遊星「ああ。例えば>>5も、使い方次第では強力なカードになるぞ」
※ 遊戯王OCG以外だった場合安価↓
エルフの剣士
龍亞「それって……エルフの剣士じゃん!」
龍亞「効果を持たない通常モンスターで、攻撃力も1400しかないじゃん!」
遊星「いや……通常モンスターだからこそ、通常モンスター専用のサポートが受けられる」
遊星「正統なる血統、黙する死者、思い出のブランコ、蘇りし魂……蘇生方法は多彩だ」
遊星「さらに例のウサギからの特殊召喚もできる。これを狙うならばデッキに2~3枚は当然だな」
遊星「さらに地属性・戦士族故に、巨大ネズミ、荒野の女戦士でデッキから特殊召喚ができる」
遊星「さらにさらに、レベル4だからサモプリで特殊召喚もできるな」
遊星「つまり……特殊召喚手段が非常に豊富なモンスターの一体、と考えられる」
遊星「儀式、シンクロ、エクシーズと色々な使い方が考えられるぞ」
龍亞「すげー! エルフの剣士って万能素材なんだね!」
遊星「普通にバトルにつかうならば……このカードが生きるぞ」
龍亞「え……それって……?」
遊星「ジェム・マーチャントだ。こいつを手札から捨てれば、地属性・通常モンスターの戦闘のダメージステップ時に攻撃力・守備力を1000アップできる」
遊星「さっき言った特殊召喚から、一気に攻撃力2400で攻め込めるのは大きいぞ」
龍亞「すげー! あんな特殊召喚多彩なエルフの戦士は戦闘にも強いんだね!」
遊星「さあ、次はどんなカードの使い方を教えて欲しい?」
龍亞「そーだなぁ……あ! じゃあさ、>>29の使い方を教えてよ、遊星!」
ワイト
遊星「ワイトか……こいつはワイトキングデッキでは重要だと思うが……」
龍亞「何言ってんだよ遊星! 今じゃワイト夫人やワイトメアを入れれば十分じゃん!」
遊星「フフフ……じゃあ龍亞、これを使ったことは無いのか?」
龍亞「あ! これは……」
遊星「高等儀式術だ。こいつを使って、レベル3以上の儀式モンスターを儀式召喚する……」
遊星「すると、レベル3以上になるように通常モンスターをデッキから墓地に送る必要性が出てくる……」
龍亞「って、ことは……」
遊星「場合によっては……一気に墓地にワイトが3体溜まるぞ」
龍亞「すげえ! ワイトキング攻撃力3000が一瞬で出せるじゃん!」
遊星「それだけじゃない。こいつは攻撃にも面白い使い方があるぞ」
龍亞「え? 攻撃力300なのに?」
遊星「通常モンスターでレベル1……だっから、これを使ってみるのが一番面白い」
遊星「下克上の首飾りだ。これならトリシューラが相手フィールドにいても、攻撃力4300で戦闘破壊できる」
遊星「カタストルも闇属性だから問題ないな。攻撃力2300で戦闘破壊できる」
龍亞「すげえ! ワイトにそんな使い方があったなんて!」
龍可「あら? 龍亞、何を騒いでいるの?」
龍亞「あ、龍可! 今、遊星に、使い方のわからないカードの使い方を教えて貰ってるんだ!」
龍亞「龍可もどうだ? 遊星に何か聞いておくこと無いのか?」
龍可「うーん……使い方のわからないカードか……」
遊星「モンスターはもちろん、魔法や罠でも構わないぞ」
龍可「それじゃあ……遊星、>>68の使い方を教えてくれる?」
kskst
遊星「混沌幻魔アーミタイルか……」
龍可「ええ……強力なカードだっていうのは知ってるわ。でも、出しにくくてしょうがないのよ」
遊星「なるほど……確かに、普通に幻魔を出していたら、出しにくいだろうな」
遊星「だから、こういったカードを使うんだ」
龍可「E・HERO プリズマー?」
遊星「こいつを使って、デッキから幻魔を墓地に送り、そのモンスターと同じ名前を得ればいい」
遊星「こいつはレベル4だから出しやすく、融合素材に使うだけなら戦闘する必要な無いから、サモプリの特殊召喚でも問題は無い」
遊星「さらにHEROだから増援、エマージェンシーコール、エアーマンによるサーチ、ヒーローシグナルやフェイクヒーローによる特殊召喚も可能だ」
遊星「そして……同名カード扱いにするなら忘れてはいけないファントム・オブ・カオス……」
遊星「攻撃力0だから地獄の暴走召喚に対応しているのは大きいな。これを3体出して一気にデッキから幻魔を落としてコピー、除外融合という流れは強力だ……」
遊星「なお、コピーするなら、デッキにもよるがハモンとウリアを優先したいな」
