【安価&コンマ】あかり「艦娘?」金剛「その14デース」【ゆるゆり×艦これ】 (1000)

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オリ設定、キャラ崩壊、百合注意

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【安価&コンマ】あかり「艦娘?」【ゆるゆり×艦これ】
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前回までのあらすじ

最終決戦の後の平和な日常を謳歌するあかり達。
各自暇を持て余しつつも戦中であるという重圧から解放されてはしゃぎ気味。
何の役にも立てなかったと悔やむ朝潮を慰めたり、りせの艦隊と演習してボロ負けしたりしつつ日々を過ごしていくあかりは、
秋月に学校の雰囲気を教えるために学校ごっこを行うことを決めるのだった

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1445002724

登場人物

赤座あかり

主人公。
指揮能力は個々への指揮を行える程度に止まった。
艦娘との仲が深まっていく内にそういう気持ちが芽生え始めている?

叢雲(改) 練度 58 好感度 100

あかりが最初に出会った艦娘。
改になった記念に七森中の制服に酷似した服を着ている。
はじめて会ったという立ち位置に胡坐をかいていてはだめだと思いつつも、積極的なアプローチはできないでいる。
あかりへの感情:一緒にいると月が綺麗

文月(改) 練度 49 好感度 100

いつも能天気なところがあるがしっかり考えることは考えている艦娘。
あかりとの触れ合いは心の繋がりを重視したもので、なにより気持ちが大事だと考えている。
あかりへの感情:幸せにしてあげたい

大和(改) 練度 99 好感度 100

被帽ブラをやめてちゃんと下着を付けている艦娘。
ふっ切れて熊野に負けないような直接的行動に訴え始めている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:幸せなままでいさせてほしい

白雪 練度 41 好感度 100

いつの間にかエロ担当みたいな立ち位置になっていた艦娘。
だが今では担当者が急増しているので立ち位置を守れるのか心配している?
あかりへの感情:今は無理でもいつかはきっと

神通 練度 44 好感度 100

控え目な性格だが芯はしっかりしている艦娘。
羞恥と欲望のジレンマに陥り悩んでいるのかもしれない。
あかりへの感情:側で変わっていきたい

蒼龍 練度 48 好感度 100

色々と包容力のある艦娘。
頭を撫でるとしっぽの代わりにツインテールを揺らして喜ぶ?
あかりへの感情:犬みたいに遠慮なく愛でてほしい

熊野 練度 59 好感度 100

丁寧な言葉づかいをするお嬢様然とした艦娘。
そろそろ追い抜かれているのではと酒保で手に入れた例のくらげに手を出すか悩んでいるかもしれない。
左足にあかりからもらったアンクレットを付けている。
あかりへの感情:愛している

三日月 練度 56 好感度 100

駆逐艦の中でもかなり生真面目な艦娘。
周囲とは逆に品行方正な優等生でいれば目立つのではないかと考えている。
あかりへの感情:なんでも見せられる相手

天龍 練度 34 好感度 55

姉御肌で気の強い艦娘。
日課になってしまった素振りの成果を発揮する機会がなくてうずうずしている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:必ず落としてやる

夕立 練度 99 好感度 85

どことなく犬っぽさを感じさせる艦娘。
朝潮が猫になっているのを見て自分も犬になればなでてもらえるのではないかと思ってるっぽい。
あかりへの感情:改二になりたいっぽい

扶桑 練度 44 好感度 100

大和にちょっと対抗心を持っている艦娘。
露出癖があるのではなくただあかりに見られるのが好きなだけである。
あかりへの感情:一緒に暮らせて幸せ

古鷹 錬度 34 好感度 100

ちょっとお茶目なところがある艦娘。
最近ご無沙汰なのであかりを夜の水族館に招待する作戦を画策中?
あかりへの感情:いいところを教えてもっと好きになってもらいたい

金剛 練度 37 好感度 100

英国で生まれた帰国子女な艦娘。
いつもハイテンションで周囲を明るくするムードメーカーだが、意外にホラーは苦手だったりする。
寝るときはもはや透明と言っても過言ではないくらい薄いベビードール。
あかりへの感情:プリーズセイバーニングラブ

那珂 練度 36 好感度 50

自称アイドルな艦娘。
ライブのときに他の艦娘達を連れていくため、今日は誰が来るのかとそちらの方を楽しみにされている。
寝るときは地味なジャージ。
あかりへの感情:恋の2

千歳(航) 練度 24 好感度 98

お風呂好きな艦娘。
温泉の出来栄えに感心しつつ、高速修復材風呂があかりに効くのか試したがっている。
あかりへの感情:お風呂入りましょう

瑞鶴(改) 練度 99 好感度 100

七面鳥ではない艦娘。
色々やったが姉としての振る舞いは忘れないようにしようと思っている。
あかりへの感情:余すところなく触れ合いたい

千代田(航改二) 練度 61 好感度 100

軽空母になった艦娘。
あかりは慎ましやかな胸にはわりかし触れてきているが、大きな方にはあまり触れていないので期待がもたれる。
寝るときは普段の服に似た色合いのパジャマ。
あかりへの感情:大事に触ってほしい

足柄 練度 99 好感度 100

戦闘大好きな艦娘。
純情なように見えるもあかりとは人工呼吸の名目で深いキスを経験済み。
あかりへの感情:たまには甘えさせてほしい

名取 練度 99 好感度 78

少し怖がりな艦娘。
廃棄されることに不安を持っていたが払拭された。
あかりへの感情:側で想い続けたい

卯月 練度 83 好感度 81

どことなくうさぎっぽい艦娘。
可愛いものを集めるのが趣味だが自分を可愛く着飾るのも好きかもしれない。
あかりへの感情:なでなでもいいけどぐりぐりもしてほしい

愛宕 練度 26 好感度 30

色々とふわふわした艦娘。
胸の大きさにはある程度の矜持があるらしく、他の大きな艦娘と比べっこして勝ちたいと思っている。
あかりへの感情:胸比べの審査はよろしくね

球磨 練度 45 好感度 83

どことなくクマっぽくはない艦娘。
色々覗いてきているのでいけないクマちゃんになる日は近い?。
あかりへの感情:もっとみんなみたいに深い仲になりたい

ビスマルク(drei) 練度 99 好感度 100

ドイツから来た艦娘。
小さな女の子相手に認めたくはないが誤魔化しきれないくらいに強い想いになってしまった。
あかりへの感情:悔しいけれど好き

若葉 練度 18 好感度 45

駆逐艦だけど硬派な艦娘。
戦いが終わったので他に刺激的なことがないか探している。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:好き

浜風 練度 29 好感度 58

駆逐艦だけどスタイルがいい艦娘。
特別な一日を過ごすのもいいが日常に寄り添える人になりたいと願う。
寝るときは自分の髪の色に似た白い水玉模様のパジャマ。
あかりへの感情:何気ない日々を一緒に過ごせたらいいな

筑摩 練度 27 好感度 45

笑顔が素敵な艦娘。
泳ぎの訓練はあまり芳しくない模様。
あかりへの感情:お酒のときはお酒のときです

大鳳 練度 99 好感度 100

少し運が低めな艦娘。
羞恥心がないわけではないがあかりに開口部からの侵入を促している。
あかりからもらったお守りを胸に下げている。
寝るときは自主訓練に使う運動用のジャージをそのまま着ている。
あかりへの感情:羞恥心がないわけではないですよ

大鯨 練度 23 好感度 45

お母さんっぽい艦娘。
戦いが終わってからは伊168や伊58の世話に精を出している。
寝るときは浴衣に似たタイプのバスローブ。
あかりへの感情:私も水着で過ごしてあげましょうか?

浦風 練度 16 好感度 23

広島弁で喋る艦娘。
射的が得意らしく披露する機会をうかがっている。
寝るときはちょっと野暮ったい感じなジャージ。
あかりへの感情:またマッサージしてほしい

明石 練度 31 好感度 13

機械弄りとかが好きな艦娘。
あかりとの関わりは少ないが妖精達に師事して変な物を開発できるようになっている?
あかりへの感情:優しい提督

間宮 好感度 600

鎮守府の甘味担当その1。
あのケーキよりおいしくないと釣れないと試作品作りに励んでいる。
あかりへの感情:もっと色んなところをマッサージしてほしい

伊良湖 好感度 700

鎮守府の甘味担当その2。
間宮に習いケーキよりもおいしい甘味を作ろうとしている。
寝るときは肌が透けるくらいのネグリジェ。
あかりへの感情:お医者さんごっこしたい

北方棲姫 練度 99 好感度 45

人間に敵意を持たない深海棲艦。
離島棲鬼達に普通に喋る方法を勉強している。
『ほっぽ』という名前をあかりから名づけられた
あかりへの感情:ミルクセーキオイシイ

山雲 練度 18 好感度 75

文月よりもさらにのんびりした艦娘。
暢気ではあるが怠け者というわけではなく、菜園の手入れは欠かしていない。
あかりへの感情:お野菜できたら一緒に食べよう。

加賀 練度 99 好感度 100

クールな正規空母の艦娘。
涼しい顔をして大胆なことをやってのける豪胆者。
あかりへの感情:食べてしまいたいくらい好き

霧島 練度 99 好感度 26

金剛型の末妹である艦娘。
艦隊の頭脳としてあらゆる分野の知識収集を行っている。
あかりへの感情:あめのときはご迷惑を

Верный 練度 99 好感度 35

響から改造された艦娘。
海を見て黄昏ていることも多いが、他の駆逐艦達と遊んでいる姿もよく見られる。
あかりへの感情:少しは信頼できるかな

山城 練度 19 好感度 25

どこか薄幸そうな艦娘。
大人の姉妹の付き合い方について学ぶことはまだ多い。
寝るときは普段の服のように袖の長い無地の浴衣。
あかりへの感情:オスカーを連れて来てくれてありがとう。

伊58 練度 22 好感度 28

語尾にでちを付けるときがある艦娘。
たまに那珂のライブに顔を出すので、徐々に水着以外の服も着るようになっている。
あかりへの感情:マッサージを思い出すとむずむずする

吹雪 練度 15 好感度 8

なんとなくあかりに似た雰囲気を持つ艦娘。
扶桑が下着のバリエーションを増やしているのに気付き、自分もするべきかと考え中。
あかりへの感情:モテモテですね

島風 練度 64 好感度 30

とっても早い艦娘。
あかりとのお姉ちゃん対決に負けて、今は妹になっている。。
あかりへの感情:次はお姉ちゃんになるよ!

鳳翔 練度 17 好感度 42

あかり鎮守府はじめての軽空母な艦娘。
あかりと共に買い出しをして普通の親子であるかのような感覚を楽しんだ。
寝るときはいつもの服に似た薄紅色の浴衣。
あかりへの感情:娘ができたらこんな感じなのか

武蔵 練度 20 好感度 85

ワイルドな格好をしている艦娘。
ジャンクフードの味を再現しようとするなど姉と同じく料理好きな面もある。
あかりへの感情:自分は一線を越えるわけにはいかない

伊168 練度 18 好感度 15

二人目の潜水艦の艦娘。
最近はスマホでできる艦隊運用ゲームにはまっているらしい。
あかりへの感情:次は地肌に触れてほしい

酒匂 練度 43 好感度 62

鳴き声が特徴的な艦娘。
長門によくわからない焦燥感について相談されたが、こちらはあまりよく覚えていないよう。
あかりへの感情:昔のこともう少し考えてみる

瑞鳳(改) 練度 99 好感度 80

玉子と九九艦爆を愛する艦娘。
食べりゅ? と言ってしまう癖をどうにかしなければと手を尽くすも直らない。
あかりへの感情:信頼してくれてありがとう

谷風 練度 7 好感度 20

江戸っ子気質の艦娘。
小さな体で元気いっぱいに動きまわる姿を見て他の艦娘達は癒されていたりする。
あかりへの感情:気が合いそうだ

長門(改) 練度 99 好感度 30

かつては帝国海軍の象徴とも呼ばれた艦娘。
最近ちゃんと電気を消して寝ているのに何故か眩しくて目が覚めることがあるらしい。
あかりへの感情:あめのときのことは忘れてほしい

飛龍 練度 6 好感度 20

蒼龍とよく似た正規空母の艦娘。
太らないからと食欲の秋を満喫している模様。。
あかりへの感情:弱いところなんでわかるの?

雲龍 練度 6 好感度 20

質素なのにどこか目を引く艦娘。
裸などは見られてもあまり気にしないタイプ。
寝るときはジャージだが胸がキツいのではだけさせている。
あかりへの感情:はずかしがらなくてもいいのに

舞風 練度 6 好感度 30

ダンスが得意な艦娘。
キレキレなダンスを踊れるだけあって足周りは敏感らしい。
あかりへの感情:足を撫ぜられるのが好き

川内(改二) 練度 99 好感度 50

忍者っぽい艦娘。
夜中にカラテシャウトを響かせて神通に締めあげられることもままある。
あかりへの感情:もっとマフラーでくすぐってあげようかな

朝潮 練度 1 好感度 100

実直な性格の艦娘。
改になった証としてねこみみとしっぽを付けている。
ただ側にいて一緒い遊ぶだけでも役に立てているんだとわかるくらいにあかりのことを好きになった。
あかりへの感情:笑ってくれたら自分も楽しい

陽炎 練度 1 好感度 5

服がはだけても気にしない艦娘
着任のお祝い決まったノリだが陽炎型の艦娘からはお姉ちゃんと呼ばれている。
あかりへの感情:可愛い司令官

離島棲鬼 練度 99 好感度 30

生き残っていた深海棲艦その1
色々とやりたいことはあるが多すぎてどれから手をつければいいかわからない。
あかりへの感情:漫画みたいなことを私にも

戦艦棲姫 練度 99 好感度 20

生き残っていた深海棲艦その2
艤装は根は優しくて力持ちを地で行く。
あかりへの感情:暇を紛らわさせて

秋月 練度 3 好感度 100

防空駆逐艦の艦娘。
結衣との出会いによりゲームに目覚めた。
あかりへの感情:ゲームいっぱい買いたいです

歳納京子

あかりの幼馴染。同じ日に飛ばされたがあかりよりも半年前にこちらへついて提督をやっていた。
あかりの鎮守府における艦娘との触れ合いについての同人誌を描こうと思った理由は不明。

榛名(改二)

京子がはじめて会った艦娘。
最近ではベタ塗りが上手くなってきた。

赤城

京子艦隊の艦娘。
自給自足しようと料理を勉強中。



京子艦隊の艦娘。
年越し前はクール間の休みに加えて年末特番でアニメが休みになるのでちょっとブルー。

伊19

京子艦隊の艦娘。
潜水空母となったときにどこから艦載機を飛ばすのかは自分でもわからない。

不知火

京子艦隊の艦娘。
表情が変わらないのでわかりづらいものの、可愛いモノ好きである。

龍田

京子艦隊の艦娘。
槍の訓練はそれなりにやっているが必殺技を覚えようとはしていない。

第六駆逐隊

暁型の面々。
京子よりあかりになついているふしがある。

時雨

京子艦隊の艦娘。
ほとんどクリスマスイベントをこなすためにだけ登場したようなもの。

船見結衣

あかりの幼馴染。あかりより一年前に提督になっておりすでにベテランの貫禄がある。
艦隊の全員とケッコンするや否やすぐさま全員の練度をカンストさせたのは、練度を上げるためだという口実のため。

北上(改二)

結衣の初期艦。
ケッコン初夜の思い出(布団の中でキス)は結衣だけでなく、北上にとっても大切な思い出。

大井(改二)

ようやく第二改装された結衣艦隊の艦娘。
ケッコンしてからは結衣と、結衣とケッコン指輪で繋がる北上を感じられると、指輪を握りしめてニヤニヤする姿見られる。

日向(改)

基本的に落ちついているが常識人枠とはいえないかもしれない艦娘。
飲み比べは負け越しているので練習中。

隼鷹(改二)

お酒大好きな艦娘。
ケッコンして低燃費になったはずだが、酒の量は増えたような気がする。

鈴谷(改)

ノリが今風な艦娘。
軽そうに見えて初心なので結衣との仲の進展度は羽黒とどっこい。

羽黒(改二)

おどおどしているが常識人枠と言える艦娘。
大人しく控えめな子だが酔っぱらうとすごいかもしれない。

朝潮の練度は飴で確か上がったはず

吉川ちなつ

あかりの友達。あかりよりあとにこの世界に来た新米提督。
モフモフの中に手を突っ込むと引きずり込まれるともっぱらの評判。



ちなつの初期艦。
ちなつに見分け用のアクセサリーを買ってもらってご満悦。



電のお姉ちゃん。
電のアクセサリーを羨ましがっているがレディーなので催促はしていないと自分では思いつつ催促している。

榛名

ちなつが2-5でドロップした。
エプロン姿がまぶしいちなつ鎮守府の母。

叢雲

あかりのところよりちょっとだけツン比率の高い艦娘。
ダジャレの練習をしているところを度々目撃されている。

大潮

いつも元気でポジティブな艦娘。
鎮守府内を駆けまわると怒られるので外を走り回っているが、帰りが遅くなると結局怒られる。

荒潮

のんびりとマイペースな艦娘。
どこかへ行った大潮を探しに行くのは荒潮の役目である。

高雄

ちなつ艦隊の艦娘
榛名が鎮守府の母ならば鎮守府の姉として駆逐艦の子の皆と接しようとしている。

雲龍

ちなつ艦隊の艦娘
戦力増強のため、あかり鎮守府で建造されたちなつ鎮守府唯一の正規空母。
が、最終決戦には出されなかった。

杉浦綾乃

生徒会副会長。こちらの世界に飛ばされたのはあかりより前だが戦おうとしていなかった。
引っ込み思案なところは多少改善されつつある。

あきつ丸

綾乃の初期艦
色白を綾乃に羨ましがられているが、本人はちょっと白すぎじゃないかと悩んでいる。

熊野

あかりのところのよりも明確に好意を口にしている艦娘。
こちらは胸の大きさをあまり気にしていない模様。

叢雲

あかりのところのよりもツン比率の低い艦娘。
沸点の低さは綾乃と結衣と同様で、ギャグセンスも準じている。

陸奥

綾乃艦隊の艦娘。
彼女前で火遊びはご法度らしい。

翔鶴

綾乃艦隊の艦娘。
彼女の着任より綾乃鎮守府の食事情は大幅に改善された。

神通

綾乃艦隊の艦娘。
あかりのところのとはまた別の意味で綾乃のことを強く慕っている。

武蔵

綾乃艦隊の艦娘。
綾乃の中に拙くとも確かな指揮官としての素質を見出している。
それが間違いでなかったことを、最終決戦の後に確信した。

池田千歳

生徒会役員。こちらへ飛ばされたのはあかりより少し前でそれなりに戦ってきた。
雪風と伊勢の絡みを眼鏡を外して聞くことにより、妄想がより一層捗るようになった。

五月雨(改)

千歳の初期艦
改になって多少はドジさが解消されたが、まだまだなにもないところで転んだりすることがままある。

龍驤(改二)

千歳の艦娘
結局改二になっても胸部装甲は変わらず、はじめて鏡を見た際に倒れ込んだという。

霞(改)

千歳の艦娘
相変わらず手厳しいがそれも千歳のことを思ってのことだということは、本人以外の誰も知るところである。

初春(改二)

千歳の艦娘
改二になって主砲が飛ばなくなったので、なんとか飛ばせないか思索中。

五十鈴(改二)

千歳の艦娘
千歳を含めて小さい艦娘が多い中、お姉さんとしてまとめ役を担っていたが、伊勢が来てくれたので楽になった。

雪風(改)

千歳の艦娘
火力不足に悩む千歳鎮守府の中で、夜戦においてすさまじい火力を誇ることで頼りにされていた。
少し戦いの終わりを恐れていたが、なにも変わらず千歳の側に在れることを幸福に想っている。

伊勢

千歳の艦娘
妹の日向よりも軽いノリで、千歳のことをすぐに名前で呼びだしたので五月雨達が慌てている。

大室櫻子

生徒会役員。あかりよりもかなり前にこの世界で提督をやっていた。
艦娘達からは呆れられつつも放っておけない妹のように見られている。

鬼怒

櫻子の初期艦
櫻子ははじめ鬼怒のことをおにおこと呼んでいたため、自分でも時々その時の名残を口にしてしまうときがある。

利根

櫻子の艦娘
櫻子とは色んなことで張り合ったり共謀したりしている。

夕張

櫻子の艦娘
櫻子が彼女が撮ったちょっと深夜なアニメを見ようとするのを必死で止めている。
語りあえる仲間が漣以外にもほしいと想い色々と話した結果、ステージでのパロディショーが始まってしまい消え入りそうな想いをした。

翔鶴

櫻子の艦娘
空母棲姫が来る前は鎮守府の料理当番としてその腕を振るっていた。今でも時々振るっている。

日向

櫻子の艦娘
航空母艦に改造されても砲撃戦の要だった。
今では瑞雲を遠くのものを取るのに飛ばしている。

潮(改二)

櫻子の艦娘
身長が伸びて縮んだように見えるが実は大きくなっている。

空母棲姫

櫻子が鹵獲した深海棲艦
潮に変わっておっぱい禁止されているが意味はまだわかっていない。

古谷向日葵

生徒会役員。こちらの世界に来たのはあかりより少し前である。
櫻子の隣にいるのが自分でないことに少し寂しさを覚えたが艦娘達に任せようと思っている。

飛鷹

向日葵の初期艦
カードが実体化しているので元からドレスは持っていない。

比叡

向日葵の艦娘
元気で何ごとにも気合を入れて当たるが空回りすることもしばしば。

瑞鳳

向日葵の艦娘
それなりに料理ができるので向日葵のお手伝いをしている。



向日葵の艦娘
艤装に飼っているカニの数は本人も把握していない。

鳥海

向日葵の艦娘
計算をしてから行動する慎重派。

長門

向日葵の艦娘。
あめを食べてないのでこちらはまだ陥落はしてない模様。

松本りせ

生徒会長。
遠征に出たあかりの艦娘達に色々と物をあげたりしていた。
奈々の実験の失敗によりこの世界に飛ばされて最初期から提督として戦っていた苦労人。

日向

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
度々りせと奈々の関係に対して爆発しろとの見解を示している。

陸奥

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
りせと奈々の関係をあらあらうふふと見守っている。

大鳳

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
爆発に縁があるのは他の艦娘もそうなんじゃないかと思いつつ、みんなと共に戦い続けてきた。

摩耶

りせの艦娘
自分も含めて明るいタイプがいない事に思い至ったりせによって艦隊に編入された。
自信家だが実力に裏打ちされている。

初雪

りせの艦娘
あまり外に出たがらないので連れ出そうと考えたりせによって艦隊に編入された。
引きこもりがちだが開口部のある艦娘には飛びついて行く。

那智

りせの艦娘
冷静沈着な副官的な立ち位置の艦娘がほしいと思ったりせによって艦隊に編入された。
主張しすぎる摩耶を諫める役割を担うが、自分もまたその実力に応じた自尊心を持っている。

西垣奈々

七森中の理科教師。
遠征に出てくる艦娘達に度々アイテムを渡して支援していた。
実は船霊降霊装置の理論を作りあげた張本人で、ある意味全ての元凶だが責任はきちんと取っている。

妖精

鎮守府内の雑事や出撃艇の操縦および敵主力艦隊の探索、果ては車の運転までこなす万能な存在。
喋るタイプと喋らないタイプがいるが喋れないタイプはいないらしい。

オスカー

あかり鎮守府で飼われている子猫。
かつてビスマルクの艦内で飼われていた猫と同じ毛並みをしているが雌である。

スレの流れ

あかりの一日の行動を安価で以下から選択します。
選択肢に数字が付いている場合は、数字がない安価は↓となります。

艦娘との交流
艦娘と交流します。キャラの好感度上昇はこちら(一日に同じ艦娘は選択不可)
好感度が100の艦娘との交流は回数消費なし(一日2キャラまでで、次の日は同キャラとの交流不可)

執務
執務を行います。安価で色々なイベントが起きます

外出
外出します。あかり一人の場合はランダムイベント、キャラ指定の場合は複数可で好感度上昇イベントが発生します。

アイテムを使う
アイテムを所持している場合使用することができます


上記の行動を朝二回、昼二回行った後夜の行動を選択します

寝る
自発的にはイベントを起こさず寝ます

誰かの部屋へ行く
誰かの部屋へ行きます。好感度上昇イベント(朝昼に交流した艦娘は不可)

執務
執務を行います。昼の執務と同じ

散歩
散歩します。ランダムでイベントが発生します

バー
バーを開きます。3人艦娘を選んで交流します。



遠征について

朝の行動選択前に遠征を行うかどうかを選択します。
出す場合は艦娘六人を選出し、遠征を行います。
遠征中の艦娘はその日交流できません。
帰ってくるのは基本的に次の日の朝です。
前日に遠征を行った艦娘、および秘書艦はその日の遠征に送ることはできません。

遠征を行った艦娘は練度が旗艦が2その他が1上昇します。
またコンマでアイテムを獲得することがあります。

現在持っているアイテム

ドイツの国旗
なんの変哲もないドイツの国旗。
ドイツっぽいものを呼び寄せるかもしれない。

月の絵が描かれたカレンダー
そのものずばり月の絵が描かれたカレンダー。
睦月型は暦や月の名前から船名が取られていると言うが?

色のついてない艦娘のカード
書いて字のごとく色のついてない艦娘のカード
どんな艦娘が出てくるかは謎である。

ふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
位は一番低いので上がる練度も低い。
現在所持数:30

まんたんのふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
最高位のあめでこれ一つで練度が最大まで上がる。
現在所持数:35

クッキー
色んな種類があるクッキー。
艦娘と一緒に食べると仲良くなれるかも。
現在所持数:2

最高級チョコ
有名ブランドの最高級チョコ。
艦娘も大満足の一品。
現在所持数:2

王族御用達のケーキ
どこぞの王族も御用達の超最高級のケーキ。
艦娘の心まで甘くするような一品。
現在所持数:2

香水
柑橘系の香水
化粧っ気のない艦娘達だが気になることは気になっているかもしれないので喜ばれるかも。

チョーカー
首輪、ではなく首飾り。
髪飾りと同じく菊花紋章の意匠が施されている。

髪飾り
菊の花を模した髪飾り。
艦首に菊花紋章のない艦娘にとってはある種の憧れである。

マッサージ指南書
様々なマッサージ方が書かれた指南書。
これを読めばマッサージが上手くなる?

最高級ホテルの宿泊券
軍の保有する最高級保養施設のチケット。
大規模作戦成功に多大な貢献をした艦娘などに褒章として利用させているらしい。

高速修復材
修理を高速で終わらせることができるバケツ。
艦娘を入居させる際に使うことで一瞬で修理を終わらせ、交流可能状態にする。
現在所持数:3

強化改造設計図
艤装を一点集中改造して飛躍的の性能あげる改造方が書かれた設計図
艦娘の能力値一つを上限の1.5倍にする。
現在三つ所持しており、一つは耐久力。残り二つは搭載数。

書類一式&指輪
ケッコンカッコカリに必要な道具。
現在所持数:51

最後に設定を

艦娘

軍艦の船霊の分霊を妖精が作ったカードに呼び出して実体化させた存在
分霊なので同じ艦が複数存在することもある
実は深海棲艦に対抗するために妖精が呼びだした船霊の和魂。
船霊の荒魂である深海棲艦とは文字通り同一の存在である。

当時の政府が扱いきれなかった船霊降霊装置を、妖精が改良することによって生み出された。

深海棲艦

突如として海に現れて人間を襲い始めた謎の存在
一定の海域に艦隊を展開し通りがかる船などを襲う。
主力艦隊を倒すことでその海域にはしばらく出現しなくなるが、時が経つとまた現れるようになる。
理由は不明だが人間を狙って浮上するので、海軍は人間を提督として彼らをおびきだしている。
倒されることで怨念などに凝り固まった思念が浄化、静かな気持ちになって沈んでいくらしい。

その正体は船霊の荒魂。
かつて人間が和魂、すなわち艦娘を生み出す計画に失敗して生み出してしまった存在。
最新鋭潜水艦ですら及ばない深い海溝の底に沈む社から生み出されていて、それを破壊することによって滅ぼすことができる。

実は奈々が元の世界に戻るための研究をする過程で生み出し、扱いきれないと断じた理論を当時の政府が実現させようとした結果生み出された。
あかり達のお祭りにより鎮められ、一度倒されて正気を取り戻した個体以外は全てあるべきところへ帰った。

テンプレ終わりです
誘導張ったらこちらで続きを書きます

>>8
テンプレの更新忘れですすいません
ステータスと別で管理してるので時々忘れます
ステータスの更新も時々忘れてます

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖   大鯨
山城   名取☆   北方棲姫
○蒼龍  間宮    霧島 
○加賀☆山雲    ○足柄☆

若葉   ○叢雲   ○白雪
○扶桑  Bep    ○ビス子☆
筑摩    ○大和☆ 長門
千歳☆  ○熊野   ○古鷹
○金剛  鳳翔    谷風  
球磨   酒匂    天龍  
○神通  那珂☆   武蔵
雲龍    ○文月   ○三日月☆
伊168   浦風    伊58
卯月    愛宕    川内
陽炎    瑞鳳    ○朝潮☆ 
吹雪    島風    ○大鳳
舞風☆  浜風    明石 
夕立   ○千代田 ○瑞鶴☆

○秋月☆ 離島棲鬼 戦艦棲姫         

前スレ>>961の続き


あかり「横向きに寝ればいいじゃないですか」

足柄「私はこっち向きであなたに膝枕してほしいの!」

あかり「さすがに階段で縦に寝るのは難しいですよぉ」

足柄「なら、ここ座るからあなたは私の一段上に座って」

あかり「はい」

足柄「それで私に抱きつきなさい」

あかり「抱きつくんですか? よいしょ」ダキッ

足柄「もう、抱きしめろじゃなくて抱きつけって言ったでしょ。足もよ、足も」

あかり「足でも抱きつくんですか?」

足柄「そのためのこの位置なんじゃない」

あかり「なんかちょっとはずかしいですけど、わかりましたよぉ」グイッ

足柄「ふんっ、よし」

あかり「何がよしなのかよくわかりませんが」

足柄「こうでもしなきゃ包まれてる感が出ないなんてね」

あかり「あかりの方がちっちゃいですからね。いっつも包まれる側ですよぉ」

足柄「じゃあ私が包まれる側一号かしら?」

あかり「ん~、ほっぽちゃんが一号かもしれません」

足柄「ちぇっ、そういえばあなたより小さいあの子がいたんだったわね」

あかり「でもあかりより大きい人で包まれる側一号は足柄さんですよぉ」

足柄「また微妙な括りねぇ。まっ、なんだって一号ならうれしいもんだけど」

あかり「でもこれあかりが座りながらおんぶされてる状態でもあるんですよね」

足柄「やめなさいよ人がせっかく包まれる気分を味わってるときに」

あかり「あかりが膝立ちになってもっと高いところから抱き締めれば包まれてる感出るかもしれません」

足柄「だ~め。足でも抱きしめてくれなきゃやだ」

あかり「足柄さんがそう言うならそうしておきますよぉ」

足柄「こんなにくっついても全然胸のやわらかさ感じないわね」

あかり「ちょ、ちょっとは当たってるはずですよぉ! そりゃ、足柄さんほど大きくはないですけど」

足柄「ふふん、そういえばわざと避けて抱きしめてるみたいだけど、いいのよ避けなくても。ちょうど腕を回せば胸のところに来るでしょう?」

あかり「普通は避けますよぉ!」

足柄「いや、普通はこういう雰囲気なら避けないんだけど。まったく、そんなんだからお嬢ちゃんだって言うのよ」

あかり「むぅ~」

足柄「ふふっ、まっ、今は私もそういう気分じゃないし許してあげるとするわ」

あかり「許されなかったらどうなってたんですか」

足柄「そりゃもう、こう!」ガバッ

あかり「ひ、ひゃっ!」

足柄「で、こうよ」チュッ

あかり「あっ、ほっぺ?」

足柄「そういう気分じゃないって言ったでしょ。まだまだ研鑽が足りないわよお嬢ちゃん」トン

あかり「んむっ、足柄さんにはまだまだ敵いませんよぉ」

足柄「そう簡単に負けるわけないでしょ。私は飢えた狼なんだから」

足柄「今はもう飢えてはいないけど、ね」

次の日

あかり「う~ん……」

妖精(猫吊るし)「提督、朝ですよ~」

あかり「あと5分だけ~」

妖精(猫吊るし)「ホームルームに遅刻しますよ」

あかり「ホームルーム……?」

妖精(猫吊るし)「学校ごっこですよ。発案者提督じゃないですか」

あかり「学校ごっこ……そうだ! 今日だったよぉ!」

妖精(猫吊るし)「いつも早起きなのになんで今日はねぼすけなんですか」

あかり「昨日ちょっと夜更かししすぎちゃったんだよぉ」

妖精(猫吊るし)「今日のことがあるってわかってたなら備えておいてください」

あかり「楽しみで寝られなかったんだよぉ」

妖精(猫吊るし)「あぁ、提督はそういうタイプっぽいですもんね」

あかり「もうこんな時間! 急いで教室行かなきゃ!」

妖精(猫吊るし)「制服に着替えてランドセルを忘れないように」

あかり「はぁ~い。ってランドセルはいらないよぉ!」

妖精(猫吊るし)「せっかく用意したのに」

あかり「なんでしたの!? あかりもう中学生だから! そういうミスは繰り返さないんだよぉ!」

妖精(猫吊るし)「繰り返さない?」

あかり「あっ、とにかく行ってきます!」

妖精(猫吊るし)「あっ、待ってください」

あかり「なに?」

妖精(猫吊るし)「はい朝ごはんの食パンです。咥えて走ってください」

あかり「ほんと好きだねそういうの! じゃあ今度こそ行ってくるよぉ!」

妖精(猫吊るし)「いってらっしゃい。といっても私も行くんですけどね」

↓1 コンマ60以上で謎の転校生(艦娘)とぶつかる

あとぞろ目もです
このレスは安価に含みません

あかり「早く寝るべきだったよね。でもそのおかげで足柄さんともっと仲良くなれたんだしよかったよぉ」

あかり「遅刻しそうになるのははじめてじゃないし、まだ大丈夫!」

あかり「えっと、教室どこに作ったっけ? 確かこっちの方……」ドンッ

あかり「わっ、ご、ごめんなさい!」

↓2 謎の転校生(新しい艦娘)

春雨「い、いえ、こちらも前を見ていなかったので。お怪我はありませんか?」

あかり「大丈夫だよぉ。そっちこそどこも怪我してない?」

春雨「私も平気です。お気遣いありがとうございます」

あかり「ううん、ぶつかったのはこっちだもん」

春雨「私も悪かったんですよ」

あかり「いや、あかりの方が、ってあっ、パ、パン……」

春雨「パン? あぁ、床に落ちてしまいましたね。もったいないですけど、これはもう食べられないです」

あかり「そ、そっちじゃなくて、ぴ、ピンクのが……」

春雨「ピンク? そんなパンどこにも……あぁっ!? み、見ないでくださいっ!」

あかり「ご、ごめんなさい!」

春雨「うぅ、着任早々なんなんですかこれは~! もう~!」

あかり「ちょ、ちょっと待って! 行っちゃったよぉ。普通に話してたけど、誰だったんだろうあの子? なんか落として行っちゃったけど」

あかり「なんだろうこれ? 飯盒? バケツ? 中身は入ってないみたいだけど」

あかり「って、あかりもこうしてる場合じゃないよぉ! 早く教室に行かなきゃ!」

あかり「とりあえず、これはあかりが持っていくよぉ!」

今回はここまでです
次は前スレの埋め小ネタからはじめます

昨日は途中ですいませんでした
どうにも再起祭りなのはアプデではなくどこかがぶっ壊れたせいみたいなので遂にこのロートルPCにも退役してもらうときがきました
今は使えてますが新しいのを買うまでの間に本格的にどうしようもなくなる可能性もあるのでご了承ください

これって着任小ネタをやるってだけで実際には着任しねえんだろ?

>>32
響もそうだったので本編で着任します
とはいえ小ネタの度に増えていくとさすがにあれなので今後は艦娘着任の小ネタは>>1000だけということにします
無論着任の小ネタじゃなくてもいいですが

開始します

あかり「はぁ、間にあったよぉ」

叢雲「おっそいわよ! あんたが発案者でしょうが!」

文月「司令官お寝坊しちゃったの~?」

白雪「昨日は楽しみで寝られなかったとか、そんな感じですか?」

あかり「それもあるんだけどちょっと色々あったんだよぉ」

三日月「だからといってこちらを疎かにしてはいけませんよ」

あかり「うぅ、そうだよねごめんね」

天龍「んなうだうだ責めんなよ。間に合ったんだからいいじゃねぇか」

夕立「そうだよ。結果的に遅刻しなければ問題ないっぽい!」

三日月「そうは言いましてもですね!」

あかり「みんな七森中の制服だよぉ。叢雲ちゃんのは見慣れてるけど他のみんなは新鮮!」

文月「えへへ~結構可愛いな~ってずっと思ってたんだよ~」

天龍「オレがこんな女っぽい服装なんて似合わねぇけど、制服ならしょうがねぇしな!」

白雪「いつもの格好だと十分女っぽいですよ。スカートですし」

夕立「似合ってる? 似合ってる?」クルクル

あかり「うん! よく似合ってるよぉ」

叢雲(くっ、なんかわからないけど負けた気分!)

瑞鳳「ねぇ提督、今日私が秘書艦らしいけどどうするの?」

あかり「瑞鳳ちゃんはあかりと一緒に日直だよぉ」

瑞鳳「日直ってなにするの?」

あかり「授業の前の礼とか黒板消しとか」

瑞鳳「ふぅんまあ雑用って感じか。それくらいならいっか」

あかり「あかりも一緒にやるからがんばろうね! 瑞鳳ちゃんははじまりと終わりどっちのあいさつがいい?」

瑞鳳「ええっ? う~ん、はじまりの方?」

あかり「じゃあはじまりのあいさつは瑞鳳ちゃんがお願いね。あかりが終わりのあいさつを担当するよぉ」

瑞鳳「わかったわ。じゃあ、黒板消しも二人でやるほどじゃないし時間で決めようか?」

あかり「ええ~、二人でやった方がすぐ終わるよぉ」

瑞鳳「そう? 私は提督が言うなら二人でやってもいいわよ?」

あかり「二人でやるのに決定だよぉ」

瑞鳳「ふぅん、日直になった子は朝来てこういう話をするってわけなのね」

あかり「まあ前の日に決めてることもあるけどね」

卯月「う~ちゃんはもっと飾り気がほしいと思うぴょん! こことかもっとフリルとかリボンとか付けるといい感じぴょん!」

朝潮「装飾過多にすれば可愛くなるというものでもありませんよ。私はこれくらいシンプルでいいと思います」

卯月「ええ~もっとリボンがいるぴょん! ねぇ、司令官もそう思うぴょん?」

朝潮「着なれている司令官ならこの良さが分かるはずです」

あかり「あかりはいつものままでもいいと思うよぉ。それよりも、みんなのあかりの呼び方を変えなきゃだめだね!」

若葉「提督の呼び方?」

あかり「そう! 提督とか司令官とかそういうのは学校っぽくないからだめ!」

浜風「まあ確かに学校っぽくはないですが」

あかり「だから、今日はみんなあかりのこと名字か名前で呼ぶように!」

浦風「名字か名前で?」

大鳳「そう言いますと、赤座さんとかあかりちゃんとかそんな感じですね」

あかり「あっ、あとあだ名でもいいよぉ」

北方棲姫「アダナ?」

山雲「ほっぽちゃんのほっぽも~あだ名~じゃないんだった~」

Bep「あだ名ねぇ。あまりいいのを思いつかないよ。コミュニストとか?」

あかり「えっ、どこから出てきたのそれ?」

吹雪「ヴェルちゃん司令官がわかるわけないでしょそれ。というか物騒だよそれ!」

酒匂「ぴゃ~、赤だから~赤ちゃん!」

あかり「ばぶぅっ!? それはやめてください!」

谷風「名前があかりだからねぇ、提灯とかどうだい?」

あかり「ええ~、なんだかねぼすけみたいだよぉ」

舞風「赤座、赤座、ザ・あかり!」

あかり「ええ~、なんかカッコつけてる感があるよぉ」

天龍「赤、朱、紅。本当の赤という意味で、真紅!」

陽炎「そっちの方がカッコつけですよ。よく意味わかりませんし」

天龍「意味わかんねぇだと!? このカッコよさがわからねぇとはやっぱりまだ駆逐艦はガキだな!」

あかり「真紅、なんでか金剛さんが喜びそうな気がします」

秋月「司令、あだ名に対しては厳しいですね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~」

島風「というかわがまま! わがまま言うお姉ちゃんはワガママンで――」

あかり「なんでまたそれが出てくるのぉ!?」

叢雲「普通に名前で呼べばいいじゃないの、あ、あ、あか、赤座、さん」

文月「名字と名前がニ文字目まで同じ助かったね~」

叢雲「うるさい!」

あかり「とにかく、司令官と提督は禁止だからね!」

若葉「わかったよていと……あかり」

陽炎「そうねせっかくの学校ごっこだし気楽にいかせてもらうわねあかり!」

酒匂「あかりちゃ~ん」

浜風「なぜみんな、あんなにはずかしげもなく提督の名前を呼べるんでしょうか?」

卯月「名前呼ぶことの何がはずかしいぴょん? あかりちゃん、う~ちゃんのことはう~ちゃんって呼びぴょん!」

あかり「うん、う~ちゃん!」

島風「はいはい、お姉ちゃんじゃなくてあかりちゃんでいい?」

あかり「島風ちゃんはお姉ちゃんだよぉ」

島風「ずっる~い!」

連装砲ちゃん「きゅっきゅっきゅ~」

秋月「これが、朝の学校風景。みんなで和気あいあいとしている……」

あかり「雰囲気伝わったかなぁ?」

秋月「主人公たちは大抵友達キャラやヒロイン以外との交流がないので」

あかり「あははは、実際はそんな感じだよぉ。みんな仲いい子同士でグループができてるからね。あかり達はみんな仲いいからこうなっちゃうよぉ」

秋月「それでも少しは楽しい雰囲気です。朝こんなふうに楽しい雰囲気の中にいられるなら、勉強があるのだとしても学校に行きたがる理由がわかります」

長10cm砲ちゃん「きゅう~!」

秋月「友達がいればの話? そういう暗い話はしないの!」

あかり「秋月ちゃんならみんなすぐに仲良くなれるから、あかりの世界に来ても大丈夫だよぉ。長10cm砲ちゃんはお留守番だけど」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

秋月「だめよ、学校はペット持ち込み禁止。うちで大人しくゲームしてなさい」

長10cm砲ちゃん「きゅ!」バタバタ

あかり「嫌がってる?」

秋月「いえ、私を気にせずにゲームできるってはしゃいでます。ほどほどにしないと隠すからね?」

あかり「長10cm砲ちゃん達もやりすぎると目が悪くなったりするのかなぁ?」

妖精(猫吊るし)「はいみなさん席についてくださ~い」

あかり「あっ、妖精さんが先生役なんだね」

妖精(猫吊るし)「担任は私です。授業は他の艦娘の方にお願いします」

吹雪「先生役の艦娘多くない?」

妖精(猫吊るし)「軽巡以上の艦娘のみなさんは別の教室で生徒やってます。さすがに提督や駆逐艦のみなさんと同じ授業では退屈でしょうから」

Bep「私達も見た目は子供でも知識はそう変わらないと思うんだけどね」

天龍「おい、じゃあなんでオレがここにいるんだ?」

酒匂「酒匂も」

瑞鳳「私は秘書艦だったから仕方ないかもしれないけど」

大鳳「私一応分類は正規空母に入るんですが」

妖精(猫吊るし)「そういうことです。では朝のHRはじめますよ~」

天龍「どういうことだおい!」

白雪「そういうことですよ」

大鳳「提督と一緒に受けられるならその方がうれしいですよ」

あかり「大鳳ちゃん」

大鳳「失礼しました、あかり」

あかり「うん、それでいいよぉ」

熊野「なぜわたくしがあかりと離れてこんなところで学校ごっこなどしなければなりませんの……?」

神通「元気出してください熊野さん」

蒼龍「私だって提督と一緒がよかったですけど、たまにはいいじゃないですか」

古鷹「提督のことばかりを盲目的に愛していてはいつの日か破綻してしまいます。これだけ多くの人がいるんです、周りにも目を向けないと」

那珂「そうそう、提督だけじゃなくってもっと那珂ちゃんのことも見てもらわないと!」

熊野「那珂さんのことはともかく、確かに四六時中あかりのことばかりでは少々視野狭窄となってしまう感は否めませんわ」

千歳「今日は提督のことは忘れて一女学生の気分を味わってみるのもいいかもしれません」

瑞鶴「でも女学生ってどういうことするの?」

愛宕「そりゃあ、女の子って言ったら恋の話に決まってるわ~」

千代田「もう忘れるって言ったばかりなのにやめてください!」

川内「忘れるって言ったのは提督の話で恋の話じゃないんだけどね」

名取「あ、あははは、まあ、はい」

熊野「あぁ、それでもやはり寂しく思ってしまうのは必然ですわ。共に青春を送ることができないなんて、あかり……」

神通「妖精に頼んであのときの幼児化する薬を改良して、あかりと同じくらいの年齢になるようにしてもらえば……」

瑞鶴「一緒に拘らなくたって先輩として相談に乗ってあげるとか色々あるでしょ!」

球磨「先輩といっても球磨達は中学生活送ってるわけじゃないからクマね」

筑摩「適切なアドバイスができるかどうか」

大鯨「私は中学生でも通るので一緒の学校行きますけど」

熊野「ずるいですわ~! わたくしだって胸はあの古谷提督に負けてますし中学生で通りますわ~!」

飛龍「もうコンプレックスもプライドも何にもなくなってるね」

伊58「結局提督の話になってるでち」

伊168「それだけみんなの関心を得てるってことだよね~あっ、くそっ、また大破しちゃった」

離島棲鬼「教室でスマホいじり! 今時の女学生っぽい! 私もゲームしよ!」

戦艦棲姫「そろそろHRの時間」

雲龍「う~ん」

加賀「どうかしましたか?」

雲龍「この制服……」

加賀「あぁ、スカートを長くしただけの島風さんの服ですね」

ビスマルク「スカートが長くなってるからいいけど、こんなお腹丸出しで、はしたないわ!」

加賀「わきも丸出しで、というのはあなたはいつものことでしたね。お腹は雲龍さんがいつも出しています」

雲龍「いつもとどっちが布面積少ないんでしょう?」

加賀「いつもの方が少ないと思いますよ。この恰好も十分少ないですけど」

ビスマルク「雲龍の格好を制服にされなかっただけ良心的だったのかもしれないわね」

瑞鳳「起立、礼」

全員『おはようございます!』

瑞鳳「え~、着席!」

妖精(猫吊るし)「はいおはようございます。今日もみなさんの元気な姿が見られて、私も元気になりましたよ」

朝潮「私はあなたが元気になると不機嫌になりますが」

妖精(猫吊るし)「朝潮さん、あなたじゃなくて先生、ですよ」

朝潮「誰があなたなんか」

山雲「朝潮姉は~不良さんの役~?」

朝潮「うぐっ! わかりましたよ、先生」

妖精(猫吊るし)「よろしい、以後気をつけるように」

朝潮「ぐぬぬぅ~!」

叢雲「抑えなさい朝潮。気持ちは痛いほどわかるけど」

妖精(猫吊るし)「ホームルームをはじめる前に、今日は皆さんにうれしいお知らせです」

文月「なあに~?」

妖精(猫吊るし)「今日からこのクラスでみなさんと一緒に勉強する新しいお友達が増えます!」

若葉「……若葉達も今日からなんだが」

妖精(猫吊るし)「細かいこと気にしてはいけません。では、入ってきてください」

春雨「し、失礼します!」

あかり「あっ、あの子!」

春雨「お初にお目にかかります。白露型駆逐艦五番艦の春雨です、はい。輸送作戦はお任せください……です」

今回はここまでです

葛城は学校ごっこが終わった次の日に着任します
学校か、何もかも、みな懐かしい

開始します

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖   大鯨
山城   名取☆   北方棲姫
○蒼龍  間宮    霧島 
○加賀☆山雲    ○足柄☆

若葉   ○叢雲   ○白雪
○扶桑  Bep    ○ビス子☆
筑摩    ○大和☆ 長門
千歳☆  ○熊野   ○古鷹
○金剛  鳳翔    谷風  
球磨   酒匂    天龍  
○神通  那珂☆   武蔵
雲龍    ○文月   ○三日月☆
伊168   浦風    伊58
卯月    愛宕    川内
陽炎    瑞鳳☆  ○朝潮☆ 
吹雪    島風    ○大鳳
舞風☆  浜風    明石 
夕立   ○千代田 ○瑞鶴☆

○秋月☆ 離島棲鬼 戦艦棲姫         
春雨

春雨「あれ、あなたはさっきの」

あかり「見かけない顔だと思ったら新しい艦娘さんだったんだね」

春雨「はい、本日より着任いたしました!」

あかり「はじめまして、あかりがこの鎮守府の提督のあかりだよぉ!」

春雨「ご高名はかねがね。深海棲艦との戦争を終わらせた立役者だとか」

あかり「あかりだけじゃなくて池田先輩やみんなの力があってこそだよぉ」

春雨「それでもすごいですよ! そんな提督の下に配属となって私は幸せ者です!」

あかり「えへへ、そこまで言われると照れるよぉ」

春雨「至らぬところばかりとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします提督!」

あかり「じゃあまずは提督って呼ぶのやめるところからはじめよう!」

春雨「えっ?」

春雨ちゃんは司令官呼びだった筈

あかり「今は学校ごっこだから、提督も司令官もなしなんだよぉ」

春雨「学校ごっこ。着任の報告をしにいったらいきなりそんなこと言われましたが、一体何なんでしょう? 何かの作戦ですか?」

あかり「みんなに学校の雰囲気を味わってもらうための行事だよぉ」

春雨「学校の雰囲気、ですか」

あかり「そうだよぉ」

春雨「何でですか?」

あかり「それは秋月ちゃんが知りたいって――」

秋月「わぁ~! それは内緒です!」

長10cm砲ちゃん「きゅ~」

春雨「よくわかりませんが士気向上のための催し物なのですね!」

叢雲「いやただの暇つぶし」

文月「もう戦う相手いないから士気は関係ないんだよ~」

春雨「戦う相手がいないならなぜ私はここに着任となったんでしょうか?」

白雪「なんとなくじゃないでしょうか、たぶん」

春雨「なんとなく……それで済むんですね。はぁ、戦争を終わらせた艦隊だというからもっと規律に固いと想像していたのですが、杞憂だったみたいですね」

天龍「規律に関しちゃうちよりゆるい艦隊は存在しねぇと思うぜ!」

三日月「それは誇らしげに言うことではありません」

>>54
白露型は全員提督呼びなものと思ってました訂正ありがとうございます


春雨「では司令官、ではなくえっと、あかり、ちゃんですか?」

あかり「うん! これからよろしくね春雨ちゃん!」

妖精(猫吊るし)「むぅ、曲がり角でぶつかってパンツ見られる系の転校生とは好感度低めからのスタートになるところなのに」

大鳳「なんですかその系統は?」

妖精(猫吊るし)「まあこれもこれでありとしましょう! はい、じゃあまずは教科書と筆記用具を配りますからね」

あかり「教科書も作ったの?」

妖精(猫吊るし)「がんばって作りました」

若葉「その熱意はどこから出てくるんだ」

妖精(猫吊るし)「ちなみに転校生の春雨さんの分はまだ用意できておりませんので」

春雨「ええっ!」

瑞鳳「私たちも今配られるところなのに?」

妖精(猫吊るし)「隣の人に見せてもらってください」

夕立「じゃあ私が春雨ちゃんの隣に行くっぽい!」

春雨「夕立姉さん!」

あかり「姉さん?」

夕立「何で疑問系っぽい!? さっき五番艦だって言ってたでしょ! 私は四番艦!」

妖精(猫吊るし)「席は適当に決めていいですが提督は窓側の一番後ろの席です」

あかり「何であかりだけそこ固定なの!?」

妖精(猫吊るし)「主人公席ですから」

あかり「確かに主人公だけど元の世界でもそうだからたまには別の席がよかったのに!」

春雨「主人公?」

夕立「気にしないでいいっぽい」

あかり「はぁ、慣れてる席に来ると思えばそれもありかもしれないよぉ」

白雪(司令官、じゃなかった、あかりちゃんがあそこの席に座るなら隣接する席は前と隣に1つで合計2つ!)

浜風(どうせなら隣を!)

卯月(う~ちゃんが隣にいくぴょん!)

吹雪(こ、この雰囲気はみんながあかりちゃんの近くの席を狙おうとしている!?)

陽炎(よくわからないけどあかりの近くの席に座った人が勝ちなのね! 負けないわ!)

↓1~2 あかりの近くに座る艦娘(>>52の駆逐艦+天龍、酒匂、瑞鳳、大鳳、北方棲姫)

春雨「よいしょっと」

夕立「あぁっ! 春雨ちゃんなんでそこに座るっぽい!?」

春雨「えっ? 夕立姉さんの隣ですよね?」

夕立「確かにそうだけどあかりちゃんの隣でもあるでしょ!」

あかり「来たばっかりだからお姉ちゃんの夕立ちゃんと、提督のあかりがお世話してあげるんだよぉ」

夕立「今日は提督じゃないって自分で言っておいて~!」

酒匂「前の席はぴゃってもらっていくよ!」

朝潮「ぐっ、酒匂さんまで争奪戦に参加してるとは!」

酒匂「あぁ~でもあたしが前だったらあかりちゃん黒板見えないかな?」

あかり「ちょっと見えづらいですけど大丈夫ですよぉ」

酒匂「ごめんねぇ。あたしあかりちゃんが見えやすいように伏せてるから!」

あかり「いやそれじゃ酒匂さんが書けませんよぉ」

酒匂「大丈夫! 寝るから!」

吹雪「何にも大丈夫じゃないですよ酒匂さん!」

文月「ぶぅ~、取られちゃった~」

山雲「真ん中の席だったらあと二人行けたのに~」

妖精(猫吊るし)「席の奪い合い、これもまた醍醐味です。大体はくじ引きとかで決まるものですが」

妖精(猫吊るし)「それはさておきそろそろ授業を始めましょうか」

あかり「わぁ~い!」

舞風「ちゃんとした内容なのかな? あっ、割とちゃんとしてる」

足柄「現代国語担当の足柄よ。よろしくね」

あかり「国語は足柄さん担当なんですね」

足柄「さんではなく先生ですよ赤座さん」

あかり「あっ、すいません先生」

谷風「なりきってるねぇ」

Bep「意外にこういうの好きなんだね」

足柄「ではまず教科書の37ページから」

叢雲「今日がはじめてなのにいきなり37ページからなのね」

足柄「ではこの文章を読んでくれる人、挙手!」

山雲「は~い」

足柄「はい一番早かった山雲さん!」

朝潮「山雲、がんばって」

山雲「がんばるよ~朝潮姉~えっとぉ~ニンジャ~ニンジャとは~平安時代の日本を~カラテによって支配した~半神的存在である~」

足柄「やっぱり人選ミスだったかしら?」

谷風「たとえ世界の全てが海色に溶けても、きっと―」

酒匂「ぐぅ~……」

あかり「酒匂さん、本当に寝ちゃだめですって。起きてください」ヒソヒソ

春雨「というかこれ小説、なんでしょうか? 教科書に載ってていいんですか?」

あかり「酒匂さん」チョン

酒匂「んひぅっ! あかりちゃん、やめてよぉ!」

あかり「だって酒匂さんが」

足柄「そこ! 何やってるの! 酒匂さん続きから!」

酒匂「ああっはい! えっとえっと……」

あかり「41ページの5行目からです」ヒソヒソ

酒匂「あっ、そこへニンジャスレイヤーが高速垂直リフト射出され――」

あかり「ふふっ」

春雨「何がおかしいんですか?」

あかり「ううん、こういうのも懐かしいなって思って」

春雨「学校ではこういうことをよくしていたんですか?」

あかり「櫻子ちゃん――って言っても春雨ちゃんは知らないと思うけどあかりの友達がね、よく寝ちゃってたから」

春雨「あかりちゃんが起こしていたんですね」

あかり「向日葵ちゃんが気がついて起こすことも多かったけどね」

春雨(やっぱり、普通の学生なんですね。異世界から来たと言っていますが自分が戦わないとはいえ、よく戦争に耐えられましたね)

足柄「読めたのはいいけど右のほっぺたが赤くなってるわよ」

酒匂「ぴゃっ! うそだよ! 左のほっぺたつけて寝てたもん!」

足柄「やっぱり寝てたんじゃないの! 罰としてもう一章音読!」

酒匂「ぴゃ~! 墓穴掘っちゃった~!」

天龍「かっこいい漢字とか載ってねぇかなぁ」パラパラ

白雪「画数が多くて複雑ならカッコいいとか安易な発想はやめてくださいよ?」

島風「連装砲ちゃん、ここ読める?」

連装砲ちゃん「きゅ~?」

陽炎「どれ? ん~、これはね~」

春雨(このゆるい雰囲気は今学校ごっこをしているから特別、というわけではなさそうですね。だから、耐えられた)

春雨(いえ、あかりちゃん自身がその雰囲気を作った、ということなんでしょうね)

春雨(やっぱり大物? それともただゆるいだけ? それは、これから一緒にいれば、わかるかな?)

今回はここまでです

新しいPCに変えたら艦これやってもうるさくなくなってすごいなって思いました

開始します

酒匂「あかりちゃんさっきはありがとうね」

あかり「いいえ。酒匂さん寝不足なんですか?」

酒匂「ううん、昨日もよく寝たよ!」

あかり「じゃあちゃんと起きてましょうよぉ」

酒匂「だって難しいんだもん現代国語」

春雨「これが現代の国語、すごいことになってますね」

夕立「これは違うと思うっぽい」

あかり「難しいからちゃんと聞いて覚えるんですよぉ」

酒匂「ぴゃ~、あかりちゃんは真面目さんだね」

天龍「お前が不真面目なだけだろ」

白雪「あなたの言えたことではありませんがね」

酒匂「あっ、あたしは寝不足じゃないけど、長門が最近よく眠れないことがあるんだって」

あかり「長門さんが? どうしたんでしょうか?」

若葉「色々あるんだろう。長門は先の大戦を生き残った艦だから」

あかり「そっかぁ、前のときと比べちゃってるのかなぁ」

叢雲「酒匂もそうだけどね」

酒匂「あたしはまともに戦えなかったから長門とは違うよ……」

あかり「あぁ~! でも今回はしっかり遠征とか行ってくれて役に立ってくれましたよぉ!」

酒匂「ぴゃあ、もっと本格的な戦闘がしたかった」

朝潮「それは今更どうにもなりませんよ。やれなかったことを悔やむより、今からやれることを探すべきです。今回はこれから先も続いていくんですから」

あかり「そうですよぉ。艦娘にできることは戦いだけじゃありません。こうして一緒にお勉強することだってできるんですよぉ」

酒匂「……そうだね。くよくよしてても仕方ないよね。せっかく好きなことができるんだから、そうすればいいんだよね!」

あかり「はい、そうしてください!」

酒匂「じゃあおやすみ~」

あかり「今は寝るのはやっちゃだめです!」

酒匂(今回はずっと続く。なら前はいつ終わったんだっけ? 最後の記憶、よく覚えてないけど、長門も近くにいたような気がする……)

酒匂(さすがに、それは聞けないよね)

金剛「ハーイ! 英語の時間は私の担当だヨー!」

三日月「そうなるだろうと思っていました」

夕立「予想通りっぽい」

卯月「サプライズ感がゼロぴょん!」

北方棲姫「ゼロ、キタ?」

金剛「oh! なんだかわかりませんがかなりしらけた顔をされてマース。I'm so sad」

あかり「一番慣れてる人に教えてもらった方がいいと思いますし、あかりはうれしいですよぉ」

金剛「アカリ! やっぱりアカリは優しいデース!」ダキッ

あかり「こ、金剛さん、机座ってるんですから抱きついたら危ないですよぉ!」

春雨「へ、えっ? あの、あかりちゃんと金剛さんってそういう……」

浜風「金剛からの一方通行です」

金剛「そんなことありませんヨー、私はアカリから愛してるって言ってもらいましたもんネー?」

あかり「そ、それは内緒です!」

浦風(あれだけ色んな人から好き好きゆわれとったら提督自身の意識も変わってくるじゃろう。うちもうかうかしてらりゃぁせん)

浦風(い、いけん、うちの意識まで侵食されてきとる!)

大鳳「……」

金剛「ヘイ、アカリ、Repeat after me!Burning love」

あかり「はい。ばーにんぐ、らぶ」

金剛「ノー! ぜんっぜんだめデース! もっと気持ちを込めて!」

瑞鳳「いや気持ちは授業に関係ないでしょ」

あかり「バーニングラブ!」

金剛「だめですネー、まだまだデス。もっと唇を意識してくだサーイ」

あかり「唇を?」

金剛「いいですカー、私の唇をよく見ててくださいネー」

あかり「はい」ジー

金剛「んふっふっふ~、ん~――」

叢雲「そうくると思ってたわよ!」ブンッ

金剛「わおっ!? こら、叢雲! マストは投げ捨てるものではありまセーン!」

叢雲「先生も権力を使ってセクハラするのはよくないと思います」

島風「ずっとお姉ちゃんの机の前にいるのはよくないと思いま~す」

金剛「ううむ、しょうがないデース。今の私は先生、アカリは生徒。結ばれてはならない禁断の関係なんですネ」

春雨「元から性別とか年齢的に結ばれてはならないと思いますが」

金剛「でも! そういう障害を乗り越えてこそ愛は燃え上がるデース! バーニングラァァブ!」

酒匂「ぴゃん、金剛うるさい、眠れないよ~」

金剛「あっ、ソーリー酒匂。ではアカリだけに当てるのもあれなので、次はアカリ以外の全員に言ってもらいますヨー」

金剛「Repeat after me!I'll give the admiral to you」

天龍「あ、あい、る、ぎ?」

陽炎「なんて言ったのかぜんぜんわからないわ」

舞風「いきなり難易度上げすぎですよ金剛先生!」

金剛「このくらいができないでこのグローバル社会で生きていけますカ! はい、もう一回!」

山雲「ふええ~、あかりちゃん以外には~厳しい~」

春雨「どういう意味なんですか?」

あかり「あ、あかりも英語苦手だから。でも、アドミラールってビスマルクさんがあかりのこと呼ぶときに言ってるよぉ」

文月「ドイツ語も一緒になんて無理だよ~」

金剛「いやドイツ語でも英語でも提督って意味ですかラー」

三日月「提督という意味、ですか。最後のyouはあなた、という意味でしたよね?」

白雪「提督、あなた……もしかして、提督をあなたにあげます、とかそんな意味の英語じゃないですよね?」

金剛「そそそ、そんなことあるわけないじゃないですか!」

Bep「急に流暢な日本語を話し始めたね」

叢雲「あんたねぇ! 授業にかこつけてそういうことするのやめなさいよ!」

金剛「いいじゃないですか! どうせ何の拘束力もないんですし自己満足ですよ! これくらいの役得がないとやってられません!」

吹雪「こ、金剛さんキャラ忘れてますよ」

あかり「にぎやかな授業だよぉ、ん?」

春雨「あかりちゃん、これ。大鳳さんから回ってきたそうです」

あかり「なぁにこの紙? ええっと、放課後に教室で? 直接言ってくれればいいのに」

あかり(けど授業中に手紙回したりするのもよくやってたよぉ。みんな知らないのにそれっぽいことちゃんとできるんだね!)

熊野「わたくし、英語よりもフランス語の方が学びたくってよ」

神通「何でですか?」

熊野「なんだか高貴っぽいじゃありませんの!」

古鷹「高貴さの欠片もない発言ですね」

那珂「那珂ちゃんは語彙を増やしたいから色んな国の言葉を学びたい! 急に英語とか入れられるから考えるの比較的楽でいいよね日本の歌」

川内「こっちはプライドの欠片もない発言」

愛宕「英語でもフランス語でも~愛してるって言葉は覚えておくといいかもしれないわ~」

名取「な、なんでですか?」

愛宕「ふふっ、あの子は大人っぽい人が好きらしいから。それと、そういうのを大人っぽいと思ってそうだから」

千代田「愛してるって言うより、あいらびゅー? って言ったほうが受けがいいってこと?」

千歳「言うほうもはずかしいですよ。それに、たぶん英語くらいしか伝わりませんし」

加賀「体面でカッコつけずともしっかりと真摯に向き合っていれば、その想いを汲む程度には人の心を感じられますよあの子は」

瑞鶴「こいつに同意するのも癪だけど瑞鶴もそう思う。奇を衒うよりはっきりと愛してるって伝えるほうがいいわ」

瑞鶴「大人らしさは、後から行動で示してあげればいいだけよ」

離島棲鬼「大人らしさを示す行動って、ど、どんなの? どういうことしたの?」

瑞鶴「な、なんで瑞鶴がもうやったの前提で話してるのよ!」

戦艦棲姫「そう聞こえたから」

加賀「所詮口だけですよ」

瑞鶴「く、口だけじゃないわよ! む、むしろ、手、使ったほうが多いし!」

加賀「なっ……」

瑞鶴「ふふん、なにその反応は? もしかしてあんたこそ口だけなんじゃないの?」

加賀「……そんなことありません。私も、ちゃんと」

瑞鶴「ふしぎなあめのときはノーカウントよ?」

加賀「あなたに基準を決める資格はありません」

山城「もう、お二人とも色々とお下品ですよ! ねぇ、姉様?」

扶桑「リボンを弄ってもらったのは結構行ってると思うけれど、あの二人よりも進んでるとみていいのかしら……?」

山城「ね、姉様?」

神通「私もこのまま手をこまねいていてはいけない。姉さんのように……あぁ、でもそんな、私には……」

伊168「平和だね~」

伊58「でちね~」

蒼龍「デッサンって結構難しいんだね」

飛龍「やってみるとすごい線がガタガタになる」

球磨「クマー、腕が折れちゃったけどまあいっか」

ビスマルク「よくないわよ! 書き直しなさい!」

明石「はい、モデルは動かないように」

ビスマルク「ぐっ!」

球磨「自分でやってみて歳納提督のすごさがよくわかったクマ」

離島棲鬼「ええ、ラム子先生に比べれば私のなんて子供のラクガキみたいなもの」

長門「これが子供のラクガキなら私のは幼児がめちゃくちゃに書いた絵以下だな」

雲龍「すごく上手だと思う」

大鯨「はい、線も綺麗ですし素敵な絵です」

離島棲鬼「いやいや、私なんてまだまだ。ちょぉ~っと暇だから練習してたことがあるくらいで、これで上手いなんて言ってたら世の絵描きさんに申し訳ないくらいだよあはははは」

戦艦棲姫「……うざい」

熊野「はぁ、確かこちらとあちらでは日課表は同じなはずですわよね? きっとあっちではあかりがモデルになっているのですわ。これとはやる気が全然変わってきますわ」

ビスマルク「これ呼ばわり!?」

扶桑「そういえばデッサンのモデルって、裸でやることもあるらしいわね」

山城「さすがに女同士でも裸を描かれるのはいやですよ」

扶桑「……私は提督になら描いてもらいたいくらいだけれど」

明石「はいはい、無駄話はやめて早く描いちゃってくださいね」

ビスマルク「ところでこれ私は美術の授業してるってことでいいのかしら?」

今回はここまでです

司令官と呼ぶ艦娘と提督と呼ぶ艦娘は何か共通点とかあるんでしょうかね
まあ秋月とかどっちも使う艦娘もいますけど

開始します

あかり「次は体育だよぉ。みんなの分の体操服を作っててよかったね」

秋月「元から学校ごっこするつもりだったんですか?」

叢雲「訓練のときにたまに使ってただけよ」

秋月「私が来たときにはすでに訓練は必要なくなっていたのになぜ私の分まであるんでしょうか?」

文月「新しい艦娘が来たときは真っ先に作ってるみたいだからね~」

長10cm砲ちゃん「きゅ~」

連装砲ちゃん「きゅ~?」

島風「長10cm砲ちゃんも体操服着たいの?」

浜風「さすがにこの子達の分は――」

妖精(猫吊るし)「ありますよ」

天龍「どこに需要があんだそれは?」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

連装砲ちゃん「きゅ、きゅ~」

島風「大連装砲ちゃんのうきわが邪魔で着れない!」

吹雪「大連装砲ちゃんって呼んでるんだ」

あかり「もっとちゃんと名前付けてあげようよぉ

武蔵「体育は私が担当だ!」

あかり「武蔵先生だよぉ」

叢雲「神通じゃなくてよかった……」

瑞鳳「神通は生徒みたいね。あっちにいるし」

熊野「体育は上級生と下級生合同なのですわね!」

神通「体育だけ私が教官役でもよかったのですが」

蒼龍「実現しなくてよかったです」

古鷹「朝潮さんがいないようですが、どうしたんですか?」

山雲「朝潮姉は~妖精さんが~山雲達の着替えを盗撮してたから~それ追っかけてるんです~」

愛宕「あらあら~あの子ほんとに懲りないわね~」

球磨(球磨は人のこと言えないから黙っとくクマ)

大和「ええっと、何をするんだっけ?」

武蔵「教官役が忘れてどうする。体力測定だ! まずはこれをやらんことには始まらんからな!」

あかり「あかりシャトルラン苦手だよぉ」

若葉「提督を艦娘を混ぜて測定するのは酷じゃないか?」

武蔵「無論、提督は別メニューだ」

あかり「提督じゃなくてあかりです! あかりもみんなと一緒がいいよぉ」

大和「艦娘のみんなは体力測定というより耐久実験みたいなものだから、さすがにあかりにはさせられないわ」

ビスマルク「耐久実験!? 私達をどうする気なの!?」

武蔵「軽い冗談だ。悪くて中破するくらいだから安心しろ」

伊58「何も安心できないでち」

北方棲姫「エイッ!」ブンッ

陽炎「ほっぽ、結構投げるの上手いじゃない!」

北方棲姫「ボールナゲルノトクイ!」

大鯨「いつもたこやきちゃん達を投げていますからね」

離島棲鬼「あの子達投擲武器だったの!?」

扶桑「いえただほっぽがそうしてるだけです」

瑞鳳「ふっ、はっ、とっ、よし、200回はやれたわね」

浜風「ふっ、ふっ、反復横飛びですか、すごいですね。私なんてまだ100回くらいで」ポヨンポヨン

浦風「うちもじゃ。スライドするんじゃったらともかく飛び回るんは苦手で」ユサユサ

瑞鳳「勝ったのに負けたような気分になるのはなぜかしら」

ビスマルク「な、なんでこんな段階踏まなきゃいけないのよ! すぐに飛べばいいでしょ!」

伊168「それじゃ幅跳びですよ。三段跳びなんですからちゃんと三段目で飛んでください」

叢雲「なんかスキップしてるみたいではずかしいじゃない!」

あかり「スキップするのはずかしいかなぁ? あかりはうれしいときとかよくしちゃうけど」

叢雲「あんたと一緒にしないでよ!」

白雪「ぐ、ぬぬ、まだ、もう少し……」

天龍「やめとけ、股が裂けてもしらねぇぞ」

白雪「ぐぅ、なんであなたはそんなに軽々しく!」

天龍「体動かすにゃ柔軟さは必要だろうが。こちとら毎日刀振ってんだからな」

白雪「こっちだって毎日妄想振り払うために頭振ってるんですよ~!」

熊野「とぉぉう!」

武蔵「あまり無理に力を入れても握力測定には無意味だからな?」

川内「ふんっ! あっ、壊れた」バキッ

大和「それはあかり用に用意した握力計です。艦娘が使えば壊れるに決まってますよ」

川内「私らこんなに力出せるのによくあの子抱きしめられるよね」

戦艦棲姫「無意識に制御している。たぶんそういう風にできてる」

長門「まあ、便利といえば便利だが、改めて自分の体なのにわかっていないことが多いと思い知らされるな」

川内「徹底検診してもらまいしょうか? もちろん提督にさ」

神通「姉さん、何でもそういう風に持っていくのやめてください」

大和「魅力的な案ですけど大和はむしろあかりの検診を……」

武蔵「普通なら教育委員会待ったなしな台詞だぞ大和」

間宮「はい、給食の時間ですよ~当番は取りに来てくださ~い」

あかり「今日の献立はなんですかぁ?」

間宮「大きいおかずがカレーで、小さいおかずがちくわの磯部揚げ、後はごはんと牛乳、デザートにアイスね」

卯月「今の子供達は学校でこんなにいいもの食べてるぴょん?」

あかり「うん。七森中はお弁当の日もあるけどね」

秋月「こんなにたくさん、食べ切れませんよ!」

間宮「お残しはなしです。食べきるまで昼休みはお預けですよ」

秋月「ええっ!?」

あかり「これも学校ではよくあることだよぉ」

卯月「食べ物がなくて苦しいのは身にしみてわかってるはずぴょん。感謝していただくぴょん!」

秋月「だからって私、無理ですよぉ!」

あかり「自分の分は少なく盛れば大丈夫!」

卯月「その代わりなんかいじめられてるっぽく見えるぴょん!」

秋月「それもいやですよ!」

間宮「まあどうしてもというなら私が食べますから、吐かない程度にがんばってください」

秋月「うぅ、授業より給食のほうがキツいなんて……」

秋月「うぷっ……」

卯月「つわりぴょん?」

秋月「変な冗談はやめてください……」

あかり「秋月ちゃんは本当に小食なんだね」

春雨「あの程度でそこまで気分悪くなるなんて、胃が小さいというより弱っていると呼ぶべきレベルでは」

酒匂「保健室行く?」

秋月「行きます……」

あかり「あかりが連れてくよぉ!」

秋月「すいません、あかり、さん」

あかり「そこはちゃんでいいと思うんだけどなぁ」

卯月「う~ちゃん達先に校庭で待ってるぴょん!」

酒匂「ぴゃって寝かせてきてね」

春雨「校庭、と呼ぶには物騒すぎる気がするんですけどね演習場」

あかり「先生~急病人ですよぉ」

伊良子「は~い。今日二人目ですね」

雲龍「うぅ……」

あかり「雲龍さんもなんですか?」

秋月「小食、ですからね。時期的に……」

伊良子「末期の艦でも酒匂さんはそんなことないんですけどね」

雲龍「うぅ、お腹が……」

あかり「雲龍さんはお腹が痛くなっちゃうタイプなんですね」スリスリ

雲龍「食べすぎだから、すぐ治る。だけどちょっと楽になった、ありがとう」

あかり「どういたしまして! 秋月ちゃんは、触らないほうがいいよね?」

秋月「私もなでてもらいたいのは山々ですが、そうしてください……」

あかり「なら長10cm砲ちゃんはあかりと一緒にみんなと遊びに行こうね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~?」

秋月「ただの食べすぎだから、心配ないよ」ナデナデ

伊良子「あ、あかりも、どこか悪くなってないかみてあげようか?」

あかり「えっ?」

伊良子「そ、そうした方がいいよ! ほら、そこに座って、服上げて!」

あかり「ええっと、う~ちゃん達が待ってるのでお大事に!」

伊良子「あぁ~! せっかくお医者さんごっこできるチャンスだったのにぃ~!」

秋月「ごっこにごっこを重ねるのはやめましょう」

雲龍「……お腹、暖かかったな」

鳳翔「五限目は家庭科です。調理実習は私が担当いたしましょう」

秋月「何かの嫌がらせですか……」

あかり「あ、あははは、たまたまだよぉ。お昼のすぐ後に調理実習はどうかと思うけどね」

鳳翔「肉じゃがですので暖めなおせば夕飯に食べられますよ」

秋月「よかった……」

春雨「肉じゃが、ですか?」

浦風「当時はまだそう呼ばれてんかったが、うちらの中でも作られてきとるはずで」

吹雪「カレーと大体一緒の食材を使うんだよね」

谷風「カレーも肉じゃがも、馴染み深い料理が今じゃ国民的料理になってるなんて、うれしいねぇ」

大鳳「なんだか感慨深いものがあります」

鳳翔「馴染み深いものだからこそ作れるようになっておきましょう。おいしい肉じゃがを作れることがいいお嫁さんの第一条件です」

卯月「それもう古いって聞いたぴょん」

鳳翔「……」

三日月「いいお嫁さんの条件と言われても、あまり気分が乗りませんね」

白雪「それならばあかりちゃんを手助けしたほうがいい気がしてきます」

あかり「えっ、何で?」

鳳翔「そ、それはともかく、調理実習開始です。夕飯に自分達で食べるんですから、それを考えて作るんですよ」

山雲「は~い」

あかり「ほっぽちゃん、包丁は振り回しちゃだめだからね?」

北方棲姫「フリマワシチャダメ。サイショウゲンノウゴキデ、カクジツニシトメル」

あかり「そういうことじゃなくって!」

瑞鳳「ふんふん~」

大鳳「瑞鳳さん、なんで卵割ってるんですか?」

瑞鳳「玉子焼きで肉じゃがをとじるのよ! すごくおいしそうじゃない?」

文月「卵でとじるじゃなくて~玉子焼きでとじるんだ~」

天龍「ふっ、俺の愛刀包丁丸が新鮮な獲物がほしいと囁いてるぜ」

白雪「いいからさっさと野菜切っちゃってください」

夕立「うぅ……涙が止まらないっぽい」

春雨「たまねぎを切っているときはしょうがないですよ」

夕立「涙で見えないから危ないよ」ゴシゴシ

Bep「あっ、たまねぎの汁で濡れてるのに目をこすったりしたら」

夕立「ぽ~い!? もっとひどくなったっぽい~!」

若葉「たまねぎで目がかすむ、だが悪くない」

秋月「はい?」

島風「あったよ! レトルトの肉じゃがが!」

谷風「でかした島風!」

鳳翔「でかすよりどかしてください」

あかり「あかり達の方は五限目で終わりだよぉ」

叢雲「熊野達は六限目までやるのね」

文月「あたし達はもう終わりなの~?」

山雲「もっと~やってたかったよね~ね~?」

叢雲「ふんっ、ただの暇つぶしよこんなの。私は何か縛られて生きるのはあんまり好きじゃないの」

三日月「軍属としてその発言はいかがなものかと」

白雪「私は楽しかったですよすごく」

Bep「予行演習にはなったかな。司令官の世界に行った後のね」

秋月「給食、これから給食と戦う日々が待っているんですね……」

酒匂「その前に胃を大きくすればいいだけだよ!」

天龍「オレは高校生だから弁当だな! 肉じゃが作ってってたら周りのみんな驚くだろうな!」

白雪「そりゃまあ、女子高生のお弁当にしては家庭的過ぎますし」

若葉「英語を勉強して変なことを言わさせられないようにしないとな」

山雲「もっと~音読早くできるように~しないといけないね~」

卯月「山雲ちゃんは普段からもっと早く喋ったほうがいいぴょん!」

夕立「終わりはほーむるーむ? ないの?」

あかり「普通あるけど、たぶん朝潮ちゃんにまだ追い掛け回されてるからここで解散しちゃっていいと思うよぉ」

北方棲姫「カエレ!」

あかり「秋月ちゃん、どうだった?」

秋月「大体高校生だったので給食のことは盲点でした。私、高校生で通りますよね?」

あかり「通るけど、高校に通う? 一緒に中学にしようよぉ」

秋月「うっ、まあ、司令がそう言うなら」

あかり「司令じゃなくてあかりだよぉ」

秋月「もう放課後ですので、司令でいいんです」

あかり「もぉ~、これを機にみんなに提督って呼ばせるのやめさせようと思ってたのに!」

秋月「提督は提督ですよ。それをやめるのは、提督の世界に行った後のことです」

あかり「先生早く帰る装置開発してくれないかな~」

春雨「司令官」

あかり「春雨ちゃん、いきなりこれでびっくりしたでしょ? ごめんね」

春雨「ええ、面食らいました。それでも、楽しかったです」

あかり「でしょう? これからもこういう楽しいこといっぱいしていくから、気に入ってもらえるようにがんばるね」

春雨「私もこんな楽しい時間を過ごさせていただけることに、報いれるようにしますから!」

あかり「あっ、そうだ。これ、朝落として行ったの」

春雨「あっ、それないと思っていたら! 司令官が拾っていてくださったんですね」

あかり「これなんなの?」

春雨「飯盒です。お米を炊く入れ物です」

あかり「キャンプで使ったのとは別の形だよぉ。ふぅん、こんなのもあるんだぁ」

春雨「キャンプも皆さんで?」

あかり「ううん、キャンプは元の世界にいたころの話なんだけど。いつかはみんなで行きたいね。行くならまたあそこがいいなぁ。この人数だとちょっと狭いかなぁ?」

春雨(具体的な未来は不透明ですが、明るくなりそうですね)クスッ

瑞鳳「よし、黒板消し終わり!」

あかり「けほけほ、黒板消しのお掃除も終わったよぉ」

瑞鳳「むせてるじゃない、大丈夫?」

あかり「大丈夫大丈夫」

瑞鳳「その程度でどうこうってことはないだろうけど。これで日直の仕事は終わりよね?」

あかり「うん。後で執務室でごほうびあげるから、お夕飯食べたら待っててね」

瑞鳳「ちゃんとくれるんだ、ごほうび」

あかり「当たり前だよぉ。日直してくれたもん」

瑞鳳「秘書艦、でしょ。いいわ、くれるならもらっておく。早くしてよね?」

あかり「お夕飯の後だってば」

瑞鳳「早く食べてってことよ! 私も、早く食べて待ってるから。じゃあね」

あかり「うん、お疲れ様!」

あかり「う~ん、夕暮れの教室に一人でいると、よくわからないけど寂しい気分になるね」

大鳳「お待たせしました提督」

あかり「大鳳ちゃん、いつもの服に着替えたんだ」

大鳳「これでなければなりませんので」

あかり「あかりに何かご用?」

大鳳「頼みごと、です」

あかり「あかりにできることならなんでもやるよぉ」

大鳳「では、私の開口部に……いえ、開口部から、お、おっぱ、いをいい、いじってくださいませんか?」

今回はここまでです
次はむっつり朝潮の小ネタからです

七森中は給食だったり弁当だったり回によって違いますがそういう学校って実在してるんでしょうか

弁当って言ってるのはかなり最初の方の千歳だけだからそんな設定は初期不良な可能性はありますね

開始します

オスカー「にゃあ~」

あかり「あぁ、また逃げ出してきたのオスカー?」

オスカー「にゃ~う」スリスリ

あかり「えへへ、しょうがないなぁオスカーは」

朝潮「まだ小さいのに頭のいい子ですよね」

オスカー「にゃ~にゃ~」

あかり「今日はやけに甘えんぼさんだね。何かあったのかなぁ?」

朝潮(ま、まさか発情期?)

