【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明華「24age~♪」【咲・muv-luv】 (1000)

このスレはマブラヴシリーズ及び、咲 -saki-とのクロスオーバーです。


・半休業状態?暇な時以外は無期限に休止したりします

・そろそろクライマックスも見えてきた。

・ループ?死んだらその場で再開じゃないとカロウシする。

・本当はさ、デッドスペースみたいに死にまくって欲しかった

・場所や年代によっては武やユウヤ等のマブラヴ主人公勢との共闘もあります。というか今してます。

・明確なクリア目標は特にありませんが、桜花作戦成功を当面の目標として掲げます


以上の点に耐えられる方は奮ってご参加ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1452173647

《明星作戦編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】
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《人類からSUGAへ……編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】
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《ユーコン編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427296972/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432309005/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433007786/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憩「14ageですーぅ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憩「14ageですーぅ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435165193/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」もこ「…………15age」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」もこ「…………15age」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436201281/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」小蒔「16ageですね!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」小蒔「16ageですね!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436977247/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」霞「17ageよ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」霞「17ageよ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438183169/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」初美「18ageなのですよー」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」初美「18ageなのですよー」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439991110/)


《オルタネイティヴ編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「一休みッスよ!」【咲・muv-luv】(実質19age)
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「一休みッスよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441820458/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」春「20ageの長さが自慢」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」春「20ageの長さが自慢」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1448032385/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」巴「21ageですね」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」巴「21ageですね」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450360957/)

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明星「22ageですお姉様!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」明星「22ageですお姉様!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451230459/)


《12・5事件(クーデター)編》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」湧「23ageも経ったのか?」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」湧「23ageも経ったのか?」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451757719/)

──安価への参加に際してのお願い──


・安価の連取りは禁止、強制的に下にズラします

・安価の連投は禁止、ただし5分以上の間隔がある場合は可とします

・加速、雑談等を行った場合、そのレスから5分経過後の安価取りは有効とします。

・加速のための連投は基本的に遠慮して頂きたいですが、5分以上の間隔がある場合は可とします

・コンマ判定の連取りは2回までは可とします

・ただし、連続するコンマ判定時の連取り、つまり連投は無効とします

・つまり基本的に連投・連取りはご遠慮くだされば嬉しいなって話

・安価の内容を荒らしや不適切と判断した場合、その真意に限らず解釈の変更、若しくは下へズラします

・度々、死ねぇ!発言をしてますが、安価ではなくコンマで殺しにいくつもりなので、ルーザーは無視する方針です。

・ルールに不備、追加する必要が出れば随時変更、追加していきます。

霞「何事も無く白浜海岸に辿り着ければ良いのだけれど……」


↓1
01~09 親方!空から戦術機が!?
10~39 待ち伏せ
40~79 追っ手(米軍が対処)
80~98 難なく通過
ゾロ目 厚木基地にて

玄「伊豆……伊豆かぁ」


別に観光地巡りをしている訳では無いが、マップに指定されたその二文字に思わず反応してしまう。


玄「流石にこの辺は何も無いか…………」


伊豆半島はかつて豊富な湯量を誇る温泉地であり、海に覆われているため海水浴場としても名を馳せ、更には川端康成の『伊豆の踊り子』でも有名な舞台になっている。
そんな、かつて観光地として栄えた伊豆も、今では廃墟と山しか無い。


玄「諸行無常……とは違うか」


どうしても今日は故郷のことを、実家の松実館の事を思い出してしまう。
それは、熱海や伊豆という温泉地に足を踏み入れたという事も有るのだろうが…………


玄「話しちゃった、から…………だよね。きっと」


思い出すは、金色の髪が眩しい自身の上官。
何故か彼にはあっさりと弱音をポロッと漏らしてしまった。


玄「なんで、なのかな…………」


呟いてみるが応えは出てこない。
そして、みるみると目的地である白浜海岸に近付いてくる。


玄「帰ったら、もう一度話してみるかな…………?」

厚木基地、判定


↓1
01~29 ムーリヤ離陸
30~79 離陸準備
80~98 勃発
ゾロ目 壊滅

くっ

ところで、ムリーヤで空挺って帝国軍らしくない新機軸だけど、これも入れ知恵なの?

>>34
原作でも狭霧達を輸送したのはムーリヤですよ。

コミックなら出せる。参考資料用に裁断してスキャンしたからね。

http://i.imgur.com/fJCGupy.jpg

「くそっ、流石に厚木基地で隙は無かったか……」

「まあ、いいや。白浜海岸だったらアレも回収できるし…………」


【秘匿回線】
「各員、静かに聴け。これより《オペレーション・ロキ》の発動を宣言する。
ただし、手筈通り機がくるまではそのまま待機するように…………」

【秘匿回線】
「「「roger!」」」

【伊豆半島 白浜海岸近郊】


遠目に、横浜基地から駆けつけた国連第11艦隊の姿が見えてきた。
ゴールまで辿り着けば、あとは横浜基地を目指すだけである。
漸く、この緊張状態にも一段落がつく…………


霞「あら……?何かしら、この音?」


それは、空が震えるような金切り声。
つまりはジェット機のエンジン音……しかし、戦術機の物にしては余りにも大きすぎる。


美穂子『帝国軍、671航空輸送隊?』

ウォーケン『作戦への参加は聴いてないが』

武『べっ……ここでか!?』

まりも『帝国軍……671!?』

ウォーケン『どうした軍曹、報告せよ』

真那『少佐……671輸送隊は厚木基地所属の部隊です…………』

ウォーケン『何だと!?』

霞「それって、つまり…………」

美穂子『クーデター部隊に占拠された……!?』


そして、空とレーダーを見やれば

航空機達はまるで包囲するように編隊を組み

やがて、上空からは戦術機が投下された。


ウォーケン『空挺作戦だと!?馬鹿な、ありえんっ!
海上の制空権は友軍が抑えているはず……やつらは内陸を飛んできたと言うのか!?』

清雅「よっと……と!」

光太郎「着陸成功!」

綾「ふぅ……何もしないでジッとしているのも辛いものね」

由香「でも……ここから暴れ放題ねぇ!」


↓1
01~19 WB中隊
20~49 米軍
50~79 帝国軍
80~98 狭霧
ゾロ目 ウォーケン

【近似因子操作(本人)】によりゾロ目と判定

ウォーケン『くっ……ハンター共!何としてでも殿下をお守りしろ!!』

ハンター『『『Roger!!』』』


まず初めに動き出したのはF-22を駆る第66戦術機甲大隊だった。
彼らは空から降下してきた撃震や不知火から守らんと、囲むように展開した。


狭霧『国連軍指揮官に告ぐ。私は本土防衛軍帝都守備第1戦jy』

由香「ひゃっほぉー!!」

綾「撃て撃て!撃っちゃえ!!」

清雅「うおおおおっ!!」

光太郎「はああああっ!!」

狭霧『なっ……何をしている貴様ら!止めんか!直ちに戦闘行為を停s』

クーデター衛士『わっ……わああああっ!?』

クーデター衛士『もうおっぱじめるのかよおおっ!!』


緊張状態の集団の精神は、核分裂同じである。
一度制御から離れれば、事の尽くす限り暴走は止まらない。


光太郎「良い感じにぶっ壊れてるねえっ!!」


だがしかし、それが仕組まれた暴走であったとしたら……?

それは即ち、兵器と同じである。

制御された核分裂、それを人は原子炉と呼ぶ。
制御された核分裂の暴走、それを人は原子爆弾と呼ぶ。

ウォーケン『くそっ……』


多勢に無勢。この状況はあまり芳しく無かった。

そもそも、F-15に対するキルレシオ144はステルス性能を前提とした数値である。
機体性能もF-15と比較して圧倒的に優れているためある程度は稼げようが、しかしここまで近距離ではステルスを活かしきる事はできない。

だがしかし、AL戦には一日の長がある米軍が、この程度で敗れるのは世界最強の名というプライドが許さなかった。


ウォーケン『まずはその……厄介やソビエトカラーをやらせて貰うっ!』


先陣をきったのはアルフレッド=ウォーケン少佐だった。


光太郎「ちっぽけで個人的な逆恨みで申し訳無いけどさぁ……落ちろおっ!!」


それに対峙したのは露軍迷彩に彩られた不知火を駆る都賀光太郎少尉であった。
全速力で跳躍しながら、長刀が振り回された。


ウォーケン『あたるかあっ!!』


しかし、その攻撃はF-22の機動性によって難なく回避されてしまう。


光太郎「止まれよ蚊蜻蛉おっ!!」


徐々に、距離を詰めていく。
74式近接長刀のリーチは思いのほか長く、短刀であるCIWSで捌くのがやっとであった。


ウォーケン『チイッ……!糞があっ!』


本来であれば、ここで僚機のラプターが援護をして撃墜しているところだが、あまりにも敵の数が多いため、カバーに回れないでいた。


光太郎「終わりだあっ!!」

ところで、ここで至極当然の話をしよう。
人は前と後ろを同時に見ることが出来ない。
何故なら、人の眼球は前方に向けられているからである。
これが側面にあればある程度両方に気を配ることが出来るのだが…………

