【安価&コンマ】あかり「艦娘?」神通「その6」【ゆるゆり×艦これ】 (1000)

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【安価&コンマ】あかり「艦娘?」白雪「その5」【ゆるゆり×艦これ】
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オリ設定、キャラ崩壊、百合注意

※1スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」【ゆるゆり×艦これ】
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※2スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」叢雲「その2」【ゆるゆり×艦これ】
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【安価&コンマ】あかり「艦娘?」文月「その3~」【ゆるゆり×艦これ】

※4スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」大和「その4」【ゆるゆり×艦これ】
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前回までのあらすじ

提督としての生活も板についてきたあかり。
千歳の助言や金剛から告白されて恋を意識したり
北方棲姫を鎮守府内に住まわせたり、他の人間に敵意のない深海棲艦に会ったり
なにか変わる兆しを見せつつも、すでに日常となった生活を続けるていくのだった。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416746675

登場人物

赤座あかり

主人公。
相変わらず提督としての能力は低いが、艦娘との交流は中々に幅広い。
金剛に告白されてちょっとだけ恋愛について考え始めた。

叢雲(改) 練度 36 好感度 100

あかりが最初に出会った艦娘。
改になった記念に七森中の制服に酷似した服を着ている。
内心あかりに対してデレデレだが素直に表せないでいる。
あかりへの感情:一緒にいると月が綺麗

文月 練度 26 好感度 75

いつも能天気なところがあるがしっかり考えることは考えている艦娘。
天性の無邪気さで北方棲姫が危険な存在でないことを見抜き、なついた。
あかりへの感情:一緒にいるとふわふわする

大和 練度 48 好感度 100

被帽ブラをやめてちゃんと下着を付けている艦娘。
敬語をやめて近くなった距離をさらに縮める術を模索中。
あかりへの感情:幸せなままでいさせてほしい

白雪 練度 19 好感度 28

いつの間にかエロ担当みたいな立ち位置になっていた艦娘。
あかりに買ってもらった猫耳としっぽを見て、変な妄想をしてしまうのが最近の悩み
あかりへの感情:信頼しあえる仲になりたい

神通 練度 21 好感度 100

控え目な性格だが芯はしっかりしている艦娘。
あかりに見下ろされたりすると身体が火照ってしまう火照りやすい子。
あかりへの感情:側で変わっていきたい

蒼龍 練度 23 好感度 40

色々と包容力のある艦娘。
作ってもらったスク水は一応取っておいてある。
あかりへの感情:可愛い妹

熊野 練度 31 好感度 100

丁寧な言葉づかいをするお嬢様然とした艦娘。
キスは友情の証ではないことを教えようとしているのに、すぐにしてしまうので逆効果になっていることには気づいていない。
あかりへの感情:愛している

三日月 練度 18 好感度 97

駆逐艦の中でもかなり生真面目な艦娘。
実のところ子供っぽいところもあるが、それなりに大人な面もある。
あかりへの感情:なんでも見せられる相手

天龍 練度 15 好感度 17

姉御肌で気の強い艦娘。
あかりのマッサージを受け骨抜きにされた。
あかりへの感情:またマッサージしてほしい

夕立 練度 7 好感度 31

どことなく犬っぽさを感じさせる艦娘。
あかりにほめてもらいたいが、機会に恵まれない。
あかりへの感情:もっとほめてもらいたい

扶桑 練度 17 好感度 70

大和にちょっと対抗心を持っている艦娘。
恋に悩めるあかりを見て母親のような気持ちになった。
あかりへの感情:見守っていきたい

古鷹 錬度 10 好感度 80

ちょっとお茶目なところがある艦娘。
あまり会話する機会に恵まれずとも、あかりが自分のものだと言って守ってくれたことにときめいている。
あかりへの感情:ケーキより甘いキスしてみたい

金剛 練度 9 好感度 83

英国で生まれた帰国子女な艦娘。
あかりに告白しつつも、本気で惚れさせるまで答えは保留にしている。
あかりへの感情:バーニングラブ

那珂 練度 12 好感度 23

自称アイドルな艦娘。
レッスンルームでのレッスンはそれなりに順調
あかりへの感情:なでなでは上手い提督

千歳 練度 7 好感度 20

少し力不足である現状を嘆いている艦娘。
晩酌に付き合ってくれる相手を募集中
あかりへの感情:戦力として貢献したい

瑞鶴 練度 10 好感度 32

七面鳥ではない艦娘。
胸のコンプレックスはいくらか解消された
あかりへの感情:翔鶴と一緒に姉妹として過ごしてみたい

千代田 練度 7 好感度 34

少しシスコン気味な艦娘。
恋に悩めるあかりを見て少し可愛いと思っている。
あかりへの感情:可愛い提督

足柄 練度 4 好感度 16

戦闘大好きな艦娘。
戦闘は好きだが終戦後のことも考えて新たな趣味を探している。
あかりへの感情:ちょっとは見どころがある提督

名取 練度 4 好感度 21

少し怖がりな艦娘。
まだアイドルになる決心はつかぬものの、レッスンルームで那珂のレッスンに付き合っている。
あかりへの感情:元気で羨ましい

卯月 練度 56 好感度 50

どことなくうさぎっぽい艦娘。
一人だけ質のいい部屋で暮らしているが、他の艦娘達の部屋から少し遠いのちょっと寂しいと思ってる。
あかりへの感情:たまにはなでなでしに来てほしい

愛宕 練度 5 好感度 4

色々とふわふわした艦娘。
ふわふわした性格ながらスカートの前面はシースルーで隠してるだけで透けてるという大人な格好をしている。
あかりへの感情:可愛い女の子

球磨 練度 26 好感度 31

どことなくクマっぽくはない艦娘。
日がな一日部屋でごろごろしながら戦いに備えている。
あかりへの感情:指がおいしい(チョコがついてたから)

ビスマルク 練度 5 好感度 14

ドイツから来た艦娘。
布団で寝るのは未だに慣れない。
あかりへの感情:あったかい人

若葉 練度 5 好感度 14

駆逐艦だけど硬派な艦娘。
会話は苦手ながら話しかければちゃんと話してくれる。
あかりへの感情:あまり関わってないのでわからない。

浜風 練度 6 好感度 4

駆逐艦だけどスタイルがいい艦娘。
そのスタイルの良さが少しコンプレックス。
あかりへの感情:優しい司令官。

歳納京子

あかりの幼馴染。同じ日に飛ばされたがあかりよりも半年前にこちらへついて提督をやっていた。
度々ちなつに演習と称してちょっかいをかけに行っている。

榛名(改二)

京子がはじめて会った艦娘。
すでに練度は頭打ちなのだがあまり催促もできず京子から言ってくれる日を待ちわびている。

赤城

京子艦隊の艦娘。
空母棲姫より食べる量は少ないがよく食べる。



京子艦隊の艦娘。
実は櫻子の夕張とはチャット仲間。

伊19

京子艦隊の艦娘。
スリーテールを結ぶのが得意なことが自慢である。

不知火

京子艦隊の艦娘。
執務の手助けというよりももはや不知火自身が執務を行っているというレベルで執務をしている。

龍田

京子艦隊の艦娘。
いつもにこにこしているので京子は笑顔をくずしてみようと色々とちょっかいをかけるが、逆に崩されてばかりいる。

船見結衣

あかりの幼馴染。あかりより一年前に提督になっておりすでにベテランの貫禄がある。
料理のレパートリーが増えて来たので将来はレストランかカフェでも開こうかと考えている。

北上(改二)

結衣の初期艦。
さりげなく結衣にケッコンを持ちかけているが相手にされない。

大井

練度99だが未だに第一改造もされていない。
冷たくて素敵な魚雷を抱いて恍惚の顔を浮かべているところが度々目撃される。

日向(改)

航空戦艦として砲雷撃戦での結衣艦隊の要として働いている。
後部甲板は盾ではないらしいが時折物を運ぶときにトレーとして使っている。

隼鷹

お酒大好きな艦娘。
飛行甲板の虫干しやらは全て結衣任せ。

鈴谷

ノリが今風な艦娘。
お風呂大好きなので修理の必要がなくとも戦闘後には入っている。

羽黒(改二)

日向との二枚看板で砲雷撃戦を支える艦娘。
落ち着き度合いも日向と二枚看板で二人といるときが結衣の一番の安息の時間である。

吉川ちなつ

あかりの友達。あかりよりあとにこの世界に来た新米提督。
度々演習に来る京子をうっとうしがっているがそのおかげで隊の練度が上がっていることには気づいていない。



ちなつの初期艦。
毎日の牛乳の成果は芳しくない。



電のお姉ちゃん。
一人前のレディーとして熊野の口調を真似てみるものの、ちなつに似合ってないと言われてやめた。

榛名

ちなつが2-5でドロップした。
自分以外全員駆逐艦という鎮守府の中にあってさながら保母さんのようになっている。

叢雲

あかりのところよりちょっとだけツン比率の高い艦娘。
いつかマストで姫型を沈めることが夢。

大潮

いつも元気でポジティブな艦娘。
鎮守府内を元気に駆け回り榛名に怒られている。

荒潮

のんびりとマイペースな艦娘。
料理の方は順調に覚えているがまだまだ見習いレベル。

杉浦綾乃

生徒会副会長。こちらの世界に飛ばされたのはあかりより前だが戦おうとしていなかった。
出撃するようになってからすぐに頭角を現して戦果をあげている。

あきつ丸

綾乃の初期艦
あまり性能の高くない自分を使いこなしてみせる綾乃に全幅の信頼を寄せる。

熊野

あかりのところのよりも明確に好意を口にしている艦娘。
楚々とした雰囲気で綾乃を補佐している。

叢雲

あかりのところのよりもツン比率の低い艦娘。
綾乃のギャグに腹を抱えて笑う珍しい子。

池田千歳

生徒会役員。こちらへ飛ばされたのはあかりより少し前でそれなりに戦ってきた。
京子と綾乃がこっちにいることを知って以来なにかと鼻血を出して艦娘を困らせている。

五月雨

千歳の初期艦
少しドジっ子で彼女の遠征隊の成果は一人分少ないことが常である。

龍驤

千歳の艦娘
同じ関西弁同士で千歳には親近感を覚えている。



千歳の艦娘
いつもクズクズと千歳を罵るがそこまで嫌っているわけではない。

初春

千歳の艦娘
主砲やらが飛んでいる理由は本人も知らない。

大室櫻子

生徒会役員。あかりよりもかなり前にこの世界で提督をやっていた。
だが指揮能力はあかりの方が上かもしれない。

鬼怒

櫻子の初期艦
よく謎のポーズを取っているが自然にそうなるとのこと。

利根

櫻子の艦娘
古風な口調で大人っぽい感じがするが一番櫻子と精神年齢が近いかもしれない。

夕張

櫻子の艦娘
櫻子鎮守府の録画用HDDは夕張が撮り溜めた深夜アニメでいっぱい。

空母棲姫

櫻子が鹵獲した深海棲艦
声に深海棲艦特有のエコーもかかっておらず普通の声で喋る。

北方棲姫 練度 ??? 好感度 20

人間に敵意を持たない深海棲艦。
今はあかり鎮守府の一室で監視付きの監禁を受けているが、本人は布団で眠れることを喜んでいる。
あかりへの感情:ミルクセーキハヤク

妖精

鎮守府内の雑事や出撃艇の操縦および敵主力艦隊の探索、果ては車の運転までこなす万能な存在。
喋るタイプと喋らないタイプがいるが喋れないタイプはいないらしい。

スレの流れ

あかりの一日の行動を安価で以下から選択します。

出撃
出撃します。メインのストーリーの進行はこちらで。

訓練
訓練します。出撃せずに練度をあげます。

建造
新たな艦娘を建造します。

艦娘との交流
艦娘と交流します。キャラの好感度上昇はこちら(一日に同じ艦娘は選択不可)

勉強
勉強します。指揮能力のアップはこちら

執務
執務を行います。安価で色々なイベントが起きます

外出
外出します。あかり一人の場合はランダムイベント、キャラ指定の場合は複数可で好感度上昇イベントが発生します。

アイテムを使う
アイテムを所持している場合使用することができます


上記の行動を朝二回、昼二回行った後夜の行動を選択します

寝る
自発的にはイベントを起こさず寝ます

誰かの部屋へ行く
誰かの部屋へ行きます。好感度上昇イベント(朝昼に交流した艦娘は不可)

執務
執務を行います。昼の執務と同じ

散歩
散歩します。ランダムでイベントが発生します

好感度100のキャラとの交流は行動回数の消費がありません
好感度100のキャラとの交流は一日2キャラまで、次の日に同じキャラとの交流はできません

出撃について

基本的に出撃するマップ構成、出現する敵はゲームに準じます。
戦闘の判定は安価で行います。計算式は

受け手側の回避‐攻撃側の命中を回避値とし

回避値以下なら回避、回避値*1.5以下なら命中 それ以上でクリティカルとします
回避値20の判定は

0~20 回避 21~30 命中 それ以上 クリティカル

となります。

艦娘の命中は初期値0から練度の上昇に伴い上がっていきます。

また大破した艦がいる場合は即撤退となります。

深海棲艦のステータスは
http://susumekankore.doorblog.jp/archives/37705773.html

ダメージ計算は
http://kancollecalc.web.fc2.com/damage.html

艦娘のステータスは
http://wikiwiki.jp/kancolle/

上記のサイトを参考にさせていただいております。


訓練について

訓練では演習か艦隊内での訓練を選択します。
演習では他の提督と演習を行います。
勝ち負けに関わらず旗艦 3 その他 2、MVPでそれに+1練度が上昇します。

艦隊内での訓練は
安価で成功判定をし遠征組、入渠組以外の全艦娘の練度が失敗 0 成功 1 大成功 2上昇します。

建造について

艦娘の建造はカードの背景の色をコンマで判定します

1~20 青
21~40 水色
41~60 銀
60~80 金
81~98 虹
ぞろ目 自由

ぞろ目以外は通常建造で出る艦娘だけ。
ぞろ目の場合はメンタルモデル以外のすべての艦娘が建造できます。


指揮能力について

勉強をすることによってあかりの指揮能力が上がります
艦種ごとに分かれていて、その艦種の指揮能力の分回避、命中に補正がかかります

現在の指揮能力

駆逐艦   8
軽巡洋艦 5
重巡洋艦 0
軽空母   0
正規空母 1
戦艦    5
潜水艦   0

遠征について

朝の行動選択前に遠征を行うかどうかを選択します。
出す場合は艦娘六人を選出し、遠征を行います。
遠征中の艦娘はその日交流できません。
帰ってくるのは基本的に次の日の朝です。
前日に遠征を行った艦娘、および秘書艦はその日の遠征に送ることはできません。

遠征を行った艦娘は練度が旗艦が2その他が1上昇します。
またコンマでアイテムを獲得することがあります。

入渠について

出撃で傷ついた艦娘は入渠します。
小破以下は影響ありませんが、小破1回、中破2回、大破3回行動の間交流が不可能になります。
艦種による時間の違いはありません。

現在持っているアイテム

お風呂で遊ぼう!連装砲ちゃん
お風呂に浮かべて遊ぶ連装砲ちゃんのおもちゃ
スクリューで湯船を泳ぐことができる。
その回転力はなかなかのものでいい『風』を呼んでくれることもある。

龍の掛け軸
龍の絵が描かれた掛け軸。
とても迫力があり、『龍』を呼び寄せるかもしれない。

スノードーム
マリンスノーが降る深海に沈んだ船のスノードーム。
艦娘達にはあまり縁起が良くないが、『雪』を呼ぶこともあるかもしれない。

ふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
位は一番低いので上がる練度も低い。
現在所持数:13

すごいふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
位は高い方なので上がる練度も高い。
現在所持数:4

クッキー
色んな種類があるクッキー。
艦娘と一緒に食べると仲良くなれるかも。
現在所持数:5

最高級チョコ
有名ブランドの最高級チョコ。
艦娘も大満足の一品。
現在所持数:5

王族御用達のケーキ
どこぞの王族も御用達の超最高級のケーキ。
艦娘の心まで甘くするような一品。
現在所持数:5

水鉄砲
何故か大本営から送られてきた水鉄砲。
様々なタイプの銃があり全員で使っても余りある。

最高級ホテルの宿泊券
軍の保有する最高級保養施設のチケット。
大規模作戦成功に多大な貢献をした艦娘などに褒章として利用させているらしい。

高速建造材
建造を高速で終わらせることができるバーナー。
使用することで建造での行動消費をなくす。
現在所持数:1

高速修復材
修理を高速で終わらせることができるバケツ。
艦娘を入居させる際に使うことで一瞬で修理を終わらせ、交流可能状態にする。
現在所持数:2

最後に設定を

艦娘

軍艦の船霊の分霊を妖精が作ったカードに呼び出して実体化させた存在
分霊なので同じ艦が複数存在することもある


深海棲艦

突如として海に現れて人間を襲い始めた謎の存在
一定の海域に艦隊を展開し通りがかる船などを襲う。
主力艦隊を倒すことでその海域にはしばらく出現しなくなるが、時が経つとまた現れるようになる。
理由は不明だが人間を狙って浮上するので、海軍は人間を提督として彼らをおびきだしている。
沈められるその瞬間に負の感情に取りつかれた心から解放されるらしい。

テンプレ終わりです
すいませんが前スレの埋めネタを募集して終わりにします。
ifでも他鎮守府の話でもなんでもいいです。

↓1~3 前スレ埋め小ネタ

好感度一桁とか悲しいな
流石に全員ある程度はほしい
同じ鎮守府の仲間なんだし

>>19
全員初対面からはじまってますので好感度が低いのは嫌いというわけではなく、あまり関わってないのでわからないという感じです

開始します

現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

ビスマルク  足柄   
愛宕     瑞鶴☆  
千歳☆    北方棲姫    
扶桑     
三日月☆     

第二艦隊遠征組:古鷹 ○神通  ○熊野 那珂☆ 球磨 千代田
第三艦隊遠征組:天龍☆ 大和☆  蒼龍☆ 卯月 文月 夕立
第四艦隊遠征組:○叢雲 金剛☆  白雪 若葉 名取 浜風

三日月「本来であれば部下と上官がそういう関係になるなんて、あまり好ましくないのですが」

あかり「そういうものなの?」

三日月「上官はそれが誰であれ、ときには部下に死ねと命じなければならないですから」

あかり「あかりはそんなことしないよぉ!」

三日月「そうでしょうが……」

あかり「あかりは誰も死なせないよ、三日月ちゃんも金剛さんも他のみんなも!」

三日月「はい、わかっていますよ」

あかり「死ねなんて言わないから」

三日月「わかってますから……ただそれだけじゃないですからね、上官と部下の恋が不適切な理由」

あかり「も、もちろん、わかってるよぉ!」

三日月「色恋にかまけて軍務をないがしろにしないように。では、お昼からはどうしましょうか?」

↓2

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>940の遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

>>940ってまたコピペそのまま張ってしまったすいません


あかり「じゃあ軍務を忘れない為に出撃しよう!」

三日月「今日は第四艦隊まで送っているのですが?」

あかり「え、えっと、帰ってきたらみんなを驚かせようと」

三日月「まあいいですけど」

あかり「今残ってるのは7人だから一人残ってもらわないとね」

三日月「北方棲姫の見張り役が必要ですしちょうどいいです」

あかり「誰に残ってもらおうかな?」

↓2 残ってもらう艦娘(>>21の遠征組、北方棲姫以外)

あかり「じゃあ千歳さん、北方棲姫ちゃんのめんどうお願いしますね」

千歳「はい、かしこまりました」

ビスマルク「久々の戦闘、腕がなるわ!」

愛宕「足を引っ張らないようにがんばらなきゃ~」

扶桑「大和がいない分も私が戦いますので!」

三日月「力不足は否めませんがせいいっぱい戦います!」

足柄「ええ、必ず勝利をこの手にしてみせる!」

瑞鶴「空は瑞鶴が抑えるから安心してね」

あかり「それじゃみんな、出撃ですよぉ!」

妖精(魔女っ子)「今回の海域には深海棲艦が広く展開しています」

あかり「前みたいに一回で主力艦隊のとこに行くっていうのは難しいんだね」

妖精(ぬいぐるみ)「遠い~」

妖精(魔女っ子)「この海域を突破することが、新米提督卒業の証と言われたりしているようです」

ビスマルク「派手な卒業式にしてあげるわよ!」

愛宕「できるかどうかはわからないけどね~」

あかり「やってみせますよぉ!」

瑞鶴「うん、その意気があればいけるわ」



リ級「……」

チ級×2「……」

ト級「……」

ハ級×2「……」

瑞鶴「敵艦隊発見よ!」

足柄「先ずは前哨戦ね」

扶桑「陣形の指示を提督!」

↓1 陣形

あかり「単縦陣でいきましょう!」

ビスマルク「いいわ、それじゃあみんないくわよ!」

三日月「必ず勝って帰ります!」



瑞鶴「それじゃ第一次攻撃隊、発艦始め!」

↓1~2 開幕爆撃を受ける敵艦

敵艦隊
    耐久
リ級  58
チ級A 48
チ級B 48
ト級  39
ハ級A 24
ハ級B 24

ト級 クリティカル 58ダメージ 耐久 39→0 撃破
リ級 クリティカル 53ダメージ 耐久 58→5 大破


ト級「!!!」

リ級「!!!」

瑞鶴「軽巡型は撃沈! 重巡型は損傷度大破と見たわ!」

ビスマルク「やるじゃない! 私も負けてられないわ!」

↓1 ビスマルクが狙う敵艦(コンマで命中判定)

敵艦隊
    耐久
リ級  5
チ級A 48
チ級B 48
ハ級A 24
ハ級B 24

チ級A クリティカル 118ダメージ 耐久 48→0 撃破


あかり「ビスマルクさん、えっと四時の方向!」

ビスマルク「言われなくてもっ!」

チ級A「!!!」

ビスマルク「よし!」

あかり「さすがですビスマルクさん!」

ビスマルク「ふんっ、まあ指示をしようとしたことは褒めてあげる」

扶桑「提督、次は私が!」

↓1 扶桑が狙う敵艦(コンマで命中判定)

敵艦隊
    耐久
リ級  58
チ級B 48
ハ級A 24
ハ級B 24

チ級B クリティカル 133ダメージ 耐久 48→0 撃破


あかり「残った雷巡型にお願いします!」

扶桑「了解!」

チ級B「!!!」

あかり「やりました!」

愛宕「あら~、ちょっとは指揮も執るのね~」

あかり「ほんの少しくらいですけど」

愛宕「じゃあ私の狙う敵も決めてもらいましょうか~」

↓1 愛宕が狙う敵艦(コンマで命中判定)

敵艦隊
    耐久
リ級  5
ハ級A 24
ハ級B 24

ハ級A クリティカル 74ダメージ 耐久 24→0 撃破


あかり「駆逐型の近いほうです!」

愛宕「近いのってどっち~?」

あかり「ああ、えっと~、向かって右側!」

愛宕「は~い。撃てぇ~!」

ハ級A「!!!」

愛宕「やった~!」

あかり「すいません、上手く命令できなくて」

愛宕「倒せればいいのよ~」

リ級「!」

三日月「重巡型が最後の悪あがきをしてくるみたいです!」

↓1 リ級が狙う艦娘(コンマで命中判定)

あかり艦隊

   耐久
ビス  90

愛宕  45
扶桑  67
三日月13

足柄  44
瑞鶴  62

扶桑 クリティカル 7ダメージ 耐久 67→60


扶桑「くうっ!」

あかり「扶桑さん!」

扶桑「これしきのこと、なんでもありません」

足柄「重巡とはいえすでに大破してる艦の攻撃ですものね! 次は私よ!」

↓1 足柄が狙う敵艦(コンマで命中判定)

敵艦隊
    耐久
リ級  5
ハ級B 24

ハ級B クリティカル 74ダメージ 耐久 24→0 撃破


ハ級B「!!!」

足柄「よ~し! 一隻撃沈!」

あかり「あう……」

足柄「あっ、ごめんなさい提督」

あかり「いえ、あかりの指示が遅かっただけですから」

三日月「もはや指示を受けるまでもないですが、私の砲撃で倒せるでしょうか?」

↓1 三日月の命中判定

リ級 クリティカル 5ダメージ 耐久 5→0 撃破


リ級「!!!」

三日月「ほっ、なんとか沈められました」

あかり「やったね三日月ちゃん!」

三日月「ええ、なんとか」

瑞鶴「いい感じに終わってくれたんじゃない?」

扶桑「そうですね、私の怪我も大したことありませんし」

愛宕「上々の戦果ね~!」

ビスマルク「私はもっと撃ちたかったけれど」

足柄「とりあえずカードを探してあげましょう」

↓1 コンマ偶数でドロップ

三日月「見つけました!」

足柄「……どうやら救ってあげられたみたいね」

あかり「そうみたいですね。早く出してあげましょう!」

↓2 2-4-Aでドロップする艦娘

どうやら鈴谷は2-4-Aではドロップしないようなので安価下させてもらいます


筑摩「はじめまして、利根型二番艦、筑摩と申します」

あかり「はじめまして、赤座あかりです」

筑摩「まあ、こんなに小さな女の子が提督?」

あかり「頼りないかもしれないですけど、よろしくお願いします」

三日月「見た目どおりまだ未熟ですけど、少しは指揮もとれるようになっていますのでどうかよろしくお願いします」

扶桑「最近はお勉強にも励んでいるようですので、なにとぞよしなに」

筑摩「そう、なにか事情があるんですね」

筑摩「こんなに慕われているんですし、いい子なのはわかりました。これからよろしくお願いしますね提督」

あかり「はいっ!」

ビスマルク「で、どうするの? このまま先へ進む?」

足柄「戦力的にはまだまだやれるわよ!」

あかり「う~ん」

↓1

1 進む
2 進まない

あかり「進みましょう!」

足柄「そうこなくっちゃ!」

妖精(ぬいぐるみ)「羅針盤~」

あかり「うん、お願いね」

妖精(ぬいぐるみ)「あい~」

↓1 コンマ

0~30 B方面 31~65 K方面 それ以上 F方面

妖精(ぬいぐるみ)「あっち~」

あかり「あっち行きましょう~!」

妖精(魔女っ子)「あっちへゴー」

筑摩「……」

瑞鶴「基本こういう子なの」



ル級「……」

リ級×2「……」

ト級e「……」

ハ級e×2「……」

瑞鶴「見つけたわ!」

愛宕「う~ん、主力艦隊じゃなさそうね~」

足柄「まだまだ戦えるってことね!」

三日月「どうやら戦艦型とエリートが複数隻いるようです」

扶桑「厳しい卒業式になりそうですか」

ビスマルク「陣形指示早く!」

↓1 陣形

あかり「単縦陣です!」

扶桑「了解!」

ビスマルク「出撃よ!」



瑞鶴「さって、開幕で大きいのお見舞いしてやるんだから!」

↓1~2 開幕爆撃を受ける敵艦

敵艦隊
    耐久
ル級  90

リ級A  58
リ級B  58
ト級e  55

ハ級eA 40
ハ級eB 40

ト級e クリティカル 47ダメージ 耐久 55→8 大破
ル級 クリティカル 25ダメージ 耐久 90→65 小破


ト級e「!!!」

ル級「!」

瑞鶴「軽巡エリート大破、戦艦型小破ってところか。くっ、さすがにきつい」

あかり「大丈夫です、二隻ともまともに当たってましたから!」

ビスマルク「ええ、ここから私が沈めていけばいいことだもの!」

↓1 ビスマルクが狙う敵艦

すいませんミスです

↓1

敵艦隊
    耐久
ル級  65
リ級A 58
リ級B 58
ト級e  8
ハ級eA 40
ハ級eB 40

ル級 クリティカル 84ダメージ 耐久 65→0 撃破


あかり「せんか――」

ビスマルク「遅い!」

ル級「!!!」

ビスマルク「よし、戦艦型撃沈!」

あかり「うぅ……」

筑摩(まだみんなから信頼されているというわけじゃないのね)

扶桑「て、提督、私に指示を!」

あかり「は、はいっ!」

↓1 扶桑が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久

リ級A  58
リ級B  58
ト級e  8

ハ級eA 40
ハ級eB 40

リ級B クリティカル 129ダメージ 耐久 58→0 撃破


あかり「重巡型、向かって左です!」

扶桑「はいっ!」

リ級B「!!!」

扶桑「撃沈です!」

あかり「やりましたね扶桑さん!」

筑摩(この程度ならば各人の判断で何とかなる範囲ですが、自信をつけてあげようとしているのでしょうか?)

リ級A「!」

足柄「おっと、反撃よ!」

↓1 リ級Aが狙う艦娘

あかり艦隊

   耐久
ビス  90

愛宕  45
扶桑  60
三日月13

足柄  44
瑞鶴  62

ビスマルク クリティカル 16ダメージ 耐久 90→74


ビスマルク「きゃあっ!」

あかり「大丈夫ですかビスマルクさん!」

ビスマルク「よくも私に傷を!」

あかり「大丈夫そうでよかったですよぉ」

足柄「提督、今度はしっかりお願いね」

あかり「はい!」

↓1 足柄が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
リ級A  58
ト級e  8
ハ級eA 40
ハ級eB 40

リ級A クリティカル 60ダメージ 耐久 58→0 撃沈


あかり「重巡型を!」

足柄「重巡には重巡をってわけねいいわよ!」

リ級「!!!」

足柄「よ~し、一隻撃沈!」

あかり「すごいです足柄さん一撃で!」

足柄「伊達に飢えた狼なんて呼ばれてないわ!」

愛宕「提督~こっちもお願い~」

あかり「は~い!」

筑摩「和やかな雰囲気でいいですね~」

三日月「戦闘中ですけどね」

↓1 愛宕狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ト級e  8
ハ級eA 40
ハ級eB 40

ト級e 回避


あかり「軽巡型を!」

愛宕「あのボロボロのね~」

ト級e「……」

愛宕「あ~ん、外しちゃった~」

あかり「誰にでも失敗はありますよぉ」

ト級e「!」

あかり「撃ってきますよぉ!」

愛宕「ごめんなさ~い!」

↓1 ト級eが狙う艦娘

あかり艦隊

   耐久
ビス  74

愛宕  45
扶桑  60
三日月13

足柄  44
瑞鶴  62

瑞鶴 クリティカル 6ダメージ 耐久 62→56

遅くなったので今回はここまでにします
次は続きからです

色々と省いて短くしようとしているもののやっぱり戦闘は長引いてしまいますね

砲戦は砲戦でまとめるとかでもいいと思うけどとにかく乙

>>81
砲戦でまとめるってどんな感じでしょう?

開始します

瑞鶴「くっ、けどまだ飛ばせるならっ!」

あかり「無理はしないでくださいね!」

三日月「司令官!」

あかり「うん!」

↓1 三日月が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ト級e  8
ハ級eA 40
ハ級eB 40

ト級e 回避


あかり「軽巡型を!」

三日月「了解です!」

ト級e「……」

三日月「そんなっ!」

ビスマルク「ボロのくせにやたら避けるわね!」

瑞鶴「気にしないでいきなさい三日月! 提督さん!」

あかり「は、はいっ!」

↓1 瑞鶴が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ト級e  8
ハ級eA 40
ハ級eB 40

ハ級eA クリティカル 104ダメージ 耐久 40→0 撃破


あかり「駆逐型の右です!」

瑞鶴「わかったわ! みんな行って!」

ハ級eA「!!!」

瑞鶴「よっし!」

あかり「やりましたよぉ!」

ハ級eB「!」

筑摩「みなさん、駆逐型が撃ってきますよ!」

↓1 ハ級eBが狙う艦娘

あかり艦隊

   耐久
ビス  90

愛宕  45
扶桑  60
三日月13

足柄  44
瑞鶴  56

三日月 命中 12ダメージ 耐久 13→1 大破


あかり「避けて三日月ちゃん!」

三日月「……っ!」

あかり「三日月ちゃん!」

三日月「すみません、私ではまエリートの弾は、まともに命中せずとも……」

あかり「いいから今は喋らないで!」

ビスマルク「よくもやってくれたわね!」

↓1 ビスマルクが狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ト級e  8
ハ級eB 40

ト級e 回避


ト級e「……」

ビスマルク「Scheisse!」

扶桑「落ち着いてくださいビスマルクさん!」

ト級e「!」

あかり「軽巡型が撃ってきます!」

↓1 ト級eが狙う艦娘


   耐久
ビス  90

愛宕  45
扶桑  60
足柄  44
瑞鶴  56

愛宕 回避


愛宕「当たらないわよ~」

瑞鶴「……あっちの方が大きいのに」

あかり「い、今はそんなこと気にしてる場合じゃないですよぉ!」

扶桑「はやめに沈めてみせますからね」

三日月「お気遣い、感謝します……」

↓1 扶桑が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ト級e  8
ハ級eB 40

ハ級eB 命中 93ダメージ 耐久 40→0 撃破


扶桑「うちま――」

あかり「もう少し右です!」

扶桑「……っ!」

ハ級eB「!!!」

扶桑「少しは先読みができるようになったみたいですね」

あかり「たまたまですよぉ」

扶桑「着実な一歩ですよ」

足柄「なら次は私に指示してみなさい!」

↓1 足柄の命中判定

ト級e 回避


あかり「えっと、三時の方向です!」

足柄「りょ~かい!」

ト級e「……」

あかり「……」

足柄「ほんとうにたまたまみたいね」

愛宕「外れたのがたまたまかもしれないわよ~?」

↓1 愛宕の命中判定

ト級e 命中 29ダメージ 耐久 8→0 撃破


あかり「もうちょっと手前です」

愛宕「は~い」

ト級e「!!!」

愛宕「やったぁ~」

あかり「ちょっとずれちゃいましたけど倒せましたね!」

三日月「はぁ……」

ビスマルク「三日月をそっちへ連れていくわよ!」

扶桑「では私はカード探しを」

↓1 コンマ偶数でドロップ

扶桑「今回はありませんでした」

足柄「……そう」

あかり「きっと艦娘にならなくても救われていますよぉ」

足柄「だと思いたいわね」

三日月「うぅ……」

ビスマルク「三日月がこれじゃこれ以上の進軍は無理ね」

筑摩「仕方がありませんね。私がいきなり出るというわけにもいきませんし」

三日月「すいません、私のせいで」

あかり「ううん、あかりの方こそごめんね。避けてなんて適当なことしか言えなくて」

三日月「言えるようになっただけ、いいですよ」

瑞鶴「そうね、今回はよかったわよ提督さん」

あかり「もう初心者は卒業ですから!」

愛宕「卒業証書授与はまた今度になっちゃったけどね~」

足柄「機会はこれからいつでもあるわ」

あかり「またがんばります」

瑞鶴「じゃあ筑摩の案内は任せたわよ」

愛宕「任せて~同じ重巡同士しっかり案内してあげるわ~」

筑摩「養生してくださいね」

あかり「はい。行こう三日月ちゃん」

三日月「はい……」



瑞鶴「やっぱり駆逐艦の装甲じゃそろそろきびしくなってくるわね」

ビスマルク「あれくらい避けられなきゃだめじゃない」

扶桑「自分も受けておいてそれはないですよビスマルクさん」

三日月「ふぅんっ……!」

あかり「ご、ごめんね痛かった?」

三日月「怪我をしたのは私の、責任、です」

あかり「それでも無理に痛がらせちゃだめだもん。もうちょっと優しくするね」

三日月「服脱がせてもらうの、二度目、ですね。何度もすいません」

あかり「いいよぉ。三日月ちゃんだってがんばってくれたもん」

三日月「私は、おこぼれを拾ったような……」

瑞鶴「それでも沈めたのは三日月よ」

ビスマルク「そうよ! 立派な戦果として胸を張りなさい!」

三日月「今張ったら痛いです……」

あかり「よし、じゃああかりも!」

三日月「し、司令官まで入らなくても」

あかり「三日月ちゃんをお湯の中まで連れてってあげないと」

扶桑「私達がそれくらいやりますよ?」

あかり「扶桑さん達だって怪我してるのに、させられません!」

瑞鶴「かすり傷なのに。頑固なんだから」

ビスマルク「高速修復材は使ってあげないの?」

あかり「あっ、そういえばそんなのありましたね」

↓2 

1 使う
2 使わない

あかり「バケツどこ置いたっけ?」

三日月「い、いいです、駆逐艦が大破したところで、そんなに長くかかりません!」

あかり「でも痛いなら早く治してあげないと」

三日月「もったいないですよ……」

ビスマルク「いいから使わせてもらっておきなさい」

瑞鶴「そうそう、あるなら使わない方がもったいないわ」

扶桑「あなたは今日の秘書艦でもあるんですから、はやく復帰しなければいけないでしょう?」

三日月「ですが……」

あかり「あった! それじゃ行こう!」

三日月「うぅ……」

あかり「かけるよぉ」

三日月「お、お願いします……」

あかり(やっぱり頭から全部かけてたら危ないし、ちょっとずつ怪我してるところにかけていこうかな?)

三日月「はぁっ……!」ビクッ

あかり「わっ、し、しみちゃった?」

三日月「つ、冷たかった、だけです……」

あかり「びみょ~に治ってるみたいだけど」

三日月「大量にかけなくてはいけないんです。ですから、頭から全身に一気にかけるんですよ」

あかり「でもそれじゃかからないところがあるかもしれないよぉ」

三日月「それだけあれば全身くまなくかかりますから」

あかり「やっぱりだめ。傷が残っちゃったら大変だからちょっとずつかけるね」

三日月「んっあっ……! そ、それだと高速の意味がないじゃぁあんぅ、ないですかぁ……」

あかり「あかりは速さより確実さをとるんだよぉ」

三日月「そんっ、なぁ……」

ビスマルク「なにやってんだか」

瑞鶴「提督さんらしいって言えば提督さんらしいけど」

扶桑「しみはしませんがなにも感じないというわけでもないですからね……」

三日月「はぁ~……はぁ~……」

あかり「結局空になっちゃったね」

瑞鶴「まあ、大破してたしね」

あかり「でも怪我がなくなって綺麗になったよぉ!」

三日月「ひゃあぅ!」ビクッ

あかり「どうかした?」

ビスマルク「あなたが散々いじめるから敏感になってるんでしょ」

あかり「あかりいじめてませんよぉ!」

三日月「あぅ、はっ……」

扶桑「大丈夫ですか三日月さん?」

三日月「はぁ、な、なんとか……」

あかり「もう大丈夫?」

三日月「少し、休ませてください」

あかり「うんっ、今日はもう休んでても大丈夫だよぉ」

三日月「そうはいかなぁっ……いです」

瑞鶴(これいかがわしい成分とか入ってないわよね?)

現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

ビスマルク  足柄   
愛宕     瑞鶴☆  
千歳☆    筑摩  
扶桑     北方棲姫 
三日月☆     

第二艦隊遠征組:古鷹 ○神通  ○熊野 那珂☆ 球磨 千代田
第三艦隊遠征組:天龍☆ 大和☆  蒼龍☆ 卯月 文月 夕立
第四艦隊遠征組:○叢雲 金剛☆  白雪 若葉 名取 浜風

あかり「あれだけ戦ったのにまだお夕飯までの時間があるよぉ」

あかり「これからどうしようかな?」

↓2

1 訓練
2 艦娘との交流(>>112の遠征組以外)
3 建造
4 開発
5 執務
6 勉強
7 外出
8 アイテムを使う

あかり「愛宕さん」

愛宕「あら提督。三日月ちゃんはもういいの?」

あかり「バケツを使いましたから」

愛宕「そう、それはよかったわ~」

あかり「愛宕さんもお疲れさまでした」

愛宕「提督もね。聞いてたよりもちゃんと指揮しててびっくりしたわよ~」

あかり「あんなの杉浦先輩に比べたら」

愛宕「あなたはあなたでがんばっているんだから、他人がどうとか関係ないわよ~。えらいえらい」ナデナデ

あかり「あぅ、えっと……」

愛宕「うふっ、よしよし、これからもがんばるのよ~」

あかり「あ、ありがとうございます……」

愛宕「どういたしまして~提督が自分のこと褒められないなら私が褒めてあげるから、いつでも来てね~」

あかり(やっぱり愛宕さんは優しいよぉ。何をお話しようかな?)

↓2

1 胸の話
2 口癖について
3 髪について
4 その他自由に

愛宕「ぱんぱかぱ~ん!」

あかり「はい?」

愛宕「あらごめんなさい。口癖でなにかあるとつい言っちゃうんです」

あかり「今は別になにもなかったですよね?」

愛宕「なにもないけど気分がいいからつい、ね?」

あかり「気分がいいと言っちゃうんですね」

愛宕「変な口癖だけどしょうがないの」

あかり「変じゃないですよぉ。可愛いと思います」

愛宕「そう?」

あかり「はい。ぱんぱかぱ~んって、なんだか聞いてる方も気分がよくなってきます」

愛宕「ふふっ、ありがとう」

愛宕「提督はなにか口癖ないの?」

あかり「あかりは特にないと思いますけど」

愛宕「喋り方はちょっと独特よねぇ」

あかり「えっ、そうですか?」

愛宕「なんとかだよぉって語尾を伸ばした感じにするところとか」

あかり「意識はしてないんですけど、そうだったんだ」

愛宕「提督も可愛いと思うわよ。その喋り方」

あかり「愛宕さんの声もなんだか優しくてふわふわしてます」

愛宕「ふわふわね~えいっ」ダキッ

あかり「わっ!」

愛宕「こことどっちがふわふわしてる~?」

あかり「ど、どっちもふわふわですよぉ!」

愛宕「ふふふっ、提督の身体もふわふわですよぉ」

あかり「愛宕さん自慢なのかなぁ?」

三日月「何がです?」

あかり「む――なんでもない」

三日月「察しはつきますよ」

あかり「あ、あはは……」

三日月「愛宕さんともそういうご関係で?」

あかり「あ、愛宕さんとは違うよぉ!」

三日月「愛宕さんとは、ですか」

あかり「それは言葉の綾だよぉ!」

三日月「……やっぱり大人じゃなきゃだめですか?」

あかり「大人?」

三日月「はっ! きょ、今日の業務はこれで終わりです! おやすみなさい!」

あかり「待って三日月ちゃん!」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージをしてあげる

あかり「今日のごほうびにふしぎなあめあげるよぉ」

三日月「ごほうびなんて、私が足を引っ張って……」

あかり「もうそれはいいから!」

三日月「むぅ」

あかり「食べたら強くなれるんだし、次からのためにもね?」

あかり(どっちをあげようかな?)

↓1

1 ふしぎなあめ(残数13個)
2 すごいふしぎなあめ(残数4個)

あかり「はい、すごいふしぎなあめ」

三日月「ありがたくちょうだいさせていただきます」

あかり「そんなかしこまらなくても」

三日月「ん……すごい、力が沸いてきます」

あかり「すごいでしょう?」

三日月「すごいです」

あかり「すごいふしぎなあめだからね」

三日月「すごい」

あかり「これで三日月ちゃんもパワーアップだよぉ」

三日月「私は強くなったところでそこまでのものにはなりませんよ。きっと一番の足手まといです」

あかり「そうやって自分のこと責めちゃだめだよぉ」

三日月「……」

今回はここまでです
次回は小ネタの後に時間があれば三日月の好感度100イベントです

最近は遅くなってきましたしまた安価直下に戻しましょうかね?