あかり「こちょこちょ~」ナデナデ

オスカー「にゃぁ~」ゴロン

あかり「ふふっ、可愛いなぁ」

朝潮(い、いや、まだ発情期になるには年齢的に幼すぎますか)

あかり「抱っこしてお家に連れて帰ってあげるよぉ」

オスカー「にゃ!」

朝潮(けれど本当に発情期だったらどうするべきなんでしょうか? ちゃんと気持ちを処理してあげないと体に悪いのでは)

朝潮(処理してあげるのだって方法は? なでてあげるだけじゃ収まらないだろうし)

朝潮(私だったらそれで収まりがつきそうですが……)



朝潮『はぁ、はぁ……すいません、司令官』

あかり『しょうがないよぉ、発情期だもん』

朝潮『気持ちが、抑えられなくて……』

あかり『大丈夫、あかりが楽にしてあげるから』スッ

朝潮『あっ、し、司令官……』

あかり『身体、すごく熱くなってるよぉ』ナデナデ

朝潮『はぁぁん、そ、そんなに、されたら、私……』

あかり『クスッ、ここも、あかりに触ってほしいって言ってるみたいだね』

朝潮『あっ、やっ、み、見ない、で、言わないでください……』

あかり『朝潮ちゃんは本当にしょうがない雌猫さんだね』クニッ

朝潮『あぁぁぁっ!』

あかり『しつけをするのも飼い主の責任だもんね。今からしっかりしつけてあげるから、覚悟してね朝潮ちゃん』

朝潮『にゃ、にゃあ~……』

朝潮(やや、やっぱりそれじゃ収まりつかないかも?)

あかり「朝潮ちゃん」

朝潮(それにこれは司令官のキャラじゃないよね。どっちかというとこういう感じに……)



朝潮『う、うぅ……』

あかり『朝潮ちゃん、どうしたの? 苦しそうだよぉ?』

朝潮『何でも、ありません』

あかり『何でもないなんてことないよぉ! そんなに顔色悪いのに!』

朝潮『はぁはぁ……司令、官、すいません!』ガバッ

あかり『きゃあっ!』バタッ

朝潮『ふぅ、はぁ……』

あかり『朝潮ちゃん、どうしたのいきなり?』

朝潮『猫の格好を、しているせいか、どうやら、発情、期になっちゃったみたいです』

あかり『は、発情期って?』

朝潮『交尾が……エッチな、気分になる期間のこと、です……身体がうずいて、仕方ないんです……司令官』

あかり『な、なぁに?』

朝潮『交尾、させてください……いや、させて、もらいます、ね?』

朝潮(ど、どちらかというと私のほうから行くはずですよね、うん)

あかり「朝潮ちゃん!」

朝潮(それで無理やりしてもきっと司令官は許してくれて、でも私は許せなくて逃げ出してしまう)

朝潮(解体でもされようかと考えてるところに司令官がやってきて、優しく抱きしめながらいやじゃなかったよって、その証に私を押し倒して――)

あかり「オスカー、パンチだよぉ!」

オスカー「にゃ!」シュッ

朝潮「ふぎゃっ! な、なに!?」

あかり「さっきから呼びかけてるのに全然反応してくれないんだもん。何って聞きたいのはこっちだよぉ」

朝潮「よ、呼びかけてました?」

あかり「呼びかけてたよぉ! それなのに朝潮ちゃん、無表情でぼ~っとしてて」

朝潮「無表情で? 顔に出ていませんでした?」

あかり「うん、無表情だったよぉ」

朝潮「そうですか、よかった」

あかり「よかったって、あかりに教えられないようなこと考えてたの?」

朝潮「いいい、いえ! ちょっと、あれがあれで、そういうことなので!」

あかり「よくわからないけどオスカーをアニマルセラピールームに連れて帰るよぉ」

オスカー「にゃん」

朝潮「は、はい、お供します」

オスカー「にゃ~」

あかり「おとなしくしててね? 落ちちゃうと危ないから」

朝潮(あんなこと考えていたのに、あまり顔に出ていなかったんですね)

朝潮(いやらしい顔をして司令官に幻滅されるのを免れてよかったですが、そういうことされるときにまで無表示になったらどうしよう?)

朝潮(それじゃ逆に幻滅されてしまいます。私は、しっかりと司令官のこと、感じているのに)

朝潮(私、もしかして今までそういうことされていたときも無表情だったんでしょうか?)

朝潮(そんな、それじゃ私、すごく怖いじゃないですか!)

朝潮(つ、伝えないとちゃんと!)

朝潮「し、司令官!」

あかり「なぁに、朝潮ちゃん?」

朝潮「わ、私、気持ちよかったですから!」

あかり「何が?」

朝潮「むむ、胸とか見てもらうの、気持ちよかったですから!」

あかり「なっ、そっ、それをなんで今言うの!? そんなの、顔見ればわかるから!」

朝潮「えっ、顔ですか?」

あかり「気持ちよさそうな顔、してた、し、わかってるよぉ、それは」

朝潮「あっ……」

あかり「だ、だから、言わなくていいんだからねそういうの!」

朝潮(そっか、しっかりそういう顔できてたんだよかった)

朝潮(いやよくない! そういう顔見られてたってことでしょう!? わ、私なんて、あぁっ!)バッ

あかり(顔隠しちゃうくらいはずかしいこと、何で今のタイミングで言ったんだろう?)

あかり「はい、お家に到着だよぉ」

オスカー「にゃあ~」ピョン

あかり「えへへ、ここならあかりも座ってオスカーのことなでてあげられるよぉ」ナデナデ

オスカー「にゃ~ぅん」

朝潮(いいなぁ、司令官ばっかりオスカーに懐かれてて。私なんていつもパンチされてるのに)

朝潮(しっぽで気を引きましょうか)フリフリ

オスカー「にゃあ~!」シュッ

あかり「あぁ! しっぽでオスカーを誘惑するなんて卑怯だよぉ」

朝潮「持てるものを使ったまでです。ただ、これだとおしり向けてないといけないので、オスカーのことなでられないんですが」

あかり「ふふん、ならなでなではあかりが担当だよぉ」

朝潮「ずるいです、私もオスカーなでたいですよ」クルッ

オスカー「にゃっ!」タッ

あかり「振り返ったらしっぽ追いかけて行っちゃうよぉ。まってぇ~」

朝潮(司令官、ハイハイで移動するからおっきな赤ちゃんみたい)

朝潮(女同士だし、艦娘だし、赤ちゃんできることないから、ちょっとでも気分を味あわせて言ったらさせてくれるかな?)

朝潮(……ば、バカですか私は! 何でもかんでもそういうふうな発想をして!)

朝潮(こんな小さい胸じゃ納得してもらえない、って違う!)ブンブン

オスカー「にゃ~?」

あかり「今日の朝潮ちゃんはなんだか落ち着きがないねぇ」

あかり「何か悩み事があるなら相談してね?」

朝潮「はい。では、失礼します」

朝潮「はぁ……今日の私はさすがにどうかしています」

朝潮「これじゃ本当に発情期みたいじゃないですか」

白雪「は、発情期?」

朝潮「白雪さん!?」

白雪「あ、朝潮さん、発情期って」

朝潮「違うんです、誤解です! オスカーの落ち着きがないのでそうなんじゃないかなと思ってしまっただけです!」

白雪「いやあの、人間には発情期なんてありませんし当然に艦娘にもありませんので誤解も何も」

朝潮「あぁっ! えっと、その、忘れてください!」

白雪「……考えちゃうんですかそういうこと?」

朝潮「うううぅ、違うんです、私、今日はそうなだけでいつもは違うんですよ……」

白雪「きっと誰にでもそういう気持ちはあるものですよ。誰かのことを強く想っているのならなおのことです」

白雪「はずかしがらなくてもいい、とはいえないかもしれませんが、過度に悩む必要はないと思いますよ」

朝潮「白雪さん……」

白雪「ちなみにどんなこと考えちゃいました?」

朝潮「それが、その、司令官に赤ちゃん役をやってもらってですね」

白雪「それは結構レベル高いですね。その場合年齢差がそれほどないといところが問題になりますか」

朝潮「そうなんです。こんな小さいですし」

白雪「それを逆手にとって、こんなに小さくてごめんねみたいな感じにするのはいかがでしょう」

朝潮「そうしたら司令官、きっとそんなことないよって積極的になってくれるかもしれませんね。天才ですか白雪さん!」

白雪「ふっ、伊達にいつもそういうこと考えているわけじゃありませんよ」

朝潮「じゃ、じゃあ、もし本当に発情期みたいになったという場合は――」

白雪「その場合はですね――」



妖精(猫吊るし)「ふむふむ、朝潮さんがそれを望むならしっぽでも耳でも改造してそういう機能つけましょうか」

球磨「球磨はこれ止めた方がいいのかクマね?」

今回はここまでです
次は本編の続きから開始します

原作では最近千歳の妄想が控えめですがあかりとの絡みのきっかけになるので適度にやってくれるとうれしいですね

開始します

あかり「……」

大鳳「はぁはぁ……」

あかり「大鳳ちゃん、あかりそうやってすぐにエッチなこと言うのは――」

大鳳「すぐにではありません!」

あかり「えっ?」

大鳳「提督、私にだって羞恥心はありますよ。そういうことはずかしいという気持ちはしっかりとあります」

あかり「だったらどうして」

大鳳「それでも、してもらいたいんです」

あかり「そ、そこまで?」

大鳳「そこまでです。今だって死ぬほどはずかしい、けれどそれ以上にしてもらいたい気持ちが大きいからこうして言ってるんです」

あかり「大鳳ちゃん……」

大鳳「ここまで言えばわかると思いますが、私は提督のことが好きです」

あかり「う、うん」

大鳳「みんながみんなそうとは言いませんが、誰かを好きになるとその人と、その、エッチなことをしたくなるものなんです」

あかり「知ってるよぉ」

あかり(白雪ちゃんにはずばり言われてるし、キスだってそうだもんね……)

大鳳「女同士で気持ち悪いとお思いになるかもしれませんが」

あかり「ううん、そんなことないよぉ。好きって言ってもらえてあかり、うれしい」

大鳳「私のこと、好き、ですか?」

あかり「……うん」

大鳳「よかった。一方的に気持ちを押し付けるのはよくないですから」

あかり「で、でも、あかりは、そのエッチなことしたいとは思ってないよぉ」

大鳳「本当ですか?」

あかり「ほ、本当だよぉ」

大鳳「それに対する忌避感は持ってしかるべきです。それは当然です」

大鳳「軽々しくすることではないです。はずかしいことです」

あかり「そう、いけないことだよぉ」

大鳳「ですが、どうあってもその欲求から逃れることはできません。人間の中でも特に強い欲求のうちの1つですから」

大鳳「それはある意味禁忌です。だからこそ、好きな人とそれを犯したいと考える。いけないことをしたということを共有したいんです」

あかり「いけないことをしたことを共有する?」

大鳳「はい。一緒にいけないことをしたんだと、それだけ想われているんだという、1つの愛の証明です」

大鳳「ほかにも証明する方法はいくらだってあります。けれど、私はこうしてもらいたい」

大鳳「提督。提督は私を好きだと言ってくれました。それは、はずかしさを圧していけないことをしてくれるくらい好きだということではないんですか?」

あかり「はずかしさを圧して……」

大鳳「もっとわかりやすく言いましょう。はずかしい、と好き、どっちが上ですか?」

あかり「あかりは……」

大鳳「提督、顔が赤いですよ」

あかり「だ、だって、しょうがないよぉ。はずかしいもん」

大鳳「はい、はずかしいですね」

あかり「そうでしょ? 大鳳ちゃんだって顔真っ赤だよぉ」

大鳳「これは夕日のせいです。ですが、これからはずかしさと気持ちよさと、色々な感情で赤くなります」

あかり「今でも絶対ちょっとははずかしさが入ってるよぉ」

大鳳「ふふっ……煽っておいてなんですが本当にいいんですか?」

あかり「うん。はずかしいけど、それより大鳳ちゃんのこと好きだから」

大鳳「ありがとうございます、提督」

あかり「あかり、今までずっとそういうことしてくる人の想いから逃げてたんだよぉ。エッチなことはいけないことなんだぁってずっと」

あかり「あかりは好きっていう気持ちの中にそういう気持ちも入ってるんだってことから目を背けてた。それじゃ、だめだよね」

大鳳「みんながみんな、好きの中にそういう感情を混じらせているわけではありませんよ」

あかり「でも大体の人がそうだったと思うよぉ」

大鳳「ま、まぁ、多いとは思います。さっき言ったとおり、とても強い欲求ですので」

あかり「そういう想いも逃げずに受け止めてあげないで、好きだなんて言えないよぉ」

大鳳「好きだということは相手を全肯定することでもありませんけどね」

あかり「ごめんね、大鳳ちゃん」

大鳳「何がですか?」

あかり「あかりは、みんなのことが好きだから」

大鳳「そんなこと、いいんですよ」

あかり「でも……」

大鳳「そりゃ、歯がゆい気持ちがないといえば嘘になります。私のことだけ好きでいてほしいという気持ちは確かにありますよ」

大鳳「ですが、私はそういうあなたを好きになった。私だけを特別視するのではなく、誰にでも分け隔てなく誠実に接するあなたを」

大鳳「だからこれからもみんなに誠実であってください。1人1人と真摯に向き合うあなたが私は好きですから」

あかり「大鳳ちゃん……」

大鳳「だけど今は、私のことだけを考えてくださいね?」

あかり「うん」

大鳳「提督、怖いのもはずかしいのも一緒です。私も一緒ですから……」

あかり「一緒なら、怖くない、よぉ……」

大鳳「はい、私も提督と一緒なら、うれしいです。ん……」チュッ

短いですが今回はここまでです

放課後の誰もいない教室での秘め事というのは私的に一番好きな百合シチュエーションです
ハーレムは人数が増えるとどうにも主人公に対する宗教じみた感じが出てくるのがいかんともしがたいです
極力そういう感じは出さないようにとしてますが難しいですね

開始します

あかり「大鳳ちゃん、ここ座って。あかり、後ろからするから」

大鳳「後ろからですか?」

あかり「だって、顔見ながらとか見られながらとか、まだはずかしいよぉ」

大鳳「そうですね、徐々に慣れていきましょうか」

あかり「あかり、慣れれるかなぁ」

大鳳「どうでしょう。提督はいつまで経っても初心な反応をしてくれそうな気もしますが」

あかり「こ、これでも色々あってキスはいやじゃなくってるんだよぉ!」

大鳳「なら、安心ですね。私としてはいつまでも恥じらいを見せてくれると可愛らしいと思いますけど」

あかり「いつまでもはずかしがっていられないよぉ!」

大鳳「ふふっ、威勢がいいですね。なら、そろそろお願いしますね」

あかり「よ、よぉし、やるよぉ!」

あかり「う、う~ん」

大鳳「どうしました?」

あかり「な、なんでもないよぉ。ふっ!」ワキワキ

大鳳「私の胸の前の空気を揉んでどうするんですか?」

あかり「だ、だってぇ」

大鳳「しょうがないですね。私がご案内して差し上げます」パシッ

あかり「へぇぅ! じじ、自分でやれるよぉ!」

大鳳「それを待っていると夜になってしまいそうですから。瑞鳳さんがいないと探しに来てしまいますよ」

あかり「見られるのはいや、だね」

大鳳「なのであまり時間はかけられません」

あかり「そ、そうだね! 大鳳ちゃん、あかりやるよぉ!」

大鳳「提督が自らしてくださるほうが私もうれしいですよ」パッ

あかり「えっと、ふんっ! やぁっ! てやぁっ!」

大鳳「提督が自分からするのはまた今度のようですね」ガシッ

あかり「ああっ! た、大鳳ちゃん~!」

大鳳「提督、わかりますか? 今、触れているものが」

あかり「た、大鳳ちゃんの、前にも触ったことあるしね」

大鳳「あの時は事故でしたね」

あかり「事故であんなことになるとは思わなかったよぉ」

大鳳「故意にこうする日が来るとは思いませんでした」

あかり「あかりもびっくりだよぉ」

大鳳「提督はもうもっと大きな人のを触ったことがあるでしょうから、あまり楽しくないかもしれません」

あかり「大きかったら触るのが楽しいとかそういうことはないと思うよぉ」

大鳳「そうでしょうか?」

あかり「そうだよぉ」

大鳳「……」

あかり「……」

大鳳「提督、私弄ってほしいって言いましたよね? 今は手を乗せてるだけなんですが」

あかり「ど、どうしてあげようか考え中なんだよぉ!」

大鳳「そう、ですか……早く、お願いしますね」

あかり「時間ないのはわかってるから」

あかり(マッサージするときみたいでいいのかなぁ?)

大鳳(まだでしょうか? 触れられている感触だけしっかりとあるから、すごくもどかしい)

あかり(でも、胸とかおしりとかはわざとしないで来たから、初めてだし……)

大鳳(鼻息が荒くなってくるし体温は上がるし、私、こんなあからさまに興奮してたらさすがに引かれちゃわないかな?)

あかり(いや、でも普通にマッサージするときも初めてだったもんね。なんにでもはじめてはあるよぉ)

大鳳(早く、提督、お願い……)

あかり(大鳳ちゃんの気持ち受け止めてあげるんだって決めたんだもんね! あかり、がんばるよぉ!)

あかり「じゃあ、はじめるよ大鳳ちゃん」ボソッ

大鳳「はぁっ、い……」

大鳳(提督の聞いたことのない声。こんな耳元で囁かれるなんて……)

あかり(痛くないようにそっとしないと)ムニッ

大鳳「ふぅっ……!」ビクッ

あかり「痛かった?」

大鳳「違います、大丈夫です。続けて、ください……」

あかり「痛かったら、言ってね?」ムニムニ

大鳳「ひゅっ……ふっ……」

あかり「……」ムニッ

大鳳「んん……」

あかり(こういうとき何を言えばいいのかな?)

あかり「ええっと、気持ちいい?」

大鳳「は、い、すごく……」

あかり「そ、そっかよかった」

あかり(大鳳ちゃんの声すごく震えてて、いつもと違うみたいに聞こえる。けど、結構な頻度で似たような感じの声を聞いてるような?)

大鳳(こんな小さな胸でも揉まれるとこんなにも……それとも小さいからこうなの?)

あかり(他に話すこと、何かないかなぁ。何か、話すこと……)

大鳳「提督……」

あかり「へぇっ! な、なに、大鳳ちゃん?」

大鳳「揉んでもらえるの、すごく、ん、気持ちいい、ですけど、意図的に、避けてます、よね?」

あかり「ど、どこを?」

大鳳「先端、です……」

あかり「き、気づいちゃう?」

大鳳「気づいちゃいますよ。だって、私が本当に触ってほしいところは……」

あかり「う、うぅ~……」

あかり(そこはテレビとかアニメでも隠されちゃうところだし、特別な場所、なんだよね?)

大鳳「はぁ、はぁ……提督、そこも、ちゃんと触って、ください」

あかり(特別な場所、大鳳ちゃんはあかりと特別になりたいって、そう思ってる。だったら、あかりは)

あかり「あかり、時々触ると痛いときとかあるから、ちゃんと教えてね?」

大鳳「大丈夫、です……私のはもうこれ以上、成長しない、んですから」

あかり「じゃ、じゃあ、触る、からね?」

大鳳「はい……」

あかり「ちょっとだけ……」チョン

大鳳「ふっ……提督、それじゃ、足りません!」

あかり「い、今のは痛くないか確認のためだよぉ。どう?」

大鳳「痛くないです……」

あかり「なら……はいっ!」クニッ

大鳳「ふぅぅん……!」ビクッ

あかり(あっ、今まで一番びくってなったかな?)

あかり「胸揉むより、こっち触ってた方がいいの?」

大鳳「……」コクコク

大鳳(息が詰まって声が出ない……)

あかり「わかったよぉ」

あかり(触りすぎると痛くなっちゃうかもしれないからほどほどにしないと)

大鳳「……っぁ、くぁん……」ビクビク

大鳳(一回触れられるたびに、電気が走ってるみたいになる。体温が一度くらいずつ上昇してくみたい……)

大鳳(椅子の縁が離せない……力が、抜けないのに、顔だけ、脱力していきそうになるのは、なんで……)

あかり(大鳳ちゃん、すごい顔してるよぉ。涙、出てるけど、気持ちいいから、だよね?)

大鳳「ひゃぁぁぅ……!」ビクンッ

あかり(あれ、変だな。何であかり、身体が熱くなって、息が苦しくなってるんだろ……)

大鳳「てい、とく……」

あかり「はぁぁ、な、に、大鳳ちゃん……?」

大鳳「エッチな、顔、してる……」

あかり「それは、大鳳ちゃんの方だよぉ……」

大鳳「ふきゅっ……! 提督も、してます、よ」

あかり「はぁ、はぁ……そ、う?」

大鳳「は、い、とても、素敵な、顔、です……」

あかり「大鳳ちゃんも、綺麗、だよぉ……」

大鳳「んっ……」チュッ

あかり「んんっ……」

あかり(触られてる人だけじゃなくて、触ってる方もこんな気持ちになるんだね。それって、好きだから、なのかな?)

大鳳(身体が強張って息も苦しいのに、今まで一番幸福な時間……)

大鳳(あぁ、もっと早くこうしていれば、よかった。日が落ちるまでの時間、もう短くなってしまっているのに)

大鳳(そこはまだ不幸みたいですね。なんて、もう身に余るほどの幸運を受けてるんですけどね)

大鳳「はぁ……ありがとうございます、提督。愛してます」

大鳳(このお守り、きっと効果ありましたよ霧島さん……)


↓1 覗いていた艦娘(>>52の大鳳以外)

朝潮(し、司令官、大鳳さんも、何してるんですか、神聖な教室で!)

朝潮(破廉恥です、あんな! 即刻やめさせないと!)

朝潮(なのに、どうして私は動けないの? どうして、声を出さないように手で口を押さえてるんです?)

朝潮(どうして、二人から目が離せないんでしょう……)

朝潮(ずるいです、私は見てもらうだけだったのに、あんな、キスまでして……)

朝潮(司令官、ああいう顔もできるんですね。はずかしがってる顔はたくさん見てきましたけど、あれははじめてです)

朝潮(やだ、私なんで息が荒く……バレちゃう!)ギュッ

朝潮(大鳳さん、たくさん戦ってきたから、提督の役に立ってるからあんなふうに強気で……)

朝潮(いや、そういうのは違うって考えるのをやめたはずです! だから)

朝潮(だから、私だって……)

朝潮(私だって、見るだけじゃなくて触ってほしいんですよ、司令官……)スッ

今回はここまでです

前にも書きましたがおっぱいを揉むのは櫻子と京子が原作でもやってるのでセーフなんですはい
境界線は8割くらいで踏みとどまったと思います

開始します

瑞鳳「ずいぶんご飯が遅かったわね」

あかり「あ、後片付けしてたんだよぉ」

瑞鳳「それも私に頼めばよかったじゃない。日直で秘書艦でしょ?」

あかり「そこまでさせられないよぉ」

瑞鳳「提督として頼りになろうとしてるのはわかるけど、もっと頼ってもいいのよ?」

あかり「それ前に結衣ちゃんからも言われたよぉ」

瑞鳳「傷つける勇気が信頼だって、言われたんだっけ?」

あかり「それは京子ちゃんにだよぉ」

瑞鳳「どっちでもいいけど、要するに相手を頼ることができるっていうのが何よりの信頼でしょ? 信頼されてるって思ったらこっちだってうれしいのよ」

あかり「もっと頼っていい、かぁ」

あかり(ああいうことするのは信頼の証、でもいいのかなぁ? 頼ってる?)

瑞鳳「なに考え込んでるの? というか、ちょっと髪の毛乱れてない?」

あかり「ええっ!? 髪の毛が乱れるようなことはしてないのに!?」

瑞鳳「いやそりゃしてないでしょうけど」

あかり「とと、とにかく、今日はありがとうね瑞鳳ちゃん! お礼にごほうびだよぉ!」

瑞鳳「お礼とごほうびで意味かぶってる気がするけどね」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 明日交流する
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる

あかり「何がいい?」

瑞鳳「そうねぇ、今日は慣れないことしたせいで肩こったから」

あかり「肩叩きだね!」

瑞鳳「いやもう少し本格的にマッサージしてほしいんだけど」

あかり「い、今はその、マッサージは都合が悪いというか、なんというか」

あかり(さっきのこと思い出してまともにできそうにないよぉ)

瑞鳳「ええ~、拒否するのはありなの? ごほうびなんでしょ?」

あかり「ごほうびだけどぉ」

瑞鳳「そう、やっぱり私にはできないんだ。こんな貧相な身体じゃマッサージしたら潰れるだろって言いたいのね!」

あかり「そんなこと思ってないよぉ!」

瑞鳳「じゃあやって?」

あかり「あぁぅ、わ、わかったよぉ。お布団敷くからそこに寝てね」

瑞鳳「しっかりほぐしてよね?」

あかり(いつも通りやれば大丈夫だよね)

あかり「どう、瑞鳳ちゃん?」グイグイ

瑞鳳「中々いい感じじゃない~?」

瑞鳳(まっ、あめのときみたいなことにはならないわよね)

あかり(いつもの調子が掴めないよぉ。あかり、いつもどんな風にやってたんだっけ?)

瑞鳳「ふぁ~……気持ちよくて眠くなってきた」

あかり「眠いなら寝ちゃっていいからね」

瑞鳳「ん~……」

瑞鳳(なんだ普通のマッサージじゃない。みんなが言うような感じじゃない――)

あかり(あかりは本当はできる子だよぉ! いつものリズムだよぉ!)グイッ

瑞鳳「はひぃっ!?」ビクッ

瑞鳳(な、なに!? いきなり、手つきが変わった!?)

あかり(よし! 取り戻せたよぉ! この調子でいくよぉ! あかりはのんびり見えてもしっかりマイペースだもん!)

瑞鳳「ふにゅぅ……!」

瑞鳳(散々普通のマッサージで油断させておいて、いきなり攻めてくるなんて……)

瑞鳳(まさか、こう見えて嗜虐趣味……? やたら食べりゅ流行らそうとしてるし、もしかして……?)

あかり「瑞鳳ちゃん、ここからが本当のマッサージだよぉ」

瑞鳳「はぅっ!」ピクッ

瑞鳳(やっぱ、り、わざと、なのね……そんなのに、この瑞鳳が……)

あかり「えいっ」

瑞鳳「ふひゃぁっ……!」

瑞鳳(この瑞鳳が、屈するわけ……)

あかり「ここが一番こってそうだよぉ」

瑞鳳「は、や、だ、だめ、しょ、そこ、わぁぁ~……!」

瑞鳳(くっ、しゅる、なんて……)

あかり「じゃあ、こっち」

瑞鳳「しょこもぉ~、ふああぁ~!」

瑞鳳(くっしゅりゅぅ……)

瑞鳳「へぇぁ~……」

あかり「うん、よし。あかりはいつも通りだよぉ」

瑞鳳「きょ、こ、にゃ、ん、ひゅ……」

あかり「瑞鳳ちゃん? 何言ってるからよくわからないよぉ」

瑞鳳(何で、私、とっさに口に出る言葉が舌足らずになるんだろう……)

あかり「大丈夫? 痛かった?」

瑞鳳「そんなことにゃい、ない、わよ!」

あかり「そっかぁ、よかったよぉ」

瑞鳳(この笑顔の裏、あんな本性を隠していたなんて! なんて子なの!)

瑞鳳(正規空母並の働きをするこの瑞鳳を屈服させるなんて……)ジーッ

あかり「どうしたの瑞鳳ちゃん? あかりの顔に何かついてる?」

瑞鳳「な、なにもついてないわ! そ、それより、ありがとうね。気持ちよかった、から」

あかり「どういたしまして。また今度いつでもしてあげるからね。今度は最初から本番だよぉ」

瑞鳳「っ!」ドキッ

瑞鳳(そうね、正体が割れた以上もう慢心させることはできないもの。最初から本性をさらけ出してくるでしょうね)

瑞鳳(それにドキってしちゃう。はぁ、もう、私もなんて子なのよ……)

あかり(最初あんまり上手くできなかったから、また瑞鳳ちゃんにはまた今度やってあげるよぉ)

あかり「さてと、後は明日の秘書艦さんを決めて今日は終わりだよぉ。誰にしようかなぁ?」

↓1 明日の秘書艦(>>52の☆のついてない艦娘)

あかり「金剛さんにお願いするよぉ」

瑞鳳「金剛ね、わかった」

あかり「それじゃあ、お休みね瑞鳳ちゃん」

瑞鳳「お休みなさい、提督」

瑞鳳「はぁ、まあもう戦い終わったし、気を張ってる必要もないのかしらね」

瑞鳳「誰かに組み敷かれるのも、悪くはないのかもしれないわ」

あかり「今日は楽しかったなぁ。うん、楽しかったよぉ」

あかり「考えさせることもたくさんあったけど、たぶんあかりはこれで前に進めた、んだよね?」

あかり「きっと、そうだよぉ。いやなことから目を背けない勇気を、あかりは学んだんだもん!」

あかり「これからはもっと積極的に……いや、積極的に、その、エッチなことするのはだめだよね」

あかり「積極的にはしないけど逃げないようにするよぉ! 前向きなのかどうなのかわからないねこれじゃ」

あかり「ま、まあいいよぉ。あかり的には大きな前進だよぉ。それはそれとしてこれからどうしようかなぁ」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>52
3 散歩
4 執務
5 バー

朝潮「はぁ、さっきの光景が頭を離れない……」

朝潮「今寝たら大鳳さんと入れ替わった夢が見られるかな」

朝潮「いやいや、それはそれで惨めですし。それにこんな気持ちじゃ寝るなんてとてもじゃないですけど」

朝潮「……司令官」

あかり「なぁに?」

朝潮「ついに司令官の幻覚まで見え始めた……けど、幻覚になら何したって」

あかり「いや幻覚じゃないからね!?」

朝潮「えっ、本物の司令官ですか?」

あかり「本物だよぉ! どうして幻覚だなんて思ったの?」

朝潮「それは今司令官のことを強く思ってあえ、眠気で朦朧としたいところだったので」

あかり「今日は疲れたよね、お疲れ様だよぉ」

朝潮「司令官こそ、日直の仕事お疲れ様です」

あかり「瑞鳳ちゃんもいたからね。じゃあ、おやすみ」

朝潮「ええっ、帰っちゃうんですか?」

あかり「だって朦朧とするくらい眠いんでしょ? あかりがいたら邪魔だから」

朝潮「し、司令官が幻覚でなかったショックで目が覚めましたから!」

あかり「そんなにショックだった?」

朝潮「あの、悲しいという意味ではなくて、衝撃的だったとかそういう意味であってあの、その」

朝潮「とにかくここにいてください!」

あかり「う、うん、朝潮ちゃんが大丈夫ならいいけど」

朝潮(あぁ、あからさまに不自然に空回りしてる。覗いてたことバレないよね)

あかり「そういえば朝潮ちゃん」

朝潮「は、はいっ!?」

あかり「寝るときは――」

↓1

1 普通のパジャマ
2 ベビードール
3 ネグリジェ
4 浴衣
5 ガウン
6 着ぐるみパジャマ
7 着ない派
8 普段の服
9 ジャージ
10 その他自由に

あかり「パジャマなんだね」

朝潮「へっ、寝間着ですか?」

あかり「うん。朝潮ちゃんによく似合ってるよぉ」

朝潮「これが現代では一般的な寝間着だと聞きましたので」

あかり「そうだねぇ、オーソドックスなパジャマだと思うよぉ」

朝潮「あまり派手に着飾るのは趣味ではありませんので」

あかり「それなのに猫耳なんてつけさせてごめんね」

朝潮「あ、あれは別です! 猫は、好きなのでいいんです!」

あかり「そう? さすがに寝るときはつけてないよね」

朝潮「服装もパジャマでいつもと違うのでいいではないですか」

あかり「あかりが犬だから動物さんでおそろいになれたのに」

朝潮「犬と猫でおそろいとは言いませんよ」

あかり「ふふっ、そうだね」

朝潮「そうですよ。お休みになられにいらっしゃったんですよね? どうぞ、まだ使い始めてさほど経ってないので潰れていませんよ」

あかり「それでも朝潮ちゃんのかおりはちゃんとついてるよぉ」

朝潮「かがないでください!」

あかり「犬さんは何でもかいじゃうものなんだよぉ」

朝潮「もう、シャンプーや石鹸のにおいですから!」

あかり「山雲ちゃんの音読はお昼の後にされたら眠っちゃいそうだよぉ」

朝潮「文月さんでも同じことが言えますね。まあ内容が何気にえぐかったのでそこまででもないかもしれませんが」

あかり「朝潮ちゃんの肉じゃがはおいしくできてたって、いなかったんだっけ」

朝潮「すいません、やつがすばしっこくて」

あかり「授業をサボるなんて不良さんだよぉ」

朝潮「ふ、不良ではありません! 私は、そう、風紀委員として校内の風紀を取り締まっていたんです!」

あかり「いつの間に風紀委員になったの?」

朝潮「自主的に行っていたんです! 委員会なので授業より優先されます!」

あかり「普通は授業の方が優先されるものだけどね」

朝潮「秋月さんが言っていました、委員会は先生達よりも権力を持ってるものだって」

あかり「それは生徒会だよぉ。実際は櫻子ちゃん達みたいにプリント整理とかしてるだけだよぉ? ツイスターゲームで遊んでるとか言ってたし」

朝潮「ごっこなので多少は脚色されるんです! 私は風紀委員として教室での不埒な行為は絶対に許さないんです!」

あかり「教室で?」

朝潮「あっ……と、特に教室ではですからね!? 他意はありませんよ!?」

朝潮(しまった、墓穴を掘ってしまった!)

あかり「う~ん……」

朝潮(なんかうなってる、バレてしまった? ど、どうしよう?)

朝潮(どうなっちゃうの? 覗いてたなんてバレたら……)

朝潮(見てたのに何でとめなかったのかなって聞かれて、見ながら一体何してたのかなとか言われちゃって)

朝潮(風紀を乱す風紀委員はおしおきだよぉって……あぁ、それもいいけど司令官のキャラじゃない!)

朝潮(こ、ここはやはり、風紀委員として風紀を乱すものにはおしおきをって私が逆に……いや、そんな高圧的にするのは趣味ではなくて)

朝潮(だったら、みんなに内緒にする代わりに私にも同じことしてくださいって迫るのが一番……!)

朝潮「しれ、あれ?」

あかり「くぅ~……」

朝潮「眠ってしまったんですか?」

朝潮「これは逆にチャンスなのでは。眠っているうちになら何でもし放題……」

あかり「すぅ~……」

朝潮「……やめましょう。そういうのはよくないですよね。卑怯ですから」

朝潮「私は盛りのついた猫じゃない。愛する人としたいことは何もいやらしいことだけじゃないんです」

朝潮「こうして慈しみ、愛でることだって、私の幸せになるんですから」ナデナデ

あかり「んふふっ……」

朝潮「ふふっ、おやすみなさい司令官。お疲れ様でした」

朝潮(私ももう寝ましょう。今ならきっといい夢が見られます)

朝潮「……」

朝潮(……いい夢を見る前に、ちょっとだけ、ちょっとだけいい目を見させてもらいますね)

朝潮(やっぱり発情期かもしれません私)

今回はここまでです
次は葛城が着任するところからはじめます

これで瑞鳳が好感度100になりましたので秋月、ビスマルク、瑞鳳の順でイベントを行っていきます
これで20人なので葛城を入れてあと38人になります長いです

最終決戦後は好感度上昇値が当社比二倍になっていますので早くなるかもしれません

開始します

金剛「グッモーニン!」

あかり「おはようございます金剛さん。今日も元気ですね」

金剛「今日は朝の日差しですっきり目覚められましたからネー。こんなにいい天気ですし沈んだ気分も飛んでっちゃいますヨー」

あかり「沈んでたんですか?」

金剛「イーエ、昨日は楽しかったので沈む要素はまったくナッシング!」

あかり「そっちも楽しんでいたみたいでよかったです」

金剛「1つ難点を言うならそこデース! アカリと一緒に授業受けられませんでしター」

あかり「金剛さんはさすがに中学生というのは無理ですよぉ」

金剛「最近の中学生は発育がいいデース! 古谷提督は私より大きいじゃないですカ!」

あかり「おっぱいだけですよぉ」

金剛「だったら私だって中学生でいけマース!」

あかり「その理屈はどうでしょうか」

金剛「私も学校でアカリとバーニングラブしたいデース!」

あかり「時間と場所をわきまえなきゃだめです!」

金剛「時間と場所をわきまえて、より燃えるシチュエーションを選択するまでデース!」

あかり「何が燃えるんですか! もぉ~」

金剛「ところで、時間と場所をわきまえればいいんですカー?」

あかり「……いいですよ」

金剛「ワッツ? き、聞こえませんでしたヨー、もう一回――」

妖精(猫吊るし)「おはようございます提督」

あかり「あっ、妖精さん」

金剛「シット! なんでこのタイミングで来るんですカー!」

妖精(猫吊るし)「何かお邪魔したみたいですね。出直すのでごゆっくり」

あかり「いや何か用があったから来たんだよね? 話してよぉ」

妖精(猫吊るし)「いえ、また新しい方がいらっしゃったというご連絡をしようとしていただけなので」

あかり「とっても重要なことだよぉ! 早く呼んできて!」

妖精(猫吊るし)「私としては金剛さんといちゃいちゃしてくれている方が好ましい――」

あかり「妖精さん!」

妖精(猫吊るし)「しょうがないですねぇ」

金剛「またニューフェイスの登場ですカー。昨日も知らない間に1人増えてましたネ」

あかり「春雨ちゃんですよぉ」

金剛「もう戦力はいらないのにどうして増えるんでしょうネー。ニューフェイスの建造もできなくなってるはずデース」

あかり「にぎやかになるのはうれしいですよぉ」

金剛「にぎやかはいいですけど……」

あかり「大丈夫ですよ。たくさん人が増えても、あかりはちゃんと金剛さんのこと見ていますから」

金剛「あ、アカリ? 今日は何か雰囲気がいつもと違いますネ」

あかり「あかりだってまだまだ成長しますよぉ」

金剛(一体何があったというんでショー?)

妖精(猫吊るし)「新しい艦娘の方、お連れいたしましたよ」

あかり「はいどうぞ~」

葛城「本日付でこの鎮守府の配属となった、雲龍型航空母艦、三番艦、葛城よ!」

あかり「雲龍さんの妹さんですね。はじめまして、赤座あかりです」

葛城「あなたがうわさの子供提督ね! ほんとに子供だぁ」

あかり「子供ですけどちゃんと提督やってますよぉ!」

金剛「これでも戦争を終わらせた英雄デース!」

葛城「戦争終わってるのよね。今度は水上防空砲台にすらなれないのに、何で配属されちゃってるんだろう私」

金剛「大本営の思惑は知りませんが、まあ歓迎しますヨー。私は金剛デース!」

葛城「金剛って、あの世界最強とも謳われた第三戦隊の金剛さん!?」

金剛「はい、その金剛デース!」

葛城「うわぁ、すごい! 私なんかとは全然違う本物の武勲艦だぁ!」

金剛「あなたは生まれた時期が悪かったんですヨー」

あかり「雲龍さんももうかなり末期の頃に生まれたんでしたよね。それで戦ったことがないって」

葛城「うん。私も雲龍姉さんも天城姉さんも空母として働けなかったから。機動部隊旗艦葛城、抜錨する! とか言ってみたかったんだけどなぁ」

金剛「今回は末期どころか戦後でしたネー」

葛城「はぁ、私はここで何をしろと?」

あかり「何でもできますよぉ。好きなこと、何でもしていいです」

葛城「好きなこと何でも?」

あかり「はい。それを見つけるお手伝いをするのが、今のあかりの仕事ですよぉ」

葛城「そんな壮大なこと言われてもなぁ」

あかり「何か熱中できることとかきっと見つかりますよぉ」

葛城「だといいんだけどねぇ。まあ、とにかくよろしくね」

あかり「はい! よろしくお願いします!」

瑞鶴「あら、葛城じゃない」

葛城「瑞鶴先輩! この鎮守府にいらっしゃったんですね!」

瑞鶴「いやまあこの鎮守府だけにいらっしゃるわけでもないだろうけど」

葛城「瑞鶴先輩と一緒にいられるだなんて、うれしいです!」

瑞鶴「そ、そう。瑞鶴も可愛い後輩ができるのはうれしいわ」

あかり「先輩後輩の関係なんですね」

葛城「私がまともに会えた正規空母の先輩なんて瑞鶴先輩くらいなものなのよ」

瑞鶴「最後にこの子に見送られて行ったのよね。懐かしい、って言ってもいいのかしらね」

金剛「葛城は日本海軍最後の空母なんですネー」

葛城「他にもっと妹がいるはずだったんだけど、さっきも言ったとおりの状況だったからね」

金剛「ちなみに私は現在確認されている艦娘の中で最古の艦デース! 最後の空母と最古の戦艦がそろい踏みデース!」

瑞鶴「艦娘になってるのが確認されてる中で最古、でしょうが。三笠とか富士とかもっと古いのがいるでしょ」

葛城「それでも当時からもう古かったのに、最も働いた戦艦なんですもんね。すごいです!」

金剛「あんまり古い古い言われるのはいい気がしないかも?」

あかり「自分から言い出したんですよ金剛さん」

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖   大鯨
山城   名取☆   北方棲姫
○蒼龍  間宮    霧島 
○加賀☆山雲    ○足柄☆

若葉   ○叢雲   ○白雪
○扶桑  Bep    ○ビス子☆
筑摩    ○大和☆ 長門
千歳☆  ○熊野   ○古鷹
○金剛☆鳳翔    谷風  
球磨   酒匂    天龍  
○神通  那珂☆   武蔵
雲龍    ○文月   ○三日月☆
伊168   浦風    伊58
卯月    愛宕    川内
陽炎    ○瑞鳳☆ ○朝潮☆ 
吹雪    島風    ○大鳳
舞風☆  浜風    明石 
夕立   ○千代田 ○瑞鶴☆

○秋月☆ 離島棲鬼 戦艦棲姫         
春雨    葛城

あかり「葛城さんかぁ。雲龍さんとは全然違うタイプの人でしたね」

金剛「雲龍はボーっとしてますが、葛城は活発的なタイプと見ましたター」

あかり「服もあんまり露出が多くないですし」

金剛「それは雲龍と比べるからであって、あれも十分露出してますヨー」

あかり「それに……なんでもないです」

金剛「言いたいことはなんとなくわかりマス」

あかり「なんでもないですから!」

金剛「イエス、あえて触る必要はありまセーン」

あかり「姉妹でも違う人は違いますからね」

金剛「さて、キリもついたところで今日の遠征をどうしますカー?」

あかり「今日の遠征ですか、どうしましょう?」

↓1 遠征隊を

1 出す
2 出さない

あかり「今日はみんな学校ごっこで疲れてると思うのでなしですよぉ」

金剛「あんまりサボってると査定に響きますヨー?」

あかり「えっ、査定とかあるんですか?」

金剛「知らないですけど、普通はあると思いマース」

あかり「下がっちゃったらどうなるんですか?」

金剛「お給料が減りマース。そしてみんなを養えなくなって一家離散デース」

あかり「そ、そんなぁ!」

金剛「査定する人はあの先生だと思いますからそこまで深刻になることありませんけどネー」

あかり「な、なんだぁ、よかったですよぉ」

金剛「そもそも女の子を提督にしてるなんて、有事法制下だから見逃されてるだけで、普通じゃありえないことですヨー」

金剛「上もそこまで波風立てなくないはずデース。それも、戦争を終わらせた英雄を冷遇してるなんて知られたら、世間の好感度ガタ落ちデース」

あかり「なんだかよくわかりませんけど心配要らないってことですよね?」

金剛「イエス。アカリは子供の身でもう十分がんばってきたんですから、好きなだけ休めばいいデース」

あかり「えへへありがとうございます、金剛さん!」

金剛「お礼を言われることじゃありまセン。さあ、今日はなにからはじめますカー?」

↓1

1 艦娘との交流(>>157の秋月以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「春雨ちゃん」

春雨「あ、あかりちゃ……司令官」

あかり「あかりちゃんでいいのに」

春雨「まだ会ったばかりで慣れ慣れしすぎますよ。呼ぶにしても追々です」

あかり「春雨ちゃんも真面目だねぇ」

春雨「いえ、私なんて。私に何かご用でしょうか?」

あかり「来たばっかりだから様子を見に来たんだよぉ。何か不自由してない?」

春雨「特に困ったことはありません。むしろ1人1部屋使っていいだなんて自由すぎます」

あかり「お部屋はまだいっぱいあるからね~」

春雨「何を置こうか迷うって困ってるくらいですよ」

あかり「困ったことあるじゃない」

春雨「ありましたね、ふふっ」

あかり「大丈夫そうだから、これらからは様子見じゃなくておしゃべりの時間だよぉ」

春雨「急ぎの用事はありませんし、お付き合いいたします」

あかり(何の話をしようかなぁ)

↓1

1 姉妹のこと
2 料理のこと
3 ツインテールにしたらちなつに似てるかもという話
4 その他自由に

あかり「春雨ちゃんは飯盒を持ってたけどお料理できるのぉ?」

春雨「人並みにはできますよ」

あかり「最近料理ができない人増えてきてるんだよぉ?」

春雨「揚げ足を取らないでください!」

あかり「えへへ、やっぱり得意料理は春雨を使った料理?」

春雨「名前がそうだからって、春雨を使った料理が得意になるとは限りませんよ」

あかり「じゃあ何が得意なのぉ?」

春雨「……麻婆春雨です」

あかり「やっぱり春雨使ってるじゃない!」

春雨「たまたまですよ! たまたま、名前が春雨だから春雨作った料理を作れるようになりたいなって思って練習したんです」

あかり「それはたまたまじゃないと思うよぉ」

あかり「今度食べさせてね」

春雨「お口に合えばいいですが。春雨特製麻婆春雨。胡麻油と五香粉が秘伝なんです」

あかり「ごこ~ふんってなに?」

春雨「五つスパイスをブレンドした香辛料です」

あかり「なんだか辛そうだよぉ」

春雨「辛いのは苦手ですか?」

あかり「あかりはどっちかというと甘口派だよぉ」

春雨「しかし、麻婆春雨は辛くなければいけませんよ」

あかり「カレーも好きだしいけるかなぁ」

春雨「所謂激カラというほどの辛さではありませんから、きっと食べられますよ。おいしいかどうかは別ですが」

あかり「ううん、きっとおいしいよぉ。飯盒を持って回るほどの料理好きの春雨ちゃんが作るんだもん」

春雨「いえこれは別に料理好きだから持ち回っているわけではないんですが」

あかり「ご飯詰めておかないの?」

春雨「詰めておくと冷たくなってしまいます」

あかり「冷めたご飯でも麻婆春雨をかければ温かく食べられるよぉ」

春雨「なら麻婆春雨も用意しておかないといけないですね!」

あかり「そしたら麻婆春雨も冷めちゃうね」

春雨「迅速においしくお料理を補給するのは難しいですね。とりあえず冷めてもおいしい春雨スープでも入れておきましょうか」

あかり「スープも春雨づくしだねぇ」

春雨「明石さんに保温ができる魔法をかけてもらいます」

あかり「魔法ビンならぬ魔法飯盒だね!」

春雨「そしたらご飯も麻婆春雨も春雨スープもいつでも温かく補給できます」

あかり「全部同じのに入れてたら温かくてもあれになりそうだけどね」

春雨「飯盒三つはさすがに持ち歩けませんね。私の手は二つしかないので、ご飯と麻婆かスープ、どちらか日によって別の料理を持つことにします」

あかり「でもお皿も持ってないとだめだよぉ?」

春雨「あぁっ! お皿のことを忘れてました。そうするとお皿で片手がふさがるから、1つしか飯盒が持てないことに」

あかり(そもそも、そんなにみんなお腹空かせてることないよ、ってせっかくやる気出してるんだから出鼻くじくようなことは言わないでおくよぉ)

春雨「もっと大きな飯盒にしてご飯と麻婆春雨を分けて詰めれば。そうするとスープが……」

あかり「持って回る前にあかりに食べさせてくれるとうれしいな」

春雨「あっ、はい。また今度ごちそうします!」

あかり「楽しみにしてるね。じゃあ、またね」

春雨「はい、また」

あかり「春雨ちゃんはやる気に満ち溢れてるよぉ。みんな春雨ちゃんみたいにすぐにやりたいこととか、やれることが見つかればいいんだけどなぁ」

あかり「さてと、あかりはこれからどうしようかなぁ?」

↓1

1 艦娘との交流(>>157の秋月、春雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は千歳と交流するところからはじめます

秋月が交流できないのは好感度100イベントのためです
終わればできるようになります

開始します

あかり「千歳さんこんにちは」

千歳「こんにちは提督。今日もまた新しい人が配属になったそうですね」

あかり「葛城さんですよぉ」

千歳「葛城、あぁ、雲龍型の」

あかり「そうです。雲龍さんの妹さんですよぉ」

千歳「ということはスタイルがよろしいわけですか?」

あかり「そうですね、すらっとしてて健康的だと思います」

千歳「すらっとしてて?」

あかり「すらっとしてるんですよぉ」

千歳「姉妹だからといってここが似るわけではないんですね」

あかり「千歳さん達は似たかもしれませんけど、必ずそうなるわけではありませんよぉ」

千歳「まあ胸の大きさは気にすることありませんよね。提督はそういうの気にしない人ですから」

あかり「はい、気にしませんよぉ。でも葛城さんはあかりが気にするかどうは気にしないと思いますけど」

千歳「ずっとそうだと私は少し気が楽になるんですけどね。さてと、何をしましょうか?」

↓1

1 新しいお風呂の使い心地について
2 暇な時間をどう潰しているのかという話
3 最近バーが御無沙汰なことについて
4 その他自由に

あかり「最近遠征も全然してなくて暇じゃありませんか?」

千歳「時間を持て余してる感はありますね。だから昨日学校ごっこなんてしたんですか?」

あかり「秋月ちゃんのためでもあったんですが、みんなの暇つぶしになればと思ったんですよぉ」

千歳「楽しかったですよ学校ごっこ。学生生活が楽しみになりました」

あかり「千歳さんだと高校生か大学生ですよね」

千歳「やっぱり中学生はキツい?」

あかり「大人っぽいですしちょっと無理かもしれませんよぉ。それにお酒飲むならやっぱり大学生じゃないとだめです」

千歳「学校で飲むわけじゃないからいいんじゃないですか?」

あかり「学校で飲んでるって話をしちゃったら不良さん扱いされちゃいますよぉ」

千歳「大学は昨日のとは趣が異なると思うんですが」

あかり「大学も大学で楽しいと思いますよぉ。お姉ちゃんもちなつちゃんのお姉さんと毎日仲良くしてるみたいですし」

千歳「お姉さんより提督と一緒にいたいんですけどねぇ」

あかり「昨日は学校ごっこですけど、いつもはどんな風に暇潰してるんですか?」

千歳「おいしそうなお酒の本を読んだり」

あかり「本読んでるだけですよね?」

千歳「さすがに暇だからって日がな一日お酒を呷って生活するなんてできませんよ。不健康ですし、お金がいくらあっても足りません」

あかり「夜は飲んでるんですか?」

千歳「毎日ではありませんよ? ちゃんとセーブしてますから」

あかり「1人でですか?」

千歳「1人のときもありますし、武蔵さんや鳳翔さんなんかに付き合ってもらうこともありますよ」

あかり「千代田さんとはあんまり飲まないんですか?」

千歳「前は結構来てましたが今はたまに顔を出しにくるくらいです。他に想うところがあるんでしょうね」

あかり「そうだったんですね~」

あかり「それだけ色んな人と飲んでることがあるなら、1人のときって寂しくなりません?」

千歳「1人のときは1人のときでまた違った趣があるものです」

あかり「そういうものなんですね」

千歳「ですが時々、提督がお相手できる年齢だったらなぁなんてふと考えてしまうこともあります」

あかり「あかりはまだチョコに入ってるのくらいの量しか無理ですよぉ」

千歳「そんなことを想いながら飲む酒も乙なものですよ」

あかり「わぁ~、大人っぽいですよぉ。これはやっぱり中学生は無理ですね」

千歳「酔っ払えば子供っぽくなるかもしれません」

あかり「いや酔っ払って学校行く方が大問題ですからね!?」

千歳「でも酔っ払ってしまったら提督と一緒の学校に行きたいって駄々こねて、ついて行っちゃいそうです」

あかり「なら学校ある日の朝はお酒禁止です!」

千歳「朝からは飲んでませんってば」

千歳(そうね、酔っ払ってしまえばどんなはずかしいことしたって誤魔化せるんだわ)

千歳(でも、誤魔化してたら先に進めないわ。どうしましょうか)

あかり「はぁ~、今日もお昼ご飯おいしかったですよぉ」

大和「今日もおいしそうに食べてくれてありがとうね」

あかり「おいしそうじゃなくておいしかったんですよぉ!」

大和「はいはい、どっちにしてもありがとう。そうだ、あかり」

あかり「なんですか?」

大和「これ、秋月さんと長10cm砲ちゃんに持っていってあげて」

あかり「おにぎりですか?」

大和「もうすぐお昼片付けてしまうけど、秋月さん出てこなかったから」

あかり「お腹減ってないんじゃないでしょうか? 秋月ちゃん小食ですし」

大和「秋月さんはそうだけど食いしん坊の長10cm砲ちゃんのためにいつも来てたからね」

あかり「きっとゲームに夢中で時間に気づいてないんですよぉ」

大和「それはよくないわね。ゲームもいいけどお昼はちゃんと食べなさいって叱っておいてね」

あかり「本当の理由はまだわかりませんよぉ」

大和「なんにせよお昼は食べた方がいいからね。お願いねあかり」

あかり「はい、あかりがしっかり届けてきますよぉ」

あかり「秋月ちゃん、いる?」

秋月「あぁ、また! くぅ~!」

長10cm砲ちゃん「きゅ~……」

あかり「本当にゲームに夢中になってた!」

秋月「あっ、司令!」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

あかり「もうお昼の時間だよ秋月ちゃん」

秋月「もうこんな時間、すいませんすっかり時間を忘れてしまっていました」

長10cm砲ちゃん「きゅ~きゅ~!」

あかり「わっ、長10cm砲ちゃん、ひっぱたら落っことしちゃうよぉ。すぐにあげるからちょっと待ってて」

秋月「お腹が減ってたのね。ごめんね、長10cm砲ちゃん」

あかり「ゲームもいいけどお昼はちゃんと食べなさいって大和さんが言ってたよぉ」

秋月「面目ないです……」

長10cm砲ちゃん「きゅ~う」パクッ

秋月「ほどいい塩加減でおいしい。さすがは大和さんです」

あかり「こんなおいしいお昼を食べないでゲームするなんて身体に悪いよぉ。1時間やったら15分休憩だよぉ」

秋月「すいません、中々キリのいいこところまで進まなくて」

あかり「食べるの忘れちゃうくらい面白いゲームなの?」

秋月「いえ、先日司令と買いに行ったあのゲームです」

あかり「あっ……」

秋月「ちょうど今レイテ沖海戦に差し掛かっているところなんです」

あかり「それも、実際にあった戦いなんだよね?」

秋月「はい。レイテ沖海戦というのはレイテ島周辺で行われた2日に及ぶ一連の戦闘のことをいいます」

秋月「たくさんの艦が参加した規模の大きな戦いで、今では世界最大の海戦とも呼ばれているらしいです」

あかり「大きな戦いだったんだね」

秋月「はい。それだけに、多くの犠牲が出ました。私も、その1人です」

あかり「……」

秋月「1人という言い方は変ですね。私は1隻、人で数えるべき犠牲はもっとたくさん出ています」

あかり「……」

秋月「すいません、重いですよねこんな」

あかり「ううん、大切なことだよぉ」

秋月「今がんばってこの海戦を日本側損失0に収めようとしてるんですが、それが難しくて」

秋月「これまでの行動で当時よりも格段にいい状況なのに、それでも難しいんです。改めて国力の違いというものを思い知らされますね」

あかり「秋月ちゃん……」

秋月「そんな顔をしないでください。これはゲームなんですから。負けても何度もやり直せます、勝つまで何度でも」

秋月「だからいいんですよ深刻にならなくて。ゲームなんです、これに勝ったって何にも変わらないんです」

秋月「現実で勝ったことになるわけでも、やり直せるわけでもないんです。もう終わったことですから。全部、遠い昔のこと、ですから」

あかり「秋月ちゃん!」ダキッ

秋月「すいません司令……私、こんな、司令を泣かせるつもりじゃ、なくて……」

秋月「ただ、何にもならなくっても、自己満足でもいいから、変えたくて……」

あかり「うん、うん……」

秋月「すいません司令、すいません……」

長10cm砲ちゃん「きゅ~……」

今回はここまでです

今回もキャラソンの出来がいいみたいでよかったです
個人的に二期のあかりのキャラソンのしあわせギフトと千歳のキャラソンカップリング曲のchuchuchuri lovelyが好きです

開始します

秋月「すいません、取り乱してしまって」

あかり「ううん、仕方ないよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅ~きゅ~……?」

秋月「長10cm砲ちゃんもごめんね心配かけて」

あかり「そんな辛い思いしながら何でやり続けるの?」

秋月「自己満足ですよ。たとえゲームの中ででも、変えることができたんだってそう思いたいからです」

あかり「ゲームは楽しむためにやるものだよぉ! 辛い思いしながらする必要なんてないよぉ!」

秋月「それでも、私はやりたいんです」

あかり「秋月ちゃん……」

秋月「夕飯はしっかり食べに行きますよ。心配しないでください」

あかり「じゃあ、あかりも一緒に見てるよぉ」

秋月「えっ?」

あかり「あかりも一緒に見てる。秋月ちゃんががんばってるところ見てるよぉ」

秋月「司令……ありがとうございます」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

秋月「長10cm砲ちゃんもありがとうね。だいぶコツは掴んできましたので次こそは!」

秋月「よし、今回は転進しませんでしたね。いい兆候です」

あかり「ねぇ、秋月ちゃん」

秋月「何ですか?」

あかり「やり直したいって、思ってる?」

秋月「今回で終わらせますよ」

あかり「そうじゃなくって」

秋月「……思ってないといえば、嘘になります」

あかり「……」

秋月「これだけの技術がもし当時に存在していたら、これを持って帰ることができたらって何度も考えましたよ」

秋月「でもそれはできないし、やってはいけないことです」

あかり「先生に頼めば作ってもらえるかもしれないよぉ。実際あかり達は同じ時間に飛ばされたのにバラバラに飛ばされてきたんだし」

秋月「司令、やってはいけないことだと言いましたよ」

あかり「でも……」

秋月「過去を変えるということは、その先にある未来、つまりは現在、今を否定するということです」

秋月「私は、今が好きです。だから、できたとしてもやりません」

あかり「本当にいいの?」

秋月「はい」

あかり「あかり、レイテなんて全然知らなかったんだよ? 秋月ちゃん……駆逐艦秋月のことだってきっとここに来なかったら知ることはなかったんだよ?」

秋月「それは少し寂しいですね。けれども、時間と共に過去の出来事が忘れられていくのは自然なことです」

あかり「そんなの……」

秋月「かつての私達の戦いを悪し様に語る人がいます。最初はとても憤りましたよ。誰のおかげでそこにいられると思ってるんだって」

秋月「だけど、逆に感謝してくれている人もいます。失われた命に哀悼を捧げてくれる人がいます」

秋月「わかったんです。どんな物事でも人によって捉え方は違うんだって」

あかり「前に言ってたこと?」

秋月「そう、同じ文章でも人によってまったく違った受け取り方をする。そういうものなんだって」

秋月「歴史的事実であってもそれは変わらない。良いように捉える人も悪いように捉える人も、どっちもいる」

秋月「歴史に名前を残すということは、そうやって色んな人に色んな感情を向けられるってことなんだって気づいたんです」

秋月「どの感情もきっと間違いなんかじゃない。批判する人も感謝する人もみんな、それぞれの心を持っているんですから」

秋月「だから、ただ感じてくれればいい」

あかり「感じる?」

秋月「何かを、私達のことを知って何かを感じてくれれば……忘れないでくれればそれでいいと、今ではそう思っています」

あかり「でも、みんな忘れていっちゃってるんだってさっき」

秋月「それは残念ですが自然なことです。自然なことなら、人が手を加えて忘れないようにすればいい」

秋月「本に残すとか、こういうゲームだったり。触れる機会はたくさんありますよ」

秋月「辛くても目を逸らさずに、つまらなくても投げ出さずに、それに触れて私達がやったことに何かを感じる」

秋月「それだけで、充分です」

あかり「何かを感じる……」

秋月「終わってしまった過去に対してできることは、想うことだけなんですよ」

秋月「その過去の亡霊である私が言うのもなんなんですが」

あかり「秋月ちゃんは亡霊なんかじゃないよぉ!」

秋月「そうですね、昔の私は生きているとは呼べなかったかもしれません。ただ、そこに存在していただけです」

秋月「それが今、こうしてここに生きているんですね」

あかり「秋月ちゃんは、生まれ変わったんだよぉ。ここにいる秋月ちゃんは、昔の秋月ちゃんとは違うの!」

秋月「それは喜ぶべきか悲しむべきかわかりづらいところですね」

秋月「生まれ変わったのなら昔の記憶を引きずる必要もないかもしれないんですね」

あかり「秋月ちゃんが辛いなら全部忘れちゃってもいいんだよぉ」

秋月「ありがとうございます。でも、辛くても持ち続けなければいけないものですから」

秋月「人に忘れるなと言っておいて自分だけ忘れるなんて虫のいい話ですよ」

秋月「それに、私が忘れてしまったら、もう誰にも思い出してもらえない人もいますから」

あかり「……」

秋月「大丈夫です。辛いときにはこうして支えてくれる人がいますので」

あかり「あかり支えられてる?」

秋月「支えてもらっていますよ。まだ会ってから日も浅いのに、よくもまあこんなに私の心の中に入ってこられたものですね」

あかり「あかりは人に気づかれずに行動するのが得意なんだよぉ」

秋月「それで心の中にまで入ってこられたらたまったものじゃありませんよ」

あかり「じゃあ出て行った方がいい?」

秋月「いいえ、出て行ったらいやです。ここにいてください」

あかり「秋月ちゃんがそう言うならもう少しいてあげるね」

秋月「感謝します、提督」

あかり「うむっ、感謝したまえ秋月くん」

秋月「ふふっ、似合いませんねそういう喋り方」

あかり「ええ~、あかりこれでももう一年くらい提督やってるんだよぉ?」

秋月「一年じゃ風格は身につかないものですね」

あかり「これでも提督らしくなったって言われてるんだからね!」

秋月「元がどれくらいらしくなかったのか気になりますね」

あかり「もぉ~! 秋月ちゃんったら~!」

秋月「ふふふっ、ごめんなさい司令」

長10cm砲ちゃん「きゅ~きゅ~!」

秋月「おとなしくしてたと思ったらどうしたの長10cm砲ちゃん? あっ、危ない! 危うく私が轟沈するところだった。集中しないと!」

あかり(この分なら後はそこまで辛くなることもなさそうだね)

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ~」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅ?」

あかり「ほっぺたにご飯粒ついてるんだよぉ」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅう! きゅ~!」クイクイ

あかり「あかりが取ってあげるよぉ。じっとしててね、はい、取れた!」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅっ!」ペコリ

あかり「どういたしまして~」パクッ

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ~、きゅう!」

あかり「ん? こっちの長10cm砲ちゃんもほっぺたにご飯粒? しょうがないなぁ」

長10cm砲ちゃん(左)「きゅきゅ~」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅうきゅう!」

あかり「えっ、また付けてるの? もうちょっと落ち着いて食べなきゃだめだよぉ」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅきゅ~」

秋月「司令、こっちもです!」

あかり「秋月ちゃんも? というか食べてたんだおにぎり」

秋月「何とかクリアして疲れたので栄養補給です」

あかり「あっ、クリアできたんだおめでとう。はい、取れたよぉ」

秋月「どうも、ありがとうございます」

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ~」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅ~」

あかり「あれ、長10cm砲ちゃんもまた!?」

秋月「あぁ、司令すいませんまたついてしまいました」

あかり「秋月ちゃんも!? わざとやってるでしょ!」

秋月「いえいえそんな、偶然ですよ。ねぇ?」

長10cm砲ちゃん『きゅ~!』コクコク

あかり「このままじゃほっぺたのご飯粒でおにぎりできちゃうよぉ!」

秋月(今度は歴史に名を残すことができなくて、たくさんの人に何かを感じてもらうことはできないかもしれない)

秋月(それならせめて、たった1人にだけ……司令だけにでも感じてもらえるように生きよう)

秋月(私といられて幸せだって)

