コナミ「WRGP予選開始だ」雪乃「ふふ、頑張ってねぼうや」【遊戯王5sタッグフォース】 (999)



このスレは


コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」 【タッグフォース】
コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」 【タッグフォース】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368203291/)


コナミ「遊星達が頑張ってる、俺も頑張ろう」 【タッグフォース】
コナミ「遊星達が頑張ってる、俺も頑張ろう」 【タッグフォース】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371918933/)


コナミ「あれから半年、遊星達はWRGPに向けて……」【遊戯王5Dsタッグフォース】
コナミ「あれから半年、遊星達はWRGPに向けて……」【遊戯王5Dsタッグフォース】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1374408780/)


コナミ「WRGPか」 ツァンディレ「このチーム大丈夫?…」【遊戯王5Dsタッグフォース】
コナミ「WRGPか」 ツァンディレ「このチーム大丈夫?…」【遊戯王5Dsタッグフォース】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1376056859/)


の続きです

よろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376840779



あらすじ


コナミ、鬼柳、ツァンディレのチーム・満足はWRGP予選に進出した






選考会から3日後


コナミのアパート



コナミ「みんな集まったか」バタンッ



鬼柳「ああ、何の用だ呼び出して」



ツァン「このメンバーが集まったって事は……WRGP関連?」



雪乃「新しい動きがあったのかしら?」



コナミ「ああ、ていうか雪乃よ、ナチュラルにここにいるけど」



雪乃「いいじゃない、私もチーム・満足の一員でしょう?イメージガールとして」



コナミ「イメージガールがいるチームは他にあるのだろうか……まあいいか」



コナミ「これを見ろ!」バッ



鬼柳「WRGPのプレミアイベントの招待券か……」




コナミ「来いって、出場者は」



ツァン「それTVでもやってた、イェーガー副長官が演説をするらしいよ」



鬼柳「強制なのか?」



コナミ「色んなルール説明とかあるから行った方がいいぞ」



鬼柳「そうか……」



雪乃「イベントって事は色んなチームが来るんじゃない?ふふ、楽しみだわ」



コナミ「遊星達も来るだろうし、行ってみようぜ」



鬼柳「そうだな」



ツァン「今午後5時だけど?何時からよ?」



コナミ「午後6時からだ」



ツァン「そろそろ行こうよ、ゆとりをもってさ」



コナミ「よし、チーム・満足、乗り込むぜぇーーーー!」


……………………



イベント会場



がやがやがやがや…


コナミ「おいおい………立食パーティ会場か…ここは」



鬼柳「どいつもこいつも着飾って……俺たち浮いちまってるぜ……認識が甘かった」



ツァン「あんた達それくらい予想しなさいよ、ボクは制服だから問題無いしー」



コナミ「く……………おのれ」



鬼柳「………あ?藤原どこ行った?」



コナミ「あれ、さっきまで一緒にいたはずだが……」



ツァン「そういえば…会場に入った途端いなくなったね…」キョロキョロ



コナミ「あまりキョロキョロするな、舐められるぜ」



ツァン「な!え、偉そうに!いつもの赤いジャケットのくせに!」



コナミ「俺の一張羅だ!」



鬼柳「どうする……舐められないようにハーモニカで演奏でも……」



ツァン「やめてよ!あんたから距離おくからね!」




雪乃「あ、コナミ、そこにいたのね」スタスタ



コナミ「あ、雪乃、どこ行ってた……って何それ」



雪乃「パーティといえばドレスを着るのが当たり前よ」



鬼柳「さては慣れてるなお前、パーティ玄人か」



雪乃「ええ、両親の都合で何度かね、ふふ……コナミ、どうかしら?」サラッ



コナミ「おおう…………映えるな…」



ツァン「ちょ、ちょっと大胆すぎない……?背中パックリじゃん…」



雪乃「これくらい当然よ、ぼうや達には刺激が強すぎるかしら?」チラッ



コナミ「おい鬼柳、見ろ、あれ!チョコレート・フォンデュってやつじゃないか!?」



鬼柳「なに?うお!マジだ……あれ自由にバナナとか刺して食っていいのか?満足してきたぜ………!」



雪乃「……………………」



ツァン「…………ま、まあチョコレートフォンデュ珍しいし……」



雪乃「…………………何故?クラスメイトの子は私のドレス姿なんて泣いて喜ぶのに…」ブツブツブツ…





コナミ「俺はマシュマロンマシュマロでいくか」ドローーー



鬼柳「甘いな………やっぱりチョコ好きだ俺」パクッ



コナミ「ん………なあ鬼柳、ローストビーフって……これ、?美味いのか」



鬼柳「ローストビーフ……?おい……真っ赤じゃねえか、満足に火を通してないぜそれ、やめとけ」



コナミ「そうか………危なかった」



ツァン「あんた達、そんなガツガツ食べてたらそれこそバカにされるよ!」



コナミ「高級料理なんかそうそうありつけない俺たちだぞ!」



鬼柳「満足するまで食っていく、それが俺たちだ、この三日間レッドデーモンズヌードルしか食ってねえからな」



ツァン「はあ……………」



雪乃「ふ、ふふ………空腹すぎて私の魅力に気付けなかったのね、許してあげるわ、特別に………」



パシャパシャパシャ!



コナミ「!?このフラッシュは……?」



ツァン「う………?あ、チーム・ユニコーンだ、優勝候補って言われてる!」



ジャン「……」パシャパシャパシャ


アンドレ「……」パシャパシャパシャ


ブレオ「…」パシャパシャパシャ



ツァン「すごい………写真めちゃくちゃ撮られてる」



コナミ「優勝候補はあんな注目されるのか………」


鬼柳「俺たちも注目されるんじゃねえか?優勝候補だろ?」



ツァン「………ボク達は下馬評では予選敗退確実!とか言われてるよ…今月のデュエルマガジンに書いてあった」



コナミ「何だと…………?」



鬼柳「舐めやがって………満足できねえぜ」



ツァン「ボクも悔しかったよ、でも一般人からの出場だし……仕方ないかな……」



雪乃「あ、そういえば選考会で受かったというもう一チーム……たしかチーム・太陽は……?」



コナミ「チーム・太陽か………なかなか良いネーミングだな」



鬼柳「俺たちの最大のライバルになるかもな」



コナミ「で、そのチーム・太陽はどこだ?」





ヨシ「うわぁー!ジン、見ろよ、これ好きなだけ食べていいんだって!」



ジン「おいヨシ!ワタワタするなよ、都会の奴らに舐められるだろ!」




太郎「まあジン、確かにこんな機会は初めてなんだ、いいじゃないか」



ヨシ「そうだよね!この骨付きの肉、食べてみよう!」



ジン「あ、ヨシ!走るなって!」



コナミ「……………あれだな」



鬼柳「ジャージ着てるぜ、色違いの」



ツァン「あそこまで浮く事は………なかなかできないよ」



雪乃「でも選考会を突破したチームでしょう?油断はできないわ」



コナミ「ああ、そうだな」



遊星「………あ、コナミ?」



コナミ「ん……?おお、遊星!やっぱり来てたか」





クロウ「おお!お前も出るのか!で、メンバーは?」



鬼柳「ようクロウ」



クロウ「おお!?鬼柳、お前かよ!?」



アキ「あと一人は?」



ツァン「ボクだよ……」



アキ「ええ…!?ツァンさん……?すごいじゃない!」



ツァン「えへへ………十六夜さんは?」



アキ「私はチーム5Dsのベンチウォーマーなの、出番は無いかもしれないけど…」



ツァン「へえ…………」



遊星「……………」スタスタ…



コナミ「あ、遊星、どこ行くんだよ」



鬼柳「せっかくの再開だってのに」



クロウ「ああ、すまねえ…遊星の奴イライラしてるんだ……」



コナミ「?何で」



クロウ「新しい戦い方が見つからないらしくてよ……」



コナミ「新しい戦い方……?何で今更」



クロウ「ま、そういう事だ、後でな」タタッ




コナミ「……」



鬼柳「ま、あいつらにも色々あるんだろ」



コナミ「そうか………」



ツァン「……あ、あれってデザイナーのシーサイド村本さんじゃない?」



雪乃「あら本当、有名人がやっぱり集まるのね…」



コナミ「…………あ」



コナミ「おい、幸子ー」スタスタ



幸子「……ん?あら、庶民」



コナミ「はい庶民です、お前何でここにいるんだ?」



幸子「この一大イベントに、海野財閥が関わらないと思って?」



コナミ「Dホイールの製造はうまくいってるのか?あの事件以来」



幸子「あたりまえです、妨害さえなければ我が社のD-ホイールは他社を遥かにしのぎますわ」



コナミ「でも、最近TVでみるのはボルガー&カンパニー社の方が多いんだが」



幸子「………ボルガー&カンパニー社だけは………流石と言わざるとえませんわ………」



コナミ「やっぱり押され気味か」



幸子「社長がDホイーラーですからね、あの会社は、仕方ないでしょう」




コナミ「そうだったのか………」



ミスティ「あ、ふふ、コナミじゃない、奇遇ね」



コナミ「!…………ミスティ」



ミスティ「久しぶりに会えて、嬉しいわ」



コナミ「そ、そうか…………久しぶりだな」



ミスティ「あなたも大会に出場するの?」



コナミ「ああ……まあそうかな」



ミスティ「頑張って、応援しているわよ」



コナミ「おおう……………」



幸子「………まさか?女優のミスティ・ローラさん…?」


ミスティ「はい?呼んだかしら?」



幸子「あ、……庶民、大女優と知り合いなんて貴方……どんな汚い手を使ったの?」



コナミ「人聞きが悪いぞ!何をするか俺が!」



幸子「…………」




イェーガー「ヒッヒッヒッ、皆様静粛にお願いします」



コナミ「あ、盗人ピエロ」

ここまでで


チーム・ユニコーン


チーム・太陽

>>37
中の人直々にオリジナルシンクロ召喚前口上が作られてるんだぜ
出るに決まってるじゃないか(禁止制限無視エメループ回しながら)

破壊神より放たれし聖なる槍よ、 今こそ魔の都を貫け! シンクロ召喚! 氷結界の龍トリシューラ!!

アポリアさんが言う破滅へと導くシンクロですわ間違いなく(禁止制限無視のガン3積みブン回しながら)

>>38>>39
KONMAI「お前ら禁止制限無視ルールで戦いたいなら、俺と同一ルールで勝ってみせろ。もし勝てたら許可してやろう」(TF配信デッキの【封印されぬエクゾディア】を構えながら)

(どうして神宣や神警で効果を使わせず破壊しようとしないんだ……)

>>67
(だってトリッシュ以外に切り札があったらもったないし、ヴェーラとかデモチェとかもあるし……)

>>68
ブレイクスルー・スキル「俺もいるぞ!」


マジレスすると強脱や奈落が書かれていたから除去罠だったらという意味で神宣神警を書いた。因みにヴェーラーやデモチェ打たれても基本的にシンクロキャンセルされるかと



………………………………


プラシド「ドングリピエロの演説が始まったか」



ルチアーノ「みんなバカだよねぇ、WRGPがサーキットを描くものだなんて知らないで盛り上がっちゃってさあ」



ホセ「この大会でサーキットは完成するだろう……人類は生まれ変わる……」



プラシド「それにしても……回りくどいやり方だ、俺の趣味に合わないぜ…」



ルチアーノ「プラシドはどうせ上手くいかないんだから、ホセに従ってたほうがいいんじゃない?キャヒハハハハ!!」



プラシド「…………ち、ガキが」



ホセ「………………ん?」



………………………………………………




バギャアァアァーーーーーーン!



ツァン「!!な、何……!」



鬼柳「窓ガラスが!」



イェーガー「なぁあーーー!?何事ですっ!」



ドボックル「はっはーー!」ギャアアアアーーーー!







コナミ「ん?なんだあいつ」



鬼柳「変にでかいDホイールで乱入してきたな」



牛尾「な、なんだ貴様ぁ!」



ドボックル「へ、お上品なことだぜ」キキィィィ……!



遊星「………あいつは……」



カーリー「あいつは街の荒くれ者ドボックル!」



ジャック「ぬ?カーリーいたのか」



幸子「…………下品なDホイールですわね」



コナミ「モヒカン頭なんて久々に見たぞ」



ドボックル「何がWRGPだ!ライディングデュエルってのはな、そんなお遊びじゃないんだよ!」



ドボックル「こんなもんぶっ潰してやるぜ!」ブオオオーーー!!!!



ガシャァアァーーーン!



ツァン「ちょっ!あいつ大暴れ……!」



牛尾「取り押さえろーーー!」タタタッ



キャーキャーー!!




………………………


プラシド「くく、これはいい余興だぞ」



ホセ「………」


………………………



ドボックル「ははははーーーーーーー!!」ブオオオーーー!!!!



龍亞「うわあああ……!あ、アキ姉ちゃん!なんとかできない!?」



アキ「く…ごめんなさい、デュエルディスクを置いてきてしまったの」



コナミ「あの野郎…………!」



鬼柳「俺たちの立食パーティを台無しに………!」



雪乃「あなた達の中ではもはや立食パーティなのね」



セキュリティ「ぐはーーーー!?」ドシャアアッ



ドボックル「そんなもんで俺のDホイールのパワーに勝てるか!」ブオオオーーー!!!!



牛尾「ちくしょう……!Dホイールから引きずりおろせれば……!」



遊星「………コナミ、できないか?」



コナミ「え?分からん……なんとかなるかも」





幸子「さっさとやってしまいなさい、これ以上下品な笑い声は聞きたくないわ」



コナミ「ええ、俺が?………俺だって怪我する事も……」



ドボックル「おらーーー!どかねえとミンチにすんぞぉおーーーーーー!!!」ブオオオーーー!!!!



ツァン「うわわ!突っ込んできた!」



コナミ「何いぃ!?おとなしくしやがれ!」タンッ



ガシッ ズルウッ!!



ドボックル「ぬおおおぉおお!?てめえ離せっ!」



ガターーーーーン!



コナミ「組み伏せたぞ牛尾ーーーーーー!!」ギギギギギ…………!



ドボックル「ぐおおおーーー!!?」ググググ…………



牛尾「よくやった!確保だぁーーーーー!」タタッ



ワアアァァァアアーーーーー!



雪乃「流石ねコナミ、手慣れた動き」



ツァン「これって表彰ものだよね………」





………………………


ルチアーノ「あの帽子男、いい動きするじゃん、キャハハハハハ」



プラシド「ち………余計な事を」



………………………



牛尾「よし、連れていけ」



ドボックル「くそがぁあ……!てめえ帽子男!覚えてやがれえ!」



コナミ「改心して出直してきやがれ!」



鬼柳「今度はこんなもんじゃ済まさねえぞ!」



ザッザッザッザッザッ…



遊星「………ふう、コナミ、助かった」



コナミ「怪我人は?」



クロウ「あれだけハデに暴れたからな……だが重傷者出てないようだ、その点は良かったぜ」




牛尾「取り押さえがスピーディーだったからな」



コナミ「牛尾、これ俺に褒美出てもおかしくないよな」




牛尾「まあ、そうだな」



コナミ「へへへ………お前に貸し1な」



牛尾「く……」



イェーガー「はあああ………助かりました……しかしこの惨状では……」



ツァン「今日は帰った方が良いかもね…」



雪乃「そうね………会場がめちゃくちゃだわ」



幸子「はあぁ…………時間を無駄にした気分ですわ……」



コナミ「落ち込むな幸子、ほら、この骨付き肉まだ食えるぞ」



幸子「いりませんわ!」バシッ



コナミ「うああぁーーーー!?」



ジャック「仕方ない………帰るぞ」



龍亞「ちぇーーーー」



クロウ「結局ブルーノの奴最後まで来なかったな」




ザッザッザッザッザッ……


鬼柳「……………俺達も帰るか」



ツァン「うん、さっきボクが同じ事提案したよね」スタスタ



雪乃「さ、行きましょうコナミ」スッ



コナミ「ん?何だこの手は、骨付き肉か?」スッ



雪乃「ふっ」バシッ!



雪乃「エスコート、よろしく」ガシッ



コナミ「肉が飛び散ったぞ……おおう、引っ張るな」グイグイ



ツァン「あぁ………!」



鬼柳「ん、お前もああいうのに憧れるタイプが?この鬼柳京介がエスコートで満足させてやってもいいぜ」スッ



ツァン「いい!」スタスタ



鬼柳「……………………………おかしいな…ニコは喜んでくれたんだが」スタスタ



……………………………



駐車場


遊星「………」スタスタ…



ジャック「せっかく作らせた衣装が無駄になった…」スタスタ



クロウ「ジャックてめえ!これ以上の浪費はマジにやめやがれ!」スタスタ



遊星「…………………ん?」



謎のDホイーラー「…………」



遊星「………お前は………?」



クロウ「ん?何だそいつ」



ジャック「通行の邪魔だぞ」



謎のDホイーラー「…………」



遊星「………?」



クロウ「…………おい、行こうぜ」スタスタ



遊星「………ああ」スタスタ



謎のDホイーラー「…………………今のままでは、ゴーストに勝つ事はできない」




遊星「!!……お前……」



ジャック「ゴーストだと!?」



クロウ「お前、何か知っているのか!?」



謎のDホイーラー「ついて来い…………新しい可能性を見せてやる」スタスタ



遊星「………」



遊星「………」スタスタ…



クロウ「おい、遊星!罠かもしれねえぞ!」



遊星「………俺は知りたい、新たな可能性を……!」



龍亞「ん?どうしたの遊星」



龍可「真剣な顔してどこ行くのかな」



…………………………………………………………




ブォォオオーーーーーーーーーーーーー!!!!!






謎のDホイーラー「…………」ブォォオオーーーーーーーーーーーーー!!!!!



遊星(こいつ……かなりのドライビングテクニック……!ただものじゃない……一体……?)ブォォオオーーーーーーーーーーーーー!!!!!



謎のDホイーラー「……ふ、ここまではついて来ているようだな」




謎のDホイーラー「いいだろう!遊星!よく見ておけ!ゴーストに対抗する力!」



遊星「…………これは!?」



謎のDホイーラー「クリアマインドォ!!」ギュアアァアァァァーーーーーーー!!!!!



キュイイィイィィーーーーーーンン!!!



パシュウン!!


遊星「!消え………」



シュゴアァアァアアァァァーーーーーー!!!



謎のDホイーラー「うおおぉおーーーーーーー!!」ゴオォォオォオォォーーーーーー!



遊星「後ろから……?」



謎のDホイーラー「これぞアクセルシンクロモンスター!TGブレード・ガンナー!」


…………………………………………………………



コナミ「おやすみー」



雪乃「ふふ、またね」



鬼柳「ふう………疲れた…」



ツァン「ボクも…………帰ったら速く寝よう」





一週間後



ブォォオオーーーーーーーーーーーーー!!!!!



コナミ「…………」



コナミ「……………なんだ?マーサのやつ……突然呼び出すとは」



ブォォオオーーーーーーーーーーーーー!!!!!



……………………………



マーサハウス



キキィィイィィーーーーー!!!



コナミ「久々のマーサハウスだ」カタッ



スタスタ…



コナミ「おい、マーサ?どうした」ガチャッ



マーサ「ああ、来たねコナミ」




雑賀「あ、コナミか………久しぶりだな」



コナミ「雑賀、すっかりマーサハウスに馴染んだな」



雑賀「ああ、居心地が良くてな」



マーサ「こっちだよコナミ、きておくれ」



コナミ「ああ」スタスタ…



バタンッ



コナミ「………何で俺を呼んだんだよ、今何時だと思ってる?」



午前6時30分



マーサ「早起きは良い事だよ!あんたは起こさないといつまでも寝てるんだから!」



コナミ「く……母ちゃんか……」



マーサ「あんたに頼みたい事があったんだよ」




コナミ「俺に頼みごとだと……?」






マーサ「入るよー」ガチャッ



「ちょ、待て!勝手に入んな!」



コナミ「ん?この声」スタスタ



ジャッカル岬「あ…………こ、コナミ!」



コナミ「岬………お前………その格好は………」



マーサ「サテライトとシティが一つになったんだ、岬もアカデミアに行った方がいいと思ってね」



岬「必要ねえっつーのに………俺は」



コナミ「お前がアカデミアに………制服着てか」



岬「ち………似合わねえだろうが、俺はデュエル番長だぜ」



コナミ「いや、様になってるぜ、なかなかにな」



岬「………………………そーかい」



マーサ「あんた、岬を送ってやってほしいんだ」



コナミ「ああ、そういう事」


登校初日に男とDホイールで二人乗りか

>>115
雪乃「姑息な行為を…」(婚約届を墓地から手札に加えながら)




コナミ「いいぞ別に、岬はニケツできるしな」



マーサ「たのんだよ」



岬「んじゃ、行こうぜ、ガキども起こすなよ」



ガチャッ


バタンッ



雑賀「お、岬、行くのか」



岬「ああ、本当は行きたくねーけどな」



コナミ「………………よし」ブウゥゥゥウゥウ………



雑賀「学校なんざ行ける時にしかいけないんだ、しっかり勉強してきな」



岬「……………………へ、保護者かお前」



コナミ「よし、いけるぞ岬、スペアヘルメットしろよな」



岬「ああ」スポッ



マーサ「頑張ってきなよ」



ブォォオオーーーーーーーーーーーーー!!!!!




……………………………

デュエルアカデミア高等部



キキィィイィィーーーーー!!!



コナミ「ふうう……………着いたぜ」



岬「ありがとよ、ここがアカデミアか…」



コナミ「デカイだろ、初めて見たときはビビったぜ」



岬「ああ……………確かにな、サテライトにはねえよ、こんな建物」



コナミ「友達とかもできるだろうよ………いや、どうかな?」



岬「ダチか……………へ、俺のなり見たらビビって離れて行くんじゃねえか?」



コナミ「フレンドリーに接していけば大丈夫だ、笑顔をしてみろ」



岬「笑顔?………………………こうか?」ギギギギギィ



コナミ「何でメンチ切ってんだよ……ちょっとビビっちまったぞ!」



岬「……………わかんねえよ!」カッ!



コナミ「怒るなよ……………これから頑張れ」





岬「ち…………行ってくるぜ」ガタッ



コナミ「おう」



スタスタスタ……………



コナミ「……」



岬「………」スタスタスタ……………



ヒュウウゥゥーーーーーーー!



