【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」もこ「…………15age」【咲・muv-luv】 (1000)

このスレはマブラヴシリーズ及び、咲 -saki-とのクロスオーバーです。

幾つかの注意点があります。



・逆レ展開が多いのはイッチが好きだからじゃないかって、一概には否定できないのが辛い

・白衣の天使って言うけど実際にはキツい性格の人多いし、最近は別に白衣じゃないし。

・そう言う意味じゃ緑色のナース服も多いから緑色の悪魔ってのも……

・雪風さんお許しください!(イッチが爆死)

・場所や年代によっては武やユウヤ等のマブラヴ主人公勢との共闘もあります。というか今してます。

・明確なクリア目標は特にありませんが、桜花作戦成功を当面の目標として掲げます



以上の点に耐えられる方は奮ってご参加ください。




《1周目》

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」桃子「2age目っす!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」和「3ageです」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」美穂子「これで4ageね」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」淡「5ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」透華「6ageですわ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」照「7age……!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」菫「8ageだな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」穏乃「9ageだよ!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」智紀「10age」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」恭子「11ageやな」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」ネリー「12ageだね!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」エイスリン「モウ13ageナンダ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憩「14ageですーぅ」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」憩「14ageですーぅ」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436201281

──安価への参加に際してのお願い──


・安価の連取りは禁止、強制的に下にズラします

・安価の連投は禁止、ただし5分以上の間隔がある場合は可とします

・加速、雑談等を行った場合、そのレスから5分経過後の安価取りは有効とします。

・コンマ判定の連取りは2回までは可とします

・ただし、連続するコンマ判定時の連取り、つまり連投は無効とします。

・安価の内容を荒らしや不適切と判断した場合、その真意に限らず解釈の変更、若しくは下へズラします

・度々、死ねぇ!発言をしてますが、安価ではなくコンマで殺しにいくつもりなので、ルーザーは無視する方針です。

・ルールに不備、追加する必要が出れば随時変更、追加していきます。

京太郎「失礼します」ノックノック

憩「どーぞぉ」


医務室に訪れると、荒川先生は快く迎え入れてくれた。


憩「今日はどんなご用で?」

京太郎「ええ、まぁお話しでもと……」

憩「うーん、ただお話しするだけでええん?」

京太郎「は、と言いますと?」

憩「そーやなぁ……お医者さんごっこでもせーへん?
勿論、患者さんがウチ、お医者さんはあ・な・た♪」

京太郎「…………」

憩「あーん、そないな目で見ぃーへんといて!冗談やからーぁ!」


こ、これが関西人のノリというヤツか…………つ、ついていけない!?


《あー、一々反応すると調子に乗ってくるからイラっとしたらスルーしろよ》


心得た。


憩「あ、そうそう。この子の事も紹介せえへんとな。
ウチの助手で対木もこちゃん言うんや。もこちゃん、挨拶しい」

もこ「…………」ペコッ

京太郎「………えっと、須賀京太郎です。よろしく」

もこ「…………」

憩「もこちゃん、ちょっと口下手なんよ……堪忍なぁ」

京太郎「…………ちょっと?」

もこ「…………」コクリ

京太郎「あ、うん、わかった」



↓3

京太郎「まぁ……だいたいの予想は付くんですけどね。
荒川先生は誰の差し金で、何のために此処に……?」

憩「せやなぁ、香月先生にウチの研究分野でえぇ感じの被検対象がおるんやけどどぉ?って誘われてなぁ」

京太郎「成る程……それで、その研究分野って言うのは?差し支えなければですけど」

憩「ウチがやってるのはABS(人工的な生化学物質)、その中でも指向性蛋白て言われてるモンやなぁ」

京太郎「指向性蛋白、ですか」

憩「京太郎くんは知っとるん?」

京太郎「大まかな概要だけどすけどね……」

憩「指向性蛋白いうんわな、免疫系の阻害を一切受けずに人体組織と結合し設計通りの効果を発揮する物質なんよ。
つまり、普通の食物や薬では到底叶わん事も可能にしてまうんよ!
使い方によっては洗脳や、少しずつ食物に混ぜて摂取させることで、特殊なキーワードによって発動させ死に至らしめるような時限爆弾にも……
まさに、無限の可能性を秘めてるわけやな!
指向性蛋白はまだまだ発展途上やけど、将来的には不味い合成食料を流し込まんでもええ万能栄養剤や、どんな病気でも怪我でも症状を選ばん万能薬を作れたりするかもせぇへん!
つまりな──」

京太郎「」


しまった、マッドな人だったか……


《話半分に、相づち打って聞き流すしか無いな》


ああ、そうだな…………



─二時間後……─


憩「と、まぁこれが概要な訳やけど……」

京太郎「こ、構造設計の話まで入ったのにまだ概要って……」

憩「いっつぁ大阪ジョークや」

京太郎「…………」

憩「あはは、ごめんなぁ。つい熱中してまうと周りが見えへんよぅなってもうて……」

京太郎「ええ、どうもそのようですね……」

憩「話は変わるけどな、あの第三世代の子達の能力もその指向性蛋白が重要になってくるんよ」

京太郎「…………!それは、どういう?」

憩「遺伝子組み換えやらで人工的にESP能力を発現させる事まではできるらしいんやわ。
せやけど、そうすると虚弱な体質になってしまうらしいんよ」

京太郎「ふんふむ…………」

憩「せやからそれを解決する方法が指向性蛋白ちゅうわけやな。
指向性蛋白でプロテインやカルシウムを摂取するよりも遥かに効率的に鍛えることができるやわ」

京太郎「成る程……」

憩「なんやけどなぁ……ソ連の連中はもっとえげつない事しよってなぁ……」

京太郎「え……?」

憩「一定期間以上、その指向性蛋白を摂取せぇへんと身体が崩壊するように仕組まれてるそうなんよ。
脱走や、他国からの拉致によって技術が漏洩せぇへんようにな」

京太郎「なんと、まあ……」

憩「そんでウチは、第三世代の指向性蛋白について……特に紅の姉妹に用いられてる指向性蛋白について解析するように香月博士から依頼されたわけや」

京太郎「へぇ……しかし、香月博士は医学的知識にも精通してるんですねぇ……」

憩「いや、香月博士はあんま指向性蛋白について詳し無いんやないかなぁ?」

京太郎「あれ、そうなんですか?」

憩「まぁ、せやから香月先生に頼んだんやろうし」

京太郎「…………???」ハテナ?

力尽きた。もう。
解る人には解るネタ。ageネタ。

おやすみなさい。



                    _r_' ̄ }=

                     f´   !   ̄ ├ ┐
                  >―――-    _  !
                 ( ̄/´⌒ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
               /.:.:ヽ{i   i}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ _
               /.:.:.:.:.:.:.:.>― '.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ ̄`
         _  イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ  ノ
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              i/!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Y≡==ミ、   ノ/   ,′:.:!
                |:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧:.:.:.:.:!.xx        ミx、/.:.:.:.: !   
                |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:|           !  xx!:.:.:.:.:.:|
                | イ:.:.:.:.:.:.:.:.: ト、:.ト!           ′:.:.:.:.|
                  :.:.:.:.!:.:.:.:.:.iハl       f ォ   人:.:.:.: / ,、.__
              Vi∧:.:. ハ>          イ:.:.:.:.:.: /iヽ! i! }^`)
                   ∨.:ト|}     i ー‐.<:.:.:.:. /!:.:. / ; }´ `´´`:}
                  ∨!/       人\ヘ:.:.:イ// / {  _,.  -‐ァ
                ァ ´j!        __/ ̄ `ヽ、/  ハ´: : : : : : {
                   /: : :ヽ   ̄` ´ ,/: : : : : : : : `ヽ、 .r┴――‐ ^ヽ
             /: : : : : : ヘ_,.  -―:i: : : : : ,..''"´ ̄ヽ,{         ノ
_  -―――――――-   _ \: : : : :|  /ノ__    i       {
                      ̄ ̄ ̄           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ループ……?ループって何ですか?

車は……ジープ。広島……カープ。ありきたりなのは……チープ。


今日は遅いし止めておこう(自業自得)

そこにいるのですか?ぼくたち!



                      ,.r―ァ__
                    「丁「 丁Y¨¨} 、
                    L」 .! i! ト- }.ハ
                   { .!r―ト、上  }
           _     ,.zチ二 }ー'‐'{-<ニ`ヾ、、
             /´`ヽー/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、 > ‐ 、、_
          i  ;;:} .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{   ;;:} ヽ
         ー= /.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:、:.:.ハ:.:.:.人 __ ノ,..ノ

             /.:.:.:.:.:.:.:.:_:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.!:.:.:.:.:i:.:.:.:.:`¨´
          -‐- 、- ..,_,r―ァ -‐- 、-= ∧:.:.:.ノ.:.:.:.:.:.:.:.:i
        / /´ `ヽヽ`ヽ ー/ /´ `ヽヽヾヽヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:!

          { :{    }: } i } .{ :{     }: } ( )}_!_}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
         人 、_,.ノ ノ_ ノ,.人 、_,ノ ノ ノ!′ヽ_:.:.:. /.:.:∧
          ー‐,、^f、¨、´ ̄  ー‐ ^‐'"! |ー '" }:.:/.:.:.i:.!\_,
          /イ、_ ||r 、.  {  ̄ ̄ } .! lー‐ " i;':.:.:/!ノ
            |   !!ゝィ,=- ゝ __ ノ- | |}    {!_ノ
            ∧  、  /∧、_ヽ/__| |ハ.    {!
                 ーヾ='.'  〉´ }-{ ̄<ヾ_人    }
                 / ムノ、\\_}  {:.ハ`¨´i
                   /    i\\   ヽ_}、ヽ.!
                 /       !o .\\_,..ャ= ¨¨ヽ
               /        j  `ヾ、、`ヾ_,.ィ、
                 〈ヾ 、___ /o_ _  ∧ゞ' ',   ゝ、
              ー-  -――- ‐_ニニ 、  ', ,.、{ヽ
               i    i   ∧  ̄  iヽ__}_〉 〉ノ.
               |     |    ∧     |   丶>、>

↓3 他に何か聞きたいことがあれば。無ければスルーで。

憩「香月博士からは京太郎くんから好きなだけ検体を取って良いって言われてなー」

京太郎「へ」

憩「検体からDNAパターンを検出して蛋白質の構造設計図をサルベージできれば……」

京太郎「な、何が起こるんです!?」

憩「うーん……衛士に須賀京太郎と同等の身体能力、反射神経を表出させたり?」

京太郎「なにそれ……」

《全衛士須賀京太郎計画……!?》

京太郎(いやいや……)

憩「まあ、そんな訳で京太郎くんには興味あるんですーぅ……男性としても」

京太郎「え、何か?」

憩「いえいえ、何でもないですぅ」

9月16日 【朝】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.ハンガーへ行く(技術者と会話)
7.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

↓3
1.通常開発(進捗率高め)
2.シミュレーターで開発(進捗率低め、SP入手)
3.超伝導電磁投射砲

京太郎「さぁーて、出来れば今年中に完成させたいんだけどなぁ」

《このスピードじゃ無理なんじゃないの?》

京太郎「まあ、なんとか頑張って見るさ」


↓1
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)……判定+40

↓1
01~49 4%
50~79 5%
80~98 6%
ゾロ目 10%

超伝導電磁投射砲進捗率【18%】



京太郎「ペース的には2割弱ってところか……
順調の順調に進めば、或いは……」

《そう簡単にいくもんかね?》

京太郎「なるようにしかならないさ」

9月16日 【昼】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.ハンガーへ行く(技術者と会話)
×.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

