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コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」 【タッグフォース】
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コナミ「遊星達が頑張ってる、俺も頑張ろう」 【タッグフォース】
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コナミ「あれから半年、遊星達はWRGPに向けて……」【遊戯王5Dsタッグフォース】
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コナミ「WRGPか」 ツァンディレ「このチーム大丈夫?…」【遊戯王5Dsタッグフォース】
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コナミ「WRGP予選開始だ」雪乃「ふふ、頑張ってねぼうや」【遊戯王5sタッグフォース】
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コナミ「WRGP準決勝か」 龍亞「勇気と力をドッキング!」【遊戯王5Dsタッグフォース】
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コナミ「WRGP決着」ホセ「我々は未来を救わねばならぬ」【遊戯王5Dsタッグフォース】
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コナミ「アーククレイドル…?」あげは「な、なにあれ!?」
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コナミ「ネオドミノシティは平和だなぁ」【遊戯王5Dsタッグフォース】
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よろしくお願いします
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コナミ「人生という名の」遊星「ライディングデュエ ル!」【タッグフォース】
が抜けてないか?
>>3マジでした ありがとうございました
あらすじ
ダークネスの侵攻が始まった、クロウがダークネスの世界に囚われてしまったのだった
ポッポタイムガレージ
コナミ「そんな急いでどうした…」
遊星「君たちは……」
岬「はあ……はあ……」
手島「はーーーー…はーーー…た、大変だ!」
遊星「落ち着いてくれ、いまミルクを用意する」ザッ
コナミ「まあ座れよお前ら」
…………
遊星「なんだって……サテライトの人々が……?」
コナミ「まさか……」
岬「俺たちの地区の人間はほとんど消されちまったようだぜ…」
手島「くそおお…………」
遊星「………………君たち以外みんなか…」
岬「ああ……俺たちは助けてもらったおかげで助かった…」
コナミ「誰にだ………?」
岬「…………う…!記憶にねえ……」
岬「まさか……」
遊星「!」
手島「うわ……!嘘だろ……俺様も覚えてねえ……そんな…!」
コナミ「!」バッ ぴっぴっぴっぴ…
コナミ(ジャックは名前が登録されている、あいつじゃない…十六夜も鬼柳も無事か……)ぴっぴっぴ
コナミ「……」(………!クロウの名前が消えてる………あいつか…)
コナミ「まさかクロウが………くそ……!」
コナミ(遊星に伝えるか…)チラ
遊星「……」
コナミ「遊星…」
遊星「わかってる……俺の大切な仲間が消されたんだ…」
遊星「俺は……!」
コナミ「そういえば、敵の姿はどうだった?」
岬「敵は…全身真っ黒でグラサンをつけてたぜ…」
手島「あと何人にも増えるんだよ、消えたりあらわれたりもした…」
コナミ「まじで化け物じゃねーか……」
手島「あといつもダークネスがどうとか言ってたな…」
遊星「………ダークネスか…」
コナミ「とにかく無事でよかったぜ……ここで休めよ」
岬「ああ……」
手島「くそぉ…」
コナミ(マーサハウスのアドレスが消えてたし…岬たちも何も言わない……あそこもアウトか……)
遊星「………………………」
遊星「コナミ、俺は市役所に行ってくる」
コナミ「市役所…牛尾達に会うんだな」
遊星「ああ、セキュリテイの力を貸してもらおう」
コナミ「でも協力してくれるかな…記憶がないから異常事態だってことも気づいてないかもしれないぜ…」
遊星「そろそろそれも限界なはず………牛尾達はバカじゃない、気づくはずだ…ネオドミノシティの人口が少なすぎることに」
コナミ「そうか…たしかに名前は消えても紙なら余白は残る…違和感あるもんな」
遊星「じゃあ…」ザッ
コナミ「俺は……他の奴らの所に行ってくるか…無事なら助けないと…」
岬「ああ、じゃあ俺たちはここで待ってるぜ…」
遊星「頼めるか?」
手島「ま、まかせとけよ……!!」
……………………
中央広場
ツァン「…………」
ツァン「………そんな……ありえない…」
ツァン「う………なんで……なんでこんなことに………っ…」
ツァン「う……っ」
ツァン「うあああああああああーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
ツァン「ああああああ…………!」
キザン「ツァンはなぜ泣いているんだ?」
ヤリザ「なんかアドレス表見たら数が滅茶苦茶減ってたらしいでござるよ」
ミズホ「なんと……」
ツァン「どうして………こんなことにっ」ガク
シナイ「もともと数が少なかったアドレス表が…今や見るも無残…」
ザンジ「あーあ………ウイルスに感染されたでござるか…」
ツァン「そ、そんなことあるもんか…!」
ツァン「うう………ていうかかなりまずいよこれ…大会関係者とかの番号もあったのに…」ぴっぴっぴ
ツァン「このままじゃプロとしての仕事が…」
ツァン「この前エントリーされていた大会も中止になったし…はあ…」
ミズホ「しばらくは休みですね…」
ツァン「そうなるね………」
ツァン「あーあ……なんで所々消えてるんだろ……原さんとか…」ぴっぴ…
ヤリザ「ツァン殿、ちょっと相談があるでござる」
キザン「俺もだツァン」
ツァン「なによ」
ヤリザ「シナイとミズホがうるっさいのでござる、毎晩毎晩デッキボトムで」
ヤリザ「いちゃいちゃしおって、ストレスがたまるでござるよ」
シナイ「な………!!?」
ミズホ「お、夫とイチャイチャして何が悪い!!」
ヤリザ「するなら堂々とすればいいでござる!それをこそこそデッキボトムで隠れて、武士の風上にも置けんわ、はい切腹ー!」
ツァン「それは君たちの間で解決してよね」
キザン「ツァン、こっちは真面目な相談だ」
ツァン「なによ……」
キザン「最近、この街の人が少なすぎると思わんか?」
ツァン「……そうかなー…そうだとしてもボクは構わないけどね、過ごしやすいし」
キザン「中央広場も、いつもより人が少ないだろう」
ツァン「曇りだからじゃない、雨警戒して」
キザン「………」
シエン「ツァン」にゅっ
エクスカリバー「……」にゅっ
ツァン「うわ、2000超えの二人がどうしたのよ」
シエン「今まで黙っていたことがあるのだ」
ツァン「なによ次から次へと」
シエン「先日からこの世界によからぬことが起きている」
ツァン「……………」
シエン「お前には悪いが、我々は内緒で調査していた」
シエン「あそこの家もあそこの家も………誰も人が住んでいない、ゴーストハウスと化している」
ツァン「……どういうことよ」
シエン「まだわからん……だが人が消えている」
ツァン「旅行とかじゃなくて?」
シエン「ああ……だからここも人が少ないのだ」
エクスカリバー「何より厄介なのは、誰もそのことに疑問を抱かないことだ、この人一人が一週間音信不通なだけで大騒ぎする世界でだ」
エクスカリバー「何かが記憶改竄を行っているのだ」
ツァン「………なにそれ……」
シエン「それに気づいた我々は六尺瓊勾玉の加護でお前に影響が無いようにした」
ツァン「……………」
ツァン「シエンが言うとなんか現実味あるね」
シエン「とにかく、一人でいるのは危険だ、頼りになる仲間と一緒にいたほうがいい」
ツァン「そうなんだ………わかったよ」
エクスカリバー「路地裏なども避けろ」
ここまででー
ブオオォ―――――――――
ツァン「ん……?」
コナミ「!あ、ツァン」
キキィイイイッ
コナミ「どうしたのよ慌てて」
コナミ「無事だったか、流石だな」
ツァン「なんかほめられたし…」
シエン「これはいい、この男についていけツァン」
コナミ「あ、精霊のシエン…」
ツァン「え……?」
シエン「お前が好いているこの男なら問題なかろう」
ツァン「は……?ば、ばっかじゃん!?す、好きとか!」
ツァン「わ、笑えるー!!」
コナミ「それにしても…にぎやかなやつらだな」
ヤリザ「コナミ殿は何をそんなに急いでいたでござるか?」
セームベル「すっげー精霊の数」
ジェネクスコントローラー「ギ―――」
キザン「貴様らも元気そうだな」
セームベル「腹は減ってるけどねー」
……………………………
ツァン「コナミも異変に気づいてたんだ…」
コナミ「ああ、何人か消えてるからな…」
ツァン「なんでボクたち覚えてるんだろうね…」
コナミ「それはまだわからんが、一緒にいこうぜ、遊星のガレージで作戦会議だ」
ツァン「うん、仕事もないし、いいよ」
コナミ「だがその前にKURUMIZAWAによって店長や恵の安否を確認しないと」
ツァン「わかった、ボクのDホイールも持ってくるよ」
コナミ「雪乃も早く探さねえとなー…」
コナミ「まだ名前があるから消えちゃいないだろうがな」
…………………
カードショップKURUMIZAWA
店長「はあ………困ったなあ…」
恵「……………」
店長「まさかカードがデュエルディスクに反応しなくなるなんて…」
店長「この前までなんともなかったのに……なんで」
恵「これでは……売り物にならない……」
店長「そうだな…………はー…」
三郎「にゃー……」
店長「なんか客も全然来ないし…」
恵「…………なぜ………日に日に生体反応が減っていってる……?」
「それは、ダークネスの世界に招待されたからさ」
店長「ん?だれ?」
恵「!…」
ミスターT「カードが反応しなくなったのは漆黒のカードとなったから、そしてそれこそが我々の存在を支えている」ばららっ
店長「うわ!反応しないカードから黒い男が…」
恵「生体反応なし…人間ではない……!」
ミスターT「恐れることはない、ふふふふふ」
ミスターT「我々は仲間じゃないか」
店長「な、何を言ってるんだ…?」
恵「!店長……ここは逃げるべき…」
ミスターT「むだだ、逃げられると思うかね」
ミスターT2「ふふふ…」バララッ
ミスターT3「ふふふ………」バララッ
店長「うわ!ふ、増えた………」
恵「く…………………」
……………………………
キキイイイイッ
コナミ「着いた、この店に来るのもなんか久しぶりな感じ…」
ツァン「……なんか静かじゃない?」
コナミ「まあ俺がバイトしてた時も客来ないときは全然だったし」ガタッ
カランカランカラン
コナミ「店長ー恵ー」
スタスタスタ
ツァン「………」スタスタ
シ――ン
コナミ「…開けっ放しで留守か……?」
コナミ「不用心な………」
ツァン「……なんか違和感」
シエン「ツァン…このショップのカード…力が失われている…」
ツァン「え…?」
キザン「危険な気配がするな…」
コナミ「………まさか、消されちまったのか……」
ツァン「コナミ、シエンたちがここは危険だって!」
コナミ「俺もそう思う!さっさと出よう!」ダッ
セームベル「撤退じゃー!」
ヤリザ「おおおーーーーーーー!!!」
ミスターT「待ちたまえ」バサアアッ
コナミ「!?うおおお…?」キキイイッ
ツァン「と、突然出てきた……!?」
ミスターT「ふふ……やあ」
コナミ「真っ黒なおっさん……不審者か…」
ツァン「まさか…あんたが…」
ミスターT「君はなかなか鋭いな…ふふふ」
ミスターT「ここにいた者たちはみなダークネスの世界の一部となった」
コナミ「!店長と恵を消しやがったのか…!」
ミスターT「おや、なぜ覚えている………?」
ツァン「な、何者よあんた!」
ミスターT「どうやら君たちも何かの加護を受けているようだな…ふふ、厄介な」
コナミ「てめえら………」ザッ…
コナミ「なんでこんなことを!クロウもてめえらが消したんだろ!」
ミスターT「クロウホーガンかね?ふふ、まあそうなるかな……」
ツァン「クロウも……?それってやばい相手なんじゃ……」
ミスターT「彼は苦労したよ、普通の私では勝てないからね、5体しかいない強力な個体を使わせてもらった」
コナミ「クロウしたって……ダジャレのつもりかてめえ!クロウはそのダジャレに辟易してんだよ!」
ミスターT「そんなつもりはなかったんだがね」
ツァン「さっきから……こいつ人間じゃないね…」
コナミ「ああ……ファッションセンスも人間離れしてるしな…」
シエン「ここは引くぞ!」
ミスターT2「おおっと」バサアッ
ミスターT3「逃げられるかな?」バサアアアッ
コナミ「増えた!」
ツァン「うわああ……」
ミスターT「さあ……ダークネスの世界に来るのだ…ふふ…」
コナミ「ち……こうなりゃいつもの…」
シエン「邪魔だ!」ズバアッ
エクスカリバー「シャアッ!」ザクッ
ミスターT「ぬう!…精霊の力か……」 バラララッ
ツァン「!あいつらにはシエンたちの攻撃が効くんだ……」
コナミ「よし、いくぞツァン!」ダッ
ツァン「うん!」タッ
ミスターT「ぬううう…………」
ミスターT「逃げられたか…………」バララッ
………………
ツァン「ふう………危なかったね」
コナミ「ああ、だがこれで、尋常じゃなくやばい事態だってことがわかったな」
ツァン「………レインさんと店長は…」
コナミ「猫の三郎もな……多分消されちまった、名前もアドレスから消えてるし…」ぴっぴ…
ツァン「く……」
コナミ「他の連中もマジで心配になってきた!行こうぜ!」
ツァン「そ、そうだね!」
…………………………
大学前
アキ「…………」スタスタ
アキ「ふう…」
アキ「遊星ったら……突然ネオドミノシティに来てくれなんてメールを…」
アキ「まったく……学生なのよ私は…予定を考えてほしいものね」
アキ「ここからネオドミノシテイまで近くないんだから」
アキ「ふう………まあ……遊星の事だから何かあったのでしょうね」
アキ「……………いそいで用意をしないと」
アキ「……ふふ」
アキ「結局行く気満々ね私は……」
アキ「………」
スタスタスタ……
アキ「………今日はとりあえず…一旦アパートに…」
スタスタスタ……
アキ「…………………」
ガッ
アキ「!っつ……!?」
アキ「な、なに………!?」
アキ「これは………石……こんなものを背中に……」
アキ「!だ、誰?」
「……………」
アキ(!小さい子供……あの子が?)
アキ「君、何でこんなことを!?」
「うるさい黒薔薇の魔女!」
アキ「!?」
「お前のせいで、僕のお父さんとお母さんは……うっ……ううう…!」
アキ「な、何で……あ、あなたは…」
「お前のせいで僕たちの家族は滅茶苦茶だ!この魔女め!」ビュッ
アキ「ちょ……!い、痛い……やめて……!」
「お父さんたちのほうがずっと痛かったんだ!くそ、くそーー!」びゅっ びゅっ
アキ「うっ…!お、お願い話を聞いて……!」
「うるさい!同じ目にあわせてやる!」
バシッ バシッ
アキ「う…!ぐ……い、痛い……お願いやめて…!」
「黙れ!このっ!」
アキ「く…!」ダッ
「あ!まて!黒薔薇の魔女!」
たったったったったっ……
「…………」にや
……………………
近くの公園
アキ「はあ……はあ……はあ……はあ……」
アキ「うう………」グスッ…
アキ「…………はあ……はあ……」
アキ「そう……そうだわ……私は取り返しのつかないことをしてしまった……」
アキ「償わなくてはならないこともわかってる……快楽のままに暴れてしまったことを……」
アキ「だからこそ…医者になって…それ以上の人々を救いたい……」
アキ「ごめんなさいぼうや……」グスッ
「………」ザッ
アキ「………?」
「……」
アキ(今度は……女の子…?)
「ねえ………」
アキ「……私……?」
「そうよ黒薔薇の魔女」
アキ「!……」
「あんたが医者になって人を助ける…?」
「ずいぶん勝手なことを言うのね」
アキ「う………ぁ………」
「普通そんな面の皮が厚いこと言えないわ」
「そんなことをして自分の悪行が許されるとでも思っているの?」
「何人もの人があなたをいまだに怨んでいるのよ」
アキ「やめて……わかってるの……」
アキ「私のカルマは消えない……だからこそ…このままではいけないの……」
「魔女はどこまで行っても魔女よ、変わることなんてできないわ」
アキ「違うわ、遊星たちと出会って私は変われたの!遊星が私を救ってくれたの!」
アキ「私は決めた……医者になって……より多くの人を救ってみせるって…!」
「そんなことしてももう遅いのよ」
アキ「え………」
「あなたがこれから何人救っても、恨みは消えない、何人も病院送りにして…」
「あなたは覚えてないだろうけど……何人も取り返しのつかない怪我を負ったわ」
「私の弟も、母も、ね…」
「私たちは許せないのよ、魔女が人を救うなんてほざいていることが」
アキ「う………」
アキ「あ……ぁあ……」
アキ「ごめんなさい………ごめんなさい……」
アキ「う………………ううぅ」ボロボロ…
「……………」
「………」にや
「…安心して」
アキ「え…………」
「私と一緒に来れば、そんな悲しみから解放してあげる」
「もう悲しむことはないわ…」
アキ「…………一緒…に…」
「そう…ダークネスの一部になるの…」
「そこならあなた一人が悲しむことなんてない、皆平等な喜び、苦しみ」
アキ「………………………」
ここまででー
アキがダークネスと同化するか、コンマで決めよう
↓のレスのコンマ50以上で同化 49以下で助けが来る
アキ「……………」
ズズズ………
ミスターT「ははは……さあ」
ミスターT「共に行こうじゃないか、ダークネスへ」
アキ「……………………」ズズズズズズ……
ミスターT「きっと気に入るさ、ふふふふ……」
バララララッ
シュゥゥゥウウ……
ミスターT「ふふ………深いトラウマを持つ人間はやりやすい」
ミスターT「厄介な5Dsの一人をこうも楽に取り込めるとはね」
ミスターT「この分なら予想よりも早く侵略できるかもしれんな」
バララララッ
…………………………
ネオドミノシティ市役所 受付
遊星「牛尾!」 ウイ―――ン
受付「あ、遊星様、いらっしゃいませ」
遊星「牛尾に会わせてくれないか、深影さんでもいい」
受付「え……わかりました、連絡を取ってみます」ぴっ
遊星「……」
……………
ウィーーーーン
牛尾「なんだよ遊星、こっちは仕事中だぞ」
遊星「牛尾、お前……気づいているんじゃないのか?」
牛尾「………何がだ」
遊星「集団失踪事件だ、セキュリティなら異変に敏感なはずだ」
牛尾「…………あっちで話そうぜ」
………
牛尾「確かに違和感は感じてたぜ…人がいなくなってるってな」
遊星「………」
牛尾「おそらく俺の同僚も消えてるな…最近仕事量に比べて人員数がまるで足りてねえんだ」
遊星「ジャックの話じゃミスターTと名乗る男が接触してきた、そいつが怪しい」
牛尾「ふう………………また厄介なことになってきたぜ…」
牛尾「記憶から消えるってのは厄介だよな……犠牲者の数を把握できねえし……」
遊星「ああ、俺の知らない間に絆を奪われると思うと…怒りが湧いてくる」
遊星「牛尾、対策本部を設置しよう、これ以上奴らの好きにはさせるわけにはいかない」
牛尾「そうだな……」
牛尾「だが……これだけの怪事件だ…下手すればパニックになるぜ」
牛尾「セキュリティにだって肝の小せえ奴がいるんだ」
牛尾「俺が信頼を置いている奴だけで事件にあたるとなると、相当数が少なくなるぞ…」
遊星「……………」
牛尾「まあ、イェ―ガー市長や深影さんと相談してみる、あとでまた連絡するよ」
遊星「………わかった」
ウイ―――――ン
遊星「………………」
遊星「く………」
…………………………………
ネオドミノシティ 繁華街 20:00
コナミ「………」
ツァン「ずいぶん暗くなってきたね…」
コナミ「ああ、なんか…いつもの喧噪さがないな…」
ツァン「多分消されちゃったんだね…まだみんな気付いてないけど、そのうちパニックになっちゃうんじゃないかな…」
コナミ「くそ……暗いと危険だぞ、あの変態がいつ出てくるか…」
ツァン「見つかりやすいからってDホイールをガレージに置きに行ったのがとんだタイムロスだったね……」
コナミ「どうする…残ってる仲間に片っ端から電話してきてもらうか」
ツァン「いいけど……あんたがやりなさいよ…」
ツァン(あまり電話したことない人をいきなり呼び出すとか無理だし、難易度高いし…)
ヤリザ「ツァン殿………」
コナミ「わかったよ……」ぴっぴっぴ…
コナミ「!…」
ツァン「どうしたの?」
コナミ「十六夜の名前が……消えてる」
ツァン「!うそ……十六夜さんがやられたの…………………?」
コナミ「くそ………これ遊星が知ったら………覚えてないかもしれないけど……」
ツァン「5Dsが二人も…」
コナミ「………」
ツァン「…」
コナミ「今は無事な奴を心配しよう……」
ツァン「うん……」
コナミ「…」ぴっぴっぴ…
プルルルルルル……
コナミ「!うお……電話かかってきた、雪乃だ…」
ツァン「タイミングいいね…」
ピッ
コナミ「よう、どうした?」
雪乃『こ、コナミ……!よ、よかった……出てくれて……』
コナミ「ん?」
雪乃『た……助けてほしいの……い、今…誰かに追われてるみたいで…』
コナミ「!ああ、わかった…場所は?」
雪乃『逃げ回ってアカデミア高等部の屋上に出たところよ…物陰に隠れてるわ…』
コナミ「そうか…ずいぶん逃げたな…すぐ行くが、スタンガンがあったんじゃないのか…?」
雪乃『それが……追ってきてるのは一人じゃないの…うう………こ、怖いわ……』
コナミ「なに…」
雪乃『わからないの…二人かもしれないし三人かもしれないし…それ以上かも…』
コナミ「まさか………わかった待ってろ」ぴっ
コナミ「ツァン!雪乃がやばい、行くぞ!」
ツァン「え……!?ど、どうしたのよ藤原さん」
コナミ「おそらくKURUMIZAWAにいた奴に追われてる!このままじゃ消される…!」
ツァン「ええ……ど、どこよ」
コナミ「アカデミアだ!」ダッ
ツァン「ううっ」ダッ
コナミ「久々に全力疾走!」ダダダッ
ツァン「は、早ー!」
……………………
デュエルアカデミア
コナミ「近くにいて助かったぜまったく……高等部はどっちだっけか……」
ツァン「こっちだよ!」たったった
コナミ「そうか、多分屋上にいるはずだ!」ダッ
ツァン「夜の学校ってなんか不気味…」
コナミ「……………!あ」
ミスターT「おや」
コナミ「やっぱりか変態めー!!」
ツァン「この犯罪者!」
ミスターT「ははは、もしかして彼女は君たちのお友達かね?」
ミスターT「だとしたら残念だったな」
コナミ「!まさかすでに」
ミスターT「そろそろさ、この建物に隠れてるのは分かってるんだ」
ミスターT「大勢の私でしらみつぶしに探している」
コナミ「そうか、まだ間に合うな…!」
ツァン「うん!」
ミスターT「ここは通せんな」
キザン「らああああああ!!」ゾシャッ
ミスターT「ぬう……!」
コナミ「満足式突入法!」ダッ
ゴロゴロゴロゴロ
ミスターT「く……かなりの身体能力…逃げられたか…」
ツァン「よし………コナミが行った……」
ミスターT「まあいい、この先にも私は何人もいる」
ミスターT「この私は君を取り込むことにしよう」
ツァン「!」
シエン「ツァンをやらせはしないぞ…」
エクスカリバー「我が命に代えても!」
ヤリザ「そういうことでござる」
ミスターT「ふふ……それならデュエルで決めようじゃないか」
ツァン「デュエル……」
ミスターT2「私も混ぜてもらおうか」バサアッ
ツァン「また増えた!」
ヤリザ「に、二対一をやろうというのか…!」
ミスターT2「くくくく………受けるまでここから出ることはできんよ」
ミスターT「それとも自分から我らの一部となるかね?」
ツァン「く……」
シエン「ツァン、受けてやれ、我らがこんな雑兵に負けるものか」
ツァン「……」
エクスカリバー「主のノリの良さを見せつけてやろう」
ツァン「そうだね、こんな奴らに負けてたまるか」
ツァン「二人まとめてかかってきなよ!」
ミスターT「ほう…確かに我々はそこまで強くはない、だが二人がかりでも勝てると?」
ミスターT2「面白いな、ふふふふ…」
ツァン「そのかわり先行はボクがもらうよ」カシャッ
ここまででー
ツァン「………」
ミスターT「よかろう」ぼぼぼぼぼっ
ミスターT2「LPは全員4000のバトルロイヤルルールだ、一ターン目は全員攻撃できない」ぼぼぼぼっ
ツァン「わかった」サッ 手札5
ミスターT「デュエル!」
ツァン「ボクのターン、手札から永続魔法、六武の門を発動!」バッ
《六武の門/Gateway of the Six》 †
永続魔法(制限カード)
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを2つ置く。
自分フィールド上の武士道カウンターを任意の個数取り除く事で、以下の効果を適用する。
●2つ:フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」または「紫炎」と名のついた
効果モンスター1体の攻撃力は、このターンのエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。
●4つ:自分のデッキ・墓地から「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●6つ:自分の墓地に存在する「紫炎」と名のついた効果モンスター1体を特殊召喚する。
ツァン「さらに魔法カード、増援!」ガッ
《増援/Reinforcement of the Army》 †
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからレベル4以下の戦士族モンスター1体を手札に加える。
ツァン「デッキから真六武衆ーカゲキを手札に加える」
ツァン「そして魔法カード、紫炎の狼煙!」バッ
《紫炎の狼煙/Shien's Smoke Signal》 †
通常魔法
自分のデッキからレベル3以下の「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
ツァン「デッキから六武衆の影武者を手札に加える」ざっ
ツァン「真六武衆ーカゲキ召喚!」バッ
《真六武衆-カゲキ/Legendary Six Samurai - Kageki》 †
効果モンスター
星3/風属性/戦士族/攻 200/守2000
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に「真六武衆-カゲキ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は1500ポイントアップする。
カゲキ「ぬん」
ツァン「効果発動、手札から六武衆の影武者を特殊召喚!」バッ
《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。
影武者「……」
ミスターT「チューナーモンスターか…」
ツァン「いくぞー……☆3のカゲキに☆2の影武者をチューニング!」バッ
キュインキュインキュイン
☆3+☆2=☆5 カッ
ツァン「シンクロ召喚!真六武衆ーシエン!」バッ
《真六武衆-シエン/Legendary Six Samurai - Shi En》 †
シンクロ・効果モンスター(準制限カード)
星5/闇属性/戦士族/攻2500/守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。
シエン「けあああああ!」攻2500
ミスターT2「一ターン目からシンクロか…」
ツァン「さらに、ここで六武の門の効果発動!」バッ
六武の門「武士道カウンター×6」
ツァン「武士道カウンターを4取り除くことで、デッキから六武衆一体を手札に加える」武士道カウンター6→2
ツァン「加えるのは六武衆の師範!」ザッ
ツァン「師範は、場に六武衆が存在するとき特殊召喚できる!」バッ
《六武衆の師範/Grandmaster of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2100/守 800
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードが相手のカードの効果によって破壊された時、
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
「六武衆の師範」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
師範「はっ」攻2100
ツァン「そしてもう一度六武の門の効果を発動、武士道カウンターを4取り除き…」武士道カウンター4→0
ツァン「加えるのは真六武衆ーキザン!」ザッ
ツァン「このモンスターも特殊召喚できる!」バッ
キザン「はああっ」攻1800→2100
《真六武衆-キザン/Legendary Six Samurai - Kizan》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 500
自分フィールド上に「真六武衆-キザン」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と名のついた
モンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。
シエン「……」攻2500
師範「……」攻2100
キザン「……」攻2100
ミスターT「これは……」
ツァン「倒してみなよ、カードを二枚セットしてターン終了!」バッ 手札0
ミスターT「ドロー!」シュッ 手札6
ミスターT「シエンの効果は、魔法トラップを無効にする……厄介だな」
ミスターT2「我々が結束するしかないな」
ミスターT「わかった、モンスターをセット、さらにカードを二枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3
ミスターT2「私のターン」シュッ 手札6
ミスターT2「私もカードを二枚セットしてターン終了だ」バッ 手札4
ツァン「ボクのターン!」シュッ
ミスターT「いまだ、速攻魔法発動、サイクロン!」カチ
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ミスターT「私は六武の門を破壊する!」ギャオオオォッ
ツァン「!シエンの効果発動、サイクロンを無効にする!」バッ
シエン「ちゃあああああああっ!」
ミスターT2「ふふふふ、ならば私はそれにチェーンして、トラップを発動する」カチ
《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
(1):手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ツァン「!」
ミスターT2「悪いが何としても六武の門hは破壊させてもらう!」 手札3
ピシャアアアアアアアアア!
ツァン「甘い!カウンタートラップ発動、六尺瓊勾玉!」カチ
《六尺瓊勾玉/Musakani Magatama》 †
カウンター罠
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
相手が発動した、
カードを破壊する効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
ピキィイイイイン!!!
パァァ―――――――――――――ン!
ミスターT「何……!」
ツァン「六武衆がいるとき、破壊効果を無効にして破壊する、これで門は守られた!」
ツァン「六武衆ーヤリザを召喚!」バッ
《六武衆-ヤリザ/The Six Samurai - Yariza》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守 500
自分フィールド上に「六武衆-ヤリザ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。
ヤリザ「初陣でござる!」
ツァン「これで六武の門のカウンターは4!」
ミスターT「く……だが私はトラップを使う!」カチ
《激流葬/Torrential Tribute》 †
通常罠
モンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる。
フィールド上のモンスターを全て破壊する。
ザバアアアアアアアアアアアン!!!
ツァン「な……!」
ミスターT「私のセットモンスターも死ぬが、六武衆も全滅してもらう!」
ミスターT「シエンの身替わりも使えまい!」
ヤリザ「登場したばかりで…………!」ドゴ――――――――ン!!!
ザザアアアアアアアン……………
ツァン「………………」
ミスターT「ふう、厄介なモンスターだが、処理した」
ツァン「師範が破壊されたとき、墓地の六武衆を一体手札に加える……ボクはヤリザを手札に」さっ 手札1
ミスターT2「君に出せるカードはない」
ツァン「…………トラップ発動」カチ
《究極・背水の陣/Backs to the Wall》 †
通常罠
ライフポイントを100ポイントになるように払って発動できる。
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスターを
可能な限り特殊召喚する。(同名カードは1枚まで。
ただし、フィールド上に存在する同名カードは特殊召喚できない。)
ミスターT2「なに!」
ツァン「ボクのLPを100にすることで、墓地の六武衆は蘇る!」LP4000→100
シエン「うおおおおおお!」
師範「ちゃあああああ!」
影武者「ふっ」
キザン「おらあああああ!」
カゲキ「ふおおおおっ!」
ミスターT「!……」
ミスターT2「な……」
ツァン「ボクは☆3のカゲキに☆2の影武者をチューニング!」バッ!
☆3+☆2=☆5 カッ
キュインキュインキュイン
ツァン「シンクロ召喚!真六武衆ーシエン!」バッ
シエン「くあああああああああ!!」攻2500
ミスターT「二体目のシエンだと……!」
ミスターT2「これでは……」
ツァン「さらに六武の門の効果発動!武士道カウンターを2取り除くことで六武衆モンスターの攻撃力を500アップする!」
ツァン「ボクは武士道カウンター8つをすべて使いシエン二体を強化!」バッ 武士道カウンター8→0
シエン「はあああああああっ!」攻2500→4000
シエン「おああああああ!」攻2500→3000
ミスターT「な、なんだとお…!」
ツァン「バトル!攻撃力4000のシエンであんたを攻撃!」バッ
シエン「あああああああああっ!!」ギャオオオオッ
ミスターT2「く…………トラップ発動、ミラーフォース!」
シエン「無駄ぁああああああああ!!!」ドゴ――――――――ン!!
ミスターT「ぬああああああっ!」LP4000→0 ピー――――――
ツァン「続けて残りのモンスターであんたを攻撃!」バッ
シエン「はあああ!」攻3000
キザン「おらああ!」攻2100
師範「かああ!」攻2100
ドゴ――――――――ン!!
