のあ「私達の満足はこれからよ…?」鬼柳「俺達の絆パワーでアイツらを蹴散らすぜ!」 (238)

このSSはモバマス×5D'sのクロスです。

モバマスで今やってる”ガンスリンガージャーニー”のイベントを見て5D'sとクロスさせる事を
思いついたので書いてみた

設定的に
チーム5D'sがWRGPに出場する前の話になります。
まータイトルから分かってると思いますが満足タウン編を元にしております。
その為、今回のモバプロ側のイベントロケとしてここに彼女達もやって来たって設定にしました。
ですが原作と若干違う設定やシナリオ、登場キャラ等が出てきますが一種のパラレルワールドとして考えて下さい。

もしかしたら…列車繋がりで遊戯らが出て来るかもしれないよ?


それでは満足街編が始まるまで全裸待機してお待ちください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402054650

少ないですが投下

遊星達のガレージ【ゾラの家“ポッポタイム”】


クロウ「お~い遊星!お前宛に手紙が来てるぜー」

遊星「ん…俺宛に?(…誰からだ?)」

差出人不明の手紙 内容(※元の文そのまま引用)
Dear Yusei Fudo
The reason why I wrote this letter to you is what I heard your and his relationship and friendship. Please save him. Please take him out from this town. In this situation, he is murdered in this town .The injustice thrives in this town.

遊星「これは…」

クロウ「この“彼”ってのはこの文面じゃ誰だか分かんねーな。」

遊星「…だが、この文面から読み取るに何か一刻を争うみたいなのは確かだ。」

クロウ「そうは見えっけどよ…どこの誰から送られて来たのさえ見た限り分かんねーのにどうしようってんだよ?」

遊星「それはそうだが………!?クロウ…ここを見てみろ」

クロウ「んあっ…何々……クラッシュタウンのバーバラ?」

遊星「どうやらこの送り主はクラッシュタウンにいるバーバラと言う人らしいな。」

クロウ「こんな隅っこに書くかよふつー…こんなの普通気づかねーよ!もうちょっと相手の事を考えやがれってんだ!」

クロウ「なぁーそう思うだろ!遊星!!」チラッ

遊星「」ガサゴソ

クロウ「…おまっ…この送り主の所に行くのかよ?」

遊星「ああ。」

クロウ「やめとけ…。言っちゃーわりーが…この手紙は、怪しい匂いがプンプンしやがる。間違いなく罠だぜ?」

遊星「同業者だった頃の感か?」

クロウ「こんな嘘っぱちな文章送って相手を誘い込んだりして金を巻き上げたりしてねーよ!!」

クロウ「セキュリティの牢屋に居た時色んな奴らのやらかした事を聞かされたからな。その手口にそれがそっくりなだけだっての」

遊星「確かにお前の言う通りこの手紙の内容は嘘っぱちかもしれない。だが、この人の言ってる“彼”と言うのがどうにも引っかかるんだ…」

遊星「(もしや、この町の名前からしてアイツがあの場所にいるのかもしれないしな)」

遊星「それに…もしこれが本当だとしたら?この人のように、世界のどこかで誰かが俺の助けを必要としている人も少なからずいるんだ。そんな事を伝えられたら誰でも見過ごせるわけないだろ?」

クロウ「ハァ~…。お前って奴はほんっとあの頃から変わらないよな…。」

クロウ「仕方ねぇ…か。遊星、ちょっと待ってろよ」

遊星「ん…?(何だ)」

クロウ「ほらよっ」ポイッ

遊星「っと…。これは?」

クロウ「これ位ありゃ…その“クラッシュタウン”ってとこまで行けるハズだろーよ」

遊星「クロウ…お前……」

クロウ「この金はWRGPの資金とは別にコツコツ“ブラックバードデリバリー”で稼いでたお金だから構わねーよ。」

クロウ「それに、ここんとこお前休んでなかったろ?ホイールのメンテばかりお前に任せてたかんな…」

クロウ「旅費としてでも使って息抜きがてら行ってこい」

遊星「いいのか…?」

クロウ「おう。お前のやろうとしてる事に今まで間違いはなかったしな!」

クロウ「それに…お前が感じたならそこに何かあるんだろーよ」

遊星「ありがとな。」

クロウ「礼ならいいっての!」

クロウ「お前だから旅費として渡すだけであって、これがジャックだったら一門もやらねーっての!!」

遊星「それはそうだな…なら、遠慮なく使わ」

????「ゆーせー」

遊星「ブルーノか」

ブルーノ「遊星…ここのシステムの事なんだけど……」

遊星「どうした…?」

ブルーノ「何か邪魔しちゃったかな?」

クロウ「ったく空気よめねーんだからお前は……」

遊星「いや…いいが」

ブルーノ「何…どこか出かけるの?」

遊星「ちょっと用事が出来てな。多分2、3日帰って来ない。」

ブルーノ「そんなっ!?」

クロウ「はいはい。その話は後!後!ブルーノ…お前は、遊星の旅の邪魔になるからシステム作成に戻った!戻った!」

ブルーノ「そんなぁ~」クスン

遊星「…。お前も付いて来るか?」

クロウ「なっ!?」

ブルーノ「いいのっ!?だったら僕も遊星のお供しようかなっ!!」

遊星「決まりだな」

クロウ「おいおい…せっかく遊星がのんびり過ごせるように計画した俺のプランが台無しじゃねーかよー!!」(涙)

遊星「いいじゃないか。ブルーノもシティに来てここ以外の町に行った事は無いんだ。」

遊星「もしかしたら何か記憶回復の糸に繋がるかもしれないぞ?」

クロウ「だけどよぉー」

ブルーノ「もう準備してるって事は今日出発なのかな?だったら早く準備して来なきゃねっ!待ってて遊星!!」ダッダッダ

クロウ「慌ただしい奴だこと…」

????「バタバタ煩い!」

ジャック「煩すぎてティータイムの邪魔になるわっ!!」

ブルーノ「あっジャック居たんだ」

ジャック「ずっとおったわっ!!」

クロウ「こんなとこでまで優雅にコーヒー飲んでんのかよ…」

ジャック「当たり前だ。これ無くしてキングの座まで勝ち上がる事は出来なかった代物なのだからなっ!」

クロウ「お前…これ見かけたのここに来てからだろ……」

ジャック「むぐ…そ、そうとも言うがっ!!」

クロウ「大体…そのコーヒー豆どこから持って来たんだよっ!ウチに無かったろそれ!」

ジャック「ステファニーから買った」

クロウ「…ほう。いくらで?」

ジャック「3340円で」

クロウ「前よりか高くなってんじゃねーかよ!」

ジャック「仕方あるまい!消費税の影響がここに出て来たと考えれば…」

クロウ「消費税はまだしも豆代だけに100円ぼったくられてっじゃねーかよっ!いい加減にしろ!毎月生活が厳しいってのに!!」

ジャック「そうだと言うなら何故あの二人には旅行代として金を渡した!?どう考えてもこちらの方が旅時の金額より安いと言うのに不公平だろっ!」

クロウ「働かざる者食うべからずって言葉…知ってっか?」ニヤッ

ジャック「ま、MA☆…グワー!!!」

ブルーノ「遊星…準備出来たよー」

遊星「それはどうやって持ち運ぶつもりだ…」

ブルーノ「難しいかな?」

遊星「ノートパソコンだけで十分だ。デスクPCは置いて行っていい」

ブルーノ「分かったよ。」

遊星「(もしや…カップラーメンをリュックにあんなに入れて、旅先でまでインスタントを食べるつもりなのか…?)」チラッ

ブルーノ「それじゃ行こうか」

遊星「ああ。目的地は“クラッシュタウン”…行こう。」


第一部 完

こんなところまで速攻で書いた。
アイドルが一人も出て来てねー…まーいずれ出るさ。いずれな!
クラッシュタウンに何故かブルーノが付いて来るとか色々原作とは違う点があると思いますが
>>1に書いた通り深く気になさらずご覧いただけると助かります。

それでは次回は遊星達は多分クラッシュタウンに向かってる途中ですね。
原作そのままの所と省く所も結構あると思いますが、次回お楽しみください。

モバマスのイベントをやっていってたら色々とやりたいエピソードが一杯出て来てて
これを全部組み込むとストーリーとして繋げられそうになかったのでサイドストーリーとして飛び飛びですが書いて行く事にしました。
本編の方はまだかかりそうです。
サイドストーリーの方でもよろしければおつきあいください。

遊星がバーバラと会い、一度着替えを調達する為バーバラと別れた後の話。
※本編の間の出来事と考えてもらっても構いません。
 後、モバプロのアイドル達の中でも普通にクラッシュタウンの住人として町に溶け込んでいるキャラもいますのでご注意を

クラッシュタウンにある一軒のバー

雪美「いらっしゃい……ませ…ご注文……は?」

遊星「ミルクでも貰おうか」

ブルーノ「ええと…僕は、そうだね。パフェってあるかな?」

雪美「……パフェ…?…大きいの…?」

ブルーノ「大きいのもあるのっ!?」

遊星「ブルーノ…落ち着け」

ブルーノ「う、うん…そうだなー。大きくなくてもいいかな~もし食べれなかったら遊星に迷惑かける事になるし」

千秋「貴方達…見たところガンマンのようね。」

遊星(ポンチョ姿)「…ああ。この町ではこのスタイルが主流のようだったからな。」

遊星「一式取り寄せて着てみたんだが…何かおかしかったか?」

千秋「貴方…もしかして、よそ者…?」

遊星「ああ。少しここに用事があったものでな。もしや、ここの店は余所者は入ったらいけなかったのか?」

千秋「…いえ、お客なら歓迎よ。只、おとなしくしてるならね」

遊星「…」

雪美「が、頑張って……運ぶ…」オロオロ

千秋「ご注文のパフェとミルクが来たようね。」

雪美「あっ」

遊星「危ないっ!」

雪美「あ、ありが……とう…。でも…」バリン!

ブルーノ「ああ…遊星のミルクと僕の頼んだパフェが~」

雪美「…とけた……ごめんなさい……とろとろ…に…」

ブルーノ「…。こんな事もあるよ。キミにケガは無いかい?」

雪美「う、うん…。」

千秋「責めないのね」

ブルーノ「僕もそそっかしい所ばっかあって遊星や皆に迷惑かけてる事一杯あるからね。人の事は言えないよ。」

ブルーノ「…只、これからは周りのお客さんの事も見ながら届けるといいと思うよ」

雪美「気を…つける……。」

千秋「フフッ…。改めて言わせてもらうわ。ウチの子が悪かったわね。新しいのを用意させるからそこで待っててもらえるかしら。」

ブルーノ「うん。待たせてもらうよ!どんなパフェなんだろー楽しみだなー」

遊星「あの子は君の妹なのか?」

千秋「ええ。そうよ。おかしい?」

遊星「いや…二人とも良く似ていたもので少し気になった」

千秋「よく言われるわ」

ブルーノ「姉妹でお手伝いなんだね。偉いな~」

千秋「妹とふたりだから、私も給仕の恰好して妹の手伝いをしているの…ここで生活していく為には仕方ない事なのよ」

遊星「(この子達の年齢で働いている所を見るに、バーバラの言っていた事は本当だったようだな…)」

雪美「っとっと…っと…運べた……」

ブルーノ「うぉっ来たねっ!待ってたよ!パフェが来るのっ!!」

雪美「お待ちどう…さま……でした…」

雪美「…?何の…はなし……してたの?」

千秋「私達二人がどうしてここで働いているのかの話よ」

雪美「その…こと……。私……お店の…お手伝い……ここ、お姉ちゃんの…お店だから…」

遊星「自分の姉と二人だけで一緒に働く今の環境はツライか?」

雪美「…ううん。楽しい……よ?」

遊星「なら…良かった」

雪美「とけちゃう…から、早く…食べて」

遊星「そうだったな。ブルーノ。早く食べた方が…」

ブルーノ「モグモグ。どうしたの遊星?」

遊星「いや…何でもない。」

千秋「溶けないうちに食べきりそうね。」

千秋「これは貴方のミルクよ」

遊星「ありがとう」

千秋「今回のお会計はいらないわ。こちらの対応ミスなわけだし。」

千秋「…あとは悪目立ちしないでちょうだいね。ここには違法者を狩るギャングが潜んでいるから…」

遊星「(ギャング…?)」

サイドストーリー雪美&千秋編 終了です。

こんな感じでライブ中のイベントでの掛け合いと遊星達が絡むエピソードを少しずつ組み合わせて
本編と同時進行でサイドストーリーとして投下して行こうと思います。
次もこんな感じのサイドストーリーになる予定。
それでは次回は多分夜頃になりますのでそれまで「沢渡さん」の前に”ネオ”と付けていいながらお待ちください。

