コナミ「WRGPで」鬼柳「更なる満足へ!」【遊戯王5Dsタッグフォース】 (978)




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コナミ「WRGP予選開始だ」雪乃「ふふ、頑張ってねぼうや」【遊戯王5sタッグフォース】
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あらすじ



チーム・ユニコーンに勝利したチーム・満足だが、雪乃が何者かに攫われてしまった








次の日



午後2時

遊星達のガレージ




ブォォーーーーーーーー!!!!



キキィイーーー!!!



コナミ「突然招集がかかったな、遊星…何の用だ?」ガタッ



コナミ「あれから雪乃は見つからねえし…アパートにも帰ってないみたいだし…」スタスタ



コナミ「何処にいるんだよ………やっぱり攫った奴の指定の場所に行くしかねえかな」スタスタ



ガチャッ



コナミ「おっすー」



ツァン「あ、コナミ」



鬼柳「お前も来たか」




遊星「集まってくれたか」



ジャック「遅いぞ貴様ら」



コナミ「すまん、で、なんの用だよチーム・満足に」



クロウ「慌てんなよ」



ツァン「ボク達明日のチーム・カタストロフとの勝負に向けてミーティングする予定だったんだけど」



ブルーノ「いきなり呼び出してごめんよ、でも君達に関係のない話題じゃないんだ」



鬼柳「なに?」



ブレオ「ここに集めたのは俺だ」



鬼柳「!お前はチーム・ユニコーンの」



コナミ「あ、ブレオ…あいつらは大丈夫か…?」



ブレオ「ああ、その事についても話すよ」



ツァン「?」



遊星「コナミは知っていたのか、ジャンとアンドレがクラッシュして大怪我を負った事を」



鬼柳「なんだって!」




ブレオ「コナミは俺達の試合を見に来てくれていたんだ」



コナミ「そうなんだよ」



クロウ「それにしても信じられねえよ…アンドレとジャンがクラッシュなんて」



ジャック「確かにな」



ブレオ「ああ、そうなんだ、俺も信じられない!あいつらがあんなミスをするなんて」



遊星「それで俺達が調べて見たんだ、ジャン、アンドレのDホイールを」



ツァン「それで?」



ブルーノ「車輪の所に異常なデータが見つかったよ、強い力でロックされたようなね」



鬼柳「ロック……?」



クロウ「まさか…人為的な操作があったとでも言うのかよ」



遊星「ああ、恐らくな」



コナミ(そういえば俺もチーム・ユニコーン戦前にいきなりロックがかかったことがあったな)



ツァン「………その…えっと………いつ…誰が?」



遊星「それが分からないんだ、だが」



ブルーノ「一番怪しいのはチーム・カタストロフだよ」





ブレオ「ああ、あいつら試合前から笑ってたんだ………何かある気がするぜ…」



ジャック「だがライディングデュエル中に車輪をロックなどできるか?」



クロウ「無理だと思うぜ……」



遊星「…………」



ツァン「………コナミは、見てて何か気付かなかったの?」



コナミ「…………ああ…………一つだけ」



遊星「?」



コナミ「ジャンとアンドレがクラッシュしたタイミングが同じだったんだ」



ジャック「同じだと、どういうことだ」



コナミ「あいつらはカタストロフのモンスター、ヒドゥン・ナイトーフックに攻撃をしかけた時、クラッシュしたんだ」



ブレオ「……そういえば」




遊星「そのモンスターが関係しているかもな…」



ツァン「それってどんなモンスター?」



コナミ「わかんねえ、攻撃を受ける時に強い光を放っていたからよく見えなかった」




ブルーノ「強い光……その目くらましが秘密かも」




ブレオ「そういえばそうだ、あのモンスター…異様な感じだった」



ジャック「しかしモンスターがどうしたというのだ」



ブルーノ「しかし丁度映像を持ってるから見てみよう」すっ



カシャ ジーーーーーーー




………………………………………………



遊星「何度巻き戻して見ても、よく見えないな」



クロウ「ああ、だが奴から放たれる光……何かを隠してるっぽかったぜ」



ジャック「あの隙に何かしているのか」



コナミ「ぬーーう」



ツァン「次の相手はボク達なのに……不吉だなぁ」



ブレオ「だがここまでタイミングがかぶってるんじゃ間違いねえ……カタストロフの奴らが何かやってやがるんだ」



ブルーノ「その可能性は高いね」



鬼柳「あの野郎ども……許せねえぞ!」






遊星「とにかく…コナミに鬼柳、ツァン……気を付けてくれ」



クロウ「クソ………ってことは俺のこの怪我も、あいつらが原因かもしれねえって事か!ムカつくぜ!」



ブレオ「くそ…………!」



コナミ「……………………流れぶち壊すんだけどよ」



ジャック「なんだ?」



鬼柳「?」



コナミ「これを見てくれよ、雪乃が攫われたんだ」カサッ




ツァン「え………………はぁ!?」



遊星「なんだと!?」



ブレオ「び、病院で別れた時にはあのお嬢さんいたじゃないかよ……」



コナミは「あの後突然だ」



クロウ「おいおいおいおい………まさかこれもカタストロフが?」



カサッ



鬼柳「『指定の場所に二日後(明日)の正午に来い』………か」



ツァン「それって試合の日と丸かぶりじゃん!」





ジャック「なんということだ」



遊星「くっ…………どうする!?」



コナミ「俺は放っておくことはできねえ、いくしかないと思うぜ」



ツァン「そうだよ、藤原さんなにされるか分からないよ!」



クロウ「コナミがその時間いないってことは……お前ら、メンバーは?」



鬼柳「俺とツァンの二人か………」



ツァン「うう………!!それもきついね……!」



コナミ「くそ!こそこそしやがって、誰だよ!」



クロウ「こりゃカタストロフの疑いが深まるぜ……!」



ジャック「ゲス共め………!」



ブルーノ「まさか拉致までするなんて…………」


ブレオ「『一人で来なければやっぱり殺す』…………これじゃついて行くこともできねえぞ」



コナミ「牛尾達も頼れねえか………」



ツァン「ううう………藤原さん……大丈夫かな……?」



コナミ「雪乃………無事でいろよ」



プルルルルルルルルル……………!!!!!



遊星「!電話か」






ガチャッ



遊星「もしもし?」



コナミ「指定の場所……ここ何処だ?」



ブルーノ「えと……ハイウェイ高架下じゃないかな…沢山コンテナがあるあそこ」



コナミ「またありがちな所に呼び出しやがって…………」



鬼柳「藤原も心配だが、試合も勝たなきゃならねえぞ………」



ツァン「そうだね…」



遊星「なんだと…………!?アキが病院に!?」




ツァン「えぇ!?」



クロウ「!」



ジャック「なにぃ!?」



ブレオ「まさか…クラッシュか!?」



コナミ「おいおいおいおいおい………!」





…………………………………………………………


病院



ガラッ



ツァン「十六夜さん!」




遊星「大丈夫かアキ!」



アキ「…………」ピッピッピッピッ



英雄「あ……遊星さん!」



クロウ「アキの親父さんか」



ジャック「まさか…クラッシュしたのか?」



英雄「はい………Dホイール走行中に突然ロックがかかったらしく…………くっ……!」



ブレオ「アンドレ達と同じ……!」



遊星「アキまで……」



コナミ「なんてこった………」




ツァン「ゆ……許せないよ……」



ナオミ「お姉様ーーーーーー!?」ガラッ



コナミ「!うわお前っ!」ビクッ






鬼柳「誰だ……?」



ツァン「あ、大庭さん!?」



クロウ「あいつって?」



遊星「アキの恋人だそうだ」



クロウ「はあ!?あいつ女だぜ!ていうかアキはお前を……」



遊星「人を愛するのに性別は関係ないさ、俺たちは見守ってやろう」



クロウ「ええー………………アキ…不憫な奴だぜ」



ナオミ「大怪我をしたと聞いて飛んできたわ!アンタ!お姉様になにしたのよ!」ぐいっ



コナミ「ぐえっ!な、俺かよ……!!俺はなにもしてねえよ!」



ナオミ「お姉様の魅了にあてられて、無理やり………あぁーーー!お姉様ーー!」ウワーーーン



コナミ「こいつ危なっ……………」



アキ「……ち……違うの………ゆ…う…せえ……」ピッピッピッ



遊星「ん?」





ツァン「落ち着いて大庭さん、ここ病院だから」



ナオミ「?ツァンさん……………ええ、ごめんなさい………少し騒ぎすぎたわね……」



英雄「君はアキの級友の」



ナオミ「あ、お義父様………お姉様は大丈夫なんですか」



英雄「命に別状は無いそうだ」



ナオミ「ああ………良かった…お姉様ぁ……」スリスリ



ジャック「ここまで心配するとはな、十六夜め、いい友をもったな」



鬼柳「そうだな」



コナミ「行き過ぎな気もするけどな」




ブレオ「とにかく……多分これもカタストロフの仕業だ……ますます放っておけなくなったぜ」




ツァン「うん……まさか走行中の人を無差別に狙ってるんじゃ……」



鬼柳「負けらねえ……俺達がぶっ潰してやる!」







……………………………






遊星「アキは目覚めなかったか」



コナミ「ナオミが看病してくれるから大丈夫だろ」



ブレオ「じゃ、俺もここで別れるぜ、ジャン達が心配だ」



ジャック「ああ」



クロウ「大事にな」



鬼柳「ブレオ、お前らの仇は俺達が討つ、お前を満足させてやるよ」



ブレオ「ありがとう…明日は俺も見にいかせてもらうぜ」



ツァン「問題は………藤原さんだね」



コナミ「ああ………鬼柳、悪いが…」




鬼柳「いいさ、お前は藤原を助けに行けよ、俺たちは二人で大丈夫だ」





ツァン「だ、大丈夫かな…」



コナミ「その件だがよ、ベンチウォーマーを頼んでおいたぜ」



鬼柳「なに?誰だ」



コナミ「明日集合場所に来るってよ」



ツァン「え?」





……………………………


ハイウェイ高架下



雪乃「………………」



?「…………………」




雪乃「………………う…?」パチッ



?「起きたか」



雪乃「…………ん………え……?こ、ここは……!?」ギチギチ…



?「お前に逃げられては困るからな、縛らせてもらっているぞ、明日までそこにいろ」




雪乃「くっ………まさか…誘拐……!?な、何が望みなの」



?「お前はそこにいればいい、それ以外はしないでいい、質問もな」



雪乃「あなたは一体………」



?「……弱体化の仮面発動」バッ



ガシーーーーーン!



雪乃「むぐっ……!?」



?「それでもはめて黙っていろ」



雪乃「う…………くぅ…………」








…………………


次の日

午前11時

スタジアム前



ツァン「………集合時間まであと5分……」



鬼柳「コナミめ、本当に助っ人が来るのかよ」



ツァン「コナミはハイウェイ高架下に行ったんだよね」



鬼柳「ああ、ここには来ないらしいぜ」



ツァン「もー…………助っ人なんているの……本当に」



ブウゥーーーーーーーーーーーン!!!キキィィイーーーー!!



鬼柳「うお!」



ツァン「あ!」



ナオミ「……………待たせたわね」




ツァン「!大庭さん…………?なんでDホイールに……」




ナオミ「お姉様がライセンスを取るっていうから、私も取る事にしたのよ、それにしても……」



ナオミ「あいつから聞いたわ、お姉様が事故ったのはゲス野郎どもの仕業ってことをね」



ナオミ「許せないわ………ぶっ潰してやる、というわけで今回だけはあなた達のチームに加わってあげる」




…………………


次の日

午前11時

スタジアム前



ツァン「………集合時間まであと5分……」



鬼柳「コナミめ、本当に助っ人が来るのかよ」



ツァン「コナミはハイウェイ高架下に行ったんだよね」



鬼柳「ああ、ここには来ないらしいぜ」



ツァン「もー…………助っ人なんているの……本当に」



ブウゥーーーーーーーーーーーン!!!キキィィイーーーー!!



鬼柳「うお!」



ツァン「あ!」



ナオミ「……………待たせたわね」




ツァン「!大庭さん…………?なんでDホイールに……」




ナオミ「お姉様がライセンスを取るっていうから、私も取る事にしたのよ、それにしても……」



ナオミ「あいつから聞いたわ、お姉様が事故ったのはゲス野郎どもの仕業ってことをね」



ナオミ「許せないわ………ぶっ潰してやる、というわけで今回だけはあなた達のチームに加わってあげる」





鬼柳「………お前、強いのか」



ナオミ「何よあんた、疑ってるわけ?」



鬼柳「ああ」


ツァン「ケンカはやめてよ、鬼柳、大庭さんは学年トップクラスだから、信頼できるよ」



鬼柳「へえ、トップクラス、すげえんだなお前」



ナオミ「…ふん、感謝しなさいよね」



鬼柳「まあいいや、コナミも信用してるみたいだしな、よろしく頼むぜ大庭」



ナオミ「今日の私は燃えてるわよ………復讐の炎でね………」




ツァン「………一気に心強くなったね……さあ、そろそろスタジアムに入ろうか」




鬼柳「ああ、コナミのことも気がかりだが、俺たちはこっちに全力を注ぐぜ」



スタスタスタスタ………………




…………………………………………………………………………………………………


ハイウェイ高架下






ブオォーーーーー!!


キキィイィィ!!!!




スタスタスタスタ………………



コナミ「ここらへんだよな……指定の場所……」



コナミ「この巨大コンテナの中か…?」ザッ



スタスタスタスタ………………



コナミ「雪乃ーーーーーー!いるのかーーー!?」



コナミ「女子高生を拉致する変態野郎も近くにいるのかーーーーー!?」



シーーーーーーーン



コナミ「……………」



シュッ



コナミ「アブねっ!」スカッ



ガキィーーーーン!!



コナミ「これは…………風魔手裏剣…?」



?「やはり躱すか……まあそうだろうな」ザッ








コナミ「!てめえか……雪乃を攫ったのは」



ディヴァイン「目的は貴様をおびき出すためだ、あんな小娘どうでもいい」



コナミ「あ!その顔………てめえ……ミスティの弟を殺し…海に消えたはずの………」



コナミ「たしか…ディヴァインだ!」



ディヴァイン「覚えていたか、貴様とは一年ぶりだな…ゴドウィン邸で会ったのが最後か」



コナミ「しぶといな…生きてやがったのか!」



ディヴァイン「私があの程度で死ぬか」



コナミ「………………で、なんでこんな所に」



ディヴァイン「貴様には恨みつらみが溜まっているんだ…………殺してやる!」



ディヴァイン「不動遊星達より先に、まずは貴様をな!」



コナミ「サイコ・パワーを使う気か……」



ディヴァイン「くくくくく…………安心しろ……貴様とはデュエルで決着をつける」




コナミ「デュエルで……?」





ディヴァイン「貴様に海に落とされてから、私の人生は散々だ」



ディヴァイン「アルカディアムーブメントは崩壊し、再生不可能」



ディヴァイン「アキはこの手に無い……!」



ディヴァイン「顔の半分がなくなり………痛みが眠りを妨げる」




ディヴァイン「許さん……貴様らは絶対に許さん…………!」



コナミ「そういうのを自業自得っつーんだよ!全部悪いのはてめーだろうが!」



コナミ「ミスティの弟を殺し、遊星達を抹殺しようとした、全部自分のためにだ!」



コナミ「因果応報、心を入れ替えろ!」



ディヴァイン「黙れ!ミスティも許さん!ダークシグナー共もだ………」



ディヴァイン「特に……私の顔を半分奪い取ったカーリー渚………」



ディヴァイン「奴は念入りに痛ぶり、復讐してやる!」



コナミ「この野郎……」



ディヴァイン「だがまずは、貴様からだコナミ!」



コナミ「デュエルで決着をつけるために……こんな場所に呼んだってのか」



ディヴァイン「ここなら死んでも処理しやすいからな、さてそろそろ、貴様の大切な小娘に登場願おうじゃないか!」



コナミ「!?」





ジャララララララララ…………


コナミ「どこだ!?」



ディヴァイン「あそこを見ろ、吊るされているだろう」



雪乃「!コナミ!」



コナミ「いた雪乃、ディヴァイン、どういうつもりだ!?」



ディヴァイン「あの女にはデュエルを盛り上げるためのギミックとして活躍してもらう!ははははは!!」




コナミ「どういう…………」



ディヴァイン「あの女の下に、囲いがあるのが見えるか!」



コナミ「雪乃の下に………?…確かに、プールくらいの大きさの囲いがあるな」



雪乃「うっく…………」ブラーーン………ジャラ……



ディヴァイン「見ていろ、大火葬を発動!」バッ



《大火葬/Big Burn》 †
通常罠
相手が墓地のモンスターを対象にするカードを発動した時に発動する事ができる。
お互いの墓地のモンスターを全てゲームから除外する。


ボオォオオオオォォォォーーーーーーーー!!!!!!




雪乃「!?熱………!」



コナミ「なにいい!?囲いの中が大火事だ……!」



ディヴァイン「はははははは!!わかったか!どういうことかこれが!」






雪乃「くっ………ううう………熱い…………!」



ゴオォオオオーーーー!



コナミ「なんだ……!?」



ディヴァイン「今の状態ならば、あのの小娘はまだ死にはしない、せいぜいちょっと熱いだけだ」



ディヴァイン「だがデュエルが開始され、貴様のLPが減るたびに!あの女が繋がっている鎖はどんどん下がって行く!」



雪乃「え!?それって…………!」



コナミ「なんだとぉお………!?」



ディヴァイン「その際貴様もタダではすまない、サイコ・パワーでデュエルダメージは現実のものとなるからな」



ディヴァイン「そして貴様のLPが0になった時、どうなると思う?」



コナミ「おまえ………まさか」



雪乃「………………」ゴクッ




ディヴァイン「くっくくくく…鎖は地面まで下がる……あの女はあの大火の中に放り込まれ、そしてその身は骨になっても焼かれ続ける!」



雪乃「焼かれっ……!?って……」ブラーン



コナミ「ふざけんなよこらああーーーーー!」ピッ!



ディヴァイン「面白いだろうははははは!これでこそやりがいがあるってものだ!」







コナミ「本気かよお前!」



ディヴァイン「あぁ、私は止まらんぞ、貴様らに復讐するまでは………」



雪乃「……うう…………こ、コナミ………!」ブラーン



ボオォォオオォオォォェォ………………!!



ディヴァイン「サイコ・パワーにより大火葬が消えることは無い、時間をかせいだって無駄だぞ!」



コナミ「まさかこんな事をするとは………切れてやがるなこいつ……」



雪乃「くうぅ………………コナミ………ごめんなさい…」



ディヴァイン「お前は謝る必要なんか無いさ、こいつのせいでそんな目にあってるんだからあぁ……!ははははは!」



コナミ「くっ…………お前を倒せば解決だろうが!」



ディヴァイン「お、始めるか、デスゲームを!」



コナミ「何がデスゲーム………おまえ一人安全なくせに………!」



コナミ「すぐに助けてやるぜ、待ってろ雪乃!」



雪乃「………っええ……あなたを信じているわ………っく……」ブラーン…





ここまででー


ディヴァイン



チーム・カタストロフ
http://blog-imgs-36-origin.fc2.com/z/a/s/zassyokukei/yuugiou5.jpg



コナミ「さっさとデュエルディスクを起動させろコラー!」カシャッ



ディヴァイン「慌てるな」カシャッ



ディヴァイン「お前のLPとお前の命とあの女の命が連結しているという事を覚えておけよ」



コナミ「俺をビビらせようったってそうはいかねえぞ」



コナミ「サテライト育ちの俺には脅しなんか通用しないのだ!」LP4000



ディヴァイン「そうかい…………まあなんでもいいさ」LP4000



「デュエル!」



ディヴァイン「私のターン、ドロー!」シュッ 手札6




ディヴァイン「この時を待ちわびていた………一年間」



コナミ「うるせーバカ!」



ディヴァイン「私はサイガールを召喚!」バッ




《サイ・ガール/Esper Girl》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/サイキック族/攻 500/守 300
ゲームから除外されているこのカードが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキの一番上のカードを裏側表示でゲームから除外する。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
このカードの効果で除外した自分のカードを手札に加える。



サイガール「きゃっほー」






コナミ「攻撃力500か、そんなもんかディヴァイン!」



ディヴァイン「さらに魔法カード、緊急テレポートを発動!」バッ!



《緊急テレポート/Emergency Teleport》 †
速攻魔法
自分の手札・デッキからレベル3以下の
サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
このターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。




ディヴァイン「デッキ、手札から☆3以下のサイキッカーを特殊召喚できる、調星師ライズベルトを召喚!」バッ



《調星師ライズベルト/Risebell the Star Adjuster》 †
効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻 800/守 800
このカードが特殊召喚に成功した時、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターのレベルを3つまで上げる。



ライズベルト「フヒヒ………」



ディヴァイン「ライズベルトの効果発動!特殊召喚された時☆を3まで上げる事ができる!」



ディヴァイン「ライズベルトの☆を3上げて6する」



ライズベルト「ふひひひひ」☆3→☆6



コナミ「なに………いきなり☆6のモンスター………」





ディヴァイン「ここで永続魔法、コモンメンタルワールドを発動!」バッ



《コモンメンタルワールド/Synchronized Realm》 †
永続魔法
自分がシンクロモンスターのシンクロ召喚に成功する度に、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。



コナミ「なんだそれは…」



ディヴァイン「私がシンクロに成功するたび、お前に500Pのダメージを与えるカードだ」



コナミ「なにぃ………」




ディヴァイン「☆6のライズベルトに☆2のサイガールをチューニング!」



☆6+☆2=☆8

カッ!



ディヴァイン「逆巻け、我が復讐の黒炎……シンクロ召喚!」



ディヴァイン「来い、メンタルスフィア・デーモン!」バッ!




《メンタルスフィア・デーモン/Thought Ruler Archfiend》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/サイキック族/攻2700/守2300
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。
また、サイキック族モンスター1体を対象にする魔法・罠カードが発動した時、
1000ライフポイントを払って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。



スフィアデーモン「キャルォォォォオオ」





雪乃「う…………なんて禍々しいモンスター…」



コナミ「気味の悪いモンスターを出しやがって…!」



ディヴァイン「はははは!ここでコモンメンタルワールドの効果が発動!500Pのダメージを喰らえ!」



バリバリバリバリバリバリバリーーーー!



コナミ「!?っ痛ってぇーー……………!!!」LP4000→3500



ディヴァイン「はははははー!サイコ・パワーの威力、思い知ったか!」



コナミ「や、……やろー………さらにパワーアップしてやがるぞ……」ググ……



ジャララララララララ!


雪乃「ひっ!?……」ガクンッ



ボオォォオオォオォォェォ………



ディヴァイン「あいつも丸焼きに一歩近づいたぞ」



コナミ「くっそ………………」



ディヴァイン「カードを一枚セットしてターン終了」バッ 手札2






……………………………………………………………………


スタジアム



MC「みなさんお待たせいたしましたーーーーー!これよりチーム・満足VSチーム・カタストロフの試合を始めるぞぉーーーーーー!!!!!」



ワァアアアーーーーーーー!!



鬼柳「……」スタスタ


ナオミ「………………」スタスタ



ツァン「……」スタスタ



ヘルマン「………へへ」スタスタ



ニコラス「………………」スタスタ



ハンス「ひゃひひひひ!」スタスタ



MC「ここまでの試合全て、相手チームがクラッシュを起こして勝利しているチーム・カタストロフ!今日もまた悲劇が起こってしまうのかーーー!?」



遊星「……やはりコナミは来てないか…」



龍亞「あ、本当だなんでコナミがいないの!?」



龍可「代わりにいるあの人………大庭さん?」





ワァアアアーーーーーーー!!



ゆま「あ!みてください!大庭さんがいますよ!」



あげは「え?あ、ほ、本当………なんで!?」



岬「つーかコナミはどこに行ったんだよ…」



MC「チーム・満足、どうやら今日はメンバーが変わっているようだ!何かあったのかーーーーー!?」



ニコラス「………………奴ら、一人変わっているな」



ハンス「クラッシュさせてやった奴らの中にいたのかもな!」



ヘルマン「どちらにしろ、全員病院送りだぜ」



ナオミ「………………」スタスタ



ヘルマン「ん?なんだてめえ」



ナオミ「………………あんたら、覚えてなさい、タダではすまさないわ」



ニコラス「ほお…?」



ハンス「いきなり何を言い出すんだ!?はははひひひゃ!」







鬼柳「てめえらがクラッシュを引き起こしてる犯人だってことはわかってるぜ」



ニコラス「なに………?」



ツァン「アンタ達の思い通りになると思わないでね!」



ヘルマン「ぬう……」



鬼柳「………いくぞ」スタスタ



スタスタ



ハンス「な……なんだよあいつら、気づいてるぜ!」



ニコラス「落ち着け、方法まではばれていない、ばれていてたまるか」



ヘルマン「そうだぜ、あの白い服の男にもらった闇のカード、こいつがあれば………」



ハンス「ひひひ……そうだな………」



…………………………………



プラシド「………」




ワァアアアーーーーーーー!!



ブレオ「…………頑張ってくれ………チーム・満足………」



遊星「牛尾、おまえ達も頼むぞ」



牛尾「あぁ……しかし、クラッシュが起こされていたものなんて……」



深影「にわかには信がたいわね」



ジャック「とにかく、奴らのヒドゥン・ナイトーフックを見逃すな」



クロウ「あぁ……攻撃を受けた時だ」



ブルーノ「…………」



龍可「そんなことが……」



龍亞「なんか怖いなー………」



MC「そろそろ試合開始時刻だーーーーーーー!!!」



鬼柳「よし、まずは俺が行く、お前ら…よく見ておいてくれよ」ガタッ



ツァン「………あー、鬼柳………」



鬼柳「ん?」



ツァン「大庭さん、もう行っちゃったよ」



鬼柳「なにぃ!?」








ナオミ「………………」ガラガラ



鬼柳「おいおい!危険だぜ大庭!戻れ、俺が行くって!」



ナオミ「………ぶっ潰すのよ、あいつらを……アキお姉様を傷つけたあいつらを」



鬼柳「気持ちは分かるが……殺されちまうぞ」



ナオミ「死なないわ、とにかく、私がファーストホイーラーよ」ガラガラ




鬼柳「おい…………く、言っても聞かないか…」



ツァン「大庭さんに任せるしか無いみたいだね…」



鬼柳「ヒドゥン・ナイトーフックのことは説明したのか?」



ツァン「うん、効果発動時が危ないって事もね」



鬼柳「それを聞いといて行くとは……固い決意だな…」



………………………………



MC「両チームのファーストホイーラーがスタートラインについたぞーーーー!」





ヘルマン「よう、死にに来たか」



ナオミ「………………」



ヘルマン「今のうちに降参する事を考えておいた方がいいぜ、事故ってからじゃ口は聞けねえからな、くくく………」



ナオミ「………………私が考えている事は……」



ナオミ「………………あんた達の処刑方法だけよ」ギラッ




ヘルマン「っ………くくくく………後悔しやがれよ………」



ワァアアアーーーーーーー!!



ニコラス「さっさと終わらせてやれ、ヘルマン」



ハンス「三人とも事故って終了だ!」



鬼柳「大庭…………マジで死ぬなよ…」



ツァン「く……………」



遊星「ファーストホイーラーはコナミの代わりの大庭か………」



ジャック「あいつで大丈夫か……」





MC「10カウントダウン、スタート!」



ピッピッピッピッピッピッ……


ナオミ「………………」ピッ



ヘルマン「………」ピッ



MC「ライディングデュエル!アクセラレーション!!」



ブォォオオオオーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!



MC「両者いっせいにスタート!」



ナオミ「………………!」ブォォオオオーーーーーーーーーー!



ヘルマン「ぬうう……!」ブオオオーーーーー!!



鬼柳「スピードは互角か……!」



ツァン「いや、インコースを走ってる大庭さんが有利だよ……!」



ヘルマン「…………へ」クイッ



ナオミ「………………!」



ヘルマン「くらえっ!」ガシャッ!




ナオミ「くっ…!」グラッ




ツァン「ああ!タックルを………」



鬼柳「女相手にあのラフプレイ……奴ら、やりやがる…」




ブォォオオーーーーーーーーーー!!!!!



