【安価&コンマ】あかり「艦娘?」大和「その4」【ゆるゆり×艦これ】 (1000)

このスレは

【安価&コンマ】あかり「艦娘?」文月「その3~」【ゆるゆり×艦これ】
の続きとなっております。

オリ設定、キャラ崩壊、百合注意

※1スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」【ゆるゆり×艦これ】
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」【ゆるゆり×艦これ】 - SSまとめ速報
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※2スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」叢雲「その2」【ゆるゆり×艦これ】
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」 叢雲「その2」 【ゆるゆり×艦これ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1409927222/)


前回までのあらすじ

提督としての生活にも慣れてきたあかり。
風邪をひくこともあったが、ごらく部のみんなやそれぞれの艦娘達と遊んだり
自分の艦娘の胸囲測定やらなんやらをしたり安定した日々を送っている。
戦いの中で深海棲艦と戦わなくてもよくなる方法を模索しながら。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1413122339

赤座あかり

主人公。
無自覚ながら艦娘達に深く愛されるようになったある意味では魔性かもしれない女の子。
ただし提督としての手腕はからっきしなのでそちらの信頼はあまり深くない。

叢雲 練度 22 好感度 35

あかりが最初に出会った艦娘。
はじめて会ったということもあり、あかりが最も信頼している。
本人もあかりのことを憎からず思っているが、あまり態度には表さない。
あかりへの感情:恋とかしてないから

文月 練度 15 好感度 17

いつも能天気なところがあるがしっかり考えることは考えている艦娘。
ちなみに考えている内容は、次はあかりのどこをくすぐるかということ。
あかりへの感情:くすぐると面白い司令官

大和 練度 24 好感度 55

あかりへの好感度トップ2へと躍り出た艦娘。
ちゃんとした下着をつけるようになって、妖精達も徹甲弾を作らなくてすむと喜んでいる。
あかりへの感情:親密な仲になりたい

白雪 練度 13 好感度 12

いつの間にかエロ担当みたいな立ち位置になっていた艦娘。
その立ち位置は現在大和が継承しつつあるが、彼女も出てくれば担当するかもしれない。
あかりへの感情:信頼しあえる仲になりたい

神通 練度 13 好感度 13

控え目な性格だが芯はしっかりしている艦娘。
訓練の失敗を悔やんでおり、次こそは自分が指揮して訓練しようと考えている
あかりへの感情:今度は自分も演習に出してほしい

蒼龍 練度 17 好感度 18

色々と包容力のある艦娘。
あかりを妹のように思っており守っていきたいと思っている。
あかりへの感情:可愛い妹

熊野 練度 22 好感度 78

現在好感度最大の艦娘。
あかりへの想いは恋を通り越して愛になりつつある。
あかりへの感情:共に燃え上がるような恋がしたい

三日月 練度 10 好感度 13

駆逐艦の中でもかなり生真面目な艦娘。
そんな性格ながら二丁拳銃をカッコいいのでいつか装備してみたいと思うような子供らしさは忘れていない。
あかりへの感情:素は見せられない相手

天龍 練度 8 好感度 8

姉御肌で気の強い艦娘。
日課として素ぶりを行っており、刀を使った必殺技の開発に余念がない。
あかりへの感情:少しは思いやりがある奴

夕立 練度 5 好感度 21

どことなく犬っぽさを感じさせる艦娘。
犬は元来なでられるのを嫌うというが、彼女は元から好きだった様子。
あかりへの感情:もっとなでてほしい

扶桑 練度 11 好感度 4

大和にちょっと対抗心を持っている艦娘。
思考がネガティブになりがちなので、ちなつの大潮を目標にしている。
あかりへの感情:頼りないけど優しい提督

古鷹 錬度 4 好感度 3

ちょっとお茶目なところがある艦娘。
熊野のあかりへの惚れっぷりを見て、自分もあんなふうに惚れる日が来るのだろうかと考えている。
あかりへの感情:そう簡単には惚れない

金剛 練度 5 好感度 25

英国で生まれた帰国子女な艦娘。
あかりに対しては積極的だがからかい半分で、本気で恋をしてはだめだと考えている。
あかりへの感情:本気の懸想はノー

那珂 練度 8 好感度 5

自称アイドルな艦娘。
艦載機に乗る妖精達によく好かれているが、ライブ中一言もしゃべらずサイリウムを振るのはやめてほしいと思っている。
あかりへの感情:マネージャーさん

千歳 練度 4 好感度 2

少し力不足である現状を嘆いている艦娘。
早く練度を上げて軽空母になりたいと考えている。
あかりへの感情:戦力として貢献したい

瑞鶴 練度 1 好感度 0

七面鳥ではない艦娘。
空母として蒼龍とともに活躍しているが、あかりとはあまり関わっていない。
あかりへの感情:新しい艦載機がほしい

千代田 練度 1 好感度 4

少しシスコン気味な艦娘。
千歳には甘かったり厳しかったりするが、基本は大切に思っている。
あかりへの感情:気軽に話せていい提督

足柄 練度 1 好感度 0

戦闘大好きな艦娘。
勝利こそを誇りとして生きる、飢えた狼。
あかりへの感情:会ったばかりなのでよくわからない。

歳納京子

あかりの幼馴染。同じ日に飛ばされたがあかりよりも半年前にこちらへついて提督をやっていた。
かくれんぼの罰ゲーム権をチラつかせて榛名以外の艦娘をからかって遊ぶのがマイブーム

榛名(改二)

京子がはじめて会った艦娘。
かくれんぼの賞品はケッコンがだめだというのでどうするか悩んでいる。

赤城

京子艦隊の艦娘。
大食いキャラじゃないと自分では言い張るものの、食欲には勝てない。
罰ゲームでご飯抜きにされることを大層恐れている。



京子艦隊の艦娘。
罰ゲームでネットスラング禁止にされたときのために、普通に喋れるよう練習している。

伊19

京子艦隊の艦娘。
罰ゲームでオリョクルに行けと言われたら脱走しようかと考えている。

不知火

京子艦隊の艦娘。
罰ゲームで笑えと言われたときのために笑顔の練習をしている。

龍田

京子艦隊の艦娘。
罰ゲームで抱きつかれたときのために、槍の手入れは欠かしていない。

船見結衣

あかりの幼馴染。あかりより一年前に提督になっておりすでにベテランの貫禄がある。
数々の戦いを経て艦娘達との生活が大事になり、帰りたくないと思いはじめている。

北上(改二)

結衣の初期艦。
ケッコン後の二つ名はデラックス北上に決定。結衣からは特撮ヒーローのおもちゃみたいだと言われた。

大井

練度99だが未だに第一改造もされていない。
彼女の作るカレーは身体が熱くなるが、スパイシーだからなのか、それとも別の理由があるのかは不明

日向(改)

航空戦艦として砲雷撃戦での結衣艦隊の要として働いている。
弾着観測射撃の威力は絶大であるが制空権が取れないのであまり撃てない。

隼鷹

お酒大好きな艦娘。
千歳のことはいい飲み仲間だと思っている。

鈴谷

ノリが今風な艦娘。
口調は色々あれなところがあるが中身は結構乙女である。

羽黒(改二)

日向との二枚看板で砲雷撃戦を支える艦娘。
引っ込み思案だが結衣への気持ちは誰にも負けないと自負している。

吉川ちなつ

あかりの友達。あかりよりあとにこの世界に来た新米提督。
結衣が自分より艦娘の方を大事に思っていることを半ば察しながらも諦めきれないでいる。



ちなつの初期艦。
何気にスタイルのいい結衣のようになろうと毎日牛乳を飲んでいる。



電のお姉ちゃん。
電が牛乳を飲んでいるところを横目に自分は一人前のレディーだからとジュースを飲んでいる。

榛名

ちなつが2-5でドロップした。
妖精達に教わりながら料理を覚えていこうとしている。

叢雲

あかりのところのよりちょっとだけツン比率の高い艦娘。
ちなつによくつっかかるがあまり相手にされていない。

大潮

いつも元気でポジティブな艦娘。
ちなつには二番目に子供っぽいと思われている(一番は暁)。

荒潮

のんびりとマイペースな艦娘。
しかし駆逐艦の中では一番大人っぽかったりするので、榛名と共にまとめ役になることも。

謎の少女

あかりの鎮守府に現れた謎の赤い髪の少女。
夕立は人柱の幽霊ではないかと思っている。
真偽のほどは定かではないが、今日も夜な夜なぷっぷくぷ~と鳴いている。

妖怪ゼロ置いてけ 練度 ??? 好感度 0

蒼龍が語った怪談に登場し、実際にあかりと邂逅した。
あかりが中々来ないのでそろそろ自分から行こうかと考えている。
あかりへの感情:ゼロ、オイテケ、ハヤク

山の艦娘

山の畑を守る任務を帯びた艦娘。
あかりが一人で山を登りきれたら艦隊に入るらしいがその日は遠そう。
本物熊はクマーとは鳴かないことを知ったが、自分は熊ではないのでいいと思っている。

妖精

鎮守府内の雑事や出撃艇の操縦および敵主力艦隊の探索、果ては車の運転までこなす万能な存在。
喋るタイプと喋らないタイプがいるが喋れないタイプはいないらしい。

スレの流れ

あかりの一日の行動を安価で以下から選択します。

出撃

出撃します。メインのストーリーの進行はこちらで。

訓練

訓練します。出撃せずに練度をあげます。

建造

新たな艦娘を建造します。

艦娘との交流

艦娘と交流します。キャラの好感度上昇はこちら(一日に同じ艦娘は選択不可)

勉強

勉強します。指揮能力のアップはこちら

執務

執務を行います。安価で色々なイベントが起きます

外出

外出します。あかり一人の場合はランダムイベント、キャラ指定の場合は複数可で好感度上昇イベントが発生します。

アイテムを使う

アイテムを所持している場合使用することができます


上記の行動を朝、昼の二回行った後夜の行動を選択します

寝る

自発的にはイベントを起こさず寝ます

誰かの部屋へ行く

誰かの部屋へ行きます。好感度上昇イベント(朝昼に交流した艦娘は不可)

執務

執務を行います。昼の執務と同じ

散歩

散歩します。ランダムでイベントが発生します

出撃について

基本的に出現するマップ構成、出現する敵はゲームに準じます。
戦闘の判定は安価で行います。計算式は

受け手側の回避‐攻撃側の命中を回避値とし

回避値以下なら回避、回避値*1.5以下なら命中 それ以上でクリティカルとします
回避値20の判定は

0~20 回避 21~30 命中 それ以上 クリティカル

となります。

艦娘の命中は初期値0から練度の上昇に伴い上がっていきます。

また大破した艦がいる場合は即撤退となります。

深海棲艦のステータスは
http://susumekankore.doorblog.jp/archives/37705773.html

ダメージ計算は
http://kancollecalc.web.fc2.com/damage.html

艦娘のステータスは
http://wikiwiki.jp/kancolle/

上記のサイトを参考にさせていただいております。


訓練について

訓練では演習か艦隊内での訓練を選択します。
演習では他の提督と演習を行います。
勝ち負けに関わらず旗艦 3 その他 2、MVPでそれに+1練度が上昇します。

艦隊内での訓練は
安価で成功判定をし遠征組、入渠組以外の全艦娘の練度が失敗 0 成功 1 大成功 2上昇します。

建造について

艦娘の建造はカードの枠の色をコンマで判定します

1~20 青
21~40 水色
41~60 銀
60~80 金
81~98 虹
ぞろ目 自由

ぞろ目以外は通常建造で出る艦娘だけ。
ぞろ目の場合はメンタルモデル以外のすべての艦娘が建造できます。


指揮能力について

勉強をすることによってあかりの指揮能力が上がります
艦種ごとに分かれていて、その艦種の指揮能力の分回避、命中に補正がかかります

現在の指揮能力

駆逐艦   2
軽巡洋艦 1
重巡洋艦 0
軽空母   0
正規空母 0
戦艦    2
潜水艦   0

遠征について

朝の行動選択前に遠征を行うかどうかを選択します。
出す場合は艦娘六人を選出し、遠征を行います。
遠征中の艦娘はその日交流できません。
帰ってくるのは基本的に次の日の朝です。

遠征を行った艦娘は練度が旗艦が2その他が1上昇します。
またコンマでアイテムを獲得することがあります。

入渠について

出撃で傷ついた艦娘は入渠します。
小破以下は影響ありませんが、小破1回、中破2回、大破3回行動の間交流が不可能になります。
艦種による時間の違いはありません。

現在持っているアイテム

お風呂で遊ぼう!連装砲ちゃん

お風呂に浮かべて遊ぶ連装砲ちゃんのおもちゃ
スクリューで湯船を泳ぐことができる。
その回転力はなかなかのものでいい『風』を呼んでくれることもある。

ドイツの国旗

金剛がどこぞの泊地で料理を振舞ったお礼に貰って来たもの。
現在はあかりの執務室に飾られており、ドイツっぽい雰囲気を醸し出している。
『ドイツ』っぽいものを呼び寄せることができるかも。

高速建造材

建造を高速で終わらせることができるバーナー。
使用することで建造での行動消費をなくす。
現在所持数;1

最後に設定を

艦娘

軍艦の船霊の分霊を妖精が作ったカードに呼び出して実体化させた存在
分霊なので同じ艦が複数存在することもある


深海棲艦

突如として海に現れて人間を襲い始めた謎の存在
一定の海域に艦隊を展開し通りがかる船などを襲う。
主力艦隊を倒すことでその海域にはしばらく出現しなくなるが、時が経つとまた現れるようになる

再開します

叢雲「そんなことよりもカード探しましょう」

古鷹「主力艦隊が落とすカードは位が高いものもありますからね」

↓1 コンマ偶数でドロップ

古鷹「ありました!」

叢雲「戦果も挙げて仲間も増える。中々いい感じじゃないの」

あかり「どんな人かな~?」

↓2 2-1-E(ボス)でドロップする艦娘

名取「名取といいます。ご迷惑をおかけしないように、が、頑張ります!」

あかり「はじまして名取さん。赤座あかりです」

名取「へぇっ!? あなたが提督さんなの!?」

あかり「提督さんです!」

名取「そ、そっか、怖くなさそうでよかった。よろしくね」

あかり「はい、よろしくお願いします!」

大和「今回の結果はこんなところですか」

大和 小破
叢雲 無傷
扶桑 小破以下
蒼龍 無傷
瑞鶴 無傷
古鷹 無傷

ドロップ 足柄、名取

叢雲「戦艦二隻が引きうけてくれたおかげで私達は無傷ですんだわ」

扶桑「引き受けたと言っても私達もひどい損傷は受けていませんからね」

大和「大勝、と言っても過言ではないでしょう」

蒼龍「やはり大和さんの存在が大きいでしょうね」

古鷹「空母のお二人だってしっかりとやっていたじゃありませんか」

あかり「みんなのおかげです! どうもありがとうございました!」

足柄「あなたが指揮してる艦隊にお礼言ってどうするのよ」

名取「まだ新米さんみたいだね」

あかり「ただいま~」

妖精(猫吊るし)「おかえりなさいませ提督」

あかり「妖精さん待っててくれたの?」

妖精(猫吊るし)「歳納提督からの伝令を伝えなければいけませんから」

あかり「京子ちゃんから? なぁに?」

妖精(猫吊るし)「なんでもいくら要請を出しても一向に出撃しようとしない提督がいるので、査察に向かえという指令を受けたそうなんです」

あかり「そうなんだ、そういう仕事も来たりするんだね」

妖精(猫吊るし)「面倒なので提督に行ってほしいと」

あかり「丸投げ!?」

妖精(猫吊るし)「のようですが、ここからなら深海棲艦の出没海域を通らずにいけるから、という最もらしい理由も付けていました」

あかり「もう、京子ちゃんはしかたないなぁ」

妖精(猫吊るし)「行かれるのですか?」

あかり「行ってみるよぉ。その提督さんがどうなってるか確認しないといけないしね」

妖精(猫吊るし)「では歳納提督には私の方で了承したと伝えておきます」

あかり「お願いね妖精さん」

現在のあかり鎮守府の艦娘

叢雲  熊野    古鷹  名取
文月  三日月  金剛

大和  天龍    那珂
白雪  夕立    千歳
神通  扶桑    瑞鶴
蒼龍  千代田  足柄

あかり「秘書艦の大和さんはドックに入っちゃってるから一人だよぉ」

あかり「一人で執務室にいるのも相当久しぶりな気がするなぁ」

あかり「さってと、なにしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>24の大和以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、瑞鶴、文月)

あかり「足柄さん」

足柄「あら、提督どうしたの?」

あかり「会ったばかりなのでお話しようかなって」

足柄「ふむ、まあいいわ。つきあってあげる」

あかり「ありがとうございます!」

足柄(どこからどう見ても普通のお嬢ちゃんよね。なんで提督なんてやってるのかしら?)

あかり(なにを話そうかな?)

↓2

1 異名について
2 料理について
3 戦うことが好きなんですか?
4 その他自由に

あかり「足柄さんって料理できますか?」

足柄「できるわよ」

あかり「ほんとうですか! これで三人目ですよぉ!」

足柄「一人は大和でしょうけど、もう一人は、さっき見かけた金剛かしら?」

あかり「そうです。二人にはいつもお世話になってますので」

足柄「ざっと見たところ提督を含めて二十人前後。二人で回すのはキツいわよね」

あかり「だから足柄さんにもお願いできたらなぁって」

足柄「いいわよ。厨房は女の戦場ですもの」

あかり「やったぁ! ありがとうございます!」

足柄「ふふ、大和にだって勝つんだから」

あかり「足柄さんはどんな料理が得意なんですか?」

足柄「もちろんカツ料理よ!」

あかり「カツ料理?」

足柄「とんかつ、カツカレー、とにかくカツを使う料理よ!」

あかり「揚げ物が得意だってことですか?」

足柄「だ~か~ら~、カツが得意なんだってば!」

あかり「違いがよくわかりませんけど、はい」

足柄「カツ料理を食べて戦闘にも勝つ!」

あかり「そういう、え~」

足柄「ゲン担ぎ」

あかり「それです、ゲンとか気にするんですね」

足柄「まあね、そういうの気にする人って結構いるのよ」

あかり「あかりもそういうの好きですよ」

足柄「そう! だったら夕飯は勝利を祝して100枚カツカレーよ!」

あかり「多すぎですよぉ!」

足柄「そう? じゃあ半分に」

あかり「半分でも多すぎますから! 二つだって多いのに!」

足柄「それじゃゲン担げないわよ」

あかり「別ので担ぎますから」

あかり(本気でダイエットを考えた方がいいかもしれないよぉ)

あかり「うぅ、油がぁ」

大和「備蓄していた豚肉、なくなってしまいましたよ」

あかり「おいしいですけど食べきれませんでしたよぉ」

大和「しっかりとご自分で食べているところは好印象なんですが」

あかり「もうちょっと少なめにしてくれるように頼まないと」

大和「食材の問題もありますしね」

あかり「はぅ、口の中べたべたです」

大和「ではこれを」

あかり「アイスクリーム! 大和さんが作ったのですね」

大和「間宮さんのものには及ばないかもしれませんが」

あかり「そんなことないですよぉ! とってもおいしいです!」

大和「喜んでいただけてうれしいです」

あかり「お礼に――」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 一緒に食べようと言う
3 明日は休んでいいと言う(秘書艦交代)

あかり「一緒に食べましょう」

大和「よろしいのですか?」

あかり「一緒に食べてくれた方がうれしいくらいです」

大和「で、ではいただきます」

あかり「はい、あ~ん」

大和「なっ、提督手ずから食べさせていただけるのですか!?」

あかり「だってスプーン一つしかありませんし」

大和(あ~んに加えて間接キスまで!? し、しかも……)

あかり「交互に食べましょうね」

大和(大和が口にしたあとに、また提督がそれを口にするんだ)

あかり「大和さんお口あけてください」

大和「は、はい……」

大和(ああ、アイス作成機を大和に備えてくださった皆様ありがとうございます)

あかり「口の中がすっきりしました!」

大和「……」

あかり「大和さん?」

大和「な、なんでしょう!」

あかり「なんだかぼ~っとしてたので。いっぱい攻撃受けちゃいましたし疲れてますよね」

大和「それは入渠してもう治りましたよ」

あかり「でも疲れが残っちゃったらいけませんよぉ」

大和「そうですね、ではこれで失礼させていただきます」

あかり「おやすみなさい。アイス、ありがとうございました」

大和「こちらこそありがとうございます」

あかり「なんで大和さんがお礼を?」

大和「あ、ああ~、おやすみなさい!」

あかり「ん~? まあいっか。あかりはなにしようかな?」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>24の足柄以外)
3 散歩
4 執務

あかり「最近やってなかったし、執務をしよう!」

あかり「また途中で眠って風邪ひかないように妖精さん達を呼ぼう」



妖精(お茶)「風邪ひいたこと反省してるみたいですね」

妖精(猫吊るし)「体調管理もお仕事なんですから」

あかり「耳が痛いです」

妖精(お茶)「提督が休むと鎮守府全体の仕事が滞りますから」

妖精(猫吊るし)「夜の執務は私達をお供にしてくださいね」

あかり「うん、ごめんね夜遅くに」

妖精(お茶)「夜型の妖精だからご心配なく」

妖精(猫吊るし)「栄養ドリンクも用意しましたので!」

あかり「あるんだ妖精さん用栄養ドリンク」

あかり「妖精さん、これはなんの書類かな?」

妖精(猫吊るし)「ええ~と、これは――」

↓2

1 アイテム配布の知らせ
2 家具コイン配布の知らせ
3 ゼロオイテケとだけ書かれた紙
4 他提督の戦果報告

妖精(猫吊るし)「なにか褒章の品が届くそうですよ」

妖精(お茶)「鎮守府付近の海域を制覇しましたから、それのご褒美かな」

あかり「どんなのがもらえるのかな~?」

妖精(お茶)「どんなのがいいんです?」

↓2

1 好感度上昇アイテム
2 練度上昇アイテム
3 イベントアイテム
4 高速修復材
5 高速建造材

あかり「みんなの練度が上げられるようなものがほしいなぁ」

妖精(お茶)「練度は基本的に戦闘や訓練でしか上げられませんが」

妖精(猫吊るし)「そういえば最近艦娘の練度を上げるふしぎなあめが開発されたとかなんとか」

あかり「危なくないのそれ?」

妖精(猫吊るし)「艦娘に害がないことは実証済みです、が」

妖精(お茶)「権利的な意味で危ないです」

あかり「ん?」

妖精(猫吊るし)「まあ訓練器具とかでも上げられますしなにが来るかはお楽しみですよ」

あかり「そうだね。楽しみにしよう」

今回はここまでです
次はメインのシナリオ進めます

書いてて思い出しました。テンプレのアイテムに水鉄砲が抜けていましたすいません

水鉄砲

大本営から届いた大量の水鉄砲
あかりを含めた全員分以上あり、多種多様な種類がある。

前スレ>>1000の小ネタ了解しました
早めに書けるようにします

水鉄砲は使うとイベントが起きるアイテムです
複数で遊ぶ遊具系のアイテムは大体がイベントが起きるアイテムで内容、結果はそれぞれで違います
説明が足りずに申し訳ない

では開始します

あかり「おはようございます大和さん」

大和「おはようございます提督」

あかり「今日は他の提督さんの査察に行きます」

大和「その前にこれを。大本営からです」

あかり「あっ、例の練度を上げるあめですね」

大和「ご存知でしたか」

あかり「昨日妖精さんに聞きました」

大和「これで練度が上がると言うのですから、人類の科学の進歩は目覚ましいですね」

あかり「ちょっと怖いですけどね。安全らしいですけど」

大和「大本営も自ら戦力を削ぐようなものを送ってはきませんよ」

あかり「それもそうですね」

大和「ちなみにあめにも位があるそうですよ。それによって上がる練度も違うとか」

あかり「へぇ~、これはどれくらいなのかな?」

↓1 コンマ

0~30 ふしぎなあめ 31~65 いいふしぎなあめ 67~98 すごいふしぎなあめ ぞろ目 まんたんのふしぎなあめ

大和「どうやら普通のふしぎなあめのようです」

あかり「普通なのに不思議なんだ」

大和「ざっと見て二十は入ってますかね?」

あかり「大切に使わせてもらいましょう」

大和「それでは出立の準備をしましょうか。今回は戦闘はなさそうですし、連れていくのは三隻ほどでよろしいかと」

あかり「それじゃあ――」

↓1~3 査察に連れていく艦娘(>>24

叢雲「出撃しようとしない提督の査察ねぇ」

熊野「あまり気乗りはいたしませんが」

金剛「提督とおでかけデース!」

あかり「すいません、ほんとうはあかり一人で行くべきかもしれないのに」

叢雲「あんたを一人で海に出せるわけないでしょ」

熊野「はぐれ深海棲艦が出てくる可能性だってありますわ」

金剛「私達がしっかりガードしてあげるから、ビッグシップに乗った気持ちでいるといいデース!」

あかり「ありがとうございます、みんな!」



あかり「ねえ叢雲ちゃん」

叢雲「なによ?」

あかり「どうして出撃しようとしないのかなぁ?」

叢雲「さあね。戦いが怖い臆病者かそれとも怠け者か。どっちにしろ碌な奴じゃないわ」

あかり「怠けてるならいけないけど、怖いのはしかたないと思うけど」

叢雲「仕方ないけど戦うのが司令官よ」

あかり「そうだけど」

叢雲「戦わない艦娘に価値はないわ。艦娘を戦わせない司令官にもね」

あかり「……」

叢雲「なんにせよ、マストでひっ叩いて艦娘ともども海に放り出しちゃえばそれで終わりよ」

あかり「もっと穏便にいこうよぉ」

熊野「見えてきましたわ、あれが目的の鎮守府ですわね」

金剛「イエス! レッツ、カチコミデース!」

叢雲「なんなら砲撃の一つでも浴びせてやれば、出てくるんじゃないかしら?」

あかり「だからやめようってば!」



あかり「こんにちは~、誰かいますか~?」

妖精(猫に隠れてるの)「お待ちしておりました」

あかり「妖精さんだ」

妖精(猫隠れ)「査察団の皆さまですね。遠路遥々恐縮でございます」

叢雲「団ってほどじゃないけどね」

妖精(猫隠れ)「指令室に案内いたします。ついて来てください」

熊野「よく掃除がされていますわね」

金剛「うちより綺麗デース!」

妖精(猫隠れ)「他に仕事がありませんので、掃除だけは欠かさずにやっております」

叢雲「出撃しないんじゃそうなるわね」

妖精(猫隠れ)「お恥ずかしい話です」

あかり「そんなことないよぉ。ちゃんとお掃除しててえらいよぉ」

妖精(猫隠れ)「そう言っていただけると助かります」

叢雲「綺麗にしてたって査察にはなんの影響もないからね」

妖精(猫隠れ)「わかっております。提督に非があるということは重々承知です」

熊野「殊勝ですわね」

妖精(猫隠れ)「ですが、出撃しないこと以外は素晴らしい人なんです! 執務も完璧にこなしますし、私達への気遣いも!」

叢雲「出撃して戦果を上げないんじゃそれも無意味よ」

妖精(猫隠れ)「そう、ですけど」

あかり「叢雲ちゃんそんなこと言わなくたって」

叢雲「事実よ。大本営からの要請を無視するなんて、艦隊を私物化してるって軍法会議にかけられたっておかしくないんだから」

妖精(猫隠れ)「そのようなことは決して!」

金剛「ここが指令室ですネー! 突入デース!」

綾乃「ひっ! ど、どうも、査察団のみなさん。私がここの司令官である――」

あかり「杉浦先輩!?」

綾乃「あ、赤座さん!? どうしてあなたがここに!?」

叢雲「あんたと同じくらいの年齢っぽいけど、もしかしてまたなの?」

あかり「う、うん。あかりの知り合いだよぉ」

熊野「よくもまあこんなにも多く」

金剛「すごい偶然ですネー」

綾乃「えっ、えっ? 一体どういうことなの?」



あかり「というわけで、みんなこっちで提督になっちゃってるんです」

綾乃「そうだったの。歳納京子達もみんな」

あかり「杉浦先輩はどうして?」

綾乃「わからないわ。ただ、あなた達と同じように西垣先生の本を読んだ日の次の朝に目覚めたらここに」

あかり「ううん、やっぱり西垣先生の本が関係してるのは確かみたいだよぉ」

あかり「とにかく、この世界で提督をしながら帰る方法を探してます。手がかりはまだなにも見つかってませんけど」

綾乃「見つかってないんだ、手がかり」

あかり「はい」

綾乃「はぁ……」

叢雲「話は終わったかしら? 次はこっちの話よ」

綾乃「うっ、私が出撃しないって話よね?」

熊野「ええ、戦果もまったくあげていないとか」

金剛「なんで出撃しないんですカー?」

綾乃「だ、だって、私は普通の中学生なのよ? それがいきなり艦隊を指揮して戦えなんて!」

叢雲「臆病者の方だったか」

綾乃「はずかしいじゃないの!」

叢雲「は?」

熊野「はずかしい?」

綾乃「わ、私は注目されるのが苦手なの! 提督なんて注目を浴びるような仕事、できない!」

あかり「副会長ですよね?」

金剛「オーウ、はずかしがり屋さんなんですネー」

綾乃「そ、それに、不安だし。上手く指揮できるかどうか」

あかり「大丈夫です! あかりもう結構戦ってきましたけど、未だにまともに指揮できてませんから!」

叢雲「威張るな!」

金剛「全然大丈夫じゃありませんヨー」

綾乃「私だってやらなきゃとは思ってる。けど、無理なのよ」

綾乃「私の指揮でみんなを傷つけたらどうしよう。肝心なときにはずかしくて声が出なかったら、って思ったら出られなくて」

あかり「杉浦先輩……」

綾乃「ごめんなさい。私には提督でいる資格なんてない。みんなももっとちゃんとした提督のところで働いた方が――」

↓2~3(綾乃艦隊の艦娘)『そんなことない!』

五月雨

あとsageっぱなしだよ

>>80さん指摘ありがとうございます


あきつ丸「そんなことないのであります!」

熊野(綾乃)「ええ、そんなことありません!」

綾乃「あきつ丸さん、熊野さん……」

叢雲「陸軍の強襲揚陸艦か」

熊野(あかり)「もう一隻は『わたくし』ですか」

金剛「二隻だけしかいないんですカー?」

妖精(猫隠れ)「出撃してませんので」

あきつ丸「自分は提督殿はこの上なく素晴らしい方だと存じております!」

熊野(綾乃)「あなた以外の人間の指揮下に入るなんてまっぴらごめんですわ!」

綾乃「二人とも慕ってくれるのはうれしいけど、私は二人が思ってるほどできた人間じゃないわ」

熊野(綾乃)「なにをおっしゃいますの! 毎晩妖精達も寝静まる頃まで起きて、書類を片付けているのは誰ですの!」

あきつ丸「毎日各種資源の備蓄、必要物資を確認して発注しているのも提督殿であります!」

叢雲「そこら辺はあんたよりよっぽど司令官らしいわね」

あかり「うぅ」

あきつ丸「いつも言っているのであります。提督殿はもっと自分に自信を持つべきだと」

熊野(綾乃)「空いた時間には教本を読んで、しっかりと知識も付けているじゃありませんの」

綾乃「でも、私は」

熊野(綾乃)「わたくしはあなたの命令しか聞きませんわ」

あきつ丸「自分も熊野殿の意見に同意であります」

綾乃「二人とも……」

熊野(あかり)「ずいぶんと慕われているじゃありませんの」

金剛「イエス! ベタ褒めデース!」

あかり「とっても信頼されているんですね」

綾乃「それでも、私には無理なのよ」

叢雲「ああもう! さっきからでもだのだってだのぐちぐちと!」

あかり「む、叢雲ちゃん」

叢雲「いい? あんたはね、でもだの、だってだの言える立場じゃないのよ!」

綾乃「……」

あきつ丸「やめるのであります!」

熊野(綾乃)「提督は好きでこの立場になったわけじゃありませんのよ」

熊野(あかり)「それはうちの提督も同じですわ」

叢雲「ええ、そう。こいつだってね、何にも知らないのにいきなり司令官なんて立場におかれて、それでも戦ってきたのよ」

叢雲「まともに指揮なんて取れやしない。けどこいつは私達の側についてくれてた。ずっと一緒に戦ってきたのよ!」

あかり「叢雲ちゃん……」

熊野(あかり)「提督はわたくし達のことを信用してくださっていますわ」

金剛「どんなに傷ついたって絶対に沈まないってことをデース」

叢雲「あんたは信じられないの? こんなにもあんたのことを信じてくれている、そいつらのことを」

綾乃「わ、私は、私が信じられないのは、自分よ」

あかり「でも、杉浦先輩の熊野さん達は杉浦先輩のこと信じてますよ?」

綾乃「だ、だから?」

あかり「杉浦先輩が信じてる人は、杉浦先輩のことを信じてるんです」

綾乃「そ、それは」

あかり「信じてあげてください、自分のこと。熊野さん達のこと信じてるなら」

綾乃「……」

妖精(猫隠れ)「て、提督、大変です! 未確認の船影がこちらへ向かっています!」

熊野(綾乃)「なんですって!?」

あきつ丸「深海棲艦なのでありますか!?」

妖精(猫隠れ)「わかりませんが、大型の艤装をつけた人型の艦です!」

あきつ丸「とにかく確認しに行くであります、提督殿!」

綾乃「え、ええ!」

???「……」

熊野(綾乃)「なんですのあれは?」

あきつ丸「見たことのない艦でありますが、白い肌に赤い目。深海棲艦に間違いないのであります」

妖精(猫隠れ)「ま、まさか、新種の姫型!?」

あかり「ん、ん~? あれ、京子ちゃんの榛名、ムグッ!」

叢雲「ちょっと黙ってなさい」

熊野(あかり)「そういうことですのね歳納提督」

金剛「考えましたネー」

綾乃「姫型って深海棲艦の中で一番強いやつじゃない!」

熊野(綾乃)「どうしてこんなところに!?」

妖精(猫隠れ)「わ、わかりませんが、このままでこの鎮守府に!」

あきつ丸「どうするのでありますか!?」

叢雲「残念だけど私達は今非武装よ」

綾乃「んなっ!?」

熊野(あかり)「今日は査察に来ましたので」

金剛「武装をつけたままだと脅しているように見えますからネー」

熊野(綾乃)「そんな、じゃあ」

あきつ丸「自分達が出るしか!」

綾乃「私達が戦うしか?」

叢雲「決断しなさい。戦うか、このまま仲良くみんなで死ぬか」

綾乃「死っ!?」

熊野(あかり)「ちょっと叢雲さん、そんな脅すようなことを言っては」ヒソヒソ

叢雲「ここでそれを決心できないようなら、この先戦ってなんていけないでしょ」ヒソヒソ

綾乃(死ぬ? ここで戦わなきゃ、あきつ丸さんも、熊野さんも、赤座さんも巻き込んでみんな?)

