このスレはマブラヴシリーズ及び、咲 -saki-とのクロスオーバーです。
幾つかの注意点があります。
・京太郎が主人公のssになります
・死にます。死にまくります。(死にません。生き残ります。)
・このssはループを前提にしています(ループってチョコか何か?)
・所謂、強くてニューゲームを繰り返して強くなっていく方式です(そのままで十分強いです)
・ヒロインも死にます(まだ死んで無いですね)
・京ちゃんも死にます(死ぬ事なんてあるのかな?)
・初期ステータスで衛士適性が低い場合、最初は衛士以外の道を選ぶ必要も出てきます(仮に次週なんて物があったら科学者とか余裕だね)
・場所や年代によっては武やユウヤ等のマブラヴ主人公勢との共闘もあります
・明確なクリア目標は特にありませんが、桜花作戦成功を当面の目標として掲げます
以上の点に耐えられる方は奮ってご参加ください。
《1周目》
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422933251/)
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423925779/)
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424332386/)
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424672905/)
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424874113/)
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425450438/)
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426209928/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427296972
──安価への参加に際してのお願い──
・安価の連取りは禁止、強制的に下にズラします
・安価の連投は禁止、ただし5分以上の間隔がある場合は可とします
・加速、雑談等を行った場合、そのレスから5分経過後の安価取りは有効とします。
・コンマ判定の連取りは2回までは可とします
・ただし、連続するコンマ判定時の連取り、つまり連投は無効とします。
・安価の内容を荒らしや不適切と判断した場合、その真意に限らず解釈の変更、若しくは下へズラします
・度々、死ねぇ!発言をしてますが、安価ではなくコンマで殺しにいくつもりなので、ルーザーは無視する方針です。
・ルールに不備、追加する必要が出れば随時変更、追加していきます。
初期ステータス
【Name】Kyotaro Suga
【Age】18
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army
Status...
・衛士適性...68
・操縦技能...94
・知力...14
・体力...88
・容姿...45
・運...49
・勘...80
現在ステータス
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army
Status...
・衛士適性...121
・操縦技能...130
・知力...200
・体力...110
・容姿...100
・運...100
・勘...100
Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核…(+10)
・ss…(+10)
・オ??ィ?…(+?0)
京太郎「今日は射撃訓練をやるか……なんか、調子も良いし」
《ほう、更に高見を目指すと?》
京太郎「ああ、精進は続ける事に意義がある」
ゾロ目考慮版
↓1
00~49 SS経験値【1%】
50~79 SS経験値【3%】
80~99 SS経験値【5%】
100~129 SS経験値【10%】
130~142 SS習得
ゾロ目 SS習得
技能(13)+知力(20)+ss(10)……判定+43
京太郎「うーん……やっぱり長距離はどうしても命中率が落ちるな……」
《そこはもう、練習あるのみじゃないか?》
京太郎「まあ、その通りだな」
現在SS経験値【5%】
5/3 【昼】
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
3.ハンガーへ行く(機体改修)
4.シミュレーター訓練を行う
5.実機訓練を行う
×.射撃翌練習or剣術鍛練
7.一人で街へ赴く
8.購買へ行く
9.イベント 【2/4】
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
京太郎「今の進捗状況は【12%】、恐らく今日明日には跳躍ユニットを換装してのテストができると思います」
照「うん、頑張る」
京太郎「JIVES機動……では、状況開始です」
↓1
00~39 失敗
40~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+……判定+20
↓1
00~59 1%
60~89 2%
90~99 3%
ゾロ目 4%
現在の進捗状況【14%】
京太郎「どうですか?」
照「装甲の配置と関節の構成がマッチしてない。
それと、強化モジュール配置場所の穴がやっぱり気になる」
京太郎「うーん……装甲は跳躍ユニット換装後で、穴に関してもさらにその次なので今は弄れませんね……」
照「機体自体は良い意味で不知火の発展型って印象ではある。
でも、今のままでは戦場には出せないかな」
京太郎「なるほど、わかりました」
5/3 【昼】
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
×.ハンガーへ行く(機体改修)
4.シミュレーター訓練を行う
5.実機訓練を行う
×.射撃翌練習or剣術鍛練
7.一人で街へ赴く
8.購買へ行く
9.イベント 【2/4】
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
↓3 誰とのイベントを見ますか?
1.福路美穂子
2.弘世菫
3.宮永照
4.高鴨穏乃
5.大星淡
6.龍門渕透華
7.沢村智紀
8.末原恭子
9.篁唯依
10.紅の姉妹
11.アルゴス試験小隊
12.自由安価(ゾロ目B)
京太郎「うーん……いけない、迷ったぞ……」
《日本じゃ考えられないくらい広いからな、この基地》
京太郎「ああ……まあ、それくらいじゃなきゃ数十国の試験小隊の面倒も見れないさ……」
この基地に来てもう一週間ほどになるが、やはり慣れないものは鳴れない。
案の定、いつも通らない道に出た途端に迷ってしまった。
京太郎「咲だったら今頃ソ連側で彷徨ってたりしてな……」
《ああ、ありえる……》
↓1
奇数 イーニャ
偶数 クリスカ
ゾロ目 紅の姉妹
京太郎「ん……?」
???「…………」
暫く、地図と睨めっこしながら歩き回ると、一人の女性が目に留まった。
その女性は、何かを探し回るようにキョロキョロと辺りを見渡しながら歩いていた。
白人であり、尚且つ銀髪という珍しい出で立ちの女性だった。
そう言えば、銀髪といえば、大分前になるがどこかで見たような気が……
京太郎「ウイングマーク……衛士か」
しかし、この数日に見た衛士の中に彼女と合致する容姿の人物はいなかった。
京太郎「もしや、東側か……?」
ソ連領と米国領で一応の区切りはあるとは言え、ここではその国境の通過はほぼフリーパスで行える。
故に、東側の衛士がこちらに来ていること自体は可笑しくもなんとも無いのだが……
↓3
1.声をかける
2.後を追う
3.無視する
京太郎「もし、失礼……」
「?」
こちらの階級章を見てか、敬礼をしてきたのでこちらもそれに応じる。
京太郎「何かお探しでしょうか?」
「…………」
京太郎「あー、自分もお手伝いできれば一緒に探しますが?」
「なぜその必要があるのですか?」
京太郎「は……?」
「そちらには何らメリットは無いと思われますが?」
京太郎「いや、メリットとかじゃなくて……ただ、困っていたように見えたので声をかけただけですが?」
「不可解ですね」
京太郎「えー……」
「ともかく、私に用が無いようでしたらこれで失礼させていただきます」
京太郎「あ、ちょっと……」
そう言うと、女性はそのまま踵を返して去ってしまう。
《なんなの、あの軍人さん……?》
京太郎「さあ……」
↓1
00~49 しばらくして、またバッタリと出会う
50~99 銀髪の幼い少女に声をかけられる
ゾロ目 ???
京太郎「そう言えば……」
昨日の、スチール撮影でのチェイス騒ぎ。
あの時にアルゴス小隊のマナンダル少尉を追いかけていたチェルミナートルの衛士、通称紅の姉妹(スカーレット・ツイン)と言ったっけ。
なんでも、このユーコン基地でも有名なコンビらしく、様々な噂を聞き、自分でも幾らか調べてみた。
京太郎「確か、クリスカ=ビャーチェノワ少尉とイーニャ=シェスチナ少尉……」
その名前を閲覧して、その時は何となくで見逃していたが……
京太郎「銀髪……シェスチナ……前に、どこかで……」
確か、それは横浜基地での話で……
社霞『…………』
夕呼『霞のかつての名前はトリースタ・シェスチナ。第六世代の300番目って意味だったのよ』
シェスチナ……第六世代……
京太郎「…………まさか、な?」
???「……不思議な色」
京太郎「ん……?」
何時の間にか、近くに誰かがいたようだ。
そちらを見ると……先ほど見た女性と同じ髪色の……幼い、少女がいた。
社霞『あなたは…………不思議な色をしてます』
京太郎「あ…………」
???「二つの色が混じり合って一つの色になってて……とってと、暖かい色をしてる」
社霞『2つの色が混じりあって……一つの色になっていて……とても暖かい色をしてます』
あれれ、確かこういうのってデジャヴって言うんだっけ?
京太郎「あ……え?」
???「どうしたの?」
京太郎「あ、いや……」
???「何が解らないの?」
京太郎「そ、そうだな……この状況というか……どこか出来過ぎな展開が……」
ソ連……第三計画……
それが、確かだったとしたのなら……
京太郎「君の名前は……」
イーニャ「私はイーニャ!」
京太郎「イーニャ……イーニャ=シェスチナ?」
イーニャ「あれ、何で知ってるの?」
京太郎「ああ、ちょっと調べたんだ……」
やっぱり……だとしたら?
イーニャ「うーん……キョタロ、って言うの?
混ざり合ってて良く解んない……」
京太郎「あ、ああ……そうだよ、俺はキョタロ=スガって言うんだ……」
リーディング……
あれ、でも第四計画に移行して第三計画はご破算に……
いや……リーディングやプロジェクション、その他の能力に有効性を感じて自国の予算で研究を継続してても何ら可笑しくないか……
イーニャ「キョタロは、昨日の……?
私達のこと、止めようとしてくれたんだよね?」
京太郎「ああ、放っておけなかったからね……」
そして、この子があの紅の姉妹の片方っていうのも真実……
あれ、でも確か第三計画で生まれた子って総じて身体が弱いんじゃなかったっけ……
複座って言うのも、操縦する衛士が必要だったからで……
特例……この子達が特別?
「イーニャ!」
イーニャ「あ、クリスカ!」
クリスカ「イーニャ……またこんな所にいて……」
京太郎「あ……」
さっきの人……
やっぱり、こっちがクリスカ=ビャーチェノワ少尉……
京太郎「こんな所まで絡んでくるのかよ……」
オルタネイティヴ計画……
では、今日はこれまで。
1000はちょっと考えておきます。
結局キョタロってことでええんか?
なんかすんごい間抜けな感じなんだけどもww
イーニャの描写のため、過去ログを漁ってみたところ。
333 ◆Qxi3nQ8k6U saga 2015/02/24(火) 17:39:48.93 ID:YolgDs01O
唐突なネタバレ。というか、ただのネタ。
知力が一定に達すれば「XM3は一人の訓練兵が単独で発明した」が現実になる模様。
特に描写してませんが、もう既に京ちゃんは姿勢制御をマニュアル操作で行っています。
ただし、キャンセルやコンボ、フィードバックという概念を持ち合わせてないので、この周で夕呼先生と懇意になっても武ちゃんが来る前に開発できない(はず、多分、きっと、ゾロ目が出なければ、出ないで)
AIBOが格ゲーやった事あるならXM3作れるんじゃね?知らんけど。
いや、だってこの時(4スレ目、夕呼先生との会合)ってまだ知力60だったんだよ?
実は知力150以上でしたワハハー、って明かそうと思ってたのに…………
ゾロ目言うてたけど、1000ボーナスで少しは造りやすいかもね。
ちなみに、XM3はスキル扱い。
>>68
太郎さんとかはtarouじゃなくてtaroになるんよ。
これは迷ったんだけどね……間抜けだから次から京太郎にしますわ。
今日は22:30くらいから更新します。
実はですねこうやって咲単体で無くマブラヴの題材を借りて研鑽してきてある程度自信が付いて……
そろそろ咲単体のスレがやりたくなってきましてね。
平日こっち土日向こう、もしくは逆、あるいは交互って感じでやるような事があるかも……
まあ、二足の草鞋が現実的で無い事は百も承知なんですけどね。
未だ闘牌とかのシステム構築中なんでそんな近い話じゃないんです。
あ、因みに回線回復は4月になりそうなので、どのみちその後ですね。
了解ー
ちなみに1は麻雀やるの?
>>84
雀荘は数回しか行ったこと無いペーペーです。
普段は友達と点数適当で打ったり、ネトマやってます。
符計算が未だに空でできない。
そろそろ始めるよ。その前に……
聴牌判定と和了判定で可笑しい所無いかな?
