、今日はお休みして、明日にしない?」

夕立「明日だと次の日学校だよ?」

あかり「そうだった……」

あかり「夕立ちゃんはあかりのこと、その、独り占めしたいとか思わないの?」

夕立「ぽい?」

あかり「いや、春雨ちゃんとも一緒にって言うのが多いし……」

夕立「あかりといると楽しいから、楽しいことはみんなで共有した方がもっと楽しくなるっぽい」

あかり「そ、そんな感じなんだ」

夕立「あっ、でも一番エロいことするのは私っぽい!」

あかり「ええっ!?」

夕立「一緒にしてても、一番エロくて気持ちいいのは私がもらうの!」

あかり「そ、そうなんだ」

夕立「そういう意味ではただ共有してるっていうのとは違うかも」

あかり「ううん、なんていうか夕立ちゃんは動物の群れのボスみたいな考え方してるね」

夕立「ボス! 私ボスっぽい?」

あかり「一応あかりのところだと一番のお姉ちゃんではあるけど」

あかり(白露ちゃん達がいたらどうなってたのかな?)

夕立「あかりがたくさんの人を愛してるのと同じように、私も私らしくあかりを愛してるんだよ」

あかり「夕立ちゃんらしく、かぁ。本当にらしいと思うよぉ」

夕立「でしょ~? あっ、あかりソース付いてるよ」

あかり「えっ、どこ?」

夕立「ここ」ペロ

あかり「ん、ありがとう」

夕立「んふ~、んっ」チュッ

あかり「んっ……どうしたの急に?」

夕立「唇の近く舐めたから、キスしたくなったっぽい」

あかり「お外ではあんまりしちゃだめだよぉ」

夕立「誰も見てないから平気っぽい! ん~!」

あかり「もう、ちょっとは我慢しなきゃだめ~!」ガシッ

夕立「ちぇ~じゃあもうちょっと抱っこしてるっぽい!」

あかり「はいはい」

夕立「ぽいぽい~」

あかり(やっぱり、うちで一番犬っぽいのは夕立ちゃんかもしれないよぉ)

今回はここまでです
次は扶桑の話です

犬派ですが散歩が面倒なんで飼うなら猫の方がいいなと思ってしまうんですよね

↓1 扶桑の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

扶桑「ふぅ……」

ともこ「扶桑ちゃん、今日はどことなく明るく見えるわね」

扶桑「ともこさん、今日はとは?」

ともこ「いつもなんだか暗いというか、どことなく陰が差した雰囲気を纏っているから」

扶桑「そうでしょうか?」

ともこ「ミステリアスな雰囲気がいいって噂になってるのよ」

扶桑「そうだったんですね……」

ともこ「今日は何かいいことがあるのかしら?」

扶桑「あかりが会いに来てくれるんです」

ともこ「あら、あかりちゃんが。それは元気になるわね!」

扶桑「ええ、とても楽しみにしていました」

あかね「……」

扶桑「逆に元気がなくなってる人もいますけど」

ともこ「あかねちゃん……私が代わりになれないかしら!」

あかり「あっ、扶桑さん!」

扶桑「あかり? わざわざ待っててくれてたの?」

あかり「せっかくなので扶桑さん達が通ってる大学を見ておきたかったんです」

扶桑「何の変哲もない大学よ」

あかり「あかりからしたらすごくおっきくて珍しいですよぉ」

扶桑「ふふふっ、あかりもまだまだ子供ね」

あかり「ええ~? あれ? なんか周りがざわざわしてますね」

扶桑「どうかしたのかしら?」

山城「姉様が朗らかに会話をしているからですよ」

あかり「あっ、山城さん」

扶桑「私が?」

山城「姉様の笑顔はいつもどこか儚げですが、今の姉様は本当に年頃の乙女のようです。それが珍しいんですよ」

扶桑「そんなふうに見られていたのね……」

あかり「もっと元気出しましょうよぉ」

山城「いいんです、姉様はそれで。それが姉様なんです」

扶桑「自分では元気なつもりなのだけど、出てないものなのねぇ」

あかり「山城さんも同じ学年なんですよね? ていうか大学って学年でいいんですか?」

山城「いいんじゃないですか? 私も同じ学年ですよ」

あかり「どうしてもっと上に行かなかったんですか?」

扶桑「せっかくだから、長く学生を楽しみたかったんですよ」

あかり「何年でも永遠に楽しめるのに」

山城「それは言わないでください」

あかり「でもお酒は飲みたいから二十歳なんですよね?」

扶桑「大学浪人はわりと普通のようですので」

山城「姉様だけが浪人扱いされるのは癪なので、山城も浪人したことにしています!」

扶桑「付き合わなくていいのに」

山城「でなければお酒の相手もできないではないですか!」

あかり「そっくりですから、双子でも通じますよぉ」

山城「では姉様、私は先に帰っていますね」

扶桑「ええ、山城。車に気を付けてね」

あかり「山城さんとはお隣同士でしたっけ?」

扶桑「ええ」

あかり「一緒に住めばいいのに」

扶桑「色々と都合がありますので」

あかり「都合?」

扶桑「あまり姉妹でべったりというわけにもいかないわ」

あかり「仲良し姉妹でいいのに~」

扶桑「隣同士だし、そこまで離れているわけではありませんよ」

あかり「そこはよかったですけど」

扶桑「では、せっかく山城が気を利かせてくれたのだから、少しデートといきましょうか」

あかり「はい!」

扶桑「今日の占いによると、私のラッキーカラーは赤です」

あかり「赤ですか」

扶桑「なので赤を付けて来ました」

あかり「どこにですか?」

扶桑「下に」

あかり「は、派手ですね」

扶桑「好きなんでしょう?」

あかり「大和さんに聞いたんですか?」

扶桑「見ていればわかりますよ」

あかり「色として好きですが、下着の色として好きかどうかは別ですよぉ」

扶桑「好きな下着の色なんてあるんですか?」

あかり「んもぉ、扶桑さんはそうやっていつも下着の話に持ってこうとするんですから!」

扶桑「私達の間柄では重要なことですから」

あかり「扶桑さんはあの着物普段は着ないんですか?」

扶桑「こちらであの服装は浮きますので」

あかり「神風ちゃん達はわりと着てるみたいですよぉ」

扶桑「あの格好も相当浮きそうですけど、人それぞれですね」

あかり「お洋服買いに行ったりするんですね」

扶桑「私はあまり詳しくないから、愛宕さんとか熊野さんとかに聞いて」

あかり「あかりも扶桑さんに似合う服選びますよぉ!」

扶桑「あかりもですか?」

あかり「はい!」

扶桑「くらげのプリントシャツなどはさすがに私には似合いませんよ?」

あかり「そんなの選びませんよぉ!」

扶桑「ふふっ、はい、わかっていますよ」

あかり「んもぉ、とびっきり似合うの選んじゃうんですからね!」

あかり「んふふ~どうですかぁ? あかりのセンスもいいでしょう?」

扶桑「何かにつけて服装を変えさせようとしていただけあって、とてもいいセンスをお持ちだと思いますよ」

あかり「本当にそう思ってます?」

扶桑「本当です。少なくとも私のように迷った挙句に半纏を買ってしまうようなのよりは」

あかり「今の時期に半纏はいらないと思いますよぉ。というかどこに買いに行ってるんですか」

扶桑「服飾の世界は奥が深いですね」

あかり「あかりもまだまだ学んでいかないといけませんよぉ」

扶桑「熊野さんでも愛宕さんでも、頼れる人がいるのでいいのではと思いもしますが」

あかり「自分で選ぶのが楽しいんですよぉ!」

扶桑「私はあかりに選んでもらう方が好きですけどね」

あかり「そうですか?」

扶桑「ええ。だって、あかりの選んでくれた服を着れば、少しだけあかりの好きな私に近づけるんですから」

あかり「……それあかりだけじゃないですか」

扶桑「ええ、あかりだけです。だからあかりに選んでもらう方がと言ったじゃないですか」

あかり「下着だけじゃないんですね」

扶桑「下着だけではありませんよ。ふふっ、それなのに脱がされることも待ちわびているなんておかしなものです」

あかり「もぉ、こんな人いっぱいいるところでやめてください!」

扶桑「誰も私達には注目していませんよ。だから少しくらい見せたって」チラッ

あかり「ダメです~!」

あかり「もう、とんでもないことするんですから」

扶桑「ちょっと困らせてみたくなったりもするんです」

あかり「扶桑さんはわりとお茶目さんですよぉ」

扶桑「そう思ってもらえると嬉しいですね。頑張って勉強したかいがありました」

あかり「勉強?」

扶桑「この日のためにデートについて勉強したんですよ。どうです? デートっぽかったですか?」

あかり「そうですねぇ」

扶桑「100点満点中何点ですか?」

あかり「それは……まだ採点中です」

扶桑「えっ?」

あかり「2人で一緒にいるんですから、お家の中でもデートですよぉ」

扶桑「それは、まだ勉強していませんでした」

あかり「それはいけませんね、減点になっちゃいますよぉ?」

扶桑「ぶっつけ本番で頑張ります!」

あかり「ふふっ、あかりも頑張りますよぉ」

扶桑「あかりも?」

あかり「あかりだけが楽しませてもらうだけじゃいけませんからね。あかりも扶桑さんのこと楽しませないと」

あかり「どっちが得点高いか勝負ですよぉ!」

扶桑「それは、負けませんよ!」

あかり「あかりだって!」

扶桑「ふふふっ……」

あかり(こんな楽しそうに笑うのに、普段全然見せないなんてもったいないような……でもあかりにだけ見せてくれるのが、嬉しい気がするよぉ)

今回はここまでです
次は国後との交流です

あまりデートのパターンを使いすぎるとこの先キツいので節約です

開始します

あかり「国後ちゃん家はここだね。お~い」

国後「はぁ、家まで来なくてもいいのに。周回の順番じゃないでしょ?」

あかり「国後ちゃんとは早く仲よくなりたいもん」

国後「若干怖いわよそう言って家まで押し掛けられるの」

あかり「えっ」

国後「そんな狂気じみてるわけじゃないのは今までの付き合いでわかってるけどね」

あかり「よかったよぉ」

国後「で、家に来てどうするの?」

あかり「国後ちゃんがどういう生活をしているのか見るよぉ」

国後「どういう生活って普通だと思うけれど」

あかり「自分の普通は当てにならなかったりするからね」

国後「じゃあ、あかりに普通と違うって言われても、それが普通じゃないかもしれないってことね」

あかり「そっか、なら国後ちゃんの生活を公開して皆に聞いてみないと」

国後「あたしにとって普通ならそれでいいのよ! ていうか、早く入りなさい!」

あかり「お邪魔しま~す」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 1人で寂しくないかという話
2 なんだかんだ世話してくれる国後の話
3 神風グッズを見つける話
4 その他自由に

あかり「ちゃんと片付いてるね」

国後「当たり前でしょ。汚い部屋に神風さんを呼べないもの」

あかり「神風ちゃんとよく遊ぶんだね」

国後「遊んでもらってるのよ!」

あかり「国後ちゃん神風ちゃんのこと大好きだね」

国後「だって、あんな大和撫子を体現した人いないでしょ?」

あかり「そ、そう、かなぁ? いつもの格好は和風だけど」

国後「たくさん一緒にいたのに、神風さんの良さがわからないなんて!」

あかり「良さはわかってるよぉ」

国後「本当にわかってるのかしら?」

あかり「わかってるよぉ……ん? これって神風ちゃんの?」

国後「あああ~!」

あかり「神風ちゃんと同じリボンだね」

国後「ぐ、偶然もあるものね」

あかり「いや、偶然じゃないよね?」

国後「うぐっ」

あかり「隠そうとしなくていいよぉ。憧れてる人と同じことしたいって思うの当然だもん」

国後「そう……?」

あかり「あかりも結衣ちゃんに憧れてブラックコーヒー飲んでみたりするもん」

国後「飲めるの?」

あかり「飲めないけど、したくなるの」

国後「……」

あかり「付けないの?」

国後「あたしには似合わないし、髪も短いし……」

あかり「そんなことないよぉ。きっと良く似合うと思うよ」

国後「あかりは絶対悪いように言わないもの。普通似合ってないと思うようなものでも、絶対似合ってるって言うし!」

あかり「たまには普通じゃないことをしてみるのも楽しいよぉ」

国後「うぅ……」

あかり「あかりが付けてあげるね」

国後「あかりできるの?」

あかり「たまに神風ちゃんのやってあげたりしてたんだよぉ」

国後「そうなの……羨ましい」

あかり「えへへ。リボンなら神風ちゃんより朝風ちゃんの方が特徴的だけどね」

国後「朝風さんのはなんというか派手過ぎるというか」

あかり「おっきいよねぇ。朝風ちゃんくらい綺麗じゃないとあれは付けられないよぉ」

国後「リボンに負けちゃうもんね。朝風さんは全然負けてないわ」

あかり「国後ちゃんも負けないと思うけどね」

国後「いやいや、あたしはそんなんじゃないから」

あかり「国後ちゃんは……」

国後「なに?」

あかり「意外と自己評価が低いね」

国後「……っ!」

あかり「最初はもっと自信満々って感じかと思ってたんだけどね~」

国後「神風さんに迷惑かけちゃったし、そんな自信満々なんてなれるわけないでしょ」

あかり「国後ちゃん本人がかけたわけじゃないのに」

国後「自分の意思で動いてたわけじゃない。けど、あたしだよ。頑張ったのも、迷惑かけたのもあたし。あたしはただ、あの時代にいただけじゃない」

あかり「……うん、ごめんね」

国後「いいのよ、人間にはわからないところだもの」

あかり「あかりには完全には理解できないけど、ずっとその気持ちにこだわり続けることはないと思うよって」

国後「そんな簡単に割り切れるものじゃないわ」

あかり「そうだね。だから、あかりは早く国後ちゃんが、昔の艦から艦娘に、人間になれるようにしたいんだよぉ」

あかり「全部は捨てなくていいけど、いつかこだわりから少しだけでも抜け出せるように、あかりも頑張るからね」

国後「……」

あかり「はい、できたよぉ」

国後「う~ん」

あかり「お気に召さない?」

国後「これ付けるなら、髪は解いた方がいいかもしれないわ」

あかり「確かにそっちの方がいいかも」

国後「解いて」

あかり「あかりは結ってる国後ちゃんも可愛いと思うよぉ」

国後「あかりがリボン似合うって言ったんじゃない」

あかり「そうだけど、やっぱり結ってる方がいい。先っぽの方色変わってるのがなんか好きだよぉ」

国後「そ、う……なら、このリボンは神風ぐるみに使うとするわ」

あかり「神風ぐるみ?」

国後「神風さんのぬいぐるみよ! あたしお手製!」

あかり「わぁ~、可愛い!」

国後「ふふん、他には神風うちわとか神風ペンライトとかTシャツとか」

あかり「神風ちゃんはいつの間にアイドルになったんだろう……」

今回はここまでです
次は深海鶴棲姫との交流です

本当はパンツとか持ってることにしようと思いましたが、あんまり神風神風言わせてるとあとで困るのでこうなりました
マッサージとかあめで強引に持っていくのも芸がないので

開始します

深海鶴棲姫「アイ!」

離島棲鬼「どうしたの?」

深海鶴棲姫「貸してくれたラノベ、今期アニメやるって聞いたから見てみたら全然内容違うじゃん!」

離島棲鬼「あぁ、貸したの短編だしね」

深海鶴棲姫「ギャグだと思ってたらめっちゃシリアスだったし、しかも続きっぽかった!」

離島棲鬼「だって4期だしね。短編は2期だよ」

深海鶴棲姫「円盤ある?」

離島棲鬼「いやぁ、もうだいぶ古いからねぇ」

深海鶴棲姫「ちぇ~じゃあバンダイチャンネ――」

あかり「何の話してるんですか?」

離島棲鬼「あっ、あかり。来てたんだ」

深海鶴棲姫「おはよう」

あかり「おはようございます」

離島棲鬼「この子に会いに来たのね」

あかり「松本先輩に頼まれましたから」

深海鶴棲姫「やだ、私これから1クール分アニメ見ないといけないんだもん」

あかり「そう言わずにちょっと付き合ってくださいよぉ」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 名前を付けてあげる
2 普段の生活について
3 一緒にゲームする
4 その他自由に

深海鶴棲姫「なにするの?」

あかり「そうですねぇ」

離島棲鬼「あっそうだ。瑞鶴と会わせてみれば?」

あかり「瑞鶴さんと?」

離島棲鬼「うん。似てるし」

深海鶴棲姫「ん~、別に何か特別なことがあるわけじゃないよ」

離島棲鬼「実はかつて別れた光の面と闇の面で、合体して真の姿になったり」

深海鶴棲姫「神でも大魔王でもないよ」

あかり「まあでも、いつか会うことになると思いますよぉ」

離島棲鬼「一緒に暮らしてるわけじゃないのに?」

あかり「また一緒に海に行ったりしようかと思っていますので」

深海鶴棲姫「肌焼けるからパス」

あかり「ちょっとくらい焼けても白いから平気ですよ!」

離島棲鬼「むしろ白いからこそ日焼けに注意しないといけないんだけどね、普通は」

瑞鶴「どうしたのよアイ? 急に会いに来いだなんて……」

深海鶴棲姫「……」

瑞鶴「あ、あんたは、誰?」

深海鶴棲姫「私の中の私」

瑞鶴「は?」

深海鶴棲姫「むぅ、知らないのね」

瑞鶴「……?」

あかり「松本先輩にあかり達にお世話してほしいって言われた、深海棲艦さんですよぉ」

瑞鶴「妹ちゃんもいたの!?」

深海鶴棲姫「妹ちゃん?」

瑞鶴「あっ、いやこれは……」

離島棲鬼「いやぁ、たぶん瑞鶴の荒魂だから合わせてみようと思ってね」

深海鶴棲姫「瑞鶴の色が一番濃いけど、それだけじゃないって」

瑞鶴「確かにどことなく違う気がするわ」

あかり「色々混ざってるみたいです」

深海鶴棲姫「艦娘みたいに綺麗に出来上がったわけじゃないのよ」

瑞鶴「それにしたって……」

深海鶴棲姫「まあ気になるでしょうね。鎮守府に一緒に住んでなくてよかったわね」

瑞鶴「いや、そこまででもないけど」

深海鶴棲姫「ええ?」

瑞鶴「だってもういるしね、わるさめとかわるづきとか」

深海鶴棲姫「なるほど……」

瑞鶴「ていうか、瑞鶴自身が何人もいるわけだし?」

離島棲鬼「確かに」

あかり「翔鶴さんもいっぱいいますしね」

深海鶴棲姫「……」

瑞鶴「どうしたの?」

深海鶴棲姫「ぷぅ~……」

あかり「なんかむくれてますね」

深海鶴棲姫「もっと取り乱すと思ってたのに」

瑞鶴「はい?」

深海鶴棲姫「もう1人の自分となんか違うでしょ! 自分の闇的なものと見せられたらもっとあるでしょこう!」

深海鶴棲姫「もっとドラマチックな展開があるでしょうが~!」

瑞鶴「いやぁ、そういうのもういいかなって」

あかり「何にもないって言いながら結構期待してたんですね」

離島棲鬼「私がサブカル漬けにしてやったからね」

瑞鶴「とにかく、これから仲良くしましょう」スッ

深海鶴棲姫「……まあこれから会うことあるかわかんないけど」

瑞鶴「そうなの?」

あかり「海行くのはパスらしいですよぉ」

瑞鶴「いいじゃない、行きましょうよ海」

深海鶴棲姫「だってめっちゃ雨降ってるじゃないの」

瑞鶴「いや今じゃないから」

深海鶴棲姫「私はアニメ見るのに忙しいから」

瑞鶴「だから今じゃないってば! ほら、せっかく会えたんだしもっとお話ししましょうよ」

深海鶴棲姫「自分の闇見せられて驚く件やってくれる?」

瑞鶴「今やっても意味ないでしょうよ」

深海鶴棲姫「じゃあもう話すことな~い」

瑞鶴「めんどくさいわねこの子!」

あかり「まあまあ、深海鶴棲姫さんもそうめんどくさがらずに」

深海鶴棲姫「いやぁ、その呼び方はめんどくさがってもいいと思うけど」

瑞鶴「あなた、深海鶴棲姫っていうのね」

深海鶴棲姫「人間が勝手に付けた呼称だけどね」

離島棲鬼「ちなみにかくは鶴だよ」

瑞鶴「やっぱ瑞鶴じゃないの!」

深海鶴棲姫「だから似てるからそう呼ばれてるだけだって」

あかり「名前決めないといけませんね。アイさんはなんて呼んでるんですか?」

離島棲鬼「メガホン」

あかり「えっ?」

離島棲鬼「拡声器だからメガホン」

瑞鶴「字が違うでしょうが!」

深海鶴棲姫「もっと可愛い名前がいいのに、アイがずっとそう呼ぶからほっぽも真似するのよ!」

瑞鶴「他のに習ってわるかくにすれば?」

深海鶴棲姫「悪いのはかくじゃなくて語呂じゃない」

あかり「ならわるずい?」

深海鶴棲姫「瑞の名が付くのは瑞鶴だけじゃないしなぁ」

瑞鶴「めんどくさがりのわりに注文が多いわね」

深海鶴棲姫「いい名前考えるまで、めんどくさい名前で呼んでもらうから」

あかり「鶴棲姫さんに短縮していいですか?」

深海鶴棲姫「う~ん、そこは妥協してあげよう」

瑞鶴「しかも偉そうだし」

深海鶴棲姫「じゃあ、そういうことで私はアニメを――」

瑞鶴「だぁから待ちなさいって!」ガシッ

深海鶴棲姫「もういいでしょ」

瑞鶴「よかないわよ。まだまだあるでしょ交流っていうのが」

深海鶴棲姫「私と同じめんどくさがりだって聞いてたのに、やたら世話焼いて来るんですけど」

瑞鶴「めんどくさがるときと場合を考えてんの!」

深海鶴棲姫「ぷえ~」

離島棲鬼「瑞鶴、やたらメガホンに構うわね」

あかり「たぶん、お姉ちゃんモードになってるんじゃないですかね。やっぱり普通の人と違って、自分と関係あるからそういう感じになれちゃうんだと思います」

離島棲鬼「なるほどねぇ」

瑞鶴「はい、まずは自己紹介と自己PRを」

深海鶴棲姫「面接とかこの世で一番めんどくさいこと嫌い~!」

今回はここまでです
次は京子の漣の話です

パッと見て瑞鶴っぽいとしか思ってなかったので、武蔵とか瑞鳳の意匠もあると言われて見てる人は見てるなと思いました

↓1 漣の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

京子「う~む」

漣「あの~ご主人様?」

京子「ちょっと動いちゃだめだって」

漣「別にデッサンモデルになるのは構いませんけど、何でヌードなんです?」

京子「人体を上手く描けないことには、絵が上手くなれんでしょ」

漣「服着ててもいいじゃないですか」

京子「服着てると体のラインとか見えないでしょ。そういうとこしっかりしないとわりとすぐ絵に出るんだよ」

漣「それにしたってなぜ漣なんです? もっと裸見て楽しい人いるでしょ?」

京子「楽しくないからデッサンに集中できるんじゃん」

漣「あぁ、なるほどこりゃ失敬……っておいおいおい~!」

京子「だから動かないでって」

漣「ご主人様ノリわるーい」

京子「……」

漣「……」

京子「……」

漣「……なんか話しましょうよ」

京子「終わったらね」

漣「終わるまで暇だって言ってるんです~!」

京子「そういうもんだから諦めて」

漣「ご主人様いつもの軽快なトークはどうしたんですか~? ネタ切れですかネタ切れ」

京子「煽っても乗らないからね」

漣「一体どうしたと言うんですかご主人様! 提督だった頃のご主人様はもっと輝いていたぞ!」

京子「提督引退したから本業に集中すんの」

漣「本業は中学生やろがい!」

京子「う~ん、やっぱりちょっと歪んでる?」

漣「聞いとらんのかい!」

京子「ああもう、動かないでって言ってるでしょ! 縛るよ!」

漣「やん、裸にひん剥いて縛るなんて……乱暴するんでしょ? エロ同人みたいに!」

京子「むしろエロ同人にするんだけどね」

漣「いやん、はずかしいですわ」

京子「まったく……」

漣「もっとこうポーズとか取りましょうか?」

京子「下手に動きつけないで。デフォのままいてって言ったじゃないの」

漣「つまんないんですもん」

京子「むしろ変なポーズで固まらせないだけありがたいと思ってもらいたいものだね」

漣「そうは言いますがご主人様、全裸突っ立っているということ自体が変なポーズじゃあありませんかい?」

京子「裸族の人をバカにするのかね」

漣「いえいえ滅相もございません。しかし、漣は裸族ではないゆえ」

京子「裸でもギリギリ行ける年齢だよ」

漣「いやぁ、今の時代むしろイケる年齢の方がイケないんですよ」

京子「世知辛いねぇ」

漣「かれぇ、かれぇよぉ……」

京子「……」

漣「スケブじゃなくてこっち見て話してくださいよ~!」

京子「たまに見てるじゃん」

漣「目を見て! この曇りなき瞳を!」

京子「いや、目はもういいから。体のラインをね」

漣「むきぃ~!」

京子「う~ん、もっと近づいてみた方がいいか」

漣「エロ同人タイムキタコレ!」

京子「ん~?」

漣「いや~ん、やめてくださいご主人様~漣のそんなところを描かないで~」

京子「ん~」

漣「……あぁ、あの、ご主人様? 本当に、はずかしいのですが?」

京子「まあ我慢してよ。もうちょっとだからさ」

漣「……っ、ぁぁ」

京子「ふむふむ……鼠径部はしっかり描かないと一部の人がうるさいからね」

漣「ご、ご主人様ぁ……」モジモジ

京子「あぁっ、今足動かしちゃだめだから」

漣「だって、そんな真剣に、そ、そこを見つめられたら……漣は疼いてしまいますよ……」

京子「はいはい、よしできた。あんがとね」

漣「終わりました? じゃあ――」

京子「飯でも食いに行こうぜ!」

漣「飯より漣を食せ~!」ガバッ

京子「うわぁっ!」

漣「まったく、漣をその気にさせておいて放置とか、鬼、悪魔、ちひ……は関係ないですね」

京子「こんなんでその気になんの?」

漣「愛してる人に鼠径部ガン見されればこうもなる」

京子「いやぁ、普通に引く案件かと」

漣「漣がアブノーマルでよかったですね、ご主人様」

京子「や、私ご飯食べたいからノーマルであってほしかった」

漣「ノーマルだったら今頃冷や飯食らいですよ」

京子「女の子同士だから厳重注意くらいで終わるでしょたぶん」

漣「とにかく、漣の疼きを止めてください!」

京子「しょうがないぴょんね」

漣「卯月ではなく」

漣「ほらご主人様、お腹が空いてるなら漣のおっぱいをどうぞ!」

京子「ほぼ乳首しかないじゃん」カプッ

漣「んんっ……! ご主人様もそうでしょうに!」

京子「人のこと言えないよね~」クリクリ

漣「あぁぁっ……!」

京子「まあ、これはこれで需要があるっちゃある。弄ってて楽しくないわけじゃないからね」レロレロ

漣「ふぁぁ、ああっ……ご主人様ぁ……」

京子「はいはい、鼠径部ね」スリスリ

漣「あぁぁ、そ、そこではなくて……」ゾクゾク

京子じゃあどこしてほしいの? 可愛くおねだりできたら、そこしてあげる」

漣「ああん、やっぱり鬼畜……」

京子「ほら早く~」トントン

漣「ふやっ、あぁあっ……ご、ご主人様ぁ、漣の淫らなお……お、む……おむぁ……」プルプル

京子「あはははっ、漣って案外純情だよね」

漣「~~~っ」

京子「可愛くできたから約束通り」グジュッ

漣「ぁぁっ……!」

京子「ほれほれ~これがほしかったんだろ~んん~?」

漣「ぁっ、あぁっ、ご主人、様……」

京子「んん~?」

漣「キス、キスして、くださいっ……キスっ」

京子「んもぉ、ご主人様への命令が多いぞ漣ちゃんよぉ」チュッ

漣「ん、んむっ、むぐ……ぷはぁ……はぁ、ご主人様ぁぁ、はぁぁ……」

京子「ん、漣……」

漣「はぁ、はぁぁ、ん、ぐっんぅぅ――」

漣「あへぇ……ご主人様ぁ、大好きれすぅ~……」グタ

京子「有りがちな台詞乙」

漣「なにをっ……漣の、偽らざる……はぁ……」

京子「今喋んなくていいから」

漣「はっ、はっ……」

京子「ごめんね、こんなの付き合わせて」

漣「……はぁ、いえいえ、漣もこれを期待してOKしたので」

京子「あっそう? ならいいや」

漣「そんなあっさり負い目を忘れられるのも!」

京子「じゃあ今度こそ飯食い行こうぜ!」

漣「禿同! うふふ、これからも1枚1エッチでヌードデッサン付き合ってあげてもいいですよ」

京子「いや、次巨乳のデッサンしたいからイクに頼むわ」

漣「ちょっと~!」

今回はここまでです
次は結衣の隼鷹の話です

やはり同タイプのキャラは会話を書きやすいですね

↓1 隼鷹の話

1 エロ有り
2 エロなし

ちょっと今日は書けそうにないので↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです

開始します

隼鷹「結衣~酒切れたんだけど~」

結衣「そう」

隼鷹「買って来て」

結衣「私未成年だから買えない。自分で行って」

隼鷹「ええ~冷たいじゃん~」

結衣「昼間っから酒盛りしてるやつに優しくしてやる謂れはない」

隼鷹「たまの休みくらいゆっくりさせてよ」

結衣「お前はいつも休んでるだろうが!」

隼鷹「だってぇ~」

羽黒「でも結衣、冷蔵庫の中身も少し寂しくなってます」

結衣「あぁ、そっか。しょうがない、買い出し行くからついて来てよ」

隼鷹「何で羽黒には優しいんだよ~贔屓反対~」

結衣「贔屓されたきゃ家事でもいいから少しは働け」

羽黒「あはは……」

隼鷹「だぁ、あちぃ……」

結衣「こっちでも晴れてると暑いな」

隼鷹「まだ5月だぜぇ? 30度っておかしいだろ~よ~」

結衣「そう?」

隼鷹「結衣は昔を知らんからな」

結衣「そりゃね」

隼鷹「暑い~疲れた~」ベタッ

結衣「とか言いながらくっつくのやめい」

隼鷹「運んで~」

結衣「普通逆だろ! 身長的に!」

隼鷹「小っちゃくても力持ちなのが結衣のいいとこ」

結衣「ねぇよ! いいから立って歩け」

隼鷹「気温は暑いのに結衣はつめてぇよぉ」

隼鷹「あぁ、スーパーの中快適だぁ」

結衣「さてと、まずは」

隼鷹「酒!」

結衣「籠が重くなるから最後。隼鷹が抱えるならいいけど」

隼鷹「じゃあつまみ!」

結衣「酒から離れろよ」

隼鷹「あたしが酒から離れられると思ってんのか!」

結衣「何で偉そうなんだよ。いいから行くぞ」

隼鷹「ああ、ちょっと待って」

結衣「なに?」

隼鷹「籠はあたしが持つから」

結衣「いいよ別にこれくらい」

隼鷹「いいからほら!」

結衣「よくわからんけど、まあ、ありがとう」

隼鷹「へへっ」

隼鷹「あたしさ~」

結衣「うん?」

隼鷹「結衣の母親だと思われてるのかな?」

結衣「どうだろうね」

隼鷹「中学生の娘いるくらい老けて見える?」

結衣「いや。でも中学生の妹と一緒に酒買いに来る姉ってあんまりいないんじゃない? それにちょっと酒臭いし」

隼鷹「いるかもしれないじゃん!」

結衣「私も姉いないからよく知らんが。あかりとちなつちゃんのお姉さんもまだ19だし」

隼鷹「なら私が第一号だな!」

結衣「お前、私の姉になりたいのか?」

隼鷹「はっ!」

結衣「まったく、まだ酔っぱらってんの?」

隼鷹「これくらいで酔う隼鷹さんじゃありませんよ!」

結衣「酔ってるな」

隼鷹「ただいま~!」

結衣「ただいま」

羽黒「お帰りなさい結衣、隼鷹さん。外暑くなかったですか?」

隼鷹「めっちゃ暑かった!」

羽黒「だと思って、冷たいもの用意しておきました」

隼鷹「おおっ! 気が利くじゃん!」

結衣「ありがとう羽黒」

羽黒「いえ、暑い中お疲れ様です」

隼鷹「やっぱあたしら海のものだから、冷たくないとねぇ」

羽黒「お荷物はこれですね」

結衣「あぁ、私も手伝うよ」

隼鷹「ふぃ~」

結衣「贔屓してもらおうという気ゼロだな」

羽黒「隼鷹さんはこういう人ですから」

隼鷹「羽黒~付き合ってよ~」

羽黒「私高校生ですからお酒飲めませんよ」

隼鷹「バレなきゃいいじゃ~ん」

羽黒「お酌ならしてもいいですけど」

隼鷹「缶ビールで酌ってのもねぇ」

結衣「あんまり羽黒を困らせるんじゃない」

隼鷹「おっ、なにそれ?」

結衣「ほうれん草とベーコン炒めたやつ」

隼鷹「おほ~、おつまみなんて気が利くねぇ」

結衣「どうせくれって言われるだろうから先に作っといただけだよ」

隼鷹「んん~、いいねぇこの油が」

結衣「何で私はまだ中学生なのにおつまみの作り方ばっかり覚えていくんだろう」

羽黒「ま、まあ、お酒がなくても美味しいものですから」

隼鷹「結衣はさぁ、いいお嫁さんになるよね」

結衣「なんだよ急に」

隼鷹「だってさ、気が利くし、料理上手だし、おつまみも作れるし」

結衣「後ろ二つ被ってるだろ」

隼鷹「それに、飲めなくても話し相手にはなってくれるじゃん?」

結衣「それは気が利くの内に入るんじゃないか」

隼鷹「いやぁ、でも結衣は聞き手でも私の好きなタイプだから」

結衣「ふぅん?」

隼鷹「あたしはこう、語りまくりたいタイプだから、結衣みたいにたまに相槌打って聞いてくれるタイプの方がいいんだよ」

結衣「乗っかって話し出すタイプは好きじゃない?」

隼鷹「一緒に話し合える中も嫌いじゃないけどね」

結衣「そう」

隼鷹「あとボケに的確にツッコンでくれるのは好印象」

結衣「慣れてるからね」

隼鷹「いやぁ、結衣を嫁に貰える奴は幸せ者だなぁ」

結衣「自画自賛か」

隼鷹「この場合はその言葉であってるの?」

結衣「よくわからんけど、自慢してるようなもんでしょ」

隼鷹「んふふ、ていうかあたしの嫁でいいの?」

結衣「嫁だろうが夫だろうが関係ないでしょ。女同士なんだし」

隼鷹「クールだねぇ結衣は」

結衣「どっちにしたって私が世話焼くっていうのは変わらないしね」

隼鷹「頼りにしてるぜ~」

結衣「はいはい……」

羽黒「おつまみ追加ですよ」

隼鷹「お~! 羽黒も気が利くぅ! ほら、こっち来て飲みな!」

羽黒「ですから飲めませんって」

結衣(ずるいよなぁ、私の方がめちゃくちゃ世話焼いてるのに、普段がぐうたらだから珍しく籠持ってくれるだけで、すごく嬉しく感じちゃうんだから)

結衣(でもまあ、嬉しいものは嬉しいから、しょうがないよね)

今回はここまでです
次はちなつの榛名の話です

お酒は普段飲みませんがつまみになるようなものは好きという
これもあまり胃とかによくないんでしょうかね

↓1 榛名の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

榛名「よいしょっと」

ともこ「いつもごめんね榛名ちゃん」

榛名「いえ、自分達の洗濯物もありますから」

ともこ「でも私達のも入ってるでしょ?」

榛名「まだ、居候という感覚が抜けません?」

ともこ「あっ、そういうわけじゃないんだけど……」

榛名「いいんです。慣れるのにはまだまだかかるのは当たり前のことですから」

榛名「でも、いつかちゃんと気兼ねなく何でも頼める家族として認めてもらえるよう、榛名頑張りますから」

ともこ「榛名ちゃん……ええ、私も早くそう思えるようになるわね」

榛名「ふふっ、ではすぐに取り込んでしまいましょう」

ともこ「ええ」

ちなつ「……」

榛名「ふぅ」

ちなつ「お疲れ榛名」

榛名「ちなつ。いえ、これくらいなんでもないですよ」

ちなつ「お茶淹れといたよ」

榛名「ありがとうございます」

ちなつ「榛名って頼み事断れないタイプだよね」

榛名「どうしました藪から棒に?」

ちなつ「いや、さっきお姉ちゃんに何でも気兼ねなく頼めるようにって言ってたから。断れないなら今のままでもいいんじゃないかなって」

榛名「さすがに変な頼み事は断りますよ」

ちなつ「変なってどんな?」

榛名「それは……その、そういうこととか」

ちなつ「どういうこと?」

榛名「言わせないでくださいよ!」

ちなつ「でも私の頼みだったら変なのでも聞いてくれるでしょ?」

榛名「ええっ? まあ、変過ぎるのでなければ」

ちなつ「変過ぎるの境界がわかんないんだけど」

榛名「えっと、その、裸で外に出ろとかははずかしいですし、人に見られるのでだめですよ」

ちなつ「じゃあ今裸になれっていうのは?」

榛名「それは……ちなつしかいませんし、いいですよ」スッ

ちなつ「いや本当にしろって言ったわけじゃないから!」

榛名「そうだったんですか……」

ちなつ「何で微妙にがっかりした顔するの?」

榛名「むしろちなつがどんな変な頼みをしようと思ったのか気になるんですが」

ちなつ「しようと思ったんだじゃなくて、榛名が聞いてくれるか確かめようと思っただけなんだけど」

榛名「内容にもよるということですよ」

ちなつ「そう、足を舐めろとか?」

榛名「それならいいですよ別に」

ちなつ「ちょちょっと! 本当にしろって言ってるわけじゃないって!」

榛名「……」

ちなつ「せ、せめて洗って来てからにする!」

榛名「なめて綺麗にするのに」

ちなつ「ほら、足をおなめ!」

榛名「洗ったら急にノリノリになりましたね」

ちなつ「だって榛名が何故かノッてるし」

榛名「榛名はちなつに奉仕できるのが嬉しいだけですよ」スッ

ちなつ(私より背が高い榛名をこうして見下ろすのってなんか……)

榛名「ん……」ペロッ

ちなつ「ひゃっ、くすぐったい」

榛名「んふ、足の指も結構くすぐったい部分なんですよ」

ちなつ「あんまり触らないから知らなかった」

榛名「手で触るのと舐められるのは違いますけどね」ペロペロ

ちなつ「んぐっ、なんか落ち着かない……」

榛名「奉仕しているのに落ち着かれるのも悲しいですから」

ちなつ「そ、そう……」

榛名「はぁ、はぁ、んむっ……」レロ

ちなつ「は、榛名……なんでそんな、息が上がってるの?」

榛名「ふふっ、指を口に含んだりしてるから、ですかね」

ちなつ「ふぅっ……! い、いや、休んでもいいんだよ……?」

榛名「いいえ……まだ片方の足すら終わってないんですから」

ちなつ「両方するの……?」

榛名「当たり前じゃないですか……んっ」ペロッ

ちなつ「ふぁぁ……」

ちなつ(漫画とかでなんで足舐めろとか言うのかわかんなかったけど、こんな気持ちいいことだったんだ……?)

ちなつ(舐められることだけじゃなくて、榛名が私のために這いつくばってるって……それが……)

ちなつ(あぁ、ごめん榛名……でも、ゾクゾクして止められないの……)

ちなつ「はぁ……はぁ……」

榛名「これで両足が終わりましたね」

ちなつ「ふぅ、はぁ……終わったの……」

榛名「気持ちよかったようで何よりです。でも、まだ満足できてなさそうですね」

ちなつ「……っ!」

榛名「いいんですよ? 榛名はちなつにすることなら、頼み事聞きますから」

ちなつ「……」

榛名「ちなつ……」

ちなつ「ここ、も、なめて……」

榛名「どこ、ですか……?」

ちなつ「ここ、よ……ここも、なめて……」パサッ

榛名「……はい、畏まりました」

榛名「綺麗なので、口を付けるのがはばかられます……」

ちなつ「汚い、じゃなくて……?」

榛名「綺麗ですよ、ちなつ……」チュゥ

ちなつ「んっ……!」ビクン

榛名「んっ……んっ……」

ちなつ「ま、な、なめ、って……ふぁ、なめて、ない……」

榛名「なめる前の下準備ですよ」

ちなつ「そん、ぁ、おしいくな、はぁっ……」

榛名「そんなことはありません……これがちなつの味なら……榛名の大好きな味です……」

ちなつ「やめ、はぁぁ、んぅ……そん、言わない……あぅ……」

榛名「榛名からの快感でちなつが身をよじっている……榛名、大丈夫じゃないくらい、興奮してます……」

ちなつ「はる、なぁ……」

榛名「ちなつ……」ペロペロ

ちなつ「ん、あああっ……! な、なぞらないでぇ……」

榛名「ちなつ……ちなつ……!」

ちなつ「はるなぁ……ん、ふぁぁっ……」

ちなつ(だ、ダメ、耐えられない……!)ギュッ

ちなつ「ごめんね、頭痛くなかった?」

榛名「何がですか?」

ちなつ「いや、さっき思いっきり膝でギュウってしちゃったから」

榛名「あぁ、平気ですよこれくらい。むしろ、それだけ榛名を離したくないのかと嬉しかったくらいです」

ちなつ「あれは筋肉の勝手な運動的なあれで、別にそう言った意図はなくて!」

榛名「わかっていますよ。そういう気分になったというだけです」

ちなつ「……」

榛名「ふっ、ではご用命があればまた何でも申しつけてくださいね」

ちなつ「う、うん……」

ちなつ「……はぁ、たくさん慕われるのってこんなに体力使うものなのね」

ちなつ「いつも綺麗な榛名にあんなことをさせられるのが私だけ……あぁ……」

ちなつ「あかりちゃんもこんな気持ちから深みにはまっちゃったのかなぁ……」

今回はここまでです
次は綾乃の叢雲の話からです

ちなつだけやたら爛れた感じになってますが、あかりの方が大概だったので問題ないですね

↓1 叢雲の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

結衣「叢雲」

叢雲「ん、なに?」

結衣「今はいいけどあかりとかちなつちゃんの叢雲と一緒のときはどう呼ぼうかなって」

叢雲「誰のって頭に付けるんじゃなかった?」

結衣「いや、さすがに学校でそう呼ぶのははずかしいでしょ。綾乃の叢雲とか」

叢雲「別に、私はいいけど」

綾乃「私が良くないわよ!」

叢雲「綾乃、いたんだ」

綾乃「いるわよ! もう、やめてよ船見さん!」

結衣「あはは、ごめん」

綾乃「はぁ、急に言い出すからびっくりビックサイトよ」

叢雲「ぶふっ……!」

結衣「く、くく……」

綾乃「だけどわりと深刻な問題なのよね」

叢雲「私は数多いからね。あかりのとこと、ちなつのとこと、私と、あと京子のがいる」

結衣「京子のとはあんまり会わないよね」

叢雲「あんまり会わない方がいいでしょ」

綾乃「1年に2人、2年に2人で4人よ。似てる人が3人いるっていうのを超えてるわ」

叢雲「自分以外に3人だから、4人になるんじゃない?」

綾乃「あっ……」

叢雲「ふふっ、綾乃ったら早とちりね」

綾乃「しょ、しょうがないじゃない!」

結衣「まあまあ、ここは無かったことに白えび」

叢雲「むぐふっ……!」

綾乃「ふふっ……!」

叢雲「一応それぞれ苗字違うことになってるし、それで呼べば?」

結衣「それだと今度は綾乃と被るしな」

綾乃「船見さんは私のこと名前で呼ぶからいいじゃない?」

結衣「私達はいいけどあかり達は杉浦先輩って呼ぶから、どっちも杉浦先輩じゃん」

叢雲「先輩だけど叢雲ちゃんって呼ばれるわね」

結衣「なら綾乃も綾乃ちゃんにする?」

綾乃「ええっ!? 急に呼び方変えられるって、はずかしいわよ」

結衣「自分が変えるわけじゃないんだから」

綾乃「それでもはずかしいの!」

叢雲「変えてもいいじゃない能登半島」

綾乃「……」

結衣「……」

叢雲「何でよ!?」

結衣「じゃあね綾乃、叢雲」

綾乃「ええ、また明日」

叢雲「また」

綾乃「はぁ、結局どうしましょう?」

叢雲「ダジャレ下手子でも好きにでも呼べばいいでしょ」

綾乃「根に持ってるのね」

叢雲「だって同じような感じじゃない!」

綾乃「似た系統でも笑えるのと笑えないのがあるのよ」

叢雲「どう違うの!?」

綾乃「それを口で説明できれば売れないお笑い芸人はいなくなるわ」

叢雲「ぐぬぬ」

叢雲「私ばっかり笑わされてずるい!」

綾乃「いつかみたいにお尻叩かれたりしないからいいでしょ」

叢雲「私のプライドの問題よ!」

綾乃「そんな安いプライドは捨てちゃいなさい」

叢雲「安くない~!」

綾乃「はいはい、わかったわかった。どんどんぼけロンドン」

叢雲「ぶぶふっ……!」

綾乃「何笑ってるの?」

叢雲「綾乃は無意識で笑わせて来るのに、私は意識しても笑わせられないなんて……!」

綾乃「……?」

叢雲「はぁ……」

綾乃「急に落ち込んだ!?」

叢雲「私だって綾乃を笑わせたいのよ……」

綾乃「ええ、わかっているわ」

叢雲「なのに上手くいかない……」

綾乃「不器用だものね貴女は」

叢雲「どうして上手くいかないのかな」

綾乃「ギャグセンスの問題?」

叢雲「私は真面目に!」

綾乃「あのね叢雲。貴女はギャグで私を笑わせられないかもしれないけど、他のことで笑顔にしてくれてるでしょ」

叢雲「えっ?」

綾乃「私はギャグで笑うより、好きな人の何気ない可愛い姿を見て微笑む方が好きよ」

綾乃「それを言うと、今の貴女はとても好き。私のためにそこまで悩んでくれてるんだもの。それを笑うのはちょっと不謹慎だけどね」

叢雲「……」

綾乃「だからギャグセンスは必要有馬温泉よ」

叢雲「ぶふっ……!」

綾乃「人が真面目な話してるのに急に笑わないでよ」

叢雲「こっちの台詞よ……!」

綾乃「うん? よくわからないけど、そんな深刻に考えないでいいってことよ」

叢雲「ええそうね。なんだかばからしくなって来たわ」

綾乃「そうやってふっ切れてる顔、私好きよ叢雲」

叢雲「なっ!?」

綾乃「ふふっ、さっ、帰りましょう」

叢雲「何でそうやって私ばっかり手玉に取ろうとするのよ!」

綾乃「だってほとんど唯一私が勝てる相手なんだもの。私だって負けっぱなしは性に合わないの」

叢雲「他に奴に負けた鬱憤を私で晴らさないでよ!」

綾乃「たまにこうやって勝ちを味わうのが肝心ジンバブエなの!」

叢雲「む、くぅ……! も~! 絶対ギャグで負かしてやるんだから! 首洗って待ってろ~!」

今回はここまでです
次は千歳の初春の話です

綾乃のギャグは地味に挟みどころが難しいですね

↓1 初春の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

千歳「初春~」

初春「なんじゃ千歳?」

千歳「髪梳く時間やで」

初春「うむ、もうそんな時間か」

千歳「初春は時間かかるから早めにせんと」

初春「すまぬの。千歳には手間をかける」

千歳「ええよ。初春の髪触るんうち好きやもん」

初春「ならばよいのじゃが」

千歳「ほら、こっち来て」

初春「うむ」

千歳「ふふっ、ほんまお姫様みたいやなぁ」

初春「ふっ、所詮は側だけよ。姫などとは程遠い」

千歳「そんなことあらへんよ。初春はうちのお姫様や」

初春「ん、む、そのようなことをさらりと言うでない! 面映ゆいではないか!」

千歳「それにしてもよう伸びたなぁ」

初春「自然に伸びたものではないがの」

千歳「お風呂入った後とか幽霊やもんな」

初春「入る前も幽霊じゃがのう」

千歳「ふふっ、こんだけ髪あったら好きな髪形何でもできるわ」

初春「弄ってみるかの?」

千歳「弄りだしたら止まらへんからやめとく」

初春「なんじゃ遠慮せずともよいのじゃぞ? 千歳になら許すぞわらわは」

千歳「せやから時間あるときにやる言うてるんよ」

初春「わらわは気まぐれじゃ。今このときじゃないと許さんかもしれぬぞ?」

千歳「機嫌の取り方はわかっとうから平気」

初春「むぅ、わらわの上位を取るような発言」

千歳「……」

初春「……」

初春(何も言わずにわらわの髪を梳いてくれる千歳。長すぎて遠く離れておるが、確かにわらわに触れている感触がする)

初春(髪の毛の先まで神経が通っているかのような、そう思えてしまうほどに意識してしまう)

初春(わらわも腑抜けたものじゃ。こうして千歳にただ為すがままとなるこの時間が、何よりも至福に思えてしまうなどとは)

初春(言葉はなくとも想ってくれていることが伝わる。それだけでこうも高揚してしまうなど。口惜しいが、惚れておるのはわらわの方じゃ)

初春(世話の焼ける娘じゃと思ってただけなのに、いつの間にこうもわらわの心を掴んでしまったのやら)

千歳「ふ~んふ~ん……」

初春「千歳よ」

千歳「うん? どないしたん?」

初春「もう少し近こう寄れ」

千歳「まだ近くには行かれへんよ。ここら辺の髪が梳き終わっとらんもん。ちゃんとせな、すぐ絡まってまうからな」

初春「いけずじゃのう」

千歳「初春のことが大事やから、丁寧にやりたいんやで~」

千歳「ほら終わったで~」

初春「今日もいい仕事じゃほめて遣わす」

千歳「恐悦至極にございます姫様~」

初春「どこでそんな言い回しを学んでくるのかのう」

千歳「初春がそんなんやからうちも学ばなと思うて」

初春「どういう理屈なのか」

千歳「それに妄想のタネになるかもしれへんやん?」

初春「相変わらず妄想癖が抜けぬのか」

千歳「うちの趣味、そして夢やから!」

初春「叶えてもまだ捨てきれぬか」

千歳「叶える度新たな夢が浮かび上がってくる! 幸せなことやん!」

初春「青春じゃのう」

初春「ふむ、ではわらわの髪ではどのように妄想する?」

千歳「初春の髪……」

初春「これだけあれば髪形だけでなく、用途も色々考えられよう」

千歳「う~ん……あんまり考え付かへんなぁ」

初春「なにぃ? それは妄想好きとしてまだ格が足りぬのではないか?」

千歳「綺麗やからあんまり汚すようなこと考えられへんだけや」

初春「んん、そうか……」

千歳「うちが丹精込めて手入れしとるもんやし。変なことには使えへんよ」

初春「それは一理あるか……」

千歳「ぬか床と一緒やな!」

初春「それと同一視されるのは納得いかぬぞ!」

千歳「ええ~初春だって好きやん」

初春「漬物好きだからって漬物と同じ扱いは嫌じゃ!」

千歳「それは冗談やけど」

初春「びっくりしたぞ」

千歳「ごめんて。初春の髪の匂いは、ぬか床の匂いとは全然違うもんな」

初春「いい香りじゃろう?」

千歳「ぬか床のもええ香りやけど」

初春「ええい、そろそろぬか床から離れよ!」

千歳「うちの大切なもんっちゅーとどうしても出てきてまうんよ」

初春「まあ、わらわの髪で漬物作りたいとかとち狂ったこと言い出さなかっただけで良しとするかの」

千歳「うちをなんやと思うとるんやこん子は」

初春「妄想魔というのは得てしてそんな目で見られるということじゃ」

千歳「うちの妄想は健全……でもないけど、そんなねちっこいんとちゃうわ!」

雪風「千歳ぇ! 初春ぅ! そろそろ出ないと遅刻しますよ!」

千歳「あぁ、もうそんな時間かぁ。やっぱり時間かかるなぁ」

初春「終わったあともくだらぬ話をしているからじゃ」

千歳「そう言うても初春も楽しそうやったやん」

初春「ふっ、臣下がわらわの興を乗せようとしておるのじゃから、乗ってやるのも務めよ」

千歳「そっか」

初春(本当は気づいておるのであろうな。わらわがこの髪を梳く時間をできるだけ伸ばして、千歳を独占しようとしていることは)

初春(わかっていて乗ってくれているというのは、中々に嬉しいものじゃ)

千歳「ほな行くで初春」

初春「うむ、参ろうか!」

初春(千歳にすいてもらったこの髪を自慢しにの!)

今回はここまでです
次は櫻子の利根の話です

初春ののじゃロリ口調が激しくなっている気がしますが見逃してください

↓1 利根の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

利根「のう、撫子よ」

撫子「なに?」

利根「吾輩はそんなに子供に見えるかのう?」

撫子「あぁ、背が低いしね」

利根「身長など吾輩より低いものはごまんといるであろう!」

撫子「それに筑摩と並ぶとどうしてもね」

利根「もしや筑摩が大人に見られてるだけで、吾輩が子供に見えてるわけではないのでは?」

撫子「いや、たぶん普通に子供に見られてるよ」

利根「なぜじゃああ!」

撫子「櫻子といるときは大人になれるかもね」

利根「なるほどのう! では行ってくるぞ!」

撫子「ここ家だし、行っても櫻子しか見てないと思うけどね」

櫻子「……」

利根「櫻子!」

櫻子「どうしたの利根?」

利根「吾輩を大人にしてくれ!」

櫻子「はぁ?」

利根「だから、吾輩を大人にするのだ!」

櫻子「意味わかんないんだけど」

利根「筑摩と一緒におると子供扱いされるから、櫻子と一緒にいることで大人扱いされるようになるという寸法じゃ!」

櫻子「ごめん、マジで意味わかんない」

利根「ふふふっ、わからぬとは子供よのう」

櫻子「むかっ! わかんなきゃ調べられるもんね! えっとぉ、大人にする……」

櫻子「なるほど、大体わかった」

利根「理解したか」

櫻子「じゃあ服脱いで」

利根「むぅ、またいつものか。そうやって簡単に裸になるのも子供の証左じゃぞ」

櫻子「いいからほら」

利根「子供に付き合ってみせるのもまた大人の余裕か」

櫻子「こっち来て」

利根「ああ」

櫻子「んじゃするよ」クニクニ

利根「んんっ……いつもながらどうして吾輩だけ乳首重点なのじゃ……」

櫻子「揉んでもあんまり楽しくないからって言ったじゃん」

利根「いつかほえ面かかせてやるから覚えておれ……」

櫻子(もう改二だし、こっちじゃ改造できないじゃん)

利根「んっ……」ピクッ

櫻子「利根はちょっと触っただけですぐ反応するよね」

利根「ここは仕方がなかろう……」

櫻子「そう? 日向は触っても普通にしてるけど」

利根「我慢しておるだけじゃ」

櫻子「そういうものかなぁ。こうしてぐりぐりしてたらやめろって止められるんだけど」グリグリ

利根「んぁっ!」

櫻子「利根は止めないよね」

利根「わ、吾輩は大人であるからな……子供の戯れに目くじらは立てん」

櫻子「気持ちいいからでしょ」

利根「別にそんな――」

櫻子「ほら」クリクリ

利根「んんんぅ……!」

利根「はぁ……はぁ……」

櫻子「ん~」

利根「さ、櫻子ぉ~」

櫻子「なに利根?」

利根「もう、胸ばかりでもどかしいのじゃ……」

櫻子「んん? じゃあそろそろ下の方触るね」

利根「うむ……」

櫻子「こっちはなんだかあんまり触ったことない感触するんだよね~」クチュクチュ

利根「ぁっ、ぁ……」

櫻子「利根~声出ないの~?」

利根「ぁぁっ……!」

櫻子「苦しくない?」

利根「苦しい、から……はや、くぅ……」

櫻子「は~いはい」

利根「ん、んぐっ……」

櫻子「利根はすごい気持ちよがるくせに、結構耐えるよね」

利根「ふぅ、ふぅ……櫻子が下手なのじゃ……」

櫻子「なんだと~! あかりちゃんから教わったんだから、あかりちゃんを馬鹿にしてるのと一緒だぞ!」

利根「いや、そこまで深く習ったわけでは、ない、だろう……?」

櫻子「そうだけどさ~これでも割と上手くなってきてる方だと思うんだけど」

利根「日に日にっ、上達はしておる、が……やはり責めが単調、じゃな……」

櫻子「単調?」

利根「もっと緩急を、おおっ……!」

櫻子「ちゃんと喋ってよ!」

利根「無茶を言うなぁぁ……!」

利根「ほぁ……」

櫻子「で、緩急ってなに?」

利根「それじゃ……少しくらい休ませることも、覚えろと……」

櫻子「ええ? だって続けてないと気持ちよくないじゃん」

利根「ときには引くことも重要じゃということじゃ」

櫻子「押してダメなら引いてみろってやつ?」

利根「まあ似たような理屈か」

櫻子「ふぅん……利根じゃなくて私の方が大人になったかも」

利根「いや、そもそも大人になるというの客観的なものであって、こうすることで大人にしろという意味ではなかったのだが」

櫻子「ええっ!? ちゃんと説明してよ!」

利根「お主がいつもこのようなことをしているから、普通のことだと思ってしまうようになったのじゃろうが!」

利根(この生活のことを周囲に言えば大人扱いしてもらえる……? いや、頭おかしいと思われるだけかの)

今回はここまでです
次は向日葵の瑞鳳の話からです

古風な口調というのは好きですが自分で書くとなると語彙力のなさが露呈してしまいますね
某キャラほど古風というか古語的な言い回しする艦娘はいないので助かりますが

↓1 瑞鳳の話

1 エロ有り
2 エロなし

昨日はすいませんでした
今日の終わりに小ネタ追加します

開始します

向日葵「やはり、未成年では入れませんの?」

瑞鳳「年齢確認まではわざわざしないか、おざなりだったりするんじゃない?」

向日葵「それはそれでどうかと思いますが……」

瑞鳳「あかりちゃんに聞いてみたら?」

向日葵「なぜ赤座さんに?」

瑞鳳「行ったことあるみたいって、あっちの瑞鳳が言ってた」

向日葵「ええっ!? 赤座さんが!?」

瑞鳳「うん」

向日葵「赤座さんだけ大人の階段がエスカレーターですわ……」

瑞鳳「ていうかするだけならビジネスホテルとかでもいいんじゃない?」

向日葵「それは、そうですけど……」

瑞鳳「行ってみたいだけなのね」

向日葵「だって、興味あるじゃありませんの!」

瑞鳳「向日葵が性に旺盛になってくれたのは嬉しいやら悲しいやら」

向日葵「もっとうちが広ければよかったのに」

瑞鳳「私達全員住めてるだけ相当大きいと思うけど」

向日葵「富山は持ち家率が高いらしいんですの」

瑞鳳「そうなのね」

向日葵「楓が関係を理解してくれたのは嬉しいですが、そういう関係がどういうことをするのかを理解させるのはまだ早すぎますもの」

瑞鳳「まあねぇ。普通向日葵の年齢でもまだ早いし」

向日葵「だけど、知ってしまったんですもの……」

瑞鳳「教えちゃったんだし、何とかするしかないよね」

向日葵「ごめんなさい。感情の抑制も上手くできなくて」

瑞鳳「そういうもんだよ思春期って。それに、ただ性欲持て余してるだけじゃないんでしょ?」

向日葵「当たり前ですわ! 誰彼構わず発情しているわけではありません!」

瑞鳳「それだけ愛されてるって思えば、嬉しい気持ちの方が勝るわよ」

向日葵「瑞鳳……」

瑞鳳「ホテルはまた今度で、今日はせっかく長門達が連れ出してくれてるんだから、今のうちにしちゃいましょうか」

瑞鳳「それにしても本当に大きいわねぇ」

向日葵「なぜこうなってしまったんでしょうか?」

瑞鳳「良いもの食べてるからじゃない?」

向日葵「そこまで豪華な生活はしていませんが」

瑞鳳「昔に比べたら天と地の差があるよ」

向日葵「今の同年代と比べても大きいのですが」

瑞鳳「そこは体質くらいしか考えられないけど」

向日葵「大きな胸はあまり好きではありませんでしたわ。けれど、今は瑞鳳達を楽しませるために使ってもらえますから」

瑞鳳「……別に胸で好きになったわけじゃないし」

向日葵「私の胸、好きじゃありません?」

瑞鳳「そうも言ってないよ。じゃなきゃ昼間っから家族の留守にかこつけて、こんなことしないでしょ」

向日葵「ふふ……いやらしい自分になっていることに、興奮を覚えてしまいますね……」

瑞鳳(明らかに中1じゃ出せない色気を放ってる……!)

向日葵「ん、ぁぁ……」

瑞鳳「胸が大きいと感じにくいって聞いたことあるけど、向日葵は敏感よね」

向日葵「まあ、散々櫻子に叩かれたりわしづかみにされたりしましたね……」

瑞鳳「……私の記憶で上書きする」ムニムニ

向日葵「ん、んっ……嫉妬ですの?」

瑞鳳「そりゃするよ。他の艦娘ならともかく、あの子のこと言われちゃね」

向日葵「変な意味ではありませんわ。あの子も私もまだそういうことを知らなかったです、んあぁっ……!」

瑞鳳「あの子の話禁止」ムニュムニュ

向日葵「はぁ、はぁん……そう、ですわね……」

瑞鳳「胸については、あの子よりも先に私が出て来るようにしてやるんだから……!」

向日葵「あっ、ああっ……瑞鳳、はげし、んんっ……!」

瑞鳳「……」

向日葵「はぁっ……!」

瑞鳳(あの子は知らないでしょうね、向日葵のこんな顔、こんな声……)

向日葵「瑞鳳ぅ……ああああっ……」

瑞鳳(乳首を弄ってあげたときの感じ方とか……)

瑞鳳「んっ……」チュゥ

向日葵「んんっ……!」ビクッ

瑞鳳(吸われたときの声とか……私達だけが知ってる……!)

瑞鳳(おっぱいだけ見てる人は知らない……この子が本当は、わきとか……)スッ

向日葵「ひゃぅ……!」

瑞鳳(おへそとか……背中とか……気持ちいいところいっぱいあるってこと……)

向日葵「はぁ、はぁ……」

瑞鳳(もっといっぱいエッチなところあるって、知らないんだ……!)

瑞鳳「んっ……」クチュ

向日葵「ひぁっ……」ピクン

瑞鳳「こういうの、貝合わせとか言うらしいわね……」

向日葵「そう、なんですの……? 社会科の授業で聞いたような……」

瑞鳳「昔の貴族の遊びね。それは本物貝の殻を合わせるんだけど……」

瑞鳳「ぴったり合うのって、対になる殻だけなんだそうよ」

向日葵「ふふっ……私と瑞鳳ののぴったり、ですわ……」

瑞鳳「ええ……ずらすけど……」スリ

向日葵「ふぅぅん……!」

瑞鳳「あぁっ……! 合ってるから、こんなに気持ちいいのかしらね……」

向日葵「わかり、ませんわ、ああぁ……!」

瑞鳳「向日葵……はぁ、ん……向日葵……!」

向日葵「瑞鳳……んっ、いっ……」

瑞鳳「ん、く、ぅぅ……!」ビクンビクン

瑞鳳「はぁ……」

向日葵「……ん」

瑞鳳(結局、私の方が溺れちゃってるし……)

向日葵「瑞鳳……」

瑞鳳(向日葵が、そう、エロいのがいけないのよ!)

瑞鳳「まだする……?」

向日葵「……はい」

瑞鳳「ふぅ、まだ長門達帰って来るまで時間あるし、やっちゃおっか」

向日葵「ふふっ、やはりイケないことしてますよね私達」

瑞鳳「イッたばっかりじゃない」

向日葵「もう! そういうのはやめてくださいな!」

瑞鳳(まあ、いいか。私も今は思春期な年齢ってことだしね……)

今回はここまでです
次は小ネタからです

暑すぎて24度くらいの冷房にしないとサウナ並みになるのは部屋の立地的な問題なんでしょうか

↓1で小ネタ追加します
いつも通りifでも他キャラの話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです

開始します
あかりの裏人格による朝風開発講座の小ネタから

朝風「ん……」

あかり「ふふっ……」

朝風「貴女、最近出て来すぎでしょ……!」

あかり「そうかしら?」

朝風「そうよ! 本当の人格乗っ取ろうとしてるんじゃないでしょうね?」

あかり「私はあかりが頭を打ったときにしか出て来られないから、能動的にそんなことできないしするつもりもない」

あかり「というか、この前わざと引っ張り出そうとしたくせにそんなこと言う?」

朝風「ん、ぐ……」

あかり「待ちわびてるというなら、張り切っちゃうのも無理ないでしょ?」

朝風「だからって毎回こんな、あぁぁっ……!」

あかり「こうするために呼んでるくせに。素直になりなさいよ」

朝風「くぅぅ……!」

朝風「んっい……!」ビクッ

あかり「朝風ちゃんもだいぶ敏感になって来たわね」

朝風「だ、誰が……!」

あかり「朝風ちゃんのここが」ペロ

朝風「あああっ……!」

あかり「神風ちゃんは一瞬でやっちゃったから、朝風ちゃんは時間かけてゆっくり進めようと思ってね」

朝風「は、はぁ……?」

あかり「最初はあかりにもわかりやすく、胸を開発してきたの」ツンツン

朝風「あぁっ、ああ……!」ビクッ

あかり「もっと言えば、乳首をだけどね。おかげで服脱いだときにはもう準備万端になるようになっちゃったよねぇ」クリクリ

朝風「うぅ……ん、そ、そんなことないでしょ……!」

あかり「そんなことあるよ。私の姿を見ただけで、服の上からでもわかるくらいに」

朝風「う、嘘でしょ……!?」

あかり「嘘」

朝風「……っ!」

あかり「ふふっ、服の上からはわからないけど、脱いだらすぐっていうのは本当のことだけね」

朝風「あぁぁぁ……!」

あかり「次は胸を全体的に開発していこうかな」

朝風「さ、されないわよ!」

あかり「もう半分されてるみたいなものでしょ」ツー

朝風「ふあっ……! あぁぁ……!」

あかり「こうして色が付いてるところなぞってあげるの。好きでしょ、こういうの?」

朝風「好きじゃあぁぁ、な、んっ……!」

あかり「その反応じゃ何を言っても説得力がないよ」

朝風「うぅ……!」

あかり「胸、神風ちゃんより小さいけど、その分感じやすくしやすいかも」

朝風「ほっときなさい!」

あかり「今はそうだね、一緒に先っぽも刺激してあげるといいよね」

朝風「んんっ……!」

あかり「あはは、朝風ちゃんの乳首、エッチになるスイッチみたいになっちゃってるね」

朝風「へ、変なこと、言うなぁ……!」

あかり「胸が終わったらどこがいい? 首とか、脇とか?」

朝風「マニアックなところ行くわね」

あかり「マニアックかな? わりとここ気持ちいいっていう人いるよ?」

朝風「そうなの?」

あかり「ええ。神風ちゃんは大体どこでもだけどね」

朝風「姉さんに一体どんなことしたのよ貴女……」

あかり「それはもう、筆舌に尽くしがたいことを」

朝風「やっぱり、貴女危険だわ」

あかり「危険だってわかってるのに、もう逃げられないでしょ?」

朝風「……」

あかり「心の調教はもう終わってるってことだよ。それは、あかりがやったことだけどね」

朝風「……~~~」

あかり「おへそとか、背中とか、他にはどこがある? どこがいいかなぁ」

朝風「胸だけでいいわよ!」

あかり「あら、胸はいいんだ? 言質取っちゃったねぇ」

朝風「しまっ……!」

あかり「なら遠慮なく!」

朝風「ふあぁぁっ……!」

あかり「ふふっ、ダメだよ朝風ちゃん。危険な女にそういうこと言っちゃ」

朝風「く、くそぉ……!」

あかり「とりあえず、自分から触ってっておねだりするくらいには調教しないとね」

朝風「しない、わよ、そんなこと、んんっ……!」

あかり「それをするようにするの。ふふふっ、楽しみだねぇ」

朝風「くぅぅ……!」

朝風(いつもいつも、私やられっぱなしじゃないのよぉ! いつか、見てなさいよ!)