MC「先にコーナーを曲がったのはヘルマンーーーー!チーム・カタストロフが先行だーーー!」





ニコラス「よし、やったぞ」



ハンス「決めちまえヘルマン!」



ヘルマン「悪いなあ、だがこんなのは日常茶飯事だぜ!」



ナオミ「………………さっさとデュエルを始めなさい、下水以下の屑」



ヘルマン「くははははー!俺のたーん!」シュッ 手札6



ヘルマン「ふふ…………ヒドゥン・ナイトーフックを召喚!」バッ



フック「ヌフフフフ」




鬼柳「出た!」



ブレオ「でやがったな!」



遊星「あのモンスターだ牛尾!」



牛尾 「あれが………」



ナオミ「………………あれがお姉様を傷つけたモンスター………潰すわ」





ヘルマン「カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札4



ナオミ「私のターン!」シュッ 手札6


ナオミsc0→1
ヘルマンsc0→1


ナオミ「…………ヒドゥン・ナイトーフックの攻撃力は1600、高くはない…」



鬼柳「安易に攻撃は仕掛けるなよ……隠された効果があるはずだ…」



ツァン「様子を見るのもありかもね…」



ヘルマン「さあ、攻撃しろ、ヒドゥン・ナイトーフックを…」



ニコラス「………………くく」



ハンス「誘ってやがるぜヘルマンの奴、ひひゃひゃひゃ………」



ブレオ「俺たちの二の舞には、なっちゃダメだ………!」



ナイト「私はライトロード・パラディンジェインを召喚!」バッ



《ライトロード・パラディン ジェイン/Jain, Lightsworn Paladin》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1200
このカードは相手モンスターに攻撃する場合、
ダメージステップの間、攻撃力が300ポイントアップする。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。



ジェイン「ふぁっ!」攻1800



鬼柳「おいまさか攻撃に………!」




ここまででー


ヒドゥン・ナイトーフック


大庭ナオミ


どちらを優先するか決めます


1 コナミvsディヴァイン


2 満足vsカタストロフ


>>113

1




………………………………………………

ハイウェイ高架下



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6



コナミ「メンタルスフィアデーモンをさっさと倒せば俺の勝ちだろ…」



コナミ「いや、倒すよりいい方法があるぞ………」




コナミ「魔物の狩人を召喚!」




《魔物の狩人/Kojikocy》 †
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1200
人を狩る凶悪な狩人。岩をも砕く強い力を持つ。




狩人「ぐふ」



ディヴァイン「ふははは……相変わらずの低レベル雑魚モンスターか」




コナミ「笑ってられるのも今のうちだぞ、鹵獲装置を発動!」バシッ




鹵獲装置/Creature Seizure》 †
通常魔法
お互いが自分フィールド上モンスターを1体ずつ選択し、
そのモンスターのコントロールを入れ替える。
ただしこのカードのコントローラーは
自分フィールド上に表側表示で存在する
通常モンスターを選択しなければならない。



ディヴァイン「鹵獲装置……?」





コナミ「俺のフィールドの通常モンスターと、お前のフィールドのモンスターのコントロールを入れ替える!」



雪乃「うまいわ!敵の切り札を奪い取った」



コナミ「お前には魔物の狩人をくれてやる、大切に使ってくれよな!」



ディヴァイン「ふざけるな、そんな事をさせるか!タイム・エスケーパーの効果を手札から発動!」シュッ




《タイム・エスケーパー/Time Escaper》 †
効果モンスター
星2/地属性/サイキック族/攻 500/守 100
このカードを手札から捨て、
自分フィールド上に表側表示で存在する
サイキック族モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外する。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。



エスケーパー「ヒヒヒヒ」


コナミ「!そいつは」



ディヴァイン「メンタルスフィアデーモンをゲームから除外する!」



グニャリ………………



雪乃「ああ……鹵獲装置が不発に………」



コナミ「く………躱したつもりだろうが、これでお前のフィールドはガラ空きだぞ!」



コナミ「魔物の狩人でディヴァインにダイレクトアタック!」バッ




狩人「ぐへへへっへーーーー!!」ダッ!





ズバアァーーーー!



ディヴァイン「く…………」LP4000→2500



コナミ「決まったーーーーー!」



雪乃「いきなり大ダメージ、いける…!」



ディヴァイン「ぬ………………」



コナミ「ちゃちゃっと片付けてやるぜ、カードを二枚セットしてターン終了!」バッ! 手札2



ディヴァイン「まだまだこれからだよ、私のターン」シュッ 手札2



ディヴァイン「この瞬間!メンタルスフィアデーモンが除外から帰還する!」



グニャリイィ……



スフィアデーモン「グフィァアア………」



コナミ「きやがったか………」



ディヴァイン「まずはモンスターをセットする」バッ






ディヴァイン「そしてバトルフェイズ!」



コナミ「もったいぶってんじゃねえぞ!」



ディヴァイン「地獄に落ちろ、メンタルスフィアデーモンの攻撃!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!



雪乃「来る………」



コナミ「まんまと引っかかりやがったな、トラップ発動!」カチッ




《万能地雷グレイモヤ/Widespread Ruin》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊する。



コナミ「メンタルスフィアデーモンは地雷を踏んだ!ぶっ飛べ!」



カァアアーーーーー!!!



ディヴァイン「なに……?」


スフィアデーモン「キョアァアァーー!?」



ドガアアァーーーーーーン!



雪乃「メンタルスフィアデーモンはトラップの対象にになったとき、無効にできる…しかし、コナミのトラップは対象には取らない…」



コナミ「お前の切り札は倒した、降参しろ!」



ディヴァイン「降参だと、まだまだ私は余裕だ、ターン終了」手札1



コナミ「余裕だと………」






雪乃「上級モンスターがやられたというのに…全く動揺が無いわ……」



コナミ「………俺のターン!」シュッ 手札3



コナミ「ディヴァインのフィールドにはセットモンスターが一枚、いけるぜ…」



コナミ「舌魚を召喚!」バッ




《舌魚/Tongyo》 †
通常モンスター
星4/水属性/魚族/攻1350/守 800
他の魚を長い舌で捕まえ、エネルギーを吸収する。


舌魚「ぎょ」



コナミ「総攻撃を喰らわしてやる!バトル!」



コナミ「魔物の狩人でセットモンスターを攻撃!」バッ



狩人「ふおぉ!!」シュバッ 攻1500



サイコウィッチ「あぅっ!」守1200 バーン!



コナミ「しゃー!撃破!」



雪乃「…あ!あのモンスターは…」



ディヴァイン「破壊された静寂のサイコ・ウィッチの効果を発動!」バッ






《静寂のサイコウィッチ/Serene Psychic Witch》 †
効果モンスター
星3/地属性/サイキック族/攻1400/守1200
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから攻撃力2000以下の
サイキック族モンスター1体をゲームから除外する事ができる。
次のスタンバイフェイズ時、この効果で除外したモンスターを特殊召喚する。



ディヴァイン「デッキからサイ・ガールを除外する!」グニャアァ



コナミ「それがどうした!舌魚でダイレクトアタック!」バッ



舌魚「ぎょー!」ギュン! 攻1350



ディヴァイン「うおぉ……!」LP2500→1150 ギュアアァア………!!



雪乃「やった!また通ったわ!」



コナミ「ははははは!ディヴァイン、みたか!」



ディヴァイン「………」



コナミ「よし、ターン終了!」手札2



ディヴァイン「私のターン!」シュッ 手札2





ディヴァイン「ここで除外されていたサイガールがフィールドに現れる!」バッ




《サイ・ガール/Esper Girl》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/サイキック族/攻 500/守 300
ゲームから除外されているこのカードが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキの一番上のカードを裏側表示でゲームから除外する。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
このカードの効果で除外した自分のカードを手札に加える。



サイガール「きゃっほー」



ディヴァイン「除外されていたサイガールがフィールドに特殊召喚された時、デッキからカードを一枚裏向きのまま除外する!」シュッ



コナミ「…………」



ディヴァイン「…くくくくく………コナミ、楽しかったか?」



コナミ「なに?」



ディヴァイン「今までお前は気持ちよくデュエルをしてたはずだ、思い通りの展開でな」



コナミ「まあな」



ディヴァイン「だがそれもここまでだ、これから貴様に地獄を見せてやる!」



コナミ「能書きは聞き飽きたんだよ!」





ディヴァイン「ならばいくぞ!沈黙のサイコウィザードを召喚!」バッ




《沈黙のサイコウィザード/Silent Psychic Wizard》 †
効果モンスター
星4/地属性/サイキック族/攻1900/守 0
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在するサイキック族モンスター1体を選択して
ゲームから除外する事ができる。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
このカードの効果で除外したモンスターを特殊召喚する。



サイコウィザード「ふぁっ!」



ディヴァイン「こいつの召喚時、墓地のサイキック族を一体、ゲームから除外する!」



コナミ「また除外か……!」



ディヴァイン「私はメンタルスフィアデーモンを除外!」シュバッ



グニァアァアアア………



雪乃「なに……これは…?」



ディヴァイン「☆4のサイコウィザードに、☆2のサイガールをチューニング!」バッ!



☆4+☆2=☆6

カッ!


ディヴァイン「シンクロ召喚!サイコ・デビル!」バッ



《サイコ・デビル/Psychic Nightmare》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/サイキック族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のサイキック族モンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
相手の手札をランダムに1枚選択し、
そのカードの種類(モンスター・魔法・罠)を当てる。
当たった場合、このカードの攻撃力は
次の相手のエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。


サイコ・デビル「ルルルルルゥゥゥウ………!」






コナミ「うおお…………こいつは…」


ディヴァイン「ここでコモンメンタルワールドの効果が発動するぞ!」



《コモンメンタルワールド/Synchronized Realm》 †
永続魔法
自分がシンクロモンスターのシンクロ召喚に成功する度に、
相手ライフに500ポイントダメージを与える。



バリリリリイイ!!



コナミ「うぐああああぁぁあ………!!!」LP3500→3000



雪乃「っ!」カグンッ



コナミ「ぐっ…………この………」



ディヴァイン「ははははは!まだだ、サイコウィザードをが墓地に送られた事により、除外されていたメンタルスフィアデーモンが除外から帰還する!」バッ



グニャアァ……!



スフィアデーモン「グルァアアゥゥアァァ」攻2700



コナミ「なんだとぉ………!」



雪乃「上級モンスターが二体………!」



ディヴァイン「そして!サイガールが墓地に行った事により、除外されていたカードを手札に加える!」カサッ 手札2









ディヴァイン「そして私は手札から緊急テレポートを発動!」バッ!



《緊急テレポート/Emergency Teleport》 †
速攻魔法
自分の手札・デッキからレベル3以下の
サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
このターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。



コナミ「!またか……」


雪乃「うぅ………当然…三枚積みね…………」



ディヴァイン「デッキからサイコ・コマンダーを特殊召喚する!」バッ!


《サイコ・コマンダー/Psychic Commander》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/サイキック族/攻1400/守 800
自分フィールド上のサイキック族モンスターが
相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ時に1度だけ、
100の倍数のライフポイントを払って発動できる(最大500まで)。
このターンのエンドフェイズ時まで、
戦闘を行う相手モンスター1体の攻撃翌力・守備力は払った数値分ダウンする。





コマンダー「敬礼ー」



コナミ「またチューナーだ……!」



ディヴァイン「☆6のサイコ・デビルに☆3のサイコ・コマンダーをチューニング!」バッ



☆6+☆3=☆9

カッ!



ディヴァイン「シンクロ召喚!ハイパーサイコガンナー!」バッ




《ハイパーサイコガンナー/Hyper Psychic Blaster》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/地属性/サイキック族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のサイキック族モンスター1体以上
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃翌力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
また、このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ終了時、
その守備力を攻撃翌力が超えていれば、その数値だけ自分のライフポイントを回復する。



サイコガンナー「オォォォオオオォオ」攻3000





雪乃「攻撃力3000………!?」



コナミ「おいおいおいおい……!」



ディヴァイン「再びコモンメンタルワールドの効果が発動!喰らえコナミ!」バッ



バリバリバリバリバリ!


コナミ「おぐぁあああぁあああ………!!!?」LP3000→2500



雪乃「コナ……あっ!?」ガクンッ



ディヴァイン「はははははは!!地獄行きは近いぞ!二人ともなぁ!」


コナミ「う…………ぐ……………!ヤロォ………」



雪乃「うううぅう………コナミ…………!」ガシャッ……



コナミ「ち、ちょっと待ってろ………雪乃………ぶっ潰すから………!」



ディヴァイン「面白いことを言うな貴様!やってみろ!」



コナミ「……………」



ディヴァイン「私のバトルフェイズだ!」





ディヴァイン「メンタルスフィアデーモンで魔物の狩人を攻撃!」バッ!



サイコガンナー「キュウウェウゥ……!」ギュイイイィィーーーーン



コナミ「クソおぉ!トラップ発動!反転世界!」カチッ



《反転世界/Inverse Universe》 †
通常罠
フィールド上の全ての効果モンスターの攻撃力・守備力を入れ替える。



コナミ「効果モンスターの攻守の数値を入れ替える!」



サイコガンナー攻2500


スフィアデーモン攻2300



ディヴァイン「構うか!多少下がっただけだ!」



魔物の狩人「ぬうううん!?」攻1500


スフィアデーモン「ぶふぉおおぉー!!」ゴアァッ! 攻2300



コナミ「ぐぁっ……ああーーーーー!?」LP2500→1700 ギャァァアーーー!!



ザザアァァァーーー!!



コナミ「ぐおお……………ディヴァインめぇえ…………!」ググ……



ディヴァイン「メンタルスフィアデーモンがモンスターを倒した時、そいつの攻撃力分私は回復する!」LP1150→2650



雪乃「ま、魔物の狩人の攻撃力分……1500を……!」








ディヴァイン「せっかく与えたダメージがパアだな!はははは!」



コナミ「はぁ………ハァーー………」



雪乃「!?くっううう………!」ガクンッ ジャララララララララ…



ディヴァイン「まだ終わりじゃない、ハイパーサイコガンナー!」バッ



サイコガンナー「……」キューーーーーーン!!!ドウッ! 攻2500



舌魚「ぎょーーー!?」ドーーーーン! 攻1350



コナミ「づぁあーーーーーー!?」LP1700→550 ゴアァッ!!



ズザァァアーーーー!!



ディヴァイン「ははははは!!いいぶっ飛び方だぞ!」



コナミ「…………ゴホッ……!」



ジャラララララララーーー!



雪乃「熱っ……!!うぅぅ……………!」ガクッ





ディヴァイン「あの女もそろそろ落ちるぞ!火葬代が浮くと考えればいいかもなぁ!」



コナミ「…ハァーー……ぶ、ブラックジョークを………しかもシャレにならねぇ…ハァ……!」ググ……



雪乃「あうぅう……………っ…」



ディヴァイン「残りLP550だ、そろそろ熱さがしんどくなってくるはずだ!」



コナミ「雪乃………もう少し耐えろ………!すぐ終わらす……」



ディヴァイン「何をもってそんな事を言えるのだ!ははははは!」



コナミ「……………」



雪乃「……………コナミ…………」



ディヴァイン「…ふ、ふふふふ……ターン終了だ」手札1 LP2650



コナミ「ハァ…………くっ…………俺のターン!」シュッ 手札3



雪乃「フィールドには……メンタルスフィアデーモンと………ハイパーサイコガンナー……伏せカードが一枚……!」



コナミ「…………俺は……」





コナミ「魔法カード発動!地砕き!」バッ!



《地砕き/Smashing Ground》 †
通常魔法
相手フィールド上に表側表示で存在する守備力が一番高いモンスター1体を破壊する。



ディヴァイン「!」



雪乃「対象を…と、取らない除去魔法!」



コナミ「こいつでお前のフィールドの守備力が最も高いモンスターを破壊する!」



サイコガンナー守備3000



スフィアデーモン守備 2700



コナミ「ぶっ飛べ!……サイコガンナー!」バッ



ディヴァイン「なんとしても私のモンスターを潰したいようだな、だが!」



ディヴァイン「貴様の策は読んでいた!」



コナミ「なに………!?」



ディヴァイン「トラップ発動!バスターモード!」カチッ




《バスター・モード/Assault Mode Activate》 †
通常罠
自分フィールド上のシンクロモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたシンクロモンスターのカード名が含まれる「/バスター」と
名のついたモンスター1体をデッキから表側攻撃表示で特殊召喚する。




コナミ「バスターモードだって………!?」



ディヴァイン「ハイパーサイコガンナーは/バスターへと進化する!」バッ



雪乃「/、バスター…………!?」



キュウゥウウーーーーーーーーーン!!!



コナミ「!?」



ディヴァイン「現れろ!ハイパーサイコガンナー/バスター!」バッ!




《ハイパーサイコガンナー/バスター/Hyper Psychic Blaster/Assault Mode》 †
効果モンスター
星11/地属性/サイキック族/攻3500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「バスター・モード」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、
その相手モンスターの守備力分のダメージを相手ライフに与え、
その攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。
また、フィールド上のこのカードが破壊された時、
自分の墓地の「ハイパーサイコガンナー」1体を選択して特殊召喚できる。




/ガンナー「ォォオォォォオオオ!!!!」




雪乃「さらにパワーアップを…………!?」





コナミ「だか!対象を取らない地砕きは残ってるぜ!」



雪乃「そう………守備力が3000のハイパーサイコガンナー/バスターは、結局破壊されるはず……!」



ゴバーーーーーーーーーーン!!



/ガンナー「グエォォエーーー!?」ドーーン!




ディヴァイン「ああ、サイコガンナー/バスターは破壊されてしまう、だが、ただでは死なない!」



サイコガンナー「ウウウオオォ!」攻3000 ズズズ…………!




コナミ「な………にぃい…………!?」



ディヴァイン「はははははは!/バスターは、破壊される時に元となったモンスターを墓地から特殊召喚できる!」



ディヴァイン「よってハイパーサイコガンナーは復活する!」




雪乃「そ……………そんな………」



コナミ「っ……………」







ディヴァイン「せっかくの地砕きも私のモンスターを倒すには及ばなかったなあ!」



コナミ「……………」手札2 LP550



ディヴァイン「残り手札2枚で、なにができるか!」



コナミ「………モンスターをセット、さらにカードを一枚セットする!」ババッ



ディヴァイン「無駄なあがきだ………くくくくくく………」LP2650




コナミ「………ターン終了………」 手札0



ディヴァイン「私のターンだ!」シュッ 手札2



雪乃「あのカード達で……攻撃を止められるの………熱っ……?!」ジャラ…





ディヴァイン「く………くくくくく、もう終わりだな貴様は……」



コナミ「……ハア………早く……デュエルを進めろ……ゴホッ……」



ディヴァイン「ああ………この土壇場で私は貴様を侮らない…くくく…………確実に潰す」



ディヴァイン「手札から、ミラクルシンクロフュージョンを発動!」バッ




《ミラクルシンクロフュージョン/Miracle Synchro Fusion》 †
通常魔法
自分のフィールド上・墓地から、
融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターをゲームから除外し、
シンクロモンスターを融合素材とするその融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
また、セットされたこのカードが
相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。




雪乃「ミラクルシンクロフュージョン…?……ハァ………ハァ……っ……」



ディヴァイン「墓地のサイコ・デビルと、ライズベルトをゲームから除外融合…!」グニャアァ



ディヴァイン「現れろ!アルティメットサイキッカー!」バッ




《アルティメットサイキッカー/Ultimate Axon Kicker》 †
融合・効果モンスター
星10/光属性/サイキック族/攻2900/守1700
サイキック族シンクロモンスター+サイキック族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードはカードの効果では破壊されない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
また、このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。



アルティメットサイキッカー「グアアアァウルルル!!!」



雪乃「攻撃力………に、2900………!?」



コナミ「……っ」



ディヴァイン「これで私のフィールドに、アルティメットサイキッカー、ハイパーサイコガンナー、メンタルスフィアデーモンが揃った!これでもまだ勝てると言うか!?」



コナミ「……ハァー……ハァ………勝てる!」



ディヴァイン「面白くなってきた、はははははは………………!」





雪乃「コナミのセットモンスターで………ハァ………凌げるわけ無い……!」



ディヴァイン「ならばダメ押しだ、強化人類サイコを召喚!」バッ 手札0



強化人類サイコ/Reinforced Human Psychic Borg》 †
効果モンスター
星4/地属性/サイキック族/攻1500/守 800
自分の墓地に存在するサイキック族モンスター1体を
ゲームから除外して発動する。
このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
この効果は1ターンに2度まで使用できる。



サイコ「オウウッ」攻1500



ディヴァイン「サイコの効果を発動!墓地のサイコウィッチとサイコウィザードを除外し、攻撃力を1000Pアップする!」



サイコ「ヌオオオオ!」攻1500→2500



コナミ「…………」



雪乃「に、2500…………攻撃力2000オーバーが4体…………!」



ディヴァイン「最強の布陣は完成だ、お前を殺す布陣だ!」



コナミ「殺す殺すって……ハァ……ハァ…やかましいぜ!」






雪乃「これは…無理よ………もう………無理……!」



雪乃「アルティメットサイキッカーとサイコガンナーには……守備貫通効果がある…………っ」



雪乃「そしてメンタルスフィアデーモンには、対象を無効にする効果がある…………」



雪乃「アルティメットサイキッカーは……ハァ……効果では破壊できない…………」



ディヴァイン「はははははははは!その通り!」



コナミ「うるさいから大声で笑うな……っ!オペラ歌手か!」



ディヴァイン「おい小娘、このままじゃお前は焼けて死ぬな」



雪乃「っ!………うぅ…………」



ディヴァイン「こうなったのも全部コナミのせいだろう?憎いんじゃないかあいつが!」



雪乃「…ハァ…………ハァ……」



ディヴァイン「恨み言の一つくらい言う権利はあるぞ!お前はあいつのせいで短い人生を終えるんだから!」



コナミ「てめえぇぇ……………!」






ディヴァイン「言ってやれ、コナミに!思うがままの罵詈雑言!」




コナミ「…っ……雪乃………」



雪乃「………っ熱………コナミ……」



ボオォオオォオォオオオォオ!



コナミ「……………」



雪乃「私は…………っ…………」



ディヴァイン「貴様への復讐が完了する………もうじき………!」



雪乃「……………し………信じて………いるわ」



コナミ「!」



ディヴァイン「!?なにぃ…………」



コナミ「………ふ、ははははは!ディヴァイン、見たか、この信頼感を!お前には生涯築けない信頼感だ!」



ディヴァイン「ぬ…………ちぃいい……………!胸糞悪い………!アキを私から奪っておいて………!」



コナミ「お前が一方的に利用してただけだろ!遊星達といた方がよっぽと幸せそうだ!」



ディヴァイン「黙れ、貴様はここまでだ!」



コナミ「それはどうかな、トラップ発動、魂の氷結!」カチッ



《魂の氷結/Frozen Soul》 †
通常罠
自分のライフポイントが相手のライフポイントより
2000以上少ない時に発動する事ができる。
相手の次のバトルフェイズをスキップする。





ディヴァイン「なにぃ………………!?」




コナミ「俺のLPがお前より2000P低い時に発動する、次のお前のバトルフェイズをスキップする!」LP550




ディヴァイン「まだ足掻くか………!」LP2650



雪乃「こ………これで、このターン、戦闘を行えない……ハァ……っ…!」



ディヴァイン「ち、バトルフェイズに入る!」バッ



コナミ「スキップしてやる!」



ディヴァイン「……………だが、手札0でなにができる、裏守備モンスターが一体いるだけだ」



コナミ「……お前を倒す」



ディヴァイン「ムカつく奴めが………!ターン終了!」バッ 手札0



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札1



雪乃「コナミの………ら、ラストドロー……っ……!………これで……」



ディヴァイン「なにもできまい!この布陣だ!」



コナミ「……この手札は必要ない」



ディヴァイン「!………?」





雪乃「?………熱っ………くっ………コナミ……?」



ディヴァイン「何を言ってる……!」



コナミ「お前の敗因は、このセットモンスターをどうにもできなかった事だな…ハァ……」




ディヴァイン「敗因……?!訳のわからないブラフを……」




コナミ「見せてやろうか?俺の切り札……」



コナミ「反転召喚だ、X・E・N・O!」バッ!



XENO「ウッシャアァアアアアーー!!」ぱたんっ 攻200



X・E・N・O/Jowls of Dark Demise》 †
効果モンスター
星2/水属性/悪魔族/攻 200/守 100
リバース:相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
エンドフェイズ時までコントロールを得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは、
このターン相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。



ディヴァイン「!?な、ナニイィイイ……………そいつは…………!」



雪乃「なに……………あ、あれは………………」





コナミ「こいつはリバース効果を持つ!お前のモンスター一体のコントロールを一ターン奪い取る!」



ディヴァイン「私のモンスターを………!?」



コナミ「アルティメットサイキッカーを俺の物とする!」バッ



シュルルルルルーーー!



XENO「コッチコイヨーーー」



アルティメットサイキッカー「ウウウォオオオオ?」クルンッ



ディヴァイン「おのれ……………!だがまだデュエルは終わらん!」



コナミ「残念ながら終わりなんだよ、XENOが奪い取ったモンスターはこのターン、お前にダイレクトアタックができるんだ!」



ディヴァイン「!?…………な…………」LP2650



アルティメットサイキッカー「ウグウゥゥゥ……」攻2900



雪乃「…な、なんて事………!この攻撃で……逆転………っ…………!?」



ディヴァイン「まさか………………あるか……そんなバカな事………」





コナミ「とどめだぜゲス野郎!」



ディヴァイン「や、やめろ!貴様アァァァーーーーーー!!!」



コナミ「アルティメットサイキッカーでディヴァインにダイレクトアタック!」バッ




アルティメットサイキッカー「グァルル!」ドワワワァアアァアーーー!



ディヴァイン「ぐぁ……………あああーーーーーーー!!?」LP2650→0ピーーーー



ズシャアアアァアァアアアァ!!!!!




コナミ「シャアーーー!見たかってんだーーーーーー!!」



雪乃「……っ……こ、コナミィ…ううぅ………!」ガシャッ……




ディヴァイン「うおぉおおぁーーーー!!?」ザザザアアァァァッ…………!!



コナミ「ハァーーーー……ハァーーーー………し、しんどかったぜ………今回は……!」ガクッ




シュゥゥウウゥゥン…………



雪乃「……っ!あ、ほ、炎が……消えたわ…………!」





ここまででー




ハイパーサイコガンナー



…………………



ディヴァイン「ぐ…………!お、のれぇえぇ……………!!」ググ………!



コナミ「あ!まだ何かやる気か!」ググ……



ディヴァイン「こうなったら…………!手段は選ばん………!ファイアーボール!」バッ



ドシュゥゥ!!



コナミ「おっと!」スカッ



コナミ「てめーは………寝てろーーーーーーー!!」バキャッ!



ディヴァイン「がふぁっ!!」ドオォオーーーーーン!



ザザアァァァ……!!



ディヴァイン「ぐぁああ………………ぁ……」ガクッ



コナミ「デュエルディスクも破壊してやる!」バキッ!



