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ディヴァイン「おじさんは服役中なんだ…」コナミ「圧倒的自業自得」【タッグフォース
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の続きです  よろしくお願いします

長…

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1438356346


あらすじ
ネオドミノシテイで半壊になったり最近散々な海馬コーポレーションはデュエル大会を開催しV字復活を狙っていた




カードショップKURUMIZAWA


コナミ「…………」ぼーーーー……



あげは「コナミどうしたの?心ここにあらずだけど」



龍亞「なんか雪乃姉ちゃんのマネージャークビになったんだって」ストレージガザガザ



あげは「え……?藤原さんが手放すとは思えないけど」



岬「遅刻しちまったんだってよ、会社がブチ切れて一発アウトだったんだと」サーチ行為モゾモゾ



あげは「へええ……やっぱり有名女優のマネージャーって厳しいんだね」



コナミ「ァあ~~~~……給料激下がり……」ボー



恵「また……カードショップ店員に……逆戻り………ワロタ……」



コナミ「くううう……」



ざっざっざっざ……


岬「おい店員、3パックだ、会計頼む」



コナミ「ああ……はいはい……」ピッピッピ



コナミ「450DPです」


ピピッ


岬「さてと……」ビリリッ



龍亞「レアカード当たった?」ヌッ


岬「………くっそ、このサーチ方法じゃだめか!」



恵「サーチ対策を怠っている我がショップではない……どんなサーチを行っても無駄……」



あげは「サーチなんてしちゃだめだよ、もー」


岬「けっ、わーってるよ、ちょっと元サテライト仲間から情報仕入れたから試したくなっただけだっつーの」



龍亞「暇なら俺とデュエルしようよ!」



カランカラン……


コナミ「む?」



雪乃「コナミっ!」ザザアアア


コナミ「うおおおっ!?」ガシャアアアアン


あげは「きゃああああ!?藤原さん!」


岬「コナミに突撃しやがった……!?」



雪乃「私のかわいい人っ……おバカさんね!クビになってしまうなんて…!」スリスリ



コナミ「すまんな……でも確かに時間にルーズな俺には不向きな仕事だったかもしれん、お前にも迷惑かけちゃったしな」



雪乃「まったく……!」スリ……



あげは「ちょ、ちょっと……くっつき過ぎじゃないかなー……」



岬「スクープされたらやべーなこの状況」



龍亞「他にお客さんいなくてよかったね……」




…………


雪乃「ふう…ごめんなさい、取り乱してしまったわ私としたことが」ファサアッ



コナミ「気にすんな」



恵「……」ナデナデ



三郎「にゃあ……」



龍亞「俺のターンっ!」シュッ



岬「かかってこいやァあああああ!」



ワーワー……キャーキャー



雪乃「………で、コナミ、生活は大丈夫なの?」



コナミ「ああ、ここでまたバイト始めたからな」


雪乃「あの……マネージャーは無理でも付き人なら大丈夫よ?お給料は私のポケットマネーから出すし……」



コナミ「いや………それって完全に………いわゆる…ヒモ……」



雪乃「………そうね……」



コナミ「自分で働くって、このバイトで生活費も何とかなるし」



雪乃「そう…」はー



龍亞「パワーツールドラゴンで攻撃ーーーーー!ジャキ―――ン!」バッ


ドゴオオオオオン!



岬「くそがああーーーーーーーーーーー!!!?」LP0ピー



コナミ「おお、龍亞が勝ったぞ」



あげは「最近どんどん強くなってるよね」緑茶ズズ



雪乃「彼もKCグランプリに出場するのかしら?」



あげは「するんだって、WRGPの件でシード権貰ってるらしいよ、予選をスルーできるんだって」



コナミ「WRGPか……ずいぶん昔のことのようだぜ」



雪乃「実際昔だものね……私もシード権貰ってるんだけど、コナミ、貴方もよね」



コナミ「ああ、せっかくの祭りだから出ようとは思ってるぜ」



あげは「はー、みんなすごいね、ボクなんかとは世界が違うよ」



コナミ「持ち上げるな、慣れてないから照れるだろ」


岬「っち……強くなりやがったな……龍亞」



龍亞「へへへ、まだまだ強くなるよ!」



コナミ「よし、龍亞!俺が相手してやるぜ」ザッ!



龍亞「コナミ!よーし……勝負だ!」



あげは「ジャッカルさんより戦績が悪いコナミじゃ勝てないんじゃないかな?」



コナミ「見てな!俺の圧倒的実力を!」ガシャッ



恵「これは……………フラグ……」



雪乃「ふふ、コナミ、お姉さんが応援してあげるわ、頑張りなさい」



コナミ龍亞「デュエル!」LP4000



コナミ「俺の先行……まずはジェネクスコントローラーを召喚!」バ



シーーーーーーーン……


コナミ「あれ………?」



コナミ「……実体化しないぞ?」



龍亞「どうしたのー?」



コナミ「ジェネクスコントローラーを召喚!」バッ


シーーーン


コナミ「でてこいジェネコン!」バッ


シーーーーン


コナミ「………なぜだ……!?」


雪乃「どうやら……モンスターが出てこないみたいね」


岬「ディスクのメンテ不足かバカ」



あげは「デュエリストとしてそれは………」ナイ


龍亞「ええー……しっかりしてよコナミ~」



コナミ「……おいジェネコン……どういうことだ?」ボソ


ポンッ


ジェネコン(カードの精霊)「ギ―……分カンネー」


寝ます

補足 コナミ君にはジェネコンとセームベルという二体のカードの精霊がいます


龍亞「あれ……俺のディスクも実体化しないよ」ブンブン


コナミ「俺だけじゃないのか?」



岬「なに?さっきまでは問題なかったじゃねーか」



龍亞「うーん………?なんでかな……モーメントは回ってるのに……」カチャカチャ



あげは「………あ、ぼ、ボクのディスクもだ……メンテはしてるのに……?」



雪乃「まさか………ダークネスが?」



コナミ「ええ……かんべんしてくれよ……?」



恵「………おかしな反応は……感じない……」



あげは「そうなると……海馬コーポレーションのデュエル・リング・サーバに問題が発生してるのかな?」



コナミ「デュエル・リング・サーバ?」



雪乃「海馬コーポレーションにある全世界のデュエルディスクソリッドヴィジョンシステムを管理してるコンピュータね」


コナミ「横文字が……」クラ



あげは「今までもこういうバグはあったけど30秒くらいで解決してたから、待とう」



龍亞「早くデュエルしたいなー……」



……………………


30分後


コナミ「………」ブンブン



岬「………」コキコキ



龍亞「………」バシッ  シーーーーン



あげは「あれから30分くらいたったけど……まだ回復しないね」



雪乃「これほどの長さは初めてよ?この30分でどれだけの経済的損失が……」



恵「………脳内のインターネットで調べてみたところ……海馬コーポレーションに電話が殺到している…」チカチカ



コナミ「ふーむ……大変そうだな」



岬「KCグランプリで信頼回復を狙ってるってのに、こんなことで大丈夫かよ……」



………………



海馬コーポレーション前


キキイイイイ  ガチャ バタン


イエ―ガー「……」タッタッタッタ



KC社員「あ、市長!」



イエ―ガー「私がここに来た理由は分かっていますね?」



社員「ええ……デュエルリングサーバの件ですね」



イエ―ガー「世界中から苦情殺到ですよ!早くサーバを回復させなさい!」



社員「そ、それが……その……」



イエ―ガー「?……難しい問題でも」



社員「ええ、見ていただくのが早いかと」



ザッザッザッザ……



………………………

デュエルリングサーバ室


ウイーーーーン   ウイーーーン



イエ―ガー「ふむ………これがデュエルリングサーバですか……大きいものですね」



社員「世界中のデュエルソリッドヴィジョンを管理してますからね……」



イェーガー「で、なんで動かさないのですか?」



社員「お恥ずかしい話……ウイルス攻撃を受けまして」



イエ―ガー「ウイルス攻撃………?いったいどこから」



社員「わからないんです……しかも超強力…わが社の世界最強と評されるファイアーウォールを容易く破り…完全に支配権を乗っ取られてしまいました」



イエ―ガー「な………」


社員「現在全霊で対抗策を模索中です……」



イエ―ガー「くう……急いでください……世界中のデュエリストのため……」


ウィーーーーーーーーーーーーーン……カタカタカタカタ……



イエ―ガー「む……?そこのディスプレイ……勝手に文字が」



社員「え?」



0111010101111010100000101デュエルリングサーバヲ01取リ戻シタイ010000101010100010カ01010


イエ―ガー「これは………?」



社員「な……ウイルスから……」



01010101010100111101010我々ノ0100001010101目的ハ010001010勝負0101011110101111101010ダ0101110
0100001010肉体ヲ0101010賭けて0101111010001010戦エ0000001デュエルデ000111



イエ―ガー「肉体を賭けてデュエル……?何者なのですこのウイルスは……」




社員「ウイルスとデュエルなんて……前代未聞だ」




01010101100000デュエルモンス00010100111ターズ0001010100111クエスト01010001デ01待ツ0111



イエ―ガー「……デュエルモンスターズクエスト……?」



社員「な……なぜその名を…我が社のトップシークレットを……」



イエ―ガー「え?」


0101010100001101来ナケレバ……デュエルリン001グサーバヲ101110000破壊スル110010



イエ―ガー「一体…何が…」


0001001001111我々ハ0111000101000
0000100000011111010101010100000111000110010BIG500100001000101


イエ―ガー「BIG5……?ウイルスの名称でしょうか?……」



次の日 海馬コーポレーション前



遊星「……」ブオオオオオーーーーーーーーーーーーーー



キイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーン



キキイイイッツ


遊星「……」


イエ―ガー「遊星、お待ちしておりました!」



遊星「どうしたんだ?血相を変えて呼び出して」



イエ―ガー「話は歩きながらします…力を貸してください」ザッザッザ



遊星「?……」ザッザッザ



………………………………………


ポッポタイムガレージ前


コナミ「遊星?いるかー」コンコン



コナミ「Dホイールの改造方法ですげーの考えたんだ」コンコン


シ―――ン


コナミ「…………いないのか」


ここまででー


5DsってDMからどれくらい経っているのか考えたら、普通に考えたらサテライト格差やら超融合の映画での情報やらから少なくとも100年くらいは経ってないとおかしい、なのでこのssはそんな感じでいきます   牛尾の存在が謎なんだよ……

最初のスレからのあらすじはよ



………………


海馬コーポレーション地下室



ギイイイイイイイ……



遊星「……埃がすごいな」ザッ



イエ―ガー「海馬コーポレーションにこんな地下室があるとは



社員「彼らが言っていたデュエルモンスターズクエストは長年ここで放置してあったものです」スタスタ



社員「確か…こっちの……」ギイイ



ガチャ



イエ―ガー「具体的にはどういうものなのですか?」



社員「昔、デュエルモンスターズ黎明期に途中で開発を断念したゲームです」



社員「電脳世界に人の意識をワープさせデュエルを楽しむことを目標としていたらしいです」



遊星「なぜ断念を?」



社員「……BIG5という当時の重役たちの暗躍により社長の瀬戸様が電脳世界に囚われるという事件が発生したのです」




イエ―ガー「BIG5……?それってあのウイルスと同名の」



遊星「?」



社員「ええ……なにか関連があるのか……」



イエ―ガー「……ふうむ、まあとにかく、今はウイルスの指示に従うしかないでしょうね」




イエ―ガー「デュエルモンスターズクエストでの勝負……」




遊星「イエ―ガー、そろそろ詳しい説明をしてくれないか」




イエ―ガー「不動遊星……デュエルリングサーバの件は把握してますか?」




遊星「ああ……ソリッドヴィジョンの不具合のことだろう」



イエ―ガー「はい、実は……」


……………………………


…………


遊星「そんなことが………なるほど、それで対戦相手として俺を」



イエ―ガー「遊星!どうか海馬コーポレーションの危機を救ってください!」




社員「私からもお願いです!このままではKCグランプリが滅茶苦茶になってしまう……!そうなれば我が社はお終いです!」




遊星「……分かった、やれるだけのことはやってみよう」




イエ―ガー「英雄のあなたなら信頼できます!」




遊星「よしてくれ、しかし、そのゲームは動くのか?」




社員「ううむ………あ、あそこのブルーシートが掛けられているやつ」ザッ



バサアアッ



社員「あった!これです!」



イエ―ガー「ほほう……安眠カプセルのような見た目ですね」




遊星「そのカプセルの中のヘッドギアを被ればいいのか……」



社員「ええ……しかし驚きです……まさか生きているとは」カチカチ……ブウウウーーーーン



イエ―ガー「電源が入りましたね…」



遊星「じゃあ済ませてしまおう、デュエルを返してもらわなければ」ザッ



社員「しかし、気になるのは肉体を賭ける……という部分ですね」



イエ―ガー「ええ……おそらく危険な闘いになるでしょう、遊星気を付けて……」



遊星「ああ……俺自身も未知の戦いだ……必ず勝つ自信はない」



遊星「とりあえず敵の懐に飛び込んでみるとするさ……」ギシ……



遊星「始めてくれ……このゲームをクリアすればいいんだろう?」カチャ



イェーガ「ええ……では、ゲームスタートです!」バッ



社員「はい!」カタカタカタカタ  ッタ―――ン!!


ブウウウウウウウーーーーーーーーーーーーーーン…



遊星「っぐ……」ブウウーーーーーーーーーーン……



ゴオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーー……


001010001110010101010101111110101010111010101010110111010101001101011110111010101100011001101010101010011


バチバチバチバチ……


シュウウウウウ



遊星「………ここがゲームの世界」ザッ



遊星「森林地帯か………とこへ向かえばいいのか」ザッ



遊星「とりあえず道は用意されている、進んでいくしかないな」



ザッザッザッザッザッザ……


ガサガサガサガサガサガサガサガサッ



遊星「!………何かくる?」



FGD「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!」攻5000




FGD「ギャアアアアアアアアア―――――!」攻5000




FGD「ギャアアアアア―――ァアア!!!」攻5000



遊星「!なっ……」




遊星「これは……デュエルモンスターズ最強の攻撃力を持つ、FGD……それも3体!」



FGD「ギャババババアアアアアアアア!!」ギュウウウウウウウン……


FGD「バババアババババ!!」ギュウウウウウウン……


FGD「ギャアアアアアバアバババババババ!!!」ギュウウウウン……



遊星「くっ」シュッ


ドシュウウゥ――――――――――――――――――――ン!!ドシュウウ――――――――――――――――ン!!ドシュウウ―――――――――ン!!



ゴバアアアアア―――――――――――――――――――――――――ン!!!



ゴアアアアアアアアーーーー……………



00010100000010101011010111101011010101011110101010101010101110101011101011000111101010101010001010101011110001101010



BIG5「ハハ00101ハハハハ01000111010001ハハハハハ!!!一瞬ダ001001コレガ大人ノ戦イ方ダ!001001」



BIG5「イヤ0001110101アレヲ見ロ!00100010」



BIG5「何1100010?」



01000111101010101011111100000010101011010101100001111010101000000001011000010101011111101011110001001010111111111000



シュゥゥゥウウウ………








遊星「………」LP4000



シールドウイング「ギャアアアアァ……ァっ………!」守900  ドゴオオーーーン……!



《シールド・ウィング/Shield Wing》 †
効果モンスター
星2/風属性/鳥獣族/攻 0/守 900
このカードは1ターンに2度まで、戦闘では破壊されない。



遊星「助かった、シールド・ウイング、ありがとう」



シュゥゥゥウウウ………



0100101010101101111101010111101010001011101001011101010101011111000110101000001111010010001100



BIG5「壁モンスターデ001110防イデイタノカ0010111000!」



BIG5「アレガ00110不動遊星11010流石ニ簡単デハナイナ001110」



BIG5「ダガ凌イダダケデハ勝テンゾ0110110次ノ攻撃デ今度コソ10101」



BIG5「ム?」



10111010001010101110100111101001100000111110110000101011010101101111101000110101111100101000000




遊星「集いし闘志が怒号の魔神を呼び覚ます。光さす道となれ!シンクロ召喚!粉砕せよ、ジャンク・デストロイヤー!」バッ!



《ジャンク・デストロイヤー/Junk Destroyer》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2500
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで
フィールド上のカードを選択して破壊できる。


デストロイヤー「オオオオオオオァ!!」




遊星「効果発動!素材としたチューナー以外のモンスターの数だけフィールドのカードを破壊する!」バッ



遊星「チューナー以外のカードの数は3体!よってすべてのFGDを破壊する!タイダルエナジー!」



ドゴシャアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!



000101011110000100100011110000100111110001001110



BIG5「……………」



BIG5「…000101010……奴二アンナ攻撃ハマルデ通ジナイヨウダナ」



BIG5「時間ノ無駄ダ001我々……001イヤ、私……?ドッチダッタカ001001ガ、直接相手シナケレバ」



BIG5「今度コソ0011101110生身ノ身体ヲ11101110000手二11010入れる1111000」





00011111100111111111001010100111100001111110000011111111001101010100101



遊星「ふう………危ないところだった」



遊星「しかし、とんでもないゲームだ……開発中止も納得だな」


0111001


遊星「?……なんだ……」



シュンッ



BIG5「不動遊星」スタッ



遊星「!?な……なんだお前は?」



BIG5「私ハBIG5ダ」



遊星「!お前が……BIG5……もう出てくるとは」



遊星(しかし……この姿は一体……何人もの人間が重なって見える……)



BIG5「デュエルダ、私ガ負ケレバデュエルリングサーバノ支配権モ返ソウ」


BIG5「ダガ!私ガ!勝テバ!オ前ノ身体ヲ!イタダク!」



遊星「!俺の身体を……そういう意味だったのか」



BIG5「16歳!!16歳!!ヌフフフフフフ!!!」



遊星「……悪いが俺は18歳じゃない!」ガシャッ



BIG5「オット………ノイズダ……」

ミス

遊星「……悪いが俺は16歳じゃない!」  でした

そしてここまででー

>>42
産業で

サテライトにに住んでいたコナミ君がWRGPで鬼柳とツァンデイレとチームを組み優勝した。
ゾーンやゴドウィンは遊星が倒した。
数年後ダークネスが襲ってきたが遊星が倒した。



BIG5「大人ノ戦イを見セテヤロウ……」カシャ  LP4000



遊星「デュエルだ!」LP4000



BIG5「私ノターン!」シュッ 手札5



BIG5「カードヲ2枚セットシ、モンスターヲセット!」ガガッ 手札2



BIG5「ターンエンド……」



遊星「どんな戦術で来る……俺のターンだ」シュッ 手札6



BIG5「フッフフフフフフフ……」



遊星「ん……?何を笑って……」



遊星「……!?」



010110111100011111100010101010100110010111010101010111100010101011010101101000111101001100101110



バリバリバリバリバリイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!



イエ―ガー「な、なんですかあああ!!?」



社員「ゆ、遊星さんに異常発生!」カタカタ



イエ―ガー「どうしたというのです!?」



社員「こっこれは……!」




ガシャ―――――――――――――ン!




イエ―ガー「むう!?」



パトロール・ロボ「……」ガションガションガションガション



《パトロール・ロボ/Patrol Robo》 †
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻1100/守 900
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のスタンバイフェイズ時に相手フィールド上にセットされたカード
1枚を確認する事ができる。




社員「こ……これは……昔海馬コーポレーションが兵器製造会社だった頃の……」




イエ―ガー「我々をどうするつもりです!?ちょっ、やめなさい!のおおおおおお!?」



……………………………………………………



海馬コーポレーション前


イエ―ガー「………………」



社員「……」




イエ―ガー「……くう……?あれ。私は……」ムク



社員「う………ここは……?」ムク



イェーガ「我々は……何を……?」



社員「…!デュエルリングサーバですよ!BIG5との勝負……!」



イエ―ガー「ああ……!そうでした、ポッポタイムまで行って不動遊星に依頼しなければ……」



ウイーーーン タッタッタッタッ



社員2「イエ―ガー市長ー!社員さん!」



イエ―ガー「?」



社員「どうしました」



社員2「デュエルリングサーバが回復いたしました!」



イエ―ガー「!なんと!」




社員「ほ、本当ですか?」



社員2「ええ、ソリッドヴィジョンシステムも無事です!」



イエ―ガー「まったく……人騒がせな……」



社員「よかった……これでKCグランプリが問題なく進行できる……」



イエ―ガー「BIG5なるウイルスは駆除できたのですね」



社員2「ええ……というより自然に消滅したという感じで……」



社員「むう……謎ですね、とにかくこれまで以上にセキュリティを強化しましょう」



社員「市長、お騒がせして申し訳ございませんでした…すべて元通りです」




イェ―ガー「気を付けてくださいよ、私にだってやるべきことがあるのですから」




………………………



次の日


ポッポタイム


コナミ「………」コンコン



コナミ「ふうーむ……遊星は今日もいないのか……?昨日は帰ってこなかったようだし、旅行かな?」



ゾラ「……」サッサッサッサ……



コナミ「おうゾラ、遊星どうしたか知ってるか?」



ゾラ「遊星ちゃん?いないのかね……?私は知らないよ」



コナミ「そうか……ふーむまあそんなこともあるだろ」



ゾラ「そういえば昨日、市長が訪ねてきているのを見たね」



コナミ「イエ―ガーが……?ふーん」



…………………………………



次の日


KURUMIZAWA



コナミ「ふー」緑茶ズズー



ワーーーーワーーーー オレノターンダーーーシャオラアアーーーーワーーーーワーーー



コナミ「今日はデュエルスペースが大人気だな」




恵「最近ソリッドヴィジョンが使えなかった………反動……」




コナミ「床でやるのもいいと思ったけどな」




コナミ「そういえば、昨日遊星を見たか?」




恵「………いや、見てない……」



コナミ「そうか……やっぱ旅行かな……でも報告ぐらいするよな…?」



恵「………一人になりたいときくらい……ある……」



コナミ「そうだな」



そして一週間後



コナミ「遊星消えたぞ!」



中央広場



あげは「きゅ、急にどうしたの……?」



コナミ「1週間も遊星がガレージに帰ってきていないぞ!」



あげは「チャンピオンが……?へー……」




コナミ「遊星だから大丈夫だと思うが、ちょっと心配になってきたんだ」




あげは「……そういえば、ボクも最近見てなかったなあ」




コナミ「イエ―ガーに聞いても知らないの一点張りだったしな、最後に会ったの多分あいつなのに」



コナミ「…………っと、そろそろバイトだ、KURUMIZAWA、俺行くな」



あげあ「あ、そ、そう……ぼ……ボクもいこうかなー」


コナミ「構わんぞ」


ザッザッザッザ



KURUMIZAWA

カランカランカラン


恵「…………」



コナミ「ちょっと遅れた―!」ザッ



恵「……………コナミ…2分遅刻」



コナミ「すまんな」



あげは「レインさん、どうもー……」テクテク



恵「……いらっしゃいませー……」



コナミ「客があまりいなくてよかった、今日は楽そうだな」ザッザッザ



恵「店長は……もう少しで帰ってくる……」




コナミ「了解ー……」



ピロリン……



コナミ「む……俺のケータイにメールだ」



恵「……勤務中は……電源……切るべき……」ムス



あげは(そういえばボク番号交換してないや………してくれるかな……?)ドキドキ




コナミ「わかったよ……ん?」カチカチ




コナミ「遊星からだ……」



あげは「え……?なんだ良かったじゃん、無事で」



コナミ「ああ……どこ行ってたんだろうな」ピ



【01010110101010110010110010助け11001010100010求10110】



コナミ「…………………」



コナミ「な、なんだこれ……?」



あげは「え?」



コナミ「遊星からのメールが変なんだ」スッ



あげは「うわあ……軽くホラーだね……チャンピオンこんな冗談を…」



コナミ「いや……冗談でこんなことしないぞ遊星……助け求って書いてあるな……」



コナミ「事件に巻き込まれているのか……?」



コナミ「あ……画像が添付されている…」タンッ



ヴウウウン………



コナミ「………これは……地図だな……」





コナミ「………マークがついてる………地点は……」



恵「………ここは……海馬コーポレーション……タッチしてみて……」



コナミ「?」タン



ヴォオオーーーン……



コナミ「おお……海馬コーポレーションの建物内見取り図だ……」



あげは「なんでこんなのを……?」



コナミ「…地下にマークが………これはタッチしても反応が無い」



コナミ「ここに来てくれってことか……?」



ピロリン


コナミ「あ、またメール……遊星だ」



【急1101010100期限1011100024時間11010000010001】



コナミ「期限が……24時間?」





コナミ「なんか切羽詰まってる感じだな……なんだこの10って……」



恵「…………」ボー



コナミ「とにかく………海馬コーポレーションに行ってみるか」



あげは「でもあそこって一般人は入れないんじゃなかったっけ?」



コナミ「そうなのか………?幸子の会社といい……厳しいな…遊星はなんでこんなところに……」



恵「………」



コナミ「そうだな……幸子に頼んでみるか……」



あげは「海野さんも忙しいんじゃないかなー……」





海野財閥  本社  社長室


幸子「……298……299…………」ググググググ……



幸子「……300!」グンッ


シュタッ



幸子「ふうーーーー…………ノルマ達成ですわ……逆立ち腕立て300……」



じいや「幸子様お疲れ様でした、タオルです、シャワー室の用意もできています」サッ



幸子「ありがとうございます、じいや」フキ……



じいや「しかし感服しました、体つきは以前と変わらないのにもかかわらず内包されているパワーはけた違い……」



幸子「ふ……すっかり昼休みの筋トレも日課になってしまいましたわ、デュエリストとしては当然ですが」フキフキ……



じいや「デュエリストとは大変なものなのですな」



ここまででー
キャラ紹介

海野幸子
 サティスファクションタウンでのトレーニングを経てデュエルマッスルに目覚めてしまった。



……………


20:30


幸子「さて、じいや、今日はここまでにしましょう」パタン



じいや「承知しました、帰宅用の車を用意いたします」



ピロリーーーーン


幸子「む……メール」



幸子「…………ふむ、じいや、少し用事ができましたわ、先に帰っていてください」



じいや「はい、大学の学友様ですか?」



幸子「まあ、そうなところですわ」



……………


↑ そんなところですわ でした


中央広場



ブロオオオーーーーーーーーーーーーーーー   ギャギギギギイイイイッツ


幸子「ふう……」カポ



コナミ「幸子!悪いなこんな夜に呼び出して」ザッ



恵「……こんにちは………」



幸子「庶民ごときが私を呼び出すとは……と言いたい所ですが……」



幸子「貴方には借りがありますからね、不問にしてあげましょう」



コナミ「サンクス」



幸子「レインさんも御機嫌よう、で、何の用ですか」




…………………………



幸子「不動遊星が……海馬コーポレーションに囚われている?」



コナミ「ああ」



幸子「おかしなことを言う人、そんなことをするメリットがどこにありますの?」



コナミ「だが本当にメールが来たんだよ、ずっと行方不明の遊星から」



恵「…………真実」



幸子「ふう……………ま、いいでしょう、私なら確かに海馬コーポレーションに自由に出入りできます」




幸子「ですが…現在時刻10:30、もう社員の方たちも皆帰宅してしまっているのでは?」




コナミ「なに……マジか?」




………………

海馬コーポレーション  裏側



コソ……コソコソコソコソ……



コナミ「やはり潜入しかないだろうな」ザザッ



幸子「私の会社の時もやってましたわよね庶民………やれやれですわ」



恵「…………」サササッ



恵「…前方と後方から生物反応……おそらく警備員」ピク



コナミ「なに!?挟まれたか!?」



幸子「!庶民、眠らせましょう!」ババッ



コナミ「ま、まて!ことを荒立てるのはまずい………どこかに隠れよう……!」



幸子「どこにも隠れられる隙間なんてありませんわよ!」



コナミ「やっべえええええ………!?」



恵「………」


幸子「私は万が一にも顔を見られるわけにはいきませんのよ!」



コナミ「ぐ………仕方ない……一撃で眠らせられるか?」



幸子「やるしかありませんわ……」ザッ



コナミ「わかった、俺が前をやる……幸子は後ろを頼む……」


幸子「ええ………」



ザリ………



恵(………この裏口……電子ロックがかかっている………これなら……)スッ



恵「コナミ………このロック解ける……暴力不要」



コナミ「なに?!」



幸子「!レインさん……うなじからコードが延びて……」

……………………


海馬コーポレーション内 1階



コソ………


コナミ「侵入成功……恵……お前すごい奴だったんだな、助かったぜ」



恵「未来の技術を……使用して造られた私にとって……この時代の電子ロックなんて襖同然」




幸子「敵になったらと思うと恐ろしいですわ……」コソ……



コナミ「さて………遊星から送られてきたMAPに従って……地下室に向かうぞ」



ザッ  ザッザッザッザッザッザッザッ



コナミ「!………なんだあれは」



パトロールロボ「………」ウィーーーーーーーーーーーーン



恵「…………不細工な……ロボ」


幸子「なんなんですの……銃器が装備されていますわ」


用事ができたのでここまででー



コナミ「あの機械が地下室への道を守ってやがるのか……」




幸子「海馬コーポレーションの地下室はトップシークレットと聞いていましたが……あんなものがガーディアンとは」




レイン「私なら近づけば無力化できる………でもあの銃器は……厄介」




コナミ「ふむ………なら、俺と幸子で……やるか?」



幸子「あの銃器さえ気を付ければ無効化できるかもしれないですね」



コナミ「よし、俺が先陣を切る、続いてくれ」シュッ



…………………


パトロールロボ「……」ガション……


シュッ


パトロールロボ「!」グリンッ





コナミ「ちゃ!」ガイン!



パトロールロボ「!!?」銃口が曲がる



コナミ「よし!これで撃てまい!このまま動きを封じて……」ガシイイッ



パトロールロボ「~~~~~~~~~!!!」グググググ



幸子「大人しくなさい!」ガシイイ





ググググググググググググ




コナミ「よっしゃあああ………!今だ恵!」




幸子「なんて力………長くはもちませんわ……!」グググググ



恵「!」シュルルッ



パトロールロボ「!?」カチンッ



恵「…………データを上書き…………電源を…………OFFに」バチバチバチ



パトロールロボ「………!……」シュウウウン……


ガクンッ



コナミ「お……力が緩んだ」



幸子「ふう…ふう………うまくいきましたね…」




恵「………レトロだった………余裕」ブイ



コナミ「あれは俺でも勝てるか微妙だったからな……サンキュー」



幸子「元兵器会社の闇を垣間見た気がしますわ」



コナミ「この先が地下室だな……行こうぜ」



ザッザッザッザッザッザッザッ


………………


ギイイイイ


コナミ「ここが地下室か、広いな」



恵「………」



幸子「こんな埃っぽいところに私を……」



コナミ「遊星はなぜ俺をここに呼んだんだ……?」




幸子「暗くてよく見えませんね……」




恵「………」



恵「……あっちの部屋に生物反応あり…」ピ



コナミ「なに……?遊星か?」




幸子「海馬コーポレーション関係者かもしれませんわ……だとしたら私は見られるわけには……」



コナミ「用心していくぞ……」ザッザッザ



ギイイイイイ……



ピッピッピッピッピ………



コナミ「!」






遊星「………」 ピッピッピッピ………



コナミ「遊星だ!寝ている!」



幸子「うっ!?………なぜこんなところで、そしてこのカプセルは一体………?」



恵「……」



コナミ「まさか一週間前からずっとか………?」



ピッピッピッピッピ……



コナミ「どうすれば……ぶっ壊して救出するか」



幸子「もっとよく見てから判断したほうがいいですわ」



コナミ「むう………恵、何かわかるか」



恵「………」

ここまででー



恵「………このマシーン、知っている………未来の資料にあった」



恵「たしか…………デュエルモンスターズクエスト……電脳世界に入り込んで遊ぶゲーム……」




コナミ「電脳世界


コナミ「電脳世界だって?」



幸子「!このカプセルがそうなのですか……話には聞いていましたが」



幸子「しかし結局開発は中断されたのでしょう?なぜ不動遊星がこんなものの中に」




恵「分からない………しかし、このゲームはゲームをクリアするかセーブポイントを見つけるまで現実世界に戻ることはできない」




恵「力尽くで救出したら………危険………」



コナミ「そうか………」



幸子「ではどうしますの、あまり長居はできませんわよ」



コナミ「遊星が呼んだってことはこの状況から助けてほしいってことだろうしな……」



恵「なら……コナミがゲーム内に入って確かめてくればいい……」



コナミ「え?」



恵「あそこにもう一つカプセルがある………あれを使って……」



コナミ「でもゲームって一人一人がやるもんだろ……?」




恵「デュエルモンスターズクエストは一つの電脳世界にすべてつながっている……」



コナミ「そうか……じゃあ俺もあのカプセルに入ればゲームの中に入れるんだな」ザッザッザッザ




恵「私はサポートする……」シュルルル   カチン




幸子「では私はここで見張りをしましょう、誰かに見つかってはまずいですからね」



コナミ「よいしょっと……」ギシ



コナミ「よし!準備完了だ!いけええええええええ!!」



コナミ「…………スイッチ誰かいれて」



幸子「一人じゃゲームスタートもできませんの!?」カチ!



恵「それもこのゲームの難点………」バチバチバチ




100010100101011101001010100101111000



コナミ「うおおおおおお!!?こ、この妙な感覚……」



ギュウウウウウウウウウン………


バシュンッ!