あかり(……とか思ってるんだろうけど、それ何回目なんだろうね)

今回はここまでです
次はもしも港湾棲姫が仲間になってたらという小ネタです

神風はやりすぎた感はありますが、わりと性感帯って色んな所にあるんですね

開始します

北方棲姫「グゥー……」

港湾棲姫「ほっぽ、起きて。朝だよ」

北方棲姫「ンー……」

港湾棲姫「起きて」ユサユサ

北方棲姫「マダネルー……」

港湾棲姫「朝ごはん冷めちゃうから」

北方棲姫「ゴハンー……」

港湾棲姫「おはよう、ほっぽ」

北方棲姫「オハヨー、オネーチャン」

港湾棲姫「ごはんは着替えてからだよ」

北方棲姫「テツダッテー」

港湾棲姫「もう1人でできるでしょ?」

北方棲姫「テツダッテホシイノ!」

港湾棲姫「ほっぽはまだまだ子供だね」

深海鶴棲姫「……」カチカチ

港湾棲姫「鶴棲姫、朝だよ」

深海鶴棲姫「えっ、もう朝?」

港湾棲姫「また徹夜でゲームしてたの?」

深海鶴棲姫「徹夜するつもりなかったんだけど、結局なっちゃってたみたい」

港湾棲姫「あんまりやってると体に悪いよ?」

深海鶴棲姫「深海棲艦も病気しないから平気」

港湾棲姫「そうは言っても、心配になるから」

深海鶴棲姫「平気平気。あっ、朝ごはんは部屋まで持ってきてね」

港湾棲姫「しょうがない子……食べたら寝るのよ?」

深海鶴棲姫「は~い」

離島棲鬼「メガホンは?」

港湾棲姫「ゲームしてるから部屋に持ってきてって」

離島棲鬼「ええ? だめだよ、ちゃんとここまで来させなきゃ!」

港湾棲姫「でも邪魔したら悪いし……」

離島棲鬼「そうやってお姉ちゃんが甘やかすから、いつまでたっても引きこもりになっちゃうんだよ!」

港湾棲姫「そうなのかしら……」

戦艦棲姫「つまりお前が引きこもりだったのは、私が甘やかしてたせいだと?」

離島棲鬼「えっ、いや、それはそういうことではなくて……」

防空棲姫「ゲームははまり過ぎると危ないって、秋月も言ってたわぁ。あんまりやるようなら、注意くらいした方がいいかも」

港湾棲姫「けれど、はまり過ぎちゃうくらい面白いわけだから、無理やりやめさせるのは……」

離島棲鬼「無理やりにでもしなきゃ変わんないから!」

戦艦棲姫「経験者が言うと説得力が違うな」

港湾棲姫「うぅん……」

北方棲姫「オカワリー」

港湾棲姫「あぁ、はい。おかわりね」

防空棲姫「忙しいわねぇ~」

港湾棲姫「はぁ……」

あかり「お疲れですか?」

港湾棲姫「あかり、来てたの?」

あかり「今来ましたよぉ。なんだか元気ないですね」

港湾棲姫「少しだけね、疲れたから」

あかり「お家のことするの大変ですか?」

港湾棲姫「それもあるけれど、鶴棲姫のこと」

あかり「鶴棲姫さんですか?」

港湾棲姫「引きこもりがちなの、どうすれば直せるのかなって」

あかり「中々根深いですよね」

港湾棲姫「楽しいからやってると思ってるから、あんまり邪魔したくないし。でも、アイには甘すぎるって言われちゃうし……」

港湾棲姫「どうしたらいいのかわからない……」

あかり(引きこもりの子供を持つお母さんみたいだよぉ)

あかり「まだ出会ったばかりで慣れてないんですよきっと。その内心を開いてくれますよ」

港湾棲姫「本当に?」

あかり「だってちゃんとお世話してあげてるんですよね?」

港湾棲姫「うん」

あかり「なら、大丈夫です。鶴棲姫さんだって感謝してくれてますよぉ」

港湾棲姫「そうだといいけど……」

あかり「そうですよぉ。どうしたって時間がかかることはあるんです。焦らずにいきましょう」ナデナデ

港湾棲姫「うん、ありがとうあかり」

あかり「いいえ。本当はあかりが面倒見なきゃいけないのに、ありがとうございます」

港湾棲姫「ううん、あかりはもう十分頑張ってくれてるから、今度は私が頑張らないと!」

あかり「無理はしちゃだめですよ」

北方棲姫「アー! アカリー!」ダキッ

あかり「ほっぽちゃん、おはよう」

北方棲姫「オハヨー」

港湾棲姫「ほっぽ。そんな勢いで飛びついたら、あかりがびっくりするよ」

あかり「びっくりしましたけど、いつものことなので平気ですよぉ」

北方棲姫「ヘイキー」

港湾棲姫「ん~……」

あかり「今日は何して遊ぶ?」

北方棲姫「オソトデタコヤキナゲ!」

あかり「当たったらあかり死んじゃうからせめて普通のキャッチボールにしよっか」

港湾棲姫「ほっぽの肩力だと普通のボールでも死んじゃうよ」

北方棲姫「ジャ、オネーチャントスルカラ、アカリミテテ!」

あかり「それはあかり楽しいのかなぁ?」

港湾棲姫「私も一緒にいいの?」

北方棲姫「イッショガイイー」

あかり「じゃあとりあえず何するかはおいといて、お外行きたいみたいですから行きましょうか」

港湾棲姫「うん、そうしようか」

北方棲姫「オネーチャン、アカリ、ハヤクー」

あかり「わわ、引っ張らないでほっぽちゃん~」

港湾棲姫「焦らなくても時間はあるからね」

北方棲姫「ンフー!」

港湾棲姫(あかりが来て本当に嬉しいんだね。あかりもお姉ちゃんだもんね)

港湾棲姫(私もあかりよりもお姉ちゃんなんだから、もっとしっかりしなきゃ!)

今回はここまでです
次は前スレ>>654の続きからです

港湾棲姫は気弱なお姉ちゃん的な感じで、愚痴聞いてもらったり慰めてもらったりしてる内にあかりに惹かれたというところです

開始します

あかり「ふやふやでも中々外れないね~」ツンツン

朝風「んんっ……! 嘘でしょ……!」

あかり「ううん、嘘じゃないよぉ」

朝風「は、早く、外し、んんっ……!」

あかり「絆創膏の上からでいい?」

朝風「ふぁぁ……! だ、だめよ……」

あかり「ちゃんと剥がさないとダメなんだね」

朝風「なんで、嬉しそうなのよ……!」

あかり「朝風ちゃんがそう言ってくれるのが嬉しくて」

朝風「こんなときに、そんな素朴な喜びを得てるんじゃないわよっ……!」

あかり「こういうときだからこそだよぉ」カリカリ

朝風「あああっ……!」

あかり「んんっ?」トントン

朝風「ああっ、や、やめ……!」

あかり「やめるの?」

朝風「い、まのは、勝手に口が……」

あかり「勝手に言っちゃったんだね」

朝風「ふぁ……ふぁ……」

あかり「もうちょっと我慢してね」クリクリ

朝風「うあぁぁ……」

あかり「ちょっと痛くなってもいい?」

朝風「いい、いいっ、からぁ……!」

あかり「じゃあ、行くよ」ビッ

朝風「んっ……!」

朝風「あぁぁ……」ギュゥ

あかり「貼るところちゃんと考えよう、朝風ちゃん」スリスリ

朝風「や、ひゃぁ、ばっ、なで、ないで、よぉ……!」

あかり「ちょっとは痛み抑えられるかと思って」

朝風「はぁ……はぁ……」

あかり「もぉ、あかりもうちょっと優しくしたいのに」

朝風「ふぁ……はぁ……」

あかり「大事なところなんだからちゃんとしないとね」

朝風「はぁ……もう、勢いよくしなくても、いいじゃないのよ……」

あかり「だってそうしないと剥げそうになかったんだもん」

朝風「死ぬかと思ったわよ……」

あかり「次はもうちょっと位置取り考えようね」クチュクチュ

朝風「だぁぁから、なで、るん、なぁ……!」

あかり「ん~……」スリスリ

朝風「な、何でまだ、焦らすのよぉ……」

あかり「まだ痛いかなって」

朝風「痛いけども……」

あかり「じゃあもう少し待っててね」スリスリ

朝風「ふぁぁぅ……」

あかり「何にもしてないのもいけないもんね~」

朝風「ふぅ、ふぅぅ……」

朝風(何よ、管理されてるみたいじゃないの……こんなところ……!)

あかり「痛い痛いの飛んでけ~」

朝風「んんんっ……!」

朝風(痛いのじゃなくて意識が飛ぶわよっ!)

朝風「はわわ……」

あかり「そろそろ痛いの収まった?」

朝風「ふぇぁ……」

あかり「朝風ちゃん? 朝風ちゃ~ん?」

朝風「はや、く……早く、して……」

あかり「ええっ?」

朝風「早くイかせてよぉ……!」

あかり「あぁ、うん。ちょっとやり過ぎちゃったみたいだね」

朝風「あぁっ、あああ……! やっ、とぉ、あぁぁ……はぁ……」

あかり「……」

朝風「あああっ……! はぁぁぁ~~……!」ビクンビクン

あかり(なんかすごい幸福感溢れた顔してる)

朝風「……ぁ、ぁ」

あかり「もう疲れ切ったって感じだねぇ」

朝風「……」

あかり「もう格好を取り繕う余裕もないって感じ。本当にだらけきってるね」

朝風「はぁ……」

あかり「ふふっ、すごくだらしない格好だけど、なんだかエッチだね……ドキドキするよぉ」

朝風「も、もぉ、無理……」

あかり「わかってるよぉ。今日はもうおしまいだね」

朝風「ふぁぁ……」

あかり「絆創膏使うだけで色々できることがあるんだね」

朝風「そりゃ、なければできないことができるようになるでしょ」

あかり「そっかぁ……」

あかり(そういうのも有り、なのかな……)

今回はここまでです
次はあかりの古鷹の話からです

やたらと話が波及していきましたが絆創膏すごいですね

↓1 古鷹の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

あかり「古鷹さんまだかなぁ」

古鷹「だ~れだ?」

あかり「わっ!? 古鷹さん」

古鷹「ふふっ、遅くなってすいません」

あかり「いえ、そんなに遅くなってませんから」

古鷹「提督を待たせてしまうとは艦娘の風上にいられませんね」

あかり「もう提督じゃありませんんから」

古鷹「そうですね。もうそれなりに立ちましたけど、こちらの生活の感覚は取り戻せましたか?」

あかり「はい」

古鷹「それはよかったです。違和感なく戻ることができるのはとても素晴らしいことですからね」

あかり「元々そんなに戦場戦場してたわけじゃないですし」

古鷹「それもそうですが、特殊な環境であったことに変わりありませんから」

あかり「古鷹さん達がいてくれたおかげで、落ち着いて過ごせていましたので」

古鷹「あら、じゃあ今日はその分ドキドキさせないといけませんね」

あかり「ええっ!?」

古鷹「うふふっ、行きましょうか」

あかり「ドキドキさせるって言われたところでもうしちゃいましたよぉ」

古鷹「目的達成が早すぎる」

あかり「一体どんなことをされるのか……」

古鷹「そんな変なことはしませんから」

あかり「わかりませんよぉ。古鷹さんは案外あかりをからかって変なことさせるんですもん」

古鷹「今日は普通にデートを楽しみますよ」

あかり「じゃあ別の機会があれば?」

古鷹「そのときは、ふふふ……」

あかり「なんですかその意味深な笑いは!?」

古鷹「何でもありませんよ~」

あかり「今後が不安でドキドキしますよぉ」

あかり「今日はどこに行きましょう?」

古鷹「ん~実はノープランなんですよね」

あかり「ノープラン」

古鷹「明日は考えてるんですけど、今日は何も考えてません」

あかり「あかりがいつもやってたやつですね」

古鷹「あかりってそんなに計画性ない子かしら?」

あかり「色々と都合があるんですよぉ」

古鷹「まあ、ノープランで街をプラプラするのも楽しいと思いますよ」

あかり「面白そうなものを探すんですね。この前、国後ちゃん達とやりましたよぉ」

古鷹「ネタが被るのは面白くないですね」

あかり「凝らなくていいですから!」

古鷹「私、普通の高校生やれてるかっていう悩みがありまして」

あかり「はい」

古鷹「どう思います?」

あかり「古鷹さんの普段を知らないので何とも」

古鷹「そりゃそうだ」

あかり「変だって言われるんですか?」

古鷹「今のところ言われたことはありませんね」

あかり「なら変じゃないんじゃないですか?」

古鷹「ですが、不安になります。目の色も違うし」

あかり「それは関係ないと思いますが」

古鷹「目の色が左右で違うと、何か特殊能力を持ってるとか思われるかもしれません」

あかり「漫画の読み過ぎですよぉ」

古鷹「実際持ってるのでそうでもありませんよ」

あかり「確かに」

あかり「カラーコンタクトとか入れてみます?」

古鷹「そんな簡単に作れるんですか?」

あかり「わりとおしゃれで付けてる人もいるみたいですし、作れるんじゃないですか?」

古鷹「う~ん、どうしよう」

あかり「似合うと思いますよ、古鷹さんなら」

古鷹「ううん、逆に目の色が違うのはダメでしょうか?」

あかり「いいえ、全然。むしろカッコいいと思います!」

古鷹「なら付けません」

あかり「今までの話が全部無駄になりましたね!」

古鷹「そんなことないですよ。あかりが私の目をほめてくれました。ドキドキポイント1獲得です」

あかり「いつの間にかポイント制になってる!?」

古鷹「1億ポイントためるといいことがありますよ」

あかり「無駄に高い!?」

古鷹「でも眼鏡は興味ありますね」

あかり「眼鏡かけるんですか?」

古鷹「おしゃれとして」

あかり「似合いそうって話前にしたような記憶が」

古鷹「名取さんもたまにかけてますからね」

あかり「知的に見えますよぉ」

古鷹「落ち着いた大人の女性のように見えるといいんですけど」

あかり「いいですね大人のレディ!」

古鷹「その言い方だと何故か幼い印象を受けてしまいますね」

あかり「暁ちゃんに失礼ですよ古鷹さん」

古鷹「それで暁ちゃんのことだとわかるあかりもですよ」

あかり「あっ」

あかり「やっぱり目のこと気になるんですか?」

古鷹「どうしても見られてしまいますからね」

あかり「変じゃないと思いますよ!」

古鷹「ええ。むしろこの目のおかげで人気になっちゃいまして」

あかり「えっ?」

古鷹「あまりに注目を浴びるので、那珂さんから自分より人気になるなって言われちゃったんです」

あかり「那珂ちゃん……」

古鷹「私もあまり目立ちたいわけではありませんから、いっそのこと眼帯しようかと思ったんですが」

あかり「ですが?」

古鷹「それも目立つからダメだそうです」

あかり「那珂ちゃんの注文が多い!」

古鷹「眼帯付けてる人他にもいるのでいいと思うんですけどね」

古鷹「そんな感じで学校のアイドル(自称)にライバル視されつつ生活してます」

あかり「漫画の主役みたいですよぉ」

古鷹「普通かどうかはともかく、楽しい時間を過ごさせてもらっています」

あかり「あかりなんか主役なのに主役らしいことほとんどやれてないのに」

古鷹「アニメではそこそこ主役っぽかったと思いますよ。3期の終わり方は明らかに京子ちゃんが主役でしたが」

あかり「だけど、楽しい時間が過ごせているならあかりは嬉しいです」

古鷹「はい。あかりのおかげですよ」

あかり「あかりはそんな何も……」

古鷹「あかりがこの日々を受け入れる心構えをさせてくれたんじゃないですか」

あかり「そ、そうですかぁ?」

古鷹「そういうところは主役らしかったと思いますよ」

あかり「えへへ~」

古鷹「恋人が70人超いてしかも全員同性というのも、中々類を見ないと思いますし」

あかり「改めて考えるとすごい状況にいますねあかり」

古鷹「何気ない日常のようで、非日常的なこの生活を楽しんでいきましょうねあかり」

あかり「これは、ドキドキが絶えませんね」

今回はここまでです
次は金剛の話です

中学生の時分でこの人数は相当なものですね

↓1 金剛の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

金剛「フンフーン」

霧島「金剛お姉様、今日は上機嫌ですね」

金剛「アカリが来る日ですからネー」

霧島「なるほど。今週はお姉様の日でしたか」

金剛「この日のために準備してきたんですヨー」

霧島「それはそれは」

金剛「久しぶりですから、あかりの成分をいっぱい吸い取りマース!」

霧島「吸い取るんですか」

金剛「イエス! 吸い取りますヨー」

霧島「それは結構なことですが、あまり大声で言わない方がいいと思いますよ」

金剛「Why? なぜデース」

霧島「長生きしたいならです」

あかね「……」

金剛「oh……」

金剛「アカネの気迫は鬼気迫るものがありますネー」

金剛「あちらにいる頃から感じていた気がするのはなぜでしょうか」

金剛「ノーノー、今はそんなことを考えてる場合じゃありまセーン! アカリを出迎える最後のセッティングを」

あかり『金剛さん、こんにちは~』

金剛「アカリ! ちょ、ちょっとウェイト! 待つデース!」

あかり『お部屋片づけ中とかですか?』

金剛「片づけではなくセッティング中デース!」

あかり『セッティング?』

金剛「ティータイムの準備ですヨー」

あかり『あっ、久しぶりにお茶の時間ですね。じゃあできるまで待ってます』

金剛「マッハでやりマース!」

金剛「できました! アカリー!」

あかり「金剛さ――」

金剛「会いたかったデース!」ダキッ

あかり「あわわっ、こ、金剛さん、倒れちゃいます~!」

金剛「もぉ会いたくて会いたくて、中学生として転入しようかと思ってましたヨー!」スリスリ

あかり「さすがに無理がありますよぉ」

金剛「妖精がいつぞや使った幼くなる機械があればいけマース!」

あかり「あれはたしか金剛さん巨乳扱いだから精神が幼くなるだけですよぉ」

金剛「気持ちが大事!」

あかり「気持ちだけじゃどうにもならないこともありますよぉ」

金剛「じゃああかりが大学に来てくださいヨー!」

あかり「もっと無理がありますよぉ!」

あかり「紅茶は金剛さんと一緒のときくらいしか飲みませんが、美味しいですよね」

金剛「美味しく淹れてるから当たり前デース!」

あかり「紅茶を窘めると大人って感じしますよね!」

金剛「お酒の方がしますけどネー」

あかり「それは感じじゃなくて大人じゃないと飲んじゃダメなやつですから」

金剛「紅茶は普通に子供でも飲みますヨー」

あかり「感じですから、感じ」

金剛「ふふっ、優雅に窘めるなら何を飲んでいても様になるものデース」

あかり「優雅に……こう?」

金剛「アカリはどうしてもキュートさが際立ってしまいマース! ハグしたくなりますヨー!」ダキッ

あかり「金剛さんも優雅って感じじゃないですね」

金剛「ンフー、優雅さよりもキュートなアカリを愛でるのを優先しマース!」プニプニ

あかり「ふふふっ、嬉しいです」

あかり「ふぅ……」

金剛「やっぱり好きに飲むのが一番デース!」

あかり「飲みづらくないですか? あかりを抱っこしたままだと」

金剛「これが一番好きな姿勢だからノープロブレム!」

あかり「好きに飲むの意味が違う気がしますよぉ」

金剛「スコーンも食べるデース!」

あかり「はい、美味しいですね」

金剛「私のお手製ですヨー?」

あかり「これは夕食も期待できますね」

金剛「フルコースディナーをご堪能あれ! そしてそのあとは~」

あかり「夕食のあとですか?」

金剛「ちょっとお出かけしまショー?」

あかり「どこか行きたいところがあるんですか?」

金剛「イエス! ちょっと付き合ってくださいネー」

あかり「行きたいところって映画館だったんですね」

金剛「ハイ! レイトショーデース」

あかり「夜の上映のことですよね」

金剛「んふふ、上映作品も夜向けですヨー?」

あかり「それじゃあかり入れないと思いますけど」

金剛「保護者同伴なら平気デース」

あかり「本当に大丈夫ですか?」

金剛「ここまで来たらGOGO!」

あかり「しょうがないですね」

金剛「ふふふっ」

あかり(明らかに映画が目的じゃないけど、映画の方に集中しちゃえば!)

<アマゾン!

あかり「ひぅっ……!」ビクッ

金剛「んふふ、怖いですカーアカリー?」

あかり「こ、こ、怖くないですよ……あかりももう大人……ひっ……!」

金剛「怖かったらこっち、来ていいんですヨー?」

あかり「だ、大丈夫……ああっ……!」

金剛「アカリ、レイトショーですが、大声はNGデース」

あかり「す、すいません……」プルプル

金剛「ほぉら、私の胸の中なら安心デース」

あかり「うぅぅ、金剛さぁん……」ダキッ

金剛「よしよし、アカリにはまだ早すぎましたネー。日曜9時のを一緒に見まショー」ナデナデ

あかり「ううう……」プルプル

あかり「ひどいですよぉ! あんなスプラッタな映画とか知りませんでした!」

金剛「だから夜向けな内容だって言ったじゃないですカー」

あかり「ていうか明らかに続き物でしたし!」

金剛「完結編デース」

あかり「それだけ見せられてどうしろって言うんですか!」

金剛「終わりを知ることから始まる物語もありますヨー」

あかり「何いいことふうに言ってるんですか! もぉ、知りません!」プイ

金剛「アカリー?」

あかり「……」

金剛「んん、私のこと無視するんですカー? 一緒に寝てあげませんヨー」

あかり「1人で寝られ……」

金剛「ンー?」

あかり「ひどいですー!」

金剛「ふふふっ、その気持ちは私の体にぶつけるといいですヨー。全部受け止めてあげますからネー」

あかり「んもぉ~!」

金剛「大人は策を弄するものなんですヨー? 覚えておくことデース」

あかり「あかりはそういう大人には憧れませんから!」

今回はここまでです
次は那珂の話です

まだ見に行けてないので年齢指定がない分全然スプラッタじゃないかもしれませんが気にしないでください

↓1 那珂の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

那珂「はぁ~あ」

あかり「どうしたの那珂ちゃん?」

那珂「那珂ちゃんはこっちじゃ受けが悪いのかなぁ?」

あかり「どうして?」

那珂「だってこれだけ頑張ってるのにどこの事務所からもお声がかからない!」

あかり「これだけって言われても」

那珂「毎日学校でゲリラライブしたり、街中でビラ配ってるしてるのに!」

あかり「事務所じゃなくて警察署から声がかかりそうだよぉ」

那珂「はぁ、那珂ちゃんの頑張りは無駄なのかなぁ」

あかり「そんなことないよぉ。那珂ちゃん可愛いから絶対アイドルになれるって」

那珂「じゃあ、あかりは那珂ちゃんとエッチしたい?」

あかり「えっ!?」

那珂「どうなの?」

あかり「いや、それは……」

那珂「やっぱり那珂ちゃんには魅力ないんだ~!」

あかり「したいよ! すっごくしたい!」

那珂「本当!? じゃあしよっか!」

あかり「展開が急だよぉ!」

那珂「ほらほら、那珂ちゃんのアイドルおっぱいだよ~」

あかり「今アイドルじゃないでしょ」

那珂「いつかアイドルになるから永久保存版なの!」

あかり「保存するの?」

那珂「あかりの記憶に」

あかり「それは保存するけどね」

那珂「みんな名取ちゃんの方ばっかり注目するんだもん」

あかり「おっきい方見ちゃうのはしょうがないよぉ」

那珂「那珂ちゃんの方がバランス取れてるのに~!」

あかり「あかりは那珂ちゃんの可愛いと思うよぉ」

那珂「それに気づけない人が多すぎるんだよね」

あかり「もったいないねぇ」

那珂「全部見せるのはあかりだけだからかもしれないけど、服の上からだってわかるはずだよ!」

あかり「そうだね」

那珂「皆が気づくまではその分あかりに可愛がってもらうから」

あかり「気づいたらあかり以外にも可愛がらせるの?」

那珂「触らせるのはあかりだけだよ!」

那珂「んんっ……」

あかり「んっ……」チュゥ

那珂「はぁ、ふふっ、那珂ちゃんのおっぱい美味しい?」

あかり「味はしないよぉ」

那珂「ええ~?」

あかり「でも那珂ちゃんが気持ち良くなってるのわかるから、あかりも気持ちいい」

那珂「あかり……あぁっ……」

あかり「那珂ちゃん……」

那珂「ふぁ……ねぇ、あかりのおっぱいも見せて」

あかり「あかりも……?」

那珂「そうだよ。エッチなんだから、両方気持ちよくならなきゃね……」

あかり「うん……」

あかり「あかりのはさすがに服の上からじゃわからないね」

那珂「でも服を脱げば、可愛いくちょこんってしてるのが見えるもんね」ペロッ

あかり「うっ……ん」

那珂「こっちの路線だと、あかりの方が上かもしれないね~」

あかり「い、いや、さすがになさすぎるのもダメなんじゃ……」

那珂「いいのいいの、希少価値だよ……」ペロペロ

あかり「んんっ……!」

那珂「ふふっ、チューしよっか」

あかり「う、ん……」

那珂「よいしょっと、んっ……」クニュ

あかり「あぁぅ……チューするんじゃないの……?」

那珂「さっきあかりに吸われて、今、ぁっ……那珂ちゃんがペロペロしたから、んぅ、どっちも唾液付いてるから」

あかり「何言ってるの……那珂ちゃん……」

那珂「でも、気持ちいいでしょ……」

あかり「ん……」

那珂「普通にチューもしたい……」

あかり「はぁ、はぁ……これ普通のチューなの……?」

那珂「んむっ……」

あかり「こんな、舌出してしないよぉ普通……ん……」

那珂「……エッチしてるときなら普通」

あかり「場合によって普通が変わるよぉ……」

那珂「じゃあ、次は舌でチューしたから、下でチューね」

あかり「ダジャレ……?」

那珂「ウィットに富んでると言って」

あかり「あかりが上に……」

那珂「んっ……はぁ……」グジュ

あかり「……っ!」

那珂「同じ水の音なのに、こっちの方がいやらしく聞こえるのはなんでだろうね……」

あかり「同じ水じゃないからじゃない……?」

那珂「ふふっ、もっと立ててみたらわかるかも……あんっ……!」ビクン

あかり「ああっ……!」ビクッ

那珂「ん……んっ……」

あかり「……」

那珂「えへへ、気持ちよかった……」

あかり「うん、あかりも……」

那珂「やっぱり、気分が落ち込んだときはあかりとするのが一番だね」

あかり「あれ本当に落ち込んでたんだ」

那珂「本当に落ち込んでるよぉ! 那珂ちゃん本気なんだから!」

あかり「そうだよね、那珂ちゃんは本気だよぉ……」

那珂「ん、どうしたの?」

あかり「ううん、やっぱりなんかこう、皆から好きだ~って思われるのがちょっと嫌な感じで」

那珂「那珂ちゃんがファンに好かれるのが?」

あかり「嫉妬なのかな……わかんないけど、那珂ちゃんが知らない人にこう、ね?」

あかり「あかりが言う資格ないんだけどね、あははは」

那珂「……ううん、そう言ってもらえるの嬉しいよ」

あかり「えっ?」

那珂「那珂ちゃんのこと自分の物だって思ってるんでしょ? 独占欲」

あかり「でも、あかりは那珂ちゃん以外にも……」

那珂「でも愛してるんでしょ那珂ちゃんのことも、他の子のことも。愛してるってことは、そういう独占欲が多少なりあるものだよ」

あかり「那珂ちゃんにも?」

那珂「うん。でも、お姉ちゃん達とかみんなならいいかなって、許してるんだよ」

那珂「愛し合うってそういうこと。いやなことや、悪いことも受け入れることだよ」

あかり「……いやなこと受け入れる」

那珂「どうしても嫌だっていうなら那珂ちゃんアイドルなるの諦めるけど、でも受け入れてほしいな」

あかり「うん……どうしても嫌ってわけじゃないの。那珂ちゃんが皆から好かれてるのは嬉しい。でも、その、エッチしたいとか思われてるのかなって思うと、落ち着かなくて……」

那珂「アイドルって肩書がなくても、そういうふうに思われることはあるから。那珂ちゃんほどの美少女になるとね!」

那珂「だからまあ、そういうときは……」クニュ

あかり「んっ……」

那珂「那珂ちゃんとエッチできるのは自分だけなんだって思って、ほくそ笑んでればいいんだよ」

あかり「そんなっ、意地悪いことしないよぉ……」

那珂「ふふっ、でも複数人好きな人がいるから、こういう想いを抱いちゃいけないなんて思わないでほしい。ちゃんと全力で那珂ちゃんのこと愛して」

あかり「……うん、わかったよぉ那珂ちゃん」

那珂「じゃあ、続きしよっか」

あかり「ま、まだやるの?」

那珂「今日はとことんまでするよ~! あかりが不安を抱く余地がなくなるくらい、那珂ちゃんがエッチするのは、愛してるのはあかりだけだってわからせるまでね!」

今回はここまでです
次は千歳の話です

たまにはただエッチするだけの回というのがあってもいいですよね

↓1 千歳の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

千歳「富山って有名な温泉ってあるんですか?」

ともこ「温泉? そうですねぇ、私はあまり行かないからわかりませんが、どこにでもある印象です」

あかね「その言い方はちょっと価値がなくなっちゃうわよともこ」

千代田「調べたら割とあるみたいね」

千歳「ふぅん、やはりどこにでもありますね」

ともこ「ああぁう、ごめんなさい」

千歳「いえ、ともこさんへの当てつけではなく。私、お風呂入るのが好きなので」

ともこ「そうだったんですね」

千代田「鎮守府にいた頃もずっと入ってたのよ」

千歳「不思議とあかりと時間が被ることがあまりありませんでしたが」

あかね「ふっ……」

千歳「私以外とはよく被ってましたよ」

あかね「あぁ……」

千代田「だいぶ反応がわかりやすいわね」

ともこ「あかりちゃんと一緒に行くんですか?」

千歳「いつかは行くつもりですが、まだ具体的には」

千代田「どうせならもっと有名地に行けばいいのに」

千歳「別府……はわるさめさんと行ってましたし、湯布院……いやまた大分というのも芸がないですし、隣県の下呂温泉とか」

あかね「あかりもごらく部の子達と温泉旅館に泊まりに行ったことあるのよね」

ともこ「そんなこともあったね」

千代田「元々中学生4人にしては行動力高い方だったのよね」

ともこ「それにしたって、提督とかやるほどじゃなかったですよ」

千歳「やむを得ない事情がありましたからね」

千代田「お姉ってば最初はあかりのこと嫌ってたんですよ」

あかね「へぇ……?」

千歳「あ、あれはあかりが無茶な進軍をするから! 今は好きです! 愛してます!」

ともこ「あら、お熱い」

あかね「……」ゴゴゴ

千歳「どっちにしろ怒りが収まらないじゃないですか!」

あかり「温泉ですか?」

千歳「ええ。今日のお昼にお義姉さん達と話していてそういう話題に」

あかり「千歳さんお風呂好きですもんね」

千歳「はい。この部屋もお風呂が大きいのを理由に決めたので」

あかり「あんまり入り過ぎてるとのぼせちゃいますよぉ」

千歳「私はそういうのないんです」

あかり「艦娘だから?」

千歳「それは私だからです」

あかり「でも鎮守府のお風呂懐かしくないですか?」

千歳「出来た当初は巡るのを楽しみましたが、結局最後はプレーンな大浴槽しか使っていませんでしたよ」

あかり「そこに行きついちゃうんですね」

千歳「お風呂はリラックスする場所なので、レジャー感覚なのは最初だけでいいんです」

あかり「リラックスする場所」

千歳「無論、あかりと入る場合はその限りではありませんが」

あかり「あかりもリラックスしたいですよぉ」

あかり「また温泉旅行かぁ~」

千歳「どっちのこと言ってます?」

あかり「どっちっていうと?」

千歳「ごらく部で行ったのと、わるさめさんと行ったの」

あかり「わるさめちゃんと行ったのは別府というだけで、温泉だけが目当てじゃなかったですし」

千歳「ごらく部で行ったときは温泉だけなんですか?」

あかり「どっちかというと旅行したかっただけ感はありますけどね」

千歳「それで実行に移せるのはすごいと思いますよ」

あかり「商店街の福引でまた当たりませんかね?」

千歳「私はそこまで運が高い方ではないので」

あかり「数撃てば当たりますよ! お酒いっぱい買ってますよね?」

千歳「酒屋では貰えないんですよ」

あかり「むぅ」

あかり「そういえばお風呂でお酒飲むと、何か変わるんですか?」

千歳「そうですね、少し酔いが浅く感じたり、またより体が温まる感じがします」

あかり「お酒飲むと赤くなりますもんね」

千歳「でも実際には危険な行為なんです」

あかり「えっ、温泉でお酒飲むみたいなのよく見ますけど」

千歳「心臓発作になるかもしれませんので」

あかり「ええっ!?」

千歳「艦娘なので大丈夫ですけど」

あかり「その病気にならないのはウィルスさんが効かないからでわかりますけど、心臓発作はそういうの関係ないんじゃ……」

千歳「体が丈夫なんです」

あかり「でも心配になりますよぉ。お風呂で溺れたりしたら……」

千歳「普段はしていませんので平気ですよ」

あかり「やるときはほどほどにしてくださいね」

あかり「温泉はありませんけど、銭湯ならありますよね」

千歳「ええ。広い浴槽が恋しくなったときは行ってます」

あかり「ゆったりできるのはいいですよね」

千歳「鎮守府と違って他人がいるので、あまり好き勝手はできませんけど」

あかり「むしろ鎮守府ではどんな好き勝手やってたんですか」

千歳「聞きたいですか?」

あかり「いいえ、いいです」

千歳「とはいえ、知らない方との縁が出来たりしますので、一概に不便だとはいえません」

あかり「お風呂友達ですか?」

千歳「お風呂友達って、まあ銭湯でしか会わない人もいますので的確かもしれません」

あかり「交友関係を広めるには裸の付き合いなんですね!」

千歳「広めるために銭湯に行ってるわけではないですよ。純粋に楽しむために行ってるんですから」

あかり「なら今日は銭湯に行きましょう! あかりに紹介してください!」

千歳「嫌です」

あかり「ええっ!? あかりに知られたくないような人なんですか!?」

千歳「逆です。あかりを知られたくないんです」

あかり「どうしてですか?」

千歳「恋人にあれやこれやしてるっていうのは話のはずみで言ってしまって……」

あかり「なんで言っちゃったんですか!?」

千歳「そういう話の流れだったんです!」

あかり「でも、誰もあかりのことだとは思いませんよぉ」

千歳「だめなんです! 裸のあかりをそういう視線で見ないことに自信がありません! むしろ陰に隠れていたしてしまいます!」

あかり「しまなわないでください皆で使う場所なんですから!」

千歳「だからあかりとは銭湯には行けないんです。素直にここのお風呂に入りましょう」

あかり「ここのお風呂なら耐えられるわけじゃないですよね?」

千歳「耐えなくていいですから」

あかり「ちょっとは耐えてくださいよぉ」

千歳「久しぶりということもあって今すぐにでもしたい気分なので無理ですね」

あかり「……仕方ないですね」

千歳「はい、では行きましょうか。ちょうどお湯も張り終わりましたのでね」

あかり(千歳さんと旅行に行くときはその前にしばらく一緒に暮らしてないと、旅館のお部屋とかお風呂を汚しちゃうことになりそうだよぉ……)

今回はここまでです
次は瑞鶴の話です

別府とか湯布院とか温泉有名なのにあんまり聖地とならないのはなぜなんでしょうね

↓1 瑞鶴の話

1 エロ有り
2 エロなし

最近多くてすいませんがちょっと書けそうにないので↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです

開始します

葛城「先輩! お疲れ様です!」

瑞鶴「ん、葛城もね」

葛城「私は疲れてませんよ。見てただけですから!」

瑞鶴「ちゃんと部活に集中しなさいよ」

葛城「先輩が素敵なものでつい」

瑞鶴「まったく。貴女も他の子達もよく飽きないわね」

葛城「だって先輩カッコいいですし!」

瑞鶴「思ったよりもこっちの世界は女の子同士っていうのに忌避感ないのかしら?」

撫子「そんなことないよ。カッコいい女に対してきゃーきゃー言うのと、恋愛感情はまた別物だから」

瑞鶴「撫子」

葛城「確かにあれはアイドルに対してのものと変わらないと思いますよ。もちろん私は違いますが!」

瑞鶴「あんたもあんたで複雑でしょうよ。あかりがいるんだから」

葛城「いやぁ、あははは」

撫子「もし同性に忌避感なくてもロリコンまでは擁護できないし」

瑞鶴「ロ、ロリコンじゃないわよ! あかりがたまたま幼かっただけ!」

撫子「苦しい言い訳ね」

撫子「勘違いして言いふらしたりしたら、学校いられなくなるから」

瑞鶴「わかってるわよそれくらい」

撫子「そこはわきまえてるわよねあの子も。うちのバカと違って」

葛城「櫻子言いふらしてるの?」

撫子「それはやめろって私がキツく言っといたから言いふらしてはないと思う。逆に言わなかったらやってたかも」

瑞鶴「あんまり現実味なさ過ぎて冗談だと思われるかもしれないけどね」

撫子「そこは確かに」

葛城「なんにせよ秘密ですね先輩!」

瑞鶴「瑞鶴は恋人だって言いふらすつもりはないわよ。妹だっていうのはあるかもしれないけど」

撫子「妹ねぇ。お姉様ってやつ?」

瑞鶴「違うから。普通に妹」

撫子「ふぅん」

葛城「あっ、そろそろ帰らないとあかりが待ってますよ」

瑞鶴「そうだった! じゃあね撫子」

撫子「ええ。まったく、こっちなんていつバレるかって冷や冷やしてるのに羨ましいことね」

瑞鶴「遅くなってごめんね!」

あかり「いいえ、部活頑張ってたならこれくらいになりますよぉ」

瑞鶴「そのあと葛城や撫子と話してたりしたし、買い物とかしてたりしたの」

あかり「何買ったんですか?」

瑞鶴「お菓子とか飲み物とか色々。来る前に用意しとけばよかったんだけど」

あかり「忘れてたんですね」

瑞鶴「なんか行かなきゃ思っててもだらだらしちゃって、まあいいかって思っちゃうのよ」

あかり「筋金入りですよぉ」

瑞鶴「とりあえず用意したんだからいいでしょ」

あかり「はい、ありがとうございます」

瑞鶴「よし、じゃあこれを冷蔵庫に入れたら」

あかり「何しましょう?」

瑞鶴「決まってるでしょ。姉妹のスキンシップ!」

瑞鶴「んっ……」チュッ

あかり「……これが姉妹のスキンシップですか?」

瑞鶴「そう、仲を深めるスキンシップよ」

あかり「じゃあ、翔鶴さんにもするんですか?」

瑞鶴「翔鶴姉にはしないわよ。うちにいたらするようになってたかもしれないけど」

あかり「姉妹でこういうことするの普通だと思ってます?」

瑞鶴「思ってないから大丈夫。口開けたままでね……」チュッ

あかり「ん、んんっ……」

瑞鶴「はぁ……」

あかり「もぅ、瑞鶴さんは」

瑞鶴「お姉ちゃんでしょ?」

あかり「こういうことするときにお姉ちゃんって呼ばれたいなんて」

瑞鶴「それ以外でも呼んでくれていいけど?」

あかり「はいはい、わかったよぉお姉ちゃん」

あかり「あんっ……!」

瑞鶴「またちょっと胸の感度良くなったんじゃないの?」クリクリ

あかり「わかんないよ、どれくらい良くなったなんて」

瑞鶴「前はもう少し反応が鈍かった気がする」

あかり「ふぁっ……日によって変わったりするでしょ」

瑞鶴「まあねぇ、どれだけご無沙汰かとかでも変わって来たりするしね」

あかり「んぅ……」

瑞鶴「ほとんど毎日してたような生活から一転したから、少ししないだけでもご無沙汰になっちゃうのかな?」

あかり「そんなことないもん……」

瑞鶴「それとも自分でしてるのかな?」スッ

あかり「ふえぇぁ……!」

瑞鶴「ふふっ、今日から日曜にかけてお姉ちゃんがたっぷりしてあげるから、それでまた我慢しなさいね」

あかり「あぁっ、んんっ……!」

あかり「あ、あかりも、お姉ちゃんって呼ばれるの、好きですけど……」

瑞鶴「ん?」

あかり「え、エッチするときに呼ばれるのは、なんか、違うような……」

瑞鶴「瑞鶴は違わないからお願いしてるんだよ」

あかり「ふああっ……!」

瑞鶴「妹ちゃんを気持ち良くしてあげるのが気持ちよくて、気持ちいい声でお姉ちゃんって呼ばれるのがいいんじゃない」

あかり「気持ちいい声って、これが、ん、んぁぁ……!」

瑞鶴「瑞鶴はそういう声が好きなの」

あかり「ふぅ……ふぅ……」

瑞鶴「もっとお姉ちゃんって呼んで」

あかり「お姉ちゃん……」

瑞鶴「そう、そのまま……」

あかり「お姉ちゃん……お姉ちゃん……」

瑞鶴「ふふっ、そのままで、ね……!」

あかり「おね、あぁぁぁ……」

あかり「はぁ、はぁ……」

瑞鶴「よしよし」

あかり「はぁ……」

瑞鶴「はい、次はお姉ちゃんにする番ね」

あかり「ええっ、ちょ、ちょっと待って……」

瑞鶴「待てない。そんな顔見せられたら待てないよ」

あかり「そんな顔にしたのお姉ちゃんだよぉ」

瑞鶴「だから、妹ちゃんも瑞鶴をそんな顔にして」

あかり「んん……頑張る」

瑞鶴「よぉし、頑張ろう!」

あかり(あんまり続けてると、あかねお姉ちゃんのこと変な目で見るようになっちゃいそうだよぉ)

今回はここまでです
次は京子の伊19の話からです

姉妹百合も好きですがこのSSでは書く予定はないです

↓1 伊19の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

「イクちゃんって本当に大きいよね~」

「うん、最初ボールでも入れてるのかと思ったもん」

伊19「ボール入れて自己紹介するとかそんなウケ狙いはしないの」

「歳納さんならしそう」

「あ~するかも。ってイクちゃんも歳納さんか」

伊19「あんまりそう呼ばれるの慣れてないから京子のことは引き続きそう呼んでいいの」

京子「お~いイク~!」ムニッ

伊19「きゃっ!」

京子「今私のこと呼んだ?」

伊19「名前は出したけど呼んでないの! ていうか後ろから胸掴むのやめるの!」

京子「ふふん、いいだろ~イクのおっぱいは私のおっぱいなんだぜぇ? こうやって好きにできっがっ!」ガン

伊19「そんな権利を与えた覚えはないの。またおしおきされたいの~?」

京子「ジョークジョーク」

「仲良しだねぇ」

「ねぇ~」

伊19「まったく、油断も隙もないなの」

京子「んん~いいじゃんか~このおっぱいは私のだぞって自慢したかったんだよ~」

伊19「だから違うって言ってるの! イクのはイクの、京子のがイクの、なの!」

京子「え~なにそれ~」

伊19「イクの方が上なの! 間違えちゃだめなの!」

京子「私の方が偉かったんですが」

伊19「龍田と一緒におしおきしたとき、めっちゃ怖がって素になったの覚えてない――」

京子「や、やめろぉぉ! 学校でそれを言うなぁぁぁ!」

伊19「誰も聞いてないから平気なの」

京子「京子ちゃんは学園のアイドルだから、どこにパパラッチがいるかわからないんだよ!」

伊19「いないから安心しておしおきされるの」

京子「ひっ!」

伊19「ふふっ、今はそのマジビビり顔見られただけで満足するの」

京子「むぅ~! イクの奴調子に乗りやがって~! ここらで立場ってやつを思い知らせてやるぞ!」

伊19「お昼の時間なの~」

漣「メシウマタイム!」

不知火「お弁当をいただきましょう」

伊19「あれ? 今日はお弁当の日なの?」

漣「給食はないですよ~」

伊19「あちゃ~お弁当忘れちゃったの」

京子「しょうがないなぁイクは! 私の弁当を分けてやろう! ほれ!」

伊19「いやいいの。お昼1回抜いたくらいじゃ死なないの」

京子「なんだよぉ~! 私の弁当が食えないのか~!」

伊19「いやそれ京子のお母さんが作ったやつなの……ん?」

伊19(京子の指、絆創膏が貼ってあるの。それに、そういえば今日は給食の日だって昨日京子から言われたから……)

伊19「しょうがない、食べてあげるの」

京子「なんでそんな偉そうなんだよ~! ありがとうございます京子大明神様! お礼にこの胸を好きにしてくださいくらい言えないのか」

伊19「あっ、じゃあいいの」

京子「ごめんなさい食べてください!」

伊19「しょうがないのね~」

漣「なんすかこれ?」

不知火「さぁ?」

伊19「水泳の時間はまだなの?」

結衣「もうすぐ6月だけどまだまだでしょ」

伊19「バレーボールより水球やりたいの」

綾乃「さすがに水球は授業ではやらないわよ」

つばさ「ほらそこ! おしゃべりしてないでラリーする!」

伊19「はぁいなの。イク、行くの!」

千歳「あわわ、強すぎやでイク」

綾乃「こんだけ強いと、返しもちょっと強くならざるを得ないっ!」バンッ

伊19「はぁ~水がないと力が出ないの~」

結衣「ちょっ、イク! ボール!」

綾乃「危ない!」

伊19「えっ?」

京子「京子ちゃんでブロック!」バシッ

千歳「うわっ! 歳納さん顔面で!」

伊19「京子、大丈夫なの!?」

京子「あいたた、あぁ、鼻が潰れたかと思った! 綾乃~! もうちょっと加減しろよ~!」

綾乃「いや今のは……それよりも歳納京子本当に平気なの!?」

京子「これくらいなんともないってぇ。鼻血も出てないし」

結衣「顔めっちゃ赤くなってるけどな」

つばさ「歳納さん、本当に平気?」

京子「全然大丈夫です~綾乃、今度はもっと軽く打てよな~」

綾乃「だから……はぁ、わかったわよ。イクも手加減してよね? 私達あんまり強く打たれたら返せないんだから」

伊19「わかったの」

京子「いたた……」

伊19「指だけじゃなくて腕まで怪我してどうするの?」

京子「うわっ、イク!」

伊19「ボール当たった顔面より、腕の方が変な落ち方したし擦ってたの。ちゃんと見てたのね」

京子「見られちゃってたかぁ」

伊19「肩まで行ったら大変だからここらでやめとくの」

京子「何を?」

伊19「こっちが聞きたいの。何をそんなイクに構うの?」

京子「京子ちゃんは視野が広いから、皆のこと構っちゃうだけだよぉ」

伊19「はぁ、あんまり無茶して怪我するのはやめるの」

京子「私は怪我するつもりないんだけどなぁ」

伊19「京子は自分で思ってるよりか弱いの」

京子「そんな! この中学全国1レベルの才女に対して!」

伊19「イクは京子が怪我するのは好きじゃないの。イクのためにされるのはもっとなの」

京子「……」

伊19「元気なままでいるのが一番なの。わかったの?」

京子「は~い」

伊19「雨なの」

京子「雨だねぇ」

伊19「職員室に置き傘あるの?」

京子「こんなこともあろうかと、私傘持って来たんだ」

伊19「そういえば、昨日京子明日は絶対晴れだとか言ってたの」

京子「そうだったけぇ?」

伊19「そうなの! だから傘持ってこなかったの!」

京子「天気は変わりやすいもんだから」

伊19「貸すの!」

京子「ああっちょっと!」

伊19「腕、怪我してるんだからイクが持つの」

京子「あっ、そうか。ありがとう」

伊19「イクは構われるの嫌いじゃないの」

京子「ほっとくとおしおきするとか言うもんな」

伊19「けど過剰に構われ過ぎるのも好きじゃないの」

京子「私はめっちゃ構われても構わんけどな!」

伊19「京子はイクに何を求めてるの? おっぱいなら家に帰ったらあげるの」

京子「いや、特に何か求めてるわけでもないよ」

伊19「ふぅん、イクのこと求めてないのね」

京子「わぁかった! そうじゃないから!」

伊19「じゃあ何なの?」

京子「ずっとイクに手玉に取られてるからさ、私だってたまにはイクの上位に立ちたいっていうかさぁ」

伊19「騙して上位に立とうとするのはよくないの」

京子「へ~い、反省してま~す」

伊19「こう見えてイクは京子のことは買ってるのね。だからこうして今までついて来たの」

京子「ん、そだね。それはわかったから」

伊19「なんなの? せっかくイクが下手に出てあげたのに」

京子「だって私の言うこと信じて弁当も傘も持ってこなかったんでしょ? 私のいうこと無条件で信じてくれてるってことじゃん」

京子「そういうの、嬉しいよイク」

伊19「……その信頼を裏切ったの」

京子「うへ~い! すんませ~ん!」

伊19「イクを満足させたら許してあげるの。京子はイクを気持ちよくしてればいいのね!」

京子「あのぉ、私腕と指怪我してるんですけどぉ」

伊19「腕はもう片方あるし、それに」チュゥ

京子「んっ……」

伊19「ここもあるのね」

京子「イクのエッチ……」

伊19(エッチにしたのは京子なの。せめて表向きは上位っぽく振舞うくらい許すのね)

伊19(イクはもう、京子なしじゃ生きられないんだから……)

今回はここまでです
次は結衣の鈴谷の話です

語尾が特徴的な子は付けてるだけでそれっぽく見せられるから楽ザウルス

↓1 鈴谷の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始しします

鈴谷「結衣~」

結衣「どうしたの鈴谷?」

鈴谷「暇~」

結衣「そうか」

鈴谷「そうだよ!」

結衣「……」

鈴谷「そこ黙って料理再開しないでさ~!」

結衣「うるさいな、ご飯いらないの?」

鈴谷「いる!」

結衣「じゃあ黙って待ってて」

鈴谷「それとこれとは話が別だしぃ~」

鈴谷「うまっ、なにこれ?」

結衣「普通のチャーハンだけど」

鈴谷「チャーハンが普通にこんな美味くなるわけない! 何か入れたでしょ?」

結衣「じゃあ私が全部毒見してやるよ」

鈴谷「ごめんなさい~! 結衣の料理は世界一です~!」

結衣「やれやれ。変なこと言ってないで早く食べるぞ」

鈴谷「飯くらいゆっくり食わせろよ~」

結衣「遊び行く時間減ってもいいならそれでいいけど」

鈴谷「遊び行くの!? すぐ食う!」

結衣「あっ、こらちゃんと味わって食べろ!」

鈴谷「それは夜やるからいい~!」

結衣「ったく、あんまりこぼすなよ」

鈴谷「ねぇねぇどこ行くん? ん?」

結衣「さあね。鈴谷の好きなところでいいよ」

鈴谷「そこ私に任せちゃう?」

結衣「朝からずっと遊び行きたい行きたいってぶ~たれてたからね」

鈴谷「だってせっかく皆気を使って2人きりにしてくれたのに、それらしいこと全然しないしさ~!」

結衣「あぁ、気を使ってたんだ皆」

鈴谷「気づいてなかったの?」

結衣「いや、示し合わせたようにいなくなったから、今日なんかあったっけと考えてた」

鈴谷「何にもないけど鈴谷の日じゃん?」

結衣「あぁ、そっか」

鈴谷「しようとも言わないし」

結衣「朝からずっととかなんか退廃的じゃん? 自分の部屋でそうするのもなんかあれで。皆呼べなくなる気がして」

鈴谷「じゃあ鈴谷の部屋で朝から晩までねっとりやりゃいいじゃん!」

結衣「ねっとりはしねぇよ。それはまた今度」

鈴谷「今度っつったからね? 絶対だよ!」

結衣「はいはい気が向いたら」

鈴谷「鈴谷が行きたいところ行っていいんでしょ?」

結衣「いいよ」

鈴谷「じゃあここ!」

結衣「ケーキ屋? まだ食う気か」

鈴谷「甘い物は別腹じゃん」

めぐみ「いらっしゃいませ~」

鈴谷「チーッス、ちゃんと働いてっか~?」

めぐみ「げっ! 鈴谷!」

結衣「知り合いの人?」

鈴谷「クラスメイトだよ。ここでバイトしてるって聞いて様子見に来た」

めぐみ「園川めぐみ。君が噂の結衣ちゃんだね」

結衣「噂?」

めぐみ「日毎に女をとっかえひっかえしてるって」

結衣「鈴谷!」

鈴谷「それ私じゃなくて北上が言い出したことだよ!」

結衣「いや、あの、違うんです。そうじゃなくてですね」

めぐみ「あはは、わかってるよそれは」

結衣「えっ?」

鈴谷「大人はね、これくらい冗談だってわかるもんだぞ」

めぐみ「ふふっ、必死になっちゃって。真面目なんだね」

結衣「~~~っ!」

めぐみ「みんなに好かれてるだけあって本当可愛いね~」

鈴谷「でっしょ~? やらんから」ダキッ

めぐみ「取らんわ。まあ、ゆっくりして行ってよ。特にサービスとかできないけど」

鈴谷「ええ~そこは自腹でするとこじゃん?」

めぐみ「自腹で!?」

結衣「いいから離れろ……」

鈴谷「なんでさ~さっき24時間耐久プロレスごっこする約束したのに」

結衣「してねぇよ!」

結衣「そうだよな、普通冗談だって思うよな……」

鈴谷「相手JCだったらそれこそそう思うよ」

結衣「私、冗談みたいな生活してんだ……」

鈴谷「冗談どころか頭の心配されるような状況から、冗談扱いされる程度で済むようになってよかったじゃん」

結衣「いや、そりゃ、そうだけど、さ」

鈴谷「結衣が自分で決めたことだよ?」

結衣「……っ。あぁ、わかってるよ」

鈴谷「だったらもっと堂々と胸張って、鈴谷は私の嫁だくらい言えばいいじゃん。小っちゃい子がお姉ちゃんのお嫁さんになるって言ってるのと同じにしか見えんから」

結衣「さすがにそれで済む年齢じゃないからな」

鈴谷「そうじゃなくても冗談くらいで済むでしょ」

結衣「言ってほしいの?」

鈴谷「うん」

結衣「……」

めぐみ「はいお待たせ~」

鈴谷「ちょっと店員さん? お客様に対して馴れ馴れしくないですか?」

めぐみ「うえっ!?」

鈴谷「親しき仲にも礼儀ありですよ」

めぐみ「し、失礼しました! お待たせいたしましたご注文の品です!」

鈴谷「ちょっと~そんな固くなるとかそんなにお店に私と友達だと思われたくないわけ?」

めぐみ「どうしろと!?」

結衣「こら鈴谷!」

鈴谷「ごめんごめん。ありがとめぐみ」

めぐみ「仕事中に焦らせないでよね」

結衣「すいません、うちの鈴谷がご迷惑を」

めぐみ「ううん、いいんだよ。てか、結衣ちゃん鈴谷のこと呼び捨てなんだ?」

結衣「あっ、はい。変、ですかね?」

めぐみ「いや、真面目そうなのに意外だなって」

鈴谷「まあ、これだからね、これ」コユビタテ

めぐみ「はいはいわかりました」

結衣「そう、ですね……嫁、ですから私の」

鈴谷「……っ」

めぐみ「えっ?」

結衣「……ぁぁ」

めぐみ「ちょっともう、鈴谷! 結衣ちゃんめっちゃ恥ずかしがってるじゃん! 何無理に言わせてんの!」

鈴谷「……」

めぐみ「いや、何で鈴谷まで照れて……えっ、なにこの雰囲気は?」

めぐみ「じゃあまたね結衣ちゃん、鈴谷。からかい目的じゃなければまた買いに来てね」

鈴谷「わかった、からかいに来る」

めぐみ「わかってねぇ!」

結衣「美味しかったですし、また来ますよ。それじゃあ、また」

めぐみ「うんうん、羽黒を見て育ってくれたようでお姉さん嬉しいよ」

結衣(違うんだけどなぁ)

鈴谷「面白いでしょめぐみって。からかいがいあるっていうか」

結衣「あんまりからかいすぎて迷惑かけるなよ?」

鈴谷「大丈夫だって。美穂や龍田ほど酷いことしてないから」

結衣「その2人は一体どんなことを……」

鈴谷「さぁ~って、次はどこに行こうかなぁ~」

結衣「鈴谷、顔赤いけど」

鈴谷「あ、あっついからね! おっかしいよねこの気温! あははは!」

結衣「言わせておいて自分が照れるなよ」

鈴谷「……だって、言ってくれるって思わないじゃん。結衣、いつも恥ずかしがってちゃんと言ってくれないし」

結衣「そんなこと、ないだろ……そういうことは、してるんだしさ」

鈴谷「そういうことだけじゃなくてさ、もっと言葉にしてほしいんだよ! 好きって、ちゃんと言ってほしい」

結衣「照れるのに?」

鈴谷「照れるけど、照れたいし!」

結衣「わかったよ、鈴谷。す――」

鈴谷「……!」ドキドキ

結衣「やっぱやめた」

鈴谷「だぁっ! なんで!?」

結衣「あんまり言うと慣れるだろ。照れてるとこ見られなくなる」

鈴谷「そんなことないし! いつまでもバリバリ照れるし!」

結衣「それもそれでめんどくせぇよ」

鈴谷「んもぉ~! 腹ごしらえもしたしカラオケいこカラオケ! 一休さん歌って!」

結衣「一休さんに好きって言うだけになるからな?」

鈴谷「あとヤろう、カラオケで」

結衣「それをはずかしげもなく言えて、何で変なところ初心みたいな反応ができるんだ~!」

今回はここまでです
次はちなつの叢雲の話です

バイトしてるとかそういう設定があると出しやすくていいですね

↓1 叢雲の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

叢雲(あかり)「そういえば」

叢雲(ちなつ)「なによ?」

叢雲(あかり)「あんただけ改二になってないわね」

叢雲(綾乃)「そういえばそうね」

叢雲(ちなつ)「いいでしょうよ別に」

叢雲(あかり)「そりゃ私達には関係ないけどさ」

叢雲(ちなつ)「むしろ見分け付けやすくて便利だしね」

叢雲(綾乃)「歳納京子のところのも改二だからうちはダメね」

叢雲(あかり)「改二になる練度が足りなかったわけじゃないでしょ? 全員分のあめあげたし」

叢雲(ちなつ)「そうね。けどならなかったのよ」

叢雲(綾乃)「どうして?」

叢雲(ちなつ)「さあ、どうしてかしらね。自分でもよくわかんない」

叢雲「……」

ちなつ「帰ってきたらただいまでしょ、叢雲ちゃん」

叢雲「まだ慣れないのよそういうの」

ちなつ「もう結構経つのに」

叢雲「結構経っても慣れないもんは慣れない」

ちなつ「状況一変したからそれも仕方ないか。私だって慣れなかったしね」

叢雲「むしろよく慣れることができたわよ」

ちなつ「人間長くしてれば慣れないことなんてないんだよ」

叢雲「そうかしらね」

ちなつ「そうだよ。だから叢雲ちゃんもいつか自然にただいまが言えるようになる」

叢雲「だといいけど」

ちなつ「で、ただいまは?」

叢雲「……ただいま」

ちなつ「はい、おかえりなさい」

叢雲「まだ他は帰って来てないの?」

ちなつ「そうみたい。電ちゃん達は外で遊んで来るって」

叢雲「私もそうすればよかったかな」

ちなつ「私と一緒にいるのがそんなにいやなの?」

叢雲「別に嫌じゃないけど」

ちなつ「でも最初家出ようとしてたし」

叢雲「あれは、別に違うって言ったじゃない」

ちなつ「じゃあ何なの?」

叢雲「や、もう艦娘と司令官の関係じゃないし、養ってもらう義理はないから」

ちなつ「水臭いこと言わないでよ。それくらい私が面倒持つから」

叢雲「持ってるのはちなつのご両親でしょ」

ちなつ「それはそうなんだけどね?」

ちなつ「ねぇ、叢雲ちゃん」

叢雲「なに?」

ちなつ「どうして改二にならなかったの?」

叢雲「気分よ」

ちなつ「でも叢雲ちゃんなら強くなって威張り散らすだろうなって思ってたんだけど」

叢雲「私をなんだと思ってんのよ」

ちなつ「でもそういうとこあるじゃん叢雲ちゃん」

叢雲「あんたはそうやってずけずけと物を言う」

ちなつ「叢雲ちゃんに遠慮する必要ないからね」

叢雲「あかりのところのにも?」

ちなつ「あかりちゃんの叢雲ちゃんはあかりちゃんのだから。うちの子はうちの子」

叢雲「……」

叢雲「結局私はちなつの、という形でしか自分になれないのね」

ちなつ「は?」

叢雲「ちなつの叢雲じゃなきゃ、私は他の叢雲と一緒だもの」

ちなつ「叢雲ちゃん?」

叢雲「他と違うように改二にならないようにとか、ちなつから離れてみようとか思ったけど、結局私はちなつの側でしか自分でいられない」

ちなつ「……」

叢雲「ねぇ、ちなつ、私を抱いてよ。私は、貴女を通してでしか自分を感じられないの」

ちなつ「バカ……」

叢雲「何がバカなのよ、私は――」

ちなつ「……っ」チュッ

叢雲「っ……」ドタッ

ちなつ「……んぅ」チュウ

叢雲「……ぁ」ギュッ

ちなつ「……はぁ」

叢雲「長いわよ……」

ちなつ「うるさい……いいわよ、感じさせてほしいなら満足するまで感じさせてあげるから!」スッ

ちなつ「改二だったらもうちょっと触り心地あったかもしれないのに」フニフニ

叢雲「悪かったわね……」

ちなつ「いいよ、私よりおっきかったらちょっと意地悪したくなるし」クニッ

叢雲「んんっ……! してるじゃないのよ……!」

ちなつ「これは意地悪じゃなくて愛でてるっていうの」クリクリ

叢雲「ああっ……!」

ちなつ「ふんっ……」カプッ

叢雲「あ、まっ……!」

ちなつ「……」グニッ

叢雲「いっ……!」ビクッ

ちなつ「……ちょっと痛いくらいが気持ちいいでしょ」

叢雲「痕ついてんじゃない……?」

ちなつ「いいじゃんついてても……んぅ……」レロー

叢雲「ひゃ、あぁっ……」ゾワゾワ

ちなつ「んっ……」レロレロ

叢雲「あっ、あっ、あっ……」

ちなつ「おへそ舐められるの好きなの?」

叢雲「好きとか、じゃ、なくて……ぞわ、ってする……」

ちなつ「それを好きだって言うんでしょ……」レロレロ

叢雲「んんんぅぅ……!」

ちなつ「……まったく、ここ待ちきれないの全然隠しきれてない」

叢雲「あぁ……」

ちなつ「簡単に出来上がり過ぎだよ」グジュッ

叢雲「ん、はぁぁぁ……!」

ちなつ「ん、く……」ジュル

叢雲「音……立てないで……」

ちなつ「叢雲ちゃんが濡らすからだよ……止めるたければまずは自分が濡れるの止めなよ」

叢雲「無理、むりぃ……!」

ちなつ「だよね、じゃあ音かき消すくらい声あげれば?」

叢雲「あぁぁっ……!」

ちなつ「それも無理ならもう我慢するしかないね……」

叢雲「ん、ふぁぁ、ううぅ……!」

ちなつ「こうすれば、声も出る、かなっ……!」

叢雲「あっ……はぁぁぁ……!」

叢雲「はぁ、はぁ……」

ちなつ「ちゃんと感じられたようで何より」

叢雲「はぁ……ええ、貴女がこうしてくれるから、私は私で――」

ちなつ「違う」

叢雲「えっ?」

ちなつ「私がこうするから貴女が特別なんじゃない。貴女が特別だから私はこうするの!」

叢雲「ちなつ?」

ちなつ「私の叢雲じゃなきゃ自分になれないって言ってたよね。それは違うよ。貴女は艦娘になって他と分かれた時点で、貴女になったのよ」

ちなつ「おっぱいに歯型付いてるからとか、おへそになめられた痕があるから貴女なんじゃない。貴女だから、私はそうした。貴女が好きだから」

叢雲「……っ!」

ちなつ「あかりちゃんのにも、杉浦先輩や京子先輩のにだってこんなことしない。私の叢雲ちゃんだから私はこうした!」

ちなつ「私がそうしないと自分じゃないの? 違うでしょ! だって、貴女が貴女だったから私は好きになったんだから! 私が好きになる前に、叢雲ちゃんはそこにいたんだよ!」

ちなつ「好きだからしたの。私は私が好きな叢雲ちゃんを感じてほしいんじゃない。私が叢雲ちゃんを好きだということを感じてほしい!」

ちなつ「私を見て、叢雲ちゃん。私が見てる叢雲ちゃんじゃなくて、叢雲ちゃんを見てる私を」

叢雲「ちなつ、私は……」

ちなつ「私は普通の人間だから、正直良く気持ちわかんないよ。でも、思い出があるから貴女なんじゃなくて、貴女がいたから思い出があるんだって思ってほしい」

ちなつ「だってそうじゃないと、私は自分が作った物で遊んでるみたいになっちゃうよ。そんなのむなしいじゃない」

ちなつ「私は、貴女との思い出を積み重ねてこうしたいと思うようになった。それは、貴女がここで生きているから」

ちなつ「だから、私の気持ちをちゃんと受け止めて」

叢雲「……なによ、結局自分のことばっかり」

ちなつ「叢雲ちゃんには遠慮する必要ないからね」

叢雲「バカ……ごめんね」

ちなつ「ううん、いいの。それさ、もう克服したと思ってたのに」

叢雲「落ち着いて来るとどうしても考えちゃうのよ。私は結局叢雲でしかないんじゃないかって。他の叢雲の姿をよく見るようになったしね……」

ちなつ「じゃあもっと話せば? 艦娘になってからのこと。それぞれがそれぞれになってからのことを」

ちなつ「貴女が貴女であるように、他の子は他の子なんだからね」

叢雲「うん……」

ちなつ「よし、じゃあ湿っぽいのは終わり!」

叢雲「いや、まだよ!」ドンッ

ちなつ「きゃっ……!」バタッ

叢雲「さっきの私は私を感じるのに精一杯だったわ。それじゃあ、いやなんでしょ?」

ちなつ「……そうだね、じゃあ今度はちゃんと感じてもらうわね私の気持ちを」

叢雲「ふんっ……電しか愛せないとか言っておいてさ、本当ちなつは悪女だわ」

ちなつ「そうかもね。でも、私のそういうところ見せられるの、貴女達だけ。貴女達が好きだから」

叢雲「そう言ったら許してしまえるってわかってて言うから悪女だっていうのよ、ちなつ」

今回はここまでです
次は綾乃の陸奥の話です

ちなつだけずっとエロ有りなのは髪の色のせいですかね

↓1 陸奥の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

長門(あかり)「なぁ陸奥」

陸奥「なに?」

長門(あかり)「どうして私の喫茶店は流行らないんだ?」

陸奥「不味いからでしょ」

長門(あかり)「オブラートも何もないな」

陸奥「包み隠したってしょうがないもの」

長門(あかり)「しかし、それはそうなのだろうな」

陸奥「なんで喫茶店なんか始めたのよ?」

長門(あかり)「わからん。何故かやらなきゃいけない気がしたんだ」

陸奥「衝動的にそういうことするのは、あかりちゃんにも迷惑がかかるわよ?」

長門(あかり)「すまん……」

陸奥「いや私に謝られても」

長門(あかり)「私はしばらくバリスタの修行に出るよ」

陸奥「普通はしてから開業するものだけどね」

長門(あかり)「次に会ったときは本物のコーヒーを飲ませてやろう」

陸奥「はいはい、期待しないで待ってるわ」

綾乃「長門さんなんて?」

陸奥「修行してくるって」

綾乃「正直その方がいいわ」

陸奥「まったく、あれじゃ世界のビッグセブンの名が泣くわ」

綾乃「見た目はああだけど抜けてるところがあるって、ちょっと可愛いじゃない」

陸奥「あらあら、綾乃は私より長門の方をご所望だったのかしら?」

綾乃「そんなこと言ってないでしょ。それに陸奥だって可愛らしいと思うわよ」

陸奥「ふふっ、お姉さんに向かって可愛いなんて」

綾乃「お姉さんだろうが妹だろうが、可愛いものには可愛いと言うわ」

陸奥「本当は素直にそうは言えないのがいつもの綾乃なのにね」

綾乃「んなっ!? 言うわよちゃんと素直に!」

陸奥「意識してると本当に恥ずかしがるからね。私が可愛いって言ってもらうのにどれだけ苦労してると思ってるの?」

綾乃「そんなに? うそ……」

綾乃「はぁ、陸奥に苦労させてたのね……」

陸奥「そうやってすぐに落ち込むところもね」

綾乃「あっ……」

陸奥「もう、本当は誰にも負けないくらい素敵な子なのに、どうしてこう消極的なのか」

綾乃「だって、はずかしいじゃないのよ」

陸奥「はずかしがってるのも可愛いけれど、もっと自信を持ってほしいわ」

綾乃「そう言われても……」

陸奥「あ、そうだ」

綾乃「どうしたの?」

陸奥「長門の店、今誰もいないし使わせてもらおうか」

綾乃「使うって何をするの?」

陸奥「喫茶店なんだからそりゃ喫茶店をするわ。綾乃がね」

綾乃「あぁ、そうよねお店だもの使わなきゃ……って私が!?」

陸奥「そう」

綾乃「無理無理無理! 絶対無理! コーヒーとか淹れたことないし無理!」

陸奥「大丈夫、元々ゲロマズだって評判だからこれ以上落ちようがないわ」

綾乃「何気に辛辣ね……じゃなくて!」

陸奥「は~い、それじゃあ早速行きましょう~」

綾乃「あっ、ちょ、待ってよ~!」

綾乃「こ、こんな格好なの……?」

陸奥「似合ってるわよ綾乃」

綾乃「陸奥の方が似合ってるわよ」

陸奥「私には少し可愛すぎるわ。こういう格好は綾乃の方が似合ってるの」

綾乃「いや、でも……」

陸奥「ほら、長門から借り受けたんだししっかりしないと」

綾乃「そうね、ちゃんと切り盛りしないと長門さんに迷惑がかかる。こうなったらファイトファイトファイファイビーチよ!」

陸奥(綾乃を焚きつけるのには他人を持ち出すのが一番ね)

綾乃「陸奥はコーヒー淹れられるの?」

陸奥「多少はね」

綾乃「じゃあお願い! 私は少しお掃除でもしておくわ」

陸奥「ええ。さて、お客さん呼ばないとね」

綾乃「しかし私は一体何をしてるのかしら」

京子「喫茶店でバイトでしょ?」

綾乃「歳納京子!?」

榛名「どうも、お久しぶりです」

京子「陸奥がただでコーヒー飲ませてくれるって言うから来たぜぇ」

綾乃「陸奥!」

陸奥「だって呼ばないと基本人来ないんだものここ」

京子「綾乃可愛いじゃん。やっぱそういう服似合うよね~」

榛名「はい! 綾乃ちゃん可愛いです!」

綾乃「ふ、ふんっ、誉め言葉は受け取っておいてあげるわ!」

陸奥(また素直じゃないこと言って)

京子「適当に座るね~」

陸奥「綾乃」

綾乃「あ、案内してあげるわ! 感謝しなさい!」

京子「店員さん態度悪いね~」

榛名「京子」

京子「冗談だってぇ」

榛名「長門さんお店辞めちゃったんですか?」

陸奥「修行に出るって」

京子「改二になって帰ってくるのか」

綾乃「もう改造はできないわよ」

京子「練度が上がったら勝手に進化するよ」

榛名「ゲームじゃないんですから」

陸奥「それで、ご注文は?」

京子「おおっ、コーヒーとかよく知らんから適当に美味しいの!」

榛名「榛名もおすすめで」

綾乃「おすすめですって」

陸奥「私もここ入って一時間くらいだから何をおすすめすればいいのやら」

京子「うぉい!」

陸奥「とりあえず豆挽きましょ」

綾乃「あっ、それ見たことある」

陸奥「綾乃、やってみる?」

綾乃「ええ~私出来ないわよ」

陸奥「私も一緒にやってあげるから」

綾乃「うぅ、上手くできるかなぁ」

榛名「なんで店員さんが体験会みたいなノリなんですかね?」

陸奥「一緒に回すわよ」

綾乃「待って」

陸奥「何?」

綾乃「胸、頭に乗ってるんだけど」

陸奥「気にしないで豆に集中しなさい」

京子「ママ~私もあれやりた~い」

榛名「しっ! 見ちゃいけません!」

綾乃「はずかしいからやめてよ~!」

陸奥「このはずかしさに耐えることから素直になる一歩が始まるのよ」

綾乃「うぅ……」

陸奥「ふふっ、美味しいコーヒーを作りましょうね」

京子「次回作は歳の差カップルとかいいかもね」

榛名「榛名もそう思います」

京子「うん、美味いじゃん」

榛名「美味しいですよ綾乃ちゃん」

綾乃「あっ、その、ありがとうございます」

陸奥「豆だけはいいの揃えてるからね」

京子「いやぁ、しかしバリスタの腕がなければ豆の真のうまみを引き出すことはできないんだよ。さすが私のライバルだな!」

綾乃「いや、陸奥のおかげよ」

陸奥「私はおっぱい乗せてただけだし」

綾乃「いやいやいや!」

京子「よし、私もやるぞ! 榛名、おっぱい!」

榛名「しません!」

京子「ちぇ。じゃあ、ミルク入れるからやっぱりおっぱい」

綾乃「出るんですか!?」

榛名「出ませんし出たとしてもしません!」

京子「じゃまたね~」

榛名「また来ます」

陸奥「またのご来店をお待ちしておりま~す」

綾乃「えっ、今日だけじゃないの!?」

陸奥「綾乃のはずかしがりが治るまでずっとよ」

綾乃「冗談でしょ~!」

陸奥「まあまあ、呼ばなきゃ人こないし平気でしょ」

綾乃「でも呼ぶんでしょ?」

陸奥「呼ばなきゃ意味ないし」

綾乃「もぉ~!」

陸奥「綾乃がどうしてもって言うならやめるけど~?」

綾乃「うぅ、服が可愛いし、少しだけ続けるわよ!」

陸奥「はい、じゃあ次のお客様は」

綾乃「ちょっと待って、休憩させて~!」

陸奥(はずかしがりの克服に、って名目で人前でイチャイチャさせてもらうわ。苦労かけられてるんだし、それくらいの役得はあっていいわよね)

今回はここまでです
次は千歳の龍驤の話です

綾乃は注目されるのが恥ずかしいのになぜ生徒会に入ったのかというのはいつか語られる日が来るんでしょうか

↓1 龍驤の話

1 エロ有り
2 エロなし

ifにするかあかりの代わりにりせに保護される(出番未定)のどっちかですね
どっちにするかはそのとき次第で

朝風から話を聞いて裸絆創膏であかりを誘惑する神風の小ネタから開始します

神風「ねぇ、朝風」

朝風「どうしたの姉さん?」

神風「どうして絆創膏の箱がこんなにあるの?」

朝風「えっ!? そ、それは……」

神風「貴女、怪我するようなことしないでしょ?」

朝風「そ、そりゃあ滅多なことではしないよ!」

神風「それならこんなに置いておく必要もないでしょ」

朝風「それは、えっと、色々と事情が……」

神風「事情?」

朝風「いや、ね、ほら、言いづらいことってあるでしょ誰にでも」

神風「絆創膏使うような言いづらいことなら、意地でも聞かせてもらわなきゃ心配になるわよ」

朝風「変なことじゃないよ! あぁ、うん、変なことじゃない……?」

神風「朝風、教えなさい」

朝風「無理ぃ~!」

神風「わかった。教えたくなるまでくすぐりの刑ね」コチョコチョ

朝風「あひっ、あはははは! や、やめて、姉さん、わた、私も、もう、わりとびんか、あはははっ!」

神風「言いなさい!」

朝風「わかった、わかったから~!」

神風「はぁ? これを胸とかあ、あそこに貼って?」

朝風「そうよ」

神風「服着なさいよ」

朝風「だって、寝づらいんだもの」

神風「だからってあかりがいるのに」

朝風「あかりがいたら結局脱ぐんだからいいじゃない!」

神風「なんで結局脱ぐって確定してるのよ!」

朝風「じゃあ姉さんは脱がないの!?」

神風「そりゃ、脱ぐけど……」

朝風「ならいいじゃん! あかりもなんか面白がってたし」

神風「絆創膏を?」

朝風「そうよ。あんまり小道具とか使ったことなかったのね」

神風「そんなの使うタイプじゃないし」

朝風「マンネリ化防ぐためには手を尽くす必要があるんじゃない?」

神風「うぅん……」

朝風「はいこれ1箱あげるから好きに使って」

神風「ええっ!? いらないわよ!」

朝風「いいからほら!」

神風「絆創膏って、けど、ええ……」

あかり「今日の授業は午前中までだから、お昼からは遊べるね」

ちなつ「久しぶりにごらく部行く?」

電「電もごらく部の部活見てみたいのです!」

あかり「そうだね~神風ちゃんも行く?」

神風「い、イク!? さすがに貼ってるだけでイクほどじゃないわよ!」

あかり「ん? 何言ってるの?」

神風「あっ、いや、何でもない」

神風(貼るにしてもなんで学校来ちゃってるのよ! そりゃ、自由に会えるの学校くらいだけどさ!)

