遊星「おい、ポケモンバトルしろよ」(154)


オーキド「ここに3つのモンスターボールがあるじゃろ?遊星、ジャック。お前たち二人にこの中から一匹だけポケモンをやろう。」

ジャック「ふん。王者たるものここはでしゃばったりしない。遊星、お前が先に選べ。」

遊星「そうか。なら俺はこのフシギダネを選ぶ。」

オーキド「フシギダネを選んだか。そいつは宿木の種と毒々を使った耐久戦が得意じゃ。攻撃面も優秀で全体的にバランスが良いポケモンじゃ。」

ジャック「じゃあ、俺はこのヒトカゲを選ぶぜ。」

ジャック「折角この薄汚い老いぼれからポケモンを貰ったんだ。遊星!俺とポケモンバトルしろ。」

遊星「いいだろう。」

むしょくの ジャックが しょうぶをしかけてきた!

ジャック「王者の鼓動、今ここに列をなす。天地鳴動の力を見るがいい!行け!我が魂!ヒトカゲ!」

遊星「集いし星が新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!いでよ、フシギダネ!」


ジャック「俺の先行だ!ヒトカゲで攻撃!アブソリュート・パワー・ひっかく!」

フシギダネ「フシャー!」

遊星「フシギダネ!」

ジャック「見たか遊星!これがキングの力だ!」

遊星「フシギダネ!鳴き声だ!」

フシギダネ「ダネフシャー!」

ジャック「鳴き声だと!?」

遊星「鳴き声は相手フィールドに存在するポケモンの攻撃力を一段階下げる効果がある。これにより、元々の攻撃力の2/3になる!」

ジャック「攻撃力を下げてきたか。そんな小細工が俺に通用すると思うな!」

遊星「俺はこれでターンエンドだ。」

ジャック(俺のヒトカゲにも鳴き声がある。これで遊星のフシギダネの攻撃力を下げることは可能。)

ジャック(だが、鳴き声を使えばそのターンは攻撃することが出来なくなる。やはり、ここは攻撃だ!)

ジャック「ヒトカゲ!もう一度遊星のフシギダネに攻撃だ!アブソリュート・パワー・ひっかく!」

ジャック(ぐ…!先ほどと比べてダメージが通りづらくなっている。これが鳴き声の効果か。)

ジャック「ターンエンドだ!」


遊星「フシギダネ!鳴き声だ!」

ジャック「何!また鳴き声か!」

遊星「これでお前のヒトカゲの攻撃力は2段階まで下がり、元々の攻撃力の半分までダウンした。」

ジャック「だが、いくら鳴いたところで俺のヒトカゲにはダメージを与えられん!攻撃力が下がろうと俺のヒトカゲが攻撃を続ける限りダメージは蓄積される!」

ジャック「食らえ!アブソリュート・パワー・ひっかく!」

遊星「フシギダネ!たいあたりだ!」

ジャック「何!ついに攻撃だと!」

きゅうしょにあたった

ジャック「バカな!何だこの威力は!」

オーキド「おお!急所に当たったようじゃの。急所に当たるとダメージが増えるんじゃ。」

ジャック「それを先に言え。老いぼれが!」

ジャック「お、おのれ…!急所さえ当たれば貴様なんか!」

遊星「当ててみろよ。」

ジャック「く…!ヒトカゲ!きりさくだ!」

遊星「!」


ヒトカゲ「ちょwwwおまwwww俺まだLV5wwww無理言うなwwww」

ジャック「ええい!そんなの知るか!LV5でも貴様には隠された遺伝技があるだろ!」

オーキド「いや、そのような技は覚えさえた覚えは…。」

ヒトカゲ「カゲー!」

ヒトカゲのきりさくこうげき!