コナミ「………ここがゲームの世界?」



ブオンッ


恵『………』



コナミ「うお!?上空に恵の顔が………なんだ!?」



恵『このゲームにハッキングした………これからサポートする………」



コナミ「おお………助かるぜ………」



恵『まず…………あ』



コナミ「どうした」



恵『……不動遊星の居場所を特定した』



コナミ「!マジか」



恵『レトロだけあって……チョロ甘………』



コナミ「ならさっさとそこに向かおうぜ!案内頼む」



恵『しかし………彼の周りにだけ妙なプログラムが……』




恵『異質な…………私でも解析不能………』




恵「とにかく……今からその場所に転送する……案内も不要」




コナミ「チートきたああああーーーーーーーーーーーーーーー!!!」バシュン


1101010110110001010101000111101010101110010101


110100110111100000


デュエルモンスターズクエスト 某所



遊星「ぐ…………」



BiG5「足掻クヤツダ……サッサト我々ニ渡セ」



遊星「誰がお前たちなんかに……!」グググ



BIG5「時間稼ギナド無駄ダ、助ケナド来ナイゾ」




遊星「く…………限界か………」



BIG5「パトロールロボガオマエノ仲間ノ記憶ヲ操作シテシマッタカラナ!ハハハハハ”」



1000010110111011010000001111000001111010111110110010101100000101101001110010




BIG5「ヌウ!?コレハ………?」








シュウウゥウ……



コナミ「ふう……」ザッ



BIG5「何者!」



遊星「コナミ!よく来てくれた!」



コナミ「遊星!と……何か気味の悪い奴……!」



BIG5「何故救援ガ……?マサカ不動遊星………!」



遊星「わずかなスキを突いてメールを送らせてもらった!」



BIG5「キサマァーーーーーーーーーーーーー!!!」



コナミ「遊星が檻に閉じ込められている……」



遊星「コナミ!気を付けろ!」



コナミ「恵!あの檻破壊できないか!」




ヴォン


恵『………所詮はデータ……すぐに破壊できる……』



BIG5「サセルカ!」バッ



11001010100010010101100101100100101010



恵『ううぅっ!?』バチチチチチ



コナミ「!?」




恵『こ、この11010100データ10100は110011100」ザザザッ


ブツンッ


遊星「どうした!?」



BIG5「私ノデータガ簡単ニ敗レルト思ウナ!」



10011010000010101010100111000011100000


バチイイイ


恵「ぁあっ!!?」ドサアア



幸子「!ど、どうしました……」



恵「ハア………ハア………」ザッ



恵「謎のデータに追い出された………もうコードを使っての侵入は無理………ブロックされてしまった………」



幸子「こんなレトロゲームにそんな防御機能が?」



恵「通常のプログラムではない……異質な………人間の執念をデータ化したかのような………」



恵「とにかく………私もどうすることもできない」



幸子「…………」



100000100111100010110000001100111000




コナミ「………」



BIG5「アノ程度ノハッキングデ私ヲ倒セルモノカ………私ヲ倒スニハデュエルノミ!」



コナミ「デュエルか…………面白え!」



遊星「まて!そのデュエルは……」



BIG5「ダマッテイロ!」111000101001010010010000


バチバチバチバチ


遊星「ぐううっ……!?」(口が開かない……)



BIG5「助言ナド許サン」



コナミ「?………」




BIG5「デュエルダ、サッサト片ヅケテヤル」ガシャ



コナミ「お前が何なのかはわからんが、とにかく倒す!」ガシャ



遊星「!………」バチチチチ



100101001110001001010010101011010101010111000100001111000



幸子「ふうむ………」カタカタカタカタカタカタ



恵「……………何を?」



幸子「このゲームの設定を調べているだけですわ、他にやることもないですし」カタカタカタ



10010011110001110001110001100001110000001111111110001010100101000



BIG5「私ガ長年電脳世界ヲ渡リ歩キ編ミ出シタ最強ノ戦術………見セテヤル……!」LP4000



コナミ「デュエル!」LP4000




BIG5「私ノターン、手札抹殺発動」バッ


《手札抹殺/Card Destruction》 †
通常魔法(制限カード)
お互いの手札を全て捨て、それぞれ自分のデッキから
捨てた枚数分のカードをドローする。



コナミ「なに、いきなりか」手札5



BIG5「手札ヲスベテ捨テ、元ノ枚数ドロー」シュッ 手札4



コナミ「……」手札5 シュッ


BIG5「モンスターヲセット、更ニカードヲ二枚セット」ババッ



BIG5「ターンエンドダ」手札1



コナミ「妙な一ターン目だな……」


ここまででー




コナミ「俺のターン!」シュッ  手札6



コナミ「セットモンスターか………とりあえずこいつだな……ジェネクスコントローラーを召喚!」バッ



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。



ジェネコン「ギ―」



コナミ「さらに名推理を発動!」バシッ



《名推理/Reasoning》 †
通常魔法
相手プレイヤーはモンスターのレベルを宣言する。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキからカードをめくる。
出たモンスターが宣言されたレベルと同じ場合、めくったカードを全て墓地へ送る。
違う場合、出たモンスターを特殊召喚し、それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。



コナミ「レベルを宣言してもらおうか」



BIG5「フッフッフッフ……デハ3ダ」



コナミ「一枚目……魔法カードか……二枚目……トラップ……」シュッシュ



コナミ「三枚目………!よし、ブラッドヴォルスだ☆は4!特殊召喚できる!」シュッ



《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》 †
通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。



BIG5「……」



遊星「っ……」



コナミ「まずはシンクロせず……二体で攻め込んでみよう、ヴォルスでセットモンスターを攻撃!」バッ



ヴォルス「オオオオオオオ!!」攻1900


ザシュウウッ


メタモルポット「ひぎゃあああ!!」守600


《メタモルポット/Morphing Jar》 †
リバース・効果モンスター(制限カード)
星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
(1):このカードがリバースした場合に発動する。
お互いの手札を全て捨てる。
その後、お互いはデッキから5枚ドローする。



コナミ「なに!そいつは……」



BIG5「マタ手札ヲ入替エルゾ」シュッ 手札1→5



コナミ「……」シュッ  手札4→5



BIG5「デ、ドウスルカネ」



コナミ「ジェネクスコントローラーで攻撃!」バッ



ドゴシャアア



BIG5「ヌウゥ……」LP4000→2600



コナミ「よっし!二枚のセットカードなんかこわくないぜ!」



遊星「~~~~~~~~~~~~!!」






コナミ「そして……星4のブラッドヴォルスに☆3のジェネクスコントローラーをチューニング!」バッ



☆4+☆3=☆7


カアア



コナミ「シンクロ喚!A・ジェネクス・トライフォース!」バッ


《A・ジェネクス・トライフォース/Genex Ally Triforce》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守2100
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
このカードは以下の効果を得る。
●地属性:このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
●炎属性:このカードが戦闘によってモンスターを破壊した場合、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
●光属性:1ターンに1度、自分の墓地の光属性モンスター1体を選択して、
裏側守備表示で特殊召喚できる。



トライフォース「ヒャハアアアアアアアア!!」攻2500



コナミ「効果は得られなかったが2500だ……カードを二枚セットしターンエンド」ババッ  手札3



BIG5「クックック……攻撃力ナド意味ハ無イ」



コナミ「なに?」



BIG5「私ノターン」シュッ 手札6



BIG5「私ハモンスターヲセット……ソシテ」




BIG5「手札断殺ヲ発動!」バッ


《手札断殺Hand Destruction》 †
速攻魔法
お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送る。
その後、それぞれ自分のデッキからカードを2枚ドローする。



コナミ「!こいつさっきから手札入替えカードばかり…………まさか」シュッ  手札3→3



BIG5「フッフフフフ、魔法再生発動…」バッ  手札4→4



《魔法再生/Spell Reproduction》 †
通常魔法
手札の魔法カードを2枚墓地に送る。
自分の墓地から魔法カードを1枚選択し、手札に加える。



BIG5「私ハ……手札抹殺ヲ手札ニ戻ス」スッ



BIG5「ソシテ……発動スル!」バッ



コナミ「!……」



BIG「手札総入レ替エダ!ハハハハ!!」シュッ 手札2→2


コナミ「……デッキ破壊か……?」手札3→3






BIG5「大人ノデュエルヲ見タカ」



コナミ「手札をくるくる入替えて何が大人のデュエルだ!デッキ破壊だろうがな、そんなもんやられる前にLPを0にしてやる!」



BIG5「ソンナ事ハ不可能ナノダヨ、フッフッフッフッフッフ」



コナミ「な…………?」



BIG5「デュエルハオシマイダ!トラップ発動!」カチ



《現世と冥界の逆転/Exchange of the Spirit》 †
通常罠
「現世と冥界の逆転」はデュエル中に1枚しか発動できない。
(1):お互いの墓地のカードがそれぞれ15枚以上の場合に1000LPを払って発動できる。
お互いのプレイヤーは、それぞれ自分のデッキと墓地のカードを全て入れ替え、
その後デッキをシャッフルする。


ギュウウウウウウウウン……



コナミ「!………なんだ、それは」


BIG「我々ノ墓地ニ15枚以上ノカードガアル時ニ使エルカードダ!」墓地15



コナミ「そのための手札入替え……!?」墓地19



BIG5「気付クノガ遅カッタナ!!墓地トデッキヲ入替エル!」


コナミ「っく……!だが、墓地が多いのは俺の方だ!この勝負俺に分がある!」



BIG5「大人ガソコラ辺ノ対策ヲ怠ルト思ウカ!チェーンデトラップ発動!」カチ



《デビル・コメディアン/Fiend Comedian》 †
通常罠
(1):コイントスを1回行い、コインの裏表を当てる。
当たった場合、相手の墓地のカードを全て除外する。
ハズレの場合、相手の墓地のカードの枚数分、
自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。



コナミ「!………?」



BIG5「ハッハッハッハ!!コレデコイントスヲ当テタラ、ドウナルト思ウ!?」 LP2600→1600



コナミ「俺の墓地が全部除外される…!つまりデッキが0になるのか……!?」



BIG5「ソウイウ事ダ!コレデ次ノターン、ドロー出来ズニオ前ハ負ケル!」



コナミ「っく………!だ、だが、当たったらの場合だ……確率は二分の一!」



コナミ「俺はこういう勝負に滅法強い男だ!」カチ




BIG5「デハヤッテミヨウカ、フッハッハッハ!表ダァァァ!!」バッ


ピーーーーーーーーーン


コナミ「!………」


0001001111001001011101001101001011100000001100



幸子「………」カタカタカタカタカt



幸子「む………?!………こ、これは?」



恵「どうかした………?」



幸子「どうやらコナミが何者かとデュエル中のようですが……」



恵「おそらく敵の親玉……不動遊星を……このゲームに閉じ込めた張本人……というかウイルス?………」



幸子「そのデュエルの設定を見ていたのですが……」




幸子「コイントス系のカードの裏表が……自由に決定できるウイルスに感染されていますの」



恵「コイントス系の………カード……を?」



幸子「明らかなイカサマですわこれは!何ということを……」カタカタ



恵「………敵は……コイントスカードを……デッキの主軸に置いてある……?」



幸子「ええ…いまモニターにデュエル状況を映し出しますわ……」カタカタカタカタ


ターーーン



ヴォン



幸子「これで……見えるようになりますた」



恵「ふむ…………あっ!?」



幸子「!こ、これは………」



111000011101000001110011010001011100000000111100010010011110001011000000




シュウウウウウ……


コロン   表



コナミ「!………っく………くそっ……」


BIG5「ハッハッハッハー!表ダナ!デビルコメディアン!効果発動!」バッ



ズアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーー…………!


コナミ「お、俺の墓地が消えた……!?」墓地0



BIG5「ソシテ!現世ト冥界ノ逆転ガ発動スル!」



ゴアアアアアアアアア




コナミ「………っ……」デッキ0



BIG5「墓地トデッキハ入レ替ワッタ!」デッキ15



遊星「ぐうっ………!……」



BIG5「ハハハハハ!今ヤ五月蠅イガキハイナイ!誰モイチャモンヲツケル事ハデキヌワ!」



BIG5「オット………ノイズダ」



BIG5「ドローフェイズニカードヲドロー出来ナイ!貴様ノ負ケナノダ!貴様ノ身体モモラッタ!」



ズズズ……



BIG5「ムウ?…………」



コナミ「………………」手札5



BIG5「!………デビルコメディアンニ、更ニチェーンデトラップヲ…使ッテイタノカ……」



《無謀な欲張り/Reckless Greed》 †
通常罠
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
その後、自分のドローフェイズを2回スキップする。

ここまででー


コナミ  手札5  リバース1  トライフォース  LP4000 デッキ0


BIG5   手札3  セットモンスター1  デッキ15




遊星(これでコナミは2ターンの猶予を得た…………!)



遊星(限られた期間で勝利できるのか…………!)



コナミ「っく……………」



BIG5「トリッキーナ事ヲスル、デハターンエンドダ」 手札3



コナミ「俺のターン……!」手札5



コナミ「無謀な欲張りの効果で……ドローフェイズはスキップだ!」



BIG5「クックック………焦ッテルヨウダナ……」



コナミ「残りLPは1600………トライフォースで直接攻撃すれば倒せる!」



コナミ「舌魚を召喚!」バッ


《舌魚/Tongyo》 †
通常モンスター
星4/水属性/魚族/攻1350/守 800
他の魚を長い舌で捕まえ、エネルギーを吸収する。





舌魚「ギョッ!」


BIG5「………」



コナミ「バトルだ!まずは舌魚で攻撃だ!」バッ



舌魚「ギョォオオ!」攻1350 ゴオオオオ!


ドギャアア!!!


マシュマロン「マッシュマロン!」守500



《マシュマロン/Marshmallon》 †
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻 300/守 500
フィールド上に裏側表示で存在するこのカードを攻撃したモンスターのコントローラーは、
ダメージ計算後に1000ポイントダメージを受ける。
このカードは戦闘では破壊されない。


バチーーーーーーーーーン!!!!



コナミ「ぐわあぁああーーー!?」LP4000→3000 ザザアアアア!



遊星(!!……戦闘で破壊できない壁モンスター………)



BIG5「焦リデ単調ナ攻撃ヲ仕掛ケテシマッタナ!効果デカウンター攻撃ダ!」



コナミ「っくうぅ……………!くそ!」



コナミ「地砕き発動!」バッ」手札3



《地砕き/Smashing Ground》 †
通常魔法
(1):相手フィールドの守備力が一番高いモンスター1体を破壊する。



コナミ「マシュマロンを破壊する!」バッ


ドグシャアアアアア!!!


シュウウウウウウウ……


BIG5「フ…………」



コナミ「…ターンエンドだ」手札3



遊星(これで残りは………1ターンのみ………)



遊星(いや………奴がドローで手札抹殺などのカードを引けば、ドローができずにコナミは負ける……)


BIG5「私ノターン」シュ 手札4


BIG5「…光ノ護封剣を発動!」バッ


カカカカカカ!!



《光の護封剣/Swords of Revealing Light》 †
通常魔法
相手フィールド上のモンスターを全て表側表示にする。
このカードは発動後、相手のターンで数えて3ターンの間フィールド上に残り続ける。
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手フィールド上のモンスターは攻撃宣言できない。


コナミ「!………」



BIG5「攻撃ヲ封ジタ、ククク、更ニモンスターヲセット、ターンエンドダ」手札2




コナミ「俺の……ターン!」手札3



BIG5「サア!コノターンデ私ヲ倒シテミロ、ハハハ!」



コナミ「………く」



遊星(これでは攻撃できない…………)


コナミ「………俺は、しぶといんだぜ…」



BIG5「自分デ言ウカ!」



コナミ「手札から無欲な壺を発動!」ガッ




《無欲な壺/Pot of Benevolence》 †
通常魔法
自分または相手の墓地に存在する
カードを合計2枚選択し、持ち主のデッキに戻す。
このカードは発動後、墓地へ送らずにゲームから除外する。
「無欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。



BIG5「何!」


コナミ「さらに手札から速攻魔法!連続魔法を発動!」ガシャッ



《連続魔法/Serial Spell》 †
速攻魔法
自分の通常魔法発動時に発動する事ができる。
手札を全て墓地に捨てる。
このカードの効果は、その通常魔法の効果と同じになる。



遊星(!魔法の連続発動で、デッキを回復……)



コナミ「手札をすべて捨て、無欲な壺の効果を使う!」手札1→0 ザシャ



キィィィイイィィ………………ン



BIG「ッチ…」



コナミ「合計……墓地から4枚のカードを戻す…………」



遊星(この残すカードに…勝敗が………)


コナミ「………」ゴソッ………



コナミ「………この四枚だ!」ガシャッ デッキ0→4



コナミ「ターンエンドだ!」手札0


BIG5「無駄ナ足掻キヲ!」シュッ 手札3






BIG5「……フフフ、ダカ4ターンモ待ッテハヤラヌ!」


BIG5「カップオブエースを発動!」ガッ




《カップ・オブ・エース/Cup of Ace》 †
通常魔法
コイントスを1回行う。
表が出た場合、自分はデッキからカードを2枚ドローする。
裏が出た場合、相手はデッキからカードを2枚ドローする。



コナミ「!ドローカード……」



遊星(狙いはコナミのデッキ消費か!)



BIG5「裏ガデレバオマエハ二枚ドローシナケレバナラナイ!」


コナミ「ぐう………だが裏が出ればだ!」



BIG5「クククッ…………」



BIG5「デハヤッテミヨウカ!」ピーーーーーン!



コナミ「……………………!」


コロン




遊星(!)



コナミ「………」



表 カタン



BIG5「…………………………………………………ナニイィ!!??」ガーーーーン!!!



コナミ「しゃおらあぁーーーーーーーー!!!」



遊星(!?どういうことだ……俺が調べたデータによると…奴はイカサマをしていたはず…………!)



BIG5「ナ……………ナゼ………!?グッ………!」



BIG5「システムニ侵入者カ…………!?」グィーーーン………



ミニ幸子「イヤデスワ!イヤデスワ!イカサマダメデスワ!」ピョーンピョーン



BIG5「!?ナンダコイツハ!」



コナミ「!?あいつの肩に……ちっちゃい幸子みたいのが………」



11101100001001001100100011000011100011100011001100000111



幸子「おっほっほっほっほ!我が社が独自開発したアンチウイルス『ユッキーちゃん』の力を思い知りましたか!」カタカタカタカタカタカタカタカタ!



恵「?…………なにを」



幸子「敵の卑怯なプログラムをズタズタにしてやりました、いいテストプレイですわ!」カタカタカタカタ


幸子「ほほほほほ、これでコイントスの確率も元通りですわ」



11010100010111000101011001010111000101000010111110010100101100000011111111



BIG5「チープウイルスメガ!!」バチイイッ


ユッキーちゃん「イタイデスワー!」ドーーーーーン



1100100111000101110100010000111111101010101010101011110101010111000101000



幸子「あっ!?ユッキーちゃんが消されてしまいました……!」


恵「………敵の方が格上…………「?



1100010101010101010101010001101010001111100001111100011000100111111001111000




ここまででー

コナミ LP3000 手札0 デッキ4 トライフォース 舌魚 セット1

BIG5 LP1600 手札4 セットモンスター1 光の護封剣(2ターン目)

BIG5「……」シュッ 手札4



BIG5 「マアイイ、ターン終了」バッ 手札4




コナミ「俺のターン!」シュッ 手札1


遊星「後2ターン、攻撃ができない……魔法カードを除去できれば……」


コナミ「モンスターをセット!」バシ


コナミ「……ターン終了だ」手札0



BIG5「ソンナノンビリシテイテイイノカ?フフフフフ」シュッ 手札5


BIG5「4ターンモ待ッテヤルト思ウナ!モンスターヲセット!」ガッ


BIG5「ターン終了!」



遊星「く………!また、デッキのカードを削るリバースモンスターか?……」




コナミ「次のターン……反転召喚して効果を使おうって魂胆か…」


遊星「コナミ…!」



コナミ「ドロー!」シュッ 手札1



BIG5「コノターンモ攻撃ハ出来ナイ!ターン終了カ!」



コナミ「俺を甘く見すぎたな!」


BIG5「ナニ?」


コナミ「リバース効果を持つのが自分のモンスターだけだと思うな!」


BIG5「オマエモ!?」


コナミ「まずはトラップカードを発動!DNA定期健診!」カチ


《DNA定期健診/DNA Checkup》 †
通常罠
自分フィールド上に裏側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
相手はモンスターの属性を2つ宣言する。
選択したモンスターをめくって確認し宣言された属性だった場合、
相手はデッキからカードを2枚ドローする。
違った場合、自分はデッキからカードを2枚ドローする。


遊星「!………ドローカードを」



BIG5「何故自ラ…………イヤ!違ウ!」


BIG5「コイツ……私ノデッキヲ……削ルツモリカ!」


コナミ「俺のセットモンスターの属性を当ててみな!チャンスは二回、当たればお前は2枚ドローだ!」



BIG5(ダガ……私ノデッキハ10枚……この数を減ラシキロウトイウノカ!?)


BIG5(アノ魔法カードデデッキニ戻シタ4枚…………デッキ破壊ヲ目的トシタセレクトカ?)



コナミ「………………」



BIG5「…………地属性ト…………風属性!」



コナミ「!正解は……」バッ


《X・E・N・O/Jowls of Dark Demise》 †
効果モンスター
星2/水属性/悪魔族/攻 200/守 100
リバース:相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
エンドフェイズ時までコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは、
このターン相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。



xeno「ウッシャァアアアアアアーーーーバラァアアアーーー!!!」


BIG「ヌウ!?」


ミスった

BIG5は水属性をセレクトしていたということで……



BIG5「私ノセレクトハ……地属性ト、水属性……トイウコトハ!」



コナミ「二枚引いてくださいどうぞー」



BIG5「ヌグウウウ」シュッ 手札6 デッキ8



コナミ「そして!XENOを反転召喚!」バシッ!


BIG5「今度ハナンダー!」


コナミ「お前のモンスターを一体奪い取る!」


コナミ「前のターンセットしたモンスターをいただく!」



ビュルルルルゥウゥーーーーーーーーーーーー!!!




BIG5「グゥウゥーーー!!?」


遊星「良し………!」


コナミ「このセットモンスターを………反転召喚!!」バシッ








《悪魔の偵察者/Hiro's Shadow Scout》 †
効果モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 650/守 500
リバース:相手はデッキからカードを3枚ドローする。
この効果でドローしたカードをお互いに確認し、
その中から魔法カードを全て墓地へ捨てる。


偵察者「ヨイショッ!」


コナミ「こいつの効果は………えーと……三枚引け!」


遊星「引いた中から魔法カードを墓地に送るカードか……」


BIG5「チイイ!」シュッ


手札抹殺
手札断殺
魔法再生



BIG5「………全テ魔法ダッ!」シュッ 手札6 デッキ5


コナミ「これでお前のデッキは残り5枚!カードをセットしてターン終了だ!」手札0



シュウゥゥウゥゥウゥゥゥン……


コナミ「光の護封剣の効果も消えた!」






コナミ「悪魔の偵察者も返す!」デッキ2




BIG5「ドロー!」シュッ 手札7 デッキ4



BIG5「シカシマダ私ノデッキノ方ガ多イ……先ニ潰レルノハオ前ダ」



コナミ「………」ガシャ



BIG5「偵察者ヲ守備ニ変エル………ソシテカードヲ2枚セット」ガッ


BIG5「ターン終了!」手札4


BIG5(次ノドローフェイズデ奴ノデッキハ1枚……ソシテコノセットカードノ一枚ハ二者一両損)


《二者一両損/Simultaneous Loss》 †
通常罠
お互いに自分のデッキの一番上のカード1枚を墓地に送る。


BIG5(デッキハ破壊サレル!)








コナミ「トラップ発動!闇よりの罠!」カチ




《闇よりの罠/Trap of Darkness》 †
通常罠
(1):自分LPが3000以下の時、1000LPを払い、
「闇よりの罠」以外の自分の墓地の通常罠カード1枚を対象として発動できる。
このカードの効果は、その墓地の通常罠カードの効果と同じになる。
その後、その墓地の通常罠カードを除外する。



BIG5「ヌゥウ!?」



コナミ「LPを1000払い、墓地のトラップカードを除外!」LP3000→2000


コナミ「その効果を使用する!」



コナミ「俺が除外するのは無謀な欲張り!」キュアァアアア………


《無謀な欲張り/Reckless Greed》 †
通常罠
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
その後、自分のドローフェイズを2回スキップする。


BIG5「ナント!」


コナミ「先に引いて、ドローフェイズをスキップだ!」シュッ 手札2



BIG5(コレデハ二者一両損ハ使エナイ!)






コナミ「そして俺のターン、ドローフェイズはスキップ!」


コナミ「カードを二枚セット!」ガッ 手札0


遊星「光の護封剣はもう無い……今なら攻撃はできる!」


コナミ「セットモンスターと守備表示の偵察者………先ずはセットモンスターを攻撃!トライフォース!」


トライフォース「イヤッフォオオオオオオオオ!!!」攻2500 ズギャーーーーーン!!!


BIG5「リバース効果を ヲ警戒シナイノカ…!」


コナミ「ずっとリバース状態だっただろうが!」


《魂を削る死霊/Spirit Reaper》 †
効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200
このカードは戦闘では破壊されない。
このカードがカードの効果の対象になった時、このカードを破壊する。
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手の手札をランダムに1枚捨てる。


死霊「……」シュゥゥ…… 守200


コナミ「また戦闘で倒せないやつか!」


BIG5「無駄無駄」


コナミ「………ターン終了だ!」手札0


遊星「悪魔の偵察者を攻撃しないのか………」




BIG5「アト1ターンシカナイゾ!」シュッ 手札5 デッキ3

メタモルポット


BIG5(効果ヲ使ッタラ私モドロー出来ズニ引キ分ケニナッテシマウ……)


BIG5「私ハ平和ノ使者を発動!」ガッ



《平和の使者/Messenger of Peace》 †
永続魔法
フィールド上に表側表示で存在する攻撃力1500以上のモンスターは攻撃宣言をする事ができない。
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に100ライフポイントを払う。
または、100ライフポイント払わずにこのカードを破壊する。


BIG5「サラニ手札カラ死者転生ヲ発動!」ガッ



《死者転生/Monster Reincarnation》 †
通常魔法
(1):手札を1枚捨て、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。


BIG5「手札ヲ1枚ステ、墓地カラマシュマロンヲ手札ニ!」ザッ


BIG5「モンスターヲセット!ターン終了!」ガッ 手札2



BIG5「今度コソ、オ前ノラストターンダ!」


コナミ「俺はトラップカードを発動する!」カチ





コナミ「魔法除去細菌兵器!」カチ



《魔法除去細菌兵器/Virus Cannon》 †
通常罠
(1):トークン以外の自分フィールドのモンスターを任意の数だけリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの数だけ、相手はデッキから魔法カードを選んで墓地へ送る。


BIG5「!?」


コナミ「俺は全てのモンスターをリリース!」ギュアァァアアァアァアア!


トライフォース 舌魚 XENO


BIG5(偶然カ……!?コイツ……私ノデッキノ内訳ヲ魔法トラップカ大半ヲ占メテイルコトニ勘ヅイテイルノカ…!)


BIG5「このデッキ3枚ガ……魔法カードノ可能性……低クハ無イ!)



ズキューーーーーーーーーーーーン!!


コナミ「デッキから3枚の魔法カードを捨てろ!」



BIG5「クッ………待テ!」シュッ


光の護封剣 手札断殺 リロード



遊星「よし!全て魔法カードだ!奴のデッキは消滅した!」


ズキューーーーーーーーーーーーン!!


BIG5「グワアァーー!?」


コナミ「そして俺のターン!ドローフェイズはスキップ!」


BIG5「ク………ヤルデハナイカ……」


コナミ「ドローが出来ない………攻撃も封じられている、だが、次のターンお前はドロー出来ない!」



コナミ「終わりだ、ターン終了!」手札0



遊星「勝った…………のか」



BIG5「



BIG「大人ハ非常時ノ対応モ完璧ダ!速攻魔法発動!」カチ



コナミ「!?」



遊星「なに………!」


《死者への供物/Offerings to the Doomed》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。
次の自分のドローフェイズをスキップする。



コナミ「!そいつは……」


BIG5「悪魔ノ偵察者ヲ破壊シ、ドローフェイズヲスキップスル!」



遊星「こ、これではコナミがドロー出来ずに…………負ける!」



コナミ「…………」


BIG5「ハハハハハハ!!残念ダッタナ!終ワリダァァアア!」


コナミ「まさかな…………」



BIG5「…マサカ?」



コナミ「まさか………俺と同じ保険を用意していたとはな!」カチ


《死者への供物/Offerings to the Doomed》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。
次の自分のドローフェイズをスキップする。


BIG5「!!!???!?!」






BIG5「オ前モコノカードヲヲヲヲヲヲヲヲーーーーー!!???」



コナミ「そのために偵察者を生かしておいたんだよ!」


コナミ「俺は偵察者を破壊する!お前はどうする!?」


BIG5「グゥウゥウ!!偵察者ダ………!」



コナミ「被害は最小限に抑えたいもんな!」



偵察者「グワアァ!!?」ドーーーーーーーン


シュゥゥウウウ……


遊星「こ、これは……………」


BIG5「……………私ノターン」デッキ0 手札2





コナミ「今の俺はガラ空きだ…LP2000…減らせるもんなら減らせよ」


BIG5 「手札001011ノモンスターデハ0001101減ラスコトガデキナイ…0010011」



BIG5「バ……バカナ……001101000コンナ110101……ターン終了01110…」



コナミ「じゃ、俺も終了、なんにもねーし」



BIG「ググ………00110101011100………クソ………1100101……」



BIG「ガキ1111111000101011001101001110010100メガ0011」



BIG5「11101010001110001100011」シュゥゥウウウ…… デッキ0



遊星「………決まったか………」


遊星「奴の慎重な性格に救われた……細菌兵器を発動する前のターン、死者への供物を使われコナミのモンスターを破壊されていたら…墓地に送るコトができる魔法カードが一枚減り、負けていた」


コナミ「発動にチェーンじゃすでに間に合わないってことか………危ねえ危ねえ…」



BIG5「10010101101001010101010101011100011011101010101010101010111010」ザザザ………ザ……



コナミ「さっさと、諦めて消えてくれ」


202 ミスった やり直します



BIG5「ク………ヤルデハナイカ……」


コナミ「ドローが出来ない………攻撃も封じられている、だが、次のターンお前はドロー出来ない!」



コナミ「終わりだ、ターン終了!」手札0



遊星「勝った…………のか」



BIG5「 ソレハドウカナ?」



BIG「大人ハ非常時ノ対応モ完璧ダ!速攻魔法発動!」カチ



コナミ「!?」



遊星「なに………!」


《死者への供物/Offerings to the Doomed》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。
次の自分のドローフェイズをスキップする。

ここまででー

これから三日ほど書き込められないかもしれん………


ボロ……ボロボロ………


コナミ「ん………?なんだ?」



ボロボロボロボロ………!!


遊星「この世界が崩れ始めている!こいつが負けたのが原因か!?」


BIG5「0000101011111100101000001110101011111100001010001010000011101011」


コナミ「さっさと逃げた方がいいな!遊星もう動けるか!」


遊星「ああ、戒めも崩れて消えた!だが、出口はどこなんだ……?」



BIG5「身体………11000001100011100000モウ少シ11100001114110ダッタノニ11110010」



コナミ「とにかくあいつから離れるぞ!」ダッ


遊星「わかった!」ダッ


ボロボロボロボロボロボロ……………!!………


BIG5「乃亜00011010001クソ餓鬼1111000100110モウイナイノニ111000110110邪魔サレルハズガ無カッタノニ………!!」



遊星「乃亜?」


コナミ「ほっとけー!」



BIG5「逃11001100010101100110ガ1100010ス11111110000001010001カ11100」グワアァア


コナミ「なに!?」


BIG5「実力行使10001100011000力尽く11110000110001バグロス1100011000」バチバチバチバチ



《陸戦型バグロス/Ground Attacker Bugroth》 †
通常モンスター
星4/地属性/機械族/攻1500/守1000
陸上戦闘ロボット。今はダメだが、海でも使えたらしい。


バグロス「………」キーーーーーーーーン



コナミ「戦闘機が襲ってきたぞ!」


遊星「あれは…デュエルモンスターか!」


ドシューーーーーーーーーーーーン!!!


コナミ「み、ミサイルだ!」



遊星「スターダストドラゴン!」バシッ



スターダストドラゴン「キェェエーーーーー」キューーーーーン!!


ゴバギャッシャーーーーーーーン!!


バグロス「!!?」ドカーーーーーン




コナミ「よし!弱いぞあいつ!」


BIG5「アガガガガァアアアァ11110000011100011111000110001110アアァアア111000私ガ消エル111000010001100110嘘ダ1100011」


ブーーーーーーン



コナミ「!」



《バーサーク・デッド・ドラゴン/Berserk Dragon》 †
効果モンスター
星8/闇属性/アンデット族/攻3500/守 0
このカードは「デーモンとの駆け引き」の効果でのみ特殊召喚が可能。
相手フィールド上の全てのモンスターに1回ずつ攻撃が可能。
自分のターンのエンドフェイズ毎にこのカードの攻撃力は500ポイントダウンする。


バーサークデッド「オオォオオォ」×9


コナミ「ヤバそうなドラゴンに囲まれたぞ!?」



遊星「く……このモンスターは攻撃力がスターダストドラゴンより高い……それが9体も」



コナミ「無茶苦茶やりやがって……!」



BIG5「111000010101000攻撃111000101011」


ズギューーーンズギューーーーンズギューーーーン!!


コナミ「やばいーーーー!?????」


遊星「くそ!」





11001010110011110001110001101010101011110001010100000


プシューーーーーーーーー……


コナミ「……………………っは!?」


遊星「…………………っう………………ここは」



恵「…………二人ともに………無事」



コナミ「恵………そうか、ゲームの外だな」ムク



遊星「俺たちは‥……帰って来られたのか……」ムク



コナミ「遊星‥……動けるのか?一週間も飲まず食わずでカプセルの中で」



遊星「大丈夫だ………奴らも奪った身体が役に立たないなんてことは避けたかったらしい……動ける」グッ



コナミ「栄養補給とかされてたのかもな……」



遊星「しかし、何故ゲームの外へ……?出口が運良く近くにあったのか?」



幸子「フッフフフフ………この私の会社が作り上げたウイルス「ユッキーちゃん」のおかげですわ」


コナミ「なに?」


幸子「ハッキングを行い、バーサークデッドドラゴンの火の玉攻撃とゲームの出口を繋げてやりましたの」



遊星「君は……海野財閥の……何故ここに」



コナミ「俺が連れてきた、遊星を助けるためにな」



遊星「そうか………レイン恵も、ありがとう」



恵「気に……しないで、マスター」



遊星「俺は……ゾーンじゃないぞ」



恵「冗談‥……………へて…………」


コナミ「ゾーンと遊星って似てたのか……?」


幸子「さあ?それより見てみなさいコナミ、ゲームの中を」


コナミ「ん?」



ドゴーーーーーーン!!ドゴーーーーーーン!!ドゴーーーーーーン!!

BIG5『アッハッハッハッハッハッハッァァ00011101010011100111101001010100100100000111011111ァァァアァア!!!』


コナミ「バーサークデッドドラゴンにそこら中を攻撃させて………狂ってるな」



幸子「まだ貴方たちがゲームの中にいると思っているのでしょう、哀れな」



コナミ「どうするんだ?これ」


幸子「このままにしておくとまた何か事件でも起こしそうですからね………ユッキーちゃんを使って消滅させてしまいますか」


恵「必要ない…………彼の居る空間を……他のコンピュータから…隔離した……」



コナミ「どういうことだ?」


恵「彼はその世界から二度と出られない………」



コナミ「えげつないことをするな……」



恵「………放っておいても……データの損傷が激しい……恐らく2日以内に消滅してしまう」


遊星「……………結局正体は分からず仕舞いか」



恵「…………そう………………あの……執念と…………異形のデータは………何だったのか…………」


コナミ「まあ‥消えちまうんじゃ考えても仕方ないな、行こうぜ?」


恵「 ………」コクン


遊星「ああ…………………」


幸子「新しいロボットが襲ってきたりしないでしょうね…………」


ザッザッザッザッザッ………



『0001101…………………………………………1101……』


『110…………………………』


……………………………………………………………………



次の展開を決めよーうううううううううううううううううううう1100100111110001000


1 KCグランプリ
2 チーム満足 in温泉旅館

↓2



…………………………

数日後

中央広場


ツァン「はーい、子供達、今日はボクと楽しくデュエルしようねー♪」


「ツァンプロ容赦ないからイヤー」


「近づくなヤリザー!」


「向こうのケイトモヘアプロとデュエルしてもらおーっと」


「手加減してくれないんだものー!」

「向こういけヤリザー!」


ツァン「誰がヤリザだ」ピキィ


「逃げろー!」 「ツァンプロ怒ったぞー!」 「あははははははー!」


ツァン「……………………」


…………………………………………


ツァン「はー………すっかり弄られキャラ………どうしてこうなった」ガクッ


ヤリザー「あだ名がヤリザでござるからな、エースとして拙者も鼻が高いでござる」


ツァン「あんた…………馬鹿にされてるってことに気づいてる……?」



ツァン「初めての子供達との交流イベントの時に容赦無くデュエルしちゃったのが不味かったかなぁ……」


ツァン「あれがネットで広がって……ネタにされて」はー



ヤリザ「普通小さい子に本気は出さないでござる」


ツァン「だ、だって……………嘗められたらいけないって思って……」


ヤリザ「ぼっち時代の自己防衛術がこんなところで………」



ツァン「だからぼっちじゃないって!孤高!」


ヤリザ「こうやって他人に見えない拙者と話してるのもよくネタにされるでござるよな」


ツァン「う…………誰がに見られてないよね……」



ケイトモヘア「へいツァンプロ、また噂のイマジナリーフレンドかい?」ザッ


ツァン「ちがうよ!あっと、違いますよ!」



ケイトモヘア「相変わらず面白い子だねぇ、イジられるのもわかる気がするよ」ケラケラ


ツァン「面白いって…………ボクの知り合いの方が面白いやついっぱいいますよ…」


ケイトモヘア「へー?例えば…?」


ツァン「昨日電話で聞いた話だと……スパイキッズ3現象に巻き込まれたっていう奴が……」


ケイトモヘア「wwwwwwwwww」



ここまででー

ヤリザっていうのはカードの精霊のことです




ケイト「話してて飽きないねぇ、本当に」


「ケイトプロー!こっちでデュエルしようよー!」


ケイト「おっと仕事中だった、子供達に人気で困っちゃうよ」


ツァン「くぅ…………人気………欲しい…」


ケイト「先輩として教えてあげるけど、プロっていうのはデュエルが強いだけじゃダメだよ、エンターテインメントなんだから、お客を満足させないとね」


ケイト「迫力のあるモンスターで場を沸かしたりしてね」



ツァン「!…この前の勝負……手札消費の激しい融合モンスターを出したのはそのために?」



ケイト「どうだろうね?次は負けないからな」ザッザッザッ



ツァン「……………エンターテインメント……満足か」



ツァン「…」


「あ、ツァンプロだ!」「おー!本物だああ!今日はジャケットきてないんだー」


ツァン(!この子達満足ジャケットを着てる、買ったんだ…)


「俺たちのジャケットにサインしてよ!」「チーム満足のメンバーの全員のサイン集めるの目標なんだー!」


ツァン「うん、いいよー」ニコ



……………………………………………………………………………………


「はい、今日のプロデュエリストとの交流イベントはここまででーす」


「来てくださったプロデュエリストの皆様、ありがとうございましたー!」


わーーー!わーーーーーー!