遅くなりました。もう夜じゃなくて真夜中ですね…
今回は鬼柳と再開し、デュエルして、二人とも鉱山に送られ、鬼柳の眼を覚まさせて鉱山を脱出した辺りが元となります。

亜子「堀立ての砂金、ごっそり取られてもうた~」

鬼柳「おい…そいつぁ、鉱山の方で野郎共にやられたって事か?」

さくら「そうなんです。」

鬼柳「くそぉ…野郎共……好き勝手してくれやがって!俺らが逃げる時に全部退治しとけば!!」

遊星「後悔してもしょうがない…今は早く、街の方に戻らなくては……」

亜子「ん…あんたら見ない顔やけど、旅の方?」

遊星「一応そうなるな」

亜子「だったら旅の資金、貸して!」

遊星「そうしてあげたいのは山々なんだが…こちらも、今までここに連れて来られて労働されられていたものだから持ち金が無いんだ」

亜子「そんな!?あんたらもやったんかいっ!」

遊星「一応、街の方にいるブルーノが所持してくれているハズだが…」

亜子「ほんまっ!?だったら、これ聞いて恵んでやっ」

鬼柳「こんな時に、歌なんて聞いてる暇なんてねーんだよ…後にしなっ」

泉「だそうですよ。あなたの管理不足です。亜子」

亜子「グスン…ウチが悪いわけじゃないねん……」

遊星「君たちも見た所モバプロのアイドル達のようだな。巻き込まれて大変だったろ?」

さくら「はい…イベント場所がこんな荒れた所だったとは……」

泉「一足早くに気づいていれば…」

鬼柳「遊星、こいつら…アイドルグループの子達だったのか?」

遊星「ああ。どうやらこの子達はプロダクション対抗イベントとしてこちらに来たようだがここのファミリーの争いに巻き込まれバラバラになったらしいんだ」

鬼柳「っく…そんな無関係の人まで巻き込むとは、許せねーぜ!ロットン!!」

遊星「ああ。俺もこの子達の事を考えると珍しく熱くなって来た…」

遊星「君たちはここで待ってろ。俺達がここの街に平和を取り戻しに行ってくる!」

遊星「君たちのライブイベントが無事出来るようにする為にな!」

亜子「そ、そんな事絶対無理やって!」

亜子「アンタらも…余所者なのに手出ししちゃ…あのファミリーに…何されるか分からへんのに……」

鬼柳「心配すんな。俺らはただでやられるつもりなんかねー!あんたらの思いもアイツに晴らしてきてやんぜ…」b

亜子「あんたら…頼んだで」

鬼柳「任せろ」

-遊星達は彼女達の思いを引き継ぎロットンの元へ向かったのだった---ー

泉「…頼もしい人たちだったわね」

さくら「あの人達は労働されていたとはいえ、同じファミリーの人たちの言いなりになっていた境遇のようなものだったのに…」

さくら「(無茶しないで下さいね…)」

ニューウェーブ編終了となります。

思ったより短いな…
絡めにくいエピソードも結構あって省かなきゃいけないものも多々あったので全員分のユニットと
絡めるのは難しいかもしれませんねぇ

次回は多分明日の日曜。本編行く予定

なんか鬼柳テンション高くね?
不満足状態なんだろ?

>>59
えっ高かった?鬼柳さんのテンション結構低めにしたつもりなんだけどなぁ…
まー不満足状態だからと言ってもハーモニカ吹いたり、拳銃型デュエルディスクを早抜きしたり、トロッコやD・ホイールに無茶して乗って転落しても無傷だったりと、結構その場によって結構はっちゃける人だからあまり深く考えないがいいんじゃないかな?

本編行きますがニューウェーブ編並に短いです…
物語があまり進展してませんから
それでもよろしければお付き合い下さい

このイベントに出ているアイドルに次に誰に出て来てもらうか最後にアンケート取りますのでよろしくお願いしますよ!

クラッシュタウン行きの列車

ブルーノ「よいしょっと…荷物は乗せたかい?」

遊星「ああ。乗務員さんに頼んで別の荷物専用車両に乗せて貰った。

遊星「お前のその荷物は乗せてもらわなくて良かったのか…?」

ブルーノ「僕は手放したくないからね。ここででもノートPCを使うのはOKみたいだし。

ブルーノ「これがあれば、D・ホイールに導入するシステムの作成をクラッシュタウンに到着するまで出来そうだよ。」

遊星「フフッ…そうか。」

ブルーノ「それに、ノートPCは常時持ち歩いた方が色々思いついた時に修正がきいて、改善する事も出来るし……」

ブルーノ「そ、それよりもこのバッグにはあっちで食事する時に困らないように色んなカップ麺類が入ってるから他の乗客に間違って取られたくないってのが一番かな?」

遊星「…旅費はクロウから貰った。旅先での食べ物には不自由は無いハズだ。

遊星「それなのに無理してインスタントを食べる必要なんてないんだぞ?」

ブルーノ「無理なんてしてないよっ!やっぱりこれの方が落ち着くからね~作業してる時には特に」

遊星「分からなくもないが…」

ブルーノ「それにしても以外だったね。遊星がD・ホイールで旅先まで行かないなんてさ」

遊星「ブルーノが付いてくるとは思わなかったからな。」

ブルーノ「ごめん…やっぱり迷惑だった?」

遊星「いや…そんな事は無い。たまには景色を見て、こう別の場所へ行くのも悪くないなと思っただけだ」

遊星「念のため、D・ホイールも荷物専用車両に乗せる手続きは済ませたから現地についてからも大丈夫のハズだ。」

ブルーノ「ほっ」

ポー

遊星「どうやら…そろそろ出発するようだな。」

ブルーノ「いよいよ…出発かぁ~クラッシュタウン、どんな所なんだろぉ~♪」ワクワク

遊星「(クラッシュタウン…一体、そこで…何が起こっているんだ?)」

※このまま遊星達が列車に乗ってクラッシュタウンにまで行くまでの列車内のエピソードを見ますか?

見る場合は、遭遇するアイドルを暴走列車に登場しているアイドルの中から選んで下さい。
出来れば>>75辺りまでお願いします。多かったアイドルを登場させます。

もし列車内のエピソードを省略したい場合は安価下5の方が決めて下さい
上で決めたアイドルは後からでも登場する可能性は大ですのでご安心を。

後、これからは書き溜めも無いのでのんびり書いていこうと思ってますので更新遅くなるかもよ?

若葉お姉ちゃん!

古澤頼子さん出られますように

ストーリーの省略はしないで欲しいです


キャラの方は輝子を出して~

櫂くんオナシャス!

>>71で締め切ります

ガンスリンガージャーニーのイベント終わってしまいましたね…
そんな中、色々とアイドルリクエストして頂きありがとうございました。

ですが…>>65でリクエストを取ったのは”暴走列車に登場している”アイドルのハズが、イベントに出ていないアイドルまで出してほしいと要望が出てしまいました。

芳乃(これは>>1は想定外なのでして…)

今回はとりあえず>>65に書いた通り暴走列車に登場するアイドル>>66>>68のリクエストして頂いた若葉お姉ちゃんに頼子さんを登場させたいと思います。
梅木さん、翠さん、櫂くんをリクエストしていただいた方ほんっと申し訳ございません。

只、もしかしたら出られるチャンスはあるかもしれないので、次回以降その時のこちらの指定したルールとマナーをきちっと見て守ってリクエスト下さい。

只、今日ガチャで更新されたSレアの目玉である輝子をガチャ更新前にリクエストして頂いた>>70の方は特別枠として登場させてあげたいと思います。

輝子「フヒッ…嬉しい……」


次回更新は今週土日予定?
まだ上のアイドルと遊星達を絡めるのに時間がかかりそうだからもっとかかるかも…

親友の輝子を出してくれるから満足です

すまん。期待させて悪いがどうしても時間が作れなかった…やはり、更新は来週になりそうだ。
予定通りに更新できなかった非力な私を許してくれ…

本編書いてます。
今週中には投下出来そうだ。早ければ明日…満足させてくれよ?

今更だが志希にゃん忘れてたよ……

列車 個室

ブルーノ「」カタカタカタ

遊星「熱心に作業しているな…だが、ブルーノ?あまり列車内で液晶画面を見ていると疲れるぞ。少し休憩がてら何か飲んだ方がいいと思うが」

ブルーノ「」カタカタカタカタ

遊星「…聞こえてないのか」

遊星「(仕方ない…)車内に自販機が無いか探して来る。留守を頼んだぞ」スッ

ブルーノ「」カタカタカタ

遊星「シティーからだいぶ離れたんだな。」

遊星「街並みが消えて景色が荒野に変わって行く…サティスファクションタウンが近いんだろうか?」

遊星「…おっと。景色を見てる所じゃなかったな…自販機を探さなくては……」スタスタスタ

保奈美「おや…?」スッ

頼子「どうかなさいました?」

保奈美「いや…今、私達の横を通られたお方…普段見かけない顔だったと思いません?」

頼子「確かに……。でも、この列車には一部ですが一般客の方も利用されると聞きます。見かけない方が乗ってるのはその一般の方が利用されているからかと…」

保奈美「一般客…ねぇ……。ふふっ折角だし挨拶して行きましょっか?」

頼子「ええっ!!?」

保奈美「御機嫌よう」

遊星「ん…?あんた達は……」

保奈美「私の名は保奈美と申します」

頼子「ええと…私は、頼子です……」

保奈美「私の名は西川保奈美と申します」

頼子「ええと…私は、古澤頼子です……」

遊星「そうか…。俺に何の用だ?」

保奈美「いえ…通りすがりの貴方様を見て少し貴方の事が気になったものでして…お名前を教えて貰えるかしら?」

遊星「俺の名か…不動遊星だ。」

頼子「えっ…もしかして、この人って……」ヒソヒソ

保奈美「(不動…遊星ねぇ……)」

保奈美「(ふぅ~ん…。この人が、”あの”不動…遊星ねぇ……)」

遊星「それだけか?」

保奈美「そのつもりだったんだけど…何だか気が変わっちゃったわ」

遊星「?」

保奈美「貴方ともっと話したくなっちゃったの…少しお話しに付き合って下さる?」

遊星「…。(自販機の場所が分からくて困ってた所だったからな…)」

遊星「構わない…が、終わったら自販機の場所を教えてくれないか?」

保奈美「…はて?“自販機”……?」

頼子「それって庶民がよく小銭を入れて缶やペットボトルに入った飲み物を手軽に買っていると言われるあの……」

保奈美「ああっ!聞いた事がありまして。その位なら私共にお任せなさい」

遊星「いいのか…?すまないな」

遊星「それで…話って何だ?」

保奈美「貴方、一人旅ですの?」

遊星「いや…連れが一人居る。二人で旅をしているな」

保奈美「どこまで行かれるんですの?」

遊星「クラッシュタウン…聞いた事はあるか?」

保奈美「クラッシュ…タウン?」

頼子「あ、あそこ…結構、物騒な話を耳にしますけど……ホントにあそこに行かれるんですか?」

遊星「それでも俺は行かないといけない気がするんだ。そこに俺の知り合いがいるかもしれないから…」

保奈美「…」

遊星「それで、あんたらは…どこへ向かってるんだ?」

頼子「私たちは…これからそこの街とは違う“別の街”へ向かうところ…です…」

遊星「別の街…?まだ行き先は決まっていないのか……?」

保奈美「目的地…?そうね…まだ決まってないわ。只、行くとしたら大きな街がいいわね。大舞台のある街よ…」

遊星「大舞台のある街か…それなら、ここから反対になるがネオドミノシティなんかどうだ?」

頼子「ネオ…ドミノシティ……ですか?」

遊星「ああ。あそこはサテライトと繋がった事によって生まれ変わった。シティの中心で大都会でもあるから君たちの目的地にぴったりじゃないか?」

ここまで

>>79
志希にゃんはこの列車編で登場予定なのでご安心を(もしかしたらのあさんが先かもしれませんが…)