今回はここまでです

昨日書き忘れてましたが千歳の好感度が100になったのでビスマルク、瑞鳳の次に千歳の好感度100イベントです
このまま最後まで連続でと行きたいところです

開始します

あかり「金剛さん」

金剛「ハイ、何ですカー?」

あかり「金剛さんは昔のことをどう思ってますか?」

金剛「昔、アカリのことはもっと早くからアカリと呼ぶべきだったと後悔してマース」

あかり「艦娘になる前の話ですよぉ」

金剛「そっちのことでしたカ。どうと言われましても、難しい話デース」

あかり「戻りたいって思いませんか?」

金剛「まったく、と言い切れればカッコいいんですが、それほど単純には割り切れませんヨ」

あかり「今の人達の昔のことに対する態度とか気にしていません?」

金剛「しょうがないですよ、私達は負けたんですカラ。多くの命が失われている以上、がんばったけど負けましたじゃ許されない話デス」

あかり「悪いように言われるの、辛くないですか?」

金剛「辛いです。でも、私達のやったことの結果なんですから受け止めるしかありません」

金剛「たとえ当時は自分の意思で身体を動かすこともできなかったのだとしても、紛れもなく私がやったことなんです」

あかり「辛いときは無理しなくていいんですよ?」

金剛「ええ、無理はしまセーン」ダキッ

あかり「金剛さん、今辛いんですか?」

金剛「アカリがいやなこと思い出させるからですヨー、責任とって慰めてくだサイ」

あかり「すいません。気になってしまったのでつい」

金剛「辛いことに泣いてるよりも、この人と楽しいことをして生きたいって思えるだけ好きになれる人がいるんです」

金剛「幸せものですよ、私は」

あかり「……ありがとうございます金剛さん」

金剛「礼を言うのは私の方ですよ。もう少しこのままでいいですか?」

あかり「はい、あかりもこのままでいたいです」

金剛「ならもう少しだけ。その後、何をしましょうカー?」

↓1

1 艦娘との交流(>>157の春雨、千歳以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「朝潮ちゃん、いる?」

朝潮「し、司令官、こんにちは」

あかり「こんにちは。昨日はすぐに寝ちゃってごめんね」

朝潮「気にしないでください。お疲れだったのでしょうし」

あかり「朝潮ちゃんもすぐに寝ちゃったのかな?」

朝潮「え、ええ! すぐに寝ましたとも!」

あかり「寝てる間にいたずらとかしてないよね?」

朝潮「もも、もちろんです! お休みの司令官にいたずらなんて!」

朝潮(私にいたずらはさせましたけど)

あかり「だよね、朝潮ちゃんがそんなことするはずないもんね」

朝潮「そうですよ、私がそんなこと。ははは」

あかり「今日も遊びに来たんだけど、なにしよっか」

朝潮「つくづく暇しているんですね司令官」

↓1

1 山雲のところへ遊びにいく
2 猫っぽくなる訓練
3 可愛いもの探しの旅その2
4 その他自由に

あかり「そろそろ耳としっぽにも慣れてきた?」

朝潮「まだ付け始めてそう日は経っていないんですが」

あかり「もうそれを付けてないと違和感を覚えるレベルになってるよぉ」

朝潮「印象には残るでしょうからね」

あかり「もうすっかり猫さんだね」

朝潮「猫耳としっぽを付けているだけで、猫にはなっていませんよ」

あかり「それならもっと猫らしくしてみようよ」

朝潮「何でですか?」

あかり「可愛いもの好きでしょ?」

朝潮「自分が可愛くなるのは好きじゃないと言ったと思いますが」

あかり「なら、あかりが可愛がってあげるよぉ」

朝潮「なっ……!」

あかり「どうかしたの?」

朝潮「なんでもないです」

朝潮(何でもかんでも意味深に聞こえるのは、私が司令官にそういう感情を持っているからなんでしょうか)

朝潮「司令官を楽しませるためだというのなら」

あかり「あかりも可愛いもの好きだよぉ」

朝潮「なら、少しだけやってみます」

あかり「わぁ~」

朝潮(とはいえ、猫っぽいとはどうすればそうなるんでしょう? 人間に使う場合は高飛車な女の人なんかに対する形容詞になると思いますが)

あかり「おすわり!」

朝潮「それは犬です」

あかり「猫さんも教えればやってくれるよぉ」

朝潮「どうでしょう、言うことを聞かないのが猫ですから」

あかり「オスカーは聞いてくれるよね?」

オスカー「にゃあ~」

朝潮「い、いつの間に!?」

あかり「オスカーの真似をすれば猫っぽくなれるよぉ」

オスカー「にゃあ」

朝潮「猫っぽいというか猫の真似ですからね」

オスカー「にゃっ」ピョン

朝潮「司令官のひざの上に、では私も」

あかり「今乗ったらオスカーが潰れちゃうよぉ!」

オスカー「ふしゃ~!」

朝潮「あぁ、ごめんね邪魔しないから威嚇しないで」

オスカー「にゃ~ん」ゴロゴロ

あかり「ふふふっ、オスカー、そんなところに顔くっつけたらくすぐったいよぉ」

朝潮「司令官の股の間に顔を突っ込む、と」

あかり「これは真似しなくていいからね朝潮ちゃん!」

朝潮「オスカーの真似をしろと言ったじゃないですか」

あかり「これはいいの!」

オスカー「にゃ~」シャッシャッ

あかり「あっ、オスカー、あかりの服で爪とぎしちゃだめだよぉ」

朝潮「それは爪とぎというより甘えているんだと思いますよ」

あかり「遊んであげるから服を離してね」ナデナデ

オスカー「にゃん」

あかり「ん~? 首のとこなでてほしいんだね。わかったよぉ」ナデナデ

オスカー「ふ~……」ゴロゴロ

朝潮「……」

あかり「肉きゅうぷにぷにさせてね」プニプニ

オスカー「ふにゃ」

あかり「えへへ、オスカーは肉きゅう触られてもおとなしい子でよかったよぉ」

朝潮「……」シャッシャッ

あかり「あっ、オスカーちょっとごめんね。よいしょ」

オスカー「にゃ~ぉ?」

あかり「はい、これでもうオスカー潰れないから、こっち来ていいよ朝潮ちゃん」

朝潮「可愛がってくれるって言ったのに、オスカーにばっかりかまってひどいです」

あかり「ごめんね、オスカーの方が猫っぽいものだから」

朝潮「猫っぽいじゃなくて猫ですよ!」

あかり「えへへ、朝潮ちゃんも猫っぽくなればなるほど、こうやってみんなから可愛がられるようになるんだよぉ」

朝潮「私は、自分が可愛いくなるのは好きじゃないんです。つまり、可愛がられるより可愛がる方が好きだってことですよ!」ガバッ

あかり「ちょっ! 朝潮ちゃん、それは真似しなくていいって言った……あっ、だ、だめだって、ば、朝潮ちゃんっ!」

朝潮(やっぱり、猫はあなたの方が似合いますよ司令官)

あかり「朝潮ちゃんはときどきすごく大胆なことをするよぉ」

朝潮「司令官にさせられているんです」

あかり「そんな覚えないんだけど? むしろしちゃだめって言ったよね?」

朝潮「するなと言われたことはしたくなるものですよ」

あかり「朝潮ちゃんがそんな天邪鬼な!」

朝潮「真面目な人ほど禁忌に憧れるものなんですよ」

あかり「朝潮ちゃんも憧れてるの?」

朝潮「たまに不真面目にしてみたくなるときだって、ありますよ」

あかり「不真面目になるのが急すぎるよぉ」

朝潮「猫は気まぐれなものですよ。オスカーだって、もういなくなってるでしょう?」

あかり「あっ、本当だ、いなくなってるよぉ!」

朝潮「ふっ、ちょっとは猫っぽさ出ましたか?」

あかり「猫っぽい気まぐれさとは違うような気がするよぉ。というか、朝潮ちゃんは気まぐれに不真面目になるっていうより、エッチ――」

朝潮「き、禁忌に憧れているだけですから!」

あかり「それならい、いくないけど。はぁ、これからどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>157の春雨、千歳、朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次はアイテムを使うところからはじめます

朝潮は好感度100なので行動回数は消費せず明日の交流は不可となります
そろそろ各自のネタを考えるのが辛くなってきましたが何とかエタらないようにがんばります

開始します

あかり「お部屋片付けに帰って来ましたよぉ」

金剛「お部屋の片付けですカー? もうそんなに散らかってないと思いますガ」

あかり「いつでも帰れるように整理しておかないといけませんから」

金剛「いつ帰れるかわかりませんからネー。備えておく必要はあるかもしれないデース」

あかり「物も一緒に持って帰れるんでしょうか?」

金剛「でなければ帰るときに裸になっちゃいますヨー。身に付けてる物くらいは一緒に帰れるんじゃないですカー?」

あかり「あかりのパジャマもこっちにありますしね。あっ、パジャマも忘れないようにしないと」

金剛「色んなもの買ったりもらったりしましたヨー。置いてくのは忍びないデース」

あかり「なら大事なものは整理しておきましょう」

金剛「ハイ! アカリも私のパンツ忘れるのはノーですからネー!」

あかり「あ、あれは金剛さんのじゃなくて、金剛さんが選んだパンツなんでしょう?」

金剛「オウ、そういう設定でシタ!」

あかり「設定?」

金剛「なんでもナッシング! さあ、早くお部屋を片付けまショー!」

あかり「なんか引っかかりますけど、はい。まずはこれから」

↓1

1 ドイツの国旗(ドイツ艦を呼ぶ)
2 月の絵が描かれたカレンダー(睦月型を呼ぶ)
3 色のついてない艦娘のカード(新しい艦娘を呼ぶ)
4 ふしぎなあめ(残数30)
5 まんたんのふしぎなあめ(残数30)
6 クッキー(残数2)
7 最高級チョコ(残数2)
8 王族御用達ケーキ(残数2)
9 香水
10 チョーカー
11 髪飾り
12 マッサージ指南書(イベント)
13 最高級ホテルの宿泊券(イベント)
14 書類一式&指輪(残数51個)

あかり「このカード、そろそろ実体化させてあげないといけないですよね」

金剛「元の世界でしてるところを見られたりしたら厄介ですからネー」

あかり「じゃあ、久しぶりに実体化してもらいますよぉ」

金剛「今度のニューフェイスはどんな子でショー」

↓2 実体化する艦娘

駆逐棲姫「……」

金剛「深海棲艦!」

あかり「そういえば色のないカードは深海棲艦も実体化する可能性があるんだったよぉ!」

駆逐棲姫「……」

金剛「アカリ、離れてくだサーイ!」

あかり「待ってください金剛さん。深海棲艦さんだってもうみんな悪い子じゃなくなってるはずです!」

駆逐棲姫「ここは……?」

金剛「深海棲艦特有の響く声じゃないデース」

あかり「あかりの鎮守府だよぉ」

駆逐棲姫「鎮守府、あの世じゃない?」

あかり「違うよぉ」

駆逐棲姫「どうして、私、光になって……」

あかり「ごめんね、あかりがまた呼び出しちゃったみたい」

駆逐棲姫「……あなたの声、聞いたことがある。最後に聞いた、とても楽しそうな、歌声」

あかり「あかり達の歌、ちゃんと聞いててくれたんだね」

駆逐棲姫「ありがとう。あなたのおかげで、静かな気持ちになれたよ」

あかり「あかりだけの力じゃないよぉ」

駆逐棲姫「あなたの声が、一番よく聞こえた。本当に優しい声で、暖かかった」

駆逐棲姫「また戻ってきたんだね」

金剛「あなたはどうしたいですカー? また眠りたいデス?」

駆逐棲姫「わからない。静かな気持ちで眠るの心地よかったけど、この子みたいに楽しい想いしてみたい気持ちもある」

あかり「じゃあ、一緒に楽しいことしよう! 世界には楽しいこといっぱいあるんだから!」

駆逐棲姫「でも、私だけ、いいの?」

あかり「お社に祈ってあげればきっと、みんなにも届くよぉ。あかり達の思いがあなたに届いたみたいに」

金剛「そもそもあなただけじゃありませんからネ。ここに3人、他にもう1人深海棲艦がいマース」

駆逐棲姫「それなら、もう少し起きてて、みるよ」

あかり「うん! 今まで辛かった分、いっぱい幸せにしてあげるからね!」

あかり「あなたお名前はなんていうの?」

駆逐棲姫「わからない。人間には駆逐棲姫って呼ばれてた」

あかり「駆逐棲姫ちゃん。ほっぽちゃんみたいに名前考えてあげた方がいいですよね?」

金剛「その方がいいでしょうがその前に、この子どこかで見たことあるような気がしませんカ?」

あかり「同じ深海棲艦さん倒してましたっけ?」

金剛「そうじゃなくて、誰かに似てる気がしマース」

あかり「誰かに……あっ、春雨ちゃんだ! 春雨ちゃんに似てる!」

駆逐棲姫「春雨?」

金剛「あなたと同じ駆逐艦デース」

駆逐棲姫「駆逐艦、春雨……よく、わからないけれど、懐かしい響きがする」

金剛「春雨の船霊の荒御霊なんでしょうかネー? そもそももう荒御霊でもないはずですガー」

駆逐棲姫「春雨……」

春雨「司令官、執務の休憩に春雨スープはいりませんか?」

あかり「春雨ちゃん」

春雨「金剛さんもどうぞ、あなたも……って深海棲艦!? もういなくなってるはずじゃ、しかもええっ!? 私!?」

金剛「ヘイ、春雨落ち着くデース」

春雨「だ、だって私そっくりの深海棲艦ですよ!?」

あかり「深海棲艦だけどもう悪い子じゃないよぉ」

駆逐棲姫「お前が、春雨……私に似てる」

春雨「あなたが私に似てるんです! 私の方が正規ですから!」

駆逐棲姫「私は偽者?」

あかり「どっちが正規だとか偽者だとか関係ないよぉ。春雨ちゃんは春雨ちゃんで、駆逐棲姫ちゃんは駆逐棲姫ちゃんなんだから!」

金剛「叢雲だっていっぱいいますけどそれぞれ違いますからネ」

春雨「すいません、気が動転しててあなたのことを貶めるようなことを」

駆逐棲姫「いい。軍属としてあるべき姿なのはそっちだから」

あかり「顔が似てて戸惑うかもしれないけど、仲良くしてあげてね?」

春雨「はい。よろしくお願いします、駆逐棲姫さん」

駆逐棲姫「よろしく、春雨」

あかり「名前はまたいいの考えるからちょっと待っててね」

駆逐棲姫「わかった。お願いする、えっと、あかり」

金剛「いきなり呼び捨て! ほっぽといい深海棲艦は大胆デース!」

あかり「離島棲鬼さん達からはときどきライトちゃんってあだ名で呼ばれますしね」

金剛(それはあだ名ではなく仮称なんですがネ)

あかり「それよりも、駆逐棲姫ちゃんの移動とかどうしよう? 海の上を滑るなら関係ないけど陸上だと……」

駆逐棲姫「足がないのは面倒」

春雨「車椅子はないんですか?」

妖精(猫吊るし)「ベビーカーならありますよ」

金剛「むしろ何でそっちはあるんデース?」

妖精(猫吊るし)「それはまあ聞かないでください」

あかり「妖精さんなら車椅子作れるんじゃないかなぁ」

妖精(猫吊るし)「車椅子どころかオートメイ……もとい神経接続して稼動できる義足作れますよ」

金剛「フェアリーの科学力はすさまじいですネー」

あかり「作ってあげてくれる?」

妖精(猫吊るし)「さすがに神経接続を伴うものは精密作業が必要なので時間がかかってしまいますね」

金剛「車椅子ならもう少し早くできますカー?」

妖精「……」コロコロ

妖精(猫吊るし)「できました」

あかり「はやっ!?」

金剛「いつ見ても驚異的なスピードデース」

春雨「いや、まずは何で車椅子が必要な状況だと察知できたのかというところに驚きましょうよ!」

駆逐棲姫「いつの間に入ってきたのかも気になる」

駆逐棲姫「私の身体にぴったり」

春雨「逆に怖いですね」

妖精(猫吊るし)「不便をかけますがしばらくはそれで我慢してください」

金剛「電気で自動で動くんですネー」

あかり「手でこぐ必要ないんだぁ」

駆逐棲姫「便利」

妖精(猫吊るし)「どうしてもというなら、私が趣味で作ってもらったストライカーユニ……飛行装置もありますよ。太ももがあるならつけられます」

金剛「趣味で何世代先の技術を実現させてるんですかネ」

駆逐棲姫「これでいい」

妖精(猫吊るし)「そうですか。では、義肢ができるまで申し訳ありませんが辛抱してください」

あかり「あかりもがんばってお世話してあげるからね!」

駆逐棲姫「うん……」

春雨(驚いた、私の深海棲艦だなんて。今更になって会うことになるとは思わなかった)

春雨(足がないのは私が艦尾をやられて……あぁ、だめです。こういうことは深く考えたくなかったのに!)

春雨(だけどきっとこの子自身の方がもっと辛いはず。私も色々お世話してあげないと!)

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖   大鯨
山城   名取☆   北方棲姫
○蒼龍  間宮    霧島 
○加賀☆山雲    ○足柄☆

若葉   ○叢雲   ○白雪
○扶桑  Bep    ○ビス子☆
筑摩    ○大和☆ 長門
○千歳☆○熊野   ○古鷹
○金剛☆鳳翔    谷風  
球磨   酒匂    天龍  
○神通  那珂☆   武蔵
雲龍    ○文月   ○三日月☆
伊168   浦風    伊58
卯月    愛宕    川内
陽炎    ○瑞鳳☆ ○朝潮☆ 
吹雪    島風    ○大鳳
舞風☆  浜風    明石 
夕立   ○千代田 ○瑞鶴☆

○秋月☆ 離島棲鬼 戦艦棲姫         
春雨    葛城    駆逐棲姫

金剛「まさか深海棲艦が出てくるとは予想外デース」

あかり「あかりもびっくりしましたよぉ。しかも春雨ちゃんそっくりの深海棲艦だなんて」

金剛「終わった後でよかったですヨー。深海棲艦達を鎮める前だったら出てきた瞬間戦闘になってまシタ」

あかり「一回倒さないと静かな気持ちになってもらえませんからね」

金剛「優先的に人間を狙うんですから、本当に危ないところデース」

あかり「駆逐棲姫ちゃん早く馴染んでくれるといいですね」

金剛「そうですネー。そのためにもちゃんと二人の心のケアはお願いしますヨー?」

あかり「いきなり自分と同じ姿の子が出てきたら色々思っちゃいますもんね」

金剛「それが敵として戦っていた……春雨は戦ってませんが、存在ならなおさらデース」

金剛「駆逐棲姫の足がないのは恐らく春雨が船尾を撃たれて沈んだからですね。それを見せつけられるのは気持ちいいものではありませんよ」

あかり「そんな理由があったんですね……駆逐棲姫ちゃんも同じですよね」

金剛「表面的には気にしてなくてもどうしても気になるものです。だからこそ、気を配ってあげないといけないんです」

金剛「本当はとってもデリケートな存在なんです。艦娘も深海棲艦も」

あかり「あかりにできるかわかりませんが、なんとかやってみますよぉ!」

金剛「だからって二人ばっかり贔屓するのはノーなんだからネー?」

あかり「あははは、やっぱり大変です提督って。さてと、これからどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>157の春雨、千歳、朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

1浜風

今回はここまでです
次は浜風と交流するところからはじめます

1つ上のレスで一覧更新しておきながらコピペそのまま貼り付けてしまってすいません
そろそろというかだいぶ前からですがごちゃごちゃして見づらくなってきてますね

今日は書けそうにないので↓1~2で小ネタ募集します
いつもどおりifでも他鎮守府のネタでもちょいエロでもいいです

開始します

あかり「浜風ちゃんいる?」

浜風「いますよ提督」

あかり「基本的に訪ねていないことがないんだよね」

浜風「間がいいんですね。先ほど執務室の方が騒がしかったですが」

あかり「えっとね、残ってた艦娘のカードを実体化させたんだよぉ」

浜風「また増えたんですね。朝にも葛城さんが来たのに」

あかり「それで出てきたのが深海棲艦さんで」

浜風「深海棲艦!?」

あかり「もうちゃんと鎮まってる子だよぉ。声も普通だったし」

浜風「そういえば色のないカードは深海棲艦も呼べるんでしたか。危ないところでしたね」

あかり「それでね、その子が春雨ちゃんそっくりで」

浜風「まさか、春雨さんの荒御霊?」

あかり「なんじゃないかって金剛さんは言ってたよぉ」

浜風「そう。空母棲姫さんも赤城さんそっくりですしね。まさか終戦後に出会うなんてこと想像もしてなかったでしょう」

あかり「だからちょっと気をつけてあげてね。色々と考えることもあると思うから」

浜風「わかりました。心に留めておきますよ」

あかり「ありがとね浜風ちゃん。それはそうと、何して遊ぼっか」

↓1

1 お祭りに行く
2 ただ寄り添ってみる
3 胸が大きいのを気にならなくする訓練
4 その他自由に

あかり「浜風ちゃんお祭り行きたいって言ってたよね? 近くであるって言ってたよぉ。いい時間だし行ってみない?」

浜風「あ、えっと、行きたい、ですけど……」

浜風(日常に寄り添える関係になりたいと思った矢先に特別なことをするわけには)

あかり「何か都合が悪いの?」

浜風「そ、そのぉ、あっ、む、胸」

あかり「胸?」

浜風「胸が、恥ずかしいから、です。見られるの。注目されます」

あかり「そんなことない、って言えないよね。この前のときは千代田さんにわざとぶつかって触ろうとする人もいたから」

浜風「そ、そんなの、いやです!」

あかり「だよね。でもそうしたらお祭り行けないよぉ」

浜風「もっと私が気にならなくなるように訓練する、とか」

あかり「訓練?」

浜風「ど、堂々としていれば無理に触ろうという人もいないでしょうし、視線に耐えられるようになれればいいんですよ」

あかり「どうやって訓練するのぉ?」

浜風「どう、しましょうか……」

↓1 コンマ

0~30 実際にじろじろ見てもらう 31~60 さらしで小さくしてみる 61~98 触れられることに慣れる ぞろ目 直接触れて慣れる

浜風「さらしとか巻いて押し詰めて見る、とか」

あかり「それは訓練にはならないと思うけど」

浜風「ようは目立たなければいいんです。やってみましょう」

あかり「それをさらしで小さくするのは無理があると思うけどなぁ」

浜風「がんばればできますよ!」



浜風「武蔵さんから包帯貰ってきました」

あかり「体の包帯ちゃんと変えてたんだ。普通に服着るより大変だと思うけど」

浜風「私の真似をするのかとか聞かれてしまいました」

あかり「武蔵さんの格好でずっといたら周りの目とか気にならなくなるよぉ」

浜風「気にならなくなるまで死ぬほど気になりますから! 武蔵さんも島風も雲龍さんもどうしてあんな露出の激しい格好でいられるの?」

あかり「あれを見慣れちゃってていいのかなぁあかり」

あかり「じゃあ、あかりあっち向いてるからね」

浜風「提督が巻いてくれるのでは?」

あかり「ええっ!? そこは自分で巻こうよぉ!」

浜風「誰かに巻いてもらったほうがキツく絞められると思うのですが」

あかり「一理あるかも。浜風ちゃんのはすごくキツくしないと小さくならないし」

浜風「お願い、してもいいですか?」

あかり「わかったよぉ」

浜風「やけにあっさり了承してくれましたね。いつもならだいぶ渋るのに」ヌギヌギ

あかり「前に一回やってるもん。そのブラ買いに行ったときに」

浜風「一回やったら慣れるんですか?」

あかり「いや一回じゃなかったでしょ。あかり、あの時だけで何人の測ったと思ってるの?」

浜風「確かにたくさんの駆逐艦の皆さんのを測りましたが……」プチッ

あかり「他にも慣れることいっぱいあったから。もう簡単なことでははずかしがらないよぉ!」

浜風「そうですか。では」グイッ

あかり「えっちょっ、むにゅぅ!」ムニッ

あかり「……本当は別に見られるのはずかしくないんでしょ?」

浜風「そんなことない、です。すごくはずかしい、いやです」

あかり「そんなこと言う子が人の顔に押し付けたりしないよぉ!」

浜風「提督はいやじゃないん、です」

あかり「えっ」

浜風「提督にはいやじゃないんです。はずかしい、ですが、嫌悪感はないです。それだけ、です」

あかり「そ、そっか……」

浜風「……」

あかり「ええと、巻くよぉ?」

浜風「はい、お願いします」

あかり「あかりやったことないからへたっぴかもしれないけどごめんね」

浜風「とりあえず思い切り縛り上げてくれればいいですから」

あかり「わかった、思いっきり縛り上げるよぉ!」

浜風「うぐぐ……」

あかり「ええっと、苦しい?」

浜風「大丈夫、です。これくらい、撃たれる痛みに比べればなんてこと……」

あかり「胸ってこんなに変形するものなんだ」

浜風「提督はもし大きくなっても、こんな無茶な巻き方してはいけませんよ。靭帯を切ってしまえば、二度と戻りませんから……」

あかり「いやあかりはさらし巻かないと思うけど。無茶ってことはやっぱり苦しいんじゃない!」

浜風「私は艦娘なんです。これしきのことで音を上げるわけには……」

あかり「艦娘だからって言えば無理が通ると思ってるでしょ! だめだからね!」バッ

浜風「あぁっ」パラッ

あかり「あかりが外さなくても自分でちぎれちゃってたかも」

浜風「さ、さすがにそこまではないと思います」

あかり「とにかく、これを小さく見せるのは無理だよぉ。妖精さんならできるかもしれないけど」

あかり「そもそも自分をいつわろうとするのはよくないってあかりは思うよぉ。浜風ちゃんはこの胸も含めて浜風ちゃんなんだから!」

浜風「私の一部、ですか」

あかり「うん。だから無理に隠すこともないし、こんなふうに乱暴にするのもだめ。ごめんね、あとついちゃってるよぉ」

浜風「……提督、あとのところなでてもらえませんか?」

あかり「ええっ!? そんなに痛かった?」

浜風「そんなに痛いです。重要な部位なんですよ?」

あかり「やってって言ったのは浜風ちゃんでしょ。もぉ、ちょっとだけだからね」

浜風「はい……」

浜風(これも私の一部。なら、受け入れて認めるしかないんですね)

浜風(はぁ……やっぱり、乱暴にされるより優しくされる方が好き、です)

あかり「体のことってそんなに気になりますか?」

金剛「ンー? 私はスタイルいい方だと自負してますカラ、劣等感はありませんヨー」

あかり「スタイルがいい人でも気にしてる人いると思いますよぉ」

金剛「どうしても注目を浴びてしまいますからネ。それをはずかしく思うか、優越感を覚えるか、不快に思うか。人それぞれですヨー」

あかり「人それぞれですかぁ」

金剛「イエス! ですが、あかりくらいの歳の頃だと、皆と違うって不安になることもあるかもしれませんネ」

あかり「向日葵ちゃんがそうなのかなぁ」

金剛「それと、私達は元々艦船だったので、そのギャップに戸惑うということもあるかもしれません」

あかり「船から人になってびっくりしちゃってるってことですか?」

金剛「ニュアンス的にはそうです。ただ、私達は多かれ少なかれ軍艦としての自分に誇りを持ってマス」

金剛「巨大な武力の象徴。それがこんなか弱い乙女の姿になるなんて、って受け入れられない人もいるかもしれまセン」

あかり(誇り。大和さんも最終決戦のときに、戦艦としての自分に誇りがあるって言ってたよぉ)

金剛「当時から精神的には今の通り女でしたカラ、妥当ではあると思いますが」

あかり「浜風ちゃんも人間になった自分の事を受け入れられないんでしょうか?」

金剛「浜風はただはずかしがりなだけだと思いマース。そんなに深く考える必要はありませんヨー」

あかり「そうだといいんですけど。どっちにしても、あかりは何をしてあげられるでしょうか?」

金剛「はずかしいものじゃないんだって教えてあげるしかないデース。それか、周りの目が気にならなくなるくらい、メロメロにするとか」

あかり「メロメロって」

金剛「私は浜風を傷つけたくないのでメロメロ作戦はやめてほしいですけどネー」

あかり「な、何するつもりですか金剛さん?」

金剛「ン? アカリのハートは既に私にバーニングラブだから、浜風が報われることはなくて傷ついてしまうということデース」

あかり「あぁ、そういうことですか。浜風ちゃんを傷つけるようなことをするのかと思っちゃいましたよぉ」

金剛「もしアカリのハートが冷めてしまうようなことがあればそれも考えますけどね」

あかり「こ、金剛さん?」

金剛「冗談デース! アカリのハートはいつだって私にバーニングラーブですもんネー?」

あかり「あんまり怖いこと言うのは嫌いです!」

金剛「ソーリー! 許してくだサーイ!」

あかり「もう言わないなら許してあげます」

金剛「OK! もう絶対アカリを怖がらせるようなこと言いませんカラー!」

あかり「なら許してあげます。それと今日のごほうびあげますよぉ」

金剛「えっへっへ、何をくれるんですカー?」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 夜も一緒に行動する

今回はここまでです
次は金剛の頭をなでるところからはじめます

結局直接触ってますが描写してないので問題ありません

開始します

あかり「何がいいですか?」

金剛「私が選んでいいんですカー?」

あかり「金剛さんのしてほしいことをしなきゃごほうびになりませんよぉ」

金剛「なら、はい!」

あかり「えっ、なんですか頭を突き出したりして」

金剛「察しが悪いですヨー! 頭なでてくだサーイ」

あかり「いいですけど、金剛さんはいいんですか?」

金剛「ン~? アカリはもっとすごいことしたいんですカー?」

あかり「あ、あかりは別にそんなこと思ってませんよぉ」

金剛「ふふん、アカリもずいぶんおませさんになってしまいましたネー」

あかり「あかりはおませさんじゃなくて大人になったんですよぉ!」

金剛「ハイハイ、今日は頭なでなでの気分ですから、激しいのはまた今度デース。我慢してくださいネ?」

あかり「何であかりが我慢する側!? 違いますからね!」

金剛「そこに座って足を広げてくだサーイ」

あかり「こう、ですか?」

金剛「イエス! そこに私が座りマース!」

あかり「ひざの上に乗ればいいじゃないですか」

金剛「あかりの膝がつぶれてしまいマス」

あかり「ちょっとくらいなら耐えられますよぉ」

金剛「ちょっとじゃだめなんデス! はいアカリ、なでなでしてくだサーイ。しない方の手でちゃんと私を抱きしめてくださいネ?」

あかり「ちゃんとって今はじめて聞いたのに。はい」ギュッ

金剛「んっふっふ~、いい感じですヨー」

あかり「まだなでなでしてないですよぉ? 今からはじめますからね」ナデナデ

金剛「ンー、激務で疲れた心が癒されていきマース」

あかり「激務なんてなかったじゃないですか」

金剛「私にとっては激務だったんですヨー……はぁ、心地いいデース」

あかり(足柄さんもそうだけど、金剛さんも人に甘えたいときがあるのかな?)

あかり(よく考えたら艦娘さんにはお母さんがいないから、お母さんに甘えたことないんだよね)

あかり(だから、甘えてみたくなるのかなぁ? 山城さんも甘え方が分からないって悩んでたし)

あかり「よしよし、よくがんばったね~」

金剛「ワッツ?」

あかり「えらいえらい~」ナデナデ

金剛「アカリ、いきなりどうしたんですカ?」

あかり「いえ、艦娘のみんなにはお母さんがいないから、甘えたいって気持ちがあるんじゃないかなぁって思って」

金剛「私が甘えたいのはお母さんじゃなくてアカリデース。いつも通りにしててくだサーイ」

あかり「お母さんじゃなくていいんですか?」

金剛「アカリがお母さんっぽいことしても、それっぽく思えませんヨー」

あかり「そんなことないですよぉ。あかりだってお母さんっぽくなれます!」

金剛「どれだけお母さんっぽくなっても、アカリへのラブはお母さんへのラブとは違いますカラ」

あかり「あっ……」

金剛「バーニングラブは家族愛ではありませんよアカリ」

あかり「……そういうこといきなり言うんですから!」

金剛「アカリだってこういうこといきなり言いますからネー。それに、時間と場所は申し分ないですから。朝、いいって言ってましたもんね?」

あかり「やっぱり、あかりはお母さん無理ですね」

金剛「私と同じ理由ですカー?」

あかり「それは、内緒ですよぉ」ナデナデ

あかり「これくらいでおしまいです」

金剛「もう終わりなんですカー? 楽しい時間は早く過ぎてしまいますネ」

あかり「そうですね」

金剛「同意するということは、アカリも楽しかったんですネ?」

あかり「楽しかったですよぉ。あかりは金剛さんが楽しいって思ってくれることが楽しいんですもん」

金剛「……うれしいことを言ってくれますネー」

金剛(う~む、アカリも少しだけ耐性がついてきたみたいですネ。これからはもう少し攻めを強めていきますヨー)

あかり「さてと、後は明日の秘書艦さんを選んで終わりですよぉ」

金剛「ハイ。どなたにお願いするんですカー?」

↓1 明日の秘書艦(>>236の☆のついてない艦娘)

あかり「春雨ちゃんにお願いしますよぉ」

金剛「早速心のケアをするつもりデース?」

あかり「ケアだけじゃなくて早く仲良くなりたいっていう気持ちもありますよぉ」

金剛「春雨も来たばかりですからネー。親睦を深めるのはいいことデス」

あかり「来たばっかりのところに学校ごっことか駆逐棲姫ちゃんのこととか色々ありましたから」

金剛「しっかりフォローしてあげるんですヨー?」

あかり「はい!」

金剛「じゃあ、私はこれで失礼しマース!」

あかり「おやすみなさい金剛さん」

金剛「おやすみデース! あっと、1つ忘れてましたヨー」

あかり「なんですか?」

金剛「グッナイ、アカリ」チュッ

あかり「えっ?」

金剛「では、今度こど失礼しマース!」

あかり「あっ、金剛さん! おやすみなさいのキス、かな?」

あかり「おでこ……唇にされるより慣れてないからドキドキするよぉ」

あかり「ううん、これからどうしよう?」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>238の春雨、千歳、朝潮、浜風以外)
3 散歩
4 執務
5 バー

あかり「秋月ちゃん」

秋月「くっ、何で99%なのに外すの! 敵の5%は当たるのに!」

あかり「まだゲームしてるの?」

秋月「あっ、司令!? す、すいませんまたこんな見苦しい姿を!」

あかり「見苦しいとは思わないけどやりすぎるのはよくないよぉ」

秋月「後1ステージだけ、と思っていても気になる終わり方をしてしまうのでやめられなくて」

あかり「気持ちは分かるけどどこかでやめないとね」

秋月「はい、もうやめます」

あかり「長10cm砲ちゃんは?」

秋月「アニマルセラピールームで寝るそうです。連装砲ちゃん達もいるみたいなので」

あかり「長10cm砲ちゃん達もそういうことするんだね。あかり達も前に艦種ごとに一緒にお泊りするっていうのやったことあるんだよぉ」

秋月「楽しそうですね」

あかり「でしょう? あの頃から人も増えたし、また今度やろうかなぁ」

秋月「ところで司令はどの艦種のところでお休みになったんですか?」

あかり「ほっぽちゃんと一緒に間宮さんと伊良子さんのところだよぉ」

秋月「今ですと深海棲艦はほっぽちゃんを含めて4人いますし、給糧艦のお2人とだけになるんでしょうか?」

秋月(なぜだか分かりませんがそれは絶対にやめさせないといけない気がします)

あかり「前と同じっていうのもあれだから、別に艦のみんなのところに行きたいかなぁ」

秋月「それがいいですよ! 見た目の歳も近いんですし、駆逐艦のところに来てください!」

あかり「ん~、みんなのところに行きたくて決められないから、くじ引きになるかもね」

秋月「駆逐艦のを引いてください!」

あかり「どれが引けるかわからないからくじ引きなんだよぉ?」

秋月「くじを全部駆逐艦にしておけばいいんですよ」

あかり「それ明らかに不正だよね!?」

秋月「司令、着替え終わりました」

あかり「うん。へぇ~、秋月ちゃんって寝るときは」

↓1

1 普通のパジャマ
2 ベビードール
3 ネグリジェ
4 浴衣
5 ガウン
6 着ぐるみパジャマ
7 着ない派
8 普段の服
9 ジャージ
10 その他自由に

あかり「ネグリジェなんだね」

秋月「ネグリジェ、というんですか。ゲームのヒロインが似たような服を着てたのでこれにしようと思って」

あかり「秋月ちゃん結構影響されやすいタイプ?」

秋月「そ、それだけではありませんよ? 触ってみて肌触りがよかったとかそういう理由もちゃんとありますから!」

あかり「理由はなんであれ秋月ちゃんが寝やすい服を選べたならいいんだよぉ」

秋月「すごく寝やすいです。ありがとうございます」

あかり「どういたしまして。買いに行ったかいがあったよぉ」

秋月「司令が買いに行ったんですか?」

あかり「うん。浜風ちゃんと一緒に買いに行って、これからどんな人が来てもいいようにサイズ違いのもいっぱい頼んだんだよぉ」

秋月「自由に選んでいいと書いてあるのに軍の支給品ではなさそうだと思ったら」

あかり「それまで皆いつもの服で寝てたからね。どんなパジャマがいいか色々聞いて回ったんだよぉ」

秋月「そ、そうなんですね。あのすけすけのやつも誰かの?」

あかり「う、うん、まあ、そういうのも色々、ね」

秋月「お疲れ様です」

あかり「秋月ちゃんのネグリジェはあんまり透けてないね」

秋月「な、なんですか透けててほしかったんですか?」

あかり「ううん、すっごいすけすけなのもあったと思うけど、それ選んでる人いたから」

秋月「あまり破廉恥なのはよくないですからね。誰かに見せるわけでもないですが」

あかり「着ないって人もいるんだよぉ」

秋月「着ないって服をですか!?」

あかり「うん。寝るときは着ない派だって人が何人か」

秋月「ええ~、服着てないと落ち着いて眠れませんよ」

あかり「あかりもあんまり落ち着けなかったよぉ」

秋月「やったことあるんですか!? というか、どうして服着ない派の人がいるって知ってるんです?」

あかり「えっ!? そ、それはあれだよぉ、提督として艦娘のみんなのことを知っておくのは当然のことだから?」

秋月「……もしかして、今みたいに誰かの部屋で一緒に寝ようとして、そのときに気づいたんじゃないですか?」

秋月「で、一緒に寝たんじゃないですか? まさか、さっきの落ち着けなかったってその人に言われて。だとすると裸同士で――」

あかり「あ、あ~、今日は疲れたからもう眠いよぉ。おやすみ!」

秋月「司令、どうなんですか! ちょっと司令!?」

秋月「……司令」

あかり「ぐ、ぐぅ~……」

秋月「もう聞きませんからこっち向いてください」

あかり「なぁに?」

秋月「似合っていますか、この服?」

あかり「そのネグリジェ? うん、すっごく可愛いよぉ」

秋月「よかったです。似合ってなかったらどうしようかと思いました」

あかり「自分でも似合ってると思ったから着ようと思ったんじゃないの?」

秋月「自分で似合ってると思っても司令がそう思ってくれないなら、わざわざ着替えた意味がありません!」

あかり「わざわざ着替えた意味がない?」

秋月「あっ……」

あかり「秋月ちゃん、もしかしてその服着るの初めて? あかりに見せるために?」

秋月「ち、違いますよ? いつもはゲームしながら寝落ちしてばかりだから、普段の服のままだとかそんなことありませんからね?」

あかり「寝落ちしてるんだ」

秋月「違うって言ってるじゃないですかぁ! もう!」プイッ

秋月(うぅ、可愛く見られたいなんて欲を出すからこんなことに……)

あかり「ふふっ、秋月ちゃん。すごく似合ってる、可愛いよぉ。見せてくれてありがとね」ダキッ

秋月「……っ」

秋月「……司令もその犬のパジャマ、似合ってます。可愛いです」

あかり「えへへ、ありがとう」

秋月「どっちも司令がありがとうなんですね」

あかり「可愛いものを見せてもらったのと、可愛いって言ってもらったありがとうだよぉ」

秋月「なら私も同じだけ言わないといけませんね」

あかり「ありがとうって気持ちはもう伝わってるよぉ」

秋月「それでもありがとうございます司令。もう一回、ありがとうございます」

あかり「どういたしまして。も二回言った方がいい?」

秋月「それはまとめてでいいです」

あかり「それなら、どういたしまして」

秋月「結局二回言ってるじゃないですか」

あかり「あっ、えへへ」

秋月「ふふっ……」

秋月(あぁ、あなたがネグリジェを着てくれていたおかげで、私はこんな素敵な気持ちになれました)

秋月(ありがとうございます、なもりちゃん)

今回はここまでです

最後のなもりちゃんなる人物は秋月がやってたゲームでネグリジェ着てたヒロインの名前です
くらげではありません

開始します

あかり「ん~、昨日はよく眠れたよぉ。今日も一日がんばるよぉ」ガチャ

ビスマルク「Guten Morgen」

あかり「グーテンモルゲンですよぉ、ビスマルクさん」

ビスマルク「あら、ちゃんと言えるようになったじゃない」

あかり「何回も聞いてれば覚えますよぉ」

ビスマルク「だけどこんなのは初歩中の初歩よ。せめて日常会話ができるくらい覚えてもらわなきゃ」

あかり「あかりドイツに行く予定なので遠慮しますよぉ。で、何でビスマルクさんがいるんですか?」

ビスマルク「いちゃだめかしら?」

あかり「いえいいですけど、今日の秘書艦春雨ちゃんですよぉ?」

ビスマルク「私じゃないのは知ってるわ。この前やったもの」

あかり「だったら、あかりに何か用ですか? そんな、メイド服なんか着て」

ビスマルク「今日は日頃の感謝を込めて、私がメイドをやってあげようかと思って」

あかり「日頃の感謝ですか? そんなのいいですよぉ」

ビスマルク「よくないわ! 色々やってもらっているのにそれを返さない恩知らずになるなんて、私のプライドが許さない!」

あかり「あかりだってビスマルクさんに色々助けてもらいましたよぉ」

ビスマルク「これからは戦いもないし色々と助けてもらう場面の方が多くなるわよ。まあ、大体のことは1人で片付けられるけどね?」

あかり「あかりより他の艦娘の皆さんに助けてもらうことの方が多いと思いますよぉ。料理当番の人とか特に」

ビスマルク「料理だって私ならやろうと思えばできるわよ! やらないだけ!」

あかり「それならあかりが助けられることも1人でできるから、あかりに感謝することもないんじゃ」

ビスマルク「あ~もう! つべこべ言わず私のご奉仕されなさい!」

あかり「ええっ!? メイドさんなのに上から目線だよぉ!」

ビスマルク「ほら、着替え手伝ってあげるわよ!」グイッ

あかり「自分で着替えられますよぉ!」

ビスマルク「私が手伝ってあげるって言ってんのよ! 大人しく脱がされるの!」

あかり「ひええ~!」

春雨「おはようございます司令か……ごゆっくり!」

あかり「待って春雨ちゃん! 逃げないで助けてぇ~!」

春雨「日頃の感謝を込めてメイドを」

ビスマルク「そうよ。この私が奉仕してやろうってわけ」

春雨「だいぶ偉そうなメイドさんですね」

あかり「奉仕って何をしてくれるんですか?」

ビスマルク「身の回り世話とか部屋の掃除とかよ。決まってるじゃない」

あかり「秘書艦とだいぶ被っちゃってる気がしますよぉ」

春雨「えっ、秘書艦って身の回りのお世話とかするんですか? お仕事の手伝いではなく?」

ビスマルク「とにかく、秘書官とは別にメイドとして今日はついてるからよろしく」

あかり「よ、よろしくお願いしますよぉ」

春雨「よろしくお願いします。こほん。気を取り直して、本日最初はいかがなさいますか?」

あかり「えっとぉ、遠征に行ってもらうかどうかを決めるんだけどぉ」

↓1 遠征隊を

1 出す
2 出さない

あかり「今日も出さないことにするよぉ」

ビスマルク「最近全然活動しないわね」

あかり「もう働かなくていいかなぁなんて思ってきちゃいましたよぉ」

春雨「だめですよ。仕事はしっかりしなくては!」

ビスマルク「まっ、功労者だしそれくらい免除されてもいいんでしょうけどね。普通はここにいるような年齢でもないし」

あかり「遠征に行くとその日は遠征に出てる皆と会えなくなっちゃうもん。やっぱり皆揃ってるほうがいいよぉ」

春雨「そう言いましても……」

あかり「みんなでどこか遠征に行くならいいんですけどね」

春雨「それは遠征ではなく旅行でしょう?」

ビスマルク「これだけの人数になると結構大がかりになるわよ?」

春雨「ビスマルクさんも乗り気になるのはやめてください!」

あかり「えへへ、やりたいことまだまだたくさんあるよぉ。学校ごっこ以外にも色々やっていくので期待しててくださいね」

ビスマルク「ええ、期待しておくわよ。しっかり私を楽しませてもらうんだから」

春雨「主従逆転してる……それよりも、遠征に行かせないのならどうするんですか?」

↓1

1 艦娘との交流(>>236の朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

駆逐棲姫「……」

あかり「駆逐棲姫ちゃん」

駆逐棲姫「あかり」

あかり「うん、あかりだよぉ」

駆逐棲姫「何か用?」

あかり「様子を見に来たんだよぉ。どうしてるかなぁって」

駆逐棲姫「寝てる」

あかり「それは見れば分かるけどね。もしかして、自分で起き上がれなかったりする?」

駆逐棲姫「起き上がれるよ」

あかり「そっかぁ、よかったよぉ」

駆逐棲姫「そんなに気を使わなくていい」

あかり「でも陸で暮らすの初めてでしょう?」

駆逐棲姫「そうだけど……」

あかり「だったら無理しないで頼っていいんだよぉ。駆逐棲姫ちゃんはもうここの一員。あかり達の仲間なんだから!」

駆逐棲姫「仲間……」

あかり「仲間だよぉ!」

駆逐棲姫「ありがとう」

あかり「どういたしまして! 車椅子乗る?」

駆逐棲姫「いい。今は部屋の中にいるから」

あかり「それじゃあかりも隣に座るね。何かお話しようよぉ」

↓1

1 春雨のこと
2 他の深海棲艦のこと
3 名前のこと
4 その他自由に

駆逐棲姫「秘書艦っていうの。毎日1人決めてるんだよね?」

あかり「うん毎日別の人にやってもらってるよぉ」

駆逐棲姫「私もいつかやることになる?」

あかり「なるかもしれないよぉ」

駆逐棲姫「そのときまでに義肢ができてたらいいな」

あかり「そんなに難しいことしないし、車椅子でもできるよぉ。なんならあかりのお膝の上でも!」

駆逐棲姫「それは、はずかしい」

あかり「はずかしがらなくてもいいよぉ。分からないところすぐ教えてあげられるし便利だよぉ」

駆逐棲姫「いい。離れてする」

あかり「はずかしがり屋さんだよぉ」

駆逐棲姫「ところで、今日の秘書艦は?」

あかり「春雨ちゃんだよぉ」

駆逐棲姫「春雨……」

あかり「あっ……」

あかり(気をつけなきゃいけないのに平然と言っちゃったよぉ!)

駆逐棲姫「……」

あかり「あ~っと」

駆逐棲姫「……さっきも言った。気を使わなくていい。少なくとも私には」

駆逐棲姫「私は、春雨を見ていても思い出すことなんてない。私には『春雨』だった頃の記憶はない」

あかり「駆逐棲姫ちゃん……」

駆逐棲姫「春雨の側は知らない。でも、いい気はしないと思う。だから、春雨には気を使ってあげて」

あかり「春雨ちゃんにも使うけど駆逐棲姫ちゃんにだって使うよぉ!」

駆逐棲姫「どうして?」

あかり「駆逐棲姫ちゃんは思い出せないかもしれない。でも、思い出せないのはきっと辛いことだよぉ」

駆逐棲姫「辛くない。何にも感じないから」

あかり「だって、今すごく悲しそうな顔してるよぉ」

駆逐棲姫「……っ」

あかり「あかりもさっき遠慮しないでいいって言ったよね?」

駆逐棲姫「……こんなの人に話してどうにかなることじゃない」

あかり「そうかもしれないけど、気持ちは楽になると思うよぉ」

駆逐棲姫「私が楽になってもあかりは重くなる」

あかり「それでもいいの。辛いときに助け合うのが仲間だよぉ。あかりはその中でもリーダーだからね! いつだってみんなの味方だよぉ」

駆逐棲姫「司令官」

あかり「そう、司令官で提督! みんなから頼りにされるリーダーだよぉ」

駆逐棲姫「……不安になる」

あかり「あかりがリーダーだったら不安だって言うの!?」

駆逐棲姫「ふっ……」

あかり「あぁ! 笑ったぁ! もぉ~これでも本当に色んな人から頼りにされてきてるんだからね!」

駆逐棲姫(過去は何も思い出せない。ただ、悲しいとか苦しいとか、いやな感情がたくさんあったような気がする)

駆逐棲姫(深海棲艦になって、それに囚われていた私を救ってくれた。本当に頼りにしていいのかも)

駆逐棲姫(でもいつまでも甘えるわけにはいかない。春雨とも向き合わなきゃいけない)

駆逐棲姫(それでも、まだ今は心の整理が必要、だよね)

駆逐棲姫「鎮守府の中見てくる」

あかり「昨日一日じゃ回りきれなかった?」

駆逐棲姫「広いから」

あかり「案内しようか?」

駆逐棲姫「ありがとう、でもいい。探検する」

あかり「そう、いってらっしゃい駆逐棲姫ちゃん」

駆逐棲姫「行ってきますあかり」

あかり「駆逐棲姫ちゃんと春雨ちゃん。ずっとこのままはいけないけど、まだ早すぎるよね」

あかり「たくさんお話してどっちとも心に余裕を持ってもらうようにあかりがんばるよぉ!」

あかり「さてと駆逐棲姫ちゃんは行っちゃったし、これからどうしようかなぁ?」

↓1

1 艦娘との交流(>>236の朝潮、駆逐棲姫以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は小ネタから開始します

駆逐棲姫は渾作戦を最初から攻略してたら戦っていたことになるんですよね
初期案ではそうやって攻略していく予定でした

乙です
>>282のあかりはドイツに行くつもりって認識でいいですかね?

>>298
ドイツに行く予定ないの脱字ですすいません
即興で書くと推敲する時間もないので困りますね

開始します
ハロウィンパーティーをするところから

卯月「トリックオアトリート、ぴょん!」

あかり「わぁ~、卯月ちゃんはうさぎさんなんだね」

卯月「ふっふっふ、違うぴょん。これはボーパルバニーぴょん」

あかり「何それ?」

卯月「なんかのゲームに出てくる殺人うさぎらしいぴょん!」

あかり「やっぱりうさぎさんなんじゃない」

卯月「違うぴょん! ボーパルバニーぴょん! お菓子くれないと首狩っちゃうんだぴょん!」

あかり「それもういたずらの領域超えてるよね!?」

卯月「倒したかったら聖なる手榴弾を持ってくるぴょ~ん」

あかり「聖なる手榴弾って何!? もう、お菓子あげるから首は取らないで!」

卯月「ちぇ~いたずらしたかったぴょん」

あかり「普通はお菓子を貰う方をメインにすると思うんだけどなぁ」

叢雲「何よ騒々しいわね」

あかり「あっ、叢雲ちゃん。叢雲ちゃんは、何の格好してるの?」

叢雲「はぁ? 何の格好って別にいつものままよ」

卯月「手にマスト持ってるからきっと船幽霊ぴょん」

あかり「何でさっきから全然ハロウィンらしくないお化けばっかり出てくるのかな?」

叢雲「ハロウィン?」

あかり「ハロウィンパーティーするって昨日言ったよね? 掲示板にも貼り付けておいたよぉ」

叢雲「見たけど何のことか分からなかったし興味なかったから」

卯月「相変わらずノリが悪いぴょん!」

叢雲「うるさいわね。で、ハロウィンってなによ?」

あかり「えっとねぇ、10月30日に子供がお化けとか魔女のコスプレをして近所にお菓子くださいって言いに行くお祭りだよぉ」

叢雲「……集団でこじきの真似事する祭りなの?」

卯月「そういう卑屈な見方をしちゃだめぴょん!」

あかり「トリックオアトリート! ってお菓子くれないといたずらしちゃうぞ~って意味のことを言って遊ぶんだよぉ」

卯月「大人と子供の大切な交流ぴょん。物乞いでやるわけじゃないぴょん」

叢雲「ふぅん。で、卯月はうさぎの格好してるけどお化けなの? 兎人間的な?」

卯月「ボーパルバニーぴょん! お菓子くれないと首狩っちゃう殺人うさぎぴょん!」

叢雲「子供の仮装にしてはやけに物騒な設定ね」

あかり「まあでも最近の日本だとお化けとか関係なくコスプレしてるだけの人も多いみたいだからね」

卯月「テレビのニュースでやってたぴょん! 漫画の格好してる人がいっぱい歩いてたぴょん!」

叢雲「ほんと、隙あらばお祭りして騒ぎたがるんだから」

あかり「叢雲ちゃんは仮装しないの?」

叢雲「しないわよ。別にお菓子なんてほしくないし」

あかり「いたずらは?」

叢雲「は?」

あかり「いたずらはしたくないの?」

叢雲「な、何聞いてんのよ! そんなのしたいわけないでしょ、バカ!」

あかり「えへへ~、あかりはしちゃおうかなぁ」

叢雲「な、なんでよ!」

あかり「さっきトリックオアトリートって言ったのに、お菓子くれないんだよね? じゃあいたずらしちゃわないと!」

叢雲「私はやんないって言ってるでしょうが!」

あかり「相手の事情を考えて出てくるお化けはいないよぉ」ダキッ

叢雲「ちょっ、やめなさいよもう! お菓子もらえなかったらいたずらしていいって意味にはならないでしょうが~!」

卯月「司令官コスプレしてないのに叢雲にいたずらしたらルール違反ぴょん」

あかり「ん~、でもトリックオアトリートって言ったからいいんだよぉ」

卯月「コスプレしないとだめぴょん! あっ、でも司令官は透明人間だからする必要なかもしれないぴょん」

あかり「透明になれるだけで透明人間ではないよぉ!」

朝潮「透明になれるってどういうことですか……」

あかり「朝潮ちゃんだよぉ。朝潮ちゃんは猫娘のコスプレだね」

朝潮「いえいつもの格好なんですけど」

卯月「きっとボーパルキャットぴょん。いたずらと称して首を狩ってくる残虐な種族ぴょん」

朝潮「狩りませんから!」

あかり「朝潮ちゃんはトリックオアトリートって言わないの?」

朝潮「言わないでいたずらしちゃだめですか?」

あかり「だめだよぉ! そっちは完全にルール違反だからね!」

朝潮「じゃあ、トリックオアトリート」

あかり「はい、あめあげるね」

朝潮「……ありがとうございます」

あかり「露骨に不満そうな顔された!? 朝潮ちゃんそんなにいたずら好きだったの!?」

卯月「はぁ~、ままならないぴょん」

あかり「みんなお菓子いらないのかな?」

卯月「お菓子よりほしいものがあるんだと思うぴょん」

天龍「くっ……」

あかり「天龍さん、どうしたんですか? 腕に包帯なんか巻いて」

卯月「それだけじゃミイラにはならないぴょん」

天龍「いや、この右腕に悪魔が宿っちまってな。抑えこむのに、必死なんだよ」

あかり「あ、悪魔?」

卯月「それはコスプレとはなんか違う気がするぴょん」

天龍「くっ、この腕の悪魔の魂が叫ぶ、もっとお菓子を」

あかり「意外にかわいい悪魔さんですね」

卯月「トリックはいいぴょん?」

天龍「ああっ! 手が勝手に!」グイッ

あかり「ひゃあっ! お菓子あげるから静まってください~!」

天龍「えへっ、だ、だめだ、もはや腕が言うこと聞かない~止まれ~」コチョコチョ

あかり「あははは、て、天龍さん、やめっ、ひゃあっ! 服の中はだめです~!」

卯月(バカバカしいけど手が勝手にって言い訳できるから結構上手いのか、ぴょん?)

あかり「かわいいこと言うけど恐ろしい悪魔さんだったよぉ」

卯月「左手も使ってたからたぶん悪魔関係ないぴょん」

熊野「ようやく見つけましたわよあかり」

あかり「熊野さん」

卯月「その格好は、吸血鬼ぴょん?」

熊野「ええ、高貴な吸血鬼ですわ」

あかり「やっとハロウィンらしいお化けが出てきたよぉ」

熊野「トリックオアトリート、ですわ」

あかり「はい、チョコレートですよぉ」

熊野「ふふっ、あかりわたくしを何だと思っていますの?」

あかり「えっ?」

熊野「わたくしは吸血鬼、誇り高き貴族ですわ。そんな下賎なお菓子など口にいたしませんわ」ダキッ

あかり「えっ、あの?」

熊野「わたくしが口にするのは愛しい人の血だけ。愛に生きているのに、愛する者の命しか糧とすることができない悲しき種族なのですわ」ペロッ

あかり「ひゃんっ! く、熊野さん、首のとこ舐めないでください……」

熊野「では、舐めるのはやめにいたしますわ」カプッ

あかり「んんぅっ……!」ピクッ

熊野「ふふっ、噛んでしまいました。あぁ、吸血鬼に噛まれてしまった者は虜となってしまうのに」

あかり「とりこ……」

熊野「そうですわ。あかりはもう、わたくしの虜になってしまいしたのよ……」

あかり「熊野さんの……」

卯月「そこまでぴょん! 司令官、軽く噛まれただけで傷もできてないんだから目を覚ますぴょん!」

あかり「はっ、あ、あれ?」

熊野「くっ、後もう少しのところでしたのに!」

卯月「司令官、雰囲気に流されやすいからって、あんな雑なやり方で催眠にかからないでほしいぴょん」

あかり「なんだかふわふわした気分になると自分が何をしてるか分からなくなるよぉ」

卯月「もう少し気をしっかり持つぴょん」

間宮「あっ、あかり!」

あかり「間宮さんだ」

卯月「間宮さんは魔女? でもすごい露出が多いぴょん」

間宮「うふふ、魔女っていうのは人を誘惑するものよ。色仕掛けもその手の1つになるもの」

あかり「うぅ、これだったら誰でも誘惑されちゃいそうですよぉ」

間宮「ならあかり、トリック」

あかり「……オアトリートは!?」

間宮「お菓子はいつも食べてるから。今はお菓子よりも、あかりにいたずらしたいのよ」ガバッ

あかり「間宮さんもぉ!? お菓子貰う方が主な目的のお祭りですよぉ!」

間宮「子供はね。大人は、いたずらの方が主になるのよ」

あかり「間宮さ~ん!」

卯月「むぅ~!」

間宮「うふふ~」

あかり「ひざの上で抱っこされるくらいならまあ」

伊良湖「ああ~! 間宮さん何やってるんですか!」

山雲「人ががんばって~かぼちゃに顔彫ってる間に~司令さんにいたずらしてるなんて~」

あかり「伊良湖さん、山雲ちゃん」

卯月「伊良湖さんは間宮さんと同じ魔女で、山雲はジャックオランウータンぴょん」

山雲「ジャック~オ~ランタンだよ~」

伊良湖「私もあかりにいたずらします!」

山雲「山雲も~」

あかり「ええっ!? もはやトリックすらも言わずに!?」

伊良湖「お菓子はいつも食べてるのでいいんです!」

山雲「山雲は~かぼちゃいっぱい食べたから~お腹もいっぱいなんです~」

伊良湖「というわけで最初からトリックしか選択肢がないんです」

山雲「ね~?」

あかり「ね~じゃないよぉ!」

伊良湖「い、いたずらしちゃうね」

山雲「ん~、このかぼちゃ邪魔~」

あかり「かぼちゃ脱いだらもうただの山雲ちゃんだよぉ! 仮装しないでいたずらは禁止だよぉ!」

山雲「さっき~司令官も破ったから~ね~?」

あかり「何で知ってるのぉ!? ここは一旦逃げるよぉ」

間宮「ふふっ、逃げられないわよあかり」ギュッ

あかり「ああっ! そのために膝の上に乗せたんですね!」

間宮「クスッ、魔女は狡猾な策を弄するものよ。さぁ、お菓子をくれない子にはいたずらしちゃいましょうね~」

あかり「いらないって自分で言ったのに~!」

卯月「司令官、助けてほしいぴょん?」

あかり「た、助けて卯月ちゃん!」

卯月「じゃあ、トリックオアトリート」

あかり「こ、ここで? はい、お菓子!」

卯月「……お菓子はもう貰ったからいらないぴょん!」ダキッ

あかり「う、卯月ちゃん!?」

卯月「さっきのトリックオアトリートは、助けてあげるお礼にいたずらさせるか、お菓子頂戴って意味だぴょん」

卯月「でもお菓子はいらないから、う~ちゃんもいたずらし終わって満足したら助けてあげるぴょん」

あかり「やっぱり最初から選択肢ないよぉ!」

卯月「ふふん、当然ぴょん。だってう~ちゃんは、司令官もいたずらもどっちも大好きだからぴょん!」

今回はここまでです
次は秋月をゲーセンに連れてく話です

ハロウィンが流行りだしたのはここ数年な気がしますが何かきっかけとかあったんでしょうかね

開始します

秋月「くっ、射線上に入るなじゃないですよ。明らかに狙ってるじゃないですか!」

長10cm砲ちゃん「きゅ~」クイクイ

秋月「どうしたの長10cm砲ちゃん?」

あかり「秋月ちゃんまたご飯忘れてるよぉ」

秋月「あっ、すいません司令。ゲームをしてるとつい時間を忘れてしまって」

長10cm砲ちゃん「きゅ~きゅ~!」

秋月「あぁ、怒らないで長10cm砲ちゃん」

あかり「お腹減ってるのに放っておかれたら怒るのも無理ないよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

秋月「自分で食べに行ってもいいんだよ?」

長10cm砲ちゃん「きゅ~……」

あかり「秋月ちゃんと一緒に食べたいんだよぉ。ねぇ?」

長10cm砲ちゃん「きゅう」コクリ

秋月「あぅ、ごめんね長10cm砲ちゃん。ご飯、まだ残ってますか?」

あかり「大和さんも気をきかせて残してくれてるよぉ」

秋月「大和さんにまで迷惑を。これは、少しゲームから離れた方がいいかもしれません」

あかり「自分で制限をかけられればいいだけだよぉ」

秋月「できないからこうなってるんですよ。なんとかゲーム断ちを試みてみます」

あかり「完全にやめなくてもいいと思うけどなぁ」

秋月「……んぅ、もう朝か」

秋月「ふわぁ~、まだ眠い、一面くらいクリアすれば目が覚めるかな……」

秋月「はっ! あ、危ない! いつもの流れでゲームしちゃうところだった!」

秋月「みんなに迷惑をかけないようゲーム断ちすると決めたのに三日どころか一日ももたずに終わるところだった!」

秋月「ゲームは封印です! ご飯食べに行きましょう!」

秋月「その前に長10cm砲ちゃんを起こしに行かなきゃ」




秋月「おはようございます」

長10cm砲ちゃん「きゅう~」

伊168「おはよう。秋月がこんな早くに出てくるなんて珍しいじゃない」

秋月「私これでも結構早起きなんですよ?」

伊168「早起きでも部屋から出なきゃ分からないわよ」

秋月「まあ、そうですよね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~きゅ~!」

大鯨「あら、長10cm砲ちゃん。今日は秋月さんをちゃんと連れて来たんだね」

秋月「いつも忘れてしまってすいません」

大鯨「食を強制することはしませんけど、細くても食べなくては生きていけませんからね。栄養を取らないと頭も回りませんよ?」

秋月「糖分はチョコレートで補っているので安心してください!」

伊168「艦娘じゃなかったらデブまっしぐらね」

伊168「よし溜まった! クエスト回さないと!」

大鯨「イムヤちゃん、食事中は携帯弄るのやめてください」

伊168「もう食べ終わってるからいいの!」

秋月「スマホのゲームですか?」

伊168「うん。今日がイベント最終日だからみんな追い込み激しくて、油断するとランキングが落ちちゃうのよ」

大鯨「落ちたからと言ってどうなるって言うんですか」

伊168「報酬が低くなっちゃうのよ! 今回の報酬欲しかったから大放出しちゃったし」

大鯨「そんなことにお金使って」

伊168「携帯料金と一緒に支払いされるようになってるから、請求は大本営持ちよ。だからいいの」

秋月「いやよくないですよ全然」

大鯨「もぉ、提督に言って取り上げてもらいますよ?」

伊168「そんなお母さんみたいなこと言わないでよ~」

大鯨「お母さんみたいなこと言わせないでください!」

秋月(そっか、ゲーム機以外でもゲームってできる……いやいや、それじゃゲーム断ちした意味がないでしょ!)

あかり「秋月ちゃん、どこか行くのぉ?」

秋月「はい、部屋にいると自然と手がゲーム機の方に吸い寄せられてしまうので」

あかり「それは、重症だね」

長10cm砲ちゃん「きゅっ!」

秋月「長10cm砲ちゃん達は外には連れて行けないから、部屋でお留守番しててね?」

長10cm砲ちゃん「きゅ~?」

秋月「あぁ、うん。私がいない間はゲームしててもいいから」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」ピュ~

あかり「飛んでっちゃったよぉ」

秋月「もしかしてあの子達、私にゲーム断ちさせて自分達がゲームしたいがためにあんなこと言ったんじゃ」

あかり「そんなことないよぉ。きっと秋月ちゃんのこと心配してるだけだよぉ」

秋月「だったらいいんですけどね」

あかり「あかりも秋月ちゃんについていってもいい?」

秋月「えっ、いいですけど。ただゲームから離れるために外に出るだけで、目的も何も決まってませんよ?」

あかり「かまわないよぉ。あかりはお外歩くの好きだもん。暇なときはよくお散歩してたよぉ」

秋月「健康的で何よりです」

あかり「今日は休日だから人がたくさんいるね」

秋月「はい。あっ……」

あかり「どうしたのぉ?」

秋月「いえ、歩きながらスマホをしてる人がいるなと思って」

あかり「ああ、危ないからほんとはよくないんだけどね。何か急ぎの用事があるんだよぉ」

秋月「チラッと見えた画面から察するにゲームしてますね」

あかり「た、たぶんゲームで急ぎの用事があるんだよぉ」

秋月「それは歩きながらやるほどのことではないですよ」

あかり「秋月ちゃんはスマホ持ってても歩きスマホしないの?」

秋月「しませんよ。ゲームは腰を据えてやりたい派ですので」

あかり「腰を据えて?」

秋月「寝転んでやってることもありますけど、何か別のことをしながらではなくという意味ですよ!」

秋月「スマホのゲームはお金がかかると聞きます。イムヤさんもそうしていたみたいですし」

あかり「でもお金がかかる方が制限もきくかもしれないよぉ」

秋月「それは、確かに。働き始めたばかりでお給料そこまでもらえてませんし」

あかり「スマホいる?」

秋月「……いえ、いいです。制限できなかったときのことが怖いです」

あかり「やってるとついついしちゃいそうになるからね。そこが怖いところだよぉ」

秋月「それ以上に高いですけど買えばずっと遊んでいられるコンシューマのゲームの方が私は好きです」

あかり「ずっと遊んでられるから制限できなくなってるんだけどね。あっ、ならあそこに行ってみよっか」

秋月「あそこって……ゲームセンターですか?」

あかり「うん。あそこもお金使うけどスマホのゲームほど課金しなきゃって気にはならないと思うよぉ」

秋月「実際にお金を手にとって使いますからね。だから、制限も効きやすいかもしれません」

あかり「行ってみよっか」

秋月「しかし、ゲーム断ちが……」

あかり「無理に我慢して歩いてる人のスマホゲームを覗いたりするようになったらいけないよぉ」

秋月「いやさっきのはたまたま見えただけで覗いたわけではありませんからね!」

秋月「うっ、うるさい……」

あかり「色んなゲームがあるからね。混ざってすごい音になるんだよぉ」

秋月「これだけうるさいと長居したいとは思えないですね。なるほど、そういった意味でも制限がかかるわけですか」

あかり「そこはたぶんゲームしてれば気にならなくなるところだと思うよぉ」

秋月「えっと、先ずは何からしましょうか?」

あかり「秋月ちゃんがやりたいのをやっていいよぉ」

秋月「私がですか? と言っても私全然知りませんし」

あかり「なら見て回ろっか。きっと面白そうなの見つかるよぉ」

秋月「見つからずにやらないで帰れた方がいいんですけどね」

あかり「せっかく来たのにそれじゃあもったいないよぉ」

秋月「普通ならゲームにお金を使う方がもったいないと思うところですよ」

秋月(内心楽しみでいる私が言えることではありませんが)

あかり「あかりはお菓子をすくって台に乗せて押し出すやつとか好きだよぉ」

秋月「さっきいっぱい並んでいましたね。中にはお菓子以外のものもありましたが」

あかり「上手くするといっぱいお菓子落とせるんだよぉ。でもお菓子をすくったあと台に落とす前に、アームが揺れて勝手に落ちちゃうときとかあるの」

秋月「UFOキャッチャーでもあるみたいですね。アームが揺れて景品が落ちてしまうこと」

あかり「ゲーム屋さんも一回で取られちゃったらもうからないから仕方ないのかなぁ」

秋月「下手をすれば景品をそのまま買った方が安くなることもあるとか。ですが、取ろうと試行錯誤するのが楽しいという人もいるのでしょう」

あかり「京子ちゃんは得意なんだけど、あかりは苦手かなぁ」

秋月「突き詰めていくと結局頭を使うことになってしまいますから」

あかり「あぁ~、あかりが頭使うの苦手だって言ってる?」

秋月「そんなことは決して……あっ、あれは何でしょう?」

あかり「秋月ちゃん! やっぱり楽しんでるみたいだね」

秋月「あれは完璧にフルコンボしてたんですよ……」

あかり「でも途中で途切れちゃってたよぉ」

秋月「判定のせいです! こっちは画面に合わせて完璧なタイミングで押してるのに判定がずれてるせいで!」

あかり「艦娘の反射神経が裏目に出ちゃったんだね」

秋月「一番重要なところなのにもっとちゃんとしてほしいものですね!」

あかり「ゲームもまだ完璧にはできてないってことなんだね」

秋月「司令に私の能力を見せるチャンスだと思ったのに、フラストレーションが溜まってしまいました。なにかで発散しないと……あれは!」

あかり「あれは、ワニさんを叩くやつだよぉ」

秋月「これなら反射神経が裏目に出ることはありません! 私の力を十全に見せて差し上げますよ!」

あかり「あかりこれ苦手だよぉ」

秋月「司令はあまり反射神経が鋭そうじゃないですからね」

あかり「それもあるけど……」

秋月「満点を取って私の反射神経が本当に高いんだということを証明してみせます! とぉ!」イテッ

あかり「や、やめてあげてよぉ! イテッって言ってるのに叩くなんてワニさんが可愛そうだよぉ!」ガシッ

秋月「ええっ!? ゲームの機械ですよこれ!」

あかり「艦娘にだって心があるんだから、機械のワニさんにだって心があってもおかしくないよぉ!」

秋月「なんとなく理屈は分かる気がしますが、これと一緒にされるのは複雑な気分になりますね」

秋月「あれは何をしてるんでしょう? カードを筐体の上に並べていますが」

あかり「あれはねああやってカードを読み込ませて遊ぶゲームなんだよぉ」

秋月「そういうのもあるんですね。カードは別売りなんですか?」

あかり「大体のゲームは一回遊ぶと一枚くらいは貰えるはずだよぉ」

秋月「ゲームで遊ぶのと同時にカードの販売もしているんですね。ですが一枚ですか? カードゲームだと5枚で150円くらいな気がしますが」

あかり「たぶんゲームのおまけみたいなものなんだよぉ」

秋月「ほとんどがゲームプレイ料金というわけなんですね」

あかり「あかりはこういうゲームあんまりやらないからわからないけどね」

秋月「カードのような蒐集物に手を出すとそれこそ制限がきかなくなってしまいそうですが、ん?」

あかり「その張り紙なんて書いてあるのぉ?」

秋月「今秋稼動予定しておりました艦娘指揮ゲーム(仮称)は諸般の事情により来春稼動予定となりました。楽しみにされておられましたお客様には心よりお詫び申し上げます」

あかり「艦娘のゲームなんて出る予定だったんだ。何で延期しちゃったんだろ?」

秋月「国民の戦意高揚のために使う予定だったのが、終戦してしまったからじゃないでしょうか」

あかり「もう戦う必要がないから戦意高揚させる必要もなくなったってことなんだ」

秋月「あくまで私の予想ですけどね。昔の艦艇だった頃だけじゃなく、艦娘になってまでゲームになるなんて」

あかり「せっかく終わったばっかりなんだから、ゲームの中ででも戦う必要がなくなってよかったよぉ」

秋月「いくらゲームの中で活躍したって司令のお役に立てたことにはなられませんしね」

あかり「忘れないためにもゲームとして残すのはいいかもしれないけど、今はまだ静かにさせておいてあげたいよぉ」

秋月「……はい。ようやくまた眠れたのですから」

秋月「結局財布が軽くなってしまいましたよ……」

あかり「いっぱい遊んだねぇ」

秋月「私はこんなに意志薄弱だったんですか……」

あかり「むしろゲームが好きだって意思が強かったんだよぉ」

秋月「私にはゲーム断ちは無理そうです」

あかり「限度を考えてやるならいいんだって言ってるよぉ」

秋月「これからはちゃんとご飯を忘れないようにタイマーか何かかけておきますね」

あかり「鳴ったらちゃんとご飯食べにきてね」

秋月「それと、たまにはまたゲームセンターにも来ます。音ゲーもリベンジしたいですし、カードも集めなくては!」

あかり「うん、引きこもるのは良くないからね」

秋月「これでまた世界が広がりました! ありがとうございます、司令!」

あかり「どういたしまし、て?」

あかり(引きこもりからは遠ざかったかもしれないけど、なんでか廃人さんには近づいた気がするよぉ)

秋月「よぉし! 帰って昨日できなかった分を取り返すぞぉ!」

あかり(これだけ生き生きしてるなら、廃人さんでもいい、のかなぁ?)