↓3 会話する相手を選んでください

1.龍門渕透華
2.沢村智紀
3.末原恭子
4.フランク=ハイネマン
5.ヴィンセント=ローウェル

ハイネマン「おや……須賀京太郎くんじゃないか」

途中送信しちゃった

ハイネマン「おや……須賀京太郎くんじゃないか。
どうしたんだい?」

京太郎「ええ、ちょっとこっちのハンガーに用事があって来たんですが、偶々ハイネマンさんの姿を見つけたもので」

ハイネマン「はっはっはっ、それは嬉しいね。
それで?何か用かい?」

京太郎「用、って言うほどの事でも無いんですけどね」



↓3 聞きたいこと、話したいこと等

京太郎「ユウヤ=ブリッジスの母親、ミラ=ブリッジスについて聞きたいんです」

ハイネマン「そうか、ミラの事を…………」


呟きながら、何か考えるように表情を変えるハイネマンさん。


ハイネマン「まあ本当はね、この事は非常にプライベートな内容になるかは、本来僕がアレコレ言うべきでは無いんだけどね」

京太郎「はい……」

ハイネマン「君は、実際にどこまで知ってるんだい?」



↓1
01~49 何も知らない
50~79 技術者としてのミラ=ブリッジス
80~98 ユウヤと唯依の関係まで
ゾロ目 だいたい全て
知力(20)……判定+20

京太郎「いえ、殆ど何も知らないって言うのが正直なところです。
F-14トムキャットの開発に関わった、程度にしか」

ハイネマン「なる程ね、まあ公開されている範囲でならある意味それで正しい」

京太郎「公開されている範囲……ですか?」

ハイネマン「……そうだね、君は彼らの上官でもあるわけだし、話しても問題ないかな」

京太郎「…………彼ら?」

ハイネマン「そう、ミラの話をすると言うことは、ミラだけの話でも、ユウヤ=ブリッジスだけの話でも無いというわけさ」


ハイネマン「グラナンでの経歴は……調べれば解るからこの際省かせてもらうよ。
ともかく、彼女は優秀だった。
…………数少ない、僕と共に仕事が円滑に行える人材……もしかしたら、僕を越えたかもしれない才能に溢れた女性だった」

京太郎「そこまで…………」


飄々としていながら、プライドが高そうなハイネマンさんが此処まで絶賛すると言うことは、途轍もない人だったのだろう。


ハイネマン「恥ずかしい話だけどね、彼女は僕が生涯で唯一意識した女性何だろうね。
…………今までも、そしてこれからも」


どうでもいい話だがハイネマンさんは独身だ。
本当にどうでもいい話だな。


ハイネマン「だけどね、彼女が選んだのは僕じゃなかった」

京太郎「…………それが、ユウヤ=ブリッジスの父親。
日本人の……?」

ハイネマン「ああ。その通り、彼も、とても素晴らしい人間だった。
ミラが彼を選んだのも、必然だったのかもしれないね。
ああ……今から20年以上も前の話になるのか…………」

京太郎「20年……1980年代……ん?」


そこでふと、有ることに気づいた。トムキャットの配備が82年。
そして、斯衛軍の端鶴が配備も82年だ。

このような時期の一致は別に何ら可笑しい話ではないが、しかしその以前に日米で繋がりがあるのだ。


京太郎「……曙計画?」


1976年から1979年に通して行われた、戦術機関連技術の習得のために行われた、官民一帯の一大プロジェクト……

この曙計画によって瑞鶴が誕生した訳であるが……


ハイネマン「やはり君は察しがいいね。
そう、彼は曙計画の一員として米国に派遣された日本の衛士兼技術者だった」


一呼吸置いて、その名前が告げられる──


ハイネマン「彼の名前は、篁祐唯」

京太郎「たかむら、まさただ……?」

そして、ハイネマンさんから語られた話は想像以上に壮絶な物だった。

例えるなら、咲や照さんが読んでいたような江戸時代の武家のお家騒動を取り扱った小説のような……

事実は小説よりも奇なりとは言うが、本当に、作られた物語のようであった。


京太郎「つまり……篁中尉とブリッジス少尉は…………」

ハイネマン「うん、兄妹だね。それも、腹違いの」

京太郎「うぼぁー…………」


どこか対岸の火事のような気のする話だが、考えてみれば自分にも当てはまる話では無いか。
急に、胃がキリキリと痛んだ。


京太郎「あれ、ってことはブリッジス少尉の方が数年早く生まれているから……」

ハイネマン「後継問題が出てくるね」

京太郎「そうか、篁家は五摂津の崇宰家の近臣だから……」

ハイネマン「俗っぽい話だけどね、アメリカのとある勢力はユウヤ=ブリッジスを取り囲もうとしているところもあるくらいだ」

京太郎「…………日本との交渉材料ですか?」

ハイネマン「君の国の武家の後継序列は直縁の男に優先されるんだろ?
くだらない話だけども、未だにそういうのがあるんだね……」

京太郎「………………」

ハイネマン「問題は祐唯の実家の話に留まらず、ミラの実家のブリッジス家も、またアメリカの名士の家だったことにある」

京太郎「成る程……保守的な家では異国の血が混じったなれば外面も良くない……」

ハイネマン「そういうのが積み重なって、今のユウヤ=ブリッジスが形成されたんだろうね。
そんな保守的な環境では人種差別が蟲のように湧き出る物だ。
更に、ユウヤが産まれたことを知らなかった祐唯とはついぞ会うことも出来なかったからね……」

京太郎「それが、ブリッジスの日本嫌いの?」

ハイネマン「恐らくね。
まあ、ユウヤ=ブリッジスも大に害される被害者の一人だったというわけさ」

京太郎「…………」

ハイネマン「そうそう、ミラから聞いた話なんだけどね……」


そう言って、ハイネマンさんは紙とペンを取り出す。

そこには【祐弥】という、意外にもじょうずに書かれた漢字の二文字があった。


ハイネマン「広く、大勢の人(弥)を助ける(祐)、そんな願いを込めて、祐唯から一文字を貰ってミラが名付けたそうだよ」

京太郎「コレは…………皮肉ですね」

ハイネマン「ああ、まったくだ…………」


遠く、海によって隔たれた地に別けられた兄妹……
その二人には、それぞれ願いを託され父親の意思と名を継げられた。

コレが皮肉で無いのなら何だと言うのだろうか?


京太郎「染みるなぁ、この話は…………」

ハイネマン「そうそう、話は急に変わるけど……例のあの件なんだけどね」

京太郎「あっ、はい」



↓1
01~39 ちょっと手こずってね
40~79 シミュレーションしていら最中
80~98 中々順調だよ
ゾロ目 完成したよ

むしろ何でここまでなってゾロ目が出なかったのかと小一時間……

ハイネマン「ちょっと手こずってね」

京太郎「そうなんですか?」

ハイネマン「ああ、ただ組み合わせて填めれば良いわけでも無いからね」

京太郎「やっぱりそう簡単にはいきませんか……」

ハイネマン「まあ、ボクも頑張ってみるよ」

京太郎「はい、ありがとうございます!」

9月16日 【夜】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
×.ハンガーへ行く(技術者と会話)
×.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

↓3

1.部隊内演習
2.雪風最終調整
3.ブルーフラッグ


↓1
01~09 インフィニティーズ(F-22EMD)
10~29 豪州実験小隊(F-18)
30~39 イーダル試験小隊(Su-37UB)
40~59 アズライール試験小隊(F-14Ex)
60~69 アルゴス試験小隊(XFJ-01,F-15ACTV)
70~79 自由選択
80~89 暴風試験小隊(J-10)
90~98 ???
ゾロ目 自由選択

もうこれ判定も無しで雪風が完成したって言う“結果”だけ残れば良いんじゃないのかなぁ……

↓5まで

1.キングクリムゾン
2.おう、ちゃんとフルでやれ
3.約束された勝利

中東連合軍のアズライール試験小隊が使用する機体はF-14x、通称スーパートムキャットだ。

トムキャットと言えばフェニックスシステムがお決まりのセットだが、時代を反映してフェニックスシステムのハードポイントを撤去。
替わりに、肩部には補助スラスターが、上腕部と下腿部にはカーボンナノエッジの補助翼が増設されている。

更には砂漠や寒冷地等での運用を想定して最新鋭の複合センサーを頭部に搭載。

艦載防衛機としての側面が強かったF-14トムキャットを見事にマルチロール機へと進化させている。


京太郎「では、これよりアズライール試験小隊との演習に備えてブリーf




『“結果”だけだ!この世には“結果”だけ残るっ!!』ツマリループシナイダトオッ!?




美穂子「勝ったわね……」

京太郎「ああ……圧勝だった……」

機体開発進捗率【100%】

100%おめでとう!イベントが入るよ!

【同日 国防省 帝国陸軍 技術廠第壱開発局】



巌谷「X-TDMにtype-94XX雪風か……」

秘書官「一つ、質問があるのですが」

巌谷「何だ?」

秘書官「どうして雪風に問題があるんですか?
不知火弐型と同じ様に、不知火の改修機なんですよね?」

巌谷「それはだな、仮に雪風が制式採用されるような事があれば、全てが振り出しに戻ってしまうからだ」

秘書官「と、言いますと?」

巌谷「瑞鶴の時は暁計画、不知火の時は陽炎の存在があったからこそ漕ぎ着けた。
つまり、両者ともにアメリカの技術があってこそ成し得た結果だ。
もし、そこから日本の技術だけで足掻けば……不知火壱型丙の二の足に陥る」

秘書官「それは……技術の限界という意味ですか?」

巌谷「限界というよりも、停滞というのが正確だな。
内に籠もりっぱなしでは発想は空回りしてしまう。
武御雷のような傑作機を産み出す例もあるかもしれない。
だが、内輪での運用を前提としたアレは兵器としては失格だ」

秘書官「なるほど……」

巌谷「仮に、仮にだ。須賀京太郎が本物だとしよう。
彼から新しい発想が産み出されなくなったら?
そうでなくても、フランクのような本物の天才だったとして、もし彼を害するような事態が起きたら?
日本の戦術機の全てを彼に依存するような事になったら……それはまさに、麻薬だな」

巌谷「一時のカンフル剤として投与するならそれは薬になろう。
だが、依存すれば忽ち毒になる。
須賀京太郎という存在が強ければ強いほど、彼がいなくなった後の日本は骨抜きになってしまう」

秘書官「陸軍や海軍の高官達はどの様な?」

巌谷「いくら国粋派とは言え、手放しに雪風を制式採用に持って行くのには躊躇している。
須賀京太郎が国連軍の人間である事が決意を遅らせている…………
まったく、皮肉なモンだな」

秘書官「これから、一体どうなるんでしょうね……」

巌谷「それは俺にも解らんよ。
カタログスペック、実績、生産元……それらに措いて雪風は不知火弐型を凌駕している。
今のままでは、弐型は非常に不利な状況にあると言わざるを得ない…………」

秘書官「…………」

巌谷「ああ……話は代わるが、例の件はどうなった?」

秘書官「はい、今月初旬には日本を経ち、ユーコン基地に到着したそうです」

巌谷「早いな……米国の動きに合わせたか、はたまた…………」

秘書官「斯衛の動きも、須賀京太郎が影響していると?」

巌谷「須賀京太郎は世界を震撼させるに足る存在だ、城内省が取り込もうと動き出しても何ら不思議では無い」

秘書官「しかし、斯衛もまさか伝家の宝刀を抜いてくるとは……そこまで必死という訳ですか…………」

巌谷「まあ、名目上はアラスカの地理は検証に持ってこいだからな…………」




巌谷「Type-00F及びType-00C、武御雷寒冷地仕様か……」

こっちのが見やすいかな?メカ本から抽出したんだけど。


http://i.imgur.com/chPt5iJ.jpg

京ちゃんもチタン合金の棒をへし折ってシミュレーターに走ってったから実際の人間の動きは必要ないと思われ。

どっちかって言うとMHやGEみたいな狩猟ゲーで如何にダメージを受けずに立ち回るかってテクニックを覚える感じかな。

マブラヴ世界にはゲームが無いから、この世界の人達は戦術機の動きを主観的に捉えるけど、京ちゃんはAIBOのお陰で俯瞰的に戦術機の動きを捉える事ができる。

だから普通の衛士がBETAに囲まれて「うわあああっ!!これ無理無理無理だからーっ!?」ってパニクる状況でも「こーしてこう動けば抜けられるな!」ってゲーム脳な思考ができる。

だから、真似とか練習じゃなくて、如何に発想の転換ができるかが須賀流剣術を習得できるかの鍵になるんじゃないかな?

そういえば、完全体黒潮でサブパイ乗っける場合のG対策はどうすんのかな
ネリーでもリバースするレベルだろ?