コナミ「………ハァ……ふうぅ……………これでサイコパワーも使えまい………」



コナミ「まったくこいつは……セキュリティに連絡して牢屋にぶち込んでもらおう…………」ピッピッ



…………………





コナミ「ああ、ハイウェイ高架下のコンテナ………じゃ、よろしく」ピッ



コナミ「これで……よし」



雪乃「コナミ、これをなんとかしてくれないかしら」ジャラジャラ…



コナミ「おーう……………あ………」



雪乃「?………なに?」



コナミ「……………白…………か」



雪乃「………?………………」



コナミ「!……い…いや……なんでも無い、今助けるぞ!」



雪乃「…………………!!こ、コナミあなた…………っ!」



コナミ「与作はぁーーー………」スタスタ



雪乃「み、み……見たわねっ!つ、ついに!バカァっ……!/////」ブンブンッ



コナミ「暴れるな!ずり落ちるぞ!………み、見てませんし」



雪乃「嘘よっ!その角度からは丸見えじゃないっ!アァァァ………もう!////」ジャラララ……



コナミ「…………………良いものを見た…」ボソッ




雪乃「やっぱり!」



コナミ「!げ、聞こえてました!?」



…………………………






雪乃「………ふうう………」どさっ



コナミ「なんとか……二人とも無事だったな」



雪乃「ええ……………コナミ……代償は大きいわよ」



コナミ「…………それは……覗いた代償って事か………?偶然だけど」



雪乃「それもあるわ………あと……私の足………火傷しちゃったの…………痕が残っちゃったら…女優はやっていけない」



コナミ「え……………?ま、マジで………?」



雪乃「ええ……………今もヒリヒリするもの……」



コナミ「ち、ちょっと見せてみろ…………靴下脱げ」



するっ



コナミ「…………マジだ……………結構きついな……今すぐ病院行った方がいい…乗せてくぞ」



雪乃「お願いするわ………けど、もし痕が残っちゃったら…………女優は諦めるしかないわ……」




コナミ「うああぁああ………!ざ、罪悪感が…………す、すまねえぇ………!」ガクッ






雪乃「ふふ、冗談………これくらいなら治るはずよ………」



コナミ「うぐ…………治ってくれるといいけど………!」



雪乃「でも………もし痕が残っちゃったら…………………」



コナミ「ぐああああ…!!…………お前の夢である女優を………お…俺が台無しに………!?」ズキズキ



雪乃「……………………っ」グスッ



コナミ「な、泣かないでくれ……!ま、マジですまん………!」



雪乃「もしそうなったら………コナミ、どうしよう………」グスグス



コナミ「…………あ、あれだ………俺が、お前をサポートしてやるよ!」



雪乃「………サポート……それは……いつまで……」



コナミ「えぇ………?い、一生でいいぜ!お前の未来を台無しにしちまった時は…!」


雪乃「……………………一生……?」



コナミ「お………おおおう、一生だ……!」




雪乃「聞いたわ今の」カチッ



コナミ「………え?………?…………」



雪乃「録音したから、いざという時はよろしくね♪ふふ」



コナミ「??………あれ………涙は………?」





あ…ー




コナミ「と、とにかく病院へ!」




雪乃「ええ、行きましょうコナミ、救急車を待つより乗せて行ってもらった方が早いわ」




コナミ「あ…………ああ、そうだな」ざっ



コナミ「立てるか?」



雪乃「ふふ…………ちょっと痛むわね…運んでちょうだい」



コナミ「分かった、ほれ、乗れよ」すっ



雪乃「よいしょ…………ふぅ…………ふふ、落ち着くわ………」ギュ…




コナミ「そうか?………じゃ、Dホイールに乗せるぞ」スタスタ



雪乃……………ふぅ……………」スリスリ……



……………………



スタジアム



ブォオオオオーーーーーーーーーーーーーー!!!!



魔法カード『法律改正』を発動
効果より一夫一妻制を一夫多妻制に変える
それにより『婚姻届』が『重婚届』となる




ブオォオーーーーーーーーーーー!!!



ナオミ「…………………」手札5



パラディンジェイン「……………」



ヘルマン「…………へへへ………」手札4




ヒドゥン・ナイトーフック「…………」




ブォオォオオオオーーーーーーーーーーーーーーー!!!!




MC「さあーーーー!チーム・満足のナオミVSチーム・カタストロフのヘルマン!ナオミ攻撃を仕掛けるかぁーーーーー!?」



鬼柳「ヒドゥン・ナイトーフックの謎が解けてない以上………ここは自重をした方がいいんじゃねえか……」



ツァン「行く気だよ………大庭さん…怒り心頭だもの」



ブレオ「く………………大庭………無茶はやめろ……!」



遊星「………」



牛尾「……」






ナオミ「………」



ヘルマン「さあ!どうした、こいよ!」




ナオミ「………大丈夫、私はクールよ………クールで冷静に……………あいつをぶっ潰す!」



ナオミ「バトル!ライトロード・パラディンジェインでヒドゥン・ナイトーフックを攻撃!」バッ



ジェイン「はあああ!」攻1800→2100




鬼柳「攻撃力が上がったぞ!」




ツァン「パラディンジェインはモンスターに攻撃した時、攻撃力が300上がるんだよ!」



フック「……」攻1600


ジャック「よし!奴の攻撃力をはるかに凌駕した!」



クロウ「そのまま倒しちまえーーー!」



ハンス「奴らかかったぞ!……ひゃはははははひひひひ!」



ヘルマン「ヒドゥン・ナイトーフックの効果発動!」バッ!




ナオミ「!」







ビカァァァ!!



ナオミ「うっ!?」



鬼柳「この閃光だ…………!く、やべえ……!前が…」



ツァン「サングラスつけたからもう大丈夫!」サッ




鬼柳「!おい、俺の分は!?」



ヘルマン「攻撃表示のこいつが攻撃された時、攻撃して来たモンスターとヒドゥン・ナイトーフックを守備表示にする!」



パラディンジェイン「く………」守1200



フック「ぬふふふ」守0



ブレオ「来た!このタイミングだ!」


ヒドゥン・ナイト-フック
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守0
フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、
このカードと攻撃モンスター1体を守備表示にする。
このカードの表示形式が攻撃表示から表側守備表示に変更された時、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。



遊星「よし!よく見るんだ!」



クロウ「くっ………!」



龍亞「ううぅ………!」





ヘルマン「さらに、こいつが守備表示になった時!相手に800Pのダメージを与える!」



フック「ふうううぅ!!」カアアアアア!!!!




ナオミ「うっく……………!!」LP4000→3200



MC「決まったーーーーー!先制はヘルマンーーーーーーー!」



ジャック「……………来るか……!」



ブレオ「何を仕掛ける…………!」



鬼柳「ホイールのロック方法…………見せてもらうぜ……!」



ナオミ「……………」ちらっ ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



ズズズズズズ………!!!!!シャキィ………ン!




ナオミ「!?これは…!」



ブレオ「あぁ!」



遊星「!」



ジャック「ぬう!?」



クロウ「なんだありゃ!?」



牛尾「地面からフックが出てきやがった……!」



ツァン「ああ!あれで引っ掛ける気だよ!」



鬼柳「く、大庭ーーーーーーーーー!!!」



ナオミ「っ!」






ここまででー



フック




ハンス「一人目だぁーーー!ヒャヒヒヒヒヒ!」



ナオミ「…………ふん、甘いわ!」カチッ



ブシュウゥウゥーーーーーーーーーーー!!!!



ブレオ「!!?」



ツァン「ん?!」



鬼柳「なんだあれ!」



牛尾「飛んだぞあのDホイール!」




遊星「Dホイール下方から勢いよく空気が噴射され、一時的に浮いているんだ!」



ブルーノ「レギュレーション違反にならないのあれ?」



ブシューーーーー!!! ガキィアン!



ツァン「!やったはずれたよ」



ヘルマン「ちっ………外したか」



ハンス「ま、マジかよ……」



ニコラス「慌てるな…」








シューーーーーーーだんっ!



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



ナオミ「卑怯なあんた達への対策はできてるのよ、残念ね」



ヘルマン「…………ヤロォ…」



ナオミ「カードを2枚セットしてターン終了!」バッ 手札3 L3200



MC「大庭ナオミの攻撃はヒドゥン・ナイトーフックに止められてしまったー!」



ツァン「いやいや、ホイールをロックされなかっただけ全然いいよ!」



鬼柳「あの機能があればいけるぜ!」



ナオミ「ライトロード・パラディンジェインの効果で、デッキからカードを3枚墓地に送るわ」シュシュシュッ



ライトロード・マジシャンライラ
ライトロード・ビースト ウォルフ
sp-シルバーコントレイル


ナオミ「!ライトロード・ビースト ウォルフはデッキから墓地に送られた時、特殊召喚ができる!」バッ



《ライトロード・ビースト ウォルフ/Wulf, Lightsworn Beast》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻2100/守 300
このカードは通常召喚できない。
このカードがデッキから墓地へ送られた時、このカードを特殊召喚する。


ウォルフ「ウオオォ……」攻2100






3枚?



ヘルマン「く………俺のターン!」シュッ 手札5



ナオミsc1→2
ヘルマンsc1→2



ヘルマン「俺はヒドゥン・ナイトーフックを攻撃表示に変更、さらにヒドゥン・ナイトーダークを召喚!」バッ



《ヒドゥン・ナイト-ダーク-》
☆3 闇属性悪魔族 攻 800 守0 効果モンスター
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
自分フィールド上に存在する守備表示モンスターが攻撃対象に選択された場合、
このカードをリリースする事でそのモンスター1体を攻撃表示にし、攻撃モンスターとの戦闘を行う。



ダーク「………」



ヘルマン「こいつは直接攻撃ができる、いけ!」バッ



ダーク「シャッ!」攻800

ゴウウウウォ!!



ナオミ「ぐっ……………!」LP3200→2400




龍亞「ああー、ヤバイ!」



ヘルマン「さらに、ヒドゥン・ナイトーフックでパラディンジェインを攻撃!」バッ



フック「ひひひひ」攻1600



ジェイン「あぐうう……!」守1200



ドォーーーーーン!




>>261 ミス 三枚だった すいません シルバーコントレイルはなかった事に



ヘルマン「ひゃははーーーーーー!!ちょろいもんだぜ!」


ブォオォオオオオーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



ナオミ「……………」




ヘルマン「ターン終了!」手札4



ナオミ「私のターン!」シュッ 手札4



ナオミsc2→3
ヘルマンsc2→3




鬼柳「大庭!ヒドゥン・ナイトーフックには攻撃しちゃダメだぞ、止められるからな!」



ツァン「戦闘以外で対処してー!」




ナオミ「……………そうね………ふぅ……分かってる」



ナオミ「トラップ発動、閃光のイリュージョン!」カチッ



《閃光のイリュージョン/Glorious Illusion》 †
永続罠
自分の墓地の「ライトロード」と名のついたモンスター1体を選択し、
表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
また、自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。






ナオミ「墓地のマジシャンライラを蘇生」バッ


《ライトロード・マジシャン ライラ/Lyla, Lightsworn Sorceress》 †
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1700/守 200
自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードを表側守備表示に変更し、
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
この効果を発動した場合、次の自分のターン終了時まで
このカードは表示形式を変更できない。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。


ライラ「ふぅ…………」



ナオミ「マジシャンライラの効果を発動!守備表示に変える事で相手の魔法トラップを一枚破壊する!」



ギュオオオオーーーーーー!!バーーーン! リビングデッドの呼び声



ヘルマン「くそ…………………」



ナオミ「さらにsp-起爆化を発動!」バッ



《Sp-起爆化/Speed Spell - Explosion》 †
通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
自分の魔法&罠カードゾーンにあるカード1枚を選択して破壊する。
相手フィールド上に存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。



ナオミ「私のフィールドのセットカードを破壊し、ヒドゥン・ナイトーフックを守備表示にする!」バリーーン!



ジャック「うまいぞ、守備表示のヒドゥン・ナイトーフックはなんの役にも立たない!」






ドゴーーーーーーン!



ヒドゥン・ナイトーフック「ぬふふ」守0



ヒドゥン・ナイトーダーク「…」守0



ヘルマン「なにぃい…………」



ツァン「よし、やるなら今しかない!」



ナオミ「今度こそぶっ潰すわ………ライトロード・ビースト ウォルフでヒドゥン・ナイトーフックを攻撃!」バッ



ウォルフ「アアアアーーーーー!!」攻2100 シュッ!



鬼柳「くたばれ!」



ヘルマン「させるか、ヒドゥン・ナイトーダークの効果を発動!」バッ



ナオミ「え…!?」



ヘルマン「ヒドゥン・ナイトーダークをリリースする事で、自分の守備モンスターを攻撃表示にする!」


ダーク「………………ジャーナ」シュン



フック「フヒヒヒ」攻1600






ナオミ「!」



MC「再びヒドゥン・ナイトーフックが攻撃表示になったーーーー!」



遊星「まずい、攻撃を止めろ!」



ヘルマン「ヒドゥン・ナイトーダークの効果で、強制的にバトルは続行する!」



ウォルフ「!!?」攻2100



ヘルマン「当然ヒドゥン・ナイトーフックの効果を発動!守備表示にする!」



ウォルフ守300 カシャッ


フック守0 カシャッ



カァァアアァッッ!!!!




ナオミ「っ!」



遊星「また閃光だ…!」



クロウ「くそ………!来るぞ後輪ロック!」



龍可「大庭さんーーーー!」






ナオミ「ふん………また噴射機能を使えば……」スッ



ギャオォォーーーーン!



ナオミ「!?」



ツァン「あ!こ、今度はタイミングが速いよ!」



鬼柳「野郎、学習してやがる!」



ニコラス「よし…」



ハンス「今度こそだぜー!」



ナオミ「や、やばっ………!…」カチッ



ブシュウゥウゥーーーーーーーーーー!!!!



チュイイイーーーン!


クロウ「っ!あ、あぶねぇーーーーーー!」



ブルーノ「間一髪外したね……」



龍亞「ふう…………ーーーー」




ヘルマン「…………ち、もうちょっとだな」







ダンッ ザザザアアァァァッ…………!!



ナオミ「っとと」グラッ



ブォオォオオオオーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



鬼柳「やばいな……威勢はいいが、あいつがDホイール初心者なのに変わりはない………次、効果を使われたら躱せるかどうか」




ツァン「き、鬼柳…代わった方が…」



鬼柳「ああ……プレートを用意してくれ」



ブォオォオオオオーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



ナオミ「っ!く!また仕留め損なった………!あの下衆モンスター……!」



ヘルマン「はっはははは!どうしたよ!」



ナオミ「潰す……!絶対………」



クロウ「…あいつ、頭に血が上りすぎだぜ」



遊星「まずいな…」








ナオミ「くうぅ…………」LP2400→1600




ナオミ「ち………カードを二枚セットしてターン終了…!」バッ 手札1



ナオミ「ここで閃光のイリュージョンとマジシャンライラの効果、デッキから5枚、墓地に送るわ…」シュシュシュシュッ


ライトロード・ハンター ライコウ
ライトロード・バリア
sp-ラピットショット・ウィング
ライト・パニッシュ
ライトロード・モンク エイリン



ナオミ(ライコウがいれば…………簡単に対処できたのに…)



ヘルマン「俺のターン!」シュッ 手札5



ナオミsc3→4
ヘルマンsc3→4



ヘルマン「く…くくくく………そろそろ終わりにしてやるぜ」




ヘルマン「スピードワールド2の効果を発動!scを4取り除き、手札のsp一枚につき800Pのダメージを与える!」


ヘルマンsc4→0



ヘルマン「くらえ、手札には1枚だ!」バッ



バリーーーーーーーーー!



ナオミ「くあぁううっ!」LP1600→800



MC「ああーーーー!なんという一方的な展開!大庭ナオミのLPがセーフティラインを超えたーーーー!」






ブレオ「ヤバイ………!」



遊星「あればヒドゥン・ナイトーフックのセーフティラインでもある……」



ブルーノ「あと一度効果を喰らえば……終わりだよ…」



ジャック「ち……………!」



ブォオォオオオオーーーーーーーーーーーーーーー!!!!



ヘルマン「ヒドゥン・ナイトーフックを攻撃表示に変更!」



ヘルマン「へへ、行くぜ……マジシャンライラを攻撃!」バッ



フック「フヒヒヒヒ!」攻1600ズバッ



ライラ「あうっ!」守200 ドーーーーン!



ハンス「よっしゃー!勝ったなこれはよぉぉ………!」



ヘルマン「はははははは!カードを1枚セットしてターン終了!」バッ 手札4



ナオミ「私のターン………!」



鬼柳「大庭ー!」つ【PIT STOP!】 サッ







ナオミ「え………?!」



ツァン「これ以上は危険だよ!鬼柳と代わって!」



鬼柳「俺なら躱して走れる、万一クラッシュしても受け身ができるかもしれねえ!」



牛尾「俺も代わった方がいいと思うぜ、危険だ…」



深影「ええ…」



ナオミ「………………!……断るわ、ドロー!」シュッ 手札2


ナオミsc4→5
ヘルマンsc0→1



鬼柳「なにーーーー!?」



ツァン「ドローしちゃったらチェンジできないんだよ!?」



クロウ「あいつ………やけになってるな」



ジャック「だが、あそこで代われと言われれば俺も断るぞ」



ブレオ「く…」



遊星「アキのためか……………」



龍亞「頑張ってよ………!」






ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



ヘルマン「代われば良いものを!」



ナオミ「あんたを潰すのは、私よ……………これは100%!」



ヘルマン「残りLP800のくせに粋がってんじゃねえぞ、これでもくらえよ!」LP4000



ヘルマン「バトルマニア発動!」カチッ




《バトルマニア/Battle Mania》 †
通常罠
相手ターンのスタンバイフェイズ時に発動する事ができる。
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターは全て攻撃表示になり、
このターン表示形式を変更する事はできない。
また、このターン攻撃可能な相手モンスターは攻撃しなければならない。




鬼柳「バトルマニアだと……!」



遊星「まずい……大葉のライトロード・ビースト ウォルフは強制的に攻撃してしまう……!」




ツァン「あああ………………!」



ナオミ「こいつ…………!」手札2




ヘルマン「攻撃してもらうぜ、ヒドゥン・ナイトーフックに!」







ニコラス「決まったな」



ハンス「ついでにクラッシュすれば面白えな、ヒヤヒヒヒヒヒヒ!!」



ナオミ「…………」



ヘルマン「これでお前もクラッシュだな、次は外さねえぞ!」



ナオミ「……………許さないわ」



ヘルマン「許さない?……勝手にしろよははははは!」



ナオミ「アキお姉さまの仇は絶対にとるわ…………下衆野郎」



ヘルマン「やってみろよ!ここから逆転できるんならなぁ!」



ナオミ「ウォルフをリリース、ライトロード・エンジェル ケルビムをアドバンス召喚」バッ




ヘルマン「…………なに?」




《ライトロード・エンジェル ケルビム/Celestia, Lightsworn Angel》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2300/守 200
「ライトロード」と名のついたモンスターをリリースして
このカードのアドバンス召喚に成功した時、
自分のデッキの上からカードを4枚墓地へ送って発動できる。
相手フィールド上のカードを2枚まで選択して破壊する。






ナオミ「ケルビムの効果を発動!デッキを4枚墓地に送り、相手のカードを二枚まで破壊する!」シュッ



ライトロード・スピリット シャイア
ライトロード・サモナー ルミナス
ライトロード・サモナー ルミナス
ライトロード・ドルイド オルクス



ヘルマン「なんだとーーーー!?」


ナオミ「ヒドゥン・ナイトーフックを破壊!」バッ



キューーーーーーーーン!!!



ドオォオーーーーーーーーーン!!!!




ニコラス「ヒドゥン・ナイトーフックが……!」



ハンス「えええええええ…………!?」




遊星「ついに奴を倒した!」



クロウ「おおーーーーー!?」



ナオミ「覚悟しなさいよ」



ヘルマン「…………だ、だがな………そいつの攻撃力じゃ刺しきれねえだろうが!」LP4000



エンジェル「…………」攻2300





ナオミ「まあその通りね…………そこでこいつよ」スッ



ヘルマン「…………?」



ナオミ「裁きの龍を特殊召喚!」バッ




《裁きの龍/Judgment Dragon》 †
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の「ライトロード」と名のついた
モンスターが4種類以上の場合のみ特殊召喚できる。
1000ライフポイントを払う事で、
このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
また、このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のエンドフェイズ毎に、自分のデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。



裁きの龍「ァアァーーーーーー!!!!」



鬼柳「おおーーー!?なんだこいつ!」




ツァン「で、出たー!大庭さんの切り札……!」



龍亞「すげー、攻撃力3000だって!」



ジャック「これで合計5300Pか」



遊星「…………ふ………決まったな…」



クロウ「見ろよー!あいつらの青ざめた顔!」







ヘルマン「3000だとーー!?ふ、ふざけんじゃねーぞ!」



ナオミ「あんた達はこいつで粛清するわ」


ニコラス「なにぃ………………?」




ハンス「うわあぁぁぁあ………マジかよ………!」



鬼柳「…………え、俺たちの勝ちか?」




ツァン「まあそうだね、以外とあっさりしてるけど」



MC「なんとここでまさかの大逆転ーーーーー!ヘルマンになすすべはないーーーーーー!!」



ヘルマン「ぬうううぅううううう……………!!!」



ナオミ「とどめ、攻撃よ!!」




ドオォオーーーーーーーーーン!!!!



ヘルマン「ぬああぁあーーーーーーー!」LP4000→0 ピーーーー




ワアァアアァアーーーーーーーーーーーー!!!!







ブシュウウウウゥウーーーーーーーーー!



MC「決まったーーーーーーーーー!チーム・満足、ヘルマンを撃破ーーーーーーー!!!」




ヘルマン「ぐおおぉおぉ……………!!」ギャギャギャギャギャギャ………!!!



ブレオ「やったぜーーーー!」



龍亞「やったーーーーーーーー!」



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!




キキィイイイ!!



鬼柳「大庭、よくやった!」



ツァン「やったね!」



ナオミ「ふう…………ええ、お姉様の仇は討ったわ…………さて」



ナオミ「残り二人、ささっと片付けて来なさいよ」バシッ



鬼柳「ん、代わるのか?ヒドゥン・ナイトーフックが消えたから最後までやれば……」



ナオミ「LP800の私より、4000のあんたの方が早く終わるでしょ」



鬼柳「……?」



ツァン「…………!あ、フィールドは受け継ぐから………そういう事か」



裁きの龍「アォオォーーーーーン!」





ヘルマン「す、すまんニコラス……」キキィイイイ………!!



ニコラス「ち…………いって来る!」 ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



ブオォオオーーーーーーーーーー…………



MC「トラブルか?チーム・満足のナオミ、チェンジするようだー!!!」




クロウ「だが………あと二人いるからな、まだこれからだぜ」



遊星「奴ら、どんな戦術でくるか」




ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



鬼柳「しゃーーー!満足させてもらおうかーーーー!」



MC「チーム・満足のセカンドホイーラーは鬼柳京介、チーム・カタストロフのセカンドホイーラーはニコラスだーーーー!」




ワアァアアァアーーーー!



ナオミ「…………」




ツァン「…………………」









ニコラス「調子に乗りやがって………闇のカードはヒドゥン・ナイトーフックだけじゃないんだよ……!」



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



鬼柳「お前が相手か、よし、来いよ!」



ニコラス「デュエルだ!」



ニコラス「俺のターン!」シュッ 手札6



鬼柳sc5→6
ニコラスsc1→2



ニコラス「カードを一枚セットしてターン終了!」バッ




鬼柳「なに!?」



MC「なんとニコラス!一枚セットしただけだーーーー!」



クロウ「何だぁ!?」



ジャック「なにを伏せた……?」







鬼柳「……俺のターン!」シュッ 手札6



鬼柳sc6→7
ニコラスsc2→3



ニコラス(セットしたのはドゥームズ・レイ、ククク………攻撃を宣言した瞬間………ドカン!)




《ドゥームズ・レイ》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動することができる。
お互いのプレイヤーは、このカードのコントローラーの
手札の数×800ポイントのダメージを受ける。



ニコラス(俺の手札が5枚………つまりお互いに4000Pのダメージを受ける事になる……!くくくくく……)



ヘルマン「ニコラス、狙ってるな」



ハンス「あぁ、爆破するつもりだな、ヒャヒヒヒヒヒ……」



ニコラス(さあ、攻撃しろ鬼柳京介……!)




鬼柳「…………………………よし」




鬼柳「裁きの龍の効果を発動!」



ニコラス「……………………なに?」



ドゴオォオーーーーーーーーーーーーー!!!!!!





ヘルマン「グアアーーーーーーーー!?闇のカードがぁ!?」



鬼柳「おおー!すげえ…!」LP4000→3000



MC「これはーーーーー!?裁きの龍以外のモンスターがぜんめつしたーーーー!?」



ヘルマン「ええ!?」



ツァン「うああ…………相変わらず凄いね…」




ナオミ「ふふん、当然よ」




鬼柳「裁きの龍は、1000LPを払う事でこいつ以外のフィールドのカードを全て破壊する!」




ニコラス「なにいいいーー!?」



ハンス「あ、あれの方がよっぽど闇のカードじゃねえか!」



ヘルマン「ぐううう…………!」



鬼柳「インフェルにティ・ビートル召喚!」バッ



ビートル攻1200







ニコラス「汚いぞ貴様らーーーー!」



鬼柳「汚い?てめえらからそんな事を言われる筋合いはねえーーー!」



鬼柳「ビートル、裁きの龍、ダイレクトアタックだーーーーー!」バッ



ドゴオォオーーーーーーーーーーーーー!!!!!!



ニコラス「うああぁーーーーーーー!?」LP4000→0ピーーーー



遊星「………流石は鬼柳!」



クロウ「いや………………鬼柳関係ねーし」



ブレオ「いいぞ!もっとやっちまえーーーー!」



龍亞「すげーーーーー!」



MC「……………き、決まったーーーーー!なんと鬼柳京介!一ターンで勝負を決めたーーーーーー!」




ワアァアアァアーーーー!




鬼柳「ははーーーーーーー!満足したぜーーー!」



ハンス「ば、バカな…………………」







…………………………



鬼柳「裁きの龍効果発動ーーー!」LP3000→2000



ドオォオーーーーーーーーーン!!!!



ハンス「ぎゃーーーーーーーーー!!?」



鬼柳「さらにインフェル二ティ・ビーストを召喚!」バッ



ビースト攻1600



鬼柳「二体で攻撃ーーーーーーー!!」



ドゴオォオーーーーーーーーーーーーー!!!!!!



ハンス「ぎゃーーーーーーーーーー!!?」LP4000→0ピーーーー



ツァン「やったーーーーーー!」



ナオミ「スカッとしたわ!」



ヘルマン「…………」



ニコラス「…………………………帰ろう…」






遊星「よし!勝ったな!」



ブレオ「やったぜ!」



ジャック「ふん、ま、少しはやるな」



クロウ「裁きの龍は気持ちいいぜー」



龍亞「相手あっけなかったね…」



牛尾「くく……………やるじゃねえか」



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



鬼柳「これが、チーム・満足だぁーーーーーー!!」



ワアァアアァアーーーー!



MC「決まったーーーーー!チーム・満足vsチーム・カタストロフ、チーム・満足の圧勝ーーーーーー!!!」




ツァン「鬼柳ーーーーーー!」



ナオミ「ザマーミロってのよ!」





ここまででー


裁きの龍





……………………………………………………



プラシド「……………」



プラシド「…………チッ………役立たず共が…」



ルチアーノ「ヒャヒャヒャヒャ、やっぱり上手くいかないね、プラシドって失敗ばっかじゃん」



プラシド「…………ルチアーノか」



ルチアーノ「お前はもう下がってなよ、サーキットの事は僕やホセに任せてさ」



プラシド「…………なに?貴様俺を愚弄するか……?!」



ルチアーノ「だって上手くいかないじゃん、ヒャヒャヒャヒャヒャ!」シュンッ



プラシド「…………」



プラシド「…………ち……ガキめ……まだ俺には切り札がある! 」



プラシド「…………ディアブロを解き放つ……………この街をカオスに陥れてやる」



…………………………






…………………………


スタジアム


ワアァアアァアーーーー!