綾乃(そんなのいや! だけど、私は……)

あきつ丸「熊野殿」

熊野(綾乃)「ええ、あきつ丸さん」

綾乃「ちょ、ちょっと、二人とも?」

あきつ丸「こうして海面に出てきているんです、提督殿に頼る必要もないのであります」

熊野(綾乃)「わたくし達だけ沈めてきますわ!」

綾乃「そ、そんな!」

あきつ丸「自分の兵装は貧弱でありますが、相手は姫型とはいえ一隻。正面から撃ちあってもなんとかなるであります」

熊野(綾乃)「複雑な指揮なんて必要ありませんわ。真っ向からぶつかってきます!」

綾乃「だめよそんなの!」

あきつ丸「心配ないであります。自分達の傷なんてお風呂に浸かっているだけで治るのですから」

熊野(綾乃)「もし沈んだとしても代わりはいくらでも作れますわ」

叢雲「どうするの? このまま二人をみすみす行かせるの? だとしたらあんたは一生腰ぬけの臆病者よ」

綾乃「私は、私は……!」

――信じてあげてください、自分のこと。熊野さん達のこと信じてるなら

綾乃「待ちなさい二人とも!」

あきつ丸「提督殿?」

熊野(綾乃)「どうしたんですの?」

綾乃「私も、行くわ」

あきつ丸「提督殿!」

熊野(綾乃)「よろしいんですの?」

綾乃「ええ、私はあなた達の提督ですもの!」

熊野(あかり)「ようやくふっきれたようですわね」

金剛「シャイガールをその気にさせるのには骨が折れマース」

綾乃「あなた、叢雲って言ったわね! よくも散々臆病者とか腰ぬけとか言ってくれたわね」

叢雲「事実だったから」

綾乃「だったらとくと見てなさい。この私が臆病者でも腰ぬけでもない姿を! それと熊野さん」

熊野(綾乃)「なんですの?」

綾乃「次に代わりがいるとか言ったら罰金バッキンガムなんだからね!」

叢雲「ばっき、は?」

熊野(綾乃)「はい!」

綾乃「さあ、出撃よ!」

榛名「目が、ちょっとかすみます」

京子『しょうがないだろ~、昨日慌てて用意したカラコンなんだから』

榛名「これで戦闘はちょっと難しいですよ」

京子『いいんだよ。負けるために来たんだから』

榛名「ですが相手は実弾を撃ってくると思うのですが」

京子『そのために兵装全部取っ払って女神ちゃん積みまくってるんじゃん』

榛名「そうですけどねぇ」

京子『安心して沈んでこい!』

榛名「沈みませんからっと、来ます!」

京子『んじゃあと任せたよ。通信終わりっと』

榛名「はぁ、早くお風呂に入って元の姿に戻りたいです」

叢雲「なにかあったときのために一応出てきたけど」

熊野(あかり)「でも正直勝てるとは思えませんわ」

金剛「ですネー。相手は改二まで改造した榛名。こっちはまだ出撃すらしてない揚陸艦と重巡ですヨー」

あかり「京子ちゃんも考えてはくれてるとは思いますけど」



あきつ丸「目標、射程圏内に入りました!」

熊野(綾乃)「提督!」

綾乃「……」

あきつ丸「怖いのでありますか?」

綾乃「も、もうふっきれたわ」

熊野(綾乃)「声が震えていますわよ」

綾乃「む、武者震いよ!」

あきつ丸「はじめはみなそうなのであります。ですがご心配なく、自分達は提督殿の信頼に応えます!」

熊野(綾乃)「ええ、提督が信頼してくださっているんですもの。どんな敵にだって負けませんわ!」

綾乃「私も、信じるわ。あなた達が信じてくれている私のことを」

あきつ丸「はい!」

熊野(綾乃)「提督、指示を!」

綾乃「ええ、行くわよ二人とも! アサルトコンバットパターン・ファイズ!」

綾乃「ターゲットを中央に固定!」

あきつ丸「自分が牽制を!」

榛名「!」

熊野(綾乃)「アンカー射出ですわ!」

榛名「!?」

榛名(アンカーを榛名の艤装に刺した!?)

綾乃「そのまま速やかに火力を集中! 円の動きで追い込むのよ!」

あきつ丸「自分はこちらから!」

熊野(綾乃)「とおおう!」

榛名「くっ!?」

叢雲「刺したアンカーを起点に移動しながら榛名の動きを制限してる!?」

金剛「しかも砲撃しながらデース!」

熊野(あかり)「こ、これは……」

綾乃「最後は中央を突破!」

あきつ丸「はああ!」

熊野(綾乃)「ひゃああ!」

榛名「きゃあああ!」

綾乃「ふんっ、呆れるほどに有効な戦術ね」

榛名「うっ、ううっ……」 大破

叢雲「嘘でしょ、勝ったわよ」

金剛「見事な指揮でしたヨー」

あかり「もしかしてあかりより上手いんじゃ」

熊野(あかり)「どう見ても提督よりはるかに上ですわ」

熊野(綾乃)「やりましたわねあきつ丸さん!」パシッ

あきつ丸「はい、であります!」パシッ

綾乃「や、やった、勝ったの?」

熊野(綾乃)「いえ、まだですわ。まだ相手は健在……あら?」

あきつ丸「肌の色が変わって、目の色も!?」

榛名「こ、コンタクト、落ちちゃったんだ」

綾乃「あ、あれって艦娘!? 一体どういうこと?」

京子「や~、強いね綾乃~。さすが私のライバル」

綾乃「と、歳納京子なの!? 一体どういうことなのよ!?」

京子「綾乃が出撃しないっていうからさ~、ちょ~っと脅かして出撃させてやろうと思ったのさ~」

綾乃「は、はあ!?」

京子「相当なハンデ負って負けに来たんだけど、大破させられるとは思ってなかったよ~」

綾乃「あ、あなたねぇ!」

京子「まあとりあえず基地ん中でゆっくり話そっか。榛名~戻れる~?」

榛名「な、なんとか」

京子「よしっ! じゃあ榛名回収して綾乃んちにレッツゴー!」

綾乃「ま、待ちなさいよ! こら、歳納京子~!」

今回はここまでです
メインの話になると安価少なめになってしまうのが申し訳ない


あかりと他提督への好感度ってあるんですかね?

>>100
好感度はあかりへのあかり艦隊の艦娘の好感度しか設定してません
他提督への他提督艦隊の艦娘の好感度は初期艦が一番高いくらいの漠然としたものです


では開始します

きた!
あ、あと>>100なんだが、他提督←他艦娘じゃなくてあかり←他提督の好感度をですね…

綾乃「私を出撃させるためにわざわざ芝居をうったってわけね」

京子「そうだよ。これくらいやんないと出てこないかと思ったからね」

あかり「それならなんであかりをここに来させたの?」

京子「もしも綾乃が出てこなかったときのために、実際に戦いを見ればどんなもんかもわかるしね」

綾乃「見くびられたものね、私だってここまで追い込まれれば戦うわよ!」

京子「追い込まれなきゃ戦わないんだ」

綾乃「うるさいわね! 一回やればもう怖くないわよ!」

京子「さっすが、それでこそ我がライバル」

綾乃「み、見てなさい! 絶対あなたより多く戦果を稼いでやるんだから!」

京子「私、こう見えて半年のキャリアがあるんだからね。今から追い越されるわけないよ~」

赤城「それはどうでしょうか」

龍田「提督よりよっぽど指揮上手かったわよ~」

京子「うっそだ~、私の方が上手いよ~!」

榛名「あ、あの、提督」

京子「おっと、そうだ。綾乃、お風呂借りるよ」

綾乃「お、お風呂!?」

京子「榛名の修理しないといけないからね」

熊野(綾乃)「悪かったですわね」

あきつ丸「知らなかったとはいえ、とんだ失礼を」

榛名「いえ、そのために来たんですから」

京子「しっかし、ここまでボロボロにされるとはね~。一応最大まで改修してんのに」

赤城「それだけ杉浦提督の作戦が有効だったということですよ」

綾乃「い、いえ、教本通りにやっただけですから」

赤城「それでもはじめての戦闘であそこまで指揮が取れるなんて、素晴らしいですよ」

綾乃「ど、どうも」

綾乃(なんか声が似てるから自画自賛してるような気分になるわ)

京子「女神ちゃんまだだめなの?」

妖精(女神)「……」フルフル

龍田「この子達沈むくらいの損傷じゃないと働いてくれないのよね~」

京子「修理は時間かかるし、一回沈む?」

龍田「あら~、それなら私が撃ってあげるわよ~?」

榛名「結構です!」

綾乃「もう、歳納京子はどこでも人騒がせなのは変わらないんだから!」

熊野(綾乃)「提督、うれしそうですわね」

あきつ丸「歳納殿に会えたのがうれしいのでありますか?」

綾乃「べべ、別に! うれしくなんかナイナイナイアガラよ!」

熊野(あかり)「ナイアガ、ええ?」

あかり「杉浦先輩、たまにあんなふうにだじゃれを言うんです」

叢雲「お固い子かと思ったら結構お茶目なのね」

金剛「ヘイ! 和やかな雰囲気のところ恐縮ですガー、戦果はまだあげられていませんヨー」

綾乃「そういえばそうなのよね」

熊野(綾乃)「今から参りましょう」

綾乃「大丈夫なの?」

あきつ丸「今だからこそ行けるのであります!」

綾乃「わかったわ。それじゃあ、出撃よ!」

叢雲「一応査察だしついて行くわよ」

熊野(あかり)「必要ないと思いますけども」

金剛「あれだけやれれば、どこでも戦っていけマース!」

あかり「あかりも見習わなきゃ」

赤城「私達は榛名さんのことがあるので残っていますね」

綾乃「歳納京子に変なことさせないでくださいね!」

赤城「承知しました。行ってらっしゃいませ」

綾乃「今よ、全弾斉射!」

熊野(綾乃)「とおおう!」

あきつ丸「了解であります!」

ホ級「!!!」

叢雲「いやはや、大したもんね」

金剛「スピーディに制圧してしまいましたヨー」

熊野(あかり)「正確な指揮に、二隻とはいえ統制の取れた艦隊。素晴らしいですわ」

あかり「さすが生徒会副会長です!」

綾乃「あ、あんまりほめられるとこそばゆいわ」

叢雲「照れ屋なとこは変わってないみたいだわ」

熊野(綾乃)「提督、カードですわ」

あきつ丸「実体化を」

綾乃「ええ、任せて」

↓2 1-1-C(ボス)でドロップする艦娘

叢雲(綾乃)「叢雲よ。あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい!」

綾乃「言われずとも、がんばるわ。あなたにもしっかりと働いてもらうから覚悟なさいよ」

あかり「叢雲ちゃん大人気だね」

叢雲(あかり)「別に人気なわけじゃないでしょうに」

あかり「でもあかりはあかりの叢雲ちゃんが一番だと思うよぉ」

叢雲(あかり)「だから誰があんたのよ!」

熊野(あかり)「……」

叢雲(綾乃)「あれは?」

綾乃「査察団よ。知り合いだけどね」

叢雲(綾乃)「あっきれた。誰かに見てもらってなきゃ戦えないわけ?」

あきつ丸「提督殿に向かってその口の聞きかたはなんでありますか!」

綾乃「いいのあきつ丸さん。叢雲さんの言うとおり。だけど、それも今回かぎりよ。だから心配なんてノンノンノートルダムよ!」

叢雲(綾乃)「ぶっ! ノンノンノートルダムって……」

叢雲(あかり)「嘘でしょ!? あのだじゃれで笑ってる!?」

あかり「結衣ちゃんも笑うんだよぉ」

叢雲(綾乃)「くくっ、いいわぁ、ギャグセンスだけは認めてあげる。司令官としての実力はどうだか知らないけどね!」

綾乃「それはこれから長い間あなた自身が体験することになるから、安心アンコールワット」

叢雲(綾乃)「くっ、くくっ、やめてよ、もう。出てきた直後に笑い死にそうじゃない」

あかり「叢雲ちゃんも我慢しなくていいんだよ?」

叢雲(あかり)「してないわよ! なんであんなので笑えるのよ!?」

あかり「えっ、でも『叢雲』はみんな同じ性格してるって」

叢雲(あかり)「せ、性格は一緒でしょ!?」

金剛「なにはともあれ一件落着デース!」

あきつ丸「鎮守府に帰るのであります!」

熊野(綾乃)「もう日が暮れそうですしね」

綾乃「赤城さんに頼んだけど歳納京子が暴れてたらどうしよう東照宮」

叢雲(綾乃)「あははは! やめってってば!」

叢雲(あかり)「あんたがやめなさいよ! 私がはずかしくなるでしょ!」

京子「あっ、お帰り」

綾乃「ただいまって、あなたなに食べて!?」

あきつ丸「あ~! あれ、間宮さん特製のタピオカプリンであります!」

熊野(綾乃)「なんてことしてくれますの! わたくしの毎日の楽しみですのよ!?」

京子「いいじゃん、綾乃のために働いたんだからこれくらいもらう権利はあるよ」

綾乃「だからって黙って食べるなんて!」

京子「ちゃんといただきますって言ったよ?」

あきつ丸「そういう意味じゃないのであります!」

熊野(綾乃)「赤城さん!」

赤城「しょ、食事は変なことではありませんし……」

叢雲(あかり)「赤城、口元にプリンついてるわよ」

金剛「赤城も食べたんですネー」

龍田「とってもおいしかったわ~。ラムレーズンにも負けず劣らずってところかな~」

熊野(あかり)「あなたもなんですのね」

榛名「すいません、すいません! 使わせていただいたバケツと一緒に弁償いたしますので!」

あかり「榛名さんは食べてないみたい」

叢雲(綾乃)「まともなのが一人でもいてよかったわ」

綾乃「そ、それでチャラ! 貸し借りなしよ、いいわね!?」

京子「わかった~、それにしてもプリンうめぇ!」

綾乃「くぅ~! 絶対! ぜぇったい! あなたには負けないんだからぁ~!」

金剛「キッチンの片づけ終わったヨー!」

あかり「ありがとうございました金剛さん」

叢雲「悪いわね出先で料理なんかさせちゃって」

金剛「ノンノン、私クッキング好きですかラー」

熊野「杉浦提督も喜んでいましたわ」

金剛「さっきも散々お礼を言われましター。人に喜んでもらうのって楽しいデース」

あかり「でも杉浦先輩はすごいなぁ。お料理も自分でやってたなんて」

叢雲「ほんと、出撃してなかったこと以外は非の打ちどころがないわね」

あかり「指揮もあかりよりとっても上手だし」

叢雲「あんたが下手くそだってこともあるけどね」

あかり「わかってるけど、もっとオブラートに包もうよぉ!」

叢雲「ねえ、あんたさ。どうして私があんたに司令官をやれって言ったのか、疑問に思わなかった?」

あかり「辞令が来てたからじゃないの?」

叢雲「それは確かにそう。だけどね、それだけが理由じゃない」

あかり「他になにかあるの?」

叢雲「司令官は人間でなければいけないからよ」

熊野「叢雲さん!」

あかり「司令官は人間でなければいけない? なんで?」

叢雲「一つは艦娘を人間の配下に置いておくため。ともすれば深海棲艦と同じだけの脅威になりうる兵器を、人間の制御下に置いて置くため」

あかり「そんな、艦娘は深海棲艦とは違うよぉ!」

金剛「提督はそう思ってくれても、世間はそうは思わないんデース」

熊野「今は深海棲艦に対抗する正義の味方という扱いを受けていられますわ」

熊野「けれど一皮むけばわたくし達も、奴らと同じだけの威力を持った武器を振り回せる存在であることに変わりはないんですの」

叢雲「だからこそ私達は人の手によって制御されていなければならない。艦船だった頃と同じよ」

あかり「そんなの、おかしいよぉ」

金剛「それについての是非はともかくデース。人間が提督でなければならないもう一つの理由がありマース」

熊野「提督、今日あきつ丸さんが言っていたでしょう? こうして海面に出てきているなら提督に頼る必要もない、と」

あかり「そういえば言ってましたけど」

叢雲「あんたにはじめて深海棲艦の説明をしたときに言ったわよね? 深海棲艦は『人間』を襲うって」

あかり「うん、言ってた」

叢雲「深海棲艦は名前の通り、普段は深海に潜んでいるわ。浮かんでくるのは、人間を襲うときだけ」

あかり「だから?」

金剛「艦娘は人間じゃありまセーン。本来ならば深海棲艦には襲われないんデース」

熊野「戦いの中で学習したのか、わたくし達も敵とは認識しているようですが、わざわざ浮かんでくることまではしませんの」

叢雲「ここまで言えばわかるでしょ。司令官が人間でなければいけない最大の理由」

あかり「深海棲艦をおびきだすため?」

叢雲「ええそう、深海棲艦のえさにするために司令官は人間でなければいけないのよ」

あかり「……」

熊野「今まで戦ってきた深海棲艦も、わたくし達が邪魔だから排除しようとしていただけで、本来ならば提督を狙ってきていましたの」

叢雲「黙ってごめんなさい」

あかり「そっか、そうだったんだ」

叢雲「いつか話そうって思ってたんだけど、こんなところまでずるずる伸ばしちゃったわ」

あかり「ううん、黙っててくれてありがとう。もしはじめにそれを聞いてたら、あかり怖くて出撃なんてできなかったかもしれない」

あかり「でも今は大丈夫だよ。みんなが守ってくれるって信じてるから」

叢雲「ずるいとか思わないわけ!? 今頃こんなこと言いだして!」

熊野「叢雲さん……」

あかり「ずるくなんかないよぉ。戦わなきゃいけないなら、最初はできるだけ怖くない方がいいもん」

あかり「叢雲ちゃんはあかりのことを思って黙っててくれたんでしょ?」

叢雲「違う! 私は、私は自分のことしか考えてなかった! 最初はあんたが逃げないようにって」

叢雲「でも、途中から、ずっと黙ってたってあんたに嫌われるのが、怖くて……」

叢雲「今なら言っても大丈夫かなって、打算で、言ったのよ! それが――」

あかり「嫌いになんかならないよ」ダキッ

叢雲「あっ」

あかり「嫌われるのが怖いっていうことはそれだけあかりのことを大事に想ってくれてるってことだよね」

あかり「あかりも叢雲ちゃんが大事。だからこんなことで嫌いになんかならない」

叢雲「あんた……」

あかり「今だって役に立ててないんだもん。えさだってなんだってやるよぉ。みんなが守ってくれるなら、怖くないよ」

あかり「危ないっていうのは十分わかってる。熊野さんにも怒られちゃったしね」

熊野「そんなこともありましたわね」

あかり「だから今までとなにも変わらないよぉ。むしろ、あかりも少しは役に立ててたんだってわかってちょっとうれしい」

金剛「イエス! 提督はそこにいるだけで役に立ってるんデース!」

あかり「けどひどいなぁ、あかりちゃんと役に立ってるのに未熟とか下手くそって言いたい放題だなんて」

叢雲「……ふんっ! 司令官として未熟なのはほんとうでしょ!」

叢雲「えさならそこら辺から適当に連れて来て船に乗せるだけで充分!」

叢雲「司令官として立派に指揮できるようになって、はじめて役に立ってるって言えるのよ! 調子に乗るんじゃないわ!」

あかり「むぅ~、それはそうかもしれないけどぉ」

金剛「元気出たようでなによりデース!」

叢雲「元から元気だったわよ!」

金剛「もうちょっとで泣きそうでしたヨー?」

叢雲「見間違いよ!」

あかり「ふふっ」

熊野「それと提督、もう一つだけ。人間が提督出なければいけない理由がありますわ」ダキッ

あかり「わっ、なんですか熊野さん?」

熊野「いえ正確には、提督が……あかりが提督でなければいけない理由ですわね」

あかり「あかりが提督でなければいけない理由?」

熊野「ケッコンのことはお話しましたわね。艦娘と提督が特別な絆を結ぶ儀式だと」

熊野「それを結ぶことで艦娘は新たな力に目覚め、更に強くなっていくことができるようになる、と」

あかり「はい」

熊野「それからわかるように、艦娘と提督が絆を深めることは艦娘を強くすることに繋がるのですわ。ケッコンをせずとも」

あかり「そうだったんですか!」

熊野「少なくともわたくしはあかりとの絆で強くなっていることを感じていますわ。精神論のようなものかもしれませんが」

金剛「提督……アカリはそういう精神論嫌いですカー?」

あかり「大好きです!」

金剛「私もデース!」グイッ

熊野「あっちょっと!」

金剛「二人ばっかり抱きしめてずるいデース! 次は私の番ですよネー、アカリ?」

あかり「はい、絆を深めるんですね!」

金剛「ノー! 愛を深めるんですヨー!」ギュッ

あかり「むぎゅっ!」

熊野「待ちなさいなこの舶来戦艦! そんなに抱きしめたらあかりが痛がるじゃありませんの!?」

金剛「あはーはー! どこかの誰かと違って私は抱きしめても鎖骨は当たらないんですヨー。アカリもやわらかい方が好きって言ってマス!」

熊野「なんですって!?」

あかり「痛いのよりはやわらかい方がいいですけど、そういうことじゃなくて!」

叢雲「あんた達、さっきから、あか、あか……」

金剛「なにか問題ですカー?」

熊野「あかりはいやなんですの?」

あかり「あかりはそう呼んでもらえる方がうれしいです」

金剛「喜んでるみたいですから私はこう呼びマース。アカリ~、アカリ~」

熊野「わたくしは以前にもそう呼んだことがありますし! なんの問題もありませんわ!」

叢雲「な、なによ、たかが、名前呼びが、なんだって言うのよ!」

あかり「む、叢雲ちゃん?」

叢雲「もう寝る! あんたはどうぞその二人とちちくりあってなさい!」

あかり「ちちくりあうってなに!?」

金剛「正妻様のお許しが出ましたヨー」

熊野「誰が正妻ですの。ですがいいというのなら遠慮なく」

あかり「いや、あかりはいいって言ってないですし、ねえ、なにするんですか!?」

叢雲「う、うう~! 私はここで寝るんだから静かにしろ~!」

あかり「わぁ~、マストはだめだよぉ叢雲ちゃん!」



綾乃「あの子達、ここが人の家だってこと忘れてるんじゃないのかしら?」

あきつ丸「赤座殿は存外やり手のようでありますな」

熊野(綾乃)「にぎやかで楽しそうですわ」

叢雲(綾乃)「ああいうのは、やかましいっていうのよ」

今回はここまでです
提督の設定に関しましては、艦娘に知識があるなら駆逐艦量産して提督にした方が効率よくねという疑問に対する言い訳のようなものです
これを語ったことで恐らくこのSSで一番シリアスな部分が終わりました


>>103
それは考えていません
クロスですので艦娘とゆるゆりキャラのカップリングを優先するつもりです
ご期待に添えず申し訳ありません

開始します
小ネタは明日にでも

京子「んじゃ帰るね、また今度プリン食べに来るよ~」

綾乃「もうあげないわよ!」

あきつ丸「食べ物の恨みは恐ろしいのであります」

熊野(綾乃)「覚えておいてくださいまし」

榛名「は、榛名は食べてないのに~!」

あかり「池田先輩や櫻子ちゃん達も本を読んだってことは、こっちに来てるかもしれないんだ」

京子「たぶん来てるよ。お約束だし」

綾乃「わけわかんないわよ!」

熊野(あかり)「お友達が続々と増えていきますわね」

赤城「同じ歳の頃の提督が増えるというのは、あまり好ましくありませんがね」

龍田「危ないからね~」

京子「なんだかんだでみんな無事でしょ。そういうもんなんだって」

叢雲(綾乃)「楽観視しすぎじゃないの?」

叢雲(あかり)「でもたぶんそうなんでしょうね」

綾乃「千歳、貧血で倒れたりしてないでしょうね? 心配だわ」

京子「それとな~く、探しとくよ。よし、行くかみんな」

あかり「お世話になりました杉浦先輩」

綾乃「こっちこそ。ありがとね赤座さん」

京子「私には!?」

綾乃「あなたとはもう貸し借りなしでしょ」

京子「ちぇっ」

大和「おかえりなさいませ提督、みなさん」

あかり「ただいま、大和さん」

熊野「色々と大変でしたわね」

金剛「一番頑張ったのは叢雲ですけどネー」

叢雲「見てていらいらしたから言っただけよ」

大和「無事に出撃させることができたようでなによりです」

熊野「ん~、疲れましたわ。わたくしは部屋へ戻ります」

あかり「ありがとうございました熊野さん」

熊野「いいえ、あかりのためですもの」

大和「っ!?」

金剛「私も部屋でスリーピング! アカリも一緒に来ますカー?」

大和「こ、金剛さんまで!?」

叢雲「……ふんっ、私も寝るから起こさないでよね、司令官」

大和「叢雲さんはそのままですか、よかった」

大和「あ~、あの、提督?」

あかり「なんですか?」

大和「その~、熊野さんと金剛さんの提督の呼び方なんですけど」

あかり「ああ、なんだか急に名前で呼んでくれるようになったんですよぉ」

大和「急に、お二人となにかあったわけではないんですね?」

あかり「なにかってなんです?」

大和「いえ、なにもないならいいんです」

あかり「大和さんも呼び捨てにしてくれていいんですって、前にも言いましたっけ」

大和「い、言いましたね」

あかり「敬語を使うのはマナーですもんね」

大和「は、はい」

大和(どうしよう、今さら呼び捨てにしたいなんて言えない)

あかり「でも、いつでもあかりのこと呼び捨てにしてくれてもいいですからね。あかりはそっちの方がうれしいです」

大和「じゃ、じゃあ、あ、あ……朝はなにをいたしましょう?」

大和(たった三文字口にするのがどうしてこんなに難しいのかな)

あかり「ん~」

↓2

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>24)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、瑞鶴、文月)

あかり「大和さんとお話しますよぉ」

大和「えっ?」

あかり「だから、大和さんとお話します!」

大和「は、はい! 喜んで!」

あかり(なんだか元気なさそうだったけど、笑顔になってくれてよかったよぉ)

↓2

1 下着の話
2 打ち解けようとする大和
3 料理の話
4 その他自由に

あかり「お料理教えてくれるって約束しましたよね」

大和「しましたね。ではお勉強といきましょうか」

あかり「台所に行きましょう!」

大和「待ってください。最初は座学からですよ。何ごとも先ずは知識からです」

あかり「知識は家庭科の授業で付けてますよぉ」

大和「では料理のさしすせそ、言えますか?」

あかり「それくらい知ってます。砂糖、塩、酢、味噌です!」

大和「せが抜けてますよ」

あかり「せ、、せ、洗剤?」

大和「泡吹いて倒れそうな料理ができそうですね」

あかり「せ、せ~」

大和「いかいは醤油です。せうゆと読むんですよ」

あかり「なんか強引ですね。味噌もみ、じゃなくて噌の方ですし」

大和「この順で入れるという語呂合わせでもありますし、多少強引なのはしかたないかと」

大和「この他にも調理酒やみりんと言った調味料もあります。これらを正しく使いこなせてこそ一流の料理人になれるんです」

あかり「あかりはカロリー控えめな料理を作れるようになれればそれでいいんですけど」

大和「なればこそです。カロリーを抑えてなおかつ、おいしい料理を作るには相応の知識がいるんですよ」

あかり「言われてみればそうかもしれません」

大和「料理の道は一日にしてならず。基礎知識からしっかり付けていきましょう」

あかり「はぁい。料理ってむずかしいですよぉ」

大和「でなければできるというだけでステータスにはなりませんよ」

あかり「ですよね~、お料理できるとモテるって言いますし」

大和「も、モテたいのですか!?」

あかり「いえ、別にそういうつもりじゃありませんけど。でも、誰かに好きになってもらえるならうれしいですよぉ」

大和「……お料理教えるのやめようかな」

あかり「ええっ!? なんでですか!?」

大和「うそです。これからもちゃんと教えますから」

あかり「よかったぁ」

大和(そう、料理ができるようになってモテたって心配ないわ)

あかり「あかりもいつか大和さんみたいなお料理が作れるようになれるかなぁ」

大和(だって、こうして胃袋は掴んでるんだもの! ならもう勝ったも同然!)

大和(名前呼びがなんですか。大和は、負けないから!)

あかり「あかりも早く実践でお勉強したいですよぉ」

大和「まだ早いです。前はよかったですけど、包丁を持つ手がおぼつかなかったですし、怪我をしたら大変です」

あかり「猫の手ですよね」

大和「はい、猫の手です」

あかり「つまり大和さんは料理をするたびに猫になっているということですね」

大和「な、なんでそうなるんですか!」

あかり「大和さんのパジャマはちなつちゃんと同じ猫のパジャマでいいかもしれないですね」

大和「よくないです!」

あかり「あははは、お昼はなにしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>24の大和以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、瑞鶴、文月)

あかり「瑞鶴さん」

瑞鶴「提督さん? 私のところに来るなんて珍しいわね」

あかり「珍しいですか?」

瑞鶴「珍しいというかはじめてじゃない? 瑞鶴に興味ないのかと思ってふてくされてたわよ」

あかり「興味ないなんてそんなことないです!」

瑞鶴「うそうそ冗談。でもちょっぴりほんとうかも」

あかり「ごめんなさい瑞鶴さん」

瑞鶴「これからはたまには会いに来てくれたらうれしいな」

あかり「はい!」

瑞鶴「それで、なんの用?」

あかり「かくれんぼの賞品の話です」

瑞鶴「ああ、あれかぁ。なんでも言うこと聞いてくれるんだよね?」

あかり「できる範囲ならですけど」

瑞鶴「じゃ~あ~」

↓2

1 新しい艦載機がほしい
2 明日は一日つきあってほしい
3 今から遊びに行こう
4 その他自由に

瑞鶴「明日は一日瑞鶴につきあってよ」

あかり「一日ですか?」

瑞鶴「うん。明日は一日、提督さんは瑞鶴のものってことで!」

あかり「わかりました、明日は一日瑞鶴さんと一緒です」

瑞鶴「ふふ~ん、なにしよっかな~」

あかり「できるかぎりお願いも聞きますからね」

瑞鶴「図らずしてお願いの回数増やす系のお願いしちゃった? まあいっか」

あかり「それじゃあ明日はよろしくお願いしますね瑞鶴さん」

瑞鶴「うん。よろしくね提督さん」



あかり「明日は瑞鶴さんとずっと一緒にいます」

大和「瑞鶴さんと、ですか?」

あかり「あんまり落ち着いて話してませんでしたし、この機会にいっぱい仲良くなりますよぉ」

大和「あまりほうっておくのも悪いですし、今までそうして来ていたなら大丈夫かな?」

あかり「なにが大丈夫なんですか?」

大和「瑞鶴さんと提督を二人にしても、ですよ」

あかり「瑞鶴さんしっかりしてるから大丈夫ですよぉ」

大和「そうですね。常識のある方ですし、変なことはしないでしょう。それでは、本日はここまでにしましょうか」

あかり「今日もありがとうございました」

大和「いえいえ」

あかり「お礼に――」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 明日は休んでいいと言う(秘書艦交代)

あかり「ちょっと屈んでください」

大和「こうですか?」

あかり「いつもありがとうございます」ナデナデ

大和「……こちらこそありがとうございます。提督になでていただけると、とても心地いいです」

あかり「でも猫さんって頭より喉なでてあげた方が喜ぶのかな?」

大和「まだ猫の話ひっぱります?」

あかり「喉の方がいいですか?」

大和「……猫のようにというならむしろ全身を」

あかり「はい?」

大和「頭でお願いします!」



大和「今日はとてもよく眠れそうです」

あかり「眠るお手伝いが出来てよかったです」

大和「それでは、おやすみなさい」

あかり「おやすみなさい。さて、どうしようかな?」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>24の大和と瑞鶴以外)
3 散歩
4 執務

あかり「そうだ、久しぶりに散歩に行こうかな?」

あかり「あっ、そうだ。あの子にゼロ渡しに行かなきゃ」

あかり「でも、あそこに行って会えるかな?」

↓2

1 行ってみる
2 行かない

あかり「また今度にしよう。今日は鎮守府の中を探検っと」



あかり「探検と行っても、来るのは一番謎なのはここだから自然と来ちゃうんだよねぇ」

――ぷっぷくぷ~

あかり「人柱さんこんばんは」

――う~ちゃん人柱じゃないぴょん!