オーキド「まるで意味がわからんぞ!」

遊星(まずい。急所率が高くなる切り裂くが急所に当たれば、鳴き声の効果もかき消されてフシギダネがやられる。)

遊星「速攻魔法発動!キズぐすり!」

ジャック「なんだと!」

遊星「このアイテムの効果により、俺はポケモン一体のHPを20ポイント回復する。」

ジャック「小賢しい真似を!」

きゅうしょにあたった。

遊星「キズぐすりがなければ即死だった…。」


ジャック「だが、貴様のアイテムの残量はもう0だ!次に切り裂くが急所に当たれば貴様の負けだと思え!」

遊星「俺のターン!ジャック言い忘れていたが、俺のフシギダネにも急所率を上げる技がある。」

ジャック「何!」

フシギダネ「うはwww無茶振りktkrwwwwwwwww」

遊星「フシギダネ!ジャックのヒトカゲに攻撃!葉っぱカッター!」

ジャック「葉っぱカッターだと…!草タイプの攻撃は炎タイプのポケモンに今ひとつなのを忘れたのか!」

遊星「だが、ダメージが全く通らないということもない!この攻撃が急所に当たれば確1でヒトカゲを倒せる!」

ジャック「そう都合よく当たるか!ヒトカゲ!迎え撃て!」

ヒトカゲ「カゲーwwwww」

遊星「フシギダネ!俺たちの希望を紡ぐんだ!」

フシギダネ「ダネフシーwwwwwwww」


きゅうしょにあたった。

こうかはいまひとつのようだ。

ヒトカゲはたおれた。

ジャック「バカな!このジャック・アトラスが敗北するだと!」

遊星「ジャック。ポケモンとの絆を疎かにしているようでは俺には勝てない。」

ジャック「黙れ!俺はポケモンリーグを目指す!遊星、貴様との決着はそこでつける!」

遊星「ジャック…。」


―1番道路―

遊星「お、野生のコラッタが現れたぞ。とりあえず捕まえておくか。フシギダネ!眠り粉だ!」

コラッタ「zzzz」

遊星「今だ!モンスターボール!」

やったー!コラッタをゲットしたぞ!

短パン小僧「おいおいwwwwコラッタとかwwwwそんなクズポケモン捕まえるやついんのかよwwww」

遊星「ガタッ」

遊星「おい、そこのお前。今なんか言ったか?」

短パン小僧「何だ蟹頭!利用価値のないクズにクズと言って何が悪い。」

遊星「撤回しろ!この世に必要ないポケモンはいない!全てのポケモンには存在する意味があるんだ!」

短パン小僧「へ!俺にはこのケンタロスがいるから、そんなクズポケモンのコラッタなんか必要ないんだ!」

遊星「どいつもこいつもクズとばかり、他の言葉を知らないのか。」

ジャック「キングとなった俺にはもはや必要ない!フシギダネ…コイツを貴様に返そう…受け取れ」シュッ

遊星「…」パシッ

ひとのものをとったらどろぼう!

ジャック「なっ…!?」


短パン小僧「お?何?お前俺とバトルする気?」

遊星「ああ、そのつもりだ。使用ポケモンは一体。俺はこのコラッタを使う。」

短パン小僧「おいおい捕まえたばっかりなのにいいのか?」

遊星「ああ。構わない。だが、その前にこの道具だけは使わせてくれ。」

遊星はねむけざましを使った。

短パン小僧「行け!ケンタロス!」

遊星「集いし絆が更なる力を紡ぎだす。光さす道となれ!轟け、コラッタ!」

短パン小僧「速攻で終わらせてやるよ!ケンタロス!ギガインパクト!」

遊星「コラッタの技発動!こらえる!」

短パン小僧「なに!」

遊星「こらえるの効果により、コラッタのHPは0にならずに1で耐える!」

ケンタロス「ンモー!」

コラッタ「チャーwwwwwww」

短パン小僧「耐えたか。今はギガインパクトの反動でケンタロスは動けない。だが、そんな低レベルのコラッタでケンタロスを倒せるとは思えないね。」


遊星「コラッタ!がむしゃらだ!」

短パン小僧「何!それは!」

遊星「がむしゃらの効果でケンタロスのHPをコラッタのHPと同じ1にする!」

短パン小僧「だ、だが、次のターン。ケンタロスの反動が解かれる!お前のコラッタより、俺のケンタロスの方が素早い!いくらHPが1になったところで、攻撃を食らう前に倒せばこちらが倒されることはない!」