今回はここまでです
次は春雨と交流するところから始めます

スパロボばりに延期を繰り返す改もそうですがアーケードの方もちゃんと稼動するのか心配になりますね
一回くらいはやっておきたいですが近所に入るでしょうか

開始します

あかり「春雨ちゃん」

春雨「司令官、お帰りなさい」

あかり「ビスマルクさんは?」

春雨「お買い物に出かけてしまいました。司令官にかるてすえっせん?というのを作るそうですよ」

あかり「ビスマルクさん本当に料理できたんだ」

春雨「何でもできそうなふうに見えますけど?」

あかり「戦艦なのに魚雷も撃てるからね」

春雨「艦娘の性能の話ではなくて」

あかり「いつもはめんどくさいからしてないだけなのかなぁ」

春雨「とても気位の高い人みたいですから、自分でやるという習慣がないのかもしれません」

あかり「急にやってくれるのは何でだろう?」

春雨「司令官のことを認めてくださったんですよ」

あかり「それだったらうれしいよぉ」

春雨「ビスマルクさんのような方にまで慕われているなんてすごいですね司令官」

あかり「えへへ、あかりもがんばったもん。それじゃあ、ビスマルクさんが帰ってくるまでお話してよっか」

↓1

1 姉妹のこと
2 駆逐棲姫のこと
3 ツインテールにしたらちなつに似てるかもという話
4 その他自由に

春雨「先ほどはどちらに行かれていたんですか?」

あかり「えっ? ええっと、ちょっと人に会いに」

春雨「どなたかにご用事だったんですか?」

あかり「いつも用事がないからみんなのところに遊びに行ってる感じなんだよぉ」

春雨「それは司令官としてどうなんでしょう?」

あかり「もう戦いが終わったから今度はみんなの心のケアをしようと思ってるんだよぉ」

春雨「心のケアですか?」

あかり「みんな色々考えたりすることあると思うから。艦娘としての誇りだとか、前の戦争のこととか思い出したりとか」

春雨「前の戦争のことを思い出す。ええ、そうですね色々ありましたから」

あかり「あかりはそうやってみんなが暗い気持ちになるのはいやだから、明るくしてあげたいんだよぉ」

あかり「せっかくがんばって平和な世界を取り戻したんだから、幸せにしてあげたいの」

あかり「深海棲艦のみんなだっていっぱい苦しんできたからその分、ね。ほっぽちゃんは最後までがんばってくれた側だけど」

春雨「深海棲艦……」

春雨「司令官、もしかして駆逐棲姫ちゃんに会いに行ってました?」

あかり「ど、どうしてわかったの?」

春雨「不自然に言葉を濁されましたから。やはりそうなんですね」

あかり「うん、ごめんね」

春雨「どうして謝るんですか?」

あかり「だってなんだか隠すような真似して」

春雨「いいんですよ、私に気を使ってくださっているのですから」

あかり「駆逐棲姫ちゃんのことどう思う?」

春雨「どうも何も同じ春雨として不自由な身体を支えてあげなくてはと思っているだけです」

あかり「それだけ?」

春雨「それだけです。はい、それだけですよ」

春雨「ただ、私は運が良かったんだなって思いました」

あかり「運がいい?」

春雨「私も駆逐棲姫になっていてもおかしくなかったんですから」

あかり「……」

春雨「私はたまたま艦娘になれたかもしれませんが、深海棲艦になっていてもおかしくはなかったんです」

春雨「深海棲艦になって守るべきはずの人達に砲口を向けていたかもしれない。そう思うとちょっと怖くて」

あかり「春雨ちゃん……」

春雨「私と駆逐棲姫ちゃんで何が違ったんでしょうね? 同じ『春雨』のはずなのに」

春雨「そもそも同じ『春雨』なのに何で私達2人いるんでしょうか? いや、駆逐棲姫も春雨も私達以外にたくさんいます」

春雨「どれが本物の『春雨』なんでしょうか? そもそも本物なんているんでしょうか? 本物がいないとするなら、私達は一体、何なんでしょうか……」

あかり「もういい、もういいから!」

春雨「すいません司令官、嘘ついちゃいました。私、あの子を見ているとあまり考えたくないことを考えてしまいます」

あかり「いいの。色々あって疲れてるし混乱してると思うから。ゆっくり落ち着いていけばいいよぉ」

春雨「……すいません」

あかり(みんなそういうものだって受け入れてるんだと思ったけど違うんだね)

あかり(あかりになんとかできるかなぁ)

あかり「これが、カルテスエッセンですか?」

ビスマルク「そうよ」

あかり「パンにハムとか乗せて食べるだけで料理じゃないんじゃ」

ビスマルク「カルテスエッセンっていうのは簡単に作れる食事って意味の言葉よ」

ビスマルク「火を使わずに作れるって意味で冷たい食事って訳されるみたいね」

あかり「確かに火は使わないですよね。パンに乗せるだけですもん」

ビスマルク「ちゃんとサラダとかそういう料理っぽいのもあるのよ? 今日は用意してないだけ」

あかり「料理ができるわけじゃなかったんですね」

ビスマルク「し、したわよ! パンとかハム切った! 包丁を使ってるんだから立派な料理よ!」

あかり「でもおいしそうです。ありがとうございますねビスマルクさん」

ビスマルク「ふ、ふん、そうよ、素直にそうやって感謝すればいいの!」

瑞鳳(ビスマルクが提督のメイドをやってる? どういう風の吹き回しかしら?)

瑞鳳(メイド、下僕……いや使用人は下僕じゃないでしょう何考えてるの。けど、ううん……)

あかり「いただきま~す」

ビスマルク「待ちなさい! 私が食べさせてあげるわ!」

あかり「えっ、自分で食べられますよぉ」

ビスマルク「いいから私に任せなさい! こういうのはバターをこうやって塗りたくって!」

あかり「ちょっ、ビスマルクさんバター塗りすぎですよぉ!」

ビスマルク「その上にハムとチーズをこれでもかと乗せてはさむ! はい、ビスマルク特製カルテスエッセンよ!」

あかり「お姉ちゃんがバイトしてるハンバーガー屋さんの一番大きいやつよりお肉が多い気がしますよぉ」

ビスマルク「口を開けなさい。ほら早く」

あかり「急かさないでください~あ~ん」

ビスマルク「あ、あ~ん。どう?」

あかり「んむっ、おいしいですけどお口の中がこってりしますよぉ。軽い食事なのに重い感じが」

春雨「こってりしてるならこの春雨スープでさっぱりしてください」

あかり「あっ、ありがとう春雨ちゃん」

ビスマルク「あら気が利くじゃない。たまにはスープも付けることもあるのよ」

あかり「冷たい食事なんじゃなかったんですか?」

ビスマルク「簡単な食事だって言ったでしょ? 温かいものが出ないわけじゃないの。紅茶を飲んだりもするしね」

金剛「今、紅茶って言いませんでシター?」

ビスマルク「うわっ! どこから出てきたのよ金剛!?」

金剛「紅茶の話題あるところに私ありデース!」

春雨「紅茶センサー?」

金剛「アカリ、何を食べてるんですカー?」

あかり「ビスマルクさんが作ってくれた、カルテスエッセンですよぉ」

金剛「ンー? ハンバーガーじゃないんですカ?」

あかり「パンでお肉やチーズを挟んでるところは一緒ですけど」

ビスマルク「ドイツの一般的な夕飯よ。ジャンクフードなんかと一緒にしないで頂戴」

金剛「ワッツ? ディナー? 今はランチタイムデース」

ビスマルク「日本じゃ昼食は軽く済ませるみたいだからよ」

あかり「ドイツだと夕飯を軽く済ませるんですね」

ビスマルク「その分夜の時間を長く取れるってわけよ」

金剛「ディナーは豪華にするべきデース。おいしい食事を食べながらだと自然と話も盛り上がりマース」

金剛「豪華なディナーでついつい遅くまで盛り上がってしまってふと気づけばいい時間」

金剛「帰りをどうしようかと困っていると今日は泊まっていくといいよぉという声。そのまま晩酌の時間へともつれ込みマース」

金剛「2人とも酔ってきたところでそういう雰囲気になって強引にベッドイン。そして今日は寝かさないよぉと耳元で囁かれて……」

金剛「ノー! だめデース! お酒は20からですヨー!」

ビスマルク「……こっちも一応お酒は飲むんだけど」

あかり「そういえば、おいしくなる魔法はかけてくれないんですか?」

ビスマルク「なっ!? い、いつの話をしてるのよ!」

春雨「おいしくなる魔法ってなんですか?」

あかり「あのね、メイドさんが――んぐっ!?」

ビスマルク「まだ残ってるんだから全部食べなさい!」グイグイ

あかり「むぅ~!」

あかり「のどに詰まって苦しかったですよぉ」

ビスマルク「あなたが変なこと言い出すからよ!」

あかり「メイドさんの格好してたから思い出してしまって」

春雨「結局なんなんですかそれ?」

ビスマルク「あなたは知らなくていいことよ。ほら、さっさと次に何するか教えなさい!」

あかり「はぁい」

春雨「完全に秘書艦の仕事をとられてしまっている!?」

↓1

1 艦娘との交流(>>236の朝潮、駆逐棲姫、春雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

北方棲姫「ブーン」

あかり「ほっぽちゃん飛行機ごっこしてたの?」

北方棲姫「ウン」

あかり「あっ、今回はなんか残虐な感じのごっこじゃなかったんだ」

北方棲姫「アカリ、マタアタラシイシンカイセイカンガキタ?」

あかり「来たよぉ。駆逐棲姫ちゃんって言うんだよぉ」

北方棲姫「マダイキノコッテタノ?」

あかり「ううん。色のない艦娘のカードを実体化させたら出てきたの」

北方棲姫「ソッカ、ヨカッタ」

あかり「もうどこかで苦しんでる深海棲艦さんはいないよぉ」

北方棲姫「ン。ミンナ、シズカナキモチニナッタ」

あかり「駆逐棲姫ちゃんもそうだって言ってたからね」

北方棲姫「デモ、セッカクタノシイウミニナッタノニ、ミンナアソベナイ」

あかり「それは残念だけど、ほっぽちゃんが幸せになればみんなに届くよぉ」

北方棲姫「トドクカナ?」

あかり「信じてれば届くよぉ。それに、お社はまだここにあるから」

北方棲姫「ワカッタ、ワタシイッパイシアワセニナル!」

あかり「あかりも、ほっぽちゃんのことたくさん幸せにしてあげるよぉ」

北方棲姫「ジャアナニシテアソブ?」

あかり「何しよっかぁ」

↓1

1 普通に喋る練習
2 他の深海棲艦の話
3 じゃれあう
4 その他自由に

今回はここまでです
次は北方棲姫とじゃれあうところからです

ネタに詰まった場合は別のSSに使おうと考えていたネタも突っこんでいきます
考えてるだけでたぶん立てないと思われますので

開始します

あかり「飛行機ごっこの続きする?」

北方棲姫「ンー、アカリソコスワッテ」

あかり「ここに? いいよぉ、よいしょ」

北方棲姫「ワタシガアカリノウエニスワル」トサッ

あかり「あかりのひざの上に座りたかったのぉ?」

北方棲姫「ヒザ? ヒザハココ」トントン

あかり「そうだけどここに座ることをひざの上に座るって言うんだよぉ」

北方棲姫「ナンデ?」

あかり「膝枕って言うからじゃないかなぁ」

北方棲姫「ヒザハカタイカラマクラニナラナイ?」

あかり「でも木の枕とか硬い枕もあるよぉ」

北方棲姫「ワタシハヤワラカイホウガスキ」

あかり「あかりもふわふわの方が好きだなぁ」

北方棲姫「アカリノココハフワフワ」ツンツン

あかり「くすぐったいからあんまり触っちゃだめだよぉ」

北方棲姫「スワルノハイイノ?」

あかり「座るのはいいんだよぉ」

北方棲姫「スワッテモイイケド、サワッチャダメ? ヨクワカラナイ」

あかり「よくわからないことがいっぱいあるのが人間なんだよぉ」

北方棲姫「ソッカ、ヨクワカラナクテモガンバレ」

あかり「がんばるよぉ」

あかり「ん~……」

北方棲姫「アカリ、アタマノッテル」

あかり「頭じゃなくて顎が乗ってるんだよぉ」

北方棲姫「アゴガノッテタラ、アタマモノッテル」

あかり「それはそうだけどね。重い?」

北方棲姫「オモクナイ。アカリノアタマハカルイ」

あかり「なんか馬鹿にされてるように聞こえるよぉ」

北方棲姫「アゴニコウゲキ!」

あかり「んふふ、頭をっ、揺らしたら、顎ががくがくなっちゃうよぉ」

北方棲姫「ガクガク!」

あかり「喋らなきゃならないもんね!」

北方棲姫「アカリ?」

あかり「……」

北方棲姫「アカリー? ギャッ!」

あかり「あっ! ごめんねほっぽちゃん! いきなり上を向くから顔に顎が! 大丈夫!?」

北方棲姫「アカリノアタマ、ヤッパリオモカッタ……」

あかり「ごめんねぇ。よしよし」ナデナデ

北方棲姫「ソンナニイタクナイカラ、ダイジョウブ」

あかり「顎は危ないからおでこをくっつけることにするよぉ」

北方棲姫「オデコナラアブナクナイ? ヒャッ!」ガンッ

あかり「きゃっ! もぉ~、いきなり上を向いたらぶつけちゃうよぉ」

北方棲姫「アカリガドンナカオシテルカキニナル」

あかり「面白い顔はしてないよぉ?」

北方棲姫「オモシロクナクテイイ。アカリノホウムイテスワル」クルッ

あかり「じゃあおでこ同士をくっつけるよぉ」ピトッ

北方棲姫「ン、アカリノアタマオデコアッタカイ」

あかり「熱は出てないよぉ?」

北方棲姫「アツクハナイ。アッタカイ」

あかり「そっかぁ、ほっぽちゃんのおでこも暖かいね。健康だよぉ」

北方棲姫「シンカイセイカンモカゼヒカナイ」

あかり「艦娘と同じだもんね」

北方棲姫「アカリ、コンナカオシテルノカ。ワタシニクッツイテルトキ」

あかり「どんな顔してるように見える?」

北方棲姫「ヤサシイカオ。ワタシノスキナカオダヨ」

あかり「あかりもほっぽちゃんこと好きだからね。好きだよぉって顔してるんだよぉ」

北方棲姫「ワタシモアカリノコトスキダヨッテカオシテル?」

あかり「うん。してるよぉ。ほっぽちゃんもとっても優しくて可愛い顔してる」

北方棲姫「クッツイテルダケデモシアワセ!」

あかり「そうだね、幸せだよぉ」

北方棲姫(シアワセナラミンナニモカンジテホシイケド、ヒトリジメシタイキモスル。ヨクワカラナイコト、ホントウニイッパイアルネ」

北方棲姫「ヨイショッ」ピョン

あかり「ほっぽちゃん、どこかに遊びに行くの?」

北方棲姫「クチクセイキニアイサツシテクル」

あかり「そっかぁ、仲良くしてあげてね?」

北方棲姫「ウン! イッテキマス!」

あかり「行ってらっしゃいほっぽちゃん」

あかり「ほっぽちゃんは深海棲艦さんの中でも一番幼い感じなのかなぁ。駆逐棲姫ちゃんにとっても妹?」

あかり「なら、触れ合ってるうちにいい方向に行ってくれるとうれしいよぉ」

あかり「ここにいるのはあかりだけじゃないもんね。みんなの力も借りてみんなで幸せにしないと!」

あかり「さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>236の朝潮、駆逐棲姫、春雨、北方棲姫以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「戻って来ましたよぉ」

ビスマルク「お帰りなさい提督」

あかり「春雨ちゃんはどこかに行っちゃったんですか?」

ビスマルク「昼に作った春雨スープが人気でなくなっちゃったからまた作っておくらしいわ」

あかり「本当においしかったですよね」

ビスマルク「ま、まあまあね。私のカルテスエッセンの味を引き立てるには充分だったけれど」

あかり「どっちもおいしかったです。スープがあったからパンを食べきれましたし、スープだけじゃ物足りませんでしたから」

ビスマルク「なくても食べきれたわよ!」

あかり「いえちょっとこってり感が」

ビスマルク「成長期なんだからいっぱい食べなきゃだめじゃない!」

あかり「あんなにバターいっぱいだと太っちゃいますよぉ!」

ビスマルク「ラーメンとかよりはよっぽどカロリー低いと思うけど。で、執務でもしに戻ってきたのかしら?」

あかり「いえ、ビスマルクさんとお話をしようと思ってきたんですけど」

↓1

1 他のドイツ艦の話
2 メイドになった真意を問う
3 オスカーと遊ぶ
4 その他自由に

あかり「あの、ビスマルクさん」

ビスマルク「何かしら?」

あかり「結局なんでメイドになったんですか?」

ビスマルク「日頃の感謝を込めてって言ったじゃない」

あかり「言いましたけどいきなりすぎますよぉ。最近ビスマルクさんに何かそうさせるようなことしましったっけ?」

ビスマルク「マッサ……何かきっかけがあったとかじゃなくて、積み重ねよ積み重ね」

あかり「はぁ、積み重ねですか」

ビスマルク「そう、色々感謝するようなことがあったからポイント制にしたのよ」

あかり「ポイント制!?」

ビスマルク「そしたらあらまびっくりとうとう溜まっちゃったのよ1億ポイントが」

あかり「1億ってあかりそんな感謝されるようなことした記憶ありませんよぉ」

あかり「あかり何しましたっけ?」

ビスマルク「それはあれよ、ほら、布団暖めてくれたりとか? 寝間着買ってきてくれたりとか」

あかり「あかりもメイドさんっぽいことしてますね」

ビスマルク「そうよ、だからメイドで返してるのよ」

あかり「それは理屈が通ってる、のかなぁ?」

ビスマルク「それにオスカーを飼わせてくれたり、あめのとき、とか色々迷惑もかけたりしてるし」

あかり「あかりは迷惑だなんて思ってませんよぉ。オスカーはあかりも大好きですし、あめのことだって強くなるために必要だったんですから」

ビスマルク「一番はそういうの!」

あかり「えっ?」

ビスマルク「何でもそうやって受け入れてくれるというか、なんていうか、認められてるって感じがうれしいのよ!」

ビスマルク「だから、私もあなたのこと認めてるし、その信頼関係みたいな? そういうのが心地いいから!」

ビスマルク「感謝してるのよ。あなたに会えてよかったって、いつも」

あかり「ビスマルクさん……ありがとうございます! あかりそんなふうに言ってもらえてとってもうれしいです!」

ビスマルク「ま、まあ、感謝の気持ちをメイドになることで表そうっていうのは戸惑ったかもしれないけど」

ビスマルク「あなたのこと信頼してるって証よ。信頼してるからあなたの命令には従いますっていうことの表れ、みたいなもの」

あかり「あかりは戦闘のとき以外は命令なんて出しませんよぉ」

ビスマルク「だからそういう気持ちで信頼してるってことを表してるって言ってるの!」

あかり「はい、あかり変な命令なんてしませんから」

ビスマルク「……私はしてほしいけどなぁ」

あかり「えっ?」

ビスマルク「な、なんでもないわ! とにかく! この私からそこまでの信頼を得られたことを光栄に思いなさい!」

あかり「はい! 光栄ですビスマルクさん!」

春雨(やっぱり主従逆転してるようにしか見えないです)

春雨「メイドさんならご主人様って呼んだほうがいいんじゃないですか?」

ビスマルク「それはジャパニーズメイドだけよ。普通のメイドはお嬢様」

あかり「お嬢様はビスマルクさんの方がふさわしいですよぉ」

ビスマルク「まあ確かにあなたはお嬢様って柄じゃないものね。あなた達の中じゃ古谷提督が一番それっぽいわ」

あかり「向日葵ちゃんすごく丁寧な言葉遣いしますもんね」

春雨「他の司令官さん達ですか。会ってみたいです」

あかり「いつかまた集まることもあると思うからきっと会う機会はあるよぉ」

ビスマルク「悪くても帰るときには1回集まるでしょうしね」

あかり「みんなとも会いたいなぁ。っと、まだ時間あるしこれからどうようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>236の朝潮、駆逐棲姫、春雨、北方棲姫、ビスマルク以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「大鳳ちゃん、いる?」

大鳳「提督、もうこんばんはというべきでしょうか」

あかり「そうだね、そう言ったほうがいいかも」

大鳳「あの、先日のこと、なんですが」

あかり「あ~えっとぉ」

大鳳「すいません! だめだとは思いながらも気持ちが抑えきれなくて!」

あかり「い、いいんだよぉ! 好きってことはそういう気持ちになることもあるんだって、わかってたんだし!」

あかり「あかりも決心がついたよぉ。そういう気持ちから逃げないようにって」

大鳳「提督……」

あかり「で、でもそういうのばっかりじゃだめだよぉ? せ、節度は守らなきゃねうん」

大鳳「分かってます提督。節度を守って、あの、清い交際をお願いします」

あかり「う、うん、よろしく、ね?」

大鳳「……さ、さあて、何をいたしましょうか?」

あかり「ど、どうしよっか?」

↓1

1 玉子焼き勝負のときの命令権の話
2 身長の話
3 この前の続き
4 その他自由に

今回はここまでです
次は大鳳とこの前の続きをするところからはじめます

ビスマルクと大鳳は好感度100なので行動回数を消費せずに次の日交流不可となります
この日はあと一回行動したあとに春雨へのごほうびと秘書艦決めの後ビスマルクの好感度100イベントになります

名前が長いキャラと連続で交流すると交流の選択肢だけどんどん伸びていってしまいますね

開始します

大鳳「ではこの前の続きをいたしましょう」

あかり「清い交際は!?」

大鳳「き、昨日はなかったので今日はいいんです!」

あかり「その理屈はおかしいよぉ!」

大鳳「逃げないのではなかったのですか?」

あかり「うっ」

大鳳「私は提督のことが好きなんです。提督が好きな気持ちが高じてこうなってしまうんです」

あかり「好きって言っておけばあかりが喜ぶと思ってるでしょ?」

大鳳「そんなことは決して。でも喜ばせたいとは思ってますよ?」

あかり「もぉ……今日も後ろから触ればいいの?」

大鳳「今日はちゃんと見てもらいたいです。提督が私のどこを触っているのかをしっかりと」グイッ

あかり「前にもそうやって開口部広げて見せてきたことあったっけ」

大鳳「この服は結構伸縮性があるんですよ。さあ提督、どうぞ触って……あっ」バッ

あかり「開口部閉まっちゃったね」

大鳳「も、もう一回!」スカッ

あかり「その広げ方は胸に引っかからないと維持できないよぉ」

大鳳「うぅ……この平らな胸では色仕掛けを仕掛けることさえできないというの?」

大鳳「そうですよ、これが千代田さんや雲龍さんだったら服なんて挟んでしまえるのに」

大鳳「むしろこの服着てるだけである程度挑発できてしまうくらいですよ。雲龍さんは普段の格好のほうが挑発的ですが」

あかり「大鳳ちゃん?」

大鳳「やっぱり小さいのは不利じゃないですか。大きければもっと色んなことできるのに、私のこれじゃ見せ付けることさえできない」

大鳳「小さいくせに一丁前に誘惑なんかして見せようとして、お笑いですよ本当にうぅ……」

あかり「気にしなくていいってずっと言ってるのに」ムニッ

大鳳「はぁぅ……!」

あかり「ち、小さいほうがこうして全部包めちゃうし触りやすいと思うよぉ。あかりの手にはこれくらいがちょうどいいよぉ」

大鳳「本当ですか? 私の胸、提督の手と相性がいいと?」

あかり「う、うん、あかりはそう思うな」

大鳳「えへへ、包まれてしまったら結局どこに触ってるのかわかりませんね」

あかり「後ろからするよりは分かりやすい、かなぁ」

大鳳「じゃあ、私の表情を見ていてください。どこをどうすれば私が気持ちよさそうにするのか、それを見て感覚で覚えてくださいね」

あかり「あ、うん……」

あかり(落ち込んでるのおっぱい揉んで慰めるてる? これは清い交際って言っていいのかなぁ)

大鳳「はぁ……はぁ……」

あかり「大鳳ちゃん、だらしない顔してるよぉ……」

大鳳「提督は、まだ恥じらいが、抜けてませんね……そのつたない感じも、素敵です……」

あかり「逃げないって言っただけで、すぐには慣れないよぉ……」

大鳳「ですが、息が荒くなっています……頬も赤くなって目も、潤んでいて……」

大鳳「興奮、してますね……?」

あかり「し、してないから……!」

大鳳「私ばかりしてもらうのは、よくないですよね……」

あかり「あ、あかりはいいよぉ! きょ、今日はなんかむずむずする日だから!」

大鳳「それは興奮の証――」

あかり「じゃないから! きょ、今日はここまでだよぉ! 終わり!」

大鳳「ええっ、まだ足りませんよぉ」

あかり「この前いっぱいしたから今日はいいの! 節度は守るって約束だよぉ」

大鳳「むぅ、やっぱり逃げが入ってますよ提督」

大鳳「まあいいです。受け入れてくれただけでも大きな進歩なのですから」

あかり「進歩、でいいの?」

大鳳「少なくとも私にとっては進歩です」

あかり「そ、そう、じゃあ、あかりもう行くよぉ」

大鳳「提督」

あかり「なぁに?」

大鳳「ここ、提督に弄ってもらったおかげでこんなになっちゃいました」グイッ

あかり「~~~っ! もぉ~! 大鳳ちゃんの変態!」ダッ

大鳳「ふふっ……」

大鳳「あぁぁ~! 私、なんで、ちょっと進めたからって調子に乗って! 淫乱な子だと思われたらどうするの!?」

大鳳「違うんです提督! 私はただあなたのことを想うと切ない気持ちになって……」

大鳳「……ごめんなさい提督、私、淫乱でした。節度守れそうにないです」

あかり「はぁはぁ、もう大鳳ちゃんったら!」

あかり「……あかり、興奮してるのかなぁ? このドキドキするのがそうなの? これが、エッチな気持ち……?」

あかり「わからないよぉ。上手くわからないのに、そういうことするのは良くない気がする」

あかり「やっぱり節度は守らなきゃうん! 今度大鳳ちゃんが言ってきたらびしっと言わないと!」

あかり「もうお夕飯の時間だよぉ。食べてお風呂入って、その後もう少し時間があるかなぁ?」

あかり「あったら何しよう?」

↓1

1 艦娘との交流(>>236の駆逐棲姫、春雨、北方棲姫、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「舞風ちゃんいる?」

舞風「いますよ提督。何かご用でしょうか?」

あかり「例によって会いに来ただけだよぉ」

舞風「例によるんですか。わざわざ会いに来てくれるのはうれしいですけどね」

あかり「舞風ちゃんお風呂もう入ったの?」

舞風「いただきましたよ。伸び伸びとリラックスできていいですよね」

あかり「もうお風呂入ったのに運動してるんだ?」

舞風「ええ、温まった身体で踊るとすごく軽やかに動けますからね」

あかり「せっかく流したのにまた汗かいちゃうよぉ」

舞風「この程度ならタオルで拭けば問題ありません!」

あかり「だめだよぉ、舞風ちゃんも女の子なんだからそういうところは気にしないと」

舞風「女の子、ですか。まあ提督がいるのに踊り続けるのもあれなので一旦落ち着きます」

あかり「一旦なんだ」

あかり(夜でも元気なところは川内さんに似てるかも。川内さんは夜に元気になる、だけど)

舞風「それでせっかくいらっしゃったんですし何かしましょう。踊りましょうか?」

あかり「一旦が短すぎるよぉ!」

あかり(どうしようかな?)

↓1

1 踊る
2 アイスでも食べに行こうと誘う
3 足をつつく
4 その他自由に

短いですが今回はここまでです
次は舞風の足をつつくところからはじめます

エロは地の分入れてちゃんと書きたい派というか台詞だけだと上手く描写できないので苦労します
地の文入れるとただでさえ遅いのが更に鈍足になるしガチ度が上がるので使えないんですよね

残念ながら夢落ちで巨乳化は一度瑞鶴でやってしまってるんですよね
別に同じネタ禁止しているわけではないので可能性はあります

開始します

舞風「さあ提督も身体が温まっているうちに踊って体力つけましょう!」

あかり「あかりはもう汗かきたくないよぉ。柔軟するだけじゃだめ?」

舞風「踊れば身体も柔らかくなりますよ! さあ!」

あかり「ちょっ、えいっ!」ツン

舞風「はひゃっ!」ビクッ

あかり「わっ、いきなり止まるからびっくりしたよぉ」

舞風「びっくりはこっちだよ! いきなり足つつくなんて!」

あかり「舞風ちゃんがあかりのお話聞いてくれないからだよぉ」

舞風「そんなに私と踊るのいやなの?」

あかり「お風呂上りに汗かくのがいやなだけだよぉ」

舞風「なら今度はお風呂の前に誘うね」

あかり「うん、それならあかりもやれるよぉ。がんばって踊ってみるからね」

舞風「……」

あかり「ん? 舞風ちゃん座らないの?」

舞風「もうつつくの終わり?」

あかり「えっ?」

舞風「もう足つつかないの?」

あかり「ちゃんとお話聞いてくれるならつつかないよぉ」

舞風「なら踊りましょう!」

あかり「ええっ? じゃあってなんで?」

舞風「いいからレッツダンシング!」

あかり「お風呂前に誘うって言ったばかりなのに?」

舞風「終わったらもう一回入ればいいんだよ!」

あかり「しょうがないなぁ、一回だけだよぉ?」

舞風「えっ? 踊るの?」

あかり「はい?」

舞風「つつかないの?」

あかり「ん~? もしかしてつついてほしいの?」

舞風「い、いや? 別に、そんなことないよっ!」

あかり「声上ずってるよぉ」

舞風「だ、だtって、提督のせいだよ!」

あかり「何があかりのせいなの?」

舞風「この間のマッサージを受けてから足の調子がいいの!」

あかり「どういたしまして?」

舞風「でもその代わりに触られるとあのときの感覚を思い出しちゃって」

あかり「つつくだけでも?」

舞風「そうだよ! しかもまた敏感なところついてきたでしょ! なんなの提督はそういう秘孔でも知ってるの?」

あかり「あかりまだマッサージの本すら読んでないのにそんなこと知らないよぉ」

あかり「いやな気分だった?」

舞風「だったらつついてほしいなんて言わないよ」

あかり「またしてほしい?」

舞風「うん」

あかり「じゃあ、もう一回してあげるね」スッ

舞風「あっ待って提督すわぁぁ……!」

あかり「なに、どうしたの?」

舞風「なん、でもないよ……続けて……」

あかり「つつくよりこうやってなぞる感じにした方がいいんだよね?」スッ

舞風「うん……」プルプル

舞風(ま、まずい、足の力が抜けて……)

あかり「ここら辺はくすぐったいかなぁ?」

舞風「やっ、ふぅぅん……!」ガクガク

舞風(だ、だめ、もう耐えられないっ!)ガクッ

あかり「あっ、舞風ちゃん、危な……」ドサッ

舞風「あぁっ! すいません提督!」

あかり「いいんだよぉ。そうだよねずっとあんなことされたら力抜けちゃうよね」

舞風「その力が抜ける感覚がなんというか、好きです」

あかり「そうなんだ。じゃあ、このままならもうこけることないし、もう少し続きしよっか」

舞風「い、いいですけど、提督、今提督の手があるところなぞるのはちょ――」

あかり「なでなでだよぉ」スッ

舞風「――ぁ」ビクゥ

あかり「あれ? あかりが今触ってるの足じゃない? 舞風ちゃん? 舞風ちゃん?」

舞風(……あぁ、まただ、また私、だめな気持ちよさを知っちゃったよ)

あかり「う~ん」

春雨「どうかなさいましたか?」

あかり「いや、あかり最後舞風ちゃんのどこを触ってたのかなぁって」

春雨「どこを触っていたか? なにをなさっていたんですか司令官?」

あかり「えっ、と、特に変なことはしてないよぉうん!」

春雨「本当ですか?」

あかり「本当だよぉ舞風ちゃんよく踊ってるから足をマッサージしてあげてただけ!」

春雨「それがなんでどこを触ってたかわからなくなるんですか?」

あかり「それには色々と深い事情があるんだよぉ」

春雨「深くは聞かないことにします」

あかり「ありがとう春雨ちゃん、今日の秘書艦もね」

春雨「ほとんどビスマルクさんに持っていかれてしまいましたが」

あかり「春雨ちゃんだってがんばってくれたよぉ。だから、ごほうびあげるね」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる

春雨「ごほうびだなんて私はやるべきことをしただけなのに」

あかり「やるべきことをしたんならその結果も返ってくるものだよぉ」

春雨「ですが、本当によろしいんですか?」

あかり「うん。みんなにやってあげてることだからね」

春雨「ではお言葉に甘えさせていただきます」

あかり「なにしてほしいかなぁ?」

春雨「司令官のできることでいいです。無理を言うわけにはまいりませんから」

あかり「春雨ちゃんへのごほうびなんだから遠慮しなくていいのに。う~ん、マッサージしてあげよっか?」

春雨「マッサージですか?」

あかり「これでもみんなから気持ちいいって評判なんだよぉ」

春雨「舞風さんにもマッサージしてたんですよね?」

あかり「そうだよぉ」

春雨「変なところ触らないでくださいね?」

あかり「触らないよぉ!」

春雨「はぁぁぅ、あぁ……」

あかり「どう、変なところなんて触ってないでしょ?」

春雨「触って、ないです、触ってないのにぃ……」

あかり「気持ちいい?」

春雨「はいぃ、気持ちいい、ですぅ」

あかり「よかったぁ。今日の疲れが全部飛んでっちゃうくらい気持ちよくしてあげるからね」

春雨(今日の疲れどころか、何もかも全部飛んでいきそう)

春雨(違うのに、司令官は変なこと考えてなくて、純粋に私の疲れを癒そうとしてるだけなのに……)

あかり「よいしょっ!」グイッ

春雨「きゃぅっ!」

春雨(こんな声を上げてしまうなんて……)

春雨(ごめんなさい司令官……春雨はいけない子です)

春雨(せっかくのご厚意に、こんな、劣情を催してしまう、卑しい子です……)

春雨「ふぅぅ……ごめんなさい、司令官」

あかり「なんで謝るのぉ?」

春雨「いえ……」

あかり「元気ないけど、もしかして」

春雨「ち、違います! 司令官のマッサージは本当に気持ちよくて! だから、その、ここまでしてもらって申し訳ない気持ちになっただけなんです!」

あかり「むしろこれがごほうびであかりが申し訳ない気持ちだよぉ」

春雨「そんなことありません! とても、すばらしかったです。満足、しました」

あかり「今日一日がんばったかいがあったって思えた?」

春雨「もちろんです!」

あかり「それなら、あかりもがんばったかいがあったよぉ」

春雨「あ、明日は秘書艦を変えるんですよね」

あかり「うん、毎日同じ人にすると負担かかっちゃうから」

春雨「残念です。どなたになさるんですか?」

あかり「ん~」

↓1 明日の秘書艦(>>236の春雨以外の☆のついてない艦娘)

あかり「明石さんにお願いするよぉ」

春雨「明石さんですね、わかりましたお伝えします」

あかり「それじゃあおやすみ春雨ちゃん」

春雨「おやすみなさい、司令官」

春雨(……今日はいやな夢を見そうだなって思ってたのに、こっちの方が夢に出そうです)

春雨(まず寝られるかどうか心配しないと)

あかり「春雨ちゃん色々と大変だけどちょっとは助けになれたかなぁ」

ビスマルク「大丈夫よ、あれされたらいやなことなんて全部忘れちゃえるから」

あかり「ビスマルクさん! どこに行ってたんですか?」

ビスマルク「寝具を取りに行ってたのよ。さすがに寝るときまでメイド服でいるわけにはいかないでしょ」

あかり「取りに行ったってことはここで寝るんですね」

ビスマルク「当然、まだ今日は終わってないんだから」

あかり「あかりも色々疲れましたし今日はもう寝ますよぉ」

ビスマルク「なら布団を敷きなさい、私が暖めてあげるから」

あかり「はぁい」

ビスマルク「この時期にもなると冷たくなるわね」

あかり「ですね」スッ

ビスマルク「あっ、ちょっとまだ暖まってないわよ!」

あかり「あかりも一緒に暖めますよぉ」

ビスマルク「それじゃ意味ないじゃない!」

あかり「お布団だけじゃなくてあかり自身も暖めてもらいますから意味あります」ダキッ

ビスマルク「っ! ま、まあ、その方が効率的ではあるわよね」

あかり「身体が暖まればお布団の冷たさも気にならなくなりますよぉ」

ビスマルク「布団も暖まれば暑く感じるかもしれないわね」

あかり「ふふっ、そうかもしれませんね」

ビスマルク「今日は、慣れないことたくさんやったから疲れたわ」

あかり「お疲れ様ですよぉ。それにありがとうございます」

ビスマルク「礼には及ばないわ。まだ、今日は終わってないって言ったしね」

あかり「もう寝るんですよね?」

ビスマルク「そう、だけどまだやることがあるわ。メイドの夜の仕事」

あかり「夜のお仕事?」

ビスマルク「そう、夜伽よ」

今回はここまでです
次はビスマルクの好感度100イベントからはじめます

舞風のどこをなでなでしたかはご想像にお任せします

開始します

あかり「よとぎってなんですか?」

ビスマルク「そんなことも知らないの? 夜伽っていうのはね……」

あかり「っていうのは?」

ビスマルク「あ~」

ビスマルク(どうしよう、ここまで言って今更はずかしくなってきたわよ!)

あかり「ビスマルクさん?」

ビスマルク「な、なんだと思う? 当ててみなさい」

あかり「ええ~、いじわるせずに教えてくださいよぉ」

ビスマルク「いやよ。当てられたらしてあげる」

あかり「当てられなかったらしないんですか?」

ビスマルク「し、しないわ」

あかり「それならがんばって当ててよとぎしてもらいますよぉ!」

ビスマルク「……っ!」

ビスマルク(意味わかってないで言ってるのに、ドキってしちゃうじゃないの!)

あかり(あれ? 前にもなんだか似たようなことがあったような気がするよぉ)

あかり「よとぎ~よとぎ? 今は夜で夜にすることだから、よとぎのよは夜って意味ですよね?」

ビスマルク「さあどうかしら?」

あかり「これは確定ですよぉ」

ビスマルク「どうかしらって言ってるのに!」

あかり「ビスマルクさんは嘘つくとき髪の毛をかき上げる癖があるんですよぉ」

ビスマルク「えっ、うそ!? かき上げてた!?」

あかり「はい、かき上げてましたよぉ」

ビスマルク「い、今のはたまたまかき上げてただけよ!」

あかり「そうかもしれませんけど今の言い方だと嘘だって白状したのと同じですよぉ」

ビスマルク「あっ……この、私をはめたわね!」

あかり「ええっ、あかりは嘘言ってませんよぉ! ビスマルクさんが自爆しただけです!」

ビスマルク「くっ、いつの間にこんなに駆け引きが上手くなったというの?」

あかり「あかりは上手くなってないと思いますけど」

ビスマルク「ふんまあいいわ! それがわかったところでどうにもならないもの!」

あかり「ですよね、夜にすることだってことは元々わかっていたことですし」

ビスマルク「悩むがいいわ!」

あかり「う~ん、とぎ、とぎ?」

ビスマルク(よく考えたら?言うときの癖を知られてるってことはそれだけ私のこと見てくれてるってことよね?)

ビスマルク(それ以上に私嘘ばっかり言ってるってことになるんじゃ? それで全部見破られてるってことにもなるんじゃない!?)

ビスマルク(いや、そんなことはないわ。きっと気づいたのはさっきよ。この私の嘘がそう簡単に見破れるはずがないもの!)

あかり「ビスマルクさんといえばオスカー、オスカーといえば……わかった! 爪とぎですね!」

ビスマルク「全然違うわよ!」

あかり「違うんですかぁ?」

ビスマルク「爪きりならともかく爪とぎなんてそんなしないでしょ。それこそ猫じゃあるまいし」

あかり「あってると思ったのに」

ビスマルク「私が語源じゃないんだから私から想像したって意味ないでしょうが」

あかり「それもそうでした」

ビスマルク「んもぉ、本当に冴えてるんだがボケてるんだかわかんないんだから」

あかり「他になにかとぐっていったら、お米?」

ビスマルク「なんで私がお米なんてとがなきゃいけないのよ!」

あかり「お料理できませんもんね」

ビスマルク「できないんじゃなくてしないだけだって今日わかったでしょうが!」

あかり「あれを料理と言い張るにはちょっと無理が……」

ビスマルク「料理なの! ドイツの一般的な夕飯!」

あかり「はいはいわかってますよぉ」

ビスマルク「ったく!」

ビスマルク(なによ、もうそういうことする雰囲気じゃなくなっちゃったじゃないの!)

あかり「とぐってなんだろう~?」

ビスマルク(……これもこれでいいかな)

あかり「ビスマルクさんは寝る準備をしてる。ということは寝ながらするってことですね」

ビスマルク「まあそうなるわね」

ビスマルク(寝ながらするというより寝ることなんだけど)

あかり「今度こそわかりましたよぉ! よとぎっていうのは夜に寝ながらおとぎ話を聞かせてくれることですね!」

ビスマルク「お伽話?」

あかり「そうです! 夜寝ながらすることでとぎってつくのはそれしか思いつきません! どうですか?」

ビスマルク「……もうそれでいいわよ」

あかり「ええっ! なんですかその諦めた感じは! 本当は違うんじゃ」

ビスマルク「あってるあってる。夜伽っていうのは夜おとぎ話を聞かせてあげることよ」

あかり「なんだか釈然としませんよぉ」

ビスマルク「世の中何でも納得できることばかりじゃないわよ」

あかり「そうですけど今のは世の中関係ないですよぉ。あっ、でも当たったからやってくれるんですよね?」

ビスマルク「そ、そんなこと言ったかしら?」

あかり「また髪かき上げてますよぉ」

ビスマルク「うっ」

ビスマルク(どうしよう、おとぎ話なんて知らないわよ。ここはうやむやにするしか……)

ビスマルク(……いえ、1つだけ知ってるのがあったわ)

ビスマルク「昔々、大体今から75年前のドイツに一隻の戦艦がいたわ」

あかり「おとぎ話なのに時間と場所がやたら具体的ですね!?」

ビスマルク「うるさいわねたまにはこういうはじまりがあってもいいでしょ」

あかり「いえ、いいですけど」

あかり(さすがにあかりでも誰のことかわかっちゃいますよぉ)

ビスマルク「その生涯は短いものだったけれど、多大な功績を残したの」

あかり「短かったんですね……」

ビスマルク「ええ。進水日から数えても2年くらいだったわ」

あかり「……」

ビスマルク「それでも残した戦果に見合うだけの誇りがあった。だから、悔しかった。負けてしまったことが許せなかった」

ビスマルク「望んだの。もしも次があるのなら、今度は絶対に負けない必ず勝ってやるんだって」

あかり「そんなふうに思っていたんですね……」

ビスマルク「ええ……じゃなくてこれおとぎ話だからね!?」

ビスマルク「その願いが通じたのか戦艦は再び蘇ったわ。ただし今度は人間の姿でね」

あかり(改めて聞くとおとぎ話っぽいよぉ)

ビスマルク「人間と戦艦では何もかもが違った。戦艦だった頃はわた……自分の身体を動かしていたのは乗組員達で、ある意味何も考える必要がなかったわ」

ビスマルク「でも人間は自分で考えて自分で行動しなくちゃいけない。色々ともどかしい思いもしたわ」

ビスマルク「上官は自由にさせるとか言ってあれこれ口を出したりしなかったしね」

あかり「口出ししてほしかったんですか?」

ビスマルク「それは今から言うから! だけどそれがかえって良かったのかもしれないと戦艦は思った。1人でいて自分で考える時間が多く取れたから」

ビスマルク「上官は口出しをしないくせに本当に必要なときは呼ばなくても来てくれる人だったしね」

あかり「必要としてくれることあったんですね」

ビスマルク「当然あるわよ。おす……猫が好きだったから猫を飼ってってお願いするときとか」

あかり(隠す気あるのかないのかよくわからないよぉ)

ビスマルク「戦いしか知らなかった戦艦はそうして穏やかな日々を知った。穏やかな日々の中で過ごす幸せを知ったの」

ビスマルク「かつての願いも叶えられたけど直接は関われなかった」

ビスマルク「蘇った当初なら当り散らしてたところでしょうけど、直接じゃないにしろその手伝いができてよかったってそう思えるだけの余裕ができていたのよ」

あかり「本当はみんな連れて行きたかったですけど、さすがに多すぎて無理だったんですよぉ」

ビスマルク「いいのよ。本当に戦いを終わらせたときは戦艦も直接関われたから」

あかり「そうでしたね」

ビスマルク「かくして勝つことが望みだった戦艦は望みを果たした。けれど、人間としての日々を続けるうちにそれが大事になっていた」

ビスマルク「人間の姿でも戦艦は戦艦。戦いが終われば不要になって解体されるもの。わかっていてもその日々を続けたかったの」

ビスマルク「上官は解体なんかしないって言ってくれた。戦いが終わったあともここにいていいって言ってくれたわ」

ビスマルク「誇りとプライドが高い戦艦は口にしないけど、本当はすごく上官に感謝してるのよ」

ビスマルク「口に出せないからいつも心の中で言ってる。Ich liebe dich sehrって」

あかり「えっ? イッヒ?」

ビスマルク「おしまい」

あかり「おしまいって意味ですか?」

ビスマルク「そんなわけないでしょうが! なんで心の中でおしまいって言わなきゃなんないのよ!」

あかり「じゃあなんて意味の言葉なんですか?」

ビスマルク「自分で辞書ひいて調べなさい」

あかり「またそういうこと言うんですか。教えてくださいよぉ。なんて言ったか覚えてませんよぉ」

ビスマルク「口には出させないって言ってるじゃないの!」

あかり「おとぎ話じゃなかったんですか!」

ビスマルク「ふ、普通にはずかしい言葉なの! ほら、もう終わったんだから寝るわよ!」

あかり「ええ~、気になって眠れませんよぉ」

ビスマルク(艦娘になった直後の私だったらマッサージに負けたことも本気で怒ってたでしょうね)

ビスマルク(今でも誇りはある。だけど誇りとは別に大事なものを見つけることができた)

ビスマルク(今は語れるところはここまでだけど、またいつでも夜伽してあげるわよ。あなたと私のおとぎ話はこれからも続いていくんだから)

ビスマルク(……できれば夜伽話も語れるようになりたいな)

今回はここまでです

眠くて筆が遅くなるけどキリのいいところまでやらないと寝られないので書き続けて更に眠くなって遅くなるという負のスパイラルが恐ろしいです

本当にだめなときはキリが悪くても打ち切ることはあるかもしれません
開始します

明石「ビスマルクさんって他人と一緒に寝るような人だったんですね」

あかり「あかりは前にも一緒に寝たことありますよぉ」

明石「孤高の人って感じだと思っていましたがそうでもないんですね」

あかり「そんなことありませんよぉ。ビスマルクさんは結構構ってくれますから」

明石「やはり部屋にこもりがちだと見えてこないものもありますね」

あかり「お部屋でなにをしてるんですか?」

明石「研究ですよ研究。新兵器を開発しているんです」

あかり「もう戦いは終わってるのに?」

明石「新兵器という言い方が悪かったですね。兵器というのは比喩で性格には新製品?というべきなんでしょうか」

あかり「お店でも開くんですか?」

明石「製品も製品で語弊が……いっそのこと本当に何かお店でも開いてしまいましょうか」

あかり「明石さんはお店の店員さん似合うと思いますよぉ」

明石「何故かはわかりませんが私もそんな気がしますね」

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖   大鯨
山城   名取☆   北方棲姫
○蒼龍  間宮    霧島 
○加賀☆山雲    ○足柄☆

若葉   ○叢雲   ○白雪
○扶桑  Bep    ○ビス子☆
筑摩    ○大和☆ 長門
○千歳☆○熊野   ○古鷹
○金剛☆鳳翔    谷風  
球磨   酒匂    天龍  
○神通  那珂☆   武蔵
雲龍    ○文月   ○三日月☆
伊168   浦風    伊58
卯月    愛宕    川内
陽炎    ○瑞鳳☆ ○朝潮☆ 
吹雪    島風    ○大鳳
舞風☆  浜風    明石☆ 
夕立   ○千代田 ○瑞鶴☆

○秋月☆ 離島棲鬼 戦艦棲姫         
春雨☆  葛城    駆逐棲姫

明石「久しぶりの秘書艦です。気合を入れていきましょうか」

あかり「気合を入れてもやることはあんまりありませんけどね」

明石「では抜きます」

あかり「ちょっとは入れてください」

明石「ではちょっとだけ気合を入れて、先ずは遠征をどうするかでしたね」

↓1 遠征隊を

1 出す
2 出さない

あかり「今日は出さなくていいですよぉ」

明石「今日もじゃありませんか?」

あかり「今日もですね」

明石「ここ最近、というか戦いが終わってから一度も遠征に向かわせていないようですがよろしいんですか?」

あかり「昨日ビスマルクさんも言ってたんですけど、みんな戦いが終わったことに戸惑ってると思うんですよぉ」

明石「それはそうですね。経験者もいれば未経験の人もいますし」

あかり「駆逐棲姫ちゃんと春雨ちゃんのこともありますし」

明石「あぁ、新しく来たという深海棲艦ですね。春雨さんの荒御霊だったんでしたか」

あかり「あかり達の世界に行けばもう遠征する機会はなくなりますし、それに慣れておくのもいいのかなぁって」

明石「考えがお有りというならいいんですよ。一理ありますしね」

あかり「本当はあかりがみんなと一緒にいたいだけですけどね」

明石「そう思ってくださることを喜ぶ人はたくさんいると思いますよ」

あかり「だったらうれしいですよぉ」

明石「では遠征はなしということで。今からなにをしましょうか?」

↓1

1 艦娘との交流(>>410のビスマルク、大鳳以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

秋月「ふんふん~」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ~」

あかり「なんだかご機嫌だね秋月ちゃん」

秋月「いえご機嫌なわけではなくリズムに乗っているだけで、あぁっ! またミスっちゃった!」

長10cm砲ちゃん「きゅ~」

秋月「司令がリズムを乱すからですよ!」

あかり「ごめんね音ゲーやってたの?」

秋月「この前のリベンジのために鍛えてるんです! 絶対フルコンプするんですから!」

あかり「燃えてるね秋月ちゃん」

長10cm砲ちゃん「きゅ~きゅ~」

あかり「どうしたの長10cm砲ちゃん? 今日はご飯持ってないよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅう~」

秋月「朝ごはん食べたばかりでしょ、司令にたからない!」

あかり「お昼は忘れないようにね?」

秋月「もう忘れませんよ! さてと、なにをしましょうか?」

↓1

1 長10cm砲ちゃんと戯れる
2 恋愛ゲームで学んだ恋愛術を試す話
3 身体を動かして遊ぼうという話
4 その他自由に

あかり「長10cm砲ちゃ~ん」ナデナデ

長10cm砲ちゃん「きゅうぅ~ん」

秋月(特に思いつかないまま時間が過ぎていきますね。どうしよう?)

秋月(こんなことじゃいけない! このままだと長10cm砲ちゃんといる方が楽しいだなんて思われる可能性もある!)

秋月(ゲームに現を抜かすよりも先に司令との距離を縮めなくちゃ!)

秋月(私は恋愛のいろはも知らないけど、シミュレーションならたくさんこなしてきた!)

秋月(出合ってまだ日が浅いけど、メインヒロインとは初対面からはじまることが多いし好都合ですね!)

秋月(今こそ今までのシミュレーションを活かすときです!)

あかり「長10cm砲ちゃん重いよぉ、あかりじゃ抱っこできないんだよぉ。ごめんね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~……」

秋月(まずはじめにどうするか。ここは選択肢を考えるところね)

秋月(先ずは……)

↓1

1 無難に趣味を聞いてみる
2 ボディタッチで印象を付ける
3 壁ドン
4 その他自由に

秋月(そう、とにもかくにも私を印象付けることが重要。この鎮守府には他にも魅力的な艦娘が大勢いるんだからそれに埋もれてちゃいけない!)

あかり「膝にくらい乗せてあげられたらいいのにね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~ん」

秋月「この子達も一応私の艤装ですから。人間が載せられる重さじゃないんですよね」

あかり「こんなに可愛いのにねぇ」

長10cm砲ちゃん「きゅう~!」

秋月「可愛いですが無理なものは無理ですよ。司令のこの綺麗な足に傷がついてはいけませんから」ナデナデ

あかり「あかりの足そんなに綺麗かなぁ」

秋月「綺麗ですよ。白くてつやつやで、こんなに綺麗なら頬ずりだってできちゃいます」

あかり「頬ずりはちょっと困るよぉ」

秋月「ふふっ、それだけ綺麗だってことですよ」ナデナデ

あかり「そ、そう? ありがとね」

秋月(完全に変態じゃないですか! 何ですか足なでながら頬ずりできるだなんて! どこからどう見ても紛うことなき変態!)

秋月(悪い印象付けるにしても、ハプニング的に胸を揉んでしまうとかそんなのならよかったのに)

秋月(印象ついてもあんな変態的なのじゃ嫌悪感しか沸かないですよ。うぅ……)

長10cm砲ちゃん「きゅ~?」

あかり「秋月ちゃんどうかしたのぉ?」

秋月「すいません司令、気持ち悪かったですよね」

あかり「なにが?」

秋月「いきなり足をなでたりするなんて。しかも頬ずりできるなんて口走るなんて」

あかり「そんな、気持ち悪くなんかないよぉ。むしろ秋月ちゃんは控えめだなぁって思ったよぉ」

秋月「えっ、控えめ?」

あかり「あっ、と、とにかく気持ち悪いとか思ってないから気にしないでね」

秋月(控えめ? 足に頬ずりが控えめって……)

あかり(犬になりたいって言ってくるよりは控えめだよね)

秋月(司令に印象を付けるのは存外難事な気がしてきた)

あかり「それじゃあかりはそろそろ行くよぉ」

長10cm砲ちゃん「きゅう~う」

あかり「またね長10cm砲ちゃん。秋月ちゃんも」

秋月「はい、また!」

秋月(なでるんじゃなくて舐めれば……いやだから変態的な印象付けようとしてどうするの!)

あかり「足なでられるのくすぐったいけどそこまでかなぁ? 舞風ちゃんはよく踊ってるから足が敏感なの?」

あかり「でも敏感すぎたら逆に踊れないよね? う~ん、とりあえず今はおいといて次になにするか考えるよぉ」

↓1

1 艦娘との交流(>>410のビスマルク、大鳳、秋月以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は天龍と交流するところからはじめます

あかりは結構ボディタッチしたりされたりする子ですがさすがにここまで過剰にはならないですね
原因になったキャラは最近ご無沙汰気味ですが巻き返しがあるのかどうかは安価次第です

開始します

あかり「天龍さん」

天龍「んあ? なんだ提督かよ」

あかり「頭のそれをお掃除してたんですね」

天龍「電探だって言っただろ。こいつを浮かせてられるのもこの世界にいる間だけとはいえ、拭いてやるくらいはしねぇとな」

あかり「あかり達の世界でやったら超能力者だって大騒ぎになりますよぉ」

天龍「別に超能力で浮かせてるわけじゃねぇんだけどな」

あかり「叢雲ちゃんにも言っておかないといけませんね」

天龍「お前が言わなくても叢雲ならそれくらいはわかんだろ」

あかり「それもそうですね。そっかぁ、それなくなっちゃうんですね」

天龍「なんだ残念なのか?」

あかり「耳みたいで可愛いなぁって思ってたんですけど」

天龍「そりゃよかった」

あかり「天龍さんも可愛いって言われるのいやなんですかぁ?」

天龍「たりめぇだろ。オレが可愛いなんて似合わねぇんだよ」

あかり「可愛いと思うんですけどね~」

天龍「だからやめろっての。で、なんの用だよ?」

↓1

1 また剣の勝負をする
2 平和な世界でなにをしたいかという話
3 日々の訓練の疲れを癒そうという話
4 その他自由に

あかり「特に用事はありませんよぉ」

天龍「じゃあ何しに来たんだよ?」

あかり「天龍さんの顔を見に来ました!」

天龍「ババァが孫の顔見に来たみてぇに言うなよ。あぁ、そうだ。やることねぇならまたちょっと付き合えよ」

あかり「付き合うってなににですか?」

天龍「これだよ」

あかり「剣? また剣道するんですか?」

天龍「一回負けたら何倍も返さないと気がすまねぇんだよ」

あかり「あれはまぐれですってば!」

天龍「まぐれだろうがなんだろうがオレに土付けやがったんだ。きっちり落とし前は付けてもらわねぇとな」

あかり「ひぃ~! あかりは運動苦手じゃないですけど得意でもないんですよぉ!」

あかり「あかり達の世界に来たらどうします? 剣道部ですか?」

天龍「学校行くのは確定なのかよ」

あかり「行きたくないんですか?」

天龍「かったるいだけだろ学校なんて。部活だって好きに剣振れねぇんじゃもどかしくて仕方ない」

あかり「みんなと一緒に学校行くのきっと楽しいですよぉ!」

天龍「みんなってお前とは一緒に通えねぇだろ? さすがに中学生じゃ通らないからな」

あかり「それでも鎮守府での暮らしとはまた別の雰囲気があると思いますよぉ」

天龍「まっ、行ったとしても部活には入らねぇな。大会で助っ人頼まれたときに顔貸すくらいか」

あかり「あっ、それカッコいいですよぉ」

天龍「だろ? それまで大会にも出てない完全ノーマークの新顔が圧倒的力で優勝を掻っ攫う。話題沸騰間違いなしだぜ」

あかり「でも結果を残したらきっと勧誘されますよぉ」

天龍「それは断るんだよ。所詮部活なんてお遊びにすぎねぇってな」

あかり「漫画の主人公みたいですよぉ。でもそういうのって大体他の学校にすごく強い人がいて、戦いたいから部活入っちゃうパターンです」

天龍「本当にいるんならそっちの方が楽しいけどな。おっと、ついたぜ」

あかり「はぁ、ついちゃいましたかぁ」

あかり「えっと確か握り方はこうで」

天龍「違う。こうだ、こう!」

あかり「こうですかぁ?」

天龍「んでもっと腰入れろ腰!」バシッ

あかり「ひゃあっ! 叩かないでくださいよぉ!」

天龍「へっぴり腰は叩いて直すのが一番なんだよ。ほら、ちゃんと構えろ!」

あかり「あかりに勝ちたいんじゃなかったんですか?」

天龍「万全のお前に勝たなきゃ意味ないんだよ。さあ来い! 徹底的に叩き潰してあのときの負けの記憶を塗りつぶしてやる!」

あかり「お手柔らかにお願いしますよぉ」

↓1のコンマが↓2のコンマ以上ならあかりの勝ち

あかり「たぁ~!」

天龍(遅いな。やっぱりあのときのはまぐれか?)スッ

あかり「わっ、わぁ~!」バタッ

天龍「勢い付けすぎてすっ転びやがって」

あかり「うぅ、鼻を打っちゃったよぉ」

天龍「ったく、そんなんじゃ戦えねぇぞ?」

あかり「もう戦う必要ありませんし、そもそもあかりが剣持って戦ってたわけじゃありませんよぉ」

天龍「馬鹿、敵は深海棲艦だけじゃねぇだろ。いつどこで刃物持った暴漢に襲われるかわかんねぇんだぞ?」

あかり「それに対抗するのに剣の腕鍛えてたらあかりが刃物持った危ない人になっちゃいますよぉ!」

天龍「おっ、だったら素手でやろうか?」

あかり「剣で叩かれるよりは素手の方がいいですよぉ」

天龍「ふっ、その発想が既に素人だな」

あかり「だって本当に素人ですし」

天龍「お前は剣使っていいぞ」

あかり「えっ、でも」

天龍「いいから使えって。じゃなきゃ話にならねぇから」

あかり「本当にいいんですか?」

天龍「いいって。どうせ結果は変わらねぇよ」

あかり「じゃあ使いますけど」

天龍「おし、かかってこい!」

あかり「とりゃ~!」

天龍「ふっ」パシッ

あかり「ええっ!?」

天龍「おらっ!」グイッ

あかり「むぎゅっ!」

天龍「なっ? 変わんねぇだろ?」

あかり「剣なのに刃のところ握り締めるのは反則ですよぉ」

天龍「馬鹿、木刀だからいいんだよ。誰も真剣に見立ててやってるなんて言ってねぇ」

あかり「むぅ~! 今のはなしですよぉ!」

天龍「はいはい、じゃあもう一回な」

あかり「次は勝ちますから!」

天龍(まっ、教える側ってのも悪くはねぇかな)

あかり「はぁはぁ……」

天龍「もうへばったのか?」

あかり「ま、まだやれますよぉ。もう一回です」

天龍「あんまり無理してもしかたねぇしこれで最後な」

あかり「一本くらい取りますよぉ」

天龍「取られねぇよ」

あかり「行きます! たぁ~! あっ!」スポッ

天龍「うおっ!?」

あかり「す、すいません天龍さん! 大丈夫でしたか!?」

天龍「あ、あぁ、避けたから大丈夫だ」

あかり「よかったぁ」

天龍「わざとじゃなかったのか。だとしても、今の隙に攻めてくればよかったろうに」

あかり「そんなことしませんよぉ! 天龍さんに当たってたら大変だったんですから!」

天龍「いや驚いたが別にあれくらい当たってもなんともないが」

あかり「普通だったら怪我します! 本当にどこも怪我してませんか?」

天龍「おいこら、人の身体を勝手に調べるな! 怪我ってんならそっちの方だろ。どこも打ったりしてないか?」

あかり「してませんよぉ。天龍さん上手く投げてくれましたから」

天龍「あ、あぁ? オレは床に叩きつけるつもりで投げてたぞ?」

あかり「嘘ばっかりですよぉ。ちゃんと優しく投げてくれてました。そんなに優しく教えてくれてたのに、結局一本も取れませんでしたよぉ」

天龍「オレが教えてんのに取れるわけないだろ」

あかり「でもせっかく天龍さんが教えてくれたんですよぉ? ちゃんと活かしたかったです」

天龍(んだよ、珍しく積極的だと思ったらそういうことか。オレに教えてもらえたのがそんなにうれしかったのか?)

天龍(うれしいのはこっちの方だってんだ)

天龍「まだへたくそもいいとこだが努力は認めてやってもいいぞ。よくがんばったな」ナデナデ

あかり「えへへ、はいっ!」

天龍(オレに勝ちたきゃ今みたいに笑ってるだけでいいんだけどな。そんなふうに笑ってるお前に手をあげることなんて、できないから)

あかり「運動したあとにシャワー浴びるのっていつもより気持ちいいですね」

天龍「疲れが癒えてるわけだからな。そりゃいつもより気持ちいいに決まってる」

あかり「運動することの楽しさがちょっとわかりましたよぉ」

天龍「そいつは重畳」

あかり「……」ジー

天龍「なんだよ?」

あかり「いえ、それくらい大きかったら胸の下とか間もしっかり洗ったほうがいいんじゃないかなぁって思って」

天龍「あぁ、実際そうなんだろうけどよ、めんどくせぇだろ一々持ち上げて洗うなんてさ」

あかり「めんどくさくてもしないとだめですよぉ」

天龍「はぁ、剣振るのにも邪魔だしなんでこんなについちまったんだろうなぁ」

あかり「艦娘さんの胸の大きさの基準はよくわかりませんよぉ」

天龍「オレは神通達くらいの大きさがちょうど良かったんだけどな。さてと、上がるか」

あかり「いや、本当に洗わないんですか?」

天龍「めんどくせぇって言ってんだろ。隙間がないわけじゃないしお湯が通ってりゃ汗は流れてるだろ」

あかり「でもぉ」

天龍「そこまで言うならお前が洗ってくれていいんだぜ? ほら?」プルン

あかり「わ、わざと揺らさないでくださいっ! あかりは大きくなくてやったことないから愛宕さんにでも頼んでください!」

天龍「やだよ。お前以外にはたとえ龍田にだろうと頼まねぇ」

あかり「何でですか?」

天龍「さあな自分で考えろ。あぁ~、そういやだいぶ汗かいて気持ち悪かったなぁ~お湯で流れたからもういいかな~」

あかり「わかりましたよぉ!」

天龍「ふっ、やっぱデカくて良かったかも」

あかり(普通に洗えばいいだけだもんね。あんまり気にしないように次になにするか考えてるよぉ)

↓1

1 艦娘との交流(>>410のビスマルク、大鳳、秋月、天龍以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は熊野と交流するところからはじめます

胸が大きい人は実際大変そうですね

今日は書けそうにないので↓1~2で小ネタ募集します
いつもどおりifでも他鎮守府の話でもちょいエロでもいいです

開始します

あかり「熊野さん」

熊野「あら、あかり。どうしましたの?」

あかり「熊野さんに会いに来ましたよぉ」

熊野「それはうれしいですわ。最近はあまり部屋にも来てくださらないですし」

あかり「すいませんみんなのところに行きたいんですけど、さすがに毎日回るわけにはいかなくて」

熊野「それはわかっていますが、あまりにも来る頻度が減りましてよ。以前は毎日のように来てくださっていたというのに」

あかり「新しい子が入ってくるのが早いですから、そっちの方に集中してしまって」

熊野「わたくしとの仲は深めなくていいと?」

あかり「そんなことはありませんよぉ! でも、熊野さんとはもう……親友って言えるくらいには仲良しですから」

熊野「そこは親友ではなく恋人というべきところですわ」

あかり「恋人とはちょっと違いますよぉ」

熊野「その発言がまだわたくし達の仲が深まりきっていないことの証明ですわ。まだまだ深めるためにももっと会いに来てくださいな」

あかり「ええっと、気が向いたら来ますよぉ」

熊野「では気が向くように丁重におもてなしして差し上げませんとね」

↓1

1 精神修行の続き
2 いちゃつく
3 他の艦娘との親交の深さに危機感を覚える話
4 その他自由に

熊野「時にあかり、精神修行は怠っていませんこと?」

あかり「精神修行?」

熊野「忘れましたの!?」

あかり「あぁいえ、ちゃんと覚えてますよぉ! 熊野さんと一緒にやってたやつですね」

熊野「まったく、あまり蔑ろされるとわたくしいじけてしまいますわ」

あかり「ごめんなさい熊野さん! でも、もう戦いはありませんしいいんじゃないでしょうか?」

熊野「いいえ、むしろこれからですわ。これから社会の荒波にもまれることになるからこそ、強い精神力が必要なんですわ!」

あかり「あれ、そういう話でしたっけ?」

熊野「そういう話ですわ! そのためにも精神修行は続けなくてなりませんの!」

あかり「じゃあまたお願いしますよぉ」

熊野「よくってよ。ではそこに座りなさいあかり」

あかり「はぁい」

熊野(そう、これからはただでさえ誘惑が激しかったのに戦争という最大の懸念事項がなくなって激化することは目に見えていますわ)

熊野(大和さんや叢雲さんに負けないためにも、あかりには誘惑に負けない強い精神力を培っていただかなければいけませんわ!)

あかり「熊野さんに反応しなければいいんですよね?」

熊野「そうですわ。これからわたくしがやることに全て無反応を貫いてくださいませ」

あかり「がんばりますよぉ」

熊野「では開始しますわ」

あかり「はい!」

熊野(さてと、先ずはどういたしましょうか?)

↓1

1 頭をなでる
2 抱きしめる
3 わき腹をくすぐる
4 その他自由に

熊野(先ずは小手調べですわ。わき腹をくすぐって差し上げましょう)

熊野「……」コチョコチョ

あかり「……っ」ピクッ

熊野(ふふっ、くすぐったいんですわね。でも声は上げなかったので見逃してあげますわ)

熊野(はぁ、それにしても服越しからでもわかりますわ、この感触とても柔らかい。太っているというわけではありませんが、気持ちいいですわ)モミモミ

あかり「……」ピクピク

熊野(一度揉むたびにぴくぴくして。反応してはいけないというのにこうして反応が返ってくるのがうれしいですわ)

熊野(くすぐったいのをこらえている顔、いじらしくて可愛い。もっといじめてあげたくなりますわ)モミモミ

あかり「……っ!」ビクッ

熊野(普通なら今のはアウトですがわたくしが楽しいのでよしとしますわ。はぁ、あかり……)

熊野「はぁはぁ……」

あかり(あかり、思いっきり反応しちゃってるけどいいのかなぁ? それになんだか熊野さんの息が荒くなってるような)

熊野(はっ! 息を荒げるなど下心丸出しではありませんの! 落ち着くのですわ熊野、これは精神修行ですの!)

熊野(そろそろ次の段階に移行しませんとね)

↓1 選択肢横の数値より下のコンマで終了

1 頭をなでる(0)
2 抱きしめる(0)
3 おへそをくすぐる(20)
4 その他自由に(20)

熊野(次はわき腹から少しお腹の方へと手を伸ばしてみますわ)

熊野(あかりのおへそは、この辺りですの?)ツンツン

あかり「……ぁっ」ピク

熊野(当たりですわね。今まであかりのお腹をずっと見てきたかいがありました)

熊野(デリケートな部分ですし、服越しとはいえ優しく扱わなくていけませんわね)クリクリ

あかり「……ぃぁっ」ビクン

熊野(大きく跳ねましたが可愛らしいのでよしとしますわ)

あかり(なんだろう、おへそってわき腹よりくすぐったいんだ)

熊野(ですがこれは精神修行ですわ。ここは心を鬼にして強く攻めてあげなくては!)グリグリ

あかり「……ぁはぁっ!」ビクビク

熊野(わたくしには何も聞こえていませんわ)

あかり(今思いっきり声出しちゃったのに? 熊野さん、どうして?)

熊野(あぁ、あかりのくすぐったさをこらえている顔が、少し気持ちよさに耐えている顔に変わっていますわ)

熊野(熱を帯びたその表情、少し潤んだ瞳……たまりませんわ)

熊野「ふぅ~ふぅ~……」

熊野(お、落ち着きなさいわたくし。先ほどよりも余計に息が荒くなっていますわ。さすがのあかりにも気づかれてしまいます)

熊野(そろそろ次の段階へ移行しなくては)

↓1 選択肢横の数値より下のコンマで終了

1 頭をなでる(0)
2 抱きしめる(0)
3 服の中に手を入れてくすぐる(40)
4 その他自由に(20)

熊野(やはり服越しではこの程度ですわね。ここは直接肌に触れなくては!)

熊野(さあ、ここから本番ですわよあかり!)スッ

あかり「……っ!?」

熊野(はぁ……すべすべでもちもちしていますわ。特に気にしている様子はありませんのに、よくもここまで保てるものですわ)

熊野(艦娘と同じお風呂に入ってるから? いえ、元々こんなものでしたわよね? もって生まれた肌の質を大事にすることですわあかり)

熊野(って、あかりの肌を堪能している場合ではありませんわ。先ずはもう一度わき腹からくすぐってあげましょう)コチョコチョ

あかり「……ひぅ!」

熊野(直接触れている分先ほどよりもくすぐったいですわよね? しかも、おへそを弄ってあげたことで余計に敏感になっている)

熊野(それによって快感も覚えているはずですわ。見ればわかりますわ、表情の熱っぽさが増しましたもの)

熊野(もっと気持ちよくしてあげますからねあかり)モミモミ

あかり「はぁぁ……ん」

熊野(いけませんわあかり。そんな声を出されたら、わたくし、わたくし……!)

あかり「は、反応しちゃったんでこれでおしまいです!」

熊野「へっ?」

あかり「だ、だから、あかり声出しちゃいましたし、反応してるんでここで終わりですよぉ!」

熊野「自己申告は認められていませんわ! それを判断するのはわたくし!」

あかり「熊野さん、修行にかこつけてあかりをくすぐりたいだけでしょ!」

熊野「そそ、そんなことはなくってよ。ただ反応を見るという点でくすぐるという行為が手っ取り早かっただけであって」

あかり「明らかに動揺してます!」

熊野「あ、あはは」

あかり「んもぉ~、修行するならちゃんとしてくださいよぉ!」

熊野「ごめんなさいあかり。だけど、わたくしの理性を引き剥がしていってしまう、あかりの魅力もいけないんですわよ?」

あかり「責任転嫁しないでください! 熊野さんこそ修行するべきですよぉ!」

熊野「わたくしが精神修行を。つまりあかりが……いいですわね!」

あかり「よくないですから!」

あかり「あかりよりよっぽど精神力低いんじゃ」

熊野「それは聞き捨てなりませんわ! あそこまでやって押し倒さなかったわたくしの精神力をほめていただきたいくらいです」

あかり「いえそれ全然ほめられませんから」

熊野「なんにせよあかりよりはわたくしの方が精神力が強いのですわ! これは確定ですの!」

あかり「そう言いきれるところは強いって言えるかもしれませんよぉ」

熊野「また一緒に精神修行しに来てくださいまし」

あかり「気が向いたら来るってさっき言いましたよぉ。はぁ、なんだか疲れちゃいました」

熊野「修行ですもの疲れもしますわ。ここで寝ていきません?」

あかり「いきません。もうすぐお昼だけど、まだ時間ありますしどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の天龍、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は春雨と交流するところからはじめます

もう練度はあまり関係ありませんが熊野はまだ99になってなくて改造もまだなんですよね
なので胸はまだ控えめのままです

開始します

あかり「春雨ちゃん」

春雨「はい、なんでしょうか司令官?」

あかり「元気かなぁって思って」

春雨「昨日会ったじゃないですか」

あかり「昨日のことで疲れてないか心配だったんだよぉ」

春雨「心配をおかけして申し訳ありません。ですが、気にしないでください」

あかり「それはできない相談だよぉ」

春雨「これはどうあっても乗り越えなくてはいけないものです。あの子とここにいる限り必ず」

春雨「割り切るのは大変ですが何とかやってみますよ」

あかり「そんなに重く考えないでね? 大丈夫だから」

春雨「はい、ありがとうございます。では、せっかく会いに来てくださったんですしなにをしましょうか?」

↓1

1 姉妹のこと
2 お昼ご飯
3 ツインテールにしたらちなつに似てるかもという話
4 その他自由に

あかり「あっ、もうこんな時間だよぉ」

春雨「お昼の時間過ぎちゃってますね」

あかり「今日は朝のうちに色んな人に会ってたからすっかり忘れちゃってたよぉ」

春雨「女の子ですしお昼抜くくらいでちょうどいいのでは?」

あかり「そうできたらいいけど」グゥ

春雨「ふふっ、一応仕事という名目ですし食べるものは食べておかないと体力が持ちませんか」

あかり「天龍さんや熊野さんと訓練してたからお腹減ってるんだよぉ! いつもはこんなにお腹鳴ったりしないから!」

春雨「訓練なんてなさるんですね」

あかり「そりゃあかりだって立派な提督目指して訓練くらいするよぉ」

春雨「その姿勢は立派ですよ。ではますますご飯を食べに行かなくては参りませんね」

あかり「まだ残ってるかなぁ」

春雨「そんなにすぐに片付けてしまうことはないと思いますよ。片付いてても私がお作りしますから」

あかり「わぁい! じゃあ食堂行こう春雨ちゃん!」

春雨「お2人とどんな訓練をなさったんですか?」

あかり「天龍さんとは剣道だよぉ」

春雨「剣道ですか? しっかりと防具などお付けになって?」

あかり「ううん。このまま木刀で打ってたんだよぉ」

春雨「危なくないですかそれ?」

あかり「天龍さんは素手であかりを転がしてたからね。全然危なくなかったよぉ」

春雨「普通打ち込んでるときに床に転がされるだけでも危ないことだと思いますが」

あかり「そこら辺は天龍さんが優しく投げてくれてたから心配ないよぉ」

春雨「意外に優しくしてくださる人なんですね。それで熊野さんとは?」

あかり「熊野さんとは精神修行だよぉ」

春雨「精神を鍛えるのはなんにでも通ずることですものね。重要なことです」

あかり「重要、うん、そうだね精神を鍛えるのは重要だよぉ」

春雨「どんなふうに修行なさってたんですか?」

あかり「あかりが座ってるところに熊野さんがちょっかいかけてくるから反応しないようにするんだよぉ」

春雨「座禅の一歩先を進んでいるわけですか。耐えられましたか?」

あかり「ううん、全然」

春雨「だめじゃないですか! そんなことではいけませんよ司令官!」

あかり「春雨ちゃんもおへそクリクリされたらわかるよぉ」

春雨「へ?」

あかり「あっ、食堂着いたよぉご飯ご飯~」

春雨「ちょ、ちょっと待ってください、おへそって、ええっ!?」

あかり「ご飯まだある?」

瑞鳳「ご飯ならね」

あかり「おかずは?」

瑞鳳「お昼は店じまいよ」

あかり「ええ~」

瑞鳳「ええ~じゃなくて。白米食べなさい白米を」

あかり「ご飯だけじゃそんなに食べられないよぉ」

春雨「白米だけでは脚気になってしまいますよ」

瑞鳳「一食ぐらいご飯だけにしてもならないわよ」

あかり「せめて玉子かけご飯にするよぉ」

瑞鳳「だめよ。玉子は焼くものなのよ! あと夕飯に使うからだめ!」

あかり「じゃあふりかけで食べるよぉ」

春雨「待ってください、さっき片付いていたら私が作ると言ったじゃないですか」

あかり「そうだったよぉ、お願いするね」

瑞鳳「これから私の分を作ろうと思ってたところなんだけど」

春雨「私が瑞鳳さんの分もお作りしますよ」

瑞鳳「……そっか、ありがとね」

あかり「瑞鳳ちゃんもまだだったのぉ? お疲れ様だよぉ」

瑞鳳「そっちも色々あってこんな時間になったんでしょ? お疲れ様」

瑞鳳(くっ、提督1人だったら私が作ってあげたところなのに! まあいいわ夜に賭ける!)