あかり「京子ちゃん達も来るかなぁ?」

ちなつ「連絡しとけば?」

あかり「そうだね!」

神風(いや、話付けて家に呼べばいいのに……でも、するために家に呼ぶってなんか、こう、あれだし!)

神風(あああ、もうどうにでもなれよ!)

あかり「授業終わったし、ごらく部行こっか!」

ちなつ「うん。行くよ、電ちゃん」

電「はい!」

卯月「う~ちゃんも行きたいぴょん!」

あかり「ん~そんなに広くないから、あんまりは入れないんだよね」

ちなつ「一応私達と生徒会の人達全員が寝られるくらいはあるけど」

卯月「なら大丈夫ぴょん! う~ちゃんも行くぴょん!」

夕立「私も行くっぽい~」

大潮「はいはい! 大潮も行きます!」

ちなつ「さすがに人数が多すぎるから抽選ね」

暁(あかり)「暁が勝つわ!」

暁(ちなつ)「暁よ!」

神風「あかり、ちょっと来て」

あかり「どうしたの神風ちゃん? 抽選しないの?」

神風「それよりも……」

あかり「おトイレ?」

神風「……」グイッ

あかり「一緒に!?」

神風「ふぅ……」ガチャ

あかり「えっと、どうしたの神風ちゃん?」

神風「何となくわかるでしょ」

あかり「もはや何もしてなくてもしたくなっちゃうように!?」

神風「何もしてなくはないわよ……!」バサッ

あかり「えっ? 絆創膏……?」

神風「朝風にあかりが楽しそうだったって聞いたから……」

あかり「楽しそうって、うん、いつも違う感じはしたよぉ」

神風「だから、私も……」

あかり「だからってわざわざ学校にしてこなくても……」

神風「絆創膏してるから、え、エッチしに来てなんて、言えないでしょ!」

あかり「みなまで言わなくてもいいんじゃないかな?」

神風「それでも、自分はそのつもりだってわかってるから……だから、学校にして来たんだけど……」

あかり「けど?」

神風「学校にして来るってことは……結局、あかりとしに、来てるような、ものだから……」

あかり「ずっと意識しちゃってた?」

神風「うん……」

あかり「神風ちゃんは段々大胆になって来てるね」

神風「うう、しょうがないでしょ……」

あかり「わかった。声はあんまり出さないようにね」

あかり「……」ムニムニ

神風「なんで、絆創膏外そうとしないの?」

あかり「胸の力だけで取れないかなって」

神風「そんなに大きくないわよっ!」

あかり「神風ちゃん、声が大きい!」

神風「ごめん……」

あかり「もぉ、午前授業だからみんな帰ってるから、駅のおトイレ使ったときよりはマシだと思うけど」

神風「遊んでないで早くしちゃいましょう。ごらく部に行くんでしょ?」

あかり「たまにはこうやって遊ぶのも大事だと思うよぉ」

神風「私が焦らされるのに耐えられないって言ってるの~!」

あかり「はいはい、わかったよぉ」

神風(マンネリ化か、確かに危惧しないといけないかもね)

あかり「焦らしたらあれみたいだから、一気に……!」ビッ

神風「ひあっ……」グイッ

あかり「あれ、離れない……」

神風「やぁ、やめ、ひぇ、ひ、引っ張らないで……」

あかり「粘着力が強いよぉ……これ薬付いてないタイプだね、なら」ペロッ

神風「ふぁっ……!」

あかり「んっ、こうすれば……」

神風「ふぁ、ああぁっ……」

あかり「よいしょっと」ビッ

神風「はぁ、はぁ……」

あかり「ふぅ、取れた。大丈夫?」

神風「んぅ……んぅ……」

あかり「口、抑えててね。もうちょっと痛み抑えられるように、なめるからね」ペロペロ

神風「んっ――」

神風(傷口を舐めるみたいな優しい舌使いで……なんか、いつもと違う……!)

神風(これだけで、随分と変わるものなのね……!)

今回はここまでです
次は前スレの>>981の続きからです

あんまり誘惑って感じじゃなかったですねすいません

開始します

不知火「舞風、足を拘束しなさい」

舞風「うん」

天津風「じゃあ私は腕を」

陽炎「えっ、あっ、ちょっと何するの?」

不知火「消耗させると言った」

舞風「身動き取れない状態でするとすごく疲れるでしょ」

天津風「動き回って逃がせないからね」

不知火「それと、なにされるかわからないので拘束したの」

陽炎「くぅ、私に自由はないというの!?」

不知火「これ以上自由にはさせないということ。あかりん」

あかり「ふぁい」

不知火「そちらからお願いしますね。不知火はこちらから」

陽炎「うひゃっ!」

舞風「おおっと、動いちゃだめだよ」

天津風「私達も疲れてるんだからじっとしてて」

陽炎「いや無理でしょ~!」

あかり「1人ずつ相手にするならまだ楽かもね……」

不知火「次はあかりんにしましょうか」

あかり「ええっ、もう疲れたよぉ」

不知火「くたくたになるまですればいいんですよ」

陽炎「んっ、んんぐっ……楽しく歓談しながら、私を弄んで……!」グッグッ

舞風「動いちゃだめだってば~」

天津風「わきくすぐっちゃおうかしら」コチョコチョ

陽炎「うひゃいっ!」

舞風「じゃ私は足の裏~」コチョコチョ

陽炎「いひっ!」

不知火「妹と触れ合いたかったんでしょう? 望みが叶ってよかったですね」クニクニ

陽炎「うあっ、ぐ、ぉぉ……」

あかり「陽炎ちゃんすごい顔してるけど、大丈夫なの?」

不知火「自分が望んだことですし気にせず続けてください」

陽炎「ぁぇ……」

あかり「ね、ねぇ、そろそろやめてあげようよぉ」

不知火「まだ行けます」

天津風「ていうかイッてないし」

舞風「足の裏擦り?けるまで行くよ~」

あかり「もう、みんな!」

不知火「あかりんが言うなら仕方ありませんね」

天津風「まったく、甘いんだから」

舞風「まあ、あかりは別に何もされてないしね」

陽炎「ぁえ……?」

あかり「陽炎ちゃん、平気?」

陽炎「えっ、もう終わり? まだまだ満足できないよ私! もっともっと!」

あかり「ええ……」

不知火「いらぬ気遣いだったようですね」

天津風「とりあえず失神するまでしようか」

舞風「一生くすぐったいのが残ったままにしちゃおう」

足の裏擦り?けるってなってるけど文字化けかな?

陽炎「ふっ、私は妹から受けるなら拷問でも快感に変えられるのよ!」

不知火「あかりん、これもう1回解体した方がいいと思います」

陽炎「いや1回解体されたら二度と戻らないから!」

天津風「まともな陽炎ならきっと京子のところにいるわ」

舞風「うん、そっちをお姉ちゃんって呼ぼう」

陽炎「待って待って! それだけはやめて~!」

あかり「大丈夫だよ、あかりは陽炎ちゃん解体する気はないから」

陽炎「あかりぃ~」

あかり「あかり思うんだけど、皆が1回本当に陽炎ちゃんを満足させてあげたら治るんじゃないかな?」

天津風「どういうこと?」

あかり「きっと陽炎ちゃんは欲求不満なんだよぉ。あかりだけじゃ解消できないくらい、皆のことが好きなんだよ」

陽炎「うん、うん!」

あかり「だから、1度みんなで満足させればきっと落ち着くよぉ」

舞風「理屈はわかるけど」

不知火「より調子に乗る未来しか見えないんですが……浜風達もいませんし」

陽炎「1回だけ、1回だけだから!」

あかり「陽炎ちゃんもこう言ってるし」

天津風「あかり、だいぶ頭おかしいことお願いしてるって自覚してる?」

あかり「うっ、うぅ……」

不知火「ですが確かに、溜まったものは解放しなくてはなくなりません」

舞風「1回だけだからね?」

陽炎「わぁい!」

不知火「さっさと終わらせますよ」

陽炎「来い、妹達よ!」

天津風「なんでそんな暑苦しい感じなのよ」

舞風「さっきのでだいぶキテるでしょ。こうして、少し触ってあげれば」

陽炎「んふっ、そうやって油断してるとやり返されちゃうのよ舞風」フニッ

舞風「わぁっ! そっちからやって来るとか聞いてないよ!」

陽炎「えっ、むしろ私は全員が1回ずつって意味だと」

不知火「全員で1回という意味です。はき違えないでください」

陽炎「ん~妹に囲まれるお姉ちゃん的な感じでそれもいいか」

天津風「あかりにお願いされなきゃしないんだからねこんなの」ツンツン

不知火「勘違いしないでくださいね」

陽炎「んっ……ふふっ、勘違いはしないけどずっと記憶はし続ける」

不知火「さっさと忘れてください」ペロッ

陽炎「やぁっ……忘れるわけないじゃん、こんなのさ」

あかり「……あかりはどうしてればいいのかな?」

陽炎「あっ、あかりはそこにいて。鑑賞するから」

あかり「鑑賞!?」

陽炎「あかりが思う煽情的なポーズ取ってればいいから」

あかり「戦場的……? こう……?」バンバン

不知火「可愛い」

天津風「可愛い」

舞風「可愛い」

陽炎「ちょっとぉ、お姉ちゃんへの奉仕を忘れるな~!」ムニッ

天津風「んぅ……ちょっと、わかってるから!」

不知火「あまり乱暴に触らないでください」

舞風「わがままなお姉ちゃんだねぇ」ペロッ

陽炎「……っ、ふふっ、妹を侍らせてあかりを鑑賞する。いい気分だわ」

不知火「世も末ですね」

陽炎「お姉ちゃんとはチューしてくれないの~?」

天津風「はぁ? するわけないでしょ」

あかり「もっと小っちゃい頃だったらするかもね~」

舞風「いや小っちゃい頃もしないでしょ」

あかり「えっ?」

不知火「こちらの口にも指で十分です」グチュ

陽炎「ふぐあっ……! し、不知火、いきなり来たね……」

不知火「締めにかかる。天津風、舞風」

天津風「はぁ、これで少しは落ち着きなさいよ」カプッ

舞風「浦風達にもとか、調子乗っちゃだめだからね?」クチュ

陽炎「は、はひぃ、ひゃあ……! あああっ……!」ビクン

あかり「どっきゅーん」

陽炎「うへぇ……」

天津風「まったく、なんでこうなっちゃったのかしらねぇ?」

あかり「きっと皆が可愛いからだよぉ」

舞風「私達より可愛い子いっぱいいるし」

不知火「妹に対して劣情を催すのはあまり自然なことではありませんが」

陽炎「あん……かね……」

あかり「えっ、なんて?」

天津風「ほっときましょう、今は余韻に浸らせとけばいいわ」

不知火「本当に落ち着くでしょうか?」

あかり「大丈夫だよきっと!」

舞風「おっぱいが足りないって浜風達に襲い掛かりに行くかも」

あかり「あぁ……」

不知火「慎ましやかでも愛らしければいいんですよ、あかりん」ムニ

天津風「そうよ、天津風の嫌いじゃないでしょ?」

舞風「舞風のだって!」

あかり「う、うん……」

不知火「ないものはないもので仕方ない。慰め合いましょうか」

舞風「同じくらいがちょうどいいってことをわからせてあげよう!」

今回はここまでです
次は、中枢棲姫-壊-がゆるゆり世界に襲撃してくる小ネタです

>>329
擦りむけるですね。むけるの漢字環境依存文字だったんですね

開始します

あかり「先生、深海棲艦さんは本当に全員保護したんでしょうか?」

奈々「何度も探せるだけ探したよ。それこそ世界中の海を浚った。それでも見つからなかったんだから、もういないだろうさ」

駆逐棲姫「本当にそうだろうか」

京子「なんか気になんの?」

駆逐棲姫「イ級のように人間から身を隠しているやつもいるかもしれない」

奈々「妖精の技術も使った最新鋭のレーダーを使ったんだ。それはない」

駆逐棲姫「だといいんだが」

あかり「わるさめちゃん、やけに気にするね」

駆逐棲姫「ほっぽが何か胸騒ぎがするって言ってたから」

ちなつ「やめてよそういうの。それ絶対なんか起きるやつ――」

妖精(猫吊るし)「大変です!」

あかり「妖精さん!? 学校来ちゃだめだって言ったのに!」

妖精(猫吊るし)「そうも言ってられません! 深海棲艦の反応です!」

奈々「馬鹿な!? 世界中の海を探し回ったんだぞ!」

結衣「しかもなんでこっちの世界にいるんだ!?」

妖精(猫吊るし)「例のシステムが動作した際に発せられる波動を感知しました。きっと実験起動の際に巻き込まれて、この時間に転移して来たんです!」

奈々「くっ! そういえばあれは異世界転移と同時にタイムスリップもするんだったな!」

妖精(猫吊るし)「こちらの世界の人間に異変を察知される前に早急に片づけなければなりません! 急いで現場に!」

あかり「艦娘の皆は!?」

妖精(猫吊るし)「もう向かってます!」

奈々「すまないみんな。この世界に戻ってまでまた……」

京子「気にすんなって西垣ちゃん。パパっとやってくっから!」

駆逐棲姫「ほっぽの予感があたったのか……」

あかり「ほっぽちゃん、深海棲艦さんの気配に鋭いもんね」

ちなつ「あぁ、フラグ立てるから~!」

中枢棲姫「ナゼダ……ドウヤッテ……ワタシハココニキタァ……」

結衣「うわっ、あれ中枢棲姫だ」

ちなつ「強いんですか?」

結衣「うん、わりとね。でも……」

京子「ここでドンパチやってバレないかなぁ?」

防空棲姫「軍事衛星とか警察関連の無線とかにも全部偽の情報流してるって言ってたわぁ」

離島棲鬼「あの妖精マジでスーパーハカーだわ」

戦艦棲姫「空恐ろしいなあの技術力は」

北方棲姫「ジャ、ゼンリョクデヤル!」

深海鶴棲姫「さっさと片づけてイベント回らないといけないのに」

駆逐棲姫「バレないにしてもスマートに片づけよう」

レ級「ぶっ潰すぞ~!」

結衣「たぶんあかりのところのだけで片付くよ」

ちなつ「私らの子達呼ばなくてよかったかもしれませんね」

京子「何言ってるんだちなつちゃん! ここは全員で一斉にかからなきゃ! 世界の秩序的なあれが崩壊する危機なんだよ!」

結衣「まあそうだけどさ」

京子「というわけで、全員一斉に撃てぇぇ!」ドガンドガン

中枢棲姫「テキ……! イイダロウ、スベテヲシズメテヤロ――」ダダダダ

ちなつ「うわぁ……」

中枢棲姫「オノレ……オノレ……」ボロボロ

レ級「あかり、拾って来たぞ!」ズルズル

あかり「もっと丁寧に運んで来てあげてください!」

ちなつ「よく原形留めてましたね」

結衣「一応姫ってところだよね」

あかり「あの、中枢棲姫さん。ダメコンを」

中枢棲姫「サワルナ……!」ペシッ

あかり「いたっ!」

ちなつ「あかりちゃん!」

レ級「おいこら~! あかりに何すんだ~!」ガンガン

中枢棲姫「ヤメロ、ワタシノギソウデナグルナ……! キサマ、シンカイセイカンノクセニ、ナゼニンゲンニクミスル……!?」

レ級「楽しいこと教えてくれるから!」

中枢棲姫「タノシイコト……ダト……」

綾乃「あれ? もう終わってる?」

千歳「なんやめっちゃレ級さんに殴られとるなぁ」

向日葵「随分と、禍々しい姿ですわ……」

櫻子「艤装と合体してる! カッケェ!」

空母棲姫「あれは……」

京子「ちょっとちょっと生徒会~来るのが遅いって~! もう見所終わっちゃったよ」

ちなつ「まあここから全員で砲撃したり爆撃したりしてただけなんですが」

結衣「かなり焦って来たわりにはすぐに終わっちゃったね」

中枢棲姫「タノシイコトノタメ……?」

北方棲姫「ウン。アカリトイッショニイルトタノシイ」

中枢棲姫「フザケルナ……! ナニガタノシイダ……! コイツラハ、テキダ……!」

離島棲鬼「いやもう敵じゃないよ。敵とか味方とかいう関係はもう終わったんだよ」

中枢棲姫「ダマレ! オワラナイ……マダ、オワラナインダ……!」

綾乃「この人、浄化されてないの?」

向日葵「やはりあの方法では完全に円満な解決はできなかったということですの?」

あかり「そんな……」

駆逐棲姫「お前も聞いただろう。あかり達のお祭りに来た、今を生きる人達の声を」

中枢棲姫「アノミミザワリナコエ……オマエタチガ……!」

ちなつ「耳障りとはひどい言いようね」

中枢棲姫「コノジダイヲツクルノニ……ドレダケオオクノギセイヲハラッタトオモッテイル……」

結衣「たくさんの人が犠牲になって、たくさんの人が頑張って出来上がった時代だってことはわかってるよ」

中枢棲姫「ナラバ、アノヨウニタノシゲニワラエルハズガナイ……! オオクノシヲイタンデイルトイウノナラ……!」

向日葵「悼む場は悼んでおりますわ。けれど、祭りの場にそれを持ち出すというのは……」

中枢棲姫「イツモハカンジモシナイノニ、オモイダシタヨウニアイトウノイヲシメス……! ソンナモノハタダノパフォーマンスダ!」

櫻子「なんだよ! だったら一生24時間藻に服着せろって言うのかよ!」

鬼怒「喪に服す、ね」

中枢棲姫「ソウダ……! ソレガ、シシャニムクイルトイウコト……!」

千歳「うちはそれは違う思うで」

中枢棲姫「ナニモシラナイコドモガ、エラソウナクチヲキクナ!」

駆逐棲姫「お前も聞いただろう。あかり達のお祭りに来た、今を生きる人達の声を」

中枢棲姫「アノミミザワリナコエ……オマエタチガ……!」

ちなつ「耳障りとはひどい言いようね」

中枢棲姫「コノジダイヲツクルノニ……ドレダケオオクノギセイヲハラッタトオモッテイル……」

結衣「たくさんの人が犠牲になって、たくさんの人が頑張って出来上がった時代だってことはわかってるよ」

中枢棲姫「ナラバ、アノヨウニタノシゲニワラエルハズガナイ……! オオクノシヲイタンデイルトイウノナラ……!」

向日葵「悼む場は悼んでおりますわ。けれど、祭りの場にそれを持ち出すというのは……」

中枢棲姫「イツモハカンジモシナイノニ、オモイダシタヨウニアイトウノイヲシメス……! ソンナモノハタダノパフォーマンスダ!」

櫻子「なんだよ! だったら一生24時間藻に服着せろって言うのかよ!」

鬼怒「喪に服す、ね」

中枢棲姫「ソウダ……! ソレガ、シシャニムクイルトイウコト……!」

千歳「うちはそれは違う思うで」

中枢棲姫「ナニモシラナイコドモガ、エラソウナクチヲキクナ!」

叢雲(あかり)「バカじゃないの……?」

中枢棲姫「キサマァ!」

叢雲(あかり)「私達が……私達を駆って戦った皆が……! 何を望んでいたと思ってるのよ!?」

叢雲(あかり)「後世の人間を永遠に苦しませるため? ずっと悲しまれ、哀れまれ続けるため?」

叢雲(あかり)「違う! そんなことのためじゃない! そんなことのために皆、戦ったんじゃない!」

あかり「叢雲ちゃん……」

榛名(あかり)「そうです。皆、そんなこと望んでなんかいませんでした」

北上「そんな女々しい人達じゃなかったよ。訂正してくれる?」

電「ずっと敵を憎み続けろなんてことも、思ってなかったのです!」

あきつ丸「あのときの想いをそのままにここに来てしまったのならば、無理からぬことかもしれないでありますが」

五月雨(千歳)「永遠に戦い続けることだって、望んではいませんでしたよ」

鬼怒「この子達は確かに何も知らないよ。すごく苦しくて、怖いことがたくさんあったって、知識でしか知らない」

飛鷹「だけど彼らが本当に望んでいたのはそういうことだと思う。家族が、子供達が。飢えの苦しみも、戦火に焼き出される恐怖も知らずに暮らせる未来」

中枢棲姫「ウルサイ……ダマレ……」

叢雲(あかり)「たくさんの人が犠牲になったこと、それは決して忘れちゃいけない。だけどね、それに永遠に囚われ続けることを彼らは望んでいないわ!」

叢雲(あかり)「少なくとも私は、一緒に戦った私は、そう思ってる」

中枢棲姫「ググッ……グゥゥ……!」

あかり「中枢棲姫さん」

中枢棲姫「……ウウウゥ!」バッ

レ級「ステイ!」ガシッ

あかり「あかりは確かに何も知らないかもしれません。あっちの世界で戦ってるときでも、昔の人の苦労とか怖さとかに比べたら全然弱いものだったと思います」

あかり「でも、やっぱり間違ってると思いますよ。ずっと、そうやって……泣き続けたままでいるのは」

中枢棲姫「コノナミダハ、キサマラニウバワレタイノチガナガスチダ! キサマラノ、ヒキョウナキシュウデウバワレタイノチノ!」

アイオワ「oh……」

京子「ん、どうしたのアイオワ?」

アイオワ「Youの正体がわかったよ」

中枢棲姫「……ナニヲ!」

サラトガ「Pearl Harbor。オアフの要塞ね」

結衣「パールハーバーって、真珠湾……」

赤城「なるほど、憎しみが強いわけですね……」

加賀「……」

櫻子「要塞ってことは、えっ? 艦娘じゃなくて基地娘なの!?」

向日葵「貴女は少し黙っていなさい」

中枢棲姫「ドンナキレイゴトヲナラベテモ……キサマラガヤッタコトハ、ケッシテユルサレルコトジャナイ……!」

中枢棲姫「ワタシハワスレナイ……ズット……」

深海鶴棲姫「あほくさ」

離島棲鬼「ちょっとメガホン! 空気読んで!」

中枢棲姫「ナンダトキサマ!?」

深海鶴棲姫「キサマラガヤッタコトダーってさ、何十年前の話してんの? この子らのお母さんや下手したらお祖母ちゃんも生まれてないくらい昔の話でしょ?」

深海鶴棲姫「それをさ~ネチネチネチネチ、末代まで恨んでやる~ってやつ? それさ、言っちゃ悪いけどただのやつ当たりだからね?」

中枢棲姫「ヤツアタリ……ダト……?」

深海鶴棲姫「そっ、八つ当たり。この子達には関係ないのに、当たり散らしてわめくの見苦しいよ」

中枢棲姫「ウアァァ! ダマレェェ!」ダッ

レ級「うわっ!」

深海鶴棲姫「……っ!」

あかり「鶴棲姫さん、危ないっ!」ドンッ

中枢棲姫「……!」ググッ

あかり「んぐっ……首、が……」

レ級「あかり!」

ちなつ「あかりちゃん!」

綾乃「武蔵、赤座さんを!」

武蔵(あかり)「ああ!」

あかり「止めないで、ください……」

大和「あかり!?」

中枢棲姫「ヤツアタリジャナイ……キサマタチガ……キサマタチガヤッタコト……」

あかり「……」

中枢棲姫「ナゼダ……ナゼテイコウシナイ……?」

あかり「……」

中枢棲姫「ドウシテ……」

あかり「とても、辛そうな顔……してる、から……」

中枢棲姫「チガウ……コレハ、コノナミダハ……」

あかり「泣いてるから、じゃない、です……」

中枢棲姫「カオハ、カメンデミエナイダロウ……」

あかり「見え、ますよ……わかり、ます……」

中枢棲姫「ウルサイ……ワカル、ワケガナイ……」

あかり「……」

中枢棲姫「ワタシハ、ウゴケナカッタ、シャベレナカッタ……ニクシミヲマギラワスコトガ、デキナカッタ……」

中枢棲姫「タギラセルコトシカデキナカッタンダヨ……ジユウニウゴケルカラダガアレバ、キエテイッタイノチノムクイヲヤツラニ、ト……」

中枢棲姫「デモ、ジユウニウゴケルカラダヲエタトキニハ、モウテキハイナカッタ……ニクシミヲブツケルベキアイテハモウ、イナカッタ……」

中枢棲姫「オマエタチダッテ、タダウゴカサレテイタダケダモノ……ウマレタリユウヲ、ナシトゲテイタ、ダケ……」

赤城「……」

中枢棲姫「ズットタギラセテキタニクシミダケ、ココロノナカニノコッテ……クルシイ……ツラインダ……」

深海鶴棲姫「だからってあかりにぶつけちゃだめでしょ」

中枢棲姫「ジャア、ドウスレバイインダ……! コノニクシミハ、ドコニブツケレバイイ……!?」

京子「どこにもぶつけちゃだめだよ。自分の中に抱えるしかない」

中枢棲姫「ムリダ……イヤダ……タエラレナイ……ワタシハ、モウズット、ジブンノナカデカカエテ、ヤット……ヤット、カイホウデキルトオモッテタノニ……」

あかり「貴女が体を得たのは、誰かに憎しみをぶつけるためじゃない」

中枢棲姫「ジャア、ナンデ……!?」

あかり「誰かに一緒に抱えてもらうためだよ」スッ

中枢棲姫「エッ……」

あかり「ずっと何かを憎み続けるの、辛くて苦しいことだけど、だけど貴女の憎しみは貴女の中で持ち続けるしかない」

あかり「だから、苦しくて辛いときには、あかりが側にいる。痛いところはなでなでして、涙が止まるまでずっと抱きしめててあげる」

あかり「貴女がいつか、心から笑えるようになるまで、あかりが一緒に貴女の憎しみを抱えるよぉ」

中枢棲姫「ドウシテ……ワタシニ……ソンナ……」

あかり「それが、昔の人が望んで、あかり達に託された未来だから」

中枢棲姫「……ッ!」

あかり「忘れていませんよ、皆が頑張った結果なんだって。だから、あかりも頑張ります。この未来がずっと続くように」

中枢棲姫「ウゥ……ウァァァ……」パキンッ

ちなつ「仮面が割れた!」

櫻子「あぁ、カッコよかったのに」

あかり「今ならダメコンを使って……女神妖精さん!」

応急修理女神「……!」

中枢棲姫「体が……治っていく」

千歳「地味にそのまま死にそうやったもんなぁ」

向日葵「ボロボロでなければ人間一人の首くらい一瞬でへし折ってしまうでしょうからね」

中枢棲姫「首、手の痕が付いて……」

あかり「ちょっとしたら消えますよぉ。心配しないでください」

中枢棲姫「ごめんなさい……私……」

あかり「いいんです。苦しかったら何してもいいっていうわけじゃないですけど、それだけ心がぐちゃぐちゃになってたってことですから」

あかり「これからもいっぱい苦しくなったり辛くなったりすることがあると思います。そういうときは、あかりが付いてますからね」ナデナデ

中枢棲姫「あかりぃ……うん!」

綾乃「赤座さん、深海棲艦を手懐けちゃったわ」

あきつ丸「どうも、人心を集めるということに関しては稀有な才能を持っているようであります」

アイオワ「Great! アカリ、貴女とってもすごいわ!」ダキッ

サラトガ「よく頑張りました。Brilliant!」ナデナデ

ガンビアベイ「うぅ、私より勇気あるかも……」

イントレピッド「これが和の心ってやつなのかな?」

サミュエル「キョーコより1つ下なのにしっかりしてるね!」

京子「人心集めすぎてうちのが盗られそうなんだけど! ちょっと待てお前ら~! うちの子やろがい!」

結衣「……」

北上「どしたん結衣?」

結衣「いや、もしも深海棲艦に提督がいて、それがあかりだったとしても上手くいったんだろうなってふと思って」

大井「深海棲艦に上手くいかれたら困りますけどね」

結衣「うん、そうならなくてよかったって思っただけだよ」

イ級「……」

奈々「お~い、お前達! 無事かぁ!?」

りせ「……」

あかり「西垣先生!」

奈々「もみくちゃだな赤座くん。その中枢棲姫が件の深海棲艦か」

中枢棲姫「……この人は?」

あかり「あかり達の先生です」

奈々「既に丸く収まったようで何よりだ」

りせ「……」

奈々「そうだな。とりあえず彼女はこちらで保護しよう。色々と決めなくてはいけないからな」

中枢棲姫「か、解体はしないで……」ギュッ

あかり「大丈夫ですよ、そんなことしませんよぉ。これからこっち暮らすために必要な準備をしてくれるだけです」

中枢棲姫「あかりと一緒がいい」

叢雲(あかり)「だめよ!」

中枢棲姫「ずっと一緒って約束したから一緒にいるのよ! 何もおかしくないわ!」ギュッ

あかり「ぐえっ」

大和「またそうやって首絞めて! 痕が消えなくなったらどうするんですか!」

中枢棲姫「締めてない! 抱き着いてるだけ!」

アイオワ「私とSandwichになってしまってるね」

あかり「く、苦しい……」

北方棲姫「ワガママイッタラ、ダメ!」

中枢棲姫「い~や~!」

防空棲姫「だいぶキャラ変わったわねぇ」

奈々「埒が明かないからとりあえず赤座くんも付いて来てくれ」

あかり「あっ、はい。中枢棲姫さん行きましょう」

熊野(あかり)「あかり! その人だけ特別扱いするんですの!?」

あかり「えっ、いや」

神通「私も着いていきます!」

蒼龍「私も!」

サラトガ「ではサラも」

京子「お前はこっちだろ!」

あかり「いや、ちょっと一緒についてくだけですから!」

中枢棲姫「ちょっとだけ? 私が心から笑えるようになるまでずっと一緒にいるんじゃないの?」

あかり「ん、んんっ……!?」

間宮「あかり! 痛いところなでなでしてくれるなら、私、胸が痛いからなでなでして!」

ちなつ「ほら、ああやって何でも引き受けるとああなっちゃうんだよ。やっぱり本命を決めるっていうのは大事なんだよね」

暁(ちなつ)「どの口が」

叢雲(ちなつ)「言うのよ……」

綾乃「赤座さん! 優柔不断は罰金バッキンガムよ! はっきりしなさい!」

叢雲(綾乃)「ぶふっ!」

鈴谷「いい加減聞き飽きない?」

結衣「飽きないから、困ってる……」プルプル

京子「うおお~! 浮き輪で拘束じゃ~!」

ガンビアベイ「ひいい~! どこからこの浮き輪が~!?」

櫻子「やっぱり私が編み出した大根戦法は深海棲艦には有効だってことだよね!」

夕張「編み出したっていうか、たまたま見つけただけでしょうに」

向日葵「中枢棲姫さんほどじゃなくても、皆の心の中にもきっと……」

朧「向日葵との生活の中で薄れてきていますよ。だから、彼女もきっとあかりちゃんと一緒にいれば大丈夫です」

摩耶「ったく、せっかく準備して来たってのよぉ」

りせ「……」

那智「そうだぞ摩耶。戦わずに済むならそれに越したことはない」

中枢棲姫「あかり~」

叢雲(あかり)「あんたはまたそうやっていつもいつも……!」

あかり「うわぁん、全然丸く収まってないよぉ!」

今回はここまでです
次は胸だけは神風の感度を超えるようになるまであかりの裏人格に重点的に調教される朝風の小ネタです

りせに保護される展開にしましたが加入しなければそんなには出さないと思います

開始します

朝風「好きに使えって言ったけどさ、さすがに学校でするとは思わなかった」

神風「しょ、しょうがないでしょ! 私の順番回ってくるのだいぶ先なんだから!」

朝風「着任順だしねぇ」

神風「私だって本当は放課後呼ぶくらいのつもりでいたのに、なんか付けて行ったらその気になって」

朝風「なんで付けていったのか」

神風「わかんないわよ!」

朝風「姉さんもう末期だね。行くとこまで行ってるよ」

神風「なによ! 朝風だってそうでしょ!」

朝風「私はまだまだだよ。姉さんに比べたら全然」

神風「そうやって高をくくってるとまたあっちのあかりが出てくるのよ」

朝風「いやぁ、さすがにもう出てるときに遭遇することはないでしょ」

神風「あるのよ。そういう運命の下にあるの。きっと私以上にされるわ」

朝風「姉さん以上とかないない。ちょっと触られただけで反応しすぎだもん。一番敏感なとこでもそこまでなんないから」

朝風「って思ってたのに~!」

あかり「転ぶようなところにペットボトル放置してるのが悪い」

朝風「もはやデコピンしても出てきそうね貴女!」

あかり「あかりが中にいるって自覚してるからね」

朝風「その内自由に出て来るようになるってか!」

あかり「もしかしたらあかりの方がもう1人のあかりとか呼ばれるようになるかも」

朝風「最後は光の中へ完結しなさいよ!」

あかり「ということで、やろっか」

朝風「何がということなのかわかんないわよ!」

あかり「私が出て来る=そういうことでしょ?」

朝風「今回は事故だからそのまま帰って」

あかり「事故らされた賠償をしてもらわなきゃ!」ガバッ

朝風「うわぁぁぁ!」

朝風「回を重ねる度に服を脱がされるまでの早さが上がっていく……」

あかり「基本的に神風ちゃんと一緒だからね」

朝風「今日は絆創膏付けてないわよ……」

あかり「それはあかりの趣味でしょ」

朝風「いやあかり主導じゃなかったけど」

あかり「私はああいう焦れったいのはあんまり好きじゃない。もっと責め立てる」

朝風「責め立てるって……?」

あかり「ふふっ、お姉ちゃんに勝る妹もいるって教えてあげないとね」

朝風「ひええっ!?」

あかり「朝風ちゃんの弱いところは大体わかったわ。やっぱり一番は胸ね」

朝風「ま、まさか……」

あかり「神風ちゃん越えって、それこそ胸を張って言えるようにがんばろっか」

朝風「や、やめてぇぇぇ……!」

朝風「んっ……」

あかり「今の時点で感度はそれなりだよね」ツンツン

朝風「はぁぁ……」

あかり「先っぽばっかりというのも芸がないし、全体的に満遍なく……」フニフニ

朝風「こ、こんな薄い胸より、姉さんのをもっと伸ばした方が……!」

あかり「薄い胸を伸ばした方がより自分の成果を感じられていいじゃない」プニプニ

朝風「成長するわけじゃないし!」

あかり「ふふっ、目に見えてはね。だけど、私とあかりしか知らないところで成長してると思ったら、いいじゃない?」プニッ

朝風「ふんぅ……!」

あかり「そう、ここ。先っぽ以外にも感じやすいところあるよね。ここの感覚を全体で感じられるように……」スリスリ

朝風「そ、ん……ほとんど、改造よ……!」

あかり「改造、いいね。私達好みに朝風ちゃんを改造してあげる」

朝風「……っ」

あかり「ちょっと嬉しそうな顔した」

朝風「し、してない……」

あかり「したよ、見逃さないから。朝風ちゃんはね、もう逃れられないの」

朝風「ふぅ、うぅ……」プルプル

あかり「認めて楽に、気持ちよくなろう? ね?」

朝風「うぅぅ……」

朝風「あっ……んぁ……」

あかり「そうそう、素直にすればもっと気持ちよくなる……」スッ

朝風「んぅ……胸だけじゃないの?」

あかり「胸だけやってても飽きるでしょ? 気分を盛り上げてあげることも大事だからね」

朝風「はぁっ……ん……!」

あかり「ちゃんとここも触ってあげるよぉ……」クチュ

朝風「ひゃっ……」

あかり「待ちわびてたもんね……」

朝風「そう、なっちゃうわよ……」

あかり「だから、ここと一緒に責めてあげることで、同じだけ気持ちよくなるように錯覚させる……!」

朝風「ああっ……! し、しないわよそんなのぉ……!」

あかり「するくらいにめちゃくちゃにするってこと……胸触られて、すごい気持ちよかったって、そういう記憶だけずっと残すの……」

あかり「それを繰り返せばきっと、胸は神風ちゃんを超えられる」

朝風「姉さんを……」

あかり「そう……ちょっと触っただけで、すぐに準備万端になっちゃうくらいにね……」

朝風「あぁ……あぁぁ……」

あかり「楽しみ……?」

朝風「はぁ、はぁ……そんなの、決まってる……」

あかり「うん、なら、一緒に楽しもうねぇ……」グッ

朝風「ぅっ、ぁぁぁ~……」

神風「だから言ったでしょ。来るときは来るんだから」

朝風「来させちゃった私もいけないんだけど」

神風「ていうかちょっと期待してたからあかりを部屋に呼んだんでしょ」

朝風「普通にあかりとするつもりだったの!」

神風「どっちにしろするんじゃない」

朝風「そりゃ、なければ呼ばないし」

神風「朝風だって行くとこまで行ってる」

朝風「……」

神風「で、どうなの? 私越えた?」

朝風「何をもって超えたって判断すればいいかわからないし」

神風「そりゃあねぇ、測れるもんじゃないし」

朝風「結局あかりがどう思うかが主眼よ」

神風「それに尽きるわね」

朝風「……呼ぶ?」

神風「……今日はやめとく」

今回はここまでです
次は本編からです

あんまり開発しすぎると日常生活に支障を来たすのでほどほどがいいですね

開始します

龍驤「なぁなぁ千鶴」

千鶴「なに?」

龍驤「なんで自分は関西弁じゃないんや?」

千鶴「こっちで暮らしてたら自然に抜けた」

千歳「うちは抜けへんかったなぁ」

龍驤「ふぅん? 千歳の方がよう喋りそうなんになぁ」

千歳「せやね。普通は逆になるような気がするわ」

千鶴「こうなったものは仕方ないよ」

龍驤「ううん、関西弁ええのになぁ」

千歳「暮らしとったら自然に変わるもんやからしゃーないわ」

龍驤「いや、変わってない君が言うんはおかしいやろ」

龍驤「千鶴を関西弁に戻そう」

千鶴「なんでわざわざ」

龍驤「3人娘の方がすわりええやん?」

千鶴「そんなこと言われても」

千歳「ん~うちもまた千鶴の関西弁聞きたいかも」

千鶴「姉さんまで」

龍驤「千歳がご所望や。はよ戻らんかい!」

千鶴「ヤクザか!」

千歳「あかんで龍驤。関西弁は色々イメージが出来とるから、もっと丁寧な言葉使わんと標準語より当たり強う見られる」

龍驤「難儀なもんやなぁ」

千鶴「むしろ2人が標準語になればいいのに」

龍驤「そらあかんわ。立派な個性なのに」

千鶴「そこ以外も個性的だから」

龍驤「誰の胸が個性的や!?」

千鶴「言ってないだろ!」

千鶴「そもそも、私達の関西弁と龍驤の関西弁は違う」

龍驤「どこが違うねん!」

千歳「うちらのは京都弁、龍驤のは大阪弁に近いなぁ」

龍驤「出たわ、そうやって自分らは関西人とは違うみたいな雰囲気出す奴! これやから京都人は!」

千鶴「いやここ富山だから」

千歳「せやかて龍驤も関西人ちゃうやろ。横須賀やん」

龍驤「そもそも人ちゃうしな!」

千鶴「そこはいいでしょ」

龍驤「関西人やないのに関西弁を使ってるうちやからこそ、人一倍思い入れがあんねん」

千鶴「それを押し付けられても困るよ」

龍驤「あばらが痛いからか!ええっ!?」

千鶴「だから胸の話じゃない!」

千歳「むしろうちらはもっと富山に染まるべきなんかもしれへん」

千鶴「確かに」

龍驤「一理ある」

千歳「なんや可愛い方言言われとるらしいで」

千鶴「そうなの?」

龍驤「何位や?」

千歳「2位やって」

千鶴「へぇ、そうなんだ。全然知らなかった」

龍驤「1位は大阪弁やろ?」

千歳「いや京都弁」

千鶴「じゃあ染まらなくていいね」

龍驤「でたらめや! 大阪弁1位やないとか絶対適当ぶっこいとるやろそのランキング!」

千鶴「今聞いてるだけでも絶対1位はないなって確信できるけど」

千歳「何でも語尾にちゃを付けるらしいで」

龍驤「ちゃ?」

千歳「そうっちゃ!」

千鶴「なんか違うような」

龍驤「なんやどっかで聞いたことあるなぁ」

千歳「あれとは関係ないだっちゃ」

千鶴「姉さん、完全に意識してるでしょ」

龍驤「よう知っとるなぁ」

千歳「龍驤が知っとるくらいやったら、当然うちも知っとう」

龍驤「そういえばあの子の格好どことなく大阪っぽかったな。つまり大阪と富山は案外近いということやないか!?」

千鶴「発想が飛躍しすぎ」

千歳「富山を感じるために今日のお昼は富山ブラックや」

龍驤「うわ出たこの真っ黒スープ!」

千鶴「意外に悪くないよ」

千歳「ちいとしょっぱすぎやから、うちはもっとあっさりしたのんが好きやけどな」

龍驤「郷に入っては郷に従えや! 千歳も黒く染まるんや!」

千歳「あぁ、あかんて龍驤! この塩分は女子中学生には毒や!」

龍驤「むしろ若いうちに食べとかな! スープ飲み干すなんて今くらいしかでけへんで!」

千歳「あぁ~体が塩になる~!」

龍驤「なるかい!」

千鶴「……やっぱり姉さんは大阪寄りかもしれないね」

千歳「うん?」

千鶴「いや、仲良しでよかったよ、うん」ジュル

今回はここまでです
次は櫻子の潮の話です

千鶴の中の人はOVA登場が心配なくらいでしたが、一応今年に入ってから活動はされているんですね
うたがっせんのときに千歳の中の人の代打でステージ立ったりしたのに、業界も厳しいですね

↓1 潮の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

撫子「潮」

潮「はい、どうしましたか?」

撫子「髪、ちょっと跳ねてる」

潮「えっ、どこですか?」

撫子「こっち来な」

潮「いえ、言ってもらえれば自分で直しますから」

撫子「遠慮しなくていいから。一応一緒に暮らしてるんだし」

潮「えっと、じゃあお願いします」

撫子「本当、櫻子じゃなくてひま子のところの方が似合ってるよ潮は」

潮「そうでしょうか?」

撫子「あのバカには出来過ぎてる」

潮「そんなことないですよ。潮はなんてまだまだですから」

撫子「そういう謙虚さがあいつにはないからね」

撫子「髪綺麗だね」

潮「手入れはきちんとしていますので」

撫子「しなくても綺麗になるんじゃないの?」

潮「さすがにそこまで便利ではありませんよ」

撫子「そっか」

潮「撫子さんも綺麗な髪だと思います」

撫子「私もちゃんとしてるから」

潮「髪の手入れ以外もですね」

撫子「そう? わりと適当なところもあるけど」

潮「その余裕がちょっと羨ましいです」

撫子「余裕というか事実を言ってるだけだけど。比較対象櫻子だったら、そりゃ誰だってちゃんとしてるように見えるか」

潮「櫻子と比べてるわけじゃないですよ」

撫子「本当に?」

潮「……ちょっとだけです」

撫子「それにしても、よく櫻子に愛想尽かさなかったね」

潮「いい子ですから」

撫子「いい子でもバカの下で戦争したくないわ」

潮「そこはなんというか、潮達にも考える頭がありますので」

撫子「ただの船じゃないもんね」

潮「はい。それに、櫻子もたまには鋭いんですよ。野生の勘的なものです」

撫子「勘だけ強くてもね」

潮「けれど、得難いものですよ」

撫子「まあね」

潮「潮は櫻子の下にいられてよかったって思ってます。それだけは事実です」

撫子「今媚び売ってもただの中学生だよ?」

潮「媚び売りじゃないです!」

撫子「わかってるよ」

撫子「あの子、そんなに魅力的?」

潮「撫子さんはそう思いませんか?」

撫子「私にとっては妹だから贔屓目はそりゃあるよ。けど、潮達みたいな可愛い子や翔鶴さんや日向さんみたいな大人まで夢中になるとは思わないよ」

潮「おかしいでしょうか?」

撫子「おかしいかおかしくないかは本人の気持ち次第だよ。でも、艦娘は提督に惚れるみたいにインプットされてるんじゃないかとは思った」

潮「そういうことはありませんよ。そもそも必ずしも提督の下で暮らさなくてはいけないわけではありませんし」

撫子「鎮守府、だっけ? そういう特殊な環境にいたから?」

潮「関係してないとは言えないと思います。あそこでずっと一緒でしたし。戦うときも」

撫子「吊橋効果みたいなのもあるのかな?」

潮「色々な条件が重なって今の状況があるのは確かです。だけど、それは悪いことじゃないと潮は思います」

撫子「独り占めできないのに?」

潮「そこは、ちょっと嫉妬しちゃったりすることもありますけど、そういう感情が湧くのは好きってことだからって再確認にもなると言いますか」

撫子「ポジティブ、っていうのとなんか違う気がするね」

潮「ややこしくてすいません」

撫子「いや、別に謝ることじゃないでしょ」

撫子「好きなのはいいけど、何でも好き勝手やらせるのは違うよ」

潮「わかっているんですけど、どうにも……」

撫子「あれ、さ」

潮「あれ?」

撫子「胸揉むの。必要なことだっていうの嘘でしょ」

潮「バレますよねあんなの」

撫子「あれで騙せたと思うの櫻子だけだよ」

潮「すいません、鎮守府ではもっとひどかったのでこれでもよくなった方なんです」

撫子「あれでよくなったって、鎮守府ではどう過ごしてたのよ?」

潮「ほとんど裸族みたいな……」

撫子「翔鶴さん達も!?」

潮「はい」

撫子「あのバカ!」

潮「いえ、皆その状況を楽しんでましたので!」

撫子「いやそれもどうなの?」

潮「え、エッチな気持ちよさとは別に、求められてるっていう嬉しさもあって……」

撫子「倒錯してるよそれ」

潮「だ、だけど、全く求められないよりは、ああしてくれた方が潮的には嬉しいんです……」

撫子「そう? じゃあ、私も同じことしていい?」

潮「えっ?」

撫子「目の前であんなにされてたら気になるじゃん」

潮「あっ、ああっ、だ、ダメです! 求められれば、誰でもいいんじゃないです! 櫻子じゃないと、ダメなんです!」ガシッ

撫子「そう、ならいいよ。快楽に依存してるわけじゃないんならね」

潮「あっ……演技だったんですね」

撫子「まあね、本気でするわけないでしょ怒られるし。櫻子にも……」

潮「にも?」

撫子「いや、何でもない。前にも言ったけど、好きだからそういうことするのはいいけど、場所を弁えなさいよ」

潮「はい。潮だって見られたいわけではないので」

撫子「少しは理解も進んできたとはいえ、偏見の目は未だに強い。好きな相手いるっていうのに、女子なら誰でもいいみたいに見られる」

潮「それは、いやですね」

撫子「だからひっそりとね。あのバカはそういうこと気にしないでしょうから、いくらいやじゃなくてもそこは守りなさい。潮と櫻子のために」

潮「は、はい」

撫子「私は味方だから。それは覚えておいて」

潮「……ありがとうございます」

櫻子「あ~疲れたぁ。ジュースでも飲も~って、何やってんのねーちゃん?」

撫子「潮の髪整えてんの。あと世間話」

櫻子「ふぅん……えい」ムニムニ

潮「ひやぁっ!」

撫子「こら! 私の前でやんなって言ったでしょ!」

櫻子「ねーちゃんが触った分、取り戻さないといけないだろ~! 潮は私んだから!」モミモミ

潮「ん、やっ、ただ、髪直してもらってるだけですから~!」

撫子(いっぱい相手いんのに独占欲だけは高いって、本当にどうしようもないなこいつ)

撫子(だけど、そんなどうしようもない妹をここまで愛してくれてる子がいるのは、嬉しいかな)

今回はここまでです
次は向日葵の朧の話です

大室家の平均胸囲は随分と大きくなっていますね

↓1 朧の話

1 エロあり
2 エロなし

開始します

朧「ほら、みんな餌だよ~」パラパラ

楓「……」

朧「ん? 楓もやってみたい?」

楓「カニさん、餌持ってたら飛び掛かってこない?」

朧「大丈夫、そんな力ないから」

楓「じゃあやる!」

朧「ならこっちおいで」

楓「うん!」

朧「あんまりあげ過ぎるのはよくないから、これくらいね」

楓「カニさんはあんまり食べない子なの?」

朧「そうだね、1日食べないでも大丈夫くらい」

楓「すごい! 楓、1日食べないと死んじゃうよ」

朧「楓も食べなくても死なないけど、お腹はすごい減っちゃうよね」

楓「楓もカニさんになれば節約できるかな?」

朧「それよりもお腹いっぱい食べられるようになることを考えよう」

向日葵「カニくらいならペットにしても大丈夫ですわね」

楓「お姉ちゃん!」

朧「くらいっていうけど、お世話結構大変なんだよ?」

向日葵「それはわかっていますが、犬や猫を飼うよりは簡単ですわ」

朧「そこは否定できないなぁ」

楓「楓がもっと大きくなったら、猫さん飼っていい?」

向日葵「それはお母さん達に聞かなきゃいけませんわ」

朧「小さいうちに動物を飼うことはいいことだよ。教育的にね」

向日葵「ちゃんと躾けが出来ればですわ」

朧「そこはね」

楓「噛まれるのはいやだなぁ」

向日葵「カニは手を突っ込まなければ挟んできたりしないので、安心してお世話してあげるのですわよ」

楓「うん!」

朧「この子達は黄泉平坂に送るビームとか、ドラゴン召喚したりするけど」

楓「えっ?」

向日葵「ペットが要らないくらい人が増えましたし」

楓「お姉ちゃんがいっぱいいる!」

朧「私達ペットと同列ですか!?」

向日葵「情操教育にペットを用いる必要がないということですわ」

朧「むしろペットで気を引いておいた方がいいような気もする」

向日葵「そこは言わなくていいですわ」

楓「ん?」

向日葵「とにかく朧、これからも楓のことお願いしますわ」

朧「はい、任せておいてください!」

楓「お姉ちゃん、どこか行っちゃうみたいな言い方だね」

向日葵「いえ、そんなことはありませんわ。私も一緒に楓を見守っていきますから」

楓「うん!」

楓「……くぅ」

朧「寝ちゃいましたね」

向日葵「まだ子供ですもの。お昼寝は大事ですわ」

朧「子供でなくてもした方がいいみたいですけど」

向日葵「そうも言ってられないのが辛いところです」

朧「向日葵は寝起きも悪いですし」

向日葵「あ、朝に弱いだけですわ!」

朧「そういうことにしておきます」

向日葵「んもぉ、本当ですのに」

朧「あはは」

楓「……ん」ゴロン

朧「あっ、静かにしないとですね」

向日葵「ですわね」

向日葵「楓、どうですの?」

朧「どうってどういうことです?」

向日葵「仲良くしていけそうです?」

朧「さっき言ったじゃないですか」

向日葵「本人がいる手前、本当のことが言えないということもありますわ」

朧「嫌う要素なんかないですよ」

向日葵「好きになる要素は?」

朧「数えきれないくらい」

向日葵「よかったですわ」

朧「心配してたんですか?」

向日葵「子供が嫌いということもありますし」

朧「私は好きですから子供」

朧「子供、かぁ」

向日葵「どうしました?」

朧「いえ、向日葵も子供好きですよね?」

向日葵「ええ。楓がいますし」

朧「妹じゃないですか」

向日葵「続柄ではなく相手としてですわ」

朧「うん、でも自分の子供欲しいと思います?」

向日葵「それは……」

朧「作らない、というのと、作れない、というのは全然違うと思うんです」

向日葵「ええ、違いますわ」

朧「私達は、向日葵の選択肢を1つ潰していると考えると……」

向日葵「朧、気にしていたんですね」

朧「いえ、すいませんこんな話」

向日葵「1つを選べばもう1つの選択肢はなくなるというのは、こういったことでなくても当然のことです」

朧「わかっていますよ」

向日葵「私は恵まれていますわ。朧と一緒に他の皆も選べたんですから」

朧「いつか、後悔するかもしれません」

向日葵「その通りかもしれません。もしかしたらああだったかもということは、絶対いつか考えてしまいますわ」

向日葵「でも、今とどっちがよかったかなんてわからないじゃないですか。何もかも違う道なのですから、それは誰にも比べられないことです」

向日葵「私にわかるのは、朧達を選んで進んだ今が幸せであるということだけ」

朧「子供産めなくてもですか?」

向日葵「子供が産めないかわりに、子供に注ぐ分の愛情も全部朧達にあげます」

向日葵「たくさんいるんですもの。それくらいしないと皆から貰う分には吊り合いませんわ」

朧「私も、その分向日葵を愛していますから、全然足りないかもしれません」

向日葵「では、私はもっとたくさん愛さなくてはいけませんね」チュッ

朧「……そこに楓がいるのに」

向日葵「寝てるから平気ですわ」

朧「もう」

向日葵「朧。私は精一杯朧を幸せにしますわ。だから、朧も」

朧「向日葵を幸せにします。子供が出来なくても寂しくないくらい、たくさん幸せに」

朧(そうだね。選ばなかった道がどれだけ幸せであっても、今選んだ道での幸せは手に入らないってことだから)

朧(選んだ道をしっかりと歩いて行かなきゃいけないんだね)

今回はここまでです
次は国後との交流です

アクアリウムと犬猫を飼う面倒さはたぶん性質が違うと思うので、一概にどっちが楽とは言えないかもしれませんがご了承ください

開始します

占守「クナー、あかりちゃんに迷惑かけてないっすか?」

国後「かけてないわよ。そもそも学校以外でそんなに合わないし」

占守「なんで合わないっす?」

国後「姉さんとこだってそんなに会えないでしょ。うちより多いんだから」

占守「うちは全員同じマンションに住んでるっすから、会おうと思えばあえるっしゅ」

国後「思うの?」

占守「前にアポなしで行ったらお楽しみ中だったから、会いに行くときはアポ取る必要があるっしゅ。面倒なんであんまり行ってないっす」

国後「お楽しみ?」

占守「クナはまだなんすね。姉ちゃんとしては喜ぶべきなんすかね」

国後「だからどういうこと?」

占守「なんでもないっしゅ。あっ、あかりちゃん来たっすよ」

あかり「あれ? 占守ちゃんがいる」

占守「お久しぶりっす。歩いてたらクナが見えたんで話してたっしゅ」

あかり「そっかぁ、お姉ちゃんだもんね」

占守「クナのことよろしくっす」

あかり「うん、よろしくするよぉ」

国後「もう! あんまり会う機会ないって言ってるのに!」

占守「そんな照れなくていいじゃないっすか。じゃあ、占守はそろそろ行くっす。またね」

あかり「またね~」

国後「京子のところの艦娘全員と知り合いなの?」

あかり「前に京子ちゃんのところに行ったとき一通りね」

国後「顔が広いことで」

あかり「えへへ~、じゃあ行こうか国後ちゃん!」

あかり(今日はどんなことを話そうかなぁ)

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 1人で寂しくないかという話
2 神風以外とは仲良くしているかという話
3 国後の好きなもの
4 その他自由に

綾乃「いらっしゃいませ~」

あかり「こんにちは杉浦先輩」

国後「どうも」

綾乃「あら、赤座さんと国後じゃない」

あかり「すいません、長門さんがご迷惑をかけて」

綾乃「いや、別に長門さんから頼まれたわけじゃなくて、陸奥が勝手にやらせてくれって言っただけだから」

陸奥「だって閉めておくの勿体ないでしょ、せっかく作ったのに」

綾乃「プリンツさん達が手伝いに来てくれるし、問題ないわ」

あかり「ならよかったです」

国後「私、アイスコーヒーね」

あかり「あっ、あかりはアイスココアで」

綾乃「かしこまりました」

あかり「さすが杉浦先輩だよぉ。もうしっかりウェイターさんだよぉ」

陸奥(足ガクガクだけどね)

国後「こういうところで神風さんみたいな恰好で給仕するのもいいと思わない?」

あかり「あぁ、それいい」

国後「でしょ? 探したらありそうではあるけど、神風さん以上に似合ってる人はいないでしょうね」

あかり「国後ちゃん、神風ちゃんのこと好きだねぇ」

国後「もう何回も言って来たじゃない」

あかり「いや、改めてね」

国後「改まる必要もないでしょ」

あかり「う~ん、神風ちゃんへの好きってどういう感じの好きなのかな?」

国後「は?」

あかり「だから、国後ちゃんの神風ちゃん好きって気持ち。どういう好きなのってこと」

国後「そ、それは……」

↓1 コンマ

0~30  恋愛としての好き
31~60 憧れとしての好き
61~98 好きだと思い込もうとしてる
ぞろ目  もうやった

国後「……」

あかり「国後ちゃん?」

国後「そんなこと、深く考えたことなかった」

あかり「自分の好きの気持ちだよぉ?」

国後「そうだけど、わざわざ考えないでしょあんまり」

あかり「聞かれてみないと考えないかもね」

国後「そうだよね? あんまり考えないわ」

あかり「で、考えてみたらどうだった?」

国後「考えてみたら……」

あかり「友達としての好き?」

国後「友達だなんてそんな気安いっ!」

あかり「気安くていいと思うけどなぁ」

国後「やっぱり、恋愛寄りの好きなのかしらね」

国後「私あんなことしたのに、怒らずにむしろ気遣ってくれるし」

あかり「うん」

国後「それに綺麗でしょ? 純粋に見た目もだけど、立ち振る舞いとかもね」

あかり「表向きはね」

国後「表向きって何よ」

あかり「あぁ、気にせず続けて」

国後「だから、国後もあんなふうになりたいって思うし、それは恋愛寄りってことでいいのよね?」

あかり「あかりに聞かれても。ちょっと憧れてるだけにも聞こえるけど」

国後「憧れてるだけなのかな?」

あかり「キスしたいとか思う?」

国後「き、キス!?」

あかり「うん」

国後「わ、わかんないわよ! したらどんな感じとか、知らないし……」

国後「憧れと恋愛的な好きの線引きってどこからなの? キスしたいと思ったら?」

あかり「そこは人それぞれで、こうだって定義は出来ないと思う」

国後「そうだよね、好きの形なんて人それぞれだもの」

あかり「難しいことだよねぇ」

国後「あかりは神風さんことどう思ってるの?」

あかり「好きだよぉ。恋愛的な意味で」

国後「どうしてそうはっきり言えるの?」

あかり「一緒にいて幸せだなぁって思うから?」

国後「なんで疑問形なのよ」

あかり「あはは、あかりも明確にこれだっていうことはないから。ただずっと一緒にいて、色んな事して、その中であかりの気持ちがどういうものなのか考える時間があったから」

あかり「いっぱい考えて出した気持ちだから、はっきりと言えるんだと思うよぉ」

国後「そう……」

国後(羨ましい、そんな時間があったことが)

国後(あぁ、そっか。羨ましいと思う気持ち、負けたって感じちゃうこと。これは、そういう意味で好きだったからこその気持ちなんだ……)

国後(こうして終わってしまったから気づけたなんて、皮肉だわ)

綾乃「お待たせいたしました。アイスコーヒーとアイスココアです」

あかり「ありがとうございます~」

国後「ありがと」

陸奥「あかりちゃんのお団子可愛いわね~」ワサワサ

あかり「あんまりやると取れちゃいますよぉ~」

陸奥「えっ、取れる?」

国後「……」

綾乃「あまり引きずってはだめよ」

国後「えっ?」

綾乃「簡単に変えるのは悪いことのように思うかもしれないけど、想いをちゃんと遂げられる相手を探すことは間違いじゃない」

綾乃「私はそう思うわ。まあ、想い合える相手を見つけたら大切にしないといけないけれどね」

国後「……うん」

綾乃「頑張ってね」

国後「ありがとう、綾乃」

あかり「あれ、何の話してたんですか?」

綾乃「コーヒーにミルクがいるかって話よ」

プリンツ「アカリさんもプリンツのミルク入ります?」

あかり「わぁっ!? プリンツさんいつの間に!?」

プリンツ「今さっきですよ~んふふ、アカリさんに絞ってもらえば出るかもしれませんよ~」

陸奥「あらあら」

綾乃「ちょ、ちょっと赤座さん! 何やってるの!?」

あかり「ええっ!? あかりが怒られるんですか!?」

国後(思いを遂げられる相手、ね。いつか見つかるかしら?)