>>149
語弊があるようなので。

あの時は陽炎(F-15J)搭乗時に簡易的なシートベルトを着用しただけで京太郎の膝の上に乗ってたから(基本的ながら救助姿勢)その危険性があっただけ。
基本的に管制ブロック(コクピット)、通常時は首や背中は座席に固定されたり色々G対策が行われてる、

だから副座の時はよっぽど無茶しなければリバースしない。

それでは何やら(無理やり)フラグっぽいのが立ったところで、もう眠いんで……


                 <: : : : : : : : : : : > .
               イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : `ヽ
             .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ハ

               /: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :/ : }
            / {: : : :/: : ::/-: : : //: :/!: : : : : : : |
           ,′!: : :/{ {: / { : / /: :ス }: : : : : : : :

           {. |: : :|, ===ミ. ∨ // /: : /: : : : :| zzz...
           |. |: : {! f : :r}`   -=x :乂/: : : : : ::

           { 从: | ゞ-'     r': : r∨: : : : : : |
              ∨{    ,    ゞ_:ン  ̄Y : : : :
                >ゝ          _ .イ : /}:リ
            /: / \ ‘'      イ: : :_:>'
          γ./: : /   }` ---ァ<{ .Y: {、
.          / /: : /  /  {! /  / ヽ !: :!!
         / {从:{  {.  l/  /    .ノ: :|l、
.        _{  , '∨.   |./  /   . / : : リ Y
       < ィ     /  /    / /: /
       , ´             -=_彡      !
      .:     /  /        {     ノ
     i     ,′ /          :!     }
     :       /          ::}     ノ
     ∧     /             ト--==彡`>
   / .ゝ  {  {            |   ∨∧>
  /      >--=x            人   ゝ'´}

行くよ。もうちょいで。

9月17日 【朝】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.ハンガーへ行く(技術者と会話)
7.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

選択スキップ



京太郎「雪風の開発も一段落したし、暫くはこっちに掛かりっきりになれるな」

《とか言って大チョンボやったりして》

京太郎「…………」

《どうした?》

京太郎「久し振りに麻雀用語聞いた」

《あー、うん。どうでもいいね》

京太郎「どうしてもそっちはメインにならないからな……」

《何の話だよ…………》メメタァ!



↓1
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)……判定+40

↓1
01~49 4%
50~79 5%
80~98 6%
ゾロ目 10%

超伝導電磁投射砲進捗率【24%】



《進んでるのかイマイチわからんな》

京太郎「まあ、形になってる訳じゃないからな……」

《まあ頑張ってくれ》

京太郎「少しは手伝ってくれよ……」

《無理っ!》

9月17日 【昼】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
×.ハンガーへ行く(技術者と会話)
7.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

間違えてもうた


9月17日 【昼】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.ハンガーへ行く(技術者と会話)
×.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

京太郎「マーシャルアーツって言うのか?
CQBくらいしか経験無いからな……」

《いや、まあ、架空の物だからCQBで足りるのか知らんけどな》

京太郎「この前言ってたCQCは?」

《あれも架空だ》


※普通に実在します



↓1
00~29 失敗
30~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 SUGAとはクラリックだった?
SS(10)+須賀流刀剣術(20)……判定+30

↓1
01~59 5%
60~89 10%
90~98 15%
ゾロ目 20%

ガン=カタ(仮)習得率【20%】



京太郎「そう言えばガン=カタって権利的に大丈夫なの?」

《わっかんねー。非営利目的だからいいんじゃね?》

京太郎「そうなのか」

《しっかしあれだ、1/10の奇跡が最近来ないな》

京太郎「なに、それ?」

9月17日 【夜】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.ハンガーへ行く(技術者と会話)
×.技術開発
×.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

>>213
1/10の奇跡を出しながら煽られてる…
悔しい!!でも、感じちゃう!!

>>217
おう、そうだな


↓3
1.拠点防衛戦
2.ヴォールクデータ
3.無限湧きエンドレス(判定1回)
4.市街地戦
5.その他

↓3まで多数決

1.京太郎単体
2.WB小隊

↓3まで 難易度選択

1.normal(今まで)     ↑低
2.hard(ちょいむず)    経験値
3.real(リアルなハイヴ体験) ↓高


京太郎「ヴォールクだぁー!」

《シミュレーター、壊すなよ》

京太郎「玩具じゃないんだから……」

《玩具みたいなモンだろ、お前にとっちゃ》

京太郎「いやいや……」

《いやいや……》



↓1
01~19 圧縮(補整適用外)
20~49 突撃級の突撃戦線
50~89 要撃級は踏み台
90~119 要塞級を避けて潰して
120~183 大広間に到達
ゾロ目 反応炉間近
衛士適性(20)+操縦技能(20)+三次元起動(10)+X-TDM(15)+黒潮(20)……判定+85

《ふふふ……怖かろう》

京太郎「何が?」

《死と隣り合わせ、それが死地!》

京太郎「まあ、そうだな」

《ところで、今どこ?》

京太郎「うーん、反応炉まで後5000強ってところかな?」

《…………は?》

京太郎「今、4000切ったな」

《…………強化し過ぎたか》

京太郎「何の話だよ?」



↓1
01~19 親方!天井からBETAが!(補整適用外)
20~49 小型種の吹き溜まり
50~89 突撃級を踏み越えて
90~119 要塞級の切り方にはコツがある
120~183 反応炉目前
ゾロ目 反応炉破壊
衛士適性(20)+操縦技能(20)+三次元起動(10)+X-TDM(15)+黒潮(20)……判定+85

《ヴォールクデータで一番の強敵は?》

京太郎「データ」

《何の?》

京太郎「データの欠如。それが今までで一番の強敵だった」

《あれは……嫌な事故だったね……》

京太郎「シミュレーターのデバッグの重要性を嫌という程に理解した」

《いや、まあ、でもヴォールクデータのデバッグって怒○領蜂の火⑧戦に不備が無いか確かめるくらいヤバいんじゃないの?》



↓1
01~19 上だっ!(補整適用外)
20~49 弾切れ
50~89 邪魔なBETAをすり潰す
90~119 反応炉破壊
120~183 引き返すんだよぉ!
ゾロ目 にゅーれこぉーど(非公式)
衛士適性(20)+操縦技能(20)+三次元起動(10)+X-TDM(15)+黒潮(20)……判定+85

コイルガンの行き詰まり、書類仕事による悩殺……

それらによってちくせきされた鬱憤を吹き飛ばすかのように黒潮はハイヴ内を蹂躙していった。


京太郎「このままうまく行けば出口だ……!」

《そんなに上手くいくかね?》

京太郎「なるようになるさ!」

《っていうか、上手く行きすぎてて逆に怖いんだけど……》


何時ものように、僚機を使い潰しながら突き進む戦略が、これでもかと言うほどに有効に働いていた。

本当に、何もなければこのままハイヴを脱出できてしまうのでは無いかと言うほどに……



↓1
01~19 大爆発だぁっ(補整適用外)
20~49 推進剤切れ
50~89 行く手を阻まれる
90~119 損傷重度、出口目前
120~183 損傷軽微で脱出
ゾロ目 無傷
衛士適性(20)+操縦技能(20)+三次元起動(10)+X-TDM(15)+黒潮(20)……判定+85

《可笑しい、ハイヴからの生還ってそんな容易な事なのか……》

京太郎「いや、11機の僚機を潰して1機だけ生還しているのを容易って言うかどうかだけどな」

《だとして、損傷軽微で脱出って…………
十分な補給があればハイヴは脱出できるものなんだな……》

京太郎「いや、普通はコンテナを奥まで降ろせないからな……黒潮じゃないと無理だな」

《ああ、普通は機材がないと戦術機から直接の補給は出来ないんだっけ?》

京太郎「ああ、じゃなきゃ機密性に問題が出てしまう。
他の機体だったら、反応炉までたどり着けても推進剤や弾薬が枯渇する」

《そこら辺が、要検討だな》

京太郎「トレーラーを同伴すれば良いって話でも無いしなー……」



↓1 SP判定
01~31 SP+20
32~64 SP+21
65~98 SP+22
ゾロ目 SP+40

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...200
・操縦技能...200
・知力...200
・体力...160
・容姿...121
・運...110
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・須賀流刀剣術...(+20)
・オーディン...(+30)
etc...
・部隊練度...96



SPを22入手したので自由に振り分けることができます


↓5 補整が高すぎて……もう……

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...200
・操縦技能...200
・知力...200
・体力...160→170
・容姿...121
・運...110→120
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・須賀流刀剣術...(+20)
・オーディン...(+30)
etc...
・部隊練度...96



…………壊れてるなぁ

9月18日 【朝】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.ハンガーへ行く(技術者と会話)
7.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

あれ、運は122では?

>>285
そうでした


Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...200
・操縦技能...200
・知力...200
・体力...170
・容姿...121
・運...122
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・須賀流刀剣術...(+20)
・オーディン...(+30)
etc...
・部隊練度...96

↓3 会話する相手を選んでください

1.龍門渕透華
2.沢村智紀
3.末原恭子
4.フランク=ハイネマン
5.ヴィンセント=ローウェル

透華「最近、どうですか?」

京太郎「ボチボチというか、今までが上手く行きすぎていたというか……」

透華「と、言いますと?」

京太郎「まあ、コイルガンなどの件ですかね。
雪風の開発も殆ど終わって手持ち無沙汰になったんで最近そっちに掛かりっきり何ですけど……
万事良しとは行きませんね」

透華「本来、それが普通なのでは?」

京太郎「まあ、そうなんですけどね」



↓3 話したい、聞きたい内容を

そういや雪風に対する本国の評価と対応がどうなるかというかどうなってるか
それを受けてどうするかとか考えたほうがいいのかなあ
実際あの話どおり採用するのは雪風より将来的には弐型のほうがメリット多いのかな

ごめん、眠くて文章を考えられないや。

AAの効果なのか、最近ゾロ目が少ない。どこか物足りない……なんて血迷った事を!?


>>302
んー、でも弐型と雪風ってラファールとタイフーンぐらいの違いと言いますか
実績のない若僧が作ったのに演習での実績(X-TDMとレールガンの戦果)はどっこいどっこいといったところ。
F-16とF/A-18のどっちを採用しようか、って感じかな。

始める前に聞くのぜ。
副座についてってのは実機テストって解釈でいいのかな?

ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…
  



京太郎「何て言うか、騒がしいというか……ざわざわしてますね」

透華「ええ、この所立て続けにニュースが舞い込んで活きたっているのでしょう……」

京太郎「ニュース?ああ、インフィニティーズの話題ですか?」

透華「それもそうなのですが……」

京太郎「え、まだ何かあるんですか?」

透華「…………日本から、伊弉冉小隊が派遣されたそうですわ」

京太郎「い、いざなみ小隊!?」


その名はあ

間違えて途中送信しちゃった。

まあ、いいか。

京太郎「…………って、何ですか!?」

透華「し、知らないんですの?」

京太郎「すみません、イザナミノミコトは解るんですけど、察するに斯衛関連ですよね?
そっち方面にはどうも疎くて…………」

透華「はぁ……まあ、わたくしもそこまで詳しい訳でも無いのですが。
神代氏はご存知ですわよね?」

京太郎「ええ、歴史の教科書で読みました。
戦国時代から続く武家大名で、未だに有力武家として名を轟かせてるとか
ですよね?」

透華「はい。伊弉冉小隊と言うのは、本来は伊弉冉中隊と言って、神代氏を中心とした斯衛軍でも1,2を争う勇名馳せる機甲部隊ですわ」

京太郎「それはまた……そう言う有名どころは国内に残しておきたい物なのでは?」

透華「普通は、そうですわね。
ですが、伊弉冉小隊をアラスカに派遣するに足る理由が生じたと言う事なのでしょう」

京太郎「…………インフィニティーズですかね」

透華「…………」

京太郎「どうしました?」

透華「いえ、そう言う発想もあるのかと思いまして。
私はてっきり、京太郎さんがその要因だとばっかり」

京太郎「そんな、いくら何でも斯衛が一個人のために海外に兵を送りますか?」

透華「それもそうですわね……いえ、でも…………」

京太郎「考えすぎですって」

京太郎「そうそう、それよりも実は試したい事があったんですよ」

透華「試したいこと?と、言いますと?」

京太郎「黒潮の副座……そのシステムを」

透華「…………そうですわね、何の試しも無しに使うのも問題ですし。
信頼性の無い兵器ほど怖い物はありませんしね」

京太郎「ですけど、コンピューターウイルスでしたっけ?
と言うことは、標的になる戦術機が必要ですよね」

透華「それならば、予備機の陽炎2機を使いましょう。
試すだけならば問題内筈ですわ」

京太郎「じゃあ、強化装備を着てくるんで準備お願いします」

透華「わかりましたわ」

京太郎「あれ、副座って言ってもコンソールが変わる訳でも無いし…………
透華さーん、例のシステムってどう使うんですかー?」

透華『システムは後部座席、もしくはコントロールを後部座席に移せばフロントでも使えますわ』

京太郎「ああ、成る程。
トムキャットみたいに電子装備は後部座席の搭乗員が担当するんですね」

透華『今回は、一応試験と言う事ですので私がやらせていただきますわ。
陽炎を自律機動で待機させるのでもう少しお待ちくださいまし』

京太郎「了解しましたー」


そして暫く待つこと数分。
自律機動でぎこちなく歩いてきた陽炎に気づくと、透華さんがエレベーターのようになっているパレットに乗って現れた。


透華「では、後ろを失礼します」

京太郎「はい、どうぞ」


システムコネクターを要するため、透華さんは生まれて初めてという強化装備を纏っていた。
後部座席に乗り込むために座席の脇をモゾモソと入り込むことになるわけなのだな…………

その、強化装備は臀部の部分が際だつような配色のコントラストになっていて……これをデザインした人は良い仕事を…………って、何を考えてるんだっ!?