春雨「春雨、春雨~」

瑞鳳「名前が春雨だから春雨料理が得意っていうのも安直ねぇ」

春雨「名前が一緒だったから得意になんじゃなくて、一緒だったから興味を持って得意になったんです!」

瑞鳳「結局一緒だったから得意になったんじゃないの」

春雨「原因と結果が同じであれば何でも同じというわけではありませんよ。料理だってそうです。同じものを作るにしても過程によって変わってくるんですから」

あかり「そうだよぉ、過程が大事なんだよぉ瑞鳳ちゃん」

瑞鳳「絶対それっぽいこと言いたかっただけでしょ?」

春雨「でも本当に過程は大事です」

あかり「そういえば、春雨って何なの?」

春雨「えっ?」

瑞鳳「そうね私も知らないわ。何なの春雨?」

春雨「そんな、何なのと言われましても……私は、私が何かなんてわかりませんよ」

あかり「いや、春雨ちゃんじゃなくて食べる方の春雨のことだよぉ」

春雨「あっ、そ、そうですよね、すいません」

瑞鳳「というか私が何かわからないって、あなたは春雨でしょ? 駆逐艦春雨の艦娘」

春雨「そう、ですね。私は、春雨、です」

瑞鳳「春雨……?」

あかり(あぁ、せっかくいい雰囲気だったのに。もっと聞き方を考えればよかったよぉ)

春雨「どうぞ、春雨特製麻婆春雨です」

あかり「わぁ~、おいしそうだよぉ」

春雨「少し辛めですから気をつけてくださいね」

瑞鳳「いかにもって色してるものね」

あかり「いただきま~す」

瑞鳳「いただきます」

春雨「私も私の分をいただきます」

あかり「んんっ! 本当にちょっと辛いよぉ」

瑞鳳「このくらいの辛さがちょうどいいわ。寒い冬にぴったりね」

春雨「寒くなって来ましたからね。にんにくを少し強めに入れておきました」

あかり「はぁ、ぽかぽかしてきたよぉ~」

春雨「ご飯もしっかり食べてくださいね司令官」

瑞鳳「にんにく強めにねぇ。女の子には気になるところじゃない?」

あかり「っ!?」

瑞鳳「ちょっと提督、におい嗅がせてよ」

あかり「だめだよぉ! あかりまだ食べてる途中だから!」

瑞鳳「いいじゃないちょっとくらい。ん~? 何かしらねこのにおいは~」

あかり「瑞鳳ちゃん! ひどいよぉ、せっかくおいしいのに食べられなくなっちゃう!」

春雨「あとで緑茶とりんごを食べれば消えるそうですよ。調べましたから」

瑞鳳「ですって。よかったわね口臭いままにならずにすんで。明石も喜ぶわ」

あかり「瑞鳳ちゃんだってにんにく食べてるのに!」

瑞鳳「残念ながら艦娘はにんにくの影響を受けないのよ」

あかり「もはやなんなら効くのか知りたいよぉ!」

瑞鳳「ふっ、冗談よ。この程度でそんなににおわないから安心して」

あかり「んもぉ、いじわるしないでよぉ」

春雨「ふふふっ、食べながらおしゃべりもたまにはいいですね」

あかり(ちょっとは元気出たかな。ありがとね瑞鳳ちゃん)

瑞鳳(色々と悩むことはあるでしょうけど、がんばりなさいよ春雨)

あかり「結局春雨がなんなのか聞けてない!」

明石「春雨さんですか?」

あかり「そうじゃなくて食べる方の春雨ですよぉ」

明石「そっちですか。あれは芋や豆のデンプンから作られているんですよ」

あかり「デンプン、理科で聞いたことがありますよぉ」

明石「恐らくヨウ素デンプン反応ですね」

あかり「それですよぉ。葉っぱにかけたら色が変わるやつです。よくわかりましたね」

明石「提督の歳までの理科出ると考えるとこれが一般的かなと推測したんですよ」

あかり「学校行ってないのに一般的なんてわかるんですか?」

明石「教科書は読んでいるんですよ。現代技術の話なら理科のレベルでも面白いものですよ」

あかり「明石さんは勉強熱心ですね」

明石「研究熱心と言ってください」

あかり「研究熱心ですね」

明石「はいよろしいです。では、お昼もお食べになったみたいですしこれからどうしましょう?」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の天龍、春雨、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は離島棲鬼と交流するところからはじめます

本当は昼ご飯の話で瑞鳳の好感度100イベントをしようと考えてましたが話の展開で持越しです
別に何も考え付かなかったとかそんなわけではありません

開始します

離島棲鬼「はぁ、今回も面白かったわ。1つだけ不満があるとすればそう、私が出てないこと」

離島棲鬼「出るわけないよね。だって私ここに来てからずっと漫画読んでただけだもん」

離島棲鬼「戦艦棲姫はちょこっと出てるのに! ぐぬぬ、なんで私の艤装は動かないのよ!」ペシペシ

離島棲鬼「せっかくライトちゃんとこに来ることができたのに、これじゃああそこにいた頃と変わらない」

離島棲鬼「こうなったらこっちから仕掛けに行くしかないようね!」

あかり「なにを仕掛けに行くんですか?」

離島棲鬼「そりゃもう、ハニートラップ的なあれで……ってライじゃなくてあかりちゃん!?」

あかり「こんにちは離島棲鬼さん」

離島棲鬼「こんにちは。私に会いに来てくれたの?」

あかり「はい。もうここでの生活には慣れましたか?」

離島棲鬼「ええ。まるでずっと前から知ってたみたいに」

あかり「それなら安心しましたよぉ」

離島棲鬼(うわさをすればなんとやらね、ついにチャンス到来よ。ここは上手く活用しないと!)

↓1

1 名前を決めようという話
2 それっぽい雰囲気に持っていこうとする話
3 服が可愛いという話
4 その他自由に

離島棲鬼(漫画に載せやすい絡み方を……)

あかり「離島棲鬼さんはここで何かやりたいこととか見つかりました?」

離島棲鬼「やりたいこと? ううん、まだちょっと見つからないかなぁ」

あかり「いきなり言われてもそうですよね。考える時間はたくさんありますしいつか見つけられますよぉ」

離島棲鬼「ここで見つけてもあかりちゃんの世界に行ったらできないこともあるかもしれないでしょう?」

あかり「戦いはもうないですしきっとあかりの世界でもやれることになりますよぉ」

離島棲鬼「海が近くないとできないこととか。たとえば、塩作りとか」

あかり「海水浴とか釣りじゃなくて!?」

離島棲鬼「それは近所の川とかでもできるわ。塩は海水じゃないと作れないから」

あかり「いえ、海水浴は海じゃないとできないと思いますけど。というか塩作りするんですか?」

離島棲鬼(あぁ違う、こんなのじゃだめだわ! 絵になるっていったらやっぱり、エッチな感じにしないと!)

離島棲鬼「塩作りはしないけど、あかりちゃんの……」

あかり「あかりの何ですか?」

離島棲鬼「あ、あぁ~」

離島棲鬼(これはちょっと、生生しすぎる? マイルドにしないと逆に載せづらいよねうん!)

離島棲鬼「なんでもないから忘れて」

あかり「そこでやめられると気になりますよぉ!」

離島棲鬼(事を急ぎすぎてはだめね。先ずは無難に、パンチラくらいから?)

離島棲鬼「気にしなくていいから。なんでもないの」スッ

離島棲鬼(体育座りに変えれば見えるはずよね!)

あかり「気になりますけど、忘れろっていうなら忘れますよぉ」

離島棲鬼(なっ! なんで反応しないの!? 目の前でスカートで体育座りしてるのよ!?)

離島棲鬼(黒タイツに黒いパンツなのがだめなの? 黒に黒を重ねてるからもはや何も見えないとかそういうことなの!?)

あかり(スカートがひらひらでパンツも隠れてるよぉ。だから体育座りになったのかなぁ?)

離島棲鬼(くっ、もはやパンツごときでは動じないと言うのね! いいわ、だったら胸チラよ!)

離島棲鬼「それにしても、今日は暑いね」

あかり「そうですかぁ? もうずいぶん冷えてきてると思いますけど」

離島棲鬼「私にとっては暑いの。ふぅ、暑い暑い」パタパタ

離島棲鬼(小さいけどそんなに形悪くはないと思うし、なんか反応するでしょ!)

あかり「深海と比べればまだ温かいってことなんでしょうか?」

離島棲鬼(う、嘘でしょ!? 無反応!? なんで!? 私のおっぱいそんなにだめ!?)

離島棲鬼(はっ! 胸元のリボンのせいで見えてないんだ! もう!)ブチッ

あかり「えっ、なんでいきなりリボン引きちぎったんですか?」

離島棲鬼「あ、暑いから」

あかり「そ、そうですか」

離島棲鬼(ここから胸元パタパタさせたら狙ってる感出ちゃわない? 大丈夫? あざとすぎるのもよくない気がするけど)

あかり「あかりの手冷えてますから冷ましてあげますよぉ」ペタッ

離島棲鬼「あっ」

あかり「ほっぺたちょっと温かいですね。深海棲艦さんは寒さに強いんですね」

離島棲鬼「それは艦娘も同じだと思う」

あかり「そうですね、艦娘のみんなも寒さには強いですよぉ」

離島棲鬼(あっ、ちょっと見えた。あかりちゃん、胸元お留守だよ)

離島棲鬼「あのね、ほっぺたよりも脇を冷やしてくれた方が身体が冷えるんだよ」

あかり「脇ですか?」

離島棲鬼「うん。おあつらえ向きに脇空いてるし、ね?」

あかり「じゃあほっぺで温まる前に脇に移動しますよぉ。くすぐったかったら言ってくださいね」

離島棲鬼「ふぅっ……」

離島棲鬼(こんな簡単に脇を触らせられるなんて。しかもよく見たらパンツ透けてない?)

離島棲鬼(だめだ、私がいくらあがいてもこの子の無防備さが生み出すエロさには敵わないわ)

離島棲鬼(こんなに可愛いのにここまで警戒心がないなんて、他のみんなが我慢できなくなるわけだわ)

離島棲鬼(あかりちゃん、恐ろしい子)

離島棲鬼「さむっ」

あかり「今寒いって言いませんでした?」

離島棲鬼「言ってないよ、はさむって言ったの」

あかり「何をですか?」

離島棲鬼「あかりちゃんの手」ギュッ

あかり「わぁっ! 脇ではさまないでください~!」

離島棲鬼「手の甲でも冷ましてもらうわ」

あかり「もうだいぶ温かくなっちゃいましたからぁ!」

離島棲鬼「うぅ……」ブル

あかり「今震えましたよね?」

離島棲鬼「今の震えはくすぐったさによるものよ!」

あかり「じゃああかりの手を解放してくださいよぉ!」

離島棲鬼「しょうがないなぁ」パッ

あかり「はぁ、あかりの手がサンドイッチになっちゃうところでした」

離島棲鬼(調子に乗ってやっちゃったけど、脇汗とかかいてないよね? 身体冷えちゃったし大丈夫だよね!?)スッ

離島棲鬼(ぬ、濡れてる! いや、これはあかりちゃんの汗よ! 私の体温によって温まって汗かいちゃったのよ!)

あかり(脇を押さえて固まっちゃったよぉ。そんなにくすぐったかったのかな? ここはそっとしておいて、次はどうしようかなぁ)

↓1

1 艦娘との交流(>>410の天龍、春雨、離島棲鬼、○のついている艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

名取「ふぅ、今日の分は読み終わりました」

あかり「こんにちは名取さん」

名取「提督、こんにちは」

あかり「もう急に声をかけても驚かないようになったんですね」

名取「さすがにもう慣れました」

あかり「名取さんを驚かせてしまわないようになってよかったです。本を読んでいたんですか?」

名取「はい。暇な時間はこうして潰しているんです」

あかり「名取さんっぽいですよぉ」

名取「私らしいですか? 訓練してるよりもですか?」

あかり「名取さんも訓練好きみたいですけど、神通さんの方が印象に強いんですよぉ」

名取「神通さんも読書好きそうな雰囲気はありますけどね」

あかり「本当に好きだったら好きな物が2つ被ってて相性がいいですよぉ」

名取「きっと被ってる好きなものは3つですよ」

あかり「もう1つはなんですか?」

名取「それは教えられません」

あかり「また秘密ですかぁ。今日は気になることを言われてばっかりですよぉ」

名取「すいません提督さんこれだけはちょっと」

あかり「言いたくないことは誰にだってあることですからね。それよりも何して遊びましょうか!」

名取「遊ぶんですね。どうしましょうか?」

↓1

1 改造する
2 眼鏡が似合うかもという話
3 胸のところから出ている紙垂が気になるという話
4 その他自由に

今回はここまでです
次は名取に眼鏡が似合うかもという話をするところからはじめます

眼鏡は好きな要素ですが千歳(ゆるゆり)は眼鏡を外してる方が可愛いと思います
普段と違う格好をしているというギャップが好きなだけなのかもしれません

開始します

あかり「眼鏡かけながら本読んでるとすごく頭よさそうに見えます」

名取「眼鏡で本ですか?」

あかり「はい。頭いい人はかけてる印象です」

名取「そうですか?」

あかり「だって霧島さんもつけてますよぉ」

名取「霧島さんは確かに艦隊の頭脳を標榜するだけあって知的ですが。頭いい人がみんなかけてるわけでも、かけてる人がみんな頭言い訳でもありませんよ」

あかり「武蔵さんも頭いいですよぉ?」

名取「眼鏡以上にあの格好が印象的過ぎて頭がいい印象がありません」

あかり「眼鏡よりそっちの方見ちゃいますよね」

名取「それに池田提督も柔らかな雰囲気は持っていますが、知的というと違う気がします。頭が悪そうと言ってるわけではありませんよ?」

あかり「池田先輩は大人ですよぉ。あかりに教えられないようなこといっぱい知ってるんですから!」

名取「教えられないようなこと?」

あかり「いつもそれを考えて鼻血を出しちゃってて。あかりが大人になったら教えてもらうんです!」

名取「……教わらない方がいいと思うのはなぜでしょう」

あかり「実際に頭がいいかどうかはともかく、眼鏡をかけて読書するとよさそうに見えるんです!」

名取「ええっ、ぶっちゃけましたね」

あかり「名取さんに似合うと思いますよぉ」

名取「今の流れだと馬鹿にされてるようにしか聞こえないんですが」

あかり「名取さんは実際に頭がいいのでより似合っているんです!」

名取「私はそこまで頭がいいわけではありませんよ」

あかり「そんなことないです、あかりよりいいですよぉ!」

名取「それはほめ言葉として受け取ってよいものか」

あかり「あぁ~! 名取さんの方こそあかりのこと馬鹿にしてる!」

名取「い、いえ馬鹿になんてとんでもない! ですが、提督は大学の数学がわかるとかそういうわけではないでしょう?」

あかり「絶対わからないですよぉ」

名取「提督は普通の中学生ですので、中学生より頭がいいと言われましてもという話です」

あかり「あかりがもっと頭がよければ名取さんも頭がいいキャラだったのに!」

名取「私の頭の良さは提督と連動してるわけではないですからね?」

あかり「けど本当に似合うと思うんです」

名取「眼鏡ですかぁ。矯正するためのものですから目が悪くないのにかけていると悪くなってしまうんですよね」

あかり「度が入ってないやつかけましょう!」

名取「伊達眼鏡というやつですね」

あかり「ファッションですよぉ」

名取「ファッション、ですかぁ」

あかり「みんな服装については考えなさすぎですよぉ。いつも同じ服着てるんですから」

名取「着慣れた服が一番ですよ」

あかり「着慣れた服しか着てないからそういうことが言えるんです! せっかくスタイルがよくて色んな服が似合いそうなのに」

名取「服……」

名取(今まで全然気にしたことありませんでした。戦いに出ればだめになってしまうかもしれませんし)

名取(でも、今となってはその心配もないですし気にかけてみるのもいいのかな?)

名取(いつもと違う格好をしていれば提督も気になってくれるかもしれません。取り急ぎ、眼鏡だけでも用意してみよう)

明石「皆さんがいつも同じ服を着ていらっしゃるのは、戦闘で破れてしまうことを危惧してのことだと思いますよ」

あかり「でも妖精さんが直してくれますよぉ」

明石「そうだとはいえやはりいやですよ。気に入った服がボロボロになるのなんて」

あかり「なら、戦いも終わりましたしこれからは自由に着替えられますね」

明石「普通の軍隊ならファッションなんて何事かというべきところなんでしょうが、そこに関してはゆるゆるもいいところですからね」

あかり「下着やパジャマを買うより先にこっちを買ってあげるべきでしたよぉ」

明石「提督が見繕ってあげるのは構いませんが何着か一気に買った方がいいですよ」

あかり「どうしてですか?」

明石「1着だけだとその服をずっと着続けるでしょうから」

あかり「服は一回着たらちゃんと洗濯しないとだめですよぉ」

明石「そういう不器用な人が多いんですよ」

瑞鳳「何の話をしてるの?」

あかり「瑞鳳ちゃん。瑞鳳ちゃんも可愛い服着たいよね?」

瑞鳳「何よやぶから棒に。別にいいわよこの服気に入ってるし」

あかり「それじゃあだめだよぉ! 瑞鳳ちゃんに似合う服もたくさんあるんだよぉ?」

瑞鳳「な、なんか押してくるわね」

明石「提督にも女の子としての矜持のようなものがあったんですね」

あかり「あとで妖精さんに相談するよぉ」

瑞鳳「絶対やめて。ほら、服の話はいいからご飯」

明石「今日はオムライスですか」

あかり「わぁいオムライス。あかりオムライス大好き!」

瑞鳳「こほん。私のオムライス、たべ、たべり、たべれゅ、たべりゅ?」

あかり「まだ治ってないんだね」

瑞鳳「ぬぬぅ! 何でよ!」

明石「普段の滑舌は悪くないのに何ででしょう? わざとじゃないんですよね?」

瑞鳳「わざとでこんなこと言わないわよ!」

あかり「不思議だねぇ」

瑞鳳(くそぉ、早いとこどうにかしたいのに! どうすればいいのよ!?)

妖精(猫吊るし)「ふむ」

あかり「はぁ~、オムライスおいしかったですよぉ」

明石「こと玉子料理に関しては瑞鳳さんの右に出る者はいませんね」

あかり「ライス部分は玉子料理でいいんでしょうか?」

明石「オムライスとして作るならいいんじゃないでしょうか」

あかり「まあ、おいしかったのであかりは満足です」

明石「部屋にこもりがちな私からすれば料理を作ってくださる皆さんには頭が下がりますよ」

あかり「新発明ってどんなものを作ってるんです?」

明石「対象を一種の催眠状態にして何でも言うこと聞かせる装置とか。秘めたる願望を顕にさせる薬とか」

あかり「そういうのあの妖精さんで間に合ってますから!」

明石「あはは、悪用はしませんよ。私はただ技術を高めたいだけなので」

あかり「本当に悪用しないでくださいね? じゃあ、今日のお仕事はこれでおしまいなので、ごほうびですよぉ」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージをしてあげる
4 お菓子をあげる

明石「ではマッサージしてもらえますか?」

あかり「マッサージですか? そういえば明石さんもできましたよね」

明石「自分で自分にマッサージするのは限定的になってしまうので」

あかり「背中に手は届きませんもんね。わかりました、あかりのマッサージで発明の疲れも取ってあげますよぉ!」

明石「よろしくお願いしますね」

明石(皆さんが噂する提督のマッサージ。果たしてどのようなものなのか)

明石(私のマッサージにも活かせるものがあればいいですが、聞く限りではなんだか間違ったやり方をしているような気がします)

明石(もし本当に間違っているのなら私が正しいやり方を教えてあげないと)

あかり「じゃあそこに寝てください」

明石「よいしょっと」

あかり「痛かったから言ってくださいね~」グイグイ

明石「ん……」

明石(案外普通ですね。皆さんは好意が長じて変なふうに意識してしまっているだけだったんでしょうか?)

あかり「明石さんどうですかぁ?」

明石「ふ、くっ……あぁ」

明石(一体、何がどうなったの? 気がついたら私、悶えちゃってる)

明石(いつから、どこから変わったというの? 全然わからない……)

あかり「明石さん?」

明石「くぁぁ……ん」

明石(間違ってる、こんなのただの……でも)

あかり「あかりのマッサージ気持ちいいですか?」

明石「は、い、とっても……」

明石(無理やり快感を引き出されてるみたい……私の中の何かがうずいてる……)

明石(もっともっと、って……私、提督に開発されちゃってるよぉ……!)

明石「提督……て、いとく」

あかり「何ですか明石さん?」

明石(提督って、勝手に口に出ちゃう。今はもう、提督のことしか考えられません……)

あかり「あかりのマッサージ、プロにも通じたみたいでうれしいですよぉ」

明石「プロではないと言ってるじゃないですか」

あかり「でも得意な人ですよぉ。よかったぁ」

明石「よかったのはこっちの方ですよ。ありがとうございます提督」

あかり「どういたしまして! 発明がんばってくださいね」

明石「俄然やる気が出てきましたよ」

あかり「お役に立ててよかったです。じゃあ、明日の秘書艦を決めて今日は終わりですよぉ」

明石「どなたにいたしましょうか?」

↓1 明日の秘書艦(>>410の☆のついてない艦娘)

あかり「ほっぽちゃんにお願いしますよぉ」

明石「ほっぽちゃんですね。あの子に秘書艦務まるでしょうか?」

あかり「あれで結構頭いいんですよほっぽちゃん。難しい言葉知ってますし」

明石「まあ今は秘書艦の仕事もそんなにないですし大丈夫ですよね」

あかり「それじゃあ明石さんお休みなさい」

明石「はい、おやすみなさい提督」

明石「……提督のマッサージ何とか私も覚えられないかな。やられっぱなしというのはあれですもんね」

明石「提督にも私のことだけしか考えられない感覚を味わってもらいたいです!」

明石「でも、本当に頭いっぱいだったから記憶が曖昧ですね。これは、もう1回くらいやってもらう必要がありますね」



あかり「あかりのマッサージやっぱり変じゃないんだ。明石さんが認めてくれるんだもんね」

あかり「これで益々自信がついたよぉ! 最近する機会多いしきっと前よりももっと上手くなってるよね?」

あかり「さてとこれからどうしよう――」

瑞鳳「提督、まだ起きてる?」

あかり「瑞鳳ちゃん? どうしたのぉ?」

瑞鳳「起きてたか。うぅ」モジモジ

あかり「瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「あ、あのね、提督、その、別に深い意味はないんだけどね、お願いがあるんだけど」

あかり「あかりにできることなら何でもするよぉ」

瑞鳳「そ、そう、じゃあ、ね……」

瑞鳳「キス、しよ?」

今回はここまでです
次は小ネタから開始します

やはりイベントはいつも通り情報が出揃うまで様子見です
香取は取れなかったので鹿島はほしいです

開始します

あかり「車椅子もうだいぶ動かすの上手くなったね」

駆逐棲姫「わかりやすいから」

あかり「せっかく慣れたけど義肢ができたらそっちにも慣れないといけないんだよね」

駆逐棲姫「そっちもすぐに慣れる」

あかり「あかりもリハビリ手伝うよぉ」

駆逐棲姫「ありがとう」

あかり「いいんだよぉ。歩けるようになったら一緒にお散歩しようね」

駆逐棲姫「うん。あっ」

あかり「どうしたのぉ、駆逐棲姫ちゃん?」

春雨「こ、こんにちは」

あかり「あっ、春雨ちゃん。こんにちは」

駆逐棲姫「こんにちは」

春雨「えっと、それじゃ」

駆逐棲姫「うん……」

あかり「春雨ちゃん! 行っちゃったよぉ」

駆逐棲姫「……」

あかり「うぅ~ん」

あかり「叢雲ちゃん」

叢雲「なによ?」

あかり「叢雲ちゃんは他の叢雲ちゃんのことどう思ってるの?」

叢雲「どうって、別になんとも思ってないけど」

あかり「だって同じ叢雲だよぉ?」

叢雲「そりゃまあ他の艦娘に比べたらちょっとは特別感あるけど」

あかり「なんとも思ってるじゃない」

叢雲「うるさいわね、上手く言い表せないのよ」

あかり「あかりにはよくわからないけど難しいよね」

叢雲「なに、もしかして春雨と駆逐棲姫のことが気になってるの?」

あかり「よくわかったね叢雲ちゃん」

叢雲「あんたの考えなんてお見通しなのよ」

あかり「どうしてあげたらいいのかなぁ?」

叢雲「放っておきなさい。勝手にどうにかなるわよ」

あかり「そんな無責任だよぉ」

叢雲「語弊があったわね。時間が解決してくれるって言ってるのよ。というか、時間でしか解決できない」

あかり「時間でしか解決できない?」

叢雲「艦娘になるときにある程度の知識が与えられるとはいえ、艦娘に成り立ての私達には当然成る前の記憶しかないわ」

叢雲「遠い昔に造られて、沈むか解体されるかされるまでの記憶。私達は艦娘になった時点では全く同一の存在だと言えるわね」

叢雲「でも、過去は同じだったとしてもそれから先の未来は違う。別の鎮守府で別の司令官や仲間の元で戦って、自分を作っていくの」

叢雲「春雨は送られてきた艦娘かもしれないけど、艦娘になってから日は浅いんでしょう? 建造機能停止直前くらいに作られた艦娘かもしれないわ」

あかり「練度は高くないみたいだよぉ」

叢雲「春雨はまだ確たる自己を確立できていないのよ。今のあの子には『昔』しかないの」

叢雲「だから、これから『今』を過ごしていくことで自分を作り上げていかなきゃいけない。それにはどうしても時間がかかるわ」

あかり「そっかぁ、たくさん思い出を作って他の『春雨』と違う春雨ちゃんだけの『自分』を作らないといけないんだね」

叢雲「そういうことよ。駆逐棲姫も同じ。できるだけ早くしたいって言うなら構ってあげることね。思い出になるようなことをたくさんしてやればそれだけ早く自己を確立できる」

あかり「それじゃあまた学校ごっこをすれば!」

叢雲「同じことを繰り返すより多様性を見せた方がいいわ」

あかり「叢雲ちゃん自分が学校ごっこしたくないだけでしょ?」

叢雲「私はもう充分自分ができてるもの」

叢雲「でもまあ、それでもどうしても意識してしまうこともある」

あかり「しちゃうの?」

叢雲「もうその心配もないけど、私がこうして暢気にくっちゃべってる間に、どこかで戦って沈んでる叢雲もいるんだろうなとか」

叢雲「逆に私が必死で戦ってるときにもどこかでくだらないギャグで腹抱えてる叢雲もいたんだろうなって」

あかり「そんなこと思ってたんだ」

叢雲「どれだけ自分を確立してもどこかに他の自分がいるって意識は消えない。それは常について回るわ」

叢雲「そこにどう折り合いをつけるかは本人次第よ。でも、いつか受け入れられるときが来るはず」

叢雲「今は待ちなさい。急いてもどうしようもないわ。時間はこれからたっぷりあるんだからゆっくりと付き合っていけば大丈夫だから」

あかり「そうだね! ありがとう叢雲ちゃん!」

叢雲「私はただ当たり前のことを言っただけで礼を言われるようなことはしてないって」

あかり「あかりはお礼を言うだけのことはしてくれたと思うよぉ」

叢雲「ふん、じゃあ貰っておいてあげる。ありがとう」

叢雲(私がそこまで深刻にならなかったのも、あんたが同じ様なこと言ってくれたからよ)

叢雲(同じ叢雲でも違うんだってあんたがそう言ってくれたから私は……)

叢雲(……あのくだらないギャグで笑うあれがいたおかげでもあるんだけど)

あかり「そうだよね、同じだって思っちゃうからいけないんだよぉ」

あかり「春雨ちゃんと駆逐棲姫ちゃんは別人なんだって、それぞれ1人の艦娘なんだよって教えてあげればいいんだよぉ」

あかり「そしたら何も気にする必要なんかないよね!」

駆逐棲姫「……」

あかり「駆逐棲姫ちゃん。お外を見つめてなにしてるの?」

駆逐棲姫「あかり。海を眺めてた」

あかり「海綺麗だよね。毎日見てても飽きないよぉ」

駆逐棲姫「そう綺麗な海。私はそれを穢していた」

あかり「それは、仕方ないよぉ」

駆逐棲姫「仕方なくない。誇りも、込められた願いも確かにあったはず。なのにもう何も思い出せない」

駆逐棲姫「私は本当に『春雨』なの? ただ春雨を苦しめるために似せて作られただけの化け物なんじゃ」

あかり「そんなことないよぉ!」

駆逐棲姫「ごめん、変なこと言った」

あかり「ううん。不安になっちゃうのは当然だと思うから」

駆逐棲姫「私は、なに?」

あかり「駆逐棲姫ちゃんは駆逐棲姫ちゃんだよぉ」

駆逐棲姫「それがわからない」

あかり「今はわからないと思う。よくない感情ばっかりで何もわからなくなっちゃってたんだから」

あかり「これからだよぉ。これから駆逐棲姫ちゃんは『自分』を作っていくんだよぉ」

駆逐棲姫「『自分』を作る?」

あかり「うん。『春雨』としての記憶はないかもしれないけどそうじゃなくて、今ここにいるあなた自身の記憶をこれから作っていくの」

駆逐棲姫「記憶……」
 
あかり「あかり達の歌届いてたんだよね?」

駆逐棲姫「届いてた、優しい温かい気持ち」

あかり「よくない感情よりも、そんな気持ちに溢れてる子。駆逐棲姫ちゃんがそうなれるように、あかりもたくさんがんばるよぉ」

あかり「駆逐棲姫ちゃんもがんばって。悪いように考えないで。幸せいっぱいの自分になれるって思っててくれたら、きっとあかりがそうしてあげるから!」

駆逐棲姫「あかり……うん、ありがとう。自分が何者であるかは、自分で決めることなんだね」

駆逐棲姫「私には何もないから何にでもなれる。なりたい私、探してみる」

あかり「うん!」

あかり(駆逐棲姫ちゃんには伝わったみたいでよかったよぉ。春雨ちゃんにもちゃんと伝えてあげないとね)



春雨「……」ジーッ

春雨(自分が何者であるかは、自分で決めること、か)

あかり「おはよう春雨ちゃん」

春雨「おはようございます司令官」

あかり「今日の春雨スープもおいしかったよぉ」

春雨「今日は少し辛口にしてみました。春雨だけだとどうしてもうす味になってしまうので」

あかり「あかりはうす味も好きだよぉ。あっ」

駆逐棲姫「おはよう、あかり。春雨」

あかり「おはよう駆逐棲姫ちゃん」

あかり(春雨ちゃんに話す前にまた顔合わせちゃったよぉ)

春雨「……おはようございます駆逐棲姫さん」

駆逐棲姫「……!」

春雨「義肢はもうすぐできるそうですね。無理はできませんけど、早く歩けるようになるといいですね」

駆逐棲姫「そう、だね」

春雨(目を背けずにしっかりと見ないと。私と駆逐棲姫さんの違うところ。そこが私らしさであり、駆逐棲姫さんらしさになるところですから)

あかり(心境の変化かな? ぎこちないけどしっかりお話できてるよぉ)

あかり(まだ目は離せないけどこれならすぐに解決できそう? ううん、すぐに解決して2人とも笑顔で暮らせるようにするよぉ!)

今回はここまでです
次はポッキーの日の小ネタから開始します

叢雲が相談役になったのはちなつと綾乃(と一応京子のところにもいる設定)と被ってるところが多いことと
叢雲が同じ艦娘が複数いることに苦悩してるという設定で別のSSを書こうかなと考えてたのを流用したからです

今日はちょっと体調不良で書けそうにないので↓1で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもちょいエロでもOKです

開始します
ポッキーの日の小ネタです

あかり「11月11日はプッキーの日ですよぉ」

間宮「なぁに、そのプッキーの日って?」

あかり「プッキーっていうお菓子があるんですけど、それの日です」

伊良湖「それってこれのこと?」

あかり「それはポリッツですよぉ。それにチョコを塗ったのがプッキーです」

間宮「既存のお菓子に一手間加えることで別の商品にしているのね」

伊良湖「なるほどそれなら生産機械も流用できるし経費が抑えられるというわけなんですね」

あかり「流用してるかどうかはわかりませんけどね。あっ、でも一応ポリッツの日でもあるんですよぉ」

間宮「元が同じなら当然そうなるわよね」

あかり「だから食べましょう!」

伊良湖「いいよ。他にも研究のためにいっぱい買って来てるからおやつのしよっか」

あかり「わぁい!」

伊良湖「それにしてもなんでプッキーの日なの?」

あかり「プッキーの形が1に見えるからですよぉ」

間宮「1がたくさん並ぶ日だから記念日にしたということね」

伊良湖「棒状のお菓子なら他にもあるよ? ほら、このいもりこっていうのも」

あかり「いっぱいありますけど一番有名なのがプッキーなんですよぉ」

伊良湖「こっちもおいしいのに」

間宮「記念日といっても具体的にどんなことをしているの?」

あかり「詳しくは知りませんけど色々やってるみたいですよぉ。ツイッターでプッキーって入れたツイートをするキャンペーンとか」

伊良湖「やっぱり販促的な面が大きいのね」

あかり「確かそれでギネスに載ったって聞きましたよぉ。一番多くツイートされたとかなんとか」

間宮「ギネスにねぇ、それはすごいわ」

伊良湖「分野が多岐に渡り過ぎててギネスといってもピンキリな気がしますけどね」

伊良湖「買ってる側はなにをすればいいの? ツイッター?」

あかり「食べればいいんじゃないでしょうか?」

間宮「会社はそれを望んでるでしょうけどね」

あかり「あと、プッキーといえばプッキーゲームっていうのもあるんですよぉ」

伊良湖「ゲーム?」

あかり「プッキーの端と端を2人でくわえて食べていくゲームです」

間宮「えっ、それってつまり……」

伊良湖「き、キスしちゃうゲームってこと!?」

あかり「違いますよぉ。キスしたら負けです。キスせずにどれだけ近づけるかを競うゲームです」

間宮「そんなゲームがあっただなんて」

伊良湖「それをやる日じゃないの?」

あかり「違うと思いますよぉ。だって1人だとできませんし」

伊良湖「なんとなく悲しくなる発言だね」

あかり「あかりやったことありませんけど面白いんでしょうか?」

間宮「それを私達に聞かれてもわからないわ」

伊良湖「私達もやったことないし」

あかり「じゃあ」

間宮「じゃ、じゃあ?」

あかり「京子ちゃんに聞いてみますよぉ」

伊良湖「なんでそうなるの!?」

あかり「京子ちゃんならやったことあるかなぁって。物知りですし」

間宮「人に聞いても自分が面白いと思うかはまた別でしょう?」

あかり「確かにそうかもしれませんよぉ」

伊良湖「何でも自分でやってみることが大事よあかり!」

あかり「そうですね、なら」

伊良湖「うん!」

あかり「今度プッキー買ったときに試してみます」

伊良湖「今ここにあるから私としようよ!?」

間宮「伊良湖ちゃん!?」

あかり「ポリッツだけじゃなかったんですね」

伊良湖「プッキーもちゃんと買ってあるよ。どの味がいい?」

あかり「あかりは普通のチョコが1番好きですよぉ」

伊良湖「じゃあチョコでしようね」

間宮「伊良湖ちゃんわかってると思うけどキスしたら負けよ?」

伊良湖「わかってますよ」

あかり「あと途中で折れちゃっても負けですからね」

伊良湖「わかったわ。じゃああかりがチョコの方食べていいからね」

あかり「ありがとうございます!」

伊良湖「じゃ、じゃあ、私が先にくわえるから」パクッ

あかり「いただきま~す」

伊良湖「……っ!」フッ

あかり「ああっ、伊良湖さんずらさないでくださいよぉ」

伊良湖(いざするとなるとすごく緊張しちゃう! 頭が一定位置に定まらないわ!)

あかり「もぉ、ちょっと頭押さえさせてもらいますからね」ガシッ

伊良湖「……っ!?」

伊良湖(あっ、こんなあかりに頭を押さえられて無理やりされてるみたいで……)

あかり「あ~ん」パクッ

伊良湖(繋がっちゃった、私今これであかりと繋がってるよぉ……!)

あかり(伊良湖さんなんだか顔が怖いよぉ)

伊良湖(落ち着きなさい伊良湖。ここからが本番なんだから。いかにして折らずに最後まで近づけるかそれが重要)

伊良湖(興奮して力めばすぐに折れてしまうわ! ここは冷静に食べ進めていくのよ!)

あかり(どのくらいで折ればいいのかなぁ)ポリポリ

伊良湖(あかりが近づいて来てる! 私も行かなきゃ!)ポリポリ

間宮「……」

伊良湖(こんなに短いのにすごく遠く感じる。まだチョコのとこまで達してないの?)

伊良湖(こんなんじゃ私、もどかして我慢できなくなっちゃう!)

あかり(伊良湖さん食べるスピードが遅いよぉ。できるだけたくさんあかりにチョコのとこ食べさせようとしてくれてるのかなぁ?)

伊良湖(あっ、あかりが笑ってる。楽しいの? 私とのプッキーゲーム、楽しんでる?)

伊良湖(うれしい。私も楽しいよ、あかり)

あかり(伊良湖さんが笑ってる? やっぱりそうなのかなぁ。だったら速くチョコのところ食べちゃうよぉ!)

伊良湖(あかりがペースアップした!? な、なに? えっ? そ、そんな、まさか、私とき、キスしたくなっちゃった!?)

あかり(いくら遅くしてもらってもさすがにチョコのとこ全部は食べられないよね)

伊良湖(い、いいよあかり。来て、私は待ってるから――)

あかり(この辺りでおしまいだね)カリッ

伊良湖「えっ?」

あかり「はぁ、おいしかったですよぉ」

伊良湖「あの、あかり?」

あかり「伊良湖さん途中から止まってましたよぉ。どっちかが止まってたら近づくのも簡単ですし反則な気がします」

伊良湖「えっ、えっ?」

あかり「どうしました伊良湖さん?」

伊良湖「……ううん、なんでもない」

伊良湖(あかりはあくまでゲームをしてるだけだったのね。勝手に舞い上がってはずかしい!)

間宮(ふっ、まだまだ甘いわね伊良湖ちゃん)

あかり「譲りあうのもいいですけどどっちが多く食べられるか競うから楽しいんですよきっと」

伊良湖「いやそれは違うんじゃないかな」

間宮「それじゃあ次は私と競争しましょうか」

あかり「はい!」

間宮「今度はあかりが先にくわえてね」

あかり「わかりましたよぉ」

間宮「あかり、今度は目を閉じてやりましょう?」

あかり「目を閉じてですか?」

間宮「どこまで近づけるかを競うんでしょう? 見えているよりも見えないでやった方が面白くなるわ」

あかり「なるほど、頭いいですね間宮さん!」

間宮「ふふっ、それじゃプッキーをくわえて目を閉じてね」

あかり「はぁい」パクッ

伊良湖(これは、キスを待っている顔のようにも見える! 間宮さん!)

間宮(頭を押さえられてされるのもいいけど、あかりにはこういう受けの姿勢が似合うわ)

あかり「んっ」

間宮(あぁ、可愛い。プッキーを抜いてそのままキスしちゃいたい)

あかり「んん~」

間宮(でもだめね。一応形式には則らないと)

あかり(間宮さん遅いなぁ、なにしてるのかなぁ)

間宮「あかりも頭がふらふらしているわ。ちょっとごめんね」ガシッ

あかり「ん」

間宮「んっと」パクッ

あかり(間宮さんもくわえたのかな?)

間宮(はぁ、目を閉じてるあかりも可愛いわ。このままずっと見ていたいけど、もっと近づかないとね)

あかり(目を閉じてるからどれくらいで折ればいいか判断できないよぉ。とりあえずゆっくりと)

間宮(それじゃ、いくわよ!)パクパクパク

伊良湖(は、速いっ!? 目にも止まらぬ速さでプッキーが縮んでいく!?)

あかり(ま、間宮さん、速すぎますよぉ!)

伊良湖(瞬く間にあかりとの距離が縮まって、間宮さんそろそろ)

あかり(この辺りで折らなきゃ)

間宮「……」ガシッ

あかり(ま、間宮さ――)チュッ

伊良湖(ええ~!? そのままいったぁ!?)

間宮(なんて、甘いの。こんなチョコなんかよりも、何倍も甘い……)

間宮(甘いよ、あかり……)

あかり「ん、んんっ……」

伊良湖(やっ、あかりが段々と蕩けた顔になってる、間宮さん……!)

間宮(あかり……あかり……)

あかり「んぅ……」トロン

伊良湖(間宮さん、もごもごしてる……あかりの口の中でもごもごって……)

伊良湖(やだ、私、目を逸らさなきゃいけないのに。釘付けになっちゃってる、ドキドキが収まらないよ)ギュッ

あかり「ん、んっ……」プルプル

間宮(そろそろ苦しくなってきたかな? 名残惜しいけど仕方ないわね)スッ

あかり「はぁぅ……」

伊良湖(あっ、糸、引いてる……)

あかり「はぁはぁ……キスしたら負けだって、言った、のに」

間宮「それは何の勝負に負けたことになるのかしら?」

あかり「そ、それは……」

間宮「むしろね、私はこんなに大好きな人とキスしちゃうような遊びをしててしない方がよっぽど負けだと思うのね」

間宮「私はプッキーゲームには負けたけど、愛情では勝ったのよ!」

あかり「間宮さん……」

間宮「あかり……」

伊良湖「うぅっ、ストップ! 順番的には次は私です!」

間宮「あら伊良湖ちゃん、まだいたのね」

伊良湖「いますよ! 何ですか私にはキスしたら負けだなんて再確認しておきながら!」

間宮「負けだってことはわかってるわ。私はそれをいとわなかっただけ」

伊良湖「むぅ~! 私だってぇ~!」

あかり「い、伊良湖さん、あかりもうプッキーはいいかなって」

伊良湖「じゃあいもりこゲーム!」グイッ

あかり「むぐっ!?」

伊良湖「新鮮な味で上書きしちゃうんだから!」

あかり「んん~!」ダッ

伊良湖「ああ~! 待ちなさいあかり~!」

間宮「うふふ、食べ物で遊ぶのはよくないけれどこれはいいかしらね。どちらかというと、あかりで遊んでるのに近いものね!」

今回はここまでです
次は瑞鳳の好感度100イベントから開始します

ゆるゆり作中ではポッキーじゃなくてプッキーなのでそれに習いました
調べたらポッキーゲームって複数でやる場合とかのルールがあるようですね
誰が考えたか知らないですけどポッキーが喉に刺さって死ねばいいなって思いました

開始します

あかり「えっ? 瑞鳳ちゃんなんて言ったの?」

瑞鳳「だから、キスしようって」

あかり「なんで?」

瑞鳳「いや、あの妖精が滑舌よくしたいならキスすればいいって」

あかり「またあの妖精さんなのぉ!?」

瑞鳳「舌の筋肉的なのを鍛えるには抵抗する他人の舌を押さえつけるようにするのが一番だって」

あかり「明らかに嘘だってわかるよね!?」

瑞鳳「う、嘘でも私にはそれにすがるしかないのよ!」

あかり「瑞鳳ちゃんそこまで思いつめて」

瑞鳳「だから、お願い!」

あかり「うん、わかったよぉ」

瑞鳳「えっ?」

あかり「いいよ、それで瑞鳳ちゃんの気が済むならあかりが付き合ってあげるよぉ」

瑞鳳「本当にいいの?」

あかり「いいよぉ」

瑞鳳「なんで?」

あかり「ええっ、なんでって瑞鳳ちゃんがしてって言ったんでしょ」

瑞鳳「こんなにあっさりと頷かれるとは思わなかった! なんか軽んじられてる気がするわ!」

あかり「そんなことないよぉ。あかりは瑞鳳ちゃんが悩んでるの知ってるから」

瑞鳳「じゃあ大鯨がしようって言ってきたらどうするの?」

あかり「え、え~っと」

瑞鳳「するんでしょ?」

あかり「大鯨ちゃんが本当にしたいって思ってたらだよぉ」

瑞鳳「ほらやっぱり!」

瑞鳳「どうせもう他の艦娘ともしたことあるんでしょ?」

あかり「それは、その、あるけど」

瑞鳳「だから慣れてるから私とするのも躊躇わないんだ」

あかり「慣れ……てきちゃってるけど、別に躊躇ってないわけじゃなくて」

瑞鳳「私とのキスは別に特別じゃなくてその他大勢の内の1つってことなのね」

あかり「いや、そんなどうでもいいようなふうに思わないよぉ」

瑞鳳「何よ、これじゃこれを口実にしてキスしちゃおうなんて舞い上がってた私がバカみたいじゃない」

あかり「口実にって、やっぱりキスしたいだけなんじゃない!」

瑞鳳「うぐっ、た、ただすればいいだけじゃないのよ!」

あかり「じゃあどうしたいの?」

瑞鳳「それは、よくわからないけど……」

瑞鳳「特別なものだと思ってたのよ。それをすれば何かが変わるものなんだって」

あかり「普通はそうなんだと思うよぉ。あかりが変なだけで特別じゃないとしないもん」

瑞鳳「なんでそんなふうになっちゃのよ!」

あかり「それはまあ色々あって」

あかり(始まりはちなつちゃんなのか熊野さんなのかどっちなのかなぁ)

瑞鳳「提督にとってはもうキスは特別なことじゃないの?」

あかり「特別なことだよぉ。ちょっと慣れてきちゃってるけどまだはずかしいし」

瑞鳳「だったらなんであんな簡単に!」

あかり「あかりね、もうはずかしいことから逃げないようにしようって決めたの」

瑞鳳「はずかしいことから逃げない?」

あかり「うん。あかりを好きだって言ってくれる人の中にはそういうことしてくる人もいて、あかりいっつも逃げようとしてたから」

あかり「でもそういうこと言うのって本当はすごく勇気のいることなんだと思う。みんなはずかしいのをこらえて、勇気を振り絞ってそういうことしてきてる」

あかり「だからあかりも逃げないで受け止めてあげようってそう決めたんだよぉ。ちょっと怖いけどあかりも勇気を出してみんなに応えてあげようって」

瑞鳳「……」

あかり「瑞鳳ちゃんだってはずかしいのに勇気出して言ってきてくれたんだからね」

瑞鳳「……あの妖精からの助言を口実にしようとしたのに?」

あかり「そういうこと言うのにも理由は必要だよぉ。今までだって理由なくそういうことしてきた人は、そんなにいないと思う」

瑞鳳「そんなにってことはいるの?」

あかり「したいからしてるって感じの人が何人か」

瑞鳳「あのね、さっきのも良いように言ってたけど、それかなり不健全だってことわかってる?」

あかり「わからないはずないよぉ。よくないことだってことはわかってる。けど」

瑞鳳「けどなに?」

あかり「あ、あかりも最近、そういうことしたいって思う気持ちが、わかってきたような気がする、というか……」

瑞鳳「提督がそういう気持ちに?」

あかり「ような気がするだけだよぉ! 本当はそんなんじゃないかも、しれないし……」

瑞鳳(なんだろう、あの提督がこんなこと言ってるなんて思ったら、すごくドキドキしてきた)

瑞鳳(提督の顔すごい真っ赤。こんな色っぽい顔もできるんだ)

瑞鳳「ふぅん、なるんだそういう気持ちに」

あかり「まだそういう気持ちかどうかわからない――」

瑞鳳「提督、誰かの気持ちを受け止めてあげようって思うなら、先ずは自分の気持ちを受け入れないとだめだよ」

あかり「……っ!」

瑞鳳「きっと他の艦娘だって提督も同じ気持ちでいてくれたほうがうれしいもの」

瑞鳳「同じ、そういう気持ちでいてくれた方が」

あかり「同じ気持ちで……」

瑞鳳「そっか、こんな簡単なことだったんだ。ごちゃごちゃ言わずにこう言えばよかったんだ」

あかり「瑞鳳ちゃん?」

瑞鳳「提督、私、提督とキスしたい。提督は?」

あかり「あっ……」

瑞鳳「提督は私とキスしたい?」

あかり「あかりは……うん」

瑞鳳「うんじゃなくって」

あかり「あかりも、瑞鳳ちゃんとキス、したいよぉ……」

瑞鳳「そっか、じゃあ……すりゅっ」ガバッ

あかり「

あかり「んっ……」チュッ

瑞鳳(これがキス? 唇ってこんなに感覚が鋭いんだ。提督の唇の柔らかさがこんなにも伝わってくる)

瑞鳳(これに慣れるって、どれだけたくさんしてきたというの……ずるい!)

あかり(いやな気持ちになるわけじゃないから慣れてきてるんだって思ってた。でも違うんだね)

あかり(こんな気持ちになるのは、こんなに気持ちいいってことは、あかり、キスが好きになっちゃったってこと、だよね……)

瑞鳳(私も慣れるくらいいっぱいしてあげるんだから……)

あかり(もっと、したい、な……)

瑞鳳(提督? ちょっと押して来てる? 慣れてるって言うだけのことはあるわね……負けないんだから!)

あかり(なんだか、上手く頭が回らなくなってきたよぉ……)

瑞鳳(そ、そろそろ、離さないと提督が酸欠になっちゃう? でももうちょっとだけ……)

あかり(苦しいけど離れたくないよぉ、瑞鳳ちゃん……)ギュッ

瑞鳳(提督……震えてる。もう、離れなきゃ)チュッ

あかり「っ……」

瑞鳳「ごめん、ちょっと長くしすぎた……」

あかり「ううん、あかりもうちょっとがんばれたよぉ」

瑞鳳「嘘。震えてたもん」

あかり「苦しくてもまだ耐えられたよぉ」

瑞鳳「もう、そんなに私とのキス気持ちよかったの?」

あかり「うん……」

瑞鳳「……そういうこと隠さず言うんだね」

あかり「だって本当のことだもん」

瑞鳳「……私もだよ」

あかり「同じ気持ちだとうれしいって言ってたよね?」

瑞鳳「うれしいよ。きっと提督と同じくらい」

あかり「同じ気持ちだからね」

瑞鳳「そう、同じ気持ちなんだ。じゃあ……」

あかり「そうだね……それも、同じ気持ちだよぉ」チュッ

あかり「ねぇ瑞鳳ちゃん」

瑞鳳「なに?」

あかり「滑舌よくなった?」

瑞鳳「食べりゅ?」

あかり「なってないね」

瑞鳳「だって提督抵抗しなかったじゃない。抵抗するのを押さえつけて鍛えるって言ったのに」

あかり「いやじゃないのに抵抗する必要ないよぉ」

瑞鳳「ふふっ、まあ元から信じちゃいなかったけどね。あいつもきっとただ私に口実与えるために言っただけでしょうし」

あかり「妖精さんに感謝しないとね」

瑞鳳「しゃくだけど今回ばかりはそうしないといけないわ。本当にしゃくだけど」

あかり「けどどうやって直そうか?」

瑞鳳「そうね、もう直さなくていいかも」

あかり「急にどうしたの? あれだけ直したいって言ってたのに」

瑞鳳「きっと、気にかけてもらいたいって心のどこかで思ってたから、あんなふうに言っちゃってたんだと思う」

あかり「そうなの?」

瑞鳳「そうよ。じゃなきゃ誰かに言うときにだけああなるなんておかしいもの。甘えたがってたのよ本当は」

あかり「なら流行らせるのはやめたほうがいいね」

瑞鳳「ええ。みんなが真似してるんじゃ、甘えたがってるんだって気づいてもらえないもの」

瑞鳳「これからはもう、あなたにしか言わない。あなたにだけ使う特別な甘え方にするわ」

あかり「できるの?」

瑞鳳「できなくてもするの! 無意識の内にでもあなたにだけ甘えたいって思えるようになる!」

あかり「どうやって?」

瑞鳳「わかるでしょ? というか期待してるでしょ、顔見ればわかるよ」

あかり「ちゃんと言ってもらいたいなぁ」

瑞鳳「もぉ、さっきの意趣返しってわけ? くすっ……私とキスすりゅ?」

あかり「……すりゅっ!」チュッ

今回はここまでです

原作でもあかりはちなつとのキスをいやじゃないと言ったり唇柔らかかったとか言ったり割とキスに対して前向きなんですよね
ちなつに言われた時に想像してたのがディープキスでしたし元から興味があったのかもしれません

開始します

北方棲姫「アカリ~!」バンッ

あかり「わぁっ! ほっぽちゃん、ドアは静かに開けなきゃだめだよぉ」

北方棲姫「コワレテナイヨ?」

あかり「壊れるかもしれないからだめなの。乱暴にしてると壊れやすくなるからね」

北方棲姫「ワカッタ。シメルトキハシズカニスル」

あかり「今度から開けるときもね?」

北方棲姫「ン」

あかり「うん、ほっぽちゃんは素直ないい子だよぉ」

北方棲姫「イイコダトアカリガヨロコブカラ」

あかり「そうだね、あかりもほっぽちゃんがいい子だったらうれしいよぉ」

北方棲姫「キョウハイイコニヒショカンスル!」

あかり「そうしてくれたらごほうびだからね。がんばってね」

北方棲姫「ウン!」

北方棲姫「ヒショカンッテナニスル?」

あかり「あかりのお手伝いだよぉ」

北方棲姫「アカリハナニスル?」

あかり「あかりは執務とかそういうの色々だよぉ」

北方棲姫「シツムシテル? イツモダレカトイッショニイルキガスル」

あかり「し、してるよぉ。合間合間に」

北方棲姫「シテナイトキハナニスル?」

あかり「してないときはねぇ、うぅん、自由にしてていいよぉ」

北方棲姫「ジユウニシテテイイ? イツモトカワラナイ」

あかり「そんなにいつもと変わったことする必要はないんだよぉ。もう戦争も終わってるしね」

北方棲姫「イツモトカワラナイコトシテゴホウビモラエル? ジャアイツモモラエルノ?」

あかり「ちょっとは変わったことしないとだめだからね? そのちょっと変わったことに対するごほうびだよぉ」

北方棲姫「ジャア、チョットカワッタコトッテナニ?」

あかり「えっとねぇ、遠征のこととか」

↓1 遠征に

1 出す
2 出さない

あかり「今日もいいかな」

北方棲姫「イイノ?」

あかり「うん。遠征はもういいかもしれないよぉ」

北方棲姫「モノモラエナイ」

あかり「あかり達が貰う分は復興にあててもらうよぉ」

北方棲姫「フッコウ。フッコウガヒツヨウナホド、ヒガイウケタトコロアル?」

あかり「そこまで大きな被害を受けたところはなかったって言ってたけど、それでも受けてるところは受けてるんだよぉ」

北方棲姫「イッパイメイワクカケチャッタ」

あかり「ほっぽちゃんが悪いわけじゃないよぉ。他の深海棲艦さんだって仕方なかったんだもん」

北方棲姫「シカタナクテモ、ヤッタノハワタシタチ。ソノツミハツグナワナイトイケナイ」

あかり「ほっぽちゃんはもうみんなを止めるのにたくさん戦ってくれたんだから、充分罪滅ぼしできてるよぉ」

北方棲姫「ソレハジブンデアトシマツシタダケ。ツミホロボシニハナラナイ」

あかり「ほっぽちゃん……」

北方棲姫「ワタシハノコサレタ。ソノイミヲカンガエナイトイケナイ」

あかり「深刻に考えすぎないでね。あかりはほっぽちゃんが苦しんでるところは見たくないよぉ」

北方棲姫「ワカッテル! アカリガイヤナコトハシナイ! イイコダカラ!」

あかり「約束だよぉ? それじゃ今からなにするか決めるよぉ」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の秋月、熊野以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「おはよう朝潮ちゃん」

朝潮「どうもおはようございます司令官。今日の秘書艦はほっぽちゃんだそうですけど」

あかり「うん。ほっぽちゃんも鎮守府の仲間だから秘書艦をやってもらうこともあるよぉ」

朝潮「ほとんど何もしないとはいえ、あの子に務まるでしょうか?」

あかり「ほっぽちゃんはああ見えてちゃんとしてるんだよぉ。子供っぽいところもあるけどしっかり考えてるの」

朝潮「そうなんですか?」

あかり「うん。さっきもね、深海棲艦なのに残ってることの意味を考えなきゃってそう言ってたよぉ」

朝潮「あの子がそんなことを」

あかり「戦ってるときも倒したら深海棲艦のみんなは苦しいのから解放されるんだって、そう言って戦ってたから」

あかり「もしかしたらあの戦いで一番苦しい思いをしてたのはほっぽちゃんなのかもしれないよぉ」

朝潮「無邪気に見えてその影には辛いものを背負っていたんですね」

あかり「あかりはなにをしてあげられるかなぁ」

朝潮「難しい話です。心の問題は具体的にこれをこうすれば治るとは言えませんので」

朝潮「月並みですが側にいてあげることですね。あの子は司令官にとてもよく懐いています。体の触れ合いが心の傷を癒すこともありますよ」

あかり「それじゃあほっぽちゃんといっぱい触れ合ってあげないと!」

朝潮「過剰にはしてはいけませんよ? 薬も過ぎれば毒になりますからね? 適度に触れ合ってください適度に」

あかり「適度ってどれくらい?」

朝潮「す、少なくとも私にやったように胸を凝視したりはしないようにしてください」

あかり「しないよぉ! というかやったようにって最初にやったの朝潮ちゃんじゃない!」

朝潮「それはあの妖精の策略で! と、とにかく適度にです。いいですか?」

あかり「朝潮ちゃんも適度にだよぉ」

朝潮「うぐっ、では適度に何かしましょうか」

↓1

1 山雲のところへ遊びにいく
2 適度にスキンシップ
3 可愛いもの探しの旅その2
4 その他自由に

あかり「適度な触れ合いがどれくらいか見極めるよぉ」

朝潮「見極めるとは、私と触れ合うおつもりですか?」

あかり「おつもりだよぉ」

朝潮「私とほっぽちゃんでは適度が違うと思いますが」

あかり「あぁ、そっか。じゃあやっぱり別のことに――」

朝潮「けど1つの指標にはなりますよ! 触れ合いましょう!」

あかり「じゃあ触れ合うよぉ」

朝潮「はい」

あかり「……う~ん」

朝潮「どうしたんですか?」

あかり「いざ触れ合おうって言うとどうすればいいのかわからなくて」

朝潮「どこでも好きなところに触れればいいんですよ! さあ早く!」

あかり「すごく胸を突き出しているように見えるのは気のせいかな?」

朝潮「気のせいです」

あかり「じゃあ肩とか揉んで」

朝潮「ああっ!」

あかり「わっ、な、なに?」

朝潮「いえ、なんでもありません」

あかり「じゃあもう1回」

朝潮「あっ!」

あかり「どうしたの?」

朝潮「今日のお昼ご飯はラーメンを食べようかなと思いついただけです」

あかり「なんで今それを思いついちゃったのぉ!?」

朝潮「何でかはわかりません。さあ司令官」グイグイ

あかり「もうはと胸ってレベルじゃないよぉ!」

朝潮「ぐぬぬっ、司令官、結構この体制キツいんですけど」

あかり「知らないよそんなこと! もぉ、朝潮ちゃんの適度は指標にはならないよぉ!」

朝潮「うぅ、司令官に無視されました。あんなにアピールしたのに」

あかり「あんなにアピールされたらむしろ触りにくいよぉ」

朝潮「心に傷ができてしまいました。胸のところが痛いです」

あかり「なに言ってるの」

朝潮「あんなに食い入るように見ていたから、興味がお有りなのかと勇気を出して差し出したのに」

あかり「食い入るようには見つめてないよぉ! たぶん」

朝潮「あぁ、自信をなくしてしまいました」

あかり「はぁ、朝潮ちゃんはしょうがない子だよぉ」

朝潮「えへへ、これが私の、いえ、私と司令官の適度な触れ合いなんですよ」

あかり「あかりは違うよぉ」

朝潮「私にとっての司令官との適度がこれだってことですよ」

あかり「適度ってなんだろうね」

朝潮「そんなの、想いの深さに決まっていますよ司令官」

朝潮「へぇぁ……」

あかり「そんなになってるのに適度も何もないよぉ」

朝潮「い、いんです。私は、これで……」

あかり「よくないよぉ。ほら、あかりのお膝貸してあげるから」

朝潮「ありがとうございます、司令官」

あかり「こんなに汗かいてるし適度を超えてるよぉ」フキフキ

朝潮「そう言いながら司令官は毎回付き合ってくれますよね」

あかり「そういうのにもなるべく応えてあげようって決めたからね。でも、そればっかりっていうのもなんだかね」

朝潮「私も、本当はそういうことばっかりしたいって思ってるわけじゃありません。司令官ともっと普通にお話して触れ合いたいって思ってます」

朝潮「でも、いざ司令官を目の前にするとそういう想いが溢れてきてしまって、どうにも止められなくなってしまうんです」

朝潮「ごめんなさい司令官、いやらしいですよね私。それでも、こんないやらしい私でも、これからもお側においてもらえますか?」

あかり「そんなの当たり前だよぉ。あかりを想ってそうなってるんだもんね」スッ

あかり「触れ合うってことはどっちかが一方的にしたわけじゃなくて、どっちも触りあったからこうなったんだもん」

あかり「2人でこれが適度になるまで触れ合った結果だよぉ。きっと、そうなんだよね」ナデナデ

朝潮「はい、司令官との触れ合いが私をこうしたんです」

あかり「ならあかりだけ知らん振りはできないよぉ。ずっと一緒だよ朝潮ちゃん」

朝潮「司令官……はい、ずっと一緒です!」

あかり「だけどたまには我慢も必要だからね?」

朝潮「我慢したらその分だけ次のときが楽しみになりますもんね~」

あかり「あははは、わかってるのかなぁ?」

あかり(この分だと朝潮ちゃんとの適度はどんどん激しくなっていきそうだよぉ。これでいいの? いいのかなぁ?)

あかり(とりあえず次はどうするか考えるよぉ)

↓1

1 艦娘との交流(>>410の秋月、熊野、朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は那珂と交流するところからはじめます

この日に千歳の好感度100イベントを行ったら連続でのイベントも途切れますね
今のところ次に一番近いのは夕立です

開始します

那珂「う~ん、こう? こっちの方が見栄えがいいかな? こう! うんうん、これだね!」

あかり「何してるの那珂ちゃん?」

那珂「那珂ちゃんが1番可愛く見える角度を探してたんだよ」

あかり「1番可愛く見える角度?」

那珂「写真は撮る角度によって別人に見えたりするからね」

あかり「たまにあるねそういうの」

那珂「だから写真を撮るときはよく見える角度で撮るの。それもアイドルには必要なことなんだよ」

あかり「アイドルも大変なんだね」

那珂「まあ那珂ちゃんはいつどこから撮っても可愛いけど、那珂ちゃんの本当の可愛さをみんなに伝えてあげられないと可哀想だもんね!」

あかり「ジャージ着てるときでも?」

那珂「オフショットはNGだよ~!」

あかり「えへへ、ジャージ着てる那珂ちゃんも可愛いと思うけどね」

那珂「当たり前だよ! 那珂ちゃんはなに着てても可愛い! でも寝てるときまで撮られるのはだめなの! 事務所的にNGです!」

あかり「事務所入ってないでしょ」

那珂「これから入るからいいの! で、提督は那珂ちゃんに何の用かな?」

↓1

1 髪型がお揃いだという話
2 川内について
3 アイドル活動の近況を聞く
4 その他自由に

あかり「そういえば那珂ちゃんとあかりって髪型同じだよね」

那珂「だよね。初めて見たとき那珂ちゃんのファンの子かと思っちゃったよ」

あかり「いや初めて見たときって」

那珂「他の那珂ちゃんがトップアイドルやってるかもしれないじゃん!」

あかり「残念ながら那珂ちゃんの姿を見たのはあなたがはじめてだったよぉ。神通さんから話は聞いてたけどね」

那珂「他の那珂ちゃんはふがいないなぁ。でも最大のライバルになりうるし逆に好都合だったかも」

あかり(そういえば他の鎮守府の那珂ちゃんもみんなアイドルだって言ってるのかなぁ?)

あかり(同じ顔のアイドルがいっぱいいると困りそうだよぉ。下手したら那珂ちゃんだけで48系アイドルグループ結成できちゃう)

あかり(ご当地アイドルみたいな感じでご当地那珂ちゃんみたいにするとか? 富山だとなに那珂ちゃんになるんだろう?)

那珂「ねぇ提督、なんか変なこと考えてない?」

あかり「い、いや別に何も考えてないよぉ!」

あかり「お団子頭だよぉ」

那珂「お団子だけじゃなくて頭のてっぺんの毛に癖がついてるのも同じだよね」

あかり「あかりのは那珂ちゃんほど長くないよぉ」

那珂「ふっふっふ、那珂ちゃんは癖が強いから癖毛も長いんだよ!」

あかり「癖が強いはほめ言葉なのかなぁ」

那珂「お団子に目を奪われがちだけど、那珂ちゃんは癖毛キャラでもあるの」

那珂「ディープなファンが気づく隠れチャームポイントだね!」

あかり「すごい堂々としてるけどね」

那珂「みんなが那珂ちゃんの特徴はお団子って答えてるところに癖毛って言って、ファンとしての格の違いをアピールできるようにしてるんだよ」

那珂「自分だけが気づいてる那珂ちゃんのいいところになるような部分を、さりげなく演出してるんだね。那珂ちゃん頭いい!」

あかり「その癖毛わざと作ってたの?」

那珂「ううん、勝手になってた。でもそれを最大限利用するのが那珂ちゃん流!」

あかり「図太いね那珂ちゃん」

那珂「強かと言ってちょうだい」

あかり「那珂ちゃんって本当は髪長いよね」

那珂「そりゃね、髪長くないと作れないよ普通は」

あかり「長くなくても作れるよぉ」

那珂「提督のそれは本当に謎だよ。どこから出てきてるの?」

あかり「普通に結ってるだけだよぉ」

那珂「着脱式だとしか思えないけど……まあいいや」

あかり「たまには髪型変えてみたりしないの?」

那珂「アイドルは自由に髪型を変えることはできないんだよ」

あかり「そっかぁ、不便だねアイドル」

那珂「だから那珂ちゃんの長髪フォームはお家限定。お風呂のときとかにしか見せないレア那珂ちゃんだよ!」

あかり「レア那珂ちゃんが結構頻繁に見られてあかりはラッキーだね」

那珂「ふふん、更に提督にだけ自由に那珂ちゃんの髪型を変えられる権利をあげてもいいよ。普段と違う激レア那珂ちゃんが見られるチャンス!」

あかり「それは光栄だよぉ。だけど、あかりは那珂ちゃんとお揃いがいいからいつもの那珂ちゃんが一番好きだよ」

那珂「あっ……うん、ありがと」

あかり「どうかしたの那珂ちゃん?」

那珂「な、なんでもない!」

那珂(こんなことで動揺してたらドラマのオファーが来なくなっちゃうよ。もっと歯の浮くような台詞ばっかり聞かされるのに)

那珂(でもどうだろう、提督が言うからこんなにドキドキしてるだけ、なのかな)

那珂「でもでもたまには違う気分でいたいときもあるんだよね」

あかり「あかりも長かったら変えてもお揃いにできるのにね」

那珂「今からでも伸ばせばいいんだよ!」

あかり「余計にてるてるボウズみたいになっちゃうよぉ」

那珂「いや別にお団子から伸びてる髪を伸ばせって言ってるわけじゃなくて」

あかり「でもおっきいお団子1つでまとめるのとかやってみたいよぉ」

那珂(お団子が好きなのかな?)

あかり「それじゃ那珂ちゃんあかりそろそろ行くね」

那珂「うん。またライブ見に来てね?」

あかり「また行くよぉ」

那珂「絶対だよ~! 嘘ついたら那珂ちゃんのCD千枚買わすから!」

あかり「そういうふうに販売枚数水増しするのはよくないと思うよぉ!」

あかり「髪型かぁ。京子ちゃんくらい長くしたら色々できて楽しいのかなぁ?」

あかり「さてと、これからはどうしようかなぁ?」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の秋月、熊野、朝潮、那珂以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「もうすぐお昼だけどどこかに出かけようかな」

あかり「誰かと一緒に行こうかなぁ?」

↓1 1人or>>410の秋月、熊野、朝潮、那珂以外から3人まで

春雨「お出かけですか? 今から?」

あかり「どこかでご飯食べようよぉ」

春雨「私は構いませんが……」

駆逐棲姫「……3人で?」

あかり「3人でだよぉ」

駆逐棲姫「……」

春雨「行こう?」

駆逐棲姫「わかった、行く」

あかり「それじゃあご飯食べに出発だよぉ」

春雨(司令官、また気を使ってくれているんですね)

駆逐棲姫(少しずつだとしても、着実に歩み寄らないといけない。こういうのも大事)

あかり(2人ともちょっとは整理ができたみたいだし、ここはあえて踏み込んでみるよぉ)

あかり「2人は何が食べたい?」

春雨「私は何でもいいですよ」

駆逐棲姫「私も」

あかり「あかりも何でもいいんだけどなぁ。好きなもの言っていいんだよぉ?」

春雨「えと、じゃあ中華料理で」

駆逐棲姫「好きなものと言われてもまだあまり。車椅子だから邪魔にならない広いところがいい」

あかり「あかりはオムライスが食べたいなぁ。なんだ、みんなちゃんとあるじゃない」

春雨「司令官だって何でもいいって言ってたのにあるんじゃないですか」

駆逐棲姫「私は広さに要望を言っただけ」

あかり「遠慮しなくていいんだよぉ、あかりのおごりだから!」

春雨「では高級なところにしましょう。ターンテーブルで満漢全席が食べられるところとか」

駆逐棲姫「高級ホテルのレストランならきっと車椅子でも大丈夫」

あかり「え、遠慮はしなくていいけどお金には配慮してよぉ!」

春雨「配慮するのが遠慮するということですよ司令官」

あかり「そ、そうだけど!」

駆逐棲姫「ふっ……」

春雨「ふふっ、おかしいですね」

あかり(いい雰囲気になれてよかったよぉ。中華と、広いところって言ったらどこだろう?)

あかり(ファミレスなら一応スペースはあるはずだよね。あとはオムライス。どこにしよう?)

↓1

1 中華
2 ファミレス
3 オムライス屋
4 その他自由に

あかり「割と広いところが見つかってよかったね」

駆逐棲姫「うん」

春雨「私は名前が同じだからという理由で作っているだけの素人ですからね。ここで味を覚えて帰ります!」

あかり「充分おいしいと思うけどなぁ」

駆逐棲姫「プロの味を知ったら違うのかもしれない」

春雨「そうですよ。本場の味というものを私はまだ知らないんです。ここで存分に堪能させてもらいます!」

あかり「中華の本場の味ってすごく辛い印象だよぉ。鎮守府で作るときは辛さ控えめでお願いね」

春雨「その辛さがおいしさの秘訣なんですよ。たぶん」

駆逐棲姫「辛すぎるのはいやだな」

春雨「加減はしますよちゃんと。私は麻婆春雨にしますけどお2人はどうします?」

あかり「あかりは~ラーメンにしようかなぁ」

駆逐棲姫「どこでも食べられるのに」

あかり「だ、だってフカヒレとか高そうなのいっぱいあって、手が出せないんだもん!」

春雨「庶民ですねぇ」

駆逐棲姫「私は、麻婆豆腐にする」

あかり(春雨を避けたっていうのは考えすぎ、なのかなぁ?)