本編を開始します

三日月「司令官はカッコ良くて大人な人が好きなんですよね?」

あかり「えっ? べ、別に好きとかそういうのじゃないけど、憧れるよぉ」

三日月「私は到底なれませんね」

あかり「三日月ちゃん?」

三日月「弱いですし、背も低くて、カッコよさなんてみじんもありません」

あかり「そんなことないよぉ。三日月ちゃんはとっても真面目でしっかりしてて、大人っぽいよぉ」

三日月「そ、それは司令官の前ではそうしようと心がけているだけです!」

三日月「ほんとうは卯月ちゃんや文月ちゃんみたいにしてみたいんです」

あかり「ならしてもいいんだよ?」

三日月「は、はずかしいじゃないですか今さら」

あかり「じゃ~あ」ピト

三日月「へえっ?」

あかり「あかりからしてあげるね」

三日月「なっ」

あかり「ぴょ~ん!」スリスリ

三日月「な、なんでしょう、頭をすりすりして」

あかり「人肌が恋しいからなでなでするぴょん」

三日月「卯月ちゃんそんなことしてるんですか!?」

あかり「は~や~く~」

三日月「は、はい」ナデナデ

あかり「えへへ~気持ちいいよぉ、ぴょん」

三日月「いや無理やりぴょんを付けなくても」

あかり「卯月ちゃんっぽくするためだよぉ」

三日月「あの、私が卯月ちゃんっぽく振舞いたいという話なのに、司令官が卯月ちゃんの真似をしても意味がないんですが」

あかり「あかりの真似じゃだめ?」

三日月「えっ?」

あかり「あかりが卯月ちゃんっぽくなるから、三日月ちゃんはあかりっぽくなってみるんじゃだめかな?」

三日月「司令官っぽく……」

三日月「み、三日月だよぉ~」

あかり「あかりだぴょ~ん!」

三日月「……」

あかり「……大根でごめんね」

三日月「いえ、こちらこそ」

あかり「誰かになりきるのって難しいね。前にごらく部のみんなでやったことあるけど、上手く出来なかったもん」

三日月「そう、ですね」

あかり「だから、そんな難しいことしなくていいんだよぉ。三日月ちゃんは三日月ちゃんのままで」

三日月「で、ですが、いつもあの二人のようにしていれば自然に頭をなでなでしてほしいとか言えますし!」

あかり「してほしいの?」

三日月「ああっ! こ、これは、はい……」

あかり「はずかしがることじゃないと思うけどなぁ」ナデナデ

三日月「私にとってはそうなんです」

あかり「やっぱり三日月ちゃんは真面目だね」

三日月「だって、弱いですから。余計な迷惑かけたくないんです」

あかり「頭なでなでするのなんて迷惑じゃないよぉ」

三日月「頭なでなではそうかもしれませんけど」

あかり「むしろね、三日月ちゃんが喜ぶならあかりからやってあげたい」

三日月「……っ!」

あかり「三日月ちゃんが何を喜ぶのか、あかり言ってくれないとわからないから。だから、教えて三日月ちゃんがしてほしいこと」

あかり「それで三日月ちゃんが笑ってくれるなら、あかりもうれしい。それは迷惑じゃなくて、あかりもやりたいことだよぉ」

三日月「……では」

あかり「膝枕くらいいくらでもしてあげるよぉ」

三日月「そんな簡単に頼めれば苦労しません」

あかり「簡単に頼んでいいんだけどねぇ」

三日月「大体司令官は自分が私たちの上官だということを失念しすぎているんです」

あかり「上官だなんて思ったことないもん」

三日月「それがいけないんです! いいですか――」

あかり「ふふっ」

三日月「なにがおかしいんですか」

あかり「膝枕してる人からお説教されてるのが」

三日月「うむぅ……」

あかり「三日月ちゃんはそうやってあかりのことお説教してるのが一番だよぉ」

三日月「お説教されたいんですか?」

あかり「三日月ちゃんらしいねってことだよぉ」

三日月「私そんなにお説教ばかりしてますかね?」

あかり「してるよぉ」

三日月「そんなつもりはなかったんですけど」

あかり「ということは三日月ちゃんは素で大人っぽいってことだよね。説教するんだもん」

三日月「なんだか釈然としませんが」

あかり「無理に誰かになりきらずにしてほしいことも言えるし」

三日月「それは司令官が促すから!」

あかり「でも言えたでしょ?」

三日月「……やってほしいという気持ちがはずかしさに勝っただけです」

あかり「きっと三日月ちゃんは自分が思ってるよりも大人っぽくて、でも素直なんだよぉ」

三日月「自分が思ってるよりも……」

あかり「自分のことって意外に気がつかないことも多いよね。あかりも絶賛悩み中だし」

三日月(金剛さんのことですね)

あかり「だけど自分じゃ気付けないことも、別の人に見てもらえばわかるかもしれない」

あかり「だからね、三日月ちゃんの自分で気づいてないところあかりが教えてあげるよぉ」

三日月「その代わりに、司令官が気づいていないところを私が教える、ということですか?」

あかり「うんっ! そうやって教え合えば今の自分のことがよくわかるから」

三日月「仕方ありませんね。司令官は鈍感ですので私が見てあげます」

あかり「むぅ~、三日月ちゃんだって気づいてなかったくせに~」

三日月「ではさっそく一つお教えしましょう」

あかり「なになに?」

三日月「司令官は自分で思っているよりも多くの人に愛されています」チュッ

あかり「はぇ?」

三日月「……今日はこれで失礼しますっ!」

あかり「今ほっぺに」

三日月「おやすみなさいっ!」

あかり「あっ。み、三日月ちゃんも、なんだ」

あかり「うぅ~、ほんとうにどうすればいいかわからなくなってきたよぉ~!」



三日月「や、やってしまった。金剛さんが告白してるというのにあんな真似」

三日月「自分が思ってるよりも素直、当たってた」

三日月「でもあそこは素直になるところじゃなかったよ~せめて金剛さんへ返事した後にするべきだった~」バタバタ

三日月「で、でも、これでもし司令官がみんなとそういう関係になるって言いだしてもあぶれないよね……?」

三日月「ならがんばってはずかしさを堪えて素直になったかい、あったよね」

今回はここまでです

好感度100イベントはシリアス一辺倒というのも芸がないのでこういう話になるときもあります

かなり遅いですが23時頃から開始します

だいぶ遅くなりましたが開始します

あかり「悩んでる間に寝ちゃって朝になってたよぉ」

あかり「結局答えは出ないし……」

あかり「とりあえず遠征組のみんなをお出迎えしなきゃ」

あかり「あっ、今日の秘書艦誰にするか決めてなかったよぉ」

↓1 秘書艦(>>112の☆のついてない艦娘(北方棲姫は除く))

度々すいません扶桑も秘書艦やってました
再安価させてください↓1

筑摩「私が秘書艦ですか?」

あかり「せっかく会えたんですし仲良くなりたいです。そこそこに」

筑摩「そこそこに?」

あかり「そこそこに」

筑摩「あえてそう言う意図がわかりませんが、ともかく仲良くなることは重要ですよね」

あかり「一緒に暮らしていくんですから」

筑摩「利根姉さんがいないのが残念だけれど」

あかり「そういえば利根型なんでしたっけ」

筑摩「ええ。利根姉さんとどこかでお会いに?」

あかり「あかりの友達の鎮守府にいるんですよぉ」

筑摩「まあ、いつか会いに行かなければなりませんね」

あかり「会う機会はこれからいくらでもありますよぉ」

筑摩「はやく来るとうれしいです」

古鷹「古鷹ただいま帰投しました」

神通「ただいま戻りました」

熊野「帰ってきましたわよあかり!」

那珂「はぁ~地道な活動は辛いね~」

球磨「おつかいよりも戦いたいクマー」

千代田「これも立派な任務なんだからね」

あかり「お帰りなさいみなさん」

筑摩「成果の方はどうですか?」

古鷹「資源の方は滞りなく運びましたよ。追加でもらったものは――」

↓1 コンマ30以上かぞろ目でアイテム取得

古鷹「これです」

あかり「これは……」

↓1

1 傘(白露型を呼ぶ)
2 いいふしぎなあめ
3 高速修復材
4 高速建造材

筑摩「バケツですね」

あかり「ちょうど昨日使ったからちょうどいいよぉ」

球磨「昨日出撃したクマ!? ずるいクマ!」

熊野「筑摩さんはそのときに?」

筑摩「ええ、そのときに艦隊に加わらせていただきました」

神通「昨日使ったということはどなたかがかなりの痛手を負ったんですね」

あかり「あかりが上手く指揮できなかったせいです。だから、次は上手くやってみせます!」

熊野「今日は落ち込むだけじゃありませんのね」

あかり「まだまだですけど、少しは指揮も取れましたから!」

筑摩(とても初々しいものでした、ということは黙っておきましょうか)

那珂「そっか提督もちゃ~んと強くなってるんだね」

千代田「えらいわよ提督」

あかり「えへへ、これからも強くなってみんな無傷で戻ってこれるようにしますからね!」

卯月「たっだいま~!」

文月「帰ったよ司令官~!」

夕立「帰投したっぽい!」

天龍「おいこら! テメェら旗艦のオレをさしおいて!」

大和「大和も帰ってきたよあかり」

蒼龍「今回も無事に終わりました」

筑摩「お疲れ様ですみなさん」

蒼龍「筑摩さん?」

筑摩「そういうあなたは蒼龍さんですよね」

大和「新しい方がいらしていたんですね」

筑摩「昨日の出撃で提督とお会いしたしました」

天龍「チッ! 提督までオレをさしおきやがって!」

夕立「提督さん! 私がんばったよ!」

あかり「うん、ありがとね」ナデナデ

卯月「う~ちゃんの方ががんばったから、う~ちゃんをなでるぴょん!」

文月「あたしの方が働いたよ~」

あかり「みんながんばったんだから、みんななでてあげるよぉ」

大和「みんなって大和も入ってるよね?」

あかり「はいもちろん」

大和「ふふっ」

天龍「ったく、色ボケてんじゃねぇぞ大和」

蒼龍「撫でるなら頭じゃなくてもっと色んな……」

天龍「テメェもかよ蒼龍! んだよ、どいつもこいつも!」

筑摩「まあまあ落ち着いてください。成果はどうだったんです?」

天龍「ああ? まあよかったんじゃねぇか?」

↓1 コンマ30以上かぞろ目でアイテム取得

天龍「こんなもんもらったしよ」

筑摩「どれどれ」

↓1

1 ドイツの国旗(ドイツ艦を呼ぶ)
2 まんたんのふしぎなあめ
3 深海棲艦払いのお守り(一回だけ一マス分の戦闘に無条件で勝利する)
4 艤装改造設計書(能力値の一つをカンストさせる)
5 高速修復材
6 高速建造材

筑摩「ドイツの国旗ですか?」

天龍「なんか知らんがくれた」

あかり「海兵さんの間でドイツの国旗ブームなんでしょうか?」

夕立「また飾るっぽい?」

文月「今は龍もいっぱいいるし、前より合わないと思う~」

あかり「そうだねとりあえずしまっておこう。ビスマルクさんも二つはいらないと思うし」

卯月「そんなことよりう~ちゃんのなでなでが止まってるぴょん!」

あかり「ああ、ごめんね」ナデナデ

卯月「いい気もちっぴょん」

大和(い、今混ざるのはさすがにはずかしいから、後でたっぷりしてもらおう)

蒼龍(見た目年齢が近いとああやってじゃれつけるからうらやましいなぁ)

筑摩「意外にプレイガール?」

天龍「そいつは否定しないが、こいつらがチョロいだけだよ」

筑摩「チョロい、ですか」

天龍「まあ、無理もねぇ。感覚ってのが心に及ぼす作用は半端じゃねぇからな」

天龍「艦娘んなってはじめて感じられるようになった、気持ちよさとかぬくもりとかそういうの全部あいつがくれんだからさ」

筑摩「触れ合う喜びを教えてくれたんですね」

天龍「まあな……って、オレはちげぇからな!」

筑摩「なんとなく、そう言うと思ってましたよ」

叢雲「叢雲、帰投したわよ」

金剛「アカリ~! 会いたかったデース!」

白雪「たった一日だけで大げさな」

若葉「だな」

名取「何ごともなく帰って来られてよかった」

浜風「軽い遠征ですからそこまで気を張らなくてもよかったですのに」

あかり「お、おかえりなさい、みんな」

金剛「一日会えないだけでも寂しかったですヨー!」

若葉「アカリアカリとずいぶんと騒がしかった」

あかり「そ、そうだったんだ」

叢雲「ほんと大迷惑よ。こっちだって寂しいのに忘れられなく……じゃない! うるさくて寝られないんだもの!」

筑摩(ものすごい好かれようですね)

白雪「それはさておき、今回持ち帰った資源のリストはこちらです。それと追加報酬のほうですが」

↓1 コンマ30以上かぞろ目でアイテム取得

白雪「こちらになります」

あかり「なにかな?」

↓1

1 特殊な形のオブジェ(特殊船(工作艦、揚陸艦、潜水母艦、装甲空母)を呼ぶ)
2 すごいふしぎなあめ
3 深海棲艦払いのお守り(一回だけ一マス分の戦闘に無条件で勝利する)
4 高速修復材
5 高速建造材

あかり「なにこれ?」

名取「どこかのガラス細工師が作ったオブジェだそうです」

浜風「なんでも特殊な形をしているそうで、手作業では同じような形の物を作ることはできないそうです

筑摩「この世に一つしかないオブジェなんですね」

白雪「というわけでもなく、機械にを使えば簡単に複製できるようですよ」

若葉「少し拍子抜けしたか?」

あかり「ううん、何個同じの作れたってこれが綺麗なことには変わりないよぉ」

金剛「でもほんとうに不思議な形をしてマス」

叢雲「これを掘るのは相当苦労したでしょうに、簡単に作れるようになるなんて悲しいものね」

あかり「ううん、きっとこんなに綺麗なオブジェを、色んな人が楽しめるようになってよかったって思ってるよぉ」

叢雲「ふっ、そう考えた方が素直にこれを楽しめるわね」

あかり「これはこの部屋に飾ってても問題ないですよね」

筑摩「ええ、いいんじゃないでしょうか?」

あかり「龍さんの新しいお友達だよぉ。よろしくねオブジェさん」

今回はここまでです

今日はいよいよなちゅやちゅみ公開ということで若干浮かれ気味です

開始します

あかり「今日もたくさんもらえました!」

筑摩「資源以外にもいろいろな物をいただけるんですね」

あかり「みんなががんばってくれるおかげですよぉ」

筑摩「それでは、残りの方にもがんばっていただきましょうか?」

↓1 遠征に

1 出す
2 出さない

あかり「じゃあお願いしましょう」

筑摩「先ほど帰ってきた方達は除きますか?」

あかり「はい、あと筑摩さんも」

筑摩「秘書艦は送らない方針なのですねわかりました」

あかり「そうすると七人ですから、誰に残ってもらうのか決めた方が早いですね」

↓1 遠征に出さない艦娘(>>112の遠征組、筑摩、北方棲姫以外)

ビスマルク「まあ行けというならいくわよ」

千歳「また成果をあげてきますね」

扶桑「戦艦でも遠慮なく遠征に送る姿勢はお褒めすればいいのかどうか」

三日月(今は離れられてちょっと安心です)

足柄「遠征先でなにか楽しいことないか探してみるわ」

瑞鶴「北方棲姫のことちゃんと見張るのよ?」

あかり「はい。みなさん気を付けて」

ビスマルク「あなたもまた出るなら気を付けるのよ」

筑摩「無事を祈っております」

扶桑「そちらも何ごともないように祈っていますからね」

現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

古鷹 ○神通  ○熊野
那珂☆ 球磨  千代田
天龍☆ 大和☆ 蒼龍☆

卯月   文月  夕立
○叢雲 金剛☆ 白雪 
若葉   名取  浜風
愛宕   筑摩☆ 北方棲姫  
       
第二艦隊遠征組:ビスマルク 千歳☆ 扶桑☆ 三日月☆  足柄 瑞鶴☆  

筑摩「そういえばここには深海棲艦がいるんでしたね」

あかり「北方棲姫ちゃんです」

筑摩「よく手なずけられましたね」

あかり「手なずけたというかあっちから来たというか」

筑摩「やはりやり手ですね提督」

あかり「や、やり手?」

筑摩「私には利根姉さんがいますからね?」

あかり「は、はぁ、わかりました」

筑摩「よろしいです。では本日は何をいたしましょうか?」

↓1

1 訓練
2 艦娘との交流(>>179の遠征組以外)
3 建造
4 開発
5 執務
6 勉強
7 外出
8 アイテムを使う

あかり「文月ちゃん」

文月「司令官~どうしたの~?」

あかり「文月ちゃんとお話しに来たんだよぉ」

文月「そっかぁ、いいよ~」

あかり「ありがとう!」

文月「どういたしまして~」

あかり「だけど遠征で疲れてない?」

文月「ないよ~あたしは司令官と違ってたふなんだよ~」

あかり「あかりだって体力ちょっとはあるもん」

文月「あたしはちょっとどころじゃなくてあるの~」

あかり「人は見た目によらないね」

文月「ね~」

あかり(なんの話をしようかな?)

↓1

1 改造について
2 好きな物の話
3 じゃれあう
4 その他自由に

あかり「文月ちゃんってなにか好きなものある?」

文月「えっとね~甘いもの!」

あかり「あっ、甘いものはあかりも大好きだよぉ」

文月「特にあのケーキが美味しかった~」

あかり「あれはあかりも食べたことないくらいおいしかったよぉ」

文月「まだ残ってるんだよね~?」

あかり「だめだよぉ、文月ちゃんはもう食べたでしょ~」

文月「ぷ~食べたから食べたいの~!」

あかり「でもはやく食べなきゃね、せっかくのケーキなんだし」

文月「いざというときはあたしが全部食べてあげるから安心!」

あかり「え~、あかりにも分けてよぉ」

文月「司令官は食い意地が張ってるね~」

あかり「文月ちゃんの方が張ってるよぉ!」

文月「あとね~猫」

あかり「猫さん?」

文月「前に一緒にお散歩したときに、猫の溜まり場があるって言ったでしょ~?」

あかり「そういえばそんなこと言ってたね」

文月「たまに一緒に遊んでるんだよ~」

あかり「そうなんだ、いいなぁ」

文月「司令官も猫好き?」

あかり「動物さんはみんな好きだよぉ。でも虫さんは触れないよぉ」

文月「じゃあ今度あの子が猫吊るしてたら一緒にあそぼっか~」

あかり「うん、遊ぼう!」

文月「趣味はね~お風呂で紅茶~」

あかり「前に言ってたね」

文月「でも茶葉がいいのないの~酒保に入れてって金剛と一緒に何回もお願いしてるんだよ?」

あかり「ご、ごめんね、気がつかなくて」

文月「ちゃ~んと仕事しなきゃめ~だよ」ペシッ

あかり「あう、反省します」

文月「でもね~こうして会いに来てくれるのはすっごいうれしいんだよ~」

あかり「ふ、ふわふわするから?」

文月「そ~ふわふわ~」

あかり「ふわふわ……」

文月「あたしはねこのふわふわが一番好き。何よりも大切なんだよ~」

あかり「……あかりも、みんなと遊んでるときが好きだよぉ」

文月「また両想いだね~」

あかり「うん、両想い……」

文月「……司令官はね、きっと深く考えすぎなんだよ~」

あかり「えっ?」

文月「もっとゆる~く考えてもいいんだよ~?」

あかり「ゆるくって」

文月「あかりがみんなふわふわにしてあげるんだよ~って」

あかり「そ、そんなのは、だって」

文月「また深く考えてる~だめだよ~勢いでいけばなんとかなるの~」

あかり「そんな適当なことできないよぉ」

文月「あたしはそうやって悩んでる司令官見てもふわふわしないんだもん」

文月「司令官はね~悩み事とかな~んにもなくて、にこにこしてるときが一番ふわふわ」

あかり「うぅ~、でもぉ~」

文月「む~、でもとかだってとか一番だめな言葉なの~!」

あかり「ふ、文月ちゃん」

文月「司令官はね、きっとそうできる人だよ」

あかり「そうできる人って?」

文月「みんなを幸せにできる人~」

あかり「みんなを幸せに……」

文月「そのためにはね、自分が幸せじゃなきゃいけないんだよ~」

文月「そうやって悩んでても幸せじゃないでしょ?」

あかり「うん」

文月「じゃあ悩むのはもうおしまい! みんなを幸せにしよ~!」

あかり「……いいのかな?」

文月「少なくともあたしはいいと思うよ~」

あかり「でもぉ……」

文月(むぅ~、これは結構めんどくさそうだね~)

あかり「あかりだってうじうじ悩むのはよくないと思うけど」

あかり「夢みたいに気楽でいられればよかったのに」

あかり「はぁ、お昼までなにしよう?」

↓1
1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>179の文月、遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

少し早いですが今回はここまでです

あかりがうじうじ悩んでるのは版権キャラ同士でハーレムとかやっていいものかと>>1が悩んでるからです
ちょっと仲の進展具合のさじ加減を間違えた気がします

開始します
小ネタは明日に

あかり「筑摩さん」

筑摩「提督、文月さんはもういいんですか?」

あかり「はい。すいません、筑摩さんに仕事押し付けてしまって」

筑摩「いいえ、部下との交流も提督のお仕事ですので」

あかり「それなら、筑摩さんとも少し交流させてくださいね」

筑摩「私とですか? いいですよ、ちょうど少し休憩しようと思っていたところです」

あかり「ありがとうございます!」

筑摩「ありがとうございますなんて、やっぱり提督らしさはあまりありませんね」

あかり「あかりは提督と部下という関係は嫌ですから!」

筑摩「あらあら、それじゃ私も気楽でいいですね」

あかり「はい、楽にしてていいんですよぉ!」

筑摩「それじゃあ遠慮なくそうさせてもらいます」

あかり(なにを話そうかな?)

↓1

1 姉の話
2 カタパルトについて
3 笑顔が綺麗ですね
4 その他自由に

あかり「筑摩さんの艤装ってカタパルトって言うんでしたっけ? 飛行機を飛ばすところがありますよね」

筑摩「ああ、これですか?」

あかり「筑摩さん重巡洋艦なんですよね?」

筑摩「重巡洋艦ですが、元々水上偵察機を多数運用することもできましたから」

あかり「へぇ~そうだったんですね」

筑摩「改二まで改造すれば正式に航空巡洋艦となるみたいですよ」

あかり「いっぱい飛行機が載せられるようになるんですね」

筑摩「弾着観測射撃に水上爆撃機を積めば航空攻撃も可能となります」

あかり「すごいですよぉ!」

筑摩「ちなみに熊野さんも改造すれば航空巡洋艦になるみたいですよ」

あかり「そうだったんですかぁ。そろそろ改造できる練度になってるんでしょうか?」

筑摩「今度お聞きしにいけばよろしいかと」

あかり「そうですね、聞いてみます」

筑摩「しかし妖精さんの技術はすごいですね。元の艦の特徴を押さえつつ、このように人の姿を与えることができるんですから」

あかり「筑摩さん達じゃなくて妖精さん達が姿を決めてるんですね」

筑摩「妖精さん達が決めているかはともかく、私自身がこの姿になろうとしてなったわけではありませんね」

あかり「もっと違う感じがよかったですか?」

筑摩「現状は特に不満はありませんよ」

あかり「綺麗ですもんね」

筑摩「どうも。自分で言うのもなんですが、麗しい姿にしてもらえて満足しています」

あかり「艦娘さんはみんな美人でかわいい子ばっかりですよぉ」

筑摩「妖精さんの趣味でしょうか?」

あかり「きっと元から綺麗だったんですよぉ。鏡が見れなくてわからなかっただけです」

筑摩「だとうれしいんですけどね」

あかり「そういえば艤装を動かすときってどんな感じなんですか?」

筑摩「そうですねぇ、手足のように動かせるのですが、説明するのは難しいですね」

あかり「手足のように……う~、どういう感覚かわかりませんよぉ」

筑摩「元々人間にはない部分ですからね」

あかり「出してないときは全然感覚がないんですよね?」

筑摩「ありませんね」

あかり「出すといきなり変な感覚が出てきちゃうんだ」

筑摩「普通なら違和感を覚えるでしょうけど、妙に慣れ親しんだ感覚がいたします」

あかり「艦だった頃に慣れてるからなんでしょうか?」

筑摩「さあ、もしかするとこれも艦娘化したときの知識というものなのかもしれません」

あかり「妖精さんすごすぎるよぉ」

筑摩「妖精さんがいなければ、人類は今頃深海棲艦に滅ぼされていたかもしれません」

あかり「だったら、少し変なことしてても見逃してあげなきゃだめですね」

筑摩「変なことするんですか?」

あかり「よく猫吊るしてる子が時々。大体大和さんにおしおきされてるみたいですけど」

筑摩「まあ恩があるにせよ、やっていいことと悪いことがありますからね」

あかり「そうですね。悪いことしたらちゃんと怒ってあげなきゃだめですよね」

筑摩(たぶんわかっててやってるでしょうから、怒っても反省しなさそうなのが問題ですが)

あかり「さて、お昼からはなにしようかな?」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>179の文月、筑摩、遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「なにか兵装を開発しようっと」

筑摩「兵装の開発ですか。戦力の増強には必要なことですね」

あかり「それぞれの艦種で作れるものが違うんですよね?」

筑摩「ええ。便宜上、主砲や砲弾などの大火力の火砲を作る砲戦系。爆雷や魚雷などの雷撃装備を作る水雷系。後は艦載機を作る空母系に分けられるとのことです」

あかり「じゃあ何系の人に作ってもらうか考えた方がいいんですね?」

↓1

1 砲戦系
2 水雷系
3 空母系

あかり「水雷系の人に頼みます」

筑摩「爆雷や魚雷ですね。駆逐艦、軽巡、雷巡、潜水艦がそれに当たるそうです」

あかり「うちには雷巡の人と潜水艦の人がいないから、駆逐艦と軽巡洋艦の人に頼むことになりますね」

筑摩「どなたに頼みましょう?」

↓1 開発する人(>>179の遠征組以外の駆逐艦、軽巡)

神通「自身で使う装備とはいえ、こうして自ら開発することになるとは夢にも思いませんでした」

あかり「作り方がわかるんですよね?」

神通「なんとなく、ですが。妖精が何者なのかほんとうに気になるところです」

あかり「何者なの?」

妖精「……」クビカシゲ

あかり「自分でもわからないみたいです」

神通「私達が神のはしくれなのだとしたら、この子達は天使ということになるのでしょうか? 宗教が違いますけど」

あかり「でもなんだか女神もいるそうですよ」

神通「だとすると私達は別の神なのかしら?」

妖精「……」エッヘン

あかり「あ~、神様かもしれないからって偉そうにしてる~」

神通「ふふ、実際もう少し偉そうでもいいくらいのことはしているんですけどね」

あかり「ありがとね妖精さん」ナデナデ

妖精「……」テレテレ

神通「私と同じで拝まれるより撫でられる方がうれしい神様みたいですね。っとできました」

↓1 コンマ

0~30 甲標的 甲 31~65 61cm四連装(酸素)魚雷 67~98 10cm連装高角砲 ぞろ目 三式爆雷投射機

あかり「これは?」

神通「三式爆雷投射機です」

あかり「ばくらいって潜水艦の相手をするときに使うんですよね?」

神通「はい。潜水艦相手では通常の火砲はほとんど機能しませんので」

あかり「潜水艦の相手はまだしたことありませんけど、いつか会ったときのために必要になりますね」

神通「対潜装備としては優秀ですから持っていて損はありませんよ」

あかり「そんな装備を作ってくれて、ありがとうございます神通さん!」

神通「い、いえ、私は言われたとおりのことをやっただけですから」

あかり「ところで」

妖精(三式爆雷)「……」アミアミ

あかり「一緒に出てきたあの編み物してる妖精さんはなんなんでしょう?」

神通「さ、さあ? いつの間にか現れて編み物してましたので」

あかり「なにを編んでるの?」

妖精(三式爆雷)「……」ブルブル

神通「身体を抱えて震えていますね」

あかり「寒くなるからセーターを編んでるのかな?」

妖精(三式爆雷)「……」コクリ

神通「しかしなんで爆雷投射機の上で?」

あかり「きっと座り心地がいいんですよぉ。潜水艦と戦うまで使いませんし、妖精さんの椅子にしててあげましょう」

神通「兵器としてどうなのかとも思いますけどね」

妖精(三式爆雷)「……」クイッ

あかり「えっ、なあに? 編み上がったらあかりにくれるの? 妖精さんの大きさだと大変じゃない?」

妖精(三式爆雷)「……」フルフル

あかり「そんなことないの? そっか、じゃあ楽しみにしてるね」

妖精(三式爆雷)「……」クイッ

神通「えっ、私にも、ですか?」

あかり「わぁ~、できたらお揃いですね」

神通「お、お揃い、提督と……」

あかり「できたら一緒に着ましょうね!」

神通「は、はい、一緒に……」

妖精(三式爆雷)「……」アミアミ

あかり「ちょっとだけ楽しみもできたところでお夕飯までどうする決めるよぉ」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>179の文月、筑摩、遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「ちょっとおでかけしようかな?」

あかり「誰かを呼ぼうかなぁ?」

↓1

1 一人で出る
2 誰かと行く(>>179の文月、筑摩、遠征組以外のうち3人まで)

あかり「浜風ちゃん、ちょっとおでかけしない?」

浜風「これはまた急ですね。いいですけど」

あかり「やった、じゃあはやく行こう!」

浜風「せ、急かさないでください」



浜風「う~」

あかり「どうしてあかりの後ろに隠れてるの?」

浜風「し、視線が気になるんです」

あかり「視線? そんなに見られてるかな?」

浜風「お、大きいと、目立ちますし……」

あかり「あ~、そっか。でもそうやって隠れてる方が余計に見られるんじゃないかなぁ?」

浜風「で、では司令官を抱っこして胸を押しつけていれば!」ムニッ

あかり「そ、そっちの方が目立つよぉ!」

浜風「ならどうすれば?」

あかり「気にしないようにするしかないよぉ」

浜風「そうするしかないですよねぇ、はぁ」

あかり(おっきいなりの苦労ってこういうのもあるんだね)

あかり「とにかく、どこに行くか決めよう?」

↓1

1 服飾店
2 甘味処
3 ゲームセンター
4 その他自由に

あかり「服屋さん行こう!」

浜風「服ですか?」

あかり「浜風ちゃんもその服ばかりだと飽きちゃうでしょ?」

浜風「いえ、別に」

あかり「そんなこと言わないで行こう!」

浜風「ああ、ちょっと」



あかり「今までずっと買えなかったから、みんなの分こういう機会に買わないとね」

浜風「あの、サイズはわかるんですか?」

あかり「ふっふ~、今日のあかりはぬかりないよぉ。妖精さんにみんなのサイズを書いた紙をもらってきたからね」

浜風「それなら大丈夫……って、いつ調べたんですかそんなの!?」

あかり「えっ? 妖精さんに自分で教えたんじゃないの?」

浜風「そんな記憶ありませんよ!」

あかり「自分達で建造したから知ってたのかなぁ?」

浜風「私は建造されていないのですが……ほんといつの間にこんな」

あかり「そ、それについては帰ってから調べるということで、とにかくみんなの分の服買わなきゃね!」

あかり「金剛さんはベビードール、蒼龍さんは浴衣、ビスマルクさんは……高級なのはないけどガウンっと」

浜風「パジャマですか?」

あかり「うん。何人かにはどんなのがほしいか聞けたんだけどね」

浜風「これからくる艦のためにもいくつか余分に用意しておいたほうがいいのでは?」

あかり「そうするつもりだよぉ。浜風ちゃんはどんなのがいい?」

浜風「私は――」

↓1

1 普通のパジャマ
2 ベビードール
3 ネグリジェ
4 浴衣
5 ガウン
6 着ぐるみパジャマ
7 寝るときは着ない派

浜風「この白い水玉のパジャマでいいです」

あかり「なんて言うか普通だね」

浜風「い、いけませんか?」

あかり「ううん、浜風ちゃんスタイルよくて大人っぽいし、ベビードールとか言うんじゃないかなぁって思ってたから」

浜風「そ、そんな透け透けなの着られませんよ!」

あかり「だよねぇ、今度から金剛さんと一緒に寝るときこれ着てるのかなぁ」

浜風「一緒に寝る!?」

あかり「うん。あかり時々夜にみんなのところに行って一緒に寝たりするから」

浜風「そ、それは、よ、よばっ」

あかり「ち、違う違う! そういうのじゃなくて、ただ一緒にお喋りしながら寝るだけ!」

浜風「な、なんだ、そうでしたか。同性ですものね、そういうこともありますよ」

あかり「結衣ちゃんの家によくお泊りに行ってたからね」

浜風「そういうの、楽しそうでいいですね」

あかり「前に一回みんなとも一緒に寝たんだけどね。さすがに今だと多すぎるよぉ」

浜風「そうですね、大人数でとなるとみんなで寝ても遠く離れてしまう人もいますし」

あかり「駆逐艦の子達だけで、とかやってみる?」

浜風「それはいいかもしれません!」

あかり「じゃあいつかやってみようね」

浜風「はいっ!」

浜風(見られる可能性があるかもと思って、無難なのを選んだのは正解でした)

あかり「全員分の水着も買ったし、これで海でも遊べるね」

浜風「水着になると余計に……」

あかり「あ、あかり達しかいないから大丈夫だよぉ!」

浜風「提督は、見ませんよね?」

あかり「み、見ないよぉ!」

あかり(前に向日葵ちゃんに胸でっかとか言っちゃったけど)

浜風「なら、いいです。私も安心して海で遊べます」

あかり「一緒に泳ごうね」

浜風「ええ」

浜風(そういえば私泳げるのかな? 主機で浮くことはあっても泳いだことないし)

あかり「それじゃそろそろ帰ろっか」

浜風「ああ、はい。もう夕方ですからね」

あかり「帰る頃には大和さんのおいしい晩御飯が待ってるよぉ」

浜風「提督、顔がだらしないですよ」

あかり「えへへ~、だっておいしいってわかってるんだもん」

浜風「ふふっ」

浜風(やはりこの人といると毒気が抜かれるというか、色々と気を揉んでいるのがバカらしくなるなぁ)

今回はここまでです

やたらパジャマのパターン増やしたのはちょっとは好感度に関係してましたが、明言して少しでも想像しやすくするためです
なもり先生の万分の一でも絵心があればと思う日々です

寝るときは着ない派だった場合は夜に会いに行くと着てませんでした

開始します

「最近鎮守府の空気がピンク色っぽいクマ」

球磨がそんなことを思いながら執務室に行くと、やっぱり朝っぱらからやっぱりピンク色の空気に溢れてたクマ。

執務室に敷かれた布団の中に提督と叢雲の姿があったクマ。
起きてるのは叢雲だけで提督は薄目を開けてまだ寝てるクマ。

「相変わらず気持ち悪い寝顔ね」

叢雲はそんな提督を半身を起して見下ろしていたクマ。
台詞はいつも通りツンケンした感じだったけど、とっても優しい声だったクマ。

「こうして目を閉じて寝れば可愛いのに、なんでそんな目を開けたがるのかしらね?」

提督の顔に手を伸ばして目を閉じさせた叢雲が、伸ばした手を提督の頬に当ててそんなことを呟いたクマ。

「私の寝顔見たいからとか?」

そのまま提督の頬を撫でながら叢雲はさらに呟くクマ。

「だったらうれしいけれど、私だってあんたの可愛い寝顔が見たいのよ?」

いつもの態度からは想像できないくらいデレデレした声で言う間も、提督の頬を撫でる手は止まってなかった。

(寝てたら見れないクマ)

心の中でそうツッコみながら、はだけた服も気にならないくらい提督に夢中な叢雲を置いて、球磨は執務室の前から立ち去ったクマ。

「なんかほっぺたがツルツルするよぉ」

またなんとなく執務室を見に行くと、提督が叢雲に散々撫でられた頬を押さえて首をかしげていたクマ。

「ほっぺたつんつん?」

一緒にいた文月が聞き付けて提督が押さえてる方とは逆の頬をつついたクマ。

「んにゅ、つんつんじゃなくてツルツルだよぉ」

「あたしはつんつんするほうが好き~」

くすぐったそうに目を細めた提督が訂正するけど、文月はそう言って提督の頬を突くのやめないクマ。

「んふっ、もう~、文月ちゃん」

「つんつ~ん」

提督は文月の手を捕まえようとするけど、文月はそれを軽々と避けて提督の頬に指を指すクマ。
艦娘の動体視力をもってすれば人間の動きなんて見きるのは簡単なこともあるけど、たぶん提督が本気で止めようとしていないからクマ。

「こうなったらあかりもやり返すからね~!」

「きゃ~!」

つつかれっぱなしだった提督が文月への反撃に乗り出したクマ。
文月は悲鳴っぽい声を出したけど、球磨には楽しそうに笑ってるようにしか見えないし聞こえなかったクマ。

「ぷにぷに~」

「ふふっ、や~ん!」

提督は文月の抱き寄せて頬をぷにぷにするクマ。
今度は文月がくすぐったそうに笑う番クマ。

「お返しのお返し~!」

「逃げるよぉ~!」

しばらく黙ってぷにぷにされた後は、また文月に攻守交代して提督は追いかけてくる文月から逃げ出すクマ。
例のごとく本気で逃げようとはしてなくて、笑顔だったクマ。

(文月と一緒のときはピンクって感じはしないクマ)

精神年齢が幼いもの同士だからクマ?
なんて考えつつ、球磨は敷きっぱなしだった布団に倒れ込んだ二人を置いて執務室から離れたクマ。
遠くから聞こえる楽しそうな声に混ざればよかったクマと思いながら。

お昼になって台所に行くと大和と提督が二人でお昼ご飯の用意をしてたクマ。

「はい、あ~ん」

「あ~ん」

大和ができあがったからあげの一つをつまんで提督に食べさせてるクマ。
大和は叢雲と違って普段から優しい声だけど、提督の前では優しいというより甘い声を出してるクマ。

「おいしい? あかり」

「とってもおいしいですよぉ!」

大和に感想を聞かれた提督が満面の笑みで答えると、大和も負けないくらいに笑顔になったクマ。

「じゃあ次はこっちね」

「そんなにいっぱい味見してたらなくなっちゃいますよぉ」

「それぞれ味が違うから、ちゃんとできてるか味見しなきゃだめなの」

そんなことを言って、大和はまた別のからあげをつまんで提督の口に持っていくクマ。

(絶対ただあ~んしたいだけクマ)

甘ったるい声でまたあ~んと提督に呼びかける大和を見て、球磨は確信したクマ。

「あ、あちゅっ!」

そのからあげを一口食べた提督はそんな悲鳴をあげて、しかめっ面になったクマ。
どうやら熱すぎたみたいクマ。
大和は艦娘の中でも特に強い装甲を持ってるから、熱さに気づかなかったんだクマ。

「ああっ、ごめんね! まだ食べられる熱さじゃなかったのね!」

大和は慌てて提督の舌を冷やすための氷を取りに、保冷庫に走るクマ。
短めのスカートが翻って真っ赤なパンツが見えたクマ。

はじめて見たときは大和撫子らしく落ち着いた大和にしては派手すぎると思ったクマ。
だけどあれは提督が赤が好きだと言ったから穿いてるんだと知って納得がいったクマ。

(脱がしてもらえる日が来るといいクマね)

大和の想いが報われる日が来ることを祈りながら球磨はその場を離れたクマ。
どさくさにまぎれてぎんばいしたからあげは確かにおいしかったクマ。

「……」

お昼過ぎて球磨が適当に歩いてると、テラスで白雪がぼーっとしてたクマ。
虚ろな目をしてちょっと頬を染めたその姿は、艦娘じゃなきゃ風邪をひいてるようにしか見えなかったクマ。

白雪がそうやって惚けてる姿を見るのはこれで何度目だったクマ?
何かを考えてるみたいだけど、大抵その最後は――

「だ、だめです、こんなの!」

ああやって考えてたことを忘れようとしてるみたいに首を振って終わるクマ。

「なにがだめなの?」

そこへ提督がどこからともなくやってきたクマ。
提督の気配はときどき球磨ですら察知できないくらい希薄になるクマ。

「し、司令官!?」

「白雪ちゃん顔真っ赤だよ! 大丈夫?」

慌てふためく白雪の顔を見て提督が駆けよっていくクマ。

「な、なんでもないです! 艦娘は病気にならないんですから!」

「ならなくても心配だよぉ」

真っ赤になった顔を隠そうとしてるのかうつ向く白雪の頬に、提督は両手を伸ばしたクマ。

「えっ、冷たい……」

「さっきまでちょっと冷たいの触ってたからね。あかりが冷やしてあげるよぉ」

そう言って提督は白雪の顔を持ちあげて目を合わせたクマ。
にっこりと笑った提督に白雪の頬の赤みが増したように見えたクマ。

(きっと逆効果クマよ)

声に出さずにそう言って、球磨ははたから見れば今にもキスでもしそうな二人から目を離して歩きだしたクマ。

「ただいま戻りました……」

球磨が鎮守府の入り口近くに座って夕陽を見つめていると、神通がランニングから帰って来たクマ。
球磨に言ったわけじゃないんだろうから黙って見送ろうとすると、

「おかえりなさい」

またもや唐突に提督が現れたクマ。
手にはタオルとペットボトルを持ってたクマ・

「提督? 待っていてくださったんですか?」

「はい!」

神通の問いかけに提督は元気よく頷いたクマ。

「あ、ありがとうございます」

はにかんだように笑って神通はお礼を言ったクマ。
ただでさえランニングで赤くなってた頬の色が濃くなったように見えたクマ。

「いいえ、お疲れ様です。疲れてるでしょうからあかりが拭いてあげますね」

「ええっ!?」

提督はそう言って神通が驚いてるのも気にせず頭からタオルを乗せて拭きはじめたクマ。

「い、いいです! 自分で拭きます! こんな汗だらけで、汚い身体提督に……!」

「汚くなんかないですよぉ。神通さんががんばった証なんですもん」

汗だく身体を提督に触れられたくないのか抵抗してた神通も、提督の言葉を聞いて大人しくなったクマ。
目がちょっとうるんで少し息が荒くなってるのは、疲れてるからじゃないと思うクマ。

(一緒にお風呂に入ってあげた方が喜ぶと思うクマ)

助言は心に秘めて困惑しつつうれしさを隠せない様子の神通を横目に、球磨は鎮守府の中へ入っていったクマ。

夜、蒼龍の部屋からなにやら艶めかしい声が聞こえたので様子を見に行ったクマ。
布団の上に寝転がった蒼龍の上に提督がまたがって、なにやら身体を上下させてたクマ。

「て、提督っ……」

蒼龍は荒い息を吐きながら、せつなげな声で提督を呼んでるクマ。

「なんですか? やっぱりお腹は苦しいですか?」

呼ばれた提督は蒼龍のお腹をマッサージする手を止めて首をかしげたクマ。

「な、なんでもないです……気持ちいいので続けてください」

消え入りそうな声で蒼龍はそう答えたクマ。
ただ気持ちよくて提督のことを呼んでしまっただけみたいクマ。

「はっ、あっ……」

またマッサージがはじまって、蒼龍は艶やかな声をあげるクマ。
なんとか抑えようとしてるみたいだけど、恍惚に歪んだ口から漏れてるクマ。

(あえてお腹に行く姿勢は褒めてあげるクマ)

ほんの少し上を見ればもっと魅力的なものがあるのに。
ちょっとだけ提督に感心して、蒼龍の格好をお腹を向けた犬みたいクマと思いながら自分の部屋へ戻ったクマ。

「ふゅ……」

「どうしましたの舌なんて出してはしたない」

次の日、執務室を覗くと舌を出して顔をしかめるの提督と、それをたしなめる熊野がいたクマ。

「昨日火傷しちゃいまして」

「火傷ですの? 確かにちょっと赤くなってますわね」

赤くなっているというより白いところがなくなっている提督の舌を見つめて熊野が言ったクマ。

「だからと言って女の子がみだりに舌を出してはいけませんわ」

「そうですよね、あっかんべ~してるみたいですし」

ごめんなさいなんて謝って、提督は舌をひっこめたクマ。

「痛いんですの?」

「痛いというか気になります。ご飯もちょっとおいしくなく感じちゃいますし」

「そうですの、じゃあ」

「えっ、んっ……」

何がじゃあなのかわからないけど、熊野はいきなり提督の唇を奪ったクマ。
なんかもごもごしてるからきっと深いクマ。

「んんっ……ぷはぁ! な、なんですか急に!」

しばらくして唇を離した熊野に真っ赤になった提督が問いかけたクマ。

「傷は唾をつければ治ると前に言ったじゃありませんの」

「く、口の中なら自分のがありますよぉ!」

「艦娘の唾液は人間のものより効力が強いんですのよ?」

「えっ、そうなんですか?」

嘘クマ。全くのでたらめクマ。
だけど提督は信じて納得したみたいクマ。

「それに、こうしていれば火傷は気になりませんでしょう?」

「他のことが気になりすぎますよぉ!」

唇に指を当てて冗談めかしたことを言う熊野に、提督の渾身のツッコミがさく裂したクマ。
熊野は全く動じてなかったけどクマ。

「お味はどうでした?」

「えっ?」

「ご飯おいしく感じなかったとおっしゃいましたけど、お味はどうでしたか? わたくしの」

「う、あっ……」

大胆というかなんというか、熊野の台詞を受けて提督の顔はこれ以上ないくらいに赤くなって、頭をクラクラさせてるクマ。

熊野と提督がキスしているところを見るのは実ははじめてじゃないクマ。
熊野はバレてないと思ってるのかもしれないけど、クマ仲間のよしみで黙ってあげてるだけクマ。

提督を抱きしめながら深いキスをする熊野を見て、いつか提督の服に手を突っ込んでまさぐりはじめるんじゃないかと期待、じゃなくて不安だから見つけたらこうやって監視することにしてるクマ。

(叢雲が一番近いなら、熊野は一番深い仲クマ)

たこみたいになった提督を見てご満悦の熊野を見つめながら、子供相手にいいのかなと思うけど球磨は何も言わずに監視を続けたクマ。

それから何度か熊野に色々といじられた提督は、執務室から逃げ出して海風に当たりに出たクマ。

「大丈夫ですか司令官?」

頬を朱に染めて肩で息をしている提督を見つけて、三日月が心配そうに駆けてきたクマ。

「だ、大丈夫だよぉ」

「ほんとうですか? またお風邪をひいたりしたのでは?」

なんとか息を落ち着かせて答えた提督だけど、三日月は訝しげな表情を浮かべて背伸びして提督と額を合わせたクマ。

「熱いじゃないですか!」

「は、走ったから! 走ったからだよぉ!」

目を見開いた三日月を、提督を必死になって誤魔化すクマ。

「ちょっと休めば冷えるから、ね?」

「なら冷えるまで側にいます」

「うん。お話してようよぉ」

不承不承ながら三日月が納得したのを見て、提督は胸を撫でおろしながらその場に座ったクマ。

「お身体は大事にしてくださいね」

「うん」

「私は司令官がいなくては、もう……」

提督の隣に座った三日月が、提督の肩に頭を乗せて寄りかかりながら言ったクマ。

「司令官をお守りするために、私も戦います。どれだけ弱くとも、ボロボロになろうとも」

「ありがとう。だけど三日月ちゃんも身体を大事にしてね。まだ一緒にしたいことたくさんあるんだから」

提督も自分の頭を三日月の側に傾けて言ったクマ。

「はい……」

三日月は感慨深そうに小さくうなずいたクマ。

(くっついてたら冷えるのも遅くなると思うクマ)

でもそれでいいのかもしれないクマ。
仲睦まじい二人のを見やり、球磨も暖かい気持ちになってそこから去ったクマ。

「ふふっ、お腹いっぱいっぽい!」

「夕立ちゃん、食べてすぐ寝ると太っちゃうよぉ」

昼食の後に執務室を様子を窺うと、布団の上に投げ出された提督の足の上に夕立が寝転んでたクマ。

「おっきくなってニューバージョンになるっぽい!」

「おデブはニューバージョンじゃないよぉ」

よくわからないことを言ってその場から動かない夕立に、提督は苦笑してるけどまんざらじゃないっぽいクマ。

「提督さんわしゃわしゃやって~」

「はいはい」

しょうがないといった様子で提督は夕立の薄い色の髪の毛をわしゃわしゃと乱暴にかき乱し始めたクマ。

「ひゃ~!」

「わしゃわしゃ~」

喜びの悲鳴をあげる夕立と、楽しそうな声と笑顔で腕を動かす提督。

(どっちとも楽しんでるならそれでいいクマ)

うんうんと頷きながら球磨は別のところへ移動したクマ。
去り際に今度は乱れた髪を撫でつけてと懇願する夕立の声が聞こえた気がするクマ。

「やっぱり穿かなきゃだめです!」

「そうでしょうか?」

昼下がりにテラスへ来ると扶桑と提督がなにかを話あってたクマ。

「スカート結構短いんですから、今みたいにちょっと風が吹くとすぐにめくれちゃうんですよぉ!」

「そうですね、おしりはともかく前はあまり見られたくないですね」

「おしりもだめです!」

どうやら扶桑のスカートがめくれて下が見えてしまったみたいクマ。
扶桑は何故か下着を付けてないから、提督も大慌てクマ。

「この前下着も買ってくればよかったよぉ」

「やはり重量過多になるのでは」

「それでも付けなきゃだめだって言いましたよぉ!」

何故か渋る扶桑に提督がぴしゃりと言いつける。
いつもは母親みたいな扶桑だけど、今は提督の方がそう見えるクマ。

(互いに支え合う関係はいいクマ)

扶桑の抜けたところを提督が、提督の抜けたところを扶桑が。
そうやって互いに支え合って生きていってほしいクマ。

(まあ提督の抜けたところの方が圧倒的に多いけどクマ)

提督が着ている元は叢雲のものであるワンピースが、太陽の光に透けて色々と見えてることは心に閉まって球磨はテラスを出たクマ。

その日の夜、金剛の部屋がうるさいから見に行ったら案の定提督がいたクマ。

「どうですかこのベビードール!」

昼のワンピースなんて目じゃないくらい透け透けなパジャマを着た金剛が、提督を挑発するようにポーズを決めてたクマ。

「やっぱり大胆すぎます~!」

提督は両手で顔を覆って金剛から目を逸らしていたクマ。
手のすき間から見える肌はやっぱり赤いクマ。

「買ってきたのは提督ですヨー?」

「だ、だって、金剛さんがそれがいいって!」

「私はネグリジェでもいいって言いましたけドー?」

提督が視界を塞いでることをいいことに、金剛はじりじりにじり寄っていくクマ。

「ほんとうは見たかったんでショー? 私のこの姿を」

「……っ!」

耳元でそんなことを囁かれて、提督の身体がびくんってはねたクマ。

「ほら、目を開けて見てくだサイ」

提督の手を取って顔から離した金剛が優しく囁きかけるクマ。

「んぅ……」

「どうですカー? 提督が選んでくれたベビードールを着た私は?」

「き、綺麗です、よぉ……」

手の下で固く閉じていた目を恐る恐るを開いた提督は、身体と同じで震える声で金剛を褒めたクマ。

「ふふっ、提督もキュートデース……も~っと、キュートな姿を見てみたくなりましター」

「ふえっ?」

金剛は取ったままだった提督の手を自らの方へ引き寄せていくクマ。
限りなく薄い布に覆われただけの胸に向かってクマ。

「こ、金剛さん!」

「提督、私が大人にしてあげマース……」

焦って抵抗する提督だったけど、艦娘の力にかなうわけもないクマ。
熱に浮かされたようなとろんとした目つきの金剛が引っ張る提督の手は、提督自身がちょっと動かせば胸に触れるくらいの位置にまで来ていたクマ。

「そこまでクマ!」

「ワッツ!?」

「く、球磨さん!?」

さすがにこれ以上はまずいから球磨はドアを蹴破って、金剛の部屋へ飛び込み提督を攫ってその場から逃げたクマ。

後日、金剛を訪ねるとさすがに反省したというかはずかしかったのか、金剛にしては珍しく殊勝な態度で謝罪してくれたクマ。
球磨がひとしきり説教して金剛の部屋を後にすると、バタバタとなにかが転がり回るような音と、はずかしさにもだえ苦しむ金剛の声が聞こえたクマ。

「瑞鶴さん?」

「なぁに、妹ちゃん?」

次の日、早朝から執務室で提督に抱きついていたのは瑞鶴だったクマ。

「なんで抱きついてるんですか?」

「なんででしょうか?」

提督の質問をはぐらかすように瑞鶴は笑ってるクマ。
なんでかは球磨にもわからないけど、瑞鶴の抱きつきかたは胸を押しつけるような感じクマ。

「えっと……?」

「どう?」

「どうって……」

「こうやって抱きつけば感じられるって言ったじゃ~ん!」

どうやらほんとうに胸を押しつけてるみたいクマ。
前に空母にしては小さなその胸を提督に褒められて、ずいぶんとうれしかったらしいクマ。

「か、感じられますけどぉ~」

「あ~、はずかしがってる~お姉ちゃんにおっぱい押し付けられてはずかしがるなんてやらしいんだ~! うれうれ~」

「お、おっぱい押し付けるお姉ちゃんの方がやらしいもん!」

にやにやと頬を突いて提督をからかう瑞鶴に、提督は唇を尖らせてそっぽを向いたクマ。

(よっぽどうれしかったんだクマね)

瑞鶴は別にそこまで気安いわけじゃないけど、それだけコンプレックスに思ってたんだろうクマ。
提督にとても感謝してるんだってことが、その顔からよく伝わって来たクマ。

大井に会ったらやってもらおうかなと一瞬考えて、球磨の方が姉なことを思い出してちょっと悔しい気持ちになりながら執務室から遠ざかったクマ。

「しれいか~ん!」

「なに卯月ちゃん?」

「なんでもな~い!」

昼、提督が卯月と二人になってからその繰り返しは何度目だったクマ?