《むっつりスケベ?》

京太郎(誰がむっつりだ、誰が!)

透華「では、陽炎も動きますがお互いに武装は無いので、今回は試験ですし黒潮を必要以上に動かさないでくださいまし」

京太郎「わ、解りました!」


何時の間にか後部座席に着座していた透華さんから声をかけられ、慌てて応える。


透華「えっと、これが陽炎のマーカーですわね……
2機だけロックして……では、機動させますわよ?」

京太郎「解りました!」


敵対表示である赤いマーカーで示された陽炎のマーカーに【】の形をしたオレンジ色のマーカーが囲み、何かしらがロックした事を示していた。

更に、その上に緑色の文字でexecutionと表示され……

陽炎2機は、突然膝が砕けたようにその場で崩れ落ちた──

京太郎「へっ……こ、これは一体!?」

透華「コンピューターウイルスの影響によって、戦術機の駆動システムが強制的にダウンしました……」

京太郎「仕組みはこの前聞きましたから理屈は解りますけど……」

透華「まさに、セキュリティーの穴を突いた恐ろしいシステムですわね……」

京太郎「穴って言うか、これって広域データリンクからよアクセスを経由しないと使えないから本来は穴になりえないんですよね……
つまり、このシステムを開発したのは十中八九アメリカですよね…………」

透華「しかし、これは……
ウインドブレイカー小隊の機体には即刻対抗処置を施す必要がありますわね……!」

京太郎「……BETA駆逐後の未来のため、ってヤツですか」

透華「狸の皮算用もいいところですわ……
ですが、もし仮に戦闘中にコレを使われたら如何に優れた衛士と言えども一溜まりもありませんわね」



↓3 他に言いたいこと、聞きたいことがあれば。無ければなしで。

9月18日 【昼】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
×.ハンガーへ行く(技術者と会話)
7.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

京太郎「ふぅ……」

美穂子「あら須賀くん……どうしたの?ため息なんかついて」

京太郎「ええ、ちょっと凄い物を見て」

美穂子「凄いもの、ねぇ……ふふふ」

京太郎「何ですか?」

美穂子「凄いものって何だろって考えたら真っ先に須賀くんが思い浮かんじゃって、つい面白くてね」

京太郎「何て言うか、微妙な心境です…………」



↓3 会話内容自由安価

どないしよう……
いや、こういう安価にきちんと従って裁いてこそイッチ冥利。やってみせますぞ。

京太郎「ふぅ……」

美穂子「さっきからため息ばっかり……
本当は何かあったんじゃないの?」

京太郎「まあ、何かあったと言えばそうなんですけど…………」

美穂子「私でよければ相談にのるわよ?」

京太郎「そうですね…………あの、福路大尉」

美穂子「何かしら?」

京太郎「女性って、何なんですか?」

美穂子「…………えー……それはまた、中々答えづらい……」

京太郎「既に二人受け入れてしまっている自分が言うのも何なんですけど
本来、男女って言うのはお互い一人一人で向かい合う物でしょ?」

美穂子「まあ、常識ではそうよね」

京太郎「だのに、どこかでは浮気が美談と言いますか、本来在るべき姿であるみたいに扱われることもありますよね」

美穂子「そうね…………」

京太郎「何なんですか、愛って、人って、男女って…………」

美穂子「愛って、色んな形があると思うの」

京太郎「…………」

美穂子「武家や権力者は政略結婚が当たり前だから、お妾さんや不倫での愛が本物って考えがあるらしいし」

京太郎「理屈では解りますけど……」

美穂子「須賀くんは、どう考えてるの?」

京太郎「俺が、ですか?」

美穂子「うん、法や倫理何て言うしがらみを抜きにして、あなたの意思はどうなのかしら?」

京太郎「難しいですね……」


だから、少し考えた。
考えるとどうしても体裁が、外聞が、常識が……とか言う思考に陥ってしまいそうになるが、敢えてそれを無理やり振り切る。


京太郎「応えたいとは思います。向けられる好意には。
でも、自分にはその資格が、力があるとは思えない……」

美穂子「あなた自身は求めないの?」

京太郎「少し赤裸々な話していいですか?」

美穂子「ええ、どうぞ」

京太郎「その、何て言うか……福路大尉に対して異性として意識した事だってあります。
俺も、男ですから」

美穂子「そ、そう」カオソムケカミカキワケー

京太郎「でも、求める前に、求められたら支えなきゃって考えが強くて……
だけど、支えられる腕にも限界があるわけで……
欲張りには、なれませんよ」

美穂子「…………」


腕を広げる仕草を見せて、何となく心の内を表現してみようと試みる。
伝わったかはわからないが、つまり、求められて投げ渡された心を支えるには力や大きな腕が必要になる。
だけど、大きさや力は無限では無く、それ相応の資源を必要とする。
それを用意出来る甲斐性があるのか、そう言う事だ。

美穂子「そんなに、思い詰めて抱え込まなくても良いんじゃないかな……」

京太郎「思い詰めてますかね……?」

美穂子「だって、そうじゃない。
結局、須賀くんは全部独りで何とかしようとしてるじゃない」

京太郎「…………そっちの方が性に合ってるのかもしれません。
ずっと、周りを見ずに独りで自分勝手に突っ走ってましたから」

美穂子「……………そうね」

京太郎「はい」

美穂子「…………」


そして、福路大尉は無言のままじっとこちらの顔を伺うように視線を定めてきた。
視線を背けるわけにもいかず、そのまま対面していると


──ぎゅーっと、抱きつかれた。


京太郎「えっ……ええっ!?」

美穂子「やっぱり、須賀くんは何時まで経っても昔のまま、頭でっかちなのね」

京太郎「いや、あの、そのぉ……!?」

美穂子「部隊って、軍隊って、幾ら独りが頑張ったってどうにもならない物なのよ?
独りてやってるつもりだって、部隊の仲間や上官や軍属や民が、繊維みたいに折り重なって一つの形を作り上げてるのよ?」

京太郎「は、はいぃ…………」


その、何というか非常に柔らかくて弾力性のある温かい物が押し付けられて………………


美穂子「だから、一人で全部支える必要なんて無いじゃない」

京太郎「え……へ?」

美穂子「一人で重いのなら、手が足りないのなら手を繋げば良いじゃない。
あなたが手を差し伸べれば、たくさんの人が握り替えしてくれるはずよ?」

京太郎「………………」

美穂子「何でも一人で頑張るのはカッコ良くて、素晴らしいことかもしれないけれど、それじゃあ物足りないの」

京太郎「もの、足りない?」

美穂子「ええ。少なくとも私は、支えて貰うだけよりも一緒に支え合いたいって思うわ。
全部やって貰うだけなんて、退屈で詰まらないって思うの」

京太郎「そう、なん、ですか?」

美穂子「うん……」サラニギューッ

京太郎(あわわわ……)

京太郎「で、でも…………」

美穂子「なぁに?」

京太郎「だからって、やっぱり、良くないと思うんですよ」

美穂子「…………どうして?」

京太郎「だって、結局そう言うのって救われないじゃないですか……
当人達がどう思ったって周りが、体制が、法が許してくれない…………
そんなの、あんまりじゃないですか」

美穂子「うーんとね、もっと良い方向に考えてもいいと思うの」

京太郎「良い、方向って?」

美穂子「周りが認めてくれなくったって、籍を入れることができなくったって、愛を独り占めできなくったって…………
そこに、確かな双方向の愛が確かにあれば、それで充分だって」

京太郎「でもそんなの……理想論じゃないですか。
日本は、人間は、一夫一妻を常識として選んで……
その、男女の付き合いって結婚を前提に行われる物じゃないですか……」

美穂子「…………結婚とか、制度や法律が縛るなら無視しちゃえば良いのよ」

京太郎「ふぇ…………?ど、どういう事ですか?」

美穂子「別に結婚に拘る必要も無いし、拘るにしたって、当人で勝手に契りを結んじゃえば良いんじゃないかしら?」

京太郎「そんな、強引な…………」

美穂子「…………ねえ、須賀くん」

京太郎「何ですか?」

美穂子「さっきからのらりくらりと避わそうとして……そんなに、私のことが嫌い?」

京太郎「そ、そんなことまったく…………!!」

美穂子「だったら別に、そんなに深く考えなくったって、今は良いじゃない…………」

京太郎「………………」

美穂子「ねっ?」


そう言って、抵抗する間も無く唇を重ね合わせてきた────




↓1
01~29 へたれ
30~69 身を委ねる
70~98 互いに求め
ゾロ目 やり返す

京太郎「でも、やっぱり……」

美穂子「…………もーぅ!」

京太郎「えっ、な……うわあっ!?」


思い掛けない力で、押し倒されていた。
男女の差はあれど彼女も軍属、重心の掛け方を工夫すればその差異なぞ幾らか埋めることは可能だ。

押し倒されてたまま、更に篤い接吻で口を塞がれた。


美穂子「何で、こういう時に臆病になっちゃうの?」

京太郎「いや、やっぱり、どこか怖いって言うか…………」

美穂子「何も怖がることは無いわよ…………それに」

京太郎「ぅあ……っ!?」

美穂子「コッチは、大分元気みたいね……」

京太郎「いや、あのっ、ほの…………」

美穂子「いいの、今だけは何も考えないで、想うままにすれば」

京太郎「………………はい」


《…………どういう道を選んでも結果は変わらなかったってこと?》


そして何があったかは、敢えて何も言うまい。言うまでもあるまい。

力尽きた。
最後がどうにも蛇足感。
きっとトラウマが完治してなかったと自分に言い訳するしかない。
うーん……不用意にコンマ判定に頼ったのが失敗でした。



すっかり受動的な女々しいキャラになっちゃったな……そう言う性格の男性キャラクター嫌いな筈なのに。

キャップにだけは弱みを見せられる的な…………駄目かな、駄目だよね言い訳。うん。

ふぃー……色々と変な人が来たりアラブな人が来たり大変だった……

いやね、どういう処理をするのが最善なのか良くわかんなくなっちゃってて。
イッチって繊細な高野豆腐メンタルだからレスが付く度に戦々恐々としてて…………

なので、聴いちゃった方が早いかなと思いますので、聴きます。
このレス以降朝まで音沙汰無かったらまた忙しくなったってことなんで。



 01:30から01:45分まで多数決で

1.>>414をやり直す(>>404のコンマからヘタレを抜いて選択肢にする)
2.そのまま進める
3.他に何かこうした方が良いとかあれば

なんか色々すみません、個人的には未だ踏み切れてないけど合意のつもりで書いたんですけどね……書き方が悪かったかな。

心境の変化の描写って難しいですよね、頑張ります。

感想や反論やダメ出しは甘んじて受け入れますので、これからも出来れば見放さないで見守ってやって下さると大変励みになります。

とりあえず人はいそうなのでちょっと頑張ってみます。

9月18日 【夜】

↓3
×.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
×.ハンガーへ行く(技術者と会話)
7.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

選択スキップ




京太郎「1日一回はコレに向き合わないと気が済まなくなってきた」

《え、なにそれ……ワーカーホリック?》

京太郎「いや、まあ、仕事が楽しいとは感じるけど……」

《やがて仕事のことしか考えられなくなって……》

京太郎「…………軍人ってそう言うもんじゃないのか?」



↓1
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)……判定+40

↓1
01~49 4%
50~79 5%
80~98 6%
ゾロ目 10%

超伝導電磁投射砲進捗率【29%】



《なんか、こうさ、ズバーって進まないの?》

京太郎「いやいや、これでも滅茶苦茶早いって!
普通なら未だに1割にも届いてない期間だからね?」

《にしたって、何時になったら終わるんだよ?》

京太郎「そんなに時間をかけるつもりは無いけど…………何事もなく終わればいいな」

ブルーフラッグですよー


これで逆にモブ隊が当選したら感動モノ



↓1
01~09 イーダル試験小隊(Su-37UB)
10~29 豪州実験小隊(F-18)
30~39 伊弉冉小隊(Type-00R,Type-00C)
40~59 暴風試験小隊(J-10)
60~69 アルゴス試験小隊(XFJ-01,F-15ACTV)
70~89 グラーフ実験小隊(Mig-29OVT)
90~98 インフィニティーズ(F-22EMD)
ゾロ目 自由選択