あかり「よかった、ラーメンのスープはあかりの想像内の赤さだよぉ」

駆逐棲姫「……」

春雨「麻婆豆腐はものすごい赤いですけどね」

駆逐棲姫「エリートみたいな赤いオーラを放っている」

あかり「まだフラグシップじゃないから大丈夫だよぉ」

春雨「駆逐棲姫ちゃんは姫だからその上だよ!」

駆逐棲姫「じゃあ、いただきます」パクッ

あかり「どう?」

駆逐棲姫「……うぐっ!」

あかり「駆逐棲姫ちゃん!」

春雨「お水飲んで!」

駆逐棲姫「はぁはぁ、危うくみんなのところに帰るところだった……」

あかり「一口食べただけですごい顔真っ赤だもんね」

春雨「色が白いのでわかりやすい」

駆逐棲姫「見るな……」

春雨「また赤くなりましたね」

あかり「エリート姫に進化だよぉ」

駆逐棲姫「エリートラーメンに進化」ドボドボ

あかり「ああっ! なにやってるの駆逐棲姫ちゃん! あかりのラーメンがエリートオーラを放ち始めちゃったよぉ!」

春雨「字面だけ聞くとおいしそうにも聞こえますけどね」

駆逐棲姫「エリート麻婆」

春雨「私のは既に麻婆だから追加はいらないよ!」

駆逐棲姫「こっちの麻婆はエリート。春雨のは素。素麻婆」

春雨「素麻婆!?」

あかり(2人とも楽しそう。つれてきてよかったよぉ)ズズッ

あかり「からぁっ!?」

あかり「本場の味はあかりにはまだ早かったよぉ」ヒリヒリ

北方棲姫「ワタシニダマッテゴハンタベニイッタバツ!」

あかり「そんなこと言うのぉ? せっかくお土産買ってきたのに」

北方棲姫「オミヤゲ? ナニ? ゼロ?」

あかり「中華料理屋さんにゼロは売ってないよぉ。はい肉まんだよぉ」

北方棲姫「ン~? コイツラノナカマ?」

深海艦載機「ガァ?」

あかり「食べ物だよぉ。熱いから火傷しないように気をつけてね」

北方棲姫「アーン! アッツハフ、アゥ!」

あかり「もう、熱いから気をつけてって言ったのに」

北方棲姫「ング、アツイケド、オイシイ!」

あかり「辛くなかった?」

北方棲姫「ナイ!」

あかり「そっかぁ、あかりも肉まんにすればよかったかも」

北方棲姫「フーフー」

あかり「そうそう、フーフーして食べてね」

深海艦載機「ガァ……」

北方棲姫「ン? ホシイノカ? チョットダケダゾ」

深海艦載機「ガァ!」

あかり「優しいねほっぽちゃん」

深海艦載機『ガァガァ!』

北方棲姫「ゼンインハムリ! センチャクイチメイサマ!」

あかり「あはは、ほっぽちゃんいっぱい載せられるからね」

深海艦載機「ガァ……」

あかり「ひゃあっ! こっち見てもあかりももう持ってないよぉ! ま、また買ってきてあげるから今回は我慢して、ね?」

あかり「はぁ、お土産の量がとんでもないことになっちゃうよぉ。あの中華屋さんだけじゃまかなえないね」

北方棲姫「アーン」

あかり「ふふっ、ほっぽちゃんが食べ終わったらあかりも何かしようっと」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の秋月、熊野、朝潮、那珂以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次はビスマルクと交流するところから始めます

エンディング後はずっと遠征出してないですしこれからはもうなしということでよろしいでしょうか

遠征は半分出るキャラが偏らないようにするためにやってたところがありますからね
これからはなしにします

では開始します

ビスマルク「ねぇ、オスカー。私最近満ち足りているわ」

オスカー「にゃ~?」

ビスマルク「戦果を上げたわけでもないのにすごく気分がいい」

オスカー「にゃ~!」

ビスマルク「これなら私穏やかな世界でも生きていけそうだわ」

オスカー「にゃあにゃあ~」スリスリ

ビスマルク「ふっ、そうね、あなたがそうやって私の心を穏やかにしていってくれたからよね」

あかり「アニマルセラピーは効果があったみたいですね」

ビスマルク「最も効果があったのはヒューマンセラピー、いやアトミラールセラピーだけどね」

あかり「あかりは動物さんじゃないですよぉ」

ビスマルク「人間だって動物のうちでしょ。女の子なんて可愛いって言われるのが仕事みたいなもんだし、愛玩動物みたいなものよ」

あかり「それは言い過ぎですよぉ」

ビスマルク「まあね。私にとってのあなたはペットよりは上等な位置づけだもの」

あかり「ペットよりはって」

オスカー「にゃあ~?」

ビスマルク「ごめんね、オスカーも大事だけどこの子の方がもっと大事なのよ」

あかり「そういう言い方ならうれしいですよぉ」

ビスマルク「どうも。で、何か用かしら?」

あかり「遊びに来ましたよぉ。なにしましょうか?」

↓1

1 他のドイツ艦について
2 オスカーと遊ぶ
3 どこで夜伽という言葉を知ったのかという話
4 その他自由に

あかり「あっ、そうだ。ビスマルクさん以外にもドイツの艦で艦娘になってる人いるんですよね?」

ビスマルク「らしいわね。私は会ったことないけど」

あかり「どんな人なのかわかります?」

ビスマルク「知識はあるわよ。あと、妖精から写真も貰ってある」

あかり「見せてもらっていいですか?」

ビスマルク「いいけど、もう建造できないんだし会えないわよ?」

あかり「秋月ちゃんや葛城さんみたいに来るかもしれないじゃないですか」

ビスマルク「来るのかしらねぇ。基本的に日本の艦が主になってるみたいだから、結構珍しいらしいんだけど」

あかり「それでもきっと会えますよぉ」

ビスマルク「ふっ、いつも前向きねあなたは。そんなふうに言われると根拠はないけど大丈夫って気になるわ」

あかり「えへへ、あかりの風格で説得力が増してるんですよぉ」

ビスマルク「それはない」

あかり「ええっ!」

ビスマルク「先ずはこの子ね」

あかり「ゼット1?」

ビスマルク「ツェット アインス。名前はレーベレヒト・マースよ」

あかり「ツェットちゃんとレーベちゃんのどっちですか?」

ビスマルク「ドイツの駆逐艦はこの子みたいにZ 1とかの数字と、人名から取った名前がつけられるのよ」

あかり「じゃあどっちでもいいんですか?」

ビスマルク「本人は名前で名乗ってるらしいしレーベでいいんじゃないの?」

あかり「ならレーベちゃんって呼びますね。可愛いですね、肌も白いし髪の色も綺麗ですよぉ」

ビスマルク「確かに中々いいんじゃないかしら。さすが我がドイツの駆逐艦ね」

あかり「お人形さんみたいだけどどことなくボーイッシュっていうやつですね」

ビスマルク「自分のこと僕って言うみたいね」

あかり「僕っ子なんですね。時雨ちゃんがそうだったかなぁ」

ビスマルク「この格好しててボーイッシュっていうのもおかしな話だけどね」

あかり「なんでズボンはいてないんでしょうか?」

ビスマルク「ズボンははいてるでしょ。服に隠れて見えないだけで」

あかり「えっ?」

ビスマルク「何か変なこと言った?」

あかり「い、いえ」

あかり(ショートパンツみたい短いやつをはいてるってことなのかなぁ?)

ビスマルク「次はこの子」

あかり「ゼット3、じゃなくて」

ビスマルク「ツェット ドライ。マックス・シュルツよ」

あかり「ツェットちゃんって呼んでたらどっちかわからなくなるところでしたよぉ」

ビスマルク「だからレーベもそっちで名乗ってるのかもしれないわね」

あかり「マックスちゃんはなんだかクールそうな見た目をしてますよぉ」

ビスマルク「見た目どおりクールみたいね。この私のように高潔さを持った性格みたいだわ」

あかり「ビスマルクさんがそうかはともかく」

ビスマルク「ともかくってなによ!」

あかり「マックスちゃんもズボンはいてないですね」

ビスマルク「だからはいてるでしょ、ほら中破したときの写真見ればわかるでしょ。ここ」

あかり「なんでそんな写真持ってるんですか。これはパンツじゃないですか」

ビスマルク「なに言ってるの、ズボンじゃない」

あかり「はい?」

ビスマルク「まったく、パンツじゃないのよこれは。だからはずかしくないの」

あかり「どう見てもはずかしがってるように見えるんですけど」

あかり(ドイツではパンツのことをズボンって言うのかなぁ)

ビスマルク「次はこの子ね。重巡よ」

あかり「ぷ、ぷり、ぷりん?」

ビスマルク「プリンツ・オイゲン。これくらいは読めなさいよ」

あかり「Eなのにおって読むなんて難しいですよぉ」

ビスマルク「まったく、そんなんじゃドイツには行けないわよ」

あかり「いえ、行く予定ないって言ったじゃないですか。でもこの、プリンツさん? オイゲンさん?」

ビスマルク「プリンツでいいんじゃないの」

あかり「プリンツさん。なんとなくビスマルクさんに似てますね」

ビスマルク「まあ、敵に私やシャルンホスト達に誤認させるように似せて造られてるもの」

あかり「だから艦娘になっても似てるんですね」

ビスマルク「実際役にも立ったしね。だっていうのに私達の方が先に沈んでしまうなんてね。この子はかなり幸運に恵まれてたのよ」

あかり「そうなんですか?」

ビスマルク「そう。似せて作られてるはずのシャルンホストとは対照的にね。その幸運を発揮して最後まで生き残ったけど、それは幸運だったのかしらね」

あかり「どういうことですか?」

ビスマルク「……いいえ、なんでもないわ。まあそんな事情もあるから、この子私のことをお姉さまって呼んでるらしいわ」

あかり「ビスマルクさんの妹分ですね!」

ビスマルク「私にも妹艦いるんだけどね」

ビスマルク(うちにこの子が来たら長門や酒匂はどうなるんだろう。よく覚えてないみたいだけど……)

ビスマルク「次はこの子よ」

あかり「ゆー511」

ビスマルク「ドイツ読みだとうーだけど日本だとゆーって読むらしいわね。ドイツの潜水艦、Uボートの一隻よ」

あかり「潜水艦なんですね。でも水着着てないって前に大鯨ちゃんから聞いたような気がします」

ビスマルク「これも一応水着らしいわよ」

あかり「そうなんですか? スクール水着じゃないだけなんですね」

ビスマルク「ドイツ式ってことかしらね」

あかり「この子はレーベちゃん達よりも色白ですね。若干顔色が悪いように見えます。体調が悪かったんでしょうか?」

ビスマルク「潜水艦だし迷彩なんじゃないかしら?」

あかり「そうなんでしょうか? なんだかはかなげ~って感じです。守ってあげたくなりますね」

ビスマルク「守ってあげたいね。わからなくもないけどこの子だって艦娘なんだからあなたが守られる側よ」

あかり「もう戦いはないんですから力の強さは関係ないんですよぉ!」

ビスマルク「はいはい。確かにこの姿だとはかなげだけど、こっちならどうかしら?」

あかり「えっ、誰ですかこの子? スクール水着着てますし日本の潜水艦なんじゃ」

ビスマルク「呂500。U-511が日本軍籍に入ったあとの名前よ」

あかり「ええっ、これがゆーちゃんなんですか!?」

ビスマルク「二回改造するとそうなるらしいわ」

あかり「全然違いますね。こっちははかなげどころか元気いっぱいそうですよぉ」

ビスマルク「同じドイツの艦として、日本に行ってこれだけ元気になりましたみたいになるのは思うところがあるわね」

あかり「人って変わるものですねぇ」

ビスマルク「今持ってる最後の写真はこの艦娘よ」

あかり「なんて読むんですか?」

ビスマルク「もはや解読しようとすることすら諦めたわね。グラーフ・ツェッペリン。正規空母よ」

あかり「グラーフさん。空母さんなんですね。またすごく色白ですよぉうらやましいです」

ビスマルク「あなたも日本人にしては白いと思うけどね」

あかり「グラーフさんは綺麗系ですね。写真で見ただけでもすごくカッコいいです!」

ビスマルク「まあ私には劣るけれどね。この子はね、実は最後まで完成していないのよ」

あかり「えっ、そうなんですか?」

ビスマルク「船としての形はほぼ出来上がってたわ。艤装が完成する前に建造中止になっちゃってね」

あかり「そうだったんですね。完成してなくても艦娘になることがあるんだ」

ビスマルク「そのようね。進水もまだだったとか、計画だけ立ってたとかっていうのはさすがに無理そうだけど」

あかり「艦娘になってようやく完成できたんですね。よかったですよぉ」

ビスマルク「きっとどこかで前世の無念を晴らすように活躍してたはずだわ」

あかり「はい!」

ビスマルク「今のところ紹介できるのはこれくらいかな」

あかり「結構いるんですねドイツの艦娘って」

ビスマルク「日本の艦娘に加えたら少ないもんでしょ」

あかり「他に外国の艦娘って誰がいるんでしょうか? ヴェルちゃんはロシアですけど」

ビスマルク「あとはイタリアのがいるって聞いたわね」

あかり「イタリアの艦娘さんですかぁ。いつか会えるといいですよぉ」

ビスマルク「それよりもドイツの艦娘どうだった?」

あかり「えっと、みんな名前がカッコよかったですよぉ」

ビスマルク「そこはまあカッコいい軍人から戴いたものだから当たり前よ」

あかり「あとみんな綺麗でした。全体的に白い感じです。外国の艦娘は白いんでしょうか?」

ビスマルク「私はどっちかというと黒くない?」

あかり「服は黒っぽいですけど肌は白ですよぉ」

ビスマルク「それはまあそうでしょ」

あかり「どの人が来ても楽しくやっていけそうですよぉ」

ビスマルク「いや来ること前提なの? 私は1人でいいかなぁって気がするけど。特別感薄れるし」

あかり「特別感?」

ビスマルク「いや、なんでもないわ!」

ビスマルク(まあそう簡単に来ることもないでしょ。それに来たところでどうにかなるわけではないわ)

ビスマルク(私は私、ビスマルクよ! それだけで他の艦娘には特別感に塊なんだもの!)

今回はここまでです

現在アイテムにドイツの国旗があるのでこの中から1人だけ呼ぶことが可能です
呼んだらゲームの方でも出てきてくれるとうれしいんですけど

開始します

あかり「それにしてもあの妖精さんはなんで写真なんて持ってるのかなぁ」

ビスマルク「そういうの好きそうじゃないあの子」

あかり「それはそうですけど」

あかり(もしかしていつも早くに体操服とか作ってくるのは、全員分既に作ってあるからとか? まさかね)

ビスマルク「どうかした?」

あかり「いえ、なんでもないですよぉ。それじゃ、あかりはもう行きますね」

ビスマルク「もう行くの? ゆっくりしていけばいいのに」

あかり「こう見えてあかりはやることがいっぱいなんですよぉ」

ビスマルク「どうせ他の艦娘のところに遊びに行くんでしょう?」

あかり「それはどうでしょうか」

ビスマルク「ならなにをするの?」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の那珂、○のついてる艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

駆逐棲姫「ごほっ!」

あかり「大丈夫?」

駆逐棲姫「まだ麻婆の辛さが残ってる」

あかり「辛かったもんねあれ」

駆逐棲姫「辛いけどおいしかった」

あかり「意外にラーメンにもあってたよぉ。辛かったけど」

駆逐棲姫「辛いからおいしい?」

あかり「どうなのかなぁ。辛くなくてもおいしそうだけど辛いほうがおいしいのかもしれないよぉ」

駆逐棲姫「ややこしい」

あかり「おいしかったならいいんだよぉ。後味で苦しむのはちょっとあれかもしれないけど」

駆逐棲姫「真水が貴重な時代じゃなくてよかった」

あかり「ほんとだね~」

駆逐棲姫「遊びに来たの?」

あかり「うん。結局ね」

駆逐棲姫「結局?」

あかり「こっちの話だよぉ。なにして遊ぼうか」

↓1

1 義足のこと
2 他の深海棲艦のこと
3 名前のこと
4 その他自由に

駆逐棲姫「肉まん」

あかり「うん?」

駆逐棲姫「あの子喜んでくれた?」

あかり「ほっぽちゃん? 喜んでたよぉ。熱いけどおいしいってはふはふ言ってた」

駆逐棲姫「そう、よかった」

あかり「激カラにしなくてよかったね」

駆逐棲姫「あの麻婆と同じ辛さだったらあの子が泣いてしまう」

あかり「ほっぽちゃんなら辛いって言いながらでも食べちゃいそうだけど」

駆逐棲姫「そんなことない。私がだめだったんだからあの子もだめ」

あかり「どうかなぁ」

駆逐棲姫「そうに決まってる」

あかり「ほっぽちゃんにはお姉ちゃんぶりたいんだね」

駆逐棲姫「……足の分を除けば私より小さいから」

あかり「ほっぽちゃんは深海棲艦の中でも妹分なの?」

駆逐棲姫「姫や鬼級になれば多少自我はあったけど、ほとんどが負の感情に囚われていたから」

あかり「そういう関係はなかったの?」

駆逐棲姫「あまり。でも北方棲姫は割りと他の深海棲艦からも好かれていたような気がする」

あかり「他の北方棲姫ちゃんだね」

駆逐棲姫「そう。港湾棲姫と姉妹のようになっていた固体もいた」

あかり「やっぱり妹分なの?」

駆逐棲姫「人間には容赦ないけど、それ以外では割と穏やかな方だったから」

あかり「元々いい子だったんだね」

駆逐棲姫「いい子ではないと思う。後は飛行場姫にもどことなく容姿が似ていたから好かれてた気がする」

あかり「結構仲いいんじゃない」

駆逐棲姫「それなりに、だから」

あかり「それでもずっと負の感情に囚われ続けてたんじゃなかったならよかった」

あかり「それにしても、姫級って結構いるんだね」

駆逐棲姫「結構いる」

あかり「あかりが戦いが終わるまでに会えたのって、ほっぽちゃんと空母棲姫さんを除けば最後に戦った装甲空母姫さんと空母水鬼さんだけだけだよぉ」

駆逐棲姫「水鬼はまた別枠らしい。見事に空母系ばっかり」

あかり「ほっぽちゃんは艦載機の攻撃と砲撃の両方で活躍してくれたけどね」

駆逐棲姫「割と万能。私は姫としては性能が低いからあの子には劣ってる」

あかり「大和さんと同じくらい砲撃が強かったりしないの?」

駆逐棲姫「するわけない。大和型と戦ったりしたらきっと負ける」

あかり「姫はみんな強いのかと思ってたよぉ」

駆逐棲姫「でも駆逐棲姫は大型艦が出づらい海域によく出現していたから。相手が水雷戦隊なら破格の強さになる」

あかり「あかりはあんまりそういうの気にしなかったよぉ。大和さんに遠征行ってもらったりしてたから」

駆逐棲姫「私のいるところに来なくてよかった」

駆逐棲姫「戦艦棲姫は色んな姫のお目付け役みたいに、多くの姫の艦隊に組み込まれていた」

あかり「うちの戦艦棲姫さんもそうだよね。離島棲鬼さんは?」

駆逐棲姫「離島棲鬼は……私の記憶にはいない」

あかり「そうなの?」

駆逐棲姫「私もそんなに多くの深海棲艦を知っているわけでもないから」

あかり「そうなんだぁ。レア深海棲艦さんなのかなぁ」

駆逐棲姫「鬼ならレアと言ってもいいかも。きっと離島に引きこもってた」

あかり「確かに引きこもってたけどそれはたぶんうちの離島棲鬼さんだけだよぉ」

駆逐棲姫「あの順応振りはすごい」

あかり「すごく馴染んでるもんね。かなり早くに正気を取り戻してたからかなぁ」

駆逐棲姫「一度倒されると心が穏やかになるなんて、ね」

あかり「それがわかったからあかりは最後まで戦えたんだと思うよぉ」

駆逐棲姫「あかりは人のことを傷つけるの苦手そうだもんね」

あかり「それでもがんばったおかげでこうして平和な時代を取り戻すことができてうれしいよぉ」

駆逐棲姫「あかりが諦めなかったおかげで私も救われた。ありがとう」

あかり「どういたしまして! だけどまだまだこれからだよぉ。悪い感情がなくなったんだから、今度はいい感情をいっぱい感じないとね!」

駆逐棲姫「うん、先に眠ったみんなの分もいっぱい」

あかり「ほっぽちゃんが結構気にしてるみたいなの。今もここにいることを」

駆逐棲姫「さっき通り深海棲艦の中でも仲間意識の強い性格になりがちな子だから」

駆逐棲姫「仲間に弓引いたことに責任を感じてるんだね」

あかり「今駆逐棲姫ちゃんに頼むのは大変かもしれないけど、気にかけてくれるとうれしいよぉ」

駆逐棲姫「わかった。春雨とのことはあかりのおかげで整理がつきはじめてきてるから、私も気をつける」

あかり「ありがとね駆逐棲姫ちゃん」

駆逐棲姫「私も気をつけるけど、あかりが構ってあげるのが一番効果的」

駆逐棲姫「少し見ていただけでもわかる。あの子があかりのこと大好きだってこと」

あかり「あかりももちろん気にかけるよぉ。ほっぽちゃんは大切な妹だもん!」

駆逐棲姫「あかりにまで妹分にされるんだね」

あかり「あかりにまでってどういうこと! ほっぽちゃんはあかりよりも小さいよぉ」

駆逐棲姫「それでもあかりがお姉さんという想像ができない。でもほっぽがお姉ちゃんはもっとできないから、あかりがお姉ちゃんでいいや」

あかり「駆逐棲姫ちゃんひどいよぉ!」

駆逐棲姫「ふふっ」

あかり「えへへっ」

あかり(駆逐棲姫ちゃんは意外とよく笑う子だよぉ。さてとこれからはどうしようかな)

↓1

1 艦娘との交流(>>410の那珂、駆逐棲姫、○のついてる艦娘以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は小ネタです

駆逐棲姫は最近イベント前半の水雷戦隊マップで割と出番がありましたけどこれからは水鬼に代わっていくんでしょうか

開始します
大鳳が巨乳になる小ネタから

龍驤「相変わらず右見ても左見ても巨乳ばっかな鎮守府やな」

愛宕「うふふ」

雲龍「どうかしましたか?」

千歳(ゆるゆり)「そない威嚇するような目つきでおったらあかんよ龍驤」

初春「ちゃんと胸のない艦娘もおるじゃろう」

瑞鶴「ちゃんとってなによ」

葛城「なんで私だけこんな!」

あかり「空母の人は胸の大きさを気にするものなのかなぁ」

霞「ただのコンプレックスでしょ。結構差が激しいしね」

雪風「陽炎型も差が激しい気がしますね。雪風は特に気にしていませんが」

五十鈴「うちは大体並以上はあるかしらねぇ」

伊勢「戦艦はあんまり小さいのいないからねぇ。これも大型な役得ってやつかねぇ」

五月雨「姉さん達はわりと大きいですけど私は……」

千歳(ゆるゆり)「なんだかんだでみんな気にしとうやん」

あかり「自分の体のことですもん気になりますよぉ」

龍驤「ふんっ! あったってどうせ媚びうることにしか使えへんのやし、むしろなくて清々するわ!」

初春「いつもの常套句じゃのぅ」

龍驤「うっさい! うちは身体も小さいんやしこれでええんや! 小さい身体には相応なんや!」

霞「だったらぎゃーぎゃー騒がないでよ鬱陶しい」

龍驤「ぐぅ、悔しくなんかない! 悔しくなんかないんやぞちくしょぉ!」

龍驤「大鳳~! 大鳳~! うちの気持ちをわかってくれるんはあんただけや~! 出てこんか~い!」

千歳(ゆるゆり)「龍驤、あんまり大声上げん言うたやろ」

大鳳「……」コソコソ

龍驤「なんやおるやんか! そんな隅っこでなにしてんねん!」

大鳳「りゅ、龍驤さん」

あかり「どうしたの大鳳ちゃん?」

大鳳「ええっと……」

龍驤「はずかしがることない! うちらの体型にはこれがベストやん! 堂々と胸張ったらええやんっ!」ムニッ

大鳳「ひゃっ!」

龍驤「は? なんやこの柔らかいんは? えっ?」ムニムニ

大鳳「龍驤さん、乱暴にしないでくださいっ!」

あかり「大鳳ちゃん!?」

千歳(ゆるゆり)「胸が!」

雪風「五十鈴さんと同じくらいになってる!?」

大鳳「うぅ……」バイーン

あかり「ど、どうしちゃったの!? いつの間にか改二になっちゃった!?」

伊勢「今でも研究されてんの?」

五月雨「一応続けられてはいるらしいですが、大鳳さんがなれる様になったとは聞いてませんね」

五十鈴「まあ確かに私も改二になってすごい大きくなったけど、元のサイズから考えてなりすぎでしょ」

雪風「開口部がとんでもないことになってます!」

霞「ちょっとずらしたら見えそうというか、もはやそれ先っぽに引っかかってる状態なんじゃ」

大鳳「見ないでください!」

初春「一体なにがあったんじゃ?」

大鳳「わかりません、朝起きたらこうなってて。いつの間にか服もいつもの服に着替えさせられてて」

妖精(猫吊るし)「効果は上々のようですね」

あかり「やっぱり妖精さんの仕業だったんだね!」

明石「いえ、今回は私の試作品を改良してもらいましたから、実質私と妖精さんの2人の仕業です」

千歳(ゆるゆり)「悪びれもせずに白状したで」

五月雨「明石さん……」

妖精(猫吊るし)「トランジスタグラマーという言葉を知っていますか?」

霞「なによそれは?」

明石「身長が低くてもグラマー、大人っぽい、魅力的な体つきをした人を指す言葉です」

妖精(猫吊るし)「要するにちっちゃいのにおっぱいが大きい女の子のことです。ロリ巨乳とも言います」

あかり「大鯨ちゃんや向日葵ちゃんみたいな子のこと?」

妖精(猫吊るし)「そうですねその2人も実にいいのですが、少々背が高すぎるところがあります」

千歳(ゆるゆり)「古谷さんうちより大きいもんなぁ」

妖精(猫吊るし)「そこでもっと体が小さくて胸の大きな人を探しましたが見つからなかったんです。なので作ることにしました」

雪風「理想の人がいないから作るって、発想が完全にマッドのつく人ですね」

明石「駆逐艦の皆さんが喜ぶかと思って艦娘を大人にする研究をしてましてね。その一環として一部を大きくしてみようかなと考えたんです」

大鳳「だからってなんで胸なんですか!」

明石「四肢や頭だけ大きくなったら生活に支障を来す恐れがあります。お腹を大きくするのは見た目的にいやですよね?」

伊勢「胸なら大きくなっても別に困らないしちょうどよかったってわけなんだね」

五十鈴「意外に合理的な理由があったわね」

霞「合理的、なの?」

大鳳「やるにしたって許可ぐらい取ってくださいよ!」

明石「断られるかと思って。すいません、まだ研究段階なので一日もすれば元に戻ります。たぶん」

大鳳「たぶんってなんですかたぶんって!」

妖精(猫吊るし)「実験ですから失敗することもあります。成功しても何か副作用があるかも」

初春「元より小さくなったりしてのぅ」

大鳳「元より小さくなったらなくなりますよ!」

明石「治らなかったら小さくする装置もすぐ作りますよ。理論は似たようなものなので簡単にできます」

妖精(猫吊るし)「小さくするのは以前私が作りましたからね」

あかり「あの時は色々大変でしたね瑞鶴さん」

瑞鶴「……」

あかり「瑞鶴さん?」

瑞鶴「あっ、ああ、なに? トラとシスターがグランマ?」

千歳(ゆるゆり)「だいぶ衝撃を受けとったみたいや」

葛城「……はっ! なんだ、一日で戻るのか。それならよかった、安心ですね龍驤先輩。龍驤先輩?」

龍驤「」

瑞鶴「龍驤、あんた……」

伊勢「なんて辛そうな顔して死んでんだい……」

大鳳「本当に人騒がせな妖精ですね。明石さんもですが」

あかり「明石さんはまだまともな理由があったし許してあげようよぉ」

大鳳「だからって何も池田提督達がいらっしゃるときにしなくたっていいのに」

あかり「きっと昨日できたからすぐ試したかったんだよぉ」

大鳳「これいつもの服かと思いましたけど、明らかに胸のところに余裕がありますよ。わざわざ作ったんですね」

あかり「手が込んでるね」

大鳳「いつもの服だったら絶対こぼれちゃってますよ。これだって本当にギリギリなのに」

あかり「そ、そうだね……」

大鳳「提督?」

あかり(霞ちゃんが言ってたみたいに引っかかってるだけ、だったりしないよね?)

大鳳(提督の顔が赤い、もしかしてこの格好にドキドキしてくれている?)

大鳳(そうですよね、せっかく大きくなったんだもの。利用しない手はありません)

大鳳「……」ピョン

あかり「大鳳ちゃん、なんでいきなりジャンプするの?」

大鳳「意図したことではないとはいえ、せっかく大きくなったんですし揺れる感覚を楽しもうかと」ピョン

あかり「その気持ちはわかるけど、あんまり激しくしない方がいいよぉ」

大鳳「どうしてですか?」

あかり「それはその、揺らすと痛いって言うし」

大鳳「そうでもありませんよ。揺れる感覚が少し奇妙ですけどね」プルン

あかり「……っ!」

あかり(大きな人いっぱいいるし、おっぱいが揺れるのなんて見慣れてるはずなのに……)

大鳳(胸の揺れにだけ注目してたらいけませんよ、提督)プルプル

あかり(あっ、服が……!)

あかり「大鳳ちゃん、開口部が!」

大鳳「開口部が、どうかしましたかぁ……?」

あかり「跳んでる衝撃でどんどんずれてて、あぅっ!?」

大鳳「ふふっ、なんですか提督。急にそんなふうに首を振りぬいては痛めてしまいますよ」

あかり「だって……ちょっとはみ出て……」

大鳳「ほら、首を戻してください」グイッ

あかり「大鳳ちゃん!?」

大鳳「提督も一日しかないんですししっかり見ててください」プルプル

あかり「ちょ、ちょっと、近すぎるよぉ、大鳳ちゃん……」

あかり(またちょっと、ずれたよぉ。蒼龍さんのときもそうだったけど、なんでこんなにドキドキしちゃうの……?)ゴクッ

大鳳(提督が、私の胸を見て唾を飲み込んでる……! 興奮しているの? この、ギリギリの感覚で……)

大鳳(もうすぐ、もうすぐですからね、提督っ、あと、少しっ……!)

あかり(あっ、もう――)

大鳳「……ぁあっ!」ブルンッ

あかり「ふえっ」ペチッ

あかり「だ、だから、近すぎるって言ったのに」

大鳳「すみません……お顔、痛くなかったですか?」

あかり「……うん、柔らかかった、し」

大鳳「柔らかい感触は私にも、あります」

あかり「もう、いいでしょ? 早く、しまって」

大鳳「……普段だったら自分でしまわなくても勝手にしまわれちゃってたのに」

大鳳「見てください、今はこうして挟み込めてますよ……」

あかり「う、うん……」

大鳳「今なら服だけじゃなくて」スッ

あかり「えっ?」

大鳳「ほら、提督の手だって食べちゃえます……」ムニッ

あかり「た、大鳳ちゃん!」

大鳳「提督、何か失敗があるかもしれないって明石さん達言ってましたよね?」

あかり「言ってたけど」

大鳳「おかしくなってないか、チェック、してください……」

千歳(ゆるゆり)「そっからはもうあれや、散々揉まれ倒したり胸で顔をこうしたったり、なんやかんやで揉まれるより、先の方触ってもらう方がええっちゅ~ことに気づいたりしてな?」

五月雨「胸で顔をっ……!」

霞「はい、やめやめ! そこまで! もういいわよ!」

伊勢「ええ~、こっからいいところじゃん」

霞「なにがいいところよ! くっだらない妄想じゃない!」

初春「まあ本人も妄想じゃと言っておるしな」

千歳(ゆるゆり)「う~ん、おっぱい大きくなるシチュエーションやと割と普通のことしか思い浮かばへん」

五月雨「提督、そのシチュエーション自体が普通じゃないです」

千歳(ゆるゆり)「やっぱり綾乃ちゃんと歳納さんやないと妄想のキレが悪いわ」

霞「前から思ってたけど、あんたの妄想はリアリティがないのよ。あの赤座司令官がそんなことするわけないでしょ!」

千歳(ゆるゆり)「リアリティがないことを想像するんが妄想やん。赤座さんがそないなことせんなんてことはうちかてわかっとるよ」

霞「妄想するにしたってもう少し現実味のある妄想をねぇ!」

五十鈴(提督、もしかしてそういうことされたいのかしら? ふぅん、そうなのかしらねぇ、ふむふむ)

龍驤「胸なんていらないしって花子は花子は強がりを言ってみるし」

雪風「しれぇ! 龍驤さんのキャラが混線してます!」

千歳(ゆるゆり)「ほなな赤座さん」

あかり「はい、また来てくださいね池田先輩」

大鳳「今度は変な騒動は起きないようにしますので」

龍驤「胸戻ってよかったなぁ、大鳳。ほんっとによかったわ、なぁ大鳳!」

大鳳「はい。大きかろうが小さかろうが、私は結局先の方がいいみたいですから」

千歳(ゆるゆり)「えっ?」

あかり「た、大鳳ちゃんしーっ!」

大鳳「あっ、な、なんでもないです気にしないでください」

伊勢「あらら、もしかして?」

大鳳「なんでもないですったら! もう早くお帰りくださいっ!」

千歳(ゆるゆり)(赤座さん、知らんうちに大人になってもうて。もううちの妄想を教えたる必要もなさそうやな)

今回はここまでです
次は酒匂と交流するところからはじめます

龍驤は花子と声優が一緒なんですよね
大室家から飛んできた謎の電波により胸部装甲が薄くなるように建造されてしまったのかもしれません

開始します

あかり「酒匂さん」

酒匂「ぴゃ~……」

あかり「寝てるよぉ」

酒匂「ぴゅ~……」

あかり「軽巡も結構年齢差が激しいような気がするよぉ。神通さんは大人っぽいのに、酒匂さんは子供みたい」

酒匂「ぴゃっ?」

あかり「あっ、起こしちゃいましたか?」

酒匂「司令~? 今何時~?」

あかり「もうすぐ晩ごはんの時間ですよぉ」

酒匂「もうそんな時間か~ふわぁ」

あかり「寝不足ですか?」

酒匂「ん~ん、別にそんなことないよ。お昼寝してただけ」

あかり「すごく長いお昼寝ですね」

酒匂「これからなにしようかなぁってお布団の中で考えてたら、いつの間にか寝ちゃってたんだよ」

あかり「それはお昼寝なんでしょうか」

酒匂「こんなに寝てたら夜眠れなくなるよ。川内さんに付き合って酒匂も夜戦~って言ってようなかなぁ」

あかり「自分が寝られないからって人が寝るの邪魔しちゃだめですよぉ」

酒匂「だよね~夕飯まで時間あるし何かしよっか」

↓1

1 長門のところへ行く
2 姉妹の話
3 好きなものの話
4 その他自由に

あかり「酒匂さんにもお姉ちゃんがいるんでしたね。矢矧さんでしたっけ」

酒匂「いるよ~酒匂は阿賀野型だから矢矧ちゃんの上にあと2人」

あかり「どんな人なんでしょうか」

酒匂「ちょっと待ってね写真持ってるから見せたげる」

あかり「さっきもビスマルクさんに他のドイツの艦娘さんの写真を見せてもらってたんですよぉ」

酒匂「ドイツの艦娘? ん~、ドイツの艦には誰か知り合いがいたような?」

あかり「そうなんですか?」

酒匂「あれ? よく覚えてないや。まあ今はいいよね、あったあった。はい」

あかり「これが阿賀野型の艦娘さんですかぁ」

酒匂「そうだよ。これが阿賀野ちゃんで、こっちが能代ちゃん。それで、これが矢矧ちゃん。番号はこの順番だよ」

あかり「阿賀野さんに能代さんに矢矧さん」

酒匂「みんな可愛いでしょ?」

あかり「そうですね、みんな綺麗ですよぉ」

酒匂「あとおっぱいおっきい」

あかり「あっ、それは自分で言うんですね」

酒匂「ぴゃあ? 何か問題が?」

あかり「いえ、気にしてないんだなって」

酒匂「気にする必要ないもん。別に何か困るわけじゃないし。そりゃあ、ちょっとは仲間はずれ気分はあるけど」

あかり「でも服装はみんな同じですよぉ」

酒匂「だね~」

あかり「みんなノースリーブで、おへそが出てるのはわざとなんでしょうか?」

酒匂「そこは作ってくれた妖精に聞くしかないね。そういうファッションなのかなって思うけど」

あかり「最近寒くなりましたしお腹を冷やして壊さないように気をつけてくださいね」

酒匂「私だって艦娘だよ、南極に置き去りにされたって壊したりしないよ!」

あかり「それくらい頑丈だから出てても大丈夫という判断なんでしょうか」

酒匂「そうだね、酒匂は頑丈だから砲弾がおへそに直撃してもぴゃって跳ね返せちゃう!」

あかり「あははは、まあ雲龍さんとかもっと心配になる格好してる人もいますし、みんなが頑丈なのはこの眼で見てますからね」

酒匂「司令はこういう格好しないの?」

あかり「また風邪ひいてみんなに迷惑かけたくありませんから」

あかり「阿賀野さん達はどういう人なんでしょうか?」

酒匂「知識としてはあるんだけどね、私が竣工した頃にはもう阿賀野ちゃんと能代ちゃんは沈んでたんだ」

あかり「あっ、そうだったん、ですね」

酒匂「うん、そういうこともあるんだよね」

あかり「阿賀野さん達に会いたいですか?」

酒匂「会いたいけど、会ってなにを話せばいいのかわからないよ。一緒に戦ったわけじゃないし、そもそも私戦ってないから話し合わないかも」

あかり「それでもお姉ちゃんですよぉ。阿賀野さんは写真を見る限り戦いだ~って感じの人じゃないから大丈夫ですよぉ」

酒匂「そうかなぁ、そうだといいなぁ」

あかり「きっと大丈夫です! 酒匂さんのお姉さんなんですからみんな優しいですよぉ」

酒匂「そうだよね、ありがと司令。まあそれ以前にもう建造もできなくなったし、会う機会がなさそうだけどね」

あかり(京子ちゃんのところにはいるよね? ずっと前に言ってたし)

あかり(会わせてもらうよう頼んでみようかなぁ)

あかり「酒匂さんは阿賀野型の一番下なんですね」

酒匂「私が末っ子だね」

あかり「末期の艦って言ってましたけど、もしかして軽巡全体としてみても末っ子だったり?」

酒匂「そうだね、最後に完成したのは私だよ」

あかり「だから子供っぽいんですね」

酒匂「ぴゃあ! 子供っぽくなんかないもん!」

あかり「ええ~、子供っぽいですよぉ」

酒匂「心外だよ司令! 撤回を求めます!」

あかり「別に悪く言ってるわけじゃないですよぉ。酒匂さんは子供っぽくて可愛いなって思ってるだけです」

酒匂「子供じゃないったら~! 葛城ちゃんだって酒匂とそう変わらないんだからね!」

あかり「葛城さんは大人っぽくはないかもしれませんけど、高校生くらいのお姉さんな感じがします」

酒匂「酒匂は?」

あかり「あかりと同じくらいです」

酒匂「ぴゅ~! 酒匂の方が司令よりお姉ちゃんなの! 酒匂お姉ちゃんって呼ばなきゃだめ!」

あかり「艦娘のお姉ちゃんはもう瑞鶴さんがいますから」

酒匂「ぴゃあ~! なら酒匂の大人っぽいところ見せてお姉ちゃんって呼びたくなるようにしてあげるから!」

あかり「ふふん、あかりのお姉ちゃんはハードルが高いですよぉ?」

酒匂「そんなの簡単に超えられるよ! すぐにお姉ちゃんって呼びたくなるようにしてみせるからね司令! 覚悟しといて!」

北方棲姫「シラナイ」

あかり「他の北方棲姫ちゃんとは姉妹みたいだったらしいんだけど」

北方棲姫「ワタシハホカノヒメトアッタコトナイ。デテキテスグヤラレタ」

あかり「そっかぁ、深海棲艦さんとは交流する暇がなかったんだね」

北方棲姫「オネエチャンッテドンナノ?」

あかり「お姉ちゃんっていうのはいつも妹のことを大事に想ってくれてて、優しく包み込んでくれるような人のことだよぉ」

北方棲姫「アカリ?」

あかり「あかりがどうかした?」

北方棲姫「ソレガオネエチャンナラ、アカリガワタシノオネエチャン?」

あかり「ほっぽちゃん! そうだよぉ、あかりがほっぽちゃんのお姉ちゃんだよぉ!」

北方棲姫「アカリオネエチャン」

あかり「うん、あかりお姉ちゃんだよぉ」

北方棲姫「ンー、シックリコナイ。ヤッパリアカリハオネエチャンジャナイ?」

あかり「え、ええっ! お姉ちゃんだよぉ!」

北方棲姫「オネエチャンハホリュウ!」

あかり「そんなぁ、あかりも酒匂さんのこと言えないみたいだよぉ」

北方棲姫「アカリ、ヒショカンオワリ?」

あかり「もういい時間だからね。終わりにしよっか」

北方棲姫「ゴホウビ!」

あかり「うん、がんばってくれたかごほうびだよぉ」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 明日一度交流する
3 マッサージする
4 お菓子をあげる

あかり「なにがいい?」

北方棲姫「ダッコ!」

あかり「抱っこしてほしいの?」

北方棲姫「ウン」

あかり「お安いごようだよぉ。はい、おいで」

北方棲姫「アカリー!」ダキッ

あかり「わっと、ほっぽちゃん勢いが激しいよぉ。危うく椅子から落ちちゃうところだった」

北方棲姫「アカリー」ギュッ

あかり「ふふっ、今日はお疲れ様だよぉほっぽちゃん」ナデナデ

北方棲姫「ツカレテナイヨ?」

あかり「疲れてなくても今日はよくがんばったねっていう意味で言う言葉なんだよぉ」

北方棲姫「ソレナラ、アカリモオツカレサマ!」

あかり「あかりもあんまり疲れてないけどね」

北方棲姫「ンーンーンー」

あかり「ほっぽちゃんご機嫌だね」

北方棲姫「アカリニダッコサレテルトキブンガイイ」

あかり「あかりもほっぽちゃんを抱っこしてると気分がいいよぉ」

北方棲姫「ズットダッコシテル?」

あかり「それはさすがにあかりの腕がもたないかなぁ。できるならいいんだけどね」

北方棲姫「ワタシハアカリヲズットダッコデキルノニ」

あかり「ほっぽちゃんは力持ちだもんねぇ」ナデナデ

北方棲姫「イツモツツミコメルカラ、ワタシガアカリノオネエチャン!」

あかり「包み込めるのは物理的にじゃなくて精神的にだよぉ」

北方棲姫「セイシンテキニツツミコム?」

あかり「この人といると守られてるなぁっていう感じがする人だよぉ」

北方棲姫「ワタシアカリノコトマモッタ!」

あかり「たくさん守ってくれたよね。でもほっぽちゃんの強さは包み込んでくれるっていうよりは、悪い人をこらしめてくれる感じだよぉ」

北方棲姫「ツツミコメテナイ?」

あかり「包み込まれる感じじゃないけど、強くてカッコいいのもお姉ちゃんっぽいって言えるのかもね」

北方棲姫「ヤッパリワタシガオネエチャン!」

あかり「あかりのお姉ちゃんは包み込んでくれる人だから、あかりにとってのお姉ちゃんはそっちなの」

北方棲姫「ムー」

あかり「あかりはほっぽちゃんがお姉ちゃんじゃないって思ってても、ほっぽちゃんのこと妹だって思ってるよぉ」

北方棲姫「ワタシガイモウト」

あかり「妹って言うよりも友達っていう気持ちの方が大きいかもしれないけどね」ナデナデ

北方棲姫「トモダチ」

あかり「妹みたいな友達だよぉ」

北方棲姫「ナラワタシニトッテノアカリハ、オネエチャンミタイナトモダチ?」

あかり「そう思ってくれてる?」

北方棲姫「……ワカラン!」

あかり「あははは、難しいよねそういうのは。それでも大事に想ってくれてるなら、あかりはそれで満足だよぉ」ナデナデ

北方棲姫「オネエチャンジャナクテモダイジ!」

あかり「ありがとうほっぽちゃん」ナデナデ

北方棲姫「ンー……」ギュッ

あかり「はい、そろそろおしまいだよぉ」

北方棲姫「モウ?」

あかり「結構な時間が経ってると思うよぉ」

北方棲姫「モットヤッテ、オネエチャン!」

あかり「お姉ちゃん! わかったよぉ……って、そういうときだけお姉ちゃんって言ってもだめ!」

北方棲姫「チェッ」

あかり「もぉ、お姉ちゃんを悪用しないの!」

北方棲姫「ゴホウビオワッタラナニスル?」

あかり「明日の秘書艦を決めて終わりだよぉ」

北方棲姫「ヒショカン、ダレニスル?」

↓1 明日の秘書艦(>>410の北方棲姫以外の☆のついてない艦娘)

あかり「駆逐棲姫ちゃんにお願いするよぉ」

北方棲姫「クチクセイキ、ワカッタ!」

あかり「それじゃほっぽちゃん、おやすみ」

北方棲姫「オヤスミアカリ!」

あかり「お姉ちゃんらしいことであかりを想像してくれたってことは、少しはお姉ちゃんらしく見えてるってことだよね?」

あかり「どこが足りないのかなぁ。やっぱり身長? おっぱい? それはどうにもできないよぉ」

あかり「とにかく、お姉ちゃんだって思ってもらえるようがんばるよぉ。島風ちゃんのお姉ちゃんにもなったんだから!」

あかり「えっと、これからは。あっ、今日はまだお風呂入ってなかったよぉ」

あかり「ちゃんと身体を洗わないとね。お風呂行って来ようっと」

あかり「お風呂誰かいるかなぁ」

千歳「あら提督」

あかり「千歳さん」

千歳「今日は遅いんですね」

あかり「お風呂はいるの忘れて寝ちゃうところでしたよぉ」

千歳「それはいけませんね。女の子なのですから毎日ちゃんと入らなくては」

あかり「たぶん朝起きて入ってないのを思い出したら朝風呂しますよぉ」

千歳「朝風呂もいいですね。ゆっくりぬる目のお湯に浸かって眠気を覚ましていく感覚が」

あかり「熱いお湯被ったり、水かけたりはしないんですか?」

千歳「寝起きにそんなことしたら身体に負担をかけます。寝起きじゃなくてもですが、朝一であまり激しいことは禁物ですよ」

あかり「朝はゆっくりですね」

千歳「ゆっくりできる時間があるのはいいことです」

千歳「それにしてもちょうどいいところに来ましたね提督」

あかり「何かあるんですか?」

千歳「今日は高速修復材風呂が使える日です」

あかり「高いからたまにしか使わないようにってことでしたね」

千歳「一緒に入りましょう」

あかり「本当にあかりも入れるんですよね?」

千歳「あの妖精が作ったんですよ?」

あかり「それは逆に心配になりますよぉ」

千歳「それに提督は手ですくってかけたりしたこともあるそうじゃないですか」

あかり「あぁ、そういえば」

千歳「なら大丈夫ですよ。さあ行きましょう」

あかり「ちょっと不安ですけど興味がありますよぉ」

あかり「これが戦ってるときにあればすごく便利だったでしょうね」

千歳「戦いが終わって需要が減ったから造れるようになったんですよ」

あかり「綺麗な色してますよね。飲むのは身体によくなさそうですけど」

千歳「浸かって楽しむものですので。入りましょう」

あかり「うぅ、ちょっと尻込みしちゃいます」

千歳「お尻がどうかしましたか?」ナデナデ

あかり「ひゃああっ!」バシャ

千歳「早く入らないと体が冷えてしまいますからね」

あかり「だからってお尻なでるのはやめてくださいっ!」

千歳「お詫びに私のお尻をなでていいですよ」

あかり「なでませんよぉ! もぉ、入る前から体が温まっちゃいました」

千歳(さて、高速修復材の隠された効果は提督にも効くんでしょうか?)

今回はここまでです

高速修復材はアニメでもなんかそれっぽい描写されてましたよね
入浴剤(微妙に違いますけど)でそれっぽい効果が出るというネタはなんとなく某RPGを思い出します

開始します

あかり「普通のお風呂とあんまり変わりませんね」

千歳「そうですか? いつもより身体がぽかぽかしてきたりしてません?」

あかり「あかりはあんまり。千歳さんはそうなんですか?」

千歳「え、ええ、ぽかぽかというかうずうずというか、そんな感じで」

あかり「うずうず?」

千歳(人間には効かないというの? それじゃあ無理して作ってもらった意味がないじゃないですか)

千歳(私だけこんなに昂ぶっても静めるのに苦労するだけなのに!)

あかり「これであかりの傷も治ればいいんですけどね~」

千歳「ど、どこか、お怪我をなさっているんですか?」

あかり「いえ、してたときの話ですよぉ。強いて言えば喉がちょっぴり痛いくらいです」

千歳「喉、ですか?」

あかり「お昼に激カララーメンを食べてしまって。いえ、元々は激カラじゃなかったんですけど」

千歳「で、では、飲んでみてはいかがでしょうか? 少量なら継ぎ足せるようにできていますし」

あかり「ええっ、さっき飲むのは身体によくなさそうって言いましたよぉ」

千歳「りょ、良薬口に苦し、ですよ。見た目や味が悪くても、効果のほどは、その目で見て知ってるはずです」

あかり「知ってるからこそちょっと怖いんですけど。というか千歳さん大丈夫ですか? 顔赤くなってますけど」

千歳「ぽかぽか、してますので」

あかり「のぼせないように気をつけてくださいね。喉の痛み長引いたらいやですし、ちょっと飲んでみようかなぁ」

千歳(これで効かなかったらもう諦めるしかない。どうか、効いてくださいっ!)

千歳「ふぅ、はぁ……」

千歳(提督の様子は……?)

あかり「はぁはぁ……あれ? あかりもなんかぽかぽかしてきましたよぉ」

千歳(効いてるっ!)

千歳「提督、喉の調子はどうですか?」スッ

あかり「ふあっ……!」ビクッ

千歳「ふふっ、まだ痛いんですか提督? 少しさすってあげましょうか」

あかり「あっ、あっ……」

千歳「どうしたんですか提督、そんな声を上げて」

あかり「わ、わかんな、ぁっ、や、あぁっ……」

千歳「やめてほしいですか提督?」

あかり「やっ、んんっ……!」

千歳「やめてほしくないみたいなので続けますね」ナデナデ

あかり「うぁぁっ……!」

あかり(なに? 首のとこなでられてるだけ、だよね? なんでこんな声が出ちゃうくらい、気持ちいい、の……・?)

あかり「はぁ、へぇぁ……」

千歳「はぁ、はぁぁ、提督……」ナデナデ

あかり「ち、とゅ、ちゅ、と、千歳、さん……もう、離して……!」

千歳「もういいんですか?」

あかり「これ以上されたら、あかり……」

千歳「それはしてもらいたいって、言ってるように聞こえますよ?」

あかり「と、とにかくやめてくださいっ!」

千歳「わかりました、首をなでるのはやめましょう」

あかり「はぁ……」

あかり(血行がよくなってるっていうやつなのかなぁ。それでこんなに?)

千歳「ふふっ」ダキッ

あかり「ふあっ! ち、千歳さん!?」

千歳「温まってますね、提督……」

あかり「あ、当たり前、じゃないですか、お風呂入ってるんですから」

あかり(背中に当たってる胸が、いつもよりすごく気になる……なんで、意識したらすごくドキドキする……)

千歳「はぁ……提督……」

あかり「う、ぁ……」ゾワッ

あかり(千歳さんの息が耳にかかるのも、近くで聞こえる声も全部、身体の奥まで響いてるみたい、で)

千歳「んっ」カプッ

あかり「ひあぁっ……! 千歳さん、なんであかりの耳、おいしくないですよぉ……」

千歳「んぐむんむ……」

あかり「あぁぁっ! もぐもぐ、しちゃ、だめ……」

千歳「ふぁぅ、すいません、柔らかそうだったので、つい」

あかり「はぁ、はぁ……千歳さん……」

千歳「提督、個室の方、行きましょうか」

あかり「ふぅ、ふぅ……」

あかり(高速修復材のお湯から出ても、ドキドキするのが収まらないよぉ)

千歳「それでは、もう一度、私の膝の上に来てもらいましょう」ダキッ

あかり「あっ……」

千歳「提督、さっきから様子が変ですね」

あかり「なんだか、体が熱くて……」

千歳「熱いだけですかぁ、んっ……」ムニュ

あかり「あ、ふ……ちがっ、なんだか、変な感じ、で、すごく、敏感になってるみたいで」

千歳「敏感ですかぁ……? では、今、んぅっ、私の胸の感触、あっん、敏感に感じて、るんですね?」

あかり「はぁぅ、い……いつもより、すごく気になり、ます」

千歳「どう、気になるんですかぁ……」ムニィ

あかり「あぁっ、気持ちいいんですよぉ……千歳さんの、おっぱいとか、声、とか、なでられるのも、あまがみされるのも、全部……」

千歳「うれしいです、提督……私も気持ちいいですよ、提督で、こうするのぉんっ……!」グニグニ

あかり「ひゃあぁぁっ……!」

千歳「はぁん、くぅ……その声も、です、もっと聞かせて……」

あかり「うんぅぅ……!」

千歳「はぁはぁ、はぁ……提督」

あかり「な、んですか、ちとせ、さん」

千歳「人間には、刺激を受けると、気持ちいいと感じる場所が、いくつかあるんです」

千歳「胸とか、お尻とか、提督でも、よく知ってるところはあると思います」

あかり「それ、が?」

千歳「でも、他にももっとたくさんあるんですよ、敏感なところ、というのは」

あかり「もっと、たくさん……?」

千歳「例えば先ほどなでた、首筋……」スッ

あかり「はぁぁん……!」

千歳「お腹、おへそや、脇なんかもそうです……それに、唇」プニプニ

あかり「はぅぁ……」

千歳「舌や、指先も場合によってはありえますね」

あかり「ほんとうに、いっぱい、あるんですね……」

千歳「今上げたのは、よくある候補ですね。人によっては、脇は敏感じゃない人もいますし、肩の辺りが、いいという人もいるでしょう」

あかり「個人差が、あるんですね……」

千歳「はい。ですがね、提督。人によっては感じないところも、ずっと弄ってあげていたら、次第に感じるようになってくるんです……」

千歳「それを、開発する、というそうです」

あかり「開発……?」

千歳「開発も艦娘の仕事、ですからね……提督の身体、開発しちゃいます」

あかり「か、開発するのは、あかりの身体じゃなくてぇっ……!」

千歳「おへそは、どうですかぁ……?」

あかり「んあぁぁっ……!」ビクッ

千歳「いきなり、当たりを引いてしまいましたか?」

あかり「おへそ、おへそは、だめ、なんですっ……」

千歳「ふふっ、ではまた首筋に」カプッ

あかり「あぁっ……!?」

千歳「ん~……」

あかり「あっ、がぁ、おへそ、やめ、てな……いぁぁっ!」

千歳「んふふ……」

あかり「はぅぅん……! へぁぁっ」

千歳「あらあら、次は舌を開発してほしいみたいですね」

あかり「ち、が、うむっ……」

千歳「はむっ……」

あかり「ん、ぐぅ……」ピクピク

あかり(涙、出るの、苦しい、から? 気持ちいい、わかん、ない……)

あかり「へぁぁ……はぁ……」

千歳「いい顔になって来ましたね、提督」

あかり「そんな、こと、いわ、ないで」

千歳「だって、本当のことですよ。とても、可愛らしい、顔です」

あかり「そんなこと……」

千歳「提督?」

あかり「そん、な……」

あかり(あぁ、意識が遠くなっていく、よぉ……)ガクッ



あかり「……んっ?」

千歳「気がつきましたか提督?」

あかり「千歳さん? ここは?」

千歳「私の部屋です。お加減はいかがですか?」パタパタ

あかり「お加減……あかり、なにして……あっ!」

あかり「千歳さんっ!」

千歳「申し訳ありませんでした! 提督がのぼせない程度に収めようと思っていたんですが、我を忘れてしまいました!」

あかり「なにがのぼせない程度ですか! あんなことされたら、お風呂じゃなくてものぼせちゃいますよぉ!」

千歳「すいません、私も提督と同じ状態でして!」

あかり「もしかして、高速修復材のせいですか?」

千歳「え、ええっと……」

あかり「知らなかったわけないですよね? 同じ状態になるってわかってましたよね?」

千歳「うっ……」

あかり「千歳さんが造ってって頼んだんですよね?」

千歳「わ、私が頼みました……」

あかり「あかりを入れるために?」

千歳「それは……はい」

あかり「……」

千歳「……怒ってます?」

あかり「怒ってます」

千歳「で、ですよね」

あかり「あかりは、千歳さんが本当にそういうことしたいって思ってるなら、受け入れますよぉ」

千歳「えっ?」

あかり「千歳さんが望んでるなら、わざわざ高速修復材のお風呂に入れなくてもいいって言ってるんです!」

千歳「え、ええっ!?」

あかり「それなのにわざわざ妖精さんの手をわずらわせるようなことをして、そういうのはいけませんよぉ! わかりましたか?」

千歳「は、はぁ、わかりました」

あかり「わかればいいんです!」

千歳「あの……」

あかり「なんですか?」

千歳「提督は、そういうのはいやだったのでは?」

あかり「いやというか、はずかしいのは今も変わりませんよぉ」

千歳「ではどうして?」

あかり「あかりも変わったんですよぉ。あかりを好きで、あかりが好きな人達の気持ちに応えてあげようって思ったんです」

千歳「提督……」

あかり「えへへ、そう決心したのはつい最近なんですけどね。お風呂ができた後ですよぉ。すいません」

千歳「いいえ、いいんです。確かに些か卑怯ですものね。高速修復材を使ってその気にさせるのは」

千歳「それでは改めて、提督。今度は私の身体を開発してください」

あかり「いやです」

千歳「ええっ!?」

あかり「今日はもう疲れたので寝ますよぉ」

千歳「言ってることが違いませんか提督!?」

あかり「悪いことをしたら罰を与えなきゃいけませんからね。今日はもう終わりです」

千歳「そんな、私まだ余韻が! 提督もなったならわかるでしょう?」

あかり「自分でどうにかしてください」

千歳「自分の首筋には噛みつけませんから~! 提督~!」

あかり「い、や、で、す!」

千歳(おかしなものですね、出合ったときは私が怒っている側だったのに)

千歳(失望していたはずなのに、今ではもうすっかり……)

千歳(開発されつくしてしまっていますね提督。私の心、あなたに)

今回はここまでです

初期好感度が低いほど後々の好感度が高くなる
これも作用反作用の法則の一例でしょうか

開始します

駆逐棲姫「おはようあかり」

あかり「おはよう駆逐棲姫ちゃん。もう喉治った?」

駆逐棲姫「一日も経てば」

あかり「そうだよね、あかりももう治ったよぉ」

駆逐棲姫「よかった」

あかり「よかったよかった」

駆逐棲姫「今日のお昼は刺激の少ないものがいい」

あかり「今日は大和さんだから辛すぎたりすることはないはずだよぉ」

駆逐棲姫「量が刺激強そう」

あかり「お昼はそんなにでもないよぉ。夜は刺激強いかもしれないけど」

駆逐棲姫「卑猥」

あかり「変な意味じゃないからね!?」

あかり「さてと、今日はなにをしようかなぁ」

駆逐棲姫「最初は遠征をどうするか決めるって聞いた」

あかり「遠征ねぇ、もういいかなぁって」

駆逐棲姫「もういい?」

あかり「うん。それよりもみんなにはゆっくりとこれからのこと考えてもらいたいよぉ」

駆逐棲姫「これからのこと……」

あかり「みんな色んな考えがあると思うから。整理を付けてもらいたいんだよぉ」

あかり「一応同じ日本でみんなの歴史もある世界だけど、やっぱり別の世界だから」

駆逐棲姫「微妙な気持ちになることもある」

あかり「あかりはみんなの気持ちの整理のお手伝いをするよぉ。お話してるだけでもきっと楽になると思うからね」

駆逐棲姫「それは、たぶんあかりにしかできないこと」

あかり「あかりは提督だからね。もう仕事がなくても最後までがんばるよぉ」

駆逐棲姫「がんばれ」

あかり「うん、がんばる! さてと、それじゃあどうしようかなぁ?」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の朝潮、ビスマルク以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「先ずは身近なところから攻めるよぉ」

駆逐棲姫「攻められてる?」

あかり「気づかないうちに攻められてるんだよぉ」

駆逐棲姫「あかりは隠密性が高い」

あかり「昔のあかりはそうだったけど今は違うよぉ!」

駆逐棲姫「昔のあかりは一体なんだったの?」

あかり「主人公だよぉ! それは今もだけど!」

駆逐棲姫「は?」

あかり「だから、主役の赤座あかりだよぉ」

駆逐棲姫「あかりの冗談は笑いどころがわからない」

あかり「冗談じゃないのに」

駆逐棲姫「それよりも今回はどこから攻めるの?」

↓1

1 義足のこと
2 夕立のこと
3 名前のこと
4 その他自由に

あかり「じゃあ名前のことから攻めていくよぉ」

駆逐棲姫「名前?」

あかり「駆逐棲姫ちゃんにも名前を付けてあげるよぉ」

駆逐棲姫「も?」

あかり「ほっぽちゃんにも名前を付けてるでしょ? ほっぽちゃんって」

駆逐棲姫「あだ名で呼んでるのかと思った」

あかり「違うよぉ! ほっぽちゃんはほっぽっていう名前なの」

駆逐棲姫「今流行の」

あかり「キラキラネームじゃないよぉ! 可愛いでしょ?」

駆逐棲姫「意味を考えずに語感が可愛いから名づけるのもそうだって聞いた」

あかり「い、意味はあるよぉ! こう、ほっぽ~って感じで」

駆逐棲姫「意味がわからない」

あかり「うぅ、だって元々北方棲姫ちゃんだったし」

駆逐棲姫「もじって付けたなら、それはもじったっていう意味がある」

あかり「なるほど!」

駆逐棲姫「それより私の名前」

あかり「そうだね、駆逐棲姫ちゃんの名前。どんなのがいいかなぁ」

↓1

1 わるさめ
2 みはる(深海棲艦の春雨という意味で深春)
3 ひめ
4 その他自由に

駆逐棲姫「わるさめ」

あかり「わるさめ? ってどこから来たの?」

駆逐棲姫「悪い春雨だからわるさめ」

あかり「悪い春雨って、そんな」

駆逐棲姫「今がどうであれ、私が人間の敵だったことに変わりはない」

駆逐棲姫「それはずっと覚えておかなきゃいけないこと。あかりの世界に行ってもずっと」

あかり「駆逐棲姫ちゃん……」

駆逐棲姫「自分を戒めるためにも、私はこの名前を名乗ることにする」

あかり「本当にいいの?」

駆逐棲姫「いい。私はわるさめ」

あかり「それだけの覚悟があるなら、あかりも応えてあげないとね」

あかり「改めてこれからもよろしくねわるさめちゃん!」

あかり「自分が『春雨』だってことは認められたんだね」

駆逐棲姫「おかげさまで」

あかり「あかりは何もしてないよぉ」

駆逐棲姫「あかりが春雨と一緒に連れまわしてくれたから認められた」

駆逐棲姫「私と春雨は同じところもあるし違うところもある。私にも個性はあるってわかったから」

あかり「誰だってそうだよぉ。同じ記憶を持って生まれてきてる叢雲ちゃん達だって、全員それぞれで違うところがある」

あかり「春雨ちゃんとわるさめちゃんだって、同じ『春雨』でもそれぞれ違うんだよぉ」

駆逐棲姫「そうらしい」

あかり「だったら春雨って名前につけなくてもよかったかもね」

駆逐棲姫「同じところもあると言った。私は『春雨』だよ。それも忘れないようにしないといけないこと」

あかり「そうだね、名前がわるじゃちょっとね」

駆逐棲姫「役所に出したら問題になる」

あかり「だったらはるちゃんの方がよかったね」

駆逐棲姫「わるの要素がなくなった」

あかり「ええっとじゃあ、わる、はる、わる。あれ、結局わるになったよぉ」

駆逐棲姫「ふっ、私はわるさめだってば。そう決まった」

あかり「そうだね、一度決まった名前を変えると混乱するから」

駆逐棲姫「あかり、忘れないでね。わるさめだから」

あかり「忘れないよぉ。わるさめ、わるさめ」

駆逐棲姫「この名前も結構キラキラっぽくなっちゃった、かな」

駆逐棲姫「わるさめ、私の名前。ふふっ」

あかり(名前が決まったことがうれしいのかな?)

あかり(悪いとか本当なら付けてほしくなかったけど、わるさめちゃん本人が決めたことだもんね)

あかり(辛くなっちゃったときはあかりが側についててあげられるようにしなきゃ!)

駆逐棲姫「あかり、そろそろ他を攻めに行く?」

あかり「あっ、うん。もうこんな時間だし次はなにをするか決めよう」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の朝潮、ビスマルク、駆逐棲姫以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は秋月と交流するところからはじめます

もう気づけばこんな時期です
まさかこのSSを書いてる間にまた子日を迎えそうにになるとは思わなかったですね

開始します

秋月「ぐっ、逆鱗が出なかった……」

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

秋月「長10cm砲ちゃんは出たの? ずるい! そうだ、まだしっぽ剥ぎ取ってなかった!」

あかり「いつの間にか長10cm砲ちゃん達分まで本体が増えてる」

秋月「オンラインプレイの方がいい素材が出ますからね」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ~」

あかり「長10cm砲ちゃんも楽しんでるならいいんだけどね」

秋月「うぅ、報酬にもない。物欲センサーが……」

長10cm砲ちゃん「きゅ~?」

秋月「もう一回行くのは司令の相手をしてからだよ」

あかり「忙しいならあかりは出直すよぉ」

秋月「ああ待って! 司令の方が優先順位が高いんです!」

あかり「そっか、じゃあ何しようか?」

↓1

1 長10cm砲ちゃんと戯れる
2 恋愛ゲームで学んだ恋愛術を試す話
3 身体を動かして遊ぼうという話
4 その他自由に

あかり「長10cm砲ちゃんは器用だね。この手でゲームできるんだもん」ギュッ

長10cm砲ちゃん(右)「きゅ~? きゅ~!」ブンブン

あかり「ん? えへへ、あかりの腕はそう簡単に動かせないよぉ」

長10cm砲ちゃん(右)「ぎゅ~!」ググッ

あかり「わ、ちょ、微妙に浮き上がってる!?」

秋月「こら! 危ないから降ろしなさい!」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅ~」

あかり「びっくりしたよぉ。意外に力持ちなんだね」

秋月「それはまあかなり重たいですし」

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ~」トントン

あかり「なあに? あなたも握手したいの? はい」ギュッ

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」ブンブン

あかり「ふふっ、握手するとき腕を振るのって何でだろうね?」ブンブン

秋月「よくわかりませんが感情がこもってる感じが出るんじゃないでしょうか」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅ~!」スッ

あかり「もう一回? 今度は持ち上げたらだめだよぉ」ギュッ

長10cm砲ちゃん(右)「きゅ!」ブンブン

あかり「ほら、秋月ちゃんも」

秋月「私もするんですか?」

あかり「秋月ちゃんが長10cm砲ちゃん達と手を繋げば輪になるよぉ」

秋月「だ、だから?」

あかり「繋がってる感が出るんだよぉ!」

長10cm砲ちゃん『きゅっきゅっきゅ~』スッ

秋月「まあいいですけど」ギュッ

あかり「これでみんな繋がったよぉ!」

長10cm砲ちゃん『きゅ~!』

秋月(なんだかわかりませんが司令が楽しそうなので良しとしましょう)

あかり「こんなに可愛いのに抱っこできないなんてね。生殺しだよぉ」

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ~きゅ」

秋月「要するに重さを感じなければいいんですよね?」

あかり「何か方法あるの?」

秋月「方法といいますか、胡坐をかいて足の間に挟めばいいんじゃないでしょうか?」

あかり「そっかぁ、それならあかりの上には乗らないから重くないね」

あかり「ちょっと広めに開けて、おいで長10cm砲ちゃん」

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ~!」

あかり「いらっしゃい~」ナデナデ

長10cm砲ちゃん(左)「きゅふ~……」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅうきゅう~!」ピョンピョン

あかり「さすがに2人は無理だからちょっと我慢しててね。う~ん、これも抱っこしてる感じはあるけど、やっぱり胸のところまで抱き寄せたくなるよぉ」

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ」ドスッ

あかり「ぐふっ! もたれ掛かられるとさすがに重いよぉ。もうちょっと大きければ抱きつけるんだけどね~」

秋月「私くらいあれば大丈夫ですよね?」

あかり「それは大丈夫だよぉ。秋月ちゃんあかりより身長大きいし、むしろあかりが抱かれる側だよぉ」

秋月「なら私が後ろから司令を抱きしめますので!」ダキッ

あかり「んふふっ、また変なふうに繋がったよぉ」

長10cm砲ちゃん(左)「きゅう~……」

長10cm砲ちゃん(右)「きゅう~!」ピョンピョン

あかり「あっ、ごめんね。交代だよぉ」

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ~う」プイッ

あかり「もぉ、だめだよ順番は守らなきゃ。よいっしょ! ぐぬぬ、持ち上げられない……」

秋月「ほら、こっちに来なさい」グイッ

長10cm砲ちゃん(左)「きゅ~!」パタパタ

長10cm砲ちゃん(右)「きゅう~!」ピョン

あかり「わあっ! 飛び込んできたら危ないよぉ」

秋月「司令の足の上に落ちたら骨折するところじゃない! 気をつけなさい!」コンコン

長10cm砲ちゃん(右)「きゅっ!」

あかり「なんか秋月ちゃんが後ろから長10cm砲ちゃん達に触ってるから、腕が四本になったみたいだよぉ」

秋月「司令の腕ではこの子達を動かせませんし、少し違いますが二人羽織みたいですね」

あかり「そうだね。かくし芸大会のために練習する?」

秋月「えっ、司令と二人羽織するのはやぶさかではありませんが、かくし芸大会はちょっと」

あかり「じゃあどんなかくし芸するの?」

秋月「ええっ? ええっと、代えの砲塔でジャグリングです!」

あかり「わぁ~、すごい。ジャグリングこんなに近くで見たのはじめてだよぉ」

秋月(必然的に司令の肩に頭を乗せる形になってる! 傍目から見たらとても仲睦まじく見えますよね!)

秋月(だから、絶対これ落とさないようにしないとね。普通に怪我しますからね)

秋月(うぐぐ、せっかく司令にこんなに密着できてるのに集中が切れない。くぅ、なんでこう私はやることが裏目に出ちゃうんだろう、はぁ……)

あかり(い、いつまでジャグリングしてるのかな? そろそろ止めてくれないとあかりの足が不安だよぉ!)

あかり「明石さんか妖精さんに軽量化できないか頼んでみよっか」

秋月「もう戦闘もありませんしその方が安全かもしれませんね」

長10cm砲ちゃん「きゅ~?」

あかり「軽くなったら今度はちゃんと抱っこしてあげるからね」ナデナデ

長10cm砲ちゃん「きゅ~!」

秋月「私も今度はジャグリングなしでちゃんと抱っこしますから!」

あかり「え? うん、、よろしく? さてと、それじゃこれからはどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の朝潮、ビスマルク、駆逐棲姫、秋月以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

天龍「名前的に龍は外せねぇよな。天龍斬ってのも字面はカッコいいがさすがにそのまんますぎるか」

天龍「なんとか天龍斬にしたらいけるか? 斬空天龍斬とか。いや斬が二つ入ってちゃちと間抜けか?」

あかり「なにか悩み事ですか?」

天龍「あぁ、ちょっと必殺技の名前を……って、提督!? 何でここにいるんだよ!?」

あかり「天龍さんに会いに来たんですけど」

天龍「なんだってこう間の悪いときに!」

あかり「必殺技の名前自分で考えてるんですね」

天龍「お、おう! なんたってオレの剣は我流だからな! オレが開祖なんだから技名はオレが付けるしかねぇんだよ!」

天龍「だ、だからあれだ、別にカッコつけようとかそういうわけじゃないんだってことはあれで……」

あかり「最後の方よく聞こえませんでしたよぉ」

天龍「う、うるせぇ! とにかく、会いに来たってんなら相手してやる! かかってこい!」

あかり「いや、まだ剣の訓練するとは言ってないんですけど」

↓1

1 また剣の勝負をする
2 平和な世界でなにをしたいかという話
3 日々の訓練の疲れを癒そうという話
4 その他自由に

あかり「技の開発から名前付けまで全部1人でやってるなら相当大変ですよね?」

天龍「まあな。オレにとっちゃ朝飯前だが普通なら1つ作るだけでも年単位の時間がかかるだろうな」

あかり「すごく疲れてません?」

天龍「だからオレにとっちゃ朝飯前だっての」

あかり「さすがですね天龍さん。あかりが疲れを癒してあげようかなって思いましたけど、必要ないですね」

天龍「ぐおっ! 急に今までの疲れが一気に襲ってきやがった!」

あかり「ええっ!? 大丈夫ですか?」

天龍「あ、あぁ、だがこれじゃ必殺技の開発はできねぇな……」

あかり「無理をするからですよぉ。しばらくは休みましょう」

天龍「こういうのは一日休む三日分は腕が衰えちまうもんなんだよ」

あかり「そんなこと言ったって……あっ、大和さんに疲れが取れる料理を作ってもらいます」

天龍「癒せよ!」

あかり「はい?」

天龍「あ、いや、大和に頼むいいけど、先ずはお前が癒してくれよ。そうするつもりだったんだろ?」

あかり「そうですね、最初にあかりが癒してしまえば大和さんに頼む必要ないですもんね!」

天龍(くそっ、結局こう言うなら変な演技しなきゃよかった)

あかり「どうやって癒してあげましょうか?」

↓1

1 マッサージ
2 お風呂
3 睡眠
4 その他自由に

今回はここまでです
次は天龍にマッサージをするところからはじめます

来期はゆるゆりやごちうさの系譜が見当たらないんですがこれから増えるということはないですよね
寒い冬になりそうです

開始します

天龍「そ、そうだなぁ、じゃあ軽く揉んでくれ」

あかり「マッサージですか?」

天龍「ああ」

あかり「わかりました! あかりのマッサージで天龍さんの疲れを吹っ飛ばしてあげます!」

天龍「逆に疲れるだろうけどな」

あかり「なんて言ったんです?」

天龍「どれくらい腕前が上がったか楽しみだって言ったんだよ」

あかり「それはもう、秘書艦のごほうびにやることも多かったですから!」

天龍(こんなに人気になっちまって。やめろって言ってやるべきだったかなぁ)

あかり「進化したあかりのマッサージを見せてあげます!」

天龍「そうかい、お手並み拝見だな」

天龍(今更どうこう言ってもしゃあねぇか。今はただ楽しめばいいだけだな)

天龍「寝ればいいのか?」

あかり「寝たほうがやりやすいですよぉ」

天龍「万年床が役に立ったな」

あかり「お布団ちゃんと干さないとカビ生えちゃいますよぉ」

天龍「カビ生えてようが寝られりゃいいんだよ」

あかり「だめですよぉ! 終わったら干しに行きますからね!」

天龍「はいはいわかったわかった。今はカビより疲れの方を取ってくれ」

あかり「もぉ、天龍さんだって女の子なんですからそういうの気をつけたほうがいいですよぉ」

天龍「わ~ったって! 疲れ取ろうって言うのにわざわざ疲れるような説教するなよ」

あかり「したくなるようなことしてるからですよぉ」

天龍(まったく、なにこんなガキに説教されてニヤついてんだろうなオレは)

天龍(いよいよ極まってきてるみたいだぜこれは)

あかり「最初は腕からマッサージしますからねぇ」

天龍「腕もいいけどよ、腰も結構来てるんだよな」

あかり「腰ですか?」

天龍「何事にも威力をつけるには腰の動きが重要なんだよ。重心の動きがな」

あかり「なら先に腰のマッサージからしましょうか」

天龍「お、おう、やってくれ」

あかり「それじゃちょっとスカートずらしますね」

天龍「な、なんでずらすんだよ?」

あかり「直接触った方が効きますよぉ」

天龍「そ、そうか、いっそ脱いじまうか!」ヌギッ

あかり「その方が後で足のマッサージもしやすくなるかもしれませんね」

天龍「なにもねぇのかよ」

あかり「えっ?」

天龍「なんでもねぇよ」

天龍(さすがにもう下着は見慣れて来たってのか? くそっ、マセやがって!)