リクエスト通り保奈美さんと頼子さん出して見ました。
イベント時のユニットを基に結構なお嬢様って設定で出して見ましたがいかがだったでしょうか?
遊星さんの事を名前を言われるまで気づかなかったって言うのは大目に見て…

次回、秘密を抱えた乗客達と別れ、個室で待つブルーノの元に戻ろうとする遊星が目にした光景とは一体!?
※次回予告が必ずしもこの通りになるとは限りませんのでご注意を…(シンデレラガール凛ちゃん出したいなー)

今回で頼子さん保奈美さん編終了です。
さぁ投下を始めよう。

頼子「…。」

頼子「(この人が…その、サテライトとシティを一つにしたと言われている…あの“不動遊星”さん……本物なんだ。まさかこんな所でお目にかかれるとは…。)」ジー

保奈美「あそこにはトップスエリアもあるんでしたわよね?」

遊星「そうだな。何だ…あそこのエリアに興味が出て来たのか?」

保奈美「少し」

遊星「だがあのエリアは今でも大抵の人は侵入が許されないエリアもあると聞くが…」

保奈美「そうなんですの…少し、貴女の話を聞いて立ち寄りたいと思いましたのに……残念ですの」

遊星「いや、無理ではないかもしれない…。俺の知り合いに頼めば何とかできなくも無いと思うが……」

保奈美「本当ですのっ!?」

サテライト マーサハウス
雑賀「ハクッション‼」

マーサ「何だい…アンタ風邪かい?」

雑賀「うーむ。ここんとこ徹夜続きだったかんな…そのせいか……」

マーサ「気を付けなよ。風邪だったら子供達に移したりしたら看病するの大変なんだからね」

雑賀「へいへい。分かってますよ。(いや、違うな。こりゃっ…何だか嫌~な事に巻き込まれそうな…そんな感じが伝わって来た…そんな気が……?)」

舞台は戻って列車内
遊星「繋がらないな…。ここはもう圏外なのか?」

頼子「無理もないですよ。ここはもう貴方様の目的地であるサティスファクションタウンまで列車で約一時間の距離になりますから」

ウサミン<<ウサミンセイマデノジカントイッショナンデスネ!

遊星「もうそこまで来ていたのか…」

頼子「電波も届かないのではありませんか…?」

ウサミン<<ソンナコマッテルアナタニウサミンノデンパテヲオトドケシマスヨ!

遊星「よく見れば…」

保奈美「どちらにしてもここからシティに向かうには一度、次の駅で降りて反対の列車が来るまで待つしかありませんのよね。」

頼子「そうなったら…数時間、いや数日待つ羽目に……」

遊星「すまないな。俺の意見で君たちの目的地を惑わしてしまって…」

保奈美「いえ。いいんですのよ。」

頼子「私達はこのまま自由気ままに旅を続けたいと思います。」

遊星「そうか。分かった。なら…いずれ機会があれば俺の住むシティにでも寄ってくれ」

頼子「いいんですか?」

遊星「ああ。シティはいつでも君たちが来るを待ってる」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

遊星「あの人達がその後、自販機を一緒に探してくれたが結局見つからなかったな。」

遊星「だが…自販機の飲み物を買うつもりが」

遊星「まさか…高級ブランド“ブルーアイスDDマウンテン”を見つけられなかったお詫びにもらう事になるとは……」

遊星「今度彼女達がシティに来てくれたら本格的にお礼をしなくちゃな」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

保奈美「頼子さん?貴方も感じたのでしょ…」

頼子「」コクリ

保奈美「今までテレビでしかあの方を見た事がありませんでしたが…会って見てあの方の印象が大きく変わりましたわよね…」

頼子「はい…。」

保奈美「(サテライト出身の彼でも、私達が身分が上であろうと感じても私達の話を流さず、素直に聞きアドバイスをくれた…)」

保奈美「(彼のような人間が居たからこそ本当にあの街を統一する事を成し遂げられたんですわね。)」

頼子「それで、どうします…私達……?」

保奈美「…私達も彼のような立ち回りの出来る人間になれれば苦労はしないんでしょうけどね…。」

頼子「…?」

保奈美「考えても仕方ありません。とりあえずは私達は彼を見習い私達の出来るやり方で…“困ってる人たちを救って行きましょう”」

頼子「ですね」ハハッ

ここまでです。
もうちょっと出番を作りたかったんですが、秘密を抱えた乗客たちって割にはそこまで遊星にヒントを
与えられそうになかったのでこんな形になりました。

さて、頼子さんと保奈美さんのその後のエピソードちょこっと触って次のエピソードに進もうと思います。

次回更新30分後予定。

時は経ち数年後 セキュリティ本部

クロウ「なぁ…牛尾の旦那ぁ?」

牛尾「どうしたってんだよ」

クロウ「事件の処理がめんどくせーんだけどよぉーどーにかなんねーの?」

牛尾「なるかそんなもん!事件ってのはそうそう解決できるようなもんじゃねーものばっかなんだ」

クロウ「あーかったりー…やっぱ、俺にはこの職業合わねーな……」

牛尾「グダグダ言ってねーでやる!」

クロウ「へいへい……ん?」

牛尾「どうした…?」

クロウ「なぁ…コイツらって何やらかしたんだ?」手配書バサッ

牛尾「あぁ~ん?…あーそいつらは……」

牛尾「“金持ちに成りすまして披露宴やパーティー会場、それに列車にまで侵入し、金目の物を盗みに働いた二人グループの怪盗だよ”」

クロウ「あー怪盗ねぇー…こんなお嬢さん方がそんな身分を詐称してまで盗みを働くとは…世の中も末だねぇ」

牛尾「お前…人の事言えんの?」

クロウ「」グサッ

クロウ「い、今の一言はよけーだろ…!」

クロウ「俺様はこう見えてメンタルは弱いんだよ!手加減して言ってくれ!今のは効いたわっ!!」

牛尾「まー以前のお前のような事をしてたから似てるって言えなくないか」

クロウ「お、俺のような事…?」

牛尾「それはだな…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

クロウ「そうか。こいつ等も…」

クロウ「で、こいつ等は…まさか、捕まったのか?」

牛尾「いや、後一歩の所で逃げられちまった。だが…その最後に俺が見た事件以降あいつらは姿を暗ました。」

クロウ「…」

牛尾「アイツらのやった事は決して許されるもんじゃねー…けど、アイツらがあれ以降事件を起こさない理由を何かで見つけたんだったら、お前みたいにどこかで償いながら改心していってもらいたいと思ってるよ」


秘密を抱えた乗客編 End

さあ何とか彼女達の話を終えた所で次の話へ移ろうと思います。
前回の次回予告内容とほとんど同じ構成で進めていこうと思ってます。

次の投下は明日…かな?十代デッキとスリーブでも買ってガッチャでもしながらお待ちください

例のごとく予定してた日程通りに投下出来なくなりまして~
…ほんとスンマセン。

ここからはリクエスト通り若葉さんを出す予定です。

書き溜め出来なかったので続きは来週の土日になります…ね。

列車内 食堂
ありす「ここっていちごパスタって無いんでしょうか?」

伊吹「いや…流石にそれは置いて無いんじゃない?」

ありす「…そうですか。メニュー一覧に必ず載ってあると思ってたんですけど…」

伊吹「(あれをどこでも取り扱ってると思ってたのか…この子……)」

伊吹「それにしても、まさか食堂も設備してある列車に乗車させてもらう事になるとは思ってなかったよね」

ありす「ほんとです。あの人、イベントの際どんな交渉をしたらこんな豪華な列車を手配する事が出来てイベント会場まで列車に乗っての旅が出来たのか聞きたい位ですよ。」

伊吹「まぁちひろさんの裏からの支えがあったんだろうけど、結構、プロデューサーの方も色んな所にコネを持ってたりするみたいだから、どちらとも言えないんじゃないかなぁ?」

ありす「事務員アシスタントにプロデューサー…社長レベルなら分かりますけど、この二人がどうこう出来るようなレベルを軽く超えてるような気がするのは気のせいでしょうか?」

伊吹「ありすちゃん…それ以上はツッコんじゃダメ。あんまり詮索すると、ちひろさんに何されるか分からないよ…?」

ありす「き、気を付ける…ことに、します……」ガクガクガク

遊星「しまった…迷ったな。ブルーノが居た車両はどこだったか…」

ありす「あっ店員さんが来ましたね。すいません!」

遊星「んっ…俺を呼んだのか?」

ありす「そうに決まってるじゃないですかっ!これに書かれてるメニューについて苦情があるんですけど」

遊星「めにゅー…?」

伊吹「(ああ…メニュー一覧表には書かれてないからってわざわざ店員に確認しなくても……って、あれ?)」

伊吹「(確か、この人って…)」

ありす「聞いてるんですか?」

遊星「いちごパスタか…確かに、このメニュー表に書かれていないな。」

ありす「そうでしょっ!どう考えてもおかしいです!書かれていないなんて普通どのお店でも考えられませんよっ!」

伊吹「(いや、どのお店の事を言ってるのかは知らないけど…ありすちゃんが行ったお店だけが特殊だったんじゃ……)」

遊星「タブレットを見せてもらうに作り方は簡単そうだな…。ん…キッチンを借りられるだろうか…?」ボソッ

伊吹「…?」

遊星「ちょっと待っててくれ。確認を取って来る」

ありす「早くしてください。お客さんを待たせるなんて非常識ですよ」

ここまで

昨日更新出来なかったので代わりに今日更新する事にしました。
次回予告通りに進む前に車両に戻るまでの過程をとりあえず書いて行ってたら意外と長くなってしまった

ありすの作るいちごパスタは柚が倒れるけど、何でも調理できる遊星が作ったらいちごパスタがどんな風に出来るのか…考えながらでもお待ち下さい。

次回今週中。

都合により【いちごパスタ編 前後編】に分かれます。
それでもよろしければどうぞ!