コナミ「…………風か」



「うわっハンカチが……」



岬「……!」ヒョイッ



「あ、それ俺の、ありがとう」スタスタ



岬「………おらよ」ギロッ




「!!?す、すいませんでしたっ!」タタッ



岬「あ!おい………………」



コナミ「……………あいついつでも眉間に皺を寄せてるな………」



……………………………

>コナミ「…………風か」

ここでパンチラ期待したのは俺だけではないはず



アカデミア内


岬「………………おい」



コナミ「なんだ」



岬「何でお前がついて来てんだよ、関係者以外は立ち入り禁止だろうが」



コナミ「心配だからな、お前の学校デビュー、失敗したら可哀想だし」



コナミ「保護者って事で」



岬「保護者?へっ………お前がか…………」スタスタ…



コナミ「お前が暴走しそうになったら止めてやるから」



岬「俺だって誰これ構わずケンカは売らねえよ、最近じゃデュエルで解決してるぜ」



コナミ「だからデュエル番長か………お、職員室だ」



ガラッ


加藤友紀「あれ………あなた達は…」



岬「転入生のジャッカル岬だ」



コナミ「保護者です」


>>133
あれ?俺いつレスしてたっけ……




ここまででー


ジャッカル岬


加藤友紀 アカデミア教師




友紀「ああ、岬さん、待ってたわ」



岬「俺はどこのクラスに行けばいいんだ?」



友紀「私のクラスですよ、今からHRなので一緒に行きましょう」



岬「おう」



コナミ「担任の先生だったか」



友紀「あの………あなたは?」



コナミ「保護者だって」



友紀「保護者の方………でもキミどう見ても岬さんとそんなに年齢変わらないじゃない?」



コナミ「見ての通りね、こいつ切れやすいだろ、俺がストッパーの役目もしてるんだ」



コナミ「まあまあ今日だけだから、いいじゃない」



友紀「………まあいいわ」



岬「いいのかよ、軽いな」


スタスタ…


……………………………



教室



ツァン「………………寝てるふりじゃないから………本当に眠いから……」ブツブツ



ヤリザ「ツァン殿…………最近は皆と仲良くなったと思っていたのでござるが」



ツァン「いや……朝のテンションで自分から話しかけるなんて無理………」ブツブツ



ヤリザ「悲壮感が………」



雪乃「ツァンさん」



ツァン「!えっ、な、何か………?藤原さん」ガバッ



雪乃「知ってる?今日転入生がくるそうよ」



ツァン「え……転入生…………?へー」


雪乃「しかも旧サテライト地区からですって、ふふ……どんなワイルドが来るか楽しみね」



ツァン「旧サテライト………あっちの方苦手だな………」



ヤリザ「ツァン殿に話しかけてくれる人が増えて来てるでござる………拙者も嬉しいぞ」



雪乃「そろそろHRね、くる頃かしら」






ゆま「青葉さん、どんな人が来るんでしょうね」



あげは「ああ、転入生………仲良くできるかな……」



ひなた「大丈夫だよー、モンスターがくるわけじゃないんだし」



レイン「……………………」



ガラララッ



友紀「みなさんおはようございます」スタスタ



ひなた「あ、先生来た」



友紀「さて、HRを始めますが、今日から仲間が増えます、転入生です」



ザワザワ………ザワザワ………



友紀「旧サテライト地区から来たのでシティにまだ慣れていません、皆さん親切にしてあげましょう」



えー、旧サテライト地区……? 何か怖いー



友紀「紹介します、ジャッカル岬さんです」



ガラッ!


岬「……………」スタスタ





………シーーーーン…


岬「…………ジャッカル岬だ、夜露死苦」ギラッ



「な、なんだぁ……!?眼圧か……!?」ゾクッ



「あの睨み…………直視できねえ……!」ぐぐ…



雪乃「なんだ………女子だったの、残念……」



ナオミ「……………いや、全然いけるわ…」



ツァン「…………どう考えても仲良くなれない気がする」



ゆま「岬さんかぁ……仲良くなれるといいですねっ」



あげは「………む、難しいかもしれない…」



ひなた「なんかかっこいい感じの人だね」



友紀「岬さんの席はあそこの空いてる所よ」スッ



岬「ああ」スタスタ



ツァン「空いてる席………?」



岬「………」ドサッ




ツァン(ボクの隣かい……!)







シーーーーーーン


友紀「…………………?皆さん、仲良くしましょう、では、一旦休み時間です」



ガラガラ パタン


ワイワイガヤガヤ……



ツァン(通常転入生というのは最初の休み時間にみんなから質問攻めにあうはず………)



ツァン(けど…………)


岬「……………………」



ツァン(誰も話しかけない……!なんとかして………!ここだけ冷め切ってるよ!)



「ねえ……質問とか……」ヒソヒソ

「えーー……ちょっと怖いんだけど………」ヒソヒソ

「隣にツァンさんがいるから余計に行きづらいよね……」ヒソヒソ



ツァン(ボクのせいでもあるわけ…!?確かに今も外見では不機嫌そうにツーンとしてるけど……心の中じゃこんなに悲鳴をあげてるよ、気付いて!)


「近づき辛いな……」

「あの眼光に足が震えちまってるぞ……」

「ツァンさんも不機嫌そうだし……成績いいから、ヤンキーっぽい娘に隣に座られて気分悪いんじゃない」



ツァン(そんなに性格悪いイメージなのボク……!今更この顔やめられないんだよ……!)



岬「……………………チッ」



コナミ「おい岬、早速やばいぞお前、ハハハハハ」



岬「ああぁ!?るっせぇ!」




ツァン(なんでコナミはそんな煽るみたいな事………!)



コナミ「最初の紹介の時に睨んだのがダメだったな」



岬「睨んでねえよ!友好の眼差しをしただろうが」



コナミ「殺意が伺えたぞお前の眼は」



岬「……………………ちっ」ダンッ



コナミ「おいおい、机に足を乗せんなよ」



岬「ダリィ……………俺は別につるまなくてもやっていけるんだよ…」



コナミ「ああーー…………岬、マーサが心配するぞ、アカデミアからマーサハウスに連絡が入るかもしれん……」



岬「うぐ……………そりゃまじいな…………」



コナミ「なあツァン、隣同士の縁だ、仲良くなってやってくれ」



ツァン「………………いや、いやいや………………なんでいるのよ!!!」ガタッ



岬「おおう……!てめ、いきなり大声を」



ツァン「はっ!」


「ツァンさんが大声出した………初めて聞いた」

「あの人誰………?ツァンさんの知り合いかな……」




ツァン「く………………!」ガタッ



ヤリザ「見られてるでござるよツァン殿………クラス中が注目してるでござる」



ツァン(うるさい!うるさい!………つい大声出しちゃった…!…)



岬「なんだよ、コナミこいつと知り合いか?」



ツァン(それはボクのセリフだよ!)



コナミ「ああ、チームメイトだ」


岬「チーム……なんのチームだ………」


ツァン「あ………あんたこそ…そいつの知り合い……?」


岬「あぁ………腐れ縁だ」



コナミ「腐ってたか」



ツァン「ふ、ふーん?……つか、コナミなんでアカデミアにいるのよ、加藤先生に何も言われなかったの?」



コナミ「岬が心配だったからな、今日だけ見学に来た」



岬「…………面白半分で来やがって」



麗華「そういう事ですか、先生が許可を出しているならいいでしょう」


コナミ「サンキュー委員長」



麗華「一瞬不審者が来たと思って焦りましたよ」


岬「…………お前は?」



麗華「クラス委員長の原です、よろしくお願いします岬さん」



岬「あぁ…………………そうだな」



ゆま「私はゆまっていいます!岬さん!よろしくお願いしますねっ!」



岬「!!どいつもこいつも唐突に話しかけてきやがって………ああ、ゆまな……覚えたぜ」



ゆま「岬さん、仲良くなるために色々質問してもいいですかっ!?」



岬「え……?ああ、別に…………」



ひなた「んじゃ私もーー!色々教えてーー!」


ひなた「みんなも聞きたい事あるなら聞こうよー!」


岬「おいちょっ………群れるのは……勘弁しろっ!」


コナミ「おおぉ………?岬が人気者に……………」



ツァン「やっぱり宮田さん……すごいね」



コナミ「あのコミュニケーション能力は………才能だな……………相変わらず仮面つけたままだが」







今回はここまででー


仮面というか、グラ的にはお面だよね
可愛いから良いが

おつー



ワーーーーワーーーー!



コナミ「……………」ポツン



ツァン「…………コナミ、アンタの役目は果たされたみたいだよ」



コナミ「ああ…………まさか岬、一日目でここまでは馴染むとは」



ツァン「どうするの?」



コナミ「この調子ならもう俺はいらないな、帰るとするか」



ツァン「へー………あ、あのさ……」



コナミ「ん?」



ツァン「この前………お願い聞いてくれるって言ったじゃん?」ボソボソ



コナミ「ああ……言ったな」



ツァン「それを使って今度の日曜………」



雪乃「あら?コナミじゃない、学校にいるなんてどういう事?」



コナミ「え?ああ、雪乃」



ツァン「あ………………………」



ツァン「くっ!」グリッ



コナミ「ぐっ!?故意か過失か!?どっちにしろつま先をかかとで踏んでるぞ!!いてて!」



ツァン「フン」」




雪乃「ふふ」



コナミ「いてて……で、ツァン、何だって?」



ツァン「何でもないよ!バーーカ!」



コナミ「ば、バカってあんた…」



雪乃「そういえばあの娘、ダークシグナーとの戦いの時にいた娘ね、思い出したわ」



コナミ「ああ、シティとサテライトがひとつになっただろ、それであいつもこのアカデミアに通う事になったんだよ」



雪乃「そうだったの、ふふ、仲良くなれるかしら?」



コナミ「あんな見た目だけどやる時はやるから、大丈夫だ」



ツァン「大丈夫なの………?」



「おいおい……あの帽子男、藤原さんと親しげに喋ってるぞ」


「うわ、いいなちくしょう………」



コナミ「……?え」



雪乃「ふふふふ」




……………………………………………………


アカデミア外



コナミ「結局授業始まるっつーことで追い出されちまった……」



コナミ「レインがずっとこっちを見てたけどなんなんだろうな………無表情だから分からねえ…」



コナミ「岬は…………今の所は大丈夫だろうが…………いずれ何かあるかもな「?

プルルルルルル………



コナミ「はい?なんだよマーサ」ピッ



マーサ『あ、コナミ!岬を送ってくれたかい?』



コナミ「ああ、今の所は上手くやっていけそうだ」



マーサ『そうかい、ありがとよ、私は心配でねぇ』



コナミ「岬より手島とかの方が手がかかるだろ、ところで、あいつ帰りもおくるのか?」



マーサ『ああ、それは心配いらないよ、弥生の宿屋にただで置いてくれるとさ」



コナミ「弥生…………?」



マーサ『岬が慕ってる子でね、宿屋を経営してるんだ』



コナミ「ああ………姉御とか呼ばれてる………」




コナミ「とにかく、わかった、送り迎えは必要ないんだな」



マーサ『ああ』



コナミ「オッケェーーーイ」ピッ



コナミ「ふう………………」



コナミ「………ゆまとかがいるから……騒ぎは起こらないと思うが……………」



コナミ「なんか嫌な予感がするぜ……」



スタスタ



ブオォォオォオーーーーーーーーー!!!!




ォォォォ…………



ハイトマン「…………」ザッ







さらに一週間後

午前8時

コナミアパート


コナミ「ふああぁ…………」ぐぐ……


コナミ「あぁ…………眠い………」スタスタ


バシャバシャジャーーー



コナミ「………ふぅ…」



ガチャッ


レイン「…コナミ、起き……………」



コナミ「すでに起きてるぜ、そのわさびを何に使うつもりだったんだ」



レイン「……残念」



コナミ「寝起きドッキリする気だったろ……明るくなったなお前、表情は変わらんが」



レイン「今日は………休みの日だから………遊んでみようと思った……」



コナミ「残念だったな!今日は大切な日だから目覚まし時計を10個用意しておいたんだよ!」



レイン「………店長が………家賃………一ヶ月分……溜まってるって……」



コナミ「…………………まずいかなやっぱり」


…………………




ブオォォオォオーーーーーーーーー!!!!


コナミ「………家賃は後で考えるとして………」



コナミ「今日は一週間後に迫ったWRGP予選の組み合わせ発表……遅れるわけにはいかないぞ」



コナミ「治安維持局によく行くなー俺」


ブオォォオォオーーーーーーーーー!!!!



…………………


治安維持局



キキィィイィィーーーーー!!!


コナミ「着いた………」



ウィーン


コナミ「……………」スタスタ


受付(うわっあの人また来た、選考会突破したの?)



コナミ「すいませーん、WRGP関係って何階だったっけ」


受付「ええと………三階でございます」



コナミ「ありがとう」



スタスタ…



警備員「……」



コナミ「失礼しまーす」ピース スタスタ




三階


コナミ「…」スタスタ…



鬼柳「あ、コナミ、来たか」



コナミ「鬼柳、早いな」



鬼柳「ああ、ツァンも来てるぞ」



ツァン「コナミが1番遅いよ、遅れてはないけどさ」



雪乃「ふふ、眠かったの?可愛い人」



コナミ「なんだ………全員集合してたか」


鬼柳「それより見ろよ、そろそろ電光掲示板に予選の組み合わせが発表されるぜ」


ツァン「ついに一週間後かー……」



コナミ「そういや…どうすれば予選突破だっけ?」



雪乃「たしか……32チームが4チームごとに8ブロックに別れ、そのブロックでリーグ戦を行って上位2チームが決勝トーナメントに進めるのよ」



コナミ「リーグ戦か…………面白くなって来たな」


ツァン「選考会を突破したんだし、やるからには勝ちたいよね!」



鬼柳「プロだろうがアマだろうが……チーム・満足を止めることはできねえぞ!」





コナミ「燃えてるな鬼柳、サティスファクションタウンの人達も応援してるぞ」



鬼柳「ああ!満足させてもらうぜ」



ツァン「どうしよう………ドキドキしてきた……」



コナミ「まだ組み合わせ発表だけだぜ、リラックスしろよ」



ツァン「そんなこと言っても………クラスメイトの人とかも見るかもしれないし……」



ツァン「本戦もそうだけど、この組み合わせ発表、その後のプラクティスの様子も全国ネットで放送されるんだって」



コナミ「全国ネットか…………う……俺も緊張を」ブルブル



雪乃「コナミ、貧乏ゆすりをやめてちょうだい」



コナミ「ああごめん」スッ



鬼柳「余裕じゃねえか」


ツァン「なんなの」



ブィーーーーーーン





鬼柳「ん?電光掲示板に動きが」



コナミ「組み合わせ発表か」



ツァン「うわぁあ……有名なチームと同じブロックはやめて欲しいなぁ」



雪乃「あ、MCの人が出てきたわよ」



MC「お待たせいたしましたぁーーー!これより!WRGP予選の組み合わせ発表を、始めまーーーーーーーす!!」



ワァアアァァァーーーーーー!!!!


MC「第一回チャンピオンに輝くのは、どのチームなのかぁーーーーー!?」



ワァアアァァァーーーーーー!!!!


鬼柳「チーム・満足だぁーーー!」


MC「予選では、知っての通り32のチームが8つのブロックに別れる!この組み合わせが運命を分けると言っても過言ではないーーーー!!!」



MC「それでは発表するぞ!まずはAブロックーーーー!!」



コナミ「Aブロックか………どうなるかな?そういえば遊星達もいるはずだな…」


ツァン「……」ドキドキ



MC「Aブロック一組目はぁ…………!選考会で勝ち上がってきたダークホース!チーム・満足だぁーーーー!!」




ツァン「ええ……!?」


コナミ「チーム・満足だと!どこのチームだ!?」」


鬼柳「間違いねえコナミ、俺たちだ!」



雪乃「まさか一番目に……!」


ワァアアァァァーーーーーー!!!!


MC「初っ端からダークホースの登場で興奮が隠せないかぁーーー!?続いてAブロック二チーム目を発表するぞぉーーーーー!!」



コナミ「あーいきなりでびびった」



鬼柳「まあ、まだどうってことねえよ」



ツァン「そ、そうだよね………肝心なのは相手チームなんだから」



雪乃「なるべく強いチームは避けたいわね」



コナミ「強いチーム………5Dsとかか」


ツァン「うん、あとプレミアイベントにもいたチーム・ユニコーンとか」



コナミ「ああ、写真めちゃくちゃ撮られてた…」



MC「Aブロック!二チーム目はぁ…………!」


ツァン「まあ、のこり31チームあるし……そう簡単には…」



MC「優勝候補!アトランティス大会でも優勝経験がある実力派!チーム・ユニコーンだぁーーーー!!」


ツァン「……」


コナミ「………」


雪乃「………ユニコーン…?」



ツァン「ええーーーーーーーーー!!!?」



ここまででー


ツァンディレ 休み時間中の顔

ブレオの「うっほ」は何のつもりだったんだろうか……

ジャンプ「当ててんのよ」

不満足先生が満足ジャケット羽織ってると思うと笑が止まらないな

マシニクル「OCGに希望など無いのです」

ラー「少年よ」
アーミタイル「これが絶望だ」
アステリスク「ターンエンド」

ファイバーポッド「せやな」



ツァン「チ、チーム・ユニコーンって……うそぉ…………」



コナミ「いや、諦めるな、チーム・ユニコーンが二チーム存在することも……」



雪乃「残念だけど…………アトランティス大会優勝経験があるチーム・ユニコーンは……世界で一チームだけよ……」



コナミ「ああ、やっぱり?」



ツァン「くうう……………どういう確率………!?一回戦で最大の優勝候補となんて………」



鬼柳「もう決まったことだ、仕方ねえだろ」



MC「続いてーーーーーー!チーム…………」



コナミ「逆にここを勝っちまえば、この大会の胸突き八丁は越えたってことだぜ、ポジティブに考えろツァン!」



ツァン「……………………そ、そうだね」



アンドレ「お、あんた達だな、チーム・満足は」スタスタ



コナミ「ぬ?お前は…………?」



アンドレ「俺はチーム・ユニコーンのアンドレ、こっちがブレオでこっちがジャンだ」



ブレオ「ああ、よろしく」



ジャン「………」




ツァン「うわすごい、本物のチーム・ユニコーンだ」



アンドレ「お、お嬢さん、俺たちのことを知っているのか」



ツァン「うん…雑誌でもよく見かけるし…」



アンドレ「ありがとよ、ところで君は……………?」



ツァン「え、あ、チーム・満足のチームメンバーです」



アンドレ「へええ………女の子がチームメンバー、やるねプレイボーイ」トンッ



コナミ「?ああ」



ブレオ「まさか本当にあの女の子がチームメンバーとはなぁ……」コソコソ



ジャン「ふふ、俺の睨んだ通りだったろう?」コソコソ



雪乃「……………?」



鬼柳「いきなり対決になるとは思わなかったが、ここまできた以上、満足できる戦いをしようぜ」



アンドレ「もちろんだ、俺たちはいつでも一切の妥協はしない」



コナミ「かっこいいなお前……」



ジャン「さて………そろそろチーム5Dsのプラクティスタイムだ……作戦を開始しなければな」ボソッ



ジャン「おいアンドレ、そんな奴らほっといで早くプラクティスに行こうぜ!?」






コナミ「ん?」



アンドレ「おいジャン、そんな奴らって言い方は失礼だぞ、あ、すまないな……こういう奴で」



コナミ「いや、いいよ、それより急いだ方がいいんじゃないのか」



アンドレ「ああ、そろそろプラクティスなんだ、じゃあ行ってくる」



アンドレ「いい試合にしようじゃないか」スタスタ



スタスタスタスタ…



コナミ「………………あれがチーム・ユニコーンか…………アンドレって奴の髪型は確かにユニコーンだった」



鬼柳「どんな奴らなんだ?」



ツァン「あ、今月のデュエルマガジン持ってきてるよ、確か乗ってるはず」ガサガサッ



コナミ「おお、これが………………表紙になってんじゃん」



雪乃「あら、凄いわね」



鬼柳「なになに……………?122Pか……」ペラッ





………………


鬼柳「想像以上だアンドレ……こいつ一人でほとんどの試合を終わりにしている……」



コナミ「三タテばっかだな………」



ツァン「そう……だから他の二人の実力は未知数のままなんだ」



雪乃「あと頭の角は伊達ではないということね」



コナミ「へええ……………」



ツァン「ふう……まあ、どんな相手でも勝たなきゃならないからね」



鬼柳「そうよ、ここでチーム・ユニコーンを倒せば俺達の知名度は跳ね上がるだろうぜ、ついでにサティスファクションタウンも」



コナミ「雑誌見てビビっててもしょうがないよな」



雪乃「ふふ」



ツァン「さて…………これからどうする?」



コナミ「今、電光掲示板見たら遊星達がプラクティス走行してるらしいぜ、見に行ってみるか」



鬼柳「そうだな…………」スタスタ…





………………………………


スタスタ…



ツァン「そういえばさ、ボルガー&カンパニー社の社長、捕まっちゃったらしいよ」



コナミ「え?」スタスタ



雪乃「ええ、ニュースでやっていたわね、この辺で最大級のDホイール製造会社だったから、驚いたわ」スタスタ



ツァン「何をやらかしちゃったんだろうね……ボクのDホイールボルガー社で作られたやつだから、不備があったのか心配になってきちゃったよ」スタスタ



コナミ「………ボルガー………ああ、幸子が言ってた………」



鬼柳「っと、ここから見えるぞ、遊星達が走ってるぜ」チラッ



コナミ「あ、本当だ」




雪乃「……でも、あと3分でチーム・ユニコーンと交代のようね」



………………………………


ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



クロウ「すげえパワーだ……!やみつきになっちまったぜ…!」ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



クロウ(ボルガー、ピアスン……お前らの意志、俺が受け継ぐ…!)ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



遊星「とばしすぎだ、クロウ!」ブォォォォオーーーーーー!


………………



コナミ「………クロウが楽しそうだな」



鬼柳「何かあったのか……?」




ピンポーーーーーーン♪



チーム・満足は、プラクティス時間が10分後になっております、第三レーンに至急集まってください



コナミ「あ、俺達のプラクティスが近い……」



鬼柳「よち、Dホイールに乗って早く行こうぜ」



ツァン「プラクティスかぁ………転ばないでやれるかな……」



雪乃「特別なことは何もしないのだから、大丈夫よ」



スタスタスタスタ………

………………………………



クロウ「どんどんスピードが上がるぜ………!たまんねえ!」


ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



ピンポーーーーーーン♪


チーム・5Ds、プラクティス時間が終了しました…レーンから退場してください



ジャック「ぬ?」



遊星「聞いた通りだ、この周回でレーンを出よう!」



クロウ「俺はもう一周いかせてもらうぜ!次のチームなんてそうそうこねぇよ!」


ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



遊星「あ、クロウ!」


ジャック「まったく……あいつは…!」





ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!


クロウ「くうぅ………!速い速い……!気持ちいいぜぇ!」



ブレオ「………」ブゥウーーーーーン……



クロウ「…………ん?あ!アブねぇっ!!」ビクゥッ



ブレオ「ん?ああっ!?」



クロウ「くそっ!止まんねえぇ………!!!」


ギャギャギャギャギャギャギャギャ………!!!!!!



ゴシャアァァァーーーーーーン!!