「ツァンプロ聞いてたほど怖くなかったー!」

「サインありがとー!」


「虚空に向けて怒鳴ってるのは不気味だったけどー!」


ツァン「…やっぱりこいつがネックか!」ギラリ


ヤリザ「?熱い視線を感じるでござる」


ケイト「アタイらも楽しかったよ、良い息抜きさね」


ツァン「もっと愛想良く……フレンドリーに…」ブツブツ……


ケイト「そう固くなりなさるなツァンプロ、少しずつ慣らしていけば良いんだよ」


ツァン「まあ、そうですね……不機嫌な顔がデフォになっちゃってるんで…」



ケイト「ハッハッハッハッ!」



……………………………………………

深夜

ネオドミノシティ某所マンション


ガチャッ バタン


ツァン「うぁー……打ち上げ疲れたー…………ケイトプロ絡み酒半端じゃないよ……」


ツァン「プロ内で一番新入りボクだからいろんな人についで回らないといけないし…早く後輩欲しい……」


ヤリザ「ツァン殿は飲まなかったでござるな」


ツァン「Dーホイールで帰らなきゃならないんだから当たり前じゃん、酔いつぶれた先輩介抱しなきゃいけないし…」


キザン「ご苦労だった「


ツァン「本当だよ……あ、なんかポストに入ってる……」ガサッ


ツァン「………送り主は…サティスファクションタウン?鬼柳かな…?」




ビリリリィッ

ツァン「…へー温泉旅館チケット……サティスファクションタウンに温泉旅館ができたんだ」



ツァン「KCグランプリ前に良いリフレッシュになるかも……あ、手紙」カサッ



元気ですか?チーム満足の同胞として艱難辛苦を共に越えてきた貴女にプレゼントがあります。満足の街、サティスファクションタウンが『世界行ってみたい観光地ランキング』の上位常連になりしばらく経ちます。この結果は我々チームサティスファクション、そしてチーム満足の長年の努力の結果です。しかし満足のポテンシャルをもってすればさらなる上位を狙えるだろうと確信しております。満足の持つエネルギー、熱量は計り知れないものがあり、そもそも満足こそが世界の



ツァン「手紙だとキャラ変わってるし………この辺の満足凄いぞ自慢はスルーして……」カサカサ


というわけで、何とダイン鉱山から温泉が吹き出てきたのです。我々はこの温泉を満足湯と名付け、観光客の皆様に浸かっていただきさらに満足してもらえるよう旅館を建てました。そして、最近プロとしての仕事続きで疲れているであろうツァン殿に是非リラックスして頂こうと考えました。一泊無料チケットをお送りいたします。最高のサティスファクションを貴女に。 町長 鬼柳京介


ツァン「………………鬼柳………!」ふるふる……


ミズホ「素晴らしい方じゃないですか」


ツァン「デュエル以外で………………初めてありがとう!」




ツァン「折角の好意なんだから、甘えちゃおうかなー……予定は……」ピッ



ツァン「あ、明日明後日ってオフじゃん、ラッキー」



ツァン「久しぶりにリラックスできそうだなぁ…」



ヤリザ「最近疲れ気味でござったからな…」



キザン「貴様がうるさい所為もあるがな」



ツァン「今日はさっさとシャワーを浴びて寝よーっと…」テクテク…


……………………………………………………………………………………………


次の日 早朝


ブォオオオオォォオオオオ………………



サティスファクションへの道


ブオォオーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


ツァン「うわー……しばらく見ない間に綺麗な道路が出来てる、この前まで広野だったのに」


ツァン「交通量も中々………繁盛してるんだー………」ブオーーーーー


ツァン「ん?あの看板……!?」


ヤリザ「ツァン殿が温泉に浸かってる写真が使われてますな」


ツァン「なっはあああーー!???あんなの撮った覚えないんだけど!」


ヤリザ「合成でしょうな、ツァン殿の身体には鎖骨と乳房の中間地点にホクロがあるはずでござる」


ツァン「何で知ってんのよ!」ポイッ


ヤリザ「うわぁあああーーーーーー!??ついに捨てられたでござる!!?」ヒューーーー



キザン「いい気味だハハハハハハハハハハハハ!!」


ツァン「鬼柳………………ぶっ殺す」




……………………………………………


サティスファクションタウン入口


キキィイイイィイッ!!


ツァン「ふぅー……ここからは徒歩なんだ、駐車場は………?あそこか」カラカラ……


カチャカチャ


ツァン「元サテライト地区程物騒じゃないだろうけど、チェーンは厳重にっと……」


ツァン「みんなにバレないようにサングラスして………」チャッ


ツァン「よし、行こう」テクテク


ワーーワーーーーーー


ツァン「ん?」


オガドラ君「!」ブンブン


ツァン「うわ!?お、オーガドラグーンの…着ぐるみ…?」






ツァン「はー………ご当地キャラみたいなものかな…すっかり観光地…」


オガドラ君「!」


タッタッタッタッタ


ツァン「こっち来たあぁーーーーー!?」


オガドラ君「!!」ブンブンブンブン


ツァン「ボクだってバレたのかな………?」


オガドラ君「!!」握手ブンブン


ツァン「ね、ねえオーガドラグーン、面倒なことになるからボクが来たことは言いふらさないでくれないかな」


オガドラ君「!」ブンブン


ツァン「え?…あ、ネームプレート…オガドラ君っていうんだ、お願いオガドラ君」


オガドラ君「!!」コクコク


ツァン「ありがとう、ふふふ、デフォルメされて結構可愛いじゃん」




ナデナデ


オガドラ君「!!」バッ


ツァン「え?両手広げて………ああ、ハグね」


ギューーーー


ツァン「あー………フッカフカじゃーん…………」モフモフ


オガドラ君「!!」モッフモフ


係員「よろしければお写真お撮りしますか?」


ツァン「あ、じゃ、じゃあお願いします、カメラこれで」(生身の人相手だとまだ話すの緊張する……)スッ


係員「はい、満足」バシャッ


ツァン「ありがとうございます」


係員「いえいえ、カメラ返しますね、気に入らない写真でしたらもう一度…」


ツァン「大丈夫です…………うん、相変わらず可愛い」


オガドラ君「!!」ブンブン


ツァン「え?ナルシー?うっさいぞこのー!」ギューーーー


オガドラ君「!!」パタパタ モッフモフ


ツァン「あのドラゴンをここまで可愛く出来るなんてねー……鬼柳やるじゃん……合成写真は許さないけど」モッフモフ


♪ーーーーーーーー♪♪ーーーーーーーーー

ツァン「?この音楽……ああ、正午のチャイムか」


オガドラ君「お、じゃあ休憩時間だな」



ツァン「えっ…………?し、喋っ……てかその声」


コナミ「俺でした」ズポッ


ツァン「~~~~~~~~~!!!??!!?」

ここまででー



コナミ「おっとっと!周りに他の客が見てるかもしれん……物陰で脱がないと」スポッ


ツァン「こ、コココココココ、コナミ………!?オガドラ君の中身が……!?」


オガドラ君「!!」ブンブン


ツァン「ハグしちゃったよぉおぉぉ………!!?は、恥ずっ////!!」カァアァ


オガドラ君「!!」握手ブンブン


ツァン「うぅうぅうぅう………/////もうさっきみたいにはできないって……!」


オガドラ君「すぐ着替えてくるから待ってて」ボソ



ツァン「う、うん…………」


…………………………………………………………………………………


ツァン「…………」カサッ


ツァン「…………この写真、ある意味ツーショットか………」


ツァン「//////~~~~~っ……」カアァ…


コナミ「待たせたなあ!」ザッ


ツァン「こ、こっち見んな……………/////」プイ


コナミ「!!?」





ザッザッザッザッ……


コナミ「雪乃のマネージャークビになってからバイト生活に逆戻りでな、今日のこの仕事も鬼柳に紹介されたんだ」


ツァン「へえー………クビに………」テクテク


コナミ「最近調子いいらしいじゃないか、世界ランクも10~20あたりを維持してるしな」


ツァン「よく知ってるじゃない」



コナミ「毎週のデュエルマガジン見てるからな」



ツァン「やっぱり普通のデュエルっていいよ、負けても存在消えないし、上からでっかいの落ちてこないし」


コナミ「全くだ!」


コナミ「お前も鬼柳の温泉旅館に泊まりに来たんだろ?」


ツァン「うん、その様子じゃチーム満足のメンバー全員来るのかな」


コナミ「幸子と雪乃は仕事、ナオミは十六夜とショッピングだとよ」


テクテク……




ツァン「ってことは……今回集まるのは三人?」


コナミ「チーム満足の初期メンバーだな、WRGPに向けてこの街で結成した当時の」



ツァン「あの時とはまるで街の様子が変わってるけどね」



鬼柳「俺たちのチームが変えたのさ、死んだ街を生き返らせたんだ」ザッ



コナミ「お!鬼柳、招待してくれてありがとよ!」


鬼柳「また集まれたことを嬉しく思うぜ」



ツァン「イヤーッ!」 シュバアアア!


ツァンディレの電撃的カードスリケン投擲!


鬼柳「イヤーッ!」ダシュン


鬼柳はバック転でこれを回避!


コナミ「どうした!」


鬼柳「何の真似だ!」


ツァン「勝手にボクの写真で破廉恥な合成を行った罪は深い!」




鬼柳「………ああ、あれか」


ツァン「この街にくる人みんな見るでしょーが!あの位置じゃ!」



鬼柳「破廉恥なんて大げさだぜ、ちょっと肩とか出てるだけだぞ」



ツァン「本人の許可なしだから!そもそも!」



コナミ「鬼柳、プンプンだそツァンは、撤去してやれよ」



鬼柳「わ、わかった………悪かったよツァン」


ツァン「……………ふぅ、分かればいいのよ」


鬼柳「ところで、満足街のスポンサー契約の件は考えくれたか?」


ツァン「ああ…今は、やめとくよ」


コナミ「もったいないんじゃないか?」


ツァン「だって契約したらジャケット常に着てデュエルしなきゃならないじゃん」


コナミ「今までも散々着てるのに今更感が……」


ツァン「ううううううぅ……」



鬼柳「贅沢ものだぜ、チーム満足のスポンサーなんてほとんどのプロが喉から手が出る程欲しいってのに」


コナミ「大人気だもんな、本当に」


ツァン「うーん……」


テクテク……


……………………………………………………………………………………



鬼柳「着いたぞ!ここが満足温泉旅館だ!その名も「インフェルニティ」!」


コナミ「旅館なのにそんな横文字か」


ツァン「インフェルニティ………もうなにも言わないよ…」


鬼柳「一般客には明後日からだが、予約が殺到してんだぜ」ザッザッザッザッ


ガラララ


鬼柳「おっさん、準備は順調か?」




セルジオ「鬼柳さん、ええ、特に問題はなく、順調です」


ニコ「お魚も新鮮なのを仕入れることが出来るようです」パタパタ


鬼柳「ニコ、この旅館の看板娘として頼むぜ」



ニコ「任せてください鬼柳さん♪」


コナミ「ウエストは何してるんだ?」


セルジオ「ウエストは塾に行ってますよ」


コナミ「便利になったもんだぜ……」


鬼柳「サティスファクションタウンに抜かりはねえ、上がれよ、部屋に案内するぜ」


ツァン「すっごい……インフェルニティデスドラゴンの木彫り」


コナミ「誰に掘ってもらったんだろうな?」


テクテクテク




ザッザッザッザッ

ミラージュの間

ザッザッザッザッ

デストロイヤーの間

ザッザッザッザッ

ビートルの間


ツァン「…………」


鬼柳「ここだ、特別に一番広いデスドラゴンの間を使わせてやるぜ」



コナミ「おお!」


ガラララ


ツァン「へー………広い……凄い」


コナミ「満足ビスケットがテーブルに置いてあるな」


鬼柳「最高級満足茶もあるぜ、好きに飲んでくれよ」


鬼柳「じゃ、二人とも荷物を置いたらロビーに来てくれよ」スタスタ パタン


コナミ「おう」


ツァン「?ロビーに……観光ガイドでもしてくれるのかな…」


コナミ「ふー……ツァン、お茶飲むか…」もぐもぐ……



ツァン「……………い、一緒の部屋なの!!?」



ここまででー



コナミ「そうみたいだな、鬼柳一部屋しか案内しなかったし」、



ツァン「えっ………ええぇえ……………」



コナミ「でもこれだけ広ければ大丈夫だって、寝相そんな悪くないしな」



ツァン(いや……ずっと前こっちの就寝スペースにまで割り込んできたことあったじゃん……)



コナミ「まあ嫌なら鬼柳に言って部屋変えてもらっても……わ 」



ツァン「うぅん…………うぅぅぅ………うん」



ツァン「……ま、まあね……その………鬼柳に迷惑かけるのも………あれだしね」


ツァン「とりあえずはこのままで…………ぃ…良いんじゃない……////?」


コナミ(あれとは……??)


………………………………………………………………………





ザッザッザッザッ


コナミ「鬼柳ー」ザッザッザッザッザ…


ツァン「おまたせ」テクテク


鬼柳「おう、んじゃ行くぞ」



ツァン「どんな観光名所があんの?スイーツ店とか行ってみたいんだけど」



鬼柳「そんなところ行けるわけないだろ、忙しくなるぞ」



ツァン「え?」


ザッザッザッザッザ……


……………………………………………



ワァァアァァアァアァアァァァアアァア!!!


メイ喜多嬉「皆様お待たせいたしました、チーム満足としてWRGPに出場し、優勝に大きく貢献!そして、現在はプロとして大活躍中のツァンディレ選手のサイン&握手会をこれより開始致します!」

ワーーワーーー!


メイ「私も元クラスメイトとして現在の活躍は嬉しい限りです、ツァン選手、どうぞ!」バッ


プシューーーーーーーーーー!!


舞台裏


ツァン「ちょっと!?何これ!聞いてないんだけど!慰安してくれるんじゃないの!?」



鬼柳「さて………………?」


ツァン「よくもだましたアアアア!!だましてくれたなアアアア!!」



鬼柳「これだけのファンを前にして背を向けるなんてお前らしくないぞ、みんな楽しみにしてるんだ」



コナミ「呼ばれてるぞツァン」


ツァン「ぐぅうう………………!!?」


テクテクテク





テクテクテクテクテク


ツァン「…………」


ワァァアァァアァアァアァァァアアァアーー!


メイ「登場に随分手間がかかっておりましたが、まごうことなきツァンプロです!」



ツァン「……………あ…」


ツァン「あはっ☆」ニパ


わーーー!わーーーーー!


ツァン(鬼柳殺す鬼柳殺す鬼柳殺す)


メイ「今日はお忙しい中いらっしゃっていただき、感謝しておりますわ」



ツァン「い、いやそんな……喜多嬉さん、久しぶりだよね…」


メイ「ええ、今はこの街で働いておりますの」


メイ「では、定位置についてください、サイン会を始めますので」


ツァン「うん………」てくてく




コナミ「鬼柳……時たまお前をチラ見するツァンの視線…殺意に塗れてるぞ」


鬼柳「実は俺も生命の危機を感じてるぜ……」


鬼柳「まあそれは後で考えるとしてだな、俺たちも行くぞコナミ」


コナミ「ああ、分かってる」



メイ「サティスファクションタウンは行列に並んでいる皆様、を退屈させませんわ」


メイ「町長の鬼柳京介氏が自らデュエルで皆様を楽しませたいと言ってくださいましたわ!」


ワーーーワーーーーーーー!


ザッ


鬼柳「満足を愛するみんな、またせたな!」



「鬼柳さーーーーーーーーーん!!」「京介ーーーーーー!!」








鬼柳「今日は俺のデュエルでお前たちを満足させてやる!これこそがサティスファクションタウンの最大のエンターテインメントだ!」


オオォオオーーーーーーー!!


鬼柳「今回俺と共に皆を満足させてくれるのは!俺のサテライト時代からの同胞、共にチーム満足としてWRGPに出場した、コナミだ、出てきてくれ!」バッ


シュバババババッ!

ダンッ!


コナミ「どーも!」


「おお!あれが………二人に比べて謎が多いチーム満足のデュエリスト………」

「バク転しながら出てきた……」



鬼柳「さっそく始めるぜ!かかって来なコナミ!」ザアッ カシャッ


コナミ「そういえばここは……前にロットン相手に共闘した広場だな…」


鬼柳「あの時の地獄のデュエルじゃない……満足に満ち溢れたエンターテインメントデュエルだぜ」



わーーーーわーーーー!!


「僕もプロデュエリストになりたいんだ!いつかツァンプロともデュエルしたいな!」


ツァン「うん、キミが来るのを待ってるよ、ハイ」サラサラ スッ


「ありがとー!」タッタッタッ


メイ「はい、次の方どうぞ」


「ツァンプロって何で女子なのにボクって言ってんのー?」


ツァン「あははは、痛いところ突いてくるねキミー」


ツァン(あの二人がデュエルするんだ……初めてみるかも)



コナミ「ふっ!」カシャッ



鬼柳「先行はくれてやるぜ、満足させてもらおうか」


コナミ「デュエル!」





ここまででー



コナミ「なら俺の先行!」シュバッ 手札5


コナミ「名推理を発動!」ガッ


《名推理/Reasoning》 †
通常魔法
相手プレイヤーはモンスターのレベルを宣言する。
通常召喚可能なモンスターが出るまで自分のデッキからカードをめくる。
出たモンスターが宣言されたレベルと同じ場合、めくったカードを全て墓地へ送る。
違う場合、出たモンスターを特殊召喚し、それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。



コナミ「レベルを一つ言ってもらうぞ!」



鬼柳「レベルバラバラで当たる気がしねぇな」ぼりぼり


鬼柳「とりあえず☆3だ」


コナミ「名推理の効果、まず一枚目!」シュ


コナミ「いきなり来た!レベルは7、メタル化寄生生物ールナタイト!」バッ



《メタル化寄生生物-ルナタイト/Metallizing Parasite - Lunatite》 †
ユニオンモンスター
星7/水属性/水族/攻1000/守 500
1ターンに1度だけ自分のメインフェイズに装備カード扱いとして、
フィールド上のこのカードを自分フィールド上表側表示のモンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
装備モンスターは相手がコントロールする魔法の効果を受けなくなる。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで、
装備モンスターが戦闘によって破壊される場合は、代わりにこのカードを破壊する。)


ルナタイト「うぉぉっ!」守500




鬼柳「ユニオンモンスターか……攻撃力は低いな」


コナミ「続いて炎の魔神を召喚!」バッ



《炎の魔神/Fireyarou》 †
通常モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1300/守1000
炎につつまれた魔人。
まわりの炎を自在に操り攻撃する。


炎の魔神「ふははは!」


コナミ「そして、炎の魔神にルナタイトを装備合体!」バッ



ガシーーーーン!!


コナミ「カードを一枚セットしてターンエンドだ」バッ 手札2



鬼柳「よし……皆!俺のデュエルを見せてやるぜ!」



おおぉおおーーーーーー!!




コナミ「くるか………町長!」


鬼柳「ドロー!」シュッ 手札6


鬼柳「ハンドレスを目指して突き進むぜ……インフェルニティビーストを召喚!」ガッ


《インフェルニティ・ビースト/Infernity Beast》 †
効果モンスター
星3/闇属性/獣族/攻1600/守1200
自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動できない。


ビースト「ウオオオォッ」攻1600


鬼柳「攻撃だ!」


コナミ「だが!ルナタイトを代わりに破壊することで炎の魔神を守る!」バッ



鬼柳「ダメージは受けてもらうぜ!行け!」


ザシュウゥッ!!



炎の魔神「くうぅ!?」攻1300



コナミ「ぐぅ…………」LP4000→3700ピピ…



鬼柳「カードを二枚セットしてターンエンドだ」バッ 手札3


鬼柳「次のターン!ハンドレスコンボを見せてやるぜ!」



「おおーーーーーー!!」「鬼柳ーーーー!」




コナミ「俺のターン!」シュッ 手札3


コナミ「ハンドレスにすると手に負えなくなるな……だが!」


コナミ「トラップ発動だ!」カチ




《死なばもろとも/Multiple Destruction》 †
通常罠
「死なばもろとも」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):お互いの手札が3枚以上の場合に発動できる。
お互いは手札を全て好きな順番でデッキの下に戻し、
自分はこの効果でお互いがデッキに戻したカードの数×300LPを失う。
その後、お互いはデッキから5枚ドローする。


鬼柳「なに!?そいつは…!」



コナミ「全ての手札をデッキの一番したに戻し、その後お互いに5枚のカードをドローする!」シャッ 手札3→5



鬼柳「ハンドレスを警戒してきたか……」手札3→5シャッ



「手札が増えてハンドレスが難しくなってしまったー!?」

「鬼柳さんの邪魔をすんなぁーーーー!」

「いいぞーーーーー!」


鬼柳「だが!戻した枚数×300P、お前はLPを失う!」


コナミ「ぬうぅ…………!!」LP3700→1900 ズズ……




ツァン「…………」チラ


ツァン「ダメージは痛いね………」


「ツァンプロ握手してー!」


ツァン「あっ、いいよー♪」キュッ



コナミ「さて………お互い手札が5枚になったところで………次はこいつを召喚!」ガッ



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。


ジェネコン「ギー」


鬼柳「先にシンクロを許しちまったか……」



コナミ「☆4の炎の魔神に☆3のジェネクスコントローラーをチューニング!」バッ


☆4+☆3=☆7

カアアッ




コナミ「シンクロ召喚!A・ジェネクス・トライフォース!」バッ




《A・ジェネクス・トライフォース/Genex Ally Triforce》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守2100
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
このカードは以下の効果を得る。
●地属性:このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
●炎属性:このカードが戦闘によってモンスターを破壊した場合、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
●光属性:1ターンに1度、自分の墓地の光属性モンスター1体を選択して、
裏側守備表示で特殊召喚できる。


トライフォース「ヒャホォオーーーーー!!」ガショーーン!


「きたーーーー!シンクロモンスター!」

「鬼柳さんのモンスターよりはるかに強いぞ!」



鬼柳「くるか………」


コナミ「バトルだ!トライフォースでインフェルニティ・ビーストを攻撃!」バッ


ボオォオオォオォーーーーーーーーーーー!!



ビースト「グアアァァ!!?」攻1600ドーーーーン!


鬼柳「ぬうぅっ!?」LP4000→1500ズオォォォッ


鬼柳「そう簡単に思いどうりには行かせねえぞ!」


鬼柳「トラップ発動、インフェルニティ・リフレクター!」カチッ



《インフェルニティ・リフレクター/Infernity Reflector》 †
通常罠
自分フィールド上に存在する「インフェルニティ」と名のついた
モンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
手札を全て捨てて発動する事ができる。
そのモンスター1体を自分の墓地から特殊召喚し、
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。



ビシイィイッ!!


コナミ「!?………なんだ」


鬼柳「このカードは手札を全て捨てて発動する」シュッ 手札0


コナミ「なに!?一気にハンドレスに……」


「おおおーーーーー!流石だ京介!」


鬼柳「ひゃはははは!破壊されたビーストを蘇生させ、さらに1000のダメージを与えるぜ!」バッ



ビースト「グルゥァアア………!」守1200

ズアアアアーーーーー!!


コナミ「ぐうぅぁっ!」LP1900→900 オォオォッ……


コナミ「っく………もうLPが1000を切ったか…」


鬼柳「俺のLPも妙に減ってやがるな、そのモンスターの効果か?」



コナミ「炎族を素材にしたトライフォースは戦闘破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えるんだよ」



鬼柳「なるほどな…」LP1500



コナミ「カードを二枚セットして、ターンエンドだ」バッ 手札2






鬼柳「さて……ついに来たぜお前ら!ハンドレスだ!」手札0


「来たーーーーーー!!」

「勝ったーーーーーー!!」


ワァァアァァアァアァアァァァアアァア!


コナミ「なんて歓声だ…!」


ツァン「うひー………すごい、流石に大人気……」握手キュー


鬼柳「俺の次のドローはなんだと思う!?」


「デーモンだあぁーー!」「いや、ガンで一気に決着だああーーー!」「もうなんでもいいぞーーーーー!」



鬼柳「ドロー!」シュッ 手札1



鬼柳「俺が引いたのはインフェルニティ・デーモンだ!」バッ



《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
(1):手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「インフェルニティ」カード1枚を手札に加える。
この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。


コナミ「マジかぁーーー!??」



わあぁああーーーーーーーーーーーーーーー!!

「勝ったーーーーーーーー!!」

「必勝パターンだああああああああ!!!」



鬼柳「ご存知の通り、こいつは手札0でドローした時特殊召喚ができる!」


デーモン「オオォッ」攻1800



鬼柳「そして、効果発動っ!」バッ



コナミ「おっと!トラップ発動だ!」バッ



《もの忘れ/Memory Loss》 †
通常罠
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動した効果を無効にし、そのモンスターを表側守備表示にする。



デーモン「オオォッ!…………?……オォ?………忘れた」守1200 カシャッ


鬼柳「どうした!?」


コナミ「モンスターの効果を無効にし、守備にする!」


「ざっけんなあぁーーーーー!」

「いいぞーーーーーーーーー!」


鬼柳「ふ、安心しな、想定内だ!」




鬼柳「トラップ発動、リビングデッドの呼び声!」カチ



《リビングデッドの呼び声
/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。


鬼柳「このカードで墓地のモンスターを特殊召喚する、おれは、インフェルニティ・ビートルを特殊召喚!」バッ


《インフェルニティ・ビートル/Infernity Beetle》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/昆虫族/攻1200/守 0
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースする事で、
デッキから「インフェルニティ・ビートル」を2体まで特殊召喚する。


ビートル「ブーーーーン!」


鬼柳「さらに!ビートルの効果を発動!このモンスターをリリースして、デッキから二体のビートルを特殊召喚する!」シャアッ


ビートル「ブーン!」


ビートル「ブーン!」


「チューナーモンスターだあぁー!」


「満足ーーーーー!」


コナミ「シンクロ召喚か…」




鬼柳「まずは、☆4のデーモンに☆2のビートルをチューニング!」バッ


☆4+☆2=☆6 カアァ


鬼柳「シンクロ召喚!獣神ヴァルカン!」バッ



《獣神ヴァルカン/Vulcan the Divine》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/炎属性/獣戦士族/攻2000/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「獣神ヴァルカン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合、
自分及び相手フィールドの表側表示のカードを1枚ずつ対象として発動する。
その自分及び相手の表側表示のカードを手札に戻す。
このターン、自分はこの効果で手札に戻したカード
及びそれらの同名カードの効果を発動できない。


ヴァルカン「きぁああああ!」


コナミ「!」


鬼柳「効果発動!お互いの場の表側カードを一枚ずつ手札に戻す!」


鬼柳「俺はトライフォースと、俺の場のリビングデッドの呼び声を戻す!」


コナミ「やっべ!?」


シュウゥーーーーーーーン!!


ツァン「これでもう一度リビングデッドの呼び声が使えるかー………流石にやるね」




トライフォース「ナンカ帰ルワアァーーーーー!」ギューン!


コナミ「くう………トライフォースが帰っていった……」


鬼柳「くっくっく……戻したカードを再びセットだ」ギャッ 手札0



鬼柳「行くぞみんな!更なるシンクロだあぁーーーーーー!!」



「おおおおぉーーーーーーーーーーーー!!!!」


「いっけぇえぇーーーーーーーー!!」


鬼柳「☆6のヴァルカンに☆2のビートルをチューニング!」バッ


☆2+☆6=☆8 カァアアァ!


鬼柳「地獄と天国の間、煉獄よりその姿を現せ!シンクロ召喚!」


鬼柳「オーガ・ドラグーン!」バッ




《煉獄龍オーガ・ドラグーン/Void Ogre Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守3000
闇属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分の手札が0枚の場合、1ターンに1度、
相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。



オーガドラグーン「クアァァーーー!!」


コナミ「出てきやがったなマスコット!」


「あれが伝説のおぉーーー!」


「鬼柳さんのエースモンスター!……」


「おおぉおーーーーーーーーーーーー!!」


コナミ「攻撃力3000か…!」


鬼柳「みんな、オガドラ君と写真撮ったか!この街にいるから探してみろ!」


「おぉぉーーーーーーーーー!!」


鬼柳「それはともかく、こいつの強さを見せつけてやるぜ!」


鬼柳「手札0の時、魔法トラップを一度無効にできる!コナミのセットカードは使えねえ!」


「すげえぇーーーーーーーー!!」


シエン「…………」


ツァン「俺の方が凄いって言いたげだけど?」


シエン「…………事実だ」






コナミ「く………」


鬼柳「だがコナミも曲者だ!このままじゃ終わらないかもな!」


コナミ「ハードルを上げてくれるなよ」


鬼柳「バトルフェイズだ!」


コナミ「ここでトラップを発動する!奇策!」カチ



《奇策/Nitwit Outwit》 †
通常罠
(1):手札からモンスター1体を捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は、この効果を発動するために捨てたモンスターの攻撃力分ダウンする。


コナミ「手札のモンスターを一枚捨て、その攻撃力分相手選択モンスターの攻撃力を下げる!」シュッ 手札1



鬼柳「だがその効果は、オーガドラグーンで無効にする!」バッ


バシイィーーーーーーン!!


コナミ「くうぅっ……!」手札1



鬼柳「行くぜ!オーガドラグーンでダイレクトアタック!インフェルニティ・カオス・バースト!」


オーガドラグーン「!!」ズドオォーーーーーーーーーン!!




墓地に送ったのがタスケルトンとかだったりして

>>361 なぜ分かった…


コナミ「俺は墓地に送ったタスケルトンの効果を発動する!」シュッ



《タスケルトン/Bacon Saver》 †
効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 700/守 600
モンスターが戦闘を行うバトルステップ時、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「タスケルトン」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。



鬼柳「!今の奇策のコストで捨てやがったな」



タスケルトン「タクケルトーーーーーン!」ポヨーーン


オーガドラグーン「ウオオォォ!!???…??」


シュウゥーーーーーーーン…


コナミ「こいつを除外することで、戦闘を無効にする!」スッ



「惜しいーーーー!!」

「もう少しだぜ 鬼柳さん!」

「あっぶねえぇーーーーーーー!!」


ツァン「よく働くね……あのブタさんは」


鬼柳「まあいい、ターンエンドだ!」手札0



コナミ「危ないところだ…」


ここまででー

コナミ LP900 手札1

鬼柳 LP1500 手札0 オーガドラグーン リバース1

タスケルトンは便利なんだねぇぇ



コナミ「俺のターン」シュッ 手札2



鬼柳「ここらでもう一山ほしいところだぜ?」


コナミ「ならば一撃必殺侍を召喚!」バッ


《一撃必殺侍/Sasuke Samurai #4》 †
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1200/守1200
このカードが戦闘を行う場合、
ダメージ計算の前にコイントスで裏表を当てる。
当たった場合、相手モンスターを効果によって破壊する。



侍「きゃほーう」


コナミ「このモンスターは二分の一の確率で戦うモンスターを破壊できる!攻撃だ!」ばっ


鬼柳「返り討ちだ!オーガドラグーン、ひゃあああはははは!!」


ピーーーーーーーン


「コインが舞ったぞ……」

「どっちだ……?」


コナミ「俺の選択は裏だ!」




カララン





侍「どっせーーーーーーーーええええええい!!」ズシャアア


オーガドラグーン「アバアァァアアアア!!?」ドーーーーン


ゴオオオオオオオオ………


コナミ「やった!オーガドラグーン撃破!」


鬼柳「くう………流石に満足流だけのことはあるな」



「オーガドラグ―ンがああーーー!!?」

「嘘ぉ………」


コナミ「カードをセットして、ターン終了だ」バッ 手札0


鬼柳「俺のターン!」シュッ 手札1



鬼柳「カードをセット!さらにリビングデッドの呼び声を発動!」バッ


《リビングデッドの呼び声ご/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。



コナミ「またか……!」


鬼柳「俺はインフェルニティデーモンを蘇生する!」



「おおお!またハンドレスコンボだ」


「町長――!」


ツァン「手札0だから、蘇生時にサーチ効果が発動されるかー」カキカキ



コナミ「だが俺もリバースカード発動!ツイスター!」カチ


《ツイスター/Twister》 †
速攻魔法
500ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。


ビュオオオオオオオオーーーーーー!!


コナミ「リビングデッドの呼び声で甦る前に破壊する!」バッ LP900→400


バシイイーーーーーン!


鬼柳「く……!?対策してやがったか……」


コナミ「はははは!お見通しよぉ!」


鬼柳「さっき伏せた魔法カードを発動する!」カチ



コナミ「え?」




鬼柳「ZERO-MAX!!」



《ZERO-MAX/ZERO-MAX》 †
通常魔法
自分の手札が0枚の場合、
自分の墓地に存在する「インフェルニティ」と名のついた
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを特殊召喚し、
特殊召喚したモンスターの攻撃力より低い攻撃力を持つ、
フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。



ズオオオオオオオ………



鬼柳「墓地のデーモンを蘇生する!」バッ


コナミ「結局かよ!」


ツァン「あちゃー……」


デーモン「オオオオオオ!!」攻1800


「きたああーーーーーーーーーーーーー!!」

「効果発動だぁーー!」


鬼柳「もう邪魔はできないだろ!デーモンの効果発動!」カッ


ミス デーモンの効果は発動しません


鬼柳「やっぱ何でもないぜえーーーーー!!」


コナミ「なんだよ!」



「効果発動しないじゃないかーーー!」


「だめじゃねーか!」



鬼柳「ZERO-MAXのさらなる効果!一撃必殺侍を破壊する!}



ズド―――――――――――――――ン!!


侍「ぎゃああああー!?」ドーーン



コナミ「うわあああああ!ダイレクトアタックされる!!?」



鬼柳「ターン終了だ、このターン攻撃はできない」


コナミ「な、そうなの……」



ツァン「これでコナミの手札は0、フィールドも空……次のドロー次第だね」


コナミ「ブラッドヴォルスなら……攻撃力は1900……デーモンを上回る」


コナミ「行くぜ!ドロー!」シュッ



鬼柳「はっはー!まだまだ満足させてもらおうか」


コナミ「……」チラ


セームベル「やっほー」


コナミ「お前かよッッ!!」ドシャアアア


ツァン「うわ……セームベル引いちゃったよ……精霊見えるとドローカード分かっちゃうな、イカサマじゃないよね……」



コナミ「ぐうう……モンスターをセット。ターン終了だ」バッ



鬼柳「強力モンスターは引けなかったみたいだな!」シュッ 手札1



コナミ「このターンは何とか凌ぐ……!」



「チャンスだいっけーーーー!鬼柳さん!」


「おにやなぎ……間違った、鬼柳さーーーーん!!」



鬼柳「ひゃああああーーーはっはっは!!」



鬼柳「俺はデーモンをリリース!そして、デストロイヤーをアドバンス召喚だぁ!」バッ


《インフェルニティ・デストロイヤー/Infernity Destroyer》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2300/守1000
自分の手札が0枚の場合、
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
相手ライフに1600ポイントダメージを与える。


デストロイヤー「うおおおおおおお!!」攻2300


コナミ「!攻撃力2300か……強力!」


ツァン「うわ、あのモンスターは……」


「でたーーーーーーー!!」


「もらったあああーーーーー!!」


鬼柳「手札0の時!デストロイヤーがモンスターを破壊すれば相手に1600のダメージを与える!」


コナミ「なにいい!?LP400


鬼柳「俺の満足の一撃をくらえ!セットモンスターを攻撃だ!」バッ



デストロイヤー「ォオオオオ!!」ブンッ


ぐしゃあああああああ!!


セームベル「ひええええーーー!?」守400


《召喚師セームベル/Saambell the Summoner》 †
効果モンスター
星2/風属性/魔法使い族/攻 600/守 400
自分のメインフェイズ時、
このカードと同じレベルのモンスター1体を手札から特殊召喚する事ができる。
この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できない。



「いったーーーーーー!!」

「モンスターを破壊したぞ!」


コナミ「ぬううっ!?」


鬼柳「効果を食らえコナミ!」


ボシュウウウーーーーーーーーーーーーーン!



コナミ「うわーーーーーー!やられたーーーーーー!!」LP400→0 ピーーーーーー


ゴオオオオオオオ………


ドサッ


鬼柳「これがサティスファクションタウン、町長の実力だあーーーーーー!」バッ




ワァアアアアアアアアアアアァアアァァアア―――――!!


「素敵ーーーーーーーー!!鬼柳さーーーん!」

「お前がナンバー1だあーーーーーーーー!!」

「チーム満足最強の男-----------!」


ツァン「む……聞き捨てならない……」


ザンジ「まあ、最強の【男】でござるから…」


エニシ「そもそも本当にツァン殿も鬼柳殿に負けてるでござるからな」



ツァン「むむう……」


コナミ「くっそ!負けた」


鬼柳「残念だったなコナミ、まあチームサティスファクションのリーダーとしてまだまだ負けられねえのさ」



コナミ「流石だな……鬼柳」ザッ



鬼柳「この街が俺をさらに強くしてくれたのさ」


メイ「最高のショーをありがとうございました、会場の皆様、二人に惜しみない声援をお願いいたします!」


わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

わあああああああぁああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


「ありがとう町長!」


「チームサティスファクション時代から応援してるぜぇーーーー!!」


「サテライト時代からお前たちは俺のヒーローだあああ!」


鬼柳「ひゃはははははは!!はーーーーははは!」


コナミ「笑い方ゲスい!?」




…………………んで


温泉旅館「サティスファクション」ロビー 18:30


ツァン「はー……疲れた」クタ


コナミ「ご苦労だったなツァン」


ツァン「本当だよ……あんなにサイン描いたの初めて」


鬼柳「お前たちのおかげで今日のイベントは大盛り上がりだ、礼を言うぜ!」



ツァン「まったく……腱鞘炎になっちゃうよ」ブンブン


鬼柳「もう予定は何もないからな、旅館でのもてなしをうけてゆっくりして行ってくれ」


コナミ「着ぐるみの中暑くてなぁー」


テクテクテク……


鬼柳「あ、食事は19:00からデーモンの間で用意する予定だ、遅れるなよ」



ツァン「期待させてもらうよ」


コナミ「じゃ、俺たちの部屋行こうぜ」ザッザッザ


ツァン「う、そういえば一緒だった……ね……///」テクテク



デスドラゴンの間


コナミ「…」ピコピコ



ツァン「ふー……とりあえず今後の予定はこんな感じでいいかな……」カサカサ



コナミ「スケジュール表作ってたのか?」ピコピコ



ツァン「うん、普通はマネジャーが立ててくてるんだけどね、ボクはいないから、マネジャー……」



コナミ「え?なんでだ、上位ランカーだからいるんじゃなのか?」ピコピコ



ツァン「ちょっと……あの、あれだから、自分一人で十分だから、ボクくらいになるとね」


コナミ「へー、すげえ……」ピコピコ



キザン「人見知りで雇えなかっただけだろう」


ツァン「うっ……うるさいっ!!」


ツァン「ふう………コナミは何してんのよそれ」


コナミ「ああこれか?あげはがくれたんだよ携帯ゲーム機、ちょっとやってみようと思ってな」ッピコピコ


コナミ「野球ゲームなんだが、このヒーローチームが強くて全然勝てないんだよ」ピコピコ


ツァン「………あー、これね……ちょっと昔のやつ」


ツァン「商店街でらっきょう買い占めるといいよ」


コナミ「マジで!」ピコピコ


ツァン「ところでコナミ……あの、ぼ、ボクのマネ……」



ガララッ


鬼柳「飯の用意ができたぜ!お前らぁああーーーーーーーーーー!!」


ツァン「っっつううっ!?///」ドキーーーン

ここまででー
15まってるんだぜ
ずっと……

温泉旅館名「インフェルニティ」だった…

…………………………………………


コナミ「もぐもぐ……」


ウェスト「ええー!鬼柳兄ちゃんデュエルしたの!?見たかったなー……」


ニコ「仕方ないでしょ、塾の時間被っちゃったんだから」もぐもぐ


コナミ「鬼柳、この魚なんだ……不細工だけど、食えるのか?」


鬼柳「そいつはこの辺にしか生息してない珍しい魚だ、問題なく食える、「舌魚」と名付けた」


コナミ「確かに似てるな…」


メイ「あの頃(令嬢時代)の食事が懐かしいですわ…」もぐもぐ


ツァン「……デザートにトリシューラプリンついてる」パァア


セルジオ「お好きだと聞いたので急遽仕入れました」


ツァン「わざわざありがとうございます」ウッキウキ もぐもぐ



……………………………………………………………


満足温泉

かぽーーん…


ツァン「はいおなじみの効果音いただきました」わしゃわしゃ……



メイ「このシャンプーもリンスもノンシリコンのいいやつを使っていますのよ」わしゃわしゃ……



ツァン「…デスガンマンシャンプーか……ネーミングは何とかならないものかな」わしゃわしゃ……



ニコ「メイさんが令嬢時代に使用していたものと比べてどうですか?」わしゃわしゃ……



メイ「ほほほほ、あの頃の私と比べてはいけませんわ、世間知らず故、自分の使っていたシャンプーの値段など全く知りませんでしたの」わしゃわしゃ……



ツァン(パンが無ければ…………って本気で思ってたのかな、あれ、誤用だっけ…?)わしゃわしゃ……



メイ「【水晶の占い師が無いのなら強欲で謙虚な壺を使えばいいじゃない】と、当時は思っているほど物の価値に無頓着で」わしゃわしゃ……



ツァン「へー……」





鬼柳「だがそんなメイもこの街で労働をして、一般人と関わりを持ち、世間を知っていったんだ」



メイ「路頭に迷っていた私を置いてくれたことは感謝していますわ」わしゃわしゃ……


ニコ「鬼柳さんが知らない女性を街に連れてきた時はどうしてやろうかと思いました」わしゃわしゃ……



鬼柳「ニコ、背中洗ってやろうか」



ニコ「ありがとうございます鬼柳さん」



コナミ「鬼柳ー?そっちにいるのか?広いなー温泉」ザブザブ



鬼柳「ああ、オープン前だからな…柵が出来てないんだよ」ゴシゴシ


ツァン「あ?」


メイ「おい」


ニコ「鬼柳さん………」


コナミ「あ」


鬼柳「折角だからお前らとも裸の付き合………」



ツァン「イヤーッ!」


ツァンディレの電撃的風呂桶投擲!