ともかく、前方に集中していれば如何な戦闘のプロだとしても後方からの奇襲には弱いのだ。


清雅「…………しゃっ!」


ラプターの左脚部はあっさりと切断された。

後方にいた、宮古清雅少尉による長刀の一振りが原因である。


ウォーケン『なっ……にいっ!?』


人型である戦術機は、主に脚部によって機体のバランスを取っている。
つまり、片脚の損失は着陸が不可能になり、経戦が不可能であるという事になる。


ウォーケン『くそっ、左脚がっ!!』

清雅「あれれ、片脚でも戦うつもりですか……?」


アルフレッド=ウォーケンは、持ち前の操縦技術を駆使して、何とか跳躍ユニットの噴射によって機体のバランスを取り、墜落を防止した。


清雅「片足くらい……って思いますよね。でも……」


そして、片脚の損失によってできた大きな隙を宮古少尉は見逃さなかった。


清雅「でもね……それだけで撤退しろって言われるんですよ。
最悪の場合は…………」


そして…………


ウォーケン『馬鹿なあああああああっ!?』


頭から脚へと、縦方向に一刀両断された。

アルフレッド=ウォーケンは、事態を完全に理解する間も無く戦死した……

京太郎「残った全身が丸ごと持ってかれちゃうんですよ。
実体験でしてね…………ハハッ」

正解者は多数。
拍手を送りましょう。

しばらくすると、F-15E及びF-22で構成された米軍機の大半は墜ちていた。

対して、武御雷及び雪風には傷一つ付いていなかった。

恐らくは、どれに将軍殿下が同乗しているのか定かでは無いから手を出すなと予め託けられていたのだろう。


京太郎「ふぅーん……でもそのお陰で大分楽になったかな?」


辺りを見渡せば帝国軍が圧倒的な数の理で包囲網を築き上げつつあった。


京太郎「もうそろそろ良いころ合いかな……?」


↓1
01~09 玄
10~29 WB
30~49 武
50~79 帝国軍
80~98 狭霧
ゾロ目 乗り換え 

フハハ、魅せるねぇ

玄「うあああああっ!!」

京太郎「おろっ……?」


ぼーっと状況を眺めていると、一機の雪風が跳躍ユニットを吹かして接近してくるではないか。
反射的に、振り下ろされた長刀を長刀で受け止める。


京太郎「うわっ、と、と!?」


何とか一度距離を離すことに成功したが、再び攻撃を続けてくる。


玄「帰るんだよ……みんな、無事で!!」

京太郎「あーっ!誰だよ!速いよ!通信開く隙ぐらいくれっての!!」


チラっと不知火のステータスを見て、京太郎はギョッとした。


京太郎「やべーっ、無理させすぎた……イエローじゃんかよ」


腕部、脚部共に関節は破損寸前であるという事を訴え続けている。

このまま振り切ろうと本気を出しても、気が緩んでまともに一撃を食らっても京太郎の搭乗する不知火は限界を迎えるであろう。


京太郎「あっ!ちょっ!やめっ!あと、“3回”くらいが限界!それ以上は壊れる!!」

玄「たあっ!はあっ!やあっ!!」

京太郎「そんでもって一回“距離を離して”から“離脱”しないと……おおっ!?い、今のヤバかったって!
頼むって!俺の操作についてきてよ!反応遅いよ何やってんの!!」


↓1 (1/3)
01~09 不知火撃墜
10~49 拮抗
50~98 距離を離す
ゾロ目 クロ

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


いやぁ、壊れるねぇ…………もうとっくに壊れてたか。

京太郎「ええいっ、もうどうにもならん!右手で操縦、左手でも…………早く来てえっ!!」


その時、海上で待機していた国連軍第11艦隊の中から、一つの光が飛び出した。

それは人型で……瞬く間に戦闘地帯まで到達した。

正確に言えば、京太郎と松実玄の交戦地点のすぐ近くに。


玄「えっ……?」


松実玄にはその機体に見覚えがあった。
それもその筈、それは須賀京太郎の実質専用機である……X-23黒潮なのだから。


玄「わっ……え?」


黒潮は、まるで操り人形のようにどこかぎこちなく動き、限界寸前を迎え白煙を各所から燻り出す不知火の前に、庇う様に立ちふさがった。


京太郎「やっといて良かった遠隔操縦用の情報同期……!」


そして、京太郎はほっと胸を人撫でしてから手元の操縦系を操作する。


京太郎「イジェクト!」


ガシャン!と鈍い金属音を鳴らしながら不知火の管制ユニットが前にそり出す。
同時に、黒潮の管制ユニットも同じ動作を繰り返した。


京太郎「とおっ!」


不知火から黒潮の管制ユニットまで、直線距離で2m近く離れてはいたが、持ち前の身体能力(200)で軽々と飛び乗った。


京太郎「ふぃー……まさか、味方に殺されかけるとは想定外だったなぁ~」


急いで、変装用のメイクマスクをベリベリと剥がす。

すると、そこには先ほどまで黒髪の純日本人然としていた容貌から、金髪で茶褐色の瞳という日本人に似つかわしくない顔が現れた。


玄「えっ……えっ、ええっ!?」

京太郎「よう、2日振りだな」


そこには、紛う事無く須賀京太郎の姿があった。

ラプター衛士a『えええっ!ブラックウィドウ!?』

ラプター衛士b『ブラックウィドウが何で!?』

クーデター衛士1『何か騒いでるけど……知ってる?』

クーデター衛士2『ううん、知らなーい』


米軍衛士は、最早F-19バリに幻となった機体であるブラックウィドウの出現に恐れ慄いた。


京太郎「どうもラプターさん達、ブラックウィドウです。
情報が漏れると拙いんで消えてくださいな」

《慈悲は?》

京太郎「残念ながらありません」


クーデター部隊鎮圧の前に、まず京太郎は米軍機を潰しにかかった。

今日はここまでー。



京太郎    須賀

京(太郎)  ↓

京      すが

みやこ    ↓

宮古     清雅


清雅の方は無理やりなこじつけ感がハンパ無いですが……


最初は和樹くん達の部隊の後ろにいました。
が、彼らがラプターとかち合う頃にはもう移動してしまっていて……

手掛かりは散りばめといたのよ。
雪風の存在が余所に知られてる訳無いってのに雑誌か何かで読みましたとかね。

都賀光太郎くんにはもっと出番を与えて混乱させたかったけどね。バレバレだったから最後だけでいいやーって。



さて次回は

・スクラップ・オブ・ラプター
・クーデターの鎮圧(物理)

の2本でお送りします。


高須右京(たかす うきょう)……負傷
 アナグラムと須と京の字を与えた。

武藤和樹(むとう かずき)……撤退
 ただの声ネタ

菅原恭一(すがわら きょういち)……生死不明
 前スレの説明の通り。
 すが、きょうの音が入ってる

宮古清雅(みやこ きよまさ)……いくえふめい
 上記参照

都賀光太郎(つが こうたろう)……只今戦闘中
 須と京は右京くんが持って行っちゃった。
 音が同じなので良いかもって。

京太郎の不知火が限界だったのは関節がアレじゃなかったのか

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...200
・操縦技能...200
・知力...200
・体力...200
・容姿...160→200
・運...200
・勘...200

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)→(+20)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・須賀流刀剣術...(+20)
・オーディン...(+30)
・ガン=カタ(仮)...(+15)
・S&Hジョイント...(+10*)
・何っ、お前は死んだはずじゃ!?...(EX)
・にゅーたいぷ(仮)...(+20)
・近似因子操作...(±1)←New!

etc...
・部隊練度...136

「気がつくと私はBETAになっていた、 
そのまま人類に矛を向けるのも癪なので 
だからハイヴを潰す旅に出ることにした」

横浜基地は少なくとも国連の研究所から米政府直轄の研究所と化すだろうね。
自由研究から米政府の意向に沿った(AL5関連の)研究が中心になると思われ。

夏の夕暮れ(SUGAがBETAに敗北)
クリアー条件:BETA化したSUGA(殲滅級)を倒す、もしくは人類敗北で終える
次週が自分を止められる人材を複数作る育成ゲーにできる。一週目武ちゃんの難易度がハードモードとすると、何故かBETA京ちゃん撃破の難易度がルナティックと言うかそれを越えた物の様に感じる。

米国の国連、国内の影響力を落とす事が今回の目的でしょう。
米軍がテロリスト(クーデター勢力)に壊滅させられ、横浜基地(SUGA大隊)がその尻拭いをしてクーデターを鎮圧すれば、米国の権威は失墜する。
データーリンクは(戦闘中、移動中に)偽情報に書き換え無効化(実際出来るのか不明)しているのじゃね。問題になるのは外部から弄れない人間の証言になるから見られたら消すしかないとか。
ユウヤ的には母国の失墜は複雑だろうな。

え、何。何事なの?

凄いレス付いてら。

恒例の言い訳timeですな。


イッチの解釈+原作の描写ですが。

 アメリカは戦略研究会を煽って総理大臣を暗殺させ、更には政威大将軍を暗殺(原作でも未遂)して《アメリカの思い通りになる傀儡を日本のトップに据える》。
 米国の介入によってトップがすげ替えられるという事は、榊首相などによって米国を退けられていたお陰でAL4が自由に振る舞っていられた状況が崩れて、最悪AL4自体凍結ってことも。
 シナリオとしてはクーデターを鎮圧して、米国のお陰だーってのを内外に示して《自分の国の事も管理出来ない日本に極東防衛なんか任してないから在日米軍派遣して日本の総帥権は米国が管理するよ、危ないからね》ってのも考えてたかも。
 そうすれば、実質的に日本の政治を握れて、つまりAL4の成果やG元素も独占できる訳で。
 後は、夕呼先生のG弾使うと地球のバランスが崩れて干上がったり海水面が上昇したりするよ~って論文の揉み消しも行いたかったのかも。

《》は完全な独自解釈、考察です
 

 京ちゃんは米軍がクーデターを解決するのは阻止しないといけないし、米軍の最新鋭機のラプターは不知火にやられちゃうような雑魚だよ、ってのを知らしめたかった。
 そうすれば、「マッチポンプしたのに失敗して制御できないとか米国無能かよ」って風潮が作れる。
 イコール、AL5の信用低下に繋がる。



でもラプターを黒潮で殲滅、ってのは眠気にかまけて短絡的だったかもしれない。
あと、京ちゃんはウォーケン少佐は単純に祖国の忠誠心と命令でクーデターを鎮圧させようとしてるだけってのは知らない。
その辺は一緒に行動してないからラプター=AL5みたいに図式が出来ちゃってる。