ミスターT2「うあああああああ!」LP4000→0 ピー――
ツァン「ふ、やったね」ぐっ
ここまででー
ミスターT2「…………く」
ミスターT「やるな……」
バラララララッツ
ツァン「……消えた」
ツァン「…………」カシャッ
ツァン「ふう…………あとはコナミに任せて、外で待ってよう」たったった
ツァン「またいつ現れるかわからないし」
……………………
屋上 物陰
雪乃「……………………」
雪乃「……く、来るなら来なさい……」
雪乃「スタンガンの餌食にしてあげるわ………!」
雪乃「うう…………」ぶるぶる……
ザッ
雪乃「!」
ザ………ザッザッザ……
雪乃「来たわ………」
ザッザッザッザ……………
雪乃「…………!」シャッ
バサアアアッ
雪乃「!?」スカッ
雪乃(あ、あれ…?いないわ……じゃあ足音は…?)
ミスターT「危ないじゃないか、ふふふ」
雪乃「!う、うしろに…」バッ
ミスターT「ふふふふふ」
雪乃「あ、あなたは一体……お姉さんの体が目的なの!?」
ミスターT「勘違いしないでくれたまえ、我々は君を乱暴する気はない」
ミスターT「共にダークネスに来てほしいだけさ」
雪乃「ダークネスですって………」
ミスターT「とてもいいところだよ……ふふ」
ミスターT「さあ……」
雪乃「い、いやよ……!」
ミスターT「みな最初はそういうのさ……」
雪乃「…!」ゾッ…
雪乃「っく…!」ダッ
ミスターT2「おっと」バララッ
ミスターT3「ふふ………」バララッ
雪乃「な!?……」
雪乃「…………お、同じ人が……三人……?」
ミスターT「やはり今回もデュエルで説得するしかないかな」ぼぼぼぼぼっ
ミスターT3「そうだな」ぼぼぼぼぼっ
ミスターT2「ふふ……」
雪乃「な、なんなの……!?」
雪乃「く……」ザリ……
ミスターT「屋上に逃げたのはまずかったな、逃げ場がない」
ミスターT2「そもそも逃げることはないんだがね、悲しい話だ」
ミスターT3「さあ……デュエルをしようじゃないか」
雪乃「こ……来ないでちょうだい……」
ザ…ザ…
雪乃「!」ダッ
ミスターT「やれやれ……」
ミスターT2「逃げることないだろう」
雪乃(このまま下の階に…!)ガチャッ
ザッ……
雪乃「……!」
ミスターT4「はははは………」ザッ
雪乃「よ………四人目……?」
ミスターT「あきらめたまえ、ふふふ…」
雪乃「あ……う……」
ミスターT「デュエルしようじゃないか」ザ……ザ…
雪乃「た、……助けて……」
ミスターT2「助けてとは、何回も言うが我々は敵ではないのだよ、ふふふ」
ミスターT3「我々はミスターT…真実をつげるものさ」
雪乃「助けて………コナミ………」
ミスターT「?」
ミスターT2「コナミ、とは?」
ポキャッ
ミスターT4「ぬおっ…!?」グリン………どさっ
雪乃「!……」
ミスターT「!な……首が180度捻転した……?」
ザッ…
コナミ「俺だぜ」
ミスターT「………君か」
ミスターT2「まさか間に合うとは…」
ミスターT「私を実力で倒すとは……」
雪乃「こ、コナミっ………!」
コナミ「またせたな雪乃、無事でよかったぜ!」
雪乃「信じていたわ…!」ぎゅーっ
ミスターT「どうやら下の私は敗れたようだな」
ミスターT4「油断した………」ゴキゴキ……
コナミ「やっぱり生きてたか…人間じゃねえな」
コナミ「俺が来たからには雪乃をてめえらの好きにはさせねえぞ」
ミスターT「ほう、面白いな」
ミスターT2「どうするというのかな、君が」
ミスターT「我々から逃げられると思うかね」
ミスターT3「入口は固めているぞ……」
雪乃「ううう……」ぎゅーっ
コナミ「…………」
コナミ「サテライト時代の血が騒ぐぜ……」
ミスターT「ふふ、まさか暴力かね?」
ミスターT4「不覚を取ったが、我々は暴力で倒せる存在ではないぞ」
コナミ「………」
コナミ「雪乃、しっかり掴まっとけよ」
雪乃「勿論よ……!」ぎゅー
ミスターT「?……」
コナミ「ちゃっ!」ダッ!
ミスターT「なに…扉とは逆方向へ…」
ミスターT2「そっちに道はないぞ」
雪乃「こ、コナミ……?」
コナミ「飛び出すぞ雪乃」ダッ
雪乃「!こ、ここは4階よ…!?」
ダァンッ!
ミスターT「なんと!」
ミスターT2「死ぬ気か……!」
雪乃「~~~~~~~~~~~~~~~!!!?」ギュオオオオオオオ……
コナミ「……!」ギュオオオオオ
コナミ「着地するぞ!」
雪乃「ちょっ……!」
ダアアンッ!!
コナミ「…………」シュウウゥ………
雪乃「…………こ、コナミ……大丈夫」
コナミ「……問題なし、逃げるぞ!」ダッ!
雪乃「流石ね!」
ダッダッダッダッダッダッダッダッダッダ……
ダダダダダッ
ツァン「………」
ツァン「ん?」
コナミ「ツァン、待たせた!逃げるぞ!」ダダダッ
ツァン「え!?い、いきなり…?」タッ
雪乃「ツァンさん…!」
ツァン「あ、藤原さん!無事でよかったよ」たったった
雪乃「ありがとう………!」
コナミ「逃げろ―――――!」ダッダッダッダ
ツァン「それにしてもお姫様抱っこかー、そっかー…」
ツァン「別にうらやましくないからねっ!」たったったったった
ミスターT「……」
ミスターT「く………」
ミスターT2「まあいいさ、いずれ同じ運命」
ミスターT3「そうだな」
バラララララッ
バララララララッ
………………
ツァン「……はあ…はあ…」
コナミ「ここまでくれば大丈夫だ」
雪乃「ええ……それにしてもさっきのは何だったの…」
コナミ「ああ…ガレージで詳しく話すよ、いこうぜ」
雪乃「………………わかったわ」
………………………
サティスファクションタウン 同時刻
崖の上
鬼柳「♪~~~」
鬼柳「♪~~~~♪~~」
たったった
ウエスト「鬼柳にいちゃーん」
鬼柳「ウエスト……もう夜遅いぞ、寝ろよ」
ウエスト「へへ、いいじゃんいいじゃん」
鬼柳「怒られても知らねえぞ」
スタスタ…
鬼柳「♪ー……」
ウエスト「………」
鬼柳「……」
ウエスト「………?」
鬼柳「おい」
ウエスト「え、何?」
鬼柳「お前は誰だ?」
ウエスト「え!?な、なんてこと言うんだよ鬼柳兄ちゃん!ウエストだよ!」
鬼柳「嘘をつくな、俺の眼はごまかせねえぞ」
鬼柳「満足の悪魔が俺に語り掛けてくるんだよ」
ウエスト「………」
ここまででー
ツァンの精霊紹介
ヤリザ よく出てくる、仲間だけでなくツァンからもウザがられている。
キザン ヤリザが嫌い、殺したい。ツァンからの信頼は厚い。
シエン 精霊のまとめ役、誰も逆らえない。
ミズホ シナイと結婚している。自らの効果でシナイを犠牲にすることを気にしている。紅一点。
シナイ ミズホと結婚している。夜な夜なにゃんにゃんしている。
カゲキ 寡黙だが有能でかなりいい奴。
エニシ 妙に熱血、なんだこいつ。
ヤイチ やる気がない。口癖はマジっすか。
ザンジ 一番武士っぽい、主に従順。
ニサシ 普通すぎて相手にされないタイプ。
イロウ おそらくいままで一度も出てきたことがない。
カモン こいつも。
エクスカリバー 新しく入った新入り。ノリを気にするタイプのようだ。
ツァン こいつらがうるさくて夜たまに寝られない。友達もできない。これはおそらく自分が悪い。
鬼柳「…」ザッ…
ウエスト「…………」
鬼柳「さっさと正体を現せ」
ウエスト「…………」
ウエスト「ふふふ……」
バサアアアアアアッ
鬼柳「!………な、カード……消えた…」
鬼柳「なんなんだあいつは……」
鬼柳「!本物のウエストたちは…」
鬼柳「ちっ」ダッ
たったったったったったったった…
……………………
サティスファクションタウン
だっだっだっだっだっだっだ……
鬼柳「!」ザザッ
しーーーーーーーーーーーん……
鬼柳「…電気がついてねえ……人の気配もねえ…」
鬼柳「おいウエスト、ニコ!おっさん!メイ!みんなどこ行った!」
鬼柳「……ちっ!」ダッ
ガチャッ
鬼柳「おい!いないのか!?」
鬼柳「……………」
鬼柳「……なんだこれは」
鬼柳「俺が崖に行ったのがわずか2時間ほど前…」
鬼柳「たった二時間で…町民全員が神隠しだと…?」
鬼柳「普通じゃねえ……こんなこと……」
鬼柳「………」
鬼柳「まるでダークシグナーの生贄みたいに影も形も…」
鬼柳「まさか新たなダークシグナー……?」
鬼柳「くそっ…」がりがり
「ダークシグナーとは違うさ、心配しないでくれ」
「それにしても、記憶があるのかね」
鬼柳「!」バッ
ミスターT「ふふ……」
ミスターT2「そう悲観するな」
鬼柳「!てめえらかぁぁぁああーーーーーー!!」
ミスターT「怖い怖い、ふふふ」
鬼柳「町民をどうした!」
ミスターT「ダークネスの世界に案内したよ」
ミスターT2「君もぜひ一緒に」
鬼柳「ふざけんな!てめえら普通の人間じゃねえな!」
ミスターT「それはこっちのセリフさ、君も何かの加護を受けているようだね」
ミスターT「うっすらと見えるよ、竜の姿が」
鬼柳「それは満足の化身だ」
ミスターT「そうかね、ふふ」
ミスターT2「我々も学習してね、君たちのような者たちは厄介で普通の私ではどうやら太刀打ちできない」
鬼柳「ごちゃごちゃ言ってないで俺の質問に答えろ!ニコたちをどうした!」
鬼柳「ダークネスの世界ってのは何だ!」
ミスターT「素晴らしいところさ」
鬼柳「いい加減にしろ……死のダンスを踊りてえのか?!」
ミスターT2「ふふふ………会いたいのなら我々とともに来るがいいさ」
ザッ
ジャラララララララララッ
ガショ―――――ン!!
ミスターT2「ん……何かなこれは」
鬼柳「デュエルアンカーだ、腕を吹き飛ばされたくなかったら質問に詳しく答えろ」ギシ……
ミスターT「ふふふ、血気盛んで困る」
ミスターT2「こんなものでは私は縛れんよ」ジャラ……
鬼柳「なんだと……」
ミスターT「ふふふふふ…」
バララララララッ
バララララッ
カシャンッ
鬼柳「!また消えやがった……カードになって……」
鬼柳「くそ…!逃がすか!」ダッ
………………………
鬼柳「はあ………はあ……」たったったったったった…
鬼柳「街のどこを見ても電気がついてねえ…マジで全員消えているのか…」
鬼柳「おい!でてこい!」
鬼柳「……………」
ミスターT「ここだよ」
鬼柳「!てめえ……」
ミスターT「彼女が見えるかね」ぐいっ
ニコ「き、鬼柳さん……!」
鬼柳「!ニコ……」
ニコ「鬼柳さん助けて……!」
鬼柳「ニコ…!みんなは…」
ニコ「みんな…この人たちに消されてしまったんです!」
ミスターT「ご名答、そして君もだ、ふふふ」
鬼柳「てめえ!」
ニコ「鬼柳さん!鬼柳さ――――――――ん!!」
バラララララララララララララッ
バサアアアアアアア………
鬼柳「!」
ミスターT「ふふ、彼女もまた、ダークネスの一部となった」
ミスターT「悲しいかね?」
鬼柳「この野郎………!!」
ミスターT「彼女と再開するには、君も来るしかない」
鬼柳「許さねえぞ…………好き勝手やりやがって」
鬼柳「ぶっ潰してやる!!」
ミスターT「ぶっ潰すと、面白い、デュエルするかね」
ミスターT「喜んで受けようじゃないか」
ミスターT「だが、君には特別な相手を用意しよう」
バラララアアアアッ
鬼柳「!?…………消えやがった…」
ゴオオオオオオオッ……バサアアッ
ミスターT「ふふ………やあ」
鬼柳「………なんだよ、何も変わってねえぞ」
ミスターT「光栄に思ってくれ、君は私の中でも五人しかいない特別な個体で相手をしよう」
鬼柳「なんだと…………」
ミスターT「ちなみに君の仲間であるクロウ・ホーガンも我々に敗北したよ、ふふふ…」
鬼柳「な……クロウが……チームサティスファクションのメンバーがてめえらなんかに…!嘘をつくんじゃねえ!」
ミスターT「嘘じゃないさ………ふふふ……見るかね?」
鬼柳「なにをだ……」
ミスターT「ダークネスと同化するためにいま彼は深層心理で苦しんでいる、その映像をだ」
ぐにゅうううううううん……………………
鬼柳「これは……」
…………………………………
MC『クロウ選手負けたぁああーーーーーーーーーー!!!』
MC『これで6連敗、一体どうしてしまったというのかーーーーーーー!!!』
ブ――――――――――ブ――――――――――!!
クロウ『く………ちくしょう……!』
『なにやってんだてめえーーーーー!!!』
『さっさとやめちまえバ――――――カ!!』
『なにが子供たちに夢を与えるだ!てめえには無理だーーーー!!』
クロウ『くう……ぅ………ガキども………すまねえ……』
MC『このままではプロ引退も遠くないぞクロウ選手!今後の巻き返しを期待だ―――――!』
クロウ『…明日マーサハウスにガキどもに会いに行こうと思ったが……とてもいけねえな…』
プルルルルル……
クロウ『…マーサから電話か…』
クロウ『はあ……もしもし』ピッ
マーサ『クロウ、大丈夫かい?』
クロウ『今の試合、テレビで見てたのか?』
マーサ『ああ、調子が悪いみたいじゃないか』
クロウ「へ……すまねえ…こんな俺なんかじゃ……明日合わせる顔がねえ』
マーサ『何言ってるんだい!このバカ!」
クロウ『ううっ…』
マーサ『あんたが頑張ってることなんてみんな知ってるさ、ここから巻き返せばいいんだよ』
マーサ『子供たちもクロウに会いたがっているんだ、息抜きもかねて来ておくれ』
マーサ『少しゆっくりしていきなよ』
クロウ『マーサ………』
クロウ『……へ、マジでありがとうな……』ぐすっ
クロウ『いつまでたっても子供だねぇ、泣くんじゃないよこの子は』
クロウ『うるせえよっへへ…』
………………………
クロウ『………』
『旧サテライトエリアの孤児院が全焼、住んでいた住民全員が焼死する事件が起こりました』
『近所の住民の証言によりますと深夜、黒い人影が目撃されているようです』
『焼け跡からは金品などがなくなっていたことから、セキュリテイは何者かが窃盗を行った際、証拠隠滅のため火をつけたと見て捜査を行っています』
『セキュリテイは発火場所、犯人の特定などを急いでる模様です』
『……怖い事件ですね…しかも焼け跡からはパーティグッズが大量に出てきたそうで、なにか祝い事でもやろうとしていたのでしょうか…』
『どうでしょう……続いてのニュースです』
クロウ『………』
クロウ『ぁああ…………ぁあぁ……』
…………………………………………………………
鬼柳「………………おい、なんだ…これは」
ミスターT「ショッキングだろう、救いのない状況をリピートさせて心を折るのさ」
ミスターT「いずれ心は絶望に染まりダークネスと一体化する」
鬼柳「……………」
鬼柳「……………てめえは救えねえ野郎だな」
鬼柳「ここまで不愉快になったのは初めてだぜ!くそッたれが!」
ミスターT「そう吠えないでくれたまえ、デュエルで決着をつけようじゃないか」
鬼柳「速攻でぶっ潰してやる、来い!」ガシャッ
ミスターT「ふふ……これがなんだかわかるかな」
バサアアアアアアッ
鬼柳「!…そいつは、Dホイールか………?」
ミスターT「流行にあやかって真似てみたのさ」
鬼柳「……ライディングデュエルか…」
ミスターT「そうさ、町の西入口で待っているよ、ふふふふ」
ブオオオオオオ―――――――――――――――!!
鬼柳「っく……!ま、待ちやがれ……」
ォオオ―――――――――――………
鬼柳「野郎…………」
鬼柳「クロウ……俺が満足させてやるぜ…まってろ!」
鬼柳「俺の満足号でな!」
……………………
ミスターT「…………」
ミスターT「………ん」
ゴオオオオ――――――――――――!!!
ミスターT「来たか……」
キキイイイイイイッ!!
シュウウゥ………
鬼柳「……………」
ミスターT「よく来てくれたよ、怯えずにね」
鬼柳「てめえはこれからインフェルニティの地獄に落とす、怯えるのはてめえだよ」
ミスターT「強い言葉を使うじゃないか、ふふふ…」
ミスターT「私をそう簡単に倒せると思わないことだ」
鬼柳「ごちゃごちゃいってんじゃねえ!いくぞ!!」
鬼柳「ライディングデュエル、アクセラレーション!!!」
ギャオオオ――――――――――――!!!
ミスターT「ふふ…」ゴアアアア――――――――――
鬼柳「!…」ゴオオオオオオ
ミスターT「コースはこの街をぐるりと一周でいいだろう」
鬼柳「もんだいねえよ、さっさと始めるぜ!」
鬼柳「先行はてめえだ!」LP4000
ミスターT「いいだろう、ふふ」LP4000
ギュウウゥゥ――――――――――――――――ン
ミスターT「私のターン、レスキューラビットを召喚だ」バッ
《レスキューラビット/Rescue Rabbit》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻 300/守 100
このカードはデッキから特殊召喚する事はできない。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードをゲームから除外して発動する。
自分のデッキからレベル4以下の同名通常モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。
「レスキューラビット」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
ラビット「ピョー――ン」
鬼柳「ウサギ……?」
ミスターT「効果発動、このモンスターを除外することで、デッキから同名レベル四以下通常モンスターを二体特殊召喚する」
ミスターT「わたしは二体のセイバーザウルスを特殊召喚!」バッ
《セイバーザウルス/Sabersaurus》 †
通常モンスター
星4/地属性/恐竜族/攻1900/守 500
おとなしい性格で有名な恐竜。
大草原の小さな巣でのんびりと過ごすのが好きという。怒ると怖い。
セイバー「あああああっ」×2
鬼柳「二体のモンスターだと……!どうする気だ……」
ミスターT「ふ……私は二体のセイバーザウルスでオーバーレイ!」バッ
ズギュイ――――――――――――ン!!!
ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
鬼柳「なに…エクシーズだと……そいつは…」
ミスターT「あらわれろ、エヴォルカイザー・ドルガ!」バッ
《エヴォルカイザー・ドルカ/Evolzar Dolkka》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/ドラゴン族/攻2300/守1700
恐竜族レベル4モンスター×2
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。
ドルガ「シャラァアアアア!」攻2300
鬼柳「エクシーズ召喚……!コナミやツァンと同じ………」
ミスターT「常識にとらわれないのが私のデュエルでね、ふふ」
ミスターT「さあ、どうするかな、カードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3
鬼柳「関係ねえ……!俺は俺の満足で突き進むまでだ!」
鬼柳「チームサティスファクションリーダーとして、てめえは許さねえ!」
ここまででー
鬼柳 手札5 LP4000 SC0
ミスターT 手札3 エヴォルカイザードルガ リバース1 LP4000 SC0
ドルカだった…
ブオオォ――――――――――――――!!
鬼柳「ドロー!」シュッ 手札6
鬼柳sc0→1
ミスターTsc0→1
鬼柳「エクシーズモンスターの効果は未知数……だが出方を伺う気はねえ」
鬼柳「スナイプストーカーを召喚!」バッ
《スナイプストーカー/Snipe Hunter》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守 600
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
サイコロを1回振り、1・6以外が出た場合、
選択したカードを破壊する。
ストーカー「ききっ」
ミスターT「ほう」
鬼柳「効果発動!手札を一枚捨てサイを振る、1か6以外ならカードを一枚破壊する!」手札4 さっ
鬼柳「狙いはエヴォルカイザードルカだ!」
ミスターT「ならば私はドルカの効果発動」
鬼柳「!」
ミスターT「オーバーレイユニットを一つ取り除き効果モンスターの効果を無効にして破壊する!」ザッ
キュピイ――――――――――――ン!!
ドルカ「キャアアアア!」oru2→1
ストーカー「ぐっ!?」ドコ―――――――ン!
鬼柳「しまった……効果無効効果か!」
ミスターT「残念だったな……ふふふ」
鬼柳「く……カードを1枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3
ミスターT「ドロー!」シュッ 手札4
鬼柳sc1→2
ミスターTsc1→2
ミスターT「知っているよ君のデッキは、ハンドレスコンボを使うらしいね」
鬼柳「ち……」
ミスターT「インフェルニテイモンスターは強力だが、コンボはいともたやすく止まる、それが唯一の弱点だな」
ミスターT「私はモンスターをセット」バッ
ミスターT「そしてバトルフェイズだ、エヴォルカイザードルカで攻撃!」バッ
ドルカ「カアアアアアアッ!」攻2300
鬼柳「そんなもん通すか、トラップ発動!」カチ
《因果切断/Karma Cut》 †
通常罠
手札を1枚捨てて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択してゲームから除外する。
この効果によって除外したモンスターと同名のカードが相手の墓地に存在する場合、
さらにその同名カードを全てゲームから除外する。
鬼柳「手札を一枚捨て、エヴォルカイザードルカを除外する!」バッ 手札2
ぐにゃあああああああああああ…
ドルカ「アアアアアアアア!!!!」
ミスターT「おや……」
鬼柳「ざまあみやがれ!」
ミスターT「だがトラップ発動!」カチ
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
ミスターT「甦れセイバーザウルス!」
セイバー「………」攻1900
鬼柳「なに!」
ミスターT「攻撃だ!」
ドシャアアアアアッ!!
鬼柳「ぐううっ……!」LP4000→2100 ギャギャギャッ!!
ミスターT「一度攻撃を止めたからと言って、安心するのは早いな」
ミスターT「カードを一枚セットし、ターン終了だ」サッ 手札2
鬼柳「この程度なんでもねえよ…!」シュッ 手札3
鬼柳sc2→3
ミスターTsc2→3
鬼柳「…墓地のゾンビキャリアの効果発動だ!」バッ
ずずずずず………
《ゾンビキャリア/Plaguespreader Zombie》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
鬼柳「手札一枚をデッキの一番上に戻し、墓地から特殊召喚!」バッ 手札2
ミスターT「なるほど一番上か」
鬼柳「カードを一枚セットし、インフェルニティネクロマンサーを召喚!」バッ
《インフェルニティ・ネクロマンサー/Infernity Necromancer》 †
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
ネクロマンサー「ききききき」攻0
ミスターT「ふう…怖いな」
鬼柳「ネクロマンサーの効果でこいつは守備表示に変わる!」
ミスターT「そして効果で墓地のモンスターを蘇生する気だろう、手札も0だ」
ミスターT[しかしそうはいかない、手札からエフェクト・ヴェーラーを使う!」バッ 手札1
《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターの効果をエンドフェイズ時まで無効にする。
この効果は相手のメインフェイズ時にのみ発動できる。
ヴェーラー「stop!」
ネクロマンサー「きえええ!?」
鬼柳「な………!」
ミスターT「ハンドレスコンボ、させるわけにはいかんな、ふふ」
鬼柳「く……だが想定内だ!俺は☆3のネクロマンサーに☆2のゾンビキャリアをチューニング!」バッ
☆3+☆2=☆5 カアッ
鬼柳「シンクロ召喚、アルマデス!」バッ
《幻層の守護者アルマデス/Armades, Keeper of Boundaries》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/悪魔族/攻2300/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。
アルマデス「はっ!」攻2300
ミスターT「シンクロしてきたか…」
鬼柳「セイバードラゴンを攻撃だアルマデス!」
ギャシャーーーーーーン!!
ミスターT「く……」LP4000→3600
鬼柳「へ………その程度で俺が止められるか…ターンエンドだ」手札0
ミスターT「私のターンだ」シュッ 手札2
鬼柳sc3→4
ミスターTsc3→4
ミスターT「私はセットモンスターをリリースし、エヴォルダーテリアスを召喚!」バッ
《エヴォルダー・テリアス/Evolsaur Terias》 †
効果モンスター
星6/炎属性/恐竜族/攻2400/守 600
このカードが「エヴォルド」と名のついたモンスターの
効果によって特殊召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は500ポイントダウンする。
テリアス「かあああっ!」攻2400
鬼柳「攻撃力2400………!」
ミスターT「さらにsp-エンジェルバトン!」バッ
《Sp-エンジェル・バトン/Sp - Angel Baton》
通常魔法
自分のスピードカウンターが2つ以上存在する場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローし、その後手札を1枚墓地へ送る。
ミスターT「カードを二枚引き……」シュッ
ミスターT「一枚捨てる」サッ
鬼柳「どうする気だ……」
ミスターT「トラップ発動、進化の特異点!」カチッ
《進化の特異点/Evo-Singularity》 †
通常罠
自分の墓地から、「エヴォルド」と名のついたモンスター1体と
「エヴォルダー」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
エクストラデッキから「エヴォルカイザー」と名のついたモンスター1体を特殊召喚し、
選択したモンスターをその下に重ねてエクシーズ素材とする。
メキャアアッ……!
鬼柳「!?」
ミスターT「このカードは、自分の墓地のエヴォルダーとエヴォルドでエヴォルカイザーのエクシーズ召喚を行う!」
鬼柳「墓地からエクシーズだと!」
ミスターT「さらにこのカードの効果でレベルは関係ない」
ミスターT「私は墓地のエヴォルダーディプロドクスとエヴォルドゲフィロスでオーバーレイ!」
ズキュ―――――――ン!!
ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」
ミスターT「あらわれろエヴォルカイザーソルデ!」バッ
《エヴォルカイザー・ソルデ/Evolzar Solda》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/炎属性/ドラゴン族/攻2600/守1000
恐竜族レベル6モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードはカードの効果では破壊されない。
相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
そのモンスターを破壊する。
ソルデ「シャアアアーーーーーーー」攻 2600
ソルデ「………」ズズズ………
鬼柳「またエクシーズモンスター……!しかも攻撃力2600だと!」
ミスターT「ははははは、君のアルマデスは2300、勝ち目はない」
ミスターT「このターンで勝負はおしまいだ、テリアス、アルマデスを破壊しろ!」
テリアス「!」攻2400
アルマデス「!」攻2300
ドドドドドドドドドドドドドッ
鬼柳「なめるんじゃねえぞ……!この鬼柳京介がこんなところで負けるか!」
鬼柳「トラップ発動、ミラーフォース!」バッ
《聖せいなるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
ピキーーーーーン
ミスターT「無駄だ!!」
鬼柳「!」
ソルデ「!」ピキーーーーーン!
テリアス「!?」ド――――――ン!!
鬼柳「ソルデが死なねえ!?」
ミスターT「オーバーレイユニットを持つソルデは、効果では破壊されない!」
ミスターT「アルマデスを攻撃だソルデ!」バッ
ドキャ――――――ン
鬼柳「っぐああ……!」LP2100→1800 ザザザアアアアッ
ギャギャギャギャギャッ!!
ミスターT「はっはっはっは!」
鬼柳「ぐ……」
ミスターT「無駄ではなかったな、生き残ったのだから、ふふ、失礼」
ミスターT「私はこれでターン終了だ」手札1
鬼柳「……俺のターンだ」
ミスターT「君の手札は0、フフフ……」
ミスターT「ハンドレスコンボ……期待しているよ」
鬼柳「ドロー!」シュッ 手札1
鬼柳「俺が引いたのはインフェルニティデーモン!」バッ
鬼柳「こいつは手札0で引いたとき、特殊召喚できる!」バッ
《インフェルニティ・デーモン/Infernity Archfiend》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
自分の手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、
デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を
手札に加える事ができる。
デーモン「はあああああ!」攻1800
ミスターT「ははははははは!知っていたさ!」
ミスターT「ゾンビキャリアで手札を戻した時から目星はついていた!」
ミスターT「シンクロさせる気はない!エヴォルカイザーソルデの効果発動!」
鬼柳「!」
ミスターT「オーバーレイユニットを一つ取り除き、特殊召喚したモンスターを破壊する!」
ソルデ「!!!」oru2→1
キュイイイイイイイ……
ドゴ――――ン!
鬼柳「ぐああああ………!」
ミスターT「インフェルニティデーモン破壊!」
ミスターT「残念だよ……真髄をもっと見られると思ったのだが」
鬼柳「まだだ、デーモンの効果は生きている!デッキからインフェルニティカードを手札に加える!」ザッ
鬼柳「モンスターをセットして、ターンエンドだ!」バッ 手札0
ミスターT「悪あがきかね、はははは…」
ミスターT「私のターンだ」シュッ 手札2
鬼柳sc5→6
ミスターTsc5→6
ミスターT「悪あがきは見苦しいな、鬼柳京介」
鬼柳「……」
ミスターT「ダークネスとともに来るのだ、エヴォルダーケラトを召喚」バッ
《エヴォルダー・ケラト/Evolsaur Cerato》 †
効果モンスター
星4/炎属性/恐竜族/攻1900/守1400
このカードが「エヴォルド」と名のついた
モンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は200ポイントアップする。
その後、このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
自分のデッキから「エヴォルド」と名のついた
モンスター1体を手札に加える事ができる。
ケラト「キャアアアア!!」
鬼柳「攻撃力1900………」
ミスターT「バトルフェイズだ、ソルデでセットモンスターを攻撃!}
ソルデ「シャアァァァ!!」攻2600
鬼柳「!」
ガキイイイイィン!!!
ミスターT「何!」
インフェルニティガーディアン「………」守1700
ソルデ「…………?……」シュウウ……
《インフェルニティ・ガーディアン/Infernity Guardian》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守1700
自分の手札が0枚の場合、フィールド上に表側表示で存在する
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
ミスターT「まさか……2600のソルデで勝てないモンスターだと!」
鬼柳「インフェルニティガーディアンは、手札0の時戦闘、効果では破壊されねえ!」
ミスターT「くう………そんなことが…」
ミスターT「だがまあいい……」
ミスターT「そのモンスターを除去するのにそう時間はかかるまい…ターン終了だ」
鬼柳「ドロー!」シュッ 手札1
鬼柳sc6→7
ミスタ―Tsc6→7
鬼柳「……カードをセットしてターンエンドだ」サッ
ミスターT「ははは、やはりな、特殊召喚モンスターを破壊するソルデの前ではどうしようもない」
ミスターT「私のターンだ!」シュッ 手札2
鬼柳sc7→8
ミスタ―Tsc7→8
ミスターT(!……はははは)
ミスターT「ソルデがいるかぎり問題はない、カードを一枚セットしターン終了だ」
鬼柳「なんだよ、てめえもガーディアンを突破できねえじゃねえか」
ミスターT「そうおもうかね?」
鬼柳「………」
鬼柳「ドローだ!」シュッ 手札1
ミスターT「この瞬間、ガーディアンは無敵の効果を一瞬失う!」
ミスターT「貰った、トラップ発動!」カチ
《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
(1):手札を1枚捨て、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
鬼柳「!」
ミスターT「手札を一枚捨て、ガーディアンを破壊!」
ピシャアァァァアアン!!!!
ガーディアン「アアアアアアアアアアアア!!!」
ド―――――ン!
鬼柳「ぐ……」
ミスターT「最後の壁をうしなったね」手札0
鬼柳「……sp-エンジェルバトン発動!」バッ
《Sp-エンジェル・バトン/Sp - Angel Baton》 †
通常魔法
自分のスピードカウンターが2つ以上存在する場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローし、その後手札を1枚墓地へ送る。
ミスターT「君もか」
鬼柳「!」シュッ
鬼柳「…………一枚捨てるぜ」サッ
ミスターT「ふふふ……」
鬼柳「助かったよてめえが早とちりしてくれてな」
ミスターT「なに……?」
鬼柳「拝ませてらるぜ…真髄をな」
鬼柳「あらわれろインフェルニティミラージュ!」バッ
《インフェルニティ・ミラージュ/Infernity Mirage》 †
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースし、
自分の墓地の「インフェルニティ」と名のついた
モンスター2体を選択して発動できる。
選択したモンスターを特殊召喚する。
ミラージュ「ききっ」
ミスターT「そいつは…」
鬼柳「インフェルニティの起爆剤だ、効果発動!」
鬼柳「手札0の時、リリースすることで墓地のインフェルニティを二体特殊召喚する!」
ゴアアアア――――――――――!!