伊吹「ね、ねぇ…あ、あの人って」ボソボソ

ありす「あのスタッフさんがどうしたんですか?」

伊吹「いや、まだあの人スタッフって思ってるの!?冷静になって服装と髪形を見れば分かるでしょっ!」

ありす「服装と髪形…ですか?服装は見た限りウェイターっぽかったですが?」

伊吹「作業着だよねっ!?」

ありす「髪形に関しては何だか奇抜すぎる気がしますが…」

伊吹「それもそうだよ!あの人、フォーチュンカップで優勝したあの不動遊星だもん!」

ありす「あっ……。なっ何をバカな事を言ってるんですか…そんな人がこんな所に居るわけ……」ジー

ありす「居ましたね。」

伊吹「居たねー」

伊吹「って、大ごとじゃんっ!何でこんなとこいるの!?あの不動遊星がっ!」

ありす「ハッまさか私達のライブを見に…」

伊吹「あ、あり得る…かも……」

ありす「もしそうだとしたら何故あの方がオーダーを取りに来たんでしょうか…疑問です」

伊吹「だからウェイターじゃないってばっ!!」

食堂 厨房
遊星「すいません。何だか押しかける形になってしまって」

マルメターノおじさん「いいよ。いいヨー」

遊星「いや、貴方のお仕事の邪魔になると分かっていたのにこちらの都合で厨房を借りる事が出来ないか確認した自分が悪かったですね。すいません…。」

マルメターノおじさん「そこまで気にするような事だとワタシは思ってないからイイってば!」

マルメターノおじさん「それに…今は、お昼のランチ時間のピークも過ぎて、大分落ち着いて来たとこだからここをキミが使っても全く問題ないしネ!」

遊星「ああ…。人がやけに少ないと思っていたらもう昼の2時30分過ぎていたからなのか…」

マルメターノおじさん「後は3時のおやつタイムと夕方のディナー時間に食べに来る一般のお客さんとVIPのお客さんの一部だけだしネ。そこまで時間を気にしなくても平気さ!」

マルメターノおじさん「それと…今、使ってる材料も勝手に使って構わないからネ。」

遊星「何とお礼したら言いものか…何から何まですいません。」

マルメターノおじさん「ワタシじゃ、そのいちごパスタは作れそうになさそうだからネ…。」

マルメターノおじさん「下手に作って彼女達の機嫌を悪くしてしまうのはおじさんとしては悪いからね…それに、楽しみにしているであろう彼女達の笑顔をそれで壊したくないから。作れるであろうキミに任せる事にするよ」

遊星「俺もいちごパスタについて実はそこまで詳しくは無いですが…貴方の言う通り、俺にもあの時分かったんです。」

マルメターノおじさん「…?それは」

遊星「ここの店員でない俺に、彼女がその料理を注文して来たあの時…料理を楽しみにしているその姿を見てここでその料理を取り扱っていなくても…なお、期待して待ってくれている少女がいるので出来ないと言っていいのだろうかと…」

遊星「出来ないとしても精一杯の気持ちを込めて作ればその少女にもきっと思いは伝わるだろうし、それが第二、第三のここで扱える新たな料理に繋がるかもしれない。」

遊星「そうだと思えました。だから…俺は、あの注文を断れなかった。もし、断っていたら少女の悲しむ姿を見る事になっていただろうから…」

マルメターノおじさん「…」

遊星「…おやつタイムがあるんでしたよね?なら、いちごもここにあるんでしょうか?」

マルメターノおじさん「エッ…ああ。そうだヨ。そこに仕入れてある分が今日の分だね。」

遊星「ならここから2個使わせてもらいます」

遊星「パスタを茹でるのに時間がかかりそうだな…。」

遊星「(今の間に、イチゴに合いそうなソースでも作るか…)」

マルメターノおじさん「(考えた事が無かった。ここで取り扱ってないモノをお客に提供するなんて…ドイツで彼にスカウトされる前に屋台で働いていた時もそんな事はしなかったから)」

続く。

>>124 ””部分修正

遊星「ここの店員でない俺に、彼女がその料理を注文して来たあの時…料理を楽しみにしているその姿を見てここでその料理を取り扱っていなくても…なお、期待して待ってくれている少女がいる”ので”出来ないと言っていいのだろうかと…」



遊星「ここの店員でない俺に、彼女がその料理を注文して来たあの時…料理を楽しみにしているその姿を見てここでその料理を取り扱っていなくても…なお、『期待して待ってくれている少女がいる。』”と言うのに”出来ないと言っていいのだろうかと…」

まさかのあのおじさんの登場には驚かれた方もいらっしゃるでしょうね…
おじさんのあの笑顔を見る為に食堂に通ってるお客さんも居るとか居ないとか…

それでは12時頃に再開します!

麺を茹でし者よ。茹でる間を使いここに新たなソースを作らん!カモン‼

遊星「」ペロッ…

マルメターノおじさん「(だけど彼の言ってる通りワタシも共感は持てる所はある。)」

マルメターノおじさん「(あの時の真尋ちゃんを見てそう思えたように…それもあって、彼の誘いに乗り…ワタシも彼女達をサポートする立場になったのだから)」

マルメターノおじさん「(Japanから海外へ彼女達が渡る際に、彼女達アイドルを目指す子達に旅路の間だけでもおいしい料理を作ってあげるのがこの列車でのワタシの新たな役割となり…もう、彼にスカウトされ早1年になる……)」

マルメターノおじさん「(一年を通してここの子達にも職場にも慣れ、業務もコツコツとこなし、彼女達に美味しい手料理を作って上げる事で彼女達との絆をここまで育んでいったつもりだったが…)」

マルメターノおじさん「まだ、ワタシは足りなかったようだネ……。」

カランカラン

遊星「ん…?」

ナターリア「上手いスシを食べれる食堂ッテここで合ってるカナ?」

拓海「あぁーん?カツ丼ってねぇーのかよ…ここ。いいから大至急で持ってきやがれっ!」

肇「らっ、ラーメン、ラーメンはありますかっ!?」

ドルべ「僕はさくらんぼクラフティでも頼もうかな。早めに頼むよ」

遊星「なっ…これは一体……」


伊吹「今までガラガラだったのに一気に増えて来ちゃったね。これって…」

ありす「ええ。きっと今日が遊星さんの厄日だったんでしょうね」


マルメターノおじさん「こ、ここまで普段は混む食堂じゃないんだケド…一体、どうして……」

マルメターノおじさん「今、ここのコックもルームサービスに出払っててワタシ以外調理出来る子が残って居ないんだ。ど、どうすれば……」オロオロ

遊星「っく…(手早に済ませるつもりが…)」

遊星「(こうなったら仕方が無い)」

遊星「注文された料理はある程度俺が流れで作って行きます。それで構いませんか?」

マルメターノおじさん「う、ウン。でも任せて大丈夫かい?」

遊星「ええ。何とか…すいませんがオーダー取って来てもらえませんか?」

マルメターノおじさん「ええと…オーダー…ねっ……。あ、ソウダ!ワタシが行くよりあの子達に頼んだ方がいいな……」

遊星「あの子達……?」

マルメターノおじさん「カモン!サッチー、ホシ、オオクボ!!」

幸子「フフーン。呼ばれて飛び出て輿水幸子です。只今カワイイボクが登場しましたよ?」

輝子「フヒ。乗車前にキノコ採って来た…これが役に立つ時……腕の見せ所」

森久保「オオクボって誰ですか…私、もりくぼなんですけど~……」

輝子「乃々。何だか始めからやる気無くなって来てるゾ」

森久保「誰のせいでしょうかねぇ…それのせいでやる気がなくなって来てますよ。」

マルメターノおじさん「オー。すまないネ。モリクボだった!ごめんヨ」

幸子「サッカーの見すぎですね!カワイイボクより見るものではないでしょうけど」

遊星「この子達は…?」

マルメターノおじさん「一応、ここの食堂で私の調理の手伝いとオーダーを取ってくれたりしてる子達だよ。」

マルメターノおじさん「確か…ユニット名は“ヴィジュアル142´s”だったかナ?」

幸子「ボク達のユニットと美玲ちゃん達のユニットがごっちゃになってますね…」

森久保「もりくぼ…身長149あるんですけどぉ……」

輝子「気にするな。これはこれでいいと思うぞ」

遊星「ユニット名…それは一体?」

幸子「そんな事も知らないんですか。」

幸子「こんなカワイイボクらのユニットを知らないなんて損してますよ?まったく…」

遊星「すまないな。そういうのは少し疎くてな…」

幸子「変わった人ですね…チーフも結構変わった人を雇いましたね」

マルメターノおじさん「いや…そういうわけじゃないんだケドねぇ……」

幸子「?」

輝子「とりあえず、このままじゃ…いけない……」

森久保「お客さんを待たせたらいけませんね。森久保達で出来る限りの事をしないと…」

幸子「それじゃオーダー取って来ます。後は任せましたよ。お二人さん」

遊星「…頼んだ。」

昼の部ここまで

森久保とさっちゃん達登場。安価結果を元に輝子も登場させることが出来ました!
>>70さんやったねっ!

次回、夕方頃投下する分でいちごパスタ編終了予定?
(思ったより長くなってしまったな…いちごパスタ編。)

夜になりました。
野戦に突入したいと思います。

数十分経過
遊星「ビーフストロガノフ、鯖みそ定食、ビーフピザ、親子丼、上りました。」

輝子「もう、むぅりー…疲れが……無理し過ぎた。」

乃々「森久保の台詞取らないで下さいってば」

幸子「何なんですか…今日に限ってこんなに混むなんて。ほんっと異常ですよっ!今日!!」

遊星「悪かった。君たちには迷惑かけてしまって」

幸子「ほんとですよ。全く…普段、ここまで混む食堂じゃないのに!」プンプン


伊吹「幸子ちゃんに確認して来たけどまだかかるって」

ありす「まぁそうでしょうね。注文票に書かれてないのをこちらは注文しているわけですから…でも、流石に混みすぎじゃないですか?」


きらり「きらりはぁーいちごパフェにするにぃ☆杏ちゃんはどうすゆ?」

杏「ええー…この調子だと、注文しても来るまでが結構長いだろうし手間暇かからないのでいいや。適当に選んどいて」

きらり「うん。きらりが選んどくねぇ☆杏ちゃんにはこれかな?それともこれかなぁ?」

きらり「ん~違うかなぁ?多すぎてきらり困っちゃうぅ~」

杏「(めんどくさいなぁ…)来るんじゃなかった。…ん?あれって……」

??「フフッ…」スッ

杏「(誰だったんだろ…あれ?何だか怪しい雰囲気がまるわかりだけど…)」

杏「ま、いいや。杏には関係の無いことだしー」グテー

森久保「ご注文は決まりました…?」

ハラルド「そうだな。私はアールグレイのブレンド茶を頼もうか」

ドラガン「俺はこれだな。マルメターノほっとソーセージとやらにする」

ブレイブ「んじゃ俺はりんごのクラムケーキにするぜ」

森久保「ご注文承りました…少々お待ち下さい」

ハラルド「混んでるな。いつもはここまで混んでいないのだが…」

ブレイブ「まぁこんな時もあるって」

セバスチャン「お食事が済みましたら私めをお呼び下さい」

ハラルド「分かった」

乃々「」トットット

乃々「(あの人達、か、カッコいい……惚れちゃいそうなんですけどぉ~)」メロメロ

ブレイブ「にしても、WRGP本選始まる前にシティ近くまで来る必要はなかったんじゃねーか?」

ドラガン「いい加減こちらへ来た理由を教えてもらいたいものだが」

ハラルド「今回のWRGPには赤き竜の痣を持つ不動遊星も参加することは知っているな?