「ふふ~!」

満足そうに鼻を膨らませる卯月を見て球磨はよく飽きないクマと思ってたクマ。

「し~れ~か~ん~!」

「なぁに?」

ちょっと経ってまた卯月が提督を呼んで、提督も律義に反応したクマ。

「ん~」

だけど今度はなんでもないとか呼んだけじゃなくて、提督の身体に頭を擦り付けはじめたクマ。

「なでなでだね」

「ぷっぷくぷ~」

どうやらそれがなでなでしてほしいの合図らしいクマ。
提督は卯月の頭を撫でて、卯月は心地よさそうに目を閉じたクマ。

(うちの駆逐艦は小動物っぽいのが多いクマ)

夕立といいなぜなんだろうと考えて、提督もそうだからなんじゃないかと思い当ったクマ。
実際ただの偶然なんだろうけどクマ。

球磨は熊じゃないクマと誰に聞かせるでもなく言いながら、そこを離れたクマ。

「私、前にクッキーくれた人、くらいにしか思われてないわよね……」

「私なんて存在を知られてるかどうかすら怪しいですよ……」

おやつ時に間宮さんと伊良湖のところへ行くとなんか落ち込んだ様子だったクマ。

「せめて直接会ってお話しするくらいはしないと!」

「そうですよね、自己紹介くらいはちゃんとしたいです」

どうやら誰かに会いに行く算段を立ててるらしいクマ。

「うんとおいしいお菓子作って持っていきましょう!」

「はい! 腕によりをかけて最高のお菓子を作りあげてみせます!」

なんかすごい気合入ってるけど誰に会いに行くつもりなんだクマ?

「そしたらきっと、あの可愛い笑顔を見せてくれるはずだものね」

「あのキラキラの笑顔を間近で見たいです!」

間宮さんと伊良湖にここまで思われるとは罪な奴もいたもんクマ。

「じゃあさっそく作りましょうか!」

「はい! 赤座提督への私達二人の愛の贈り物を!」

そうして二人は厨房に引っ込んでしまったクマ。

(会ったこともない人をここまでベタ惚れにするなんて、恐ろしいクマ……)

口ぶりからするとまだ自己紹介もしてないのに、そこまで好かれてるとは。

そういえば二人の声をどこかで聞いたことがあるようなと思いながら、邪魔しないようにおやつを諦めてクマは自分の部屋へ戻ったクマ。

京子「……以上が球磨から仕入れいたあかりんとこの情報を元に、私が多少脚色して制作中の同人誌だけど、感想は?」

結衣「死ね」

京子「オブラートに包めよ」

今回はここまでです

ほんとうは全員分やろうと思ってましたが長くなるだろうなと思ったので、現在あかりに好意を持ってる艦娘だけに絞りました
間宮と伊良湖に関しては声優ネタです(まだ確定じゃないですけど)
朝雲が出たら最初から好感度が振りきれてるかもしれません

京子の脚色がどれほどのものかは各々の想像にお任せします
本編ではもう少し控えめにする、と思います

では開始します

筑摩「今日も一日お疲れさまでした」

あかり「お疲れさまでした~」

筑摩「とても艦娘想いの提督なんですね」

あかり「みんな家族ですから!」

筑摩「家族、ですか。そういうのもいいかもしれませんね」

あかり「筑摩さんももうそうなんですよ?」

筑摩「遠慮なくしていいっておっしゃってましたものね」

あかり「家族なんだから遠慮はいらないんですよぉ」

筑摩「ふふっ、ええ早く慣れて遠慮なく過ごせるようになりますよ」

あかり「みんないい人達ですからすぐに慣れますよぉ」

筑摩「そんな気がします。では、私はこれで」

あかり「あっ、筑摩さん」

↓1

1 頭を撫でてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージをしてあげる
4 お菓子をあげる

筑摩「なんでしょうか?」

あかり「秘書艦をしてくれた人には毎回ごほうびをあげることにしてるんです」

筑摩「そんな、いいですよ私は」

あかり「遠慮、しないでください」

筑摩「もう、それは卑怯ですよ」

あかり「えへへ、艦娘の練度をあげるあめをあげますね」

筑摩「便利なものもあったものですね」

あかり(どっちをあげようかな?)

↓1

1 すごいふしぎなあめ(残り3個)
2 ふしぎなあめ(残り13個)

あかり「効果が高い方はもう残り少ないので、あまり上がらないみたいですけどこっちで」

筑摩「ただで上がるならそれでいいですよ」

あかり「どうですか?」

筑摩「ふしぎな味です」

あかり「そう言って誰も具体的なこと言わないんですもん、気になってあかりも食べちゃいたくなりますよぉ」

筑摩「提督が食べるとどうなるんでしょうね?」

あかり「成長して大人になったりしないでしょうか?」

筑摩「それだけ老衰に近づくってことですよ?」

あかり「怖いこと言わないでくださいよぉ!」

筑摩「ドックの湯はともかくこれは食べないようにしてください」

あかり「はぁ~い」

筑摩「うん、少しだけ強くなったような気がします」

あかり「よかったですよぉ」

筑摩「はやく強くなって艦隊に貢献しますね」

あかり「今でもきっと強いですよぉ」

筑摩「今よりももっとです」

あかり「期待してますよぉ」

筑摩「それでは今度こそ、っと明日の秘書艦をどうなされるか決めてませんでしたね」

↓1 秘書艦にする艦娘(>>179の☆のついてない艦娘)

あかり「愛宕さんにお願いしますよぉ」

筑摩「愛宕さんですね、わかりました」

あかり「おやすみなさい、筑摩さん」

筑摩「おやすみなさい提督。よい夢を」

あかり「ちょっとは仲良くなれたかなぁ?」

あかり「さてと、これからどうしようかな?」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>179の文月、筑摩、浜風、遠征組以外)
3 散歩
4 執務

あかり「今日はもう寝るよぉ」

あかり「なんだか久しぶりに夜何もせずに寝る気がするよぉ」

↓1

0~50 何もなく朝に 51~98 北方棲姫が遊びにくる ぞろ目 外で夜戦夜戦騒いでる人がいる

北方棲姫「アカリー!」ピョン

あかり「ぐえっ! な、なに!?」

北方棲姫「アソビニキター!」

あかり「北方棲姫ちゃん、元気だね」

北方棲姫「ゲンキ!」

あかり「深海棲艦って夜行性なのかなぁ?」

北方棲姫「シラナイ」

あかり「でもお昼にでも普通に出てくるよね」

北方棲姫「ヒルデモウテルシ」

あかり「そういうの関係ないのかなぁ」

北方棲姫「ドウデモイイ! アソボウ!」

あかり「そうだね、遊ぼっか」

北方棲姫「ソトイク!」

あかり「もう遅いからお部屋の中で遊ぼう?」

北方棲姫「ンー、ワカッタ」

あかり「うん、北方棲姫ちゃんはいい子だね」ナデナデ

北方棲姫「エライ?」

あかり「えらいえらい」

北方棲姫「ジャアヒザマズケ」

あかり「そういうこと言うところは偉くないよぉ!」

北方棲姫「エラクナイノ?」

あかり「えらくないえらくない」

北方棲姫「ジャアヒザマズク」ベタッ

あかり「ひざまずかなくていいよぉ!」

北方棲姫「アカリノオフトンヤワラカイ」

あかり「そう? 他の人と変わらないと思うけど」

北方棲姫「ソレニアッタカイ」

あかり「さっきまで寝てたからね」

北方棲姫「オヤスミナサイ……」

あかり「おやすみなさい、ってえっ? 寝ちゃうの?」

北方棲姫「ヨフカシハビヨウノタイテキッテ、クマノガイッテタ」

あかり「起こしたの北方棲姫ちゃんだけど、まあいっか寝ようね」

北方棲姫「ンゥ……」コロコロ

あかり「ああ、北方棲姫ちゃん! 掛け布団一人占めしないでよぉ!」

北方棲姫「アカリノニオイ、イイニオイ……アンシンシテネムク、ナ、ル……」

あかり「ねぇ、北方棲姫ちゃん! ねえってばぁ~!」

ビスマルク「帰ってきたわよ、ってなんで北方棲姫を膝に乗せて、愛宕の膝に乗ってるのよ?」

愛宕「昨日寒かったらしいの」

あかり「うぅ、あったかいよぉ……」

北方棲姫「アッタカイヨー」

あかり「そりゃ北方棲姫ちゃんはあったかいはずだよぉ! お布団一人占めするんだもん!」

千歳「よくわかりませんが北方棲姫と一緒に寝てたんですか?」

扶桑「北方棲姫にお布団を取られてしまったんですね」

三日月「だめですよ北方棲姫!」

足柄「そうよ、提督は人間だから寒いと風邪をひいちゃうんだから」

北方棲姫「ワルカッタ。デモアカリノニオイココチヨカッタカラ、イッパイツツマレタカッタ」

あかり「だったら一緒に寝て抱きしめた方がいっぱい包まれてたよぉ」

北方棲姫「タシカニ。イマノホウガヨルヨリココチイイ!」

三日月「う、羨ましくなんて……」

瑞鶴「で、寒い思いしたから愛宕に抱きしめてもらってるってわけね」

あかり「愛宕さんの身体ぽかぽかですよぉ」

愛宕「うふっ、好きなだけこうしててあげますからね~」

瑞鶴「……おっぱいに頭がうずまってる。私じゃどんだけ押し付けたってできないのに」

ビスマルク「どうでもいいけど、これもらって来た資源のリストね」

あかり「あっ、はい」

ビスマルク「それと今回は追加報酬は――」

↓1 コンマ30以上かぞろ目でアイテム取得

ビスマルク「もらえなかったわ」

あかり「残念ですけど気にしないでくださいね」

北方棲姫「ツギガアルゾ」

千歳「ええ、次がありますから」

愛宕「毎度毎度もらえるものじゃないものね~」

三日月「今度はもらえるよう精進しますね」

北方棲姫「ウム、キタイシテル」

瑞鶴「なんであんたが偉そうなのよ」

あかり「あかりも期待してますよぉ」

扶桑「次は応えてみせましょう」

足柄「一応最低限のことはやったけれどね」

ビスマルク「そうよ、追加はなくともこうして資源を持って帰ってきたのよ!」

あかり「わかってます、お疲れさまでした」

ビスマルク「そうそう、それでいいのよ!」

瑞鶴(褒めてもらいたかったのね)

愛宕「それで、他の子達を遠征に送る~?」

あかり「どうしましょう?」

↓1 遠征に

1 送る
2 送らない

あかり「行ってもらいましょう」

愛宕「わかったわ。誰にお願いしようかしら?」

↓1~6 遠征に送る艦娘(>>179の愛宕、北方棲姫、遠征組以外)

三日月は前遠征組なので除外です

現在の遠征組
名取
那珂
文月
筑摩
神通
↓1

名取「遠征任務承りました!」

那珂「また地方に飛ばされる~これじゃローカルアイドルだよ~」

文月「あたしは色んなところいけてうれしいけど~」

筑摩「これもみなさんと仲良くなれる機会です、よろしくお願いしますね」

神通「よろしくお願いします、筑摩さん」

若葉「よろしく」

愛宕「みんな、くれぐれも危ないことはしないのよ~」

あかり「がんばってきてくださいね!」

名取「了解です。ほら、那珂さん行くよ」

那珂「ぶ~」

現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

古鷹   ビス子 ○熊野
千歳☆ 球磨    千代田
天龍☆ 大和☆   蒼龍☆
卯月   扶桑☆  夕立
○叢雲 金剛☆   白雪 
浜風   足柄    三日月☆
愛宕☆ 瑞鶴☆  北方棲姫 
       
第二艦隊遠征組:名取 那珂☆ 文月 筑摩☆ ○神通 若葉

長くかかりそうなので今回は第二艦隊までにして終わります

朝雲がほんとうにほっちゃんなら山雲はゆかりんにしてほしいなと思う所存であります

開始します

あかり「ありがとうございました」

愛宕「もういいの~?」

あかり「もうぽかぽかですよぉ」

愛宕「風邪ひかなくてよかったわね」

あかり「何度も引いてられませんもん」

愛宕「最近は暑かったり寒かったり変な気候だから、身体には気を付けるのよ?」

あかり「気を付けてます!」

愛宕「ふふ、元気でいい返事。それじゃあこれからどうするか決めましょ~」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>284の遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「久しぶりに建造してみますよぉ」

愛宕「新しい子を呼ぶのね」

妖精「……」ビシッ

あかり「今日は張りきってるね妖精さん」

愛宕「久しぶりだからかしらね~」

妖精「……」クイクイ

あかり「ん? なあに?」

妖精「……」ピッ

愛宕「ああ、高速建造材を使っていいかって聞いてるのね」

あかり「建造が早くなるんでしたっけ。どうしようかな?」

↓1 高速建造材の使用(行動回数消費なしで建造できる)

1 使う(残り一個)
2 使わない

あかり「うん、使っていいよぉ」

妖精「……」ペコリ

あかり「あれガスバーナーですよね?」

愛宕「そうねぇ~」

あかり「あれではやくなるって、どうやって作ってるんでしょうか?」

愛宕「さあ~?」

あかり「謎が深まるばかりですよぉ」



妖精「……」バンザイ

あかり「あっ、できたみたいですね」

愛宕「なに色かしらね~」

↓1 コンマ(>>10参照)

あかり「わぁ~虹色ですよぉ!」

愛宕「やったわね、それが一番上の位の色よ」

あかり「どんな人が出てくるのか楽しみですよぉ」

↓1 虹背景の艦娘

通常建造だけでしたけど虹背景少ないですしありにします


大鳳「そう、私が大鳳。出迎え、ありがとうございます」

あかり「大鳳……ちゃん? はじめまして、赤座あかりだよぉ」

大鳳「なっ!?」

愛宕「まあ驚くでしょうね」

大鳳「ちゃんはやめてください!」

愛宕「そっち~?」

あかり「ちゃんはやだ?」

大鳳「部下に対しては呼び捨てでよろしいかと」

あかり「あんまり呼び捨てにするの慣れてないんだよぉ」

大鳳「むっ、まあ呼びにくいというのならちゃんでもいいですけど」

あかり「じゃあちゃんで呼ばせて」

大鳳「わかりました。では、提督、あなたと機動部隊に勝利を!」

現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

古鷹   ビス子 ○熊野   大鳳
千歳☆ 球磨    千代田
天龍☆ 大和☆   蒼龍☆
卯月   扶桑☆  夕立
○叢雲 金剛☆   白雪 
浜風   足柄    三日月☆
愛宕☆ 瑞鶴☆  北方棲姫 
       
第二艦隊遠征組:名取 那珂☆ 文月 筑摩☆ ○神通 若葉

あかり「大鳳ちゃんはなんの艦種なの?」

大鳳「装甲空母です」

あかり「装甲空母?」

大鳳「基本的に正規空母と同じですが、飛行甲板に装甲を張っているおかげで損傷度合いが高くても艦載機を飛ばせるんです」

あかり「へぇ~、強いんだね!」

大鳳「無論です! この大鳳必ずや機動部隊の戦力増強に一役かってみせますので!」

愛宕「航空戦力の強化がされるのは心強いわ~」

大鳳「空は大鳳にお任せください」

あかり「瑞鶴さん達と一緒にがんばってね」

大鳳「ええ! それではトレーニングに行ってまいりますね」

あかり「えっ?」

大鳳「いくら大鳳といえど建造されたばかりではまだ練度は低いまま、鍛えてお役に立てるようにならなければ!」

愛宕「あらあら、せっかちな子ね~トレーニングはこれから暮らすこの場所の案内を受けてからでもいいでしょ~?」

大鳳「それは、そうですね少し気持ちが急いてしまいました」

あかり「ううん、真面目で責任感のある子でよかったよぉ」

大鳳「お褒めの言葉、感謝いたします」

あかり「色んな艦種があるんですね」

愛宕「まあ、装甲空母は俗称のようなものなんだけどね」

あかり「そうだったんですね。知らないことまだまだ沢山ありますよぉ」

愛宕「お勉強は続けなきゃね。さてと、これからどうしましょうか~?」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>299の遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「大鳳ちゃん」

大鳳「提督!」

あかり「鎮守府の中は覚えられた?」

大鳳「大体把握いたしました」

あかり「すごいね、あかりでも迷っちゃうときあるのに」

大鳳「提督がそれはどうかと思いますが」

あかり「えへへ~、ちょっとお話いい?」

大鳳「新人との交流ですね、いいですよ」

あかり(なにを話そうかな?)

↓1

1 クロスボウについて
2 運について
3 一緒にトレーニング
4 その他自由に

あかり「あれ? 大鳳ちゃんおでこ怪我してるよぉ!」

大鳳「これですか? 先ほど案内していただいているときに上からものが落ちてきまして」

あかり「はちまきなのかな? 付けてるのにちょうど付けてないとこに当たっちゃったんだ」

大鳳「運悪く当たってしまいました」

あかり「手当しなきゃ!」

大鳳「こんなもの放っておけば治ります。見苦しいならばヘッドギアで隠しますよ」

あかり「だめだよぉ、ちゃんと消毒とかしないとばいきんが入っちゃうよぉ」

大鳳「艦娘の傷は膿んだりしませんので」

あかり「それでもだめなの!」

大鳳「ですがこんなかすり傷にドックを使うわけには」

あかり「おでこにドックのお湯で濡らしたタオル当ててたら治るかなぁ?」

大鳳「わかりませんがやってみましょうか」

あかり「じゃあドックに行こう!」

大鳳「大鳳は色々と不運が重なって碌に活躍もできないまま沈みましたので、運がないのかもしれませんね」

あかり「そんなことないよぉ。昔運が悪かったならきっと今は運がよくなってるはず」

大鳳「そうだといいのですが、がっ!?」

あかり「た、大鳳ちゃん!?」

大鳳「またものが、今度は後頭部に……」

あかり「だ、大丈夫?」

大鳳「平気です、装甲空母ですから」

あかり「そこは装甲じゃないよね?」

大鳳「くぅ、後ろに当てなきゃいけないようです」

あかり「入っちゃった方がいいかもね」

大鳳「そんな、いきなりドック入りはいやですよ。頭だけ湯船に突っ込みます」

あかり「それはあんまり見たくないかなぁ」

あかり「ちょっと待っててね」

大鳳「湯船に頭を突っ込んだ方が」

あかり「タオル突っ込んでくるから!」

大鳳「それくらい私が自分でやりますよ」

あかり「大鳳ちゃんはけが人なんだからあかりがやるよぉ」

大鳳「怪我と言ってもこうしてぴんぴんしていますし」

あかり「ぴんぴんしててもけが人はけが人だよぉ。大人しくしてないと、また上からものが落ちてくるよ」

大鳳「ここに落ちてくるものなんて! 提督、危ない電灯が!」

あかり「えっ?」

大鳳「くっ!」バッ

あかり「きゃあっ!」

大鳳「間一髪でしたね」

あかり「な、なんで電灯が落ちてくるの?」

大鳳「カバーのねじが緩んでいたんでしょうか? とにかく、整備の妖精達にしっかり言っておかなくては」

あかり「なんにしてもありがとね大鳳ちゃん。おかげで助かったよぉ」

大鳳「提督をお守りするのが大鳳の役目です。ですが、すいません服を濡らしてしまって」

あかり「ドックの中まで入っちゃったもんね。でもしょうがないよぉ、気にしないで」

大鳳「寛大なお言葉痛み入ります。ともかく、はやくドックを出てお着替えを」

あかり「うん、そうするよぉ」

大鳳「あっ、大鳳がどかなくては起き上がれませんよね。失礼しました」

あかり「なんだかお風呂場で押し倒されるのも懐かしいよぉ」

大鳳「えっ、前にも押し倒されたことが!?」

あかり「前は石鹸で滑ってね」

大鳳「そ、そうだったのですか。そうですよね、まだお若いですしそんなハレンチなことはって、提督!」

あかり「なあに? わっ!?」

大鳳「件の石鹸が……遅かった」

あかり「わっ、とっ、った……」

大鳳「提督、大鳳につかまっ、きゃぁっ!?」

大鳳(提督が踏んだ石鹸がこっちに来て!?)

あかり「た、たいほ、う、うぅ~」

大鳳「あっ、っと、こ、の」

大鳳(だ、だめ、私もこける! せめて提督のクッションに!)

大鳳「て、提督!」

あかり「たいほ、ちゃん、きゃあっ!?」ガバッ

大鳳「……っ!?」

あかり「いたた、ご、ごめんね、大丈夫?」

大鳳「……」コクリ

あかり「よかったぁ。前もこうやって押し倒された後に押し倒しちゃったんだよぉ」

大鳳「ま、前もなんですか……」

あかり「そうだよぉ。なんだか今日は久しぶりなことが多い日だなぁ」

大鳳「はっあっ、そ、そう、ですか」

あかり(大鳳ちゃんのお顔が赤いよぉ。やっぱりいきなりこんなにくっついちゃうとはずかしいよね)

大鳳「くぅ、んぅ……て、提督」

あかり「やっぱりはずかしいよね、はじめて会ったばかりでこんなに近くて」

大鳳「は、い、はずかしいです。開口部に手を突っ込まれては」

あかり「開口部……!? ご、ごめんなさい!」バッ

大鳳「提督が謝ることはありません、不可抗力ですから」

あかり「い、いや、そんなこと言っても、初対面なのにいきなり!」

大鳳「気にしないでください、女同士ですし大鳳のなんて大したものではないんですから」

あかり(どこも装甲なわけないよねなんて思ってたけど、そりゃやわらかいわけだよぉ!)

大鳳「お怪我はありませんか?」

あかり「ないけど、ほんとに大丈夫?」

大鳳「……大丈夫ですが、もう一度突っ込むのはやめていただけるとうれしいです」

あかり「つ、突っ込まない! もう突っ込まないから!」

大鳳「ではとりあえず一度出ましょう。今度は石鹸に注意して」

あかり「う、うん」

大鳳(こけた拍子に開口部に手が入るなんて、これは私の不運? それとも提督の幸運?)

大鳳(いや、女同士にしろこんな貧相なのでは不運でしょうか)

大鳳(逆に私の方が……な、なんてことを考えて! はしたない! 自重しなさい私!)

あかり「うぅ、第一印象最悪だよぉ」

あかり「これじゃいきなり押し倒して服の中に手を突っ込むエッチな子だよぉ」

あかり「大鳳ちゃんは大丈夫って言ってくれたけど、はぁ」

あかり「とりあえずお昼までどうするか決めよう」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>299の大鳳、遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「訓練しよう。大鳳ちゃんトレーニングしがたってたし」

あかり「艦隊内の訓練か誰かに演習を頼むかどっちにしようかな?」

↓1

1 艦隊内で
2 演習

あかり「そういうわけで訓練することにしました」

愛宕「大鳳ちゃんもやりたがってたものね。わかったわ」

愛宕「あっそうだ、せっかくレッスンルームがあるんだからあそこでやりましょうよ~」

あかり「あっ、いいですね。体育館みたいで広いですし!」

愛宕「それじゃみんなをレッスンルームに集めるわね」

あかり「お願いします!」

愛宕「はぁ~い。提督も遅れちゃだめよ~」

あかり「なんだか体育の時間を思い出すよぉ」

妖精(猫吊るし)「体育の時間と言えば体操服です!」

あかり「わっ、どこから出てきたの妖精さん?」

妖精(猫吊るし)「そんなことはどうでもいいでしょう。ほら、体操服に着替えて」

あかり「えっ、なんであるの?」

妖精(猫吊るし)「こんなこともあろうかと、作っておきました!」

あかり「あかりのだけ?」

妖精(猫吊るし)「もちろん全員分あります! 大鳳さんの分はできたてほやほやですよ!」

あかり「そっか、せっかく作ってくれたんなら使わなきゃね。ありがとう妖精さん」

妖精(猫吊るし)「いえいえ」

叢雲「なんでこんな服があんのよ」

あかり「妖精さんが作ってくれたんだって」

三日月「また変なものを」

あかり「変かなぁ? みんなで体育って感じであかりはわくわくするよぉ」

白雪「ご丁寧に名前まで縫い付けてありますね」

北方棲姫「ワタシノハチョットハミデテル」

卯月「北方棲姫は名前が長いからしかたないっぴょん!」

大鳳「私の分まであるとは、作られるの早すぎじゃありませんか?」

あかり「できたてほやほやだって言ってたよぉ」

夕立「サイズぴったりっぽい?」

浜風「どうやら私達のサイズは調査済みらしいので」

叢雲「若干名あれな感じになってるのはいるけど、私達はいいのよこれでも。問題は……」

愛宕「は~い、みんな集まって~」

大和「このブルマというのはどうにも……」

天龍「なに赤くなってんだよ? 動きやすくていいじゃねぇか。このだっせぇ名札さえなきゃこっちを戦闘服にしたいくらいだぜ」

卯月「目の毒ぴょん」

あかり「あかりは向日葵ちゃんを見なれてるから平気だよぉ」

三日月「そ、それほどのものをお持ちなのですか、向日葵さんという方は?」

白雪「大きいだけが問題ではないみたいですね」

瑞鶴「……不公平よ」

熊野「……ですわ」

大鳳「あのお二人はなぜ壁際でいじけてるんでしょうか?」

夕立「大鳳は気にしてないっぽい?」

大鳳「なにをでしょう?」

卯月「あの二人もこれくらい言えるようになればいいのに」

大鳳「……?」

愛宕「こ~ら、集まってって言ったでしょ~」

あかり「すいません、今行きます~」



愛宕「先ずは柔軟体操からね~二人ずつペアになってやりましょ~」

あかり「あかりは誰とペアになろうかな?」

↓1 ペアになる艦娘(>>299の遠征組以外)

今回はここまでです
次回は夕立と柔軟体操するとこからはじめます

ただでさえ筆が遅いからぱっと見ただけで碌に推敲もせずに投下しているので、時々よく間違えたなってレベルの誤字があって死にたくなります

開始します

あかり「夕立ちゃん一緒にやろう」

夕立「いいよ~」

金剛「ノー! 出遅れましター!」

熊野「くっ、わたくしとしたことが」

三日月「それじゃあ私は誰と組めば」

夕立「提督さん大人気っぽい」

あかり「あはは」

夕立「先に私が背中押してあげるね」

あかり「うん、おねがい」

夕立「ぽ~い~!」

あかり「いたたた! いたい、無理もう無理!」

夕立「え~、まだ指先がちょこっとついただけっぽい」

あかり「こ、これでもちょっとはやわらかくなった方なの!」

夕立「固いんだね。ここはぶよぶよなのに」

あかり「ひぁっ、夕立ちゃん太ももはくすぐったいよぉ。それにぶよぶよじゃないし!」

夕立「ぶよぶよっぽい。ほらこんなにぷるぷる揺れるんだよ?」

あかり「ひゃあん! 揺らさないで~」

夕立「ふふ~、揺らしてダイエットするっぽい!」

あかり「やめてぇ~」

瑞鶴「そこっ! うらや……ハレンチな雰囲気出さない!」

夕立「次は私を押すっぽい!」

あかり「お返しにぎゅ~ってやっちゃうもんね」

夕立「私は提督さんと違って関節もぶよぶよだから問題ないっぽい」

あかり「大アリだよぉ!」

夕立「ほらほら~、提督さん押さないと私勝手に地面までくっついちゃうよ~」

あかり「そこまでやれるなら押す意味ないけど、えいっ」

夕立「よゆ~よゆ~っぽい」

あかり「むぅ~」

夕立「私にお返ししたいなら~」

あかり「なら?」

夕立「ここ。ぷるぷるしていいよ」

あかり「しないよぉ」

夕立「ええ~、じゃあどこぷるぷるするっぽい?」

あかり「どこもしないっぽい」

夕立「も~、せっかく私がどこでもぷるぷるさせてあげるって言ってるのに」

あかり「ぷるぷるはいいから、次あれやろ。背中合わせでするやつ」

夕立「腕組むやつでしょ~、いいけど力加減間違えて提督さんを投げ飛ばしちゃいそう」

あかり「全力で捕まるよぉ」

愛宕「は~い、みんな準備運動終わったかしら~?」

あかり「終わりましたよぉ」

愛宕「それじゃあ今日の訓練をはじめるわよ~」

天龍「なにすんだ? 格闘戦か?」

愛宕「今日の訓練はこれっ!」

あかり「ドッジボール?」

足柄「遊びじゃないのよ!」

愛宕「飛んでくる弾を避ける訓練にはなるでしょ~?」

千歳「まあ、なりますね」

愛宕「というわけで今日はチームに分かれてドッジボールをします!」

ビスマルク「ドッジボール、どんな球技か知らないけれど私にかかればなんてことないわ!」

卯月「う~ちゃん負けないっぴょん!」

↓1 コンマ 訓練の成功度 

0~30 失敗 31~65 成功 66~99 大成功

金剛「見せつけてくれたお返しデース!」

夕立「遅いっぽい」

大鳳「ぶっ!」バーン

球磨「うわっ、顔面直撃クマー」

金剛「ソーリー! 大丈夫ですカー?」

大鳳「だ、大丈夫、顔面セーフだから」

卯月「う~ちゃんが仕返しするっぴょん!」

愛宕「や~ん!」ポヨン

卯月「やったぴょ~ん!」

愛宕「あ~ん、避けたと思ったのに~!」

白雪「胸が避けそこないましたね」

瑞鶴「ふんっ! この勝負平らな者が勝つのよ!」

熊野「同時になにかに負けてるような気分ですけど」

北方棲姫「フンッ」

大和「きゃっ!」

三日月「やりますね北方棲姫」

北方棲姫「タコヤキドモデキタエテルカラナ」

金剛「次こそ当てマース!」

夕立「それじゃいつまでたっても当たらないっぽい」

天龍「おいこら金剛! 何やってんだ!」

足柄「次は私が投げるわよ!」

ビスマルク「いいえ、私が投げるわ!」

蒼龍「なんだかんだでみんな楽しんでいるみたいですね」

扶桑「こういう訓練もたまにはいいかもしれませんね」

浜風「成果としてはそこそこと言ったところですが、中々楽しいです」

あかり「こうやって隅っこで目立たないようにしているのも戦略です」

千代田「影が薄いから狙われないだけじゃ」

あかり「せ、戦略です!」

古鷹「ま、まあ、本人の能力を生かした戦略とはいえるかもしれませんね」

天龍「ふぅ~、いい汗かいたぜ」

叢雲「まったく、子供みたいにはしゃいじゃって」

大和「そう言う叢雲さんも、しっかり汗かいてるじゃないですか」

叢雲「こ、これは、訓練だからよ!」

足柄「この私が駆逐艦多めのチームに敗北するなんて!」

卯月「時代は狼よりうさぎぴょん!」

球磨「球磨はクマじゃないけど強いクマー」

ビスマルク「私が前面に出てたら勝ててたわ!」

瑞鶴「何度もキャッチしそこねて、私達に助けられてたくせに」

あかり「それにしても更衣室もあるなんてすごいですね」

熊野「はじめからこの服を作ること前提で作ったんでしょう」

千歳「元々は那珂さんのレッスンのための部屋ですし、衣装部屋なのでは?」

千代田「いいのよ、どうせ那珂はあんまり服持ってないんだし」

あかり「今度は那珂ちゃん達とも一緒に訓練したいなぁ」



妖精(猫吊るし)「体育終わりのこの雰囲気! 友達とおしゃべりしながら着替えるこの空気!」

妖精(猫吊るし)「いいですねぇ~、苦労して作ったかいがありますよ~」

妖精(猫吊るし)「貴重な資料映像としてしっかり保存して……ん?」ガジガジ

浮遊要塞「……」

妖精(猫吊るし)「ぎゃ~! 北方棲姫の艦載機!? わ、私食べてもおいしくないですよ~!」

愛宕「あ~楽しかった」

あかり「はいっ、またやりましょうね!」

愛宕「ええ、今度はなにしましょうか?」

あかり「バレーとかどうでしょう?」

愛宕「ん~、ダンスはちょっと」

あかり「バレリーナの方じゃないですよぉ」

愛宕「ふふっ、わかってるわよぉ」

妖精(猫吊るし)「ダンスは苦手なのですか? 次は新体操などどうかと思っていましたが」

あかり「あっ、妖精さん。なんでベタベタなの?」

妖精(猫吊るし)「危うく吊るされるところだったからです」

愛宕「それもよくわからないけど、新体操もよくわからないわ」

妖精(猫吊るし)「それはもちろんレオタード……じゃなくて、艦隊運動の訓練になるかと思いまして」

あかり「あれって全部決められた通りに動いてるんだよね? すごいよね~」

愛宕「う~ん、そう言われると訓練にいいような」

妖精(猫吊るし)「でしょう! 現在全員分のレオタードを鋭意制作中なので、こうご期待ですよ! じゃあ私はお風呂入ってきます!」

あかり「頭の後ろに歯型がついてるよぉ」

愛宕「いつもの仕返しににゃんちゃんに噛まれちゃったのかしら?」

あかり「うちにいるにゃんちゃんなんて、北方棲姫ちゃんのたこやきくらいですよぉ。それはともかく、お昼からどうしようかな?」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>299の大鳳、遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「お勉強しますよぉ」

愛宕「ふぅん、最近ちょっとはお勉強するようになったのって本当だったんだ」

あかり「今までどれだけしないと思われてたんでしょうか」

愛宕「私が先生役ってことになるのかしら?」

あかり「お願いしてもいいですか?」

愛宕「いいわよ~愛宕先生がなんでも教えてあげるからね~」

あかり「ありがとうございます!」

愛宕「それじゃあ、なんの授業をしてあげましょうか?」

↓1
      現在の指揮能力
駆逐艦   8

軽巡洋艦  5
重巡洋艦  0
軽空母   0

正規空母  1
戦艦     4
潜水艦   0


あかり「重巡についてお話聞かせてもらえますか?」

愛宕「重巡ね。いいわ、じゃあ座って」

あかり「は~い」

愛宕「愛宕先生の重巡洋艦講座、はっじまっるよ~」

あかり「また台詞取られた気が!」

↓1 コンマ

0~30 居眠りする 31~65 最後まで聞く 66~99 完璧に理解する

愛宕「……っていうわけなの~」

あかり「う~ん、軽巡より強くて戦艦より弱いって感じなんですか?」

愛宕「なんだか微妙な言い方だけど、おおむねあってるわね」

あかり「戦艦に比べていいところは、え~っと」

愛宕「雷撃ができる」

あかり「ああ、そうでした。魚雷が撃てたんでしたね」

愛宕「そうよ~、夜戦になったら戦艦にだって負けないんだから」

あかり「単純に強い弱いとかじゃないんですね」

愛宕「そういうこと。ちゃんとわかってるじゃない、えらいえらい」ナデナデ

あかり「今まで教えてくれた人達のおかげですよぉ」

愛宕「それを覚えたのは提督よ。先生も鼻が高いわ~」

あかり「……」

愛宕「今胸の方が高いなって思ったでしょ?」

あかり「お、思ってません! 圧迫感があるなぁって思ったんですっ!」

愛宕「胸のこと考えてたのは当たってるじゃない。おませさんなんだから~」

あかり「だって目の前にあったら櫻子ちゃんじゃなくても気になりますよぉ」

重巡の指揮能力が+2されました

愛宕「そんなに圧迫感ある?」

あかり「あります」

愛宕「押しつけてもこんなにやわらかいのに~?」ギュッ

あかり「や、やわらかさとは関係ないんですっ!」

愛宕「そうなの~、ちょっと悲しいかなぁ」

あかり「その、別にこうしてぎゅ~って押しつけられて、気持ち悪いとかじゃないですからね!」

愛宕「そうなんだ! うれしいからもっとぎゅ~ってしちゃう!」ギュゥ

あかり「で、でも、あんまり押しつけられると苦しいですから!」

愛宕「それなら適度に押し付けるわね」

あかり「いや、押しつけないでいいですから。お夕飯までなにしようかな?」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>299の大鳳、遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「最近は物も増えたし、一回整理しようかなぁ」

愛宕「家具は増えないのに物だけ増えてるんだ」

あかり「か、壁紙は変えましたし」

愛宕「龍は見事だけど、提督にあってないと思うのは私だけ~?」

あかり「カッコよくて大人っぽいからいいんですっ!」

愛宕「大人っぽいかな~?」

↓1 使うアイテム

1 お風呂で遊ぼう!連装砲ちゃん(風と名のつく艦娘を呼ぶ)
2 龍の掛け軸(龍と名のつく艦娘を呼ぶ。壁紙効果で二人)
3 スノードーム(雪と名のつく艦娘を呼ぶ)
4 ドイツの国旗(ドイツ艦を呼ぶ)
5 特殊な形のオブジェ(揚陸艦、装甲空母、工作艦、潜水母艦を呼ぶ)
6 水鉄砲(イベント)
7 高級ホテルの宿泊チケット(イベント)
8 ふしぎなあめ
9 すごいふしぎなあめ
10 クッキー
11 最高級チョコ
12 王族御用達のケーキ

愛宕「提督、これなに~?」

あかり「それは、手作業だともう二度と作れない形のオブジェだそうですよ」

愛宕「へぇ~、手作業だと?」

あかり「機械を使えば作れるそうです」

愛宕「なんだか風情がないわねぇ」

あかり「でも綺麗なんですし、色んな人が持ってられる方がいいですよぉ」

愛宕「そういう考え方もあるかぁ」

あかり「キラキラしてて、本当に綺麗ですよぉ」

愛宕「ええ、とっても綺麗ね」

妖精(お茶)「提督、新しい艦娘が到着いたしましたよ」

あかり「えっ、あかり聞いてないよぉ!」

妖精(お茶)「執務、してないからですよ」

あかり「うっ」

愛宕「また新しい子がくるのね、楽しみだわ~」

あかり「どんな人が来るんだろう?」

↓1

1 大鳳
2 大鯨
3 あきつ丸
4 明石

大鯨「こんにちはぁ、潜水母艦大鯨です」

あかり「こんにちは。ここの提督の赤座あかりだよぉ」

大鯨「て、い、と、く……?」

愛宕「提督よ~」

あかり「提督だよぉ」

大鯨「そう、時代は変わったのね」

愛宕「この子が特殊なだけよ~」

あかり「色々と事情があって」

大鯨「そんな、その歳で提督なんてきっと相当に深い理由がお有りなんですね!」

あかり「深いと言えば深いけど」

大鯨「わかりました! この大鯨、卑小の身ではありますが提督を誠心誠意お支えしてまいります!」

愛宕「あんまり気負わなくてもいいわよ~、この子そういうの嫌いだから~」

あかり「大鯨ちゃんも気楽にしてていいからね」

大鯨「そう、ですか? とにかく、不束者ですが、よろしくお願いいたします」

あかり「うん、よろしくね大鯨ちゃん」

今回はここまでです

E-1で捕鯨しようかなと思ってる間にイベントが終わってしまいましたが、明石を一発ツモれたので満足してます
大鳳もほしいですけど大和がほしいです
書いたら出るんじゃなかったんですかね描かなきゃだめですかね

今日は予定が入ったので↓1~3で小ネタ募集します
いつも通りifでも他の鎮守府の話でもOKです

開始します

あかり「大鯨ちゃんは潜水艦なのに水着じゃないんだね。イクちゃんが水着着てただけなのかな?」

大鯨「私は潜水艦ではなく、潜水母艦です」

あかり「なにか違うの?」

大鯨「簡単に言えば、潜水艦に補給をしたり、乗組員の人を休ませたりする艦です」

愛宕「潜水艦は小さいからあんまり物が載せられないからね~」

あかり「へぇ~。ということは、大鯨ちゃんがいれば潜水艦は出撃中でも補給ができるってことなんだ」

大鯨「できません」

あかり「えっ、なんで?」

大鯨「航行しながらの補給ではなく、停泊した時に速やかに補給を行うためにあるものですから」

あかり「ん~、でも出撃したら帰ってくるのは鎮守府で、補給ってすぐに終わるから……」

大鯨「た、確かに潜水母艦としての私は弱っちいですし、特殊なことができるわけじゃありませんけど!」

大鯨「改造すれば軽空母になれるんです! 元々そうするために私は造られましたから!」

愛宕「まあなにかできたとしても、そもそもうち潜水艦いないんだけどね~」

大鯨「だからその、弱いですし戦力としてはあまり役に立てることもないかもしれませんが……捨てないでくれたらうれしいです」

あかり「捨てたりしないよぉ。せっかくうちに来てくれたんだもん、弱くても大事にするから!」

大鯨「あっ、ありがとうございますっ!」

愛宕「うちはそれなりに強い人が結構いるから、一緒に訓練したり戦ってはやく強くなりましょうね」

大鯨「はいっ!」

あかり「愛宕さんお疲れさまでした」

愛宕「提督もね」

あかり「今日も楽しかったですよぉ」

愛宕「うふっ、私も楽しかったわよ~」

あかり「新しい友達も増えて、みんなで一緒に遊んだり愛宕さんとお勉強したり」

愛宕「一応訓練だけどね~」

あかり「明日も楽しければいいなぁ」

愛宕「楽しくするもしないも、あなたにかかってるのよ提督」

あかり「だったら、きっと明日も楽しくしてみせますよぉ」

愛宕「うん、いい心構えよ。お姉さんも安心だわ~」

あかり「色々とありがとうございました愛宕さん。だからごほうびに……」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージをしてあげる
4 お菓子をあげる

あかり「マッサージしてあげます」

愛宕「マッサージ? 得意なの?」

あかり「得意ですよぉ。今までやってきた人、みんなからよかったって言われてます!」

愛宕「そう、ならやってもらいましょうか」

あかり「お布団敷くからそこに寝てくださいね」

愛宕「は~い」

あかり「仰向けじゃなくてうつ伏せですよ」

愛宕「そうよね~、うつ伏せちょっと苦手なのよね~」

あかり「天龍さんもうつ伏せになる習慣がないとか言ってましたよぉ」

愛宕「あら、天龍ちゃんも受けたのね。あの子がいいって言ったんなら期待できるわ」

あかり「愛宕さんにもよかったって言ってもらえるようがんばります」

愛宕「ふふ、がんばってね」

あかり「いきますよぉ」

愛宕「どうぞ~」

あかり「えいっ」

愛宕「んあっ……!」

あかり「愛宕さんもこってますね。なんでかはあえて考えませんけど」

愛宕「はんっ、あ、ん……」

愛宕(う、嘘、この子、なんで私の気持ちいいところ見抜いてるの?)

あかり「こことかもこってそうです」

愛宕「ああっ……!」ビクッ

あかり「うわっ、痛かったですか?」

愛宕「んぅ、うん……痛くない、気持ちいいわ」

あかり「でも涙が」

愛宕「これは、気持ちよくて出たものだから、気にしないで続けて」

あかり「愛宕さんが言うなら続けますけど……」

あかり(押すのは別のところにしよう)

愛宕「あああっ……!」ビクビクッ

あかり「ご、ごめんなさい、さっきよりも痛かったですか?」

愛宕「だから、痛くない、わ。気持ちい、いの……」

あかり「ほんとですか?」

愛宕「ほんと、よ。ほら、手が止まってるわ。もっとごほうびちょうだい?」

あかり「わかりましたけど、痛かったら言ってくださいね?」

愛宕「うん……」

あかり(大和さんみたいに反応速度高いのかなぁ?)

愛宕「はっ、ああっ、あっ……」

あかり「だ、大丈夫ですよね?」

愛宕「だい、じょうぶ。でも、もうちょっとこのまま寝させてて……」

あかり「いくらでも寝てていいですよぉ」

愛宕「ありがと……」

愛宕(私、こんなに敏感だったんだ……)

あかり「愛宕さんも反応速度が高くて、くすぐったがり屋さんなんですね」

愛宕「そうね、超弩級じゃないけれど反応速度が高いのかもしれないわね」

あかり「痛くはなかったんですよね?」

愛宕「うん、逆にとっても気持ちよかったわ」

あかり「よかったですよぉ」

愛宕「また今度してくれる?」

あかり「はい、いつでもしますよぉ」

愛宕「うふっ、またいっぱい私のこと気持ちよくしてくださいね提督」

あかり「いっぱいしてあげます!」

愛宕「ありがとっ。じゃあ、明日の秘書艦を誰にするか決めましょうか」

↓1 (>>299の☆のついてない艦娘。北方棲姫は除く)

あかり「浜風ちゃんにお願いします」

愛宕「浜風ちゃんね、わかったわ伝えておくわよ~」

あかり「もう休まなくていいんですか?」

愛宕「あんまり寝てる提督のお布団が汗でびしょびしょになっちゃうでしょ~?」

あかり「それはいやですけど。ここで一緒に寝るなら別に」

愛宕「今日はやめておくわ~熱に浮かされて変なことしちゃいそうだし~」

あかり「変なこと?」

愛宕「ううん、いいの。気づかってくれてありがとう。おやすみなさい」

あかり「おやすみなさい」

あかり「愛宕さんずっと顔がちょっと赤かったけど、本人がなんでもないって言ってるから心配しなくていいよね?」

あかり「これからはなにをしようかな?」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>299+大鯨のうち大鳳以外)
3 散歩
4 執務

あかり「散歩に行くよぉ」

あかり「鎮守府の中と外、どっちに行こうかな?」

↓1

1 外
2 中

あかり「今日は鎮守府の中を探検しよっと」

あかり「さすがに卯月ちゃんみたいなことになってる子はいないと思うけど」

↓1 コンマ

0~30 何もなかった 31~65 誰かと出会う 66~99 お風呂に行く(複数キャラと交流) ぞろ目 また壁の中から声が聞こえる

あかり「うん、壁の中からの声は聞こえないね」

あかり「どこにも異常はないみたいだし、そろそろ寝ようかな?」

あかり「あれ、食堂の方まだ電気がついてる? 誰かいるのかな?」

↓1 食堂にいた艦娘(>>299+大鯨のうち大鳳以外)

あかり「千歳さん?」

千歳「……っ!」ビクッ

あかり「そんなにびっくりしなくても」

千歳「ごめんなさい、千代田かと思って」

あかり「お酒飲んじゃだめって言われたんですか?」

千歳「酔っぱらって脱ぐのをやめろと言われたんです」

あかり「それはあかりもやめた方がいいと思います」

千歳「私もそんなつもりはないんです。でもお酒を飲むと身体がぽ~っと温まってきて、暑くなって……」プチプチ

あかり「わぁ~、もう酔ってるんですか!? 脱いじゃだめですよぉ!」

千歳「すいません。まだちょっとは自制心が残ってますのでご安心を」

あかり「そう言いながら残りの自制心を無くそうとしないでください! 没収です!」

千歳「ああっ、そんな殺生な!」

あかり「あとはジュースで我慢してください」

千歳「あまり飲んで明日以降の楽しみをなくすのもあれですからね」

あかり「もう、艦娘だからって度が過ぎるとどうなるかわからないんですから!」

千歳「私は限度を見定めてやってますので」プチプチ

あかり「服脱ぎながら言っても説得力ありません!」

千歳「これは、その手が勝手に。あら、ボタンが留められない」

あかり「明らかに限度超えてるじゃないですか。あかりがとめてあげますから」

千歳「ご迷惑をかけて申し訳ありません提督」

あかり「迷惑をかけられるのは役に立ててうれしいですけど、ほんとうは誰も困らないのが一番なんですからね」

千歳「……はい」

あかり「はいできました。でも、この後パジャマに着替えなきゃいけないですよね?」

千歳「そういえば、買ってきてくださったんでした」

あかり「一人で着替えられるんですか?」

千歳「そこまで自分を失ってはいませんよ」

あかり「さすがにそこまでは酔っぱらってないんですね」

千歳「はい。着替えさせていただくなんて、はずかしいですし」

千歳(ただ、提督に着替えさせていただきたいという想いも、ちょっとだけありますが)

あかり「ZZZ……」

千歳「あら、先に潰れたのは提督だったか」

千歳「私に付き合ってもらうのはまだはやいみたいね」

千歳「これで心おきなくお酒をといきたいけど……」

千歳「提督をこのままにしておくわけにはいかないよね。まだお着替えもしてないし」

千歳「お酒よりも提督を着替えさせてさしあげる方が楽しみだなんて、酔ってるわねこれは」」



あかり「んう……? あれ、ここ執務室? あかり、食堂で千歳さんと話してて……」

千歳「……」スヤスヤ

あかり「あっ、千歳さん。あかりのことここまで運んできてくれたんだ。ボタンもとめられなかったのに、ちゃんと着替えさせてくれて」

あかり「ありがとうございます千歳さん」

あかり(今度はお酒没収じゃなくて、酔っぱらっても介抱してあげるようにしないとね)

あかり「またはだけてる。しょうがないなぁ~」

あかり(お酒のにおい、あんまりきらいじゃないかも。千歳さんだから、なのかな?)