鬼柳「イヤーッ!」


鬼柳はこれをダッキングで回避!


メイ「イヤーッ!」


鬼柳「グワーッ!」ザバーーーン!!


メイの後ろ回し蹴りを受けた鬼柳は温泉に突っ込み水没!


コナミ「鬼柳ウウァァ!?」


ニコ「鬼柳さんっ……もうっ……突然こんなの……///やめてください………/////」


ツァン(この人満更でもない……)


鬼柳「くぅ…………なかなかやるじゃねえか…」ザバ…



メイ「ツァンさん、二人の処刑許可を」ゴキ……


コナミ「お、俺も……!?ただついてきただけなのに!」




ツァン「~~~~~~~~~ッ////このエロ!出歯亀!満足に笑えなくしてやる!」


ツァン「つーかこっちみるなああぁーーーーーー!!!」ババッ


ツァン「メイさんもそんな仁王立ちで、は、恥ずかしくないの……?!」


メイ「ご心配なく、シャンプーの泡でニプレスを完成させておりますわ」フフフ……


コナミ「余計エロい気がする!」


ツァン「いいからさっさと出て行って!殺すわよおぉ!!」



ニコ「鬼柳さんも!他の女の人の身体をジロジロ見ないでください!」風呂桶投擲!


ツァン「骨折しろもおぉーーーーー//////!!」風呂桶投擲!


鬼柳「確かに…不配慮だったかもな、俺たちは仲間である前に男女という…」


ツァン「そういうのも向こうでやれ!」


コナミ「鬼柳!戻ってくるんだー!」


鬼柳「わ、分かった…満足、できねえぜ…」ザブ…


メイ「最悪ですわね」



…………………………………………

温泉旅館「インフェルニティ」 ロビー


コナミ「…」正座


鬼柳「…」正座


ツァン「…………」


ニコ「……」


メイ「くちゃくちゃ……………ぺっ!!」


鬼柳「…」ガムペチャ


コナミ「あの………俺もそこまで罪深い?」


ツァン「あ?」


鬼柳「チームサティスファクション時代からそうだったろ、一人の満足はみんなの満足、一人の不満足はみんなの不満足」


ツァン「喋んな」


鬼柳「…………………」




コナミ「でも、俺はそっちが女湯に繋がってるなんて分からなかったんだぞ!」


ニコ「それは、確かに……」


ツァン「でもそれならチラッと見てボク達を確認した時点で引っ込んでいれば良かった」


ツァン「鬼柳鬼柳と心配している風を装って声をかけて、ボク達を見える位置にずっといたよね」


ツァン「なんで?」


コナミ「えっと……鬼柳が心配だったから…」


鬼柳「コナミ!……」


メイ「嘘をついています!彼の視線のほとんどは鬼柳さんに向いてはいませんでした!」バッ


コナミ「ギックウウ!」


鬼柳「この裏切り者オオオォォォオォオォーーー!!!」






コナミ「何が裏切り者か!?」


鬼柳「お前は俺を見てなんかいなかった!俺をダシにしてこいつらの裸体を見てやがったんだなあぁ!」


ツァン「……///」


鬼柳「そのくせ俺は関係ないみたいな雰囲気出しやがって!藤原に言いつけてやる!」


コナミ「ぐうぅ………!?」



メイ「正直に言いなさい、あなたは我々の身体を破廉恥な目で眺めていましたね?」



コナミ「………」


コナミ「見ていた……かもぉおおぉ…………?……しれない………いや……………見た……見ました…………」ガク…



メイ「ならば同罪ですね」



ツァン「~~~~////バカ!」




コナミ「だが言い訳をさせてくれ!」


メイ「一応聞きましょう」


コナミ「俺たちはずっとサテライトにいたんだ、男っ気溢れるあの場所に十代後半まで押し詰められていたんだ」


コナミ「女との交流なんてほぼ皆無だった!最近まで結婚という制度も知らなかったんだぞ!」


ツァン「うわっ…」


ニコ(本気でドン引きの顔…)


鬼柳「そうだぜ!毎日毎日モヒカンとかそんな奴ら相手に陣取り合戦だ!楽しかったなあぁコナミ!」


コナミ「ああ!」



メイ「話ずれてません?」




コナミ「要するに………もっとも多感な時期に抑制されていたんだよ。俺たちは」


鬼柳「遊星なんて抑制されすぎてすげぇ鈍感になっちまってるだろ?十六夜のアピールに気付いてねぇ、どこまでも「仲間」だあれ」


ツァン(あんたらが………)

ニコ(言えることですか…)


メイ「ふむ……では、抑制されていた分、女性に対して興味が深いと?」


コナミ「そういうことになるのかな?」


鬼柳「あくまで知的好奇心な」


ツァン「…でもサテライトにも女の人いたでしょ?あの、孤児院の」


鬼柳「マーサのこと言ってんのか!!?正気かお前!」


ツァン「お前じゃないわよ!」


コナミ「あれは親みたいなもんだろ!」


ツァン「そりゃそうだよね…」




…………………

15分後


コナミ「………」正座


鬼柳「…」正座


ツァン「ふう……反省した?」


コナミ「ああ……悪かったよ」


鬼柳「俺たちが全面的にな…」


メイ「全く………レディの美体の価値を理解していない方は困りますわ」


ツァン「じゃ、そろそろ許してあげるよ、足、自由にしていいよ」


コナミ「ふぅう…」


ニコ「痺れて立てませんよね?大丈夫ですか?」


コナミ「?痺れるって?」スクッ


鬼柳「わかんねえな」スクッ


ツァン(まだまだ正座させておいた方が良かったかも)


このssでは鬼柳もマーサハウス出身ということで その辺不明だった気がするので

次の展開を!

1 いい加減次の日に移行

2 宴会を行う

↓2

休憩です



デスドラゴンの間

ガララ…


コナミ「ふー」


ツァン「あー、疲れた」


ツァン「って……布団近っ!?ピッタリくっついてるし!」


コナミ「おぉ、敷いてくれてたんだな」


ツァン「こんな近いのダメだよ!」ガシッ


ズルルルルルルルルーーーーーーーーーーーー


ツァン「これで良し」


コナミ「めっちゃ離されたー!?端と端じゃん!」


ツァン「////… つ、付き合ってるわけでもないのに…まったく」


ツァン「ところでコナミ!新しい仕事さがしてるなら……」


ガララララララ


鬼柳「満足流宴会を始めようぜ!」ザッ


ツァン「また邪魔がー!」


コナミ「?」



…………………………………


ニコ「お邪魔してごめんなさい」


ツァン「い、いえ……別にそんな」


コナミ「そういえば俺たちもう二十歳越えてたな」


鬼柳「ツァンは?」


ツァン「この前20になったよ」


鬼柳「なら飲めるな!この名酒『満足』を」ダンッ


コナミ「うわぁ………酒まで作ってんのかよ」


鬼柳「これはもともとあったやつだ、名前が気に入ったから買った」


ツァン「そんながっつり日本酒!!みたいなの飲める?40、50歳の人が飲むやつでしょそれ」


鬼柳「まあ、たまにはいいじゃねーか、ちょっと舐めるだけでもいいしな」


ニコ「おつまみも買ってきたんですよ」ガサ


コナミ「メイとかは来ないのか?」


ニコ「メイさんはお休みになりました、お父さん達は、チームだけで語りたいこともあるだろうって、私もお邪魔なら…」


鬼柳「そんなことないさ、一緒に飲んで満足しようぜ」


ニコ「鬼柳さん…」




こぽ………


ツァン「……誰か、先に飲んでよ」


コナミ「なら鬼柳だな、持ってきたのも鬼柳だし」


鬼柳「ジャンケンで決めようぜ、とりあえず」


ニコ「そ、そうですね…」ゴク…


………………………………


ツァン「負けたあぁ!!?」


コナミ「よし!いっきだ!」


鬼柳「ツァンディレのちょっといいとこ見てみたい!」


ツァン「ぐ………」


ニコ「あの、いっきなんてしなくても」


ツァン「勿論しないよ、ちょっと飲むだけ……」じー……


ツァン「………よし!」ちゅ…


ツァン「>Д<」


コナミ「ダメだな」


鬼柳「一発でわかったぜ」


ツァン「にっが………駄目、これは駄目…」


コナミ「酒は強いのか?」


ツァン「え?んー…わかんない」


鬼柳「なら俺がいこう!俺の酒豪ぶりを見ておけ」


ニコ「鬼柳さん!無茶は」


鬼柳「大丈夫だよ」ゴク


鬼柳「」ドシャアァ!!


コナミ「おおい!?」


ツァン「い、一発で酔いつぶれた……圧倒的下戸…」


ニコ「鬼柳さあぁーん!?」


鬼柳「」


コナミ「…………っぐうぅ…苦ぇえ………………」ちび


ツァン「とんでもないもの持ってきたわね…」




………………………

30分後

コナミ「ニコは本格的に寝はじめた鬼柳を介抱するって部屋を出て行っちまったし…暇だな」


ツァン「うん…」くぴ…


コナミ「もう日付もかわるな」


ツァン「うん…」くぴ…


コナミ「ちょっと俺も酔ってきたかもしれない…」ちび


ツァン「うん…」くぴ…


コナミ「………」


ツァン「うん…」くぴ…


コナミ「何も言ってないぞ」


ツァン「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」くぴ…


コナミ「そんな笑うか!」





ツァン「何もwww言ってないのにwwwwwうんってwww」くぴくぴ


コナミ「酔ってんなツァン!」


ツァン「あはははははwwwwwおかしー、ギャグセン半端ないwwwwwww」くぴくぴ



コナミ「何もギャグ言ってないわ!」



ツァン「wwwwww………あれ、ジュースなくなっちゃった」


コナミ「ジュースじゃないって、もうあの酒ないぞ、ニコがしまっちまったよ」


ツァン「wwwwwコナミと二人っきりwwwうけるwww」ヒック


コナミ「…」いら…


ツァン「ねえコナミ?」ヒック


コナミ「何だ」


ツァン「ボク可愛い?」


コナミ「え?うん、まあ」


ツァン「どれくらいー?」ヒック



コナミ「今までの俺の統計だけど…かなり上位」


ツァン「ほんとのほんとー?」


コナミ「面倒くさーい……」


ツァン「えへへへ、可愛い、可愛い」ヒック


ツァン「カワイイヤッター!」


コナミ「ヤッター!」


ツァン「んふふふふ」ヒック…


コナミ「雰囲気変わるな……大丈夫か?」


ツァン「全然酔ってないってwww顔見てみww」ズイッ


コナミ「おおう、近いって」


ツァン「んふふ……」ジーーーー


コナミ「………真っ赤っかじゃん!」


ツァン「wwwwwwwwwwww」




ツァン「コナミと見つめ合っちゃったからだしwww恥ずかしいから赤いのーww」


コナミ「全然恥ずかしそうじゃないが…」


ツァン「あー、いい気持ち」コテン


コナミ「ちょ」


ツァン「あはははははは、この匂い好き……」クンクン


コナミ「袖が伸びる!?」


ツァン「wwwwww極楽ー」クンクン


コナミ「く、くすぐったい、おいおい…」



ツァン「中の具がドロドロになってるのが好きだなー、

ツァン「コナミと見つめ合っちゃったからだしwww恥ずかしいから赤いのーww」


コナミ「全然恥ずかしそうじゃないが…」


ツァン「あー、いい気持ち」コテン


コナミ「ちょ」


ツァン「あはははははは、この匂い好き……」クンクン


コナミ「袖が伸びる!?」


ツァン「wwwwww極楽ー」クンクン


コナミ「く、くすぐったい、おいおい…」



ツァン「中の具がドロドロになってるのが好きだなー、ジャガイモとかゴロゴロしているとくどいからね。マヨネーズ派を否定するわけじゃないけどそのままの味を楽しみたいね。でもマヨネーズとルーをぐちゃぐちゃに混ぜ合わせたり、醤油を入れたりはちょっとないと思う。この前生卵を入れて食べてみたんだけどなかなかどうして、悪くないんだよね。今度はバナナをすり込んだやつも食べてみようと思う。あと福神漬けの奥の深さは最近になって分かってきたよ。」


コナミ「何の話をしてるんだ」


ツァン「カレーwwww」ヒック


ミスったー やり直し

ツァン「コナミと見つめ合っちゃったからだしwww恥ずかしいから赤いのーww」


コナミ「全然恥ずかしそうじゃないが…」


ツァン「あー、いい気持ち」コテン


コナミ「ちょ」


ツァン「あはははははは、この匂い好き……」クンクン


コナミ「袖が伸びる!?」


ツァン「wwwwww極楽ー」クンクン


コナミ「く、くすぐったい、おいおい…」



ツァン「中の具がドロドロになってるのが好きだなー、ジャガイモとかゴロゴロしているとくどいからね。マヨネーズ派を否定するわけじゃないけどそのままの味を楽しみたいね。でもマヨネーズとルーをぐちゃぐちゃに混ぜ合わせたり、醤油を入れたりはちょっとないと思う。この前生卵を入れて食べてみたんだけどなかなかどうして、悪くないんだよね。今度はバナナをすり込んだやつも食べてみようと思う。あと福神漬けの奥の深さは最近になって分かってきたよ。」


コナミ「何の話をしてるんだ」


ツァン「カレーwwww」ヒック

ここまででー


ツァン「うぃい………ヒック」ぎゅー…


コナミ「そろそろ離れてくれよ、俺が紳士だって言ってもこれは…」



ツァン「むうー…」スリスリ…



ツァン「そういえば……ふじわらさんとはちゅーしたよね…」ヒック



コナミ「え?いやしてないだろ」



ツァン「したもん!びょーいんでみんなのまえで!」プンプン



コナミ「びょーいん……病院?」



ツァン「あーくくりぇいどるのとき!」



コナミ「あー」






コナミ「でもそれって俺意識無かったんじゃないか?」



ツァン「かんけーないもん!」



コナミ「もんって…」



ツァン「ヒック………ううぅ…」



ツァン「コナミ………こっち向いて………」



コナミ「もー、いい加減眠くなってきたぞ」



ツァン「んちゅうぅ」ちゅ



コナミ「ぬうぅ?!」ちゅ




ツァン「あははははっ!これでどーてんかなぁぁ」ヒック


コナミ「っおぉい、突然なんだよ……」



ツァン「wwwwwwww」



コナミ「ここで大爆笑!?」



ツァン「あぁー、ねむくなってきた……」ふあぁ



コナミ「え?おい」



ツァン「んふふ………おやすみ………」コテ


ツァン「…………すー…………すー……」



コナミ「酔うととんでもねえなー…」




ツァン「すー……………」



コナミ「全体重こっちにかけてきやがって……」



コナミ「はー、布団に連れてってやるか…」どっこいしょー



コナミ「軽いっ!」



ツァン「すー…………んふふ…………」きゅー…



コナミ「…………」どさっ……



ツァン「むにゃ…………すー……」



コナミ「…………はーーー………ドキドキした」



コナミ「…まさかこれが……恋!?」



コナミ「………………よーわからん、ま、いいや」





…………………………………

8:26

チュンチュン…………


コナミ「……zzzzzz………」



ツァン「すー…………すー………」



ツァン「すー………………………………………………ん………っ…」もぞ…



ツァン「…………ふぁあ………あ、そうか旅館………」むく…



コナミ「……………zz」



ツァン「………座って……壁にもたれかかって寝てる………………武士か……」



ツァン「んんー…………………ふあぁ……………………」



ツァン「えっと……………あれ………確か、鬼柳が持ってきたお酒飲んで………………?」



酔いどれを覚えているのか! ↓1のコンマ50以上で覚えている



ツァン「んー………………」


ツァン「…………………」



コナミ「zz……………………」



ツァン「…………………!!?!?!????????!!!?!?!?!?!?!?!?!?????!!!!!????」



ツァン「アバッ…アバババ……………………!!?」



コナミ「…zzz……………」


ツァン「////////っ……~~~~~~~~っっ////」カアァア……


コナミ「…………………んぬ…………朝か」パチ



ツァン「なっななななななな………!!なんてこったい……////」かああぁ


ツァン「何言っちゃってんのよボクはあぁ~~~っ////くううぅぅっ………////死にたいっ……死にたい…………////」ジタバタ






ツァン「しっしかも………っ……コナミと……き……キスしちゃって…………////」



ツァン「に…妊娠するうぅ………!!////」かああぁ…



キザン「しないぞ」



ツァン「知ってるけどおぉぉっ………感覚的なことぉ/////……!」ぐぎぎぎ………



コナミ「朝からテンション高いな……おはよう」ふあぁ



ツァン「!!!!?コッコココココッ……コケッ………ココ………コナミ…!」ビクッ



コナミ「にわとり……………?」



ツァン「ちっちがうんだからあぁ……!」



コナミ「なにが?」




ツァン「あ、あんなっ………はしたないっ………ううぅっ……////」



ツァン「ううぅぅぅ~~~~~~っっ/////」



コナミ「ああー、凄かったんだぞツァン、お前の酔いっぷり」



ツァン「んぐうぅぅ……………////」



コナミ「ま、元に戻ったんなら…」ざっ



ツァン「ひぎゅうぅっ!!?/////ち、近寄らないでえぇーーーーーーー////!!」ダダダッ!ガララッ


ダダダダーーーーーーー!!



コナミ「………………そんな朝から全力疾走を…大丈夫か…………?」ふあぁあ



ドターーーーーーーーーーーーン!!!!


「痛ぁああぁーーーーーーー!!!」ザザッ


「ああ!?つ、ツァンさん………大丈夫ですかあぁ!?」





……………………………………………………………


鬼柳「いやぁ、昨日は先に潰れちまって悪かったな」



コナミ「あの酒すごい度が強いからな、気をつけろよ」



ツァン「本当だよ!!コラアァアアーーーーーーーーー!!」



ニコ「すいません………」



ツァン「い、いや、ニコさんは悪くないけど…」



メイ「まったく、酒に飲まれるなど、デュエリストにあるまじき失態ですわ」



鬼柳「く………」


ツァン「うぅ…………………」



コナミ「はっはー!自制心!!」



ここまででー

そろそろKCグランプリに行こうと思います



…………………………………


ネオドミノシティへの道


ブォオオォオーーーーーーーーーーーーーーー!!



コナミ「報酬もそれなりに良かったし、いい気分転換だったな」



メイ「それは良かったですわね、あの旅館が一般オープンされればますますサティスファクションタウンは潤うことでしょう」



ツァン「………………」



コナミ「さっきから黙ってどうした?ツァン」



ツァン「…………ふうぅ………ちょっと落ち込んでてね、あそこまで自分がお酒に弱いとは知らなかった」



コナミ「あぁー、すごい変わりようだったな、だが俺は気にしてないから安心しろ」



ツァン「そ、そうだね……ファーストキスが酔っ払ってなんて……ボクも…納得できないし…………」ボソ


メイ「私が寝た後色々あったようですねぇ」



ブオォーーーーーーーーーーーーーーー!!!!




コナミ「ていうかなんでメイが一緒に来てるんだ?」



メイ「あら聞いてませんの?一週間後のKCグランプリに出場するためですわ」



ツァン「え?でもあれって一般の人は出られないんじゃ?」



メイ「サティスファクションタウン代表としてのエントリーです、町長直々の出場命令ですわ」



コナミ「じゃあ鬼柳は出ないのか?出場資格は持ってるはずだが」



メイ「今回はスポンサーとしてやることが沢山あるらしいです、ま、町長ですから」



ツァン「へー、厄介な奴が一人消えたね」



コナミ「昨日のリベンジしようと思ったが、それなら仕方ないな」



ブオォオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!





…………………………………


ネオドミノシティ


カフェ・ラジーン


ツァン「そういえば知ってる?新しい召喚法がネオドミノシティ開発中らしいよ」ジュースちゅー



コナミ「新しい召喚法?エクシーズとかか?」もぐもぐ



メイ「エクシーズ…………?聞いたことないですわね」ゴク……



ツァン「多分そうだね、いつから一般に流布されるかは知らないけどさ」



コナミ「ダークネスの侵攻もデュエルの幅を広げるって意味ではマイナスばかりじゃなかったって事か…」



ツァン「流布するなら早くして欲しいね、ロンゴミアントは異質すぎて公式戦じゃ使いづらいからさ」チュー



メイ「あぁ、ツァンプロがたまに使用するという謎の召喚法のモンスター………都市伝説ではなかったのですか」ゴク……





ツァン「あれ使うと一瞬会場がざわつくから…」



コナミ「遊星あたりが制作に関わってるかもしれないな……あいつの作ったモーメント大活躍中だもんな」もぐもぐ



メイ「フォーチュン、とかいう名前でしたわね」



ツァン「まああくまで噂だし、KCグランプリまでには間に合わないと思うよ」



コナミ「目の前にガレージあるし、聞いてみるか?」



ツァンプ 「いいって、いま正午でしょ、出かけてるかもしれないし」



メイ「あそこのガレージに不動遊星が住んでいるのね」ゴクゴク……


コナミ「金持ちなのに引っ越そうとしないんだよな、おちつくって言ってたぞ」



ツァン「でも本屋も近いし、場所的にはいいかもね」ちゅー…



コナミ「……」もぐもぐ…





メイ「……」ゴク……



コナミ「ん?」



メイ「ごめんあそばせ、ちょっとお花を摘みに行って来ますわ」カタ…



コナミ「花なんてないけど……」


ツァン「あー、ラ・ジーン内にあるよ」


メイ「ありがとうございます、では少し席を外させていただきますね」テクテク…



コナミ「……………………あ、トイレか」



ツァン「ふぅ…………」



ツァン「……ね、ねえ……」


コナミ「ん?」



ツァン「昨日の夜さ………」



コナミ「あぁ」



ツァン「その……ホントにごめん」ペコリ



コナミ「めっちゃ引きずってるな、気にすんなって」



ツァン「さっきまで自分の中だけで悶々しててさ、ちゃんと謝ってないと思って」



コナミ「俺は気にしてないから、ツァンも気にすんなよ」



ツァン「う、うん………」


雪乃「夜とはなにかしら?」


ツァン「だって……その……キス…しちゃったからさ…ボクとしては…その……一大イベントなわけで…///」


雪乃「ツァンさんとキスしたの?昨日の夜?」


コナミ「あー……………まあ、旅館でな……」



ツァン「ボクが寝た後さ……なにも…無かったよね…………///…?」



雪乃「何かあったの?インモラルな情事が?」


ツァン「じ、情事って………////っ………」カアァ


コナミ「ないよ、ツァンを布団に運んで、俺もすぐに寝た」



雪乃「それはまさか同じ部屋でかしら?」



コナミ「まあそうだな………離れてはいたけどな…」


ツァン「………」


雪乃「…………」



コナミ「……」



寝るわー



コナミ「雪乃!!?……いきなり出てくるなよ…ビックリした」ガタッ



雪乃「あらごめんなさい」



ツァン「あわわわわわわわわわわわわわわわわわ………」



雪乃「でも私の方がビックリしてるわ……ふふふ……ふ」ユラ…


ゆらり…………


コナミ「この姿勢……鞭打!?」


雪乃「まさか…………旅館デートで浮気されるとは…………思わなかったもの」


ツァン「ふ、藤原さん……デートっていうか、鬼柳もいたからね……」


コナミ「お前のところにも連絡行っただろ、チーム満足の集まり」



雪乃「こんなことなら、仕事を休んででもいくべきだったわね……」ユラッ








コナミ「お、おい雪乃………バランスがおかしくなってるぞ…」


ユラッ


雪乃「んんーっ」チュウゥ


コナミ「んんんんっ!!?「チュ


ツァン「にゃあ゛ぁーーーーーーーーーーー!!!!?」


ステファニー「きゃーーーーーー!」


雪乃「ちゅるうぅ…………」レロ………


コナミ「ぐうぅっ………!!?」レ………ロ


ステファニー「きゃーーーきゃーーーーー!舌からませちゃってるー!」


ツァン「な……ななななななな…………っ////………」


ツァン「ていうかこんなところで……ま、まずいって藤原さん………………!」


雪乃「ぷはぁ…………………ふ、ふふふふふふ/////」ハァハァ……


コナミ「うっく……はぁ…はぁ……テジャヴ…」





雪乃「ふ、ふふふ………糸って本当に引くのね…………////」ドキドキ



コナミ「お前…いまの滅茶苦茶エロかったぞ……大丈夫かこんな人前で…」



雪乃「色々吹っ切れたわ、ふふふふ……」



雪乃「ぼうや、もう一度…」ザッ



ツァン「ちょ、ちょっと待ってよ…!」バッ



雪乃「ふふふふ………やはり、貴女が最大のライヴァルだったようね…」



雪乃「でも、ツァンさんに今みたいなキスができるかしら?」チロチロ…



ツァン「うぐぐ………////」








ステファニー「面白いことになって来ましたねー、はいジュース」コト



コナミ「どーも、突然の展開に俺は頭がついていかないよ」ゴク…


ドドドドドドドドドド……………


ツァン「うぐぐぐ…………!」



雪乃「ふふふふふふ………………」



ツァン「………そろそろ、この、妙な関係にも決着つけなきゃならないかもね………」


雪乃「?…………」


ツァン「……デュエルしようよ、藤原さん」


雪乃「デュエルですって………?」


コナミ「え?デュエル、ここでか?」




ツァン「そう!デュエルで…勝った方が…………えっと…」



ツァン「こ、コナミを………手に……い、いれる……////っていうのは………………どうでしょう…////」ボソ…



コナミ「え?露骨に声量下げないでくれよ!何!?」



雪乃「………ふふふふ……面白いじゃない…」



コナミ「雪乃、何だって?」



雪乃「デュエルで勝った方が、貴方を手に入れるってコトよ」



コナミ「ええ!?勝手にそんなコトを!物じゃないっていうのに!」



雪乃「その勝負受けましょうツァンさん!」



コナミ「受けるんかい!」






ツァン「!………い、意外だね…アカデミア時代は成績五分だったけど…一応ボク、プロだから……公平さに欠けるかと思ったけど」



雪乃「私だってアカデミア時代のままじゃないわ、ふふふ………」



コナミ「……」ちゅー……ゴク…



コナミ「二人ともディスクはあるのか?あ、雪乃はつけてるか」



ツァン「え?当たり前でしょ、Dホイールにくっつけてあるのとってくるよ」



雪乃「ふふふ…………………燃えてきたわね」


ドドドドドドドドドド………


メイ「お待たせしましたわ、む?なんですこの空気」テクテク



コナミ「ああ……………む?なんか走ってくる人が」



雪乃「え?」




ツァン「………こっちくるね」



雪乃「………しまった……撮影中だったわ」失念



ツァン「え?あれスタッフの人?」



「困りますよ藤原さん……!休憩時間とっくに過ぎてますよ!」ハァハァ……


コナミ「仕事の休憩時間に来てたのか」



雪乃「ええ…ごめんなさい、すぐ戻るわ」



「急いでくださいよ、まったく、マイペースなんですから……」テクテク…



メイ「…………?この状況は一体…」



雪乃「………」



ツァン「…………なんか……どうしようこの状況」


コナミ「…………とりあえず雪乃は早く行った方がいいだろ」


雪乃「そうね……………ツァンさん」


ツァン「?………」




雪乃「一週間後のKCグランプリで……決着をつけましょう」



ツァン「!…………」



メイ「藤原さんもKCグランプリに出場するのですか、ライヴァルですね」



雪乃「じゃ、楽しみにしているわ」



てくてくてくてくてくてく………



コナミ「……………嵐のようなやつだった」



ステファニー「帰っちゃったー、つまんなーい…」


メイ「貴女は仕事してください」


ステファニー「は、はーい…」タッタッ


ツァン「………………じゃ、ボクもそろそろ帰るよ」



コナミ「え?もう行くのか、予定ないんじゃ…」


ツァン「デッキ調整をしなくちゃならないからね……負けられない勝負のために!」


ツァン「……………!っ……////………KCグランプリは大きなイベントだから…………そういうコト………だから……///」テクテク…



コナミ「…………」




寝るー


コナミくんの二人への印象変化!

雪乃 女優してるデュエル強い面白い仲間→俺のことが好きなのでは…?


ツァン プロデュエリストしてる頼りになる面白い仲間→俺のことを好いているのでは…?


あげは 大学に通っているよくショップで喋る面白い仲間



三日後


KURUMIZAWA 13:00


コナミ「うーむ………」カサカサ


恵「コナミ…………バイト中に……何を……」



コナミ「おう、もうすぐKCグランプリだろ?出場するからデッキの見直しをな」


恵「…………」


コナミ「そんな目で見るな……いいだろ、俺のバイト時間は13時までなんだから」カサカサ



恵「それなら………このショップでカードを………買えばいい…」



コナミ「最近またビンボーになってな、カードなんて飼ってる余裕ないんだ、大丈夫だ、この拾ってきた手持ちカードを信じる!」



恵「……………そう」



コナミ「やっぱりこれはかかせないよな……」つ急降下ボム


コナミ「ボマーからのもらいもんだしな……」カサカサ




コナミ「えーと……魔物の狩人もいれるだろ……」カサ



恵「………誰も来ない……ひま」ズズ……


カランカラン



恵「!……………いらっしゃい……ませー……」



あげは「こ、コナミ!いる!?」タッタッタッタ



コナミ「おうあげは、そんな急いでどうした?」



あげは「ぼ、ボクにライディングデュエルを伝授して!」ガタ



コナミ「ライディング?お前免許無かっただろ」



恵「とりあえず……すわって……」



……………………


コナミ「へー、このまえ免許取ったのか、すげえじゃん」



あげは「えへへ、まあねー……」



コナミ「それならのんびり自己流の走りで頑張っていけよ」



あげは「そうしたいんだけどさ………今は時間が無いの、一週間以内にそれなりのライディングテクニックが必要になっちゃって……」



恵「……なぜ?」



あげは「……KCグランプリ………一般選考で選ばれちゃったんだ」


コナミ「マジかよ!スゲーじゃん」



あげは「うん……友達の付き添いでなんとなく応募したんだけどさ、予選デュエルで面白いように勝っちゃって……気づいたら出場権get………」



コナミ「お前強いもんなー……」





あげは「そ、そうかなー、えへへ」



コナミ「確かにそれならライディングテクニックは必要だな、世界中のプロデュエリストたちとライディングデュエルするんだし」



あげは「ぷ、プロと………」ゴク



コナミ「激しいラフプレーも喰らうかもしれないぞ」



あげは「ううー………心配になってきた……コナミ、ボクに教えて……お願い……」



コナミ「いいぞ、これから特にやることないし」



あげは「まずは……カードを手に入れないと」



コナミ「カード……ああ、SPか、確かにいるな」



恵「……スピードスペルパック………は……こちらです……」サ



あげは「じゃあ、それを5パックください」



コナミ「ブルジョワアアア」


………

んで


あげは「よーし……これでカードはOK、デッキも完成した……」



コナミ「相変わらずのシンクロデッキか、普通の魔法カードが使えないのはきついよな」



あげは「そうだね……ま、条件はみんな一緒だし、大会全部がライディングデュエルってわけじゃないだろうから」



恵「………」ズズ…


コナミ「D-ホイールはもう持ってるのか?」



あげは「うん、海野さんの所から大会期間中だけ借りてるのがあるよ、お金が貯まったら本当に自分用のを買おうと思う」


コナミ「幸子か……そういえばあそこはD-ホイール製造もやってたな」



コナミ「んじゃ、ハイウェイ行ってみるか、まずなんにしてもスピードに慣れないとな」



あげは「が、がってんだ!」ビシ



恵(…………キュート……)



……………

ハイウェイ


ブオオオオ―――――――――――――――!!



コナミ「どうだあげはー!風が気持ちいいだろ!!」ブオオオオーーーーー


あげは「わっわわわ!!?ちょ、は、はやいよーー!!」ブオオォオオ――――



コナミ「十六夜は初めてD-ホイールに乗った時センセーションとかエモーションがどうとか言ってたらしいぞ!遊星が言ってた」



あげは「せ、センセーション……?十六夜さんってたまに変…」



コナミ「とりあえずこれくらいのスピードがライディングデュエルの最低スピードだな」



あげは「これで最低………」


ブオオオオ――――――――――――――!!



ムクロ「ひゃはあああーーーーーーーーーーーーーーーーー!!お先――――――!!!」ギューーーーーーーーーン!!



あげは「うわあ!速あああ!!」


コナミ「あれくらいのスピードを出すD-ホイーラーもざらにいる」




ブオオォ―――――――――――!


あげは「っとと………だいぶ慣れて安定してきたよ」



コナミ「大会とかだとデュエル中はオートパイロットでもOKなこともある、解除したほうが柔軟な動きができるけどな」



あげは「ふー…………確かに風が気持ちいい」



コナミ「そのスピードならもう大丈夫か………よし」



コナミ「あげは、ライディングデュエルと行こうぜ!」



あげは「!え………よ、よーし…………」ブオオォ―――――――――――――



コナミ「デュエルしないと伝えるもんも伝えられないからな!」



コナミ「まずはスピードワールド2を発動だ!」カチ



あげは「え、えーーと!……あ、このボタン!」カチ


ウォォオォォン……

『デュエルモードオン、オートパイロットスタンバイ』



『デュエルが開始されます。一般車両はただちに退避してください。繰り返します……』 ガションガション


『使用可能なデュエルレーンを検索。セントラルに申請、オーソリゼーション』ピピ…



ギューーーーーーーーーーーーン!!


コナミ「ライディングデュエル、アクセラレーション!」


あげは「すごい安定してる…これがオートパイロット………」



キューーーーーーーーーーン



コナミ「先行はあげはだ、こい!」


あげは「よーし……ボクのターン……!」シュッ 手札5



カシャッ



あげは「まずは、クレボンスを召喚!」バッ


《クレボンス/Krebons》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/サイキック族/攻1200/守 400
このカードが攻撃対象に選択された時、
800ライフポイントを払って発動できる。
その攻撃を無効にする。


クレボンス「リャアァアァ!」


あげは「さらに、カードを1枚セットしてターン終了っ」バッ 手札3


コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6

コナミsc0→1
あげはsc0→1


コナミ「クレボンスか、確か攻撃を止める効果があったな、次のターンのシンクロ召喚が狙いか!」



おげは「うわっ、小石が…あ、ちゃんと避けて進んでくれてる…」



コナミ「…」キイテナイ……


コナミ「ちくしょおおぉーーーー!俺はサムライソード・バロンを召喚!」ガッ


《サムライソード・バロン/Samurai Sword Baron》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1200
1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを表側攻撃表示にする。


バロン「おおっ!」



あげは「うっ!」


コナミ「攻撃力ならこっちのほうが高い、止められてもLPは削ることができる!攻撃だバロン!」


バロン「オォォォォォオ!!」攻1600


あげは「残念、トラップカード発動……!」


コナミ「なに!……」


ガクンッ


あげは「うわあっ!!?なんかぐらついたっ………!あっやば……発動ボタンを……」グラアアッ


バロン「しゃあああぁっ!!」


あげは「ま、間に合わないいぃっ!!?こ、効果発動!」バッ LP4000→3200


クレボンス「ギヒヒッ」パキィーーーーーン!!