クロウ「ぐうぉっ!?」



ブレオ「ぐっは」


遊星「ん?なんだ………この音は……!?」



ジャン「どうしたぁ!!ブレオ!」(作戦通り……)



アンドレ「だ、大丈夫かお前らっ!」


………………………………




第三レーン


コナミ「そういえばよ、お前ら、ちょっと気になったんだが」ブゥウゥゥゥーーーーン



ツァン「なによ?」



コナミ「お前らのDホイールって、手札どうやって置いておくタイプだ?」



コナミ「おれのは自作のDホイールだから、Dホイールに上から引いたカードを差し込む場所を取り付けただけだが……」



鬼柳「そういえばそれぞれ違うな……俺は腕にデッキを取り付けて、そこに手札を差せるようになってるぜ」



ツァン「ボクのは……コナミと似て、Dホイールに差し込むタイプだけど、下からカードを入れるとDホイールが綺麗に並べてくれるんだ」


コナミ「ツァンのが一番使いやすそうだな」



ツァン「へへん、お父さんのおさがりだけどね」



鬼柳「ていうか走行中に何を無駄話してんだ俺たちは」



コナミ「確かに、真面目に行くか!」



ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



……………………………………………………








30分後


ピンポーーーーーーン♪


チーム・満足、プラクティス走行終了の時間です、退場してください



コナミ「あ、終わりだってよ」


ツァン「次のチームがする前に退場しよう」



鬼柳「よし、この周回で終わりだな」



ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



…………………………………………………………



雪乃「…………あら、お帰りなさい」



コナミ「おーう、上から見ててどうだった?」



雪乃「安定してたわ、問題点はなさそう」



鬼柳「良かったぜ」



ツァン「あー………ちょっと疲れた」



コナミ「さて……帰るか?遊星達も帰っただろうし」




鬼柳「ああ……」


ツァン「そうだね」



スタスタ………



コナミ「…………ん?デュエルしてるぞ…?」



雪乃「あら…?本当ね、なんでかしら?」



ツァン「……………………あ、チーム・ユニコーンじゃない!?」



鬼柳「そうだな、しかも相手は遊星……どうなってるんだ?」



コナミ「遊星と………アンドレが戦ってるのか」



雪乃「チャンスね……これは」



鬼柳「ああ、アンドレの実力をこの目で見れれば……対策がしやすいからな」



コナミ「……よし、行ってみようぜ」



スタスタ………



……………………





ここまででー

アンドレ





ジャック「く………あのアンドレとか言う男……強い!」


クロウ「遊星をここまで追い詰めるとは……!」



龍亞「どんどん強力なモンスターが出てくるよ…!」



ブルーノ「流石は優勝候補だね」



アキ「遊星……」



コナミ「おーう、5Ds」スタスタ



龍可「あ、チーム・満足だわ」



鬼柳「チーム・ユニコーンがデュエルしてるらしいじゃねえか」



ジャック「ああ、貴様らの最初の相手だ、見ておいたほうがいいだろう」



ツァン「アンドレって、どんなデッキを使うの?」



アキ「見ての通りよ、グリーンバブーン、ベヒーモス、ガオドレイク…獣族の大型モンスターを使うパワーデッキ」



ツァン「パワーデッキか………」



コナミ「遊星がピンチじゃねえか」



クロウ「ああ、プラクティスとはいえ……買ってほしいぜ…!」





……………………


ブレオ「あ、おい見ろよジャン、チーム・満足が来たぜ」



ジャン「ふふ……やはり来たか、そりゃ当然だよなぁ……」



ブレオ「奴ら、アンドレのデッキを対策するだろうぜ」



ジャン「あのパワーデッキを対策してくれるのなら、ありがたいことだな、ふふふふ」



ブレオ「くく、そうだな……それにしても不動遊星…アンドレと互角とはな……かなりやるぜ」



ジャン「ああ……ブロックは違うが、奴らは間違いなく最大のライバルになるだろう」



ブレオ「お前がそう言うのなら、そうなんだろうさ、だが予選で足を掬われないようにしないとな」



ジャン「安心しろ、ふふ……すでにチーム・満足も俺の術中だ、奴らのデータも揃っている」



ブレオ「♪~、流石はジャンだぜ」


ジャン「ふふ……」



……………………


鬼柳「なるほどな……パワーで圧すデッキか……」



クロウ「鬼柳、お前らの相手なんだ、対策を考えろよ」



コナミ「そうだよな……ていうかなんで違うブロックのお前らとデュエルしてるんだろうか?」



ツァン「えっと……何ブロックだっけ?」


アキ「私達はBブロックよ」





ジャック「クロウがよそ見をして迷惑をかけたからだ」



クロウ「ぐ……すまねえ…!」



コナミ「?……まあいいや」



雪乃「それにしても……やはり優勝候補…甘くはないわね」



龍亞「うん、すごいなー」



ピーーーーーーーーーーーー


プラクティス終了です、退場してください



コナミ「ん?」



クロウ「プラクティス終了?デュエルは中断か」



ジャック「決着がつかなかったな」



ブオォォォォォ………キキィーーーーーー!!



遊星「…………終了…」



アンドレ「ああ、危なかったぜ、このままなら俺が負けていたかもな」



遊星「そうかな……?」



アンドレ「遊星、流石だ、決勝トーナメントで決着をつけたいな」



遊星「ふ……望むところだ!」





スタスタ………



クロウ「いいデュエルだったぜ」



ブレオ「ああ、ご苦労だったな、アンドレ」



コナミ「やっぱりお前ら強いな、アルステルダム大会で優勝しただけの事はあるぜ」



雪乃「アトランティス大会よ」



アンドレ「ああ、チーム・満足、一週間後、楽しみにしてるぜ」



鬼柳「ああ、俺たちもさ」



ツァン「うー………緊張が」



スタスタ………



ジャン「おい!アンドレ!もういいだろ!?そろそろ帰ろうぜぇ!?」



アンドレ「ああ、わかった!」



ブレオ「それじゃ、俺たちはこれで」



遊星「ああ、一週間後の試合、俺たちも見学に行かせてもらうぞ」



アンドレ「それは光栄だな」



スタスタスタ………………



ジャン「いい【仕込み】だった」ボソ



アンドレ「ああ、ミスはしないさ」




遊星「………」



ジャック「………チーム・ユニコーンか」



クロウ「恐ろしい敵だな」



ブルーノ「どうやら、一筋縄じゃいかないようだね」



鬼柳「…まあ、一週間で対策を立てようぜ」



アキ「……」


………………



?「チームユニコーンが恐ろしい敵……?へへへ、甘い奴らだ」



?「本当の恐ろしさを知らないようだな」



?「Aブロックがカオスに陥れられるとも知らずに………くくく」



……………………………






治安維持局 外


ウィーーン



コナミ「ふう………大変な事になった」



ツァン「まさか初戦に優勝候補とはね」



鬼柳「そういや、Aブロックの他のチームってどうなってるんだ」



雪乃「ええと……チーム・カタストロフとチーム・セキュリティというチームね……」



コナミ「………セキュリティ?」



ツァン「とりあえず…チーム・ユニコーン以外には有名なチームはいないね…」



コナミ「…………セキュリティって……」



鬼柳「よし!コナミのアパートでミーティングだ!」



コナミ「なぬ?」



鬼柳 「一週間後に向けて、今から準備しないとな」



ツァン「ええ…!?コ、コナミのアパートって………もう午後7時だよ!?」



鬼柳「当然泊まっていけよ、満足しようぜ!」



ツァン「アカデミアはWRGP記念ってことで長期休暇だけど……泊まるっていうのは…」



雪乃「…………コナミの…………アパート……!?」




コナミ「鬼柳、お前は女心がわかっていないな、だからモテないんだよ」



鬼柳「!?コナミ、どういうことだよ!」



コナミ「女子ってのは繊細なんだよ、いきなり泊まっていけなんて言われても困るだけさ」



鬼柳「う……お、お前…!そんな知識どこで……!?」



コナミ「昨日テレビでやってた」



ツァン「テレビかよ」



鬼柳「ち………じゃあダメか…悪かったなツァン」



ツァン「あ…………今お母さんに連絡したらOKが出たよ」



コナミ「なにぃーーーーーー!!!?」



鬼柳「はっはーー!?コナミィ!よく言ったもんだな!女心が分かってないだぁ!?それはてめえだ!」ビッ!



ツァン「それは言えてる」



雪乃「ええ」



コナミ「………くっ、テレビめ、嘘つきやがったな」ブツブツ



ツァン「友達の家に泊まるってお父さんに嘘言っといてくれるって」




コナミ「ああ、とにかく……ツァンはミーティング参加ってことで」



鬼柳「よし、チーム・満足……いくぞ」



雪乃「当然私も行くわよ」



コナミ「え?雪乃……大丈夫か?」



雪乃「ええ、私一人暮らしなのよ」



コナミ「そ、そうか………?」



ツァン「ボクも藤原さんがいてくれると心強いな」



雪乃「ふふ、楽しみだわ……」



コナミ「言っておくが殺風景だぞ」




鬼柳「いいさ、問題はない」



ツァン「ちょっと買い物行きたいんだけど、いい?」



コナミ「ああー、構わんよ」



………………





スポーツジム


ジャン「チーム・満足、奴ら、以外と侮れない」



アンドレ「へえ……ジャンがそんなに警戒するのは珍しいな」



ジャン「鬼柳京介が使うインフェルニティモンスター、勢いに乗られるとやっかいだ」



ブレオ「ツァンディレも侮れないぜ、六武衆は高速でシンクロが行えるからな」



ジャン「ふふ、安心しろ……そいつらの対抗策はすでに完成している」



ブレオ「流石だなジャン、頼もしいぜ」



ジャン「だが………コナミという男……奴は未知数……」



アンドレ「帽子のか……」



ジャン「奴のデッキは変幻自在だ…対策が取りづらい」



ブレオ「ああ、確かにな」



ジャン「まあ……お前達二人が鬼柳とツァンを封殺してくれれば、俺が決める、任せてくれ」



アンドレ「信頼してるぜ」


………………………………




コナミのアパート


コナミ「ようこそ我が家へ」



鬼柳「ここがお前の部屋か」



ツァン「………」



雪乃「……お、お邪魔します」



レイン恵「……お帰りなさい」



コナミ「!?レイン」



鬼柳「なんだ?なんで先客が?」



レイン「…………」



ツァン「レインさん……!?え!?ど、どういう………?」



レイン「……………待ってた」



コナミ「待ってたって………部屋に不法侵入とは」



レイン「……………いつものこと」



ツァン「い、いつものこと……!?あ、アンタ…!何を……」



コナミ「え……?」





レイン「……伝達………店長が……家賃を払えって……」



コナミ「あ……ああ、ちょっと待ってくれ……」



レイン「……………」



鬼柳「なんだ、店長の使いか」



ツァン「あ…………ああ、そういう」



雪乃「なんだ…………安心したわ」カチャッ



鬼柳「……藤原、包丁なんてなにに使うんだ?」



雪乃「ふふ…………料理よ」



コナミ「料理?…買い物って食料か?」



雪乃「ええ、カップラーメンは苦手なのよ」



ツァン「ボクも、カレー作るよ、カップラーメンは体に悪いから」



鬼柳「……カップラーメンをディスられたか…?」





コナミ「まじで?俺達の分は?」



ツァン「し、仕方ないから作ってあげるよ……」



鬼柳「ありがとよ……久しぶりに満足な食事だ……」



レイン「……………」



雪乃「レインさん、あなたも食べて行ったら?」



レイン「……………いいの?」



コナミ「いいだろ、せっかくだし」



レイン「……………うれしい」



鬼柳「よし、頼んだぞ、コナミ、俺たちはミーティングだ、ノーパソを持ってきた」スッ



コナミ「おお、わかった」



鬼柳「まずはあいつらの試合を見てみよう」カタカタ…



……………………





午後11時



レイン「……………そろそろ、帰る……」



コナミ「おお、また明日」



鬼柳「またな」



ギイィ……バタン




ツァン「ふあぁ………眠いなぁ」



雪乃「私も…………夜更かしは美容の大敵なのよね…」



コナミ「おまえらも限界か………」



ツァン「ボク達は先に寝るね、続きは明日で」



コナミ「おう」



雪乃「おやすみなさい」



ツァン「い、言っておくけど、カーテンの中に入って来たらぶっ飛ばすから…」



鬼柳「ああ……このカーテンのしきりはそのための」



雪乃「コナミ……ふふ、私はウェルカムよ…////」



コナミ「?おやすみー」



雪乃「………く」シャアッ





コナミ「……………ていうか……」



鬼柳「どうした?」



コナミ「あいつら、ベッド占領したから、俺たち床に寝るようだぞ……」



鬼柳「……なに……?」




次の日



午前8時



ツァン「……ん……………ふぁぁ………」



ツァン「…あ……ここは…?…………そうだ、コナミのアパート…」



ツァン「…………ね、寝起きの顔見られたくないなぁ……洗面所かしてもらおう///」スタスタスタ…………



雪乃「……あ?ツァンさん、おはよう」



ツァン「ああ、藤原さん、起きてたんだ」



雪乃「ええ、ちなみにコナミは鬼柳さんと一緒に走りに行ったわよ」



ツァン「ええ……速いね」



……………………



ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



コナミ「………いい速さだ」





鬼柳「…………」ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



コナミ「あ…鬼柳はあっちを走っているのか」



コナミ「あいつも調子良さそうだな」



ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



30分後



コナミ「いゃっーーーーほーーーーーー!!」ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



ツァン「あ、ここにいた」ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



コナミ「ん?おお、ツァン、起きたのか」



ツァン「あんた達が走りに行ったっていうからさ、ボクもやろうかなって」



コナミ「おう、一緒に行くか!」



ツァン「うん、藤原さんは一度家に帰るって」



コナミ「そうか」



ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!





コナミ「やっほーーーーー!!」ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



ツァン「スピード出しすぎじゃない?」



コナミ「大丈夫だぁーーーー!」ブォォォォオーーーーーーーーー



キィイーーーーーーーン!



?「………………へへ」



ヒドゥン・ナイト-フック


ドクンッ!



ガキィィァィーーーーーーンンン!!!!



コナミ「!!!?なにぃ!?」グワアァッ!




コナミ(い、いきなりDホイールがロックしやがった……!)



ツァン「ーーーーーー!!?こ、コナミーーーーー!!!」



ギャアァアァアアァアーーーー!!!!



ドシャアァアーーーーーン!!



コナミ「ぐっはぁ……!!?」ドサアッ



ツァン「だ、大丈夫……!ちょっと!…あ、あんな勢い………!無事で………!?」キキィイィィーーー!!





?「ははーー!また一人クラッシュ!」



?「ひゃははははは!ざまあみろ!」


ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!



…………………



コナミ「ぐ……………!」ズリ……



ツァン「コ、コナミ……!しっかりして……!」タタタッ



コナミ「うぐ………………ぅ……!」



ツァン「そ、そんな………えと……な、なんでこんなことに…………ど、どうすれば…」グスッ



ツァン「び、病院………!れ、連絡を……あ、ううぅ……!!」ボロボロ……




コナミ「………………く………」



ツァン「い、急がないと………!うああぁ……!ひっく…あんなスピードで……し、死んじゃダメ……!」ボロボロ……



コナミ「くぅ………………ああーーーーー!!」ガバッ



ツァン「!?」



コナミ「いてて………くそ…………どうなってんだ」スリスリ



ツァン「!!?????」








ツァン「え………え…………?ええー………」



コナミ「受け身を失敗しちまった………肩にアザできちまったぞ……」パンパン



ツァン「あ……あんた……無事……なの…?」



コナミ「え、ああ、なんとか最低限の防御ができたからな」



ツァン「…………」



コナミ「しかし……一体何が…………ロックされた感じが………」スタスタ………



コナミ「Dホイールは……無事か」ガタッ



ブウゥゥゥウゥゥ……………!!



コナミ「よし、問題ない」



ポスンッ


コナミ「ん?」



ツァン「ーー!」ギュウゥ…



コナミ「ど、どうした……苦しいんだけど」





ツァン「……し、心配したんだから……!!」グスッグスッ…



コナミ「う…心配させたか……すまん……」



ツァン「バカ!バカバカ………うぁぁ……………!」ボロボロ……



コナミ「………………悪かったよ」



鬼柳「…………あいつら、なんで抱き合ってるんだ?」ブォォォォオーーーーーーーーー



コナミ(あのクラッシュ………なんかおかしいよな……)



ツァン「うぅ…………………」グスッ…



………………………………………………



遊星「クロウがクラッシュ……!?」



ジャック「何だとぉ!?」



ブルーノ「そんな………」


……………………………………………



そして……一週間後


コナミ「……………ついにこの日が来たな!」



鬼柳「ああ、チーム・満足の第一歩だ」



ツァン「ついに……」



雪乃「ふふ…………流石に緊張するわね」



コナミ「よし!スタジアムに乗り込むぜぇーーー!!」



ブウゥゥゥウゥゥ……………



ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!


………………………




スタジアム


ワアァワアァワアァーーーー!!!



ワイワイガヤガヤ…


パンッパンッ



MC「みなさん!お待たせいたしましたァーーーー!」



ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!



MC「ついに、この時がやって来たァ!フォーチュンカップ以上の興奮が、このスタジアムに!」



MC「この会場では、予選A、Bブロックの試合を行いまーーーーーす!!」



MC「今日は、Aブロックの初戦、チーム・満足とチーム・ユニコーンの試合だぁーーーーーーー!!!」



「ユニコーン!」「頑張れユニコーーン!」



ワーーーワーーーー!




ジャック「ち……うるさい奴らめ」



龍亞「チーム・満足の応援だっているよーーーーー!!」





MC「この一大イベント、WRGPを勝ち上がり、優勝するのはどのチームなのかぁーー!?」



ワーーーワーーーー!



ゆま「ついに始まりましたね……!」ワクワク



あげは「うん、楽しみだね」



岬「……なんで俺まで」



ゆま「いいじゃないですか、すごく盛り上がってて楽しそうです!」



岬「ち………俺はチームなんてよくわかんねえよ」



あげは「ボクも、チーム・ユニコーンは知ってるけど、チーム・満足は知らないなー」



ゆま「いい名前ですね満足、頑張って欲しいです!」



………………………


遊星「クロウ、大丈夫か?」



クロウ「ああ……ちと痛むが、観戦くらいできるぜ」



アキ「無理しないでね」



クロウ「ああ、それよりアキ、お前は明日の試合、頑張れよ、このクロウ様の代わりによ!へへ」



遊星「クロウ……」



クロウ「いいんだ遊星…俺はお前達を信じてる、俺がいなくても5Dsは負けねえ!」



ジャック「その通りだ!貴様はさっさと怪我を治せ!」




MC「それでは!両チーム入場だーーーーー!!」



アンドレ「……」スタスタ



ブレオ「……」スタスタ



ジャン「………」スタスタ



「ユニコーーン!頑張れーーーーーー!!」


ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!



コナミ「……」スタスタ



ツァン「……」ドキドキ スタスタ



鬼柳「チーム・満足とサティスファクションタウンをよろしく頼むぜーーーー!!」



雪乃「ふふ」フリフリ



「チーム・満足ーー!」「どんなデュエルなんだぁーーー!」


ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!



ゆま「あれ………?コナミさんです!」



岬「なにぃ!!?」



あげは「ツァンさんと藤原さんもいるよ!あ、あと……たしかダークシグナーの………」





龍亞「コナミーーーーー!」



遊星「鬼柳!俺達も応援してるぞ!」



ジャック「どこまでやれるか見させてもらう!」



龍可「頑張れー!」



アキ「ツァンさん!頑張って!」



ワーーー!ワーーー!



MC「両チームに歓声が響き渡るーーー!試合開始まであとわずかだぁーーーー!!」




コナミ「……で、ファーストホイーラー(第一走者)は」



鬼柳「作戦通り、俺だな」



ツァン「うん、アンドレのパワーを打ち破るには鬼柳が適任だよ」



雪乃「そういうことになるわね」



鬼柳「任せな、ぶっちぎってやるぜ」








……


ジャン「ふふふ………やはり奴ら、ファーストホイーラーは鬼柳京介できたな……」



ブレオ「作戦通りだな」



ジャン「ああ、この試合、ほとんどもらったようなものだ」



アンドレ「ふふ…………」



ジャン「しくじるなよ、アンドレ」



アンドレ「まかせな、ミスはしないさ」




スタスタ



コナミ「チーム・ユニコーン」



ジャン「ん?ああ、コナミじゃないか、どうした?」



コナミ「いい試合にしようじゃねーか」スッ



ジャン「ふふ、もちろんだよ、もっとも、すでに勝負は始まっているがねぇ」ギュッ



コナミ「?」(なんかこいつプラクティスの時と態度ちがくねぇ……?)




ここまででー


ジャンhttp://blog-imgs-43.fc2.com/t/a/k/takaoadventure/gozu20100317.jpg





おおざっぱなWRGPルール



3人1チームで出場する団体戦


D・ホイールのオートパイロットモードがカットされる。


チームは32チーム。予選は8つのブロックに分けられ、4チームでリーグ戦を行う。本戦のトーナメントに進めるのは予選上位2チーム、合計8チームになる。


デュエルに敗北した走者は必ずスタート地点に戻らなければならない。走者がD・ホイールの故障やケガに遭った場合でも、メンバーが手助けするために触れたりした場合は「棄権(チームの失格)」となる。
また、それまでにスタート地点に戻らない場合、勝利したチームは1周ごとにスピードカウンターを1つ増やし(最大12まで)、その後は1周経過するごとに敗北したチームのスピードカウンターが1つ減る。
これが0になった場合でも「棄権」となる。



相手ターンが終了した場合、自分がドローする前までなら後継プレイヤーにバトンタッチが可能。この際フィールド上のカード、スピードカウンターを継承し、LP4000にリセットしてスタートされる。


プレイヤーが敗北した場合でも、そのターンのエンドフェイズまでは処理が続行される。



常に先鋒→中堅→大将の順でバトンタッチが行われる。ライフを残した状態でバトンタッチしても、ゲームに再度参加することはできない。


バトンタッチすると墓地は共有されなくなり、墓地のカードや除外されたカードがない状態でスタートする。ただし、前のプレイヤーが残したカードは、墓地へ送られると現在の走者の墓地へ送られる。


第2戦以降は先攻1ターン目の概念が存在せず、最初のターンからスピードカウンターが貯まり、バトルフェイズを行うことも可能。







ジャン「ふふ…………」スタスタ



コナミ「…………」スタスタ



MC「チームリーダー同士の挨拶が終了し、ついに試合開始だぁーーーーー!!」



ツァン「スタート地点について」



鬼柳「ああ」ガラガラ……



アンドレ「……」ガラガラ……



牛尾「まさかコナミが出るとはな……」



遊星「どうなるのか、検討もつかないな」



コナミ「よし、ツァン、雪乃、ピットに戻れ!」



ツァン「わかった」スタスタ



雪乃「うふふ」スタスタ



鬼柳「……お前のパワーデッキ、俺が封殺してやる…」ブオォォォ……



アンドレ「………」





ツァン「ふぅ……いよいよ始まるね……」



コナミ「ああ、俺達の夢への第一歩だ」



雪乃「頑張りましょう」



MC「それでは!10カウントダウンを始めるぞぉーー!!」



ジャック「ついに……」


クロウ「鬼柳!負けんなよー!」



ピッピッピッ………………



コナミ「……」ピッピッ……



ジャン「…」ピッピッ


鬼柳「…」ピッ…………



ピーーーーー!!



MC「ライディングデュエル、アクセラレーション!!」



ブオォォォーーーーーーーーーーーー!!!




鬼柳「………!」ブオォォォーーーーーーーー


アンドレ「…………」ブオォォォーーーーーーー



コナミ「第一コーナーを先に曲がった方が先行だ……!」



ツァン「鬼柳ー!加速加速!」



鬼柳「任せな!おらァ!」グンッ ブオォォォーーー



ブレオ「アンドレはこの第一コーナー、勝てるかね?」



ジャン「安心しろ、あれを使うように言ってある」



アンドレ「秘密兵器を使わせてもらうぜ…!」カチッ



バシュウゥーーーーーーーー!!!!!



アンドレ「おぉ……すげえ加速……!」ブオォォォーーーーーーーーーーー!!



鬼柳「なにぃーー!?」



コナミ「何だあの加速は!?」



ツァン「お、オーバーブーストシステム……!」



遊星「あれは……!使用後に最高速に制限がかかる諸刃の剣……!」



MC「アンドレ、オーバーブーストシステムで先行をとったぞーーーー!」




鬼柳「そこまでか……!まあいい、先行くらいくれてやる!」LP4000



アンドレ「ふふ、勝負だ鬼柳京介!」LP4000



ブォォォォオーーーーーー!!!!