鬼柳「これで俺たちは二勝、決勝トーナメントに進んだってわけだな」



ツァン「もしかしてボク達が一番早いんじゃない!」



ナオミ「私は今回だけだから、お姉様の仇も討てたし、もういいわ」



鬼柳「そういやコナミはどうなった……?」



ツァン「ああ……藤原さんを助けに行って……………大丈夫かな……」



ナオミ「ふん……あいつはゴキブリのようにしぶといから、どうせピンピンしてるわ」



鬼柳「そうだといいが………ん?」



ツァン「…?チーム・カタストロフがなんか騒がしいね………」




ニコラス「ぐえっ……!な、なんだお前は……」ぐいっ



シェリー「あのカード、どこで手にいれたの!吐きなさい!」



ツァン「なんか女の人に絡まれてるね…」





ヘルマン「い、いきなりなんだてめぇ……!」



シェリー「正直に答えなさい、あのカード達をどこで手にいれたか!」



遊星「あれは…………シェリー…?」



ブルーノ「あ、あの人………」



深影「!あの人、勝手にスタジアムに入って、取り押さえた方がいいかしら」



ザワザワザワザワザワザワ…………



鬼柳「おいおい………なんだあれ……あの女かなり強いぞ……」



ツァン「男三人相手にして動じないなんて……」



ナオミ「……………………………美しいわ……」



ナオミ「……………………はっ!………!私にはお姉様が………!」ブンブンッ



シェリー「さあ!骨折るわよ!」



ニコラス「し、知らねえよ………!よくわかんない奴からもらったんだ………!」



シェリー「…………………くっ、デッキ!貸しなさい!」バッ







バラバラバラバラ………



シェリー「………あった、このカードね…!」スッ ドゥームズ・レイ



シュウゥゥゥゥゥウウゥゥウウウゥウゥウンン…………



シェリー「!?消え………」



ニコラス「な、なんだこれ…………」



ヘルマン「…………あ!ヒドゥン・ナイトーフックも消えてるぜ………!」カサカサ



シェリー「く…………イリアステルの情報をついに掴んだと思ったのに………!」


バララッ



スタスタスタスタ……………



シェリー「ミゾグチ、いくわよ」



ミゾグチ「もうよろしいのですか?」



遊星「奴ら………なにをしてるんだ…?」





………………



ハイウェイ



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



ゴースト「私のターン、ブラインドサッカー、ダイレクトアタック!」バッ



ドゴーーーーーーン!!!


「うあああーーーーーーーー!?」ギャギャギャギャガシャーーーーーーーン!!!



「う、うわーーーー!?じ、事故だ!」



ゴースト「私のターン、クラウソラス、ダイレクトアタック!」バッ



ズドーーーーーーーーン!!!



「ぎゃああぁぁあぁーーーーー!?」ドーーーーン!



ゴースト「ははははは………!この調子でDホイーラー共をクラッシュさせてやる!」



……………………………



MC「ん………?か、会場の皆様に速報です!ハイウェイで行われているライディングデュエルで事故が発生しました!」



ザワザワ……


「え?マジかよ……」



「事故?どうなってんだ…」



シェリー「……………………………事故ですって?」



……………………………


プラシド「…………いい調子だ、ゴースト軍団ディアブロ………くく……」



プラシド「この時をもって、WRGPはバトルロイヤルモードに変更された」



プラシド「俺たちのデュエルは命がけだ…………死にたくなければ、必死にサーキットを描くがいい……Dホイーラー共」



………………………………………………




鬼柳「なんだ………?何が起こってる!?」



遊星「鬼柳!」タタッ



ジャック「何があったー!?」タタッ



龍亞「あ!映像が映し出されたよ!」



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!ドゴーーーン!ドゴーーーン!



ツァン「な、何あれ………大量の謎のDホイーラーが大会に乱入してる………!」



クロウ「……おい、見たことあるぜあれ、まさか……」



遊星「あれは………全てゴースト!?」






……………………………


駐車場



タタタタタッ



深影「どうなってるの、こんなに事故が多発するなんて………!」



牛尾「ち………!」ピッピッピップルルルルルル



牛尾「おい、どうなってる!管轄室!」



『それが………原因は解らないんです、突然ハイウェイのライディングデュエルシステムがバトルロイヤルモードに書き換えられてしまって……』



牛尾「なにぃ…………………………!?」



『!!?突然識別反応が増幅しました……!すごい数です!』



遊星「その反応の場所は……?」



牛尾「それならこの装置で……」ポチッ ウォオン!



遊星「……………………………やはり、間違いない!………全てゴーストだ!」



ジャック「なにいぃ………!?」



クロウ「どうなってやがる!……」








ジャック「奴らの狙いは俺たちじゃなかったのか!?」



ブルーノ「どうやら今は違うようだね………この数……10や20じゃすまないよ…」



ツァン「間違いなくこの大会を潰す気だ…………」



鬼柳「何だかわかんねえが…………不満足な連中って事か……!」



遊星「ならば……受けてたとうじゃないか……奴らが仕掛けてきた闇のデュエルを!」



クロウ「どうするつもりだよ……これだけの数を………」



遊星「誰か操っている奴がいるはずだ、手分けしてそいつを探す」



ツァン「な、なるほど…………」



ナオミ「ヤバそうね……私はお姉様を守るために病院へ行くわ」



ブオォオオーーーーーーーーーー!!! キキィイイイイーー!



シェリー「遊星、私たちも力を貸すわ」



ミゾグチ「…」



遊星「シェリー、ミゾグチ…よし、わかった!」



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!

キキィイイイ!!



風間「俺も行くぜ……」



ジャック「!風間…………?」



ブルーノ「無茶苦茶だよ…こんなの、数が多い方が勝つに決まってる…!」






牛尾「だが気をつけろ……ハイウェイのデュエルは全てバトルロイヤルモードに切り替わってる」



遊星「ああ、みんな聞いてくれ、ゴーストとのデュエルでは実際のダメージか 発生するはず、下手なデュエルをすればこっちが大怪我を負う」



鬼柳「許せねえぜゴーストとやら……!」




ジャック「ふん、手加減なしで暴れ回れるかと思うと昔の血が騒ぐ」




遊星「……行くぞみんな!俺たちが取り戻したネオドミノシティの平和を、こんな奴らに奪われてたまるか!」


ブウウウウゥゥゥゥ…………



ブオォオォオーーーーーーーーーーー!!!!!



ブルーノ「ち、ちょっと待ってーーー!」ブーーーン



ヒュウウウ…………



龍亞「行っちゃった」



龍可「大丈夫かな…みんな」



クロウ「くそ…………!腕の怪我さえなければ俺だって………!!」ブルブル…



……………………………



ホセ「……」



ルチアーノ「へえー、順調にサーキット描かれてるじゃん」シュンッ



ホセ「ルチアーノか………」



ルチアーノ「これなら神の城が出現するのもそう遠く無いかもね、ヒャヒャヒャ」



ホセ「その時こそ、世界は救われる」



ルチアーノ「しかしなんつーでかさだよ、このサーキットはさ、ネオドミノシティと同じくらいあるぞ」



ルチアーノ「こんなのが現れた日には、シティは壊滅だな!ヒャヒャヒャヒャヒャ!」



ホセ「些細な犠牲だ………ん?」



ブォン ブォンブォン



ホセ「何事だ…………?」



ルチアーノ「あ!これってディアブロ軍団じゃん、ついにあいつ痺れを切らして解き放ちやがったな、ヒャヒャヒャヒャヒャ!」



ホセ「ディアブロ………?プラシドが改造したライディングロイドか………」




ルチアーノ「ヒャヒャヒャ!こりゃ見ものだね!」



ホセ「………く…プラシドの奴、余計な事を…」


……………………………



ブオォォーーーーーーーーーーーー!!!



ゴースト「くく…………」



「な、何だよおまえら!」



ゴースト「いけ、ブラインドサッカー、そいつにダイレクトアタック!」バッ



「!?う、うああぁあ………………!!」



遊星「そこまでだ!速攻のかかし!発動!」バッ



《速攻のかかし/Swift Scarecrow》 †
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動する。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。



バシューーーーーン!



ゴースト「ん!?」



「あ、あんたは…………!?」



遊星「ここは俺に任せて、下がれ!!」


「あ、ああ……………!」




遊星「いけスターダストドラゴン、シューティングソニック!」バッ



スターダスト「ブォオォーーーーーー!!」



ドゴーーーーーーーーーン!!!



ゴースト「ぐああーーーー!?」LP600→0ピーーーー


ギャギャギャギャガシャーーーーーーーン!!!



遊星「よし!………」ブォオォーーーーー




……………………………



ジャック「レッドデーモンズドラゴンの攻撃!アブソリュートパワーフォース!」バッ



レッドデーモン「アアァアアアア!!」ゴアァアア!!!



ゴシャァアァァーーーーン!!!!


ゴースト「ぐはっ…………!?」LP1200→0ピーーーー


ギャギャギャギャガシャーーーーーーーン!!!



ジャック「思い知ったか!」



……………………………





クロウ「俺だけ休んでなんていられるか……!やってやる!」



龍亞「え!?だ、ダメだってクロウ!」



龍可「そんな体で行っても足手まといになるだけでしょ!」ぽんっ



クロウ「!?いっつつ!」ビキィ………



龍亞「痛そうだね………………」


クロウ「………遊星………!頼む……!」



……………………………

ブオォォーーーーーーーーーーー!

鬼柳「☆6のインフェルニティ・デストロイヤーに、☆2のインフェルニティ・ビートルをチューニング!」


☆6+☆2=☆8
カァアッ!



鬼柳「死者と生者、ゼロにて交わりし時、永劫の檻より魔の竜は放たれる!シンクロ召喚!」



鬼柳「いでよインフェルニティ・デス・ドラゴン!」バッ!



デスドラゴン「キュルルルルルル」



ゴースト「!?」



鬼柳「くらえ!デス・ファイア・ブラスト!」バッ


ブオォオォォァァアァアア!!!




ゴースト「くあぁあーーー!?」LP1900→0ピーーーー ギャギャガシャーーーーーーーン!!!





…………………………………………………………


病院



コナミ「足どうだった?」



雪乃「どうやらたいした事は無いみたいね、薬を塗って安静にしていれば一週間で痕は消えるって」



コナミ「そうか………いや安心した」



雪乃「ふふ」カチッ



『俺がおまえをサポートしてやるよ、い、一生でいいぜ……』



コナミ 「うぁぁああ…………!消せぇえぇえ………………!!」



雪乃「断るわ、ふふふ」サッ



コナミ「く………………ん?何かあちこちで煙が上がってないか?……」



雪乃「?…………………確かに…何かしら?」




ブオォオォーーーーーーーーーー!!


キキィイイイ!!



ナオミ「ん?」


コナミ「あ、ナオミ、よう」



ナオミ「ああ、アンタ、やっぱり生きてたの、しぶといわね」




雪乃「大庭さん……」



ナオミ「あ、藤原さん、無事で何よりよ」ニコ



コナミ「この差ね」



雪乃「何が起こってるの……?」



ナオミ「ああ、気を付けて、ゴーストとかいうイカれた集団がバトルロイヤルモードでDホイーラーを襲ってるわ」



コナミ「ゴースト!?」



雪乃「襲ってるって………じゃあこの煙は…クラッシュしたから……」



ナオミ「私はアキお姉様を守る、コナミ、アンタは?」



コナミ「すげえ数だな………ていうか試合は」



ナオミ「ボロ勝ちしたわ」



コナミ「!まじ?イエーイ!」パーン!



雪乃「イエイ」パーン!





……………………………


コナミ「そうか………遊星達が頑張って駆除してるのか……」



ナオミ「ええ、でも数の差は歴然……」



コナミ「それはマズイな………俺も行くか……少しでも助けになるようにな!」



ナオミ「あっそ、せいぜいガンバンなさい、一応言っておくわ…ゴーストとのデュエルはダメージを伴う」



コナミ「え、またかよ!そういうの多いな最近!」



雪乃「さっきも同じようなデュエルしてたものね」



ナオミ「?じゃ、私は行くわ」スタスタスタスタ……………



……………


コナミ「遊星達が危ないかもしれん………行くぜー!」ブウゥウウ………



雪乃「あ、ちょっと待ってコナミ、私の分のヘルメットを頂戴」



コナミ「え……………?ついて来るの?」



雪乃「むしろついてこないと思った?」



コナミ「いやあぁ………危ねえと思うぜ今回は…」




雪乃「もう慣れっこでしょう?ふふ、こういうの」



コナミ「まあな………そうだな」



雪乃「ダークシグナーの時もやったじゃない、大丈夫よ」



コナミ「まあ…………いいや!ほれっ」シュッ



雪乃「っと」カポッ



コナミ「気を取り直して………………」



コナミ「行くぜーーーーーーーーーー!!!」ブオォオォォーーーーーーー!



雪乃「っ………やっぱり速いわぁ……………」



ブオォオォォーーーーーーー!

…………………………………………………………………………………………



シェリー「☆6のケンタウルミナに☆2のフルール・シンクロンをチューニング!」バッ



☆6+☆2=☆8

カァァッ!


シェリー「高速より生まれし肉体よ、革命の時は来たれり……勝利を我が手に!シンクロ召喚!」



シェリー「煌めけ、フルール・ド・シュヴァリエ!」バッ




《フルール・ド・シュヴァリエ/Chevalier de Fleur》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/戦士族/攻2700/守2300
「フルール・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
この効果は自分のターンに1度だけ発動する事ができる。




シュヴァリエ「ウオオ!」攻2700



ゴースト「ぬ………奈落の落とし穴、発動!」バッ!



《奈落の落とし穴/Bottomless Trap Hole》 †
通常罠
相手が攻撃力1500以上のモンスターを
召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊しゲームから除外する。



ゴースト「ふはは!そいつを破壊し除外する!」



シェリー「ふ、甘いわ、フルールドシュヴァリエの効果を発動!」バッ



シェリー「相手の魔法トラップを無効にして破壊する!」バッ



バーーーーーン!!!


ゴースト「なに…………………!?」



シェリー「いけ、フルールドシュヴァリエ!フルール・ド・オラージュ!」バッ



ギュルルルルルーーーーーー!!!



ゴースト「ぬあぁぁーーーー!?」LP1900→0ピーーーー


ギャギャギャギャギャギャ ガシャーーーン!






ドーーーーン!


ドーーーーーーーーーン!


ガァーーーーーーーーン!!


ゴゴゴゴゴゴゴ…………



ツァン「 うぁぁ………あっちこっちで………!」ブオォオォォーーーーーー



ツァン「倒しても倒しても………きりないよ………!」



ツァン「くうう……………」



ゴースト「見つけたぞ……!デュエルだ!」ブオォオォォーーーー



ツァン「うああ!ま、また来た!?」LP1300



ゴースト「私のターン!」シュッ 手札3 LP2600



ツァンsc6→7
ゴーストsc3→4



ツァン「あいつのフィールドには………AOJリーサルウェポン………」



《A・O・J リーサル・ウェポン/Ally of Justice Omni-Weapon》 †
効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守 800
このカードが戦闘によって光属性モンスターを破壊し墓地へ送った時、
デッキからカードを1枚ドローする。
さらに、この効果でドローしたカードがレベル4以下の闇属性モンスターだった場合、
そのカードを相手に見せて特殊召喚できる。




ツァン「攻撃力2200……………!」



ゴースト「くく……貴様にモンスターはいない………LPは1300」



ゴースト「リーサルウェポンの攻撃で終わりだ!」



ツァン「く……………!」



ゴースト「いけ!リーサルウェポン、そいつをクラッシュさせろ!」



ギュオォーーーーーーーー!



ツァン「くうぅ………………!トラップ発動!六武衆推参!」カチッ




《六武衆推参!/Return of the Six Samurai》 †
通常罠
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。



ゴースト「ぬ?」



ツァン「墓地の真六武衆ーシエンを復活する!」



ゴースト「甘い、神の宣告発動!」カチッ




《神の宣告/Solemn Judgment》 †
カウンター罠
ライフポイントを半分払って発動できる。
魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚の
どれか1つを無効にし破壊する。


ツァン「!?」




ツァン「神の宣告………………!?」



ゴースト「LPを半分払い、貴様のトラップを無効にする!」LP2600→1300



ツァン「そんな…………………!」



ゴースト「諦めろ!逃れられはしない!」



ツァン「く…………ぅっ」



ブオォオォォーーーーーーー!ダンッ!




コナミ「そんなトラップぶっ潰してやるあああぁあーーーーーー!!!」



ゴースト「む!?」


ツァン「あ……!コナミ!」



雪乃「高く飛びすぎよぉ…………っ!」



コナミ「トラップ発動、角笛砕き!」カチッ




《角笛砕き/Smashing Horn》 †
カウンター罠
モンスターの召喚・特殊召喚を無効にする
モンスターの効果・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。



ゴースト「なに……………!?」



パリーーーーーーーーーン!


ツァン「よ、よし、神の宣告を無効にした!」



ゴースト「チッ………」



コナミ「ざまーみろ!」ダンッ ブオォオォォーーーーーーー!



雪乃「これで六武衆推参は有効ね」



ツァン「来て、真六武衆ーシエン!」バッ!




《真六武衆-シエン/Legendary Six Samurai - Shi En》 †
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星5/闇属性/戦士族/攻2500/守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。


シエン「ヌアア!」攻2500



ゴースト「攻撃力2500か………リーサルウェポンは2200……届かんな…」



ツァン「これでこのターンは凌いだ……!」



ゴースト「まだだ、サンダー・ブレイクを発動!」カチッ



《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。





ツァン「ん……!?」



ゴースト「手札を一枚捨て、シエンを破壊する!」シュッ 手札2



バリィイイィィィーーーーーーー!!!



雪乃「しつこいのね………」



ツァン「そんなの!シエンの効果を発 動!」バッ



シエン「かぁぁーーーーー!」ズバッ!



バリィイイィィィン!



ゴースト「ぐう…………!?」



ツァン「一ターンに一度魔法トラップを無効にして破壊する!」



コナミ「あいつのフィールドのトラップは消えたぞ!」



ゴースト「ならば…………帽子の貴様の守備モンスターを攻撃だ!」バッ!



リーサルウェポン「ツアア!」攻2200



コナミ「ほーう………来るか!」








ゴースト「くらえ!」



リーサルウェポン「ァァアァアアーーー!」シュバッ!



キュイィィーーーーーーーーン!



ギュルルルルルルル カシャーーーーーン!



ツァン「え………?なにあれ!」



雪乃「攻撃が当たる前にコナミの守備モンスターがリーサルウェポンにくっ付いたわ!」



ゴースト「何だその丸いのは……!?」



コナミ「はははははは!かかりやがったな、こいつはおまえのモンスターをぶっ飛ばす時限爆弾さ!」



ゴースト「なにぃぃい……………!?」



スフィアボム「チッチッチッチッ………」



リーサルウェポン「ハ、ハナレロオォオ…………!!」バタバタ




《スフィア・ボム 球体時限爆弾/Blast Sphere》 †
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻1400/守1400
フィールド上に裏側守備表示で存在するこのカードが
相手モンスターに攻撃された場合、そのダメージ計算前に
このカードは攻撃モンスターの装備カードになる。
次の相手のスタンバイフェイズ時に装備モンスターを破壊し、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。




ゴースト「おのれ貴様!」



コナミ「裏側守備のこいつを攻撃したモンスターに装着される、逃げられはしないぜ!」



ゴースト「ぐうううぅう………………!」



ツァン「何もできないようだね、エンドフェイズにシエンは破壊される」



シエン「さらば」シュン



コナミ「さあさあ、俺のターン!」シュッ手札5



コナミsc1→2
ツァンsc7→8
ゴーストsc4→5



スフィアボム「チッチッチッチッチッチッ……………」



コナミ「爆発するぞ、どうする!?伏せカードがないお前はどう使用もあるまい!」



ゴースト「ぬうぅううう…………!」



コナミ「高らかに宣言させてもらぞ、ターン終了!」



ツァン「そして………ふふっ……ボクのターン!」シュッ 手札3








コナミsc2→3
ツァンsc8→9
ゴーストsc5→6



ツァン「ぼくがメインフェイズにはいる前に………」



コナミ「スフィアボムが爆裂する!」



キュウウゥウウウーーーーン………!



ゴースト「う、うあああああああ………!!」



リーサルウェポン「ヤメロォォォオォ………!!」



ドーーーーーーーーーーン!!



ゴースト「くあああああーーーーーーー!!」LP1300→0ピーーーー



ギャギャギャギャ ガシャーーーーーーーン!!!




コナミ「そして破壊されたモンスターの攻撃力分のダメージを相手は受ける、じゃーなー!」



ブオォォオーーーーーーー!



ツァン「やった!勝ったよ!」



コナミ「気をつけろツァン、いつ次の敵が現れるかわかんねえから」



ツァン「うん、さっきはありがとう」



ブォオオォォオーーーーーーーーーーー!




…………………………



プラシド「…………ん?」



ピッピッピッ………



プラシド「…………反応がどんどん消えて行く…………」



プラシド「…………チッ………不動遊星………奴らの仕業か…!」



ヴォンッ!



プラシド「ん?…………」



ホセ「プラシド、何をやっている…」



プラシド「あんたか…………俺は今忙しい!」



ホセ「勝手な行動は慎めと言ったはずだ……」




プラシド「あんたのやり方はぬるいんだよ、強制的にデュエルさせりゃ、あっという間にサーキットは完成するぜ……!」



ホセ「おまえはわかっていない………無理やり戦わせたのでは意味が無いのだ……!」



プラシド「…………そうかな、俺は俺のやりたいようにやる、切るぞ」




ホセ「おいまて、プラシ…」ブツンッ








プラシド「…………いいだろう……」



プラシド「……不動遊星…………貴様らがどんなに足掻こうがこの俺には勝てない事を証明してやる」



プラシド「…………くく…………」ピッ



……………………………………………



シェリー「フルールドシュヴァリエ……攻撃、ん?」



ギューーーーン!


シェリー「どういう事……突然レーンを変えて何処かに行ってしまった………」



……………………………………………



ジャック「?どういう事だ………」



風間「ジャック、こっちのゴーストも進路を突然変えたぞ!」



……………………………………………



コナミ「さてさて………次のゴーストはどこだ………?」



雪乃「まだまだ沢山いるわよ…きっと……」



ツァン「一気に5体くらい来られたらさすがにヤバイよ………」



ゴースト「…………」ブォオオォォオーーーーーーーー



コナミ「あ!いたぞ!」



ツァン「く、……ふ、ふん!来て見なさいってのよ!」







ブォオオォォオーーーーーーーーーーー!



コナミ「…………あれ、無視されたぞ」



雪乃「あ、本当………何でかしら?」



ツァン「…………どうする?」



コナミ「……俺は…とりあえず、追いかけてみるぜ!」



ブオォォオーーーーーーー!



ツァン「あ…危険だと思うけどなぁ………仕方ない………ついて行ってあげるわよ!」



ブオォォオーーーーーーー!



コナミ「お、ツァンも来てくれるのか」



雪乃「心強いわ」



ツァン「べ、別に……コナミが心配とかそういうんじゃ無いから、そう……街の人たちが心配なだけだからね!」



コナミ「ああ、そうだな!」




ブォオオォォオーーーーーーーーーーー!





……………………………………………


遊星「ふう…………かなり片付いたか…………」


ブォオオォォオーーーーーーーーーーー!



遊星「…………!?後ろに反応が……!」ピッピッピッ




遊星「何だこの数は………!まさか……すべてのゴーストが俺に…!?」



ゴースト「不動遊星、発見」ブオォォオーーーーーーー!



ゴースト「不動遊星………死ね」ブオォォオーーーーーーー!



ゴースト「死ね」ブオォォオーーーーーーー!


ゴースト「死ね」ブオォォオーーーーーーー!


ゴースト「死ね」ブオォォオーーーーーーー!


ゴースト「死ね」ブオォォオーーーーーーー!


ゴースト「死ね」ブオォォオーーーーーーー!


ゴースト「死ね」ブオォォオーーーーーーー!



遊星「くっ…………!まずい、数が多すぎる!」



………………………………………………………………………



プラシド「…………くはははははは!受けてみろ不動遊星!ディアブロ総攻撃を!」





ブォオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!



ゴースト「デュエルだ不動遊星!」


ゴースト「デュエルだ!」



ゴースト「デュエルをしてもらう!」


ゴースト「デュエルだ!」



遊星「くそ………やるしか無いのか!?」



ギュオオーーーーーーーーー!



シェリー「遊星!」ブオォォオーーーーーーー!



ミゾグチ「………!」ブオォォオーーーーーーー!




遊星「!シェリー、ミゾグチ」



シェリー「この数、ついに最終攻撃が始まったようね!」



ミゾグチ「すなわち…ここで勝利すればこの暴動は収まるという事ですね」



遊星「ああ、おそらく」



シェリー「私達も力を貸すわ!」



ミゾグチ「さっさと片付けてしまいましょう…!」




……………………………………………


ジャック「く、どうなってる!どこにもいないぞ!」



風間「奴らが消えた………?」



プルルルルルルルルル………


風間「なんだ?牛尾」ピッ



牛尾『風間、ゴースト達が妙な行動を取り始めた!』



風間「なに?」



牛尾『一箇所に集中してきているんだ、残ったゴーストすべてな!』



風間「一箇所に…………?どういうことだ!?」



牛尾『分からねえ、だが、油断は禁物だぞ』



風間「ああ……」ピッ



ジャック「…………ん?」



ジャック「あ、見ろ、風間!あれを………!」



風間「?あ…大量のゴースト………追いかけられているのは………」




ジャック「遊星ではないか!」






ここまででー



ディアブロ http://blog-imgs-43.fc2.com/b/b/1/bb134/duel44.png

遊星「俺の傍に近寄るなァ――――――ッ!」

相手がディアブロなだけに(一字違)



……………………………………………


鬼柳「うん?………どういうことだ……敵が見当たらなくなったぞ………」



鬼柳「全員倒したのか…………?」



ブオォォオーーーーーーー!



鬼柳「?」



ジャック「…………!」ブォオオォォオーーーーーーーーーーー!




鬼柳「ジャックだ、何か急いでるな………」



鬼柳「ついて行ってみるか!」



ブォオオォォオーーーーーーーーーーー!



……………………………………………………………………


病院




アキ「……………う………あ、ここは………」パチッ



ナオミ「!お姉様、目覚めましたか」






アキ「あ、ナオミ……?………そうだ、私は……事故を…」



ナオミ「安心してください!お姉様をクラッシュに追い込んだ下衆どもは成敗しました!」



アキ「あ………そ、そう、ありがとう…………私、どれくらい眠ってた……?」



ナオミ「丸一日くらいですね、流石はお姉様、こんなに早く回復されるなんて」



アキ「……………そう………」



アキ「……………遊星達は……?」



ナオミ「チャンピオンですか?今戦っていると思いますよ」




アキ「戦っ……!?だ、誰と…………」



ナオミ「ゴーストとかいう奴らがハイウェイで暴れまわっているんです、そいつらと戦っています」



アキ「ゴースト…………」バッ



アキ「ハイウェイのあちこちで煙が…………遊星…大丈夫なの……」



ナオミ「お姉様は安静にしててくださいよ、今度怪我したら流石にやばいですから!」



アキ「ええ……………分かってるわ」



……………………………………………………




……………………………………………


ゴースト「はははははは!いけ、A・ボム!」バッ!



ギューーーーーーーン!



遊星「あ、A・ボム8体の攻撃だと………………!?」



ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!



シェリー「うぐっうぁぁーーーーーー!?!」LP4000→0ピーーーー



ギャギャギャギャ……ガシャンッ!



遊星「シェリー!ミゾグチィーーーーー!」




ゴースト「残るは貴様だけだ!不動遊星!」



ゴースト「ははは!」



ゴースト「ははははははは!」



ブォオオォォオーーーーーーーーーーー!



遊星「く……………!スピードをあげるしかない……!」クイッ



ブォオオォォォォォォォォォオーーーーーーーーーーー!!!!




…………………………………………………………………………………



ブルーノ「遊星が……!こののままじゃ…」



ブルーノ「僕は何もできないのか……………!」



キュイィィーーーーーーーーン!



ブルーノ「!?こ、この感覚……!」ピピピピッ


……………………………………………


?「思い出せ、自分の使命を………」


……………………………………………



ブルーノ「っ!………そうだ………僕の使命……何としても…遊星を救うこと…………!」



ギューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!



ダンッ


ゴオォォオオオオオーーーーー!!!

………………………………………


湾岸


ブルーノ「カモン、デルタイーグル!」



ザバァァーーーーーーーーーン!





ジャキィーーーーン!


ガシャンッガシャンッ!


ブルーノ「……………待っていろ、遊星!」



ブォオオォォオーーーーーー



……………………………………………………………………………



遊星「………………!」



ゴースト「ははははは………!」



ブオォオオォォーーーーーーーーー!



遊星「く………追いつかれた……!」



ゴースト「不動遊星、死ね!」



ゴースト「死ね!」



ゴースト「死ね!」



ゴースト「死ね!」



遊星「…………………ここまでか!」




ギュアアァアァーーーーーーーーーー!!!



遊星「なんだ!?後ろから……!」



ゴオォォオオオオオーーーーー!!!