コナミ「……………」


あげは「あ、あの………やり直させ…」


コナミ「こういうこともある!カードをセットして終了!」バッ 手札4


あげは「うえぇー…………………」




あげは「気を取り直して…ドロー!」シュッ 手札4


コナミsc1→2
あげはsc1→2


あげは「ボクは巨大ネズミを召喚!」バッ


《巨大ネズミ/Giant Rat》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1400/守1450
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の地属性モンスター1体を
表側攻撃表示で特殊召喚できる。



あげは「☆4の巨大ネズミに☆2のクレボンスをチューニング!」バッ


☆4+☆2=☆6 カアァ


あげは「シンクロ召喚、ガイアナイト!」バッ



《大地の騎士ガイアナイト/Gaia Knight, the Force of Earth》 †
シンクロモンスター
星6/地属性/戦士族/攻2600/守 800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上


ガイアナイト「ハッ!」


コナミ「よく見る奴だな」


あげは「ここで手札からシンクロマグネーターの効果発動!」バッ



《シンクロ・マグネーター/Synchro Magnet》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/機械族/攻1000/守 600
このカードは通常召喚できない。
自分のシンクロモンスターのシンクロ召喚に成功した時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。



あげは「この子を特殊召喚できる!」バッ


マグネーター「イヒヒ」


コナミ「さらなるチューナー……まさか連続シンクロ召喚!」


あげは「☆6のガイアナイトに☆3のマグネーターをチューニング!」バッ カアァッ

ガイアナイト「安定の中継ぎ」


☆6+☆3=☆9


あげは「シンクロ召喚、鬼岩城!」バッ!



《鬼岩城/Giganticastle》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/地属性/岩石族/攻2900/守2800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの攻撃力・守備力は、
このカードのシンクロ素材とした
チューナー以外のモンスターの数×200ポイントアップする。


ズゴゴゴゴ…………


コナミ「おぉお…………で、デカイな」


鬼岩城「…」攻2900→3100


あげは「効果により攻撃力200UP!」


あげは「いっけー…サムライソード・バロンへ攻撃!」


ズガガアアアアァーーーーン!!!


バロン「ぐっへあぁあ!!?」攻1600



コナミ「うおおーーー!?」LP4000→2500オオオォ……


あげは「やったね!ターン終了!」手札2


コナミ「く……ドロー!」シュッ 手札5


コナミsc2→3
あげはsc2→3


コナミ「攻撃力3100か、カイバーマンのドラゴンより強いな……だが」


コナミ「手札からsp-サモンスピーダーを発動!」バッ



Sp-サモン・スピーダー
通常魔法
自分のスピードカウンターが3つ以上あるとき、
自分の手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚することができる。


あげは「sp……そっか、scも溜まって来た、そろそろくる頃だと思ってた」


コナミ「こいつの効果により、てふだのブラッドヴォルスを特殊召喚する!」バッ


《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》 †
通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。


ヴォルス「ァアアア!」


あげは「これは……シンクロを?…」


コナミ「いいや、さらに犬忍ワンダードッグを召喚!」バッ


《忍犬ワンダードッグ/Nin-Ken Dog》 †
通常モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1800/守1000
忍術を極めた犬忍者。厳しい修行により、擬人化の忍術を使う事が可能となった。



あげは「!☆4が二体…まさかあのエクシーズ召喚を」


コナミ「それも違う、俺は手札の真魔獣ガーゼットを特殊召喚する!」カッ!


あげは「ガーゼット………」



《真魔獣ガーゼット/Legendary Maju Garzett》 †
特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドのモンスターを全てリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するために
リリースしたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。



ガーゼット「アアァアアーーーーーー!!」 攻撃3700


あげは「そんな、攻撃力3700P!?うっそー」


コナミ「ガーゼットは自分のモンスターすべてをリリースして召喚される!攻撃力はリリースモンスターの攻撃力の和!」



あげは「なるほど………鬼岩城を超えるために大量のカードを……残り手札は1枚」


コナミ「ガーゼットでゲームエンドまでもっていく!攻撃!」




ガーゼット「オォッオオオーーーーー!」グアアッ!


鬼岩城「!!!!????………」


ゴアァーーーーーーーーーーーーーー!!!


あげは「ふふふふ、前のターンに発動しようとしてたトラップカードの存在を忘れたの?」


コナミ「ぬ!」


あげは「今度こそトラップカード発動!次元幽閉!」カチ



《次元幽閉/Dimensional Prison》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時、
攻撃モンスター1体を選択して発動できる。
選択した攻撃モンスターをゲームから除外する。

グニャアァアァーーーーーーー!!!!


あげは「異次元に穴を開け、攻撃モンスターを除外する!逃げられはしないよ!」


ガーゼット「オオォォ???!!」



コナミ「見切ったぜ!」


あげは「え!?」


コナミ「俺は手札からチャウチャウちゃんの効果を発動する!」カッ!


《チャウチャウちゃん/Chow Chow Chan》 †
効果モンスター
星2/地属性/獣族/攻 800/守 800
相手モンスターと戦闘を行う自分のモンスターの攻撃宣言時に
相手が通常罠カードを発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。


チャウチャウちゃん「アチョオォォオオーーーーーーー!!!!」ベチーーーーン!


次元幽閉「痛ええっ!」ガシャーーーン!!


あげは「トラップが破られ…っ!」


ドゴアアアッ!!


あげは「うわわああぁっーーー!?」LP3200→2600 ゴォオオォ………!






休憩 深夜に……戻ります



ザザザアアッ!


あげは「ぬぐうぅ…………」

ブォォーーーーー!!


コナミ「ターンエンドだ、さあどうする?」手札0



あげは「ちょっと燃えてきた………ドロー!」シュッ 手札3


コナミsc3→4
あげはsc3→4


あげは「よーし……ボクもspを使う、オーバーブースト!」バッ



《Sp-オーバー・ブースト/Sp - Over Boost》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターを4つ増やす。
このターンのエンドフェイズに自分用スピードカウンターを1つにする。



あげは「scを4アップ!」sc4→8


コナミ「スピードスペル戦法をしかけてくるか…」


あげは「さらにspーデッドシンクロンを発動!」ガッ


《Sp-デッド・シンクロン》通常魔法
自分用スピードカウンターが5つ以上ある場合に発動する事ができる。
自分の墓地から、シンクロモンスターカードによって決められたシンクロ素材モンスターをゲームから除外し、
そのシンクロモンスター1体をシンクロ召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時にゲームから除外される。


あげは「墓地のカードを使ってシンクロを行う!」


あげは「墓地のガイアナイトと、シンクロマグネーターを除外シンクロ!」


☆6+☆3=☆9
カァッ


コナミ「またその組み合わせか!」


あげは「皆勤賞!シンクロ召喚、浮鵺城!」バッ


《浮鵺城/Cloudcastle》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/機械族/攻 0/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル9モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
召喚・特殊召喚されたレベル8以下のモンスターは、
そのターンには攻撃できない。


浮鵺城「………」守3000


コナミ「だか、そのカードで出されたモンスターはエンドフェイズに除外されるぜ」


あげは「浮鵺城の効果発動!墓地の☆9モンスターを蘇生できる!」



コナミ「なに……☆9っていったら」


あげは「鬼岩城を特殊召喚!」バッ


鬼岩城「………」攻2900


コナミ「二体の☆9か……」



コナミ「だがガーゼットにはかなわない!」



ガーゼット……」攻3700


あげは「まだまだ……spーシルバーコントレイル発動!」バッ



コナミ「一気に3枚のsp……あと100p、LPが低かったらバーンで負けてたな…」LP2500



《Sp-シルバー・コントレイル/Sp - Silver Contrails》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが5つ以上ある場合に発動する事ができる。
自分フィールド上に存在するモンスター1体の攻撃力を
このターンのバトルフェイズの間1000ポイントアップする。


鬼岩城「!」攻2900→3900



コナミ「く……攻撃力がガーゼットを超えた」


あげは「覚悟!鬼岩城を攻撃!」バッ


ズドオォーーーーーーン!!


コナミ「うおぉっ!」LP2500→2300 オォォォォォオ……



あげは「やった!ライディングデュエル、大体わかってきたよ!」


コナミ「くう………やるな……」


あげは「最後にスピードワールド2の効果発動、scを7取り除いて、1枚ドロー!」シュッ 手札1 sc8→1


あげは「ターン終了!浮鵺城は除外される…」


シュウゥーーーン………

コナミ「く…………一転してピンチ……」


鬼岩城「……」攻2900ゴゴゴ……




コナミ「ドロー!」シュッ 手札1


コナミsc4→5
あげはsc1→2


コナミ「!………よし………カードを1枚セットして……ターン終了だ!」バッ 手札0



あげは「二枚目のセットカード……ボクのターン!」シュッ 手札2


コナミsc5→6
あげはsc2→3


あげは「鬼岩城で攻撃すれば倒せる……コナミは激流葬なんてカードは持ってないはず…」


あげは「霞の谷の戦士を召喚!」バッ



《霞の谷の戦士/Mist Valley Soldier》 †
チューナー(効果モンスター)
星4/風属性/鳥獣族/攻1700/守 300
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードとの戦闘で破壊されなかった相手モンスターを
ダメージステップ終了時に持ち主の手札に戻す。



霞の谷の戦士「おぉっ!」


あげは「この二体でバトルだ!」




コナミ「トラップカード発動!イタクァの暴風!」カチッ



《イタクァの暴風/Windstorm of Etaqua》 †
通常罠
(1):相手フィールドの全ての表側表示モンスターの表示形式を変更する。



ブオォーーーーーーー!!


あげは「うっ…………全員守備表示に…」


鬼岩城「…」守2800


戦士「……」守300


オォオォ………



あげは「このターン攻撃はできない……!」


コナミ「まだだ!更なるトラップ、断頭台の惨劇!」カチッ



《断頭台の惨劇/Tragedy》 †
通常罠
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターの表示形式が
表側守備表示に変更された時に発動できる。
相手フィールド上に守備表示で存在するモンスターを全て破壊する。


カシャンッ ジャラララララララララララ! バツンッ!!


ドゴオォーーーーン!!!


あげは「うわああっ!も、モンスターが全滅…………っ…」




コナミ「ふふふふ、この必殺コンボをみたか」


あげは「く……ターン終了」手札1


コナミ「ドロー!」シュッ 手札1


コナミsc6→7
あげはsc3→4



あげは「くぅ………のこり2600LP……耐えられるかな」


コナミ「いくぜ………A・ジェネクス・バードマンを召喚!」バッ




《A・ジェネクス・バードマン/Genex Ally Birdman》 †
チューナー・効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守 400
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果を発動するために風属性モンスターを手札に戻した場合、
このカードの攻撃力は500アップする。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。


バードマン「ケーッケケ!」


あげは「チューナー……し、シンクロ!?」


コナミ「さらに魔法発動!パワーバトン!」ガッ



《Sp-パワー・バトン》
通常魔法
自分用スピードカウンターが6つ以上ある場合に発動する事ができる。
自分のデッキからモンスターカード1枚を選択して墓地へ送る。
自分フィールド上に存在するモンスター1体の攻撃力は、ダメージステップ時に
このカードの効果で墓地へ送ったモンスター1体の攻撃力分アップする。
次の自分のターン、ドローする事ができない。


あげは「パワーバトンって……確か……」


コナミ「デッキのモンスターを墓地に送り、その攻撃力分バードマンの攻撃力をアップする!」


コナミ「俺が墓地に送るのはジェネクス・コントローラー!攻撃力1400!」


ズオォオオオオォ……………


バードマン「……!」攻1400→2800


あげは「ああああ…………しまったあぁ………」


コナミ「最後の攻撃、バードマンの直接攻撃だ!」


バードマン「チョップヲクラエェーーーーーーーーーー!!」ベシイイッ!!!



あげは「うわあぁーーーーーーー!!?」ザザザザザザアアァッ LP2600→0ピーーーーーーーー


ブシュウゥウウウーーーーーーー!!!!!


コナミ「イエーーーース!!」


ギュウゥーーーーーーーーーーン!!



ここまででー


ミス 手札が足りなかった パワーバトンは使えない……


やり直しで


>>551から


コナミ「ふふふふ、この必殺コンボをみたか」


あげは「く……ターン終了」手札1


コナミ「ドロー!」シュッ 手札1


コナミsc6→7
あげはsc3→4



あげは「くぅ………のこり2600LP……耐えられるかな」


コナミ「スピードワールドの効果発動、scを7取り除いて1枚ドロー!」シュッ 手札2


コナミ「手札から切り込み隊長を召喚!」バッ


《切り込み隊長/Marauding Captain》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。



隊長「ふうぅぁ!」攻1200



あげは「あ…!それは」


コナミ「効果発動!手札から☆4以下のモンスターを召喚できる!」



コナミ「いくぜ………A・ジェネクス・バードマンを召喚!」バッ




《A・ジェネクス・バードマン/Genex Ally Birdman》 †
チューナー・効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守 400
(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を持ち主の手札に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果を発動するために風属性モンスターを手札に戻した場合、
このカードの攻撃力は500アップする。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。


バードマン「ケーッケケ!」



あげは「二体のモンスター……総合攻撃力は!」


コナミ「2600!やったぜ!」


あげは「うあぁああっ!?……し、しまったあぁ…………!」


隊長「…」シャキン…


バードマン「……シュッシュッ」


コナミ「最後の攻撃だ!二体でダイレクトアタック!」バッ



ズシャアァッ!!


あげは「うあぁーーーーっ………!!?」LP2600→0ピーーーーー



プシュウゥーーーーーーーーー!!!


ブオォーーーーーーー!!


コナミ「イエーーーーーーーース!!」


寝る…



……………………………


シュウゥウウ………


コナミ「ふー…………どうだった」



あげは「ありがとう、大分コツが掴めてきたよ」



あげは「あとは大会までの数日間、自分なりに練習してみる」



コナミ「よし、頑張れよ、大会でまた会おうぜ」


あげは「あの、これお礼にあげる、貰ってよ」


コナミ「え?」


霞の谷の戦士 ピロリン


コナミ「いやいいよ、対したことしてないし」


あげは「まあまあ、貰ってよ、何かお礼しないとボクが気が済まないんだから」


コナミ「そういえば頑固なところがあったな………わかったよ」


コナミ「お約束なこと言うが、大切に使わせてもらうぜ」カサッ



あげは「うん!そうしてくれると嬉しいよ」




……………………………

21:30



ネオドミノシティコンビニエンスストア


ウィーーーン…


kenyou「しゃぁああぁーーーあぁあせえぇぇーー………」


コナミ「さて………今日の夕飯何にするかな………」ザッザッザッ


コナミ「おにぎり買って…………サラダ買って……」


セームベル「あたしの分もお願いねー」


コナミ「おまえ腹減らないくせに………ま、おにぎり一個買ってやるか」


セームベル「えー………あのアルティメットパフェを……」


コナミ「完全に却下」ザッザッザッ


セームベル「むー…………………む?」




スイイーーーーー……


セームベル「え………外に…精霊が…」


コナミ「とりあえずこれだけ買っていくか………」ザッザッザッ


セームベル「珍しいなー……何のカードだろ…………」


ヒュプノシスター「…………」スイィーーーーーーーー


セームベル「あっ!!」


kenyou「623円でぃーーーーーすっ…………」


コナミ「………えーと……小銭でいけるか……」ゴソゴソ…


セームベル「あいつめーーーーーーーーーーーー!!」ダッ!

タッタッタッタッタッタ


コナミ「え!?おい、どこに行くんだよ!」


kenyou「?なにがっすかああーーーーーー……………」




……………………………


タッタッタッタッタッタ


セームベル「ぬうううー!居ない……どこに行った…」


コナミ「おいセームベル、どうしたんだよ、そんな大慌てで」ザッザッザッ



セームベル「憎き敵を見つけたの、カードの精霊なんだけど、でもどっか行っちゃった…」



コナミ「憎き敵………?なんだそりゃ、精霊界での知り合いか」



セームベル「ぬぅう……………お兄ちゃんの居場所を聞き出すチャンスだったのに…」



コナミ「お前に兄ちゃん居たのか」



セームベル「いるよ!すごく優しくてイケメンなの!」



コナミ「妹にそこまで言わせる兄とは………」


セームベル「でもあいつが………ぐぐうぅ!!」地団駄


コナミ「落ち着けって」




……………………………


コナミ「そうか……そのヒュプノシスターってモンスターにお前の兄貴メロメロで、お前を置いて消えてしまったと…」



セームベル「メロメロじゃないよ!あいつの催眠術か何かで操られてるだけだもん!」



コナミ「どうだかー?」


セームベル「むうううぅーーー!」ポカポカ



コナミ「で、兄貴の名前は何ていうんだ」


セームベル「ライズベルトだよ、聞いたことある?」



コナミ「ライズベルト……………?あれ、その名前……どっかで……」



セームベル「え!本当に?」


コナミ「うーん…………誰かが使ってたカードがそんな名前だった気が…………」



セームベル「思い出せー!思い出せー!」



コナミ「……………………ダメだ、思い出せない」


セームベル「うわあぁあー!」




…………………………………………


アパート


コナミ「まあそう怒るな、また会えるかもしれないだろ、そのヒュプノシスターってやつに」


セームベル「うぅー……お兄ちゃーん………」もぐもぐ……


コナミ「俺の分のおにぎり食ってるし…」



コナミ「KCグランプリは世界中からデュエリストが集まるんだ、もしかしたら見つかるかもしれないぜ、よく探してみろよ」



セームベル「そうするよー……」ごっくん


コナミ「じゃあ俺はデッキ制作でも始めるか……あげはからもカードもらったしな」


セームベル「ふあぁ………あたしは寝るねー」


ポンッ



コナミ「消えた………便利なやつだな」





……………………………………


KCグランプリ当日


コナミ「……」シャカシャカ



コナミ「ぺっ!」


コナミ「よーし……準備完了だ」


コナミ「平和なデュエルを楽しませてもらうか!」ガチャッ



あげは「…あ、でてきた」


コナミ「お?あげはじゃないか、会場いかないのか?」


あげは「せ、折角だから一緒に行こうと思って………迷惑だった……?」



コナミ「いや、別にいいぜ、俺が道に迷った時はナビ頼む」



あげは「何年この街に住んでるのさ、もー」





……………………………ブオォォオーーーーーーーーーー!!



コナミ「今日は……WRGP決勝トーナメントを戦った会場に集まるんだったな…」


あげは「うん、噂では今日一日で大勢落とされるって」



コナミ「そうか……まあ確かにトーナメントするにも数が多すぎるからな」


あげは「トーナメントがあるのかも微妙だけどね…」ブオオォーーーーーーー!!!



コナミ「あげは、随分操れるようになってきたな、D-ホイール」


あげは「ふふ、そうでしょ?練習したんだから」



ブオォォォーーーーーーーーーーー!!


「おいそこのD-ホイール二台!ちょっと待てぇやあぁあああーーーーー!ボケエェーーーー!!!」



コナミ「あ?」



あげは「ぼ、ボクたち!?」



ブオォォォーーーーーーーーーーー!!


高橋秀行「おどれらもKCグランプリの参加しゃじゃろうがあぁーーーーーーー!!」


コナミ「あ!見たことあるやつ!」





秀行「あぁ?!あ!おどれら………」


コナミ「久しぶりだな高橋、まだチンピラやってるのか?」



あげは「当たり屋の……」



秀行「どっかで見た顔だとおもったら…いつかのじゃかましいジャリどもかい…」


コナミ「お前もKCグランプリに出るのかよ、やるな」



秀行「元プロデュエリスト嘗めたらあかんどぉ、かかかかか!優勝はわしのもんじゃぁ!」


あげは「そ、それでなんでボク達を呼び止めたんですか……」



秀行「道に迷ってしまったんじゃあぁああ!いつもは旧サテライト地区を縄張りにしてるせいでこの辺の道がさっぱり分からん!」



秀行「わしを会場まで連れていけやボケエェーーーー!!!」



コナミ「じゃあなー、行こうぜあげは」ブォオオーーーー!


あげは「う、うん…さよならー」ブォオオーーーー!



秀行「ま、待てやおどれらあぁーーーーーーーーーー!!」ブォォーーーーー!!



ここまででー


……………………………………………


WRGPスタート会場


秀行「かかかかかっ、無事着いたな、ちょろいもんじゃぁ」



コナミ「結局最後までついて来やがったぜ…」



あげは「はー、怖かった」



秀行「おうおう……いろんなデュエリストが集まっとるじゃけぇ………おもろくなって来たわ」



あげは「ほ、本当だ……プロデュエリストの人もいっぱいいる…すごい…」



クロウ「お、コナミじゃねーか、やっぱお前も出場するんだな」



コナミ「おうクロウ、やっぱり来たな、他の5Dsのメンバーはみんな出場するのか?」



クロウ「遊星は出ないらしいぜ、運営としてイェーガーに色々頼まれてるんだってよ、科学者様だからな」



コナミ「へー、じゃあ他の奴らは」



クロウ「ジャックならあそこにいるぜ」


カーリー「ジャックー!こんなに早く再会できるとは思わなかったんだからー!」


ジャック「寄るなカーリー!俺は大会出場の為戻ってきただけだ!何故お前がここにいる!」




カーリー「私もこの大会に出場するの、一緒に頑張りましょうジャック!」



ジャック「ふん、ならばおまえも俺のまえにたちふさがる敵の一人!蹴散らしてやる」



カーリー「そんなー!」



コナミ「おお、居た居た」



クロウ「あとのメンバーはどこにいるかわかんねーな、人数が多すぎて、別のスタジアムでもやってるらしいしな」



コナミ「これだけ多いと今日だけで大量に消えるんじゃないか?」


クロウ「だろうな、ま、生き残れるよう頑張ろうぜ」


あげは「こ、コナミ……よくみるとお客さん満員じゃん………あー緊張してきた」


コナミ「入場前からそんなで大丈夫か?」



あげは「ち、ちょっとトイレ……」


コナミ「おーう」




……………………………

控室廊下


あげは「うう………落ち着かなきゃ…トイレで一呼吸…」テクテク


あげは「あ、あそこがトイレか、結構広いんだ…」


ウィーーーーーーン


幸子「あら何処ぞの落ちぶれ元成金さん、貴女がこんな大会に出られるとは思いませんでしたわー」リボンキュッ


メイ「貴女こそアカデミアにほとんど来なかった不登校でデュエル成績最低のくせに、コネでも使ったのでしょうか?」髪の毛くるくる



幸子「貴女ごときが勝ち残れる大会ではなくてよ、大恥かくだけですわ、帰りなさい」


メイ「それはこっちの台詞ですわ、何です貴女のデッキ、海産物?シャレのつもりですか?海の幸さん」


幸子「………イヤーッ!」


メイ「イヤーッ!」


バババッガガッバシッビビビビッしゅばばっ


あげは「……し、失礼しましたー」ウィーーーーーーン



あげは「メイさんと海野さんも出場するんだ…相変わらず仲悪いなー……」テクテク


コナミ「あれ、早いな、戻ってくるの」



あげは「うん…戦ってたから邪魔しちゃまずいと思って」


コナミ「?」


龍亞「あ!コナミ、あげは姉ちゃん!」タッ


コナミ「!龍亞、お前もこっちの会場か」


あげは「あ、龍亞」



龍亞「今日はすっごい楽しい日になりそうだねー!俺、二人が相手でも負けないからね!」


コナミ「ああ、龍可はいるのか?」



龍亞」「うん、龍可もこっちの会場なんだ、あそこにいるよ」



ナオミ「龍可ちゃん、アキお姉様はこっちに来ているの?」ギュー


龍可「え、えと、多分別の会場なんじゃないですか、姿が見えないし」


ナオミ「残念だわ……一緒にデュエルしたかったのに」ギュー


龍可「あ、あのー後ろから抱きしめるのやめてください…」




コナミ「ナオミも来てたのか」


あげは「ナオミさんはうちの大学でトップだから、その推薦だね」



コナミ「変なやつだけど強いんだよなー…」



ナオミ「あん?そこの赤帽子、コナミね」


コナミ「ようナオミ」


ナオミ「あんたも出場するのね、ま、精々頑張りなさい」


ナオミ「青葉さんはこっちで一緒にお茶しません?」ニコ


あげは「あ、あはは…」


コナミ「ナオミ、ツァンと雪乃は見なかったか?」



ナオミ「ああん?彼女たちは見てないわね、別の会場じゃないかしら」





龍可「あたしは別にでたくないのに…」


龍亞「そんなこというなよ龍可!出たくても出られない人だって沢山いるんだから、楽しまなきゃ損だよ」



龍可「むー」



コナミ「えーと……いま9:20か……開会式10分前だな」



あげは「そろそろ係の人が呼びにくるかもね」



「出場者の皆様、開会式を始めますので集まって下さ~い」


コナミ「おぉ、来た」


ジャック「良しいくぞ!この俺のデュエルを見せつけてやる!」



クロウ「俺だって負けねぇぞジャック!ABFの実力に驚くなよ!」



わーーーーーーー!おぉぉーーーーーーーーーー!!


コナミ「すごい気合だ……!やはりプロはすげぇな」


成田伸子「妾も燃えてきたにょろ~、君もハッスルしたらいいのににゃー」


コナミ「え?………あ、ああはい………」


伸子「にゃははー、初対面で馴れ馴れしくてすまんにゃー、さ、表舞台までいくにょろ」


コナミ「…………だれ?」


ザッザッザッ…




……………………………………………………



MC「ついに始まりましたKCグランプリ!数日に分けて行われるこの大会は大興奮のエンターテインメントとして我々を楽しませてくれることだろう!」


ワアァアァーーーーーーーーーーーー!!


MC「今日一日目は別会場のネオドミノシティスタジアムと合わせて二つの会場で行うぞーーーー!!」



MC「では早速出場選手入場だーーーーー!世界中から実力派のデュエリストが集まってくれたーーーー!」



うぉおおぉおーーーーーーーーーーーー!!!


ザッザッザッザッザ………



ジャック「このジャックアトラスがこの大会の主役だ!お前達に真のエンターテインメントを見せてやる!」



MC「出てきたジャックアトラス!ネオドミノシティでもキングだったことのある超実力派にして、伝説のチーム5Dsのメンバーの一人だああぁ!」


MC「その他の選手もみな気合十分の顔で入場してきた!これは予選とはいえ凄まじいことになりそうだー!」



ワァアーーーーーーーーーーーー!!


ゆま「あ!青葉さんですよ!凄いですね、本当に選考会を勝ち残ったんだ」


岬「だがあいつガッチガチだぞ、ビビってるやつからやられちまうんだぜ」





ワァァアーーーーーーーーー!


コナミ「おい、大丈夫か?」


あげは「で、できれば……最初の出番は……や、やめてほしいなーって……」ガクガク



MC「では早速今日の予選のルールを発表だ!タッグフォースルールのライディングデュエル、ただそれだけだ!」バッ



コナミ「タッグフォースルールか……」


あげは「フィールドと墓地を共有してやるデュエルだね……」



クロウ「なんだ!それなら遊星とセキュリティを相手にやったことがあるぜ!」


あげは「ぱ、パートナーは……自分で決めていいのなら……こ、コナ」



MC「パートナーはこちらが機械でランダムで決めていく!即興コンビで戦わなければならないのだーーーー!」


あげは「そんなー!?」



ジャック「なに、俺のパートナーに足を引っ張られたら俺まで沈んでしまうではないか!」




mc「一度負けてしまえばそのコンビは失格!本戦に進むことはできない!」



龍亞「うぅー!燃えてきた!負けなきゃ問題ないんだね!」



龍可「わ、私のパートナーに迷惑かけないようにしないと……」



クロウ「だか意外だな、半分を落としたところで向こうの会場と合わせればまだ大勢残るだろ」



コナミ「もっとシビアなふるい落としを受けると思ったな」



ナオミ「何かあるかもしれないわね……ま、お姉様と出会うその時まであたしは負けないけど」



ナオミ「そ、そして……お姉様に、私にとどめを刺してもらうの……ふ、ふふふ……………」ハー……ハー……



あげは「こ、興奮している……」



MC「そして、特別ゲストの紹介だーーー!ネオドミノシティを守る生きた英雄、不動遊星が解説訳として来てくれたぞ!」


おぉおぉーーーーーーーーーーーーーーーー!!


遊星「…」ペコ


クロウ「遊星!?」


ジャック「なに!?あいつ俺たちを見下ろしおって!」




ワァアァアーーーーーー!


「遊星ーーーーーーー!」

「遊星ーーーーーーーーーーーーー!」



MC「いやぁあ遊星、今日は来てくれてありがとう」



遊星「いや、俺も今日は楽しませてもらうつもりだ、至らない点もあるだろうが、よろしく頼む」



ワァアァアーーーーーーーーーーー!!


コナミ「すげー遊星、解説者だ」



幸子「ま、彼なら誰も文句は言えませんね」


ジャック「ふ、まあいい!そこで見ておけ遊星、俺の新たな力を!」



遊星「期待している」



MC「相変わらずクールだ遊星!では早速第一試合の組み合わせを発表だ!」



オォオォーーーーーーーーーーーーーー!!




あげは「ううっ、ボ、ボクはやめて…………」



クロウ「一発目からどんとこいだぜ!一抜けしてやる!」



メイ「こんなところでは負けてられませんわね…町長のためにも」



コナミ「まあ最初ってこた無いって、こんだけいる中で4人だろ?」ないないー



あげは「だよねー!」




MC「では電光掲示板に名前が出された4人意外は控え室に戻ってくれ!ルーレットを止めるのは遊星にやってもらおう!」


ぉおぉーーーーーーーーー!!!!



遊星「俺が止めればいいんだな、わかった」




MC「では電光掲示板ルーレットスタート!」



クルクルクルクルクルクルクル………




遊星「……………」


MC「……」



遊星「………………ストップだ!」



MC「え?いや遊星……手元のスイッチだ…」



遊星「え?……………あっ」



遊星「……」カチ



コナミ「天然でてしまったーーーーーー!」


コナミ バーーーーーン!



コナミ「しかも俺かよ!?」



龍可「遊星ってたまにそういうところあるから…」



伸子「面白い蟹にょろー」



龍亞「コナミ!頑張ってね、俺応援してる!」



コナミ「ああ!さあパートナー!来い!」




コナミくんのパートナーを決めよう

1 あげは
2 秀行
3 伸子
4ナオミ
5 幸子
6龍可


↓2



……………………………

クルルルルルル バーーーーーーーン!


龍可


龍亞「おおお!龍可だ!」



龍可「あ、あたし!?」



クロウ「おいおい、最初から知り合い二人がコンビ組むとはな」



ジャック「ふん、俺ではなかったか、ま、精々頑張ることだ」


コナミ「龍可か、よろしくな!」


龍可「コナミ、あたしやれるだけやってみる!」



コナミ「俺もそうだ」



龍亞「良かったね龍可ー!コナミと一緒なら大丈夫だよ!」



幸子(あの信頼は一体?)



MC「コナミ、龍可チームの対戦相手も決まったぞー!」


コナミ「む!?」



牛尾哲 サージェント相川 バーーーーーーン!



MC「これはすごい、期せずしてデュエルチェイサー二人がコンビを組んだーーー!」



龍可「そ、そんな、抜群のコンビじゃない!」



コナミ「面白くなって来たな…」


ここまででー

ひとりひとり最大トーナメント的なテンションMAX登場にしようと思ったけど寒いと思ったのでやめました ファインプレー!

タッグフォースオリキャラの顔と名前が一致しない人は調べてくれ…すまぬ…




牛尾「こりゃいいぜ、おれにとっちゃ最高のパートナーだ」



相川「牛尾さんよろしく頼む」



コナミ「あ、あそこにいたのか牛尾」



MC「コナミはあのWRGPの優勝チームに所属していたデュエリストだ!龍可も5Dsのメンバーの一人、これは初戦から面白いことになりそうだああーーーー!



遊星「ああ、仲間とのチームワークが勝負の鍵になるな」



わあああーーーーーーーーーーーーーー!!


MC「ではそれ以外の選手は控室に戻ってくれ!さっそく第一試合を始めるぞおお――――――――!!」



クロウ「コナミ、龍可、応援してるぜ」




龍亞「頑張ってね龍可ーーーー!」



牛尾「へへへ、お前とデュエルするのは久しぶりだなコナミ」



コナミ「ああ」



コナミ「お前が俺と遊星をしつこく追い回してきた時以来だな」



牛尾「へっ、まさか数年でここまで関係が変わるとはな……パイプラインで受けたこの顔の傷もいい思い出だな」



相川「我々もセキュリティのプライドを賭けてここにきている、負けるわけにはいかない」



龍可「あ、あたしたちだって負けない……!



コナミ「そういう事だ、どっちが勝っても恨みっこなしってことで、いいな:



牛尾「上等だ!久々に血が滾るぜ!」



遊星「………あれから、ずいぶん経ったもんだ……」



MC「では両チームスタート地点についてくれ!カウントダウンを始めるぞおーーーーーーーーーー!!」



コナミ「よし!龍可、行くぞ!」



龍可「うん!」




……


コナミ「……」ドルンドルン……


龍可「……」シュウウ……


牛尾「……」ドッドッドッド


相川「……」ドッドッドッド



MC「四人の中で龍可選手だけがD・ボードに乗っている!遊星、彼女は大丈夫か!」」



遊星「問題ない、龍可はもうアレを手足のようにつかいこなせる」



MC「ならば大丈夫だろう!カウントダウン開始!テンカウントでスタートダッシュだ!」


ピッピッピ……



龍可「コナミ……なにか作戦はあるの?」



コナミ「作戦はない、だが牛尾のエースモンスター、ゴヨウガーディアンは禁止カードになった、弱体化は免れないはずだ」



コナミ「相川はサイバー流のモンスターを使用する、詳しくは知らないがサイバードラゴンに気を付けろ」



龍可「とりあえず二人のデッキは知ってるのね、よかった……」




ピッピピ………


ピッピ………


ピーーーーーーーーー


コナミ「行くぞおおぉ――――――

ミスったー


MC「ライディングデュエル!アクセラレーショ―――――――ン!!」



おおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーー!!



ブオォオオ――――――――――!!!


龍可「ううううっ!」キイイイ――――――――――ン!



牛尾「おらあーーーーーー!!」ブオオオオーーーーー!



相川「!」ゴオオオ―――――――――――――!!



MC「一番最初にカーブを曲がった選手のいるチームが先行だぁーーー!現在コナミが最も速いか!」



相川「ふっ!」グイッ


ガシャアアンッ!


コナミ「ぐうう!?くそ、タックルでスピードを殺された……!」


牛尾「貰ったぜ!」ギュー―――ン!!



龍可「は、速い……!」



MC「第一コーナーを曲がったのは牛尾選手!セキュリティチームが先行でデュエルスタートだ!」


おおおおおおおー!



遊星「相変わらず荒っぽいな」



牛尾「はははは!デュエルだぁーーー!」シュッ  手札5



コナミ「ち……」シュッ 手札5



龍可「…」シュッ  手札5



相川「手堅く頼むぞ牛尾さん」シュッ 手札5



牛尾「俺の先行、サーチストライカーを召喚!」バッ



《サーチ・ストライカー/Search Striker》 †
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1600/守1200
このカードが裏側守備表示モンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する事ができる。
この効果を発動した場合、このカードはバトルフェイズ終了時に守備表示になり、
次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。


サーチストライカー「はっ!」


牛尾「カードをセットしターンエンドだ!」バッ  手札3





ブオオォ―――――――――――!


コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6


コナミ龍可sc0→1
牛尾相川 sc0→1


コナミ「俺はミズ・ジャッジを召喚!」バッ


《Ms.JUDGEミズ・ジャッジ/Ms. Judge》 †
効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1800/守 600
「Ms.JUDGE」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手のカードの効果が発動した場合、
その処理を行う時にコイントスを2回行い、
2回とも表だった場合、その効果を無効にする


ミズジャッジ「ふあああ!」



コナミ「攻撃力は俺のほうが高い!貰った!」



龍可「コナミ、セットカードは?」



コナミ「攻撃してみればわかるかもな!行け!」バッ



牛尾「トラップ発動、セキュリティ・ボール!」カチ



《セキュリティー・ボール/Security Orb》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
その攻撃モンスター1体の表示形式を変更する。
相手の魔法・罠カードの効果によって、
セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
フィールド上に存在するモンスター1体を選択し破壊する


牛尾「こいつの効果で攻撃してきたモンスターを守備表示にする!」



MC「やはりトラップがあった!攻撃はストップだ!」


遊星「まだわからない」




コナミ「ミズジャッジの効果発動!コイントスを行い、二回連続で表だった場合その効果を無効にする!」


ミズジャッジ「!」ピーーーン


コロン   裏



ミズジャッジ「うう……」守600



コナミ「くっそーーーー!カードをセットしてターン終了!」バッ 手札4



龍可「守備力は600、サーチストライカーにやられちゃう…」


ブオオォ――――――――――――!!



相川「本官のターンだ」シュッ 手札6


コナミ龍可sc1→2
牛尾相川 sc1→2


相川「本官はヘルセキュリティを召喚!」バッ



《ヘル・セキュリティ/Stygian Security》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/闇属性/悪魔族/攻 100/守 600
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキからレベル1の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。



龍可「チューナーモンスター!」



コナミ「さっそくか!」



相川「☆4のサーチストライカーに☆1のヘルセキュリティをチューニング!」バッ  



☆4+☆1=☆5カアア


相川「地獄の果てまで追い詰めよ!見よ!清廉なる魂!シンクロ召喚!出でよ、ゴヨウ・チェイサー!」



《ゴヨウ・チェイサー》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻1900/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードの攻撃力は、このカード以外の
フィールドの戦士族・地属性のSモンスターの数×300アップする。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
そのモンスターの攻撃力を半分にして自分フィールドに特殊召喚する。


チェイサー「イヤアアアア!」




コナミ「なに!新たなゴヨウモンスター!」


遊星「驚いた、ゴヨウガーディアンに亜種が存在するとは……」


龍可「攻撃力1900…!」



わあああーーーーーーーーーーーーーーー!!