ミスターT「特殊召喚か…ははは!」
鬼柳「甦れ、デーモン、ネクロマンサー!」バッ
デーモン「はあああっ」攻1800
ネクロマンサー「くっひひひひひ」守2000
ミスターT「この瞬間!エヴォルカイザーソルデの効果発動!」バッ
ソルデ「!」きゅぴ――――――ん!!! oru1→0
ミスターT「特殊召喚したモンスターを破壊する!二体とも消えろ!」バッ
ギャオォオオオオ!!
ミスターT「さあ、こんどは何をデーモンで加える?なんであろうと……」
鬼柳「気の早い野郎だ、カウンタートラップ発動!」バッ
《インフェルニティ・バリア/Infernity Barrier》 †
カウンター罠
自分フィールド上に「インフェルニティ」と名のついた
モンスターが表側攻撃表示で存在し、
自分の手札が0枚の場合に発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
バシュウウ―――――ン!!!
ミスターT「な……!」
鬼柳「バリアがデーモンたちを守る、死ぬのはてめえのモンスターだ!」
バリバリバリバリバリバリ!!!
ソルデ「アアアアアアアアアア!?」ド――――――ン!!
ミスターT「しまった……ソルデが……!」
鬼柳「邪魔もなくなったところで、ここからが俺の満足だ!デッキからインフェルニティブレイクをサーチし、セット!」バッ
鬼柳「ネクロマンサーの効果発動!甦れインフェルニティリベンジャー!」バッ
リベンジャー「きー!」
《インフェルニティ・リベンジャー/Infernity Avenger》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードが墓地に存在し、自分の手札が0枚の場合、
「インフェルニティ・リベンジャー」以外の自分フィールド上のモンスターが
相手モンスターとの戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた時、
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
その戦闘によって破壊された自分のモンスターの元々のレベルと同じレベルになる。
ミスターT「チューナー……!」
鬼柳「☆4のデーモンと☆3のネクロマンサーに☆1のリベンジャーをチューニング!!」バッ
☆4+☆3+☆1=☆8 カアッ
鬼柳「漆黒の帳下りし時、冥府の瞳は開かれる、舞い降りろ闇よ!シンクロ召喚!」
鬼柳「ワンハンドレッドアイドラゴン!!」バッ
《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン/Hundred Eyes Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
闇属性チューナー+チューナー以外の悪魔族モンスター1体以上
1ターンに1度、自分の墓地に存在するレベル6以下の
闇属性の効果モンスター1体をゲームから除外して発動する事ができる。
このカードはこのターンのエンドフェイズ時まで、
この効果を発動するためにゲームから除外した効果モンスターと
同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「地縛神」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
ワンハンドレッド「クアアアアアアアアア!!!」
ミスターT「なんだ……このモンスターは……!」
鬼柳「まだだぜ、効果発動、こいつは墓地の☆6以下闇属性モンスターを除外することで、同名カードとなり効果を得る!」
鬼柳「俺はインフェルニティミラージュを除外!」バッ
鬼柳「ミラージュとなったワンハンドレッドアイドラゴンをリリース!効果を発動する!」
鬼柳「墓地のデーモンとネクロマンサーを特殊召喚!」バッ
デーモン「さあああああ!」
ネクロマンサー「くふふふ」
鬼柳「デーモンの効果でもう一枚インフェルニティブレイクをサーチする、セット!」ガショッ
鬼柳「ネクロマンサーの効果発動!墓地のインフェルニティ・ビートルを特殊召喚!」バッ
ビートル「ブ――――ン」
《インフェルニティ・ビートル/Infernity Beetle》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/昆虫族/攻1200/守 0
自分の手札が0枚の場合、このカードをリリースする事で、
デッキから「インフェルニティ・ビートル」を2体まで特殊召喚する。
鬼柳「ビートルの効果発動!リリースすることで同名モンスターを二体特殊召喚する!」
ビートル「ぶーーん」
ビートル「ぶーーん」
鬼柳「いくぜ……☆4のデーモンと☆3のネクロマンサーに☆2のビートルをチューニング!」バッ
☆4+☆3+☆2=☆9
ミスターT「えー、また特殊召喚?」
ミスターT「一人でやってるよ~」
カアッ
鬼柳「シンクロ召喚!トリシューラ!」バッ
《氷結界の龍 トリシューラ/Trishula, Dragon of the Ice Barrier》 †
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手の手札・フィールド上・墓地のカードを
それぞれ1枚までゲームから除外できる。
トリシューラ「キャアアアア!!」攻2700
ミスターT「1」
鬼柳「効果発動、てめえのフィールド、墓地、手札から一枚ずつ除外する!」
鬼柳「手札はないが、場のケルト、墓地のテリアスを除外!」
ジャアアアアアアアアア!!
ミスターT「ぐ………!」
鬼柳「これでてめえの場はがら空きだ!」
ミスターT「おのれ………!こんなことが!」
ビートル「ぶーーん」攻1200
トリシューラ「………」攻2700
ミスターT「ぐうう……うううう……」LP3600
鬼柳「クロウの仇をとらせてもらうぜ……!」
鬼柳「クロウを倒した奴にも伝えろ!死神がてめえを狙っているとな!」
鬼柳「ビートルとトリシューラで攻撃だ!」
ギャアアアアア――――――――――――ン!!!
ミスターT「うあああああああああああーーーー!!!!」LP3600→0 ピー――――
ギャギャギャギャギャギャギャッ!!!
鬼柳「サティスファクショ――――――ン!!」
ここまででー
ガシャアア―――――――――――ン
ミスターT「バ、バカな…………私が…」
鬼柳「!」キキイイイイッ
ミスターT「くそ………!…」
バサササササササササササッ
鬼柳「………」シュウウゥ…………
鬼柳「消えた…………やったか…」
鬼柳「……だが、町民は戻らねえのか…くそったれ」
シ――――――――ン……
鬼柳「みんな……町長がすぐに助けてやるからな……」
鬼柳「……」
鬼柳「とりあえず……シティに行くか……」
鬼柳「コナミや遊星と合流したほうがいい……」
ブウウウウウウ……
ブオオォ―――――――――――ン!!!
………………………
ミスターT「まずいな…まさか強力な私が負けるとは…」
ミスターT2「鬼柳京介……ここまでやるとは」
ミスターT3「強力な個体は復活できないのが難点だな…」
ミスターT「うむ………のこりは四体……」
ミスターT5「なに……問題ない、我々に対抗できるデュエリストはわずか数人」
ミスターT「そうだな…」
ミスターT「それと…あのカードの居所は分かったか?」
ミスターT6「全力で捜索中だ」
ミスターT「そうか……まあいい、とりあえず一人でも多く取り込むことを目的としよう」
ミスターT2「そうだな」
ミスターT3「そうだな」
バササササササササササササッ
……………………
ネオドミノシティ トップス
海野財閥本社
社長室
幸子「………」カタカタカタ…
幸子「…………」カタカタ…
幸子「ふう………」
幸子「疲れましたわ……」
幸子「コーヒーが飲みたいわ……じいや」
シ―――――――ン
幸子「……じいや……いないのかしら」
幸子「しかたないですわね」カタッ
てくてくてく……
幸子「……………」
こぽこぽこぽこぽこぽ………
幸子「♪ー」
ウイ―――――ン
じいや「ゆ、幸子様っ!!」
幸子「!?」びっくう!
がっしゃーーーん!!
幸子「あっつ…!!……熱いですわ……!!」
幸子「くう………じいや、驚かせないでくださる!」
幸子「まったくあなたほどの方が……どうしたのです慌てて……」ふきふき…
じいや「こ、これを……!」ぺらっ……
幸子「ん……?その紙は」
幸子「……海野財閥の社員名簿…」ぺラッ
じいや「に………逃げ……っ……」
幸子「?じいや」
バササササササササササッ
幸子「!?なっ……」
幸子「か、カードに………う………」
幸子「なんですの……いままで目の前にいた人は………?」
幸子「この名簿は……」パラララララッ
スゥゥゥウウ………
幸子「!?」
ゥウ…………
幸子「な………なにが……社員の名前が…消え……」
幸子「………な、なにかやばいですわ……!」
ダアアアクネエエエエエエス………
バサササアアアアアアッ…
ミスターT「………ふむ」
ミスターT2「………」きょろきょろ…
ミスターT「………ふむ……大きい建物だが、全員取り込んだようだな」
ミスターT2「そうだな……次に行こうか」
ミスターT「うむ」
バササァアアアアッ
シュゥゥゥウウ……………
シ――――――――――――ン
シュタッ!
幸子「はあ………はあ……………」
幸子「な、なんだったの……今のは…」
幸子「コナミたちの修行で鍛えた握力で天井に張り付いていなかったらどうなっていたか…」
幸子「全員取り込んだといっていましたわ……」
幸子「まさか………本社の人間全員さっきの人のように……?」
幸子「……」ゾッ
幸子「これは…………まずいかもしれないわね」
……………………………
ポッポタイム ガレージ
コナミ「……」
雪乃「……」
ツァン「…」
岬「…」
手島「…」
雪乃「そんな……人が消えるなんて…」
コナミ「俺もビビった…」
ツァン「さっきの奴にみんな消されちゃうんだ…」
手島「くそ……なんなんだよあいつら…」
岬「ダークネスだとか、ミスターTとか、わけわかんねえけど」
雪乃「記憶ごと奪われる……のは事実…」
コナミ「ああ……精霊の力かわかんねえけど…俺とツァンは覚えてるみたいだ」
ツァン「……藤原さん、聞きにくい事だけどさ……」
雪乃「……?」
ツァン「親の名前覚えてる?」
雪乃「…………」
雪乃「……どうやら消されてしまったようね…」
ツァン「そう………ごめん……」
ツァン「はあ……この調子じゃボクの親も……記憶が残るのは判別ができないから…」
コナミ「そうだな、でもケータイ見ればいいだろ」
ツァン「あ、そうか」ぴっ
ツァン「……………消えてる……」
コナミ「………そうか………」
岬「ちっ……ちまちま消えた奴を数えてても仕方ねえ!」
岬「肝心なのは消えた奴らを取り戻す方法があるかどうかだろうが!!」がたっ
コナミ「ああ!そうだな!」
ツァン「でもどうやってよ?」
コナミ「…………あいつを捕まえて縛り上げて吊し上げて尋問する!」
ツァン「でもあいつ消えるじゃん」
コナミ「そうなんだよなー……」
雪乃「こんなことが起こっていたなんて……」
コナミ「やっぱ気づきにくいもんだよな…記憶もないと」
岬「くそお………」
手島「むかつくぜぇ…」
ガチャッ
コナミ「む…」
遊星「ただいま…」
コナミ「無事で何よりだぜ遊星」
遊星「………コナミ……五人だけか?」
コナミ「ああ…もう深夜だからな、これ以上は危険だと思ってな」
遊星「そうか……連絡したみんなはまだ来ないのか」
コナミ「牛尾の所に行ってたわりにはえらく帰るの遅かったな」
遊星「ああ、この二人を迎えに行っていたんだ」
さっ
龍亞「コナミー!」
龍可「久しぶりね!」
コナミ「おお、お前ら…」
ここまででー
……………………………
コナミ「まったく無事でよかったな」
龍亞「遊星から全部聞いたよ」
龍可「またとんでもないことになってきたわね…」
ツァン「本当だよまったく…」
遊星「残りのみんなも明日には集まると思う、今日はもう遅いから寝たほうがいい」
雪乃「一人でいるのは危険だものね……一人でも多く連れてこないと」
岬「つーか…寝床はどうすんだよ、これから増えるんなら足りねーぞ」
遊星「ハンモックを吊るさ」
手島「今日はもう疲れたぜ……」
ツァン「ボクも……なんか眠くなってきた」
雪乃「私もよ……」
コナミ「じゃあねるか」
龍亞「うん、俺たちもそうするよ」
遊星「この人数ならベッドで足りるはずだ、二階で休んでくれ」
龍可「わかったわ」
手島「ふぁあ……」
コナミ「…………」
岬「コナミ、おまえは?」
コナミ「ちょっと遊星と話すことがあるから」
岬「……」
ツァン「ちょっと、女子と男子で分けてよね」
遊星「それなら問題ない、二部屋ある」
手島「じゃ、いこーぜ」スタスタ
龍亞「お休み遊星、コナミ」
龍可「お休み」
遊星「ああ」
スタスタ………
バタンッ
岬「……」
コナミ「岬よ、お前も疲れただろ、寝とけ」
岬「……はー……てめぇ……」
岬「………無理すんなよ」スタスタ バタン
コナミ「…………察しがいい奴だな」
遊星「……」
コナミ「…………行くか」
遊星「ああ、深夜にも奴らは活動を続けるはずだ……一人でも助けたい」
コナミ「パトロールの始まりだな……」
遊星「体力が持つのは俺たちくらいだからな」
コナミ「途中もし俺の知り合い見つけたら連れてきていいか?」
遊星「ああ、好きにしてくれ」
……………
ブウゥゥゥウウ……
遊星「行くぞ!」
コナミ「合点!」
ブオオォ―――――――――――ン
………………………………
同時刻
ナスカ
ボマー「………………」
ボマー「………」
ザッ
ボマー「…………何者だ」
「!」
ボマー「私の瞑想の邪魔をするな」
「深夜の荒野に一人ぼっちでなにをしているのかと思ったら……邪魔をして悪かったね」
ボマー「……こんな深夜の荒野で一人で歩いているとは珍しいな」
ボマー「私になにか用か?」
「ふふ、私はミスターT……」
ミスターT「君とデュエルがしたい」
ボマー「私とデュエルを……?どういう目的だ」
ミスターT「目的かね…君の救済かな」
ボマー「なんだと……」
ミスターT「君には素晴らしい世界をプレゼントしたい」
ボマー「…………帰れ、お前からは邪悪な気配を感じる」
ミスターT「ひどい言われようだ」
ボマー「……………」
ミスターT「だが悪いがデュエルは強制参加だよ」
ボボボボボボボボボボボボボッ
ボマー「なに………?」
ボマー「これは………」
ミスターT「なつかしいかね?」
ボマー「貴様………!」
ミスターT「君は良く知っているだろう、ダークシグナーの地上絵だ」
ボマー「く……………」
ミスターT「真似てみたんだよ、地上絵とはいってもごらんのとおり小さい円だがね」
ボマー「どうしてダークシグナーの事を………そしてこれを私の前で見せるということは」
ミスターT「知っているよ、君が元ダークシグナーということはね」
ボマー「どこでそれを知った!」
ミスターT「記憶を除けば簡単なことさ」
ボマー「…………只者ではないな」
ミスターT「ふふふふ…」
ボマー「貴様の目的は何だ!」
ミスターT「気になるなら、デュエルで勝ったら教えてあげよう」
ボマー「く………」
ミスターT「やる気が出たかな?」
ボマー「…………いいだろう、デュエルを受けよう」
ミスターT「君ならそういってくれると思っていたよ」
ボマー「だがこの忌まわしい炎は消すのだ!ナスカの大地が泣いている!」
ミスターT「おや……アニミズムかね?ふふ、まあいい……」
シュウウゥウン…………
ボマー「……消えたか」
ミスターT「さあ……始めよう」ぼぼぼっ
ボマー「………」カシャッ
ミスターT「君たちダークシグナーやシグナ―は手強いということを学んだからね、こっちも全力でつぶさせてもらおう」
ボマー「手強い……その言い方だと、他にも誰かと戦ったのか…」
ミスターT「ふふ…クロウ・ホーガン、知っているだろう?」
ミスターT「彼は私に敗北したよ」
ボマー「!なんだと……クロウが……」
ミスターT「他の私が鬼柳京介や、ジャックアトラスと戦ったが、退けられてしまった」
ミスターT「十六夜アキは戦うまでもなかったな」」
ボマー「戦うまでもなかった……?彼女をどうした!?」
ミスターT「ダークネスと一体化したよ……これ以上は君が負けてからのお楽しみだ」
ボマー「!……デュエル!」
ミスターT「ふふふ…」LP4000
ボマー「……」LP4000
ミスターT「先行は私だ、モンスターをセット」バッ
ミスターT「さらにカードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3
ボマー「……私のターンか」シュッ 手札6
ボマー「しかしどうする……クロウを倒したほどの奴……あのセットモンスター何かある」
ミスターT「そういえば、君は何かの加護を受けているのか?」
ボマー「なに……?」
ミスターT「いや。なんとなくね」
ボマー「ナスカの聖なる力が……我々の村を守ってくださっていると信じている」
ミスターT「そうか……」(記憶があるのはそのためか)
ボマー「……よし」
ボマー「私は融合カードを発動する!」バッ
《融合/Polymerization》 †
通常魔法
(1):自分の手札・フィールドから、
融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
ミスターT「ほう…」
ボマー「手札のヴォルカニックバレットとマジックリアクターAIDを融合!」
ミスターT「ならば、永続トラップ、マクロコスモスを発動!」バッ
《マクロコスモス/Macro Cosmos》 †
永続罠
このカードの発動時に、手札・デッキから「原始太陽ヘリオス」1体を特殊召喚できる。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
墓地へ送られるカードは墓地へは行かずゲームから除外される。
ぐにゃあああああ……
ミスターT「これで墓地に行くカードは除外される、さらにヘリオスを召喚しよう」バッ
《原始太陽ヘリオス/Helios - The Primordial Sun》 †
効果モンスター
星4/光属性/炎族/攻 ?/守 ?
このカードの攻撃力・守備力は、
ゲームから除外されているモンスターの数×100ポイントになる。
ボマー(バレットの効果がつかえないか……ならば!)
ボマー「あらわれろ、重爆撃禽 ボム・フェネクス!」バッ
《重爆撃禽 ボム・フェネクス/Blaze Fenix, the Burning Bombardment Bird》 †
融合・効果モンスター
星8/炎属性/炎族/攻2800/守2300
機械族モンスター+炎族モンスター
自分のメインフェイズ時、フィールド上に存在するカード1枚につき
300ポイントダメージを相手ライフに与える事ができる。
この効果を発動するターンこのカードは攻撃する事ができない。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
フェネクス「クカカカカ!!」攻2800
ミスターT「攻撃力2800とは、守備で良かったよ」
ヘリオス「……」守200
ボマー「私は貴様のセットモンスターは危険だと判断した、悪いが戦いはしない」
ミスターT「ほう…」
ボマー「だが!カードを二枚セット!」バッ 手札1
ボマー「ボムフェネクスの効果発動!」バッ
ボマー「攻撃を放棄し、フィールドのカード一枚につき300Pダメージを与える!」
ミスターT「なに!」
ミスターT「フィールドにあるカードは6枚、よって1800のダメージを食らえ!」
フェネクス「バアァァアアアッ!!!」ドシュウウ――――――――ン
ドゴオ―――――――――――ン!!
ミスターT「うおおおおっ……!」LP4000→2200 ゴオオオオオッ……
ボマー「この火力で勝負をつけてやる、ターンエンドだ!」
ミスターT「く……ドロー!」シュッ
ミスターT「!……ふ、いいカードを引いたよ」
ミスターT「魂吸収を発動!」バッ
《魂吸収/Soul Absorption》 †
永続魔法
このカードのコントローラーはカードがゲームから除外される度に、
1枚につき500ライフポイント回復する。
ミスターT「さらに封印の黄金櫃!」
《封印の黄金櫃/Gold Sarcophagus》 †
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを1枚選んでゲームから除外する。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、
この効果で除外したカードを手札に加える。
ミスターT「デッキのカードを一枚除外する……私が選ぶのはネクロフェイス!」バッ
《ネクロフェイス/Necroface》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。
ネクロフェイス「くけええええええええええ」
ボマー「ぬ……!?」
>ミスターT「フィールドにあるカードは6枚、よって1800のダメージを食らえ!」
この台詞はボマーだよな
ミスターT「このカードが除外されたとき、お互いのデッキからカードを5枚ずつ除外する!」
ボマー「デッキ除外……だと」
ミスターT「さあ」シャッ デッキ32→27
ボマー「……」すっ デッキ34→29
ミスターT「そして魂吸収で私はLPを回復する!」パァァ LP2200→8200
ボマー「!………」
ミスターT「ふふふ……カードを一枚セットし、ターン終了だ」バッ 手札1
ボマー「私のターンだ!」シュッ 手札2
ボマー「闇の誘惑を発動!」バッ
《闇の誘惑/Allure of Darkness》 †
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを2枚ドローし、
その後手札の闇属性モンスター1体を選んでゲームから除外する。
手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。
ボマー「カードを二枚引き、闇属性モンスターを除外する…」スッ
>>323 ミスった…指摘ありがとう… あと分かりにくかった、闇の誘惑はリバースからの発動です
ボマー「……ガンナードラゴンを捨てる」サッ 手札3
ボマー「プロミネンスドラゴンを召喚!」バッ
《プロミネンス・ドラゴン/Solar Flare Dragon》 †
効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1500/守1000
自分フィールド上にこのカード以外の炎族モンスターが存在する場合、
このカードを攻撃する事はできない。
自分のターンのエンドフェイズ時、
このカードは相手ライフに500ポイントダメージを与える。
プロミネンス「こおろろろろ」攻撃1500
ボマー「ゆくぞ……フェネクスの効果発動!」バッ
フェネクス「シャアァァァアア!!!」ドシュウウ―――――ン!!
ボマー「フィールドには8枚のカードがある、よって2400のダメージだ!」
ボコ――――――ン!!
ミスターT「おうううう……!」LP9200→6800 ゴオオオオオッ
ボマー「さらに、手札から魔法カード、サイクロンを発動!」バッ
《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
ギャオオオォォオオオオ!!
ボマー「マクロコスモスを破壊!」バッ
ミスターT「それは予測できていたよ、宮廷のしきたり発動!」カチ
《宮廷のしきたり/Imperial Custom》 †
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
お互いのプレイヤーは「宮廷のしきたり」以外の
フィールド上に表側表示で存在する永続罠カードを破壊できない。
「宮廷のしきたり」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。
パァァ――――――――ン
ボマー「ちっ……」
ミスターT「簡単には割らせんよ、サイクロンは無効だな」
ボマー「プロミネンスドラゴン!ヘリオスを攻撃!」ばっ
ドゴ――――――ン!
ヘリオス「!?」守1000
ボマー(おのれ…………墓地が除外されたらやりにくい…)
ミスターT「ふふ……ちまちまカードが除外されているおかげで、私のLPは回復するよ」LP7800
ボマー「……ターン終了だ、プロミネンスドラゴンの効果で500のダメージを与える!」
ボシュウウッ
ミスターT「ふふ……」LP7800→7300
ボマー「……ターン終了だ!」手札1
ミスターT「闇の誘惑か………私も引きたいものだ…」
ミスターT「まあ焦らず行くとしよう」
ここまででー
ボマー LP4000 手札1 ボム・フェネクス プロミネンスドラゴン リバース1 デッキ26
ミスターT LP7300 手札1 セットモンスター1 マクロコスモス 魂吸収 宮廷のしきたり デッキ27
ミスターT「私のターン」シュッ 手札2
ミスターT「セットモンスターをオープン!」バッ
《ニードルワーム/Needle Worm》 †
効果モンスター
星2/地属性/昆虫族/攻 750/守 600
リバース:相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ捨てる。
ニードルワーム「うじゅじゅ」
ミスターT「君のデッキを五枚捨てる」
ボマー「く………」 さっ デッキ26→21
ミスターT「さらに私は回復する」ぱあ LP7300→9800
ミスターT「ニードルワームをリリース、黄金のホムンクルスを召喚!」バッ
《黄金のホムンクルス/Golden Homunculus》 †
効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻1500/守1500
このカードの攻撃力・守備力は、
ゲームから除外されている自分のカードの数×300ポイントアップする。
ホムンクルス「ォオオオオ……」攻1500→4200
ボマー「な……」
ミスターT「デッキ破壊だけではないのだよ」
ミスターT「このモンスターは自分の除外カード一枚につき300攻撃力アップする」LP10300
ミスターT「君のボムフェネクスを超えた、破壊させてもらう」
ボマー「くそ…」
ミスターT「バトルだ、ボムフェネクスを攻撃!」
ボムフェネクス「!?」攻2800
ホムンクルス「オオオオオオ!!」
ボマー「させん、トラップ発動!」カチ
《フェイク・エクスプロージョン・ペンタ/Fake Explosion》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
モンスターはその戦闘では破壊されず、
ダメージ計算後、自分の手札・墓地から
「サモン・リアクター・AI」1体を選んで特殊召喚する。
バチイイイン!!!
ボマー「くう…
ザザアアアアアアアッ
ボマー「モンスターは戦闘では破壊されん…!」LP4000→2600
フェネクス「くかかかっ」
ボマー「さらに、手札からサモンリアクターAIを特殊召喚!」バッ 手札0
《サモン・リアクター・AIエーアイ/Summon Reactor・SK》 †
効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2000/守1400
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手フィールド上にモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果を使用したターンのバトルフェイズ時、
相手モンスター1体の攻撃を無効にできる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する、
このカードと「トラップ・リアクター・RR」
「マジック・リアクター・AID」をそれぞれ1体ずつ墓地へ送る事で、
自分の手札・デッキ・墓地から「ジャイアント・ボマー・エアレイド」
1体を選んで特殊召喚する。
AI「ブ―――――ン」攻2000
ミスターT「破壊をまぬがれたか…ターン終了だ」手札1 LP10800
ボマー「私のターン!」シュッ 手札1
ボマー「ブラックボンバーを召喚!」バッ
《ブラック・ボンバー/Black Salvo》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻 100/守1100
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地から
機械族・闇属性・レベル4のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
ボンバー「……」
ボマー「私は☆5のサモンリアクターに☆3のブラックボンバーをチューニング!」
キュインキュインキュイン
☆5+☆3=☆8 カアッ
ボマー「シンクロ召喚、スクラップドラゴン!」バッ
《スクラップ・ドラゴン/Scrap Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを
1枚ずつ選択して発動する事ができる。
選択したカードを破壊する。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
スクラップドラゴン「ォアアアアアアア!」
ミスターT「厄介なモンスターだな……」
ボマー「スクラップドラゴンの効果発動、私のプロミネンスドラゴンと、貴様のホムンクルスを破壊する!」
キュイイイ―――――――ン
ゴシャ――――――――――ン!!!
ゴオオオオオ…………
ミスターT「く……」LP12800
ボマー「これで壁モンスターは消えた…チャンスだ」
ボマー「スクラップドラゴン、攻撃だ!」
ド――――――――ン!!
ミスターT「おおお………!」LP12800→10000
ボマー「さらにボムフェネクス!」
ボムフェネクス「クカカカカカカ!」攻2800
ギャアアア――――――ン
ミスターT「く……」LP10000→7200 ザザアアアアッ…
ボマー「私はターン終了だ」手札0
ミスターT「さすがにやるね……」
ボマー「回復にも限界が来ているようだな、貴様のデッキ破壊よりも早くLPを削ってやる」
ミスターT「私のターン」シュッ
ミスターT(DDダイナマイトが来れば一発なんだが……)
ミスターT「このターン、ネクロフェイスが手札に加わる!」ザッ 手札3
ボマー「!」
ミスターT「私は魔法カード、カオスグリードを発動」バ
《カオス・グリード/Chaos Greed》 †
通常魔法
自分のカードが4枚以上ゲームから除外されており、
自分の墓地にカードが存在しない場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
ミスターT「二枚ドローする!」シュッ 手札4
ミスターT「ふむ……」
ミスターT「……………ふふふ」
ミスターT「ボマー…私のLPを削りきるといったね」LP7700
ミスターT「やれるものならやってみるがいい、闇の誘惑、私も使わせてもらう」バッ
《闇の誘惑/Allure of Darkness》 †
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを2枚ドローし、
その後手札の闇属性モンスター1体を選んでゲームから除外する。
手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。
ミスターT「さらに二枚ドロー」シュッ
ミスターT「除外するカードは、ネクロフェイス!」バッ 手札5
ネクロフェイス「くけけけけけけけけけけけけけけけけ」
ミスターT「お互い5枚ずつ除外する!」 デッキ21→16
ボマー「…………」デッキ20→15
ミスターT「魔法カード、カオスエンド発動!」バッ
《カオス・エンド/Chaos End》 †
通常魔法
自分のカードが7枚以上ゲームから除外されている場合に発動する事ができる。
フィールド上に存在する全てのモンスターカードを破壊する。
ミスターT「モンスターすべてを破壊する!」バッ
ボマー「なんだと……!!」
ボゴオオオン!!!!
ボマー「ぐ………!スクラップドラゴンとボムフェネクスが……!」
ミスターT「そしてみたまえ、私のLPを」LP15200
ボマー「LP……15200だと……」
ミスターT「手札0、フィールド0の状況で削り切れるかね?」
ミスターT「カードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3
ボマー「私は……負けるわけにはいかない……ドロー!」シュッ 手札1
ボマー「…………来るのが遅いが……」
ボマー「大嵐発動!」バッ
《大嵐/Heavy Storm》 †
通常魔法(制限カード)
フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。
ビュー―――――――――――――――!!
ボマー「魔法トラップをすべて破壊する!」
ミスターT「ならばトラップ発動!」カチ
《闇次元の解放/Escape from the Dark Dimension》 †
永続罠
ゲームから除外されている自分の闇属性モンスター1体を選択して特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、
そのモンスターを破壊してゲームから除外する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。
ミスターT「除外ゾーンからネクロフェイスを特殊召喚!」バッ
《ネクロフェイス/Necroface》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/アンデット族/攻1200/守1800
このカードが召喚に成功した時、
ゲームから除外されているカード全てをデッキに戻してシャッフルする。
このカードの攻撃力は、この効果でデッキに戻したカードの枚数×100ポイントアップする。
このカードがゲームから除外された時、
お互いはデッキの上からカードを5枚ゲームから除外する。
ネクロフェイス「けけけえええええええ」攻1200
ミスターT「魂吸収と宮廷のしきたりは破壊されるが、マクロコスモスと闇次元の解放は残る」
ミスターT「ふふふ、残念だよある意味」
ボマー「ぐ………ターン終了だ」
ミスターT「私のターン」シュッ 手札4
ミスターT「サイバーヴァリーを召喚」バッ
《サイバー・ヴァリー/Cyber Valley》 †
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 0/守 0
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、
このカードを除外して発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、バトルフェイズを終了する。
●自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードと自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択して除外し、その後デッキからカードを2枚ドローする。
●自分のメインフェイズ時に、
自分の墓地のカード1枚を選択して発動できる。
このカードと手札1枚を除外し、その後選択したカードをデッキの一番上に戻す。
ヴァリー「きゅろろろろろ」
ミスターT「このモンスターとネクロフェイスを除外し、二枚ドローする!」シュッ 手札5
ミスターT「そしてネクロフェイスが除外され効果発動!デッキから5枚捨てる!」 デッキ13→8
ボマー「………」デッキ14→9
ミスターT「もはやまな板の上の鯉だな、はははは」
ミスターT「あと数回ネクロフェイスを行き来すればお互いのデッキが0になる」
ミスターT「そうすれば君のターンでドローできなくなり、君は負ける」
ミスターT「だがそんな長々と私のターンを行うのは可哀想だ、ふふ」
ミスターT「今いいカードを引いた、これで終わらせよう」
ミスターT「カードを一枚セットしてターン終了」バッ 手札4
ボマー「…………ドロー!」シュッ 手札1
ミスターT「さらばだ」カチ
《D.D.ダイナマイト/D. D. Dynamite》 †
通常罠
相手が除外しているカードの数×300ポイントダメージを相手ライフに与える。
ボマー「!………………く」
ボゴォオオオオ――――――ン!!!