あかり「でもあんまり強くすると逆に痛めちゃいそうだから優しくしますね」

天龍「提督程度の力で痛めるほどやわじゃねぇよ」

あかり「今は疲れてるので弱くなってるかもしれませんよぉ」

天龍「それでもだよ。まあ提督のやりやすいようにやってくれりゃいいさ」

あかり「わかりました! じゃあ、はじめますよぉ」スッ

天龍「ひゅっ!」ピクッ

あかり「くすぐったかったですか?」

天龍「手が冷たかっただけだ!」

天龍(何だ今の声、こんな声出せたのかオレ)

あかり「疲れてるところは優しくしますよぉ」グイッ

天龍「は、ふっ……」

天龍(声抑えろ! まだはじまったばかりだぞ!)

すいません今日はどうも不調なのでキリが悪いですがここまでにします

そういうものだろうとは思ってても好きなものが受け入れられてないというのは地味にショックですね

昨日のはすごく個人的なことなのでお気になさらず

では開始します

あかり「んっ、んっ!」グイグイ

天龍「んっ、んっ……!」

天龍(腰と尻の境目くらいのとこ狙いやがって……んんっ! 今のは完全に尻にいっただろ……)

天龍(尻なんて座ってりゃ床なりにくっついてるはずなのに、なんで触られるとこんなに、あぐぅっ……!)

あかり「この辺りはまだ腰でいいでしょうか? くすぐったくないです?」

天龍「ま、ひゃ……まだ、行けるぜ……」

あかり「いえ、これ以上行ったら完全にお尻ですよぉ」

天龍「い、いいだろ、パンツの上からなら、汚くもねぇし……」

あかり「え、ええっ? お尻のマッサージしろって言ってます?」

天龍「もどかしいんだよ、そこされると、なんかむずむずしてくんだ……」

あかり「お尻かゆいんですか?」

天龍「かゆ、い、けど、さすがにお前が、見てるし、よ」

あかり「女の子なんだから気をつけろって言ったのあかりですもんね、どこがかゆいんですか?」

天龍「ぜ、全体、的に……」

あかり「全体的にって、しょうがないですねぇ」グニッ

天龍「はぁぅぅんっ……!」ビクッ

天龍(そんな、いきなりわしづかみに……!)

あかり「あんまり爪伸びてませんけど、パンツに穴は開けないように気をつけますね」カリカリ

天龍「はっふぁっ……!?」

天龍(何だ、これ、背中が泡立ってるみたいで……)

天龍「あっう、ふぁ、ん、くぅ……」

天龍(声が震えるし、我慢、できねぇ……動悸がおかしくなって、きたぞ……)

あかり「さすがにこれはくすぐったいですよね。まだかゆいですか?」

天龍「かひゅ、かゆ、ひ……」

あかり「ならもう少し我慢してくださいね~」

天龍「んんぅ……!」ブルッ

天龍(息が、上手く吐けない。息苦しいのに、この確かに伝わる感触は……)

天龍(うぅ、変な責められ方に、目覚めそう、だ……)

天龍「かはっ……はぁ、はぁ……」

あかり「そんなに苦しかったなら言ってくれればよかったのに」

天龍「気持ちいいのが、ずっと続くのも、苦しいもんなんだよ……」

あかり「そういうものなんですか?」

天龍「そういうもん、だ……」

あかり「じゃあ気持ちいいのも苦しくなる前にやめた方がいいんですね」

天龍「そういうわけでもなくて……」

あかり「どういうわけなんですか?」

天龍「いや、さすがにお前にはまだ早いよ」

あかり「またそういうこと言ってあかりを子供扱いするんですから!」

天龍「子供だろ、実際」

あかり「子供ですけどぉ」

天龍(けど中一なら今時もう知ってるのか? 逆にそういう盛りなんじゃねぇのか?)

天龍(むしろ教えてやらないといけないんじゃ。そうだよな、オレ達がそういう気分にさせちまってるんだし、ここらで一回発散させとかないとな)

天龍(ってバカかオレは! 落ち着け! オレが発散したいだけだろ! まだだめだこいつにはそういうことを教えるのはまだ)

天龍(でも、だからこそ、オレがこの手で教えてやりたいという欲求が……ああああ! 落ち着けってんだよ!)ガンガン

あかり「天龍さん!? いきなり頭壁に打ち付けだしてどうしたんです!?」

天龍「頭に血が上っちまってたんでな。ちょっと血抜きを」

あかり「血抜きじゃないですよぉ! 怪我する前にやめてくださいっ!」

天龍ふぅ、もう十分疲れは取れた、後はちょっとゆっくりさせてくれ」

あかり「頭ぶつけるのはなしですよ」

天龍「わ~ったって。もうそろそろ飯だろ? オレは少ししてから行くから」

あかり「疲れ取れたならよかったですが。これからも修行がんばってくださいね」

天龍「ああ、じゃあな」

あかり「はい、また後で」

天龍「やれやれ、あいつにマッサージされるといつもこうだ。わかってるのに、やめられないんだよなぁ……」

あかり「駆逐棲姫ちゃんはどこか痛いところない?」

駆逐棲姫「ない」

あかり「ないかぁ、それはそれでいいことだよぉ」

駆逐棲姫「どうして?」

あかり「あったらマッサージしてあげようかなって思って」

駆逐棲姫「マッサージ、上手いって話を聞いた」

あかり「みんな気持ちいいって言ってくれるんだよぉ」

駆逐棲姫「親がマッサージ師?」

あかり「ううん。あかりの独学だよぉ」

駆逐棲姫「それはすごい。天賦の才」

あかり「みんなの疲れを癒せるような才能があってよかったよぉ」

駆逐棲姫「指揮をとるだけじゃなくて、士気を上げるのにも貢献していた。だから勝てたんだね」

あかり「えへへ、そこまで大したことはないけどね。それじゃ、これからはなにをしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の朝潮、ビスマルク、駆逐棲姫、秋月、天龍以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「今日は本腰を入れて執務をするよぉ」

駆逐棲姫「いつもは本腰を入れてないのか」

あかり「みんなの様子を見て回る合間にやってるからね。でももうそれで十分なくらい書類は減ったよぉ」

駆逐棲姫「なら本腰入れなくてもいいんじゃ」

あかり「集中してやって一気に片付けちゃうんだよぉ。そしたらみんなの様子を見るのに専念できる!」

駆逐棲姫「本当にみんなが大切なんだね」

あかり「みんな大好きだもん!」

駆逐棲姫「私も秘書艦としてサポートするから」

あかり「うん、よろしくねわるさめちゃん」

駆逐棲姫「ん、じゃあまずはこれ」

あかり「これは……」

↓1

1 施設増築の嘆願書
2 酒保充実の嘆願書
3 他の提督からの手紙
4 アイテム支給の知らせ

あかり「新しい施設を作ってほしいみたいだね」

駆逐棲姫「これ以上増築する必要ある?」

あかり「確かにもう十分色んなものあるけど、まだまだ不便に思ってる人はいるんだよぉ」

駆逐棲姫「でもここごと世界を移動できるわけじゃないでしょ?」

あかり「いっぱい作ると解体業者さんの迷惑になっちゃうかなぁ?」

駆逐棲姫「……まあいつになるかわからないし」

あかり「今は気にせず作ってもらおっか。そうしよう!」

駆逐棲姫「後を濁さず発てればいいけど、もう無理だし」

あかり「いっぱい作ってここを別の施設にしようって残してくれたらいいんだけどね」

駆逐棲姫「壊すのもったいないしね」

あかり「今のお風呂になれるとあっちに帰ったとき狭く感じちゃいそう。さてと、これはなにを作ってほしいって言ってるのかなぁ」

↓1

1 資料室
2 夜戦場
3 医務室
4 その他自由に

あかり「川内さんからだ。夜戦場? なんだろうそれ?」

駆逐棲姫「夜戦ができる場じゃない?」

あかり「そうだと思うけど、実際どういうのか想像できる?」

駆逐棲姫「よくわからない」

あかり「暗くできる訓練場みたいな感じなのかなぁ」

駆逐棲姫「今更訓練する必要はないけど」

あかり「川内さんは夜戦大好きだから。敵さんはロボットか何かで自動で動くようにした方がいいよね」

駆逐棲姫「誰も付き合ってくれなかったときのために」

あかり「後は川内さん本人に聞いて作ってもらうよぉ」

駆逐棲姫「夜は遠くから声が聞こえてくることがある」

あかり「みんなの安眠のためにも役立ってくれるといいね。特に神通さんの」

駆逐棲姫「姉妹って苦労するんだね」

あかり「あははは、それでも大切なものだよぉ」

駆逐棲姫「大切なもの、姉妹……」

あかり「ん~っ、はぁ。今ある書類は全部片付いたね」

駆逐棲姫「お疲れ」

あかり「お疲れ様だよぉ。よぉし、これで他のことに集中できるよぉ!」

駆逐棲姫「その前に少し休憩していけばいい。お茶」

あかり「あっ、ありがとう。ふぅ、温まるよぉ」

駆逐棲姫「書類にこぼさないように気をつけて」

あかり「いくらあかりでもそんなミスはしないよぉ」

駆逐棲姫「こっちに避けておく」

あかり「気にし過ぎだってば、あっ!」

駆逐棲姫「ほら、避けててよかった」

あかり「い、今のは駆逐棲姫ちゃんが避けてたのに気をとられてたからこぼしちゃったんだよぉ!」

駆逐棲姫「じゃあ戻す」

あかり「わぁっ! こぼれたお茶は戻せないから~!」

駆逐棲姫「ふっ……」

あかり「駆逐棲姫ちゃんも意外にいたずらっ子だね」

あかり(もう一回お茶淹れなおして、飲み終わったら何しようかな?)

↓1

1 艦娘との交流(>>410の朝潮、ビスマルク、駆逐棲姫、秋月、天龍以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は春雨と交流するところからはじめます

駆逐棲姫の呼び方が変わってるのを何度も忘れてすいません
呼称変更の際には毎回間違ってるような気がします

開始します

あかり「はっるさめ~ん」

春雨「は~い」

あかり「はっじまっるよ~は?」

春雨「えっ?」

あかり「ごめんこっちの話だよぉ。春雨ちゃんはちょっとごろ悪いかな」

春雨「ところでさっきのは私のあだ名でしょうか?」

あかり「ううん、ただそう呼んでみたかっただけだよぉ」

春雨「そうですか、少々語感が悪いですからあだ名には適してなかったですしね」

あかり「名前といえば、駆逐棲姫ちゃんが自分に名前をつけたんだよぉ」

春雨「へぇ、なんて名前ですか?」

あかり「わるさめだって」

春雨「わるさめ?」

あかり「悪い春雨でわるさめなんだって」

春雨「悪いって……」

あかり「あかりも悪いっていうのはって言ったけど、自分が人間の敵になったのは事実だからって」

春雨「戒めとしてその名を名乗るというわけですか。自分で選んでなったわけじゃないでしょうに」

あかり「それでもその名前がいいんだって」

春雨「責任感の強い子ですね」

あかり「だって、同じ春雨ちゃんだもん」

春雨「……ええ、そうですね。なら私ができることは同じ春雨として、その名を汚さないようにすることだけですね」

春雨「これからも司令官のお役に立てるように邁進していきますので、どうかわるさめ共々よろしくお願いします」

あかり「こちらこそだよぉ」

春雨「それでは話もまとまったところで、これからなにをしましょうか?」

↓1

1 姉妹のこと
2 帽子のこと
3 ツインテールにしたらちなつに似てるかもという話
4 その他自由に

あかり「春雨ちゃん髪の毛ピンクだよね」

春雨「はい、あまり見ない色ですよね」

あかり「そうだね。でもあかりの友達にもピンクの髪の子がいるんだよぉ」

春雨「そうなんですか? もしかして他の鎮守府の司令官だったりします?」

あかり「うん。ちなつちゃんって言ってね、あかりの同級生なんだよぉ」

春雨「ちなつ、さんですか。綺麗なお名前です」

あかり「名前だけじゃなくて見た目もすごく綺麗で可愛いんだよぉ」

春雨「司令官と同じですね」

あかり「ん?」

春雨「ああいえ。そう、司令官のお友達と似てるんですね」

あかり「髪の色がね。そうだ、髪型同じにしてみたらもっと似るかも」

春雨「どんな髪型なんですか?」

あかり「ツインテールだよぉ」

春雨「ツインテール。両側を括って垂らす髪型ですね。ではやってみましょう」

春雨「ちなつさんはどんな方なんですか?」

あかり「とってもがんばり屋さんなの。これだって決めたらずっとそれを通そうとする子」

春雨「頑固なところがあるんですね」

あかり「頑固って言ったらそうかもしれないけど、何事も諦めずに挑戦することができるすごい子だよぉ」

あかり「少し前までは艦隊の編成も最初に集まってくれた6人でやるって言って聞かなかったんだから」

春雨「それは筋金入りですね」

あかり「でも途中から艦娘さんを増やしたりしてるし、他の人の意見を聞いてちゃんと自分の意見を変えることもできるんだよぉ」

春雨「それは大切なことですね。自己中心的ではないということですか」

あかり「ちなつちゃんはいつも結衣ちゃんへの思いやりに溢れてるんだよぉ」

春雨「思いやりの心は重要……結衣さん?」

あかり「うん、結衣ちゃん。あかりの幼馴染で他の鎮守府で提督をやってるんだよぉ」

春雨「ちなつさんは結衣さんへの思いやりに溢れていると?」

あかり「うん。仲良くなりたいからあかりとデートの練習をしたり、結衣ちゃんの写真がほしいって言うからあげたりしてるんだぁ」

春雨「それは思いやりとはまた別の感情では。いや。想っているのはそうなんでしょうが」

あかり「だからあかりはそんなちなつちゃんのがんばりを応援したいなって思ってるんだよぉ」

春雨「だからデートに付き合ったり、写真をあげたりするんですね」

あかり「仲良しなのはいいことだもんね!」

春雨(この分だと司令官はそういう恋に偏見を持つ人ではなさそうですね、よかった)

春雨(ただ、恋愛感情を理解してないだけにも思えますが。そもそも偏見がないのと自分が受け入れられるのかは別問題ですよね)

春雨(どうなのかな。受け入れて、くれるかな?)

春雨「できました、ツインテールです! 左右でずれてたりしませんか?」

あかり「ちゃんとちょうどいい位置になってるよぉ」

春雨「いつも片側だけなので両方括ると新鮮ですね。どうです、似てますか?」

あかり「う~ん」

春雨「似てませんか?」

あかり「ちなつちゃんのツインテールはもっとこうモフモフしてるんだよぉ」

春雨「もふもふ?」

あかり「こう、ボンってなってる感じ。短いけどすごく大きいの」

春雨「膨らんでいるんですか?」

あかり「そう、膨らんでるの。触ったらふわふわで気持ちよさそうだなって感じなの」

春雨「そこまでのふくらみを作るには髪量が足りませんね」

あかり「そっかぁ。でも、これはこれで触ったら気持ちよさそうだよぉ。もふもふじゃなくてさらさらで」スッ

春雨「あっ」

あかり「髪型を似せても顔は似てないもんね。やっぱり春雨ちゃんは春雨ちゃんだよぉ」

あかり「うん、本当にさらさらで気持ちいいよぉ。もふもふもいいけど、さらさらもね、だよぉ」

春雨「で、では、気が済むまで触っていていいですよ」

あかり「うん、そうするよぉ。ツインテールでいつもと違う春雨ちゃんを、堪能しておくよぉ」

春雨「そ、そういう言い方ははずかしいですから!」

春雨(デートかぁ。私も誰かと仲良くしたいと言ったらしてくれるんでしょうか?)

春雨(その仲良くしたい相手は司令官なんですけどね)

あかり「わるさめちゃんは髪の毛白いけど、池田先輩みたいにはならないよね」

駆逐棲姫「白いといっても青白いだから」

あかり「池田先輩はもっと髪短いし」

駆逐棲姫「別に切ってもいい」

あかり「そこまでして似せようとしなくていいんだよぉ。今でも会おうと思えば会えるんだしね」

駆逐棲姫「提督」

あかり「池田先輩も提督だよぉ。新しく入ってきたみんなにもあかりの友達のこと紹介したいなぁ」

駆逐棲姫「なら呼べばいい」

あかり「タイミングが難しいよぉ。みんなのところは忙しいかもしれないから」

駆逐棲姫「いつかは会える?」

あかり「それは会えるよぉ。あかり達の世界に帰ったらみんな一緒の学校だもん」

駆逐棲姫「私も学校?」

あかり「わるさめちゃんもだよぉ。わるさめちゃんなら中学生でも大丈夫だよね」

駆逐棲姫「こんな見た目なのに」

あかり「ちょっと色素が薄いんだって言えば大丈夫! あかりは時々色素なくなったりしてたけど平気だったんだから心配しないで!」

駆逐棲姫「色素がなくなるのはちょっと意味がわからないけど、それで通るならいい」

あかり「みんな優しいからそんなことで悪く言う子はいないよぉ。もちろん足のこともね」

駆逐棲姫「あかりのみたいな子がいるなら、そうなんだろうね」

あかり「あかりだけ特別ってことはないんだよぉ。さてと、それじゃ今日のお仕事は終わりだね。お疲れ様」

駆逐棲姫「おつかれ」

あかり「今日は執務も片付けたし、わるさめちゃんはいっぱいがんばってくれたよね。なら、ごほうびだよぉ」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 明日一回交流する
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる

今回はここまでです
次は駆逐棲姫の頭をなでてあげるところからはじめます

前と同じで中々他のゆるゆりキャラを話に絡められない状況になってますね
とはいえ小ネタ以外で他キャラにスポット当てると余計に終わりが見えなくなってくるのでどうしたものでしょうか

開始します

※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

飛龍☆  伊良湖   大鯨
山城   名取☆   北方棲姫☆
○蒼龍  間宮    霧島 
○加賀☆山雲    ○足柄☆

若葉   ○叢雲   ○白雪
○扶桑  Bep    ○ビス子☆
筑摩    ○大和☆ 長門
○千歳☆○熊野   ○古鷹
○金剛☆鳳翔    谷風  
球磨   酒匂    天龍  
○神通  那珂☆   武蔵
雲龍    ○文月   ○三日月☆
伊168   浦風    伊58
卯月    愛宕    川内
陽炎    ○瑞鳳☆ ○朝潮☆ 
吹雪    島風    ○大鳳
舞風☆  浜風    明石☆ 
夕立   ○千代田 ○瑞鶴☆

○秋月☆ 離島棲鬼 戦艦棲姫         
春雨☆  葛城    駆逐棲姫☆

駆逐棲姫「そんな大層なことはしなくていい」

あかり「そもそも大層なことはできないからね。お菓子あげるとか頭なでてあげるとかふしぎなあめは、ほっぽちゃんと同じならもう効かないのかな」

駆逐棲姫「練度はたぶんもう上がらない」

あかり「ならふしぎなあめ以外でね。おいしいみたいだから食べたいならいいけど」

駆逐棲姫「あめ以外……なら、頭なでて」

あかり「頭なでてほしいの?」

駆逐棲姫「うん」

あかり「昨日ほっぽちゃんもそれがいいって言ったんだよぉ」

駆逐棲姫「ほっぽが、そう」

あかり「深海棲艦さんは頭なでられるの好きなのかな?」

駆逐棲姫「深海棲艦全体にそういう特徴があるわけじゃないと思う」

あかり「だよね。わかった、頭なでなでしてあげるよぉ」

あかり「あかりのひざの上に来る?」

駆逐棲姫「重くない?」

あかり「重くないよぉ」

駆逐棲姫「なら行く」

あかり「じゃあおいで。よいしょ」ダキッ

駆逐棲姫「自分で行けるのに」

あかり「今はごほうびの時間だからあかりがやってあげるんだよぉ」

駆逐棲姫「ごほうびじゃなかったらやってくれない?」

あかり「そのときはそのときで何か理由を考えるよぉ」

駆逐棲姫「結局やるんだ」

あかり「あかりがそうしてあげたいからね」

駆逐棲姫「そう、優しいね」

あかり「そうかな、普通のことだと思うよぉ」

駆逐棲姫「普通のことを普通にできるのはすごいこと。それも、普通じゃない状況で」

あかり「あかりにとってはここでの暮らしは普通になっちゃったから。普通じゃない状況じゃないよぉ」

駆逐棲姫「普通じゃない状況を普通だと思えるのはもっとすごいことだよ」

あかり「それはみんながいたからだけどね」

あかり「わるさめちゃんもあかり達との生活が早く普通になればいいね」ナデナデ

駆逐棲姫「そのうち慣れる」

あかり「そのうちが早く来ればいいね」

駆逐棲姫「善処する」

あかり「あかりもするよぉ」

駆逐棲姫「うん。もうしてもらってるから」

あかり「早く来そう?」

駆逐棲姫「そんな気がする」

あかり「よかったぁ」ナデナデ

駆逐棲姫「私は普通じゃないけど、いいのかな」

あかり「どこも普通じゃなくないよぉ」

駆逐棲姫「あかりはそう言うだろうけど」

あかり「他の人はそうは思わないかもしれない?」

駆逐棲姫「人間として考えても足が……」

あかり「足がない人は人間にだっているよぉ」

駆逐棲姫「それは人間でも普通じゃない」

あかり「そう言う人は残念だけどいると思うよぉ」

駆逐棲姫「実際あかりには車椅子も義肢も要らない。なら、普通じゃないってことだよ」

あかり「あかりを普通の基準にしたらそうなるよぉ」

駆逐棲姫「他の大勢の人間がそうだから」

あかり「じゃあ何人いたらそれが普通になるの? 足がない人が普通の人より多かったら?」

駆逐棲姫「それは……」

あかり「他の人と違うことは普通じゃないってことにはならないってあかりは思うよぉ」

駆逐棲姫「それは、詭弁」

あかり「屁理屈だってことはわかるし、そういう話になってること自体が普通とは違うって思うんだけどね」

あかり「それでも、あかりはわるさめちゃんは普通だと思うよぉ。あかり達と何にも変わらない普通の女の子」

駆逐棲姫「私は……」

あかり「認められないんだね。でも、あかりはそう思ってるからね。他の誰が普通じゃないって言っても、あかりはそんなことないからって言うよぉ」

あかり「自分のこと認めてあげるのは難しいかもしれないけど、誰かが認めてくれたなら自分でも認めてあげやすくなるでしょう?」

駆逐棲姫「あかり……」

あかり「あかりはいつでもわるさめちゃんの幸せを願ってるから。それは忘れないでね」ナデナデ

駆逐棲姫「ん……」

駆逐棲姫(頭をなでられるの、誰かに守られるのってこんなに気持ちよかったんだ)

駆逐棲姫(お母さんがいたらこんな感じ? いや、あかりだとお姉ちゃん?)

駆逐棲姫(どっちにしても家族。私にはいないけど、あかりのことそう思ってもいいのかな)

駆逐棲姫「あかり、もういい」

あかり「もういいのぉ?」

駆逐棲姫「あまり遅くなるとあかりに迷惑」

あかり「あかりは別にそんなこと思わないけど」

駆逐棲姫「私がそんな気になる」

あかり「わるさめちゃんは真面目だねぇ」

駆逐棲姫「それが取り得」

あかり「満足してもらえたみたいだし、それじゃあとは明日の秘書艦を決めて終わりだね」

↓1 明日の秘書艦(>>769の☆のついてない艦娘)

あかり「大鳳ちゃんにお願いするよぉ」

駆逐棲姫「大鳳、わかった。伝えておく」

あかり「お願いね。おやすみわるさめちゃん」

駆逐棲姫「おやすみ、あかり」

あかり「普通かぁ、普通って難しいなぁ」

あかり「でも、少なくともみんなが普通じゃないってことはないって、あかりはそう思う」

あかり「1人でもそう思ってくれる人がいたらきっとみんなの気持ちも楽になるはずだよね」

あかり「よし、これからはなにをしようかな」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>769の朝潮、ビスマルク、駆逐棲姫、秋月、天龍、春雨以外)
3 散歩
4 執務
5 バー

舞風「就寝の舞!」

あかり「寝る前にも踊ってるんだ舞風ちゃん」

舞風「あれ、提督? 一緒に就寝の舞しに来たんですか?」

あかり「そんなよくわからない儀式は遠慮するよぉ」

舞風「よく眠れるのに」

あかり「それは疲れてるだけだと思うよぉ。風邪引かないからって汗かいて寝てたらだめだよぉ」

舞風「汗はかかない程度に収めてますのでご安心を」

あかり「それならいいんだけど。それより舞風ちゃんは寝るときは」

↓1

1 普通のパジャマ
2 ベビードール
3 ネグリジェ
4 浴衣
5 ガウン
6 着ぐるみパジャマ
7 着ない派
8 普段の服
9 ジャージ
10 その他自由に

あかり「どんな服なの?」

舞風「服ですか? 着ませんよ」

あかり「そっかぁ、着ない派なんだ」

舞風「はい。こうやって体を温めてから寝ますので必要ないんです」

あかり「そうなんだ」

舞風「そうなんです」

あかり「……舞うときは服着ててよかったよぉ」

舞風「さすがにそれはただの変態ですから」

あかり「あかりできれば一緒に寝たいなって思ってたんだけど」

舞風「えっと、パジャマ取ってくる?」

あかり「舞風ちゃんが寝づらいならいつも通りでいいよぉ」

舞風「いえ、いつも通りだと逆に寝づらいような」

舞風「こうして布団の中に入ってしまえば案外見えないものだね」

あかり「くっついてればだけどね」

舞風「お布団小さいから自然とくっつくことになるよ」

あかり「普通はこんなにくっつかないよぉ」

舞風「ではあっちを向いてますか?」

あかり「それだと一緒に寝る意味がなくなっちゃう」

舞風「ではこうしてくっついておきましょう」

あかり「舞風ちゃんあれだけ踊れるのに身体柔らかいね」

舞風「柔らかくないと踊れませんよ」

あかり「間接の話じゃなくて、筋肉で硬くなってないねってことだよぉ」スッ

舞風「はぁっ……!?」

あかり「あっ、くすぐったかった?」

舞風「ちょ、ちょっとだけ」

舞風(提督のパジャマの毛が擦れて、くすぐられてるみたい)

あかり「あかりも脱いだ方がいい?」

舞風「い、いえ、このままでいいです!」

あかり「そう? 他の着ない派の人と寝るときは大体あかりも最終的に脱いじゃうことが多いんだけど」

舞風「他にもいる、というか一緒に寝たことあるんですか?」

あかり「ん、まあ、その、そういうのは人それぞれだから」

舞風「慣れてると思ったらそういうことでしたか。女同士でも結構気にする人なのに」

あかり「あははは、まあ慣れちゃったものはしょうがないよぉ」

舞風(他にもいるんだ着ない派の人。みんな就寝の舞で体を温めてるのかな? どんな風にしてるのか今度聞いてみよう)

あかり「ふぅん……ふぅん……」

舞風「なんだろこの独特な寝息は」

あかり「ふぅん……」

舞風「まあ可愛らしいからいいかな」

あかり「んんぅ……」ゴロッ

舞風「んんっ! 提督のパジャマの毛、やっぱりくすぐったい。普通のパジャマだったらよかったのに」

舞風「でもこのくすぐったさ嫌いじゃないかな」

あかり「ふぅん……」ゴロン

舞風「はぅぁっ……!」

舞風(い、今のは? 毛でくすぐられると、こんなふうに感じるの? えっ?)

あかり「くぅ……」

舞風「もう一回、ひゅっ……!」

舞風(なんか、直接手で触られるのとは、また違った感覚が……ちくちくするのが、なんか、こう、うん……)

舞風「ごめんね提督、寝てるときにこんな、でももうちょっとだけ……ふぅんっ……!」

舞風(なんだか私、段々と倒錯してきてるような気がする……)

今回はここまでです

最初は舞風が全裸で就寝の舞を踊ってることにしようかと思いましたがやめました

開始します

あかり「大鳳ちゃんおはよう」

大鳳「おはようございます提督」

あかり「ねぇ、大鳳ちゃんは寝る前にこれしないと寝られないってことある?」

大鳳「どうしたんですか急に?」

あかり「昨日舞風ちゃんのところに行ったら就寝の舞っていうのを踊ってたから」

大鳳「本当によく踊りますね舞風さん。布団の周りで踊ってたら何かの儀式みたいで怖いですよ」

あかり「でも服は着てたから」

大鳳「何で服着ないのが前提みたいな話になってるんですか」

あかり「舞風ちゃん寝るときは着ない派みたいだから」

大鳳「着ない派って、そういう方もいらっしゃるんですね。えっ、夜に訪ねたということは一緒に寝たということでは?」

あかり「あっ、まあそれは置いといて今日何するか決めるよぉ」

大鳳「こら、逃げないでください提督!」

↓1

1 艦娘との交流(>>410の秋月以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「逃げないよぉ」

大鳳「では詳しくをお話を」

あかり「お部屋のお掃除をしないといけないからね」

大鳳「逃げてるじゃないですか!」

あかり「こういう事からは逃げない決心はまだしてないよぉ」

大鳳「くっ、まあ何もなさそうですしいいですけど」

大鳳(舞風さんが提督が寝てる間に何かした可能性も否定はできませんが)

あかり「書類は昨日片付けたから今日は物の整理だよぉ」

大鳳「なんだか引越しの準備をしているみたいですね」

あかり「いつ引越しの日が来るかわからないからね」

大鳳「持って帰れたらいいんですが」

あかり「そうだね。でもあかりのお部屋はここより狭いから持って帰っても置く場所がないよぉ」

大鳳「小さいものならばいいんですが」

あかり「小物とかね。でももうだいぶ小物も減ってきてるような。これは……」

↓1

1 ドイツの国旗(ドイツ艦を呼ぶ)
2 月の絵が描かれたカレンダー(睦月型を呼ぶ)
3 ふしぎなあめ(残数30)
4 まんたんのふしぎなあめ(残数30)
5 クッキー(残数2)
6 最高級チョコ(残数2)
7 王族御用達ケーキ(残数2)
8 香水
9 チョーカー
10 髪飾り
11 マッサージ指南書(イベント)
12 最高級ホテルの宿泊券(イベント)
13 書類一式&指輪(残数51個)

あかり「マッサージ指南書だよぉ。遠征で貰ってきたのだね」

大鳳「それお読みになられたんですか?」

あかり「ううん。貰ったはいいけど結局一回も読んでないままだね」

大鳳「せっかくですし読んでみてはいかがですか?」

あかり「そうだねせっかく貰ったんだもんね」

大鳳「そ、それでマッサージの指南書なんですから当然相手が必要ですよね?」

あかり「そうだね、誰がいいかなぁ」

↓1 マッサージの相手(>>769

朝潮「はぁ、いい朝ですね」

あかり「朝潮ちゃん、もう起きてる?」

朝潮「とっくに起きていますよ。普通の鎮守府なら総員起こしの時間は過ぎてますし」

あかり「朝早くにごめんね。ちょっとお願いしたいことがあるんだけどいい?」

朝潮「なんでしょう、私にできることであればよろしいのですが」

あかり「ずっと前にマッサージ指南書を貰ってね」

朝潮「マッサージの教本ですか?」

あかり「うん。1度も読んでなかったんだけど物の整理してたら目にとまってね。せっかくだし読んでみようと思ったんだけど」

朝潮「わかりました、マッサージする相手になってほしいんですね?」

あかり「そうだよぉ。よくわかったね」

朝潮「教本で学ぶなら実践する必要がありますからね」

あかり「すごいね朝潮ちゃん。それで、いい?」

朝潮「構いませんよ。今寝て起きたばかりで疲れとかはありませんが」

あかり「ありがとう! それじゃ早速始めよう!」

朝潮「やれやれ、せっかく畳んだお布団を敷き直しですね」

あかり「朝潮ちゃん疲れてないんだよね? だったら疲れを取るより気持ちよくなるマッサージの方がいいかなぁ」

朝潮「気持ちよくなるマッサージ……」

あかり「じゃあねぇ、あっこれなんてよさそうだよぉ」

朝潮「どんなのですか?」

あかり「よくわからないけど女の人にはお腹の中に気持ちよく感じる場所があって」

あかり「それを外から刺激できるようにするマッサージみたい」

朝潮「えっ?」

あかり「そんなのあるんだね。お腹の中なんて届かないのにね。むしろ届かないからあるのかなぁ」

朝潮「あ、あの、それって本当にマッサージの教本なんですか?」

あかり「うん。だってマッサージ指南書って書いてあるし中はマッサージのことしか書いてないよ?」

朝潮(明らかにいかがわしい本なんですけど!?)

あかり「おへその下のところを揺らすようにするみたいだから、最初はちょっとくすぐったいかも」

朝潮「ほ、本当にやるんですか?」

あかり「えっ、うん。他のがいいの?」

朝潮「他のはどんなのなんです?」

あかり「ええっとね気持ちよくするマッサージは、胸とかお尻とかそっちの方のがいっぱいなんだけど」

朝潮「そっちも気になりますが……」

あかり「えっ、気になるの?」

朝潮(いつも胸ばかりというのは味気ないですよね。そもそも私のは特徴的なものでもありませんし)

朝潮「いいですよ司令官。そのお腹のところのマッサージお願いします」

あかり「わかったよぉ。じゃあちょっとパンツずらすからね」

朝潮「……っ!?」

朝潮「なぜです?」

あかり「パンツの上からでもいいんだけど、直接触った方がわかりやすいかなって」

朝潮「でも、ずらすって、そんなところまで……?」

あかり「うん、結構下の方まで行く人は行くみたい。個人差があるみたいだね」

朝潮「下の方って……」

あかり「ある程度行ってもだめだったらやめるね」

朝潮「そ、そうですね、さすがにこれはあの、あれですから」

あかり「それじゃ」

朝潮「ま、待ってください! それくらいは自分で」

あかり「そう? 全部は脱いじゃわなくていいからね。ここら辺まで」

朝潮(ほぼ局部が隠れてるだけの状態じゃないですか!)

朝潮「う、うぅ」スッ

あかり「寝たままだと脱ぎづらくない?」

朝潮「だからって司令官の前で腰を浮かして下着を脱ぐなんて、はしたない真似……できません」

朝潮(司令官の前で下着を脱ぎかけにする行為自体、はしたないを通り越して下品の域に入る真似ですが)

あかり「……」

朝潮「じっと見ないでください……」

あかり「あっ、ごめんね」

朝潮「ふぅ、ふぅ……」

朝潮(マッサージを受ける前から息が上がってる。司令官にこんなところ見せ付けるようなことを……)

朝潮(お風呂で散々見られてるとはいえ、こんな近くでマジマジと見られたことはないはず……)

朝潮(手元が狂えば全部脱げてしまいそうな……島風さんと同じ下着にすればよかった……)

朝潮「こ、ここくらいで、よろしいでしょうか?」

あかり「うん、いいんじゃないかな」

朝潮(晒したところが妙に寒く感じるのに、身体が火照ってしょうがない……)

あかり「朝潮ちゃん顔赤いけど大丈夫? 心なしか息も上がってるみたいだけど」

朝潮「ぎ、ご、ご心配にはお呼びませんよ」

朝潮(司令官、胸やお尻に関してはすごく反応するのに今はそれほどでもないのはやはり……)

朝潮(人に見せるような部分ではないのはわかっているでしょうが、実体が伴っていないというか、まだ、知らないんですね)

朝潮(何も知らない司令官にこんなことさせるのって。いけないのに、何も知らないんだって意識したらなんでこんなにも、背筋がぞくぞくするような感覚がするんだろう)

今回はここまでです

一応好感度100以外の艦娘に使ったら好感度アップしてたんですがイベント用なので全員に使えるようにしました
以後のマッサージにちょこっと変化があるかもしれませんが使い切りなのでこのイベントは朝潮だけです

今日はちょっと書けそうにないので↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府のネタでもちょいエロでもOKです

開始します

あかり「それじゃちょっと揺らしてくから気持ちいいとこあったら教えてね?」

朝潮「は、はい……」

朝潮(今のこの状態ではどこ触られても過敏に反応してしまいますよ)

あかり「おへそのすぐ下辺りから行くよぉ」

朝潮「んっ……」

あかり「もう?」

朝潮「今のはおへそがくすぐったかっただけです」

あかり「だよね。もうちょっと先に進むよぉ」

朝潮「くはっ、はっ……」

朝潮(あまり激しく動くと、完全に脱げてしまう……!)

あかり「ここら辺はくすぐったいから勘違いしないようにしないとね」

朝潮(だけどそんなこと本当にあるんでしょうか? いくら局部に近いとはいえ揺らすだけでそんな……あっ)

あかり「もうちょっと下?」

朝潮「待ってください司令官、今のところもう一度お願いできます?」

あかり「今のところ? ええっと、ここら辺かな?」

朝潮「んんっ……」

あかり「気持ちいいの?」

朝潮「はい。他とは違う感じがします……」

あかり「それじゃこの付近をマッサージするね」

朝潮「お願いします……」

あかり「強くやりすぎると危ないけど、お腹の中まで届くくらいには強くしないといけないんだよね。中々難しいよぉ」

朝潮「はぁ、はぁ……」

朝潮(なんだろう、本当にいつもと違う感じ……快感が突き抜けるんじゃなくて、徐々に広がっていくみたい……)

朝潮(今まで感じたことがない気持ちよさ……)

朝潮「んんっ、んっ……」

あかり「苦しそうに聞こえるけど大丈夫?」

朝潮「すごく、気持ちいい、から、息を忘れちゃう、だけです……」

あかり「それはそれでいけないような気がするけど」

朝潮「ん、っく、はぁ……」

あかり(どれくらいやればいいんだろう?)

朝潮「だけど、よかった……」

あかり「何が?」

朝潮「ちゃん、と、効いて。私、艦娘、です、から……もしかしたら、身体の構造が違うんっ、かもって」

あかり「今までそういうことなかったから大丈夫だってわかってたよぉ」

朝潮「それ、でも、ここはきっと、人にとって一番大事な……きの、うに……」

あかり「ん~?」

朝潮(ここまで同じなら、もしかしたら、艦娘のここも見せかけだけじゃないのかもしれない)

朝潮(ですが、すいません。私は、私の好きな人は司令官だから……)

朝潮(知ることのできない快感は多くあるかもしれないけど……それでも私は……)

朝潮「しれいかぁん……」

あかり「なぁに朝潮ちゃん?」

朝潮「私、幸せ、です……」

あかり「そう言ってくれると、あかりも幸せだよぉ」

朝潮(きっと司令官との恋でしか知ることのできない幸福と快感だって、たくさんあるはずだから……)

あかり「ただいまぁ」

大鳳「……お帰りなさい」

あかり「朝潮ちゃん喜んでくれたよぉ。最後泣いてたもん」

大鳳「その涙は喜びとはまた別のものだと思いますけどね」

あかり「大鳳ちゃんなんか怒ってる?」

大鳳「いいえ別に怒ってはいません。拗ねてるだけです」

あかり「怒ってるのと同じような。大鳳ちゃんもマッサージしてほしかったの?」

大鳳「逆に考えてなぜしてほしくないという考えにいたるんですか?」

あかり「マッサージと胸を揉むのは違うから?」

大鳳「私だって胸以外に揉んでほしいところもたくさんあります!」

あかり「以外にもってことは胸揉んでほしいんだ?」

大鳳「逆に考えてなぜ揉んでほしくないという考えにいたるんですか?」

あかり「う、うん、ごめんね?」

大鳳「まあいいですよ。提督がそういうのに鈍感なのはいつものことですし、今日はごほうびもあるんですから」

あかり「納得してくれたならよかった。それじゃこれから何するか決めるよぉ」

↓1

1 艦娘との交流(>>769の秋月以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「わるさめちゃん」

駆逐棲姫「どうしたの?」

あかり「なんとなく会いたいなって思ってきてみたよぉ」

駆逐棲姫「昨日散々顔合わせてたのに」

あかり「昨日会ってても今日会っちゃいけないなんてことはないよぉ」

駆逐棲姫「そりゃないけど」

あかり「あかり、わるさめちゃんの顔ならずっと見てられるよぉ」

駆逐棲姫「見ても面白くないけど」

あかり「見てるよぉ」ジー

駆逐棲姫「ん……」

あかり「……」ジー

駆逐棲姫「む、無言で見る必要はないはず」カァ

あかり「わるさめちゃんの顔を見てるよってことで無言なんだよぉ」

駆逐棲姫「いいから、何か話してくれた方が、私はうれしい」

あかり「そっかぁ、それじゃ何かお話しよっか」

↓1

1 義足のこと
2 夕立のこと
3 名前がついたことを広めようという話
4 その他自由に

あかり「そうだ、そろそろ義足ができてないか妖精さんに聞きにいってみようか?」

駆逐棲姫「普通数日でできるものじゃない」

あかり「あの妖精さんなら数日で義全身作れるくらいだよぉ」

駆逐棲姫「義全身ってそれはもはや義ではないんじゃ」

あかり「行こう!」

駆逐棲姫「うん」

あかり「あんまり乗り気じゃない?」

駆逐棲姫「いや、そんなことはないけど」

駆逐棲姫(義肢をつければ抱えてもらいづらくなるけど、そもそも義肢がないと抱えられに行けない。二律背反)

あかり「それじゃレッツゴー!」

駆逐棲姫(歩けるようになったほうができることも増える、かな?)

妖精(猫吊るし)「駆逐棲姫……失礼、わるさめさんの義肢ですか? できてますよ」

あかり「やっぱり、もうできてたんだ」

妖精(猫吊るし)「前にも言いましたが人の身体となるものですから、試験は念入りに行っていたんですよ」

駆逐棲姫「それで義肢はどこに?」

妖精(猫吊るし)「こちら各種取り揃えておりますよ」

あかり「うわっ、いっぱいある」

駆逐棲姫「試験だけが理由じゃなさそう」

妖精(猫吊るし)「せっかくなので色々なタイプをご用意いたしましたよ」

駆逐棲姫「普通のでいいのに」

妖精(猫吊るし)「そう言わずに」

駆逐棲姫「身体に配慮してるみたいなこと言った舌の根も乾かぬうちに」

妖精(猫吊るし)「例えばこちら!」

あかり「なんかすごい機械的だけど」

妖精(猫吊るし)「膝部分に大砲を仕込んでおきました! 邪魔な壁もこれで粉砕です!」

駆逐棲姫「邪魔な壁に当たる機会がまずないと思うけど」

あかり「そういう危ないのは却下だよぉ!」

妖精(猫吊るし)「そうですかぁ? じゃあ次はこれです」

あかり「プロペラがついてる?」

妖精(猫吊るし)「これを使って空を自由に飛ぶことができるんです」

駆逐棲姫「それは便利といえば便利だけど」

妖精(猫吊るし)「ちょっと耳としっぽが生えますけどね。あと障壁が張れるようになります」

あかり「何でそんな変な機能つけちゃったの?」

妖精(猫吊るし)「その代わりにズボンがパンツになります。いえ、パンツがズボンになります」

駆逐棲姫「何が言いたい?」

妖精(猫吊るし)「パンツのことをズボンだと言い張るようになるんですよ」

あかり「それに一体何の意味が!?」

妖精(猫吊るし)「これなんて逆転の発想ですよ。義肢なのに足がない」

駆逐棲姫「いや足がなければ義肢じゃない」

妖精(猫吊るし)「あんなのは飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」

あかり「それが言いたかっただけだよね?」

妖精(猫吊るし)「はい。満足したので普通の持ってきます」

駆逐棲姫「最初からそうして」

あかり「妖精さんはすぐああやって遊ぶんだから。困ったものだよぉ」

駆逐棲姫「でも有能」

あかり「それは疑いようがないよぉ」

駆逐棲姫「足、歩けるようになる」

あかり「いきなりは難しいかもね。リハビリあかりも手伝うからがんばろうね」

駆逐棲姫「深海棲艦から人間に変わっていっている気分」

あかり「足がなくたって普通の人間だって昨日言ったじゃない。今更だよぉ」

駆逐棲姫「それでも、明確に変わるから。意識が違う」

あかり「そこは本人にしかわからないところかもしれないね」

駆逐棲姫「たぶん、そう」

駆逐棲姫(段々と私は変わっている。名前を得て、足も付いて)

駆逐棲姫(どことなく寂しい気もするけど、うれしい気持ちの方が大きいな)

今回はここまでです
次は川内と夜戦場を見に行くところから始めます

ゆるゆり3期も残すところあと2話
本当に来期は何を見ればいいのか全くわかりませんね

開始します

大鳳「わるさめさん義肢をつけたんですね」

あかり「すごいんだよぉ、全然本物と見分けつかないくらい自然なの!」

大鳳「あの妖精ならそれこそ足を途中から継ぎ足して生やすくらいできそうなものですが」

あかり「本当に足を生やしちゃうのはできてもしなさそうかなぁ」

大鳳「どうしてです?」

あかり「名前に残して戒めるくらいだしそこは残したままにするって言うような気がするよぉ」

大鳳「そうかもしれませんね」

あかり「その心があれば大丈夫だと思うんだけどね」

大鳳「人の心というものはちょっとしたことに反応して変わってしまうものですので」

あかり「わるさめちゃんくらい強い想いなら平気だよぉ!」

大鳳「私も同感ですが本人が万全を期したいのでしょう。それを貫くのも強い想いですよ」

あかり「ならあかりにできるのは無理しすぎないように見ててあげることだね」

大鳳「ええ、そうしてあげてください」

あかり「うん! よし、それじゃこれから何しよう――」

川内「提督!」

あかり「川内さん? まだお昼なのに元気ですね」

川内「昨日は神通に言われてマルマルマルマルには寝てたからね」

大鳳「これを期に生活リズムを昼型にしたらどうです?」

川内「やだ」

大鳳「即答ですか……」

あかり「それであかりに何かご用ですか?」

川内「そうだ! 私の嘆願書受理してくれたんだね! ありがと!」

あかり「造ってくれるのは妖精さん達ですからお礼は妖精さん達に言ってください」

川内「妖精達にはさっき言ってきたよ」

あかり「あっ、例によってもうできてるんですね」

大鳳「いつもながら仕事が速すぎますね」

川内「それでいて正確にこなしてくれてるからありがたい。ほら、一緒に見に行こうよ!」

あかり「はい、あかりもどんなのか気になるので見に行きますよぉ」

大鳳「では私も」

川内「空母は夜戦できないでしょ?」

大鳳「ドイツの艦娘にはできる空母いるらしいですし、見に行くだけなら問題ありませんよ」

あかり「またなんか建物が建ってる」

大鳳「何かの競技場みたいですね。実際そうなんですが」

あかり「ここの取り壊しすごくめんどくさそうだよぉ」

川内「それは私達の気にすることじゃないからいいの。お~い、提督連れてきたよ」

妖精(猫吊るし)「どうも、さっき振りですね」

あかり「さっきぶり。艦娘のみんなは休んでもらってるのに妖精さんにはお仕事頼んじゃってごめんね」

妖精(猫吊るし)「死ぬほど忙しいことはないですしいいんですよ。私達は艦娘の皆さんと同じで他の鎮守府に比べてだいぶ楽させてもらってますよ」

あかり「そうなの?」

妖精(猫吊るし)「他の鎮守府では朝から晩まで修理や建造でこき使われて、給料もほとんどなしという状態が普通ですので」

あかり「ブラック過ぎるよぉ!」

妖精(猫吊るし)「それに比べればここは天国のようなものです。製造したものに趣味混ぜても怒られませんし」

あかり「あかりは怒らないけど他の人は怒るかもしれないよぉ」

川内「見たところそこまで変じゃなかったけど」

妖精(猫吊るし)「では具体的に説明していきますか。中へどうぞ」

あかり「真っ暗だよぉ」

妖精(猫吊るし)「電気はつけられますが夜戦場なので」

大鳳「ただ暗いだけではないですね。ほのかに月や星の明かりが、あっ、天井に夜空が!」

妖精(猫吊るし)「プラネタリウムを1度造ってるので簡単でしたよ」

あかり「思いもよらぬところで前の経験が活きたね」

川内「うんうん、夜、夜はいいよね~夜はさ!」

大鳳「全面プールになっているんですね。まあ戦うならそうですよね」

あかり「相手はどうしてるのぉ?」

妖精(猫吊るし)「お1人のときはあの深海棲艦型のロボットがお相手になります」

あかり「あっ、イ級だよぉ!」

妖精(猫吊るし)「今のところイ、ロ、ハまでしか完成していませんが随時追加していきます」

川内「姫か鬼くらいじゃないと食い足りないなぁ」

妖精(猫吊るし)「そこは数でカバーします」

大鳳「うわっ!? いっぱい出てきた!?」

あかり「あれ何台あるの?」

妖精(猫吊るし)「しめて30くらいですかね」

川内「ふんふん、まあそれだけいればちょっとはやりがいがあるかな。じゃ、早速試しに1回やってくるね!」

妖精(猫吊るし)「演習弾への換装を忘れずに。結構高いので壊さないようにしてくださいね」

川内「わかってるって。さぁて、思う存分夜戦するぞ~!」

あかり「毎度のことながらもっと早く造ってればここで訓練できたのにね」

妖精(猫吊るし)「後悔先に立たずですよ。終わったことをくよくよしててもしょうがないんです」

大鳳「今からでも川内さんは喜んでくれていますしそれでいいじゃないですか」

あかり「そうだね。天龍さんとかもここ使いたがると思うし無駄にはならないよね」

川内「イヤーッ!」

イ級ロボ『ピガーッ!』

妖精(猫吊るし)「あっ! 壊さないでって言った側から! なにチョップなんてしてるんですか!」

川内「ノーカラテ・ノーカンムス。カラテなくしてイクサに勝つことはできないわ」

妖精(猫吊るし)「またそういうこと言う! こうなったら囲んで演習弾を撃つ」

イ級ロボ『ヨロコンデー』

川内「グワーッ!」

あかり「楽しんでる、んだよね?」

大鳳「恐らく……」

川内「はぁ、はぁ、やっぱりあれだけいると手こずるね」

妖精(猫吊るし)「2台も壊すなんて。他の級のロボットの生産が遅れても知りませんからね」

川内「次から気をつけるって。いや~とりあえずは満足かなぁ」

大鳳「それは結構ですが、川内さん。服がすごいことになってますよ」

川内「ん? あっ、そっか、演習弾って服破けるんだったね」

あかり「もうほとんど服なくなっちゃってますよぉ」

妖精(猫吊るし)「マフラーだけほぼ無傷なのはなぜでしょう」

川内「休憩室あるんでしょ? そこも案内してよ」

妖精(猫吊るし)「はい。こちらへどうぞ」

川内「それにしても提督、私こんななのに何の反応もないの?」

あかり「あかりだって耐性くらいつきますので」

川内「ほんとに~? 暗くてよく見えてないだけでしょ? ほらほら、ちっちゃいけど私のおっぱいだぞ~」ズイッ

あかり「や、やめてくださいよぉ!」

川内「ほ~ら、やっぱりね。ふふん、ほれほれ~提督なら好きだけ見ていいし弄ってもいいんだよ~?」

あかり「やめてくださいってば~! ひゃっ、川内さん! ほっぺた付いちゃってますから~!」

大鳳「むぅ……」

妖精(猫吊るし)(ふむふむ、順調に激化しているようですね。よきかなよきかな)

あかり「ここが休憩室?」

妖精(猫吊るし)「はい。疲れたときはこちらで休んでいただきます」

あかり「なんだかホテルの部屋みたいだよぉ。ベッドがあって、シャワーがあって、テレビもあって」

妖精(猫吊るし)「ホテルっぽく造りましたので」

大鳳「シャワー室が透けてるんですが」

妖精(猫吊るし)「シャワー中でもテレビが見れるようにという配慮です」

あかり「このおっきな鏡は?」

妖精(猫吊るし)「戦闘で乱れた身だしなみを整えるためですよ」

大鳳「テレビは……あれ? 番組が映らないですね」

妖精(猫吊るし)「DVD専用です。そちらからお選びください」

大鳳「少女セクト、その花びらにくちづけを……?」

あかり「わぁい、アニメだぁ」

妖精(猫吊るし)「それらは少々提督には早いと思われるので、こちらの桜Trickか神無月の巫女で慣れてからにしましょう」

川内「よく知らないけどこういう感じなの?」

妖精(猫吊るし)「こういう感じなんです」

川内「ふぅん色々考えるもんだね。あなたに頼んだからこういうの絶対入れてくるだろうなとは思ってたわ」

妖精(猫吊るし)「川内さんもお望みでしょう?」

川内「……まあね」

川内(ここを使って無知な提督に教えてあげよう。夜戦の素晴らしさを。どっちのも、ね)

今回はここまでです

>>1が百合を知ったのはマリみてやストパニではなく神無月の巫女からなのでにわかといえばにわかになるんでしょうか
本格的に興味を持ちはじめたのはその後に知ったなのはからなので百合好き歴はもっと浅いです

百合物の漫画アニメはそれなりに増えてますがゲームはあまり聞かないので増えるといいですね
開始します

あかり「明かりつけられるなら大鳳ちゃん達空母のみんなでも使えるよね」

大鳳「ですね。時間があるときに1度くらい試してみますよ」

大鳳(あのDVDの内容も気になりますし)

あかり「プールやプラネタリウムも最近行ってないし、たまには行ってみないとね」

大鳳「もったいないですね」

あかり「もったいないからで行くのもなんかあれだけどね。さてと、これからはどうしようかな」

↓1

1 艦娘との交流(>>769の秋月、駆逐棲姫以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

あかり「こんにちは明石さん」

明石「はいこんにちは提督」

あかり「夜戦場のロボットってあれ明石さんも手伝いました?」

明石「ええ、少しお手伝いさせていただきましたよ」

あかり「もしかしてわるさめちゃんの義肢も?」

明石「はい。大切なものですのでしっかりと作らさせていただきました」

あかり「お疲れ様ですよぉ。明石さんは働き者ですね」

明石「あの妖精さん達と同じで物を作るのが趣味ですから苦じゃないんですよ」

あかり「趣味が仕事なのもいいですね」

明石「仕事ではありませんけどね一応」

あかり「今は忙しくないですか?」

明石「大丈夫ですよ。せっかく会いにきてくださったんですしおもてなししませんとね」

↓1

1 あかりにマッサージする
2 発明品を見せてもらう
3 パンツ履いてるのかどうかという話
4 その他自由に

あかり「明石さんって……」

明石「何ですか?」

あかり「パンツはいてるんですか?」

明石「はい?」

あかり「いえ、そこに穴が開いてるのに全然見えないので、もしかしたらはいてないなのかなって」

明石「ちゃんとはいてますよ! ほら、紐が見えるじゃないですか!」

あかり「あっ、それパンツの紐だったんですね。スカートの繊維かなにかかと」

明石「違います。ついでに言えば私のこれはスカートではなく袴です」

あかり「袴ってそんな感じでしたっけ?」

明石「改造してあるんですよ」

あかり「へぇ~服装も改造してあるんですね」

明石「いやしたの私じゃないですしそもそも元から改造袴なんです」

明石「大和さんだって開いてるけどはいてるんですよね?」

あかり「確かにはいてますよぉ」

明石「こんなに短いのにはいてないと色々問題になるじゃないですか」

あかり「なりますね。扶桑さんがわかってくれてよかったですよぉ」

明石「扶桑さんがどうかなさいました?」

あかり「あぁ、いえ。でもそういうパンツってあかりはいたことありませんけど、解けて落ちたりしないんですか?」

明石「しっかり結んでおけば解けたりしませんよ」

あかり「しっかり結んでないと?」

明石「それは解けます。私はしっかり結んでますので心配要りません。こうやって触っても全然解けたり、あっ」プツッ

あかり「切れちゃいましたね」

明石「紐の耐久性は考慮してませんでした」

明石「これはもうだめですね。別のをはかないとっと」ガラッ

あかり「わぁ~、全部紐のパンツだよぉ」

明石「この袴の形状上これしかはけませんしね」

あかり「なんか大人っぽいですよぉ」

明石「布面積は狭くなりますからどことなく大人な雰囲気がありますね。島風さんや雲龍さんのパンツに比べれば隠れている方ですが」

あかり「あれはなんか大人とは違いますよぉ」

明石「確かにまた別の雰囲気ですよね」

あかり「……」

明石「提督もはいてみますか?」

あかり「いえっ、でもあかり上手くはけるどうか」

明石「パンツをはくのに上手いもなにもありませんよ。まあ、私のではさすがにサイズが合いませんから、今度買いに行きましょう」

あかり「また下着屋さん行くことになるなんて。でもちょっと楽しみだよぉ」

明石(可愛らしいものですね。大人なパンツをはく期待と不安が見てとれます。こういうところは普通の女の子らしいですね)

明石(なんだか今更感が出ているような気もしますけど)

あかり「明石さんって服装気にする人なんですね」

明石「出不精だから適当かと思っていましたか?」

あかり「そこまでは言いませんけど意外ではありましたよぉ。着物までありますし」

明石「妖精さんに衣装の試着を頼まれているうちに、気になり始めただけですよ」

あかり「ちゃんと試着はしてたんですね妖精さん」

明石「あまり人前に出ないので意味ありませんけどね」

あかり「人に見せるだけがおしゃれじゃありませんよぉ。綺麗な服を着られたらうれしいですよぉ」

明石「自己満足、とはいえ満ち足りているというのはいいことですものね」

あかり「でも人にほめてもらうともっと満足できますよぉ?」

明石「そっちは発明品でもらいますので」

あかり「おしゃれより発明なんですね」

明石「そういうことです。発明で汚れるのであっても着られないというの現状です」

あかり「趣味を両立させるのも難しいですね」

あかり(さてと、次は何をしようかな?)

↓1

1 艦娘との交流(>>769の秋月、駆逐棲姫、明石以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

連取になってしまうので申し訳ありませんが再安価↓1

すいません1度安価挟んでたので再安価なしで

陽炎「よいしょっと」

あかり「陽炎ちゃん何してるの?」

陽炎「あぁ、司令。ちょっと艤装の掃除してたの」

あかり「艤装を拭いてたんだね」

陽炎「1度も使ってないし最近出してなかったから全然汚れてないけどね」

あかり「でもちゃんと掃除するんだね、えらいよぉ」

陽炎「使わなくたって体の一部だから。体洗ってるのと同じよ」

あかり「体の一部を取り外して洗えるのもすごいよぉ」

陽炎「言えてる。っとはい終わり。うん、綺麗なまま!」

あかり「綺麗になったじゃないんだね」

陽炎「汚れてなかったんだから仕方ない。さてと、司令は私に何か用かしら?」

あかり「用は特にないけど遊びに来たよぉ」

陽炎「掃除も終わったしいいわよ、何する?」

↓1

1 妹がたくさんいることについて
2 ほとんど活躍できなかったことについて
3 好きなものについて
4 その他自由に

今回はここまでです
次は陽炎と妹がたくさんいることについて話すところから始めます

書き終わったら寝ようと思いつつ無駄に起きてしまって日中眠気がすごくなるという
早寝早起きは大事ですね

開始します

あかり「何かお話しよう」

陽炎「私は体を動かす方が好きなんだけど、まいっか。何か話したいことがあるのかしら?」

あかり「えっとね~陽炎ちゃんは妹がたくさんいるよね?」

陽炎「私含めて19人姉妹になるわ」

あかり「吹雪ちゃんは一応それ以上いるらしいけど、漣ちゃん達や暁ちゃん達とはちょっと違うんだよね?」

陽炎「綾波型や暁型で区別される方が一般的かな」

あかり「一番多かったりする?」

陽炎「いえ、夕雲型も同じ数いるわ。それと松型が32人姉妹になるわね」

あかり「32って吹雪ちゃんより多いよぉ! 学校の1クラス全員が姉妹になっちゃう!」

陽炎「まあ姉妹って言っても同じ型で作られてるっていうだけの話だからね。書類上の姉妹って感覚になっちゃうのかな」

あかり「それはなんだか寂しいよぉ」

陽炎「あははは、私は本物の姉妹だって思ってるからそんな顔しないで」

あかり「陽炎型の子は浜風ちゃんや浦風ちゃんみたいに大きい子もいれば、雪風ちゃんや谷風ちゃんみたいなちっちゃい子もいるね」

陽炎「胸が?」

あかり「身長がだよぉ!」

陽炎「ふふっ、そうだね。中々バリエーション豊かな妹達だわ」

あかり「雪風ちゃんの方が浜風ちゃんとか浦風ちゃんより上なんだっけ?」

陽炎「雪風は8番、浜風と浦風は10番台だからそうなるわ。姉が妹より大きいっていうのは珍しくないんでしょ?」

あかり「歳が近いとそうみたいだね。あかりはお姉ちゃんと6歳差だからお姉ちゃんの方がおっきいよぉ。胸のことじゃないからね?」

陽炎「何回も言わないってば。そっか、司令にもお姉ちゃんがいるんだ」

あかり「とっても優しい大好きなお姉ちゃんだよぉ」

陽炎「会えなくて寂しい?」

あかり「寂しいけど今はみんながいます。瑞鶴さんとか大和さんとかお姉ちゃんの代わりになってくれる人もいるからね」

陽炎「それならよかった。でも帰ったらお姉ちゃん嫉妬しちゃうんじゃない? 私以外にお姉ちゃんなんて~って」

あかり「お姉ちゃんはそういうことしないよぉ。きっとお姉ちゃん同士仲良しさんになってくれるよぉ」

陽炎「すると私は妹が多いけど司令は姉が多いわけだ」

あかり「あかりにだって妹はいるよぉ。ほっぽちゃんと島風ちゃん!」

陽炎「島風も?」

あかり「うん、どっちがお姉ちゃんになるか勝負して勝ったから」

陽炎「うちの天津風が島風の親戚と言えなくもないし、そうすると司令も親戚になるわね」

あかり「どれくらいの親戚になるのかなぁ?」

陽炎「天津風と島風が従姉妹ならそのお姉ちゃんの司令も従姉妹かな」

あかり「なら陽炎ちゃんとも従姉妹だね」

陽炎「そう、従姉妹のお姉ちゃんだよ司令」

あかり「あかりはお姉ちゃんより妹がほしいよぉ!」

陽炎「ふふん、残念ながら私は18人の妹を持つ身ですから。おいそれと姉を作るわけにはいかないのです」

あかり「陽炎ちゃんが妹になったら、他の陽炎型の子も妹になるもんね」

陽炎「18人の妹を持つエリート姉である私を妹にできたらの話だけどね」

あかり「エリート姉!?」

陽炎「そう、ふみ込みが足りないと簡単に切り払われちゃうから」

あかり「今は姉力が足りないからもっと鍛えて出直すよぉ」

陽炎「ふっふっふ、その前に私が司令を妹にしちゃうぞ~」ダキッ

あかり「あかりだって負けないよぉ! 妹の数の違いが姉力の決定的差でないということを教えてあげるよぉ!」

陽炎「期待しないで待ってるわ」

陽炎(姉妹、か。よくわからないけど私はお姉ちゃんらしいことできてるのかな?)

陽炎(せっかく何人もいるんだしたまには姉妹で集まったりとかしてみようかしら)

あかり「大鳳ちゃんは姉妹艦いないんだっけ?」

大鳳「翔鶴型が基になっているので遠縁といえなくもありませんが、直系の妹はいませんね」

あかり「瑞鶴さんの従姉妹だったんだね」

大鳳「従姉妹というのが正しい表現かはおいておきますが親戚です」

あかり「姉妹欲しいって思う?」

大鳳「特には思いませんね」

あかり「大鳳ちゃんは1人っ子がいい派なんだね」

大鳳「別に1人っ子がいいというわけでもないです。姉妹がいるなら相応に、いないなら今の通りでいるだけです」

あかり「あんまり興味ないってこと?」

大鳳「有り体に言えばそうです。こうして大人数で生活していますからね。寂しくはありませんし姉妹どうこう言う気もあまりないです」

あかり「家族いっぱいだから気にしないってことなんだ」

大鳳「皆さん姉妹でなくとも大切な仲間で、家族ですので。まあ、最近は1人でよかったというか相部屋でなくて助かったと思うこともありますが」

あかり「どうして?」

大鳳「いえあの、色々とそのあれがなにしてそうで……」

あかり「トレーニングしてるところ見られたくないのかな?」

大鳳「そ、そうです、人に聞かれたらはずかしい声とか出ちゃうときもあるので」

あかり「お部屋たくさんあってよかったね」

大鳳「まったくです。なかったら何か間違いが起きるところでした」

あかり「間違い? それはそうと、今日のお仕事は終わりだよぉ」

大鳳「もうこんな時間でしたか早いですね」

あかり「なんだかいつもより早く感じるよぉ」

大鳳「終わったということは」

あかり「ごほうびだね」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 胸を揉んであげる
3 マッサージしてあげる
4 夜も一緒に行動する

大鳳「では頭をなでてください」

あかり「胸揉んでって言われるかと思ったよぉ」

大鳳「私をなんだと思ってるんですか!」

あかり「だって最近そう言われてばっかりだったし」

大鳳「提督がそればっかりではいやだと言ったんじゃないですか」

あかり「だから頭なでてなの?」

大鳳「我慢してるとかそういうわけではなく、私も最近は少し落ち着きがなかったかなと反省しているんです」

あかり「わかった。それじゃ頭なでてあげるね」

大鳳「あ、あの、できれば膝枕してもらってもいいですか?」

あかり「膝枕も?」

大鳳「だめですか?」

あかり「大丈夫だよぉ。ちょっと準備するから待っててね」

あかり「お布団の上じゃないと座れないからね」

大鳳「提督のお布団……!」

あかり「ちゃんと干したりしてるから汚くないよ。安心してね」

大鳳「提督の汚れがついてるなら問題ないです!」

あかり「落ち着いてないよ大鳳ちゃん!?」

大鳳「し、失礼しました。それでは、その膝に」

あかり「うん、どうぞ」

大鳳「よいしょっ。はぁ~、これが提督の腿の感触」

あかり「膝枕だから膝って言おうよぉ。実際腿だけど」

大鳳「うつ伏せになってもいいですか?」

あかり「いいよぉ、そっちの方が頭なでやすいし」

大鳳「ふぁ~、提督のぬくもりが伝わってきます~」

あかり「頬ずりはちょっとくすぐったいよぉ」

あかり「なでるよ~」

大鳳「はい……」

あかり「今日も1日お疲れ様~」ナデナデ

大鳳「はぁ……」

大鳳(労いと優しさに感情に満ちた提督の手つき。すごく癒される)

大鳳(なんだかあやされているような気持ち。身体を包むようなこのぬくもり、愛されているんだという感じて心地いいです)

大鳳(そういうときに感じる愛情とはまた別ですね)

大鳳「提督、最近の私どうですか?」

あかり「どうって?」

大鳳「エッチなことばかりお願いして、幻滅してませんか?」

あかり「そんなことするわけないでしょ」

大鳳「私がそういうことをお願いするのは、ただ気持ちよくなりたいからというわけではないんです」

大鳳「提督のことが好きだから、愛してるからエッチな気持ちになるんです! 決してエッチなことができれば誰でもいいというわけでないんです!」

あかり「う、うん、わかってる、わかってるから」ナデナデ

大鳳「あっ、す、すいません。気持ちの繋がりの方が大事だと思ってるってこと、ちゃんとわかって欲しかったんです」

あかり「大鳳ちゃんがあかりのこと、好き、だってことは伝わってるよぉ」

大鳳「通じているなら、それでいいです」

あかり「あかりも、大鳳ちゃんのこと大好きだよ」

大鳳「提督……」

あかり「もしかしてあかりの気持ちが通じてないからそういうことさせてるの?」

大鳳「提督の気持ちだって通じてます。私がそういうことしてもらっているのは……好きだからですよ」

あかり「どっちが?」

大鳳「提督のことも……そういうこともです」

あかり「足のしびれ取れたよぉ」

大鳳「しびれるまでしてもらわずともよかったんですよ?」

あかり「あかりがしたいからしたんだよぉ」

大鳳「ありがとうございました提督」

あかり「どういたしまして。それじゃ明日の秘書艦を決めよっか」

↓1 明日の秘書艦(>>769の大鳳以外の☆のついてない艦娘)

あかり「浜風ちゃんにお願いするよぉ」

大鳳「浜風さんですね。わかりました」

あかり「おやすみ大鳳ちゃん」

大鳳「おやすみなさい提督。変に誤解されてないことがわかって、今日はよく眠れそうです」

あかり「好きだからそういう気持ちになる、かぁ。好きだったらそうなるのが普通なのかな?」

あかり「あかりの好きは本当の好きじゃない? ううん、そんなことないよぉ!」

あかり「好きにも色々あるんだしこれがあかりの好きだよぉ。それでいいんだよね」

あかり「さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く((>>769の秋月、駆逐棲姫、明石、陽炎以外)
3 散歩
4 執務
5 バー

今回はここまでです
次は小ネタからはじめます

話的にED後は新しく艦娘が建造されないようになっていますが以後に実装された艦娘が出てくることもあります
なのでまだ艦娘になってないとかそういうことを言わせないように気をつけてますがもし書いてしまっても見逃してくれるとうれしいです

開始します
朝潮が大人になる話から

明石「ようやく完成しましたよ、艦娘を成長させる装置」

妖精(猫吊るし)「ちょっと見せてください。ふむふむ、なるほど」

明石「装置の外観を見て何かわかるんですか?」

妖精(猫吊るし)「私レベルになればわかるのです」

明石「どんなレベルですか」

妖精(猫吊るし)「確かにこれなら成長させることができそうですね。でも、最大で1日が限度でしょう」

明石「また時間制限がついてしまいましたか」

妖精(猫吊るし)「それにある一定の年齢相応になるまで成長させるという効果になりますから、元々相応の肉体年齢に達している艦娘には効きませんね」

明石「成長できる体にするのが最終目標だったんですが、割とかけ離れた機能になってしまいましたね」

妖精(猫吊るし)「これも大事な一歩ですよ。とりあえず試験してみてデータを取りましょう」

明石「元々の肉体年齢が幼い艦娘でないと効かないなら、駆逐艦の方にお願いするのがいいでしょうか」

妖精(猫吊るし)「駆逐艦の中でも幼いといえば」

明石「朝潮さんか文月さんですか? あと駆逐艦ではないですが一応ほっぽちゃんも候補にはなりますか」

妖精(猫吊るし)「深海棲艦への使用感は別口として、今回は艦娘への試験をしましょう」

明石「では、朝潮さんにお願いしましょう。文月さんがあのまま大人になるのは危なっかしいですからね」

妖精(猫吊るし)「私としてはそっちも期待したいところだったのですが、まあいいでしょう。朝潮さんで試すとしましょう!」

明石「試してもらう、ですからね?」

あかり「こっちの世界でも背が伸びないなぁ。世界じゃなくてあかり達自身がそうなってるってことなのかなぁ」

あかり「でも急に進級するかもしれないって上の方に書いてたし可能性はあるよね!」

あかり「みんなも成長しないならこっちの方がいいとも思うけど……」

山雲「司令さんの言ってることが~よく理解できない~」

あかり「あかりにも色々が事情があるんだよぉ」

山雲「深く突っこむと~なんかあれっぽいから~やめるね~」

あかり「そうしてくれるとうれしいよぉ」

山雲「それにしても~朝潮姉~どうしたんだろうね~?」

あかり「朝潮ちゃんが起きてこないなんて珍しいよぉ」

山雲「お腹痛くなったのかな~?」

あかり「体調が悪いんだったら看病してあげないといけないよぉ! ついた、朝潮ちゃん!」

山雲「朝潮姉~元気~?」

朝潮「司令官、山雲っ!?」

山雲「あれ~誰~? どうして山雲の名前知ってるの~?」

あかり「えっと、どちら様ですか?」

朝潮「私です!」

山雲「ワタシさん? そんな艦あったっけ~?」

あかり「というか何で服着てないんですか!? 朝潮ちゃんはどこに行ったんです!?」

朝潮「だから私が朝潮です!」

山雲「ええ~朝潮姉~? 朝潮姉はもっと小さいよ~」

あかり「そうですよぉ!」

朝潮「なんだかわかりませんが朝起きたら急に体が大きくなってたんです!」

山雲「そんな~艦娘は成長しないのに~」

あかり「まさかあの上の文が現実に!? あかりも成長しちゃう!?」

明石「いえ、この装置は艦娘専用なので提督には使えませんよ」

あかり「明石さん!」

朝潮「明石さん、あなたの仕業ですか!」

明石「すいません。造ったのは私で朝潮さんに使ってもらおうという話もしてたんですが、あの妖精さんが寝ている間に勝手にやってしまったみたいで」

あかり「この前の大鳳ちゃんのときみたいなこと、またしてたんですか」

朝潮「またあの妖精! 私に何か恨みでもあるんですか!」

明石「いえ、たぶん眠ってる間に勝手にされる方が面白いとかそういう理由だと思います」

山雲「じゃあ~本当に朝潮姉なの~?」

明石「はい、この装置で大きく成長した朝潮さんです」

あかり「戦艦の艦娘さんくらい大人になってるよぉ」

山雲「服着てないのは~大きくなって破けちゃったから~?」

明石「だと思われます」

朝潮「私の元の服では入らないのでどうしようかと悩んでいたんですよ」

あかり「だから部屋から出てこられなかったんだね」

明石「大和さんか誰かに服を借りてきましょう」

朝潮「すいません、お願いします……」

あかり「朝潮ちゃん大きくなったらそんなふうになるんだね」

朝潮「実際にどうなるかはわかりませんよ。あくまで装置で成長した姿ですし」

山雲「でも綺麗だよ~」

あかり「うん。声もちょっと大人っぽくなってるよぉ」

朝潮「大人っぽい声って、いつもが子供みたいに……」

山雲「髪の毛がすごい伸びてる~」

あかり「1回も切らないで伸ばしたことになるからね。これだけ伸びるよぉ」

山雲「髪の毛で隠せば~裸でも歩けるかも~」

朝潮「無理に決まってるでしょう!」

山雲「胸はそんなに~大きくなってないから~いけると思うけどな~」

朝潮「そういう問題じゃないでしょ!」

あかり「そんなにって言うけど普通くらいにはあると思うよぉ。小さくはないよね」

山雲「普の胸だから~普乳~?」

朝潮「なんかいやだからやめて!」

明石「借りて参りましたよ」

朝潮「すいません明石さん」

明石「大和さんはちょうど洗濯していて替えがなかったそうで、武蔵さんに借りてきました!」

朝潮「武蔵さんの服を着ろと!?」

明石「あとたまたま通りかかった雲龍さんのも」

朝潮「何でそんな極端な人からばかり借りてくるんですか!?」

あかり「今日洗濯日和になるって天気予報あったから、みんな洗濯に出しちゃってるんだね」

明石「あとは私の服でよければ貸しますが。水着ですが」

朝潮「水着ってなんですか!」

妖精(猫吊るし)「こんなこともあろうかと朝潮さんのいつもの服をそのサイズで作っておきましたよ」

山雲「妖精さんだ~」

あかり「いつもながらどこから出てきたのか全然わからないよぉ」

朝潮「あっ、ありがとうございます……じゃない! 諸悪の根源! 今日という今日は許さない――」

妖精(猫吊るし)「まあまあそう言わずに。提督は大人の女性がタイプらしいですよ?」

朝潮「なっ!」

妖精(猫吊るし)「期限は1日です。有効活用するといいですよ」

朝潮「有効活用って……」

あかり「何話してたの朝潮ちゃん?」

朝潮「な、なんでもないですよ!」

朝潮(司令官のことだから大人の女性がタイプというのも、身体的にではなく精神的に成熟しているという意味でしょうが)

朝潮(見た目が伴っている方がそう感じやすいかもしれない? だったら、確かにこれはチャンスなのかもしれません!)