ドラガン「フォーチュンカップで憎きジャック・アトラスに勝ったあの不動遊星か」

ハラルド「…私には彼らがこの大会に登場する事に非常に興味深く思っている。」

ブレイブ「まぁ普段表向きにはそういう大会に出そうな連中じゃねーもんな」

ハラルド「うむ。彼らが如何に強力なシグナーの力を持っていたとしても、この星界の3極神を我らが持つ限り、彼らに負ける事は神に誓って無いだろうが…」

ハラルド「念には念を…と言う奴だ。神の加護を受ける為にも一度聖域へ出向きそれぞれの神の力を有るべき姿に戻さなくては」

ブレイブ「成程ねぇー今までの俺らの持つ神は枷が掛かってたわけか。」

ドラガン「そこへ行けば俺の神も本来の姿へ戻るのだな…」

ドラガン「(これでやっと決着を付けられるぞ。待っていろ!ジャック・アトラス‼)」

幸子「何をボケーとしてるんですか…乃々さんは……」

乃々「ふぇっ!?」

幸子「大体、何言ってるのか分からないじゃないですか…あの人達の言ってる事理解出来るんですか?」

乃々「い、いや…理解は出来なくても…見れば見るほど、美形な美男子って感じでカッコいいじゃ…ハッ!?」

幸子「へー、乃々さんってああいうのがスキダッタンデスネー」(棒)

乃々「そ、そんな事なんかちっとも思ってないですよっ!!?」

幸子「どうだか…」

幸子「(まー…あの方達が乃々さんの好きそうなビジュアルをしてるのは理解できます。)」

幸子「(ウチのアイドルで例えると蘭子さんみたいな人達のようですからね…。でも…)」

幸子「何だか雰囲気的にも中二っぽい大人の方々のようですね」

乃々「どこかで見たような…。あっ思い出した。あの容姿的に…よくマンガ雑誌でも表紙を飾っていたチームラグナロク…。…それが彼らのチーム名です!」

幸子「(ユニット名でしょうか…?)あっ北欧神話が元ネタか…やっぱり中二っぽいじゃないですか。」

幸子「ま、ボクには全く関係の無い無縁な人達ですがねっ)」

乃々「後でサイン貰いに行かないと…この機会を逃したら一生会え無さそう…。]

乃々「でも、何だか緊張して来ました。何て言えば…あーもうむぅりー……///」

ここまで

前回次回完結と言ったな。あれは嘘だ。

出来た!『いちごパスタ編完』!
ありす「へぇ…。で、誰が遊星さんが作ってくれているイチゴパスタを食べるんですかぁ?」ニコッ

ま、まだもうちょっと続くんやよ。(慌)
5D's側からもキャラを出したのもあって収拾付けるのに時間かかりました。

次回は遊星サイドに戻りますから…次回、明日!!

遊星「(今ようやく4時を過ぎた所か…クラッシュタウン到着まで、残り約1時間と言った所か……。)」

遊星「(だが、未だに、食堂には結構な人だかりが出来ているように見える。)」

遊星「(このままでは到着前に彼女達に届ける事が出来ない…俺は、ここまでなのか?)」

マルメターノおじさん「もういいよ。キミは部外者なのに…ここまでよくやってくれたヨ。」

遊星「ですが…」

マルメターノおじさん「さっきのキミが話してくれた通り…ワタシも、一応ここで料理人を任されている以上……」

マルメターノおじさん「料理を待ってる子達の悲しむ姿を見たくないんだヨ。

マルメターノおじさん「それは見た限りキミも同じダロ?…だったら、ここはワタシに任せたまえ!」

遊星「…分かりました。ですが、俺もやり始めた以上やれる限りやらせてもらいます。」

遊星「一緒に頑張りましょう」

マルメターノおじさん「おう!ええと…」

遊星「ああ。不動遊星です。」

マルメターノおじさん「私はここで食堂のチーフを任されているが、昔、ドイツでマルメターノソーセージを屋台で売っていた事からマルメターノおじさんと言われているんだ。

マルメターノおじさん「キミもそう呼んでくれると嬉しいな。」

遊星「それじゃ…Mr.マルメターノ共に短い間ですが彼女達を喜ばせれるような料理を作って行きましょう」

マルメターノおじさん「任せといてヨ!張り切って本場の手料理を見せてあげル!」b

遊星「頼りになります」

シャッシャッバッバッ←包丁で切ったりしてる音

遊星「Mr.マルメチーノと作り初めてもう4時を過ぎた所か…」

遊星「(ブルーノと別れてから大分経ってしまったな。流石にそろそろ限界か…)」

バッ←ドアを開ける音

幸子「次、ビーフシチューにカレー大盛り、それにハニートーストにサラダ追加ですっ!」

マルメチーノおじさん「はいよ!」

ここまで

す、すまん…ストック切れだ。
流石に金、土、日で投下し過ぎたのが影響されたか…
来週の土日で後編をお送りする事にします。


それまで気長にソリティアしながらお待ち下さい。

もう終末か…時間が経つの早いね~
ま、もっとも時間が過ぎてもボクの可愛さは永遠ですけどね!フフーン←分からないわ

ってなわけで、金、土、日で再開したいと思います。

所で…このSSを待ってる方いらっしゃいます?


いないのなら今日は投下は無しの方向でお願いしたいんですけど…

えっ…>>1はそれでもやる?

そんなの聞いてませんよっ。

む、無理ですってばーだからーむぅりぃ~っ!!