ブルーノ「遊星ーーーーーーーーーーーー!」



遊星「!お、お前は………プレミアイベントの時の……!」



ゴースト「?」


ゴースト「何だ……?」



ブルーノ「私は、バスターショットマンをTGブレードガンナーに装備!」




《バスター・ショットマン/Buster Blaster》 †
ユニオンモンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上のモンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力・守備力は500ポイントダウンする。
装備モンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
フィールド上に表側表示で存在する、破壊したモンスターと
同じ種族のモンスターを全て破壊する。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)



バスターショットマン「ハアッ!」カシャン!



ブレードガンナー「セアアッ!」カシャッ 攻3300→2800






ブルーノ「装備モンスターの攻撃力は500Pダウン、だが、相手モンスターを破壊した時同族のモンスターを一掃する!」



ゴースト「なに!?」



ブルーノ「いけ!ブレードガンナー!バスターショット!」バッ



ブレードガンナー「クアアアアアア!」ドシュウゥゥーーーーーーー!



Aボム「!!!!?」攻撃力400



ズオォォオォ!



ドドドドドドドド!!!



遊星「Aボムは機械族………フィールドのすべての機械族が破壊される!」



ドガァアァーーーーーーン!



ゴースト「Aボム軍団が…………!」



ブルーノ「ふ、ブレードガンナーは、バスターショットマンを身代わりにして生き残る!」



ブレードガンナー「フウー」攻2800→3300





キューーーーーン!



遊星「お前…何者だ!?………俺を助けに………!」



ブルーノ「奴らを振り切るぞ遊星!スリップストリームでついて来い!」グンッ



遊星「う………!?」


ギューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!



遊星「!」ギューーーーーーーン!



……………………………………………………………………………



プラシド「…………不動遊星…………!」


プラシド「…………目障りな……いいだろう、ふっ!」シュバッ



ヒューーーーーーーーー!



プラシド「お前は俺が相手をしてやる!」シュイーーーーーン!



カシャン!カシャン!カシャン!



ゴォォォォォォォーーーーーーーーー!





……………………………………………


ゴォォォォオオーーーーーーーーーー!!



ブルーノ「…………」


遊星「く…………なんというスピード………!」



ギューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!



ブルーノ「ゴーストは撒いたか……………ん?」



グオォオーーーーーーーーーー!



遊星「!まさか……」



ブルーノ「我々のスピードに追いつくだと………!」



プラシド「…………くく」



ギューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!



プラシド「…………不動遊星、貴様は虫けらの分際で目障りすぎる、俺の機皇帝で捻り潰してやる!」



遊星「機皇帝だと……まさかおまえがゴーストの軍団を操っていたのか!」



プラシド「だったらどうした」





遊星「なぜそんなことを!」



プラシド「貴様などに俺たちの考えは理解できない、貴様らは虫けらのように地面を這いずり回っていればそれでいいのだ」



遊星「なんだと………」



プラシド「だが遊星、貴様だけは俺が直々に葬ってやろう、ありがたく思うんだな」



遊星「まずい………!今やつのデュエルを受ければ…!」LP1600



ギュウウゥイゥーーーーン!!



プラシド「…………ん?」



ブルーノ「ふんっ!」ドガシャッ!



プラシド「ぬあぁっ……!?」グラッ




遊星「お前……!」



ブルーノ「遊星、この窮地を脱するには、おのれの限界を超え、アクセルシンクロを体得するしか無い!」



遊星「くっ…………お、俺には………!」



ブルーノ「君ならできる!心を研ぎ澄ませ、Dホイールに使われているモーメントはただのエネルギー機関ではない…!」



ブルーノ「モーメントに宿る遊星粒子は、人間の心を読みとる生きたエネルギーなんだ!」



遊星「なんだと!?」




遊星「だが………俺には」



ブルーノ「アクセルシンクロ の方法は、常に君の中にある、風を感じろ!」



遊星「………風を………」



ゴォォオオオオォオォォオォォォォォォォオオォォオ……


遊星(俺は………初めて機皇帝と戦ったあの日から……走り込みを続けてきた………!)



遊星(しかし、それでもアクセルシンクロの方法を見つけられなかった………何故か…)



遊星(あの日以来………俺の心に、機皇帝に対する恐れの心があったからだ………!)



遊星(…その恐怖心をも飲み込む程の勢い……風だ………………!感じろ……体で…!)


ギュオォォオオォオオーーーーーーーーーーー!!


キィィイィィーーーーーーン!



遊星(………………消えていく…………何もかも………)



バシュウゥゥッ!






遊星「……………………」


遊星「?…………………」



ゴゴゴゴゴゴゴ…………



?「…………」


遊星「なんだ……………これは………!?」



?「ウオオオーーーーーーン………」



遊星「……!見えた!スピードの中でしか、見えないもの!これが、クリアマインドの境地!」



……………………………………………



プラシド「デュエルだ!遊星ーーーーーーーーー!!」ゴオオォオーーーーーーーーーーーー




ゴゴゴゴゴゴゴ…………



ブルーノ「空から石板が………ついに達したか遊星!」



シュバーーーーーーン!



プラシド「なに………!?馬鹿な、奴はどこに消えた………!」



ブルーノ「遊星はすでに新たな可能性を見つけた、おまえの相手はこの私だ!」



プラシド「ぬ…………貴様はこの前の…………生きていたのか……!」






………………………………………


コナミ「あ、なんだあれ、隕石!?」



ツァン「え……あ、本当だ!」



雪乃「あれ…………同じような隕石が一年前にもあったわね……」



コナミ「シティに落ちねえだろうな………」



ツァン「よく見なさいよ、あの軌道なら未開発地域に落ちるはずだよ」



コナミ「そうか、よかったー」



雪乃「どうするの?」




コナミ「とにかく、遊星のところに急ごう!」



ブオォォーーーーーーーーーーーーー!!!



………………………………………



ジャック「遊星、どこにいる!?」



鬼柳「遊星め………無事だろうな……!?」



ブオォォーーーーーーーーーーー




………………………………………


ブルーノ「私は貴様らを倒すため、この世界に送り込まれた者だ!」



プラシド「なんだと………………貴様、俺たちの何を知っている!」



ブルーノ「滅びゆく者に教えるつもりはない!」



プラシド「くく………俺好みの答えだ、ならば力づくで聞き出すまで!」



ブオォォーーーーーーーーーーーーー!!!




………………………………………………………………………………

未開発地域

バシューーーーン!



遊星「……………ここは………」



シュウゥウゥ…………



遊星「あれは………石板……?隕石………?」



スタスタ…………



遊星「これが俺の………………」



キュイィーーーーン!



遊星「っ……!」



………………………………………



遊星「ここは………」



?「…………」


遊星「!お前はあの時の……」



?「不動遊星、そのカードを貴方に授けます、貴方にはその権利がある…」



遊星「ん、これは……」スッ



?「それこそ、アクセルシンクロを完成させるカード」



遊星「なに………おまえは何者だ、俺を知っているのか!?」



?「貴方は…自分が正しいと思う事をすればいいのです…」



遊星「!ま、待て!」



シューン!

………………………………………………………

遊星「っ………く……………」



ザザッ!



遊星「………俺が正しいと思う事……………」



遊星「今は、ネオドミノシティを救う事だ!」



…………………………………………………………………………






ブルーノ「くそ………前にゴーストを置き、アクセルシンクロを妨害する気か!」



プラシド「はははは……!どうした、まだバトルロイヤルモードは続行中なんだよ………!」



プラシド「何もできないか……!」



ゴースト「私のターン、Aボム、TGワンダーマジシャンを攻撃!」バッ



ギューーーーン!ボカーーーーン!



ブルーノ「くああああ…………!」



ゴースト「ワンダーマジシャンは光族、Aボムは光族に戦闘でやられた時、フィールドのカードを二枚破壊する!」



ワンダーマジシャン「ああああぁっ!?」ドーン‼



パワーグラディエーター「ぐああああ!!」ドーン!



プラシド「これでシンクロは消えた、ははははは!」




ブルーノ「く…………………!」







プラシド「ここまでだ、行け、機皇帝ワイゼル!」



ワイゼル「!!」ガション!



ブルーノ「………っ!遊星…………!」



キュイィィーーーーーーーーン


バシューーーーーーーン




プラシド「………?なんだ」



遊星「…………!」ブオォオオォォーーーーーーーーー!



ブルーノ「!遊星………!」



プラシド「戻ってきたか、不動遊星!」



遊星「………………!」



ブルーノ「体得して戻ってきたか、よし!」



ガシャーン!



ゴースト「ぐおおっ!?」



ブルーノ「行け遊星!雑魚は私が面倒をみる!」



遊星「頼んだ!…」



ブオォオオォォーーーーーーーーー!






遊星「……!お前の相手は俺だ!」



プラシド「ふ、丁度いい!こうなったら二人まとめて片付けてやる!」



遊星「行くぞデュエルだ!」



プラシド「くくくく…………ん?」



ホセ『やめろプラシド!』ブンッ



プラシド「なに?どういう事だ!」



ルチアーノ『ビックリだよ、あいつにも神のお告げがあったんだ!』



プラシド「なんだと…………!?」



ホセ『奴と戦えばただでは済まない、ここは引くのだ』



プラシド「ふざけるな!」



ホセ『プラシド……!』

ダンッ!



プラシド「俺が負けるのとでもいうのか………!奴がどんな力を手にしようが関係ない……!」



遊星「…………!」



プラシド「俺の本当の力を見せてやる………!」







プラシド「………ふうぅ……………」



遊星「なんだ……………立ち上がった………?」



プラシド「………ふん!」スポッ!



ガシャーーーーーーーン!



カシャン!カシャン! キュウウウウウーーーン………


カカカカカカカカカッ バチバチバチバチバチ………!!



遊星「ば、馬鹿な…なんだこれは……!」



プラシド「づあぁぁあーーーーーーーーーー!!」ガシャンッガシャンッ!



バーーーーーーーーーーーン!


ブルーノ「これが奴の真の姿……!」



遊星「Dホイールと……合体した………!」



プラシド「今度は逃がさない、デュエルだ遊星!」









………………………………………………………………………………



コナミ「あ、見えたぞ!遊星だ」



雪乃「!やっぱり、ゴーストが集結してるわ…」



ツァン「げ、誰かが戦ってるよ……あの数と…」



コナミ「遊星が戦ってる白いのは誰だ!?」



雪乃「見た事ないわ……」



ツァン「多分、黒幕だよ!」



コナミ「速いなーあいつら!」



ツァン「見失わないので精一杯だよ……!」



ブオォオオォォーーーーーーーーー



コナミ「なんとかあいつらのレーンに行けないか……?」


雪乃「難しいと思うわ…」





コナミ「ていうか………なんだあいつ!Dホイールと合体してねえか!?」



ツァン「え………ああー!な、なにあれ!?」



雪乃「人間じゃない………!?」



コナミ「何の意味があるんだ……?」



ツァン「正直意味不明だね……」



雪乃「合体しようとしまいとデュエルに影響ないものね」



コナミ「そしてあのモンスターだ、見た事ねえぞ……」



コナミ「ロボットか……?どんな奴だ、デュエルデータを映し出してみよう」ピッ



ヴォンッ



コナミ「………なに……?あのモンスター、五体のモンスターが合体してるぞ!」



雪乃「あら、本当だわ………見たことないわ……こんなモンスターは」



ツァン「機皇帝ワイゼル………?名前も聞いた事ないね……」







?「ならば貴様らにも、機皇帝の真髄を教えてやろう………!」


ブオォオオォォーーーーーーーーー!



コナミ「ん?後ろからなんか来てるぞ!」



ツァン「あれは…………?」




雪乃「こ、ゴーストだわ、まだ集合していないゴーストがいるなんて」



ゴースト「私は他のゴーストとは違う、自立行動ユニットを持つゴーストだ…」



コナミ「?なんだって?」



ツァン「自分勝手に動けるってことじゃない?」



雪乃「だから集合しなかったのね…」



ゴースト「私に下された命令は一つ、【追跡者を殺せ】だ、プラシド様を追跡する貴様らは殺す」



コナミ「なにぃーーーー……?」



ツァン「プラシド様?……あの白い奴のこと!?」






コナミ「つまりおまえは何がしたいんだ!」



ゴースト「デュエルだ、葬り去ってやる!」



ツァン「やっぱり………!バトルロイヤルルールはまだ継続中なんだ……!」



雪乃「く……やるしかないようね」



コナミ「デュエルか……だが、俺は実質ツァンとペアを組んでるようなもんだ、二対一になるぞ!」



ゴースト「かまわん、それでも貴様らは俺には勝てない」



ツァン「………随分余裕じゃない、後で後悔しないでよ!」



ゴースト「貴皇帝の前では、お前らのモンスターなど役に立たないことを教えてやる!」



ブォオオォォオーーーーーーーーーーー!



コナミ「仕方ない、ツァン、やってやるしかない!」



ツァン「うん、足手まといにならないでね!」



雪乃「気を付けて、特にクラッシュには」





ゴースト「行くぞ!私のターン!」シュッ 手札6



ゴースト「私はモンスターをセット!」バッ



ゴースト「カードを1枚セットする、ターン終了」バッ 手札4



コナミ「俺のターン」シュッ 手札6



コナミsc0→1
ツァンsc0→1
ゴーストsc0→1



コナミ「サムライソード・バロンを召喚!」バッ



《サムライソード・バロン/Samurai Sword Baron》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1200
1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを表側攻撃表示にする。


バロン「ハッ!」



コナミ「バロンの効果を発動、守備モンスターを攻撃表示にするぜー!」バッ



スカイ・コア「…」攻0 パタンッ



ゴースト「ほう…」



コナミ「攻撃力0……?なんだそいつ!」







コナミ「おいおい、いきなり大チャンスだ!」



ツァン「ストップコナミ……気を付けて」


コナミ「え?」



雪乃「攻撃力0のモンスターを見かけたら、まずは警戒するのよ……何かあるわ」



ゴースト「くくくく…………」




ツァン「あいつも笑ってるし、ヤバげかも…」



コナミ「……………確かに、だが」



コナミ「ここは攻撃だ、行け、サムライソード・バロン!」バッ



バロン「あああーーーー!」攻1600



ツァン「ええー……!?しょうがないなもう!」




コナミ「くらえぇーーーーーーー!!」



ゴースト「トラップ発動、ツイン・ボルテックス」カチッ




《ツイン・ボルテックス/Twin Vortex》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する機械族モンスター1体と
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。



コナミ「え!?」





ゴースト「私のスカイ・コアと、貴様のモンスターを破壊する!」


バロン「ぎゃーーー!?」ドガーーン!


コナミ「うおおおおお……………!?」



ツァン「でも自軍のモンスターも犠牲にするなんて」



雪乃「他にやり様があったんじゃ………」



ゴースト「ははははははは!スカイ・コアが効果によって破壊された時、効果が発動する!」



コナミ「!?」


スカイ・コア:Sky Core
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 0/守 0
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
このカードがカードの効果によって破壊された時、
自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
その後、自分のデッキ・手札・墓地から
「機皇帝スキエル∞」「スキエルT」「スキエルA」「スキエルG」「スキエルC」をそれぞれ1体特殊召喚する。



キュウウウウウーーーーン!



ゴースト「デッキ、手札、墓地から機皇帝スキエル∞、スキエルT、スキエルA、スキエルG、スキエルCを特殊召喚する!」




機皇帝スキエル ∞:Meklord Emperor Skiel
効果モンスター (
星1/風属性/機械族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
「機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

スキエル T:Skiel Top
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 600/守 0
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。

スキエル A:Skiel Attack?
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻1000/守 0
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。

スキエル G:Skiel Guard
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 200/守 300
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、その攻撃を無効にすることができる。


スキエル C:Skiel Carrier
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 400/守 0
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。



ここまででー

プラシド完全体



ゴースト「ワイゼル∞以外は守備表示だ!」



コナミ「…ど、どういうこっちゃ!?」



ツァン「うそお?!……一気に五体のモンスターなんて………」



雪乃「こんなことが……!?」



ゴースト「ははははははははは!機皇帝スキエルの攻撃力は、フィールドのパーツと攻撃力を合計した数値になる!」



スキエル∞「……!」攻撃力2200



ブォオオォォオーーーーーーーーーーー!


コナミ「くそ………カードを二枚セットしてターン終了!」バッ 手札3



………………………………………



ルチアーノ「えぇ!?な、なんだよあれ!まさかプラシドのやつ…!」カサカサッ



ルチアーノ「無い………!あいつ僕のデッキパクっていきやがった!」ダンッ



ホセ「…………」



………………………………………



プラシド「ははははは!これがDホイールの最終進化体だ!」




ガシャーーーーーーーーーン!


パリンバリンバリン!



遊星「!?シティが………!」



プラシド「この世界など破壊し尽くしてやる!」バリバリバリバリーーー!



遊星「やめろぉーーーーーーーーー!!」ダンッダンッ!



………………………………………………………………………………


ジャック「!?なんだこの雷は!」



風間「なにがおこっているんだ!?」



鬼柳「そこらへんのビルが停電しちまってるぞ………!」



………………………………………


牛尾「おいおい、ゴーストの次は停電騒ぎか…」



深影「シティはどうなってしまうの……?」





コナミ「………ん?」


ドドーーーン!


ドゴーーーーーン!


雪乃「な、なんなのよ……!雷があっちこっちで………」



ツァン「なんなの……!?これ」



ゴースト「プラシド様の力だ!貴様らにはどうする事もできない!」


コナミ「プラシド……?遊星が戦ってるやつか……」



バーーーーーン!



コナミ「うおおっ!?危ねえ!」グララッ



雪乃「ひっ……」



ツァン「や、やめなさいよ!許さないよ!」



ゴースト「死んでしまえ!このまま!」





コナミ「くそ、ツァン!やるしかない、あいつをぶっとばせ!」


ツァン「ボクのターン!」」シュッ手札6



コナミsc1→2
ツァンsc1→2
ゴーストsc1→2



ツァン「五体のモンスターとはいえ、攻撃力は2200、しかもパーツは本体が消えれば潰れる…」



ツァン「よし、真六武衆ーカゲキを召喚!」バッ



《真六武衆-カゲキ/Legendary Six Samurai - Kageki》 †
効果モンスター
星3/風属性/戦士族/攻 200/守2000
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に「真六武衆-カゲキ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は1500ポイントアップする。


カゲキ「ふっ」


ツァン「カゲキの効果発動、手札の六武衆の影武者を特殊召喚!」バッ



《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。



影武者「ぬう…」



ツァン「☆3のカゲキに☆2の影武者をチューニング!」バッ


☆3+☆2=☆5

カッ


ツァン「シンクロ召喚!真六武衆ーシエン!」



《真六武衆-シエン/Legendary Six Samurai - Shi En》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2500/守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。


シエン「ハアアーー」攻撃力2500


雪乃「出たわ、ツァンさんのエースモンスター!」



コナミ「よし、攻撃力2500!」



ゴースト「ふふふ…………」



ツァン「あんたなんか瞬殺してやるんだから、バトルフェイズ!」



ツァン「シエンで機皇帝スキエル∞に攻撃!」バッ






ゴースト「そんな攻撃が通用するか、スキエルGの効果を発動!」


コナミ「!?」



ツァン「!」


ゴースト「相手モンスターの攻撃を無効にする!」



スキエル∞「フンッ」スッ


ガキィーーーーン!


シエン「ぐぬぅ………!」



ツァン「止められた…………あんな効果があったなんて」


雪乃「く………………」



ツァン「くそぉ…一枚セットして……ターン終了!」バッ 手札3



ゴースト「私のターン!」シュッ 手札5


コナミsc2→3
ツァンsc2→3
ゴーストsc2→3



ゴースト「機皇帝を前にシンクロモンスターを召喚するとは、哀れだな!」


ツァン「え…?」





ゴースト「スキエルの効果発動!相手シンクロモンスターを吸収する!」



ツァン「シンクロモンスターを吸収………!?」



スキエル「!」ギュルーーーン!



ガシッガシッ


シエン「ク!?ハ、離セェエエエ……!」



コナミ「シエンが捕縛された……」



キュルルルルーーーーン


雪乃「そんな、シエンがスキエルの内部に!?」



ツァン「シエンーーーー!」


ヤリザ「大将ーーーーー!」



スキエル攻撃2200→4700


ゴースト「吸収したモンスターの攻撃力をスキエルは得る、よって4700だ!」



コナミ「4700だって…………!インチキ野郎!」






ツァン「LPを超えた………!?」


雪乃「マズイわ……フィールドに壁モンスターがいない……しかもこのデュエルはダメージがリアル発生する……!」



ゴースト「私はスキエルT、G、C、Aを攻撃表示に!」



ゴースト「貴様らはここで死ぬ……!スキエルの攻撃!」



スキエル「!」ガション



ツァン「くう……………」



コナミ「ヤロオオオオ…………」



ゴースト「先に死ぬのは………お前だ、ピンク頭!」



ツァン「うぐっ!?」



雪乃「ツァンさん………!」


ドシュウゥウゥゥゥウウーーーーーー!!!



ツァン「うあぁぁぁ………!ガード・ブロック、発動!」カチッ



《ガード・ブロック/Defense Draw》 †
通常罠
相手ターンの戦闘ダメージ計算時に発動する事ができる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。



ゴアァァァーーーーーン!





ゴースト「ぬ?」



コナミ「ツァンがやられてねえぞ!」



雪乃「ガード・ブロックの効果でダメージが0になったのよ」



ツァン「さらに一枚ドローする!」シュッ 手札4



ゴースト「なるほど……虫けらのくせにしぶとい」



ツァン「うるさい!あんたなんか…!」



ゴースト「まだだ、スキエルT、A、G、C、ピンク頭にダイレクトアタックだ!」



ギュンギュンギュン!!



ドゴッガスッガンッ!


ツァン「あああぁぁぁっっ………!?」ギュルルルルルル……! LP4000→1800


ぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!



コナミ「ヤバイ、ツァンが……!」


雪乃「なんとか立て直して……!」



ツァン「くううぅう…………!ま、まだまだ………!」


ブウゥゥーーーーーン



ゴースト「クラッシュしなかったか、まあいい、カードを二枚セットしてターン終了」バッ 手札3





ツァン「うぐ…………っつ………!」



コナミ「ツァンのダメージがヤバイ………」



雪乃「これ以上のダメージは危険よ!」



コナミ「ああ、俺のターン!」シュッ 手札4


コナミsc3→4
ツァンsc3→4
ゴーストsc3→4


コナミ「どうする……………」



ツァン「コナミ………!シンクロモンスターはダメだよ……!」



コナミ「ああ……………だが……守っててもいずれやられるぞ…………!」


ツァン「ボクに考えがある、任せて!」



コナミ「え…………わ、わかった」



コナミ「モンスターをセット、カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札2



雪乃「ツァンさん………なにを……」





ツァン「ボクのターン!」シュッ 手札5



コナミsc4→5
ツァンsc4→5
ゴーストsc4→5


ツァン「スピードワールド2の効果を発動!scを4払って相手に手札のsp一枚につき800Pのダメージを与える!」sc5→1


ツァン「spは一枚、くらえー!」スッ


バリリリーーーーーー!


ゴースト「くぅ…………!」LP4000→3200



ツァン「そして六武衆ーヤリザを召喚!」バッ



《六武衆-ヤリザ/The Six Samurai - Yariza》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1000/守 500
自分フィールド上に「六武衆-ヤリザ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。


ヤリザ「やったるでござるー!」


コナミ「でたか………」



ツァン「さらに、真六武衆ーキザンを特殊召喚!」バッ



《真六武衆-キザン/Legendary Six Samurai - Kizan》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守 500
自分フィールド上に「真六武衆-キザン」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と名のついた
モンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。


キザン「ヤリザ………事故に見せかけて殺す………」攻1800





ゴースト「そんなザコになにができる!」



ヤリザ「ザコ?キザン、お主言われてるでござるよ」


キザン「貴様ァァァァァア………!貴様だ言われたのは!切り刻んでやる!」



ツァン「ちょっと!喧嘩は今はやめて!」



雪乃「でも確かに……攻撃力は遥かに及ばない………!」



ツァン「キザン、スキエルAを攻撃!」バッ


キザン「チッ、ウアアアーーー!」シュッ


スキエルA攻1000



ゴースト「通用するか!スキエルGの効果発動!無効にする!」


ギャリィィン!



キザン「ぬぐっ!?」


ヤリザ「ぶはははははは!キザン、何やってるでござる!」



キザン「殺すウウウゥゥ!!貴様ァァァーーーーー!」ブンッ




ツァン「お、落ち着いて!仲間だから!」




コナミ「だがこれで、次の攻撃を止める手は無い!」



ツァン「ヤリザは他に六武衆がいる時、ダイレクトアタックができる!いけー!」



ヤリザ「しゃあああーーー!」シュバッ!



ゴースト「ぐうう………!」LP3200→2200


ギュギュギュギュ……!!



雪乃「やった!決まったわ!」



ゴースト「かすり傷だ………」


ヤリザ「はははははは!」



キザン「こいつ…夜………やるか……殺ろう………」



ツァン「カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札2



ゴースト「私のターン!」シュッ 手札4


コナミsc5→6
ツァンsc1→2
ゴーストsc5→6


ここまででー

コナミ LP4000 手札2 セットモンスター リバース3 sc6


ツァン LP1800 手札2 ヤリザ キザン リバース1 sc2


ゴースト LP2200 手札3 スキエル∞ A C G T リバース2 sc6



…………………………………………………………………



遊星「今こそやるんだ………!アクセルシンクロを!」



プラシド「なにをする気だ………懲りずにシンクロ召喚か……?」



プラシド「何度貴様らは過ちを繰り返す、シンクロ召喚こそ、貴様ら人間の最大の過ちだと気付かないか……!」



遊星「☆8のスターダストドラゴンに、☆2のフォーミュラシンクロンをチューニング!」



☆8+☆2=☆10

キュウウウウウウーーーーーーーーン!




ブルーノ「やるのか……遊星…!」



プラシド「お前はゼロリバースの惨劇を忘れたか!?」



プラシド「貴様の父、不動博士が引き起こしたあの事件を!」



遊星「!………くっ…アクセルシンクロォーーーーーーー!」



ギュアアァアアーーーーーーーーーーー!!



遊星「集いし夢の結晶が…………!」



パキューーーーーーーン!!



スターダスト「…」


フォーミュラシンクロン「…………」


遊星「な……………?」




ブルーノ「なに………?」



遊星「アクセルシンクロが…………失敗!?」



遊星「馬鹿な…………なんでできなかったんだ…!?」



プラシド「なんだ?何かするんじゃなかったのか?」



遊星「く…………………!」



プラシド「ははははは!もしかして貴様、石板のカードを使うつもりだったな!」



プラシド「しかし不発に終わった、というわけだ!」



遊星「……………………」



プラシド「やはり貴様には使いこなせない代物だったようだな、くくくく……」



バリリリーーーーー!!! ドゴーーーン! ドゴーーーン!



遊星「くっ……シティが………!や、やめろぉーーーーーーーー!!!」



プラシド「貴様も人類も、まとめて吹き飛ばしてやる!」



………………………………………………………………………………




ガシャーーーーーーーーーン!パリンパリン!



コナミ「あぶねーーーー!」



雪乃「シティがめちゃくちゃだわ………!」



ツァン「このおおぉ…………!」



ゴースト「シティの心配より、我が身の心配をするんだな!」



雪乃「ツァンさん………本当に何か作戦はあるの……?」



コナミ「ツァンを信じようぜ」



ブオォオオォォーーーーーーーー



ゴースト「バトルフェイズだ!覚悟しろピンク頭!」



ツァン「ピンク頭って、これヘルメットの色だから!」




コナミ「地毛は?」



ツァン「…………ピンクだけど!」


ブオォオオォォーーーーーーーー



ゴースト「機皇帝スキエル!六武衆ーキザンを攻撃!」





スキエル「!」キューーーーン! 攻撃4700



キザン「く……!」攻1800



ヤリザ「キザン、サヨナラでござる!」



キザン「貴様………」



ドシューーーーーーーーーーーーーーー!!



雪乃「ツァンさん、喰らえば終わりよ!」



コナミ「躱せーーーーーーーーー!」



ツァン「かかったね、トラップ発動、ミラーフォース!」カチッ




《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。



ゴースト「なに!」



雪乃「!これなら敵を全滅できる!」


ピキーーーーーーン!