遊星「それはどうかな?コラッタ!でんこうせっかだ!」

短パン小僧「ハッ!」

遊星「でんこうせっかの効果により、自分のポケモンは相手より早く攻撃が出来る!これで終わりだ!」

短パン小僧「ケ、ケンタロス!かわせ!」

遊星「遅い!」

ケンタロスは倒れた。

短パン小僧「バ、バカな…。俺のケンタロスが負けるなんて。」

遊星「お前が無条件にクズだと切り捨てたポケモンに無限の可能性があるんだ。」

牛尾「ポケモンはどうした?」
遊星「ポケモンは拾った」


―トキワのもり―

虫取り少年「虫ポケモンの聖地と聞いてやってきたけど…。キャタピーとかビードルとか…。こんなクズばっかりでガッカリだよ。」

遊星「おい。」

虫取り少年「ヒョ?何だお前は。」

遊星「この世にクズポケモンなんて一匹もいない。」

虫取り少年「ヒョヒョヒョ。この僕に喧嘩を売っているのかい?いいだろう。ポケモン勝負で決着を付けてやる!行け!ヌケニン!」

ヌケニン「………。」

遊星「ヌケニンだと…。」

虫取り少年「あれれー?どうしたのかな?まさか、あれだけデカい口を叩いてヌケニン対策を怠っているとかないよね?」

遊星「ヌケニンはこの地方には存在しないはずだろ!いい加減にしろ!」

虫取り少年「いやー。俺は一応全国大会で優勝したし?色んな地方のポケモンを持っているんだよね。」

遊星「行け!フシギダネ!」

フシギダネ「ダネフシー」

遊星「フシギダネ!葉っぱカッターだ!」

虫取り少年「無駄だね!ヌケニンの特性発動!ヌケニンは弱点タイプ以外の“攻撃”は受け付けないんだよ!」


遊星(もうダメだ。ヌケニンに勝てるわけがない。)

???「遊星。」

遊星「誰だ。」

オーキド「ワシじゃ。」

遊星「博士!」

オーキド「遊星。お前が諦めたら、このトキワの森はどうなる?あの虫野郎にバカにされたまま終わるぞ。」

遊星「博士。今回ばっかりは無理だよ。フシギダネもコラッタもヌケニンに有効な技を持っていない。」

    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´)