自スレとはいえ場違いだってのはわかってるんだけと聞くところわかんなくて…………
・聴牌判定について
聴牌判定は100-(雀力1/5)+(運1/5)+20で算出された値をコンマが越えた場合聴牌となります。
京太郎以外のキャラは100-(雀力1/5)*2+20の値で算出します。
尚、割り切れない数は切り捨てとします。
また、ゾロ目は聴牌確定となります。
(例)
雀力80のキャラの場合
100-(80/5)*2+20=48……コンマ値48以上で聴牌。
雀力50、運34の場合
100-(50/5)+(34/5)+20=64……コンマ値64以上で聴牌。
・和了判定について
聴牌判定で聴牌になった者のみ和了判定を行います。
聴牌した上でコンマ値が全員30以上の時、コンマ値+雀力が一番高い者が和了になり、そのまま放銃判定に移ります。
ただし、判定の際コンマ値が全員30以下だった場合は流局となります。
この説明だと語弊が生じそうですが、三人聴牌した際は一番高い人が30以下、誰かが30以上であった場合は和了となります。
なお、聴牌判定が一人だった場合は30以下だった場合は聴牌止まり、30以上で放銃判定に移ります。
因みにゾロ目の場合は30以下でも和了確定(雀力無視)、ゾロ目が複数出た場合はより高いゾロ目が和了(これで出なかったら雀力で判定)
(例)
AIBO コンマ値40+雀力60=100
BETA コンマ値80+雀力10=90
AIBOが和了
AIBO コンマ値21+雀力60=81
BETA コンマ値40+雀力10=50
AIBOが和了
AIBO コンマ値29+雀力60=89
BETA コンマ値13+雀力10=21
流局
とりあえず
100-(雀力1/5)+(運1/5)+20は
100-{(雀力1/5)+(運1/5)+20}でいいのかな
クリスカ「貴様はさっきの……?」
京太郎「ああ、探してたのはこの子だったのか」
クリスカ「っ!な、何故それを!?」
京太郎「何故って……いや、状況を見れば解るでしょうに」
クリスカ「?」
京太郎「いや、名前呼んで駆け寄って来て、さっき何かを探すように歩いていたのを鑑みてこの子を探していたと結論づけただけなんだが……」
クリスカ「なんだ、そんな事か」
京太郎「いやいや、なんだって……」
この、ビャーチェノワ少尉って言うのは思い込みの激しい子なのかな……
それとも、もしやリーディングを警戒した?
いや、それこそありえないか……
イーニァ「それじゃあキョウタロ、またね!」
京太郎「あ、ああ……」
そして、イーニァはクリスカことビャーチェノワ少尉に手を引かれ、そのまま去って行った。
京太郎「…………なんか、きな臭いな」
※行動安価に衛星通信の項目が増えました
5/3 【夜】
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
×.ハンガーへ行く(機体改修)
4.シミュレーター訓練を行う
5.実機訓練を行う
×.射撃翌練習or剣術鍛練
7.一人で街へ赴く
8.購買へ行く
9.イベント 【1/4】
10.衛星通信
11.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
京太郎「…………」
私物の鞄の中から、俺は目当ての物を見つけた。
その機材は、それだけでは何の役にもたたない。
これを整備兵から借りてきた端末に接続する事で、初めてそれは道具となりえる。
京太郎「…………これで、っと」
端末にドライバがインストールされ、事前に知らされていたコードを入力する。
画面には、数か月ぶりに見る顔が映し出されていた。
夕呼「あら……?緊急時にのみ連絡を入れてって話だったけど?」
京太郎「ある意味、緊急かもしれません。香月博士」
夕呼「ふぅん……?
何?話してごらんなさいよ」
↓4 台詞自由安価
京太郎「イーニァ=シェスチナと呼ばれるリーディング能力を有する少女と接触しました。
紅の姉妹と呼ばれる衛士の片割れです」
夕呼「…………何ですって?」
京太郎「今、自分の権限で入手できた情報を送ります」
実を言えば、顔写真も入手できた。
正面写真では無く、広報用に撮られた写真だが、十分に資料には成り得るだろう。
京太郎「実際に自分が不知火に、向こうがSu-37チェルミナートルに搭乗した上での感触ですが……
自分と同等、若しくはそれ以上の能力を持つ衛士であると判断できます」
夕呼「それは本当?」
京太郎「ええ、一歩間違えていたら死んでいたかもしれません。
謙遜や虚飾では無く、客観的な判断から言って、です」
夕呼「…………」
京太郎「自分は第三計画の概要までしか知りませんが……
第三計画消滅後も、ソ連は独自に研究を継続し、このアラスカで何かをやらかす気かもしれません」
夕呼「それで?私に何かして貰いたいわけ?」
↓3
1.ただ報告しただけ
2.今はまだ様子見
3.要求がある
4.その他
京太郎「ソ連側……それが無理でも、国連に諜報を派遣して貰えませんか?」
夕呼「それはなんの為に?」
京太郎「情報が足りな過ぎて何とも言えませんが……
初めて接触した時、普通じゃない何かを感じました。
第三計画の延長線上であるなら直接的には障害には成りえないでしょうが、それ自体も確かとは言えません。
関連がある以上、何かしら手を入れておいた方が良いのでは、という飽くまで意見です」
夕呼「ふぅん……それで?何も無かったら回しただけ損になるじゃない」
京太郎「自分と同程度の技量の衛士が手に入る……
それだけでも、第四計画の利点にはなると思いますがね?」
夕呼「そんな化け物みたいな衛士が手に入るって本当に思ってるの?」
京太郎「何を言ってるんですか?
名前も変えず、証拠を晒しているも同然じゃないですか。
その気になれば、第三計画の範疇として第四計画の責任者である貴女は幾らでも接収できる。
違いますか?」
夕呼「………………
はぁ……何よアンタ、初めて会った時はもっと考えなしだと思ったのに」
京太郎「男子三日会わざれば括目せよって言うでしょ?」
夕呼「アンタ、本当に三日後に別人になってそうで怖いわね……」
京太郎「何ですか、人を突然変異種みたいに言って」
夕呼「なるほど……あながち、そうこもしれないわけ?」
京太郎「酷い!」
※以前どこかで会った諜報が入ります。半分は能力、半分は夕呼先生の嫌がらせです。
まあ、ベリャーエフ主任ならば叩けば幾らでも埃は出してくれると思いますので。
見るからに、餌をぶら下げれば釣れそうですからね。
ヘタしたら資料さえ入手しちゃえば夕呼先生か知力200の化け物衛士がタンパクの問題とか解決しそうですが。
ところで6月21日のグアドループ基地への移動まで特にコレと言ってイベントが無いわけなんですが……
それで提案なんですが、1日3回行動を短縮して進捗スピードやスキル習得経験値の水増しをしようと思うのですが。
例えば、一か月10回行動で数値を3倍にするか、一か月4回行動で数値を10倍にするかという選択肢を取ろうかと思います。
あ、3倍とか10倍とかって言うのは最低値に、って意味です。
今日はかなり早めですがここで切り上げて多数決で決めようと思います。
1.現状の1日三回行動
2.一か月10回行動で数値3倍
3.一か月4回行動で数値10倍
4.その他
明日の更新までに一番多い意見を採用したいと思います。
3なら、キャラ交流とスキル習得と開発を分けて、3つで1回といった感じにしましょうか。
ようは前の1999年~2001年までの一月一回、開発別行動ですかね。
2なら各々一回ずつで、開発を取るか交流を取るかと言った感じで。
すまない、今日は疲れちまって更新は無理そうだえ…………
そろそろ始めます。
では、一月4分割3回行動の3番と言うことで。
しばしお待ちを。
5月1週目 交流パート
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.一人で街へ赴く
6.購買へ行く
7.イベント 【1/4】
8.衛星通信
9.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
XM3は皆さんの悲願みたいですからね。
では、ゾロ目判定orイベント枠一つ消費でオッケーとしましょう。
↓1~3でイベント枠を消費するか否かを書き込んでください。
↓1~3の中にゾロ目があれば、イベント枠消費無しでOS開発解禁とします。
珍しくゾロ目がないね
>>166
なにその風潮、怖い…………
京太郎「うーん…………」
《どうした、急に唸りだして》
京太郎「手前味噌であれだが、最近俺の操縦技能が軒並み向上した気がしてな」
《ふむ》
京太郎「機体が…………いや、機体の操縦性が俺の腕に合ってない気がするんだ」
《…………ん?》
京太郎「つまりな、戦術機というのは跳躍して、そこから着陸すると重心が大きくズレる。
するとバランスを取ろうとするから、暫く動きが硬直する事になる訳だ」
《まあ、そうだな》
京太郎「その隙を無くして、次の動きに繋げたい。
若しくは、その硬直の間に次の動作を入力しておくとか…………」
《なんか、格ゲーの話みたいだな》
京太郎「カクゲー…………?」
・・・AIBO説明中
《と、言うわけで。
相棒が言っていたのは技後硬直やそれに伴うキャンセル、後は先行入力とかの話だな。
入力を組み合わせて鎖状に先行入力、臨機応変にそれをキャンセル、また入力…………
若しくは、予めに決められた動作を設定しておいて、コンボっていう概念を作るのも良いかもな》
京太郎「ふむふむ、成る程…………」カキカキ
《まあ、それを戦術機に応用できるかはまた別の話だが…………》
京太郎「できるぞ」
《え…………本当?》
京太郎「正確には、出きるようにする」
《………………?》
京太郎「俺が一からOSを組み上げる」
《…………はあっ!?》
初期ステータス
【Name】Kyotaro Suga
【Age】18
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army
Status...
・衛士適性...68
・操縦技能...94
・知力...14
・体力...88
・容姿...45
・運...49
・勘...80
現在ステータス
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army
Status...
・衛士適性...121
・操縦技能...130
・知力...200
・体力...110
・容姿...100
・運...100
・勘...100
Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核…(+10)
・ss…(+10)
・オ??ィ?…(+?0)
京太郎「と、言うわけで端末を借りてきたぞ」
《本当にやる気かよ…………
って言うかプログラムはどうするんだよ?
俺、プログラムなんてJavaとかVBくらいしか知らないぞ?》
京太郎「Javaとやらは知らんが、教本は借りてきた」
《そんな教本で大丈夫か?》
京太郎「大丈夫だ、問題無い」
《………………え、そのネタ知らない筈だよな?》
京太郎「?」
↓1 OS判定
00~29 完成度10%
30~69 完成度20%
70~99 完成度30%
ゾロ目 京ちゃんが一晩でやってくれました
知力(20)……判定+20
新OS完成度【30%】
京太郎「うーん、案外難しいモンだな…………
取りあえず着地硬直時の先行入力、先行入力の解除、つまりキャンセルの概念は構築できたな」
《途中からタイプが速すぎて何やってんのか全然解んねぇ…………》
京太郎「問題はコンボか…………
しかし、このコンボはWB小隊のモーションログから組み立てるとして、その処理に現行のCPUで耐えられるかどうか…………」
《どうせOSの交換する時って周辺の機械ごと交換するんだろ?
CPUも新しいのと替えちゃえば?》
京太郎「それだ!」
※有名な話
現実でも戦闘機のOS更新ではソフトウェアだけでなくハードウェアも含めて交換します。
パソコンのようにインストールして更新終了、とはいかないのです。
5月1週目 開発パート
↓3
1.通常開発(進捗率高め)
2.シミュレーターで開発(進捗率低め、SP入手)
3.OS開発と平行(進捗率低め、OS開発進行)
3
京太郎「照さん、今日はちょっとソフト周りを弄ってみました」
照「ソフト?」
京太郎「不知火の改修に平行して、全く新しい概念のOSを開発してみようと思いまして。
此方が、その説明書です」
照「ふーん…………キャンセル?」
京太郎「まあ、詳しい事は習うより慣れろって事で」
照「うん、解った」
↓1
00~39 失敗
40~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+……判定+20
失敗ですなぁ。
なんで明星作戦の時…………くそっ!
↓1機体
↓2OS
00~69 5%
70~99 10%
ゾロ目 20%
照「くっ…………!?」
京太郎「照さん大丈夫ですか?!」
照「大丈夫…………
でもこのOS、遊びが全然無くて…………」
京太郎「まあ、今までに無い操作性ですからね……
それに、両方とも未完成だからアンバランスなのも有りますね」
機体開発進捗率【19%】
※15%を越えたので第二段階に移行。
跳躍ユニットが交換され、他の不知火三機も内部パーツが交換されました。
OS完成度【40%】
5月1週目 スキルパート
↓3
1.射撃訓練
2.剣術鍛練
3.OS開発
京太郎「よし、既存の概念から取れる事は全部流用できたな…………
後は、キャンセルとコンボの親和性、それとコンボの種類の構築だな…………」
《それ、普通一人でやるもんじゃ無いだろうに…………》
↓1
00~29 完成度+10%
30~69 完成度+20%
70~99 完成度+30%
ゾロ目 京ちゃんが一晩でやってくれました
知力(20)……判定+20
OS完成度【70%】
京太郎「やはり、まだコンボのパターンが少なすぎる…………
これじゃ、いざって時にBETAに遅れを取ってしまう…………」
《相棒はこのOSにどこまで求めているんだ?》
京太郎「そりゃあ、出来れば誰もが俺に近い動きを出来るように…………」
《お、恐るべき計画だ…………》ゴクリ
5月2週目 交流パート
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.一人で街へ赴く
6.購買へ行く
7.衛星通信
8.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
技術士官連れてOS開発
>>214
技術士官っていうのは透華、智紀、メゲ原さんの三人って事でよろしいですか?