朝潮「毎度のことながら胸のところまでサイズぴったりなのが怖い」

山雲「改めて見ると~おっきいね~」

あかり「本当に戦艦の艦娘さんみたいだよぉ」

朝潮「視点が高いといつもの部屋も違って見えます。なんだか狭く感じますね」

山雲「大人になると~そう感じるみたいだね~」

あかり「あかりも小学生から中学生になったとき、お部屋こんなに狭かったっけって感じてちょっと寂しくなったよぉ」

朝潮「突然のことなのでそういう郷愁に駆られることはありませんね」

あかり「1日で戻っちゃうしね」

山雲「朝潮姉~司令さん~山雲お腹空いたよ~」

あかり「朝潮ちゃんの服も戻ったしそろそろ朝ごはんに行こっか」

山雲「早く早く~」

あかり「山雲ちゃん、引っ張らないで~」

朝潮「こら山雲、司令官が困っているでしょう」

山雲「あぅ~ごめんなさい~」

朝潮「えっと、そんなに強く言ったわけじゃないのよ?」

山雲「おっきい人から叱られると~怖さ倍増するよ~ね~?」

あかり「なんかこう上から押さえつけられる感じ、怖いよぉ」

朝潮「こ、怖いですか?」

山雲「朝潮姉は真面目顔だから~大人になると~ちょっと怖い感じするね~」

朝潮「そ、そんな!」

朝潮(大人になったことで逆に威圧感が出てしまっている!? これではいけないわ!)

朝潮「いつもの猫耳としっぽをつければ、これで怖くないでしょう?」

山雲「う~ん、あんまり似合ってない~?」

朝潮「ええっ!?」

山雲「ちょっと~子供っぽすぎる~いつもの服も~その大きさで着るのは~似合ってないかも~」

朝潮「そ、そうなんですか司令官!?」

あかり「あかりは可愛いと思うけど、でも服はちょっと今の朝潮ちゃんには子供っぽすぎるかなぁって気はするよぉ」

朝潮「そ、そんな、いつもの私は子供っぽかったんですか……」

山雲「いつもは子供だから~子供っぽくていいんだよ~」

朝潮「それじゃ司令官に……」

あかり「あかりに?」

朝潮「いえ、行きましょう。朝ごはんの時間が終わってしまいます」

あかり「ん~?」

朝潮(いつもの服装を考え直す必要がありそうですね。んっ?)

朝潮「ん、んっ」

あかり「何でドア出るときちょっと屈んだの?」

朝潮「頭を打ちそうな気がして」

山雲「まだ全然だよ~?」

朝潮「いつもよりかなり近くなってたので、つい」

あかり「あはは、いつもより背は高いけど、腰は低くなる1日になるかもね」

朝潮「う、うぅ~」

朝潮(くっ、大人らしいアピールどころか笑われてしまうなんて!)

山雲「朝潮姉~待って~」

あかり「歩くのが速いよぉ」

朝潮「はっ! 歩幅が大きくなってるんでしたね、失礼しました」

あかり「足長くなると歩く速さも変わるんだねぇ」

山雲「ね~?」

あかり「大和さん達はいつもあかりに合わせてくれてるんだ、感謝しないと」

朝潮(身長の大きい艦娘の皆さんは司令官の言うとおり、司令官の歩幅に合わせて歩いてるんですね)

朝潮(そういう気配りができるのが大人……ぐぬっ、いつも同じ身長だから意識して合わせないと)

朝潮「こ、れくらい、これくらい?」

あかり「朝潮ちゃん、なんか歩き方変だよぉ?」

朝潮「足の長さがいつもと違うので歩幅合わせるのが中々難しくて」

あかり「無理して合わせなくていいんだよぉ? 変なふうに歩いてると疲れるよぉ」

山雲「先に行ってていいよ~ね~?」

朝潮(うぐっ、逆に気配りされてしまった!)

オスカー「にゃあ~」

山雲「あ~オスカーだ~」

あかり「朝のお散歩してるのかな」

オスカー「ふ~!」

朝潮「お、オスカー私だよ、朝潮!」

山雲「急に変わったから~威嚇されてるね~」

あかり「知らない人だと思われてるんだね。オスカー、あれは朝潮ちゃんだよ。においかいでみたらわかるかな?」

オスカー「にゃ~」チョロチョロ

朝潮「わっ、と、オスカー、あんまり足元でちょろちょろされると、わっ、きゃあっ!?」バタッ

山雲「こけたね~」

あかり「朝潮ちゃん大丈夫!?」

朝潮「いったた、足が絡まるなんて」

山雲「上手く体が~動かせてない~?」

オスカー「にゃ~ん」ピョン

朝潮「あっ、オスカー。お腹に乗ってくるってことは私だってわかってくれたの?」

オスカー「にゃっ!」シュッシュッ

朝潮「あっふ、オスカー顔に届かないからって、胸に猫パンチはやめて~!」

朝潮「はぁ~、踏んだり蹴ったりです」

山雲「急に体大きくなっても~あんまりいいことないね~」

あかり「普通は徐々に大きくなってくものだもんね」

山雲「急になっちゃうと~他の人の体になったのと~同じみたいね~」

朝潮「他の人の体……」

朝潮(たとえ成長した姿であろうとそれがあり得ないのであれば別人と言っても過言ではないのかもしれない)

朝潮(装置を使わないとなれないこの体は本来の私ではない。なら、この体で司令官の気を惹くのは間違っている)

朝潮(私は私を愛してもらいたい。本来の私を司令官に愛してもらいたいんですから)

あかり「またこけたら危ないから手を繋ごう!」ギュッ

朝潮「あっ、司令官……」

山雲「あ~朝潮姉だけずるい~山雲とも~!」

あかり「ふふっ、はい山雲ちゃんとも」

朝潮(司令官はいつもと変わらない。大人になった私に対してもいつも通りに接している)

朝潮(大人だろうとなんだろうと、司令官にとって私は『朝潮』だってことなんですね)

朝潮(どんなふうになろうとも、私をいつも通りに愛してくれる)

朝潮(なら私も、いつも通り司令官を愛していればそれでいいんですね)

あかり「朝潮ちゃんいつもの顔に戻ったね」

朝潮「いつもと違う顔してましたか?」

あかり「うん。あかりはいつもの朝潮ちゃんが好きだよ」

朝潮「私もいつもの司令官が……好きです」

朝潮(何があろうと変わらないいつも通りの日常。私が今求めているのは、そういう幸せなんですね……)



後日

朝潮「せっかくなので武蔵さんの服も着てみました! 大人っぽいでしょう?」

あかり「それは大人っぽいとは違うよぉ! 耳としっぽもついてるからなんかいかがわしい感じが!」

朝潮「多少のいかがわしさを醸し出すのも大人ですよ、司令官」

あかり「多少ってレベルじゃないからね!」

朝潮「ふふっ、司令官。結構手間取ったので今度は司令官に巻いてほしいです」

朝潮「ついでに今日これを剥ぐときも、手伝ってくださいね?」

あかり「も、もぉ~朝潮ちゃんったら~!」

朝潮(まあでも、たまにはこういう刺激も必要ですよね。刺激を欲しているのも本来の私ですから)

今回はここまでです
次はりせ鎮守府の初雪観察の小ネタです

サザエさん時空の回ではコマ外の上の方に進級する可能性もあると書いてありましたがりせがいるのでたぶんないと思います

開始します

奈々「初雪の部屋に仕掛けた監視カメラで彼女の生態を研究しようと思う」

摩耶「生態ってお前」

那智「確かに引きこもって何をしてるのか気になるが」

奈々「今後の艦娘研究に大いに役立つことになるだろう」

大鳳「艦娘研究って今更なにを研究するって言うんです?」

陸奥「新しい子はもう造れないはずでしょう?」

奈々「今残っている君達に何ができるのか。それを探るのも私の贖罪だよ」

日向「そんな殊勝な気持ちがあったとはな」

奈々「私だって教職についてるんだそれくらいの責任感はあるつもりだよ」

陸奥「でも初雪ちゃんの生態を研究して艦娘全体の研究に役立つとは思えないのだけど」

奈々「まったく関係ないことから世紀の大発見をすることだってあるからな」

摩耶「単純に気になってるだけだろうが」

那智「まあせっかく撮ったのだし見てみようじゃないか」

大鳳「初雪さんにはあとで謝りましょうね」

奈々「先ずは起床からだ」

初雪『くぅ~……』

陸奥「あら、割と寝相はいいのね」

日向「結構ずぼらなところがあるから布団を蹴っ飛ばしてたりするのかと思ったが」

奈々「もしかすると寝返りをうつことすらめんどくさがっているのかもしれん」

大鳳「寝てるときでさえめんどくさがりなんですか!?」

那智「そのうち寝るのがめんどうとか言い出さないだろうな」

摩耶「それ逆に起きてるのも面倒ってなって最終的には……」

大鳳「皆さん初雪さんをなんだと思ってるんですか! いくらめんどくさがりでもそこまで度はすぎませんよ!」

初雪『んぁ……』

奈々「おっ、起きたな」

摩耶「ははっ、間抜けな面してるぜ!」

陸奥「あら、摩耶ちゃんも寝起きはこんな感じよ?」

摩耶「はぁっ!? あたしはもっとしゃきっとしてんだろ!」

陸奥「ううん、もうこんな感じでとろ~んと」

摩耶「変なデマ言いふらすんじゃねぇよ!」

大鳳(なぜ陸奥さんが摩耶さんの寝起きの顔を知っているんでしょう?)

日向(陸奥はよく朝まで飲んでいるからか?)

初雪『ふわぁ……』

奈々「上半身を起こしたまま動こうとしないな」

日向「ボーっとしてるな」

那智「私もたまにこういうときがあるな」

陸奥「そうね、那智ちゃんもたまに目が覚めたと思ったらちょっとぼ~っとして、また寝ちゃうときあるわよね」

那智「……何でそんなに詳しいんだ」

陸奥「ひ、み、つ」

大鳳(もしや私のはずかしい秘密も何か知られて?)

日向(世界のビッグ7をだけあってやはり侮れんな)

初雪『はぁ……』バサッ

奈々「ん? 布団の中にもぐりこんだな何してるんだ?」

大鳳「中でもぞもぞ動いてますけど……あっ、パジャマが布団から出てきましたよ」

摩耶「中で服脱いでんのか? 最近寒いもんな」

那智「下着まで出てきたぞ」

陸奥「これで中の初雪ちゃんははだかんぼね~」

初雪『んっ……』モゾモゾ

日向「なんかうめき声が聞こえるんだが?」

大鳳「ここ、これってまさか……!?」

初雪『ふぅ……中々難しい』

摩耶「あっ、出てきた」

陸奥「お布団の中で着替えるのに苦労してただけみたいね」

大鳳「な、なんだ、安心しました」

陸奥「大鳳ちゃんは一体何を想像したのかしら~? お姉さんに詳しく教えてくれないかな~?」

大鳳「なんでもないですよ! からかわないでください!」

陸奥「ふふっ、耳年増なんだから」

奈々「布団の中で次の日に着る服を温めていたというわけか」

日向「寝相のいい初雪だからこそできるやり方だな」

摩耶「でもしわとかついちまうだろ?」

初雪『しわ、元からだしいいや』

摩耶「やけにタイミングいい発言だな」

初雪『……』

陸奥「着替えたはいいけど布団から出る気配がないわ」

那智「何のために着替えたんだ」

初雪『……』スッ

摩耶「おっ、立ったぞ」

初雪『……』ドサッ

大鳳「何冊か本を枕元に持ってきてまた布団に戻りましたね」

日向「どうやら基本布団の中で生活しているようだ」

奈々「万年床は布団にも床にもよくないんだがな」

那智(こういうだらけた1日を過ごすのもいいかもしれないな)

初雪『ふっ……』

大鳳(初雪さんが笑っている。面白い本なのかしら。えっと、開口部これくしょん? ええっ、なに読んでるんですか初雪さん!?)

初雪『やっぱり、大鳳の開口部、いい……でも、雲龍型も捨てがたい……神通さんも、改二になったら意外にあいてる……要チェック……』

奈々「うむ、完全にあれだな」

日向「爆発について語ってるときのお前も相当なものだが」

陸奥「というかあの本誰が作ったのかしら?」

初雪『……』

摩耶「昼飯に出てから動きがねぇな」

那智「ぼ~っとしていることが苦ではないタイプのようだからな」

大鳳「あれ? 誰か来ましたよ?」

初雪『どうぞ……』

りせ『……』

陸奥「提督だわ」

日向「初雪に何か用だろうか?」

りせ『……』

初雪『ん……』

大鳳「お2人の顔が、近い!」

奈々「……」

初雪『元気そうで何より?』

りせ『……』フルフル

初雪『違う……? じゃあ、えっと……』

摩耶「提督が何言ってっか当てようとしてんのか?」

那智「私達でもインカムなしでは聞こえないからな」

初雪『えっと、ごきげんよう……?』

りせ『……』フルフル

初雪『ええっ、それじゃあ……』

日向「難航しているようだな」

陸奥「今まで散々やってきてできてないものね」

奈々「ふっ、一朝一夕でわかるようになるものではないさ」

大鳳「かなり長い付き合いなんですものね技術所長と提督」

奈々「まあ元はそれほどでもなかったが、それでも私にはわかったぞ」

那智「なぜだ?」

奈々「爆友だからだ!」

日向「そこは愛だとか言うべきところじゃないのか?」

初雪『降参……なんて言ってるか教えて』

りせ『……』クイクイッ

初雪『えっ、なに? 布団から出ろって? いいけど……』

りせ『……』パサッ

初雪『あぁっ! なんで畳んじゃうの!』

りせ『……』グイグイ

初雪『えっちょ、なんで押すの? ねぇ? もしかして外に出ようって言ったの?』

りせ『……』コクリ

初雪『ん~めんどくさいけど、わかったから押さないで、自分で歩くから』

りせ『……』

初雪『ほんとに、おせっかい焼きなんだから……』

摩耶「外に出ない初雪を心配して見に来てたのか」

那智「なるほどな。そういえば最近よく一緒にいるところを見かける気がするな」

陸奥「こうして外に連れ出していたのね」

奈々「なるほど、そういうことだったのか」

日向「ん?」

りせ『……』ニコッ

大鳳「あっ、提督がこっちに向かって笑いましたよ!」

摩耶「監視カメラに気づいてたのか。中々鋭いな」

奈々「全部お見通しか。やれやれ」

陸奥「ねぇ技術所長。もしかして今回の件って提督が初雪ちゃんと浮気してるんじゃないか確かめるためにやったんじゃないの?」

奈々「ふっ、何を言ってるんだ。私は今回の調査のレポートをまとめなければならないからもう行くぞ」

摩耶「はんっ、図星かよ。耳が真っ赤だっつの」

那智「技術所長にもああいう一面があったのだな」

大鳳「そうですよ技術所長だって女性なんですから」

陸奥「うふふ、本当にお熱いことで」

日向「提督をこの場に呼ばなかったのはそういうことだったのか。まったくなにが初雪の生態研究だ――」

りせ「……」

初雪「……」

摩耶「あっ」

初雪「……へぇ、みんなで私の生態研究してたんだ」

大鳳「は、初雪さん、これはあの」

初雪「じゃあ私の生態について、1つ教えてあげる……開口部を見ると手を突っ込みたくなる!」ガバッ

大鳳「ひゃああ~!」

初雪「そして開口部がない場合は、作りたくなる!」バッ

那智「こ、こらやめろ初雪服を破くな! や、やぁ~!」

初雪「全員全身開口部にしてやる~!」

摩耶「それはもう開口部じゃなくて全裸だろうが~! やめろくんな~!」

りせ「……」ハァ

今回はここまでです
次は朝潮の部屋に行くところからはじめます

わらしべ回をもらえただけでもありがたいですがやはりりせ回はもっと増やしてもいいと思いますね

開始します

あかり「こんばんは朝潮ちゃん」

朝潮「司令官。こんばんは」

あかり「今日も泊りに来たよぉ」

朝潮「泊りにって同じ敷地内じゃないですか」

あかり「敷地は同じでも結構離れてるし」

朝潮「まあそうですけど」

あかり「朝潮ちゃんはパジャマ変えたりしないんだね」

朝潮「似たようなのを何着かいただきましたから。司令官だっていつもそのパジャマじゃないですか」

あかり「ちゃんと洗濯に出してるときもあるよぉ」

朝潮「選択に出してるときはどんなパジャマを着ているんです?」

あかり「もっと大人っぽいの!」

朝潮「例えばどんな?」

あかり「すごく透け透けなの!」

朝潮「そうですか、今度見せてください」

あかり「いいよぉ」

朝潮(勢いで何口走ってるの私!? 司令官もなんで否定しないの!?)

あかり(勢いで頷いちゃったけどそんなの着たことないよぉ。朝潮ちゃんなんで見たいなんて言ったのかなぁ)

朝潮「年頃の女の子はこうやって女の子同士で寝るのは普通なんでしょうか?」

あかり「普通なら1人だと思うけど、誰かと一緒に寝るときならそういうときもあるかもしれないよぉ」

朝潮「司令官はこちらに来る前からそういう経験があったんですか?」

あかり「結衣ちゃんちに泊りに行くときはいつもだよぉ。お布団は別々だけどね」

朝潮「私とは同じ布団で寝ますよね」

あかり「ここまでお布団持ってくるのは大変だもん」

朝潮「そうですか……」

朝潮(そりゃそうですよ、そんな特別な理由なんてあるはずがないです)

あかり「それに艦娘のみんなとは結衣ちゃん達とは何か違う感じだから」

朝潮「違う感じですか?」

あかり「うん。こんなに近くに寝てるんだからもっと近くにいたいなって、そういう気持ちになる」

あかり「結衣ちゃん達だと起こしたら悪いかなって思うけど、艦娘のみんなには近づきたいなって思うんだよぉ」

朝潮「司令官……」

あかり「自分の方が提督で偉いからってそんな気持ちがどこかにあるのかな?」

朝潮「そうではありませんよ。それだけ気安い間柄だとそう思っているということです」

あかり「そうかな?」

朝潮「そうですよ。遠慮の要らない相手だとそう認識しているというわけですね」

あかり「そっかぁ。あかりちゃんとみんなのこと信じることができてるんだね」

朝潮「ええ、私も司令官を信じているからこうして同じ布団に招き入れるんです」

あかり「えへへ、ずっと前京子ちゃんに言われたこと実践できてるよぉ。立派な提督になれてる」

朝潮「私は司令官の司令官としての顔をあまり知りませんが、みんな信じているからこの結果を導けたんです」

朝潮「あなたはもう十分立派な司令官ですよ」

あかり「ありがと朝潮ちゃん」

朝潮「いえ、いつもそう思っていることを言っただけですので」

あかり「一緒のお布団で寝てると寝顔がよく見えるよぉ」

朝潮「司令官の寝顔は怖いときがありますが」

あかり「半目開けるのなんとか治そうとしてるんだけど全然治らないんだよぉ」

朝潮「目にもよくないですし早めに治したほうがいいですよ」

あかり「瞼にテープ張って止めればいけるかなぁ?」

朝潮「それはそれで怖いんですが」

あかり「じゃあ朝潮ちゃんに押さえてもらう?」

朝潮「私が眠れないじゃないですか」

あかり「押さえながら寝ればいいんだよぉ」

朝潮「そんな器用な真似できませんから」

あかり「うふふっ、もう寝よっか」

朝潮「そうですね。もう電気消します」

あかり「……」

朝潮「……」

朝潮(暗くなった部屋の中で司令官の顔だけがはっきりと見える。目を閉じて眠りたいのに、ずっと見ていたい気持ちになる)

朝潮(この静謐ともいえる静かな雰囲気。司令官がこんなにも近くにいるのにドキドキはほんの少しだけ)

朝潮(でも、なんだろう。すごく、幸福です)コツン

あかり「んっ?」

朝潮「おでこ、このままでも?」

あかり「うん……」

朝潮(朝起きたときおでこは離れているだろうけど、こっちを向いていてくれたらうれしいな)

浜風「おはようございます提督」

あかり「おはよう浜風ちゃん」

浜風「今日は天気がいいですね」

あかり「うん。お日様も出てるし比較的温かくなりそうだよぉ」

浜風「天気予報でもそのように言っていました」

あかり「だったらお外に出るのもいいかもしれないね」

浜風「とはいえ風も強いそうですよ」

あかり「ええっ、風が強いと寒いのが来るからだめだよぉ」

浜風「提督は7月24日生まれの獅子座でしたよね。今日は何かぶつかるかもしれないので注意らしいです」

あかり「やっぱりお外出るのはやめた方がいいかも?」

浜風「所詮は占いですよ気にせず自由になさってください」

あかり「ちなみにラッキーカラーは?」

浜風「ラッキーカラーは、銀。ラッキーアイテムは黄色のリボンです」

あかり「銀と黄色のリボン……つまり浜風ちゃんだね!」

浜風「そ、そうですね、偶然ですね」

あかり「あかりはこれを見越して浜風ちゃんを秘書艦にしたんだよぉ」

浜風「さすがですね提督」

浜風(ラッキーカラーとアイテムは私を連想するようにでっち上げただけですけどね)

あかり「浜風ちゃんにくっついてれば何かにぶつかる心配もないよね!」ピトッ

浜風「ふっ、それは私にぶつかってるといえなくもありませんか?」

あかり「ああっ、確かに! 占い当たってるよぉ!」

浜風「そうでしょうよく当たると評判らしいので。というわけで、今日は私に引っ付いて――」

あかり「でももうぶつかったから終わりだよね。優しいぶつかり方で助かったよぉ」

浜風「……」

あかり「浜風ちゃんのおかげだよぉ。さすがラッキーアイテム!」

浜風「ど、どういたしまして」

浜風(くっ、こんなにも早く目論見が崩れるなんて。でもまだ今日は始まったばかりなんだから)

浜風(占いを気にして普通の女の子っぽくする作戦の他にも、まだ女の子の日常的な行動はたくさん用意しているもの!)

浜風(提督の日常に寄り添える女の子に私はなってみせる!)

あかり「さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>769の朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

那珂「ふんふ~ん」

あかり「那珂ちゃん機嫌がいいね」

那珂「提督。だってこんなに天気がいいんだよ? 気分も晴れるってものだよ」

あかり「でも風強いらしいよぉ?」

那珂「いいじゃない! 強い風はミュージックビデオでもよく使われてるんだよ! 送風機代が浮くよ!」

あかり「たぶんスカートも浮いちゃうと思うんだけど」

那珂「あ~、だめだよ提督! 那珂ちゃんは清純派アイドルなんだから! そういうのはNG!」

あかり「清純派だったんだ」

那珂「この溢れる清らかオーラを見ればわかるでしょ?」

あかり「う、う~ん」

那珂「その歯切れ悪い感じはなに~?」

あかり「なんでもないよぉ」

那珂「もぉ、失礼しちゃうよ。でもぉ、提督にはもうジャージ姿とかも見られてるし、そういうところも見せてあげてもいいかもってぇ」

あかり「それよりね那珂ちゃん」

那珂「それよりって!」

↓1

1 改造の話
2 川内について
3 アイドル活動の近況を聞く
4 その他自由に

今回はここまでです
次は那珂と川内の話をするところからはじめます

占いは当たった試しがありませんが見ると少し気にしてしまうのはなぜでしょうね
テレビの正座占いとかじゃなくてお金取る占い師とかに見てもらうと違うんでしょうか

開始します

あかり「川内さんのことなんだけど」

那珂「川内ちゃんがどうかした?」

あかり「昨日夜戦場ができたでしょ?」

那珂「なんかまた変なのができてたね。あれ夜戦するとこだったんだ」

あかり「結構満足してたみたいだけどこれで静かになってくれるかなぁ?」

那珂「どうかなぁ、そのうち飽きたらまた夜戦夜戦言い出すかも」

あかり「あかりの世界に行ったら夜戦場もなくなっちゃうし」

那珂「そっちの世界で夜中騒がれると近所迷惑だよね」

あかり「ずっと満足してもらう方法ないのかなぁ」

那珂「う~ん、筋金入りだからね」

あかり「やっぱり夜の相手をしてあげるしかなさそうかなぁ」

那珂「えっ?」

那珂「夜の相手って……」

あかり「うん、あかりが相手をしてればその間は騒いだりしないと思うから」

那珂「そうかもしれないけど!」

あかり「こっちに来てからは大体いつもそうしてたからね」

那珂「ええっ!? いつも!?」

あかり「時々は1人のときもあるけどね」

那珂「ひ、1人で……」ゴクリ

あかり「でも大体色んな人とのところに行ってるよぉ」

那珂「そん、那珂ちゃんは相手にならないっていうの!?」

あかり「那珂ちゃんのとこにも行ったでしょ?」

那珂「那珂ちゃんいつの間に純潔を……って、もしかして夜の相手って夜に会いに行くって言ってる?」

あかり「うん。夜に川内さんの相手をしてあげればいいかなぁって」

那珂「な、なぁんだ、びっくりしたぁ」

あかり「なんだと思ってたの? 1人でって」

那珂「ななな、なんでもないよ! 那珂ちゃんは清純派だからそんなこと考えないもん!」

あかり(どんなこと考えてたんだろ)

那珂「川内ちゃんのことはそこまで気にしなくていいよ」

あかり「そうなの?」

那珂「みんなもう慣れたよ」

あかり「でも帰ったときの近所迷惑が」

那珂「那珂ちゃんのレッスンルームに閉じ込めれば問題ない! 防音ばっちりだから!」

あかり「可哀想だよぉ! というかレッスンルームもなくなるからね!」

那珂「作って?」

あかり「ここでおねだりしてくるの!?」

那珂「これくらいのハングリー精神がないとアイドル業界生きていけないんだよ」

あかり「清純派は!?」

那珂「作ってくれないとレッスンできないよ~昼は那珂ちゃんが夜は川内ちゃんが近所迷惑になっちゃうよ~!」

あかり「近所迷惑なのわかってるならやめよう!?」

那珂「それでもやめられない。だって生粋のアイドルなんだもの!」

あかり(那珂ちゃんと川内さんって姉妹だけあって結構似てるかも? じゃあ神通さんにもこういうところあったりするのかなぁ?)

那珂「那珂ちゃんも今度野戦場行ってみるね」

あかり「演習弾だけど服は破けるから注意してね」

那珂「やだ~清純派なのに~」

あかり「もうそのキャラ付けは難しいと思うよぉ」

那珂「あっ、こんな時間だ! ライブの準備があるからまたね提督!」

あかり「うん、またね那珂ちゃん」

あかり「アイドル活動は順調なのかなぁ? もうそろそろメジャーデビューできたりして?」

あかり「うれしいけど忙しくなって会えなくなったらいやだよぉ」

あかり「複雑だね。さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>769の朝潮、那珂以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

春雨「日差しが気持ちいい。まだお昼にもなってないのに眠くなる……」

あかり「お日様に当たってるとぽかぽかして眠くなるよね」

春雨「司令官!」

あかり「あかりもひなたぼっこ大好きだよぉ」

春雨「ひなたぼっこと言えるのでしょうか? 窓際に座っているだけですし」

あかり「お日様に当たってうとうとしてたらきっとひなたぼっこでいいんだよぉ」

春雨「それでは学校に行って窓際の席で居眠りするのもひなたぼっこになりますよ」

あかり「あかり窓際だからひなたぼっこしてましたっていえば許してもらえるかなぁ」

春雨「どんな言い訳ですか。そもそもひなたぼっこでも授業と関係ないことなんですし許されるわけないです」

あかり「あかりは授業のときはちゃんと授業聞いてるから大丈夫だけどね。でも眠くなるときもあるよぉ」

春雨「がんばって起きててください」

あかり「起きていられるように今ここでひなたぼっこするよぉ」

春雨「今寝貯めしても意味ありませんから。それで、今日はひなたぼっこですか?」

あかり「どうしようかなぁ」

↓1

1 姉妹のこと
2 帽子のこと
3 デートしたいという話
4 その他自由に

あかり「春雨ちゃんは夕立ちゃんの妹だったよね」

春雨「はい。私が白露型5番艦、夕立姉さんが4番艦です」

あかり「1個上のお姉ちゃんなんだね」

春雨「あれで大きな武勲を立てたこともある自慢の姉です」

あかり「そっかぁ、尊敬できるお姉ちゃんなんだね」

春雨「こちらには他に白露型の艦娘はいらっしゃらないですよね」

あかり「京子ちゃんのところには全員いると思うんだけどね。会ったことがあるのは時雨ちゃんだけだよぉ」

春雨「時雨姉さんもとても有能な姉さんです」

あかり「あと池田先輩のところには五月雨ちゃんがいるね」

春雨「五月雨、あの子も長く戦線を支え続けた自慢の妹です」

あかり「五月雨ちゃんは妹なんだね。6番艦だっけ」

春雨「はい、私の1つ下ですね」

あかり「こうして見ると姉妹だけどあんまり似てないかもね。髪の毛の色も違うし」

春雨「同じ血が流れているわけではありませんからね。それでも姉妹です!」

あかり「血の繋がりは関係ないよね。大切に思ってるかどうかが大事なんだもん」

春雨「はい!」

あかり「艤装じゃなくてもどこかで似てるところもあるかもしれないしね」

春雨「私と夕立姉さんがですか?」

あかり「さっき那珂ちゃんと川内さんの話をしてて、似てるところがあるかもって思ったから」

春雨「私と姉さんが似てるところ、服とか?」

あかり「それだとあかりが着ればあかりが夕立ちゃんと姉妹になっちゃうよぉ」

春雨「それでは、う~ん」

春雨「姉さんは帽子も被ってませんし」

あかり「春雨ちゃんはぽいがないし」

春雨「……ぱいもないです」

あかり「夕立ちゃん結構大きいんだよね」

春雨「聞けば白露姉さん達も大きいそうで」

あかり「時雨ちゃんはそんなでもなかった気がするよぉ。でも駆逐艦にしては大きい方なのかな?」

春雨「やはり似ているところはないのかもしれません……」

あかり「似てないのは似てないのでいいと思うよぉ。それぞれ個性があるってことだから」

あかり「自分にないところを補い合えるのもきっと姉妹なんだよぉ」

春雨「つまり私のおっぱいを触るときは同時に姉さんのも触って補うという」

あかり「うん、おっぱいから離れよっか」

浜風「やはり大きい方がいいと思うものなんでしょうか?」

あかり「あんまり大きすぎるとあれだけど、やっぱり大きいと綺麗だなとかすごいなって思っちゃうよぉ」

浜風「私のはすぎていませんか?」

あかり「ううん、浜風ちゃんのは綺麗だと思うよぉ」

浜風「う、ぁ」

あかり「ごめんね、なんか変な感じに聞こえたかもだけどそういうことじゃなくてね!」

浜風「いえ、その、ありがとうございます」

浜風(綺麗、なのかな? どういうのが綺麗な胸なのかよくわからないけど)

あかり(コンプレックスを認められるのはすごくうれしいって瑞鶴さん言ってたよね)

あかり(なんか意味深に聞こえちゃうかもしれないけど、こうして言ってあげたほうがいいよね)

浜風「こほん、とにかく胸のことは置いておいて。これからはどうなさいますか?」

↓1

1 艦娘との交流(>>769の朝潮、那珂、春雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は名取と交流するところからはじめます

もうそろそろ次スレですが好感度練度表を出すのをすっかり忘れていましたすいません
あと1,2回で100になりそうな艦娘も結構いますがまだ一桁の艦娘が葛城のほかにもう1人います

乙です
そういえば夜戦場って初めは派手でお城みたいなホテルになるかと思ってた

>>928
そうしようかとも思いましたが戦闘もできた方が後で使えるかなと思い休憩室がそうなりました

開始します

あかり「名取さ~ん」

名取「はい、提督」

あかり「あっ、名取さん眼鏡かけてますよぉ」

名取「この前お話したときに気になったので」

あかり「やっぱり似合ってますよぉ。知的な雰囲気が出てます!」

名取「眼鏡1つで変わるものですか?」

あかり「もっと小さい髪留めとかでも変わるんですし、眼鏡くらい大きかったら全然違いますよぉ」

名取「結構重要なんですねファッションというのは」

あかり「だからお金がかかるんですよぉ」

名取「そのようですね。気に入ったフレームを買うと伊達でも少し値が張りました」

あかり「それだけの効果はあったと思いますよぉ。それで本を持ってると司書さんみたいで綺麗です!」

名取「司書。働くならそういう落ち着いた仕事がいいですね」

あかり「先ずは図書委員からはじめましょう!」

名取「委員の枠が余っていればいいんですけどね。それで、今日はどうしましょうか?」

↓1

1 改造する
2 訓練する
3 胸のところから出ている紙垂が気になるという話
4 その他自由に

あかり「そういえばまだ改造してなかったですね」

名取「そういえばそうですね」

あかり「もう必要ないですけどやっておきます?」

名取「体が軽くなるみたいですしやっておきましょうか」

あかり「それなら工廠に行きましょう!」

名取「はい。あっ、眼鏡は外しておきますね」

あかり「眼鏡も一緒に改造してもらえばいいのに」

名取「ただの眼鏡ですからねこれ?」



あかり「工廠に来るのも久しぶりだよぉ」

名取「基本的にもう用はありませんからね」

妖精「……」ポケー

あかり「妖精さん達も暇を持て余してたみたいですよぉ」

妖精「……!」ビシッ

あかり「休んでるところごめんね」

名取「私の改造お願いできますか?」

妖精「……」コクリ

名取「ありがとうございます。それでは提督、改造してまいりますね」

あかり「行ってらっしゃいですよぉ」

あかり(いつも思うけど改造ってどういうことしてるのかなぁ。気になるけど見ちゃいけない気がするよぉ)

妖精「……」バンザイ

あかり「終わったみたいだよぉ」

名取「お待たせいたしました提督」

あかり「これが名取さん改! 変わってないですね」

名取「いえ、変わってますよ」

あかり「えっ、どこがですか?」

名取「微妙な変化なのですが」

あかり「微妙な変化~どこだろう?」

名取「えっと、すいません胸が大きくなりました」

あかり「胸、そういえばさっきより大きくなってるような気が」

名取「体軽くなるどころか重くなっちゃいました」

あかり「その分は身体能力でカバーですよぉ」

名取「新しい下着を買いに行かないと」

あかり「キツくなっちゃったんですか?」

名取「なるべく安上がりにしようと思って小さめなのを買いましたので」

あかり「そんなの気にしなくていいんですよぉ? 名取さんが快適に過ごせるなら下着にくらいお金使ったって」

名取「ただでさえサイズが大きくて値が張るんですから気にしますよ」

あかり「だめですよぉ、さっき自分でファッションは重要だって言ったのに」

名取「下着はファッションではないのでは?」

あかり「着る服を考えるという意味では同じですよぉ」

名取「誰かに見せるわけではないですし……」

名取(いや、でも提督に見せたときに形が崩れてたりしたら幻滅されないかな)

名取(ただでさえ大きくて綺麗な人がたくさんいるのに、大きさも形も負けてたらお話にならない!)

名取「ではせっかく改にもなれたことですし、窮屈からも卒業しましょう」

あかり「そうした方がいいですよぉ」

名取「では行って参ります」

あかり「あっ、はい」

名取「どうしたんですか驚いたような顔して?」

あかり「今回は一緒に行こうって誘われなかったので。いつもそうでしたから」

名取「ええっ、いつもですか!? いつもというほど誰かと一緒に下着を買いに!?」

あかり「いえ、いつもというほどでもないかもしれないですが」

名取(ここは私も……はずかしいけど踏み出さないと!)

名取「で、では、いつも通りでお願いできますか?」

あかり「えっ、は、はい」

あかり(墓穴掘っちゃったよぉ!)

あかり「大きいと高くなるんですね」

名取「ある程度のサイズまではさほど変わらないでしょうが、さすがにこうもなれば」

あかり「種類も限られてきますもんね」

名取「なるべく安いのをって選んでいましたので。役に立てない上に妨げになるようなことをするわけにはいかないと」

あかり「こんなことで妨げになったりしませんよぉ」

名取「当時は役に立てないことを気にしていたのでしょうがないじゃないですか!」

あかり「真面目ですね名取さん。ブラの値段まで気にするなんて不謹慎ですけどちょっと可愛いです」

名取「ふえっ!? 可愛いなんてとんでもないです! 提督の方が可愛いです!」

あかり「あかりこそとんでもないですよぉ。それにもしあかりが可愛かったとしても、名取さんが可愛いことには変わりないです」

名取「うぅ、あんまり可愛い可愛い言わないでください、はずかしいです。もう値段気にしてないので可愛くないですよね!」

あかり「そういうこと言うところが可愛いです」

名取「あぅ、お、大人をからかっちゃだめなんですからね!」

あかり「からかってなんかないですよぉ。大人にだって可愛い人はいっぱいいますもん」

名取「も、もぉ~! あっ、下着屋さんありましたよ早く買っちゃいましょう!」

あかり「ああっ! 待ってください名取さんそこはサイズ測定がセルフのお店で~!」

名取「測らなきゃだめですか?」

あかり「窮屈なの卒業するんでしょう?」

名取「はずかしさを振り払おうとしたら、余計にはずかしいことが待ってましたよ……」

あかり「本当ですよぉ。結局またここのお世話になっちゃいました」

名取「またということはいつも測っていたということですか?」

あかり「そのせいで慣れちゃいましたよぉ」

名取「慣れちゃったんですか?」

あかり「測るのが得意になったって意味ですからね! この状況に慣れたわけじゃないですから!」

名取(他の人ともこういう状況になったことがあるんだ。なら、私はもう1歩先を行かなきゃ!)

名取「それでも測ってもらわなくては行けませんし、脱ぎますね」

あかり「ど、どうぞ」

名取「では……」

あかり「こっち向いて脱ぐんですか?」

名取「いけませんか?」

あかり「い、いえ、いけなくはないですけど……」

名取「……では、外しますね」ポヨン

あかり「わっ……」

あかり(結構強く押さえられたみたい。まるで飛び出してきたみたいだよぉ)

名取(ほ、本当にやる? ううん、ここでやらなきゃ!)

あかり「それじゃ、測ります――」

名取「そ、その前に、ですね。やはり無理に押さえつけてたのでちょっと痛くて……」

名取「い、痛みが治まるようになでて、もらえませんか?」

今回はここまでです

今回の交流で名取の好感度は100になるので次の日に好感度100イベントです
今やってるのは好感度100イベントではないです

開始します

あかり「名取さん!? 何言ってるんですか!」

名取「い、痛いんですからしょうがないです」

あかり「だからってそんな……」

名取「このままでは測定できません。メジャーが擦れて余計に痛くなっちゃいます」

あかり「自分でなでればいいですよね?」

名取「じ、自分ではなでづらいんです!」

あかり「あかりの方がなでづらいですよぉ! はぁ、どこが痛いんですか?」

名取「な、なでてくださるんですか?」

あかり「ちょっとだけですよぉ?」

名取「ああぅ、じゃあ、えっとここを……」

名取(ほ、本当になでられることになるなんて。ちょっとだけ大人っぽくからかってあげようと思っただけなのに)

名取(はずかしいけど我慢してやってくれてるってことなの? ごめんなさい、提督!)

あかり「ここですか? 赤くなったりはしてないように見えますけど」

名取「そ、それでもちょっと痛いんです……」

名取(今なら冗談だって言えばまだ止められるのに……口が勝手に言い訳を)

名取(望んでいるの、私……?)

あかり「じゃあいきますからね」ナデナデ

名取「んっ……」

あかり「い、いたいのいたいのとんでけ~」

名取「ふ、ん……」

名取(快感自体はそんなに感じないけど、提督の手つきがすごく優しくて)

名取(まるであやされているかのような気分……こんな破廉恥な行為の最中なのに……)

あかり「よしよし、早くよくなってね」ナデナデ

名取(なんでこんな……背徳感がこみ上げて……私、こんな願望が……?)

あかり(なでてるだけでも結構揺れてるよぉ)

名取「はぁ~……ふぅ~……」

名取(息が荒く……体が熱い……)

あかり「名取さん、もういいですか?」

名取「ま、まだ、足りないです……両手で……」

あかり「こっちもなんですか? まあ反対が痛いならこっちも痛くなるかもしれないですけど」

名取(くすぐったい、全身がぞわぞわするような、上手く息が吐けなくなる……)

あかり(両手でなでると余計に揺れるよぉ。すごく気になる)

名取(私、提督におっぱいなでられて、興奮してる……)

名取(私、これじゃ変態……でも、どうしようもなく、気持ちいいよぉ……)

名取(この優しい指遣い……いやらしい気持ちなくて、純粋に想いに満ちた、この触り方……)

名取(愛でられてる……無理やりやらせてるのに、私……ごめんなさい提督)

名取(それでもこれは、この快感は、何物にも変えがたい、です……)

あかり(なんかちょっと楽しくなってきたかも。人のおっぱい揺らして楽しいだなんて、あかりちょっと毒されてきてる?)

あかり「ちゃんと大きなの変えてよかったですね」

名取「はい……すいませんでした提督、色々と」

あかり「いいえ、名取さんのお役に立てたならそれでいいですよぉ」

名取「うぅ、私結局何にも役に立ててないのに、提督に無用な心労を強いて……」

あかり「き、気にすることないですよぉ。あかりも、ちょっと楽しかった、ですし」

名取「た、楽しい?」

あかり「その、ちょっとなでただけで、こんなに揺れるんだって、思って……」

名取「あっ……」

あかり「ご、ごめんなさい!」

名取「あ、謝るのは私のほうですよ! 提督にあんなこと無理やりさせて! 楽しんでもらえていたのなら結構です!」

名取「こんな胸でよろしければまたいつでも貸しますから! 次はもっと激しく揺らしてもらってもいいです!」

あかり「な、名取さん!?」

名取「あっ、う、と、とにかく、ありがとうございました」

あかり「ど、どういたしまして?」

名取(ようやく提督の役に立てることを見つけられたかもしれない!)

あかり(あかり今度は名取さんを胸を触られることに目覚めさせちゃった?)

あかり「とにかくこれからは痛くないようにちゃんとしたのをつけてくださいね」

名取「ああっ! そうだ、痛くないと口実ができない! どうしよう?」

あかり「……あかりもこれからどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>769の朝潮、那珂、春雨、名取以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う

今回はここまでです
次は吹雪と交流するところからはじめます

本当は名取の1番トップなところを測るとき当たるからとなでてそれで我慢できなくなった名取に押し倒されるけど
店の中ということを思い出して事なきを得るという話を書こうとしていましたが今日は眠気がひどくて書けそうになかったのでこうなりました
短くなってすいません

>>925で言った葛城以外の好感度一桁の艦娘は吹雪のことです
はじめるまで初期艦は吹雪を想定して考えてたんですけどどうしてこうなったのか

開始します

あかり「吹雪ちゃんいる?」

吹雪「はいなんでしょうか司令官」

あかり「会いに来たよぉ」

吹雪「何かご用ですか?」

あかり「遊びに来たんだよぉ」

吹雪「遊びですか? 何をするんです?」

あかり「何をするかは今から決めるよぉ」

吹雪「順序がおかしいですよ司令官」

あかり「大体いつもこんな感じなんだよぉ」

吹雪「マイペースな人ですね。それでは決まるまでひなたぼっこでもしていましょう」

あかり「うん。お日様ぽかぽかで暖かいよぉ。もうすぐクリスマスにもなるのにね」

吹雪「いつもこれくらい天気がよければいいんですけどね」

あかり「あかりは冬は雪が降ってもいいと思うよぉ」

あかり(さてとどうしようかなぁ)

↓1

1 このままひなたぼっこ
2 趣味はないのかという話
3 これから何がしたいかという話
4 その他自由に

あかり「吹雪ちゃんはこれから何がしたい?」

吹雪「えっ、私が決めるんですか?」

あかり「吹雪ちゃんがやりたいことをやるよぉ」

吹雪「何も思いつかなかっただけじゃないですか?」

あかり「そ、そんなことはないよぉ」

吹雪「まあいいですけど。そうですねぇ、ではこのままひなたぼっこしていましょう」

あかり「ずっと?」

吹雪「できればずっ~とです」

あかり「ひなたぼっこ好きなの?」

吹雪「はい。明るくて暖かい場所が好きなんです」

あかり「明るくて暖かい場所。あかりも好きだよぉ、気持ちいいよね」

吹雪「気持ちいいですし落ち着きます。それに本当の私は真逆の場所にいますからね」

あかり「真逆の場所……」

吹雪「そんなこと言ってもそこにいた記憶があるわけじゃないですけど」

あかり「沈んだ後のこと、だよね?」

吹雪「ええ。覚えているわけがありませんよね。私達が沈むということはつまり死ぬということなんですから」

あかり「……」

吹雪「1度死んでいる私がまたここにこうして生きていることは、本当は許されないことなのかもしれません」

吹雪「それでも私、やっぱりここにいたいんです。この明るくて暖かい場所にずっと」

あかり「許されないなんてことないよぉ。生きたいって思うことが許されないことなんてそんなことない」

あかり「むしろ生きてるなら、ちゃんと生きようとしないことの方が許されないよぉ」

あかり「たとえ1度死んでるからって、今生きてるならちゃんと生きなきゃいけないってそう思うよぉ」

吹雪「……司令官でもそういうことちゃんと考えてるんですね」

あかり「あぁ~! 司令官でもって言い方は心外だよぉ!」

吹雪「もしかしてそういう話を他のみんなとしたりしてます?」

あかり「そういう話になることもたまにあるよぉ」

吹雪「そうですかぁ、あるんですか。割とポピュラーな悩みだったんですね」

あかり「みんな艦娘だもん。そういう悩みはあるものだよぉ」

吹雪「逆に何の悩みなら相談されたことないんですか?」

あかり「うん?」

吹雪「どうしたら個性的な印象が付けられるんですか!」

あかり「ええっ? 個性的な悩みって?」

吹雪「司令官の好きなパンツはきたいので見てくださいとかですか!?」

あかり「それは扶桑さんに……」

吹雪「くっ、さすが扶桑さん、悩みも個性的! じゃあじゃあ」

あかり「ちょっと待って。さっきのってなに、個性的な悩みだと思って言っただけなの?」

吹雪「だって私、なんか影薄い感じしません? 司令官も正直存在忘れてたでしょう?」

あかり「いやそんなことは」

吹雪「嘘です~! 私のこと忘れてるから会いに来ないんです~!」

あかり「ち、違うから!」

吹雪「いいですよ、私なんて太陽の光で灰になるまでひなたぼっこしてるのがお似合いなんです」

あかり「だから違うってば~! すねないでよ吹雪ちゃん~!」

吹雪「ふんっです」

吹雪(急にあんなこと言いたくなってはずかしかったにしても、この照れ隠しはなかったかな?)

吹雪(何でもないつもりでいても気になっちゃうものなんだなぁ。1人でいると少し心細い気がするよ)

吹雪(司令官、もっと会いに来てくれればいいのに)

あかり「目立ちたいなって気持ちはよくわかるよぉ」

浜風「私にはわかりません」

あかり「みんなから気にかけてもらえるのって素敵なことだと思うよぉ」

浜風「私は気にしてもらいたい人にだけ気にしてもらえればそれでいいです」

あかり「浜風ちゃんにはいるの、そういう人?」

浜風「そっ……います、けど」

あかり「ちゃんと気にしてもらえてる?」

浜風「もらえてる、と思いたいですが」

あかり「きっと気にしてもらえてるよぉ」

浜風「そうなんですか?」

あかり「えっ?」

浜風「いえ……」

浜風(気にしてもらえてるならうれしい。でも、気にしてるってことは提督の日常になれてないということで……)

あかり「よくわからないけど、今日のお仕事は終わりだよぉ。お疲れ様」

浜風「あっ、お疲れ様です」

あかり「それじゃ、今日のお仕事のごほうびだよぉ」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる

あかり「なにがいいかなぁ?」

浜風「あの、お願いしてもいいんですよね?」

あかり「うん。そうしてくれた方がよりごほうびになると思うよぉ」

浜風「で、では、マッサージしてもらってもいいですか?」

あかり「マッサージ? いいよぉ、指南書で更に上がったあかりのマッサージ力を見せてあげる!」

浜風「それで、もう1つ要望を言えるなら、マッサージしてもらう場所をお願いしても?」

あかり「もちろんいいよぉ。どこか疲れてるところがあるの?」

浜風「その、この通り私は胸が重いので――」

あかり「肩だね」

浜風「胸をマッサージしてください」

あかり「まさかの直球だよぉ!?」

浜風「だめですか?」

あかり「う~」

浜風「だ、だめですか?」

あかり「ううん、いい、よ」

浜風「い、いいんですか?」

あかり「うん。あかりも、ちょっとは興味、あるかも、だし……」

浜風「っ!」

浜風(て、提督がそういうことに興味を!? お、大きいから? それとも、私、だから?)

浜風(きっと前者だよね。だけど、気にしてもらえてうれしい……)

浜風(全然日常的じゃないけど、たまにはそういうのも、ありよね……)

今回はここまでです
次は浜風にマッサージするところからはじめます

昨日のリベンジをと思いましたがやはり眠気がひどいので明日に持ち越します
無駄に遅くまで起きてしまう習慣を何とかしないといけないですね

これで浜風も好感度100になりますので名取の次に好感度100イベントです

乙です

開始します

浜風「そういえばこれ、一緒に買いに行ったんでしたよね」

あかり「そうだったね。そのときいた駆逐艦のみんなと一緒に」

浜風「はずかしいから提督にだけ言ったのに、みんなを連れてきては意味がありませんよ」

あかり「みんな一緒ならはずかしくないかと思って」

浜風「ブラはみんなと違うのを選ぶしかなかったじゃないですか」

あかり「そこはしょうがないよぉ。夕立ちゃんとかも別のだったし」

浜風「やはり皆さんと何か違うのかって気になって、余計はずかしかったですから」

あかり「おっぱいの大きさは個性のうちだと思うけどね」

浜風「個性でもはずかしいものははずかしい、です」

あかり「そういうものかなぁ」

浜風「そういうもの、です。あの、それでは」

あかり「あかりはブラの上からでもいいけど、というか服の上からでもよかったんだけど?」

浜風「私は直接してもらいたいんです」

あかり「浜風ちゃんのごほうびだから浜風ちゃんがそうしたいなら、あかりはそれに従うよぉ」

浜風「は、外します、ね」

あかり「うん……」

浜風(あ、あれ、手が震えて、上手くホックが外せない……)

あかり「浜風ちゃん手がすごい震えてるけど大丈夫?」

浜風「だ、大丈夫、です。もうちょっと……」

あかり「あかりが外してあげるよぉ」

浜風「い、あっ……」タユン

あかり「う、わっ、外しただけでもこんなに揺れるものなんだね」

浜風「胸を支えるためのものですから……」

あかり「支えるためのものだったんだ。被せるためのものじゃないんだね……」

浜風「や、やはり変なんでしょうか? 私は日常的ではない?」

あかり「いや、胸の大きさで日常的じゃないってことはないと思うけど。少なくともあかりには近くに向日葵ちゃんがいたし」

浜風「古谷提督のような人がいなければ、あまり日常的でないということなんですね……」

あかり「気にしすぎだよぉ浜風ちゃん」

浜風「こんな変な胸では日常になれない……?」

あかり(コンプレックスは簡単には治らないよね。大事なのは認めてあげること、受け入れてあげることだよぉ)

あかり(浜風ちゃんが自分で受け入れられるように、先ずはあかりが受け入れてあげないと)

あかり(そのためには……)

浜風「私は提督の日常に……」

あかり「……」ムニッ

浜風「ん、ぁん……提督?」

あかり「変でもないしおかしくもないよぉ。浜風ちゃんのおっぱいは大きいけどどこも変じゃない」ムニュ

あかり「だからあかりだって普通に触れるよぉ。触ってもどうにもならない、普通のおっぱいだよぉ」ムニムニ

浜風「ふぁぁ……!」

あかり「ね、あかりが触ってるのわかるでしょう? 他のところと変わらない浜風ちゃんの体だよぉ」

浜風「はぁ、はぁ……はい、提督の指が、押し込まれていく、の、伝わって、きます……」

あかり「元から変じゃないし変にもなってない。浜風ちゃんの大切な一部なんだよぉ」ムニュムニュ

浜風「んはぁぁん……! このまま、では、変にな、りそ、う……」

浜風「ふぅ、ふぅ~……提督」

あかり「なぁに浜風ちゃん?」

浜風「私の胸、触っても、本当にどうにも……・?」

あかり「ほら、どうにもなってないよぉ」

浜風「そ、そういうことでは、なくて……」

あかり「あっ、そっか……気持ちいいよ、浜風ちゃん」

浜風「はっ、あぁ……」

あかり「普通のって言ったけど訂正するね。浜風ちゃんのは気持ちいいおっぱいだよぉ」

浜風「うぁっ……!」

あかり「……~~~っ! は、はずかしいね、なんか。えへへ」

浜風「はぁっ……!?」

浜風(提督の恥じらい顔……してはいけないことをしている背徳感と、気持ちいいという感情がない混ぜになってる……)

浜風(戸惑っているような、うれしいような、色んな感情が……)

あかり「こ、ここからはちゃんとマッサージしてくからね! もっと気持ちよくしてあげるから覚悟してよぉ!」

浜風(照れ隠しするところも、可愛らしい……提督……)

浜風(快感よりもなによりも、愛おしい気持ちが溢れてきます……あぁ、提督……私、押し倒すの我慢できるかな……)

浜風「……すいませんでした、変なことにつき合わせてしまって」

あかり「ううん、これで浜風ちゃんの気持ちがちょっとでも楽になったならそれでいいよぉ」

浜風「とても楽になりました……普通に触れる何でもないものなんだと」

あかり「まあ普通は触らないけどね」

浜風「ありがとうございます。けど、これはあまり日常的じゃないのは事実ですね」

あかり「日常的じゃないんだろうけど、最近はなんかもうこういうことするのが日常的になってきたかも?」

浜風「そんなになさっているんですか?」

あかり「でもさっきみたいにおっぱいをもむのとかはあんまりないよぉ!」

浜風「あんまり?」

あかり「あ、あんまり、だよぉ」

浜風「それなら、またお願いしても忙しいということはなさそうですね」

あかり「またするの?」

浜風「1度だけ我慢して変なのに触ってたという可能性もありますし?」

あかり「うぅ、そう言われると断れないよぉ」

浜風「いいじゃないですか、提督だって気持ちよかったんでしょう?」

あかり「それはそうだけど……うぅ、いいのかなぁ。お姉ちゃんが知ったらなんて言うだろ」

浜風(不安そうな顔ですが確かに期待と好奇心も見えている。初心で可愛い)

浜風(いつまでもこうして初心でいてもらいたいけど、慣れた姿も見てみたい気がする。私も大概欲深です)

あかり「それはともかくとして、今日はこれで終わりだよぉ」

浜風「あっ、はい。お疲れ様です。明日の秘書艦を決めるんでしたね」

あかり「うん、明日は誰にお願いしようかなぁ」

↓1 明日の秘書艦(>>769の大鳳、浜風以外の☆のついてない艦娘)

あかり「山城さんにお願いするよぉ」

浜風「山城さんですねわかりましたお伝えします」

あかり「じゃあ、またね。おやすみ浜風ちゃん」

浜風「おやすみなさい提督」

浜風「はぁ……あれだけ日常に寄り添うと言っておきながら、結局欲望に飲まれてしまうとは」

浜風「今度はしっかりと提督と日常を過ごさなくては!」



あかり「変だって思ってるところに変じゃないって触ってあげるのは効果的かもしれないけど、それがおっぱいだとなんかあれな気も」

あかり「浜風ちゃんのためを思ってたけど、あかりが触りたかったっていう気持ちもあったかもしれない、のかなぁ?」

あかり「うぅん、なんかもやもやするけど、これからなにしようかなぁ」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>769の朝潮、那珂、春雨、名取、吹雪以外)
3 散歩
4 執務
5 バー

今回はここまでです
次は次スレに移行しバーを開くところからはじめます

胸とかお腹は描写していますが前後共下の方にはあまり攻められていないような気がします
本当は千歳の好感度100イベントでやりきることまで考えていたんですが攻めあぐねている状況です
キンクリはあまりしたくない派なのですがどうするべきか

過去に色々やってるので次はもっととやっていく内に行き着く先まで行くしかなくなる
バトル漫画で何でインフレが起きるのか身を持って体験しているようです
とりあえずまだギリギリマスターを目指すことにします

今日は書けそうにないので↓1~2で埋め用の小ネタを募集します
いつも通りifでも他鎮守府のネタでもちょいエロでもOKです

遅くなりましたが開始します
>>947で書いた展開から

>>944の続き


名取「はぁ……ふぅ……」

あかり「名取さんそろそろいいですか?」

名取「ま、まだ、です……1番肝心なところ……」

あかり「肝心なところって……」

名取「ふぅ……ここ、意図的に避けてますよね?」

あかり「だ、だってそこは、あんまり触っちゃだめなところですから……」

名取「でも、測るときにここにも当てるんですよね?」

あかり「当てますけど……」

名取「じゃあ、お願いします……」

あかり「あぁう、わ、わかりましたよぉ」

名取「1番敏感な部分なので、特に念入りにしてください……」

あかり「念入りにと言われましても」

名取「提督、最初と変わっていることわかりますか?」

あかり「あ、あんまり見てないですからわかりませんよぉ」

名取「最初に比べて、ちょっと大きくなって……硬くもなってるんです……」

あかり「だ、大丈夫なんですか?」

名取「自然な反応なので大丈夫、です」

あかり「なんで、そうなるんです?」

名取「本来は赤ちゃんが吸いやすくするためなんですけど……」

あかり「あ、赤ちゃんが……そうなんだ」

名取「でも興奮、してなるときは、今は違うんです」

あかり「今は、なんで?」

名取「触って……弄ってもらいたくて、なってるんですよ……」

あかり「えぁ、そ……」

名取「ここが、提督に触ってもらいたいって、言ってる、んです……体が、提督を欲しがってるんです……」

名取「提督、触って……」

あかり(名取さん、熱に浮かされてるみたいな顔してる……苦しそうなのに、なんだか色っぽい……)

名取(私何言って、でも、そうしてほしいのは本当のことで……)

あかり「それじゃあ、少しだけ、ですよぉ」

名取「は、い……」

あかり(た、大鳳ちゃんにもやってるんだし、や、やっちゃえ!)グニッ

名取「んんぅっ……! 提督っ、乱暴、です……」

あかり「あっ、ごめんなさい」

名取「敏感な部分、なので、優しく、してください……」

あかり「優しく、ですね」ナデナデ

名取「ふぅんっ……! そ、そう、です、そうやって、なでるみたぁぁっ……!」

あかり「なでる、みたいに……」

名取「はぁんっ……」ビクッ

あかり(さっきよりもすごい反応してるよぉ)

名取「くぅ、んぃ……上手、ですね、提督」

あかり「上手とかあるんですか?」

名取「だって、気、持ちいいですから、はっ……!」

あかり「誰でも触ったら気持ちいいんじゃ」

名取「そんなぁっぅ、ことは、ないんっ、です……触り方、で感じ方、も変わります、から……」

あかり「へ、へぇ」

名取「すごくぅ、優しい、いつく、しむような、なで、かた……想われてる、ことが、つたわ、る……」

名取「私、も、想い、昂ぶっ、てぇっ……!」

あかり「い、痛かったですか?」

名取「ちが……気持ちいいのが、つよ……」

あかり(そ、そんなに気持ちいいんだ……)

名取(頭がもやがかかったみたいに、上手く思考ができない)

あかり「な、名取、さん……」

名取「てい、とく……?」

あかり「あ、あかり……」

名取「……」

名取(あぁ、提督、だめです、今そんな顔されたら、私……)

あかり「あかり、も……」

名取「ていと、く……」ガバッ

あかり「あっ……」ドンッ

名取「ていとく、もしてほしく、なったんですね……」

あかり「あ、あか、り……」

名取「私、ばかり、ずるい、ですよね……いいですよ、ていとく、見せて、ください……」スッ

あかり「あかりの、小さく、て……」

名取「愛らしくて、素敵です……」

あかり「あ、うぅ……」

名取「それに、ここは、変わりませんよ」クニッ

あかり「ふわぁっ……!」

名取「可愛い声ですね……提督、鏡を見てください……」

あかり「あぁ……」

名取「今はこんなに小さくて、やわらかいのに……こうして触っていると」

あかり「んんぅ……!」

名取「ほら、ちょこっと大きくなって、硬くなりましたよ……こんなふうに弄ることもできちゃいます」ピンッ

あかり「ふあああっ! は、弾くの、だめっ……」

名取「ふふっ、小さくても、ここはちゃんと揺れるんですよ、提督……」

あかり「やっ、あぁぁっ……!」

あかり「名取、さん、なとり、さぁん……」

名取(提督が私を呼んでる……聞いたことのない声で、私を求めている……)

名取(小さな体で、たくさんの快楽を受け止めながら……)

名取(愛しくて、たまらないです、提督。私、もう、我慢、できません……)

名取「ていとく……ここよりも、もっと気持ちいいところを――」

「お客様? そろそろよろしいでしょうか? 他のお客様がお待ちになられていらっしゃいます」

名取「――あっ」

名取(そうだった、ここ、私の部屋じゃなくて、お店の試着室だったんだ!)

名取(わ、私、こんなところで、な、なんてこと! あぁっ!)

あかり「なとりさん……?」

名取「も、もう少々お待ちください、すいません! て、提督、早く測ってしまいましょう!」

あかり「あっ、はい……」

名取(こんなところで我を忘れるなんて、こんなにこらえ性がなかったの私は……)

あかり「名取さん」

名取「な、なんでしょうか提督?」

あかり「帰ったら、あの……」

名取「あっ……」

あかり「え、っと」

名取「……帰ったら続き、しましょう」

あかり「は、はい。なんだか、あかりむずむず、して……」

名取「私もです。最後まで、しないとむずむず、取れませんから、一緒に……」

あかり「さ、最後、って?」

名取「帰ってから、教えてあげますよ。体に、いっぱい、です」

あかり「~~~っ!」

名取(きっと、それは私が初めてになるのかな。私が、はじめてを教えてあげられるんだ)

名取(それをこんなに喜んでるなんて、私はやっぱり変態なのかな)

名取(でも、いい。私の心にそういう願望があるのは事実だから、嘘はつけないよ)

名取(私が、責任を持って色々と教えてあげますからね。だから、教えてあげたことは、私で実践してもらいますよ)

名取(……ブラ、もう買う必要ないかもしれないな)

今回はここまでです
次は葛城と瑞鶴の会話の小ネタから

お待たせして申し訳ございませんでした
ネットが使えない間に小ネタを書きためておこうと思いましたがさすがにそんな暇はなかったです
おかげで久しぶりに一日中PCに触れずに過ごしました
スマホは使いましたけど

開始しますが1000まで収まらない可能性があるので>>999になったら埋めちゃっても大丈夫です
次スレで続き書きますので

葛城「瑞鶴先輩!」

瑞鶴「あぁ、葛城。どうしたの?」

葛城「いえ、先輩を見つけたのでお声をかけさせていただきました」

瑞鶴「妹ちゃんみたいなこと言うのね」

葛城「妹……提督のことですよね?」

瑞鶴「ええそう。知ってのとおり末っ子だからね」

葛城「だからって提督を妹だなんて……」

文月「だ~れだ~」

あかり「わぁっ? ええっと、その声は文月ちゃん?」

文月「ふぁいなるあんさ~?」

あかり「うん、ファイナルアンサー」

文月「ふっふっふ~正解は~……CMの後~」

あかり「CMってなに~? 前見えないよぉ、文月ちゃん~」

瑞鶴「妹っぽいでしょ?」

葛城「ん、まあ子供っぽくはありますけど。文月さんもですけど」

瑞鶴「文月には先輩付けないのね」

葛城「駆逐艦ですから。先輩は空母の人だけです」

瑞鶴「空母の人だけってことは、あの元戦艦も?」

葛城「元戦艦、加賀大先輩ですね!」

瑞鶴「大先輩?」

葛城「だって瑞鶴先輩の先輩でしょう? 先輩の先輩なので大先輩です」

瑞鶴「あんなのが大先輩なんて片腹痛いわ。先輩であったとしても瑞鶴の方が断然優れているわ」

葛城「まあ後期に作られたほうが基本性能は高くなりますし。私みたいに量産型とかなら違いますが」

瑞鶴「だからあいつよりも瑞鶴の方が先輩の称号がふさわしいのよ! 瑞鶴は大大大大大先輩よ!」

葛城「それは極まってますね先輩!」

瑞鶴「ふふん、先輩の極みね」

葛城「でも呼びづらいので先輩でお願いします」

瑞鶴「ええ、正直それで呼ばれるの恥ずかしいし」

葛城「でも、ここは先輩がたくさんいるので勉強になりますよ」

瑞鶴「勉強にねぇ、まあ弓道場もあるしいい環境ではあると思うけど」

葛城「学んだことを発揮する場がないんですよね……」

瑞鶴「いいじゃない平和で」

葛城「それが1番なのはわかってるんですけどね」

瑞鶴「戦いたかった?」

葛城「その、ちょっとはありますよそりゃ。私だってそのために造られたんですし」

瑞鶴「前は結局その役目も果たせなかったものね」

葛城「機動部隊旗艦葛城、抜錨する!って言うの憧れだったんです。まあ当時出てたとしても言うのは私自身じゃありませんけど」

葛城「ただの1度も艦載機を飛ばしたこともないなんて、空母としてどうなのかなぁって」

瑞鶴「それはあなた達姉妹全員に言えることだと思うけれどね」

葛城「雲龍姉さんもああ見えて結構気にしてると思いますよ」

瑞鶴「そうなの? あんまり表情変わらないからわからないけれど」

葛城「いい艦載機を載せてみたいって結構言ってますから」

瑞鶴「いい艦載機、か。うちだとほっぽがおもちゃにしてる烈風改が1番な気がするわね」

葛城「あの子のたこ焼きみたいな艦載機が1番じゃないですか?」

瑞鶴「それを除けば、よ」

葛城「本当、絶望的な戦力差の元で戦ってたんですね……」

瑞鶴「まあ、ね」

葛城「あの時私がついていけていたら……」

瑞鶴「戦後の復員処理が難航してただけでしょうね」

葛城「……」

瑞鶴「敗戦処理だって立派な仕事よ。誇りなさい」

葛城「はい、先輩……」

瑞鶴「心配しないで空母機動部隊の誇りは取り戻せたわ」

葛城「深海棲艦との戦いでですか?」

瑞鶴「ええ。こんな姿になって甦って戸惑うこともあったけど、今度は勝てた。直接貢献は瑞鳳に譲ったけど瑞鶴も貢献できたわ」

葛城「満足してるんですね先輩」

瑞鶴「させてもらったのよあの子に」

文月「おーでぃえんすに聞きましょ~」

あかり「あかりさっきファイナルアンサーって言ったよね!?」

葛城「こうして見てる分にはとても先輩を満足させられるような子には見えませんけどね」

瑞鶴「人は見かけによらないものよ。ああ見えて芯は強い子なの」

葛城「へぇ~耐久力はあるんですね」

瑞鶴「耐久力って言い方はどうかと思うけど……耐久力はそんな強くないかなぁ」

葛城「強くないんです?」

瑞鶴「うん。ちょっとキスしたらすぐに蕩けた顔するもの」

葛城「は?」

瑞鶴「あっ、ごめん今のなし」

葛城「えっ、待ってください先輩、満足させられるって」

瑞鶴「い、いや、瑞鶴の方が勝手に満足してることが多いというか」

葛城「せ、先輩が勝手に!?」

瑞鶴「あ、あ~えっとぉ」

文月「ふぃふてぃふぃふてぃー」

あかり「元から選択肢出てないよぉ!」

加賀「文月さん、そろそろ離してあげてください」

文月「は~い」

あかり「ひえぇ~、ありがとうございます加賀さん」

加賀「目がしょぼしょぼしていませんか?」

あかり「ちょっとしょぼしょぼですよぉ」

文月「いきなりやっちゃったからね~ごめんね?」

あかり「大丈夫だよぉ、すぐ収まるから」

加賀「では早くよくなるようにしてあげますね。もう1度目を閉じてください」

あかり「はい?」

加賀「……よくなるおまじないです」チュッ

あかり「えっ?」

葛城「なっ!?」

瑞鶴「ちょっとあんた! なにやってんのよ!?」

加賀「あら、いたんですか五航戦の子」

瑞鶴「気づいてたでしょ! 瑞鶴に見せ付けるためにやったでしょ!?」

加賀「あなたのことなど一々意識していませんよ。自意識過剰ですね。胸も目立たないくせに」

瑞鶴「なんですってぇ!? 瞼にキスとかそんな倒錯したプレイを妹ちゃんに教えないで!」

加賀「心配しなくとも倒錯してないものも教えていますので」

瑞鶴「はぁっ!?」

あかり「あぁ、喧嘩しちゃだめですよぉ2人とも」

文月「もうしょぼしょぼしてないの~?」

あかり「してないよぉ」

文月「ぶ~、ぷっぷくぷ~」

葛城(ど、どういうことなの? 加賀大先輩があんなことするなんて、本当に瑞鶴先輩に見せ付けるためだけに?)

葛城(というか瑞鶴先輩が提督とそういう関係なのは周知の事実なの!?)

蒼龍「また喧嘩なさっているんですね。巻き込まれないようにあっち行ってましょう提督」ダキッ

あかり「そ、蒼龍さん?」

文月「蒼龍のおっぱいには巻き込まれてるよ~?」

蒼龍「巻き込んでいるんですよ」

瑞鳳「巻き込むな!」グイッ

あかり「ふえっ」

瑞鳳「ったく、油断も隙も……」

千歳「千代田、2人で巻き込みましょう」

千代田「うん。たまたま千歳お姉と胸くっつけてるところに偶然巻き込まれてきただけだからね!」

あかり「むにゅぅ」

瑞鳳「ああぁ! なにやってんのよ!」

大鳳「提督!? や、やっぱり大きい方がいいんですか!? 包まれたいんですか!?」

あかり「な、なに言ってるの大鳳ちゃん、助けて……」

蒼龍「私も混ぜてください!」

瑞鶴「こらぁ! 妹ちゃんを倒錯させるなって言ってんでしょ!」

加賀「大きな胸に惹かれるのは倒錯ではなく正常だと思いますけどね」

葛城「色んな先輩が提督のこと……」

葛城「これは、大大大大大提督って呼ばなきゃいけないかもしれないわね」

文月「むぅ~、空母ばっかりずるい~今度駆逐艦集めてやるもんね~」



今回はここまでです
次は次スレで夕立との交流の続きからです

埋めネタはどれくらいレスを残せばいいのか毎度困ってる気がします

>>1000の小ネタはいつも通りif、他鎮守府の話、ちょいエロのほか、○○着任とか本編に関わる感じのネタもOKです

>>1000なら五月雨着任

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