アンドレ「俺のターン!」シュッ 手札6



アンドレ「俺はライオウを召喚!」バッ



《ライオウ/Thunder King Rai-Oh》 †
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1900/守 800
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地に送る事で、
相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。


ライオウ「うおぉ!」



鬼柳「ライオウ!?」



コナミ「なんだ…………?獣じゃないのが出て来たぞ!?」



ツァン「ライオウ………?ライオウってたしか」



雪乃「まずいわ………」



鬼柳「そのモンスターは……?!」




アンドレ「さらにカードを二枚セット!」バシッ


アンドレ「ターンエンドだ」手札3




ジャック「どういうことだ……奴は獣族デッキのはず……」



遊星「………」



鬼柳「く、俺のターン!」シュッ 手札6


鬼柳sc0→1
アンドレsc0→1



鬼柳「どうする……ここは……」



鬼柳「モンスターをセット!」ガッ



鬼柳「カードを一枚セットして………ターンエンドだ…!」手札4



コナミ「どうした……鬼柳にいつものキレが無いぞ」



ツァン「コナミ………ボク達……嵌められたかもしれない…」



コナミ「何?」



アンドレ「俺のターン!」シュッ 手札4



鬼柳sc1→2
アンドレsc1→2





アンドレ「くく、一角獣の使い魔を召喚!」バッ



《一角獣の使い魔/Uni-Horned Familliar》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/光属性/獣族/攻 0/守1000
表側守備表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカード以外の自分フィールド上に存在するモンスター1体を
ゲームから除外する事で、このカードをゲームから除外する事ができる。
その時の攻撃モンスターは攻撃しなければならない。
この効果で除外したこのカードは、
次の自分のスタンバイフェイズにフィールド上に戻る。


使い魔「ぐぁうう……」


鬼柳「チューナーモンスターか……」


アンドレ「さらに!手札のsp-ジ・エンドオブ・ストームを除外し、モノケロースを特殊召喚!」ガッ




《モノケロース/Monoceros》 †
効果モンスター
星3/光属性/獣族/攻1000/守1000
このカードは通常召喚できない。
手札の魔法カード1枚をゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
このカードと獣族チューナーを素材としたシンクロ召喚に成功した時、
そのシンクロ召喚の素材とした獣族チューナー1体を
墓地から特殊召喚する事ができる。


モノケロース「ウオオ!」



コナミ「どんどんモンスターを!」



鬼柳「シンクロ召喚か……!」









アンドレ「俺は☆3のモノケロースに☆2の一角獣の使い魔をチューニング!」バッ


☆3+☆2=☆5


アンドレ「天駆ける雷よ、猛き烈風と交わりて、幻想の世界より姿を現せ!」



アンドレ「シンクロ召喚、いななけ!サンダーユニコーン!」ガッ




《サンダー・ユニコーン/Thunder Unicorn》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻2200/守1800
獣族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
自分フィールド上に存在するモンスターの数×500ポイントダウンする。
この効果を発動するターン、このカード以外のモンスターは攻撃する事ができない。



サンダーユニコーン「ヒャヒャーーーーーン!!」



鬼柳「サンダーユニコーン……」



ジャン「実に順調だ…………アンドレ」



アンドレ「モノケロースの効果を発動!シンクロ素材となった獣族チューナーをフィールドに特殊召喚する!現れろ、一角獣の使い魔!守備表示!」バッ



一角獣「ぐううう……」守1000





すいません、急用が


続きは明日で……


サンダーユニコーン
http://blog-imgs-36.fc2.com/r/u/n/runrun1212/sanda-yuni.jpg



ツァン「シンクロモンスターが出てきた……鬼柳のフィールドには守備モンスターしかいないのに……!」



アンドレ「行くぞ!バトルフェイズ!サンダーユニコーンで守備モンスターを攻撃!サンダースピア!」バッ



サンダーユニコーン「ヒャヒャーーーーン!!」タタタタッズガァーーン! 攻2200



ヘルウェイ・パトロール「ぐぉお……!!」守1200 バゴーーン!



アンドレ「さらに、ライオウでダイレクトアタック!ライトニングキャノン!」バッ



ライオウ「ふおぉ」バリィッ攻1900



鬼柳「うぉおおーーーー……!!」LP4000→2100



遊星「鬼柳ーーーーー!!」



クロウ「モロに喰らいやがったぞ!」



コナミ「満足さんーーーーー!!」



ツァン「LPが半分に!」



鬼柳「くそ………!」








ブレオ「よしやったぜ!」



ジャン「鬼柳京介のデッキの核となるインフェルニティ・デーモンはデッキからインフェルニティをサーチできる……だが」



ブレオ「アンドレのライオウの効果でそれが封じられている」



ジャン「ふふ、やりづらいだろうなぁ……鬼柳……!」



コナミ「おいおい、プラクティスの時の大型モンスターはどうなった?全く出て来ないぞ」



ツァン「……さっきも言ったけど、嵌められたんだよボク達は」



コナミ「なにぃ………?」



雪乃「チーム・ユニコーンはプラクティスの時わざと私達にデュエルを見せ、デッキを晒したのよ」



ツァン「それでファーストホイーラーに鬼柳を誘導してきたんだ…おそらくアンドレの今のデッキはアンチインフェルニティデッキ…」



コナミ「え……て事は…俺たちはまんまと作戦に引っかかったのか……!」


………………………………


ジャン『すでに勝負は始まっているがねぇ』


………………………………



コナミ「………ああ!ヤロー……そういうことか」






ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!


鬼柳「ち、やるじゃねえか……」



アンドレ「俺はターンエンド、お前のターンだ!」手札1



鬼柳「俺のターン!」シュッ 手札5


鬼柳sc2→3
アンドレsc2→3



鬼柳「くそ……ライオウ……邪魔な野郎だ」



鬼柳「だがそんなもんで満足を止められると思うな!カードを一枚セット、さらに墓地のヘルウェイ・パトロールの効果を発動だ!」バッ



《ヘルウェイ・パトロール/Stygian Street Patrol》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターのレベル×100ポイントダメージを相手ライフに与える。
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
手札から攻撃力2000以下の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。



鬼柳「こいつを除外し、現れろ、インフェルニティ・アーチャー!」ガッ



《インフェルニティ・アーチャー/Infernity Archer》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2000/守1000
自分の手札が0枚の場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。



アーチャー「ハッハーーー」



鬼柳「この召喚はライオウじゃ無効にできねえ」






コナミ「よっしゃ、ライオウの攻撃力を超えたぞ!」



ツァン「鬼柳、行け……!」



鬼柳「インフェルニティ・アーチャーでライオウを攻撃!煉獄弩弓撃!」バッ



アーチャー「バッ!!」シャァッ! 攻2000



ライオウ「うぐぅ………!?」ドスッ! 攻1900



アンドレ「……まあいいさ、ライオウはもう用済みだ」LP4000→3900



MC「ライオウが破壊された!これでデッキからカードを加えられるぞぉー!!」




鬼柳「トラップ発動!インフェルニティ・インフェルノ、俺は手札からゾンビキャリア、デプス・アミュレットを墓地に捨てる!」シュッ 手札2




《インフェルニティ・インフェルノ/Infernity Inferno》 †
通常罠
自分の手札を2枚まで捨てる。
その後、この効果で捨てた枚数分だけ
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカードを墓地へ送る。



鬼柳「そしてデッキから、インフェル二ティ・ネクロマンサー、インフェルニティ・デーモンを墓地に送る!」シュッ



コナミ「鬼柳の墓地が満ちていくぞ!」



遊星「鬼柳、そのまま決めてしまえ……!」




鬼柳「俺は墓地のゾンビキャリアの効果を発動!手札を一枚デッキトップに戻し、こいつを特殊召喚する!」




《ゾンビキャリア/Plaguespreader Zombie》 †
チューナー(効果モンスター)(制限カード)
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



ゾンビキャリア「ウォォ……」



ジャン「う………あの戻したカードは…?」



雪乃「あの戻した手札、多分インフェルニティ・デーモンね」



コナミ「え…?」



ツァン「次のターン、ハンドレスコンボを使える……」



鬼柳「☆5のインフェルニティ・アーチャーに☆2のゾンビキャリアをチューニング!」バッ

☆5+☆2=☆7


カッ!



鬼柳「シンクロ召喚!スクラップ・デスデーモン!」ガッ



《スクラップ・デスデーモン/Scrap Archfiend》 †
シンクロモンスター
星7/地属性/悪魔族/攻2700/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上


デスデーモン「ガアァァーーーー!」



MC「ここで鬼柳、強力モンスターを召喚だあ!」



コナミ「よし、サンダーユニコーンの攻撃力を超えた!」



鬼柳「さらにカードを一枚セット、ターンエンド!」 手札0



アンドレ(!ハンドレス………)



遊星「よし、鬼柳がハンドレスだ……」





ブレオ「おい………まずいぞ、ライオウも消えちまった」



ジャン「なに、大丈夫さ、アンドレは天才だ……」



アンドレ「俺のターン!」シュッ 手札2



アンドレ(二枚のセットカード、そして………デッキの一番上……)



アンドレ「ふふ…………ま、なんとかなるだろ」



アンドレ「俺はサンダーユニコーンの効果を発動!俺のフィールドのモンスター一体につき相手モンスター一体の攻撃力を500下げる!」



アンドレ「俺のフィールドにはサンダーユニコーンと一角獣の使い魔、よってスクラップ・デーモンの攻撃力を1000下げる!サンダースクレイプ!」



鬼柳「させるか!トラップ発動、インフェルニティ・ブレイク!」カチッ



《インフェルニティ・ブレイク/Infernity Break》 †
通常罠
自分の手札が0枚の場合に発動できる。
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついた
カード1枚を選択してゲームから除外し、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。



鬼柳「墓地のインフェルニティ・インフェルノを除外し、サンダーユニコーンを破壊!」バッ


バリィッ!!



アンドレ「予測済みさ、リバースカード、オープン、安全地帯!」カチッ




《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されない。
また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。


コナミ「安全地帯だと…!」


今見たらアーチャーは☆6でした、すいません


鬼柳sc3→4
アンドレsc3→4


アンドレ「サンダーユニコーンを破壊する事はできない!」


鬼柳「く………!」



デスデーモン「ウォォ………」攻2700→1700



アンドレ「サンダーユニコーンの効果は有効だ、いけ!サンダーユニコーン!サンダースピア!」バッ



バリィーーー!!!


鬼柳「くう…………!」LP2100→1600



アンドレ「よし、カードを一枚セット、ターンエンド」手札1



コナミ「スクラップ・デスデーモンがやられた……やばい」



ツァン「だ、大丈夫、次のドローはインフェル二ティ・デーモンだよ」



雪乃「巻き返しはあり得るわね」



ジャン「ふふ………アンドレ、そろそろ終わらせてしまえ」









クロウ「ここまではどうも相手ペースだが……これからが鬼柳の反撃だぜ……!」



遊星「………だが、奴には二枚のセットカードがある……」



ジャック「鬼柳、さっさと片付けてしまえーーー!!」



鬼柳「ああ…………俺のターンだ!」シュッ手札1


鬼柳sc4→5
アンドレsc4→5



鬼柳「俺がドローしたのはインフェルニティ・デーモン、効果を発動!」バッ



《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。




ブレオ「やっぱりだ!」



ツァン「よし!鬼柳の黄金パターン!」



アンドレ「おっと、俺もトラップを使うぜ、リビングデッドの呼び声!」カチッ




《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
自分の墓地のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


鬼柳「なっ………!?」



アンドレ「墓地のライオウを特殊召喚する!」ガッ


ライオウ「あああぁ!」攻1900






クロウ「またあいつかよ!」



遊星「まずい………鬼柳のコンボが止まる!」



鬼柳「く…………!」



アンドレ「インフェルニティ・デーモンは手札0でドローされたとき特殊召喚され、デッキからインフェル二ティをサーチできたな、だが」



アンドレ「キミにできるのはデーモンの特殊召喚のみだ、サーチ効果はライオウが封殺した」



鬼柳「………おれは…インフェルニティ・デーモンを特殊召喚……!」バッ




《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。



デーモン「フフフフ………」攻1800



コナミ「これじゃ次に繋がらねえぞ……」



ツァン「なんてこった………!」




ブォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!


MC「おおーーー!?アンドレ、鬼柳京介の戦術を見抜いていたぞー!」



鬼柳「………アンドレ」



アンドレ「キミに残されたのはリバースカード一枚のみ、どうする?」



ツァン「あのセットカードが何か………」



ジャン「ふ……流石だアンドレ、普通ではこうも一方的にはなるまい」



ブレオ「ああ、心強い奴だぜ、敵じゃなくてよかった」



鬼柳「俺は、インフェルニティ・デーモンで一角獣の使い魔を攻撃、ヘル・プレッシャー!」バッ



ゴオオォォオォオ!!!!



使い魔「ぐっふー!」守1000



アンドレ「きみにできるのはそれくらいだろうさ、一角獣の使い魔は守備表示だ」



鬼柳「くそ…………!ターンエンドだ」



コナミ「………まずい」







アンドレ「俺のターン!」シュッ手札2


鬼柳sc5→6
アンドレsc5→6



アンドレ「とどめを刺す、いくぞ!サンダーユニコーンでインフェルニティ・デーモンを攻撃!サンダースピア!」バッ



サンダーユニコーン「ヒヒーーーーーーーンン!!!」ザシュウッ!! 攻2200



デーモン「おおぉーーー!!!!」攻1800 バガァーーン!



鬼柳「ぐあああぁ………!」LP1600→1200

ザザァァア………!!!



アンドレ「終わりだ、ライオウでダイレクトアタック!ライトニングキャノン!」




バリバリバリバリバリバリ!!



遊星「鬼柳ーーー!」



鬼柳「俺はトラップを使う、ファイアーダーツ!」カチッ



《ファイアーダーツ/Fire Darts》 †
通常罠
自分の手札が0枚の時に発動する事ができる。
サイコロを3回振る。
その合計の数×100ポイントダメージを相手ライフに与える。




アンドレ「何だと!」






鬼柳「サイコロを三つ振り、出た目の100倍のダメージをお前に与える!」



カラカラカラカラ…………………カタン


4・3・5




鬼柳「決まりだな、お前には1200Pのダメージを受けてもらうぜ!」



シュシュシュッ!!



ドスッ!ドスッ!ドスッ!



アンドレ「うっぐ………!く……」LP3900→2700



ジャン「奴め、悪あがきを……」




アンドレ「バトルは続くぞ!いけ!ライオウ!」



バリリリリリィ!!



鬼柳「ぐぁああぁぁぁーーー!」LP1200→0ピーーーー



ブシュウウゥゥゥ!!!







コナミ「鬼柳ーーーーー!!!」



ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!


MC「決まったァーーー!鬼柳vsアンドレ!勝者はアンドレだぁーーーーー!」



MC「チーム・満足はセカンドホイーラーにバトンターーーッチ!!」



ジャン「この結果は勝負前から決まっていたのさ…ふふふ………」



ブレオ「ナイスだぜアンドレ!」



ツァン「く………」



雪乃「よくない滑り出しね……とにかく、ピットに入れるわ」タッ



コナミ「ああ、頼む!」



雪乃「こっちよ!」つ[KIRYU PIT IN] サッ



ブォォーーーーーーー!!!



キキィィーー!



鬼柳「くそ、すまねえ、満足できなかった!」ガタッ



コナミ「気にするな、まだ勝負はここからだ」






遊星「鬼柳を一方的に」



ジャック「チーム・ユニコーン、やはり伊達では無い……」



アキ「しかもLPが2700も残ってる……!」



ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!



コナミ「さて………ツァン、用意はできたか?」



ツァン「うん、完璧」ガラガラ



雪乃「ツァンさん、緊張は……?」



ツァン「なんか……大丈夫、闘志が湧いてきたよ」



コナミ「おお、頼もしいぜ」



鬼柳「頼むぞツァン!」



ツァン「ふうーーーー………」



ツァン「………任せて!」クイッ



ブォォーーーーーーー!!!




ブォォーーーーーーー!!!


アンドレ「……………………ん」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



ツァン「今度はボクが相手だーーーーーーーー!!」




アンドレ「きたかツァンディレ、女だからって手加減はしないぜ」



ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!


ゆま「出てきました、本当にツァンさんですよ!」



あげは「本当だ……!頑張れ~ーーー!」



岬「お……俺の隣の席の……」



ジャック「なに…!?あの小娘で大丈夫なのか!?」



クロウ「ライディングデュエルについていけるのかよ…!」



アキ「大丈夫……ツァンさんは…只者じゃないから」



遊星「………」





MC「チーム・満足のセカンドホイーラーはぁーーーー!!デュエルアカデミア所属の女Dホイーーーーラーーーー!!!ツァンディレだぁーーーー!」



ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!



ジャン「さて………」



ブレオ「ツァンディレか…………どうなるかな……」



ツァン「………よし、準備完了!」シュッ手札5 LP4000



アンドレ「いいだろう、いくぞ!デュエル!」手札2 LP2700



MC「デュエル開始ーーーーーーーー!!!」



ツァン「ボクのターン!」シュ 手札6



ツァンsc6→7
アンドレsc6→7



ツァン「ボクは六武衆のご隠居を特殊召喚、守備表示!」バッ


《六武衆のご隠居/Elder of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 400/守 0
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。



ご隠居「ひひ」 守0



遊星「六武衆のご隠居は、相手のフィールドにのみモンスターがいる時、特殊召喚ができる……」



アンドレ「………」



ツァン「動かないね……………なら」







ツァン「sp-ハイスピード・クラッシュを発動!」ガッ




《Sp-ハイスピード・クラッシュ/Sp - High Speed Crush》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
フィールド上に存在するカード1枚と、
自分フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。



アンドレ「なに……?」



ツァン「ボクのフィールドの六武衆のご隠居と、そっちのリビングデッドの呼び声を破壊する!」



ギュオオォーーーー!!



ご隠居「ぐはーーーーー!?」ドーーン!



ライオウ「ぐぅっ!?」ドーーン!



鬼柳「よし!リビングデッドの呼び声につながっていたライオウが破壊されたぜ!」



コナミ「これで自由に動けるぞ」



アンドレ「やるじゃないか……」



ツァン「まだまだ、六武衆ーミズホを召喚!」バッ




《真六武衆-ミズホ/Legendary Six Samurai - Mizuho》 †
効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1600/守1000
自分フィールド上に「真六武衆-シナイ」が表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体をリリースする事で、
フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。



ミズホ「はぁっ!」




アンドレ「だが……安全地帯につながっているサンダーユニコーンを倒せるかな?」



ツァン「ボクを甘く見ないでね、真六武衆ーシナイは、ミズホがフィールドにいる時に特殊召喚できる!」バッ




《真六武衆-シナイ/Legendary Six Samurai - Shinai》 †
効果モンスター
星3/水属性/戦士族/攻1500/守1500
自分フィールド上に「真六武衆-ミズホ」が表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
フィールド上に存在するこのカードがリリースされた場合、
自分の墓地に存在する「真六武衆-シナイ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。



シナイ「ヌンッ!」



MC「ツァンディレ!モンスターを並べていくーー!」



ジャン「まずいな………」



ツァン「ここでミズホの効果を発動!フィールドの自分以外の六武衆をリリースし、フィールドのカードを一枚破壊する!」



ツァン「シナイをリリース!」バッ



ミズホ「そ、そんな……ツァン殿……私に………夫を…犠牲にしろと………!?」



シナイ「いいんだ……ツァン殿のお役に立てるなら本望……!」



ツァン「ご………ごめん、あとで二人だけの時間作るから………お願い」ボソッ







ここまででー


真六武衆ーミズホ






ミズホ「…………………すまぬ!」シャッ



シナイ「ぐっ………ふ」シュウゥゥ……!



ツァン「………………あ、相手フィールドのカードを一枚破壊する!安全地帯を破壊!」バッ



ドバァアン!!



サンダーユニコーン「グギャァーーーーーー!!」ドギャッ!



アンドレ「くぁ…………サンダーユニコーンがやられたか」



コナミ「よっしゃあーーー!アンドレのフィールドはガラ空きだ!」



鬼柳「一枚のリバースカードがあるけどな」



アンドレ「………………」LP2700




ジャン「ぬう…………」



ツァン「シナイの効果を発動、墓地の六武衆を手札に加える、六武衆のご隠居を手札に」サクッ 手札3



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!






MC「ツァンディレ、絶好のチャンス!攻撃するのかぁーーー!?」



ジャック「当然だ!ここを逃す手はない!」



ツァン「………よし、ミズホでダイレクトアタック!」バッ!



ミズホ「はぁっ!」攻1600


シュバッ!



アンドレ「ぐっ……………!」LP2700→1100 ギャギャギャッ…!!



雪乃「よし、通ったわ!」



コナミ「いいぞーーー!」



アンドレ「く………………このカード、このタイミングじゃ使えないんだよな………」



ツァン「カードを一枚セットしてターンエンド!」バッ 手札2



アンドレ「ふう………俺のターン!」シュッ 手札3



ツァンsc7→8
アンドレsc7→8



アンドレ「さてと…どうするかな……」







ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



アンドレ「………ま…これはチーム戦だ、個人の勝負にこだわってもしょうがない」



アンドレ「俺はカードを一枚セット、さらにモンスターを守備でセットする!」ガッ



ジャン「ん?これは……………」



ブレオ「俺にバトンタッチする気だな」ガタッ



ジャン「あぁ、頼んだぞ」



アンドレ「ターンエンドだ」手札1



MC「おーーーーっと?アンドレ、ここで守りに入ったかーー!?」



遊星「これは……………チャンスか…?」



クロウ「あの野郎手詰まりだ!行けツァンーー!」



ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!



ツァン「ふふ………鬼柳の時に飛ばしすぎた?」


アンドレ「どうかな……さ、キミのターンだ」



ツァン「…ボクのターン!」シュッ 手札3



ツァンsc8→9
アンドレsc8→9





ツァン「セットカードに守備モンスターか………何かある?」



コナミ「なんか怪しいな………」



鬼柳「ああ…あの野郎潔く引きすぎだ…」



雪乃「だけど…ここで躊躇うのは…」



ツァン「………よし、六武衆ーザンジを召喚!」バッ




《六武衆-ザンジ/The Six Samurai - Zanji》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1300
自分フィールド上に「六武衆-ザンジ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードが攻撃したモンスターをダメージステップ終了時に破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。



ザンジ「見参………!」



ツァン「ここで怯むもんか……!行くよ、バトルフェイズ!」



アンドレ「こい!」



ツァン「ザンジでセットモンスターを攻撃!」バッ



ザンジ「しゃあー!」ジャァッ!





アンドレ「守備モンスターはニードルワーム!」



ニードルワーム「ゥシャァァァ……!!」守600 ブシャァッ!




《ニードルワーム/Needle Worm》 †
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 750/守 600
リバース:相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ捨てる。



ツァン「なに……?ニードルワーム……?」



遊星「あいつは…デッキを5枚墓地に送るモンスター……」



アンドレ「さあ、デッキを5枚墓地に送ってもらおうか」



ツァン「……く」シュシュシュシュッ…… デッキ33→28



コナミ「あいつ突然何を…………?」



鬼柳「構わねえ!このまま貫け!」



ツァン「ミズホでダイレクトアタック!」バッ



ミズホ「ふぁあーーー!!」シュバッ!



アンドレ「ぬううぅ………!!」LP1100→0ピーーーー ザシュウッ



ブシュウウゥゥゥーーー!!!





MC「決まったーーーーーー!チーム・ユニコーンのアンドレ!ここに敗退ーーーーーーー!!!」



ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!



ゆま「ツァンさーーーーん!」



岬「やったぜぇーーーーーー!」



あげは「いつの間にかノリノリだ…」



ジャック「よし!これで一対一……巻き返したぞ!」



クロウ「まさかアンドレの無敗伝説をあいつが破るとはなぁ!」



アキ「すごいわツァンさん!」



ツァン「えへへ………」



アンドレ「みごとだった、ツァンディレ」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



キキィィーー!!!


アンドレ「ふう………」ガタッ



ブレオ「ご苦労だったなアンドレ」



アンドレ「ああ、ブレオ、お前に置き土産だ、リバースカード、 二枚な」



ブレオ「へぇ、ありがたく使わせてもらうぜ」カポッ






コナミ「よし!完全に巻き返した、ツァンのLPは無傷だ!」



鬼柳「勝負は分からなくなったな」



雪乃「でも……なんでニードルワームなんてモンスターをアンドレは入れていたの…?」



コナミ「他にカードが無かったんじゃないのか?」



雪乃「あなたじゃないのよ、天下のチーム・ユニコーン…何かあるわ…」



鬼柳「奴らのセカンドホイーラーは……ブレオって奴だ」



コナミ「一体どんな奴なんだ」



雪乃「データがないから分からないのよね…」



コナミ「ま、ツァンなら大丈夫だって」



鬼柳「ああ、チーム・満足のセカンドホイーラーだからな」



ブォオォーーーーーーーー!!!



ブレオ「いやっほーーーーーー!」



MC「出てきたぞぉーー!チーム・ユニコーンのセカンドホイーラー、ブレオだぁーー!」



ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!