ツァン「これなら無敵の機皇帝を無力化できる!」



ジュルルルルーーーーーーーン!



ゴースト「機皇帝をなめるな、トラップ発動!ハイレート・ドロー!」カチッ




《ハイレート・ドロー》
通常罠
自分フィールド上に存在するトークン以外の機械族モンスターを全て破壊して墓地に送る。
破壊したモンスター2体につき1枚、自分のデッキからカードをドローする。



ドゴーーーーーーーン!



コナミ「なんだ?!」



雪乃「分からないわ………だけど、機皇帝は消滅した…!」



ツァン「…………」


ゴースト「機皇帝はミラーフォースを喰らったわけではない、私のトラップの効果で破壊されたのだ!」



ゴースト「自分フィールドの機械族モンスターを全て破壊する、その後二体につき一枚、カードをドローする!」シュッ 手札6



ツァン「ドロー効果………」



コナミ「だが機皇帝がぶっ飛んだのは事実だ!」






ゴースト「おまえ達は機皇帝の真の恐ろしさを知らない」



雪乃「え…?」



ゴースト「さらにトラップ発動、リミット・リバース!」カチッ


《リミット・リバース/Limit Reverse》 †
永続罠
自分の墓地の攻撃力1000以下のモンスター1体を選択し、
表側攻撃表示で特殊召喚する。
そのモンスターが守備表示になった時、そのモンスターとこのカードを破壊する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


ゴースト「墓地のスカイ・コアを特殊召喚!」



スカイ・コア「……」攻0



コナミ「なんだ……………?」



ツァン「成る程……あれを効果破壊するとスキエルが復活するってわけ……」



ゴースト「sp-ライトニング・ロッドを発動!」バッ sc6



《Sp-ライトニング・ロッド/Sp Lightning Rod》 †
通常魔法
Spカウンターが2つ以上ある時に発動する事ができる。
自分フィールド上のモンスター1体を破壊する。



雪乃「自分のモンスターを破壊する!?」


ゴシャーーーーーーーーーーーン!






コナミ「自分からスカイコアを破壊だとーーーー!?」



ゴースト「現れろ!スキエル∞、T、A、C、G!」



スキエル「キューーン!」攻2200 ガシャーーーン!



ツァン「そんな…………!」



ゴースト「わかったか、機皇帝は不死身だ!」



ゴースト「カードを二枚セットしてターン終了!」バッ 手札3



雪乃「またシンクロを封じられてしまったわ………」



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札3



コナミsc6→7
ツァンsc2→3
ゴーストsc6→7



コナミ「奴のパーツさえ消して行けば、攻撃力は下がる、ブラッド・ヴォルスを召喚!」バッ


《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》 †
通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。



ヴォルス「…」ドドドドドド……







コナミ「さらに一撃必殺侍を反転召喚!」バタンッ



《一撃必殺侍/Sasuke Samurai #4》 †
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1200/守1200
このカードが戦闘を行う場合、
ダメージ計算の前にコイントスで裏表を当てる。
当たった場合、相手モンスターを効果によって破壊する。


一撃必殺「へっ」



コナミ「一回目のバトルはスキエルGに止められるが、次の攻撃は決まる…!」



コナミいけ、ブラッド・ヴォルス!スキエルAを攻撃!」バッ



ヴォルス「ァァァァァアーーー!」シュバッ!


スキエルA「…………」攻1000



ゴースト「トラップ発動、ミラーフォース!」カチッ



《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。


ツァン「!?」



コナミ「お前もかよ……!」


ピキーーーーーーン!



ゴアァァァーーーーーン!




ヤリザ「ぎゃああ!」


キザン「ぐっは!」



コナミ「くそ……!全滅しちまった……」



ツァン「ぼ、ボクのモンスターまで………」




コナミ「………ターン終了!」手札2


ツァン「……ボクのターン」シュッ 手札3


コナミsc7→8
ツァンsc3→4
ゴーストsc7→8



ツァン「…………」



雪乃「……ここにきてモンスター0はマズイわ…」



ゴースト「一体程度の壁モンスターじゃ守りきれないけどな!」



ツァン(……こ、ここにきて………出せるカードが無い……)



ツァン「………スピードワールド2の効果……scを4払って相手に手札のsp一枚につき800Pのダメージを与える」スッ



バリリリリリリ!



ゴースト「ぐ…………」LP2200→1400



ツァン「……ターン終了」手札3



コナミ「なぬ!?」


雪乃「モンスターを出さない?……いや、出せないのね」






ゴースト「なにもできないかピンク頭!ははははは!」シュッ 手札4



コナミsc8→9
ツァンsc0→1
ゴーストsc8→9


ゴースト「終わりだピンク頭、スキエル!貫け!」



スキエル「キュウウウウウウン!」攻2200



ツァン「ああぁ………くっ……」LP1800



雪乃「ツァンさんが!コナミ、このままじゃツァンさんが死んでしまう!」



コナミ「ああ……トラップ発動、蘇りし魂!」カチッ




《蘇りし魂/Soul Resurrection》 †
永続罠
自分の墓地から通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。



コナミ「ブラッド・ヴォルスを守備表示で特殊召喚!」



ヴォルス「!」守1200



ゴースト「出現するのは貴様のフィールド、かまうか!」



雪乃「コナミ……!」



スキエル「キュウウウウウウン!」



コナミ「慌てるな、トラップ発動!ギブ&テイク!」カチッ



《ギブ&テイク/Give and Take》 †
通常罠
自分の墓地に存在するモンスター1体を
相手フィールド上に守備表示で特殊召喚し、
そのレベルの数だけ自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体のレベルをエンドフェイズ時まで上げる。




ツァン「!」



ゴースト「さらにトラップだと」



コナミ「俺の墓地のモンスターを相手フィールドに特殊召喚する!」



コナミ「ツァンのフィールドに現れろ、一撃必殺侍!」バッ



一撃必殺「ひっ」守1200



ゴースト「なんだと………!?」



雪乃「成る程、バトルロイヤルルールならではの戦法を……」



ツァン「ぼ、ボクのフィールドにモンスターを……」



コナミ「凌げツァン!」





ヴォルス「…」☆4→☆8



コナミ「一撃必殺侍は戦闘したモンスターを二分の一で破壊する、どうするゴースト!」



ゴースト「少々焦ったが、貴様その程度か、通用しない!デモンズチェーン、発動!」カチッ



《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》 †
永続罠
フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


ジャララララララララ!!



一撃必殺侍「ああうっ」



雪乃「ああ!?」



コナミ「一撃必殺侍が鎖に……!…」



ツァン「効果が無効に………!」



ゴースト「はははははは!」






ゴースト「いけ、スキエル!」


ギュアアァアアーーーーーーーーーーー!!



一撃必殺侍「ああああーーーーー!?」


ゴアァァアーーーーン!!!



ツァン「くうぅぅうっ………!」


雪乃「だ、ダメだわ…………ツァンさんは凌ぎきれない、パーツの攻撃が飛んで来る!」



ゴースト「ピンク頭のLPは1800、A、T、C、Gの攻撃力の合計は2200、終わりだ!」



ツァン「コナミ………!ゴメン…………!ボクはここまで………」



雪乃「ツァンさん!……ううっ…!……」



ゴースト「スキエルT、攻撃だ!」







コナミ「ゴーストめ…………………俺をみくびるな!」



ゴースト「ああん!?」



コナミ「トラップ発動、ミス・リバイブ!」カチッ



《ミス・リバイブ/Foolish Revival》 †
通常罠
相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを相手フィールド上に
表側守備表示で特殊召喚する。



ゴースト「なにいいい………!?」



雪乃「!コナミ…………まだ助ける策が…!?」



ツァン「ええ……っ…………!?」



コナミ「ツァンの墓地の六武衆の影武者を蘇生させる!」



ゴバーーーーー!



影武者「ぬう」守1800


《六武衆の影武者/Kagemusha of the Six Samurai》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻 400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。




ゴースト「貴様アア……………!」



雪乃「六武衆の影武者の守備力1800を超える攻撃力を持つモンスターは、スキエルパーツにはいない…!」



ツァン「も、もしかして………凌いだ…!?」



ゴースト「リバースカードを3枚も消費して………しぶとい通り越してしつこいな貴様!」



コナミ「褒め言葉だ!」



ゴースト「……ち、バトルフェイズを終了する…!」



ツァン「は、はあぁぁぁ……………ーーーた、助かった…………」



雪乃「ツァンさん、大丈夫?」



ツァン「う、うん………それにしても……!こ、コナミ………あ、ありがとう……!」



コナミ「気にするな、ここから反撃だ…!」




ツァン「うん………!こいつには負けられないよ!」






………………………………………


遊星「スターダストが………ワイゼルに吸収されてしまった………!」



プラシド「貴様のシンクロモンスター、貢物として確かにもらったぞ!」



遊星「くそぉ………」



ワイゼル「………」攻5000



ブルーノ「攻撃力5000……………!」



遊星「どうすれば……!?この街を………仲間を守らなくては…………!」




遊星「……みんな……!力を………俺にかしてくれ…!」



………………………………………



龍可「…いたっ!」キイイイイィーン


クロウ「ぐ…………!この痛みは……!」キイイイイィーン



龍亞「え、どうしたの!?」



………………………………………



ジャック「ぐああ………こ、これは」キイイイイィーン



鬼柳「ん?どうしたジャック!」


………………………………………



アキ「ゆ、遊星が苦しんでいる…………!」キイイイイィーン





ここまででー

http://blog-imgs-43.fc2.com/m/a/h/mahora16/2010y10m17d_134009510.jpg
スキエル


コナミLP4000 sc9 ブラッドヴォルス 手札2


ツァン LP1800 sc1 六武衆の影武者 手札3


ゴーストLP1400 sc9 スキエル∞ A T C G 手札4





遊星「……………」キイイイイィーン



遊星「とにかく…………スターダストを奪い返さないことには…!」



プラシド「ハァーーハハハハハハ!!」



ブルーノ「心に迷いがあったのだ………だから失敗した…」



遊星「どうやれば………」



…………………………………………………



ゴールド「カードを二枚セットしてターン終了だ!」バッ 手札2



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札2→3


コナミsc9→10
ツァンsc1→2
ゴーストsc9→10



コナミ「この時を待ってたぜ……!」



ゴースト「?」



コナミ「スピードワールド2の効果を発動!scを10取り除くことでカードを一枚破壊する!」sc10→0



コナミ「消えろスキエル!」



バリバリバリバリ………!!!






ツァン「よーし!効果なら!」



ゴースト「馬鹿め、スキエルは効果の対象にならない!」バッ

機皇帝スキエル ∞:Meklord Emperor Skiel
星1/風属性/機械族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
「機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。



ピキーーーーーーン!


コナミ「なに!?「



雪乃「あんな効果まであるなんて………!」



ゴースト「機皇帝は無敵だ!」



コナミ「無敵だと………!そんなわけあるか…!」



コナミ「カードを二枚セットする!」バッ



コナミ「ターン終了、ツァン、頼む!」






ツァン「ボクのターン!」シュッ 手札4


コナミsc0→1
ツァンsc2→3
ゴーストsc10→11



ツァン「六武衆ーザンジを召喚!」バッ


《六武衆-ザンジ/The Six Samurai - Zanji》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1300
自分フィールド上に「六武衆-ザンジ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードが攻撃したモンスターをダメージステップ終了時に破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。



ザンジ「………」



雪乃「チューナーと非チューナーが揃ったわ」



ゴースト「懲りずにシンクロか、貴様らにはそれしかないだろうがな」



ツァン「☆4のザンジに☆2の影武者をチューニング!」バッ



☆4+☆2=☆6
カッ



ツァン「事象の地平より推参せよ、重力の闘士!」




ツァン「シンクロ召喚、グラヴィティ・ウォリアー!」バシッ


《グラヴィティ・ウォリアー/Gravity Warrior》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2100/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、このカードの攻撃力は
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターの数×300ポイントアップする。
1ターンに1度、相手のバトルフェイズ時に相手フィールド上に
守備表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側攻撃表示にする。
このターンそのモンスターが攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。


グラヴィティウォリアー「ふっ……」


ゴースト「攻撃力2100程度とはな…」



ツァン「まだまだ、グラヴィティウォリアーの効果発動!相手フィールドのモンスター一体につき300P攻撃力をアップさせる!」



グラヴィティウォリアー攻2100→3900


コナミ「でたー、3900だー!」



雪乃「うまく決まれば決着をつけられるわ…!」



ゴースト「トラップ発動、サンダーブレイク!」カチッ



《サンダー・ブレイク/Raigeki Break》 †
通常罠
手札を1枚捨て、フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。


ゴースト「死ね!シンクロモンスター!」手札1 シュッ



コナミ「させるか、安全地帯発動!」カチッ


《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されない。
また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。



ゴースト「!貴様ーーー!」






スカーーーーーーー



ツァン「!…これで…サンダーブレイクの効果でグラヴィティウォリアーは破壊されない!」



ゴースト「邪魔ばかりしやがって………気にいらん…!」



コナミ「機皇帝なんか怖くねーんだよ!」



雪乃「危ない………」



ゴースト「だが、攻撃力を上げたところでスキエルGの無力化効果がある!結局は無駄だ!」



スキエル「……」攻2200



グラヴィティウォリアー「……」攻3900



ツァン「……く……………!」



コナミ「かまうなツァン!攻撃だ!」



ツァン「!……コナミ」






ツァン「……………」


コナミ「いける、俺を信じて行け!」



雪乃「どういう事?」



コナミ「これが多分ラストチャンス、逃したらおわりだ!」



ゴースト「ふん………やってみろ」



ツァン「………………しょうがないな……信じてあげるよ!」



ゴースト「ほおぉ…………無駄な戦いだ」



コナミ「…」


ツァン「グラヴィティウォリアー!行け!」




グラヴィティウォリアー「ああーーーー!」シュッ




ツァン「スキエル∞を攻撃ーーーーー!!」



ズシャアァァァァーーーー!!


ゴースト「ははははは!スキエルGーーーーーー!!」



スキエルG「ギャリリン!」



雪乃「だめ、止められるわ!」



コナミ「いや、貫く!」



ゴースト「馬鹿をいうな!どうにもならんわ!」



ツァン「!………」



コナミ「威風堂々を発動ーーーーーーーー!!」カチッ




《威風堂々/Chivalry》 †
カウンター罠
バトルフェイズ中のみ発動する事ができる。
相手が発動した効果モンスターの効果を無効にし破壊する。



ゴースト「!?」



スキエルG「!?」バキィーーーン!



雪乃「スキエルGが壊れたわ!」



ツァン「グラヴィティウォリアーーーーーーーーー!」





ゴースト「なんだとおぉおーーーーーーー!?」



バギャァアァァン!!


スキエル「………!!?」バチ、バチ………!



ツァン「!…………これは…」



雪乃「貫いたわ………!スキエルを!」



コナミ「…………」



ドゴアァアアーーーン!ガシャーーーーーーーーーン!



ゴースト「くああぁあぁーーーーーーーー!!!?」LP1400→0ピー



ツァン「……!き、決まったーーーー!」



コナミ「しゃあーーーー!!」



雪乃「機皇帝を破壊したわ!」



………………………………………………………………………………


遊星「レスキューウォリアーの効果でなんとかスターダストは奪い返した……」



遊星「やるんだ………アクセルシンクロ!」





プラシド「ふん……手品でスターダストを取り戻したか、だが俺のターンになれば結局は吸収だ」



プラシド「いくぞ!ワイゼル!スターダストを吸収だ!」



ワイゼル「!」カッ キューーーーーン!



ブルーノ「このままではまた吸収される、遊星!」



遊星「………消すんだ………迷いを…」



遊星「………もう二度と、悲劇は繰り返させない!」



遊星「俺は☆8のスターダストに☆2のフォーミュラシンクロンをチューニング!」バッ



プラシド「俺のターンにシンクロだと………!?」



遊星「………うおおおぉぉぉーーーーーーーー!」


キュゥウウウーーーーーーーーン!!!



ゴオォォォオーーーー!



遊星「………風の中に溶けていく……………俺が…………」ゴオォォォオーーーー!




遊星「…………………」



遊星「………シューティングスター・ドラゴン…?」




遊星「……………!」ぴちゃーーーーん…



遊星「クリアマインド!」キューーーーーーーーン!



遊星「集いし夢の結晶が新たな進化の扉を開く……光差す道となれ!」



ギュアアーーーーーーン!!!


パシュン!



プラシド「!?消えた」



ゴオォォォオーーーーーーーーーー


プラシド「後ろから………!?」



遊星「アクセルシンクロ!生来せよ、シューティングスタードラゴン!!」


シューティングスター「アォオォーーーーーーーーーーン!!」



シュバーーーーーーーン!!



プラシド「なに…………!?」





…………………


ブルーノ「ついにやったか!遊星!」


……………


ジャック「……あれは、遊星だ」



鬼柳「遊星…………あのドラゴンは」


…………



クロウ「ついにやったんだな、アクセルシンクロを!」



龍可「暖かい光…」


龍亞「うわ!なにあのドラゴン!」



……………………


アキ「……………遊星」



ナオミ「なに?あのドラゴンは……悪い感じはしないけど…」



………………………………………

シェリー「急ぐわよミゾグチ!」


ミゾグチ「御意」


ブォオォォオーーーーーーー!


………………………………………


遊星「シューティングスタードラゴン!やっとお前のスピードに追いついたぜ!」


シューティングスター「キュオォォーーーーーーー」





キラキラキラキラキラキラ………



プラシド「なるほど………それが石板のモンスター……面白い!」



遊星「このモンスターで、貴様を倒す!」



プラシド「俺をなめるな!貴様など認めない!」



………………………………………


ホセ「ぬうう………」



ルチアーノ「あらら、ヤバそうなの出てきちゃったよ、プラシドこのままやられてバラバラにならないかな」



ルチアーノ「ヒャヒヒヒヒヒ!!」



………………………………………



コナミ「あのドラゴン………遊星だ…」



ツァン「すごーい………」



雪乃「なんて輝き………」



ゴースト「き、キサまらアァーーーーーーー!!!」バチ…バチ…



コナミ「ん!?やろう、しぶとい!」




ゴースト「逃がさん………!貴様らハ……殺ス!」



ツァン「ボロボロになっても命令を守ってるよ…!」



コナミ「あいつのDホイールはぶっ壊れてるだろ、さっさと行こうぜ」


ブウウゥゥ……


ツァン「逃げるのが一番だね」ブウウゥ……………ン



雪乃「ん?なにかしようとしてるわ!」



ゴースト「最終兵器…………喰らわシテやる…………!」バチバチ……!バチ……!



ガシャン!


ツァン「!?な、なんかヤバそう……」



コナミ「なんだ、腹からキャノン砲が………や、やべえ…!」



キュウウゥゥゥゥゥ……………ン!


雪乃「コナミ、早くDホイールをだして!」


ゴースト「オソい……!」





バチバチバチバチ……!



ゴースト「異次元砲だ、受けてミロ………!」



コナミ「な、てめ、やめろぉーーーーーー!」



ツァン「だ、ダメだ、間に合わないよ!」



雪乃「躱すのよ!」



ゴースト「はあアァアァアアァアぁあああーーーーー!!」シュドォーーーーーーン!



ギュアァアアアァーーーーーー!!!



コナミ「くそったれ!どけお前ら!」ドンッ



雪乃「うっ!?」グラッ



ツァン「ちょ、コナミ!危なっ!!」



バシュウゥウウーーーーーーーン!!!



コナミ「!!?ぐっはああ……………!?」ドゴーーーーーーーン!!



バシューーーーーーーーンッ!!



雪乃「!!コナミ……!…え…!?」






シュウゥゥ……………



ゴースト「……ハ、ハハハハはははは!!」ガチャンッ



ツァン「コ、コナミ……?どこ行ったの?!………消え………?」



雪乃「貴方…!コナミをどうしたの!?」



ゴースト「あいつは異次元砲を喰らった…!この次元二は、モウいない!」



ツァン「…じ、次元………?!そ、それって…………?」



雪乃「わ、分かるように………説明しなさい!」



ゴースト「説明シテヤるよ……へ、へへへへ……アイツは……この世カら消えタんだよ!」バチ……!バチ……!



ゴースト「イリアステルの秘密兵器…………を、喰らっタカラ……………な!」



ツァン「!?……ウソ……?!そ、そんな非現実的な事……!信じられないよ!」



ゴースト「イマサらそこを否定するか……?非現実的な事ナドすでにいくつも起こってルだろうが!ハハハハ!」







ここまででー

グラヴィティウォリアー

サイバードラゴン「パワーアップイベント後は勿論」

プロト「俺たち」

ツヴァイ「三積み」

フォートレス「確定だよね」



ゴースト「せいゼイ絶望しやガれぇえぇェエェ!!」



ツァン「戻しなさい!このっ、今すぐコナミを!」



ゴースト「戻す方法ナんかねえぇェェよ!はははハハはは!はっハっガガガガ……!!!」



バチ……!バチ……!



ドゴーーーーーーーーーーン!!!



ツァン「あぐっ………!?爆発した………!?」



パラパラ…………


シュゥゥゥ………ゥゥ……




ツァン「………………………………そんな…ぅぐっ……!」



ガクッ



ツァン「こんな………ことって……!」







ツァン「…………うっ………っ………!」



ツァン「コナミ…………っ……ああぁ……………!」



雪乃「…………………………」



雪乃「……………………」



………………………………………………



遊星「シューティングスタードラゴンの効果を発動!」



遊星「デッキを5枚めくり、その中のチューナーの数だけシューティングスタードラゴンは攻撃ができる!」



ワイゼル「だが、ワイゼルG3とスキエルC5には攻撃を無効にする効果がある!」



ワイゼル「この鉄壁の布陣を超えられるというのか!」



キィィィイイィィィインン………!


遊星「超えてみせる!行くぞ、一枚目ドロー!」



遊星「チューナーモンスター、ジャンク・シンクロン!」





キィイーーーーン


遊星「二枚目ドロー!チューナーモンスター、ニトロ・シンクロン!」



キィイィィィン!



遊星「三枚目ドロー!チューナーモンスター、エフェクト・ヴェーラー!」



キィィィイイィィィイン!



遊星「四枚目ドロー!チューナーモンスター、チェンジ・シンクロン!」



キュゥィイィィィィイィィーーーン!!



遊星「五枚目……………………ドロー!」



………………カッ!



遊星「チューナーモンスター、異次元の精霊!」



キュウゥウゥーーーーーーーーーーーーン!!



ワイゼル「馬鹿な!五回の連続攻撃だと!?」



遊星「これが……俺たちの力だ!」



遊星「行け!シューティングスタードラゴン、ワイゼルを攻撃!スターダスト・ミラージュ!」バッ







シューティングスター「キュウゥウゥーーーーーーーーーーーーン!!」シュゴーーー!



プラシド「く……ワイゼルG3の効果!攻撃を無効にする!」



ギャリリリィン!



遊星「二回目の攻撃だ!」



シューティングスター「キァァアアーーーーーー!」ギュアアーーーーーーン!!!



プラシド「スキエルC5!効果発動!」



ギャリィィン!



遊星「三回目だ、シューティングスタードラゴン!!」



ギュルルルルァァァーーーーーーーーーーーー!!



ドゴシャァアアァンン!



プラシド「ぐあぁぁっ……!!?」



遊星「四回目、五回目の攻撃だ!喰らえ!」



キューーーーーーーーーーーン!


ギャガァァーーーーン!! ボゴォオォォーーーーーーーーン!




プラシド「ぐあぁぁぁ!!?バカな…この俺が人間に遅れを取るだと……………………!!?」







ドッゴォーーーーーーーーーーーーーーン!!



プラシド「うあぁぁああぁーーーー!!?」 ズアアアアアアァーーー!



ブチィッッ!!



ギャザァアァアァァァァ…………!!!


ゴトッ



プラシド「…………」シュゥゥゥ……


遊星「……か、……勝った………」



遊星「!?胴体がちぎれ………」キキィィ………



遊星「大丈夫か!?」タタッ



ホセ「ふふふ……この男に、敗者の情はいらん」



遊星「!?………」



遊星「……上か」





ホセ「君に情けをかけられたことを知ったら、この男は大層傷付く…この年頃の男とはそういうものだろう」



遊星「………!?お前は龍亞と龍可を襲った…!」



ルチアーノ「あの時は小手調べだったけどね、ヒヒ」



ルチアーノ「それにしてもプラシド、ディアブロまで動かしたってのにとんだ無駄骨だったな」



ルチアーノ「僕のカードはさっき回収したけど、ムカついたからお前のデッキは没収させてもらうぜ、ヒヒヒヒ」



ルチアーノ「この様子じゃ、しばらく復活しそうにないしね」ガサガサ



プラシド「…………」




ブォォーーーーーーー!



ジャック「遊星ー!」タタッ



クロウ「何だそいつらは!」タタッ



ブルーノ「…………」



ホセ「ジャック・アトラス、クロウ・ホーガン………役者は揃ったな、ふふ」







ホセ「これはシティとサテライトが統合した事を象徴するモニュメント、ここでお前達と出会うとは、運命とは皮肉なものだな」



クロウ「今回の事件は、てめえらの仕業か!?」



ジャック「誰だ、お前ら!」



ブォォーーーーーーー!キキィィ………!



鬼柳「許さねえぞ!」



遊星「あ、鬼柳」



ホセ「まだ名乗ってなかったな、失礼、ワシ達はイリアステルの三皇帝」



遊星「イリアステルの三皇帝………?」



鬼柳「俺たちは伝説のチーム、サティスファクション」



ジャック「イリアステルだと?」



ホセ「ワシがリーダーのホセ」



ルチアーノ「え?あんたリーダーだったの?ま、いいや、んじゃあ僕が副リーダーのルチアーノ」



ルチアーノ「そしてこのポンコツが、一番下っ端のプラシドさ!ヒャハハハハハ」



プラシド「………」





遊星「お前達の目的はなんだ!なぜこんな事を!」



ホセ「我々の目的は…未来を変える事だ」



遊星「未来…?」


ジャック「ふん!そんなもの、貴様に言われるまでもなく俺たちが自分で決める!」



ルチアーノ「それができねーから僕たちがやってきたんだっての、バーカ」



ジャック「!貴様」



ルチアーノ「お前らの迎える未来はろくなもんじゃないんだよ」



鬼柳「どういうことだ!」



クロウ「てめえらは未来を知ってるとでも言うんじゃねえだろうな!」



ルチアーノ「それが知ってるんだな」



遊星「なに?」


ホセ「ルチアーノが言っていることは本当だ」


鬼柳(あいつ声こもっててよく聞こえねえ…)






ホセ「イリアステルとは、神が作り上げた歴史を修正する組織なのだ」



遊星「修正……?」



ホセ「貴様らがどれだけあがこうと、我々を捉える事はできん」



クロウ「何だと……?じゃあ今までの人類はてめえらの言うままに足跡を刻んできたってのかよ!」



ルチアーノ「その通り!ヒャハハハハハ」



鬼柳「そんな馬鹿な…………」



遊星「ふざけるな、お前達の思い通りにはさせるか!」



ジャック「その通りだ!」









ブォォーーーーーーー!



「ついに見つけたわ、イリアステル!」


ホセ「ん?」



ルチアーノ「?」


キューーーーーーーーーーン!



遊星「!シェリー!」



ジャック「あいつ……挑む気か……!?」



ギャルァァーーーーーーーン!



シェリー「お父様の仇…!」



ミゾグチ「ぬあぁっ!!」



ホセ「……………ぬんっ!」



…………………………



シェリー「ああっ!?」ガシャン!



ミゾグチ「お嬢様!」バッ!




ドゴーーーーーーーーーン!!