あかり「う~ちゃん?」

――そうぴょん! う~ちゃんはう~ちゃんぴょん!

あかり「やっぱり壁の向こうに誰かいるみたいだよぉ」

――早く出してほしいぴょん

あかり「でも前に調べてもなにも見つからなかったし」

――探し方が悪いぴょん! もっとよく探すぴょん!

あかり「う~ん」

↓1 コンマ30以上で壁の向こうに

あかり「やっぱりなにもな――わぁ!?」

??「ぴょ~ん!?」バタッ

あかり「いたたた。急に扉が回転するなんて、忍者屋敷みたいだよぉ」

??「ぴょ~ん」

あかり「あっ、下敷きにしちゃってごめんね、大丈夫だった?」

??「うええ~ん、さびしかったぴょ~ん!」ダキッ

あかり「あう、ご、ごめんね」

??「うさぎはさびしいと死んじゃうぴょん~、ほんとうに人柱になっちゃうところだったぴょん~!」

あかり「お、落ち着いて、泣きやんで、ね?」ナデナデ

??「うえええ~ん」



??「さ、さっきのはうっそぴょ~ん!」

あかり「ん?」

??「だぁから、さっきのは嘘泣きぴょん!」

あかり「ああ、うん」

??「ほんとぴょん! う~ちゃんのこと無視する悪い司令官にお灸をすえただけぴょん!」

あかり「ええっと、う~ちゃん?」

卯月「睦月型四番艦の卯月ぴょん」

あかり「卯月ちゃん。三日月ちゃんと文月ちゃんのお姉ちゃんだね」

卯月「ぴょん! う~ちゃん妹いっぱいいるぴょん。えらいお姉ちゃんぴょん!」

あかり「えらいかどうかはともかく、卯月ちゃんはなんでこんなところに?」

卯月「強盗から逃げてたぴょん」

あかり「強盗?」

卯月「う~ちゃん夜中にここに着いちゃって、お腹減ったから食べ物探してたぴょん」

卯月「そしたらいきなり包丁を持った人影が現れたぴょん!」

あかり「あっ、それって」

卯月「暗くてよく見えなかったけどたしかに包丁だったぴょん。だから、怖くて逃げたら追いかけて来て」

卯月「行き止まりに追い詰められたから、もうやぶれかぶれで壁にぴょんってしたら」

あかり「偶然回転するスイッチに当たったんだ」

卯月「それで助かったけど、こっち側からじゃ動かなかったぴょん。だから出られなかったぴょん」

あかり「大和さん包丁持ったまんまだったんだ。それは怖いよぉ」

卯月「外で楽しそうな声が聞こえるのに、う~ちゃんず~っとここで一人だったぴょん」

あかり「そっか、辛い思いさせちゃったんだね。ごめんね」ギュッ

卯月「いいぴょん。こうして助けに来てくれたぴょん。だから、許してあげる」

あかり「でもよく無事だったね。食べ物とかはあったの?」

卯月「なんかね~、保存食とかお菓子とかいっぱいあったぴょん」

卯月「それに本とかもいっぱいあったし。暇じゃなかったぴょん。こっち来るぴょん」



卯月「ここがう~ちゃんの部屋ぴょん」

あかり「ベッドもある、カーペットもクッションも、ぬいぐるみに本棚まで!? 明らかにあかりよりいい部屋で暮らしてるよぉ!」

卯月「ラムネ飲むぴょん?」

あかり「うん飲む。って冷蔵庫まであるし!」

卯月「お菓子もあるぴょん」

あかり「わ~い、じゃなくて! なんなのここは!?」

卯月「知らないぴょん」

あかり「しかもこれふしぎなあめだよぉ! 卯月ちゃんこれずっと食べてたの?」

卯月「一日一個は食べてたぴょん。なめてたらなんか強くなったような気がするぴょん」

あかり「ようなじゃなくて強くなってるんだよぉ!」

あかり「一体誰がなんの目的でこんなところを鎮守府に作ったのかなぁ?」

卯月「まるでう~ちゃんがここに閉じ込められることを知ってたみたいぴょん」

あかり「内側から動かないんじゃ、卯月ちゃんでなくとも誰か閉じ込められた可能性が高いからね」

卯月「ぴょん。というか絶賛、司令官も閉じ込められてるんだよ?」

あかり「あ~!」

卯月「今気づいたぴょん? 頭の方はあんまり期待できなさそうぴょん」

あかり「ど、どうしよう!? 明日は瑞鶴さんとの約束があるのに!」

卯月「あっ、そうだぴょん! 壁ぶっ壊せばいいぴょん!」

あかり「どうやって?」

卯月「う~ちゃんはこれでも艦娘ぴょん。壁くらいすぐに壊せるぴょん」

あかり「でもどうして今までそうしなかったの?」

卯月「ぴょっ……」

あかり「卯月ちゃんも今気づいたの?」

卯月「う、う~ちゃんは、司令官の許可なしに鎮守府の壁に傷つけたりしないぴょん!」

あかり「ほんとに~?」

卯月「嘘ぴょんじゃないぴょん。司令官とは頭のできが違うぴょん!」

卯月「ここに置いてあった、10cm連装高角砲の威力を見るぴょん!」

あかり「兵装まで置いてあったんだ」

卯月「司令官は耳ふさぐぴょん。撃てぇ~、撃てぇ~い!」

あかり「すごい砂ぼこり、でも壁は壊れたみたいだよぉ」

卯月「いやった~! これが睦月型真の力でっす! えへん!」

あかり「強くなってるしね」

卯月「ようやく外の空気を吸える――」

大和「何ごとですか!?」

卯月「ぴょ~ん!? 強盗、強盗ぴょ~ん!」サッ

大和「ご、強盗? それにあなたは?」

あかり「卯月ちゃんです」

大和「提督!」

大和「そうですか、壁の向こうにずっと閉じ込められて」

あかり「壁を壊すしかなかったからそうしたんですよぉ」

卯月「……」プルプル

大和「それはいいんですが、なぜ卯月さんは大和に対してあそこまで怯えてるんです?」

あかり「大和さんが怪談で話してくれた赤い髪の女の子が卯月ちゃんなんです」

大和「追いかけまわしてしまったからですか」

卯月「包丁持ってたぴょん! 絶対う~ちゃんのこと卯月鍋にするつもりだったぴょん!」

大和「しませんよそんなの!」

あかり「ほんとうだよ。大和さんはとっても優しい人だから」

卯月「ほんと? 嘘ぴょんとか言ったら怒るよ?」

あかり「ほんとだよぉ。だからもうあかりの影に隠れてないでいいんだよ」

大和「すいませんでした。あのときはその、あなたが不審者だと思っていたので」

卯月「鍋にしないぴょん?」

大和「はい。なんなら、おいしい鍋料理を食べさせてあげますよ」

卯月「わぁ~! 保存食ばっかりだったから飽きてきてたところぴょん!」

あかり「卯月ちゃんが食べ残したふしぎなあめ、普通のとはちょっと違うみたい」

大和「なんだかすごそうですね」

あかり「すごいふしぎなあめですね」

卯月「そんなことより早くお鍋~!」

大和「今からですか?」

卯月「う~ちゃんはお腹が減ってるぴょん!」

大和「仕方ありませんね。大和もお腹が減ったので起きてきたところですし」

卯月「ちょ~特急でつくるぴょん!」

大和「はいはい」

あかり「仲良くなれたみたいでよかったよぉ」

大和「そういえば、あれはなんだったんですか?」

卯月「あれってなにぴょん?」

大和「ほら、最後に言ってたじゃないですか。怨念がおんねんって」

卯月「う~ちゃんそんなこと言ってないぴょん」

大和「えっ?」

卯月「う~ちゃんそんな寒いダジャレなんか言わないぴょん! 言うならもっと面白いこと言うぴょん!」

大和「では、あれは一体?」

卯月「そんなこと言うの司令官だけぴょん。どうせ司令官の生霊かなにかぴょん」

あかり「あかりだってもっと面白いこと言えるもん!」

卯月「じゃあ言ってみるぴょん」

あかり「こ、この部屋は誰んだ?オランダ」

卯月「……」

大和「……」

あかり「……ごめんなさい」

今回はここまでです
次回は小ネタのあとに瑞鶴との一日です

卯月が出てきたのは赤い髪の艦娘で最初に思いついたからです
見返してみると結構淡い赤だったのでイムヤか鬼怒の方が自然だったかもしれません

開始します
先ずは小ネタから

熊野「う~ん、唇同士のキスもはじめてではないとなると、どうすればはじめてになれるんでしょうか」

熊野「フレンチははじめて……って、なにをはしたないことを考えていますの!」

熊野「艦娘の中でははじめて、これでいいじゃありませんの」

あかり「なにがはじめてなんですか?」

熊野「キスがって提督、いつからいましたの!?」

あかり「フランス料理のお話してたところからです」

熊野「そんな話してませんわよ!」

あかり「えっ、でもフレンチってフランス料理のことですよね?」

熊野「いやまあそうですけど」

あかり「フレンチ食べさせてくれるんですか?」

熊野「食べさせる、そういえばそうですけど」

熊野(いけませんわ、なにを口走っていますのわたくしは!)

あかり「わぁい、楽しみですよぉ!」

熊野「た、楽しみですの? わたくしとの、ふ、フレンチ」

あかり「はい! だってはじめてですもん!」

熊野(ああ、勘違いしているのはわかっているのに、動悸が激しくなりますわ)

熊野(わたくしはいつからこんな好きものになってしまったんでしょうか)

あかり「フレンチってなにがおいしいんですか?」

熊野「えっ、し、舌?」

あかり「下? なにか落ちてますかって、っと、く、熊野さん、ひっぱ、わぁ!?」グイッ」

熊野「ちょっと、提督、んぐっ!?」

あかり「んっ!」

熊野(ま、またですの!? 二度目ともなると天文学的確率ですわよ!?)

あかり「んんっ……」

熊野(提督の口、開いてますわね。や、やろうと思えば……)

あかり「ん~、ん~!」

熊野(……今はやめておきましょう)

あかり「ぷはっ!」

熊野「んもう、またなんですの」

あかり「ご、ごめんなさい」

熊野「わざとやってるんじゃありませんの?」

あかり「わ、わざとじゃないですよぉ!」

熊野「ちぇっ、ですわ」

あかり「ええっ?」

熊野「なんでもありませんわ」

あかり「ああ、でも今のあかりからやったことになるんでしょうか?」

熊野「提督に引っ張られたんですからそうなりますわね」

あかり「だったらあかり、はじめて自分から人にキスしましたよぉ」

熊野「は、はじめて?」

あかり「はい、熊野さんがはじめてです」

熊野「わたくしが、はじめて。はじめて提督が自分から口づけた相手」

あかり「えへへ、自分からって言っても事故ですけど」

熊野「ふ、ふん! 事件じゃなければうれしくないんですからね!」

あかり「事件じゃなければ?」

熊野「ああ~! 違いますのよ別にそういった意味では!」

あかり「あっ、やっぱりはじめてじゃないです。お姉ちゃんに自分からしました。頼まれてですけど」

熊野「なぁ!?」

熊野(なんだか提督のお姉さんが一番の強敵のように思えてきましたわ)

小ネタは終了です
引き出しが少なくて申し訳ない

瑞鶴「ん~? あれ、誰かいるの?」

あかり「あかりですよぉ」

瑞鶴「あ~そう、明かりはちゃんと消さないと」

あかり「消えませんからね!」

瑞鶴「消えないと寝れないじゃないの」

あかり「もう起きてください!」シャッ

瑞鶴「うわぁ~、まぶしい~!」



あかり「朝弱いんですね」

瑞鶴「朝だけじゃなくて夜も弱いわよ」

あかり「いばることじゃないですよぉ」

瑞鶴「でも起きたらもう大丈夫。今日もがんばってアウトレンジよ!」

あかり「あ、アウトレンジ?」

瑞鶴「ん~! はぁ。よしっ! 提督さん、朝ごはん食べに行こう!」

あかり「あかりはもう食べちゃいましたよぉ」

瑞鶴「うっそ、ずる~い!」

あかり「朝ごはん食べてから瑞鶴さんのところに来たんです」

瑞鶴「一日瑞鶴のものだって言ったじゃん! もう一日ははじまってるのに!」

あかり「はじまってるのに寝てたのは瑞鶴さんですよ」

瑞鶴「くっそ~。ところで今日の朝ごはんなになに?」

あかり「昨日のお鍋の残りと、そのおだしを使った雑炊です」

瑞鶴「昨日鍋だったっけ? でもおいしそう、楽しみ~」

瑞鶴「あ~、おいしかった。やっぱり、大和さんの料理は最高ね」

あかり「あかりもそう思います」

瑞鶴「うん、更に元気出た! 今日は思う存分提督さんを好き勝手にするぞ~!」

あかり「あかりなにやらされるんですか!?」

瑞鶴「まずは」

↓2

1 髪を結えて
2 掃除して
3 肩揉んで

瑞鶴「掃除してもらおうかな」

あかり「案外普通ですね」

瑞鶴「瑞鶴も鬼じゃないから。できることしかさせないよ」

あかり「助かりますよぉ。箒と雑巾持ってきますね」



瑞鶴「ねぇ~提督さん。昨日の夜すごい音してたけどなんだったの?」

あかり「卯月ちゃんが壁を壊したときの音ですね」

瑞鶴「卯月ちゃん? そんな艦娘うちにいたっけ?」

あかり「ずっと壁の向こうに閉じ込められてたんですよぉ」

瑞鶴「えっ、大丈夫だったのそれ?」

あかり「壁の向こうには食べ物とか色々ありましたし、お部屋もあかりの部屋よりよっぽどいい部屋がありましたよぉ」

瑞鶴「なんで壁の向こうに部屋なんてあるの?」

あかり「わかりません。壁の向こうに行ったら出られなくなりますから、閉じ込められる人がいたときのために用意したんじゃないでしょうか」

瑞鶴「だったらはじめから作らなきゃいいのに」

あかり「あかりはそういうお遊び好きですけどね」

瑞鶴「基地の設計でお遊びされてもなぁ。まっ、助かったんならいいけど」

あかり「結果オーライですよぉ」

瑞鶴「だね」

あかり「あと瑞鶴さん、いつまでもお布団に寝てないでどけてください。お掃除できませんから」

瑞鶴「瑞鶴からお布団を奪うっていうの!?」

あかり「奪いませんから」

あかり「お布団干してきましたよ~」

瑞鶴「ありがと。お部屋も綺麗になったし、助かったわ」

あかり「いえ、あまり物もありませんし楽でしたよぉ」

瑞鶴「まあね。お布団なくしたらほんと机くらいしかないから」

あかり「やっぱりもう少し物がほしいですよね」

瑞鶴「あ~、さすがにこれは寂しすぎるけど、あんまりたくさんはいらないかな」

あかり「どうしてですか? 遠慮しなくていいんですよ?」

瑞鶴「遠慮とかじゃなくて、掃除めんどくさい」

あかり「掃除とか好きそうな人だと思ってました」

瑞鶴「こう見えて結構めんどくさがり屋なのよ、瑞鶴は」

あかり「あかり、お掃除好きですからいつでも呼んでくれていいですよ」

瑞鶴「賞品じゃなくても?」

あかり「もちろんです」

瑞鶴「じゃあ、埃が気になってきたら頼もうかな」

あかり「そうなる前に自分で少しはした方がいいですよぉ」

瑞鶴「でもどうしよう。ここクッションどころかカーペットすらないからなぁ」

あかり「床に座るしかないんですか?」

瑞鶴「万年床な理由はそれもあったんだけど、どうしよう?」

↓2

1 クッションを買いに行く
2 家具屋に行く
3 卯月の部屋のクッションを貰いに行く

あかり「クッション買いに行きましょうか」

瑞鶴「街に出るのね。いいわ行きましょう!」



瑞鶴「すっごい。乗って寝られるくらい大きいのもあるんだ」

あかり「このわんわんの形したの可愛いですよぉ」

瑞鶴「ううむ、座椅子という手もあるか。悩みどころね」

あかり「どれ買いましょうか?」

↓2

1 大きなビーズクッション
2 犬の形をしたクッション
3 座椅子

瑞鶴「決めた。これにする」

あかり「可愛いですよねそれ!」

瑞鶴「うん。これなら夜寝るときに抱くのにも使えるしね」

あかり「あかりはこっちの黒いのにします」

瑞鶴「パグかしら? 間抜けな顔が提督さんそっくり!」

あかり「んもお~! あかり間抜けじゃないですよぉ!」

瑞鶴「あはは、ごめんね。これ買って車に積んだらランチにしましょ」

あかり「もうお昼ですもんね。なに食べます?」

瑞鶴「なんにしようか。七面鳥は冗談じゃないとして」

あかり「いや、七面鳥なんて気軽に食べれるものじゃありませんから」

瑞鶴「歩きながらおいしそうなお店見つけて入りましょ」

あかり「それもいいですね!」

瑞鶴「んで、入ったのは結局ファミレスと」

あかり「ファミレスおいしいじゃないですか」

瑞鶴「おいしそうなお店探すって言って来るとこじゃないけど、まっいっか。ドリンク取ってくるね」

あかり「あっ、オレンジジュースでお願いします」

瑞鶴「は~い」

あかり「瑞鶴さんめんどくさがりだけど、こういうことはちゃんとやるんだね」

瑞鶴「おまたせ」

あかり「んんっ!? どう見ても色がオレンジじゃないし、炭酸の泡が出てるよぉ!」

瑞鶴「提督さんは炭酸だめな人だった?」

あかり「炭酸はだめじゃないですけどこれはだめな人です」

瑞鶴「ええ~、飲んでから判断してよ」

あかり「じゃあ先ず瑞鶴さんが飲んでくださいよぉ」

瑞鶴「もう、わがままな提督さんなんだから」

↓1 コンマ

0~30 とてもまずい 31~65 まずい 66~99 おいしい

瑞鶴「んっ、ほら、普通においしいわよ」

あかり「無理してる様子はないですし、ほんとうみたいですね」

瑞鶴「こう見えてね、ちゃ~んと考えて作ったのよ」

あかり「ほんとだぁ。疑っちゃってごめんなさい」

瑞鶴「ふふん、わかったんならよろしい」

あかり「普通のオレンジジュースよりおいしいですよぉ」

瑞鶴「料理が来る前に飲んじゃわないようにね」

あかり「は~い」

瑞鶴「やっぱり子供ね。ジュース一つで大はしゃぎしちゃって」

あかり「むっ、それを言うならジュース混ぜちゃう瑞鶴さんだって子供です」

瑞鶴「おいしくしたのに?」

あかり「むぅ~」ブクブク

瑞鶴「ふふっ、瑞鶴お姉ちゃんに勝とうなんて百年早いんだから」ナデナデ

瑞鶴「ふぅ、お腹いっぱい」

あかり「ごちそうさまでした」

瑞鶴「提督さんも食べ終わったね」

あかり「これからどうしましょうか。帰るか、もっと街で遊ぶか」

瑞鶴「どうしようかしら」

↓2

1 帰る
2 残る

瑞鶴「目的は果たしたし帰りましょう」

あかり「他にほしい物とかないんですか?」

瑞鶴「そりゃあるけど、また今度」

あかり「あるなら今のうちに買った方がよくないですか?」

瑞鶴「楽しみはとっておくわ。それを糧に明日からもがんばるの」

あかり「ちゃんと考えてるんですね」

瑞鶴「めんどくさがりだから、そうでもしなきゃがんばれないのよ」

あかり「ええ~」

瑞鶴「なんてね。まあ、なにかあった方がやる気が出るのはわかるでしょ?」

あかり「まあ、はい」

瑞鶴「だ、か、ら、瑞鶴にやる気出させたかったら、ごほうびくれればいいんだよ」

あかり「現金なんですから」

瑞鶴「わかりやすくていいでしょ。それじゃ、帰ってクッションで遊びましょ」

今回はここで終わりです
次は瑞鶴とクッションで遊ぶところからはじめます

開始します

現在のあかり鎮守府の艦娘

叢雲  熊野    古鷹  名取
文月  三日月  金剛  卯月

大和  天龍    那珂
白雪  夕立    千歳
神通  扶桑    瑞鶴
蒼龍  千代田  足柄

あかり「このクッション可愛いからちょっと座りづらいです」

瑞鶴「美少女に座られるなんて光栄だと思ってるわよ」

あかり「いや美少女じゃないですし、重いのには変わりませんよぉ」

瑞鶴「提督さん重いの?」

あかり「重くない、と思いたいです」

瑞鶴「重くないよきっと。ほら、その子も重くないからはやく乗ってくださいって顔してる」

あかり「じゃ、じゃあ、えいっ」

瑞鶴「ぐわぁ~、重い~、潰れる~」

あかり「ちょっと瑞鶴さん!」

瑞鶴「お友達から離れるわん~」

あかり「わっ」バタッ

瑞鶴「どうだ、参ったか~」

あかり「降参ですよぉ」

瑞鶴「安心しろ、ちゃんとジュネーブ条約に基づいた待遇を用意してやる」

あかり「急に軍人さんっぽくなりましたね。もう、床に倒すなんて」

瑞鶴「朝提督さんが自分で掃除したからいいでしょ」

あかり「冷たいんですよぉ!」

瑞鶴「だったら、僕達があっためてあげるわん~」

あかり「んふふ、そんなにくっつけたら毛皮でくすぐったいですよぉ」

瑞鶴「じゃあ、もっとくすぐってあげるわ。うりゃうりゃ」

あかり「やめてください~」

あかり「お布団取り込みましたよ~」

瑞鶴「さーんきゅっ」

あかり「もう敷いちゃいますか?」

瑞鶴「敷いちゃって~。あぁ~、ふかふかだしいいにおい~」

あかり「干したてですからね」

瑞鶴「今日はぐっすり眠れそうね。提督さんもこっち来て座りなよ」

あかり「それじゃ、おじゃまします」

瑞鶴「この子達やっぱり座るには小さかったわね」

あかり「でも遊べますから」

瑞鶴「おっ、またくすぐられたい?」

あかり「くすぐったいのはいいです」

瑞鶴「残念。それにしても、やっぱりカーペットがほしいわね」

あかり「家具コインありますけど」

瑞鶴「でも畳も捨てがたいのよね。畳ならそのまま寝られるし」

あかり「あと付いちゃいますよ」

瑞鶴「それもご愛敬、ってね。どっちにするか考えるから、それまではお布団とこの子達にがんばってもらいましょう」

あかり「決まったらいつでも言ってください」

瑞鶴「お風呂~」

あかり「背中流してあげます!」

瑞鶴「じゃあ瑞鶴が提督さんの背中流すね」

あかり「まだ賞品のうちですよ?」

瑞鶴「いいの。洗いっこしたいって言うのも聞いてくれるんでしょ?」

あかり「瑞鶴さんがそう言うなら」

瑞鶴「なら決定よ。一緒に洗いっこしましょう」

あかり「わかりましたよぉ」

瑞鶴「あら、誰かいるわね」

↓2(>>227の瑞鶴以外)

あかり「熊野さん、こんばんは」

熊野「こんばんは提督、と瑞鶴さん」

瑞鶴「熊野は一人?」

熊野「お風呂なんて一人で入るものじゃありませんの」

瑞鶴「そりゃ狭い浴槽だったらそうかもしれないけど。どっかの温泉施設かってくらい大きいこことだとなんか寂しくない?」

熊野「べ、別に!」

瑞鶴「そっ。まあ瑞鶴も普段は一人だけどね。今日は提督さんが一緒だから」

熊野「そういえばなんでご一緒に?」

あかり「あかりは瑞鶴さんのものですから」

熊野「……っ!?」

瑞鶴「かくれんぼの賞品でね。今日一日、瑞鶴のものになってもらったのよ」

熊野「なっ、そっ、は、ハレンチな!」

あかり「ハレンチ?」

瑞鶴「そういう想像してる方がハレンチよ。行こう提督さん、ハレンチが移るわ」

熊野「う、移りませんわよ!」

あかり「ハレンチってなんの話だったんですか?」

瑞鶴「さあ?」

瑞鶴(でもそういう想像するって、熊野は提督さんをそういうふうに見てるってこと?)

瑞鶴(熊野がちょろいのか、提督さんが幼いわりにすごいのかどっちなのかな?)

あかり「とりあえず身体洗いましょうか」

瑞鶴「うん、お願い」

あかり「シャワーかけますね~」

瑞鶴(前者かしらね。ああ見えて結構ちょろそう)

あかり「こすりますよ~」

瑞鶴「よろしく~」

あかり「んしょ、んしょ」

瑞鶴「こらっ、ちゃんと気合入れてこすらんか~!」

あかり「は、はい!」

瑞鶴(な~んて、怒られてた人もいたっけな。やっぱり、自分で洗うより洗われる方がしっくりくるわね)

あかり「昔はこうして毎日お姉ちゃんの背中を洗ってました」

瑞鶴「提督さんにもお姉ちゃんがいるのね」

あかり「瑞鶴さんにもいるんでしたっけ。確か、翔鶴さん」

瑞鶴「そう、翔鶴型空母一番艦、翔鶴よ」

あかり「やっぱり小さい頃はこういうことしてたんですか?」

瑞鶴「あのね提督さん」

あかり「あっ、ごめんなさい」

瑞鶴「あなたが瑞鶴を作らせて実体化させたんじゃない」

あかり「すっかり忘れてました」

瑞鶴「普通の人間の姉妹ってこういう経験誰でもしてるのかな?」

あかり「誰でもということはないと思いますけど、たぶんほとんどの人があるんじゃないでしょうか」

瑞鶴「そっかぁ、そうよね。そりゃ違うよね、普通とは」

あかり「今からでも遅くないですよぉ」

瑞鶴「えっ?」

あかり「今からでも洗いっこすればいいんです。それでもう、普通の姉妹と一緒です」

瑞鶴「ふっ、ええ、今からでだってできるもんね」

あかり「いつだってできますよぉ」

瑞鶴「まっ、翔鶴姉いないんだけど」

あかり「そ、それはぁ」

瑞鶴「だから今は提督さんで我慢してあげる」

あかり「あかりが妹ですか?」

瑞鶴「そうよ。ほぉら、お姉ちゃんの身体を綺麗にしなさい」

あかり「はぁい、瑞鶴お姉ちゃん」

瑞鶴「よっし、選手交代。次はお姉ちゃんが洗ってあげるわ。はい、あっち向いて」

あかり「よいしょ」

瑞鶴「そういえばお姉ちゃんに身体洗ってもらったりもしてたの?」

あかり「もちろんですよぉ」

瑞鶴「翔鶴姉の身体洗うのはちょっとね~。背中だけならいいけど」

あかり「お姉ちゃんはお腹とかも洗ってくれましたよ。この方がはやいからって、手で胸とかこするのはちょっとくすぐったかったですけど」

瑞鶴「は?」

あかり「太ももとかおしりとかくすぐったいところばっかり手でやるんだもん。絶対くすぐって遊んでましたよぉ」

瑞鶴「ちょ、ちょっと待って? えっ、お姉ちゃんよね?」

あかり「お姉ちゃんですよ?」

瑞鶴「えぇ……」

瑞鶴(なんかほんとうにうちの妹にして保護した方がいいような気がしてきたわ)

瑞鶴「はい、ちょっと腕広げて」

あかり「はい」

瑞鶴「わきのところもしっかりとね」

あかり「んゅ、ちょっとくすぐったい」

熊野「手つきがいやらしいですわ」

瑞鶴「普通に洗ってるだけでしょ。ハレンチだからそう見えるのよ」

熊野「だからハレンチじゃありません!」

あかり「熊野さんも身体洗いに来たんですか?」

熊野「瑞鶴さんが変なことをしないように見張りに来たんですわ」

瑞鶴「そういうこと考えるのが」

熊野「ハレンチはもう結構!」

あかり「洗いっこするのは別に変なことじゃないですよね」

瑞鶴「提督さんのお姉ちゃんのやり方は変だと思うけどね。耳の裏洗うよ」

あかり「耳の裏?」

熊野「耳の裏はにおいを発する部分ですのよ」

あかり「へぇ~、知りませんでした」

瑞鶴「女の子なんだから、念入りにやっとかないとね」

あかり「ありがとうございます瑞鶴さん」

熊野「くっ、わたくしだって知っていましたのに」

あかり「ふぅ、気持ちよかったですよぉ」

瑞鶴「上がったらさっさと身体を拭く」バサッ

あかり「わっ、一人でできますよぉ」

瑞鶴「いいからお姉ちゃんに任しときなさい」

あかり「ん~」

熊野「仲のよろしいことで」

瑞鶴「嫉妬?」

熊野「だ、誰が嫉妬など!」

瑞鶴「まったく、胸、じゃなかった心が狭いんだから」

熊野「大きなお世話ですわ! 大体あなたも変わらないじゃありませんの!」

瑞鶴「どこに目をつけてるの? 瑞鶴の方があるわよ」

熊野「いいえ、わたくしの方が大きいですわ!」

あかり「け、喧嘩はだめですよぉ」

瑞鶴「こうなったら提督さんに判定してもらうじゃない」

熊野「いいですわ! 提督! 決めてください!」

あかり「え、ええっ!?」

↓2

1 瑞鶴
2 熊野
3 どっちも同じくらい

あかり「え、え~っと、瑞鶴さん、かな?」

瑞鶴「やったぁ! さっすが妹、わかってるぅ!」ダキッ

あかり「わぁ、せっかく拭いたのに」

熊野「あ、ありえませんわ」

あかり「ほ、ほんの少しですよ、ほんの少しだけ」

熊野「ほんの少しなわけありませんわ!」グイ

あかり「ええっ!?」

瑞鶴「ちょ、なにしてんのよ!」

熊野「今その掌にある感触と、背中に当たっている感触、どちらの方が大きいんですの!」

あかり「あ、あああ、あの、それは、えっと」

瑞鶴「やめなさいハレンチ重巡! 余計に縮むわよ!」

熊野「う、うるさい、ですわ」

瑞鶴「はずかしがるくらいなら提督さんの腕を離しなさいよ! 困ってるじゃない!」

熊野「いや、ですわ。もっと触れ……正確な判断を下していただくまで離しません」

瑞鶴「強制してるようなもんじゃないの!」

熊野「ど、どうなんですの、はぁっ、わ、わからないなら、もう片方も」

瑞鶴「だめだってば!」

あかり「ああうう、背中も掌もやわらかいってことしかわからないよぉ」

足柄「お風呂の時間よ!」

熊野「……っ!」バッ

瑞鶴「おっと」サッ

あかり「はぅ、解放されたよぉ」

蒼龍「おや、提督に熊野さんと瑞鶴さん。珍しい取り合わせですね」

足柄「上がったんならはやく身体拭いて服着ないと、艦娘の二人はともかく提督は風邪をひくわよ」

熊野「……」

蒼龍「この前ひいたばかりなんです、重々ご注意を」

瑞鶴「……」

足柄「風邪ひいて出撃なしとかいやなんだから。それじゃ」

蒼龍「お体には気をつけてください」

あかり「あっ、はい」

熊野「……みじめな争いでしたわね」

瑞鶴「……ええ」

あかり「あぅ、ふ、二人ともあかりよりはありますから元気出してください!」

瑞鶴「あ~あ、瑞鶴だって正規空母なのになぁ~」

あかり「空母の人って、その、胸大きいものなんですか?」

瑞鶴「正規空母は大体ね。軽空母は、まあ」

あかり「隼鷹さんは大きかったですけど」

瑞鶴「胸の大きさがなんぼのもんよ~! 搭載数は多いんだから!」

あかり「ええ、胸の大きさじゃありませんよぉ」

瑞鶴「はぁ、寝よう」

あかり「もう寝ちゃうんですか?」

瑞鶴「こういうことは寝て忘れるのが一番なの」

あかり「寝るといやなことって大抵忘れちゃいますからね」

瑞鶴「だからもう寝るわ」

あかり「おやすみなさい」

瑞鶴「提督さん、まだ今日は終わってないわよ」

あかり「そう言うと思ってました。パジャマに着替えてきますね」

瑞鶴「でもありがとね、瑞鶴の方が大きいって言ってくれて」

あかり「そ、そう見えましたから」

瑞鶴「あはは、なんか改めてお礼言うとはずかしいわ」

あかり「言われる方もはずかしいですよぉ」

瑞鶴「一番下じゃないだけ安心したわ」

あかり「そもそも駆逐艦のみんながいるじゃないですか」

瑞鶴「提督とかあの子達と張り合ったらその時点で負けよ」

あかり「そりゃあ子供ですけどぉ。それより、寝るときはクッションを抱くんじゃなかったんですか?」

瑞鶴「ん? 妹わんちゃんの方が可愛いからこっちにした」

あかり「あかりはあっちの方が可愛いと思いますよぉ」

瑞鶴「提督さんから見ればそうでしょうけど」

あかり「いいですけどね。あかりもこうしてくれた方があったかくて眠りやすいです」

瑞鶴「ねっ、提督さん。瑞鶴と一緒にいて今日は楽しかった?」

あかり「とっても楽しかったですよぉ」

瑞鶴「それならね、たまには瑞鶴にもかまってね。瑞鶴はかまってちゃんだから、ほうっておかれるとふてくされちゃうよ」

あかり「ふてくされちゃうんですか」

瑞鶴「あんまりかまいすぎると爆撃機飛ばすけどね」

あかり「なんでですか!?」

瑞鶴「かまってちゃんにもかまってほしくないときくらいあるのよ」

あかり「むずかしいですね。でも、あかりでよければまたいつでも妹になりますよ」

瑞鶴「いつでも甘えにおいで、妹ちゃん。かまってちゃんのお姉ちゃんは、自分がかまうのも好きだから、ね」

今回はここまでです
思ったよりも長くなってしまいましたが次からは平常どおりです


> あかり「そもそも駆逐艦のみんながいるじゃないですか」
>
> 瑞鶴「提督とかあの子達と張り合ったらその時点で負けよ」

2-2Fで浜風出さなきゃ(使命感)

開始します

あかり「おはようございます大和さん」

大和「おはようございます提督」

あかり「昨日はずっと任せっきりですいません」

大和「いいえ、いつものことですから」

あかり「あはは、いつもすいません」

大和「大和は好きでやっているんですからお気になさらず。では、今日も遠征のことから決めましょうか」

↓2

1 送る
2 送らない

あかり「今日はいいです」

大和「まだ資源に余裕はありますからね。しかし、あまり使いすぎるのはやめてくださいね」

あかり「わかってますよぉ」

大和「それでは、朝はなにをしましょう?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>227)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、文月)

熊野「勢いとはいえ、わたくしはなんという真似を」

あかり「熊野さん、おはようございます」

熊野「て、提督! お、おはようございます」

あかり「なにしてたんですか?」

熊野「と、特になにも」

あかり「なにか言ってたみたいですけど」

熊野「な、なにも言ってませんわ! そ、それよりも、昨日はその、悪かったですわ」

あかり「昨日?」

熊野「その、貧相なものを掴ませてしまって」

あかり「あっ、えっと」

熊野「どうせわたくしは最貧重巡ですわ。提督だってどうせなら足柄さんの方がよかったとかお思いでしょう」

あかり「そ、そんなことないですよぉ! ちゃ、ちゃんと、や、やわらかかったですから!」

熊野「そ、そう、ですの。なら、よかったです、わ」

あかり「あ、あかりの方こそ、熊野さんの方が小さいって言ってごめんなさい」

熊野「いえ、提督にご満足いただけるに足る程度あるというなら、かまいませんわ」

あかり「満足?」

熊野「こ、言葉の綾ですわ! そ、それよりも、なんの用でして!?」

↓2

1 神戸牛の話
2 精神修行の続き
3 また髪を梳きましょうか?
4 その他自由に

あかり「また一緒に眠りましょう!」

熊野「朝からどれだけぐ~たらなんですの」

あかり「昨日は瑞鶴さんが寝かせてくれなかったんですよぉ」

熊野「は!?」

あかり「あかりが寝ちゃいそうになったら、ほっぺた突いたりして起こしてくるんです。あかりもやり返してたら、遅い時間になっちゃって」

熊野「そ、その言いまわし、わざとやってるんじゃありませんわよね?」

あかり「ん?」

熊野「いえ、いいですわ。事情があるなら仕方ありませんわね」

あかり「ありがとうございます、熊野さん」

熊野「どういたしまして」

あかり「やっぱり熊野さんのベッドは寝心地がいいです」

熊野「それはどうも」

あかり「すぐに寝ちゃえますよぉ」

熊野「毎度毎度眠って、提督はこの部屋を休憩室かなにかと勘違いしてるんじゃありませんの?」

あかり「してませんよぉ!」

熊野「どうだか」

あかり「でも執務室で寝た回数より、ここで熊野さんと寝た回数の方が多いかもしれませんね」

熊野「わたくしが一番多いんですの?」

あかり「たぶん、そうだと思います」

熊野「そう」

あかり「うれしそうですね」

熊野「ええ、うれしいですわ」

あかり「いつもだったら、そんなことありませんわって言うところなのに」

熊野「たまにはこう言ってさしあげませんとね。提督にすねられても困りますもの」

あかり「すねませんよぉ。熊野さんがそういう人だってわかってますから」

熊野「提督の知らないような一面だってあるんですわよ」

あかり「どういう一面か気になりますよぉ」

熊野「知りたいんですの?」

あかり「知りたいです」

熊野「教えませんわ」

あかり「ええ~」

熊野「教えませんから、ご自分で暴いてみればいいですわ」

ハレンチ面ですねわかります

あかり「よぉし、熊野さんの知らない一面を見つけ出してみせます」

熊野「知らなければよかったと、幻滅するかもしれませんけど」

あかり「そんなことないですよぉ。あかりは熊野さんにどんな一面があったって、受け入れますよ」

熊野「ほんとうに受け入れてくれます?」

あかり「はい」

熊野「例えば、ほんとうはガサツだったりしても?」

あかり「お掃除ならあかりがやります」

熊野「ほんとうは、無知で常識知らずであっても?」

あかり「あかりだってあんまり頭よくないです」

熊野「提督のことを愛していると言っても?」

あかり「あい――ええっ!?」

熊野「全部例えばの話ですわ」

あかり「そ、そうですよね、びっくりしました」

熊野「でも、ほんとうのことも混ざってるかもしれません」

あかり「えっ?」

熊野「かも、ですわ」

あかり「その言い方ずるいです」

熊野「ふふっ、自分で暴くんでしょう? がんばってわたくしの全て、見つけ出してくださいね」

あかり「あかりの知らない熊野さんの一面、一体どんなところなんだろう?」

大和「提督が気づいてないだけで、もう見せているのかもしれませんよ」

あかり「うぅん?」

大和(鈍感、というか純粋無垢というべきなのかな?)