浜風「おはようございます」

あかり「おはよう浜風ちゃん」

浜風「……お酒のにおい?」

あかり「あっ、これは」

浜風「いけませんよ提督、その歳でお酒なんて!」

あかり「あ、あかりが飲んだわけじゃないよぉ! 千歳さんのが移ったの」

浜風「そうですか、それならばいいんです」

あかり「心配してくれてありがとね」

浜風「提督は、その、見ているとすぐに騙されて悪い人に利用されてしまいそうな雰囲気がありますので、心配になるんです」

あかり「そんなに頼りない?」

浜風「ああっと、見ていてとてもほんわかするところもあるんですが、お守りしなきゃいけないなぁという思いもあるというだけで!」

あかり「この前街に行ったときは浜風ちゃんの方があかりに隠れてたけど」

浜風「あ、あれは、あれで、いざとなれば提督を守るためにこの胸を投げ出すこともいといませんでしたよ!」

あかり「胸は投げ出さなくてもいいよぉ! というかどこも投げだしちゃだめだから!」

名取「ただいま戻りました」

那珂「ただいま~」

文月「司令官~帰ってきたよ~」

筑摩「それなりに有意義な時間を過ごせました」

神通「はい、また機会があればお話しましょう」

若葉「ああ」

あかり「お帰りさない、みんな」

浜風「成果の方はどうですか?」

名取「資源は滞りなく。追加報酬は――」

↓1 コンマ30以上かぞろ目でアイテム取得

文月「もらったよ~」

あかり「なにをもらったの?」

若葉「これだ」

↓1

1 大きな7の形のキーホルダー(長門型を呼ぶ)
2 まんたんのふしぎなあめ
3 深海棲艦払いの鈴(一マスでの戦闘を何もせず勝利する。コンマ判定で壊れる)
4 強化改造設計図(艦娘一人の一つの能力値を限界値の1.5倍にする)
5 お菓子作りの本(イベント発生アイテム)

そういえばまんたんのあめって99になるんかな…?

あかり「猿でも作れる高級スイーツ?」

浜風「お菓子作りの本ですか?」

神通「お前達も女だからこういうの好きだろうって、くださったんです」

那珂「作り方じゃなくて本物がほしかった~!」

文月「でも~作り方が分かったら好きなときに食べられるようになるよ~」

筑摩「提督は料理できるんです?」

あかり「大和さんに習ってますけど、あんまり」

名取「だったら大和さんに渡して作っていただいた方がいいのでしょうか?」

若葉「甘味なら間宮さんと伊良湖の方が得意かもしれない」

あかり「まだ会ったことないし、間宮さん達にあげようかな? でも自分で作ってクッキーのお返しもしたい気持ちも」

浜風「誰が持っていてもなくなるわけではないですし、深く考えなくてもいいでしょう」

あかり「そうだね。とりあえずあかりが持っておくよぉ」

文月「あのケーキくらいおいしいお菓子の作り方のってればいいな~」

若葉「若葉はクッキーが食べたい」

あかり「きっと自分で作ったらもっとおいしいし、一度はみんなで作ってみようね」

那珂「那珂ちゃんは応援係ね!」

神通「那珂ちゃん?」

那珂「じょ、冗談だよ神通ちゃん」

今回はここまでです
次は遠征に出すかどうか決めるところからはじめます

>>394
まんたんのふしぎなあめは99になるように上がります
ちなみにすごいは10、いいは5、無印は1です
差が激しいですが元々練度が上がらなくてこれじゃ終わるまでケッコンできなさそうだと思って追加したので仕様です

開始します

あかり「それにしても海兵さんって色んな物持ってるんだね」

浜風「言われてみれば、なぜこんな本を持って任務を?」

あかり「お菓子持ってる人もいっぱいいるみたいだし、みんなお菓子好きなんだよぉ」

浜風「甘味は士気の向上に繋がりますが、まあ深く考えない方がいいでしょうか」

あかり「それで今日はどうしよう、遠征に行ってもらおうかな?」

↓1 遠征に

1 出す
2 出さない

あかり「今日も行ってもらおうかな」

浜風「では、どなたに頼みましょうか?」

↓1~6 遠征に出す艦娘(>>299+大鯨の内、浜風、北方棲姫、遠征組以外)

現在の遠征組

三日月
天龍
球磨
卯月
熊野
↓1

再取OKです

三日月「では行ってまいります」

天龍「今回は比較的マシな奴らと一緒か」

球磨「またお菓子もらったら、今度は球磨達で食べちゃってもいいクマ?」

卯月「ええ~、司令官の前で食べた方が楽しいっぴょん」

熊野「そういうことはやめなさいな」

叢雲「もらえるかどうかわからないのに、気が早いわね」

あかり「持って帰ってきてくれたらうれしいけど、食べたいなら食べちゃっていいですよぉ」

浜風「一応報酬なのですから、受領証を作らなくてはいけないのでは?」

三日月「まあ叢雲さんの言うとおりもらえるかどうかわかっていませんし、取らぬ狸の皮算用はよしましょう」

天龍「そういうこったな」

あかり「みんな怪我しないように気を付けてくださいね」

熊野「あかりもあまり危ないことをしないように」

叢雲「しっかり頼むわよ浜風」

浜風「お任せください」

現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

古鷹   ビス子   大鳳
千歳☆ 千代田   大鯨
大和☆ 蒼龍☆   北方棲姫 
扶桑☆ 夕立

金剛☆ 白雪 
浜風   足柄   
愛宕☆ 瑞鶴☆  
       
前回遠征組:名取 那珂☆ 文月 筑摩☆ ○神通 若葉

第二艦隊遠征組:三日月☆ 天龍☆ 球磨 卯月 ○熊野 ○叢雲

↓1 第三艦隊を遠征に

1 出す
2 出さない

↓1~6 遠征に出す艦娘(>>414の浜風、遠征組以外)

浜風は秘書艦なので除きます

現在の遠征組

愛宕
大鳳
白雪
夕立
↓1
↓2

再取OKです

愛宕「秘書艦の次は遠征で私大忙しだわ~」

大鳳「遠征、私は燃費も悪いのであまり適さないのですが」

白雪「資源だけは結構ありますので気にせずに」

夕立「遠征より戦いがい~い~!」

金剛「私はアカリと一緒がいいデース!」

足柄「わがまま言わないの」

浜風「大鳳さんははじめてですし、この機会にみなさんとの仲を深められるといいですね」

大鳳「だけど大丈夫かしら、運悪く深海棲艦に襲われたりしないといいのだけど」

足柄「迎撃すれば問題ないでしょ」

金剛「イエース! 戦果をおみやげに帰ってきマス!」

愛宕「あらあら、みんな勇ましいわね~」

あかり「でも何ごともないことを祈ってますからね」

白雪「私もそうあってほしいと思います」

現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

古鷹   ビス子   浜風☆
千歳☆ 千代田   大鯨
大和☆ 蒼龍☆   北方棲姫 
扶桑☆ 瑞鶴☆ 
 
      
前回遠征組:名取 那珂☆ 文月 筑摩☆ ○神通 若葉

第二艦隊遠征組:三日月☆ 天龍☆ 球磨 卯月 ○熊野 ○叢雲
第三艦隊遠征組:愛宕☆ 大鳳 白雪 夕立 金剛☆ 足柄 

↓1 第四艦隊を遠征に

1 出す
2 出さない

あかり「今日は二組までにしておこう」

浜風「了解しました」

あかり「あかりも遠征に関してはすっかり提督っぽくなったよね」

浜風「いえ、効率が悪い運用法しているのでそこまででも」

あかり「うっ、でも駆逐艦のみんなにばっかり行ってもらうのも悪いし」

浜風「私も駆逐艦ですしそこは助かっている面もあるので、とやかくは言いませんよ」

あかり「ずっと行ってたらお話しする機会もなくなっちゃうからね」

浜風「そうですね、また一緒に出かけることもできなくなってしまいます」

あかり「今度はどこに行きたい?」

浜風「どこでもいいですよ。人目につかなければうれしいですけど」

あかり「あかりは人がたくさんいるところも好きだけどなぁ」

現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

古鷹   ビス子   浜風☆
千歳☆ 千代田   大鯨
大和☆ 蒼龍☆   北方棲姫 
扶桑☆ 瑞鶴☆   文月
名取   那珂☆   若葉
筑摩☆ ○神通      

第二艦隊遠征組:三日月☆ 天龍☆ 球磨 卯月 ○熊野 ○叢雲
第三艦隊遠征組:愛宕☆ 大鳳 白雪 夕立 金剛☆ 足柄 

浜風「では本日は朝はどのように?」

あかり「ん~」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>430の遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「ちょっとお外に出てくるよぉ」

浜風「外出ですか?」

あかり「うん、ちょっとね」

浜風「お一人で行かれるのですか?」

あかり「ううん、誰かと一緒に行くよぉ」

浜風「ではどなたと?」

↓1 (>>430の遠征組以外。三人まで)

あかり「というわけで一緒に行こう大鯨ちゃん、若葉ちゃん」

大鯨「お昼の買い出しですか?」

あかり「そうじゃなくて、息抜きにだよぉ」

大鯨「私抜くほど息をつめてないんですけど」

あかり「た、大鯨ちゃんとは仲良くなりたいなぁって思って」

大鯨「私と仲良くですか? うれしいです。ぜひお供させてください」

あかり「やったぁ。若葉ちゃんはいい?」

若葉「うむ、外出は嫌いじゃない」

あかり「それじゃあ三人でレッツゴー!」

大鯨「見た目通り元気な方なようですね」

若葉「ああ」

若葉「しかしこんな朝からどこで何をすると言うんだ?」

あかり「そうだねぇ、あんまりお店も開いてないし」

大鯨「この街をぷらぷら歩くのもいいかもしれないですね」

あかり「綺麗な街だからきっと楽しいよぉ」

若葉「映画館くらいならこの時間から開いてるだろう」

あかり「映画みたいの?」

若葉「いや、なにをやっているのか知らんし」

大鯨「後は~、近くに神社があるみたいですね」

あかり「お参りしていく?」

若葉「一応若葉達も神のはしくれだが?」

大鯨「でもご利益はありそうですし、行ってみるのも面白いかもしれません」

あかり「どうしよっか?」

↓1

1 ぶらつく
2 映画館
3 神社
4 その他自由に

あかり「神社に行ってみようか」

若葉「他に行くところもないし、そうするか」

大鯨「地図によればあちらのようです」

あかり「じゃあ神社へゴー!」



あかり「じゃんけんぽん」

若葉「司令官の勝ちだな」

大鯨「負けちゃいました~」

あかり「えへへ~、グ、リ、コっと」

若葉「少し広くなっているが、やっと中腹くらいか?」

あかり「だね~、もうちょっとかかるね」

大鯨「いい感じに時間が潰れますね」

若葉「ああ、普通に登るよりも楽しい」

あかり「ふふ~、あかりが一番先に着いちゃうからね~」

大鯨「負けません!」

若葉「若葉も負けん」

若葉「グ、リ、コ。ふっ。若葉の勝ちだ」

あかり「うぅ、結局負けたよぉ」

大鯨「あっ、終わりましたか?」

あかり「うん、終わったよぉ」

若葉「若葉の勝ちだ」

大鯨「残念でしたね提督」

あかり「帰りは勝つもん!」

若葉「帰りもやるのか?」

大鯨「階段苔むしてましたし、下りるときは危ないですからやめましょう?」

あかり「そっかぁ、ちょっと転びそうになっちゃったしそうした方がいいかもね」

若葉「若葉は転んでも平気だが」

大鯨「階段で転んだら危ないですよ。手すりもないですし慎重に下りましょうね」

あかり「は~い」

若葉「まるで引率の先生だな」

大鯨「はい、かけますよ」

あかり「つめたい~」

若葉「清めのためだからな、我慢しろ」

大鯨「ほんとうは色々と作法があるのですが、そこまで格式ばる必要もないですし両手を洗うだけで済ましましょう」

若葉「んっ、冷たいな。司令官」

あかり「なあに?」

若葉「暖を取らせてもらう」

あかり「ひやっ!?」

若葉「やはり司令官は暖かいな」

あかり「もう~、いきなり首筋にされたらびっくりするよぉ」

大鯨「せっかく清めたのに」

若葉「司令官は穢れを知らんから問題はないさ」

あかり「むぅ~、あかりもお返しっ!」

若葉「んあっ!」

大鯨「提督まで、むぅ~」

あかり「若葉ちゃんもあったかいね」

若葉「司令官からもらった熱だ」

大鯨「むぅ……」サッ

あかり「どうしたの大鯨ちゃん? 髪の毛かき上げたりして?」

若葉「大鯨もやってほしいんだとさ」

あかり「じゃあ大鯨ちゃんにもぴと~」

大鯨「ひゃぁん! 冷たいです!」

あかり「はい、大鯨ちゃんも」

大鯨「え、えっと、失礼します」

あかり「ひゃっ! つめたいね~」

大鯨「でも、提督はあったかいです」

あかり「大鯨ちゃんもね」

大鯨「うふふ、何やってるんでしょうね私達」

あかり「ふふっ、ほんとにね」

若葉「だが、悪くないな」

あかり「はい五円玉」

若葉「助かる」

大鯨「ありがとうございます」

あかり「えっと、何回手を叩くんだっけ?」

大鯨「ニ礼ニ拍手一礼です」

若葉「ニ回礼をした後にニ回叩いて、また一礼だ」

あかり「色々とめんどくさいんだね」

大鯨「それくらいやらなければ、神様は力を貸してくれないってことですよ」

若葉「軽々しく触っても力を貸してやってる若葉達に感謝するんだな」

あかり「感謝しますよぉ」

大鯨「ふふっ、お賽銭は一連の流れの最初にやりますからね。軽く会釈してからお賽銭をそっと入れましょう」

あかり「うん。会釈してお賽銭っと」

若葉「次は鈴だ。あまりガラガラ鳴らすなよ?」

あかり「わかってるよぉ」

大鯨「次はニ礼です。お願いごとはそのあとのニ拍手のときですからね」

あかり「ニ回お辞儀して」

若葉「ニ拍手」

あかり「ニ回叩いてお願いごとっと」

↓1 願い事

1 みんなともっと仲良くなれますように
2 戦いがなくなりますように
3 もっと頭がよくなりますように
4 勇気が出せるようになりますように

あかり(戦いがなくなりますように。艦娘も、深海棲艦もみんな笑って暮らせる世界になりますように)

大鯨「お願いできましたか?」

あかり「うん」

若葉「じゃあもう一度礼だ」

あかり(ううん、なりますようじゃないよね。、あかりがしなきゃいけないんだ)

あかり(ごめんなさい神様さっきのお願いはなしです。あかりが、あかりとみんながこの世界を平和にしてみせます。だから、見守っててくださいね)

若葉「よし、できたな」

あかり「あれっ? 若葉ちゃん達はしないの?」

大鯨「何をお願いしたんですか?」

あかり「えっとね、見守ってくださいって」

若葉「見守る?」

あかり「あかりとみんなが戦いをなくすから、見守っててくださいねってお願いしたよぉ」

大鯨「なくしてくださいってお願いじゃないんですね」

あかり「あかりがするって言ったもん。神様に任せちゃだめだよぉ」

若葉「まあ、すでに何柱もの神が力を貸しているんだがな」

あかり「そうだね、あかりだけじゃない。みんなと一緒にするんだ」

あかり「よろしくね、若葉ちゃん、大鯨ちゃん」

若葉「わざわざ改めて言うまでもない」

大鯨「ええ、微力ですがお力添えをいたしますよ提督」

あかり「ありがとう、一緒にがんばろうね!」

あかり「あっ、お守りが売ってる」

若葉「色々あるな」

大鯨「どれを買いましょうか?」

↓1 コンマ

0~30 深海棲艦払いのお守り 31~65 深海棲艦払いの鈴 67~98 深海棲艦払いのお札 ぞろ目 深海棲艦払いの玉串

あかり「これ前にもらったのと同じお札みたい」

若葉「深海棲艦が弱くなるというあれか?」

大鯨「そんなものがあるんですね」

あかり「これ買おうっと。えっと、お金はどうすれば?」

???『マイク音量大丈夫……? チェック、1、2』

あかり「ひゃあっ!?」

若葉「な、なんだ、どこからか声が?」

大鯨「あっ、よく見たらマイクが備え付けてありますよ」

???『よし。お札のご購入ですね、値段は上に書いてありますので、その分のお金をこの賽銭箱に入れてください』

あかり「あ、あの?」

???『あっ、ちゃんとカメラで見てますからね。ちゃ~んと全額払ってもらいます』

若葉「釣銭はどうするんだ?」

???『自動で計算して出すような仕組みになってます』

大鯨「技術の進歩すごい!」

あかり「お金お金、はい」

???『はいどうも。どうぞご贔屓にしてくださいね』

あかり「は、はぁ」

若葉「最近の神社はすごいな」

大鯨「驚きました」

あかり「なんて言うかありがたみが薄れてるような気がするけどね」



???「あれが私の提督ですか。ほんとうに子供なのですね」

???「しかし、なぜ私は彼女の鎮守府に配属されなかったんでしょうか?」

???「近所の神社で巫女さんやって、存在がバレたら艦隊に加われって意味がわかりませんよ、ラム子提督」

今回はここまでです

ちなみにアイテムを使って呼んだ艦娘はちょっとだけ好感度が高い状態からスタートしてます


スレも半分くらいなので好感度と練度表
      練度/好感度
叢雲   40/100
文月   29/78
大和   51/100
白雪   22/28
神通   23/100
蒼龍   26/40
熊野   34/100
三日月  32/100
天龍   19/17
夕立   9/34
扶桑   19/70
古鷹   14/80
金剛   12/83
那珂   14/23
千歳   9/25
瑞鶴   12/32
千代田  10/34
足柄   6/16
名取   7/21
卯月   59/50
愛宕   7/15
球磨   29/31
ビスマルク 7/14
若葉   7/16
浜風   9/9
筑摩   2/5
大鳳   3/6
大鯨   1/12
北方棲姫???/22

開始します
小ネタは明日にでも

あかり「結構時間経ったと思ったけど、まだこんな時間かぁ」

若葉「来るのが早すぎたんだ」

大鯨「ですがこの時間ならもう色んなお店が開いてますよね」

あかり「どうしようかな?」

↓1

1 帰る
2 残る

あかり「お昼食べてから帰ろっか」

若葉「いいのか?」

あかり「せっかく来たんだしね」

大鯨「では次はどこへ行きましょうか?」

あかり「服はこの前買ったけど、水着とパジャマだけだし~」

若葉「服屋か?」

大鯨「服なんてそんな高いもの、私はこれだけでもいいです」

あかり「女の子なんだからだめだよぉ。ちゃんとおしゃれしないとね」

若葉「みんなに土産を買って帰るのもいいんじゃないか?」

あかり「そうだね、あかり達だけ来ちゃったしなにか買うのもいいかもね」

大鯨「なにが喜ばれるでしょうか?」

あかり「千歳さんにお酒……は買えないよねあかり達じゃ」

若葉「無理だな」

あかり「お菓子でも買おっか」

大鯨「みんな好きですからね」

あかり「あとは……ゲームセンターで遊ぶとか」

若葉「芸がないな司令官」

あかり「うっ、しょうがないでしょ田舎に暮らしてたんだから」

大鯨「まあまあ、私ゲームなんてしたことないですから行ってみたいですよ」

あかり「どこに行こうかな?」

↓1

1 服飾店
2 菓子屋
3 ゲームセンター
4 その他自由に

あかり「そうだ、若葉ちゃんが見たがってた映画館行こっか」

若葉「いや若葉はあの時間から開いてる時間が潰せる場所を言っただけ」

大鯨「でも私は観たいです。今の時代なら昔とは比べ物にならないくらい迫力のある映像が見られるような気がします!」

あかり「音もおっきいからね、きっとびっくりするよぉ」

若葉「びっくりするか、なら行ってみるのも悪くない」

あかり「なにがならなの?」

若葉「気にするな」

大鯨「じゃあさっそく行きましょう!」



大鯨「わぁ~、色んな映画が流れてるんですね」

若葉「どれを見るんだ?」

あかり「前に金剛さんと来たときはホラーをみたから……」

↓1

1 ホラー物
2 恋愛物
3 感動物
4 アニメ映画

あかり「いつか静かな海で。なんだか綺麗なタイトルだね」

大鯨「全米が泣いた? すごいです、アメリカ人を泣かせるなんて」

若葉「そのキャッチコピーが付くたびにほんとうに泣いてたら、今頃全米はミイラだらけになってるだろうな」

あかり「よくゾンビだらけにはなってるよね」

大鯨「これ見るんですか?」

あかり「そうだね、上映時間も近いしこれにしよう」

若葉「若葉はこの地獄の底へもついていくというアニメが気になる。タイトルからしてホラーっぽい」

大鯨「わ、私はこのワイルドローズという作品が少しだけ」

あかり「時間があったらまた来てみようよぉ。だめでも、DVD借りて一緒に見ようね」

若葉「見逃した映画を後で見れるとは、便利な時代になったものだな」

大鯨「ですねぇ」

あかり(大鯨ちゃんと若葉ちゃんの見た目で言ってもギャグにしか見えない)

大鯨「ひゃっ」

あかり「どうしたの大鯨ちゃん?」

大鯨「いえ、炭酸が強くてびっくりしちゃっただけです」

あかり「炭酸ジュース飲むのはじめてになるんだ」

若葉「ラムネはあったがここまで強くはなかったな」

大鯨「うぅ、舌がちょっとひりひりしますぅ」

あかり「炭酸苦手な子もいるよね。あかりのはただのオレンジジュースだから交換しようよぉ」

大鯨「すいません提督」

あかり「ううん、飲んでみなきゃ大丈夫かどうかわかんないもんね」

若葉「この痛みがいいんだろうに」

あかり「いや普通に味だと思うよ」

大鯨(ストローの先、ちょっと湿ってる。提督もう口につけてたんだ)

大鯨(だ、だからって、別になにかあるわけではありませんしっ。そもそも私のだって、もう口につけてますしっ!)チュー

あかり「大鯨ちゃんまた髪かきあげてる。癖なのかな?」

若葉「……司令官、それもちょっとくれ」

あかり「はい、どうぞ」

若葉「ありがとう。うん、刺激が程良いな」

あかり「若葉ちゃんのもちょうだい」

若葉「ああ」

あかり「ありがと。こっちもおいしいね」

大鯨「んむぅ~……」ブクブク

――戦争が終わって、この海も静かになった。

――爆音と、悲鳴が聞こえない海。いつかこんな海になればいいって、ずっと夢見てたのに。

――静かな海って、こんなに寂しいものなんだね。

あかり(戦争が終わってすぐの頃、生き残って一人ぼっちになっちゃった艦娘のお話みたいだよぉ)

あかり(二人とも見るの辛いんじゃないかな?)

大鯨「うっ、ああっ……」

若葉「……」グスッ

あかり(やっぱり。どうしよう?)

↓1

1 映画館を出る
2 大鯨を気づかう
3 若葉を気づかう

あかり「出よう、二人とも」

大鯨「えっ……?」

若葉「気づかいは、無用だ。元々感動物だとわかってて入った」

あかり「それは感動の涙じゃないでしょ! いいから出るの!」グイッ

大鯨「て、提督」

若葉「うわっ」



あかり「ごめんね、もっとちゃんと内容を確認してから見ればよかったね」

大鯨「いいんです、とてもいい映画だったと思いますし」

若葉「ああ」

あかり「でも辛かったんでしょ?」

若葉「……」

大鯨「辛く、なんて」

あかり「とりあえず、涙を拭こう。ハンカチは……あった。大鯨ちゃんからね」

大鯨「あえっ、じ、自分でできます」

あかり「今くらいあかりにさせてよぉ」

大鯨「……」

若葉「大鯨、正確に言えば龍鳳は生き残った艦だからな。若葉よりも辛かっただろう」

大鯨「辛いとかじゃないんです、ただあの艦娘と同じだなって思っただけで」

あかり「それが辛いって言うことなんだよぉ」

大鯨「そんな、ことは……」

若葉「あの映画はどんな終わり方だったんだろうな」

あかり「きっとハッピーエンドだよぉ」

若葉「どうだろうな……」

大鯨「戦いが終わった後の軍艦がどうなるか、私は身を持って知ってますから」

あかり「それでもきっとハッピーエンドだよぉ! そう信じた方が幸せだよぉ!」

若葉「そうだな、そう信じた方が幸せかもしれないな」

大鯨「ええ、そう信じた方が……」

あかり「もし、もしも、あの映画がハッピーエンドじゃなくたって、二人はハッピーエンドにするから」

若葉「はっ?」

大鯨「提督?」

あかり「あかりが必ず、二人をハッピーエンドに連れてってあげるよぉ! 何があっても必ず!」

あかり「戦いが終わって静かな海になったら、みんなの笑い声で騒がしくしちゃうから」

あかり「大鯨ちゃんは会ったばっかりで、若葉ちゃんはあかりのだめなところいっぱい見てるから信用できないかもしれないけど」

あかり「あかりが二人とも幸せにする。約束だよぉ」

若葉「……くさいな」

あかり「ええっ!?」

大鯨「ほんとうです。大げさすぎますよ提督」

あかり「で、でも、ほんとうの気持ちだもん!」

若葉「ああ、それはわかるさ」

大鯨「会ったばかりでもちゃんと伝わりますよ」

若葉「子供の戯言と切って捨てるべきなんだろうが」

大鯨「信じます提督のこと。神様にお願いするんじゃなくて、見守ってくれなんて頼んじゃうような人ですから」

あかり「二人ともっ! ありがとう~!」ダキッ

若葉「んんっ、まったく、キミの方が泣いてどうするんだ」

あかり「だってぇ~」

大鯨「よしよし、でもそんな提督だから、会ったばかりでも信じられるんですよ」ナデナデ

あかり「うえ~ん!」

若葉「やれやれ、若葉達が慰められる側だったのにな」

大鯨「はいはい、いい子だから泣きやんでくださいね」ポンポン

大鯨「あんまり動くと目に指が入って危ないですよ」フキフキ

あかり「うぅ、なんでかあかりの方が拭かれることになってるよぉ」

若葉「あまり司令官がび~び~泣いてると、隊の士気にも関わるんだからな」

あかり「ご、ごめんなさい」

大鯨「私は感情表現豊かな子は好きですけどね。はい、これで終わりです」

あかり「ありがとう大鯨ちゃん」

大鯨「どういたしまして」

あかり「あのね、ほんとうだから、あかり二人とも幸せにしたいって思ってるからね?」

若葉「ああ、わかってる」

大鯨「幸せにしてくださいね提督」

あかり「うんっ!」

若葉「若葉は腹を幸せにしてもらいたい」

あかり「気がついたらもうお昼だよぉ。何が食べたい?」

若葉「激辛料理」

大鯨「わ、私は甘い方が」

あかり「真逆のタイプ!? ファミレスに激辛料理あるかなぁ?」

若葉「別にそれだけしか食えんわけではない」

大鯨「色んな料理が出るお店なら、食べられる物もあるでしょう」

あかり「じゃあファミレスに決定! 行こう、若葉ちゃん、大鯨ちゃん!」スッ

若葉「手を繋げと? いいけど」ギュッ

大鯨「迷子になったら大変ですからね」ギュッ

あかり「よ~し、抜錨だよ~!」

若葉(幸せにする、か。そういうこと安易に口にするから、悩む羽目になるんだぞ)

大鯨(会ったばかりの私にこんなに優しくしてくれて、いい人の下に来ることができた。それだけで私は幸せですよ)

今回はここまでです

地獄の底へもついていくカラオケ回で京子が語っていたアニメです
ワイルドローズはちょっとアダルトな百合アンソロジーでちなつがこれを読んで興奮していました

開始します

あかり「あ~なたのために愛のメッセージ。こ~ころを込めて愛のメッセージ」

叢雲「……」

あかり「みんなにしあわせを~ねっ、届けます~」

叢雲「……」

あかり「あのね、あのね、えっとね……」

叢雲「……」

あかり「叢雲ちゃん?」

叢雲「わっ、びっくりした。急に出てこないでよ」

あかり「さっきからここにいたよぉ!」

叢雲「嘘でしょ? 私のレーダーにはなんの反応もなかったわよ」

あかり「ええっ、歌まで歌ってたのに」

叢雲「あんたの歌声が妨害音波になってたのかもね」

あかり「そこまで音痴じゃないよぉ!」

叢雲「そもそも、あんた時々消えてるわよね?」

あかり「んんっ!? 意味がわからないよぉ」

叢雲「いや、時々レーダーに反応がなくなるし」

あかり「あかりレーダーさんからも影薄いって思われてるの!?」

叢雲「どうやってるのか教えなさいよ。ことと次第によっては、有力な戦術になるわよ」

あかり「いや、別にあかりが意識してやってるわけじゃないし」

叢雲「でも実際消えてるし」

あかり「叢雲ちゃんがそう錯覚してるだけだよぉ!」

叢雲「いいから教えなさい!」

あかり「教えろって言われても~」

金剛「話は聞きましたヨー!」バンッ

あかり「わぁッ、金剛さん?」

金剛「私も消える特技を身につけたいデース!」

あかり「あかりも身につけてないですからね!」

叢雲「ステルス戦艦なんて大活躍間違いなしね」

金剛「もしレーダーに映らず消えられるなら~、時間も場所もわきまえずラブを育めマース!」

あかり「消えててもわきまえましょうよぉ!」

金剛「ンー? わきまえてたら育んでもいいんですカー?」

あかり「あぅ、それは、その」

叢雲「はいそこまで! 色ボケてんじゃないわよ!」

金剛「そんなこと言って、叢雲だってそれが目的のくせニー」

叢雲「は、はぁ!? 私は、純粋に戦力の増強をね!」

金剛「誰も見てないなら、そうやって意地を張る必要もないんですヨー? 好きなだけ甘えられるんデース」

叢雲「なっ……」

熊野「人目を盗む必要がなくなるのは願ったりかなったりですわ」

大和「邪魔が入らないというのはいいかもしれないわね」

神通「どういうことでしょう、身体が火照ってきてしまいました……」

三日月「人目を気にせず甘えられる……」

叢雲「あ、あんた達どっから出てきたのよ!?」

あかり「すでに消える特技習得してるんじゃ」

あかり「前にあかりが目立つためにはどうすればいいかって話をしたの」

あかり「それで、結衣ちゃんが効果音が全部アッカリ~ンになる、とか書いて」

叢雲「効果音?」

あかり「それでちなつちゃんが一緒に透明人間になるとか書いて、京子ちゃんが絵にしたの」

あかり「そのせいで何故かアッカリ~ンの効果音と共に透明になるみたいなキャラ付けされちゃって」

金剛「キャラ付け?」

あかり「最近は消えてなかったんだよぉ! 表紙でも帯に隠れたりすることないし!」

大和「表紙?」

あかり「だからあかりは透明になったりしないの! 夢の中だと自分でできるみたいな感じになってたけど」

熊野「つまり意図してやってるわけではないと」

あかり「最初からそう言ってるじゃないですか!」

神通「それならば提督の真似をしてみればいいんじゃないでしょうか?」

三日月「司令官の真似ですか?」

大和「叢雲さんの服、あかりの学校の制服そっくりなのよね? だったら、それと同じものを来てあかりっぽく振る舞えば」

金剛「どこでもいちゃいちゃできマース!」

あかり「できません!」

金剛「そういうわけで妖精に作ってもらいましター!」

あかり「相変わらず仕事がはやい!」

大和「これを着てあかりっぽくなればいいんだ」

三日月「司令官っぽくってどうすれば?」

神通「とりあえず髪を結ってみましょうか」

あかり「じゃあみんなは着替えて、もう着てる叢雲ちゃんの髪をあかりが結いますね」

叢雲「じ、自分でやれる」

あかり「あかりっぽくなるなら、あかりに任せるのが一番だよぉ」

叢雲「べ、別に私は意地とか張ってないし、甘えたいとか別に、そんな……」

あかり「とにかく結ってあげるからね」

叢雲「……なんだかんだで乗り気じゃないの」

あかり「消えるのはともかく、みんなであかりみたいにするっていうのは楽しそうだもん」

叢雲「ふんっ、痛くしたら叩くんだから」

あかり「は~い」

熊野「あれはわたくしの専売特許でしたのに……!」

金剛「はやく着替えて私も髪の毛いじってもらいマース!」

あかり「はい、できたよ」

三日月「ありがとうございます、司令官」

金剛「お団子デース!」

熊野「やはり手際がいいですわね」

神通「私がすると那珂ちゃんみたいです」

大和「あかりと同じ髪型で、同じ服……」

叢雲(に、似合ってるのかな?)

あかり「わぁ~、みんな可愛いよぉ」

金剛「デショー? アカリは普段から可愛いですヨー!」

神通「それはともかく、次は提督の真似ですけど……」

三日月「司令官の真似……」

大和「……」

あかり「えっ? そこはみんな一斉にあかりの真似をはじめるところじゃないの!?」

叢雲「真似って言っても、ねぇ?」

熊野「正直どこを真似すればいいのか」

あかり「い、色々あるでしょ!?」

大和「強いていえば語尾を少し伸ばしぎみだとは思うけれど」

三日月「金剛さんや卯月ちゃんほど特徴的ではないですので」

金剛「帰国子女は辛いデース」

あかり「ほ、他にないの?」

神通「あとはそう、優しいです」

熊野「いい子ですわ」

大和「ええ、いい子」

あかり「前と同じだよぉ~!」

三日月「と、とりあえずアッカリ~ンでしたっけ、それを言ってましょう」

あかり「真似るところからはじめようよぉ!」

叢雲「それってこいつの名前をもじってるのよね? だったら、私はムラックモ~ン?」

熊野「どこかのモンスターみたいですわね」

金剛「私はコッンゴ~ウデース!」

叢雲「言いづら」

三日月「私はどうすれば?」

神通「カッヅキ~ンとかでいいんじゃないでしょうか?」

熊野「わたくしはクッマノ~ンですわね」

大和「一番それっぽいんじゃないでしょうか? 大和はヤッマト~ンになりますし」

あかり「あ、あの?」

神通「ジッンツ~ンって、これも結構言いづらいです」

熊野「あまり可愛らしい響きでもありませんしね」

大和「難しいですね効果音というものも」

金剛「そもそも効果音を口で言うのがおかしいんデース!」

叢雲「そうね、自然と鳴る音が効果音なんだし」

三日月「そうなりますよね」

あかり「あの――」

那珂「なっかちゃ~んだよ~!」

神通「那珂ちゃん、どうしたの?」

那珂「いやなんか楽しそうな声が聞こえるから来てみただけだけど、みんな那珂ちゃんスタイル? うれしいな~!」」

熊野「別にあなたを真似たわけではありませんわよ!」

那珂「はずかしがらなくっていいって~! そんな熱心なファンのみんなには、今からライブの特等席へご招待!」

神通「それが目的で来たのね」

那珂「ほらほら、はやくしないとはじまっちゃうよ~! 急いで急いで~!」

叢雲「ああこら、主役のあんたがいないんだからはじめように、はじめられないでしょうに」

大和「まあ、たまには付き合ってあげましょうか」

熊野「騒がしい場所は嫌いなのですけど――」



あかり「……」ポツーン

あかり「アッカリ~ン……」

あかり「今日もいい天気だよぉ」

天龍「わっ!」

あかり「わあっ! び、びっくりしたぁ」

天龍「ふふ~、怖いか?」

あかり「なんだ天龍さん、怖いというかびっくりしました」

天龍「なんだよ~、怖がれよ~! 天龍様だぞ~!」

あかり「最初はちょっと怖そうでしたけど、ほんとうは優しくてカッコいい人だって知ってるから怖くないです」

天龍「か、カッコいいけど、や、優しくねぇし!」

あかり「優しいですよぉ」

天龍「や、優しくなんかねぇよ! バーカバーカ!」

あかり「ああ、行っちゃった。どうしたんだろう、なんだかいつもとちょっと違ったような」

ビスマルク「アトミラール!」

あかり「あっ、ビスマルクさんおはようございます」

ビスマルク「おようございます、じゃない!」

あかり「なんか怒ってます?」

ビスマルク「怒ってるわよ! どうして夜ビスマルクの部屋に来ないのよ!」

あかり「えっと?」

ビスマルク「あなたはビスマルクのゆたんぽでしょ! 来なきゃだめなの!」

あかり「あ、あの?」

ビスマルク「今日はビスマルクが寝る前にはちゃんと来ること! いいわね!」

あかり「は、はぁ、わかりました」

ビスマルク「そう、それでいいのよ! じゃあ、また夜にね。絶対来なさいよ! 来なかったらこっちから行くから!」

あかり「は、はい。あれぇ? ビスマルクさんもなんか違和感が」

瑞鶴「ちょっと、どうなってるのよこれは!」

あかり「瑞鶴さん、どうしたんです?」

瑞鶴「どうしたもこうしたもないわよ!」

あかり「えっ、なんでちっちゃくなってるんですか?」

瑞鶴「知らないわよ! 朝起きたらこうなってたのよ!」

あかり「あかりよりもちっちゃい」

瑞鶴「これくらいの身長がお似合いだろうってわけっ!? さすがにバカにしすぎよ!」

あかり(うぅ、服のサイズがだぼだぼだから、見ろしてる胸が見えちゃうよぉ)

瑞鶴「……サイズ変わってない。やった! 相対的に巨乳に、じゃない!」

あかり「ノリツッコミだよぉ」

瑞鶴「一体何がどうなってるのよこれは?」

あかり「あかりにもわかりませんよぉ」

金剛「アカリー!」ダキッ

あかり「わっ、金剛さん?」

瑞鶴「金剛もちっちゃくなってるし」

金剛「金剛と遊ぶデース!」

あかり「えっとね、今はそれどころじゃ」

金剛「やだやだ~! 遊んでくれなきゃやだ~!」バタバタ

瑞鶴「ちょっ! ダボダボの服で暴れるから脱げてるわよ!」

あかり「遊ぶから止まってください~」

金剛「ほんと!?」

あかり「ほんとですから、はだけた服ちゃんと着ましょう?」

金剛「着る必要ありまセーン! 今から夜戦ごっこしますかラー!」ガバッ

あかり「ちょ、わっ」バタッ

瑞鶴「こ、こら金剛! あんた何やってんの!」

金剛「夜戦ごっこデース!」

瑞鶴「ごっこじゃないでしょうが!」

あかり「今は朝ですよぉ!?」

金剛「や~せん、や~せん!」ピョンピョン

あかり「ぐぇっ、お腹の上で跳ねないでください~」

瑞鶴「精神まで子供になっちゃってるの!? もう、うわっ!」ベチャッ

金剛「瑞鶴転んでマース! カッコ悪いデース!」

瑞鶴「もう~、重心が取りづらいのよ!」

金剛「夜戦しまショー?」

あかり「だから今朝だから無理です~!」

金剛「す~る~の~!」

あかり「うぐぇっ、お腹やめて、苦しい……」

熊野「やめなさいな!」ドンッ

金剛「きゃう!」

熊野「まったく、油断も隙もありませんわ!」

金剛「熊野、なにするんデース!」

熊野「こちらの台詞ですわ! 時間と場所をわきまえなさい!」

金剛「ブー!」

あかり「あ、ありがとう熊野さん」

熊野「ほら、立ちなさい瑞鶴さん」

瑞鶴「わ、悪いわね。あなたも小さくなったのね」

あかり「ちっちゃくなったけど、瑞鶴さんと同じ精神的にはいつものまま?」

熊野「それであかり、助けたお礼はまだですの?」

あかり「お礼?」

熊野「助けたんですから、礼をするのは当然でしょう?」

あかり「何をすればいいんです?」

熊野「だっこ」

あかり「は?」

熊野「だっこしてくださいな」

あかり「だっこですか?」

熊野「だっこ~!」ピョンピョン

瑞鶴「ああ、熊野もだめみたいね」

あかり「だっこくらいいいですけど」ダキッ

熊野「わぁ~い」

あかり「わっ、すごい軽い」

熊野「んにゅ、あかりに包み込まれるなんて、幸せですわ」

金剛「ずるいデース! 金剛も金剛も!」

熊野「だめですわ! あかりはわたくしのものですの!」

金剛「金剛もだっこ~!」バタバタ

あかり「だから、だだっこすると服脱げちゃいますから~! 熊野さん、ちょっと下ろしますよぉ」

熊野「あっ……」

あかり「はい、金剛さんも」ダキッ

金剛「えへへ~、ふわふわしてますヨー……」

熊野「むぅ~! せっかくわたくしが助けてあげましたのに! 助けなければよかったですわ!」プイッ

瑞鶴「提督さん、熊野がすねちゃったわよ」

あかり「き、機嫌直してください熊野さん」

熊野「ふ~んですわ」

あかり「どうしたら機嫌直してくれます?」

熊野「ちゅ~」

あかり「えっ?」

熊野「ちゅ~してくれたら考えます」

瑞鶴「なんてこと言いだすのよ!」

あかり「ちゅ~って、お、おでこでいいですか?」

熊野「フレンチじゃなきゃやだ」

あかり「あ、やっ、そ、それはさすがに……」

熊野「……だったらおでこでいいですわ。寛大なわたくしに感謝してくださいな!」

あかり「あ、ありがとうございます。金剛さん、下ろしますね」

金剛「ああ~! 次は金剛の番ですからネー」

熊野「したらフレンチじゃなきゃ許しません」

あかり「ということなので」

金剛「横暴デース!」

熊野「あかりに馬乗りになって、だっこしてもらえたんですから我慢なさい!」

あかり「じゃ、じゃあいきますよ」

熊野「どうぞ」

あかり「んっ」チュッ

熊野「んぅ。おでこにされるのも、悪くはないですわね」

瑞鶴「まるで別のところにもされたことがあるような言い方だけど?」

あかり「いや、あの、言葉の綾ですよぉあははは」

金剛「金剛も~!」

熊野「だめ」

金剛「ふ~ん、いいですヨー! こっちからしますかラー」チュッ

あかり「ふえっ」

熊野「っ! あ、あなたは!」

金剛「熊野にとやかく言われる筋合いはありまセーン!」

あかり「あわわわ、喧嘩しないでくださいよぉ」

瑞鶴「いいわよ、ほっときましょう」

あかり「で、でも」

瑞鶴「こうなった原因を見つけて、元に戻せば収まるわよ」

あかり「だといいですけど」

那珂「これで子役からのキャリアがつめるね!」

神通「それじゃアイドルじゃなくて女優だよ那珂ちゃん」

名取「芸能界は危険がいっぱいだよ~危ないよ~」

あかり「神通さんと那珂ちゃんは瑞鶴さんと同じみたいです」

那珂「あっ、提督!」

あかり「おはよう那珂ちゃん、神通さん、名取さん」

神通「おはようございます、提督」

名取「お、おはようございます……」

那珂「だめだよ名取ちゃん、那珂ちゃん今小さいんだから、隠れられないって」

名取「で、でもぉ」

瑞鶴「いつもよりも怖がりというか、精神だけ幼くなってる?」

あかり「天龍さんとビスマルクさんもそうなってたんだ」

那珂「ほら、前に出て」

神通「提督ですよ、怖くないです」

名取「わ、わかってますけどぉ……」

あかり「いつもびっくりさせちゃってから、苦手意識持たれちゃったのかなぁ」

名取「ち、違います、違いますけど」

瑞鶴「しゃきっとしなさい!」

名取「ひゃあっ!」

那珂「ああ~、瑞鶴ちゃん脅かしちゃだめじゃない」

神通「よしよし、怖くないですよ」

名取「ふえぇ~ん」

あかり(那珂ちゃんと神通さんはあかりより小さいから、なんだかあべこべだよぉ)

足柄「ガウガウ!」

蒼龍「くぅ~ん」

瑞鶴「幼児退行どころか動物になってるのまでいるわよ」

あかり「二人とも見た目はそのままだから、色々とあれだよぉ」

足柄「なにがあれよ~、飢えた狼ごっこしてるだけじゃない」

蒼龍「こっちは食べられる子犬ごっこです~」

瑞鶴「ずいぶんとまあマニアックな遊びを」

蒼龍「提督~」

あかり「なでなですればいいのかな?」ナデナデ

蒼龍「わふぅ~ん……」

足柄「狩りのチャ~ンス! 食べちゃうわよ~!」

あかり「きゃああ~!」

蒼龍「わぅ~ん!」

瑞鶴「提督さんも楽しんでるんじゃないわよ!」

瑞鶴「幼児退行する人と、身体がちっちゃくなる人、同時に起きる人。法則性がわからないわ」

あかり「そもそもなんで起きたかもわからないですし」

瑞鶴「う~ん、それについては心当たりはあるけど、きゃっ!」ドタッ

あかり「だ、大丈夫ですか?」

瑞鶴「はぁ、子供がよくこけるのってこういうことなんだ」

あかり「手つなぎましょうか?」

瑞鶴「……だっこ」

あかり「ず、瑞鶴さんもですか!?」

瑞鶴「冗談よ。手つなぎましょう」

あかり「こけないようにゆっくり歩きましょう」

瑞鶴「これじゃ瑞鶴が妹みたいね、あかり姉」

あかり「あかり姉かぁ~、そういう呼ばれ方もいいですよぉ」

瑞鶴「今だけなんだからね」

あかり「じゃあたっぷり楽しませてもらうわね、瑞鶴」

瑞鶴「な、なによ、急に口調変えたりしてさ」

あかり「えへへ、お姉ちゃんの話し方真似してみました」

瑞鶴「そ、そう、急に呼び捨てにするから、驚いたわ」

あかり「妹にさんはつけないですもん普通」

瑞鶴(ちょっとだけドキってしたのは、驚いたからよね?)