シャッシャッバッバッ←包丁で切ったりしてる音

遊星「Mr.マルメチーノと作り初めてもう40分を過ぎた所か…」

遊星「(ブルーノと別れてから大分経ってしまったな。流石にそろそろ限界か…)」

バッ←ドアを開ける音

幸子「次、ビーフシチューにカレー大盛り、それにハニートーストにサラダ追加ですっ!」

マルメチーノおじさん「はいよ!」

輝子「…どうした?顔色…悪いぞ……」

遊星「なっ…何故、君はそんな所に……?」

輝子「強いていれば落ち着くから…だな」

遊星「…」

乃々「あっ…何してるんですか…輝子さんはっ!!」

輝子「ギクッ…乃々に…見つかった……。」

乃々「もう…森久保も出来るならそこに隠れていたいんですけど…」

乃々「そんな事したら、厨房で頑張ってる二人の迷惑になるって分かるからしてないんですよ。しっかりして下さい」

輝子「うぅ~…分かった。一人でも行けるから引きずるなぁ…。」

ハラルド「セバスチャン…食事が済んだ。来てくれ」

セバスチャン『かしこまりました。』

ハラルド「会計は私が払おう…」

ブレイブ「んじゃお言葉に甘えて~先出てるぜ!」

ドラガン「ブレイブ!?あ、アイツ…は、ハラルドもそれで良いのかっ?」

ハラルド「私は別に構わんが」

ドラガン「いつもいつもすまない。」

ドラガン「お前にばかり払わせてしまって…」

ハラルド「気にするな。私達は同じチームであり、同じ神を従える仲間ではないか」

ドラガン「仲間…か……。」

ドラガン「フッ…恩に切る。」

ハラルド「ブレイブは外に行った。お前も外で待っていてくれ。

ハラルド「じきセバスチャンもここに来るだろう…」

ドラガン「分かった。」スタスタスタ


ハラルド「…さて……」キュイーン

厨房

乃々「呼び出しがかかったので行って来ますが…後から、ちゃんと来て下さいよ……?」

輝子「…分かった……」

~~~~~~~~~~~~~~~~

輝子「…じゃ、私も不本意だが…頑張って行ってくる…事にする。」

遊星「そうか…。あっ…俺の事は心配してもらわなくても構わないからな。大丈夫だ」

輝子「ほんと…?何か困ってる事があるんだったら…いつでも、相談に乗るぞ?」

輝子「親友たちと一緒に悩みを聞いてあげる…フヒッ」

遊星「親友…?」

輝子「この子たち…言わば、マイフェイバリットキノコォ!!!」

遊星「き、キノコ…?」

遊星「そ、それが…君の親友と呼べる存在…なのか……?」

輝子「うん。親友と書いて友と呼ぶくらい…うぇへへ……」

遊星「(彼女の抱えてる…植木鉢に、厨房下周辺に置いてあるプランターを見る限り)」

遊星「(この子は、至る所まで親友と呼べる存在の為に毎日手入れを欠かさずしているという事が伝わって来る……。)」

遊星「大切にしてるんだな…。」

輝子「うん。」ニッコリ

ここまで…何とか、出来たみたい……

マイフェイバリットキノコのエピソードが追加されて…嬉しい……
それにしても、何だか…私メインのエピソードに変わりつつある…気が……

えっあくまでいちごパスタ編の前置きであって輝子がレギュラーになるからメインエピソードを組んだわけじゃない…?
親友が新手の意地悪して来たぞ…


次回土、日のどちらかで投下

輝子「親友と書いて友と呼ぶくらい…うぇへへ……」

遊星「(…プランターを見る限りこの子は、友と呼べる存在の為に至る所まで毎日手入れを欠かさずしてあげているのだろう…)」

遊星「(そういった想いで育ててきたって言うのが、見ただだけで伝わってくる…。)」

遊星「大切にしてるんだな…。」

輝子「うん。」ニッコリ

列車内 食堂(会計)
ハラルド「ご馳走様。やはりここの料理は美味しいな。」カードシハライ

ちひろ「ラグナロクの皆さんにそう言って貰えるなんて…こちらとしては嬉しい限りですよっ」

ちひろ「(旅路の際に何度か利用してもらえてるおかげで、客引きの宣伝効果にもなってますしっ!)」

ハラルド「むっ…コホンッ!失礼…」

ちひろ「何かっ?」

ハラルド「何でも無い。いや…。気になる事が一つあったか…?」

ちひろ「気になること?」

ハラルド「今回の私達が注文した料理についてだが…」

ちひろ「お出しした料理に何か不手際がありました!?」

ハラルド「いや…そういうことではないのだが……。」

ハラルド「こちらを利用する際、今まで同じものを何度か注文して来たが…今回だけ、何か味が前回と違っていたように感じた。」

ちひろ「あ、味ですか…(口に合わなくなったとか…?)」ブルブル

ハラルド「利用する人達の意見を基にシェフの志向で料理のコンセプトを変えたのだろうと始めは思ったが…」

ハラルド「食事中いつもよく話しかけに来てくれるシェフを食べ終わるまで今回見かける事がなかった事を考えると」

ハラルド「いつも手料理を振る舞ってくれているシェフの身に実は何かあって来られなくなってしまい、慣れない変わりのシェフが応対したものだから」

ハラルド「私の知る味とは全く違う味になってしまったんじゃないかと推測したのだが」

ちひろ「えっ…そ、そんなハズない…と、思いますけどぉ……」

ちひろ「(ま、マル・メ・ターノチーフは厨房に居たハズ。なのに味が変わった…?そんなハズは…)」

ハラルド「(成程…。あのシェフは今日も居るのだな。しかし、何故…厨房から出てこない?この客の多さと何か関係があるのだろうか?)」

ちひろ「(で、でも、もし…そうだとしたら…ラグナロクの皆さんにここの料理が口に合わないと言われたようなもの。)」

ちひろ「(こうなってしまったら評判が落ちて…売上低下……そうなったら事務所破産に繋がる?)」

ちひろ「い…、いやぁっー!!」

ハラルド「あ、慌てなくていい。別にこちらの料理についてケチを言うつもりで言ったわけではない」

ちひろ「ハァー…そ、そうですか?ホッとしましたよぉ…」

ちひろ「(あれ…?でも、何で私の考えてる事分かったんだろ?)」

ハラルド「君が知らないのなら、きっと私の気のせいだったのだろう。」

ハラルド「今のは忘れてくれ。また来るよ」

ちひろ「な、何だか…すいません。このお詫びはまたいずれさせてもらいます!またのお越しをお待ちしております」ペコリ

ハラルド「」スタスタスタ

ハラルド「(ここら辺なら大丈夫か。開眼せよ…ルーンの瞳!)」キュイーン

ハラルド「やはりか…どおりでいつもよりここの客数が多いわけだ」

ハラルド「(だが、まさか…こういう状況になった元凶が“不動遊星”…君とはね)」

ハラルド「こういう形で会うとは思わなかったよ…(これも、同じ運命を持つ者通しだからこそなのか?)」

ハラルド「…そうか。あの料理はキミが作っていたからいつもと味が違っていたわけか…。成程な。」

ハラルド「フッ…、久方ぶりに料理を楽しめた気がするな。中々に美味しい料理を持て成してもらって感謝の一言に尽きる」

ハラルド「今回、私の口に合うような料理を作ってくれた…礼だ。」

ハラルド「(何がきっかけかで君に取り憑いてしまったのかは知らないが、キミの周りに邪霊が漂ってしまっている。そのせいで本来ここまで繁盛する事が無いここが君が関わった事によって人を呼び寄せてしまったようだ。)」

ハラルド「その原因となるモノをこの星界の三極神の一つオーディンの力を持って取り払おう。これが私からの感謝の印だ。」オーディンを掲げ遊星に取り憑いた邪気を取り払った

ハラルド「では、また…決勝で会おう。」

ここまで

前回の投下から約2週間(10日)ぶりの投下となりました

実は、遊星の周りで不幸な事が連続で起き始めた>>1辺りからこの邪霊は遊星に取り憑いていたんだなーこれが……
イチゴパスタを要求するわた橘さん登場よりずっと前でしたね。これで私に向けられる矛先は無くなったハズ…

まぁ遊星さんは結構身内で不幸な事が連続で起きてるから邪霊云々は余計だったかもだけど
これでハラルドさん達の役目終了。出番は終わり…かな?


次回。ようやく客も減って、いちごキチな少女の元へいちごパスタを届けに行く事が出来るようになった遊星。
そんな中、個室でPCを弄りエンジンを黙々と開発しようとしているブルーノの身に怪しい影が忍び寄る!?
※この次回予告通りになるかまだ分かりません。…ストック切れなので

投下は三連休中にしたいな~

連休中にちょっと読み返してみたらどうもハラルドとちひろさんの口調や言動に違和感を覚えたので

>>176>>182までを修正して投下する事にしました。

前回分と内容は同じですが良ければ前回分と置き換えてお読みください。

後、今回はこれだけで時間を食ってしまったので追記分はありません。続きは次回までお待ちください。

それではどうぞ

列車内 食堂(会計)
ハラルド「ご馳走様。やはりここの料理は美味しいな。」カードシハライ

ちひろ「ラグナロクの皆さんにそう言って貰えるなんて…こちらとしてはいつもお褒めに預かって光栄ですよっ」

ちひろ「(それも旅路の際に何度もこの列車を利用してもらえてるおかげ…。そのおかげもあって客引きの宣伝効果にもバッチリなってくれてますしっ!)」

ハラルド「むっ…コホンッ!失礼…」

ちひろ「あっ…何かっ!?」

ハラルド「いや…別に何でも無い」

ちひろ「あ、良ければ今回もこちらに掲載させてもらう為サインをお願いしてもよろしいでしょうか?あ、後…握手もっ」

ちひろ「(今までは…ハラルドさんはチームのリーダーだけあって公の場に姿を現す事が殆ど無かった、でも、ウチは違う…!

   何の偶然か知りませんが彼らのチームがウチの列車を度々利用する事になったあの日から、早約3年…もう、準備は出来た。憧れのこの人からサインを書いて貰えるハズ)」

ちひろ「こちらです」

ハラルド「サインか…よかろう。」カキカキ

ちひろ「はぁっ~!!憧れのあなたから直筆に書いて貰った色紙…一生大切にします!

   (この人に書いてもらった直筆のサインってあまりネットで出回ってないんですよねぇ~良かったー!)」

ちひろ「(…でも、これって、ウチは何度も利用してもらえてるわけだから何度でも書いて貰おうと思えば貰えますよね?

   閃いた!だったら…オークションに流して資金にすれば…」ゴニョゴニョ

ハラルド「(口から何やら良からぬ事が漏れているが…ここは、気づかなかった事にしてそっとしておいた方が彼女の為だな。)」

ハラルド「そういえば、気になった事が一つあったのだが…いいか?」

ちひろ「気になること?」キョトン

ハラルド「今回の私達が注文した料理についてなのだが…」

ちひろ「もっ…もしかしてお出しした料理に何かございましたかっ!?」

ハラルド「いや…そういうわけではないのだが……。」

ハラルド「こちらを何度か利用する際に、今まで何度か同じものを注文して来たが…今回だけ、何か前回までに比べて味が違っていっていたように感じた。」

ちひろ「あ、味ですか…(ラグナロクの皆さんの口に合わなくなったとか…?)」ブルブル

ハラルド「私も利用する者達の意見を基にシェフの志向で料理のコンセプトを変えたのだろうと始めは思った。」

ハラルド「…だが、食事中いつもよく話しかけに来てくれる…あの気さくなシェフを今回私達が食べ終わるまでにここで見かけなかった事を考えると」

ハラルド「いつも私達の為に手料理を振る舞ってくれている…あのシェフの身に、実は何かあって急遽来られなくなってしまい、

    代わりに慣れないシェフがここを仕切っていた結果…私の良く知るここの味とは全くかけ離れているものになってしまったんではないかと私は推測したのだが……。違うか?」

ちひろ「えっ…(ハラルドさんは北欧神話の神オーディンを持ったデュエリスト…。

   この人の言った事は今まで覆されようが無い事象としてどれも間違いないとすらされてきた。

   それが本当だとすれば味が変わったのは…ホントに料理人が変わったからって事?)」

ちひろ「いやいや!そ、そんなハズ…ないっと、思います…けどぉ……」

ちひろ「(だっだって…ま、マル・メ・ターノチーフは厨房に居たハズ。なのに味が変わったって…えっ?)」オロオロ

ちひろ「そんな事は、断じてウチは起こり得ないハズなのに…この人が感じ取ったと言う事なら、否定しようにも否定出来ないようなもの…。」

ちひろ「(ラグナロクの皆さんにここを利用してもらえなくなれば、ここの評判が落ちて…売上低下…

   …そうなれば、ウチのプロダクションの破産に繋がってしまう?)」

ちひろ「そんな事になったら(…でも、認めざるを得ないし…)うぅー考えたくも無い…い、いやぁっー!!」(泣)

ハラルド「そんな取り乱さなくても…私はここの料理の評判を落とすつもりで言ったわけではないから。落ち着いてくれ」

ちひろ「ふぇ…?そ、そう…なんですか?」

ハラルド「ああ。むしろ私としては今日注文した料理も私好みの味で気に入っている…

    それで気になって言ったことだからあまり深く考えないでくれ。私を信じろ」

ちひろ「ホッ…良かった~…嫌われたのかと思いましたよ。って、あれ?緊張が解けたら肩の力が抜けた…」グテッ

ハラルド「(それにしても成程…。受付の彼女の反応から見るにあのシェフは今日も居るのだな。

    しかし、何故…厨房から出て来なかったのだろうか?)

ハラルド「(この客の多さと何か関係があるのか?)」

ちひろ「(あれ…?そういえば、何で私が評判を気にしてるって事が分かったんだろ?これも北欧神の力?)」

ハラルド「君がシェフの事を知らないのだと言うなら、きっと私の勘違いだったのだろう。」

ハラルド「今言った事は忘れてくれ。また来るよ」