牛尾「はっははは!驚いたか、ゴヨウガーディアンだけじゃねーのさ!」



相川「行くぞ、ゴヨウチェイサーでミズジャッジを攻撃!」



ズド―――――――――ン!!


ミズジャッジ「ぎゃあああ!」


コナミ「十手が飛んできたーーーー!」


龍可「ゴヨウモンスターなら、まさか奪取効果を持っているの……?」



相川「そうだ、ミズジャッジを攻撃力半分にして本官の場に特殊召喚する!」



ズズズズ………


ミズジャッジ「ふふふふ……」




コナミ「っく……マジかよ」LP4000→3900



ミズジャッジ「……」攻1800→900



龍可「こちらのモンスターは全滅……攻撃を止められない!」



相川「行け!ミズジャッジ!」バッ



どごっ!



コナミ「ぬううううっ!」LP3900→3000 ギャギャギャギャ!



わあああーーーーーーーーーーー!


MC「見事な連続攻撃が決まったーーーー!コナミのモンスターを奪うゴヨウチェイサー、恐ろしいモンスターだ!」



相川「本官はカードをセットしターン終了する」バッ 手札4



龍可「アタシのターンね」シュッツ 手札6


コナミ龍可sc2→3
牛尾相川 sc2→3



龍可「1900以下の攻撃力のモンスターじゃ奪われてしまう……、ここは罠にかけるしか…」



龍可「カードを三枚セット、更にモンスターをセットしてターン終了」バッ 手札2




ブオオォ――――――――――――――!



遊星「龍可は守るだけか、三枚のセットカードに秘策があるんだろうな」



牛尾「俺のターンだ!」シュッ手札4


コナミ龍可sc3→4
牛尾相川 sc3→4


龍可「トラップ発動、シモッチによる副作用!」カチ


《シモッチによる副作用/Bad Reaction to Simochi》 †
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手ライフを回復する効果は、
相手ライフにダメージを与える効果になる。



龍亞「おおお!あれは大ダメージコンボだ!」


ジャック「ダメだ、あんなコンボがうまくいくものか」



龍亞「え?」



龍可「さらにトラップカード、ギフトカード!」」カチ


《ギフトカード/Gift Card》 †
通常罠
相手は3000ライフポイント回復する。





コナミ「おお!回復がダメ―ジに変わってる今なら、3000のバーンになる、やったぜ!」


牛尾「そんなもんが効くか!カウンタートラップ発動!」カチ



《地獄の扉越し銃/Barrel Behind the Door》 †
カウンター罠
ダメージを与える効果が発動した時に発動する事ができる。
自分が受けるその効果ダメージを相手に与える。



龍可「あ!」



コナミ「!……」


MC「おおーーっと、これで3000のダメージが跳ね返される!コナミ龍可ペアの残りLPは3000!これが決まれば勝負は終わる!」


龍亞「ああ!」



ジャック「ライディングデュエルにおいてバーンダメージを警戒するのは当たり前、こうなるのは自明の理だ」


ズキュ―――――――――――ン!!



龍可「あああ………っ!」



コナミ「問題ない龍可、セットカードを使え!」



龍可「え?あっ」カチ


《カウンター・カウンター/Counter Counter》 †
カウンター罠
カウンター罠カードの発動を無効にし破壊する。




コナミ「バーンを跳ね返すのは想定内だ、カウンターカウンターはカウンタートラップを無効にして破壊する!」



牛尾「なんだとぉ……?」


バガアアア―――――――――ン!!



牛尾「うおおお!?銃が暴発しやがった!?」ゴオオオオ  LP4000→1000 ザザアアアア



コナミ「決まったーーーー!!」



MC「なんとかコンボを通した!これでLPは逆転した――――――――!



遊星「危ないところだったな、だがこういったパートナーとの協力が勝利を呼ぶ」



龍亞「よ、よかったーー……龍可とコナミが終わりだと思っちゃったよ」



あげは「ふー……」


ギフトガード発動時のミズジャッジの効果は不発だったということで



龍可「あ、ありがとうコナミ……」ドキドキ……


コナミ「くっくくく、ナイスなコンボだ、これで俺たちの勝利も近い!」



牛尾「おもしれえことしてくれるじゃねえか……」


ブオオォ――――――――――――!!


牛尾「俺もヘルセキュリティを召喚!」バッ!


セキュリティ「キキ」



コナミ「二回目のシンクロか……!」



牛尾「☆4ミズジャッジに☆1のヘルセキュリティをチューニング!」バッ


☆4+☆1=☆5 カアア


牛尾「シンクロ召喚!ヘルツインコップ!」バッ


《ヘル・ツイン・コップ/Stygian Sergeants》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/悪魔族/攻2200/守1800
悪魔族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
このカードの攻撃力をバトルフェイズ終了時まで800ポイントアップし、
もう1度だけ続けて攻撃する事ができる。





コナミ「く……」


龍可「攻撃力2200!しかもこのモンスターは連続攻撃の効果が……」



ブオオォ―――――――――――!!



MC「新たなポリスモンスターの召喚だ!守備モンスター一体で凌ぎきれるのか!?」


牛尾「まだだ!カードを一枚セット、さらにSP-起爆化を発動!」バッ


《Sp-起爆化/Speed Spell - Explosion》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
自分の魔法&罠カードゾーンにあるカード1枚を選択して破壊する。
相手フィールド上に存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。


牛尾「俺のセットカードを犠牲に、守備モンスターを表にしてもらうぜ龍可ちゃん!」



ボォオオ―――――――――――――ン!!


コナミ「しまった……!」


《薄幸の美少女/The Unhappy Maiden》 †
効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このターンのバトルフェイズを終了する。



コナミ「あれは……?」


龍可「このモンスターが戦闘で破壊されたとき、バトルフェイズを終了できる!」



コナミ「!そ、それならこのピンチをとりあえず乗り越えることはできるな」



遊星「ゴヨウチェイサーも一度墓地に送らなければ奪うことはできない、ヘルツインコップで2200のダメージを与えるのが関の山だ」



遊星「だが、2200か……」



牛尾「いくぜ!ヘルツインコップ!攻撃!」バッ


ザシュウッ!


薄幸「ああああ薄幸…………」ドサ…  攻0



ごああああああーーーーーーーーーーー!!



龍可「うううっ!」LP3000→800 オオオオ……



MC「ああっと!この攻撃でセーフティーゾーンを超えてしまったぞ!」




コナミ「バトルフェイズは終了だ!」


牛尾「だがこれでしまいよ!scを4払いスピードワールド2の効果発動すればな!」バッ


コナミ「なああ!?」



龍可「トラップカード発動!」カチ


《白衣の天使/Numinous Healer》 †
通常罠
自分が戦闘またはカードの効果によってダメージを受けた時に発動する事ができる。
自分は1000ライフポイント回復する。
自分の墓地に「白衣の天使」が存在する場合、
さらにその枚数分だけ500ライフポイント回復する。



龍可「これでまだセーフティ……」」パアアア  LP800→1800




牛尾「!ち………ならターン終了だ」手札1



コナミ「そしてオレのターン!」シュッ 手札5



コナミ龍可sc4→5
牛尾相川 sc4→5



コナミ「…………カードを三枚セット!さらにモンスターをセットしターン終了だ!」バッ



相川「それだけか!ドロー!」シュッ手札5


コナミ龍可sc5→6
牛尾相川 sc5→6



相川「本官はスピードフュージョンを発動する!」バッ


《Sp-スピード・フュージョン/Speed Spell - Speed Fusion》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが4つ以上ある場合に発動する事ができる。
手札またはフィールド上から、融合モンスターカードによって
決められたモンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)



カアアアアア…!


コナミ「融合カードだって!サイバーか!」


相川「そうだ!てふだのサイバードラゴン二体で融合!」バッ



相川「現れろ!サイバーツインドラゴン!」バッ



《サイバー・ツイン・ドラゴン/Cyber Twin Dragon》 †
融合・効果モンスター
星8/光属性/機械族/攻2800/守2100
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。


ツイン「キュロロローーーーーー!!」



龍可「こ、このモンスターが……サイバードラゴンの進化形……」


相川「このモンスターは二回の攻撃が可能!」



MC[攻撃力2800で二回攻撃が可能とは、恐ろしいモンスターだ!!」


おおおおーーーーーーーーーーーーー!!



相川「その守備モンスター一体で守り切れるか、バトルだ!」


コナミ「く…」



龍可「こ、コナミ………」




相川「行け!ヘルツインコップ!守備モンスターを攻撃しろ!」バッ



ツインコップ「オオオオオオ!」攻2200ゴオオオオオ!



コナミ「この時を待っていたぜ!トラップ発動!」カチ



相川「!なに……」


《分断の壁/Wall of Disruption》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの全ての攻撃表示モンスターの攻撃力は、
相手フィールドのモンスターの数×800ダウンする。


ドシュ――――ン!!  ドシュ――――ン!


ヘルツインコップ「!!?」攻2200→0


ゴヨウチェイサー「!……?」攻1900→0


ツインドラゴン「!?」攻2800→400



MC「ああーーーっと、攻撃力が大幅に下がってしまった!これでは返り討ちにあるだけだあああーーー!」



牛尾「なんだと!?」


コナミ「攻撃力0のヘルツインコップの攻撃はもう止まらねえ!」



バチ―――――――ン!!


バニーラ「バニー」守2050


龍可「あ!」


牛尾「と、止めろ!攻撃を、相川!」


ガキイイ―――――――――――――ン!!



相川「ぬああああーーーーー!!?」LP1000→0ピー――――――



ここまででー
これからいくつか対戦カードあるけど全部やってると長くなるんで、1,2個安価とってあとはダイジェストって感じにします


青葉あげは 龍亞     VS  成田伸子 石原法子

高橋秀行 カーリー渚   VS  クロウ・ホーガン 大庭ナオミ

海野幸子 メイ喜多嬉   VS  ジャン 石原周子

田中康彦 シーサイド村本 VS  ジャックアトラス 紬紫


↓2

番号振るの忘れた………上から1 2 3 4です
↓2



シュウウウゥゥウウ………


MC「決まったーーーーーーー!!!最後は敵の攻撃を返り討ちにして、コナミ、龍可ペアが勝利だーーーーーーーーーー!!!」



遊星「おめでとう」



わああああああああああーーーーーーーーーー



龍亞「やったーーー!」



あげは「とりあえず一安心だねー……」



クロウ「惜しかったなー牛尾達……」



ジャック「ま、セットカードガ三枚もあれば罠の可能性も考えなければな」



キキイイイイッ



コナミ「よし!俺たちの勝ちだ!」



龍可「ふー……よかった……」




牛尾「くっそ!……最後に読み違えたか」



相川「すまない牛尾さん」



牛尾「ま、久々に本気でデュエルできたしな、これからも頑張れよコナミ、龍可ちゃん」



コナミ「ああ、イケるところまではいくさ」



龍可「どこまで進めるかな……」



牛尾「これからは大会の警備として尽力させてもらうぜ、いくぞ相川」



相川「ああ、そうだな」


………………


ゴロゴロゴロ



コナミ「やったな龍可、予選は突破だ」



龍可「うん、じゃあフィールドと墓地のカードを整理して……」



コナミ「そうだな、ごちゃまぜになってるからな、えーと……」


係員「あ、それはそのままでお願いします」



コナミ「え?」


龍可「?」



…………

別控室


コナミ「ふー」



龍可「驚いた、まだ予選が終わってなかったなんて……」



コナミ「ああ………あの状況のままもうひと試合しなきゃいけないとはな」



龍可「このことはみんなには秘密にされてるようね、試合が終わったあたしたちだけ別の控室に案内されたし」



コナミ「他の奴らも驚くだろうなー」



龍可「コナミ………あたしもう手札2枚しかなかった……LPは1800……」



コナミ「うーむ………万全とはいい難いよな、でも他の奴らも圧勝しない限り同じような感じだと思うぞ、誰と勝負するかによるな」



龍可「今のうちにお互いの手札情報を交換しておこうよ」



コナミ「そうだな………お、モニター見ろよ、第二試合が始まるぜ」



龍可「え?」





ブウゥゥゥウウ………


クロウ「……」


ナオミ「……」



秀行「……」


カーリー「負けないんだからー……」



MC「では第二試合!クロウナオミチームVS秀行カーリーチームの試合を始めるぞーーーーー!!!」



おおおおおーーーーーーーーーーー!!


遊星「クロウがデュエルするか、楽しみだな」



MC「クロウとは元チームメイトだが、遊星、彼の強みとは何だ?」



遊星「BFの大量展開は通常の魔法がつかえないライディングデュエルでは脅威になるな」



MC「六武衆を使うツァンディレと同じようなものなのか?」



遊星「ああ、短期決戦になるだろうな……」



MC「O------------K----------!!!では行ってみよう!」




おおおおーーーーーーーーーーーーー!!!


クロウ「アンタ、ネオドミノシテイ大学でトップなんだって?心強いぜ」ブウウウ………



ナオミ「あのクロウ・ホーガンにそんなこと言われても皮肉にしか聞こえないわ、とにかくこの試合は勝つわよ」ブウウウウウ………



カーリー「ううう、あのクロウが相手なんてついてないー……ねえあなた!強いの?」



秀行「はははははは!元プロのわしにまかせときゃあまったく問題なしじゃあーーーー!!」



カーリー「元プロ………クロウは現役プロなのよー…不安なんだから」



MC「ではカウントダウン開始だあああーーーー!」



ピッピッピッピッピ……


ピッピ…


ピーーーーーーーーーーーーーーー!!



MC「ライディングデュエル、アクセラレーショ――――ン!!」バッ




ブオオォ――――――――――――――!!


クロウ「おおおーーー!!」ギュウウウウ――――ン



ナオミ「速い……これは任せておけば大丈夫ね」ブオオオオーーーーー



カーリー「えーーーい!」ブオオオオ――――――



秀行「おっしゃああ!!」ギュアアアーーーーーーーーーーー



MC「一斉にスタートした!最初にコーナーを曲がるのは誰だああ―――――――!!?」



遊星「クロウがいいダッシュを決めた、だが高橋が追ってきているな」



クロウ「………先行は譲ってやるぜ!」クンッ



秀行「はっはーーーー!わしが先行じゃ!」ゴアアアア―――――――――!



MC「先行は秀行カーリーチームだあーーーーーー!!」



秀行「デュエルじゃあぁ!」シュッ 手札5




秀行「わしはエーリアン・ソルジャーを召喚!」バッ


《エーリアン・ソルジャー/Alien Shocktrooper》 †
通常モンスター
星4/地属性/爬虫類族/攻1900/守 800
謎の生命体、エーリアンの上級戦士。
比較的高い攻撃力を持つが、反面特殊な能力は身につけていない。


秀行「さらにカードをセット、ターン終了じゃあ」バッ  手札3


クロウ「俺のターンだ!」シュッ 手札6



クロウナオミsc0→1
秀行カーリーsc0→1



クロウ「ありがちな一ターン目だぜ、俺は隠れ蓑のスチームを召喚!」バッ


《BF-隠れ蓑のスチーム/Blackwing - Steam the Cloak》 †
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻 800/守1200
「BF-隠れ蓑のスチーム」の(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分フィールドに「スチーム・トークン」(水族・風・星1・攻/守100)1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードをS素材とする場合、
他のS素材モンスターは全て「BF」モンスターでなければならない。


スチーム「かー」


クロウ「さらに、手札の疾風のゲイルを特殊召喚!」バッ



《BF-疾風のゲイル/Blackwing - Gale the Whirlwind》 †
チューナー・効果モンスター(準制限カード)
星3/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 400
(1):自分フィールドに「BF-疾風のゲイル」以外の
「BF」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの
表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。


ゲイル「!」攻1300



MC「いきなりシンクロ召喚か!チューナーと普通のモンスターをそろえた!」



カーリー「やばーい!?」



秀行「おおっと!甘いんじゃ、トラップ発動、毒蛇の供物!」カチ


《毒蛇の供物/Offering to the Snake Deity》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する爬虫類族モンスター1体を破壊し、
相手フィールド上に存在するカード2枚を破壊する。



ゴアアアアアアアア!!


クロウ「なに!」



秀行「エーリアンソルジャーと、スチーム、ゲイルを同時に破壊じゃああ!」


ズドォオオ―――――――――――――ン!!



遊星「これではシンクロできない、さらに次のターンにエーリアンモナイトを使ったシンクロができるな」



秀行「はっはーーーー!」



クロウ「へ、だが隠れ蓑のスチームの効果が発動してるぜ!」バッ



スチームトークン「ふわふわ」守100



ナオミ「あれは……トークンね」


クロウ「ストームが場を離れた時、スチームトークンを特殊召喚できる、さらに墓地のストームの効果発動!」バッ!


シュウウウゥゥウウッ


ボンッ!


ストーム「やあ!」攻800


秀行「な……!」


クロウ「ストームはモンスターをリリースすることで復活する!」



クロウ「そして手札のは、BFが二体以上破壊されたターン、特殊召喚ができるぜ!」バ



《BF-追い風のアリゼ/Blackwing - Brisote the Tailwind》 †
効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻1200/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する
「BF」と名のついたモンスターが2体以上破壊されたターン、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
このカードがシンクロ召喚の素材として墓地へ送られた場合、
自分は600ライフポイント回復する。


アリゼ「ひょおおおーーーーーーーっ」攻1200



遊星「瞬時にまたモンスターを二体……直接攻撃が可能だ」



秀行「ぐうっ……!?おどれえぇ…………!」


クロウ「まだだ!残夜のクリスは、BFが自分フィールドに存在しているとき、特殊召喚ができる!」バッ


《BF-残夜のクリス/Blackwing - Kris the Crack of Dawn》 †
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1900/守 300
「BF-残夜のクリス」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-残夜のクリス」以外の「BF」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードは1ターンに1度だけ、
魔法・罠カードの効果では破壊されない。



MC「これでモンスターは三体!全体の直接攻撃のダメージは決定的だああーーーーーーーー!!」


ブオオオオ――――――――――!!


クロウ「容赦なしだ!三体のモンスターで攻撃!」バッ


ドドドドド!!!!


秀行「ぐああぁあああーーーーーーーーーーー!!!?」LP4000→100ギャギャギャギャ!



わあああーーーーーーーーーーー!!



カーリー「えええーーーーーーーー!?」



クロウ「ターンエンドだ!」手札2



秀行「おんどりゃあぁあああーーーーーーっ…………!!」



ジャック「力の差は決定的だな」



龍亞「つえークロウ……」



あげは「ありゃりゃー………」


>>689  クロウ「そして手札の追い風のアリゼは、BFが二体以上破壊されたターン、特殊召喚ができるぜ!」 でしたー


カーリー「ううう、ドロー!」シュッ手札6


クロウナオミsc1→2
秀行カーリーsc1→2



カーリー「ううう……とんでもないことしてくれたんだから」


秀行「ぐう………なんとかせんかい!」



カーリー「えーい!私はフォーチュンレディ・ライティーを召喚!」バッ


《フォーチュンレディ・ライティー/Fortune Lady Light》 †
効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 ?/守 ?
このカードの攻撃力・守備力は、このカードのレベル×200ポイントになる。
また、自分のスタンバイフェイズ時、このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。
このカードがカードの効果によってフィールド上から離れた時、
デッキから「フォーチュンレディ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。


ライティー「あはっ」攻200


カーリー「カードを二枚セットしてターン終了!」バッ  手札3



ナオミ「アタシのターン」シュッ 手札6






クロウナオミsc3→4
秀行カーリーsc3→4


ナオミ「さて、最後まで手を抜かず、圧倒的に決めるわ……」


ナオミ「手札からSP-ハイスピード・クラッシュを発動!」ガッ



《Sp-ハイスピード・クラッシュ/Sp - High Speed Crush》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
フィールド上に存在するカード1枚と、
自分フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。



ナオミ「隠れ蓑のスチームと、相手のセットカード一枚を破壊するわ!」



ドギャアアアア―――――ン!


黒魔族復活の棺



カーリー「あああ!?わたしの奥の手があ……!」



クロウ「ストームが場を離れたことでスチームトークンが出現するぜ!」バッ


スチームトークン「ふぃー」守100



遊星「ストームは一度しか蘇生できないが、壁を生み出すことに成功したな、高橋カーリーチームは厳しいかもしれない」





ナオミ「さて………手札のモンスターを召喚しておくべきか…………激流葬を受ける可能性も……」



ナオミ「…まあ、モンスターをセットしておくわ」バッ 手札4



ジャック「あれは…ライコウだな」



あげは「あのカード厄介なんだよね……相手がかわいそうになるよ……」



ジャン「残るリバースカードは一枚………あれはなにかな?」



秀行「き、きばらんかいっ……!」



カーリー「そんなこと言われても困るんだから―!」



ナオミ「バトル、クリスでライティーを攻撃!」バッ



クリス「アアアアアアアア!」攻1900  ゴオオオオ



ライティー「!?」攻200





カーリー「と、トラップ発動!」カチ



《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。



キイイイイイイイン………



MC「おおおっと!ここで逆転のトラップカードだああーーーー!!!」



遊星「いや」



ナオミ「クロウ、効果の説明をしてやりなさい」


クロウ「クリスは一ターンに一度、魔法トラップ効果では破壊されねえ!」



カーリー「うっそおお!!??」



ドギャアアアア―――――――――――――ン!!



カーリー「いやああーーーーーーーーー!!!?」LP100→0  ピー―――――



MC「あああ!決まったあああーーーーーーーーーーーー!!!」



秀行「なんじゃぁああああーーーー!!?」


ここまででー

次はー!?

青葉あげは 龍亞     VS  成田伸子 石原法子

海野幸子 メイ喜多嬉   VS  ジャン 石原周子

田中康彦 シーサイド村本 VS  ジャックアトラス 紬紫

↓2



……………

別控室


セームベル「まてーーーー」タッタッタッタッタ


ジェネコン「ギギ―」タッタッタッタ



クリボン「クリ――」フワーーーー



コナミ「決まったか、クロウたちやっぱり強いな」



龍可「あそことは戦いたくないわ……」



ガチャッ


クロウ「ふう、まさかもうひと試合とはな」



ナオミ「問題ないわ、アタシは負けないし」


コナミ「おう。おまえら!」




クロウ「コナミに龍可、そうか、お前らも勝ったんだったな」



ナオミ「龍可ちゃん、おめでとう」ニコ



龍可「大庭さん、ありがとうございます」



コナミ「とりあえずここで試合でも見てようぜ。あっちにビュッフェがあったぜ」



クロウ「おぉ、豪華なもんだぜ、ちょっと行ってくるかな」



コナミ「お前たちとは戦いたくないって話してたところだよ」



ナオミ「ふん、震えながら祈ってなさい」



龍可「あ、次の組み合わせが……」




……………………


遊星「……」カチ


海野幸子  バン



MC「決まった!第三試合一人目は、海野財閥の令嬢海野幸子だぁーーーーーー!」



わああああああーーーー!


「お嬢ーーーーー!」

「勝ってください!」

「お嬢様ーーーーーーー!」



幸子「ほほほほほほほ、私の出番ですわね」



メイ「あら、はやい最期でしたわね、対戦相手が羨ましいですわ」



幸子「おだまりなさい!可哀想なのは私のパートナーですわ、活躍の場を私に奪われてしまうのですからね」



メイ「ほほほほ、なにを世迷言を、貴女と組んだら勝てるものも勝てませんわ」




遊星「…」カチ


メイ喜多嬉 バン


MC「海野幸子のパートナーはサティスファクションタウンの代表、メイ喜多嬉だあああああ!」



メイ「なんですって!?」



幸子「ええ!?とんでもない足かせですわ!」



あげは「ありゃ………犬猿コンビが」



龍亞「俺じゃなかったかー、まあいいや」



メイ「はあ………実質3対1ですわ」



幸子「イヤーッ!!」



メイ「イヤーッ!!」



ジャック「お前たち、さっさと行け!」





……………

サティスファクションタウン



鬼柳「よし!ついにメイの出番だ、頼むぜ!」



ウエスト「おおー……メイ姉ちゃん頑張れー!」



ニコ「トオルさんとミサキさんも一緒に応援してくれればいいんですけどね……」



鬼柳「なに?あいつらまた三人でどっかいってるのか?仕方ねえな……」



鬼柳「海野とのペアか………相手は………ジャンと……石原………」


………


KCグランプリ会場


幸子「………」ゴロゴロ


メイ「………」ゴロゴロ




幸子「はあ………まあこうなってしまった以上、ともに戦うしかないですわね」



メイ「ええ、お願いですから足を引っ張るのだけはやめてくださいまし」



幸子「貴女は……!っ………ふ、なんですそのD・ホイールは、私の最新のものには遠く及びませんわ、足手まといになるのは貴女ではなくて?」



メイ「ちっ…………!これだから……あいてはあのチームユニコーンのジャン選手がいるのよ……わずかな油断が命取りですからね」



幸子「もう一人の石原周子さん、私は一度戦ったことがありますわ、お触れホルスで決して油断はできない」



メイ「じゃあ………二人とも厄介な強敵ということね……ますます不安ですわ」



幸子「とにかく!もうやるしかありません、行きますわよ元成金さん!」ブオオオオーーーーーーーーーーー!



メイ「わかってますわ!腐れ拝金主義者さん!」ブオオォ―――――――――!!




………………




MC「さあ、四名がスタート地点にそろった!第三試合を始めるぞおお!」


わあああーーーーーーーーーー!!


「お嬢様ーーーーー!」


「お嬢―ーーーーーーーーー!」



幸子「ほほほほ、任せておきなさい!」



メイ「………やかましいですわぁ……」



ジャン「ふふふふ、よろしく頼む、俺はデュエルに妥協しない、貴女にもそれなりのタクティクスを要求するつもりだ」



周子「あぁー……私も頑張りまーす、頼りにしてますねぇー」



法子「周子――――!マジがんば!落ち着いてねーーーー!ケガだけは気を付けてーーーー!」



ゆま「頑張ってほしいですねえ海野さん達」



岬「だが仲は最悪だろあいつら……」

ここまででー


MC「カウントダウンスタート!」バッ


ピッピッピッピッピッピ………


幸子「……」


ジャン「……」


ピッピッピ……



ピー―――――!



MC「ライディングデュエルアクセラレーショ――――ン!!!」


ブオオォオオ―――――――――――!!!


わああああーーーーー!!




幸子「ほっほほほ、最新タイプの私が後れを取るわけがありませんわ!先行は私のものです!」ギュー―――ン




ゴオオ


幸子「ん?」



ガシャアアン


幸子「んああああっ!!?」グラッ



ジャン「悪いがラフプレイでイカせてもらう、先攻は貰った!」



幸子「くううっ!望むところですわああっ!」グイッ ギュュウウ―――ン



メイ「ちょっ!こっち来てますわよ!?」



幸子「あっ!」


ガシャアアッ!


周子「味方同士でぶつかっちゃいました、大変ですねー」ブ―――ン



幸子「ぬううっ!」グラグラ



メイ「貴女あああああああ!!足を引っ張らないでください!」



幸子「こ、この程度どうってことないですわ……」




ジャン「ふふふ、ではデュエルといこう!」シュッ 手札5



幸子「ええ!」



メイ「不安が隠せません……」



ジャン「俺の先行、モンスターをセット!」バッ



ジャン「さらに、カードをセットする、ターン終了だ!」バッ



幸子「私のターンですわ!」シュッ  手札6



幸子「ハリマンボウを召喚!」バッ


《ハリマンボウ/Needle Sunfish》 †
効果モンスター
星3/水属性/魚族/攻1500/守 100
このカードが墓地へ送られた時、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択した相手モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする。




幸子「ハリマンボウで攻撃!喰らいなさい!」



シュババババ!!


《キーマウス/Key Mouse》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/地属性/獣族/攻 100/守 100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキからレベル3以下の獣族モンスター1体を手札に加える事ができる。



キーマウス「キイイ―――!」ド―――ン!!



ジャン「ならば効果発動、デッキからモノケロースを手札に加える!」シュッ  手札4



幸子「む、サーチが狙いですか……まあいいですわ」



幸子「カードを一枚セットしてターン終了ですわ」バッ 手札4



周子「私のターンですねー」シュッ  手札6



幸子(ふっふふふふ………わたくしの防御は完璧ですわ……セットカードは極悪トラップ、奈落の落とし穴)



幸子(強力モンスターが出てこようとも一瞬で除外ゾーンへダイブ!)


幸子メイsc1→2
ジャン周子sc1→2



周子「えーと……よーし」


周子「私はsp-ハイスピードクラッシュを発動でーす」バッ



《Sp-ハイスピード・クラッシュ/Sp - High Speed Crush》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
フィールド上に存在するカード1枚と、
自分フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。



周子「お互いのセットカードを破壊しまーす」


幸子「え?」



ドギャアアアッ!!



MC「ああーーーーっと!セットカードが破壊された!」



幸子「くううっ…!小癪な!」



ジャン「ふふふ、いいプレイングだレディ、俺がセットしたのは破壊されることで効果を発揮するカード!」


《呪われた棺/Dark Coffin》 †
通常罠
セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
相手は以下の効果から1つを選択して適用する。
●自分の手札をランダムに1枚捨てる。
●自分フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。



ズズズズズズズ………




幸子「なんですって!」



ジャン「君は効果を二つのうちから選ばなければならない!」



幸子「ぐ………モンスターを失うわけには………手札をランダムに一枚捨てますわ……」シュシュシュシュシュッ 手札3



メイ「貴女やられ放題じゃない!」



幸子「おだまり!」



周子「私はブリザードドラゴンを召喚でーす」バッ


《ブリザード・ドラゴン/Blizzard Dragon》 †
効果モンスター
星4/水属性/ドラゴン族/攻1800/守1000
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは次の相手のエンドフェイズ時まで
攻撃宣言をする事ができず、表示形式を変更する事もできない。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。


ブリザード「カオォオオオオ!!」



遊星「攻撃力はハリマンボウ以上、この攻撃は止められないな」




周子「攻撃でーす」


ギュウウ――――ン!!


ハリマンボウ「ぁァああーーー…」カチコチてんてん



幸子「うううっ……!」LP4000→3700  ゴオオオ



MC「決まったーーー!先制はジャン周子ペアだァーーーーーーーーーーーー!」



わあああーーーーーーーー!!



幸子「しかし!ハリマンボウは墓地に行ったとき、モンスターの攻撃力を500アップさせます!」バッ


ドドドドド!!



ブリザード「ゴオオ………!」攻1800→1300



周子「あらー、カードをセットしてターン終了です」バッ 手札3



メイ「私に任せておきなさい!ドロー!」シュッ 手札6


幸子メイsc2→3
ジャン周子sc2→3

アップさせちゃ駄目だろゆっちゃん……



メイ「私は熟練の黒魔術師召喚!」バッ



熟練の黒魔術師:Skilled Dark Magician
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1900/守1700
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大3つまで)。
魔力カウンターが3つ乗っているこのカードをリリースする事で、
自分の手札・デッキ・墓地から「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。




黒魔術師「おおおおおっ!!」



メイ「このモンスターの攻撃力は1900!ブリザードドラゴンなど敵ではありません!」



メイ「攻撃!」



周子「残念でしたー」カチ



《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。



メイ「ああ!」


>>725 おっと  ミスでした……



ドギャアア―――――ン!!



シュウウウゥゥウウ…………



MC「モンスターが返り討ちだああ!!これでは次のターンの攻撃が止められない!」



幸子「何してますの本当に!まったく!」プンプン



幸子「そのモンスターは貴女が令嬢だった頃の会社のイメージモンスター、ブラックマジシャンを出すためのモンスターでしょう!」



幸子「てっきりそれを見せてくださると思ってたのに、がっかりですわ!」



メイ「っち………カードを二枚セットしてターン終了です!」バッ  手札3



ジャン「俺のターン」シュッ 手札3



幸子メイsc3→4
ジャン周子sc3→4

ここまででー  ジャンの手札5でした


幸子 手札3 メイ  手札3 sc4 リバースカード2   LP3700

ジャン 手札5 周子 手札3 sc4 ブリザードドラゴン LP4000



ジャン「俺は手札のSP-タイラントフォースを除外することで、モノケロースを召喚!」バッ 手札3



《モノケロース/Monoceros》 †
効果モンスター
星3/光属性/獣族/攻1000/守1000
このカードは通常召喚できない。
手札の魔法カード1枚をゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
このカードと獣族チューナーを素材としたシンクロ召喚に成功した時、
そのシンクロ召喚の素材とした獣族チューナー1体を
墓地から特殊召喚する事ができる。


モノケロース「ォオオ!」



ジャン「さらに手札からエレファンを召喚!」バッ


《エレファン/Elephun》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/獣族/攻 500/守 300
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
ゲームから除外されている自分のレベル3以下の
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を
選択して手札に加える事ができる。



MC「ついにでたーーーーーー!チューナーモンスターだ!」



幸子「合計レベルは……9ですか」



ジャン「☆4のブリザードドラゴンと☆3のモノケロースに☆2のエレファンをチューニング」バッ 


☆4+☆3+☆2=☆9

カアアアッ





遊星「☆お9のsシンクロか、怖いな」


ジャン「シンクロ召喚、トリシューラ!」バッ


《氷結界の龍 トリシューラ/Trishula, Dragon of the Ice Barrier》 †
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
相手の手札・フィールド・墓地のカードを
それぞれ1枚まで選んで除外できる。


トリシューラ「オオオオオオオオォ!」


わあああーーーーー!


MC「これは、超レアカードトリシューラだ!」



幸子「く……トッププロ……流石ですね」



ジャン「モノケロースの効果発動!エレファンを守備で蘇生させよう」バッ



エレファン「……」守300


ジャン「そして、トリシューラの効果発動!墓地、場、手札から一枚ずつ除外する!」



遊星「☆9のシンクロか、怖いな」  でした



ドシュウ―――――ン!



ジャン「墓地からはキラーラブカを、場からはセットカードを一枚、手札は一番右を除外してもらおう」



幸子「く………いいカードが呪われた棺で墓地に行ったと思ったら……」


ミラーフォース


ブラックマジシャンガール



メイ「きいい……憎たらしい事、必殺のトラップが……」



あげは「これはピンチだね……」



ジャック「流石はチームユニコーンということだ」



龍亞「それにしてもコナミたち帰ってこないね、どこ行ったんだろ……」




ブオオォ―――――――――――!!


ジャン「バトルだ、トリシューラで直接攻撃!」バッ



トリシューラ「ァアァアアアアーーーー!!」攻2700



幸子「もし!なんとかしなさい!」



メイ「わかってますわ………そう簡単に攻撃は通しません!トラップ発動、業炎のバリア -ファイヤー・フォース!」カチ



《業炎のバリア -ファイヤー・フォース-》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊し、
自分はこの効果で破壊したモンスターの
元々の攻撃力を合計した数値の半分のダメージを受ける。
その後、自分が受けたダメージと同じ数値分のダメージを相手に与える。



ゴオオオオオオ……!!


トリシューラ「熱ァアアアアーーーーーーーー!!!?」ボオオオオオオオオ


ドゴ――――ン!!



メイ「ぅううううっ…!!」LP3700→2350 ギャギャギャッ




ジャン「なに!」



ズォオオオオ……!!



ジャン「くう……」LP4000→2650 ザザアア



MC「もう一枚のトラップもバリアカードだ!ジャンのモンスターを破壊した!!」



周子「あらー……」



メイ「ほほほほ、これで形勢逆転では?」



幸子「こちらのLPも結構減りましたがね……」


ブオオォオオ――――――――――!!



ジャン「カードを二枚セットしターン終了だ」バッ 手札0



幸子「私のターンですか!」シュッ手札4


幸子メイsc4→5
ジャン周子sc4→5




幸子「ふふふ、ならばこのカード、sp-ダッシュ・ピルファー!」バッ



Sp-ダッシュ・ピルファー
通常魔法
自分用のスピードカウンターが4つ以上ある場合発動する事ができる。 相手フィールド上に存在する表側守備表示モンスター1体のコントロールを得る。 この効果でコントロールを得たモンスターは、ターン終了時に 相手フィールド上に戻る。



ジャン「!こちらのモンスターを奪うカードか……」



幸子「そうです、つまりエレファンは私のもの!ほほほ」



エレファン「?……あっち行くのか」スイー



幸子「ニードルギルマンを召喚!」バッ



《ニードル・ギルマン/Spined Gillman》 †
効果モンスター
星3/水属性/海竜族/攻1300/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の魚族・海竜族・水族モンスターの
攻撃力は400ポイントアップする。


幸子「☆3のニードルギルマンに☆2のエレファンをチューニング!」バッ



☆3+☆2=☆5

カアア





幸子「シンクロ召喚、A・O・Jカタストル!」バッ


《A・O・J カタストル/Ally of Justice Catastor》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが闇属性以外のフィールド上に表側表示で存在する
モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。



MC「でた!カタストルだァあああーーー!闇属性以外は攻撃力にかかわらず抹殺される!」


幸子ほほほほほ!どうです!」


メイ「もはや魚族海竜族関係ないですわね……」



幸子「使えるモンスターは何でも使うのは当たり前ですわ!」



ジャン「だがご退場願おう、激流葬を発動する!」



《激流葬/Torrential Tribute》 †
通常罠
(1):モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる。
フィールドのモンスターを全て破壊する。


ザバアアアアアアアアアア!!