遊星「博士…?」

オーキド「ワシが>>1で言った言葉をもう一度思い出してみろ。そうすれば勝てる。」

遊星「そうか…!その手があったか!」

オーキド「行け!遊星!トキワの森の平和はお前に託された!」

遊星「厳しいだな。博士は。」


虫取り少年「ヌケニン!シザークロス!」

遊星「耐えてくれ!フシギダネ!」

虫取り少年「おいおい、まだ諦めてないのかい?草タイプでは虫は倒せないんだよ。」

遊星「そうでもないさ。この状況を打破出来るたった一つの方法が俺には残されていた。」

虫取り少年「ひょ?」

遊星「フシギダネ!宿木の種だ!」

虫取り少年「あ!そ、それは…。」

遊星「宿木の種を植えつけられたポケモンはエンドフェイズにHPを吸収される。これは攻撃ではなくて効果だ!よって、ヌケニンの特性は何の意味もない!」

虫取り少年「うわああああああ!!!」

ヌケニンはたおれた。

遊星「ポケモンの力に頼り切っていて、本来の実力を出してやれなかったお前の負けだ。お前弱いだろ。」

虫取り少年「ガーン」

ストックなくなってきたし、腹が減ったので少し休憩します


―ニビジム―

三沢「俺の名前は三沢。このニビジムのリーダーだ。」

遊星「おい、バトルしろよ。」

三沢「チャレンジャーか。いいだろう!相手になってやる!使用ポケモンは二体だ。」

三沢「行け!アーケオス!」

遊星「集いし絆が更なる力を紡ぎだす。光さす道となれ!轟け、コラッタ!」

三沢「アーケオス相手にコラッタを出すとは…。ノーマル技は岩技半減なのを知らないのか?」

遊星「ああ。知っている。だが、それでもアーケオスに勝てるのはこいつしかいないって判断したんでね。」

三沢「そうか。それなら何も言うまい。アーケオス!大地の力だ!」

遊星「コラッタ!怒りの前歯だ!」

三沢「何!」

アーケオスの大地の力より早くコラッタの怒りの前歯が命中した。

遊星「怒りの前歯の効果により、アーケオスのHPは半分になる。アーケオスの特性は弱気。HPが半分になれば技の威力は下がるデメリット特性だ!」

三沢「甘いな。俺のアーケオスのHPは2n+1調整されている。つまり、残ったHPは半分+1の数値!ギリギリ弱気発動圏外だ!」


遊星「なんだと!」

三沢「君がコラッタを出した時点でその戦法は既に計算済みだったのさ。」

アーケオスの通常威力の大地の力がコラッタに命中した。

遊星「コラッタ!何とか耐えてくれたか。」

三沢「君のコラッタも中々やるじゃないか。」

遊星「コラッタ!電光石火だ!」

三沢「それも読めている。ダメージよりも弱気発動を狙ったようだが…。戻れアーケオス!」

遊星「ポケモン交代だと…!」

三沢「行け!ゴローン!」

遊星「アーケオスの代わりにゴローンがダメージを受けたのか。でも、どうしてゴローニャじゃなくてゴローンなんだ?」

三沢「」

三沢「き、貴様…!言っていいことと悪いことがある!俺の怒りの攻撃を食らえ!ゴローン!大爆発だ!」

遊星「いきなり大爆発だと!自分が瀕死になる代わりに相手に大ダメージを与える大技…!」

コラッタはたおれた。

ゴローンはたおれた。


三沢(しまった。つい、怒りに身を任せてしまった。だが、俺にはまだ弱気発動前のアーケオスがいる。)

遊星「戻れコラッタ。よく頑張ってくれたな。お前が繋げてくれた希望を俺は無駄にしない。」

三沢「ゴローン。すまない。休んでいてくれ。」

三沢「お互い最後のポケモンだな。」

遊星「ああ。」

三沢「行け!アーケオス!」

遊星「集いし星が新たな力を呼び起こす。光さす道となれ!いでよ、フシギダネ!」

三沢「君の二体目はフシギダネか。相性なら俺のアーケオスの方が有利だな。」

遊星「だが、お前のアーケオスはコラッタの怒りの前歯を食らっていてダメージが溜まっているはず!」

三沢「状況はほぼ五分だな!行くぞ!」


三沢「アーケオス!アクロバット!アクロバットは持ち物を持っていない時に威力が倍増する!」

アーケオスのアクロバットがフシギダネに命中する。

遊星「フシギダネ!」

三沢「諦めろ!アーケオスのアクロバットを受けてただで済むはずがない。」

三沢(本当は飛行のジュエル持たせたかったけど、タニヤのプレゼントにあげたから今手元にないんだよな。)

フシギダネ「ダネフシ」

三沢「バカな!威力倍+タイプ一致がついたアーケオスのアクロバットなんだぞ!」

遊星「俺たちの絆パワーで耐えたんだ!」

三沢「絆パワーだと…!」

遊星「フシギダネ!アーケオスに眠り粉だ!」

三沢「しまった…!」

アーケオスはねむってしまった。

遊星「このまま一気に決める!フシギダネ!アーケオスが起きるまで葉っぱカッター連打だ!」

アーケオスはたおれた。

ジムリーダーの三沢とのしょうぶにかった!


おや…。フシギダネの様子が…。

テレレレン♪テッテッテッテッテッテッテーテッテッテッテッテッテッテーテッテッテッテッテッテッテー

おめでとう!フシギダネはフシギソウに進化した!