ミゾグチ「……ふう…」


シェリー「く………」




遊星「馬鹿な……なんて身体能力……ミゾグチほどの手練れが…!」




鬼柳「ヤバイな…」



ホセ「フン、我々は欲深な人間どもが道を外れそうになる度、影から歴史を修正してきた…」



ホセ「だが、どうあがいても避けられない未来があることを知った」



遊星「避けられない未来……?」




ホセ「そうだ遊星、お前の父が開発したモーメントがさらなる災いをもたらす未来だ!」



遊星「!?」




ホセ「モーメントが開発された時、我々はルドガーゴドウィンを使いモーメントそのものを消滅させようとした…」




ホセ「しかしそれは全て無駄な努力だった、ゼロリバースも無意味だったからだ」



ホセ「そこで我々は、この世界に新たな修正を加えることにした」


鬼柳「修正…?」



ホセ「ネオドミノシティを消滅させる……」



遊星「何だと!」


ジャック「そんな大嘘を信じろと言うのか!?」




ルチアーノ「信じる信じないは勝手だ、遊星、お前の呪いはまだ終わってなんかないんだぜ」



遊星「俺の呪い……………?」



シェリー「…そんなことはさせない!」


ダダッ!



遊星「シェリー!?やめろ、奴らは強すぎる!」



シェリー「はああー!」シュバッ!



ホセ「フン……」バキッ



シェリー「あぐっ!?」



ギリギリ………


ホセ「こんな手段で挑んで来るとは……貴様本物のデュエリストでは無いな」ギリギリ………



ミゾグチ「お嬢様!」



シェリー「う………うおお……!」ギュルッ!



遊星「!?腕ひしぎ……!」



鬼柳「!?」


ジャッククロウ「!?」



ギリギリギリギリ……


シェリー「腕だけでも………殺る…!」ギリギリギリギリ……







ホセ「どこまでも愚かなものよ…」


ギギギギギギ………!



シェリー「なに!?」ググ……



遊星「力ずくで外す気か……!?」





ググググググググ……



シェリー「くううぅう…………!」



ホセ「両親のところへいくがいい!」ブンッ



シェリー「うあああーーーーー!」



ミゾグチ「お嬢様!」ダンッ



遊星「シェリー!ミゾグチーーーー!」



バサアァッ………フワ………フワ……



ジャック「パラシュートか………」


鬼柳「おどかしやがって……」







ミゾグチ「お嬢様……」フワフワ…



シェリー「だ、大丈夫…………く…………」フワフワ…



遊星「ホセ、ルチアーノ!ネオドミノシティを消滅させるとはどういうことだ!」



ブルーノ「……」



ホセ「それが知りたければ、WRGPを勝ち進んでこい……本戦には我々も出場する」



鬼柳「なに?てめえらも!?」



ホセ「それだけの価値がWRGPにはある」



ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………!!



ホセ「やっとワシのデッキも来おった………」


バシュンッ!!


クロウ「!?隕石だ………!?隕石があいつのところに!」



鬼柳「何だ……!」






ホセ「ふふふふ………みるがいい、これが、機皇帝グランエル!」バッ



ザバァーーーーーーン!!


グランエル「……………」



遊星「新たな機皇帝……!」



ホセ「チーム・5Dsよ、我々と戦いたければWRGPを勝ち上がって来い!真実はそこにある!」



鬼柳「まて、チーム・満足を忘れるんじゃねえ!」



ホセ「さらばだ…」



ルチアーノ「バイバーイ!」

グニャアァアーーーー………



遊星「あ、待て……!」




…………………………………



ブツンッ ブツンッ……


カァァァ…………


龍亞「あ、電気がついた!」



…………………………………


アキ「あ……停電が直ったわ……」



ナオミ「あ………」





クロウ「………どうなってる…何もかももと通りだ…」



鬼柳「停電も直ってる………」



ジャック「ち、奴ら………」



ブルーノ「……」スタスタ……


遊星「!待ってくれ!あんた、何者だ!?」



ブルーノ「…」



遊星「シンクロを否定する機皇帝……シンクロの進化系アクセルシンクロ……どちらも同じ石板から力を得た……これはどういうことだ!?」



ブルーノ「………その答えは……キミ自身の手で見付け出すんだ……新たな力、シューティングスタードラゴンと共に」


ギュウゥウウーーーーーーーーーーーーン!



ブオォォーーーーーーー!


遊星「……………」



………………………………


ブルーノ「遊星………私にも分からないんだ……だが油断するな」



ブルーノ「奴らとの戦いは……始まったばかりなんだ……」





………………………………………………


次の日

ポッポタイム ガレージ



遊星「イリアステルの証拠がない……!?」



クロウ「ああ………なんせあの時はシティが完全に麻痺してた…監視カメラにも記録がねーってよ…」



鬼柳「マジかよ……」



シェリー「どうするの遊星」



遊星「奴らと戦うためには…WRGPを続けるしかない」



アキ「でも、どんな罠が待っているか………」



ミゾグチ「ええ、この大会は奴らが仕組んだものらしいですから」



ジャック「だが他に方法がない以上、仕方あるまい!」



龍亞「そ、そうだね……!」



遊星「ああ………奴らは必ず倒す!」






鬼柳「チーム・満足も力を貸すぜ!なあ、ツァン………」



鬼柳「…?……あれ、そういえばツァンもコナミもいねえな………」



遊星「ああ………ツァンからは今日は来れないという連絡があった……が、コナミは音沙汰なしだ…」



龍可「こんな時にどこ行ってるのよ……もー」




ジャック「まああいつはそのうち顔を出すだろ、心配することはない」



クロウ「そうだな、昨日のリアルファイトもあいつがいれば良かったんだがな」



ミゾグチ「……………それほどの……」



シェリー「…遊星達が戦うのなら、私たちもやるわ、いずれまた会いましょう」スタスタ



遊星「ああ、気をつけていけ」



ミゾグチ「それでは……」スタスタ



鬼柳「………………」



鬼柳「藤原も連絡なしか…」





………………………………………………


ネオドミノシティ 広場



ツァン「藤原さん…………何か見つかった…?」ハア…ハア…



雪乃「いえ………どこにもいないわやっぱり……」



ツァン「く…………ヤリザ、あんた達は…?」



ヤリザ「どこにも居ないでござる……済まぬ…!切腹!……」



ツァン「そう………」



雪乃「……………でも……ここで諦めるわけにはいかないわ………泣いている暇もない……」



雪乃「今までだって……コナミは生還してきたもの……今回だって………!」



ツァン「うん……!まだ大会が残ってる……あいつ、勝手に居なくなるなんて許さないよ………!」



雪乃「引き続き探すわよツァンさん…………旧サテライト地区に行ってみましょう」



ツァン「わかった、乗って!」


ブウウゥ………



ブオォォーーーーーーー!!






………………………………………………

カードショップKURUMIZAWA



店長「うわあぁ……昨日の事件で店がボロボロだよ…………!直さないと…!」タタタタッ



レイン「……………」



三郎「………にゃ」



レイン「………昨日………何回か発生した……次元の割れ目……………」ナデナデ



レイン「……………嫌な予感がする…………」



レイン「………………一般人があれに巻き込まれれば……帰ってくる事は………ほぼ…不可能」ナデナデ



レイン「……………コナミ………?……」



三郎「………にゃ………」



レイン「………うん………まさか……ね………」





ここまでで

レイン恵




グニャアァアーーーーーーーーーー



グォォオオォォォン……!



コナミ「ぐおおおぉぉっ!?」キューーーン


ポイッ ドサッ!




コナミ「痛った……!く…………」



コナミ「……………こ、ここはどこだ…?」



コナミ「………そうか…ゴーストの攻撃を喰らったのか…」



コナミ「うーん………森か……どうしたものか」



ジェネクスコントローラー「ウィン…」



コナミ「あ、ジェネコン……お前ここがどこかわかる?」



ジェネコン「ウィン…?」



コナミ「…………解るわけないよな……はー…」



コナミ「…………マジでどうしよう」




コナミ「………とりあえず歩くか……」



ザッザッザッ………



ジェネコン「ウィンー……」



ザッザッザッ………



コナミ「…………………む…?」



カサカサカサカサカサカサッ……



マンモスの墓場「うぉおおぉぉーーーーー!!!」ダダダダダッ!!



コナミ「?なんだー!?」



コナミ「骨のマンモスがこっちに向かって来やがる……!生き物か!?」



ジェネコン「ウィーーーーーン!」



コナミ「ジェネコン、どうする!?」



ジェネコン「ウィーーーーーーーーン!」バゴーーーン!



マンモスの墓場「ぎゃはぁっ!?」ゴシャッ!



コナミ「お…?倒した…」





ボンッ!



コナミ「…………カードになった…?」ヒョイッ




《マンモスの墓場/Mammoth Graveyard》 †
通常モンスター
星3/地属性/恐竜族/攻1200/守 800
仲間のお墓を守るマンモス。墓荒らしを容赦なく攻撃。


コナミ「………デュエルモンスターだったのか………」



コナミ「攻撃力がジェネコンの方が上だったから倒せたのか…」



ジェネコン「ウィンー」



コナミ「………とりあえず貰っておくか、ゲットー」カサッ



スタスタ……



……………………………



マーダーサーカス「しゃーーーーーー!」攻1350



コナミ「お、またか…」







ジェネコン「ウィンーーーーー!」ドガッ!



マーダーサーカス「ぐっへ!?」ボンッ




《マーダーサーカス/Crass Clown》 †
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1350/守1400
フィールド上に守備表示で存在するこのカードが表側攻撃表示になった時、
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して持ち主の手札に戻す。



コナミ「またまたゲットー」カサッ



………………………………………


コナミ「………!町があるな………」



コナミ「この世界にも人がいるのか…………?」



コナミ「行ってみよう……」ザッ



ズザザザザーーーー………!



ジェネコン「ウィンウィン」





…………………………………………………………………………………


町の外れ



召喚師セームベル「暇だなー……何か面白いことないかなー……」



はにわ「ういうい」


はにわ「ういうい」




セームベル「うーん………よし、今日は鬼ごっこしよう!あたしが鬼やるからはにわ達は逃げるのね!」



はにわ「!?」


はにわ「うひゃー」タッタッタッ




セームベル「まてーーーーー!」タッタッタッ



タッタッタッ…………………

……………………………………………




セームベル「えーーーい、捕まえたっ!」バッ



はにわ「うひー!」



はにわ「ういうい……」



セームベル「あはははは、じゃあ次ははにわが鬼ね!」



セームベル「にげろーーーー!」タッタッタッ



デスグレムリン「いや、次は俺が鬼になろう…へへへへ……」ザッ



セームベル「………え?」



デスグレムリン「捕まえたら捕食するからな!ヒャッハーーーーー!!」ダッ!



セームベル「ひ、ひゃあああぁあああーーーー!!?」ダダッ




セームベル「い、いつの間にか町の外に出てたーーーー!」タッタッタッ



はにわ「うひゃー」タッタッタッ



はにわ「うひゃー」タッタッタッ



デスグレムリン「おせーーーーんだよ!食うぞ!俺は今にもお前を腹に詰め込むぞ!」ダダダダダッ!




デスグレムリン「ハーーーハハハハハハ!!」ダダダダダッ



セームベル「きゃあーーーーーーーー!!」タッタッタッ



セームベル「だ、誰かーーーー!助けてーーーーーー!!」タッタッタッ



………………………………………………………



コナミ「……………………ん?何か声が聞こえる…」



ザザザザザザッ……!!



デスグレムリン「肉だぁあーー!!久しぶりの肉だぁあーーーーーー!!」



セームベル「あ、あたし美味しくないよーーーーーー!!」



コナミ「!?何ぞ!」


ジェネコン「ウィーーーン…?」







セームベル「ハァ、ハァ……ん!?」



デスグレムリン「ああぁあぁあ……?なんだお前、見たことない奴だな!」ザッ!



セームベル「ほ、本当に見たことない……あんなモンスターいたっけ…?まあいいや!」



セームベル「あ、あなた!どうかあたしを助けて!」



コナミ「え……何だよ、いじめか?」



デスグレムリン「はあ?いじめじゃねーよ、食物連鎖だ!」



コナミ「食物連鎖?……」



タッタッタッギュッ



セームベル「うぅ…………あいつを退治してよー……!このままじゃあたし食べられちゃうの……!」



コナミ「ああ、そういう事か」



デスグレムリン「邪魔する気か?おい、餌になるだけだぞお前も」攻1600



コナミ「ジェネコン、いけるか!?」



ジェネコン「ギー、ムリー」攻1400



コナミ「…………し、喋られたのかお前」





セームベル「ええー?攻撃力足らないじゃない!もぉーー!」攻600



コナミ「お前は攻撃力600か………マジで話にならねえな」



セームベル「あたしは補助系の能力なのー、か弱いあたしに戦わせる気!?」



コナミ「お前らもモンスターか………くそ……ジェネコンで対応できないとなると………」



デスグレムリン「もういいやめんどくせー、死ねっ!」バッ!



セームベル「!来たーーー!」



コナミ「おいおい………!ちょ、待てって……!」シュッ



コナミ「くそ………いけるか!?忍犬ワンダードッグ召喚!」バッ!



《忍犬ワンダードッグ/Nin-Ken Dog》 †
通常モンスター
星4/風属性/獣戦士族/攻1800/守1000
忍術を極めた犬忍者。厳しい修行により、擬人化の忍術を使う事が可能となった。



ワンダードッグ「ニンニン」



デスグレムリン「うおおおっ!?」



コナミ「おお……使えるぞ…!ワンダードッグ、よろしく!」



ワンダードッグ「うらぁっ!」ガッ



デスグレムリン「ぐふぁ……!!」ドギャスッ



ボンッ



《デスグレムリン/Des Feral Imp》 †
効果モンスター
星4/闇属性/爬虫類族/攻1600/守1800
リバース:自分の墓地のカード1枚を選択し、自分のデッキに加えてシャッフルする。




コナミ「カードになった……ゲット!」パシッ



ワンダードッグ「さらば!」シュンッ



コナミ「おーう」



セームベル「おぉおおーーー………すごーい!あいつをやっつけちゃったー!」



はにわ「ういーーー!」



はにわ「うーい!」



コナミ「あーびびった………全く」



セームベル「なかなかやるのねあなた!」



コナミ「お前、危険だから一人で外に出るなよ、600じゃ誰にも勝てないだろ」



セームベル「わかってるよ、今回はたまたまなの」



コナミ「ふう………………しかし……これからどうしよう…」



セームベル「?何かあったの?お家に招待するからあたしが悩みを聞いてあげてもいいよ」



コナミ「……………」



………………………………………………………………………………………





セームベルの家


ガチャッ


セームベル「どうぞー」



はにわ「ういうい」


はにわ「ういー」



コナミ「………お前、一人暮らしか?」



セームベル「そーよ、おかーさんもおとーさんもいないの」



コナミ「そうか…俺も親の顔は知らないけど、聞いて悪かったな」



セームベル「いーよ、結構楽しく行きてるから」



コナミ「ほう……」



セームベル「その辺座って、キラートマトのスープでも作ってあげるー」スタスタ



コナミ「キラートマト…………確かモンスターにいたなそんなの……」



コナミ「…………あれ食べるの?!」



セームベル「♪ーー」







………………………………………………………………………………………


コナミ「……………」



セームベル「………それで、どーかしたの?」



コナミ「……ああ」



セームベル「助けてくれたお礼に聞いてあげるよー?」



コナミ「…………聞いて驚けよ…実は俺、別の世界から来たんだよ…」



セームベル「…………………」



セームベル「………えーー!別の世界からー!?なにそれすごーい!」



コナミ「?!……し、信じるのか?」



セームベル「え?だってたまーにあるし、そういう事今までも」



コナミ「!なに……」



セームベル「ていうかねー、今もいるよ、宮殿に」



コナミ「べ、別の世界の奴が!?」



セームベル「うん、王様といろいろ話してるんだってー」



コナミ「マジかー……………俺以外にも………そんな奴が…」



セームベル「なんて言ったっけなー……み、みしゃわ……?えーと…ぬー……なぜか覚えられないんだよねー」



コナミ「………会いてぇぇ…………………」





セームベル「会いにいってみるー?」



コナミ「!行ける?」



セームベル「結構行けると思うよー、宮殿警備そんな固くないし」



コナミ「……………………………………そいつなら、元の世界に帰る方法を知ってるかもしれん」



ジェネコン「ウィン」



セームベル「行く?」



コナミ「ああ、場所を教えてくれ」



セームベル「へっへへー……あたしも一緒に行ってあげる」



コナミ「え?なんでだよ、いいよ別に」



セームベル「だって楽しそうじゃんー、退屈な毎日にうんざりしてたの!」



はにわ「ういうい」



はにわ「うい」



セームベル「はにわ達も行きたいって、ていうか行くって」





コナミ「………役に立つのか?」



セームベル「ぬ?失礼しちゃう、あたし意外とやるから!」



はにわ「ういーー!」



はにわ「ういー!」



コナミ「だってさっきの有様を見る限り……」



セームベル「ぬぬぬぬぬ……!あたしの真髄は効果にあるのよー!頭きた!」



シュンッ サクッ



コナミ「!?お、お前……勝手にデッキの中にカードを入れるなよ」



セームベル「あたしのカードをいれたよー!感謝してよねー!」



コナミ「なにぃ…………ま、いいか……」



セームベル「よーし、出発!」



………………………………………………………………………………………





宮殿前


コナミ「……ここか」



セームベル「そうだよ」



コナミ「よし」スタスタ……



セームベル「入ろー、入ろー」スタスタ



カイザーシーホース「待て」ザッ



コナミ「!な、なんだ」



カイザーシーホース「許可なく宮殿に入るんじゃない」攻1800



コナミ「…………おい、宮殿の警備は緩いんじゃねーのか!?」ヒソヒソ



セームベル「緩いよ、門番あいつだけだもん……やっちゃえ」コソコソ



カイザーシーホース「おい、なにをコソコソ……」



コナミ「…………………ブラッドヴォルス」バッ



ヴォルス「ぬんっ!」ガスッ 攻1900



カイザーシーホース「ぐえぇ………!?」ドサッ…


ボンッ


コナミ「………すまん、ゲット」パシッ






………………………………………………


宮殿内



コナミ「広いなおい………」


セームベル「すごーい」



コナミ「すごーいじゃないよ、どっちに行けばいいんだよ…」



セームベル「んーと、あっち!」タッタッタッ



コナミ「お前を信じていいのか!?」タッタッタッ



………………………………………………



セームベル「……ふう………いっぱい敵いたね」



コナミ「お前を信じるんじゃなかった、モンスターが4体もいたぞ」カサッ



コナミ「ソードストーカー、ガジェットソルジャー、闇道化師のサギー、ミノタウルス」



セームベル「どれもパッとしないのばっかりだったね」



コナミ「お前がいうなよ」



セームベル「ひっひっひー」



スタスタ……




王の広間



セームベル「おお!何か広いところにでたよー!」



コナミ「おお……………行き止まりだ」


セームベル「あ、わかった!ここって王様がいつも座ってるところだよ、あのイス映像でみたことある!」



コナミ「映像?ここにもテレビがあるのか?」



セームベル「当たり前じゃん、数少ないあたしの楽しみよー」



コナミ「……まあなんでもいいよ、そのみしゃわって奴を探すぞ!」



セームベル「ああー、ここには居ないねー」



コナミ「く………戻るぞ!他の部屋だ」



セームベル「やれやれー、また敵がいるよどうせー」



スタスタ……



?「待て貴様ァ!」



コナミ「んあ?」





コナミ「な、なんだあいつは……!?みしゃわか?」



セームベル「あーー!王様ーー!」



コナミ「なに?王様…………!?」



?「ふぅん、貴様の行動は監視カメラによって全て把握済みだ」



?「見たところ、別次元からの漂流者だな」



コナミ「王様も別次元の事知ってるのか、話が早い……!」



コナミ「ああそうさ、みしゃわって奴に会いに来たんだ!」



?「なるほど…そこの小娘の入れ知恵か」



セームベル「えへへー」



コナミ「……ていうか、お前本当に王様か……?マントつけて……それっぽくねーな…」



?「失礼な奴だ……俺は紛れもなくこの国の王!」ばさっ



カイバーマン「正義の味方カイバーマンだ!」



コナミ「王で………正義の味方……?ますますわからんぞ!どっちだ!」



カイバーマン「どっちもだ」




ここまででー

カイバーマン




コナミ「そうなのか……」



カイバーマン「ふぅん…………そんなことはどうでもいい、貴様、なぜここに来た」



コナミ「みしゃわってやつに会って話がしたい、元の世界に帰る方法を知ってるかもしれないし」



カイバーマン「なるほどな………そういう事か」



セームベル「どんなところなの?元の世界ってー」



コナミ「え、今はそれどころじゃないんだよ」



セームベル「むー…………」



カイバーマン「確かにこの宮殿に異世界から来た男である三沢は居る」



コナミ「!おお、どこに」



三沢「ここに居るよ」すっ



セームベル「あ!カイバーマン様の後ろからいきなりでて来た…!?」



カイバーマン「ん………?貴様、いつからそこにいた」



三沢「………ずっといた」






コナミ「!確かに普通の人間だ……あんたがみしゃわ、いや三沢か」



三沢「ああ、訳あって異世界を旅してるんだ」



セームベル「そーそー、みさわだったね」



カイバーマン「ふん、三沢、俺を差し置いて話をするんじゃない」



三沢「え?ああすまない」



ザッ



コナミ「カイバーマン、三沢と話しさせろよ」



カイバーマン「思い通りに行くと思うな、力で示すんだな」



コナミ「力?」



三沢「デュエルだよ、君もできるだろ?」



コナミ「!デュエルか………」



カイバーマン「まさか怖じけづくような馬の骨ではあるまい……」





コナミ「よーし………俺の力……見せてやるぜ……」



セームベル「王様と戦うのー?やめた方がいいよー、すごく強いものー」



カイバーマン「ふぅん、やる気か」



カイバーマン「このモンスターも貴様と戦いたいと言っている」スッ



コナミ「?なんだそのモンスターは」



三沢「ブルーアイズ・ホワイトドラゴンだ、聞いた事くらいあるだろ?」



コナミ「ブルーアイズ………3000円のコーヒーの事か…?」



三沢「コーヒー?……」



カイバーマン「ふふ…………血が騒ぐ………」



コナミ「よくわからんが……かかって来い!」カシャッ



カイバーマン「貴様は伝説を目の当たりにする……!」カシャッ



セームベル「どきどき」






コナミ「いくぜ……デュエルだ!」LP4000



カイバーマン「ハッハッハッハーーーー!!!」LP4000



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6



コナミ「ジェネクスコントローラーを召喚!」バッ


《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。



コントローラー「ギー」



コナミ「カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札4



カイバーマン「俺のターンだ!」シュッ 手札6



カイバーマン「ふふ…………いいことを教えてやる、三沢は異次に穴を開けるカードを持っている」



コナミ「なぬ!?」



三沢「ああ、いろんなところ旅するためにね、次元の裂け目さ」スッ



コナミ「あれがあれば元の世界に戻れるのか…!」



三沢「可能性はあるね」



コナミ「おぉお………!」







カイバーマン「くくく………真剣になったか、そうでなければつまらん」



コナミ「絶対勝つ……勝てばそれを貸してくれるんだな…!」



カイバーマン「いいだろう、だがそんなことは勝ってから言え!」



カイバーマン「俺は青き眼の乙女を召喚する!」バシッ




《青き眼の乙女/Maiden with Eyes of Blue》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にし、このカードの表示形式を変更する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
カードの効果の対象になった時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚する。
「青き眼の乙女」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


乙女「…………うふ」



コナミ「!攻撃力0だって………」



三沢「早速か………」



カイバーマン「カードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札4



セームベル「あの女の人あたしより弱いよー」



コナミ「俺のターン」シュッ 手札5





コナミ「さて………」



セームベル「チャンスだよー!やっちゃえやっちゃえ!」



コナミ「慌てるな!こんなこと前もあった……」



コナミ「…………そうだ、雪乃が言っていた…攻撃力0には気を付けろと」



カイバーマン「ふぅん」



コナミ「あいつ…………油断できないぞ多分……!ここは…」



コナミ「ジェネクス・ヒートを召喚!」バッ




《ジェネクス・ヒート/Genex Furnace》 †
効果モンスター
星5/炎属性/炎族/攻2000/守1300
自分フィールド上に「ジェネクス・コントローラー」が存在する場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。



ヒート「ウラァァ!」



三沢「☆5をリリースなしで……?」



コナミ「こいつはコントローラーがいる時、リリースなしで召喚できる!」



コナミ「☆5のジェネクスヒートに☆3のジェネクスコントローラーをチューニング!」バッ



☆5+☆3=☆8
カッ!



コナミ「現れろ!サーマル・ジェネクス!」バッ




《サーマル・ジェネクス/Thermal Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/炎属性/機械族/攻2400/守1200
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上
このカードの攻撃力は自分の墓地の
炎属性モンスターの数×200ポイントアップする。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
自分の墓地の「ジェネクス」と名のついた
モンスターの数×200ポイントダメージを相手ライフに与える。


サーマル「アッチィィイ………!!」攻2400→2600



カイバーマン「ほう……なかなかのモンスターだ」



コナミ「こいつならどうだ………」



セームベル「うっひゃー、暑いなー」



三沢「………」



コナミ「いけー!青き眼の乙女を攻撃だ!」バッ



サーマル「ウラァァーーー!」ギャルンッ



カイバーマン「甘いぞ!青き眼の乙女の効果を発動!攻撃を無効にし、乙女を守備表示にする!」



コナミ「!」


乙女「…うふ」守0



セームベル「止められちゃった…」



コナミ「くそ……」



カイバーマン「さらに、デッキ、手札、墓地から青眼の白龍を特殊召喚する!」



カイバーマン「デッキから現れろ…………我が最強のしもべよ……!」キィィーン



コナミ「!?………おおお……?」





三沢「来るぞ……伝説の龍…!」



カイバーマン「見るがいい……そして慄くがいい…!これが、青眼の白龍!」バッ




《青眼の白龍/Blue-Eyes White Dragon》 †
通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。



ズギューーーーン!



青眼「ガギャァァアァ………!」攻3000



コナミ「なにいぃーーーー……!?いきなり攻撃力3000……!?」



セームベル「おおー!でた、王様のお気に入りー!」



カイバーマン「はっははははははーーーー!」



コナミ「これが……ブルーアイズホワイトドラゴンか……」



カイバーマン「そうだ、目の当たりにした事を誇りに思うがいい」



コナミ「ヤバイ………ターン終了…」手札4








カイバーマン「俺のターンだ!」シュッ 手札5



カイバーマン「くくくく………いつ見ても美しい…青眼の白龍」



コナミ「…………」



カイバーマン「貴様、俺をがっかりさせるな、このターンで終わるなんて事はまさか無いだろうな」



コナミ「…あ、あたりまえよ!」



カイバーマン「ふふふ…魔法発動!龍の霊廟!」バッ




《竜の霊廟/Dragon Shrine》 †
通常魔法
デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。
墓地へ送ったモンスターがドラゴン族の通常モンスターだった場合、
さらにデッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
「竜の霊廟」は1ターンに1枚しか発動できない。


カイバーマン「このカードはデッキからドラゴンを一体、墓地に送る、俺は青眼の白龍を送る!」シュッ



コナミ「なに!?二枚目のブルーアイズ!?」



カイバーマン「さらに、送ったのが通常モンスターだった時、さらにもう一体墓地に送る!」



カイバーマン「俺が送るのは……伝説の白石!」シュッ




《伝説の白石/The White Stone of Legend》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
このカードが墓地へ送られた時、デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。


カイバーマン「伝説の白石が墓地に送られた事により、デッキから青眼の白龍を手札に加える!」シュバッ 手札5





コナミ「さ、三枚目だと………!」



セームベル「王様はあのドラゴンが好きすぎて三枚デッキにいれてるんだよー」



カイバーマン「くくくくくく…………整った…」



カイバーマン「俺はさらに魔法カード、銀龍の轟咆を発動!」カッ!




《銀龍の轟咆/Silver's Cry》 †
速攻魔法
自分の墓地のドラゴン族の通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。
「銀龍の轟咆」は1ターンに1枚しか発動できない。



カイバーマン「このカードは、墓地の青眼を蘇生させる!」



コナミ「!蘇生するだと」



カイバーマン「墓地から蘇れ、我がしもべ!」



青眼「ガギャァァアァ!」 ゴバーン!