あかり「とりあえずがんばるとして、お昼はなにをしよう?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>227の熊野以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、文月)

あかり「任せきりも悪いので、執務します!」

大和「そろそろ片付けませんと、この部屋に出入りできなくなりそうですしね」

あかり「こんなにいっぱいなにを書くことがあるんだろう」

大和「大きな基地を運営していくには、必要なことが山ほどあるんですよ」

あかり「それで紙の山もできるんですね」

大和「その都度片付けていればできませんけど」

あかり「……がんばります」

大和「大和も手伝いますから」



あかり「あっ、これ卯月ちゃんの着任報告書だ。気づいてたらもっと早くに助けられてたのに」

大和「読めるようになったんですね」

あかり「国語は得意ですから!」

大和「もう膝の上に乗らなくていいんだ。ちょっと期待してたんだけどなぁ」

あかり「膝、寒いんですか?」

大和「へっ、は、はい」

あかり「ひざかけとかないですしどうしましょう」

大和「あ、あの、でしたら、提督が膝の上に来ていただければ」

あかり「それだと大和さんの邪魔になっちゃいますよぉ」

大和「さ、寒い方が集中できませんので」

あかり「そうですか? じゃあ、座りますけど、邪魔だったら言ってくださいね」

大和「邪魔だなんてとんでもないです。ただまあ、集中はできないかもしれないけど」

あかり「よいしょっ」

大和「はぁ、あたたかくなりました」

大和(えへっ、秘書艦なんだしこれくらいの役得があってもいいよね?)

あかり「あっ、落としちゃった。ん~」

大和「ああっ、無理をすると提督まで落ちてしまいますよ。大和が拾います」

あかり「すいません大和さん」

大和「はい、どうぞ」

あかり「ありがとうございます。えっと、これは」

↓2

1 艦娘着任の知らせ
2 家具コイン支給の知らせ
3 アイテム支給の知らせ
4 他提督の戦果報告
5 ゼロオイテケとだけ書かれた画用紙

5は危険だろ……

あかり「えっと、なにか戦果を挙げたからなにか褒章品をくれるみたいです」

大和「しかし、言っては悪いですが、あまり碌なものをくれませんよね?」

あかり「前は水鉄砲でしたよね。文月ちゃん達はお風呂で使って遊んでますけど」

大和「提督はどんなものがほしいですか?」

↓2

1 好感度上昇アイテム
2 特定艦娘着任アイテム
3 練度上昇アイテム
4 イベントアイテム
5 高速建造材
6 高速修復材

あかり「あかりは褒章品より新しい艦娘さんと会いたかったな」

大和「そういえば扶桑さんはそれで来たんでしたね」

あかり「やっぱり仲間が増えると楽しいですよぉ」

大和「楽しい、ですか」

あかり「大和さんはお料理の負担が増えちゃいますけど」

大和「いいえ、新しい人の口に合うような料理を試行錯誤するのも楽しいですから」

あかり「さすが朝食職人です!」

大和「朝食だけじゃありませんけどね」



大和「今日はここまでにしましょう」

あかり「だいぶ片付きましたね」

大和「キリマンジャロが富士山くらいにはなりました」

あかり「まだ高いなぁ」

大和「これからも高くなっていきますよ」

あかり「はぁ、やっぱり大変だよぉ」

大和「今日もつつがなく終わりましたね」

あかり「つつがな?」

大和「無事に、という意味です」

あかり「はい、無事に終わってよかったです」

大和「では大和はこれで」

あかり「あれっ、大和さん歩き方が変ですよ?」

大和「き、気のせいです」

あかり「もしかして太もも痺れちゃいました?」

大和「そのようなことは」

あかり「てい」チョン

大和「はぅっ!?」

あかり「お昼からずっとあかりを乗せてましたからね。しびれちゃうのも仕方ないです」

大和(ふ、太ももなんて、突かれたら、しびれてなくても力抜けちゃいます)

あかり「しびれが取れるまで座っててください」

大和「お気遣い感謝したします」

あかり「大和さんががんばってくれた証拠ですよぉ。だから」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 明日は休んでいいと言う(秘書艦交代)

あかり「お礼です」ナデナデ

大和「……はい」

あかり「座ってると頭がちょうどいい高さにくるから、なでやすいです」

大和「では、頭をなでてほしいときは座ることにします」

あかり「座るだけじゃなでてほしいのかどうかわかりませんよぉ」

大和「いつだって思っているからいいんです」

あかり「だめですよぉ、ご褒美なんですからね」

大和「ふふっ、わかってます」



あかり「しびれはもう取れましたか?」

大和「ええ、もうしっかり歩けます」

あかり「それじゃあまた明日」

大和「また明日」

あかり「さてと、これからどうしようかな?」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>227の熊野と大和以外)
3 散歩
4 執務

あかり「今日もお散歩に行こう」

あかり「鎮守府の外と中、どっちにしようかな?」

↓2

1 外
2 中

なんじゃ、面白そうだとおもったら、荒れてんのやけど……

>>336
これくらいなら安価スレなら荒れてるに入らないだろ

あかり「今日はお外に行こうかな?」



あかり「夜のお外も久しぶりだなぁ」

あかり「そういえば、あの子にゼロを――いたっ」ガンッ

深海艦載機(たこやき)「……」

あかり「なにこれ、耳が生えたたこやき?」

???「ゼロオイテケ!」ブンッ

あかり「いたっ! やめて、たこやき投げないで!」

???「オソイ! ハヤクシロッテイッタ!」ブンッ

あかり「あ、謝るから投げないで~」

あかり「うぅ、お団子が増えちゃったよぉ」

???「ゼロ!」

あかり「ああ、はい」

???「ゼロ……ナンカチガウ」

あかり「えっ、それがゼロだって千歳さんが言ってたよ」

???「ゼロ、タクサンアル」

あかり「そうだったんだ、ごめんね間違えちゃった」

???「デモコッチノホウガカッコイイ」

あかり「よかった、それで満足してくれた?」

???「アソブ!」

あかり「遊ぶの?」

???「ン。ワタシゼロ。オマエ、ジュウリンサレルミンカンジン」

あかり「設定がえぐい!」

> ???「ン。ワタシゼロ。オマエ、ジュウリンサレルミンカンジン」

それはコルセアあたりの十八番だろww

???「ブーン」

あかり「わぁ~、ゼロだ~、逃げろ~」

???「マテー」

あかり「きゃあ~、助けて~」

???「バババ~」

あかり「わぁ~、や~ら~れ~た~」

???「オマエ、ダイコン」

あかり「なんでそんな言葉知ってるの!?」

???「デモタノシカッタ。アリガトウ」

あかり「どういたしまして」

???「コンドハレップウオイテケ」

あかり「ええっ!? 烈風って千歳さんの話を聞く限りでは珍しいものだと思うんだけど」

???「オイテケェ~!」バタバタ

あかり「わぁ、わかったからじたばたしないで。服に砂が付いちゃうよ」

あかり「はい、取れたよ」

???「ウミニカエルカライイノニ」

あかり「ちゃんとよごれ取ってからじゃないと、シミが残ることもあるんだよ」

???「フーン」

あかり(この子の身体、ちゃんとあたたかった。変わらないんだ、深海棲艦も)

???「カエル!」

あかり「あっ、待って! あなたのお名前聞いてない!」

???「ナイ」

あかり「な、ない?」

北方棲姫「ニンゲン、ホッポウセイキッテヨブ」

あかり「ほっぽうせ~き? ミルクセーキみたいでおいしそうだね」

北方棲姫「ナニソレ?」

あかり「えっとね、甘い飲み物だよ」

北方棲姫「ノミタイ! オイテケ!」

あかり「うん、いつか一緒に飲もうね」

北方棲姫「ノム!」

あかり「北方棲姫ちゃん、か」

あかり「深海棲艦も甘い物好きなんだね」

あかり「深海棲艦は人間を襲うもの。だけど、北方棲姫ちゃんはあかりを襲ったりしなかった。たこやきは投げてきたけど」

あかり「北方棲姫ちゃんが特別な深海棲艦だからかな? 姫型、一番強いから喋れるし知識もあるの?」

あかり「もしかしたら、北方棲姫ちゃんが深海棲艦を救う手がかりになってくれるかも」

あかり「だったら、あかりがするべきことは一つ!」

あかり「烈風とミルクセーキを用意するよぉ!」

今回はここまでです

北方棲姫の艦隊編入は好感度が一定値に達したらです
元が隠しキャラみたいなものだったのですが、見事にぞろ目を出していただきました
その辺りは大和と似た立ち位置かもしれません

開始します

大和「おはようございます、提督」

あかり「おはようございます大和さん」

大和「今日も一日がんばりましょう」

あかり「はい! 大和さんに一つ聞きたいんですけど」

大和「なんでしょう?」

あかり「大和さんってミルクセーキ作れますか?」

大和「ミルクセーキですか? 作ろうと思えば作れると思いますが。飲みたいんですか?」

あかり「飲みたいというか、飲ませたいんです」

大和「誰にでしょう?」

あかり「あ~、う~、と、とにかく、作り方を教えてほしいです」

大和「ふむ、まあいいですよ。提督のお願いですからね」

あかり「ありがとうございます!」

大和「どういたしまして。ところで提督、大本営からの褒章の品が届いていますよ」

あかり「昨日のやつですね。なにが来てるんです?」

↓1 コンマ

0~30 月の絵が描かれたカレンダー(睦月型を呼ぶ)
31~65 スノードーム(雪と名の付く艦娘を呼ぶ)
66~98 龍の掛け軸(龍と名の付く艦娘を呼ぶ)
ぞろ目 五輪書(武蔵を呼ぶ)

ぞろ!

大和「立派な龍が描かれた掛け軸です」

あかり「わぁ、すごい迫力ですね」

大和「ここにも蒼龍さんがいらっしゃいますが、龍はいくつかの艦の名にも冠せられる、艦艇とは関わりの深いものなんです」

あかり「だからこんなものを」

大和「執務室に飾ると雰囲気も出ますからね」

あかり「なにかこう引き締まる感じがします」

大和「ただ、ドイツの国旗と並べるのはどうかと思いますが」

あかり「統一感なしですね。それも楽しいですよ」

大和「まあ寂しくはないですね」

あかり「夜中に見るとちょっと怖いかもですけど」

大和「絵の龍は人を襲いませんよ。それでは、遠征隊の有無から決めましょうか」

↓2

1 出す
2 出さない

あかり「今日もやめておきましょう」

大和「出撃、建造をなさらないので資源は溜まっていますが」

あかり「必要がないなら、あまりみんなに疲れることさせたくないです」

大和「遠征はそれほど難しいことではありませんが。これから無茶な運用をしない限りは大丈夫ですしよしとしましょう」

あかり「それじゃあ、朝なにするか考えます」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>227)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、文月)

あかり「名取さん」

名取「ふぇっ! て、提督さん。おはようございます」

あかり「おはようございます。びっくりさせちゃいましたか?」

名取「い、いえ、私が勝手にびっくりしただけなんで」

あかり「勝手にはびっくりしないと思いますけど」

名取「い、いいんです。とにかく、提督さんのせいじゃありませんから」

あかり「それならいいんですけど」

名取「私になにかご用でしょうか?」

あかり「お話しに来ました」

名取「お話って、まさか解体ですか!?」

あかり「違いますよぉ! そんなことしませんから!」

名取「よかったぁ。それじゃあなんの話でしょう?」

↓2

1 那珂ちゃんと仲良さそうですね
2 銃について
3 服についてる紙みたいなのなんですか?
4 その他自由に

あかり「那珂ちゃんと仲良さそうですね」

名取「昔、那珂さんと共に作戦に従事していたときに、動けなくなっていた那珂さんを助けたことがありまして」

あかり「昔から知り合いだったんですね」

名取「だから、よくしてくれるのはいいんですけど」

あかり「いいんですけど?」

名取「一緒にアイドルしようって誘ってくるんです」

あかり「いいじゃないですか、アイドル」

名取「む、無理ですよぉ。私にアイドルなんて」

あかり「そんなことないですよぉ、可愛いですし」

名取「か、可愛いと言ってくださるのはうれしいですが、人前に立って歌ったり、踊ったりなんてできません」

あかり「もったいないなぁ」

名取「私みたいなひんそーでちんちくりんな艦娘はぁ・・・」

あかり「でも、妖精さんは喋らないですしはずかしくないんじゃないですか?」

名取「人前に出るって自分で思っちゃったら、もうだめなんです」

あかり「難しいですね」

名取「わ、私にはアイドルよりも裏方の仕事が似合ってます。そちらで那珂さんを支えますよ」

あかり「それはあかりの仕事ですよぉ」

名取「ええっ、なんで提督さんが裏方仕事なんてやるんですか」

あかり「だって、マネージャーにされちゃいましたし」

名取「それこそだめです。提督さんこそ、那珂さんとアイドルになるべきです」

あかり「いや、あかりなんてまだ子供ですし」

名取「それくらいの歳なら大丈夫ですよ!」

あかり「胸もないですし」

名取「踊るんですしない方がいいくらいですよ!」

あかり「詳しいですね」

名取「はぅ!? こ、これは」

あかり「興味、あるんですね」

名取「あ、あるけど無理なんです!」

あかり「無理にとは言いませんけど、できると思ったら那珂ちゃんに言ってあげてください。喜ぶと思いますから」

名取「……できると思える日が来れば、ですけど」

> 名取「踊るんですしない方がいいくらいですよ!」

名取ちゃんおっきいからね大変だよね

あかり「アイドルかぁ」

大和「那珂さんのことですか?」

あかり「名取さんが那珂ちゃんに誘われているみたいで」

大和「名取さんが。いいんじゃないでしょうか、お綺麗ですし」

あかり「でもはずかしくて無理らしいです」

大和「それは残念ですね」

あかり「大和さんはどうですか?」

大和「や、大和がアイドルですか? 似合いませんよ」

あかり「似合わないことはないと思いますよ」

あかり「けど大和さんは大人ですし、アイドルよりはグラビアアイドルの方が似合ってるかもしれません」

大和「ぐ、グラビアアイドル。水着とかで雑誌に出ている人ですよね」

あかり「綺麗でスタイルのいい人ばっかりで、羨ましいです」

大和「大和は提督以外の方に、みだりに肌を晒したくはありません!」

あかり「たしかに、雑誌に自分の水着姿が載るのはちょっとはずかしいかもしれませんね」

大和「そ、そうです、大和の身体は提督のものですから!」

あかり「大和さん自身のものですよぉ」

大和「そ、そうですが」

あかり「身体は大切にしないといけませんよ。さて、お昼はなにしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>227の名取以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、文月)

11 文月

あかり「熊野さんいますか?」

熊野「はい、今開けますわよ」

あかり「こんにちは」

熊野「こんにちはですわ。またいらっしゃいましたのね」

あかり「来ちゃいました」

熊野「なにもないところだというのによくもまあ飽きずに」

あかり「熊野さんとベッドがあるじゃないですか」

熊野「ベッドと同列ですの?」

あかり「熊野さんがいて、ベッドがあるから来るんです。ベッドだけだったら来ません」

熊野「わたくしだけだったら?」

あかり「ベッドがないときから来てたじゃないですか」

熊野「ふっ、そうでしたわね。それで、今日のご用件は?」

↓2

1 神戸牛の話
2 精神修行の続き
3 また髪を触らせてください
4 その他自由に

プww

あかり「用なんてないですよ」

熊野「用もなく、わたくしに会いにきた、と?」

あかり「そうです。熊野さんと会いたいのに理由なんかないんです!」

熊野「えっ!?」

あかり「ほとんど毎日こうして会ってますから、もうあかりにとって熊野さんと会うことはいつものことなんです」

あかり「だから特に理由がなくても会いたいと思います。無理やり理由をつければ、会いたいから会いに来たんです」

熊野「あっ、その、こ、光栄ですわ」

あかり「熊野さんもあかりのことそう思ってくれてます?」

熊野「も、もちろんですわ! 用がなくとも、わたくしはあなたの側にいたいと、いつも思っています」

あかり「よかったぁ。あかりだけだったらどうしようかと思ってました。これからも、理由なしで会いに来ていいですか?」

熊野「はい、来てくださればわたくしも、うれしいですわ」

あかり「あはっ、理由もなく会いたくなるなんてなんだか」

↓2

1 親友みたいですね
2 姉妹みたいですね
3 恋人みたいですね
4 夫婦みたいですね

何で安価にしたんだよ…
一生懸命安価取って好感度上げても絶対ケッコンなんか出来ないわ
>>1は大和贔屓かよ…

>>403

熊野安価ばっかり連続でずっと取ってた事を咎めなかった>>1の温情は無視ですかそうですか

あかり「姉妹みたいですね」

熊野「姉妹、ですか」

あかり「あかり、お姉ちゃんとは理由もなく会いたくなるときありますから」

熊野(姉妹ですか、まあ、そうですわよね普通)

あかり「こっちの世界ではそう思っても会えませんけど、熊野さん達がいますから寂しくないです」

熊野「わたくしはお姉さんの代わりですの?」

あかり「違いますよぉ。熊野さんとお姉ちゃんはあんまり似てませんし、似てたって代わりになんて思いません」

あかり「熊野さんは新しいお姉ちゃんです。瑞鶴さんも蒼龍さんも、みんな別々のお姉ちゃんです」

熊野「お姉さんがいっぱいですわね」

あかり「お友達もいっぱいいますし、妹はほっ……妹もいますし」

熊野「それなら寂しくなんてなりようもありませんわね」

あかり「はい!」

熊野(ですが提督、わたくしは姉妹という関係に甘んじているつもりはありませんので)

熊野(もっと深く、もっと近く、あなたと繋がってみせますわ)

あかり「みんなを家族と見ると、あかりの立ち位置がよくわかりませんね」

大和「一番偉いのですから、お父さんではありませんか?」

あかり「でも熊野さん達はお姉ちゃんですし。お父さんだと変ですよぉ」

大和「お父さんのお姉さん、叔母さんがいっぱいるということになりますね」

あかり「誰から見て叔母さんなのかもわかりませんし。大和さんはお母さん一択なんですけど」

大和(だから提督をお父さんだと言ったんですよ)

あかり「ママとお母さん、どっちで呼ばれたいですか?」

大和「へぇっ!?」

あかり「あはは、冗談です、大和さん」

大和「も、もう、からかわないでください」

あかり「すいません。じゃあ、今日もがんばった大和さんにご褒美です」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 明日は休んでいいと言う

あかり「ふしぎなあめをあげます!」

大和「あめを、ですか」

あかり「う~ちゃんが残したすごいのとふつうなのとありますけど、どっちがいいですか?」

↓2

1 ふしぎなあめ(残数20)
2 すごいふしぎなあめ(残数5)

>>423あかりがう~ちゃんって呼んでますけど卯月ちゃんに変更で


大和「では、すごい方を」

あかり「すごい方ですねわかりました。これで練度いくつ上がるんですか?」

大和「大和も食べたことがないのでわかりませんけど、すごいんですからすごい上がるんじゃないでしょうか」

あかり「アバウトですね。はい、じゃあお口あけてください」

大和「自分で食べられますよ!」

あかり「ご褒美ですから」

大和「ですがあめ玉ですよ!」

あかり「ああ、食べさせるとおえってなっちゃいますね」

大和「だ、だから自分で食べます」

あかり「ん~、そうしましょうか」

大和(食べさせられるのもいいかもしれないってちょっと思っちゃったけど、提督の指を汚しちゃうからね)

あかり「おいしいですか?」

大和「おいしい、ですけどなにかすごくふしぎな味です」

あかり「強くなった感じします?」

大和「ええ、力がみなぎってきました」

あかり「大和さんが強くなってくれたら、もう怖いものなしです!」

大和「ご期待に添えるように尽力いたします」

あかり「それじゃ大和さんおやすみなさい」

大和「おやすみなさいませ、提督」

あかり「すごいふしぎなあめは残り四個。誰にあげるか考えないとね。それはともかく、これからはどうしようかな?」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>227の名取と熊野以外)
3 散歩
4 執務

大和「燃費を考えると、あのあめは大和には相当に都合のいいものよね」

あかり「大和さんまだ起きてますか?」

大和「提督、いかがなさいました?」

あかり「大和さんがちゃんと歯を磨いたかどうか確認しにきました」

大和「磨きましたよちゃんと」

あかり「安心しました。艦娘は虫歯にならないからとか言って、してないかと思いましたもん」

大和「虫歯にはなりませんが、綺麗に掃除するのはマナーです」

あかり「やっぱりならないんだ、羨ましい」

大和「提督だって、しっかり磨いていればなりませんよ」

あかり「だといいんですけど。歯医者さんは怖いです」

大和「でしたら、歯磨きは欠かさずしまうしょう」

あかり「はぁい。あれ、あかりが確認しに来たのに」

大和「ふふっ、磨いてきたなら寝ましょうか」

あかり「磨いてきたので寝ます!」

あかり「大和さんって、くすぐったがりなんですか?」

大和「なぜそう思ったんでしょう?」

あかり「……下着買いに行ったときに、すごいくすぐったがってましたので」

大和「あ、あれは、えっと、や、大和は日本最大の超弩級戦艦ですからね! か、感もとい反応速度も超弩級なんです!」

あかり「へ、へぇ~、そうだったんですか」

大和「実はそうだったんです」

あかり「それなら、あんまり触らない方がいいですね」

大和「えっ?」

あかり「くすぐったいと集中できませんから、大和さんにはあんまり触らないようにします」

大和「そんな! や、大和は……大和はくすぐったいの好きなのでもっと触ってください!」

あかり「す、好きなんですか、くすぐったいの?」

大和「ええ、好きです」

あかり「だったら、遠慮なく抱きつきますけど、くすぐったくて眠れないなら」

大和「言いますので安心してきてください」

あかり「はぁい」ダキッ

大和(はぁ、なんとか提督から触れられなくなるという難は逃れたけれど、提督の中の大和像、変態になってたりしないよね?)

今回はここまでです

スレも半分くらいなので好感度と練度表

       練度/好感度
叢雲 23/40
文月 15/17
大和 36/74
白雪 13/12
神通 13/13
蒼龍 18/18
熊野 22/95
三日月 10/13
天龍 8/8
夕立 5/21
扶桑 12/4
古鷹 5/3
金剛 5/30
那珂 8/5
千歳 4/2
瑞鶴 5/15
千代田 1/4
足柄 1/3
名取 1/4
卯月 50/15
北方棲姫 ???/3

好感度は100が最大で100に達したらイベントが発生します

ご意見ありがとうございます
勉強とかの選択肢も死んでますしこれからは

朝昼2回夜1回の5回行動
好感度100のキャラとの交流は行動回数消費なし
好感度100のキャラとの交流は一日ニキャラまで
前日に交流した好感度100のキャラとの交流は不可

というルールで進めていきます
色々と至らぬところばかりで申し訳ありません

では開始します

あかり「今日も元気にいきましょう」

大和「気合が入ってますね」

あかり「朝ごはんがおいしいから、気合も入りますよぉ」

大和「作ったかいがあるというものです」

あかり「今日だけ特別おいしかったとかじゃないですよ、いつもおいしいですから」

大和「わかっていますとも」

あかり「さてと、今日は遠征はどうしようかな?」

↓2

1 出す
2 出さない

あかり「今日もいいかな」

大和「楽なのはいいのですが、やることがなくて少々退屈ですね。大和には料理がありますけど」

あかり「物がないですからね~。図書室とか作った方がいいでしょうか?」

大和「あると退屈しのぎになるかもしれませんね。あとは酒保が充実するといいんですが」

あかり「売店でしたっけ。そこら辺全然見てないですね。そういうのも提督の仕事ですか?」

大和「ええ、手続きが必要ですから」

あかり「いかにあかりがだめだめかわかるよぉ」

大和「これからがんばればいいですよ。では、朝はなにをしましょう?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>227)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、文月)

熊野「姉妹から先にと言われましてもどうすれば」

あかり「熊野さん、おはようございます」

熊野「おはようございます、提督」

あかり「なんであかりって呼んでくれなくなったんですか?」

熊野「えっ、そういえばなんででしょう。提督、とお呼びするのに慣れてしまったからでしょうか」

あかり「あかりって呼んでくださいよぉ!」

熊野「こ、これからは気をつけますわ、あかり」

熊野(こういうところがいけないんですわ。わたくしのドジ!)

あかり(なんのお話をしようかな?)