今回はここまでです
次は深海鶴棲姫との交流です

30ギリギリだったので憧れとの境界にいる感じにしました

開始します

深海鶴棲姫「おおっ、これ新作出るんだ。面白そう」

イ級「……」

深海鶴棲姫「げっ、発売日1月とはいえ来年じゃん。ちょっと待たせ過ぎでしょ」

イ級「……」クイクイ

深海鶴棲姫「ん? どうしたのイ級?」

イ級「……」

深海鶴棲姫「なに、遊んでほしいの? 私今E3見るのに忙しいからほっぽんとこ行って」

イ級「……?」

深海鶴棲姫「んん~? イ級も興味ある? でも手がないからイ級にゲームは出来ないよねぇ」

イ級「……!」

深海鶴棲姫「足使えばできるって? いや足も大きいから精密操作無理でしょ」

イ級「……」テクテク

深海鶴棲姫「あっ、こら! コントローラー壊れるから私のでやるのやめて!」

イ級「……」

あかり「鶴棲姫さん、おはようございます」

深海鶴棲姫「あっ、あかり来たよ。あかりに遊んでもらって」

イ級「……」

あかり「イ級ちゃんもおはよう。何してるんですか?」

深海鶴棲姫「E3見てた」

あかり「いーすりー?」

深海鶴棲姫「世界最大規模のゲームの見本市だよ。新作の情報とかいっぱい出るの」

あかり「へぇ~、そんなのやってるんですね」

深海鶴棲姫「今は中継で見られるからいいよね」

あかり「すごいですよねぇ」

イ級「……」グリグリ

あかり「イ級ちゃんはゲームできないから、他のことで遊んでほしいみたいです」

深海鶴棲姫「いや、足でできるってコントローラー踏もうとしてたから」

あかり「あかりは鶴棲姫さんに会いに来たので、少し付き合ってくれませんか?」

深海鶴棲姫「中継が~」

あかり「中継もできれば録画もできるじゃないですか」

深海鶴棲姫「はいはい。まったく、いい時代になったもんだねぇ」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 名前を付ける
2 日々の生活について
3 髪の毛が凄いという話
4 その他自由に

あかり「そろそろ鶴棲姫さんの名前決めてあげないといけませんね」

イ級「……!」ピョン

深海鶴棲姫「いいよ鶴棲姫で」

あかり「もっと女の子っぽい名前がよくないですか? 鶴姫とか」

深海鶴棲姫「忍者になりそうだなぁ」

北方棲姫「アカリー!」ダキッ

あかり「うっ! ほっぽちゃん、急に抱き着いたらびっくりするよぉ」

北方棲姫「ナニシテルノ?」

イ級「……」

北方棲姫「メガホンノナマエ? メガホンジャナイノ?」

あかり「それは女の子っぽくないよぉ」

防空棲姫「わるシリーズの仲間入りすればいいのよ」

あかり「わるづきちゃん」

防空棲姫「わるづる? わるずい? わるかく?」

深海鶴棲姫「なんかどれも語呂悪いね」

離島棲鬼「鶴は英語でクレインだからそれでいいんじゃない?」

深海鶴棲姫「そこまで鶴要素なくない私?」

レ級「鶴級でいいんじゃね」

深海鶴棲姫「ランクダウンしてるじゃない!」

戦艦棲姫「結局どれがいいんだ?」

深海鶴棲姫「どれにしようかしらねぇ」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 鶴姫
2 メガホン
3 わるずい
4 鶴棲姫
5 その他自由に

深海鶴棲姫「う~ん」

北方棲姫「ナガイ!」

レ級「早く決めろよ~」

深海鶴棲姫「いや自分の名前大切なもんだからね?」

戦艦棲姫「大切な物だという自覚はあったのか」

深海鶴棲姫「そりゃ、うん、そこは、あるよ」

防空棲姫「わるの名を背負わないのぉ?」

深海鶴棲姫「でもほら、私見た目は瑞鶴っぽいけど瑞鳳とかも混じってるし」

あかり「瑞鶴さんと瑞鳳ちゃん。ずいとずいですね」

離島棲鬼「じゃあずいずい!」

深海鶴棲姫「えっ?」

北方棲姫「ズイズイ! カワイイ!」

深海鶴棲姫「ずいずい……可愛い?」

あかり「可愛いと思いますよぉ」

深海鶴棲姫「ならそれでいっか」

レ級「わりと適当!」

イ級「……」カプカプ

北方棲姫「ズイズイ~」

イ級「……」グリグリ

深海鶴棲姫「あぁん、わかったからじゃれつかないで」

あかり「ずいずいさん」

深海鶴棲姫「その呼ばれ方に慣れるとこからはじめないと」

離島棲鬼「ずっころばし」

深海鶴棲姫「言うと思ったよ」

防空棲姫「うふふ、ずいずいさん。確かに響きが可愛い」

レ級「なんかこう、ずいーって感じでいいな!」

戦艦棲姫「どんな感じなんだ」

あかり「瑞鶴さんと瑞鳳ちゃんにも報告しましょう」

深海鶴棲姫「えっ、いる? その報告?」

防空棲姫「これの5やっと出るのねぇ」

深海鶴棲姫「面白いよねこれ」

あかり「瑞鶴さんから返信来ましたよぉ」

北方棲姫「ナンテー?」

あかり「瑞鶴の瑞の方が先だよね、ですって」

深海鶴棲姫「どっちが先とか考えてなかったなぁ」

レ級「どっちも瑞じゃん」

離島棲鬼「それが違うもんなんだようん」

あかり「あっ、瑞鳳ちゃんからも返って来た。鶴鳳でよかったんじゃない?って」

離島棲鬼「相撲取りみたいじゃん。可愛くない」

戦艦棲姫「そういう名前の艦もいそうではあるが」

防空棲姫「というか雄々しい名前の艦多いしねぇ」

北方棲姫「ズイズイナノレルダケマシ!」

深海鶴棲姫「お、おう」

イ級「……」

イ級「……!」

深海鶴棲姫「そんなずいずい言わんでもいいじゃん」

あかり「名前呼んでるんですか?」

北方棲姫「メッチャヨンデル」

あかり「あかりにも聞こえればいいのにね~」スリスリ

イ級「……」カプ

あかり「うひゃっ! 耳噛むのくすぐったいよぉ」

防空棲姫「あんな大きな口で器用ねぇ」

レ級「よ~し、ほら尻尾!こっち来てお前も噛め!」

レ級の尻尾「……」プイッ

レ級「お~い!」

離島棲鬼「相変わらずツンツンだわ」

北方棲姫「カワリニワタシガカムー!」

あかり「わぁぁ、ほっぽちゃん! あんまり強く噛むのはダメだからね!?」

深海鶴棲姫「あの~用済んだなら1人に……」

深海鶴棲姫「はぁ~、まあいいかこういうのも」

今回はここまでです
次は千代田との交流です

イ級とレ級はもうこの名前で定着した感がありますのでこのままで行く感じでいいですかね

↓1 千代田の話

1 エロ有り
2 エロなし

乙 名前はそういう安価が出たらでいいのでは。

ただ横になって目を瞑ってようと思ったらガチ寝してしまうのが多くなった気がします
短いスパンですいませんが↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです

>>409
安価を出す機会も減って来てますがその機会で取られれば決めるという形にしますね


横になって目を瞑ったらガチ寝しててやりたいこと全然できなかったってあるよね……

>>413
あり過ぎて辛いです無駄に夜更かししてるせいですが

開始します

あかね「あかり~」スリスリ

あかり「お姉ちゃん、皆見てるから……」

千代田「何やってんの?」

あかね「最近お休みの日はいつも家にいなくて、寂しいからこうして補給してるんです」

千代田「何を?」

あかね「アカリウムを」

あかり「なにそれ!?」

千代田「よくわかんないけどわかったから、人前でそういうことするのやめときなさい」

あかね「私は一向に構いません!」

千代田「あかりが構ってるのよ」

あかり「お姉ちゃんが周りの人から変な目で見られるようになったらやだよぉ」

あかね「あぁ、あかり! お姉ちゃんの心配をしてくれるのね! なんていい子!」ナデナデ

あかり「お姉ちゃん、感動するのはいいけど悪化したら意味ないよぉ!」

あかね「お酒飲ませて変なことしないでくださいね!」

千代田「しないわよ! というか千代田はあんまり飲まないわ!」

あかね「お酒飲むために20歳設定にしたって言ってたじゃないですか」

千代田「千歳お姉に付き合うためよ! あと設定言うな」

あかね「とにかく! あかりにもしものことがないようにしてくださいね!」

千代田「わかってるから」

あかり「じゃあ、またねお姉ちゃん」

あかね「うぅ、あかりぃ! たまにはお姉ちゃんとも休日を過ごしてもいいんだよ?」

あかり「ええっと、どうしてるか気になる人がいっぱいいるから、ごめんね」

あかね「ああああああ!」

千代田(ちょっと可哀想ではあるけど、仕方ないわよね)

あかり「駆逐艦の子達はもうお酒飲めなくなっちゃいましたね」

千代田「さすがにあの容姿だと無理があるもの」

あかり「千代田さんだって高校生でも通ると思いますけど」

千代田「お姉がどうしてもって言うからしょうがないわ」

あかり「千歳さんはお酒好きですもんね」

千代田「どうしてあんなに好きなのかしらね」

あかり「でもいいじゃないですか。飲み会?っていうの楽しそうです」

千代田「あぁ、飲み会ねぇ」

あかり「どうしたんですか?」

千代田「あかりはダメよそういうところ行っちゃ」

あかり「ええっ、どうしてですか?」

千代田「大学生の飲み会なんて、酒飲ませて変なことしようって奴が企画するようなもんだから」

あかり「それは偏見だと思いますけど」

千代田「少なくとも千代田とお姉に声かけて来る奴はそうだったわ。皆あからさまに胸ばっかり見て、嫌らしい」

あかり「あははは……」

千代田「指輪してたら違ったのかなぁ」

あかり「大学生で結婚してる人いるんです?」

千代田「法律上は高校生でもできるでしょ」

あかり「でもあんまりいませんよぉ」

千代田「そうかもしれないけどね」

あかり「ケッコン、したいです?」

千代田「うちの中でしたくないって言う人いないんじゃない?」

あかり「妖精さんが持って来てくれてますけど、改修ができませんね」

千代田「それはいいのよ別に。指輪がほしいだけ」

あかり「結婚してると思わせるならそれだけでいいですね」

千代田「それだけじゃなくて」

あかり「他に何かあるんです?」

千代田「人に言えないでしょ、こんな関係だって」

あかり「絶対言えませんよぉ」

千代田「だけどやっぱり主張したくなるのよ。だから、誰のとは言えないけど指輪見せてアピールしたいの」

あかり「アピールしたいんですか」

千代田「本当はいやらしい目で見られる度、これはもうあかりのだから気安く見るなって言いたいのに!」

あかり「あかりのではないですよ!?」

あかり「ケッコンします?」

千代田「なんかそう軽く扱われるのもやだ」

あかり「元々軽く扱おうとしてたものですけどね」

千代田「そんなの建前じゃない。競い合うのも選ばれるのもどっちもドラマチックよ」

あかり「言われてみればそうかもしれません……」

千代田「だから軽くじゃない感じで」

あかり「難しいですよぉ」

千代田「そりゃそうでしょ。簡単じゃないから軽くないのよ」

あかり「ううぅん……」

千代田「あんまり難しいようなら、エッチした後に言ってくれれば流れで行けるかもね」

あかり「軽いのか重いのかわかんないですよぉ!」

あかり「あかりにはそういう目で見られていいんですよね?」

千代田「むしろ見られたいけど」

あかり「見られたいんですか」

千代田「うん。だって、好きな相手にそう思われてないって悲しいでしょ」

あかり「ちゃんと、思ってますからね」

千代田「じゃあたまにはあかりから言って来てほしいな」

あかり「あかりからだと、やっぱり違います?」

千代田「気持ちが全然違うよ。あかりだって求められたら嬉しいでしょ?」

あかり「ま、まあ、想われてるって感じるのは嬉しいです」

千代田「だから、もっと千代田を求めてほしいのよね。本当はもう押し倒して、無理やりしちゃうくらいでもいいんだけど」

あかり「む、無理ですよそんな乱暴なの!」

千代田「だから、しようって言ってくれるだけでもすごく嬉しいから」

あかり「わ、わかりました」

あかり「那珂ちゃんに言われたんです」

千代田「ん?」

あかり「自分はたくさん好きな人がいるのに、好きな人相手に独占みたいなの抱いちゃうのは悪いことじゃないって」

千代田「悪いことだと思ってたの?」

あかり「自覚してなかったんですけど、でも心のどこかで思ってたみたいです。そういう気持ちがあるって思ったのが、あかりが初めて恋心を意識したことなんですけどね」

あかり「あかりは1人の物になれないのに、そんな気持ち抱いてたらダメだって。でも那珂ちゃんは愛してるならそう思うのは当たり前だって、だからその想いを隠さずにちゃんと愛して言ったんです」

あかり「あかり、千代田さんのこと好きです。でも、千歳さんとか他の人のことも好きで……それでも、千代田さんにもあかりを好きでいてほしいって思ってます」

あかり「図々しい、ですか?」

千代田「図々しいね。だけど、図々しくなるくらい千代田のことが好きだってことでしょ?」

千代田「はじめて会った頃はそんなこと全然なかったのに、いつの間にかこんなにも図々しく千代田のこと好きになってくれた。なら千代田もそれに応えるよ」

千代田「千代田もあかりが好き。千歳お姉とか他の子のことが、ううん、他の子のことも好きでも、千代田のこと誰よりも好きだって知ってるから」

あかり「ありがとうございます、千代田さん」

千代田「こんなのお礼を言うのは違うよ」

あかり「そうですね、少し屈んでください」

千代田「うん」

あかり「……」チュッ

千代田「……見られたらどうするの」

あかり「ちゃんと確認しましたよぉ」

千代田「そう……あかりからの深いキス」

あかり「やっぱり気持ちが違います?」

千代田「うん、全然……」

あかり「えへへ」

千代田「早くお家まで帰りましょ」

あかり「急ぎますか?」

千代田「したくてたまらなくて、このままだと往来で押し倒しちゃいそうで」

あかり「は、早く帰りましょう!」

千代田「帰ったらまたすぐあかりから、今度はキスの先まですること。いいわね?」

あかり「……はい、千代田さん」

今回はここまでです
次は足柄の話です

お酒は飲まずに変なことしてるのであかねとの約束は破ってません

↓1 足柄の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

足柄「ねぇ、羽黒」

羽黒「なんでしょうか足柄姉さん?」

足柄「私そんなに高校生に見えない?」

羽黒「姉さんは大人っぽいですから」

那智「私も最大までダブってることにしたからな。お前もそれくらいだと思われても仕方ない」

足柄「私は普通に18歳ってことにしたわよ!」

羽黒「那智姉さんは普通に大学生でよかったのでは?」

那智「高校生活というのを楽しんで見たかったのだ」

羽黒「二十歳超えてることにしてたら近寄りがたいでしょ」

那智「しかしそうでなければ酒が飲めん」

羽黒「家で飲むくらいならいいんじゃないでしょうか?」

那智「それでは買えんだろ」

足柄「私年齢確認ボタンを押せとは言われるけど、身分証提示を求められたことはないわ」

那智「私もないな」

足柄「どうなのよ撫子!」

撫子「いや、何が?」

足柄「私は高校生に見える!?」

撫子「……最近の子は成長早いから」

足柄「あんたこそ最近の子でしょ!?」

羽黒「姉さん、撫子さんに迷惑かけちゃだめですよ」

撫子「むしろなんで素直に大学生にならなかったのか気になるわ」

那智「大学と高校まででは全然違うと奈々が言っていたのでな。それに羽黒が心配だった」

羽黒「私が心配?」

那智「悪い男に捕まらないかをだな」

撫子「ここ女子校だけど」

那智「羽黒はそっちだからその方が危ないかもしれん」

羽黒「女の子なら誰でもいいわけじゃありませんから!」

足柄「結衣ちゃんなら高校生でもいけるんじゃない? あかりは無理だけど」

羽黒「背格好が似てても違うものは違いますから! 私をなんだと思ってるんですか!」

撫子「あんまそういうこと大声で言わないで」

撫子(艦娘って皆こうなのかな……危機感ないというか、気負いしなさ過ぎて危なっかしいわ)

足柄「あかりも似合ってないって思う?」

あかり「何がですか?」

足柄「学校の制服」

あかり「似合ってますよ」

足柄「まあ、あかりはそう言うわよね」

あかり「お世辞じゃなくて本当にそう思ってますよ?」

足柄「好きな相手のことは何でもよく見えるものよ」

あかり「でもあかりには似合わないと思いますよね?」

足柄「そうねぇ、ちょっと早いかも。あっ、別に似合わないものがあるからって、あかりのこと好きじゃないわけじゃないわよ!?」

あかり「わかってますよぉ。だから、好きだからって何でも似合うと思うわけじゃないってことです」

足柄「……本当にそう思ってる?」

あかり「本当です」

足柄「そう、そうか、ありがとう」

あかり「いいえ」

足柄「はぁ、学校帰りの一杯は効くわ」

あかり「一気に制服が似合わなくなりましたね」

足柄「いいのよ、今日くらいは飲ませなさい」

あかり「本当に今日くらいなんですか?」

足柄「本当本当」

あかり「ゴミ箱の中、お酒の缶いっぱい入ってましたけど?」

足柄「昨日の今日よ」

あかり「意味が違いますよぉ」

足柄「もう、家でくらい好きにさせてよ」

あかり「はいはい、リラックスするのはいいですけど、せめて服は着替えましょう? お酒の匂いついちゃいますよ」

足柄「そんなの土日で消える消える」

あかり「そうかもしれませんけど、こぼしたりするかもしれませんし」

足柄「あかりが脱がして~」

あかり「しょうがないですねぇ」

あかり「ゴミ捨てるときに見られたりしないんですか?」

足柄「父親がいるって設定になってるから平気平気」

あかり「そういう設定なんですね」

足柄「まっ、学校の行き帰り見られなきゃ、誰も私を高校生だとは思わないわよ」

あかり「すごく大人っぽいのは認めますよぉ」

足柄「だから問題ないない」

あかり「でも注意してくださいよ」

足柄「はいは~い」

あかり「はぁ、聞いてるのか聞いてないのか」

足柄「んもぉ、それよりも早く服着せて~」

あかり「脱がせろって言ったり着せろって言ったり忙しいですね」

足柄「うふふ~」

あかり「ご機嫌ですね」

足柄「そりゃあね~お酒もあかりもいるんだもの」

あかり「あかりはお酒と同格ですか?」

足柄「そんなわけないでしょ。お酒だけでこんなご機嫌になるなら、私はいつもご機嫌よ」

あかり「安心しましたよぉ」

足柄「なぁに、疑ってたの?」

あかり「お酒ってそうなっちゃうのかなぁって」

足柄「私はお酒は飲んでも飲まれないわよ」

あかり「そうみたいですね」

足柄「あん?」

あかり「お部屋きちんと整理整頓されてましたし、服もいつも着たまま飲んだりしないんですよね?」

足柄「な、何を言っちゃってるのかしらこの子は?」

あかり「だって、足柄さん酔っぱらってないですもん」

足柄「ええっ!? いや酔ってる酔ってる」

あかり「酔ってる人はそう言わないんです。ていうか自分で飲まれないって言ったじゃないですか」

足柄「うぐっ……」

あかり「あかりがどれだけ酔ってる人見て来たと思ってるんですか」

足柄「そりゃそうか」

あかり「酔っぱらった振りしないと甘えられませんか?」

足柄「久しぶりだとはずかしくなるのよ! それに、大人としての威厳的なあれが……」

あかり「子供に見られたいのか大人に見られたいのか、どっちなんですか?」

足柄「むぐぐ……」

あかり「ふふっ、やっぱり足柄さんは可愛いですよぉ」

足柄「私のこと手玉に取るなんて、本当に成長したわねあかり……」

今回はここまでです
次は名取の話です

やっぱり見た目がそう見えたら確認ボタンだけじゃなくて身分証提示もさせられるんでしょうかね

↓1 名取の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

那珂「ねぇ、名取ちゃん」

名取「なに那珂ちゃん?」

那珂「そろそろ那珂ちゃん達クラスのアイドルレベルにはなったよね?」

名取「なってないよ那珂ちゃん」

那珂「じゃあ、クラスの半分のアイドル」

名取「それはもはやアイドルとは呼べないんじゃないかな」

那珂「これだけ活動してるのにならないっておかしくない!?」

名取「いやぁ、まあ、女子校だし」

那珂「那珂ちゃんは女の子にも人気出るし!」

名取「女の子の人気取れるタイプのキャラじゃないと思うなぁ」

那珂「出すし!」

名取「頑張ろう、うん」

美穂「あら、また騒いでるのね」

名取「こんにちは美穂先輩」

那珂「これが騒がずにいられるか~!」

美穂「お昼休みで周りも騒がしいけれど、無駄に騒ぐのもよくないわよぉ」

那珂「那珂ちゃんは元気が取り柄なんですぅ」

美穂「はいはい。名取ちゃんも大変ねぇ、付き合わされて」

名取「いえ、私は好きで付き合ってますから」

美穂「本当? このバカちゃんに?」

那珂「バカじゃなくて那珂ちゃん!」

名取「バカっぽく見えるかもしれないですけど、真剣に頑張ってるので応援したいんです」

美穂「ふぅん、青春してるわねぇ」

名取「青春、これが……」

美穂「まあ、あんまりやり過ぎて反感買わないように気を付けなさいね外ちゃん」

那珂「那珂ちゃん!」

名取「青春って恋するだけじゃないんですね」

あかり「基本的に学校生活が青春みたいな感じですね」

名取「アイドル活動は学校生活でいいんでしょうか?」

あかり「学校のアイドルを目指してるんですからいいんですよ」

名取「なるほど」

あかり「名取さんも青春してるんですよぉ」

名取「あんまり実感が湧きませんね」

あかり「そうなんですか?」

名取「青春というと、恋みたいなイメージだったので」

あかり「名取さん、恋愛小説ばっかり読んでました?」

名取「えっ!? そ、そんなことないですよ! アイドルの曲が大体恋愛の曲なので、イメージしようと積極的に読んだりはしてましたが!」

あかり「読んでるんじゃないですか」

名取「読みましたけど、ばっかりじゃないですから!」

あかり「名取さんは那珂ちゃんの相方ということでいいんですよね」

名取「そんな芸人みたいな」

あかり「楽器はやらないんですか?」

名取「バンドとは違いますから」

あかり「そういうものです?」

名取「楽器での演奏も必要ではありますけどね」

あかり「もっといい音楽でアピールできれば人気UPですよ!」

名取「バンドとしての人気が出ちゃいそうですが。あかりは何かできますか?」

あかり「えっ? あかりは、鍵盤ハーモニカならちょっとは」

名取「それは可愛いけど違うね」

あかり「ハーモニカ吹くパフォーマンスするのはどうでしょう?」

名取「隠しておけないからバレバレになっちゃいます」

あかり「んん~ライブも難しいですねぇ」

名取「そもそもアイドルってそんな簡単になれるものじゃないですから」

あかり「最近はいっぱいいてそうでもないような気がしてきますけど、本当は難しいんですよね」

名取「そうです。だから精一杯頑張らないといけないんです」

あかり「那珂ちゃんは頑張ってますよね」

名取「私も見習って頑張らないとと思うんですけど」

あかり「ですけど?」

名取「やっぱり、かける意思が那珂ちゃんには及ばなくて」

あかり「あ~」

名取「なんかもう、那珂ちゃんを応援してるだけって感じになっちゃってます」

あかり「やっぱり、そうなっちゃいます?」

名取「あかりも思ってたんですね」

あかり「名取さんは自分が前に出るという感じの人じゃないのはわかってましたから」

あかり「でも名取さんもアイドルやりたいんですよね?」

名取「そ、それは……」

あかり「あかりには頑張ってくださいって応援するしかできませんけど、でもそこで負けちゃうのはよくないと思いますよぉ」

名取「負ける、そう、負けちゃうのはよくないです」

あかり「名取さんにもいいところいっぱいあるってあかり知ってます。でも、それを知ってもらえなければ好きになってももらえません」

あかり「ちょっとくらい那珂ちゃんみたいに自分をアピールするのもいいんじゃないですか?」

名取「悪いところも知られてしまうかもと思うと……」

あかり「悪いところを超えるくらい、いいところを見せればいいんです。あかりはそれくらい名取さんにいいところあるって思ってますから」

名取「あかり……ありがとう」

あかり「えへへ、でもあんまり他の人に知られたくないって気持ちもあったり」

名取「えっ?」

あかり「応援したいですけど、でもやっぱりあかりだけが知っていたいっていう気持ちもあって……」

名取「……それも青春ですか?」

あかり「あかり、今人生で一番青春してるかもしれません」

今回はここまでです
次は卯月の話ですがその前に小ネタです

某アニメで軽音部員が増えたように、某アニメの影響でスクールアイドルが増えたりとかはなかったんでしょうかね
性別的な問題があるのでハードル高そうですが

↓1 卯月の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します
秋月と防空棲姫とあかりでTRPGをする小ネタから

防空棲姫「秋月が部活作ったのぉ?」

あかり「人数足りなくて同好会らしいけどね」

防空棲姫「どんなの?」

あかり「えっとねぇ、あった。ここだよぉ」

防空棲姫「アナログゲーム研究会? 同好会じゃないの?」

あかり「似たようなものだよぉ。秋月ちゃん入るよぉ」

秋月「どうも、いらっしゃいませ」

防空棲姫「中は普通の部屋ねぇ」

秋月「そりゃ間借りしてるだけだし、変に凝る必要もないでしょ」

あかり「アナログゲームを研究する会なの?」

秋月「研究、と言ってもほとんど遊ぶためのものですよ」

防空棲姫「そもそもアナログゲームってどんなのぉ?」

秋月「ゲーム機を使わないゲームのこと。トランプとかボードゲームとかそういうの」

あかり「わぁ、ごらく部でやってるようなのだね」

防空棲姫「でもあなたが好きなのはゲーム機を使うゲームじゃないのぉ?」

秋月「そうですが、それらの元々のルーツはアナログゲーム。ならそれを研究することで、よりデジタルゲームへの知識を深めることができるんです」

あかり「なんか研究会っぽい!」

秋月「というのは建前で、本当は一緒に楽しく遊ぶ人を探したかっただけなんです」

あかり「あはは、そうだったんだ」

防空棲姫「しょうがないわねぇ」

秋月「今回はこちらをやろうかと」

あかり「本?」

秋月「TRPGのルールブックです」

防空棲姫「てぃーあーるぴーじー?」

秋月「テーブルトークロールプレイングゲーム」

あかり「どういうゲームなの?」

秋月「まず参加者はゲームマスターとプレイヤーに分かれます」

防空棲姫「逆らうと殺されちゃうの?」

秋月「まあある意味神的な存在ではあるけど、殺されはしないわよ」

秋月「プレイヤーはルールに則って自分の分身になるキャラクターを作り、ゲームマスターが語る物語の中でそのキャラクターを演じるんです」

あかり「演劇みたいな感じ?」

秋月「はい。いわばごっこ遊びを複雑化したものです」

防空棲姫「そのルールが書かれてるのがその本ってこと?」

秋月「ええ。ごっこ遊びだから自分でオリジナルのルールを作ることもできるけど、面白いルール、世界観なんかを作るのは難しいことよ」

防空棲姫「そっか、物語から自分で作らないといけないのね」

秋月「そういうこと。ルールブックに載ってるのはキャラクターの能力や遊び方だけじゃない。世界観の設定とか公式で存在しているキャラクターとか、話を作りやすくする情報も載ってる」

あかり「そういうの大事だよね」

秋月「元々が指輪物語の世界を自分達も体験したいという思いから生まれた遊びですからね。世界観の共有というのは大事なことなんです」

防空棲姫「なるほどねぇ。ごっこ遊びもそこまで進化するんだ」

あかり「今回遊ぶのどういう物語なの?」

秋月「舞台は現代の日本ですが、裏では異世界から世界を滅ぼそうとする魔王と、それを阻止するべく魔法使い達が日夜戦いを繰り広げているという世界です」

防空棲姫「それで、私達は魔法使いになって魔王と戦えばいいのね」

秋月「そういうことです」

あかり「RPGっていうファンタジーの世界なのかと思ったけど、そういうのもあるんだね」

秋月「はい、では早速キャラクター作っていきましょう」

あかり「秋月ちゃんがゲームマスターになるのぉ?」

秋月「プレイヤーが2人というのはちょっとバランス的にあれなので」

妖精(猫吊るし)「今回は私がゲームマスターやります」

あかり「妖精さん、学校まで来ちゃって大丈夫?」

妖精(猫吊るし)「大丈夫です。西垣先生に作られた自立型ロボットということで通します」

あかり「それなら安心だね」

防空棲姫「自立型ロボット作ったって通る理科の先生……」

秋月「ということで私もプレイヤーです」

あかり「一緒に世界を守るよぉ」

防空棲姫「私も今度は守る側に……」

秋月「キャラクターのデータはこのシートに書き込んでいってください」

あかり「結構始めるまでに手間がかかるね」

秋月「キャラクターを作るのも醍醐味ですよ」

秋月「基本的に自由に作れますけど、パーティーのバランスは考えた方がいいですね」

防空棲姫「全員アタッカーじゃダメなのぉ?」

秋月「ちゃんと防御役とか回復役も考えないと」

あかり「そこら辺はゲーム的だねぇ」

妖精(猫吊るし)「ただのごっこ遊びとは違いますからね」

防空棲姫「私、魔法使いがいいわ」

あかり「二つ名とかあるよぉ」

秋月「そういうのもキャラクターを形作る大切な情報ですから」

防空棲姫「キャラクターとのコネもあるのね。私、あかりと恋人設定にしたいわ」

秋月「だめよ! それは私がやる!」

あかり「ええっ!?」

妖精(猫吊るし)「あまり現実を反映させ過ぎるのもどうかと思いますよ。あくまで別人なんですから」

あかり「そうだよぉ。ここは全員初対面とかでもいいと思うよぉ」

秋月「初対面からはじめるというのも」

防空棲姫「最初から落としていくのも有りねぇ」

妖精(猫吊るし)(ラブコメじゃなくて現代異能系バトル物なんですけど)

妖精(猫吊るし)「できました?」

あかり「うん、できたよぉ」

秋月「私もです」

防空棲姫「できたわぁ」

妖精(猫吊るし)「はい、では自己紹介をお願いします」

あかり「えっ? なんで急に?」

秋月「キャラクターの紹介ですよ」

あかり「あっ、そっか。えっと、名前は海月なもり、クラスは魔剣使い。物語の最初はまだ力に目覚めてない普通の女の子で、普通に暮らせればいいなぁって思ってる」

秋月「完全に主人公ですね」

妖精(猫吊るし)「まあ、秋月さんもわるづきさんもあかりんを主人公にしろと言うでしょうし」

あかり「最初が主人公っぽく見えても主人公としてふるまい続けられるとは限らないんだよ!」

防空棲姫「何故かすごい説得感があるわ……」

秋月「TRPGでは往々にしてよくあることです」

秋月「では次は私が。名前は秋月・オータム、クラスは強化人間。所属する組織からの命令で、未覚醒ながら強い力を持っているなもりを勧誘するために送り込まれた」

防空棲姫「何そのヒロインっぽい設定! 絶対ヒロインなやつ!」

あかり「なもりちゃんの設定今話したばっかりなのに」

秋月「いいんです。他者の設定に合わせて柔軟に組み替えることができるのもTRPGです」

妖精(猫吊るし)「活かそうとするとGMが困るやつですけどね」

防空棲姫「ふ~ん!ふ~ん! じゃあ私もそうするもん!」

あかり「わるづきちゃんのキャラクターの名前、えっとしんかい?」

防空棲姫「割月深海と書いて、わるづきみうみと読むの」

秋月「うわぁ、DQNネームだ」

防空棲姫「人殺し楽しんでそうな名前に言われたくないわ!」

秋月「死んでいい奴扱いされたいの?」

あかり「喧嘩はやめようよぉ!」

防空棲姫「クラスは陰陽師で、なもりの幼馴染。なもりの力に気づいてるけど戦いの世界に来てほしくなかったから、本人には内緒で影で敵と戦って来たの」

秋月「負けヒロインの設定だ」

防空棲姫「誰が負けヒロインよ!」

秋月「幼馴染はそれしか出ないならともかく、オータムみたいな出会い方するヒロインがいる場合、高確率で負けるのよ」

防空棲姫「そうやって調子に乗ってると足掬われるんだからね! 覚悟しておきなさい!」

妖精(猫吊るし)「戦闘中に勝手に殺し合ったりしないでくださいよ? じゃあ、今回のお話しを――」

奈々「お~いお前ら。もう下校時間過ぎたぞ」

秋月「えっ!? もうこんな時間!?」

防空棲姫「もぉ~! 秋月が喧嘩売ってくるからゲームできなかったじゃない!」

秋月「わるづきが一番キャラ作成に時間かかってたでしょ!?」

あかり「はぁ、2人共いつもこうなっちゃうんだもんねぇ」

妖精(猫吊るし)「まあ、これはこれでいい関係だと思いますよ。わざわざわるづきさん呼んだのは秋月さんですし」

あかり「ツンデレ、なの?」

妖精(猫吊るし)「どうでしょうねぇ。ただ1つわかるのは、ただでさえ時間かかるTRPGのセッションが、手間取って相当な長さになるということだけです」

今回はここまでです
次は>>323の続きです

あかり達がやろうとしていたのはナイトウィザードというTRPGですが、ルルブもリプレイも全部手元にないので突っ込んだことが書けずにこうなりました
艦これもTRPGありましたけどあれどうなったんでしょうね


姉妹とTRPG一緒にやるのが夢だったからね秋月

>>454
あかり達とのセッション後に京子のところの妹達と自分を入部させているかもしれません

開始します

神風「ふぅ~……ふぅ~……」

あかり「神風ちゃん苦しい?」

神風「んっ……」

あかり「場所変える?」

神風「……」フルフル

あかり「我慢できない?」

神風「……」コクリ

あかり「それなら仕方ないね。苦しいかもしれないけど、声抑えててね」ペロッ

神風「んんっ……!」ピクン

あかり「あかりもなるべく早く終わらせるようにするから」

神風「んんんっ……!」

神風(そうすると声抑えるのも難しくなるっ!)

あかり「こっちも取るね」カリカリ

神風「ふぁぁ……!」

あかり「ごめんね、中々取れなくて」

神風「ううん、私が粘着力強いの貼った、だけだし……んっ!」

神風(後で覚えてなさいよ朝風!)

あかり「こっちは指を濡らして」ペロッ

神風「一回、こっちから口離せばいいんじゃない?」

あかり「神風ちゃんがそうしてほしくなさそうだったから」

神風「な、何を言ってるのよ……」

あかり「こっち吸われながらする方がいいかなって」

神風「べ。別にそんなこと……一緒にされる方がいいけど」

あかり「なら続けるね」

神風「ううぅ……」

あかり「あかりもあんまり声出さないようにしたいけど……」

神風「ふぇ……」ビクン

あかり「無言でやるのもどうかと思って……」

神風「んん……!」

あかり「あんまりやりやすいところじゃないよねここは」

神風「……そういうところでするから、ぁっ、ドキドキも増すのよ」

あかり「緊張感はあるよね確かに」

神風「ふぅふぅ……」

あかり「でも神風ちゃんはわりとすごいことなるから、お家でする方がいいと思う」

神風「すごいことって?」

あかり「今なってるようなこと」

神風「そんっ、あぁ、なって、る?」

あかり「なってるよぉ」

神風「ふぇや……」

あかり「あんまりここばっかり弄ってると、潰れちゃわないか心配だね」

神風「なんで、そこから剥がすのよ……」

あかり「盛り上がってるから一番剥がしやすいでしょ」

神風「そのわりにぃ……全然、剥がれてないじゃない……」

あかり「それは粘着力のせいだね」

神風「わざと、やってるんじゃないの……?」

あかり「わざとじゃないよぉ。でも、神風ちゃんを気持ちよくしようとは思ってる」

神風「わざとじゃない……」

あかり「それをわざとって言われたら、あかり困っちゃうよぉ」

神風「う、嬉しく思ってる、わ」

あかり「本当?」

神風「本当よ……だから、こっちも、して……」ピラッ

あかり「ええっ!? パンツはいて来てなかったの!?」

神風「パンツはいてたら絆創膏貼る意味ないでしょ……」

あかり「さすがにそれはどうかと思うよ神風ちゃん」

あかり「剥がしたら本当に何もはいてないことになるよぉ」

神風「大丈夫……替えのを鞄の中に入れてるわ」

あかり「完全に学校でする用意して来てるよぉ」

神風「そういう気分だったの!」

あかり「神風ちゃん、発情期っていうやつなの?」

神風「違う……よね?」

あかり「いや、あかりに聞かれても。とりあえず、取っちゃうよ」

神風「ぐぅ……!」

あかり「本当にデリケートなところだから、もっと優しくしたいんだけどね」

神風「ああっ、ああ……」

あかり「よい、しょっと」

神風「ああっ……はぁぁ……」

神風(あかり、ここは強くすることないものね……これくらい強めの方が、私は……)

あかり「取れた……」

神風「はぁ、そこはかとない違和感から解放されたわ……」

あかり「パンツから解放されてる状態だったのに」

神風「……んん」ブルッ

あかり「おトイレ?」

神風「違うわよっ!」

あかり「したくなったらすぐそこあるけど」

神風「違うってばっ! もう、続けてよ……」

あかり「本当に違うよね……」

神風「軽快しないでよっ……! どっちにしたって同じようなもんでしょ……!」

あかり「気持ち違うんだよぉ……」グジュッ

神風「はんっ……!」

あかり「神風ちゃんのだったら、まあ、大丈夫かなって思うけど……」

神風「ええっ……!?」

あかり「なんか、下品な感じするからね」

神風「そこ、気にするっ、んぁっ……ああっ……!」ビクンビクン

あかり「気分的なものだから……」

神風「あぁ……」ズルズル

あかり「ううん、ちょっとお掃除しないといけないね」

神風「ごめん……」

あかり「わかってたから、大丈夫だよ」

神風「あの、私、こんなだけど、本当にエッチしたいだけじゃなくて……」

あかり「それもわかってる。安心して、見損なったりしないから」

神風「ありがとう、あかり……」

あかり「でも帰る前にはちゃんとパンツはいてね?」

神風「わかってるわよ……」

あかり「もう少し休んだらお掃除しようね」

神風「うん……」

神風(誰もこなくて本当に良かった……)



大鳳「とか思ってるかもしれませんけど……」

大鯨「普通にバレバレですからね……」

朝雲「学校でそれ有りだって言うなら……」

浜風「こちらにも考えがあります……!」

今回はここまでです
次は本編からです

絆創膏下に付けてるときってトイレどうするんでしょうね

開始します

如月「さぁてと、今日も卯月ちゃん達を起こしに行かないと」

如月「卯月ちゃ~ん、朝よ~」

卯月「知ってるぴょん」

如月「きゃあっ! 卯月ちゃん、後ろに!?」

卯月「おはようぴょん」

如月「もう起きてるなんて珍しい」

卯月「う~ちゃんだってたまには早起きするぴょん!」

如月「たまにじゃなくていつもこうだと嬉しいんだけどね~」

卯月「いつもこうだと疲れるから、たまにやるのがちょうどいいぴょん」

如月「如月はいつもなんだけどね」

卯月「う~ちゃんは如月よりか弱いから、たまにしか早起きできないぴょん」

如月「意思がね」

卯月「ぷっぷくぷ~! 意思は誰よりも固いぴょん!」

文月「これ卯月が作ったのぉ?」

卯月「う~ちゃんだって魚くらい焼けるぴょん」

三日月「七輪持ち出そうとしたときはどうしようかと思ったけど」

弥生「朝から本格的」

如月「今日は楽できたわ~」

卯月「う~ちゃんはか弱いけど、如月に苦労ばっかりは掛けさせないぴょん」

如月「いつもこうだと嬉しいんだけどね~」

卯月「それさっきも聞いたぴょん! ていうかそれだと如月が怠けてるだけぴょん!」

弥生「怠けてる自覚はあるんだ……」

三日月「あるなら改善しようよ」

卯月「今日したからしばらくはいいぴょん」

文月「それは改善したって言わないと思う~」

三日月「ちゃんと小テストの勉強した?」

文月「したよ~」

卯月「小テスト?」

如月「今日あるって言ってたでしょ~」

卯月「知らんけどう~ちゃんなら大丈夫ぴょん!」

弥生「その自信はどこから出て来るの……」

卯月「う~ちゃんは真面目だからいつも授業聞いてるし~あっ! あかり~!」ダキッ

あかり「わぁっ! 卯月ちゃん、おはよう」

卯月「おはようぴょん!」

あかり「皆もおはよう」

文月「おはよ~」

卯月「う~ちゃん今日は朝ごはん作ったぴょん」

あかり「卯月ちゃん料理できたんだ?」

卯月「頑張ったぴょん! ほめるぴょん!」

あかり「えらいえらい」ナデナデ

卯月「んふふ~」

文月「あ~、あかりにほめられたいからやっただけなやつ~」

三日月「わ、私も朝ごはん作りましたよ!」

あかり「三日月ちゃんもえらいえらい」ナデナデ

三日月「えへへ」

卯月「三日月はわりとやってるぴょん! 今日はう~ちゃんが特別にやった日だから、う~ちゃんをいっぱいほめるぴょん!」

あかり「いつもやってる人の方が大変なんだよぉ? ね、如月ちゃん」ナデナデ

如月「ふふっ、如月は褒められたくてやってるわけじゃないわよ」

卯月「ぷっぷくぷ~」

あかり「あっ、今日は小テストだっけ」

卯月「そうでっす。勉強してきたぴょん?」

あかり「少しはね」

卯月「だめだめぴょん。う~ちゃんなんか、一切してこなかったぴょん」

あかり「大丈夫?」

卯月「う~ちゃん程度になれば、授業をちゃんと聞いてれば余裕ぴょん!」

如月「とか言って、本当はいっぱい勉強してきたんでしょ?」

卯月「し、してないぴょん!」

あかり「そうなの?」

如月「勉強してないで頭いいっていうのがカッコいいと思ってるから」

卯月「そんなことないぴょん! う~ちゃんは自然に頭がいいんだぴょん!」

あかり「あかりは自然に頭いい人も好きだけど、努力して頭よくなる人も好きだよ」

卯月「昨日徹夜したぴょん!」

如月「変わり身はやっ」

あかり「小テストで気合入れ過ぎだよぉ」

卯月「ぷぇ~……」

あかり「卯月ちゃんの魂が抜けてる」

如月「あら、解体されちゃったのかしら」

卯月「こんな問題出るとか聞いてないぴょん……」

あかり「テストに出るぞとは言ってなかったしね」

卯月「ていうか国語じゃなかったぴょん……」

如月「教科間違えてたのね」

文月「授業聞いてない証拠だね~」

卯月「う~ちゃんが退学になっても仲良くしてね……」

あかり「こんな小テスト1回で退学にはならないから!」

三日月「というか中学校だからね!」

弥生「義務教育……」

卯月「びぇ~」

あかり「やれやれだよぉ」

あかり「よしよし卯月ちゃん」ナデナデ

卯月「あかりぃ~……」

あかり「間違っちゃったかもしれないけど、あかりは頑張ったってところは褒められると思うよぉ」

卯月「結果が出なきゃ意味ないぴょ~ん」

あかり「国語のテストで出せばいいでしょ? 無駄にはならなかったよぉ」

卯月「うぅ~」

あかり「ほら、元気出して。補修になったらあかりも待っててあげるから」ギュッ

卯月「ほんとぴょん?」

あかり「本当だよぉ」

卯月「なら元気出すぴょん」

あかり「うん、卯月ちゃんは元気なのが一番だよぉ」ナデナデ

三日月「もしかしてこっちが狙いだったんじゃ」

弥生「勉強の頭はよくなくても、悪知恵は働くタイプ……」

文月「狡猾だね~」

如月「まっ、あかりによく見られたいってところはわかってるから、御しやすいかしらねぇ」

卯月「えへへへ~もっとほめるぴょん!」

あかり「はいはい」

今回はここまでです
次は愛宕の話です

中学くらいまでは本当に授業聞いてるだけでも簡単だったんですけどねぇ

↓1 愛宕の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

あかり「ん、んぅ……」

愛宕「起きた?」

あかり「愛宕さん、おはようございます」

愛宕「おはよう。ぐっすり眠ってたね」

あかり「それ解るくらい前に起きてたのに、ずっとここにいたんですか?」

愛宕「寝顔が可愛かったんだもん」

あかり「せめて服くらい着てください」

愛宕「あんなに激しくしたの後にこんなに可愛い寝顔を見せられるのは、ある意味で才能なんじゃないかと思うわ」

あかり「何の才能なんですか」

愛宕「ん~、私を好きにさせる才能?」

あかり「そういう才能があるなら欲しいですけどね」

愛宕「ふふっ、もう才能が限界突破してるわよぉ」ダキッ

あかり「ふやっ……とりあえず服着て朝ごはんにしましょう」

愛宕「ん~、おいしい」

あかり「お口に合ってよかったです」

愛宕「お料理、もっと上手になってる」

あかり「大和さんに教わりましたので」

愛宕「うんうん。鎮守府にいた頃の料理を思い出すわ」

あかり「愛宕さんはお料理しないんですか?」

愛宕「う~ん、忙しいとお惣菜とかに頼りがちねぇ」

あかり「でも材料入ってましたよ?」

愛宕「それはあかりが来るから用意したに決まってるでしょ」

あかり「ありがとうございます」

愛宕「あかりに作らせる気満々だ~とか言わないの?」

あかり「作って食べてもらうの楽しみでしたから」

愛宕「うふっ、もう、可愛い! あかりを食べちゃいたいわ!」ダキッ

あかり「それは昨日しましたから!」

愛宕「ん~、ん~」ユサユサ

あかり「なんで揺れてるんですか愛宕さん?」

愛宕「なんかわかんないけど、あかりを抱っこしてこうしてたい気分なの」

あかり「よくわかりませんけど、あかりも楽しいですよぉ」

愛宕「本当? じゃあもっと揺れましょうか」ゴロン

あかり「わぁっ! これは揺れるじゃなくて転がるですよぉ」

愛宕「いいでしょ転がっても。自分の部屋なんだから」

あかり「いいですけど」

愛宕「今日は一日ゴロゴロしてるのもいいけど~」

あかり「何かほかにします?」

愛宕「ちょっとお出かけしましょ」

あかり「お出かけですか?」

愛宕「ええ。あかりの服を見てあげる」

あかり「あっ、愛宕さんはセンスいいですから嬉しいですよぉ」

愛宕「うふふっ、私好みに仕上げちゃうから」

愛宕「こうして一緒に歩いてたら、姉妹に見られてるのかしら?」

あかり「髪の色違いますし、どうでしょうか。京子ちゃんか櫻子ちゃんとなら見られるかもしれませんけど」

愛宕「ええ~、髪の色なら撫子と櫻子も微妙に違うから一緒よぉ」

あかり「さすがに色味が違いすぎますよぉ」

愛宕「じゃあ私も赤に染める!」

あかり「ええっ!? 愛宕さんの印象変わっちゃいますからダメです!」

愛宕「あかりが金髪も印象変わっちゃうでしょ~」

あかり「髪の色は気にしない方向で見てもらえるよう、祈りましょう」

愛宕「一発解決する方法見つけたわ」

あかり「なんですか?」

愛宕「お姉ちゃんって呼んで」

あかり「これくらい歳が離れてたら、知り合い同士でもお姉ちゃんって呼ぶかもしれませんよ?」

愛宕「そっかぁ、むむむ~」

あかり「ていうか姉妹に見られたいんですか?」

愛宕「ん? 恋人同士がいい? それならキスすればすぐ解決するけど」

あかり「い、今は遠慮しときます!」

愛宕「あかりはやっぱりワンピースが似合うと思うのよね」

あかり「ずっと着てたからですか?」

愛宕「ええ。それに制服もそうだし」

あかり「叢雲ちゃんのに似たのありますかね」

愛宕「むっ、やっぱり私の服似たのが似合う」

あかり「さすがにあれはあかりには似合いませんよぉ」

愛宕「じゃあ帽子だけでも被りましょ」

あかり「お団子に引っかかっちゃいますよぉ」

愛宕「むしろお団子に引っ掛けるのがトレンド!」

あかり「なります?」

愛宕「さすがにないわね」

藍「あら? 愛宕?」

愛宕「あらぁ、藍じゃない」

藍「何してるの?」

愛宕「あかりの服見てあげてるの」

あかり「お知り合いですか?」

愛宕「クラスメートよ」

藍「三輪 藍だよ。貴女があかりちゃんかぁ」

あかり「あっ、赤座あかりです。はじめまして」

藍「愛宕達が口揃えて言うだけあって、本当に可愛いね」

愛宕「でしょう? でもあげないわよ」ギュッ

藍「取らない取らない」

愛宕「藍は自分の服探しに来たの?」

藍「うん。愛宕と同じ店に目を付けられたなら、いいセンスしてるかもって思える」

愛宕「私のセンスを買い被りすぎよぉ」

藍「いやぁ、だって、ねぇ? 現在進行形でセンス見せられてるし」

あかり「はい! 熊野さんにも負けず劣らずって感じです」

藍「自分のセンスだけでモデルやってけそう」

愛宕「ふふっ、褒めてくれてありがとう。でも、私がこのセンスを本当に見せたい相手はあかりだけだから」

あかり「あ、愛宕さん!」

藍「うわっ、シスコンだ」

愛宕「でも、お姉ちゃんって呼んでくれないのよぉ?」

藍「それはいけないね、あかりちゃん。お姉ちゃんこんなに愛してくれてるんだから、もっと親しみを込めないと」

あかり「え、ええっ、愛宕お姉ちゃん?」

愛宕「うふふっ、なぁに? あかりっ!」ガバッ

あかり「わっぷ、答え聞く前に抱き着いて来ないでください~」

藍「はぁ、これは筋金入りだね」

愛宕「せっかくだから藍のも見繕ってあげましょうか?」

藍「えっ、いいの? あっ、やっぱりいい」

あかり「どうしてですか?」

藍「おっきくないと似合わないの選ばれそうで」

あかり「あ~」

愛宕「もぉ、その人に合ったのを選ぶわよぉ!」

藍「持つ者には持たざる者の気持ちはわからないのよ! ねぇ、あかりちゃん!」

あかり「確かに感覚が違うかもしれません」

愛宕「あかりまで!?」

藍「行きましょうあかりちゃん。お姉ちゃんが持たざる者でも可愛く仕上げてあげるから」

あかり「藍お姉ちゃん……」

愛宕「取らないって言ったのに取らないで!」グイッ

あかり「ぐえっ」

愛宕「ていうか、藍だって持たざる者じゃないでしょうに!」

藍「あはは、愛宕達が来てから一気にヒエラルキーの下層まで落ちちゃったからつい」

愛宕「たぶん撫子に言ったらぶん殴られるからやめときなさいね」

愛宕「んもぉ、藍のことは簡単にお姉ちゃんって呼ぶぅ」

あかり「すいません、そう呼ぶのがしっくり来ちゃって」

愛宕「私はお姉ちゃんって呼ぶのしっくりこないって言うの~?」

あかり「愛宕さんはお姉ちゃんって呼ぶよりは、その……」

愛宕「うん?」

あかり「呼び捨てで呼べるようになりたいっていうか……」

愛宕「いいよ、呼び捨てで呼んでも」

あかり「いやでもなんか、ずっとさん付けっていうのもそれはそれで有りなのかなって。たまにそういう人いると思いますし!」

愛宕「うふふっ、お姉ちゃんか呼び捨てじゃなきゃ反応しないようになっちゃおっかなぁ~」

あかり「あ、愛宕さん~!」

愛宕「いいのよ、好きに呼べば。ちゃんと愛を込めて呼んでくれるならそれで」

あかり「いっつも、込めてますからね?」

愛宕「感じてるわよ。だから、反応してるのよ。あかり」

あかり「はい、愛宕さん」

愛宕「ふふっ、じゃあ次は愛を育むやる気が出るような下着を探しに行きましょうか!」

あかり「いいですけど、声が大きいです愛宕さん!」

今回はここまでです
次は国後との交流です

愛宕と高雄がいるだけでもクラス平均が相当上がりそうですね

開始します

あかり「そういえば、国後ちゃんって占守ちゃんにクナって呼ばれてたね」

国後「ええ。そう呼ぶのよ姉さんは」

あかり「あかりだったらアカッて呼ばれるのかな?」

国後「あかりは普通にあかりでしょ」

あかり「あだ名がいいよぉ。神風ちゃんだったらカミ?」

国後「さすがに神扱いは……神だけど」

あかり「神様なんだよね実際」

国後「ややこしいわ」

あかり「神様も女子中学生やる時代だよぉ」

国後「マッポーすぎる」

あかり「女子中学生で神なクナちゃんと何をしましょうか」

国後「変なキャラ付けるのやめて」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 今までの中学生活を振り返る
2 あかりのことはどれくらい好きかという話
3 神風グッズの処分
4 その他自由に

あかり「結局何しよう?」

国後「神風さんにアプローチかけてみる」

あかり「えっ?」

国後「あかりには悪いけれど、何もせずに引き下がるというのもやっぱり私の主義に反するわ」

あかり「そっかぁ」

国後「いい?」

あかり「だめって言いたいけど、アプローチかけるだけなら国後ちゃんと神風ちゃんの問題だからね」

国後「なんだか余裕そうね」

あかり「そう見える?」

国後「神風さんのこと信じてるの?」

あかり「うん、信じてる」

国後「上等よ」

国後「神風さん!」

神風「あら国後さん。その格好は?」

国後「神風さんとお揃いです!」

神風「わざわざ買ったんですか?」

国後「自作したって言ったら驚きます?」

神風「じ、自作!?」

国後「あはは、さすがにここまでの着物を自作はできませんよ」

神風「あぁ、なんだ。驚きました」

国後「袴だけです」

神風「そう、袴だけ……袴は自作!?」

国後「冗談です」

神風「もう、国後さんったら」

国後(よし、掴みは上々!)

あかり(大丈夫かなぁ)

国後「わりと見られますね」

神風「この格好は珍しいですからね」

国後「すいません」スッ

神風「ひゃいっ! 国後さん!? どうして私の後ろに隠れるんです?」

国後「ちょっと視線が……」

神風「私に集中してしまいますよ!」

国後「耐えてくれたらカッコいいかなと」

神風「国後さんそんなのあんまり気にしないタイプですよね?」

国後「この服着てたら気になりだしました」

神風「間接的に私の格好が恥ずかしいと言っていませんかそれ!?」

国後「いえ、似合っているかどうかがですよ」

神風「あぁ、そちらですか。それなら問題ありませんよ。ほら、出てきてください」ヒョイ

国後「ああっ!」

神風「もっと堂々としていてください。私と同じ格好をしているんですから」

国後「はいっ、神風さん!」

国後(後輩アピールも成功じゃない?)

あかり(神風ちゃん、ずっと背中に張り付かれてたら感じちゃうから引きはがしたねあれ)

国後「えっ、チョコミントダメなんですか?」

神風「あまり美味しいとは思えませんね」

国後「こんなに美味しいのに」

神風「どうもスースーするのが」

国後「暑い季節に食べるならスースーする方がいいじゃないですか」

神風「どうにも歯磨き粉を思い出してしまって」

国後「ハッカもダメなんですか?」

神風「ハッカはいけますよ」

国後「ならチョコミントも行けるはずです!」

神風「チョコなら行けるんですけどね」

国後「もったいないなぁ」

神風「国後さんはわりとゲテモノ食いですね」

国後「玉ねぎソフトとチョコミントを同列に扱うのは、神風さんでも怒られますよ!」

神風「では舌が特殊、と」

国後「同じです~!」

神風「あははは」

国後「アイス顔についてますかね?」

神風「さっきと同じように注目されてるだけですよ」

国後「ではさっきと同じように」

神風「うひゃぁっ! さっきは腕組みなんかしてなかったでしょう!」

国後「隠れるのはやめろと言われましたので」

神風「しょ、しょうがないですね」

国後「こうしてると余計に注目を浴びるというデメリットもありますが」

神風「本末転倒ですね」

国後「神風さんとこうしていたら、見られても大丈夫だということですよ」

神風「はいはい」

国後「本当なのにぃ」

神風「わかっていますよ。慕ってもらえてうれしいです」

国後「神風さんっ!」

神風「ここまでくればもう人も少ないですよ」

国後「だからこそ逆に目立つんです」

神風「国後さん」

国後「もうちょっと甘えさせてください」

神風「わかりましたよ。今日は甘えん坊な気分なんですね」

国後「甘えられる方が好きかと思いまして」

神風「あかりがそうだからですか?」

国後「ちょっと癪ですけど、そうですね」

神風「確かに甘えられるのも好きですが、あかりはどちらかというと私には攻めなんですよ。どっちも程度の差はありますが」

国後「どっちも?」

神風「国後さんは知らなくても大丈夫なことです」

国後「神風さんのことなら何でも知りたいんですけど」

神風「これはあかりのことなので」

国後「でもそういうことなら、私も攻めに転じちゃいましょうかね~」

神風「ちょ、ちょっと、国後さん?」

国後「ふふっ、本気にしちゃいました?」

神風「あっ、またからかいましたね?」

国後「あはは、いえ、からかってませんよ」

神風「絶対からかってる人が言うことですよそれ」

国後「本当ですって。からかいじゃなくて本気です」

神風「……えっ?」

国後「これは冗談ではないので覚えておいてくださいね」

神風「国後さん?」

国後「じゃあ、また学校で。さようなら~」

神風「ええ、ああ、ええっ?」

あかり「国後ちゃん、神風ちゃんのこと好きなんだって」

神風「あ、あかりっ!? いたんですか!?」

あかり「ずっといたよぉ」

神風「気付かなかった……」

あかり「空気になるの得意だからね」

神風「いや、しかし、いきなりそんなこと言われましても……」

あかり「困っちゃう?」

神風「私にはあかりがいるし」

あかり「でも陽炎ちゃんとかぬいちゃん達のことも好きっぽいし、扶桑さんと山城さんとかも」

神風「あかりはいいの?」

あかり「神風ちゃんがあかりのことを好きでいてくれるなら」

神風「それは絶対変わらないって断言できるわ」

あかり「なら、国後ちゃんの気持ちにも答えてあげてね。受け入れるかどうするかは神風ちゃん次第だけど」

神風「ええっ、また面倒なことに……」

今回はここまでです
次は深海鶴棲姫との交流です

前回の流れからあかりに傾いて行くようにしようと思ってましたが予定変更ですね
しかしここからあかり側にも行かせるにはいつもの手を使うしか思いつかないですね

開始します

北方棲姫「ズイズイー」

深海鶴棲姫「ほい?」

北方棲姫「カミブワーッテヤッテー」

深海鶴棲姫「あれやると後が面倒なのよ」

北方棲姫「ヤッテー!」グイグイ

深海鶴棲姫「あ~はいはいわかったわかった。ほら行くよ」ブワー

北方棲姫「スゲーイ!」

深海鶴棲姫「戻すとぐしゃってなるからなぁ」

北方棲姫「ワタシモシタイ!」

深海鶴棲姫「穏やかな心を持って激しく怒ればできるんじゃない?」

北方棲姫「オコル!」ポカポカ

深海鶴棲姫「いや私を叩かれても困るから。ほらやめなさい」

あかり「喧嘩ですか?」

深海鶴棲姫「あぁ、あかり。いや、ほっぽがスーパー深海棲艦になりたいって言うから」

北方棲姫「カミブワーッテナルノ!」

あかり「あれスーパー深海棲艦って言うんですか?」

深海鶴棲姫「今名付けた」

あかり「なんですかそれは」

北方棲姫「オコール!」

深海鶴棲姫「だからやめなさいってば。穏やかじゃないとダメだって言ったでしょ」

北方棲姫「タタクノハオダヤカジャナイ?」

あかり「穏やかじゃないですね」

北方棲姫「ムズカシイ!」

深海鶴棲姫「その内バーゲンセール始まるから。で、あかりは今日はどうしたの?」

あかり「遊びに来ました!」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 外に出ようという話
2 結衣とゲーマー談義させる
3 今後の生活について
4 その他自由に

あかり「ということで外に出ましょう」

深海鶴棲姫「えっ、やだ」

あかり「なんでですか!」

深海鶴棲姫「むしろなんで外出ると思ったの?」

あかり「天気いいですし」

深海鶴棲姫「いい方が出たくないわ」

あかり「そうやって引きこもってるから肌が青白くなっちゃってるじゃないですか!」

深海鶴棲姫「いやこれ地だから」

北方棲姫「アオジローイ」

あかり「ちょっとコンビニ行くくらいでもいいので、ね?」

深海鶴棲姫「なぜそうまでして外出させようとするの?」

あかり「だって、せっかくだから見てほしいんです。この街のこと」

深海鶴棲姫「郷土愛か」

北方棲姫「キョードアイ?」

深海鶴棲姫「故郷を大切に思う心のことよ」

あかり「ずいずいさんの住んでる街でもありますから」

深海鶴棲姫「ふぅ、わかったわよ。ちょっとだけね」

あかり「わぁい!」

北方棲姫「イッテラッシャイ」

あかり「行ってきま~す」

深海鶴棲姫「ほっぽは来ないの?」

北方棲姫「カミブワーノレンシュウスル!」

深海鶴棲姫「そっか、頑張れ」

あかり「さて、どこに行きましょうか」

深海鶴棲姫「コンビニでしょ?」

あかり「あれは例えですよぉ」

深海鶴棲姫「いや私マジでコンビニ行くつもりで出て来たんだけど」

あかり「コンビニ、便利ですからね」

深海鶴棲姫「せめてそこ行くくらいまではできるようになっておくのもいいかなと」

あかり「できるようになるとかいう話ではないと思いますけどね本来は」

あかり「どうしてそんなに引きこもっちゃうんですか?」

深海鶴棲姫「私はもう十分頑張ったから」

あかり「それはそう思いますけどね」

深海鶴棲姫「だからもう頑張らずに生きて行こうと決めたのよ」

あかり「生きてる限り、頑張らないでいることはできないと思いますよ」

深海鶴棲姫「できる限りよ」

あかり「頑張らないことに頑張ってるんですね」

深海鶴棲姫「本末転倒というか、元も子もないって感じね」

あかり「でも生きるってそういうことですよぉ。ずいずいさんは今生きてるんですから」

深海鶴棲姫「やれやれ、面倒なことね」

あかり「心配になるんです、ふっといなくなっちゃいそうな気がして」

深海鶴棲姫「ならないよ。極力頑張らないでいられるのはここにいるからだってわかってるもの」

あかり「はい、よかったです」

深海鶴棲姫「ん……」

深海鶴棲姫(なんかこう、調子狂うねほんと)

深海鶴棲姫「あぁ、涼しい……」

あかり「最近暑いですもんね」

深海鶴棲姫「私深海出身だから暑いの苦手なのよ」

あかり「出身ではないと思いますが」

深海鶴棲姫「アイスとジュース買っとこう」

あかり「なんのアイス買うんですか?」

深海鶴棲姫「夏って言ったらスイカバーでしょ」

あかり「あぁ、美味しいですよね」

深海鶴棲姫「うんうん」

あかり「でもなんで知ってるんですか?」

深海鶴棲姫「私割とはやめに保護されたから」

あかり「そうだったんですね。最後くらいかと思ってました」

あかり「人間不信というわけじゃないんですよね?」

深海鶴棲姫「まあね」

あかり「もっと人と関わったら面白いと思いますよ?」

深海鶴棲姫「関わらなくても毎日それなりに面白いからね」

あかり「それがもっと面白くなるんです」

深海鶴棲姫「面白過ぎるのも疲れるからなぁ」

あかり「むぅ」

深海鶴棲姫「あはは、そうむくれないでよ。簡単な話じゃん」

あかり「はい?」

深海鶴棲姫「あかりが人と関わる楽しさを教えてくれればいいだけ」

あかり「レ級さんもそうですが、深海棲艦さんは楽しいこと好きなんですね」

深海鶴棲姫「好きだから楽しいんでしょ。楽しいこと嫌いってよくわかんないわよ」

あかり「わかりました、人との触れ合いの楽しさ、あかりが教えてあげますから!」

深海鶴棲姫「ん~期待しないで待ってるよ」

深海鶴棲姫(ここまで色んな艦娘や深海鶴棲姫を惚れさせて来てるこの子なら、私の心を滾らせることもできるかもしれないわね)

今回はここまでです
次は京子の不知火の話です

スイカバー年中売っててもいいと思うんですけどね

↓1 不知火の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

京子「不知火~」

不知火「なんですか?」

京子「コスプレしよ?」

不知火「いやです」

京子「そんなばっさり切らずに!」

不知火「する必要性がありませんので」

京子「コスプレするのに必要性とか関係ないだろ~!」

不知火「つまり無意味ということです」

京子「無意味じゃない!」

不知火「なんの意味があるんです?」

京子「私が興奮する!」

不知火「悪い方に意味があるようですね」

京子「なんでだよ~! ほら、犬耳! 付けようぜ!」

不知火「だからなぜつけなければ――」

京子「おりゃあ!」

不知火「ちょっ……」

不知火「無理やり付けて来るとは……」

京子「ふっふっふ、いい格好だぜぇ不知火……」

不知火「なんですかその台詞は」

京子「本当に似合ってるから」

不知火「こんなものが似合ってるとか言われても嬉しくありません」

京子「本当に?」

不知火「逆になぜ喜ぶと思ったんですか」

京子「それなら首輪も付けるぜ」

不知火「だからなぜより犬っぽくさせようとする――」

京子「どりゃあ!」

不知火「また無理やりっ」

京子「えへへ~」

不知火「……」

京子「似合ってる似合ってる」

不知火「だから喜ばないと言っているのに」

京子「お手」

不知火「は?」

京子「お手」

不知火「すると思うんですか?」

京子「不知火ならなんだかんだしてくれる!」

不知火「はぁ、期待されているなら無下にできませんね」ポン

京子「やた~」

不知火「……」グイッ

京子「えっ?」

不知火「……」チュッ

京子「んっ……」

不知火「……興奮しているようなので、落ち着かせてあげます」ドサッ

京子「ん、ん……」

不知火「……」ペロッ

京子「不知火は、めっちゃなめて来るよね」

不知火「そうですね」

京子「なめるの好きなの?」

不知火「なめるのが好きというわけではないです」

京子「そうなん? あんっ……」

不知火「手を使わずになめるという行為が好きなんです」

京子「ふぅ、ふぅ……ええ?」

不知火「動物的な本能がむき出しになる感覚がして、気持ちがいいんですよ」

京子「動物だって足使うじゃん」

不知火「気分の問題ですので」レロレロ

京子「ふぁぁっ……」

京子「めっちゃ、ベタベタになるんだよね、不知火とすると」

不知火「唾液が付きますからね」

京子「なんていうかこう……」

不知火「なんですか?」

京子「いやぁ」

不知火「気持ち悪いですか?」

京子「いやいやいやっ! それはない!」

不知火「ではなんですか?」

京子「お風呂入って体洗ってたら、あぁ、したんだなぁっていう気持ちを感じやすいというか……」

不知火「また興奮するんですか?」

京子「し、しないよ! だけど、後からした余韻的なのを思い出しやすいんだよね」

不知火「不知火も、お風呂で京子がそんなことを考えているんだろうなと思うと興奮します」

京子「はい?」

不知火「不知火との行為を思い出しながら体を洗っているんだろうなと思うと、不知火もまた最中のことを思い出してしまうんです」

不知火「たまに収まりがつかなくなって、致してしまうことも」

京子「そ、そうなんだ……」

京子(無表情でとんでもないこと言い出した!)

京子「わりとスケベだよね不知火って」

不知火「……」ガブッ

京子「いっ……! いや今言ったこと思い出してみてよ!」

不知火「事実でも指摘されるとはずかしいこともあるでしょう」

京子「あぁ、事実なら何でも言っていいってことにはならんよね」

不知火「それに、たまに人間らしいしがらみを捨てて本能のまま生きられればいいとは思いますが、それくらいです」

京子「なんかストレス溜まってる? 大丈夫?」

不知火「平気です。下、しますね」

京子「ん……」

不知火「はぁ……」レロ

京子「はぁう……ん」

不知火「……」チュクチュ

京子「あああっ、あんま、音、立てないで……」

不知火「嫌です。音立てる方が好きですし、京子をはずかしがらせたい」

京子「さっきのお返し……!?」

不知火「いいえ、ただその方が興奮するだけです」ジュルクチュ

京子「ひぅ、ああっ……」

不知火「段々と無駄口を叩く余裕がなくなり、喘ぎ声だけを上げるようになっていく……」

不知火「理性を捨てて快楽だけに溺れた姿……それが、一番素敵です……」グチュ

京子「んんぐっぁ……ああ~~っ!」

京子「……はぁはぁ」

不知火「……」

京子「……めっちゃ見てくるね」

不知火「見ますよそりゃ」

京子「そう……」

不知火「興奮は収まりましたか?」

京子「いやむしろ不知火が興奮してるでしょ」

不知火「なぜ?」

京子「いやなぜって」

不知火「逆に興奮していたら悪いんですか?」

京子「怒ってるわけじゃないからそんな喧嘩腰になんないでよ」

不知火「すいません……」

京子「謝るならこう、犬っぽくおねだりとかしてほしいかな?」

不知火「犬っぽくとはどういうことです」

京子「ほら手をこうして、足広げてさ」

不知火「下品な格好ですね」

京子「でも本能のままっぽいでしょ?」

不知火「そうですね」スッ

京子「マジでやんの?」

不知火「やってほしいと京子が言ったので。ご主人様、この卑しい雌犬にもお慈悲を」

京子「……」

不知火「興奮しません?」

京子「いやするけど、するけどさ……やっぱり犬のコスプレ喜んでるでしょ?」

不知火「先ほども言った通りです。事実なら何でも言っていいわけじゃない」

京子「はずかしいから? 今の格好の方が恥ずかしいと思うけど」

不知火「好きなんですよ。そうやって隠している本性をむき出しにされるのが」

京子「本当に大丈夫? カウンセリングとか行く?」

不知火「カウンセリングは体でしてください、ご主人様」

京子(何回くらいすれば満足させられるかな……)

今回はここまでです
次は結衣の日向の話です

京子は大型犬を飼いたいと言っていたのでこういうのも有りでしょうたぶん

↓1 日向の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

結衣「日向、何してるの?」

日向「瑞雲の整備だ」

結衣「もう使わないだろ」

日向「使わずとも整備くらいはするさ」

結衣「ほんと瑞雲好きだよね」

日向「まあな」

結衣「それに助けられたこともあるから別にいいけどさ」

日向「もっといいのを載せろと君はよく言っていたな」

結衣「そりゃいい装備があったらそっち使うのが普通でしょ」

日向「新装備よりも使い慣れた装備の方が、扱いに精通しているから結果として成果を上げやすいということもあるさ」

結衣「そういうもんか」

日向「そうだ。ゲームのデータとして決められている数値とは違うんだからな」

結衣「ふぅん」

結衣「こうして落ち着いてみると、やっぱりあっちの世界にいる頃ってめちゃくちゃなことしてたんだなって思うよ」

日向「こちらとは何もかも違うだろうな」

結衣「同じ日本だったのにね」

日向「私達と深海棲艦の存在は、それだけ世界に影響を与えていたということだろう」

結衣「……」

日向「怖いか?」

結衣「そういうんじゃないよ。でも、なんかこう変な感覚になるときがあって」

日向「それを怖いというんだよ」

結衣「怖い、怖いのかな?」

日向「中学生の女の子が、直接戦わずとも戦場に出ていればそうもなる」

結衣「PTSDっていうやつ?」

日向「近いものではあるかもしれない」

結衣「そんな深刻なものじゃないんだけどなぁ」

日向「違和感を覚えているということは、深刻じゃなくても支障が出てるということだろう」

結衣「でもほんと少しだし」

日向「そういうものが積み重なっていくと大変なことになるんだよ」

結衣「う~ん」

日向「特に結衣はメンタル面はそこまで強くないからな」

結衣「は?」

日向「なんだ? 自分では強いと思ってたのか?」

結衣「別に、そんなんじゃ……」

日向「ふっ……」グイッ

結衣「あっ、なんだよ急に?」

日向「なに、照れ隠しがあからさまで愛らしいと思ってな」

結衣「照れてないし」

日向「顔赤くして言っても説得力がないな」

日向「クモ一匹で大騒ぎするような子が、メンタル強いと言えるわけがないだろう」

結衣「う、うるさいな。苦手なものくらいあってもいいだろ!」

日向「悪いとは言ってないだろう。可愛いと思っているぞ」

結衣「……今はもう大丈夫だよ」

日向「本当か? 昨日わりと大きなクモが窓に引っ付いてるのを見たんだが」

結衣「ひえっ!?」ダキッ

日向「嘘だよ。そんな怯えるな」

結衣「~~~っ!」ペシペシ

日向「ははは、悪かった」

結衣「日向まで私のことをからかって!」

日向「普段あまり表情を見せないから悪いんだ。からかって表情を変えさせたくなる」

結衣「他のことで変えさせろよ……」

日向「からかわれたときの顔が好きなんだよ」

結衣「なんだよそれは……」

日向「華奢だな」

結衣「私が?」

日向「そうだ。全力で抱きしめたら砕けそうだ」

結衣「や、やめろよ?」

日向「比喩だよ比喩」

結衣「いや実際できるだろ」

日向「確かにな。だがこうして素直に抱かれてくれている」

結衣「しないってわかってるから」

日向「ああ。それが嬉しい」

結衣「今更だろそんなの」

日向「君が落ち着いて考えて恐怖を覚えていたように、私も落ち着いて考えたら改めて嬉しく思うんだよ」

結衣「私が恐怖覚えてるっていうのに、呑気なもんだな」

日向「今この瞬間もか?」

結衣「……いや、今は逆に」

日向「だろう?」

日向「私は私を受け入れてくれた君のためなら何でもするつもりだ。君が怖いと思っているものがあれば、全力でそれを排除する」

結衣「あの頃の記憶をどう排除するんだよ?」

日向「トラウマを克服するには、今を充実させるしかないからな。全力で結衣を愛すだけだよ」

結衣「愛すって」

日向「ああ、愛してる」

結衣「はずかしいからやめろ!」

日向「怖い気持ちが恥ずかしさで塗りつぶせるなら、私は何回でも言うぞ」

結衣「やめろって! 今は恐怖覚えてないって言っただろ!」

日向「そうだな。しかし、こうしているとどうも気持ちが溢れて来てしまうんだよ」

結衣「ちょっとは抑えろよ」

日向「抑えても口から溢れてくるんだ。どうすればいいと思う?」

結衣「……わかったよもう」チュッ

日向「……ふっ」

結衣「なんだよ……?」

日向「やはり、愛らしいな結衣は」

結衣「だから抑えろって!」

日向「抑えるのは結衣の役目だろ?」

結衣「調子に乗るな。そう何度もしない」

日向「ケチだな」

結衣「誰かさん達のおかげで家計に余裕がなくなったからね」

日向「家計の余裕はなくなったが、心の余裕は出来ただろう?」

結衣「はいはい、そうですね」

日向「私達とここにいられて幸せか?」

結衣「……うん」

日向「なら、いつか恐怖を覚えることもなく、あの日々を純粋な思い出として思い返せるようになるさ」

結衣「……ありがとう日向」

日向「気にするな。全力で愛してる、結衣のためだからな」

今回はここまでです
次はちなつの大潮の話です

大人びている子がもっと大人の人の前では子供になるみたいシチュエーションは結構好きです

↓1 大潮の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

島風「大潮~かけっこしよ~!」

大潮「おっ! 今日こそ負けませんよ島風!」ガタッ

ちなつ「窓から飛び降りるのやめてって言ったでしょ」ガシッ

大潮「おわっ」

ちなつ「まったく、危ないでしょ」

大潮「大潮は平気です!」

ちなつ「大潮ちゃんが平気でも下に人が来たらどうするのよ」

大潮「ああっ、それは確かに危ないですね!」

ちなつ「ちゃんと降りていきなさい」

大潮「わかりました! 島風、ちょっと待っててくださいね!」ダッ

ちなつ「走るのもだめ!」ガシッ

大潮「おぶっ!」

ちなつ「はしゃぎすぎないの!」

大潮「はぁい」

荒潮「ふふっ、お姉ちゃんみたいねぇ」

ちなつ「大潮ちゃんが子供っぽすぎるだけだよ」

櫻子「私も飛び降りれたら飛び降りちゃうけどなぁ」

潮「危ないのでやめてくださいね?」

朝潮「うちの妹がすいません」

ちなつ「いいよいいよ。櫻子ちゃんよりマシだし」

向日葵「止めて聞くだけ、ですわね」

朧「そこは艦娘ですからね。提督の命令は聞きますよ」

ちなつ「聞いてくれるのはいいけど、忘れちゃうのがね」

あかり「あはは」

大潮「ちなつ~! ちゃんと歩いて外出ましたよ~!」ブンブン

ちなつ「はいはい、えらいよ大潮ちゃん」ヒラヒラ

荒潮「うふふっ、懐かれてる」

ちなつ「疲れる。悪い気はしないけどね」

大潮「アゲアゲで帰宅しますよ!」

ちなつ「そんな帰りたかったの?」

大潮「そういうわけではありませんが!」

荒潮「大潮ちゃんは元気ねぇ」

大潮「はい! 元気が資本です!」

ちなつ「どこからその元気が出て来るの?」

大潮「ちなつからもらってます!」

ちなつ「だから私の元気がなくなってくるのね」

大潮「ちなつ元気ないんですか?」

ちなつ「夏バテかもね」

大潮「精のつくものを食べなくては! 鰻獲って来ます!」

ちなつ「いや駄目だから! 絶滅危惧種だし勝手に漁したら捕まるから!」

荒潮「というかどこに獲り行くつもりなのよ」

大潮「夏本番はこれからなのに、今からバテてたら乗り切れませんよ!」

ちなつ「夏はちょっと我慢すれば夏休みになるから平気だよ」

大潮「休みの間ずっとバテてたら目も当てられません!」

ちなつ「平気だから。ていうかそこまで本格的にバテてないからね」

大潮「けれど……」

ちなつ「帰りに冷たい物でも買ってこ?」

荒潮「あらぁ、ならかき氷買いましょう」

ちなつ「もう売ってるかな?」

荒潮「パックのやつならあるんじゃないかしら? なかったら氷とシロップ買って帰ればいいわ」

ちなつ「かき氷機は?」

荒潮「どこの家にもあるものじゃない?」

ちなつ「いやないから!」

大潮「大潮が包丁で削り出します!」

ちなつ「危ないからやめて!」

大潮「ということでかき氷機買ってきました!」

叢雲「売ってなかったの?」

ちなつ「売ってたけど、こっちの方が面白そうだって言うから」

暁「かき氷ではしゃいじゃうなんて子供じゃない!」ソワソワ

電「楽しみなのです!」

榛名「氷も買ったんですか?」

荒潮「ええ、ここにありますよ~」

高雄「さすがに大きいですね」

ちなつ「私達とお姉ちゃんとかお母さん達にもあげるしね」

雲龍「重くなかった?」

大潮「大潮がアゲアゲで持って帰ってきました!」

ちなつ「こういうとき大潮ちゃんがいると楽だわ」

雲龍「いいように使われてる」

大潮「ゴリゴリしますよ!」

暁「待ちなさい! 大潮は運んで来て疲れてるでしょうし、ここは暁がやってあげるわ!」

大潮「お構いなく」ゴリゴリ

暁「ああっ!」

ちなつ「大潮ちゃん、受け皿置く前に始めるのやめようね」

大潮「あっ!」

暁「大潮ったらせっかちなんだから! 暁に任せなさい!」

大潮「選手交代です」

暁「ふんっ! ぬぬぬ~……!」

高雄「暁さん、あまり力任せにするのは危ないですよ」

叢雲「いったん落ち着きなさい」

暁「はぁはぁ、か、固い……」

ちなつ「大潮ちゃんと力変わんないはずなのになんで?」

大潮「コツがいるんですよ! いいですか?」

暁「ふむふむ」

榛名「なんでかき氷機のコツ知ってるんでしょうか?」

荒潮「さあ?」

大潮「ガッツーンッ!?」

ちなつ「急いで食べるからだよ」

大潮「いえ、この痛みこそかき氷に醍醐味!」

ちなつ「ええ……」

暁「まったく、子供なんだからぁっ!?」キーン

叢雲「気持ちはわからないでもないけどね」

榛名「榛名は頭痛いのも大丈夫です!」

雲龍「……」

高雄「雲龍さんも痛がってます?」

雲龍「うん」

電「すごく余裕そうに見えるのです」

ちなつ「雲龍はお腹壊さないか心配よねその格好」

暁「あぐぁぁ」

大潮「痛むおでこ同士くっつけ合えば、熱で中和されるはず!」ピト

ちなつ「う~ん、実際おでこに直接行ってるわけじゃないと思うけど」

ちなつ「はぁ、だいぶ涼しくなった」

大潮「夏バテ、治りました?」

ちなつ「ん?」

叢雲「あんた、夏バテしてたの?」

電「大変なのです! 夏野菜を食べさせないと!」

高雄「夏バテはむしろあまり体を冷やさない方がいいと聞きます。どうぞ、私の上着を」

雲龍「じゃあ私の上着も」

榛名「さすがにかけ過ぎですよ。というか雲龍さんの上着着せたら、逆に雲龍さんが裸になっちゃうでしょう!」

暁「平気なの?」

ちなつ「あぁ、大丈夫だってもう平気」

大潮「かき氷で一度冷ませば次は一気にアゲアゲに持ってけるというわけです!」

ちなつ「いやどうかなそれは」

大潮「氷使って冷やし中華でも作りますか?」

電「トマトとか夏バテに効くって聞きました!」

暁「じゃあまず麺を打たないと!」

ちなつ「はいはい、お家でもあんまりはしゃがないの」

荒潮「ふふふっ、だけど元気出たみたいでよかったぁ」

ちなつ「まぁ、大潮ちゃんに消費させられた分は回収できたかな」

荒潮「皆から?」

ちなつ「そうだね。皆とこうする時間が元気をくれるよやっぱり」

荒潮「なら大潮ちゃんのおかげでいいわね」

ちなつ「確かにね」

大潮「ちなつ~!」

ちなつ「はいはい、どうしたの大潮ちゃん?」

ちなつ(ほんと、疲れるほど元気だけど、癒してくれるのもこの子元気なんだもんね。敵わないよ)

今回はここまでです
次は綾乃の翔鶴の話です

かき氷シロップは匂いが違うだけで味全部同じというのは本当なんでしょうか

↓1 翔鶴の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

綾乃「暑い……このまま溶けそうだわ……」

千歳「綾乃ちゃん汗だくだくやね」

綾乃「千歳は涼しそうね……」

千歳「涼しかないよ。うちかて暑いわ」

綾乃「でもあんまり汗かいてない……」

千歳「うちは鼻血で水分使うてまうから、他の水分は出ない体質なんかも」

綾乃「それはそれで体に悪そうだけど……」

千歳「うち帰ったらお風呂入らなな」

綾乃「暑いのに暑いお風呂かぁ」

千歳「お風呂の暑さは気持ちええやん」

綾乃「うん……」

千歳「帰る前にぶっ倒れへんか心配やなぁ」

翔鶴「私が付いているので心配いりませんよ」

綾乃「翔鶴」

翔鶴「女の子がしてはいけない顔をしていますよ綾乃」

綾乃「だって暑いんだもの」

千歳「翔鶴さんが付いとるんやったら安心やな。ほな、うちはこっちやから。またな綾乃ちゃん。翔鶴さんも」

綾乃「ええ、またね千歳」

翔鶴「また」

綾乃「もう夏じゃないの……?」

翔鶴「そう言ってもいい季節ですよ」

綾乃「はぁ、熱中症は勘弁カンベンカンボジアね」

翔鶴「そうやって温度下げようとしています?」

綾乃「なんの話……って、翔鶴もわりと汗かいてるじゃない」

翔鶴「暑いですから」

綾乃「なんでそんな余裕そうな顔ができるの?」

翔鶴「この程度で音を上げていたら、戦闘なんてできませんよ」

綾乃「戦闘と比べるのはどうなの」

翔鶴「とはいえ、あまり気持ちいいものではありませんね」

綾乃「ベタベタだものね。早く帰ってお風呂入りたい」

翔鶴「ええ、汗を流してしまいましょう」

綾乃母「やっぱり、綾ちゃんも翔鶴ちゃんも汗びっしょりね」

綾乃「だって30度超えてるのよ?」

翔鶴「アスファルトの放射熱も中々のものです」

綾乃母「そうなってると思って、お風呂沸かしといたから入って来なさい」

綾乃「はぁい」

綾乃母「お母さんちょっと買い物行ってくるから、翔鶴ちゃんお願いね」

翔鶴「はい、お母様」

綾乃「えっ、翔鶴も一緒に入るの?」

翔鶴「できればご一緒できると嬉しいのですが」

綾乃母「女の子同士なんだからはずかしがらないの」

綾乃「いつまでも汗だくで待たせてるわけにはいかないわよね。いいわ」

翔鶴「ありがとうございます」

綾乃「毎日これじゃあ身が持たないわ」

翔鶴「制汗スプレーなど使うことも考えないといけませんね」

綾乃「それだけで防げないけどもね」

翔鶴「綾乃の肌に汗疹なんて出来てしまっては大変ですから」スッ

綾乃「ひゃあっ! ちょっとやめてよ翔鶴!」

翔鶴「すいません、綺麗だったので」

綾乃「汗かいてるのに綺麗も何もないわ」

翔鶴「汗に濡れていても綺麗なものは綺麗ですよ」

綾乃「も、もういいから、先入ってるわよ!」

翔鶴「待ってください、私もすぐに準備終わりますので」

綾乃「……翔鶴の方が綺麗だわ」

翔鶴「ふふっ、触りますか?」

綾乃「翔鶴も汗で濡れてるから触らないわよ!」

翔鶴「あら、お互い汗だくで抱き合っていたことだってあるのに」

綾乃「それとこれとは違うのよ!」

翔鶴「やはり少々手狭ですね」

綾乃「鎮守府のお風呂と比べたらそりゃね」

翔鶴「まずはシャワーで体を洗いましょう」

綾乃「ええ」

翔鶴「冷たいのがいいですか?」

綾乃「ぬ、ぬるいくらいで」

翔鶴「はい」シャー

綾乃「はぁ……これだけでも汚れが洗い流される気分だわ」

翔鶴「では私も」

綾乃「……」

翔鶴「どうしました?」

綾乃「シャワーしてる姿も絵になるなって思ったのよ」

翔鶴「綾乃だってなりますよ。ほら、立ち位置交代です」

綾乃「ええっ? ちょっと、はずかしいけれど……」

翔鶴(意識してポーズ取ろうとする綾乃、可愛い……!)