ボマー「ぐあァァアアアア……!!!!」LP2600→0 ピー――――
ゴオオオオオオオオオ……………
シュウウゥ…………
ボマー「…………………おのれ……」
ミスターT「ははは………………ようこそ」
バサササササササササササッ
シュゥゥゥウウ…………
ミスターT「ふう…………」
ミスターT「なかなかの火力だったな」
ミスターT「だが残念だったな、ふふ」
ザッ………
ばささささささっ
ミスターT2「そっちは終わったか?」
ミスターT「ああ」
ミスターT「そちらは?」
ミスターT2「ここら辺の村の人間は全員取り込んだ」
ミスターT「よし」
ミスターT2「次に行くとしよう」
ミスターT「ああ」
バササササササササササッ
バサササササササッ
………
…………………
ネオドミノシティ
繁華街 3:15
ふらふら……
あげは「う……ううん……」
あげは「おかしいよ……こんな…」
あげは「お母さんとお父さんの名前が思い出せない……顔も……」
あげは「ううう……………家に誰もいないし………どうなってるの…」
ザ……ザ……
あげは「探さないと………うう………」
あげは「誰か……誰か助けて」
ザ……ザ……
ミスターT「ダァァァァァクネェェェス………」
?「………」こそっ
ここまででー
スタ……スタ………
あげは「……」
あげは「あの店もあの店も閉まってる…」
あげは「こんな活気のない街じゃなかったはずなのに…」
あげは「………………」
あげは「KURUMIZAWAは………あ、開いてる」
カランカラン
あげは「………?」
あげは「あれ………店員さん?………いない、開けっ放しで留守…?」
あげは「誰だっけ………知り合いだったはず………」
しーーーーーーん
あげは「……………」
あげは「帰ろう、なんか悲しいし」
スタ……
あげは「カードも置きっぱなしで……よく盗まれないね」
あげは「はあ………」
ばさささささささっ
あげは「!……」
ミスターT「ダァァァァァクネェェェェェェス」
あげは「……………か、カードから人が……」
ミスターT「ふふふ」
あげは「あの………?」
ミスターT「怖がることはない、君を救いに来た」
あげは「え…………」
ミスターT「さみしいのだろう、一人が」
ミスターT「理解不能の恐怖を感じているのだろう?」
あげは「う…………」
ミスターT「共に来るがいい、その悲しみを消してあげよう」
ミスターT「忘れてしまった人たちにも再開できるぞ」
あげは「な………なにを……」
ミスターT「私は味方だよ」
あげは「味方って…………」
あげは(なんて怪しい風貌………ボクの危険信号が警報を鳴らしてるよ)
あげは「あ、あの、ボクお使いの途中なんで、失礼しますね」
ミスターT「……」
たったったった………
ミスターT2「逃がさんよ」ばささささっ
あげは「!!!?…………ふ、ふえた」
ミスターT「あまり一般人に時間は使いたくないんだ」
ミスターT「悪いが強制連行させてもらう」
あげは「強制連行……!」(この人本当にやばい…!)
あげは「ひっ」ダッ
ばさささっ
ミスターT3「おっと」ガシ
あげは「は、放して!」
ミスターT「ふふふふふダァァァァクネェェェェス………」
あげは「うわあああ……!」
あげは(こんな深夜に動き回るんじゃなかった………なにこれ……!)
あげは(思えばこんな時間に店が開いていることがおかしかった……頭がぼーっとしてたんだ……!)
あげは(ダークネスって……?一体何をされるの………)
あげは「た、たすけて…!」
ミスターT「ダァァァァクネェェェス」
ミスターT2「ダァァァクネェェェェェス」
あげは「い、嫌……!やめてよ!」
がしっ
あげは「もごっ!?」
ミスターT3「身をゆだねるのだ、ふふふふふふふふ」
あげは「ッ……た………助けッ……て……」
ミスターT3「ダァァァァクネェェェェェス」
シュピ――――――――――ン
ミスターT「ぐおっ!」パァァン!
ミスターT2「何事だ!」
ザザッ
あげは「はあ……はあ……う…?」
ミスターT「我々を攻撃できるものなど……」ばさささ……
ミスターT「さっきの帽子の男か!」
あげは「あれは…………!」
ミスターT2「君は誰だ?」
「私ですか……」
「私は正義と破滅の女神……」
ゆま「ダークネスゆまです!」じゃーーーーん!
幸子「…………」
ミスターT「ダークネス……だと」
あげは「ゆまちゃん……海野さんも!」
ミスターT「どういうことだ……その仮面はダークネスの仮面……」
ミスターT「なぜそれを持っている…!」
ゆま「これは……ホセおじいちゃんからもらいました」
ミスターT2「ホセ………だと」
ミスターT「イリアステルの三皇帝か………」
ミスターT「奴め………我々の存在に感づいていたのか」
ゆま「貴方たちがダークネスの分身だということは知っています、その目的も!」
ゆま「私たちの友達をこれ以上取り込ませはしません!」
幸子「………………」
あげは「……取り込む……?」
ミスターT「………面倒なことになったな」
ミスターT2「ああ」
ミスターT3「一度退いて話し合いしたほうがいいな」
ミスターT「そうだな」
ばさささささささっ
シュウウゥ……………
幸子「!逃げましたわ」
ゆま「大丈夫です、あれは雑兵、倒したところで無駄ですから」
ゆま「それより青葉さん、大丈夫ですか!」たっ
たったったったった
あげは「う…………ゆまちゃん?」
ゆま「はい、ダークネスゆまです!」
幸子「危ないところでしたわね」
あげは「な、なにがなんだか……」
ゆま「詳しいことは後で…」
幸子「海野の隠しシェルターに身を隠しましょう、あそこなら見つからないかもしれない」
幸子「食料も三か月分ほどありますわ」
あげは「か、隠れるって………さっきの奴らから……?」
幸子「当然ですわ」
ゆま「行きましょう、海野さん、案内してください!」
…………………………
ネオドミノシティ
トップス 海野財閥隠しシェルター
ガシャンッ
幸子「ふう…………やっと腰を下ろせます」
ゆま「危なかったですね……青葉さん」
あげは「う、うん…………」
幸子「布団にシャワールーム、電波もとおってます、不自由はないはずですわ」
ゆま「そうですね…」
あげは「あの……さっきの奴らって……?」
ゆま「はい……私が知ってることをお話ししますね」
……………………………………
あげは「……………そんな……人が消されてる…?」
ゆま「はい、ダークネスは自らが住まう虚無の世界に人を取り込んでいます」
ゆま「最終的な目的はこっちの世界とダークネスの世界を一体化させることです……」
幸子「……………」
あげは「な、なんでそんなことを………」
ゆま「わかりません………」
幸子「宮田さん、先ほどから世界中の支社からカードがデュエルディスクに反応しなくなったと報告が殺到しています」
幸子「今回の事件と関係があるのですか?」
ゆま「……それはおそらく、そのカードたちが闇に染まったからです」
ゆま「デュエリストの思いが込められていないカードは漆黒のカードとなり、ダークネスに囚われます…」
ゆま「そのカードたちはデュエルディスクに反応しなくなり、さっきのダークネスの分身の体を構成する一部になるんです」
あげは「だからさっきカードからあの人が出てきたように見えたんだ……」
幸子「く……………早く何とかしないと海野の信用にかかわりますわ……」
幸子「さっきからお父様の顔が思い出せない……おそらくやられましたわね…」
ゆま「………」
あげは「ゆまちゃん………どうすればいいの…」
ゆま「最優先するべきは……これを見てください」バララッ
あげは「ん……これはカード?」
幸子「何枚ありますの?」
ゆま「現在96枚です、全部で100枚あるはずなんですけど…」
ゆま「100枚集めることで合体して一枚のカードになるんです」
ゆま「これは闇のカードといって、ダークネスもこれを探しているはずです」
ゆま「なぜなら、ダークネスが虚無の世界とこっちの世界を一体化させるにはこのカードが必須だから……」
ゆま「……ってホセおじいちゃんが言っていました……」
あげは「え……じゃあ危険じゃん、さっさと破くなり捨てるなりして集まらないようにしないと!」
ゆま「いえ……闇のカードはズタズタにしてもすぐ復活します……」
ゆま「なによりこっちが先に集めればそのカードは強力な武器になるはずです」
幸子「まったく非現実的な」
ゆま「なので、のこり四枚、はやく集めちゃいましょう」
あげは「でもどこにあるかわかってるの?」
ゆま「任せてください、このダークネスの仮面は探査機になります」さっ
幸子「急がないと……一枚でも敵側に取られたら面倒ですわ」
ゆま「はい………でもすこし休まないと体が持ちませんからね」
ゆま「もう明け方ですし……ちょっと睡眠をとらないと限界です……」
あげは「確かに………う……」ふら
幸子「そうですね…布団を用意しましょう、こっちの部屋にありますわ」
…………………………………
ネオドミノシティ ポッポタイム 7:00
ブオオォ――――――――――!!!
ブオオォ―――――――――!!
キキイイイッ
コナミ「ふう……」かぽ
遊星「……」ウィィ――ン
コナミ「ダメだ、見つけられなかったぜ」
遊星「俺もだ……奴ら…隠密に行動しているのか」
遊星「やはりセキュリテイィの応援は必要だな…」
ザッザッザッザ…
コナミ「そういえば…遊星、飯は大丈夫か…?」
遊星「ああ、フォーチュンを開発した際にイェーガーから大金をもらった」
遊星「全員の飲食を世話できるくらいは軽々な」
コナミ「へー…すげえ……」
遊星「どう散らそうか迷ってたところなんだ、ちょうどいい」
コナミ「散らすなんて表現俺も言ってみてぇえ…」
遊星「ふふ…」
ババババババババババババババババババ!!!
コナミ「!?な、なんだ」
遊星「ヘリ…!?……何者だ…この広場に下りるつもりだ…」
ハラルド「久しぶりだな遊星、コナミ」ババババババババババ
コナミ「あ!」
遊星「お前は……ハラルド!」
ここまでで
ゆまはこのssでは本当はプラシドに無理やり仮面かぶらされていますが、あのあとホセの記憶操作で改善されているということで
チーム満足は全てにおいて満足のいく編成だな
コナミ(運命力・マッスル・満足)
ツァン(ガチ・かわいい・満足)
満足さん(ガチ・おもしろい・満足)
……………
ハラルド「ここにいると思ったよ」
遊星「どうしてお前が?」
コナミ「懐かしいな」
ハラルド「勿論ダークネスの件だ」
遊星「!やはり接触していたか」
ハラルド「ああ、なんとか跳ね除けたが、ブレイブとドラガンがやられてしまった……」
遊星「…………すまない、俺は覚えていないんだ」
ハラルド「そうか…………WRGPで共に戦った戦友たちだ」
遊星「となると……神の使い手か!」
コナミ「三極神でもやられるのかよ……」
ハラルド「二人の住居に行ってみた、みんな消えていたよ」
ハラルド「彼らほどの兵を倒す使い手が敵にいるのだ…」
コナミ「マジかよ………」
遊星「ハラルド、お前が記憶の影響を受けないのはルーンの瞳の力か?」
ハラルド「ああ、その通りだ」
コナミ「ルーンの瞳が仲間になってくれたら心強いぜ」
ハラルド「私もだ、君たちに出会えてよかった」
ハラルド「チーム5Dsと満足は全員無事なのか?」
コナミ「満足は無事なんだが…」
遊星「……コナミ、気にするな」
コナミ「ああ………クロウと十六夜がやられた……可能性が高い」
ハラルド「なんということだ…………」
ハラルド「私が戦った相手にそれほどのポテンシャルはなかったはずだが……」
遊星(……クロウ……十六夜……)
遊星「っく…………だめだ……思い出せない……」
ハラルド「私以外にも影響を受けない人物がいるのはありがたい」
コナミ「ふ……銀龍のおかげかな……」
ハラルド「ほかのメンバーとは一緒にいるのか?」
コナミ「ジャックと鬼柳が来ねえんだよ、そろそろだと思うんだが」
ハラルド「………まさかすでにやられたのでは」
コナミ「それはない、アドレスが残ってる」さっ
ハラルド「そうか…………」
遊星「とにかく、ガレージの中に案内しよう、ハラルド」
ハラルド「すまない」
ばささささささささっ
遊星「!」
コナミ「!」
ハラルド「!」
ミスターT「ふふふ……これはこれは」
ハラルド「貴様!」
遊星「カードが集まって人に、コナミ、これは…」
コナミ「あれがミスターTってやつだ!みんなを消してる元凶の」
遊星「なんだと!」
ミスターT「チーム5Dsの不動遊星、ラグナロクのハラルド、そして満足のコナミか……」
ミスターT「厄介なのが集まっているじゃないか」
コナミ「あの野郎……!」
コナミ「遊星、やばいな……ガレージが見つかったかも」
遊星「いや…………俺たちはここで話していただけだ…拠点まではバレていないはず」
遊星「何より、俺は奴を無事で返すつもりはない!」
ハラルド「我々三人を前にその余裕、よほど自信があるのか」
ミスターT「ふふ…………たしかに通常、私では君たちには勝てない」
ミスターT「強力な個体にバトンタッチとするところだが……」
ばささささささっ
ミスターT「ふふふ………私が戦おうじゃないか」
コナミ「何言ってんだ…」
ハラルド「どうやら………同じ外見でも実力に差がある奴がいるようだな」
ハラルド「デュエルがしたいようだな…」
コナミ「よし……ならば」
遊星「待ってくれ、ここは俺が行く」ざっ
コナミ「なに、遊星」
ハラルド「大丈夫か……今の君は怒りの度合いが高すぎる……冷静になるんだ」
遊星「わかってる………任せてくれ……」
遊星「………奴らのせいで俺たちの仲間は………許すことはできない!」
ミスターT「おや、きみはもっと冷静な男だと聞いていたんだが」
ミスターT「ふふふ、ずいぶん熱くなっているじゃないか」
遊星「お前は喋りすぎる!俺とデュエルだ!」
ミスターT「ふふ、いいだろう、不動遊星を倒せば戦況は大きく傾く」
ミスターT「デュエルだ」ブワァアアアアア…
コナミ「!なんだ……黒い膜に囲まれたぞ…」
ハラルド「………勝たなければ我々は抜け出せないようだな」
遊星「関係ない、みんなのため俺は勝つ!」
シュゥゥゥウウウン………
ミスターT「行くぞ、デュエルだ!」
遊星「!」カシャッ
ミスターT「先行は私がもらった……」
ミスターT「精霊界から連れてきたモンスターの力……試させてもらおう」
ミスターT「私はマドルチェ・マジョレーヌを召喚!」バッ
《マドルチェ・マジョレーヌ/Madolche Magileine》 †
効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1400/守1200
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
このカードが召喚・反転召喚に成功した時、
デッキから「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
マジョレーヌ「やー!」
コナミ「なんだ……ずいぶんメルヘンなモンスターだな……」
ミスターT「効果発動、デッキからマドルチェ・エンジェリーを手札に加える」サッ
ミスターT「カードを一枚セットし、ターン終了だ」手札4
遊星「マドルチェマジョレーヌ…………初めて見るカードだ……」
ハラルド「…………」
遊星「俺のターンだ!」シュッ 手札6
遊星「あらわれろ、スピードウォリアー!」バッ
《スピード・ウォリアー/Speed Warrior》 †
効果モンスター
星2/風属性/戦士族/攻 900/守 400
このカードの召喚に成功したターンの
バトルフェイズ時にのみ発動する事ができる。
このカードの元々の攻撃力はバトルフェイズ終了時まで倍になる。
スピードウォリアー「ハッ!」ギャアアアアアアン
遊星「スピードウォリアーは、召喚したターンのバトルフェイズのみ攻撃力を倍加する!」
遊星「バトルだ!ソニックエッジ!」
スピードウォリアー「へアアア!」攻900→1800
マジョレーヌ「いやー!」攻1400
ド―――――――ン!!
ミスターT「くう……」LP4000→3600
コナミ「よし!大したことねえあいつ!」
ハラルド「………」
ミスターT「マドルチェモンスターは破壊され墓地に行くとき、デッキに戻る」シュッ
遊星「カードを一枚セットしてターン終了だ!」バッ 手札4
ミスターT「私のターン」シュッ 手札5
ミスターT「マドルチェエンジェリーを召喚!」バッ
《マドルチェ・エンジェリー/Madolche Anjelly》 †
効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1000/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
また、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されず、
次の自分のターンのエンドフェイズ時に持ち主のデッキに戻る。
「マドルチェ・エンジェリー」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
エンジェリー「うふふ」攻1000
ミスターT「エンジェリーの効果発動、リリースすることでデッキからマドルチェモンスターを特殊召喚できる」すっ
ミスターT「あらわれろマドルチェ・ホーットケーキ!」バッ
《マドルチェ・ホーットケーキ/Madolche Hootcake》 †
効果モンスター
星3/地属性/獣族/攻1500/守1100
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
また、自分のメインフェイズ時に、
自分の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターをゲームから除外し、
デッキから「マドルチェ・ホーットケーキ」以外の
「マドルチェ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
「マドルチェ・ホーットケーキ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
ホーットケーキ「ほーーーー」攻1500
ミスターT「さらに、ホーットケーキの効果を発動、墓地のエンジェリーを除外することで、デッキからマドルチェモンスターを特殊召喚する!」 ザッ
ミスターT「出すのは……マドルチェメッセンジェラート!」バッ
《マドルチェ・メッセンジェラート/Madolche Messengelato》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
このカードが特殊召喚に成功した時、
自分フィールド上に「マドルチェ」と名のついた
獣族モンスターが存在する場合、
デッキから「マドルチェ」と名のついた
魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
メッセンジェラート「やああっ」攻 1600
遊星「く……一気に二体のモンスターを」
ミスターT「まだだ、メッセンジェラートは特殊召喚した時自分フィールドに獣族モンスターがいるとき、デッキからマドルチェ魔法トラップを一枚手札に加える」
ミスターT「私はマドルチェシャトーを手札に加え、発動する!」バッ
《マドルチェ・シャトー/Madolche Chateau》 †
フィールド魔法
このカードの発動時に、
自分の墓地に「マドルチェ」と名のついたモンスターが存在する場合、
そのモンスターを全てデッキに戻す。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上の「マドルチェ」と名のついた
モンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
また、「マドルチェ」と名のついたモンスターの効果によって、
自分の墓地のモンスターがデッキに戻る場合、
デッキに戻さず手札に戻す事ができる。
パァァアアア…………
コナミ「な…………なんだこのフィールド魔法は」
ハラルド「菓子の国か…………」
遊星「………」
ミスターT「このカードがある限り、マドルチェは攻撃力が500アップする」
メッセンジェラート「やー!」攻撃1600→2100
ホーットケーキ「ほー!」攻1500→2000
遊星「く…………」
コナミ「げええ!マジかよ!」
ハラルド「攻撃力2000超えが二体か……」
ミスターT「やはり強い、ふふふ………勝てるぞ」
ミスターT「バトルだ、メッセンジェラートでスピードウォリアーを攻撃!」バッ
メッセンジェラート「やあああーーー!」攻2100
スピードウォリアー「!!}攻900
遊星「そうはいかない、くず鉄のかかし発動!」カチッ
《くず鉄のかかし/Scrap-Iron Scarecrow》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃モンスター1体の攻撃を無効にする。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
遊星「攻撃を無効にし、再びセットすることができる!」
ミスターT「はははは、甘いぞ、カウンタートラップ発動!」カチ
《マドルチェ・ティーブレイク/Madolche Tea Break》 †
カウンター罠
自分の墓地にモンスターが存在しない場合に発動できる。
魔法・罠カードの発動を無効にし、そのカードを持ち主の手札に戻す。
自分フィールド上に「マドルチェ・プディンセス」が存在する場合、
さらに相手フィールド上のカード1枚を選んで破壊できる。
シュパァァ―――ン!
遊星「なに!くず鉄のかかしが手札に……」
ドゴ――――――ン!!
遊星「くああああっ……!」LP4000→2800 ザザアアッ
ミスターT「スピードウォリアー撃破」
コナミ「がら空きになっちまった……」
遊星「こいつ………強い」
ミスターT「ホーットケーキ!不動遊星にダイレクトアタックだ!」
ホーットケーキ「ほーーーー!」
遊星「手札から、速攻のかかしを捨て、効果発動!」バッ
《速攻のかかし/Swift Scarecrow》 †
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動できる。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。
ギャキイイイイイイイン!!!
ミスターT「!…」
遊星「バトルフェイズを終了する…」
コナミ「あぶねえ………」
遊星「く…………」
ミスターT「まあいい、カードを一枚セットしてターン終了だ」手札3 バッ
遊星「俺のターンだ!」シュッ 手札5
遊星「魔法カード、調律を発動!」バッ
《調律/Tuning》 †
通常魔法
自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を
手札に加えてデッキをシャッフルする。
その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
遊星「デッキからクイックシンクロンを手札に加え、デッキから一枚墓地に送る」サッ
ADチェンジャー
遊星「!よし」
遊星「クイックシンクロンは、手札のモンスターを墓地に送ることで特殊召喚できる!」
遊星「ボルトヘッジホッグを墓地に送り、あらわれろ!」バッ
《クイック・シンクロン/Quickdraw Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星5/風属性/機械族/攻 700/守1400
このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーの代わりに
シンクロ素材とする事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「シンクロン」と名のついたチューナーをシンクロ素材とするモンスターの
シンクロ召喚にしか使用できない。
クイック「ひゃーお!」
遊星「さらに、墓地のボルトヘッジホッグは自分フィールドにチューナーモンスターが存在するとき、特殊召喚ができる!」
《ボルト・ヘッジホッグ/Quillbolt Hedgehog》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
自分のメインフェイズ時、このカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にチューナーが存在する場合、
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。
ヘッジホッグ「きゅー」
コナミ「黄金コンボだ……!」
遊星「俺は☆2のボルトヘッジホッグに☆5のクイックシンクロンをチューニング!」バッ
☆2+☆5=☆7
キュインキュインキュイン カアアツ
遊星「集いし思いがここに新たな力となる、光さす道となれ!シンクロ召喚!」
遊星「燃え上がれ、ニトロ・ウォリアー!」バッ
《ニトロ・ウォリアー/Nitro Warrior》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/戦士族/攻2800/守1800
「ニトロ・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のターンに自分が魔法カードを発動した場合、
このカードの攻撃力はそのターンのダメージ計算時のみ1度だけ
1000ポイントアップする。
また、このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した
ダメージ計算後に発動できる。
相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して攻撃表示にし、
そのモンスターにもう1度だけ続けて攻撃できる。
ニトロウォリアー「じゃあああああ!」
ハラルド「よし……攻撃力2800、敵を超えた」
ミスターT「く……」
遊星「ここで墓地のADチェンジャーの効果発動、このカードを除外することでモンスターの表示形式を変更する」サッ
遊星「マドルチェ・メッセンジェラートを守備に!」
メッセンジェラート「うう!?」守1500
《ADチェンジャー/A/D Changer》 †
効果モンスター
星1/光属性/戦士族/攻 100/守 100
自分のメインフェイズ時に、
墓地のこのカードをゲームから除外し、
フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの表示形式を変更する。
ミスターT「………」
遊星「バトルだ、ニトロウォリアーでマドルチェ・ホーットケーキを攻撃、ダイナマイトナックル!」
ボゴオオ――――――ン!!
ミスターT「く………!マドルチェシャトーがあるとき、デッキに戻るマドルチェは手札に戻る!」手札4 LP3600→2800
コナミ「なんだと……それじゃあモンスターがあふれんばかりに……」
遊星「まだだ!ニトロウォリアーは表側守備モンスターを攻撃表示にして、もう一度攻撃ができる!ダイナマイトインパクト!」
ぐぐぐぐ…
メッセンジェラート「うぐぐ」攻2100
遊星「叩き込め、ダイナマイトナックル!」
ドガ―――――――――――ン!!!
ミスターT「くあああ……!メッセンジェラートも手札に戻る……!」LP2800→2100
コナミ「よっしゃ全滅だ!」
遊星「モンスターをセット、さらにカードを一枚セットして、ターンエンドだ」バッ 手札1
ここまででー
遊星 手札1 リバース1 セットモンスター1 ニトロウォリアー
ミスターT 手札5 マドルチェシャトー リバース1
よく考えたらエンジェリーに呼ばれたホーットケーキって戦闘では破壊されないんじゃないか?
>>458 そうだった ニトロウォリアーの攻撃順を変えてホーットケーキは生き残ったということで
ミスターT「私のターン」シュッ 手札5
遊星「いくら倒しても手札に戻るモンスターたち……厄介な相手だ」
ミスターT「ふふふふ……マドルチェ・ホーットケーキをリリースして、マドルチェ・プディンセスを召喚!」バッ
《マドルチェ・プディンセス/Madolche Puddingcess》 †
効果モンスター
星5/地属性/天使族/攻1000/守1000
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードをデッキに戻す。
自分の墓地にモンスターが存在しない場合、
このカードの攻撃力・守備力は800ポイントアップする。
このカードが相手モンスターと戦闘を行った時、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。
プディンセス「きゃほー」攻1500
コナミ「攻撃力1500だと……シャトーがなけりゃ1000じゃねーか」
ハラルド「強力な効果があるのだろう……」
ミスターT「プディンセスでセットモンスターを攻撃!」バッ
プディンセス「やあーー!」
遊星「トラップ発動、くず鉄のかかし!」カチ
《くず鉄のかかし/Scrap-Iron Scarecrow》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃モンスター1体の攻撃を無効にする。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
バチイイ――――――ン!
プディンセス「おっとっと」
ミスターT「やはりそうか……カードを二枚セットしてターン終了だ」バッ 手札2
コナミ「嫌な感じだな……伏せカード三枚」
遊星「俺のターン!」シュッ 手札2
遊星「シンクロンエクスプローラーを召喚!」バッ
《シンクロン・エクスプローラー/Synchron Explorer》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 0/守 700
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地に存在する
「シンクロン」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
エクスプローラー「キヒヒ」
遊星「効果により、墓地のクイックシンクロンを特殊召喚する!」
クイック「きゃー!」
遊星「さらに、チューニングサポーターを反転召喚!」バッ
《チューニング・サポーター/Tuningware》 †
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻 100/守 300
このカードをシンクロ召喚に使用する場合、
このカードはレベル2モンスターとして扱う事ができる。
このカードがシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。
サポーター「よっ」
遊星「☆1のチューニングサポーターと☆2のシンクロンエクスプローラーに、☆5のクイックシンクロンをチューニング!」バッ
☆2+☆1+☆5=☆8
キュインキュインキュイン カアッ
遊星「集いし闘志が怒号の魔神を呼び覚ます、光さす道となれ!シンクロ召喚!」
遊星「粉砕せよ、ジャンクデストロイヤー!」バッ
《ジャンク・デストロイヤー/Junk Destroyer》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2500
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで
フィールド上のカードを選択して破壊できる。
デストロイヤー「オアアア!!」
コナミ「でた……強力モンスター!」
遊星「ジャンクデストロイヤーは、シンクロ素材となったチューナー以外のカードの数だけカードを破壊することができる!」
遊星「俺はプディンセスとお前のセットカード一枚を破壊する!タイダルエナジー!」
デストロイヤー「ちゃあああああああ!!}バシュンバシュン!
ミスターT「ち………!だが私は破壊対象となったトラップカード、安全地帯を発動する!」カチ
《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは相手のカードの効果の対象にならず、
戦闘及び相手のカードの効果では破壊されない。
また、そのモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃できない。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
ミスターT[このカードの対象をニトロウォリアーに選択!」
コナミ「ああー!あれは場を離れるとき対象カードを道ずれにするカードだ……!」
プディンセス「いやー!}ド――――ン
ニトロ「ぐっは!!」ド――――ン
ゴオオオオオ…
ミスターT「プディンセスは手札に戻る」サッ
遊星「く……だがまだジャンクデストロイヤーがいる!」
遊星「いけ、ジャンクデストロイヤー、ダイレクトアタックだ!デストロイナックル!」
デストロイヤー「アアアアアアアア!!!」攻2600
ミスターT「甘い甘い、トラップカード発動!」カチ
《和睦の使者/Waboku》 †
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になり、
自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
遊星「!く………」
コナミ「あれよく見かけるよなー」
ハラルド「まあ便利だから、仕方ないだろうな…」
遊星「俺はカードを一枚セットして、ターン終了」バッ 手札1
(チューニングサポーターで一枚ドローしてました)
ミスターT「私のターン」シュッ 手札4
ミスターT「よし……私はトラップカードを発動する!」カチ
《マドルチェ・ハッピーフェスタ/Madolchepalooza》 †
通常罠
手札から「マドルチェ」と名のついたモンスターを
任意の数だけ特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時に持ち主のデッキに戻る。
遊星「!」
ミスターT「手札から可能な限りマドルチェモンスターを特殊召喚できる」
ミスターT「あらわれろ!」バッ
マドルチェ・プディンセス「きゃほー」
マドルチェ・メッセンジェラート「やああ!」
マドルチェ・マーマメイド「やっ」
マドルチェ・バトラスク「ふうっ」
遊星「一気に四体のモンスターだって……!」
コナミ「マジかよ……」
ハラルド「だがジャンクデストロイヤーを超えるモンスターは存在しない……プディンセスに何らかの効果があれば別だが」
ミスターT「ここからさ……私は☆4のマーマメイドとバトラスクでオーバーレイ!}バッ
ズキュ―――――――――ン!!!
遊星「何!」
ミスターT「二他のモンスターでオーバーレイネットワークを構築……エクシーズ召喚!」バッ
ド―――――――――――ン!!!
ミスターT「クイーンマドルチェ・ティアラミス!」バッ
《クイーンマドルチェ・ティアラミス/Madolche Queen Tiaramisu》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/天使族/攻2200/守2100
「マドルチェ」と名のついたレベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分の墓地の「マドルチェ」と名のついたカードを2枚まで選択して発動できる。
選択したカードをデッキに戻し、
戻したカードの数まで相手フィールド上のカードを選んで持ち主のデッキに戻す。
ティアラミス「ほほほー」攻2200→2700
コナミ「エクシーズ召喚だって!?」
ハラルド「どういう…ことだ……?」
遊星「なんだ………そのモンスターは……」
ミスターT「ふふふふ……驚いたかね」
ミスターT「通常エクシーズ召喚が行えるのは強力な5体の私だけだが……」
ミスターT「精霊界からモンスターを連行してきた私は使いこなすことができるのだ……」
コナミ「精霊界から連行……ってことはそのモンスターたちはカードの精霊か!」
ミスターT「その通り」
セームベル「ああー!そういえばあっちの世界で見たことあるかもあの子たち」
コナミ「マジか……」
ハラルド「異世界の召喚法か……それは」
エンジェ効果で出したモンスターはエンド時にデッキに帰るぜ(姫様アドバンス出来ない)
まあ場を開けたままターン渡せば同じ展開になるけど
>>474 そうだったんですか ミスターTのターンのエンドフェイズに戻るんだと思ってた、すいません。このまま進んでしまおう
遊星「攻撃力2700……ジャンクデストロイヤーを超えてきたか…」
ミスターT「それだけではない、私はティアラミスのエクシーズ効果発動!」バッ
ティアラミス「やー!」 パキュイイイ――――――――ン!!! oru2→1
遊星「!」
ミスターT「エクシーズ素材を一つ取り除き、墓地のマドルチェカードを二枚デッキに戻し発動する!」
ミスターT「私はマドルチェホーットケーキとマドルチェマーマメイドを戻し……」ザッ
ミスターT「相手カードを二枚までデッキに戻す!」バッ
コナミ「やっべえ!」
ハラルド「遊星!」
遊星「そうはいかない、手札からエフェクト・ヴェーラーの効果発動!」ザッ
《エフェクト・ヴェーラー/Effect Veiler》 †
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
(1):相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールド上の効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
ヴェーラー「stop!」
ミスターT「なに!」
ティアラミス「あらー」
遊星「ティアラミスの効果をこのターン無効にする!」
コナミ「よっし!」
ミスターT「ち……だが、バトルだ!ティアラミスでジャンクデストロイヤーを攻撃!」
遊星「トラップ発動、くず鉄のかかし!」カチ
《くず鉄のかかし/Scrap-Iron Scarecrow》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
その攻撃モンスター1体の攻撃を無効にする。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
バチ――――――ン!!
ティアラミス「きゃー」
コナミ「くず鉄がきいてるな……」
ミスターT「まだだ、プディンセス、攻撃!」
プディンセス「きゃほほーーーー!」攻2300
ミスターT「墓地のモンスターがいなくなったことで攻撃力が800アップしている!」
遊星「だがまだジャンクデストロイヤーのほうが高い!ダイナマイトナックル!」
ゴシャ―――――――ン!!