↓2

1 神戸牛の話
2 精神修行の続き
3 また髪梳きましょうか?
4 その他自由に

あかり「熊野さん神戸牛食べたいって前に言ってましたよね?」

熊野「食べさせてくれますの?」

あかり「いつか食べさせられたら、ですけど」

熊野「それは食べさせられない人の言う台詞ですわ」

あかり「た、食べさせますよぉ! 約束です!」

熊野「本場で、ですよ」

あかり「神戸で、ですか?」

熊野「ええ、わたくしの故郷ですの」

あかり「神戸で生れたんですか?」

熊野「建造されたという方が正しいですけどね」

あかり「むぅ……」

あかり「故郷に帰りたいんですか?」

熊野「ええ。というか前にお話ししませんでしたっけ?」

あかり「ええっと、そういえばしたような」

熊野「もう、叶えてくれると約束したじゃありませんの!」

あかり「こ、神戸牛食べたいっていうインパクトで全部飛んじゃったんですよぉ!」

熊野「おいしいものを食べたいと言ってなにが悪いんですの」

あかり「女の子が食べたいって言う物じゃないという話です。それで、あとは、おしゃれと」

熊野「恋、ですわ」

あかり「おしゃれと神戸牛はまだなんとかなりそうですけど、恋はむずかしそうです」

熊野「あら、そうでもなくってよ」

あかり「えっ?」

熊野「恋なんてなにがきっかけで落ちるかわからないものですわ。それこそ、気づいたらもう、なんてこともありえるんですのよ」

あかり「あかりはどうせなら、ドラマチックな感じがいいですよぉ」

熊野「わたくしもそうでしたわよ」

あかり「ん?」

熊野「責任は、とっていただきますからね」

あかり「な、なんのですか?」

熊野「ここまで言ってわからない鈍感さの、ですわよ。あかり」

熊野「わたくし、これから少し出かけてきますわ」

あかり「どこへ行くんですか?」

熊野「少し野暮用です。一人でいきますので」

あかり「気をつけていってらっしゃいです」

熊野「いってきます」

あかり「野暮用ってなんだろう? とりあえずお昼まで時間もあるし、これからなにしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>227の熊野以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、文月)

あかり「やることがないって言ってたので、出撃します!」

大和「急にやる気出しましたね」

あかり「大きな戦果をあげて、帰ってきた熊野さんをびっくりさせてあげます!」

大和「ですがまあ、これが大和達の本分ですからね」

あかり「誰を編成しようかな?」

↓1~6(>>227の熊野以外)

瑞鶴「瑞鶴が旗艦ね、腕がなるわ!」

天龍「おっしゃあ! 久々の戦場だ!」

大和「すごいふしぎなあめで練度が上がった大和の力、とくとお見せします」

叢雲「私だって負けてないんだから」

白雪「はい、せいいっぱいやらせていただきます」

扶桑「改二になれば、きっと大和にだって。そのためには練度を上げなきゃ」

あかり「みんな、気合入れて行きましょうね!」

天龍「おう! オレの刀が深海野郎共の血を求めて騒いでやがるぜ!」

白雪「奴らも一応野郎ではなく、女郎だと思いますよ」

叢雲「ツッコむとこ違うでしょ」

あかり「とにかく出撃です!」

妖精(ぬいぐるみ)「なんか~、すっごい近くから主力艦隊の気配を感じる~」

あかり「そんなに近くにいるの?」

妖精(ひよこ)「一回も戦闘せずに会えるかも!」

あかり「じゃあ羅針盤がんばらないとね」

妖精(ぬいぐるみ)「あい~がんばる~」

あかり「あんまりがんばってるように見えないけど」

↓1 コンマ

0~30 A方面 それ以上 E方面

あかり「あっ、妖精さん」

妖精「……」ビシッ

瑞鶴「ボーキサイトくれるの? さんきゅ」ナデナデ

妖精「……」アセアセ

あかり「照れてるよぉ、妖精さん可愛いなぁ」

妖精(ぬいぐるみ)「ここからなんかむずかしい~」

妖精(ひよこ)「三方向位に別れてるみたい」

あかり「間違ったらまた今度もあるよぉ」

妖精(ぬいぐるみ)「回すよ~」

↓1 コンマ

0~30 A方面 31~60 G方面 それ以上 F方面(ボス)

チ級×2「……」

ハ級「……」

ロ級×3「……」

妖精(ぬいぐるみ)「間違ったちゃった~」

あかり「どんまい、次がんばろうね」

瑞鶴「雷巡二体に、駆逐四体。それほどでもない戦力ね」

叢雲「さっさと沈めるわよ」

天龍「陣形はどうすんだ?」

↓1 陣形

あかり「単縦陣で行きましょう」

天龍「おっし、行くぜテメェら!」

白雪「ちょっと、旗艦は瑞鶴さんですよ!」

瑞鶴「そうよ! 瑞鶴をさしおいてリーダー面しないでよね!」



叢雲「そろそろいいんじゃないの?」

瑞鶴「頃合いね。第一次攻撃隊、発艦はじめ!」

↓1~2 開幕爆撃を受ける敵艦

敵艦隊

雷巡 チ級A、B
駆逐 ハ級
駆逐 ロ級A、B、C

チ級A クリティカル 57ダメージ 耐久 48→0 撃破
ハ級  回避


チ級A「!!!」

ハ級「……」

瑞鶴「ちっ! 一体仕留めそこなった!」

天龍「どうせ、駆逐だ。雷巡沈められりゃ上等!」

白雪「駆逐艦が弱いかのような言い方!」

扶桑「まあまあ」

大和「砲雷撃戦に移ります!」

↓1 大和が狙う敵艦(コンマで命中判定)

敵艦隊

チ級B 耐久 48
ハ級  耐久 24
ロ級A 耐久 22
ロ級B 耐久 22
ロ級C 耐久 22

チ級B 回避値 18-15=3 クリティカル

204ダメージ チ級B 耐久 48→0 撃破


チ級B「!!!」

大和「雷巡型撃沈です!」

瑞鶴「やるぅ!」

叢雲「こっちまで震わせるこの音、安心するわね」

扶桑「ま、負けない!」

↓1 扶桑が狙う敵艦(コンマで命中判定)

ハ級  耐久 24
ロ級A 耐久 22
ロ級B 耐久 22
ロ級C 耐久 22

ハ級 回避値 16-5=11 クリティカル

142ダメージ ハ級 耐久 24→0 撃破


ハ級「!!!」

扶桑「駆逐型撃破です!」

瑞鶴「ごめんなさい、瑞鶴の撃ち漏らしを!」

扶桑「お気になさらずに!」

天龍「はっ! ついにオレの射程だぜ。くらいな!」

↓1 天龍の狙う敵艦(コンマで命中判定)

ロ級A 耐久 22
ロ級B 耐久 22
ロ級C 耐久 22

ロ級A 回避値 15-2=13 クリティカル

24ダメージ ロ級A 耐久 22→0 撃破


ロ級A「!!!」

天龍「ちっ、駆逐程度やったって食い足りねぇな」

白雪「さっきからなんですか、当てつけなんですか!?」

天龍「ちげぇっての。誰もお前が弱いなんて言ってねぇだろ」

白雪「駆逐艦全部が弱いみたいな言い方して!」

天龍「だったら見せてみろよ弱くねぇってとこをよ」

白雪「上等ですよ!」

叢雲「私も駆逐艦なんだけどね」

あかり「二人とも仲良くしなきゃだめだよぉ!」

扶桑「仲いいと思いますよ、あれ」

↓1 白雪の狙う敵艦(コンマで命中判定)

ロ級B 耐久 22
ロ級C 耐久 22

ロ級B 回避値 15-4=11 クリティカル

26ダメージ ロ級B 耐久 22→0 撃破


ロ級B「!!!」

白雪「ほら、見ましたか! 私の撃った敵艦の方が大きな傷がついてます!」

天龍「ああん? んなかわんねぇだろ」

白雪「変わります! これで駆逐艦が弱いという発言を撤回――」

ロ級C「!」

あかり「白雪ちゃん、天龍さん、駆逐艦が撃ってくるよぉ!」

↓1 ロ級Cが狙う艦娘(コンマで命中判定)

あかり艦隊

瑞鶴
天龍
大和
叢雲
白雪
扶桑

大和 回避値 41-5=36 クリティカル

10ダメージ 大和 耐久 93→83


大和「くっ!」

叢雲「相変わらず避けるのは下手ね。全然効いてないからいいけど」

大和「大和だって練度が上がれば!」

叢雲「は~いはい、別に戦艦は避けるの仕事じゃないからいいでしょ。避けて、近づいて、撃つのは私らの仕事!」

↓1 叢雲のロ級Cへの命中判定

ロ級C 回避値 15-7=8 クリティカル

30ダメージ ロ級C 耐久 22→0 撃破


ロ級C「!!!」

叢雲「はい、おしまいっと」

瑞鶴「危なげなく終わったわね~」

天龍「こんな雑魚共相手じゃな」

扶桑「少々物足りないくらいです」

白雪「なんにせよ、無事に終わってよかったです」

大和「ええ、みなさん怪我はしていないようで」

あかり「大和さんは大丈夫なんです?」

大和「大丈夫に決まっているじゃありませんか」

叢雲「今まで何回見てきたのよ。さて、カードはっと」

↓1 コンマ偶数でドロップ

天龍「おらよ、見つけたぜ」

あかり「ありがとうございます、天龍さん」

扶桑「艦隊もずいぶんと充実してまいりましたね」

白雪「人が増えるのはいいですが、その分司令官とお話しする機会が減ってしまうのが難点です」

あかり「なるべく色んな人とお話しするように努力するよぉ」

↓2 2-2-Aでドロップする艦娘

愛宕「私は愛宕。提督、覚えてくださいね」

あかり「愛宕さんですね、赤座あかりです。どうぞよろしくお願いします」

愛宕「あら~? ずいぶんと可愛らしい提督ですね~」

叢雲「まあみんな最初はそれを気にするわよね」

大和「色々と事情があるんです」

愛宕「まあ! こんなに小さいのに提督をやっているなんて、それは深い事情があるんでしょうね」

白雪「深いというか複雑怪奇というか」

天龍「有体にいや成り行きなんだが」

愛宕「私が力になってあげるわ! いつでも、なんでも、遠慮なく言ってね?」ダキッ

あかり「むぐぐ~!」

瑞鶴「ぐぬぬ~!」

扶桑「歯ぎしりはやめてください、瑞鶴さん」

妖精(ひよこ)「もう主力艦隊のとこにはいけなさそう」

妖精(ぬいぐるみ)「無理~」

瑞鶴「どうする、提督さん?」

あかり「う~ん」

↓2

1 撤退する
2 進撃する

あかり「帰りましょう」

瑞鶴「そうね、これ以上ここをうろついても仕方ないし」

妖精(ぬいぐるみ)「次はがんばる~」

あかり「うん、お願いね」



大和「では、大和はドックへ。すぐに終わりますが」

あかり「いってらっしゃいです」

瑞鶴「さて、これから瑞鶴が秘書艦なわけだけど」

あかり「あっ、そうなるんですね」

瑞鶴「なにしよっか?」

あかり「とりあえずお昼ご飯食べたあと――」

↓2

1 訓練
2 艦娘との交流(>>227+愛宕の内、熊野以外)
3 建造
4 開発
5 執務
6 勉強
7 外出
8 アイテムを使う
9 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
10 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、文月)

って()内に駄目ってあったな、すまなかった
安価下で、お願いします

>>545
だめなのは熊野だけですので交流します。紛らわしくてすいません
出撃は一日一回のみで、した後は番号が一つずれることになりますのでご注意を


あかり「愛宕さん」

愛宕「あら提督、どうしました~?」

あかり「お話しに来ました。会ったばっかりですし」

愛宕「第一印象はそれほど悪くなかったってことかしら?」

あかり「とっても綺麗ですし、優しい感じがしましたし、悪くなんてなりませんよぉ」

愛宕「うふっ、ありがとう。これから長い間よろしくお願いしますね?」

あかり「はい!」

愛宕「それでぇ、なにをお話するんです?」

↓2

1 胸の話
2 口癖について
3 服可愛いですね
4 その他自由に

あかり「服、可愛いですね」

愛宕「でしょう?」

あかり「フリルとかついてて、なんだか愛宕さんに似合ってます」

愛宕「一応軍服だからこれで収めてるけど~、もっとフリフリなのも着てみたいな~」

あかり「愛宕さんならきっとなんでも似合いますよ」

愛宕「あ~、それは私的にはうれしくないな~。なにが似合うって、ちゃんと言ってくれた方がうれしいです」

あかり「でもあかりそういう服あんまり知らなくて」

愛宕「提督だって女の子なんだから、軍服よりドレスの方が似合いますよ」

あかり「ど、ドレスなんてあかりには」

愛宕「謙虚なのは大和撫子として褒めるところですけど、卑下がすぎるのはだ~め」

あかり「そ、そうですか?」

愛宕「私と一緒におしゃれしましょうよ~」

あかり「き、機会があればしたいですね」

愛宕「うふふ、待ってますからね」

あかり「服はいいんですけど、その下は……」

愛宕「下? ああ、これ?」

あかり「わぁ! めくらないでくださいよぉ!」

愛宕「透けてるからめくたって変わりませんよ」

あかり「ちゃ、ちゃんと隠してなきゃだめですよぉ!」

愛宕「女の子相手に隠す必要なんかないですよ~」

あかり「で、でも、その、目のやり場に困ります」

愛宕「見てくれてもいいんですよ~。提督の将来のファッションに活かしてください」

あかり「い、活かしません!」

愛宕「フリルで可愛さを演出しておいて、ここで大人らしさを醸し出す。自分でも中々いいと思ってるんですけど?」

あかり「あかりはまだ子供ですから無理ですぅ!」

あかり「愛宕さん、ふわふわした感じだけどしっかり大人だよぉ」

あかり「まだ日が暮れるにははやいね。なにしようかな?」

↓2

1 訓練
2 艦娘との交流(>>227+愛宕の内、熊野、愛宕以外)
3 建造
4 開発
5 執務
6 勉強
7 外出
8 アイテムを使う
9 演習のご褒美の話をする(白雪、叢雲)
10 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑、文月)

今回はここまでです
次は外出するところからはじめます

好感度100までの交流は気合でひねり出しますが100に達した後はネタが尽きるにつれ
安価がなくなり、最終的に似たような話ばかりするようになるかもしれません

今日も遅くまでお付き合いいただきありがとうございました
ちなみに熊野が100になりました

乙です
外出で山って行けるんですよね?

>>565
外出は山にも行けます

では開始します

現在のあかり鎮守府の艦娘

叢雲  熊野    古鷹  名取
文月  三日月  金剛  卯月

大和  天龍    那珂  愛宕
白雪  夕立    千歳
神通  扶桑    瑞鶴
蒼龍  千代田  足柄

あかり「お外に出てみようかな?」

あかり「一人で出るのもいいけど……」

↓2

1 一人で
2 >>571の熊野と愛宕以外(三人まで複数可)

あかり「今日は一人で行ってみようっと」

あかり「どこへ行こうかな?」

↓2

1 山
2 街

あかり「今日はお山に行ってみよう!」

あかり「というわけで妖精さん、お願いね」

妖精「……」ビシッ



あかり「今日こそ登りきってみせるよぉ」

妖精「……」クビカシゲ

あかり「登ったらなにかあるのかって? あかりが満足するよぉ!」

妖精「……」コクリ

あかり「納得した? それじゃあ行こう!」

↓1 コンマ

40以上で登りきる

あかり「はぁ……ぜぇ……や、やった、登り、きった、よぉ」

妖精「……」パチパチ

あかり「あ、ありがとう、妖精さん」

妖精「……」下を指さす

あかり「えっ、これから下りなきゃいけないって? 下りるのは簡単だよぉ」

??「馬鹿言っちゃいけないクマ。下りる方がずっと体力を使うクマ」

あかり「わぁっ! クマさんが出たの!?」

??「えっ! どこクマ!? 今日の晩御飯のおかずにするクマ!」

あかり「あれ?」

??「クマ?」

あかり「あなたは、艦娘?」

球磨「そうクマ。球磨型軽巡洋艦一番艦の球磨クマ」

あかり「クマクマさん?」

球磨「球磨、クマ!」

あかり「なんで艦娘がここにいるんですか?」

球磨「畑の警備をするために派遣されたクマー」

あかり「ああ、イノシシさんとか妖精さんじゃどうにもならないですよね」

球磨「イノシシが獲れたらちょっとした贅沢ができるクマ。大体はうさぎかたぬきクマ」

あかり「畑を守るんじゃなくて狩ってる!?」

球磨「山は厳しいクマー。弱肉強食なんだクマ」

あかり「なんで一人だけそんな極限の生活を」

球磨「でもそれももう終わりクマ!」

あかり「どうしてですか?」

球磨「提督がここに一人で来れたからクマ! そうしたら艦隊に加われって言われてたクマ!」

あかり「人が増えるのはうれしいですけど、畑は大丈夫なんですか?」

球磨「妖精達の発明品で十分対処できるクマ。もう球磨がここを守る必要もなくなったクマ」

あかり「さすがの妖精さんだったよぉ。それだったら、これからよろしくお願いしますね、クマさん」

球磨「クマー。よろしくだクマ」

球磨「じゃあお前達、元気でやるんだクマー」

山の妖精『……』ビシッ

あかり「また畑にお野菜採りにくるから、お願いね」

球磨「これは一雨来そうな雰囲気クマ。はやく帰るクマー」

あかり「下りはかけ下りるだけなんで楽ですね」

球磨「だからそれが危ないって言ってるクマ。スピードがついてるときにこけたりしたら、大けがすることもありえるクマ」

あかり「でも、はやく帰らないと雨が」

球磨「球磨に乗るクマ」

あかり「ええっ! あかりを抱えて下りるって言うんですか!?」

球磨「前だってやったんだから楽勝クマー」

あかり「前って、あかりがちょっとだけ行ったところで倒れたときのことですよね? 球磨さんが助けてくれたんですか」

球磨「そうクマー」

あかり「あのときはご迷惑をおかけいたしました。だったら、余計にまた迷惑をかけられない――」

球磨「ごちゃごちゃうるさいクマ」ヒョイ

あかり「きゃっ!」

球磨「振り落とされないようにしっかりつかまっておくクマー!」

妖精「……」ガッシ

あかり「ひえええ~、く、球磨さ~ん!」

球磨「安心するクマ。球磨にとってこの山は庭みたいなものクマ。転んだりはしないクマ」

あかり「そうじゃなくてぇ~、はやすぎますぅ~」

球磨「これでも提督と提督の妖精に配慮してブレーキかけてるクマ」

あかり「これでですか~!?」

球磨「証拠に飛び降りて近道してないクマー」

あかり「いつもどうやって下りてるんですか~!」

球磨「これくらいやれなきゃ立派な登山家にはなれないクマ」

あかり「登山家なんて目指してませんから~!」

球磨「クマ! ちょっと降ってきたクマ。スピードアップクマー!」

あかり「ひょええええ~!」

あかり「あうう、まだちょっと頭がクラクラするよぉ」

球磨「さって、お風呂入って山の汚れを落とすクマー」

あかり「あかりも入ろうかな」

瑞鶴「提督さん!」

あかり「瑞鶴さん、どうしたんですか?」

瑞鶴「熊野さんがいないみたいなの、どこにいるか知らない?」

球磨「球磨ならここにいるクマー」

瑞鶴「のが足りないわよ」

球磨「クマー」

あかり「熊野さん朝出かけるって言ってましたけど、まだ戻ってないのかな?」

瑞鶴「大変! 夜から天気が荒れて、風も強くなるって!」

あかり「ええっ! あかり、探しに行ってきます!」

瑞鶴「あっ、待って提督さん!」

球磨「ああ見えて、けっこう行動派クマー」

瑞鶴「もう、提督さんまでいなくなってどうするのよ!」

熊野「なんとか屋根の下に入れましたが、弱りましたわね。まさか雨がこんなに強くなるなんて」

熊野「ただの夕立ですといいのですが。長引くと鎮守府に帰れませんわ」

熊野「……帰れない、ですの」

熊野「ううん、雨が止めば帰れますわ! もう、魚雷なんて受ける心配はないんですもの!」

熊野「だから、帰れますわ」



熊野「雨、止みませんわね」

熊野「ふ、ふんっ! ここで夜を明かしたってなんの問題もありませんし!」

熊野「最悪この雨の中帰ったって、どうにもなりませんし!」

熊野「なんの心配もいりませんわ……」

熊野「風も強くなってきましたわね」

熊野「こ、こんな風、あの台風に比べたらそよ風みたいなもの――」ゴォ

熊野「ひっ!」

熊野「また帰れなかったらどうしよう」

熊野「もし、もしも、このまま帰れなかったら……あかりに会えなくなったら?」

熊野「いやですわ、もうわたくしはあんな想いしたくない」

熊野(帰りたい、でも、足がすくんで動きませんわ)

熊野(誰か、誰かわたくしの手を取って、誰か)

熊野「あかりっ!」

あかり「や、やっと見つけました」

熊野「あ、あかり?」

あかり「無事でよかったです、熊野さん」

熊野「……こんな雨風、なんでもありませんわよ!」

あかり「艦娘は風邪ひかないかもしれないですけど、雨に打たれるのはいやでしょう? ほら、帰りましょう」

熊野「傘一本で?」

あかり「あっ、ごめんなさい、慌てて出てきちゃったんで」

熊野「しょうがないですわね。わたくしが持ちますから二人で入りましょう」

熊野(まったく、間のいい人なんですから)

熊野「こんな風ではまともに雨避けの役割を果たしませんわね」

あかり「でもないよりはマシですよぉ」

熊野「帰ったらお風呂ですわ」

あかり「山の汚れは落ちちゃいましたけど、あかりもお風呂入らないと風邪ひいちゃいます」

熊野「捜索は他の艦娘の方に任せればよかったですのに」

あかり「無理ですよぉ、熊野さんのこと心配でいてもたってもいられません」

熊野「そ、そう、でもあてもなかったんでしょう? それで二次遭難なんてシャレになりませんわよ」

あかり「こうして会えたんですからいいじゃないですか」

熊野「今回に限っては、ですわよ」

あかり「なんとなくこっちにいるかなって思ったら、ほんとうにいたんです。熊野さんの考えがちょっとはわかるようになったってことでしょうか?」

熊野「たまたまですわよたまたま」

あかり「わかるようになった、でいいじゃないですかぁ」

熊野「ではこれはわかりますの?」

あかり「なんですか?」

熊野「わたくしが故郷へ帰りたい理由ですわ」

あかり「なんでって、故郷に帰りたいって思うのは普通じゃないですか」

熊野「それでもわたくしは特別そう思っておりますの。それは何故かわかりますか?」

あかり「特別に、う~ん?」

熊野「それはですね、帰れなかったからですわ」

あかり「帰れなかったって、どういう意味です?」

熊野「文字通り、帰れなかったのですわ、『熊野』は」

あかり「あっ……」

熊野「大きな海戦に参加して戦闘能力を失った『熊野』は、応急修理を繰り返しながらなんとか日本に帰ろうとしましたわ」

熊野「何度も空襲を受け、暴風雨に見舞われ、それでも必死に帰ろうとして、結局は帰れず沈みましたわ」

熊野「だから帰りたいんですの。たとえ長い月日の中で、どんなに変わってしまった故郷であったとしても」

あかり「熊野さん……」

熊野「なんて、帰りたかったのは『熊野』と共に沈んだ搭乗員達ですわ」

熊野「故郷なんて言ってもわたくしにはそこで待つ家族もいませんし、そこでの思い出なんかない」

熊野「ただそこで造られたというだけ。だから、神戸牛なんてありきたりな物しか知らない」

熊野「薄っぺらいただの感傷ですわ」

あかり「そんなことないです!」

熊野「あかり?」

あかり「覚えてなくったって、そこで生まれたなら行ってみたいって思います! 薄っぺらくなんかないです!」

熊野「ですがわたくしには」

あかり「家族も思い出もなくても、そこで生まれたっていうだけで、記憶だってなくったって同じです!」

熊野「あかりがそうなんですの?」

あかり「あ、あかりは違いますけど、普通はそう思うんです! 絶対です!」

熊野「根拠に乏しいですわね」

あかり「それでも絶対なんです! 熊野さんは薄っぺらくなんかないんです!」

熊野「そんなに必死にならなくても、ほら、傘から出ていますわよ」

あかり「だって」

熊野「あかりの気持ちは十分伝わりましたわ。ええ、わたくしの故郷への想いは薄っぺらくなんかありません」

あかり「熊野さん!」

熊野「昔を思い出して少し感傷的になってしまいましたわ。ごめんなさい」

あかり「いいんです、雨の日は気分が落ち込んじゃうのわかりますから」

熊野「ほんとう、軽々しい言い方をしてくれますわね」

あかり「えへへ、でも熊野さん」

熊野「なんですの?」

あかり「家族もいて、思い出もあるところが故郷だって言うなら――」

瑞鶴「あ~、いた!」

蒼龍「提督! 熊野さん!」

金剛「怪我してませんカー!」

大和「二人ともご無事で!?」

愛宕「もう~、だめじゃないの、こんな日にで歩いちゃ~」

足柄「世話が焼けるんだから」

扶桑「外出したらこの雨とは、熊野さんもやはり不運艦?」

古鷹「た、探照灯そろそろ切れますよ」

熊野「みなさん……」

あかり「帰りましょう熊野さん、あかり達の鎮守府に」

熊野「はいっ!」



叢雲「やっと帰ってきたわね。やきもきさせるんだから!」

文月「熊野も人騒がせだね~」

白雪「びしょぬれじゃないですか」

神通「この風ですから、傘も壊れてしまってますね」

天龍「はんっ! こんくらいの雨なら走って帰れんだろ」

夕立「夕立をなめると危険っぽい!」

三日月「いや、これ夕立じゃないですよ」

那珂「タオルタオル~」

千歳「どうぞ、身体が温まりますよ」

千代田「千歳お姉! たしかに温まるけどお酒はだめでしょうが!」

名取「次からは出かけるときは天気予報を確認した方がいいですよ」

卯月「そうぴょん! 確認は大事ぴょん!」

球磨「山の天気は変わりやすいクマ。これからは十分気をつけるクマ」

瑞鶴「ここ山じゃなくて海だから」

あかり「みんな、ありがとね。心配かけてごめんね」

熊野「……」

あかり「熊野さん、さっき言いかけたこと」

熊野「ええ、家族と思い出がある場所、きっとここが『わたくし』の故郷、なんですのね」

あかり「はいっ!」

熊野「なんか知らない人が増えてますけど」

球磨「クマー、名前似てるのにひどいクマ」

あかり「あふぅ~、やっぱり冷えた身体にはお風呂が一番ですよぉ」

熊野「ええ」

あかり「熊野さんとの約束、必ず守りますから」

熊野「ええ、必ず連れていって神戸牛を」

あかり「な、なんとかします」

熊野「しかし、あかりにはわたくしの未知の一面を一つ知られてしまいましたわね」

あかり「未知の一面?」

熊野「少々感傷的なところですわ」

あかり「色々あったんですから当然ですよぉ」

熊野「わたくしが自爆したようなものですが、一応ご自分で見つけ出したわけですし、ご褒美にもう一つ教えてさしあげます」

あかり「他にどんな一面があるんです?」

熊野「こっちを向いてくださいます?」

あかり「はい」

熊野「ん……」チュッ

あかり「んぐっ!?」

あかり(く、熊野さんのベロが、口の中に)

熊野「んぅ、ぷはぁ」

あかり「……く、熊野さん、今のは」

熊野「前に言ったフレンチとは、フレンチキス、つまり今のようなキスのことを言うんですの」

あかり「えぅ?」

熊野「わたくしも、こういうことをしたいと思うときがありますの。あかりにだけ教えてあげる、わたくしの、そう、ハレンチな一面ですわ」

あかり「ハレっ!?」

熊野「あかり、わたくしは」

あかり「い、いいんです、わかってます! 友達同士は普通にすることくらい、あかりだって知ってますよぉ!」

熊野「はい?」

あかり「ちなつちゃん、練習だって言ってしてきますもん! 熊野さんだって恋をしたいんですから、練習も必要ですよね!」

熊野「……」

あかり「べ、ベロはちょっとびっくりしちゃいましたけど、もう大丈夫です! あかりでよければ練習台に」

熊野「あかり自身が鈍感というより、周りが勘違いさせているんですのね」

あかり「へっ?」

熊野「根治には時間がかかりそうですがいたしかたありませんわね」

あかり「熊野さん?」

熊野「あかり、フレンチははじめてでして?」

あかり「は、はじめてですよぉ!」

熊野「それならよし、ですわ」

あかり「なにがよしなんです?」

熊野「今はここまでで。先へ進むにはあかりの考えを改めさせなくてはいけなさそうなので」

あかり「よくわかりませんよぉ」

熊野(考えてみれば、今の状況はわたくしだけ勝手に燃え上がっているだけ。これではいけませんわ)

熊野(絶対わたくしにメロメロにさせて、あなたから告白させてみせるんですからね、あかり)

あかり(フレンチキスの先って一体)

瑞鶴「提督さん、唇押さえてどうしたの?」

あかり「な、なんでもありません!」

瑞鶴「そう? 切ったとかじゃないならいいわ」

あかり「すいませんでした瑞鶴さん」

瑞鶴「いいって、そうやって艦娘のために必死になれるところ、瑞鶴は好きだよ」

あかり「ありがとうございます。今日はほんとうにお疲れさまでした」

瑞鶴「提督さんもね」

あかり(今日はどうしようかな?)

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 明日は休んでいいという(秘書艦交代)

あかり「明日は休んでいいですよぉ」

瑞鶴「おやすみ?」

あかり「今日は戦闘に秘書艦にあかり達の探索に大忙しでしたから」

瑞鶴「まあ慌ただしかったけど、そこまで疲れてないんだけどなぁ。くれるならもらうけどね」

あかり「明日の秘書艦は誰にしようかな?」

↓2 >>571+球磨

あかり「那珂ちゃんにお願いします」

瑞鶴「那珂ね。わかった、伝えておく」

あかり「それじゃ、ゆっくり休んでください」

瑞鶴「うん、提督も風邪ひかないように。おやすみ」

あかり「おやすみなさい。さて、これからどうしようかな?」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>571+球磨の内、熊野と愛宕以外)
3 散歩
4 執務

今回はここまでです
次は大和の部屋へ行くところからはじめます

卯月や球磨の存在は艦娘の建造やドロップがまったくなかった場合の保険のようなものです
初期艦と合わせて6人、なので5人は出すつもりでしたが、予想以上にはやくキャラも増え、残り三人はどこに誰を出すか決めずじまいに終わりました
ちなみに山の艦娘候補は球磨、阿武隈、三隈、熊野でした

今日も遅くまでお付き合いいただきありがとうございます

乙です
ちなみにケッコンはいつ頃迎えるんですけね?

>>617
ケッコンは練度99、好感度50以上で可能です
好感度50以上の艦娘とは一式があれば練度に達していなくてもコンヤクカッコカリができるかもしれません

ちなみに筑摩は炬燵に入ってなかったので忘れてました、ごめんなさい

では開始します

現在のあかり鎮守府の艦娘(○の付いた艦娘は好感度100)

叢雲 ○熊野   古鷹  名取
文月  三日月  金剛  卯月

大和  天龍    那珂  愛宕
白雪  夕立    千歳  球磨
神通  扶桑    瑞鶴
蒼龍  千代田  足柄

あかり「大和さん」

大和「提督、こんばんは」

あかり「こんばんは」

大和「心配しましたよ、この雨の中飛び出すなんて」

あかり「心配かけてすいません」

大和「ほんとうにどこにもお怪我はしてないんですね?」ペタペタ

あかり「してませんよぉ」

大和「ふむ、安心しました。って、すいません!」

あかり「怪我してないか確認してくれたのに、なんで謝るんです?」

大和「ベタベタとお身体に触れてしまいました」

あかり「そんなの今さらですよぉ」

大和「今さらですけど」

あかり「それに今日はあったかくして寝ないといけないんで、これからもっとベタベタしますから」

大和「は、はい。よろしくお願いします!」

あかり「なんでそんな改まった感じに」

あかり「ぬくぬくですよぉ」

大和「居住性には自信がありますので」

あかり「これならきっと風邪ひかずにすみます」

大和「よかったです。また倒れられては困りますからね」

あかり「あかりは元気なのが取り柄なんですから、そう何度も病気にはなれませんよぉ」

大和「それなら安心ですね」

あかり「次はあかりが看病する番ですから!」

大和「艦娘は病気にはならないと申し上げています」

あかり「でも体調が悪いときはあるんですよね?」

大和「それはありますが」

あかり「そういうときはあかりにお任せです。しっかりとめんどうを見てあげます!」

大和「提督がめんどうを? ふふっ」

あかり「あ~、笑わないでくださいよぉ。あかりだってそれくらいできますよぉ!」

大和「いえ、めんどうみられるのもいいかもしれないなと思って笑っただけですよ」

あかり「完璧にお世話してみせますからね」

大和「っ、はい」

大和(めんどうだのお世話だの、まるでペットのような。けど、提督相手ならそれも……いやいやいや、それはない、うん、ない)

那珂「提督~、那珂ちゃんだよ~!」

あかり「那珂ちゃん、今日も朝から元気だね」

那珂「そういう提督は昨日の疲れを引きずってないかな~?」

あかり「ううん、全然すっかり元気だよぉ」

那珂「那珂ちゃんちぇ~っく!」ピト

あかり「わぁっ、急におでこくっつけるとびっくりするよぉ」

那珂「ふんふん、熱はないみたいだね」

あかり「昨日はあったかくして寝たから」

那珂「よしよし。それじゃはりきって行こう! まずは遠征隊をどうするかからだよ」

↓2

1 出す
2 出さない

あかり「今日は行ってもらうかな」

那珂「オッケー。じゃあ誰に行ってもらうか決めよう」

↓1~6 遠征に出す艦娘(>>621)

熊野「遠征ですのね、まあいいですけど」

大和「どんな任務でもこなすのみです」

卯月「遠征がんばるぴょん。帰ったらごほうびぴょん」

叢雲「戦闘に遠征に大忙しね。これこそやりがいがあるってもんよ」

那珂「ええ~、那珂ちゃんもなの? 行くけどさ~」

千代田「千歳お姉のことちゃんと見張っててね」

あかり「みんな、いってらっしゃいです!」

熊野「必ず資源を獲得して、帰ってまいりますわ」

那珂「うぅ~、短い秘書艦人生だったよ。那珂ちゃんはまだ地方巡業が必要なのね」

大和「そういえば提督、艦数も増えましたし。第三艦隊も遠征に出してもよろしいかと思いますよ」

千代田「千代田達が行く遠征以外にも任務はたくさんあるしね」

叢雲「その分資源の備蓄もできるってわけ」

卯月「でもその分人も少なくなるぴょん」

あかり「どうしようかな~」

現在のあかり鎮守府の艦娘

古鷹  名取    千歳
文月  三日月  金剛 
天龍  愛宕    球磨
白雪  夕立    瑞鶴  
神通  扶桑   
蒼龍  足柄


遠征組:熊野 大和 叢雲 那珂 卯月 千代田

↓2 第三艦隊を遠征に

1 出す
2 出さない

↓1~6 遠征に出す艦娘(>>636の遠征組以外)

神通「遠征、ですか」

扶桑「戦艦はあまり遠征向きではないのですが」

愛宕「あらら~、来たばかりでもうちょっとここになれておきたかったんだけど」

白雪「駆逐艦は遠征向きですので」

千歳「護衛任務というならば敵機観測は重要ですからね」

三日月「足を引っ張らないように尽力します」

あかり「みんな、がんばってきてくださいね」

神通「提督も、です」

愛宕「けどみんなと仲良くなるにはいい機会かもね~」

千歳「はい、同じ所属の艦娘同士交流を深めましょう」

扶桑「そうですね、いい機会ですし新しい方と仲良くなっておきましょう」

白雪「くっ!」

三日月「気にしても仕方ありません。駆逐艦と重巡洋艦の差だと思いましょう」

現在のあかり鎮守府の艦娘

古鷹  名取
文月  金剛 
天龍  球磨
夕立  瑞鶴     
蒼龍  足柄

第一遠征組:熊野 大和 叢雲 那珂 卯月 千代田
第二遠征組:神通 扶桑 愛宕 白雪 千歳 三日月

あかり「うん、なんだかはじめて戦闘以外で艦隊らしいことをしたような気がするよぉ」

あかり「って、那珂ちゃんも行かせちゃったから秘書艦の人がいなくなっちゃった」

あかり「誰にお願いしようかな?」

↓2(>>651の遠征組以外)

金剛「ヘイ、アカリ! 私を秘書艦にご指名ですカー?」

あかり「お料理もあって大変でしょうけど、お願いします」

金剛「Don`t worry。任せてくだサーイ!」

あかり「それじゃあ朝はなにをしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>651の遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 かくれんぼの賞品の話をする(文月)