Q.米軍は友軍じゃないの?何で友軍殺してんのさ。
A.友軍です。友軍だから国連軍衛士の須賀京太郎じゃ米軍を殺せない。
 でも、米軍がクーデターを鎮圧しちゃったらAL5の影響力が大きくなっちゃう。
 望ましくは、米軍はクーデター部隊に対して手も足も出なかったって状況になったら上出来。

Q.黒潮を隠し通すの無理じゃね?
A.別にもう隠し通さなくても良い。
 SUGAの名が知れ渡ったのもそうだけど、バレで不味いのはアメリカの国土のユーコンでバレた時。相手の土俵でやったら勝てない。
 今の状況で黒潮=YF-23のリファインってバレてもまともに機密情報も管理できない米国の失態って事になる。
 だいいち、11/11の新潟防衛戦で晒してるからバレてるも同然。
 今回は『国連軍衛士の須賀京太郎』じゃなくて『帝国軍衛士の宮古清雅』が無双するのが題字だったから黒潮にはお留守番してもらってた。

Q.ぶっちゃけSUGAと夕呼先生との暴走じゃねーか
A.国連たって一枚岩では無いのでAL5(米国)派もいればAL4(実質SUGA)派閥もいます。
 今はアメリカの影響力が大きいのでアメリカの言いなりですが、SUGAの方がヤバいという印象を植え付け続ければ簡単に寝返るかと。

Q.結局ラプター無双する意味は?
A.ぶっちゃけファンブルと眠気のせい。
 黒潮で無双する意味は無い。不知火でやるなら意味はあった。



あと、情報がバレると不味いってのは黒潮の事じゃなくて須賀京太郎=宮古清雅ってこと。
横浜基地はAL4だから、横浜基地の面々にそれがバレても構わない。

それと、国連と米軍はデータリンク共有してないと思う。
データリンクを共有してたら、前方から第66戦術機甲大隊と遭遇したときにunknownって出ないはず。
http://i.imgur.com/JN6A4bU.jpg

矛盾点があっても手厳しく指摘してくれ。
イッチだって完璧じゃない。特に政治的問題とか人為的な因果関係とか滅茶苦茶苦手だし。

飽くまでも二次創作。お遊び。お金は取ってないから。

ここまで激しく突っ込まれて、イッチが高野豆腐メンタル(つまり、ちょっと堪えた)じゃなかったらスレやめてたかも。


ま~いいや、遅くなったけどそろそろ再開しますよ。

と、思ったんですけどどうもpcの調子が悪くて……

一回バラしてみるんでもう少ししてから戻ってきます。

治った治った。

メモリ:8GB→6GB

うん、メモリがオシャンになったみたいなんだけど、近所にパーツなんて売ってないしでハードオフでかき集めてきた。
4GBの2枚構成から2GBの3枚構成になっちゃった。
代わりのメモリはアマゾンさんにお願いしたけどさ。

ふぃ~、とあるスレに触発されてMGな一角獣作ってたらこんな時間に……

1/10になったら始めようと思います。

プラフスキー粒子の影響でSUGAの精神が憑依するって?

まあいいや、そろそろ始めますのよ

ここからは……

↓1
01~09 ファンブル(補正適用外)
10~39 損傷
40~69 苦戦
70~98 俺のステージ
100~136 俺のジャスティス
137~173 俺のファンタジー
ゾロ目 DIEジェスト
衛士適性(20)+操縦技能(20)
+X-TDM(15)+三次元機動(10)+S&Hジョイント(10)……判定+75

黒潮だから、ブラックってだけです。ごめんなさい。

まず始めの異変は──

データリンクの途絶だった。


ラプター衛士a「はっ…………?」

クーデター衛士3「あれっ……?」


先程まで、友軍機や敵機の位置情報が表示されていた光点が途端に消失してしまった。
彼らは目の前の光景を受け入れられず何度か眼を擦るが一向にデータリンクは回復しない。


京太郎「同時に操作できないから隙が出来ちまうのが欠点だけど……仕方ないよね」


現在、黒潮には京太郎が一人のみ搭乗している形になるが、管制ユニットは副座仕様であり、操縦権を誰もいない後部に一時譲渡することでジャマーを起動させた。

ともかく、これで“須賀京太郎の駆る黒潮がラプターを撃墜した”という記録は残らない。

ついでに目潰しまで。


京太郎「と、言うわけで……」


逆に、京太郎には周囲数十キロに及ぶ機影か総て把握できている状態にある。


京太郎「おまえ達にもおまえ達なりの正義はあるんだろうさ……それを俺は否定しないが、肯定もしない。
俺はあくまで自分の信じる正義を貫き通すまでだ」


そして、黒潮は動き出す。

ラプター衛士b「あれっ、クソ……なんでデータリンクが途絶した?」

ラプター衛士c「やべっ、どうしよう……」

ラプター衛士a「焦るなよ、アレだ、戦域データリンクに繋げ!」

ラプター衛士d「ナイスアイディア!」


ラプターは、そのステルス性能を活かすために基本的に衛星との通信以外、戦術機通しでも無線を繋ぐことはマレだ。
何故なら、その矛盾点によってレーダーに反応し敵機に位置が補足されてしまうことがあり得るからだ。
しかし、現在は緊急事態。
ステルス性がそこなわれると言う理由でデータリンクを犠牲にする訳にはいかなかった。


ラプター衛士a「よし……これでデータリンクも……」


短距離ながらデータリンクは再開した。

すると、先程までロストしていた光点が再び浮かび上がり…………


ラプター衛士a「あれっ……後ろ!?」


一瞬、自機の背後に小さな光点が灯った。
慌てて後ろに振り返るが、しかし、そこにはただ遠くに山々が見えるだけであった。


ラプター衛士a「やっぱ何かバグってやが──」


そのラプターは、頭頂部から股下にかけて、120mm弾が貫通した。
勿論、中心線に位置する管制ユニットも、当然の如く通過する。

その中にいた人命は……

駆逐艦の主砲なみの弾丸を喰らって無事な者は人類にはいなかった。

あ、上に…………

ラプターを駆る衛士がその存在に気付いたときには、見事に国費だけを狙って撃ち抜かれ、切り刻まれ、事切れていた。

しかし、爆発は起こらない。

勿論敢えて跳躍ユニットだけを狙い澄ましているからに他ならない。
戦術機は、それ自体の動力は電力であるため、爆発はしない。
爆発する要因は揮発性の燃料をタップリと積んだ跳躍ユニットであり…………

そして、ラプターを操る衛士だけを殺すような戦法をとっていた。


京太郎「ラプター、全機ロスト…………」


機体性能差……では決して無かった。
しかし、そんか物は等の昔、両者がYFを冠していた頃に決着はついている。

周りを見渡せば、数の利に潰され、F-15Eも全滅していた。

そして…………

狭霧『貴様は……』

京太郎「ん……?」

狭霧『何のつもりで……何者だ!貴様はぁっ!!』


一機の不知火が、大きく跳躍しながら長刀を構え接近してきた。


↓1
01~09 ファンブル(補正適用外)
10~39 不可能を可能にする男だって……
40~69 中破
70~98 回避
100~123 死闘
ゾロ目 勝てるわきゃねえだろおおおおおお
衛士適性(20)+操縦技能(20)
+X-TDM(15)+三次元機動(10)+S&Hジョイント(10)
-技量(30)-烈士(20)……判定+25

両腕を掲え上げるような大振りの一撃に対して、右腕には突撃砲を抱えていたので長刀を握る左腕で瞬時に受け止める。
しかし、その威力を殺しきる事は出来ずに拮抗してしまった。


京太郎「おっと……?」


重い、一撃だった。
気迫だとでも言うのだろうか、まるで機体性能以上のパワーを引き出しているかのような錯覚を覚える。


狭霧『何故だ……』

京太郎「お?」


一度、距離を離してきたかと思えば長刀は捨て、突撃砲による砲撃を始めた。
何となく、その弾道の軌道は予測できたので予め回避機動を取った。


狭霧『米軍共を駆逐したかと思えば同胞を殺し……』

京太郎「そうだね」


全弾を回避された事ににしびれを切らしたのか、近づきながら両手に突撃砲を掲げ、さらに範囲の広い攻撃を仕掛けてきた。


狭霧『何なんだ貴様は!帝国軍なのか!国連軍なのか!米国の手先か!』

京太郎「さあね」


その攻撃を回避するために遠ざかるように跳躍しながら、進路上に見えるクーデター部隊の不知火や撃震をついでに撃墜する。

なおもしつこく追いかけてくるので兵装担架に装備された突撃砲を背後に向け、自動砲撃を開始するが被弾するも回避によって決定打は与えられなかった。

ついでに、進路上にいた不知火は長刀の錆になった。


狭霧『何者だ!答えろおっ!』

京太郎「やだよ」


京太郎が回避に専念する形で死闘が繰り広げられていた。

↓1
01~09 ファンブル(補正適用外)
10~39 一瞬の油断が命取り
40~69 追いかけっこは
70~98 終わった
ゾロ目 S み ど
     U ん う
     G な せ
     A
     に
     や
     ら
     れ
     る

狭霧『ええいっ!おちょくるのもいい加減にしろっ!!』

京太郎「うわっ……と」


突然、距離を詰められ長刀が弾き飛ばされた。

ついでにと言わんばかりに、何発か36mm砲を喰らってしまう。
幸いなことに、装甲が少々傷んだ程度で済んだが。


狭霧『名を名乗れ……』

京太郎「あぁん?」

狭霧『私は帝国本土防衛軍帝都防衛第1師団第1戦術──』


↓3
1.名乗る
2.名乗らない

京太郎「長い」


お返しとばかりに対面する不知火の足元に36mmをバラまいてやる。


京太郎(つまり、何だ?形式ばった一騎打ちでもしたかったのか?馬鹿みたいに)