ちひろ「な、何だか…すいません。このお詫びはまたいずれさせてもらいます!またのお越しをお待ちしております」ペコリ

ハラルド「」スタスタスタ

ありす「人が減りませんね…」

伊吹「ほんとだねぇ…」

ハラルド「」スタスタスタ

ありす「この人だかりからして、一向に私の料理まで回って来そうにありません…。

   あの人の料理…まだかまだかと楽しみにしながら待ってるんですけどねー」

伊吹「それもこれもありすちゃんが注文外の料理を頼んだのが間違いだったんだけどね…!」

ハラルド「」チラッ

ありす「いちごパスタの何がいけないって言うんですか?」ドスン

伊吹「何がいけないと言うか…スタッフさんと間違えて遊星さんにオーダーした時点で間違ってるよ!

  (ダメだ。このいちごキチッ子…何とかしないと……)」

ハラルド「ゆう…せい?」

伊吹「へ…?」

ハラルド「フフッ…(そうか。これでやっと繋がった…)」

ハラルド「いや大した事ではない。少し気になる名前を聞いたものだかな」

ハラルド「邪魔したな。失礼する」

伊吹「」ポカーン

ありす「何だったんでしょう…あの人?不審者でしょうか…通報しますか?」

伊吹「いや…違うよ。あの人…確か、WRGPに出場する……」

ハラルド「端まで来れば怪しまれないだろう…。

    (全てを見据える真実の眼…《オーディンの眼』よ!我の瞳に宿れ!)」キュイーン

ハラルド「…彼女の言う通りシェフはあそこに居たようだな。だが、彼が裁ききっていない所を見ると…

    やはり、こういう状況になった現況が他に居るのだろう」

ハラルド「(どうやら私の思った通り…ここの客数がいつもより多くなっている原因となる人物が近くに居たようだな…。)」

ハラルド「だが、まさか… “不動遊星”…君とはね」

ハラルド「客の話を耳にした時点で何となく君だろうと思ったが…こういう形で会うとは思ってなかったよ…」

ハラルド「(これも、赤き竜と三極神…同じ運命を授かりし者通しだからこその出会いなのだろうか?)」

ハラルド「フフッ…私達をこんな形で合わせるとは神々も味な真似をする。…だが、そういった事をしてくれなければ、

    キミの作ってくれた手料理を口にする事が出来なかったわけだから神々には感謝しなければな…。」

ハラルド「(…何がきっかけかは知らんが君の周りに不幸なオーラが付き纏ってしまっている。そのせいで君がここに関わった事によって、

    本来ここまで繁盛する事が無いここに人を呼び寄せてしまっているようだ。)」

ハラルド「君も昔から色々と巻き込まれて大変だな。

    (これもあの事件『ゼロ・リバース』が起きた時から不動博士によって運命付けられてしまった君の性(さが)なのだろうが…)」

ハラルド「今回、私の口に合うような料理を作ってくれた…礼だ。」

ハラルド「その原因となるモノをこの星界の三極神の一つオーディンの力を持って取り払おう…!これが私からの感謝の印だ。」

ハラルドはオーディンのカードを掲げ遊星の周りに取り憑いていた不幸なオーラを取り払った

ハラルド「では、また…次は決勝で会うとしよう。」

前回分の続きがちょこっと出来たので投下。

今回は修正分じゃないヨ!

食堂
芳乃「あらー…?ここに漂っていた不幸な何かが消えたようですねー…

  どうやら、私以外の御方が気づいてお祓いしてくれたようですがー…あれを取り払えるとは…一体誰だったんでしょうかねぇー?」

厨房
幸子「はぁーやっと何とか客足も落ち着いて来ましたかぁー」

輝子「疲れたぁ…戻って、キノコ見つめてたい……」グテッ

乃々「何とかラグナロクの皆さんからサイン貰う事が出来て…もりくぼ、感激のあまり

  仕事ほっぽり投げたい気持ちで一杯なんですけどぉ~!」ウキウキ

輝子「良かった…じゃないかぁ。憧れ、だったんだろう……?」

乃々「うっ…実はそうだったんですけどぉ…。いや、ハラルドさんみたいな人がもりくぼ的には元から憧れだったんですけどっ!

  (あぁー帰ったらどこに飾ろうか…迷うんですけどぉー)」

幸子「だからってまだお客さん残ってるんですから仕事サボらないで下さい!

  ってか、ここ列車内だから戻ろうと思ってもそう簡単に戻れませんよっ!!?」

乃々「うぅ~…そうでした……」

真奈美「お疲れ様。仕事は順調かい?」

幸子「あっ真奈美さん!ようやく戻って来たんですねっ!真奈美さんが戻って来る今の今まで大変だったんですよっ!」

真奈美「どうやらそうだったらしいな。ちひろくんから聞いたよ」

真奈美「どうやら、チーフであるマルメターノ君は居るようだね…なのに、何があってこんな事になっていたんだろうか…?」

遊星「多分、全ては俺の責任ですね。」

真奈美「君は…確か、フォーチュンカップで見た顔だね。」

幸子「へっ…この人あの大会の出場者だったんですか?」

真奈美「近くに居て気づかなかったのかい?それも優勝者だぞ」

輝子「フヒッ…?ゆうしょう…しゃ?すっ、すごい……」

真奈美「名前は…不動遊星君だったか」

遊星「そうです。」

乃々「(えっ…もしかして、やっぱりこの人…“あの”ふどう、ゆうせい…さん?

  そうだったのなら…会いたい人に二人も会えて森久保的に今日は付いてる日なんですけどぉー)」キラキラ

真奈美「何でまたそんな君が厨房なんかで料理をしていたんだい?」

遊星「実は…」

ありす「私がこの人を従業員と間違えて注文を取ってもらったのが…多分、ここを混乱させた全ての原因になってしまったのだと思います。」

真奈美「あっありすくん!?」

伊吹「それもありすちゃんがメニューに書かれてない注文外の料理を注文したのが全ての始まりなんだろうけどね。」

ありす「もう一言余計です!…ま、否定はできませんが」プンプン

伊吹「ありすちゃんの勘違いなのに、そんな料理を注文されても、ここのスタッフでも無い遊星さんはありすちゃんの事を思って

  厨房を借りると言ってそのままここまで来て料理を作ろうとしてくれていたみたいで…」

幸子「成程。チーフに確認した時にチーフの反応がおかしかったのはそういう理由があったからなわけですね。納得です。」

輝子「っと言う事は…つまり、あ、ありすが…全ての、元凶ってこと…なのか?」

遊星「待ってくれ。これは俺が勝手に注文を受けてしまった結果招いた事だ。この子は悪くない…全ての責任は俺にある!」

ありす「遊星さん…」

伊吹「でも、従業員と間違えた責任はこちらにあるわけだし…そうとしか……」

芳乃「ありすさんが元凶と言うのは少し違うのでしてー」

伊吹「よっ佳乃ちゃんっ!?」

遊星「…?」

今日の所はここまで

今回は芳乃ちゃんを出したかった只それだけ

まーハラルドさんの所ではぐらかした遊星さんに取り憑いた何かについてを触れないと行けなくなって

どうするべきか考えないと行けなくなったのが痛い…

すんません。ちょこっと意見求めてもいいでしょうか?


ハラルドの言う遊星に取り憑いていたという不幸なオーラ…それはいつも空いている食堂を混雑する程にしてしまう原因にまでなった。
それは何が起因となって遊星に取り憑いたのだろうか?
>>安価下4まで
(例:主にありすのせい。>>132でありすの言ってる通り厄日だったから。
 これもイリアステルやドンサウザンドって奴の仕業なんだ!父親によって定められた運命だから。等他)

不幸なオーラとは一体?
>>安価下5~7まで 遊戯王カードと絡めるなど何かアイディアがあればどうぞ

地縛神の残り香みたいなのが微弱ながらシグナーに反応して

安価締め切ります。

7レス位安価を取ってアイディア募集したかったけど…一人しか居ないんじゃちかたないよね?
応えてもらった>>206さんのアイディア一応採用させてもらいます。
只、地縛神を持っていたデュエリストが列車内に居ない事を考えるとどうしたもんか…という課題が残っておりますが……

あっ
>>1
『列車繋がりで遊戯らを出すかもしれませんよ?』

…うん。この設定を生かす時が来たかもしれない。
地縛神の残り香をオレイカルコスの残り香に変えれば行ける気がしないでも無いな!
関係無いのにドルべとか出してるし。今更時間設定気にしてもしかたないしね。(まだ採用するとは言ってない。)


今日の更新は無し。またもしかしたら来週お会いしましょう。

コメント参考に地縛神の残り香がシグナーである遊星に反応して纏わりついたって設定で行こうと
色々設定を練っていますが…地縛神を従えるダークシグナーが消失している今、どうやって遊星に纏わりついたのかを
考えないといけなくないと言う根本的な事に気づき…どうすれば話に絡められるのかと考え続け、未だ、行き詰っている現状……。

後の事はお盆休みを利用して詳細に書こうと思って最初に無駄な設定を入れた自分がバカだったよ。

ってなわけで未だ先の展開を作れていません。

イベント終わってもう何か月も経つのに未だクラッシュタウン到着してもねーのかよ!?いい加減先に進めろよ…進めろぉーーーーー!!!

って思われてるでしょうが…ゴメン。もうしばらく待って……

ようやく話を絡め先に進め始めました。少し話を戻しますがこのままストーリーを続行していきます。

列車内 食堂入口

芳乃「……?(この車両に漂い…一部の人を不幸にさせていた悪いモノが芳乃がここに来る前に消えたようですねー。)」

芳乃「(…どうやら、芳乃以外の御方が“あれ”に気づいてお祓いしてくれたようですがー……。

  あれは…芳乃が今まで祓って来たものと比べようのない、計り知れないモノだと遠くからでも感じ取れる程の強大な邪気を帯びていました…。)」

芳乃「少なくとも…あれは、一般の人物が手におって抑え込める程の次元では無かったハズ…。」

芳乃「それを、一体…どなたが芳乃の代わりに皆の為を思って祓ってくれたと言うんでしょう…?」

チームラグナロク専用車両 個室

ハラルド「…。」

セバスチャン「どうかされましたか?」

ハラルド「いや…少し、気になる事があってな……」

ブレイブ「ハラルドが気に掛かる事があるって珍しいな。もしかして、さっき俺らが会計を任せて先に出てた合間に何かあったのかよ?」

ハラルド「…。」

ブレイブ「ちぇっ!無視かよ…心配してやってんのに……」

ドラガン「どうした…お前らしくも無いぞ。ハラルド。」

ハラルド「……。」

ハラルド「(あの時、私がオーディンの眼を用い、混雑している現況となるモノを確認した際に、

    不動遊星…彼の体全体に、不幸を呼ぶであろう何かが取り憑いていた。私はそれを最高神…オーディンの威光の力を持って取り祓った。だが…)」

ハラルド「(あの時は、只のそういう類のモノだと思って処理したが…あれは、違っていた……。)」

ドラガン「どうした…ハラルド?」

ハラルド「少し出て来る。君たちはこの室内で待っていてくれ」

ブレイブ「どうしたんだ…ハラルドの奴?」

ドラガン「アイツには何か感じた事があるんだろうが…俺にはさっぱり分からん。それはお前にも言える事だろ?」

ブレイブ「ああ…。」

ドラガン「アイツが俺達に事情を打ち明けてくれないようではどうしてやる事も出来ん。俺達に出来る事はハラルドを信じて待つのみだ。」

列車内 通路

????「どこだ…ここは……。

    うっ…上手く立てん。ハァーハァー…何とか立てたが、体の至る所に激痛が走る…ぐっ。

    何故このような状態で私はここに寝そべっていたのだ…。思い出そうにも、頭にも激痛が走って思うように思い出せん………。

    っく…こんな時あの方が入れば……。そうだ。ようやく思い出して来たぞ…。

    確か、私は~~~~様の元に仕えあの~~とデュエルをし、敗北し消滅したハズ。それだと言うのに…何故、今頃になって私は復活したと言うのだ……?」

列車内 厨房

幸子「はぁーやっと何とか客足も落ち着いて来ましたかぁー」

輝子「普段以上に動いた…から、疲れたぁ…戻って、キノコ見つめてたい……」グテッ

乃々「何とか…ラグナロクの皆さんからサイン貰う事が出来ました。

  …もりくぼ、興奮のあまり仕事ほっぽり投げて家に戻って鑑賞に浸りたい気持ちで一杯なんですけどぉ~!」ウキウキ

輝子「憧れ…てた人たちなんだろ?貰えて、よかった…じゃないかぁ。」

乃々「うっ…輝子さんにはバレてましたか!」

幸子「もうとっくに乃々さんが好きなビジュアルした人たちだってバレてましたけどね!」

乃々「うぅ~…もりくぼの好きなタイプがいつの間にか知れ渡ってしまっていたとは…

  恥ずかしさのあまり穴掘って埋まっていたいんですけどぉ……。」スコップ持ち

幸子「どこのプロのアイドルですか…って!何スコップ持ってるんですかっ!くれぐれも、列車内でやらないで下さいよ!?ねっ!!」

乃々「これだけは言っときます…。もりくぼ的に元から憧れていたのはハラルドさんみたいなビジュアルをした人たちだったのは変わりませんが、

  それだけであって別にハラルドさんの事が好きとか…カァー……。そういう感情は…と、とにかく思ってませんから~!!」

輝子「そういう心配はいらないぞ…親友。皆、分かってる…」

乃々「しょ、輝子さぁーん……」グスッ

幸子「何もウチのプロは恋愛関係が厳しいってわけじゃないんですからそこまで頑なに否定しなくてもいいんじゃないかと思いますけどねー…!」

乃々「(あぁー帰ったらこれをどこに飾るべきだろう…なるべくいつでも見る事が出来る位置がいいなぁー。あーもう、どこにするべきか迷っちゃうんですけどぉー」

幸子「あ、ボクの話聞いてないですね…それに、途中から考えてる事がダダ漏れしてるし。」