ぉぅ、いきなり当ててきましたね。流石。

京太郎「そうか……まさか来ていきなり当たるとは……」

淡「イザナギ小隊だっけ?」

菫「イザナミだ」

淡「え?何が違うの?」

京太郎「そりゃあ、アダムとエヴァくらい違うだろ……まあ、いいや。
漢字で書けば伊弉冉小隊、何となく聴いたやつもいるだろ?」

照「斯衛でも1,2を争う強豪部隊だって聴いた」

穏乃「武御雷の小隊4機で帝国の不知火1個中隊の12機を倒したとか……」

京太郎「まあ、何を言いたいかと言えば、これまで相手してきた奴らとは一味違うって事だな……」

淡「そんなの解ってるよ!」

菫「我々は慢心などしない」

穏乃「勝負に絶対は無いしね」

照「勝ちに行く」

京太郎「ああ、そうだな……!」



↓1
01~49 とくに無し
50~79 御指名
80~98 一騎討ちを所望
ゾロ目 ご訪問
今までやらかした武勇伝(30)……判定+30

「須賀大尉!大変ですっ!!」

京太郎「どうした!?」


ブリーフィング中に、突然ドアをぶち破らん勢いで入ってくるCPの姿があった。
慌てた様子に、一度落ち着くようにと宥めると、ポツリと語り始めた。


「実は、伊弉冉小隊からこんな物が……」

京太郎「何っ、コレは……!」



【果たし状】

 須賀京太郎 殿

此度のブルーフラッグ総合評価プログラムにて、貴殿との一騎討ちで挑みたく候
貴殿の誠意をもって正々堂々と臨まれたし

伊弉冉小隊 神代小蒔



淡「うぇー!果たし状っ!?
時代錯誤にも程があるよ……」

菫「まあ、それが向こうの美学なのだろ……」

穏乃「あれ、でもブルーフラッグって4対4だから、この内容を呑むにしても一人出れないよね?」

照「どうするの?」



↓5まで
1.照欠場
2.菫欠場
3.淡欠場
4.穏乃欠場
5.京太郎欠場

京太郎「すまないが高鴨、今回は譲ってくれないか?」

穏乃「あ、うん。いいけど……
え、この一騎討ち受けるの?」

京太郎「布告されたからには応えなければならんだろ……」


とりあえず、黒潮を出すわけにもいかないから高鴨の雪風を借りるとして……
ああ、機体のモーション調節諸々をしなければな


京太郎「機体の調節をしなk」

透華「心配には及びませんわっ!」

京太郎「透華さん!?」

透華「噂好きの整備士達が事前に情報を掴み、こんな事もあろうかと既に調節は終わっています!」

京太郎「さ、流石は透華さん……」

透華「京太郎さんは憂い無く戦闘に臨んでくださいまし」

京太郎「ありがとうございます!」


しかし、斯衛最強とも謳われる伊弉冉小隊の隊長か……どれほどの強さを持っているのか……?

では明日、この続きから行いたいと思います。

まあ、一騎討ちなので指示を考えるってより京ちゃんをどう動かすのか考えてあげてください。

永水組は斯衛っぽいからなーと割と早く3月頃から構想を練っていたけど、まさかアラスカで出すことになるとは思っても見なかった……
国連仕様武御雷の設定のお陰で救われた形です。

では、ご機嫌よう。お休みなさい。

─くっだらなーいおまけ─


京太郎「何っ、これは……!」

【果し状】

照「…………」

照(お菓子状?何かの目録?)



※やろうと思って、あっそう言えば遊戯王であったじゃんと思い直してNGに。やらなくて良かった。

ゆーっくりと始めていくよ。

安価まで行けるか解らないけど格好いい姫様が書けたら良いな

京太郎「…………」


日本人であるならば、武御雷の名を知らぬ者はいない。

とは言え、大々的にマスコミに祭り上げられていた頃、京太郎は黒潮の改修に掛かりっきりでさほど気にかけていなかった。


京太郎「俺の使い方だとすぐに参っちゃいそうだしな……」


装甲にナノカーボンエッジ加工を施し、まさに全身が刃物のように研ぎ澄まされた機体。
動き回るだけで周辺にいるBETAが切り刻まれるわけだが、つまりそれだけ装甲への接触も多くなると言うわけで……
酷く消耗率が高く、鬼畜なまでに整備性が悪いらしい。

刃物は、とくに日本刀は血糊がこびり付くと刃が錆び付き、刃こぼれしやすい上に脆くなるという。
ナノカーボンエッジ装甲もその例に漏れず、場合によっては戦闘の度にオーバーホールと言うようなことも…………

それは兎も角、武御雷の持ち味はナノカーボンエッジだけでは無い。
ある意味不知火の発展途上にある武御雷は、世界水準で見ても高い機動性と運動性を誇る。
戦場を駆け巡り、BETAを蹂躙するその姿はまさに雷の如く──


京太郎「ま、何はともあれ…………楽しみだっ!」


これかは刃を交える武人の強さを想像し、京太郎は珍しく心が躍っていた。

ユウヤ「一体、何の騒ぎだよ……?」


ブリーフィング前に、ブルーフラッグにおいての好カードを観戦するのは、最早アルゴス試験小隊では当たり前になっていた。
同じ日本の部隊であるウィンドブレイカー小隊の試合はカムチャツカでの演習の結果もあり、イーダルやインフィニティーズに並んで観戦する部隊は多かった。

しかし、それにしても今日の視聴覚室の盛況ぶりは輪にかけてざわついていた。
次に控える部隊や、調整の重要機転にある部隊は幾ら好カードとはいえ観戦しないことがあった。
ところが今はどうだろうか、3つある視聴覚室のうち2つは満席になり、最後の一部屋もぎゅうぎゅうのすし詰め状態となっていた。

運良く席を確保できたユウヤは辺りを見渡しながら理由を思案する



ヴィンセント「そりゃあユウヤ、今回の対戦カードの内容を聞きつけりゃあ誰だって駆けつけるに決まってんだろ」

ユウヤ「内容が、どうしたって?」


しかし、ユウヤはここ最近は不知火弐型の改修案の書類の作成などに尽力しており、その話を聞き逃していた。


VG「おいおい、そりゃあ無ぇだろユウヤ!
最近すっかり日本通なお前が知らないってのはどういうことだよ?」

ユウヤ「日本?ウィンドブレイカー小隊のことか?」

ステラ「それもあるけど、今回は対戦相手のこともあるわね」

ユウヤ「対戦相手……?」


視聴覚室の大型モニターに視線を向けると、そこには対戦しあう部隊の簡単な詳細が表示されていた。

片方は、何かとユウヤも縁のあるウィンドブレイカー小隊。
そしてもう片方は……伊弉冉小隊。


ユウヤ「伊弉冉小隊……使用機体はType-00F及びType-00C……武御雷だだと!?」

タリサ「今更かよユウヤ……」

ヴィンセント「まあ、ラプターの時と同じようなもんだな。
珍し物見たさで集まったって感じだな」

ユウヤ「…………」


その事実を知ったユウヤは画面にかじり付くように視線を傾け、そのまま黙りこくってしまった。
まるで、一瞬たりともその動きを見逃さんと言わんばかりに…………

京太郎「おい……おいおい…………」


なんで消したとこの一行部分だけ残って途中送信されたし。

ソレはいきなり現れた──


京太郎「青い、武御雷……」


本来、五摂津家のみに許された蒼穹のように澄んだ碧では無く、どこかくすんでさえ見える暗い群青色のカラーリング。

鮮やかな色とは言えないが寧ろ、そのどこか無骨な印象に好感が持てた。

二機のF型が前に出て、対して二機のC型は控えるように後ろで立ち止まった。


「…………須賀京太郎殿とお見受けします」

京太郎「……如何にも」


京太郎から見て右側に陣取った武御雷から声がかかった。
その声は若い女性の物だったが、昨今の世界情勢を考えれば何ら不思議な事では無い。
実際、ウィンドブレイカー小隊も京太郎を除いて女性で構成されている。


「私と、一対一で正々堂々と戦ってください……!」

京太郎「理由を聴いても?」

「それは──えっと……す、菫ちゃん、何て言えばいいのかな?」

京太郎「ええっ……」


どこか厳かな雰囲気を見せていた声が、一瞬で崩落してしまった
情けない声で隣に陣取る武御雷に助けを求めるように顔を傾けた。


「そうね……相手を挑発するような事を言えば良いんじゃないかしら?」

「ちょ、挑発……でも、あまり酷い事を言うのも失礼に……」

「大丈夫よ、後で謝罪すればいいのだから」

「許してもらえるますかね……?」

「うーん……敢えて許して貰わないのも一つの手かも」

京太郎「あの、丸聞こえ何ですけど……」

「えっ……ああっ!オープン回線のままでした!?」

「あらあら、まあまあ……」 

京太郎「…………何か調子狂うな、おい……」


京太郎は思わず大きな溜め息をついた

↓5まで
1.一騎討ちに応じる
2.勝てば良かろうなのだ!(不意打ち)
3.逃げるんだよぉー!(仕切り直し)

何という間違いを…………

ソレはいきなり現れた──


京太郎「青い、武御雷……」


本来、五摂津家のみに許された蒼穹のように澄んだ碧では無く、どこかくすんでさえ見える暗い群青色のカラーリング。

鮮やかな色とは言えないが寧ろ、そのどこか無骨な印象に好感が持てた。

二機のF型が前に出て、対して二機のC型は控えるように後ろで立ち止まった。


「…………須賀京太郎殿とお見受けします」

京太郎「……如何にも」


京太郎から見て右側に陣取った武御雷から声がかかった。
その声は若い女性の物だったが、昨今の世界情勢を考えれば何ら不思議な事では無い。
実際、ウィンドブレイカー小隊も京太郎を除いて女性で構成されている。


「私と、一対一で正々堂々と戦ってください……!」

京太郎「理由を聴いても?」

「それは──えっと……か、霞ちゃん、何て言えばいいのかな?」

京太郎「ええっ……」


どこか厳かな雰囲気を見せていた声が、一瞬で崩落してしまった
情けない声で隣に陣取る武御雷に助けを求めるように顔を傾けた。


「そうね……相手を挑発するような事を言えば良いんじゃないかしら?」

「ちょ、挑発……でも、あまり酷い事を言うのも失礼に……」

「大丈夫よ、後で謝罪すればいいのだから」

「許してもらえるますかね……?」

「うーん……敢えて許して貰わないのも一つの手かも」

京太郎「あの、丸聞こえ何ですけど……」

「えっ……ああっ!オープン回線のままでした!?」

「あらあら、まあまあ……」 

京太郎「…………何か調子狂うな、おい……」


京太郎は思わず大きな溜め息をついた

小蒔「えーっと、京太郎殿の[ピーーー]は[ピーーー][ピーーー]で[ピーーー]」

京・霞「 や め な さ い ! 」

小蒔「え、でも霞ちゃんが挑発しろって……」

霞「罵るのと挑発は違うのよ小蒔ちゃん。
それに、もし京太郎殿がそんな罵りで悦ぶ変態さんだったらどうするの?」

小蒔「ええっ、そうなんですか!?」

京太郎「違う!断じて違うっ!!」


いや、もしこれが挑発なのだとしたら今イラっと来たから大分友好的だった。
だとしたなら、何という高度な演技を…………
神代氏の末裔なんて恐ろしい子っ!


小蒔「ううっ、すみません……」

京太郎「えっ、あ、はい」


違いました


小蒔「えーっと、どうしたら……」

京太郎「もう……何かよく解りませんけど、良いですよ」

小蒔「え?何がですか?」

京太郎「ですから、一騎討ち」


暫くの沈黙


小蒔「えっ、本当ですか!?」

京太郎「ええ、はい……」

小蒔「受けてくれたよ霞ちゃん!」

霞「良かったわね、小蒔ちゃん」

小蒔「はい!」

京太郎「…………これが、鬼神代?」


何か見てはいけない物を見ているような、何故かそんな錯覚に襲われた

京太郎「さて、どういう戦法を取ったものか……?」


武御雷と言うことは、近接格闘戦に於いて高い適正を持つのは間違いない。
しかし、だからと言って突撃砲で銃弾をバラまけば良いという簡単な話では無い。
考えなしに撃てば、避けられた上で死角から切り刻まれる事だろう。


京太郎「まず、初手は──」



↓3
1.真っ正面から突っ込み長刀で斬りかかる
2.移動し続けながら突撃砲で撃ち続ける
3.短刀で斬りつけながらヒットアンドアウェイ
4.その他自由安価


↓1 小蒔ちゃん降神
01~09   之神
10~39 九面之神(弱)
40~79 九面之神(中)
80~98 九面之神(強)
ゾロ目 ???