あかり「文月ちゃん」

文月「お~、司令官~」

あかり「なにしてたの?」

文月「お布団干してた~」

あかり「昨日の雨が上がって、今日は天気だもんね」

文月「台風一過の青空だよ~」

あかり「台風一家? 台風さんにも家族がいるの?」

文月「いるよ~、だって何号とかいっぱいいるでしょ~?」

あかり「たしかに、家族がいっぱいで羨ましいよぉ。でもあかりも負けてないもんね。みんな家族だもん!」

文月「あはは~司令官は面白いね~」

あかり「なにが?」

文月「なんでもない~ところでなにかご用~?」

あかり「かくれんぼのご褒美の話をしに来たの」

文月「あ~、なんでも一つ言うこと聞いてくれるんだよね~なににしよっかな~?」

↓2

1 お茶っぱを買いに行きたい
2 おいしいお菓子が食べたい
3 一緒にお散歩したい

文月「一緒にお散歩しよ~」

あかり「えっ、そんなことでいいの?」

文月「最近司令官と二人っきりになれなかったから~」

あかり「あかりはてっきりもう一回くすぐらせてとか言われるのかと」

文月「それは~頼まなくてもやる~」

あかり「ひゃんっ! もう、くすぐったいからぁ」

文月「ふふ~ん、じゃあお日様が高くなる前にお散歩いこ~」

あかり「お~!」



文月「司令官手~」

あかり「わん?」

文月「お手じゃなくて~」

あかり「手を繋ぐの?」

文月「お散歩デートだもん~」

あかり「デートだったの?」

文月「二人っきりでお出かけするときはなんでもデートなの~」

あかり「デートの定義広いね」

文月「どこにいこっかな~」

あかり「この辺ってなにがあるの?」

文月「ん~とね、ここをずっとまっすぐ行ったらコンビニでしょ~」

あかり「あかりも行ったことあるよぉ」

文月「あとね~その途中に公園があって~、その先の角のとこは猫の溜まり場になってるの~」

あかり「詳しいね」

文月「暇なときはお散歩してるから~」

あかり「ふ~ん、お散歩好きなんだね」

文月「司令官も好き~?」

あかり「うん。あかりも前はお散歩してハトさんにビスケットとかあげてたんだ」

文月「そうなんだ~趣味があうね~」

あかり「ね~」

文月「公園でひなたぼっこしてく~」

あかり「そうしよう!」

文月「ここね~海の見えるからって、デートスポットみたいなの~」

あかり「へぇ~、海綺麗だもんね」

文月「あたし達は毎日見てるから特にどうも思わないよね~」

あかり「ま、まあね」

文月「でも~楽しみにしてる人がいるなら、守らなきゃって気になるよ~」

あかり「そっか、あかり達が守ってるんだよね」

文月「だからあたしはがんばって海の平和を守るの~」

あかり「うん、一緒にがんばろう!」

文月「がんばるよ~」

文月「司令官~おひざ貸して~」

あかり「いいよ、はい」

文月「司令官~お菓子~」

あかり「まだ朝だよぉ」

文月「お散歩して疲れたからいいの~」

あかり「一応ふしぎなあめを何個か持ってきたけど」

文月「あ~ん」

あかり「寝ながら食べたら行儀悪いよぉ」

文月「あめ玉ならいいの~」

あかり「それもそっか。でもあめ玉だったらあ~んってできないよぉ」

文月「だったら~司令官が唇にあめ玉を押しつけてくれたら、あたしがちゅ~って吸っちゃう~」

あかり「そこまでするなら自分で食べようよぉ」

文月「司令官が食べさせてくれなきゃやなの~!」

あかり「わかったから、頭で太もも叩かないで~」

文月「司令官はやく~」

あかり「はいはい、はい」

文月「ん~、んっ」チュッ

あかり「やっぱりこうすると指にちゅってされちゃうね」

文月「司令官はあたしにちゅってされるのいやなの~?」

あかり「いやじゃないけど、やっぱりちょっとどうしたらいいのか困るよぉ」

文月「わ~いって喜べばいいと思う~」

あかり「ううん、それもなんか変なような」

文月「じゃあ~次からはちゅ~じゃなくて、パクってやっちゃう~」

あかり「そっちの方がもっと反応に困るよぉ!」

文月「ふふ~、困ってくれた方が見てて楽しいも~ん」

あかり「むぅ~、文月ちゃんのいじわる」

文月「う~ん、はぁ。さてと、鎮守府に帰ろ~」

あかり「もう帰っちゃうの?」

文月「太陽が登っちゃうよ~紫外線はお肌の大敵~」

あかり「ん~、たしかに暑い中散歩するのもね」

文月「あたしは天気がいいけどちょっとは雲がある日に散歩してるの~」

あかり「ちゃんと気にしてるんだね」

文月「女の子として当然だよ~」

あかり「あかりも気をつけなきゃ。それじゃ、はい、また手」

文月「繋ご~。あのね~司令官~」

あかり「なぁに?」

文月「こんなふうになんにもない時間を過ごさせてくれてありがとう~」

あかり「ん?」

文月「ずっとずっと戦いばっかりでもおかしくないのに、こうやってただお散歩して、ひなたぼっこするだけの時間をくれてありがとうって言ってるの」

文月「あたしはね、海の平和も守りたいけど、こうしてただのんびりひなたぼっこしてるだけなのも好き」

文月「だからね、こういう時間をくれて、しかも一緒に付き合ってくれる、司令官が大好き!」

あかり「あかりも大好きだよ。こういう時間も、文月ちゃんのことも」

文月「両思いだね~」

あかり「そうだね~」

文月「ふふふっ、じゃあこうする~」ダキッ

あかり「手じゃなくて腕を繋ぐの?」

文月「両思いだもんっ!」

あかり「ふふっ、両思いだもんね」

文月「またね~司令官~」

あかり「うん、またね文月ちゃん」

あかり「思ったよりはやく帰って来ちゃった。お昼までどうしてようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>651の遠征組、文月以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「ちょっとだけ物も増えたけど、どんなのがあるのか整理してみようかな?」

↓2 使うアイテム

1 お風呂で遊ぼう!連装砲ちゃん(風と名の付く艦娘を呼ぶ)
2 水鉄砲(イベント)
3 ドイツの国旗(ドイツ艦を呼ぶ)
4 龍の掛け軸(龍と名の付く艦娘を呼ぶ)

あかり「ドイツの国旗、やっぱり掛け軸と合わないよぉ」

金剛「やっぱり、イギリスの国旗が一番デース!」

あかり「いや、掛け軸に合わせるなら日本の国旗じゃないですか?」

金剛「龍は元々中国の伝説ですから、中国の国旗が正しいかもしれまセーン」

あかり「というかそもそも国旗を飾る必要が」

妖精(猫吊るし)「少々よろしいですか提督」

あかり「妖精さん、どうしたの?」

妖精(猫吊るし)「新しくこの鎮守府に配属となった艦娘が来ていらっしゃいます」

金剛「オーウ、急な話ですネー」

妖精(猫吊るし)「昨日の雨で日程が遅れたとか」

あかり「ひどかったもんね。いいよ、連れてきて」

妖精(猫吊るし)「もうそこに来ていらっしゃいます」

あかり「あっ、それなら、入っていいですよ~」

↓2

1 Z1
2 Z3
3 ビスマルク

今回はここまでです
次はビスマルクが来るところからはじめます

文月との話はなるべくエロや重い話に振らないようにと考えていたら想像以上にむずかしいです
日常系で長く書ける人を尊敬します

その方が自然ですし今後遠征は秘書艦以外ということにしましょうか
ただし出撃の場合は戦闘に関わるので秘書艦は絶対参加とはしません
たび重なる仕様変更申し訳ありません

では開始します

ビスマルク「Guten Tag」

あかり「ぐ、グーテン? なんて意味ですか?」

金剛「英語じゃないからわかりまセーン」

ビスマルク「こんにちは、という意味よ。それくらい知っておきなさい」

あかり「あっ、どうも、こんにちはです」

ビスマルク「私はビスマルク型戦艦のネームシップ、ビスマルク。よ~く、覚えておくのよ」

金剛「ビスマルクさんですカー。私は金剛デース!」

ビスマルク「金剛、変な名前ね」

金剛「いきなり名前にケチをつけるなんてぶしつけですネー」

ビスマルク「Entschuldigung。女には似合わない名前だって言いたかったの」

金剛「それは他の艦娘も同じですヨー」

ビスマルク「艦娘? あなたが提督じゃないの?」

あかり「あかりが提督です、一応」

ビスマルク「Wirklich! どう見ても子供じゃない!」

金剛「子供ですけど提督デース」

ビスマルク「どうなってるのよ日本は」

あかり「あかりが特殊なだけですから。とにかく、赤座あかりです、よろしくお願いします」

ビスマルク「なんだか不安だけどよろしく、アドミラール」

あかり「あ、あど?」

ビスマルク「はぁ、提督、よ」

ビスマルク「あら、ドイツの国旗じゃない」

金剛「私がもらって来たんですヨー!」

あかり「飾り物がないのでお部屋に飾ってるんです」

ビスマルク「けど、これはドラゴン? これと一緒に飾るのは、美的センスを疑うわよ」

金剛「和独折衷デース!」

あかり「正直どうかなとお話してたところでした」

ビスマルク「なんだったら私がもらってあげてもいいわよ。私の部屋になら似合うもの」

あかり「どうしよう?」

↓2

1 あげる
2 あげない

あかり「そうですね、ドイツの人が持ってた方が似合いますから」

ビスマルク「Danke。子供は素直が一番ね」

金剛「龍だけになっちゃいましたヨー」

ビスマルク「それだけならいいじゃない。迫力があって、いい絵だと思うわよ」

あかり「ちょっと怖いですけどね」

ビスマルク「これが怖いなんて言ってたら戦場になんか出られないんじゃない?」

あかり「ちゃ、ちゃんと出ますよぉ!」

ビスマルク「それならいいんだけど。じゃあ、私はこれで失礼するわ。Auf Wiedersehen」

あかり「ドイツの国旗を見てたらドイツの人がくるなんて、すごい偶然ですね」

金剛「けどこれみよがしにドイツ語使って、わからないって言ってるのニー」

あかり「金剛さんがそれ言いますか。でも、強そうでしたし、きっと頼りになりますよぉ」

金剛「だといいんですけどネー」

現在のあかり鎮守府の艦娘

古鷹  名取 ビスマルク
文月  金剛 
天龍  球磨
夕立  瑞鶴     
蒼龍  足柄

第一遠征組:熊野 大和 叢雲 那珂 卯月 千代田
第二遠征組:神通 扶桑 愛宕 白雪 千歳 三日月

あかり「お昼ご飯とってもおいしかったですよぉ」

金剛「サンクス! がんばったかいがありましター」

あかり「晩ご飯もお願いしますね」

金剛「イエス! ディナーこそ私が最も本領を発揮できる時間! 期待して待っててくだサーイ!」

あかり「楽しみにしてます!」

金剛「それで、お昼はどうしますカー?」


↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>706の遠征組、文月以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「名取さんいますか~」

名取「は、はい!」

あかり「またびっくりしてますね」

名取「す、すいません。また私が勝手にびっくりしただけですから」

あかり「まだ慣れませんか?」

名取「そんなことは。慣れてるから、急に来られるとびっくりして」

あかり「そんなに急でしたか?」

名取「私にとっては急なんです!」

あかり「じゃあどうすれば急じゃなくなるんです?」

名取「くるって連絡してくれれば。ああ、でも連絡を受けるときにびっくりしちゃうかも」

あかり「むずかしいですね」

名取「びっくりしないように気をつけます!」

あかり「そうしてください」

あかり(なにを話そうかな?)

↓2

1 アイドルの話
2 服装について
3 艤装が銃みたいですね
4 その他自由に

あかり「アイドルをやる気にはなりましたか?」

名取「な、なんですか藪から棒に、なってませんよ」

あかり「アイドルなんて誰にでもなれるものじゃないんですよ?」

名取「だから私なんかがなれるわけがないんです!」

あかり「でもアイドルの那珂ちゃんがやれるって言ってるんですし」

名取「那珂さんはアイドルと言っても、どこかの事務所に所属してるわけではありませんし」

あかり「だったら名取さんが一緒にやっても問題ないですよね?」

名取「そ、それは、と、というか、なんでそんなに私にアイドルやらせたいんですか!」

↓2

1 那珂ちゃんのため
2 名取さんのため
3 あかりのため

あかり「あかりのためです」

名取「私がアイドルやることがなんで提督さんのためになるんです?」

あかり「あかりだって可愛いものは好きです。可愛い名取さんが可愛い服を着て歌って踊るの見たら、絶対楽しいですもん」

名取「あ、あんまり可愛い可愛いって言わないでください、はずかしいです……」

あかり「それに、あかりは艦娘のみんなに戦うだけじゃなくて、楽しく生きてもらいたいって思ってます」

あかり「歌ったり、踊ったり、楽しく笑って生きてほしいです」

名取「提督さん、そこまで気にしなくても」

あかり「ううん、だって、あかりがみんなを実体化させたんです。あかりにはみんなを幸せにする義務があります!」

名取「お、オーバーですよ」

あかり「だから、名取さんがいやなら別のことでもいいですよ。名取さんがやりたいこと、なんでも付き合います」

あかり「でもアイドル、楽しいと思いますよ。歌って、踊って、誰かを笑顔にできるんですから」

名取「……ちょっとだけ考えさせてください。やりたいこと、他にあるかもしれませんから」

あかり「いくらでも待ちますし、いやならいいですからね」

名取「はい。お気遣い感謝します、提督さん」

あかり「名取さん、アイドルやってくれるかなぁ?」

あかり「声も綺麗なんだし、那珂ちゃんと二人でトップになれるはずだよぉ!」

あかり「あかりもがんばってマネージャーやらなきゃ!」

あかり「あれ、それでいいんだっけ? いいや、夕飯までもう少し時間があるしなにをしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>706の遠征組、文月、名取以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

金剛「あと一人増えれば第四艦隊を遠征に送っても、第一艦隊を六人で編成できますからネー」

あかり「もうそんなに大勢になったんだ」

金剛「まだまだ敷地に余裕はありますけどネー」

あかり「ううん、お洋服とかまだ全然用意してないのに、人ばっかり増やしていいのかなぁ?」

金剛「妖精がお風呂入ってる間に綺麗に洗濯、修繕してくれますけどネー」

あかり「人が増えると大変なんですね」

金剛「ファイトですヨーアカリ」

妖精「……」バンザイ

あかり「あっ、できたみたいです」

金剛「なに色ですカー?」

↓1 コンマ(>>8参照)

あかり「青です」

金剛「中々位の高い艦が出ませんネー。まあ、ビスマルクさんは高そうでしたが」

あかり「位が低くても関係ないですよぉ。どんな人が出てきてくれるのか楽しみです」

↓2 青背景の艦娘

若葉「駆逐艦、若葉だ」

あかり「若葉ちゃん、はじめまして。赤座あかりです」

若葉「ああ、よろしく」

金剛「驚かないんですネー」

若葉「なににだ?」

あかり「あかりが提督だってことにだよぉ」

若葉「時代は変わった、そういうこともあるだろう」

金剛「いやたぶん今でもあんまりないと思いマース」

若葉「だとしても若葉のやることは変わらん」

金剛「なかなか硬派な駆逐艦デース」

あかり「カッコいいよぉ」

若葉「24時間、寝なくても大丈夫」

あかり「すご~い!」

若葉「ふっ」

金剛(ちょっとは子供らしいところもあるみたいデース)

現在のあかり鎮守府の艦娘

古鷹  名取 ビスマルク
文月  金剛 若葉
天龍  球磨
夕立  瑞鶴     
蒼龍  足柄

第一遠征組:熊野 大和 叢雲 那珂 卯月 千代田
第二遠征組:神通 扶桑 愛宕 白雪 千歳 三日月

あかり「今日はお疲れさまでした金剛さん」

金剛「久しぶりに充実した一日を送れて楽しかったヨー!」

あかり「すいません、やることないですよね」

金剛「アー、少しはごらくがあるといいと思うネー」

あかり「あかり、ごらく部なのにまったく気にしてませんでした」

金剛「いいヨー、遊ぶためにいるわけじゃないシー」

あかり「あかりはいっぱい遊んでもらいたいです」

金剛「遊ぶ時間はいっぱいくれてマース。こんなにのんびりできるなんて、思ってませんでしたヨー」

あかり「のんびりする時間は大切ですから」

金剛「イエス。時間がとてもゆっくりと過ぎていくようなこの感じ、私は好きデース」

あかり「これからも楽しんでください」

金剛「オッケー。じゃあ私はこれで、グッナイ」

あかり「あっ、金剛さん」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 明日は休んでいいと言う(秘書艦交代)

金剛「なにか忘れ物ですカー?」

あかり「今日のお礼です、屈んでください」

金剛「なにくれるんデース?」

あかり「ものじゃないんですけど」ナデナデ

金剛「あっ、う……」

あかり「このカチューシャ、せっかくならくせ毛を押さえればいいのに」

金剛「ちゃ、チャームポイントですかラー」

あかり「たしかに可愛いですけど、他にもいっぱいあるのに」

金剛「うぅ、たま~に、攻めてくるのはなんなんですカー、だめなのニー」

あかり「攻める?」

金剛「なにも言ってないですヨー。ナデナデはもういいデース、サンクス」

あかり「こんなことでお礼になればいいですけど」

金剛「充分過ぎるくらいデース。それでは今度こそ、グッナイ」

あかり「金剛さんもおやすみなさい。さて」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>732の遠征組、文月、名取以外)
3 散歩
4 執務

あかり「ビスマルクさん起きてますか?」

ビスマルク「提督、これはどういうこと?」

あかり「なにがですか?」

ビスマルク「なぜベッドがないの? この私に地べたで寝ろと?」

あかり「そっかぁ、ビスマルクさんはドイツの人だから、お布団で寝る習慣がないんですね」

ビスマルク「床もカーペットもなにも敷いてないし、設備最悪ね」

あかり「す、すいません」

ビスマルク「けれど仕方ないわ。ごうにいってはごうに従えだったかしら?」

あかり(やっぱりどうにかしないとね)

ビスマルク「それで、なにをしに来たの?」

あかり「ビスマルクさんとお話しに来ました」

ビスマルク「同じ女同士とは急に部屋に来るなんて、気安いわね。けど退屈しのぎにはなるかしら。入っていいわよ」

あかり「おじゃましま~す」

あかり「ビスマルクさんって人の名前みたいですね」

ビスマルク「あなたもしかしてビスマルクを知らないの!?」

あかり「名前くらいならどこかで聞いたことがあるような」

ビスマルク「きっと授業でよ。鉄血宰相ビスマルクといえば、ドイツで最も偉大な宰相の一人よ」

あかり「へぇ~」

あかり(さいしょうってなんだろう?)

ビスマルク「私はその鉄血宰相の孫娘から名前を戴いたのよ」

あかり「すごいんですね」

ビスマルク「もちろんその名に恥じぬ実力もあるわ」

あかり「期待してますね」

ビスマルク「大いにしなさい!」

あかり「それはそうと、お布団ちょっとはあったかくなりましたよ」

ビスマルク「Danke。冷たいし固いし眠れたものじゃなかったもの」

あかり「あかりもそろそろ寝ますね、おやすみなさい」

ビスマルク「待ちなさい、まだ私をあたためるという重要な使命があるでしょ」

あかり「一緒に寝るんですか?」

ビスマルク「普段は一緒に寝てなんてあげないけど、寒いと寝られないし、お布団あたためてくれたから特別よ」

あかり「ふふ、あためめなきゃいけないならしかたないです」

ビスマルク「天井が遠いわ。それに背中も固い」

あかり「寝づらいですか?」

ビスマルク「とっても寝づらいわ。はやくベッドを用意してよね」

あかり「善処します」

ビスマルク「クイーンサイズの天蓋付きのよ?」

あかり「か、家具屋さんにあるかなぁ?」

ビスマルク「あと寝るときの服もね。シルクのガウンがいいわ」

あかり「た、高そうですよぉ」

ビスマルク「この私を運用しようって言うんだからそれくらい当然」

あかり「はやめに用意できるように努力します~」

ビスマルク「ん。それまではこの布団と、提督で我慢するわ」

あかり「あかり、あたたかいですか?」

ビスマルク「ええ、あたたかいし、抱き心地もまあ悪くない。たまにはこうしてあげるのもいいかもって思うくらいにはね」

あかり「呼ばれたらいつでも行きますよぉ」

ビスマルク「呼ばれなくても来るのがメイドの仕事よ」

あかり「あかりメイドじゃないですし!」

ビスマルク「ふっ、どちらかといえば私の方がその立場だけど、メイドみたいに使えるとは思わないことよ」

あかり「思ってませんよぉ」

ビスマルク「ふわぁ~、お話はやめましょう。Gute Nacht.」

あかり「ま、またぐ~、おやすみなさい、ですよね?」

ビスマルク「もう、日独辞典でもひきなさい」

今回はここまでです

遠征は同じ艦を二回連続選べないようにした方がいいでしょうか?

ご意見ありがとうございます
遠征は二日連続で同じ艦を行かせることは不可とします。遠征を行わずに一日経てばまた遠征に出せます
秘書艦は安価でローテーションを回します。一度秘書艦になったら全員周るまで秘書艦にはなれません
どうにも不備ばかりで申し訳ありません


では開始します

金剛「遠征組が帰って来たヨー!」

熊野「ふぅ、やっと帰ってこられましたわ」

大和「不在の間、なにか変わったことはありませんか?」

叢雲「ドイツの国旗がなくなってるわね。ない方がいいけど」

那珂「やっぱり地方巡業は疲れるね~」

卯月「う~ちゃんは全然疲れてないぴょん!」

千代田「千歳お姉は迷惑かけなかった?」

あかり「千歳さんも遠征に行ってもらいましたので」

千代田「そっか、それならよかった」

熊野「成果は上々ですわ」

金剛「資源以外になにかもらいましたカー?」

↓1 コンマ30以上でアイテム取得

卯月「もらってきたぴょん! う~ちゃんががんばったおかげぴょん!」

那珂「那珂ちゃんがライブしたからだよ~!」

千代田「大和さんの料理のおかげでしょうに」

あかり「あはは、それでなにを貰ったんですか?」

↓2

1 月の絵が描かれたカレンダー(睦月型を呼ぶ)
2 ふしぎなあめ(練度上昇アイテム)
3 高速修復材

熊野「高速修復材ですわ」

あかり「バケツですね」

大和「たとえ大破状態でもたちどころに修復してしまう資材です」

叢雲「入渠に時間がかからなくなるってわけね」

あかり「中身は水みたいですけど」

卯月「あんまり触っちゃだめぴょん」

那珂「大切な物なんだから、注意して扱ってよね」

あかり「わかったよぉ。けどこんなのがあるなら、最初からドックのお水にこれを使えばいいんじゃ」

千代田「強力なだけに生成するのにお金がかかるのよ」

あかり「そっかぁ、毎回入れ替えてたらすごいお金かかっちゃいますね」

叢雲「普通の水でも水道代馬鹿にならないしね」

あかり「ところでこれどうやって使うんです?」

卯月「頭から一気にひっくり返してかけるぴょん!」

あかり「ええっ、怪我してるのにそんなことできないよぉ!」

熊野「それが流儀ですので」

あかり「なんか気が進まないよぉ」

金剛「二組目も帰ってきましター」

神通「ただいま戻りました」

扶桑「遠征任務滞りなく果たしてまいりました」

愛宕「ちょっと疲れちゃったわ~」

白雪「私は今からもう一度でも行けますよ」

千歳「私は少し休みたいです」

三日月「わ、私もです」

あかり「帰ってきてすぐに行けとは言いませんよぉ」

神通「ほっとしました」

扶桑「私ははやく練度を上げたいですけど」

金剛「そんなことより、特別報酬はいただけましたカー?」

↓1 コンマ30以上でアイテム取得

扶桑「いただいてまいりましたよ」

神通「よくがんばっている、と言っていただけました」

愛宕「二人ともえらいえらい」ナデナデ

白雪「な、なぜ私達をなでるんですか!」

三日月「子供扱いしないでください!」

千歳「けれど実際一番よく働いていたのはお二方ですから」

あかり「ありがとね、白雪ちゃん、三日月ちゃん。それに他のみなさんも」

三日月「に、任務をこなしただけですから」

金剛「それで、なにを貰ってきたんデース?」

↓2

1 スノードーム(雪と名の付く艦娘を呼ぶ)
2 お菓子(好感度上昇アイテム)
3 いいふしぎなあめ(練度上昇アイテム)
4 トランプ(イベントアイテム)
5 高速修復材

神通「こちらです」

あかり「わぁ~、きれい~」

金剛「スノードームですネー。これは、沈没した船?」

扶桑「マリンスノーなのでしょうが、私達にこれを渡されても」

愛宕「ちょっと縁起悪いわね~」

あかり「でも素敵ですよぉ」

白雪「雪、ですか」

千歳「吹雪型の名前にも付いていますね」

三日月「叢雲さんには付いていませんけどね」

扶桑「他に雪の名が付く艦と言えば、雪風さんが有名でしょうか」

金剛「というふうに、雪もそれなりに艦艇と関わりのある物なんですヨー」

あかり「勉強になります」

現在のあかり鎮守府の艦娘(○の付いた艦娘は好感度100)

叢雲 ○熊野   古鷹  名取
文月  三日月  金剛  卯月

大和  天龍    那珂  愛宕
白雪  夕立    千歳  球磨
神通  扶桑    瑞鶴  ビスマルク
蒼龍  千代田  足柄  若葉

あかり「みんな帰って来たところで今日の秘書艦を決めます」

金剛「ウェイ! 私じゃないんですカー!?」

あかり「ずっと同じ人にやらせるのはよくないと思いましたので」

金剛「そこまで苦じゃないですヨー」

あかり「それでもです」

金剛「決めたんなら従いますけドー、でも私は今日もいいですからネー」

金剛(秘書艦なら二人でいる時間も多かったのにナー)

↓2 秘書艦(>>773

那珂「那珂ちゃん秘書艦に返り咲いたよ~!」

あかり「昨日はごめんね、頼んでおいてすぐに遠征に出しちゃって」

那珂「そうだよ~! 那珂ちゃんはりきってたんだからね!」

あかり「今日は存分に秘書艦をお願いするよぉ」

那珂「まっかせて~! 那珂ちゃん、事務仕事も得意なんだから!」

あかり「アイドルだよね?」

那珂「ファンレターへの返信はなるべく自分で行えるように鍛えてるから!」

あかり「鍛えどころがおかしいよぉ。とにかく、遠征を頼むかどうかから決めよう」

↓2 遠征に

1 出す
2 出さない

あかり「今日はいっか」

那珂「資源は有り余ってるしね」

あかり「でも大型建造?っていうのしたらなくなっちゃうんでしょ?」

那珂「あれは資源いっぱい使うからね。少ないうちはやると破産するよ」

あかり「京子ちゃんはやってるのかなぁ?」

那珂「大和型がほしいならやってるんじゃない?」

あかり「えっ、あかりは普通の建造で大和さんと会いましたけど」

那珂「それはきっとすっごい運がよかったんだよ。普通はあり得ない」

あかり「あかり、運には自信なかったけどこっちに来てからは結構幸運に恵まれてる気がするよぉ」

那珂「那珂ちゃんに出会えたんだもん、ものすごい幸運だよ!」

あかり「そうだね、みんなと会えたのが幸運だよぉ」

那珂「感謝しつつ、朝はなにする?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>773)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(叢雲、白雪)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑)

あかり「お勉強するよぉ!」

那珂「おっ、那珂ちゃん先生の出番だね」

あかり「那珂ちゃんが教えてくれるの?」

那珂「なにその顔は! 那珂ちゃんだって立派な艦娘なんだから、提督に勉強教えるくらいできるよ!」

あかり「ほんとに?」

那珂「馬鹿にして~! 那珂ちゃんが教えれば、東大なんかちょちょいのちょいよ!」

あかり「いや、普通の勉強するわけじゃないから」

那珂「じゃ、なにについて勉強するの?」

↓2


1 駆逐艦(現在の指揮能力   2)
2 軽巡洋艦(現在の指揮能力 1)
3 重巡洋艦(現在の指揮能力 0)
4 軽空母(現在の指揮能力   0)
5 正規空母(現在の指揮能力 0)
6 戦艦(現在の指揮能力    2)
7 潜水艦(現在の指揮能力   0)

あかり「正規空母について勉強するよぉ」

那珂「正規空母ね。うちだと蒼龍ちゃんと瑞鶴ちゃんか」

あかり「いつも一番はじめに攻撃してるね」

那珂「遠くまで飛ばせるからね。それに空を抑えるのは重要なことだからね。相手を狙いやすくなったり、逆に攻撃を避けやすくなる」

あかり「重要なんだねぇ」

那珂「固い装甲も爆撃や魚雷なら抜けることもあるしね。空母がいるのといないのとじゃ大違い」

あかり「あかりも体験したからわかるよぉ」

那珂「そんな大切な空母についての講義だよ。しっかりついて来てね」

あかり「お願いします、那珂ちゃん先生!」

那珂「は~い、那珂ちゃん先生の空母講座、はっじまっるよ~」

あかり「なんか台詞を取られたような気がするよぉ」

↓1 コンマ

0~30 居眠りする 31~65 最後まで聞く 66~99 よく理解できた

那珂「――というわけで、空母は海戦における主戦力ともいえる立場になったの」

あかり「う~ん、わかったようなわからなかったような?」

那珂「ええ~、那珂ちゃんがこれだけわかりやすく説明したっていうのに!」

あかり「とにかく、空母は大切だってことは理解できたよぉ」

那珂「それは最初から知ってたじゃない~!」

あかり「ごめんね那珂ちゃん、あかりがあんまり頭良くないから」

那珂「わぁ、いいよ、気にしないで。那珂ちゃんの説明も悪かったから」

あかり「那珂ちゃんはちゃんとやってたよぉ」

那珂「ううん、那珂ちゃんも実は正規空母のことあんまりよく知らないの」

あかり「那珂ちゃんは軽巡洋艦だから?」

那珂「だから軽巡のことはよく知ってるから、今度機会があったら軽巡のこと聞いてほしいな」

あかり「考えておくよぉ、ありがとね那珂ちゃん」

那珂「生徒のできがよくないからって、見捨てたりしないよ那珂ちゃん先生は!」


正規空母の指揮能力が+1されました

あかり「むずかしい話はやっぱりわからないなぁ」

あかり「お昼まで時間があるし、これからはどうしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>773)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(叢雲、白雪)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑)

あかり「白雪ちゃん」

白雪「司令官、こんにちは」

あかり「こんにちは。遠征お疲れさま」

白雪「自分の仕事をこなしただけで、ねぎらわれるようなことはしてないですよ」

あかり「お仕事してくれたら、お礼を言うのは当然だよぉ」

白雪「まあ、ねぎらっていただけるのはうれしいです」

あかり「それで今日はね、演習のご褒美の話をしに来たんだよぉ」

白雪「演習、歳納司令官とのですね。ずいぶんと昔のことのような気がします」

あかり「ごめんね遅くなって」

白雪「いえ、いただけるだけで恩の字ですから」

あかり「なんでも一つお願いを聞くよぉ」

白雪「お願い……」

↓2

1 また一緒に寝てほしい
2 抱きしめさせてほしい
3 外出に付き合ってほしい

白雪「では、外出に付き合っていただけますか?」

あかり「む~、みんなそればっかりだね。食べ放題に連れていってほしい~とか、もっと言ってもいいんだよ?」

白雪「さすがにそこまで欲は出せませんよ」

あかり「そしたらあかりも食べ放題できるのに」

白雪「ご自分が行く言いわけですか!?」

あかり「えへへ、冗談よぉ。でも、もっと物がほしいとか言っていいんだよ?」

白雪「たしかにこの部屋は寂しすぎますが、具体的になにがほしいかと言うと思い浮かばないんです」

あかり「とりあえず、ぬいぐるみとか買ってみたら?」

白雪「ぬ、ぬいぐるみ、ですか」

あかり「あっ、工廠にペンギンとなぞの生物のぬいぐるみならあるよぉ」

白雪「あれはいらないです」

あかり「可愛いのに。それじゃ、一緒におでかけでいいんだね?」

白雪「はい」

あかり「準備してくるから待っててね~」

白雪「お待ちしてます。って、咄嗟にお願いなんて言われたから無難に言っちゃったけど、特に外出してやりたいこともないんですよね」

白雪「ま、まあ、なんとかなるでしょう」

あかり「白雪ちゃんはどこに行きたいの?」

白雪「えっ、え~っと、司令官の行きたいところです」

あかり「あかりが行きたいところって、白雪ちゃんのお願いだよね?」

白雪「あえっ!? え、え~っと、司令官の好きな場所を知りたいんです!」

あかり「あかりの好きな場所が知りたいの?」

白雪「ああ、いや、あの、深い意味はないんです! また誘おうとか、そんなことないですから!」

あかり「そんなことないの? あかりとはもうおでかけしたくない?」

白雪「あああります! やっぱりあります! 好きな所なら誘ったら来てくれると思ったんです! 下心丸出しですいません!」

あかり「い、いや、そこまで言わなくても」

白雪(あ、う、なんか司令官の前だと空回りしちゃうなぁ)

あかり「別にあかりの好きなところじゃなくても一緒に行くよ。白雪ちゃんが好きなところにだって」

白雪「で、では、次はそうしましょう」

あかり「うん。じゃあ今回はあかりが決めるね」

白雪「どちらへまいりましょうか?」

↓2

1 スイーツ食べ放題店
2 図書館
3 ファンシーショップ
4 その他自由に

あかり「ここ、入ってみよう」

白雪「こ、ここですか?」

あかり「ぬいぐるみもあるし、色々買って行こうよぉ」

白雪「け、けど、私みたいなのがこんなところに」

あかり「むしろあかり達くらいの人が来るところだよぉ! ほら、はやく!」

白雪「ひ、ひっぱらないでください~」



白雪「だめですよぉ、こんなキラキラしたところに私みたいな地味なのがいたら、場違いですよぉ」

あかり「う~ん、確かに白雪ちゃんはもうちょっとおしゃれしてもいいかもね。ほら、このリボンとか」

白雪「こ、こんな大きなリボン、狙ってくれって言ってるようなものです、付けられません!」

あかり「いや、出撃するときは外していいけど」

白雪「それにこんな大きなリボン、歳納司令官みたいな可愛い人じゃないと似合いませんよ」

あかり「それじゃあ、こっち」

白雪「カチューシャですか?」

あかり「触ってみて」

白雪「触って? なんか付いてる! この形、猫の耳!?」

あかり「あはは、よく似合ってるよぉ」

白雪「な、なんでこんなものがあるんですか!」

あかり「しっぽもあったよぉ」

白雪「しししっぽ!? だ、だめです! スカートがめくれちゃいますから!」

あかり「さすがにここでは付けないよぉ」

白雪「ここでは!?」

あかり「すご~い、ちゃんとなでたら垂れるくらいにやわらかい」ナデナデ

白雪「や、やめてください、司令官!」

あかり「気に入らない?」

白雪「き、気に入りません!」

あかり「じゃあこっちのうさみみで」

白雪「それは卯月さんにあげてください!」

あかり「じゃあなにみみがいいの?」

白雪「なにみみもよくないですから!」

あかり「うさみみとねこみみとしっぽはかごに入れてっと」

白雪「買うんですか」

あかり「だってうさみみは卯月ちゃんへのプレゼントでしょ?」

白雪「ほんとうにあげるつもりですか! ねこみみとしっぽは?」

あかり「白雪ちゃんへのプレゼント」

白雪「いらないって言ってるじゃないですか!」

あかり「いつか必要になるかもしれないから」

白雪「ねこみみとしっぽが必要になるときってなんですか!」

白雪(そ、そういうことするときくらいしか思いつきませんって、な、なにを想像してるんですか私は!)