そのつもりで書き始めちゃって、確認のために聞きました。
大丈夫ですが、好感度は三人同時なので上げ幅が低くなってます。
透華「どうされたのですか?
突然、我々を呼び出したりして…………?」
恭子「何や、久し振りやなー」
智紀「本当に久し振り…………」
京太郎「実は、皆さんに見て貰いたい物がありまして……」
透華「これは……?」
恭子「見た感じ、何かのプログラムやな」
智紀「…………戦術機のOS?」
京太郎「え!一目見ただけで解るんですか!?」
智紀「ソフトウェアは私の専門分野」
京太郎「そう言えばそうでしたね」
《因みに、龍門渕さん設計、末原さんは装甲材やアクチュエーター等のハードウェアの専門家だ》
京太郎(誰に説明してるんだ、それ?)
智紀「ほぼ完成してるように見えるけど……?」
京太郎「いえ、やっぱり一人だと視野が狭くて行き詰まっちゃって…………
ここで、ブレイクスルーのためにも皆さんに意見や協力を頂けないかとおもちまして」
恭子「え、これ独りでやったんか?」
透華「まあ…………」
智紀「解った、やれるだけやってみる」
京太郎「ありがとうございます!」
↓1
00~29 完成度+10%
30~69 完成度+20%
70~99 完成度+30%
ゾロ目 好感度B
知力(20)+技術士官(10*3)……判定+50
なんぞこれ…………
こ、これがユーコンテロや桜花作戦で出たら…………あわあわあわわわわ
OS完成度【90%】
智紀「…………」
透華「あと一歩…………なのですがね」
恭子「こっちにとっても初めての試みやからな。
すまんな、須賀くん」
京太郎「いえ、そんな!
寧ろ、皆さんの協力のお陰で漸く此処まで漕ぎ着けられました!」
智紀「でも、後ちょっとなのに…………悔しい」
京太郎「そうですね…………絶対に完成させましょう!」
好感度判定
↓1透華 ↓2智紀 ↓3恭子
00~39 +1
40~69 +2
70~99 +3
ゾロ目 +5
そういえば何時ぞやの>>1000の透華とのデートはどうするのん?
いかんいかん、補整が容姿と恋愛原子核で+20あったわ。
まあ、恭子以外変わらないけど……
今日はこんにところまてで、おやすみなさい
>>241
会話なりで透華を選んでくれれば今すぐにでも。
すみません、今日の更新はどうも無理そうです。
バイトのヘルプに入らにゃならなくっちゃたのよね。
ちょっと見返してミスに気づいた。
>>193なのですが、↓1機体の下に開発の進行具合のコンマ表を出す筈がXM3の判定だけにしてしまっていました。
「なんだ、不知火の改修って早く終わりそうだ」と思った方がいらっしゃったかも知れませんが、そんなに早く進まないので悪しからず。
自分的にはブルーフラッグ時に80%ぐらいかな、と思ってます。
さぁて、そろそろ始めましょうか。
ちょっとお待ちを。
5月2週目 開発パート
↓3
1.通常開発(進捗率高め)
2.シミュレーターで開発(進捗率低め、SP入手)
3.OS開発と平行(進捗率低め、OS開発進行)
京太郎「今日は実機じゃなくてシミュレーターで行いましょう」
照「解った」
京太郎「あと、今回は新OSでは無く旧OSで行います。
あっちは、そろそろ完成しそうなので、出来てから平行してチェックしましょう」
照「その方が良いと思う」
↓1
00~29 失敗
30~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20
シミュレーターでハイヴ内のデータを表示したが…………
照「あっ、ちょっ…………!
やめっ、なんでそんな動きしちゃうの!?」
跳躍ユニットと機体とのバランスが悪いのか、何度もハイヴの壁と接触する場面があった。
京太郎「あー…………やっぱり、強化モジュール前提の機体だとバランスが悪いですね」
照「うん…………」
京太郎「取りあえず、今できるネガ潰しをやれるだやりましょうか」
↓1
00~69 2%
70~99 3%
ゾロ目 5%
↓2
00~29 変化なし
30~69 SP+2
70~99 SP+3
ゾロ目 SP+5
機体開発進捗率【21%】
5月2週目 スキルパート
↓3
1.射撃訓練
2.剣術鍛練
3.OS開発
すまません、交流パートでは無いので安価↓で。
京太郎「よし、篁中尉も日々の鍛練が大事だって言ってたしな。
剣術鍛練、やってみるか!」
↓1
00~29 失敗
30~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 あれは唯依先生!
体力(11)+勘(10)……判定+21
現在【10%】
↓1
00~59 10%
60~89 15%
90~99 20%
ゾロ目 30%
京太郎「んっ…………!?」
《お、どうした?》
京太郎「今、何か閃いた気がする…………」
《と、言いますと?》
京太郎「刀と腕が一体化したというか…………
言葉で上手く表現できないな、もう少しやってみよう」
《相棒のもう少しって最低2時間くらいかな?》
現在の習得率【40%】
5月1週目 交流パート
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.一人で街へ赴く
6.購買へ行く
7.衛星通信
8.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
5月1週目 交流パート
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.一人で街へ赴く
6.購買へ行く
7.衛星通信
8.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
失礼、連投しちゃいました。
↓3のうち2票の方採用
1.7の衛星通信
2.8で技術士官連れてOS開発
京太郎「新型OSも大詰めです。
今日も、是非とも宜しくお願いします!」
透華「ええ、此方こそですわ」
智紀「前回の悔しさ、今日ここで晴らす…………」
恭子「ほな、やろか」
↓1
00~59 完成度+9%
60~89 完成度+10%
90~99 好感度B
ゾロ目 好感度B
知力(20)+技術士官(10*3)……判定+50
好感度判定
↓1透華 ↓2智紀 ↓3恭子
00~69 +5
70~109 +8
110~129 +10
ゾロ目 +20
B(30)+容姿(10)+恋愛原子核(10)……判定+50
技術士官に限り好感度をオープンすると
メゲるわぁ…………
透華 86/200
沢村 71/200
末原 51/200
京太郎「これは…………」
恭子「どないしたん?」
智紀「できた……」
透華「え?」
京太郎「完成です!バグ取りも完璧に終わって…………
これで、このOSは完全に動作します!!」
透華「本当ですの!?」
恭子「うち、そっちの類は門外漢やからよう解らへんねんけど…………
実際、このOSってどうなん?」
智紀「今までに無い革新的な概念で構築されてる…………
机上の空論だけど、衛士の生存率に三割近くの影響が出る」
恭子「そ、そないに凄いもんやったんか、これ…………」
京太郎「そうだったんですか!?」
恭子「アンタが言い出しっぺやないかい!?」
透華「ともかく…………祝杯ですわ!」
智紀「それは良い考え」
京太郎「あ、いいですね」
恭子「そしたら、須賀くんの奢りやな!」
京太郎「え…………?」
恭子「だって、手伝い頼んできたの須賀くんやろ?」
京太郎「あ、まあそうですね…………」
透華「いざとなったら私が持ちますわ」ボソッ
京太郎「と、透華さん……!」
透華「それで、OSの名前はどうしますの」
京太郎「え………あ、そっか名前つけなきゃか…………」
智紀「考えはあるの」
恭子「OSの名前なあ…………○ind○wsとかA○dr○idとかか?」
京太郎「それ以上はいけない!」
OSの名称 ↓1~
5分間で多数決
1.XM3
2.X-TDM(試作型三次元機動)
3.《APKSP》(全衛士須賀京太郎計画)
4.自由安価で再抽選希望
京太郎「Experiment-Three dimensional mobility…………略してX-TDMなんでどうですか?」
恭子「え、よう知らんけど生存率に3割も関わるOSなんに試作型なん?」
京太郎「いや、ほら、実績も無いですしね」
透華「三次元機動……
優れた衛士が遮蔽物などを利用して行う変則的か動作でしたっけ?」
智紀「機体に負担がかかる上に何より難易度が高い」
京太郎「ええ、そうです。
当たり所が悪かったらそのまま衝突して戦術機がお釈迦どころか、衛士毎お陀仏ですからね。
このOSでは、簡単な操作手順…………コンボを覚えれば比較的誰でもそれが行えます」
《俺も名前、考えてたんだけどな…………》
京太郎(因みに、どんな?)
《All Pilot Kyotaro Suga project、略してAPKSP!》
京太郎(却下)
《どうして?!歴史的人物って結構成果に自分の名前残してるよ!?》
透華「それで…………どうしますの?」
京太郎「何をですか?」
透華「X-TDMを公開するか否か、ですわ」
恭子「そんなん、公開した方がええんちゃう?」
透華「ところが、そう簡単にいきませんわ」
恭子「どういうことや?」
智紀「私達のバック…………」
恭子「?」
京太郎「魔女と愉快な四人組ですよ」
恭子「魔女……四…………ああっ!」
透華「当然、公開すれば我々の背後も探られるでしょうね」
京太郎「ただ、逆に何の結果も出してない四人組に関与有り、と思われれば益が無い訳でもないですね」
智紀「メリットとデメリットが両方とも大きい」
恭子「成る程な……」
↓3まで
1.今決める!
2.シンキング!(時間がないので明日の15時頃再開)
3.ついでにイッチがどう考えてるか教えて!
基本的に、公開して直接悪影響が…………というのはありません。
ただ、警備隊の戦術機にもインストールされるでしょうし、ブルーフラッグ参加組も幾つか採用するでしょう。
この時点で公開すれば甲21号作戦や桜花作戦での被害率軽減は間違いありません。
公開しないにしても夕呼先生には送る、とかWB小隊だけで取り扱う、等の細かい指針も皆さんに決めて貰いますたいと思います。
また、今ここで公開しなくても何かで成果を挙げてから公開……等の手順もあります。
ただ、9月のとあるイベント以降は公開しても伝播に厳しい物があるでしょう。
あらためて
↓3まで
1.今決める!
2.シンキング!(時間がないので明日の15時頃再開)
ではでは
↓3まで
1.公開する
2.公開せずデータを横浜に送り、WB小隊で試験運用
3.横浜にも送らず、WB小隊で試験運用
4.京太郎だけが秘匿し、X-23黒潮にのみインストール
5.その他自由安価
京太郎「今、公開するのは時期尚早だと思う。
何より、実績が無くて今公開しても誰も見向きもしないだろう」
恭子「ま、そうやろな」
透華「妥当ですわね」
智紀「うん。
それで、この事は魔女には?」
京太郎「勿論、伝える。
幸い連絡手段もあるし、可能なら魔女の使い魔にも試験運用して貰えないか打診してみる」
透華「成る程…………
確かに、あの使い魔達なら現場での活動も異常なまでに多いでしょうし」
智紀「本物の実証データが手に入る」
京太郎「まだ使って貰えるかは解りませんけどね。
でも、そうなれば双方に益有り、です」
※後日、X-TDMのデータは秘匿性の高い衛星通信網で横浜に送られました。
送り先にその後の経過を聴いてみるのも良いでしょう。
今日はこんなところまで。
明日は早ければ15時頃に再開します。
某スレのあれはエイプリルフールネタのような物です。
嘘では無いですが。
AIBOの可能性の幾つかにそう言う世界があるかも、そう言うお話です。
ゾロ目のせいで嘘になりそうですが。
かなり遅れたよ!
まあ、直ぐに飯落ちしちゃうだろうけど再開するよ!
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army
Status...
・衛士適性...121
・操縦技能...130
・知力...200
・体力...110
・容姿...100
・運...100
・勘...100
Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核…(+10)
・ss…(+10)
・X-TDM...(+15)
・オ??ィ?…(+?0)
5月3週目 開発パート
↓3
1.通常開発(進捗率高め)
2.シミュレーターで開発(進捗率低め、SP入手)
3.OS開発と平行(進捗率低め、OS開発進行)
あ、失礼。そのままにしちゃってた。
5月3週目 開発パート
↓3
1.通常開発(進捗率高め)
2.シミュレーターで開発(進捗率低め、SP入手)
これはOWABI案件か…………トランポリンを用意しときます。
京太郎「何故かまだOSが完成してない気がしましたが、そんな事有りませんでした」
照「え、何?」
京太郎「いえいえ、何でもありません」
照「変な京ちゃん…………大丈夫?疲れてない?」
京太郎「大丈夫ですって!」
↓1
00~19 失敗
20~59 成功
60~89 大成功
90~169 超大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+OWABI(50)……判定+70
↓1
00~49 7%
50~79 8%
80~99 9%
ゾロ目 20%
京太郎「どうですか?」
照「うーん……何だろ、細かい空力制御とかの癖は不知火とそこまで変わらないというか……」
京太郎「実はこの機体、殆どのパーツが日本製なんです」
照「え、ボーニングじゃないの?」
京太郎「それは弐型ですね。
こっちの方は富嶽や光菱、河崎の三社にX-23の設計データを提供し、それを元に作製して貰いました」
照「へー……」
京太郎「なので、設計や細かい技術面に目を瞑れば、正式な不知火一型丙の直系の後継とも言える機体なんです」
照「ところで京ちゃん」
京太郎「なんです?」
照「何時までも改修型って呼び名だと混乱しちゃいそうなんだけど?」
京太郎「あー、そうですね…………
今度皆で決めましょうか」
機体開発進捗率【28%】
5月3週目 スキルパート
↓3
1.射撃訓練
2.剣術鍛練
京太郎「よし、SVDを借りてきたぞ」
《ああ、また長距離射撃の練習?》
京太郎「ああ、前回はうまく行かなかったからな。
今日こそは物にしてみせる!」
《あれ…………SVD、ドラグノフって反動のブレが大きすぎて狙撃銃として向いてないんじゃなかったけ?》
↓1
00~49 SS経験値【10%】
50~79 SS経験値【15%】
80~99 SS経験値【20%】
100~129 SS経験値【25%】
130~142 SS経験値【30%】
ゾロ目 SS経験値【30%】
技能(13)+知力(20)+ss(10)……判定+43
京太郎「なんだこの反動はっ!?