遊星「意外とラビエルは出しやすいんだ。ジャイアントウイルスを使ったり、終焉の焔を相手ターンのエンドフェイズに出したりすれば、後は悪魔族を1体出せればいいからな」
ジャック「戦闘破壊耐性を持つダーク・リゾネーターを使うのもありだろう」
遊星「そうだな」
遊星「さて……召喚条件ならこの程度……Wikiにも載っている有名な召喚方法ばかりだろうから、次は召喚後の使い方を説明しよう」
遊星「実はこのカード……一度エクストラデッキから特殊召喚できれば、破壊されても墓地からの蘇生が可能だ」
龍可「えっ!? そうなの!?」
遊星「ああ……そして、元々の攻撃力が0……これを生かすとなると、こいつを使うのが一番だ」
龍亞「そ、それは!」
遊星「リミット・リバースだ。攻撃力1000以下ならどんなモンスターでも特殊召喚できる」
遊星「こいつを使えば、例え幻魔が破壊されても、何度でも復活できる」
遊星「もちろん、普通にリビデや死者蘇生を使っても構わないが……」
遊星「リミット・リバースならジャイアント・ウイルスやクリッターとの相性も良い。悪魔族を中心にして、ラビエルデッキも兼ねた幻魔デッキなら、1~2枚入れておいて損はないだろう」
ジャック「だが遊星、こいつは攻撃力10000になるのは自分のターンのみだ! 相手ターンに回った瞬間、攻撃力が0になるぞ! これではサンドバックだ!」
遊星「フッ……ジャック……お前にディメンション・ウォールをくれてやろう」
ジャック「なっ……戦闘ダメージをそのまま相手に与えるカードだと!?」
遊星「幻魔には戦闘破壊耐性もある……こいつとの相性は抜群だ」
遊星「さっき挙げた、ジャイアント・ウイルスやクリッターとの相性も良い……」
龍可「戦略を考えれば、ある程度出しやすくなるだけじゃなく、その後も色んな使い方ができるのね……」
ジャック「フフフ……流石だな遊星……」
龍亞「っていうか、ジャックいたんだ」
ジャック「当然だ! 使い方のわからないカードを教えているというのに、この俺が出てこないわけにはいかん!」
遊星「そうか……じゃあ次はジャックに頼んでみようか」
ジャック「良いだろう! 俺のデュエルタクティクスを教えてやる!」
ジャック「さあ! 次はどんなカードの使い方を教えて欲しい!?」
龍亞「じゃあ、>>110はどうやって使えばいいの!?」
破滅へのクイック・ドロー
ジャック「破滅へのクイック・ドローだと?」
龍亞「うん。互いのプレイヤーは、ドローフェイズ時に手札が0だった場合」
鬼柳「通常のドローに加えてもう一度ドローし、満足することができる」
龍亞「えっ」
鬼柳「さらに、自分のターンのエンドフェイズ毎に700ポイントライフを払って満足する必要があり、ライフポイントが700未満だった場合、満足できずにライフが0になる」
龍亞「えっ、ちょっ……」
鬼柳「さらに! 表側表示のこのカードがフィールドを離れたとき、自分は3000ものダメージを受け、満足できなくなる!」
鬼柳「さあどうするジャック! このカードをどうやって使いこなして満足する!?」
ジャック「知れたことだ! 永続罠発動! ハンドレス・フェイク! このカードの効果により、次の自分のターンのスタンバイフェイズまで、手札をすべて裏側表示で除外する!」
ジャック「さらに永続罠発動! 神の恵み!」
ジャック「カードをドローするたび、俺はライフを500回復する! クイック・ドローの効果で2枚引くことになり、ライフは1000回復になり、ライフコストをカバーできる回復力を得る!」
ジャック「さらに俺はマテリアル・ドラゴンを使用することで、このカードが除去された際のダメージを0にするだけでなく、ライフを回復する!」
ジャック「永続罠が増えるため、宮廷のしきたりで破壊を防いだり、ウリアを使用したデッキにするのもありだろう!」
鬼柳「フ……流石だなジャック……お前ならこのカードで満足できるぜ!」
龍亞「え、ちょ……あれ?」
ジャック「どうだ龍亞! 俺のカードの使い方は!」
龍亞「え、いや、それよりも、さっき……あれ? どっか行っちゃった……」
遊星「さあ、次はどんなカードの使い方を教えて欲しい?」
龍亞「え、や、何で遊星スルー!? さっきまでいたよね!? ねえ龍可!?」
龍可「じゃあ、>>155の使い方を教えて」
