遊星「”シンデレラプロダクション”…ここか……。」【モバマス】 (40)

ZONE「貴方の状況…理解していただけましたか?」

遊星「(アイツの場には5体の《時戒神》…それに、永続罠《無限光アイン・ソフ・オウル》によって全ての《時戒神》のデッキに戻る効果は無効…。更に《サンダイオン》の攻撃力は4000に戻った……)ック…これでは……」

ZONE「これで《時戒神》は私の元から離れる事は無い…」

ZONE「もはや…貴方に、勝利の可能性などありません」

遊星「そんな……」

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バァーン!!!

遊星「こっこれは…」

ZONE「どうやら、ネオドミノシティーのビルとアーククレイドルが接触を始めたようですね」

遊星「何…?」

ZONE「これを放っておいたらシティーもそこに住まう者たちも…只では済まないでしょう」

遊星「シティーが…崩壊していく……なっ!」

遊星「ック!か、カードがっ!!」パシッ

ZONE「もはや貴方のカードも持ち主が危機的状況だというのに答えを示してくれないようですね。カードも貴方に諦めろと言ってるのだと思いますよ」

遊星「違う…カードはきっと……」ドカン!

遊星「うわぁーーーーーー!!」

ジャック&クロウ&アキ&龍亜&龍可「ゆうせー!!」

ZONE「哀れな最期でしたね…遊星……。儚く散るがいい……」

遊星「ダメなのか…俺には、何も救えないというのか……」

ZONE「あれは……(遊星のD・ホイールが光って…)」

ZONE「いや、違う…あれは、遊星のデッキか……?」

ZONE「まさか…」

遊星「皆の声が聞こえる…。皆…すまない。」

《レッド・デーモンズ・ドラゴン》《ブラック・ローズ・ドラゴン》《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》《パワー・ツール・ドラゴン》《ブラックフェザー・ドラゴン》

ZONE「あのカードは…シグナーの龍かっ?迷わず遊星の元へと向かった…」

ZONE「(彼らは…まだ彼に未来を託そうというのか)」

遊星「…」グッタリ

???「遊星…お前にはまだやるべき事がある。お前はまだここで諦めるわけには行かないんだ。」

???「遊星粒子のように粒子と粒子を繋ぎ合わせる役目となれ。だが、お前に…今、その役目を担ってもらうにはまだ少しばかり早そうだ…。」

???「お前には…今からここではない別の場所で未来への可能性を秘めた者たちを導いて来てもらう……。」

遊星「」

???「お前には厳しい試練になる…大変なことになるだろうと思うが、これを乗り切れた時には…きっと、私が伝えようとしていた事の本当の意味が分かるハズだ」

???「未来を…頼んだぞ」

ピカーッ!!

その男はその言葉を残し消えて行った。
その直後、気を失っていた遊星もまた光に包まれその空間から姿を消したのだった

時と場所は変わり

遊星「いっタタタ…(ここはっ?)」

遊星「どこだ?」ポカーン

遊星「ん…?(それに…どうも倒れてる間の記憶が一向に思い出せない…)」

遊星「(これは…一体?)」

??「あ、ご、ごめんなさいぃ~!」

ドンガラガッシャン!