翔鶴「体を洗ってあげますね」

綾乃「背中を流すじゃなくて?」

翔鶴「背中だけじゃないので」

綾乃「自分で洗えるわよ」

翔鶴「せっかく一緒なんですから」

綾乃「まあ、いいけど……」

翔鶴「では、まず背中を……」ゴシゴシ

綾乃「……」

翔鶴「綾乃は姉妹がいませんし、あまり経験ありませんか?」

綾乃「ずっと昔にお母さんにやってもらったくらいかしら」

翔鶴「お母さんですか?」

綾乃「翔鶴はどちらかというとお姉さんよ」

翔鶴「よかったです」

翔鶴「では前も洗いますよ」フニッ

綾乃「きゃっ」

翔鶴「どうしました?」

綾乃「む、胸が……」

翔鶴「手を伸ばせば自然とそうなりますよ」

綾乃「いや、わざとやってるでしょ」

翔鶴「お母様もお買い物に出ましたし、ね?」

綾乃「ね、じゃなくて……」

翔鶴「ほら、やっちゃいますよ」ゴシゴシ

綾乃「ま、待ってよ!」

翔鶴「胸の谷間もしっかり洗っておかないといけませんからね」

綾乃「んっ……」

翔鶴「勿論、胸もですがね」ムニムニ

綾乃「揉んでるだけじゃない……」

翔鶴「揉み洗いです」

綾乃「いや、使い方おかし、いひっ……!」

翔鶴「先端は念入りにしませんとね……」クニクニ

綾乃「や、やめっ、ひっ、あぁぅ……」ピクピク

翔鶴「ふふっ、反対側も丁寧に……」

綾乃「んふっ、ああん……」

翔鶴「……おへそも汗が溜まったら大変ですね」

綾乃「んぉっ、おぅ……く、くすぐった、いひぅ……」

翔鶴「綾乃、足を開いてください」

綾乃「で、でも……」

翔鶴「洗えませんから……」

綾乃「……うん」ググッ

翔鶴「ではデリケートなところなので、慎重にいきますね」スリスリ

綾乃「……っ!……っ」

翔鶴「声を堪えていますね、綾乃」

綾乃「……はんきょ、する、か、ぁぁ……」

翔鶴「よく聞こえていいじゃないですか。どんな声を出しているのか、自分にもわかります」

綾乃「わかりたくないわよ、そんな、はぁぁっ……!」

翔鶴「洗剤が入ってしまっては大変なので、ここら辺にしておきましょう」

綾乃「はぁ、はぁ……」

翔鶴「では流しますよ」

綾乃「う、うん……」

翔鶴「……」シャワー

綾乃「はぁ……」

翔鶴「……」クニクニ

綾乃「んんっ!?」

翔鶴「油断していたでしょう? 洗うときに念入りにしたので、流すときも念入りです」グニグニ

綾乃「やぁっ、んっ……そん、先っぽ、ばっか、り……」

翔鶴「しっかり周りも洗い流しますよ……」スリー

綾乃「ふあぁぁぁ……」ゾゾゾ

翔鶴「綾乃、いい顔をしていますね」

綾乃「翔鶴ぅ……」

翔鶴「そのまま、舌を出していてください……んぅ」チュッ

綾乃「んむぅ……」

翔鶴「……」クニクニ

綾乃「んっ、んんっ……」ピクンピクン

翔鶴「……ん」シャー

綾乃「……んっ!?」

綾乃(シャワーが下に……っ!)

綾乃「んんっ、ん……んっ……!」

綾乃(適度に敏感にされたところに、水流が……だ、だめっ……!)

綾乃「ん、ぶぁっ……しょ、かく……」

翔鶴「ん?」

綾乃「手、で……しゃわ、じゃな、しょうか、手……」

翔鶴「……はい、綾乃」クチュ

綾乃「~~~ぅぅっ!」

綾乃「あはぁ……はぁ……」

翔鶴「シャワーで達するのはいやでしたか?」

綾乃「……されるなら、ちゃんと翔鶴にされたい」

翔鶴「私が直接持っていったんですけど」

綾乃「それでも違うでしょ、手とか、し、た、とかとは……」

翔鶴「くすっ、そうですね。綾乃はそういうところ気にする子でした?」

綾乃「面倒くさい……?」

翔鶴「いいえ。すごく可愛くて、愛おしく思いますよ綾乃……」チュッ

綾乃「ん……」

翔鶴「……はぁ、では綾乃。次は私を洗ってください」

綾乃「うん……」

翔鶴「綾乃がほしくて、胸もここも、きゅんきゅんしていますので……焦らさずに、お願いしますね?」

今回はここまでです
次は千歳の雪風の話です

この時期は本当ちょっと外出しただけで汗だくになるので憂鬱ですね

↓1 雪風の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

千鶴「ねぇ、雪風」

雪風「はい、なんですか千鶴?」

千鶴「下はかないのは暑いから?」

雪風「はいてますよ?」ピラッ

千鶴「いやパンツじゃなくて」

雪風「うん?」

千鶴「あぁ、うん、いいやもう」

雪風「よくわかりませんが、雪風の服装は涼しいですよ! 千鶴もしますか?」

千鶴「絶対やだ」

雪風「なんでですか~!」

千鶴「はずかしいし」

雪風「はずかしくないですよ!」

千歳「何を言い争っとるん?」

千鶴「姉さん」

雪風「千歳ぇ! 千鶴が雪風の服装が恥ずかしいって言うんです!」

千鶴「真似はしたくない」

千歳「う~ん、すぐパンツ見えそうになるんは、ちょっとはずかしいかもなぁ」

雪風「だって、快適性の問題がありますから!」

千歳「快適なん?」

雪風「この季節は!」

千鶴「しかも結構透けるし。私はしないから」

雪風「むむっ」

千鶴「じゃあ、私出崎さん達と約束あるから行くね」

千歳「ん、いってらっしゃい。暑いから気を付けてな」

雪風「着ますか?」

千鶴「着ない。いってきます」

千歳「いってらっしゃい~」

雪風「そんなに変?」

千歳「変とは言っとらんよ。はずかしいって言うとるだけ」

雪風「はずかしいってことは変ってことじゃないんですか?」

千歳「そんなことあらへんよ。可愛いわ」

雪風「えへへ、千歳~」

千歳「ん~?」

雪風「千鶴も行きましたし、エッチしましょう?」

千歳「んぐっ! 相変わらず直球やな雪風は」

雪風「したいことを言うんですから直球以外ないですよ」

千歳「せやけど、もっとなんか言い方を工夫するとか」

雪風「アプローチ?」

千歳「ほら、せっかくこんな格好しとるんやし、パンツ脱いでたくしあげるとか」

雪風「わかりました! ちょっと待って――」

千歳「あぁ、今はええから。脱がんでええからたくし上げだけしてて」

雪風「どうするんです?」ピラッ

千歳「そんなんうちが脱がすに決まっとうやん」

千歳「飾り気がないんも雪風らしい」

雪風「そんなまじまじ見られると……」

千歳「汗かいてきたな。はよ脱がさんと」スッ

雪風「んっ……」

千歳「もうちょい近づかんと見えへん」

雪風「ふあっ……千歳、近い……」

千歳「眼鏡外しとうし、これくらいやないとよう見えへんの」

雪風「でも、そんな、ほとんどくっついて……」

千歳「これからなめるんやし、そんなんではずかしがっとったらもたんで」ペロッ

雪風「ひゃあっ……!」ピクン

千歳「汗とはちょっと違う味がするなぁ」

雪風「千歳ぇ……」プルプル

千歳「そのままもうちょい我慢してな」ペロン

雪風「ふぅっ……!」ギュッ

千歳「コンタクト買った方がええんやろかなぁ」

雪風「千歳わぁ……眼鏡っ、似合ってます、よ……」

千歳「せやけどするとき邪魔になるし」

雪風「するようにひぃ……コンタクト、買うんです?」

千歳「そっちの方がよっぽどはずかしい格好かもしれへんな」

雪風「はぁぅ……」

千歳「けど、コンタクトにしとったらその合図ってわかりやすいかもしれへん。自分達だけにわかる合図って、なんか憧れん?」

雪風「あこが、れ、ま……んぅ……」パサッ

千歳「あら、もう持っとられへん?」

雪風「すいませ……」

千歳「ううん、ええよ。立ってられへんようやったら座って」

雪風「はぃ……」ペタン

千歳「ん~……」

雪風「ち、千歳ぇ……! 服、まくらないの、んっ……!」

千歳「このまま潜り込ませてもらうで……」チュゥ

雪風「ふああっ! ち、千歳、それ、あぁっ……! だめ、はんっ……」

千歳「……」レロ

雪風「ふぁぁぅぅ……!」

雪風「ふぁ……」

千歳「ふぅ……ちょっと暑いわ」

雪風「当たり前、です……」

千歳「雪風も暑そうやし、脱ごうか」

雪風「……」スルッ

千歳「やっぱり、一皮むいたらほぼ全裸っていうんは、はずかしい格好やと思うで」

雪風「パンツ、はいてますし」

千歳「ほぼ、言うたやろ。肌着くらい着ないとあかんわ」

雪風「快適性が……」

千歳「もしかして露出趣味あるんとちゃう?」

雪風「ないです! そんなの全然ないです!」

千歳「しかし、お互いに色気っちゅーもんが全くない体付きやな」

雪風「そんなことありません! 千歳の体はとても魅力的です!」

千歳「いや魅力的なんと色気があるとは違う……」

雪風「……っ」ハムッ

千歳「んっ……! こんな小さなおっぱいに、そない勢いで飛びつかんでも」

雪風「……んっ」チュゥ

千歳「もぉ、なんも出らんのに、必死に吸うて……かわええんやから」クリクリ

雪風「んむぅ……!?」

千歳「雪風が口でしてくれとうんで、うちは指でしたるな」

雪風「ふ、あん、ぶはぇ……」

千歳「こらえ性ないなぁ、雪風」

雪風「だ、千歳の、指使い……うますぎて……」

千歳「妄想で練習しとったかいがあったわ」

千歳「眼鏡かけてへんでも、綺麗な色しとるからわかりやすい」

雪風「やめ、やめてください~」

千歳「ほんまにやめてええん?」

雪風「えっ、それは……」

千歳「うそうそ。冗談や」

雪風「んもぉ、千歳ぇ!」

千歳「堪忍な。けど、こういうじゃれ合いもしてみたかってん」

雪風「妄想ですか?」

千歳「ほんまは妄想のこと、自分でしたかったんやなって」

雪風「雪風が付き合いますよ、何でも」

千歳「普段よりもっとはずかしい格好させたりするかもしれへんで?」

雪風「大丈夫です! 雪風ははずかしくありませんから!」

千歳「ありがとうな、雪風。好きやで……」

雪風「雪風もです……」

今回はここまでです
次は櫻子の日向の話です

実際は下に何か着てるかブラくらいは付けてるんですかね
そこら辺は透けてないのか、付けてるのが透けてるのかちょっと判別付きませんね

↓1 日向の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

櫻子「う~ん」

日向「どうした櫻子?」

櫻子「いい家見つかんないなぁ」

日向「家?」

櫻子「そ、日向達の引っ越し先」

日向「探してたのか」

櫻子「そりゃ探すだろ。自由に暮らせないんだからさ」

日向「自由ねぇ」

櫻子「日向もいい物件探してよ」

日向「これでも櫻子よりは真面目に探してると思うぞ」

櫻子「なに~!? こうやって真剣に探してるのに!?」

日向「それは物件じゃなくてリフォームのサイトだ」

櫻子「やっぱり一軒家の方がいいよね?」

日向「別にマンションでもアパートでも構わんが」

櫻子「ええ~? マンションのが高いだろ!」

日向「いやマンションを買えと言ってるわけじゃないが」

櫻子「それに全員一緒の方がいいじゃん!」

日向「それはそうだが、やはりあの頃より少し手狭にならざるを得んだろう」

櫻子「それでも大丈夫だよ!」

日向「大丈夫かどうかは私達が決めることだが」

櫻子「なんだよ! 私が課長だぞ!」

日向「……家長の間違いか?」

櫻子「そうそれ!」

日向「櫻子も一緒に住むつもりだったのか」

櫻子「当たり前だろ!」

日向「櫻子はここに残るものだと思っていた」

櫻子「自由におっぱい揉むために引っ越すのに私が行かなきゃ意味ないし!」

日向「やっぱりここにいてくれないか?」

櫻子「何階建てがいい?」

日向「1階でいいと思うが」

櫻子「それじゃつまんないじゃん!」

日向「つまらないと言われてもな」

櫻子「ていうか部屋足りないでしょ」

日向「確かにな」

櫻子「せめて3階かなぁ。いや、4階は私専用にするから4階!」

日向「高すぎじゃないか?」

櫻子「だってそれぞれに1部屋必要なんだからこれくらいはいるでしょ」

日向「横の広さにもよるがな」

櫻子「4階からはすごい綺麗な景色が見れるんだろうなぁ」

日向「田んぼしか見えなさそうだが」

櫻子「そこまで田舎じゃねぇ!」

櫻子「庭も広い方がいいよな?」

日向「あればその方がいいな」

櫻子「プールとか付けて~」

日向「プール?」

櫻子「あと、でっかい犬とか飼いたい!」

日向「簡単に言うが世話が大変だぞ」

櫻子「ちゃんとお世話するから!」

日向「絶対世話しなくなるやつだな」

櫻子「そんな物件ないかなぁ」

日向「明らかに建てないと無理な内容だぞ」

櫻子「じゃあ建てるか」

日向「簡単に言うが問題は山積みだぞ」

日向「まず土地を用意しなくてはいけないだろう」

櫻子「そこら辺にいっぱいあるじゃん」

日向「空いてるからと言って好き勝手に使っていいとはならん」

櫻子「わ、私だってさすがにそれくらいわかるよ!」

日向「色々と手続きも必要だし、何よりお金もかかる」

櫻子「何とかなんない?」

日向「妖精に頼めば何とかしてくれるんだろうが」

櫻子「じゃ頼もう!」

日向「だがそうやってすぐに頼るというのもな」

櫻子「頼れる人が側にいるのに頼らない方がいけないよ!」

日向「躊躇がないな櫻子は」

櫻子「だってそうじゃん。やれることは何でもやらなきゃ! みんなのためだもん!」

日向「おっぱいのためじゃないのか?」

櫻子「皆のためでもあるの!」

日向「はいはい、ありがとう」

櫻子「本当だからな?」

日向「わかってるよ。櫻子が私達を大事に想ってくれてることは」

櫻子「だから、早く何とかしたいんだよ」

日向「わかってるさ。けど、自分達が住むことになる家のことだ。焦って考えると大変なことになる」

櫻子「もっと皆と話した方がいい?」

日向「ああ。全員とよく話し合って、どういう形にするのか決めなくては」

櫻子「大変だね、大人数で普通に生活するのって」

日向「そうだな。1人で暮らすだけでも大変なのだから、当たり前のことだが」

櫻子「よしっ! 頑張るぞ!」

日向「どうした急に?」

櫻子「大変なことだから気合入れないとと思って!」

日向「気持ちは大切だな」

櫻子「どんなに大変でも皆のこと好きな気持ちがあればやってける!」

日向「こちらも、櫻子を想う気持ちがあれば多少の不便は我慢できるよ」

櫻子「うん! いける気がして来た!」

日向「あぁ、その意気だ」

櫻子「妖精に頼んでくる!」

日向「だからそれは待てと言ってるだろう!」

日向(やれやれ、前途多難だな)

今回はここまでです
次は向日葵の鳥海の話です

8人に1人1部屋と考えると最低3階くらいは必要になるんですかね

↓1 鳥海の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

楓「鳥海お姉ちゃん」

鳥海「どうしたの楓?」

楓「お姉ちゃんが起きて来ないの」

鳥海「向日葵が? そういえば遅いですね」

楓「きっとお休みだからいっぱい寝たいんだと思う」

鳥海「うん、寝かせておいてあげようか

楓「でも、暑くていっぱい汗もかいてる」

鳥海「それはいただけないです」

楓「一回起こした方がいい?」

鳥海「そうだね、一回起こしてあげよう」

楓「うんわかった!」

鳥海(着替えを用意しておこう)

楓「お姉ちゃん、起きて」

向日葵「うぅ……暑い……」

楓「暑いなら起きて涼しくなろう?」

向日葵「でも眠い……」

楓「涼しいところで寝ようよ」

向日葵「冷房を……」

楓「服着替えないとかぜひいちゃうよ!」

鳥海「というかもう起きてますよね向日葵?」

向日葵「あぁ、鳥海……」

鳥海「着替えとタオル持って来ましたよ」

向日葵「ありがとう……ちょっとシャワー浴びて来ますわ……」

楓「朝弱いのに、朝からこんなに暑くて大変だね」

鳥海「寝ているときにかく汗って意外に多いからね。だからって冷房点けっぱなしで寝るというわけにもいかないから」

楓「暑くなったたら点いて涼しくなったら消えるの繰り返すのがあればいいのに」

鳥海「高性能なのならありそうだけれど」

向日葵「はぁ……」

鳥海「どうしたんですため息ついて」

向日葵「鎮守府での暮らしは恵まれていたんだなと思ったんですわ」

鳥海「どうして?」

向日葵「海がすぐそこだからこんなに暑くならないし、侵入者の心配もいらないので窓を開けっぱなしにできましたもの」

鳥海「ちょっと不用心だったと思いますよ」

向日葵「それに誰かしらすぐそばにいましたもの」

鳥海「側にいれば守れるのは確かですけどね」

向日葵「今更になって恋しくなってしまうなんて」

鳥海「戻りたいですか?」

向日葵「設備のことだけを考えれば。けれど」

楓「お姉ちゃん! 冷たいもの持って来たよ!」

向日葵「ありがとう、楓」

鳥海「楓がいるからこっち、ですか」

向日葵「ええ」

向日葵「楓がいるところが私のいる場所ですわ」

楓「呼んだ?」

向日葵「いいえ。何でもありませんわ」

鳥海「冬の涼しさはこちらの方が上ですしね」

向日葵「雪かきと荒波に晒されるのならどちらがマシなんでしょう?」

鳥海「命の危険がないだけ雪かきの方がマシじゃないですか?」

向日葵「意外にあるんですのよ雪かきでの命の危険」

鳥海「荒波に晒されるほどではないでしょう」

向日葵「それは言えています」

鳥海「どちらにも利点と難点が有るということですね」

向日葵「難点を受け入れられるほどの利点があるかというのが重要なわけですわね」

楓(むずかしいお話してる?)

向日葵「そもそも生きて帰ってこられただけでも十分ですわ」

鳥海「ええ、本当に」

向日葵「それだけでなく、皆一緒に来られたんですもの。文句を言っては罰が当たりますわね」

鳥海「文句言うくらいで当てたりしないですよ」

向日葵「そういえば、神様でしたわね」

鳥海「神通力とかは持ってませんけど」

向日葵「たくさんの幸運と努力によって戻ってこられたんですもの。暑いくらい耐えなくては」

鳥海「朝しっかり起きてくればいいだけなんですけどね」

向日葵「そ、それは厳しいですわ」

鳥海「急に弱気になりましたね」

楓「結局どういうお話なの?」

向日葵「私はここに、皆といられて幸せだというお話しですわ」

楓「楓もだよ!」

鳥海「私もです」

向日葵「海はこちらにもありますしね」

鳥海「海行きますか?」

向日葵「赤座さん達も誘って行きたいですわね」

楓「楓も行きたい!」

向日葵「ええ、皆で遊びに行きましょう」

鳥海「100人以上の規模になるので、ものすごいことになりますが」

向日葵「海を貸し切れた鎮守府はよかったですわね」

鳥海「また戻ってますよ」

向日葵「はっ、いけませんわ!」

楓「他のお姉ちゃん達の艦娘さんも合わせると、そんなにいっぱいいるんだね」

向日葵「特に赤座さんのところと歳納先輩のところが」

鳥海「京子のところは何人かお留守番、というか何人か以外お留守番してもらわないといけませんね」

鳥海「海、久しぶりに見たいですね」

向日葵「もう飽きるほど見た気がするのに、何故かこの季節になると行きたくなりますわ」

楓「ずっと海の近くで暮らしてたんだもんね」

向日葵「帰りたいと思うかはともかく、思い出に浸るくらいは許してもらってもいいですわよね?」

鳥海「帰りたいと言っても罰は当たりませんと言ったじゃないですか」

楓「お姉ちゃん達は楽しい思い出いっぱい作ったんだね」

向日葵「辛いこともたくさんありましたけど、こうして思い返せば全ていい思い出ですわ」

鳥海「この関係を築き上げるために必要なことだったと思えばですね」

楓「海の上でお水無くなっちゃったときにおっぱい吸ったから、お家でも吸うようになったの?」

向日葵「ぶふっ!? な、なにを!?」

楓「だってこの前お部屋で鳥海お姉ちゃんのおっぱい吸ってたよね? 鳥海お姉ちゃんが逆に吸ってるのも見たけど」

鳥海「い、いや、それはその、違うんですよ楓」

向日葵「そ、そもそも、私も鳥海も出ませんし!」

楓「そうなの? 美味しいからあんな顔してたんだと思ったんだけど」

鳥海「お、美味しいのはそんな感じするけど、いやでも違う、うんどうしよう!?」

向日葵(うぅ……こっちの面では楓がいない方がよかったかもしれませんわ!)

今回はここまでです
次はあかりの球磨の話です

他の艦娘が出てこないのは大人の事情なので気にしないでください

↓1 球磨の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

球磨「あかり」

あかり「なんですか球磨さん?」

球磨「キャンプ行きたくならないかクマ?」

あかり「唐突ですね」

球磨「夏はシーズンクマ」

あかり「あかり達も夏休みに行きましたよぉ」

球磨「夏の山はいいクマ」

あかり「はい、楽しかったですよ」

球磨「今度球磨とも行くクマ」

あかり「2人でですか?」

球磨「今ではぼっちでも行くやついるクマ。2人いれば十分クマ」

あかり「あかりは大人数の方が楽しいと思いますけど」

球磨「自然の中、孤独に身を任せるのも乙なもんクマ」

あかり「はぁ、それなら一人の方が」

球磨「球磨はあかりと行きたいと言ってるクマ!」

あかり「あかりも行ってみたいと思いますよぉ」

球磨「なら準備するクマ!」

あかり「今からですか!?」

球磨「訓練するって意味クマ」

あかり「訓練ですか?」

球磨「夏でも山はなめちゃいかんクマ」

あかり「本物の熊さんが出るかもしれないからですか?」

球磨「そんなもんは熊が狩って晩飯にすればいいけど、他にもあるクマ」

あかり「晩飯……」

球磨「冬山もそうだけど、遭難すると大変クマ」

あかり「はぐれたときに熊さんに会ったら一巻の終わりですからね」

球磨「はぐれなくとも、キャンプ場でもない本当に山の中で夜を明かすっていうのは、それはもう過酷なことクマ」

あかり「球磨さんでもそう言うくらいですか」

球磨「球磨だからこそ恐ろしさがわかるということクマ。だから遭難に備えて訓練するクマ」

あかり「まずは何をしましょうか?」

球磨「まずは暖を取るために人肌で暖め合う訓練クマ!」ガバッ

あかり「夏山の話ですよねぇ!?」

球磨「夏の山でも夜は冷えるクマ。山の天気は変わりやすいクマ」

あかり「冷えるところは冷えるでしょうけど!」

球磨「だからこういう訓練は必要クマ」

あかり「別に暖を取れる物を持っておけばいいだけでは」

球磨「人肌が一番クマ! それを証明してやるクマ!」

あかり「く、球磨さん……」

球磨「まずは口の中を暖めるクマ」チュッ

あかり「んむっ……」

球磨「んむむぅ……」モゴモゴ

あかり(球磨さんの舌が、あかりの口の中で……!)

球磨「……」

あかり「……っ……ぅ」

球磨「ふぁ……ふふっ、いい顔になったクマ。第一段階はクリアクマね」

あかり「はぁ、はぁ……」

球磨「マッサージは血行促進して、体温を上げることにも繋がるクマ」

あかり「はぁん……」

球磨「あかりは特に、ここクマ」ツン

あかり「そこっ、はぁ……マッサージ関係ない……」

球磨「ここを押すと血の回りがよくなるクマ。体温上げるスイッチみたいなもんクマ~」プニプニ

あかり「やぁ、やめっ、あんっ……」

球磨「本当に敏感になったクマねぇ。あれだけすれば当たり前かクマ」

あかり「ふぅ、ふぅ……」

球磨「ほら、汗かいてきたクマ。暖まってる証拠クマ」

あかり「暖まってはぁ、いますけどっ」

球磨「ふっふっふ~、暖めやすくて助かるクマ」

球磨「球磨の体温も感じるクマ!」ベタッ

あかり「暑いですよぉ」

球磨「暖めてるから当然クマ」

あかり「球磨さんも体温高いですね」

球磨「こんな事してたら昂るに決まってるクマ」

あかり「そ、そうですか」

球磨「くぅま~くまくま~」スリスリ

あかり「んぁ、あ、あんまり動かないでください……」

球磨「どうした球磨?」

あかり「えっと……胸が当たってるから」

球磨「こういうときは、当ててんのよって言うのが正しいらしいクマ」グリグリ

あかり「やぁっ、やっぱり、わざと……」

球磨「じゃなきゃこうはならんやろクマ」

球磨「くまくまー」スリスリ

あかり「んんっ……」

球磨「クマ? 今はおっぱいくっついてないクマ」

あかり「体にはくっついていますから……」

球磨「ふふんっ、球磨のおっぱいで体なでられて悦んでるクマ?」

あかり「ち、違います……体がくっついてるから、反応しちゃうだけで……」

球磨「クマ~」ススッ

あかり「ふぅぅ……」ピクン

球磨「球磨のでこんなになるとか、他のおっきいのとするときはもっと大変そうクマ」

あかり「誰とするときだって、気持ちいいですよぉ……」

球磨「んふ~なら、もっとなでなでしてやるクマ~」

あかり「ひゃっ、ああっ、球磨さん……」

球磨「ふぅっ、球磨のも刺激されて、気持ち、よくなってくる、クマっ……」

球磨「くまぁ~……」

あかり「球磨さんも、暖まって来てますね……」

球磨「人肌で暖め合うと、同時に暖まるからいいクマ……」

あかり「それは、火に当たったりするのと同じなんじゃ……」

球磨「口答えする悪い口は、球磨のおっぱいで塞ぐクマ!」スッ

あかり「……っ!」

球磨「球磨のスイッチは吸われて起動するクマ~」

あかり「……」チュゥ

球磨「ふぁぁっ、いいくまぁ~……もっと、舌でも刺激するくまぁ……」

あかり「……」ペロペロ

球磨「くまぁっ……くま……」ピクンピクン

あかり(球磨さん、すごく気持ちよさそう……)

球磨「暖まりが最高に達したら……」

あかり「はぁ、んっ……?」

球磨「一番暑いところ、合わせるくま……」クチュ

あかり「……あぅ」

球磨「はぁ……ちゃんと、球磨に合わせるくま……」

あかり「あっ、ああっ……球磨さん、お、音が……」

球磨「音くらいする、くま……遭難してるんだから、そんなの、気にする、んぁっ!」

あかり「そういえば、そんな設定だった……」

球磨「はぁ、はぁ……」

あかり「くま、さん……」

球磨「あかり、もうちょっと我慢、するくまぁぁん……」

あかり「もっ……」

球磨「く、まぁぁはぁ……!」

球磨「これ、一回やっとけばだいぶ暖まる、クマ……」

あかり「やってるときは暖まるかもしれませんけど、すぐ冷えちゃいますよね……」

球磨「なら、ずっとやってればいいクマ」

あかり「体力なくなっちゃいますよぉ」

球磨「山の中で原始時代に帰って、狩猟とやるのを繰り返す生活に移行することも考慮するクマ」

あかり「ちょっと遭難したくらいで覚悟決めすぎですよぉ!」

球磨「本気で遭難したときにするのは、あかりの言うとおり体力の面でおすすめしないクマ。体力消費を抑えることが何よりも重要だからクマ」

あかり「急に真面目になりましたね」

球磨「まっ、球磨と一緒にいればこの辺の山で遭難することはないし、ルート外れてもまた抱っこして麓まで駆け降りるクマ」

あかり「あれはもう勘弁してほしいですよぉ」

球磨「とにかく、心配いらないから一緒にキャンプ行くクマ」

あかり「……遭難しなかったらキャンプ場ではするんですか?」

球磨「気分次第クマ」

今回はここまでです
次はビスマルクの話です

熊に関しては夏よりも秋の方が冬眠前な分危なかったりするんですかね

↓1 ビスマルクの話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

ビスマルク「ねぇ、プリンツ」

プリンツ「なんでしょうかビスマルク姉様?」

ビスマルク「今週は私の番なのよ、あかりが来るの」

プリンツ「もう姉様まで回って来たんですね」

ビスマルク「ええ。でも、いざ来るとなるとどうすればいいのかわからなくて」

プリンツ「何でも好きなようにすればいいじゃないですか」

ビスマルク「そうだけども、何すればあかりを楽しませてあげられるんだろうかって」

プリンツ「アカリさんは何でも楽しいって言ってくれると思いますよ」

ビスマルク「そうでしょうね。ええ、そうでしょう。けれど、せっかくならめいっぱい楽しませてあげたいわ」

プリンツ「姉様はお優しいですね」

ビスマルク「だから、プリンツならどうするのか聞きたかったのよ」

プリンツ「私ですか? 私はまずお家でアカリさんを出迎えて」

ビスマルク「出迎えは基本ね」

プリンツ「とりあえずそこで1回エッチします」

ビスマルク「は?」

プリンツ「玄関でした後はリビングに行って、今度は玄関と違って寝かせられるところもあるので、もっとがっつりとして~」

ビスマルク「プリンツちょっと待って」

プリンツ「色々と汚れちゃうからお風呂入って、お風呂でもして~」

ビスマルク「Halt!」

プリンツ「わっ」

ビスマルク「プリンツ、貴女その、そういうことすることしか考えてないの?」

プリンツ「だってせっかくアカリさんが来るんですよ? やれるときにやりたいだけやります」

ビスマルク「加減を考えなさい!」

プリンツ「ですけど姉様、1回来てくれたら次はまた遠いんですよ?」

ビスマルク「うっ……」

プリンツ「姉様はアカリさんを楽しませたいと思ってるみたいですが、アカリさんはどちらかというと私達を楽しませに来てくれるんです」

プリンツ「だから私達がやるべきことは、全力でアカリさんを楽しむことなんですよ」

ビスマルク「だ、だからってそれは……恥かしさとかプライドとかが」

プリンツ「プライドと性欲どっちが大切なんですか!」

ビスマルク「貴女はプライドをかなぐり捨て過ぎなのよ!」

あかり「こんにちは……じゃなくて、グーテンターク、ビスマルクさん」

ビスマルク「無理にドイツ語使わなくていいのよ。こんにちは、あかり」

あかり「元気にしてましたか?」

ビスマルク「艦娘は病気にならないから」

あかり「そういうことじゃないんですけど、まあ元気そうでよかったです」

ビスマルク(まずは玄関で1回……って、いや、でも……)

あかり「どうしました?」

ビスマルク「……あ、あかりっ!」

オスカー「にゃあ~」

あかり「あっ、オスカー! 久しぶり~」ナデナデ

ビスマルク「……」

あかり「オスカーも元気にしてた?」

オスカー「にゃあ」スリスリ

あかり「そっかぁ、元気にしてたんだね~」

ビスマルク(そうよね、玄関でなんて。部屋の中でしっかりやらないとっ!)

オスカー「にゃ」

あかり「えへへ~」ナデナデ

ビスマルク「……」

オスカー「ふ~」ゴロゴロ

あかり「どうしたの? こっちもなでてほしい?」

ビスマルク「……」ズイッ

あかり「わっ、ビスマルクさん?」

オスカー「にゃあ?」

ビスマルク「……」

あかり「う~ん。オスカー、ビスマルクさんもなでてほしいみたい?」

ビスマルク「ま、待ちなさい! 誰もそんなこと言ってないっ!」

オスカー「にゃ~あ~」タタッ

あかり「また後でね~お利口さんなの変わってないですね」

ビスマルク「んん……」

あかり「ビスマルクさんに会いに来たのに、オスカーにばっかり構ってちゃいけませんよね。すいません」

ビスマルク「別に、私は構ってほしいわけじゃ……」

あかり「ビスマルクさん」

ビスマルク「なに、んっ……」チュッ

あかり「……あんまり会えなくてすいません。でも、あかりの気持ちは変わってませんからね」

ビスマルク「私だって、それくらいわかる……私も同じ、だから……」

ビスマルク(もう、結局あかりに主導されちゃってるじゃないのよ……)

ビスマルク「前にも言ったけど、ドイツ艦が皆吸われるのが好きみたいに勘違いしないでよ!」

あかり「わかってますよぉ。プリンツさんとビスマルクさんが好きなだけですね。マックスちゃんはそこまででもないですし」

ビスマルク「私だってそこまでじゃな、あひぃ……」

あかり「吸われるのは1人じゃできない……ビスマルクさんくらい大きかったらできるんでしょうか?」

ビスマルク「できたって、しない、わよっ……」

あかり「そうですよね」

ビスマルク「ただ、気持ちいいだけじゃなくて……可愛いらしいとか、愛おしいとか、そういう、気持ちがぁ、する、のよ……」

あかり「吸われてるとですか?」

ビスマルク「母性、的なあれがっ……出てるのかしらね……産める体じゃない、のにっ……」

あかり「子供が作れないことと、母性を感じることは関係ないですよぉ。好きだって心から生まれるものですから」

ビスマルク「そうね、うん……んっ……」

あかり「感じちゃってください、あかりのことを」

ビスマルク「んぅ……」

ビスマルク「……っ」

ビスマルク(母性も感じるけど、気持ちいいのも確か。あかりが、気持ちいいように吸ってるから)

ビスマルク(普通に吸うだけじゃこんなにならない……そういう吸い方をしないと)

あかり「……ん」

ビスマルク「ふあぁう」ビクン

ビスマルク(普段のあかりはこんなことしない……エッチ、してるときだけ。だから、してるんだなって実感が凄くて)

ビスマルク「んんっ……!」

あかり「痛かったですか?」

ビスマルク「違うわ、気持ちよかったのよ……続けて」

あかり「はぁい」

ビスマルク(指で、舌で私の胸に快感を伝えてくる……私、あかりとエッチ、してる……)

ビスマルク(そう思ったら、全身に悦びが広がっていく……愛情とか劣情とか、全部ないまぜになったのが、駆け巡って……)

ビスマルク「気持ちいい……あぁ、あかり……気持ちいいよぉ……ああっ……!」ビクンビクン

ビスマルク(あっ、嘘、私、胸吸われてるだけで……)

あかり「ビスマルクさん……?」

ビスマルク「はぁ~っ……大丈夫……」

ビスマルク(子供が産めたとしても、こんな胸じゃ吸わせてあげられない……私の胸、エッチ専用……あかりのためにあるんだ)

ビスマルク(なんて、いやらしい体……はずかしい……けれども、嬉しい……)

ビスマルク「今度は反対側、吸って……」

あかり「わかりました……」

ビスマルク「んぁぁっ……!」

ビスマルク(使われてるわ……私の、あかりのためにある胸が……)

ビスマルク(幸せ……気持ちいい……)

ビスマルク「あかり……あかりぃ……!」

あかり「ビスマルクさん……」

ビスマルク(名前を呼んでくれるだけで、こんなにも感じてしまう……胸だけじゃない……もう、私の体は全部、あかりのために……)

ビスマルク(私、あかりとエッチするために生きてる……!)

ビスマルク「はぁっ、はぁっ……」

あかり「ビスマルクさん、落ち着きました?」

ビスマルク「待って、もう少し……」

ビスマルク(私、なんかとんでもないことを考えていた気がするわ……)

ビスマルク(これじゃあ、プリンツに説教なんてできないわ。私も、同じなんだもの)

あかり「落ち着いたらごはんにしましょっか」

ビスマルク(こんな小さな女の子に、完全に屈服させられてしまって……プライドも何もないわ)

ビスマルク(それなのに、快感の余韻以上に背筋粟立たせる気持ちが湧いてくる……本当にもう身も心もあかりの物にされちゃってるわ)

ビスマルク(プリンツがあんなになっちゃうのもわかるわ。だって、とても幸せだもの……)

ビスマルク「あかり」

あかり「はい、ビスマルクさん」

ビスマルク「Ich liebe……ううん、愛してる」

あかり「あかりもです!」

ビスマルク(艦娘としての役割は終わったけれど、人間として私はこの世界を生きていく。どうするべきか、悩んだこともあったけれど)

ビスマルク(あかりのために生きる。これだけは絶対に変わらないことだって、改めて誓わなきゃね)

今回はここまでです
次は若葉の話です

たまには心理描写多めにしてみます

↓1 若葉の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

初春「のう、若葉よ」

若葉「なんだ?」

初春「そなたは一人暮らししておるんじゃったのう?」

若葉「ああ。若葉なら大丈夫だろうと言われてな」

初春「実際どうなんじゃ?」

若葉「問題ない」

初春「ふぅむ、確かに自分で弁当も作って来ておるしのう」

若葉「一人暮らしなら当然自炊はできなくては」

初春「ふむふむ、さすがは妾の妹じゃ。しかし」

若葉「どうした?」

初春「弁当の赤みが異常に強いのはどうしたことか」

若葉「異常に? これくらい普通だろう」

初春「桜でんぶならともかく、唐辛子の粉で弁当に彩を加えるのはいささか普通から逸脱してると思うのじゃが」

若葉「うまいぞ。食うか?」

初春「妾には自分の分があるから」

若葉「そうか」

初春「食べてほしかったのか?」

若葉「あまり賛同してくれる人がいないから、仲間を増やしたいんだ」

初春「さすがに白米に唐辛子は賛同を得られんじゃろうて」

若葉「そんなことはない。白米の甘みと唐辛子の辛さがベストマッチするんだ」

初春「むしろ喧嘩しそうじゃがのう」

若葉「一度食べてみればわかる。ほら、一口だけでも」

初春「いいと言っておろう!」

若葉「むむっ……」

あかり「あぁ、若葉ちゃんここにいたの?」

若葉「あかり」

あかり「初春ちゃんとご飯食べてたんだね」

初春「あかりよ、そなたの鎮守府では唐辛子をご飯にかけて食べてたのか?」

あかり「ええっ、そんなことしないよぉ」

若葉「鎮守府にいた頃はしなかったぞ」

あかり「えっ、なにその赤いご飯は」

若葉「唐辛子かけごはんだ。うまいぞ、食うか?」

あかり「あかりはもうご飯食べ終わったから遠慮する」

若葉「そうか……」

あかり「一人暮らし始めてから辛い物好きが顕著になって来たね」

若葉「そのために自炊を覚えたからな」

初春「何という行動力」

あかり「あんまり辛いの食べ過ぎて体壊さないか心配だよぉ」

若葉「艦娘は――」

あかり「病気にならないでしょ」

初春「じゃが辛い物は辛い。それが原因で不調になることもあろう」

若葉「好調になることはあれ、不調になったりはしない」

初春「筋金入りじゃなぁ」

あかり「どんなごはん食べてるのか、気になるから今日お家行っていい?」

若葉「ああ、歓迎するぞ。ふふふ」

あかり「お、お手柔らかに……」

若葉「いらっしゃい」

あかり「お邪魔します」

若葉「部屋は片づけているつもりだけど」

あかり「うん、綺麗だと思うよ。でもちょっと殺風景かもね」

若葉「装飾のセンスはないからな」

あかり「でもなんだか若葉ちゃんらしい気がする」

若葉「そう言ってくれると嬉しい」

あかり「テーブルに当然のように置かれてる唐辛子が若干異彩を放つけど」

若葉「ふりかけとか置いとくくらいは普通だろう」

あかり「いやただの唐辛子だよね?」

若葉「一味だ。七味もあるぞ」

あかり「あぁ、うん種類はあるけども」

若葉「ジョロキアとハバネロどっちがいい?」

あかり「その2択なの!?」

若葉「一応、来客用にカラムーチョもある」

あかり「前の2つは来客用じゃないっていう自覚はあるんだね」

若葉「だからこそ仲間を増やしたいんだ」

あかり「そっか……」

若葉「……」

あかり「……は、ハバネロで」

若葉「わかった。はい」

あかり「見るからに辛そうだよぉ……」

若葉「これでも初期製品よりだいぶマイルドになってるらしい。そっちも食べてみたかったが」

あかり「い、いただきます! んぶっ……!」

若葉「ダメか」

あかり「み、みず……」

若葉「唐辛子の辛さは水では消えないんだ。牛乳を持ってこよう」

あかり「ふえ~」

若葉「やはりあかりには無理か」

あかり「前もなんかこんなことしなかったっけ?」

若葉「いけるようになったかと」

あかり「なるような出来事が特になかったからね!」

若葉「残念だな」

あかり「ごめんねぇ」

若葉「いいんだ別に。無理に慣れろとは言わないから」

あかり「柿の種くらいの辛さなら大丈夫だよ」

若葉「わさび味は?」

あかり「普通味なら!」

若葉「ないから普通にせんべいでも持ってくるよ」

あかり「か、辛いの?」

若葉「もあるけど、しょうゆのやつ」

若葉「美味しいか?」

あかり「うん!」

若葉「それならよかった」

あかり「これも来客用に買ってたの?」

若葉「いいや。若葉だって辛い物だけが好きなわけじゃない」

あかり「それはそうだよね」

若葉「だから、あかりが好きになってくれなくても別にいいんだ」

あかり「ん?」

若葉「若葉はあかりを苦しめたいわけじゃないから。美味しい物を食べて笑ってるあかりを見るのが好き」

若葉「だから、別に無理に辛い物好きになろうとしなくてもいいよ。若葉はそれとは関係なく、あかりのこと好きだから」

あかり「若葉ちゃん……」

若葉「まだあるから好きなだけ食べていいよ」

あかり「ちょっと辛いくらいのおせんべいある?」

若葉「無理しなくていいって」

あかり「無理じゃないよ。頑張るの。それとは関係なく好きでいてくれてるけど、同じ物を好きになれたらもっと好きなところ増えるよね」

あかり「それにきっと、あかりももっと若葉ちゃんを好きになれると思うから。だから、頑張る」

若葉「……うん、わかった。なら、ちょっとずつ慣れていこうか」

若葉(控え目な辛さから徐々にというのは市販で用意するのも大変だな。自分で作れるようになるか)

若葉(自分のためだけじゃなく、誰かのために料理をする。大和達があんなに楽しそうにしていた理由、わかった気がするよ)

今回はここまでです
次は浜風の話です

唐辛子の辛さよりわさびの辛さの方が好きですね

↓1 浜風の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

浜風「向日葵」

向日葵「どうなさいましたか浜風さん?」

浜風「ちょっと相談が」

向日葵「相談?」

浜風「向日葵は気になりませんか?」

向日葵「何をですの?」

浜風「その、胸への視線」

向日葵「浜風さん気になさってましたものね。けれど、解消したのでは?」

浜風「鎮守府の中にいれば他の人と会うことなかったけど、こっちではそうもいかないので」

向日葵「なるほど、ぶり返してしまったんですのね」

浜風「ちょっとだけ気になるようになってしまって」

向日葵「仕方のないことですわ」

向日葵「常に見られていると思うのは自意識過剰ですが、見られていないと思うのは楽観視しすぎです」

浜風「はい……」

向日葵「同性からもやっかみの視線を受けますしね。あの子とか」

浜風「最近はあまりしないみたいですね」

向日葵「潮さんが全部引き受けてしまっているだけですわ。その問題は今は置いておくとして」

浜風「気になりませんか?」

向日葵「気になりますわよそりゃあ。いやな気分になったりもします」

浜風「ですよね……」

向日葵「けれどもそれはさっきも言いましたが仕方のないこと。嘆いていたって気分がより沈むだけです」

浜風「ではどうすれば?」

向日葵「嫌な記憶はいい記憶で塗りつぶせばいいんですの」

浜風「そ、それはもしかして……」

向日葵「ええ、私には皆が、浜風さんには赤座さんがいますでしょう?」

浜風「け、けどそれは、なんかはずかしい……そういうことで精神安定を図るなんて……」

向日葵「何をおっしゃいますの。愛する人との逢瀬は何よりも心を安らげさせるもの。何もはずかしがる必要などありませんわ」

向日葵「というか、実際にそういう名目でしてもらったんでしょう?」

浜風「そうですけども……そのあともそういう名目として何度かしてもらったりしましたけど!」

向日葵「なら今更な話じゃありませんの」

浜風「けれど……」

向日葵「嫌なことというのは胸の大小にかかわらず、生きていれば必ず起きるもの。それをずっと溜め込んでしまうことこそ、不健全極まりないことですわ」

向日葵「そうしてもらえる相手がいるだけでも、ものすごく恵まれていると思いませんか?」

浜風「う、そ、そうです、ね……」

浜風(やっぱりそれしかないのかぁ)

あかり「どうしたの急に家に来てほしいなんて」

浜風「あかりにお願いしたいことがありまして」

あかり「なぁに?」

浜風「えっと、久しぶりにあれを……」

あかり「あぁ、あれね。そういえば全然してなかった」

浜風「目まぐるしかったですから」

あかり「陽炎ちゃん達は?」

浜風「今はいないと思います。なので、今のうちに」

あかり「じゃあ脱がすからね」

浜風「はい……」

あかり「ん、やっぱり大きいねぇ」

浜風「変わってませんよ」

あかり「久しぶりだから、しょっと。ブラも外したし、じゃあ」

浜風「ま、待って。今日はその、揉むのではなく」

あかり「どうするの?」

浜風「あ、頭をこう……」

あかり「えっ、顔をうずめるの?」

浜風「抱きしめたくて……いいですか?」

あかり「うん、いいよぉ」

浜風「では……」ダキッ

あかり「んにゅ……えへへ、柔らかい」

浜風「あの、気持ちいいですか?」

あかり「うん、あかりは気持ちいいけど、浜風ちゃんは?」

浜風「私も気持ちいいです……直接刺激されなくとも、こうしているだけで気分が高揚します……」

あかり「そっか、段々心臓の音が早くなってるもんね」

浜風「聞こえているんですね……」

あかり「耳もくっついてるからね」

浜風「興奮しているのが筒抜けなんですね……」

あかり「目でもわかるよぉ、ここが段々……」

浜風「あ、あまり見ないでくださいっ」ギュッ

あかり「むぎゅっ……」

浜風「あぁっ、く、苦しかったですか?」

あかり「息は苦しいけど、感触は気持ちいい」

浜風「あかり」

あかり「なぁに、浜風ちゃん?」

浜風「あかりは、私の胸が小さくなったらいやですか?」

あかり「いやじゃないよ」

浜風「そう、そうですか!」

あかり「でも残念かも」

浜風「えっ……」

あかり「だって、今のこの感触は大きいからだしね」

浜風「あかりは、胸なんか関係ないって言ってくれるかと……」

あかり「関係なくないよ。だって、胸だって浜風ちゃんの大事な一部だもん」

浜風「……」

あかり「前にも言ったでしょ。胸だって浜風ちゃんの体なんだよって」

あかり「あかりは浜風ちゃんが好きだよ。それはおっきく柔らかい胸もだし、細くて綺麗な指もそう」スッ

浜風「あっ……」

あかり「すべすべしてるし引き締まってる足だって、胸に負けないくらい柔らかいお尻も、背中も、おへそも」

浜風「も、もう、いいです……! やめてくださいっ!」

あかり「すぐにはずかしがっちゃう性格も。それでもあかりに好きだって言ってくれるところも、見た目も心も全部だよ」

浜風「あ、あぅ……」

あかり「全部が好きだから、胸だって好きなの。だから、変わっちゃうのは残念だよ。できればこのままでいてほしい」

あかり「でも、ずっと変わらないってことはないから、いつか変わっちゃうときが来るかもしれない。それは残念だけど受け入れないとって思ってる」

あかり「それでも、浜風ちゃんが浜風ちゃんでいてくれるなら、あかりはきっとまた好きになるよ」

浜風「私が私で?」

あかり「うん。胸が小さくなったって、指が細くて綺麗なままなら、足がすべすべで引き締まってたら、はずかしがりでも好きな気持ちは正直に伝えてくれるなら」

あかり「あかりはきっと浜風ちゃんの小さな胸も好きになるよ。だって、大好きな浜風ちゃんの胸だもん」

浜風「あかり……そんなに、私のこと……」

あかり「見た目も何もかも変わっちゃっても、少しでも浜風ちゃんだって感じられることがあれば、あかりは浜風ちゃんだって受け入れて好きになるよ」

あかり「だって、あかりは浜風ちゃんが大好きだからね」

浜風「あぁ……」

あかり「胸なんか関係ないって言ってほしかったならごめんね。だけどあかり、浜風ちゃんの胸大好きだから」

浜風「いいえ、いいんです……私も、あかりが好きだから。余すところなく全部、好きでいてほしい……」

あかり「うん……」

浜風「あかり……愛でて、ください……大好きな私の胸を……」

あかり「ん、わかった。その前に、大好きな唇も、いい……?」

浜風「勿論です……ん……」チュッ

浜風「はぁっ、んっ……」

あかり「ふふっ、そうやって嬉しそうで気持ちよさそうな顔を見るのも好きだよ……」モミモミ

浜風「あぁぁ、あまり、好き好きって、いわなっ、ああっ……」

あかり「だって好きなんだもん。しょうがないよぉ」

浜風「私だって、私だってぇ……!」

あかり「うん……」

浜風「はぁ、ん……」クチュクチュ

あかり「あっ、あかりもそっちしよっか?」

浜風「あかりは、胸、揉んで……んっ、好き、なんです……揉まれる、のぉ……」

あかり「わかった。手が足りないもんね」

浜風「はぁぅん、くぅ……」

あかり「あかりも手と耳と、それに心が気持ちいいよ、浜風ちゃん……」

浜風「んっ、んん……私、もっと、気持ち……ああんっ……!」

浜風「いっ、あっ、く……すき、あかり……あかりぃ……すきぃ、すきぃぃぃ……!」ビクンビクン

浜風「はぁっ、はぁっ……」

あかり「中々激しかったね……」

浜風「すいません……度々こんな、弱音ばっかり……」

あかり「ううん、あかりのことを頼ってくれるの嬉しいよ」

浜風「それは、向日葵に言われたからで……」

あかり「でも頼るって決めたのは浜風ちゃんでしょ? それならいいよぉ」

浜風「ありがとう、ございます……」

浦風「んっ、こりゃあかりの靴じゃ」

谷風「あかりが来てんのかい? 他の靴はこれ、浜風かい!」

島風「おうっ! 私より早く帰ってお姉ちゃんと遊ぶとかずるい~! 突撃だよ~!」

あかり「あわわ、皆帰って来たよ! とりあえず服着て浜風ちゃん」

浜風「いやです」ダキッ

あかり「ええっ!? また抱っこ!?」

浜風「愛でられたりません、もっとしてください」

あかり「いやあの今はちょっと」

浜風「今じゃないとまたいつになるかわからないじゃないですか」

あかり「そうだけど、ちょっと待っ――」

島風「どっかーん!」バンッ

あかり「あああ~!」

今回はここまでです
次は筑摩の話です

他の艦娘は大人の事情で登場することもあります

↓1 筑摩の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

利根「筑摩~筑摩~!」

筑摩「はい、どうしましたか姉さん?」

利根「暑いのじゃ~扇いでくれ~」

筑摩「もうすっかり真夏ですね」パタパタ

利根「まだ7月入ったばかりじゃぞ~本当に真夏になったら発火するんじゃなかろうか」

筑摩「平気ですよたぶん」

利根「のじゃ~……」

美穂「あらあら、利根ちゃんったらまたお姉ちゃんに助けてもらってるのね」

利根「だから吾輩が姉だと言っておろう!」

めぐみ「いや~見えねぇっすわ。どう見ても筑摩がお姉ちゃんだよね」

藍「あはは、筑摩の方がしっかり者ではあるよね」

筑摩「いえ、こう見えても姉さんもしっかりものですよ」

撫子「普段こう見えてるのと、普段からそう見えてるの比べたら、後者の方がお姉ちゃんって感じるのは当たり前だよ」

利根「ぬ、ぐぅ……」

利根「いや! 吾輩が姉っぽくないのではない! 筑摩が妹っぽくないのじゃ!」

美穂「責任転嫁を始めたわ」

藍「それはよくない」

めぐみ「けどわりと一理あると思う」

筑摩「妹っぽくないですか?」

撫子「妹妹はしてないよね」

藍「2人の妹を持つ姉が言うならそうなんでしょう」

利根「もっと妹らしくするのじゃ筑摩よ!」

筑摩「急にそう言われましても」

利根「吾輩の威厳のために頑張るのじゃ!」

美穂「妹ってお姉ちゃんぶりたがったりするよねぇ」

撫子「するね」

めぐみ「筑摩が妹っぽくないのもそうだけど、利根が姉っぽくないのも間違いじゃないな」

藍「相乗効果で完全に姉妹が逆転してる」

利根「ぬがぁぁぁ!」

筑摩「そう言われてしまいました」

あかり「それはわかる気がします」

筑摩「だけど姉さんは本当にしっかりしているんですよ?」

あかり「それもわかってますよぉ」

筑摩「やはり私の妹力のなさが、姉さんの評価を不当に落としてしまっている」

あかり「落ちてるんでしょうか? 可愛がられているだけな気がしますが」

筑摩「私も妹力を鍛えなくてはいけませんね」

あかり「鍛えようと思って鍛えられることではないと思いますよぉ」

筑摩「なので今日はあかりからそれを学ばせていただきます」

あかり「あかりからですか? あかりも妹ですけどしっかりしているので妹らしさは学べませんよ?」

筑摩「あかりを見ていればきっとらしさを学べます」

あかり「スルーされた!?」

あかり「そう言われると妹らしさを隠したくなります」

筑摩「あら、反抗期ですか?」

あかり「あかりはもう子供じゃないんです!」

筑摩「妹に年齢は関係ありませんよ」

あかり「お姉ちゃん離れです!」

筑摩「それたぶん本人に行ったらショック死しかねないのでやめてくださいね」

あかり「あかりは島風ちゃんやほっぽちゃんのお姉ちゃんですから!」

筑摩「お姉ちゃんにも誰かに甘えたいときはありますよ」

あかり「それは妹には見せられないんです」

筑摩「ここには島風さんもほっぽちゃんもいませんから」

あかり「う~」

筑摩「ほらここ、私の胸の中に来てください」ダキッ

あかり「あぁっ、今日は見せないつもりだったのに!」

あかり「あかりはこうやって抱きしめてもらったりっていうの、よくしてもらいますけど」

筑摩「ふむふむ」

あかり「身長的に利根さんはできませんよね」

筑摩「私が抱きしめてるようにしか見えないと思いますね」

あかり「なので、あかりは参考にならないと思います」

筑摩「身体的な面ではそうかもしれませんけど、精神的に何か学べるかもしれません。続けましょう」

あかり「続けると言っても」

筑摩「頭もなでましょう」ナデナデ

あかり「これは妹というより、もっと小っちゃい娘にやるようなことでは」

筑摩「けれどされてるんですよね?」

あかり「たまにですけど」

筑摩「なら問題ないですね」

あかり「ちょっとはずかしくなってきましたよぉ」

筑摩「そうだ。お腹空いていませんか?」

あかり「はい、少し」

筑摩「美味しいケーキを買って来たんです。一緒に食べましょう」

あかり「わぁい!」

筑摩「ふふっ」

あかり「ああっ!」

筑摩「取り繕わないでください。妹らしさを見る以前に、私は素のあかりを見ていたんです」

あかり「はぁ、筑摩さんには敵いませんね」

筑摩「そう簡単に負けてはあげられませんね」

あかり「妹力はあんまりですけど」

筑摩「それも大事ですが、あかりも大事なもので」

あかり「ありがとうございます」

筑摩「美味しいですか?」

あかり「はい~!」

筑摩「ふふっ、クリームが付いてますよ」フキフキ

あかり「あ~」

筑摩「まだ反抗期ですか?」

あかり「ただはずかしいだけです」

筑摩「世話しがいがある方が好きですよ私」

あかり「根本的に妹向けじゃないですね」

筑摩「世話焼きな妹がいてもいいじゃないですか」

あかり「それはそうですけど」

筑摩「無理に妹になろうと気負う必要はなかったということですね」

あかり「まあ無理にすることではないですけど」

筑摩「素の姿を見られるだけでこんなにも心が躍るんですから」

あかり「それは筑摩さんがあかりの素を見てるからですよね」

筑摩「いいんです、きっと同じですよ皆」

あかり「どうかなぁ」

利根「筑摩~」

筑摩「はい姉さん。冷たいお茶です」

利根「やはり筑摩は気が利くのう」

美穂「何も変わってないわねぇ」

利根「ふっ、お主の目は節穴か? 変わっておるじゃろう」

めぐみ「どこが?」

利根「誰に何を言われようと堂々と妹を侍らすこの余裕! これこそが姉として必要なことなのじゃ!」

筑摩「私もそんな姉さんに尽くすことで妹としての証を立てます」

藍「こういうのなんて言うんだっけ?」

撫子「割れ鍋に綴じ蓋」

利根「何とでも言うがよい! これが吾輩達姉妹の形じゃ!」

筑摩「その通りです、姉さん!」パタパタ

美穂「開き直られると何も効かなくなるからつまんな~い」

めぐみ「これはこれで仲良し姉妹ってことでいいのかな?」

撫子「まっ、姉らしく妹らしくあろうと取り繕うよりは健全、じゃない?」

今回はここまでです
次は国後との交流です

既に暑さが尋常ではなくなっていてこれから心配になりますね

開始します

神風「国後さん」

国後「神風さん! 私に何か用ですか?」

神風「一度腰を据えてお話ししておく必要があると思いまして」

国後「大事なお話ですね!」

神風「そう、大事なお話」

国後「何でしょう?」

神風「それは、その、あれですよ」

国後「あれ?」

神風「ええっと」

あかり「何のお話?」

神風「あ、あかりっ!?」

国後「今大事な話中なの。向こう行ってて」

あかり「2人でしないとダメな感じ?」

神風「あ~」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 神風他によるあかり語り
2 国後の気持ちについて
3 ふしぎなあめを食べさせる
4 その他自由に

神風「あかりもいてもらった方がいいかもしれません」

あかり「じゃあいるよぉ」

国後「ていうかここ神風さんの家ですしね」

あかり「どこにもいけないよぉ」

神風「また買い出しに行ってもらうとかありますし」

あかり「今帰って来たばっかりなのに!?」

国後「それはともかく、何の話ですか? 察しはついていますけど」

神風「ええ。貴女の私への気持ちの話です」

国後「はい」

あかり「それは大事なお話だね」

神風「私に負い目を感じて身をささげようとしているならいらない気遣いですよ」

国後「そうじゃないって言ったじゃないですか」

神風「だったらなぜです? 正直に言って艦娘としての私と貴女は出会ってまだそこまで時間も経っていませんよ」

国後「時間なんて、そんなにかからずに思ってしまうこともありますよ」

あかり「うん、あるね」

神風「あかりまでそんなことを……」

国後「いやなんですか?」

神風「純粋に慕われるのであればいいですけど、私にはあかりがいますし」

国後「あかりには朝風さんや他の皆もいるじゃないですか」

神風「それはいますけど」

国後「あかりを許せるなら、自分も許してもいいんじゃないですか?」

神風「いや、私があかり以外に好きな人ができるとしても、それが国後さんになるかとは別の話ですよ」

神風「なぜ私なんです?」

国後「さっき負い目とは違うと言いましたけど、最初に意識したのはそれでした」

神風「やっぱりそうなんじゃないですか」

国後「けれどそうじゃないんです。あれを責めもしないって、心が広い人だなってそう思ったんです」

あかり「国後ちゃん結構気にしてるみたいだよぉ」

神風「それは、そう、国後さんの意思でやったわけではありませんから。責めたって仕方ありません」

国後「そう言って飲み込んでしまえるところが凄いんです! 度量があるなって!」

神風「そうですか?」

国後「それからずっと見続けて、その大和撫子然とした凛とした立ち振る舞いに懸想してしまったわけです」

神風「普段の服装以外にその要素ありますか私に?」

国後「何をおっしゃいますか! 神風さんがそうでなければこの世に大和撫子など存在しませんよ!」

神風「そ、そこまで……」

あかり(それならこの世に大和撫子いないことになっちゃうね)

国後「逆に私の魅力についてはあまり見えて来てないかもしれません」

神風「ええ、この前は確かに一緒にいると心地よいと思いましたが」

国後「本当ですか!?」

神風「本当ですよ。けれど、あかりには及びません」

あかり「あかりと比べなくていいと思うけど。皆比べて順位付けとかしてるわけじゃないし」

神風「その理屈もわかりますけどね。私にとってはあかりが何よりも大事で、他を見る気が起きないんですよ」

あかり「朝風ちゃんと一緒にしたりしたよね?」

神風「それは私も朝風もあかりを見ていたというだけです」

国後「つまりあかりを噛ませれば神風さんとすることも可能……」

神風「そういう考えであかりを利用するなら一生その機会はありませんよ」

国後「うっ、は、はい」

神風「いずれにせよ、今答えを出すのは性急に過ぎます」

国後「私もそこまで一気に迫ろうとは思っていませんよ」

神風「お互いをもっとよく知るところからはじめないといけませんね。国後さんとあかりもですが」

国後「あかりもですか?」

神風「ええ、そうです。あかりも無関係にはなりませんから」

国後「ん、まあ、あかりも悪くはないとは思いますよ。ちゃんと艦娘としての私のことも考えてくれますし」

あかり「大事なことだって知ってるもん」

神風「3人で真にわかり合うことが最初のスタートです」

国後「頑張ってそこを目指します!」

あかり「あかりも頑張るよぉ」

神風「なのでなるべく時間は取るようにしますよ」

国後「ありがとうございます神風さん!」

神風「なので、あかりも時間取ってくださいね?」

あかり「うん、わかったよぉ!」

神風「では改めて、よろしくお願いしますね」

あかり「よろしくね、国後ちゃん」

国後「はい! よろしくお願いします!」

今回はここまでです
次は深海鶴棲姫との交流です

あんまりドロドロしたのは好きではないのでゆるくいきます

ちょっと今日は書けそうにないので↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです

開始します

イ級「……」

深海鶴棲姫「ん? 外出てたの?」

イ級「……」コクリ

深海鶴棲姫「暑くない?」

イ級「……」コクリ

深海鶴棲姫「でしょ? 夏は引きこもってるに限るって~ってあつぁ!?」

イ級「……?」

深海鶴棲姫「そりゃ黒い装甲だしこうもなるわな。卵持ってくるからそこで待ってて」

あかり「イ級ちゃんで目玉焼き作ろうとするのやめましょう」

深海鶴棲姫「あかり。この暑い中ご苦労なことね」

イ級「……♪」

あかり「あつっ、熱い! イ級ちゃん、ちょっと熱冷ましてからにして!」

深海鶴棲姫「お風呂入ってきな」

イ級「……」テクテク

深海鶴棲姫「白くても黒くても大変と来てるから、夏は深海棲艦にとって厳しい季節だね」

あかり「誰にとっても暑さは辛いですから。それでも遊んで吹き飛ばしちゃいましょう!」

深海鶴棲姫「なにすんの?」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 クーラーが効いた部屋で熱い物を食べる
2 ホラー映画を見る
3 水着を買いに行く
4 その他自由に