あかり「ところでその心当たりってなあに?」

瑞鶴「こういうバカげたことやるやつは、一人しかいないでしょ」

妖精(猫吊るし)「あはぁ~、むにむに天国です~」

愛宕「愛宕のお胸の中気持ちいい?」

妖精(猫吊るし)「最高級ホテルのスイートルームのベッドでも、これ以上のものはないくらいですよ」

愛宕「ほんとぉ? ふふっ」

あかり「愛宕さん、と妖精さん?」

瑞鶴「やっぱり、あんただったのね」

愛宕「あ~提督~、聞いて聞いて、愛宕のお胸ね、スイートルームよりやわらかいんだって~!」

妖精(猫吊るし)「まさに天にも昇る気持ち」

瑞鶴「そのまま昇天したくなかったら、この状況を説明しなさい!」

妖精(猫吊るし)「例のきのこを改良する実験の一環ですよ」

瑞鶴「艦娘を従順な性格にするっていうあれ?」

妖精(猫吊るし)「子供になればみんな従順になるでしょう?」

あかり「そうとも限らないんじゃないかなぁ?」

瑞鶴「なんで身体まで子供にする必要があんのよ!」

妖精(猫吊るし)「大人の姿のままで子供のように暴れられると、大変なことになりますから」

あかり「それは確かに」

瑞鶴「じゃあ、精神だけ、身体だけ、両方に効果を及ぼしてる人がいたけどその違いは?」

妖精(猫吊るし)「おっぱいです」

瑞鶴「はいっ?」

妖精(猫吊るし)「だから、おっぱいです。胸の大きな人は精神だけ幼くなるようにしました」

あかり「そういえば、元の姿のままの人みんなおっきい人ばっかりだよぉ」

妖精(猫吊るし)「サイズは変わらないようにしましたから、あまり大きい人が身体だけ小さくなると大変ですからね」

あかり「そ、そうだね」

妖精(猫吊るし)「両方の効果が出てる人は、ちょうどいいくらいの大きさの人ですね。本来はこの状態にすることを目指して開発しました」

瑞鶴「じゃあ瑞鶴達の精神に影響が出てないのは?」

妖精(猫吊るし)「相対的に巨乳になった喜びを感じてもらうためです」

瑞鶴「……」

妖精(猫吊るし)「勝手に実験するんですから、ちょっとは楽しませてあげ、ない、と……」

瑞鶴「ええ、そうね」

あかり「あわわわ」

妖精(猫吊るし)「ええっと~」

瑞鶴「話してくれたから昇天させるのは勘弁してあげる」ガチャ

妖精(猫吊るし)「ぎ、艤装の展開はやめ――」

瑞鶴「地獄に落ちろ」

あかり(その後、他の妖精さんが解毒薬のようなものをみんなに飲ませて、この騒動は収まりました)

あかり(残念そうにしてる人、はずかしがってる人、安心してる人と色んな人がいましたけど、みんなそれなりに楽しかったみたいです)

あかり(たぶん)

あかり(あの妖精さんが何をされたのかはよくわかりません。わかってるのは、鎮守府の一区画が爆撃でも受けたみたいにボロボロになったことと)

あかり(あれからあの妖精さんの姿を見てないということだけ)



あかり「あの子、大丈夫かなぁ」

瑞鶴「知らない方が幸せなこともあるわ」

あかり「瑞鶴さん……」

瑞鶴「さんづけ……」

あかり「へっ?」

瑞鶴「な、なんでもないわ!」

瑞鶴(たまには妹になるのもいいかもしれないわ)



あかり「そういえば、すっごい失礼かもしれないけれど、なんで熊野さんには両方の効果が出てたのかなぁ?」

熊野「っ!」ギクッ

妖精(猫吊るし)「じゅうじゅんだったから、でしょうかね」

今回はここまでです

アニメでは改変されてますけど原作初期の頃は結構メタネタも使ってました
本編ではなるべくメタネタは使わないようにと思ってます
すでにちょこっとだけ使ってたりしてますけど

開始します

あかり「あっ、おみやげ買うの忘れてた!」

浜風「いいですよおみやげなんて」

あかり「ごめんね、次は忘れないようにするから」

浜風「ですからいりませんってば」

あかり「ところで、浜風ちゃんってなにをしてるときが幸せ?」

浜風「唐突ですね。そんなこと考えたこともありませんよ」

あかり「あかりはみんなといるときが一番幸せ!」

浜風「そうですか。私は、わかりません」

あかり「浜風ちゃんも遊びとか、詳しくないんだね」

浜風「それはそうですよ」

あかり「じゃあ、あかりが色々教えてあげるよぉ」

浜風「提督は年中楽しそうではありますよね」

あかり「だって、毎日色んなことがあって楽しいんだもん」

浜風「うらやましいですね」

あかり「浜風ちゃんもあかりがそうしてあげるよぉ」

浜風「期待はしないでおきます。では、お昼はどうします?」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>430の大鯨、若葉、遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「兵装を開発しよう!」

浜風「種類についてはお聞きしてますよね?」

あかり「うん」

浜風「ではどれを作りましょうか?」

↓1

1 砲戦系
2 水雷系
3 空母系

あかり「また水雷系の人に頼もうかな?」

浜風「それでは誰に頼みましょうか?」

↓1 (>>430の駆逐、軽巡)

名取「失敗しないようにがんばりますね」

あかり「失敗してもかわいいのができるからいいですけどね」

名取「資源が無駄になっちゃいますよ。前は爆雷投射機を作ったんですよね」

あかり「あそこに置いてあります」

妖精(三式爆雷)「……」アミアミ

名取「なんで編み物してるんでしょう?」

あかり「理由はわかりませんけど、あかりと神通さんにセーターを編んでくれるそうです」

名取「ちょっとうらやましいです」

あかり「ほんとうはあかりがこういうのみんなに作って、プレゼントしなきゃいけないですよね」

名取「いけなくはないですけど、でも提督が手編みしたセーターなんていただけたら、とてもうれしいと思います」

あかり「あかりもちなつちゃんと一緒に、向日葵ちゃんから編み物習っておけばよかったですよぉ」

名取「さすがに艦隊全員分はキツいですよ」

あかり「じゃあ、全員一斉に巻けるマフラーとか!」

名取「そっちの方がキツいかもしれません、色々な意味で」

↓1 コンマ

0~30 12cm単装砲 31~65 61cm四連装(酸素)魚雷 67~98 10cm連装高角砲 ぞろ目 53cm艦首(酸素)魚雷

名取「できました!」

あかり「あっ、これ卯月ちゃんが持ってたやつだ」

妖精(10連高角)「……」ピョン

あかり「あれ、どうしたの妖精さん?」

名取「この子がこれを担当するみたいですね」

あかり「担当とかあるんだ」

妖精(10連高角)「……」ニコニコ

名取「なんだかすごい笑ってますね」

あかり「砲が好きなんでしょうか?」

妖精(10連高角)「……」キラキラ

あかり「目が輝いてる」

名取「と、とりあえず、私の艤装にはまだ追加兵装が載せられるので、私が装備してよろしいでしょうか?」

あかり「そうですね、お願いします」

名取「これで対空火力が増しました」

あかり「敵の飛行機からみんなを守ってくださいね」

名取「どこまでできるかわかりませんが、提督だけでも必ずやお守りします」

あかり「先ずは名取さん自身を守ってくださいね」

名取「……はい」

あかり「妖精さんにも色んな子がいるんですね」

名取「よく働きますし、みんないい子だと思います。まあ、若干名ちょっと怪しいのがいますけど」

あかり「あ、あの子もきっと艦隊のことを思ってやってるはずですから!」

名取「どうでしょうね」

あかり「そう信じましょうよぉ。さてと、これからはどうしようかな?」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>430の大鯨、若葉、遠征組以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「執務をしに戻って来たよぉ」

浜風「なにか違和感がありますねその台詞」

あかり「そうかな?」

浜風「はぁ、まあいいですよ。書類は種類ごとにそちらにまとめてあります」

あかり「ありがと。相変わらず山だよぉ」

浜風「はやく踏破してください」

あかり「がんばるよぉ! 先ずはここから!」

↓1

1 出撃要請
2 新艦娘着任の知らせ
3 アイテム配布の知らせ
4 酒保充実の嘆願書
5 施設増築の嘆願書
6 他提督の戦果報告

あかり「これ、出撃要請だよぉ」

浜風「ええ、そろそろ来るころだと思っていました」

あかり「戦うことで救ってるって言われても、あんまりいい気はしないよね」

浜風「それでもただ倒すだけというよりはマシです」

あかり「ダメコンいっぱい買った方がいいかな?」

浜風「倒す相手みんなを引き入れていたら、キリがありません」

あかり「だよね……」

浜風「せめて救われた魂が艦娘となることを祈りましょう」

あかり「そういえば浜風ちゃんもそうだったっけ」

浜風「大室提督の深海棲艦から聞いたという話がほんとうならば、ですが」

あかり「ということは覚えてないんだよね、深海棲艦だった頃のこと」

浜風「まったく。その方がいいと思いますけどね。深海棲艦だった頃の私は、もしかしたら……」

あかり「昔は昔だよぉ! 今の浜風ちゃんは浜風ちゃんなんだから気にしないで!」

浜風「気にしてもしょうがありません、か」

あかり「今からだと遅くなっちゃうから、明日だね」

浜風「そうなりますね。はやく行って終わらせましょう」

あかり「そうしよう!」

あかり「よ~し、今日の執務終了だよぉ!」

浜風「少しは片付きましたか」

あかり「これから増えなきゃいいのに」

浜風「そうもいきませんよ」

あかり「地道に片付けていくしかないねぇ」

浜風「そういうものですので。私もなにかあればまたお手伝いしますよ」

あかり「うん、ありがとね」

浜風「いいえ、それでは」

あかり「あっ、待って浜風ちゃん」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 お菓子をあげる
4 マッサージをしてあげる

あかり「今日のごほうびにお菓子をあげるね」

浜風「ご褒美がほしくてやったわけでは」

あかり「みんなにしてあげてることだから、ね?」

浜風「それならもらいますけど」

あかり(なにをあげようかな?)

↓1

1 クッキー(残数5個)
2 最高級チョコ(残数5個)
3 王族御用達のケーキ(残数5個)

あかり「はい、チョコレート」

浜風「た、高そうですが?」

あかり「貰いものだからただだよぉ」

浜風「しかし、買えば絶対に値が張るでしょう!」

あかり「最高級だって言ってたからねぇ」

浜風「やっぱりいりません! そんな恐れ多いです!」

あかり「まだ残ってるから大丈夫。安心して食べて」

浜風「し、しかし」

あかり「と~っても、おいしかったよ? ほっぺた落ちちゃうくらい」

浜風「うっ」

あかり「浜風ちゃんにも食べてもらいたいなぁ」

浜風「て、提督がそこまで言うならいただきますよ」

あかり「ふふ、どうぞ」

浜風「いただきます」

あかり「召し上がれ」

浜風「……あの、そんなに見られると食べづらいです」

あかり「浜風ちゃんがどんな顔するのか気になって」

浜風「どんなもなにも、変わりませんよ別に」

あかり「ううん、絶対笑顔になる。それだけおいしかった」

浜風「まさか、ありえませんよ」

あかり「そう言えるのも今の内だよぉ」

浜風「なぜそんな誇らしげな顔で。とにかく、なりませんので」

あかり「あっ、でもせっかく浜風ちゃんが笑顔になっても、髪で隠れて見えなくなっちゃうね」

浜風「半分は見えるじゃないですか」

あかり「半分だけじゃやだよぉ」ファサッ

浜風「……っ!」

あかり「こっちの髪上げててあげるから、今の内にはやく食べて!」

浜風「なっ、見られたら食べづらいって言ってるのに、なんで近づいてくるんですか!」

あかり「だって、見たいんだもん浜風ちゃんの幸せそうな顔」

浜風「表情変わりませんから!」

あかり「だったらこのままでもいいよね?」

浜風「そっ、れ、は、好きにしてください」

あかり「はやくはやく~」

浜風(私の顔なんて見て何が楽しいのやら)パクッ

浜風「あふぁ……」

あかり「ふふっ」

浜風「あっ」

あかり「すごい幸せそうだね、浜風ちゃん」

浜風「~~~っ! 見せものじゃありません!」

あかり「あ~、髪留め取ったら半分も見えないよぉ」

浜風「見せない為に取ったんですっ!」

浜風(せっかくおいしいのに、あれでは味に集中できないですし)

あかり「いいもん下から覗くって……」

浜風「巨乳に感謝したのはこれがはじめてですよ」

あかり「んもぉ~!」

浜風「ふふっ、これで心おきなくチョコが楽しめます」

あかり「むぅ~」

浜風(幸せな味、だけど幸せなのはチョコのおかげだけじゃない、ような気がするのは気のせいでしょうか)

浜風「堪能しました」

あかり「浜風ちゃんが幸せならそれでいいけどぉ」

浜風「さっそく教えられましたね、幸せなときというものを」

あかり「期待してくれるくらいにはなった?」

浜風「はい。期待してます」

あかり「また秘書艦になったときにチョコが残ってたらね」

浜風「ちょ、チョコに期待してるわけではなくて!」

浜風(あれ? これじゃ私、物で釣られる現金なやつだと思われるんじゃ)

あかり「うん、他にもケーキとかクッキーとかあるからね」

浜風「いえ、そうじゃなくて」

あかり「さてと、明日の秘書艦は誰にしてもらおうかな?」

浜風「あの……はい決めましょう」

↓1 明日の秘書艦 (>>430の☆のついてない艦娘。北方棲姫は除く)

あかり「ビスマルクさんにお願いするよぉ」

浜風「ビスマルクさんですね。わかりました、そのように伝えます」

あかり「うん、お願いね」

浜風「かしこまりました。それでは、おやすみなさい」

あかり「おやすみ。でも髪留め付けなくていいの? 前見えなくない?」

浜風「大丈夫です。寝るときはいつも外してますし、もう鎮守府の内装は覚えて――」ガンッ

あかり「だから言ったのに~」

浜風「世の中にはまだ私の知らないことがたくさんあるんですね」

あかり「なに言ってるのもう! めんどうかもしれないけどちゃんと髪留め付けてね」

浜風「その方がいいようですね。では、今度こそ」

あかり「おやすみなさい。天龍さんもだけど、せっかく可愛いのに顔が隠れちゃうのは残念だよぉ」

あかり「さてと、これからはどうしようかな?」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>430の大鯨、若葉、遠征組以外)
3 散歩
4 執務

蒼龍「自分でお腹を触ってもそれほどでもないんですよねぇ」

あかり「蒼龍さん」

蒼龍「は、はいっ!」

あかり「きゃっ」

蒼龍「ああっ、す、すいません提督、びっくりさせてしまって」

あかり「いえ、あかりの方こそ驚かせちゃったみたいで」

蒼龍「ちょっと、色々とありまして」

あかり「色々? というか浴衣はだけてるというか、お腹出ちゃってますよぉ」

蒼龍「こ、これは、その」

あかり「ちゃんと着なきゃだめですよぉ」

蒼龍「あはは、はい帯しめますね」

あかり「そんなにキツくして大丈夫ですか?」

蒼龍「そこまでキツくないですよ。さてと、一緒に寝に来たんですよね?」

あかり「いいですか?」

蒼龍「もちろん、いらっしゃいませ」

あかり「浴衣どうですか?」

蒼龍「とっても寝やすくなりましたよ。快適です」

あかり「すいません、ずいぶんと遅くなっちゃいました」

蒼龍「いいえ、買っていただけただけでも感謝ですよ」

あかり「これでもう寝苦しくてはみ出ちゃうこともないですよね」

蒼龍「ああ、ありましたねそんなことも」

あかり(あのときすっごいどきどきしたなぁ。って、だめだめこんなこと考えたら)

蒼龍「もう一度どきどきしたいですか?」

あかり「へっ?」

蒼龍「……い、いえ、なんでもないです」

あかり「そうですか?」

蒼龍「もう寝ましょう。出撃要請が来たと先ほど言ってらっしゃいましたし」

あかり「はやく寝なきゃだめですね。おやすみなさい、蒼龍さん」

蒼龍「おやすみなさい、提督」

蒼龍(さすがに自分からどきどきさせにいくのはハードルが高いです。でも、事故なら?)

蒼龍(帯、ちょっとだけ緩めよっかな)モゾモゾ

あかり(蒼龍さんなにもぞもぞしてるのかなぁ?)

今回はここまでです

時間を飛ばしたりせずに一日ずつ描写しているのに小ネタを経験してる体で話していることはあまり気にしないでください

開始します

ビスマルク「メイドのくせに私を秘書にしようだなんていい度胸ね」

あかり「だからメイドじゃありませんってば」

ビスマルク「けれど慧眼だと褒めてあげる。私ほど秘書にうってつけな艦娘もいないわよ」

あかり「しっかりしてそうですもんね」

ビスマルク「そうじゃなくてしてるのよ。さて、先ずは書類の片付けから」

あかり「その前に遠征組のみんなを迎えないと」

ビスマルク「おっと、この私としたことが忘れていたわ。だけど凡ミスってやつよ、これ以上はミスしない!」

あかり「そんなに気合入れなくてもいいんですよ?」

ビスマルク「気合なんて入れてないわ、これが素の私よ」

あかり「肩こりそうですね」

三日月「第二艦隊、ただいま帰投いたしました」

天龍「おう、帰ったぜ」

球磨「お家に帰るまでが遠征クマー」

卯月「それは当たり前っぴょん」

あかり「おかえりなさいみんな」

熊野「はい、ただいま」

叢雲「出迎えありがとね」

ビスマルク「秘書艦だから仕方なくよ」

天龍「遠征が板についちまったのが悲しいぜ」

あかり「天龍さんは戦いでも強いですから」

卯月「う~ちゃんの方が強いぴょん」

球磨「同じ軽巡なら負けんクマ」

天龍「おっ、やるか?」

三日月「帰って来て早々やめてください」

あかり「みんな元気みたいでよかったよぉ」

ビスマルク「で? 報酬の方はどうなの?」

↓1 コンマ30以上かぞろ目でアイテム取得

熊野「無論、ぬかりはありませんわ」

叢雲「ちゃんと追加分も貰ったわよ」

あかり「どんなのをもらったの?」

↓1

1 雲の形のブローチ(雲と名のつく艦娘を呼ぶ)
2 まんたんのふしぎなあめ
3 強化改造設計図(艦娘の能力値一つを上限の1.5倍にする)
4 最高級チョコ
5 高速修復材
6 高速建造材

三日月「バケツです」

あかり「バケツだねぇ」

球磨「あればあるだけあったほうがいいクマ」

卯月「艦隊全員が大怪我して帰ってくることもありうるぴょん」

あかり「みんな分はさすがにないよぉ」

ビスマルク「そういえば三日月はあれを使われてるとき、なんだかもだえてるみたいだったけど」

三日月「き、傷に染みただけです!」

あかり「でもこれ三つだから、二人ずつ分けて使えば大丈夫かなぁ」

叢雲「全部使わなきゃ意味ないって言ってるでしょうに」

熊野「どんなに微細な傷でも使うなら一気にかけて使うのが鉄則ですわ」

あかり「もったいない気もしますけどね」

天龍「みみっちいこと言ってねぇで、頭からぶちまけりゃいいんだよ」

球磨「使うような怪我をしないのが一番だクマ」

あかり「無傷で帰ってこれるように、あかりもがんばりますね」

愛宕「ただいまぁ~」

大鳳「大鳳、帰投しました」

白雪「白雪も同じく」

夕立「私が帰ったっぽい!」

金剛「私もデース!」

足柄「遠征上がりだっていうのに元気ねぇ」

ビスマルク「さっきのもみんな元気だったわよね」

あかり「元気が一番ですよぉ」

夕立「資源貰ってきたよ~」

あかり「えらいえらい」ナデナデ

金剛「うぅ~、こっちもデース!」

愛宕「あっちはさておき報告するわね~」

ビスマルク「聞かせてもらうわ」

↓1 コンマ30以上かぞろ目でアイテム取得

愛宕「資源と、あとはこれをもらったの」

ビスマルク「それは……」

↓1

1 雲の形のブローチ(雲と名のつく艦娘を呼ぶ)
2 まんたんのふしぎなあめ
3 強化改造設計図(艦娘の能力値一つを上限の1.5倍にする)
4 最高級チョコ
5 高速修復材
6 高速建造材

ビスマルク「なにかの設計図?」

大鳳「艦娘を強化改造する設計図だそうです」

ビスマルク「ツヴァイやドライ、じゃなくて改二のことかしら?」

白雪「それとはまた別の改造らしいです」

足柄「なんでも全体の改造ではなく、一か所を集中して改造を行うことで一つの性能を大幅に向上させることができるらしいわ」

ビスマルク「ふぅ~ん、そういう変な改造ができるようになったのも、艦娘になったおかげよね」

愛宕「そうね~どこを改造されちゃうのかしらぁ」

ビスマルク「私はこんなのより、普通の改造設計図がほしいけどね。多く使うみたいだし」

白雪「そちらは勲章と交換するしかないですよ」

ビスマルク「勲章って物々交換に使うものだったかしら?」

足柄「そこも昔と変わったということよ」

ビスマルク「それで収めていい問題なのかはともかく、あの子が勲章だなんてまだはやいわよね」

夕立「っぽい!」

金剛「デース!」

あかり「ああっ、ちょっと~」

ビスマルク「落とした艦娘一人につき一個貰えるなら、一つくらいは交換してもらえるかしら?」

大鳳(意外にプレイガールなんですね)

現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

古鷹   ビス子☆  浜風☆
千歳☆ 千代田   大鯨
大和☆ 蒼龍☆   北方棲姫 
扶桑☆ 瑞鶴☆   文月
名取   那珂☆   若葉
筑摩☆ ○神通   三日月☆   
天龍☆ 球磨    卯月

○熊野 ○叢雲   愛宕☆ 
大鳳   白雪    夕立
金剛☆ 足柄 

ビスマルク「これで遠征に行ってたのは全部帰って来たのよね?」

あかり「はい、これで全員です」

ビスマルク「じゃあ今日の遠征組を決めましょう」

あかり「いえ、今日は出撃しますから」

ビスマルク「あら、遂に要請が来たのね」

あかり「要請がないとしないと思ってますね」

ビスマルク「思ってるし、実際来たんでしょ?」

あかり「来ましたけど」

ビスマルク「じゃあ誰を出撃させるか決めましょう。当然私は入るでしょう?」

あかり「え~っと」

↓1~6 出撃する艦娘(>>557の北方棲姫以外)

大和「大和を選んでくれてありがとねあかり」

卯月「う~ちゃんの真の力を発揮するときが来たぴょん!」

筑摩「初出撃ですから、足を引っ張らないように気をつけますね」

ビスマルク「なんで旗艦じゃないのよ! まあいいわ、旗艦より目立つんだから」

瑞鶴「バリバリ働くわよ~!」

金剛「今度こそカッコいいところ見せて、あかりのハートをキャッチしマース!」

あかり「みなさんならきっとあそこも超えられますよぉ」

金剛「アカリのためなら歳の差から性別の壁まで、なんでも超えてみせマス!」

瑞鶴「もうとっくに踏み越えてるじゃないの!」

あかり「あ、あはは……」

卯月「そういえば、う~ちゃんもう改造できるぴょん」

あかり「あっそっか、あめいっぱい食べて練度上がってるんだよね」

卯月「なんで今までしなかったぴょん! 改造したらう~ちゃんは今よりももっと強くなるぴょん!」

あかり「改造した方がいいかなぁ?」

↓1

1 する
2 しない

卯月「するっぴょん! 出撃前にしておくぴょん!」

あかり「じゃあ工廠に行こっか。ちょっと待っててくださいね」

卯月「はやくするぴょ~ん!」

あかり「わかったから押さないで~」



卯月「睦月型はあんまり強くないけど、う~ちゃんは特別に強いぴょん!」

あかり「そうなの?」

卯月「特に変わんないけどそうぴょん!」

あかり「変わんないんだ」

卯月「でもなめたらぷっぷくぷ~だよ」

あかり「意味がよくわからないよぉ」

卯月「じゃあ改造してきまっす!」

あかり「行ってらっしゃい」

卯月「改造かんりょ~!」

あかり「あっ、卯月ちゃんもあんまり変わらないんだ」

卯月「ぷっぷくぷ~! 変わってるぴょん! 司令官の目は節穴ぴょん!」

あかり「どの辺が変わってるのかな?」

卯月「カードの色が金色になったぴょん」

あかり「わからないよぉ!」

卯月「あとは兵装を載せるスペースが増えたぴょん!」

あかり「ちょっと大きくなったってこと?」

卯月「さあ?」

あかり「さあって」

卯月「とにかく、元から強かったう~ちゃんが改造されることによって、更に強くなったぴょん!」

あかり「じゃあ、強くなったところを見せてね卯月ちゃん」

卯月「まっかせるぴょん!」

あかり「ただいま戻りました~」

大和「おかえりなさいあかり」

瑞鶴「見た目変わんないわね」

卯月「瑞鶴も節穴っぴょん!」

ビスマルク「変わってないじゃないの」

卯月「変わってるぴょん~!」

あかり「卯月ちゃんも改造したってわかりやすくした方がいいかもね」

卯月「むぅ~」

筑摩「第一改造の時点ではあまり見た目が変わらない方がほとんどですので」

瑞鶴「瑞鶴はちょっと変わるわよ」

金剛「私は改二になれば変わりマス! 期待しててくだサーイ!」

筑摩「私も改二になれば。改造設計図が必要ですが」

ビスマルク「私は三回も改造できるのよ、すごいでしょ!」

大和「その分設計図が必要ですが」

金剛「私は設計図入りませんし遠慮なく改造してくだサーイ。なんなら改二になったあとも、アカリ好みにいくらでも改造していいですヨー?」

瑞鶴「やめなさい朝っぱらから」

大和「大和は一回のみですが、その一回だけでも大幅な性能の上昇がなされますので」

あかり「その分高い練度が必要になるんですか?」

大和「おかげさまでもう少しだと思いますけども」

あかり「みんな強くなってるんだから、あかりもならなきゃ!」

卯月「司令官も改になるぴょん?」

あかり「あかり改になるよぉ!」

筑摩「頼もしいことですね」

あかり(あっ、そういえばあのお札、今回も持っていこうかな?)

↓1 深海棲艦払いのお札を

1 持っていく
2 持っていかない

あかり(今回は持っていかないでおこう。あかりの新人卒業式だもんね)

あかり「それじゃあ、みなさん出撃しましょう!」

大和「うん、抜錨します!」

戦闘は長くなるので今回はここまでです
次は2‐4‐1の戦闘からはじめます

自分は2‐4は割とあっさり抜けた口ですが島風がほしくて結局何度も回りました
今では島風は何人もいて母港圧縮のために解体しようか迷うくらいになりました
艦これはじめるきっかけだったのに世知辛いですね

クリスマスイラストの艦何気に時雨以外全員出てますね
時雨も出てればなにかネタでも書けたのになぁ(棒)

開始します

リ級「……」

チ級×2「……」

ト級「……」

ハ級×2「……」

瑞鶴「敵艦隊発見!」

卯月「改になったう~ちゃんは誰にも負けないぴょん!」

筑摩「練度に不安はありますがやってみせます」

あかり「先ずは陣形ですね」

↓1 陣形

あかり「単縦陣で行きます!」

ビスマルク「了解よ」

金剛「私の活躍ちゃんと見てるんですヨー!」

あかり「はい、あかりもがんばります!」

大和「うん、じゃあみんな出撃よ!」



瑞鶴「出鼻をくじくわ! 行きなさいみんな!」

↓1~2 開幕爆撃を受ける敵艦

敵艦隊
    耐久
リ級  58
チ級A 48
チ級B 48
ト級  39
ハ級A 24
ハ級B 24

チ級A クリティカル 48ダメージ 耐久 48→0 撃破
ト級 クリティカル 47ダメージ 耐久 39→0 撃破


チ級A「!!!」

ト級「!!!」

瑞鶴「やったわ、雷巡1、軽巡1撃沈よ!」

大和「やりますね、でも大和も負けていませんよ!」

あかり「大和さんは――」

↓1 大和が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
リ級   58
チ級B 48
ハ級A 24
ハ級B 24

リ級 クリティカル 206ダメージ 耐久 58→0 撃破


あかり「重巡型です!」

大和「了解!」

リ級「!!!」

大和「よしっ!」

金剛「当たればなんでも落とせそうデース」

大和「さすがにそこまで過信はしないでください」

卯月「う~ちゃんは今の音で目だまを落としそうになったぴょ~ん」

あかり「耳がキーンってするよぉ」

ビスマルク「そんなことはいいからはやく指揮よ!」

↓1 ビスマルクが狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
チ級B 48
ハ級A 24
ハ級B 24

チ級B クリティカル 120ダメージ 耐久 48→0 撃破


あかり「残った雷巡型を!」

ビスマルク「Feuer!」

チ級B「!!!」

ビスマルク「ふんっ、私にしてみれば当然の戦果ね」

金剛「イエース! 次は私に命令してくださいアカリ!」

あかり「えっと金剛さんは――」

↓1 金剛狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ハ級A 24
ハ級B 24

ハ級B クリティカル 127ダメージ 耐久 24→0


あかり「駆逐型の左を!」

金剛「了解、ファイヤー!」

ハ級B「!!!」

金剛「撃墜デース! アカリの指揮のおかげですヨー!」

あかり「いえ、あかりは狙う相手を指示しただけです、金剛さんのおかげですよぉ」

筑摩「では残りは私が!」

↓1 筑摩の命中判定

ハ級A クリティカル 64ダメージ 耐久 24→0 撃破


ハ級A「!!!」

筑摩「よしっ、掃討完了です」

瑞鶴「うん、近くに船影はなしよ」

卯月「う~ちゃん出番なかったぴょん」

あかり「次はがんばろうね卯月ちゃん」

金剛「ちゃんと命令できるようになってますネー。もっと違うことを命令しても……」

瑞鶴「気を緩めすぎよ金剛。まだ前哨戦にすぎないんだから」

大和「気を引き締めてまいりましょう」

あかり「そうですね、気を付けていきましょう」

筑摩「その前にカードの捜索を」

↓1 偶数コンマでドロップ

出撃要請を受けた後の出撃は最短ルート(同じ場合は簡単だと判断した方)に行きます


卯月「ないっぴょん」

筑摩「今回はなかったようです」

あかり「そうですか、残念ですけど仕方ないですよね」

瑞鶴「気を取り直して次行きましょう」

妖精(ぬいぐるみ)「らしんば~んがんばるよ~、あっち」

あかり「妖精さんあっち」

妖精(魔女っ子)「は~い」

大和「進行指示は相変わらずアバウトね」

ビスマルク「決めてる妖精達自身がそうだから仕方ないけども」

ル級「……」

リ級×2「……」

ト級e「……」

ハ級e×2「……」

瑞鶴「戦艦型にエリートが三隻、さっきみたいに簡単にはいきそうにないわね」

金剛「承知の上デース!」

卯月「う~ちゃんがいれば簡単ぴょん!」

あかり「今回の陣形は……」

↓1 陣形

あかり「複縦陣です」

大和「相手の回避力を落として、確実に当てて行くんですね」

ビスマルク「あなたにしては珍しく攻撃的ね」

あかり(たまには単縦陣以外の陣形を言ってみたかっただけとか言えないよぉ)

卯月「一隻のこらず蹴散らしてやるぴょん!」

筑摩「ではみなさん、行きましょう!」



瑞鶴「今回はさすがに落とせるとは思わないけど、ダメージは与えたいわよね!」

↓1~2 開幕爆撃を受ける敵艦

敵艦隊
    耐久
ル級  90

リ級   58
リ級   58
ト級e  55

ハ級eA 40
ハ級eB 40

ト級e クリティカル 48ダメージ 耐久 55→7 大破
ハ級eA クリティカル 62ダメージ 耐久 40→0 撃破


ト級e「!!!」

ハ級eA「!!!」

瑞鶴「軽巡エリートは大破、駆逐エリート一隻を沈めたわ! 思いがけず上手いところに行ってくれたわ」

あかり「あとで妖精さん達を褒めてあげなきゃいけませんね」

瑞鶴「那珂に頼んでおくわよ」

大和「この流れに乗って大和も!」

↓1 大和が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ル級  90
リ級  58
リ級  58
ト級e  7
ハ級eB40

リ級A クリティカル 161ダメージ 耐久 58→0 撃破


あかり「重巡の右の方を!」

大和「撃ちます!」

リ級A「!!!」

筑摩「複縦陣で撃ちづらいのもお構いなしの威力ですね」

卯月「う、う~ちゃんも負けてないっぴょん」

ル級「!」

瑞鶴「戦艦型に動きがあるわ、気を付けて!」

↓1 ル級が狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
大和 93
卯月 28
筑摩 44
ビス 90
瑞鶴 62
金剛 63

大和 命中 10ダメージ 耐久 93→83


あかり「大和さん左に避けてください!」

大和「くっ!」

あかり「ああっ! ごめんなさい!」

大和「ううん、あかりの指示のおかげでまともに食らわずにすんだわ、ありがとう」

金剛「戦艦型の砲撃はさすがの大和も、まともに受けたら耐えきれませんヨー」

瑞鶴「瑞鶴は言わずもがなってやつね」

卯月「う~ちゃんは避けるから関係ないぴょん」

金剛「とにかくお返ししマース! アカリ!」

あかり「はい!」

↓1 金剛が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ル級  90
リ級B 58
ト級e  7
ハ級eB40

ル級 クリティカル 32ダメージ 耐久 90→68


あかり「戦艦型を!」

金剛「オッケー! 大和の仇!」

大和「まだぴんぴんしてます!」

ル級「……」

金剛「シット! さすがに戦艦型は固いですヨー」

ビスマルク「複縦陣だしね。さて、続けていくか、別のを狙うかどうする?」

↓1 ビスマルクが狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ル級  68
リ級B 58
ト級e  7
ハ級eB40

ル級32ダメージなら残り体力58だよ

ル級 クリティカル 34ダメージ 耐久 68→34 中破


あかり「このまま戦艦型に!」

ビスマルク「妥当な判断よ、行くわ!」

ル級「!!」

ビスマルク「中破ってところかしら?」

筑摩「だいぶ火力を削ぎましたね」

卯月「これでもう怖くないっぴょん!」

リ級B「!」

瑞鶴「まだ敵はいるわ!」

↓1 リ級Bが狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
大和 83
卯月 28
筑摩 44
ビス 90
瑞鶴 62
金剛 63

>>611
指摘ありがとうございます
ル級の耐久24に修正しますね


ビスマルク 回避


ビスマルク「遅い!」

あかり「よかったぁ」

瑞鶴「回避の指示はまだ苦手ね」

卯月「まあ一瞬の判断だから難しいぴょん」

筑摩「では私に攻撃指示を」

↓1 筑摩が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ル級  24
リ級B 58
ト級e  7
ハ級eB40

リ級 クリティカル 22ダメージ 耐久 58→36 小破


あかり「重巡型にいってください!」

筑摩「了解です!」

リ級「!」

筑摩「小破と言ったところでしょうか」

瑞鶴「いいじゃない、瑞鶴も続くわ!」

↓1 瑞鶴が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ル級  24
リ級B 36
ト級e  7
ハ級eB40

ハ級eB クリティカル 78ダメージ 耐久 40→0 撃破


あかり「駆逐型を狙ってください!」

瑞鶴「ええ、わかったわ!」

ハ級eA「!!!」

瑞鶴「やっぱり、駆逐型くらいならエリートでもいけるわね」

金剛「頼りになりますネー」

卯月「次はう~ちゃんぴょん!」

あかり「うんっ!」

↓1 卯月が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ル級  24
リ級B 36
ト級e  7

ト級e クリティカル 11ダメージ 耐久 7→0 撃破


あかり「軽巡型を攻撃して!」

卯月「りょ~かい! うてぇ~うてぇ~!」

ト級e「!!!」

卯月「ふふ~、う~ちゃんやればできるぴょん」

あかり「うんっ、えらいえらい」

大和「次弾装填完了、あかりお願い!」

あかり「はいっ!」

↓1 大和が狙う敵艦

敵艦隊
    耐久
ル級  24
リ級B 36

ル級 クリティカル 88ダメージ 耐久 24→0 撃破


あかり「戦艦型に攻撃してください!」

大和「ええっ!」

ル級「!!!」

ビスマルク「よしっ、戦艦型が沈んだわ!」

金剛「むっ、私のカッコよさをアピールできてませんヨー! 次は私が撃ちマス!」

あかり「わかりました、お願いします!」

↓1 金剛の命中判定

リ級B クリティカル 60ダメージ 耐久 36→0 撃破


リ級B「!!!」

金剛「見ましたカー!? 私が決めましたヨー!」

ビスマルク「筑摩が弱らせたんでしょうに」

筑摩「沈めた艦の戦果ですよ」

瑞鶴「……うん、船影はなし、と」

大和「今回は少し苦戦してしまいましたか」

あかり「大和さん怪我は大丈夫ですか?」

大和「怪我という怪我はしてないわ、心配してくれてありがとう」

卯月「う~ちゃんも沈めたよ!」

あかり「えらいえらい」

筑摩「今度はカードあるでしょうか?」

↓1 偶数コンマでドロップ

卯月「ないぴょ~ん」

瑞鶴「まあこういうこともあるわよ」

あかり「……」

大和「きっとみんな心安らかに眠ってるわ」ポン

あかり「……そうですよね」

卯月「このままガンガン進むっぴょん」

筑摩「要請を受けていますからね」

妖精(ぬいぐるみ)「呼んだ~?」

瑞鶴「呼んでない呼んでない」

金剛「むぅ~、大和がいると大和ばっかり目立ちマース」

あかり「そんなことないです。ちゃんとみんなのこと見てますよぉ」

金剛「だったら、私に釘づけになるよう更に張りきりますヨー!」

今回はここまでです

色々と見ながらだったので雑になってしまってすいません
あかりにあまり勇ましい攻撃的な台詞を言わせるのは違和感があるものの、成長の描写も必要というジレンマがあります

今日は書けそうにないので↓1~2で小ネタ募集します
いつも通りIFでも他鎮守府の話でもいいです

開始します

リ級f「……」

チ級e「……」

チ級「……」

ニ級e「……」

ニ級×2「……」

瑞鶴「敵影確認。重巡型はフラグシップよ!」

あかり「一番強いタイプですよね」

ビスマルク「けど重巡よ。火力で私が負けるわけないわ!」

大和「心配しないで、大和は負けないわ」

あかり「はい、信じてますから。今回の陣形は――」

↓1 陣形

あかり「単縦陣でいきましょう」

金剛「火力でプッシュプッシュ!」

卯月「う~ちゃんは避けに避けまくるぴょん!」

筑摩「駆逐型ぐらいなら今の私でもいけます」

大和「行きましょう、みなさん。出撃です!」



瑞鶴「今回も頼むわよみんな!」

↓1~2 開幕爆撃を受ける敵艦

敵艦隊
   耐久
リ級f 70
チ級e 50
チ級  48
ニ級e 45
ニ級A 28
ニ級B 28

二級A クリティカル 81ダメージ 耐久 28→0 撃破
チ級e 命中 35ダメージ 耐久 50→15 中破


二級A「!!!」

チ級e「!!」

瑞鶴「駆逐型一隻撃沈! 雷巡エリートは中破ってところよ!」

大和「上出来です! あかり!」

あかり「大和さんは――」

↓1 大和が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
リ級f 70
チ級e 15
チ級  48
ニ級e 45
ニ級B 28

リ級f クリティカル 178ダメージ 耐久 70→0 撃破


あかり「一番強そうな重巡型をお願いします!」

大和「第一、第二主砲、斉射はじめ!」

リ級f「!!!」

瑞鶴「さすが、まともに食らえばフラグシップも一撃ね」

ビスマルク「やるじゃないの、けど私だってやるわよ? アトミラール!」

あかり「はいっ!」

↓1 ビスマルクが狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
チ級e 15
チ級  48
ニ級e 45
ニ級B 28

チ級 クリティカル 85ダメージ 耐久 48→0 撃破


あかり「弱ってない方の雷巡型を!」

ビスマルク「了解っ!」

チ級「!!!」

ビスマルク「ほら見て! 私だって一撃よ!」

金剛「相手はただの雷巡型デース」

筑摩「ですが一撃で沈めるのは大したものですよ」

ビスマルク「もっとほめていいのよ」

金剛「褒める前に私への指示ですヨー!」

↓1 金剛が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
チ級e 15
ニ級e 45
ニ級B 28

二級e 回避


あかり「エリートの駆逐型を!」

金剛「ファイヤー!」

二級e「……」

金剛「ノー! 外しちゃいましター!」

あかり「どんまいですよぉ」

筑摩「相手は駆逐型のエリートですからね。私も気を付けて撃たなくては」

↓1 筑摩が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
チ級e 15
ニ級e 45
ニ級B 28

二級e クリティカル クリティカル 57ダメージ 耐久 45→0 撃破


あかり「もう一回あの駆逐艦に!」

筑摩「かしこまりました!」

二級e「!!!」

筑摩「よしっ、沈めましたよ」

金剛「ぶ~」

あかり「金剛さんが撃ったおかげで、筑摩さんのが避けられなかったんですよぉ」

チ級e「!」

瑞鶴「そんなのどうでもいいから来るわよ!」

金剛「どうでもよくありまセーン!」

↓1 チ級eが狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
大和 83
卯月 28
筑摩 44
ビス 90
瑞鶴 62
金剛 63

ビスマルク クリティカル 9ダメージ 耐久 90→81


あかり「ビスマルクさん避けてください!」

ビスマルク「無茶言ってくれるわねっ! きゃあっ!」

瑞鶴「ビスマルク!」

ビスマルク「平気よ、中破艦からの砲撃なんていくらでも受けられるわ」

あかり「はぁ、一安心ですよぉ」

瑞鶴「次は瑞鶴がお見舞いしてあげるわ!」

↓1 瑞鶴が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
チ級e 15
ニ級B 28

チ級e クリティカル 59ダメージ 耐久 15→0 撃破


あかり「あのエリートさんに!」

瑞鶴「りょ~かい!」

チ級e「!!!」

瑞鶴「うん、瑞鶴の撃ち漏らしだから瑞鶴が沈められてよかった」

卯月「じゃあ次はう~ちゃんぴょん!」

↓1 卯月の命中判定

ニ級B クリティカル 34ダメージ 耐久 28→0 撃破



卯月「うてぇ~う~てぇ~!」

二級B「!!!」

卯月「やったぴょ~ん!」

あかり「うんっ、お疲れ様卯月ちゃん。みんなも」

瑞鶴「なんとか危なげなくここまで来れたわね」

ビスマルク「私がいるなら当然よ」

金剛「次は外しませんカラ!」

大和「その前にカードです」

↓1 偶数コンマでドロップ

ビスマルク「見当たらないわね」

金剛「今回は不漁デース」

大和「まあ新たな仲間と出会う機会はこれだけではありませんし」

筑摩「次に期待しましょうか」

妖精(魔女っ子)「だいぶ近づいたよ~」

妖精(ぬいぐるみ)「たぶん次が主力艦隊」

あかり「ですって。みなさん、がんばりましょうね」

卯月「は~い!」

ル級f「……」

ル級e「……」

ル級「……」

チ級e「……」

二級e×2「……」

瑞鶴「戦艦型が三隻。フラグシップとエリートが一隻ずついるわ!」

大和「主力艦隊ともなるとこうきますか」

ビスマルク「いいじゃない、腕がなるわ」

金剛「カッコよく倒してあげますヨー!」

筑摩「陣形はいかがいたしますか?」

あかり「今回は――」

↓1 陣形

あかり「複縦陣でいきましょう」

大和「わかったわ。ここを超えれば新人卒業。がんばりましょうね」

あかり「がんばります!」



瑞鶴「さてと、ここまで来たんだしそう簡単に負けないわよ!」

↓1~2 開幕爆撃を受ける敵艦

敵艦隊
   耐久
ル級f 98
ル級e 90
ル級  90
チ級e 48
ニ級eA 45
二級eB 45

チ級e クリティカル 64ダメージ 耐久 48→0 撃破
ル級f 回避


チ級e「!!!」

ル級f「……」

瑞鶴「そんなっ! 戦艦型に爆撃が回避されるなんて!」

大和「ですが一隻沈めました。上々の戦果です!」

あかり「続きましょう大和さん!」

↓1 大和が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
ル級f 98
ル級e 90
ル級  90
ニ級eA 45
二級eB 45

ル級f クリティカル 114ダメージ 耐久 98→0 撃破


あかり「戦艦型のフラグシップを攻撃してください!」

大和「ええ!」

ル級f「!!!」

卯月「すっごいぴょん!」

筑摩「まさか複縦陣で戦艦型フラグシップを一撃とは」

瑞鶴「さっすが大和!」

大和「これしきのことなんでもありませんよ」

金剛「むむっ、アカリ! 私も私も!」

↓1 金剛が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
ル級e 90
ル級  90
ニ級eA 45
二級eB 45

ル級e クリティカル 48ダメージ 耐久 90→42 中破


あかり「今度はエリートさんに!」

金剛「オッケー!」

ル級e「!!」

金剛「あ~ん! 沈めそこないましたヨー!」

瑞鶴「でも中破ってところじゃないの? 打撃は与えたと思うけど」

金剛「沈められなきゃカッコよくないじゃないですカー!」

ル級e「!」

ビスマルク「無駄口叩いてる場合じゃないわよ!」

↓1 ル級eが狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
大和 83
卯月 28
筑摩 44
ビス  81
瑞鶴 62
金剛 63

大和 回避


あかり「大和さん左に下がってください!」

大和「っ!」

筑摩「なんとか回避できましたね」

瑞鶴「中破でも戦艦型のエリート、当たれば大和でも深手を負ってたかも」

大和「ありがとう、あかり」

あかり「いえ、大和さんが無事で何よりですよぉ」

ビスマルク「お返しよ!」

↓1 ビスマルクが狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
ル級e 42
ル級  90
ニ級eA 45
二級eB 45

ル級e クリティカル 51ダメージ 耐久 42→0 撃破


あかり「戦艦のエリートさんで!」

ビスマルク「とどめをさしてあげるわ!」

ル級e「!!!」

ビスマルク「ふんっ、こんなもんよ」

ル級「!」

瑞鶴「間髪いれずにくるか、みんな気を付けて!」

↓1 ル級が狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
大和 83
卯月 28
筑摩 44
ビス 90
瑞鶴 62
金剛 63

大和 命中 18ダメージ 耐久 83→65 小破


あかり「今度は右に大きく避けて!」

大和「くっ、避けきれない!」

卯月「大和!」

大和「大丈夫、まだ小破程度の傷です」

あかり「すいません、あかりがもっと上手ければ」

筑摩「あのタイミングでは避けることは不可能でしたよ。直撃を免れただけ行幸です。悔しさは私がお返ししますよ」

↓1 筑摩が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
ル級  90
ニ級eA 45
二級eB 45

二級eA 命中 24ダメージ 45→21 中破


あかり「駆逐型の右の方に」

筑摩「はい!」

二級eA「!!」

筑摩「さすがに今回は一撃とはいきませんか」

卯月「でも中破してるみたいぴょん! これならいけるぴょん!」

↓1 卯月が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
ル級  90
ニ級eA 21
二級eB 45

二級eA クリティカル 34ダメージ 耐久 21→0 撃破


あかり「さっきと同じ駆逐艦を狙って!」

卯月「了解! 撃つぴょん!」

二級eA「!!!」

卯月「ふっ、う~ちゃんの力の前になすすべもないみたいぴょん」

二級eB「!」

瑞鶴「カッコつけてないで回避行動!」

↓1 二級eBが狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
大和 65
卯月 28
筑摩 44
ビス 90
瑞鶴 62
金剛 63

ビスマルク 回避


ビスマルク「こんなの指示を待つまでもない!」

あかり「ビスマルクさん、大丈夫ですか!」

ビスマルク「平気、かすりもしてないわ!」

瑞鶴「なら、瑞鶴も行くわよ!」

あかり「瑞鶴さんは――」

↓1 瑞鶴が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
ル級  90
二級eB 45

ル級 クリティカル 71ダメージ 耐久 90→19 大破


あかり「戦艦型を攻撃してください!」

瑞鶴「よ~し! みんなお願い!」

ル級「!!!」

金剛「イエス! 大破ってところですネー!」

大和「次弾装填完了したわ、あかり!」

↓1 大和が狙う敵艦

敵艦隊
   耐久
ル級  19
二級eB 45

ル級 クリティカル 133ダメージ 耐久 19→0 撃破


あかり「戦艦型に攻撃してください!」

大和「戦艦型ね、わかったわ!」

ル級「!!!」

筑摩「さすがにあのダメージで大和さんの砲撃を受ければ耐えられませんか」

金剛「残ったのは私が叩きマス!」

↓1 金剛の命中判定

二級eB クリティカル 93ダメージ 耐久 45→0 撃破


二級eB「!!!」

金剛「さっきの戦いでの失態、これで取り戻しましたヨー!」

瑞鶴「残存敵艦なし。周囲にも見当たらないわ」

あかり「ということは、これで主力艦隊を倒したわけですね」

卯月「新人卒業ぴょ~ん!」

筑摩「おめでとうございます、提督」

あかり「な、なんだか実感わきませんけど」

瑞鶴「お祝いの前にカードカード」

↓1 偶数コンマでドロップ

筑摩「ありましたね」

ビスマルク「最後の最後でようやくね」

あかり「はやく実体化させてあげましょう」

↓1  2‐4‐J(ボス)でドロップする艦娘

浦風「うち、浦風じゃよろしくね」

あかり「浦風ちゃんだね、赤座あかりです。よろしくね」

浦風「こりゃあ驚いた。こがぁに可愛い提督さんがおったなんて」

金剛「浦風!」

浦風「金剛姉さん! 久しぶりです!」

あかり「金剛さんの妹さんですか?」

金剛「違いますけど、会ったことあるんですヨー」

浦風「また会えてうれしいです!」

金剛「私もデース!」

大和「広島の方の訛りかしら?」

浦風「訛りゃあ気にせんでつかぁさい」

瑞鶴「瑞鶴としては訛りよりも気になるところあるんだけどなぁ~。浜風といいなんなのよもう!」

筑摩「まあまあ落ち着いてください」

ビスマルク「日本にはずいぶん色んな喋り方があるのね」

卯月「う~ちゃんのは卯月訛りぴょん!」

浦風「個性的な人がえっとが、楽しそうでえかったんじゃ」

あかり「楽しそうでよかったって言ってるんだよね? うんっ、これから浦風ちゃんとも一緒に楽しく過ごそうね!」

今回はここまでです

浦風の台詞は変換ツールを使ってますので変な感じになるかもしれませんがご了承ください

開始します
小ネタは向日葵とその艦娘が出てからで

あかり「ただいま~」

妖精(猫吊るし)「あっ、提督ちょうどいいところに帰ってきましたね」

あかり「どうしたのぉ?」

妖精(猫吊るし)「また新しいお友達からの伝令ですよ」

あかり「もしかして向日葵ちゃん?」

妖精(猫吊るし)「ええ、古谷向日葵と名乗っていました。明日会いにくるそうです」

あかり「わぁ~、これでようやくいつも一緒に遊ぶ人達みんなが揃ったよぉ」

ビスマルク「どういう繋がりなの?」

あかり「ごらく部と生徒会です」

卯月「ごらく部?」

あかり「京子ちゃんが作った部活で、茶道部の部室で好きにだらだらするだけの部活だよぉ」

瑞鶴「それ部活じゃないでしょ」

筑摩「生徒会がそれに関わると言ったら、もしかして無断使用なんですか茶道部室?」

あかり「そうらしいんですけど、なんか杉浦先輩と京子ちゃんがテストで勝負して負けたんですけど、使っていいことになったみたいです」

金剛「話がごちゃごちゃしててよくわかりまセーン」

浦風「とにかくふしぎな縁があったっちゅうことなんじゃね」

あかり「うん!」

大和「では大和とビスマルクさんは入渠して来ますので」

ビスマルク「私はすぐだけど大和は小破してるから少し関わるわね」

あかり(あかりもついていこうかな?)