狭霧『なっ……!貴様!それでもにh』

京太郎「日本人の矜持が、とか言い出すつもりか?
馬鹿らしい……米国の介入があったにせよ、こんな事態を招いたのは全部日本人じゃないか」

狭霧『っ……!』

京太郎「内閣が軍事も総て担い、好き勝手するのが許せないって?
馬鹿が…………シビリアンコントロールも知らないのか?」

狭霧『…………』

京太郎「もっと、やり方ってモンがあったろ。帝国議会の中にもお前らの思想を支持するやつがいたかも知れないじゃねえか。
誰がこんな事を望んだ?国民か?殿下か?違うだろ?
お前等の勝手な願望を押し付けたいだけだろ。
同じだ、同じ穴のムジ穴だ、ただのエゴイストでしか無い」

狭霧『さりとて…………我らは立たねばならなかった!
貴様に何が解ると言うのだ?!
国は、民があっての軍事なのだ!
その国が民を無視し、己の欲求、損得のままに振る舞ったが故に日本という国は弱体化した!
米国に易々と干渉されるのがその証拠だ!』

京太郎「国民のため、将軍のためとか言いつつ誰が一番迷惑と混乱を与えてんだよ。
思想までは否定しない。立派だよ、その志はさ。
ああ、将軍殿下が頭に据えられれば手ぐすね引いてる佐渡島ハイヴ攻略だって踏み切れるかもしれない、米国からの干渉だって払いのけられたかもしれないな。
だがその志か争いを齎し!混乱を産み!命を奪い!そして秩序までが蝕まれようとしている!」

狭霧『秩序は……争いからしか産まれない!
国を守るため、民を守るため、そしてそれらを守る兵のため、日本という国は変わらねばならないっ!!
故に、我等はその礎になr──』

京太郎「その発端になった米国の甘言に易々と唆されて、兵の命を散らす要因を作ったのはお前だろうがあああああああっ!!」

狭霧『兵の命を奪っておいて良く言う!』

京太郎「お前が奪わせたんだろうがあああっ!!」

狭霧『…………』


↓1
01~39 決着(シビア)
40~79 決着(ビター)
80~98 決着(マイルド)
ゾロ目 決着
名乗らない(20)+狭霧の迷い(10)……判定+30

【近似因子操作】によりゾロ目と判定


思うところでもあったのかね、ウォーケンは瞬殺なのに狭霧には喋る猶予を与える京ちゃんだった。

果敢に攻めてくる不知火に対して、京太郎はまず突撃砲を撃ち抜き、破壊した。


狭霧「日本は……このままではカナダの二の舞になりかねん。
BETAが太平洋を渡る前に食い止めんと日本全土を焦土にするのも厭わんだろう。
そう……横浜の時と同じように!」


不知火は、直ぐに得物を長刀に変え、やはり猪突猛進に斬りかぶってきた。


京太郎「だから、立ったと?」

狭霧「日本は米国を払いのけられるだけの力を持たねば滅びの道へと行きつくだけだ!
貴様は、滅び行く様をただ指をくわえて眺めていろと言うのか!?」


それを、黒潮は易々と払いのけてしまい、長刀はクルクルと宙を舞った。


京太郎「だから、否定はしないって言ってんだろ。
手段を間違えたんだよ、お前は。
日本は折角文民統制の法治国家なんだぞ?しかも、民主主義でもある。
その声を国民に聞かせてやれば良かった。本当に望まれていたのだったらそれが国民の声になった筈だろ?」

狭霧「…………」

京太郎「何も伝えなかったのは確かに罪かもしれない。
だが、無暗矢鱈に知らしめても混乱や争いを生みかねない……今回みたいにな」

狭霧「我々は、間違っていたのか?」


黒潮は、粛々と長刀をコクピットへと突きつけた。

それに観念してか、不知火は項垂れるように動きを止めた。


京太郎「それは俺たちが決める事じゃない。後の時代を生きる日本国民の判断に委ねようぜ」

狭霧「そうか……」

京太郎「ああ」


不知火は、その場で跪くように腰を折ってかがみこんだ。

……介錯しろとでも言うのか、白装束でも似合いそうないでたちだった。


狭霧「ならば、日本は…………後は、頼んだ」

京太郎「…………お断りだね」


そして、不知火は、、上から下へと、一瞬の内に袈裟斬りで両断された。

京太郎「やるのは俺一人じゃない。
お前が守ろうとした日本国民の役目だよ」


爆発する機体を眼に焼き付けるように見やりながら、呟いた。


京太郎「それに……やるならとことん、俺なら世界を救いたいね。いっそ」

武「自らの手を汚すことを厭んではならない…………でしたか。
貴女は、私に人の上に立つことがあると仰られましたが、矢張り未だに未熟なようです…………」


白銀武は、吹雪の操縦桿から手を離し、腕を組ながら言葉を洩らす。


武「解ったつもりでいたのかもしれない……
全部思い出して、勝手に大人になったつもりで…………」


拳を握り締め、それを開き、また握り締め……何かを確かめるかのように、その動作を繰り返した。


武「傍観してるだけじゃ……未知に戸惑って立ち止まってる場合じゃないのは……もう、知ってた筈なのに…………」


天を見上げれば、吹雪のアイカメラ越しに広がる満天の星空が広がっていた。


武「…………地に足をつけて、自分で歩かなければ駄目か。
思い出せ、白銀武……お前は何のために戻ってきたんだ?」


眼を瞑り、頭中には様々な物が渦巻く。


武「そうだよ、何やってんだ俺は…………前と同じじゃ駄目なんだよ、変えなきゃ……変わらなきゃ!」


パチンと、両の掌で頬を叩きつける。
その痛みで、なにかが覚醒した錯覚に身をゆだねた。


武「出し惜しみなんか…………してる場合じゃないな」

はーい、ここまでー。

いや、ほら、武ちゃんって何か妙なところが頑固じゃん?
将軍の縁者が云々とか彩峰中将の娘が云々を気にしないのは寛容なんじゃなくて、無知と興味が無いからでしか無いと思うのよ。
多分、生粋のマブラヴ世界の日本人として産まれたら207分隊の皆と仲良く出来ないと思う。

extra見てるとなおそう思う。自分の視界の外はどうなっても気にしないけど、自分の精神の敷地内を踏み荒らされるのはすっごく嫌、みたいな。
ALTでも『これは夢だー!』とか『俺ってば主人公じゃね!?』みたいな現実逃避的な価値観で接してたし。

だから、SUGAの事も客観的に見れて無かった、みたいな。
凄い人だなー、って認識はできても世界を救うキーパーソンになれるとか、自分のやりたい事を叶えるキッカケになり得るとか考えられてない。

自分で何とかしなければ、自分が全部何とかしなければならないって、短絡的で視野の狭い考え方になっちゃう。

武ちゃんの成長もある、かもしれない。

正直、2周目とかやるつもりはさらさら無くて、終わったら何か別のモチーフでスレをやろうと思っていたんですが。

何か、スレの跡地で小遊びをやって良いかもね。
マブラヴ2的な、2023年の地球での哀と憂気の物語とか。
でも咲キャラあんま出せないだろうし、本当にオマケ的な話になると思います。

そろそろ始めます。待っててね。

なんか、語弊が出そうなので一応。
周回無しってコンティニュー無しって意味じゃ無いんで。
二周目ってのは某sprb学園スレ的な意味です。

そんじゃ、行っきまーす

【2001年 12月7日 01時27分 横浜基地】



須賀父『どうやら、先刻に米軍艦隊は撤退したらしい』

京太郎「へぇ……」

須賀父『ラプターの損耗は12機……まあ、暫く財政的にも立ち直れるか解らんな』

京太郎「ラプターって、1機でF-15Eの1個小隊分なんだっけ?」

須賀父『維持費を考えたらそれ以上だな』

京太郎「現状、アメリカ国内は平和だーって嘯いてんだから、防衛費も厳しいだろうな。
何だっけ、海外派兵も世論的には良くないんだろ?」

須賀父『ああ、だから今回の派兵部隊もその殆どが外人部隊……いや、難民部隊だった』

京太郎「難民、ねぇ……」

須賀父『ともかく、これで日本とAL4は暫く安泰だ』

京太郎「そうだと気が楽だが」

須賀父『じゃあ、これで通信は終える。お休み、ゆっくりと休めよ』

京太郎「ああ、おやすみ……」

クーデターは、仙台の臨時政府からの公式声明によって事態の集結が宣言された。

もちろん、これで総てが終わった訳では無い。

しかし……その再生の最中、日本は確実に変化の兆しを見せていた。

願わくば、二度とこんな悲劇に見舞われんことを──

↓1
01~49 日常
50~98 礼
ゾロ目 陰謀

京太郎「政威大将軍から…………文?」

霞「ええ…………」


突然、押し掛けてきたかと思えばそんな事を告げてきた。


霞「これ、なのだけれども……」

京太郎「悪い、武家の格式張った文は俺には理解できない」

霞「概要だけ言えば、御礼がしたいと…………」

京太郎「ほぅ」


その場にはいなかったのでまた聞きになってしまったが、脱出した政威大将軍の護衛は、この目の前にいる霞が勤めたと言う。
ならば、形だけだとしても、一応は斯衛の衛士故に、何かしらの恩賞があって然るべきだろう。