あかり「次はあっち行こう!」

白雪「ちょ、ちょっと待って、司令官!」

白雪「司令官、楽しそうだったなぁ。ほんとうに好きなところに連れて来てくれたんだ」

あかり「おまたせ~」

白雪「なにを買っていたんですか司令官?」

あかり「白雪ちゃんへのプレゼント!」

白雪「ネコミミとしっぽだけじゃないんですか」

あかり「白雪ちゃんはそれいらないって言ってるからね。あかりは可愛くていいと思うけど」

白雪「もし、仮に、そうだとしても人前でつけるものじゃないですから!」

あかり「そうだよね。だから人前で付けててもおかしくないものをあげるね」

↓2

1 指輪
2 ブローチ
3 ネックレス

あかり「はい、これ」

白雪「雪の結晶の形をしたブローチ?」

あかり「白雪、だもんね」

白雪「名前がそうでも、私には」

あかり「もう、あかりが似合うって思ったから買ったの! 付けてあげるからじっとしてて!」

白雪「じ、自分で付けられますから」

あかり「よいしょ、これでよし!」

白雪「に、似合ってますか?」

あかり「うん、とっても綺麗」

白雪「ブローチが、ですね」

あかり「ブローチをつけた白雪ちゃんが!」

白雪「で、でも、ブローチが綺麗なのはほんとうです。ほんとうの雪の結晶みたい」

あかり「安物だよぉ。宝石とかでできたのなら、もっと綺麗だよ」

白雪「いいんです、そんな高いのは私の身の丈に合いませんから」

あかり「またそんなこと言う」

白雪「卑下して言ってるわけじゃないんです。私はあまり煌びやかなのは好きじゃないので、これくらいがちょうどいいんです」

白雪「これくらいの、慎ましやかに輝くくらいが好きなんです」

あかり「白雪ちゃんらしいよぉ」

白雪「ブローチ、ありがとうございます。大切にしますね」

あかり「これくらいどうってことないよぉ」

白雪「それと、ここに連れて来てくださってありがとうございました」

あかり「白雪ちゃんも楽しかった? あかりばっかりはしゃいじゃったけど」

白雪「ええ、私も、興味がないわけではありませんから」

あかり「ねこみみに?」

白雪「はい。いえ、いいえ!」

あかり「ふふっ、しっぽもちゃんとお部屋に置いとくからね」

白雪「つ、付けませんからね、絶対!」

今回はここまでです

これで一回分の行動しか消費していませんが、時間経過は気にしないでください

開始します

あかり「那珂ちゃんはコスプレとか興味あるの?」

那珂「コスプレかぁ、ステージ衣装って似たようなものだよね」

あかり「じゃあ興味あるんだ」

那珂「那珂ちゃんはコスプレするよりされる方がいいなぁ」

あかり「その服、それっぽい感じだもんね」

那珂「そもそも艦娘にそれを聞くのが間違いだよ。みんなそれっぽいもん」

あかり「セーラー服とかもあかり位の年齢の人が着なきゃそうだからね」

那珂「目指せ被コスプレ対象! ドームを那珂ちゃん色で染めるよ~!」

あかり「サイリウムの色でじゃないんだね。さて、お昼はどうしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>773の白雪以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通、扶桑)

あかり「扶桑さん」

扶桑「あら、提督。どうも」

あかり「こんちには。遠征ありがとうございました」

扶桑「どういたしまして。私も戦艦ですから、楽な任務ですけど」

あかり「艤装もとっても大きいですしね」

扶桑「改二になるともっと大きくなるんですよ」

あかり「それはちょっと不便そうですね」

扶桑「普段は出しませんから大丈夫ですよ」

あかり「艤装重くないんですよね?」

扶桑「私達の身体の一部のようなものですので」

あかり「それなら安心です」

扶桑「お心遣いありがとうございます。それで、私になんの用でしょう?」

あかり「かくれんぼの賞品の話です」

扶桑「ああ、なんでも一つ言うことを聞いてくれるんでしたね。どうしましょう」

↓2

1 改二になりたい
2 運気を上げたい
3 マッサージしてほしい

扶桑「運気を上げたいです」

あかり「運ですか?」

扶桑「はい。気になるんです、特になにか悪いことが過去あったわけではないんですが」

あかり「うう~ん、運気を上げると言われてもなにをすればいいんだろう?」

↓2

1 近くの神社へ行く
2 パワースポット(山)へ行く
3 パワーストーンを買いに行く

あかり「あっ、そういえばあのお山パワースポットらしいですよ」

扶桑「パワースポット?」

あかり「なんだか不思議な力がある場所で、行くと運がよくなったりするらしいです」

扶桑「行くだけで運がよくなるなんて、便利なところもあるんですね」

あかり「ほんとかどうかわかりませんけど、一緒に行ってみましょう」

扶桑「はい」



あかり「扶桑さんって占いとかも気にするんですか?」

扶桑「します。毎日ちゃんと見てますから」

あかり「でも星座占いですよね?」

扶桑「進水式の日を誕生日として、おひつじ座として考えています」

あかり「おひつじ座ですか。ちなみに今日はどうでした?」

扶桑「最下位でした」

あかり「あ~、そういう日もありますよぉ」

扶桑「ですが、ラッキーアイテムの髪飾りも付けてるから大丈夫です。アナウンサーの方もおっしゃってました」

あかり「いつも付けてるものがラッキーアイテムでよかったですね」

扶桑「助かりました。これがなければ思わぬ失敗をしまうと出ていましたので」

あかり(真剣に占いを見てるなんて、普通の女の子みたいで可愛いところもあるんだ)

扶桑「このお山全体がパワースポットなんですか?」

あかり「ええ~っと、山頂の近くにある滝がパワースポットみたいです」

扶桑「では登らなくてはいけませんね」

あかり「あかりは一人で登り切りましたし、大丈夫です!」

扶桑「それならいいのですが、無理は禁物ですよ。私の運より、提督のお身体の方が大事なのですから」

あかり「あかりも運を上げたいのでがんばります!」

扶桑「きつくなったらいつでも言ってくださいね」



扶桑「そういえば、近代化改修に使うと運が上がる潜水艦がいると聞きました」

あかり「改修して上がるものなんですか?」

扶桑「さあ? ですが、極論を言えばどんなに強力な船であっても運が悪ければ沈みますし、その逆もしかりです」

あかり「最後は神様に頼むしかないんですね」

扶桑「私達も一応は末席に数えられますので、神の神頼みという変な状況ができあがってしまいますが」

あかり「見た目は女神様みたいなんですけどね」

扶桑「そ、そうですか? ありがとうございます」

あかり「着きました~!」

扶桑「これは、見事な滝ですね」

あかり「水が透き通ってますよぉ」

扶桑「提督、あまり近づいては危ないですよ」

あかり「あ、すいません」

扶桑「それにしても、圧巻ですね。確かになにかパワーのようなものを感じて」

あかり「ここに来てしなきゃいけないことがあるみたいですよ」

扶桑「……」

あかり「どうしました?」

扶桑「……いえ。なにをしなければいけないんです?」

↓2

1 滝に打たれる
2 滝壺を一周する
3 滝の裏に行く

あかり「滝に打たれるみたいです」

扶桑「それはただの修行では?」

あかり「修行して運を上げるんじゃないんですかね?」

扶桑「行くだけで運気が上がるんじゃなかったんですか」

あかり「パワースポットだからきっと上がりやすいんですよぉ」

扶桑「はぁ、そう簡単に上がるものじゃないですよね」

あかり「一緒にがんばりましょう!」

扶桑「提督はいけません」

あかり「ええっ、なんでですか!」

扶桑「危険です。なにが落ちてくるかわかりませんし、溺れでもしたらどうするんですか」

あかり「そんなに勢いもありませんし、大丈夫ですよぉ」

扶桑「だめです」

あかり「う~」

↓2

1 それでもやる
2 やらない
3 膝の上に抱いてもらう

あかり「扶桑さんのお膝に乗れば大丈夫です!」

扶桑「私の膝に?」

あかり「そうすれば扶桑さんが抱きとめてくれるから、滝壺に落ちちゃうこともないですよね?」

扶桑「そうですけど」

あかり「それじゃ、はやくやりましょう!」

扶桑「提督、着替えはどうするんですか?」

あかり「近くに妖精さんがいますし、乾かしてくれますよぉ」

扶桑「はぁ、しょうがないですねぇ」



あかり「冷たくないですか?」

扶桑「そこまで冷たくありませんよ。どうぞ、いらっしゃってください」

あかり「失礼しま、ひゃぅ! 冷たいじゃないですかぁ!」

扶桑「そこまで、と申しましたよ」

あかり「もう~、ひどいですよぉ」

扶桑「ふふっ、滝業をするのに冷たいなんて言ってられませんよ」

あかり「扶桑さん」

扶桑「なんですか?」

あかり「そうやって覆いかぶさるようにしてたら、あかりに水がかかりませんよぉ」

扶桑「落下物から守っているんです」

あかり「むう、そんなの落ちてきませんよぉ」

扶桑「来ますよ。妖精が鉄くずとか捨ててるかもしれません」

あかり「それいけないことですよぉ!」

扶桑「ですから提督の安全のためにご了承ください」

あかり「むぅ~、これじゃあかりの運気が上がりませんよぉ」

扶桑「今日は私の運気を上げに来たんですから、我慢してください」

あかり「滝に打たれてるのに逆にあたたかくなってます」

扶桑「私もあたたかいので助かりますよ」

あかり「痛くないのはいいですけど」

扶桑「けど?」

あかり(頭に当たる胸の感触が気になるよぉ。というか、艦娘はブラ付けないのが普通なの?)

扶桑「そろそろ出ましょう」

あかり「扶桑さんを伝ってくる水で、結構濡れちゃいましたよぉ」

扶桑「あぅ、事実ですけどなんだか、その」

あかり「なんですか?」

扶桑「い、いえ、なんでもないですよ」

あかり「なんかちょっとほっぺた赤いですけど、きゃあっ!?」

扶桑「提督、なぜ目を覆うんです?」

あかり「ふ、扶桑さん、透けてますよぉ!」

扶桑「えっ、ああっ!?」

あかり「な、なにか隠せるものは」

扶桑「あ、ありませんよ、滝に打たれるなんて考えてませんでしたし!」

あかり「だ、だったら、はやく妖精さんのところに行きましょう!」

扶桑「え、ええ! 提督が風邪をひいてはいけませんし!」

あかり「やっぱり、着替えはありませんでしたね」

扶桑「人間大のバスタオルがあっただけよかったです。暖炉までつけていただいて」

あかり「このバスタオル、球磨さん用だったのかなぁ」

扶桑「服が乾くまではこの姿でいるしかありませんね」

あかり「お風呂あがりみたいです」

扶桑「似たようなものです。身体を清めるか、心を清めるかの違いですから」

あかり「そうかもしれませんね」

扶桑「お風呂といえば、私の裸なんてお風呂で見ていますしあそこまで動揺せずともよかったのでは?」

あかり「お風呂だったら普通ですけど、普通じゃないところで見たら気になるんです!」

扶桑「そういうこともありますか」

あかり「お風呂では意識して見ませんけど、急に見ちゃったら、あの」

扶桑「……違う色の場所があれば、見てしまいますよね」

あかり「へ、変なこと言わないでください! というか、なんで下着つけてないんですか!」

扶桑「なんで、と言われましても」

あかり「付けてくださいちゃんと」

扶桑「私は装備過多なところもありますし、これ以上の装備は」

あかり「必要な装備なんです!」

扶桑「髪を乾かすのには時間がかかりそうですし、帰ってからでいいですね」

あかり「……」

扶桑「どうしました? 私の髪になにかついてますか?」

あかり「あっ、綺麗で羨ましいなって思って見てただけです」

扶桑「お褒めいただきありがとうございます」

あかり「なんて言うんでしたっけ、カラスさんの」

扶桑「烏の濡れ羽色。あるいは烏羽色とも言いますね」

あかり「それです。カラスさんっぽいです!」

扶桑「実際に濡れているからそう見えるだけですよ」

あかり「そんなことないです! 元から綺麗で、日本人の美人さんって感じがします」

扶桑「扶桑とは日本そのものを指す言葉ですから」

あかり「そうだったんですね。大和さんと同じですね」

扶桑「ええそう、同じです。同じなのに……」

あかり「あかりも扶桑さんや大和さんみたいに、カラスさんの髪の毛がほしいです」

扶桑「いや例えですからね。提督は提督で愛らしいと思いますよ」

あかり「あかりは綺麗な大人になりたいんです!」

扶桑「私は提督には艶やかさよりも愛らしさを大事に生きてほしいですけどね」

あかり「お世話になりました」

扶桑「急に押しかけてごめんなさいね」

妖精「……」フルフル

あかり「ありがとね、また遊びに来るから」

妖精「……」コクリ



あかり「これで運がよくなったんでしょうか?」

扶桑「どうでしょう、たまたま幸運に恵まれたとしてもそれで運がよくなったとは限りませんし」

あかり「確かめる方法はないんですね」

扶桑「不幸だ、幸運だ、なんて最後は自分がどう思うかに寄りますから」

あかり「悪い方に考えちゃだめってことですね」

扶桑「そうなれればいいんですが」

あかり「扶桑さんがそう思えるようになるように、あかりもがんばります」

扶桑(もう、少しだけそう思えるようになってきていますよ提督。いつでも前向きなあなたを見ていて)

あかり「心の持ちようって大切だよぉ」

あかり「扶桑さんが前向きになれるように、あかりも前向きでやっていこう!」

あかり「お夕飯までの時間なにをしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>773の白雪、扶桑以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通)

あかり「大和さんいますか~」

大和「はい、こちらに」

あかり「遠征行ったばっかりでお料理させちゃってすいません」

大和「いえ、大和は提督やみなさんに料理を食べていただくことが好きですので」

あかり「人数も多くなって疲れちゃいますよね」

大和「これでもまだ鎮守府としてみれば少ない方ですよ」

あかり「あかりには十分多いですよぉ」

大和「いずれは百を超える艦を指揮する、大提督になるんですからそんなことを言っていてはいけません」

あかり「なるつもりないですし、なれませんから!」

大和「ふふっ、それで、大和になんのご用でしょう?」

↓2

1 下着の話
2 打ち解けようとする大和
3 料理の話
4 その他自由に

今回はここまでです
次は大和があかりと打ち解けようとするところからはじめます

扶桑は付けてないだけではいてないわけではないつもりでしたが、どうしましょうかね(特に話的に差し障りはありませんが)

はいてないことにします

では開始します

あかり「特に用事はありませんけど、ただ会いに来ただけです」

大和「そ、そうですか」

大和(理由もなく会いに来てくれるって、大切に想われている証だよね)

あかり「おじゃましてすいません」

大和「邪魔なんてとんでもない! お茶でも飲んでいってください!」

大和(この機会に、提督ともっと打ち解けられるようにがんばるわ!)



あかり「大和さんはお茶を入れるのもお上手ですね~」

大和「それほどでも」

あかり「けっこうなおてまえで、って言うんでしたっけ?」

大和「それは茶道のときに言う言葉ですよ」

あかり「茶道、熊野さんと一回やったきりですね」

大和「熊野さんと、やったんですか?」

あかり「精神修行の一環です!」

大和(熊野さんとは知らない内に色々とやっているんですね。大和が提督としたことなんて、料理のほかには胸囲を……)

あかり「大和さんお茶熱いんですか? 顔が赤くなりましたけど」

大和「ちょ、ちょっと熱めにしすぎましたかね!」

あかり「あかりは全然大丈夫なんですけどね。猫舌なんですね」

大和「び、敏感ですから、あははは」

あかり「ねこと言えば、朝白雪ちゃんとお買い物に行って、ねこみみとしっぽを買ってあげました」

大和「な、なぜそのようなものを?」

あかり「白雪ちゃんに似合うと思ったからです」

大和「提督は猫好きなんですか? 前に大和のこともそう言ってましたし」

あかり「動物さんは好きですよぉ。クマさんもネコさんもわんわんも!」

大和「球磨さんが好きなんですか!?」

あかり「動物のクマさんですよぉ。球磨さんも好きですけど」

大和「な、なんだよかった」

あかり「あとは夕立ちゃんもなんだか犬っぽくて、なでなでしたくなります」

大和「なでなで……」

大和(そういう動物らしさ、のようなものがあればもう少し気軽に接してもらえるのかな?)

大和(球磨さんと夕立さんの共通点といえば、語尾、だよね。よ、よし!)

大和「や、大和はどう、や、やまー」

あかり「はい?」

大和「で、ですから、大和は動物っぽくない、や、やまー?」

あかり「え、えっと、どうしたんです急に?」

大和「な、なにがやまー?」

あかり「いえ、その、やまーって」

大和「は、はじめからこういう喋り方だった、やまー」

あかり「いや違いますよ!」

大和「そ、それより応えてほしいやまー。大和は動物っぽくないやまー?」

あかり「え~っと、大和さんからは特にそういう感じはしないんですけど」

大和「い、今の喋り方でもやまー?」

あかり「やっぱり意識してるんじゃないですか! 別に喋り方で動物っぽいとか思ってるわけじゃありませんから!」

大和「や、やまー」

大和「死にたい……」

あかり「か、可愛くはありましたから!」

大和(うぅ、やっぱり私に動物らしさなんて)

あかり「あかりに動物っぽいって思われたかったんですか?」

大和「だって動物っぽかったらなでなでしたいって」

あかり「なでなでしてもらたいかったんですね」

大和「あっ、いや、ちがっ、これは!」

あかり「ふふっ、そういえばしてもらいたいときは座るって言ってましたもんね」ナデナデ

大和「……すいません」

あかり「いいえ、けどしてほしいならしてほしいって言ってくれた方がわかりやすいです」

大和「はずかしいじゃないですか、頭をなでてほしいなんて」

あかり「してほしいときは座るなんて言ったのに?」

大和「そ、それは、その……」

あかり「なでて~って直接言わないでくるところは、わんわんらしいかもしれませんね」

大和「て、提督のせいですからね! 提督が大和の頭をなでるから、なでてもらいたくなるようになったんです!」

あかり「それじゃ、いっぱいなでてあげるからね~」

大和(敬語、使ってない。ペットに敬語使う人なんていないよね)

大和(……いや、だからないから! それは、ない!)

あかり「那珂ちゃんも誰かに頭なでてほしいときってある?」

那珂「も? それはともかく、あるときはあるかな~。けど誰でもいいわけじゃないよ」

あかり「誰でもいいわけじゃない?」

那珂「だって知らない人からなでられるの怖いし」

あかり「むやみになでればいいってわけじゃないんだね」

那珂「でも、物をあげずに誰かを褒めるんなら、そうするくらいしかないのも事実だし」

あかり「那珂ちゃん的にあかりはどう?」

那珂「提督は大丈夫! 前になでられたときも~って、那珂ちゃんはなでなでで喜ぶほど子供じゃないから!」

あかり「そうだったね」

那珂「でもご褒美はほしい!」

あかり「はいはい」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる

あかり「なでなでしてあげるね」ナデナデ

那珂「よ、喜ばないって言ったのにするとか、提督は那珂ちゃんの話聞いてないのかな?」

あかり「じゃやめる」

那珂「ああん、那珂ちゃんもらった物は返さない主義だから! ご褒美でしょ!」

あかり「素直じゃないね」

那珂「那珂ちゃんは提督だけのものじゃないから、提督になでなでされて喜ぶわけにはいかないの!」

あかり(そう言ってることが喜んでる証拠みたいなものだと思うんだけどなぁ)



あかり「今日はお勉強とかありがとね」

那珂「いつでも那珂ちゃんに頼ればいいよ!」

あかり「それで、明日の秘書艦なんだけど」

那珂「一日で変えることにしたんだっけ。誰にするの?」

↓2(>>773の那珂以外)

あかり「天龍さんにお願いするよぉ」

那珂「天龍ちゃんね。わかった、言っとく~」

あかり「たのんだよ那珂ちゃん」

那珂「お任せ~! じゃあ、那珂ちゃんあがりま~す!」

あかり「お疲れ~。さて、これからなにしようかな?」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>773の白雪、扶桑、大和以外)
3 散歩
4 執務

あかり「足柄さん」

足柄「提督? こんな夜更けになんの用?」

あかり「少しお話しませんか」

足柄「夜は戦闘イメトレの時間と決めてるのだけど、いいわ。いらっしゃいな」

あかり「おじゃまします」

足柄「そのパジャマ」

あかり「えへへ、お気に入りなんです」

足柄「犬、猟犬をイメージしたものかしら?」

あかり「ち、違いますよぉ!」

足柄「あら、狼と猟犬でいいコンビだと思ったのに」

あかり「イメージトレーニングなんてしてるんですね」

足柄「出撃も演習もないんですもの、イメトレくらいしかやることがないわ」

あかり「足柄さんは戦うのが好きなんですか?」

足柄「ええ。戦場こそが我が故郷、勝利だけが我が誇りよ!」

あかり「勝利だけが誇りだなんて」

足柄「あなたには理解できないかもしれないけれど、私はこれで満足しているのよ」

あかり「でも」

足柄「世の中色んな考えの人がいるわ。あなたの価値観だけが全てだとは思わない方がいいわよ、お嬢ちゃん」

あかり「……」

足柄「さあ、よい子はもう寝る時間よ。お部屋に戻りなさい」

あかり「……はい」

あかり(軍艦、だもんね。戦うことしか知らない人もいるよね)

あかり(艦娘になって戦う以外のこともできるようになったんだから、戦う以外のことでもなにか好きになってくれたらいいなぁ)

天龍「朝からしけた顔してんな」

あかり「天龍さん」

天龍「気がめいるからやめてくれよ。テメェは笑顔だけが取り柄だろ」

あかり「笑顔だけって、そんなことないですもん!」

天龍「そうだな。そのふくれっ面も傑作だ」

あかり「もう~!」

天龍「はっ、それじゃとっとと仕事と行くぜ。そういや、そろそろ大本営から来てもいい頃じゃねぇか?」

↓1 コンマ60以下で出撃要請が来ている

あかり「まだ来てないみたいです」

天龍「ちっ、まだかよ。身体がなまっちまうぜ」

あかり(天龍さんもどちらかというと、足柄さんと同じ感じだよね)

あかり「天龍さんも戦うことだけが好きなんですか?」

天龍「あん? なんだよ藪から棒に」

あかり「みんな軍艦だから、戦うことしか知らない人もいるんじゃないかって」

天龍「そうだな、艦娘になるときにある程度知識はもらえるとはいえ、大体が戦うことしかしらねぇだろうよ」

あかり「そう、だったんですか」

天龍「今頃気づいたのかよ? 相変わらず鈍いな」

あかり「ごめんなさい」

天龍「……はぁ、確かにオレ達は普通の人間らしいことあんまりしらねぇけどよ。だからこそ、お前にそれらしいことをさせてもらって楽しめてるんだぜ?」

あかり「えっ?」

天龍「だから、お前はオレ達を普通の人間みたいに扱ってるだろ。そんで、普通の人間みたいなことさせてる」

天龍「そういうのが楽しいって言ってるんだよ。いや、オレじゃなくて熊野や大和みてぇなお前にベタベタしてる奴が、だぞ!」

あかり「あかりが楽しませてあげてる?」

天龍「だから、なんだ。誰と話しててそう思ったのかしらねぇけど、お前が教えてやれよ。普通の人間らしさってやつをさ」

あかり「はいっ! ありがとうございます、天龍さん!」

天龍「あ~、礼なんかいい! さっささと仕事だ仕事! 遠征はどうすんだ!?」

↓2

1 出す
2 出さない

あかり「今日は出しましょう」

天龍「で、誰を出すんだよ?」

↓1~6(>>773の天龍以外)

熊野「家具コインと資源を稼いでまいりますわ!」

那珂「一緒に巡業に行ってくれるんだね名取ちゃん!」

名取「い、いや、巡業じゃないよ那珂さん」

三日月「今回はなにかもらえるといいのですが」

若葉「行ってくる」

白雪「ブローチ落とさないようにしないと」

あかり「行ってらっしゃいみんな」

天龍「しっかり頼むぜ」

熊野「お任せくださいな、まいりますわよみなさん!」

現在のあかり鎮守府の艦娘

叢雲  古鷹   ビスマルク
文月  金剛   卯月
大和  天龍   愛宕
夕立  千歳   球磨

神通  扶桑   瑞鶴  
蒼龍  千代田  足柄


第二艦隊遠征組: 熊野 名取 那珂 三日月 若葉 白雪

↓2 第三艦隊を遠征に

1 出す
2 出さない

あかり「今日は第二艦隊までにしておきましょう」

天龍「まっ、別にオレが行くわけじゃねぇならどうでもいいけどよ」

あかり「遠征嫌いですか?」

天龍「やれてもしょっぺぇはぐれ相手だからな。ガキのお守りもしなきゃなんねぇし。まあ後者は今日一日やんなきゃなんねぇけど」

あかり「あかり、お守りなんかされません!」

天龍「なら楽でいいんだが」

あかり「楽させてあげますから! 朝はなにしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>886の遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通)

あかり「お勉強しますよぉ」

天龍「楽させてくれんじゃなかったのか?」

あかり「お勉強してちゃんと指揮がとれるようになって、未来に楽をさせてあげます」

天龍「そりゃ頼もしいこって。で、なんの勉強するんだ?」

↓2

1 駆逐艦(現在の指揮能力   2)
2 軽巡洋艦(現在の指揮能力 1)
3 重巡洋艦(現在の指揮能力 0)
4 軽空母(現在の指揮能力   0)
5 正規空母(現在の指揮能力 1)
6 戦艦(現在の指揮能力    2)
7 潜水艦(現在の指揮能力   0)

あかり「軽巡洋艦についてです」

天龍「オレが軽巡だからか?」

あかり「昨日那珂ちゃんに言われて、教わるならその人の種類の方がいいと思ったんです」

天龍「そりゃ自分のことだ。教えやすいだろ。言われなきゃわかんなかったのか?」

あかり「わ、わかってたけど、別の艦の勉強がしたかったんですっ!」

天龍「へいへい。こりゃ楽できるのは相当未来になりそうだ」

あかり「す、すぐにしますから! 見ててください!」

天龍「オレの授業は世界水準軽く超えてるからな。お前について来れるかな?」

あかり「ついて行きます!」

天龍「そうか、怖くてちびってもしらねぇぞ」

↓1 コンマ

0~30 居眠りする 31~65 最後まで聞く 66~99 理解して最後まで聞く

天龍「――っつ~わけで、オレは世界水準を軽く超えてるってわけだ」

あかり「……」

天龍「ふっ、やっぱりオレの世界水準の授業についていけなくて思考停止してやがるか」

あかり「いえ、その、天龍さんが世界水準だったのって当時の基準ですよね?」

天龍「んなっ!?」

あかり「今はどうなんですか?」

天龍「い、今だって世界水準に決まってんだろ! そんな簡単に水準が変わってたまるか!」

あかり「でも大和さんが最大だったんですよね?」

天龍「艦種がちげぇだろ! オレは軽巡の世界水準なんだ!」

あかり「なら、いいんですけど」

天龍(こいつ、あえてぼかして言ったのに気付きやがった。くそ、オレの方が怖がらせられてるじゃねぇか)


軽巡洋艦の指揮能力が4上がりました

あかり「世界水準の人がいっぱいいてあかりも頼もしいよぉ」

あかり「お昼までの時間、なにしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>886の遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 演習のご褒美の話をする(叢雲)
11 かくれんぼの賞品の話をする(神通)

あかり「叢雲ちゃん、いる?」

叢雲「いるわよ」

あかり「なにしてたの?」

叢雲「マストの手入れ」

あかり「そのマスト、やっぱり使ってないよね」

叢雲「もしものときのためのなんだから、使わない方がいいの」

あかり「でも手入れはするんだ」

叢雲「もしものときがいつ来るかわからないんだから、するに決まってるでしょ」

あかり「それもそっか」

叢雲「それで、なんの用よ?」

あかり「演習のご褒美の話をしようと思って」

叢雲「演習? ああ、歳納司令官との。もう忘れてたわよ」

あかり「ごめんね、こんなに遅くなっちゃったし、最後になっちゃった」

叢雲「ふんっ、まあいいわ、なにをさせてやろうかしら」

あかり「お、お手柔らかに」

↓2

1 改造してほしい
2 外出に付き合ってほしい
3 一日一緒にいてほしい

今回はここまでです
次は叢雲を改造するところからはじめます

今に始まったことじゃありませんが大和がぽんこつ気味な気がします

開始します

叢雲「私を改造しなさい!」

あかり「か、改造」

叢雲「あんたがなにを怖がってんのか知らないけど、私が強くなることはあんたにとってもメリットのあることでしょ」

あかり「だってなんか怖そうだもん。バッタ人間になったりしないよね」

叢雲「しないわよ! あんたも歳納指令官も私が仮面付けてるように見えてるわけ!?」

あかり「ほんとのほんとに危なくない?」

叢雲「危なくないったら危なくない! いいから行くわよ!」



あかり「榛名さんは京子ちゃんのところにいる人と、ちなつちゃんのところにいる人でちょっと違ったよね」

あかり「叢雲ちゃんはどんな感じになるのかな? 背が伸びて大人っぽくなったり?」

あかり「もしかしたらマストを二本装備してるかも。二マスト流? なんかちょっと楽しみになってきたよぉ」

叢雲「終わったわよ」

あかり「あっ、お帰り……」

叢雲「なによ?」

あかり「どこが改造されたの?」

叢雲「艤装よ艤装。三連装魚雷に、10cm連装高角砲まで付いてるんだから」

あかり「変わったように見えないんだけど」

叢雲「み、見た目は変わってないけど、格段に強くなったのよ! カードの背景だって、銀の中でも上等の方になったんだから!」

あかり「期待してたのと違う」

叢雲「怖がったり、期待したり忙しい奴ね。ああ、そうですか、悪かったわね、ご期待に添えず」

あかり「叢雲ちゃんは改二になれないの?」

叢雲「なれないわよ。けど、扶桑だって最近工廠の整備が整ってなれるようになったんだし、私だって」

あかり「じゃあ今はこれ以上変わらないんだ」

叢雲「なによ! 私だってできれば改二になりたいわよ! けどしょうがないじゃないの!」

あかり「う~ん、これじゃあんまり改造したって感じがしないね」

叢雲「私は強くなった実感があるんだけど」

あかり「なにか改造しましたよ~って目に見えてわかるようにしないと、忘れちゃいそう」

叢雲「どんだけ物忘れ激しいのよ!」

あかり「おでこに改って書くとか」

叢雲「新兵装の試射に付き合ってくれるの?」

あかり「じょ、冗談だよぉ。どうしようかな?」

↓2

1 左右の耳っぽいものをカチューシャにつなげて猫耳にする
2 服を変えてみる
3 髪型を変えてみる
4 1~3を複数
5 その他自由に

あかり「服変えてみようか」

叢雲「なんでよ?」

あかり「せっかく改になったんだし、気分転換だよぉ」

叢雲「私はもう気分変わってるって言って」

あかり「じゃあ行こう!」

叢雲「ああこら、話聞きなさいよ!」



あかり「ねえ叢雲ちゃん、前から思ってたんだけど、その頭のってどうやって浮かせてるの?」

叢雲「知らない。勝手に浮いてるんじゃないの」

あかり「知らないって。叢雲ちゃんが超能力で浮かせてるのかと思ってた」

叢雲「だから私達は神様でも、そんな能力は持ってないって言ってるでしょうに」

あかり「なんかビームとか撃てそうだよぉ」

叢雲「撃てないわよ。撃てたらいいんだけど」

あかり「こうやって頭にくっつけると耳みたいだね」

叢雲「あん、もう、やめなさいよ」

あかり「これくっつけるのも可愛いかもね」

叢雲「可愛いとか、いらないし別に」

叢雲(くっつけられるのかな、これ?)

あかり「叢雲ちゃんはどんな服が着たい?」

叢雲「私はこれでいいって言ってるでしょ」

あかり「ここまで来たんだし、ね?」

叢雲「あんたが選びなさいよ」

あかり「あかりが選んでいいの?」

叢雲「服とか、わかんないし」

あかり「それじゃあ似合いそうなの探してくるね~」

叢雲「なんで楽しそうなのよ。そんなに私の服を見繕うのが楽しいの?」

叢雲(そういうこと楽しいって思えるのが、普通の女の子なのかな?)