三沢「負けた…完敗だ。グレーバッジを受け取ってくれ。」

遊星はグレーバッジを手に入れた。

遊星「それじゃあ俺は次のジムへ向かう。」

三沢(絆パワーか…。一体どういうものなんだ……。)

三沢「エウレカ!わかったぞ!俺がサティスファクションするためにはこんな服必要ない!」

三沢は服を脱ぎ全裸になってジムから飛び出た。

牛尾「そこの変態!セキュリティだ。お前は公然猥褻罪で逮捕する。」

三沢「」


―お月見山―

遊星「ここはイシツブテとズバットが多く生息しているらしいな。そろそろ二匹だけだときつくなってきたし、この辺で戦力を補強したいところだ。」

ピッピ「ギエピー。」

遊星「あれはピッピか。ゲットしよう。フシギソウ!眠り粉だ!」

ピッピ「zzzz」

遊星「行けモンスターボール!」

やったー!ピッピをゲットしたぞ!

遊星「考えてみればピッピはノーマルだったな。既にコラッタとタイプが被っている。やっぱりパーティのバランスを考えてイシツブテかズバットにするべきだったか。」

遊星「ん?あそこに人が二人いるぞ。」

剣山「やったドン!ついに化石を見つけたザウルス!」

ジム「year。このムーンマウンテンに隕石が落ちたって噂はあったが、まさか化石が見つかるとはラッキーだったな。」

遊星「化石か。特に興味はないな…。」

剣山「あ、こんなところに石版があるドン!」

ジム「わっつ?これはかなりレアなものだな。」

遊星「いや、俺の方がレアだし。」


剣山「お前誰だドン!」

ジム「まさか俺たちの化石を狙ってきたのか。」

遊星「違う、そんなつもりはない。」

剣山「俺たちと化石を賭けてポケモンバトルするザウルス!」

遊星「待て!話を聞いてくれ!」

クロウ「おーい遊星!何か変なやつらに絡まれてるな。」

遊星「クロウ!」

クロウ「俺で良かったら助太刀するぜ。」

ジム「ダブルバトルか…。面白い!使用ポケモンは各人一匹までだ。」

遊星「クロウ!どうしてここに!」

クロウ「俺も遊星やジャックと同じくポケモンマスターになる旅をしているのさ。」

遊星「そうだったのか。」


ジム「カモン!ズガイトス!」

剣山「行くドン!コドラ!」

遊星「集いし叫びが木霊の矢となり空を裂く!光さす道となれ!いでよ、フシギソウ!」

クロウ「漆黒の力!大いなる翼に宿りて、神風(しんぷう)を巻きおこせ!吹きすさべ、ヤミカラス!」

クロウ「ヤミカラス!ズガイトスに怪しい光!」

ズガイトスは混乱してしまった。

ジム「シット!ズガイトス!ヤミカラスに諸刃の頭突き!」

ズガイトスは訳も分からず自分を攻撃してしまった。

クロウ「これがトリックスターのクロウ様の実力だ!」

遊星「俺も負けてられないな。フシギソウ!コドラに葉っぱカッター!」

剣山「コドラ!メタルバースト!」

遊星「何!」

剣山「メタルバーストは相手から受けた技を1.5倍のダメージにして返す技ドン!」

遊星「フシギソウ!…このHPの減りから考えるともし、葉っぱカッターが急所に当たっていたら間違いなくフシギソウはやられていた…。」

クロウ「遊星!大丈夫か!」

×ズカイトス○ズガイドス

鬼柳「カントー地方ドでかい事をやって満足するしかねぇ」
やべぇ満足さんロケット団になりそう

>>82
oh…^o^
指摘thx


ジム「人の心配をしている場合じゃないぜ!」

ズガイドスの混乱が直った。

ジム「ズガイドス!ヤミカラスに諸刃の頭突き!」

クロウ「ヤミカラス!影分身だ!」

ズガイドスは分身に惑わされて諸刃の頭突きを外した。

ジム「なるほど。確かにトリックスターの名は伊達じゃないな。だが…。ダイノボーイ!」

剣山「コドラ!ヤミカラスにストーンエッジ!」

連続攻撃にヤミカラスが反応しきれずにストーンエッジが命中。

クロウ「な!」

クロウ(やべえ…。こいつらつえーぞ。ダブルバトルをやりなれてやがる。)