↓1

1 いく
2 いかない

あかり「あかりもお手伝いしますね!」

大和「ええっ?」

ビスマルク「お手伝いってなんのよ?」

あかり「それは服脱がすとか色々と」

ビスマルク「小破くらいなら自分で脱げるでしょ?」

大和「あ~、腕に当たってしまったので脱ぎづらいかなぁって思ってたところなの」

あかり「お風呂に入ってしっかり治しましょうね」

大和「うん」

ビスマルク「大和、あんた」

大和「だ、だって、大和が小破以上のレベルで負傷するなんてめったにないですから……」

あかり「ビスマルクさんもお手伝いしましょうか?」

ビスマルク「私はいいわよ! 気安く服なんか脱がさせないんだから!」

ビスマルク(日本人は幼く見えるとは聞いてたけど、対象年齢まで幼いなんて聞いてないわよ。人じゃないけど)

あかり「はい、バンザイしてください」

大和「ん~」

ビスマルク(何ごともなく腕を動かせてるって気がつかないのかしら?)

あかり「よいしょっと」

大和「下着が傷つかなくてよかったわ」

あかり「せっかく買いに行った下着ですからね」

ビスマルク(下着一緒に買いに行ったってこと? 女同士とはいえそれはどうなの?)

大和「あかりから貰った大切なものだから」

あかり「そんなふうに言われると照れちゃいますよぉ」

ビスマルク(そりゃ下着をそんな大層な言い方されればね)

大和「でも破けてたらまた買いに行けたかな?」

あかり「破けてなくても付き合いますよぉ。一回行ったらもうはずかしくないです」

大和「そう? じゃあまた測定をお願いしようかな?」

あかり「も、もう測定はいいですよぉ! わかってますし!」

大和「でも大きくなったかもしれないわよ?」

あかり「えっ、なったんですか?」

大和「それは測ってみてのお楽しみよ」

あかり「測りません!」

ビスマルク(胸囲測定くらい服を買うなら普通だろうけどねぇ)

大和「じゃああかりのを測ってあげるわね」

あかり「だ、だめです! 教えませんから!」

大和「ええ~」

あかり「ええ~じゃないです。もう、外しますよ」

ビスマルク「私は先入ってるからね」

あかり「は~い。うにぃ~、ホックが背中だから外しにくい~」

ビスマルク(後ろに回ればいいでしょうに。まあ)

大和「あっ、背中っ、くすぐったい……」

ビスマルク(大和が楽しそうだし黙っときましょう)

大和「今回の戦闘で改造できる練度に達したわ」

あかり「大和さんも改になるんですね」

大和「ええ、長かったけれどこれでようやく真の力を見せてあげられる」

ビスマルク「あれ以上になるって空恐ろしいわね」

あかり「大和さんは改になったらどこか変わるんですか?」

大和「靴下に文字が書かれるらしいけれど、あまり変わりはないみたい」

あかり「じゃあ改造したら叢雲ちゃんみたいにわかりやすくしないといけないですね」

ビスマルク「大和があの服着るの? 似合うかしら」

あかり「別にあの服じゃなくてもいいですけど、大和さんに似合いそうなのってなにかあるかなぁ」

大和「大和はあかりが選んでくれたものなら何でも付けるけれど」

あかり「ん~、そのときまで考えておきますね」

ビスマルク「私はドライになったら変わるけど、それまではあまり変わらないの」

あかり「じゃあビスマルクさんのも用意しないといけませんね」

ビスマルク「あ、あなたがそう言うなら付けてあげるけど、その前に改造できる練度まであげなさいよね!」

あかり「あめでいいですか?」

ビスマルク「できれば戦闘でよ! あめくれるなら食べるけど」

※アイテム現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

古鷹   ビス子☆  浜風☆
千歳☆ 千代田   大鯨
大和☆ 蒼龍☆   北方棲姫 
扶桑☆ 瑞鶴☆   文月
名取   那珂☆   若葉
筑摩☆ ○神通   三日月☆   
天龍☆ 球磨    卯月

○熊野 ○叢雲   愛宕☆ 
大鳳   白雪    夕立
金剛☆ 足柄    浦風

あかり「お昼になっちゃいましたね」

ビスマルク「朝出撃して昼までに帰ってこれたのなら上出来でしょう」

あかり「あかりも遂に新人卒業ですよぉ」

ビスマルク「ほとんど艦の性能頼りだけれどね」

あかり「事実ですけどぉ」

ビスマルク「あれは指揮というより個別に指示を出しているだけだし、指揮ってのはもっと流れるようにやるものなのよ」

あかり「例えばどんな感じなんです?」

ビスマルク「例えば……と、とにかくもっとすらすらと指揮できるようになりなさい!」

あかり「そうなれるようにがんばります!」

ビスマルク「うん、向上心がある子は嫌いじゃないわ。さて、これからどうするの?」

↓1

1 訓練
2 艦娘との交流(>>712)
3 建造
4 開発
5 執務
6 勉強
7 外出
8 アイテムを使う

あかり「大鯨ちゃん」

大鯨「あっ、提督出撃お疲れ様です」

あかり「ありがと。大鯨ちゃんはなにしてるの?」

大鯨「洗濯物が出たので干していたところです」

あかり「ああ、出撃したからね」

大鯨「濡れてしまいますから。ですが、下着の数が人数と合わないような気がするんです」

あかり「ああ、艦娘さんの中には付けてない人もいるみたい」

大鯨「それとこの真っ赤なのは刺激的すぎますっ!」

あかり「そ、その色がいいって言うから」

大鯨「ええっ! 提督が誰かに買ったんですか!?」

あかり「えっ、いや、あ、あの、た、大鯨ちゃんはどんなのはいてるの!?」

大鯨「えっ、私は青のってなに言わせるんですか!?」

あかり「と、咄嗟に口に出ちゃって!」

大鯨「んもぉ~」

あかり「あ、あかりはくらげの……」

大鯨「言わなくていいですから!」

あかり(なんか変な感じになっちゃったけどなにを話そうかな?)

↓1

1 改造について
2 料理について
3 胸のくじらについて
4 その他自由に

あかり「くじらさん可愛いね」

大鯨「これですか? 私もそう思います」

あかり「大鯨ちゃんの鯨がくじらって読むから付けてるの?」

大鯨「妖精さんが付けた理由はわかりませんが、由来はそうだと思います」

大鯨「私の進水記念に造られた絵葉書に書かれていたくじらの絵とそっくりなんです」

あかり「へぇ~、妖精さんが知ってて付けたのかな?」

大鯨「当時からいたなら手を貸してくれればよかったのに」

あかり「妖精さんにも色々あったんだよぉ」

大鯨「ですね、終わったことをぐちぐち言っても仕方ありません」

あかり「そう、これから幸せになればいいんだよぉ」

大鯨「そうですね。ハッピーエンドにしてくれるんですよね提督が」

あかり「うん!」

大鯨「では、私も幸せになれるように精進しますね」

あかり「それにしても」

大鯨「なんでしょう?」バイン

あかり「胸に付けることなかったんじゃないかなぁ」

大鯨「でも胸以外のどこに付けるんです?」

あかり「お腹とか?」

大鯨「それはちょっと変じゃありません?」

あかり「ちょっと胸張るとパツンパツンになっちゃうから、くじらさんが可哀想だよぉ」

大鯨「可哀想だと言われましても。でも龍鳳になればくじらなくなりますよ」

あかり「ええっ、くじらさんいなくなっちゃうんだ。どうしよう」

大鯨「いなくなったらいなくなったで、そう言うんですね」

あかり「胸に龍さんが付いてるとか?」

大鯨「付いてません」

あかり「くじらさん可愛いのに、今しか見れないならいっぱい見ておこう」

大鯨「一応そこ私の胸ですからね、凝視されるとちょっとはずかしいですよ」

あかり「本物のくじらさんも見てみたいなぁ」

あかり「近づいたら食べられちゃうかも。でも潮吹きで出られるもんね」

大鯨「出られませんから」

あかり「さてと、お夕飯までなにしようかな?」

↓1

1 訓練
2 艦娘との交流(>>712の大鯨以外)
3 建造
4 開発
5 執務
6 勉強
7 外出
8 アイテムを使う

あかり「大和さん」

大和「あっ、あかりどうしたの?」

あかり「特にどうもしてないですけど会いに来ました」

大和「そう、さっきはありがとね」

あかり「いいえ、どういたしまして。もう腕は大丈夫ですか?」

大和「えっ、ええ、大丈夫。ゆっくりお風呂に浸かったからね」

あかり「ほんとに痕も残らないで消えちゃうんですもんね。人間用のも発売すればいいのに」

大和「傷がすぐ治るのはいいことかもしれないけど、すぐ治るからって人を簡単に傷つけるような人が出てきてしまうかもしれない危険な技術よ」

あかり「そんなのだめですよぉ。治っても痛いのは痛いんですから!」

大和「ええ、科学が進歩するのは喜ばしいことだけれど、それを扱う人間の良心が足りなければ悪魔の発明ともなりうるの」

あかり「心に刻みますよぉ」

大和(なんて、腕が痛いなんて良心もなにもなく嘘ついた大和が言えることじゃないんだけど)

大和(が、がんばったんだし、あれくらいご褒美貰っても罰は当たらないわ、うん!)

あかり(大和さんとなんのお話をしようかな?)

↓1

1 改造
2 料理の話
3 下着の話
4 その他自由に

あかり「またお料理を教えてください」

大和「ええ、じゃあお夕飯を一緒に作りましょうか」

あかり「もうあかりも夕飯を任されるくらいになったんですね!」

大和「一緒に、よ」

あかり「一緒でもいいですよぉ」

大和「同感ね」

あかり「厨房行きましょう!」

大和「はいはい」

大和(大和と一緒に料理するってだけであんなに喜んでくれて、うれしい)



大和「お肉に切れ目を入れると縮むのを防げるのよ。ちょうど赤身と脂肪の間辺りね」

あかり「赤身と脂肪の間、ここですか?」

大和「そう、そこに切れ目を入れるの。あんまり大きく切っちゃだめよ」

あかり「はい、お母さん!」

大和「お母さん?」

あかり「あう、間違えちゃいました」

大和「前にもそんな話をしたような気がするけど、大和、そんなにお母さんっぽいかしら?」

あかり「お料理上手で優しくて、こうやってなにかを教わってるときはお母さんみたいだなぁって思います」

大和「ふふっ、うれしいわよあなた」

あかり「あなた?」

大和「だってあかりは司令官で大黒柱だから、お父さんでしょう? お母さんの大和は妻ということになるわ」

あかり「そ、それは違うって言ったじゃないですかぁ。妻なんて、そんな恋人さんもいないのに、早すぎますっ!」

大和(はぁ、あたふたしてるところ可愛いなぁ)



大和「はい、あとはこれを煮込めばおしまい」

あかり「どれくらい煮込むんですか?」

大和「ざっと90分ってところかしら」

あかり「長いんですねぇ。お料理ってやっぱり大変ですね」

大和「それでもあかり達の笑顔が見られるなら、辛いことじゃないわ」

あかり「やっぱりお母さんですね、大和さん」

大和「そうね、あなた」

あかり「お父さんじゃなくて今は娘がいいです」ダキッ

大和「え、ええっ!?」

あかり「ちょっとだけこうしててもらっていいですか?」

大和「……うん、いいわよ」

あかり「ありがとう、お母さん……」

大和(そうだよね、家族と会えない寂しさはどれだけ経っても消えないよね)

大和「大丈夫、きっと本物のお母さんにもまた会えるから。それまでは大和がこうしててあげるからね」ナデナデ

あかり「うん……」

あかり「ごめんなさい、弱気なところを見せてしまって」

大和「いいの、そういうところ見せてくれるくらい信頼してくれてるって証拠でしょう?」

あかり「また甘えてもいいですか?」

大和「当然。大和もうれし……じゃなくて、いつでも歓迎するから」

あかり(新人卒業してもまだお母さんが恋しいなんて、ちょっとはずかしいけど寂しいものは寂しいからしょうがないよぉ)

あかり(気を取り直してお夕飯完成までになにするか考えよう)

↓1

1 訓練
2 艦娘との交流(>>712の大鯨、大和以外)
3 建造
4 開発
5 執務
6 勉強
7 外出
8 アイテムを使う

今回はここまでです
次は勉強するところからはじめます

大和は好感度100なので行動消費はしませんが次の日交流不能です(向日葵がくるイベントなのではじめから交流できませんけど)
大和がいると出撃がある程度スムーズになります。ぞろ目を出してくれた人と大和を指定してくれた人には感謝しかありませんね
次のイベントまでにはリアルでもなんとか手に入れたいものです

乙です
ところで>>1は大和出ましたか?

>>731
この前のイベで二軍以下の層がペラペラすぎることに気がついたのでレベリング優先で回す暇がないです
100で回しすぎて開発資源がないとかそういうことではないですはい

開始します

あかり「ビスマルクさん」

ビスマルク「あら、戻ってきたの?」

あかり「ビスマルクさんにお勉強を見てもらおうと思って」

ビスマルク「勉強? 別にいいけど」

あかり「ありがとうございます!」

ビスマルク「向上心がある子は好きだって言ったから、見せてるのかしら?」

あかり「あかりがしなきゃいけないと思ったからしてるんですよぉ」

ビスマルク「ふぅん、そう。で、なにを勉強するの?」

↓1
       現在の指揮能力
駆逐艦   8

軽巡洋艦  5
重巡洋艦  2
軽空母   0

正規空母  1
戦艦     4
潜水艦   0

あかり「戦艦のことについてお話し聞かせてください」

ビスマルク「戦艦ね。よし、そこに座りなさい」

あかり「はい」

ビスマルク「私の講義は厳しいわよ、ついて来れないのは見捨てていくからね」

あかり「あかり一人しかいないのに!?」

ビスマルク「心してかかりなさい、じゃあはじめるわよ」

あかり「よろしくお願いします!」

↓1 コンマ

0~30 居眠りする 31~65 最後まで聞く 66~99 完璧に理解する

ビスマルク「それで私にはオスカーっていう猫が……」

あかり「にゃ~……」ムニャムニャ

ビスマルク「Steh auf!」

あかり「ひゃあ!」

ビスマルク「私の講義で寝るなんて、根性だけは一級品ね」

あかり「ご、ごめんなさい」

ビスマルク「全編ドイツ語でやってあげましょうか?」

あかり「もっと眠くなっちゃうからやめてくださいよぉ!」

ビスマルク「まったく、寝てたらすぐ叩けるように隣に座って教えてあげるわよ」

あかり「暴力反対です~」

ビスマルク「こら逃げるんじゃないわよ! ここ、隣に座りなさい」ポンポン

あかり「はぁ~い」

ビスマルク「世話が焼けるんだから。それで、オスカーがね」

あかり(結局猫さんの話ばっかりで、あんまり戦艦についての知識は付かなかったよぉ)

ビスマルク「もうこんな時間か、そろそろ終わりにしましょう」

あかり「そうしましょうか」

ビスマルク「ん~、今日は出撃もしたし久々に充実してたわ」

あかり「ありがとうございました、戦うのも秘書艦もどっちもやってもらって」

ビスマルク「あの程度の戦いなら一日何回だってやれるわよ」

あかり「あかりは何回もやれませんよぉ」

ビスマルク「でもたくさん働いたことは事実よね」

あかり「感謝してますよぉ」

ビスマルク「だったら、ご褒美をくれてもいいのよ?」

あかり「はい、ご褒美は……」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージをしてあげる
4 お菓子をあげる

あかり「お菓子をあげますね」

ビスマルク「お菓子!」

あかり「はい、お菓子です」

ビスマルク「あっ、や、安物は舌に合わないんだからね!」

あかり(なにをあげようかな?)

↓1

1 クッキー(残数5個)
2 最高級チョコ(残数4個)
5 王族御用達のケーキ(残数5個)

あかり「はい、どうぞ」

ビスマルク「なによこの箱?」

あかり「クッキーですよぉ。缶に入ってたのを電ちゃん達と小分けにしたんです」

ビスマルク「なんで分けたの? 缶ごとくれればいいのに」

あかり「だ、だめですよぉ、みんなに分けられるようにしたんですから!」

ビスマルク「ああそうなの。で、これ高いんでしょうね?」

あかり「貰いものだからよくわかりませんけど、高いんじゃないですかたぶん」

ビスマルク「食べてみればわかるわね」

あかり「どうぞ召し上がれ」

ビスマルク「ん~! おいしい!」

あかり「お口に合ったみたいでよかったです」

ビスマルク「きっとどこかの名店のものに違いないわね! この私が言うんだから間違いない!」

あかり「あはは」

あかり(缶の下に700円ってシールが張ってあったことは黙っておくよぉ)

ビスマルク「あ~、んっ?」

あかり「な、なんです?」

ビスマルク「食べたい?」

あかり「えっ、まあくれるなら食べますけど」

ビスマルク「それなら口開けなさい」

あかり「あ~ん」

ビスマルク「はい、あ~ん。と見せかけて私の口へ!」

あかり「ああっ! ひどいですよぉ!」

ビスマルク「ふふ~ん、私が貰ったんだからもう私のものよ。どう使おうが私の勝手」

あかり「ビスマルクさんのいじわる」

ビスマルク「すねないすねない。はい、今度はほんとにあげるから」

あかり「どうせあげた~とか言って上にあげるんでしょう?」

ビスマルク「い、いや、そんなわけないじゃない! 私はドイツ艦よ!」

あかり「あかりだって学習するんですよぉ」

ビスマルク「だったら、ほら。私が端っこ咥えておくからそっちから食べなさい」

あかり「ええっ!」

ビスマルク「ほうひたの、はやく」

あかり(た、食べすぎないようにあかりも端っこを)カジッ

ビスマルク「っ!?」

ビスマルク(顔、ちかっ……)

あかり(あんまり味わからないよぉ)

ビスマルク「い、今のはわかっててやったんだからね! べべ、別にあんたの顔がどれだけ近かろうが私はなんともないんだから!」

あかり「あかりは顔が近いとどきどきしちゃいますけどね」

ビスマルク「へぇっ?」

あかり「綺麗ですし、日本人と違うんだなぁってよくわかります」

ビスマルク「あっ、ああ、当たり前よ! わ、私は、ドイツが誇る最強の戦艦なんだから!」

ビスマルク(これは違うわ! そう、人間のくせにあんなに近くで見ても綺麗な肌だったから、驚いてどきどきしてるだけ!)

ビスマルク「む、中々量あるわね」

あかり「乾燥材の袋中に入れてますから、ちょっとは湿気ずに置いておけますよ」

ビスマルク「どこから乾燥材なんて。まあいいわ、残りは明日に取っておきましょう」

あかり「今日はほんとうにありがとうございました」

ビスマルク「そう、感謝しなさいこの私に。そうすれば、明日の秘書艦に伝えてあげるわよ」

あかり「明日は向日葵ちゃんが来てお仕事できなさそうなのでいいです」

ビスマルク「せっかく私がやる気を出したというのに!」

あかり「す、すいません」

ビスマルク「あっ、別に謝らなくてもいいわ。間が悪かっただけだし」

あかり「そうですか?」

ビスマルク「ええ。あと、その、クッキーありがとう」

あかり「どういたしまして」

ビスマルク「も、もう寝るわ! Gute Nacht!」

あかり「おやすみなさいビスマルクさん」

あかり「クッキー気に入ってくれてよかったよぉ」

あかり「これからはなにをしようかな?」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(712の大鯨、大和以外)
3 散歩
4 執務

あかり「執務をしようかな?」

妖精(猫吊るし)「私達にも当然なにかくれますよね?」

あかり「わぁっ! 予備に行こうとしたらもういたよぉ」

妖精(お茶)「緑茶に合うのがいいです」

あかり「それじゃ最初に緑茶に合うもの探しに厨房に行こっか」

妖精(猫吊るし)「ご心配なく、すでに持ってきてありますので」

あかり「はやい! ていうかなんであかりにくれるのって聞いたの?」

妖精(お茶)「だめって言われたら返すつもりでした」

あかり「いいよぉ、夜中に付き合わせちゃうお詫びに好きなもの食べて」

妖精(猫吊るし)「では遠慮なく食べながら執務しましょう」

妖精(お茶)「提督もお茶飲みます?」

あかり「うん、飲む!」

妖精(猫吊るし)「こんなにいっぱい書類があるとなんかいやになってきますね」

あかり「だよねぇ」

妖精(猫吊るし)「燃やして焼きイモでも作りませんか?」

あかり「賛成!」

妖精(お茶)「芋の前に他のものが炎上するのでやめてください」

あかり「うん、わかってるよぉ。とりあえずここから片付けよう」

↓1

1 新艦娘着任の知らせ
2 アイテム支給の知らせ
3 酒保充実の嘆願書
4 施設増築の嘆願書
5 他提督の戦果報告

あかり「えっと、酒保に入れてほしいものがあるって書いてあるね。酒保って売店みたいな感じのところだよね?」

妖精(お茶)「ええそうです」

妖精(猫吊るし)「今のところ最低限度の物しか置いてませんよ。提督がほしいと言った物しか発注しませんからね」

あかり「みんながほしい物どんどん置いてちゃっていいのに」

妖精(お茶)「そこまで自由にさせるわけにもいきませんよ」

妖精(猫吊るし)「お金もかかりますからね」

あかり「じゃあこれもどれか一つだけにした方がいいかなぁ」

↓1

1 紅茶の茶葉
2 甘味類
3 遊び道具
4 服飾品
5 提督グッズ

妖精(猫吊るし)「これなんかどうですか?」

あかり「えっと、提督グッズがほしい?」

妖精(猫吊るし)「ベアーフィールドさんやクラスタークラウズさん、クレセントムーンさんやゴッドペインさん他数名から来ていますよ」

あかり「えっ、だれ?」

妖精(お茶)(そのまんまだとなんですけど、英語に弱いんですね)

あかり「提督グッズってこの軍服のことかな? まさかあかりのグッズってことはないだろうし」

妖精(猫吊るし)「まさかぁ、提督のお姉さんじゃあるまいし」

あかり「そうだよね~、ん?」

妖精(猫吊るし)「まあとにかく、提督グッズを酒保に入れてもよろしいでしょうか?」

あかり「うん、いいよぉ」

妖精(猫吊るし)「では承認の判を」

あかり「ぺったんこだよぉ」

妖精(猫吊るし)「はいどうも」

あかり「誰だかわからないけど、あかりの服でいいならいつでも着させてあげるのに」

妖精(猫吊るし)「そうですねぇ、きっとそれが喜ばれますよ」

あかり「これが酒保に入ったら提督ごっこして遊べるんだぁ楽しみだよぉ」

妖精(お茶)「いいんですか?」

妖精(猫吊るし)「酒保担当の妖精には提督が来たらすり替えるように言っておきますしバレませんよ」

妖精(お茶)「そういうことじゃなくて」

妖精(猫吊るし)「これでひと稼ぎしてぱ~っと豪遊しようじゃありませんか!」

妖精(お茶)(わざわざグッズなんて買わなくても、本人となんでもできそうなんですけどねぇ)

あかり「まだかな~、まだかな~」

叢雲「そわそわしたって別に来るのが速まるわけじゃないわよ」

あかり「でもそわそわしちゃうよぉ」

文月「あっ、来たみたいだよ~」

あかり「向日葵ちゃ~ん!」

大和「まだ遠いですし聞こえませんから」



向日葵「お久しぶりですわ赤座さん」

あかり「久しぶり向日葵ちゃん!」

白雪「この方が古谷司令官」

神通「確かに」

蒼龍「大きい」

向日葵「え、ええっ!? ちょっと赤座さん、わたくしのことみなさんにどういうふうに説明しましたの?」

向日葵「改めまして、古谷向日葵ですわ。どうぞよろしくお願いいたします」

熊野「こちらこそ、よろしくお願いいたしますわ」

三日月「古谷司令官はどこかのお嬢様なんでしょうか?」

向日葵「いえ、そう言うわけではありませんが」

天龍「んだよ、こいつと同じで似非かよ」

熊野「ちょっと、似非呼ばわりはひどくありません!?」

あかり「でも向日葵ちゃんは喋り方だけじゃなくて、雰囲気とかも大人っぽくてお嬢様みたいだよぉ」

向日葵「そ、そうでもありませんわよ」

熊野「雰囲気はわたくしの方がお嬢様っぽいですわ!」

夕立「その台詞でお嬢様っぽいはどうかと思うっぽい」

向日葵「わたくしはお嬢様っぽく振舞おうとしているわけではありませんわ。誰に対しても礼を逸さないよう心がけているまでですの」

扶桑「やはりこちらの方がお嬢様にふさわしいかもしれませんね」

熊野「胸で負けてるのにお嬢様でまで負けたら勝てるところがないじゃありませんの!」

古鷹「お嬢様で負けるってどういう意味ですか?」

向日葵「ですから、勝ち負けではなくて――」

↓1~4 向日葵の艦娘

今回はここまでです

直訳で英語にしてみたら案外カッコいい名前が多いですね
各々提督グッズを手に入れてもあかねさんほどあれな感じには使わないと思います

開始します
向日葵の艦娘が決定したので小ネタから

>>460で別の映画を見た場合 アニメ映画



若葉「若葉はこれがいい」

あかり「地獄の底へもついていく?」

大鯨「なんだか怖そうですよ?」

若葉「だから見るんじゃないか」

大鯨「わ、私怖いのは……」

あかり「でもポスターの絵は可愛いよぉ」

若葉「おそらくデザインとのギャップを狙っているんだろうな」

あかり「若葉ちゃんが見たいって言ってるし、これにしよっか」

大鯨「こ、怖かったら手を繋いでもいいですか?」

あかり「それはこっちからお願いしたいくらいだよぉ」

大鯨「よかったぁ」

あかり「若葉ちゃんは怖いの好きなの?」

若葉「刺激が強いものが好きなんだ」

あかり「ああ、すっごく辛いタレ作ってもらってたもんね」

若葉「あれはよかった」

あかり「あかりはちょっと舐めただけで舌がバカになっちゃったのに」

若葉「艦娘だからな。刺激がないとだめなんだ」

大鯨「私も艦娘ですけど刺激の少ない方が好きですよ」

あかり「好きなのはいいけど、あんまり刺激の強いものばっかりも身体に悪いよぉ」

若葉「司令官は刺激皆無だから中和してもらってるんだ」

あかり「そっかぁ、あかりも役に立ってるんだねぇ」

大鯨「褒めてるのか褒めてないのか微妙なところですね」

若葉「むぅ」

あかり「なんだか普通のアニメみたいだよぉ」

大鯨「ええ、心配して損しちゃいました」

若葉「タイトル詐欺というやつか。嫌いだなそういうの」

あかり「でも面白いじゃない」

若葉「そうかぁ?」

大鯨「主人公の子、すごく甲斐甲斐しく幼馴染の子のお世話をしてるのに、全然気づかれないですね」

あかり「いっつも見守ってるのに可哀想だよぉ」

大鯨「きっと最後に気づいてもらって、今までのことも全部キミが~って感じになるんでしょうね」

あかり「はやく報われてほしいねぇ」

若葉(主人公の行動がストーカー染みてて若干狂気を感じるのは気のせいか?)

若葉「うむ、面白かった」

あかり「……」

大鯨「……」

若葉「なんだその顔は、報われてよかったじゃないか」

あかり「だ、だって、ねぇ」

大鯨「ほんとうに地獄の底へもついていくなんて思わなくて」

若葉「タイトル詐欺と言ったのは間違いだったな。だが、正確に付けるなら輪廻の果てへもついていく、か」

あかり「そうだよぉ! 生まれ変わったのにまた一緒だったよぉ!」

大鯨「最後にずっと一緒だよって赤ちゃんが言ったところで、背中ぞわってしました~!」

若葉「やはり若葉の見立ては間違ってなかった」

大鯨「刺激が強いというか、精神をじわじわやられていく感じだったじゃないですかぁ」

若葉「そういうのもたまにはいいさ」

あかり「でも、ちょっとだけうらやましいかも」

大鯨「な、なにがですか?」

あかり「主人公の子と幼馴染の子が」

若葉「司令官はああいうのが好みなのか」

あかり「あそこまでいくと怖いけど、あれだけ好きになれる人がいて、あれだけ好きでいてくれる人がいるって素敵かもって」

大鯨「そういえばいいように聞こえますけど、ストーカーですからねあれ!」

あかり「そ、そうだけど、それくらい好きな人も、好きでいてくれる人も、あかりにはいないから」

若葉「あれに及ぶかどうかは知らんが、好きでいてくれる人はいると思うがな」

あかり「えっ?」

若葉「いや」

大鯨「もう~、まだ背中ぞわぞわしますぅ。提督、手つないで帰りましょう」

あかり「あっ、うん」

若葉(みんな見守るだけで済むような性格をしていないことは幸か不幸か。どっちなんだろうな)

恋愛映画



大鯨「私、このワイルドローズって言うのが気になります」

あかり「えっと、様々な愛の形を描くオムニバスストーリー?」

若葉「恋愛映画か」

あかり「恋愛……」

若葉「どうした?」

あかり「う、ううん、なんでもないよぉ」

大鯨「いや、ですか? 会って間もないのに恋愛映画だなんて」

あかり「そんなことないよぉ。これ見よう」

大鯨「はい、ありがとうございます!」

若葉(ポスターに女しか描かれてないが、そっち向けなのか?)

大鯨「提督は、その、恋愛とかしたことあるんですか?」

あかり「な、ないよぉ」

大鯨「そう、ですか。最近の子はそういうのが早いと聞きますが、提督は違うんですね」

あかり「あかり、何にも知らないから。ちょっとは知っておかないといけないなぁって」

あかり(金剛さんに答えられないよぉ)

若葉「恋愛映画で恋愛を学ぶのはやめた方がいいんじゃないか?」

あかり「えっ、そうなの?」

若葉「映画用に脚色されたストーリーだからな」

大鯨「現実はそう上手くいくとは限りませんし」

あかり「それでも、少しは参考になるかもしれないでしょ?」

若葉「見ないよりはましか」

あかり「だから見てお勉強だよぉ」

大鯨(やっぱり、そういうことに興味があるお年頃なんですね)

あかり(女の人同士、なんだ。そっちの方が参考になるかなぁ)

大鯨(お、女の子同士だったの!? ど、どうしよう、これ見たいって言ったってことは、勘違いされちゃったり!?)

若葉(やはりそうか)

大鯨「あ、あの提督」

あかり「なあに大鯨ちゃん?」

大鯨「わ、私内容知りませんでしたからね、お、女の子同士とか……!?」チラッ

若葉(ほお、濡れ場もありか)

あかり「ん? どうしたの――」

大鯨「だ、だめです!」ダキッ

あかり「むぐっ!」

大鯨(なな、なんで、なんで? R-18って書いてませんでしたよ!?)

あかり「なにするの大鯨ちゃ~ん、あかり映画見れないよぉ」

大鯨「だ、だから、だめなんです!」

あかり「なにがだめなの~?」

大鯨「な、なにがなんでもだめなんです!」

あかり「あかりも見たいよぉ」

大鯨「い、今は私だけを見てください!」

あかり「胸に押し付けられてるから見れないよぉ」

大鯨(う、うぅ、もっとよく確かめてから見たいって言えばよかったぁ)

若葉「ふむ」

大鯨「わ、若葉さん、なにを感心してるんですかっ!」

若葉「だってすごいぞほら」

大鯨「えっ、きゃっ!」

若葉「そんなに固く閉じなくても」

あかり「なにがすごいの~? ねぇ、あかりにも見せてよぉ~」

大鯨(う、うそ、あんなふうに、ええっ?)チラッ

大鯨(そ、そういうふうになって、あ、ああっ!)

あかり「んもぉ~、ひどいよぉ大鯨ちゃん! あかり全然見れなかったよぉ!」

大鯨「す、すいません、提督……」

若葉「だが、司令官にはまだはやい内容だった」

大鯨(あれが、あんな感じ、ああなるなんて、知らなかった……)

あかり「でもあかりはお勉強したかったよぉ!」

大鯨「あ、ああいうことは、段階をおってからですね!」

あかり「ああいうことって? あかり見てないから何のことわからないよぉ」

大鯨「そっ、あっ、ああいうことは、ああいうことなんですっ!」

あかり「ええ~」

若葉「しかし考えてみれば司令官も相応の年齢だぞ?」

大鯨「だ、だから?」

若葉「そういうこともあるかもしれんということだ」

あかり「だからどういうことなの~?」

大鯨「あっ、あのっ! もし、もしも、どうしても、どうしても我慢できないなら、わ、私がお相手しま、す……」

あかり「お相手?」

大鯨「やっぱり無理ですぅ~!」

あかり「あっ、大鯨ちゃん! どこに行くの!?」

若葉「やれやれ、多難だな司令官」

ホラー映画



あかり「これとかどうかな?」

大鯨「劇場版どうして☆止まらない☆トキメキ☆ドキドキ☆パラドクス☆エターナル?」

若葉「頭が痛くなるタイトルだな」

あかり「どこかで聞いたことがある気がして」

大鯨「見たことあるんですか?」

あかり「こっちではそんなに映画見てないと思うんだけど」

若葉「現代アートの最先端を行く劇団ちなカレーの原点を衝撃の映画化、か」

大鯨「ポスターもなんだか灰色みたいな暗い色一色ですし、ホラーなんじゃないですか?」

あかり「この色遣いもどこかで見たことがあるような気がするんだよぉ」

若葉「見てみればわかるさ」

大鯨「こ、怖くないといいなぁ」

大鯨「提督はホラー映画好きなんですか?」

あかり「ううん、怖いのは苦手だよぉ。でもたまに見るよぉ」

若葉「なぜ?」

大鯨「怖いもの見たさというのですか?」

あかり「たぶんそうかな。一人じゃ見れないからちなつちゃんやお姉ちゃんと一緒に見てるんだぁ」

若葉「司令官も刺激を求めているんだな」

あかり「いっつも怖がって一緒に見てる人に抱きついちゃうんだけどね」

大鯨「きょ、今日は私が抱きつくかもしれませんから、覚悟してくださいね」

あかり「あははは、あかりの方から行くかもしれないけどね」

若葉「なんにせよ、ホラーは期待できる」

あかり「適度に怖ければいいんだけど」

――ポジティブモード全開だよ、ガールズパワーで~

大鯨(う、歌は可愛いのに、歌は可愛いのにぃ~!)

若葉(し、刺激が強すぎる!)

あかり「……」

大鯨「て、提督ぅって白目剥いて気絶してる!?」

若葉「無理もない」

大鯨「お、起き……いえ、眠ってた方が幸せかな」

若葉「だろう」

大鯨「ひっ!」

若葉「だ、大丈夫か?」

大鯨「じゃないかもしれません」

若葉「奇遇だな」

大鯨(は、はやく終わって~!)

大鯨「て、い、と、く」

あかり「んう……?」

若葉「終わったぞ」

あかり「えっ、終わったの? あかりいつの間に寝てたんだろう?」

大鯨「もしかして記憶飛んでる?」

若葉「脳の防御反応だろう」

あかり「ごめんねぇあかりが見たいって言ったのに」

大鯨「い、いえ、気にしないでください」

若葉「うむ」

あかり「二人とも泣いてるけど、感動ものだったんだぁ。あかりも見たかったなぁ」

大鯨「生き残れたことに感動してます」

若葉「まったくだ。夢に出そうだ」

大鯨「や、やめてください~!」

あかり「おやすみなさい。天龍さんもだけど、せっかく可愛いのに顔が隠れちゃうのは残念だよぉ」

あかり「さてと、これからはどうしようかな?」

大鯨「あの、提督」

あかり「あっ、どうしたの大鯨ちゃん?」

大鯨「お、お恥ずかしい話ですけど、一人で寝るのが怖くて。一緒に寝てもいいですか?」

あかり「うん、いいよぉ。おいで」

大鯨「あ、ありがとうございます!」

若葉「司令官」

あかり「あっ、若葉ちゃん。若葉ちゃんも?」

若葉「むっ、そうだ」

あかり「ちょっと狭くなっちゃうけど、それでもいいならいいよぉ」

若葉「狭い方が近づけるし好都合だ」

あかり「今日は楽しかった?」

大鯨「ええ、楽しかったです。概ねは」

あかり「これからもっともっと楽しくするからね」

大鯨「楽しみにしてます」

若葉「司令官、若葉を向け」

あかり「なあに?」

若葉「いや」

あかり「ん~?」

大鯨「て、提督っ、こっち向いてください」

あかり「な~に?」

大鯨「い、いえ」

あかり「んん~?」

若葉「こ、こら、若葉を向いていろ!」

大鯨「私の方を向いててください!」

あかり「え、えっ? あかりどうすればいいのぉ!?」

若葉「自分でまいた種だ」

大鯨「ちゃんと責任は取ってもらいますよ、て、い、と、くっ」

ここから忘年会


京子「レディースアーンドジェントルメーン!」

結衣「レディースしかいねぇだろ」

京子「えっ、結衣ってレディースだったのか!?」

結衣「そういう意味じゃねぇよ!」

ちなつ「特攻服姿の結衣先輩も素敵です!」

結衣「着たことないからね!」

綾乃「ちょっと歳納京子、真面目にはじめなさいよ!」

千歳(ゆるゆり)「まあええやん、堅苦しい会やあらへんのやし」

櫻子「レンコンですよレンコン!」

あかり「レンコン?」

向日葵「無礼講のことだと思いますわ」

京子「まあそんなわけでみんな遠路遥々御苦労さま! 狭苦しい部屋だけど寛いでいってね」

あかり「ここあかりの鎮守府だよぉ!」

叢雲(あかり)「まあ確かにこの人数だと手狭な感じはするけど」

大和「ですがちゃんとみんな入れているのでいいではないですか」

京子「飲んで食って、今年のことなんか全部忘れちゃおうぜ~!」

綾乃「全部は忘れちゃだめでしょ!」

隼鷹「酒! 酒はどこ!?」

千歳(あかり)「こちらですよ」

結衣「ほどほどにしろよ?」

隼鷹「わかってるって~!」

結衣(絶対わかってないな)

あかり「千歳さんもあんまり飲み過ぎちゃだめですからね」

千代田「私が見てるけど、隼鷹さんの分まで手が回らなさそうだわ」

日向「私も付き合いながらそれとなく止めてやるさ」

電(京子)「あかりちゃん!」

あかり「あっ、京子ちゃんのところの電ちゃん! 来てたんだ!」

暁(京子)「司令官が一人前のレディーである暁に、どうしても来てほしいって言うからしょうがなくね」

響「ほんとうは暁が行きたいってだだこねて、しょうがなく連れて来てもらったんだよ」

雷「まあ私もあかりに会いたかったから、これてよかったわ」

あかり「あかりもみんなと会えてうれしいよぉ」

暁(ちなつ)「だだこねるなんてみっともないことしないでよね、暁の品位に関わるわ」

暁(京子)「こねてなんかないし!」

電(ちなつ)「そう言ってるうちの暁ちゃんは、昨日わくわくして眠れなかったみたいなのです」

暁(ちなつ)「こら、電! 余計なこと言わないでよ!」

暁(京子)「あら~、それこそ暁の品位に関わるんじゃないの~?」

電(京子)「うちの暁ちゃんと一緒なのです」

響「だね」

雷「ちゃんと寝ないとあかりと遊べないわよって言い聞かせて、ようやく寝たのよ」

あかり「そっか、じゃあ今日はたくさん遊ぼうね」

ちなつ「どれがうちの電ちゃんかわからなくなったわ。あなた?」

文月「あたしは文月だよ~!」

ちなつ「ああ、ごめんね。よく似てるからつい」

卯月「文月はう~ちゃん達と同じ睦月型ぴょん! 暁型とは違うぴょん!」

三日月「しかし、確かによく似ています」

文月「ええ~、似てないよ~」

ちなつ「いやそっくりだよ。うちに文月ちゃんと雷ちゃんがいたら混乱しちゃうね」

千歳(ゆるゆり)「うちはちゃんと見分けられんで~」

ちなつ「池田先輩は双子を見慣れてるからですよ」

三日月「双子どころか同一人物もいますけどね」

卯月「叢雲みたいに服を変えれば見分けられるぴょん」

ちなつ「みたいねぇ」

叢雲(ちなつ)「私も服変えた方がいいかしらね?」

叢雲(あかり)「まだ改になってないならいいんじゃないの?」

叢雲(綾乃)「これから会う機会があるかどうかわからないし」

叢雲(あかり)「あんたはすぐわかるでしょ」

叢雲(綾乃)「どうやってよ?」

叢雲(あかり)「罰金バッキンガム」

叢雲(綾乃)「ぶふっ!?」

叢雲(ちなつ)「なにそれ?」

叢雲(あかり)「杉浦司令官がよく言ってるだじゃれ」

叢雲(綾乃)「や、やめなさいよ、反則でしょそれは!」

叢雲(あかり)「その笑いの沸点の低さが反則よ」

叢雲(ちなつ)「ふ~ん、メソメソメソポタミア!」

叢雲(綾乃)「は?」

叢雲(ちなつ)「なんでよ!」

夕立「っぽい!」

大潮「待て待て~!」

櫻子「追いかけっこなら負けん~!」

荒潮「だめよ大潮ちゃん、あんまり走り回るとぶつかるわよ~」

向日葵「櫻子! おやめなさいなみっともない!」

天龍「ガキ共の世話はどこでも苦労してそうだな」

榛名(ちなつ)「苦労はしますけど楽しいですよ、にぎやかで」

夕立「きゃっ」

大潮「わっ」

櫻子「ぎゃっ!」

龍田「あら~どうしたの~?」

荒潮「ほら、見なさい~ごめんなさい龍田さん」

向日葵「櫻子も謝りなさい」

龍田「いいのよ~、子供元気が一番だもの~」

櫻子「ほら見ろ! 龍田は向日葵と違って優しいんだ!」

龍田「うふふ、今日は武器を持ってなくて命拾いしたね~」

夕立「ひぃ~!」

大潮「ごめんなさ~い!」

櫻子「ん?」

龍田「うちの提督と同じでめんどくさい子ね~」

天龍「お前もお前で苦労してそうだな龍田」

結衣「うん、おいしい。やっぱり大和さんにはまだ敵わないな」

大和「船見提督のお料理も中々でしたよ」

鈴谷「そ~そ~鈴谷は提督のご飯の方が好きだな~。毎日食べさせてよ!」

結衣「毎日食ってるだろ」

白雪「お茶をどうぞ」

空母棲姫「ああ、助かる」

櫻子「空母棲姫~! ってありゃなんか色付いてる」

赤城「空母棲姫はあちらです」

櫻子「ごめんごめん。そっくりだしいっぱいご飯食べてるからつい」

空母棲姫「食べる量で判断してるのか?」

赤城「わ、私はそんなに食べてませんよ?」

鈴谷「いやめっちゃ食ってるし。ここら一体焦土と化すくらい」

大和「まだまだ沢山ありますからいくらでも食べていってくださいね」

空母棲姫「ああ、遠慮せずにいただこう」

赤城「こんなおいしいもの滅多に食べられませんからね!」

結衣「ほんとにいくらでも食べていいの?」

白雪「ま、まあ資源はいっぱいありますし、なんとかなると思います、たぶん」

羽黒「こんな素敵なパーティにお招きいただき、とても感謝しています」

神通「いいえ、羽黒さん達には以前助けてもらった恩もありますし」

綾乃「私は助けてもらった側だけど」

名取「恩なんて口実ですよ。好きなだけ楽しんで行ってくださいね」

羽黒「はい!」

綾乃「ええ、ありがとう」

那珂「あっ、名取ちゃん見っけ! お~い!」

名取「那珂さん、なに?」

那珂「一発芸やれって言うから、一緒に歌おう!」

名取「ええっ、それ一発芸じゃないよ~!」

那珂「い~からい~から! この際神通ちゃんと羽黒ちゃんと杉浦提督も一緒に!」

綾乃「うえっ!? う、歌!?」

神通「わ、私は歌なんて……」

羽黒「無理です~!」

那珂「大丈夫、那珂ちゃんがフォローするよ! さあ行こう!」

名取「あ、あの~!」

神通「な、那珂ちゃん~!」

羽黒「そんなに目立ったら私死んじゃいます~!」

綾乃「ちょっ、ちょっ、目立つのは勘弁カンベンカンボジアよ~!」

あきつ丸「今の内に艦娘としての艦載機の運用方について聞いておくのであります」

伊19「イクも改造したら潜水空母になるから聞いておくのね!」

大鯨「私にもご教授ください」

蒼龍「そうは言いましても、私達は実質飛ばしているだけですからね」

瑞鶴「妖精達が勝手にやってくれてるようなものよ」

大鳳「ある程度はこちらから指示も出していますけど、基本的には妖精任せですね」

瑞鳳「整備は瑞鳳達任せだから結構大変なんだけどねぇ」

隼鷹「あたしは人形を変えなきゃいけないから、ちょいと特殊だけどねぇ。アッキーはあたしと同じやり方なんだっけ?」

あきつ丸「あ、アッキー? まあ、そうだと思います。飛行甲板は紙になりますし」

大鯨「私は蒼龍さん達と同じ、弓で射るようになるんですよね」

伊19「イクは、よくわからないの」

瑞鶴「イクは艦載機積むよりそのまま魚雷積む方が運用しやすいんじゃないの?」

伊19「イクも艦載機びゅ~んって飛ばしたいの~!」

瑞鳳「可愛いもんね脚のとことか」

隼鷹「可愛いかぁ?」

蒼龍「イクさんのところには赤城さんがいますからねぇ」

大鯨「潜水艦もいいものですよ」

伊19「潜水母艦から変わっちゃうのに?」

大鯨「そ、それはまあ、艦娘としては潜水母艦にさほど有用性がないからであって」

大鳳「燃料の気化には十分気を付けなきゃだめですよ」

あきつ丸「言葉の重みが違うでありますな」

漣「へぇ~、夕張さんもあれ好きなの?」

夕張「ええ、特に第四話に総集編を持ってくるセンスが」

京子「いや~、あれは単純に手抜きなだけな気がするけどな~」

五月雨「なんの話をしてるんでしょう?」

京子「いや今期のアニメについて」

霞「アニメなんて子供ね」

漣「これだから固定観念囚われたオールドタイプは」

夕張「アニメって言っても深夜にやってるやつよ。子供が見る時間じゃない分、話も相応のものになってるものよ」

五月雨「そういうものなんですか?」

朧「朧も少し興味があります」

京子「おっ、じゃあ今度実際に見せてあげるよ」

五月雨「ほんとですか!」

朧「朧も一緒していいでしょうか?」

夕張「もちろん。布教できるなら大歓迎」

五月雨「やったぁ!」

霞「五月雨、なに喜んでるのよ!」

漣「ほんとは内心ワクテカしてるくせに」

霞「わ、わくてか? 意味わかんないこと言わないでよ!」

夕張「まあ無理に進めるものでもないし、暇なときに見て面白かったら語りましょう」

霞「見ないったら見ない!」

京子(絶対見るだろうから見てたら千歳に教えてもらおっと)