銃身がブレて長距離射撃に向かないじゃないか!」
《ドラグノフって、軽いから対人用の中距離簡易狙撃銃として使われてるんじゃなかったけ?》
京太郎「そう言えば、比較的近い距離の小型種をヘッドショットするとか言ってたな」
《おいっ!》
現在SS経験値【20%】
あ、違うよ。むしろSVDの使用用途は分隊支援火器だよ。
何書いてんだろうな…………
5月4週目 交流パート
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.一人で街へ赴く
6.購買へ行く
7.衛星通信
8.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
京太郎「もうすもうす、こちらアラスカはユーコン基地でございます」
夕呼「こちら横浜基地、引き続き任務にあたれ。オーバー」
京太郎「……………って、何でそれで終わらせちゃうんですかっ!?」
夕呼「何?こっちはイライラしてるんだから手短に頼むわよ?」
京太郎「どうしたんですか……?」
夕呼「狸どもに色々あーだーこーだ聞かれた上に早く成果を出せって催促されてね
そんなに早く結果が出せるんだったら今頃地球上にBETAなんていないって話よ!」
京太郎「は、はぁ……」
↓4 台詞自由安価
ちょろっと席外します。
ままならねぇ……ままならねぇよ!
ちょっとこれからリア麻やらねぇとアカンのよ。
夕呼先生との会話は明日に投下出来るときに投下しときます。
【速報】ドラを暗カンしたら国士やられた。
>>1 ここからプラマイ0をやりまくればええんだよ
>>460
半荘数回やって、二回目は本当に±0で終わったよ。30300点でした。
一荘目?国士喰らったから直ぐにトンだよ。
夕呼先生との会話書き上がって無いから今日はここまで。
以前言ってた咲単体スレの準備が着々と進んでて、もしかしたら日付変わった後に建ってるかも。誘導しないけど。
京太郎「先日送ったX-TDM、どうでした?」
夕呼「ああ、戦術機の新OSってヤツ?」
京太郎「ええ、アレ結構自信作だったんですけど?」
夕呼「一応、A-01の連中に試させてみたけど
遊びが無さ過ぎるって批判的なのと、良く動けるって好印象の二極化してるわね」
京太郎「確かに、今までやった事のない動きを慣れない操作性でやったらそうなりますよね」
夕呼「それで、実際どんな代物なのよ?」
京太郎「沢村さんには、机上では衛士の生存率に3割影響すると評価されました」
夕呼「違うわよ」
京太郎「え?」
夕呼「どういう経緯であんなの作ったの、って聴いてるの」
京太郎「ああ…………元々、自分の動きに既存のOSでは枷にしかならない感じがしてして。
それで、自分の動きをスムーズにフィードバックするOSを作ろうと始めたんです。
やってる内に操作性を簡易的にして衛士の操作負担を減らせないかって調整してる内に、ああなりました」
夕呼「ふーん…………」
京太郎「なんです?」
夕呼「何でプロミネンス計画の範疇で発表しなかったわけ?
やっこさんの好きそうな話じゃない、OSの換装だけで生存率上昇なんて」
京太郎「ああ、それはですね」
京太郎「色んな意味で時期尚早だったからです」
夕呼「色んな意味で?」
京太郎「まず、俺には実績がありません。
要塞級を単騎で2桁屠った優れた衛士、という話はあっても、その衛士が作ったOSとは言え素人の物を使いたいと思いますか?
それと、このOSはプロミネンス計画単体よりも第四計画と平行して進めた方がメリットがあると考えたからです」
夕呼「どうして?」
京太郎「突如発表された画期的な新OS、出所はかの横浜。
何でも、かの須賀京太郎が開発に関わっているらしく、あの戦果もこの新画期的OSに依るところが大きい…………
なーんて、宣伝文句があった方が食い付きが良いと思いませんか?
しかも、第四計画の成果にもなって一石二鳥。
双方にとって、益有りです」
夕呼「はぁーん…………
って言うかさ、アンタってそう言う勘定のできる人間だったっけ?」
京太郎「何です、人を考え無しみたいに言って」
夕呼「アンタの経歴読み上げよっか?
昇進試験は軒並み赤点、作戦中における命令違反は日常茶飯事、仕舞いには…………」
京太郎「わーっ!すみませんでしたーっ!?
って言うか既に読み上げてるじゃないめすか!!」
夕呼「フッ。それで?
X-TDMはいつ頃世に出すつもりなの?」
京太郎「時期はこっちで見極めます。
その時が来たらこちらから連絡するので、その時は横浜から発信してください」
夕呼「解ったわ。
ところで…………私の送った諜報とはもう会った?」
京太郎「いいえ?」
夕呼「あっそ。なら別にいいわ」
京太郎「あっ……!」
それだけ言うと、通信は向こうから一方的に切られた。
京太郎「何なんだ?一体…………」
すみません、出先でメカ本とかなくて不安なんで続けての投下はありません。
ごめん、嘘ついた。今日も夜は無理そう。
結局回線復活する(親がさせる)見込みが付かないんで秘密裏にsimの申請しといたからその内平常通りになると思われ。
おっす、しさしぶり。
向こうにかかりっきりになってしまってて、本当にごめんなさい。
では、始めまする。
5月4週目 開発パート
↓3
1.通常開発(進捗率高め)
2.シミュレーターで開発(進捗率低め、SP入手)
自分のレスが二連続ゾロだと……?
京太郎「久し振りで歓迎されているのか、嫌な予感が…………」
照「何が?」
京太郎「いえ、こっちの話ですから」
照「そう?」
↓1
00~29 失敗
30~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20
ゾロ二連続が来てしまうのではと恐れたが、そんなこと無かったぜ
↓1
00~69 2%
70~99 3%
ゾロ目 5%
今回から、機体は第三段階に移行していた。
主な変更点は装甲と関節の材質だ。
装甲はカーボンと金属の複合素材、関節は龍門渕財閥の開発したエレベーター用のカーボンを転用した物だ。
なんと、数値的に見れば通所型の不知火と比較して8.5%の軽量に成功しているのだ。
照「わっ……!?」
京太郎「照さん!?」
しかし、跳躍ユニットの試験中、突然空中で機体のバランスを崩し、ダミービルへ向けて一直線に落下を始めた。
あわや、衝突かと思ったその瞬間
照「ぐう…………っ!!」
機体は空中で反転し、主脚でビルを蹴って減速してから着地する事で衝突を回避していた。
京太郎「大丈夫ですか!?」
照「うん、大丈夫。
後でエラーレポート提出しないとね…………」
機体開発進捗率【33%】
※進捗率が30%を越えたので第三段階に移行します。
関節及び装甲が換装され、他の不知火三機も跳躍ユニットが換装されました。
5月4週目 スキルパート
↓3
1.射撃訓練
2.剣術鍛練
京太郎「よし、今度はsv-98を借りてきたぞ」
《今度はちゃんとした狙撃銃なんだろうな?》
京太郎「ああ、そもそもSVDはAk-47を改造した間に合わせ的な銃だったらしくてな。
こっちは、元々遠距離狙撃用に開発された物らしい」
《なら、良いんだけどな……》
↓1
00~49 SS経験値【10%】
50~79 SS経験値【15%】
80~99 SS経験値【20%】
100~129 SS経験値【25%】
130~142 SS経験値【30%】
ゾロ目 SS経験値【30%】
技能(13)+知力(20)+ss(10)……判定+43
京太郎「おお、反動が少ない!」
《まあ、流石にちゃんとしたスナイパーライフルだしな》
京太郎「なる程、スコープに頼らずに勘、というか自前で補整しないと当たらないのか…………」
《おー、殆ど真ん中に当たってるなー》
京太郎「だけど、やっぱりまだ思い通りに行かないな…………」
現在SS経験値【50%】
6月1週目 交流パート
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.一人で街へ赴く
6.購買へ行く
7.衛星通信
8.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
ゾロ目か…………呪われてるんだか祝われてるんだか
↓3まで ゾロ目の使い方
1.SP補整
2.6月7日(イベント)
3.6月8日(イベント)
先にシミュレーター、その後にイベントいれます。
↓3
1.拠点防衛戦
2.ヴォールクデータ
3.無限湧きエンドレス(判定1回)
4.市街地戦
5.不知火改修機のシミュレート
京太郎「よし、不知火改修機をシミュレーターで回してみるか……」
《そう言えば、試験が始まってから殆ど乗ってないよな》
京太郎「まぁ、メインは俺じゃないしな……
それに、四機の小隊単位だから俺が乗ってスケジュールの邪魔をするわけにもいかない」
《そう言えば福路さんは?
6人で来てるって事は、二人ともF-15に乗るって事なのか?》
京太郎「まぁ、基本はそうだな、基本は」
《基本は……?》
↓1
00~29 失敗
30~89 成功
90~119 大成功
120~149 超大成功
ゾロ目 超大成功
衛士適性(12)+操縦技能(13)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+50
↓1
00~49 5%
50~79 6%
80~99 7%
ゾロ目 10%
↓2
00~39 SP+5
40~69 SP+6
70~99 SP+7
ゾロ目 SP+10
機体開発進捗率【38%】
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army
Status...
・衛士適性...121
・操縦技能...130
・知力...200
・体力...110
・容姿...100
・運...100
・勘...100
Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核…(+10)
・ss…(+10)
・X-TDM...(+15)
・オ??ィ?…(+?0)
SPを5入手したので自由に振ることができます。
↓5 どーぞ
いっかんなぁ……このままではカムチャツカに着くころには7割超えてるんじゃないだろうか……
まっ、今更か!
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army
Status...
・衛士適性...121
・操縦技能...130→135
・知力...200
・体力...110
・容姿...100
・運...100
・勘...100
Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核…(+10)
・ss…(+10)
・X-TDM...(+15)
・オ??ィ?…(+?0)
京太郎「まぁ、元の不知火自体が近接格闘戦寄りの汎用機だからな
X-TDMとの親和性は高いな。うんうん!」
シミュレーターから検出された数値は、あらゆる面から見ても良い結果を叩きだしていた。
そもそもこちらのXFJ計画第二班は、元の不知火の設計の優秀さを捨てずに長所を伸ばしつつ、余裕も残しつつというコンテプトなのだ。
OSのお蔭で、切り詰める所が減り、その成果も如実に現れている。
京太郎「今週にはアレが取り付けられるかもな……!」
まぁ、何はともあれ順調なのは良き事だ。
京太郎「お、あの機体は……」
気分転換にと外を出歩くと、一つの機体が目に入った。
それは不知火一型丙……いや、見た目やカラーリングはそのままだが、名称と内部構造が異なる。
京太郎「不知火弐型か……
あらら、ちょっと変わった操縦の仕方だな?」
日本機やソ連、EU諸国の機体は頭部センサーマストや腕部等のモジュールが他国に比べて大型化している。
ウイングパーツとも呼ばれ、これらは空力制御の補助的な役割を担っている。
これらのパーツがあるため、例えば頭部や腕部を若干動かす事によって、跳躍ユニットの燃費と抑えた上で姿勢制御ができる。
つまり、センサーマストを上手く扱う事で稼働時間の延長と、空中での細かな動きが可能になっているのだ。
しかし、上空に見える不知火弐型は頻繁にスラスターを稼働させ、推進力で方向を調整しているのが見て取れた。
それはF-15等で見られる……いわゆる、アメリカ式と呼ばれる機動制御技術だった。
京太郎「あんなんじゃ寧ろセンサーマストやナイフシーフが邪魔してまともに動けないだろうに……
そういうテストなのか?随分と開発衛士の腕が良いんだな……」
そんな風に関心しながら暫く見ていると、試験が終了したようで機体はハンガーへと向かっていった。
その不知火弐型を扱う開発衛士がどんな人物か気になり、ハンガーへと訪れてみた。
守衛にIDを見せると、すんなりと中へ入れてくれた。
唯依「スケジュールを繰り上げての仮想試験、貴様の強い要望に沿ったものだったな。
何か言いたいことはあるか?」
ユウヤ「特にありませんよ。
自分がまだこの機体に振り回されていることは重々理解できてますんで」
唯依「では、貴様の所見を聞こう」
覗くと、そこにはアルゴス試験小隊の面々と篁中尉、それと初めて見る顔が一人いた。
強化装備に身を纏ってるところを見るに、恐らく彼が不知火弐型の開発衛士なのだろう。
ユウヤ「吹雪で日本機の基本特性は掴んだつもりだったが、やはり実戦機動となると一筋縄にはいかない。
主機出力増加分の見積もりがまだ甘かった」
唯依「そのようだな」
ユウヤ「何度でも言うぞ。こいつは、吹雪以上の出来損ないだ。
ベースの壱型丙はともかく、米国製パーツを組み込んだ今の不知火弐型は、例え日本の衛士でも満足に扱えない代物だよ」
京太郎「おいおい……」
確かにバランスを欠いた機体ではあるだろうが、そこまで問題が有るとは思えない。
そもそも、壱型丙の問題も、電費消費を抑えるためのOSが邪魔をして挙動がおかしくなるだけで、それをクリアすれば然程問題が無い筈なのだが……
つまり、米国製パーツを取り入れて電費問題の解決に取り組んでるこの改修で、そこまで機体制御に問題が出るとは思えない。
と、言う事はこの開発衛士が米国機に乗り慣れ過ぎているせいで空力制御が疎かになっているのが原因なのだろう。
ユウヤ「焦んなよ中尉、まだ実戦機動で18時間、シミュレーター込で32時間だ。
規定の実証試験が始める頃には上手く扱ってやる……たとえ、どんな欠陥機だろうとな」
唯依「…………」
まぁ、腕自体は悪い物では無いように見えた。
だが、プライドが邪魔しているのと……何か、凝り固まった頑固さが米軍式に固執させているのだろう。
至極、勿体ない話だ。
唯依「須賀大尉」
京太郎「え……、俺?」
タリサ「あーっ!お前この前の!」
ユウヤ「…………誰だあんた?」
唯依「貴方から、何か意見はありませんか?」
何でそこで俺に話を振るかな篁中尉……
↓3 台詞自由安価
そうだな……どうも、この開発衛士は操縦が上手くいかずに苛立っているように見える。
そう言う時は、明確に敵意を向ける先を作ってやってガス抜きをしてやるのが一番だな。
と、なると挑発的な言葉が良いかな?
京太郎「そうだな、俺が見た限り機体に大きな問題があるとは思えない。
もし問題があるとすれば……それを操縦している衛士の方だな」
ユウヤ「なっ……に!?」
京太郎「さっき外で見せて貰ったが酷いもんだった、あれじゃ機体が可哀想だ……」
お、いい感じで殺意にも似た敵意をこっちに向けているな。
かつて訓練兵時代がこうやって教官を憎み、シミュレーター訓練でボコボコにした……
今にしてみれば良い思い出だな。
京太郎「そうだな、なんなら俺がお手本を見せてあげようか?
俺の方が何倍も上手く扱えそうだよ」
まぁ、許可が出るとは思えないけど。
唯依「…………」
↓1
00~49 そりゃ別部隊だもん、無理ですよ
50~99 大尉やっちゃってください!
ゾロ目 急遽シミュレーターで模擬戦
唯依「同じXFJ計画の者とは言え、須賀大尉は別主動の部隊の責任者です。
おいそれと、不知火弐型への搭乗を許可するわけには……」
京太郎「あーらら、残念……」
普通に考えたら、そうだよな。
ユウヤ「ふんっ……結局口だけかよ」
京太郎「おっ自省してるのか?
そうだよなー、口ではあーだーこうだ言えても実際にできてないんだもんなー」
ユウヤ「何だと……てめえっ!」
ヴィンセント「おいユウヤ、止めないか!」
短気は損気っと……
だけど、やっぱり適度にガス抜きさせないと不味いな、コレ……
京太郎「実機となると試験のスケジュール、情報管理等の側面から難しいが……
シミュレーターでならば、何時でも相手になってやるぞ?」
ユウヤ「……!」
京太郎「まぁ、時間が空いたら何時でも来いよ?優しくレクチャーしてあげるからさ」
ユウヤ「首を洗って待っておくんだな……」
京太郎「はーいはいっと……」
こんなモンで良いかな……?
6月1週目 開発パート
↓3
1.通常開発(進捗率高め)
2.シミュレーターで開発(進捗率低め、SP入手)
照「何かあったの?」
京太郎「いえ、何でですか?」
照「何か、ちょっと嬉しそう」
京太郎「あー、いや……」
照「?」
京太郎「教官って、言葉選びとか大変何だなって思いまして」
照「どういう事?」
↓1
00~29 失敗
30~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20
京太郎「何でも有りにしてたら有り難みが無いからな…………」
照「京ちゃん最近独り言多いけど、疲れてるの?」
京太郎「え」
↓1
00~59 5%
60~89 6%
90~99 7%
ゾロ目 15%
機体開発進捗率【44%】
※進捗率が40%を越えたので第四段階に移行します。
肩部スラスターが増設され、他の不知火三機も装甲材及び関節材質が換装されました。
京太郎「いやー、やっと取り付けられましたねー…………」
照「何、これ?」
京太郎「何って補助スラスターですよ」
照「肩に……?」
京太郎「最近の米国機では結構標準的なんですよ?
あのF-22ラプターも、アルゴスのACTVにも有りますしね」
照「そう言えばそうだね」
京太郎「姿勢制御の麺で非常に優秀なんですよ?
特に、ハイヴやBETAが密集する近接格闘戦では大分違いが出てくると思います。
図らずも、X-TDMとの相性も良いですしね!」
照「京ちゃん嬉しそう」
6月1週目 スキルパート
↓3
1.射撃訓練
2.剣術鍛練
京太郎「最近射撃にかかりっきりだったしな、刀も振るわないと……」
《お、そうだな》
京太郎「少なくとも鉄を切れるくらいまでには……」
《お、そうだ…………え?》
↓1
00~29 失敗
30~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 イベント!
体力(11)+勘(10)……判定+21
現在【40%】
↓1
00~59 10%
60~89 15%
90~99 20%
ゾロ目 30%
京太郎「棒っきれじゃ鉄は斬れないか…………」
《いやいやいやいや…………!》
現在の剣術取得率【50%】
6月2週目 交流パート
↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.一人で街へ赴く
6.購買へ行く
7.衛星通信
8.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
ごめん、今日はここまで。
おやすみなさい
この京太郎が強くなった覚醒した瞬間とかターニングポイントは
>>591
1999年の8月1日くらいなんじゃないかな(メソラシ
そういえば光線級の攻撃ってレーザーなの? それともビーム?
レーザーなら鏡面装甲で反射とかできないものか。ビームならIフィールドみたいな電磁バリアで減衰できないものか
光線級を研究すればレーザーライフルだかビームライフルも戦術機の携行火器にできたりしないかな
>>602
光線級はレーザーですね。
鏡面で反射とか、そう言う実験は散々やって、コスパが良くて効果的だったのが重金属雲だったんでしょうね。
光線級のような決定的な火力が欲しくて作ったのが荷電粒子砲や電磁投射砲で、防御に作ったのがラザフォード場。
何が足りないって、高出力を維持するエネルギー機関とそれを処理するコンピューターが無いんですよね。
00ユニットも粗だらけだった訳で…………
すみません、今夜更新いたしますので。
夜にまた会いましょう
そろそろ始めますよ~
ここ一週間分程の仕事を終わらせた京太郎は、少し暇を持て余していた。
京太郎「うーん……!」
ならばと、気晴らしにシミュレーターでもやろうかと、進路を決め歩き出した。
やるならばX-23とX-TDMの組み合わせを……なんて、考えながら。
日本から輸送された自前のシミュレーターならばセキュリティ的にも問題無いだろうと、あたりをつけていた。
ユウヤ「失礼します、大尉殿……!」
京太郎「およ?」
なんて考え事をしながら歩いていると、誰かに話しかけられた。
顔を見ると、先日ちょっと一悶着あったユウヤ=ブリッジス少尉だった。
京太郎「何かな、ブリッジス少尉?」
ユウヤ「この前の、何時でも挑戦を受け付けるという話……虚栄じゃないですよね?」
京太郎「ああ、勿論さ」
ユウヤ「では、今からお願いできませんか?」
京太郎「別に構わn」
タリサ「ちょっと待ったあっ!」
しかし、俺の了承の言葉を遮るように、甲高い声が場を走った。
ユウヤ「何だよチョビ、邪魔すんなよ」
タリサ「そいつに相手してもらうのは私だ!」
ユウヤ「はあ?」
タリサ「だからお前は引っ込んでろ、ユウヤ!」
ユウヤ「いや、何でだよ……」
京太郎「あー…………」
さて、どうしたものやら…………
↓3まで
1.二人同時に相手する
2.一人ずつやる
3.逃げるんだよぉ!!
京太郎「幸い時間はある、一人ずつ順番に相手してやるから慌てるなよ……」
タリサ「よーしっ、じゃあ先に私な!」
ユウヤ「はあ?さっきから何だよ、勝手に割り込んできたくせに」
タリサ「何だよ、レデイーファーストとかって言うだろ」
ユウヤ「それとこれとは別だろ!」
京太郎「あはは、仲が良いね君ら…………
仕方ない、じゃあサイコロで決めようか」
↓1
偶数 ユウヤ
奇数 タリサ
京太郎「よし、奇数だからマナンダル少尉が先だな」
タリサ「よっしゃ!」
ユウヤ「くだらねー…………」
京太郎「子供かい、君らは…………」
京太郎「まあ、いいや。
さて、俺はどの機体にしようかな…………」
↓5分までで集計
1.折角だからテストを兼ねて不知火改修型
2.無難に不知火でやる
3.敢えてコイツだ、F-15C
4.完全に舐めプですね!撃震ことF-4J
京太郎「よし、それじゃあ始めるか…………」
網膜に投影された映像は摩天楼だった。
そびえ立つビル群によって、視界が悪くなっている。
京太郎「よし、そしたらどうするかな…………」
マナンダル少尉はこの前の演習から見た限り、早々に仕掛けてくるのは見えていた。
ならば、その裏をかくか、それとも真っ正面から対峙するか…………
↓5
1.上空に飛んで姿を曝す
2.ビル群に潜みながら、慎重に索敵する
3.発煙筒を時間差で蒔いて混乱させる
4.その他自由安価
京太郎「よし……!」
迂回するようにビル群を匍匐飛行し、まばらに飛んで発煙筒をばらまく。
等間隔では無く、規則性も何もない。
よって、陽動なのは解っても、どうしかけてくるのかは解らないだろう。
そして、煙幕を撒いた場所から少し離れた場所に陣取り、計器に目を配った。
京太郎「さーて、どうしますか?」
↓1
01~49 後ろを突かれる
60~89 真っ正面からご対面
90~109 近づく機影を発見
110~122 がら空きの背後を曝すACTV
ゾロ目 背後から忍び寄る
衛士適性(12)+操縦技能(13)+……判定+23
京太郎「お、来た来た……」
静穏モードを保ち、気配を出来うる限り消して待ち伏せする。
すると、暫くしてACTVが上空から現れた。
恐らくは取り敢えずのあたりを付けて索敵するつもりなのだろう。
京太郎「しかし残念、場所が悪かったな…………」
あと少し場所がズレていれば此方の場所がバレていただろう。
だが、この手の対人戦ではこういった運の要素もかなり重要になってくる。
京太郎「奇策が正解では無いが、状況によって常識が通じないのが戦いなのよね…………!」
↓3
1.この位置から突撃砲でコクピットを狙う
2.背後から長刀で斬る
3.突撃砲でちょっかいを出しておびき寄せる
4.態と音を立てて誘い出す
京太郎「よーし、そのままそのまま…………」
敢えてロックオンを出さずにマニュアルで照準のあたりを付ける。
勿論ロックオン警戒で避けられないためだ。
普通の衛士ならば、反動の計算など空でできる筈も無く、明後日の方向に飛んでいってしまう所だろう。
しかし、京太郎にはそれができる自信があった。
京太郎「もらった!」
↓1
01~59 弾丸は明後日の方向へ
60~89 背部中破
90~119 殆ど大破
120~164 コクピット貫通
ゾロ目 コクピット貫通
衛士適性(12)+操縦技能(13)+ss(10)
+ゾロ目出たからもう確定でも良いんじゃないかな(30)……判定+65
京太郎「出し惜しみする必要も無いしな。
遠慮しないでぜーんぶ持っていけってな」
そう割り切って、銃弾を120mm砲弾にに切り替え、マガジンに装填された6発全てを撃ち込む。
勘と練習に裏打ちされた技能によって、マニュアル射撃でありながら面白いように全弾ともコクピットのある位置に被弾し…………
『アルゴス2、コクピットに大破判定、撃墜とする』
タリサ「な…………何いっ!?」
ユウヤ「は……?まだ始まって10分も経って無いぞ…………!?」
周りがそう驚愕する中…………
京太郎「うーん……全然動き回れなかったな、残念…………」
どこかズレた思考をしていた者がいた。
タリサが瞬殺された所で今日はここまでです。
simがそろそろ届くので、そしたら2時くらいまで更新できるんだけどね。
対ユウヤ戦の戦術機を選んでください。
先に5つ取られた物を採用で。
1.そのまま不知火改修型で
2.ここは不知火でやる
3.欠陥なんて下手くその甘え、不知火一型丙!
4.米国人に八つ当たりだ、F-15Cの敵!
5.お前にはこれで充分だ!撃震ことF-4J
ちょっと家庭の事情というか何というか……
夜に出来なかった分、今からちょっとだけやりますね。
京太郎「機体は……不知火一型丙でやろう」
《お前も人が悪いな…………》
京太郎「何とでも言えって、向こうは弐型だからな、良いレクチャーになるだろうさ」
↓3
1.さっきと同じ戦法を取る
2.敢えて接近する
3.その場で待機している
4.空を跳び、上空から姿を見せながら攻める
5.その他自由安価
ユウヤ(さっきの戦法…………
あれは、本来チーム専で行うようなやり方だ。
レーダーに映らない距離でどこに何人いるかを混乱させるって方法だ。
つまり、ヤツは集団戦に慣れていて、真っ正面からの銃撃戦が苦手って訳だ!
それだったら、こっちから仕掛けてやるよ!)
京太郎(なーんて、考えてるんだろうな)
↓1
01~49 上空から36mm砲弾
60~89 真っ正面から接敵
90~109 レーダーに感有り
110~124 背中ががら空きです
ゾロ目 飛び方がなってないな
衛士適性(12)+操縦技能(13)+……判定+25
ユウヤ(恐らく、待ち伏せしてるならこの辺に…………)
京太郎「正解だ」
ユウヤ「っ!?」
ユウヤ(お、オープン回線!?)
京太郎「だけど、詰めが甘い。
敵は的じゃないんだ、常に移動する可能性を考慮しておかないと」
ユウヤ「ぐっ……!」
ユウヤ(どこだ……話しぶりから近くに、有視界内にいるって事かよ!?)
京太郎「…………」
↓3
1.そのまま問答無用に撃ち抜く
2.敢えてドッグファイトで差を見せ付けてあげよう
3.突撃砲を破棄、長刀で教授してあげる
4.その他自由安価
京太郎「…………」
突撃砲を構え、すぐさまトリガーを引いた。
弾丸は真っ直ぐと不知火弐型へ…………飛ばずに、その隣のビルに直撃した。
ユウヤ「な……にいっ!?」
京太郎「本来なら、今のでマナンダル少尉と同じ様に撃墜判定でアウトだな」
ユウヤ「何を……?」
京太郎「だが、敢えてチャンスをやろうと思ってな」
そう言いながら、姿をブリッジス少尉の前に曝す。
ユウヤ(出てきやがった…………
アイツの機体、type 94-2?
いや違う、あれは……!)
ユウヤ「type 94-1c……不知火一型丙?」
その声を聞くか否か、京太郎は突撃砲を地面に破棄した。
そして、ブレードマウントから長刀を取り出す。
ユウヤ「…………はあ!?」
京太郎「折角の不知火系列通しだ、コイツが一番適正武装だ」
そうして、本当に長刀を両手で握り、構えを取り始めた。
ユウヤ「ちっ…………」
ユウヤ(舐めやがって……!
だが、ある意味願ってもないチャンスだ。
この前の感覚…………試させて貰うぜ!)
↓1
01~59 油断をしたところを予想外の動きで斬られる
60~89 暫く拮抗する
90~119 京太郎優勢
120~144 払っては立たせ、払っては立たせ
ゾロ目 最早剣術の稽古
衛士適性(12)+操縦技能(13)+三次元起動(10)+X-TDM(15)……判定+50
不知火一型丙と不知火弐型。
両者の外観は殆ど一緒だった。
それもその筈で、弐型は一型丙に米国製パーツを換装して電費の問題等を解消するために開発された機体であり、外観には殆ど手が加えられていなかった。
素人が端から見れば、同じ様な見た目の機体が同じ様な動きで長刀を振るいあっているように見えただろう。
だが、ほんの暫く観察すれば、それが違うことは一目瞭然だった。
ユウヤ「ぐううっ!?」
次第に、拮抗していたかに見えた状勢は一型丙に搭乗する京太郎に傾き始めていた。
そして、弐型に乗るブリッジス少尉の一瞬の隙を突き、転倒させた。
京太郎「ほら、立てよ」
刀身の先で不知火弐型を突っつき、起立を促す。
言われなくても、と言わんばかりに不知火弐型は立ち上がった。
ユウヤ「んのおっ!!」
京太郎「はいはい、はいっと」
ユウヤ「ぐあああっ!!」
今度は鍔迫り合いをしてがら空きとなった胴部を蹴り上げられ、大きくバランスを欠く。
京太郎「腕だけの力で振るうんじゃない、機体の身体全体を一つとした捉えて扱うんだ!」
ユウヤ「………………」
ユウヤとしても、突撃砲を拾って撃つような気にはもうならなかった。
先日の篁中尉による武御雷による襲撃。
その際に感じた妙な感覚を確かめたく、敢えてユウヤも長刀で応戦しているのだ。
故に、そのアドバイスをユウヤは無意識に聴き、従っていた。
京太郎「さあて、どうする?」
↓1
01~49 結局京ちゃんには勝てず
50~79 ユウヤ、何かを掴む
80~99 京ちゃん、一瞬遅れを取る
ゾロ目 スキル習得
ユウヤ「………………っ!」
ユウヤは酷くもどかしい思いをしていた。
〝何か〟を感じるのに、それを上手く表現できず、その〝何か〟の正体が掴めなかったからだ。
そして同時に、激しい屈辱に焦燥感が掻き立てられていた。
敢えて近接格闘戦を選んだユウヤであったが、京太郎と対して全く歯が立たず、まるで大人と子供のようにあしらわれ続け、その状況への打開策が微塵も見いだせなかったからだ。
ユウヤ(一体、何が足りないって言うんだよっ!)
例えば、長刀を保持する腕部を切断しようと狙うとする。
すると京太郎は手首をひねりユウヤの長刀の軌道をズラすとがら空きになった胴部を蹴られて転倒する。
ならばと軸になる脚を狙えば、今度は長刀を突き出して此方の動きを制限すると、そのまま突っ込まれタックルで転倒させられる。
ユウヤがどんな動きをしようと、瞬時に対応されてしまう。
ユウヤ(だったら…………)
京太郎「お……?」
今度は、ユウヤは弐型の動きをピタリと止めた。
いや、正確に言えば構えたのだ。
日本の刀を用いた武術に限らず、刃物を用いた戦いには駆け引きという物が存在する。
いや、一兵卒の戦いでなく大局的な式やチェス等においてもそれは当てはまる。
極論で言えば、押すか引くかを使い分ける、ユウヤはその押しから引きに転じたのだ。
そして京太郎は、敢えてそれに乗った。
京太郎「…………せぁ!」
ユウヤ「っ!」
身体を前に出し、刀身を引きながらも前に突き出す動作。
ユウヤはこれを、やがて刀身を更に突き出し、位置関係が身体と入れ替わると読んだ。
故に、機体を身体のある方にズラす…………
京太郎「残念」
しかし、ユウヤの読みは外れた。
刀身は機体の後方のまま、手首を捻って刀身を垂直にさせ、刃をユウヤの弐型へと向けたのだ。
ユウヤ「なっ…………!」
そのまま長刀が振られ、コクピットの大破判定という形でシミュレーションは幕を閉じた。
ユウヤ「くそっ!」
タリサ「………………」
片方は態度で不機嫌さを示し、片方は無言のまま屈辱を表情で現していた。
何せ、両者とも虚仮にされたような負け方をしたのだ。
その怒りは、激しい物であると優に想像できた。
京太郎「まあ、色々言いたい事もあると思う」
ユウヤ「!」
京太郎「もしかしたら狡い、なんて思ってるかもな。
まあ、日本機の扱いに置いては俺の方が一日の長が有るわけだしな」
ユウヤ「………………」
京太郎「しかし、これだけは言っておく。
俺は、2年間F-15Cに乗り続け、ある日突然不知火への転換を言い渡され、その日の内に使いこなした」
ユウヤ「は…………!?」
京太郎「そして、正にその日に単騎で要塞級10体撃破とかいう馬鹿げた戦果を上げた。
信じるか信じまいかは、国連のデータベースを見ればいい」
ユウヤ「何が……」
京太郎「一日で上手くなれとは言わない。
だが、不可能でも無い。
どう扱うかはお前次第だが…………言い訳して弱音を吐いても誰もお前を許しちゃくれないぞ?」
タリサ「おまっ!ユウヤの何が解るって言うんだよ!」
京太郎「さあな、だが軍隊は学校じゃないんだ。
結果を出せなきゃ、黙ってママのいるお家に帰るんだな」
ユウヤ「………………!」
悔しげに歯を食いしばるユウヤを尻目に、京太郎はその場を去っていった。
次、いつ更新出来るかわっかんねー。
2,3日長めに様子みてくんろ。
現状を報告すると
・イッチ、少々親を怒らせるような行為をしてしまう
・スマホ、デストロォイ!
・別に(ガラケーあるし)いいやろ
・前使ってたスマホを発掘する
・mvnosim申請、届き待ち←今ココ
で、騙し騙しやってたら旧スマホまで取り上げられてなぁ。
ちょいと中古を見繕ったりするから、安定更新までさらに時間かかるかも?
情けない話だが、働きにでてない学生はまだ色々と親に依存しててね…………
うーんとね、どうも2月3月の状態に戻るのには6月くらいまで掛かりそうです。
故に、時間ができたらコッチ優先で向こうは放置気味になるかなぁ。
23時30分までというテレホマンを越えた超短時間だがやれるだけのことは…………
6月2週目 開発パート
↓3
1.通常開発(進捗率高め)
2.シミュレーターで開発(進捗率低め、SP入手)
京太郎「開発はここで一区切りつけないとですね」
照「何で?」
京太郎「近々、グアドループ基地で合同の耐久試験を行うらしくて、設備がないので数日行えない状態になるんですよ」
照「必要なの?その、耐久試験」
京太郎「まあ、実質は慰安というか、広報がメインというか……」
↓1
00~29 失敗
30~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)……判定+20
京太郎「半分まで届きそうで届かない感じですね……」
照「うーん……残念」
京太郎「でも、区切り良く止めると再開するときに手間取るって言いますし、ポジティブに考えましょう!」
↓1
00~79 4%
80~99 5%
ゾロ目 10%
機体開発進捗率【48%】
京太郎「ところで、肩部スラスターの調子はどうですか?」
照「姿勢制御で大分細かい調整ができて便利だよ。
ハイヴみたいに、限定された空間では特に役立つんじゃないかな」
京太郎「成る程」
照「でも、燃費ってどうなるの?」
京太郎「通常の跳躍ユニットオンリーよりは悪くなりますが、案外そんなに変わらない物何ですよ。
別個にタンクがあるのと、飽くまでも姿勢制御用の補助推進ですからね」
照「へー」
これを置いて今日はここまで(短っ!?)
出来るだけ時間を確保できるように頑張ってみます。
6月2週目 スキルパート
↓3
1.射撃訓練
2.剣術鍛練
やっほ諸君、今日は21時から23時くらいまでできそうだじぇ~
京太郎「向こうで刀振ってる時間があるかも解らんしな、やれるところまではやっておきたいな」
《というか、どこまでやったら完遂な訳?》
京太郎「まぁ、この手の武術に明確なゴールは無いから、自分で手ごたえを感じて納得できるまでが一区切りかな
武家にとっては一生付きまとう物だし、衛士として更なる高みを目指すならやっぱり切れない物だな」
《なるほど、そういうものか……》
京太郎「ああ」
↓1
00~29 失敗
30~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 お?
体力(11)+勘(10)……判定+21
現在の剣術取得率【50%】
↓1
00~59 5%
60~89 10%
90~99 15%
ゾロ目 20%
京太郎「うーん……」
《どうした?》
京太郎「やっぱり、軽すぎるのが問題なんだろうか?
手ごたえが無いというか……」
《んー……マスコットバットみたいにしたらどうだ?》
京太郎「ますこっとばっと?」
《野球は解るよな?
バットで通じるか解らんが、あの棒で素振りをする時に錘を付けて重量を増やすんだ。
それと同じように、錘を付ければ生の刀に近い感覚でできるんじゃないか?》
京太郎「へー、今度試してみようか」
現在の剣術取得率【55%】
【2001年 6月21日】
国連太平洋方面第4軍、グアドループ基地。
カリブ海に浮かぶ西インド諸島の一角、仏領グアドループ島に存在する最後方の基地である。
かつてはリゾート地として観光事業が発展した熱帯の楽園であった。
だが、BETA大戦以降、観光という概念そのものが消失し、難民受け入れ等によって経済が破綻し、今では国連軍の租借地となっている。
そして、そんなグアドループ基地は温暖な気候から戦術機の耐環境試験が行われるほか、かつてのホテルは国連軍の保養施設として再利用されている。
と、これがユーコン基地で調べた限りのグアドループ基地の概要である。
淡・穏乃「海だー!青空だー!あっつぅーい!!きゃほーっ!」
京太郎「本当に元気だね、君ら」
美穂子「それにしても……この暑さは堪えるわね……」
照「現在の気温32度、湿度は78%……もの凄い高温多湿だね」
菫「ふむ、やはり緯度だけでなく気候も沖縄に酷似しているんだな」
京太郎「沖縄なんて行ったこと無いなー」
菫「私だって知識だけで行った事は無いさ。
それに、あそこは今や軍関連の施設で観光なんぞできないだろうしな」
京太郎「いや、ここも軍施設なんだけどね」
そうは言う物の、ウインドブレーカー小隊の面々……特に大星と高鴨は遊ぶ気満々みたいのようだ。
まぁ、実際俺たち衛士がやれる事なんて殆ど無い訳で。
前も照さんに行ったが、慰安や広報目的の方がメインなのだろう。
ちなみに、今回は危険を承知でX-23も持ち出している。
一応、見えないところで耐環境試験を行うためだ。
如何に元世界最強の戦術機とは言え試作機だからな、やれる事はやっておきたい。
京太郎「まぁ、特に制限する事も無いしな……他所に迷惑をかけない程度には遊んでも構わないさ」
淡・穏乃「やったー!」
京太郎「ただ、節度は守れよ?」
ちょっと心配だ……
京太郎「夜に何やらパーティーがあるらしいが……
まぁ、昼間は自由行動だ、精々骨を休めるとしよう」
《水着はちゃんと持ってきたか?》
京太郎「無論だ。
と言うか、持ってこなくてもここの基地では普通に売っているらしいが」
《さすがリゾート……!》
6月21日 【昼】
↓3
1.誰かと会う
2.ハンガーへ行く
3.海へ遊びに行く
4.衛星通信
5.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
京太郎「皆さんお疲れさまです」
恭子「あれ、須賀くんやない」
智紀「どうしたの?」
京太郎「いえ、皆さんには例のアレで余計に仕事増やしちゃってますし、何か手伝える事は無いかな、と思いまして」
透華「そうだったんですか。でも、生憎私達の仕事は終わりましてよ?」
京太郎「あれ、そうなんですか?」
恭子「下士官の整備兵達はそうも言ってられへんねんけどな。
ウチらはほら、整備やなくて技術方面やから、耐環境試験も調整をちょろっとやるだけで終わりなんよ」
智紀「だから、これからどうしようかと相談してた」
京太郎「そうなんですか……」
↓3
1.透華と話す
2.智紀と話す
3.恭子と話す
4.三人に同時に話をする
5.その他自由安価
京太郎「末原さん、ちょっとお話いいですか?」
恭子「ええけど、何?」
京太郎「えっとですね」
↓3 会話内容自由安価
上手い理由も話も思い浮かばずメゲそう。
京太郎「末原さんって何で技術士官になったんですか?」
恭子「え……?」
京太郎「あ、何か不味かったですか?」
恭子「いや、そんなん聞かれたの初めてやったから驚いただけや。
そうやな……最初ウチな、衛士になろうと思っとたんよ」
京太郎「え、そうだったんですか」
恭子「せやけどな、ウチはハッキリ言って才能も適正も何も無い凡人やから……
15の時に受けた簡易試験でコケてもうたんよ」
京太郎「…………」
恭子「それでもな、それで挫折して思考停止して空きためたらホンマの凡人になってまうって思って
それで、努力して勉強してコッチを目指してたら善野せんせ……指導者にも恵まれてな
そしたら何時の間にか色々評価されたりで、技術士官になっとたんよ」
京太郎「なるほど……」
恭子「なんや、上手く行った成功談みたいやけど、本当は何度もメゲそうになってな。
一歩間違っとたら、今頃ココにはいなかったやろうな……
まぁ、凡人が凡人なりに頑張ったって話やな」
↓3
1.励ます
2.貶す
3.自由安価
京太郎「末原さん……」ハァ.....
恭子「え、ウチなんか不味い事言ってもうた……?」
京太郎「まったく、何様のつもりなんですか?」
恭子「え、えっ、え……」
京太郎「そんな悲観的に自分を貶して……
末原さんはもっと自分に自信を持つべきですよ」
恭子「……は?」
京太郎「凡人だとか天才だとか、そう言うのは他人が勝手に貼りつけるレッテルですよ。
末原さんは挫折せずに別の道を見つけて、努力をしてココまでやって来れたんじゃないですか
さっき自分でも言ってましたけど、本当に凡人なら末原さんみたいに出来ずにただ潰れてただけですよ」
恭子「…………」
京太郎「俺から言わせれば、末原さんは凡人なんかじゃありませんよ。
アノ件だって、末原さんがいなかったら中途半端な欠陥機になっていた筈です。
今だって、性能を極力落とさずにコストを下げる内装の選択も末原さんにしか出来ない仕事ですよ。
恭子「須賀くん」
京太郎「衛士になる事が全てじゃないんです。
末原さんには末原さんにしかできない事がたくさんあるじゃないですか
そんなに自信が無いなら言わせて貰いますけど、末原さんは凡人なんかじゃなくて努力の天才です。
…………そう思ってるのは、俺だけじゃない筈ですよ?」
恭子「何や、励まされてもうたな…………ありがと、須賀くん。
もう少し、自分を信じられそうやわ」
京太郎「いえいえ、そう思っていただけたなら、良かったです」
↓1
00~69 +5
70~109 +8
110~129 +10
ゾロ目 +20
B(30)+容姿(10)+恋愛原子核(10)……判定+50
京太郎「うーん、交歓会まではまだ時間があるな……」
《でも、流石に海で遊ぶには暗いな》
京太郎「まぁ、赤道付近で日照時間も短めだしな。
ちょっとブラつく位の時間はあるだろう」
6月21日 【夜】
↓3
1.誰かと会う
2.ハンガーへ行く
3.海に行く
4.衛星通信
5.その他何かやりたい事があれば自由安価で。
諜報員に会う ってできる? できるならそれで
>>857
できまっせ。
安価なら↓
京太郎「…………」
《どうしたんだ相棒、何も持たずに外に出て……?》
京太郎「植え込みに、何かいる」
《え……?!》
それは偶然だった。
ふと外を見たら、微かな音と共に植え込みの植物が揺れるのを目にした。
その揺れ方は不自然で、とても風によるものとは思えなかった。
小動物ならいいが、何か探りを入れに来てる工作員だったとしたら……
京太郎(持ってきた物が、持ってきた物だけにな)
《ああ、確かに……》
ヘタにばれ、曝されては国際問題にまで発展しかねない。
京太郎「誰かいるのかっ!」
問答無用に、拳銃を構える前に足元の手頃な石ころを投げ込む。
?「あいてっ!」
確かに、声が聞こえた。
京太郎「おとなしくしろ、命まではと……ら、無い?」
須賀父「ったくよぉ、それが子が親に対する態度か?あぁ?」
そこには何故か、親父の姿があった。
須賀父「あーあ、上手く隠れたつもりだったんだけどなぁ……」
京太郎「え、いや……まさかとは思ったけどさ……」
隠れ方とか何時もと同じで、頭の隅には浮かんだが……
京太郎「な、何で親父がグアドループなんか、に……」
: : : : :/ : : : : : :| : : : :|.. : :. ゙、: . ゙、゙、. \
: : : : : |. : : : : :i |: : : :i:|. : : : ∧: :、.i. .i: : . ` 、
.: : : : : !: : : : : | |、: : :| | : : i | !: :|:| : |:、: : : : : : >
: : : : : :| : : |: i 「! ヽート!、: : リ !: |ハ: ト : | ̄ ̄
_ ______.: : :,..-、|: : :i: :|: !゙、 _、!二゙、-| イ: リ ! |ヽ:|_______∧,、_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄: : / へ.゙、 :丶ヾヽ<´{::::i` ヽ! 1!|:/| :!ノ゙、リ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V'` ̄
: :ヽ \ : :!丶  ̄ Vイ:ハ |\:i
.: : 丶 \゙、 `> リ `
ヽ: : :`┬ 、 ヾ /
i: ;ィノ U ,....-ィ /
,,:‐レリ _  ̄ /
゛=!_ \ `ー-、_ _/
::::::゛== 、 \ / ̄ヽ、
::::::::::::::::::::::゛===-、 >
その瞬間、頭の中で衝撃が走った。
須賀父『情報ってのはな、桶一杯に注いだ水みたいに常に漏れ出してる物なんだよ』
須賀父『他にも色々知ってるぜぇ?例えば……オルタネティブ4や5の動向、だとかな』
夕呼『解ったわ。ところで…………私の送った諜報とはもう会った?』
京太郎(つまり、これらから導き出される事実は……!)
↓2
1.親父は情報省の外務課の人間
2.オルタネイティヴ計画の息のかかった諜報員
3.親父は貿易会社の社員
4.偶然旅行でここにいた
5.親父にそっくりな赤の他人
6.かつ丼が食べたい
京太郎(あー……日本に帰ったら和の肉じゃがとモモのカツ丼が食べたいな)
《なぜ今それを!?》
京太郎「……何が貿易会社の社員だよ」
須賀父「えっ、何?京太郎お前、解っちゃってる感じ?」
京太郎「当たり前だろ、俺だっていつまでも単細胞のままじゃ生きてられないんだよ」
須賀父「うぇー、ウソだろ、ついこの間まで考えるより進めってヤツだったのによぉ……
お父さん、息子が遠くに行っちゃったみたいで寂しい」
京太郎「あー、もう……何だよ、何時からコンナ事やってんだ?」
須賀父「んー、今の仕事は3年くらい前かな。
元の仕事だったらそれこそ20年近くはやってるなぁ」
京太郎「え、もしかして香月博士に目を付けられたのは親父のせい!?」
須賀父「んにゃ、博士の応対は殆ど課長さんのお仕事で俺は使い走りだったから俺の名前さえ知らなかっただろうさ。
むしろ、お前のせいで俺が直接こき使われるようになった」
京太郎「……縁って言うか、香月博士的には因果?って、怖いのな」
須賀父「まったくだよ」
こうして、およそ1年振りに意外な場所で親父と相見える事となったのだった。
すまない、今日はここまでだ。
6が選ばれてたらカツ丼さんを出さざるを得なかった。危ない。
こんな感じで、最早定期的にはできずに3日開けての30分とか、2時間確保できたりと不安定になりますが今後ともおつきあいお願いします。
あ、でも前に行ったとおりに6月になったらある程度戻せると思います。
それまではこんな感じなので、テロやらオルタ編までは大分時間を要するかと。
あんまり長い時間できないかもだけど。
少しだけ再開しますね。
すみません、やっぱ今日は無理そうです。
ちょっとだけ、せめてオトンとの話だけでもやるよ~
京太郎「それで?こんなグアドループくんだりまで来るってことは何か理由があるんだろ?」
須賀父「おう、お前に頼まれていたあの件でな」
京太郎「ああ紅の姉妹の件か。
って、そんな話なら普通に部屋に入って待ってたら良かったじゃないか」
須賀父「いや、部屋の隅で気配を消すのは課長のお株だからな……」
京太郎「は?」
須賀父「いや、何でもない。
まぁ、それで紅の姉妹についてなんだが……お前第三計画の概要は知ってるよな?」
京太郎「ああ、ハイヴやBETAの情報収集とESP能力を用いてBETAとコミュニケーションを図るってヤツだろ?」
須賀父「そう、それだ。
そんでな、この第三計画のESP能力者はESP能力の強化の為に出来る限り削れるリソースは削ってるんだ。
その一つが身体能力なんだとよ」
京太郎「そこに違和感を覚えるんだよ。
手前味噌だけど、俺はそこいらの衛士より一回りも二回りも優れてるって自負してる。
だけど、紅の姉妹は俺と同等かそれ以上の技能を持ってた……」
須賀父「我が息子ながら何と自信満々で……まぁ正統評価か。
そんな息子様と同等の技量をお持ちの紅の姉妹さんは、どうも絡繰りがあるみたいでね」
京太郎「絡繰り?」
須賀父「突然変異……とでも言えば良いのかね?