幸子「え?」



カタストル「死ヌ………!!?」ドゴ――――ン!



幸子「ああーーーー!?」



MC「これではカタストルも意味がない!」



メイ「はー……」



幸子「きいいいいい………カードを二枚セットして、終了ですわ……」バッ 手札0



周子「私のターンですねー」シュッ 手札4

幸子メイsc5→6
ジャン周子sc5→6



周子「私はー……ホルスの黒炎龍LV4を召喚でーす」バッ



《ホルスの黒炎竜LVレベル4/Horus the Black Flame Dragon LV4》 †
効果モンスター
星4/炎属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
コントロールを変更する事はできない。
このカードがモンスターを戦闘によって破壊したターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地に送る事で 「ホルスの黒炎竜 LV6」1体を
手札またはデッキから特殊召喚する。



ホルス4「カァーーーーーー!」



幸子「!あのモンスターをLV8にさせるとまずいですわよ!」





周子「えーと、攻撃しまーす」



ホルス4「ォオオオオァァ!!」攻1600



ボオオオオオオオオ………!!



メイ「今度は貴女が何とかしなさい!」



幸子「ふ、私を誰だと?トラップ発動ですわ」カチ




《魔法の筒/Magic Cylinder》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、
攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃モンスターの攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。



周子「ええーー?」



幸子「このカードで攻撃を跳ね返します!YES!」



ジャン「レディ、セットカードだ」


周子「あ、はーい」カチ



《地獄の扉越し銃/Barrel Behind the Door》 †
カウンター罠
ダメージを与える効果が発動した時に発動する事ができる。
自分が受けるその効果ダメージを相手に与える。



ドギュウウ―――――――――――――ン!



幸子「んぁああああーーーー!!?」LP2650→1050  ザザザザザザザ…!!



メイ「貴女!何やってますのぉおおお!」




MC「効果ダメージが反射され、幸子メイペアを襲ったーーーー!!」



周子「ありがとうございましたー」



ジャン「なに、ペアとして当然だ」




遊星「流石はジャンだ、対策している、バーンダメージを」



幸子「う……ウープス……」



メイ「なにがウープスですか!バカバカ!」


周子「カードをセットして終了でーす」バッ  手札2





メイ「ドロー!」シュッ 手札4



幸子メイsc6→7
ジャン周子sc6→7



メイ「く………ですが、キーカードを引きましたわ……ここからが反撃…!彼女が何も邪魔しなければですか……」



幸子「?」ブオォ――――――――



メイ「カードを二枚セットし、ターン終了ですわ……」バッ 手札2



幸子「ちょ、それでは次のターンの攻撃を凌げないじゃない!」



メイ「うるさいですわ!こっちにはこっちの考えがあるんです!」






ここまででー


幸子手札0  メイ手札2 セットカード3  LP1050 sc7

ジャン手札0 周子手札2 ホルス4 セットカード1 LP2650 sc7

ミス  幸子メイ LP750でした


ジャン「ドロー!」シュッ 手札1



幸子メイsc7→8
ジャン周子sc7→8



ジャン「スピードワールド2の効果発動!scを4取り除き、手札のsp一枚につき800のダメージを与える!」バッ



sc8→4


遊星「引いたのはspか!800のダメージを受ければ決着だが……」



MC「ああーーーーー!このバーン効果で決着かあ!?」



メイ「っく……!ここまで……!?」



幸子「右から二番目のセットカードを使いなさい!」



メイ「!」カチ



《ピケルの魔法陣/Pikeru's Circle of Enchantment》 †
通常罠
このターンのエンドフェイズまで、
このカードのコントローラーへのカードの効果によるダメージは0になる。



ピイイイイイイイ………ン



シュウウゥ……


ジャン「効果ダメージを0にするカードか、そう簡単には決まらないな……」



メイ「ふう………あぶない」



ジャン「だが、ホルスで直接攻撃だ!」



ホルス4「カァアア!」攻1600


ゴオオオオオ……!



幸子「ま、まずいですわあーーー!?」



メイ「永続トラップ発動!」カチ



《永遠の魂》 †
永続罠
「永遠の魂」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下から1つを選択してこの効果を発動できる。
●自分の手札・墓地から「ブラック・マジシャン」1体を選んで特殊召喚する。
●デッキから「黒・魔・導」または「千本ナイフ」1枚を手札に加える。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分のモンスターゾーンの「ブラック・マジシャン」は相手の効果を受けない。
(3):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分フィールドのモンスターを全て破壊する。


メイ「このカードにより、手札からブラックマジシャンを特殊召喚できます!」



ジャン「なに!」


幸子「そんな便利なカードが!?」





《ブラック・マジシャン/Dark Magician》 †
通常モンスター
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2100
魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。


ブラックマジシャン「ハア!!」攻2500



MC「でた!これぞ魔法使い最高ランクの使い手、ブラックマジシャンだあーーー!」



メイ「ほほほ、ホルスでは太刀打ちできませんわよ」



ジャン「仕方ない、ターン終了だ」手札1



幸子「私のターン」シュッ 手札1


幸子メイsc8→9
ジャン周子sc4→5




幸子「私はスピードワールド2の効果発動!scを7取り除き、一枚ドロー!」シュッ 手札2 sc9→2
 







幸子「!よし……攻撃系モンスターを引きましたわ……!グリズリーマザーを召喚!」バッ


《グリズリーマザー/Mother Grizzly》 †
効果モンスター
星4/水属性/獣戦士族/攻1400/守1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の水属性モンスター1体を
表側攻撃表示で特殊召喚できる。



グリズリー「ぁあアアアア!」



メイ「いうほど攻撃系でもないでしょう……」



幸子「バトルですわ!ブラックマジシャンでホルスを攻撃!黒・魔・導!」バッ


ブラックマジシャン「!」びかっ!


ホルス4「!!?」攻1600 ドーーーーン!!



ジャン「く………!!」LP2650→1750 ザザザッ



幸子「さらにグリズリーで直接攻撃!」


ザシュッ!


ジャン「ぅぉおお……!」LP1750→350  ギャギャギャギャギャ



MC「連続攻撃がついに決まったーーーー!!」


わああーーーーーーーーー!!」




幸子「ほほほ、カードをセットしターン終了」手札0


メイ「もう一息ですわ……」



周子「ううーーードロー」シュッ 手札3


幸子メイsc2→3
ジャン周子5→6


メイ「今度スピードワールドの効果を使われたらもう防ぐ手段がないですわ……」



周子「あ、いいカード引きましたー」



メイ「!」ビクッ



幸子「トラップ発動!水霊術!」バッ



《水霊術-「葵」/Spiritual Water Art - Aoi》 †
通常罠
自分フィールド上の水属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手の手札を確認し、カードを1枚選んで墓地へ送る。



幸子「グリズリーマザーをリリースし、貴女の手札を一枚選んで捨てさせます!」


グリズリー「ぁあー……」シュ―――ン


周子「ええーーー?」

SP-ハーフシーズ
ボマードラゴン
マシュマロン


幸子「即決!SP-ハーフシーズを捨ててください!」



周子「あああーーー……」手札2 シュ―――ン



メイ「あっぶないところですわ~…よくやったと褒めてあげましょう」



幸子「ほっほほほほ、こうべを垂れて感謝なさい」



ジャン「く……やるな」



周子「じゃあ…モンスターをセットして、終了ですー」バッ 手札1



幸子「あれは……間違いなく、マシュマロンですね………」



メイ「ドロー!」シュッ手札3


幸子メイsc3→4
ジャン周子sc6→7



メイ「マシュマロンは戦闘破壊できないモンスター……しかし!」



メイ「私もひきましたわSP!」ドン☆



幸子「おお!ということは!?」



メイ「スピードワールド2の効果発動!scを4取り除きます!」sc4→0



周子「ああーーー……」


メイ「手札にはspが一枚、800のダメージを受けなさい!」バッ


バリリリリリリ!!


周子「ああああーーーーーーーー」LP350→0ピー―――――




MC「きまったーーーーー!!勝利したのは幸子メイペアだーーーーーー!!!」



遊星「ライディングデュエルでありがちなことだな、最後が地味なバーン効果で決着する」


遊星「それゆえジャイアントキリングが発生しやすいのも魅力の一つだ」



わーーーーーーーー!!


「お嬢ーーーーーーーーーーー!!!」


「幸子様ーーーーーー!!!」


シュウウウゥゥウウ………




幸子「ほほほほほ!やりましたわ!}



メイ「ふう…とりあえず一安心ですね」



ジャン「く………負けたか……」


周子「残念だったですねー……」




………

別控室


ナオミ「龍可ちゃん、あーん♪」



龍可「えーと………い、いらないです」



コナミ「そういえばクロウ、マーサが還暦迎えたらしいぞ」



クロウ「マジかよ!まあ、そんなもんか、100まで生きると考えりゃまだこれからだな」



コナミ「120くらいまで生きそうだけどな」


クロウ「ははははは!そうだな」


ガチャ



幸子「どうしますの!?もうひと試合なんて!もうLP750しかありませんのよ!」



メイ「落ち着きなさい!な、ナナナな何とかなりますわ……!」



コナミ「おうお前ら、勝てたようだな」




幸子「わ、私の真必殺エクシーズがあるとはいえ……まずいですわぁ……」



コナミ「え?お前もエクシーズ持ってるのか?」




メイ「対戦相手が青息吐息なのを期待しましょう……ふー」



クロウ「その時考えりゃいいのさ」



幸子「…………貴方のペアとはやりたくないですわ…………」



龍可「それは同感」



……………………



ジャック「アブソリュートパワーフォー―――ス!!}


ド―――――――――――――――ン!!!



シーサイド「あああーーーーーーーーー!!?」LP0ピー―――――



紬紫「おつよいのでございますねー」



………



龍亞「パワーツールドラゴンで攻撃!クラフティ・ブレイク!!」


ドガ―――――――――ン!!


伸子「いたたたたーーーーーーー!痛いっさーーーーー!!?」LP0 ピー―――――



法子「まじありえなーーーーーーい!!?」ギャギャギャギャギャギャギャ



あげは「つ、つよくなったねー」


…………………



MC「ではこれにてKCグランプリ予選!折り返だあああああ!」



わああああーーーーーーーーーー!!


コナミ「ジャックも龍亞もあげはもなんとか勝ち残れたか」



あげは「龍亞に立捨てられたようなものだけどねー」



龍亞「へへへへ、俺も強くなってるんだ」



ジャック「ふん、こんなところで負けてられるか」

あげは「龍亞に助けられたようなものだけどねー」 でした↑



MC「さあここから折り返しだが遊星、どう見る」



遊星「圧勝したペアもあれば瀕死のペアもあるからな、一瞬で決着が着くデュエルもあるだろう」



遊星「だが全員諦めず最後まで頑張ってほしい」



MC「OK!では一試合目のメンバーを決めてくれ!」



遊星「わかった」



コナミ「お、ルーレット始まるぞ」


龍可「……」ドキドキ


幸子「……」ドキドキ


メイ「……」ドキドキ



クロウ「もぐもぐ…」


ナオミ「……」しらー…



ジャック「次にレッドデーモンの餌になるのはだれだ?」


紫「だれでございますか?」



龍亞「俺たちも場は万全だし、誰が相手でもいいよね!」


あげは「うーん……」





…………


遊星「!」カチ


コナミ龍可  バン



コナミ「あ!また一番手だ!」



龍可「うううう………!!」



クロウ「ははははは、がんばってこいよー」



あげは「あららー……」



MC「続いてもうひとペアも決定するぞ!」



遊星「………」カチ



ドラガン 加藤友紀 バン



コナミ「ドラガン!と……加藤友紀って……」



あげは「あ、加藤先生」


龍亞「あー」


ここまででー


コナミ手札1 龍可手札2  バニーラ シモッチによる副作用 セットカード2  LP1800 SC6


ドラガン手札3 友紀手札3  極神皇トール 忍者マスター SASUKE  LP3600  SC9




コナミ「よし!行くか龍可」



龍可「そうね、やるしかないし」



龍亞「がんばってねー!」



ザッザッザッザ……



コナミ「ドラガンってことはトールが出てくる可能性が高いな」



龍可「神のカード………何とか出てくる前に勝ちたいけど、そう簡単にはいかないよね」



コナミ「まあな………相手の状況にもよるけどな、LPが500くらいならいいんだが」



……………………



トール「…………」ドドドド……



ドラガン「む、来たか、待ってたぞコナミ」


友紀「よろしくね」



コナミ「………」



龍可「すでにでちゃってる……」


コナミ「っくそ!LPも3600だと!」



ドラガン「悪いがこの勝負貰った、神が出ている以上そちらに勝ち目はない」



友紀「頼りになるわね、でも油断しちゃだめよ」



コナミ「ぐぐ………仕方ない!神討伐始めるか」



龍可「ふー……」



MC「全員が定位置についたようだ!ではカウントダウンを開始する!」



MC「あ、それからこのデュエルでは一ターン目から攻撃できるぞぉおお!」



ピッピッピッピ



コナミ「なんだって……じゃあ絶対先行とらないとやばいじゃねーか」



龍可「コナミお願い!」


ピッピッピ……



ドラガン「……」


友紀「……」


ピー―――――――――――!


MC「ライディングデュエルアクセラレーション!!」




ブオオォ――――――――――――――――――!!



コナミ「ナイススタート!」ゴオオオオ



ドラガン「ふっ」ガシャアア



コナミ「ぐあああ!?そんないきなりぶつかってくるか!」




ドラガン「そっちの一人はD・ボード、最高速度はD・ホイールには及ばない、お前を潰せば先行はこちらのものだ!」




友紀「ごめんねー」ブオオォ――――――――




龍可「ううー!」ブウ――――――――ン




MC「先行を撮ったのはドラガン友紀ペアだーーーーー!デュエルスタート!」



ドラガン「オレのターン!」シュッ 手札4


コナミ龍可sc6→7
ドラガン友紀sc9→10



ドラガン「行くぞ!忍者マスターSASUKEでバニーラを攻撃!」バッ



《忍者マスター SASUKE/Ninja Grandmaster Sasuke》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1000
このカードが表側守備表示のモンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。



SASUKE「イヤアアァ――――――ッ!!」ゴアアアア



バニーラ「!?」守2050



コナミ「なに!返り討ちだぜ!」



友紀「当然特殊能力があるわよ」



ドラガン「表側守備モンスターを攻撃した時、そのモンスターを破壊する!」



ドゴシャアァァァ!!



龍可「ぅううう………!!?」



ドラガン「この攻撃で終わりだ!トールよ、直接攻撃だ!サンダーパイル!」


極神皇トール
シンクロモンスター・効果  チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
星10/神属性/幻神獣族  攻3500/守2800
フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
エンドフェイズ時に墓地から自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の効果を無効にし、
その効果をこのカードの効果として使用する事ができる。



トール「………!」ゴゴゴゴゴゴゴ



MC「神のカード、トールの攻撃だあああ!これを食らえばおしまいだぞ!」



遊星「流石は神のカード、すごい威圧感だな」



龍可「うわあ…………!」



コナミ「龍可!トラップをつかえ!」



龍可「!」カチ



《墓地墓地の恨み/Ghost of a Grudge》 †
通常罠
相手の墓地のカードが8枚以上の場合に発動できる。
相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力を0にする。



コナミ「こいつは、相手の墓地にカードが8枚以上あるとき、相手モンスターの攻撃力を0にする!」



ドラガン「!なに………」



極星天ヴァルキュリア
極星邪狼フェンリル
極星霊デックアールヴ
SP-ソニックバスター
デモンズチェーン
SP-エンジェルバトン
ならず者傭兵部隊
コマンドナイト
極星宝レーヴァテイン
激流葬



コナミ「良かった!8枚以上墓地にあるぜ、くらえ!」

ドシュ―――――――ン



トール「ぅおおおお………」攻3500→0 


SASUKE「!?」攻1800→0




MC「これではダメージを与えることはできない!攻撃は失敗だあああ!」



ドラガン「く………だが俺はSP-ライトニング・ロッドを発動する!」バッ


《Sp-ライトニング・ロッド/Sp Lightning Rod》 †
通常魔法
Spカウンターが2つ以上ある時に発動する事ができる。
自分フィールド上のモンスター1体を破壊する。


カッ


ドゴ――――――――ン!!



ドラガン「これによりトールを破壊!カードをセットしてターン終了だ!」バッ 手札2


龍可「トールを自ら……そっか自己再生の効果が……」



ドラガン「その通り、エンドフェイズにトールは蘇る!」


ッザバアアアアアアアア



コナミ「来たー………モーゼの十戒のように!」



トール「……」ドドドド



トール「……」攻3500


遊星「これで攻撃力は元に戻った、更に効果が発動する」



ドラガン「相手に800のダメージを与える!」


バリバリバリイイイイッ



龍可「うううううううっ……!」LP1800→1000



コナミ「!龍可、肉体的ダメージは?」



龍可「えっと…っ…?いや、大丈夫」



ドラガン「ははははは!プロ協会から怒られてな、手加減する術を身に着けたのさ!」



コナミ「なるほど、デュエルの度に怪我させられたらたまんないからな……」



ドラガン「というわけで、恐れることなくかかってくるといい!神がすべてを叩き潰す!」



コナミ「よし!ドロー!」シュッ 手札2


コナミ龍可sc7→8
ドラガン友紀sc10→11



コナミ「神は強い、確かにな……だが!」



SASUKE「……ゼ―――……ゼ―――」攻0



コナミ「そこの弱り切ってる忍者は簡単にボコれる!炎の魔神召喚!」バッ


《炎の魔神/Fireyarou》 †
通常モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1300/守1000
炎につつまれた魔人。
まわりの炎を自在に操り攻撃する。



魔神「はっはー!」



ドラガン「!」



コナミ「バトルだ、SASUKEに攻撃!」


魔神「はっはーーーーーーーーーーー!!」


SASUKE「アイエエエエーーーー!!?」




ドラガン「甘いな!トラップ発動、立ちはだかる強敵!」カチ



《立ちはだかる強敵/Staunch Defender》 †
通常罠
相手の攻撃宣言時に発動する事ができる。
自分フィールド上の表側表示モンスター1体を選択する。
発動ターン相手は選択したモンスターしか攻撃対象にできず、
全ての表側攻撃表示モンスターで選択したモンスターを攻撃しなければならない。


ドラガン「これにより、お前のモンスターはトールに無謀な闘いを挑む!」



コナミ「なに!」



炎の魔神「はっはーーーー!」



コナミ「まて炎の魔神!それはさすがにいきりすぎだ!」



遊星「この攻撃が成立すればコナミたちのLPは0だな」



龍可「ちょ、コナミー!」



コナミ「だが!トラップ発動、魂の一撃!」カチ



《魂の一撃/Soul Strike》 †
通常罠
自分のライフポイントが4000以下の場合、
自分フィールド上のモンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に
ライフポイントを半分払い、自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃翌力は相手のエンドフェイズ時まで、
自分のライフポイントが4000より下回っている数値分アップする。
「魂の一撃」は1ターンに1枚しか発動できない。



コナミ「俺のLPを半分払う!」LP1000→500



コナミ「そして、炎の魔人に攻撃翌力3500を与える!」


炎の魔神「はっはああーー!」攻1300→4800ズズズ……!


ドラガン「!攻撃翌力4800だと」



ゴシャアァァァッ


ドラガン「うおおっ……!」LP3600→2300 ザザザザッ




MC「き、決まった――――!炎の魔人の一撃でトールが沈む!」



わああああーーーーーーーーーーーーー!



龍可「で、でもこれは……」



ドラガン「ふ、ふふふ……しかしトールはエンドフェイズに蘇生する、そしてその際お前に800のダメージを与える!」



ドラガン「お前は負けるのだ!」



コナミ「スピードワールド2の効果発動!スピードカウンターを7取り除き、1枚ドローする!」シュッ 手札2  sc8→1



コナミ「………カードをセットしてターンエンドだ!」バッ



ドドドドドドドド……


トール「……」


ドラガン「お決まりの登場とともに、雷鳴が響き渡る!」


バリバリバリバリバリ!!




コナミ「へ、だがおれは手札からハネワタを捨てて防御させてもらう!」手札0 シュッ



《ハネワタ/Hanewata》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/天使族/攻 200/守 300
このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン自分が受ける効果ダメージを0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。




トール「!」



ドラガン「ぬうう………しつこい奴め、面白くなってきた」



友紀「私のターン」シュッ 手札4


コナミ龍可sc1→2
ドラガン友紀sc11→12



MC「ドラガン友紀ペアのSCがついにマックスだあああーーーーー!」



龍可「スピードワールドの効果を使われたらまずい………コナミ」



コナミ「………」



友紀「スピードワールド2の効果発動!scを4取り除くわ」sc12→8



友紀「手札にspは一枚!よって800のダメージを与える!」バッ



バリリリリッリリ――――――!!!


MC「無慈悲なスピードワールド攻撃だあーーーーーーー!」




コナミ「それも読んでいた!トラップ発動、リフレクト・ネイチャー!」カチ



《リフレクト・ネイチャー/Nature's Reflection》 †
通常罠
このターン、相手が発動したライフポイントにダメージを与える効果は、
相手ライフにダメージを与える効果になる。



ピイイ――――――――――――――ン……



バリバリバリバリ


友紀「くううっ!!?」LP2300→1500 ザザザッ



コナミ「これの効果で、効果ダメージを跳ね返す!この効果はこのターンの間続く!」



友紀「これじゃバーン効果は無意味………むうー」



龍可「よ、よかったー…!」



友紀「炎の魔人の攻撃力上昇はこのターンのエンドフェイズまで続く……SASUKEを守備に替えるわ!」シュッ



SASUKE「……」守1000


友紀「そして、カードをセットしてターン終了」バッ 手札3


ここまででー


コナミ 手札0  龍可手札2 LP500  炎の魔神 シモッチによる副作用  SC2

ドラガン 手札2  友紀手札3 トール SASUKE セットカード1 SC8



龍可「ドロー!」シュッ 手札3


コナミ龍可sc2→3
ドラガン友紀sc8→9


ブオォ――――――――!



ジャック「龍可たちはもう一発もスピードワールド効果を受けることはできない、厳しいな」



クロウ「神が相手だもんな」



龍亞「龍可ーーーーーー!」



龍可「私は……手札の黄金の天道虫の効果を発動!」



《黄金の天道虫/Golden Ladybug》 †
効果モンスター
星1/光属性/昆虫族/攻 0/守 0
1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に、
手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分は500ライフポイント回復する。
この効果を使用した場合、エンドフェイズ時まで手札のこのカードを公開する。



龍可「このカードを公開することで500LP回復!」LP500→1000



コナミ「よし!これで800ダメージに耐えられる!」



龍可「そしてSP-エンジェルバトン!」バッ



《Sp-エンジェル・バトン/Sp - Angel Baton》 †
通常魔法
自分のスピードカウンターが2つ以上存在する場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローし、その後手札を1枚墓地へ送る。



龍可「デッキから二枚ひいて……一枚を捨てる!」シュッ



龍可「あたしは黄金の天道虫をすてるわ」シュッ 手札3



龍可「クイックスパナイトを召喚!」バッ



《クイック・スパナイト/Quick-Span Knight》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/機械族/攻1000/守 800
このカードがシンクロモンスターのシンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体の攻撃力は500ポイントダウンする。


龍可「☆4の炎の魔神に☆3のクイックスパナイトをチューニング!」バッ



☆4+☆3=☆7


龍可「聖なる守護の光、今交わりて永久の命となる。シンクロ召喚!降誕せよ、エンシェント・フェアリー・ドラゴン!」



《エンシェント・フェアリー・ドラゴン/Ancient Fairy Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2100/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
また、1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
フィールド上のフィールド魔法カードを全て破壊し、
自分は1000ライフポイント回復する。
その後、デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える事ができる。



エンシェントフェアリー「……」守3000



MC「伝説のドラゴンエンシェントフェアリーだあああ!!」



わああーーーーー!!



ドラガン「だがその程度の守備力では神には勝てない」



龍可「墓地に行ったクイックスパナイトの効果発動!トールの攻撃力を500下げるわ!」




トール「……」攻3500→3000



ドラガン「!」



コナミ「おおお、これでエンシェントフェアリーの守備力と互角!やられることは無いな!」



龍可「カードを2枚セットして、ターン終了!」バ 手札0



ドラガン「ちっ、ドロー!」シュッ 手札3


コナミ龍可sc3→4
ドラガン友紀sc9→10


ドラガン「忘れてはいないか、俺の場にはもう一体のモンスターがいる!」





コナミ「!そうか、SASUKEは守備モンスターを抹殺する!」



ドラガン「そういう事だ!」



友紀「でも、SAKUKEの攻撃力は0、もしトラップに止められれば次のターンピンチよ?」



ドラガン「ああ、それは分かっている、ならばSASUKEより安全な方法でいくとするさ」



ドラガン「スピードワールド2の効果発動!SCを10取り除き、カードを一枚破壊する!」sc10→0



コナミ「その効果があったか!」



ドラガン「エンシェントフェアリードラゴンを破壊しろ!」バリリリリリ



ドゴ―――――――――――――ン!!



コナミ「あああああ!!?」



龍可「エンシェントフェアリー!……っく、トラップ発動、道連れ!」カチ



《道連れ/Michizure》 †
通常罠
フィールド上に存在するモンスターが自分の墓地へ送られた時に発動する事ができる。
フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。




ズドォオオオン……!!



トール「ぐおおおおお……」


MC「これは!トールを道連れだああ!!!」



ドラガン「ふ、悪あがきだ、エンドフェイズに復活するのだからな、これで800ダメージは確実」



ドラガン「つまりあと200Pダメージを与えれば我々の勝利だ!トラップ発動、リビングデッドの呼び声!」カチ



《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。



ドラガン「甦れコマンドナイト!」バッ



《コマンド・ナイト/Command Knight》 †
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1200/守1900
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する戦士族モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。
また、自分フィールド上に他のモンスターが存在する場合、
相手は表側表示で存在するこのカードを攻撃対象に選択する事はできない。



コマンドナイト「はっ」攻1600



コナミ「だ、大ピンチだぁーーー!」



ドラガン「バトルだ!行け、コマンドナイト!」



コマンドナイト「ああああ!」



龍可「トラップ発動!ピンポイント・ガード!」カチ



《ピンポイント・ガード/Pinpoint Guard》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、
自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、
戦闘・効果では破壊されない。


龍可「これにより、墓地の炎の魔神を守備表示で特殊召喚!さらにこのターン破壊はできない!」



魔神「はっはーー!」守1000



バキ―――――ン!



ドラガン「!くそっ……カードをセット…ターンエンドだ」手札2


ドラガン「甦れトール!」



ドド……ドドドドドドド



トール「……」



バリリッリリリリリリ



龍可「うううううっ…!」LP1000→200 ザザザ………




わあああああーーーーー!!!



コナミ「っく………オレのターン!」シュッ 手札1


コナミsc4→5
ドラガン友紀sc0→1



コナミ「!よし、ジェネクスコントローラーを召喚!」バッ



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。



ジェネクスコントローラー「ギギー」



コナミ「炎の魔神を復活させたのはナイス判断だぜ龍可」



コナミ「炎の魔神とジェネクスコントローラーでシンクロ召喚!」



☆4+☆3=☆7  カアアアア



コナミ「現れろ!A・ジェネクス・トライフォース!」





《A・ジェネクス・トライフォース/Genex Ally Triforce》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守2100
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
このカードは以下の効果を得る。
●地属性:このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
●炎属性:このカードが戦闘によってモンスターを破壊した場合、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
●光属性:1ターンに1度、自分の墓地の光属性モンスター1体を選択して、
裏側守備表示で特殊召喚できる。



トライフォース「フャアアアッハ――――――――――――――!」攻2500



遊星「!このモンスターは……」



ドラガン「攻撃力2500では神には遠く及ばんな!」



コナミ「神なんかあいてにしなけりゃいいのさ!」



ドラガン「コマンドナイトか……来てみるがいい!」



ドラガン(セットカードのライジングエナジーは……攻撃力を1500上げる……返り討ちにしてくれる)




コナミ「俺が狙うのは、SASUKEだ!いけ、トライフォース!」バッ



ドラガン「!なに」


トライフォース「焼却ダゼエエエエエエーーーーーーーーーー!!」ボオオオオオオオオオ




ドラガン「焼却……?し、しまった!」





SASUKE「アッバァァア――――――――――――!!!?」守1000  ゴアアアアアアアア



ゴシャアァァァン!!



MC[守備モンスターを破壊しても、ダメージは発生しないぞ!」



コナミ「いやする!トライフォースは炎族を素材にしたとき、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える!」



友紀「それじゃあ1800の……ダメージ!?」LP1500



ドラガン「く……」



トライフォース「フレイム・シュートッテカアアアアアアアーーーーー!!?」ゴオオオオオオオ




ドラガン「ぐあああああ………!!」LP1500→0  ピー――――――




MC「け、けっちゃーーーーく!!」



コナミ「イエ――――――――イ!!」



龍可「やった!」


ブシュウウウウウウ……




……………


ドラガン「く、俺もまだまだだったか」



友紀「私も……もう少し行けると思ってたわ」



コナミ「悪いな、だが今回は俺たちの勝ちだ」



龍可「ありがとうございました」



ドラガン「ジャックと戦いたかったところだがな、まあ、頑張るといい、次は負けんぞ」



コナミ「ああ」



友紀「頑張ってね龍可ちゃん」



龍可「はい」



ザッザッザッザッザ…










ケインズデビル「………」










コナミ「…………ん?」



龍可「?どうしたのコナミ」



コナミ「いや、屋根の上になんかいた気がしてな、勘違いか」




龍可「えー?おかしなこと言うのね」



コナミ「とりあえず、控室に戻るか」


…………



控室



コナミ「予選突破だ!」



龍亞「やったねコナミ、龍可!」



龍可「ええ」



あげは「いいなー……ボクもはやくこのドキドキから解放されたい……」



クロウ「次は俺が決めてやるぜ……」



ジャック「いや、俺だ」


紫「そうでございます」



幸子「すっかりジャックアトラスの腰巾着ですわね……」

ここまででー


ここからの予選はダイジェストでいこうと思います  対戦相手キャラがいなくなっちゃうので……

次からは本戦です 本戦はコナミ君がどこまで勝ち上がるかは安価やらコンマやら、コイントスやらで決めていこうと思います 優勝目指してガンバロ!



…………………



MC「ではこれにて、KCグランプリ予選を終了します!」



わああーーーーーーーーーーー!!



MC「生き残ったデュエリストたちは三日後の本戦を頑張ってください!」



遊星「予選とはいえ、とても高レベルなデュエルぞろいだった、俺も楽しめたよ」



MC「本戦での解説もやってくれるか遊星!」



遊星「ああ、俺でいいのならな」




MC「ありがとう!ではまた会おうーーーーーーーーーーー!!」



わあああああああーーーーーーーーーーー!!!



……………



コナミ「ふー……なんとか生き残ったな」



幸子「ほほほほほ!私の実力を思い知りましたか!」



メイ「運がよかったですわね……我々の二戦目の相手がボッロボロで」



龍亞「俺たちも、ジャックもクロウも、みんな予選突破だね」



あげは「本戦かー………どきどきしてきた………」




ナオミ「アキお姉様は予選突破確実としても……向こうの会場の結果も気になるわね」



龍可「ネットで調べてみれば結果載ってるかも」ピッ



コナミ「どうだ?」じー



龍可「えーと、あ、アキさんは予選突破してるわ」



ナオミ「流石はお姉様ーーーーーいやっふー!!」



コナミ「ふーん……ツァンも雪乃も突破してんだ、あ、ハラルドも……」




龍亞「やっぱ強い人が順当に勝ち上がるよね」




あげは「うう…自信ない」



幸子「では私はおさらばしますわ、ほほほほ、本戦で私と当たらないことを祈っていなさい」


ブオオォオオ―――――――――!!



コナミ「元気な奴だなー」




メイ「では、私もこの辺で、町長に今日の事を報告しなければならないので、ごきげんよう」



ブオオオオ―――――――――――――!!!



………



コナミ「じゃあ、俺たちもさっさと帰ろうぜ」



龍可「そうね、もう暗くなってきてるし」



龍亞「みんな、本戦で会おうぜ!負けないからな!」



あげは「つかれたー………」



ナオミ「お姉様とお祝いパーチーよ!」ブオオオオ――――――



………



ネオドミノシテイ ハイウェイ



ブオオオオ――――――――――――――――!!!


ツァン「……」




ツァン「ふー……なんとか予選は勝ち残れた」



ヤリザ「ツァン殿ならば当たり前でござる!さらなる上を目指しましょうぞ!」



ミズホ「こいついつの間にかもどってきている……」



ニサシ「まるで呪いのカードだ」



ツァン「もうあきらめたよ、とりあえずプロとしての面目は保てたかなって感じ」




ブオオォ――――――――――――



ツァン「今日は疲れたし、さっさと帰って寝ようっと……」


ブオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーー




ツァン「…………!」  キキイイイイィイッ!!!!




シュゥゥゥウウウ………


ヤリザ「おおっと……どうしたでござる急停止して」



ミズホ「!」バッ



キザン「何かいるな……」シュラアッ



ヤリザ「なに?」



シエン「サテライト、シテイ統合記念のモニュメントの一番上……何かがこっちを見ている」



ツァン「…………嫌な視線を感じるよ」



ドドドドドドドドドドドドドドドドドド………



ツァン「あれは………モンスター……?」









ジェムナイト・パール「……」






ツァン「カードの精霊……?」



キザン「キサマ何を見ている!」



パール「………」



ツァン「………?動かないね、もしかしてソリッドヴィジョンじゃない?」



シエン「違うぞ、あの威圧感…………只者ではない……しかもあの形姿、見たことのないモンスターだ」



ツァン「確かに………宝石みたいに輝いて……ん、あの手についてるの……って」



シュッ



パール「……」ダアアァアアンッ!!




ツァン「!?着地…………音がするってことは、実体がある……?」



パール「……」シュウウゥウ………………



ザリッ……




ツァン「!こっちに来るけど」



キザン「おいキサマ、どこのモンスターだ、精霊か!」




シエン「近づくな」ザッ



パール「………」



パール「貴様らのデュエルを見学させてもらった………」



ツァン「喋った………やっぱり精霊だ」




パール「あの程度のデュエルで……貴様はこの世界で玄人と評されている……」




パール「不愉快だ」



ツァン「な…………?」



パール「真のデュエルを………思い知らせてやる……精霊界のデュエルだ」




ツァン「!」ゾッ

ここまででー

↓1のコンマぞろ目でー……

途中送信してしまった ぞろ目でやばいことになる……でした ここまででー



パール「あのようなものは児戯に等しい」ザッ



ツァン「ちょ……」




シエン「キエエエエーーーーー!!」ブンッ




パール「邪魔を!」ガキンッ



シエン「今のうちに離れろ!」ギギギギギ……



ツァン「!」ブオオォオオ………




ギュウウ―――――――――――――――――――ン!!!




パール「逃がすか!」バキャアアッ




シエン「ぐおおぉっ!!?」ザザアアッ……




パール「雑魚が!貴様から消してやろうか!」



ロンゴミアント「キエエエエーーーー!」シュバッ!



パール「!」シュッ



ダンッダンッダンッ!




パール「もう一体残ってたか……」ザッ……




シエン「ぐ………」ググ…




ロンゴミアント「……」ザッ





パール「………………!貴様、その雰囲気……」




パール「まさかエクシーズ………?なぜ」




ロンゴミアント「………つかまれ」ぐいっ



シエン「すまぬ……」



パール「!待て」



シュ――――――――ン………




パール「くそ、逃したか………」




…………………


シティ繁華街



キキイイッ



ツァン「………はー…」



ツァン「なんだったんだろ……あいつ」



キザン「恐ろしい奴だった、あの殺意は本物だ」



ツァン「カードの精霊だよね?」



キザン「多分な」



ミズホ「シエン殿とロンゴミアント殿は無事だといいのですが……」



エニシ「怖い怖い……」



ツァン「大丈夫かな……?」




スイ―――――………



ロンゴミアント「帰ったぞ」



シエン「………」




ツァン「あ、おかえり、よかったよ無事そうで」




シエン「いや………拙者は少し傷を負った……奴はとんでもないぞ」




ロンゴミアント「ああ……我々でも逃げるので精いっぱいだった」



ヤリザ「怖いでござるなー」



キザン「追ってきているのか?」



ロンゴミアント「いや、我々を見失ったようだ、追ってきてはいない、だが次の大会の時も来るだろう……警戒を高めなければならない」



ツァン「うわ……そうだよ、大会に出たらまた見つかっちゃう」



ヤリザ「この際棄権しては?」



ツァン「ううう……………そ、それは………」



シエン「いや、そんなことをする必要はない」





ツァン「?」



シエン「次来たときは遅れは取らない、力量は分かった、我々精霊が総力を以ってぶつかれば倒せぬ相手ではない」



ロンゴミアント「ああ、主はデュエルに集中していればいい」



ツァン「そ、そう………?」



キザン「この剣の錆にしてくれる…」



ツァン「と、とりあえず、今日はもう帰って寝ようかな」




ブゥウウ………ブオオオオ―――――――――――――――!!!



…………………



三日後



9:00



コナミ「今日は本戦の日かー……」背伸び―





コナミ「ふう………行くか、確か場所は………?」ピッピッピ…



コナミ「………ネオドミノシティランド………?遊園地だろここって………」




コナミ「ふーむ?ま、いいや、行ってみれば」ガチャッ




あげは「あっ……は、はろー」



コナミ「ん?あげは、今日も起こしに来てくれたのか」



あげは「う、うん………まあね」




コナミ「じゃあ行こうぜ」




ブオオォオオ―――――――――――――――…!