プディンセス「いたーーーーーい!」
ミスターT「く……プディンセスの効果発動、モンスターと戦闘した時カード一枚を破壊する!」LP2100→1800
ミスターT「消えろジャンクデストロイヤー!」
ド――――――――――――ン!!!
遊星「そういう効果か…!」
コナミ「デストロイヤーがやられた……」
ミスターT「破壊されたプディンセスは手札に戻る」手札1
ミスターT「マドルチェメッセンジェラート!ダイレクトアタックだ!」
メッセンジェラート「やああああ!」攻撃2100
ザシュッ
遊星「く………」」LP2800→700
ハラルド「遊星がここまで追い詰められるとは……」
遊星「くそ………」
ミスターT「ふふふふ………ティアラミスの効果を止めたおかげで生き延びたな……」
ミスターT「だが次のターン、テイアラミスの効果は復活する、それで終わりだ」
ミスターT「私はターン終了、ハッピーフェスタで場に出たメッセンジェラートはデッキに戻る」ひゅん
遊星「俺のターン…」
遊星「ドロー!」シュッ 手札1
遊星「よし、ジャンクシンクロンを召喚!」バッ
《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を選択して
表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
ジャンクシンクロン「わあーーー!」
遊星「このモンスターは、召喚時墓地の☆2以下のモンスターを特殊召喚できる」
遊星「甦れスピードウォリアー!」
スピードウォリアー「ハアッ!」
ミスターT「シンクロ召喚か、無駄だ、そのレベルでは」
遊星「まだだ、リバースカードオープン!エンジェルリフト!」カチ
《エンジェル・リフト/Graceful Revival》 †
永続罠
自分の墓地のレベル2以下のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
遊星「墓地からシンクロンエクスプローラーを特殊召喚する!」バッ
エクスプローラー「ほほおおおっ」
ミスターT「!」
遊星「☆2のスピードウォリアーとシンクロンエクスプローラーに、☆3のジャンクシンクロンをチューニング!」バッ
☆2+☆2+☆3=☆7 カアッ
遊星「集いし叫びが木霊の矢となり空を裂く!光さす道となれ!シンクロ召喚!」
遊星「いでよ、ジャンクアーチャー!」バッ
《ジャンク・アーチャー/Junk Archer》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2300/守2000
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターをゲームから除外する。
この効果で除外したモンスターは、
このターンのエンドフェイズ時に同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。
アーチャー「へああっ」
コナミ「こいつは……」
遊星「ジャンクアーチャーは、一ターンに一度モンスターを除外する!}
ミスターT「なに!」
遊星「ティアラミスを除外しろ、ディメンジョンシュート!」
アーチャー「ちゃっ!」バシュ
ティアラミス「ああああーーーーー」ぐにゃああああ
ミスターT「しまった、oruもすべて取り除かれる…!」
遊星「そんなことを気にしている暇はない!ジャックアーチャー!奴にダイレクトアタックだ!」
遊星「スクラップアロー!」
アーチャー「しゃあっ!」バシュッ 攻2300
どすっ
ミスターT「ば、バカな…………!」LP1800→0 ぴーーーーーーー
コナミ「おお、勝った!」
ハラルド「心配することなかったようだな」
……………………
ミスターT「くそ………やはりまかせるべきだったか……」がく……
遊星「消したみんなを元に戻すんだ!ミスターT!」
ミスターT「ふふ………またあおう」
コナミ「あ、消える気だ遊星!」
遊星「まて!」
ばささささっさささっ
遊星「おい!待つんだ!」
ハラルド「無駄だ遊星、消えてしまった」
遊星「くそ………」
遊星「すまない……逃がした」
コナミ「気にすんなよ」
ハラルド「ああ、周りの膜も消えた、どうやらアジトはばれていないようだしね」
遊星「………」
ハラルド「大勢来られると厄介だ、案内してくれないか」
ハラルド「色々放さなくてはならないことがあるからな」
遊星「そうだな……ガレージに案内しよう、こっちだ」
ザッ
ざっざっざっざっざっざ……
コナミ「……ん?」
マジョレーヌ「あいつどっかいっちゃったよ、これからどうすんの!」
メッセンジェラート「むりやり連れてきておいて………」
マーマメイド「とんでもない人ですわ…」
プディンセス「のどかわいたのどかわいたーーーー!」
バトラスク「お姫様、ティーの用意ができました」
プディンセス「褒めてつかわす!」
ティアラミス「困ったわねー」
コナミ「なんだおまえら」
マジョレーヌ「!うわわわ!あいつこっちきたわ!」
シュ―バリエ「お姫様には触れさせないぞ!」さっ
クロワンサン「帰れワン!」
コナミ「………」
コナミ「おまえらおいて行かれたのか」
マーマメイド「そういうことになりますね……」
マジョレーヌ「元の世界に帰りたい………」
メッセンジェラート「同じく………」
プディンセス「かわいいやつめー」なでなで
ミィルフィーヤ「♪~」
ポンッ
セームベル「ははははは、可哀想な奴らだー」
シュ―バリエ「あ!」
バトラスク「みたことある方ですね」
エンジェリー「長らく行方不明だったセームベルさんじゃないですか」
セームベル「おーっす、あたしのこと知ってたんだ―」
…………………………………
コナミ「……なるほどな、幸せに暮らしていたとのに無理やり連れてこられたのか………」
ティアラミス「そうなんです……」
コナミ「可哀想に」
マジョレーヌ「そう思うんなら助けてよ!」
バトラスク「城に早く帰らないと残ってるみんなが心配で」
プディンセス「眠いー」
メェプル「眠いめぇ……」
コナミ「あんまり焦燥感伝わらねえんだけど」
マジョレーヌ「こいつらはのんびり屋だから!」
セームベル「同情するよー」
シュ―バリエ「ありがとう……」
コナミ「異世界か………セームベルがいたところなら、このカイバーマンからもらった次元の裂け目でたどり着けるかもな」
マーマメイド「え………」
コナミ「でもそのためにはサイコパワーに頼らなきゃなんねえんだよな………」
プディンセス「zzzzz」もふもふ
メェプル「zzzzz重いめぇ」
ティアラミス「お願いです……どうか私たちを助けてください」
マジョレーヌ「助けて~!」
コナミ「まあ………できれば助けてやりたいが、パトロールもあるし………」
コナミ「だがツァンに押し付けるわけにもいかねえし………仕方ない」
コナミ「ネオドミノシティ収容所行ってみるか………」
コナミ「ディヴァインのサイコパワーもこの事件に役立つかもしれんし」
ここまででー
遊星「コナミ、どうかしたのか?」
コナミ「ああ、今行くよ」
コナミ「とりあえずお前ら、準備するから消えててくれ」
ティアラミス「わかりました」
マジョレーヌ「早くしてよね」
ぼんっ ぼぼんっ ぼんっ
コナミ「よし………これがカードだな」カサカサ
コナミ「ちょっと休んでから行こう」とんとんっ
スタスタスタスタ……
コナミ「まってくれ」たったった
遊星「なにかあったのか?」
コナミ「いや、大したことじゃねえ」
スタスタスタ
ハラルド「コナミ……彼らをどうするつもりだ?」こそ
コナミ「ああ、ルーンの瞳でお見通しか……元の世界に戻してやろうと思ってよ」
ハラルド「そんなことできるのか?」
コナミ「あてはある」
ハラルド「そうか……」
ザッザッザッザ
遊星「ハラルド、このガレージが俺たちのアジトだ」
ハラルド「まだここに住んでいたのか、アーククレイドルの時もここだった」
遊星「ここが落ち着くんだ」
ハラルド「ふむ……」
コナミ「そろそろあいつらを起こさないとな」
遊星「シャッターを開けなくても、こっちにドアはある」ガチャ
ハラルド「理解した」
バタンッ
コナミ「ただいまー」
ツァン「あ、おかえり、どこいってたのよ」
遊星「もう起きていたのか」
ツァン「まあね、いつも早起きだし」
コナミ「他の奴らは?」
ツァン「藤原さんが二階で身だしなみを整えてるよ」
コナミ「あいつも早起きだからな」
ハラルド「いいことじゃないか」
ツァン「!あ、あんたは……チームラグナロクの」
ハラルド「久しぶりだなツァン・ディレ」
コナミ「頼りになる味方だ」
ツァン「へー……心強いね」
遊星「テレビを見ているようだが、何かあったのか?」
ツァン「あ、勝手にごめん…」
遊星「気にするな」
ツァン「やっぱりだんだん世間が気づきはじめてるみたい、ニュースでもさっきやってた」
遊星「そうか……」
ハラルド「このままでは一週間もすればパニックが起こるぞ」
コナミ「なんとか止めないとな………」
ツァン「………ハラルド………あの二人……ドラガンとブレイブは…?」
ハラルド「……奴らに」
ツァン「そうなんだ………」
遊星「………とりあえず…みんなを起こそう……そろそろ朝食だ」
ツァン「……………あ」
コナミ「どうした」
ツァン「……ミスティ・ローラが主演の予定のドラマ……番宣で別の人が主役になってる」
コナミ「なんだと…てことは」
ツァン「あの人も消されたみたい……」
コナミ「っく……あんな有名人でも誰も覚えてないんだろ?」
ツァン「そうだろうね…」
龍亞「うわあああああああああああ!!!!!」
コナミ「!」びくっ
ツァン「な、何!?」
遊星「二階だ!どうした龍亞!」
ハラルド「まさか奴らか!」
ダダダダダダダダダダダッ
バタンッ
コナミ「どうした!」
ツァン「ちょ、そっちのドアは化粧室の…」
雪乃「こ、コナミ……?」
コナミ「うおおっ!?ネグリジェ!?」
ツァン「見んなバカ!」げしっ
雪乃「さ、さっきの声は隣の部屋よ///私も着替えたら行くから……!」
コナミ「そうか、…な、なんかごめんな!」バタン
ツァン「ラッキー変態め!」
遊星「あっちの部屋だ!」
だだだだだだだだだっ
バタンッ!
遊星「龍亞!」
龍亞「遊星ー!」
コナミ「何があった……?」
龍可「あ、あれを見て!」
岬「ぐ………あぁ………ああ…」
手島「こ、コナミ………!」
コナミ「手島、岬どうした!」
ばささささっさささっささささささささっ
コナミ「!?」
ツァン「二人が……消された!?」
サアアアアアアア………
コナミ「岬………手島……」
遊星「う………また人が消えたのか?」
ツァン「う、うん……!」
ハラルド「どういうことだ……」
ハラルド「ダークネスがここにいたのか!?」
龍亞「え、えっと……」
遊星「龍亞龍可はまだミスターTの姿を見たことがないんだ」
ハラルド「そうか…」
コナミ「黒い男の姿を見なかったか?
龍亞「お、俺は見なかったけど……」
龍可「あたしも……」
コナミ「どういうことだ………」
ツァン「ミスターTの仕業じゃないっていうの……?」
コナミ「そんなことはないはず…あんなことができるのはあの野郎だけだ」
龍亞「俺がトイレに行って…帰ってきたらさっきの人たちが黒い闇に……」
龍可「私も寝ぼけていたから……龍亞の声で飛び起きたの……」
コナミ「く…………」
遊星「くそ…………!」
遊星「ミスターT!どこにいるんだ!」
遊星「姿を現せ!」
シ―――――――――ン…
遊星「………………」
遊星「くそ!また仲間が………!」ダンッ…
ツァン「ジャッカルさん………」
ガチャッ
雪乃「コナミ……何が…」
コナミ「雪乃…着替えたのか…また仲間が消えた……」
雪乃「え……あ、あのミスターTが…来たというの?」
コナミ「俺たちが気づかないうちに…多分……」
雪乃「こ………怖いわ……」
ハラルド「それにしても……まさかガレージがばれていたとは」
コナミ「アジトを変えたほうがよさそうだな……!」
龍亞「うう…………本当に人が…」
龍可「龍亞…」
龍亞「だ、だいじょうぶ、龍可は俺が命がけで守るから!」
龍亞「無理はやめてね…」
コナミ「………」
ツァン「……」
遊星「く……………すまない………!」
ハラルド「気を病むな遊星、君が悪いのではない」
遊星「……………ああ……」
ズズ…………
ハラルド「!……」
コナミ「とりあえず……一階に行くか」
雪乃「ええ……」
ツァン「うう………」
遊星「…………」
ハラルド「全員動くな」
龍亞「え……?」
龍可「動くな………?」
遊星「……どうした、ハラルド」
コナミ「?」
ツァン「目が光ってる…ルーンの瞳ってやつだね…」
ハラルド「いま、私の眼は見逃さなかった……この部屋に漂う闇の瘴気」
1ターンに1度、相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。手札から悪魔族モンスター1体を捨て、選択したモンスターをゲームから除外する永続罠か……
遊星「闇の瘴気………?」
コナミ「なんだそれは」
ハラルド「遊星を見てバレないと思い気配を消すのを弛緩させたな」
ハラルド「この中に裏切り者がいる…」
遊星「なんだって!」
コナミ「ど、どういうことだ………」
ハラルド「言った通りだ……ユダがいるのだ…操られているという可能性もあるが」
ツァン「そんな……」
龍亞「な、仲間を疑うのかよ!」
龍可「ハラルド…」
ハラルド「……………わがオーディンの眼に偽りは通用しない」
ハラルド「検分する」キイイイイイン
ハラルド「…………」キイイイイイン………
遊星「…………」
龍亞「………」
龍可「………」
コナミ「………ビームでそうだな…」
ツァン「…………」
雪乃「………」
ハラルド「……………ふう」
遊星「ハラルド……?」
ハラルド「いまさら必死に隠しても残滓は消せるものではない…」
ハラルド「龍可………君だろう」
龍可「!……」
龍亞「!な、何を言っているんだよハラルド!」
遊星「ハラルド……俺も納得いかない」
遊星「よりによって龍可が裏切るだって…!」
遊星「龍可はそんなことが平気な顔でできる奴じゃない!」
龍可「遊星………」
龍亞「そうだ!嘘つくな!」
コナミ「間違いじゃないのか…?」
ハラルド「…………龍可、君の右ポケットに入っているものを見せてくれ」
ツァン「右ポケット……なに?」
龍可「………その……」
龍亞「龍可、見せてあげなよ!疑われてムカついてるだろ!」
龍亞「潔白を証明してやるんだ!」
龍可「龍亞……」
遊星「……………龍可?」
コナミ「どうした?」
ハラルド「………」
龍可「…………」
龍亞「……………ううう!」
バッ!
龍亞「龍可、そんなためらうことなんてないよ!ただ見せてやればいいんだから」ごそ
龍可「!……」
龍亞「……ん……なんだこれ」
サッ
龍亞「カード………?」
遊星「テキストがないカードだ……なんだこのイラストは……」
龍亞「へんなお面の絵が……」
コナミ「……?」
雪乃「どんなカードかしら…?」ちら
雪乃「!」
ツァン「ああ!………これって………」
遊星「知っているのか?」
ツァン「ずっと前…宮田さんがおかしくなった時につけていたお面と同じ柄……」
コナミ「!本当だ………」
ツァン「そういえばあの時……宮田さんは自分の事をダークネスゆまとかなんとか言ってた…」
遊星「ダークネスだと!……」
雪乃「アカデミアでも度々つけている姿を目撃しているわ…」
龍亞「そんな……」
龍亞「龍可……どうしてこんなもの持ってるのさ!」
ハラルド「………」
龍可「……………」
ズズズズズズ………
龍亞「!か、カードが…………お面に…」
龍可「…………」ザッ
コナミ「おいおい……」
ハラルド「あのお面でダークネスに洗脳されているようだな……」
遊星「龍可……く……いつからだ……俺たちが会った時にはすでに………?」
龍亞「龍亞………」
↑龍亞が変なこと言ってました
>龍亞「龍亞………」
どういう…ことだ…
龍可「…………」
龍亞「そ、そんなもの捨てようぜ!」
龍可「………」
ばさささささささささささささっ
龍亞「ああ!」
コナミ「龍可も消えた……」
ハラルド「逃げた………のか」
ツァン「…………」
雪乃「………」
遊星「龍可………!」
龍亞「龍可------------------!!」
…………………………………
龍亞「くそおお………」
龍亞「よくも………よくも龍可を………!」
遊星「まさか………龍可が操られてしまうとは……」
ハラルド「………」
コナミ「龍亞……心中察するぞ」
ツァン「………」
雪乃「…………」
龍亞「コナミ……龍可は……龍可は俺が連れ戻すよ……絶対……!」
コナミ「その意気だ……何かあれば俺も協力しよう!」
遊星「龍亞……」
ここまででー
次のコナミの行動をきめよう
1 ディヴァインを探しに行く
2 ネオドミノシティ市役所に行く
>>548
1
乙ー、遊星「龍可はそんなことが平気な顔でできる奴じゃない!」なんていうから
龍可「楽しかったぜェ、お前たちとの友情ごっこォーーwwww」と返すんじゃないかとヒヤヒヤしたww
このままだとディヴァインかコナミがデュエルする流れだけど
コナミは舌魚、急降下ボム、魔物の狩人を財布さんから返して貰ってないことに気づけるか?
>>556 勝手に自分の中で返してもらっていた気になってた……描写ないけど返してもらってたということで…
…………………………
ツァン「ふう……………」
コナミ「岬と手島まで………悪いクロウ」
龍亞「…………」しゃっしゃっしゃっ……
遊星「龍亞、デッキの調整をしているのか?」
龍亞「うん………龍可と戦うことになるかもしれないからね……」
遊星「無理はするな」
龍亞「わかってるよ、ところでKURUMIZAWAって何時からやってるんだっけ?」
龍亞「ちょっとコンボにほしいカードがあってさ、買いに行きたいんだ」
コナミ「残念だが龍亞、それは無理だ」
龍亞「え?」
コナミ「デュエリストが使っていないカードはデュエルディスクに反応しなくなってるんだ」
コナミ「これもミスターTの仕業でな」
遊星「そうだったのか……」
龍亞「うそ……これからカード補給できないの!?」
コナミ「ああ……な?」
ツァン「え、うん……そうだね」
龍亞「くそー………今持ってるカードだけで戦うしかないのか…」
ハラルド「アンチデッキをつくることはできないか……」
コナミ「だがな、俺は拾ったカードを集めてきた男だ」ごそ……
コナミ「俺ので良ければつかえよ」ぱららっ
龍亞「ありがとう!えーと……」
デスグレムリン 盗人の煙玉 偉大天狗 オプション etc.
龍亞「使いたいの探してみるね!」
コナミ「頑張れよー」
遊星「これからだが……どうする」
遊星「龍可が操られているにしろ、ここはばれてしまった」
遊星「アジトを変えるか……」
ハラルド「いや……これだけの手練れがそろっているんだ、奴らも迂闊には手を出せまい」
ハラルド「奴らが来たら返り討ちにしてやればいいだろう」
龍亞「そうだよ!ここにいればまた龍可が来るかもしれないし」
遊星「そうだな、ジャックと鬼柳もそろそろ来るころだ」
雪乃「……」
ツァン「ねえ…もう操られてる人はいないの?」
ハラルド「ああ、ルーンの瞳には映っていなかった」
コナミ「はあ…………」
コナミ「遊星、ちょっと出かけてくる」
遊星「?こんな時に用事があるのか?パトロールならジャックたちが来てから」
コナミ「野暮用ができちゃったんだよ」
遊星「そうか」
雪乃「コナミ………危険なことでは」
コナミ「心配すんなって、それとツァン、一緒に来てくれないか?」
ツァン「え?」
ぽんっ
プディンセス「zzzzzz」
ツァン「!?………わ、わかった」かたっ
コナミ「すぐに帰ると思う」
遊星「ああ、気を付けていけ」
ガチャッ
バタン
ザッザッザッザッザ……
コナミ「……」スタスタ
ツァン「ちょっと、さっきの精霊?なんか寝てたやつ」
コナミ「ああ、こいつらに精霊界に帰りたいって頼まれたんだ」
ツァン「せ、精霊界……そんなのあるの?」
ヤリザ「聞いたことがないでござる」
コナミ「俺がイリアステルの攻撃で行方不明だったとき、滞在してたところだ」
ツァン「あ………じゃあセームベルも?」
セームベル「あたしの故郷だよ」
コナミ「そういうことだ」
ツァン「……」
ツァン「問題は、あの時はイリアステルの謎科学のおかげで行けたけど、今回はどうすんのってことでしょ」
コナミ「あっちの奴に次元の裂け目をもらった、こいつをサイコパワーで流し込めば入口は開かれるはずだ」
ツァン「サイコパワー……?十六夜さんは消えちゃったし…」
コナミ「ディヴァインに頼ろう」
ツァン「ええーーー……!?ボクあいつ苦手…」
コナミ「そういうなよ、俺だってあまり得意じゃねえし」
ツァン「……なんでボクを連れていくのよ」
コナミ「一人より二人のほうが心強いだろうが」
ツァン「ああー、納得」
コナミ「さあ、ネオドミノ収容所に行くぞ!」
ザッザッザッザッザ
…………………
ネオドミノ収容所
コナミ「さあ、乗り込むか」
ツァン「ちょ、ちょっと……どうやって会いに行くのよ」
コナミ「面会を頼んで、面会室で次元の裂け目をつくってもらう」
ツァン「それって一時的にあいつにデュエルディスク渡すってことでしょ、危険じゃない?」
コナミ「俺一人攻撃したってあいつに得がないだろ、余計に刑期が伸びるだけだ」
コナミ「そもそも躱す自信があるし、当たっても無事な自信あるし」
ツァン「コナミしか言えないよそんなこと…」
ツァン「じゃあボクは待合室で待ってればいいのね?」
コナミ「そういうことだな」
ざっざっざっざっざ
ウイ―――――――ン ウイ――――――ン
コナミ「………あれ、静かだな」
ツァン「誰もいない……」(これってまさか)
コナミ「呼び鈴は………これか」
チリ――――――ン
コナミ「…………」
ツァン「………」
チリ――――――――ン
チリ――――――ン
チリ――――――――ン
ツァン「……誰も来ない」
コナミ「………おいおい、天下のネオドミノシティ収容所だろ……こんな対応おろそかでいいのかよ」
ツァン「ちがうよ……コナミ、これはおそらく」
コナミ「?……………………!ミスターTにすでに?!」
ツァン「おそらく…」
コナミ「それじゃあディヴァインは」
ツァン「一緒に消されちゃったんじゃ…」
コナミ「ち……!」
ダッ
コナミ「中に侵入するぞツァン!」
ツァン「えええ!?脱獄ならぬ入獄!?」タッ
ツァン「ていうかまずくない!?」
コナミ「構うか!どう見ても異常事態だ!」
たったったったったったったったった…
たったったったったったったったったった
ツァン「あ!鉄格子……無理だよコナミこれ以上先には進めない!」
コナミ「しゃらくせえ!」ドゴン!!
コナミ「先に進むぞ!」だっ
ツァン「蹴って壊すなんて……」たっ
…………………………
バッ
コナミ「……広いところに出たな」
ツァン「うわあ……扉だらけ…一つ一つが牢屋なんだ……」
コナミ「だが………一人もいねえ……囚人も…看守も」
ツァン「やっぱり遅かったんだよ…」
コナミ「……………くそ……」
ツァン「残念だけど、帰ろう…」
コナミ「……」
コナミ「そうだな……」
ザッ……
ミスターT「………」ざっざっざ……
コナミ「!」ばっ
ツァン「!」
コナミ「さっきの人影………見たか?」
ツァン「み、みた……ミスターT………だよあれ…」
コナミ「なんであいつが……」
ツァン「あいつが現れる理由なんて一つだよ……」
コナミ「人を消す気だな……!」
コナミ「まだ生き残りがいたってことだ!」
コナミ「もしかしたらディヴァインかもしれねえ!行くぞ!」ダッ
ダダダダダダダダダダダダダ!!
ツァン「あいつに見つかると厄介なのに……!」
がしっ!
ツァン「!」ビックゥウウ!!
ミスターT「ふふ、こんなところで会うとはな」
ツァン「うわああああ!シエン!」
シエン「ああああああああ!」ザクッ
ミスターT「くう…………!」
ザザアアッ
ツァン「はあ………はあ………」
ミスターT「ふふ…君の精霊厄介だな………太刀打ちできない」
ツァン(怖っわ……!怖っわ……!)
ミスターT「チーム満足のツァンディレ、なぜ君がこんな場所にいるのかな?」
ツァン「アンタ………ここの人たちを全員消したの……?」
ザ…
ミスターT「ほぼ取り込んだが……一人サイコデュエリストがいてね、苦労している、まあ時間の問題だがな」
ツァン「!……ディヴァイン…」
ミスターT「ほう、知っていたか」
ツァン「………」
ミスターT「まさか助けに来たというのかな、君一人で」
ツアン「……………!」
ツァン「………一人で……」
ツァン(こいつコナミに気づいてない…)
ツァン(コナミがディヴァインを引っ張ってくるまで……時間を稼ごう…)
ツァン「シエン!」
シエン「りゃあああああああ!」ザクウッ
ミスターT「うおおおおおお………!」
ツァン「いける……!シエンたちでミスターTは倒せる…」
ミスターT「ふふふ………仕方ない……バトンタッチだ……」
ばさささささささっ
ツァン「!逃げた…………?」
シ――――――――ン
ツァン「…………」
ばさささささささあっ
ミスターT「ふふ……」
ツァン「なんだ………逃げたと思ったよ」
ミスターT「君をダークネスに取り込ませてもらおう」
ツァン「へん………できるもんか……!シエン!」
シエン「はああああああ!!」
ブンッ バシイイッ
ミスターT「精霊の攻撃ごとき、私には通じんよ」
ツァン「!?さ、さっきまで通じてたじゃん………!」
ミスターT「バトンタッチしたのだ……私を倒すことができるのはmデュエルだけだ」
ツァン「……」
シエン「ツァン……気を付けろ……こいつは只者ではない」
ツァン「シエン……」
シエン「姿かたちは同じでも…内包しているエネルギーはいままでと比べ物にならん」
ツァン「…………」
ミスターT「さあ、デュエルをしようじゃないか」
ツァン「く…………」
ミスターT「君は私から逃げることはできない」
ガシャアァァァアアン!
ツァン「!………な……足に枷が…逃げられないってわけね…」
ミスターT「そういうことだ、私に勝たなければね、ふふふふ……この収容所のギミックを利用させてもらったよ」
シエン「ツァン、こいつをさっさと片付けるぞ」
ツァン「………そうだね」
ツァン「いいよ、デュエルしよう!」カシャッ
ミスターT「君ならそういってくれると思っていたよ」
ツァン「アンタボクのなんなんだ」
ギチ………
ミスターT「では始めようか」
ツァン「この前二人相手でも勝ったんだ………問題ないよ」
ミスターT「君がこの前倒した私と、この私を一緒に考えないほうがいい」
ツァン「へー………どう一緒じゃないのさ…」
ミスターT「それはヤってみればわかる、ふふふ……」ぼぼぼぼぼっ カシャン
ミスターTところで、君はライトニング・デスマッチというものを知っているか?」
ツァン「は……?何その物騒な名前……」
ミスターT「この収容所の名物みたいなものでね……ふふ」
ミスターT「まあそのうちわかるさ」
ツァン「…………」
ここまででー
…………………………………
コナミ「……………どこだあの野郎」ざっざっざ…
コナミ「ツァンは来ないし…まあシエンたちもいるし大丈夫だろ」
コナミ「ディヴァインのやつ……無事だろうな」
バッ
コナミ「!」
ディヴァイン「ファイヤーボール!」バッ!
ドシュ――――――――ン
コナミ「うおっ!」スカッ
ディヴァイン「っち……!」
コナミ「おい、落ち着けディヴァイン!」
ディヴァイン「?……あ、貴様!」
コナミ「よう」
ディヴァイン「あの黒い男かと思ったぞ……」
ディヴァイン「なぜキサマがここに?」
ディヴァイン「ついにやらかしたか」
コナミ「ちげーよ」
ディヴァイン「まあそうだろうな……看守も囚人もいなくなったからな……」
コナミ「何が起きているのか知っているのか?」
ディヴァイン「しらん、だが人間が消えているということはバカでもわかる」
ディヴァイン「この収容所の奴らも私以外全員消えた、ざまあみろだがな」
コナミ「よく無事だったなお前」
ディヴァイン「ふん……このアルカディアムーブメント総帥がそう簡単に負けるか」
ディヴァイン「だがサイコパワーで奴らをいなしてはいるが、どうも復活しているようで埒があかん」
コナミ「そりゃそうだ………奴ら不死身っぽいからな」
ディヴァイン「あいつらの素性に興味などない……」
ディヴァイン「なんとか脱獄してやろうと期を伺っているんだ、邪魔をするな」
ディヴァイン「この状況は私にとっては好都合だ」
コナミ「ふーん……」
ザッザッザッザ……
コナミ「!」
ディヴァイン「!ち………奴ら来たな……」
ディヴァイン「おい……私の邪魔をしたら消し飛ばしてやるからな」
コナミ「……仕方ねえ、一旦協力しようぜ」
……………………
ミスターT「私のターン、モンスターをセット、さらにカードを一枚セットしてターン終了」バッ 手札3
ツァン「ボクのターン!」シュッ 手札6
ツァン「……よし、魔法カード、六武衆の結束を発動!」バッ
《六武衆の結束/Six Samurai United》 †
永続魔法
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。
また、武士道カウンターが乗っているこのカードを墓地へ送る事で、
このカードに乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。
ツァン「さらに、六武衆のご隠居は相手にだけモンスターが存在しているとき特殊召喚できる!」バッ
六武衆のご隠居/Elder of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 400/守 0
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
ご隠居「……」守0
ツァン「キザンは、自分の場に六武衆がいるとき特殊召喚できる!」バッ
《真六武衆-キザン/Legendary Six Samurai - Kizan》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 500
自分フィールド上に「真六武衆-キザン」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と名のついた
モンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。
キザン「ちゃああ!」
ツァン「六武衆の結束の効果発動!墓地に送り、カウンターの数だけドローできる」
結束 武士道カウンター×2
ツァン「二枚ドロー!」シュッ 手札5
ツァン「六武衆の御霊代を召喚!」バッ
《六武衆の御霊代/Spirit of the Six Samurai》 †
ユニオンモンスター
星3/地属性/戦士族/攻 500/守 500
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の「六武衆」と名のついたモンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)
御霊代「………」
ツァン「この子は他の六武衆の装備カードとなる、キザンに装備!」
カシャン!!
キザン「はああああ!」攻1800→2300
ミスターT「まったく……最初から飛ばすね」
ツァン「いくぞー……」
ツァン「キザン、セットモンスターを攻撃!」バッ
キザン「らあああああ!!」攻2300
ザシュッ
ハムストラット「ウィ―――――ン」
《幻獣機ハムストラット/Mecha Phantom Beast Hamstrat》 †
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1100/守1600
このカードがリバースした時、
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、トークン1体をリリースして発動できる。
自分の墓地の「幻獣機」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
「幻獣機ハムストラット」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
ツァン「!?」
ドゴ――――――――ン!!
ミスターT「ハムストラットがリバースした時、幻獣機トークンを二体特殊召喚する!」バッ
幻獣機トークン×2「ヒュ―――」守0
ツァン「幻獣機トークン………?」
ツァン「………初めて見るモンスター……」
ツァン「………カードを一枚セットして、ターン終了」バッ 手札3
ミスターT「私のターンだ」シュッ 手札4
ミスターT「幻獣機メガラプターを召喚!」バッ
《幻獣機メガラプター/Mecha Phantom Beast Megaraptor》 †
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1900/守1000
自分フィールド上にトークンが特殊召喚された時、
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)1体を特殊召喚する。
「幻獣機メガラプター」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、トークン1体をリリースして発動できる。
デッキから「幻獣機」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
メガラプター「キ――――――ン」
ミスターT「そして永続トラップ、空中補給!」カチ
《空中補給/Aerial Recharge》 †
永続罠
1ターンに1度、自分フィールド上に「幻獣機トークン」
(機械族・風・星3・攻/守0)1体を特殊召喚できる。
このカードのコントローラーはお互いのエンドフェイズ毎に、
自分フィールド上のトークンまたは
「幻獣機」と名のついたモンスター1体をリリースする。
または、どちらもリリースせずにこのカードを墓地へ送る。
ミス 御霊代の効果で一枚ツァンがドローしてました
ツァン手札3→4
ツァン「…………………」
ミスターT「ふふふ、空中補給の効果、幻獣機トークン一体を特殊召喚」バッ
幻獣機トークン「ヒュ―――」守0
ミスターT「さらに、メガラプターの効果発動、自分フィールドにトークンが召喚されたとき、幻獣機トークンを特殊召喚する!」
幻獣機トークン「ヒュ――――」守0
ツァン「なんなの………トークンが………4体も?」
ミスターT「メガラプターの効果発動!トークンを一体リリースし、デッキから幻獣機を手札に加える」
ミスターT「幻獣機トークン一体をリリースしデッキから幻獣機コルトウイングを手札に加える」サッ
ツァン「トークンを使って効果を使う……?何その効果………」
ミスターT「バトルだ、メガラプターでご隠居を攻撃!」バッ
メガラプター「ダダダダダダダ!!!」攻1900
ド―――――――――――――ン!!!