葉っぱカッターが全体だって今気づいた\(^o^)/


遊星「今だ!フシギソウ!コドラとズガイドスに葉っぱカッター!」

フシギソウの葉っぱカッターがコドラとズガイドスに命中。

剣山「コドラ!」

遊星「ふふっ…。やっぱり、攻撃した直後だと反応しきれずにメタルバーストを撃てないようだな。」

クロウ「遊星!」

遊星「クロウ。このバトルはチームの絆が勝利の鍵になる。」

クロウ「おう!わかっているぜ!」

ジム「ズガイドス!岩雪崩!」

クロウ「させるか!ヤミカラス!不意打ち!」

ジム「何!」

クロウ「不意打ちは相手が攻撃しようとしている時にこちらの方が早く攻撃できる!」

ズガイトスはたおれた。

ジム「ズガイトス!」


剣山「よくもジムのズガイドスを!許さないドン!」

遊星「フシギソウ!コドラに眠り粉!」

剣山「あ!」

遊星「クロウ!眠っている間は相手はメタルバーストできない!今の内に攻撃だ!」

クロウ「ああ。分かったぜ!ヤミカラス!ドリルくちばし!」

コドラはたおれた。

ジムと剣山との勝負に勝った。

ジム「アンビリバボー。俺たちが負けるとはね…。」

剣山「さあ化石は持っていくザウルス。」

遊星「いや、俺たちは別に化石が欲しいわけじゃ…。」

ジム「まさかこの石版が欲しいのか?」

遊星「別にそれも…。」

剣山「まあ、負けてしまったものは仕方ないドン。石版を受け取るザウルス。」

遊星(何でこいつらは人の話を聞かないんだ。)

遊星は謎の石版を手に入れた。


―ハナダシティ―

遊星「クロウ。お前はこれからどうする?」

クロウ「俺は既にハナダジムは攻略済みだからな。」

遊星「そうなのか?」

クロウ「ああ。今は戦力を確保するために伝説の鳥ポケモンを探しているんだ。」

遊星「そうか。それじゃあ一旦お別れだな。」

クロウ「ポケモンリーグで会おうぜ!」

遊星「さて、俺はハナダジムにでも挑戦するか。情報によると水タイプ使いがジムリーダーだからフシギソウが主戦力になりそうだな。」

そんなわけで遊星はハナダジムにやってきたのだった。

梶木「おー!挑戦者かー!俺はこのジムのリーダーの梶木漁太じゃ!」

遊星「おい、ポケモンバトルしろよ。」

梶木「いいぜ!使用ポケモンは三体。ちゃんと持ってるか?」

遊星「ああ。」


梶木「俺の先発はこいつじゃー!行け!ジーランス!」

遊星(水/岩タイプか…。コラッタとピッピじゃ不利だから、やはりフシギソウ安定か。)

遊星「集いし叫びが木霊の矢となり空を裂く!光さす道となれ!いでよ、フシギソウ!」

遊星「フシギソウ!葉っぱカッターだ!」

急所に当たった。

遊星(よし。ただでさえ草4倍でタイプ一致補正の1.5倍がついて急所が入れば確実に相手は落ちるはず。)

梶木「ほう…。中々いい育て方しとるなー。その葉っぱカッターの威力を見れば分かる。…じゃが、俺のジーランスは少し特別な特性を持っているんじゃ!」

ジーランスは葉っぱカッターを耐えた。

遊星「何!」

梶木「俺のジーランスの特性は頑丈。HPが満タンの時は絶対に倒れないんじゃ!」


梶木「ジーランス!ロックカット!」

ジーランスの体が削れて身軽になった。

梶木「これで俺のジーランスの素早さが2段階上昇じゃ!もう誰も俺のジーランスには追いつけない!ガーハッハッハ!」

遊星「フシギソウ!葉っぱカッター!」

梶木「遅い!ジーランス!吹雪じゃ!」

遊星(特殊ジーランスだと…!変態だ。)