コナミ「今日って遊園地集合なんだってな、どういうことか知ってるか?」



あげは「ボクも驚いたよ、何するんだろうね」



ギュウウ―――――――――――――――ン!!



………

ネオドミノシティランド



コナミ「ここがネオドミノシティランドか、結構大きな遊園地だな」



コナミ「あ、貸し切りって書いてある!KCグランプリのために貸し切りにしてあるんだな」



コナミ「じゃあ観客はいないのか……テレビ中継でもするんだろうな……」




あげは「一緒に遊園地って……えへへ、遊園地って、な、なんかデートみたいだー……////」テレテレ



コナミ「?じゃ、いこうぜあげは」ザッ



あげは「は、はーい……///」



……………………



コナミ「ん?入場口に一杯人が集まってるな」





ざわざわ…………


コナミ「まだ開いてないみたいだな」テクテク




あげは「あ、10時オープンだって……」




コナミ「あと15分くらいだな……」



雪乃「ああ、私のかわいい人、よく予選を勝ち残ったわね、えらいわ」タタッ




コナミ「よー雪乃、お前もおめでとう」



コナミ「ツァンもいるんだろ?もう来てるのか」



雪乃「そうね、勝ち残ってはいるんだけど、そういえばどこかしら……?」キョロ…




ツァン「………」きょろきょろ………きょろきょろ………



コナミ「あ、いたぞ、あそこで挙動不審なのがそうだ」



ここまででー



コナミ「よーツァン、今日も頑張ろうぜ」



ツァン「!」バッ



六武衆「……」ジャギギギン




コナミ「………そ、そんな殺気立つなよ」ホールドアップ



ツァン「あ、なんだコナミか」



六武衆「……」スッ



シエン「すまんな」



コナミ「いやいいけどさ、どうしたんだ?」



ツァン「実は………」



………………


ツァン「というわけで、精霊見えるコナミも気を付けたほうがいいよ」



コナミ「そんなことが………謎のモンスターに襲われそうになったと………ふーむ」



コナミ「あの時の視線………まさか?」



ツァン「今日も来るかもしれないからね」





コナミ「ああ、わかった」



雪乃「ふふふ、ツァンさん、お互い生き残れるよう頑張りましょうね



ツァン「!も、もちろんだよ」



ゴゴゴゴゴゴ………



コナミ「全員で……40人くらいか、今日は何人消えるのかな……」



あげは「さあ……何するかもわかってないしね」












終焉の守護者アドレウス「………」ズズズズ……







コナミ「む!」バッ



ツァン「わ……ど、どうしたの?まさか精霊が!」バッ



シ――――――――――ン…



コナミ「いや………気のせいか……」






ギイイイイイイイ…………



コナミ「あ、時間か!入場口のドアが開いたぞ」




あげは「ついに始まるね……」




クロウ「このクロウ様の名を世界中にとどろかせてやるぜ!」




ジャック「さあこい!」



コナミ「………そういえばハラルドの姿が無いな、あの眉毛は個性的だからすぐわかるはずだが……」




アキ「ハラルドは棄権したらしいわよ」



コナミ「え?!なんで」



アキ「さあ?」



龍亞「もったいないなーせっかく勝ち上がったのに」





龍可「………」



龍亞「龍可?どうしたのさ」



龍可「なにか…すごく嫌な気分、なんだろう………この感じ」



龍亞「気持ち悪いの?」



龍可「ううん………大丈夫、多分気のせいだから……」



ツァン「………」




ギイイイイイイイ……



「皆さん、おはようございます」



コナミ「お、係員の人だ」



「本日の会場にご案内いたします、こちらへどうぞ、ついてきてください」



ジャック「よしいくぞ!」


ザッザッザ……




コナミ「おおー……すげえな、あれが観覧車ってやつか、ウォータースライダーもあるぞ」テクテク



シェリー「ここの観覧車、ずっと昔に爆弾魔が爆弾を仕掛ける事件が起こったらしいわ」




コナミ「まじかよ……こわいな………ってシェリー、あんたも大会に」



シェリー「その事件を解決した男こそ、後のデュエルキング武藤遊戯だということも語り草ね」



コナミ「武藤遊戯………誰だ」



ツァン「ええー……あんたデュエリストなのにムトウ遊戯も知らないの?」



あげは「アカデミアでは何度も武勇伝を聞いたよ」




コナミ「授業されるほどすごい奴なのか……」


ざっざっざっざっざっざ…



「この建物こそ、今回の会場、決勝トーナメント出場者16名を決定するステージです」バッ




ザッザッザ……



コナミ「結構高い建物だな……」



あげは「この遊園地にこんな建物あったっけ?」



クロウ「新アトラクションか?」



ツァン「とりあえず入ってみようよ」



ザッ……




ジャック「………なんだ、随分薄暗いが……」



「では私の案内はここまでです、最後に皆様、デュエルディスクを作動させてLPを4000に設定してください」



コナミ「?どういうことだ」



クロウ「ま、とりあえずいわれたとおりにすっか」カシャッ ピピッ  LP4000



ツァン「……」LP4000 ピピッ


ピピッ  ピピッ  ピピッ  



コナミ「よし!これでいいのか?」LP4000



「はい、では簡単なルール説明をいたします、この建物は近日一般公開されるKCが開発した新アトラクション「DEATH-T-extra」です」



コナミ「デスTエクストラ?」



「皆様には、この建物を自由に動き回り、一番最上階を目指していただきます、最上階がゴールです」



「制限時間5時間以内に最上階まで登ってくることができたプレイヤーの中で、残りLPが高い順に16名が決勝トーナメント進出となります」



「しかし、この建物には数々のトラップが仕掛けられており、皆様のLPを削りに来ます、どうかお気を付けて、途中でLPが0になった人は強制失格です」



「ではわたくしはこれで、ちなみに今回のこの勝負はTVで特番として生放送されてますので、頑張ってください」ういーーーーーーん



コナミ「あ!まて係員」



クロウ「トラップってなんだよ!エレベーターで逃げるな!」



ジャック「思ってたのと違うぞ!」



ツァン「………行っちゃったよ」





シーーーーーーーン



コナミ「………ど、どうする?」



雪乃「扉も閉まってるわ、面白いことするわね」



クロウ「はー……ま、先に進むしかねえだろ」



龍亞「なんか楽しそうだね!」



ジャック「全員で一緒に行くわけではないのだろう?サッサと俺が一人で完全攻略してやる」ザッザッザ



コナミ「つっても今のところ一本道なわけで、結局みんな同じ方向に進むんだよなー」ザッザッザ



「………」ザッザッザッザ………



幸子「ほほほほほっ!ならば私が先陣を切って差し上げましょう!ゴール一番乗りも私ですわー!」タッタッタッタッタッ



コナミ「あ!走って一人で」


バシュ――――ン!



幸子「なああーーーーー!!?なんですのまぶしいっ!!?」LP4000→3700  



コナミ「ああ!幸子がビーム光線で撃たれた!」





幸子「ああ!わ、私のLPが300減ってますわ!?」



コナミ「あれがトラップか、壁から伸びてる銃口から発射されるエネルギー砲ソリッドヴィジョン!」



ジャック「小癪な!攻撃力は300か!」ダダダダダッ!



幸子「うううう……ど、どうすれば取り戻せますのー?」おろおろ



メイ「おほほほほほ!!情けない限りですわね海の幸さん?貴女が最も敗者に近いということですわ」



幸子「ぐぐぐ………!」



DEATH-T-extra アトラクション 「シューティング・スターダスト改」



クロウ「へ、こんなもん当たるかよ!さっさと抜けて最上階まで行ってやるぜ!」ダッ




コナミ「よし!行くか!」ダッ




ツァン「エネルギー弾の速度は反応を超える、でも銃口がこっちを向いていなければ当たることはない、いける!」タンッ




あげは「あ、あわわわわわ………?」




コナミ君のこのアトラクションでのダメージをコンマで決めます

↓3まで 一つが00~10だったら300P 二つが00~10だったら600P 三つが00~10だったら900Pのダメージです
  
身体能力高い設定だからそうは当たらないのね

ここまででー 忘れてた



バシュ――――ン!!バシュ――――ン!!バシュ―――ン!!



コナミ「結構連射してくるな……でも余裕!」シュッ



ジャック「くだらんな、こんなところで昔の経験が生きるとは!」ダダダダッ




クロウ「サテライトでは日常茶飯事だったぜ!」ダダダッ



アキ「プロデュエリストっていうのは身体能力も一流じゃないと慣れないのかしら……?」タッタッタ



幸子「っく…もう遅れは取りませんわ……」



シェリー「………」シュタッ



龍亞「龍可のことは俺が守るから任せて!」



龍可「ありがとう……でも、結構被弾してる人もいるわね……」



雪乃「くう…………」こそっ LP3400



ダダダダダダダダダッ



コナミ「おう大丈夫か?」タンッ



あげは「戻ってきたー!?この弾幕の中!」



コナミ「お前らピンチかもしれないと思ってな」LP4000



龍亞「すげー!まだLPマックスだ!」



コナミ「俺はこのアトラクション無傷で抜けることを確信してる」シュッ



龍可「真後ろから飛んできた攻撃も首をひねって躱した……どうやって察知してるんだろう……」



雪乃「あぁっコナミ!お姉さんを守ってっ」ギュウッLP3400



コナミ「オオッと雪乃……結構被弾してるな」



雪乃「お姫様抱っこで連れて行って、ふふふ」ギュッ




あげは「あの、ぼ、ボクも守ってくれるとうれしいなー………って」LP3700



コナミ「あげはもこんな最初の地点で止まってたのか、もうトップ集団はこのアトラクション抜けちゃったかもわからんぞ」



龍亞「ええ!ジャックたち速えー!」



あげは「だ、だってこのアトラクション、迷路みたいになってるんだもん……!あっちの道行ったら生きどまりで移動砲台が待ってたよ!」



龍可「移動砲台?」



コナミ「ダッカ―みたいなもんかな」



コナミ「なら俺が出口まで案内しよう、ついて来い野郎どもが!」



龍亞「おおーーー!!」



龍可「何はともあれありがとう」



雪乃「ふふふ、心強い子ね」



あげは「こんな最初に失格とかかっこ悪すぎるもんね……」


バシュッ!



龍亞「あ!あげは姉ちゃん!」



コナミ「ていっ」バチンッ!! LP4000→3700





コナミ「あっ」



あげは「ああ……!こ、ごめんボクがよそ見してたから……」



コナミ「気にするな……そうか、弾いても当たった扱いなんだな、サテライトとは違うんだった……」



雪乃「サテライトでは弾を手刀で弾いていたのかしら………?」



龍亞「コナミ、あっちの道行けばいいんだね?」



コナミ「ああ、取り残されないうちに行くぞ!」ダッ



………………………


ダッダッダッダッダッダッ………




コナミ「ハイゴール!」バッ LP3700




龍亞「意外と早かったね!」LP4000



龍可「でももう誰もいないわ、先行っちゃったみたい」LP4000



あげは「ふー……」LP3700



雪乃「まあ、時間はあることだし、大丈夫よ」LP3400



コナミ「じゃあ、進もうぜ」


………


コナミ「む、道が2つに分かれてるな」



龍亞「おおー……」



あげは「ここから別々のルートを通っていくんだ……」



龍可「ジャックとかはどの道をとおったのかしら……」




コナミ「ふーむ………どっちかは強制失格とかの罠があるんじゃないだろうな?」




あげは「そんなまさかー」




雪乃「……あ、あそこにルートの名前が書いてあるわ、この先のアトラクションが分かるようになってるみたいね」




コナミ「ほう……」


1 死の電気椅子ライド・改 (コンマ)

2 トロッコアドベンチャー (クイズ)



↓2 どっちのルートか、 そして誰と行くか(複数人可・この場にいるメンバーのみ)



………………


ザッザッザッザ……


コナミ「公平なじゃんけんチーム分けの結果、俺たちは三人になったな」



龍亞「コナミがいれば心強いよ!ねえ龍可」



龍可「うーん、アトラクションによると思うけど……」



コナミ「あっちは大丈夫かな、あげはと雪乃」




ザッザッザッザ……



コナミ「お、広いところに出たぞ」



龍亞「あれがトロッコかー、あれ、でも線路が無いよ」



龍可「目の前に巨大モニターがあるだけね……とりあえずトロッコに乗ってみればいいんじゃない?」



コナミ「あれってネプリーg……」



龍可「言っちゃいけない」



コナミ「……よっと、これでいいのか、みんな乗ったぞ」



龍亞「さあこい!」



龍可「もしかしてこれってクイズなんじゃ……だとしたらコナミ、役に立つの?」



コナミ「任せろよ、何とかなるって!」



龍可「ううー……」



ガコンッ



コナミ「おお……?」



龍亞「トロッコが傾いたー!?あ、画面も動き出して……本当に走ってるみたいになってる!風も吹いてきた……!」




龍可「本家まるっぽなんじゃ…?」



コナミ「何の事だかわからない!」

ここまででー


次の更新は明日の夜9時ごろの予定  暇な人はクイズに参加してくれ 


ゴウンゴウンゴウン………


コナミ「さっさと来てみろクイズでもなんでも!」



龍亞「うおおーーーーー!!」


龍可「結構揺れるのね……」

パッ


これからクイズを出題します



コナミ「お、画面に文字が」



全部で5問。1問間違えるごとに500Pのダメージです。




コナミ「500か、結構きついな」



龍亞「俺たちなら余裕だってー!」



ゴウンゴウンゴウンゴウン



それでは1問め。



龍可「あっ」


ブレイカーズ・オブ・シャドウを含めた現在のカードプールで、忍者マスターHANZOの効果によって手札に加えられる「忍者」モンスターは何体いるでしょうか。

1 23体
2 24体
3 21体
4 その他 自由記入してください


コナミ「忍者モンスターって……?」



龍亞「?」



龍可「ちょっ」


↓2

これ↓1でいいな  



コナミ「うーんどれだろうか?」




龍亞「4は無視していいよね、こういうときって大体」



コナミ「俺ははっきり言ってちんぷんかんぷんだ……龍可!」



龍可「ごめん、あたしもちょっと把握してない……」



残り10秒。  パッ



コナミ「あ!残り10秒だと!」



龍亞「やばいよやばいよ!」



龍可「もう直感で決めて!コナミ!」



コナミ「おれか……!くゥウウ………」



コナミ「1だぁあああーーーーー!!」カチッ


1  ピピッ




コナミ「……」


龍可「……」



龍亞「……」



ブ―――――!!



コナミ「ああああーーー!!?」



正解は 4 記述は22体 でした。



コナミ「まさかの4かよ!」



龍亞「分かるもんかー!」



龍可「でも22だけ抜かれてたから怪しいっちゃ怪しかったわね……」



HANZO自身をサーチ出来ないことを失念していませんでしたか?  パッ



コナミ「知るかー!!」


ブシュウウゥ――――――――――――!!



コナミ「ぎゃあああ!炭酸ガス!!?」LP3700→3200


龍可「うううう!?」LP4000→3500


龍亞「あああああ!?」LP4000→3500



コナミ「ぐ……500ダメージ受けちまった……」



龍亞「なに!ここからさ!」



龍可「ごほっごほ…」



では、第二問です。 パッ



フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの守備力はエンドフェイズ時まで500ポイントダウンする。


このテキストをもつカードの名前を答えてください。

1 ミクロ光線
2 毒蛇の牙
3 増援



コナミ「第二問がきたぞ!」



龍亞「今度こそ!」



龍可「ええ!」



↓1



コナミ「このテキストを持つカードか……守備力を下げる効果をもつ……」



龍亞「あ!守備力を下げるカードなら知ってるよ!俺に任せてよ!」



龍亞「1のミクロ光線だ!このカードは守備力をさげる!」ピッ



コナミ「おお!」



龍可「ちょっ」


ブブーーーーー


コナミ「え?」


龍亞「え?」



答えは2の毒蛇の牙でした。 パッ



ブシュウウウーーーーーーーー



コナミ「ぎゃあああ!!」LP3200→2700



龍可「龍亞の馬鹿ー!」LP3500→3000



龍亞「ひっかけられた―!!?」LP3500→3000





コナミ「まさかの二連続失敗だな……」



龍亞「ごめーん…」



龍可「もう1000ダメージ受けちゃったわ……」



ゴウンゴウンゴウンゴウンゴウン


コナミ「これ以上の失点は避けたいぞ!」



龍亞「それはそうだけど……」



龍可「次こそ正解しないと!」


第3問です。 パッ


レッド・デーモンズ・ドラゴンの攻撃力守備力を答えてください。


1 攻3000守2500
2 攻2000守3000
3 攻3000守2000



コナミ「レッドデーモンスの問題だ!なんでここにジャックがいないんだ!?」



↓1



龍可「でもこれならわかるわ、ジャックのモンスターなら何度もの見てきたし」



龍亞「そうだよね!」


コナミ「おお!じゃあ任せるぜ!」



龍亞「うん!………龍可」



龍可「分からないの………えー?」



龍亞「いや!攻撃力が3000なのはわかるんだけどさ……守備力は、どうだったかなー………」



龍可「もー、これは、3」ピッ



ピンポーーーーーーーン



コナミ「きたあああ!!」



龍亞「やったね!龍可ーーー!」



龍可「あと二問ね」




ゴウンゴウンゴウンゴウンゴウン



コナミ「しゃああーーーー!どんどんこいや」



龍亞「楽勝楽勝ー!」



龍可「……」



第4問です。


この中で、通常召喚できないスピリットモンスターはどれでしょうか。


1 磨破羅魏
2 大和神
3 砂塵の悪霊



コナミ「スピリットモンスターとは一体

コナミ「スピリットモンスターとは一体…!?」


↓1   途中送信しちゃった



コナミ「はっきり言う、俺はこの問題お手上げだ」



龍可「さっきからずっとじゃない………?」



龍亞「スピリットモンスターか………たしかこれは……」



龍亞「授業でやった!これは2の大和神だ!」カチ



コナミ「自信満々だが……大丈夫だろうな!」




龍亞「多分………?」



ピンポーーーーーン



コナミ「よっし!」


龍亞「やった!」



龍可「これで2連続正解ね!」




ゴウンゴウンゴウンゴウンゴウン



コナミ「ついに最後の一問だな……」



龍亞「よし、こい!」



龍可「もうダメージを受けたくない……!」



第五問です。 パッ


ミラクルシンクロフュージョンで融合召喚できるモンスターは何体いるでしょう?

1 8体 
2 7体
3 9体   


↓1



コナミ「分からん!ごめんわからん!」




龍亞「俺もわかんないよー!」



コナミ「こうなれば天才少女の出番だな」



龍亞「おおーー!龍可ー!」



龍可「ごめん、あたしもわかんない、あのカード使ったことないし……」


コナミ「じゃあやるしかないな……俺の最終奥義………」



コナミ「指運!!」



龍亞「おおーー!」



龍可「あてずっぽってことね」



コナミ「おらあああ!2だ!」カチ


この問題ってゴヨウキングにもよるのでは?流石になしだよね?



ブブーーーーーー



コナミ「ありゃ」



龍亞「うわあああ……」



龍可「あちゃー…………」


正解は、1の8体でした。残念。



ブシュウウウウウウ


コナミ「ああああ……!?」LP2700→2200



龍亞「ううううっ!?」LP3000→2500



龍可「やああ!」LP3000→2500



お疲れさまでした。結果発表します、5問中2問正解でした。ダメージ量は1500P。 パッ



コナミ「1500も喰らっちまったのか!」



龍亞「くっそーーー!」



>>928そうか……第一問めでブレイカーズ・オブ・シャドウを含めたって言ってたな… 正解は3の9体ってことになりますな

結局不正解なので変わりないけれど



ガコン…………



コナミ「はー………ボロボロだな……」



龍亞「でもまだ2000P以上あるじゃん、大丈夫だよ!」



龍可「他の人たちはどれくらいLPを残しているんだろう?」



コナミ「俺なんか2200だぞ、最初の300が効いてるな……」



ゴゴッゴゴゴオ………!



コナミ「お、扉が開いたぞ………三つも」



龍亞「一人ひとり別のルートを進むべし、だって」



龍可「ここで完全に孤立させるのね………」



コナミ「なるほど………おれは真ん中を希望する」



龍亞「じゃあ俺は左いこうかな、龍可右で良い?」



龍可「ええ、この先の事なんてわからないし」


5問目 問題の回答の際に困惑させたかもしれない…… ごめんなさい




コナミ「じゃあ行くとするか、あと何時間あるかわかんないけど」



龍亞「あそこに時計あるよ、あと、4時間だね」



コナミ「まだまだ大丈夫だな、でもはやくトップ集団に追いつきたいところだ……あ、トイレあるぞ、行っておけばいいんじゃないか?」




龍亞「俺は平気」




龍可「アタシも大丈夫」



コナミ「よし…………では、GO!」ダ



ダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダッダ!




……………






救済処置として250P回復させておこう  



ザザザアアッ!


コナミ「新しいステージについたか……」


パアアア



コナミ「ん?」LP2200→2450 パアア



コナミ「あれ。回復したぞ…あ、メッセージが」ピ



先ほどのクイズ、分かり難く不親切な箇所があったのでお詫びとして救済措置をとらせていただきます。



コナミ「なんかせこくないかー?」



コナミ「ま、いいか、さて、ここのアトラクションはなにかな?」



ザッザッザッザッザッザッザ



コナミ「!あ、デュエルフィールドが………ってことはデュエルか?」



アトラクション「6ターンデュエル」 対戦相手は先に来ていた!  コンマで対戦相手決定 高いほど強敵(多分)


 81~99ジャック
 71~80クロウ
 61~70 ツァン
 51~60 アキ
 41~50ナオミ
 31~40 ケイト
 21~30 ブレオ
 11~20 ブレイブ
 00~10 田中康彦

↓1

対戦相手も決まったところで ここまででー



康彦「やっときたね」ザッ



コナミ「あ、康彦、お前が相手なのか」



康彦「どうやらそういう事になるね、ミーとしては相手は女の子の方がよかったんだけどね」




コナミ「普通にデュエルするだけなのか?じゃあどっちかが失格になるってことだな」




康彦「いや、ここのルールは6ターンデュエル、6ターンだけデュエルするアトラクションのようだね」




コナミ「6ターン?それだけか」




康彦「ああ、凌ぎきればそれで終わりさ」




コナミ「じゃあ、せこい話、二人ともターンエンドを繰り返せばノーダメージでアトラクション突破か」



康彦「そういうことだね、でもそれじゃあテレビの前の女の子たちは納得しないだろう?」カシャ  LP3100



コナミ「やっぱそうだよな!」LP2450 カシャ







コナミ「デュエルだ!」手札5



康彦「ミーの先行でいくよ」手札5



康彦「モンスターをセット!さらに、カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札3




コナミ「ドロー!」シュッ 手札6



コナミ「自分のターンが3回しか回ってこないなら、手札をガンガン使って攻めても大丈夫だな」



コナミ「予想GUYを発動!」バ


《予想GUY/Unexpected Dai》 †
通常魔法
(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。



コナミ「こいつの効果で、デッキから忍犬ワンダードッグを特殊召喚する!」バッ



《忍犬ワンダードッグ/Nin-Ken Dog》 †
通常モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1800/守1000
忍術を極めた犬忍者。厳しい修行により、擬人化の忍術を使う事が可能となった



ワンダードッグ「ワン!」



コナミ「さらにレアル・ジェネクス・コーディネイターを召喚!」バッ



《レアル・ジェネクス・コーディネイター/R-Genex Overseer》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 100
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札からレベル3以下の「ジェネクス」と名のついた
モンスター1体を特殊召喚できる。


コーデイネイター「ドーモ」




康彦「チューナーか、シンクロだろうね」



コナミ「コーディネイターの効果発動!手札からレアル・ジェネクス・クラッシャーを特殊召喚!」バッ


《レアル・ジェネクス・クラッシャー/R-Genex Crusher》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
このカードが召喚に成功した時、
デッキからレベル4の「レアル・ジェネクス」と名のついたモンスター1体を
手札に加える事ができる。




コナミ「俺は☆4のワンダードッグと☆2のクラッシャーに☆2のレアルジェネクスコーディネイターをチューニング!」バッ


☆4+☆2+☆2=☆8  カアア



コナミ「シンクロ召喚!A・ジェネクス・アクセル!」バッ



《A・ジェネクス・アクセル/Genex Ally Axel》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2600/守2000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、手札を1枚捨てる事で、
自分の墓地に存在するレベル4以下の機械族モンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで倍になり、
相手プレイヤーに直接攻撃する事はできず、
自分のエンドフェイズ時にゲームから除外される。



アクセル「シュビビビ―――ン!!シュビビビ―――――ン!!」攻2600



コナミ「見たか!二ターン目で上級シンクロだ!」





康彦「でもそう簡単にはいかないね、トラップ発動」カチ



《奈落の落とし穴/Bottomless Trap Hole》 †
通常罠
(1):相手が攻撃力1500以上のモンスターを
召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。



コナミ「あ!」


ボゴオオオンッ!!



アクセル「シュビビビ―――――ン!!サヨナラ――――――!!」ヒュウウウウウウ



コナミ「あああ!除外された!」



康彦「グッバーイ」



コナミ「くそおお………!あんなトラップがあるとは……カードを2枚セットして、ターン終了だ……」バッ 手札1




康彦「ドロー!」シュッ 手札4



康彦「じゃあこっちの番だね、異次元の女戦士を反転召喚!」バッ




《異次元の女戦士/D.D. Warrior Lady》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1500/守1600
このカードが相手モンスターと戦闘を行った時、
そのモンスターとこのカードをゲームから除外できる。



女戦士「はあああ!」



コナミ「げ!そいつは」



康彦「どちらにしろアクセルは除外される運命だったってわけさ、ミーは女戦士をリリース!」バッ



康彦「邪帝ガイウスをアドバンス召喚!」バッ  



《邪帝ガイウス/Caius the Shadow Monarch》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1000
(1):このカードがアドバンス召喚に成功した場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動する。
そのカードを除外し、除外したカードが闇属性モンスターカードだった場合、
相手に1000ダメージを与える。


ガイウス「ウアアアアアア」攻2400



コナミ「!」



康彦「効果発動!セットカードを一枚破壊するよ、右のカードだ!」



ズォオオオオ………!


コナミ「ならばそれをチェーン発動!恐撃!」カチッ



《恐撃/Ghosts From the Past》 †
通常罠
(1):自分の墓地のモンスター2体を除外し、
フィールドの表側攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで0になる。



康彦「!」



コナミ「俺の墓地のレアルジェネクスコーディネイターと、レアルジェネクスクラッシャーを除外!」シュッ



コナミ「これにより、ガイウスの攻撃翌力はエンドフェイズまで0となる!」




ガイウス「!?」攻2400→0




康彦「おーっと、これじゃあダメージが与えられないじゃないか」



コナミ「これ以上ダメージ喰らうわけにはいかないんだよ!」



康彦「必死だね、カードを2枚セットして終了だ」バッ 手札1



ガイウス「……」攻0→2400



コナミ「俺のターンだ!」シュッ 手札2



コナミ「トラップ発動!無謀な欲張り!」カチ



《無謀な欲張り/Reckless Greed》 †
通常罠
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
その後、自分のドローフェイズを2回スキップする。



コナミ「二枚ドローし、二ターンの間ドローフェイズにドロー出来ない!」シュッ 手札4



康彦「どうせ二ターン後までデュエル続かないから、戸惑いが無いね」






コナミ「手札から魔法カード、悪魔への貢物を発動!」バッ



《悪魔への貢物/Faustian Bargain》 †
通常魔法
フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して墓地へ送り、
手札からレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。



コナミ「特殊召喚されたガイウスを墓地に送る!」


ズズズズズ……!


ガイウス「ぁあーーー……」



コナミ「そして、手札から魔物の狩人を特殊召喚する!」バッ



《魔物の狩人/Kojikocy》 †
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1200
人を狩る凶悪な狩人。岩をも砕く強い力を持つ。



狩人「しゃっ!」攻1500



康彦「くう、ガイウスがやられた上に、特殊召喚か、嫌だね」



コナミ「バトルだ、狩人で直接攻撃!」バッ



康彦「トラップ発動、強制脱出装置」カチ



《強制脱出装置/Compulsory Evacuation Device》 †
通常罠
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。

ガイウス特殊召喚じゃないから悪魔への貢物は使えないんじゃないかな



バイイイイインッ


狩人「ぎゃああーーー」



コナミ「あっ!」手札3



康彦「魔物の狩人は手札に戻る、バトルは失敗さ」



コナミ「くそ…カードを2枚セットしてターン終了だ」バッ 手札0



康彦「ドロー!」シュッ 手札2



康彦「さて、ミーの最終ターンだ」



康彦「ライオウを召喚!」バッ



ライオウ:Thunder King Rai-Oh
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1900/守 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、
相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。




ライオウ「オオオオ……」



コナミ「攻撃力1900!?マジかよ……」



>>968 そうだった  まあ仕方ないこれは修正不可能だこのままでいこう 脳内補完しかない



すみませんでした……ケジメします  あとコナミの手札1枚でした





康彦「この攻撃は止められるかい!ライオウ!」バッ



ライオウ「オオオオオオォ!」ゴオオオオ



コナミ「速攻魔法、死者への供物!」カチ



《死者への供物/Offerings to the Doomed》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を破壊する。
次の自分のドローフェイズをスキップする。



ズォオオオオ……………



康彦「!」


コナミ「ライオウを破壊!俺のドローはスキップされるがどうせドロー出来ないから問題ない」


ド―――――――ン!!



康彦「くう………っ!ダメージを与えられなかったか、ターン終了だよ」手札1



コナミ「俺のターンだ!」手札1 スカッ





コナミ「このラストターン、残った手札は当然魔物の狩人、召喚!」バッ  手札0



狩人「おおお!」攻1500



コナミ「直接攻撃で大ダメージを食らわせてやる!」



康彦「ミーだってもうダメージ受けるわけにはいかないんだよね、激流葬発動!」カチ



《激流葬/Torrential Tribute》 †
通常罠
(1):モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる。
フィールドのモンスターを全て破壊する。




ブオオオオオオーーーーー…………


コナミ「なに!」



康彦「このカードの効果で狩人は破壊される」



狩人「ぐああああ………!??」ド―――ン


シュウウウ



康彦「ミーだってダメージを受けるわけにはいかないのさ、ここはお互いノーダメージってことにしておこう」



コナミ「断る!」


康彦「えええ!?」


コナミ「トラップ発動、正統なる血統!」カチ


《正統なる血統/Birthright》 †
永続罠
(1):自分の墓地の通常モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。



コナミ「こいつの効果で、墓地のワンダードッグを蘇生する!!」


ワンダードッグ「わん!」攻1800



康彦「ぐ……!?」



コナミ「攻撃だ!」


ドカッ!



康彦「うああぁああ………!!?」LP3100→1300 オオオオオオ……



コナミ「ターン終了!」バッ



康彦「っくうう………最後の最後で………やられたよ」



ピンポーーーーン


6ターンデュエル。終了です、お疲れさまでした。



シュウウゥウン……………




コナミ「ふう、なんとかダメージを受けないですんだな」





…………………


康彦「ふう………まいったよ、残りLP1300だ、これじゃあ決勝トーナメント進出はきついかな?」




コナミ「悪いな、まあ勝負なんで」




康彦「いいさ、ダメだったら画面の前のメニメニハニーに慰めてもらうとするよ」




康彦「ふー………じゃあ、ミーはこっちの道を進むかな、キミはどうする?」




コナミ「ふうむ………いくつか道があるからな……」




コナミ「………まあ適当にあそこの道にいくとするか」




康彦「OK、また会おうね」



ザッザッザ………



コナミ「おう」

ザッザッザ……




ザッザッザッザッザ…………



コナミ「さてさて、次のアトラクションはなんだ?」ザッザッザ



コナミ「お、広いところに出るぞ?」



ザッザッザッザ……



コナミ「おお?そんなに広くなかったな、ていうか狭い……正方形の部屋か、2メートル四方くらいかな」



コナミ「あれー、行き止まりっぽいな……めっちゃ縦長じゃんこの部屋、なんでだ?」



コナミ「あ!はるか上に穴開いてる、あれ出口じゃないか?」



コナミ「でも、ジャンプじゃ届かないぞ………どうしよう」



ピンポーーーン


死の落ちゲー改 始まります。


コナミ「え?」



上から落ちてくるブロックを積み重ね、上の出口までたどり着いたらクリアーです。落ちてきたブロックにぶつかるたびに-100LPとなります。



コナミ「危なくないか?それ」



軽い素材でできているので安心してください、ではスタートです。


ピンポーーーン




ヒュウウウウウウウウウ



コナミ「ぅおおおお来た!!」

↓7まで コンマ00~30で100ダメージ  残りLP2000以上で決勝トーナメント確定  

寝落ちしてた…



……………



コナミ「ふう、ふうー、最初は勝手がわからず何回か当たっちまったが………」LP2250



コナミ「もう慣れたぜ、よっと」どすんっ



ぴょんっ  タンッ




コナミ「そろそろ出口に手が届くぞ……」



どすんっ   どすんっ  どすんっ



コナミ「ほいほいほいっ」



ヒュウウウーーーーー


コナミ「あっ、やべっ」ひょいっ



どすんっ



コナミ「あぶねえ……帽子のつばが挟まった………これはノーカウントみたいだな」





コナミ「っていうか………ああ!これじゃあ動けない!?」



コナミ「…………わけなどなく」スルッ



コナミ「さて、気を取り直して……」ぴょんぴょんっ




………………



コナミ「これで………おわりーーー!」ピョーーーン


タンッ




コナミ「……」10.00テン……



おめでとうございます。死の落ちげー改クリアです



驚きました、スタッフの試挑戦記録を大幅に更新しています。



コナミ「俺じゃなければもっとLPを削られただろうが、残念だったな!」




ザッザッザッザッザ………



………ざっざっざっざ



コナミ「ん…?」


コナミ「お、広いところに出たぞ!」




ジャック「む、コナミか」LP3600



クロウ「お前、遅かったぜ締め切りまであと30分だ」LP3800



コナミ「ジャック、クロウ!あれ、もしかしてこれって……」



ジャック「ここが最上階だ」



コナミ「やっぱり!」



クロウ「残りLP2250か、微妙なところだぜ……」



コナミ「ぐ、やっぱりそうなのか?」



ジャック「まあ、この分ならギリギリだが突破できるだろう、現在の16位は海野幸子の2000Pだ」



コナミ「ふーん、あ、龍亞龍可も来てるじゃないか、あいつらは?」



クロウ「あいつらも上位に入ってるはずだぜ、アキもな」



コナミ「ツァンと、雪乃は?」



クロウ「ツァンディレと藤原は、かなり上位で進出確定してるはずだぜ」



コナミ「そうか、流石だな」


雪乃「ふふ、ぼうや、必ず来ると思っていたわ」LP3000



コナミ「おお」



雪乃「そのポイントならぎりぎり決勝に進められるはずだわ、おめでとう」



コナミ「サンキュー、お前もな」



雪乃「ええ、でもライバルも強力なメンバーがそろっているわよ、果たして勝ち上がれるか…」



コナミ「まあ何とかなるだろ」




雪乃「あと、私たちと同年代で上位にくいこんでいるのは、青葉さんとメイさん、大庭さん……海野さんは…ぎりぎりかしらね」



コナミ「みんな速いんだなー……デュエルしてたのが時間ロスになったのかな……あと落ちゲーも結構時間かかったし」



コナミ「思えば見知った顔がちらほら……あれ、ツァンは?」



雪乃「今は化粧室へ行っているわ」



コナミ「そうか……あ、俺も行ってこようかな、一応、どこにあるんだ?」



雪乃「あの扉の先よ」



コナミ「分かった、ちょっと行ってくるわ」


ザッザッザッザ………




ザッザッザ……



コナミ「ふう……まあ、なんとか決勝には進めそうで、よかった……」


ウイーーーーン


コナミ「えっと………トイレは」



コナミ「あ、あのマークか」



ザッザッザッザッザ………



………………


コナミ「ふう…………」ウィーーーーン



コナミ「豪華なトイレだった……あんな広いと落ち着かねえよ」ザッザッザッ



コナミ「さて……帰り道はーっと」ザッ




ツァン「」ゴトンッ



コナミ「え?」



コナミ「なっ………おいツァン!」ダッ



ツァン「」



コナミ「な、なんで道の真ん中でぶっ倒れてるんだ!おーい!」



ツァン「」



コナミ「どうなってるんだ……本当に気を失っている……外傷は見られないみたいだが……」



コナミ「一体誰がこんな………まさか自分ですべったなんてことはないだろうし……」



ツァン「」



コナミ「………そういえば、精霊は?主のピンチに……」



ケインズデビル「……」ズズズズズズ…………



コナミ「!………なんだこいつ……」



ギャラクシオン「これは聖戦だ」コナミ「何を言っているんだ…?」【遊戯王5DsTF】
ギャラクシオン「これは聖戦だ」コナミ「何を言っているんだ…?」【遊戯王5DsTF】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443831555/)

新スレできましたー

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月05日 (水) 01:58:35   ID: e7Ayha1n

復活!とても楽しみにしてました!

2 :  SS好きの774さん   2016年02月03日 (水) 01:12:42   ID: 7rIMOnS_

かなり終わりに近づいてるっぽいのに未だコナミの中でのあげはへの印象がただの友達である

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