ツァン「う………」
ミスターT「私はカードを一枚セットしターン終了」バッ 手札3
ミスターT「空中補給の効果でトークンを一体破壊する」
ド――――――ン
ツァン「……ボクのターン!」シュッ 手札4
ツァン「六武衆ーザンジを召喚!」バッ
《六武衆-ザンジ/The Six Samurai - Zanji》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1300
自分フィールド上に「六武衆-ザンジ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードが攻撃したモンスターをダメージステップ終了時に破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。
ザンジ「はあああ!」
ミスターT「今のうちに教えてあげよう、幻獣機はトークンがいる限り破壊されない」
ツァン「……」
ツァン「……なら、トークンから片づけるだけだよ!」
ツァン「キザン、ザンジ、幻獣機トークンを攻撃!」バ
ザシュザシュッ
ツァン「御霊代の効果発動、キザンがモンスターを破壊したので一枚ドロー!」シュッ 手札4
ツァン「これでトークンは消えた!」
ミスターT「……」
ツァン(でも……空中補給とメガラプターの効果でトークンがあと二体出てくる……無理はできない)
ツァン「……カードをセットして、ターン終了」バッ 手札3
ミスターT「この瞬間、空襲補給の効果発動、幻獣機トークンを一体特殊召喚する」
ミスターT「メガラプターの効果でもう一体トークンを召喚、そして空中補給のコストで一体を破壊」
ド―――――――ン!!!
ツァン「………トークンが一体余っちゃった……」
ミスターT「私のターン」シュッ 手札4
ミスターT「コルトウイング召喚!」バッ
《幻獣機コルトウィング/Mecha Phantom Beast Coltwing》 †
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1600/守1500
このカードが特殊召喚に成功した時、
このカード以外の「幻獣機」と名のついたモンスターが
自分フィールド上に存在する場合、
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、トークン2体をリリースして発動できる。
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊し、ゲームから除外する
コルトウイング「キ――――――ン」
ミスターT「そして、空中補給、メガラプター発動、トークンを二体特殊召喚!」
幻獣機トークン「ヒュ――――――ン」×2
ミスターT「そしてコルトウイングの効果発動、トークンを二体リリースし、相手モンスターを一体を破壊し除外する!」
ミスターT「消えろ、キザン!」バッ
バシュ――――――――――ン!!
ツァン「!装備カードの御霊代を代わりに破壊する!」
バ―――――――ン!!
キザン「……」攻1800
ツァン「六武衆が身替わり効果を持つこと、知らないの!」
ミスターT「まだだ、幻獣機はフィールドのトークンのレベルだけ自分のレベルを上げる!」
ミスターT「現在、幻獣機トークンが一体、よって幻獣機のレベルが3上がっている!」
コルトウイング☆4→7
メガラプター☆4→7
ツァン「!」
ミスターT「☆7の幻獣機二体で、オーバーレイ!」バッ
ズキュ―――――――――――――ン!!!!
ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイユニットを構築、エクシーズ召喚!」バッ
ミスターT「あらわれろ幻獣機ドラゴサック!」バッ
《幻獣機ドラゴサック/Mecha Phantom Beast Dracossack》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/機械族/攻2600/守2200
レベル7モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上に「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、自分フィールド上の
「幻獣機」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
ユニットを構築してどうする
ドラゴサック「ババババババババ!!!!」攻2700
ツァン「も、モンスターエクシーズ!エクスカリバーと同じ……!」
ミスターT「驚いたかね、はははは」
ツァン「く……」
ミスターT「リバースカードオープン、リビングデッドの呼び声」カチ
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
ミスターT「甦れハムストラット!」バッ
《幻獣機ハムストラット/Mecha Phantom Beast Hamstrat》 †
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1100/守1600
このカードがリバースした時、
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、トークン1体をリリースして発動できる。
自分の墓地の「幻獣機」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
「幻獣機ハムストラット」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
ハムストラット「ブ―――――――ン」
ミスターT「ドラゴサックの効果発動、oruを一つ取り除き、幻獣機トークンを二体特殊召喚する!」ザッ メガラプター
パキュ―――――――――――ン!!!
幻獣機トークン×2「ヒュ―――」
ツァン「う……」
ミスターT「ハムストラットの効果発動、トークンを一体リリースすることで墓地の幻獣機を蘇生する!」
ミスターT「復活しろメガラプター!」
メガラプター「ババババババ」攻1900
ミスターT「メガラプターの効果発動、トークンを一体リリースし、デッキから幻獣機を手札に加える」
ミスターT「手札にタートレーサーを手札に加える」サッ 手札4
ツァン「………トークン残り一体………か…」
ミスターT「いくぞバトルだ、ドラゴサックでザンジを攻撃!」バッ
ドラゴサック「ババババババ!!!!」攻2600
ザンジ「!」攻1800
ドゴ――――――――ン!!
ツァン「くう……!」LP4000→3200 ゴオオォ……
ミスターT「気を付けたまえ」
ツァン「は……?」
バリバリバリ………!!!!
ツァン「!?うあああああああああぁあああああッあああッ!!!?」バリバリバリバリバリ!!!!
ツァン「くぁ……っ……はああぁああ……!?……」シュウウゥ……
ミスターT「これがライトニングデスマッチだ、ダメージに合った電流が流れるという仕組みさ…」
ツァン「な、何言ってんのよ…………!」
ミスターT「元々はこの収容所で聞き分けのない囚人達への見せしめのためのものらしいが、どうだったかな」
ミスターT「なかなかに強力だったろう」
ミスターT「さらに、メガラプターでキザンを攻撃!」
メガラプター「ババババババ!!!」攻1900
ド――――――――ン!!
ツァン「く……!」LP3200→3100 ザアアア……
バリッ
ツァン「くうううっううう!!……!!!…」バリバリッ
ツァン「ハァ………ハア……う……」
ミスターT「そしてハムストラットでダイレクトアタック!」バッ
ハムストラット「バババババババ!!」攻1100
ツァン「うああああっ……!」LP3100→2000 ざざああああっ
バリイイッ
ツァン「うわああああああああっつ!!!!??ぎいいっぃいいいいぁあああ……!!!」バリリリリリリリリ!!!
シュウウゥ……
ミスターT「前例ではデュエル決着前に絶命するケースもあったらしい、ふふふ……」
ミスターT「頑張りたまえ、私はトークンを空中補給のコストで破壊する、ターンエンドだ」手札4
ここまででー
ツァン 手札3 リバース2 LP2000
ミスターT 手札4 ドラゴサックoru1 ハムストラット メガラプター リビングデッドの呼び声 空中補給 LP4000
>>616 ミスってしまった……オーバ―レイネットワークでした
タッグフォーススペシャルなるものが発売されるらしいですね 楽しみになってきた
バチバチ………
ツァン「ッ…………」ザッ……
ツァン「ボクの、ターン!」シュッ 手札4
ツァン「……………く……」(現在幻獣機に耐性はない…でも好きなタイミングで空中補給を使ってトークンを生み出してくる………)
ツァン(連動してメガラプターの効果でもう一体……)
ツァン(攻撃や効果で倒そうとしても後出しでトークンを出されれば破壊は無効になってしまうってこと……)
ツァン「それなら……真六武衆ーミズホを召喚!」バッ
《真六武衆-ミズホ/Legendary Six Samurai - Mizuho》 †
効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1600/守1000
自分フィールド上に「真六武衆-シナイ」が表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上に存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体をリリースする事で、
フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
ミズホ「はああっ」
ミスターT「意外と堅いじゃないか、ふふふ」
ツァン「まあね……ミズホでハムストラットを攻撃!」バッ
ミスターT「ならば、空中補給発動!さらにメガラプターの効果でもう一体!」
幻獣機トークン×2
ツァン「やっぱり……なら攻撃対象をトークンに変更!」
ザシュッ
幻獣機トークン×1
ミスターT「それだけか!」
ツァン「冗談!トラップカード、諸刃の活人剣術発動!」カチ
《諸刃の活人剣術/Double-Edged Sword Technique》 †
通常罠
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター2体を選択し、
表側攻撃表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊され、
自分はその攻撃力の合計分のダメージを受ける。
ツァン「墓地の六武衆を二体特殊召喚する!キザンとザンジを蘇生!」バッ
キザン「はあ!」攻2300
ザンジ「ぬんっ!」攻1800
ミスターT「!」
ツァン「覚悟…ザンジでトークンを攻撃!」
ザンジ「ラアアアアアアア!!」ザシュッ
ツァン「これで幻獣機の耐性は消えた………キザンでメガラプターを攻撃!」バッ
メガラプター「!」攻1900
キザン「ああああああ!!」攻2300
ザシュッ
ミスターT「う………」LP4000→3600
ビリッ
ミスターT「ふふふふ………」バリバリバリバリバリ!!
ツァン「やっぱり!……自分は電撃なんて効かないんだ!」
ミスターT「こんなものでは私にダメージを与えられん」
ミスターT「攻撃命令は終了かな?」
ツァン「まだまだ……!リバースカードオープン、六武衆の荒行!」カチ
《六武衆の荒行/Asceticism of the Six Samurai》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同じ攻撃力を持つ、
同名カード以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズ時、選択したモンスターを破壊する。
ツァン「ミズホを選択して、デッキから六武衆の露払いを特殊召喚!」バッ
《六武衆の露払い/Hand of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1600/守1000
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と
名のついたモンスターが表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
自分フィールド上に存在する「六武衆」と名のついた
モンスター1体をリリースする事で、
フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。
露払い「ふう……」
ツァン「露払いでハムストラットを攻撃!」バッ
ハムストラット「!」攻1100
ド――――――ン!!
ミスターT「ぬう………!」LP3600→3100 バリバリバリバリバリバリ!!!!
ツァン「よし……残るはコルトウイングだけ…」
ツァン「メインフェイズで、ボクは露払いをリリースしてドラゴサックを破壊する!」
ドゴ―――――――ン!!!
ミスターT「く………全滅……だと」
ツァン「ふ…………やったね…」
ツァン「さらに、六武の書!」バシッ
《六武ノ書/Six Scrolls of the Samurai》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター2体をリリースして発動する。
自分のデッキから「大将軍 紫炎」1体を自分フィールド上に特殊召喚する。
ミスターT「!」
ツァン「キザンとザンジをリリースして、デッキから大将軍紫炎を特殊召喚!」バッ
《大将軍 紫炎/Great Shogun Shien》 †
効果モンスター
星7/炎属性/戦士族/攻2500/守2400
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが
2体以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は1ターンに1度しか魔法・罠カードを発動できない。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりに自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。
紫炎「はああああ!」攻撃2500
コルトウイングじゃなかった……ドラゴサックでした
ツァン「これで魔法トラップにも制限がかかった…そして諸刃の活人剣術のダメージも回避で一石二鳥………カードを一枚セットしてターンエンド」バッ 手札1
ミスターT「く……空中補給のコストが払えないので破壊する」ボ――――――ン
ツァン「トークン生成もこれでおわりだね」
ミスターT「そうかな……」シュッ 手札5
ミスターT「私はエアロスバードを召喚!」バッ
《幻獣機エアロスバード/Mecha Phantom Beast Aerosguin》 †
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻1600/守 400
(1):1ターンに1度、「幻獣機エアロスバード」以外の
自分の墓地の「幻獣機」モンスター1体を除外して発動できる。
自分フィールドに「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)1体を特殊召喚する。
(2):このカードのレベルは自分フィールドの「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
(3):自分フィールドにトークンが存在する限り、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
エアロスバード「ブ―――――ン!」
ミスターT「そして魔法カード死者蘇生を発動!」バッ
《死者蘇生/Monster Reborn》 †
通常魔法(制限カード)
自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
ミスターT「甦れハムストラット!」
ハムストラット「ブ――――ン」
ミスターT「エアロスバードの効果発動!墓地のメガラプターを除外することで、幻獣機トークンを特殊召喚する!」
幻獣機トークン「ヒュ―――」
ツァン「死者蘇生を使ったからこのターンもう魔法トラップは使えないよ」
ミスターT「それは紫炎がいる間だけだろう、ハムストラットの効果発動!」バッ
ミスターT「トークンをリリースして、墓地のコルトウイングを特殊召喚する!」バッ
コルトウイング「ブ――――――ン」
《幻獣機コルトウィング/Mecha Phantom Beast Coltwing》 †
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1600/守1500
このカードが特殊召喚に成功した時、
このカード以外の「幻獣機」と名のついたモンスターが
自分フィールド上に存在する場合、
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、トークン2体をリリースして発動できる。
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊し、ゲームから除外する。
ツァン「!……」
ミスターT「コルトウイングの効果発動、幻獣機トークンを二体特殊召喚する!」バッ
幻獣機トークン×2
ツァン「性懲りもなく……」
ミスターT「トークンが生まれたことで幻獣機はレベルを上げる」
エアロスバード☆9
ハムストラット☆9
コルトウイング☆10
ミスターT「私は☆9の幻獣機エアロスバードとハムストラットでオーバーレイ!」バッ
ズキュ――――――――――ン!!
ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」
ツァン「な……!またエクシーズ召喚……しかもランク9!」
ミスターT「幻子力空母エンタープラズニル!」バッ
《幻子力空母エンタープラズニル/Phantom Fortress Enterblathnir》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/風属性/機械族/攻2900/守2500
レベル9モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手の手札をランダムに1枚選んでゲームから除外する。
●相手の墓地のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手のデッキの一番上のカードをゲームから除外する。
エンタープラズニル「…………」ズズズ……
ツァン「空母………?」
ミスターT「効果発動、オーバーレイユニットを一つ使うことで相手フィールドのカードを一枚除外する!」
パキュ―――――――ン!!
エンタープラズニル「!!」oru2→1
ミスターT「紫炎を除外する!」
ボオオオオオオオオオオオ!!!
ツァン「うそ!」
紫炎「うおおおおおお!?」ズキュ―――ン!
ツァン「そんな…!」
ミスターT「まだだ、コルトウイングの効果発動、トークンを二体リリースすることでモンスターを破壊し除外する!」
ミスターT「ミズホを除外!」
コルトウイング「!!」ズキュ――――――ン!!
ミズホ「ぬううっ!」
ツァン「う…………」
ミスターT「これで君を守るモンスターはいない」
ミスターT「ふふ………できれば途中で死んでほしくはない」
ミスターT「ダークネスの世界に招待したいんだ」
ツァン「!…………」ザッ…
ミスターT「バトルだ、コルトウイングでダイレクトアタック!」バッ
コルトウイング「!」バババババババ!!攻1600
ツァン「くうう………っ!!」LP2000→400 ザザアッ
バリッ
ツァン「!!うっああああああああぁあああ!!!!」バリリリリリリリリリリリリリ!!!
ツァン「かっは……ぁああ……っ……」シュウウ…………
ツァン「ハア………ハア……ハア……」ふらっ……ザザッ
ミスターT「とどめだ、エンタープラズニル!」
ウイ――――――ン
エンタープラズニル「!」攻2900
ババババババババババババババババ!!!
ツァン「と……トラップ発動……!」カチ
《ガード・ブロック/Defense Draw》 †
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
パキイイイ――――――――――――――ン!!
ボコオオオオオオ――――ン!!
ツァン「このバトルで………ボクの受けるダメージを………0にする!」
ミスターT「ほう…」
ツァン「そして……一枚ドロー!」シュッ 手札2
シュウウゥウ………………
ミスターT「ふふふ、カードを一枚セットしてターン終了」バッ 手札2
ツァン「………ど、ドロー!」シュッ 手札3
ツァン「はあ……はあ………六武衆の結束発動!」バッ
《六武衆の結束/Six Samurai United》 †
永続魔法
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。
また、武士道カウンターが乗っているこのカードを墓地へ送る事で、
このカードに乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。
ツァン「そして…………イロウを召喚!」バッ
《六武衆-イロウ/The Six Samurai - Irou》 †
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1200
自分フィールド上に「六武衆-イロウ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在し、
このカードが裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。
イロウ「初登場だあああああ!」攻1700
ミスターT「一枚ドローするしかあるまい」
ツァン「まだ……六武衆の理を発動!」バッ
《六武衆の理/Cunning of The Six Samurai》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分または相手の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して
自分フィールド上に特殊召喚する。
ツァン「イロウを墓地に送り、もう一度召喚する!」バ
イロウ「ああああああ!!」
ツァン「これで結束にカウンターが2個……!」
ミスターT「無理やりカウンターを乗せるとは…」
ツァン「結束を墓地に送り……ハア……二枚ドローする!」シュッ
ツァン「……よし……六武衆の荒行!」バッ
《六武衆の荒行/Asceticism of the Six Samurai》 †
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同じ攻撃力を持つ、
同名カード以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズ時、選択したモンスターを破壊する。
ツァン「イロウと同じ攻撃力の、エニシを特殊召喚する!」バッ
《真六武衆-エニシ/Legendary Six Samurai - Enishi》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守 700
自分フィールド上に「真六武衆-エニシ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
1ターンに1度、自分の墓地に存在する
「六武衆」と名のついたモンスター2体をゲームから除外する事で、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
また、自分フィールド上に「真六武衆-エニシ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
エニシ「はあっ」
ミスターT「ほう」
ツァン「エニシの効果発動、墓地のご隠居と御霊代を除外して、エンタープラズニルをエクストラデッキに戻す!」
シュパ―――――――――ン!!
ミスターT「甘い、禁じられし聖杯!」カチ
《禁じられた聖杯/Forbidden Chalice》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
400ポイントアップし、効果は無効化される。
ツァン「!……」
ミスターT「エニシの効果は無効となる、エンタープラズニルは無事だ!」
ツァン「☆4のイロウとエニシでオーバーレイ!」バッ
ミスターT「?!」
ズキュ―――――――――ン!!!
ここまででー
ツァン 手札1 イロウ エニシ LP400
ミスターT エンタープラズニル コルトウイング 手札2 LP3100
ツァン「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」ド――――ン!
ツァン「光纏いて現れろ、闇を切り裂くまばゆき王者!H-C エクスカリバー!」バシッ
《HーC エクスカリバー/Heroic Champion - Excalibur》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2000/守2000
戦士族レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除いて発動できる。
このカードの攻撃力は、次の相手のエンドフェイズ時まで元々の攻撃力の倍になる。
エクスカリバー「ハアアアアアアア!!」
ミスターT「君もエクシーズ召喚か」
ツァン「エクスカリバーの効果発動、オーバーレイユニットを二つ取り除くことで、攻撃力を倍にする!」バッ
パキュ――――――ン!! パキュ――――――ン!!
エクスカリバー「!!」攻2000→4000
ミスターT「エンタープラズニルを超えただと…」
ツァン「エクスカリバーでエンタープラズニルを攻撃!一刀両断・必殺神剣!」
エクスカリバー「ウオオオオオオ!!」ザシュッ
ドゴ―――――――――――ン!!
ミスターT「くう………!」LP3100→2000 バリバリバリバリバリバリ!!
ツァン「ふう………ふう……倒した……」
ツァン「カードを一枚セットして……終了」バッ 手札0
ミスターT「私のターン」シュッ 手札3
ツァン「…………エクスカリバーの4000は……そう簡単には倒せないはず…」
ミスターT「テザーウルフを召喚!」バッ
《幻獣機テザーウルフ/Mecha Phantom Beast Tetherwolf》 †
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1700/守1200
このカードが召喚に成功した時、
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)1体を特殊召喚する。
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ時に1度だけ、
トークン1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで800ポイントアップする。
テザーウルフ「キ――――――ン」
ミスターT「このカードが召喚したとき、幻獣機トークンを一体特殊召喚する!」バッ
幻獣機トークン「ヒュ―ン」
ツァン「召喚しただけでトークンを生む幻獣機………」
ミスターT「ふふふふ……☆7の二体のモンスターでオーバーレイ!」バッ
ズキュ―――――――――ン!!!
ツァン「☆7!また……?!」
ミスターT「オーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」バッ
ミスターT「ドラゴサック!」
《幻獣機ドラゴサック/Mecha Phantom Beast Dracossack》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/機械族/攻2600/守2200
レベル7モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上に「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)2体を特殊召喚する。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及びカードの効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、自分フィールド上の
「幻獣機」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
ドラゴサック「ドドドドドド……」
ツァン「く…………」
ミスターT「ドラゴサックの効果発動、オーバーレイユニットを一つ使い、トークンを二体生み出す!」バッ
パキュ―――――――――――ン!!
幻獣機トークン×2
ズズズズズ……
ミスターT「さらにドラゴサックの効果発動!」バッ
ミスターT「幻獣機トークンをリリースし、エクスカリバーを破壊!」バッ
バババババババババババババ!!!!
エクスカリバー「ぐああああああああっ
ミスターT「幻獣機トークンをリリースし、エクスカリバーを破壊!」バッ
バババババババババババババ!!!!
エクスカリバー「ぐああああああああっ!!」
ツァン「エクスカリバー……」
ミスターT「ふふふふ…この効果を使ったターン、ドラゴサックは攻撃できない」
ミスターT「カードを一枚セットして、ターン終了だ」バッ 手札1
ツァン「……ドロー!」シュッ 手札1
ツァン「よし……最後のチャンス…トラップ発動!」カチ
《究極・背水の陣/Backs to the Wall》 †
通常罠
ライフポイントを100ポイントになるように払って発動できる。
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスターを
可能な限り特殊召喚する。(同名カードは1枚まで。
ただし、フィールド上に存在する同名カードは特殊召喚できない。)
ミスターT「ほう」
ツァン「ボクのLPを100にする……」LP400→100
ツァン「…………」
ミスターT「安心してくれ、コストでは電流は流れない」
ツァン「ふう………よ、よかった…」
ツァン「墓地から六武衆を可能な限り特殊召喚する!」
ザンジ「はあっ!」攻1800
キザン「ああ!」2100
エニシ「ひゃああああああ!」2200
イロウ「ぬあああっ」1700
露払い「………」1600
ミスターT「烏合の衆ども……」
ツァン「いくよ!露払いの効果発動!」バッ
《六武衆の露払い/Hand of the Six Samurai》 †
効果モンスター
星3/炎属性/戦士族/攻1600/守1000
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と
名のついたモンスターが表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
自分フィールド上に存在する「六武衆」と名のついた
モンスター1体をリリースする事で、
フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。
ツァン「露払い自身をリリースして、幻獣機トークンを破壊!」
ド――――――――――――ン!!
ミスターT「だがまだあと一体トークンはいる、ドラゴサックの耐性は失われはしない」
ツァン「狙いは墓地に六武衆を送ることだよ、エニシの効果発動!」バッ
ツァン「墓地の露払いとミズホを除外して、ドラゴサックを手札に戻す!」
ミスターT「手札に……!」
シュパァァアアア―――――――――ン!!
ミスターT「させはしない、トラップカード、スキルプリズナー!」カチ
《スキル・プリズナー/Skill Prisoner》 †
通常罠
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。
また、墓地のこのカードをゲームから除外し、
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
ツァン「!?」
ミスターT「このターン、ドラゴサックを対象としたモンスター効果を無効とする!」
ツァン「そ、そんな……!」
エニシ「ヌウウゥ……!?」
ミスターT[ははははは、残念だったね」
ツァン「ど、どうすれば……………」
ツァン「く………ザンジの効果……?ダメだ……LPが足りない…」
ツァン「エクスカリバーを………」
ツァン「……一体しかいない………」
ツァン「…………………くそぉ」
ミスターT「万策尽きたようだな」
ツァン「…………手札に来ているのは」
六武衆ーニサシ
ツァン「…………ぐ…」
ミスターT「ふふふ、ここまで手こずるとは思わなかった、大した奴だよ君は」
ミスターT「だが、あきらめ給え」
ミスターT「ダークネスの世界に来るのだ」
ツァン「……た、ターン終」
エクスカリバー「主よ」にゅっ
ツァン「りょあああああああああっ!!!!?」びっくり
ミスターT「?」
ツァン「な、え、エクスカリバー……!」
ツァン「なによ……!」
エクスカリバー「あきらめてはならぬ、消された級友のため」
エクスカリバー「ここで白旗など変な自尊心の塊である主らしくないぞ……そんなノリ私は認めぬ」
ツァン「そ、そんなこと言ったって………」
ツァン「あいつお言った通りだよ……万策尽きてる」
ツァン「それに…級友って言ったって……話したことないような人ばっかだし」
ツァン「ボクが天才といっても……この状況じゃ…」
エクスカリバー「………」
エクスカリバー「……」
ツァン「体も痺れてるしボクはここまで……」
エクスカリバー「……」
エクスカリバー「我が身を犠牲に……主に勝利をもたらそう」
ツァン「え?」
エクスカリバー「短い間だったが…ノリと波長が合ういい主であった…」
ツァン「ちょ……なにを」
エクスカリバー「…………」
エクスカリバー「六武衆の者たちにも、礼を言っておいてほしい」
バシュッ!!
ツァン「!?」
キュイイイイイィ―――――――ン!!
ミスターT「なに……!」
ツァン「え、エクスカリバー……!」
シュウウウゥゥウウ…………
ミスターT「なんだ……今のは」
ツァン「いったい何を……」
シュウウン……………
ツァン「……………!エクスカリバーが……形を変えた………?」
ツァン「……………うう…」
ツァン「そういうこと………意地っ張りなボクのために………」
ツァン「馬鹿………」
ツァン「………っく、ニサシを召喚!」バッ
《六武衆-ニサシ/The Six Samurai - Nisashi》 †
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1400/守 700
自分フィールド上に「六武衆-ニサシ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。
ニサシ「ぬん!」
ミスターT「ほう……どうするというのか」
ツァン「………ボクは!」
ツァン「☆4の六武衆5体でオーバーレイ!」バッ
ギャオオオォ――――――――!!!
ツァン「5体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!」
ミスターT「なに!五体でエクシーズ召喚だと……!?」
ミスターT「そんなことが…」
ツァン「あらわれろ!No.86 H-C ロンゴミアント!」バッ
《No.86 H-C ロンゴミアント》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/戦士族/攻1500/守1500
戦士族レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで)
(1):相手エンドフェイズ毎に発動する。
このカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードが持っているX素材の数によって、
このカードは以下の効果を得る。
●1つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。
●3つ以上:このカードはこのカード以外の効果を受けない。
●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●5つ以上:1ターンに1度、相手フィールドのカードを全て破壊できる。
ロンゴミアント「ハアアアアアアアアアア!!!!」
ミスターT「な…………なんだこいつは…」
ロンゴミアント「……………」ゴゴゴゴゴゴゴ……
ツァン「エクスカリバーの真の姿…………」
ツァン「このモンスターは、持っているoruの数によって効果を得る!」
ツァン「2つ以上持っているとき、攻守を1500Pアップさせる!」
ロンゴミアント「…………」攻1500→3000 ズズズズズ……
ミスターT「攻撃力3000だと…………」
ツァン「さらに、oruが5つ以上あるとき、相手カードを全て破壊する!」
ミスターT「!」
ロンゴミアント「ちゃあああああああ!!!」シュパァァアアア――――――――ン!
ゴオオオオオ―――――――――――ン!!
ミスターT「くうう……!だが、トークンを犠牲にドラゴサックは生き残る!」
ザザアアアアァ………!!
ドラゴサック「…………」
ツァン「バトル!ロンゴミアントでドラゴサックを攻撃!」バッ
ロンゴミアント「はああああ!!!」ズバアアン!
ミスターT「くう………!」LP2200→1800 バリバリバリバリ!!
ツァン「……ターン終了」手札0
ミスターT「危ないところだった………」
ミスターT「だが……残りは100……一押しで倒せる……」
>>629でキザンの攻撃力が2300になるミスがあったので調整しました
ミスターT「私のターン」シュッ手札2
ミスターT「私は」
ツァン「おっと!ロンゴミアントoru4つの効果、相手はモンスターを召喚、特殊召喚できないよ!」
ミスターT「なんだと……!」
ツァン「できるのはセットと反転召喚のみ」
ミスターT「くそ……仕方ない、モンスターをセットしてターン終了だ……」バッ 手札1
ツァン「エンドフェイズにロンゴミアントはoruを一つ失う」
ロンゴミアント「……」oru5→4
ツァン「ボクのターン!」シュッ 手札1
ツァン「…………ふ」
ツァン「ボクも引いたよ……死者蘇生」バッ
《死者蘇生/Monster Reborn》 †
通常魔法(制限カード)
自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
ミスターT「!!」
ツァン「復活するのは、エンタープラズニル!」バッ
《幻子力空母エンタープラズニル/Phantom Fortress Enterblathnir》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/風属性/機械族/攻2900/守2500
レベル9モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手の手札をランダムに1枚選んでゲームから除外する。
●相手の墓地のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手のデッキの一番上のカードをゲームから除外する。
エンタープラズニル「……」ズズズ…
ミスターT「くそ……!」
ツァン「これでとどめ!エンタープラズニルでセットモンスターを攻撃!」
ババババババババババ!!!
《幻獣機タートレーサー/Mecha Phantom Beast Turtletracer》 †
効果モンスター
星3/風属性/機械族/攻 500/守2000
このカードのレベルは自分フィールド上の「幻獣機トークン」のレベルの合計分だけ上がる。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
1ターンに1度、自分フィールド上の「幻獣機トークン」は戦闘では破壊されない。
タートレーサー「!!!!???」ゴシャー――――!!!
ツァン「ロンゴミアント!!」
ザシュウウウッ
ミスターT「く…………そ……」LP1800→0 ピー―――― バリバリバリバリ!!
シュウウゥ………
ツァン「か………勝った!」
ミスターT「み、見事だ……ふふふ……私を倒すとはな………」
ミスターT「だが…………少し寿命が延びたにすぎん……」
ツァン「ハア………ふう…枷も外れた…」カシャン
ミスターT「ダークネスは世界を覆う………必ずね…」
バサササササササッ
シュウウゥ……
ツァン「……………消えた…」
ツァン「なんだったの………前よりずっと強かった……」
ツアン「まあいいや………はあ……」
ツァン「………それより…エクスカリバー……」
ツァン「………」
ツァン「ロンゴミアントになって……」
ツァン「く……」
ロンゴミアント「主よ…」
ツァン「………あんたも普通に精霊か……」
ロンゴミアント「ああ、あと、エクスカリバーの記憶もあるようだ」
ツァン「え……?」
ロンゴミアント「お別れとか言ったが………そんなことなかったようだ」
ツァン「…………」
ロンゴミアント「これからもいいノリでよろしく頼む、主よ」
ツァン「…………」げしっげしっ
ツァン「心配して損した――――ーー!!!」げしっげしっ
…………………
ツァン「はー………まったく……疲れた」
ロンゴミアント「す、すまなかった…………自分でもわからなかったのだ」
ツァン「もーいいよ………」
ツァン「ていうか…ぶっちゃけた話するけど、エクスカリバーのほうが使いやすいんだよね」
ロンゴミアント「!!」ガ―――ン
ツァン「戻れないの?」
ロンゴミアント「む………むりだ……進化したらもとには戻れない……」
ツァン「ま、いいけどねー……あんたいなかったら負けてたし」
ロンゴミアント「ありがたい………」
ツァン「じゃあ……コナミ戻ってくるまで待ってようかな…」すっ
ロンゴミアント「ところで……そのカード、どうするつもりだ?」
ツァン「え……?」 幻子力空母エンタープラズニル
ツァン「あ……!そうか……死者蘇生で奪ったから……あいつもっていかずに消えちゃって……」すっ
ツァン「…………」
ツァン「いいか別に、あんな奴のカードだし、貰っちゃえ貰っちゃえ」
ロンゴミアント「ふむ………闇の力も失われているようだし……問題ないな」
ここまででー 長引いた……きつかった…
………………………
シュウウゥウ……
シュゥゥゥウウウ……………
コナミ「ん?」
ディヴァイン「なんだ……奴ら全員消えた」
コナミ「あきらめたのか?」
ディヴァイン「知らん、隠れているのかもしれん」
ディヴァイン「だがチャンスかもしれん、さっさとここを抜けるぞ」
コナミ「抜けるっていうけど、お前服役囚のなのにな」
ディヴァイン「くくくく……看守がいなくては服役も囚人もあるまい」
コナミ「まあいいや、さっさと行こうぜ」
ザッ
……………
ツァン「………」
ザッ
スタッ
コナミ「またせたな」
ディヴァイン「そいつも一緒か」
ツァン「あ、やっぱりそいつだったんだ、生き残り」
コナミ「ああ」
コナミ「ミスターTの奴が来ないうちに早く行こうぜ!」
ディヴァイン「そうだ、広いところに出たい」
コナミ「出口はあっちだ」
ツァン「……………」
ツァンとミスターTの決闘だけど、六武の書で出した大将軍で攻撃してればエクスカリバーの攻撃で勝ってたよな?