龍亞「え!? 何で!? 何で皆スルーなの!?」
>>143
やめろ
あんかならした
龍可「多分、誰も使い方がわからないカードよ、これ」
遊星「局地的大ハリケーンか……」
龍可「墓地、手札のカードをデッキに戻してシャッフル……これじゃあ、ゾンキャリでデッキトップにインフェデーモン戻してドローなんて真似もできない……」
龍可「手札もデッキに戻るから、せっかく墓地が0、つまりは墓地のモンスターが0になったのに、エアトスも発動できない……」
龍可「しかも、罠カードだから、一度セットしてからじゃないと発動できない……使いづらいってレベルじゃないわ」
遊星「惜しいな……」
龍可「え?」
遊星「エアトスに目を付けたのは良かった……墓地のモンスターは確かに0になる」
遊星「だが、このカードの最大の価値は……墓地のカードを、モンスターだろうと、魔法だろうと、罠だろうと、完全に0にすること……」
遊星「そして……墓地と手札にしか影響しないこと……」
龍可「どういうこと?」
遊星「このカードは……マクロコスモスなど、すべてを除外するカードを搭載したデッキにおいて……」
遊星「迂闊にも、僅かながら墓地にカードを置いてしまい、しかしマクロコスモスの発動自体には成功しているとき……」
遊星「そんなとき……どうしてもこのカードの使用を求められたとき……真価を発揮する」
遊星「次元の歪みだ」
遊星「次元の歪み……墓地にカードが存在しなければ、除外されたモンスターを完全帰還させるカードだ」
遊星「マクロコスモス等の全体除外カードと相性抜群の次元の歪みだが……」
遊星「一枚でもカードが墓地に存在すると使用できない」
遊星「次元の歪みを搭載した除外デッキに限って、全体除外カードが中々引けず……墓地にモンスターが行ってしまった」
遊星「その後、やっとマクロコスモスが来たところで……次元の歪みはただの紙になる」
遊星「だが、局地的大ハリケーンがあれば話は別だ」
遊星「まず、特殊召喚したいモンスターを除外しておく……使いたいモンスターが相手の奈落で落とされていても良いな」
遊星「マクロコスモス、局地的大ハリケーン、次元の歪みをセット……」
遊星「マクロコスモスを発動し、手札にとっておきたいカードがあるなら使用、またはセット……」
遊星「その後極地的大ハリケーンを使用し、墓地と手札のカードを0にする!」
遊星「そして……極地的大ハリケーンは、通常なら墓地に行ってしまうが……」
遊星「マクロコスモスの効果で除外される! つまり、墓地のカードは0になる!」
遊星「その後……セットしておいた次元の歪みを発動!」
遊星「除外されてしまった、使いたいモンスターを、完全蘇生ならぬ完全帰還する!」
龍可「そんな……そんな方法があったなんて!」
遊星「さて……そろそろ疲れたから、今日はこの辺りにしよう」
龍亞「うん! また教えてね! 遊星!」
龍可「ありがとう! 遊星!」
ジャック「フ……どんなカードにも使い方がある……か」
ジャック「ひょっとしたら、最大の使い道は……ああいった子供たちの笑顔を作ること、なのかもしれんな」
遊星「ああ……」
おわり
誰かスクラップゴリラの解説を
kohei323@gmail.com wrote:
>>>249
ホセ「即興ではあるものの、今回は特別に我々イリアステルの3皇帝が解説致そう」
ルチアーノ「きぇへへへへへ!召喚した瞬間死ぬなんて使えないね」
プラシド「そう言うなルチアーノ。俺たちの機皇帝がどうやって召喚されるか考えてみろ」
ホセ「プラシドの言う通りだ。3体の機皇帝はスクラップコングの自壊をトリガーに出す事が出来る」
ホセ「更に獣族なので、森の番人グリーン・バブーンも呼び出せる。これは我々には関係ないが」
ルチアーノ「なぁるほど。これ1枚で機皇帝が出せる訳だ」
アポリア「エンペラー・オーダーを発動する事でドローさえも出来てしまう」
アポリア「私のデッキでは機皇帝兵グランエル・アインにしか使えないのだがな」
アポリア「レベル4だからエクシーズ召喚の素材にすればNo39…ぼうぉ…-プも特殊召喚できる」
アポリア「このようなカードにもこれほどの希望が詰まっているとは、素敵ではないか?」
プラシド「なにやら俺のミスで消し忘れがあるようだ、捨てアドみたいなものだしどうって事はない」
このSSまとめへのコメント
神の恵みの効果の捉え方は違うだろ