アンドレ「ふう」どさっ



ジャン「ご苦労だった、アンドレ」



アンドレ「ああ、役目は果たしただろ?」



ジャン「ふふ、俺はお前なら二人は葬れると思ったがね」



アンドレ「おいおい、厳しいな」



ジャン「ふふ………まあ、ブレオなら大丈夫、奴はするべき事はしっかりとしてくれるからなぁ」



アンドレ「ああ、ツァンディレのデッキを一番研究していたのはあいつだしな」



ジャン「奴の頭には、すでにツァンディレを封殺する作戦が渦巻いているはず、拝見と行こうじゃないか」ギシ…



ワァアアアァアーーーーーーーー!!!!



ブレオ「へい!次は俺だぜ、ツァンディレ!」ブォオーーーーーー!!!




ツァン「来たな………負けないよ!デュエル!」LP4000



ブレオ「俺のターン!」シュッ 手札6


ツァンsc9→10
ブレオsc9→10






ブレオ「俺は手札のバニーラを墓地に送り、虚栄の大猿を特殊召喚!」バッ



《虚栄の大猿/Egotistical Ape》 †
チューナー(効果モンスター)
星5/地属性/獣族/攻1200/守1200
このカードは通常召喚できない。
手札から獣族モンスター1体を墓地へ送った場合に特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した時、
墓地へ送った獣族モンスターのレベルを確認し、
次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●そのレベルの数だけこのカードのレベルを上げる。
●そのレベルの数だけこのカードのレベルを下げる。


虚栄の大猿「ウォォーーーーーー!!………ォォ」



ツァン「チューナーモンスター?…」



ブレオ「虚栄の大猿は、墓地に送った獣族モンスターの☆の数だけ、☆を上げるか下げる事ができる、俺はバニーラの☆である1を虚栄の大猿に加える!」バッ



虚栄の大猿「ぉぉぉ!!」☆5→☆6



MC「ここで虚栄の大猿!☆6だぁーーー!」



コナミ「高レベルのシンクロか…!」



ジャン「早速かブレオ、ふふふ………」



ブレオ「チューニングサポーターを召喚!」バッ



《チューニング・サポーター/Tuningware》 †
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 100/守 300
このカードをシンクロ召喚に使用する場合、
このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。
このカードがシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。



サポーター「ヒッヒー」



遊星「チューニングサポーター…?」




ブレオ「俺は☆6の虚栄の大猿に☆1のチューニングサポーターをチューニング!」バッ



☆6+☆1=☆7 カァッ!



ブレオ「天駆ける雷よ、雲海を切り裂き…その蹄を地上に穿て!」



ブレオ「シンクロ召喚!轟け、ボルテックバイコーーン!」ガッ!




《ボルテック・バイコーン/Voltic Bicorn》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/獣族/攻2500/守2000
獣族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが相手によって破壊された場合、
お互いのプレイヤーはデッキの上からカードを7枚墓地へ送る。



バイコーン「ヒヒーーーーーーン!」




ツァン「また馬のモンスター……!」



ジャン「ふふ、キーカードだ…」



コナミ「攻撃力2500か………」



ブレオ「おれはチューニングサポーターのこうかで一枚ドロー!」シュッ 手札4



ジャック「ボルテックバイコーン……」



遊星「奴の切り札か」



Nマインモール「」チラッ



ブレオ「さて、どうするか………どっちを破壊すべきか……よし……」



ブレオ「ボルテックバイコーンで真六武衆ーミズホを攻撃!」バッ



ボルテックバイコーン「ヒヒーーーーン!」パカラッパカラッ


ドゴォーーーーー!!!



ミズホ「ぐうう………!」攻1600



ツァン「あぁ…………!」LP4000→3100 ギャギャギャ……!



MC「ボルテックバイコーンの攻撃が通ったー!ブレオが一歩リードか!?」



ブレオ「くく………俺はターンエンドだ、さあこい!」手札4



ツァン「く………………!ボクのターン!」シュッ 手札3



ツァンsc10→11
ブレオsc10→11


ツァン「ボルテックバイコーン……2500か……」



コナミ「ツァン!気張れーー!」



鬼柳「まだこれからだぜ!」







ツァン「ここで倒しておく!スピードワールド2の効果を発動!スピードカウンターを10取り除き、相手のフィールドのカードを一枚破壊する!」


ツァンsc11→1


ツァン「ボルテックバイコーンを破壊!」バッ



バリバリバリバリバリーーーー!!



ブレオ「へえ…」



ボルテックバイコーン「グオオォオォーーー!!?」ガギャーーーーン!!



遊星「よし、ボルテックバイコーンを倒した!」



ブレオ「この瞬間!ボルテックバイコーンの効果を発動!」バッ



ツァン「え、効果…………!?」



コナミ「破壊がトリガーとなる効果かー!」



ブレオ「ボルテックバイコーンが相手に破壊された時、お互いにデッキを7枚墓地に送る!」



ツァン「デッキを7枚!?」



遊星「この戦術は……!?」



9枚でいい



ツァン「く………」シュッシュッシュッシュッ デッキ27→20



ブレオ「くく……さらに…トラップ発動!デストラクション・トリガー!」カチッ




デストラクション・トリガー
通常罠
自分フィールド上に存在するカードがカードの効果によって破壊された時に発動する事ができる。
相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。



ブレオ「お前はさらにデッキを5枚、墓地に送らなければならない!」



ツァン「さらに……5枚…!?」



アンドレ「お、あれ俺の残したカードだ」



コナミ「デッキを削りやがるな……なんだ?」




雪乃「………あれは……」



ツァン「………」シュッシュッ デッキ20→15



遊星「間違いない………デッキ破壊だ」



アキ「デッキ破壊………」



現世と冥界の逆転「私だ」




MC「ブレオ!どんどんツァンディレのデッキを墓地に落として行くーーーー!」



ツァン「く………まさか」



コナミ「ツァン!」つ[Deck Devastation] サッ



ツァン「…!やっぱり…………」



ブレオ「気付いたか」



ツァン「デッキ破壊……………それなら」



ツァン「……やられる前にやる!紫炎の寄子を召喚!」バッ



《紫炎の寄子/Shien's Squire》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/地属性/戦士族/攻 300/守 700
自分フィールド上に存在する「六武衆」と名のついたモンスターが戦闘を行う場合、
そのダメージ計算時にこのカードを手札から墓地へ送って発動する。
そのモンスターはこのターン戦闘では破壊されない。



寄子「にゃはは」



ジャン「チューナーモンスターか………」



アンドレ「だが、ブレオも当然予測してるだろ」



ブレオ「☆4と☆1か…………シエンが出てくるな…頭のデータに入ってるぜ!」




ここまででー


ブレオ
http://blog-imgs-37.fc2.com/b/b/1/bb134/duel5.png

おつ


忘れていたフィールド状況


ツァン 手札2 デッキ15 六武衆ーザンジ 紫炎の寄子 リバース1 LP3100 sc1


ブレオ 手札4 リバース1 LP4000 sc11




ブレオ「思い通りにはさせないぜ、トラップ発動、リビングデッドの呼び声!」カチッ




《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
自分の墓地のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。



MC「おーーーっと!またしてもチーム・ユニコーン、リビングデッドの呼び声だぁーー!」



ツァン「このタイミングで…!?完全にシエンを警戒してる……!」



鬼柳「ツァンの戦術は丸裸なようだな……」



雪乃「ええ…シエンがシンクロ召喚されてからではリビングデッドの呼び声は無効になってしまう」



コナミ「今度はツァンが対策されてるのかよ!」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



ブレオ「俺はボルテックバイコーンを蘇生する!」バッ




ボルテックバイコーン「ヒヒーーーーン!」



ツァン「くぅぅ…!」





ジャン「ふふ、アンドレ、お前の置き土産、随分訳に立ってるじゃないか」



アンドレ「ブレオの実力さ、有効に使ってくれた」


遊星「ボルテックバイコーンでまたデッキ破壊を行うつもりか…!」



龍亞「すでにツァン姉ちゃんのデッキはかなり減ってるのにー!」



龍可「このままじゃ…」



コナミ「なあ、ツァンのデッキって40枚だよな…?」



雪乃「ええ」



鬼柳「て事は…………えーと……現在15枚…これ以上の破壊はやばいぞ!」



ツァン(シエンの攻撃力はボルテックバイコーンと同じ2500……相打ちになっちゃう…)



ブレオ「さあツァンディレ!呼んでみろ!シエンを!」



ツァン「く…………!ボクは、☆4のザンジに☆1の紫炎の寄子をチューニング!」バッ


☆4+☆1=☆5

カアッ!




MC「ここでツァンディレ、シンクロ召喚だぁーーーー!」







ツァン「シンクロ召喚!真六武衆ーシエン!」ガッ



《真六武衆-シエン/Legendary Six Samurai - Shi En》 †
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星5/闇属性/戦士族/攻2500/守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。



シエン「ふぅ!ハァーーーー!!!」



コナミ「来た!ツァンの切り札!」



遊星「エースモンスター対決か……」



ジャック「だが、闇雲に戦えばデッキ破壊が進行する……」



クロウ「どうする気だ…?」



岬「デッキ破壊だぁーー!?セコイことしやがって!それでも男かコラァーーーーー!!」




ゆま「ちょ、岬さん、落ち着きましょう!」



あげは「ヒートアップしすぎだよ!」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



ツァン(このままターンを渡しても…どうせ…新たな戦術でデッキを破壊しにくる………なら!)





ブレオ(俺のデータじゃあ、ツァンディレが攻撃してくる確率は80%……いいぜこいよ…)



ツァン「バトル!シエンでボルテックバイコーンを攻撃!」バッ



シエン「カアァーーーーー!!!!」シュバァッ!!



ブレオ「迎え撃てボルテックバイコーン!」バッ



ボルテックバイコーン「ヒヒーーーン!!!」シャッ!



ガシャアァァーーー!!!!!



MC「り、両者相打ちだぁーーーーーー!!!」



ツァン「トラップ発動!六武衆推参!」カチッ



《六武衆推参!/Return of the Six Samurai》 †
通常罠
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。


ブレオ「なに!?」



ツァン「今破壊されたシエンを復活するよ!」バッ



シエン「ウォォーーーーーー!!」ザッ!




遊星「よし!相打ちを利用してシエンを再び呼び出した!」





MC「ブレオのフィールドはガラ空きだぁ!これはチャンスだぞーーー!」



ブレオ「く、だが!ボルテックバイコーンの効果を発動!お互いに7枚、デッキから墓地に送れ!」



ツァン「……」シュッシュッ デッキ15→8



コナミ「ツァンのデッキ……あと8枚」



雪乃「でもここで大量ダメージを狙えるわ」



鬼柳「ツァン!ダイレクトアタックだーーー!」



ツァン「シエンでもう一度攻撃!ダイレクトアタック!」バッ



シエン「チェアーーーーーー!!!」シュバッ!




ブレオ「ぬぐぅ!……!」LP4000→1500



MC「通ったーーーーーーー!!!ツァンディレ、逆転だぁーーー!」




岬「よっシャア!スカッとしたぜ!」ぐっ



アキ「デッキ破壊の前に倒せる!」



ブレオ「へ…………なかなかやるが……データ通りだ」





ツァン「ボクはカードを一枚セットしてターンエンド、シエンは破壊される」バッ 手札1



シエン「ツァン、さらば」シュンッ



ツァン「お疲れ様」



遊星「これでツァンもフィールドはガラ空き……デッキ破壊がメインとは言え、大丈夫か?」



ブレオ「俺のターン!」シュッ 手札5


ツァンsc1→2
ブレオsc11→12



コナミ「奴らのスピードカウンターがMAXだ」



鬼柳「どうする気か……?」



ブレオ「さて……一枚のリバースカードか」



ブレオ「ま……俺から攻めることはないし、ほっといてもいいだろ」



ブレオ「スピードワールド2の効果を発動!スピードカウンターを7取り除き、カードを一枚ドローする!」シュッ 手札6



ブレオsc12→5


ブレオ「カードを4枚セットしてターンエンド」バッ 手札2



ツァン「4枚!?」



コナミ「罠だらけだ……!」






MC「ブレオ、モンスターを召喚しない!トラップに自信があるのかーー!?」



ツァン「……ボクのターン!」シュッ 手札1→2



ツァンsc2→3
ブレオsc5→6


コナミ「ツァンのデッキ、あと7枚…!」



ツァン「トラップ発動、諸刃の活人剣術!」カチッ




《諸刃の活人剣術/Double-Edged Sword Technique》 †
通常罠
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター2体を選択し、
表側攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊され、
自分はその攻撃力の合計分のダメージを受ける。



ツァン「墓地の六武衆を二体、特殊召喚する!六武衆の影武者と真六武衆ーシエンを特殊召喚!」ガッ



影武者「ぬっ」



シエン「ふぁあーーーー!!!」




《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。




コナミ「また来た!シエン!」



鬼柳「満足侍ーーー!」



MC「なんとツァンディレ!三たびシエンを召喚だーーーーー!」



ブレオ「しつこいねぇ」



ツァン「4枚のリバースカードに怖じけづくボクじゃないよ!」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ブレオ「なら、トラップ発動だ、幻惑のトリコロール!」カチッ




幻惑のトリコロール
永続罠
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手モンスターは攻撃する事ができない。
1ターンに1度、相手プレイヤーは自分のデッキの上からカードを1枚めくり、
めくったカードの種類によって以下の効果を得る。
●魔法カード:めくったカードを手札に加える。
●罠カード:めくったカードと手札のカード1枚を墓地へ送る。
●モンスターカード:めくったカードを手札に加え、
手札から別のカード1枚をデッキの一番上に戻す。
また、相手プレイヤーは自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る事で、
このカードを破壊する事ができる。



ツァン「なに?!」




遊星「攻撃封じか!」



ブレオ「こいつがある限り、お前は攻撃できない」



ツァン「く、ならっ」



ブレオ「まあ最後まで聞け、お前はデッキのカードを一枚墓地に送る事でこのカードを破壊できるんだ」



ツァン「デッキを一枚…?」



コナミ「デッキを一枚か………今7枚だけど……」



雪乃「この状況で、デッキ一枚で攻撃できるなら……」



鬼柳「いや………このトラップ……危ねえかもしれねえ」



コナミ「は?」



ジャン「ブレオめ、狙っているな…ふふ」



ツァン(シエンで無効にもできるけど……デッキ一枚で片付くなら…温存した方がいいかな……)



アキ「この状況でどう動くかしら…?」



遊星「わからない…だが、選択によっては最悪の事態になるかもしれない…」



龍亞「え?」





ツァン「………ボクは、デッキを一枚墓地に送る!」シュッ デッキ7→6



MC「ツァンディレ!デッキを一枚犠牲に幻惑のトリコロールを破壊したーーー!」



バリィィン!



ブレオ「かかったな!」



ツァン「!?え」



コナミ「かかっただと?」



ブレオ「このカードの呼び水になったぜ!デストラクション・トリガー!」カチッ


デストラクション・トリガー
通常罠
自分フィールド上に存在するカードがカードの効果によって破壊された時に発動する事ができる。
相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。




鬼柳「あれは!デッキを5枚墓地に送るトラップ!」



雪乃「まずいわ……」



コナミ「ツァンのデッキは6枚………」



ツァン「な……………」


ブレオ「さあ!デッキを5枚墓地に送るんだ!」





ツァン「ぐぅ……………」シュッシュッシュッ デッキ6→1



MC「恐るべきはブレオ!ツァンディレのデッキを残り1枚にしてしまったーーーーー!」



ワアアアアァァァーーーーーー!!!



岬「きたねえぞーーーーー!!!!」ガタッ



あげは「落ち着いてーーー!」



ジャック「デッキが一枚……」



クロウ「だがまだバトルフェイズがあるぜ!」



アキ「ええ、シエンの攻撃が通ればブレオは敗北…」



龍亞「いっけーーーー!」



ブルーノ「でも、それを許すチーム・ユニコーンなのかな………」



鬼柳「まずい!このままじゃ」



コナミ「いや!このターンで倒すんだ!」



ツァン「く………………………バトルフェイズ!」







ツァン「シエンは魔法トラップを無効にできる!いけーーー!」バッ




シエン「はああァ!!」



シュバッ!



ブレオ「当然知ってるぜ、トラップ発動、攻撃の無力化!」カチッ




《攻撃の無力化/Negate Attack》 †
カウンター罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。



グニャアァァーーー!



遊星「カウンタートラップ!?」



ツァン「な……シエンはカウンタートラップは無効にはできない…」



雪乃「完全に……………見抜かれているわ」



コナミ「くそ!」



ジャン「ふふ、さらにツァンディレは、諸刃の活人剣術の代償を受けなければならない」



アンドレ「エンドフェイズに特殊召喚したモンスターの攻撃力分のダメージを受けるんだよな」



ブレオ「さあ、バトルは終了したぞ、ターンエンドを宣言しな!」





ツァン「………」


ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーー



アキ「う………ツァンさん」



遊星「シエンと影武者の攻撃力の合計……2900のダメージか」



クロウ「ツァンのLPは3100だからくたばりはしねえが……」



ジャック「ライディングデュエルのセーフティーラインを超える…」



龍亞「うわぁあ…………どうするの……」



ツァン「そんなのは対策済みだよ」



ブレオ「なに?」



ツァン「ボクは☆5のシエンに☆2の影武者をチューニング!」バッ



ブレオ「なに?シンクロ召喚!?」



☆5+☆2=☆7 カッ




ツァン「二つの刃交わりしとき、ここに忠義の刃が現れん……我に仕えよ!」






ブレオ「馬鹿な……ツァンディレがシエン以外をシンクロ召喚するなんて、俺のデータには無いぞ!?」



ツァン「シンクロ召喚!不退の荒武者!」ガッ





《不退の荒武者/Driven Daredevil》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2400/守2100
戦士族チューナー+チューナー以外の戦士族モンスター1体以上
このカードの攻撃力よりも高い攻撃力を持つモンスターから
攻撃を受けた場合、このカードはその戦闘では破壊されず、
戦闘を行った相手モンスターをダメージ計算後に破壊する。




不退の荒武者「ぬああぁーーー!!」



コナミ「なんだあいつは!?」



雪乃「ツァンさんの新たな戦術…」



遊星「そうか、シンクロ召喚でダメージを躱した!」



クロウ「これならLPは減らねえな!」



ジャック「希望はつないだか」



ブレオ「く…」



ツァン「大会までの一週間、遊んでたわけじゃないんだよ、カードを一枚セットしてターンエンド!」バッ 手札1




ここまででー

不退の荒武者

ホープ「なら」
ホープレイ「我々の」
ホープV「出番が」
ホープヴィクトリー「あるんだな」



ブレオ「俺のターン!」シュッ 手札3


ツァンsc3→4
ブレオsc6→7



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



MC「さあ、デッキのこり一枚のツァンディレに対して、どう動くブレオー!」



ブレオ「このままいけば俺の勝ちだ……だが」



ブレオ「不退の荒武者が邪魔だな、デッキ破壊で倒すとあいつはラストホイーラーのコナミに受け継がれちまう」



ブレオ「いい形でジャンに回したいからな………フォア・ザ・チームだ」



ツァン「………」



ブレオ「よし、俺は異次元の女戦士を召喚だ!バッ




《異次元の女戦士/D.D. Warrior Lady》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1500/守1600
このカードが相手モンスターと戦闘を行った時、
そのモンスターとこのカードをゲームから除外できる。


女戦士「はっ!」





遊星「あれは戦闘を行ったモンスターを除外するモンスター!」



鬼柳「不退の荒武者を除外する気か!」



ブレオ「シエン対策で仕込んでおいたこいつが、こんなところで役に立つとはな」



ツァン「く………!」



ジャン「ブレオめ、徹底的にやる気だな」



ブレオ「いけけ!異次元の女戦士、不退の荒武者に攻撃!」バッ



女戦士「はああーーー!」ブンッ 攻1500



荒武者「ぬああ!」攻2400



グニャアァァーーー!


MC「なんと!ツァンディレの最後の切り札、不退の荒武者までもブレオにけされてしまったぞーーーー!」



ブレオ「へへへ、これで良し」LP1500→600



コナミ「ああーー!なんてこった!」



ツァン「くううぅ………!」




ブレオ「カードを一枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札1








ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!


MC「ツァンディレ、このターンのドローでデッキは0だぁーーー!奇跡の逆転は起こるのかぁーー!?」



ジャン「ふふ…ブレオの二枚のリバースカード、間違いなく攻撃を止めるタイプのものが混じっているはずだ」



アンドレ「ブレオの作戦勝ちだな」



アキ「ツァンさん……………」



岬「へばってんじゃねぇぞおらァーーーーー!!!」



ゆま「ツァンさん!チャンスはありますよーーーー!」



ジャック「流石に厳しいだろうな」



遊星「ああ、あとはどれだけ有利にコナミに繋げられるかだ……」



クロウ「ここまで来たらそれに専念した方がいいな…」



雪乃「コナミ、準備を………」



コナミ「いや…………ツァンはここで終わるような奴じゃない」



雪乃「え?」




鬼柳「なんでそんな事が言えるんだよ」



コナミ「チーム・ユニコーンは知らない……」



コナミ「…ツァンのデッキの最大の切り札を」



ツァン「…………」ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ブレオ「へい!ツァンディレ!ドローをしな!ラストドローを!」



ツァン「…」チャッ



鬼柳「……」



雪乃「………」


ツァン「…………」シュバッ! 手札1→2



MC「ツァンディレのラストドローだぁあーーー!」



龍亞「う……………」



ツァン「…………」



ツァン「…………来た」



アキ「!……笑った」





ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!


ブレオ「何……?こいつ笑ってやがる………まさか」



ブレオ「またシエンを……!?トラップ発動!メタルリフレクトスライム!」カチッ


《メタル・リフレクト・スライム/Metal Reflect Slime》 †
永続罠
このカードは発動後モンスターカード(水族・水・星10・攻0/守3000)となり、
自分のモンスターカードゾーンに守備表示で特殊召喚する。
このカードは攻撃する事ができない。(このカードは罠カードとしても扱う)



スライム「ウジュルルル……」守3000




MC「ここでブレオ、詰めに来たァーーーー!守備力3000のスライムで完全防御だ!」



龍亞「ええ!?あれじゃシンクロモンスターでも倒せない…!」



ジャック「ぬかりない奴め…!」



MC「この巨大な壁を前に、どうする?!ツァンディレーー!」



ブレオ「ははははは!さあ、シエンでも何でも呼んでみるがいいぜ!」



ツァン「…………ボクは六武衆のご隠居を特殊召喚!守備表示」バッ



《六武衆のご隠居/Elder of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 400/守 0
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。



ご隠居「よっ」守0



遊星「あのモンスターは…」



アキ「一ターン目に墓地に送られてから、シナイの効果で手札に戻っていたカードね…」





ブレオ「そいつが手札にいたのは知っていたぜ、だがそいつでどうするつもりだ!」



雪乃「3000の壁なんて……無理があるわ…」



鬼柳「くそ………!」



コナミ「大丈夫だ、むしろ、ブレオが急いだおかげでツァンは逆転ができる……」



雪乃「え?どういう事かしら?」



ツァン「久しぶりにアンタの出番よ、六武衆ーヤリザを召喚!」バッ




《六武衆-ヤリザ/The Six Samurai - Yariza》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守 500
自分フィールド上に「六武衆-ヤリザ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。



ヤリザ「はっはーーーー!初陣でござる!」シャッ



ブレオ「!?なんだと!?あのモンスターがツァンディレのデッキに入っているなんてデータは……!」



コナミ「いつも手札コストにされてたからな」



アキ「ヤリザ………?」



遊星「あのモンスターは他の六武衆が自分フィールドに存在する時、直接攻撃ができる」





MC「ここでツァンディレ!まさかのダイレクトアタッカーを召喚だーーーー!」



ジャン「馬鹿な!」



アンドレ「ブレオのLPは600、こいつは………」



雪乃「まさか、こんな事が…」



コナミ「やっちまえツァン!止めを刺せーーーー!」



鬼柳「よっしゃあーーーーー!満足だぁーーーー!」



岬「俺が許す、ぶっ潰せーーーーーー!」



ヤリザ「はははは、人気者は辛いでござるな」



ツァン「まさかデッキボトムにアンタがいるとはね…」



ブレオ「くああ………!」



ツァン「よし、ヤリザでダイレクトアタック!」バッ



ヤリザ「任せるでござる、墓地の落ち武者どもは拙者の活躍を指でも咥えて見ていろ!」ダンッ






ドガァッ!!