向日葵「色々と悩ましいですわよね」

愛宕「う~ん、私達は元から着てる服があるけれど」

浜風「大きいとやはり探すのに苦労するものなんですか?」

向日葵「ええ、気に入った服でも着られないということもありますし」

愛宕「それは残念ねぇ」

浜風「私はあまり目立たないのであればなんでもいいですが」

龍驤「その点うちらはどんな服でも着られるからな! 最強やろ!」

熊野(あかり)「顔、引きつっていますわよ」

熊野(綾乃)「あまり気にすることでもないような気がしますが」

龍驤「うっさい! あんたらは改造されたらデカくなるからんなこと言えんねん!」

向日葵「世の中胸が全てではありませんわよ」

愛宕「そうよぉ、あなたも小さくて可愛いわよ」

浜風「私は小さい方がよかったです」

龍驤「うっさ~い! 小も兼ねとるくせに~! 禁止や禁止! 小兼ねんの禁止!」

向日葵「そんな櫻子みたいなこと言わないでくださいませ」

飛鷹「パーティかぁ」

熊野(あかり)「そういえば飛鷹さんは商船改装空母でしたね」

熊野(綾乃)「お嬢様ということになるんですの?」

飛鷹「いいところの出って感じはするわよね」

熊野(あかり)「お嬢様としての心構えを教えてくださいな!」

飛鷹「え、ええっ、心構えとか知らないわよ。私、完成前に改装されてんだから」

熊野(綾乃)「ですが建造はされていたんでしょう?」

飛鷹「そりゃまあそうだけど――」

隼鷹「まっ、アッキーも飲みねぇ」

あきつ丸「い、いえ、自分は……」

飛鷹「あれ見れば商船改装空母のお嬢様レベルなんてたかがしれてるってわかるでしょ」

熊野(あかり)「まだわたくしの方がお嬢様っぽいかもしれませんわね」

熊野(綾乃)「そもそも、あなたはお嬢様っぽく見せようとしてそういう喋り方してますの?」

利根「お主目の色が左右で違うんじゃのう」

古鷹「ええ、左目は探照灯として具現化したみたいで」

初春「美しい色じゃな」

扶桑「そうですね、綺麗な色です」

古鷹「あ、あんまり見られるとはずかしいです」

利根「あっ、こら隠すでない、もっとよく見せい」

筑摩「利根姉さん、あんまり強引にするのはいけませんよ」

扶桑「そういえば、お二人は姉妹艦でしたね」

利根「そうじゃ、吾輩の方が少しお姉さんじゃぞ!」

初春「お姉さん、のう」

利根「なんじゃ、その訝しげな顔は?」

古鷹「そ、そういえば私含めてみなさん第二改造できるメンバーですよね」

筑摩「ですね。私と姉さんは航空巡洋艦になります」

利根「扶桑も航空戦艦になるんじゃったな?」

扶桑「第一改造の時点で、ですが」

古鷹「私と初春さんは変わりませんが、性能は強化されますね」

初春「わらわは主砲が飛ばせなくなると聞いて、少し改造したくなくなったがのう」

利根「どうやって飛ばしとるんじゃ?」

初春「知らぬ」

利根「なんじゃそれは!」

筑摩「まあ私の練度ではまだ遠いですし、設計図も必要になりますからね」

扶桑「先はまだ長いですねぇ」

金剛「とってもにぎやかで私はハッピーデース」

榛名(京子)「金剛お姉さまはいつもハッピーに見えます」

比叡「はい! ハッピーなお姉さまを見れて私もハッピーです!」

榛名(ちなつ)「金剛お姉さまも、比叡お姉さまもほどほどにしてくださいね?」

ビスマルク「私はあんまり騒がしいのは好きじゃないわ」

鬼怒「パーティってこんなもんでしょ?」

ビスマルク「違うわよ、もっと貞淑に行われるべきものよ!」

金剛「舞踏会じゃないからいいんですヨー! あっ、でもアカリとドレス着て踊るのもいいかもしれまセーン」

榛名(京子)「お姉さまは赤座提督のことがほんとうに好きなのですね」

比叡「ちょっとジェラシーです」

ビスマルク「舞踏会ほど貞淑にとは言わないけれど、粗野に過ぎるんじゃないかしら?」

鬼怒「無礼講だからいいんだよ。ほら、飲んで食べて!」

ビスマルク「んむっ! もう、無理やりはやめなさいよ!」

鬼怒「へへ~」

千歳(あかり)「ビスマルクさんも飲んでますか~?」

金剛「千歳~、もうヘべレけですカー?」

千歳(あかり)「まだまだいけますよ」

千代田「もうやめときなさいって」

ビスマルク「だらしないわね、こんな度数の酒で酔うなんて」

日向「では私と飲み比べといこうか」

ビスマルク「上等じゃない。日本の艦なんかに負けないんだから!」

金剛「私も混ざりマース! 英日独でどこが強いかはっきりさせますヨー!」

榛名(京子)「お姉さまも日ですからね!」

比叡「気合! 入れて! 飲みます!」

大井「はい、北上さんあ~ん」

北上「自分で食べれるって大井っち」

球磨「北上と大井は仲良しクマね」

大井「当たり前じゃないですか」

北上「まあ、同じ雷巡だからね。大井っちはまだ軽巡だけど」

球磨「あんまり仲よすぎてもお姉ちゃん心配クマ」

大井「大丈夫ですよ、間に提督を挟みますから」

北上「うんうん、姉さんは心配しなくてもいいよ」

球磨「それなら安心クマ」

結衣「なにも安心できないよ! 間に挟むってなに!?」

北方棲姫「コノトンカツトカイウノオイシイ!」

足柄「当然、足柄様謹製よ」

浮遊要塞「……」パクパク

足柄「あら、あなた達も食べるのね」

不知火「あの」

北方棲姫「ナニ? トンカツハワタシノダゾ?」

足柄「こら一人占めはよしなさい」

不知火「いえ、とんかつではなくて」

若葉「浮遊要塞に触らせてほしいんだと」

足柄「このたこやきに?」

不知火「猫耳が生えてて可愛いから」

足柄「猫耳だったの?」

北方棲姫「シラン」

若葉「噛まないか心配だと」

北方棲姫「カマナイ」

若葉「噛まないのか……」

足柄「なんでちょっと残念そうなのよ」

不知火「じゃあ撫でても?」

北方棲姫「ドウゾ」

不知火「……」

浮遊要塞「ガァ!」

不知火「きゃっ!」

北方棲姫「オドカシチャダメ!」

浮遊要塞「……」ショボン

若葉「喋るのかあれ」

足柄「深海棲艦の妖精みたいなものなのかしらね?」

北方棲姫「イイツケタカラコンドハオドカサナイ」

不知火「……」オソルオソル

浮遊要塞「ガァ~……」

不知火「ふふっ、可愛い」

若葉「言われたときも思ったが可愛いか?」

足柄「可愛いと思う人は可愛いんじゃないかしら?」

間宮「デザートを持ってきましたよ~」

伊良湖「たくさんありますから、どれでも好きなの選んでくださいね」

京子「待ってました~! ラムレーズン!」

結衣「あるわけな、あるし」

ちなつ「ケーキもこんなにたくさん! すごいですよ!」

綾乃「タピオカプリン! プリンがあるわよ!」

千歳(ゆるゆり)「和菓子もあるんやん!」

櫻子「芋チップスがな~い!」

向日葵「あれはお菓子ではあってもデザートではありませんでしょう。ほら、このザッハトルテで我慢なさいな」

あかり「間宮さんと伊良湖さん、ですよね?」

間宮「はい、はじめまして赤座提督。私が間宮です」

伊良湖「私が伊良湖です。ずっとお会いしたかったんですよ!」

あかり「あかりもです。間宮さんにずっとクッキーのお返ししなきゃって思ってました」

間宮「そんな大層なお返しはいらないわ。そう、あかりって呼ばせてくれるだけでいいわ」

あかり「そんなのお返しじゃなくても呼んでいいって言いますよぉ」

伊良湖「じゃ、じゃあ私も呼んでいいですか?」

あかり「もちろんです」

間宮「あかり、ふふっ」

伊良湖「あかり~、あかり~、なんだか心があったかくなる響きです」

あかり「そ、そこまで言われると照れちゃいますよぉ」

ビスマルク「ふふっ、この勝負私のかちれ~」

日向「開けた瓶は私が一番らぞ~」

金剛「あんっ、アカリ~そこはだめですヨー」ムニャムニャ

比叡「寝てません、寝てませんってばぁ……ぐ~」

隼鷹「ちょっと~、なにあたしがアッキーにレクチャーしてる間に面白そうなことしてんのさ~!」

龍驤「おっぱい禁止!」

櫻子「腰が入ってないよ腰が! おっぱい禁止!」

向日葵「ちょっと、櫻子も龍驤もやめて、ああっ!」

叢雲(ちなつ)「怨念がおんねん!」

叢雲(綾乃)「冷えるからやめてくんない?」

叢雲(あかり)「沸点が低いんじゃなくてずれてんのかしら」

名取「す、好き……」

神通「だ、大好き……」

綾乃「せ、世界一あなたが好き……」

那珂「も~、みんなもっとやる気出してやる気~」

京子「あなたって誰のことだ綾乃~!」

綾乃「だ、誰だっていいでしょ! 少なくとも、あ、あなたのことじゃナイナイナイアガラなんだから~!」

千歳(ゆるゆり)「ここが天国や~……」

霞「ああもう、こんなときまで鼻血出してんじゃないわよ!」

白雪「ティッシュティッシュ!」

ちなつ「あなたがうちの電ちゃん!」

雷「雷よ! かみなりじゃないわ!」

電(ちなつ)「司令官ひどいのです~!」

ちなつ「ご、ごめんね。今度、見分けられるようになにかアクセサリーでも買いに行きましょう」

大井「挟むって言うのはこう、二人で」

北上「大きさ的にあたしが挟まれた方がいいかもね」

結衣「だから何の話!?」

あかり「みんな楽しそうです」

間宮「そうですね」

伊良湖「みなさんキラキラしてます」

あかり「大和さん達のお料理と、間宮さん達のデザートのおかげですよぉ」

間宮「いえ、そんなこと」

あかり「ありがとうございます、間宮さん、伊良湖さん」

間宮「はうっ!」

伊良湖「はにゃっ!」

あかり「えっ、どうしました?」

間宮「な、なんでもないですよ」

伊良湖「そ、そうです、ちょっと生の刺激が強すぎただけです」

あかり「……? でもみんなほんとうに楽しそう。来年も、再来年も、ずっとずっとこういうことができればいいなぁ」

間宮「しましょう何年でも」

伊良湖「私達も末永く側にいますから」

あかり「はい、ずっと一緒です!」

今回はここまでです

どうして☆止まらない☆トキメキ☆ドキドキ☆パラドクス☆エターナルはちなつが描いた紙芝居です
ちなつと結衣のデート回は原作でも屈指の百合な回なので、あのEDは個人的にはどうかなと思ったりも。笑いましたけど

乙乙 間宮さんと伊良湖があかりにぞっこんなのってあかねさん繋がりね。

>>805
声優ネタです
朝雲も出たら一目惚れする展開になるかもしれません

開始します

飛鷹「ねえ、そろそろ私達も下りていい?」

向日葵「あっ、すいません。いいですわよ」

飛鷹「どうも」

比叡「お姉さま~!」

金剛「オーウ、比叡ですカー? 会えてうれしいですヨー」

比叡「はい! 私もお姉さまと会える日を心待ちにしていました!」

あかり「金剛さんの妹さんですか?」

向日葵「比叡、先ずはご挨拶ですわ」

比叡「おっと、これは失礼しました。金剛お姉さまの妹分、比叡です」

金剛「金剛型2番艦デース!」

あかり「榛名さんよりもお姉さんなんですね」

比叡「ええ。ほんとうに会いたかったです、金剛お姉さま!」ダキッ

金剛「オウ、比叡は甘えん坊ですネー。ですがあんまり抱きつくのはノーデース」

比叡「えっ」

金剛「私はアカリに操を立てていますかラー。あんまりベタベタしちゃいけませんヨー?」

あかり「みさお?」

比叡「ひええ~! お姉さまがこの子に!?」

向日葵「あ、あの赤座さんが?」

あかり「えっ、ねえみさおってなんなの!?」

叢雲「流れから察しなさいよ鈍感!」

飛鷹「あっちはなんか盛り上がってるなぁ」

天龍「まあこっちはこっちでやろうぜ」

飛鷹「そうしましょうか。私は飛鷹よ。商船改装空母」

卯月「隼鷹と一緒ぴょん!」

飛鷹「そっ、一応飛鷹型だから私の方が姉よ。竣工日やら色々とあれで複雑なんだけれど」

瑞鳳「瑞鳳です。軽空母ですが、練度があがれば、正規空母並の活躍を見せられるのよ」

蒼龍「ほんとうですか?」

瑞鶴「嘘っぽ~い」

瑞鳳「ほ、本当よ! 演習でもすれば見せられるから!」

大鯨「剣埼さん、ですよね?」

瑞鳳「大鯨がいるのね。その名前で呼ぶのはやめてよ、瑞鳳は潜水母艦にはなってないんだから」

飛鷹「改装されたってところにはちょっとだけシンパシーを感じるわね」

朧「朧です。誰にも負けない、たぶん」

扶桑「なんの戦いですか?」

夕立「あ~、艤装にカニさんがいる~」

朧「なんか住みついちゃって。ペットみたいになってます」

文月「カニっておいしいんだよね~」

朧「た、食べちゃだめですからね!?」

向日葵「赤座さんも変わりましたのね」

あかり「えへへ~、あかりもちょっと大人になったんだよぉ」

向日葵「ちょっとどころではないような」

金剛「はい! 一緒に下が見えないくらい大人の階段を上りましたヨー、私と一緒に」

大和「金剛さん、嘘をつくのはよろしくないですよ」

熊野「そうですわ、一緒に上ったのはわたくしですわ」

神通「それも違いますよね」

叢雲「ええ、私が最初だから」

三日月「あ、あの私もちょっとはその」

あかり「み、みんな喧嘩はだめだよぉ」

向日葵「……ツッコむのはやめておきますわ。ところで、生徒会のみなさんもこちらの世界に来ていらっしゃるんですわよね?」

あかり「うん、会長さんと西垣先生はわからないけど」

向日葵「あ~、その、櫻子は――」

櫻子「あかりちゃん遊びに来たよ~!」

あかり「櫻子ちゃん!」

向日葵「櫻子!」

櫻子「ああっ、向日葵!」

空母棲姫「この子が向日葵か」

向日葵「っ!? 深海棲艦!?」

比叡「うそっ、なんでこんなところに!?」

空母棲姫「私に敵意はない。そう身構えるな」

向日葵「で、ですが」

櫻子「あら~? 向日葵もしかして空母棲姫が怖い~?」

向日葵「なっ!?」

櫻子「まあね~深海棲艦だもんね~向日葵みたいなお子様には、ちょっと刺激が強すぎたかな~?」

向日葵「は、はぁ!? 怖くなんてありませんわよ! わたくしはただ、ここに深海棲艦がいることを驚いただけですわ!」

櫻子「あらそうでしたか~おっぱいぷるぷる震わせてたから、てっきりびびってるんだと思ってしまいましたわ~」

向日葵「ば、バカ言わないでくださいます!? わたくしはもう深海棲艦なんか怖くありませんわよ!」

飛鷹「一体どういうことなの?」

足柄「あのね――」

蒼龍「――とそういうわけなんです」

朧「深海棲艦にダメコンを」

瑞鳳「なんていうか、聞いてた以上に無茶する子ね」

櫻子「ふっ、そう褒めるな」

向日葵「今のをどう聞いたら褒めてるように聞こえますの?」

北方棲姫「ヤッパリイタ」

比叡「ひえっ! また深海棲艦です!」

飛鷹「しかもまた姫型だし」

空母棲姫「元気にしていたか?」

北方棲姫「ゲンキー」

向日葵「赤座さんも櫻子と同じことを?」

あかり「ううん、櫻子ちゃんが投げたダメコンを北方棲姫ちゃんが拾ってただけみたい」

櫻子「ふふ~ん。私はちょっと行動しただけで様々なところに影響を及ぼしちゃうからな! いや~、辛い!」

向日葵「それは置いておくとして、櫻子、あなたどうやってここまで来ましたの?」

櫻子「どうやってって、船に乗って来たに決まってるだろ! ちょっと考えればわかるだろそんなこと」

あかり「でも、ここに来てないよね?」

空母棲姫「こいつが舵を切ったせいで近くの砂浜に座礁したんだ」

あかり「ええっ!?」

櫻子「だ、大丈夫! 今みんなが海に押し戻してるところだから!」

↓1~3 櫻子の艦娘

翔鶴「はぁ、はぁ、提督、なんとか押し戻しましたよ」

瑞鶴「翔鶴姉!」

翔鶴「あ、あら、瑞鶴? いやだわ、こんな汗だくで再会だなんて」

日向「まったく、人騒がせもほどほどにしてくれ」

白雪「日向さんですね」

熊野「どうやら改造はまだのようですわね」

日向「ん? 改造された私と会ったことがあるのか。戦艦のままでも十分強いぞ私は」

潮「妖精さん達がここに停泊させてほしいと仰っていましたが、よろしいでしょうか?」

あかり「うん、いいよぉ」

朧「潮?」

潮「朧ちゃん? 久しぶりです!」

櫻子「や~、みんな御苦労さま」

日向「御苦労さま、ではない。自分だけ勝手に先に行って!」

空母棲姫「とはいえあそこにいても何の役にも立たなかったからな」

潮「どうせなら潮が付いてきて、空母棲姫さんが残った方が早く終わったような気がしますけど」

向日葵「はぁ、あなたという人は」

櫻子「な、なんだよその目は!」

向日葵「いいえ、あなたが相変わらず残念そうで安心しましたわ」

櫻子「はぁ!? 私のなにが残念だって言うんだよ!」

向日葵「胸に手を当てて考えてみなさい」

櫻子「胸はこれから大きくなるから残念じゃないし!」

向日葵「そういうことじゃありませんわよ!」

あかり「止めなきゃいけないんだけど、ちょっと懐かしい感じがするなぁ」

古鷹「いつもこんな感じだったんですか?」

あかり「そうだね、こんな感じで仲良しだったよぉ」

櫻子・向日葵「仲良くない!(ですわ!)」

翔鶴「仲良しですね」

比叡「仲良しなのはいいことです!」

向日葵「あなたみたいな残念なのに指揮されているみなさんが可哀想でなりませんわ!」

櫻子「なにおう! お前みたいなおっぱいに指揮されている方が可哀想だろ!」

向日葵「意味がわかりませんわよ!」

日向「今までまともに指揮を受けたことがないがな」

瑞鳳「うちのは歳の割には結構指揮してくれるよ?」

向日葵「ほら、こう言ってますわよ?」

櫻子「い、一回くらいあるだろ!?」

潮「え、え~っと」

翔鶴「あったような、なかったような……」

空母棲姫「ないな」

櫻子「オブラートに包めよ!」

天龍「うちのも似たようなもんだから気にすんな」

あかり「さ、最近はちゃんとやってますよぉ!」

ビスマルク「ちゃんと、ねぇ。あれが?」

あかり「ええっ!?」

向日葵「今からでも提督をやめて誰かの保護下に入ってはいかがですの? どうしてもというならわたくしが守ってさしあげてもよろしくてよ?」

櫻子「誰がお前なんかに守られるか! お前こそ私に守られればいいんだよ!」

向日葵「ご心配なく。わたくしには飛鷹達がついていますもの」

飛鷹「うちの子は結構やるから期待はしているわ」

瑞鳳「うんうん」

比叡「頼りになる司令です」

朧「優しくてお料理も上手ですから」

大鳳「慕われているんですね」

櫻子「ふ~ん、それならこっちだって言い返してやれ!」

翔鶴「あ~まあ、指揮を取ろうとするところは褒めてあげられます」

潮「逆に混乱しちゃうことも多いですけど」

空母棲姫「料理は不味くはないぞ」

日向「何度も味見しては継ぎ足してを繰り返さないとおいしく作れないだけで」

浦風「だめだめじゃ」

櫻子「お、お前ら~! 私は提督だぞ~!」

向日葵「提督になっても櫻子は櫻子ですわね」

櫻子「ぐぬぬ~!」

向日葵「まあ、せいぜい艦娘さん達に愛想をつかされないようがんばりなさいな」

櫻子「ぬ~! 上から目線で言いやがって~! 私だってもう提督やり始めて結構経ってんだから!」

向日葵「まるで成長していないということですわね。身体と一緒で」

櫻子「あ~! もう怒った! ボコボコにしてやる!」

あかり「ぼ、暴力はだめだよぉ!」

翔鶴「ええ、暴力に訴えるのは許しませんよ」

向日葵(わたくしはよく櫻子を蹴ったり叩いたりしてるからなにも言えませんわ)

櫻子「暴力じゃない! 演習でボコボコにしてやんの!」

比叡「演習ですか?」

櫻子「そう! 私も向日葵も提督なんだし、どっちが上か演習で決着付けてやる!」

向日葵「望むところです! わたくしの艦娘達は絶対負けませんわ!」

飛鷹「演習ねぇ。練度があがるからいいけど」

比叡「お姉さまの前だから、カッコいいところ見せなきゃ!」

瑞鳳「瑞鳳が正規空母並ってところ見せる機会がもう来たのね」

朧「潮、手加減はしないよ?」

櫻子「向日葵の艦娘なんかみんなけちょんけちょんにしてやるぞお前ら!」

翔鶴「瑞鶴の前ではずかしいところは見せられないわね」

日向「まあお手柔らかに頼む」

潮「うん、潮も本気でやります朧ちゃん!」

空母棲姫「私もか?」

櫻子「人数的にもあってるし当たり前だろ! お前は私の艦娘なんだから!」

空母棲姫「ん、そうだな。私の力見せてやろう」

向日葵「姫型深海棲艦も恐るるに足りませんわ! みなさん、行きますわよ!」

櫻子「行くぞお前ら! ば、ば、ばつびょ~だ!」

あかり「あ、あの?」

愛宕「いつの間にか蚊帳の外ね~」

↓1 コンマ

奇数 櫻子の勝ち
偶数 向日葵の勝ち

空母棲姫「くっ、ここまでか」

櫻子「あっ……」

浜風「古谷提督の勝ちですね」

飛鷹「さ、さすがにキツかったけど、なんとか勝てたわね」

比叡「お、お姉さま、見てましたか、比叡はやりましたよ!」

瑞鳳「ふ、ふふ、これが瑞鳳の実力よ!」

朧「朧もがんばりました!」

翔鶴「瑞鶴、ごめんなさい。情けないお姉ちゃんで」

日向「やはり指揮の差は大きいか」

潮「ううっ、あんまり見ないでください~」

正規空母「演習なのに服が破けるのはいかがなものか」

櫻子「……」

向日葵「これで理解しました? あなたとわたくしの差というものを」

櫻子「……さい」

向日葵「あなたでは一生わたくしに勝つことは――」

櫻子「うるさい! 向日葵のバカ!」

あかり「あっ、櫻子ちゃん!」

向日葵「ふんっ、今さらなにをショックなんて受けていますの」

飛鷹「提督、追いかけた方がいいよ」

比叡「私もそう思います」

向日葵「なんでわたくしが」

瑞鳳「提督」

朧「行ってください」

向日葵「……しょうがありませんわね」

あかり「あかりも一緒にって、あれ? 空母棲姫さんがいないよぉ」

文月「すぐに追いかけて行ったよ~」

翔鶴「空母棲姫さんは鬼怒さんと同じくらい提督のことを大事に想っていますので」

日向「ああ、憎まれ口をたたくことも多いが、とても救ってくれたことに深く感謝しているみたいだ」

あかり「そっかぁ、そうだよね。とっても仲良さそうだったもん」

向日葵「……」

櫻子「なんで、なんでなの!?」

空母棲姫「落ち着け櫻子」

櫻子「うるさい! ついてくるな!」

空母棲姫「泣いてる人は助けるのがじょ~しきなんだろう?」

櫻子「な、泣いてなんかない!」

空母棲姫「泣いてるだろ」

櫻子「これは水しぶきが顔にかかっただけ!」

空母棲姫「お前にかかるほどしぶきをあげてはいないが」

櫻子「う、うるさ~い! いいからついてくるな!」

空母棲姫「だめだ、離さん」ダキッ

櫻子「やめろこら! おっぱい押し付けんな!」

空母棲姫「別に押し付けてないから暴れるな」

空母棲姫「向日葵に負けたのがそんなに悔しいのか?」

櫻子「負けてない! 今日は、そう! みんな船を押し戻すのに疲れてたから!」

空母棲姫「私はやっていないわけだが」

櫻子「他の三人はやってたから疲れてたんだ!」

空母棲姫「はいはい、そういうことにしておいてやる」

櫻子「向日葵との勝負に私が負けたことなんてないから! おっぱいだって成長するから引きわけだし、テストの点だって上がってたから引きわけだ!」

空母棲姫「どういう理屈だそれは」

櫻子「とにかく、私は向日葵に負けてないの! 負けてない、けど」

空母棲姫「負けてないけど?」

櫻子「勝ってもない」

空母棲姫「……」

櫻子「勝てると思ったのに。向日葵なんかよりちゃんと提督やれてるんだって、わからせてやれると思ったのに……」

櫻子「向日葵があ~だこ~だ言わなくったって、私はなんの問題もないこと証明できるってそう思ったのに」

空母棲姫「向日葵に心配をかけたくなかったんだな」

櫻子「なに言ってんの? いっつも向日葵がうるさいからやめさせたかっただけだし」

空母棲姫「ふっ、ああ、そうか」

櫻子「な、なんだよ~その笑いは!」

空母棲姫「いや、とことん捻くれ者だなと思って」

櫻子「ええ~、私ほど真っ直ぐな人間もいないよ?」

空母棲姫「ある意味ではそうかもしれん」

櫻子「さっきから言ってること全然わかんないんだけど」

空母棲姫「ああ、悪い」

櫻子「あ~も~! いつになったらあのうるさいのを黙らせられるんだ~!」

空母棲姫「会ったばかりの頃よりほんの少し、ほんの少しだけ櫻子も提督らしくなった」

櫻子「だろ?」

空母棲姫「だから、いつか向日葵がわかってくれる日も来るよ」

櫻子「だよね! よ~し、いつかあのおっぱい魔人をぎゃふんと言わせてやるぞ!」

空母棲姫「その日が来るまで私が教えてやる。提督らしさとか他にも大切なことを」

櫻子「別に一人で大丈夫だけど、そこまで言うなら教えさせてやる!」

空母棲姫「ふふっ、ああ。これからもよろしく頼むぞ」

櫻子「おう! それはそうとさ」

空母棲姫「なんだ?」

櫻子「服を着ろ」

空母棲姫「一応またお前のせいなんだがな、全裸に近い姿なのは」

あかり「よかった、空母棲姫さんが慰めてくれたみたい」

向日葵「変わりませんわね、櫻子は」

あかり「そうだねぇ。いつもの櫻子ちゃんだよぉ」

向日葵「赤座さんも知らない内に大人というかアダルトになっているというのに」

あかり「アダルト!?」

向日葵(変わったのは、隣にいるのがわたくしではないということ……)

櫻子「あっ、向日葵」

向日葵「櫻子」

櫻子「これで勝ったとか思うなよ! 疲れてたときに勝ったって何の意味もないんだからな!」

櫻子「次は私が勝つんだからな! 首を長くして待ってろ!」

空母棲姫「首を洗っての間違いじゃないか?」

向日葵「ええ、いつでも受けて立ちますわ」

櫻子「鬼怒達も呼べば絶対勝てるもんね~!」

空母棲姫「だとすると私が抜けるのか?」

向日葵「空母棲姫さん」

空母棲姫「なんだ?」

向日葵「よろしくお願いしますね」

空母棲姫「……ああ、任せておけ」

櫻子「なんで向日葵がよろしくするんだよ! 私のだぞ!」

向日葵「あなたがあまりにも頼りないから、しょうがなくわたくしからもお願いしたまでですわ!」

櫻子「余計なことしなくていい!」

向日葵(本人が変わらなくても、環境が変われば違って来ることもある)

飛鷹「あっ、いた! 探したよ提督!」

瑞鳳「艦載機まで飛ばしたんだからね!」

向日葵「ごめんなさい、ありがとう飛鷹、瑞鳳」

向日葵(きっと、わたくしも知らずうちに変わっているんでしょうね。それでも)

向日葵「櫻子、わたくしは負けませんわよ」

櫻子「それは私の台詞だ~!」

向日葵(どれだけ変わってしまっても、この関係だけは変わらないでいてほしい。ずっとそう想い続けますわ)

那珂「結局蚊帳の中に入れなかったね」

あかり「この感じもなんか懐かしいよぉ」

今回はここまでです

これでようやくゆるゆりのメインキャラ全員がまともに登場しました
もう終わりも見えて来ていると言っていいかもしれません

なんかおかしいと思ったら>>810で剣埼って言ってますけど瑞鳳は高崎でしたね
すいません

今さらですけど大和が下着穿いてたらスカートの開口部から丸見えなんですね
意外にあれな格好してますね大和

開始します

向日葵「大和さんの料理の腕はほんとうにすばらしいですわ」

大和「なにを仰います。古谷提督もその年齢で大したものですよ」

向日葵「料理はわたくしが作っておりますの。それくらいしかみんなにしてあげられることがありませんし」

飛鷹「それくらいだなんて! 一番重要なことじゃない!」

比叡「ええ、おいしいご飯がなによりも明日への活力を付けてくれるんです!」

瑞鳳「提督に教わってから玉子焼きもっとおいしくなったし!」

朧「それに料理だけだなんてとんでもないですよ。提督は朧達のこと色んな面で支えてくれてるじゃないですか」

向日葵「みなさん……!」

空母棲姫「やっぱりお前一生向日葵に勝てないな」

櫻子「な、なんだよ! 私だって手伝ったんだからな!」

翔鶴「提督にしては上出来だと思いますよ」

潮「古谷提督への対抗心がいつも以上の力を発揮させたんですね」

日向「いつもこうだといいんだがな」

櫻子「ほら見ろ! 翔鶴がこう言ってるんだから、今回の勝負も引きわけだ!」

空母棲姫「言っててむなしくならないか?」

櫻子「なにが?」

空母棲姫「……」

比叡「うわ~、おいしい!」

金剛「満足してもらえましたカー?」

比叡「お姉さまが作ったんですか?」

金剛「イエス! 私はこう見えて、たまに英国料理をみなさんに振舞ってるんですヨー?」

比叡「さすがです! 私は一回作ってからやんわりと拒否されるようになってしまって」

金剛「御召艦経験も豊富な比叡の料理がですカー?」

比叡「陛下への配慮がなされた食材を使いますからね。普通とはちょっと違う感じになっちゃうのかもしれません」

金剛「むぅ、みんな高貴な味がわからないんですネー」

ビスマルク「だったらこの私が食べてあげようじゃないの」

熊野「わたくしの舌にもきっと合いますわ」

比叡「ほんとうですか!? うれしいな~私、気合入れて作りますから!」

金剛「気合の入れ過ぎで空回りには気をつけるデース」

翔鶴「鬼怒さん達が絶賛するだけのことはあるわね。瑞鶴がちょっとうらやましい」

瑞鶴「でも空母棲姫が作ったってやつもおいしいし、翔鶴姉だって料理できるんでしょ?」

翔鶴「まあ空母棲姫さんが来るまでは私が料理担当だったからね」

朧「朧の提督のお料理はどうですか?」

瑞鶴「ええ、これもとっても美味しい」

翔鶴「いい人の下で働けているみたいですね、朧」

朧「はい! 瑞鶴さんと翔鶴さんも」

瑞鶴「そうね、うちの提督さんもいい子よ」

翔鶴「うちのは……まあ手のかかる子の方が可愛いものですから」

瑞鶴「なんだかんだで翔鶴姉も大室提督のこと好きなんだ」

翔鶴「あけすけな気持ちのいい性格な子だから。その分、目が離せないけれど」

瑞鶴「うちのも目を離すと悪いお姉さん達にいたずらされちゃいそうだからな~」

朧「苦労されているんですね。でも」

瑞鶴「うん、楽しく過ごせているわ」

翔鶴「朧も同じですね?」

朧「ええ」

飛鷹「けど驚いたわね、深海棲艦が正気になるなんて」

空母棲姫「ああ、本当に驚いた」

北方棲姫「オドロイタ~」

日向「私は提督の行動に肝を潰したがな」

飛鷹「よくやるわねそっちの提督」

日向「考えなしに行動するから本当にひやひやさせられる。大抵は碌なことにならんしな」

空母棲姫「今日の座礁のようにな」

飛鷹「船が無事でよかったわね」

日向「だが、時々思いもよらない吉事を起こすから侮れない」

空母棲姫「一緒にいて飽きない奴だ」

飛鷹「ふ~ん、なんかないがしろにされてる感じだったけど、ちゃんと慕われてはいるのね」

北方棲姫「バカナノハカワラナイケドナ」

向日葵「後でレシピを教えていただけます?」

大和「はい、喜んで」

あかり「あかりも大和さんからお料理習ってるから、一緒だね」

櫻子「あかりちゃんの方が早いから、あかりちゃんが一番弟子だ!」

あかり「弟子とかそういうのじゃないよぉ」

向日葵「あなたが弟子入りした方がいいんじゃありませんの?」

櫻子「習った向日葵から教わるからいいもん!」

向日葵「二度手間じゃありませんの!」

潮「なんだか提督楽しそうです」

瑞鳳「口では悪いように言ってたって、実際大室提督のこと大切に想ってるって丸わかりだったもん」

潮「うちもです。冷たくてお小言ばっかりとか言ってましたけど、ずっと面倒を見て来てきれたんだなってわかりました」

瑞鳳「こっちは面倒見ることを楽しんでみたいよ」

潮「あっ、古谷提督のことで一つ聞きたいことがあるんですけどいいですか?」

瑞鳳「いいわよ、なに?」

潮「お、おっぱい取り外せるって本当ですか?」

瑞鳳「ぶっ!?」

向日葵「さ、櫻子! あなたもあなたで、わたくしのことなんて説明していますの!?」

櫻子「えっ、おっぱいをリミッターとして付けてる魔人だけど」

向日葵「あなたも赤座さんも知らない内にわたくしの評価を下げないでくださいませ!」

あかり「あかりはただお胸が大きくて熊野さんと喋り方が似てるって言っただけなのに~!」

向日葵「まったく、失礼しますわ!」

あかり「ごめんねぇ」

櫻子「どんなに認めたくなくても、現実は見なきゃだめだぞ向日葵」

向日葵「そっくりそのままお返ししますわよ!」

櫻子「けどまあ向日葵とも会えてよかったよ」

向日葵「えっ」

櫻子「この最強提督櫻子様が活躍するところを見せてやれるからな!」

向日葵「今日の体たらくでどの口がほざきますの?」

櫻子「だから今日はみんな疲れてただけだって!」

向日葵「原因はあなたでしょう?」

あかり「まあまあ、寝るときくらいは静かにしてようよぉ」

櫻子「ぐ~……」

あかり「櫻子ちゃん寝ちゃったね」

向日葵「本人も疲れていたんでしょうね」

あかり「きっと向日葵ちゃんと会えたからだね」

向日葵「ふんっ、こちらも櫻子の相手をしていると疲れてしょうがありませんもの」

あかり「やっぱり、変わってないよ二人とも」

向日葵「わたくし達は変わっていないかもしれませんが。それでも、赤座さんは変わっていると思いますよ」

あかり「そうかなぁ? 大人っぽくなった?」

向日葵「アダルトな雰囲気を醸し出していますわ」

あかり「それなんなのぉ!?」

向日葵「それと、わたくし達の中で最も戦うという言葉と結びつかない人でしたのに、立派に提督を務めています」

あかり「戦うという言葉と結びつかない?」

向日葵「ええ、生徒会とごらく部のみなさんを含めて、一番戦いからは縁遠い存在だと思っていましたのに」

あかり「……」

向日葵「す~……」

櫻子「おっぱい禁止ぃ~……」

あかり(なんだか眠れないよぉ。ちょっとお外に出てこようっと)



あかり「戦う、かぁ。いつの間にか慣れちゃってたよね」

あかり「いい方向に変わったって、言っていいのかなぁ?」

↓1 1スレ目から出ている艦娘

1 叢雲
2 文月
3 大和
4 白雪
5 神通
6 蒼龍
7 熊野
8 三日月
9 天龍

神通「夜の海風は身体に障りますよ」

あかり「神通さん? ランニングの帰りですか?」

神通「ええ。提督の姿が見えたものですから来てしまいました」

あかり「心配かけてすいません、ちょっと考えごとをしてました」

神通「なにを考えていらしたんですか?」

あかり「向日葵ちゃんに言われたんです。あかりは元の世界にいた頃は戦いから一番遠い存在だったのにって」

神通「どんな様子だったか、想像はできますね」

あかり「いつの間にか戦いに慣れてしまいました。戦うために強くなろうってそう思ってるうちに」

あかり「深海棲艦を倒すことは救ってあげることなんだってわかりましたけど、それでも昔なら戦うのなんていやだって思ってたと思います」

あかり「なりたいと思う自分になれたと思ってましたけど、大事なことを忘れちゃったんじゃないかってそんな気がするんです」

神通「成長、したんですよ」

あかり「成長、これが大人になるっていうことなんですか? 大事なことを忘れちゃうことが?」

神通「なにも忘れてなんかいませんよ。ただ、他にも大事なことを知っただけです」

あかり「他の大事なこと?」

神通「歳納提督に言われた仲間を信じること。天龍さんに言われた信じるだけではだめだということ」

神通「どちらも大事なこととして、今でも覚えているんでしょう?」

あかり「はい、ちゃんと覚えてます。もう白雪ちゃんときみたいなことはしないって」

神通「そうやってたくさんの大事なことを覚えていくことを成長と、大人になると言うんです。その点で言えば、提督は大人になりましたね」

あかり「大人に……」

神通「新しく覚えた大事なことが、それ以前から知っていた大事なことの形を変えてしまうこともあります。それもまた成長です」

神通「成長していく内に全く別人みたいになってしまう人もいることは確かです」

あかり(京子ちゃんや結衣ちゃんも昔とは違うもんね)

神通「ですが、提督はあまり変わっていませんよ」

あかり「戦うことがいやじゃなくなってるのにですか?」

神通「ええ。どんなに戦いに慣れて、どんなに上手く指揮が執れるようになったって、一番大事なところは何一つ変わっていません」

神通「その誰かを思いやる優しさだけは、ずっと大事なこととして忘れずにその胸にあるはずです」

あかり「優しさ……」

神通「提督が戦う理由って、私達艦娘を戦いから解放するためなんですよね?」

あかり「そうです、みんなが戦わずに幸せに暮らしていけるようにするためにあかりは戦ってます」

神通「怖くても、いやでも、誰かのために戦えるだけの優しさと強さを、提督ははじめから持っていたんです」

神通「心配しないでください、その優しさを忘れない限り、提督は……あかりはあかりのままですから」

あかり「でもあかりは白雪ちゃんのときに逃げ出そうとして」

神通「どんなに強くても、逃げ出したくなるときはあります。だけど、私達を信じて踏みとどまってくれたじゃないですか」

神通「私は、これからもずっとあかりの側にいます。ずっと支えます」

神通「もしこれから戦っていく内にあかりが優しさを忘れてしまったなら、私が思い出させてあげます」

神通「私は忘れませんから。あかりの優しさを絶対に」

神通「変わらなくていいと言ってくれたことも、それでも私をなりたいと思う自分に導いてくれたことも」

神通「だから心配しないで……私を信じてください、あかり」

あかり「……神通さん。はい、信じてます神通さんのこと、みんなのことも」

神通「はいっ!」

あかり「あかり、深く考えすぎてたんでしょうか?」

神通「いいえ、それは深く考えるべきことです。普通の女の子は戦いに慣れる必要なんてないんですから」

神通「もしかしたら、戦いに慣れるということは大きな変化なのもしれません。元の世界に戻っても戦いのない世界との違和感が出るかもしれませんし」

神通「ですが、あかりなら大丈夫ですよ」

あかり「なんでですか?」

神通「だって、言うほど戦いに出てませんし」

あかり「た、確かにそうですけど!」

神通「普段はみんなと遊んで普通に過ごしてますし、たぶん帰ってもなにも変わりませんよ。安心してください」

神通「そう考えると、やはり深く考えすぎなような気もしてきました」

あかり「あかりもそんな気がします」

神通「はじめから、普通に生活してるでしょって言えばよかったですね」

あかり「でも、神通さんが言ってくれたこととっても素敵でした。大事なことです」

あかり「あかりまた一つ大人になれましたよぉ」

神通「お役に立てて光栄です」

あかり「導いてくれるって約束しましたもんね」

神通「はい、幾久しく側にいると誓いました」

あかり「あかりも導いてあげるって約束したのに、これだと一方的ですよぉ」

神通「ふふっ、今日は私が導き手です。大人として、お姉ちゃんとして妹を導いてあげたまでですよ」

あかり「それもなりたかった自分ですか?」

神通「ええ、こんなふうにもなりたいと思っていました。那珂ちゃんにはあまりお姉ちゃんらしいことできませんし」

あかり「じゃああかりも約束守れてますね。よかったぁ」

あかり「でもあかりが神通さんに導かれているのに、神通さんはあかりを導いてあげることがなりたい自分だったから、あかりに導かれていることになって……」

神通「ややこしいので今日はお姉ちゃんの気分ということにしておいてください」

あかり「だからあかりって呼んでくれるようになったんですね」

神通「こ、これは、その、不快では?」

あかり「そんなことないです! うれしいですよぉ!」

神通「で、では、これからはこう呼ぶようにしてもよろしいでしょうか?」

あかり「はい、これからも名前で呼んでねお姉ちゃん!」

神通(前に呼ばれたときも思ったけど、あかりにお姉ちゃんって呼ばれるとなんだかドキってします)

あかり「うぅ」ブルッ

神通「夜の海風は障ると言いに来たんでしたね。帰りましょう?」

あかり「はぁ~い。お姉ちゃんはこれからお風呂でしょ? あかりも寒くなったから一緒に入るよぉ」

神通「えっと、うん、一緒に入りましょう」

あかり「よ~し、じゃあ帰りましょう!」

神通「ええ!」

あかり(戦いから遠くはなくなっちゃったかもしれないけど、大事なところだけは変わらないまんまなんだね)

あかり(そうだよね、あかりはみんなのこと大切に想ってる。この気持ちがあればあかりはきっとあかりのままでいられる)

あかり(大人になってもずっとあかりはあかりのままだよぉ)

あかり(だからもう怖くない)

あかり「お姉ちゃん、あかりのこと大人にしてね!」

神通「……っ!?」

神通(お、お風呂で大人にって、えっ、ええっ!?)

今回はここまでです
微妙にシリアスな話になると筆が遅くなるのは仕様です

ちなみに1スレ目から登場している艦娘は天龍以外全員あかりに好意を持っています

開始します

※アイテム現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(○の付いた艦娘は好感度100、☆は秘書艦経験済み)

古鷹   ビス子☆  浜風☆
千歳☆ 千代田   大鯨
大和☆ 蒼龍☆   北方棲姫 
扶桑☆ 瑞鶴☆   文月
名取   那珂☆   若葉
筑摩☆ ○神通   三日月☆   
天龍☆ 球磨    卯月

○熊野 ○叢雲   愛宕☆ 
大鳳   白雪    夕立
金剛☆ 足柄    浦風

京子『これでいつものメンバーは全員集まったわけだ』

結衣『そうだな、ゲームだとなにか帰れる方法の手かがりが見つかったりするけど』

ちなつ『まったくありませんよね』

綾乃『まあゲームじゃないしね』

千歳『せやなぁ。まあみんな無事やったんやしええんちゃう?』

櫻子「まだ会長がいませんよ!」

向日葵「ですわね、一緒に西垣先生の本を見ましたし来ていてもおかしくはありませんわ」

あかり「それに西垣先生自身もまだだよぉ」

京子『西垣ちゃんはどうかしんないけど、会長は来てるかもしれないね。次のイベントは会長見つけてからか』

結衣『起きるかどうかはわからないけどな』

綾乃『私の方でも会長のこと探してみるわ』

千歳『言うても報告書の確認するだけやけどなぁ』

ちなつ『大本営に直接聞くのはだめなんですか?』

向日葵「一度問い合わせの書類を送りましたけど、まだ帰ってきませんわ」

櫻子「直接言って聞いてくればいいじゃん!」

あかり「でも、どこに行けばいいのかわからないし」

結衣『あまり下手をうつと捕まっちゃうかもしれないしね』

京子『書類上では正式な提督だけど、子供だしね~』

ちなつ『結局自分達でなんとかするしかないんですね』

綾乃『新しい艦娘を配属してほしいって頼んだらすぐ応えてくれたのにどうして』

千歳『よう意図が掴めへんなぁ』

京子『とりあえず今まで通りってことでいいんじゃね?』

櫻子「わかりやすくていいですね!」

向日葵「言い方はなにかあれですが、事実そうするしかありませんわ」

綾乃『そうみたいね。会長を探しながら深海棲艦と戦っていく、これが当面の方針ね』

京子『そういうこと~』

千歳『ほなみんな、あんまり無理せんとのんびりやってな~』

綾乃『大室さん、古谷さん。今度は直接会いましょうね』

櫻子「はい、また遊びましょう杉浦先輩!」

向日葵「お会いできる日を楽しみにしておりますわ」

ちなつ『私も結衣先輩と会える日を一日千秋の思いで待ち続けてますから!』

結衣『あ、ああ、うん。ちなつちゃんもがんばって』

京子『あかりもがんばって私にネタ提供してくれ!』

あかり「ネタ!? ネタってなに!?」



向日葵「では赤座さん、ごきげんよう」

櫻子「またね~!」

あかり「うん、またね!」

あかり「またみんなで集まれればいいなぁ。そのためにもあかりはがんばるよぉ!」

あかり「さてと、お仕事! 今日の秘書艦は誰に頼んでたんだっけ?」

↓1 秘書艦(>>856の☆のついてない艦娘。北方棲姫は除く)

白雪「お二方はお帰りになられたみたいですね」

あかり「あっ、白雪ちゃん。そっか、白雪ちゃんに頼んでたんだったね」

白雪「私に務まるかどうかはわかりませんけど」

あかり「白雪ちゃんなら大丈夫だよぉ」

白雪「その根拠がよくわかりませんが、せいいっぱいやらせていただきます」

あかり「うん、今日はよろしくね!」

白雪「こちらこそ。でははじめに遠征隊を出すかどうかから決めましょうか」

↓1 遠征に

1 出す
2 出さない

あかり「今日はいいよぉ」

白雪「資源には余裕があるのでそれもいいですよね」

あかり「具体的にどれくらい資源あるの?」

白雪「大型建造に全力投入しても2回はもちます」

あかり「具体的だけどわからない!」

白雪「今の鎮守府で一番資源を消費する編成で、全員最高レベルの修理資源がかかるとしても数十回は出撃できますね」

あかり「じゃあもう資源の心配はいらないね」

白雪「そうとも言えません。不測の事態が起きることもあるので、生産は続けさせます」

あかり「作ってる妖精さんも休ませてあげたいよぉ」

白雪「ちゃんとシフトを組んで休んでいるみたいですよ? ほとんど同じ顔なのであまり見分けがつきませんけど」

あかり「そうなんだならよかったよぉ」

白雪「妖精の技術ならそこまで激務でもなさそうです。自動生産するプラントとか作ってるかもしれません」

あかり「ぷらんとっていうのがよくわからないけど、自動で作ってるかもしれないっていうのはわかるよぉ」

白雪「それでも働いてることには変わりませんけどね。さて、本日はなにをいたしましょうか?」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>856)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「北方棲姫ちゃん」

北方棲姫「アカリ! アソビニキタ?」

あかり「うん、遊びに来たよぉ」

北方棲姫「アカリトアソンデイイ?」

↓1 北方棲姫を監視してる艦娘(>>856の北方棲姫以外)

大鯨「いいですよ」

北方棲姫「ヤッタ!」

あかり「ありがとね大鯨ちゃん」

大鯨「どういたしまして。まあ北方棲姫ちゃんはいい子なので、あまり監視する意味もありませんからね」

北方棲姫「タイゲイモイッショニアソボウ」

大鯨「そのつもりですよ、意味はなくとも一応監視ですから」

あかり「大鯨ちゃんはあんまり驚いてないみたいだね北方棲姫ちゃんのこと」

大鯨「はじめて見たときは驚きました。けれど行儀もいいですしそんなに怖い子じゃないなってすぐわかりました」

北方棲姫「タイゲイモイイコ!」

あかり「うん、そうだね」

大鯨「わ、私は別にいい子ではありませんよ!」

北方棲姫「ジャアワルイコ?」

あかり「悪い子なの?」

大鯨「わ、悪い子でもありませんけど、と、とりあえずなにするか決めましょう!」

↓1

1 北方棲姫の呼び方について
2 セイランオイテケ
3 たこやきとたわむれる
4 その他自由に

浮遊要塞「……」

北方棲姫「オマエタチモアソビタイノカ?」

浮遊要塞「……」コク

北方棲姫「アソビタイッテ」

大鯨「深海棲艦の艦載機ですよね? 人の言葉がわかるんだ」

北方棲姫「アタマイイ」

あかり「でも投げられると結構痛いんだよぉ」

大鯨「それは痛いでしょう。鉄の塊なんですから」

あかり「本当に鉄でできてるのかなぁ?」

大鯨「それは、そうだと思いますけど」

あかり「鉄でできてるの?」

浮遊要塞「……」

北方棲姫「コイツラホエルケドシャベラナイ」

大鯨「へぇ、吠えるんだぁ」

浮遊要塞「ガァ!」

大鯨「きゃあっ!」

あかり「わぁっ! びっくりしたよぉ」

北方棲姫「ホエロトハイッテナイ! オドカシタラメッ!」

浮遊要塞「ガァ……」シュン

大鯨「弾薬じゃなくて普通のご飯も食べるんですか?」

あかり「どうなってるんだろう?」

北方棲姫「シラナイ」

あかり「けっこう色んなこと知らないね北方棲姫ちゃん」

大鯨「あめ食べますか~?」

浮遊要塞「……」コクコク

大鯨「はい、どうぞ」

浮遊要塞「……」パクパク

大鯨「ふふっ、顔がなくてもちゃんと喜んでるってわかるんですね」

北方棲姫「アメ! ワタシモ!」

大鯨「はいはい、まだありますからどうぞ~」

北方棲姫「フシギジャナイ、アマクテオイシイ」

あかり「ふしぎなあめじゃないんだ」

大鯨「ただのあめです」

浮遊要塞「……」

大鯨「さっきの子とは別の子ですね。あなたもどうぞ」

浮遊要塞「……」ガジガジ

大鯨「ああっ、服を噛んじゃだめですよ。ちゃんとみんなにあげますからね」

北方棲姫「イッパイイルゾ?」

あかり「えっと、何人いるのかなぁ?」

大鯨「じゅ、順番に……きゃっ、だから服噛んじゃだめ、ああっ、だめですそのくじらは食べられません~!」

北方棲姫「アイツラザッショク。コノマエヨウセイタベテタ」

あかり「の、飲みこんでないよね?」

あかり「たこやきさんも妖精の一種なのかなぁ? 妖精って一体」

あかり「とりあえず次どうするか決めよう!」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>856の北方棲姫以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

ちょっとはやめですけど今回はここまでです
次は開発をするところからはじめます

北方棲姫の艦隊編入好感度はもうすぐです
練度も頭打ちなので別のイベントのトリガーにもなります

今日は更新できそうにないので↓1~2で埋め小ネタ募集します
いつも通りifでも他の鎮守府の話でもオーケーです

去年くらいにゆるゆりと咲のクロスSSを書いてなかった?

>>882
今読み返すと麻雀描写ガバガバ、ストーリー行き当たりばったりで死にたくなるSSを覚えててくれた人がいるとはありがたいやら恥ずかしいやら
大して成長してないかもしれませんがご容赦ください

開始します

あかり「新しい兵装を開発しようかな?」

あかり「えっと、確か作れる兵装は三つの種類に分けられてるんだったよね」

あかり「どの種類の人に作ってもらおうかな?」

↓1

1 砲戦系
2 水雷系
3 空母系

あかり「今回も水雷系の人に頼もうかな」

あかり「うちだと軽巡と駆逐の人だよね」

あかり「誰に頼もうかなぁ」

↓1(>>856の軽巡、駆逐)

あかり「いきなり開発頼んだりしてごめんね」

浦風「ええよええよ、頼られるんはうれしぃけぇ」

あかり「でもまだあんまりお喋り出来てないのに」

浦風「開発しもってでもお喋りゃあできますよ」

あかり「そうだね、ちょっと気が散るかもしれないけどお喋りしてよっか」

浦風「ところでこの妖精――」

妖精(10cm高角)「……」ニコニコ

浦風「なんで砲塔見てニコニコしとるんじゃ?」

あかり「その子の趣味みたい」

浦風「いなげな趣味持った妖精もいるもんじゃの」

あかり「いなげ?」

浦風「ああ、変なって意味じゃ」

あかり「そうなんだぁ。浦風ちゃんの方言ってどこの方言なの?」

浦風「広島弁じゃ」

あかり「へぇ~、広島出身なんだ」

浦風「いや出身は大阪じゃが」

あかり「えっ? じゃあなんで広島弁なの?」

浦風「所属が呉鎮守府じゃったもんで、移ってしもぉたんじゃろうね」

あかり「長くいたから慣れちゃったってことかぁ。ここにもはやく慣れるといいね」

浦風「ええ、そうじゃの」

↓1 コンマ

0~30 61cm三連装魚雷 31~65 九三式水中聴音機 67~98 ドラム缶(輸送用) ぞろ目 三式水中探信儀

浦風「できたよ」

あかり「えっと、これなに?」

浦風「ドラム缶じゃ」

あかり「ドラム缶も武器なの?」

浦風「ええや、装備してもなんの能力も上がらんよ」

あかり「じゃあなんで出来たのかなぁ?」

浦風「昔は輸送の際に苦肉の策でドラム缶をつこぉてたけぇ、輸送用なんかもしれん」

あかり「でも輸送するものないしねぇ。あんまりドラム缶にいい思い出ないし」

妖精(ドラム缶)「……」ピョン

あかり「あっ、この子がドラム缶担当なのかな?」

浦風「いなげな鳥も一緒じゃのぉ」

妖精(ドラム缶)「……」スッ

あかり「あっ、カップケーキ! おいしそうだよぉ」

浦風「一口サイズどころじゃない小ささじゃがね。そうじゃ、ドラム缶言うたら五右衛門風呂!」

あかり「ご、五右衛門風呂……」

浦風「仲ようなるにゃぁ裸に付き合いが一番じゃけぇ、一緒に風呂入りましょう」

あかり「あ~っと」

浦風「女同士なんじゃけぇ恥ずかしがることないじゃろう」

あかり「恥ずかしがってるわけじゃなくて」

あかり(でも一緒に入ってたら少なくとも一人で川に流されたリすることはないよね?)

あかり「うん、いいよぉ。今度一緒に五右衛門風呂入ろうね」

浦風「よし。っちゅうわけじゃけぇこりゃぁ一つは風呂に改造するけぇね?」

妖精(ドラム缶)「……」コクリ

あかり「でもドラム缶で叩かれたら痛いだろうし、装備して強くならないのかなぁ」

浦風「ならんから」

あかり「カップケーキおいしいけどやっぱりちっちゃいよぉ」

あかり「あかりもいつかクッキーだけじゃなくて、色んなお菓子作れるようになりたいなぁ」

白雪「お菓子ですか?」

あかり「うん、お菓子」

白雪「あまりお菓子ばかり食べてると虫歯になりますよ」

あかり「ひぇ、虫歯はやだよぉ」

白雪「ええ、歯に縄を付けて引っこ抜くなんて女の子がやっていい絵面じゃありません」

あかり「古風!」

白雪「え、今は違うんですか?」

あかり「今は歯をドリルで削るんだよぉ」

白雪「なっ、そ、そんな、すでに虫歯で穴が空いているのに!?」

あかり「よくわからないけど広げて埋めてるみたい」

白雪「そ、そんな恐ろしいことを。私も虫歯にならないように気をつけます」

あかり「艦娘は病気にならないんじゃなかったの?」

白雪「ああ、そうでした。安心しました」

あかり「あかりもドリルはいやだから気をつけよう。さてと、これからどうしようかな?」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>856の北方棲姫以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「訓練するよぉ」

白雪「訓練ですか? かしこまりました。隊内での訓練か、それとも演習かどちらにします?」

↓1

1 演習
2 隊内

あかり「たまには演習してみるよぉ」

白雪「それもいいでしょう。どなたにお声をかけましょうか?」

↓1

1 京子(それなりに強い)
2 結衣(手加減されないと負け必至)
3 ちなつ(たぶん勝てる)
4 綾乃(残りの三人次第)
5 千歳(残りの二人次第だがたぶん勝てる)
6 櫻子(空母棲姫が出るかどうかで分かれる)
7 向日葵(残りの二人次第)

あかり「京子ちゃんにお願いするよぉ」

白雪「歳納司令官ですね。では伝令を飛ばしてみます」

あかり「ごめんねなにからなにまで」

白雪「いいえ、好きですから」

あかり「仕事が?」

白雪「いえ、司令じゃなくてはい! 仕事大好きです!」

あかり「あんまり働き過ぎて倒れちゃだめだよぉ?」

白雪「は、はい。肝に銘じておきます」



京子「へぇ~、あかりが私に喧嘩売るとか十年はやい!」

あかり「喧嘩じゃないよぉ! 前も演習したじゃない!」

榛名「しかも負けましたし」

京子「あれは私があかりの強さを認めて自ら引いてやったんだ」

赤城「普通に負けていましたけどね」

京子「さああかり、そっちもパーティを選択するんだ!」

あかり「あかりは――」

↓1~6 演習に出す艦娘(>>856の北方棲姫以外)

現在の演習参加艦娘

扶桑
足柄
大鳳
ビスマルク
白雪
↓1(連取可)

扶桑「演習、負けませんよ」

足柄「ふっ、やっぱり戦闘は心が躍るわ」

大鳳「装甲空母の力、お見せいたします!」

ビスマルク「この私がいるかぎり勝利は揺るがないわ!」

白雪「秘書艦業務に支障きたすような怪我をしないことだけは注意いたします」

金剛「私のアピールのためデース! たとえ妹でも容赦しませんヨー!」

京子「装甲空母とドイツの艦うちにいないのに~! なんだ自慢か!?」

あかり「えっ、いやそんなつもりは」

伊19「でも赤座提督のところには潜水艦がいないって聞くのね」

京子「そうだ! 潜水艦だぞ、強いんだぞ!」

あかり「そう言えば最近潜水艦用の装備を開発したような?」

白雪「潜水艦への攻撃ができるのは私だけなので装備して来ます」

漣「ばっちりメタ張られちゃいましたね」

京子「卑怯だぞあかり~!」

不知火「相手に応じて兵装を変える立派な戦術かと」

龍田「あの子もちょっとはやるようになったみたいね~」

京子「くそ~、だけど負けんからな! 行くぞお前ら!」

あかり「みんながんばってくださいね。今日もMVPにはなんでも言うこと聞くごほうびです!」

金剛「言質は取りましたからネー! 嘘だったらイエスって言ってもらいますかラー!」

あかり「えっと、金剛さんがMVPになったら?」

金剛「イエスって言ってもらいマース」

あかり「え、えっととにかくやりましょう! 陣形は……」

↓1 陣形

あかり「単縦陣でいきます!」

京子「目には目を歯に歯を単縦陣には単縦陣をだ!」

足柄「殴り合いね、燃えるじゃない!」

伊19「あの~、爆雷はやめてほしいのね」

白雪「いえ、このままで工廠に死蔵されそうなので使わせていただきます」

榛名「必ずや勝利を提督に!」

扶桑「いいえ、勝利はこちらの提督のものです」

京子「おうおう、いい感じに暖まってきたところで開始だぁ!」

あかり「怪我には気を付けてくださいね~!」



大鳳「先ずは航空戦からです!」

京子「いけ赤城!」

赤城「了解!」

扶桑「各自、弾幕を張って敵艦載機を迎撃! こちらの機への誤射に気を付けて!」

榛名「こっちも迎撃しますよ!」

↓1 開幕爆撃を受ける艦娘

京子艦隊
   耐久

榛名  89
赤城  69
漣   15

伊19  14
不知火16
龍田  23

龍田 クリティカル 118ダメージ 23→1 撃破

↓1 開幕爆撃を受ける艦娘

あかり艦隊
   耐久
扶桑 67
足柄 44
大鳳 67
ビス  90
白雪 15
金剛 63

金剛 クリティカル 44ダメージ 63→19 中破


龍田「あ~ん!」

金剛「提督~!」

あかり「金剛さん、大丈夫ですか!?」

金剛「平気デース、まだ中破ってところデース」

龍田「こっちはもうだめね~」

京子「こら~! なに一発退場してんだ~!」

龍田「提督が私達を改造してたらもう少しもったかもしれないのにね~」

不知火「いえ、あの爆撃の中ではたとえ改になっていても無事で済むかどうか」

京子「くそ~、艦載機だけはいいの積んでやってるのにあっちも中々だな」

あかり「艦載機は建造したときのままだよぉ」

京子「なに! くぅ~、帰ったら大型建造だ!」

榛名「資源が危ないからやめてください!」

伊19「そうなのね、イクのごほうびなくなっちゃうからやめるのね!」

京子「じゃあ一隻くらい撃沈してみせるんだぞイク」

伊19「お安い御用なのね!」

↓1 開幕雷撃を受ける艦娘

あかり艦隊
   耐久
扶桑 67
足柄 44
大鳳 67
ビス  90
白雪 15
金剛 19

金剛 命中 19ダメージ 耐久 19→1 撃破


金剛「ノー!」

あかり「金剛さ~ん!」

金剛「なんでですカー! なんで私ばっかり~!」

京子「いや、うちの主力に容赦しないとか言うから」

金剛「そんなに私とアカリをくっつけたくないんですカー!? 嫉妬してるんですネー!?」

京子「えっ?」

あかり「わぁ、金剛さん!」

金剛「ひどいデース! いじめデース!」

ビスマルク「こら、わめいてたらボロボロの服が余計ボロボロになるでしょ!」

扶桑「下がっててください、仇は討ちます」

金剛「ヤダー!」

京子(球磨から聞いた話本当だったんだ)

↓1 扶桑が狙う艦娘

京子艦隊
   耐久

榛名  89
赤城  69
漣   15

伊19  14
不知火16

赤城 命中 60ダメージ 耐久 69→9 大破


あかり「赤城さんを狙ってください!」

扶桑「先ずは航空戦力から潰すというわけですね!」

京子「来るぞ赤城、右四十度に旋回!」

赤城「はいっ!」

あかり「もうちょっと左です!」

扶桑「了解!」

赤城「なっ! きゃあ!」

榛名「赤城さん!?」

赤城「すいません、大破判定ですねこれは」

扶桑「やりましたね提督」

あかり「扶桑さんのおかげです」

京子「むぅ~、あんなアバウトな指揮で当ててきやがるとは」

榛名「空母は元々回避に優れませんからね。お返ししてあげましょう!」

↓1 榛名が狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
扶桑 67
足柄 44
大鳳 67
ビス  90
白雪 15

ビスマルク クリティカル 126ダメージ 耐久 90→1 撃破


京子「へっへ、あのドイツ艦を裸に剥いてしまえ!」

榛名「撃ちづらくなるようなこと言わないでください!」

あかり「ビスマルクさん、ええっと」

ビスマルク「ちょっと、はやくして!」

京子「そのままで大丈夫っぽいぞ」

榛名「撃ちます!」

ビスマルク「も~!」

あかり「ご、ごめんなさい」

京子「やっぱり外人さんは肌の色が違いますなぁ、ぐへへ」

漣「さっきからなんでそんなゲスキャラになってるんです? ご主人様」

ビスマルク「ったく、後は任せたわよ」

足柄「ええ、任されたわ!」

↓1 足柄が狙う艦娘

京子艦隊
   耐久

榛名  89
赤城  9
漣   15

伊19  14
不知火16

榛名 回避


あかり「榛名さんを狙ってください!」

足柄「ええ!」

京子「ん~、こりゃ動かなくていいっぽいね」

榛名「ですね」

足柄「嘘、回避位置を予測して撃ったのに!」

大鳳「あちらの提督はやはりそれなりに場数を踏んでいますね」

京子「褒めてもラムレーズンは出さんぞ!」

白雪「ラムレーズン?」

大鳳「それがなにか知りませんが、私も行かせてもらいます!」

↓1 大鳳が狙う艦娘

京子艦隊
   耐久

榛名  89
赤城  9
漣   15

伊19  14
不知火16

不知火 命中 98ダメージ 耐久 16→1 撃破


あかり「不知火ちゃんを!」

大鳳「了解しました!」

京子「後ろに下がれ不知火!」

不知火「くっ!」

大鳳「無駄ですよ」

不知火「うあっ!」

漣「しつこ~」

京子「しつこい女は嫌われるんだぞ~!」

金剛「わ、私のこと嫌いなっちゃいやですよアカリ!」

あかり「だ、大丈夫です、しつこいなんて思ってませんから!」

漣「自覚症状があるうちは大丈夫ってね」

↓1 漣が狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
扶桑 67
足柄 44
大鳳 67
白雪 15

扶桑 クリティカル 12ダメージ 67→55


京子「あのデカい艦橋へし折ってやれ!」

漣「アイマム!」

あかり「えっと、右です!」

扶桑「右、右、きゃっ!」

京子「やっぱ直撃でもびくともしね~」

漣「やっぱり戦艦には勝てなかったよ」

白雪「じゃあ私はイクさんを!」

↓1 白雪の命中判定

伊19 クリティカル 25ダメージ 耐久 14→1 撃破


白雪「そこですね!」

伊19「くぅ! やっぱりだめだったのね」

京子「伊19には指揮しづらいもんなぁ」

榛名「お姉さまを沈めていただけただけで、大金星ですよ」

金剛「ブーブー!」

赤城「くぅ、飛行甲板がこれでは艦載機が飛ばせません」

扶桑「次弾装填完了いたしました!」

あかり「じゃあ行きましょう!」

↓1 扶桑が狙う艦娘

京子艦隊
   耐久

榛名  89
赤城  9
漣   15

榛名 命中 38ダメージ 耐久 89→51  小破


あかり「榛名さんを!」

扶桑「ええ!」

榛名「提督!」

京子「おし来た! 左斜め三十五度にトリプルアクセルだ!」

榛名「え、ええっ!?」

扶桑「今です!」

榛名「きゃあっ!」

京子「あっ、やっぱ無理だった?」

榛名「提督、ふざけないでください!」

龍田「あんまりやると後が怖いわよ~」

京子「すまんすまん」

ビスマルク「緊張感ないわね~」

足柄「まあ、友達同士のじゃれあいの延長みたいなものだものね」

京子「よ~し、こっからは真面目に行くぞ榛名!」

↓1 榛名が狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
扶桑 67
足柄 44
大鳳 67
白雪 15

白雪 クリティカル 185ダメージ 耐久 15→1 撃破


京子「白雪狙って、仰角三十度、二秒後に」

あかり「えっ、何秒ごとか?」

白雪「し、司令官!」

あかり「あっ」

榛名「撃ちます!」

白雪「ああ~!」

伊19「あれだけの威力を受ければ服も全部なくなっちゃうのね」

白雪「い、いやっ、見ないでください~!」

京子「ちなつちゃんもこうやって脱がせられたらなぁ」

赤城「逆にボコボコにされるのが目に見えてます」

龍田「提督がね~」

漣「我々の業界ではごほうびですから」

京子「それはどっちかという千鶴が担ってるからな~ちなつちゃんはねああ見えてお姉さんには私のことね」

ビスマルク「はやくこっち来なさい」

白雪「うぅ~」

足柄「みんなの仇を討たせてもらうわ!」

↓1 足柄が狙う艦娘

京子艦隊
   耐久

榛名  51
赤城  9
漣   15

漣 回避


あかり「漣ちゃんを!」

足柄「いいわ!」

京子「三時の方向に飛べ!」

漣「ご主人さまの御心のままに~」

足柄「と、跳んで避けるなんて!」

漣「ま~、漣も駆逐艦だし、そうそう当たってらんないって言うか~」

京子「ていうか~、マジ狙い外しすぎって感じ~」

足柄「むかつくぅ~!」

榛名「提督、漣さんも煽るような真似はやめてください」

京子「あいよ~」

赤城「はぁ、相変わらずだめです」

大鳳「こちらは準備万端です!」

↓1 大鳳が狙う艦娘

京子艦隊
   耐久

榛名  89
赤城  9
漣   15

赤城 命中 78ダメージ 耐久 9→1 撃破


大鳳「そろそろ赤城さんを下がらせた方がいいのでは?」

あかり「そうだね、赤城さんを!」

京子「ん~、いてもしょうがないしなぁ」

赤城「そんなご無体な! きゃあ!」

京子「まあ当たるよね~」

赤城「真面目にするんじゃなかったんですか?」

京子「これが私の真面目だ!」

伊19「提督……」

漣「またまた漣の出番がやって参りましたよ~」

↓1 漣が狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
扶桑 67
足柄 44
大鳳 67

足柄

足柄 クリティカル 22ダメージ 44→22 中破


京子「重巡ならちょっとは効くんじゃね?」

漣「かもしれませんね~」

足柄「来るわよ!」

あかり「はい、回避行動を!」

漣「遅い遅い!」

足柄「くうっ!」

あかり「足柄さん!」

足柄「中破か、雷撃は無理ね」

漣「やた~!」

京子「漣はできる子だな! このまま雷撃だ!」

漣「重労働はんた~い!」

↓1 漣が狙う艦娘

あかり艦隊
   耐久
扶桑 67
足柄 22
大鳳 67

扶桑 クリティカル 25ダメージ 耐久 55→30 中破


京子「雷撃なら戦艦にも効くだろ」

漣「だといいですけどね」

扶桑「くぅ!」

あかり「扶桑さん!」

漣「ねえご主人様、扶桑さんなんか服の下になにも隠してないみたいに見えるんですけど?」

京子「結構いるじゃん付けてないの」

扶桑「中破ですが、まだやれます」

京子「戦況的にはそっちの勝ちだけどまだやんの~?」

あかり「どうしよう?」

↓1

1 続ける(特にメリットなし)
2 やめる

あかり「ここでやめるよぉ」

京子「んじゃ――」

あかり艦隊

扶桑 中破
足柄 中破
大鳳 無傷
ビスマルク 撃破
白雪 撃破
金剛 撃破

京子艦隊

榛名 小破
漣   無傷
赤城 撃破
不知火撃破
伊19 撃破
龍田 撃破


京子「――で、あかりの戦術的勝利かな」

あかり「戦術的に勝ったような気がしないよぉ」

ビスマルク「間違いなくあっちが上だったわね」

漣「自分の力で勝ったのではないぞ。その艦娘達の性能おかげだということを忘れるな!」

不知火「自分達の性能が低いと言ってるようなものなのでやめていただけませんか」

今回はここまでです

毎度戦闘の際に耐久のコピペミスばかりしてすいません

乙です
他の鎮守府は艦娘が自分に対して恋慕してるって察したりしてるのかな?ハッキリしてそうなのは結衣と櫻子くらいっぽいけど

>>949
京子は榛名の好意にはなんとなく気づいてます(龍田以外からは惚れられてます)
結衣は全員分気づいてるけどふっきれないでいます
ちなつは全然気づいてません(電以外からは恋慕というほどではない感じです)

綾乃は慕われているとは思っていますが提督としてのものだと思っています
千歳は慕われていることには気づいていますが綾乃のことを優先してます
櫻子はみんなに尊敬されていると思っています(鬼怒と空母棲姫以外は出来の悪い妹を見守る姉のような気持ち)
向日葵はずっと櫻子の心配をしていたので気づいてないです(艦娘もわかっているので身を引いてる形)

あまり描写が出来ませんが一応各鎮守府の人間関係はこんな感じです

開始します
970か80くらいになったら次スレに立てに行きます

あかり「今回のMVPは大鳳ちゃんだね」

大鳳「私がMVP、ありがとうございます」

金剛「うぅ~!」

あかり「つ、次がんばりましょう?」

金剛「オウ? その言い方なんかすでに答えは決まってるような感じに聞こえますけドー?」

あかり「えっ、いや、あの」

漣「ラブコメの波動を感じますよご主人様!」

京子「京子ちゃん大好きって言ったじゃないか! あかりの浮気者!」

あかり「え、ええっ!? 面白くもなんともないとか思ってたよね!?」

榛名「お姉さまくらい直球で当たれば榛名も……」

白雪「あ、あの、それより、私はやく服を」

赤城「お、同じく」

京子「よっしゃ、じゃあ風呂借りてくぞあかり」

あかり「うん」

京子「一年くらい」

あかり「どうやって持って帰るの!?」

ビスマルク「なんかずれてるわよ」

足柄「私達もお風呂入りましょうか」

扶桑「演習ですから傷は付いていませんけどね」

龍田「でも海水被っちゃったから洗わないとね~」

不知火「そうですね、汗を流してから帰りましょう」

京子「んじゃ風呂に向けて抜錨だ~!」

大鳳「私は無傷ですので」

あかり「いいから、みんな一緒にね?」

京子「はぁ~、相変わらずでかいなぁ」

榛名「のびのびと入れますね」

あかり「はい、みんなで入れます」

赤城「しかしこれだけ広いと長時間一人でいるのが寂しそうです」

京子「赤城はちょっと傷ついただけでめっちゃ入ってないと悪いもんな」

漣「何故かジャグジーやらありますし、一人でも飽きなさそうです」

不知火「泡がいっぱいで楽しいです」

龍田「とても楽しんでるような顔には見えないけど~」

伊19「ここの深いとこは潜水艦用なの?」

京子「なああかり、大和と大鳳とビスマルクって大型建造で建造したわけじゃないんだろ?」

あかり「ビスマルクさんは配属されてきたけど、大和さんと大鳳ちゃんは普通の建造だよぉ。それがどうかしたの?」

京子「いや、私も持ってないのに当てやがってあかりのくせに~!」

あかり「きゃあっ、京子ちゃんやめてよぉ~」

京子(このドックの広さといい建造といい、前も思ったけどなんか特別っぽいんだよなぁ)

あかり「んもぉ~、前もあかりのお胸ずっと揉んでたよね」

京子「揉むほどないだろ」

あかり「ま、前は揉み心地悪いとか言っても揉んでたじゃない! 熊野さんも京子ちゃんもあかりのお胸をバカにしすぎだよぉ」

京子「熊野も人のことバカに出来るほどじゃないと思うけど」

漣「まあ胸を揉むのはお風呂イベントの定番ですし、これやっとかないとはじまりませんから」

あかり「なにをはじめるの?」

京子「そりゃまあ色々と?」

漣「「各方面からのご期待というものがありましてね」

あかり「ん~?」

榛名「提督も漣さんも、赤座提督を困らせてないでこっち来てください。頭洗いますよ」

京子「目に洗剤入れるのはご勘弁~」

あかり「よくわからないけど、あかりもみんなところに行こう」

↓1 誰のところに行くか

1 扶桑
2 足柄
3 大鳳
4 ビスマルク
5 白雪
6 金剛

あかり「大鳳ちゃん」

大鳳「ああ、提督」

あかり「今日はお疲れ様、大活躍だったね」

大鳳「いえ、私なんて練度的に見ればまだまだ弱いですし、これからですよ」

あかり「これからもっと強くなるんだね、すごいよぉ」

大鳳「はい、期待していてくださいね」

あかり「うん、あかりももっと上手く指揮ができるようにがんばるね」

大鳳「そうですね、そこは精進していただかないといけません」

あかり「目指すは京子ちゃんだよぉ」

大鳳「戦闘中ふざけられても困りますし、普通に上手くなってください」

あかり「トリプルアクセル出来ない?」

大鳳「や、やろうと思えば出来ますけど、戦闘中にすることじゃないですよ!」

大鳳「さてと」

あかり「もうあがっちゃうの?」

大鳳「元々私は無傷ですから。海水も落としましたし十分ですよ」

あかり「そっかぁ、また今度ゆっくり入ろうね」

大鳳「ゆっくり入るときは私が大怪我しているときなのですが」

あかり「大怪我してなくてもゆっくり入ろうよぉ」

大鳳「どうにももったいない気がして……」

あかり「どうしたの?」

大鳳「いえ、石鹸が転がってないか確認しているんです」

あかり「滑ったら大変だもんね」

大鳳「転がってる気配もなし、と。では、失礼して、きゃあっ!?」ツルッ

あかり「た、大鳳ちゃん!?」

大鳳(そんなっ、湯船の縁が濡れてすべりやすくなってるなんてっ!)

あかり「危ない!」ガシッ

大鳳「んっ……あ、ありがとうございます」

あかり「ううん、大丈夫だった?」

大鳳「平気です。すいません、なんだかすべってばかりで」

あかり「滑るのは仕方がないよぉ。あかりもよく転ぶもん」

大鳳「寛大なお言葉感謝しま、す。な、なので、提督、そろそろ胸から手を……」

あかり「えっ、あっ、ご、ごめんね! お胸を掴んじゃってたんだね!」

大鳳「いえ、いいんですよ。それでは!」

大鳳(ま、また、胸を、ふ、不幸、です!)

大鳳(……前も言われるまで気づかなかったし、触ってもわからないほどなのかな?)

大鳳(別にいいんだけど、どうせなら楽しんでもらった方が……って、また触られること前提に考えてどうするの私!)

京子「んじゃ、そっちも元気でやれよあかり」

あかり「うん、京子ちゃんも元気でね」

京子「あっそうだ、球磨にこれあげといて」

あかり「ラムレーズン? なんで球磨さんに?」

京子「いいからいいから。あと、球磨がなんかしてても気にしないでやってくれ」

あかり「うん? よくわからないけど気にしないよぉ」

京子「うんうん、素直なあかりが私は好きだぞ~」グイッ

あかり「んふふ、あかりも京子ちゃんのこと大好きだよぉ」

金剛「ぐぬぬ~」

榛名「むぅ~」

漣「いや~、青春ですねぇ」

扶桑「青春ですねぇ」

ビスマルク「日本の未来が心配になってきたわ」

白雪「やはり、榛名さんは別格の強さでしたね」

あかり「うん、特に強かったよぉ」

白雪「ふざけたり動かなくていいと言ったり、歳納司令官の榛名さんへの指示もある意味でとてもよく信頼されていました」

あかり「京子ちゃん、榛名さんのことすっごく大事に思ってるんだってわかるよぉ」

白雪「幼馴染だからですか?」

あかり「うん、京子ちゃんのことはよく知ってるから」

白雪(それもまた信頼の証。私もいつか司令官とそんなふうに……)

あかり「まだお夕飯まではちょっと時間があるね、なにしようかな?」

↓1

1 出撃
2 訓練
3 艦娘との交流(>>856の北方棲姫以外)
4 建造
5 開発
6 執務
7 勉強
8 外出
9 アイテムを使う

あかり「溜まった書類を片付けるよぉ」

白雪「そうしましょうか」

あかり「そう言えばここの書類って誰が持って来てるの?」

白雪「妖精さんです」

あかり「ああやっぱり。妖精さんには苦労かけてばっかりだよぉ。一回みんなにおやすみをあげようかな?」

白雪「たぶん基地の機能が全停止するのでやめた方がいいかと。あの子がどんな暴走するかわかりませんし」

あかり「う~ん、じゃあどうやって妖精さんに感謝の気持ちを伝えればいいのかなぁ」

白雪「司令官がそう思っているのは見ていればわかりますよ。目に見えたもので伝えることだけが感謝じゃありませんから」

あかり「そうかな?」

白雪「はい。どうしても気になるなら、お菓子でも差し入れてあげればきっと喜んでくれますよ」

あかり「そうだね、ありがと白雪ちゃん」

白雪「いいえ、では私は司令官に差し入れるお茶を用意しますね」

あかり「白雪ちゃんはあかりに感謝してくれてるってことかな? ふふっ、うれしいよぉ」

あかり「さって、書類書類!」

↓1

1 新艦娘着任の知らせ
2 アイテム支給の知らせ
3 酒保充実の嘆願書
4 施設増築の嘆願書
5 他提督の戦果報告

あかり「えっと、なにかを支給してくれるみたいだね」

白雪「熱いお茶を入れてまいりました」

あかり「ありがとう白雪ちゃん」

白雪「こちらに置いておきますね」

あかり「うん」

白雪「それはなんの書類ですか?」

あかり「大本営がなにかくれるんだって」

白雪「この前の海域を突破した褒章ですかね。広範囲に深海棲艦が展開している危険な海域でしたし、いいものがもらえるといいんですが」

あかり「どんなのがほしいかなぁ」

↓1

1 好感度上昇アイテム
2 練度上昇アイテム
3 能力値上昇アイテム
4 深海棲艦払いアイテム
5 イベント発生アイテム

あかり「みんなの性能が上がるようなものがもらえればいいなぁ」

白雪「練度がですか?」

あかり「そういうんじゃなくてもっとわかりやすく、すっごくはやくなったとか、すっごい大きな大砲が撃てるようになったとか」

白雪「この前いただいた強化改造設計図のようなものですか」

あかり「そうそう、そんな感じ!」

白雪「あれはすばらしいものです。聞くところによると一つの性能が理論値の1.5倍にもなるとか」

あかり「とっても強くなっちゃうね」

白雪「日々新たな改装や開発が行えるように研究を重ねている妖精さんのおかげですね」

あかり「もう妖精さんには頭が上がらないよぉ」

白雪「妖精さんより頭を下げるのは難しいですが、本当にそんな気持ちです」

あかり「だからあの子がちょっとやりすぎちゃっても許してあげよう」

白雪「ま、まあ、あの子自身に悪気はなさそうですから怒りはしませんけども」

あかり「ふぅ~、ちょっとは片付いたよぉ」

白雪「お疲れ様です」

あかり「あっ、お茶。せっかく淹れてくれたのに、冷めちゃったね」

白雪「いいえ、それだけ集中していらした証拠ですから」

あかり「冷めてるだけなら飲めるよぉ」

白雪「いいんですよ、無理しなくて!」

あかり「あかりは冷たいお茶でも大丈夫だから。うん、おいしいよぉ」

白雪「最初から冷たいのと冷めたものでは違いますよ。それにあまり時間が経ったお茶を飲むのもよろしくないです」

あかり「白雪ちゃんは物知りだね」

白雪「か、艦娘ですから!」

あかり「艦娘になったときにもらえる知識ってどんなものなのかなぁ?」

白雪「一般常識や道徳などはある程度。料理など個体差はあるようですが」

あかり「ふぅん、やっぱり不思議だね艦娘も」

白雪「私達自身ですらわからないこともあるので」

あかり「……」

白雪「あぅ、不思議だからと言ってじろじろ見てもなにも出ませんから」

あかり「うん、今日はこれでおしまい!」

白雪「今日もお疲れさまでした司令官」

あかり「白雪ちゃんの方こそ演習と秘書艦、お疲れ様」

白雪「これくらいなんのこともありません」

あかり「恒例のごほうびだよぉ」

白雪「恒例なんですか?」

あかり「そう恒例。なんにしよう?」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 お菓子をあげる
4 マッサージをしてあげる

あかり「今日は激しく動いたし、マッサージしてあげるね」

白雪「ま、マッサージ!? そんな恐れ多いです!」

あかり「いいから、いいから~」

白雪「あ、あ、司令官っ!」

あかり「こう見えてみんな気持ちいいって言ってくれてんだよぉ。あかりに任せて!」

白雪「うぅ、出来るだけ優しくお願いします」

あかり「痛かったら言ってね。えいっ」

白雪「んっ……」

白雪(これは、確かに気持ちのいい)

あかり「どう、痛くない?」

白雪「は、はい、続けてください」

あかり「よぉし!」

白雪「ふぅっん……」

白雪(気持ちいいけど、なんだか……)

あかり「えいっ」

白雪「ひゃっあ……」

白雪(なんだか……だ、だめ! ただのマッサージでそんなこと!)

白雪「あっ、あっ……」

白雪(そう、司令官はただマッサージしてるだけ、こんなふうに感じるのは私が、いやらしいから)

白雪(でも、声が抑えられません。ごめんなさい、司令官。白雪は、白雪は……)

あかり「うん、これくらいでもう大丈夫?」

白雪「あ……」

あかり「白雪ちゃん? まだ物足りない?」

白雪「い、いえ! もも、もう十分です、ありゃがっ、ありがとうございました!」

あかり「どういたしまして。またいつでもしてあげるからね」

白雪「い、いつでも、またしてもらえる……」

あかり「うん、いつでも」

白雪「ええっと、その、あ、明日の秘書艦決めましょう!」

あかり「うん、そうだね」

↓1 秘書艦(>>856の☆のついてない艦娘。北方棲姫は除く)

あかり「大鳳ちゃんにお願いするよぉ」

白雪「大鳳ですね、わかりました伝えておきます」

あかり「それじゃあおやすみなさい、白雪ちゃん」

白雪「お、おやすみなさい、司令官。ごゆっくりお休みください」

あかり「白雪ちゃんもね」

白雪「ね、寝られれば」

あかり「眠たくないの?」

白雪「眠気が飛んだというか、でも寝ますので、ご心配なく! それでは!」

あかり「あかりのマッサージの気持ちよさ眠くなる感じじゃないのかなぁ?」

あかり「とりあえず、これからなにするか考えるよぉ」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>856の北方棲姫以外)
3 散歩
4 執務

今回はここまでです
次は執務をするところからはじめます

明日が何の日でも子日だと思って私は生きます
ありがとう子日

小ネタ開始します

北方棲姫「イツカ……タノシイウミデ……イツカ……」

妖精(応急修理女神)「……」

北方棲姫「ア……」



北方棲姫「ウ……?」

北方棲姫「ココドコ? ワタシハタオサレタハズ」

北方棲姫「ワカラナイ。ナンデ?」

北方棲姫「ウーン」グゥ

北方棲姫「オナカスイタ」

北方棲姫「ゴハンタベテカラカンガエル」

北方棲姫「デモゴハンドコ?」

北方棲姫「ニンゲンノマチイケバゴハンモラエルカナ?」

北方棲姫「ダケドニンゲンハ……」

北方棲姫「アレ、モウアタマノナカウルサクナイ」

北方棲姫「モウニンゲンオソワナクテイイノカナ?」

北方棲姫「ワカラナイコトバカリ」グゥ

北方棲姫「アタマノカワリニオナカガウルサイ」

北方棲姫「ハヤクゴハンタベヨウ」



北方棲姫「イイニオイスル!」

北方棲姫「ニンゲンコンナオイシソウナノタベテタノカ」

北方棲姫「ズルイ!」

北方棲姫「タコヤキ? オマエニニテル」

浮遊要塞「……?」

北方棲姫「オイシソウコレタベタイ!」

北方棲姫「オカネ? モッテナイ。モッテナイトタベラレナイ?」

北方棲姫「コレトコウカン」

浮遊要塞「……!?」

北方棲姫「ダメ? ムゥ……」

浮遊要塞「……」ホッ

北方棲姫「ジャアウッテオカネニカエテクル」

浮遊要塞「……!?」ピュー

北方棲姫「アッ、コラニゲルナ! オマエイナイトタコヤキタベレナイ!」

北方棲姫「ツカマエタ」

浮遊要塞「ガァガァ!」フルフル

北方棲姫「アバレルナ~! オナカスイテルカラオサエルノタイヘン!」

??「ぴゃあ、たこやきおいしい~」

北方棲姫「イイニオイ……」

??「ぴゃあ?」

北方棲姫「ジー」

浮遊要塞「……」ジー

??「ぴゃん、そんなに見られたら食べにくいよ~」

北方棲姫「オナカスイタ」

??「ぴゃあ?」

北方棲姫「オナカスイタ!」

??「食べたい?」

北方棲姫「ウン」

??「じゃあ一緒に食べよう」

北方棲姫「イイノ?」

??「一緒の方がおいしくなるもん」

北方棲姫「アツイ!」

??「焼き立てだからね~」

北方棲姫「フーフー」

??「ぴゃあ、深海棲艦もふ~ふ~するんだね」

北方棲姫「ワタシガシンカイセイカンダッテキヅイテタノカ?」

??「見たらわかるよ~艦娘になってからはちょっとは戦ったもん!」

北方棲姫「ソレデモタコヤキクレタノカ?」

??「お腹減ってたんでしょ?」

北方棲姫「ヘッテタ」

??「お腹減ってたら艦娘も深海棲艦も関係ないよ~」

北方棲姫「ヘンナヤツ」

??「たこ焼き食べてる深海棲艦も中々変だと思うな~」

北方棲姫「オイシカッタ!」

??「ぴゃあ、それはよかった」

北方棲姫「オナカフクレタカラカンガエル」

??「なにを?」

北方棲姫「ココガドコダトカ、ワタシハコレカラナニヲスレバイイノカトカ」

??「ぴゅう、難しいこと考えるんだね~」

北方棲姫「オマエハナニスルンダ?」

??「えっとねあなたの監視しろってラム子提督が」

北方棲姫「ハ?」

??「ぴゃん! 今のなんでもないから! これから言うこともそう言えとか言われてないから!」

北方棲姫「ナンカアヤシイ」

??「あ、あやしくないぴゃあ!」

??「あのね、あなたはあなたのやりたいことをすればいいんだよ」

北方棲姫「ワタシノシタイコト?」

??「なにかやりたいことあるでしょ? おいしいものいっぱい食べたいとか!」

北方棲姫「タベタイ!」

??「ほしいものとかもあるでしょ?」

北方棲姫「アル! ゼロ!」

??「だから食べたいものを食べて、好きなものを買っていいんだよ。あなたが好きなことをしていいの」

北方棲姫「スキナコト……」

??「でもいきなり言われてもわからないよね、あなたは深海棲艦だから」

北方棲姫「ワカラン!」

??「だからそれを助けてくれる人を紹介してあげる」

北方棲姫「ダレ?」

??「ここを真っ直ぐ海に向かって行ったところにねおっきな基地があるの。そこの提督さん」

北方棲姫「テイトク、カンムスヲイッパイツレテルニンゲン」

??「そう、その子があなたに大切なことを教えてくれるの」

北方棲姫「タイセツナコトヲオシエテクレル?」

??(ってラム子提督が言ってた)

北方棲姫「ワカッタ! ジャアソコイク!」

??「あなたがいきなり行っちゃうとびっくりしちゃうかもしれないから、その子が出てくるのを待った方がいいかもね」

北方棲姫「ン。アリガトウ!」

??「どういたしまして。あなたが幸せになれること祈ってるぴゃあ」

北方棲姫「オマエモシアワセニナルピャア」

??「ぴゃあ! 真似っ子しちゃダメ~」

北方棲姫「マタピャア~!」

??「ああ~ちょっと~」

??「……ぴゃああ、怖かったぁ。なんでこんな役目させられたのかなぁ」

??「でも、あの子ほんとになにもしてこなかったね」

??「深海棲艦がみんなあんな子だったら楽ちんなのにな~、ぴょん!」

北方棲姫「ヨルニナッチャッタ」

あかり「はぁ~、風が冷たくて気持ちいい」

北方棲姫「アイツ? ワタシニスキナノクレルヤツ」

北方棲姫「スキナノ、ゼロ……」

北方棲姫「ゼロ……オイテケ……」

ここから千歳の妄想講座



千歳「ぶはぁ!」

五月雨「わぁ、血、血!」

龍驤「ああ~、またなん?」

初春「よくもまあ飽きもせず」

霞「ちょっとは自重しなさいよクズ!」

五月雨「てぃ、ティッシュ~、きゃあ!」ドテッ

初春「貴様も飽きずによくこけるのう」

龍驤「そろそろ慣れや五月雨」

霞「ティッシュはここにあるから。もう、どいつもこいつも!」

五月雨「す、すいません……」

千歳「ごめんなぁ霞」

霞「謝るなら鼻血止めなさいよ!」

千歳「そら無理や。鼻血を、妄想を止めてもうたら、うちはもううちでおられへんようになる」

龍驤「そこまで言うんか!?」

霞「霞は妄想ばっかりしてるあんたでなくなってほしいって言ってんのよ!」

千歳「せやから無理」

霞「やる前から諦めんじゃないわよ!」

龍驤「いい台詞っぽいけどなんかなぁ」

初春「前はこんなんじゃなかったのにのう」

五月雨「杉浦提督と歳納提督がこちらにいると知ってから、ですよね」

千歳「綾乃ちゃんと歳納さんで妄想することはうちの夢やから!」

初春「俗っぽい夢じゃの」

霞「あんたねぇ!」

五月雨「ずっと気になってたんですけど、どんな妄想してるんですか?」

千歳「あ~、それは……」

千歳(赤座さんにも話せへんかったのに、五月雨には……ま、まあ差し障りないとこなら)

千歳「ええで、うちが妄想の真髄を教えたんわ!」

五月雨「やった~!」

龍驤「えっ、やったん?」

初春「なんぞ奇妙な展開になったのう」

霞「霞は聞きたくないわよ、鼻血出すような妄想なんて!」

千歳「先ずな綾乃ちゃんが出撃してピンチになっとるやろ?」

龍驤「あん子キミよりよっぽど指揮上手いけどなぁ」

千歳「そこは妄想やからええねん。でな、最後の一撃が飛んでくるときにさっそうと歳納さんが助けに入るんよ!」

初春「通りかかったなら助けるのは当然じゃ」

霞「普通有り得ないけどね」

五月雨「でも提督も偶然通りかかった赤座提督に助けてもらったんですよね?」

千歳「歳納さんにお姫様だっこされた綾乃ちゃんがこう言うねん。べ、別に助けてなんか言ってないわよ!」

龍驤「え、歳納提督が助けたって本人が助けたん?」

霞「妄想にしても突飛すぎでしょ!」

千歳「そしたら歳納さんがこう返す! 口では言ってなくても瞳が言っているよ」

五月雨「あの、提督聞いてます?」

初春「眼鏡外しとるし妄想モードに入ってるんじゃなかろうか」

千歳(綾乃)「瞳が言ってるってなによ!」

千歳(京子)「そのうるんだ瞳から流れる涙が、私に助けって叫んでる」

五月雨「歳納提督そんなキャラでしょうか?」

霞「そこも妄想だからいいってやつでしょ」

千歳(綾乃)「バカ……瞳だけじゃないわ」

千歳(京子)「そうだね、心もきっとそう言ってる」

千歳(綾乃)「聞いて、見る?」

千歳(京子)「いいの?」

千歳(綾乃)「うん、聞いて、除いて。私の胸の中を……」

五月雨「あっ、そ、そんな、だめですよそんなこと!」

初春「五月雨も意外に創造力豊かじゃのう」

千歳「あ、あかん、妄想が、妄想が止まらへ~ん!」

龍驤「おわっ! また鼻血出した!」

霞「いい加減にしなさいよもう!」

五月雨「て、提督、続きは、続きはどうなるんですか!」

千歳「こ、ここから先の物語は、五月雨が紡いでいくんやで……」

五月雨「わ、私自身が、できるでしょうか?」

龍驤「すんな!」

千歳「たとえ血液尽きようとも、命かけます妄想に」

霞「あんたもすんな!」

初春「眼鏡に接着剤でも付けた方がよいかのう」

ここまでです
小ネタでも伏線というか前振りは入れて行きます

書いてから気づきましたが??の提督への呼称を間違えてますねすいません

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