幸子「だからってまだお客さん残ってるんですから仕事サボらないで下さい!ってか、ここ列車内だしイベントで海外に向かってるわけだから戻ろうと思ってもそう簡単に戻れませんよっ!!?」

乃々「うぅ~…そうでした……もりくぼの考えが甘かった。不覚……」

真奈美「お疲れ様。仕事は順調かい?」

幸子「あっ真奈美さん!ようやく戻って来たんですねっ!真奈美さんが戻って来るまでの間、今の今まで大変だったんですよっ!」

真奈美「どうやらそうだったらしいな。ちひろくんから聞いたよ」

真奈美「どうやら、チーフであるマルメターノ君は居るようだね…ううむ。それならば、何があってこんな事になっていたんだろうか…?」

真奈美「誰か説明してくれるかい?」

遊星「…こうなってしまったのは、全て…俺の責任です……」

真奈美「君は…確か、フォーチュンカップで見た顔だな。」

幸子「へっ…この人あの大会の出場者だったんですか?」

真奈美「近くに居て気づかなかったのかい?彼は、それも優勝者だぞ」

輝子「フヒッ…?ゆうしょう…しゃ…?すっ、すごい……」

真奈美「名前は…不動遊星君だったか」

遊星「そうです。」

乃々「えっ…もしかして、この人…“あの”ふどう、ゆうせい…さん?」キラキラ

乃々「(や、やっぱり!み、見間違いじゃなかったんだ!!)」キラーン

真奈美「何でまたそんな君が厨房なんかで料理をしていたんだい?それに…責任を感じてるって言うのは一体?」

遊星「それは…。実は……」

列車内 通路

????「ここは、見た限り…列車内か……?」スタスタ

????「この列車はどこに向かっているのだろうか…。」

    (…そんな事はどうでもいいな。それよりも私が気になるのは~~~~様の安否だ。貴方様は今、どこに居られるのだろうか?

     景色を見た限り既に戦いは終わっているようだが…)

????「何にしてもあの方を探さなくては…一刻も早く、お会いして戦いの結末をお聞きするのだ。私が甦ったのにはきっと何か理由があるハズなのだから。)

同時刻 遊星達のガレージ

龍亞「えぇ~遊星居ないの~」

クロウ「ここんとこ働きづめだったから無理やり休暇取らせたんだよ。こうでもしねーとアイツ休まねーだろーが?」

龍亞「それはそうだろーけどさー…」

龍可「もう、しょうがないじゃない。遊星はいつも私達チームの為に自分の事を後回しにして一生懸命やってくれてるじゃないの。

  たまには羽を伸ばして休んでもらわないと」

龍亞「う、うん。そうだね。よーし遊星が帰って来たら思いっきり遊んでもらうぞー!」

龍可「そういえば…ブルーノも居ないのね。」

クロウ「アイツは遊星に付いてく付いてく煩かったから…もう好きにしろって言ったら荷物抱えて遊星と共に行っちまったよ。あーもう、計算外の旅費が飛んじまって俺様の頭がクラッシュしちまいそうだぜ…」

龍可「クロウはもう自分と遊星の収入源を生活費に充てて、残った分を貯金と、各々に平等に振り分けして、ブルーノとジャックに充てる金銭を管理をする母親的存在ね。」

クロウ「嫌…だなその例え……」

龍可「クロウの支えがあるから家計が成り立ってるわけだし、少しは自分のやってる事を誇りに思ってもいいと思うな」

クロウ「そ、そうか…?ありがとよ。龍可。何だかやる気が出て来たぜ!」

クロウ「そういや…お前らは、遊星に何か用があって来たのか?」

龍可「う、うん。す、少しね…気になった事があって……」

クロウ「…ん?」

????「…この列車の行き先、調べようにも利用している者が邪魔になって迂闊に近づけん。」グムムッ

    どうして私は、このような場に呼び寄せられてしまったのですか…?」

????「(しかし、今の間…何も手をこまねいていた訳ではない。収穫は有る。

    …見た限り、この列車に乗っている者は女子(おなご)ばかり……。そして、それは数百人は居そうだったと言う事…。)」

????「この事から考えて私が導き出し辿り着いた結論は…フフッ。そうか。そういう事ですか!」

↑列車内 通路

列車内 厨房

ありす「私がこの人を従業員と間違えて注文を取ってもらったのが…多分、ここを混乱させた全ての原因になってしまったんだと思います。」

真奈美「あっありすくん!?」

伊吹「それもありすちゃんがメニューに書かれてないメニュー外の料理を注文したのが厨房を混乱させる事になったきっかけになるんだろうけどね。」

ありす「もう言わないで下さいよ…自分が悪いこと認めてるんですから!…ま、言われても仕方の無いことなんですが」プンプン

伊吹「ありすちゃんの勘違いで、遊星さんは巻き込まれただけなのに、メニュー外の料理を注文されても、ありすちゃんの事を思って…遊星さんはここのスタッフでも無いのに、厨房を借りると言ってそのままここまで来て料理を作ろうとしてくれていたみたいで…」

幸子「成程。この方を雇い入れた理由をチーフに確認した、あの時…はぐらかしていたチーフの反応がおかしかったのはそういう理由があったからなわけですね。これで納得です。」

輝子「っと言う事は…つまり、あ、ありすが…こ、この人に無理な要求をした事によって…あちこちにこんらんを生じる事になってしまった…元凶……って、ことに…なるのか?」

遊星「待ってくれ。これは俺が勝手に注文を受けてしまった結果招いた事だ。この子は悪くない…全ての責任は俺にある!」

ありす「遊星さん…」

伊吹「でも、従業員と間違えた責任はこちらにあるわけだし…そうとしか……」

ドッカ‐ン

真奈美「な、何事だっ!?」

マルメターノおじさん「Oh!?こ、この、衝撃ハ、イッ一体っ……」

遊星「(な、何が起こっているんだ…ブルーノは無事なのかっ!?)」

杏「何だ…何だ……」

杏「やっぱり気になって後を付けて来たけど…来なけりゃ良かった……。今起きた衝撃で、頭ぶつけて散々だし……

 あーもう!慣れない事するべきじゃなかったー!!」

??「」ピクッ

杏「あっヤバい。気づかれた!!?」

杏「ど、どうしよ…うぅ~」ポロポロ

杏「あの時、きらりと別れなけりゃ良かった……。助けてぇーきらりぃー」

スタッスタッスタッ…ピタッ

杏「って、あれ?」

??「にゃはは。危なかったね。君、危うくのあに気づかれる所だったんだよ?」

杏「の、あ…?それって……。ってか、あ、あんた…誰さ……?(力抜けた…)」ドサッ

??「あたしぃ~?んーと、強いていえば彼女のライバルゥ~?」

↑列車内 後部車両 通路

列車内 別車両 通路

シャーク「っつ!何だってんだよ、今の衝撃は……」

璃緒「ぐっ」

シャーク「り、璃緒っ!?だ、大丈夫か!!」

璃緒「へ、平気よ…。痛っ……」

シャーク「大丈夫じゃねーじゃねーか…くそっ!どうすれば……」

ドルべ「ナッシュ…私が行って来よう。この列車なら医務室位あるだろう」

シャーク「ドルべ…お前……」

ドルべ「これ位私に任せろ。キミはメラグを見ていてくれ…」

シャーク「分かった…ここで、何が起こってるのか分かんねー以上、気を付けろよ!」

ドルべ「」b

ドルべ「くっ…まさかここまで煙が蔓延しているとは!視界が遮られていて前がよく見えん…」

ドルべ「一体…この車両に何が起きたと言うのだ……せめて、電気を付けれたら……」ムニュ

ドルべ「むにゅ…?」

雫「う~…」

ドルべ「ハッ!?なっなぁー…」カァー

????「ムッ…そこに、誰かいるのか!!?」

ドルべ「なっ、何奴!?」

????「女子ばかりだと思っていたらやはり男も居たのか…フフッ」

ドルべ「貴様、何をしているっ!?」

????「何をしている…か。そんな事も分からんか。知りたいか?」

ドルべ「我々には知る権利がある!」

????「良いだろう。どうせ生贄となり死ぬんだ。教えてやろう。」

????「この場に居る者達の魂を糧として我は今から神を召喚するのだ。」

ドルべ「か、神…だと……?」

????「その名は地縛神。ナスカの地上絵を元に呼ばれた神々の力を持ってこの世界を再び無に返すのだ。フハハッ」

ドルべ「そんな事は絶対にさせん!私には守るべき者がある…帰るべき場所がある!貴様の思い通りにさせるものか!」

????「なら…どうする?青年よ」

ドルべ「デュ」

ハラルド「待つんだ。」

ドルべ「誰だか知らないが…何故止めたっ!?アイツはナッシュ達の世界をまた滅ぼそうとしているのだぞ!!」

ハラルド「この世界は一度、奴らの手によって滅んでいる。」

ドルべ「なっ」

ハラルド「この戦いは5000年の周期によって何回も繰り返し行われている。しかし、5000年の時を経て現代に現れたダークシグナーとの戦いはシグナーの勝利に終わり消滅したと聞いている。…だが、どうやら…彼は何故だか知らないが再びこの世に舞い戻ったようだが…」

ドルべ「シグナーとダークシグナーとの戦い…?聞いた事が無いな。それは…」

ハラルド「それもそうだ。これは歴史の裏側で行われていた古よりの戦い…公には公開されていない出来事なのだから。」

ドルべ「そんな戦いが…」

ハラルド「君は見た限り…この世界の人間では無いようだが……」

ドルべ「!?」

ハラルド「そんな事は今はどうでもいい。君の本心を聞きたい。君はさっき言った通りこの世界を守りたいのだな?」

ドルべ「勿論!」

ハラルド「ならば…手を貸そう。神々相手には神で対抗するまで…!!」キュイーン

ドルべ「その力は…」

ハラルド「出し惜しみは無しだ。」

ドルべ「そうか…なら、私も手加減無しで行く…バリアルフォーゼ!」

ハラルド「き、君のその姿は…一体……」

ドルべ「どうでもよかろう。(この姿はもう、ドンサウザンドによって偽られた仮の姿では無いのだから…)」

ハラルド「フフッ…君も、不動遊星達と同じで面白い。良いだろう。共に戦うぞ」

ハラルド「…これは言わば、シグナーとダークシグナーと呼ばれる者達の戦いの延長戦だ。

    私達はシグナーでは無いからこの戦いの中で何が起こるか分からない…」

ドルべ「仮にそうだとしても私はもう誰も守る事が出来ないなんて不甲斐無い自分でいたくないのだ。」

ドルべ「何が何でも守り通す…。(そしてナッシュとメラグと共に旅を続けるのだ)」

????「ごちゃごちゃと煩い…貴様らのような若いのが二人揃った所で何が出来る!?止められると言うのか…この地縛神の復活を!!」

ハラルド「(…そうか。…不動遊星に取り憑いていたのは、ダークシグナーである彼が

    復活するに辺り、呼び寄せられた場所が何故ここなのか…やっとわかった。
    
ハラルド「(それは、現シグナーでありドラゴンヘッドの痣を持つ

    不動遊星に引き寄せられたからか。それに引き寄せられた事が起因し、彼の周りに付き纏ってしまっていたのか。)」

ドルべ「止められるに決まっている。」

ハラルド「ここの乗客達には色々世話になっているからな…借りを返すとしよう。」

ディマク「そうだ…私の名を名乗って居なかったな。私の名前はディマク。さぁ貴様ら、精々このデュエル足掻き、苦しいんで逝け!地縛神の餌食になるがいい!!」

ドルべ&ハラルドvsディマク「デュエル!!」

ここまで

随分長くなってしまった。ブランクあるからしょうがないとは言え…何とか書けたはいいが……

なーにぃこの展開ぃ~…(あ然)

まー一応、ドルべは車両に乗せてたからいいとしても、シャークや璃緒と一緒に本格的に話に絡ませるつもりなんて
当初無かったのに…。

極めつけはハラルド…あそこで退場するつもりが、ディ何とかさんの復活を追加した事により参加する事に

ドルべとハラルド…この珍妙なコンビでデュエルが始まると言うベクターもビックリな衝撃の結末!!

そんな最中、杏は一人誰かを付けている最中にある人物と遭遇し

遊星は遊星でありすがやった事を否定し自分が彼女の為にやったと論破しているこの状況


Q&A 続きが気になるこの状況、次回はいつ頃になりますか?

調整中。(当分ありません。次回までお待ちくださいな)

ハラルド「くっ…これが、地縛神…何て、まがまがしい力だ…」

ハラルド「(私のオーディンに及ばないとは言え…ここまでの力を持っていたとは……)」

私達は今、ダークシグナーである彼とデュエルをしている。

乗員、乗客、そして…この世界にいる全ての人たちを地縛神の生贄にさせない為に……

ハラルド「」チラッ LP1200

ハラルド「LPは残り1200か…。(あれを召喚されてしまうまでは何とか7ターン攻撃を躱していけていたが…」

ハラルド「(あれは…極星たちの力で太刀打ちする事は困難だった。ゆえに…こうして、無様にダメージを喰らってしまっている…。)」

ハラルド「こんな所をブレイブにドラガンが見て居たら…何と言われていただろうか……。」

ハラルド「(今はそんな事を考えているべき時ではないな…。只、不動遊星…君は、こんな強敵と戦っていたのだな。やっとわかったよ。」

ハラルド「まずは…あれをどうにかしなければ!私達に未来は無い。」

ドルべ「(だが、今の私達の状況では圧倒的に不利なのも事実。(自分の手札から目を逸らしながら)」

ドルべの手札4枚《RUM-七皇の剣》《光天使ウィングス》《光天使スケール》《ガード・ブロック》

ドルべ「こんな状況でも…きっと、ナッシュなら……!!」

要らん展開入れたから詰まった。今後の展開どうしよ…

流石にもう続けるのが困難なレベルになったしイベントも旬をとっくに過ぎたのでこのスレを閉じたいと思います。
長い間再開するのをお待ち下さっていた方には申し訳ございません。
またの機会に合いましょう…では

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