ディヴァイン「もたもたするな!」
コナミ「どうしたツァン」
ツァン「…………」(体が痺れて動きづらい……回復にまだ時間かかりそう……)
コナミ「?」
ツァン「コナミ……あの」
ツァン「お…おん……ぉんぶ……してくれない……?」
コナミ「は?昆布?」
ツァン「~~~~~~~~~~~~////!!」カァ
ツァン「おんぶしろぉーーーーーーーーーーーーもおおおおおーーー!!!!!」ばたばたばた
コナミ「うおっ!?」
ディヴァイン「何をしている!」
…………………
コナミ「軽い軽い」たったったったったったった
ツァン「////」ぎゅー
ディヴァイン「なんだ貴様、甘えたい年頃か?」
ツァン「う、うっさい!アンタらがいない間大変だったんだから!」
コナミ「何があったんだ?」
ツァン「ミスターTが…………もういいやめんどくさい」ぎゅうー
コナミ「?」たったったったったった
ディヴァイン「うお……鉄格子が壊されている……これも奴らが」
コナミ「それは俺だ」
ディヴァイン「!?」
>>717 またやってしまったか……!
あの時 ミスターTの場に空中補給とハムストラット、メガラプター、ドラゴサックがあって……
ツァンのセットカードは諸刃の活人剣術と荒行で……ミズホを召喚、攻撃で空中補給が発動、トークンが二体生まれる。ミズホが攻撃対象をトークンに変えて一体倒す。活人剣術でキザンとザンジ蘇生させてトークンとメガラプターを破壊。荒行発動して露払いを特殊召喚してハムストラットを破壊。メイン2で露払いの効果でドラゴサック破壊、という行動だったけど……… どっかでミスってしまったか すいません
………………………
外
コナミ「何とか抜け出せたな」ザッ
ディヴァイン「おお…………!久しぶりの娑婆……」
ツァン「まったく、悪いことするから」ぎゅー
コナミ「まったくだ」
ディヴァイン「く…………それにしても、こんな活気のない街だったか……?」
コナミ「ミスターTの奴が人間をけしてるからな……」
ディヴァイン「なんだと………奴め…………思った以上にやばい奴のようだな……」
コナミ「十六夜も消されちまったんだぞ……」
ディヴァイン「十六夜……?誰だ…」
コナミ「覚えてないか……仕方ないとはいえ……ひでぇ話だよ……」
ディヴァイン「では私はここで失礼する」
コナミ「おーっとまった」ガシ
コナミ「助けてやったんだからこっちの用事も聞いてもらおうか」
ディヴァイン「な、なんだと……またか貴様………!」
コナミ「当たり前だ、じゃなきゃお前を助けに行かねーぞ俺は」
ディヴァイン「ち……………」
ディヴァイン「今までの経験からして、貴様と戦うのは避けたほうがよさそうだしな……」
ディヴァイン「今度はサイコパワーで何をするつもりだ!」
コナミ「この次元の裂け目にサイコパワーを注いでほしいだけさ」サッ
ディヴァイン「なに……次元の裂け目だと」
ツァン「さっさとやりなさいよ」ぎゅー
ディヴァイン「ち………仕方ない」
コナミ「頼むぜ」
ディヴァイン「次元の裂け目、発動」バシッ
ズズズズズズズ…………
ぐにゅうううううう……
ツァン「うわ………本当に異次元の裂け目が」
コナミ「おお……向こうの世界、みたことある感じだぞ」
セームベル「ああー!あそこはまぎれもなくあたしたちが住んでた世界だ!」
コナミ「やっぱりか、よくやったディヴァイン!」
ディヴァイン「なんだ貴様、この世界の惨状を見て恐ろしくなり、異世界に逃げようという作戦か?」
コナミ「ちげーよ、こいつらのためだ」バッ
ぽんっ ぽぽんっ
マジョレーヌ「やー!」
バトラスク「やあああ」
プディンセス「ひゃー」
シュ―バリエ「はあああ」
ティアラミス「ふう」
その他
コナミ「喜べお前ら!この先におまえらの世界がある!」
マジョレーヌ「ああ!ほんとよ!」
ティアラミス「ありがとうございます…!」
シュ―バリエ「よっし!」
プディンセス「褒めて遣わすー!」
わーーーーわーーーーーー
ディヴァイン「な………なんだこいつらは!」
ツァン「あ……そうか精霊知らないんだ…………」ぎゅー
ツァン「てかなんで見えてるの!?」
コナミ「多分異世界の入口が 開いているからじゃないか……?」
ディヴァイン「精霊だと………前にアルカディアムーブメントにカードの精霊が見えるなどといっている奴がいたが…」
コナミ「さあ行け、もう捕まるなよ」
ティアラミス「はい!」
すうううーーーーーーーーーー…………
マジョレーヌ「ありがとーーー!」
バトラスク「このご恩わすれません!」
プディンセス「さんきゅー!」
メェプル「ありがとメェ!」
コナミ「ああ!」
ツァン「でもさ………一度ミスターTに連れてこられたのに、もう一度同じところに戻してさようならって…普通に危険じゃない?」
コナミ「!?…たしかに」
こまったぞどうする!?
1 カイバーマンが厳重な警戒態勢を布いていた
2 ディヴァインをダークネスとの決着が着くまで精霊界に置き警備させる
3 コナミ君が精霊界に行き警備する
>>738
3
コナミ「それなら仕方ない……俺が精霊界で警備するか」
ディヴァイン「!本気か貴様」
ツァン「精霊界!?こっちの世界はどうすんの?」ぎゅー
コナミ「遊星たちがいるから大丈夫だろ、それにカイバーマンや三沢にも会いたいしな」
ツァン「え……か、カイバーマン!?あいつ精霊界にいるの?」
コナミ「ああ……知っているのか?」
ツァン「う、うん………まあ…」
マジョレーヌ「早く裂け目閉じなさいよー」
コナミ「ちょっとまった」
ディヴァイン「……私は別に構わんが……戻ってくるときどうする気だ?」
ツァン「そ、そうだよ!帰ってこれないじゃんディヴァインいないと!」
コナミ「あっちからなら俺でも裂け目つくれるから大丈夫さ」
ツァン「そうなんだ」
セームベル「まさかまたこの世界に行くとは思わなかったー」
ディヴァイン「ふん」
ツァン「…………ディヴァインどうするのよ……?」ぼそ
コナミ「どこまで逃げてもマーカーがある限りセキュリティから逃げられない…」ぼそ
コナミ「この事件が解決してみんな元に戻れば結局収容所に逆戻りさ、好きにさせておけよ」
ツァン「あんた………意外とディヴァインに容赦ないよね」
コナミ「まあ…………とんでもない奴だからな」
マジョレーヌ「おーーーい」
コナミ「じゃあ、ツァン下りてくれ」
ツァン「…………………」
ツァン「………本当に戻ってこられるんでしょうね?」
コナミ「ああ、前も戻れたしな、こいつがあれば」 次元の裂け目
ツァン「…………いっても聞かないだろうし、わかったわよ」たっ
ツァン「藤原さんとか悲しむから、無理はしないでね……」
コナミ「ああ!お前らもミスターTぶっ潰せよ!」
ツァン「うん!」
ディヴァイン「おい……裂け目が維持できない、そろそろ閉じるぞ」
コナミ「よっと!」シュタッ
マジョレーヌ「ちょっ!なに来てんのよ――――!」
セームベル「まーまー」
バトラスク「どうしたんですか?」
コナミ「あいつらが来た時のためお前らを守ろうと思ってな」
シュ―バリエ「あ、裂け目が閉じる」
ズズズズズ………」
ツァン「コナミ……!」
コナミ「遊星たちに事情説明頼んだ―!」
ズズ……………シュウウゥン……
………
ツァン「……………」
ディヴァイン「…………」
ディヴァイン「………ふん、疲れる奴だ」
ツァン「ふう………あんた、これからどうするつもり……傷害事件とか…」
ディヴァイン「起こすか!」
ツァン「…………ボクたちと一緒に来る?遊星いるけど」
ディヴァイン「ふん……私が貴様らと一緒にだと……笑わせる、私は別行動させてもらう」ザッ
ザッザッザッザッザ………
ツァン「………ディヴァイン、ボクはアンタのことよく知らないけどさ、悪い奴ってことぐらいしか」
ツァン「それでも少しは心配するよ、ダークネスに気をつけなさいよ」
ディヴァイン「…………あんな奴に私が負けるか」
ディヴァイン「貴様ら全員消えたとしても、私だけは生き残る」
ザッザッザッザ………
ツァン「………」
ツァン「…………」
ツァン「いっちゃった……ボクも戻ろう」
ツァン「……てか、事情説明たのんだって………」
ツァン「……どういえばいいの!?コナミは精霊界を守りに行きましたって言う?!」
ツァン「そんなもの誰が信じるっていうの………」
ツァン「いや………あのメンバーなら信じるね……」
てくてくてくてく……
ぴぴっ
ツァン「ん……?メール、藤原さんから?」
ツァン「同年代からメールなんて……久しぶり……」どきどき
ジャックと鬼柳がガレージに到着したわ
ツァン「ああ、よかった無事で」
ツァン「これでずいぶん心強いよ」ぴっぴっ
ここまででー
ポッポタイム ガレージ
ガチャッ
ツァン「ただいま」
ハラルド「来たか」
雪乃「ツァンさん、お帰りなさい」
鬼柳「おう、久しぶりだな!」
ツァン「鬼柳!よかったよ無事で、まああんたはしぶといと思ってたけど」
ジャック「…………」
ツァン「ジャックも…あれ、なんかイラついてる?」
雪乃「カフェ・ラジーンが閉店していたから…」
ジャック「く………ステファニーめ……まさかあいつまで消されているとは…」
ツァン「………あれ、ジャックは覚えてるの?」
ジャック「まあな、シグナ―の力がなくなったとはいえ俺にはバーニングソウルがある」
ジャック「荒ぶる魂が奴らの記憶操作など焼き尽くしたのだ」
ツァン「………」
遊星「コナミは?姿が見えないが」
ツァン「ああー………説明するよ、信じられないかもしれないけど聞いてね?」
龍亞「……?」
雪乃「コナミになにかあったの?」
………………………
ツァン「というわけで、精霊界を守りに行ったよ」
遊星「……」
鬼柳「精霊界……だと?」
ジャック「ふん、奴らしい」
遊星「そういうことなら仕方ないな」
龍亞「精霊界かー、俺も行ってみたいなー…龍可が行ってたようなところかな」
ハラルド「そんなことだろうと思ったよ」
ツァン(この驚異の状況把握能力)
鬼柳「カードの精霊か、なるほどな」
雪乃「精霊………突然そんなこと言われても…」
ツァン「藤原さん…理解できないのもしょうがないけど…」
雪乃「………ふふ、まあツァンさんが言ったことなら信じるわ、同じチーム満足だものね」
ツァン「………そ………そう…だね、チーム満………足…だもんね…」
鬼柳「ツァン、ジャケットはちゃんと持ってるだろうな」
ツァン「……ああーうん…サドルの下に入れてあるよ、言われた通り…」
鬼柳「それでこそチーム満足だぜ!」
遊星「チーム満足は…全員無事なのか」
ツァン「いや…大庭さんが消されちゃったっぽい……アドレス消えてるし」
雪乃「大庭さん…………?」
鬼柳「まじかよ…………あいつの裁きの龍が負けたのか」
ハラルド「まあクロウや十六夜アキを取り込み、龍可を洗脳するほどの者たちだ………」
ジャック「…………………おのれえ……!」
鬼柳「海野は?あいつもまさか」
ツァン「海野さんはまだ無事…連絡は取れないけど」
雪乃「ツァンさん………コナミは、その、異世界から帰ってこられるのよね?」
ツァン「うん、そう言ってた、だから大丈夫だとは思うけど…」
雪乃「そう………ふう、安心したわ」
…………………………
郵政「これからについて話し合おう」
ジャック「やつらを紅蓮の炎で焼き尽くす!」
鬼柳「満足フルコースをおみまいしてやる!」
龍亞「俺は龍可を助けたい!」
ツァン(自由人達…………………)
雪乃「でも戦力になる人を一人でも多く集めるって手もあると思うわ」
ハラルド「まってくれ、まず知っている情報の共有と現在状況の把握をしようじゃないか」
ハラルド「遊星、マドルチェを使ったミスターTが言っていたことを覚えているか?」
遊星「ああ」
遊星「強力な個体にバトンタッチがどうとか」
ハラルド「ああ、おそらく奴らにも格の違いがあるんだろう」
鬼柳「それなら俺に勝負しかけてきやがったやつも言ってたぜ、五人しかいない特別な個体がどうとか」
ハラルド「ほう、では鬼柳、そいつはエクシーズ召喚をつかってこなかったか?」
鬼柳「よく見抜いたな、使ってきたぜ」
遊星「マドルチェミスターTが言っていたな…エクシーズ召喚が行えるのは強力な5体の私だけだ………と」
ツァン「え、そうなの?」
ジャック「エクシーズ召喚だと!」
鬼柳「ってことは俺が倒したのはその強力なミスターTだったってわけか」
ハラルド「そういうことになるな」
遊星「マドルチェミスターTは、精霊界からエクシーズを引っ張ってきたと言っていた」
遊星「奴は違う……………かなりの強さだったが」
雪乃「これからは精霊界をコナミが守っているから、そのタイプはいなくなるってことね」
ハラルド「彼がやられなければな…」
ジャック「俺が倒した奴は雑兵か…」
遊星「この中で、エクシーズ召喚を使うミスターTと戦い、勝利した奴は手をあげてくれ」
鬼柳「ノ」ハーイ
ツァん「……ノ」ハーイ
ジャック「なに!」
龍亞「ツァン姉ちゃんも倒したの!すげー!」
ハラルド「いったいいつ…?」
ツァン「今さっき、出かけたときに、幻獣機っていうモンスター群だったよ」
ツァン「あ、これ戦利品」すっ エンタープラズニル
遊星「モンスターエクシーズ……本物か」
鬼柳「やはりチーム満足はつええ!」グッ
ツァン「鬼柳、これあげるよ、ボクのデッキじゃ使えないし☆9なんて」
鬼柳「なに?いいのか…………確かにトリシューラやミストウォームは☆9だが」
ツァン「エクストラデッキに空きないの?」
鬼柳「ぎりぎりだな…………まあありがたくもらっておくぜ。ありがとよツァン」
ハラルド「続いてミスターTの記憶改竄を受ける者と受けない者で分けてみよう」
ハラルド「影響を受けない者は挙手してくれ、」ノ
鬼柳「ノ」ハーイ
ジャック「ノ」ハーイ
ツァン「ノ」ハーイ
遊星「…………」
龍亞「ううー」
雪乃「…………」
短いけどここまででー
今日暇だから昼に別のss書いてたら疲れてしまった…寝ます…
ハラルド「もし別行動を取る際は、最低でも影響を受けない者と受ける者の二人組で動くようにしよう」
ハラルド「誰かが消えてしまってもすぐにわかるようにな」
遊星「そうだな」
ツァン「このアジトはミスターTにばれてる可能性が高いんでしょ?あまり離れるのは危険じゃない?」
ジャック「なんだと…………そうなのか?」
龍亞「うん……さっき言った龍可の件から察するに…」
雪乃「いつ背後にミスターTがいても不思議じゃないわ…」
鬼柳「それは望むところだ」
………………………
精霊界
ザッザッザッザ……
マジョレーヌ「はー………帰ってこられたわ」
プディンセス「眠い」
バトラスク「お城の掃除をしないと…」
マーマメイド「そうですね」
コナミ「なんだこのお菓子の城は……」
コナミ「見てるだけで胸焼けしてきた」
メェプル「メェ」
ティアラミス「本当にありがとうございました」ペコ
コナミ「ああ、気を付けろよ」
マジョレーヌ「礼は言っておくわ」
エンジェリー「ありがとうございます」
シュ―バリエ「どうも!」
コナミ「ところでカイバーマンの城ってどっちだっけ?」
セームベル「あたしも忘れたー」
ティアラミス「それなら、案内しましょう」
メッセンジェラート「僕が案内しますよ」
コナミ「おお、悪いな」
………………………
ザッザッザッザッザ……
メッセンジェラート「そう遠くないので、すぐつきますよ」
コナミ「そうか」
コナミ「そういえば…カイバーマンがいるのにお前ら攫われたんだよな」
メッセンジェラート「ちょうどカイバーマン様がいない時間を狙われたので…」
コナミ「他にも攫われた奴らっているのか?」
メッセンジェラート「どうでしょう?僕にはわかりません」
コナミ「あいつ切れてるかもな…」
セームベル「カイバーマン様短気だからねー」
はにわ「おう……」
ザッザッザッザ
…………………
メッセンジェラート「着きましたよ、あの大きいのがカイバーマン様のお城です」
コナミ「ああ、サンキュー」
ジェネクスコントローラー「ギ―――」
セームベル「じゃーなー!」
メッセンジェラート「皆さんもお元気で!」
コナミ「ミスターTに気を付けろよ!」
メッセンジェラート「はい!」
ザッザッザ………
コナミ「さて、行くか」
セームベル「この城久しぶりー」
コナミ「俺もだ」たったった
カイザーシ―ホース「…………」
コナミ「………ああ、あいついたな」
カイザーシ―ホース「………」
コナミ「今度は言えばとおしてくれっかな」
カイバーマン「待っていたぞ凡骨」ザッ
コナミ「!」
セームベル「あー!カイバーマン様!」
カイバーマン「下がれ」
カイザーシ―ホース「はい」さっ
コナミ「俺たちが来ることが分かっていたのか?」
カイバーマン「当然だ、貴様が裂け目をつくった瞬間から察知していた」
コナミ「流石だな」
セームベル「ヒュー」
コナミ「マドルチェたちが攫われたことも知っていたのか」
カイバーマン「ああ、俺が少しこの国から目を離したらその隙に奴らが来たのだ」
カイバーマン「貴様には感謝している、あのモンスターたちをこの世界に戻してくれたことをな」
コナミ「お前は何していたんだ?」
カイバーマン「俺はこれ以上の被害を止めるため結界を張っていた」
コナミ「結界とは……?」
カイバーマン「奴らが入り込めないようにするためのものだ、つい昨日完成したばかりだがな」
コナミ「え……?じゃあもうミスターTはこの世界に入れないのか?」
カイバーマン「そういうことだ」
コナミ「………俺来た意味ねえー」
セームベル「はははははははは」
カイバーマン「だが油断はできん、すでに入り込んでいる害虫がいるかもしれんからな」
カイバーマン「この俺が直々に見て回ることになる」
コナミ「ああ、そうなのか」
コナミ「それなら俺も手伝おう」
カイバーマン「ふん、好きにするがいい」
セームベル「あれ、あの人は?えーと」
セームベル「三谷?」
コナミ「三谷?三沢じゃなくてか?」
セームベル「ああ!そっちだった」
カイバーマン「奴には住民の調査任務を与えた、他に犠牲者がいないか、さらにダークネスの尖兵が潜んでいないかの調査をな」
コナミ「へー」
カイバーマン「二日たつ、そろそろ戻ってくるころだが…」
ザッザッザ…
カイバーマン「ん………噂をすれば帰ってきたか」
コナミ「いいタイミングだな…」
三沢「………あ、カイバーマン」
カイバーマン「遅いぞ」
三沢「遅いって…そんなこと言われても困る」
カイバーマン「ふぅん………まあいい」
コナミ「よう、久しぶりだな」
三沢「!コナミじゃないか……なぜここに」
コナミ「マドルチェたちを助けたから送りに来てやったのさ」
三沢「え……マドルチェたちを!?本当か!」
コナミ「ああ」
三沢「あ、ありがとう…!本当にありがとう………!」グッ
コナミ「な、なんかめっちゃ心配してたんだな」
カイバーマン「マドルチェは三沢のお気に入りだったのだ」
セームベル「きもーい」
三沢「なっ!……ち、違う!」
カイバーマン「そんなことはどうでもいい、三沢、報告をしろ」
三沢「あ、ああ……」
セームベル「マジできつーい」
はにわ「おうっおうっ」
三沢「く…………!」
コナミ「黙ってろセームベル!」
セームベル「はーい」
三沢「残念だけどミスターTの反応は感じ取れなかった、今のところ姿は見えない」
三沢「あるいはそもそも存在していないか」
コナミ「それが一番だがな……」
カイバーマン「見つけ次第ブルーアイズの餌にしてやる、ほかに連れ去られた住民はいないのか?」
三沢「それが…………甲虫装機が全員消えていたんだ、おそらく………」
カイバーマン「!おのれええ………奴ら………許さん!」
コナミ「甲虫装機?どんなやつらだ?」
三沢「いつも戦隊ヒーローの恰好しているモンスターたちなんだ」
セームベル「あーー………あの声大きい人たちか」
コナミ「そいつらも……ミスターTに連れていかれたのか……」
三沢「そうなるな……」
コナミ(遊星たちが救い出してくれればいいんだが……倒したとしても精霊だってわかるのはハラルドとツァンだけなんだよな……)
コナミ「そいつらは、強いのか?」
カイバーマン「ふざけた連中だが、実力は確かだ」
カイバーマン「敵に使われたならかなりの脅威になるだろうな」
コナミ「マジか…」
カイバーマン「俺はこの世界から動くわけにはいかん………貴様の世界の住民が奴らを片付けるのを待つしかないな」
カイバーマン「精霊がミスターTの支配を離れれば回収は容易い」
三沢「コナミ、君の世界にも信頼できる人がいるんだろ?」
コナミ「ああ、だが心配だからな……数日この世界の様子を見たら帰ろうと思う」
三沢「そうか」
カイバーマン「ふぅん、貴様ごときがいたところで何も変わらんと思うが、好きにするがいい」
コナミ「そうさせてもらうぜ」
セームベル「意外と被害少なくて良かったー……」
次の展開を決めよう
1 セキュリティ崩壊
2 ダークネスゆま
>>842
ここまででー
乙2
………………
未発達地域
ザッザッザッザッザ………
ゆま「…………」
あげは「………」
幸子「………」
ゆま「む……あっちにカードがあります!」バッ
あげは「おお………ついに100枚目!」
幸子「やっと全部ですわ……」
ザッザッザ……
ザッザッザッザ……
ゆま「……うーん」
あげは「どこにあるの?」
ゆま「どうやら………あの大きめの岩の下にあるようですね」
あげは「え……あの下……?」
幸子「また面倒な」
ザッザッザ……
ゆま「……大きいですねえ」
あげは「直径1Mくらいあるね…」
ゆま「でも間違いなく反応はこの下から出ています……」
あげは「ひゃあ………」
幸子「…………ふう」
幸子「まあ仕方ありません、さっさとどかしてしまいましょう」
あげは「どかすって言われても…」
幸子「三人もいれば難しくないでしょう」
あげは「え…………?」
幸子「なにか?」
幸子「一人でもギリいけるでしょうこれくらいなら」コンコン
あげは「うそー…」
ゆま「幸子さんってすごいんですねえ」
幸子「……………」
……………
幸子「ぬぐぐぐぐぐぐぐぐ………!」ズズズズズ……
あげは「すごーい…」
ゆま「かっこいいです!」
幸子「なぜ令嬢の私がこんなことを……!」ズズ……
幸子「ヤツと出会ってから私の人生は変な方向に……………!!」ズズズズズズ……
あげは「あ、カードだ!」
ゆま「海野さん!ありがとうございました」
ゆま「もう大丈夫です!」
幸子「ふう……ふう…」
…
ゆま「これが最後の闇のカードですか」ぴらっ
あげは「これで全部なんでしょ?」
ゆま「はい!」
幸子「ミスターTに邪魔されないで良かったわ…」
ゆま「長かったです…うう…」
ゆま「ホセおじいちゃん……わたし、やりましたよ……」
ゆま「ゆっくり眠ってください…」
あげは「じゃあ戻ろう?」
ゆま「はい、シェルターに戻りましょう」
ザッザッザッザッザ………
トップス 海野財閥シェルター
幸子「ふう………」
あげは「それにしても……本当に人が減ってきてるね」
あげは「ほとんど人とすれ違わなかったよ」
ゆま「早くダークネスを倒さないといけませんね……」
ゆま「さあ、見てください!100枚の闇のカードが一つになります」
ズズズズズズ…………
シュ――――――ン
ゆま「………これが世界を救うアイテム『超融合』です」
あげは「へー………融合カードなんだ…」
幸子「それをどうしますの?」
ゆま「カードとしても強力な効果を持っていますが、これを使えばダークネスの世界をこちらの世界に取り込むことができます」
ゆま「消えた人たちも戻ってこられるはずです」
あげは「おー……じゃあさっそく」
ゆま「でももっとダークネスの力を弱めてからでないと…」
あげは「……そうなんだ」
幸子「では…………逃げ回るのはそろそろやめにするってことね?」
ゆま「はい……こっちからも攻撃を仕掛けましょう」
ゆま「お二人はわたしから離れないようお願いしますね」
あげは「も……もちろん!」
幸子「ビクビクしているのは合わないと思っていたところよ」
ゆま「では、休憩したら行きましょう……!」
……………………
ネオドミノシテイ市役所
ピピピピピピ………
ガチャッ
牛尾「はいこちらネオドミノシテイ市役所」
牛尾「ああ……その件なら現在調査中です、はい」
牛尾「こちらも全力で調べておりますので、ええ、はい」
牛尾「はい、はい…………失礼いたします」
ガチャッ
牛尾「………ふう」
深影「牛尾君………今のは」
牛尾「……ええ、人間消失事件の事です、そろそろ隠すのも限界ですよ深影さん」
深影「そうね……でも住民に知らせれば恐怖でパニックになるかもしれない」
牛尾「そんなこと言っても……この市役所の人間もおそらく何人も消されてる」
牛尾「仕事が追いつきませんよ」
深影「イェーガー市長も頑張ってるから………」
牛尾「…………」
牛尾「パニックなんておこらないと思いますがね……あの日、ゾーンやアーククレイドルなんつー超現象を体験したんだ」
牛尾「この街の住民は強いですよ深影さん」
深影「………………」
牛尾「しかも遊星がいる」
牛尾「あいつは頼りになる、あいつがいる限り恐怖でパニックなんて…」
深影「そうね……」
深影「アトラス様も来てくれたってさっき連絡をくださったし…」
牛尾「…………」
深影「住民の避難場所の相談を市長としてみるわ」ざっ
牛尾「おねがいします」
ミスターT「なるほどな」ズズズ……
牛尾「!」ガタッ
深影「な、何者!」ザザアアッ
ミスターT「やあ」
牛尾「て、てめえ………?」
深影「どうやって入ってきたの!?」
ざわ………ざわ………
牛尾「おい!なんでこんな奴を入れたんだ!」
「わ、わかりません………気づいたらそこに…」
ミスターT「ふふふ……部下を責めないでやってくれ、私は次元の隙間からでてきたのだ」
牛尾「なんだと………」
深影「出ていきなさい、ここは一般人立ち入り禁止よ」
ミスターT「ほう……」
ミスターT「私が君たちの言う人間消失事件の犯人だとしても、出て行けというかね?」
牛尾「な……」
深影「まさか………本気で言っているの?」
ミスターT「本気さ」
牛尾「…………なんでここに来やがった?」
ミスターT「君たちも消しに来たのさ、順番が回ってきたんだ」
ミスターT「一緒にダークネスの世界に行こうじゃないか」
牛尾「ダークネスだと………よくわかんねえが、只者じゃねえな…」
牛尾「お前ら、ひっとらえろ!」
「はい!」
ミスターT「むだだ、私をとらえることはできない」スカッ
牛尾「………!ういてやがる」
「く………」
「な、なんだよこいつ」
ミスターT「ふふふ……」
ミスターT「消されてしまった人たちを取り返したいかね?」
牛尾「当たり前だ!てめえどうやってあれだけの人数を隠した!しかも無差別にだ!」
ミスターT「答えが知りたければ……デュエルで聞き出したまえ」ばさささっ
深影「デュエルですって………」
「いきなりデュエルディスクが出てきた………」
「う、牛尾さん」
牛尾「…………けっ、上等じゃねえか、受けて立つぜ」
ミスターT「流石だね」
牛尾「深影さん、真相に近づくチャンスです、ゴヨウガーディアン入りの特殊追跡デッキを持ってきてください」
深影「……わかったわ!」
…………
牛尾「……」
深影「牛尾君、持ってきたわ」さっ
牛尾「ありがとうございます」
カシャッ
牛尾「よし…」カション!
ミスターT「準備はできたかね?」
牛尾「ああ…手加減はしねえぞ…」
ミスターT「もちろんさ……正々堂々戦おうじゃないか、ふふ」
ミスターT「デュエルだ!!」
牛尾「先行は俺だ!」
牛尾「おれはサーチストライカーを召喚!」バッ
《サーチ・ストライカー/Search Striker》 †
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1600/守1200
このカードが裏側守備表示モンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊する事ができる。
この効果を発動した場合、このカードはバトルフェイズ終了時に守備表示になり、
次の自分のターンのエンドフェイズ時まで表示形式を変更する事ができない。
ストライカー「ふっ」
牛尾「さらに……カードを二枚セットしてターン終了だ」バッ 手札2
ミスターT「なら私のターン」シュッ 手札6
ミスターT[ふむ……終末の騎士を召喚!」バッ
《終末の騎士/Armageddon Knight》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。
ミスターT「効果により……デッキから甲虫装機ホーネットを墓地に送る」ザッ
牛尾「なんだ………?」
深影「攻撃力では牛尾君のモンスターが上ね……」
牛尾「……」
ミスターT「ターン終了」手札5
牛尾「なに………セットカード0で終了だと……」
ミスターT「ふふふふ……」
牛尾「俺のターン!」シュッ 手札3
牛尾「トラパート召喚!」バッ
《トラパート/Torapart》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/戦士族/攻 600/守 600
このカードをシンクロ素材としたシンクロモンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで罠カードを発動できない。
このカードをシンクロ素材とする場合、
戦士族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
トラパート「ひょー」
ミスターT「チューナーモンスターってことは」
牛尾「俺は☆4のサーチストライカーに☆2のトラパートをチューニング!」ばっ
☆4+☆2=☆6
カアッ
牛尾「シンクロ召喚!ゴヨウガーディアン!」バッ
《ゴヨウ・ガーディアン/Goyo Guardian》 †
シンクロ・効果モンスター(禁止カード)
星6/地属性/戦士族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
そのモンスターを自分フィールド上に表側守備表示で特殊召喚できる。
ゴヨウ「よおおおおーーー!」攻2800 カカン!
ミスターT「!」
牛尾「いくぜええ!ゴヨウガーディアンで終末の騎士を攻撃!」バッ
ギャルルルルルルル ゴシャ―――――――――――ン!!