遊星「すまない。俺がボーっとしていたばかりに…大丈夫か!?」

??「えへへ。自転車もどこも以上無いみたいです。それよりもあなたは?」

遊星「いや…。俺は大丈夫…なのか?」

??「え~!?ケガとかしてませんかっ!!?」

遊星「いや…どこも以上は無い。大丈夫だ。気にしないでくれ」

遊星「(それにしても倒れていたのに外傷は見当たらないな…何があったんだ?俺は……)」

遊星「それよりも…君こそ、慌てていたように見えたが…?」

??「…?あーー!?いけないっ!遅れちゃうーーー!!どうもすみませんでした~!!」タッタッタッ

遊星「慌ただしい子だったな」

遊星「(だが…何か知らんが彼女のあの正確に元気をもらったな。)」

遊星「ん…これは?彼女の落とし物か…?」

遊星「仕方ない…彼女の元に届けに行くか。」

遊星「住所は…いや、企業か…?“シンデレラプロダクション”?(聞かない企業だな)」

ここまで

というわけで始まりました。このSS!
いかがだったでしょうか?
以前も書いてましたが…世界レベルの設定を決めてなかったばかりに断念しちゃいまして!テヘッ
そういうわけでZONE戦の途中から離脱し記憶を無くした状態で別の世界線に何者かによって飛ばされた
設定にしました。
次回、プロダクションに辿り着いた遊星のもとに現れたのは……

見ない間にOZONEの歌詞の一部の書き込み合いになっていた…だと?
な~にこれー(棒)
続きを待って下さる方がいらっしゃるって事…かな?
そんな皆さんの為に俺からの少し早いファンサービスだ…受け取れー!!

遊星「着いた…。ここか…」

?「あの、どちら様でしょうか?」

遊星「君は…ここの事務所の方ですか?」

?「ええ。(凄い髪型…蟹っぽい?)」

遊星「ここの子が俺とぶつかった時に落とし物をして行ってしまってな。これを渡そうと追いかけて来たんだが…」

?「そうだったんですか…。でも、誰のでしょう…私には心辺りが無いので……」

遊星「そうなのか…。だったらここでは無いのかもしれないな…他を当たってみます」

??「どうかされましたかぁ?」

?「あっまゆちゃん。そうだ。これに見覚えある?」

?「あ、それ…卯月ちゃんのですねぇ~。」

遊星「君は?」

まゆ「ここの事務所に所属しているまゆですよぉ~。」

遊星「そうか。卯月という子のなのか…なら彼女に渡しといてくれないか?」

まゆ「構いませんよぉ~。」

遊星「宜しく頼む。」

まゆ「行っちゃいましたねぇ~。」

?「…あれ?今日って、まゆちゃんってお仕事あったかしら?」

まゆ「ありませんよぉ~。プロデューサーに会いにきただけですから~。」ウフフフ

まゆ「それにしても、あの方…外見からして不思議な方でしたねぇ」

まゆ「(私たちを目の前にしたら一般の方なら緊張される方もいらっしゃるというのに…ごく自然に接してくれてましたけど…あの方は私たちの事を知らなかったんでしょうか…?)」

プロダクション前
遊星「あの様子なら持ち物を無事届けてくれるだろう…。」フッ

遊星「ん…あれは……?」タッタッタッタッ

遊星「俺の…D・ホイールか……どうしてこんな所に………?」ジー

プシュー

遊星「うわぁ!?こっこれは…(損傷が激しいな…何かにぶつけたか?)」

遊星「ふぅ…。(一通り見た限りホイールのフレーム部分の損傷はどうしようも無さそうだが…肝となるコアは無事なのが確認できた)」

遊星「これなら何とかなりそうだ…帰って…修理にとり………」

遊星「(目を覚ましたと同時にすれ違った彼女に落とし物を届ける事に頭が一杯になって
自分の事を棚に上げていたが…ここはどこだ?)」

遊星「見慣れない場所…見慣れない企業…どこも見渡す限り俺の知らないモノばかりだ。
記憶も曖昧な俺に…帰るあてなんてあるのか…?」(頭抱え)

ここまで
ちょっと設定を色々と修正を入れていたので時間がかかってしまいまして

プロデューサー一筋系アイドルまゆ登場です
無事落とし物の持ち主が見つかり遊星も一安心といった所で
見慣れない場所に来てしまったと改めて自覚してしまう遊星
そんな所に遊星のバイクが損傷状態で遊星の前に現れたのだった


こんな形で次回、
???『あなたプロデューサー初めてみませんか?』
来週の土日のどちらかに投下予定

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