フシギソウはこおってしまった。

遊星「しまった!」

梶木「このまま一気に決める!原始の力!」

フシギソウは倒れた。

ジーランスの攻撃・防御・特攻・特防・素早さが上がった。

遊星「原始の力で能力上昇を引いたか…。なんという運の良さ。」

梶木「ガハハハハ!!大漁じゃー!!」


遊星「フシギソウ。戻って休んでくれ。」

梶木「さあ次のポケモンを出せ!」

遊星「集いし絆が更なる力を紡ぎだす。光さす道となれ!轟け、コラッタ!」

梶木「ほう。そんなちっぽけなネズミに何が出来る?俺のジーランスは今能力が上がり調子じゃ!」

遊星「ちっぽけな鼠でも…。ジーランスより速く動ける!電光石火だ!」

コラッタの攻撃が残りHP1になっていたジーランスに命中する。

ジーランスは倒れた。

梶木「先制攻撃とは考えたな。では俺の二体目のポケモンを出すぞ!行け!ドククラゲ!」

遊星(厄介なポケモンだな…。)

梶木「ドククラゲ!どくどく!」

コラッタは猛毒におかされた。

梶木「猛毒は毎ターン減少するHPがじわじわ増えていく技。耐久戦になればなるほど苦しくなる。正に嵐の海の様な厳しい技じゃー!」

遊星「コラッタ!怒りの前歯だ!」

ドククラゲのHPが半分になった。


コラッタは猛毒のダメージを受けている。

遊星(まずい。早くドククラゲを倒さないとコラッタが。)

梶木「ドククラゲ!アクアリング!」

ドククラゲの周りに水の輪が纏う。

梶木「アクアリングの効果で俺のドククラゲはエンドフェイズ毎に最大HPの1/16回復する。正に厳しいだけでなく時に優しい海の恵みぜよ!」

遊星(…………。クロウ…。こんな耐久戦法を展開する相手によく勝てたな。)

遊星「コラッタ!もう一度怒りの前歯だ!」

ドククラゲの残りHPは残り1/4程になった。

梶木「怒りの前歯の参照値は現在のHPぜよ!HPが減れば減るほど効果は薄くなるのじゃ!」

梶木「エンドフェイズに俺のドククラゲのHPは回復。だが、コラッタのHPは減るぜよ!」

遊星(ダメだ。コラッタでは怒りの前歯をするだけで精一杯。ドククラゲを落とすには火力が足りない。)


梶木(そろそろコラッタも弱ってきたころ。アクアリングも展開したし、止めを刺すぜよ!)

梶木「ドククラゲ!毒づきでコラッタに止めじゃ!」

遊星(まずい。コラッタよりもドククラゲの方が早い……。なら…。)

遊星「コラッタ!電光石火で迎え撃て!」

その時、コラッタの体が突然光出した。

遊星「こ、これは…。」

梶木「進化の光…!でも、一体どうして!」

おめでとう!コラッタはラッタに進化した!

遊星「そうか…!コラッタの特性は根性!状態異常になれば攻撃にプラス補正が付く!」

遊星「猛毒状態に追い込まれたことにより、エネルギーが蓄積されていってそれが進化に利用されたんだ!」

遊星「ラッタに進化してパワーアップし、根性でパワーに補正がかかった今ならドククラゲを倒せる!コラッタ!電光石火だ!」

それは、電光石火と呼ぶには余りにも速く音速を超えた体当たりだった。

ドククラゲはたおれた。

遊星「いけ!ラッタ!スターダスト・ミラージュ!」

遊星「いけ!ラッタ!スターダスト・ミラージュ!」


梶木「バ、バカな!俺のドククラゲがただの電光石火にやられるなんて…!い、いや今の電光石火は普通の電光石火じゃない…。神速か!」

梶木「あ、ありえんぜよ!神速を覚えるラッタなんて聞いたことがない…。」

遊星「俺たちの絆パワーで覚えたんだ!」

梶木「絆パワー…?何じゃそりゃ。」

梶木「じゃが、お前のラッタも進化したとはいえ、もう体力の限界がきているはず。」

遊星「ラッタ。もう少しだけ耐えてくれ。」

遊星(俺の最後の一体はピッピ。戦闘経験がほぼ0だ。つまり勝ち目は殆どない。)