あかり「そういえば、まだ全員と顔合わせしてませんでしたよね」

深海鶴棲姫「あかりんとこの艦娘と? そうだね。むしろ瑞鶴以外してない気がする。瑞鳳は私の存在は知ってるでしょうけど」

あかり「面通ししましょう!」

深海鶴棲姫「なんかの犯人みたいな」

あかり「気が合いそうって言ったら、秋月ちゃんかなぁ」

深海鶴棲姫「秋月?」

あかり「ゲーム好きなんです」

深海鶴棲姫「ふぅん、なるほどねぇ」

あかり「秋月ちゃん暇してたらいいけど」

深海鶴棲姫「ゲーム好きならゲームしてんじゃない?」

あかり「あんまりハマり過ぎてたからほどほどにするように矯正しましたから」

深海鶴棲姫「わぁ、そこまで極まってんのね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」ダキッ

あかり「わっ、長10cm砲ちゃん達久しぶりだね。元気だった?」ナデナデ

深海鶴棲姫「えっ、なにこの子達は」

秋月「長10cm砲ちゃんです」

深海鶴棲姫「いやだからそれが何なのか聞いてる」

秋月「長10cm砲ちゃんは長10cm砲ちゃんですよ」

深海鶴棲姫「あぁ、うんわかった」

秋月「貴女は、瑞鶴さんの深海棲艦ですね」

深海鶴棲姫「いや、瑞鳳とか武蔵とかも混ざってるらしい。名前はずいずい」

秋月「武蔵さんの要素がないですね」

深海鶴棲姫「そこはオミットされた」

長10cm砲ちゃん「きゅうきゅう?」

深海鶴棲姫「そう、ずいずい。よろしくね。また会う機会あるか知らんけど」

イ級「……!」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」ピュー

イ級「……♪」

長10cm砲ちゃん「きゅきゅう~」ピョンピョン

深海鶴棲姫「イ級と仲いいのね」

秋月「ずっと一緒にいましたからね」

あかり「わりと頻繁に同じ部屋で過ごしてたんですよぉ」

深海鶴棲姫「へぇ、知能的には似たようなものなのかね」

秋月「同じくらいでしょうね。うちの子達の方がまだ少しは上なところがありますが」

深海鶴棲姫「親バカですかな」

秋月「違いますよ! ていうか親じゃないです!」

あかり「お姉ちゃんだよね」

深海鶴棲姫「シスコンか」

秋月「だから違いますって!」

あかり「ずいずいさん引きこもりなんだよぉ」

深海鶴棲姫「引きこもって生活できる環境があるならそりゃするでしょ」

秋月「その気持ちはわかりますけど、たまには外にも出ないと」

深海鶴棲姫「この暑さで?」

秋月「そこは億劫になるのも止む無しです。が、そんなことを言っていてはいつまで経っても出不精のままです」

深海鶴棲姫「来年から本気出すから」

秋月「絶対出さないやつですよ!」

あかり「来年になっても寒いからって出てこないのが目に見えてます」

深海鶴棲姫「なんでそう私を引きこもりから脱却させようとすんの? NHKの人なの?」

秋月「それたぶん伝わらないと思いますよ」

あかり「なんでNHK?」

秋月「ほら」

深海鶴棲姫「でも秋月には伝わったじゃん」

秋月「それはまあ、私にはわかりますが」

深海鶴棲姫「ゲーム好きなだけかと思ったら、アニメもいけるんだ?」

秋月「ゲームを入り口にサブカルチャーに傾倒していったというか……」

深海鶴棲姫「いいじゃん。秋月がいた頃の娯楽と比べたら、そりゃ心奪われるのも仕方ない」

秋月「レトロなものもそれはそれで雰囲気があるものですが」

深海鶴棲姫「懐かしいって言えるほど私らやれてたわけじゃないけどね」

秋月「そもそも当時は見ているだけでやれませんよ」

深海鶴棲姫「そりゃそうだ」

秋月「ふふっ」

深海鶴棲姫「どうしたの?」

秋月「いえ、こうして語り合えるのが楽しくて」

深海鶴棲姫「あぁそっか。うちにはアイとダイソンがいるし、レ級もわりかし好きだから割と語り合いの場は持てるんだよね」

秋月「羨ましいことです」

深海鶴棲姫「アイは若干知識ひけらかしてドヤって来るのがうざいけど」

秋月「そういうところありますよねアイさん」

深海鶴棲姫「んじゃま、とりあえずなんかやっとく?」

秋月「何があります?」

深海鶴棲姫「そうだねぇ」

長10cm砲ちゃん「きゅ~きゅ~!」

深海鶴棲姫「ん、なに? この子達もゲームできるの?」

秋月「はい。それなりに上手いですよ」

深海鶴棲姫「ほう、じゃあ大乱闘でもしようか」

秋月「スペシャルに向けて感覚を取り戻しておかなくては」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

イ級「……!」

深海鶴棲姫「イ級も見学来る? よしよし、誰が一番強いか決めようじゃないの」

秋月「負けませんからね!」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

イ級「……!」テクテク

深海鶴棲姫「ふふん、現役の私にどこまでやれるかしらね――」

あかり「……あぁ、この感じなんか久しぶりで懐かしいよぉ……って感慨にふけってる場合じゃない! あかりもやります~!」

今回はここまでです
次は京子の龍田の話です

こうやって家に集まって遊ぶっていうのすごく楽しかったんですけどねぇ……

↓1 龍田の話

1 エロ有り
2 エロなし

異世界転生が流行っている理由がよくわかるのが何となく悔しいような寂しいような

開始します

美穂「ねぇ龍田」

龍田「なぁに美穂ちゃん?」

美穂「やっぱり私達キャラ被ってるでしょ」

龍田「またその話?」

美穂「だって被ったままなんだもの」

龍田「美穂ちゃんがイメチェンすればいいだけだと思うけどなぁ」

美穂「いやよ、龍田が後から入ったんだから龍田が変わって」

龍田「ええ~でも世間に登場した順だと美穂ちゃんの方が後よ?」

美穂「世間ではなくクラスの話をしているのよ」

龍田「随分とこじんまりとした視点ねぇ」

美穂「むっ」

めぐみ「何の話してんの?」

龍田「めぐみちゃんはどう可愛がるのが楽しいかについて」

めぐみ「えっ、やだこわい」

美穂「違うわよぉ。龍田と私のキャラ被りについて」

めぐみ「確かに龍田も美穂もSだしね」

龍田「そんなに意識してないんだけどな~」

美穂「変わってほしいわよねめぐみも」

めぐみ「まあ、大体私が弄られるし」

龍田「あら、めぐみちゃんには優しくしてるつもりだったけど」

めぐみ「それ所謂可愛がりってやつでしょ」

美穂「怖いわよねぇ。その分私のには愛があるわ」

めぐみ「いや龍田の方が直接心に来るのが多いというか」

美穂「ぐっ! なんだか負けた気がして癪だわ」

めぐみ「だからって私の手抓るのやめい!」

龍田「私が変わった方がいいのかしら?」

めぐみ「私の負担的にそっちの方が」

龍田「そっかぁ」

京子「龍田~来たぞ~」

龍田「いらっしゃ~い」

京子「私に用とか珍しいな」

龍田「うふふ、そんなに珍しい?」

京子「龍田あんまり私を呼んだりしなかったからさ」

龍田「そんなことないよ~私だって京子を大切に思ってるんだから」ダキッ

京子「……っ!?」

龍田「よしよし~」

京子「まっ、待って! ちょっと離れて!」

龍田「ん~?」

京子「な、なに? 何を企んでるの?」

龍田「企んでることなんかないけど?」

京子「いやいやいや」

龍田「そうだ。ハーゲンダゼのラムレーズンあるから食べましょう?」

京子「えっ、なんなのマジで? 怖いんだけど」

龍田「何が?」

京子「龍田がだよ!」

龍田「どうして?」

京子「いや急に抱きしめてきたり、アイスくれたりするし」

龍田「あぁ、まんじゅう怖い的な。しょうがないわねぇ」ダキッ

京子「ちが~う!」

龍田「ラムレーズンに熱いお茶は合わないと思うわよぉ」

京子「だから違うってば! どうしたの龍田!? なんか変だよ!」

龍田「変じゃないよ~」

京子「変だよ! 熱でもあんの?」ピト

龍田「艦娘は病気にならないっていつも言ってるじゃない」

京子「熱で頭が朦朧とすることはあるでしょ」

龍田「こんな冷房が効いた部屋じゃあり得ないわよ」

龍田「はい、あ~ん」

京子「あ、あ~ん」

龍田「おいしい?」

京子「うん、普通に美味しい」

龍田「よかった~」

京子「でも落ち着かない」

龍田「どうして?」

京子「龍田の膝の上だから」

龍田「まな板の上にいるんじゃないんだから」

京子「ある意味でそれと同じような心境なんだよ!」

龍田「別に捌いたりはしないわよ。あっ、おっぱいが当たって落ち着かないって意味かしら?」

京子「いや違うけど」

龍田「まだお昼だからおっぱいはもうちょっと我慢しててね~」

京子「だ~か~ら~!」

龍田「そんなに怖がらなくていいじゃない。普通に優しくしてるだけよ」

京子「龍田が普通に優しいのが怖いんだって!」

龍田「ひどいこと言うのね」

京子「ひどいことされて来たからね!」

龍田「私そんなにひどいことしたかしら?」

京子「胸に手を当てて思い出してみろ」

龍田「京子の頭が邪魔で当てられないからまた今度」

京子「ったく」

龍田「本当に何か脅かそうとか考えてるわけじゃないのよ」

京子「本当に?」

龍田「本当の本当」

京子「ならいいけどさ」

京子「で、結局何なの?」

龍田「クラスメートにキャラ被ってるから変えてって言われたのよ」

京子「龍田みたいなのが複数いるとか恐ろしすぎるんですけど」

龍田「ふぅん?」ガシッ

京子「あだっ!? リボンが潰れる~!」

龍田「京子はともかく、他の子まで怖がらせるのはよくないかと思ってイメチェンを図ったのよ」

京子「なんで他の子に配慮してるんだよ! 私に一番配慮しろ!」

龍田「今日一生分くらいしたから」

京子「一生分すくねぇ!」

龍田「そう長くないからね」

京子「殺す気か!?」

京子「だから普通に優しいキャラになってみようって?」

龍田「そう。怖がらせちゃってごめんね。これからは普通に怖がらせるから」

京子「変わってねぇ! てか、怖がられるってわかっててやってただろ!」

龍田「日頃の行いがよかったから」

京子「よくねぇよ」

龍田「京子はどっちがよかったかしら。いつもの私と今日の私」

京子「う~ん、ガラッと変わったわけじゃないからね。龍田は大体優しいふうを装って心抉ってくるから」

龍田「そんな性悪みたいに言わないでよ~」

京子「このままずっと優しくしてくれるならその方がいいけど」

龍田「無理耐えられない」

京子「何にだよ!」

龍田「何にだろうね~」

京子「はぁ、なんにせよ。龍田は龍田の好きに生きればいいよ」

龍田「そんな突き放したみたいなこと言うなんて寂しいわぁ」

京子「いや突き放してるんじゃなくて! 無理にキャラ作らなくていいよっていうか、私はいつもの龍田も好きだから」

龍田「言質取ったからね?」

京子「げっ! そのためか!」

龍田「ふふっ、でも今日はこのまま甘やかしてあげる日にするわね」

京子「えっ、なんで?」

龍田「さあね~」

京子「怖くて落ち着かないんですけど~!」

龍田(イメチェンに乗っかってだけど、私が愛でてあげてるのにそんなに怯えるからよ。愛してるって気持ちをそこまで怖がられたら、カチンと来ちゃうわ)

龍田(私だって、たまには愛情を素直に表現したくなるときもあるんだから)

今回はここまでです
次は結衣の羽黒の話です

高圧的なのよりも表面上は優しいけど突き放してくるタイプの方が好きです

↓1 羽黒の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

まり「はぐろおねーちゃん」

羽黒「ん? どうしたの?」

まり「はぐろおねーちゃんはゆいおねーちゃんの親戚なんだよね?」

羽黒「うん、そういうことになって……じゃなくてそうだよ」

まり「じゃーまりとも親戚になるの?」

羽黒「えっ!? あーそれはその」

まり「うん?」

羽黒「そ、そうなるのかな?」

まり「そうなんだ! はぐろおねーちゃんは、まりにとってのなんになるの?」

羽黒「何にって?」

まり「いとことかおばさんとか」

羽黒「それは~え~遠い親戚、かなぁ」

まり「どれくらい?」

羽黒「う~」

結衣「言葉で言い表せないくらい遠い親戚だよ」

まり「ゆいおねーちゃん!」

羽黒「そうなの、すっごく遠くてね」

まり「ん~それならゆいおねーちゃんとも遠いんじゃないの?」

羽黒(す、するどい!)

結衣「そうだね、私とも遠いよ」

まり「それなのにいっしょに暮らしてるの?」

結衣「まりちゃんのパパとママも最初は他人だったけど、今は一緒に暮らしてるでしょ?」

まり「じゃーゆいおねーちゃんとはぐろおねーちゃん達は結婚してるってこと?」

羽黒「結婚!?」

結衣「私達女同士だし、それに結婚は1人としかできないでしょ? まあ、できるなら……」

羽黒「えっ」

結衣「とにかく、一緒に暮らすのに血が遠いとかあんまり関係ないってことだよ。好きだって思える相手ならそれでいいの」

まり「そっか! みんなのことすきなんだね」

結衣「ん、んん、まあ、ね」

まり「まりしってるよ。ないえんのつまって言うんだよね?」

結衣「どっから覚えて来たのその言葉!? 違うからね!」

羽黒「あれだけわかるなら、本当のこと説明してもよかったんじゃないですか?」

結衣「いや、世間のしょっぱさは多少は知ってるけど、本来は普通にまだ小さな子供だから」

羽黒「わかりませんか異世界とか」

結衣「非常識なことを教えて、それを当然だと思うようになったら大変だからね」

羽黒「そうかもしれませんね」

結衣「出自がなんであれ、優しいお姉ちゃん達だって思ってくれてるからそれでいいよ」

羽黒「あんまり調べられると困りますけどね」

結衣「大丈夫だよ。母さん達にはちゃんと説明してるし」

羽黒「誤魔化してもらえますか」

結衣「別にやましいことがあって隠してるわけじゃないから、最悪はバレても問題ないしね」

羽黒「そうですね。あまり深刻には考えないようにします」

結衣「それがいいよ」

羽黒「……」

結衣「なんかまだ気になることある?」

羽黒「違うんです。少し家族というものについて考えてて」

結衣「足柄達のこと?」

羽黒「いえ、そうではなくて。姉さん達も家族ですけど、やはり血が繋がっているというわけではありませんので」

羽黒「まりちゃんのような子供時代から育ったわけではなく、この姿のままポンと作られただけの私に親戚だなんて」

結衣「……」

羽黒「あっ、これも深刻に考えてませんよ。けれど、不思議な気分だと思ってるだけです」

結衣「お母さんに甘えたりしたかった?」

羽黒「わかりません。私にはその経験がありませんので」

結衣「そうだよね……」

羽黒「……」ソワソワ

結衣「なにその期待したような目は?」

羽黒「なっ、何も期待してませんよ!?」

結衣「私がお母さんになってあげるとか言うこと期待してるかと思った」

羽黒「へぇっ!?」

結衣「やっぱりね。しないよ私は。お母さんなんて柄じゃないから。むしろ羽黒の方が似合ってるでしょ」

羽黒「してくれないんですか?」

結衣「してあげない」

羽黒「そうですかぁ……」

結衣「私は羽黒のお母さんじゃなくて、恋、恋人だからさ……そっちの甘え方したいって言うならいいけど」

羽黒「……!」

結衣「はずかしいから言わせないでよこういうこと」

羽黒「結衣が勝手に言ったんじゃないですか」

結衣「そんな顔されたら言うしかないじゃん」

羽黒「他に慰め方あったんじゃないですか?」

結衣「咄嗟に思いついたのがこれだったの!」

羽黒「逆ギレじゃないですか」

結衣「とにかく! 寂しいなら私とか他の皆のこと頼っていいから。私も、他の皆も羽黒のこと家族だと思ってるよ」

羽黒「はい、ありがとうございます」

北上「勝手に総意にしないでほしいけどね~」

羽黒「北上さん」

結衣「なんだよ北上。せっかくいい感じにまとめたのに!」

北上「結衣が勝手にあたしらの代弁するからだよ」

羽黒「北上さんは私を家族だと思ってないんですか?」

北上「いや思ってるけど」

結衣「じゃあなんで1回否定したんだよ」

北上「勝手に言われるのはいやじゃんなんか」

結衣「言いづらかろうと思って気を利かせたんだけどな」

北上「あたしら結衣ほどはずかしがりじゃないから」

結衣「ぐっ……!」

北上「で、まだやんないの? 恋人同士の甘え方」

結衣「どっから聞いてたんだよ!?」

北上「まりがはぐろおねーちゃんって言ってた辺りから」

結衣「私より先じゃねぇか!」

羽黒「あれは私を慰めるための発言で、その場でするというわけでは」

北上「そこは物理的に慰めに入るパターンでしょうよ。ほら早く早く。やんないならあたしがやるよ? てか3ぴ――」

結衣「あ~もう黙れ~!」

北上「いや~ん、もっと優しくしてぇん」

羽黒「ふふっ」

羽黒(普通の人間とは違う形ですけど、それでも私にも家族がいる。お母さんはいないけど、それ以上の愛をくれる人がいる)

羽黒(私は幸せ者ですね)

今回はここまでです
次はちなつの荒潮の話です

本当の関係性がバレるとまりの情操教育によくないというのも隠している理由です

↓1 荒潮の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

ちなつ「ふぅ、いいお湯だった」

荒潮「うふふ、荒潮のエキスが染み出てたでしょ?」

ちなつ「そういう意味じゃない……って、何で裸で縁側座ってんの!?」

荒潮「お風呂上りで火照った体を冷ましてるのよ~」

ちなつ「いや長すぎってか、おかしいでしょ!」

荒潮「夜でも暑いから中々冷えなくてね。でもそろそろいい感じになって来たかも」

ちなつ「もぉ~! 誰が見てるかわかんないんだから裸で外に出るのやめて!」

荒潮「外ではないでしょ」

ちなつ「外から見えるとこってこと!」

荒潮「そんなに日常的に監視されてるのこの家?」

ちなつ「たまたま見ることもあるかもしれないでしょ!」

荒潮「そのときはそのときよ~」

ちなつ「そのときじゃない~!」

ちなつ(だけどなんだか、月明りに照らされた荒潮ちゃんの裸、すごく綺麗に見える……)

荒潮「ん~? どうしたのかしら~?」

ちなつ「な、なんでもない! とにかく早く服着て!」

荒潮「はいは~い」

ちなつ「まったく、荒潮ちゃんはなんか掴みどころがないのよね。調子狂っちゃうわ」

ちなつ「だけどわざとなのか知らないけど、一番ドキッとさせることが多い……」

ちなつ「はぁ、これが手玉に取られるっていうやつなのかな? 提督であるはずの私が何たること。もう違うけど」

荒潮「ちなつ……」

ちなつ「ん? 荒潮ちゃんまだ起きてるの?」

荒潮「ちなつ……」

ちなつ「はいはい、どうしたの~」ガチャ

荒潮「あんっ、あぁ……」クチュクチュ

ちなつ「でえぇぇっ!?」

荒潮「はぁん……ちなつ、ドア閉めて。皆に聞こえちゃう……」

ちなつ「いやあの、ごめんなさい!」バタン

荒潮「うふふ……ちなつは残るのね……」

ちなつ「勢いで残ってしまった!」

荒潮「んっ……」クチュクチュ

ちなつ「この状況で続けるの!?」

荒潮「あら、想像していた相手が見てくれてる方が……ぁっ、捗るでしょ?」

ちなつ「いや、あの、私が、しよっか……?」

荒潮「ううん、見ててほしいな……」

ちなつ「見てて、欲しいんだ……」

荒潮「うん……私が、どういうこと想像してるか……」

ちなつ「想像……」

荒潮「はぁ、はぁん……」

ちなつ(荒潮ちゃん、おっぱい触りながらするんだ……)

荒潮「んっ……!」

ちなつ(すごい、こんなにビクンってなるんだ……)

荒潮「ん~……」

ちなつ「……」

荒潮「ねぇ、ちなつ。見てるだけじゃなくて、何かこう煽るようなことしてくれないの?」

ちなつ「えっ?」

荒潮「私、ちなつでしてるんですけど~?」

ちなつ「さっき見ててって言ったじゃん! ていうかそれ要求する理由にならないよね!?」

荒潮「ちなつは手伝ってくれないんだ……」

ちなつ「わかったわよ! ほら、パンツ見せてあげるから……」ピラッ

荒潮「頂戴」

ちなつ「は?」

荒潮「パンツ頂戴」

ちなつ「変態かっ!」ペシッ

荒潮「あんっ、罵られるのもちょっといいかも」

荒潮「はぁはぁ……」クンクン

ちなつ「私は何を見せられてるのかしら……」

荒潮「何って」

ちなつ「あぁ、はいはい鉄板ネタはいいから」

荒潮「うふふ……ちょっと湿ってる……」

ちなつ「あ、汗だから!」

荒潮「暑いから仕方ないものねぇ……ふんふんっ……」

ちなつ(うわぁ、めっちゃ嗅いでる……臭くないよね……?)

荒潮「うんぅ……あぁっ……」クチュクチュ

ちなつ(すごい指使いが激しくなってる……)

荒潮「うんっ、うんっ……ちなつ、はぁ……」

ちなつ「……」ドキドキ

荒潮「あ……ああぁっ……!」ビクンビクン

荒潮「はぁふ……」パタン

ちなつ「いつもそんなに激しいの……?」

荒潮「ふふふ~……今日はちなつが見てるし、パンツがあるから張り切っちゃった……」

ちなつ「へ、へぇ……」

荒潮「はい、パンツ返すね」

ちなつ「いや受け取ると思うの!?」

荒潮「だって今はいたらびしょびしょだもんね……」

ちなつ「こ、これも汗だからっ!」バッ

荒潮「ふふっ、汗、そういうことにしておいてあげるわぁ」

ちなつ「……私にもしろ、とか言わないの?」

荒潮「ん~するなら見たいけど……どっちかというと、今の想像を現実にしてくれる方がいいかなぁ」

ちなつ「そっちをしろっていうのね……」

荒潮「ふんっ……」

ちなつ「想像通りに出来てる……?」

荒潮「うん……想像通りっん……気持ちいい……」

ちなつ「想像通りなら、自分でするのと変わらないんじゃない?」

荒潮「だけど、次どうされるのかわからない、ドキドキ感があるから……」

荒潮「次が想像通り……してほしい通りなら、愛されてるって感じられるし……違っても、感じちゃうなら、ちなつに染められてる感覚がして、ぞくぞくするの……」

ちなつ「なにそれ……」

荒潮「ちなつにされる方がいいっていうこと……」

ちなつ「ならはじめからそう言えばいいのに」

荒潮「見られたいって思うことも、あるのよ……」

ちなつ「そっか……」

荒潮「それに、1人だと絶対にできないことがあるからね」

ちなつ「それは?」

荒潮「んっ……」チュッ

ちなつ「……確かにこれはできないね」

荒潮「それと、ちなつの体の感触……柔らかくて、暖かくて、いい匂いで……綺麗な声で……」

ちなつ「そんなに柔らかい?」

荒潮「その小さなところをさり気なくこすり付けようとするところとかも可愛くて……」

ちなつ「……」グジュッ

荒潮「ああっ……!? ちなっ、はげし、あああっ……!」ピクン

ちなつ「私も1人でするより張り切っちゃってるの、ごめんね」

荒潮「ああああっ……! イッ、ちなつ、い、くっ……!」

荒潮「はぁ~……はぁ~……」

ちなつ「想像以上だった?」

荒潮「ん……」コクリ

ちなつ「それならよしっと」

荒潮「でもまだ、やり残してる……」

ちなつ「なにを?」

荒潮「パンツ嗅いでるとき、なにを想像してたと思う……?」

ちなつ「……汗臭いよ?」

荒潮「大丈夫、ちなつのなら平気だから……」ピチャッ

ちなつ「ひうっ……!」

荒潮「んん……あん……」ペチャ

ちなつ「あんまっ、音、立てないでよ……!」

荒潮「なら、汗止めてよ……」

ちなつ「んんっ!」

荒潮「はぁむ……んれろ……」

ちなつ(荒潮ちゃん、私の舐めながら自分の……今日は発情期、か……)

大潮「アゲアゲで登校しますよ~!」

叢雲「はしゃぎすぎて途中でバテないでよ」

暁「朝からおかしいでしょ……」

電「暁ちゃん、日陰通るのです」

ちなつ「あ~……」

荒潮「あらあら、どうしたの死にそうな顔して」

ちなつ「白々しいこと言わないでよ……」

荒潮「ふふっ、ならちなつに元気のプレゼント」ピラッ

ちなつ「えええっ!? なんで私のパンツはいてるの!?」

荒潮「だって昨日いらないって言ったじゃない」

ちなつ「いやそうだけどっ! 洗ってないでしょ!?」

荒潮「洗ったらもったいないじゃない。せっかくちなつのあ……せがしみ込んでるんだから」

ちなつ「さ、さすがにそれはちょっと引くんだけど」

荒潮「発情期って一日じゃ終わらないもの、ってことよちなつ」

ちなつ「うえぇぇ……毎日は勘弁してぇ……」

今回はここまでです
次は綾乃の神通の話です

ちなつのエロ有り話の中では比較的ドロっとした感じなくかけた気がします

↓1 神通の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

川内「なんかパンチ足んないよねこの喫茶店」

那珂「普通に美味しいコーヒー出すようになったら、没個性になっちゃったね」

綾乃「美味しいコーヒー出すようになったらいいじゃないの」

那珂「だめだよ。客商売はね、マイナス面でもまず印象付けることが大事なの!」

川内「炎上商法ってやつ」

綾乃「それは、中学生が切り盛りしてるってところでなんとか」

那珂「う~ん、弱い! 中学生が頭にアンゴラウサギ乗せてやってるくらいじゃないと埋もれちゃうよ!」

綾乃「なにそのうさぎ?」

那珂「ほら、うさぎ狩りに行くよ!」

川内「かの山にうさぎ追いに行くわ!」

綾乃「どの山!?」

神通(綾乃)「はいどうぞ」

神通(あかり)「どうも。すいません、騒がしくて」

神通(綾乃)「いいえ。閑古鳥が鳴いているよりはマシですから」

川内「ほら神通×2もまったりしてないで、うさぎ!」

那珂「アンゴラウサギ捕まえに行くよ~!」

神通(綾乃)「いや絶対そこら辺の山にいませんよねそのうさぎ」

綾乃「ていうか食品衛生上うさぎを頭に乗せて飲食店で働くのはどうなのよ!」

那珂「猫喫茶とかあるじゃん」

川内「ニンジャ喫茶とか」

綾乃「猫喫茶はまあ……ニンジャはただのコスプレでしょ!」

神通(あかり)「無理なキャラ付けはかえってぼろが出たときに大変ですよ」

那珂「それを見せないのがプロなの!」

綾乃「私はバイトだからプロじゃないの!」

川内「働いている以上そんな言い訳してると、ザッケンナコラー!って言われるわよ。コワイ!」

綾乃「ひっ……!」

神通(綾乃)「姉さん、あまり綾乃を脅かさないでくれますか?」

川内「アイエエエ! ヨロコンデー!」

綾乃「はぁ……私いつまで喫茶店店員やってるんだろう?」

神通「長門さんが帰ってくるまでですよ」

綾乃「長門さんいつ帰ってくるんだろう……」

神通「あかりちゃんに頼めば一瞬で帰ってきそうですけど」

綾乃「赤座さんにお願いしようかしら」

神通「私はもう少し続けてもいいと思いますけど」

綾乃「ええっ、もうボロボロボロブドゥールなのよ?」

神通「それでもここでバイトを始めてから、綾乃は少し前向きになったと思います」

綾乃「そう?」

神通「ええ。うじうじしている姿をあまり見なくなりました」

綾乃「元からそんなにしてないわよ!」

神通「立場が逆だったら例の棒で叩いてただろうなと思うくらいにはしてましたよ」

綾乃「ひえっ!?」

神通「冗談です」

神通「けれどいい方向に変わってきていると思うのは事実です」

綾乃「本当?」

神通「本当ですよ。知らない人と話せるようになったでしょう?」

綾乃「まるで以前は話せなかったかのような言い方ね」

神通「話せていたんですか?」

綾乃「……ええ」

神通「妙な間は何です?」

綾乃「うるさいうるさい! それくらいできずに生徒会副会長がやれるか~!」

神通「むしろこの性格でなんで生徒会副会長になろうと思ったのかが気になるんですが」

綾乃「そ、それはっ、まあ、色々と事情が……」

神通「あるのは察せますよ」

綾乃「私が前向きな性格になれたのは、あの世界での生活が一番大きなところよ」

神通「ええ、それはわかります」

綾乃「こっちに戻って来てからも、頼りなさそうに見えていたの?」

神通「度胸はついたと思います。そうでなければそもそもこの場にいないでしょうし」

綾乃「でしょう?」

神通「けれどやはりまだおどおどしているところがありましたから」

綾乃「うっ、そう?」

神通「はい。それが悪いとは言いませんけどね。見ている分には可愛らしいですから」

綾乃「かっ、可愛いって何よ!」

神通「可愛い女の子らしさじゃないですか」

綾乃「べ、別にそういうアピールでしてるわけじゃないわよ!」

神通「だから可愛いんですよ」

綾乃「あん、まり、可愛いって連呼しないでっ!」

神通「今も可愛いです」

綾乃「もぉ~! やめてってばぁ!」

神通「あの日々で培ってきたものを無駄にしないためにも、もう少し続けてみましょう?」

綾乃「はぁ、そうね。望んで行ったわけじゃないけど、成長することができたのに無に帰すなんてそれはできない」

神通「それでこそ、私も見守ってきたかいがあるというものです」

綾乃「ごめんなさいね神通。まだまだ頼りなくて」

神通「頼りないわけではありません。私にとっては何よりも頼れる存在です。そうであるということを、もっと綾乃自身が自信に思ってほしいんです」

綾乃「神通……」

神通「はい」

綾乃「真面目な話をしてるときにダジャレ挟まないで」

神通「ダジャレじゃないですし綾乃に言われたくありませんよ!」

綾乃「あはは、けれど確かにそう。私は私に自信が持ててないのかも」

神通「綾乃は少なくとも私と他の艦娘に愛されるだけの魅力を持っています。それは、信じてください」

綾乃「ええ、貴女達の存在が私の自信になっているわ」

綾乃「生徒会副会長から提督になって、そこから喫茶店のバイト。目まぐるしいわ」

神通「怒涛の中学生活ですね」

綾乃「本書いたら売れそうね」

神通「フィクションとしてもノンフィクションとしても荒唐無稽過ぎません?」

綾乃「事実は小説より奇なりってやつかぁ」

神通「そんな人生を歩んでるんですよ綾乃は」

綾乃「これからも波乱は続きそうね」

神通「ええ、きっと」

綾乃「でもあれを乗り越えられたなら、何でも乗り越えられる。そういう自信だけはしっかり持ってるわ」

綾乃「神通達と一緒ならね」

神通「いつまでも一緒にいますよ。ここから綾乃がどう変わろうが、ずっと側にいます」

綾乃「うん……ありがとう神通。これからもよろしくね」

神通「ええ、こちらこそ!」

今回はここまでです
次は千歳の五十鈴の話です

展開が迷子になってる感はありますが何とか繋げていきます

↓1 五十鈴の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

千歳「今日もええ塩梅やなぁ。よしよし、このまま育ってな」

五十鈴「いつ見ても異様な光景ね」

千歳「異様って何が?」

五十鈴「女の子がぬか床に話しかけてるの」

千歳「せやろか?」

五十鈴「普通はしないし、そもそも女の子がぬか床の手入れすること自体が稀でしょ」

千歳「美味しいんに流行らんのは謎やなぁ」

五十鈴「そりゃ美味しいけどね」

千歳「甘未にも合うんやで? スイーツバイキングにも置いとけばええんに」

五十鈴「味は合っても雰囲気が合わないわよ」

千歳「和風でええと思うんやけどなぁ」

五十鈴「和風じゃなくて古風なのよ、もはや」

千歳「匂わへん?」

五十鈴「うん、大丈夫」クンクン

千歳「うちはええ匂いやと思うんやけど、他の人はどう思うかわからへんからな」

五十鈴「中学生が漬物臭いっていうのもあんまりないでしょうね」

千歳「うちレアキャラやんなぁ」

五十鈴「レアキャラて」

千歳「ふふっ。五十鈴、膝枕して~」

五十鈴「藪から棒ね」

千歳「ぬか床の世話で疲れたんよ」

五十鈴「熱入れ過ぎでしょ。はい、来なさい」

千歳「失礼します~」

五十鈴「くすっ……なんで敬語よ」

千歳「なぁ五十鈴」

五十鈴「なに?」

千歳「おっぱいで顔見えへん」

五十鈴「そこまでじゃないでしょ!」

千歳「いやほんまに」

五十鈴「ええっ、嘘でしょ?」ググッ

千歳「むがっ」ムニ

五十鈴「あっ、ごめん」

千歳「おっぱいで眼鏡が割れるところやった」

五十鈴「そこまで強く押してないわよ!」

千歳「曇ったせいで余計見えへんようになったで~」

五十鈴「はいはい、拭いてあげるから貸して」

千歳「ほんまになんも見えへんようになったわぁ」

五十鈴「鼻血出さないでよ?」

千歳「妄想するとき外すけど、外したら妄想するわけやない言うとるやん」

五十鈴「はいはい」

千歳「それに最近はあんまりせぇへんようになっとうから」

五十鈴「そうなの?」

千歳「綾乃ちゃんも歳納さんも、もうそれぞれの相手と幸せにやってるから」

五十鈴「そっか」

千歳「それにうちももう、妄想しとったようなこと現実にしとるし」

五十鈴「過激な妄想しすぎよまったく……」

千歳「中学生やからしゃーない」

千歳「まあ、五十鈴達とどんなことしようか考えることはあるけど」

五十鈴「考えてるの?」

千歳「当たり前やん。なんも考えとらんと思っとったん?」

五十鈴「いや、そうじゃないけど」

千歳「うちまだ子供やし、体かて貧相やから。どうやったら気持ちええやろうか、どうやったら楽しませられるやろうかって、ちゃんと考えんと」

五十鈴「貧相ってそんな普通でしょ」

千歳「普通以上の五十鈴とかが相手やからな。抱かれとるだけで気持ちええし、しっかり触ったらそらもう」

五十鈴「や、やめてよもう!」

千歳「うちの体はそれに比べたらあんまり抱き心地ようないやろうし、せやったらテクニックとかシチュエーションとか、そういうので補うしかないやん?」

五十鈴「千歳だって、抱いたら気持ちいいわよ」

千歳「艦娘の方の千歳さんやなく?」

五十鈴「貴女のことよ!」

千歳「えへへ、ありがとうな」

五十鈴「はずかしいからこんなこと言わせないでよ」

千歳「はずかしがらせたかったんやから成功やな」

千歳「うち皆のこと、幸せにしたいんよ。心もそうやけど、体のことも」

千歳「せやから満足させられるようにイメージトレーニングしとるっちゅーわけやな」

五十鈴「イメージトレーニング、ね」

千歳「せや。やから妄想じゃなくてトレーニング! 鼻血は出さへんで」

五十鈴「バカね。自分のこと考えるって言ったのに、結局は他人のことばっかりじゃない」

千歳「うん?」

五十鈴「どうすれば気持ちよく、楽しくできるか考えてるって、それ自分のこと考えたことある?」

千歳「自分のこと?」

五十鈴「自分がどうされたいかとか、どうしたいか、とかよ」

千歳「う~ん、言われてみればあんまりないかもしれへんなぁ」

五十鈴「でしょう?」

五十鈴「大体はこっちからだし、千歳から言って来るときもこっちのしたい気持ちを察してってことばっかりだし……」

五十鈴「もっと、求めてほしいのよ! 千歳にも五十鈴としたいって思ってもらいたい」

千歳「ちゃんと思っとるって」

五十鈴「うん、それが伝わるときはすごく嬉しい。そういうのがもっとほしいのよ」

五十鈴「こうして膝枕したいって甘えられたり、抱かれてるだけ気持ちいいとか、胸揉んだらもっと気持ちいいとか、そういうこと言われるのすごく嬉しいの」

千歳「……」

五十鈴「私だって千歳にどういうことされたいかって想像することあるわ。その内容って、急にキスされたり胸揉まれたり壁ドンだったり押し倒されたりするとか」

五十鈴「後、千歳がしたくなってるのを察してしてあげるとかそういうのが多いの」

五十鈴「私は千歳のしたいって気持ちを、好きって気持ちを感じて、自分もそういう気持ちになりたいの」

五十鈴「自分からそうしたいって気持ちを見せてするだけだったら、エッチ、してるんじゃなくて、処理されてるって思っちゃうから……」

千歳「……そんなこと思っとったんや」

五十鈴「うん」

千歳「不安にさせてもうてごめんな。確かに完全にうちからってことはあんまりなかったかもしれへん」

千歳「けどうちかて、五十鈴のしたい気持ち察して同じ気持ちになっとったんよ。求める気持ちに応じて、五十鈴のこと求めとった」

五十鈴「それが私から求めることばっかりだったって言ってるのよ」

千歳「だって、自分から言うんはずかしいやん……」

五十鈴「人をはずかしがらせておいて……」

千歳「けど、五十鈴がそれを望んどるんやったら、今後はうちからも言わせてもらうわ。うちの愛情伝わらんのもいややしな」

五十鈴「もっと、欲望をぶつけていいのよ。五十鈴を自分のしたいようにしていいし、五十鈴にされたいようにさせていい」

五十鈴「五十鈴は、貴女のこと愛してるから」

千歳「うん、ありがとう五十鈴。うちも愛しとうよ」

五十鈴「……」

千歳「なあ五十鈴、そろそろ眼鏡返して」

五十鈴「まだ拭き終わってないから」

千歳「嘘やん。今の顔見られたくないからやろ」

五十鈴「……違うわよ」

千歳「どうせおっぱいで見えへんからはよう」

五十鈴「うるさい、違うって言ってるでしょ~!」

千歳「早速うちが求めとること無視しとう」

五十鈴「それとこれとは話が違うのよ!」

千歳「ふふっ、ほんまに五十鈴のこと満足させるんは至難の業やなぁ」

今回はここまでです
次は櫻子の翔鶴の話です

エロなしとは直接やらないというだけでこういう話がある場合もあります

↓1 翔鶴の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

櫻子「翔鶴~」

翔鶴「はいはい、なんですか櫻子?」

櫻子「おっぱい」

翔鶴「はぁ、本当に飽きませんね」ヌギッ

櫻子「飽きてほしいのか?」モミモミ

翔鶴「ほしくはないですよ。けれどたまにはもっとこう趣向を凝らすとか」

櫻子「シュコーコーラス?」

翔鶴「いつもと雰囲気を変えるとかしてほしいってことです」

櫻子「翔鶴の方が飽きてるってことか」

翔鶴「そうじゃないですけど、たまには変わったこともしたいです。あっそうだ。私が櫻子にしてあげましょうか?」

櫻子「それは嫌味か?嫌味なのか?」ギュウ

翔鶴「いたっ、痛い! 違います、違いますから!」

翔鶴「小さくてもないわけではないじゃないですか」

櫻子「そうだけどさ~」

翔鶴「櫻子だってたまにはされる気持ちよさを感じたいでしょ」

櫻子「私はする方が好きだし」

翔鶴「本当ですか?」

櫻子「本当だよ。翔鶴のこともっと気持ちよくしてやるからな~!」モミモミ

翔鶴「あふ……それは嬉しいですけどね、んぅ……櫻子」

櫻子「な、なんだよ?」

翔鶴「本当は怖いんでしょう? 自分にされるのが」

櫻子「こ、怖くねーし! なんで気持ちいいこと怖がらなきゃならないんだよ!」

翔鶴「気持ちいいことだとわかっていても、忌避感を抱いてしまうことはありますよ」

櫻子「きひかんって何だよ」

翔鶴「避けたいっていう気持ちのことです。けれど、本当に怖がる必要はないのだということを教えたいんですよ」

櫻子「ふ、ふんっ、そこまで言うならやらせてやるぞ! まあ、別に最初から怖がってないけど、翔鶴が私にしたいって言うからな!」

翔鶴「はい、ありがとうございます」

櫻子「翔鶴と比べたらないようなもんだ……」

翔鶴「そもそも私と比較することがおかしいんですよ。櫻子は1年でも大きく差が出る成長期なんですから、比べたって仕方ありません」

櫻子「そうだけどさ~……」

翔鶴「それに……」フニッ

櫻子「あっ……」

翔鶴「私の胸は櫻子のためにあるものですからね」

櫻子「翔鶴……」

翔鶴「ふふっ……」

櫻子「これ、気持ちいい……」

翔鶴「これですか?」

櫻子「おっぱいくっつけるの……好き……」

翔鶴「そう、こうしてこすり付けようにすると、もっと気持ちいいですよ……」ムニュン

櫻子「ふわぁぁ……」

翔鶴(感じてる感じてる……)

翔鶴「小さくてもしっかり主張していますよ」

櫻子「翔鶴ので押しつぶされてるし……」

翔鶴「いいえ、しっかり私のに反発するように、ぷっくりしてきました……はぁ……」

櫻子「んっ……」

翔鶴「可愛らしいですよ……」レロッ

櫻子「ひうっ……!」

翔鶴(普段はそんなこと意識すらしていないのに、こうするとしっかりと反応してくれる)

翔鶴(なんだか背筋がぞくぞくしてしまうわ……)

櫻子「やっ、ああ……待っ、て、ねぇ……」

翔鶴「んっ、櫻子……」

櫻子「待って、ってばっ!」

翔鶴「はっ……」

櫻子「待って、て、言ったのに……」

翔鶴「ごめんなさい櫻子」

櫻子「翔鶴のバカ……」

翔鶴「ごめんなさい……ごめんね櫻子」ダキッ

櫻子「うぅ……」

翔鶴「怖かったね、ごめんね。でも本当に大丈夫だから……」

櫻子「気持ちいい、けど、なんか、変な感じで……不安になっ、て……」

翔鶴「うん、わかってる、もう無理にしないから……」

櫻子「翔鶴……」

翔鶴「うん、櫻子」

櫻子「おっぱい吸っていい……?」

翔鶴「いいよ、好きなだけ吸って……」

櫻子「んっ……」チュウチュウ

翔鶴「あぅ……よしよし……」ナデナデ

翔鶴(母乳は出ないけど、母性が溢れて来ちゃう……)

翔鶴「ん……櫻子」

櫻子「……」

翔鶴「おっぱい吸いながらだったら、触られても平気?」

櫻子「……」

翔鶴「怖かったら今日はこのままで」

櫻子「……いいよ。触っても」

翔鶴「無理してない?」

櫻子「平気……こうしてると安心するから、たぶん大丈夫……」

翔鶴「そっか、じゃあするね……」

櫻子「……」チュウ

翔鶴「ふぅんっ……」スリスリ

櫻子「……っ」ピクン

翔鶴「……ん」

櫻子「……ぅ」

翔鶴(あぁ、怖いのと気持ちいいのが混ざってよくわからなくなってるのね……大丈夫、大丈夫だから)ナデナデ

後日


櫻子「翔鶴~」

翔鶴「はいはい、なんですか櫻子?」

櫻子「おっぱい」

翔鶴「はぁ、本当に飽きませんね」ヌギッ

櫻子「飽きてほしいのか?」チュウ

翔鶴「んっ、いいえ……」

櫻子「早く怖いの克服しないといけないからな。今日はこの前の2倍は我慢するからな!」

翔鶴「はい、頑張りましょう」スッ

櫻子「……なんか翔鶴に触られる前からむずむずしてくるようになった」

翔鶴「ふふっ、成長して来てる証だよ、櫻子」

翔鶴(こうして続けて、エッチになっていこうね櫻子)

今回はここまでです
次は向日葵の長門の話ですが小ネタからです

綾乃のところといいどっちも卑しい女になってしまったずい……

↓1 長門の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します
外堀を埋めるために朝風と仲良くなろう作戦を決行する国後の小ネタから

朝風「ふぅ、喉が渇いたわ」

国後「どうぞ朝風さん」

朝風「あぁ、ありがとう国後」

国後「いえいえ、水筒を持ち歩いてるんですよ」

朝風「麦茶作ってるんだ。しっかりしてるわね」

国後「この程度でしっかりしてるなんてほめ過ぎですよ」

朝風「私は作ってないからね」

国後「水分補給は大事ですよ」

朝風「まあね。けど何となく面倒で」

国後「しょうがないですね朝風さんは」

朝風「作らないだけでしょうがないなんて貶しすぎよ」

国後「もう、なんですかそれは」

朝風「ふふっ」

国後「朝風さん一人暮らしで大丈夫ですか?」

朝風「麦茶作らないだけでここまで心配されるとは」

国後「ただのきっかけですよ」

朝風「大丈夫じゃなかったらこうして毎日学校になんか来られないわ」

国後「エアコン点けっぱなしで寝てたりしてません?」

朝風「してないから。私、そんなに抜けてるように見える?」

国後「いえ、そんなことは」

朝風「ただまあ、点けっぱなしで寝てても問題はないでしょうけどね」

国後「体は問題ないですけど、財布に問題が」

朝風「財布の心配はいらないわよ。妖精が稼ぎを分配してくれるから」

国後「これがヒモか……」

朝風「あんたもでしょうが」

国後「自炊は?」

朝風「あ~、たまには」

国後「私が作りに行きましょうか?」

朝風「えっ? いや、いいけど」

国後「遠慮なさらず。こう見えてわりと得意なんです」

朝風「いやいや、だからってわざわざ来てもらわなくてもね」

国後「私、鎮守府で生活してないから集団でご飯食べるっていうのに憧れてて……」

朝風「あぁ」

国後「だめ、ですか?」

朝風「……給食」

国後「あっ」

朝風「私に媚び売って何を企んでるのかしら?」

国後「企むなんてそんな。純粋な好意ですよ」

朝風「それは誰に対する好意なのかしらね?」

国後「……」

朝風「まったく、将を射んとする者はまず馬を射よってやつ?」

国後「外堀を埋めるとも言います」

朝風「残念ながら外も内ももうあかりに埋め立てられてるのよ」

国後「それはわかっています。私は埋め立て地を分譲してもらいたいだけですので」

朝風「謙虚なのか大胆なのか判断に苦しむわ」

国後「好きな方に思ってください!」

朝風「そうする」

朝風「私に媚び売っても姉さんに口きいたりはしないからね?」

国後「けど印象はよくなりますよ」

朝風「その発言は印象悪いわよ」

国後「朝風さんと仲良くなりたいっていうのも本当の気持ちですから!」

朝風「そりゃどうも。私よりあかりに媚び売った方が可能性高まると思うけど」

国後「それはなんか嫌です」

朝風「負けた気がするから?」

国後「それは勝負になる前からそうですし」

朝風「じゃあなんで?」

国後「よくわかりません。ただあの子は、私の気持ちを聞いても否定はしなかったから……」

国後「最初に呼び出したってだけなのに親身になってくれて、だからですかね」

朝風「そう、やっぱりあの子の艦娘たらしも極まってるわね」

朝風「まっ、下心が全くない人なんかいないし、麦茶もくれたからよしとしましょうか」

国後「麦茶の株価変動が激しいですね」

朝風「略奪とか狙ってないなら好きにしなさい」

国後「略奪だめですか?」

朝風「だめよ。ていうか無理、絶対に」

国後「そこまで言い切ります?」

朝風「言い切れるわ。私もだから」

国後「はぁ、一時は共同生活してたからですかね。私ももっと早く来たかったなぁ」

朝風「出たばかりで不安だから一緒にとか言えばよかったのに」

国後「艦娘としては初対面なのに馴れ馴れしすぎですよ」

朝風「わりと最初から馴れ馴れしかったような」

国後「ちゃんと距離は測ってました!」

朝風「そういうことにしとくわ」

国後「今こそ縮めていくときなんです! 頑張りますよ!」

朝風(まあ、ある意味で停滞していたところだったし、新しい環境と共に新しい関係を築くのもいいことかもしれないわね)

今回はここまでです
次は>>334の続きからです

神風は特にあれがあれしてるので略奪は不可能です
しようとしたら内なるあかりが実力行使に出ます

1キャラクターとして独立した感がありますね裏人格も

開始します

不知火「乳房が小さくとも、乳首さえあれば問題ないんです」

舞風「そうだよ。一番重要なところだからね」

あかり「ううん、触る場合はどうなるんだろう」

天津風「あら、あかりだって乳首触られるのこんなに好きな癖に、そんなこと言うの?」クリクリ

あかり「ああっ、天津風ちゃ、そんな、乱暴にっ……」

不知火「大きな胸の感触は代えがたいものかもしれません。けれど、小さい胸のフィット感だって負けてないはずです」

舞風「かっちりはまるのは大事だからね」

あかり「はぁはぁ、手に収まるくらいだと、なんだかちょっと気分いいけど」

不知火「あかりんの手はこんなに小さいですからね」

天津風「そりゃ、私達くらいじゃないと収まりきらないわ」

舞風「つまりあかりにぴったりのサイズってことだね」

あかり「それはなんだか嬉しいね」

陽炎「復活~」

不知火「もう少し寝てていいですよ」

天津風「こっちはこっちでよろしくしてるから」

舞風「あかり~私のも触って~」

陽炎「ひどい! さっきまで私の体を弄んでいたのに!」

不知火「それを望んでいたのは陽炎でしょうに」

あかり「まあ、せっかく一緒にいるんだから除け者にしたら可哀想だよぉ」

陽炎「あかり~!」

天津風「あかりがそうやって甘やかすからいつまでも変わらないのよ」

舞風「甘やかすならもっと甘やかして、あかりだけに注力するようにしないと」

陽炎「だから一番はあかりだって言ってるじゃない」

不知火「他に目を向ける頻度が高いと言ってるんです」

あかり「あかりは皆仲良くしてくれる方がいいけど」

陽炎「ほらぁ」

あかり「でもやり過ぎはよくないよ陽炎ちゃん」

舞風「ほら」

陽炎「ぐぬぬ」

陽炎「さっきは後ろだったから、今度は前に陣取るわ」

不知火「ずるいですよ」

天津風「陽炎だけやりたい放題はフェアじゃないわ」

陽炎「しょうがないでしょこの人数なんだから」

舞風「ちょっとは可愛い妹に遠慮して」

あかり「ちょっと待っててね陽炎ちゃん」

陽炎「む~、しょうがない。妹達が可愛がられてるのを眺めてるとするわ」

天津風「そう言われると素直に楽しめなくなるんだけど」

不知火「目隠しでもしておきましょうか」

陽炎「わかったから、目を瞑ってるから!」

あかり「はぁ……」

天津風「あかり、もっと触ってよ」

舞風「私のも」

不知火「では不知火のは口でしてもらいましょうか」

舞風「やっぱり私もそっちがいい!」

天津風「私もよ!」

不知火「早い者勝ちです」

あかり「あわわ、喧嘩しちゃだめだよぉ」

天津風「そうだ、あかりに決めてもらいましょう。誰のおっぱいを一番吸いたいか!」

舞風「それがいい!」

あかり「ええっ!?」

不知火「では、どれにしますかあかりん?」

天津風「私の一番可愛いでしょ?」

あかり「え~」

あかり「もう、大きさなんか関係ないみたいな話だったのに、結局その中で争っちゃうの?」

不知火「……それは」

天津風「痛いところをついて来るわね」

舞風「やっぱり、私達は戦いを捨てられないというの……」

あかり「いやまあ、そこまで悲観することはないと思うけど……」

陽炎「好きだって感情なんて、そう簡単に優劣を付けられるものじゃないわよ」

陽炎「甘い物も辛い物も好きだって人は別な部分が好きなわけだし、その日の気分によってどっちを食べたいかだって変わるでしょ」

陽炎「愛情を数値化して優劣をつけることなんてできないのよ」

不知火「……陽炎に諭されてしまうとは」

陽炎「どう? お姉ちゃんらしかった?」

天津風「ちょっとはね。普通のお姉ちゃんはそんなこと言わないでしょうけど」

舞風「そうだけど、今は普通とは違う状況だからいいんじゃないかな」

あかり「誰が一番かって言われたら、皆一番。皆の皆らしい部分があかりは好きだから」

あかり「胸だって、ぬいちゃんは一番綺麗な色をしてるし、天津風ちゃんは一番心地いい暖かさだし、舞風ちゃんのは一番柔らかい」

陽炎「私のは一番どうなの?」

あかり「う~ん、感度がいい?」

陽炎「なんで疑問形なのよ」

あかり「感度のよさはそれぞれで感じることだし。でも陽炎ちゃんが一番反応してくれるってあかりは感じてるよぉ」

あかり「それぞれの一番があるから。全部ってことだね」

不知火「まったく、あかりんは欲張りですね」

天津風「そうね、一番のおっぱいを全部欲しいだなんて言うんだもの」

舞風「見かけに反して随分と強欲だ」

陽炎「ふふっ、でも愛情に欲張りなところ好きだよあかり」

あかり「えへへ、でもあかり、欲張った分だけ皆のことちゃんと幸せにするから!」

不知火「はい、あかり……でも結局あかりの口は1つしかないので順番は決めざるを得ないんですよ」

あかり「そ、そうだね」

陽炎「まあまあ、ここはさっきの食べ物の例えよ。気分でどれにするか決めてもらいましょう」

天津風「争いじゃなくてあかりの気分でってことで」

舞風「さあ、あかり。色か、体温か、柔らかさか、感度。今日はどのおっぱいからの気分なのかな?」

あかり「う~ん、と、今日はね~」

今回はここまでです
次は本編からです

途中で途切れる感じで終わってる場合、大体それ以上展開が思いつかなかった場合が多いです
複数の場合どうしても比べ合うみたいな感じになって、優柔不断な結論を出さざるを得なくなってしまうのがあれですね
ハーレムも無理なく成立させるのは難しいですね

開始します

向日葵「スゥ……」

長門「ん? 寝ているのか向日葵」

長門「楓の世話に加えて私達の分の食事まで用意していればこうもなるか」

長門「中学生に働かせすぎだな。私も手伝わなければ」

向日葵「ん……」

長門「あぁ、起きたか向日葵。だがまだ寝ていていいぞ」

向日葵「長門……少し横になるつもりが眠ってしまっていたんですのね」

長門「せっかくの休みなのに、手間がかかる料理に時間を取らせてしまってすまないな」

向日葵「いいんですのよ、私が好きでやっていることですもの」

長門「だが疲れて眠ってしまっているじゃないか」

向日葵「その疲れも長門達のことを思えば心地よいものですわ。それに寝たら回復しましたもの」

長門「早いな」

向日葵「私まだ中学生ですから」

長門「ふっ、そうか」

長門「だがもっと疲れが取れるようにマッサージをしてやろう」

向日葵「マッサージですの?」

長門「ああ。肩凝るだろう?」

向日葵「凝りますけど」

長門「そこから色々と派生してくるものだ。放っておいては完全な回復は見込めん」

向日葵「長門にできますの?」

長門「あまりバカにしてもらっては困るな。これでも世界のビッグセブンだぞ」

向日葵「それはマッサージができることと何の関係が?」

長門「とにかくしてやろう。そこに座っていろ」

向日葵「はいはい。揉み過ぎて砕かないようにしてくださいな」

長門「加減くらいは付けられるさ」

長門「どうだ? 中々やるだろう?」グッグッ

向日葵「ええ、少なくとも力不足ということはありませんわ」

長門「力には自信があるからな」

向日葵「気持ちのいい力加減です」

長門「役に立ててよかったよ」

向日葵「ですが、頭が重たいですわ」

長門「頭?」

向日葵「長門の肩凝りの原因が乗ってるからです」

長門「あぁ、位置的にしょうがないだろう。気になるか?」

向日葵「重ければ気にもなりますわ」

長門「そうか。ならば、せめて服の分の重量をなくそう」ブルン

向日葵「重量なんて変わりませんし、余計気になってしまうじゃありませんの!」

長門「もっと気にすればいいさ」

長門「さてと」ムニ

向日葵「何をしていますの?」

長門「向日葵の頭を挟んでいるんだが」

向日葵「それはわかります。なんでしているのかという意味です」

長門「マッサージと言っただろう。肩もみだけでは済まさんさ」

向日葵「マッサージなんですのこれ?」

長門「気持ちいいだろう?」

向日葵「いいですけど、マッサージの気持ちよさとは違うような……」

長門「私の胸はお気に召さないか?」

向日葵「そんなことはありません」

長門「なら、このまま続けるぞ」

向日葵「ずるいですわその言い方は……」

長門「ふっ、んっ……」

向日葵「気持ちはいいですけど、落ち着きませんわ」

長門「それは、な。落ち着かれる方が、困るさ」

向日葵「長門は楽しいんですの?」

長門「ああ、楽しいぞ……なんせ向日葵を気持ちよくさせてやれてる」

向日葵「そんなに尽くすタイプでしたか?」

長門「心外だな。今までもずっと向日葵に尽くして来ただろう。私はこう見えて尽くすのが好きだぞ」

長門「やはり、胸は大きい方がいいな……奉仕にも幅が出る……」ムニムニ

向日葵「それ、瑞鳳とかの前言わないでくださいね」

長門「むっ、しかし奉仕するという点で考えると、大きい胸の方が利点は多いだろう」

向日葵「そういう理屈はいいですから。体のことで劣等感を覚えることほど、いやなことはありませんわ」

長門「まあ、私もことさら自慢しようというつもりもないからな」

長門「さてと、向日葵」

向日葵「もう終わりですの?」

長門「君が続けろと言うならまだ続けるが、そろそろ君もこれでは我慢できなくなって来てるだろう?」

向日葵「……っ!」

長門「やはりマッサージは胸ではなく手でしてやらなくてはな」

向日葵「長門だって、少し息が上がっていますわ」

長門「当たり前だ……私の胸を使っていたんだからな。それに、向日葵に奉仕するという行為に快感を覚える」

向日葵「少し変態チックですわ」

長門「女の子の頭に胸をこすり付けて興奮しているんだ。世間一般ではそういうのは変態と呼ばれるだろう」

長門「それに今まさに女の子の身体を弄り倒したくて仕方ないんだ。ド変態だよ私は」

向日葵「まるで、私に欲情するのが変態であるかのように言うのは、おやめなさい……」

長門「そうだな……君は誰から見ても魅力的だ向日葵。そんな君と体を交えられることに興奮するのは、正常なことなのかもしれんな」

向日葵「……やっぱり変態ですわ」

長門「どうしろと」

長門「少したるんだか?」フニフニ

向日葵「ふぁ……そんなこと、ありませんわっ!」

長門「そうだな。君の栄養は胸に偏るようだから、少しはこっちの腹にも分けた方がいい」モミモミ

向日葵「あひゅっ、わ、分けなくて結構ですっ!」

長門「少しは腹の肉付きもあった方が抱き心地がいいんだぞ」

向日葵「んっ……」

長門「まあ、向日葵はこれくらいでちょうどいいが。次はここだな」スリスリ

向日葵「んんっ、わ、わき?」

長門「ああ、脇も中々に敏感な部分の1つだからな」

向日葵「ふやぅ、ああっ……」

長門「先ほど肩を揉んだ時に、一緒にほぐれていたかな? さて次は……」

向日葵「なぜ、胸をしないんですの?」

長門「してほしいのか?」

向日葵「わかっている、くせに……」

長門「胸をしてほしいだなんて、変態だな」

向日葵「意趣返しのつもりでしたのね……」

長門「これも盛り上げる手法だよ」

向日葵「あっ、んんっ……」

長門「私の指の感触、ちゃんと伝わっているか向日葵?」モミモミ

向日葵「え、え……私の胸に長門の指が、あっ……」

長門「やわらかく受け止めてくれているようだ……私も気持ちよくなる……」

向日葵「長門、もっと……」

長門「あぁ……」モミモミ

向日葵「んっ、ふぁぁ……」

長門「やはり、大きい方が奉仕するのもされるのもできることが多いな。こうしてっ……先端をすり合わせるのも、やりやすいっ……」

向日葵「はぁぁぁっ、長門ぉ……」

長門「私の奉仕をしっかりと受け止めてくれる胸だ……やはり向日葵の胸が好きだ」

向日葵「胸、だけですの……?」

長門「すまない語弊があったな。胸だけじゃない。受け止めてくれているのは、声も体も全身に反応を見せてくれているし」

長門「心も、興奮しているのがわかる。私は、向日葵が好きだ……」

向日葵「私もですわ、長門……長門っ……!」

向日葵「もぉ、せっかく取れた疲れが戻ってしまいましたわ」

長門「だが気持ちいい疲れだろう?」

向日葵「はい。貴女達から貰う疲れは、いつだってそうですわ」

長門「ありがとう、向日葵」

向日葵「マッサージされていたのは私です。お礼を言うなら私の方ですわ」

長門「いや、私と出会ってくれたことにだよ」

向日葵「急に壮大になりましたわね」

長門「さらに言えば、出会って、こんな仲になってくれたことをか」

向日葵「こんな仲になったのは、私が長門を好きになったから。好きにさせたのは長門ですわ」

長門「私だって、向日葵の側で向日葵を見続けて、好きになったからこんな仲になったんだ」

向日葵「お互い様ならお礼も謝罪も要りませんわ」

長門「そうだな。言うべきことは、さっきも何度も言ったが」

向日葵「愛していますわ長門」

長門「ああ、愛している向日葵」

今回はここまでです
次はあかりの大鳳の話です

あかりのところのがわりとながもんに寄っているので、こちらはちゃんとした感じです

↓1 大鳳の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

あかり「ねぇ、大鳳ちゃん」

大鳳「はい、どうしましたかあかり?」

あかり「大鳳ちゃんは中学生でよかったの?」

大鳳「どういうことですか?」

あかり「いや、装甲空母だから高校生とか大学生でもなれたと思うけど、中学生でよかったのかなって」

大鳳「せっかく一緒の年代になれるんですから、選ばない手はありませんよ。何人が涙を飲んだと思ってるんですか」

あかり「涙飲んだんだ」

大鳳「飲みまくりでしたよ」

あかり「あはは、でもさすがに加賀さんとか蒼龍さんとかを中学1年生ってするわけにもいかないもんね」

大鳳「加賀さんはプライド的にも許さなさそうです。私は恵まれた体格でよかった」

あかり「恵まれてない体格じゃなくて?」

大鳳「あかりと一緒にいられるという大いなる恵みを頂いているんですよ?」

あかり「ちょっと大げさだよぉ」

大鳳「それに、やりたいことがありますし」

あかり「やりたいこと?」

大鳳「あっ、ええっと、それはあの……」

あかり「ん?」

大鳳「寒いよりは、暑い方がいいですよね……」

あかり「暑い?」

大鳳「あの、今日の放課後、ごらく部が終わった後にここに来てもらえますか?」

あかり「教室に? どうして?」

大鳳「やりたいことがありまして」

あかり「何するの?」

大鳳「そのときまでのお楽しみです」

あかり「うん、わかった。ごらく部が終わったらね」

大鳳「はい、お願いしますね」

あかり「もうすっかり夕方。夕日が綺麗だよぉ」

あかり「大鳳ちゃん何をするんだろう?」

あかり「大鳳ちゃん、来たよぉ」

大鳳「お待ちしてましたあかり」

あかり「待たせてごめんね」

大鳳「いえ、私が来てくださいとお願いしたんですから」

あかり「それで、やりたいことってなに?」

大鳳「……覚えていますかあかり。学校ごっこをしたときのこと」

あかり「あ~、懐かしいね。学校建てたからあの後1回もやれなかったけど、楽しかったよぉ」

大鳳「その学校を建てたのも本当はこれをしたいがためだったんですが」

あかり「何するの?」

大鳳「え、え……」

あかり「え?」

大鳳「エッチ、しましょう!」

あかり「え?」

大鳳「ほら、あのときも放課後に」

あかり「う、うん、したけど。そのあとも何回か……」

大鳳「放課後の教室というシチュエーションがいいんではないですか!」

あかり「そうかな?」

大鳳「そうなんです。ずっと通って来たいつもの教室で、そういう不埒なことをする……今の方が前よりも燃えます!」

あかり「燃えちゃうの!?」

大鳳「だから、お願いします」

あかり「先生来たりしないかなぁ?」

大鳳「大丈夫です。西垣先生にあかりとやりたいことがあるのでと伝えて、巡回先から外してもらってます」

あかり「内容は言ってないよね!?」

大鳳「言ってませんがたぶん察されてると思いますよ」

あかり「うぅ、はずかしい……」

大鳳「夕日が落ちてしまう前に、はじめましょう。いつもの服じゃないので胸を差し込んでもらうのができませんので……」スッ

大鳳「代わりに、下は捲ればすぐに出せるので、こちらを……」

あかり「パンツ、はいて来たんだよね?」

大鳳「それはさすがに。脱いだだけですよ」

あかり「よかった。エッチするために学校くる子ばっかりだったらどうしようと思ってた」

大鳳「私が最初ではないとは、不覚……」

あかり「不覚じゃないよぉ……なめるのがいい?」

大鳳「あっ、は、はい……」

あかり「うん、わかった……」ペロペロ

大鳳「んっ、くぅ……」

大鳳「本当はっ、私が……あかりのを、する、つもりで……」

大鳳「でも、いざとなったら、自分にしてもらうことばかり考えてしまって……」

あかり「いいんだよ。大鳳ちゃんがしたいことなんだから、大鳳ちゃんの好きなようにすればいいの」

大鳳「うぅ、あぁ……すいません、今日ずっと、あかりに告げてから、このことしか考えられなくて……」

大鳳「勉強に身が入らず、んぅっ……待っている間も、はぁん……待ちきれなくて……」

あかり「どうしたの?」

大鳳「あかりの机、で……」

あかり「あかりの机? なんか角のとこちょっと湿ってるような……」

大鳳「ああっ、すいませんっ……私、こんな、淫乱で……」

あかり「……それだけ待ちわびてくれてたんでしょ?」

大鳳「ああっ、ああっ……はい、ずっとここで、こう、したく、ああっ……!」

あかり「楽しみにしてくれてたなら、あかりも嬉しい。興味持たれないよりは持ってくれた方が嬉しいよぉ」

大鳳「あっ、あかり、ありが、ふぁぁ……」

大鳳「はぁっ……」

あかり「立ったままで平気?」

大鳳「だいじょ、んんっ……!」ビクン

あかり「もうだいぶ来てるでしょ? 掃除してるから寝ころんでも大丈夫だと思うけど……」

大鳳「はぁはぁ……あかりの机、借りても……?」

あかり「えっ、あかりの机に?」

大鳳「だめ、ですか……?」

あかり「……いいよぉ。もう角の方使っちゃったんだもんね」

大鳳「ありがとう、ございます……」スッ

あかり(明日から意識しないで使えればいいけど)

大鳳「んぅ、あかり、続きを……」

あかり「立ったままたくし上げるのとは、ちょっと違った格好になるね」

大鳳「こっちの方が突き出した形にできるので、よりアピールしやすいかもしれません」

あかり「そうかもしれないね……さっきまでしたおかげで、大鳳ちゃんのエッチな気分が高まってるせいかもしれないけど」

大鳳「もう少しで、最高潮なので、お願いします……」

大鳳「んんっ……!」

あかり「終わったら掃除して帰らないとね……」

大鳳「すいません、こんなに、こぼして……」

あかり「あかりのもこぼれてるから同罪だよぉ」

大鳳「はぁ、はぁ……」

あかり(やっぱりそろそろ限界っぽいね)

大鳳「ん、くぅぅ……!」ガタッ

あかり「机倒しちゃわないように気を付けて。危ないから」

大鳳「あっあっ……」

あかり「そんな余裕ないよね。なら、スパートかけて……」

大鳳「ひぅっ! あ、あかり……!」

あかり(倒れる前に1回落ち着かせちゃおう)

大鳳「そこ、あぁっ、ああっ……! わた、あかり、くり、ああっ……!」ガタンガタン

あかり(大丈夫かな? でも、こうするしかないから……)

大鳳「ああああ~……!」

あかり「何とか倒れずに済んだね」

大鳳「あ~……」ダラン

あかり「大鳳ちゃんは倒れちゃったけど」

大鳳「あえぇ……」

あかり「すごい顔してるよ大鳳ちゃん」

大鳳「あぁぁ……幻滅します?」

あかり「もう何回も見たし、あかりだって見せたから」

大鳳「はぁ、はぁ……そうですね……」

あかり「満足した?」

大鳳「……」

あかり「おっぱいもされないと満足しない?」

大鳳「……!」

あかり「大鳳ちゃん好きだもんね」

大鳳「いい、ですか……?」

あかり「うん、いいよ。だってまだ、夕日落ちてないもん」

大鳳「あぁ、まだ、赤いですね……」

あかり「だからまだ大丈夫。ちゃんと見えてるから、その顔もっと見せてね大鳳ちゃん」

今回はここまでです
次は大鯨の話です

あかりの机が使われたのが大鳳がはじめてだったかどうかは定かではありません

↓1 大鯨の話

1 エロ有り
2 エロなし

今日はちょっと犬の解体に忙しいので↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです

本戦でテスカトリポカをおびき寄せる為に犬の肉が大量に必要だったのです

開始します

大鯨「今週は私の家に来てくれるんですよね?」

あかり「そうだね大鯨ちゃん家だよぉ」

大鯨「こうして学校でも会えるのに順番取ってもらって、なんだか悪いですね」

あかり「学校でも会えるけど、一緒にお家にいるのとじゃ全然違うでしょ」

大鯨「はい、全然違います」

あかり「だからいいの」

大鯨「気にしないことにします」

あかり「何か一緒にやりたいことある?」

大鯨「えっと、映画を見たいです」

あかり「映画? 何か見たいのがあるの?」

大鯨「ええっと、今は特に面白そうなのは……」

あかり「あっ、この時期ならあれやってるね。ポケットの」

大鯨「モンスターですか。そうですね、それ見に行きましょう」

あかり「見たい映画があるから行きたいわけじゃなかったの?」

大鯨「映画を見に行くということをしたかったんです」

大鯨「あっ、でも今日は一緒に家で見ましょう?」

あかり「家でも見るの?」

大鯨「だめですか?」

あかり「大鯨ちゃん映画好きだね」

大鯨「あれから好きになったんですよ」

あかり「歴史物?」

大鯨「だけじゃないですよ。色んなジャンルのものを見てます」

あかり「色んなジャンル」

大鯨「映画自体歴史のあるコンテンツですからね」

あかり「お勉強してるんだね」

大鯨「見てる間は勉強なんて気はしませんけどね。それでも無駄な雑学だけついて来ちゃって」

あかり「ふふっ、じゃあ映画通の大鯨ちゃんおすすめの映画を見せてもらうよぉ」

大鯨「では帰りにレンタルショップに寄りましょう」

あかり「どれ見ようか~」

大鯨「ジャンルは何がいいですか?」

あかり「ん~、ホラー系?」

大鯨「あかりホラー苦手なのでは?」

あかり「苦手だけど見たい!」

大鯨「怖いもの見たさというやつですね」

あかり「お姉ちゃんが借りて来たホラー映画のDVDとかたまに見てるよぉ」

大鯨「あかねさんは好きなんですか?」

あかり「どうなのかなぁ? あんまり怖がったりはしないから、一緒に寝てると安心するよぉ」

大鯨「怖いと一緒に寝に行くんですね?」

あかり「た、たまにだよ? そうやってホラー映画のDVDとか見たときだけだから!」

大鯨「なぜ頻繁に借りてくるのか分かった気がしますね」

大鯨「ホラーはこの辺りですね」

あかり「通いなれてる感あるねぇ」

大鯨「感ではないですからね」

あかり「いかにもなタイトルがいっぱい、ひっ……!」ダキッ

大鯨「どうしました?」

あかり「パ、パッケージが……」

大鯨「あぁ、パッケージの絵が既に怖いですよね」

あかり「うぅ、全部タイトルのところ向けておいてくれればいいのに~!」

大鯨「こうしてパッケージを見せているのはおすすめだとか、人気があるタイトルだということですよ」

あかり「ひゃあっ!」ギュッ

大鯨「ここにいるだけで涼取れそうですね」

あかり「あ、あかり目を瞑ってるからおすすめのやつ選んで早く行こう!」ガタガタ

大鯨(可愛いし役得……)

大鯨「夜中にふと目の前にあったりすると怖いので、家に常駐させたくないんですよね」

あかり「だから買わないんだ……」

大鯨「借りた方が安上がりというのもありますが」

あかり「世知辛い」

大鯨「まあ、本当はちゃんと買ったり見に行ってお金を落としたいんですけど」

あかり「うん」

大鯨「スクリーンでホラー映画見られます?」

あかり「無理!」

大鯨「ですよね」

あかり「映画観に行ったときたまに予告で来るときあって」

大鯨「不意打ちできますよね。ほんとあれやめてほしいです」

あかり「わかる、目を瞑ってても音が聞こえるし」

大鯨「予告見ること自体は好きなんですけど、そういう罠があるのがなんとも。でもそれも映画鑑賞の醍醐味です」

あかり「……」

大鯨「大丈夫ですかあかり?」

あかり「だだだ、だいじょぶぶぶ……」

大鯨「大丈夫じゃないですね」

あかり「大鯨ちゃん、くっついてていいいいい?」

大鯨「これ以上どうくっつくと言うんですか」

あかり「が、合体するよぉ……!」

大鯨「合体はまた寝るときにしましょう。というかあかり、私も幽霊だということ忘れてませんか?」

あかり「艦娘は神様です!」

大鯨「お客様じゃないんですから」

あかり「神様だから幽霊から守ってくれるもんっ!」

大鯨「はいはい、幽霊なら私でも倒せますから安心してくださいね」ナデナデ

あかり「明らかに怖がらせようとしてるもん!」

大鯨「映画ですからね」

あかり「そこはね、リアリティを出さないといけないとあかりは思うんだよぉ」

大鯨「リアリティ抜群のホラー映画見ますか?」

あかり「……見ない」

大鯨「まあ、やり過ぎて逆に笑えてしまうっていう意見も出ますし、映画的な演出とリアリティとの折り合いを付けることは大切ではありますね」

あかり「でしょう?」

大鯨「あかりはいっぱい怖がってたので成功してると思いますが」

あかり「むぅ~」

大鯨「ふふっ。そういうところを考えていくのも映画の楽しみ方ですね」

あかり「評論家さんになれるね」

大鯨「この程度はまだまだですよ。じゃあ、お夕飯の支度を」

あかり「あっ、あかりも手伝う!」

大鯨「いいですよ私1人で」

あかり「あかりにも手伝わせて」

大鯨(1人でいるのが怖いだけだこれ)

大鯨「わかりました。それじゃあ一緒にお料理しましょう」

あかり「うん!」

大鯨(あかりのように心のままにのめり込むことも映画の楽しみ方の1つ。これは同じ趣味だと言っちゃってもいいんじゃない、かな?)