三沢「青眼が二体……!」



コナミ「こんなに早く……!」




カイバーマン「ははははーははは!そして正義の味方カイバーマンを召喚!」バッ




《正義の味方カイバーマン/Kaibaman》 †
効果モンスター
星3/光属性/戦士族/攻 200/守 700
このカードをリリースして発動できる。
手札から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。



カイバーマン「はははは!」攻200



コナミ「!?お前じゃねーか!」



カイバーマン「ふぅん、当然だ、俺は精霊なのだ」



コナミ「く…………」



カイバーマン「正義の味方カイバーマンの効果を発動!リリースする事で、手札から青眼の白龍を特殊召喚する!」



シューーーーン!



コナミ「え……」



カイバーマン「あらわれろおぉーーー!!ブルーアイズ・ホワイトドラゴン!」バッ



青眼「ガギャァァアァーーー!」ドシューン!



コナミ「うげーーーー!?三体目のブルーアイズ!?」



セームベル「やばーい!すごーい!」



ズゴゴゴ……………!





三沢「これはダメだ…」



コナミ「くぅう………」



カイバーマン「ふはははははは!貴様言ったな、このターンでは終わらないと、これでも同じ事が言えるか!」



コナミ「攻撃力3000が三体…………」



カイバーマン「いくぞ………青眼の攻撃を!」



青眼「ガーーーーァァアアアア!」ジジジジジジ………!



カイバーマン「滅びのバーストストリーム!」



ドシュゥウウゥーーーーーーーン!!!



サーマル「!?ヒェエェーーー!?」



ズギャボーーーーーン!!



セームベル「飛ばされるーーーーー!」ゴォォーーー



コナミ「くおおおおぉ………!!」



カイバーマン「一瞬で消し飛んだな、これがブルーアイズの力だ!」




コナミ「な、なんてこった………」



三沢「まだブルーアイズは二体いるぞ!……」



カイバーマン「終わりだ!ブルーアイズ二体の攻撃!」



青眼「………!」ジジジジジジ………!



コナミ「く………来るかぁーーーー!」



セームベル「避難避難ー!」タッタッタッ



カイバーマン「フハハハハハハハ……!」



カイバーマン「滅びのバーストストリーム!!」バッ



ドシュゥウウゥーーーーーーーン!!!
ドシュゥウウゥーーーーーーーン!!!



ズギャボーーーーーン!!!!


コナミ「くああっつ……!!」ゴアァアアーーーー!


カイバーマン「強靭、無敵、最強ーーー!」





セームベル「うわー、すごーい」



ゴアァアアアアアアァァ…………!



三沢「あの青年は……無事なのか…」



カイバーマン「ふぅん……意外とあっけなかったな、つまらん」



青眼「ギャァアァーーー!」



カイバーマン「ふははははは!美しいぞブルーアイズ、まさに伝説……!」



セームベル「だいじょーぶー?生きてるー?」タッタッタッ



シューーー…………



コナミ「ゲホッゲホッ…………ああ……生きてるし、まだデュエルは終わらねーぞ…!」LP4000→800



セームベル「ほんとだー!」



三沢「!………LPが0じゃないぞ」



カイバーマン「……なにい……?貴様、まだLPが残っていたのか」




コナミ「ブルーアイズ三体攻撃、なんとかしのいだぞ!」



カイバーマン「面白い………説明してもらおうか」







コナミ「一回目の攻撃の時、トラップを発動していた」




《逆さ眼鏡/Reverse Glasses》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力を
エンドフェイズ時まで半分にする。



カイバーマン「逆さ眼鏡…………?ふぅん」



コナミ「こいつの効果で、すべてのモンスターの攻撃力は半分になった!」



三沢「そういう事か」



カイバーマン「なるほどな…」



サーマル攻2600→1300 青眼攻3000→1500



カイバーマン「最初の攻撃で200P、残りのダイレクトアタックで1500Pが二回…合計3200Pのダメージにしかならなかったという事か」



セームベル「??」



コナミ「あーーー…………アブねっ…」



カイバーマン「このターンを凌いだ事は褒めておく、ターン終了だ」手札2






コナミ「俺のターン!」シュッ手札5



コナミ「だが………青眼が3体だと………どうすればいいんだよ…」



セームベル「あんなの倒せっこないよー!無理無理ー!」



コナミ「えーい、うるさい!わからんだろが!」



カイバーマン「ふはははははは!」



コナミ「魔法発動!黙する死者!」バッ



《黙する死者/Silent Doom》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
フィールド上に表側表示で存在する限り攻撃する事ができない。


コナミ「ジェネクスコントローラーを守備で蘇生する!」バッ



ジェネコン「ギー」守1200



カイバーマン「雑魚モンスターか、それをどうする?」



コナミ「ジェネコンをリリースし、偉大魔獣ガーゼットを召喚!」バッ




《偉大魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。


ガーゼット「ガアアァーーー!」





コナミ「こいつはリリースしたモンスターの攻撃力を二倍にした数値を攻撃力とする、よって2800!」



カイバーマン「なかなかの言いたいが………その程度では我が青眼には勝てんな」



コナミ「さらに!装備魔法魔導師の力を発動!」バッ




《魔導師の力Mage Power》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールド上の魔法・罠カード1枚につき
500ポイントアップする。



コナミ「これでガーゼットは攻撃力500Pアップだ!」



ガーゼット攻撃力2800→3300



三沢「3300P、超えたぞ!」



ガーゼット「なに…………」



コナミ「くらえ青眼!ガーゼットで青眼を攻撃だ!」バッ



ガーゼット「シヤラアァアァ!!」





カイバーマン「貴様の攻撃宣言時、トラップ発動!竜魂の城!」カチッ



《竜魂の城/Castle of Dragon Souls》 †
永続罠
1ターンに1度、自分の墓地のドラゴン族モンスター1体をゲームから除外し、
自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで700ポイントアップする。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが墓地へ送られた時、
ゲームから除外されている自分のドラゴン族モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
「竜魂の城」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。



コナミ「!」


カイバーマン「墓地のドラゴン族を除外し、ブルーアイズの攻撃力を700アップさせる!」



三沢「これでまた逆転……!」



コナミ「させるか!手札から速攻魔法、ツイスターを発動!」バッ


《ツイスター/Twister》 †
速攻魔法
500ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。


カイバーマン「!」



コナミ「LPを500払い、そいつを破壊する!」バッ LP800→300



ブオォォオオォオオーーーーー!!!



カイバーマン「竜魂の城が……」



コナミ「くらえぇーーーーー!ガーゼット!」バッ



三沢「これでパワーアップはできない…!」


カイバーマン「なるほど……俺は貴様を少し侮っていた、だがここまでだ!」


コナミ「え…!?」


カイバーマン「手札のオネストの効果を発動する!」カッ!

《オネスト/Honest》 †
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1100/守1900
自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在する
このカードを手札に戻す事ができる。
また、自分フィールド上の光属性モンスターが
戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、
エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。





コナミ「手札から……?なんだーー!?」



三沢「これは………!?」



カイバーマン「ブルーアイズは、ガーゼットの攻撃力分パワーアップする!」



ガーゼット「!!?」攻撃力3300



青眼「ギァアアアーーーー!」攻3000→6300 キューーーーン



コナミ「ええぇーーーー!?」



セームベル「ええー、やばーい!」



カイバーマン「ガーゼットを返り討ちにしろ、青眼!」



ジジジジジジジジジ………!



コナミ「やっべ、な、なんとかならないか……?」



カイバーマン「滅びのバーストストリーーーーーーム!!」



ドシュゥウウゥーーーーーーーン!!!



ガーゼット「!?ギャアアアーーーーーー!!」



ドゴウウーーーーーーォオオォン!!



コナミ「ぐっへあーーーーー!」LP300→0ピーーー



ゴアァアアアアアアァァ…………!




カイバーマン「粉砕、玉砕、大喝采!」



カイバーマン「ふはははははははーーーーーーーーー!!!」



三沢「残念だったな……」



セームベル「王様無傷だー、すごーい」



コナミ「…………」



カイバーマン「ふぅん………少しは楽しめた」カシャッ



三沢「大丈夫か?」スタスタ



カイバーマン「あの衝撃を受けたんだ、二日は目覚めまい」



セームベル「あららー」



コナミ「くそ……………いて………負けた………!」ズル……



三沢「!?意識がある!?」



カイバーマン「なに?!貴様どういうことだ」



コナミ「く…………身体は丈夫なんだよ」スクッ





………………………………………………


カイバーマン「残念だが、貴様に次元の裂け目は渡せんな」



コナミ「ちきしょー!」



三沢「なあ、カイバーマン、いいじゃないか」



カイバーマン「黙っていろ、デュエリストたるもの、己の発言に責任を持つのだ!」



コナミ「…………ああ、そうだな」



カイバーマン「ふぅん………諦めるか」



セームベル「ファイトだー!頑張れー!」



コナミ「いや……いずれまたここに来るぜ!何としても次元の裂け目はもらって行く!」



三沢「!また、デュエルを挑むのか?」



コナミ「あか、カイバーマン、クビ洗って待ってろ!」



カイバーマン「ふはははははは!いつでもこい、粉砕してくれる」



セームベル「王様かっこいー」


………………………………………………



セームベルの家


セームベル「残念だったねー」



コナミ「ああ…………カイバーマン只者じゃねーな」



ジェネコン「ギー、ツエー」



セームベル「王様だからねー」



コナミ「だが……リベンジの時は勝つ!……あいつのデッキは理解した……」



セームベル「リベンジするんだー、大丈夫ー?」



コナミ「まず……体を回復させないとな………」



コナミ「ちょっと寝ていいか」



セームベル「どーぞー、あたしはレインボーフィッシュの味噌煮でも作ってあげるー」スタスタ




コナミ「………zzzzz」



はにわ「ういうい」トコトコ



セームベル「こらー!邪魔しちゃダメー!」


………………………………………………



ネオドミノシティ コナミ喪失から一週間後


ポッポタイムガレージ


遊星「…………みんな、集まったか」



クロウ「ああ」



ジャック「…………」



アキ「…………はあ」



龍亞「………」



龍可「本当に…………どこ行ったのかな………コナミ」



鬼柳「依然音沙汰なしか…大会本戦もあと二週間しかねーのに……あいつ、どうしちまったんだ………」



ブルーノ「…………いなくなったのは……あのゴースト事件の日からだよね」



遊星「…………ああ、その日以来見ていない………」



遊星「誰かには連絡をいれていると思ったが………無いのか…」



アキ「…………事件に巻き込まれたのかしら」



ジャック「…………ふん、事件か………奴が通り魔などにやられるのは想像できんな」






クロウ「ああ………返り討ちにできるはずだぜ……ナイフ持っていよーがあいつなら…」



ブルーノ「辛い事が……あったのかもね」



アキ「…………辛い事………相談してくれれば」



龍可「………あたし達……仲間なのに」



遊星「………………」



遊星「…牛尾達にも頼んで探してもらってはいる…」



ジャック「だが見つからないんだろう?」



遊星「…ああ、アパートにもアパートにも帰ってないみたいだ」



龍亞「……………もしかしてさ」



アキ「…………?」



龍亞「………疎外感…感じてたのかもね…」



龍可「どういう事?」









龍亞「俺も一時期感じてたから分かるんだ……ダークシグナーの時とか……」



龍亞「俺だけシグナーの痣が無くて………どこか仲間外れみたいな気持ちがさ………」



龍可「!そ、そんな龍亞、あたし達は仲間外れなんて……!」



龍亞「うん、それはわかってるんだ、でも心の奥底では納得できなくて……」



遊星「…………」



アキ「…………そういえば、龍亞とコナミだけおいてヘリコプターに乗ってしまったわね…」



ジャック「…………うぐ…あ、あれは急いでいたのだ…」



龍亞「ははは、でもさ、コナミもシグナーじゃなくて、コナミとは自然と分かり合えたんだ」



龍亞「沢山練習とかして……シグナーじゃなくても諦めないって事を教えてくれてさ……」



ブルーノ「…………」



クロウ「………………」








鬼柳「ダークシグナー……す、すまねええ」ぐぐっ



龍亞「あ、き、鬼柳!ごめんね!」



鬼柳「い、いやいいさ…………俺は生まれ変わった……!あんな不満足な事はもうしねえ………!」



遊星「…………鬼柳」



鬼柳「安心しな……遊星、俺はお前達に感謝してるんだ」



龍亞「あはははは」



クロウ「それで?龍亞」



龍亞「え?ああ………その…」



アキ「龍亞はコナミに、特別な絆を感じていたのね…」



龍亞「え……うん………コナミが後押ししてくれたおかげで、俺はダークシグナーに、勝てたんだ…あげは姉ちゃんも一緒だけど」



龍亞「いつもコナミは俺にアドバイスとかしてくれて…バカな事とかやって……支えてくれたんだ」



龍亞「だけど俺は………俺はコナミに甘えてばっかりでさ………今思えば……」



龍亞「コナミ………心の中では辛かったのかもしれない……シグナーじゃないから…俺みたいにさ……」



龍可「………」







ブルーノ「…………」



遊星「…………シグナーか………」



アキ「…………もしかして、気にしないふりしながら…じつは気にしてたの……?」



ジャック「フン………何を、奴がそんな脆いわけないだろう」



龍亞「そんなのわからないじゃん、ジャックはシグナーなんだから!」



ジャック「!?………く……」



龍可「…!……」




龍亞「………大声だしてごめん」



遊星「…………いや、龍亞、気にするな」



鬼柳「………」



龍亞「…………………俺たち……WRGPでチーム5Dsを結成したじゃん………」




龍亞「…………ナチュラルにコナミをハブりながらさ……」



クロウ「!ぐ……い、いや……そんなわけじゃ………」



龍亞「結構……傷付いてたのかも………」



遊星「…………」


シーーーーーーン……



龍亞「…………それで……嫌気がさして……街を出た…なんて事も…」



鬼柳「そ、そんな訳あるか!チーム満足の結成者だぞあいつは!」



鬼柳「WRGPの決勝もあるしよ!」



龍亞「そ……そうだよね…!……」



龍可「…………………コナミ…」



クロウ「だとすると………なんであいつ消えたんだ?」



ブルーノ「カードショップに連絡したけど、全然帰ってこないって」



ジャック「…………結局謎のままか」



…………………



バターン!



遊星「!…………誰だ!」



ツァン「…………」


雪乃「……」


鬼柳「!お前ら、連絡つかないと思ったら……」


ここまででー


龍亞
http://blog-imgs-51.fc2.com/b/o/b/boblo2/signer-JA_naiC43-3.jpg

セームベル「せーのっ、召喚!ピケルちゃ~ん!」
ピケル「は~い!じゃ、いっくよ~」
セームベル&ピケル「オーバーレイネットワーク構築!エクシーズ召喚!」

ガ チ ガ チ ガ ン テ ツ 「やぁ」



アキ「今までなにやってたの」



遊星「何かあったのか…?」



ツァン「…………」


雪乃「……………」



ブルーノ「………………?」



ブルーノ「……!君達ボロボロじゃないか!」



龍亞「うわああ…………」



クロウ「!……しかもお前ら、風呂入ってないな…!ちょっと臭うぞ……!」



龍可「!ちょっとクロウ!そんな事言っちゃダメよ!」



ジャック「ふん、騒がしい、どうしたというのだ」



遊星「…………なんで黙ってるんだ、お前達…」



ツァン「………っ……ここにも……いないの……?」



アキ「…え?………」



雪乃「………コナミよ…」





アキ「あなた達もコナミを探していたのね…」



遊星「俺たちも見つけられないでいるんだ……」



鬼柳「お前ら、だから連絡が取れなかったのか…」



ツァン「………………うぅっ…………」グスッ



雪乃「………っ………きっと何処かに………いるはず………ぅう………」グスッ……



龍亞「な、泣かないで二人ともー!」



龍可「と、とりあえずシャワー室入って!体を洗わないと!」




……………………………………

30分後…




ツァン「ふぅー…………スッキリ……」ゴシゴシ



雪乃「結構心も落ち着いてきたわ………」


スタスタ



鬼柳「おー出たか、着替えはそこにおいてあるってよ、十六夜のだけど」



ツァン「うん、ありがとう」


………………………………






遊星「なんだと、コナミは……イリアステルの兵器を喰らった…?!」



ツァン「うん………」



ブルーノ「やっぱりあの日の事だったんだね…」



アキ「兵器って………じゃあ死んでしまったという事?」



ツァン「いや……死んでしまったというより………ゴーストの言い方だと…この世から消えたって感じだった…」



クロウ「つまりどういうこっちゃ?」



雪乃「別の次元に送られるとも言っていたわ…」



龍亞「別の次元?……なにそれ?」



ジャック「フン………意味のわからん事を、ゴーストの妄言だな」



遊星「…………いや、イリアステルの科学力は並じゃない………奴らがそう言ったのなら可能性はある…」




アキ「…………まさか…」



龍可「…でも……この世から消えてしまったと言うのなら……どこを探しても見つからない説明がつくわ……」



ツァン「ボクと藤原さんで……一週間後死に物狂いで探し回ったんだ………それでも全く見つからなかった…」







ブルーノ「確かに………見つかるわけないよ」



龍亞「別の世界に行ったっていうんじゃね………」



遊星「…………………………」



ジャック「…………く……………」



クロウ「………なあ、コナミは死んでないんだよな?」



雪乃「…ええ……少なくとも私たちが最後に見た時には………」



ツァン「すごい光に包まれて、気づいたらいなくなってたんだ……」



クロウ「なるほどな………まだ生きてるかもしれねえって事か…」



クロウ「それは考え方によっちゃ幸運だよな…」



遊星「…………ああ、コナミはきっと帰ってくる……!」



ジャック「殺しても死なないような奴だ」




精霊世界 セームベルの家



コナミ「くそ……カイバーマンめ………あいつはかなり強い………どうやって倒すか……」カサッカサッ



セームベル「んー?なにしてんの、カード床に並べて」



はにわ「ういうい」トコトコ



コナミ「こらー!カードを横断するんじゃない!全く」



セームベル「ねー」




コナミ「ん?デッキを見直してるんだよ、カイバーマンをぶっ倒すために」カサッカサッ



セームベル「へー、どれどれ……」ジー



セームベル「…………あははははは!なにこれ、弱いのばっかー!」




コナミ「るっせー!大切なものなんだぞ!ていうかお前も入ってるしー!」



セームベル「でもやっぱりカイバーマン様は強いよー、あれはたまげたー」



コナミ「つぎからつぎへと高レベルモンスターが出て来るからな………うーむ……」





コナミ「デッキに入れてないカードも見てみるか……何かあるかも……」ゴソゴソ



セームベル「キーメイス…闇道化師のサギー、移り気な仕立て屋……レッドポーション…戦士抹殺……などなど…」



セームベル「…………どーしようもないねー!」



コナミ「く…………!諦めるんじゃねえ………何か……あるはず」カサカサッ



セームベル「諦めが悪いねーまったく……やれやれ」



シュウゥゥゥウゥウ………



コナミ「?おい、なんか焦げ臭いぜ」



セームベル「?……………あーーー!神秘の中華鍋で焼いてたフライング・フィッシュが焦げてるーーー!」タッタッタッ



コナミ「よそ見してんじゃねーよ…」



セームベル「やばーい!」



コナミ「ふう……………ん?」カサッ



コナミ「……このカード………」



コナミ「………まさか使えるんじゃ………」






………………………………………………………

さらに三日後 カードショップKURUMIZAWA



あげは「…………こ、コナミが異次元に………?」



レイン「……………」



岬「バカやろうめ………」



店長「またよくわかんない事に巻き込まれてるな………バイトにきてないのはそういうわけか」



ツァン「うん………今回はかなり深刻だよ…」



雪乃「生死不明だし…………どこにいるのかもわからない………」



レイン「…………………あの時の歪み…………まさか…本当に……」



あげは「そ…………そんな…………突然言われても……」



岬「どうするんだよ」



ツァン「店長、コナミのアパート……残しておいてほしいんだ」



店長「え?」



ツァン「きっと…………戻ってくるはずだから!」



店長「あ、ああ………分かった…」




………………………………………………………


セームベルの家


tv「ワハハハハ!俺が正義の味方カイバーマンだ!」



コナミ「うるせーなー、カイバーマンの番組しかやってないのかこの国は……」



セームベル「はりきってるねー、カイバーマン様」



tv「ハーーーーーハハハハハハハハハハ!」



コナミ「高笑いしやがって………見てろ…」



ジェネコン「ギー…」



セームベル「対抗心燃やしてるねー」



コナミ「……よし、出来た………!」タンッ



セームベル「デッキ?」



コナミ「ああ、あまり変わってないけどな、だが今度こそあいつを倒してやる!」ガシャッ







コナミ「カイバーマン待っとけやーーーー!!」



セームベル「おお、また宮殿に行くんだねー」



コナミ「ああ、今度こそ次元の裂け目を手に入れる」



コナミ「この家に一週間くらい……泊めてくれてありがとよ、行ってくるぜ!」ガチャッ



セームベル「よーし、いこう!」タッタッタッ



コナミ「………あ……ついて来るのか」タッタッタッ



…………………


宮殿



コナミ「乗り込むぞ!」



セームベル「うおおー!」



カイザーシーホース「待て!」



コナミ「!あ、復活してる………カードは持ってるのに……」



セームベル「そりゃするよー、あたしだってカードとあたし自身は別物でしょー」



コナミ「…………そうか」




カイザーシーホース「ここを通すわけにはいかん…!」



コナミ「ならば……またブラッドヴォルスを……」スッ



カイザーシーホース「待てぃ!!」




コナミ「う!?」


セームベル「カイバーマン様ー!」



カイザーシーホース「王様………」



カイバーマン「ふぅん、性懲りも無く来たな……面白い」



コナミ「おまえを、今度こそぶっ倒す!」



カイバーマン「ふはははははは!」



三沢「きみか……よく来るね」



コナミ「あ、三沢……次元の裂け目をかしてもらうぜ!」



三沢「ああ、きみが勝ったらね…」



セームベル「みさ……みしゃ……えーと………みしゃわ!」





カイバーマン「ついて来い!」バサッ



スタスタスタスタ



コナミ「よし」


スタスタ



セームベル「みしゃわ、飴食べるー?」



三沢「三沢だ………!」



スタスタスタスタ



…………


王の間



カイバーマン「ふぅん、さて、始めるか」


コナミ「ふっ!」カシャンッ



カイバーマン「ハハハハハ!」カシャンッ






カイバーマン「この一週間、どれほどマシになったか見せてみるがいい」LP4000



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札6 LP4000



コナミ「ジェネクス・ウンディーネを召喚!」バッ




《ジェネクス・ウンディーネ/Genex Undine》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが召喚に成功した時、
デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。



ウンディーネ「ウシシシ」



コナミ「ウンディーネの効果を発動!デッキから舌魚を捨てる事で、デッキからジェネクス・コントローラーを手札に加える!」カサッ



カイバーマン「ふぅん」



コナミ「カードを3枚セットしてターン終了!」バッ 手札3



カイバーマン「俺のターン!」シュッ 手札6






カイバーマン「正義の味方カイバーマンを召喚!」バッ




《正義の味方 カイバーマン/Kaibaman》 †
効果モンスター
星3/光属性/戦士族/攻 200/守 700
このカードをリリースして発動できる。
手札から「青眼の白龍」1体を特殊召喚する。


カイバーマン「フハハハハ!」



コナミ「来たか………!」



カイバーマン「正義の味方カイバーマンをリリース!手札から青眼の白龍を特殊召喚!」バッ


《青眼の白龍/Blue-Eyes White Dragon》 †
通常モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
高い攻撃力を誇る伝説のドラゴン。
どんな相手でも粉砕する、その破壊力は計り知れない。



青眼「ギャルァアアァ!」



セームベル「出たー……!」



三沢「ブルーアイズ…」






カイバーマン「さあ、ブルーアイズを倒してみろ……」



コナミ「来てみろよ……滅びのバーストストリーム!」



カイバーマン「ふぅん………ブルーアイズ!ジェネクス・ウンディーネを攻撃!滅びのバーストストリーム!」バッ



ドシュウゥゥウゥーーーーーーーーーーーーン!!!!



コナミ「トラップ発動、奇策!」カチッ



《奇策/Nitwit Outwit》 †
通常罠
手札からモンスター1体を捨て、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は、捨てたモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。


コナミ「手札のブラッドヴォルスを捨てて、ブルーアイズの攻撃力を1900Pダウンさせる!」シュッ 手札2



青眼 攻3000→1100 ズギュゥウゥン!



コナミ「返り討ちにしろ!ウンディーネ!」バッ



ウンディーネ「ウラー!!」攻1200



ガシャーーーーーン!!



カイバーマン「くうう……………!!」LP4000→3900



三沢「おお、ブルーアイズを倒した……!」




カイバーマン「……少しはできるようになったか」



コナミ「余裕ぶってるがな、お前のフィールドにモンスターはいない…やばいんじゃねーのか!」



カイバーマン「ワン・フォー・ワンを発動!」バッ


《ワン・フォー・ワン/One for One》 †
通常魔法
手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。



コナミ「なに?」



カイバーマン「手札の伝説の白石を捨て、デッキから青き眼の乙女を攻撃表示で特殊召喚!」バッ




《青き眼の乙女/Maiden with Eyes of Blue》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にし、このカードの表示形式を変更する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚できる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
カードの効果の対象になった時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「青眼の白龍」1体を選んで特殊召喚する。
「青き眼の乙女」の効果は1ターンに1度しか使用できない。



乙女「うふ」



コナミ「!そいつは……」


カイバーマン「このモンスターがいれば、貴様は攻撃できまい、フハハハハ」


カイバーマン「さらに、コストで捨てた伝説の白石の効果が発動!デッキから青眼を手札に加える!」手札3


《伝説の白石/The White Stone of Legend》 †
チューナー(効果モンスター)
星1/光属性/ドラゴン族/攻 300/守 250
このカードが墓地へ送られた時、デッキから「青眼の白龍」1体を手札に加える。


コナミ「手札にブルーアイズ……」


カイバーマン「ターン終了!」




コナミ「俺のターン!」シュッ 手札3


セームベル「コナミー!あの女の人を攻撃しちゃダメよー!ドラゴンが出てきちゃうからー!」



コナミ「わかってるぜ………」


三沢「どうする気だ……?」


カイバーマン「くくくくく………臆するか」


カイバーマン「俺を倒すんじゃ無いのか!?」



コナミ「ジェネクス・コントローラーを召喚!」バッ



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。



コントローラー「ギニー」


コナミ「カイバーマン、俺は顧みない!」



カイバーマン「ほぅ?」



コナミ「ジェネクス・コントローラー!乙女に攻撃しろー!」バッ



ジェネコン「ギギーー!」攻1400



三沢「ばかな!」


セームベル「もー!なにやってるのー!」




カイバーマン「フハハハハハ、青き眼の乙女の効果を発動!」


カイバーマン「攻撃を受けた時、表示形式を変更しバトルを無効にする!」



三沢「そして、デッキ、手札、墓地からブルーアイズを特殊召喚する」



カイバーマン「その通りだ!」



コナミ「俺を甘く見たなカイバーマン!」



カイバーマン「なに………?」


コナミ「トラップ発動!もの忘れ!」カチッ




《もの忘れ/Memory Loss》 †
通常罠
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在する
モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動した効果を無効にし、そのモンスターを表側守備表示にする。


カイバーマン「もの忘れだと……!」



コナミ「乙女の効果発動を無効にし、守備表示にする!」


乙女「あら」守0 カタンッ





セームベル「ドラゴンでてこないねー」



カイバーマン「馬鹿な………」


コナミ「ジェネコン!いけっ!」



ジェネコン「ギギーー!」バコーン!



三沢「カイバーマンのフィールドが空いたぞ」



コナミ「ジェネクス・ウンディーネ!カイバーマンにダイレクトアタックだ!」



ウンディーネ「ウラーーー!」攻1200



ゴキーーーーン!


カイバーマン「ぬっくあ………!」LP3900→2700



セームベル「王様のLPがいっぱいへったー!」



カイバーマン「ぬうぅ……………」



コナミ「思い知ったかカイバーマン!」


コナミ「ゴホン、ゴホン、……あ、あー………フハハハハハハハ!」



セームベル「王様の真似?ふはははははー!」





ここまででー

コナミー LP4000 手札2 ジェネクス・ウンディーネ ジェネクス・コントローラー リバース1


カイバーマン LP2700 手札3


ここら辺で次スレを立てるかもしれないです
見てくれると嬉しいです

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