ブレオ「ぐあぁあーーーーー………!?」LP600→0ピーーーー



バシュウウウゥゥゥゥゥウウウゥゥゥ……!?



MC「けっっちゃーーーーーーーく!!ツァンディレvsブレオ、勝者はチーム・満足のツァンディレだぁーーーーーー!!」



アキ「やった!」



コナミ「やったぜへーい!」パーーーン!



雪乃「イエイ」パーーーン!



鬼柳「ッケーーーイ!」パーーーン!



ジャック「まさか、逆転とはな」



遊星「デッキがツァンに応えたんだ」



龍可(あの人の周りにいっぱい精霊がいるのが見える………すごい数)


クリボン「クリー」



ブォォーーーーーーーーーーーーー



キキィィイ………!!


ブレオ「くううぅ……すまねえジャン!」カポッ




ジャン「いいさ、気にするな」



アンドレ「お前は仕事は果たしたぜ」



ブレオ「そう言ってもらえると、助かる」



ジャン「ツァンのデッキは0、次のターンで終わりだ、この勝負、引き分けと変わりはしない」



ヤリザ「ピーーーースでござる」



ツァン「ちょ、前に出ないで!見えないから!」



ヤリザ「おっとすまぬ、ウイニングランで浮かれてしまったでござる」



ツァン「まったく………」



ヤリザ「おーい、墓地のカゲキ、キザン見てるでござるか?六武衆No.1が誰か、思い知ったでござるか?」



ツァン「ケンカはやめてって!すぐ調子乗るんだから!」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



ジャン「………………とにかく」カポッ



ジャン「勝ちは逃さない、それが俺の仕事だ」



アンドレ「ジャン、頼んだぞ!」


ジャン「あぁ」クイッ


ブォォーーーーーーーーーーーーーーーー!!!




MC「ついにチーム・ユニコーン、ラストホイーラーのジャンにまで回ってしまった!後がないぞーー!」


MC「無名のチーム・満足がここまでの奮闘を見せるなんて、誰が予想しただろうかーーーー!」



ワアアアアァァァーーーーーー!!!


遊星「ジャンか…………」



ブルーノ「彼は要注意だね」



遊星「ああ、奴は恐らく、かなり強い」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!


ジャン「………」


ツァン「む………来た!」



ヤリザ「次が最後の敵でござるか!」



ワアアアアァァァ!!!



ブレオ「まさか…負けちまうとはなぁ……」



アンドレ「気にするなって」



ブレオ「そうだな、ジャン……俺の残したカードを有効に使ってくれよ」





ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



ジャン「またせたなツァンディレ、次は俺が相手だ」



ツァン「………ふう……よし!デュエル!」LP3100 手札0



MC「始まったぁーーーーー!」


ワアアアアァァァーーーーーー!!!



ジャン「俺のターン!」シュッ 手札6



ツァンsc5→6
ジャンsc8→9



ヤリザ「かかってくるがいい!」



ジャン「……次のターンでツァンディレはデッキが切れる………フィールドの掃除をしなくてはな」



ジャン「俺はエレファンを召喚!」バッ


《エレファン/Elephun》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/獣族/攻 500/守 300
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
ゲームから除外されている自分のレベル3以下の
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を
選択して手札に加える事ができる。


エレファン「ブゥェォーーーー」







ここまででー


エレファン
http://10rak-luck.img.jugem.jp/20121101_2818457.jpg


忘れていた現在状況

ツァン LP3100 手札0 デッキ0 六武衆のご隠居 六武衆ーヤリザ リバース1 sc6


ジャン LP4000 手札5 エレファン メタルリフレクトスライム リバース1 sc9



おやすみ




ジャン「さらに、sp-サモン・スピーダーを発動!」バッ




《 Sp-サモン・スピーダー》
通常魔法
自分用スピードカウンターが4つ以上ある場合に発動する事ができる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン攻撃できない。



ジャン「これにより、マインモールを特殊召喚するぅ!」バッ




《マイン・モール/Mine Mole》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1000/守1200
このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
このカードが獣族モンスターのシンクロ召喚の素材として墓地へ送られた場合、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
このカードが相手のカードの効果によって
フィールド上から離れた場合、ゲームから除外される。



マインモール「ひきゃきゃ」



ツァン「早速………」



ジャン「俺は☆2のエレファンに☆3のマインモールをチューニング!」バッ



☆2+☆3=☆5 カッ!



ジャン「天駆ける雷よ、猛き烈風と交わりて、幻想の世界より姿を現せ!シンクロ召喚!」



ジャン「いななけ!サンダーユニコーン!」バッ




《サンダー・ユニコーン/Thunder Unicorn》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻2200/守1800
獣族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
自分フィールド上に存在するモンスターの数×500ポイントダウンする。
この効果を発動するターン、このカード以外のモンスターは攻撃する事ができない。



サンダーユニコーン「ヒヒーーーーン!!」



鬼柳「またあのモンスターか!」




MC「ここでジャン、アンドレが使用したサンダーユニコーンをもう一度特殊召喚だー!」



ジャン「マインモールが獣族シンクロに使われたため、カードを一枚ドロー!」シュッ 手札4



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



ジャン「しかし……奴の底力はさっき拝見した通り…油断はしない、リバースカードもあるしなあ」



ジャン「俺はカードを一枚セットしてターンエンド!」バッ



遊星「攻撃しない………ラストホイーラーのコナミに全力を注ぐつもりだ」



クロウ「ツァンはこのターンで終わりだからな」




ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



キキィィイーーー!!!



ツァン「バトンターーーーッチ!あとはよろしく」カポッ



コナミ「ああ、任せな」カポ



鬼柳「いい活躍だったぜ」



雪乃「ええ、美しかったわ」



ツァン「え?…あ、ありがとう………」




MC「ツァンディレがピットに入ったーーー!これは交代のようだぞーーー!」



ゆま「デッキ0じゃしょうがないですね」



岬「俺はあの金髪を倒したから満足だぜ」



あげは「次はコナミだね…」



アンドレ「お、ついに奴らもラストホイーラーだな」



ブレオ「ああ、この一対一…ジャンはこういう場面にめっぽう強いからな」



アンドレ「だがラストホイーラーはコナミ……唯一データが集められなかった」



ブレオ「大丈夫さ、ジャンだからな」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



コナミ「よっしゃー、準備完了」ブウゥゥ………



鬼柳「ここまで来たら勝てよ、コナミ!」



ツァン「負けたら許さないからね!」



雪乃「健闘を祈ってるわ」



コナミ「ふっ!」クイッ



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!




遊星 「カードは拾った(ジャンクドッペル)」
コナミ「カードは拾った(紙束+ジェネックス)」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



ジャン「きたなコナミ……どんな戦いをするか見せてもらおう」



コナミ「またせたなーーーー!」



龍亞「コナミーーーーーー!ファイトーーーー!」



クロウ「ここまで来たからには勝ちやがれーーー!!」



MC「ツァンディレがデッキ0でリタイアしたため、ラストホイーラーのコナミが出てきたーーー!ついに最終戦が始まるぞーーー!」



ジャン「ふふふふふふ……よしいくぞぉ、デュエル!」LP4000 手札3



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6


コナミsc6→7
ジャンsc9→10


ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



ツァン「ボクのフィールドを受け継いだから、ヤリザとご隠居がフィールドにいる……ヤリザでダイレクトアタックもできるけど…」



雪乃「返しのターンの反撃が怖いわね」



鬼柳「お前が残したリバースカードは何だ?」



ツァン「え?ああ、コナミに使えるかな…?」





コナミ「さて……どうするかな」



ヤリザ「コナミ殿、もう一度拙者がダイレクトアタックを仕掛けるでござるか?」



コナミ「ああ、それもいいな…………よし、そうしよう」



コナミ「行け!ヤリザ、ダイレクトアタック!」バッ



ヤリザ「任せるでござる!はぁーーーーーーー!」ダッ



ツァン「ヤリザで行った!」



MC「コナミ、まずはヤリザで攻撃をしかけたーーーー!」




ジャン「甘いなぁ、トラップ発動、聖なるバリア!」カチッ




《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。



ピキィーーーーーン!



コナミ「なにぃーーーーー!?」



ヤリザ「うぉおああぁあーーー!!?」ガシャーーーーン!



ツァン「ああーーー!」



所詮ヤリザでござったな



遊星「やはりヤリザは読まれていたか……」



コナミ「まずい………サンダーユニコーンの対策を…………モンスターをセットしてターンエンド!」バッ 手札5



ジャン「ふふ、俺のターンだ!」シュッ 手札4



コナミsc7→8
ジャンsc10→11



ジャン「守備モンスターが二体か、ならばこれかな」チャッ



ジャン「カードを一枚セット、さらにsp-起爆化を発動!」バッ



Sp-起爆化
通常魔法
自分用のスピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。 自分の魔法&罠カードゾーンに存在するカード1枚を選択して破壊する。 相手フィールド上に存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。


コナミ「起爆化だと!?」



ジャン「そう、俺の魔法トラップを一枚破壊して発動する、俺は今セットしたカードを破壊!」バッ




《呪われた棺/Dark Coffin》 †
通常罠
セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
相手は以下の効果から1つを選択して適用する。
●自分の手札をランダムに1枚捨てる。
●自分フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。


ジャン「ふふふふ………破壊されるカードにも意味はある、呪われた棺、発動!」ズアッ



ツァン「破壊されて発動するトラップ!?」


黄金の邪神像「破壊されて発動するトラップだと!」
アビスコーン「まじかよ」
荒野の大竜巻「そんなカードが有るなんて……」
コザッキーの自爆装置「まったく世界は広いぜ」



遊星「あれは呪われた棺!」



ジャン「お前は自分フィールドのモンスター一体を破壊するか、手札をランダムに一枚捨てなければならない」



コナミ「ち………手札を捨てるぜ、シャッフル機能発動」シャシャシャシャシャッシュッ 手札4



ジャン「そして裏守備モンスターと六武衆のご隠居は攻撃表示になる!」バッ



ドゴーーーン!



ご隠居「ぬううう」攻400



炎の魔神「ふうう」攻1300




《炎の魔神/Fireyarou》 †
通常モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1300/守1000
炎につつまれた魔人。
まわりの炎を自在に操り攻撃する。


MC「ああーー!コナミ、低ステータスのモンスターを攻撃表示にされてしまったー!」



ジャン「ふふふふふ…炎の魔神?…警戒する必要もなかったかな」



ジャン「俺はサンダーユニコーンの効果を発動、六武衆のご隠居の攻撃力を0にする!サンダースクレイプ!」バッ




バリィバリバリ!!



ご隠居「ぬううう!?」攻0






雪乃「まずい!これじゃダイレクトアタックと同じよ」



鬼柳「なんとかしろコナミ!」



ツァン「ううぅ……!」



ジャン「さあ行こう、サンダーユニコーンで六武衆のご隠居を攻撃!サンダースピアーーー!」バッ



ギャオォォーーーーーー!!!



バーーーーーン!!



ご隠居「ぐっは!!」



アキ「まともに受けたわ!」



遊星「…いや!」



コナミ「永続トラップ発動!、死力のタッグ・チェンジ!」カチッ





《死力のタッグ・チェンジ/Desperate Tag》 †
永続罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターが
戦闘によって破壊されるダメージ計算時、
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にし、
そのダメージステップ終了時に手札からレベル4以下の
戦士族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。



ジャン「ほう…」







ジャン「そいつはツァンディレが残したカードだったな…うまく使えたか」



コナミ「俺はダメージを無効にして、サムライソード・バロンを特殊召喚する!」ガッ




《サムライソード・バロン/Samurai Sword Baron》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1200
1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを表側攻撃表示にする。




バロン「ズアッ!」



ツァン「よし!」



鬼柳「ダメージは無え!さらにこのターンの奴は、サンダーユニコーン以外は攻撃できない!」



ジャン「なるほどなあ、カードを一枚セットしてターンエンドだ」バッ 手札1



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札5



コナミ「今度はこっちの番だ!」



ジャン「面白い」



コナミ「サムライソード・バロンの効果を発動!」






コナミ「相手守備モンスターを攻撃表示にする、不気味スライムを攻撃表示に!」バッ



リフレクトスライム「ウジュルル」攻0



龍亞「よし!あいつの攻撃力は0!お返しだー!」



ジャック「特大のダメージを与えるのだ!」



ジャン「ぬう…」



MC「さっきのターンの仕返しか!今度はコナミが表示形式を変更させたー!」



コナミ「でかいのをお見舞いしてやる、レアル・ジェネクス・コーディネイターを召喚!」バッ 手札4




《レアル・ジェネクス・コーディネイター/R-Genex Overseer》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 100
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札からレベル3以下の「ジェネクス」と名のついた
モンスター1体を特殊召喚できる。




コーディネイター「ヒャヒヒヒ!」



ブレオ「チューナーだ」



アンドレ「どんなシンクロを…?」



コナミ「おれは☆4のサムライソード・バロンと炎の魔神に、☆2のレアル・ジェネクス・コーディネイターをチューニング!」バッ



☆4+☆4+☆2=☆10 カァァッ!



龍可「☆10のシンクロ!?」




ツァン「そんなのがいたっけ……?」



鬼柳「なんだ……?…」



コナミ「特大シンクロ召喚!A・O・J ディサイシブ・アームズ!」ガッ!




《A・O・J ディサイシブ・アームズ/Ally of Justice Decisive Armor》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻3300/守3300
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
相手フィールド上に光属性モンスターが存在する場合、
1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して破壊する。
●手札を1枚墓地へ送る事で、
相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
●自分の手札を全て墓地へ送る事で、
相手の手札を確認してその中から光属性モンスターを全て墓地へ送る。
その後、この効果で墓地へ送ったモンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手ライフに与える。


ディサイシブ「ギャローーーーン!!!」



ジャン「こいつは………!!」



遊星「巨大な大砲か……!」



MC「おおーーーー!ここでコナミ、ディサイシブアームズを召喚だーーーー!」





ここまででー



ディサイシブアームズ
http://blog-imgs-53.fc2.com/f/i/r/firstturnkill/A3431_Z1.jpg



現在状況



コナミ手札4 sc9 ディサイシブアームズ


ジャン 手札1 sc12 メタルリフレクトスライム サンダーユニコーン リバース2





ジャン「攻撃力3300だと!」



コナミ「俺の最大攻撃力だぜ、ビビったか!」



ディサイシブ「ウィーーーーン」



ツァン「やった、メタルリフレクトスライムの攻撃力は0、これが決まれば…!」



雪乃「あっという間にジャンのLPは700、セーフティーラインを超えるわ」



鬼柳「ぶちかませコナミー!」



コナミ「ははははは、俺はディサイシブアームズの効果を発動!相手フィールドに光族モンスターがいる時、手札を一枚捨てて魔法トラップカードを全て破壊できる!」手札3



ディサイシブ「キューーーーーーン…」



コナミ「焼け野原にしてやるぜ!」バッ



ツァン「え?」


ディサイシブ「ブォォーーーーーーーーーー!!!」ドキューーーーーーン!



バリィィン!



MC「ここでジャンの魔法トラップが全て破壊されたーーーー!」



コナミ「……………あ!」







ジャン「………ふふ、迂闊だったな」



コナミ「メタルリフレクトスライムが消えた!?」



鬼柳「バカヤロー!コナミ、あいつはトラップカードだろうが!」



クロウ「ディサイシブアームズの効果で一緒にぶっ飛んじまったんだ!」



ジャック「何してるかぁ!」



コナミ「あぁーーーーーー!?!そうだった…!」



ツァン「んもぉーーー……………」



遊星「いや………リバースカードを全て破壊できた………優先すべきはこっちだった、これでいいんだ」



アキ「ええ、これで攻撃は確実に通るわ」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーー



コナミ「…ま、仕方ねえか、バトルフェイズだーーー!」



ディサイシブ「ウィーーーーーン!」



ジャン「く…」





コナミ「ディサイシブアームズでサンダーユニコーンを攻撃!」バッ




ディサイシブ「充電……………!!」キュゥゥゥ…… 攻3300



サンダーユニコーン「…………」攻2200




コナミ「発射ーーーー!」



バシュウウウゥゥゥゥゥウウウゥゥゥ!!!!



サンダーユニコーン「グエエエェェーーー!!」ドーーーン!!



ジャン「ぐあああぁ………!」LP4000→2900



MC「決まったーーーー!なんと先制はコナミだぁ!!」




雪乃「よし…!」




コナミ「これでお前のフィールドはガラ空き、もらった!カードを一枚セットしてターンエンド!」バッ 手札2



龍亞「いけるよ!コナミが圧倒的に押してる!」




ジャン「そいつはどうかな……」





ジャン「コナミ、俺のフィールドをよく見ろぉ!」



コナミ「え?なんだよ」ちらっ



白銀のスナイパー「……」ジャキンッ



トイ・マジシャン「クキキ」



コナミ「!?モンスターがいるだと!?」



MC「どうした事かーーーー!?焼け野原となったはずのジャンのフィールドに、モンスターが二体ーーー!」



岬「どうなってやがる?」



ジャック「なんだ………?」




コナミ「どういう事だてめーーー!」



ジャン「このモンスター二体は、先ほどセットされていたカードだ」



コナミ「何だと…?モンスターをセットしてた?イカサマか!」



ジャン「違うな、効果だ、こいつらは相手によって破壊されたターン、エンドフェイズに特殊召喚されるのさ」



ツァン「そんな…」



遊星「コナミ!白銀のスナイパーに気をつけろ!」



白銀のスナイパー「………………」ジャキン……




ジャン「気付いたか!白銀のスナイパーの効果が発動する!」




《白銀のスナイパー/Silver Sentinel》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1300
このカードは魔法カード扱いとして
手札から魔法&罠カードゾーンにセットできる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズ時、
このカードを墓地から特殊召喚し、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。



《トイ・マジシャン/Toy Magician》 †
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1500
このカードは魔法カード扱いとして手札から
自分の魔法&罠カードゾーンにセットする事ができる。
魔法&罠カードゾーンにセットされたこのカードが
相手のコントロールするカードの効果によって破壊され墓地へ送られた場合、
そのターンのエンドフェイズ時にこのカードを自分フィールド上に特殊召喚する。
また、このカードが反転召喚に成功した時、フィールド上に表側表示で存在する
「トイ・マジシャン」の数だけフィールド上の魔法・罠カードを破壊する。




ジャン「白銀のスナイパーは、自分の効果で特殊召喚された時相手のカードを一枚破壊する!」



コナミ「マジか?!」




ズキューーーーーン!




ディサイシブ「グッハァァア………!!バカナ………」ドゴーーーーン!



雪乃「ディサイシブアームズがあっという間に…!」





ブレオ「♪ー、俺が伏せた白銀のスナイパー、いい仕事だ」




アンドレ「これでコナミのフィールドはガラ空き」



コナミ「くそ………!ぐぐ…………」



ジャン「お前はすでにターンエンドを宣言している、俺のターン!」シュッ 手札2



コナミsc9→10
ジャンsc12



ジャン「スピードワールド2の効果を発動!スピードカウンターを7取り除き、一枚ドロー!」シュッ 手札3




MC「恐るべきはジャン!自分のターンが来る前に決戦兵器ディサイシブアームズを処理してしまったーーーー!」




ジャン「ふふ、俺はキーマウスを召喚!」バッ




《キーマウス/Key Mouse》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/地属性/獣族/攻 100/守 100
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキからレベル3以下の獣族モンスター1体を手札に加える事ができる。



キーマウス「ちゅー」









ジャン「俺は☆1のキーマウスに☆4の白銀のスナイパーをチューニング!」



☆1+☆4=☆5

カァッ!



ジャン「シンクロ召喚!現れろ!ナチュル・ビースト!」バッ



《ナチュル・ビースト/Naturia Beast》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/地属性/獣族/攻2200/守1700
地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
デッキの上からカードを2枚墓地へ送る事で、
魔法カードの発動を無効にし破壊する。




ビースト「グルルウゥゥ」



コナミ「またシンクロモンスターか…!」



遊星「また厄介な奴が現れた」



龍亞「え?」




龍可「ナチュル・ビーストがいる限りコナミの魔法カードは無効になっちゃうのよ」




ツァン「ナチュルビーストって……」






コナミ「スピードスペルを封じるだと!?」


ジャン「ふふふ、これでお前は動けまい」sc12→5



ジャン「さらに俺はスピードワールド2の効果を発動!スピードカウンターを4取り除き、手札のスピードスペル一枚につき800Pのダメージを与える!」sc5→1



ジャン「俺のスピードスペルは一枚!喰らえ!」バリリリィーーーー!



コナミ「ぐっあ…………!!」LP4000→3200


MC「ああーーーー!これでコナミのLPがジャンのフィールドのモンスターの攻撃力合計より低くなってしまったーーー!」



鬼柳「やべえ…!2200+1600で3800、コナミがぶっ飛ぶ!」



雪乃「コナミ!」



アンドレ「流石はジャン、決まりだな」



ブレオ「あぁ、一時はひやっとしたぜ」



ジャン「くらえコナミ、トイマジシャンでダイレクトアタック!」バッ



トイ「キャハー!!」ビリリーーー!



コナミ「させるかぁーー!トゥルース・リィンフォースを発動!」カチッ




《トゥルース・リインフォース/Reinforce Truth》 †
通常罠
デッキからレベル2以下の戦士族モンスター1体を特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。




ジャン「ほう」



コナミ「俺はデッキから一刀両断侍を守備で特殊召喚!」バッ




《一刀両断侍/Sasuke Samurai》 †
効果モンスター
星2/風属性/戦士族/攻 500/守 800
このカードが裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する。



一刀両断「うっすー」



ビリリーーー!



一刀両断「ぐっはーーーー!!?」



コナミ「早速やられた!」



ジャン「防いだか、ナチュルビースト!」バッ



ビースト「ガルルルァ!」シュバッ



コナミ「がっは………!!」LP3200→1000




ギャギャギャ………!



ツァン「はぁーーー……危なかった」




遊星「これでコナミのLPは1000、厳しくなってしまった」



ジャン「しぶといな、俺はカードを一枚セットしてターンエンド」バッ 手札1



コナミ「く…俺のターン!」シュッ 手札3



コナミsc10→11
ジャンsc1→2



ジャン「さあ、どう逆転する?ディサイシブアームズはすでに墓場だ」



鬼柳「スピードスペルも使えないしな……」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーー!!!




コナミ「使い方は他にもあるだろ、スピードワールド2の効果を発動!」バッ



コナミ「スピードカウンターを10取り除き、ナチュルビーストを破壊する!」sc11→1



バリィーーーーーー!!!



ブルーノ「そうか!スピードワールドは大会規定で破壊できないカード、ナチュルビーストでも無効にできない!」



ビースト「グアアァォオォオ!」ドーーーン!









ジャン「………」



コナミ「……あいつのあの余裕………こうなるのを予測してたって顔だな………」



コナミ「目にもの見せてやる!俺はA・O・Jガラドホルグを召喚!」


《A・O・J ガラドホルグ/Ally of Justice Garadholg》 †
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1600/守 400
このカードは光属性モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージステップの間、攻撃力が200ポイントアップする。




ジャン「ぬう?」



ジャック「あんなモンスターで何をする気だ!」



遊星「このままじゃトイマジシャンの攻撃力1600と互角…」



コナミ「こいつをなめるなよ、バトルフェイズ!」



コナミ「ガラドホルグでトイマジシャンを攻撃!」



ガラドホルグ「シャシャーーー!」バキューーーン!