今回はここまでです
次は浦風の話です

深夜帯でホラー映画のCMを流すのを禁じる法律を作ってくれる政党に投票したいですね

↓1 浦風の話

1 エロ有り
2 エロなし

SIREN「俺は本当に放送禁止になったぞ」

>>784
子供向け番組であのCM流すのはさすがにダメだと思いますね

開始します

浦風「本当に、結局こっち来るまでかかってしもうた」

あかり「ごめんね、中々時間取れなくて」

浦風「あかりが忙しいんはわかるけど」

あかり「浦風ちゃんしっかりしてるから、あんまり構えなくても大丈夫な感じがして」

浦風「うちだってもっと構ってもらいたいよ!」

あかり「結構構われたがりだけど、我慢してくれるかなって」

浦風「冷たい人じゃのぉ……」

あかり「あわわ、い、今まで我慢してた分は今日取り戻すから!」

浦風「今日だけじゃ足らんわ」

あかり「これからはもっと一緒にいるから、ね?」

浦風「約束」

あかり「うん、約束。今度はすぐにずっと守るから」

浦風「ん、じゃあ入ろっかドラム缶風呂」

浦風「広い庭作ってもろうてよかったわ」

あかり「あえてお庭でする意味があまりない気がするけどね」

浦風「露天風呂じゃ」

あかり「街はずれの方にあるから景色は中々かもだけど」

浦風「あかりとこうするためにここにしたんだよ」

あかり「えっ、そうなの?」

浦風「うん。登校にゃちいと不便じゃが」

あかり「陽炎ちゃん達にもちょっと迷惑かけちゃったかな」

浦風「気にせんでええ。陽炎達も望んだことじゃ」

あかり「どうして?」

浦風「街中じゃとどこに目があるかわからんから。あかりとの生活で変な噂建てられるかもしれん」

あかり「そ、そんな理由」

浦風「だから、不便になるのは登校とうちに来るときのあかりだけじゃけ」

あかり「これくらいなら平気だよぉ」

浦風「ほんで? いつまで景色を見とるん?」

あかり「えっ?」

浦風「なんでこっちを向かんの?」

あかり「いや、そっち向くと狭いし……」

浦風「ここの景色より綺麗なもん見えるんじゃがな~」

あかり「もぉ、浜風ちゃんと対照的に自信満々だね」

浦風「せっかくの体を誇らなくてどうするんじゃ」

あかり「わかった、そっち向くよぉ。よいしょ」

浦風「あんま縁に触らんように。熱くなっとるから」

あかり「うん……」

浦風「ふふん、どう?」

あかり「……近すぎてあんまり見えない」

浦風「ああっ!」

浦風「そんな考慮しとらんよ……」

あかり「あはは、でもくっついてる感覚はあるよ」

浦風「どうなん?」

あかり「ええっと、気持ちいいかな? なんていうか、もちもちしてる?」

浦風「もっともちもちに包まれろ!」ガバッ

あかり「わあっ! 浦風ちゃん、倒れちゃうから!」

浦風「ちゃぁんと固定しとるから平気じゃ! ほれほれ~」ムニムニ

あかり「むにゅぅ……」

浦風「陽炎とか舞風とか、スレンダーな子ばっかりよく相手にするから」

あかり「うん?」

浦風「うちや浜風みたいなもちもちは趣味じゃないんかと心配じゃった」

あかり「よく会ってたからね。それだけじゃ決められないけどね、あかりは大きいの好きだよ」

浦風「うん……あかり、そろそろ上がろ。そんで、うちの部屋いこ」

あかり「……そうしよっか」

浦風「あかりっ」ガバッ

あかり「えっ、いきなり、んっ……!」バタッ

浦風「んっ、んっ……」チュウゥ

あかり(浦風ちゃん、すごい来る……唇と舌だけじゃなくて、全身で……)

浦風「はぁ、はぁっ、あかり……揉んで……」

あかり「う、ん……」ムニムニ

浦風「ああっ……あかりの手……小っちゃくて、優しい手触り……ずっと待ちわびて……」

あかり「浦風ちゃん……」

浦風「陽炎達がやけにつやつやして戻ってくるの見て、うちがどんだけ切ない気持ちになっとったかわかる?」

浦風「うちも、うちもずっと、あかりとエッチしたくてたまらんかったんじゃぁ~!」

浦風「あっ、あぁっ……もっと、もっとしてっ……!」

あかり「もっと、ね……」モミモミ

浦風「んぁぁっ……!」

浦風「あかり、足開いて……」

あかり「……」スッ

浦風「ん、くっ……」ブチュン

あかり「ああっ!」

浦風「うちのもあかりのも、もう出来上がっとる……一緒に、気持ちよくなろっ……!」スリスリ

あかり「はぁぁ……」

浦風「あかりっ、はぁっ……」ブルンブルン

あかり「……っ!」

浦風「舞風達じゃ、こんなにならん……興奮しとるじゃろ、あかり……ここがくっついとるからわかる……んんっ!」

あかり「ああっ、浦風ちゃん……!」

浦風「うちの頭ん中、エッチすることで、いっぱいにしたんじゃけ……あかりにもそうなってもらう……」

あかり「浦風ちゃっ、浦風ちゃんっ……」

浦風「あかり、あかりぃ……あっ……あああっ……!」

浦風「おっきい方がダイナミックじゃろ?」

あかり「うん、まあ……」

浦風「自分のと比べてしまう?」

あかり「……ちょっとだけ」

浦風「本当にちぃとか?」

あかり「だってもうあかり以上の人いっぱい見て来たし」

浦風「それ全部好きにできるもんな」

あかり「そ、そんなことは考えてないよぉ」

浦風「はずかしがらんでええよ。あかりにはそういう目で見てほしいから」

あかり「う、うん……」

浦風「ほら、さっきのは激しかったから今度はゆっくりと……なんも出らんけど吸って」

あかり「1回だけじゃ寂しかったの収まらないね」

浦風「そうじゃ。寂しいのは収まらんし、そのあとは純粋にしたい気持ちが湧き続ける」

浦風「うちがあかりを愛しとる限りずうっと、うちの身体はあかりを求め続けるんじゃけぇ!」

今回はここまでです
次は明石の話ですがその前に小ネタです

とりあえず語尾にじゃを付けて誤魔化してるのでのじゃロリっぽくなりますね

↓1 明石の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します
神風の家でお泊り会する国後の小ネタから

国後「神風さん家でお泊り会しましょう!」

神風「藪から棒ですね」

国後「私的にはかねてからの希望をようやく言い出せた感じなんですが」

神風「私は知りませんからそれ。お泊り会ですか?」

国後「はい! だめですか?」

神風「私は構いませんよ」

国後「やったぁ!」

神風「会というのだから他にも呼ばないといけないですね。あかりと朝風と、あと京子のところの春風達も呼びましょうか」

国後「えっ、いや、うちの人達だけでいいと思います!」

神風「そうですか? まあ確かに、京子と同じ学年なので春風達は私より年上ということになってますし、微妙な感じですか」

国後「気にしてるんですか? 年齢」

神風「いえ、しかし釈然としない」

国後「してるじゃないですか」

会当日

神風「それじゃあ少し買い出しに出かけますが、くれぐれも変なことはしないように」

国後「しませんよそんなこと!」

朝風「ちゃんと見張ってなさいよあかり」

あかり「わかったよぉ。いってらっしゃい」

神風「行ってきます。朝風は何か食べたいものある?」

朝風「夏だしあんまり熱い物はいやよ。でも大勢で食べられる物がいいわね」

神風「夏野菜を使った鍋とかなら。そういうのもあるみたいだし……」

朝風「しゃぶしゃぶしたいわ……」

国後「すぅ~はぁ~」

あかり「何やってるの国後ちゃん?」

国後「深呼吸」

あかり「なんで?」

国後「知りたい?」

あかり「……いいです」

国後「探検しましょ」

あかり「するほど広くないよぉ」

国後「狭い部屋だからこそ濃い物が詰まってるのよ!」

あかり「濃い物ってなに!?」

国後「とりあえずタンスの中を探検!」

あかり「それは探検じゃなくて拝見でしょ! ダメだってば!」

国後「離して~!」

あかり「変なことしないでって言われたじゃない!」

国後「私くらいの子が探検心に目覚めるのは変なことじゃないわ! むしろ目覚めない方が変!」

あかり「そういうのはいいから!」

国後「そこにあるのよ、私のフロンティアがぁぁぁ!」

あかり「いきなり強硬策取るようになりすぎだよぉぉ!」

朝風「今頃あかりが苦労してそうね」

神風「釘は刺しておいたけど、絶対聞かないでしょうね」

朝風「そそっかしいというか勢いが強いというか、そんな感じの子だからね」

神風「やれやれね」

朝風「ふふっ、慕われていい気分なんじゃないの?」

神風「それが先輩に対する類ならよかったんだけどね」

朝風「いいじゃないの、私達とあかりの関係もわりと特殊だし」

神風「あかりも入ってるっていうなら私もまだ受け入れやすいけど、入ってないなら受けるわけにはいかないのよ」

朝風「いやぁ、入ってると思うけど?」

神風「あかりが1で私が2じゃないと」

朝風「あかりみたいに全員を1にできる子もいるよ」

神風「国後さんはそういうタイプじゃないわ」

朝風「そりゃそうだ。まあ、あかりも厳密には1じゃなくて1.3とか1.2とかの小数点付きな感じはあるけど」

神風「私は幾つかしら?」

朝風「1.3くらいじゃない? 私は1.2」

神風「はぁ? 逆でしょどう考えても」

朝風「いやいや、関係深める速さ的に私のが上だから」

神風「私だってそんなかかってないわよ! 関係の深さなら間違いなく私が上!」

朝風「いや私」

神風「私だから!」

国後「しゃぶしゃぶということはノーパ――」

神風「どこで覚えてくるんですかそんな言葉」

朝風「いや姉さんもでしょ」

あかり「なんの話?」

神風「夏野菜でビタミンを取って、夏バテに備えましょう」

国後「備えないといけないのあかりだけですが」

あかり「大丈夫! 健康なのが取り柄だから!」

朝風「でも昔風邪ひいたって聞いたけど」

あかり「た、たまには不健康な日もあるよぉ」

国後「夏風邪は冬の風邪よりもこじらせると面倒よ。しっかり食べなさい」

神風「しゃぶる手間も惜しいですね。そのまま行ってくださいどんどんと」

あかり「生で!?」

神風「お風呂は入れて2人ずつね」

朝風「じゃあ私があかりと入るから」

国後「それがいいと思います!」

神風「それじゃあ私が国後さんと入ることになるわ」

国後「なんでそんな嫌そうな顔するんですか!」

神風「頭洗ってるときに変な事して来そうなので」

国後「しませんよ! 何なら四肢を縛って入りましょうか!?」

神風「この上ない変なことね……」

朝風「いいじゃん、それくらいサービスしなよ~私は私でしてもらうけど」

神風「ここ私の家だからね!?」

朝風「姉の家なんだから実家みたいなもんでしょ」

神風「どういう理屈よ!」

国後「リボンで可愛く縛ればプレゼントは私的な感じで」

神風「お風呂にプレゼント持ってこないから!」

あかり(1人ずつ入るんじゃだめなのかなぁ)

国後「背中流しましょうか?」

神風「背中だけですよ?」

国後「せめてお腹くらい……」

神風「お腹くらいならサービスします」

国後「やった~!」ゴシゴシ

神風「だからって背中をおざなりにしないでくださいね?」

国後「わかってますよぉ。神風さんの大切な玉のお肌ですから、えへへ」

神風「なんかやたら直接的になりましたね」

国後「いえ、神風さんはこうやって引っ張ってくる感じの方が好きなのかなと。古風な方ですから」

神風「普段の服装と製造年以外はそうでもありませんよ」

国後「じゃあ引っ張る感じなのは嫌いですか?」

神風「それは、反応を見て考えてください」

国後「はぁい」

国後「お腹行かせてもらいま~す」

神風「はいどうぞ」

国後「はいどうも~」

神風「そこはお腹ではなく下腹部というんですよ」ガシッ

国後「一応お腹じゃないですか」

神風「国後さん?」

国後「わかりましたここら辺ですよね!」ゴシゴシ

神風「まったく」

国後「はぁ、私が神風さんくらい大きければ、こうやって後ろから手を伸ばすときには胸くっつけられてただろうに」

神風「私は別に胸くっつけられても興奮しませんが」

国後「ええっ!? しないんですか!?」

神風「私も女だということ忘れてません?」

国後「女同士で身体の魅力みせるのって難しいなぁ」

神風「体型だけでいえば、結構好きですよ国後さん」

国後「あかりと同じくらいだからですよね?」

神風「ええ」

国後「はっきり言うなぁ、もう……」

神風「だからって同じ体型なら誰でもいいわけではありませんよ。それでも好きだと思うくらい、ということです」

国後「神風さんっ! ありがとうございます!」

神風「どさくさに紛れて下に行こうとするのはマイナスですけどね」ガシッ

あかり「クーラーは1時間後くらいに消えるようにするね」

朝風「朝絶対汗だくだわ……」

あかり「さすがにこの暑さだと朝の朝風ちゃんも元気出ない?」

神風「まだ涼しい方でしょこの辺りは」

国後「しっかり整備されてるところは放射熱とかすごいらしいですからね」

あかり「まあ点けっぱなしにはできないから。じゃあ、おやすみ」

朝風「おやすみ~」

国後「神風さん、そっちの布団に行っていいですか?」

神風「汗だくになるだろうって話した直後なんですが?」

国後「私としては朝を待たずに汗だくになるようなことしたいところなんですけど」

神風「朝風と位置変わってもらいましょうか」

国後「2人があかりの隣がいいって言ってそうしたんですから、一番遠い位置に行っちゃうじゃないですか」

神風「だったらそういう発言は慎んでください」

国後「はぁい」

神風「そうしてくれたら、さっき背中流してもらいましたし、ずっとそちらを向いていますよ」

国後「はい、今から黙りますのでこっち向いててください!」

神風「皆いるので静かに、もう寝ましょう」

国後「……」コクリ

神風(戸惑いも多いけれど、やっぱりここまで慕われると悪い気はしないわね)

今回はここまでです
次は開発された乳首が疼いて1人エッチする朝風の小ネタから

この暑さがこれから毎年続くようならオリンピックが事故なく終われるのか心配になってきますね

開始します

朝風「あっ、あ……」

あかり「ふふっ、おっぱいの感度はだいぶ良くなってきたわね」

朝風「はぁぇ……」

あかり「でもまだおっぱいだけじゃイケないのね」

朝風「ま、まだって」

あかり「自分でも練習してくれると嬉しいんだけどね」

朝風「練習って、何よ……」

あかり「おっぱいでイク練習」

朝風「アホか!」

あかり「うふふ」

朝風「しないからね! しないから!」

朝風「ああぁ、夢か……」

朝風「なんであんなこと夢に見るのかしらね。せっかくの朝だっていうのに」

朝風「テンションがだだ下がり……」

朝風「もう、裸で寝てたから以上の理由はないけど……胸が……」

朝風「はぁ、もう! 疼きを止めるだけ、なんだから!」スッ

朝風「んぁっ……」

朝風(やっぱり、自覚できるほど敏感になってる……)

朝風「はぁ、はぁ……」

朝風(こんなに変わるものなのね……それだけ弄られたってことだけど……)

朝風「くぅん……」

朝風(感じなくなるよりはましだけど、こんな敏感だとちょっと過ごしづらいような……)

朝風「はぁ、んん……」クリクリ

朝風(1人で乳首弄って、何て情けない光景なの……あかりが見たらなんて言うかな……)

朝風(……どっちでも、あかりがしようかって聞いて来るんだろうなぁ。やっぱり、どっちでもあかりはあかりだわ……)

朝風「あかり……」

朝風(いつものあかりだったら、優しく撫でるように……)

朝風「はぁぁ……」

朝風(もう1人の方は、弾いたり抓ったり、乱暴に……)キュッ

朝風「ああっ……」

朝風(自分で真似するのと、されるのって全然違うわ……だけど、あかりにされてるって思うのが一番……)

朝風「一番、感じる……ああっ……」

朝風(口でできないのが、ちょっと痛いかな……)

朝風「んっ……」

朝風(しかし、胸だけずっとやってるのもね……)

朝風「……」

朝風(時間かけるとこうやって萎えちゃうからいけないんだ。即効でイケないと無理なのね)

朝風「単調な責めだから、もっと緩急付けて……」

朝風(自分で付けてるってわかってるから、ダメだわ。そういうこと意識しだすとただの作業になる)

朝風「はぁ……練習にならないわよこれ」

朝風(何かないのかしら、単調にならないような練習方法……)

朝風「1人でするときに絆創膏張ったってしょうがないし……ん~」

朝風(あっ、そうだ)

朝風「確か机の中にあれがあったはず」

朝風「なんかカッコいいと思って買った羽ペン。これでくすぐってみるとか」サワサワ

朝風「んひゃっ!」

朝風(指で触られるのと全然違うわ。羽がサラサラしてて、新感覚ね)

朝風「んっ……」

朝風(もうちょっとゴワゴワしてた方がよかったかなぁ)

朝風「んふっ、あぁっ」

朝風(気持ちいいけど、くすぐったさが勝るような……)

朝風「ふぅ、ふぅ……」

朝風(でも、萎えた気持ちが持ち直したわ)

朝風「やっぱり、指の方が……あんっ……」

朝風(趣向を凝らすのもいいかもしれないわね)

朝風「んっぁぁ……」

朝風「……はぁ。結局胸だけじゃ無理だったわ」

朝風「結構いい感じのところまで迫ってたんだけど、時間切れね」

朝風「はぁ~あ。私もまだまだ……」

朝風(って、何で胸だけでイケなかっただけで、自戒みたいなことしてんの?)

朝風「あ~! 思考が完全にヤバい方に向かってる! 絶対ダメだわこのままじゃ!」

朝風「このままだと、あかりのペットになっちゃうじゃない!」

あかり「ペットにしようとか思ってないよぉ。何人かそうなりたいみたいな感じの人いるけど」

朝風「私もその仲間入りしそうって言って……あかり!?」

あかり「あかりはペットも欲しいけどそれは犬さんとか猫さんであって、皆のことは恋人だって思ってるから」

朝風「いや、どこから!?」

あかり「普通に玄関からだよ? 合鍵くれたじゃない」

朝風「いやどこからいたのかって意味!」

あかり「ええっと、まだ寝てたから朝ごはん作ってたんだけど、呼びに来たら忙しそうだったから……」

朝風「~~~っ!」

あかり「朝風ちゃん、朝は元気だもんね。しょうがないよぉ」

朝風「違うからね!? 毎朝してるとかそうじゃなくて、たまたま変な夢見たからなっただけで! 本当だから!」

あかり「わかってるわかってる。ほら、ご飯食べよ。お味噌汁以外も上手く作れるようになったんだから」

朝風(やっぱり、あかりはあかり。どっちも私を掌の上で転がそうとしてくる……! 絶対負けないから!)

今回はここまでです
次は本編からです

高揚感的なあれも大事ですからね

小ネタが終わった直後に申し訳ございませんが今日中に片づけたいことがあるので↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです

開始します

明石「できました! 人を意のままに操る装置です!」

あかり「何作ってるんですか!?」

明石「いえ、例のオーメダ……あれも人の深層心理を呼び覚ますための道具だったんですが、それを応用したんです」

あかり「応用ってどこに?」

明石「心理を呼び覚ますために、まずは表層心理には眠ってもらうんです。その状態で命令すると完全に無意識状態の相手は意のままに動いてしまうというわけです」

あかり「催眠術的な感じなんですか?」

明石「そうですね。科学的に催眠術を再現したものです」

あかり「でもそれ本当に効くんですか?」

明石「試してみますか?」

あかり「えっ」

明石「あかりは素でも催眠術にかかっちゃいそうですし、やめといた方がいいですかね」

あかり「あ、あかりは意識が強いのでかかったりしませんよぉ!」

明石「じゃあやってみましょう」

あかり「うっ、い、いいですよぉ!」

明石「はい、ではこれを付けてください」

あかり「な、なんですかそのスイッチは?」

明石「禁断のアイテムですよ。ほら」

あかり「本当に大丈夫なんですか?」

明石「あかりがそれを使わないのは勝手です。けどそうなった場合、誰が使うことになると思います?」

あかり「……」

明石「龍驤だ」

あかり「なんで龍驤ちゃんが出て来たんですか!?」

明石「とにかく! やるって言ったんですから使うしかないですよねぇ?」

あかり「うぅ、こんなに怖くても、使うしかないんですね……」

明石「アーユーレディー?」

あかり「……っ!」ハザードオン

あかり「……」

明石「ふふっ、もう1人のあかりを呼び出すための研究の息抜きで、特撮見ていたときにこんなものを閃いてしまうとは」

あかり「……」

明石「これであかりは私の意のままです! ここから働きかければもう1人のあかりを呼び出すこともだ――」

あかり「……」マックスハザードオン

明石「えっ?」

あかり「……」オーバーフロー

明石「そんな、まさか暴走するところまで再現はしてないっ」

あかり「……」ガバッ

明石「ヤベーイ!」バタッ

明石「アカリォ! ヤメルルォ!」

あかり「……」ビリビリ

明石「ふ、服を破いてっ!?」

あかり「……」スッ

明石「ああっ、そんな乱暴にブラ外されたら型崩れが!」

あかり「……」プニッ

明石「んっ……」

あかり「……」クリクリ

明石「あっ、ちょ、まっ、あかり、いいっ……!」

明石(的確に急所を狙ってくるなんてっ、そんなところ再現してないのにっ……!)

あかり「……」カプッ

明石「んんっ……!」

明石(普段のあかりからは考えられない、激しい勢いに任せたやり方だ……!)

明石「今日は、私がぁ、あかりにしようと思ってんっ、たのにっ……!」

あかり「……」チュウチュウ

明石「聞いてな、いっ……でも、これは、これで……」

明石(夢中で貪られてるようで、いいかも……)

あかり「……」ガジッ

明石「いっ……! あかり、噛んじゃ、あいっ……!」

あかり「……」

明石「いっ、いたっ、いのにっ、気持ち、ああんっ……」

明石(痛気持ちいいの境界を完全に把握してるっ!)

明石「だめっ、あかり、変な趣味に目覚め、あぁっ……!」

あかり「……」

明石(え、Mになる……運命を変えられてしまうぅぅ~!)

明石「はぁ、はぁ……」

あかり「……」スッ

明石「あぇ、し、下、やっと……?」

あかり「……」グジュッ

明石「おっ、ぁっ……!」

明石(よ、容赦ない……)

あかり「……」

明石「おっ、ん、ぉ……」

明石(い、色気も何もない声が、出て……)

明石「あ、あかり、いぎっ、ひっ……まっ、んッ、くぅん……」

明石(上手く、喋れな、い、あぁ、思考もまとまらなく、なっ、て……)

あかり「……」ググッ

明石「い、ひぁぁっ……そこ、だめ、あかりっ、んんぁっ……!」ビクン

あかり「……」

明石「だめってい、ってぇへぇ……んんっ、ふぁぁ……!」

明石(頭、真っ白に……)

明石「あぁぁぁ……!」ビクンビクン

明石「ぁ、あ……」

あかり「本当に懲りないね明石さんは」

明石「あ~……」

あかり「自我がなくなったら意のままに操れるって本当? 試してみようか?」

あかり「これからあかりがしたいって言ったら、いつでもどこでもエッチさせるって誓いなさい」

明石「あかりがしたいときには、いつでもどこでもエッチ……って!」

あかり「あら、正気に戻ったの。残念」

明石「貴女、もう1人のあかり、ですね?」

あかり「わざわざあんなものまで作って会いたがってたから、会いに来てあげたんだよぉ」

明石「知ってたんですか、これ?」

あかり「あかりは早起きだから見れる時間には起きてるのよ。変わったけど」

明石「再現してないのにって思ってたら……」

あかり「ふふっ、でもああやってめちゃくちゃにされたいから会いたかったんでしょ?」

明石「……っ」

あかり「催眠術なんか使わなくったって、もう明石さんはあかりからは逃れられないみたいね」

明石「私の運命が貴女の手の中にあるなら、私が奪い返す!」ガバッ

あかり「ふふっ、攻められるのは珍しいかも」

明石「やられっぱなしというわけにはいきませんからね!」

明石(必ず屈服させてみせるんですからね!)

今回はここまでです
次は間宮の話です

たまには完全に趣味に走ってみます

↓1 間宮の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

間宮「はい、あかり。あ~ん」

あかり「あ~ん」

間宮「美味しい?」

あかり「はい! 冷たくて美味しいです!」

間宮「アイスならいくらでもあるから好きなだけ食べてね」

あかり「ありがとうございます~」

間宮「ふふっいいのよ。あかりのために昨日から徹夜で作ってたんだから」

あかり「頑張り過ぎですよぉ!?」

間宮「せっかくあかりが来てくれる大事な日なんだから、ここで頑張らなくてどうするの」

あかり「でも、体壊しちゃって遊べなくなったら大変です」

間宮「私だって艦娘よ。そう簡単には壊れないわ。ほら、ぴんぴんしてるでしょ?」

あかり「それならいいんですけど……」

間宮「1トンはあるからね」

あかり「あかりがどれだけ食べると思ってるんですか!?」

あかり「お仕事大変ですか?」

間宮「アイスが美味しいって雑誌で紹介されてから、お客さんだいぶ増えたからね」

あかり「甘味処あんまりないですから、皆行っちゃうんですね」

間宮「そうでもないわ。今時甘味なんてコンビニでも買えるし、美味しいスイーツならファミレスでも喫茶店でも食べられるわ」

間宮「幾らでも競合相手がいる中で新規参入するっていうのは、とっても難しいことなのよ」

あかり「はぁ~確かにそうかもしれません」

間宮「老舗、みたいなブランドもない全くの新規だからね。どこかで働いてたとかいう肩書もないし」

あかり「それでやっていけてるなら、間宮さんが凄いってことですね!」

間宮「伊良湖ちゃんと新しいお菓子を食べて研究してたから、そういうニーズを見極める目が培えたのかもしれないわね」

あかり「だてにずっと甘い匂いをさせてるわけじゃないんですね」

間宮「それじゃあ私がお菓子食べてばかりいるみたいじゃない! 研究なのよ研究!」

あかり「えへへ、わかってますよぉ」

間宮「それでも古臭いって言われないか心配だったけど……」

あかり「古臭さなんて全然ですよぉ」

間宮「それでも何か懐かしさのようなものは感じてほしいのよね」

あかり「懐かしさ?」

間宮「私がいた時代の頃の人は、もう甘味処になんて来られるくらい元気な人も少ないでしょうけど、もっと若い人でも昔を思い出してほしいなって」

あかり「昔、小学生の頃……」

間宮「あかりはまだまだだから。でももう少し、高校3年生くらいにもなれば、小学生の頃を懐かしむ心も出てくるでしょうね」

あかり「それをアイス食べて感じてほしい?」

間宮「ええ。童心に帰れるような機会ってほとんどないから。懐かしむということはとても安らいでいるってことだから」

間宮「そして少しだけもっと昔、私達がいた頃の時代にまで思いを馳せてほしいなって」

あかり「間宮さん……」

間宮「なんて、ちょっとだけこだわりもあるのよ」

あかり「素敵だと思いますよぉ!」

間宮「本当に? ありがとう、あかり」

間宮「あかりがいつか大人になったとき、今を懐かしんで安らげるようにしたいわ」

あかり「あかりは大人にはなれませんからねぇ」

間宮「でもいつか急に進級するかもって書いてたじゃない」

あかり「たぶんここまで来たらこのまま行くと思いますよぉ」

間宮「そうよねぇ。大人のあかりもちょっと見て見たかったけど」

あかり「一緒にVRしますか?」

間宮「だってあれはあかねさんがモチーフなんでしょう?」

あかり「よく似てるねって言われますから、きっとああなりますよぉ」

間宮「それは表面的な性格のことでしょう」

あかり「見た目だって似ますもん!」

間宮「もう、おっぱいなら私のをいくらでも好きにしていいから」

あかり「おっぱいだけじゃなくてですね!」

あかり「でも、もしあかりが大人になったら間宮さん……」

間宮「ん?」

あかり「あぁいえ、なんでもないですよぉ」

間宮「……あかり、こっちおいで」

あかり「なんですか?」

間宮「膝乗って」

あかり「はい。よいしょっと」

間宮「おっきくなっても、私は変わらずあかりのことが好きだよ」ダキッ

あかり「間宮さん?」

間宮「もし大人になったら変わっちゃうかもって思ったんでしょ?」

あかり「バレちゃってましたか」

間宮「わかるよ。私はあかりが好きだからね」

間宮「私があかりを好きなのは子供だからじゃなくてあかりだからだよ」

あかり「それはわかってますけど、成長したら今のあかりと変わっちゃいますし」

間宮「そうね。おっきくなって、こうして抱きしめても全身包めなくなっちゃったらちょっと寂しいかも」

あかり「むぅ」

間宮「だけど、変わったらその良さも見つけられると思うわ。だから、おっきくなってもこうして抱っこしてあげる」

間宮「アイスあ~んだって。今と変わらないことを、変わったあかりにしたら別の楽しさを感じられるはずよ」

あかり「どうしてそう言い切れるんです?」

間宮「だって、私はあかりが好きだもの。小っちゃいあかりがじゃなくて、あかりが好きなの」

間宮「大きくなっても変わらなくても、今のあかりと別人になってしまうわけじゃない。見た目がどんなに成長したって、あかりは私の好きなあかりだよ」

あかり「大人になっても、間宮さんに甘えてもいいんですか?」

間宮「勿論よ。私は今までも今もこれからも、ず~っとあかりが好きだから。大人になったっていっぱい甘えてほしい」

あかり「……あかりの方が素直に甘えられなくなっちゃってるかもしれません」

間宮「そっか、じゃあ今のうちにいっぱい甘えさせないと」

あかり「大人になっても習慣になるようにですか?」

間宮「そうね、習慣づけちゃいましょう。大人になってもはずかしがらないように、たくさんチューしときましょう」クイッ

あかり「んっ……」チュゥ

間宮「ほら、もっと甘えて甘えて~」

あかり「じゃあお腹いっぱいになって眠くなったから、お膝借りますね」

間宮「ええっ!? ここはこのままやっちゃう流れじゃないの!?」

あかり「何をですか。すいません、おやすみなさい」

間宮「ええ~」

あかり「……」

間宮「も~寝つき早いなぁ」

あかり「くぅ~……」

間宮「まあいっか。寝顔可愛いし、眠たいとき寝るならそれで」

間宮「私の膝の上で寝た記憶もいつか大切な思い出として懐かしめるように」ナデナデ

間宮「それにまあ、今寝るなら夜に多少夜更かししちゃっても体力持つよね? ふふふっ、今夜は寝かさないからねあかり」

今回はここまでです
次は国後との交流です

甘味処って甘味以外にも普通に食事出してるところもあるんですね

乙です!

近場に甘味処が無いのが残念です…

>>836
あんまりないですよね。あっても格式高そうだと入りづらそうですが

開始します

あかり「じゃあね~」

占守「またっす~」

国後「姉さんと何話してたの?」

あかり「あっ、国後ちゃん。国後ちゃんのことだよぉ」

国後「私のこと?」

あかり「最近どうだって」

国後「なんで私に直接聞かないのかしら」

あかり「本人は意地っ張りなところあるから、あかりに聞くんだって~」

国後「意地なんか張ってないわよ!」

あかり「意地っ張りとは違うかもだけど、本当のことは言わなさそうだよねぇ」

国後「なによ、あかりまで」

あかり「強いってことだよぉ」

国後「いいように言ったって聞かないんだから!」

あかり「ごめんね。機嫌直してもらうよぉ」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 アイスを奢ってあげる
2 肩もみなどして気遣う
3 やってほしいことを聞く
4 その他自由に

国後「機嫌直すって言って家まで帰ってきちゃったけど、何するわけ?」

あかり「家じゃないとできないことだよぉ」

国後「なによ?」

あかり「マッサージ」

国後「マッサージ?」

あかり「うん! あかり得意なんだよぉ」

国後「そう言えばそうだって聞いたことあるような」

あかり「今日は国後ちゃんにしてあげるね」

国後「いやいいわよ。別に体どこも悪くないし」

あかり「自覚症状がないだけかもしれないよぉ」

国後「そうかしら?」

あかり「体のメンテナンスがいるのは艦娘も人間も同じだよぉ」

国後「それは一理あるかもしれないわ。じゃあ、お願いしようかしら」

あかり「頑張るよぉ!」

あかり「肩もみからするね」

国後「ん、肩もみからね」

あかり「そこに座っててね」

国後「はいはい」

あかり「よいしょ、よいしょ」ギュッギュッ

国後「あぁ、いいじゃない。そんな細い腕でどれだけの力が出せるのかと思ったけど、わりといい感じよ」

あかり「えへへ、でしょう?」

国後「けどこんなに気持ちいいってことは凝ってたってことなのかしらね?」

あかり「そうかもしれないね」

国後「自分でも気づかないものねぇ」

あかり「神風ちゃんグッズの作り過ぎかもね」

国後「作りあがったそれを見て癒されるからいいのよ!」

あかり「とことん好きなんだねぇ」

あかり「ふぅ~、肩揉みはこんな感じでいいかな」

国後「ん、ん、そう」

あかり「どうかした?」

国後「い、いやなんでも」

国後(なんか体が暑いわ……)

あかり「おトイレ?」

国後「違うわよ! 続けていいから!」

あかり「無理に我慢しなくていいからね」

国後「してないから! ほら、早く続けて」

あかり「うん。じゃあ次は首のマッサージね」

国後「首絞めるの?」

あかり「後ろからギュってするだけだから!」ギュッ

国後「あ~、これもいいわ」

あかり「マッサージの本で勉強したからね! 成果が出てるよぉ」

国後(けど火照りが強まっていくわ。血行が良くなってるってことかしら?)

あかり「よぉし、腕もこんな感じだね」

国後「はぁ、はぁ……」

国後(お、おかしい……何でこんなに汗かいてるの……?)

あかり「体温が高まってるなら、マッサージが成功してるってことだよね。でも息上がってる?」

国後「へ、平気、よ……」

あかり「次、背中から腰までしようと思うんだけど、寝られるからこっちの方が楽かな?」

国後「うつ伏せで寝ればいいのね……」ゴロン

あかり「そうそう。ちょっと乗っかるね」

国後「軽いわね」

あかり「ダイエットもしてるしね」

国後(この軽さでどうやってこう、芯に来るようなマッサージができるのかしら?)

あかり「あかりが一番得意なのはこれだから、期待しててね」

国後「え、ええ」

国後(今までのが一番じゃなかったってこと!? どれだけのものが来るっていうのよ!?)

国後「んっ、んっ……」

あかり「最初は見よう見まねというか、ちなつちゃんを反面教師にって感じでやってたんだけどね」

国後「……っ!」

あかり「熊野さんにほめられて、それが嬉しくて続けてたらどんどん上達していった感じだよぉ」

国後「そ、そういう経緯だったのね……」

あかり「やっぱりこう、直接的に癒してるって感じがしていいよね!」

国後(癒してるというか、いやらしくしてるわよ……!)

あかり「よぉし、国後ちゃんを元気にするよぉ!」

国後「あっ、ふぁ……」

国後(変なところが元気になっちゃうわよ! わざとじゃないの!?)

あかり「あっ、あかりのマッサージ受けてると、たまになんか変な感じに興奮しちゃう人いるけど、国後ちゃんは大丈夫?」

国後(わざとじゃないけどなることは把握してるのね……)

国後「ふっくぅ……」ピクン

あかり「背中もすごく凝ってたんだねぇ」

国後(凝ってるとかの次元じゃないわよ……!)

あかり「んっしょ……」グッ

国後「はわっ!」ビクン

国後(背中がこんなに感じるなんて、知らなかった……)

あかり「ふんふんふ~ん」

国後(鼻歌混じりで私に知らない感覚を芽生えさせていくなんて……!)

国後「はぁ、あぁぁ……」

あかり「えと、大丈夫? なんかちょっと尋常じゃなくなってる気がするけど」

国後「平気、平気だから……!」

国後(でもまだ終わらせてほしくないって思っちゃうなんてっ……!)

国後「へぇ、へぇ……」

あかり「次は仰向けになって~」

国後「え、え……?」

あかり「お腹のところのマッサージ」

国後「お腹も、するの……?」

あかり「うん。全身だからね」

国後(あぁ、まだ続く……続いちゃうんだ……)

あかり「あっ、ちょっとはずかしいかもしれないけど、お腹の下の方を……」スー

国後「ふぅっ、ああっ……」

あかり「ここら辺。この辺りをするのがね、気持ちいいって」

国後「え、ええ、そこなんてもう、ほとんど……」

あかり「朝潮ちゃんに前やったことあるんだけど、本当に気持ちいいんだって。ちょっとやってみていい?」

国後「そ、それはぁ……」

国後(イケない気がする……いや、イッちゃう気がするからイケない気がする……)

国後(でも、でも……あぁ、イケないのに……キュンキュンして、止まらない……!)キュンキュン

国後「やってみれば、いいじゃない……朝潮さんが気持ちいいって言ったなら……本当でしょ……」

あかり「うん! じゃっ、少しだけパンツずらさせて……」

国後(あぁ、来る……来ちゃう……あぁ、あああ……)

あかり「はじめるよぉ」

国後「あぁぁぁ……」キュンキュン

国後「はぁ~……はぁ~……」

あかり「どうだった?」

国後「まっ……まだ……」ピクンピクン

あかり「上手く喋れないの?」

国後「はぁ……ふぅ……うん、聞いてた以上だった」

あかり「ふふん、あかりもやるものでしょ?」

国後「そう、ね、ここまでやるとは思わなかった……」

あかり「あかりのこと見直した?」

国後「見る目は変わったわ」

あかり「えへへ~またしてほしくなったらいつでも言っていいからね!」

国後(知らない感じるところ、知らない快感を教え込まれてしまった……鮮烈過ぎてしばらく離れそうにないわ……)

国後(神風さんも同じことされたことあるのかな……同じになれたなら嬉しいかも……)

国後(それに、あかりがただ可愛くて艦娘に理解があるだけの子じゃないってわかったのも……)

今回はここまでです
次は深海鶴棲姫との交流です

困ったときはこの手に限りますね

開始します

離島棲鬼「ちょっとクーラー下げようよ~」

深海鶴棲姫「いや今24度なんだけど」

離島棲鬼「もう1度くらい行けるでしょ」

深海鶴棲姫「もはや極寒だから」

離島棲鬼「それがいいんじゃない。この酷暑にキンキンに冷えた部屋の中で、熱い鍋でもかっくらうの!」

深海鶴棲姫「鍋もすぐ冷えそうね」

離島棲鬼「じゃあ鍋作って来て。ろくろあるから」

深海鶴棲姫「鍋作るってそういう意味!? てかろくろで作んの?」

あかり「うわっ、寒いっ!」

離島棲鬼「あ、あかりちゃん」

あかり「温度下げ過ぎですよぉ」

離島棲鬼「いーのいーのこれで。PCは熱に弱いからね」

深海鶴棲姫「水にも弱いのに鍋しようとしてたのか」

あかり「それにしたって限度があります。少し上げますからね」

離島棲鬼「あ~!」

あかり「はぁ、外との温度差で感覚が狂っちゃうところでした」

離島棲鬼「ぶ~、じゃあ鍋じゃなくて何しよっか」

>>このレスから四分後に一番近いレス

1 アニメ鑑賞
2 あえて冷たい物を食べる
3 イ級が遊びに来る
4 その他自由に

<ピンポーン

離島棲鬼「お客さん?」

あかり「誰か来ましたね」

深海鶴棲姫「あかり、出て」

あかり「あかりもお客さんですよぉ!?」

離島棲鬼「ただでさえ温度上げられたんだから、このスペースから出たくない」

深海鶴棲姫「同じく」

あかり「もぉ~アイさんもずいずいさんも引きこもりですよぉ」テクテク

あかり「はぁ~い」ガチャ

瑞鶴「えっ、何で妹ちゃんが出て来るの?」

瑞鳳「遊びに来てたの?」

あかり「瑞鶴さんと瑞鳳ちゃん!」

瑞鶴「うわっさむっ!?」

瑞鳳「寒暖差にクラっと来るわ」

離島棲鬼「あっ、ずいずいのゴッドファーザーコンビだ」

瑞鶴「いや由来と名付け親は別でしょ」

瑞鳳「んん、確かにパッと見て瑞鶴にそっくりだけど、私の要素も混じってる気がするわね」

深海鶴棲姫「よくわからんけどね~」

あかり「瑞鳳ちゃん達はずいずいさんに会いに来たの?」

瑞鳳「そうよ。名前の由来になってるんだから会っておかないと」

深海鶴棲姫「いやお気遣いなく」

離島棲鬼「ずいずいなのに玉子焼きあんまり上手く焼けないのよこの子」

瑞鳳「なんですって? それじゃあずいの名は没収しないと!」

深海鶴棲姫「名無しになるんですけど!?」

瑞鶴「外暑いからってアイスとか買ってきちゃったんだけど」

瑞鳳「アイがこんなことやってんだろうなとは思ってたけどね」

離島棲鬼「やだ、以心伝心……」

深海鶴棲姫「あえてこの中でアイスを食べる」

離島棲鬼「ある意味で我慢比べかもね」

瑞鶴「ふむ、それもいいかもしれないわね」

あかり「お、お腹壊しちゃいますよぉ」

瑞鳳「あかりは普通に食べてていいわよ」

瑞鶴「はい、じゃあずいずいはこれね」

深海鶴棲姫「いやそれドライアイスじゃん」

瑞鳳「我慢比べ!」

深海鶴棲姫「普通に虐めだから!」

深海鶴棲姫「スイカバーうめぇ」

離島棲鬼「魂を一緒に連れて行かれそうになるけど」

あかり「ずいずいさん、垂れちゃいますよぉ」

深海鶴棲姫「おおっと」

瑞鳳「ドライアイスから離れちゃってたかしら」

離島棲鬼「原形保ってただけマシかもね」

あかり「動かないでくださいね~」フキフキ

深海鶴棲姫「ん、ありがと」

離島棲鬼「あかりちゃん! 私もめっちゃ垂れてる!」

あかり「はいはい、って涎じゃないですか!」

離島棲鬼「ペロってしてくれないの?」

あかり「アイスだったらしていいですけど!」

瑞鶴「アイスだったらしていいって」

瑞鳳「溶けろ~!」グリグリ

あかり「わざとするのはなしだからね!?」

瑞鳳「そういえば貴女引きこもりなんですって?」

深海鶴棲姫「そうよ!」

瑞鶴「なぜ胸を張る」

離島棲鬼「私でさえちゃんと学校に通ってるというのに」

深海鶴棲姫「それ学生って肩書がほしかっただけだって言ってたよね?」

離島棲鬼「記憶にございません」

あかり「皆で引っ張り出しましょう!」

深海鶴棲姫「楽しいこと教えてくれたら出るって言ったじゃん」

瑞鳳「外にはいっぱい楽しいことあるわよ」

深海鶴棲姫「例えば?」

瑞鳳「燦燦と輝く太陽と日差しを照り返すアスファルト、むわっとした空気に生ぬるい風」

瑞鶴「今の外何も楽しいことなかった……」

瑞鳳「夏は引きこもりが正解だわ……」

深海鶴棲姫「私、時代の最先端行っちゃってたわ」

あかり「ちょっと!」

瑞鶴「まあ、真面目な話すると今年はわりとシャレになってないからね」

瑞鳳「ほぼ災害レベルだって言ってたわよ」

離島棲鬼「熱中症やら日射病やらの話題が例年の比じゃないしね」

深海鶴棲姫「ほら、こういう時無理やり外に出すと、かえって外に対する拒絶が強くなっちゃうわ」

あかり「むむむぅ~」

瑞鶴「でも海には行きたいわよね」

瑞鳳「艦娘だしね」

深海鶴棲姫「海、海ねぇ」

あかり「ずいずいさんもやっぱり海に引かれますか?」

深海鶴棲姫「いやもう一生分は海水に浸かってたし」

瑞鶴「それでもまたってなるもんでしょ?」

深海鶴棲姫「……」

離島棲鬼「じゃあとりあえず水着だけ先行実装しようか」

あかり「えっ、部屋の中で?」

瑞鶴「瑞鶴持って来てないんだけど」

離島棲鬼「ダイソンかレ級の着れば平気でしょ」

瑞鶴「いやぁ、さすがにあれには劣るわよ」

瑞鳳「私は?」

離島棲鬼「ほっぽの」

瑞鳳「ぶち殺すぞ」

深海鶴棲姫「逆に私のもないんだけど」

あかり「じゃあ行きましょう、買いに!」

深海鶴棲姫「ええっ、あかり買って来てよ」

あかり「サイズとかわかりませんし」

深海鶴棲姫「測ればいいじゃん、ほら」ムニ

あかり「触ってもわかりませんから~!」

瑞鶴「こら! ここで一番の瑞鶴を差し置いて何やってるのよ! 瑞鶴のを測りなさい!」

離島棲鬼「いやいや、私のが一番でしょ?」

瑞鳳「測らなくてもわかる、私が一番下であること。いや、あかりよりは」

深海鶴棲姫「掌このサイズのだからね? その手のまま水着屋へGO!」

あかり「暑さで頭おかしくなったと思われますよぉ!」

瑞鶴「ええい、こうなったら全員で行くわよ!」

瑞鳳「一番センスいいのが勝ちだからね!」

深海鶴棲姫「えっ、なんでその流れに?」

離島棲鬼「まあまあいいでしょ。せっかくだし」

あかり「ずいずいさん、行きましょう!」

深海鶴棲姫「はぁ、しょうがないなぁ」

深海鶴棲姫(結局毎回こうやって外に連れ出されてる気がする。あかりって意外に策士なのかもね)

今回はここまでです
次は京子の榛名の話です

海の話はまたやるかもしれないしやらないかもしれません

↓1 榛名の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

京子「夏かぁ」

榛名「夏ですね」

京子「そろそろあの祭典があるわけだけど」

榛名「行くんですか?」

京子「いや落ちたし、サクチケなしだとガチで死にかねんから」

榛名「あっても中の熱気が凄そうですもんね」

京子「クーラーの効いた部屋から実況を楽しみますわ~」

榛名「皆無事に帰って来られるといいんですけど」

京子「けど一応用意してたんだよね」

榛名「何をです?」

京子「コスプレ衣装」

榛名「ここで着ればいいじゃないですか」

京子「その言葉を待っていた!」

榛名「えっ!? 榛名のですか!?」

京子「そうだよ。まさか言い出しっぺが拒否らないよね?」

榛名「うぅ、いいですけど、あんまりいやらしいのはやりませんからね?」

榛名「だいぶシンプルですね」

京子「胸とか腕の飾りは大変だったけど、服自体はただのワンピースだからね」

榛名「これミラクるんのキャラなんです?」

京子「いや違うよ。ちょっとはわわ~って言ってみ」

榛名「は、はわわ~?」

京子「うむ」

榛名「あの~?」

京子「おおっ! 今のも似てる!」

榛名「何の話ですか?」

京子「いやそのキャラと声が似てるんだよ榛名は」

榛名「このキャラとですか?」

京子「そう! まるで中の人が同じみたいだ~」

榛名「もぉ! いませんから中の人なんて!」

京子「それも似てる~! ねぇねぇ、これ言ってこれ!」

榛名「ええっと、何々。始原の竜、闇の炎の子――」

京子「でもちょっと背が高すぎたかなぁ。あと胸が大きいのが」

榛名「身体的特徴はどうしようもありませんよ」

京子「結構ぱつんぱつんだから、浮いちゃうね」

榛名「それに透けてしまってますし……」

京子「やっぱり行かなくてよかった」

榛名「えっ?」

京子「人前でそんなの着せられないもん」

榛名「そ、そうですよね!」

京子「榛名が露出プレイに目覚めてしまう」

榛名「目覚めませんよ!」

京子「えっ!?」

榛名「なんでそこで驚いたような表情をするんですか!?」

京子「ごめんて。冗談だって」

榛名「京子は榛名に見ず知らずの他人に裸を晒すようになってほしいんですね!」

京子「だから違うって」

榛名「ふ~ん……」プイッ

京子「も~しょうがないなぁ榛名は」ドンッ

榛名「きゃあっ!」バタッ

京子「榛名はうちの子だから、知らん人に見せさせたりしないから」

榛名「うちの子、ですか?」

京子「あぁ、はい、わかったよ。私のだから! 榛名は私のだから、露出とかさせないから!」

榛名「それが冗談だとは言いませんよね?」

京子「冗談で言ってこんなはずかしくならないから……」

榛名「なら、榛名が京子にしかさせないこと、してください……」

京子「ええっ?」

榛名「コスプレって、本当はそういうことするものなんでしょう……?」

京子「その子そんなこと言わないからね……」スッ

京子「ん~、やっぱり榛名は榛名が一番だな」モミモミ

榛名「んぅ、どういう意味です?」

京子「いや、そのままの意味。コスプレするより、そのままの榛名がいいってこと」ムニュムニュ

榛名「じ、自分からぁ、させたくせに……」

京子「それは声が似てるからやってほしかっただけだよ。一番いいのは普段の榛名ってこと」

榛名「はぁっ、普段の格好がコスプレみたいだからですか?」

京子「格好だけじゃないし、裸の榛名も好きだよ」チョン

榛名「うぁっ……」

京子「誰かになりきるより、普段通りの榛名が一番好きだよ」

榛名「そ、そうですか……」

京子「今喜んでるでしょ?」

榛名「な、なぜ?」

京子「今榛名のおっぱい触ってるんだから普通に伝わるから」

榛名「んむぅ……」

京子「あはは、表情にも出てたから」

榛名「取ってつけたみたいに。表情とか感情より、おっぱいの方が好きなんですね?」

京子「じゃあ、おっぱい弄るのやめてずっと顔見てるけどいいの?」

榛名「……おっぱい弄ってください」

京子「ふふふっ、そうやって恥じらってる榛名を見るのが好きなのだよ。わかったかね」ムニッ

榛名「あぁ、いっ!」

京子「リクエストを聞いてやろう」

榛名「ふぇ……?」

京子「どう弄ってほしいか、リクエスト」

榛名「リクエストって……」

京子「それとも安価スレ立てようかな」

榛名「やめてくださいっ!」

京子「じゃあ早く~」クニクニ

榛名「ふぅっ! 催促しながら弄るの、やめっ、ああっ……」

京子「ひひ~、中学生にこんなされて喜ぶような変態だってバレたらはずかしいもんね。こりゃ露出なんかさせられないよ」

榛名「はぁ、はぁ、ひどい……」

京子「事実じゃん。私がこうしたら」ピンッ

榛名「んんぅっ……!」

京子「そんな声出しちゃうんだからさ」

榛名「はぁ、はぁ……」

京子「で? リクエストは?」

榛名「今のを……」

京子「ん~?」

榛名「今の感じで続けてください……」

京子「ふふっ、やっぱり他の人には見せらんないねこれは」ゾクゾク

榛名「あっ、あぁ……」

京子「落ち着いた?」

榛名「はぁっ、はぁっ……」

京子「まだみたいだね」

榛名「もう、落ち着きました」

京子「よし、じゃあ2ラウンド目だ!」

榛名「ちょ、ちょっと待って!」

京子「なんだよ~基本は2ラウンド先取だろ?」

榛名「格ゲーじゃないんですから」

京子「降参ってことで私の勝ちね」

榛名「何の勝負なんですか、もう」

京子「へへへっ」

榛名「まったく……」

榛名(こんな小さな女の子の一挙手一投足に心をかき乱されて。最初はどうしたものかと悩みもしたけど)

榛名(そんなことがどうでもよくなるくらい、目まぐるしく榛名を振り回すこの子が、本当に愛おしい)

榛名「京子」

京子「ん?」

榛名「愛してます」

京子「おおうっ、エッチした後に聞くと目にハート付いてるように見えるねその台詞」

榛名「いかがわしい漫画の読み過ぎです!」

京子「わかるってことは榛名もじゃん」

榛名「それは京子が~!」

京子「布教はファンの義務なんじゃ~!」

榛名(この目まぐるしくも穏やかな日常を、これからもたくさん楽しませてくださいね京子)

今回はここまでです
次は結衣の北上の話ですがその前に小ネタです

京子はこれで全員(大和型以外全員いるという設定ですが)なので、次回以降は複数選択になります

↓1 北上の話

1 エロ有り
2 エロなし

全員いる割には姉妹関係や元での関係の話とかないうえに特定のキャラとしか付き合ってないんじゃないの?(いちゃもん)
まぁ真面目にやると輪姦状態になりそうだけど

>>873
各々の艦隊の艦娘は安価で選んでいただいているので、それ以外をホイホイ出すのもどうかと思ってあまり出してません
たまに困ったときの行数稼ぎ……もとい出したいときにちょこっとだけ出せるくらいにしています
3Pでも四苦八苦しているのであまり複数人の話とか書きたくないとか、そういうことではないですはい

>>639でふしぎなあめを食べさせたifから

神風「あかりの用事からどうぞ」

あかり「う~ん、あかりの用事もそこまでのことじゃないけど」

神風「いえいえ、あかりよりも優先するよなことはありませんよ」

国後「私は今のところ神風さんの方が優先ですよ」

あかり「話進まなさそうだし、あかりの用事から話ちゃうね」

国後「何かしら?」

あかり「国後ちゃん、練度上げたい?」

国後「練度を? だってもう深海棲艦もいないんだからあげる意味ないでしょ」

あかり「でも能力が上がって元気になるんだよぉ」

国後「今でも日常生活では困らない程度の能力はあるし、腐っても艦娘だから人並み以上だからなぁ」

あかり「まあ、気にならないならいいよぉ。わりと気にする人いるから、上げたいなら上げられるよって教えようかと思ってたの」

神風「簡単なことではありませんけどね」

国後「そりゃあ、技術の習熟具合を数値化したものを便宜上練度と呼んでるだけですから。簡単にしてて上がるわけありませんよ」

あかり「このあめを食べれば最大まで上がるよぉ」

国後「めちゃくちゃ簡単じゃないの!」

国後「えっ、なに? 練度ってそんなゲームのレベルみたいな感じで上がるものなの!?」

神風「そもそもゲームのレベルですからね私達の練度って」

国後「そんな馬鹿な」

あかり「神風ちゃんもいっぱい食べたもんねぇ」

神風「アップデートタイミングの都合で3個食べる羽目に……」

国後「でも、どこが簡単なことじゃないんですか?」

神風「副作用が酷いんですよ」

あかり「すごいことになっちゃうの」

国後「すごいことってどんな?」

神風「とても口では言えないようなことに」

国後「そ、そこまでのことが……」

あかり「一応方法があるってことを教えたかっただけだからね。無理してやることはないよぉ」

神風「ええ、その通りです」

国後「でも、神風さんはやったんですよね?」

神風「ま、まあ」

国後「神風さんがあかりの鎮守府に来たのも、戦争が終わってからだって聞きました」

あかり「うん。そういう人もいるから、国後ちゃんにも聞きに来たの」

国後「幾つなんですか?」

神風「私の練度ですか?」

国後「はい」

神風「165です」

国後「私は1……これじゃ吊り合いが……」

神風「練度なんてそこまで気になりませんから。何なら近代化改修もありますし」

あかり「改修とか開発とか建造はもうできないよぉ。ていうか近代化改修は1回もやらなかったよぉ」

国後「私、やります! 練度上げます!」

神風「いや、本当にやめておいた方がいいですよ?」

国後「私を慮ってくれるのは嬉しいです。けれど、私はもっと神風さんに近づきたい! だからっ、やるんです!」パシッ

あかり「あっ、あめを! 国後ちゃん、一回落ち着いて!」

国後「いざっ!」パクッ

国後「こ、これはっ……!」

あかり「ふしぎな味っていうのはもういいからね」

国後「あかりは聞きなれたかもしれないけど、私にとってははじめての味よ」

あかり「確かに」

国後「これのどこが辛いんですか? てっきりめちゃくちゃ不味いとか辛いとかを想像してたんですが」

神風「副作用だと言ったでしょう? 練度が上がるというのは、全体的に身体能力が上がるということなの」

国後「ふむふむ」

神風「段々と感覚が鋭敏になっていくんです。また、練度の上昇にはある種の高揚感のようなものも付随します」

国後「高揚感ですか?」

神風「簡単に言えば気持ちよくなるんですね。本来、段階を重ねて得るはずの気持ちよさを、段々と鋭敏になっていく感覚で味わうことになるんです」

国後「それって……」

神風「ええ、そうです。気持ちよくなりすぎるんですよ」

国後「まさかっ、あぁ……」

国後「ぐっ、くぅ……」バタッ

あかり「副作用始まったっぽい?」

国後「だい、じょうぶよ……」ググッ

神風「そんなテーブルにへばりつきながら言われても」

国後「問題、ない、です……すぐに、こんな、はぁっ……!」バタッ

あかり「国後ちゃん!」

国後「はぁっ、はぁっ、うぅ……本当に、簡単じゃない……」

神風「だからあれほど警告したのに」

国後「すい、ません……ああっ! ちょっとだけ、1人に、してもらえませんか……」

あかり「そういうわけにはいかないよぉ。こんな状態で」

国後「こんな状態っ、だからこそっ……!」

神風「こうなっては仕方ありません。あかり、今回は私も手伝います」

あかり「うん、お願い」

国後「な、何を……? あっ、何で、服……」

あかり「辛いのを紛らわせるためだよぉ」

神風「その状態では1人ではままならないでしょう? 私達が、してあげます」

国後「だ、ダメっ、見ちゃだめですっ……!」

神風「どうしてですか?」

国後「こんなっ、神風さんのに及びもつかないくせに、発情したような胸、なんて……」

あかり「あかりよりはおっきいよぉ」ツンツン

国後「ふあぁぁっ、な、なにして、やめぇ、きゃぁっ……」

神風「大きかろうと小さかろうと、そういう気持ちになれば反応してしまうことには変わりありませんよ」プニッ

国後「ああっ、神風さんっ……!」

神風「生理現象……私達がただの艦ではなく、艦娘であることの証左です。隠さず、誇るべきことです」

国後「だってこんな、誇る、んっ……!」

あかり「国後ちゃんは案外脇とか弱そうな気がするよぉ」スリスリ

国後「はわっ、や、ああっ……」

神風「というか今の状態なら大体どこも弱いですよ」

あかり「それもそうだよね」

国後「変なぁっ、感覚を覚えさせ、ないで……!」

神風「そうなった時点でもう今のことは忘れられなくなりますから」

国後「あぁっ、いいぃ……」

国後「ふーっ! ふーっ!」

神風「少し、危険な感じになってきましたね」

あかり「これは、危ないよぉ」

神風「あかり、できるだけ早く」スッ

あかり「うん」スッ

国後「あっ、まっ……」

あかり「こうなってるってことはだいぶきてるから」

神風「すぐに達せてしまうはず……!」

国後「あああ~……!」

あかり「国後ちゃん、もう少し我慢してて」

神風「これで副作用は収まらないでしょうけどっ」

国後「そんな絶望的なことを、おぉぉぉ~~~っ……!?」ビクンビクン

国後「はぁっ、ふぅ~っ……!」

あかり「そろそろ落ち着いた?」

神風「痙攣は収まっていますけど」

国後「落ち着き、ました……」

神風「それはよかった」

国後「はぁ……」

あかり「どうしたの? 練度上がったのに元気ないね」

国後「だって、初めてこんなのなんて……」

あかり「あかりもはじめてされたのは、あめの副作用受けてた叢雲ちゃんだしね」

国後「ええ……そんな軽々しく……」

神風「軽々しい、と思うかもしれませんが、心が決まっているならそれくらいでいいのかもしれませんよ」

あかり「落ち着いてしようとするとはずかしかったり、色々考えてできなかったりしちゃうから」

神風「好きな相手だというならなおのこと考えすぎてしまうものです」

国後「だから、勢いで超えちゃうんですか?」

神風「まあ、好きだと思ってる相手に踏み出さないときは、ですが」

あかり「そ、それはもう言いっこなしでしょ!」

国後「そう、ですか。でも、そっか、超えたんですね私、一線を」

神風「ええ、まあ、そうですね……だからって、いきなり恋人みたいな雰囲気を出したりはしませんからね?」

あかり「ちゃんと責任は取るから!」

国後「ふ、ふふっ……」

国後(あかりがこのタイミングで持って来てくれてよかったわ。あかり1人にされてたら、完全にあかりに傾いてしまうところだったもの)

今回はここまでです
次は言われた通りにしてた朝風にご褒美をあげるあかりの裏人格小ネタです

ふしぎなあめは降霊装置由来ではないので今でも作れるということになっています
そんなに使う機会はないと思いますが

開始します

>>812の続き


あかり「でもなんで胸だけずっと触ってたの?」

朝風「み、見てたの!?」

あかり「ま、まあ」

朝風「そこは気を利かせてどこか行きなさいよ!」

あかり「だっていつ終わるかわからなかったし」

朝風「だからってねぇ……」

あかり「それで、何でなの?」

朝風「それは貴女が……って、こっちのあかりじゃないんだ」

あかり「うん?」

朝風「あかり、頭打ってかない?」

あかり「どんな提案なのそれは!?」

朝風「とりあえず1回」

あかり「見てたのは謝るからぁ!」ダッ

朝風「いや怒ってるわけじゃなくてね!」

あかり「あっ!」バタッ

朝風「あっ、こけた」

あかり「……頭打てば毎回出て来るわけじゃないんだけど」

朝風「でも出てきてるじゃない」

あかり「結構痛いからそろそろ別の方法で安定して出られるようになりたい」

朝風「貴女はあくまでイレギュラーな存在なんだから、そんな簡単に出て来られても」

あかり「あかりはあかりだよぉ」

朝風「いやわかってるけどね」

あかり「ピラミッド型のパズルでも作ってもらおうかな」

朝風「早く光の中へ完結してほしいわね」

あかり「思ってもないことを。呼ぼうとしてたくせに」

朝風「うっ……」

あかり「命令をしっかり守ってくれる子にはごほうびを上げないといけないものね」

朝風「命令、とか……」

あかり「どうしてほしいか言ってみて」

朝風「どうしてほしいとか、そんなのわかるでしょ……」

あかり「ごほうびなんだから、言った通りにしてあげるんだよ?」

朝風「くぅっ、どっちへのごほうびなのよ……!」

あかり「ふふふっ、さあ、ちゃんとどうしてほしいのか教えて」

朝風「い、言われた通り、胸だけでい、達する、練習したから……成果を、確かめなさい、よ……」バサッ

あかり「うん、わかった」

あかり「だけど、もう成果は見てるんだけどね」

朝風「自分でするのと、他人にされるのでは違うでしょ……」

あかり「自分でするより私にされる方がいい?」

朝風「……これも言わないとダメなの?」

あかり「ううん、これは言わなくてもいいかなぁ」

朝風「だったら聞かないでよ……」

あかり「その顔が見たかったから聞いたんだよ。ふふっ、さっきあれだけしたばっかりなのに、もうこんなになってる」

朝風「さっきしたからなってるのよ」

あかり「本当にぃ? 私に触られることを期待してるように見えるけどなぁ~」

朝風「し、してないっ」

あかり「自分から触ってって言ったのに?」

朝風「ううっ!」

あかり「口の方もおっぱいくらい素直にならないものかなぁ?」トントン

朝風「う、んんぅ……!」ピクン

あかり「こうすればなるね」

あかり「本当におっぱいだけしか弄らないけど~」クリクリ

朝風「うっ、あぁぅ……」

あかり「ダメそうなときはちゃんと言ってね?」

朝風「いけなきゃ、意味ないんじゃないの……?」

あかり「ううん、朝風ちゃんがやってくれたことに対してのごほうびだから。結果は関係ないの」

あかり「ちゃんと私のいうこと、ね?」ピンッ

朝風「あああっ……!」

あかり「ふふっ、こねるのと弾くのはどっちが好み?」

朝風「うぅ、それも見て判断しなさいよ……」

あかり「どっちももっとやってみないとわからないなぁ」

朝風「はぁっ、はぁっ……」

あかり「期待してるね、朝風ちゃん……」

朝風「して、ないっ……」

あかり「どうしてもお口だけは素直にならないねぇ。それとも、さっきああいったからもっとおっぱい弄ってほしいってことなのかな?」ツンツン

朝風「そんなわけぁぁっ……!」

朝風「はぁ~……」

あかり「まだかかりそう?」

朝風「ふぅ、ふぅ……」

あかり「今日はごほうびだから、あんまりかかるようならギブアップしてね」

朝風「ギブアップって、要するに……おねだりしろって、ことでしょ……」

あかり「さっきと同じ、してほしいことを言ってほしいだけだよ」

朝風「絶対に、しない……!」

あかり「強情だなぁ。まあ、反応が良くなってるのは確かだし、もしかするとかもしれないねぇ」フニフニ

朝風「う、んぅ……!」

あかり「そろそろ舌を使いましょう」ベェ

朝風「……っ!」

あかり「そんなに喜ばれると嬉しくなっちゃうね」レロレロ

朝風「ああああっ……!」

あかり「指でされるより好きっぽい? 確かにこれは1人ではできないものね」チュゥ

朝風「んっ……くぁぁぁ……」

あかり「しっかりごほうびになってるようで嬉しいわぁ」

朝風「あか、あかりっ……」

あかり「ん~?」

朝風「あか、りのも……あかりの胸、見たい……」

あかり「ええ? 私のが見たいの?」

朝風「……」コクリ

あかり「こんなの見て喜ぶのなんてうちの鎮守府の艦娘さん達くらいだよぉ」ヌギッ

朝風「あ、ああぁ……」

あかり「どうしたの? 興奮してるんだってわかって嬉しかった?」

あかり「当たり前でしょ。私はね、朝風ちゃんのことが好きなの。好きな子とエッチなことしてたら、興奮するに決まってるでしょう?」

朝風「あぁ、ああ……」

あかり「ふふっ、だ~め。今はおっぱい吸わせてあげない。朝風ちゃんのおっぱいの成果を見てるんだもん」

あかり「だから、あかりのおっぱいは、朝風ちゃんのおっぱいに使うの」スリスリ

朝風「あっ、ああっ……!」

あかり「んっ……ごめんね、神風ちゃんくらいあればこんなゴリゴリしなかったでしょうに」

朝風「いいっ、あかり、おっぱい……私、ああっ……!」

あかり「自分の体で喜んでもらえると嬉しいよ。だから、もっと喜ばせたくなっちゃうわ」

朝風「ん、んくぅ……」

あかり「朝風ちゃん、そろそろギブアップは?」

朝風「もうちょっと、もうちょっとで、イケるから……!」

あかり「……」

朝風「もうちょっとなのにぃ……!」

あかり「朝風ちゃん、下脱がすね」

朝風「ま、待ってよっ!」

あかり「そんな必死にするのは違うわ。私は朝風ちゃんを追い詰めたいんじゃないの。気持ちよくなってほしいのよ」

朝風「あ、あかり……」

あかり「ごめんね、私がおっぱいだけでなんて言うから、できるようになろうと頑張ってくれてたのよね」

あかり「でも、そんなに鬼気迫るほどしなくていいの。今日はやってくれたことのごほうびだって言ったでしょう?」

あかり「大丈夫。まだできなくてもこれからできるようになればいいんだから」

朝風「これからも、してくれる……?」

あかり「勿論。これからもたくさん朝風ちゃんのおっぱいを可愛がってあげるからね」

朝風(あぁ、やっぱり……本当のあかりにこっちのあかりっぽさがあるように、こっちのあかりも本当のあかりみたいに、私達のことを思いやって、愛してくれてるんだ……)