かなり低確率だが、ESP能力も身体能力も同時に得ながら産まれてくる個体が発生する確率は0じゃ無いんだと。
ただし、元々切り捨てる筈だった物を併せて持たせるわけだから自ずと……」
京太郎「紅の姉妹は失敗の上で成り立った成功例だと?」
須賀父「そういう訳だ。
そんで、ソ連は紅の姉妹を宣伝してSu系列機と同時にその妹達も売り込むつもりらしい」
京太郎「え、それはつまり……機体の開発と改修だけじゃなくて生物兵器の試験までやってるってのかよ?!」
須賀父「世界ってのはな、綺麗事だけじゃ片付かないモンなんだよ。
ま、MKウルトラやらナチスの人体実験なんかが有名だが、帝国だって太平洋戦争の時にゃ血管に海水入れたりとかやってたんだ。
特にBETA大戦が勃発してからその手の話は枚挙に暇が無い」
京太郎「…………」
須賀父「そうだ京太郎、話は変わるが正義の反対は何って言うんだと思う?」
京太郎「正義の反対……?」
↓3 自由安価
京太郎「正義の反対はまた別の主観から見た正義、ってヤツか?」
須賀父「なんだ、知ってたのかよ。
日本人は割と『善』と『正義』を結んじまう傾向があんだけどよ、そもそも『正義』ってのは人が従わなきゃなんねぇ道理の事だ。
俺の言葉じゃねぇが、お前の行った通り『善の反対は悪、されど正義の反対は別の正義、若しくは慈悲・寛容なり』ってどっかの科学者が残したんだ」
京太郎「ああ、何かの本で読んだな……」
須賀父「俺はそれこそ世界中を回ったが、世界にはそれこそ千差万別の思想や法がある。
特に、統治者から見た正義と被支配者から見た正義は相反する事なんてザラだが、どちらも双方の立場から見れば正しかったりする。
何が正しくて何が間違ってるのか……結局、最後にそれを判断するのは自分自身だ。
若しかしたら別の視点から見たら自分の選択肢は間違ってるかもしれない、だから、出来るだけ後悔しないように選択しろ。
その為にも、広い視野を持って大局を見れるようにならなきゃならねぇ」
京太郎「…………」
須賀父「その為にも、判断材料になる情報は無くちゃ為らねぇ代物だ。
だから、お偉いさん方は俺たちを使って情報を仕入れるんだ。
今やお前は世界の命運の一端を担ってるって言ったって過言じゃねぇ。
だから知れ、そして周りを見ろ。
そうすれば、自ずと先が見えるようになる」
京太郎「……うん」
須賀父「さて、こんな話をしちまったからな、俺が答えられる範囲で何か教えてやるよ。
何が聞きたい?」
京太郎「え……ん、そうだな」
↓3 内容自由安価
※今後聞ける機会は何度となくあるので、そんなに深く考えなくても大丈夫です。
京太郎「そうだな、そういや前に米国とソ連には気を付けろとか言ってたけど……
アラスカで何かやっかい事でも起こる気配とか無いのか?」
須賀父「」ポカーン
京太郎「どうしたんだと、そんな馬鹿みたいな顔して……」
須賀父「いや、お前の野性的な勘には何度となく驚かされて来たからなぁ……」
京太郎「それで、どうなんだ?」
須賀父「身も蓋も無い話だが、ある!」
京太郎「ホント身も蓋も無いな!」
須賀父「これが妙でな……ソ連側の人事だとかが変な動きをしてて、人をユーコンに入れてるんだよ」
京太郎「人、って言うと具体的には?」
須賀父「RLF、って知ってるか?」
京太郎「RLF……難民解放戦線(Refugees Liberation Front)!?」
須賀父「なんだけど、どうもそれを更に先導するバックがいるみたいなんだよなぁ……」
京太郎「そいつらの裏はアラスカで何をするつもりなんだ!?」
須賀父「流石にそこまではまだ解んねぇよ。
これからちょいと調べてみるつもりだが……若しかしたら、テロか何かがあるだろうなぁ」
《テロ……2001年?》
京太郎(どうした?)
《いや、ふと俺の世界にあった世界同時多発テロってのを思い出してな。
確か、それがあったのが2001年の9月だったな、って》
京太郎(関係があるかはわからないが……覚えておくか)
今日はこんなところまでで。
できる事なら、明日はもう少し時間が確保できれば良いかなと思います。
遅くなるだろうけど明日は更新できそうでーす。
ほんじゃま、一時間弱程度ですがおつきあいください。
【2001年 6月21日 グアドループ基地】
京太郎「…………」
基地へ訪れた者達を歓迎する交歓会というが、何故そんな事をと思わなくも無い。
結局のところ、騒ぐ口実が欲しいだけなのだろうけど。
別に俺だってある程度の節度が守られていれば騒ぐのは嫌いじゃない。
ただ、国連軍に至っては、その多国籍性からなる節度というたかが外れ、目も当てられないほどの騒ぎになる事もあるのだが。
京太郎「まぁ、折角なんだし楽しむか……」
さて、どうしようかな?
↓3
1.誰かに話しかける
2.とりあえず何かを食べる
3.この空気も喧しいので退散する
4.その他自由安価
今回の交歓会は基本、立食のビュッフェ形式になっており、テーブルの上に盛られた皿から自由に取るようになっている。
とは言え、珍しいアジアンテイストの料理が並んでいるとは言えそれらは合成食料だ。
正直、あまり味には期待できないだろう。
京太郎「ん……ブレーメル少尉、それは?」
ボーっと眺めていると、アルゴス試験小隊の一人であるブレーメル少尉が何やらペーパーコンテナを運び込んでいた。
ステラ「あっ……大尉!」
京太郎「ああ、今は交歓会だし無礼講だ、敬礼はいらないよ」
ステラ「ありがとうございます。
これは、交歓会で使う食材です」
京太郎「「食材?」
ステラ「はい、バーベキューをやろうと思いまして」
京太郎「バーベキューか……」
国連軍のような多国籍な集団は、どうもパーティなどで鍋や焼き物といった物を好む傾向がある。
恐らく、それらはどこの国でも類似した物が存在し、思い思いの物を食べられ、時にはそれらを交換して交流を深められるからだと思われる。
俺が体験した物では、どこから持ってきたのかマシュマロやら天然肉、培養野菜等々、ある物は何でも一気に焼くなんて物があった。
まぁ、酷いヤツは兵器でそこら辺の蛇やらネズミやらを串に刺して混ぜてくる輩なんかもいる訳だが。
京太郎「成程、こういう機会にはピッタリって訳だ」
ステラ「はい」
↓3
1.バーベキューに加わる
2.好きな物を食べる
3.その他自由安価
京太郎「よし、着火!」
ブレーメル少尉は食材の下拵えを行っているので、俺は炭を貰ってきて火を熾していた。
まぁ、炭と言ってもおが屑から作られたオガライトではあるが。
《備長炭とか無いの?》
京太郎(木材は殆ど建築物に優先的に使われるからなぁ)
火加減を確認し、その上に網を載せて完成である。
後は、食材を串に刺して焼くだけだ。
「なんだよ!人がせっかく気利かせてやってんのにそのい態度は!
下手に出れば付け上がりやがって!!」
「ここにきたのはめいれいにしたがってるだけ。
にくはたべない」
「別に無理して喰えなんて言ってないだろ!!」
京太郎「なんだなんだ……穏やかじゃないな?」
酒も入るし、喧嘩の一つや二つも覚悟していたが……
イーニャ「すぐどなるのはこころがよわいから」
タリサ「なんだと?」
イーニャ「おどかしてもこわくない。あなたはよわいから」
タリサ「てんめぇ!!」
どうやら、アルゴス試験小隊のマナンダル少尉と件の紅の姉妹の片割れのシェスチナ少尉が揉めてるようだ。
京太郎「あー……これ、止めた方が良いか?」
↓3
1.止める
2.傍観する
3.そんな事よりお肉食べたい
4.その他自由安価
京太郎「それより肉が焦げるから喰わないと……」
《いや、待て待て待て!!》
↓3
1.止める
2.傍観する
3.その他自由安価
若しかしたらこのまま寝落ちするかも
ちょっと再開しますよ。
京太郎「やめろやめろ、一体何があった?」
タリサ「たんにコイツを誘ってやっただけですよ大尉。
それを、コイツは頑なに拒みやがるからイラっとしただけですー!」
京太郎「あー、だいたい解ったから暴れるなマナンダル少尉」
「イーニャ!」
京太郎「わっ、面倒臭くなる予感……」
クリスカ「これは何かの罠か!?何が目的だ?!」
ヴィンセント「わ、罠って……」
VG「おいおい、何言ってんだよ」
ユウヤ「……」
京太郎「はいはーい、お互いにちょっと距離を話しましょうねー
いがみ合う前にお互いの話し合いましょう、いいな?」
そう言いながら二人の距離を話すが、お互いの保護者が黙っていなかった。
クリスカ「私たちは命令だからここにいる、それ以上でもそれ以下でもない」
ステラ「命令?貴方の良しはどうなの?
それとも、ソ連では石を持つことさえ許されないのかしら?」
クリスカ「意志……?
何かを企んで呼び寄せ、私達に罵倒を浴びせて悦に入るのが貴様たちの意志という事か?」
ステラ「あなた達がどう思おうと、私達は誠意を持って接しようとしてるわ。
それを理解できないどころか侮辱するの?」
京太郎「あー、もう……お互い火に油を注いでどうすんのさ……」
↓3 台詞or行動自由安価
京太郎「ええいっ!親善の場で喧嘩してどうする馬鹿者どもが!!」
一同「「「!?」」」
何故か偉く驚かれた。
ただ一喝しただけなのに……?
京太郎「マナンダル少尉とブレーメル少尉は個人の趣向や体質、様々な理由から肉なり何なりが食せない理由があるという事情を汲め!
シェスチナ少尉とビャーチェノワ少尉は参加できない理由があるならあるで、相手の神経を逆なでするような断り方をするな!
我々は国連軍だ、共にBETAと対峙する仲であり、かつて冷戦でいがみ合ったとは言え相手を陥れようとするような奴はここにいない。
シェスチナ少尉とビャーチェノワ少尉がこれより参加を望むなら拒まないが、拒否をするならば引き留めない。
とにかく、この場は頭を冷やせ!いいな?」
一気に言いたい事を言うだけ言うと、その場は静まり、それ以上問題が発展する事は無かった。
【2001年 6月22日 グアドループ基地 近海】
京太郎「あぶれた……だと……?」
先日の交歓会に引き続き、交友を深めるための催しとして、女子はビーチバレーを男子はボートレースが開催された。
しかしこのボートレース、どうも二人一組で行うものらしく……
京太郎「他の仕事がある者、参加を拒否した者で運悪く奇数になったか……」
ならば、別に無理してボートレースに参加する事も無いんだが……
京太郎「さて、どうしたものかね?」
↓3
1.WB小隊の誰かとボートレースに参加する
2.一人でボートレースに参加する
3.ボートレースに参加せずビーチバレーを鑑賞する
京太郎「しっかし……進みが悪いなぁ」
オルソン大尉に不参加を願い出たが、あっさりと却下されてしまった。
なんでも東西の友好を図る催しで、先日のような一喝をした俺が参加しないのは示しがつかないからだとか何とか。
京太郎「とは言え、他のヤツらが二人一組に対して独りだからなぁ……まあ、勝ち目無いわな」
何せ、まずボート自体が6人での搭乗を前提とした大型である上に動力はまさかの人力だ。
周りを見ると、二人でもこの大型ボートを漕ぐのはしんどいのか、どんどん俺に追い抜かれる者も出てくる始末だ。
中には勝つことを諦め、ボートの上に寝そべって肌を焼いている者までもいる。
京太郎「ん、あれは……」
少し遠くに視線をやると、珍しい組み合わせが見てとれた。
男性のみしか参加していない筈のボートレースに女性が参加している事では無く、そのメンツが異質なのだ。
ビャーチェノワ少尉と篁中尉、この堅物コンビの組み合わせは中々お目にかかれない。
だが、それよりも
京太郎「何か、狼狽えてる?」
遠くて明確に聞き取れないが、仕切りに何かを叫び、オロオロと周りを見渡す篁中尉の姿が見えた。
京太郎「んー……大丈夫かね?」
↓3
1.ボートから降りて泳いで近づく
2.近くにいるブリッジス少尉とローウェル軍曹に呼びかける
3.引き返して救助を呼ぶ
4.無視をしてレースを続行する
5.その他自由安価
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430057812/)
誘導しまーす。
くれぐれもローカライザアンテナに接触しませんように。
こっちは適当に埋めちゃってくださいな。
このSSまとめへのコメント
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