梶木「これが最後か。行け!ホエルオー!」

ホエルオー「プシャアアアアアアア!!!」


遊星「ラッタ!がむしゃらだ!」

ラッタ「チュー!」

梶木「ホエルオー!雪雪崩!」

ラッタのがむしゃらが命中した。しかし、その衝撃で雪崩が起きてラッタは雪崩に飲み込まれてしまった。

遊星「ラッタ!」

梶木「雪雪崩はダメージを受けると威力が倍増する技。お前のラッタ程の速さなら俺のホエルオーより先に攻撃を当てると信じてたぜよ。」

ラッタはたおれた。

遊星「ラッタ。戻ってくれ。よく頑張ってくれたな。」

遊星「ラッタのがむしゃらの効果でお前のホエルオーは毒で弱っていたラッタと同程度のHPになったはず。ホエルオーは防御と特防はそれほど高くないから、HPさえ削れば後はただの紙耐久だ!」

梶木「ほう…。それほど最後の一体に自信があるのか?」

遊星(ピッピの能力はまだ未知数。だが、やるしかない。)

遊星「集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ!ピッピ!」

ピッピ「ギエピー!」


遊星「ピッピ!おうふくビンタ!」

しかし、ピッピの攻撃は外れてしまった。

遊星「」

梶木「何じゃこの手応えのないポケモンは…。最後の最後で出てきたのがこんなのとは拍子抜けぜよ。」

梶木「ホエルオー!眠る!」

ホエルオーは眠って体力を全回復した。

遊星「」

遊星「ぴ、ピッピ。もう一度おうふくビンタ。」

ピッピ「往復ビンタっぴ!」

ペシペシ ペシペシ

二回当たった。

遊星「」


梶木「ホエルオー!寝言!」

梶木「寝言はポケモンが眠り状態の時に使うと、寝言以外の覚えているわざをランダムで使用することが出来る。」

梶木「正に漁の時に何が起こるかわからない海のようなきまぐれの技ぜよ。」

ホエルオー「じわれ」

ピッピ「おいバカ。やめろっぴー。」

ピッピは地割れをかわした。

梶木「地割れをかわしたか。運のいい奴め。」

遊星「ピッピ。往復ビンタだ!」

ピッピ「あんたそればっかりッピね。」

遊星(お前がそれ以外にまともに使える攻撃技ないからだろ。)

ペシペシ ペシペシ ペシペシ

三回当たった。

遊星(待てよ…。こいつ確か攻撃技以外にも覚えていた技があったような…。!)

遊星(このバトル…。勝てるかも知れない。)


梶木「ホエルオー!もう一度寝言だ!」

遊星(チャンスはこの一瞬しかない。これを逃せば俺は負ける。)

ホエルオー「じわれ」

遊星(来た…!)

遊星「ピッピ!この地割れ絶対にかわせ!」

ピッピ「ヒイイイ!!無茶振りっぴよー。」

ピッピは地割れをギリギリでかわした。

遊星「今だピッピ!ものまね!」

梶木「何!」

遊星「ものまねは相手の技をコピーする効果の技。お前が使った地割れをコピーさせてもらう!」

梶木「だ、だが、当たらなければ…。」

遊星「当てるさ。ピッピ!地割れだ!」

ピッピ「ギエピー!」

一撃必殺!
ホエルオーは倒れた。


梶木「バ、バカな!奇跡を起こしたのか…!」

ピッピ「ギエピー!勝ったっぴよー!」

遊星「ああ、よくやった。」

梶木「まさか。最後は俺の技で逆転してくるとはな…。恐れ入ったぜよ。これはブルーバッジだ。受け取ってくれ。」

遊星はブルーバッジを手に入れた。

遊星「なんとか勝てた…が、残りのジムが後6つもあるのか。」

そう、遊星のポケモンリーグへの道はまだ始まったばかりだったのだ!



疲れたので一旦休憩。夕方ごろに再開します

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