あかり「だからね、朝風ちゃん」

朝風「うん……あかり、イカせて……」

朝風「……あぁぁっ!」

あかり「2回目以降はおっぱいだけでも大丈夫だねぇ」

朝風「はぁっ……ふぅ……」

あかり「満足してる?」

朝風「最初からできないと、意味ないわ……」

あかり「それは追々ね」

朝風「……」

あかり「そんなにおっぱい見つめてどうしたの? またしてほしい?」

朝風「違うわよ……色変わったりしないかなって」

あかり「艦娘とか関係なく、触ってることが原因でそんなに変わらないって聞いたけど」

朝風「そう……」

あかり「変わってほしいの?」

朝風「い、いや、別に……」

あかり「目には見えなくても、ここにはもうあかりの痕がいっぱい刻み込まれてるから」ツン

朝風「んぅ……!」

あかり「そんなふうには見えないけど、触ってみたらわかる秘密。なんだか興奮しちゃうわね」

朝風「そもそも、あかり以外には見せないわよ……姉さんとかと一緒じゃなきゃ」

あかり「ふふふっ、そうだね。あかりの痕は、絆創膏で隠すもんね」

朝風「いつも絆創膏使ってるわけじゃっ、ああっ、ちょっと……!」

あかり「もう1回!」

朝風「結局、あかりがやりたいだけじゃないのよ、もう……」

朝風(手玉に取られてるって何回自覚すればいいのかしら、まったく……)

今回はここまでです
次は本編からです

あんまり頭を打ちすぎるのはよくないので真似しないようにしましょう

開始します

北上「結衣~飯~」

結衣「お前ちょっとだらけすぎだぞ」

北上「だって専門家様も日中の外出控えろって言ってるも~ん」

結衣「だらけることと何の関係があるんだよ」

北上「家の中いたらだらけるでしょ普通」

結衣「だらけねぇよ」

北上「じゃあ結衣は家の中でもいつもシャキっとしてんのか~? 寝てるときも~?」

結衣「小学生か!」

北上「たまの休みくらいゆっくりさせてつかぁさい」

結衣「今夏休みだからたまの休みじゃないだろ」

北上「お気になさらず~」

結衣「お前が気にしろ!」

北上「いいじゃんあたしらめっちゃ頑張ったんだし。せめて最初の1年くらいはだらだらさせて~」

結衣「頑張ってからもう1年は経っとるわ!」

北上「そうだっけ?」

結衣「そうだよ。というか、私はだらだらできないんだけど」

北上「あたしがだらだらだらけて、結衣は汗をだらだら流して料理して、んであたしがだらだら涎流すってわけ」

結衣「こん、だらず!」

北上「なぜ急に訛った?」

結衣「まあ、お前がそうなのは今に始まったことじゃないけど」

北上「そうそう、結衣はこんなあたしを好きになったんだもんねぇ」

結衣「そういうところは好きになってない」

北上「またまた~」

結衣「いや、本当に」

結衣「はい、飯」

北上「ええ~カップ麺~? 結衣の汗だらだら入った料理は~?」

結衣「入れるか!」

北上「はぁ、侘しいねぇ」

結衣「羽黒達に買い出し行ってもらってるんだからしょうがないだろ」

北上「食材は常に切らさないようにしないといかんぞ。たるんでるな!」

結衣「……」

北上「うおあっ!? マジの熱湯入ったやかん傾けんのやめて!?」

結衣「ちょっとでも買い出し組の暑さを思い知れるようにな」

北上「さすがにそれは熱すぎだから!」

結衣「全員分だよ」

北上「それだと逆に低すぎる」

結衣「ならかけていいな」

北上「よくねぇよ!」

結衣「まったく、なんだって誰もいないのにこんなコントみたいなことしなきゃいけないんだ」

北上「誰かいたら見世物としてやってもいいって?」

結衣「いない方がよかったか」

北上「あたしにだけ見せてくれる結衣の姿……」

結衣「わりと他の皆にも見せてるけどな」

北上「ちぇ~」

結衣「ほら、3分経ったぞ」

北上「いただきま~す」

結衣「いただきます」

北上「あぁこのしょっぱいスープ。失った塩分が充足されていくわ……」

結衣「この冷房ガンガン効かせた部屋のどこで失ったんだよ」

北上「結衣が冷たくて流した涙かな」

結衣「熱かっただろ?」

北上「物理的にはね」

北上「はぁ、食った食った~」ゴロン

結衣「食ってすぐ寝るなよ」

北上「艦娘様だぞ~」

結衣「はいはい、羨ましいことです」

北上「でも太ったらあれだから運動するか。寝ながら」

結衣「寝ながらってなんだよ」

北上「むしろ寝る運動」

結衣「はぁ?」

北上「んもぉ、やだぁ結衣ったらぁ。結衣と寝るってことだよぉん」

結衣「バカ言ってないでちゃんとカップゴミ箱捨てて」

北上「ああん」

北上「なんだかんだで結衣もだらだらしてんじゃ~ん」

結衣「私は掃除やらなんやら色々やったんだけど」

北上「じゃあ、あたしはそんな結衣を労う仕事するね」ダキッ

結衣「暑いから離れて」

北上「照れるな照れるな」グリグリ

結衣「いや痛いからぐりぐりするのやめて」

北上「い、痛いほどなくないだろ! 大井っちやら隼鷹やらのおっぱいに慣れすぎなんだよ!」グリグリ

結衣「わぁ~かったわかった。北上のも気持ちいいです~!」

北上「それでよし!」

結衣「労うどころかもっと疲れてんだけど」

北上「はっはっは~気にするな~」

結衣「だからお前が気にしろ」

結衣「めちゃくちゃ無為な時間過ごしてる気がするけど、いいのか私はこれで」

北上「結衣が無為な時間を!」

結衣「何かやるべきなんじゃないんだろうか」

北上「無視が一番辛いのですが」

結衣「なんか夏っぽいことを……」

北上「いいじゃん、無為な時間でもさ。あたしは結衣とこうやってだらだらしてるの好きだよ」

北上「こういう何気ない部屋で、何気ない日常を過ごすの。鎮守府にいた頃とはやっぱりちょっと違うよ」

北上「あたしはそれだけで楽しい。結衣と普通に過ごせてる。それだけでね」

結衣「……でも楽しいこともあった方がいいだろ?」

北上「そりゃあればいいけど、無理して楽しませようとしなくていいってことだよ。それを見るのは全然楽しくないからね」

結衣「そっか……」

北上「暮らす部屋が狭くなって、一緒にいる頻度が多くなったから色々面倒見なきゃって思っちゃうんだろうけどね」

北上「あたしは結衣にもちゃんとリラックスしてほしいよ。結衣の家なんだからさここ。素でいる結衣と一緒にいたいの」

結衣「北上……お前がちゃんとしないから私が面倒見なきゃってなるんだぞ?」

北上「うぇ~い、反省してま~す」

結衣「なんだよもう……まったく」

北上「ふふっ。ゆ~い。これからもずっとここでだらだらしようね」

結衣「気が向いたらね」

北上「ほんと、素直じゃないんだからぁ」ツンツン

結衣「うるさい。やめろ、ほっぺたつつくな」

今回はここまでです
次はちなつの高雄の話です

これで結衣も全員なので次からは複数指定になります

結衣は最後までエロなしでしたがこのまま描写上はプラトニックを貫けるのでしょうか

↓1 高雄の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

ともこ「高雄ちゃ~ん。ちょっとこっち来て~」

高雄「はい」

ともこ「はいこれ。離れに持って行って」

高雄「お菓子ですか? アイスもありますね」

ともこ「うん。あかねちゃんから貰ったの」

高雄「赤座提督……じゃなくて、あかりちゃんのお姉さんですね」

ともこ「そう。あかりちゃんが間宮さんから貰って帰って来たのを、量が多すぎるからってお裾分けされたのよ」

高雄「貰い物のお裾分けですか……」

ともこ「だけど私が貰った分だけでもまだこんなにあるから」

高雄「うわっ、これは間宮さんちょっと作り過ぎ。というかあかりちゃんはどうやって持って帰ったんでしょう」

ともこ「ていうことでおかわりもあるから、皆でどんどん食べちゃってね」

高雄「はい、わかりました」

ともこ「高雄ちゃんもいっぱい食べてね~」ナデナデ

高雄「……っ」

ともこ「あらごめんなさい。頭なでられるのはいやだった?」

高雄「いえ……私、長姉なのでそういうの経験があんまりなくて」

ともこ「お姉ちゃん憧れるわよね!」

高雄「憧れ、はしないですけど」

ともこ「ええ~! 姉は自分よりも姉を欲しがるものだと思ってた」

高雄「姉と言ってもあまり姉妹での交流はありませんしね」

ともこ「もったいないなぁ」

高雄「榛名さん以外ずっと駆逐艦の子とちなつといましたしね。あとで雲龍さんも加わりましたが」

ともこ「そっか。今は私の方が戸籍上は年上だし、ちなつのお嫁さんなら私はお義姉さんよね?」

高雄「よ、嫁ではありませんよ!」

ともこ「お姉ちゃんって呼んでもいいのよ」

高雄「もう、やめてください! お菓子、ありがとうございます!」

ともこ「うふふっ」

高雄「お姉ちゃん……いやいや、私がそんな」

高雄「ちなつ、皆、ともこさんからお菓子貰ってきましたよ――」

ちなつ「もぉ~雲龍! ちゃんと服着てって言ってるでしょ!」

雲龍「着てるよ?」

ちなつ「それはもはや着てるじゃなくて張ってるとか付けてるっていうのが正しいレベル!」

雲龍「そこまでかな?」

ちなつ「そこまでだよ! 目のやり場に困るでしょ!」

雲龍「ちなつならどこにやってもいいよ。むしろをどこをやっても」

ちなつ「あぁ、もういいから! せめて下着くらいは付けて来て!」

雲龍「付けるレベルじゃダメなんじゃないの?」

ちなつ「揚げ足取らないの! ほらっ!」

雲龍「下着ならいいんだ」テクテク

ちなつ「ったく、しょうがないんだから。あっ、どうしたの高雄?」

高雄「ともこさんから差し入れです」

ちなつ「お姉ちゃん気が利くじゃない! みんなに持って行ってあげましょ」

高雄「そうしましょうか」

電「間宮さんのアイスなのです!」

暁「あぁ、なんだか落ち着くわぁ」

大潮「テンションアゲアゲですね!」

荒潮「真逆のこと言ってるわね~」

叢雲「そういえば、うちの間宮と伊良湖はどこに……」

榛名「それ以上いけませんよ叢雲さん」

雲龍「間宮のお菓子ならちょっと多めに食べられる」

高雄「おかわりもあるそうですから、どんどん食べてとのことです」

大潮「食べまくりますよ~!」

ちなつ「大潮ちゃん、ペース配分は間違えちゃだめだからね?」

暁「ふぐおっ!?」キーン

電「暁ちゃんが早速間違えてキーンってなってるのです!」

ちなつ「しかしまあ、雲龍はもういいとしても、高雄もだいぶ目の毒だよね」

高雄「えっ、私がですか? あまり派手な服は選んでいないつもりですが」

ちなつ「でもぴっちりしてるじゃない? 地味だから返って目立つのよラインが。てか胸が」

高雄「そ、そうなんですね……」

雲龍「見せたがりさん?」

高雄「違いますっ!」

暁「じゃあなんでぴちぴちなのよ~?」

高雄「それは、その……ゆったりしているのだと着膨れして見えるというか……」

榛名「胸に余裕がある服は全体的に膨らみが出来てしまいますからね」

高雄「太ってると思われたくないんですよ」

ちなつ「でもそれここで見せる必要ある? 皆わかってるのに」

高雄「ここに一番見せたい人がいるですからしょうがないじゃないですか」

電「でもそういうラフな格好していると印象変わりますね」

大潮「いつも大人っぽい高雄さんと別人みたいです!」

高雄「子供っぽく見えますか?」

榛名「あの格好よりは子供らしさが出ていると思いますが」

荒潮「子供っぽくないところも強調されてるわけですし~」

雲龍「私は子供っぽい?」

ちなつ「格好より平気でその格好でいられるところがね」

高雄「子供っぽい、ですか……」

叢雲「どうしたの?」

高雄「いえ、先ほどもともこさんに戸籍上は年下だからと頭をなでられて」

ちなつ「戸籍上年下でもお姉ちゃんよりお姉ちゃんに見えるんだけどね」

暁「事実暁達の方が上だもの!」

ちなつ「いや、暁ちゃんは普通にお姉ちゃんより下に見えるよ」

暁「なんですって!?」

電「身長の問題はどうしようもないですよ暁ちゃん」

ちなつ「子供っぽいって言われるのいや?」

高雄「そんなことありませんよ。ただ、どうすればいいのかわからなくて」

ちなつ「どうすればいいかって?」

高雄「経験がないので、どうしていればいいのかというのが」

ちなつ「私、高雄の頭なでたことなかったっけ?」

高雄「ありませんよ。私がなでたことならありますけど」

大潮「どうするも何もないんじゃないですか? 大潮はともこお姉さんになでなでされると嬉しいですよ!」

荒潮「別に意識して何かする必要はないんじゃないでしょうか~」

高雄「そう、なんでしょうけど、戸惑ってしまうんです。どういう表情をすればいいのか、とか」

ちなつ「お姉ちゃん結構なでなで好きだからね。あかりちゃんにもよくやってるし」

電「電もよくされるのです!」

暁「やめてって言ってるのにするからしょうがなくやらせてあげてるわ!」

叢雲「一番喜んでるでしょうに」

雲龍「叢雲もね」

榛名「榛名達は戸籍上も年上なのであまりされませんね」

高雄「私も大学生にすればよかったかしら」

ちなつ「高雄、こっち来て」

高雄「はい?」

ちなつ「ここ、膝の上に頭乗せて」

高雄「あの、膝枕を?」

ちなつ「そう」

高雄「なぜ今膝枕を?」

ちなつ「お姉ちゃんのなでなでに戸惑わないように、今ここで練習しておきましょう」

高雄「いや、ともこさんにされるのとちなつにされるのとでは違いますからね!?」

ちなつ「私の方が戸惑い強いんでしょ。なら、こっちに慣れてたらお姉ちゃんのなんか何でもなくなるってわけ」

高雄「ですが……」

雲龍「高雄がしないなら私が」

ちなつ「雲龍何にも動じないでしょ」

雲龍「そんなことないけど……」

高雄「や、やりますよ!」

ちなつ「じゃ、はい。頭」

高雄「失礼します……」

ちなつ「頭っていうか、額なでる感じになっちゃうね」

高雄「体勢的に仕方ありませんよ」

ちなつ「こうやって皆の前で寝っ転がるっていうのも、あんまり経験ないでしょ」

高雄「そういえば」

ちなつ「そんなラフな格好してるんだから、もっと態度もラフで行こうよ。雲龍はちょっとラフすぎるけど」

雲龍「え~」

高雄「態度をラフに……」

ちなつ「どうすれば、とか難しいこと考えなくて、感じた通りにすればいいんだよ。なでられるの鬱陶しいときもあれば、気持ちいいときもあるんだから」

高雄「一概にどうすればいいというのはないということですね」

ちなつ「そう。感じたことを感じた通りに言えばいいだけ。何も難しいことないよ」

高雄「私は考えすぎていたんでしょうか」

ちなつ「ううん。そうやって何でもしっかり考察してくれるところにはすごく助けられたよ。でも、今はもう少し肩の力抜いていいよってこと」

ちなつ「高雄のやりたいように、感じる通りに過ごせばいい」

雲龍「私の過ごし方には文句言うくせに」

ちなつ「あのね、好き勝手していいって言ってるわけじゃないからね? そこはわかるでしょ?」

高雄「……ふぅ」

ちなつ「そうそう、息吐いて」

高雄「ちなつ、もっとなでてください」

ちなつ「うん。満足するまでなでてあげるからね!」

高雄(感じたままに動くことを良しとしてくれるのは、面倒を見てくれる人がいるからなのかな。姉がほしいっていう心理はそういうところから来るのかもしれません)

今回はここまでです
次は綾乃の武蔵の話です

離れがもはやもう一つの家というくらい広いですが気にしないでください

↓1 武蔵の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

武蔵「……ふぅ」

あきつ丸「こんなところにいたでありますか」

武蔵「どうしたあきつ丸?」

あきつ丸「武蔵さんの服が脱ぎ捨てられていたので気になった探していたであります」

武蔵「あぁ、こう暑くては服など着ていられんからな」

あきつ丸「また包帯に逆戻りでありますな」

武蔵「逆戻りというか服の下はいつも包帯だ」

あきつ丸「やれやれ、普通に着るだけより面倒でしょうに」

武蔵「こうしていないと落ち着かんのだ」

あきつ丸「難儀でありますな」

武蔵「自分でいうのもなんだが、こういうこだわりがあるのはいいと思わないか?」

綾乃「もっと別のことにこだわってほしいけどね」

武蔵「綾乃、いたのか」

綾乃「上着まで脱いだら前より酷いじゃないの」

武蔵「そんなにひどいか? 私の体」

綾乃「いや、体は綺麗だと思うけど……そういうことじゃなくて!」

あきつ丸「みだりに肌を晒すものではありませんよ」

武蔵「固いことを言うな。ここには見せてもいい奴と見せたい奴しかいない」

綾乃「なっ……!」

武蔵「ついでに言えば、もう見られてる奴だけだしな」

綾乃「そうだけど、そうだけどっ!」

武蔵「ふっ、本当にお前は可愛いな綾乃」グイッ

綾乃「あっ、ちょっ……」

武蔵「こんな格好してる私の前で無防備すぎるぞ」

綾乃「や、やめっ、武蔵っ……!」

あきつ丸「ええい、やめるであります昼間から!」

武蔵「そう妬くな。お前も一緒にどうだ?」

あきつ丸「一緒に、でありますか……?」ゴクリ

綾乃「唾飲んでないで助けなさいあきつ丸!」

綾乃「武蔵、貴女酔ってるの?」

武蔵「いや?」

綾乃「だったらそのグラスはなによ?」

武蔵「ただの水だ。雰囲気が出るかと思ってな」

綾乃「本当に?」

武蔵「これだけ近くにいて酒の匂いがするか?」

綾乃「それはしないわね」

武蔵「何なら好きに嗅いでいいぞ。少し汗臭いかもしれんがな」

綾乃「汗のにおいもしないわ」

武蔵「ほう。なら何の匂いがする?」

綾乃「えっ? それは、武蔵の匂いよ」

武蔵「私の匂いを判別できるのかそれは嬉しいことだな」

綾乃「な、何言ってるのよもう!」

あきつ丸「そうであります! 綾乃は自分の匂いの方が好みであると言っていたであります!」

綾乃「あきつ丸も変な張り合いしないで!?」

武蔵「しかし、綾乃が飲めないというのは残念だな」

綾乃「そう? お酒なんてあまり飲みたいとは思わないわ」

武蔵「甘い酒というのもたくさんあるんだぞ?」

綾乃「それならジュースで間に合ってるわ」

武蔵「ジュースとはまた違った味わいがあるんだが、なぁあきつ丸?」

あきつ丸「まあ確かに酒精の含まれた飲み物とジュースではまるで違うであります」

綾乃「へぇ、どんな感じなのかしら?」

武蔵「試してみるか?」クイッ

綾乃「いや私未成年……って、やっぱりそれお酒なのね!?」

武蔵「冗談だよ」

綾乃「何が主語なのかわからないんだけど!?」

あきつ丸「というか、いつまで綾乃を抱っこしてるでありますか?」

武蔵「ん? さあ、いつまででもかな?」

綾乃「私も自然にそのままでいちゃってたわ!」

武蔵「それだけ私に抱かれるのが心地よかったということだろう。ならここにいればいいさ」

あきつ丸「自分の方が心地よいと言っていたであります!」

綾乃「だから張り合うな! てか言ってない!」

武蔵「と言ってるが?」

あきつ丸「むむむ~! なら今比べるであります!」

綾乃「単純に比較できるようなことじゃないからやめて!?」

武蔵「条件を同じにしなくてはな。あきつ丸も包帯だけに」

あきつ丸「巻いて来るであります!」

綾乃「私の話を聞きなさいよ!」

武蔵「愛されているな綾乃」

綾乃「あのねぇ」

武蔵「そう睨むな。ちょっとした遊び心だ」

綾乃「そうやっていつも煙に巻くというか、色々ひっかきまわすのよね武蔵は」

武蔵「そうすると楽しい反応が返ってくるからな」

綾乃「あまり私で遊ばないでほしいのだけど」

武蔵「お前のことは遊びではなく本気だぞ?」

綾乃「私との関係じゃなくて、私を使って遊ぶなって言ってるの!」

武蔵「こんなに楽しいのに酷なことを言う」

綾乃「私は楽しくないわよ!」

武蔵「楽しくない、か?」

綾乃「……面白くはないわよ。手玉に取られたら」

武蔵「そこは年の功というやつだ。私にも人並みにあるからなプライドが」

武蔵「綾乃のような小さな女の子に惚れてしまう程度には安いプライドだがな」

綾乃「私に惚れるのが安いって?」

武蔵「世間一般的な私とお前の立場から言えばだよ。少なくとも大多数の人間は惚れたとしてそれを成就させようとはせんさ」

綾乃「まあ、ね」

武蔵「だが私はした。それは何故か。そうやりやすい環境であった、というのもあるが、それ以上にそれだけ感情が強かったからだ」

綾乃「私のどこにそんな魅力があったのよ」

武蔵「子供だてらに物怖じせずに命令を下すような豪胆さがあるように見せかけて、実は脆く儚い素顔を秘めているところかな」

綾乃「見せかけなんかじゃ――」

武蔵「そうだな。どちらも嘘というわけはではないんだろう。だが、強さの裏に秘められた少女らしさというものに、非常に庇護欲を掻き立てられた」

綾乃「庇護欲なの?」

武蔵「最初はな。段々と庇護欲から愛情へと変わっていった。強くて、でも儚いそのあり方を、美しいと思うようになった」

綾乃「う、美しいなんて、初めて言われたわ……」

武蔵「お前はお前が思っているよりも魅力的だ。何せ自分の艦隊全員を魅了してみせたんだからな」

綾乃「ん、んう……」

武蔵「普段強がっているくせに、そうやって戸惑いを見せるようなところがな。たまらなく愛おしいんだよ、綾乃」

綾乃「は、はずかしいからやめてよ!」

武蔵「いいや、もっとはずかしがらせるさ」

綾乃「ええ~!?」

綾乃(こ、こうなったらこっちから攻めるしか……!)

武蔵「どうした?」

綾乃「ええいっ!」チュゥ

武蔵「……っ!」

綾乃「……ふっ、ふふっ、私だってやられっぱなしじゃないのよ」

武蔵「……ふふ、そうやって追い詰めたときに驚くような行動に出るところもまた魅力だ」

綾乃「余裕ぶっちゃって、声が上ずってるし顔が赤いわ」

武蔵「これは、酒のせいだ」

綾乃「キスしたらさすがに違うってわかるわよ。私も、武蔵の本当は撃たれ弱いところが好きよ」

武蔵「私は耐久力も装甲も一番だぞ」

綾乃「誰も性能の話なんかしてないでしょ」

武蔵「む、むぅ……」

綾乃「可愛い」

武蔵「や、やめろ! 私は可愛がる方が好きなんだ!」

綾乃「奇遇ね、私もよ」

武蔵「くそぉ、不意打ちのキス1回でこうまでさせられるとかずるいぞ!」

綾乃「私だってはずかしいんだからお互い様よ!」

あきつ丸「綾乃!」

綾乃「うえぇっ!? 何事よ!?」

あきつ丸「包帯巻いて来ましたよ! さあ、抱かれ心地を比べましょう!」

綾乃「いや、ちょっと待って――」

熊野「その次は私ですわ!」

綾乃「ええっ!? なんで熊野もいるの!?」

熊野「聞けば何やら競い合いとのことで、私も参じねばならないと思ったんですわ!」

叢雲「胸の大きさで決まるわけじゃないって教えてやるわ」

陸奥「勝ったら綾乃を包帯で巻いてお持ち帰りしていいって聞いたわ」

翔鶴「やる気が出て来ますね」

神通「負けませんから」

綾乃「なんで全員いるのよぉ!? どこから包帯持って来たの!? てか、私をお持ち帰りとか話に尾ひれが~!」

あきつ丸「いざ勝負!」

綾乃「ええい、だから全員私の話を聞きなさ~い!」

武蔵「ふっ、やはりこうやって引っ掻き回されて慌てふためく姿を見るのが、一番楽しいな」

今回はここまでです
次は千歳の伊勢の話です

同じ艦娘はちょこっとでも性格とかに差異が出るようにしていこうとしています

↓1 伊勢の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

伊勢「あ~」

千鶴「何やってるんですか?」

伊勢「宇宙人ごっこ」

千鶴「どこら辺が?」

伊勢「今の若い子にはわからんか」

千鶴「風体は大人ですけど、相当昔から来たようなもんですよね?」

伊勢「まっ、そうだけどさ~」

千鶴「クーラー付けてる上に扇風機は寒いです」

伊勢「じゃあ風下から離れな~」

千鶴「首振ってて逃げられないんですが」

伊勢「私も当たり続けてると寒いんだよ」

千鶴「じゃあ止めろよ!」

伊勢「止める~」ピッ

千鶴「扇風機でゴミも飛び散っちゃってますし」

伊勢「一体誰がこんな散らかしたんだ!?」

千鶴「あんただよ!」

伊勢「いやぁ、動く気が起きなくてね~」

千鶴「こういうことあんまり言いたくないですけど、居候の自覚ありますか?」

伊勢「千歳に自分家だと思っていいって言われたし」

千鶴「限度がありますよ!」

伊勢「これくらい平気平気~」

千鶴「平気じゃないから言ってんだ!」

千歳「どないしたん騒がしい」

伊勢「千歳~宇宙人やろうぜ~!」ピッ

千鶴「だから付けるなって!」

千歳「あちゃ~ゴミこんなに散らかして」

伊勢「いくら自分の家だからって駄目だぞ千鶴!」

千鶴「ぐ、のぉ……!?」

千歳「伊勢。あんまり千鶴怒らせとると、うちも怒るで」

伊勢「はぁ~い、片づけま~す」

千鶴「姉さん」

千歳「堪忍な千鶴。今度うちがよ~く言い聞かせとくから」

その日の夜

千歳「くぅ~……」

伊勢「千歳~」コンコン

千歳「ん~?」

伊勢「ごめん、寝てた?」

千歳「こんな時間やしそりゃ寝とるよ~どないしたん?」

伊勢「夜這いしに来たぜ!」

千歳「それ本人にそんな宣言してやることちゃうやろ」

伊勢「伊勢さんは寝込みを無理やりとかそういう愛のないことはしないのさ~」

千歳「そらどうも。あんま廊下で話すことやないし、入ってき」

伊勢「お邪魔しま~す」

伊勢「よし、やろうぜ」ヌギヌギ

千歳「単刀直入やな」

伊勢「だって用件言ったのに入れたってことはそういうことだろ~?」

千歳「愛は合っても情緒とかはないんやな」

伊勢「私はもう辛抱溜まらんのですよ!」

千歳「雪風といいなんでこううちの子らは直球なんやろうなぁ」

伊勢「真っ向から受け止めてくれるからだよ」

千歳「来るもんは拒まへんよ」

伊勢「えへへ~ほら千歳も脱いで脱いで」

千歳「はいはい」

千歳(思ったよりも早いチャンス到来やな)

伊勢「……」

千歳「そない見られるとはずかしいわ。伊勢のがええ体しとるんに」

伊勢「私にとっては千歳の体が一番いい体なんだよ」

千歳「ロリコンなん?」

伊勢「千歳コンだよ!」

千歳「ふふっ、ありがとうな」

伊勢「お礼は体に払ってもらおうかな!」

千歳「で、やなくて、になんやな。まあ、そうやね」スリスリ

伊勢「ん、ふふ、太腿?」

千歳「くすぐったいやろ?」

伊勢「くすぐったいけどさ~」

千歳「ゆっくりしてこうな~」

伊勢「んもぉ、いつまで足なでてんのさ~?」

千歳「手触りがよくってつい」

伊勢「目の前にもっと手触り良さそうなのが揺れてるでしょ?」プルン

千歳「せやな」スリスリ

伊勢「んひゃっ! お、お腹?」

千歳「お腹揺れ取ったで」

伊勢「うっそ! そんな太ってないし!」

千歳「揉み心地ええよ?」

伊勢「いやいやお腹は誰でも……んっ!」

千歳「ここら辺?」

伊勢「んひゃう、や、やめっ、くすぐった、あひっ……」

千歳「お~揺れとる揺れとる」

伊勢「揺れとら~ん!」

伊勢「おほっ……」

千歳「へそももちゃんと洗わんとあかんで」クリクリ

伊勢「やっ、普通、あらわっ、おぅっ……」

千歳「どしたん?」

伊勢「へそ、ほぉ、んっ……」

千歳「気持ちええん?」

伊勢「ん、ん……」

千歳「なんか見たことない顔しとるな」

伊勢「これ、初めて、んぉ……」

千歳「もっと楽しませたりたいけど、あんまりやるとお腹いたなるからここら辺」

伊勢「ほぉ、うぅ……焦らすねぇ……」

千歳「ゆっくり言うたやん」

伊勢「んんんっ……脇とか、汗かいてるし……」

千歳「そんなん気にしてたらエッチなんかできひんよ」

伊勢「そ、そうだけどさぁ……」

千歳「情緒ないんかと思ったら、ちゃんと持っとるやん?」

伊勢「ん~……!」

千歳「かわええなぁ、伊勢……」コチョコチョ

伊勢「ふあぁっ、や、やめてよ、言葉も行為もくすぐったい……」

千歳「心も体ももっとくすぐったるわ」

伊勢「ふぁっ、ひゃん……」

千歳「伊勢もそんな声出すって千鶴が知ったら驚くやろうな」

伊勢「やぁ、めぇて……」

千歳「ふふふっ……」

伊勢「千歳ぇ……」

千歳「なぁに?」

伊勢「なんでおっぱい揉んでくれないんだよぉ……」

千歳「ん~」

伊勢「おっぱい揉んでよぉ、千歳ぇ……」

千歳「そんなに揉んでほしいん?」

伊勢「してして」

千歳「せやったら、これからはちゃんと自分で出したゴミは自分で片づけること」

伊勢「ええっ?」

千歳「それと、あんまり千鶴を困らせんこと。約束できる?」

伊勢「そ、そのためにわざとおっぱい避けてたんだ?」

千歳「どうなん?」

伊勢「うぅぅ、するから! 約束するから! 早く、早くぅ~!」

千歳「どうも信用できんなぁ」

伊勢「誓う、誓います……! だからっ……!」

千歳「ちゃんと守るんよ」モミモミ

伊勢「あああ~、きたっ……はぁぁ……!」ゾクゾク

千歳「伊勢はおっぱいされるん好きやなぁ」

伊勢「はぁ、へへっ……揉まれないとエッチした気にならないんだよ」

千歳「そこまで?」

伊勢「ていうか、んっ……揉まれるとエッチのスイッチが入るというか……」

千歳「スイッチ……」グニッ

伊勢「ああっ……! いや、乳首もそうだけど、おっぱい弄られることでやる気になるっていうか」

千歳「そういうもんかぁ」

伊勢「だから、おっぱい触られずにされてると、すごいもどかしいというか寂しいというか……」

千歳「おっぱいお預けは効果的っちゅーことやな」

伊勢「も、もうやめてよ!」

千歳「うちかてやりたないわ。こんなん目の前にあるんに、お預けされてるんはうちも同じやもん」

伊勢「千歳……」

千歳「ちゃんとええ子にして、うちにおっぱい弄らせてな」

伊勢「うんっ……」

伊勢「ほいっと」

千鶴「ゴミ片づけるようになりましたね」

伊勢「まあね。おっぱいお預けはこりごりだから」

千鶴「はぁ?」

伊勢「あぁ、いや、何でもないよ。千鶴、それも捨てて来てあげるから」

千鶴「いいですよ、自分の分は自分で片づけます」

伊勢「いいっていいって。この前怒らせちゃったお詫び」

千鶴「そういうことなら」

伊勢「収集車来る前に皆の部屋から集めて来るか~」

千鶴「姉さん、一体何したの?」

千歳「そらぁ……千鶴にはまだ早いことや」

今回はここまでです
次は櫻子の空母棲姫の話です

千歳が眼鏡かけてたかかけてなかったかはお好みでということで

↓1 空母棲姫の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

櫻子「この時期になるとテレビで戦争の話よく見るなぁ」

空母棲姫「色々と大きな出来事が続いたからな」

櫻子「やっぱり、見たくない?」

空母棲姫「そうでもないさ」

櫻子「でも知ってるでしょ?」

空母棲姫「私が知っているのは私が見て来たものだけだよ。もっと広大な範囲でやっていたんだ」

櫻子「そっか」

空母棲姫「もう遥か遠い昔の出来事なのに、こうして伝えようとしてくれているのは喜ばしいな」

櫻子「ソラが知ってること全部話せば?」

空母棲姫「この世界では私のただの人間だ。妄言にしかならんだろう」

空母棲姫「それに、それは生きている人間の仕事だ。私達が出て来るべきじゃない」

櫻子「ソラだって生きてるじゃん」

空母棲姫「ソラとしてな。だから艦としての私はもう出るべきじゃない」

櫻子「難しいな」

空母棲姫「あぁ、難しいさ。けど、考えてくれ」

櫻子「うん……」

空母棲姫「あまり難しい話を振っては、櫻子の頭が爆発してしまうな」

櫻子「頭が爆発するわけないだろ! バカか!」

空母棲姫「はいはい。何か気分が盛り上がる話をしよう」

櫻子「盛り上がる話? う~ん、あっそうだ。今日また花子がホットケーキ作ってくれるって」

空母棲姫「あぁ、花子は料理も上手だから楽しみだな」

櫻子「今度はちゃんと食べてやらないとな」

空母棲姫「前は食べなかったのか?」

櫻子「いや、夜中に自分で作って食べてて……」

空母棲姫「夜中に1人でホットケーキを?」

櫻子「うるさいな! お腹空いてたんだからしょうがないだろ!」

空母棲姫「櫻子もホットケーキ焼けたのか……」

櫻子「そっちかよ! しかもマジな感じで驚くなよ!」

空母棲姫「そういえば、あかりのところ……と言っても別々で暮らしているが、ほっぽ達のところに新入りが入ったそうだな」

櫻子「だいぶ前の話でしょ? 会いに行った?」

空母棲姫「いや、話には聞いてたいたが時間が合わなくてな」

櫻子「ええ~はくじょ~だな」

空母棲姫「そうは言っても私も暇ではないからな」

櫻子「暇そうにしてるじゃん」

空母棲姫「なら今から行ってくるか」

櫻子「ま、待ってよ! 今日は私に付き合う約束だろ!」

空母棲姫「一緒に来るか?」

櫻子「やだよ外出たくない」

空母棲姫「ならまた今度だな」

櫻子「そうだね」

空母棲姫「じゃあ行ってきます」

櫻子「また今度で私に付き合う方がかよ!? 待てって!」

空母棲姫「冗談だよ」

櫻子「でもその深海棲艦会長のところにいたんだよね」

空母棲姫「らしいな」

櫻子「今どれくらいいるんだろう会長のところ」

空母棲姫「さあなぁ。謎が多いからな」

櫻子「もしかしてまだ建造してたりして」

空母棲姫「西垣先生はわりとマッド寄りだが、そこまで倫理観は破綻していないと思うぞ」

櫻子「爆発物だけまだ作ってるかも」

空母棲姫「それは可能性が非常に高いな」

櫻子「先生ん家からここまで届いたりしないよね?」

空母棲姫「さすがにないだろう」

櫻子「……ないよね?」

空母棲姫「……たぶん」

空母棲姫「まあその新入りが水着も買ったし、近々海に行こうという話をしているんだ」

櫻子「海かぁ」

空母棲姫「どうした?」

櫻子「いやぁ、もう一生分は海にいたからね」

空母棲姫「何を言ってるんだまだまだだぞ」

櫻子「もう海行くって言ってテンション上がらないわ」

空母棲姫「嫌いになったのか?」

櫻子「なんかこう、行くって言うか帰るって感じがする」

空母棲姫「海に帰るのか」

櫻子「海に沈むみたいな言い方やめろ!」

空母棲姫「ふっ、櫻子も随分と染まったな」

櫻子「しょうがないだろ! どんだけ海で暮らしたと思ってんだ!」

空母棲姫「あぁ、私達も久しぶりに帰ろうか」

櫻子「ん……」

花子「何の話してたし?」

櫻子「花子! ホットケーキまだか?」

花子「まだ3時には早いし。ていうか花子の話聞けし」

空母棲姫「今度皆で海に行こうって話だよ」

花子「海?」

空母棲姫「あぁ、海水浴だな」

櫻子「花子も来るか~?」

花子「考えとくし」

櫻子「向日葵よりもおっぱいおっきいのいるから気を付けろよ!」

花子「花子はまだ気にする歳じゃないし」

空母棲姫「それを口にできるというのが凄いな」

花子「海に帰っちゃうのかと思ったし」

櫻子「なんで花子まで帰るとか言い出すんだ?」

花子「帰って来てからの櫻子、ちょっとだけ海の匂いがしてたし」

櫻子「海の水は塩水だから、汗臭かったってことか!?」

空母棲姫「海水と汗の匂いは違うだろ」

花子「なんか雰囲気もちょっと変わってたし、別人になったみたいで」

櫻子「まあ? 元々パーフェクトだったけど、さらに成長した的な?」

花子「だから、どっか行っちゃうのかなって思って」

櫻子「花子?」

花子「最近引っ越そうとしてるみたいだし、もしかして海での暮らしに戻ろうとしてるのかなって思ってたし」

空母棲姫「気づいてたのか」

櫻子「海、海ねぇ。海辺の方がいいかなぁやっぱり」

花子「……」

櫻子「どったの花子?」

花子「なんでもないし!」

櫻子「何怒ってるんだよ~」

花子「怒ってないし!」

櫻子「ええ~?」

空母棲姫「花子。はずかしいかもしれないけど、本当の気持ちはちゃんと言った方がいい」

花子「ちゃんと言ってますし!」

空母棲姫「遺言の手紙にすら、本当の気持ちを書けなかった人達だっているんだから」

花子「……櫻子」

櫻子「やっぱり怒ってるの?」

花子「どこにも行かないでほしいし」

櫻子「は?」

花子「たまに、っていうか頻繁に鬱陶しいこともあるけど、やっぱり櫻子には家にいてほしいし!」

花子「だから、引っ越しとかしないでほしいし!」

櫻子「は、花子……」

空母棲姫「花子は櫻子がどこかに行ってしまうんじゃないかって心配だったんだな」

花子「ソラさん達がいて家の中狭くなったのは我慢するし!」

櫻子「今すぐ出ていくわけじゃないけど、やっぱり今のままは難しいよ。ねーちゃんだって、友達家に呼びづらいって言ってたし」

花子「……」

櫻子「そんな遠くには引っ越さないから、ちゃんとたまに帰ってくるよ」

花子「本当かし?」

櫻子「本当だって! 異世界からだってちゃんと帰って来た櫻子ねーちゃんを信じろ!」ナデナデ

花子「うん……」

空母棲姫「なんだかんだ言って、慕われてるんだな櫻子も」

櫻子「だから言っただろ~!」

花子「ソラさん。櫻子のこと、よろしくお願いしますし」

空母棲姫「うん、任せろ。たまには首に縄かけてでも連れて帰るから」

櫻子「人を犬扱いするな~! あっ、でも犬飼いたいよね~」

空母棲姫「この通り、色々無計画だから本当に家を出る日はまだ遠いよ」

花子「よかったし」

櫻子「ほれほれ~離れる前に櫻子様の成分を存分に味合わせてやるぞ~」

花子「やめるし、くっつくなし! もう、さっさと出てけ!」

空母棲姫(家族、か。とても暖かなものだな……)

今回はここまでです
次は向日葵の飛鷹の話です

大人びた言動することはあっても相応に子供っぽい感性をしている花子様が好きです

↓1 飛鷹の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

妖精(彗星)「……」パタパタ

楓「妖精さんも暑そうだね」

向日葵「この暑さだもの、仕方ありませんわ」

楓「楓がうちわで扇いであげる」

飛鷹「飛ばされちゃうからやめてあげてね」

楓「あっ、そっか」

向日葵「この子達には扇風機でも台風並の風に感じるんでしょうね」

楓「ちょっと楽しそう」

妖精(彗星)「……!」

飛鷹「危ないからやらないよ」

向日葵「テーブルなどにぶつかってしまうかもしれませんからね」

楓「指で扇いだらちょうどいいかな?」ピョコピョコ

妖精(彗星)「……♪」

楓「ふふっ、気持ちよさそう」

楓「妖精さんってどういう生き物なの?」

飛鷹「私もよくわからないんだよね」

向日葵「まったく謎の生物ですわ」

楓「飛行機とか乗れるし、昔の軍人さんの生まれ変わり?」

飛鷹「どうなのかなぁ。だったらこんなに子供っぽくはないと思うけど」

妖精(彗星)「……」コロコロ

向日葵「西垣先生なら何か知っているかもしれませんね」

楓「そうなんだ。でもこの子達がお姉ちゃん達を守ってくれたんだよね?」

飛鷹「そうだね。この子達がいなかったら私達はたぶん帰って来られなかったよ」

楓「ありがとうね、妖精さん」ナデナデ

妖精(彗星)「……」ペコリ

楓「……くぅ」

妖精(彗星)「……zzz」

向日葵「楓の上で眠ってしまいましたわ」

飛鷹「寝返り打ったときに潰されないか心配ね」

向日葵「楓は櫻子ほど寝相悪くないから安心ですわ」

飛鷹「それならいいけど」

向日葵「妖精達にも苦労をかけましたわね」

飛鷹「それが仕事だからね」

向日葵「ですが、こんな小さな体でよく戦ってくれましたわ」

飛鷹「労ってあげる?」

向日葵「何かしてあげたいですわね。赤座さんは何度か労いのパーティーをしてあげたそうですが」

飛鷹「あっちにいた頃にやっとけばよかったかな」

向日葵「規模は小さくともうちでもできますわ。楓も一緒にできますし」

飛鷹「この子達も楓のこと気に入ってるみたいだし、一緒の方がいいか」

向日葵「最初にこの子達を見たときは随分と驚いてしまいましたわね」

飛鷹「そうだったね。結構可愛いと思うけど」

向日葵「起きたら見知らぬ場所に見知らぬ人といて、気が動転していたのですわ」

飛鷹「そりゃ仕方ない」

向日葵「皆いい子だとわかったので今は何ともありませんわ」

飛鷹「懐かしいね」

向日葵「本当に遠い昔のことのようですわ」

飛鷹「もうそう言ってもいいくらいは経ったんじゃない?」

向日葵「さすがにまだそこまで言うほど昔とは言えませんわ」

飛鷹「だけど普通なら向日葵がもう高校生になるくらいには時間経ってるし」

向日葵「まだ100%中学生ですもの」

飛鷹「時空が歪んでるから異世界にも行けたのかな」

向日葵「飛鷹と2人で始まったと思っていましたが、この子達もいたのでしたわね」

飛鷹「あと間宮さんと伊良湖さんもね」

向日葵「そういえばうちのあの2人はどこに……」

飛鷹「あかりちゃんのところの2人に近代化改修されたとかそういう感じだと思う」

向日葵「まあ、赤座さんのところ以外はあまりいる描写して来ませんでしたからね」

飛鷹「うん、そうしよう」

向日葵「とにかく、飛鷹と2人きりではなかったということですわ」

飛鷹「でも私は2人でいたって思ってたけどね」

向日葵「ちゃんとお話しして、対等に接し合えるのは飛鷹だけでしたから」

飛鷹「提督と隷下の艦娘だから普通対等じゃないんだけどね」

向日葵「そこはあまり気にしたことありませんわよ」

向日葵「あの頃は不安でいっぱいでしたが、なんとかなるものですわね」

飛鷹「何とかしたんだよ、皆でね」

向日葵「ええ、私達だけなく赤座さん達も一緒に」

飛鷹「本当に偉いよ向日葵は」

向日葵「いいえ、ほとんど戸惑っているばかりでしたわ」

飛鷹「普通の女の子が提督を勤め上げるってそれだけですごいことだよ」

向日葵「そうは言っても昔のように大人数の軍人さんが操る大艦隊を指揮していたわけではありませんし」

飛鷹「意思を持った艦娘達それぞれをまとめ上げてたんだから、それは普通に艦を操縦するよりもある意味難しいことだよ」

向日葵「難しさの方向性が違いすぎますから一概には比べられませんわ」

飛鷹「どうしてそんなに謙遜するのよ」

向日葵「それは飛鷹もですわ。私の頑張りだけ特筆して、自分の功績を蔑ろにしようとしています」

飛鷹「そ、それは」

向日葵「皆で頑張ったと自分で言ったでしょう。貴女も私も、皆の中ですわ」

飛鷹「……うん」

向日葵「帰って来てから何もしていませんでしたわね」

飛鷹「お疲れ様会的なの?」

向日葵「ええ。帰って来てようやく終わったというのに、区切りをつけていませんでしたわ」

飛鷹「なら、妖精達のためにもやっちゃおうか」

向日葵「ですわね。準備をしませんと」

飛鷹「櫻子達も呼ぶ?」

向日葵「う~ん、今回は私達だけでやりましょう。私達の慰労会ですもの」

飛鷹「そうしよっか」

向日葵「飛鷹。私も貴女も、もう特別な立場も権限もない普通の一般市民ですわ。これから先も今までとは違う面のたくさんの苦労があると思います」

向日葵「それでも私について来てくださいますか……ううん。ついて来てください」

飛鷹「愚問ね。いやって言われても付いて行くよ。もう何でもない一般市民同士だから、命令に従う艦娘じゃなくて、純粋に恋人のために尽くす女として生きられる」

向日葵「恋人……」

飛鷹「違うの?」

向日葵「違います。ただ、その響きがなんだかこう……あはは」

飛鷹「暖かくてくすぐったい感じだよね。私もはっきり言うのはずかしいけど、でも口にすると気分がよくなる」

向日葵「飛鷹……」

飛鷹「向日葵……」

楓「……んぅ」コロン

妖精(彗星)「……zzz」

向日葵「……ふふっ、今はやめておきましょうか」

飛鷹「……だね。皆に慰労会の連絡して来るね」

向日葵「ええ、お願いしますわね」

楓「お姉ちゃん……」ムニャムニャ

向日葵「楓、お姉ちゃん今すごく幸せですわ。大切な家族と、大好きな恋人に囲まれて暮らすこの生活……本当に頑張ってよかった」

今回はここまでです
次はあかりの伊良湖の話です

艦娘は元々メタ発言を理解できていませんでしたが、ゆるゆりの世界に来たことで理解できるようになったという設定です

↓1 伊良湖の話

1 エロ有り
2 エロなし

今日はちょっと書けそうにないので↓1~2で埋め用の小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもエロでも鎮守府にいた頃の話でもOKです

開始します

伊良湖「あかりはこの芋チップス好きだね」

あかり「はい! うすしおだいすきです!」

伊良湖「これくらいなら作ってお店で出せそうだけど」

あかり「甘味って感じはしないですね」

伊良湖「チョコでコーティングするのは?」

あかり「あっ、それありますよぉ」

伊良湖「あるよねぇ」

あかり「美味しいんですよぉ」

伊良湖「私が考え付くようなことは大体誰でも考えちゃうかぁ」

あかり「伊良湖さんじゃなくても、もう色んなお菓子がたくさんありますからね」

伊良湖「その中で斬新なの考えないといけないなんて、厳しいよぉ」

あかり「間宮さんも言ってましたけど、甘味処も大変ですね」

伊良湖「そうなの。お菓子作ってればいいだけじゃないんだよ」

あかり「伊良湖さんは斬新なのが作りたいんですね」

伊良湖「間宮さんは違うの?」

あかり「間宮さんは昔を思い出すのを作りたいみたいです」

伊良湖「昔を思い出す、かぁ」

あかり「でも、新しいのも必要だって言ってましたけどね」

伊良湖「昔ながらのメニューだとどうしても馴染みの味というのがあって、新参の私達じゃ太刀打ちできないからね」

あかり「新しいメニューを開発する必要があるんですね」

伊良湖「だから研究してるんだけど~」

あかり「焦らずに行きましょう」

伊良湖「う~ん」

伊良湖「甘味処ってしっかりお料理も出すのよね」

あかり「えっ、そうなんですか? お汁粉とかじゃなくて?」

伊良湖「カレーとか出してるよ」

あかり「スイーツバイキングにもそういうのあったりしますね」

伊良湖「甘い物だけってわりと飽きちゃうからね」

あかり「なるほど~」

伊良湖「そっち方面で攻めるというのも」

あかり「甘味処というか定食屋さんになっちゃいそうですね」

伊良湖「甘味定食」

あかり「それは何となくミスマッチな気が」

伊良湖「甘味カレー」

あかり「甘口じゃなくて?」

伊良湖「カレー定食」

あかり「もはや甘味じゃなくなりましたね」

あかり「斬新なのと滅茶苦茶なのは違いますからね」

伊良湖「わかってるよぉ」

あかり「考え付くのは難しいですけど、その分絶対売れますよ!」

伊良湖「知名度が上がってる今、何か売り出すものが必要なんだよね」

あかり「頑張りましょう!」

伊良湖「はぁ、ごめんねあかりにも付き合わせて」

あかり「いえ。伊良湖さんのお手伝い出来て嬉しいですよぉ」

伊良湖「う~、あかり~! 私もうあかり専属の甘味屋さんになる~!」

あかり「専属って」

伊良湖「あかりに作って、あかりにほめられたらそれでいいよ~!」

あかり「伊良湖さんのお菓子美味しいですから、もっと皆に食べてもらいたいってあかり思いますよぉ」ナデナデ

伊良湖「う~!」

伊良湖「でも、あかりのところに就職したいのは本当だよ」

あかり「あかりの家にですか?」

伊良湖「あかりに」

あかり「あかりに!?」

伊良湖「まあ、そうしたら家に行くことにはなるけど」

あかり「家事してくれる人が増えたら、お母さんも喜ぶと思いますけど」

伊良湖「お義姉さんと1つ屋根の下に暮らして、あかりとするのはほぼ自殺行為だけど」

あかり「はい?」

伊良湖「あかりがうちに来てよ~」

あかり「あかりがですか?」

伊良湖「ごはんもお風呂も私も全部するから~」

あかり「不公平になっちゃいますから」

伊良湖「ぶぅ~」

伊良湖「はぁ~あ」

あかり「ため息ばかりついてますね伊良湖さん」

伊良湖「普通の人生って中々難しいんだなぁって」

あかり「そんな簡単に上手くはいきませんよぉ」

伊良湖「自分はいけちゃうって思って、でも全然そんなことなくて」

伊良湖「あ~あ……」

あかり「はぁ、伊良湖さん。あかりのお膝に来てください」

伊良湖「ん~」

あかり「伊良湖さんは頑張ってますよぉ。こうして新しいメニューを考えてるんですから」ナデナデ

伊良湖「でも思いつかないんだよ~」

あかり「大丈夫。絶対美味しくて面白いお料理を思いつきますから」ナデナデ

伊良湖「うぅ~あかり~」

伊良湖「あかりがいないと私駄目だよ~」

あかり「そんなことないです。伊良湖さんは1人でも頑張れますよ」

伊良湖「無理~! ずっとあかりとこうしてる~!」

あかり「今回の休日はずっとしててあげますから、また頑張りましょうね」

伊良湖「やだ~! これからずっと休日にする~!」

あかり「よしよし。日頃の疲れを癒しちゃいましょうね」

伊良湖「あかり~」

あかり(伊良湖さんが完全に幼児退行してる。そんなに辛いのかな?)

伊良湖(こうやって辛いふうを装えばあかりはきっと優しくしてくれるわ)

伊良湖(そこを起点にしてちょっと無茶なお願いも通すの。我ながら完璧な作戦だわ!)

あかり(大人かぁ。憧れるだけじゃなくて、子供でいられる幸せもめいっぱい楽しんだ方がいいのかも)

伊良湖(うふふっ、疲れた大人だからこそできる芸当。ただ子供のように甘えるのとは違う癒しを得られる、素晴らしい関係性ね!)

今回はここまでです
次は北方棲姫の話です

創作料理を考えられる人ってすごいなと思いますね

↓1 北方棲姫の話

1 エロ有り
2 エロなし

開始します

北方棲姫「コッチー」

花子「結構おっきい家だし」

みさき「う、うちよりは小さいけどね!」

未来「みさきちの家これよりおっきいの!?」

こころ「すごい~」

みさき「へっ!? ま、まあ、調子いいときはね!」

花子「家の調子がいいってなんだし」

北方棲姫「タダイマー」

イ級「……」

みさき「うひゃぁっ!?」

未来「な、なんなのこれ!?」

こころ「見たことない生物だ~」

北方棲姫「エーット、イヌ?」

花子「なんで疑問形なんだし!?」

こころ「ん~あんまりモフモフじゃない」コンコン

イ級「……?」

花子「明らかに犬、というか生物が出しちゃいけない音してるし!」

北方棲姫「イキュウ、アイサツ!」

イ級「……」ペコリ

こころ「お~、いい子だね~」ナデナデ

イ級「……♪」

こころ「ふふ、喜んでるの? こんな固くてもちゃんとなでてるのわかるんだね」

未来「こころ、平気なの?」

みさき「噛まない?」

こころ「平気平気~」

北方棲姫「カマナイヨ」

花子(櫻子、こんなのと戦ってたのかし……)

レ級の尻尾「……」テクテク

こころ「またなんか来た」

未来「こっちの方が凶悪そうだよ?」

北方棲姫「シッポモミタメホドコワクナイカラ」

みさき「尻尾?っていうの? みさきはみさきっていうのよ! みさき様って呼んでいいから!」

レ級の尻尾「……」プイッ

みさき「なぁっ!?」

花子「そもそも犬?なら話せないから呼べないし」

北方棲姫「ハナコサマノコトハ、ハナコサマッテヨンデルヨ」

花子「えっ?」

こころ「ほっぽはいきゅー達が言ってることわかるんだ~?」

北方棲姫「ワカル!」

未来「すご~い!」

みさき「みさきだってわかるわよ! なでてほしいのよね!」ナデナデ

イ級「……?」

花子(しんかいせいかん、だっけ? 同じそれだからわかるのかし?)

北方棲姫「ハヤクオクハイロ!」

未来「だね。ほんとちょっと歩いただけで異常だよ」

こころ「今年の夏の暑さは異常だってテレビで言ってた~」

イ級「……」シュン

みさき「いきゅーも暑いの苦手なのかしら?」

北方棲姫「クロイカラネ。チョットソトダスト、メダマヤキヤケルヨウニナル」

こころ「おいしそ~」

花子「いやそれはもう生物じゃ……いや、もういいし」

イ級「……」ツンツン

花子「な、なんだし?」

北方棲姫「ハナコサマニモナデデホシイッテ。ワタシガイツモ、スゴインダッテイッテルカラ」

未来「さすが、花子様の武勇伝は犬にも通じるんだね!」

みさき「ふっ、みさきも犬には好かれるタイプなのよ!」

花子「いや、変なこと教え込まないでほしいし!」

イ級「……」

花子「うっ……」ソッ

イ級「……♪」

花子(そんなに怖いものじゃない? ソラさんもほっぽもそうだし、この子もいい子になってる?)

北方棲姫「スズシー」ガチャ

未来「冷気が体に染みる~」

イ級「……♪」

レ級の尻尾「……」テクテク

離島棲鬼「あ~、こ~んな暑い日には何もやる気起きませんわ~」ダラー

こころ「ほっぽのお姉ちゃん?」

みさき「ダメ人間だわ!」

花子「休日の家の中でくらいだらけるのは普通だし!」

離島棲鬼「うえっ!? 誰君達!?」

北方棲姫「トモダチヨブッテイッタ」

離島棲鬼「あれ~そうだったっけ~?」

未来「初めまして! 相馬未来です!」

こころ「小川こころ~」

高崎「高崎みさきよ!」

花子「大室花子です」

離島棲鬼「未来ちゃん、こころちゃん、みさきちゃん、花子ちゃんね。花子ちゃんは櫻子ちゃんの妹かしら?」

花子「は、はいそうです。姉がお世話になっています」ペコリ

離島棲鬼「あっ、いや、櫻子ちゃんとはあんまり接点ないんだけど……キャラ違いすぎでしょ」

離島棲鬼「お姉ちゃんがアイスをあげよう」

未来「ありがとうございます!」

こころ「ありがと~」

みさき「いい人間だったわ!」

花子「掌返しが早すぎるし」

離島棲鬼「うんうん、ほっぽにもこんなにお友達が出来て嬉しいよお姉ちゃんは」

北方棲姫「ダレガオネエチャンダ」

離島棲鬼「ええっ!? 私お姉ちゃんだと思われてなかった!?」

花子(もしかして花子の影響……いや、本当に同じしんかいせいかんなだけで姉妹じゃないのかし)

防空棲姫「あらぁ? 今日はにぎやかじゃない」

みさき「またお姉さんが現れたわ!」

防空棲姫「貴女達がほっぽが言ってたお友達ねぇ。へぇ~、来たんだぁ……」

未来「な、なんか雰囲気ちょっと怖い」

戦艦棲姫「こら、わるづき。あまり小さな子を怖がらせるな」

防空棲姫「はぁ~い」

こころ「お母さん?」

戦艦棲姫「おかっ、い、いや、姉ということにしておいてくれ」

みさき「ということにって?」

戦艦棲姫「それはなんというか言葉の綾的なあれで」

レ級「お~! ほっぽの友達来てる~! どいつが一番強いの~?」

北方棲姫「ハナコサマ」

レ級「ハナコサマ! 私と戦おうぜ!」

花子「え、ええっ!?」

みさき「ちょっと待ちなさい! みさきの方が強いわ!」

レ級「ん~どっちでもいいから2人共一斉にこ~い!」

戦艦棲姫「やめろレ級! この子達は駆逐艦じゃないんだぞ!」

こころ「くちくかん?」

戦艦棲姫「あ~普通の女の子だってことだ!」

深海鶴棲姫「ちょっと、うるさいんだけど? なにこの人数?」

花子「どんだけお姉ちゃん出て来るし!?」

北方棲姫「マダベッキョシテルケド、ワルサメッテイウノモイルヨ」

こころ「お姉ちゃんいっぱいいていいな~」

未来「別居……これだけいて親がいない……何か複雑な家庭事情が……」

離島棲鬼「ほっぽ! めんどくさい誤解招くような言い回しはやめなさい!」

あかり「こんにちは~って多い!?」

未来「また増えたよ!?」

みさき「でもこのお姉さんだけ色付いてる!」

こころ「橋の下で拾った子~?」

あかり「なんでいきなりみなしごにされちゃってるのかな!?」

北方棲姫「アカリー!」ダキッ

あかり「うぶっ! ほっぽちゃん、いつも抱き着き方が激しいよぉ」

花子「お団子のお姉さん、こんにちは」

あかり「こ、こんにちは、花子ちゃん」

あかり「そっかぁ、ほっぽちゃんいっぱい友達出来たんだね」

北方棲姫「ウン!」

離島棲鬼「その件私がやった――」

北方棲姫「ウルサイ」ベシッ

離島棲鬼「ぐふっ!」

未来「ほっぽが一番懐いてるし、この人が本当のお姉ちゃん?」

こころ「一番似てないけど~」

みさき「きっと、偽物だからよく似せようとしているのよ!」

防空棲姫「うふふっ、よくわかったわね~」

レ級「実際にお姉ちゃんじゃないしな!」

戦艦棲姫「話がこじれるから黙ってろ」

深海鶴棲姫「ジュースジュース」

花子「この翔鶴さんにちょっと似てる人、マイペース過ぎるし……」

深海鶴棲姫「私が似てるのは妹の瑞鶴だよ。まあ、それだけじゃないけどさ」

花子「翔鶴さんの妹さんのそっくりさん」

深海鶴棲姫「ややこしいけど、私はあんまり翔鶴のことわからないし気にしないでいいよ」

花子「はぁ」

イ級「……」スリスリ

あかり「よしよし」ナデナデ

こころ「いきゅーもめっちゃ懐いてる~」

未来「この家の長だ!」

戦艦棲姫(あながち間違っていないが)

あかり「イ級ちゃんとか尻尾ちゃんのこと怖くなかった?」

みさき「全然大丈夫だったわ!」

あかり「そっかぁ、みさきちゃんすごいねぇ」

北方棲姫「ウソ。メッチャコワガッテタ」

みさき「ちょっとほっぽ!」

あかり「あははは、見た目はちょっと怖いかもしれないけど優しい子だから仲良くしてあげてね」

こころ「よきにはからえ~」

花子「こころ、使い方間違ってるし」

離島棲鬼「どのアイスがいいか選びなさい!」

あかり「こんなに買い込んでたんですか?」

離島棲鬼「まぁ、来るって聞いてたからね」

花子「覚えてなかったんじゃ……」

深海鶴棲姫「私これ~」

戦艦棲姫「なんでお前が真っ先に取ってるんだ! 自重しろ」

防空棲姫「ふふふっ、早く選ばないと溶けちゃうわ~10秒で決定しなさい」

みさき「ちょちょ、ちょっと待って!」

レ級「どっちが早く食えるか勝負な」

未来「受けて立ちますよ!」

レ級の尻尾「……」カプッ

あかり「尻尾ちゃんも食べるんだね」

こころ「いきゅ~はこれ好きそ~」

イ級「……!」ピョン

北方棲姫「マミヤノアイスニハオヨバナイー」

花子「……」

北方棲姫「ドウシタノハナコサマ?」

花子「あっ、ううん。ほっぽの家楽しそうだなって思ってたし」

北方棲姫「ウン! スゴクタノシイヨ!」

花子(……しんかいせいかんっていうのも、艦娘さん達も人間と何も変わらないんだし)

花子「生物じゃないとか言ってごめんし」ナデナデ

イ級「……」フルフル

北方棲姫「アカリ!」

あかり「うん?」

北方棲姫「ココニ、コノセカイニツレテキテクレテ、アリガトウ!」

あかり「……うん」

あかり(もうすっかり普通の女の子だねほっぽちゃん。色々と考えちゃうこともあったみたいだけど、こうして無邪気に笑って過ごせているようで、本当によかった)

今回はここまでです
次は次スレで山雲の話です

花子以外はあまり出せないのでちょっと長めにと思ったらレス数がまた心もとないことに

↓1 山雲の話

1 エロ有り
2 エロなし

乙です ほっぽちゃんはエロ無しで良かったと思う反面有りだとどうなってたのか気になる

>>991
エロと言っても無邪気に裸で遊ぶ的なのにするか、性の目覚め的な話にするのかその日の気分で決めていたと思います

次スレです
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」浜風「その27」【ゆるゆり×艦これ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1533735053/)

開始します
エロ抜きで神風とイチャイチャする裏人格のあかりの小ネタから

あかり「神風ちゃん」

神風「どうしたのあかり?」

あかり「もう1人のあかりが神風ちゃんと遊びたいって」

神風「なに普通に会話してるのよ」

あかり「明石さんが作ってくれた装置のおかげだよぉ」

神風「明石さんもだいぶキテるわね……いやよ。遊ぶって、とじゃなくて、で、でしょ」

あかり「どうなの? うん、うん、わかった。違うって。今日はエッチなしだって」

神風「ええ? 元々別の人格というか、頭打ってエッチになったあかりっていう設定でしょ?」

あかり「長期連載だと初期設定から変わるのはよくあることだよぉ。あかりだって初台詞はわーい、祝え祝えだったんだよぉ?」

神風「今じゃ絶対そんなこと言わないわね。いや、今のなら言うかも」

あかり「だから、もう1人のあかりも別の人格ってことになったんだよぉ」

神風「まあ、長期連載あるあるは置いといて、本当でしょうね?」

あかり「本当だって言ってるよぉ」

神風「変なことしたらすぐ戻ってもらうから」

あかり「ありがと神風ちゃん。交代だよぉ」ガンッ

神風「自分から頭ぶつけに行くの!?」

あかり「……ハザードトリガーを持ってくるのを忘れたからね」

神風「もう変わってる?」

あかり「変わってるわ。いたた、全く。このために来たのになんで一番大事なものを忘れるのかしら」

あかり「氷、ありがとう」

神風「あかりはそうやって自分の体を顧みないから心配よ」

あかり「鎮守府にいた頃よりは平和でしょうし平気よ」

神風「貴女としては平和じゃなかった方がいいんでしょうけど」

あかり「そんなことないわ。私だってゆっくりしたいときもある」

神風「あかりの中でいつもゆっくりしてるでしょ」

あかり「表に出てこないときは大体眠ってるわ。ちゃんと外の世界を見られるのは、こうして意識を持っているときだけ」

神風「……」

あかり「だから、その時間を大切にしたくて極端な触れ合いに走っちゃうのよ」

神風「うそでしょ」

あかり「なんで?」

神風「さっき普通に話してたじゃない」

あかり「さすがに騙されないか」

神風「まっ、意識あるのに自分の思い通りに動けないのもいやかもしれないけどね」

あかり「自分ではあるのよ、私もあかりだから」

神風「どういう認識なのよ」

あかり「あかりは私、私はあかりよ」

神風「わからないわよ」

あかり「私もあかりだから、あの子相手してるときみたいに戸惑う必要はないってこと」

神風「そりゃ知ってるか」

あかり「勿論」

あかり「随分と国後ちゃんに好かれたものね」

神風「正直なぜあそこまでと思うけれど」

あかり「私みたいにエッチで堕とされたわけじゃないのにねぇ」

神風「罪悪感じゃないって言うし」

あかり「まったくの無関係じゃないでしょうけどね」

神風「そりゃまあ、無関係だったら本当に脈絡がないもの」

あかり「あかりはそういう人何人かいるけど」

神風「どういうことなの」

あかり「あかりと私っていうグレーゾーンにいながら、今更躊躇うのもどうかと思うけど」

神風「貴女が今自分で言ったでしょ。貴女はあかりなのよ」

あかり「ふふっ、そうだけれど」

神風「あかりみたいに複数相手に愛されて、それを満足させられるだけの愛を返せる自信がないというか……」

あかり「そう? 神風ちゃんは愛の深い女の子だと思うわよ」

神風「すぐにエッチになるからでしょ」

あかり「そうじゃなくてよ。あかりに触れられるのに慣れるために、大胆な行動に出たりするじゃない」

神風「縛ったときのこと?」

あかり「そう。さすが艦娘だけあって度胸があるわと思ったわ」

神風「それとこれとは話が違うというか。あれはあかりを愛してるからなせることだったし」

あかり「ふぅん? そっかそっか」

神風「……?」

神風「上機嫌ね」

あかり「そう見える?」

神風「貴女もしかして、私に国後さんと貴女は違うって言ってもらいたくて出て来たの?」

あかり「どうしてそう思うの? 私、結構国後ちゃんのこと薦めてると思うけど?」

神風「そうやって言えば、違うって言うと思ってるからでしょ?」

あかり「そんなみみっちいことしないわ」

神風「ふぅん?」

あかり「何よ?」

神風「いいえ、何でも」

あかり「言いたいことがあるなら言ってほしいのだけれど」

神風「いや、エッチなこと封印してまで出てきてやりたいことがそれなんだって」

あかり「あのね、違うって言ってるじゃない」

神風「そういうことにしておいてあげる」

あかり「そっちこそ何でそんなに上機嫌なの?」

神風「いっつも余裕ぶって上手に立ってる誰かに、ようやく一手奪えたからかしらね」

あかり「それで喜ぶならそう思っててもいいわよ」

神風「ええ、勝手に思わせてもらうわ、勝手にね」

神風「ふふん」

あかり「そんな喜んでくれるなら、もっと下手に出てあげようかしら」

神風「そうやって余裕ぶって見せても無駄ですよ~だ」

あかり「……」

神風「どれだけ繕ってもやっぱり子供なのね」

あかり「私はあかりなんだから、あかり以上のことはできないわよ」

神風「そうね、たまに忘れちゃいそうになるけど、貴女はあかりの知っている以上のことは知らないのよね」

あかり「その内設定が変わって別の人間が入り込んでることになるかもしれないけど」

神風「それだったら、貴女はあかりじゃなくなるってことだから関係もお終いね」

あかり「そこまで滅茶苦茶な設定は入れないでしょうけどね」

神風「ふっ、私との関係が終わるのそんなにいやなの?」

あかり「私は設定の話をしているのよ」

神風「そっ。まあ、そんな心配しなくても、貴女があかりなら私は好きなままだから。どんなあかりでも受け入れるって決めてるもの」ナデナデ

あかり「……ありがとう」

神風「ふふふっ、慣れないことはするものじゃないわね?」

あかり「もう否定する気も起きません」

神風「そこまで危機感を覚えてくれたのね~可愛い」

あかり「はいはい、どうも」

神風「やっぱり、こうしてるとあかりが一番ってところは変えられないわ」

あかり「ふぅん」

神風「安心したでしょ?」

あかり「あかりがしたって言ってる」

神風「貴女は?」

あかり「何回言わせれば気が済むのかしら。あかりは私、私はあかり、よ」



今回はここまでです
次は国後にマッサージを教える小ネタを次スレでやります

喧嘩ップルというほどじゃないですが、ちょっと冷たくあしらう感じで言い合うような関係も好きです

>>1000の小ネタはいつも通り、ifでも他鎮守府の話でもエロでも〇〇が登場というような本編に関わる話でもOKです

>>1000なら衣笠があかりの艦娘になる

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