あかり「叢雲ちゃん、これなんてどう?」

↓2

1 七森中の制服
2 ゴスロリドレス
3 島風の服
4 その他自由に

叢雲「なにそれ、マタニティドレス?」

あかり「違うよぉ! これ、あかりが通ってた中学校の制服、とそっくりな服」

叢雲「なんでそんなもんがここにあるのよ?」

あかり「わからないけど、叢雲ちゃんに似合いそうだから」

叢雲「はぁ、着るだけ着てあげるわよ」

あかり「わぁい」




叢雲「なにがうれしいのやら」

叢雲「……あいつの学校の制服、か」

叢雲(私も、見た目通りならこんな服着て、学校行って、友達と服を見に来たりしてたのかな?)

叢雲(あいつと一緒に……ふっ、考えるだけ無駄か)

叢雲「って、これどうやって着るのよ? ねえ!」

あかり「なに?」シャッ

叢雲「うわっ、なにいきなりカーテン開けてんのよバカ!」グイッ

叢雲「ほんっと、デリカシーがない!」

あかり「ご、ごめんね。どうしたの?」

叢雲「これ、どうやって着るの?」

あかり「ああ、それはね、先にワンピースを着てから上に羽織る感じで」

叢雲「先にワンピースを着るのね」

あかり(叢雲ちゃん服を床に置いたまんまにしてるよぉ)

↓2

1 ハンガーに掛ける
2 自分で着てみる

あかり(これならあかりも着られるし、ちょっと着てみよっかな)

叢雲「ワンピースを着たあとにこれを羽織るっと。変な制服ねぇ」

あかり「そうかなぁ、あかりは可愛いと思うけど」

叢雲「私の服の方がよっぽど制服っぽいって、なんで服脱いでんのよ!」

あかり「叢雲ちゃんの服着てみようかなって思って」

叢雲「や、やめなさい!」

あかり「もう遅いも~ん」

叢雲「ついさっきまで人が着てた服を、よく着られるわね」

あかり「ついさっきまで着てたからまだあったかいね」

叢雲「へ、変態かあんたは!」

あかり「ええっ、なんでいきなり変態扱いされたの!?」

叢雲(あ、汗とかかいてなかったわよね?)

あかり「ん~? ああ、大丈夫だよ、汗じゃなくてちゃんと叢雲ちゃんのにおいがするよ」

叢雲「~~~っ! こ、ん、バカッ!」

あかり「叢雲ちゃんの方はどう?」

叢雲「どうって、別に普通よ」

あかり「風通しよくて涼しいよね?」

叢雲「普段の服の方が涼しいわよ」

あかり「た、確かに、ちょっとす~す~するよぉ」

叢雲「いい気味ね」

あかり「やっぱりこっちの服の方がいい?」

叢雲「ええ、そうね。けど、せっかく改になったんだし服を変えるのもいいかもしれないわ。その、せっかくあんたが選んでくれたわけだし」

あかり「じゃあこっちの服はあかりがもらうね!」

叢雲「はぁ!? なんでよ!」

あかり「だってもういらないでしょ?」

叢雲「いらないけど私がずっと着てた服あげるとか、そんなの!」

あかり「お姉ちゃんからおさがりとかもらってたし、あかりは気にしないよ」

叢雲「わ、私が気にする! 脱ぎなさい!」

あかり「やだ~! 脱がさないで~!」

叢雲「あんたは司令官なんだから軍服着てなきゃだめなの!」

あかり「やめて~!」

叢雲「ちょっと、大声出さないでよ! 変なことしてるみたいじゃないのよ!」

あかり「いや~!」

叢雲「ったく、あんたが騒ぐせいで追い出されたじゃないの」

あかり「えへへ、ごめんなさい」

叢雲「結局脱がしそこなったし」

あかり「これであかりのものだね」

叢雲「鎮守府に帰ったら脱がす」

あかり「ええ~」

叢雲「ええ~じゃない。あげるにしたって、一回洗濯してからよ」

あかり「どこも汚れてないんだけど」

叢雲「それがマナーでしょうが」

あかり「お姉ちゃんがお古をくれるときは、お姉ちゃんもあかりもその場で着替えてたけどなぁ」

叢雲「それはあんた達が特殊なだけ。というか大丈夫なのそれ?」

あかり「なにが?」

叢雲「いや、なんでもない」

あかり「やっぱり軍服着てるときよりも注目されないね」

叢雲「全然似合ってないものね」

あかり「あかりもそう思うけどそうじゃなくて」

叢雲「普通の女の子みたいに見られてるのかしらね」

あかり「きっとそうだよぉ」

叢雲「この改になった名駆逐艦叢雲を普通の女の子扱いなんていい度胸だわ」

あかり「叢雲ちゃんは普通の女の子に見られるの、いや?」

叢雲「……いやよ」

あかり「そっか、あかりはうれしいけどなぁ。叢雲ちゃんと普通のお友達だって見てもらえること」

叢雲「……」

あかり「ねぇ、叢雲ちゃん」

↓1 コンマ40以上で元の世界に一緒に帰ろうと誘う

あかり「あかりね、元の世界に帰るかどうかまだわからないけど、もし帰ることになったら、叢雲ちゃんにも一緒に来てほしいな」

叢雲「えっ?」

あかり「もう戦う必要がなくなったときに、あかりがこっちに残りたいって思うか、帰りたいって思うかはわかんない」

あかり「だけどね、叢雲ちゃんと一緒にいたいって思うことは確実なの」

あかり「だからね、もし帰りたいって思って帰ることになったら、叢雲ちゃんにも一緒に来てほしいの」

叢雲「な、なんでよ?」

あかり「大切な人だから」

叢雲「た、大切な人?」

あかり「うん。大切な人だから、あかりの他の大切な人、お姉ちゃんやお母さん達にも会ってほしいの」

叢雲「か、家族に会ってほしいって!?」

あかり「それにあかりの大切で、大好きな街を叢雲ちゃんにも見て、住んで、好きになってもらいたい」

あかり「学校に行って、ごらく部で遊んで、結衣ちゃん家にお泊りして」

あかり「そんな楽しい暮らしを叢雲ちゃんにしてほしいし、一緒にしたいな」

叢雲「一緒に?」

あかり「うん。一緒に生きよう、叢雲ちゃん」

叢雲「一緒に生き、ええっ、あっ、きゅ、急にそんなこと言われても」

あかり「あかりがそう思ってるだけだけど、戦いが終わったあとにやりたいこと、なにも思いつかなかったらそうしよう?」

叢雲「そ、その、私、私は」

叢雲(ここは素直になりなさい、私!)

叢雲「私も、あんたと一緒に生きていけるなら、その方が、いい」

あかり「ほんとに!? わ~い!」

叢雲(うぅ、ドキドキしすぎて目が回りそうだわ)

あかり「約束だよ?」

叢雲「え、ええっ、約束するわ」

あかり「指きりだよぉ」

叢雲「ほ、ほらっ」

あかり「指きりげんまん嘘ついたらはりせんぼんの~ます、指切った!」

叢雲(お、落ち付け私。落ち着いて、そう先ずはそういう間柄になったんだから呼び方を変えていくことから)

叢雲「あ、あか――」

あかり「よ~し、この調子で次は熊野さんを誘おうかなぁ?」

叢雲「は? 熊野?」

あかり「うん、熊野さん」

叢雲「なんで熊野が出てくんの?」

あかり「元の世界に帰るときに一緒に帰ろうって誘うためだよぉ」

叢雲「ま、待って。えっ? 私が大切な人なのよね?」

あかり「叢雲ちゃんも大切な人だよぉ」

叢雲「家族に会ってほしいって!」

あかり「お泊りすることもあるんだし、家族にお友達を紹介するのは当たり前だよぉ」

叢雲「一緒に生きようって!」

あかり「うん、一緒に生きよう、みんなで」

叢雲「……」

あかり「でもみんな一緒だと結衣ちゃんにもあかりのお家にも入れないよね。結衣ちゃん達の艦娘さんもいるならなおさらだよぉ」

叢雲「……ええそう、これで何度目かしらね、あんたのそういう言い回しに騙されたことは」

あかり「む、叢雲ちゃん? お顔が怖いよ?」

叢雲「死ね!」

あかり「ひぇえええ! ほんとに新しくなってる~!」

叢雲「死ね、死んじゃえ!」

あかり「一緒に生きようって約束したばっかりなのに~!」

叢雲「殺さないとは約束してないわよ!」

あかり「普通しないよぉ~!」

叢雲「死んじゃえ~!」

あかり「なんだかわからないけどごめんなさ~い!」

叢雲「ドキドキしてたのだって、はじめてだったから! あんたからされたからとか関係ないんだから~!」

叢雲「あんたなんか、大っきらいよ!」

あかり「た、ただいま……」

天龍「おうって、なんでお前が叢雲の服着てんだ?」

あかり「叢雲ちゃん改造したから、改になった証に新しい服を買ってあげて、昔の服はあかりがもらったんです」

天龍「マジか、あいつ改になりやがったのか。ちくしょう、先越されちまったぜ」

あかり「うぅ、風通しが更に良くなったよぉ」

天龍「んで、なんで中破してんだよ?」

あかり「大砲構えて追いかけてくる叢雲ちゃんから逃げてるときにこけて」

天龍「大砲構えてって、お前あいつ怒らせたのか?」

あかり「怒らせるつもりなんてなかったんですよぉ」

天龍「どうせお前のことだ。期待させるようなこと言って、実は特に意識してませんでしたってオチだろ? ちったあ発言に気を使えよ」

あかり「発言に気を使う?」

天龍「はぁ、言ってわかりゃ苦労しねぇ、か」

あかり「ん~?」

天龍「まっ、オレには関係ねぇが、痴情の縺れで刺されたりしねぇように気ぃつけな。で、昼からはどうすんだ?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>886の遠征組、叢雲以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う
10 かくれんぼの賞品の話をする(神通)

今回はここまでです
次回は神通にかくれんぼの賞品の話をするところからはじめます

定番といった感じのオチになってしまいましたが叢雲の好感度はしっかり上がってます
あかりが恋愛的なことを意識し始めるイベントはもうすぐの予定です

開始します

神通「ん~!」

あかり「神通さん」

神通「あっ、て、提督!? きゃあ!?」

あかり「わぁっ! 大丈夫ですか!?」

神通「ご、ご心配なく。柔軟体操していてバランスを崩しただけなので」

あかり「あかりのせいで、ごめんなさい」

神通「い、いえ、私が勝手に驚いただけですから」

あかり「名取さんも同じこと言ってました」

神通「名取さんとは気が合います」

あかり「雰囲気も似てますよね」

神通「同じ二水戦旗艦だったんですよ」

あかり「そうだったんですかぁ」

神通「ああ見えて鍛えていらっしゃるみたいで、なかなかのものをお持ちですよ」

あかり「なかなかのもの……」

神通「あの、胸じゃありませんからね。そっちは中々レベルじゃありませんし」

あかり(そっか、アイドルいやがってるのは少し筋肉がついてるからなのかも)

神通「それで提督、私になにかご用でしょうか?」

あかり「あっ、かくれんぼの賞品の話をしに来たんですよぉ」

神通「なんでも一つ、言うことを聞いてくださるんでしたよね?」

あかり「なんでも聞きますよぉ。できる範囲なら」

神通「じゃあ」

↓2

1 訓練したい
2 訓練用具を買いに行きたい
3 那珂のライブに付き合ってほしい

神通「訓練用具を買いに行きたいです」

あかり「訓練用具ですか?」

神通「正直に言ってここの訓練室の設備はあまりよくありませんので」

あかり「あったんだ訓練室」

神通「なので訓練用具を見繕いに行きたいです」

あかり「そこら辺で売ってるものなんですか? 標的にする的とかですよね?」

神通「いえ、バーベルとかですけど」

あかり「筋トレするんですか!?」

神通「しますよ。人間の身体を得たんですから、体力、筋力は付けなくてはいけません」

あかり「あかりはあんまりムキムキになりたくないし、ならないでほしいんですけど」

神通「私もさすがにそんなにはなりたくありませんけど、適度に筋肉を付けた方が美しくなるものです」

あかり「う~、お腹も気になってるし、あかりもやった方がいいのかなぁ?」

神通「お手伝いしましょうか?」

あかり「や、やるにしても自分のペースでやります」

あかり(ちゃんとは見てないけど、そういうことには厳しいっぽいからね神通さん)

神通「さあ、鎮守府の訓練室に置いてもいいくらい質の高いものを探しましょう」

あかり「スポーツジムかと思ったら、売ってるんだ。なんでもあるねこの街」

神通「駆逐艦のみなさん用に小さなものもあればいいんですが」

あかり「叢雲ちゃんのマストとかすごい重かったですけど、あれ持てるなら筋トレの必要なんてないんじゃ」

神通「あります。健全なる精神は健全なる身体に宿る、です。誤用らしいですけど、私は正しいと思ってます」

あかり「えっと?」

神通「健全な精神を宿すには、健全な身体が必要ですよということです」

あかり「艦娘は病気にならないんじゃなかったんでしたっけ?」

神通「健康と健全は違います。たとえ健康でも、引きこもって衰えたような身体は健全とは言えません」

神通「適度に鍛え、引き締めた身体を健全な身体と呼びます。そして、その身体にこそ、健全な精神が宿るんです」

あかり「体育会系って感じですね」

神通「提督もちゃんと運動をしなければ健全になれませんよ?」

あかり「うっ、不健全じゃなくなるようにがんばります」

神通「あっ、スポーツウェアも置いてあるんですね」

あかり「女の人用のもありますね」

神通「あの、お願いは訓練用具でしたけど」

あかり「いいですよ。訓練に使うんですし、訓練用具のうちです」

神通「ありがとうございます! どれにしようかな、ああ、名取さんにも買って帰ってあげていいでしょうか?」

あかり「もちろんですよぉ」

神通「では色違いで。ああ、けど名取さんのサイズがわからないわ」

あかり「楽しそうですね神通さん」

神通「えっ?」

あかり「そんなに楽しそうにしてる神通さん、はじめて見た気がします」

神通「あ、えっ、す、すいません、はしゃいでしまって」

あかり「いいえ、ちょっと子供っぽくて可愛いなって思いました」

神通「可愛いって、女の子らしさの欠片もないことなのに」

あかり「いいじゃないですか、夢中になれることがあるのって素敵ですよ」

神通「あの、その、ど、どうも」

あかり「さすがに大きい装置は後日運び込みになっちゃいましたね」

神通「来る日が楽しみです」

あかり「持って帰るのは小さなダンベルとかですけど、それでも重たいですよぉ」

神通「それくらいで重たいなんて言ってたら、バーベルは持ち上げられませんよ」

あかり「ぜ、絶対無理です~、見てくださいこんなに腕がぷるぷるしてるんですよぉ!」プルプル

神通「お肉もぷるぷるしてますね」チョン

あかり「ひゃあ! やめてくださいよぉ!落としたら怪我しちゃうんですから!」

神通「ふふっ、ごめんなさい」

あかり「あかり、腕だけがムキムキになったら京子ちゃんからひかれちゃうよぉ」

神通「普段どんな話してたんですか。なりませんから、女の子は筋肉付きにくいんですよ」

あかり「でも筋肉痛になっちゃいます~」

神通「仕方ありませんね。袋の持ち手を片側こちらへ」

あかり「手伝ってくれるんですね!」

神通「あまり無理をすると逆効果ですから」

あかり「わぁい、ちょっと軽くなりました~!」

神通(一つの買い物袋を二人で持つなんて、間接的に手を繋いでるみたい)

神通(うれしいな。中身がダンベルっていうのがちょっと残念だけれど)

あかり「はぁ、重かった」

神通「筋肉痛になりそうならしっかりマッサージしてくださいね」

あかり「揉みほぐしておきますよぉ。そういえば、柔軟体操してたって言ってましたけど、神通さん身体やわらかいんですか?」

神通「開脚前屈で上半身がつくくらいには」

あかり「すごいです、見せてください!」

神通「わかりました、ご覧に入れます」

あかり「その恰好で大丈夫ですか?」

神通「大丈夫です。では、いきますよ」ベター

あかり「わぁ~、すごい、ほんとにべたってくっついてる~!」

神通「艦娘なら誰でもこれくらいやわらかいと思いますよ」

あかり「あかりはガチガチですよぉ」

神通「お風呂上がりにストレッチをするといいかと思います」

あかり「お風呂上がり、は、裸でですか?」

神通「ふ、服は着ていいですよ!」

あかり「なんだ、よかったぁ」

神通(私の方が背が高いから当然だけど、提督から見下ろされるのって新鮮だわ)

神通(……この火照りはきっと、裸がどうとかいう話をしたせいです。そうに決まってます)

あかり「お風呂でマッサージした後に、ストレッチを忘れないようにしよう」

あかり「あかりも健全な身体を目指すよぉ! さて、お夕飯までなにしようかな?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>886の遠征組、叢雲、神通以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う



今日は筆の進みが悪そうだが大丈夫か?無理はしないで

あかり「神通さんもやりたそうだったし、訓練やろうかな?」

あかり「演習と艦隊内でやるのどっちにしようかな?」

↓2

1 演習する
2 艦隊内で訓練する

あかり「演習にしよう、みんなとも会いたいし」

あかり「誰に演習を頼もうかな?」

↓2

1 京子(ほどほどに強い)
2 結衣(手加減なしなら敗北必至)
3 ちなつ(たぶん勝てる)
4 綾乃(残り三人にもよる)

あかり「ちなつちゃんにお願いしよう!」



ちなつ「演習かぁ、負けちゃうだろうなぁ」

暁「暁がいるのよ! 勝つに決まってるじゃない!」

叢雲(ちなつ)「もっとやる気出しなさいよ!」

大潮「そうです! 気持ちで負けてたら勝てませんよ!」

ちなつ「だってあかりちゃんのとこは大和さんとかすごい強い人いっぱいいるのよ! こっちでまともに戦えそうなの榛名さんだけじゃない!」

電「ま、負けても普通に出撃するよりも強くなれるのです」

榛名「唯一の戦艦として、はげまさせていただきます!」

荒潮「駆逐艦だって立派な戦力よ~」

ちなつ「ねぇ、あかりちゃん、わかってるよね?」

あかり「う、う~ん」

↓1~6 演習に出す艦娘(>>886の遠征組以外)

大和「演習ですが、手は抜きませんよ」

叢雲(あかり)「改になった私の力、見せてやるわ!」

天龍「ちゃんと刃引きはしてあるから安心して斬られな!」

球磨「クマー、久しぶりの海だクマー」

蒼龍「駆逐艦ばかり相手というのが少し心苦しいですが」

神通「演習、この火照りでエンジンも温まりました!」

ちなつ「あかりちゃぁ~ん?」

あかり「ひっ! だ、だって、みんな出たそうにしてたから」

暁「日本最大の戦艦、相手にとって不足はないわ!」

電「はわわ、なるべく痛くしないでくれるとうれしいのです」

ちなつ「はぁ、こうなったらあがくだけあがいて、お夕飯食べて帰ろう」

あかり「お夕飯は食べてくんだ」

ちなつ「だめ?」

あかり「ううん、一緒にお夕飯食べられるならうれしいよぉ」

ちなつ「みんな聞いた? 大和さんのお料理が待ってるから、できるだけねばるのよ。でもねばりすぎて夕飯時をこさないように」

大潮「はい! 最後まであがきます!」

叢雲(ちなつ)「どんな命令よ!」

荒潮「おいしいお料理は大好き~」

榛名「味を盗ませていただきます!」

天龍「おめぇら戦いの方に集中しやがれ!」

大和「まあ、この戦力差では無理からぬことではありますが」

あかり「と、とにかく、演習開始だよぉ!」

今回はここまでです
次はちなつと演習をするところからはじめます

次からは次スレに移行します
埋めネタの募集は次の投下のあとで

>>961
お気遣いありがとうございます
ある程度決まってるときはありますけど、ほとんど毎回即興で書いてるので全然進まないこともあります
遅かったらこいつ今必死に頭捻ってるんだろうなと笑ってやってください

埋め小ネタ開始します

あかり「ふわぁ~、よく寝たよぉ」

あかね「ええ、ぐっすりだったわね」

あかり「お姉ちゃん、おはよう」

あかね「おはよう、あかり」

あかり「昨日はお姉ちゃんと一緒に寝たんだっけ?」

あかね「そういうわけではないのだけれど」

あかり「ん~、まあいっか」

叢雲「よくないわよ! 寝ぼけてんの!?」

あかり「あっ、叢雲ちゃん」

あかね「叢雲ちゃん?」

あかり「うん。あかりのこっちでの最初のお友達だよぉ」

叢雲「友達じゃない! ていうか、そんなことよりも! その人は誰なのよ!?」

あかり「あかりのお姉ちゃんだよぉ」

あかね「赤座あかねです」

叢雲「なんであんたのお姉ちゃんがここにいるのよ!?」

あかり「なんで?」

あかね「さあ?」

あかり「わからないって」

叢雲「わからないじゃなくて!」

あかね「朝から元気な子ね」

あかり「叢雲ちゃんはいつも元気だよぉ」

あかね「あかりもお寝坊したときは元気よね。慌ててランドセル背負って飛び出したり」

あかり「あわわっ、叢雲ちゃんの前でそんなこと言わないでよぉ!」

あかね「ふふっ、そういう慌てんぼさんなところも可愛いんだけど」ギュッ

あかり「もう~、お姉ちゃんったら~」

叢雲「な、なんのよ一体~!」

文月「司令官のお姉ちゃん~?」

あかね「赤座あかねよ。あなたのお名前は?」

文月「あたし文月って言うの~よろしくぅ~」

あかね「そう、文月ちゃんね。よろしく」

大和「なぜ提督のお姉さんがここに?」

叢雲「自分でもわからないらしいわ」

白雪「司令官も気がついたらここにいたんですよね? だったら同じようにしてここに来る人がいてもおかしくはないのでは」

神通「お姉さんならば同じ家に住んでいるでしょうし」

蒼龍「結構来ますね異世界からのお客さん」

熊野「それもあかりの知り合いばかり」

あかり「でもこれからどうしよう?」

あかね「とりあえず、あなた達とあかりの関係を教えてもらえるかしら?」

三日月「私達と司令官の関係ですか」

天龍「なら先ずオレ達が何者かってところから話さなきゃなんねぇな」

あかね「そう、あなた達は軍艦が擬人化したもので、あかりはそれを指揮する司令官と言うわけね」

夕立「飲みこみがはやくて助かるっぽい」

あかね「つまりあなた達はあかりに危ないことをさせているのね?」

あかり「させているんじゃないよぉ、あかりが自分でやってるの!」

あかね「あかりが?」

あかり「うん! 戦いを終わらせてみんながもう戦わなくてよくするために!」

あかね「それはあかりがやらなきゃいけないことなの?」

あかり「約束したもん。約束は守らなきゃいけないよぉ」

あかね「それはそうだけどね」

あかり「あかりはあかりがやりたいって思ってるから戦ってるの。だからお願い」

あかね「……はぁ、あかりはそういうことには頑固だもんね」

あかり「お姉ちゃん!」

あかね「この子のことよろしくお願いします。守ってあげてください」

扶桑「はい、確かに私達がお守りいたします」

古鷹「この命に代えても必ず」

あかり「命に代えちゃだめですよぉ!」

金剛「わかってマース。私たちだって死にませんかラー」

那珂「那珂ちゃんはトップアイドルになるまで、絶対に沈むわけにはいかないもんね!」

あかね「……」

千歳「色々と思うところがあるのはわかります。けれど安心してください、大和さんをはじめみな優秀な艦ばかりですから」

瑞鶴「お姉ちゃん役もも瑞鶴ちゃ~んと務めてるからね」

あかね「お姉ちゃん役?」

千代田「誰が持ち回りと言うわけでもないですけど、あの歳ですから」

足柄「甘えん坊なところもあるものね。夜は大体誰かの部屋へ行って一緒に寝てるみたいだし」

あかね「……っ!?」

名取「私にはアイドルをやってほしいと。可愛いものを見るのは好きだからって」

卯月「う~ちゃんにくすぐられて喜んでたりもするぴょん!」

愛宕「私のパンツが見えそうだって真っ赤になってたのは可愛かったわ~」

球磨「私がお姫様抱っこして山を駆け下りたときは、悲鳴を上げて喜んでたクマ」

ビスマルク「夜に私の身体をあたためるメイドに認定してあげたわ」

若葉「ただれてるな」

浜風「少し節操がないのでは?」

あかり「ただれてるとか節操がないとか、なんの話なの!?」

あかね(これは大変なことかもしれないわね)

あかり「ここで暮らすならお姉ちゃんの服とかも用意しないとね」

あかね「服。そういえばあかりそんな服持ってたかしら?」

あかり「この服? ううん持ってなかったよ」

あかね「こっちで買ったの?」

あかり「違うよ、これは叢雲ちゃんの服だったの」

あかね「叢雲ちゃんの服をあかりが着てるのは何故?」

あかり「叢雲ちゃんが、あ~、強くなったお祝いに新しい服を着るようにして、前の服はあかりが貰ったんだぁ」

あかね「そうだったの」

あかり「叢雲ちゃんがずっと着てた服だから、叢雲ちゃんいつも側にいてくれてるみたいな気がするよぉ」

あかね「へぇ~、仲がいいのね」

あかり「最初のお友達だもん! あかりがここに来てわけがわからなかったときに、説明してくれたのも叢雲ちゃんだし」

あかね「大切なお友達なのね」

あかり「うん!」

あかね「お友達、なのね?」

あかり「う、うん。お友達だよ?」

あかね「そうそれならいいわ。そんな素敵な服を貰ったんだから大切にしないとね」

あかね(そう、身体のラインが浮き出るくらいぴったりしてるところがとっても素敵)

あかね「お料理はどうしているの?」

あかり「大体が大和さんが作ってくれてるんだけど、たまに金剛さんや足柄さんにお願いすることもあるよぉ」

あかね「この人数だと大変でしょうね。お洗濯とかも」

あかり「料理は大変だと思うけど、お洗濯は楽だよ。お風呂入ってる間に妖精さんが洗って乾かしてくれるから」

あかね「それで痛まないの?」

あかり「全然痛まないよぉ」

あかね「進んでるのね。けれど服を着替えないのはどうかと思うわよ」

あかり「あかりもそう思ってるんだけど、結局買いに行けたのは大和さんの下着だけ」

あかね「下着?」

あかり「あっ、な、なんでもないよぉ」

あかね「大和さんの下着を一緒に買いに行ったの?」

あかり「い、行ったよぉ」

あかね「あかりが選んであげたのかしら?」

あかり「い、いやそれは大和さんが自分で選んだよぉ」

あかね「ほっ、それならいいわ」

あかり「だけどあかりが赤が好きだって言ったからって、赤いの選んだんだよ。大人だから似合うけど、あっ!」

あかね「へぇ~、下着をあかりの好きな色に、ねぇ」

大和「はぁ、提督のお姉さんが危ない人?」

熊野「あかりの話を聞く限りではそうとしか思えませんわ」

叢雲「ちょっと怪しい感じのことは聞くけど、普通のシスコンレベルじゃないの?」

瑞鶴「いや、ちょっと度を越えてるような気がするわよ」

金剛「ンー、見た感じそれほどでもないと思いましたガー」

あかね「どうもみなさん」

熊野「ど、どうもお姉さん」

あかね「いやだわお姉さんだなんて。あかねとふつうに呼んでくださっていいんですよ」

大和「で、では、あかね、さんで」

あかね「さんもいらないんだけれどね。あっ、そうだ大和さん、いつもお料理作ってくれてるんですって? ありがとうございます」

大和「いえ、大和ができるかぎりで提督を支えようとしているだけですので」

あかね「これからもあの子をお料理で、支えていってくれるとうれしいわ」

大和「お、お料理で支えるのももちろんですが、戦闘でもお守りしますよ」

あかね「ああそうでした。あの子のことしっかりと守って、くださいね」

大和「は、はい。守らせていただきます」

あかね「できれば戦闘のときだけじゃなくて日常の生活でも。あの子も女の子だし心配なんです」

あかね「あの子はあまり人を疑うことをしませんから、危ない人にたぶらかされたりしないか不安なんですよ」

大和「そ、そうですね、提督も年頃の女の子ですから」

あかね「色々なことに興味が出てくる年頃です。特にあの子は大人に憧れているところがありますから」

大和「そんな感じはしますね」

あかね「ですからくれぐれも、軽率な行動を取らないように見ていてくださると助かります」

大和「お、お任せください」

叢雲(普通に妹のことを任せるって話してるだけなのに、なによこの威圧感は)

熊野(あかりと姉妹ごっこをしたあの日に感じたあれは、やはり)

あかね「他のみんなも、姉代わり、お友達、として仲良くしてあげてくださいね」

金剛「お、オッケーデース」

熊野「最大の壁であるという認識は間違いないようですわね」

熊野「こっちに来られた以上、無視して進めるわけにもいきませんしどうすれば」

熊野「とりあえず今はできることをするだけですわ。入りますわよあかり」

熊野「もう寝ていますの? お姉さんに提督らしいところを見せるために執務するんじゃなかったんですの?」

熊野「まったく、しょうがありませんわね。わたくしが添い寝……」

あかね「……」

熊野「うひゃっ!? お、お姉さんと一緒に寝てましたのね」

熊野「寝てる……? 寝てるなら心配は入りませんわよね?」

熊野「今日のところは出直すとしますわ」

あかね「……熊野ちゃんが一番危なさそうね。少し牽制しておく必要があるかしら」

妖精(猫吊るし)「ごめんなさい、お洗濯してたら提督のパンツがなくなっちゃいました」

あかり「え、ええっ!?」

妖精(猫吊るし)「風で飛ばされてしまったんだと思います。とすると海へ落ちたかと」

あかり「下着だけはちゃんと洗って干してるもんね、そういうこともあるよね」

妖精(猫吊るし)「昨日はあまり風はなかったと思いますが、これからは気をつけます」

熊野(……いやまさかそれは)

あかね「……あなたにここまでできるかしら?」

熊野「……っ!?」

あかね「ふふふっ」

熊野(くっ、恐るべき相手ですわ、ですが、わたくしは負けませんからね!)

あかね(この程度じゃ折れない、か。いいわ、こんなものまだ序の口だってこと教えてあげる!)

あかね(あかりのパンツを私がどう使うのか、あなたはきっといかがわしい想像しているでしょうけどそれは違う)

あかね(それが理解できない内はあなたにあかりを渡すことはできないわ!)

あかね(あなたは登ってこられるかしらね、この高みまで)

熊野(いつの日か必ずあなたを超えてみせますわ、赤座あかね!)

天龍「あ~、なんか調子いいな今日は」

熊野「おはようございます天龍さん」

天龍「おう熊野。お前も素振りすっか?」

熊野「しませんわよ。ただ暇だったので見学しに来ただけですわ」

天龍「ちっ、見せもんじゃねぇぞ」



天龍「おっし、こんくらいでいいか」

熊野「今日は冴えていますわね」

天龍「今日もの間違いだろ。だがいつもより調子いいのは確かだな」

熊野「なにかありましたの?」

天龍「そうだな、たぶんあいつにマッサージしてもらったからかな?」

熊野「あかりにマッサージを!?」

天龍「お、おう、なんでそんな食い付くんだよ」

熊野「わたくしも受けたことがありますの」

天龍「あいつのマッサージをか? お前身体凝ったりすんのか?」

熊野「う、うるさいですわね! 胸がなくとも軽巡とは艤装の重みが違いますのよ!」

天龍「いや、ベッドで寝てるだろって言いたかったんだが」

熊野「~~~っ! と、とにかく、わたくしでも凝るときは凝りますの!」

天龍「難儀なもんだよなぁ、前より軽快に動けるようにゃなったが、人間特有の障害も色々出てくんだから」

熊野「病気にはなりませんし、怪我もすぐ治るで人間としてみてもずいぶんと楽をさせていただいておりますわよ」

天龍「そりゃそ~だ」

熊野「で、どうでしたの?」

天龍「あん?」

熊野「あかりのマッサージですわよ。どうでしたの?」

天龍「どうって、そりゃまあ調子は見ての通りだが」

熊野「だ、だから、凝りが治ったとかではなくて!」

天龍「……ああ、オレのときだけわざとやってたわけじゃねぇのか」

熊野「やはり天龍さんも」

天龍「凝りがほぐれて気持ちはいいけどよ、なんつ~かその、な」

熊野「声が出てしまうんですわよねぇ」

天龍「なんなんだあいつ、敏感なところ見分ける目でも持ってんのか?」

熊野「的確に、その、つぼを押さえてくるんですわよね」

天龍「昔だったらこんなことなかったけどな」

熊野「そもそも昔は感覚もなければ声も出せませんでしたわよ」

天龍「軍艦にマッサージするキチ……アホもいなかったしな」

熊野「ですがわたくしは、感じられるようになってよかったと思いますわ。気持ちいいと」

天龍「……まあな」

熊野「またしてもらいたいと思います?」

天龍「効くからな。してもらえるならしてもらいてぇさ」

熊野「よかったですわ、仲間がいて」

天龍「仲間扱いすんな。オレはお前みたいに発情してるわけじゃない」

熊野「だ、誰が発情なんか!」

天龍「お前含めて複数だよ。が、まあなんだ。同じ快感を知るもの同士よろしく頼むってやつだ」

熊野「ええ、こちらこそ」

大和(同じ快感を知る者同士? あ、あの二人に一体何が!?)

小ネタは以上です
あかねは残りましたがあくまでifなので本編には出てきません

>>1000の小ネタも他鎮守府、ifネタ問わずで募集です

結衣の着任当時の様子

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