ナイフシースから短刀を取り出し、右手に装備する。

武御雷は74式近接戦闘長刀の運用を前提とした設計思想であり、まともに斬り合えば力負けしかねない。
なので、今回は手数の多い短刀でヒットアンドアウェイ戦法を取ることにした。


小蒔「…………すぅ」

京太郎「……?」



一瞬、妙な違和感を覚えた。
まるで何かの戸が開いたような……それも、物理的にではなく感覚的な何かが────


京太郎「考えていても仕方ないか……?」



↓1
01~09 一閃(補正適用外)
10~39 短刀を弾かれる
40~69 00式近接戦用短刀に防がれる
70~98 翻弄させる
100~128 長刀を弾き飛ばす
ゾロ目 片腕を貫く
衛士適性(20)+操縦技能(20)+三次元起動(10)+X-TDM(15)+雪風(15)-武御雷(20)-九面之神(25)……判定+35

小蒔「────」ゴオオオッ!!

京太郎「っ……!」


その違和感は、突然降りかかってきた。
そう、まるで波のように何かが京太郎の全身に降りかかってきた。


京太郎「淡や照さんの時と同じような圧力……いや、少し違うけど同じ物?」


自分でも何を口走っているのか解らなかったが、それは確かに以前にも身をもって感じ取った感覚と酷似していた。
照さんの時は吹き荒れる嵐のような、淡の時は純粋な押し通そうとする力のような───

今、感じるのは淡の時に近い力を感じるが、そこには何か熱のような物が混じってる気がする


京太郎「考えたところで……!」


今は、その圧力を振り払うように目の前に集中すべきだと、咄嗟に考え直す。


小蒔「──」


此方に向かって前進する武御雷から、流れるような軌道の剣が振るわれる。
このまま突っ込めば、胴から半分に真っ二つに両断される事だろう。


京太郎「させるかよ……」


すぐさま、左のナイフシースを起動させ左手にも短刀を装備させる。

そしてそのまま、振るわれる長刀を、両の手に収まった二本の短刀を交差させて受け止める。


小蒔「──っ!」

京太郎「よい、しょっと!」


長刀を受け止めた短刀の片方をズラし、武御雷のバランスを崩す。
その隙を逃さず、すぐさま長刀の腹を蹴り上げた。


京太郎「つぇい!!」

小蒔「────!?」


急激な上方向への衝撃に、武御雷のコンピューターはマニュピュレータの保護を優先して長刀を排出する
長刀は宙を回転しながら飛び、やがて地に刃が突き刺さった。


京太郎「ふぃー……」


優位に回った筈だが、何故かあまりそんな気はしなかった。

↓3
1.このまま短刀で繋いでいく
2.長刀に持ち替えて大きく狙っていく
3.突撃砲でネチネチ攻める
4.その他自由安価

京太郎「…………」

小蒔「────」


お互い、一度距離を離しながら向き合う。

京太郎の搭乗する雪風は、両腕に短刀が握られ
小蒔の搭乗する武御雷は、何も持たず素手だった。

しかし、武御雷においてはその状態であっても素手とは言えない。


京太郎「何せ、全身が刃物だからな……」


気を引き締め、京太郎はペダルを踏み抜いた──



↓1
01~09 打ち砕かれる(補正適用外)
10~39 短刀を潰される
40~69 鍔迫り合い
70~98 仰け反らせる
100~128 折れし短刀
ゾロ目 荒れ狂う雪風の如く
衛士適性(20)+操縦技能(20)+三次元起動(10)+X-TDM(15)+雪風(15)-武御雷(20)-九面之神(25)……判定+35

小蒔「──」

京太郎「うおっ!」


武御雷の手首から、刃が伸びる

00式近接戦闘用短刀と称されるその装備は、ソ連製戦術機の多くに装備される腕部のモーターブレードを参考に、構想された物である。

00式近接戦闘用短刀は、手首の収納スペースに内蔵皿されており、必要時に伸びるように展開される仕組みになっている。
マニュピュレータを使用しないため、装備展開の時間短縮になる。


京太郎「だけど……!」


しかし、京太郎は00式近接戦闘用短刀の概要を知ってからとある事を思いついていた。
それは、耐久性の問題…………
収納スペースからスライドするように展開される00式近接戦闘用短刀は、その展開の仕組みから見て、構造上耐久性が低い可能性が有ることに気付いた。

そしてそれを、今検証することにした。


京太郎「やっ、はっ、せいっ、とあっ!!」

小蒔「──、──、──、──!!」


京太郎は、何度も何度も短刀を打ち付ける。
武御雷もそれを防ぐように腕を振るい、00式近接戦闘用短刀で受け止める。

そして──


京太郎「チェーストぉおおっ!!」

小蒔「──!!」


パキンッ!という小気味よい音と共に、00式近接戦闘用短刀は根元からポッキリと折れた。
対して、雪風の持つ65式近接戦闘用短刀は損傷無く、腕に収まっていた…………


京太郎「デバッグが足りないな……」


これで2つ、相手の刃を奪った

素手だと言ったな、あれは半分嘘だ。
確か、何かで武御雷の内蔵短刀は脆いって聞いたんだよな……ソースは忘れた。


寝落ちそうだから寝るんだぜぃ……

いるのかな?

↓3
1.装備を換えずに短刀で攻めきる
2.突撃砲で牽制する
3.長刀で断ち切る


↓1 小蒔ちゃん降神
01~09   之神
10~69 変わらず
70~98 瓊々杵
ゾロ目 ???

65式近接戦闘用短刀をナイフシースに収納し、背部の兵装担架から74式近接戦闘長刀を取り出す。


京太郎「…………」

小蒔「──」


対して武御雷も兵装担架から長刀を展開し、両腕で装備する。


京太郎「行くぞっ!」


長刀を横に広げ、雪風を走らせた




↓1
01~09 切り落とされる(補正適用外)
10~39 長刀が弾き飛ばされる
40~69 互いに譲らず
70~98 背後を取る
100~138 肉を斬らせず骨を断つ
ゾロ目 大切断
衛士適性(20)+操縦技能(20)+須賀流刀剣術(15)+X-TDM(15)+雪風(15)-武御雷(20)-九面之神(25)……判定+40

↓1
01~39 腕の装甲の一部
40~79 跳躍ユニット
80~98 左腕
ゾロ目 たかがメインカメラされどメインカメラ

京太郎「くぅぅぅ……!」

小蒔「────」


雪風と武御雷、互いに譲らずに何度も長刀を打ち合わせながら狭いビル群を駆け巡る。

京太郎は武御雷とまともにやり合えば、そのパワーの差で圧される事を懸念して中々近寄れない。
対して武御雷はお構いなしにどんどん圧してくる。

狭いビルの合間を抜け出し広間が近くに見えた頃、京太郎は動き出した。


京太郎「こっのぉ!」


跳躍ユニットのジェットエンジンを全開に噴き、そして一度広間に出てから空中で反転し、また武御雷へと真っ直ぐ飛び出した


小蒔「───!?」

京太郎「せぇい、はあっ!」


咄嗟の動きを察知し、回避機動を取られてしまう。
しかし、京太郎の刃は確実に武御雷を捉え、その腕の装甲の一部を切り裂く。


小蒔「────」

京太郎「これで、またワンセットだぞ?」


ここまでは京太郎が優勢で推移している。
果たして、このまま勝利する事が出きるのか?

↓3
1.このまま長刀で押せ押せ!
2.一旦離れて突撃砲で確実に
3.手の多い短刀に持ち替える


↓1 小蒔ちゃん降神
01~09   之神
10~49 変わらず
50~89 瓊々杵
90~98 「本気で行きます!」
ゾロ目 ???

京太郎「…………?」


先ほどからの違和感

恐らく相手は全力でこちらに相対しているのだろう
しかし、どこか本気で無いような……何故か、そんな気がする


京太郎「よく解らないけど、もしそのまま本調子でいかないつもりなら……」



               /                                    \__ ノ
           /         /    イ }、         , へ、       `ー…… ´
             /    ,′      /  ./ |l /.|l    ′/   ∨     Ⅳ .∧ \
               |l      `7 、/  |/ |l     / /      ∨_,   l|∨ .∧ 、\
         /   ,' |l    _,ィ==≧=- __」|   / /   __, 斗<∨   l| Ⅳ ∧ \}
        ー ィ  / |l     ``   {::{i}::}「ミ  / /Ⅳ  牙====ァ}〉  /. l|V
         / /|l /∨   /   ` ̄ ̄ ̄  '/    < {::{i}:::} ´ /! /  l| ∨ |
            /  |l |. V          /          ̄ ̄   イ|l ∧.   l| ∨!
                |l {  ∨ |                 {ト、          // l V  l|  }/
                |l ヽ {ヽ!            〈{/           イУ }∨ l|
                |l ∧\\                          /  / | ./
.              } ′∨ヽ            _______        /   |/
                ′  ∨ `ー      /-‐‐     }     /´
                V 八∧     ー―――― ´
                 }´ 从ト                    ,イ|
                    |: : \            /| l|
                    |: : : l : .           /:  l l|
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京太郎「墜ちろっ!!」



↓1
01~09 墜とされる(補正適用外)
10~39 片腕損失
40~69 拮抗したまま動けず
70~98 最後の長刀を潰す
100~138 腕を切り落とす
ゾロ目 墜とす
衛士適性(20)+操縦技能(20)+須賀流刀剣術(15)+X-TDM(15)+雪風(15)-武御雷(20)-九面之神(25)……判定+40

小蒔「────」


先に攻めてきたのは武御雷の方だった。
長刀を前に突き出すような姿勢で前進し、更に跳躍ユニットで加速する。


京太郎「甘いっ!」


雪風は肩部のスラスターと跳躍ユニットを動員して左に移動しながら機体を90度回転させる。

そして、そのまま長刀を振りかぶり……


京太郎「だっ!」


振り下ろした


小蒔「──!?」


武御雷の左腕が斬り落とされ、そのまま長刀を手放してしまう


京太郎「手緩いんだよ……」

↓1 小蒔ちゃん降神
01~09   之神
10~69 瓊々杵
70~98 ????
ゾロ目 ????

菫「まったく……凄まじいとしか言いようが無いな…………」


先ほどから激しく打ち合う京太郎の雪風と武御雷。
縦横無尽に動き回り、常軌を逸した剣筋には舌を巻いてしまう
正直言って、動きが見えない瞬間まである。


菫「どう操作をすればあれ程までに動けるのやら……」


機体は同じ、OSも同じである。
では一体何が違うのか、想像もつかなかった。
ともかく、今は京太郎が優勢であることだけは解った。


菫「このまま大尉が勝つのだろうか……ん?どうした照、淡?」

照「あの斯衛、何か来た……」

菫「来た?どういうことだ?」

淡「解んないけど……なんか、すっごくヤバい……!」

菫「はぁ……?」


何故二人がこれほどまでに警戒するのか、菫には理解できなかった。
片腕を失った戦術機に一体何が出来ようか

まさか、トカゲのように腕が生えてくる訳でもあるまいし……

小蒔「────…………ふぅ……」

京太郎「ん……?」


一瞬、武御雷が動きを止めた。
それは攻めきるチャンスである筈なのに、京太郎は妙な感覚に陥った。

そう、一騎打ちの開始直後にも感じた何かが開いて解き放たれるような…………


小蒔「うっ!……ううっ…………!?・・・・・・!」

京太郎「なっ!?」


何かが、割り込んできた……?