ミスターT「くう……!」LP4000→2600
牛尾「さらに、破壊した終末の騎士を俺の場に守備で特殊召喚する!」
終末「………」守1200
深影「よし……守りも固まったわ」
牛尾「ターンエンドだ」手札2
ミスターT「私のターン!」シュッ 手札6
ミスターT「ふふふ………きたか、甲虫装機グルフ!」バッ
《甲虫装機 グルフ/Inzektor Ladybug》 †
効果モンスター
星2/闇属性/昆虫族/攻 500/守 100
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは2つ上がり、
攻撃力・守備力はこのカードのそれぞれの数値分アップする。
また、装備カード扱いとして装備されているこのカードを墓地へ送る事で、
自分フィールド上のモンスター1体を選択し、レベルを2つまで上げる。
ミスターT「そして魔法カード、孵化!」バッ
《孵化/Insect Imitation》 †
通常魔法
自分フィールド上のモンスター1体をリリースして発動する。
リリースしたモンスターよりレベルが1つ高い
昆虫族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
ミスターT「グルフをリリースし、☆は1高い昆虫族モンスターをデッキから特殊召喚する!」
ミスターT「あらわれろ甲虫装機ダンセル!」バッ
《甲虫装機 ダンセル/Inzektor Dragonfly》 †
効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/昆虫族/攻1000/守1800
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードに装備された装備カードが自分の墓地へ送られた場合、
デッキから「甲虫装機 ダンセル」以外の
「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは3つ上がる。
ダンセル「はああっ」びしっ
牛尾「なんだ……そいつは…」
ミスターT「ダンセルの効果を発動!墓地のホーネットを装備できる!」
ガシャ――――ン!!
深影「墓地のモンスターを装備ですって!」
ミスターT「さらにホーネットの効果発動!装備されたこのカードを墓地に送ることで、カードを一枚破壊する!」
《甲虫装機 ホーネット/Inzektor Hornet》 †
効果モンスター(制限カード)
星3/闇属性/昆虫族/攻 500/守 200
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは3つ上がり、
攻撃力・守備力はこのカードのそれぞれの数値分アップする。
また、装備カード扱いとして装備されているこのカードを墓地へ送る事で、
フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
ミスターT「消えろゴヨウガーディアン!」バッ
ゴシャ―――――――――――ン!!!
牛尾「なああっ…………!!?」
ゴオオオオオオ……………
ミスターT「ふふふ、さらに、ダンセルが装備カードを外した時、デッキから甲虫装機を特殊召喚できる!」
ミスターT「あらわれろセンチピード!」バッ
《甲虫装機 センチピード/Inzektor Centipede》 †
効果モンスター
星3/闇属性/昆虫族/攻1600/守1200
1ターンに1度、自分の手札・墓地から「甲虫装機」と名のついた
モンスター1体を装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードに装備された装備カードが自分の墓地へ送られた場合、
デッキから「甲虫装機」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる。
また、このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターのレベルは3つ上がる。
センチピード「しゃあっ」
ミスターT「センチピードもホーネットを装備できる!」
ガショ―――――ン!!
ミスターT「そしてホーネットの効果でホーネットを墓地へ送る!」
牛尾「っく………!」
ミスターT「効果で終末の騎士を破壊!」
ゴシャー――――!!!
ゴオオオオオ………
牛尾「野郎……………!」
ミスターT「センチピードが装備カードを墓地に送った場合、デッキから甲虫装機カードを一枚を手札に加える」
ミスターT「私が加えるのはギガマンティス!」サッ 手札5
牛尾「ち………だが……」
ミスターT「私はギガマンティスを手札からダンセルに装備!」バッ
《甲虫装機 ギガマンティス/Inzektor Giga-Mantis》 †
効果モンスター
星6/闇属性/昆虫族/攻2400/守 0
このカードは手札から装備カード扱いとして
自分フィールド上の「甲虫装機」と名のついたモンスターに装備できる。
このカードが装備カード扱いとして装備されている場合、
装備モンスターの元々の攻撃力は2400になる。
また、モンスターに装備されているこのカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地から「甲虫装機 ギガマンティス」以外の
「甲虫装機」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「甲虫装機 ギガマンティス」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
ミス………ホーネットで破壊したのはセットカード二枚でした
ミスターT[そしてアーマーブラストを召喚!」バッ
《アーマーブラスト/Armor Blast》 †
通常魔法
自分フィールド上の「甲虫装機」と名のついたカード1枚と
相手フィールド上に表側表示で存在するカード2枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。
牛尾「!?」
バリバリバリバリバリバリ!!!!
ミスターT「装備されているギガマンティスと、終末の騎士、ゴヨウガーディアンを破壊する!」バッ
ド――――――――――――――ン!!!
牛尾「うあああああ………!?」
深影「牛尾君!」
ミスターT「そしてギガマンティスの効果発動!こいつが破壊されたとき、墓地のギガマンティス以外の甲虫装機を特殊召喚する!グルフを蘇生!」バッ
グルフ攻500
ミスターT「さらにダンセルの効果が発動する!デッキからセンチピードを特殊召喚!」バッ
ズズズズズ………
センチピード「………」攻1600
牛尾「ば、バカな……出てきすぎだ!」
センチピード「……」攻1600
センチピード「……」攻1600
グルフ「……」攻500
ダンセル「……」攻1000
深影「総攻撃力が牛尾君のLPをこえてしまったわ………」
「せ、先輩!」
牛尾「くそっ………!」
ミスターT「さらばだ」
ド―――――――――――――――――――――――ン!!!
牛尾「うあああああ………!!」LP4000→0ピーーーーーーーー
………………
ミスターT「………」
牛尾「く………そ……」
ミスターT「ふふふ……私の勝ちだね」
牛尾「……………」
ばささささささささっ
深影「!?な………き、消え……」
ミスターT「君たちもだ」
深影「い……イェ―ガー市長を……!」
深影「………うっ………」
ばさささささささっ
ばささささっ ばさささささっさささっ ささささっ
ばささささささささっ
…………
ミスターT「……………」
ミスターT「ふむ、全員取り込んだな」
ミスターT「やはりこのモンスターたちを持ってきて正解だった」
ミスターT「ふふふ………残るは最上階のイェーガーと呼ばれている者だけだな」
ミスターT「さっさと取り込んでしまおう」
ミスターT「これで治安維持局は崩壊、この街は完全に麻痺する」
ズズズ…………
ばささささささささっ
シュゥゥゥウウ……
ネオドミノシティ市役所 市長室
ばささささささささささささ
ミスターT「…………」
ミスターT「………?」
ミスターT「なんだ………いない?」
ミスターT「逃げたのか………いや、そんなはずは…」
ザッ……
シェリー「探し物はこれかしら?」ぐいっ
イェーガー「ちょっ、なに教えてるんですか!?」ぶらーーーん
ミスターT「………………君は?」
シェリー「貴方たちの敵よ」
ミスターT「まあそうだろうさ」
ミスターT「その男をこちらによこしてくれないか、そして君も一緒にダークネスの世界に来たまえ」
シェリー「貴方の言うダークネスの世界がどんなところかは知らないけれど」
シェリー「私は貴方と一緒に行く気はないわ、そしてこのイェーガーも渡さない」
イェーガー「さっきから私は物ですか!」
ミスターT「………」
ミスターT「ならば力づくだ!」バッ
シェリー「ふっ…」
イェーガー「ひいいいいいい!!?」
ダッ ガシャ―――――――――――――ン!!
ミスターT「なに……窓ガラスから外へ…!?ここは10階だぞ!」
スイ――――――――――――
ミスターT「……」
ミスターT「グライダーか………市長を抱えて」
ミスターT「………まあいい」
ミスターT「彼ひとりいたところで変わりはない、セキュリテイは崩壊した」
ミスターT「ふふふふ………」
ばささささささっ
……………………
遊星「!………」
遊星「く…………この感覚…痛み……」
遊星(また仲間が……?)
ここまででー
………………………
ザザアアアアッ
イェーガー「ひいい………」
シェリー「ふう……ここまでくれば大丈夫ね」
イェーガー「あ、あなた………なぜ私を助けてくれたのですか?」
シェリー「貴方の部下たちにお願いされていたの、借りもあるから影からあなたの事を見守っていたのよ」
イェーガー「そうだったんですか………私は思い出せませんが………」
シェリー「奴らが人の記憶ごと消すって言うのは本当のようね……私にも大切な人がいたはず……彼の名前が思い出せないの」
イェーガー「私も……妻と息子の名前が思い出せないのです……ううう……」
シェリー「奴らを倒さない限り記憶は戻らないわ、泣いている暇はない」
イェーガー「倒すといっても……どうすれば」
シェリー「この街には英雄がいるじゃない」
シェリー「どんな困難にも立ち向かい、打ち破ってきた不動遊星が」
イェーガー「今回も彼に頼らねばなりませんか……」
シェリー「イリアステルの野望を打ち砕いた彼が、この程度で絶望するはずはない」
シェリー「なんとか彼と合流したいわ」
イェーガー「………確かに……市役所が占拠されてしまった以上、頼れるのは彼くらいかもしれません」
シェリー「彼の住居は分かっている……しかし、奴らに見つからないように行くとなると……」
イェーガー「え……?」
シェリー「気づかないの、この街は既に奴らだらけよ」
イェーガー「うう…………」
シェリー「いえ……おそらく世界中………」
パッ………パパパッ…………
シュウウゥ――――――ン……………
シェリー「!?」
イェーガー「あ………ネオドミノシティの掲示板が……!?」
シェリー「これはどういうこと………?」
イェーガー「……………奴らのせいです」
イェーガー「この街のデュエリストが消され、デュエルが行われなくなったため……デュエルエネルギーが供給できなくなりモーメントが活動を止めた……………」
シェリー「な…………じゃあこの停電は………」
イェーガー「ネオドミノシティ中この有様でしょう…信号機も電気もテレビも……ネオドミノシテイ中央の巨大モーメントで動いてたものはすべて止まります」
イェーガー「予備電源も使えない今の状況ではどうすることもできません……」
シェリー「………パニックが起こるわよ」
…………………
ポッポタイムガレージ
遊星「…………なんだ……街が薄暗い…?」
龍亞「テレビも映らなくなっちゃったよ……?」
鬼柳「電気もつかねえ」パチパチ
バタンッ!
ジャック「これは…………電光掲示板も、店の明かりも消えている」
ハラルド「…………モーメントが奴らの手に落ちたな…」
遊星「なんだと……俺たちが作り上げた……フォーチュンが……?」
ツァン「え…………まってよ……てことは市役所がやられたってことじゃ…」
雪乃「…………まさかセキュリテイが全滅……?」
ジャック「なに!」バッ
ジャック「…………く、携帯も使えない」
遊星「そんな……セキュリテイが…」
ハラルド「まずいな…」
ツァン「このまま夜になると………真っ暗だよこの街」
わーーーーーーーーーーーーーーわーーーーーーーーーーーーーーー!!
遊星「!」
「どうなってる!電気が消えたぞ!?」
「信号も止まってる!あぶねえェ!」
「火も使えねえ!やべえ!」
「携帯端末も動かねえんだけどーーーーー!!」
わーーーーーーーーーーわあーーーーーーーーーーー!!
ツァン「やばい……ついに人が騒ぎ始めた……」
ハラルド「だが………この騒ぎを止めることはできんぞ………」
ジャック「セキュリテイが消えたのではこの状況を説明する人間もいないしな…」
雪乃「情報伝達媒体もストップしているものね…」
龍亞「で、でも………あんな騒いでたらミスターTに狙われるよ!?」
遊星「そうだ!ここにいても仕方ない、彼らのもとに行きミスターTから守るんだ!」
ダッ
ハラルド「!遊星、見ろ!」
遊星「なに!」
「うわああああああああああ!!」ばさささささっ
ミスターT「ふふふ……」
遊星「!」
ジャック「ミスターTだ!あらわれおった!」
鬼柳「野郎……!」
「な、なんだお前……うわあああああああ!」ばさささささっ
「おい!どうしたってんだ……ぎゃあああああああ!!」ばささささっ
ざわざわざわざわざわざわざわ………!!
「な、なんだこいつ!」
「みんな消されちまう!」
「うわあああああああああ!!!?」
ミスターT7「ふふふ……」
ミスターT15「ふふふふ………ダアアァアアクネエエェェェス」
ツァン「あ、あんなにいっぱい………」
雪乃「ミスターTが次々と住民を消しているわ………」
遊星「やめるんだ!ミスターT!」ダッ!
ハラルド「一人で行くな!危険だ遊星!」ダッ
ジャック「遊星!」
遊星「みんなーーーーーーー!!」
ミスターT「おっと」バッ
遊星「!」ザザッ
ミスターT2「君たちは通せないな、今大量の人々をこちらの世界に招いているんだ」
ミスターT2「そこで待っていてくれ」
ハラルド「邪魔だ!」キイイイイイイイン
ツァン「キザン!」
キザン「しゃあああああああ!」シュバアアアッ
ミスターT「ふふ」
バチンバチンッ!!
キザン「なに!」
ハラルド「ルーンの瞳を弾いただと…!」
ツァン「キザンの剣を止めた……」
ハラルド「お前たち…………強力な5体のうちの二人………か」
ミスターT「ほう、知っていたか」
ミスターT2「そのことをそっちがご存じとはね」
ジャック「こいつらが……」
遊星「お前たちの相手をしている暇はない!そこを退け、みんなが……」
ミスターT「我々を倒さない限り先へは進めないよ」
ミスターT2「悪いね」
遊星「く……!」
鬼柳「…………」こそっ
ダッ!!
鬼柳「馬鹿が!たった二人でこれだけの人数を止められるか!抜けたぜ!」ダダダダダッ
龍亞「あ!鬼柳がミスターTの後ろに抜けた!」
鬼柳「住民は俺が守る!」ダダッ
ズズズズズズズズズ………
鬼柳「なに!?」ザザアッ
鬼柳「なんだこいつは……闇?」
ミスターT「それがある限り君はその先にはすすめないのさ」
鬼柳「………」ズズズズズ………
鬼柳「だめだ……!手を入れたら戻ってきちまう」ズズズ……
ミスターT2「わかったかね、ふふふふ………デュエルで我々を倒すしかないのさ」
鬼柳「ち………」
龍亞「ああああ……遊星……!」
雪乃「こ、このままじゃ街の人たちが……」
遊星「み、みんな……………」
「うわああああああああ…!なんだ!やめろおおおおお!!」ばささささっ
「逃げろ!逃げろォオオオオ!!!!」
「大丈夫だ…!遊星がいる!この街には遊星がいるんだ!」
「うわあああああああああーーーーーー!!」ばさささささっ
「遊星が来てくれる!逃げるんだみんなああああ!」
ミスターT31「ふふふふふ………」
「ぎゃああああああああああああ!」ばささささっ
「助けてくれ遊星えええええーーーーーーーーーー!!」
遊星「みんな………………」
遊星「みんなああぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
わあああああああああああ!!!わあああああああああああ!!!
ジャック「………!」
ミスターT「後ろじゃ皆が恐怖している……可哀想に」
ミスターT2「見るに堪えないよまったく…」
遊星「………………」
ツァン「悲鳴が………街中から……」
雪乃「なんてことを………」
龍亞「やめろよお前らあああ!!」
鬼柳「この闇は抜けられねえ…………!」ズズズズズ………
ミスターT「しかし我々を倒せたとしても、その間にほとんどの住民はダークネスと一体化するだろう」
ミスターT「同情するよ」
「や、やめろおおおおおお!!」
「ひいいいいいいいいいい!!」
「遊星ぇええええええええええ!!!」
わーーーーーーーーーーーわーーーーーーーーーーーーーー
遊星「ミスターTーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
ミスターT「ほう……吠えるね」
ミスターT2「君がそんな顔をするとは、よほどこの街の人々が大切だったと見える」
ミスターT「すまないことをした……………ふふふふ……」
遊星「俺は……俺はお前たちを許さない……!!」
遊星「デュエルしろ!そしてみんなを開放するんだ!」
ミスターT「もちろんさ」
ジャック「遊星、俺もやる!こいつらを生かしてはおけん」ザッ
鬼柳「満足できない連中だぜ……ただじゃ済まさねえ」
ハラルド「………」
龍亞「龍可の居場所も喋ってもらうぞ!」
雪乃「……油断はできないわ……」
ツァン「うん……」
ミスターT「だが相手を決めるのは君たちではない、我々さ」
ミスターT2「ああ」
遊星「なんだと!」
鬼柳いないのか
2
6の雪乃で
しまった……鬼柳忘れていた…すいません
まあ今回はこれで決定ということで
ズズズズズズズズズズ…………!
ジャック「ぬ………!」
雪乃「きゃ………!」
遊星「なに………!」
ツァン「ジャックと藤原さんが闇の中に……!」
鬼柳「ジャック―――――――――――!!藤原―――――――――!!」
ジャック「おのれええ……何のつもりだ……!」
雪乃「い、一体……?」
ズズズズズズ…………
遊星「二人をどうするつもりだ!」
ミスターT「デュエルするだけさ、だが君たちは集まると得体のしれない力を発揮する」
ミスターT「隔離させてもらう、二人きりになりたいんだ」ズズズ……
遊星「俺と戦え!」
ミスターT「それはまたの機会に」ズズズ………
ズズズズズ………
鬼柳「二人と……ミスターT共が消えた………デュエルしに行ったのか……」
ハラルド「………この闇は消えないままか…」
「うわあああああああああ!!」
「遊星ええええええええええーーー!!」
ばさあああああっ
ばさあああああっ
遊星「くっ………!くそ………!みんな……すまない……!おれは……!」
ツァン「言葉が見つからないよ……」
龍亞「遊星………」
鬼柳「くそ…………だが、チームサティスファクションと満足が負けるわけねえ……!」
鬼柳「さっさとぶっ倒して出てこい!」
ツァン「でも…………敵は強いよ、鬼柳もそれは知ってるでしょ?」
鬼柳「……まあな…」
ここまででー
ぶっちゃけた話強力なミスターTとのデュエルの勝敗はコイントスで決めています
クロウとボマーは運が悪かった…………
ズズズズズズ………
雪乃「う…………ここは?」
雪乃「……あたり一面……闇」
ミスターT「ここがデュエルフィールドさ」
雪乃「!」
ミスターT「君が勝てばここから抜け出すことができる、だが負ければダークネスと一体化する」
雪乃「う………」
ミスターT「ジャックアトラスも別の場所で戦っているよ」
雪乃「ジャックも………」
…………………
ジャック「上等だ!このジャックアトラスが貴様を瞬殺してくれる!」
ミスターT2「ふふふ…」
ジャック「さっさと始めるぞ!」カシャッ
ミスターT「いいだろう」ぼぼぼぼぼっ
ジャック「デュエルだ!」
ジャック「先行は貰った、ダークリゾネーターを召喚!」バッ
《ダーク・リゾネーター/Dark Resonator》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/悪魔族/攻1300/守 300
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
ジャック「カードを二枚セットして、ターン終了だ!」バッ 手札2
ミスターT2「私のターンだね」シュッ 手札6
ミスターT2「ふふふ……闇の誘惑を発動!」バッ
《闇の誘惑/Allure of Darkness》 †
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを2枚ドローし、
その後手札の闇属性モンスター1体を選んでゲームから除外する。
手札に闇属性モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。
ミスターT2「デッキからカードを二枚ドローし、一枚捨てる、私が捨てるのは」シュッ
ミスターT2「ふふふ………ネクロフェイス!」
ジャック「!」
…………………………
雪乃「…………」
ミスターT「…………」
雪乃「く……やるしか無いようね」カシャッ
ミスターT「そういうことさ」ぼぼぼぼっ
雪乃「………デュエル!」
ミスターT「先行はわたしだ、モンスターをセット」バッ
ミスターT「さらにカードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3
雪乃「…………私のターンね」シュッ 手札6
雪乃「私は、鰤っ子姫を召喚!」バッ
《鰤っ子姫/Beautunaful Princess》 †
効果モンスター
星1/水属性/魚族/攻 0/守 0
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
このカードをゲームから除外して発動できる。
デッキから「鰤っ子姫」以外のレベル4以下の魚族モンスター1体を特殊召喚する。
「鰤っ子姫」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
鰤っ子姫「ひゃー」
ミスターT「なに」
雪乃「このモンスターをゲームから除外することで、デッキから☆4以下の魚族モンスターを特殊召喚できるわ」
雪乃「召喚するのは、リチュアアビス!」バッ
《リチュア・アビス/Gishki Abyss》 †
効果モンスター
星2/水属性/魚族/攻 800/守 500
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「リチュア・アビス」以外の守備力1000以下の
「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
アビス「はっ」守500
ミスターT「リチュアモンスターか………珍しいものを使うね」
雪乃「そうかしら………リチュアアビスの効果発動!デッキから守備力1000以下のリチュアを手札に加えることができるわ」
雪乃「加えるのはシャドウ・リチュア!」ザッ
雪乃「手札から……儀式魔法。リチュアの儀水鏡を発動!」バッ
《リチュアの儀水鏡/Gishki Aquamirror》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分の手札・フィールド上から、儀式召喚するモンスターと
同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
また、自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードをデッキに戻す事で、
自分の墓地の「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。
ミスターT「!」
雪乃「手札のリチュアモンスターの降臨に必要なレベルをリリースするわ」
ミスターT「ふふふ……飛ばすね、デュエル終盤辛くなるぞ」
雪乃「シャドウリチュアは、儀式のリリースをこれ一枚で補うことができる!」
雪乃「手札のシャドウリチュアをリリースし、イビリチュアリヴァイアニマを儀式召喚!」バッ
《イビリチュア・リヴァイアニマ/Evigishki Levianima》 †
儀式・効果モンスター
星8/水属性/水族/攻2700/守1500
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
このカードの攻撃宣言時、自分のデッキからカードを1枚ドローし、
お互いに確認する。
確認したカードが「リチュア」と名のついたモンスターだった場合、
相手の手札をランダムに1枚確認する。
リヴァイアニマ「おおおおおおおおお!!!」
ミスターT「攻撃力2700……!」
雪乃「バトル、リヴァイアニマでセットモンスターを攻撃!」バッ
雪乃「このモンスターの攻撃宣言時、カードを一枚ドロー!」シュッ 手札4
雪乃「引いたのはリチュアチェイン!リチュアモンスターだったので相手の手札をランダムに一枚確認できる」
ミスターT「!……」ばああっ
雪乃(情報アドバンテージは大切……)
雪乃「!」
サルベージ
雪乃「サルベージ………!ということは水属性デッキ…?」
ザシュッ
《水精鱗-アビスリンデ/Mermail Abysslinde》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1500/守1200
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから「水精鱗-アビスリンデ」以外の
「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスリンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
リンデ「くっは………」
雪乃「人魚モンスター!」
ミスターT「ふふふ、アビスリンデが破壊され墓地に行ったとき、デッキからマーメイルモンスターを特殊召喚する!」
ミスターT「あらわれろアビスパイク!」バッ
《水精鱗-アビスパイク/Mermail Abysspike》 †
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1600/守 800
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。
デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える。
「水精鱗-アビスパイク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
パイク「はっ」
雪乃「…………」
ミスターT「このモンスターが特殊召喚されたとき、手札の水属性モンスターを墓地に捨てて効果を発動できる」
ミスターT「私が捨てるのは海皇の重装兵」ザッ
《海皇の重装兵/Atlantean Heavy Infantry》 †
効果モンスター
星2/水属性/海竜族/攻 0/守1600
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のメインフェイズ時に1度だけ、
自分は通常召喚に加えてレベル4以下の海竜族モンスター1体を召喚できる。
また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
バシュッ
ズド―――――――――――――――ン!!
リヴァイアニマ「おおおおおおお!?」
雪乃「!?な………リヴァイアニマが破壊された……アビスパイクの効果なの!?」
ミスターT「アビスパイクの効果はデッキから☆3の水属性モンスターを手札に加えることさ」
ミスターT「破壊効果は重装兵の効果、このモンスターは水属性モンスターの効果コストになった時、相手表表示カードを一枚破壊する」
雪乃「コストで捨てられたときに破壊効果が発動するですって……」
ミスターT「私は海皇の狙撃兵を手札に加える」サッ 手札3
雪乃「く……私のターンで上級モンスターがやられるなんて………」
雪乃「カードを一枚セット」バッ 手札3
雪乃「ターン終……」
ミスターT「おっと、エンド前にトラップ発動」カチ
《アビスフィアー/Abyss-sphere》 †
永続罠
デッキから「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
自分は魔法カードを発動できない。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
このカードは発動後、次の相手のエンドフェイズ時に破壊される。
雪乃「え………」
ミスターT「デッキからマーメイルを特殊召喚する、アビスリンデ!」バッ
《水精鱗-アビスリンデ/Mermail Abysslinde》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1500/守1200
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから「水精鱗-アビスリンデ」以外の
「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「水精鱗-アビスリンデ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
リンデ「はっ」
雪乃「また………あのモンスターはリクルーター……」
ミスターT「ふふ………アビスフィアーは君のエンドフェイズに破壊される」
ミスターt「アビスリンデと共にね」
雪乃「!ということは……またさっきのコンボが発動するっていうの……」
ミスターT「どうするかね?」
雪乃「く……………」
雪乃「………カードをもう一枚セットして、ターン終了……」バッ 手札2
ミスターT「ならばアビスフィアーの効果!アビスリンデと共に消滅!」
ド―――――――――――ン!!
リンデ「うっぐ」
ミスターT「デッキからアビスパイクを特殊召喚!」バッ
《水精鱗-アビスパイク/Mermail Abysspike》 †
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1600/守 800
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。
デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える。
「水精鱗-アビスパイク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
パイク「はっ」
ミスターT「パイクの効果発動!手札の海皇の狙撃兵を墓地に送る」ザッ
《海皇の狙撃兵/Atlantean Marksman》 †
効果モンスター
星3/水属性/海竜族/攻1400/守 0
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
デッキから「海皇の狙撃兵」以外のレベル4以下の
「海皇」と名のついた海竜族モンスター1体を特殊召喚できる。
また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、
相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して破壊する。
ミスった リンデの効果は一ターンに一度だった 途中からやり直します
>>959から
バシュッ
ズド―――――――――――――――ン!!
リヴァイアニマ「おおおおおおお!?」
雪乃「!?な………リヴァイアニマが破壊された……アビスパイクの効果なの!?」
ミスターT「アビスパイクの効果はデッキから☆3の水属性モンスターを手札に加えることさ」
ミスターT「破壊効果は重装兵の効果、このモンスターは水属性モンスターの効果コストになった時、相手表表示カードを一枚破壊する」
雪乃「コストで捨てられたときに破壊効果が発動するですって……」
ミスターT「私は海皇の狙撃兵を手札に加える」サッ 手札3
雪乃「く……私のターンで上級モンスターがやられるなんて………」
雪乃「カードを2枚セット」バッ 手札2
雪乃「ターン終了……」
ミスターT「私のターン」シュッ 手札4
雪乃「………」
ミスターT「魔法カード、ナイトショット発動y」バッ
《ナイト・ショット/Night Beam》 †
通常魔法
相手フィールド上にセットされた魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
このカードの発動に対して相手は選択されたカードを発動できない。
雪乃「!」
ズキュ―――――――――ン!!
儀水鏡の幻影術
ミスターT「セットカードを一枚破壊する、ふふふふ」
ミスターT「トラップ発動」カチ
《アビスフィアー/Abyss-sphere》 †
永続罠
デッキから「水精鱗」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
自分は魔法カードを発動できない。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
このカードは発動後、次の相手のエンドフェイズ時に破壊される。
雪乃「!」
ミスターT「デッキからアビスパイクを特殊召喚!」バッ
《水精鱗-アビスパイク/Mermail Abysspike》 †
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1600/守 800
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
手札の水属性モンスター1体を墓地へ捨てて発動できる。
デッキからレベル3の水属性モンスター1体を手札に加える。
「水精鱗-アビスパイク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
パイク「はああっ」
雪乃「また……」
ミスターT「手札から、メガロアビスの効果を発動!」バッ
《水精鱗-メガロアビス/Mermail Abyssmegalo》 †
効果モンスター
星7/水属性/海竜族/攻2400/守1900
自分のメインフェイズ時、
手札からこのカード以外の水属性モンスター2体を墓地へ捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、
デッキから「アビス」と名のついた魔法・罠カード1枚を手札に加える事ができる。
また、このカード以外の自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
水属性モンスター1体をリリースする事で、
このターンこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
ミスターT「手札の海皇の狙撃兵と海皇の竜騎隊を墓地に送り、このモンスターを特殊召喚する!」バッ
雪乃「!……」
ごぼぼぼぼぼぼ……
ザバアアアア――――――――ン!!
メガロアビス「おおおおおおお!」攻2400
ミスターT「メガロアビスのコストとなったモンスターの効果発動!狙撃兵はセットカードを一枚破壊する!」
シュバアアアッ!!
雪乃「!チェーンしてトラップ発動!和睦の使者!」カチ
《和睦の使者/Waboku》 †
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になり、
自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
パアアア………
ザシュッ
ミスターT「ほう………命拾いだな」
ミスターT「竜騎隊の効果発動」バッ
《海皇の竜騎隊/Atlantean Dragoons》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/水属性/海竜族/攻1800/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のレベル3以下の海竜族モンスターは
相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、
デッキから「海皇の竜騎隊」以外の海竜族モンスター1体を手札に加える。
ミスターT「デッキから海皇の重装兵を手札に加えよう」さっ 手札1
ちょっとまって……パニくってきた……ミスターTの手札にはサルベージがあるはずなのに……
もう一度やり直すこともできるけどめっちゃくちゃになりそうなんでこのまま進みます…
リヴァイアニマで見たのはメガロアビスだったということで…
ミスターT「さらにメガロアビスの効果発動、デッキからアビスフィアーを手札に加える」サッ 手札2
雪乃「何をしようと……このターン私にダメージは与えられないわ」
ミスターT「そうだな……だが場は整えさせてもらう」
ミスターT「場の二体のアビスパイクでオーバーレイ!」バッ
ズキュ―――――――――――ン!!!
雪乃「!?」
ミスターT「二体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!」バッ
ミスターT「あらわれろ、バハムートシャーク!」
《バハムート・シャーク/Bahamut Shark》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/海竜族/攻2600/守2100
水属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
水属性・ランク3以下のエクシーズモンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。
このターンこのカードは攻撃できない。
バハムートシャーク「シャアァァァアアアク!!」攻2600
雪乃「モンスターエクシーズ……!」
ミスターT「ふふふふ………驚いたかね」
雪乃「っ………情報は入っていたわ!」
ミスターT「そうか、ならば効果発動!」バッ
バハムート「ォオオオオ!!!!」パキィ――――――――――――――ン!
ミスターT「oruを一つ取り除き、エクストラデッキから水属性・ランク3以下のエクシーズモンスター1体を 特殊召喚する!」
ミスターT「アビストリーテを特殊召喚!」バッ
《水精鱗-アビストリーテ/Mermail Abysstrite》 †
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/海竜族/攻1600/守2800
レベル3モンスター×3
自分フィールド上の「水精鱗」と名のついたモンスター1体が
相手の魔法・罠カードの効果の対象になった時、
または相手モンスターの攻撃対象になった時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
その対象を自分フィールド上の正しい対象となるこのカードに移し替える。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地から「水精鱗-アビストリーテ」以外の
「水精鱗」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。
トリーテ「ふふふ……」守2800
雪乃「さ……さらなるモンスターエクシーズ……」
ここまででー
雪乃 手札2 リチュアアビス LP4000
ミスターT 手札2 メガロアビス バハムートシャーク アビストリーテ アビスフィアー LP4000
このss始まってもう合計半年以上経つというのにミスばっかで…学習しない>>1ですまん
新スレに移ります 暇つぶしに見てくれたらうれしい
コナミ「ダークネス…許さん!」ミスターT「ふふふ…」【遊戯王5Dsタッグフォース】
コナミ「ダークネス…許さん!」ミスターT「ふふふ…」【遊戯王5Dsタッグフォース】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415176835/)
新スレ立ちましたー
埋めついでに雑談
遊戯王キャラが言いそうにないセリフ
ジャック「贅沢は敵だ!!」
遊星「俺一人の力で勝ってみせる」
このSSまとめへのコメント
楽しみに待っています!
環境で猛威を振るったあいつに勝てるのか…?
ダンセル、ホーネット…かつてのトラウマががが
そして鬼柳さんに満足空母与えちゃダメーwww
そのうち、超満足呪文唱えそうwww