京太郎「良かったじゃないか」

霞「でも……具体的な内容が書かれていなくて…………」

京太郎「じゃあ、かたちだけの礼だったんだろ?」

霞「いえ、それが…………つまり、何が欲しいか言えって……」

京太郎「…………望むものを貰えば良いじゃないか」

霞「そうは言っても、出過ぎた真似をする訳にはいかないし……」

京太郎「……じゃあ俺は何をすればいい?」


そう聞けば


霞「将軍殿下との謁見に、同席して貰えないかしら?」

京太郎「………………は?」

京太郎「いつ?」

霞「明後日」

京太郎「急だな!おいっ!」

霞「だって、先方もお忙しい御方だから…………」

京太郎「だからって、何で俺に同席しろなんて……」

霞「安心して、式典じゃなくて簡易的な謁見だから」

京太郎「そう言う問題じゃない!」

霞「でも…………」

京太郎「ん?」

霞「今回のこと、貴方も裏で関わっているのでしょう?」

京太郎「何のことだ?」

霞「幾ら何でも誤魔化せないわよ?」

京太郎「…………」

霞「これは、貴方にとっても義務の要なものよ?」

京太郎「わかった…………」


12月9日は一日分行動が潰れます。

12月7日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
4.みんなで技術開発
5.実機orシミュレーター訓練を行う
6.医務室へ行く(会話・治療)
7.その他何か有れば自由安価で

京ちゃんはバレバレでも白を切り通すしかない。
米国の損害は難民部隊は無視するとして最新鋭機とそれを扱うエースが全滅と金銭以上に人的被害が甚大なんだよね。
国連に、米国への忠誠心を持った腕の良い衛士を本国から割いてこないとならないわけだし、国内で揉めそう。

はやり「嫌だあああっ!行きたくなあいっ!!」ズルズル

智紀「…………」グイクイッ

恭子「えっ、何しとるん……」

智紀「逃がしはしない」

透華「何か怨みでもあるんですの……?」

智紀「面白そうだから」

京太郎「?」



↓1
01~69 失敗
70~119 成功
120~173 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55



↓1
01~49 4+5%
50~79 5+5%
80~98 6 +5%
ゾロ目 12+5%

超伝導核融合ユニット進捗率【100%】+持ち越し4%



はやり「うあああああっ!」ガシッ!

智紀「…………」カチッ

『もし仮に、万が一にでも成功するような奇跡でもあったら全裸で基地を一周しても良いよ』

はやり「嘘だあっ!何かの陰謀だああああっ!!」

『もし仮に、万が一にでも成功するような奇跡でもあったら全裸で基地を一周しても良いよ』

はやり「覚えてない覚えてない覚えてない覚えてなーい!!」

透華「さ、流石にその……裸になって基地を一周と言うのは…………」

智紀「じゃあ、これ」

恭子「これは……?」

智紀「強化装備(訓練兵仕様)」

はやり「」

恭子「寧ろこっちの方がキツいような…………」


結局、訓練兵用の強化装備で基地をキッカリ一周したとか…………


京太郎「えっ、何事!?」

※ちゃんとSUGAもともきーに見せられてます。

12月7日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
×.みんなで技術開発
5.実機orシミュレーター訓練を行う
6.医務室へ行く(会話・治療)
7.その他何か有れば自由安価で

とーか、姫様をいきなり会わせるわけにもいかないし、龍門渕と神代の顔合わせでしょう。
実際のところ、この会談はSUGAが龍門渕と神代を天秤に掛けていると思われてもおかしくない。

京太郎「ふぅ……」


核融合炉の研究開発も一段落がつき、休憩がてらにとお茶で一服する事にした。

お茶とは言うものの、合成玉露でありそこまで美味とは言えないが…………


智紀「お疲れ様」

京太郎「あっ、お疲れ様です!」


考えてみれば、本当に色々とあった。

本当に…………色々と

ある意味、凄い物を見た気がする。


智紀「隣、いい?」

京太郎「はい、どうぞ」


その声で意識が呼び戻される。

沢村さんもお茶を持ってきて隣に──


霞「私も、隣良いかしら?」

京太郎「ん?」


気が付けば、いつの間にか背後に霞の姿があった。
そして、了承するまでも無く隣に座ってくる。


霞「うふふ」

智紀「…………」


そして、両脇を囲むように沢村さんも座ってくる。


京太郎「あれっ?」


何がどうなっているのやら。
正直、意図が読み取れなかった。

霞「何か、凄い物を作っていたんですって?疲れたんじゃない?」

京太郎「ああ、まあ…………」

智紀「衛士として戦術機を操るよりは有意義だと思う」

京太郎「え?」

霞「あら?」

智紀「…………」

京太郎(え、何これ、逃げ出したい…………)


↓3 内容自由安価

融合炉搭載機の運用の話し合いで良いんじゃね。技術系以外の衛士の話を聞いておきたかったとか。

申し訳ない、今なら許して貰えそうなふんいきなので恥を忍んでここは流させてください。
イッチの貧相な筆力じゃ紡げそうに無いんです…………

12月7日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
×.みんなで技術開発
5.実機orシミュレーター訓練を行う
6.医務室へ行く(会話・治療)
7.その他何か有れば自由安価で

霞さんは須賀家に嫁入りになりそうだから、実家が難色を示しそうなんだよね。
神代家側からすれば
京太郎が平民なのはこれまでの功績と拠点を失い凋落している現状から妥協、姫様が手籠めにならなかっただけ良しと出来る。
しかし、京太郎が石戸家に入るのでは無く、霞が須賀家に入る事にかなり反発が出そう。
霞さん側は
神代家の反対派が頭を冷やす時間を稼ぐ為や交渉のカードとして退避先は用意したい。
龍門渕は
SUGAに恩が売れればそれでいい。

ともきーと単なる談笑でも霞さんが実家に認めさせるブラフには使えた。あのまま続いていたら政治、策謀が渦巻くの楽しくないお茶会になったかも。

【2001年 12月7日 国連軍横浜基地 副司令執務室】


京太郎「失礼します……って、あれ?」


核融合炉の完成について報告しようと香月博士の執務室を訪れる。
すると、そこには香月博士だけでなく、白銀武の姿もあった。


武「…………」

夕呼「あら須賀じゃない、アンタまさか核融合炉が完成しただなんて言わないわよね?」

京太郎「ええ、その報告をと思いまして」

夕呼「あんたはもう……もう良いわ、私の同類が別ベクトルに1人や2人いたって可笑しく無いものね。
しっかし……これで半永久機関が実現しちゃった訳ね、出力はともかくML機関なんかよりも確実に安定した物が、ね」

京太郎「ああ、ムアコック・レヒテ機関……確か、G元素由来の機関でしたっけ?」

夕呼「そっ、重力制御機関…………
その事も含めて、そろそろアンタに説明しようと思ってね」

京太郎「説明、ですか?」

夕呼「何の風の吹き回しか、白銀もここでカードを切ってきた事だしね」

武「…………」

夕呼「オルタネイティヴ4の目的……そして、その手段」

武「更に、その成果の一端を…………」

夕呼「これが、00ユニットよ」

京太郎「00ユニット…………」


香月博士に案内された部屋は、さながら集中治療室のようであった。
部屋の真ん中には、巨大な水槽のような装置が設置され、至る所へとケーブルが這い回るように繋がれていた。


京太郎「俺には、ただの脳味噌にしか見えませんけどね」

夕呼「そ、脳よ」

京太郎「へぇ?」

夕呼「00ユニットの本質は量子電導脳。そして、それを乗せるための土台よ」

京太郎「要は量子コンピューターですよね?
…………人の脳を弄くってコンピューターにでもするつもりですか?」

夕呼「人の脳を利用するのはともかく、弄くるってのは間違いね」

京太郎「と、言いますと?」

夕呼「00ユニットの00ってのは、『生物根拠0・生体反応0』だから故なのよ。
これはXG-70シリーズを、引いてはラザフォード場を制御するための演算装置に他ならない。
あっ、これ読んどいてね」

京太郎「Project Hi-MAERF……?」

京太郎「重力制御装置であるムアコック・レヒテ機関を搭載し、レーザー照射の偏向や重力制御に伴って発生する余剰エネルギーを利用した荷電粒子砲…………
成る程、恐ろしい代物ですね」

夕呼「だけど、実用化はされなかった」

京太郎「……この、事故ですね」

夕呼「有人飛行試験において、ラザフォード場の多重干渉によって生じる重力偏差によって12人のパイロットは全員死亡……
ぶっちゃけ、ミンチより酷いシチュー状態になったそうよ。
原因は、重力制御のための演算能力の不足だったわ」

京太郎「つまり、00ユニットはこのXG-70シリーズを制御するための演算装置……」

夕呼「逆ね」

京太郎「え…………?」

夕呼「飽くまでも、XG-70は00ユニットを実戦にもちこむための拡張機能に過ぎないわ」

京太郎「…………これが、おまけでしか無いと?」

夕呼「そう言うこと」

京太郎「じゃあ、00ユニットは何のために…………」

武「BETAと、コミュニケーションを図るためだ」

京太郎「え?」


突然、これまで口を閉ざしていた白銀武がそう言葉を発した。


武「つまり、BETAの目的や作戦行動などの諜報目的が主な役目だったんだ」

夕呼「ええ、そうよ…………」

京太郎「BETAとのコミュニケーション……でも、それは」

夕呼「ええ、失敗したわね。
地球上の生物が取り交わすような音やその他を用いたコミュニケーションのやり取りは行われている気配さえ無かった。
仕舞いには、ESP能力者まで出張ってBETAとのコミュニケーションを試みるなんて事になったわ」

京太郎「それでも、BETAにも思考が有ることは判明した…………」

夕呼「まっ、意志の疎通は不可能だったんだけどね。
だから、もっと上位の存在……オリジナルハイヴのマザーブレインとも言える、反応炉と交信出来ないかって、試すわけ」

京太郎「そりゃあ……また、まあ…………」

夕呼「で、成功したのよね?」

武「会話は、成功しました…………」

武「オリジナルハイヴの反応炉……つまり、あ号標的、自称は上位存在との会話によって幾つか判明した事が…………」



・人類の攻撃は『重大災害』としか認識されていなかった

・BETAの目的は資源回収であり、つまり人類はその障害でしか無かった

・つまり、BETAは兵器でなく重機や工作機械の要な物でしか無い

・人類は炭素を基質とした存在であり、生命体としては認められていないこと

・そして、この宇宙には10 37 (10澗)の個体が存在する



武「大まかに言えば、そう言う事です」

京太郎「は…………?」


それを聞いて、冷静でいられる人間などいるのだろうか?

BETAは映画のエイリアンのような侵略者では無く、言わば有機物で造られたロボットでしか無かった。

しかも、人類は掘削作業を邪魔する障害物としか見られていなくて…………


京太郎「そんなんじゃ、対話なんて……」

武「ああ、不可能だった」

京太郎「…………」

武「そもそも、向こうは戦いだとかそう言った認識さえ無かった。
だから、最初は話が噛み合わなかったくらいで…………
そもそも交渉のテーブルさえ用意されていなかった。何せ、こちらは向こうからしたら生命体じゃ無いんだからな」

京太郎「…………」

流石に遅いんで、ここまでで。

この続きからやっていきますんで。



知的生命体かどうかの判断は上位種次第でしょう。
作業監督が宇宙の神秘(知性のある有機生物)を感じれば報告が上がり上位種内で保護対象にするかどうかの議題になる。
納期、予算で叩かれそれどころじゃないのからと、もみ消されれば、相変わらず。
認めさせるには現場作業の枠からはみ出し、監査が必要なぐらい騒ぎを大きくするしかないです。
打ち込んだ先に居たのが珪素生物で、俺たち納期が迫っているし、奴ら知られていないから良いよねと、そのまま抹殺の場合も結構有ったのではないでしょうか。

上位種を生け捕ってBETAの文化、社会を知る事から始めないと交渉の余地は出ないか。
考えてみると人類もBETAを災厄程度でしか認識していなかった。
現段階で判明しているのは何の為に来たのかぐらいで、BETAが何者かは誰も知ろうともしなかったし、知る機会も無かった。

採掘機械では手に余る存在(SUGA、SUKOYA、SUGAが生み出した兵器群)が出始めている。その事で創造種の方で交渉相手を探す為に調査を始めていれば希望が見えるかもしれない。

イッチが苦戦してるの見てふと思ったんだけど、
コミュで森垣友香選ばれたらどうすんだろ

>>559
とんと記憶にないけど、阿智賀編で先輩と紅茶飲んでた気がする。

シュヴァルツェスマーケン。愛称柴犬。

・絵が若干古い

・小説7巻分を1クールに収めようとしているので展開が急、省略された展開多し

・戦術機による戦闘は概ね好評

端的に言えばこんなもんでしょうか。
15日にはニコ生でもやるそうです。

所詮甘えよ。カブトボーグをご覧なさい。

リ ア ル が 少 し だ け キ ツ い

今日やれるかなー?
まあ、期待しないでいてください。

マブラブ色を強くすると「戦争は数だぜ」になるのだよね。ゲッターアークでパイロットの疲労や整備不良で質で劣る敵の数に苦戦していた描写が有った。
BETAは例えるなら滅茶苦茶強いシロアリ、(安全性を無視すれば)性能がそこそこで生産性と整備性が高く数が揃えられるボトムズのATの方が相性が良いと思う。
ASのラムダドライブはパイロットの気力で出力が変化して安定性に欠けるから、いつ果てるとも知らないBETAの様な数が取柄な敵やパイロットのメンタル維持が難しい戦争等の長期使用には致命的に向かない欠陥がある。
ロンドベル(スパロボ)の強みは遊撃戦力である事だけどBETAに要求されるのは面の制圧力と持続力、ゲッターの敷島博士なら地球を破壊しかねない大量破壊兵器を喜々として作ってくれそう。BETAを駆逐出来る兵器の開発を早乙女研究所に依頼すれば解決しそうな気がする。

スパロボの話題が有ったから書いてみただけ。

ルーデル級のバグキャラ居ても勝てないのが戦争。横浜基地だけ強くても全体の底上げが無いと数に捻じ伏せられる。
開発兵器の量産体制はどこまで進んでいるのだろう。

明日5時起きくらいしないと間に合わないんでやっぱ無しで。

もしかしたら暫くは土日位しかできないかも。

人的被害が大きく(恐らく最新鋭機の乗っていたのは本国人のエース)面子も潰された米国がどう動くのか。
口裏を合わせる日本政府に借りを作り影響力も下がるけど、米国の情報管理ならクーデター介入もSUGAとの抗争も無かった事にして損害を小出しにする事ができるし、それが妥当。夕呼先生やSUGA、霞さんに政府から通達は来ないのかな。

残骸返却されても何の慰めにもならんだろうな…

生存報告がてら~

>>622
暫くは米国は大人しくしてるって感じで(原作もそんな感じだし)
SUGAとの抗争を無かったことにしたいのはどちらかと言えばSUGAの方。
でもSUGAのせいにしちゃうとマッチポンプをしたことを喧伝しちゃうことになる。

>>626-630
パーツ互換、無いよ。
F-16とF/A18に互換性があるって言ってるようなもんよ。

むしろ、他国メーカーとかに「まずうちさぁ、ラプターの良質ジャンク……あんだけど………買ってかない?」と持ちかけた方が有益かも。

ただし、現在ラプターの残骸の所有は帝国軍。ひいては将軍様なら自由に出来るだろうけど。(日本には黒潮のデータがあるから別にステルスはさほど重要でも無い)

今日は時間がやれると思うよ。
何もなければ夕方にもちょろっと。

そろそろ始めようかと思います。
書き溜め出来てないんでのんびりゆっくりですけど。

可能性に殺されないようにね。

武「それから人類がどうなったのかは、解らない。
あの世界の先生は人類の寿命が数十年には延びたって言うけど……それは、つまり」

京太郎「このままだったら、人類は滅びると?」

武「それさえも正直解らない。
BETAの恐ろしさは物量だけじゃなくて、その対応処理能力だ。
特に甲21号作戦の後は純夏から情報が漏洩してそれまでの対抗策が潰されて……」

京太郎「ふぅん……」

武「あ、純夏って言うのは、その、00ユニットの素体、の事で…………」

京太郎「いや、そこら辺の状況は何となく解っている」

京太郎(つまり、この仕組まれたような出来過ぎは全部その00ユニットの仕業って事なんだろ?)

《00ユニットが、ってよりは鑑純夏の招いた事ってところかな》

京太郎「ん、あれ…………?」

京太郎「諜報、説得が不可能だったって事は00ユニットいらないんじゃ無いか?」

武「え」

《いや、そうも言ってられない》

京太郎(ん?)

《白銀武のループの条件として“白銀武が他の女性と恋仲になる”や“白銀武と出会わずに死ぬ”と言うものがある。
00ユニットって言うのはただの量子コンピューターではなく、様々な因果に影響する。
少なくとも、一度は00ユニットとして鑑純夏は復活する必要がある》

京太郎(なんか、引っかかる言い方だな、それ)

《別に00ユニットが機能停止しても世界が終わる訳じゃ無いからな。
ただ、鑑純夏が機能停止すれば白銀武はこの世界からはじき飛ばされる》

京太郎(え?)

《白銀武との再会さえ叶えば世界なんてどうでも良いって論理でな、白銀武が無理矢理繋げたこの世界との接続なんて、その途端にプツンだ》

京太郎(でも、それ自体に問題は無いんじゃ?)

《その場合、白銀武の願いが叶わないためにこの世界は再びループする。
もう二度と白銀武が訪れず、それこそ永遠にな》

京太郎(永遠にループ……?)

夕呼「まあ、でも何もしない訳にもいかないのよね」

京太郎「と、言いますと?」

夕呼「00ユニットの失敗は、つまりオルタネイティヴ4の凍結とイコールなのよ。
飽くまでもオルタネイティヴ4の主目的は00ユニットであって、ハイヴ攻略は目標でしか無いってわけ」

京太郎「成る程」

夕呼「それよりも白銀、情報漏洩ってどう言うこと?」

武「あっ、えっと…………確か、ODLの補給のために反応炉を使って、そこから情報が漏れたとか……」

夕呼「ああ、それは盲点だったわね……成る程。
箒型構造か……それで、航空戦力も直ぐに対策された訳か」

京太郎「ですが、どうやって対策するんですか?」

夕呼「そりゃあ、ODLの代替になる物があれば一番良いけれど……
アンタ、作れない?」

京太郎「いやいや、コンピューター何て殆ど門外漢ですし、そもそもそのODLの仕様なんか解らないですし……」


↓1
01~39 無理ですね
40~89 時間がかかりますね
90~98 出来るかも
ゾロ目 SUGAが一晩でやってくれました
知力(20)……判定+20

なんですと!?

ちょっと飯くってきます。

再開していきます。

夕呼「一応、仕様書はあるんだけどね」

京太郎「ふーん……冷却剤というよりは血液の代替って考えた方が良さそうだな。
つまりは、生体移植に伴う拒絶反応で脳細胞が死ぬんだろ?
ODLは亭の良い免疫抑制剤みたいなモンで、神経系接続の補助にもなって……フムフム」

夕呼「まあ冗談は置いておいて、一番有効なのは早期のオリジナルハイヴ攻略ね。
だけど実績が無ければ世界規模の陽動作戦なんて出来る訳無いし…………」

武「うーん…………」

京太郎「あ、出来そうですね、コレ」

夕呼「え」

武「え」

京太郎「何かしら、DNA情報のある細胞から幹細胞を作って…………
そこから、このODLと同じパターンでCSFの要な物を作れば、恐らくODLの代替品になると思います」

夕呼「CSF、のような物?」

武「え、CSFって何ですか?」

京太郎「ODLよりも劣化は早いですけど、細胞から作れるので生成も交換も容易です。
反応炉って言う専用設備もいらないですしね」

夕呼「でも、ES細胞なんてどうやって用意するの?拒絶反応も強そうだし……」

京太郎「そんなもの必要ありません。
例えば、細胞に元々ある4種類の初期化誘導遺伝子をそれぞれ搭載したレトロウイルスベクターを多重感染させれば、細胞が初期化して幹細胞になる筈です。
ええ、ES細胞みたいに他人の子宮を使わないんで拒絶反応なんて殆ど0ですよ。
ああ、もしかしたら00ユニットとしての役目が終わったら半ばクローンみたいな形で脳を移植して元の肉体に戻すことだってできるかも…………
いや、むしろ00ユニットって外付け出来ませんかね?BETAとの対話が必要無い以上無機質の肉体なんか必要無い訳ですし……」

武「つまり……再生医療って事か?」

夕呼「もう全部あんた一人で良いんじゃないかしら……」

夕呼「まあ、兎も角……あとは量子電導脳の調整ね。
これについては、もう少し時間を頂戴」

武「はい、ありがとうございます」

京太郎「調整にはどれくらい時間が?」

夕呼「そうね……あと10日は欲しいかしら?」

武「その辺はあまり変わらないのか……」

京太郎「何か手伝いましょうか?」

夕呼「大丈夫よ!今の所順調だから!白銀から数式貰えたし!ねっ!」

京太郎「わ、わかりました……」

武「なんか上手く行き過ぎて逆に怖いな…………」

京太郎「そう言えば、先に凄乃皇は弐号機から試験して、四号機は調整中なんですよね?」

夕呼「ええ、そうよ?」

京太郎「その内、中身見せてもらえますか?」

夕呼「別に良いわよ、アンタの権限なら基地中のセキュリティは全部解除できるし。
何なら、壊さない程度に弄っても構わないけど?」

12月8日 【朝】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇を見に行く
 B.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

京太郎「えーっと、核融合炉も無事に稼働試験終えましたし、どうしましょうか?」

透華「世紀の大発明をサラっと流さないでくださいまし」

はやり「こ、これ以上何をするつもりなのかな……って言うか帰っちゃ駄目?」

智紀「ここまで関わったからには、もう駄目」

恭子「ははは……ウチは何も言えんわ」

京太郎「うーん、何が良いかなー?」



Plan1.荷電粒子砲【lunatic】
 核融合炉の膨大なエネルギーを利用した荷電粒子砲の開発。
 水素原子を利用するので弾薬の心配もしなくて済む優れもの。
 ただし威力に関してはレーザーライフルに劣る

Plan2.レーザーライフル【very hard】
 こちらも核融合炉を使用した兵器。
 荷電粒子砲のように加速などによるエネルギーのロスも少ないので威力は圧倒的に此方の方が高い。
 欠点としては荷電粒子砲よりも消費エネルギーが多いので連射が利かないのともしかしたら…………?

Plan3.レーザー荷電粒子砲【real】
 荷電粒子の加速をレーザーで行う光学+物理な複合兵器。
 高出力のレーザーが浴びせられたかと思ったら遅れて荷電粒子砲が撃ち抜く物だからたまったもんじゃない。
 しかし、既存のBETAには威力過多か?要塞級より巨大なBETAでもいれば丁度良さそうではあるが……

Plan4.高周波ブレード【normal】
 短時間の内に何度も刃先が切断対象に振動を叩き付ける兵器。
 刃の消耗も抑えられる工夫がされ、更に切断性も上がっている優れもの

Plan5.その他に何かあれば

real>lunatic>very hard



↓10まで多数決

透華「レーザー荷電粒子砲…………?」

はやり「なに、それ」

京太郎「ぶっちゃけて言えば、レーザーで溶かして穴を開けてから、そこに荷電粒子砲をぶち込む兵器ですね。
とりあえずやってみましょう!」

↓1
01~89 失敗
90~149 成功
150~173 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)+技術協力(15)……判定+55

あ、あれれー?おっかしいなー?


↓1
01~49 3+5%
50~79 4+5%
80~98 5+5%
ゾロ目 10+5%

レーザーイオンライフル進捗率【14%】



透華「まず、低出力レーザーを照射して」

はやり「照準が定まったら高出力レーザーを照射して」

恭子「その高出力を活かして空気中から抽出した水素原子を加速させて……」

智紀「荷電粒子砲の追撃……」

京太郎「荷電粒子砲をレーザーで包んでやるので磁場による分散も最小限に抑えられます」

はやり「一体、君は何と戦争するつもりなのさ…………」

12月8日 【昼】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 A.凄乃皇を見に行く
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

《何かと、スサノオとは縁があるよなぁ……》

京太郎「と言うと?」

《さあな、どっから出て来たのかは解らないが、天照大神と須賀神社から来てるんだろうけどな……》

京太郎「島根県だったけ、もうとっくの昔にあの辺もな…………」


そんなこんな話をしている内に、件のハンガーに辿り着いた。


京太郎「これが凄乃皇か…………でかいな」


http://i.imgur.com/oMEOJh3.jpg


京太郎「えーっと、兵装は荷電粒子砲に36mmチェーンガン、多目的VLSと120mm電磁投射砲と…………2700mm電磁投射!?」


あの戦艦大和の主砲が460mmなのだから、途轍もない口径であることが良く解る。


京太郎「しかし、何か手をくわえると言ってもなぁ…………
浮力とか重量も度外視で良いんだし、戦術機母艦としての積載能力とか?」

あれ、書き込めない

スマホならいけるのか。

ちょっと待ってて。

プラン提示


1.核融合炉の増設【核融合炉納期待ち】
 補助動力として核融合炉を搭載する。
 トラブルなどによってML機関の主機が出力不足に陥った際に本領を発揮する。
 依頼先業者を選択して待つのみ。

2.簡易ドッグ機能追加【hard】
 ハイヴ内での補給、簡易的な修理能力を付与させために戦術機1機程度なら搭載可能なスペースを増設する。
 重量などは嵩むが、そもそもML機関による重力制御によって推進するので問題は無い

3.兵装増設【normal~lunatic】
 開発済みの兵器を追加で搭載する。
 現状でも威力は必要十分ではありそうだが…………
 レーザーイオンライフル以外の開発中兵装を平行で開発する事もできる(レーザーライフル位か?)

4.その他


とりあえず1は増設するだけならノーリスクです。増設するだけなら。


人はいるかな?

凄乃皇は同時進行可能。
つまり、核融合炉の納入を待ちながらドッグ設備を作りながらレーザー砲を開発する……ってのも。

ただし、成功率と進捗率は下がります(核融合炉に関しては同時進行しても自他に影響無し)


0:10~0:20までで多数決で

では、まずは1の業者から


1.光菱重工【速度:超早】【リスク:?】
 実績と歴史の光菱財閥。
 しかし、どうも最近経営が上手く言っていないようで……?

2.河崎重工【速度:高】【リスク:中】
 火力発電などで電気周りには定評がある河崎さん。
 バイクみたいなHENTAI性が発症しなければ何も問題ない。
  
3.富岳重工【速度:中】【リスク:中】
 発電機のノウハウは少ないが、事故さえ無ければ何の問題は無い。
 元ネタもあまりリコール無かったし……無かったよね?

4.龍門渕工業【速度:普通】【リスク:低】
 信頼と実績の龍門渕工業。
 でも兵器産業や発電機の経験が無いから納期は遅い。


↓1~10多数決

透華『核融合炉の発注をウチで、ですの!?』

京太郎「ええ、今は余所に洩れるのもゾッとしませんし。
目安としては軍艦に搭載できる規模の物を幾つかお願いできませんかね」

透華『解りましたわ……遅くとも2週間以内には横浜基地に届くように厳命しますわね』

京太郎「はは、お願いします」

透華『はい、では……
と、言うわけで他の仕事を放り出してでも完成させなさい!無理でもやりなさい!不可能でもやりなさい!』ピッ!

京太郎「なんか怒気めいた声だったな……
さてと、それじゃあドッグの方も手始めに弄っておくかな…………」



↓1 簡易ドッグ機能
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20

なんですと……!?

↓1
01~49 12%
50~79 13%
80~98 14%
ゾロ目 30%

凄乃皇四型増設式簡易ドッグ進捗率【14%】


京太郎「そう言えばその内空母が欲しいなぁ……」

《大陸のハイヴを攻めるにも必要だしな》

京太郎「どっかにニミッツ級とか座礁してないかな…………」

12月8日 【夜】

↓3
1.誰かと会話する
2.部隊編成について検討する
3.ハンガーに行く(技術者と会話)
 ×.凄乃皇を見に行く
 ×.みんなで技術開発
4.実機orシミュレーター訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.その他何か有れば自由安価で

京太郎「先日のクーデター騒ぎ、俺が不在の間に突如出撃命令が下り、皆には苦労を強いることになってしまった。
しかし、全員五体満足で無事に生還できた事を今は労いたいと思う。
長い挨拶も何だからな、ともかく好きに飲み食いしてくれ。では……乾杯」

「「「乾杯」」」



1.福路美穂子【180】
2.大星淡【170】
3.宮永照【140】
4.弘世菫【145】
5.赤土晴絵【50】
6.鷺森灼【50】
7.高鴨穏乃【120】
8.新子憧【100】
9.松実玄【120】
10.松実宥【65】
11.神代小蒔【100】
12.石戸霞【200】
13.薄墨初美【50】
14.狩宿巴【50】
15.滝見春【50】
16.石戸明星【50】
17.十曽湧【50】
18.愛宕洋榎【50】
19.愛宕絹恵【50】
20.鶴田姫子【50】
21.白水哩【50】
22.辻垣内智葉【60】
23.ネリー=ヴィルサラーゼ【120】
24.雀明華【70】
25.ユウヤ=ブリッジス
26.クリスカ=ビャーチェノワ
27.イーニァ=シェスチナ
28.宮永咲【100】
29.竹井久【60】
30.国弘一【50】
31.真屋由暉子【60】
32.森垣友香【50】
33.清水谷竜華【60】
34.小瀬川白望【60】
35.瑞原はやり【95】

↓3 会話相手安価【1/3】

霞「はいご苦労様、合成茶碗蒸しで良かったわよね?」

京太郎「ああ、ありがとう……とは言っても俺は苦労も何もしてないけどな」

霞「だから、そんな誤魔化しなんか効かないって解ってるでしょ?」

京太郎「なーんの事かな?」

霞「殿下の為に強化装備を用意したのは悪手だったわね」

京太郎「?」

霞「不知火から乗り移る所を見てたから、殿下の目にもキッチリと入ってるわよ?」

京太郎「なっ…………!」

霞「ご愁傷様、もしかしたら明日何か聴かれるかも知れないわね?」

京太郎「ああっ……!」



↓3
1.明日のことについて
2.クーデター時の動きについて
3.その他自由安価

京太郎「そうか、明日は……」

霞「ええ、帝都城までご同行お願いね?」

京太郎「…………まるでしょっぴくみたいな言い方だな、おい」

霞「あら、似たようなものじゃなくて?」

京太郎「…………」

霞「うふふ、大丈夫よ何かあったら私が庇ってあげるから、ね?」

京太郎「ああそうだなそれならあんしんだなー」

霞「……何よ、不満?」

京太郎「いや何、大ポカをやらかす可能性だって無きにしもあらずだからな」

霞「何よ、大ポカって……」

京太郎「無闇な事を口走って墓穴を掘るとかな」

霞「問題無いわ、何を指摘されたって動揺しない自信があるわ!」

京太郎「だと良いんだけどな……」


1.福路美穂子【180】
2.大星淡【170】
3.宮永照【140】
4.弘世菫【145】
5.赤土晴絵【50】
6.鷺森灼【50】
7.高鴨穏乃【120】
8.新子憧【100】
9.松実玄【120】
10.松実宥【65】
11.神代小蒔【100】
×.石戸霞【200】
13.薄墨初美【50】
14.狩宿巴【50】
15.滝見春【50】
16.石戸明星【50】
17.十曽湧【50】
18.愛宕洋榎【50】
19.愛宕絹恵【50】
20.鶴田姫子【50】
21.白水哩【50】
22.辻垣内智葉【60】
23.ネリー=ヴィルサラーゼ【120】
24.雀明華【70】
25.ユウヤ=ブリッジス
26.クリスカ=ビャーチェノワ
27.イーニァ=シェスチナ
28.宮永咲【100】
29.竹井久【60】
30.国弘一【50】
31.真屋由暉子【60】
32.森垣友香【50】
33.清水谷竜華【60】
34.小瀬川白望【60】
35.瑞原はやり【95】

↓3 会話相手安価【2/3】

京太郎「ふぅ……」


明日の事を考えれば不安しかないが、今は切り替えよう。
どうせなら楽しい事を考えていたいし、余りクーデターの要な暗い話題を振り返るのも好きでは無い。


「あうっ」

京太郎「おっと、悪い……」


考え事をしながら歩いていたら、飲み物を飲もうと持ち上げた肘に誰かの頭がぶつかってしまった。


玄「ああ、少佐……いえ、私は大丈夫です」

京太郎「いや、不注意だったな……うん」

玄「あの少佐……聴いて良いですか?」

京太郎「ん、何だ?」

玄「どうして少佐はあの時、富士教導隊の不知火に乗っていたんですか?」

京太郎「あー、その……」



↓3
1.少しだけ話す
2.話題をズラす
3.嘘をつく
4.その他自由安価

【ゾロ目により開示情報増量】



京太郎「……オフレコで頼むぞ?」

玄「おふれこ……?」

京太郎「口外すんなって事だ。
そうだな……そもそも、俺はクーデター部隊の中に潜入して、獅子身中の虫として懐から瓦解させるつもりだったんだ」

玄「それが、あの変装……?」

京太郎「ああ、潜入自体は上手く行っていたんだが……沙霧に近付こうとして邪魔が入ったんだ」

玄「邪魔?」

京太郎「あー……何て言えばいいのか、そうだな……モアイおじさんだ」

玄「も、モアイおじさん?」

京太郎「そう、モアイおじさん。中には盗聴器入りのお土産をくれるな」

玄「はぁ……」

京太郎「まあ、時期尚早だったってのもあるな。まだあの時は会見前だったし…………
暗殺するには適していなかったのは事実だな」

玄「あ、暗殺…………」

京太郎「それで、松実と戦闘する羽目になったのは…………米軍勢力を少しでも削るためだった」

玄「米軍…………!」

京太郎「ああ、あのクーデターの裏にはちょっときな臭いいざこざがあって…………」

玄「やっぱり、米国が煽動していたってこと……?」

京太郎「…………どうしてそう思う?」

玄「だって、余りにも展開が早すぎて……
クーデターが起こる頃には、もう米軍艦隊は太平洋沖、それも日本にかなり近い位置まで来てたって事なんじゃ?」

京太郎「そこら辺のシナリオの造りが甘い放送作家が書いた台本だったのかもな」

玄「否定しないって事は……」

京太郎「CIAとか厄介だからな……場合によっては、日本が実質的な植民地化支配される危険性もあった」

玄「そ、そこまで…………」

京太郎「クーデター部隊鎮圧、米軍勢力の削減のために富士教導隊の一部が賛同してくれてな。
X-TDMの提供と、後は雪風のデータリンクとコッソリと接続させて貰っていた」

玄「え?」

京太郎「お陰でラプターの位置は掴めていたから迎撃も楽だった。
あの人の部下も飲み込みが早いお陰で直ぐにX-TDMも乗りこなしてたし……」

玄「ああ、そう言えば何機か妙に動きの良い不知火がいたような……」

京太郎「それと、その部隊を介して帝国軍にX-TDMを普及させるのも目的だった。
富士教導隊経由なら、ある程度怪しくても広まるからな。
そのお陰か、少しずつ帝国軍でも採用され始めたらしい」

玄「クーデター部隊に使われる可能性だってあったのに?」

京太郎「例え、使われたとしてもやられるつもりは無かったしな」

玄「ああ、まぁ少佐だもんね……」

京太郎「おい、それはどういう意味だ?」

流石にもういないかなー?


1.福路美穂子【180】
2.大星淡【170】
3.宮永照【140】
4.弘世菫【145】
5.赤土晴絵【50】
6.鷺森灼【50】
7.高鴨穏乃【120】
8.新子憧【100】
9.松実玄【120】
10.松実宥【65】
11.神代小蒔【100】
×.石戸霞【200】
13.薄墨初美【50】
14.狩宿巴【50】
15.滝見春【50】
16.石戸明星【50】
17.十曽湧【50】
18.愛宕洋榎【50】
19.愛宕絹恵【50】
20.鶴田姫子【50】
21.白水哩【50】
22.辻垣内智葉【60】
23.ネリー=ヴィルサラーゼ【120】
24.雀明華【70】
25.ユウヤ=ブリッジス
26.クリスカ=ビャーチェノワ
27.イーニァ=シェスチナ
28.宮永咲【100】
29.竹井久【60】
30.国弘一【50】
31.真屋由暉子【60】
32.森垣友香【50】
33.清水谷竜華【60】
34.小瀬川白望【60】
35.瑞原はやり【95】

↓3 会話相手安価【3/3】

京太郎「調子はどうだブリッジス?」

ユウヤ「ああ少佐、悪くは無いな」

京太郎「そうか。米軍とも多少接触はあっただろうが、どうだった?」

ユウヤ「正直なところ、今は特には…………
お袋が死んじまって、今更あの国にしがみついてる必要も無いってのもあるしな。
まあ、あのままヴェラーとか言うおっさんに従ってた未来を考えなかったわけじゃ無いが…………多分、今の選択肢で正解だったと思う」

京太郎「何て言うかお前は……我が薄いな」

ユウヤ「……そうか?」

京太郎「米国に従ってた方が出世出来てただろうにさ」

ユウヤ「まっ、今更アメリカで偉くなってもな……
多分、アイツらがいなかったらそう言う道もあったかもしれないけどな」 



↓3
1.ラプターについて
2.米国についてもっと深く聴いてみる
3.その他自由安価

京太郎「今回の騒動、米国からの介入があった可能性とか何か心当たり無いか?」

ユウヤ「いや……クーデター発生の報せから米軍の受け入れ申請までが早すぎるのは気になったが、心当たりって程までの事は何も……」

京太郎「やはり、早すぎたか」

ユウヤ「ああ、何かしらの演習の道中だったって可能性を無理矢理踏まえたとしても、2個大隊近くの勢力が太平洋に控えてるってのはどうも、な……
記録やログを見る限り、あれは用意された戦力に間違いない」

京太郎「フットワークの軽い部隊が偶々任務を割り振られたって可能性は?」

ユウヤ「あれだけの数って事は航路から来た。
航路ならばアメリカから日本まで短くても片道一週間はかかる。
日本には米軍基地も無いし、補給のアテもないのにここまでは流石に近寄ってこないさ」

京太郎「と、言うことはクーデターの1週間前には少なくとも?」

ユウヤ「空母を動かせるだけの権力が動いてたってことだな」

京太郎「すると、提督クラス……将官か?」

ユウヤ「もしかしたら、だけどな」

それじゃあイッチの意識も朦朧としてきたのでここまでで。
明日もやれるも思いますが開始時間は不明です。

SDならガンダムフォースも……(ボソッ

いや、キットがBBだと3種類しか無いんだけどね……

誤爆です。サーセン。

明日、雪の可能性があるとか聴いたから6時前には起きたいし、もしかしたら途中で消えるかもだけど始めたいと思います。

念の為に次スレ立ててくるから待っててね。

アン○ンマーン!新しいスレよ~

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」玄「25ageもおまかせあれ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」玄「25ageもおまかせあれ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1453038106/)

愛と勇気以外にもオトモダチがたくさんいてよろしいこって。


980過ぎたしで次スレから始めてきます。
将軍様との謁見からで~す

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