トイマジシャン「ぐっえーーーー!?」攻1600





ツァン「倒した!?」



ジャン「どういうことだ?」LP2900→2700



コナミ「ガラドホルグは光属性と戦う時、パワーが上がる!」



鬼柳「よし!これでまた逆転!ジャンのモンスターは全滅だ!」



コナミ「カードを一枚セットしてターンエンド!」バッ 手札1



ジャン「ふん、俺のターン!」シュッ 手札2



コナミsc1→2
ジャンsc2→3



ジャン「俺はsp-ヴィジョン・ウィンドを発動!」


Sp-ヴィジョン・ウィンド
通常魔法
自分用のスピードカウンターが2つ以上ある場合発動する事ができる。 自分の墓地に存在するレベル2以下のモンスター1体を特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターは、このターンの終了時に破壊される。



ジャン「復活しろ、エレファン!」バッ




《エレファン/Elephun》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/獣族/攻 500/守 300
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
ゲームから除外されている自分のレベル3以下の
獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を
選択して手札に加える事ができる。


エレファン「ぷーーー」




さらにトラップカード、シンクロ・スピリッツを発動!」バッ



《シンクロ・スピリッツ/Synchro Spirits》 †
通常罠
墓地のシンクロモンスターをゲームから除外する事で、
そのモンスターのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が
自分の墓地に揃っていれば、その一組を自分フィールド上に特殊召喚する。



ジャン「ナチュルビーストを除外して、素材を特殊召喚!」バッ


白銀のスナイパー「ぬっ」



キーマウス「チュー」



コナミ「ヤローーー………あっという間にモンスターを三体……!」



MC「またもやシンクロかぁーーーー!?」




ジャン「俺は☆4の白銀のスナイパーに☆2のエレファンをチューニング!」


☆4+☆2=☆6

カッ!



ジャン「シンクロ召喚!ナチュル・パルキオン!」




《ナチュル・パルキオン/Naturia Barkion》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/ドラゴン族/攻2500/守1800
地属性チューナー+チューナー以外の地属性モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分の墓地のカード2枚をゲームから除外する事で、
罠カードの発動を無効にし破壊する。



パルキオン「グルァーーーー!」




ワァアアーーーーーーー!!


あげは「ナチュルパルキオン!?」



岬「やべえな…あれはトラップを封じるモンスター…」



ゆま「へえー」



クロウ「今度はトラップかよ!もうコナミはスピードカウンターもねーっつうのに!」



遊星「まずい…………コナミはトラップを発動できないってことは……」



クロウ「ほぼ100パーセント攻撃を喰らう………」



鬼「コナミのLPは1000だぞ………ここに来て2500ってのは…!」



コナミ「今度はトラップ封じかよ!」



ジャン「悪いなぁ、ふふ」



MC「なんということだー!ここでコナミのトラップが封殺されてしまったーーー!」



ブレオ「くく、今度こそ、決まりだな」



アンドレ「ああ、パルキオンでガラドホルグを破壊して900P、キーマウスの攻撃で+100P、ぴったりだ」





ブォーーーーーーーー!!!



コナミ「く…………」



ジャン「ふふ、なかなか楽しめたぞコナミ、だがここまでだな」ブォオォーーーー



コナミ「なにぃぃ………?わざわざ近くまで来て…もう勝った気でいるのか?早いぞ!」



ジャン「まだ楽しませてくれるのか!ならばやってみろ!ナチュルパルキオンでガルドホルグを攻撃!」バッ



パルキオン「ブフォーーーー!」攻2500



ガルドホルグ「グギューーーン……!」攻1600




雪乃「ダメだわ……!この攻撃を凌ぐ手は無い……!」



鬼柳「トラップが発動できないんじゃあ……魔法で!」



ツァン「ライディングデュエルじゃ速攻魔法も使えないじゃん!」



鬼柳「ぐあっ!確かに!」




ドシュゥウーーーーー!



ガラドホルグ「グハァ!」ドォーーーン!



ジャン「通った!」



MC「ガラドホルグ撃破ーーーー!コナミのフィールドはガラ空きだーーー!」



アンドレ「ま…決まったな」



ブレオ「やっちまえジャーーーーン!」



ジャン「ふふ、とどめと行こうか」



コナミ「………」



雪乃「くぅ……………」



鬼柳「くそ…」



ツァン「………!いや、まだ終わらないよ!」



雪乃「え?」



スクープ・シューター「……」


ジャン「!………な?いつの間に?」





遊星「モンスターがコナミのフィールドに!」



ジャック「トラップは封じられているんだぞ!」



クロウ「どうなって………」




アキ「あ!あれを」



ジャン「…………なるほど………そいつがあったなぁ」



コナミ「ビビったか?……そうよ、こいつがありました」



コナミ「永続トラップ、死力のタッグチェンジ!」LP1000



MC「ああーーー!?コナミ、永続トラップである死力のタッグチェンジを使用していた!」



アンドレ「なに?!」



ブレオ「マジかよ!まだ倒れないのか!」




遊星「そうか………パルキオンはすでに表となっている永続トラップは破壊できない」




コナミ「またお前の勝利宣言は不発だったなーーー!」



ジャン「ぬぐぅ…………」






《スクープ・シューター/Cameraclops》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1400/守1600
このカードが、このカードの攻撃力よりも高い守備力を持つ
フィールド上に表側表示で存在するモンスターに攻撃した場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。




《死力のタッグ・チェンジ/Desperate Tag》 †
永続罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターが
戦闘によって破壊されるダメージ計算時、
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にし、
そのダメージステップ終了時に手札からレベル4以下の
戦士族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。


雪乃「あのカードがあったのね……」



ツァン「心臓に悪いよ……」ハァ



鬼柳「ツァンがセットしてたやつか、うまく使いやがったな」



ジャン「俺は…ターンエンドだ!」



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札1



コナミsc2→3
ジャンsc3→4


アキ「なんとかしのいだけど……コナミにあるのは使えないであろうリバースカードとスクープシューター….手札は一枚…」




続きは明日でー


パルキオン

http://gygaj.ocnk.net/data/gygaj/product/20120130_780f8b.jpg


現在状況


コナミ 手札1 sc3 スクープシューター 死力のタッグチェンジ リバース1 LP1000


ジャン 手札1 sc4 ナチュルパルキオン キーマウス リバース1 LP2700




ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



コナミ「俺はsp-エンジェル・バトンを発動!」バッ



《Sp-エンジェル・バトン/Sp - Angel Baton》 †
通常魔法
自分のスピードカウンターが2つ以上存在する場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローし、その後手札を1枚墓地へ送る。



コナミ「二枚ドローして、一枚捨てる!」シュッ



コナミ「よし……スクープシューターでナチュル・パルキオンを攻撃!」バッ



スクープシューター「カシャッ!」攻1400



鬼柳「スクープシューターは、自分の攻撃力以上の守備力を持つモンスターを攻撃した時、そいつを破壊できる!」



パルキオン「ギュアアァ!?」攻1800 ピカーーーーー!



ジャン「ぬうぅ!」



ツァン「よし!トラップ封じを越えた!」



遊星「奴の上級モンスターを倒した…!」





コナミ「何度目だ?忘れたがまた逆転だな!ターンエンド」手札1



ジャン「く………………俺のターン!」シュッ 手札2




コナミsc3→4
ジャンsc4→5



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



ジャン「まさか、ここまで粘るとは…キーマウスを守備に変える!」シュッ



キーマウス「チュ」守100




ジャン「ターンエンドだ…」手札2



鬼柳「ジャンの奴、明らかに手詰まりだ!」



雪乃「チャンスね」



コナミ「よし、俺のターン!」シュッ 手札2


コナミsc4→5
ジャンsc5→6






コナミ「一気にいくぜ!ジェネクス・パワー・プランナーを召喚!」バッ




《ジェネクス・パワー・プランナー/Genex Power Planner》 †
効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 300/守 200
このカードが召喚に成功した時、
デッキからレベル3の「ジェネクス」と名のついた
効果モンスター1体を手札に加える事ができる。


パワープランナー「ギヒヒ」



コナミ「こいつの召喚時、デッキから☆3ジェネクスの効果モンスターを手札に加えることができる」シュッ



コナミ「俺が加えるのはA・ジェネクス・バードマン!」バッ



ジャン「だが、チューナーでもない攻撃力300のモンスターをフィールドに出したな、それは危険な行為だぞ!」



コナミ「それはどうかな!」



ジャン「ぬ…」



コナミ「手札のA・ジェネクス・バードマンの効果を発動!このモンスターは自分フィールドのモンスターを手札に戻して特殊召喚ができる!」


パワープランナー「ジャーナ」シュッ



ツァン「よし、低ステータスモンスターを戻せた!」



コナミ「現れろ、A・ジェネクス・バードマン!」バッ



《A・ジェネクス・バードマン/Genex Ally Birdman》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守 400
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を手札に戻して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果を発動するために手札に戻したモンスターが風属性モンスターだった場合、
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



バードマン「クキャーーー」





遊星「よし、モンスターが二体」



ジャック「このままジャンにダイレクトアタックだ!」



コナミ「バードマンでキーマウスを攻撃!」バッ



バードマン「キキィィイーーー!」どかっ! 攻1400



キーマウス「ちゅっ!?」攻100 バァァン!



ジャン「キーマウスが戦闘で破壊されたことで効果を発動、デッキから星見獣ガリスを手札に加える!」シャッ



コナミ「関係ねぇー!スクープシューターでダイレクトアタック!」



スクープシューター「カシャッ!」攻1400



ジャン「ぐおぉーーー!」LP2700→1300 ギャギャギャッ!



MC「決まったーーーー!」



龍亞「これでLPはほぼ互角だね」



コナミ「ターン終了、さあこいよ!」






ミス ↑キーマウスは守100 でした


ジャン「俺のターン!」シュッ 手札4



コナミsc5→6
ジャンsc6→7


コナミ「スピードカウンターがお互いに半分以上になったか…」手札2



ジャン「俺はスピードワールド2の効果を発動!スピードカウンターを4取り除く!」バッ sc7→3



雪乃「この効果は…!?」



ジャン「手札のスピードスペル一枚につき800Pのダメージを与える、手札には一枚だ!」バッ


バリィイ!!



コナミ「ぐっ………!」LP1000→200



MC「ついにここでコナミ、LPが残り200ーーーーーーー!」




鬼柳「コナミ、耐えろ!」



ツァン「まずい…ジャンにはさっき手札に加えたカードがある」



ジャン「そして俺は手札から星見獣ガリスの効果を発動!」シャッ



コナミ「なんだそれ!」







《星見獣ガリス/Gallis the Star Beast》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻 800/守 800
手札にあるこのカードを相手に見せて発動する。
自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送り、
そのカードがモンスターだった場合、
そのモンスターのレベル×200ポイントダメージを相手ライフに与え
このカードを特殊召喚する。
そのカードがモンスター以外だった場合、このカードを破壊する。



ジャン「俺のデッキの一番上を墓地に送る、それがモンスターならばお前はそのモンスターの☆×200Pのダメージを受ける!」



コナミ「なんだとーー!?」



遊星「まずい…どんな☆のモンスターでもコナミは弾ける…」



アキ「ここに来てギャンブルを…」



MC「これは面白くなって来たーーーー!コナミが生きるか死ぬか、ジャンのドローに託されたぞーー!」



ブレオ「俺の計算じゃモンスターの確率は五分五分………どうかな」



ジャン「このドロー、お前を敗北に導くラストドローかもなぁ」チャッ



コナミ「ぬ……………さっさと引け!俺の運を見せつけてやる!」



ジャン「ならばいくぞ、ドロー!」シュッ



雪乃「…………!?どっち?」




ジャン「……………」ちらっ



sp-タイラント・フォース


ジャン「!……………ち」シュッ



ガリス「ガァア!?」ドカンッ!!



ジャック「星見獣ガリスが自壊した、ということは!」



鬼柳「奴が引いたのはモンスターじゃねえ!」



MC「星見獣ガリス、不発のようだーーーーーー!」



ワァーーーーーーーーーー!!



コナミ「……ふ、ふふ………ざ、残念だったな!ドキドキさせやがって!」



ツァン「っはぁーー………」



ジャン「確かに運は良いようだな……だがまだだ!カードを一枚セットしてターンエンド!」バッ 手札2



コナミ「二枚目のリバースカード……俺のターン!シュッ 手札3


コナミsc6→7
ジャンsc3→4


ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!




コナミ「さてさて……しかしあいつのフィールドにモンスターはいない…チャンスだな」



遊星「だが……ジャンの手札にスピードスペルがあるのは分かっている……そして次のジャンのターンで奴のscは再び4」



クロウ「のんびりもしてらんねーぞ!」



アキ「でも今ダイレクトアタックが決まれば終わりよね」



コナミ「決めさせてもらうぜ、バードマン!ダイレクトアタックー!」バッ



バードマン「クアァーーー!」バッ 攻1400



ジャン「来るか…」LP1300



鬼柳「くたばれっーー!」



ジャン「トラップ発動、ディメンション・ウォール!」カチッ



《ディメンション・ウォール/Dimension Wall》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
この戦闘によって自分が受ける戦闘ダメージは、
かわりに相手が受ける。




ツァン「はあーーーーーーー!?」




MC「奥の手はまだ残されていた!ジャンの奇襲だーーー!」



遊星「戦闘ダメージを相手に移し替えるトラップ!?」



牛尾「おいおい、ここに来てそんなもんを」



ジャン「決まりだコナミ!くらえぇーーーーーー!」



コナミ「させるかぁーーー!トラップ発動!撤収命令!」カチッ


《撤収命令/Sound the Retreat!》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するモンスターを全て持ち主の手札に戻す。



ジャン「なにいぃ!?」



シュンシュンッ



コナミ「俺のモンスターは全て手札に戻った、バトルは終了だ!」手札4



コナミ「バードマンは除外されちまったけどな」



鬼柳「せ、セーーーーフ!」



ブレオ「どうなってる!?またジャンの作戦が躱されたぞ!」




ジャン「ぐぬぅう………!まさか……!」



コナミ「……………カードを一枚セット、そしてジェネクス・パワー・プランナーを召喚!」バッ




《ジェネクス・パワー・プランナー/Genex Power Planner》 †
効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 300/守 200
このカードが召喚に成功した時、
デッキからレベル3の「ジェネクス」と名のついた
効果モンスター1体を手札に加える事ができる。



パワープランナー「ひひ」


コナミ「再び効果を発動、デッキからジェネクス・ウンディーネを手札に加える」カサッ 手札3



コナミ「これでターンエンド!」



ジャン「俺のターン!」シュッ 手札3


コナミsc7→8
ジャンsc4→5


MC「ここでジャンのscは5!スピードワールド2の効果が使えるぞー!」



遊星「これを凌がなくては、結局負ける!」






ミス<<804 遊星「スピードカウンターは再び4」←5でした






ジャン「スピードワールド2の効果を発動!scを4取り除く!」バッ sc5→1



コナミ「やっぱりそう来たか!」



ジャン「800のダメージを受けろ!」バリバリバリィイッ



コナミ「単調だぜ、トラップ発動、リフレクト・ネイチャー!」カチッ



《リフレクト・ネイチャー/Nature's Reflection》 †
通常罠
このターン、相手が発動したライフポイントにダメージを与える効果は、
相手ライフにダメージを与える効果になる。



ピキーーーーーン!



アンドレ「あれは!」



ジャン「効果ダメージを跳ね返すカードだと…!?」



バリィイ!!



ジャン「のぬあぁあぁ………?!」LP1300→500



遊星「よし!」




MC「ああーーーーー!これでジャンのLPもまた、セーフティラインを超えたーーー!」






ジャン「ば、バカなぁ………」



コナミ「どうだ、サドンデスに突入だ!」



ブォーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!


ジャン「分からん…………次に奴は何をしてくる……!?」



ジャン「俺の戦略がうまくいかない…!くっ、だが!」



ジャン「ここはスビードワールドの対策をする!デス・ウォンバットを召喚!」バッ




《デス・ウォンバット/Des Wombat》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1600/守 300
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
コントローラーへのカードの効果によるダメージを0にする。




ウォンバット「キキッ!」



ツァン「あ、効果ダメージを消すモンスター!」




遊星「しっかり対策はとっているな」




ジャン「デス・ウォンバットでパワー・プランナーを攻撃!」バッ



ウォンバット「キキッ!!」シュッ 攻撃力1600



パワー・プランナー「クフフ…」攻300



MC「ジャン!今度狙うは戦闘ダメージだーーー!」



ドォーーーーーー!!!



龍亞「ああっ!」



遊星「大丈夫、死力のタッグ・チェンジと手札にスクープシューターがある」



コナミ「死力のタッグチェンジ発動!」バッ



《死力のタッグ・チェンジ/Desperate Tag》 †
永続罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターが
戦闘によって破壊されるダメージ計算時、
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にし、
そのダメージステップ終了時に手札からレベル4以下の
戦士族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。



コナミ「スクープシューターを特殊召喚してダメージを無効にする!」バッ



スクープシューター「カシャッ」攻1400






ジャン「成る程……撤収命令にはこういった狙いもあったか……」



コナミ(偶然だ)



ジャン「いいだろう、ターンエンド!」手札2


コナミ「俺のターン!」シュッ 手札2→3


コナミsc8→9
ジャンsc1→2


コナミ「スピードワールドのバーン効果が使えねぇ………」



コナミ「ならば、ジャネクス・ウンディーネを召喚!」バッ



《ジェネクス・ウンディーネ/Genex Undine》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが召喚に成功した時、
デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。


ウンディーネ「ハハッ!」



コナミ「こいつの召喚時、デッキから水属性モンスターを墓地に送り、ジェネクス・コントローラーを手札に加える!」



コナミ「俺は舌魚を捨てて、こい、コントローラー!」手札3



コナミ「sp-サモンスピーダーを発動!」バッ





《Sp-サモン・スピーダー/Speed Spell - Summon Speeder》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが4つ以上ある場合に発動する事ができる。
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。



コナミ「手札からジェネクス・コントローラーを特殊召喚!」バッ



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。



コントローラー「ギギー」



ジャン「チューナーか……!」



コナミ「☆3の・ジェネクスウンディーネに☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ



☆3+☆3=☆6 カッ!



コナミ「シンクロ召喚!A・ジェネクス・トライアーム!」バッ


《A・ジェネクス・トライアーム/Genex Ally Triarm》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻2400/守1600
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
以下の効果を1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
●風属性:相手の手札をランダムに1枚墓地へ送る。
●水属性:フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
●闇属性:フィールド上の光属性モンスター1体を選択して破壊し、
デッキからカードを1枚ドローする。



トライアーム「マカセナキャッハーーーーーー!」ガションッ



ツァン「来た!シンクロ召喚だ!」




MC「コナミ、シンクロモンスターで勝負を決めるかーーー!?」


ジャック「水属性を素材としたトライアームには、手札一枚をサイクロンに変える効果がある」



遊星「ジャンの一枚のリバースカードを消せば…」



アキ「安心して攻撃できる!」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



コナミ「もらった、トライアームの効果を発動、手札を一枚捨てる!」シュッ 手札0


トライアーム「ハアーーーーーー!ブットべーーーー!」バアァァ!!!



MC「リバースカードを破壊する気だーーーーー!」



ジャン「俺は負けられん、重力解除、発動!」カチッ」




コナミ「なに…?」



《重力解除/Zero Gravity》 †
通常罠
自分と相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。



カシャカシャッ!




遊星「全てのモンスターが守備表示に…!」





クロウ「まだ決まらねえのかーー!?」



ジャック「お互いにしぶとい!」



アキ「でも………そろそろ…!」



コナミ「ちぃ……………攻撃ができない…」手札0



トライアーム守1600


ジェネクス・ウンディーネ守600


コナミ「このままターンを回すのはまずい…スピードワールド2の効果!scを7取り除き、一枚ドロー!」シュッ 手札1 sc9→2



ジャン「そう来たか…」



コナミ「……!このカードは」



コナミ「カードを一枚セットしてターンエンド!」バッ 手札0




ブォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!






↑ミス ジェネクス・ウンディーネではなく、スクープシューターでした


スクープシューター守1600


たびたびすいません




ジャン「俺のターン!」シュッ 手札4


コナミsc2→3
ジャンsc2→3



ジャン「モンスターを消す……次の俺のターン、再びscは5………バーン効果で勝つ…」



ジャン「そのためにはーモンスターを残すのは危険だ!」



ジャン「デルタフライ、召喚!」バッ



《デルタフライ/Delta Flyer》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/風属性/ドラゴン族/攻1500/守 900
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択してレベルを1つ上げる事ができる。



フライ「シャレーー!」




ジャン「☆3のデス・ウォンバットに☆3のデルタフライをチューニング!」バッ


☆3+☆3=☆6

カッ!


ジャン「シンクロ召喚!オリエントドラゴン!」バッ


《オリエント・ドラゴン/Orient Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/ドラゴン族/攻2300/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手フィールド上のシンクロモンスター1体を選択してゲームから除外する。


オリエントドラゴン「グィアア!!」





コナミ「シンクロかよ!」



ジャン「こいつのシンクロ召喚時、お前のシンクロモンスターを一体、ゲームから除外する!」


ジャン「トライアームを除外!」



グニャアァ!!



ツァン「コナミのシンクロが…………!」



鬼柳「徹底的にやる気か………」



雪乃「コナミのモンスターを全滅させ、反撃の機会をあ次の自分のターンまで凌ぐ気ね……」



ジャン「そしてカードを二枚セット!」バッ 手札1



ジャン(徹底的に可能性を詰む……セットしたのは地獄の扉越し銃とシンクロ・ストライク……)



ジャン「スクープシューターに攻撃だオリエントドラゴン!」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーアアァア!!!



ドーーーーン!



コナミ「く……………モンスターが全滅……」



ジャン「これでお前はどうしようも無いだろう!ターンエンドだ!」



ここまででー


状況


コナミ LP200 手札0 リバース1 sc3


ジャン LP500 手札1 リバース2 オリエント・ドラゴン sc3


おやすみ!


DDB「俺も良いんじゃね? 」
ブリューナク「あいつの方が効果強いから俺も出ていいよね? 」




ブォオォォーーーーーーーーーーーーー!!



コナミ「……………二枚のセットカードか………」



MC「ここでついに決まったかーーーーー!?コナミのフィールドにはモンスターがいないーー!」



龍亞「うぐぅ…………………!」



アキ「厳しいわ………」



遊星「奴のリバースカード、確実に罠がある」



ツァン「スピードワールドの効果も多分…………対策されているね……」



雪乃「ええ…………戦闘も恐らく」



鬼柳「くあぁぁ………………」




ブレオ「ふうう……………ここまでかかるとはな…」



アンドレ「ああ、今までで一番手こずったな」



ブレオ「だがここまでだぜ………流石にな」






コナミ「…………」



ジャン「どうだコナミ?ここまでかな………?」



コナミ「……………余裕じゃないかよ、話しかけてくるなんて」




ジャン「ふふ、そうでもないさ、俺はお前がここからどう足掻くか、楽しみにしている」



コナミ「くう…………よく言うぜ」




ブォオォォーーーーーーーーーーーーー!!