霞「…………小蒔ちゃん、何かとんでもない物を呼び寄せちゃったみたいね……」

初美「とんでもない物ですかー?」

霞「ええ、焦ってか、若しくはそこを付け込まれてか……
恐らく、小蒔ちゃんでさえまともに制御できない部類の神様ね……」

巴「九面の神を降ろす姫様に制御できない!?
そんなのって、まさか神代(かみよ)の神様だとでも言うんですか……?」

霞「その、まさかかもしれないわね……」

↓1
01~09 倍返しDAE(補正適用外)
10~39 長刀はかくも折られ
40~69 互角の戦い
70~98 隙をつき……
100~128 されど片腕ではSUGAに届かず
ゾロ目 神を越えしSUGA
衛士適性(20)+操縦技能(20)+須賀流刀剣術(15)+X-TDM(15)+雪風(15)-武御雷(20)-天之尾羽張(35)……判定+30

京太郎「なっ……にぃ!?」


片腕になってから強くなった、そんな信じられない事が現に起きている。

まさか片方の腕が落とされたから身軽になったとでも言うのか、動きが苛烈になり、こちらが攻撃する暇を与えてくれない。

防戦一方のまま、雪風は後ずさりしながら防ぎ続けるしかできなかった


小蒔「・・・・・・」

京太郎「くぅ……どこからそんな力が…………!」


何とか、鍔迫り合いの状態に持って行く。
如何に武御雷にパワーがあれど、片腕ならば力負けしないだろう、そう確信していた。



小蒔「・・・・・!!」

京太郎「なあっ!?」


しかし結果は互角。
むしろ、徐々に圧されているのに気が付く。

そして、武御雷は一度長刀を引き、雪風の長刀を打ち付けた


京太郎「嘘だろ、おいっ!?」


弾き飛ばされる長刀…………

しかし、京太郎は咄嗟に頭で考え、身体を動かす。


京太郎「せっ、はいっ!」

小蒔「・・・・・!?」


両腕に長刀を展開し、右腕に装備した長刀を武御雷に目掛けて投擲した

あまりにも突然の奇襲に、長刀で弾き落とすがバランスを崩した。


京太郎「そこだあっ!!」



↓1
01~49 体制を落として脚を切り裂く
50~79 肩から脚に目掛けて袈裟斬り
80~98 コクピット目掛けて貫く
ゾロ目 容赦なしの達磨

小蒔「・・・・」


雪風が接近すると、武御雷は体勢を崩しながらも反撃に転じた。
斜めに切り抜くような剣筋、しかしその軌道は解りやすかった


京太郎「こっちが、がら空きだっ……!」


咄嗟に、武御雷の左方向に目掛けて機体を無理矢理倒しながら姿勢を低くする。
剣閃は雪風の肩の装甲の一部を切り裂くが、重要ブロックには掠りもしなかった


京太郎「いい加減に……墜ちろって!!」


そして、そのまま横になった体勢のまま──無防備な武御雷の脚部を長刀で切り落とした


小蒔「・・・・・・!?」


そしてそのまま、跳躍ユニットは武御雷の本体を巻き込んで誘爆した。

京太郎「何なんだよ、最後のは一体…………」


悪態をつきながら、転倒した機体を直ぐに立て直す。
今の転倒で右半身に多少の支障が出たが、経戦には問題無さそうだ。


霞「ああ、降参です」

初美「姫様が勝てないなら私には到底無理なのですよー」

巴「まあ、霞さんなら解りませんけどね……」

霞「姫様と二人掛かりなら良いところまで持っていけるかも知れないけど、1人じゃ無理かもしれないわね」

京太郎「そう、か…………」


端から見れば、圧勝したように見えたのだろうか。
しかし、京太郎自身はそう思っていなかった。

妙な圧力が常に焼かれるように突き刺さり、徐々に京太郎の精神をいたぶっていた。
もし仮に、最後のナニかが最初から出ていれば…………
それは、あまり考えたく無かった。


京太郎「向こうが五体満足だったら、解らなかったかもな…………」


そして、伊弉冉小隊の降参によってWB小隊の勝利が確定した。


京太郎「……あ…………れれ?お、おかしいな……?」


JIVESの電源が落ちると共に、京太郎の目の前が真っ白になり、纏わりついた物を振り払うように意識を手放した。

誰でも良いよ。お好きなのを選んでね。


最初に3票出たキャラ。
決定するまでにゾロ目2つ出たならさらに別に追加して


1.福路美穂子
2.弘世菫
3.宮永照
4.高鴨穏乃
5.大星淡
6.龍門渕透華
7.沢村智紀
8.末原恭子
9.ネリー=ヴィルサラーゼ
10.荒川憩
11.対木もこ
12.神代小蒔
13.石戸霞
14.永水7人衆

はーい、姫様ですね。

戦闘、長く感じたかも知れませんけど判定自体は5回でいつものヴォールクデータの時とそれほど変わらんのですよ。

対人戦で5回まで判定粘ったのって2000年の時の淡(当時のステータスは適正100技能120スキル+10)以来かな。4スレ目ね。
今では瞬殺だったし…………

まあ、コンマのせいですが、神様もあんまり乗り気じゃ無かったんでしょうな。

少しラッキースケベな要素が入ったって問題ないよね?きっとね。

あー、じゃあちょっとだけ。

ちょっとだけじゃぞ?

京太郎「ん……ぅ……」


何故だろうか、妙な開放感がある
そういえば、最近は書類と格闘する時間が長くてまともに寝れてなかったな……仮眠を含めれば5時間は寝むれていたが。


京太郎「ふにぅ……」


ともかく、きちんとベッドで寝るのは2週間振りだろうか?
嗚呼、何と心地良い……このままベッドの中で一生を過ごしたいくらいだ……

だが、現実にはそう言う訳にもいかない。
この眠気を覚ますためにも、いつも枕元に置いてある合成コーヒーの入った水筒を……


むにっ


…………ん?


むにぃ……むにむにっ


小蒔「ひゃう!?」


何だ、この柔らかい物は?
水筒はアルミ製でもっと固かった筈だが……?


むにむにむにっ……むにぃー……


小蒔「ひぅぅ……」

京太郎「いやいやっ、明らかに可笑しいだろ!?」グニィーッ

小蒔「ぃあぁぁ……」ガシッ!

京太郎「どなた!?離して!?ごめん!?」ビクッ!?

小蒔「きぅぅう……!」ガシイッ!グイイッ!!

京太郎「あががががっ!!痛いっ!折れる!折れるうっ!!??」ギシギシギシ


掌は柔らかい感覚に包み込まれ、手首は圧迫感に軋みを上げる
天国と地獄、俺は今その両方を同時に味わっているのか


京太郎「ぃやめてええええっ!?」

小蒔「その、ごめんなさい……」

京太郎「いえ、どう考えても自業自得ですし……」テクビヒヤー


手首を氷嚢で冷やしながら、ベッドに腰掛けて目の前に座る少女と対面する。


小蒔「そ、その……と、とても積極的でした」

京太郎「はぁ……すみません……」

小蒔「あんな事されたら、私……もう……」

京太郎「?」


良く見ると、何故か巫女服のような物を身に纏っている。

そしてその胸部は……最早暴力的な……西瓜……ゲフンゲフン!


京太郎「えーっと、失礼ですがどちら様で?」

小蒔「あっ!すみません、私ったら名前も名乗らずに…………
神代小蒔と申します、以後お見知りおきを」

京太郎「えっと、須賀京太郎です……」

小蒔「はい、存じ上げております!」

京太郎「そ、そうですか」


ん、今この人は何て言った?
神代と名乗らなかっただろうか、神代と言えばあの九州最強の武家と名高い…………


京太郎「おの、もしかしてさっきの武御雷の……」

小蒔「はい!先程の闘い、感服いたしました!」

京太郎「………………」


あの鬼神の如く猛威を奮った衛士と同一人物……?
いや、しかし、ああなる前は確かにこんな風にどこか抜けているようなほんわりした喋り方だったし…………


小蒔「あの、どうかされましたか?」

京太郎「あっ、いや、えーっと……」

続きは人が集まった頃にでも

                   ∧∧ ∩
                  (´・ω・`)/

             ハ_ハ   ⊂   ノ    ハ_ハ
           ('(・ω・`∩  (つ ノ   ∩´・ω・)')
       ハ_ハ   ヽ  〈    (ノ    〉  /     ハ_ハ
     ('(・ω・`∩  ヽヽ_)        (_ノ ノ   ∩´・ω・)')

     O,_  〈                      〉  ,_O
       `ヽ_)                     (_/ ´

   ハ_ハ           始 ま る の ?           ハ_ハ
⊂(・ω・⊂⌒`⊃                       ⊂´⌒⊃・ω・) ⊃

↓3 話したいこととか自由安価

京太郎「こちらこそ神代様、先ほどは素晴らしい模擬戦でした」

小蒔「いえ、そんな……」

京太郎「日本人として武御雷と合間見える事が叶ったことも勿論でしたが、それを操るあなたの技量こそ素晴らしい物でした。
同じ衛士として尊敬致します」

小蒔「いいえ、あれは他力本願でしてとても私の技量とは……」

京太郎「他力本願?」


武御雷の機体性能……の事じゃないな。
つまり、あの妙な違和感の正体……
あれが他力本願と言うのは、一体?


小蒔「それを言うなら須賀殿の方が……
まさか、あれに打ち勝ってしまうとは思いもしませんでした。
しかも随分長い間に気を当てられてしまって……おいたわしや…………」

京太郎(あれってそんなやばいモンだったの!?
って言うか気ってなぁに?!)

京太郎「その、他力本願とか気って、あの圧力みたいなのと関係があるんですか?」

小蒔「っ!感じ取ったのですか?!」

京太郎「感じ取ったって言うか、ヒシヒシと突き刺さるような不快感みたいなのを……」

小蒔「そう、ですか…………」

京太郎「何なんです?あれは、一体?」


神代さんは重苦しそうな表情をして俯いたが、暫くしてゆっくりと頭を上げた。

そして、ゆっくりと朱色の唇が開き始める


小蒔「口寄せや霊媒……地方によってはイタコとも呼ばれますが、そう言った物をご存知ですか?」

京太郎「え、いや……」

《霊媒って言うのはな、人を媒介にして身体に神や先祖の霊を降ろす術のことだ。
予言を聴いたり雨乞いをしたり、シャーマンと言うかな、アニミズムやら密教と言った宗教とも深い関わりがある。
一番分かりやすくて身近なのはこっくりさんだな》

京太郎(こっくりさんって、貨幣に指を乗せて質問するアレか?)

《ああ、霊媒の簡易版って言っても良い》

京太郎(お前、良くそんな事知ってるのな……
何、やっぱり幽霊だったりするの?)

《ノーウェイノーウェイ。
長野にな、そう言った方面に詳しい人がいて両方の面で弟子に…………ん、何の話だ?》

京太郎(いや、お前が言い出したんだけど?)

小蒔「あの……?」

京太郎「あ、いえ。こっくりさんみたいなもんですかね?」

小蒔「そうですね……広義的には当てはまるのかも知れません。
我々、神代家を初めとした六女仙達はそれぞれの土地を司る神々を納める者達なのです……」

京太郎「…………えーっと、少し素人にも解るように噛み砕いて説明してもらえますか?」

小蒔「あ、はいっ」

神代さんの話を噛み砕いて解釈するとこうだ。

神代氏は武家であると同時に神職を司って来た一族で、武力は男が、神事は女が勤めてきたという。
霊媒師というのは言うなれば有名どころで言えば卑弥呼のようなもので、神様をその身に降ろして神様の力を借りる事が出来るのだとか。

つまり、あの妙な圧力も神代さんが神様を降ろした事によって発生したものである、と。
最後に片腕になった後の更なる威圧感は、ピンチに陥って神代さんの抵抗力が低まった所を憑かれて更に強い神様が降りてしまったのだと言う…………


小蒔「おわかりいただけましたか?」

京太郎「わかったと言うか、わかりたくないと言うか……」

小蒔「神様を降ろしてる時は意識が虚ろになってしまって、夢心地のまま普段ならしないような事もしてしまうんです……」

京太郎「へ、へー……」

小蒔「…………信じてませんね?」

京太郎「いやいや、そんな事……」



↓3
1.でしたらお見せします!
2.大丈夫です、ちゃんと信じましたから!
3.無い無い。ノーウェイノーウェイ。

小蒔「でしたら……お見せします!」

京太郎「な、何を……?」

小蒔「少し待ってください。強い神様を呼んでしまったので弱い神様しか呼べませんけど……」

京太郎「あ、はい」

小蒔「むむむ…………」


その、何だろうか、眼をいっぱいに瞑って一生懸命に祈る姿は胡散臭いというより微笑ましいというか、可愛いというか…………


小蒔「…………っ……♪」

京太郎「っ……!?」


来たっ

何故か、その瞬間に理解できた。
何かが扉を開け放って降りてくるような……そんな、何かを


小蒔「♪♪♪」ニコッ

京太郎「!?」


良く見ると、眼の色というか雰囲気が変わった気がする。
先程まで浮かべていた柔和な笑顔はどこかあどけなさを残していたが、今は妖艶ささえ感じ取れる、艶やかな笑みを浮かべている。


京太郎「こ、これは一体?」

小蒔「♪♪……♪」


そして突然、巫女服の襟を崩し始めた。

ぶるんっ、と暴力的なまでに母性を秘めた双丘が揺れた。

さらしによって覆われているとは言え、その扇情的な光景に思わず言葉を失ってしまった。


京太郎「はっ……え、何事!?」

《そうか、アメノウズメを降ろしたのか……!》

京太郎「何っ、アメノウズメって何者!?」

《簡単に言えば、岩戸隠れしたアマテラスを呼び出すために真っ裸になって踊った女神様だよ》

京太郎「ふーん……ってえ!何で腰巻きに手を掛けてる!!」

小蒔「♪」

京太郎「やーめーろーっ!!」

小蒔「お、おわかりいただけましたか……?」カオマッカ

京太郎「ええ、もう十分に……」

小蒔「うぅ……」


結局、腰巻きを死守することは叶わず、下着の状態で乱舞するのを許してしまった。

まあ、眼を腕で覆って凝視することは無かったが。

そんなこんなで、暫く踊った後に正気に戻るように神代さんのなかの神様はいなくなっていた。


小蒔「私、殿方の前で何てはしたない事を……」

京太郎「い、今まで無かったんですか?」

小蒔「はい、私の住んでいた所は男子禁制で……斯衛に入ってからも霞ちゃん達といっしょだったから……」

京太郎「何て言うかその……ごちs……ご愁傷様です……」

小蒔「もうお嫁に行けません……」

京太郎「今じゃどこの軍隊でも男女は更衣室やシャワー室も混合ですよ……」

9月19日 【朝】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.ハンガーへ行く(技術者と会話)
7.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

選択スキップ



京太郎「ああ、とんでもなかった……」

《本当は勿体ないって思ってんだろ?》

京太郎「無ぇよ……」

《まあ、ああいう事は今後もあるだろうから焦る必要は無いな》

京太郎「…………勿体ないって思ってんのお前かよっ!!」



↓1
01~59 失敗
60~109 成功
110~138 大成功
ゾロ目 超大成功
知力(20)+RG設計図(20)……判定+40

戦闘のSP入手は無し?

↓1
01~49 2%
50~79 3%
80~98 4%
ゾロ目 7%

>>864
あかん、やったつもりになってたわー……

ごめんなさい

超伝導電磁投射砲進捗率【36%】



京太郎「来た来た!この感覚だよ!」

《どの感覚だよ》

京太郎「こう、びびっって来る感じの……」

《いや、分からないし……》

京太郎「何て言うか、物事が何でもスムーズに行って怖くなる感じ?」

《まあ、時々ある……のか?》

>>870
いいのよー旅館経営頑張ってなー


sp判定やるからちょっと待ってな。

↓1 SP判定

01~31 SP+17
32~64 SP+18
65~98 SP+19
ゾロ目 SP+34

いろんな意味で残ぁ念だったなぁ!(愉悦)



Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...200
・操縦技能...200
・知力...200
・体力...170
・容姿...121
・運...122
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・須賀流刀剣術...(+20)
・オーディン...(+30)
etc...
・部隊練度...96



SPを18入手したので自由に振り分けることができます


↓5 まあそう言うこともあるさね

Profile...
【Name】Kyotaro Suga
【Age】20
【Nationality】JAPAN
【Service】United nation army

Status...
・衛士適性...200
・操縦技能...200
・知力...200
・体力...170→188
・容姿...121
・運...122
・勘...100

Skill...
・真・三次元軌道...(+10)
・恋愛原子核...(+10)
・SS...(+10)
・X-TDM...(+15)
・須賀流刀剣術...(+20)
・オーディン...(+30)
etc...
・部隊練度...96

9月19日 【昼】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.ハンガーへ行く(技術者と会話)
×.技術開発
8.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

京太郎「この調子でぱぱっとガン=カタも創設できないものか……」

《やめてくれ、そうなったらもう目も当てられない……》

京太郎「やってみなきゃ解らないだろ?」

《そう言いながら本当にやっちまいそうだから困るんだよ……》



↓1
00~29 失敗
30~79 成功
80~99 大成功
ゾロ目 神が降りてきた気がする(意味深)
SS(10)+須賀流刀剣術(20)……判定+30

↓1
01~59 10%
60~89 15%
90~98 20%
ゾロ目 35%

ガン=カタ(仮)習得率【35%】



京太郎「そう上手くは行かないか……」

《地面にマガジンを置いて着地がてらリロードとか何だよ……》

京太郎「お前が教えてくれたんじゃないか」

《そりゃあそうだが、どうして出来るんだよ……》

京太郎「慣れだな、慣れ」

《慣れで片づけんなよ……》

>>414の描写が悪いだけでもう京ちゃんはヘタれてないよ……

そう言う展開になったら腹を括る描写をどっかで入れないとね……

9月19日 【夜】

↓3
1.誰かと会う
2.ミーティングを行う 
3.シミュレーター訓練を行う
4.実機訓練を行う
5.医務室へ行く(会話・治療)
6.ハンガーへ行く(技術者と会話)
×.技術開発
×.射撃訓練
9.衛星通信
10.その他何かやりたい事があれば自由安価で。

美穂子「昨日はお疲れ様、須賀くん。
あの後倒れちゃったけど、大丈夫だったの?」

京太郎「あ、福路大尉……
すみません、ご迷惑おかけしちゃって」

美穂子「ううん、大丈夫よ。
うーん……やっぱり、名字で呼び合うのって余所余所しいわね……」

京太郎「そうですか?」

美穂子「うん。ほら、宮永さんや大星さんのこと、名前で呼んでるでしょ?」

京太郎「いや、まああの二人は前からそれなりに親交が……」

美穂子「あら、私だってそうよ?」

京太郎「う……」

美穂子「試しに呼んでみようかしら……京太郎くん」

京太郎「あー、はい」

美穂子「京太郎くんも、名前で呼んでくれないかしら……?」

京太郎「…………み、美穂子さん?」

美穂子「はい♪」



↓3 内容自由安価

>>938
どういうこと?

>>939
お互いに横浜出身って言いたいんじゃないかな。


難しいこと書くね。まあ、頑張って書くんだけどさ。

京太郎「この前の話、考えてみたんです……」

美穂子「そう……」

京太郎「何が本当に正しいのか、今でも良く解りません。
でも、俺、自分で思ってたよりも欲張りだったみたいで……」

美穂子「………………」

京太郎「俺、美穂子のことも好きみたいです……この想いは、やっぱり背けたくなくて…………」

美穂子「京太郎くん……」

京太郎「俺、怖かったんです……たくさん求めたら、その分だけ手からこぼれ落ちちゃうんじゃないかって……」

美穂子「ごめんなさい……その負担を押し付けちゃったのは、私ね……」

京太郎「違います、そうじゃない……俺が、力不足だから……」

美穂子「そんな事無いわ、京太郎くんは十分に強いわよ?」

京太郎「何て言うか、そう言う強さじゃない気がするんです、こういうのは……」

美穂子「…………そうね、だけど前に言ったじゃない」

京太郎「え──?」

美穂子「何も京太郎くんが全部一人で抱えちゃう必要は無いって。
私は、京太郎くんのそばにいられるだけで良いって……土台が不安なら、一緒に支えれば良いのよ」

駄目だ、今は続きが書けそうにない……明日頑張るね!

  ∧∧ ∩
 ( ´∀`)/ ∧∧ ∩ 
⊂   ノ  ( ´∀`)/
 (つ ノ  ⊂   ノ  ∧∧ ∩
  (ノ    (つ ノ  ( ´∀`)/
        (ノ   ⊂   ノ
             (つ ノ  ∧∧ ∩
             (ノ  ( ´∀`)/

                _| つ/ヽ-、_
              / └-(____/
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もしや、このスレってそれなりに人気があるんじゃ無かろうか?(自意識過剰)

日付が変わった頃にやってくるぜ!

お待ちしています
ところで最近の設定だと前線では不知火よりもF-15の方が歓迎されていると聞いたのですが

>>972
おや、私は聞いた事ありませんね……ニコ生情報でしょうか?

察するに、F-15は多くの西側諸国で採用されていて配備数が多いこと、配備から17年(2001年時点)経過していて信頼性も高いですね。
汎用性も高く、整備性の良さ、パーツの入手のしやすさも大きな利点ですね
更に拡張性が高く未だに(現実世界のF-15戦闘機基準で考えて)発展機が開発される始末。

近接に特化し、開発を急いで性能の代わりに拡張性を犠牲にした不知火は5年10年単位で使うならともかく、30年経っても使えるような機体ではありません。
特にBETAとの戦いでは機体数や素早く終わる整備性が何よりも求められるので、世界を市場にした場合に不知火はあまり売れないでしょうね。

ソ連や欧州目線から見れば近接戦闘特化としても中途半端、かと言って汎用機として見ると拡張性に難あり。

数を揃えて大隊や連隊を構築すると言った面から見ればF-15の方が安価で兵器として優秀と言えるでしょうね。

長ったらしいよね。
分かり易く言えば不知火がMacPCでF-15がDELLとかのwindowsかな?

Macはその時代時代では優れてるかも知れないけどムーアの法則に置いてかれてしまう。
windowsは中のグラボやCPUを交換していけばやりようによっては十年以上頑張れる。

で、どっちの方が世界市場的に広まっているかと言えば…………


さて、ボチボチやってくよ。

美穂子さんはいつぞやのように、頭を優しく抱きかかえられながら優しく撫でてくれた。
気恥ずかしさを感じはするけれども……
それよりも強く、穏やかな気持ちになれた


美穂子「少しは、楽になったかしら?」

京太郎「そう、ですね……少なくとも、こうしてると落ち着きます…………」

美穂子「そう、だったら良かったわ」


抱き合うでなく、本当に子供のように温もりに包まれているような……そんなあったかな感触
何時ぶりだろうか、こんな風にプレッシャーから解き放たれたような清々しさに満たされるのは──


京太郎「今、すっごく心が癒されてる気がするんです……」

美穂子「え?」

京太郎「自分で言うのも何ですけど、いつも前のめりで皆を引っ張って必死に頑張って……
心にゆとりが無くて、疲れちゃう時があるんです……」

美穂子「そうね……いつも京太郎くんは自分より周りを優先しちゃうもんね……」

京太郎「だから、こうして美穂子さんと接してる時って…………何か、新鮮なんです。」

美穂子「京太郎くんが求めれば優しくしてくれる人なんていっぱいいるんじゃないの?」

京太郎「なんか、違うんです……甘えるってよりも傷を舐めあう感じで…………
こうやって、全部吐き出せるのって、もしかしたら初めてかもしれない…………」

美穂子「そっか…………じゃあ、今はいっぱい甘えてもいいわよ?」

京太郎「………………うん」


今は、その優しさに甘えるように、深く沈んでいった────

ちょっと待ってくれ、セリフ回しとか結構難しいんだよ……

京太郎「俺、もう少し考えてみようと思います……」

美穂子「何を?」

京太郎「美穂子さんと一緒にいられる、その形について……」

美穂子「…………私は、別に偶に逢えるだけでも十分なのよ?」

京太郎「どんな形にせよ、きちんと考えなくちゃ……
今まで逃げてた、けじめをきちんとつけたいんです」

美穂子「けじめなんて……」

京太郎「でも、ちゃんと片を付けたいんです。
それが正しいのか解りません……
もしかしたら、間違った事をしてるのかも
だけど、逃げないで進んでみたいんです、今は…………」

美穂子「京太郎くん……」

京太郎「理解されないかもしれません、って言うか自分が一番理解出来ないくらいなんです
でも、この気持ちを一時の衝動だなんて思いたくない……」

美穂子「それが京太郎くんが決めたことなら、私はそれに従うわ。
でもね…………」

京太郎「なんです?」

美穂子「気づいてる?また一人で抱え込もうとしてる」

京太郎「あっ…………」

美穂子「いいのよ、真っ直ぐ進めないなら回り道をしても…………
人はそうやって、足掻きながら生きていく者なの。
京太郎くんみたいに、強引に道を切り開いていく生き方じゃ、息が詰まっちゃうもの」

京太郎「…………そう、ですね」

美穂子「だから、偶には息を付いたっていいじゃない。
私は、いつだってあなたを見守っているから…………」

京太郎「はい、ありがとうございます……美穂子さん」

美穂子「うん……」

すまんな、遅筆で。
全力投球するのは良いんだが、というか妄想を文にするのは好きなんだけどどうもインターバルが出来てしまうな……
かと言って内容は薄いし……ままならんね。

もう残り少ないし次スレ建ててくるよ。

そっちで続けます。

【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」小蒔「16ageですね!」【咲・muv-luv】
【安価】京太郎「愛と勇気のおとぎ話……」小蒔「16ageですね!」【咲・muv-luv】 - SSまとめ速報
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誘導ですよー

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