コナミ「俺のターンだ」




ジャン「さあ来い!」



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札1



コナミsc3→4
ジャンsc3→4



龍可「コナミなら………!」






コナミ「…………」チラッ



鬼柳「満足させてくれコナミ………!」



ツァン「お願い…ここまで繋いだデュエルを」



遊星「………………………」



MC「コナミのドローは敗北への扉かーーーーーー!?」



ジャン「…………………!」



コナミ「……………ジャン」



ジャン「……何だ?」



コナミ「俺の最終攻撃を受けてみろ!」ピッ



ジャン「最終攻撃ぃ?」



コナミ「トラップ発動、ロスト・スター・ディセント!」カチッ




《ロスト・スター・ディセント/Descending Lost Star》 †
通常罠
自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体を選択し、
自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
レベルは1つ下がり守備力は0になる。
また、表示形式を変更する事はできない。





アキ「ロスト・スター・ディセント…?」



ジャック「墓地のシンクロモンスターを守備表示で特殊召喚するカードだな」




龍亞「シンクロ……」



コナミ「俺は墓地から、決戦兵器、ディサイシブアームズを特殊召喚する!」バッ



ズズズズズズズズズズズズ…………!!!!



ディサイシブアームズ「ガッハ!」バーーーン!



MC「復活したーーー!ディサイシブアームズだぁーーーーーーーーーー!」



ツァン「ここであれが………」



雪乃「だけど…」




ジャン「ふ…コナミ!ディサイシブアームズとはいえ、そいつは守備表示、さらに効果が無効になり表示形式の変更ができない!」



アキ「そして守備力は0、☆が1下がる…」



ディサイシブ「ググ………」守0 ☆10→☆9



ブレオ「決戦兵器とはいえ、あれじゃポンコツだ」







MC「攻撃もできないディサイシブアームズを蘇生してコナミ、どうするつもりかーーーーーー!?」



ゆま「せっかく攻撃力が3300もあるのにぃ……」



あげは「うう………」



岬「何とか攻撃をしかけられねえのか……!」



スタスタ



ゆま「…?………あ」



幸子「………」スタスタ




ゆま「海野さんじゃないですか!見てたんですね!」



岬「あん?………あ、てめ!」



幸子「あら、ごきげんよう」



あげは「どこか行くの?」



幸子「私は帰ります、やることが山積してますので」



岬「帰るって…ここまで見ておいて……まだ決着がついてねーぞ」



幸子「勝負ならついたでしょう?」



ゆま「えぅ………た、確かに厳しいですけど……」



幸子「……ああ…………違うわ…庶民の勝ちって事」



あげは「ええ…………?」



幸子「あの庶民があの手のモンスターを出したら、やる事は決まってますわ」





ジャン「それで終わりかコナミ!」



コナミ「終わり?当然違うぜ、俺はディサイシブアームズをリリース!」バッ



ツァン「ディサイシブアームズを………リリース?」



雪乃「何のつもり?」



ジャン「アドバンス召喚か!」



コナミ「現れろ偉大魔獣ガーゼット!」




《偉大魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。



ガーゼット「グァア!!!」



鬼柳「あいつぁ!?」




幸子「……忌々しいモンスターだわ」



ジャン「ガーゼット………!だが……」(シンクロ・ストライクが………!)






コナミ「ガーゼットの攻撃力は、リリースしたモンスターの攻撃力の二倍となる!」



アンドレ「二倍だと、ディサイシブアームズの!」




ブレオ「………っつー事は…!」



ガーゼット「グオォオウウゥ………」攻6600



MC「な、何とーーーーー!!!攻撃力は6600だぁああーーーーーー!!!!」




遊星「これほどの攻撃力を!」



ジャック「6600、たいした数値だ!」



ジャン「なにぃぃ……………!?」



ツァン「やった!オリエントドラゴンをはるかに超えた!」



ゆま「ああー!」



岬「でっけー…」








ジャン「馬鹿なこの土壇場で………!!」



ジャン「シンクロ・ストライクの上昇数値は1000P………オリエントドラゴンの攻撃力は3300……………半分にしかならない…」



ジャン「こんな事が!?」



コナミ「さてさて、その二枚のリバースカード、何だろうな?」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーー



コナミ「さっきのディメンション・ウォールみたいなタイプがあれば俺は終わりだな…」




コナミ「だがここに来てビビる俺じゃねぇ……!結着をつけてやる!」



鬼柳「通れ…」



コナミ「ガーゼットでオリエントドラゴンを攻撃!」バッ



ガーゼット「ギャルぁーーーー!!」攻6600


ゴアアッッ!!!


オリエントドラゴン「グウゥ!?」攻2300



ブレオ「馬鹿なジャン……!」





ジャン「馬鹿なこの土壇場で………!!」



ジャン「シンクロ・ストライクの上昇数値は1000P………オリエントドラゴンの攻撃力は3300……………半分にしかならない…」



ジャン「こんな事が!?」



コナミ「さてさて、その二枚のリバースカード、何だろうな?」



ブォォーーーーーーーーーーーーーーーー



コナミ「さっきのディメンション・ウォールみたいなタイプがあれば俺は終わりだな…」




コナミ「だがここに来てビビる俺じゃねぇ……!結着をつけてやる!」



鬼柳「通れ…」



コナミ「ガーゼットでオリエントドラゴンを攻撃!」バッ



ガーゼット「ギャルぁーーーー!!」攻6600


ゴアアッッ!!!


オリエントドラゴン「グウゥ!?」攻2300



ブレオ「馬鹿なジャン……!」





ドッゴーーーーーーーン!!!



グアォォオォーーーーー!!!!



コナミ「うおおおぉ………?!予想以上のこの衝撃………!」グラグラッ




ジャン「ぐああぁーーーーー………………!?」LP500→0 ピーーー



ズシャアァァィァァァ……………!!!!



遊星「!………」



ツァン「あ………!」



雪乃「これは……」



鬼柳「……………………き、決まった!」



MC「ここで決着ーーーーーー!!チーム・ユニコーンVSチーム・満足、最終ホイーラーまでもつれ込んだ予想外の対決………」



MC「勝利したのはーーーーー!!!なんとチーム・満足ーーーーーーーー!!!」




ワァァァァアアァアァーーーーーーー!!!!



ガーゼット3積み必須だな



ブシュュウゥゥウウウゥーーーーー!!!



ジャン「ぐううぅ……………!」キキイィイーーー…………



ジャン「…………負けたか……」



キキィィイーーー!



コナミ「…………よう」




ジャン「コナミ…………ふふふ……」



ジャン「見事だった………俺たちの完敗だよ」



コナミ「…………いい勝負だったな」



ジャン「…………あぁ、このデュエル……俺達の足りないものを教えてくれた……そんな気がするよ」



コナミ「?そうか」



ジャン「……ふふふふ…悪くない気分だ」




………………………………………………………………



コナミ「勝ったぞーーーーーー!うおおぉぉぁーーー!!」



鬼柳「よっしゃぁーーーー!良くやったー!」



ツァン「やったーーーーー!」



雪乃「イエーーーーイ!」




ワァァァァアアァアァ!!



コナミ「下馬評覆してやったぜーー!」



鬼柳「満足したぜーーー!」



アンドレ「おめでとう、完敗だよ」スタスタ



ブレオ「ああ、まさかあんたらがここまでやるなんてな」スタスタ



ツァン「アンドレとブレオ…」



鬼柳「今回は俺達の勝ちだが、お前らもかなり強敵だったよ」



アンドレ「ふふ……この借りは決勝トーナメントで返させてもらうぜ」



雪乃「ああ…一つのブロックからニチーム進めるのだったわね」




ツァン「楽しみにしてるよ」



アンドレ「ふ………さて、行こうぜブレオ」スッ




ブレオ「あぁ、帰ってミーティングだな」



スタスタ…






……………………


コナミ「……最後まで爽やかな奴らだったな」




鬼柳「チーム・爽やかに変えた方がいいんじゃないか」



ツァン「くだらないこと言ってんじゃないよ」



コナミ「よし、遊星達の所に行ってくる!」タッ




雪乃「あ、ちょっとコナミ」



ツァン「はしゃぎすぎだよ」ハハ



コナミ「はははは!」



龍亞「コナミー!」



遊星「見事だった、コナミ」



クロウ「いいデュエルだったぜ!」



ジャック「ふん」



ブルーノ「おめでとう」



アキ「ふふ」






ワァァァァアアァアァ



鬼柳「いやぁ……はしゃぎまくりだな」



雪乃「うふふ………可愛い子」




カメラマン「すいませんー」



ツァン「え?」



カメラマン「デュエルマガジンの者なんですけど、写真いいですか?」



鬼柳「写真だと?まじかよ」




ツァン「うええ!?………ほ、本当にデュエルマガジン………?」



雪乃「ふふ………私も写っていいのかしら」



カメラマン「はい、どうぞどうぞ」



雪乃「ちょっと待って、ポーズを…」



……………………



コナミ「いやー、ありがとうありがとう」



ワーワー


ゆま「コナミさーん!」



岬「少しはやるじゃねえかー!」





……………………



カメラマン「ありがとうございましたー」



鬼柳「よし……サティスファクションタウンの宣伝も完璧だ」



ツァン「うぅ………うまく撮れたかな」



ヤリザ「拙者も撮れたでござるか?」



ツァン「引っ込んでて」ブッ



雪乃「…………あ」



鬼柳「………ああ!」



雪乃「コナミ……そういえば写ってないわね」



鬼柳「………まあ、あそこで楽しそうだし、いいだろ」



雪乃「………ふふ、そうね」





ワァァァァアアァアァーーーーーー!!!



MC「興奮冷めやまぬスタジアムだがーー!そろそろ第二試合が始まるぞーーー!」



鬼柳「ん?もうそんな時間か」



ツァン「次のチームがピットインするから、早くはけよう」ガラガラ



雪乃「そうね」



鬼柳「コナミーーーー!そろそろ退場するぞーーー!」



コナミ「ん?ああ、分かった、遊星、頑張れよ」



遊星「ああ、俺たちも第一試合、負けられないからな」



ジャック「次は俺たちか?」



ブルーノ「えと……次の次だね」



アキ「ふう…………」



龍亞「よーし!チーム・5Dsいくぞーーーー!」



…………………………………………






………………………………………………



三日後


中央広場



コナミ「ふうー………休憩…………」



コナミ「…明後日か………次の試合は」



コナミ「あの後遊星達も勝って、いい感じだなー」



コナミ「今日あたりミーティング開くか」



コナミ「ふう…………」



雪乃「あら、コナミじゃない」スタスタ



コナミ「おお、雪乃、いい所に」



雪乃「?まあいいわ、これ、今週のデュエルマガジン、早速この前の試合のこと載ってるわよ」



コナミ「おお!マジ、見せて」ガシッ



ペラペラ









コナミ「おぉ………チーム・満足が結構褒められてるな」



雪乃「やはりチーム・ユニコーンを倒したのは大きかったみたいね」



コナミ「へえぇ………あ、写真載ってるな」ペラっ



雪乃「ええ、ふふ………私達も雑誌に写真が載るほどになったのね、目標はまだまだ高いけど」



コナミ「ほーう、これか……」ペラっ




コナミ「………………」



雪乃「ふふ………」



コナミ「………おい、おれが写ってないよ?」



雪乃「不運だったわ………丁度貴方いなかったのよ」



コナミ「ええーーー!?そんなことあるか!?あんな活躍したのに!」」



雪乃「残念ね…でもまだまだチャンスはあるわよ」



コナミ「くう…………納得いかねぇ………」ガクッ






コナミ「あ、そういえばツァンはどうした?一緒か?」



雪乃「ツァンさんね、最近すごく人気者なのよ、大会のおかげかしら」



コナミ「ああ、そうかもな……」



雪乃「あ……あそこにいるの……ツァンさんじゃないかしら?」



コナミ「ん?」




ツァン「え、………えっと…………」



「ツァン先輩、私凄く感動しました!」



「あそこまで頑張れるなんて、尊敬します!」



ツァン「あ、あはははは……ありがとう」



コナミ「おお、一緒にいるのは?」



雪乃「下級生ね、ヒーロー扱いよ」



ヤリザ「この優遇も拙者のおかげでござるよ」



ツァン「!」ブンッ



「?」



コナミ「ヤリザ………」



雪乃「あの突然腕を振り回す動作によく驚かされるらしいわ」




ここまででー


日常?に一旦移ります


1 遊星
2 龍亞
3 あげは
4 幸子
5 イングリット
6 高橋秀行
7 岬
8 ナオミ
9 手島戦士
10雪乃
11ツァンディレ


>>921


10



雪乃「そういえば…」


コナミ「?」


雪乃「今日はチーム・ユニコーンの二試合目の日じゃない?」



コナミ「え?そうだったか」



雪乃「丁度スタジアムでやってる頃だと思うわ」



コナミ「へー……見に行ってみるかな」



………………………………………………



スタジアム


ワアァァァァアアアアアァ!!!



コナミ「あーっと……おお、今まさに始まるぞ」スタスタ



雪乃「丁度良かったわね」



コナミ「相手はどこだ?」




CM「それではこれより、チーム・ユニコーンVSチーム・カタストロフの試合を始めるぞぉぉーーーーー!!!」



ワァァァァアアァアァーーーーーー!!!



雪乃「カタストロフ?聞いたことないわね」



コナミ「俺もだ、どんなやつらだ?」



MC「それでは選手入場ーーーーーーー!!」



アンドレ「…」ザッザッザッ


ブレオ「…」ザッザッザッ


ジャン「…」ザッザッザッ



ワァァァァアアァアァーーーーーー!!!



コナミ「出た、チーム・ユニコーン」



雪乃「相変わらず華があるわ…」



ヘルマン「…」ザッザッザッ


ニコラス「………」ザッザッザッ


ハンス「ヘヒャヒャヒャ!!」ザッザッザッ




コナミ「あれがチーム・カタストロフか…」



雪乃「顔がマーカーだらけね、何をやらかしたのかしら」



ワァァァァアアァアァーーーーーー!!!



MC「さあ!お互いのチームの準備が完了した時!デュエルが始まるぞーーー!」



アンドレ「ん、ああ、お前ら」



ブレオ「見に来てくれたのか」



コナミ「ああ、スタンドから応援してるぞ」



ジャン「ふふ、これは負けられないなぁ」



雪乃「応援してるわ」



アンドレ「サンキュウ」



………………………………………



ワァァァァアアァアァ



MC「どうやら準備完了の様だぁぁーーーーー!両チームのファーストホイーラーがスタートラインについたぞーーー!!!」






コナミ「最初はアンドレか」



雪乃「私たちの時と同じね、どちらが勝つかしら?」



コナミ「チーム・ユニコーンだろ、きっと」



MC「チーム・ユニコーンのファーストホイーラーはアンドレ、チーム・カタストロフはヘルマンだ!」



コナミ「ヘルマン………」



雪乃「怖い顔ね」




ヘルマン「…くへへへ………」



アンドレ「?……」



ブウゥゥゥ………




MC「10カウントダウンスタートーーーー!!!!」




ピッピッピッピッピッピッピッ……



ピーーーーーーーーーーー!!!


MC「ライディングデュエル!アクセラレーーーーーーショォオォンン!!」



ブォォーーーーーーーー!!!!


ブオォォーーーーーーーーー!!!!!



コナミ「第一コーナーを先に曲がった方が先行だ!」



雪乃「流石はチーム・ユニコーン、速いわ」



ヘルマン「ぬ………」ブオォォーーーーーーーーー!!!!!



ギュウゥゥゥウーーーーン!!




ブレオ「よし!アンドレの奴、先行だぜ」



ニコラス「……」ニヤニヤ…



アンドレ「俺のターン!」シュッ



アンドレ「ライノタウルスを召喚!」バッ!



《ライノタウルス/Rhinotaurus》 †
効果モンスター
星4/炎属性/獣戦士族/攻1800/守 600
1度のバトルフェイズ中に、
自分フィールド上に存在するモンスターの戦闘によって
相手モンスターを2体以上破壊した場合、
このカードはそのバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。



ライノ「ブアァーー!!」






アンドレ「カードを一枚セットしてターンエンド!」バッ 手札4



ヘルマン「俺のターン!」シュッ


アンドレsc0→1
ヘルマンsc0→1



ヘルマン「ヒドゥン・ナイトーフックを召喚!」バッ



ヒドゥン・ナイトーフック「ヌフフフ…」攻1600



雪乃「?見たことないモンスターね」



コナミ「見たことないのなんて良くあるだろ、地縛神とか」



雪乃「ああいうのは例外よ」



ブオォォーーーーーーーーー!!!!!



アンドレ「ヒドゥン・ナイトーフック?」



ジャン「?奴らのデッキにあんなものあったかな」



ヘルマン「ターンエンドだ!」手札5





アンドレ「俺のターン!」シュッ 手札5


アンドレsc1→2
ヘルマンsc1→2



アンドレ「さて、どうするかな……ま、動いてみるか」



雪乃「リバースカードも無いし、あのモンスターはさっさと倒しちゃうのがいいわ」



コナミ「俺もそう思った、でもなんかやな感じも…」




アンドレ「ライノタウルスでヒドゥン・ナイトーフックを攻撃!」



ライノ「ブオォォーーーーーーーォォ!!」ギュアァッ!



MC「アンドレ仕掛けたーーー!」



ハンス「はははっ!やりやがったぜあのバカめが!」



ヘルマン「ヒドゥン・ナイトーフックの効果発動!」バッ



カッッッッ!!!!



コナミ「うっ!?」



雪乃「眩しい…!」



アンドレ「何を…………?」



ガキィィィーーーーーーーン!!!



アンドレ「!!?」




ギヤルルルルルルッッ………!!!!



ジャン「!?どうしたアンドレ!」



ブレオ「アンドレがスリップだと…!」



ギャギャギャギャギャガシャーーーーーン!!



アンドレ「ぐうああーーーーーーーーーーーー!!」



ドガシャアッ!



コナミ「!?この音は……」




雪乃「ぅ……?あ!コナミ…あれを」




コナミ「ん?」



アンドレ「………………ぐ……っ」シュウゥゥ…………



MC「!?な、なんとアンドレがここでクラッシューーーーーー!!!!」



コナミ「えぇーーーー!?」






ジャン「アンドレーーーーー!!」



ブレオ「バカなっジョークだろ!?」



アンドレ「……くぁ………っ…つ」



ハンス「ヒャヘハハハハハハハ!!ザマーミヤガレェェエェ!!」



ニコラス「まず一人」



コナミ「な、なんてことだ…この場合どうなる!?」



雪乃「たしか…アンドレが自力でピットに戻れなきゃ試合は終了してしまうわ」



コナミ「自力って……なんか腕が変な方向に曲がってるぞ………無茶だろ…」



雪乃「幸いなことに…クラッシュしたのがピットからそう遠くない位置よ……」



アンドレ「………………ぐおぉお……!ジャン…………ブレオ………!繋ぐぜ………!」ガタッ…



MC「アンドレ!深い傷を負いながらもピットに戻るつもりだーーー!」



ヘルマン「なんだ、動けたか」ブォォーーーーーーーー!!!!




カラカラカラ…………


ブォォーーーーーーーー!!!!








………………



ジャン「アンドレ!大丈夫か!」



アンドレ「く………ジャン、後は頼む…」ズルズル…



ブレオ「早く医務室へ!」



アンドレ「早く出ないと不利になっちまう………ジャン…任せたぞ…」



ジャン「ああ、任せておけ!」ブォォーーーーーーーー!!!!



ブォォーーーーーーーー!!!!




MC「ここでセカンドホイーラー、ジャンが登場だーーーー!アンドレの無念を晴らせるかーーーー!?」



アンドレ「………く…」ガクッ



ブレオ「おい!アンドレを運べ!」



「はいっ!」



ブォォーーーーーーーー!!!!



ジャン「……数周差をつけられたためscに差があるな……だが負ける訳にはいかない…!」



ヘルマン「へへへへ、残念だったなあいつは……不運な事故でよぉ…」




ジャン「いくぞ、デュエル!」シュッ





………………



シュウゥゥゥウゥゥウ……………



ジャン「………………ガッ………ハ……」ズリ…



ブレオ「じ、ジャン………………嘘だろ…」




コナミ「…………こんなことがあるか………?」




雪乃「まさか…………ジャンまでクラッシュ…………なんて」




シーーーーーーーーーーーン………



…………



MC「……な、なんということだーーーー!アンドレに続きジャンまでクラッシュ!優勝候補のチーム・ユニコーンを襲った悲劇ーーーーーーー!!!」



ハンス「ッハハハハハ!!!最高だぜサイコー!」



ニコラス「くくく…奴はDホイールが大破した、次のホイーラーにつなげることもできない」



ブレオ「は、早く担架を!」



バタバタバタバタバタバタ



MC「し、試合終了ーーーーーーー!!勝利したのはチーム・カタストロフーーー!!!!!」



コナミ「どうなってやがるチクショー………」







ヘルマン「ハハハハ!!!」



ハンス「ナイスだぜヘルマンよぉ!」



ニコラス「俺たちは無敵だな……」



MC「それにしても恐るべしチーム・カタストロフ、立て続けにクラッシュを引き起こすとは、まさか死神かーーー!?」



コナミ「…………」



雪乃「……………」



……………………


病気



タタタタタッ


ブレオ「頑張ってくれ!ジャン、アンドレ!」



コナミ「おうブレオ」



ブレオ「あ、お前ら…」



雪乃「大変だったわね…」



ブレオ「あ、ああ………お前達にはダサいところを見せちまったな」



コナミ「あんな不運があるなんてな……」



ブレオ「く………………!納得いかねぇ………」






………………………………………………






コナミ「…………」スタスタ



雪乃「………………………ほっといていいの?」



コナミ「いや………今は一人にしてやろうぜ………それにしても………」



雪乃「不可解よね………チーム・ユニコーンといえばライディングテクニックも上級レベルのはず…」



雪乃「あんな事故を起こすなんて…信じられない」



コナミ「………そうなると怪しいのは………チーム・カタストロフか」




雪乃「私もそう思うわ………なんか…彼らからは……『狙い通り』みたいな雰囲気があった……」



コナミ「…………………」




コナミ「………………狙い通り……」




コナミ「……だが……どうやって…………」





コナミ「…………………」



コナミ「!………そういえば、あのモンスター………」




コナミ「アンドレもジャンも、クラッシュが発生したのはヒドゥン・ナイトーフックに攻撃をしかけた時だな…」



コナミ「………まさか?」



コナミ「あいつが効果を発動した時………閃光が発生して……」




コナミ「俺たちは目がくらんで分からなかったけど……」



コナミ「その隙に何か反則行為を起こしてクラッシュさせたんじゃねえか…?」



コナミ「異物を忍び込ませるとか……結構簡単にできるし…」



コナミ「なあ、雪乃…………お前はどう思……」くるっ


…………
シーン…


コナミ「…………………?……雪乃?」






コナミ「………………あれ?」



シーーーーン……



コナミ「さっきまでここに…………」




コナミ「帰ったか?…………まさか」



シュバッ!



コナミ「ぬ!」パシッ!



コナミ「これは……………手紙か………?」



カサカサカサッ



コナミ「………………えーと…」



コナミ「『女は預かった、返してほしければ二日後の正午に地図に記された場所まで来い、来なければ女は死ぬ』………」




コナミ「………………ベタなことしやがって…………誰だ…?」



コナミ「カタストロフか………?それにしても……悪い事っていうのは重なるな……」



>>968
病気?
いや、確かにクラッシュ程度で重傷を負うチームユニコーンには病気の疑いがあるが……




コナミ「………どうしよう…みんなに知らせるか…」ちらっ



『一人でこなかった場合もやはり殺す』



コナミ「……………ちっ……………なんなんだよ」



コナミ「こんな手紙よこすってことは…もう雪乃とさらった奴は探せない所にいるってことか………」



コナミ「………あ!明後日って……大会の日じゃねーか!……チーム・カタストロフとの」



コナミ「おいおいおいおい……どうする………」



…………………………………………………………



雪乃「………………」ぐたっ



?「復讐してやる…復讐してやるぞ…………ふははははは………!!」



?「私をコケにした貴様は……必ず殺してやる…………………」




…………………





>>976 言われて気付いた 『病院』が正しい



ここまででー


次スレに移ります


見てくれてありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom