コナミ「アーククレイドル…?」あげは「な、なにあれ!?」 (1000)


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の続きです

よろしくお願いします



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あらすじ ニューワールドを倒してアーククレイドルを止めたチーム満足だった

パーティ会場


オオオォーーーーーーーー!




ツァン「デッキくれるんだ、太っ腹だね…」



雪乃「ふふ」



コナミ「いいなーいいなー」



イェーガー「続いて鬼柳」



鬼柳「おお、何をくれるんだ!?」



イェーガー「貴方にはこの満足ジャケットです」




鬼柳「なに、これ持ってるんだが」



イェーガー「ひひ、このジャケット商品化する事になりまして、貴方には特許権を差し上げましょう」



鬼柳「!商品化だと!?」



コナミ「マジか?」



ツァン「え、うそ…」








ジャック「あのジャケットが商品化だと!?」



クロウ「マジで言ってんのか!」



龍亞「すげー!欲しいな」



龍可「本気………?」



遊星「流石は鬼柳!」



パチパチパチパチパチパチ………!



鬼柳「俺がサテライト時代にデザインし……作り上げたこのジャケット」



鬼柳「まさか商品化するとは…」


パチパチパチパチパチパチ



コナミ「おめでとう」



鬼柳「うおぉぉーーーーー!!」



ワアァアアーーーーーーーーーー!!!



イェーガー「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッ」








鬼柳「ありがとうよ!」



イェーガー「続いてツァンディレ」



ツァン「は、はーい!」カチコチ



岬「動きが固いぜ…」



ゆま「ツァンさん!」



あげは「おぉー」



イェーガー「貴方には世界旅行券をプレゼントです」



ツァン「あ、どうも」



コナミ(いきなり普通だな)



セームベル「いいなー」



ツァン「世界旅行券か…ラッキー」



コナミ(まあ満足そうだしいいか)






スタスタ…



イェーガー「最後にコナミ」



コナミ「うーす」スタスタ



コナミ「何くれるんだ」



イェーガー「貴方にはあげる物は悩みましてね、何が欲しいのかも分かりませんし」



イェーガー「そこで幾つか持ってきたので選んでください」



コナミ「俺だけ選べるのか…」



1 嶺 開花LIVE最前列チケット
2 治安維持局食堂一年間無料券
3 Dホイール改造パーツ



>>28


コナミ「…この選択肢意味あるか?」


1

3じゃないのか…(困惑)




コナミ「……」(嶺 開花ってこの前会ったアカデミアのアイドルか…)



コナミ「楽しそうだな、じゃあそのLIVEチケットを…」



イェーガー「ほう、ライブチケットにしますか!一ヶ月後のLIVEですが、最前列は高いですからねぇ」



イェーガー「おそらく15万ましますよ、ヒッヒッヒッヒッ」



コナミ「!?15万………最前列で見るだけでそんな金払う奴がいるのか!ボロい商売だな…」



コナミ(売ってしまおうか………)



イェーガー「ヒッヒッヒッヒッ、どうぞ、楽しんできてください」



コナミ「おーう」ピラッ



スタスタスタ



イェーガー「これで全員に副賞が渡されましたね」



雪乃「……コナミ」


コナミ「ん?」



雪乃「そのチケット、どうする気…?」






コナミ「え?そうだな……どうしよう、迷ってる」ヒソヒソ



雪乃「嶺 開花さんに会いたいの?」



コナミ「え?…」



雪乃「浮気かしら……?お姉さん妬けちゃうわ」



コナミ「…?」



雪乃「ダメよ」ギュ…



コナミ「ちょっ」

ぐぐ……!


コナミ「さ、裂ける裂ける!」



雪乃「LIVEに行くというのなら……不運な事故が起きてしまうわ…」



コナミ「OKストップ!転売でもしてやろうか……!でもそれダフ屋と同じじゃね……」



コナミ「ちょっと危ないかもしれないぞ…あ!…」



コナミ「雪乃、一緒に見に行くか?二人分あるし……」



雪乃「え?……………………い、一緒に?」



コナミ「せっかくだから売るのはやめようぜ、な?」





雪乃「………」


雪乃「………あぅ……」


雪乃「………////」



雪乃「お姉さんと一緒に行きたいの?……ふふ、困ったぼうやね////」



雪乃「しょうがないわね……ふー、しょうがないわね…////」テレテレ




コナミ「……………」



雪乃「……ふふ、行ってあげるわ、折角のチケットだものね、ふふ」



コナミ「そ、そうか」



ツァン「?どうしたの」



コナミ「いや、なんでもないぞ」



イェーガー「チーム満足、降壇してください!」



イェーガー「あとは皆様、パーティを楽しんでください、ヒヒヒヒヒヒ!」



スタスタスタ……



雪乃「ふふふ………ふふふふふ…♪」



鬼柳「……どうした…?」


……………………………………







そして…


三時間後



コナミ「あー、腹一杯………」



ツァン「ぷ、プリン……食べ過ぎたかも……………」



遊星「大丈夫か鬼柳」



鬼柳「ゲップ………遊星……腹が苦しい………!」



クロウ「ただの食い過ぎだろ」



鬼柳「カッコ悪いよな……こんなんじゃ…満足できねえ…ぜ……」



遊星「鬼柳、鬼柳……!」



ジャック「放っておけ!」



アキ「そろそろ、帰りましょうか…」



龍可「そうね、お墓いっぱいだし…」



龍亞「うん!」



雪乃「ふふふ…♪」



ブルーノ(どうしたんだろう…)



コナミ「俺も、帰るわ」



…………………………………………………


鬼柳と遊星はなんなんだwww



次の日



9:30



コナミ「ファァァァア………眠」スタスタ



コナミ「今日は10時からバイトだ…25万円の使い道はどうするかな……」



コナミ「流石にバイトを辞めるわけにもいかないし…」



コナミ「あと恵………どこ行っちまったんだかな…………心配だ」




あげは「あ」



コナミ「お、あげはか、よーう」



あげは「お、おはよう……昨日のパーティ楽しかったね」



コナミ「そうだな、食いまくってたけどな俺は」






満足に犯される(意味深)



あげは「これから……ショップ?」



コナミ「ああ、バイトだからな」



あげは「ふーん……ぼ、ボクも行っていい?」



コナミ「ご自由に、KURUMIZAWAは誰でもウェルカムだからな」



あげは「そうだけど…」スタスタ



スタスタ



コナミ「そういえばよ、恵知らないか?」



あげは「恵?レインさん?」



コナミ「ああ」



あげは「知らないかって……何かあったの?」



コナミ「いなくなっちまったんだ…一昨日から」



あげは「うそ!?だ、大丈夫なの……?」





コナミ「突然なんだよ…」



あげは「あの、猫の三郎くん?も置いて…?」



コナミ「ああ、餌やりを毎日欠かさなかったのにな…」



あげは「どうしたんだろう…………そういえば見てないよ…」



スタスタ…



コナミ「あいつの家とか知らないか?」



あげは「知らない……レインさん、家を秘密にしてたから」



コナミ「はあー………まったく…」



あげは「こんどアカデミアでもゆまちゃんとかジャッカルさんに聞いてみるよ」



コナミ「お、岬はクラスに馴染めたか?」



あげは「うん、結構優しいって分かったから」



コナミ「それは良かった…」




ピシピシピシピシ…………!!



コナミ「?…………」


あげは「?」


あげは「なに…?今の音は」





ピシピシピシピシ…………!!


コナミ「………………」



コナミ「…………………!空を見ろ!」



あげは「え?」



パリィイィーーーーーン……!!



あげは「!?な、なに……空が割れた!」



バラバラバラバラ……



コナミ「視覚トリックか……?なんで空が割れるんだ………」



あげは「何か……出てくる……?」



コナミ「………?」



アーククレイドル「…」ズズズズズ…………



コナミ「!あ、アーククレイドルだ!」



あげは「なにあれ!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!




ここまででー

アーククレイドル

乙!




コナミ「えらいこっちゃ!」



あげは「コナミ……あれ、なんなの!?」



コナミ「あれな、実は……」



コナミ「ってそんな事言ってる場合か!ついて来いあげは!」ダッ



あげは「うううぅっ」ダッ



…………………………………………………


ポッポタイム ガレージ


遊星「ば、馬鹿な………」



ゴゴゴゴゴ……!



アーククレイドル「……」



ジャック「なぜアーククレイドルが出現したのだ!」



クロウ「俺たちは…アポリアを倒したじゃねーか!」



遊星「くっ……………」



遊星「一体何が…!?」






ブルーノ「……………」



バターーーーン!!


アキ「遊星!」



龍亞「たたたたたた!大変だぁー!」



龍可「アーククレイドルが!」



遊星「ああ…………」



アキ「あれは朧じゃない…実体があるわ…」



ジャック「くうぅ………」



遊星「アーククレイドル……奴らが未来から呼び寄せた人類最後のモーメント…」



ブルーノ(……ゾーン…あなたは本当にネオドミノシティを…)



アキ「どうすれば……」



バターーーン!!



イェーガー「チーム5Dsーーーーー!!」





牛尾「ここにいたか!」



遊星「イェーガー、牛尾…」



イェーガー「はあー………はあー………」



イェーガー「あ、アーククレイドルが……!」



クロウ「今その話をしていたぜ」



イェーガー「い、急いで治安維持局に来るのです!収集した情報をもとにこれからの対策を考えましょう!」



がチャッ



ミゾグチ「私も、お供します」



遊星「ミゾグチ……ああ、分かった!」



牛尾「俺は深影さんのところに向かう!」



…………………………………………





治安維持局



イェーガー「これを見てください、ネオドミノシティ中のモーメントが止まってしまいました!」



遊星「モーメントが止まった…!?」



ジャック「何故だ!」



イェーガー「システムプログラムをチェックです!」



アキ「このままじゃネオドミノシティが麻痺してしまうわ…」


…………………………………………………



ハイウェイ



ブウウウゥーーーーーーーーーン!



シュウウウゥゥーーーー………………ン…



「あれ?何だ……Dホイールが止まっちまったぞ」



「俺もだ、なんだよ………」



風馬「Dホイールのモーメントが止まった………?」



風馬「どうなっているんだ…パトロール中だというのに…」





…………………………………………………


中央広場


ブツンッ ブツンッ ブツンッ



パパパパパパッ



シュウウウーーーン……



「なんだ!?モニターが消えた…」



「電気もつかなくなっちまった……?」



「暗いな………」



ツァン「な、なんでアーククレイドルが…………?」



「おい!信号も止まったぞ!」


プーーーー!


ツァン「スクランブル交差点が大渋滞だ………」



ツァン「何か大変な事が………」




治安維持局



ブツンッ



「システムダウン………」



「局内の機能全て停止しました!」



イェーガー「予備電源に切り替えなさい!」


ヴォオォーーーーーーン……




「……長官、BADエリアの旧モーメントが活動しています…」



イェーガー「なんですと!?」


「モニターを!通常とは反対の方向に回転しています!」



遊星「旧モーメント!」



ジャック「これもアーククレイドルの仕業か…?」



クロウ「嫌な予感がするぜ…」










「長官、阿久津所長から連絡が」



イェーガー「繋ぎなさい!」



ピッ



阿久津「イェーガー長官!私の目が回っている間に、大変な事が分かりましたああぁ~~~~!」グルグルグル



阿久津「どうやらあの物体は、それ自体がマイナス回転をしているモ~~~~メントです!」



遊星「マイナス回転………?」



阿久津「これをご覧くださ~~~~~い!」ピッ ヴォン



阿久津「衛星が捉えたあの物体の解析図です!中心にある三つの遊星ギアに囲まれた巨大なモ~~~~~~~~~メントが、マイナス回転をしているのです!」



ジャック「そのせいで…ネオドミノシティのモーメントの回転が相殺されているのか…」



阿久津「大正解!あれが逆に回り続ける限り~~~~~、ネオドミノシティの全てのモ~~~メントは完全にいぃ~~~~」グルグル



阿久津「………停止します」ガクッ






龍可「そんな……」



阿久津「さ、さらにいぃ、恐ろしい事が分かってしまいました~~~!」



阿久津「な、なんとなんとおぉお~~~~~~~~~~!」



阿久津「あの物体は………徐々に下降しています…」



イェーガー「!?」



遊星「なんだと!」



アキ「下降…!?」



阿久津「このままでは12時間後には地表に激突!」



阿久津「その時の衝撃は、ネオドミノシティから、数百km!に!及びま~~~~~~~す!」



龍亞「!ええ!?」



クロウ「そんなアホな!」



ブルーノ「くっ」



ザワザワ…ザワザワ…






龍可「そんな……」



阿久津「さ、さらにいぃ、恐ろしい事が分かってしまいました~~~!」



阿久津「な、なんとなんとおぉお~~~~~~~~~~!」



阿久津「あの物体は………徐々に下降しています…」



イェーガー「!?」



遊星「なんだと!」



アキ「下降…!?」



阿久津「このままでは12時間後には地表に激突!」



阿久津「その時の衝撃は、ネオドミノシティから、数百km!に!及びま~~~~~~~す!」



龍亞「!ええ!?」



クロウ「そんなアホな!」



ブルーノ「くっ」



ザワザワ…ザワザワ…







イェーガー「た、たった………12時間…………?」




イェーガー「ね、ネオドミノシティの住民全員を避難させるとしたら、何時間かかるのです!?」



「全員だと…最低でも24時間は………」



イェーガー「ぬぅ………」



ジャック「まるで足りないではないか!」



イェーガー「非常事態を宣言するしかありません!非常電源を、街の主なモニターに回すのです!」



…………………………………………………



「なんだよー、動かないぞ」



「くそー、どうなってんだ…」



ザワザワ…


ピッ ブーン
イェーガー『ネオドミノシティの皆さん、治安維持局長官のイェーガーです』



ツァン「あ…」






イェーガー『落ち着いて聞いてください、これより非常事態を宣言します』



ツァン「やっぱり……この停止はアーククレイドルが原因……」



イェーガー『ネオドミノシティの住民は速やかに退避してください!』



「退避?なんで」

「どういう事なの?」 ザワザワ…



イェーガー『慌てずに対処してください、時間の猶予はあります…上空に現れた物体は、徐々に降下しているのです!』



イェーガー『お年寄りや子供、病人を優先して、セキュリティの指示に従ってください』



「ええ!?」 「あれが落ちて来るってのか!?」 「嘘だろおぉ!?」



ザワザワ…


「に……逃げろおぉーー!」 「うああぁあーーーーーーーー!!?」


「ひいぃ!?」 「きゃあぁーーーーー!」ダダダダッ



ツァン「うわああ………」





ワアアアアァーーーーーーーーーー!!


キャアアアアーーーーーー!!!



ザワザワザワザワッ


ツァン「ど、どうしよう…………お父さん達は出張…なのは良かったけど…」



ツァン「に、逃げる……!?でも他のみんなは……」



鬼柳「ツァン!」



ツァン「あ、鬼柳!今の放送!」



鬼柳「ああ、だが俺は逃げねえぞ……遊星達を今探してるんだ」



鬼柳「あいつらは諦めないだろうしな……!」



ツァン「そう………ならボクも探すよ!ガレージは?」



鬼柳「今から行ってみる!」



タッタッタッ…



…………………………………………………


あげは「聞いた今の!?あれ落ちて来るって!」



コナミ「ああ!いよいよやばいな!」





あげは「は、早く逃げないと!」



コナミ「まあまて、時間はあるって言ってただろ」


タッタッタッ


あげは「どこに向かってるのさ!もおぉー!」

………………………………………………


治安維持局


イェーガー「………………皆さん、直ちにここから避難を始めてください!」



ザワザワザワザワザワザワ…


「ち、長官は…?」



イェーガー「私は残ります……持ち場を離れるつもりはありません!」



遊星「イェーガー……」


ザワザワ…


イェーガー「これは命令です、全員即刻退避!」



「長官……」

…………………………………………………


カフェラジーン


ステファニー「ジャックの為にブルーアイズマウンテンの豆を持っていかないと!」タッタッタッ

……………………………………………


マーサハウス


マーサ「さあバスにみんな乗って、急いで!」


手島「急げー急げー!」


都「きゃー!」

ダダダダダダダッ



マーサ「……………全員乗ったね」








雑賀「よし、行きますか」ガチャガチャ


ブウウウウウーーーーーーン…



ブウウウウウーーーーーー…



マーサ「こんなガソリンで動くバスがよく残ってたねぇ」




雑賀「もとジャンク屋ですからねぇ」ブーーーーーン




手島「マーサ、ネオドミノシティは本当に無くなっちまうのかよ!」



都「あれが落ちて来ちゃうの……?」



マーサ「そんな心配しないで、ちょっと遠くに避難するだけさ!」



マーサ「きっと、遊星やジャック、クロウ、ついでにコナミが守ってくれるさ!」



雑賀(ついでか……)



都「そ、そうだよね!」


手島「あ………岬の奴は!?」



マーサ「………きっと大丈夫さ………」






弥生「ちっ、流石に逃げなきゃやべえか……?」



岬「姉御、どうすんだよ?」



弥生「避難するしかねえだろうな…」



メイ「ふう…………仕方ありませんわね」



岬「くそ……!アカデミアの奴らが心配だ、俺は探して来る!」ダッ



弥生「!おい、そんな事をしてる時間は………………ちっ」



………………


牛尾「…………隊員で残ったのはこれだけか……」



深影「みんな逃げちゃったのね……」



風馬「ああ、10人くらいだ…残ったのは」



アーククレイドル「……」



牛尾「あんなの見ちまえば仕方ねえか…」




深影「仕方ないわね、モーメントを使った乗り物は一切使えない状態ですが、やれるだけの事はやりましょう」



牛尾「一人でも多くの人民を避難させるぞ!」



オオォーーーーーーー!!






「逃げろーーーーーーー!!」


「押すなよ!」


「急げーーーー!!」



ワーーーーーーーーーーー!! ワーーーーーーーーーーー!!



カーリー「こ、この状況、何だかヤバそうなんだから……!」



ゴゴゴゴゴ……!



カーリー「ひいいーーー!?」



……………………………………………



アーククレイドル内



アポリア「………………………」



ゾーン「…………アポリア起きてください、まだあなたの力が必要です」



ゾーン「どうか私に力を…」



アポリア「……………ゾーン……わ、私は負けたのか………」



ゾーン「ええ」



アポリア「…すまない…君との約束を果たせずに……」



ゾーン「……しかし…意外な事が起こりました」




アポリア「…?」





ゾーン「我々の計画では、あなたの勝利によりサーキットは完成し、アーククレイドルが出現する筈でした」



ゾーン「しかし………そうでなくてもアーククレイドルはネオドミノシティに出現したのです」



アポリア「つまり……計画は進んでいると…………」



ゾーン「ですが、これは別の事も意味しています」



ゾーン「そう………なんらかの要素により、未来は変わりつつあるのかもしれません」



アポリア「未来を変える要素…………チーム5Dsか………」



ゾーン「そう……あと、イレギュラーのチーム満足……」




ゾーン「ですが、未だ未来の変化は不十分です…」



ゾーン「アポリア………私に未来を変える手助けを‥…」



アポリア「もちろんだ…………私は君の永遠の友……」



アポリア「……………………!」きゅいぃーーん!





ここまででー


阿久津



……………………

治安維持局



ブルーノ「遠隔操作できるカメラを全て、アーククレイドルに向けたよ、何か分かるかも…」カタカタ…



龍亞「……」



ジャック「………」



龍可「あの、下に突き出てるのは何…?」



アキ「私も気になっていたわ………街…みたいだけど……」



クロウ「逆さまになったビルか………?」




遊星「ズームしてくれ」



ウィーーーーーーン…



ダイダロスブリッジの残骸



ジャック「!」



龍可「あれって!?」



遊星「だ、ダイダロスブリッジだ………」







クロウ「て事は……あれは未来のサテライト?!」



アキ「そんな……じゃあ本当にネオドミノシティは破滅するの……?」



イェーガー「な、なにか、アーククレイドルを止める方法は無いのですか!?」



龍亞「……うぅ、何とかならないの!?」



遊星「………」



ブルーノ「………あるかもしれない」



ジャック「何だと……?」



遊星「本当かブルーノ!」



ブルーノ「これを見て…」カタカタ…




ブルーノ「アーククレイドルのモーメントはマイナス回転…これにプラス回転のモーメントをぶつければ…」



ジャック「マイナスはプラスに変わる…か…」



アキ「でも、この街には正常に動くモーメントは無いわ…」



クロウ「うぐ………」









イェーガー「ぬぬ………………もはや、我々にできる事は無いのかもしれません」




イェーガー「あなた達も早く逃げなさい!」



龍可「……………そんな」



遊星「………」



遊星「……………?あれは」



ジャック「ん?」



ブーーーーーーーーーーン!!



ハラルド「……」ブオォオーーーー



ブレイブ「……」ブオォーー


ドラガン「……」ブオォーー



ジャック「チームラグナロク…!」



クロウ「奴ら、Dホイールで走ってるぜ……!?」



……………





キキイィイッ



遊星「ハラルド!」



ハラルド「……ふ」



クロウ「なんでお前達のDホイールは動いてるんだ?」



ブレイブ「なんだ、知らなかったのかよ」



ハラルド「ルーンの瞳によって、我々のDホイールは奴らの影響を受けないのだ」



ドラガン「……」キイィーーーーーーン



遊星「!そうか、なら俺たちのDホイールも……」ダッ



クイッ



ブウウゥウウゥ………………ン



ジャック「おぉ!動くぞ!」



クロウ「赤き竜の力が俺たちを守ってくれてんだ!」



遊星「よし………これなら…」



遊星「後は………アーククレイドルまでたどり着ければ……」



ブゥーーーン



遊星「ん?俺のDホイールのモニターが…」

パッ


シェリー『それは間違いよ』








遊星「!シェリー?」



ミゾグチ「お嬢様…!」ガタッ



遊星「生きていたんだな!」



シェリー『遊星…私は見たわ、これから起こる未来を』



遊星「未来……?」



シェリー『あなたはアーククレイドルに来ない方がいい』




シェリー『私が見た未来…それはあなたがアーククレイドルで死ぬという未来よ』



ジャック「なに!?」



アキ「ええ?」



遊星「俺が…………死ぬだと…?」












シェリー『それが未来、私はある人にその未来を見せられた』



クロウ「適当なこと言いやがって!誰だそんなこと言うのは!」



シェリー『ゾーン』



遊星「ゾーン?」



シェリー『アーククレイドルの主、神の力を持つ男』



シェリー『遊星、私達が異次元で出会った男よ』



遊星「!…………あいつが…ゾーン?」



ジャック「そいつがイリアステルの黒幕か」



シェリー『ゾーンがやっている事は正しいわ、ネオドミノシティを救えば遊星、あなたは死ぬ、そして未来の世界は滅びるのよ』




遊星「シェリー!お前はネオドミノシティが滅んでもいいと言うのか!?そんな事をすれば数千、数万の命が犠牲になる!」




シェリー『けれどもその犠牲で、何十億という命が助かるわ、そしてあなたの命も』



遊星「多くの犠牲の上に、手に入れた未来が幸せなわけが無い!ネオドミノシティを消滅させるなんて間違っている!」



シェリー『あなた死ぬ事になるのよ?』



遊星「やってみるまでわからないさ」









ミゾグチ「お嬢様!どこにいるんです!」



遊星「ミゾグチ…」



シェリー『私がいるのはアーククレイドル』



ミゾグチ「それでは、奴らに囚われて…!」



シェリー『いいえ、私がここにいるのは自分の意思、ミゾグチ、私の事は忘れなさい』



ミゾグチ「お嬢様!…」



シェリー『遊星、あなたがアーククレイドルを止めようというのなら、私は全力で阻止する』



ジャック「なんだと!俺たちの敵に敵にまわるというのか!」



シェリー『ふ…』



遊星「何故だシェリー!お前はイリアステルを憎んでいた筈だった!」



シェリー『未来を見て私の考えは変わった、私はあなた達とは違うの』



ブーーーーーーーーーーン……



遊星「!…」



ミゾグチ「お嬢様ーーーーーーー!!」





………………………

アーククレイドル内



ゾーン「……遊星に全てを話したのですか?」



シェリー「ええ、でも必ず彼は来る…彼は自分の未来に恐れる男では無いわ」



ゾーン「では、なぜ死の未来を伝えたのです?」



シェリー「それが私の友人としての礼儀、彼らへの決別の証…………彼らは私が阻止する!」



レイン「……」



……………………



治安維持局



イェーガー「どうすればいいのでしょう!アーククレイドルにプラス回転のモーメントをぶつければいいという事は分かったものの…」



イェーガー「活動しているモーメントは5DsとラグナロクのDホイール、逆回転の旧モーメントだけ…」



イェーガー「逆回転のモーメントは使えませんし……!」



クロウ「ヘリも飛行機も、今じゃ全てモーメントで動いてるからな…使えねえし」



遊星「それでも、あそこに行く方法は必ずある」


ジャック「なぜそう思う?」





遊星「シェリーは俺にあそこに行ったら死ぬと言った…未来の俺はどうにかしてあそこまで行ったはずなんだ」



遊星「その方法をなんとかして見つけ出すんだ!」



アキ「なるほど…」



龍亞「……………でも……遊星、あそこいくと死んじゃうんじゃ…………」



龍亞「……やめた方がいいんじゃ………遊星に死んでほしくないもん」



龍可「私も……」



遊星「………」



龍亞「やめようよ遊星!遊星が死んで未来が助かっても…」



ジャック「おい、龍亞、よく聞け!」ぐいっ



龍亞「うぐっ」



ジャック「遊星は死なせん!あの女が言った未来など!俺がぶち壊してくれる!」



龍亞「ジャック……」



クロウ「離してやれジャック、やりすぎだ!」



ジャック「…………………」



ジャック「く……」パッ






遊星「龍亞、龍可、ジャックの言うとおりだ」



遊星「俺は死なない」ギュッ



龍可「遊星………」



龍亞「………………そうだよね…!……分かった!」



龍可「うわぁあぁん…………」



遊星「………………」



アキ「………」



…………………



ブーーーーーーーーン…


マーサ「遊星…………」



カーリー「私達の街が………ジャック………」



カーリー「無事でいて…」



ザワザワ………ザワザワ……… ザッザッザッザッザッザッ…





………………


遊星「……ふぅ…………」



アーククレイドル ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!




遊星「………く、父さん…」



遊星「………………おれは覚悟を決めた」



遊星「二度とこの街に…ゼロリバースのような惨劇は二度と起こしてはならない…たとえ俺の命と引き換えになろうと…!」



ザッザッザッ…



ハラルド「遊星…」



遊星「ハラルド?」



ハラルド「これから我々で、アーククレイドルまで続く橋を作る」



遊星「なに!?そんな事ができるのか!」



ハラルド「ああ………北欧神話では、神々の世界と、人間の世界には虹の橋ビフレストが架かる」



遊星「ビフレスト…」



ハラルド「そしてビフレストの袂では光の神、ヘイムダルが番人をしているとされている」





ハラルド「この場合、光の象徴といえば…」




遊星「…………!旧モーメントの事か!」




ハラルド「そう、旧モーメントのエネルギーを利用し、リフレストを出現させる」



ドラガン「神の力とDホイールの力で旧モーメントを正しく導く」



ブレイブ「そしてダイダロスブリッジに橋を架ける」



遊星「ダイダロスブリッジに…!?」




…………………………



コナミ「ガラガラだな……みんな逃げだしちゃったんだろうな」スタスタ




あげは「もおお!早く僕たちも逃げようよ!」



コナミ「まあまて、海野Dホイール製造工場に着いたぞ」



コナミ「おれのDホイール完成してるかー?」スタスタ




ウィーーーーン






幸子「庶民、待っていたわ」



コナミ「おお幸子、お前だけか?」



幸子「作業員はみんな避難させました」



あげは「海野さんは逃げないの!?」



幸子「この私が逃げる事などありませんわ」



コナミ「いやいや、逃げた方がいいと思うぜ」



コナミ「お、これDホイールか?俺の」



幸子「ええ、言われた通りの改造をしておきました」



コナミ「スゲえ…デカイな!何人か乗れるぞこれ!」



コナミ「馬力も上がってる?」



幸子「空を飛翔できるくらいにわね」



コナミ「ひゃっほおぉーーーー!」






あげは「これがDホイール?嘘でしょ!?」



コナミ「いいねえぇ………空まで飛べるのか、ここまで想像通りなものが出来るとは…」



幸子「……現在12:30………コナミ、これからどうする気?」



コナミ「んー………あ、遊星からメールが来てる」ピッ



遊星 アーククレイドルにたどり着く方法があったら教えてくれ、止める事が出来るかもしれない



コナミ「………………マジか!」



あげは「どうしたのさ?」



コナミ「アーククレイドルまでたどり着ければ、止められるかも知れないって」



幸子「何ですって……?あの物体を止める方法があるというの!?」



あげは「うそ………?ど、どうやって……?」



コナミ「えーと………マイナス回転モーメントにプラス回転のモーメントをぶつける…………とか書いてある」



あげは「現在、全てのモーメントは止まってるんだよ?!プラス回転のモーメント何てないでしょ?!」



コナミ「え?そうなのか……?そういえば街中電気がついてない…………」



コナミ「て事は……俺のDホイールも………」クイックイッ



コナミ「………………動かねえぇーーーーー!」






幸子「やはり………」



コナミ「どうすんだよ…折角こんなすげーのできたのに!?」



あげは「アーククレイドルまでたどり着くなんてできないじゃん!」



あげは「もうダメだ、逃げようよ!」



コナミ「くそ………………ダメもとでトレスラグーン置いてみよう」バシッ



キュウウウウゥーーーーーン!!



コナミ「動いたあぁーーーーー!!」



あげは「ええーー!?」



幸子「頭が痛いわ…」



コナミ「すげええ………これでアーククレイドルまで行けるんじゃね?」



あげは「ううう……………ま、まさか行くの?」



コナミ「だって折角改造したんだし…」



幸子「あの物体を止められるというのなら、行ってみる価値はあるかも知れないですわね」





ここまででー


アーククレイドル




………………



遊星「……………ブルーノ、みんなに気付かれないように、ついて来てくれ」



ブルーノ「え、あ…うん」



コソコソ…



……………



ポッポタイム ガレージ



ブルーノ「旧モーメントと三極神の力を利用するなんて、大胆だね、考える事が」



ハラルド「遊星、君を何としてもアーククレイドルまで送り届ける、それが我々の運命だ」



遊星「ふ、運命が好きだな」



ブルーノ「よし……必要な機材は積み込んだよ」



ブレイブ「ならさっさと旧モーメントに行こうぜ」



遊星「ああ!」






ブオオォオオオーーーーーーーーーーーーー!!!!



遊星「…………」



ギュウウゥゥーーーーーン!


…………………………


治安維持局



アキ「……………?あれって」

カタカタカタッ


ウォーン…



アキ「!遊星」


ジャック「なにぃ?!」



クロウ「あいつ、一人でどこに行くつもりだ!?」



龍亞「あれー!?」


ジャック「く、ブルーノの奴もいない…!あいつらどこに行くつもりだ!」」



アキ「……旧サテライトに向かってるみたいね」



龍可「お、追いかけましょう!」



イェーガー「な、何事です…?」







ダダダダッ!!



ウィイーーーーーン



ミゾグチ「くそ…!私のDホイールも動けば…………!」



クロウ「安心しろ!シェリーは俺たちが連れ戻して来るからよ!」



ミゾグチ「クロウ……………ならばこれを!」シュッ



クロウ「ん?」パシッ Z-ONE


ミゾグチ「それは、お嬢様の両親の形見……もしお嬢様にあったならそれを渡していただきたい!」



クロウ「ああ!わかった、必ず渡すぜ!」



イェーガー「頼みましたよ!チーム5Ds!」



タッタッタッタッタッ



ミゾグチ「ご武運を……」









旧モーメント



ハラルド「…………これが旧モーメントか…」



ブレイブ「ちゃんと動いてるな」



ブルーノ「すぐ準備に取り掛かるよ!」


……………


ダイダロスブリッジ前



遊星「…………………ダイダロスブリッジ」



遊星「かつてサテライトの伝説の英雄が、未来をかけて翔んだ橋…」



遊星「ゴドウィン、俺もお前と同じ道を行く……俺を導いてくれ、ネオドミノシティを救う為に…!」




…………………………



旧モーメント前


ブルーノ「よし………準備完了!」



ハラルド「ブルーノ、君は離れていてくれ…危険だ」



ブルーノ「うん、分かった!」



タッタッタッタッ バタンッ



ハラルド「………」



ハラルド「よし……行くぞ」



ブレイブ「おお!」


ドラガン「分かった!」



ギュウウゥウゥーーーーーーーーン!!!



ハラルド「アクセルを全開にするんだ…!」ブオォオォォ………!!



ギュウゥウゥーーーーーーーーーン!!



ドラガン「ヴァルハランダー!パワー全開………!」



ドラガン「星界の扉が開くとき、古の戦神がその魔鎚を振り上げん、大地を揺るがし轟く雷鳴とともに現れよ、光臨せよ!極神皇トール!」バッ!


トール「…………!」ゴゴゴ……!




ブレイブ「星界より生まれし気まぐれなる神よ、絶対の力を我らに示し世界を笑え、光臨せよ!極神皇ロキ!」バッ!



ロキ「フヒヒ………」ゴゴゴ……!



ハラルド「北辰の空にありて、全知全能を司る皇よ!今こそ、星界の神々を束ね、その威光を示せ!天地神明を統べよ、最高神、極神聖帝オーディン!」バッ



オーディン「…………!」ゴゴゴゴゴゴ……!








ハラルド「モーメントは操る人間の力を読み取る!我々の全身全霊を注ぎ込め!」



ギュウゥウゥーーーーーーーーーン!!



ゴゴゴゴゴゴ……!


オーディン「…………!」



ロキ「フヒヒ………」



トール「…………」



キュウゥウゥゥンン………



ブオォオオォーーーーーーーー



ハラルド「……現れろ!神の世界に続く橋、ビフレスト!」バッ



ギュウゥウゥーーーーーーーーーン!!



ドキューーーーーーーーーーーン!



キラキラキラキラキラキラ……



遊星「……!あれがビフレスト…」






遊星「アーククレイドルまで続く橋………」



遊星「チームラグナロク!やったな!」



ブオオォオオオーーーーーー!



遊星「!?」



クロウ「遊星ー!」



遊星「みんな…」



クロウ「伝説の英雄は俺の憧れだ、その橋を渡るのに俺に内緒ってのは無しだぜ!」



ジャック「悪いが俺たちも行かせてもらう」



龍亞「そうだよ遊星!」



龍可「あたし達も力を貸すわ!」



アキ「ええ」



遊星「どうしてここに…………どんな危険があるのか分からない……あそこには俺だけで行く」









ジャック「遊星、お前を止めはしない、無駄だろうからな」



ジャック「だが、それは俺たちも同じ事!お前がどんなに止めようと、俺たちはあそこに行く!お前が死ぬという未来を見過ごす事などできん!」



遊星「ジャック…」


アキ「あなたの未来は私達で絶対変えてみせる!」




クロウ「俺たちはどんな時も一緒に戦って来た!それが5Dsだ!」



龍亞「そうだ!俺たちを頼りにしてよ遊星!」



遊星「………………わかった、行こう!俺たちの手でネオドミノシティを救いに!」



龍亞「おおおーーーーー!」



…………………………



海野Dホイール製造工場前



ブウウウウゥ………



コナミ「やべえ、ドキドキして来た………飛ぶんだよな、これ飛ぶんだよな………!」ワクワク








あげは「本気でアーククレイドルに行く気?」



コナミ「ああ、止めてやろうぜ、あれを」



幸子「………………ん?」




岬「 ハァーーー!ハァーーーーー………ゲホッ……くっ」タッタッタッタッタッタッ



コナミ「?あ、岬!何してんだよ」



岬「!コナミ、青葉の海野も一緒か!それはこっちのセリフだよ!」



岬「てめえらも早く逃げろ!あれが落ちて来るんだぞ!」



コナミ「お前もだよ、何で逃げなかったんだ?」



岬「残ってる奴らにも知らせてやらねえとならねえだろ!」




あげは「…………ジャッカルさん、見直した」



コナミ「さすがだな」



岬「話し込んでる場合か!一刻を争ってんだぞ!」






コナミ「…………岬、ちょっと聞いてくれ」



岬「ぁあ?」


………………



コナミ「ってわけで、アーククレイドルを止める方法があるんだよ……」



岬「…………Dホイールが飛ぶって………お前アホか………」



幸子「我が社の技術力をもってすればたやすい事ですわ、ほほほ」



岬「それ、Dホイールかよ………でかすぎだろ…」



コナミ「でも騒音は出さないぞ、いいだろ」



岬「チッ………で、お前は今からあそこに飛んで行こうとしてるって訳か」



コナミ「ああ」



岬「よし……………俺も連れていけ」



あげは「!ジャッカルさん…」



岬「ネオドミノシティを破壊なんかさせるか、方法があるんならやってやろうぜ!」



コナミ「その通りだ岬」






幸子「最大で5人までは乗れるはずよ、そのDホイールのパワーならばね」



岬「何だ、余裕じゃねえか」ストッ



コナミ「よし、行くか」



岬「あぁ」



雪乃「ええ」



あげは「はぁー……………で、でも本当にネオドミノシティが助かるかもしれないしね」



幸子「庶民に託すとしますわ……僅かな可能性でも」



雪乃「コナミ、遊星に連絡をしておいた方がいいと思うわ」



コナミ「それもそうだな………えーと…」ピッピッ



岬「………」



あげは「………」



幸子「……」



コナミ「…………お前いつから居たんだ?」



雪乃「ふふ…………」





雪乃「あなたと青葉さんが走ってるのを見かけてね、追いかけて来たのよ」



雪乃「あなたの事だからこのまま逃げ出す事は無いと思ってね」



あげは「き、気付かなかった…」



岬「心臓止まるかと思ったぜ……」



コナミ「て事は…雪乃も一緒に来るか?」



雪乃「勿論よ、思い出のネオドミノシティを崩壊させるわけにはいかないわ」



コナミ「心強いな!」



幸子「……とにかく…仲間が増えるのはいい事だわ」



コナミ「そうだな……さて………」



キラキラキラキラキラキラ……



コナミ「?なんだあれ」



あげは「に、虹の橋……?」



岬「あぁ?何が起こってる……」







ブオオォオオオーーーーーーーー!!



遊星「……」


ジャック「………」



クロウ「………」



アキ「………」



ブオォオオォーーーーーーーーーー!!



コナミ「!あ、遊星達だ!」



あげは「虹の上走ってるよ!」



岬「意味がわかんねえ!」



雪乃「彼らもアーククレイドルに向かうようね…」



コナミ「方法を見つけたんだな、良かった」



あげは「十六夜さんまで………大丈夫かな…」



「ああ!?お、お姉様!やった見つけたのに上空だなんて!」



コナミ「……………?」



【ライトロード】追加




ナオミ「お姉様ーーーーー!待ってください!」



ナオミ「危険です!私にお供させてください!」



コナミ「………………ナオミだ………」



あげは「あんな離れてたんじゃ聞こえる訳無いよ…」



岬「どいつもこいつも逃げねえな………」



幸子「ふむ…」



ナオミ「うああぁーーー……お姉様…………」よよよ…… ガクッ



コナミ「おーい、大丈夫か?」



ナオミ「?…………!コナミ」



コナミ「よう、相変わらずで安心したぜ」



ナオミ「アキお姉様があの物体のところに行ってしまうわ!どういう事なのよ!」



コナミ「それがー………」


…………



コナミ「……ってわけで、ネオドミノシティを救いに行ったんだよ、チーム5Dsは」



ナオミ「そんな……危険な事を………」



コナミ「で、俺たちもこれからあそこに行こうと思うんだが…」






ナオミ「!?何ですって、どうやって……!!」



コナミ「なんと俺のDホイールは飛翔できるんだ、はははは!」



ナオミ「……………」



コナミ「…………どうする?乗るか?」



ナオミ「飛翔するDホイールなんて聞いた事が無いわ………嘘言ってるんじゃないでしょうね?」



ナオミ「嘘ついてたら人中を穿つわよ」



コナミ「う、嘘じゃないって………」



ナオミ「なら………私を乗せて行きなさい!」バッ



コナミ「はいお一人様予約ー」



雪乃「どんどん増えるわね…」



あげは「すごい……」



コナミ「よし………!ではついに出発の時だぜ!」








コナミ「一緒に行くって人挙手ー」


雪乃「…」ハーイ


岬「…」ハーイ


ナオミ「…」ハーイ


あげは「……」



幸子「………」



コナミ「………お前らいかないの?」



幸子「ええ、ここで見守る事にしますわ、頑張ってきなさい」



あげは「ぼ、ボクもここで待ってるね、応援してるから!」



コナミ「えー、行こうぜ一緒に」



雪乃「コナミ、無理強いは良くないわよ」



岬「あぁ、行きたい奴だけで行きゃあいいんだよ」



コナミ「まあ…そうだな」



幸子「絶対アーククレイドルを止めてきなさい庶民!」



ナオミ「お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様…」






コナミ「ふう……」ブウゥウゥウ…………



あげは「た、頼んだよ…」


コナミ「任せておけ!よし、行くぞ!」



ブウウウウウゥ……………



雪乃「遂にテイクオフね…た、高いところはあれだから早くしてね……」



コナミ「あー、そういえば雪乃そうだったな…」



岬「しゃああぁーーーー!行けやあぁーーーーーー!!」



コナミ「うおおおお!発進ーーー!」クイッ



ギュウウォオォォオーーーーーーーーン!!



ナオミ「本当に飛び……」



ガクンッ



あげは「ぇ?」



ビュウウウーーーーーーーーン!!!



あげは「うええええぇーーーーーーーー!!?」ビューーーーーン!



幸子「あ、青葉さんのデュエルディスクが引っかかって一緒に…………」



幸子「……………青葉さん、武運を祈ります」






ギュウゥーーーーーーーン!!



コナミ「おおおぉーーーーーー!マジで飛行してる!」



雪乃「…………………」ガタガタガタガタガタガタ……



あげは「ちょ!なんでボクまで!」ドサッ




岬「んだよ、結局一緒に来たかったのか」



あげは「ち、違うよー!」



ナオミ「お姉様ーーーーーー!」



ゴオォオーーーーーーーーーーー!!



遊星「…………………!?な、なんだ」



ジャック「何だあれはぁ!?Dホイールが飛行してるぞ!?」



クロウ「何者だよ……!?まさか刺客じゃ…………」



龍亞「……!あ!コナミだ、おおぉーーーーーーーい!」



龍可「やっぱりいぃ………」



アキ「……!ナオミ………」





コナミ「すげー!すげー!」



雪乃「ち、ちゃんと前を向いて運転してっ………!」



ゴオオオォーーーーーーーー!!



ツァン「…………………?」チラッ



ツァン「!ちょ、鬼柳、上を見て!」



鬼柳「あ?何だよ…………」



コナミ「はははーーーーーー!」ブオォオオォーーーーーーー



鬼柳「!?コナミお前何やってんだ!」



コナミ「ん?………あ、鬼柳とツァン!お前らも逃げてなかったのか」



ツァン「そ、空飛んでるし!?」



コナミ「俺たちは今からアーククレイドルまで行ってあれを止めて来る!」



鬼柳「アーククレイドルを止める………だと?」



ツァン「そんな事ができるの?!」






コナミ「遊星達も一緒だ、お前らも待っててくれ!」



ツァン「え、えええ………?なに、ネオドミノシティが救われるかもしれないって事……?」



鬼柳「どうやら…………そうみたいだな………」




ツァン「………はあぁ………あいつ……もおぉお……」



鬼柳「…よし、ツァン!俺たちはここで応援をしてようぜ!」



鬼柳「満足ジャケットを着ろ!」バッ




ツァン「!?うえ…………また……?」



鬼柳「ニューワールドの時は着てくれたじゃねーか!」



ツァン「あの時はテンション上がってたから………」



鬼柳「コナミ、俺たちの満足をもって行けーーー!」



ツァン(もっていけるものだったの……?)



コナミ「おーーーーーう!行ってくるーーー!」



ギュウゥーーーーーーーーーン!!!






ブオォオオォーーーーーーーーーー!!



遊星「……どうやらコナミ達も力を貸してくれる様だ…!」



ジャック「まったく………ついていけん!」



クロウ「まあ、いいじゃねえか!」



龍亞「コナミが来てくれたら俺嬉しいよ!」



龍可「……まあ、確かに謎の心強さはあるけど」



アキ「ナオミ、あなたまで来たの!?」



ナオミ「お姉様、必ずあたしがお姉様の盾となり、危険から守ってみせます!」



ブオオォオオオーーーーーーーー!!



コナミ「ひゃっほーーーーーー!」



………シュウゥウゥウーーーン……



遊星「!?ビフレストが消えはじめた…?」






…………………



ハラルド「ハァハァ………あとは任せる……チーム5Ds……!」



ブレイブ「限界だぜ……」


…………………



ブオォオオォーーーーーーーーーー!!



遊星「く、急ぐぞみんな!」



ジャック「消える前に渡りきれ!」



ブオオオォオォーーーーーーーー!!



謎のDホイーラー「遊星ーーーーーーーーーー!!」ギュウゥーーーーーーーーーン!!!



遊星「!?あいつは……?」



キィーーーーーーーン!!



謎D「遊星、スリップストリームだ、私について来い!」



ギュウゥーーーーーーーーーン!!!





ゴオォオーーーーーーーーーーー!!



ジャック「何だか あいつは!?」ダンッ



クロウ「何だか分からねえが………敵じゃないなら何でもいいぜ!」ダンッ



龍亞「俺たちは到着したね…」



遊星「く……アキのDホイールは馬力が足りない……スピードが遅いぞ!」



アキ「う………このままじゃ落とされ………!」



龍可「うぅ………」


遊星「龍可を乗せていれば尚更………くっ」



ブーーーーーーン…



シュウゥウゥウ……



遊星「龍可、こっちに飛び移れ!」



龍亞「!?」



アキ「こ、このスピードでは無茶よ!」





遊星「やるしか無い!龍可がいなくなればその分軽くなる…!」



アキ「こんな上空で……」


キューーーーーーン!


シュウゥウゥウ……



ジャック「まずい!落とされる!」



クロウ「急げえぇーーーーーー!!」




龍亞「龍可ーーーーー!」



遊星「龍可………やるしか無い!でなければみんな落ちる…!」



龍可「う………や、やるわ私!」



アキ「!本気…?」



遊星「さあ、急げ!」バッ



龍可「……………」ドキドキ……


ゴオォォーーーーーーーーーー!!





龍可「…………」



シュウゥウゥウ……


ブオオォオオオーーーーーーーー!!


謎D「遊星、限界だ!」



アキ「…………!」



龍可「えいっ!」バッ



ブオオオオォォーーーーーーーー!!!!



龍可「あっ!?」グラッ



アキ「龍可!」



遊星「まずい………!風に流された!」



クロウ「おいおいおい!このままじゃ落ちっ」



龍亞「る、龍可ーーーーーーーーーーーー!!!!」



龍可「あああぁっ……?」ビュオオォォーーーーーーーーーーー!



遊星「龍可、龍可あぁーーーーーー!!」



アキ「そ、そんなっ……………!」



龍可「あああぁぁーーーーーーー!!?」ヒュウウウウーーーー…


龍亞「うあああぁーーーーー!?」


ドサアッ



龍可「っ………う……ぅ……?……え…?」



コナミ「乗り心地はどうだ?」


あげは「うわああぁ………!な、ナイスキャッチ………!」





ブオォオオォーーーーーーーーーー!!



クロウ「っっっ……ぁぶねえ……………!?」



ジャック「し、心臓に悪い……」



龍亞「!うおおおおーーーー!ありがとうコナミーーー!」



アキ「…よ、良かった………本当に良かった……!」



遊星「…ふぅう………よし!急ぐぞアキ!」



ブオォオオォーーーーーーーーーー!!


アキ「ええ!」


ダンッダンッ!


ギャギャギャッ


クロウ「な、何とか全員到着か………?」



謎D「その様だ…」



コナミ「うおぉお……!ギリギリ体重軽い奴ばかりだからもう一人の子供くらいはいけるぜ……!」



龍可「う……ぅ……うわあぁああーーん………」ぐすっぐすっ ギュー



コナミ「おおぉ!?しがみつくな運転が乱れるっ……!」



Z-ONE「ス、スキドレだと??」
メタイオン「ファッ??」
ミチオン「\(^○^)/」
サンダイオン「まだ私がいr…落とし穴だと??」





コナミ「このまま俺たちも上陸だ!」



ギュウゥーーーーーーーーーン!!!



ナオミ「龍可ちゃん、あたしの胸で泣いていいわよ」



龍可「うぅぅえぇえん………」ぐすんぐすん



コナミ「おー、泣くな泣くな」



ナオミ「………………………くっ」



雪乃「……………ふふふふふ……コナミ…」



雪乃「………許してあげるわ……今回は」



あげは「むー………」



岬「ジャリンコ、そろそろ泣き止めって」



ギュウゥーーーーーーーーーン!!!






キキキィィッ!!



コナミ「……ふうう、着いたーー!」シュウゥウゥウ……



雪乃「や、やっと着いたわね……」スタッ



あげは「…来ちゃった……」スタッ



岬「うおおぉー!」スタッ



ナオミ「お姉様!」ギュー



アキ「もう…」


龍可「龍亞ーーーーー!!」



龍亞「良かったー!無事で良かったよ龍可ーーー!」ギュー



遊星「ふぅう…コナミ、ありがとう」



コナミ「いいって事よ」



クロウ「よし……………じゃあ行こうぜ!」



ジャック「遊星ギアを止めにな!」




ここまででー


http://blog-imgs-43.fc2.com/t/a/k/takaoadventure/gozu20101211.jpg
ビフレスト




ジャック「の、前にだ……お前は何者だ?」



謎D「分からない…私の肝心な記憶は失われている、私はここに、その答えを探しに来たんだ」



遊星「そうか…まあいい、よろしく頼む」



謎D「ああ」



クロウ「よし!アーククレイドルの中心地に行こうぜ!」



龍亞「おお!」



コナミ「しゃああー!」



遊星「そこにゾーンがいるはずだ!」



岬「高えぇ………」



雪乃「い、行くなら早く行きましょう……下が覗けるところには居たくないわ…」



ブオォオオォーーーーーーーーーー!!



………………………


グオォオォーーーーーン……



遊星「ここがアーククレイドル中心部か…」



クロウ「これは、モーメントエネルギーか…………?」



コナミ「そうみたいだな」





グオォオォォンン…



コナミ「ここからどうする…?」



龍亞「どっかから入れないかなー?」



龍可「ふぅう………落ち着いたかも……」



………………………


ゾーン「来ましたか…遊星、チーム5Ds+α」


シェリー「………」



ゾーン「では招待しましょう…我が城、アーククレイドル内部へ」



………………………



ナオミ「……………?」



グニュウゥーーーーン…


あげは「うわっ、床が抜けた!?」ズルッ



クロウ「うおおおーーー!?」ヒューーーー



遊星「くっ!?」ヒュウウウウーーーー




龍亞「うわああぁーーーーーーーー!?」



コナミ「大丈夫かみんな!」ヒューーーーン



雪乃「わ、私達だけ飛んでるわね…」



岬「やれやれ」



あげは「あ、危なかった……でも龍亞達が落ちていったよ!?」



ナオミ「お姉様ーーーーー!?コナミ、急いで追いかけるのよ!何かあったら許さないわ!」



コナミ「わかった!」キューーーーーーン!



クロウ「うわあぁあーーーーーー?!!」ヒュウゥウゥウーーーー



ジャック「ぬおおおおぉ!?」ヒュウゥウゥウーーーー


ヒュウゥウゥウーーーー……



…………………………





ヒューーーーーーーーン! ドシャアァッ!!



遊星「!!」ギャギャギャギャギャギャッ!!



謎D「っ」ガシャンッ!



遊星「ふう…………みんな無事か!?」



ジャック「ぬおおおぉ………手を離すな!」ぐぐぐぐぐぐぐぐ……



龍亞「龍可!しっかり掴まって……!」ぐぐぐぐ……



龍可「お、落ちる………」ブラーン…



ジャック「ぬおおおおおぉぉ!」ズルズルズル…!



龍可「ふうう………」スタッ



アキ「良かった……」



クロウ「全員無事か……」



ブイーーーーーーン………



コナミ「大変だったなお前ら!」ヒューーン






クロウ「お前のDホイールどうなってんだよ…」



アキ「五人を乗せて飛行可能なんて…信じられない」



ナオミ「無事で良かった………」



遊星「しかし………見事に分離してしまった…」



クロウ「俺とアキ、ジャックと龍亞龍可、遊星とグラサンで別れちまったな」



遊星「どうする……」



謎D「これを見てくれ、全員のDホイールに送信する」ピッピッピッ



謎D「アーククレイドルの内部をスキャンした、これによると、我々の前にある三つの入り口はそれぞれ一つずつ遊星ギアに繋がっている」



謎D「この遊星ギアをまず止めなければ、中心の太陽ギアをプラス回転にする事はできない」




謎D「そして時間が無い、急がなければネオドミノシティにアーククレイドルが激突してしまう」



遊星「ああ、みんな!聞いてくれ!ここから先はこの三組で進む、それぞれの遊星ギアを止めよう」



コナミ「俺たちはー?」ヒューーーン







遊星「コナミ達は……」



謎D「君達はあそこのゲートから行くといい、あそこからならば太陽ギアまで一直線に辿り着けるはずだ」ピッピッピッ



コナミ「あそこか……分かった!」



あげは「やっぱり行くの…」



遊星「みんな!俺は信じてる、必ず全員太陽ギアで会う事ができると!」



ジャック「…………ふ」ブウゥウゥウ……



龍亞「ジャック…」


ジャック「遊星の言った通り、ネオドミノシティが消滅するかどうかの瀬戸際なのだ、行くぞお前達!」



龍可「……うん!」



クロウ「遊星!」



クロウ「お前も気をつけろ!絶対に死ぬんじゃねえぞ!」



遊星「……ああ!頼んだぞみんな!」



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



ギューーーーーーーーーーン!!




…………………………


コナミ「…………さて、俺たちも行くか」



雪乃「遊星達が遊星ギアを止めるまで、太陽ギアの前で待ってる事になりそうね」



岬「おら、さっさと行こうぜ」



コナミ「よし………行きまーす!」ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



あげは「うう……」



…………………………………………………



ゾーン「あなたの言う通り……彼らはここに向かって来ますね…」



シェリー「彼らは私が止める………あなたの計画は成功させるわ…」スタスタ…




ゾーン「頼みましたよ…………」



…………………………



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!







クロウ「……見えてきたぞ!」



アキ「ええ…………あれが遊星ギア…!」



キキイイイッ!!



クロウ「…………」



アキ「大きいわね…………」



クロウ「………これを止めればいいんだな?」



シェリー「残念だけど、あなた達はここから先には進めないわ」スタスタ



ザッ


クロウ「!シェリー」



アキ「あなたが…」



シェリー「私はゾーン側についた……アーククレイドルの落下を決して止めさせはしない」カシャッ



アキ「そんな…………貴女はイリアステルを憎んでいたじゃない!」



クロウ「どういう心境の変化だ!」



シェリー「あなた達には関係ないわ」



シュッ! パシッ



シェリー「…………………」Z-ONE



クロウ「ミゾグチから渡してくれと頼まれたカードだ、そいつは親の形見なんだろ!?」



シェリー「……そうよ、全てはこのカードから始まったのよ……幸せな生活が壊されたあの日以来…人生の全てを敵討ちに捧げた…………しかし、今やその敵がいなくなってしまった…」



シェリー「この先私に何をしろと言うの!?」






クロウ「………」


アキ「………」



シェリー「ふふ、でも神はいたわ………ゾーンは私に生きる希望を与えてくれた」



クロウ「なに、どう言う事だ!」



シェリー「簡単な事よ、彼と私は取引をした…協力をする代わりに願いを一つ叶えてもらう」



クロウ「願い…?」



アキ「一体どんな願いを…?」



シェリー「さあ?………ふふふふ…



アキ「…………シェリー聞いて、こうしてる間にもアーククレイドルは落下している、貴女は自分一人の願いの為に大勢の人々を危険に晒していいと言うの!?」



シェリー「………なにを言われようと…私の思いは変わらない、このカードも私には必要ない」



クロウ「それは持っとけ!お前の大切なもののはずだ!」



シェリー「敵に塩を送るというの?このカードの強大さはあなたもわかっているはず、その力で敗北するのかもしれないのよ?」



クロウ「構わねえよ、ミゾグチとの約束だ」



シェリー「そう」シュシュシュシュッ






ズギュウウウゥゥーーーーーーーーン!!!


クロウ「………?」


アキ「これは…」



シェリー「遊星ギアの稼働装置と私のLPは直結している、私を倒さない限り、遊星ギアを止める事はできない!」



アキ「シェリー………」



クロウ「…………仕方ねえ!」カシャッ LP4000



シェリー「ふふふふふ………デュエル!」 LP4000



アキ「くっ……!」カシャッ LP4000



シェリー「先行は貰うわ、ドロー!」シュ 手札6



シェリー「私はフィールド魔法、エコール・ド・ゾーンを発動!」ガシャッ!



グニュウウゥウゥゥ……………!!!!



クロウ「!?これは………」



……………………………………………






ブウゥウゥーーーーーーーーーン!



コナミ「ひゃほー!」



岬「まだ着かないのか?」



雪乃「流石に遠いわね」



ナオミ「お姉様………信じています」



ブーーーーーーーン!!



コナミ「……………………ん?」



キュウゥーーーーーーン!!



岬「!前から何か来るぜ!?」



あげは「え………?」



ギュウゥーーーーーーーーーン!!!



ルチアーノ「ヒャッヒャハハハハハハーーーーー!!」ギャオォオウッ!



コナミ「なに!?あれは!」



雪乃「…あれは……ルチアーノ!?」







コナミ「何だてめええーーー!?アポリアになったんじゃねえのか!」



ルチアーノ「くらえぇーーー!」バシュウゥーン!



岬「!?ビームを発射して来たぞ!」



ナオミ「鬱陶しいわね…!」



コナミ「シールド展開」カチッ


ジャカカカカカカァンッ


ドシュウウウウゥーーーーーーン!!!



ルチアーノ「ちっ!」



雪乃「こんな機能まであったのね…」



グラアアァッ……



岬「うおおっ?!」グラッ ズル…



ザザザザザザザザザザザザッッ!!



あげは「うわっ!岬さんが振り落とされた……あのスピードで無事なの!?」



岬「ち…………」スクッ



コナミ「流石、身体は丈夫だな」






ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



雪乃「コナミ、ジャッカルさんを置いて行くの!?」



コナミ「なんとか戻って拾いたいが……!」



ルチアーノ「オラアァーーーー!」ギャオオォゥッ!



あげは「うわ!こっちに迫って来る!」



ルチアーノ「ここは遠さねぇぞオラぁーーーーーー!!!」



ナオミ「ちっ……!」



岬「おい!こいつは俺に任せとけ、先に進んじまえ!」



あげは「え、いいの…!?」



岬「テメェ待てやあー!」ブンッ



ルチアーノ「ぬぐっ!?うざってえぇ!」バシィッ



コナミ「…よし、分かった、頼んだぜ岬ーーーーーー!!」ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



ルチアーノ「あっ!」






ゴオォォーーーーーーーーーー!!



ルチアーノ「……………チッ、まあいいや、プラシド達も居るし」スタッ



岬「……………お前、WRGPで合体したやつだろ…元に戻ったのか?」



ルチアーノ「へ、あんたには関係ないね、ヒャヒャヒャヒャ」



岬「先に進ませろや」



ルチアーノ「僕の仕事はあんたを止めるだけでいいや、ヒヒャヒャ、進ませねえよバーカ!」



岬「テメェ…………」



ルチアーノ「とりあえず五体不満足になって貰うとするかな、デュエルだ!ヒャハハハハハハ」カシャンッ



ドキューーーーーーーーン!



岬「この空間は…………」



ルチアーノ「これで僕たちの命はデュエルと直結された!逃がしやしないんだよ!ヒャハハハハハハ!」



岬「ち…………逃がしやしないだ?ふざけやがってジャリガキが……」ガシャッ



岬「どっからでもかかって来いや!」





ここまででー





ギューーーーーーーーーーン!



コナミ「……………」


ナオミ「コナミ、ジャッカルさんを置いていっていいの?」



あげは「あの子…決勝戦で闘った敵でしょ?危険だよ」



コナミ「岬が先に行けって言ったなら大丈夫だ、女番長だからな」



雪乃「……それにしても、ルチアーノはアポリアへと合体し…アポリアは海に消えたはず…」



雪乃「なんで復活していたのかしら?」



コナミ「確かに………でも、あいつらはロボットだったからな、二号機とかかもな…」


雪乃「という事は………他の二人も?」


コナミ「来るかもな」



ブオォオオーーーーーーーーーー!!!



ナオミ「……」



あげは「…………………ん?」






ギュウオオォーーーーーー!!


プラシド「いたぞ、害虫どもだ」 ブオオオォーーーーーー



ホセ「ルチアーノは止められなかったのか……仕方ない、我々で止めるぞ」ダダダダダダダダッ



雪乃「ほら来たわ!」


コナミ「プラシドとホセか…………」


あげは「うわっ…あの爺さん走って来た!?」



ナオミ「新手ね…」



ギュウウーーーーーーーン!! キキイイイッ!


シュウゥウ………


コナミ「……………」


プラシド「………」


ホセ「……さて…」ザッ…ザッ…



ナオミ「来たわ………どうやら戦うしか無いわね」


対戦相手を決めるよ

プラシドの相手……>>332

ホセの相手……>>334

あげは 1
ナオミ 2
雪乃 3


プラシド>>336に変更ー

3

2




コナミ「そうだな……このまま通してはくれないだろうしな」


ナオミ「なら、あたしがさっさと片付けてあげる」スタッ



プラシド「ゾーンの為、お前達には死んでもらう」



ホセ「………」



コナミ「ナオミがやってくれるのか……後一人…」


ナオミ「あんな奴ら、二人同時で十分よ」


コナミ「そう言うなよ、あいつらはかなりやばい奴らだ、遊星でも手こずっていたからな」



雪乃「そうよ大庭さん、油断は禁物…私も手伝うわ」スタッ



あげは「う……ちょ、大丈夫……藤原さん…?」



雪乃「ふふ………私も何か手伝わないとね、大会中は応援しかできなかったし」



コナミ「死ぬなよ…?」



ナオミ「ふ……愛の力で吹き飛ばすわ」



雪乃「映画を撮るまでは私は死ねないわ、主演なんだもの」









プラシド「まずは貴様ら二人が相手か」


ホセ「プラシド、ゾーンの為、奴らを確実に排除するぞ…」



ナオミ「さあ、闇のデュエルでもなんでもかかって来なさい」



雪乃「落ち着いて大庭さん、片方は私が相手をするわ」



ナオミ「……………そう…藤原さん、お願いするわ」



ナオミ「そこのアンタ、アンタはあたしよ」



プラシド「ふっ………一般人風情が…身の程を知らんな」



ホセ「……という事は、お前は私か」ガシャッ



雪乃「……ええ、ここを通してもらうわよ」ガシャッ



ドギュウゥーーーーーーーーン!!



コナミ「でた、このリアルダメージ空間…」



あげは「みんな…………」



>プラシド「いたぞ、害虫どもだ」 ブオオオォーーーーーー

これもしも合体中だったら本当の姿でスタンディングやることになってたのかな



ナオミ「……こんなものに今更怯える女じゃ無いのよ」



雪乃「ふふ………久しぶりに興奮してきたわ」



キュウウウーーーーーン………


コナミ「……………」


あげは「……ボク達はどうするの……?」



コナミ「デュエルに熱中している隙になんとか進みたい…」



あげは「なるほど…………」



雪乃「…………」


ナオミ「……」


ホセ「………」



プラシド「……おいホセ、あと残り二人余っているぞ、どうするつもりだ?」



ホセ「問題は無い………我々の仲間もあと二人…」


ホセ「そろそろ来るはずだ…」


ブオオオォーーーーーーーーーー!



コナミ「………?滑走音が…」



あげは「ま、まだ何か来るの?」


キキイイイッ!


ホセ「来たか…」



?「アポリア…いや、今はホセだったな、待たせた」ザッ



雪乃「あれは…?」


あげは「お、大きいDホイールに乗って来たね…」


遊星「それって未来のDホイール?」
パラドックス「あ、はい」




コナミ「あいつら……くそ…いっぱいいるな」


ナオミ「また敵が増えたわ…」



プラシド「遅いぞパラドックス、貴様もさっさと闘え」



ホセ「太陽ギアに奴らを進めてはならぬのだ」



パラドックス「ああ、分かっているさ…ゾーンと未来の為だ」



コナミ「く…………やけに強そうだな」



あげは「うう…………」



プラシド「さあ!行くぞデュエルだ!」LP4000



ナオミ「!」ザッ LP4000



ホセ「我々も始めようか…」LP4000



雪乃「………」LP4000



パラドックス「む、成る程な…のこり二人、私の相手は君達という事か」ザッ



あげは「!」


コナミ「やっぱりそう来るか…!」





あげは「く…………こうしてる間にもアーククレイドルが地上に迫ってるのに……」



コナミ「ああ…12時間で落下すると遊星のメールに書いてあった………もたもたしてる時間は無い」



コナミ「もう遊星達は遊星ギアを止めて先に行ってるかもしれないしな…」



あげは「そうだよね………という事は…」



あげは「Dホイールに乗れるコナミを先に進ませなければならない……」


あげは「…………………うう…」


パラドックス「我々も早速始めようか、私の相手はどちらだ?」カシャッ



コナミ「ち…………どんな奴か分からないが、やるしか無い」



あげは「くうぅ…………よし!…コナミ、ぼ、ボクがやるよ」



コナミ「なに?マジでか?」



あげは「コナミは隙を突いて先に進んで……」ボソボソ



コナミ「……気をつけろよ、マジでヤバそうな感じがあいつからはするから…」



あげは「………ボクだってビビってばっかりられないから!」


コナミ「……………よし、分かった」



パラドックス「さあ、覚悟してもらうぞ!」ザッ


あげは「っ!」バッ






あげは(ううぅ………結局ボクが一番強そうな人と戦う事に……)



あげは「………ま、負けるもんか…!ネオドミノシティは絶対に滅ぼささせない…!」



パラドックス「お前達、罪深い、死んでもらう!」


パラドックス「デュエルだ!」LP4000



あげは「……………!」LP4000



……………………………………………



岬「俺の先行ー!」シュッ 手札6


魔法の筒


岬「…よし……どでかいの喰らわしてやる…」


岬「俺はカードを二枚セット、さらにガンナードラゴンを召喚!」バッ



《可変機獣 ガンナードラゴン/Fusilier Dragon, the Dual-Mode Beast》 †
効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2800/守2000
このカードは生け贄なしで通常召喚する事ができる。
その場合、このカードの元々の攻撃力・守備力は半分になる。



ルチアーノ「ひひ、いきなりレベル7を召喚するなんてね……でも知ってるよ、そいつは攻撃力守備力が半分になるんだぜ!」


ガンナードラゴン「グオオ」攻1400



岬「へ、ターン終了だ」手札3





ルチアーノ「僕のターン!」シュッ


岬「てめえらの手は割れてるんだよ、バカの一つ覚え、シンクロキラーの機皇帝だろうが!」



岬「だがそいつはシンクロを使わない俺には通じねえんだよ!」



ルチアーノ「バカはそっちだよ、いつまでも同じ戦略で行くと思ってんの?ヒャヒャヒャ」



岬「なに…?」


ルチアーノ「僕はフィールド魔法をセット!」ガショッ



岬「フィールド魔法をセットだぁ……」


ルチアーノ「ひひ、さらにもう一枚、フィールド魔法をセット!」ガショッ



ルチアーノ「ヒャヒャハハハ、上書き破壊されたフィールド魔法は歯車街!」バッ



岬「!?なに…………」


ルチアーノ「ひひ、こいつはね、破壊された時、デッキ、手札、墓地からアンティークギアを特殊召喚できるカードさ」



岬「めんどくせえもんを…」



ルチアーノ「ひゃははーーーー!現れろ、古代の機械巨竜!」バッ



《古代の機械巨竜/Ancient Gear Gadjiltron Dragon》 †
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手ライフに400ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、
相手ライフに600ポイントダメージを与える。


機械巨竜「グオォオアア!」攻3000


岬「!」


なおゲームでは自分の歯車街の発動にサイクロンをチェーン発動して歯車街を破壊する模様




岬「なんだと………いきなり攻撃力3000………!…」


ルチアーノ「さらに!フィールド魔法オープン、フューチャー・ヴィジョン!」ガシャッ



《フューチャー・ヴィジョン/Future Visions》 †
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分または相手がモンスターの召喚に成功した時、
そのモンスター1体を選択してゲームから除外する。
召喚したモンスターのコントローラーから見て次の自分のスタンバイフェイズ時、
この効果で除外したモンスターを表側攻撃表示でフィールド上に戻す。



グニャアァアアーーーンン……!


岬「うぐっ…………?このフィールドは何だ………歪んでやがる…」



ルチアーノ「こいつはね、召喚されたモンスターを次の自分のターンまで送り込むカードさ」



岬「ヤロオ………めんどくせぇ……」


ルチアーノ「ひひ……………そしてマインフィールドを召喚!」バッ


《マインフィールド/Minefieldriller》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1500/守1500
自分フィールド上に表側表示で存在する
このカードがフィールド上から離れた時、
自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。



マイン「ギューーーーーン!」



ルチアーノ「ここでフューチャー・ヴィジョンの効果、未来に消えろマインフィールド!」


グニュウゥン!



岬「へ……てめえのフィールドの被害を被ってやがる…」


ルチアーノ「バーカ、マインフィールドはフィールドを離れた時、墓地のフィールド魔法を手札に加えられるんだよ!」



ルチアーノ「歯車街を手札に………ヒャハハハハハハ!」シュバッ! 手札4



岬「………なにいいぃ…?……」




ここまででー

パラドックス



岬 LP4000 手札3 リバース2 ガンナードラゴン

ルチアーノ LP4000 手札4 古代の機械巨竜 フューチャー・ヴィジョン

乙です



……………………………………………



アキ「ブラックローズドラゴンの効果発動!フィールドの全てのカードを破壊する」バッ



ブラックローズ「キュアアァァーーー!」ゴオォオオオォォーーーーーーー!!



ドゴオォオーーーーーーーーーーーンッ



シェリー「う………」



シュウゥウゥウゥ………………ン



クロウ「エコール・ド・ゾーンが破壊された………この奇妙な空間も終わりか」



アキ「…………あ!クロウ!」



クロウ「おおアキ、よく破壊してくれた」



シェリー「…………………」



クロウ「シェリー……危うく同士討ちするところだったぜ」



クロウ「最初俺たちは二人のお前を相手に別々のデュエルをしているように錯覚してた、だがそれは嘘だった」



アキ「私達は別々のデュエルをしているように思いながら、実際はシェリー、貴女を含めた三人でバトルロイヤルルールで闘っていたのよ、エコールドゾーンのせいで」



クロウ「汚ねえ事をしてくれるぜ、卑怯な手を使ってくれたじゃねーか!」






シェリー「………ふ、よくそこまで見抜けたわね」



クロウ「アキなら絶対にわかってくれると信じてたぜ」



アキ「遊星に大会前に、チーム全員のデッキ内容を把握するように言われたおかげね、私達はお互いのトラップやモンスターの能力を全て把握したわ」



クロウ「声が聞こえなくても、姿が見えなくても、遊星が教えてくれた5Dsの絆は断ち切る事はできねーぜ!」



シェリー「……ふふふふふふ、しかし、今の全破壊で私のリバースカードも墓地に送られたわ」



クロウ「なに……?」



シェリー「そのカードは………」スッ


Z-ONE



クロウ「げ、Z-ONE………!」



シェリー「このカードは破壊された時、効果が発動する」



シェリー「お父様が残したこのカードの力で、貴女達を葬り去ってあげるわ」


キューーーーーーーーン!


アキ「っ…待ってシェリー、何が貴女をここまで………」



シェリー「私は大切な家族を取り戻したいだけよ」



クロウ「家族…?」



シェリー「デッキからフィールド魔法を一枚除外し、Z-ONEをそのカードと同じ効果にし発動する!」



シェリー「私は魂縛門を除外!」シュバッ


キューーーーーーーーーン!!





シェリー「この効果で発動したZ-ONEは破壊する事はできない!」ガシャッ


ズズズズズズズズズズズズズズズズ………!!!



クロウ「うおおぉお……?」


魂縛門「クオオオォオォオォォォォ……!」ガシイッ



シェリー「っ…」ブラーン



アキ「ええ!?シェリーがフィールド魔法に頭を鷲掴みに……」



ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!



クロウ「行き先を塞がれた……」



シェリー「………ふふふふふふ、これが魂縛門、私達の命をかけても…お前達をこの門から一歩も先へは進ませはしない!」



アキ「シェリー!………」



…………………………………………………………


クロウ「破壊できないだとぉ!!」ハリケーンチラミ
アキ「厄介ね」ブラッカウガーデンチラミ

バウンスからのポリノシスより有情やで、工藤!




ルチアーノ「さあバトルフェイズ!ガジェルドラゴンでガンナードラゴンを攻撃!」バッ


ガジェルドラゴン「ギャアアア!」攻3000



ガンナードラゴン「!」攻1400



岬「なら、トラップ発動だコラ!」カチッ



ルチアーノ「こいつの攻撃時、トラップ魔法を発動する事はできない!ヒャハハハハハハ!」



岬「っ!」


ドゴーーーーーーーーーン!


岬「!?ぐはあぁぁっ………」LP4000→2400

ザザザザッ…


ルチアーノ「カードを一枚セットしてターン終了!ヒャハハハ」バシッ 手札3



岬「チッ…………この程度…俺のターン」シュッ 手札4



岬「フューチャーヴィジョンがある限り召喚は封じられちまう……」



岬「トラップ発動、砂塵の大竜巻!」カチッ


《砂塵の大竜巻/Dust Tornado》 †
通常罠
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
その後、自分の手札から魔法・罠カード1枚をセットできる。



クロウ「アキのおかげだ!」
アキ「遊星のおかげよ!」
クロウ「」



ギュオォオオオォン!


岬「フューチャーヴィジョン破壊!」


バリーーーーーン!


ルチアーノ「うわっ…ちっ」


岬「これでマインフィールドも帰って来れない、ならず者傭兵部隊を召喚!」バッ


《ならず者傭兵部隊/Exiled Force》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードをリリースして発動できる。
フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。


傭兵部隊「しゃあぁーーーーー!」



岬「こいつをリリースする事で、ガジェルドラゴンを破壊する!」



ガジェルドラゴン「キャウオオオォ!!?」ゴシャアァアン…


岬「しやあぁーーー!見たかってんだ!カードを2枚セットしてターン終了!」バッ 手札0


ルチアーノ「一回倒したくらいで終わりじゃないんだよ…ひひ」


ルチアーノ「ドロー!」シュッ 手札4


ルチアーノ「僕は手札から惑星探査車を召喚!」バッ


《惑星探査車/Planet Pathfinder》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1000/守1000
このカードをリリースして発動できる。
デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。






ルチアーノ「こいつをリリースして、効果発動!デッキからフィールド魔法を手札に加える、ヒャヒャヒャ!」シュッ



ルチアーノ「歯車街を手札に加え、さらに魔法カード、テラ・フォーミングを発動!」バッ


《テラ・フォーミング/Terraforming》 †
通常魔法
デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。



岬「この野郎……徹底的にフィールド魔法をサーチする気か…」


ルチアーノ「僕は機皇城を手札に!」シュバッ



ルチアーノ「ヒャハハハハハハ、フィールド魔法をセーット!」ガショッ



ルチアーノ「さらにもう一枚、これで歯車街は上書き破壊された、効果発動!」


《歯車街/Geartown》 †
フィールド魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを召喚する場合に
必要なリリースを1体少なくする事ができる。
このカードが破壊され墓地へ送られた時、自分の手札・デッキ・墓地から
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚できる。


ルチアーノ「デッキからガジェルドラゴンを特殊召喚!」バッ


《古代の機械巨竜/Ancient Gear Gadjiltron Dragon》 †
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手ライフに400ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、
相手ライフに600ポイントダメージを与える。


ガジェルドラゴン「キュアァアァ!」


岬「またか!汚ねえ事をしやがって……!」



ルチアーノ「さらにもう一枚、フィールド魔法をセットーーー!」ガショッ





ルチアーノ「当然上書き破壊されたのは歯車街!ヒャハハハハハハ」


ルチアーノ「デッキからもう一体のガジェルドラゴンを召喚!」バッ

《古代の機械巨竜/Ancient Gear Gadjiltron Dragon》 †
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
このカードの召喚のためにリリースしたモンスターによって以下の効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手ライフに400ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した場合、
相手ライフに600ポイントダメージを与える。


ガジェルドラゴン「ブアァアァ!!」攻3000


岬「二体目……高攻撃力は俺のお株だってのに……」


ルチアーノ「リバースカードオープン、リビングデッドの呼び声」カチッ


《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠
自分の墓地のモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


ルチアーノ「墓地のモンスターを特殊召喚する、最後のガジェルドラゴンも復活だ、ヒヒヒヒャハハハハハ!」


岬「三体目だと………トラップ発動、リビングデッドの呼び声!」カチッ



ルチアーノ「あれ、そっちもか、まあいいや、ヒヒ」


岬「今のうちに使っておかねえとタイミングを失うからな…」






岬「おれは墓地のガンナードラゴンを蘇生する!」


ガンナードラゴン「キュウオオォ!」攻2800


ルチアーノ「僕は当然ガジェルドラゴンを蘇生させるよ!」


ガジェルドラゴン「グアァアッ!!」攻3000


岬「くそっ…………!」


ルチアーノ「フィールド魔法をオープン、機皇城!」ガシャッ



《機皇城/Meklord Fortress》 †
フィールド魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇帝」と名のついたモンスターは、
シンクロモンスターの効果の対象にならない。
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「機皇帝」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。


ルチアーノ「んな2800のザコが出てこようと無駄だよ、3000が三体もいるんだ、ヒャハハハハハハ!」


岬「………」(相変わらずリバースカード、魔法の筒は使えねえのか……)



ルチアーノ「ぶっ殺してやる、バトルフェイズだあぁーーー!」


岬「仕方ねえぇ!リバースカード発動!」カチッ


《禁じられた聖杯/Forbidden Chalice》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
400ポイントアップし、効果は無効化される。


岬「ガンナードラゴンの攻撃力を400アップさせる……!」


ガンナードラゴン攻2800→3200






ルチアーノ「あらら、攻撃力足らなくなっちゃったか、ヒヒ、まあこのターンだけね」


ルチアーノ「次のターンには2800に戻ってるし、このターンは見逃してあげるよ、ターン終了」手札1


岬「く…………エンドフェイズに攻撃力は戻る……」


ガンナードラゴン攻3200→2800


岬「俺のターン!」シュッ 手札1


ルチアーノ「気づけば手札1枚?笑っちゃうねヒャハハハハハハ!」



岬「………………へ、だがこのカードを使うぜ!」バッ


《愚鈍の斧/Axe of Fools》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、効果は無効化される。
また、自分のスタンバイフェイズ毎に、
装備モンスターのコントローラーに500ポイントダメージを与える。


岬「こいつをガンナードラゴンに装備させ、攻撃力を1000Pアップさせる」


ガンナードラゴン攻2800→3800


ルチアーノ「なに…………」


岬「攻撃だガンナードラゴン!」



ガンナー「キャアアァ!」


ガジェルドラゴン「グウオォッ!!」攻3000 ズバアァア!


ルチアーノ「くっ………」LP4000→3200


岬「ターン終了だ…」手札0






ルチアーノ「僕のターン」シュッ 手札2


岬「今度はお前がピンチだな、一体ずつぶっ潰していってやる」



ルチアーノ「ヒヒ、カードを1枚セットして、さらに手札からフィールド魔法をセット」バッ 手札0


ルチアーノ「自壊するのは機皇城、こいつも破壊された時に効果が発動してね…ひひ、手札に機皇帝スキエル∞を手札に加えるよ」シュッ 手札1


岬(機皇帝だと………おかしい?いまあいつが見せたカード……既に合体してた……)



ルチアーノ「ターン終了」



岬「まあいい!」シュッ 手札1



岬「ここで愚鈍の斧のデメリット効果…500のダメージを俺は受ける…」LP2400→1900



岬「だが、ぶっ潰せガンナードラゴン!」


ルチアーノ「甘いんだよ、魔法発動!」カチッ



《リミッター解除/Limiter Removal》 †
速攻魔法
このカード発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する
全ての機械族モンスターは、ターン終了時まで攻撃力が倍になる。
このターンのエンドフェイズ時、
この効果を受けたモンスターを全て破壊する。


岬「がっ!?何ぃ…」


ガジェルドラゴン攻3000→6000


ルチアーノ「返り討ちにしてやるぜバーカ!これでゲームオーバーだ!ヒャハハハ!」




岬「くそがあぁあ!手札から速攻魔法を発動!リミッター解除だ!」バシッ



ガンナー攻3800→7600


ルチアーノ「同じカードを……!」



岬「ぶっ潰せえぇーーーー!」


ドバアァアーーーーーーン!



ルチアーノ「っくうぅ……!」LP3200→1600

ゴアアアアッ!


岬「ハア………ハア、危ねえ…」LP1900


ルチアーノ「………ひひ、だけどね、これで僕の勝ちだ!」


ルチアーノ「ヒャハハハハハハハッ!」


岬「なんだと……バカ言ってんじゃねえよ」



ルチアーノ「なぜなら君の手札は0、さらにそのガンナードラゴンはエンドフェイズにリミッター解除の効果により破壊される!」



岬「それはてめえの残った一体のガジェルドラゴンも同じだろうが、フィールドは空になる!次のターンでお前がモンスターを引けなきゃデュエルはまだわかんねえだろ!」」


ルチアーノ「ヒヒ…………君と違って僕には手札があるんだよ」手札1


岬「俺をビビらせようったてそうはいかねえんだ、そいつは機皇帝だろ、パーツが無ければ攻撃力0の雑魚だ」



ルチアーノ「そう思うのならターン終了しなよ」



岬「ああいってやるぁ!ターン終了だ!」 手札0





ルチアーノ「ここでリミッター解除の効果、ガンナードラゴンとガジェルドラゴンはともにドカーンだ!」


岬「あぁ!」


ガジェルドラゴン「グアアァァ!?」ドーーーン!


ガンナードラゴン「ガアアアァーー!?」ドーーーン!


シュウゥウゥウ………


岬「………………さあ、引いてみろよモンスターを!」


ルチアーノ「その必要ないね、僕は手札の機皇帝スキエル∞の効果発動!」バッ


ギュウォーーーーン!



岬「なに……?」


ルチアーノ「こいつは自分のモンスターが効果で破壊された時に特殊召喚できるんだ!」バッ


《機皇帝スキエル∞/Meklord Emperor Skiel》 †
効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
また、このカードに装備されたモンスター1体を墓地へ送る事で、
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。



スキエル「!!」攻2200



岬「……!!やっぱり既に合体してやがる…どういう事だコラ!」


ルチアーノ「ヒヒヒヒ、機皇帝にはタイプが二つあるのさ!コアが破壊された時に召喚するパーツタイプと、既に合体しているタイプがね!」


岬「ヤロオォ………!」


ルチアーノ「僕のターン!」シュッ 手札1







ルチアーノ「………残念だけどモンスターは引けなかったよ、ヒヒ、でももう関係ないね」


ルチアーノ「リバースフィールド魔法を発動、ネクロバレー」カチッ


《王家の眠る谷-ネクロバレー/Necrovalley》 †
フィールド魔法
フィールド上の「墓守の」と名のついたモンスターの
攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
また、墓地のカードに効果が及ぶ
魔法・罠・効果モンスターの効果は無効化され、
お互いに墓地のカードをゲームから除外できない。


ルチアーノ「ダメ押しだ、これでモンスターを蘇生する事もできない、一応使っておくよ」


岬「……」


ルチアーノ「ヒャハハハハハッハハハ!これでとどめだ、バトルフェイズ!」



ルチアーノ「スキエル、あいつにダイレクトアタック!潰せえぇーーーー!」



スキエル「ギャオゥン!」攻2200


ドギュウゥーーーーン!!


ルチアーノ「ぶっとべええぇーーーー!!」



岬「馬鹿野郎が!リバースカードを忘れやがったな!」


ルチアーノ「あぁ?そいつは張り子の虎…」


岬「ガジェルドラゴンの効果で使えなかっただけだヴォケ、トラップ発動」カチッ


《魔法の筒/Magic Cylinder》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
攻撃モンスター1体の攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。


ルチアーノ「!?なんだとおぉーーーー!」



????「くくく…奴は三皇帝の中でも一番の下っ端…」



ルチアーノ「そいつは攻撃を跳ね返すトラップカード…!」


岬「そうだよ!スキエルの攻撃力220を喰らうのは、てめえだ!」



ブウウウゥゥウゥーー………ンン……


ルチアーノ「く……くそっ……!クズのくせに……」


岬「受け取れ」


ドギュウゥーーーーン!!


ルチアーノ「ぐうぁああっーー…………ーー!」LP1600→0 ズゴアァアァーーーーン!


ドゴアアアァッ…!


岬「…………っ!しゃあぁ!」ガッツ



ルチアーノ「ぐ………………っ…く…そ…」ガシャアァッ


シュウゥウゥゥ……


ルチアーノ「……………ぞ…ゾー……ン……」ガクッ


ルチアーノ「…………」


岬「……………………負けたら死ぬってのは本当だったのか、こいつは………ロボットみたいだが…」



岬「……多分こいつ以外のニューワールドの連中も来てるか……あいつら大丈夫か……」


岬「……急いで向かわねえと」ダッ!



ここまででー

魂縛門

遊戯王OCGで「神」と名のつくモンスターは扱いがひどいって相場が決まってるんだよな…ヲーも*もなぜああなった

>>429
メタイオン「ほう」




アキ「ブラックフェザードラゴンの攻撃力は、シンクロストリームによって5200!」



クロウ「これでおまえのフルールドソルシエールを上回ったぜ!」



シェリー「馬鹿な…」



クロウ「けれで目を覚ましてくれシェリー!ブラックフェザードラゴンで攻撃!ノーブルストリーム!」バッ



ブラックフェザードラゴン「ブオォオオォォ!!」ぎゅおーーーーん!


シェリー「!!………」


ゴオォアァーーン!


シェリー「うぁあぁ………!」LP0 ピーー!



シュウゥウゥゥ……


アキ「倒した………!」


ギュウウウウ…………ン……



………………………………


ゾーン「シェリー………」


………



クロウ「ギアが止まったぜ……」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!ガシャアアアァンン……!


アキ「魂縛門が崩れる……!」



シェリー「……」ガクッ



クロウ「!シェリー!」




ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!



………………………………


ブオォオオォォーーーーーーン


ジャック「今の衝撃………遊星ギアが止まったのか」



龍亞「よーし!今度は俺たちの番だ!」


………………………………


遊星「クロウ……アキ……やったな……!」



謎D「遊星!私達も急ごう」


遊星「ああ!」


ギューーーーーーン!!


………………………………


シェリー「……………」



シェリー「……………お父様…………」



シェリー「そう………お父様は強く生きろと……Z-ONEを私に……」グスッ



シェリー「なのに私ったら……うぅ…………ごめんなさい………」



シェリー「ごめんなさいお父様………………!」ボロボロ…



クロウ「く………?何なんだ……」ムクッ






クロウ「魂縛門に押しつぶされて……良く無事だったな俺たち……あ」



ブラックローズ「…………」ガラガラ…


クロウ「ブラックローズドラゴンが俺たちを守ってくれたのか……」


アキ「く…………二人を守りたいと願ったら、ブラックローズが助けてくれたの…」



シェリー「…………………」



シュウゥゥウ…………



クロウ「傷が治っていく………サイコパワーか……?」


シェリー「あ……………」パァアァァ……



アキ「……」パァアァァ……



クロウ「あったけえ……本当のサイコパワーってのは人を癒す力なのかもしれねえな…」パァアァァ……



アキ「人を癒す力………」



シュウウゥゥウゥンン………


シェリー「……私は今まで…なんて事を……」


クロウ「…なあシェリー、今からでも遅くねえ、一緒に未来を変えようぜ」



シェリー「未来を………」


クロウ「ああ、街を、遊星を救うんだ」スッ



シェリー「クロウ……………アキ………」



アキ「一緒に行きましょうシェリー」


シェリー「………」



シェリー「そうね…私も行くわ」ガシッ


クロウ「よし、太陽ギアで遊星達が待ってる」



………………………………


ブオォオオォォーーーーーー!!


龍亞「もう後戻りできないんだな……」



ジャック「今更怖気づいたか?……」



龍亞「だ、大丈夫……!俺より遊星の方が怖いだろうし……俺がビビってられないよ!」


ジャック「その通りだ!」ブオォオオォォーーーーーー!!

ギューーーーーーーーーーーーーン!



龍可「あ、出口よ」



ジャック「着いたか…!」


ギューーーーーーン!! キキイィィッ!!



ジャック「広いな…」スタスタ


龍亞「なんだこの歯車………」



龍可「まさか…………これが遊星ギア?」



ウィーーン


アポリア「その通りだ」スタスタ



龍亞「!?お前は」



ジャック「アポリア………!」



アポリア「お前達の足元にあるのが遊星ギア、しかしそれを止める事はできない」



アポリア「私がここにいる限り」


ジャック「なに………」



バシュッバシュッバシュッ!



ギューーーーーーン!!





龍亞「うわ!?なになに、機械が飛んで来た!」



龍可「こっちに来る…」


ガシャッ ガシャッ ガシャッ!



ジャック「ぬぐ………胸に……」


龍可「胸に機械が………」



龍亞「は、外れない……!?」グイグイ



パカッ


ガション!


龍可「!?足枷が……」ギチギチ…



ジャック「ぬおぉ………!?」グイッ



龍亞「な、なんだよこれ…………!」



アポリア「…………」



ジャック「く……これはどういう事だ!今すぐ………ぅぐ!?」ザクッ



龍亞「っぐ…機械から針が………?」ザクッ


龍可「あっ……痛い……!?」ザクッ



ジャック「貴様………………!」






アポリア「これでお前達は逃げられない、外そうとすれば針が心臓を刺し貫く」



ジャック「なにぃ!」



アポリア「私と遊星ギアは一体化している、止めたければデュエルで私を倒すしか無い」



龍亞「何だって!」


龍可「そんな…………」



ジャック「く、上等だ!このジャックアトラスが貴様を倒してやる!」



アポリア「……………」



龍可「私達も……!」ガシャッ



龍亞「俺も戦いたいけど……俺はシグナーじゃないし……」ガシャッ



龍亞「あ!俺のデュエルディスクも動く、よーし!やるぞーーー!」



ジャック「その意気だ龍亞!これはチーム5Dsの戦いだ!」



龍亞「うん……!燃えて来た!龍可、俺やるよ!」



龍可「う、うん………頑張ろう…!」



龍亞「龍可は俺が絶対に守るからね!」


ジャック「ふ…」



アポリア「覚悟は決まったか…」



ジャック「当然だ!ここは通してもらうぞ!」






アポリア「デュエルは変則タッグルールで行う、各々のLPは4000」



ジャック「お前も4000?」



アポリア「そう、そして私のターンはお前三人の後に回って来る、条件は圧倒的に私が不利………ただし先行は私がもらう」




ジャック「いいだろう!」



ジャック「龍可、龍亞、いくぞ!」バッ



龍亞「おーーーーう!」



アポリア「………」ガションッ ヴゥウーーーーーーーーーン…



アポリア「いくぞ…………デュエル!」LP4000



ジャック「デュエル!」



アポリア「……私のターン!」シュッ


アポリア「フィールド魔法、機動要塞フォルテシモを発動!」バッ



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!


アポリア「ウオオォーーーーーー!」


ウィーーーーーン!



ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!



ガショーーーーン!ガショーーーーン!


アポリア「………」ウォーーーーン……


龍亞「が、合体した…………」


アポリア「これで私達はデュエルそのものと一体化した、お前達のLPはこれより生命とリンクする……LPが尽きた時、お前達の命も同様に0となる」


龍可「ええ!?そんな…」


龍亞「死んじゃうって事…!?」




ジャック「ふざけるなあぁ!貴様などに俺たちの命を弄ばれてたまるかあ!」



アポリア「弄びなどしない……これは純然たるデュエル………」


アポリア「だからお前達が勝てば、胸の装置は外れ、遊星ギアも止まる」



アポリア「この戦いに感情などいらない…勝つか負けるか…生か死か……感情を持たないマシーンとなって戦う」



ジャック「く……………」



アポリア「先に進ませはしない!お前達のLPを0にする!」



龍亞「!」



………………………………



ナオミ「あたしのターン!」シュッ 手札6


ナオミ「モンスターを守備表示でセット」バシッ



ナオミ「カードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札4


プラシド「凡庸な一ターン目だ………俺のターン!」シュッ



プラシド「雑魚め…………俺が瞬殺してくれる……」




プラシド「おれはフィールド魔法、パワーゾーンを発動する!」ガシャッ



パワー・ゾーン
フィールド魔法
フィールド上に存在するモンスターが戦闘によって破壊された場合、
その時のモンスターのコントローラーに破壊されたモンスターの元々の攻撃力分のダメージを与える。



ズウォオォォオオーーーーーーン…………


ゴアァッ


ナオミ「っく………?なにこのフィールドは………身体が重い………」ズン……



ブランド「このフィールドがある限り、モンスターが戦闘で破壊された時…その時のコントローラーに攻撃力分のダメージを与える」



ナオミ「く……………」



プラシド「このフィールドでのデュエルは長引かない、俺好みのフィールドだ」



プラシド「お互いの命を削り、ダメージを倍速させる……フハハハハ!」



ナオミ「………………」



……………


ホセ「私のターン、ドロー」シュッ 手札6



ホセ「マシンナーズギアフレームを召喚」バッ




《マシンナーズ・ギアフレーム/Machina Gearframe》 †
ユニオンモンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 0
このカードが召喚に成功した時、
自分のデッキから「マシンナーズ・ギアフレーム」以外の
「マシンナーズ」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の機械族モンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)


ギアフレーム「ガショーン」攻1800


雪乃「マシンナーズモンスター……」



ホセ「このモンスター召喚時、デッキからマシンナーズモンスターを手札に加える事ができる…私はマシンナーズカノンを手札へ」シュバッ





ホセ「そして手札のカノンを墓地に送り、マシンナーズフォートレスを特殊召喚する」バッ! 手札4



《マシンナーズ・フォートレス/Machina Fortress》 †
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2500/守1600
このカードは手札の機械族モンスターを
レベルの合計が8以上になるように捨てて、
手札または墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
相手の効果モンスターの効果の対象になった時、
相手の手札を確認して1枚捨てる。


フォートレス「グオォーーーン!」ガショーン! 攻2500


雪乃「2500のモンスターを……」


ホセ「レベルを8以上になるように手札から機械族を捨てる事でこのモンスターは特殊召喚できる、マシンナーズカノンはレベル8」


ホセ「そしてマシンナーズギアフレームをフォートレスに装備!」バッ!



ガショーーーーーン!!


フォートレス「!」


雪乃「ユニオンモンスターだったのね…」



ホセ「カードを一枚セットしてターン終了だ」バッ 手札3



雪乃「く…………」ザッ






ナオミ LP4000 リバース1 セットモンスター1 手札4

プラシドLP4000 パワーゾーン 手札5



雪乃 手札5 LP4000

ホセLP4000 リバース1 マシンナーズフォートレス(ギアフレーム装備) 手札3





アポリア「トラップ発動、レベルカノン」カチッ


《レベル・カノン》
永続罠
モンスターを召喚・特殊召喚・反転召喚したプレイヤーは
そのモンスターのレベル×200ポイントのダメージを受ける。


アポリア「モンスターを召喚したプレイヤーは、レベル×200のダメージを受ける」



龍亞「えっ!?」



アポリア「ステープランのレベルは4、800のダメージを受ける」


ウィィーーーーーン……


ドシュウッドシュウッ!


龍亞「!っうあぁーーー!」LP4000→3200 ドカーーーーーンドカーーーーーン!


ジャック「龍亞!」


龍可「龍亞ーーーーー!、この衝撃は…」


アポリア「……言ったはずだ、LPと命はリンクしている、甘い考えは捨ててかかって来い」



龍亞、うぐ…………………」



ジャック「貴様…………!ふざけるのもいい加減にしろ、貴様など俺一人で十分だ!龍亞と龍可を解放しろ!」



アポリア「…………………」


ジャック「返事をせんかああぁぁ!」



龍亞「だ、大丈夫だよ!」ザッ




龍亞「たった800のダメージだし、まだまだこれからさ!」



龍可「龍亞……」



龍亞(でも……こんな衝撃を龍可が受けたら…俺が守らないと)



龍亞「カードを3枚セットしてターン終了!」バッ


………………………………


ズズウウウゥゥンン…………!



コナミ「!すごい衝撃が…」


あげは「他の場所でもデュエルが…」



パラドックス「……アポリアか……」


コナミ「雪乃達もやばいか………」



ナオミ「………………」


プラシド「フハハハハ………今更逃げられはしないぞ」


ナオミ「さっさと進めなさい!」



雪乃「………………」






プラシド「ならば行くぞ!俺はトーチゴーレム貴様のフィールドに守備で特殊召喚!」バッ


《トーチ・ゴーレム/Grinder Golem》 †
効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守 300
このカードは通常召喚できない。
このカードを手札から出す場合、自分フィールド上に「トーチトークン」
(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を2体攻撃表示で特殊召喚し、
相手フィールド上にこのカードを特殊召喚しなければならない。
このカードを特殊召喚する場合、このターン通常召喚はできない。


トーチゴーレム「…………」守300


ナオミ「な………あたしのフィールドにモンスターを…」


プラシド「こいつは俺のフィールドにトーチトークンを二体特殊召喚する事で相手フィールドに特殊召喚できる」


トーチトークン「…」攻0

トーチトークン「…」攻0


コナミ「相手フィールドに召喚するモンスターか…」



プラシド「さらに、手札から、シュヴァルツシルトを特殊召喚!」バッ


《限界竜シュヴァルツシルトSchwarzschild Limit Dragon》 †
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2000/守 0
相手フィールド上に攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。


シュヴァルツシルト「キュオォオ!」攻2000



ナオミ「!」


プラシド「トーチゴーレムを召喚したターン、通常召喚はできないが、こいつは相手フィールドに2000以上の攻撃力を持つモンスターが存在している時、特殊召喚できる」


コナミ「………ああ!トーチゴーレム攻撃力3000もありやがる!」



あげは「これは……恐ろしいコンボだよ…」





ナオミ「まさか……パワーゾーンの効果を」



プラシド「ハハハハハ!シュヴァルツシルトでバトルを仕掛ける!対象は、トーチゴーレム!」



シュヴァルツ「ブオォオォ!!」ドーーーーーーーン! 攻2000



トーチ「!!?」守300 ゴシャアアッ!!


ナオミ「く…………」


コナミ「守備表示のトーチゴーレムがやられたが…ダメージは無いはず」



プラシド「パワーゾーンの効果発動!貴様がコントロールしていた攻撃力3000のトーチゴーレムが破壊された事により、貴様は3000のダメージを受ける!」


ズズウウウゥゥンン!!!



ナオミ「っ!?………うぐぁあ……!」LP4000→1000 ゴシャアァン!


コナミ「一気に3000のダメージを喰らった!うわああ!」



あげは「この為のパワーゾーン……」



プラシド「虫ケラらしく、潰されてしまえ!カードを2枚セットしてターン終了!」バッ 手札1


ナオミ「っ………この程度……」


ホセ「お前の仲間はそろそろ死ぬようだな………」


雪乃「大庭さんなら……大丈夫よ」


雪乃「……私のターン!」シュッ 手札6





雪乃「手札のヴィジョンリチュアを墓地に送り、効果発動」シュッ



《ヴィジョン・リチュア/Gishki Vision》 †
効果モンスター
星2/水属性/海竜族/攻 700/守 500
水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、
このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用できる。
また、手札からこのカードを捨てて発動できる。
デッキから「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を手札に加える。


雪乃「デッキからイビリチュア・ジールギガスを手札に加える」ザッ



ホセ「なに………お前のデッキは確か………」


あげは「あれ、デミスのデッキじゃないの…?」


コナミ「変えたのか……あれはイェーガーからもらったやつだな」


雪乃「ふふ……そして儀式魔法、リチュアの儀水鏡を発動!」カッ



《リチュアの儀水鏡/Gishki Aquamirror》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分の手札・フィールド上から、儀式召喚するモンスターと
同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
また、自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードをデッキに戻す事で、
自分の墓地の「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。


ホセ「新たな儀式魔法か………」


雪乃「手札のこのジールギガスのレベルは10、通常なら10以上になるようにリリースが必要、でもこのシャドウリチュアは一体でリリースを満たす事ができる」サッ


ホセ「レベル10を一体だと………」


《シャドウ・リチュア/Gishki Shadow》 †
効果モンスター
星4/水属性/海竜族/攻1200/守1000
水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、
このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用できる。
また、手札からこのカードを捨てて発動できる。
デッキから「リチュア」と名のついた儀式魔法カード1枚を手札に加える。


雪乃「ふふふ………儀式召喚!」バッ 手札3





《イビリチュア・ジールギガス/Gishki Zielgigas》 †
儀式・効果モンスター
星10/水属性/水族/攻3200/守 0
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
1ターンに1度、1000ライフポイントを払って発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、お互いに確認する。
確認したカードが「リチュア」と名のついたモンスターだった場合、
フィールド上のカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。


ジールギガス「クオオオオォ!!」攻3200



コナミ「攻撃力3200!来たあァーーー!」



ホセ「ぬう………」



雪乃「さらに、私はリチュアチェインを通常召喚!」バッ



《リチュア・チェイン/Gishki Chain》 †
効果モンスター
星4/水属性/海竜族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、デッキの上からカードを3枚確認する。
確認したカードの中に儀式モンスターまたは儀式魔法カードがあった場合、
その1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。
その後、確認したカードを好きな順番でデッキの上に戻す。


チェイン「クオオオ…」攻1800


雪乃「このモンスターの召喚時、デッキから三枚めくるわ」シュッ


雪乃「この中に儀式魔法か、儀式モンスターがあった場合、手札に加える事ができる………ふふ」チラッ


雪乃「手札にリチュアに伝わりし禁断の秘術を加えて………残りの順番を好きなようにデッキに戻す」サッ






ホセ「…………儀式魔法が再び手札に」


雪乃「ここでジールギガスの効果を使うわ、LPを1000払い…!」LP4000→3000


雪乃「一枚ドローし、それがリチュアモンスターだった場合、フィールドのカード一枚をデッキに戻す事ができる…ふふふ」


ホセ「なんと…!……リチュアチェインは儀式魔法を手札に加えるのと…デッキを操作…二つの意味を」


コナミ「て事は………!あのデッキトップは」



あげは「確実にリチュアモンスター!」


シュッ


雪乃「………ふふふふ………リチュアアビス」チラッ 手札4


ジールギガス「!!」バシュウゥーーーーー!!


雪乃「効果成立、貴方のマシンナーズフォートレスをデッキに戻すわ!」バッ



コナミ「しゃああぁーーーー!」


ホセ「く………このカードを対象に取らない為フォートレスの効果が発動しない……破壊ではないのでユニオンの身代わりもできん……!」


ホセ「こんな針の穴を通すような方法を……!」


シュパーーーン!


あげは「やった、フォートレスがデッキに戻っていった……!」



雪乃「これで総攻撃すれば4000を超える……」


コナミ「流石ワンターンキル女王」





雪乃「さて…………」


ホセ「ぬう………………」


雪乃「バトル、リチュアチェインでダイレクトアタック!」バッ


チェイン「ギュォエー!」攻1800 ブンッ


ホセ「攻撃の無力化を発動する!」カチッ


《攻撃の無力化/Negate Attack》 †
カウンター罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。


グニュウゥウゥンン………………!!


あげは「あっ……うう、惜しい………」


コナミ「くそーーーーーーーーーーーー!」



雪乃「……流石に簡単には行かないわね……ターン終了よ」手札4


ホセ「…まだ私は負けられぬ………!」


ホセ「ゾーンの為…」


あげは「ゾーン……………」


パラドックス「さあ!そろそろ我々も始めるぞ………!」LP4000



あげは「!!うわっ………」ビクッ LP4000



コナミ「うお!遂にあげはも…………!」







パラドックス「私のターン」シュッ 手札6



パラドックス「手札から、罪深き世界、sin worldを発動する」カシャッ


《Sin World/Malefic World》 †
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに発動する事ができる。
自分のデッキから「Sin」と名のついたカード3枚を選択し、
相手はその中からランダムに1枚選択する。
相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、
残りのカードをデッキに戻してシャッフルする。


キュウウォーーーーーーーーーーン……


あげは「!?………うわ、なにこれっ………」


コナミ「景色が変わったぞ……」


パラドックス「さらに、手札からSin青眼の白龍を召喚!」バッ


《Sin 青眼の白龍/Malefic Blue-Eyes White Dragon》 †
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
デッキから「青眼の白龍」1体を除外した場合に特殊召喚できる。
「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。


sin青眼「クオオオォォ!」攻3000


あげは「!ぶ、ブルーアイズ……って…」


パラドックス「sinシリーズのモンスターはデッキの対となるモンスターを墓地に送る事で、特殊召喚できる」シュッ



コナミ「なに、あれはカイバーマンの…お前そのカードどうした!」


パラドックス「私のデッキには各時代の最強カードが………と言いたいところだが、今のデッキのカードはほぼコピーカードだ」


パラドックス「だが性能に違いは無い、このカードでお前を地獄に送ってやる…」


あげは「く…………」


コナミ「コピーカードを大量にいれているのか…」



パラドックス「カードを一枚セットしてターン終了」バッ 手札3


………………………………








アポリア「トラップ発動、パワーグラヴィティ」カチッ


パワー・グラヴィティ
永続罠
相手フィールド上に存在するモンスター1体の攻撃力が変化した時 発動する事ができる。
発動後、自分フィールド上に存在するモンスター1体の装備カードとなる。
そのモンスター1体の攻撃力を0にして、変化した数値分の攻撃力を 装備モンスターの攻撃力に加える。
装備モンスターが攻撃したターンのエンドフェイズ時にこのカードを破壊する。


アポリア「これでパワーアップコネクターの攻撃力上昇は無効…さらにその数値を私のワイゼルアインに加える」


ワイゼルアイン「!」攻1800→3200 ギューーーン!


アポリア「そして、レッドデーモンズドラゴンの攻撃力を0にする!」


レッドデーモンズ「ウオオエオオオ……!」攻3000→0



ジャック「なにい!?」


龍亞「!そ、そんな…………また、俺の所為で………!?」


ジャック「これではレッドデーモンズドラゴンで攻撃ができん………」


龍亞「ジャック…………ごめんよ………俺…!」


龍亞「そんなつもりじゃ………う、ううぅ……………!」



ジャック「泣くな!この程度で動揺するな!」


龍亞「う……」


ジャック「立て龍亞!腰を据えて踏ん張れ!」


龍亞「……でも…どうしたら…」


ジャック「苦しいのはお前だけでは無いぞ」


龍亞(く………………なんて情けない兄貴だ……妹一人守れないで………!)ザッ


アポリア「ふ………私のターン!」シュッ





………………………………


雪乃「………………」LP3000



ホセ「私のターン!」シュッ 手札4


ホセ「……私は手札の☆10、マシンナーズフォースを墓地に送る!」シュッ


ホセ「そして……手札からマシンナーズフォートレスを特殊召喚!」バッ



《マシンナーズ・フォートレス/Machina Fortress》 †
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2500/守1600
このカードは手札の機械族モンスターを
レベルの合計が8以上になるように捨てて、
手札または墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
相手の効果モンスターの効果の対象になった時、
相手の手札を確認して1枚捨てる。


フォートレス「!」ガシォォン! 攻2500


雪乃「また出てきたわね……何枚か積んでいるのかしら…」


雪乃「しかし、私のジールギガスの攻撃力は3200、そう簡単には倒せはしないわ」



ホセ「ふふ……手札から永続魔法、一族の結束を発動」バッ


《一族の結束/Solidarity》 †
永続魔法
自分の墓地に存在するモンスターの元々の種族が1種類のみの場合、
自分フィールド上に存在するその種族のモンスターの
攻撃力は800ポイントアップする。


ホセ「私の墓地には機械族しか存在しない……」


フォートレス「!」攻2500→3300


雪乃「!」





ホセ「ふはははは……行くぞ…フォートレスでジールギガスを攻撃」バッ


ジールギガス「!」攻3200


スゴシャアァーン!



雪乃「!……くぁあ…………」LP3000→2900


ゴアァアァッ……


ホセ「これで形成逆転……カードを一枚セットしてターン終了」バッ 手0


雪乃「………私のターン」シュッ 手札5


雪乃「…………リチュアアビスを召喚」バッ



《リチュア・アビス/Gishki Abyss》 †
効果モンスター
星2/水属性/魚族/攻 800/守 500
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「リチュア・アビス」以外の守備力1000以下の
「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。


アビス「シャシャッ」攻800


雪乃「このモンスターの召喚時、デッキから守備力1000以下のリチュアを手札に加える……」シャシャシャシャシャシャッ


雪乃「私はデッキのヴィジョンリチュアを手札に加えるわ」シュッ


雪乃「そして、墓地のリチュアの儀水鏡の効果を発動!」バッ


ホセ「ほう………墓地から効果を…」


《リチュアの儀水鏡/Gishki Aquamirror》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分の手札・フィールド上から、儀式召喚するモンスターと
同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
また、自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードをデッキに戻す事で、
自分の墓地の「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。


雪乃「儀水鏡をデッキに戻し、ジールギガスを手札に戻す!」バッ







シュシュシュシュシュシュッ


ホセ「またガストクラーケを……」


雪乃「……………そして…」カサッ


雪乃「リチュアチェインの効果発動!」バッ


雪乃「デッキから…三枚めくり、儀式モンスターが儀式魔法を手札に加える事ができる………リチュアの儀水鏡を手札に加えるわ」ザッ シュシュシュッ サッ



ホセ「またもや儀式魔法が…」



雪乃「……魔法発動、リチュアの儀水鏡!」バッ



《リチュアの儀水鏡/Gishki Aquamirror》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分の手札・フィールド上から、儀式召喚するモンスターと
同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
また、自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードをデッキに戻す事で、
自分の墓地の「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。


雪乃「私は手札のヴィジョンリチュアをコストにして、イビリチュアジールギガスを儀式召喚!」カッ 手札4



《イビリチュア・ジールギガス/Gishki Zielgigas》 †
儀式・効果モンスター
星10/水属性/水族/攻3200/守 0
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
1ターンに1度、1000ライフポイントを払って発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、お互いに確認する。
確認したカードが「リチュア」と名のついたモンスターだった場合、
フィールド上のカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。


ジールギガス「クオオオォォ!」攻3200



ホセ「手札を温存しながら儀式召喚ができるのか……」


雪乃「……もう一度行くわよ…ジールギガスの効果発動!」バッ LP2900→1900




チェインさんは召喚時にしか効果使えないの…



雪乃「一枚ドローして、リチュアモンスターだった時、マシンナーズフォートレスをデッキに戻すことができる」スッ


ホセ「同じ手は通用せん……トラップカード、デモンズチェーンを発動」カチッ



《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》 †
永続罠
フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


ジャラララララララララ ガシイッン!


雪乃!」


ホセ「効果は無効となり…攻撃も封じさせてもらう…!」


雪乃「っ…………く………!」


雪乃「…カードを一枚セットして、ターン終了」バッ 手札3


コナミ「おいおいおい!雪乃ちゃああぁん……攻撃力が低いリチュアアビスが攻撃力だぞ…………だ、大丈夫か……?」ひょこっ


雪乃「…………任せなさい…お姉さんに…」



ホセ「ふふ……私のターン」シュッ 手札1


ホセ「………行け、マシンナーズフォートレス!」バッ


フォートレス「!!」攻3300


アビス「!」攻800


コナミ「おおおぉ……!」




>>534
そうだった………あれだ……ダメだ…修復不能…
これはもうスルーで…すいません



雪乃「トラップ発動、儀水鏡の反魂術!」カチッ



《儀水鏡の反魂術/Aquamirror Cycle》 †
通常罠
自分フィールド上の水属性モンスター1体を選択してデッキに戻し、
自分の墓地に存在する水属性モンスター2体を選択して手札に加える。


ホセ「ほう……」


雪乃「フィールドのリチュアアビスをデッキに戻す!」バッ


ギューーーン!


雪乃「そして……墓地のヴィジョンリチュアとシャドウリチュアを手札に加えるっ」シュ 手札5



コナミ「アビスがデッキに戻った………」


ホセ「………ならば、リチュアチェインを攻撃する!」ばっ



チェイン「!」攻1800


フォートレス「!」攻3300


ドギューーーーーーーーン!!!


ゴシャアアァァアァァンッ!!


雪乃「!っ……ああああぁぁあっ………!!!?」ズザアアァアァアァ……!!


コナミ「雪乃ーーーーーーー!」


雪乃「………っく…………う…」LP1900→400


ホセ「はっはっは…………カードを一枚セットしてターン終了」バッ 手札0





………………………………


あげは「……ボクのターン!」シュッ 手札6


あげは「……手札から、緊急テレポートを発動!」バッ



《緊急テレポート/Emergency Teleport》 †
速攻魔法
自分の手札・デッキからレベル3以下の
サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
このターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。


あげは「デッキから、サイココマンダーを特殊召喚するよ!」バッ




《サイコ・コマンダー/Psychic Commander》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/サイキック族/攻1400/守 800
自分フィールド上のサイキック族モンスターが
相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ時に1度だけ、
100の倍数のライフポイントを払って発動できる(最大500まで)。
このターンのエンドフェイズ時まで、
戦闘を行う相手モンスター1体の攻撃力・守備力は払った数値分ダウンする。


コマンダー「敬礼ー」


あげは「そして……ボルトヘッジホッグを召喚!」バッ


《ボルト・ヘッジホッグ/Quillbolt Hedgehog》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
自分のメインフェイズ時、このカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にチューナーが存在する場合、
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



ヘッジホッグ「キキッ」


パラドックス「ほう………シンクロを使うか」




あげは「さらに……


あげは「☆2のボルトヘッジホッグに☆3のサイココマンダーをチューニング!」バッ


☆2+=☆5
カアアッ


あげは「シンクロ召喚、AOJカタストル!」バッ



《A・O・J カタストル/Ally of Justice Catastor》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2200/守1200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが闇属性以外のフィールド上に表側表示で存在する
モンスターと戦闘を行う場合、
ダメージ計算を行わずそのモンスターを破壊する。


カタストル「ジャギーーーン!」攻2200


あげは「このモンスターは…闇属性以外のモンスターとの戦闘では負けない」


パラドックス「だがsinモンスターは闇属性」


あげは「………そこで、手札からシンクロマグネーターを特殊召喚!」バッ


《シンクロ・マグネーター/Synchro Magnet》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/地属性/機械族/攻1000/守 600
このカードは通常召喚できない。
自分のシンクロモンスターのシンクロ召喚に成功した時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。


マグネーター「ウース!」


パラドックス「シンクロを成功した時に召喚できるモンスターか…」


あげは「いくぞー……☆5のカタストルに☆3のシンクロマグネーターをチューニング!」バッ


☆5+☆3=☆8

カァッ


あげは「シンクロ召喚!ギガンテックファイター!」バッ



《ギガンテック・ファイター/Colossal Fighter》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの攻撃力は、
お互いの墓地の戦士族モンスターの数×100ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分または相手の墓地の戦士族モンスター1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚できる。


ファイター「クオオォ!」守1000




パラドックス「なんだ、守備表示か?」



あげは「そうだよ…!このモンスターは戦闘破壊された時復活できるんだ…」


あげは(な、何とかこれで時間を稼ごう…)



あげは「カードを一枚セットしてターン終了」手札2


パラドックス「ふ、ふふふ………そんなくだらない考えか…時間を稼ごうなどと…」


あげは「な、なにを………!」


パラドックス「私には通じん!トラップ発動、Sin Claw Stream」カチッ


《Sin Claw Stream/Malefic Claw Stream》 †
通常罠
自分フィールド上に「Sin」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。


パラドックス「相手モンスターを一体破壊する!」


ドキューーーーーーーン!!


ファイター「!?ぐああぁあっ!」ドーーーン!



あげは「!?そんな………」(三枚も消費して出したシンクロモンスターが一瞬で…!…)


パラドックス「私のターン!ここでsinworldの効果発動、ドローの代わりにデッキからsinカードを三枚選択し、相手がランダムに一枚選んだカードを手札に加える」シュシュシュッ



パラドックス「私が選んだのはsinサイバーエンドドラゴン三枚、何を選んでも同じだ」サッ



あげは「サイバーエンドドラゴン…!?サイバー流のカードまで…………?」





パラドックス「ふ、モンスター0のお前に総攻撃を仕掛けたいが、sinモンスターはフィールドに一体までしか存在できない…命拾いしたな」


あげは「うぅ…………」


パラドックス「私には永続魔法、フィールドバリアを発動しておく」バッ



《フィールドバリア/Field Barrier》 †
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
お互いにフィールド魔法カードを破壊できず、
フィールド魔法カードの発動もできない。
「フィールドバリア」は、自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。


ブーーーーーーン



パラドックス「sinモンスターはフィールド魔法が無ければ破壊されてしまうのでな…弱点は補っておこう」


あげは「そんな………」



パラドックス「さあ……バトルだ、sin青眼の白龍!ダイレクトアタック!」



sin青眼「!」攻3000


あげは「さ、させるもんか!トラップ発動、死霊ゾーマ!」カチッ



《死霊ゾーマ/Zoma the Spirit》 †
永続罠
このカードは発動後モンスターカード
(アンデット族・闇・星4・攻1800/守500)となり、
自分のモンスターカードゾーンに守備表示で特殊召喚する。
このカードが戦闘によって破壊された時、
このカードを破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
(このカードは罠カードとしても扱う)


ゾーマ「フフフ」守500


パラドックス「壁か…」


あげは「ただの壁じゃない!ゾーマを破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手は受ける!」



あげは「攻撃を止めないと傷つくのはそっちだよ……!」


パラドックス「なるほどな………くだらん」




パラドックス「先ほどから……場当たり的な戦術が私に通じるとでも思っているのか!手札から速攻魔法を発動、サイクロン!」バシッ



《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



ゴオアアァアァア!!



パラドックス「魔法、トラップカードを一枚破壊する!消えろ死霊ゾーマ!」



ゾーマ「グウオオオォーーーー!?」ビュオオオォーーーーーーーン!


あげは「!し、死霊ゾーマが……!」



パラドックス「ハハハハハハ!愚か者め、これで貴様はガラ空きだ……」



ジジジジジジジジジ…………


パラドックス「喰らえ、青眼の攻撃、滅びのバーストストリーム!」バッ



ドキューーーーーーーーーーーーン!!


あげは「!っうあぁあぁあーーーーーーー!!?」ドゴオォアァーーン!!



ザザザザザザザザザッ……!


パラドックス「どうだ、3000の一撃は、死んでしまったか?」



あげは「うぐ……………っ………」ズリ… LP4000→1000



パラドックス「生きてたか、カードを一枚セットして、ターン終了」バッ 手札2


あげは「………………い、いきなり3000のダメージなんて……い、痛……い……」




パラドックス「次はお前のターンだ…さあ、向かってくるがいい」


あげは「う………………」



コナミ「ヤバイ………どいつもこいつも大ピンチ…三人揃って青息吐息だ…」



ナオミ「………」LP1000


雪乃「く…………」LP400


あげは「…………っ……」フラッ ザッ LP1000



ホセ「…………見てみれば、どうやら他の二人もそろそろ死ぬようだな…」



ホセ「未来のためだ………悪く思うな…」



プラシド「所詮は虫ケラ、俺たちに勝てる道理はない」



コナミ「ゴチャゴチャうるせー!」



コナミ「頑張ってくれええぇ………!」



コナミ「岬は大丈夫か………まさかやられてたりしねえだろうな……」


コナミ「遊星達も……龍亞龍可はちびっこだからな……心配だ…」





ここまででー


ナオミ LP1000 リバース1 守備モンスター1 手札4

プラシド LP4000 トーチトークン2 シュヴァルツシルト リバース2 パワーゾーン 手札1


雪乃 LP400 手札5 ジールギガス(デモチェ束縛)

ホセ LP4000 マシンナーズフォートレス 一族の結束 リバース1 デモンズチェーン 手札0


あげはLP1000 手札2

パラドックス LP4000 sinworld sin青眼の白龍 リバース1 フィールドバリア 手札2


プラシド
http://livedoor.blogimg.jp/conbul/imgs/1/6/1661ac61.jpg





………………………………


ジャック「………………」LP700 シュゥウゥゥゥ…



龍可「………」LP200シュゥウゥゥゥ…



龍亞「………う……うぅ…………」LP3200



アポリア「……………………ふ」



龍亞「俺が……俺が余計な事をしたばかりに………龍可とジャックが…………!」ガク…



ジャック「………………ぐ…まだだ…俺がこの程度で敗れると思っているのか……!」ググ……!


龍亞「うう…」ググ……


龍亞「龍可、ジャック………!」



ジャック「龍亞………俺たちは負けたわけでは無い…………!だからお前も望みを捨てるな!」



龍亞「う………でも…………ど、どうしたら…!」



ジャック「諦めるな……」



龍亞「く………………そうだ………!俺が頑張らないと…」バッ


アポリア「ほう……向かって来るか」



龍亞「ドロー!」シュ




龍亞「もう………ミスれない…………次ミスったら龍可とジャックは…………」



龍亞「LPに余裕がある俺が動かないと……!」



……………………………



あげは「…………ボクの…ターン………!」シュ 手札3



あげは「……………………………ぅう……」



パラドックス「どうした、Sinシリーズに恐れをなしたか」



あげは「ど、どうしよう…………」



コナミ「落ち着くんだ……」


あげは「そんな事いっても………」


あげは「……カードを一枚セットして、さらに霞の谷の戦士を召喚」バッ


《霞の谷の戦士/Mist Valley Soldier》 †
チューナー(効果モンスター)
星4/風属性/鳥獣族/攻1700/守 300
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードとの戦闘で破壊されなかった相手モンスターを
ダメージステップ終了時に持ち主の手札に戻す。


戦士「ふっ」



あげは「…ターン終了」手札1






パラドックス「私のターン、sin worldの効果発動、デッキから三枚を選択」シュシュシュッ


パラドックス「お前は一枚選択する」



あげは「……………み、右のカード」


パラドックス「……いいだろう」サッ 手札3


パラドックス「攻撃力の低いモンスターを攻撃表示………何か狙っているな」



パラドックス「…だが、sin青眼の白龍で霞の谷の戦士を攻撃、滅びのバーストストリーム!」バッ



青眼「!!」ブオオオオォォォオオーーーーー!! 攻3000



戦士「!」攻1700


コナミ「おおおおぉぉ!!?」



あげは「リバースカード発動!イージーチューニング!」カチッ


《イージーチューニング/Battle Tuned》 †
速攻魔法
自分の墓地のチューナー1体をゲームから除外し、
自分フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択した自分のモンスターの攻撃力は、
このカードを発動するために除外したチューナーの攻撃力分アップする。



あげは「墓地のサイココマンダーを除外して……攻撃力分、霞の谷の戦士の攻撃力をアップする…!」バッ



戦士「!」攻1700→3100 キューーーン


コナミ「!攻撃力が青眼を超えた」



パラドックス「なに……」


ドグシャアァーーーーー!


パラドックス「く…………」LP4000→3900






パラドックス「…………油断した」


あげは「よ、よし……………やった!」



コナミ「青眼を倒した!」



パラドックス「だがこの程度…私は手札のsinサイバーエンドドラゴンを特殊召喚する!」




《Sin サイバー・エンド・ドラゴン/Malefic Cyber End Dragon》 †
効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻4000/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分のエクストラデッキから「サイバー・エンド・ドラゴン」1体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。


サイバーエンド「クオオァアアア!」攻4000


あげは「!?……………ええぇ!」



パラドックス「エクストラデッキのサイバーエンドドラゴンを除外することで、特殊召喚ができる」



コナミ「やっと倒したのに………てめーそんなぽんぽん強大モンスターを出しやがって、汚ねえぞ!」



パラドックス「ハハハハハハ」



あげは「今度は4000………………!?」


パラドックス「私はカードを一枚セットしてターン終了!」バッ 手札1



あげは「…ドロー………!」シュッ 手札2





あげは「……4000なんて……………」



あげは「…あ…………そうだ…」


あげは「……墓地のボルトヘッジホッグを特殊召喚!」バッ



《ボルト・ヘッジホッグ/Quillbolt Hedgehog》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
自分のメインフェイズ時、このカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にチューナーが存在する場合、
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。



ボルトヘッジホッグ「チュー」



あげは「このモンスターはチューナーがいる時、墓地から特殊召喚ができる」



パラドックス「またシンクロか…無駄なことを」


あげは「☆2のボルトヘッジホッグに☆4の霞の谷の戦士をチューニング!」バッ



☆2+☆4=☆6


カアアッ


コナミ「レベル6…………これは…」



あげは「シンクロ召喚、獣神ヴァルカン!」バッ



《獣神ヴァルカン/Vulcan the Divine》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/炎属性/獣戦士族/攻2000/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
自分及び相手フィールド上に表側表示で存在する
カードを1枚ずつ選択して手札に戻す。
このターン、自分はこの効果で手札に戻したカード
及びそれらの同名カードの効果を発動できない。
「獣神ヴァルカン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。



ヴァルカン「クアアア」


コナミ「攻撃力2000じゃあ……」



あげは「このモンスターはシンクロ召喚時、相手と自分のフィールドの表側カードを一枚ずつ手札に戻す!」


あげは「これで……ヴァルカンとsin worldを手札に戻してやる…!」バッ



パラドックス「!なに…」


あげは「フィールドバリアでもこの効果は止められない…そして、フィールド魔法が消えればsinモンスターは破壊される!」


ヴァルカン「ッシャ!」ビューーーン!


ゴオオオオォォォオーーーー!



コナミ「フィールドが戻っていく………」


sinサイバーエンド「!!?」ドコオォーーーン!


パラドックス「サイバーエンドが……………」



あげは「やった………倒した…!」


コナミ「でもお前のフィールドも空いてしまったぞ…今ならダイレクトアタックのチャンスだ!」



あげは「うん………でも、モンスターをセットして…ターン終了」バッ 手札1


コナミ「んもー……」


あげは「だ、だってsinモンスターは攻撃力が高いじゃない…!」




用事が………ここまででー


あげは LP1000 手札1 守備モンスター1

パラドックス LP3900 フィールドバリア リバース2 手札1



雪乃 LP400 手札5 ジールギガス(デモチェ束縛)

ホセ LP4000 マシンナーズフォートレス 一族の結束 リバース1 デモンズチェーン 手札0


ナオミ LP1000 リバース1 守備モンスター1 手札4

プラシド LP4000 トーチトークン2 シュヴァルツシルト リバース2 パワーゾーン 手札1


龍亞





パラドックス「私のターン」シュッ 手札2


パラドックス「………………」


コナミ「?………フィールド魔法を使わないのか……」


あげは「………………あ!フィールドバリアがあるから」



コナミ「……………はははは!そうかあいつめ、自分の魔法効果で縛られてやがる!」



パラドックス「ち……………私を舐めるな…!こうなる事も対策している」


パラドックス「手札から魔法カード非常食発動」バシッ



《非常食/Emergency Provisions》 †
速攻魔法
このカード以外の自分フィールド上に存在する
魔法・罠カードを任意の枚数墓地へ送って発動する。
墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。



パラドックス「フィールドバリアを破壊し……1000P回復する」LP3900→4900


あげは「LP回復カード………」


パラドックス「私はsin worldを発動する!」ガショッ



《SinWorld/Malefic World》 †
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに発動する事ができる。
自分のデッキから「Sin」と名のついたカード3枚を選択し、
相手はその中からランダムに1枚選択する。
相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、
残りのカードをデッキに戻してシャッフルする。



グュウゥゥーーーーーーーーーン!


コナミ「またか…」


ミス パラドックスの手札が一枚少なかったです


パラドックス「………………」手札1


あげは「でも…………敵の手札は一枚だけ!何もできないかも…」


パラドックス「甘い………トラップ発動」カチッ




Sin Selector
通常罠
自分の墓地二存在する「Sin」と名のついたモンスター2体をゲームから除外して発動する。自分のデッキから「Sin」と名のついたカード2枚を手札に加える。



パラドックス「墓地のsin青眼とサイバーエンドを除外し…デッキからsinカードを二枚手札に加える!」シュバッ



パラドックス「私は手札にsinパラレルギアとsin青眼を手札へ」バシッ 手札3


あげは「またsinモンスター………」


コナミ「上級モンスターが飛んで来るぞ!」



パラドックス「sinパラレルギアを召喚!」バッ


《Sin パラレルギア/Malefic Parallel Gear》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードをシンクロ素材とする場合、他のシンクロ素材モンスターは
手札の「Sin」と名のついたモンスター1体でなければならない。


ギア「ギアー」


あげは「あれ………攻撃力0………?」



コナミ「どういう事だ……」




パラドックス「パラレルギアはチューナーモンスター…私もシンクロをさせてもらう」


あげは「シンクロ…うそ…?」


コナミ「なんかヤバそうだ……」



パラドックス「パラレルギアのシンクロ時、手札のsinモンスターを使用する」


パラドックス「私はパラレルギアに手札のsin青眼をチューニング!」バッ


☆2+☆8=☆10

カアァッ!



あげは「手札シンクロで一気に☆10!?」


コナミ「汚ねええぇーーーーーー!」


パラドックス「次元の裂け目から生まれし闇、時を越えた舞台に破滅の幕を引け……シンクロ召喚!」


パラドックス「sin・パラドクス・ドラゴン!」バッ



《Sin パラドクス・ドラゴン/Malefic Paradox Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守4000
「Sin パラレルギア」+チューナー以外の「Sin」と名のついたモンスター1体
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
自分または相手の墓地に存在するシンクロモンスター1体を選択して特殊召喚する事ができる。
「Sin パラドクス・ドラゴン」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
フィールド上に表側表示で「Sin World」が存在しない場合、このカードを破壊する。


パラドクス「ォォオオオオォォォ!!」攻4000


あげは「攻撃力4000………!?…そんなのひどい!」


コナミ「あいつの切り札かあぁ………!」



パラドクス「ハハハハハハ!パラドクスドラゴンの効果発動、墓地のシンクロモンスターを一体特殊召喚できる、ギガンテックファイターをもらった!」バッ


ギガンテック「!」バーーーーン! 攻2800


あげは「!?………ボクのモンスターを……」



パラドクス「これでお終いだ少女よ……」





………………


アポリア「ジャック…………痛みに耐えて守備モンスターなど出して何になる………?絶望の未来は変えられないというのに」



ジャック「ハァ…………ハァ…………」ザッ



龍亞「……………ジャック」


龍亞(違う…ジャックは俺に教えようとしてるんだ……今は闇かもしれないけど…この先に、その奥に……)



アポリア「………………………希望はある…か…お前達人間が貪る望み…破滅を導いたシンクロ召喚という望み!」


龍亞「!」


ジャック「く………」


アポリア「私のターン!」シュッ


アポリア「現れろ、機皇神龍アステリスク!」バッ



アステリスク「クウオオオオーーーーーーー……」ギューーーーーーン!



ゴオオオオーーーーー……


ジャック「なに…!?」


龍亞「何だよこれ………!…?」





アポリア「アステリスクは場に機皇兵が三体以上いる時特殊召喚できる」


アポリア「通常ならレベルカノンの効果で私はアステリスクのレベル10の200倍、2000のダメージを受けるところだが」


アポリア「スキエルアインの効果で1000P以上のダメージを受けない」


ジャック「く………!」


アポリア「アステリスクの攻撃力は、場の機皇モンスターの攻撃力の合計となる」



アポリア「そして……アステリスクがいる限り、シンクロを行ったプレイヤーは1000Pのダメージを受けることになる…!」


ジャック「1000だと!」LP100


龍可「ぅ………」LP100 ズリ…


龍亞「シンクロはもう………使えないじゃないか…!」LP3200


ジャックはこれが………究極の機皇帝………!」


龍亞「………まだ…希望は……!」(アポリアのフィールドには四体のモンスターがいる……切り札のアステリスクを出してきたってことは……このターンでアポリアは俺たちを全滅させる気なんじゃ……)


龍亞(…………ダメだ……!これじゃ……龍可の命も……ジャックの命も………何も守れない……!)



龍亞(やっぱり俺じゃダメだった……何もしてやれなかった……昔と同じだ……)ボロボロ…



アステリスク「クオオオオーーーー」ゴオオオオーーーーー


龍可「………ハァ…………ハァ……」


龍亞「………!」(違う……今はデュエルしてる……龍可とデュエルで繋がってるんだ…!)


龍亞「………俺は……もう、傍観者なんかじゃ無い…!」ザッ





ジャック「!………」


龍可「龍亞……………」


アポリア「……………」



龍亞「………まだ絶望なんかしない…希望の光はある!」



アステリスク「クオオオオーーーー…………」グオォオォーーーン……



龍亞「そうだ………俺のLPが…命が…………俺の武器!」



アポリア「………少年、諦めろ、私のバトルフェイズ!」バッ



龍亞「!」(まずはこの攻撃を凌ぎ切る………!)



ジャック「来るぞ龍亞!」



……………………………


ナオミ「…………私のターン!」シュッ 手札5


プラシド「まだ動けたか虫けらめ…」


プラシド「だが、LP1000などパワーゾーンの前では0同然、死は目前だ」


ナオミ「ハァ…………フゥ………」





ナオミ「そのリスクはアンタも同じよ……!」


ナオミ「仕留めてやる…………あたしはモンスターを反転召喚!」バッ



《ライトロード・ハンター ライコウ/Ryko, Lightsworn Hunter》 †
効果モンスター
星2/光属性/獣族/攻 200/守 100
リバース:フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。



ライコウ「ワウ!」


ナオミ「このモンスターのリバース時、フィールドのカードを一枚破壊する!」バッ


ナオミ「セットカードを一枚破壊!」バッ


ドーーーーーーーン! ミラーフォース


プラシド「っち………!忌々しい……」



ナオミ「そしてデッキからカードを3枚墓地に送る……」ザッ


プラシド「何を捨てても同じだバカめ………」



ナオミ「………!」シュバッ


ライトロード・ビースト ウォルフ
ライトロード・マジシャン ライラ
ライトロード・ドイルド オルクス


プラシド「なに……!全てライトロードモンスターだと………」



ナオミ「さらに、ウォルフはデッキから墓地に送られた時、特殊召喚できるわ!」バッ



《ライトロード・ビースト ウォルフ/Wulf, Lightsworn Beast》 †
効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻2100/守 300
このカードは通常召喚できず、
カードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカードがデッキから墓地へ送られた時に発動する。
このカードを墓地から特殊召喚する。


ウォルフ「ハハハッハァ!」攻2100




プラシド「!攻撃力2100…………」


ナオミ「これで………パワーゾーンの効果でシュヴァルツシルトを破壊すれば大ダメージが発生する…」


ナオミ「でもまだまだこんなものじゃないわ……!ライコウをリリース!」バッ


ナオミ「ライトロード・ドラゴン グラゴニスをアドバンス召喚!」バシイッ!


《ライトロード・ドラゴン グラゴニス/Gragonith, Lightsworn Dragon》 †
効果モンスター
星6/光属性/ドラゴン族/攻2000/守1600
このカードの攻撃力・守備力は、自分の墓地の
「ライトロード」と名のついたモンスターの種類×300ポイントアップする。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
また、自分のエンドフェイズ毎に発動する。
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

グラゴニス「クオオォ!!」攻2900


ナオミ「このモンスターは墓地のライトロード一体につき300P攻撃力がアップするわ」


プラシド「くそ………」


ナオミ「これでトーチトークンをボコ殴りすればあたしの勝ち……!」


ナオミ「バトル!グラゴニスでシュヴァルツシルトを攻撃!」バッ


グラゴニス「クウオオオア!」


プラシド「ちっ……!トラップ発動、強制終了!」カチッ



《強制終了/Scrubbed Raid》 †
永続罠
自分フィールド上に存在する
このカード以外のカード1枚を墓地へ送る事で、
このターンのバトルフェイズを終了する。
この効果はバトルフェイズ時にのみ発動する事ができる。


プラシド「パワーゾーンを墓地に送って、バトルを終了する!」シュッ


グニュウゥウゥーーーーン……


ナオミ「!」





ナオミ「………っ……カードを一枚セットしてターン終了」バッ 手札3


ナオミ「グラゴニスの効果で3枚墓地に送るわ」シュッ


ライト・リサイレンス
光の援軍
ジャスティスワールド



プラシド「俺のターン!」シュッ 手札2


プラシド「いい気になるな………このターンで終わりだ…」


プラシド「俺はトーチトークン二体と墓地のトーチゴーレムを除外し……」


グニュウゥウゥーーーーン



プラシド「The アトモスフィアを特殊召喚!」バッ



《Theアトモスフィア/The Atmosphere》 †
効果モンスター
星8/風属性/鳥獣族/攻1000/守 800
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在するモンスター2体と
自分の墓地に存在するモンスター1体を
ゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、
このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値分アップする。


アトモスフィア「フッ!」攻1000


ナオミ「なに、こいつは……?」


プラシド「ハハハハ、アトモスフィアの効果発動、貴様のモンスター、グラゴニスを装備カードとしてこのモンスターに装備する!」バッ


ナオミ「!あたしのモンスターを装備する効果…」


ギュウオオオオォン!


アトモスフィア「フヒャアハハハハ!」攻1000→3000


プラシド「アトモスフィアは装備モンスターの数値を取り入れる!」


プラシド「よって攻撃力3000にアップ!」






ナオミ「あたしのモンスターを使って強化なんて……イラつくことしてくれるわ…!」


プラシド「知らんなそんな話は、俺のバトルフェイズでトドメをさしてやる!」


プラシド「行け、アトモスフィア、ウォルフを抹殺せよ!テンペスト・サンクションズ!」



アトモスフィア「!」シュバアァーーーン!


ドギャジャアァン!


ナオミ「っぁあぁあ………!!?」LP1000→100

ゴオオオォォオォオオォオォォオ…!!!


プラシド「ハハハハハハハ!続いてシュヴァルツシルトでダイレクトアタック!」バッ


シュヴァルツシルト「キョアァ!」攻2000


ナオミ「っぐ…………トラッ…プ、発動…!」カチッ



《閃光のイリュージョン/Glorious Illusion》 †
永続罠
自分の墓地から「ライトロード」と名のついた
モンスター1体を選択して表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。
また、自分のエンドフェイズ毎に発動する。
自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。


ウォルフ「ハハッハアア!」攻2100 キイイィーン…


プラシド「!…………ち、攻撃は中止だ」


プラシド「虫けらめ………カードを一枚セットしてターン終了」バッ 手札0


ナオミ「………ハァ…………ぅ……」






ナオミ「あたしのターン…!」シュッ 手札4


ナオミ「……」


ナオミ「ソーラーエクスチェンジを………発動…!」バッ



《ソーラー・エクスチェンジ/Solar Recharge》 †
通常魔法
手札から「ライトロード」と名のついたモンスター1体を捨てて発動できる。
デッキからカードを2枚ドローし、その後自分のデッキの上からカードを2枚墓地へ送る。



ナオミ「手札のパラディンジェインを墓地に捨てて………二枚ドロー!」シュッ 手札4


プラシド「手札交換など無意味だ、まだ分からないかバカめが!」


ナオミ「…………ふ」


プラシド「?………なに」


ナオミ「あたしは……ウォルフをリリースして……!エンジェル ケルビムをアドバンス召喚!」バッ


《ライトロード・エンジェル ケルビム/Celestia, Lightsworn Angel》 †
効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻2300/守 200
「ライトロード」と名のついたモンスターをリリースして
このカードのアドバンス召喚に成功した時、
自分のデッキの上からカードを4枚墓地へ送って発動できる。
相手フィールド上のカードを2枚まで選択して破壊する。


ケルビム「ホホホホ…」攻2300


ナオミ「ライトロードを使ってアドバンス召喚した時……デッキからカードを4枚墓地に送って発動する!」シュッ


死者蘇生
聖なるバリアミラーフォース
ライトロード・モンク エイリン
禁じられた聖槍


ナオミ「相手のカードを2枚破壊する!」バッ






ナオミ「強制終了とリバースカードを破壊!」バッ


ドキューーーーーーーーーン!!


プラシド「そんなものが通用するものか!トラップ発動、禁じられた聖杯!」カチッ



《禁じられた聖杯/Forbidden Chalice》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
400ポイントアップし、効果は無効化される。


ケルビム「!?」攻2300→2700 バシュアッ


プラシド「これで効果は無効だ!」


プラシド「強制終了は破壊させん……貴様の攻撃など通してなるものか!」



ナオミ「…………アンタはこれでお終いよ……!」


プラシド「なんだと……?貴様何を…」



ナオミ「魔法発動、神秘の中華鍋!」バッ



《神秘の中華なべ/Mystik Wok》 †
速攻魔法
自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる。
生け贄に捧げたモンスターの攻撃力か守備力を選択し、
その数値だけ自分のライフポイントを回復する。


ナオミ「ケルビムをリリースして、攻撃力分LPを回復するわ!」LP100→2400 ぱああああ………



プラシド「モンスターを消してまでLP回復だと…無意味な」





ナオミ「………………手札から、このモンスターを特殊召喚!」バッ




《裁きの龍/Judgment Dragon》 †
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の「ライトロード」と名のついたモンスターが
4種類以上の場合のみ特殊召喚できる。
自分のメインフェイズ時に、
1000ライフポイントを払って発動できる。
このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
また、自分のエンドフェイズ毎に発動する。
自分のデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。


裁きの龍「グアアオオオオォォオォ!!」攻3000


プラシド「!?こいつは………」


ナオミ「墓地のライトロードが……4体以上いる時……手札から特殊召喚できるのよ…!」


プラシド「ち………だがアトモスフィアと同じ攻撃力……相打ちする気か!?」


ナオミ「………裁きの龍、効果発動……!」バッ LP2400→1400


裁きの龍「うくあぁぁ!」カアアァッ!!


ナオミ「1000LP払うことで……このカード以外のカードを全て破壊する…!」


プラシド「!?………」


ナオミ「全て…焼き…払ってやるわ……!」


ドゴオオォオオーーーーーーーーーーーーン!!!!


アトモスフィア「!?くうおぉぉ………?」ドーーーーン!


シュヴァルツシルト「ギャアアァァ!?」ドーーーーン!





プラシド「馬鹿な!…………全滅だと…!?」LP4000


ナオミ「………………」手札1


プラシド「貴様…………ふざけた事を」


プラシド「だが3000の攻撃を受けたとしても………!俺は敗北では無い!」


ナオミ「……諦めの悪い……アンタに…引導を渡してあげる………手札のこのカードを特殊召喚………!」バッ



《裁きの龍/Judgment Dragon》 †
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の「ライトロード」と名のついたモンスターが
4種類以上の場合のみ特殊召喚できる。
自分のメインフェイズ時に、
1000ライフポイントを払って発動できる。
このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。
また、自分のエンドフェイズ毎に発動する。
自分のデッキの上からカードを4枚墓地へ送る。



裁きの龍「グオオォオオオオオオォオォオ!!」攻3000



プラシド「!?なにいぃ………二体めの……裁きの龍だとおぉ………!?」



ナオミ「……………二体の裁きの龍で…攻撃!」バッ


キュウウィーーーーーーーーン!


プラシド「こんな事が………!?」




ドゴオオォオオーーーーーーーーーーーーン!!!!



プラシド「ぐあぁあぁーーーーーーー!!?」LP4000→0 ピーーーー


ゴシャアアァアァーーーーン!


プラシド「俺が虫けらに……………!…!?」ガシャアァンッ!

ザザザザザザザザザザザザッ!


ゴオオオォォオォオオ…………………


シュウゥウゥウゥ…………………



ナオミ「……………ハァ………フゥ…………」カシャンッ


ナオミ「…………あー…………疲れたわ」フラッ



ガクッ


コナミ「大丈夫か………?」ガシッ


ナオミ「う……あんた…汚いから……あんまりベタベタ触らないで……」



コナミ「汚くねーよ!」


ナオミ「フゥ……………他の子達は…?」



コナミ「まだ戦ってる、お前はDホイールで休め」ザッ



ここまででー

あげは LP1000 手札1 守備モンスター1

パラドックス LP4900 リバース1 手札1 パラドクスドラゴン ギガンテックファイター sin world



雪乃 LP400 手札5 ジールギガス(デモチェ束縛)

ホセ LP4000 マシンナーズフォートレス 一族の結束 リバース1 デモンズチェーン 手札0


龍可




ホセ「………………プラシド」


雪乃「私のターン」シュッ 手札6


雪乃「手札のヴィジョンリチュアの効果発動、このカードを捨てて…」シュッ


雪乃「デッキからイビリチュアマインドオーガスを手札に加えるわ」ザッ


雪乃「さらに手札のシャドウリチュアの効果発動」シュッ


雪乃「手札から捨て…二枚目のリチュアの儀水鏡を手札に」ザッ

《ヴィジョン・リチュア/Gishki Vision》 †
効果モンスター
星2/水属性/海竜族/攻 700/守 500
水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、
このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用できる。
また、手札からこのカードを捨てて発動できる。
デッキから「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を手札に加える。


《シャドウ・リチュア/Gishki Shadow》 †
効果モンスター
星4/水属性/海竜族/攻1200/守1000
水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、
このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用できる。
また、手札からこのカードを捨てて発動できる。
デッキから「リチュア」と名のついた儀式魔法カード1枚を手札に加える。



ホセ「ぬ…………」


雪乃「儀式魔法、リチュアの儀水鏡を発動、手札の☆6、イビリチュア・テトラオーグルをリリース!」バッ 手札3




ホセ「新たな儀式モンスターを…」


雪乃「儀式召喚、イビリチュアマインドオーガス!」バシッ


《イビリチュア・マインドオーガス/Evigishki Mind Augus》 †
儀式・効果モンスター
星6/水属性/水族/攻2500/守2000
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
このカードが儀式召喚に成功した時、
お互いの墓地のカードを合計5枚まで選択して持ち主のデッキに戻す。


マインドオーガス「ハヒャアァアァァ!」攻2500





雪乃「このモンスターが儀式召喚した時、合計5枚まで墓地のカードを持ち主のデッキに戻す…」


ホセ「なに…………」



雪乃「そちらの墓地の機械族モンスターを全てデッキに戻す事で、一族の結束の効果を無力化するわ」バッ


ギュウゥーーーーーーーーン!!


バシュシュシュシュシュッ……!


マシンナーズ・フォース マシンナーズ・ギアフレーム マシンナーズ・カノン

フォートレス「ガショーン…」攻3300→2500


ホセ「しまった………」


雪乃「これで攻撃力が下がったわ……マインドオーガスでフォートレスを攻撃!」バッ


ドゴーーーーーーン!!


ホセ「ウオオォ………相打ちか……だが、フォートレスは戦闘破壊された時…カードを一枚破壊する…!」


《マシンナーズ・フォートレス/Machina Fortress》 †
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2500/守1600
このカードは手札の機械族モンスターを
レベルの合計が8以上になるように捨てて、
手札または墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
また、自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
相手の効果モンスターの効果の対象になった時、
相手の手札を確認して1枚捨てる。


ホセ「イビリチュアジールギガスを破壊する!」



ジールギガス「!!?」ドーーーーーーン!


雪乃「っく………………?モンスターをセットしてターン終了」バッ 手札2





ホセ「私のターン……」シュッ


雪乃「………フォートレスがいない今……身動きは取れないはず……」


ホセ「ふふふふ………手札のマシンナーズカノンを墓地に送り、墓地のマシンナーズフォートレスを蘇生する!」シュッ


カアァアッ


フォートレス「ガショーン!」攻2500→3300


雪乃「!まさか…………墓地からも効果が使えたなんて……」



ホセ「マシンナーズカノンが墓地に行ったことで一族の結束の効果は再び発動する…」



ホセ「バトル…守備モンスターを攻撃!」バッ


ドギューーーーーーーーン!!


リチュアエミリア「あぁああっ!?」守800

《リチュア・エミリア/Gishki Emilia》 †
スピリットモンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1600/守 800
このカードは特殊召喚できない。
召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
このカードが召喚・リバースした時、
自分フィールド上にこのカード以外の「リチュア」と名のついた
モンスターが存在する場合、
エンドフェイズ時までフィールド上の罠カードの効果を無効にする。


雪乃「うぅ…………?!」ゴオオォッ


ホセ「ターン終了…」手札0



雪乃「………ドロー」シュッ 手札3


雪乃「………………よし…私は墓地のリチュアの儀水鏡の効果を二枚発動!」バッ


《リチュアの儀水鏡/Gishki Aquamirror》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分の手札・フィールド上から、儀式召喚するモンスターと
同じレベルになるようにモンスターをリリースしなければならない。
また、自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードをデッキに戻す事で、
自分の墓地の「リチュア」と名のついた儀式モンスター1体を選択して手札に戻す。


キュィーーーーーーーン…!




雪乃「墓地の儀水鏡を二枚デッキに戻し、墓地のジールギガスとマインドオーガスを手札に戻す…!」手札5 シュッ


ホセ「何度でも蘇るか………」


雪乃「…………リチュアディバイナーを、召喚!」バッ



《リチュア・ディバイナー/Gishki Diviner》 †
効果モンスター
星3/水属性/海竜族/攻1200/守 800
1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動する事ができる。
デッキの一番上のカードをめくり、
それが宣言したカードだった場合手札に加える。
違った場合、自分のデッキの一番上に戻す。


ディバイナー「………」攻1200



雪乃「ディバイナーの効果発動、デッキの一番上を言い当てる……サルベージ」シュッ


リチュア・ビースト


雪乃「違う場合は元に戻す……」サッ


ホセ「ふふ………残念だったな」


雪乃「まだよ…………儀式魔法、リチュアに伝わりし禁断の秘術を発動…!」バッ


《リチュアに伝わりし禁断の秘術/Forbidden Arts of the Gishki》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分フィールド上及び相手フィールド上から、
儀式召喚するモンスターと同じレベルになるように
表側表示で存在するモンスターをリリースしなければならない。
この効果で儀式召喚したモンスターの攻撃力は半分になる。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。


パアアァァアアァアァ…………………





雪乃「この儀式魔法は……相手の場のモンスターを使うことができる禁断の儀式……フォートレスと、ディバイナーをリリース!」バッ


ギィユーーーーーン!!


ホセ「私のモンスターを儀式に使うだと……?!」


雪乃☆3のリチュアディバイナーと、☆7のマシンナーズフォートレスをリリースして……イビリチュアジールギガスを儀式召喚!」バシッ


《イビリチュア・ジールギガス/Gishki Zielgigas》 †
儀式・効果モンスター
星10/水属性/水族/攻3200/守 0
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
1ターンに1度、1000ライフポイントを払って発動できる。
デッキからカードを1枚ドローし、お互いに確認する。
確認したカードが「リチュア」と名のついたモンスターだった場合、
フィールド上のカード1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。


ジールギガス「グオォオォ………」守0


雪乃「このカードを使ったターン……攻撃はできない……さらに攻撃力が半分になる……だから守備表示で置いておくわ…」


ホセ「く…………」


雪乃「さらに…!魔法発動、浮上」バッ


《浮上/Surface》 †
通常魔法
自分の墓地のレベル3以下の
魚族・海竜族・水族モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。


雪乃「墓地のリチュアアビスを守備表示で特殊召喚…!」バッ


《リチュア・アビス/Gishki Abyss》 †
効果モンスター
星2/水属性/魚族/攻 800/守 500
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「リチュア・アビス」以外の守備力1000以下の
「リチュア」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

リチュアアビス「……」守500



雪乃「デッキから………シャドウリチュアを手札に加える」シュッ 手札2



雪乃「ターン終了…」






ホセ「く………おのれ……またフォートレスを除去しおったか……ドロー!」シュッ 手札1


雪乃「 何を引いたの…………」



ホセ「…………よし、私はマシンナーズギアフレームを召喚!」バッ



《マシンナーズ・ギアフレーム/Machina Gearframe》 †
ユニオンモンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 0
このカードが召喚に成功した時、
自分のデッキから「マシンナーズ・ギアフレーム」以外の
「マシンナーズ」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の機械族モンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)


フレーム「!」攻1800→2600


ホセ「召喚に成功した時、デッキから……マシンナーズフォースを手札に加える!」バッ


雪乃「!まさか……また…!?」


ホセ「マシンナーズフォースをコストに……蘇れフォートレス!」バシュアッ 手札0

ギュウゥーーーーーーーーン!!

フォートレス「ガショーン!」攻2500→3300



雪乃「うっ…………みたびフィールドへ……………」



ホセ「それはお前のジールギガスも同じことだろう……だがここまでだ…!」


ホセ「フォートレスとギアフレームで、守備モンスター二体を攻撃!」バッ



ジールギガス「ギュアアォオエ!?」ドーーーーン!


アビス「グヘアァッ!?」ドーーーーン!!


雪乃「っつっう…………!」




ホセ「………ターン終了だ」


雪乃「……わ、私のターン………」シュッ 手札3


ホセ「ついに息切れだな………起死回生のカードを引けなければな…」


雪乃「………」チラッ…



雪乃「………カードを一枚セットして…ターン終了」バッ 手札2


ホセ「万策尽きたか」シュッ


ホセ「私はマシンナーズスナイパーを召喚」バッ


《マシンナーズ・スナイパー/Machina Sniper》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
「マシンナーズ・スナイパー」以外の「マシンナーズ」と名のついた
モンスターを攻撃する事ができない。



スナイパー「フッ!」攻1800→2600


ホセ「奴の手札はイビリチュアマインドオーガスと、シャドウリチュア……恐れることは無い」


ホセ「とどめだ!マシンナーズフォートレスで攻撃……!」


雪乃「!」









雪乃「トラップ発動、和睦の使者!」カチッ



《和睦の使者/Waboku》 †
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になり、
自分のモンスターは戦闘では破壊されない。


パアアァァアアァアァ…………………!


雪乃「ハァ…………ハァ…………」


ホセ「……このターンを凌いで何になるというのだ……ターン終了」手札0



雪乃「………あなたは、ミスを犯したわ……」


ホセ「何だと……」


雪乃「このドロー次第で………逆転は可能………!」



ホセ「ならばお前の覚悟……試してみろ」


雪乃「…………………ドロー」シュッ


イビリチュアソウルオーガ



雪乃「………来る時は来るものね…」


ホセ「ぬ…」





雪乃「手札のシャドウリチュアを捨てて、効果発動!」バッ



《シャドウ・リチュア/Gishki Shadow》 †
効果モンスター
星4/水属性/海竜族/攻1200/守1000
水属性の儀式モンスターを特殊召喚する場合、
このカード1枚で儀式召喚のためのリリースとして使用できる。
また、手札からこのカードを捨てて発動できる。
デッキから「リチュア」と名のついた儀式魔法カード1枚を手札に加える。



雪乃「デッキから……リチュアに伝わりし禁断の秘術を手札に加えるわ…!」シュバッ


ホセ「それは………」


雪乃「そう………このカードを発動!」バッ


《リチュアに伝わりし禁断の秘術/Forbidden Arts of the Gishki》 †
儀式魔法
「リチュア」と名のついた儀式モンスターの降臨に必要。
自分フィールド上及び相手フィールド上から、
儀式召喚するモンスターと同じレベルになるように
表側表示で存在するモンスターをリリースしなければならない。
この効果で儀式召喚したモンスターの攻撃力は半分になる。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。



雪乃「私は………あなたのフィールドのマシンナーズギアフレームとマシンナーズスナイパーをリリース!」バッ


ホセ「私のモンスターだけを利用するだと………?!」


雪乃「☆8儀式召喚!イビリチュアソウルオーガ!」バッ



《イビリチュア・ソウルオーガ/Evigishki Soul Ogre》 †
儀式・効果モンスター
星8/水属性/水族/攻2800/守2800
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
1ターンに1度、手札から「リチュア」と名のついたモンスター1体を捨てて発動できる。
相手フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して持ち主のデッキに戻す。



ソウルオーガ「ズオォォ!」守2800




雪乃「私に利用されるモンスターを並べてしまったわね…」


ホセ「……だが、フォートレスに倒せぬ相手では無い…!」


雪乃「このモンスターの効果を発動……手札のイビリチュアマインドオーガスを墓地に捨て……マシンナーズフォートレスをデッキに戻す!」バッ 手札0



ホセ「!」


ドギューーーーーーーーーン!!!


ホセ「しまった……またフォートレスがデッキに…………!」


雪乃「ターン終了…」手札0



ホセ「く………………私のターンか…」


雪乃「今度は貴方が逆転のカードを引かなくてはならないわね……」


雪乃「マシンナーズフォートレスが墓地にもいない今……そのデッキは機能を停止させるはず…」



ホセ「………ドロー」シュッ 手札1


マシンナーズカノン


ホセ「!……………まだだ……リバースカード発動、トレードイン!」カチッ


《トレード・イン/Trade-In》 †
通常魔法
手札からレベル8モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。


雪乃「!………ブラフだったのね……」



ホセ「カノンを捨てて…デッキから二枚ドローする…」


ホセ「まだ……私は負けられぬ……」シュッ 手札2



機甲部隊の最前線
マシンナーズフォートレス


ホセ「!…………なぜ…………」




ホセ「…………ターン終了だ」手札2


雪乃「逆転のカードどころか……守備モンスターも引けなかった様ね…」シュッ 手札1


雪乃「……私はイビリチュアソウルオーガを攻撃表示に変更、さらにリチュアシェルフィッシュを召喚!」バッ



《リチュア・シェルフィッシュ/Gishki Mollusk》 †
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻1700/守 900
このカードがカードの効果によって墓地へ送られた時、
自分のデッキの上からカードを3枚確認し、
確認した3枚を好きな順番でデッキの上か下に戻す。



シェルフィッシュ「チャッ!」攻1700


ソウルオーガ攻1400


雪乃「二体で総攻撃!」バッ


ドゴオォオォーーーーーン!!



ホセ「うおおおぉおおぉ……………!!!!」LP4000→900


雪乃「ターン終了!」手札0 LP400



ホセ「捨て身で来たか…………!ここでモンスターを引いたら………一族の結束で攻撃力を上げ………お前は敗れるというのに………!」ぐぐぐぐ…


雪乃「このチャンスを逃すことはできないわ……リスクは承知……それに、予感だけれど…貴方はモンスターを引くことはできないわ」



ホセ「嘗められたものよ……………ドロー!」シュッ


アイアンコール


ホセ「…………………なんと…………!」







ホセ「………これが…運命だというのか………」


雪乃「……………」



ホセ「……………………ふ、ふふふふ…………」



ホセ「ターン終了だ………………」



雪乃「…………………ドロー」シュッ 手札1


雪乃「…………リチュアシェルフィッシュで、ダイレクトアタック!」バッ



ドキューーーーーーーーーーーーン!


ホセ「うぉおぉおぉぉーーーーーーーー!!!」LP900→0 ピーーー


ガシャアアァアァンッ!!


ホセ「おぉおぉ……………………」ズシャアアッ!


雪乃「……………ふぅーーーーーー……………」カシャンッ


ホセ「………………ふ、…ふふ………」ガクッ…


雪乃「……………身体が痛いわ……」


コナミ「雪乃ー!勝ったか、お疲れ……さあDホイールで休め、傷薬常備してるからな」ダッ


雪乃「ええ、あとは…………あげはさんだけね」スタスタ


コナミ「今かなりヤバイ所なんだ………」




……………………………………


ネオドミノシティ


鬼柳「徐々に下がってきてるな………アーククレイドル………」


ツァン「コナミ達ちゃんと止められるのかな……失敗したらボク達ペシャンコだよ?」


鬼柳「あいつらなら大丈夫だ……遊星いるしな…」スタスタ


ツァン「そうだといいけど………」


鬼柳「コナミ達を信じようぜ、ほら、コーラでも飲めよ」ポイッ


ツァン「ん、ありがと」パシッ


鬼柳「ポテトチップスもいろんな味持ってきたからな、好きなの食べろ」ガサガサッ


ツァン「なんかやけに気が利くじゃない…鬼柳らしくない」ガサッ


鬼柳「失礼な奴だ…」


鬼柳「満足ジャケット商品化の前に街が崩壊したら最悪だな……」パリパリ


鬼柳「チーム満足のメンバーの商品も作ろうと思ってんだぜ、優勝チームだし需要あると思ってよ…ツァンの写真貼った下敷きとか」


ツァン「ふざけんな!そんなことやめてよね、もう…!やるなら自分の写真貼りなさいよ!」


鬼柳「ダメか…………」


ツァン「まったく…………………」パリパリ


ツァン「………でいうかさっきこのポテトチップス、持ってきたって言った?」


鬼柳「あぁ、そこらへんのスーパーも無人だからな、勝手に持ってきた…」ガサガサッ


ツァン「………………」


牛尾「見つけたぞお前らあぁーーーーーー!泥棒しただろコラアァーーーーーー!!」ダッ


鬼柳「!やべ、逃げるぞ、お前も共犯者だからな!」ダッ


ツァン「鬼柳のバーーーカ!アホーーーーー!」ダッ



ここまででー

あげは LP1000 手札1 守備モンスター1

パラドックス LP4900 リバース1 手札1 パラドクスドラゴン ギガンテックファイター sin world



ジャック




……………………………………



龍亞「う……………………く………」LP1100 ザッ



アポリア「どうした少年よ……ここまでか」



ジャック「龍亞…」LP100



龍可「………」LP100


アポリア「死ぬ前にできる事もあるぞ、サレンダーをするのだ」


アポリア「そうすればLPを失う事なく、デュエルを終わらせる事ができる」



ジャック「なに…!」


龍亞「………………く…………」ザッ



アポリア「…………………そうだ、LPの多いお前が率先してサレンダーをするのだ」



アポリア「絶望の淵を見る事も無い」



龍亞「!……………!」


ジャック「龍亞………」



龍可「うぅ………」






龍亞「………………俺はまだ……生きてる」



アポリア「ん?」


龍亞「………………俺が生きている限り………絶望はしない…!」



アポリア「何だと…」



ジャック「おぉ、龍亞…!」



龍亞「俺のターン!」シュッ


龍亞「俺は機皇要塞フォルテシモの効果発動、手札から☆4以下の機械族モンスターを特殊召喚する!」



龍亞「D・ラジカッセン!」バッ


ラジカッセン「!」ウィーーーーン!



アポリア「く………」


龍亞「さらにDライトンを召喚!」バッ


ライトン「……」



アポリア「愚かな、☆4と☆1のモンスターを召喚した事により、レベルカノンの効果をくらえ!」



ドキューーーーーーーーーーーーン!



龍亞「!くうぅうぅ…………!」LP1100→100 ゴアァアァアァッ!


ジャック「龍亞ーーーーーーーーー!!」



龍亞「ま、まだまだ………!手札から、二重波紋を発動………!」バッ


アポリア「なに…」





龍亞「俺と龍可のエクストラデッキから、☆7のパワーツールドラゴンとエンシェントフェアリードラゴンを選択して、フィールドから素材となるモンスターを墓地に送り……そのモンスターをそれぞれのフィールドに守備表示で特殊召喚する!」


ジャック「何を‥…!」



龍亞「ジャックの場のクロックリゾネーターと、俺の場のラジカッセンを墓地に送り……現れろ!」



パワーツールドラゴン「グオォオォ!」



エンシェントフェアリー「フオォ………」



龍可「エンシェントフェアリー……!」



ジャック「愚かな………シンクロモンスターを呼ぶとは…………アステリスクの効果発動、シンクロモンスターを呼んだプレイヤーに1000のダメージを与える!」



ジャック「さらに、レベルカノンの効果により……合計3800のダメージをくらえ!」



龍亞「ハァ……ハァ……」


ジャック「なにぃ!?龍亞のLPは100………これでは…!」



龍可「だ、ダメ………」


ドキューーーーーン!!ドキューーーーーン!! ギュルルルルルルルルルル…!!



龍亞「ハァ……ハァ………!」


アポリア「そうだ、それでも人間はシンクロから逃れられなれなかった、人類は滅んで行った…」



アポリア「少年…絶望して死ぬがいい」


龍亞「違う!絶望はしない……!希望を繋げたんだ………!」




アポリア「なに」



龍亞「エンシェントフェアリー!龍可を、龍可を守ってくれ!」



ゴアァアァアァッ!



龍可「まって、龍亞、龍亞………!」



アポリア「ネメシストルネード」



ドギュアァーーーーーーーーーーーーーン!!!



龍亞「うあああぁあぁああーーーーーー!!!」LP100→0ピーーー



ジャック「やめろおぉーーーーーーーーーー!!」



龍可「ああぁーーーー!」



ギュルルルルルルルルルル…!!



龍亞「…………………っ…………う……」



龍亞「………………」ドサ……



アポリア「………………………」






……………………………………


パラドックス「終わりだ…………バトル、パラドクスドラゴンで裏守備モンスターを攻撃!」



パラドクスドラゴン「クアァアァ!」攻4000



コナミ「二体のモンスターの攻撃じゃ………あげはは守りきれないぞ!」



あげは「!」



ドギュアァーーーーーーーーーーーーーン!!!


ゴアァアァアァッ……


あげは「………………守備モンスターは……マシュマロン…!」



マシュマロン「マッシュマロン!」守500



《マシュマロン/Marshmallon》 †
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻 300/守 500
フィールド上に裏側表示で存在するこのカードを攻撃したモンスターのコントローラーは、
ダメージ計算後に1000ポイントダメージを受ける。
このカードは戦闘では破壊されない。



パラドックス「うぉ…………!」LP4900→3900



コナミ「よし!」



雪乃「戦闘では破壊されないモンスター、さらに1000のダメージを与える事ができる…!」



あげは「た、助かった………」







パラドックス「ち……………ターン終了!」


あげは「ボクのターン…!」シュッ 手札2



コナミ「いいぞあげは、どんなに攻撃力が高くても破られはしねえ!」



雪乃「今のうちに体制を立て直して…」



あげは「………………やった……!ボクも手札からサイクロンを発動!」バッ



《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



あげは「これでsinworldを破壊してやる!」


ギュオォオォーーーーーーーーーーーーーーー



コナミ「来たーーー!sinworldが無いsinモンスターは破壊される!」



雪乃「パラドクスドラゴンを破壊できる…!…」



パラドックス「そんなもの許すものか…!トラップ発動、マジックジャマー」カチッ


《マジック・ジャマー/Magic Jammer》 †
カウンター罠
手札を1枚捨てて発動する。
魔法カードの発動を無効にし破壊する。




パラドックス「手札を一枚捨て……サイクロンを無効にする!」



パキーーーーーーーン!



あげは「!うわあぁ…!」






コナミ「くっそがーーーー!」



パラドックス「ふはは………」



あげは「………ターン終了」手札1



パラドックス「ドローの代わりにsin worldの効果、デッキからsinカードを三枚選択して…一枚選べ」しゅしゅしゅっ



あげは「…………真ん中」


パラドックス「……選んだのは SinClaw Stream!」バッ



あげは「えぇえっ!」


パラドックス「カードを一枚セットしてターン終了!」バッ



コナミ「ヤバイ、あのカードはsinモンスターがいる時カードを一枚破壊する…」



雪乃「マシュマロンの守りが破られてしまうのね…」



あげは「ど、ドロー!」シュッ 手札2



パラドックス「くく…………」



あげは「…………カードを二枚セットして…ターン終了」手札0










パラドックス「私のターン、sin worldの効果を使う!」シュッシュッシュッ



あげは「むうう…………み、右!」



パラドックス「選んだのはsinトゥルースドラゴン」サッ


パラドックス「そしてトラップ発動、SinClaw Stream!」カチッ



《Sin Claw Stream/Malefic Claw Stream》 †
通常罠
自分フィールド上に「Sin」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。


パラドックス「マシュマロンを破壊!消えろ!」ドーーーーン!!



マシュマロ「マシュマロ!!?」


あげは「!?」



コナミ「あげはの最後の砦が!」



雪乃「ガラ空きの状態で攻撃を食らったら終わりよ……!」


パラドックス「とどめだ少女よ!パラドクスドラゴン!」



パラドクスドラゴン「クアアァ!!」攻4000



あげは「あああぁ……!」





ドゴーーーーーーン!



あげは「と………トラップ発動、リバイバルギフト!」カチッ




《リバイバル・ギフト/Revival Gift》 †
通常罠
自分の墓地に存在するチューナー1体を選択し特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
相手フィールド上に「ギフト・デモン・トークン」
(悪魔族・闇・星3・攻/守1500)2体を特殊召喚する。



あげは「墓地からチューナーモンスター、霞の谷の戦士を守備表示で特殊召喚する!」




《霞の谷の戦士/Mist Valley Soldier》 †
チューナー(効果モンスター)
星4/風属性/鳥獣族/攻1700/守 300
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードとの戦闘で破壊されなかった相手モンスターを
ダメージステップ終了時に持ち主の手札に戻す。


戦士「フッ」守300



あげは「そして、相手の場にギフト・デモン・トークンを二体特殊召喚する…!」バッ



トークン「ひひ」守1500


トークン「ひひ」守1500



雪乃「!相手にトークンを与えてまでモンスターを……」



コナミ「だが一体じゃ凌ぎきれないぞ!」



パラドックス「無駄なあがきだ………ギガンテックファイターで霞の谷の戦士を攻撃!」バッ

ギガンテック「ズアアアアア!」攻2800


コナミ「ほら来たーーーーーーーー!!」



あげは「トラップ発動、チューナーズ・バリア!」カチッ


《チューナーズ・バリア/Tuner's Barrier》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在するチューナー1体を選択して発動する。
次のターンのエンドフェイズ時まで、
選択したチューナー1体は戦闘またはカードの効果では破壊されない。


ピキィーーーーーーーーーン!


ガシャアァン!!




ゴアァアァアァッ……



あげは「………次のターンまで……チューナーモンスター一体は破壊されない!」



コナミ「危ねええぇ…………」



パラドックス「く…………小賢しい」


雪乃「ふぅ…………」



あげは「さらに!霞の谷の戦士の効果発動、戦闘を行ったギガンテックファイターがエクストラデッキに戻る!」


ビュウーーーーーーーン!!



パラドックス「なに………」


コナミ「モンスターも減らした、よっしゃ!」



パラドックス「だが、これでお前のリバースカードは消えた、手札も0…何ができるというのか」



あげは「うぅ…」



パラドックス「……ターン終了!」手札1



あげは「ボクの…ターン!」シュッ 手札1



あげは「!………………カードをセットして……終了」バッ 手札0





パラドックス「ハハハハ、私のターン、sin worldの効果発動」シュッシュッシュッ


あげは「……………!左」



パラドックス「………ち、sinレインボードラゴン」サッ


パラドックス「sinモンスターは一体しか存在できない………このモンスターを召喚はできぬ…」



パラドックス「だが、デモン・トークンを攻撃表示に変更」サッ



トークン「ひひ」攻1500


トークン「ひひ」攻1500



コナミ「つ、次の攻撃は止められるのか…」


雪乃「あげはさん…………」



あげは「……ネガティブなボクでも………あ、諦めなければ……逆転できる…!」


コナミ「うおぉ!」



パラドックス「何を言っている!パラドクスドラゴンで霞の谷の戦士を攻撃!」


パラドクスドラゴン「クアアアアァーー!!」攻4000



ドーーーーーーーーン!!



あげは「よし……………トラップ発動!」カチッ




《聖なるバリア -ミラーフォース-/Mirror Force》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。




キューーーーーーーーーーーン!!



パラドックス「しまっ……!」



コナミ「でたーーーーーー!弱者の味方!」



雪乃「ミラーフォース!」



あげは「相手攻撃表示モンスターを、全て破壊する!」



キュオオォォオォーーーーーーー!


ドガーーーーーーン!!ドーーーーーーーーン!!



パラドクスドラゴン「クオオォォオォ!!」


トークン「フヒヒヒヒッ!!?」


トークン「フヒヒヒヒッ!!?」


ゴオオオォォォーーーーーーーーーー……!!!



あげは「や、やった……………!攻撃力4000のパラドクスドラゴンを倒した………!」


シュウゥウゥウゥ………………



コナミ「次のターン……総攻撃を仕掛けられれば……」


ドキューーーーーン!!


霞の谷の戦士「ぎゃああぁ!!?」



あげは「!?うあああ…………!?」ゴオオオォ……


あげは「な…………なに?」






コナミ「!あげはのモンスターがぶっ飛んだ……?」


雪乃「新たに攻撃を仕掛けて来たモンスターがいるの……!?」



あげは「う……………」



パラドックス「ははははは、さっき貴様言っていたな、パラドクスドラゴンが私の切り札だと」



パラドックス「それは違う、私には真の切り札がいるのだ!」



あげは「うそ!?4000のシンクロモンスターが切り札じゃない……………」



コナミ「そんな馬鹿な事あるかー!」


パラドックス「残念だったな!」ゴアァアア!! LP3900→1950



雪乃「!?プ、プレイヤーと一体化してるモンスターがいるわ……!」


トゥルースドラゴン「シャアアァァァ!」攻5000


コナミ「うわああ……合体しだしたぞこいつ……!」



あげは「ご…………5000…………?」




《Sin トゥルース・ドラゴン/Malefic Truth Dragon》 †
効果モンスター
星12/闇属性/ドラゴン族/攻5000/守5000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在する「Sin トゥルース・ドラゴン」以外の
「Sin」と名のついたモンスターが戦闘またはカードの効果によって破壊された場合、
ライフポイントを半分払う事でのみこのカードを手札または墓地から特殊召喚できる。
「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスターを全て破壊する。



パラドックス「私の切り札、siトゥルースドラゴン!sinモンスターが破壊された時、LPを半分払う事で手札墓地から特殊召喚できる!」


トゥルース「シャアアァァァ!」



あげは「………………むり、いや無理だよ」



コナミ「諦めないでくれえぇ………」






ここまででー


あげは LP1000 手札0

パラドックス LP1950 手札1 sinトゥルースドラゴン sin world


青葉あげは

乙!
ところで霧の谷の戦士の効果でギガンディックがデッキに戻ってたけど
リバイバルギフトの効果で戦士の効果無効になってるんではないの?

>>697ミスです………ミラーフォースで一緒にぶっ飛んだ事にしましょう……




あげは「やだーーー!だってボク手札0じゃん、フィールドもガラ空きじゃん」



あげは「無理じゃん!」


コナミ「そんな事言っても逃げられないんだぜ……!」


あげは「ううぅ………」



雪乃「青葉さんには酷な話よね…」



パラドックス「逃がしはしない」



ジャキーン!


あげは「!?うわあぁ………」ギシッ


コナミ「地面から足枷が………」



パラドックス「フフフフ……ターン終了!」手札1


あげは「うぅ……………」グスッ


コナミ「が、頑張れ………!」



雪乃「きっと勝てるわ…!」



あげは「な、何を根拠に……………」





……………………………………


龍亞「………………」LP0



ジャック「龍亞ーーーーーーーーーーー!!」



アポリア「………死んだか」



龍可「………………うっ……!」ガクッ



ジャック「!龍可」


龍可「ハァ……ハァ……ハァ……………」LP100→99→98→97 ピッピッピッ



ジャック「なに、ライフダメージを受けていないのに…どうして!」


アポリア「言っただろう、LPと命はリンクしている…命の鼓動が弱まれば、LPは削られていく」


龍可「……………ハァ………………ハァ…」LP94→93→92→91 ピッピッピッ



ジャック「いかん……!龍亞、龍亞ーーーーーーーー!!!」


龍亞「………………」LP0



アポリア「そいつはもう死んでしまった……読んでも無駄だ」


エンシェントフェアリー(……………龍亞、貴方の使命は終わっていません………龍可を救えるのは貴方だけなのです…)



ジャック「!…………エンシェントフェアリードラゴン…」



ピッ タララララララララララララララ…………


ライトン「………」








ジャック「!………Dライトンのライトが………」



ジャック「!…………そうか…守備表示のDライトンの効果、LPが0になった時…ライトンのルーレットが緑で止まればLPは100になる…」


タララララララララララララララ………… ピタッ


ジャック「………………緑に止まった………という事は…」


ライトン「………………」ペカーーーーーーーーー


ファアァアァァ………………


龍亞「………………」LP0→100


アポリア「なに………?」



キィイィーーーーーーーーン!


ジャック「うぉ………シグナーの…痣が、これは……!?」


龍可「…………ハァ…ハァ……」LP63→62→61→60 キィイィーーーーーーーーン!



……………………………………


クロウ「!…………痣が……誰かが戦ってる」キィイィーーーーーーーーン!



アキ「私達の力を必要としているのね…」キィイィーーーーーーーーン!


……………………………………


遊星「!…………これは……今までと違う輝き…………」


キィイィーーーーーーーーン!


遊星「感じる…息吹を」







龍亞「………………」キィイィーーーーーーーーン!


ジャック「!なに………まさか」


ギュオォオォーーーーーーーーーーーーーーーン…

……………………………………


遊星「!まさか龍亞が………6人目のシグナー……」


……………………………………


龍亞「………………ぅ」ぐぐ…


龍亞「………………っ……………ふぅ……」フラッ LP100


キィイィーーーーーーーーン……


ジャック「!おぉ、龍亞………」


アポリア「馬鹿な………こんな小僧がシグナーに進化したというのか…!」


龍可「ハァ……ハァ………………」LP49→48→47 ピッピッピッ


龍亞「………………?………あ………俺……」チラッ


龍亞「………………!!おおぉーーーー!あ、痣がある!俺にシグナーの痣が!」パッパッ


エンシェントフェアリードラゴン(龍亞、貴方が六人目のシグナーなのですよ…)


龍亞「うそ!俺がシグナー…!」


エンシェントフェアリー(こうなる事を私も龍可も望んでいました…貴方が成長する事を…)



龍亞「エンシェントフェアリードラゴン…………」




龍可「…………………ハァ…」LP38→37→36


龍亞「あ!ヤバイ……シグナーの力で龍可を助けるんだ!」


キィイィーーーーーーーーン!


龍亞「!」パシューン!


龍亞「おれは☆7のパワーツールドラゴンに☆1のDライトンをチューニング!」バッ


☆7+☆1=☆8

カァッ


龍亞「世界の未来を守るため、勇気と力がレボリューション、シンクロ召喚!」


龍亞「進化せよ、ライフストリームドラゴン!」キィイィーーーーーーーーン!


《ライフ・ストリーム・ドラゴン/Life Stream Dragon》 †
シンクロ・チューナー(効果モンスター)
星8/地属性/ドラゴン族/攻2900/守2400
チューナー+「パワー・ツール・ドラゴン」
このカードのシンクロ召喚に成功した時、
ライフポイント2000未満のプレイヤーのライフポイントを2000にする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、効果ダメージは無効となる。
1ターンに1度、フィールド上に存在するこのカード以外の全ての
シンクロモンスターのレベルを1~12の数値の中で任意の数値にする事ができる。


パキィン!バキィン!


ライフストリーム「シュアアァー!」


アポリア「馬鹿な…!何だこいつは」


ジャック「これが龍亞のシグナーのドラゴン……」


龍可「ハァ……ハァ……………………」





アポリア「許さん、何がシンクロだ………!アステリスクの効果発動、1000Pのダメージを与える!」


ギュオォオォーーーーーーーーーーーーーーー!!!


龍亞「ライフストリームドラゴンの存在により、効果ダメージは受けない!」



ゴオオオォォォーーーーーーーーーー!!


アポリア「くうぅ………!」


龍可「……………………はぁ……はぁ…」LP28→27→26


龍亞「そして、ライフストリームドラゴンの更なる効果発動!シンクロ召喚時、LP2000以下のプレイヤーのLPを、2000にする!」


カァアァーーーーーー………


ジャック「!…………」LP100→2000


龍亞「……」LP100→2000


龍可「………………?………ぁ…」LP23→2000


アポリア「なんだと…………!」


龍可「?………………」スタッ LP2000


龍亞「良かったー………間に合った」


龍可「龍亞……………」


…………………………




あげは「…………………」


パラドックス「さあ!カードを引け…」


コナミ「このヤロー…」


あげは「……くっそーーーー!………………ドロー!」シュッ 手札1


あげは「………モンスターを守備表示でセット!」バッ


あげは「ターン終了」手札0



雪乃「守備モンスターを引いたわね……sinトゥルースドラゴンがいる限り…sinモンスターを新たに出す事はできない」


雪乃「凌げるかもしれないわね…」


パラドックス「私のターン、このターンsin worldの効果を使わない」



パラドックス「通常のドロー!」シュッ 手札2


コナミ「普通のモンスターを引く気か…」



パラドックス「……………………ち」カサッ



あげは「………ハァ……あの感じ…モンスターじゃなかったみたい…」


パラドックス「守備モンスターをトゥルースドラゴンで攻撃!」


トゥルース「クアアアアァ!」攻5000


ドゴアァーーーーーーーーン!!


ダークシー・レスキュー「きああぁぁ!?」守0



《ダークシー・レスキュー/Darksea Rescue》 †
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードがシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。


あげは「ううぅぁ…………!」ゴォオォ……





パラドックス「ターン終了」手札2


あげは「ふぅ…………ふぅ…………」


コナミ「これはヤバイ………あげはがモンスターを引けないか…あいつが攻撃可能なモンスターを引くかでやられる…」



雪乃「…………」


あげは「…………ど、ドロー!」シュッ 手札1


あげは「…………カメンレオンを召喚っ」バシッ



《カメンレオン/Masked Chameleon》 †
チューナー(効果モンスター)
星4/地属性/爬虫類族/攻1600/守1100
このカードは自分フィールド上に
レベル5以上のモンスターが存在しない場合のみ召喚できる。
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の守備力0のモンスター1体を選択して
表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
この効果を発動するターン、
自分はエクストラデッキ以外からモンスターを特殊召喚できない。


カメンレオン「シャアア」


コナミ「攻撃表示だと?」


パラドックス「…………」


あげは「カメンレオンの効果…発動!」バッ




あげは「墓地の守備力0のモンスターを守備表示で特殊召喚する!」


ダークシーレスキュー「シシシ」守0


雪乃「墓地のモンスターを釣り上げる効果…………これでシンクロを行える…」



パラドックス「☆5か……」


コナミ「何を出す気だ…」



あげは「……☆4のカメンレオンに☆1のダークシーレスキューをチューニング……!」


☆4+☆1=☆5
カァッ


あげは「シンクロ召喚……マジカルアンドロイド……!」バッ



《マジカル・アンドロイド/Magical Android》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/サイキック族/攻2400/守1700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分のエンドフェイズ時、自分フィールド上の
サイキック族モンスター1体につき、自分は600ライフポイント回復する。


アンドロイド「っふ」守1700


コナミ「あ、ディヴァインが使ってた……」


雪乃「回復効果を持つモンスター…」


あげは「…………だ、ダークシーレスキューの効果発動、一枚……ドロー!」シュッ 手札1



あげは「…………………カードを、セット…」サクッ




あげは「ターン終了……この時、アンドロイドの効果で600P回復する!」LP1000→1600 パアアァアア………


あげは「ハァ……………ふぅ…」手札0


コナミ「か、回復力少ねえぇーーーー……」


パラドックス「その程度の回復…なにも変わりはしない!」



パラドックス「私のターン…ドロー!」シュッ 手札3


パラドックス「!…………ぬ………ちっ………」


パラドックス「運のいいやつだ………マインフィールドを召喚!」バシッ



《マインフィールド/Minefieldriller》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1500/守1500
自分フィールド上に表側表示で存在する
このカードがフィールド上から離れた時、
自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を選択して手札に加える事ができる。


マインフィールド「キュルルル!」攻1500


コナミ「!ついにモンスターが……」


雪乃「万事休す………!」



あげは「……………うぅう!」



パラドックス「いけ、トゥルースドラゴン!攻撃!」バッ


トゥルース「バアアアアア!」ドーーーーーーン!!



アンドロイド「ああああぁあああーーーーー!!?」ドーーーーーン! 守1700





コナミ「あげはの壁モンスターが……!」


パラドックス「そして、マインフィールドで少女にダイレクトアタック!」


ギュオォオォーーーーーー!


マインフィールド「!」攻1500


ドギャアァンン!!


あげは「うぁあぁっあぁ………っ!」LP1600→100 ザザザザザザザザアアアアッ……


コナミ「うわあぁーーーーーー!!」


雪乃「青葉さん!」


パラドックス「カードを一枚セットして、ターン終了!」バッ 手札2


あげは「うっ………………ぁくううぅ………」ガシャ……


パラドックス「600P回復していたのが功を奏したか………苦しみが長引いただけだと思うが」


あげは「く…………………」



コナミ「LP100で踏ん張ってはいる………が!」


雪乃「トゥルースドラゴンの攻撃がまるで止まらないわ…」


あげは「…………ハァ………アァ…………ぅぅ……」


あげは「………………ダメだ……まるで歯が立たない………」




…………………………


ジャック「!…………行くぞアポリア!」



アポリア「やめろ………!シンクロなど……私にまた…絶望を与えようというのか…!」



ジャック「俺はロストスターディセントを発動!」バッ



ジャック「墓地のレッドデーモンズドラゴンを守備表示で蘇生する!その際、☆は一下がり、守備力は0になる!」


レッドデーモン「!」守0



アポリア「やめろ……!やめろおぉおおぉ……………!」



ジャック「!荒ぶる魂、バーニングソウル!」キューーーーーーーーン!!



ジャック「俺は☆7となったレッドデーモンズドラゴンに、☆3、クリエイトリゾネーターと☆2ドレットドラゴンを、ダブルチューニング!」バッ

☆7+☆2+☆3=☆12

ボオオオォォァッ


ジャック「王者と悪魔、今ここに交わる!荒ぶる魂……天地創造の叫びをあげよ!」ゴォオォ…!



ジャック「シンクロ召喚!いでよ…スカーレッドノヴァドラゴン!!」


スカーレッド「クカアァアアァーーーー!!!」


アポリア「ああぁあ…………!」





アポリア「絶望などしない……!するのはお前達だ……!トラップ発動、カオスインフィニティ!」カチッ



アポリア「守備表示モンスターを全て攻撃表示にし、デッキ、墓地からそれぞれ一体ずつ機皇モンスターを一体ずつ特殊召喚する!」


アポリア「現れろ!スキエルアイン、マシニクル!」


スキエルアイン「!」


マシニクル「!」


アポリア「これによりアステリスクの攻撃力はさらにアップ!」


アステリスク「クオオオ!」


ジャック「っく!」


アポリア「どうだ……!みろ、この圧倒的な攻撃力!これが絶望だ!」



アポリア「この効果により、アステリスクの攻撃力はスカーレッドノヴァを上回った!」



アポリア「絶望しろ人類ども!そして、預けるのだ、ゾーンに!人類の未来を!」


龍亞「まだだ!絶望はしないっ!トラップ発動、シンクロビックトルネード!」カチッ



アポリア「なにいぃ………!」


ギュオオォーーーーーー!!


龍亞「おれのライフストリームドラゴンの守備力分、相手モンスター一体の攻撃力を下げる!」バッ




アポリア「その効果を受けたとしても、アステリスクの攻撃力はスカーレッドノヴァを上回る!」


アポリア「もうやめろおおぉーーーーーー!!!」


龍可「トラップ発動、フェアリーブレス!」カチッ



龍可「フィールドにエンシェントフェアリードラゴンがいる時、モンスター一体の守備力を3000Pアップする!」



アポリア「なにいいいい……!」


龍亞「ライフストリームドラゴンが守備力を上げたことで、アステリスクの攻撃力も3000Pさらに下がる!」



アステリスク「クオオオ……………」


ジャック「お前達…」



龍亞「俺たちの思い、受け取ってジャック!」


アポリア「ぐううぅぅ………!なぜだ、なぜ人間をやめた私の心が痛い………!?」がしっ



アポリア「また私は……絶望の中にのたうつのか……!!?」


ジャック「いいや、お前は絶望などしない!希望を持っているからな」



アポリア「なにを言っている!」



ジャック「龍亞が龍可のために戦ったように、お前はゾーンのために戦っていた!ゾーンに繋げた希望がある限り、お前は絶望などしない!」





ジャック「俺たちの希望は遊星にある、だから俺たちも絶望はしない!」


アポリア「っ!」



ジャック「ゆけえぇ!スカーレッドノヴァドラゴン!」


ジャック「アステリスクを攻撃、バーーーーニングソウル!」



ギュアァーーーーーーーーーーーー!!


アステリスク「クオオオ!!!!?」ドーーーーーーーン!!



アポリア「つあぁあぁぁーーーーーーーーーー!!?」LP0 ピーーーーーーーーー

ゴギャアァアァァンン!!!


ゴァアアアァアァアァァアァ………………!!!



ジャック「!…………崩れる」


ポロポロッ コトッ


龍亞「あ、機械が外れた…」


龍可「足枷も…!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………


ジャック「く、おい崩れるぞ、脱出だ!」



龍亞「うん!」



アポリア「ああぁあぁ…………」


ゴゴゴ………




ガシャァン! ガシャァン!



ジャック「行くぞ!」ブオォォーーーーーーーーーー!!



龍亞「急いで脱出だー!」



ギューーーーーーーーーン!!


ザザザアアアッ!!


龍亞「ふう………………」


龍可「助かった……………」


ジャック「…………」



シュウゥウゥ…………


キューーーーーーーーン………


ジャック「遊星ギアが止まった…」


龍亞「やった!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………


ジャック「!…………アポリア」


龍亞「あ、く、崩れ落ちる……」


ガシャアァアン…………


アポリア「…………………………」



アポリア「この痛みは…絶望では無いのか……………」


アポリア「違う……痛みでは無い………疼き……」


アポリア「…………………そう…………希望……」



ガシャアァァーーーーーーーーン………




………………………………


あげは「………………」


パラドックス「ラストターンだ!カードを引け」



パラドックス「次のターン地獄へ送ってやる」


コナミ「あげはを嘗めんなよ!逆転の秘策がすでにあるんだよ!」


パラドックス「なに?」



雪乃「コナミ、それ、本当なの…?」



コナミ「……………………多分な!」


あげは「…………………………」


あげは「っ………………」(………このリバースカードを使えれば…もしかすると……)


あげは「………ど、ドロー!」シュッ 手札1



コナミ「!」


あげは「……………よしっ…!これなら……」



あげは「巨大ネズミを召喚っ」バッ



《巨大ネズミ/Giant Rat》 †
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1400/守1450
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の地属性モンスター1体を
表側攻撃表示で特殊召喚できる。


ネズミ「チュー」





コナミ「攻撃表示……?」


雪乃「何を…」


パラドックス「何をする気だ」



あげは「この………トラップカードを発動!」カチッ



シンクロ・スピリッツ
通常罠
自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体を選択してゲームから除外する。
さらに、除外したモンスターのシンクロ召喚に使用したモンスター一組が
自分の墓地に揃っていれば、この一組を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。


パラドックス「シンクロスピリッツだと……!」



雪乃「墓地のシンクロモンスターを除外し、素材を特殊召喚するカード……」


あげは「ボクは………墓地のマジカルアンドロイドを除外して……ダークシーレスキューと、カメンレオンを特殊召喚…!」バッ


カメンレオン「チー」


ダークシーレスキュー「ひひひ」



パラドックス「これは…………新たなシンクロ召喚!」


コナミ「合計レベルは………9!」


ミストウォーム




あげは「はぁ………はぁ……………☆4の巨大ネズミと☆1のダークシーレスキューに……☆4のカメンレオンをチューニング……!」


☆4+☆1+☆4=☆9
カアァッ


パラドックス「ぐっ…」


あげは「…シンクロ召喚………!ミスト・ウォーム……!」バッ



《ミスト・ウォーム/Mist Wurm》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/雷族/攻2500/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手フィールド上のカードを3枚まで選択して持ち主の手札に戻す。



ミスト・ウォーム「ジュルルルルルルッ!」攻2500


雪乃「ミスト・ウォーム!」


あげは「シンクロ召喚時……相手のカードを三枚まで手札に戻す…!」


パラドックス「!」


コナミ「おおお!トゥルースドラゴンも戻しちまええぇーーー!」


パラドックス「甘い!トラップ発動、デモンズチェーン!」カチッ



《デモンズ・チェーン/Fiendish Chain》 †
永続罠
フィールド上の効果モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
選択したモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。



ジャララララララララララッ ガシィアンン!


雪乃「そんな……」


コナミ「!?」





あげは「!あぁ……………」


パラドックス「効果モンスターの効果を無効にし、攻撃を封じる!」


パラドックス「ミスト・ウォームの効果は不発だ!ハハハハハ!」



コナミ「さ、最後の攻撃が………」


雪乃「もう…青葉さんに手札は無いわ」


あげは「………………うぅうう……」


パラドックス「さあ、ターン終了するのだ!」


パラドックス「一瞬で地獄に送ってやるぞ」



あげは「っうぅ…………」

キィーン………


コナミ「………?あげはのデュエルディスクに反応が」


雪乃「あ………ダークシーレスキューがシンクロ素材になったから、一枚引けるのよ」


あげは「……………」


パラドックス「ち………さっさと引け」


あげは「…………………………ドロー」シュッ


あげは「……………!あああっ、し、シンクロキャンセル発動っ!」バシッ





《シンクロキャンセル/De-Synchro》 †
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体を選択してエクストラデッキに戻す。
さらに、エクストラデッキに戻したそのモンスターのシンクロ召喚に使用した
シンクロ素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、
その一組を自分フィールド上に特殊召喚できる。


パラドックス「………………なんだと?」


あげは「み、ミスト・ウォームをエクストラデッキに戻して…素材モンスターを墓地から特殊召喚する!」


シューーーーーン……


ダークシーレスキュー「ひひ」


カメンレオン「チー」


巨大ネズミ「チュチュ……」


コナミ「おああ、シンクロ素材がまた揃った…!」


あげは「え、えっと……☆4の巨大ネズミと☆1のダークシーレスキューに、☆4のカメンレオンをチューニング……!」


☆4+☆1+☆4=☆9


パラドックス「なんだと!」ガタッ!



あげは「シンクロ召喚、ミスト・ウォーム…!」バッ


《ミスト・ウォーム/Mist Wurm》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/雷族/攻2500/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
相手フィールド上のカードを3枚まで選択して持ち主の手札に戻す。


ウォーム「ウジュジューーー……!」攻2500





コナミ「またミスト・ウォームが出てきたってことは………」


雪乃「また戻す効果が使えるわ……!」


パラドックス「な………………」


あげは「ぼ、ボクは……トゥルースドラゴンとsin world、マインフィールドを手札に戻す!」バッ


ヒュンヒュンヒュンッ!


ギューーーーーーーン!


パラドックス「………バカな……」


コナミ「やつの場が空いたあああーーーーー!!」


雪乃「ここにきて………大チャンス…!」


あげは「………ダークシーレスキューの効果で、一枚ドロー」シュッ


パラドックス「…嘘だろう…………?」


あげは「……………………か、勝てる……?」



あげは「……ミスト・ウォームで、ダイレクトアタック!」バッ


ゴシャアァーーーーン!


パラドックス「っくああぁーーーーー!!?」LP1950→0 ピーーーーーー

ゴシャアァンンッッ!


コナミ「勝った…………!」


雪乃「青葉さんの勝利ね…!」



あげは「……………………っうん」


あげは「…な………何度やっても同じ同じ」カシャッ


で、1枚ドローと


ここまででー


三場面同時進行はつかれる

アポリア

コナミくんの体には57のアザがあるのか…



ネオドミノシティ


アーククレイドル「………」


牛尾「ったくよぉ……お前ら、情けない真似すんなよ」


鬼柳「ごめんなさい………」正座


ツァン「なんでこんな事に…」正座



深影「WRGPの優勝メンバーが万引きなんて、世間体を考えなさい…」


深影「あなた達はもう有名人なんだから…」


鬼柳「く……………そうだな…」


ツァン「反省してます………」(鬼柳が)



牛尾「………まあ、こんな状況だ、お咎めなしにしておいてやるよ、一度は世界を救ってもらったしな」


鬼柳「ありがてぇ……」


深影「ハァ……………アトラス様達があの中で頑張ってるっていうのに」



ツァン「…………あれ、確実に下がってきてるよね」



牛尾「やべえよな……まだ住民の避難が完了してねえのに」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………


鬼柳「………………」パリパリ


牛尾「食ってんじゃねえぇえー!」バッ




普通に牛尾いるけど誰が通報したんだ?



ガーーーガーーーー


イェーガー『住民の避難は進んでいますか!?』


深影「イェーガー長官、もう少しかかりそうです…」


イェーガー『ぬぬぬぬ…………急いでください!』



ピッ


牛尾「く…………お前らは逃げねえのか?」


ツァン「今から逃げても間に合わないし…Dホイール動かないからね…」



鬼柳「ああ、遊星達が止めてくれるんだろ?」


深影「絶対では無いけれど…」


ツァン「………………」(コナミや藤原さん達は何してるんだろう…)


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………



牛尾「……よし、活動を続けましょう」


ザッザッザッザッザッザッザッザッ……



鬼柳「ん……………?」


深影「なに?あの人数は………」


ゴースト「………………」ザッザッザッザッ


ゴースト「………」ザッザッザッザッ

ゴースト「………」ザッザッザッザッ


ゴースト「………」ザッザッザッザッ


ザッザッザッザッザッザッザッザッ……


牛尾「!ゴースト軍団ディアブロ………まだ残ってやがったのか!」


>>760
自力、あと勘

バトルロイヤルルールで使ったら死ぬカード…磁力の指輪



ゴースト「……………」



ツァン「な、何してんのあいつら……」



鬼柳「アーククレイドルを守る役目をしてるのかもな」


牛尾「なにぃ………地上にもイリアステルの刺客が…」


深影「避難を邪魔する気…………?」



鬼柳「とんでもねぇ奴らだ」


牛尾「どうします…俺たちはモーメントが使えないからデュエルディスクも使えない…」



深影「デュエルで倒す事ができないのね…」



鬼柳「よし………!それなら俺たちの出番だツァン!行くぜえぇーーーーー!!」ガシャッ


ツァン「え、だからデュエルディスクが……」



鬼柳「満足の悪魔、オーガドラグーンが俺たちにはついてる…デュエルディスクが動くはずだ!」



ツァン「は?……………」ガシャッ


ツァン「!あ、本当だ!………よし、やってやろう!」



鬼柳「ヒャハハハハハーーーーー!インフェルニティと六武衆でお前らをぶっ潰してやるああぁーー!!」



ゴースト「!?」

ゴースト「!?」

ゴースト「!?」

ゴースト「!?」


ツァン「う、うおぉー!」


ループで名を馳せたifに門結束結束で気違いじみた展開をする真六武…合掌



………………


ブオォォーーーーーーーーーー!!



遊星「………………いつまで続くんだこの道は」


謎D「もうすぐだ…」



遊星「…………!」ブオォォーーーーーーーーーー!!



遊星「あんた……なんで俺たちに力を貸してくれるんだ?」


謎D「……」


遊星「それに、スキャンしたからといって…何故これほどまでに内部に精通している?」



謎D「わからない……わからないが私はここを知っている」


謎D「そして、その答えがこの先にあるような気がする…」ブオォォーーーーーーーーーー!



遊星「遊星ギア……………」



遊星「クロウやジャック達も遊星ギアを守るデュエリストと闘っていた…という事は」


謎D「倒すべき相手はそこにいる…そいつを倒せば太陽ギアへの道は開かれる…そして」


遊星「お前の事もわかると…?」


謎D「………………ついたぞ!」



ブオォォーーーーーーーーーー!!


僕だ!!(フライング)



キイイイイィッ!!!



遊星「……………」カタッ


謎D「………」カタッ


遊星「………………俺たちの敵は?……」


謎D「………いない…?」



………………


バァアアァアアァァァァ………!!


遊星「なんだ!」バッ


謎D「!…………これは…」


バチバチバチバチバチバチ…


遊星「!危険だ、離れろ!」



謎D「…………おお……………」バシューーーーーーン!


バリイィッッ!!


謎D「うあぁあっ!?」ドサアッ


遊星「!大丈夫か!」タッ


謎D「く………………」





遊星「………………?」


謎D「……全て………」


謎D「全て思い出した……………」ぐぐっ



遊星「…………………」


謎D「私に課せられた、使命の全て…」


遊星「なに…使命…………?…」


謎D「……君の戦うべき相手…………それは……」カチャッ



遊星「…………………」


遊星「!なっ……」


ブルーノ「僕だ!」


遊星「ぶ、ブルーノ……!?お前だったのか…?」



アンチノミー「僕の名はアンチノミー……ここの番人にして…アーククレイドルを守る者」


遊星「ア……アンチノミー…………?アーククレイドルを守る者…………?」



遊星「……………………ふざけるなっ!お前は俺たちの仲間、ブルーノ………!」


アーククレイドル「違う、僕はゾーンの仲間、アンチノミーだ!」


そして…僕だ!!(TF)



>>782最後 アーククレイドルになってた……… ミス…


アンチノミー「君を先に進ませる事はできない」



遊星「お前が………俺の倒すべき相手だというのかっ!」


アンチノミー「そう………」


遊星「く………」



アンチノミー「君たちに近づき仲間となったのは………その力を利用して、アーククレイドルを出現させ…ネオドミノシティを消滅させるため」


遊星「……………」


遊星「…………俺たちを…………騙していたと…………」


アンチノミー「……」


遊星「姿を隠し……俺たちに何度も力を貸してくれたのは……!全て騙すためだと!」


アンチノミー「結果的にはそういう事になる……」


遊星「結果……だと」


アンチノミー「君たちを信用させ仲間となる為に…僕のアンチノミーとしての記憶はゾーンよって消された」


アンチノミー「そして君を助け、導くという使命だけが残った」



遊星「それじゃあ…………」



アンチノミー「ここに来るまで、僕自身…君の仲間で、5Dsの一員だと思ってた…」



アンチノミー「しかし!全てを思い出した………」


遊星「ブルーノ……」




アンチノミー「君たちはよく闘った…その力はアーククレイドルを呼び出す為の大いなる引き金となった」


アンチノミー「あとは、ネオドミノシティを消滅して全ては終わる…そして未来は変わるんだよ!」


遊星「なんでだ……!なんでお前がそんな事を……………!っ」


遊星「ブルーノ!」


アンチノミー「………………」



アンチノミー「君は僕を倒さなければ、遊星ギアを止める事も、太陽ギアにたどり着く事もできない」


アンチノミー「残された道は…僕と戦う事」



遊星「お前と……戦うだと」


アンチノミー「君が勝たない限り、ネオドミノシティを救えない……そしてそれを僕がさせない」


遊星「なんでだ、なんで俺たちが戦わなければならないんだ!」


アンチノミー「君は仲間を裏切れない……僕もゾーンの使命を裏切れない」


遊星「他の道がある筈だ…ブルーノ!」


アンチノミー「僕は…………アンチノミーだ!戦え、遊星!」


遊星「!…………………」


…………




遊星「そうだ…………俺は仲間を、みんなを守らなければいけないんだ!ブルーノ!」


アンチノミー「…」


遊星「いや、アンチノミー!俺はこいつを止めにきた……立ちふさがるというのなら……誰であろうと倒す!」


アンチノミー「それでいい、僕とのデュエルに迷っているようでは…ゾーンには到底勝てないからな」



キィイイィイイ……………



アンチノミー「ついて来い遊星!」ギューーーーーーーーン!!


あー…確かに…



遊星「!」ブオオオォーーーーーーーーー!!


ゴオオオオォオオーーーーーー


グニュウゥウゥーーーーー………



遊星「なんだこの空間は…!?」



アンチノミー「君の最後を飾るのに相応しいコース………見ろ」


ゴオオオオォオオ……



遊星「!?あれは………」


アンチノミー「敗者はあのブラックホールに呑み込まれて消える…」



遊星「なに…………」


アンチノミー「どちらかが消えない限り、このデュエルは終わらない……この空間からは出られない!」



遊星「くっ……………」



ブオオオォーーーーーーーーー!!



アンチノミー、遊星「デュエル!」


…………………………





パラドックス「………………………………すまない、ゾーン…」ガシャン…


コナミ「……………………」


コナミ「みんな無事だったな………良かっだ」


あげは「フゥ…………フゥ……………」ぐたっ


雪乃「青葉さんは心身ともにグロッキーね…」


コナミ「あげは、ちょっと休んでな、おいナオミちょっと譲ってやってくれ」


ナオミ「……そうね、青葉さんの為なら……」サッ


あげは「あ、ありがとう………」くたっ


コナミ「………よし、行くか」



スタスタスタスタスタスタ…


雪乃?」


岬「ん、お前ら、やっと追いついたぜ」タッタッタッ


コナミ「?……ああ、岬、ルチアーノを倒したのか!」


岬「たりめーだ、俺も乗せてもらうぜ」ザッ



コナミ「あ、あげはが満身創痍だから寝てるぞ、悪いが狭いぜ」


岬「?お前らもリアルダメージ食らったのか?」



コナミ「そうなんだよ」




コナミ「雪乃とあげはとナオミが一人ずつ倒した、もう流石に敵はいないだろ」


あげは「あーー…………いたたた………」


岬「………よく見りゃコナミ以外服がボロボロだな、俺もだが」


ナオミ「………!こんな格好じゃお姉様に顔向けが………!」パッパッ



雪乃「ふふ…………」


岬「っと……狭いが、なんとか入ったぜ」ぐいっ



コナミ「よーし………全員揃ったな、今度こそ行くぜーーーー!」ぐいっ



ブオォオオオーーーーーーーーーーーーー!!!


ギューーーーーーーーーン!!


……………



コナミ「……………………ん?広場に出たぞ」ブオォオオオーーーーーーーーーー


キキイイイッ………


雪乃「?………ここが太陽ギア?」


岬「そんなものどこにも見えないけどな……」


ナオミ「だったら関係無いわ、進みなさいコナミ」



コナミ「んーーー…………あれ見ろ……なんか門が閉まっちまってる」


あげは「本当だ…………あれ?」


コナミ「……………」スタスタ


雪乃「とても分厚い扉ね………鋼鉄製かしら」


岬「空かねえのか?」



コナミ「うりゃああぁ!」ドガーーーーン!


何をしたコナミww




シーーーーーーーン……


コナミ「………蹴りは通用しないか」


あげは「まず鉄の扉を蹴りでなんとかできると思う方がおかしいよ……」



ナオミ「無駄な労力ね」


岬「チッ…………どうなってやがる」



コナミ「おいおい………行き止まりか…?」



雪乃「………………………」


あげは「………………うーん」







レイン恵「……………………………待っていた…」ザッ


コナミ「!!?」


あげは「あぁーーーーー!?」


雪乃「!め、恵さん?」


ナオミ「レインさん?どういう事……………?」




コナミ「お………おうおう………恵、お前、なんでここに………?」


恵「……………」


あげは「たしか……行方不明って…」


コナミ「そうだ、店長が心配してたぞ、猫の三郎も……」



雪乃「………!あ、まさか拉致……」


ナオミ「まさか………レインさん、奴らに何か乱暴を……!」



岬「マジかよ、大丈夫か!?」


恵「…………………」


コナミ「……………おい、返事を」



雪乃「…………………レインさん」



恵「……………………」



コナミ「どうした……何があったか話を…」スタスタ



カシャンッ

ドキューーーーーーン!!ドキューーーーーーン!!ドキューーーーーーン!!





コナミ「っ!?」


雪乃「ぐっ……!?」


ナオミ「あっ…………!…?」


岬「なにぃぁ……!?」


あげは「ぇ…………っつ………」



ドサ…………ドサドサ…………ドサ……



コナミ「……………!!?お、お前らあぁーーーーーーー!!」


恵「…………」


コナミ「な、なんだ、レーザー光線が………!今の……お前が…」


恵「…………」


コナミ「く…………っ!待て待て………落ち着け俺………混乱してる…………!」フーーーーーーーー……


コナミ「………OK……冷静に……やるべき事は……い、生きてるか確認だ……」タッ



雪乃「……………」クタ……


コナミ「……………心音を…」スッ


…………トクン……トクン…………」


コナミ「……………ふう…雪乃は生きてる………」


恵「…………問題ない………みんな眠らせただけ…」


コナミ「なにっ………おい……なんだよその発言……」



コナミ「まるで…」





恵「……………………」


コナミ「……………拉致じゃないのか…?」



恵「……………………そう」


コナミ「まさか…………お前…イリアステルの………」


恵「………………………」



コナミ「………おい………恵?」


恵「…………あなたが………疑ってることは………………正しい…」


コナミ「なにいぃ………!?」


恵「私はイリアステル………………」


恵「……………………………マスター……ゾーンの為に……………あなた達を先へは進ませない……」


コナミ「………………………」


コナミ「……………何の冗談だ」


コナミ「マスターとか、そういうのはお前キャラ付けの為に……」



恵「それは……………あなたの勝手な……勘違い……」



恵「マスターは……存在する…………ゾーン……」


コナミ「…………どういうこっちゃ…」






コナミ「……………洗脳か」


恵「………………」


コナミ「そうだろ?………お前、奴らに操られて…」


恵「…………………証拠を…見せる………」バッ


カカカカカカカカカカカッ


カシャンカシャンカシャンカシャンッ……


コナミ「……………………………!?」


恵「…………………」カシャーーーン!


コナミ「せ、背中にプラグが……………なんだ…どうなってる………」


コナミ「………肉体を改造されたのか…………まさか…………」


恵「……………現実を受け止めるべき………私は………ネオドミノシティの観察を任された……」


恵「……マスターに作られた………ゴーストの一体…………」


恵「この体は…………タンパク質じゃない…………機械…」



コナミ「うるせえぇーーーーーーーー!!衝撃の事実を淡々と語るんじゃねえぇーーーー!!」



コナミ「頭がいてえぇ……………!」



男ばっかだし計画の途中でJK型もほしくなったんやろな…

>>813
ZONE「不動遊星の女性遍歴を研究しよう」
ZONE「取り敢えず違法ロリと顔芸とシャトルの中に隠れるようなのは無しで」



コナミ「……………………とにかく……お前が何であってもいい………俺たちと一緒に行こうぜ」


恵「…………」


コナミ「さっきも言ったが三郎が餌を待ってるし、店長も心配してる………アカデミアの生徒も」


恵「……………私は観察の為に………いただけだから………帰る気は無い…」


恵「…………マスターの命令が……最優先………侵入者を……止める」


コナミ「何言ってんだ………話してて疲れるなお前……!」



コナミ「本当のことを言え!帰りたいだろ?ここで邪魔してネオドミノシティの崩壊を手伝うつもりか」



コナミ「楽しかっただろ?毎日、お前笑ってただろが!」


恵「…………………全ては……演技……生活に溶け込むための……」


恵「私は……機械…………感情なんて無い…………」



恵「命令が下れば……何でもやる………三郎も店長も……………」



恵「消えても…………構わない……マスターの命令なら………」



コナミ「コノヤロオォオォ……………本気で言ってんのか………」


恵「………………………」


コナミ「最初にあった時………三郎が捨てられてて、お前俺に可哀想だとかなんとか言ってきたじゃねーか!」


コナミ「ヒールぶってんじゃねーぞ、何が感情なんて無い……だ、恥ずかしいわ!」





恵「…………………」


コナミ「腹割って話せよ………毎日KURUMIZAWAに入り浸ってよ…お前……幸せそうだったんだよ」


恵「………………」


コナミ「……三郎の食後の歯ブラシ………散歩………お前の役目だ…」


コナミ「アーククレイドルを止めて、その任務を全うしろ」


恵「………………」


コナミ「…………………ここにきて……俺たちの敵とか……やめろよマジで…」



恵「…………」


シュパーーーーーーーン!


コナミ「うぉっ!?」ガシャンッ


恵「……そのプラグがデュエルディスクにつながった以上………止まることはできない…」


恵「今…………私たちは………デュエルと一体化した」


コナミ「くっそ……………!」ガチャガチャ


恵「勝敗が着くまで……………絶対に外れない………そして…」



恵「………敗れた方は……………活動を停止する……」カシャンッ



コナミ「!……………てめええぇ……」


なんだいつものサティスファクションじゃないか



ここまででー

アンチノミー

おつー




恵「………………」


コナミ「…………」


コナミ「…………………くそ」カシャッ


恵「………………デュエル」LP4000 シュッ


コナミ「……………」シュッ


コナミ「………………俺にどうしろと」


………………………


ブオォオオオーーーーーーーーーーーーー!!!



アンチノミー「カードを一枚伏せて、ターン終了!」バッ


ギューーーーーーーーン!!


遊星「……………………」


ゴオォオォーーーーー


アンチノミー「どうした、何を戸惑っている!立ち塞がる敵は誰であろうと倒すのでは無いのか!?」


遊星「………俺は仲間を…………」



アンチノミー「言ったはずだ!私を倒さなければ先に進む事も、仲間の元にたどり着く事もできないと!」



遊星「く……」







ギュイイイィィーーーーーーーーー!…



アンチノミー「口では何と言おうと、仲間であった者に対する情を捨てきれない!」


アンチノミー「それが君の強さでもあり、最大の弱点だ!」


遊星「ブルーノ…」



アンチノミー「………………見せてみろ、君のデュエルを!」ガシャンッ



遊星「っぐ………」グラグラ……


ブオォオオオーーーーーーーーーーーー!



遊星「…………………っ行くぞ!」



ゴアァァァアアッッ!!


……………………………



恵「……………ドロー」シュッ 手札6



恵「…………ゴブリンゾンビを召喚」バッ



《ゴブリンゾンビ/Goblin Zombie》 †
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1100/守1050
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手はデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
自分のデッキから守備力1200以下の
アンデット族モンスター1体を手札に加える。



ゴブリンゾンビ「クカカカカカカ」攻1100



恵「………二枚…伏せて、ターン終了」手札3


コナミ「……………ゴブリンゾンビ………」




コナミ「ドロー!」シュッ 手札6


コナミ「………攻撃力1100か…………」


コナミ(手札の魔物の狩人で倒せるモンスターだが………)カサッ


コナミ(勝ては……恵が死ぬ……負ければ俺が死ぬ…………なんでこんな事になっちまったんだ…俺はどうすれば…)


コナミ(解けないパズルを手渡されたみたいな話……)


恵「…………………………」


コナミ「………守備表示でモンスターをセットして、カードを一枚セット」バッ



コナミ「ターン終了」手札4


恵「………………ドロー」シュッ 手札4



恵「………私は…容赦はしない……………あなたが……どう考えていようと…」



コナミ「は…………はっ、俺もだよ……お前を倒すしか無いっていうなら、ぶっ潰して進むだけだ!覚悟しろコラ……」


コナミ「考え直すなら今のうちだ…」


恵「………………馬頭鬼を召喚」バッ



《馬頭鬼/Mezuki》 †
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
自分のメインフェイズ時、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
自分の墓地からアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚する。


馬頭鬼「っしゃあぁ」攻1700


コナミ「!」





恵「…………馬頭鬼で、攻撃」


ジュバアァアァンッ!


魔導雑貨商人「ひゃびびっ!?」守700


魔導雑貨商人/Magical Merchant》 †
効果モンスター
星1/光属性/昆虫族/攻 200/守 700
リバース:魔法・罠カードが出るまで自分のデッキをめくり、
そのカードを手札に加える。
それ以外のめくったカードは全て墓地へ送る。


コナミ「く………………魔導雑貨商人の効果が発動、デッキから魔法トラップが出るまでめくりそのカードを手札に加える、めくったモンスターカードは墓地に送る」


恵「………」


シュッ サムライソードバロン

シュッ 一撃必殺侍

シュッ バニーラ

シュッ 舌魚

シュッ 悪魔への貢物


コナミ「っと………悪魔への貢物は手札に加えて、残りは墓地に送る」シュシュシュッ


恵「………ゴブリンゾンビで攻撃」


ズバアァッ


コナミ「っうおお………!」LP4000→2900


コナミ「こいつ…やはり本気かあぁ…………」


恵「ターン終了」手札3




コナミ「………!?」シュンッ 逆さ眼鏡


恵「……ゴブリンゾンビがダメージを与えた時…相手はデッキを一枚捨てる……」



コナミ「………ドロー!」シュッ 手札6


コナミ「……………やられっぱなしだと俺が死ぬ…………魔物の狩人を召喚!」


《魔物の狩人/Kojikocy》 †
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1200
人を狩る凶悪な狩人。岩をも砕く強い力を持つ。


狩人「くはは…」攻1500



コナミ「こいつで……ゴブリンゾンビを攻撃!」バッ


ドシュッ!


恵「………………」LP4000→3600


コナミ「………お前痛く無いのか……?」


恵「………機械だから…」


コナミ「………」



恵「……ゴブリンゾンビの効果発動、墓地に行った時……デッキから守備力1200以下のアンデット族を手札に加える…」シュッ


恵「…………ゾンビキャリアを……」カサッ 手札4


コナミ「ターン終了……」手札5




恵「………ドロー」シュッ 手札5


恵「………………フィールド魔法、アンデットワールドを発動」カションッ



《アンデットワールド/Zombie World》 †
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド上及び墓地に存在する
全てのモンスターをアンデット族として扱う。
また、このカードがフィールド上に存在する限り、
アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない。


ズズズズズズズズズズズズズズズズ…………………!!


ゴポゴポッ ゴポッ……………

ガラガラガラガラガラガラ……


コナミ「!?………なんだこれ…」


ドポドポドポドポドポドポ………


恵「…………………このフィールドが有る限り、フィールド……墓地のモンスターは全てアンデット族になる……」


コナミ「全てをゾンビに変えるだと…………」


恵「………さらに…アンデット族以外のアドバンス召喚はできない……」


コナミ「!」(手札のガーゼットが死に札になった………)



恵「…………………お互い………逃げられない………もう…」



コナミ「く…………」





…………………………


遊星「っ……」


アンチノミー「遊星、まだ心にブレーキがかかっているぞ、それでは僕のデュエルについて行くことはできない!」


遊星「なに…!」


アンチノミー「遊星、みるがいい………これが真のクリアマインドだ!」


ドギュゥウーーーーーーーーーーーーン!!


遊星「…!」



アンチノミー「僕は、☆5、TGハイパーライブラリアンに☆5、TGワンダーマジシャンをチューニング!」バッ


☆5+☆5=☆10
カァッ



アンチノミー「リミッター解放、レベル10!メイン・バスブースター・コントロール、オールクリアー、無限の力、今ここに解き放ち、次元の彼方へ突き進め!GO、アクセルシンクロ!!」


ビビビビッ キュウォオォーーーーーーンッ!



アンチノミー「GO!アクセルシンクロ!カモン、TGブレードガンナー!」バッ


ゴオオオォオーーーーーーーーーン!!



ブレードガンナー「!」シャキイィーン!


遊星「………なんて気迫だ……これが奴のアクセルシンクロか……!」




遊星「!…だが、何故だ!何故俺にアクセルシンクロを教えた!?」


ゴオオオォオーーーーー!!!


アンチノミー「そうしなければ、君たちはここまで辿り着けなかったはずだ」


アンチノミー「そしてその力は、アーククレイドル出現のための力になった」


アンチノミー「遊星、君の役目は終わりだ!」


遊星「なに!?………………本気で言っているのか……!!」


ブオォオオオーーーーーーーーーーーーー!!!


アンチノミー「…………………」


アンチノミー「……ブレードガンナーで、ジャンクバーサーカーを攻撃!シュートブレード!」バッ


ブレードガンナー「!」ドシュウゥ! 攻3300



バーサーカー「!?」ドーーーーーン!!


遊星「っくああぁあ…………!」ゴゴゴゴッ


ザザザザザザッッ………


アンチノミー「………………遊星!心が乱れているな、そんな事では僕に勝つ事はおろか、ゾーンになど勝てはしないぞ!」



遊星「……ゾーンだと!」


ブオォオォーーーーーーーーーーーー!!


遊星「ブルーノ、ゾーンとは何者なんだ!」


アンチノミー「……………」




アンチノミー「………ゾーンは、破滅の未来を変えようとする者…」


遊星「……………」


アンチノミー「……破滅の未来で僕はゾーンと出会った…未来で僕はプロのDホイーラーとしてサーキットを走っていた」



アンチノミー「今の君たちと同じ様に、デュエルの素晴らしさを知ってもらうことが夢と希望を与えられることだと……信じて疑わなかった」



アンチノミー「だが………」


…………………………


アンチノミー『何故だ、何故シンクロを使っちゃいけないんだ!』


係員『今の世界は、シンクロが原因となっていつ争いが起こってもおかしくない状況なんだ!そんな時に無神経にシンクロを使うわけにはいかないだろ!』


アンチノミー『だからこそ、僕たちがシンクロの本来の使い方を見せるべきじゃないのか!』


アンチノミー『かつて、不動遊星という伝説のデュエリストがシンクロを使い人々に希望を与えた様に!』


係員『しかし………』



係員2『おおーーーい!大変だ!』タッ


係員『どうした!?』


係員2『シンクロとモーメントが影響で、ネットワークが暴走を始めたらしい…!』



アンチノミー『なに!?』


係員『それが本当ならとんでもない事だぞ……』


………ゴゴゴゴゴゴゴゴ……



グランエル『……………』


ドキューーーーーーーン!!!ドーーーーーン!!


ゴシャーーーーーーーーーン!!

アンチノミー『な、なんだ………!?』

……………


アンチノミー「あの日、突然世界は破滅の道を進み始めた…」


遊星「…………」


アンチノミー「崩壊したシティで、僕は一人徘徊していた…」


……………


アンチノミー『………………』ザッ…………ザッ…………ザッ


アンチノミー『…………どうして、こんな事に…』


アンチノミー『シンクロを使う事が間違っていたというのか……』


アンチノミー『…………くぅ……』ガクッ

アンチノミー『………………』


ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………

グランエル『…………………』


アンチノミー『………………く…』


ジャキイン…………ピピピピピピ……


ドギュゥーーーーーーーーン!!!!

グランエル『!!?』ゴシャアァアァアァン!!


アンチノミー『……ぐうううううぅ………あの機械が…破壊された…!?』


アンチノミー『……あ!』


ゾーン『……………』


ゾーン『………』ブオォオオオ……


キキキキィィッ……!


アンチノミー『…………あ………ぁ…』


ゾーン『………………』

アンチノミー『……………っく……』ボロボロボロ……


ゴヨウ「シンクロ本来の使い方・・・ひらめいた



………………

アンチノミー「それがゾーンとの出会い……僕はあの時ゾーンに救われた………」


アンチノミー「絶望の中でも、希望がある事を知った……」


アンチノミー「その後、ゾーンを中心に残った4人は未来を変える計画を始めた」


遊星「………………」


ブオォオオオーーーーーーーー!


アンチノミー「後はアポリアが言った通り……………時間がゾーン以外の3人の命を奪い、機械の体となって部下として未来のため蘇った」


遊星「………まさか、ゾーンとは…」ブオォオオオーーーーーーーーーー



アンチノミー「そう、ゾーンとは人類最後の一人だ!」


遊星「そんな……」


アンチノミー「アポリアは三つの絶望に姿を分け、イリアステルを操っていた」


アンチノミー「僕に与えられた使命は、君を守り、成長させることだ………しかし、まさかここまで進化するとは」


ブオォオオオーーーーーーーーーーーーー!


アンチノミー「そしてそれを…僕自身が潰すことになるとはな…」



遊星「お前にとって俺は、歯車の一つにすぎなかったということか!」


アンチノミー「………すでにアーククレイドルは出現し、ネオドミノシティ崩壊は決定的、新らしい未来は確実に訪れる」


アンチノミー「君に阻止させる訳にはいかない!」


遊星「勝手なことを!俺だけじゃなく、5Dsを騙し、ネオドミノシティを崩壊させるだと……」


遊星「そんな未来に希望があるとでも思っているのか!?」


アンチノミー「………」


遊星「答えろ、どうなんだ!」


トリシューラ「シンクロが招く破滅……」
ブリューナク「そんな物が本当に起きるのか?」




ゴオォオオーーーーーーーー




アンチノミー「君たちの間に絆がある様に、僕とゾーン、仲間達の間には絶望の中結んだ堅い絆がある、ゾーンとの誓いがが僕の使命!」


ブオォオオオーーーーーーーー!


遊星「それがお前のなすべき事だというのか!………ブルーノ!」



アンチノミー「僕は……………アンチノミーだ」



遊星「……なら俺は…仲間やみんなのためにお前を倒す………!ブルーノ……いや」


遊星「アンチノミー!」


アンチノミー「…………………!」


遊星「俺のターン!」シュッ


…………




ここまででー


コナミ LP2900 手札5 リバース1 魔物の狩人


レイン恵 LP3600 手札4 アンデットワールド リバース2 馬頭鬼



ゾーン

>>854
グングニール「この裏切り者ォォォ!!」



ズズズズズズズズ………………


コナミ「……」


恵「…………ゾンビキャリアを召喚」バッ


《ゾンビキャリア/Plaguespreader Zombie》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
手札を1枚デッキの一番上に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。

ゾンビキャリア「ァァ…………」


コナミ「チューナーモンスターか………!」


恵「☆4の馬頭鬼に………☆2のゾンビキャリアを……チューニング」


☆4+☆2=☆6
カァアッ

恵「シンクロ召喚…………デスカイザードラゴン」バッ



《デスカイザー・ドラゴン/Doomkaiser Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/炎属性/アンデット族/攻2400/守1500
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時、
相手の墓地のアンデット族モンスター1体を選択し、
自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚できる。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。


デスカイザー「クァアァァ………」攻2400


コナミ「うおおっ!?」


恵「効果発動………相手墓地のアンデットモンスターを一体…特殊召喚」


コナミ「なに、だが俺の墓地にアンデット族なんて…」


アンデットワールド ズズズズズズズズ…………………


コナミ「そうだった………チキショー…」


恵「サムライソードバロン………復活」バッ




《サムライソード・バロン/Samurai Sword Baron》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1200
1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを表側攻撃表示にする。


バロン「ズアァァ……」攻1600




コナミ「俺のバロンが…………」


恵「…ゾンビキャリアの効果発動………手札一枚をデッキの上に戻して……墓地から復活」シュッ 手札2


ゾンビキャリア「クアァアアア……!」ドボオオォ…!


コナミ「うっ……アンデット族は何度も復活するのか…」


恵「………☆4のサムライソードバロンに………☆2ゾンビキャリアをチューニング」


☆4+☆2=☆6 カアァッ


恵「シンクロ召喚………ハ・デス」バッ



《蘇りし魔王 ハ・デス/Revived King Ha Des》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻2450/守 0
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のアンデット族モンスターが戦闘で
破壊した効果モンスターの効果は無効化される。


ハデス「クカカカカカカ」攻2450


コナミ「連続シンクロの召喚だって………!?」



恵「……ゾンビキャリアは…除外される…」


恵「………ハデスで、攻撃」バッ


魔物の狩人「うおぉ!?」攻1500


コナミ「くるかっ!」




恵「……………マスターのため………さよなら…」


シュバッ!


コナミ「させるか!手札の急降下ボムを墓地に捨て、効果を発動する!」バッ 手札4



急降下ボム
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードを手札から墓地に送って発動する。
エンドフェイズ時までフィールド上に表側表示で存在するモンスター全ての元々の攻撃翌力・守備力を入れ替える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。


ドカァアァーーーーーーン!!


恵「!……………」


ハデス攻2450→0 魔物の狩人 攻1500→1200


コナミ「全てのモンスターの攻撃翌力守備力を入れ替える、よってハデスの攻撃翌力は0になる!」


コナミ「返り討ちにしろ!」


ズバアァッ


恵「………………!」ビリビリ…… LP3600→2400


コナミ「どうだ、痛みで目が覚めたか!?」



恵「……デスカイザードラゴンで、攻撃」バッ


デスカイザー「クアァアアア!」攻撃翌力1500


ボオオオオオォォ!!


コナミ「っうおおおおぉ……!!?」LP2900→2600


ザザザザザザッッッ!!


コナミ「うぐ…………」





恵「………………ターン終了」手札2


コナミ「ぐうぅ………トラップ発動、奇跡の残照」カチッ



《奇跡の残照/Miracle's Wake》 †
通常罠
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた
モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。


キラキラキラ………


コナミ「戦闘でやられた魔物の狩人を墓地から特殊召喚する!」


魔物の狩人「ハアア……」攻1500


恵「…………………変わりない、ターン終了……」


コナミ「ドロー!」シュッ 手札5


コナミ「……………」(ガーゼットが召喚できれば攻撃力3000……デスカイザードラゴンを倒せるのにな…)


コナミ「………魔法発動、悪魔への貢物!」バッ



《悪魔への貢物/Faustian Bargain》 †
通常魔法
フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して墓地へ送り、
手札からレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。


コナミ「お前のモンスターを墓地に送り……通常モンスターを特殊召喚する!」



コナミ(シンクロモンスター全滅させてやれば考え変えるか………!)




シューーーーーーン!


コナミ「現れろ、ジェネクスコントローラー!」バッ


《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。


コントローラー「ギギ……ー」


恵「……………」


コナミ「シンクロモンスターが消えたな、お前の負けだ!」


恵「……………」


コナミ「………………さらにD・ナポレオンを召喚!」バッ



《D・ナポレオン/Meda Bat》 †
通常モンスター
星2/闇属性/悪魔族/攻 800/守 400
心の悪しき者がつくった目玉の悪魔。ダークボムで爆破攻撃。

ナポレオン「キー」


コナミ「オラアァーーー!これで総攻撃力は3700、お前のLP2400をはるかに超えたぞ!」


恵「………………」


コナミ「…………………なんか言えやああぁーーー!D・ナポレオンで攻撃!」バッ


ナポレオン「キー!」攻800


ビューーーーーン





恵「………………トラップ発動」カチッ


《攻撃の無力化/Negate Attack》 †
カウンター罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。


グニュゥーーーーーーーーーン……


恵「……バトルフェイズ………終了」


コナミ「!…………カードを1枚セットしてターン終了」バッ 手札1


恵「…………ドロー」シュッ 手札3


恵「……墓地の馬頭鬼の効果発動、除外することでアンデット族を一体蘇生する…」


コナミ「!」


恵「デスカイザードラゴンを蘇生………」バッ


デスカイザー「クァアァァ!」攻撃2400


コナミ「すぐに復活しやがった‥…」


恵「デスカイザードラゴンの効果………あなたの墓地の…サムライソードバロンを特殊召喚」バッ


バロン「ハッ」攻1600


恵「………………リバースカード発動、異次元からの埋葬」カチッ



《異次元からの埋葬/Burial from a Different Dimension》 †
速攻魔法
ゲームから除外されているモンスターカードを3枚まで選択し、
そのカードを墓地に戻す。


恵「馬頭鬼とゾンビキャリアを墓地に戻す…」





コナミ「ち……………」


恵「そして…………手札の真紅眼の不死竜をアドバンス召喚…」バッ


《真紅眼の不死竜/Red-Eyes Zombie Dragon》 †
効果モンスター
星7/闇属性/アンデット族/攻2400/守2000
このカードはアンデット族モンスター1体をリリースして
表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
このカードが戦闘によってアンデット族モンスターを破壊し墓地へ送った時、
そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。



不死竜「ジャラララララ!」攻2400


コナミ「なにいぃ!?」


恵「……アンデット族一体でこのモンスターをアドバンス召喚できる…」


恵「さらに…………このモンスターが……アンデット族を倒した時、自分の場に特殊召喚できる………」


コナミ「奪取能力まであんのか…!そのためのフィールド魔法……」


ズズズズズズズズ………


コナミ「薄暗い………」


恵「……………奪ったモンスターを含めた総攻撃で…………あなたは………死ぬ…」


コナミ「………………恵…」


恵「………………あなたを忘れない………不死竜で…魔物の狩人を攻撃……!」バッ


不死竜「カアァアァーーーーーー!!」攻2400


バシューーーーーーーン!!


コナミ「あああああぁ……!」




ゴアアアァーーーーーーン!!


コナミ「まだだ………トラップ発動、緊急同調!」カチッ


《緊急同調/Urgent Tuning》 †
通常罠
バトルフェイズ中のみ発動できる。
シンクロモンスター1体をシンクロ召喚する。


恵「………緊急同調………………?」


コナミ「このタイミングでシンクロ召喚を行う!俺は………」


コナミ「☆4の魔物の狩人と☆2のDナポレオンに、☆3のジェネクスコントローラーをチューニング!」バッ


☆4+☆2+☆3=☆9
カアァッ!


コナミ「シンクロ召喚、蒼眼の銀龍!」バッ


《蒼眼の銀龍/Azure-Eyes Silver Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の通常モンスター1体以上
このカードが特殊召喚に成功した時に発動する。
自分フィールド上のドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、
カードの効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない。
また、1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。
自分の墓地の通常モンスター1体を選択して特殊召喚する。



フアァアアアアーーーーーーーーーー……………!!

バシューーーーン!


銀龍「ァアァーーーーーーー!!」守3000


恵「これは……………」




ここまででー

コナミ LP2600 手札1 蒼眼の銀龍

恵 手札3 デスカイザードラゴン 真紅眼の不死竜 LP2400




コナミ「銀龍の守備力は3000、お前らじゃ突破は不可能だ!」


恵「………バトルをキャンセル……」


恵「カードを1枚伏せてターン終了…」手札2


コナミ「フゥ………………」



コナミ「ドロー!」シュッ 手札2



コナミ「俺は銀龍の効果発動、墓地の通常モンスターを特殊召喚できる!」バッ


コナミ「墓地からジェネクスコントローラーを特殊召喚!」



ジェネクスコントローラー「ギギィ」守1200



コナミ「銀龍を攻撃表示に変え…………不死竜に攻撃!」バッ


銀龍「ッックァアアーーーーーー!」ドキューーーーーン! 攻2500


コナミ「バーストストリーム!」



不死竜「クオオォ!?」攻2400 ドーーーーーン!


恵「ぅ…………………………」LP2400→2300



コナミ「…………カードを一枚伏せて、ターン終了」バッ 手札1



恵「………………………ドロー」シュッ 手札3






恵「………手札から永続魔法発動」カショッ


《不死式冥界砲/Everliving Underworld Cannon》 †
永続魔法
自分フィールド上にアンデット族モンスターが特殊召喚された時、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。


ズズズズズズズズン……


コナミ「む…………」


恵「…………これはアンデット族を特殊召喚した時………800のダメージを与える大砲…」


コナミ「!」


恵「手札から闇竜の黒騎士を召喚…」バッ



《闇竜の黒騎士/Paladin of the Cursed Dragon》 †
効果モンスター
星4/光属性/アンデット族/攻1900/守1200
1ターンに1度、相手の墓地から
戦闘によって破壊されたレベル4以下のアンデット族モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。


黒騎士「…」



恵「効果発動、相手墓地の戦闘破壊されたモンスターを……☆4以下のモンスターを特殊召喚できる…」


恵「魔導雑貨商人を特殊召喚……」


雑貨商人「ヒャヒャ…」守700


ギュルルルルン………ドゴーーーーーーーーン!!


コナミ「っがっふぅ…………!?」LP2600→1800 ザザァッ






コナミ「く………」



恵「……手札を一枚戻して、ゾンビキャリアを墓地から特殊召喚…」シュッ 手札1


ゾンビキャリア「アァー……」


コナミ「何度もしつこく蘇る奴め……………」


恵「……………☆4の黒騎士と☆1の雑貨商人に………☆2のゾンビキャリアをチューニング」


☆4+☆1+☆2=☆7
カァッ


《スクラップ・デスデーモン/Scrap Archfiend》 †
シンクロモンスター
星7/地属性/悪魔族/攻2700/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上



デスデーモン「アアアア!」攻2700


コナミ「!………」


恵「デスデーモンで………銀龍を攻撃……」バッ


ゴオォオォッ!

ゴシャァアアァンン!!


コナミ「ぐあぁぁっ……!?」LP1800→1600

ザザァッ






コナミ「



コナミ「銀龍が一瞬でやられちまった…………!」


恵「………そしてデスカイザードラゴンでジェネクスコントローラーを攻撃…」


デスカイザードラゴン「ハアァァ!」攻2400


ジェネクスコントローラー「!?」守1200

ドーーーーーン!!


コナミ「ぐあぁ………!?」


恵「…………これで全滅………ターン終了」手札1



コナミ「ぬうぅぅ………………………くそ………」



コナミ「………俺のターン!」シュッ 手札2


コナミ「………よし………………俺はホーリードールを召喚!」バッ


《ホーリー・ドール/Rogue Doll》 †
通常モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1000
聖なる力を操る人形。
闇での攻撃は強力だ。



ホーリードール「クアアッ」


恵「…………?」


コナミ「トラップ発動、蘇りし魂!」カチッ


《蘇りし魂/Soul Resurrection》 †
永続罠
自分の墓地から通常モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時このカードを破壊する。



コナミ「蘇れジェネクスコントローラー!」


ジェネクスコントローラー「ギギィ………」




恵「………………」



コナミ「俺だってもう一回シンクロだ!☆4のホーリードールに☆3のジェネクスコントローラーをチューニング!」バッ


☆4+☆3=☆7
カァッ


《A・ジェネクス・トライフォース/Genex Ally Triforce》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守2100
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
このカードは以下の効果を得る。
●地属性:このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
●炎属性:このカードが戦闘によってモンスターを破壊した場合、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
●光属性:1ターンに1度、自分の墓地の光属性モンスター1体を選択して、
裏側守備表示で特殊召喚できる。


トライフォース「ヒャハハーーーー!! 久シブリダゼエェ!」攻2500


コナミ「マイフェイバリットモンスターだ……!」


恵「………………何を…」


コナミ「トライフォースはシンクロ素材によって効果を変える、光族の効果は………」


コナミ「墓地の光族モンスターを裏守備で復活させる、蘇れ蒼眼の銀龍!」バッ


銀龍「クアアァ!」守3000 ドーーン!


恵「………………」


コナミ「………バトル、トライフォースでデスカイザードラゴンを攻撃…!」



トライフォース「ジャーナーーーーーー!!」バシュウゥウッ!


恵「…………!」 LP2300→2200

ザザザザザザッ






コナミ「…………ターン終了」手札1


恵「………………ドロー」シュ 手札2


恵「……………バトル、デスデーモンでトライフォースを攻撃………」バッ


デスカイザー「ヅアアアァ!!」攻2700


トライフォース「ウゲエエエエ!?」攻2500 ドーーーーーン!


コナミ「っおぉぉ…………!」LP1600→1400


ザザザザザザッッ……!!


コナミ「ぬうぅ……………!」


恵「…………………さっきから………私のLPを少しずつしか……減らしてこない………」


恵「…あなたは…………まだ……私の心配をしている………」


コナミ「なにをおぉぉ……!……」


恵「無意味に時間を稼いでいる…………私は心を変えないと言っているのに………」


コナミ「……………………そんな訳が……」


恵「…………やはり…あなたは………ここで死ぬ…………」


コナミ「!…………」


恵「手札から……生者の書を発動……」バッ



《生者の書-禁断の呪術-/Book of Life》 †
通常魔法
自分の墓地に存在するアンデット族モンスター1体を選択して特殊召喚し、
相手の墓地に存在するモンスター1体を選択してゲームから除外する。




恵「………墓地のゴブリンゾンビを守備で特殊召喚‥‥」バッ


ゴブリンゾンビ「ヒャミヒヒ」守1050


コナミ「サーチモンスター………だったな…」


恵「………………そして、弾丸が発射される」


ドギュウゥウゥーーーーーーン!!


コナミ「!っくぁは…………!!?」LP1400→600 ゴアアァァン……!


ザシャァアアアァ………! ドサッ


コナミ「……………ぐぅ………」ズル……



恵「………………800のダメージを与えて…………ターン終了………」


恵「残り600…………あなたは間も無く………死ぬ…」


コナミ「…………………」


恵「………………………」


………………………………………………


遊星「……………………!」


アンチノミー「遊星…………アクセルシンクロは通過点にすぎない!」


遊星「なんだと!……………」




アンチノミー「君は限界を越え 超えようとしているようだが、それでもようやく互角の状況に持ち込んだだけ…」


アンチノミー「残念だが、君の思ってる限界など本当の限界では無いのだよ」


遊星「どういう事だ……………?」


アンチノミー「…………ふ、見せてやろう!君の知る世界をはるかに超えた、その先を!」


ブオオオオォーーーーーーーーー!!!


遊星「!」


アンチノミー「見ろ遊星、これがアクセルシンクロの先にある答えだ!」


アンチノミー「限界を超える境地………トップクリアマインド!」


ドギュウゥウゥーーーーーーン!!


アンチノミー「☆5のハイパーライブラリアンと☆2のレプシドドラゴンフライに、☆5のワンダーマジシャンをチューニング!」


☆5+☆2+☆5=☆12

カァァッ


遊星「これは!」


アンチノミー「リミッター解放、レベルマックス!レギュレーターオープン・オールクリアー!無限の力よ、時空を突き破り、未知なる世界を開け!」


アンチノミー「GO!デルタアクセル!カモン!TG ハルバード・キャノン!!」


ゴアアァァン……!


遊星「くぅああああぁ………!!!」


《TG ハルバード・キャノン/T.G. Halberd Cannon》 †
デルタアクセルシンクロ・効果モンスター
星12/地属性/機械族/攻4000/守4000
シンクロチューナー+チューナー以外のシンクロモンスター2体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にして破壊することができる。
この効果はこのカードのシンクロ召喚の素材としたモンスターの数だけ行うことができる。
このカードがフィールドを離れた時、エクストラデッキの
「TG ブレード・ガンナー MAXX-10000」1体を自分フィールドに特殊召喚することができる。
相手フィールド上に存在するモンスターが、カード効果によってフィールドを離れる場合
その効果を無効にしてそのモンスターの攻撃力を800ポイントダウンさせる事ができる。


ハルバードキャノン「!!!」シャキイイィン!!





遊星「これは………!」


アンチノミー「遊星!三体のシンクロモンスターによるシンクロ召喚……これがアクセルシンクロを超えたシンクロ」


アンチノミー「デルタアクセルシンクロだ!」


遊星「デルタアクセルシンクロ………!」



アンチノミー「今まさに、光をも飲み込んでしまうブラックホールが誕生しようとしている」


ゴゴゴゴゴゴゴゴ………!



遊星「うっ………」


アンチノミー「やつは全てを飲み込み全てを消し去る、そこにあるのは全ての終わりだ」


アンチノミー「そして、君たちの世界も終わろうとしている、いけ、ハルバードキャノン!シューティングスタードラゴンを攻撃!」


ガショォォン! カジャンカシャン………!


ハルバードキャノン「クオオオオオ!!」ドギュウゥウゥーーーーーーン!!



遊星「!シューティングスタードラゴンの効果発動!相手ターンに一度、除外することができる!」バッ



シュバーーーーーーーーーーン!!


アンチノミー「無駄だよ」


遊星「!」




ハルバードキャノン「フオオォォ!」がしいぃん!!


シューティングスター「!?」攻3300→2500


遊星「どういう事だ、シューティングスターが捉えられた!」


アンチノミー「ハルバードキャノンは、相手モンスターが効果によりフィールドを離れる時、それを無効にして攻撃力を800下げる!」


アンチノミー「シューティングスターといえど、デルタアクセルシンクロモンスター、ハルバードキャノンから逃れる事はできない!」


アンチノミー「逃げ道はない!消えろシューティングスタードラゴン!」



ハルバードキャノン「!!」バシューーーーン!


遊星「く、永続トラップ発動!エンデューロ・ソウル!」カチッ



エンデューロ・ソウル
永続罠
自分フィールド上に存在する攻撃表示モンスターの戦闘での破壊を無効にする事ができる。
この効果を使用した場合、
この効果で戦闘での破壊を無効にしたモンスターの攻撃力は800ポイントダウンする。


ゴシャアアァーーーーン!!


遊星「攻撃表示モンスターの戦闘破壊を無効にする!」


アンチノミー「それで防いだつもりか、ダメージは受けてもらうぞ遊星!」


遊星「!っく…………この効果を使ったモンスターは攻撃力が800ダウンする!……」LP1600→100


シューティングスター攻2500→1700


アンチノミー「……遊星、君のLPは僅か100、これが限界を超えた力の差というものだ!ターン終了!」


遊星「…………く………なんてモンスター…!」



…………………………


コナミ「………………」


恵「…………」


コナミ「…………目が覚めた………」


恵「!………」


コナミ「………今の弾丸でな…………恵よ……お前を倒さなきゃ…先に進めないしアーククレイドルを止める事もできないってわけだ」


恵「……………………………………そう…」


コナミ「…………なら……悪いがお前を倒して……先に進ませてもらう!久しぶりに真面目モードでな」


恵「……………………」


コナミ「ドロー!」シュッ 手札2


コナミ「手札からツイスターを発動!」シュバッ



《ツイスター/Twister》 †
速攻魔法
500ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



コナミ「LPを500払い、冥界砲を破壊する!」LP600→100


ゴアァオオオォー~ーーーーー…!


バーーーーーン!


恵「……………」




コナミ「………効果ダメージは無くなった……ターン終了」手札1


恵「…………ドロー」シュッ 手札2


恵「……………あの裏守備モンスターは………銀龍……守備力3000……………」


恵「…………………ターン終了」手札2


コナミ「良し……守備力3000はやっぱり簡単じゃない、ドロー!」シュッ 手札2


コナミ「銀龍を反転召喚!」


銀龍「クアアァ!」攻2500


コナミ「カードを一枚伏せて、ターン終了!」バッ 手札1



恵「!……………攻撃するわけでもなく……攻撃表示に……?」


恵「…………………ドロー」シュッ 手札3


恵「………………」(……あの伏せカード………トラップ…)



コナミ「………ふぅ……………ふぅ………」LP100


恵「………」(……ブラフの可能性もある……………しかし…トラップなら…最悪こっちのモンスターが……全滅…)


恵(………そう……あの時のカード……魂の一撃がコナミのデッキにはある……)


恵(LPを半分払って…4000と自分のLPの差だけ攻撃力を上げる…………それだったら…一気に攻撃力は3950Pアップ…)



恵(…………私は…負ける…)


恵(………可能性は低い………でも……)


コナミ「…………………!」


恵(……負けたら死ぬ勝負……この土壇場で………ブラフなんて………)




恵(…………………)


恵(…………………彼は……そんな事を……)


恵(命を投げ出せる…………?)


恵(………………守備でいれば3000の壁………それを……攻撃表示にすれば……スクラップデスデーモンに負ける……)


恵(安全を捨ててまでブラフを………それで得られるのは………スタンバイフェイズに通常モンスターを蘇生させるだけ…)


恵(………………明らかに……割に合わない…)


コナミ「どうしたあぁーーー!」


恵(…………)


恵(…………現金や……名誉………じゃない…命がかかってる………人にとって……一番大切な…)


恵(……やっぱり……あれは……逆転のトラップ……)


恵(………ここは守りに…)


恵「………デスデーモンを守備に………モンスターを守備表示で召喚…」バッ 手札2


デスデーモン守1800


恵「………ターン終了…」


コナミ「!」


コナミ「………………ドロー!」シュッ 手札2




コナミ「銀龍の効果発動、墓地から魔物の狩人を特殊召喚!」


魔物の狩人「うぉお!」


恵「…………」


コナミ「そしてリバースカード発動!馬の骨の対価」カチッ


《馬の骨の対価/White Elephant's Gift》 †
通常魔法
効果モンスター以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。


恵「!…………え……」(…………あれ………リバースカード……通常魔法………?)


コナミ「魔物の狩人を墓地に送って、二枚ドローする!」手札4


魔物の狩人「おぉ……」シューーーン


恵「!……………何故…………」


コナミ「なんだか知らないが…デスデーモンを守備にしやがったな!銀龍で攻撃!」バッ


ドーーーーーーーーーン!!


恵「!…………ぅう………?」


ゴアァアンン……


コナミ「カードを二枚セットして、ターン終了!」バッ 手札2





恵「…………ドロー」シュッ 手札3


恵(捨て身でアドバンテージを…………そう……勝負の鉄則だった………)


恵(気迫に…………私は…押されていた…………)


恵「………でも、のこり100P………………手札からペインペインターを召喚」バッ



《ペインペインター/Pain Painter》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/アンデット族/攻 400/守 200
このカードのカード名は、
フィールド上に表側表示で存在する限り「ゾンビキャリア」として扱う。
また、1ターンに1度、このカード以外の
自分フィールド上のアンデット族モンスターを2体まで選択して発動できる。
選択したモンスターのレベルはエンドフェイズ時まで2になる。
この効果が適用されたモンスターをシンクロ素材とする場合、
アンデット族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。


ペインペインター「クアァアアア」


コナミ「!チューナー………」


恵「ピラミッドタートルを攻撃表示に変更して、ペインペインターの効果発動……ゴブリンゾンビとピラミッドタートルのレベルを2にする…」


恵「………☆2となった……ゴブリンゾンビとピラミッドタートルに……☆2のペインペインターをチューニング…」


☆2+☆2+☆2=☆6
カァッ


恵「シンクロ召喚………アンデットスカルデーモン」バッ



《アンデット・スカル・デーモン/Archfiend Zombie-Skull》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻2500/守1200
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター2体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のアンデット族モンスターは、カードの効果では破壊されない。


スカル「クアアァ!」攻2500




コナミ「またアンデット族か…………攻撃力は銀龍と同じ!」



恵「ゴブリンゾンビの効果で…デスラクーダを手札に、さらに、奇跡のピラミッドを発動…………」バッ



《奇跡のピラミッド/Pyramid of Wonders》 †
永続魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
アンデット族モンスターの攻撃力は、
相手フィールド上に存在するモンスターの数×200ポイントアップする。
自分フィールド上に表側表示で存在する
アンデット族モンスター1体が破壊される場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。



ぱああああぁ………


恵「………………アンデット族の攻撃力を……相手モンスターの数×200、パワーアップ」


デーモン「!!」攻2700


コナミ「く………」


恵「……………ひるまない……私は……あなたを倒す…」


恵「………墓地の馬頭鬼の効果、除外してデスカイザードラゴンを蘇生…」


デスカイザー「クアァアアア!」攻2600


恵「デスカイザードラゴンの効果で………あなたの墓地のトライフォースを特殊召喚…」バッ


トライフォース「クアアアァ!!」攻2700


コナミ「一気にシンクロモンスターを三体……!?」


恵「………………」


コナミ「俺のトライフォースまで……」





コナミ「……………」


恵「……………バトル、スカルデーモンで銀龍を攻撃…!」


銀龍「!」攻2500


スカルデーモン「!」攻2700


ゴアァオオオォ!


コナミ「ここで負けるか…!トラップ発動!」カチッ



《波動障壁/Barrier Wave》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時、自分フィールド上に存在する
シンクロモンスター1体をリリースして発動する。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て守備表示にする。
その後、攻撃宣言をしたモンスターの守備力分のダメージを相手ライフに与える。



恵「!………波動障壁……………?」


コナミ「俺の銀龍をリリースして、お前のモンスターを全て守備表示にする!」


シュパーーーーーーーーン!!


トライフォース「……」守2100

スカルデーモン「…」守1200

デスカイザードラゴン「…」守1500


恵「!全てを守備に………」


コナミ「そして、スカルデーモンの守備力分のダメージを……お前に与えるうぅああーー!」


ドキューーーーーーーン!


恵「っ……ゔぅう………!……?」LP2200→1000 ザザザザザザッ


ゴアアアアアッ!


恵「…………ぐ……………」


コナミ「………やっぱり痛いじゃねーか………」




ここまででー

コナミ 手札2 リバース1 LP100

レイン恵 手札1 リバース1 アンデットスカルデーモン Aジェネクストライフォース デスカイザードラゴン LP1000

ハルバードキャノン


恵の手札2枚でした



……………


遊星「………………う!?」


ゴアァオオオォーーーーーー!


メキャァメキャァ……!!



遊星「ブラックホール…………!」


アンチノミー「…僕たちの決着の場は完成したようだな、君が敗者となり飲み込まれるのをブラックホールが待ちわびているようだ」


遊星「く……………」


メキャァ……!!メキャァ……


遊星「これが………シェリーの言っていた俺の死の未来なのか…」


アンチノミー「遊星、君に未来を変える事などできはしない!」


遊星「!……………そんな事は無い!俺は運命を…未来を変えるためにここにきている!みんなもそれを信じている!」


キイィーーーーーーーーン!!


アンチノミー「……………!」


遊星「……行くぞ……!お前を倒し、未来を救う!シューティングスタードラゴン!」



シューティングスター「キァアァアーーーーーーーー!!」


遊星「俺は絶対に諦めない、俺のターン!」シュッ


キィィーーーーーン…




遊星「エンジェルバトン発動!二枚ドローして、手札から一枚を捨てる!ネクロディフェンダーを墓地へ!」シュッ


遊星「そしてワイルドハートを特殊召喚!」バッ


ワイルドハート「くううおお…!」


遊星「手札のモンスターが墓地に送られた時、このモンスターを特殊召喚できる!」


アンチノミー「今更攻撃力1000のモンスターを召喚したところで…………は!」


アンチノミー「………そうか、考えたな遊星……!ワイルドハートの効果は二つある…」



アンチノミー「一つは相手プレイヤーにダイレクトアタックして自滅する効果…もう一つは他のカードに破壊された時、特殊召喚する効果」


アンチノミー「そして、シューティングスタードラゴンはカード効果による破壊を無効にして、破壊することができる効果がある」


遊星「つまり、ワイルドハートの自滅をシューティングスタードラゴンの効果で無効し破壊すれば、ワイルドハートは復活し、ダイレクトアタックの無限ループが完成する!」


アンチノミー「この局面でそんなコンボを成立させるとは………だが!ハルバードキャノンは召喚を無効にして破壊する!」


キュウゥウーーーーン!!


アンチノミー「クローズサモン!」


バーーーーーン!!


ワイルドハート「!うぐええ!?」


遊星「っ!………召喚を無効にされては…復活できない…!」



アンチノミー「ふ……万策が尽きたようだな」



遊星「これからだ!」






聖者の書の効果を忘れてた………コナミの墓地のバニーラが除外されてました


…………………………………


恵「っく………………ターン終了…」手札2


コナミ「…………攻撃は防いだが………銀龍がやられちまった……ドロー!……」シュッ 手札3


コナミ「!……………黙する死者を発動!」バシイッ



《黙する死者/Silent Doom》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
フィールド上に表側表示で存在する限り攻撃する事ができない。



コナミ「墓地から通常モンスターを守備表示で蘇生する!」


恵「通常モンスター…………また……ジェネクスコントローラー……」


コナミ「いいや、墓地から舌魚を特殊召喚!」バッ



《舌魚/Tongyo》 †
通常モンスター
星4/水属性/魚族/攻1350/守 800
他の魚を長い舌で捕まえ、エネルギーを吸収する。


舌魚「ぎょぎょ」守800


恵「………………舌魚……?なぜ…」


コナミ「トラップ発動、フィッシャーチャージ!」カチッ



《フィッシャーチャージ/Fish Depth Charge》 †
通常罠
自分フィールド上の魚族モンスター1体をリリースし、
フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊し、デッキからカードを1枚ドローする。





コナミ「舌魚をリリースして、カードを一枚破壊する!」



恵「……しかし……アンデットスカルデーモンの効果によって……アンデット族はカード効果では破壊されない…」


コナミ「知るかあぁ!アンデットワールドを破壊!」バッ



バキャアァアァーーーーーーン!


恵「!………………」


シュウウウン…………


コナミ「暗いのもやっと戻ったか……………そしてー枚ドローできる」シュッ 手札3


恵「今更………フィールド魔法を破壊しても………無駄…」


コナミ「それはどうかな…」



コナミ「手札から魔法カード、クロスソウルを発動!」バッ


恵「……………………それは…」


コナミ「お前のモンスターをリリースして、アドバンス召喚を行う!」



コナミ「アンデットスカルデーモンをリリース!」


アンデットスカルデーモン「!?」シューーーーン…






コナミ「舌魚をリリースして、カードを一枚破壊する!」



恵「……しかし……アンデットスカルデーモンの効果によって……アンデット族はカード効果では破壊されない…」


コナミ「知るかあぁ!アンデットワールドを破壊!」バッ



バキャアァアァーーーーーーン!


恵「!………………」


シュウウウン…………


コナミ「暗いのもやっと戻ったか……………そしてー枚ドローできる」シュッ 手札3


恵「今更………フィールド魔法を破壊しても………無駄…」


コナミ「それはどうかな…」



コナミ「手札から魔法カード、クロスソウルを発動!」バッ

《クロス・ソウル/Soul Exchange》 †
通常魔法
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
このターン自分のモンスターをリリースする場合、
自分のモンスター1体の代わりに選択した相手モンスターをリリースしなければならない。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。



恵「……………………それは…」


コナミ「お前のモンスターをリリースして、アドバンス召喚を行う!」



コナミ「アンデットスカルデーモンをリリース!」


アンデットスカルデーモン「!?」シューーーーン…






ミス………舌魚はアンデット族になってました…………枚数的に問題無いように荒野の大竜巻でアンデットワールドを破壊していたということで……


コナミ「アンデットワールドが消えた事で……アンデット族以外もアドバンス召喚できる………現れろガーゼット!」バッ



《偉大魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。


ガーゼット「クアァアアア!」攻5000


恵「!……………5000……………」


コナミ「このモンスターは……リリースしたモンスターの攻撃力を倍にした数値を攻撃力とする………」


コナミ「…………カードを一枚伏せて、ターン終了!」バッ 手札0


恵「……………クロスソウルを使ったターン……攻撃はできない………か…」






>>918 の途中から変更します…


コナミ「トラップ発動、荒野の大竜巻」カチッ



《荒野の大竜巻/Wild Tornado》 †
通常罠
魔法&罠カードゾーンに表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。
破壊されたカードのコントローラーは、
手札から魔法または罠カード1枚をセットする事ができる。
また、セットされたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して破壊する。



ゴアァオオオォー~ーーーーー!


コナミ「アンデットワールドを破壊!」


バーーーーン!!


恵「!………………」



コナミ「………ふう」


みたいな感じに変更しますーすいません




恵「……………ドロー!」シュッ 手札3


恵「………トライフォースとデスカイザードラゴンを攻撃表示に変更……」


トライフォース「!」攻2500


デスカイザードラゴン「!」攻2600


恵「奇跡のピラミッドの効果で……デスカイザードラゴンパワーアップ……」


コナミ「だが………ガーゼットには及ばない!」


恵「……リバースカード発動」カチッ


《禁じられた聖杯/Forbidden Chalice》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は
400ポイントアップし、効果は無効化される。


コナミ「!」


恵「………これで……ガーゼットの効果は無効………!」


ガーゼット攻5000→400


恵「攻撃力は逆転…………!」


コナミ「く………………」


恵「……クロスソウルのデメリットは……図らずもあなたを救っていた…………」


恵「しかし…………この攻撃で………今度こそ死ぬ……………」


コナミ「……………ぐうぅ……」LP100





コナミ「5000が一気に………400………」


恵「………………ごめんなさいは………言わない………」


恵「……もともと……私たちは………敵……………」



コナミ「!…………………ぅ……」


恵「400のガーゼットを攻撃すれば……………トライフォース、デスカイザードラゴン………」



恵「どちらが攻撃しても…………終わり……」


コナミ「……………………」



恵「……………………」


ガーゼット「くあぁ…………」攻400


恵「…………」



恵「……デスカイザードラゴンで、攻げ……」



コナミ「!ちょっと待て………恵………話を聞け………!」


恵「!…………………ぅ…………な…に………?」


コナミ「攻撃を…………攻撃を……やめろ…………!」



恵「………何を………今更……………私は………私たちは………命を賭けて今まで……」


コナミ「そうなんだ………だけど…………俺は……お前を…………」


恵「………命乞いなんて…………」


コナミ「違う……!……もういい!教えてやる…………俺の……伏せカード………蜃気楼の筒だ……!」


恵「………!……」




コナミ「相手の攻撃宣言時…………相手に1000Pのダメージを与えるカード…………こいつを喰らえばお前は負ける!」


恵「…………何故……私にそんな事を…」



コナミ「………俺には………無理だ………落とし穴を掘って……お前が落ちるのを見てるなんて事は………」


コナミ「…いや…………元々……お前を殺して先に進むとか………そんなん無理だった……」


恵「……………」


コナミ「…………………つい…教えちまったんだ…」


恵「……………私の手札に……それを破壊するカードがあれば…………」


コナミ「いや…攻撃しようとしてたからそれは無いと思った……破壊するなら攻撃前だからな」


恵「…………………」


コナミ「くそ…………なんとかなんないのか!」


恵「……………だから…………何回も……何回も………何回も…」


恵「………どうにもならないって……………言っている………!」


コナミ「!…………」


恵「……私の意思では………マスターには逆らえない………!どっちかが死ぬしか無いって………」


恵「初めから伝えていたのに………………!」


コナミ「………………っくそがあぁあ!このヤロオォーーーーー!」ダンッ!



恵「っ………………」


コナミ「…っく………どうしてこんな事になっちまっなんだ…………」






恵「………………」


コナミ「意味が分からん……………お前が敵だってことも……命がけで闘ってることも…」


コナミ「…………………!思わず泣きそうだ……いい年して……!」


恵「………………私だって…………本当は……」


コナミ「………………?」


恵「………KURUMIZAWA………アカデミアで…………みんなと一緒に居たかった………」


コナミ「やっぱりじゃねーかコラアァーーーーーー!!」


恵「………………でも…………マスターの鶴の一声に………私は………逆らえない………」


コナミ「なんでだ!?」


恵「……私の生命活動を……生殺与奪を握ってるのは……マスターだから………」


コナミ「………………その体のことか……」


恵「………そう……私は機械………違反行為をすれば……………システムダウンされる………」


恵「…………だから………戦うしか無い……………」


コナミ「……………………………」


恵「…………………さっきの………暴露……聞かなかった事にする…………」


コナミ「なに!」



恵「…………私は…攻撃を仕掛ける……」





コナミ「おいおいおいおい……………」


恵「…………そのあとの事は………あなたに……任せる………」


恵「そのカードを使おうと………使わまいと…………」


コナミ「やめろバカ、ターン終了宣言しろよ!」


コナミ「何か方法を考えようぜ…」


恵「方法なんか無い………………私にこのプラグがつながった以上……決着がつくまで外れない」



コナミ「………………………」


恵「………………………デスカイザードラゴン……攻撃」


デスカイザー「クアァア!」ゴアァッ! 攻2600


ガーゼット「!?」攻400


コナミ「!おおおぉ………!?」



ゴアァアーーーーーーーーーー!!



コナミ「………そんな決断を俺に任せるんじゃねえぇーーーーー!!」


恵「……………!」


コナミ「っ…チクショオォオオ…………!」



《蜃気楼の筒/Mirage Tube》 †
速攻魔法
このカードは手札から発動する事はできない。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。
相手ライフに1000ポイントダメージを与える。





……………………


コナミ「…………」


コナミ「………………………」


恵「………………」


恵「………………」LP1000→0 ピーーーー


ガシャアァンッ


恵「……………ぅ……」


コナミ「………恵…」


恵「………これで…………良かった………」


恵「………あなたは………先に…………進む……………」


恵「……………私………の…事は………忘れてほしい………」


コナミ「…………………」カシャッ


恵「……………私は……満足してる……から…………」


恵「…………店長…………三郎……………」


恵「………………餌…………おね………が………」


コナミ「……………」



コナミ「……………………く…」



コナミ「……………………」


恵「…………………」シュウウゥ………ン…


コナミ「…………………」


コナミ「………………………死なせるか………恵…………お前を…」


コナミ「………この先にマスターがいるんだろ………」


コナミ「………そいつぶっ潰して……生き返らせてやる……」


コナミ「………………」ボロボロ……


コナミ「…………あれ……泣いてるよ俺…………アホか……」ボロボロ


コナミ「………いつ以来なんだ…………泣いたのなんて………」ボロボロ…


コナミ「…………っく…………」ゴシゴシ


コナミ「………………Dホイールに乗せて運ぶか……」


ガシャッ……



恵「………」


コナミ「……………軽……」



ここまででー

アンチノミー

ツァン「満足……?」
鬼柳「満足!」

遊星「そんな事で満足されてたまるか!」




遊星「…………………来た……!」


遊星「俺はバランスシューターを召喚!」バッ



バランスシューター「!」



アンチノミー「………?」


遊星「これで俺の勝利へのカードはすべて揃った!」



アンチノミー「なに………」


遊星「墓地のネクロディフェンダーを除外して効果発動!俺が受ける戦闘ダメージはこのターン0となる!」


遊星「そして永続トラップ、エンデューロソウルによってシューティングスターは破壊されない!」


キュウゥウーーーーン!!



アンチノミー「攻撃力100となったシューティングスターで4000のハルバードキャノンを攻撃しても、ダメージも戦闘破壊も無い!そんな戦いをして、なんの意味がある!」


遊星「お前はエンデューロソウルと、バランスシューターのもう一つの効果を忘れているようだな!」


アンチノミー「エンデューロソウルには、戦闘破壊を無効にしたモンスターの攻撃力を800下げる効果がある……だがシューティングスターの攻撃力は100!800は下げられない」


遊星「それはどうかな?!」


アンチノミー「?……」





遊星「バランスシューターは、シューティングスターの変化する攻撃力を無効にして、その数値分のダメージを相手プレイヤーに与える!」


アンチノミー「!」



遊星「つまり、シューティングスターでハルバードキャノンに攻撃する事で、お前に800のダメージを与える事ができる!」



アンチノミー「800……………!」LP1800


遊星「そして!シューティングスターは複数回の攻撃が可能だ!」


ブオオオォーーーーーーーーーーー!!!


シューティングスター「キュアァアァアーーー!」



ハルバードキャノン「!」



遊星「シューティングスターの効果発動、デッキの上から5枚確認し、その中のチューナーの数だけ攻撃できる!」



アンチノミー「僕のLPは1800、三回の攻撃を受ければLPは0になる…」



アンチノミー「だが、それも引いた五枚の中に三枚のチューナーがあればこそ!この状況を作り出したのだけでも奇跡的だというのに、それを超えようというのか!」


遊星「超えてみせる!俺は自分の可能性を……限界を!」



ブオオオォーーーーーーーーーーー!!!


アンチノミー「!……………」





遊星「一枚目………!」シュッ


遊星「チューナーモンスター、ターボシンクロン!」


アンチノミー「!…」


遊星「二枚目!」シュッ くず鉄のかかし



遊星「……………三枚目!」



遊星「チューナーモンスター、ニトロシンクロン!」



遊星「四枚目!」シュッ ラピッドウォリアー



遊星「く…………」


アンチノミー「…………………!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!



遊星「!?ブラックホール……」


ゴゴゴゴ……!!!


アンチノミー「遊星!我々はもうすぐ、ブラックホールの重力場にとらわれる……あのなかに入れば…光でさえも抜け出す事はできない!」



遊星「…………」


アンチノミー「君が次にチューナーを引き当てられなければ、あの中に捕えられ、素粒子レベルまで分解してこの世から消滅する!」



遊星「!……これが最後だ…………………五枚目!」シュッ



アンチノミー「!」



遊星「………………よし!チューナーモンスター、ハイパーシンクロン!」









アンチノミー「馬鹿な、三回の攻撃を可能にしただと……!」



遊星「行け!シューティングスタードラゴン、ハルバードキャノンを攻撃!スターダストミラージュ!」



しゅうぅーーーーーーーーーーーん!!


ハルバードキャノン「!?」



ドギュアァアァーーーーーーーーーーン!!!



シューティングスター「クォオオォーーー!!」


ドギュアァアァーーーーーーーン!!


バランスシューター!」ドシューーーーーーーン!!



アンチノミー「っくあぁああ………!!?遊星……これが…」LP0 ピーーー



遊星「そうだ、お前が教えてくれた、限界を超える力だ!」


アンチノミー「………………うっ!………」



ゴシャアァアァン!!


アンチノミー「!?」ギュルルルルッ………!



遊星「!アンチノミー!」


グオォオオンンン…………!



遊星「!?ブラックホールに……呑み込まれる……!」






遊星「うあああああ…………!!?」


ズオオオオォ…………



遊星「………ここは光さえ抜け出す事ができない空間………!アンチノミー」



アンチノミー「…………」ギャギャギャギャギャギャ……!!



遊星「大丈夫かアンチノミー!」ブオォオオーーー



アンチノミー「………………遊星……見せてもらったよ……君の可能性を」


遊星「!……………」



アンチノミー「遊星!この世界を救ってくれ!」


遊星「なに!?」



アンチノミー「この世界を救い………そしてゾーンを救ってやって欲しい!」



遊星「……どういう事だ!お前はこの世界を破滅させるために戦ってたんじゃないのか!」


アンチノミー「僕は……君たちと過ごした時間の中で…何度も不可能と思える事を打ち破る君の姿を見てきた!」



アンチノミー「そして……記憶を取り戻したとき……僕は決意したんだ!遊星の可能性を信じようと!」



遊星「俺の可能性を…………?」






ギュルルルルッ………バシュウゥッ!


アンチノミー「っ!」ズバッ




アンチノミー「君なら絶対にできる…………!遊星なら自分の限界を打ち破る事ができる!」



アンチノミー「だから僕は、新たな力を授けるために…このデュエルを始めたんだ!」



遊星「……………」


アンチノミー「それがデルタアクセルだ!君なら…君自身のデルタアクセルを見つける事ができる!」



遊星「!……お前は最初からそれを俺に伝えるために…………」


アンチノミー「…………………遊星とは…違う形で出会いたかった………そうすれば……本当の仲間になれたかもしれない…」



遊星「アンチノミー、いや!ブルーノ!」



アンチノミー「!」


遊星「お前は俺たちチーム5Dsの…俺たちの仲間だ!……ブルーノ!」



アンチノミー「…仲間………………この僕を……本当の仲間だと言ってくれるのか……………遊星」



遊星「ああ!」


アンチノミー「………………仲間……………か…」


アンチノミー「………………僕はみんなを励ましながら…みんなと一緒に戦ってる遊星の姿を見るのが…大好きだった…」



アンチノミー「そこに君の無限の力と、可能性を感じていたから!」


遊星「ブルーノ……」





ガシャアァンッ……ブシュゥウウゥウ………!


遊星「!ブルーノのDホイールが止まる………!」


アンチノミー「…………………」ブシュゥウウゥウ………



遊星「ブルーノ!飛び移れ!早く!」


アンチノミー「……無駄だよ、言ったはずだ…このコースを抜け出すには、どちらかが消滅するしかないんだ…」


シュウゥゥウゥウゥ……………!


遊星「ブルーノ!」


アンチノミー「……君たちと過ごした時間は…最高に楽しかったよ……………」


アンチノミー「………っく……!」カチッ



ブオォオオォォオオオオーーーーーーーーーーーーーー!!!!



遊星「なにをする気だ、ブルーノ!」


アンチノミー「遊星!君は僕の希望だ!アクセルシンクロは光をも越える!」



アンチノミー「光を越え、未来を切り開くんだ!行け!遊星えぇーーーーーーーーー!!」



ドギュアァアァーーーーーーーーーーン!!!


ゴアアァアアァアーーーーー!!




遊星!」


アンチノミー「うぐうううう……………!」バチバチバチバチ……!


ギュルルルルルルル……!



遊星「ブルーノ!ブルーノ……!」



アンチノミー「…………………遊星……………」バチバチバチバチ……



ゴシャアァアァン!!


遊星「ブルーノオォーーーーーーー!!」


ギューーーーーーーーーーーーン!!



ゴアアァアアァアーーーーー!!


…………………


遊星ギア前


グニュウゥン…………ブオォオオォォオオオオーーーーーーーーーーーーーー!!!!



ギャギャギャ……!! ガシャァアン!



遊星「っ!ぐっうぐぁ……………!」ゴロゴロ………



シュゥウゥウウゥン…………


遊星「ぐ………………」



シュゥウゥウウゥン……


遊星「………っ…………く……ここは…………遊星ギア…………止まっている…」



遊星「…………………俺は……戻ってきたのか………」


遊星「…………………」



遊星「………!……あれは……」



遊星「……………………ブルーノの……………グラサン………やはり…」


遊星「…………ブルーノは……」


遊星「っ………く…………ぅぐ……………!」ギリ……



遊星「…………っ………ブルーノ………」グスッ……



遊星「………ブルーノオオォオォーーーーーーーーーーーーーーー!!」





…………………




コナミ「…………………」ブオォオーーーーーーーーーーーーー!



雪乃「………………ぅ………」


コナミ「………」


雪乃「あら……………コナミ……私たち……寝てしまってたのね………」


あげは「…………」


岬「………」


ナオミ「……」


雪乃「……みんな寝てるわ……………あ……そう……レインさんが……」


雪乃「コナミ……………レインさんは…?」


コナミ「ああ…………………助手席で寝てる…」


恵「……………………」


雪乃「……あら本当……………やっぱり拉致されてたの…?」



コナミ「………まあそんな感じだな、疲れてるからあまり触らないでおいてやってくれ」


雪乃「………そうね……疲れてそうだわ……ぐったりしてるもの…………」



コナミ「……………」


ブオォオオォォオーーーーーーーーーーーーー!




……………


ゴオオォオンン………


ジャック「!道が開かれた」



クロウ「遊星が最後のギアを止めたんだ……!」


龍亞「おお!」


龍可「遊星」


ブォオォーーーーーー!



アキ「!あ、遊星よ」



遊星「………………」キキイィイッ



シェリー「遊星……」


遊星「みんな、無事だったか」カタッ



龍亞「みてよ遊星!これ!」バッ



遊星「その痣は………」


龍亞「俺六番目のシグナーだったんだ!遊星やみんなと同じく!」



ジャック「お前にも見せてやりたかったぞ、龍亞の活躍を」


遊星「龍亞………よくやった」


龍亞「へへへぇーーー………」





龍亞「へへぇ……コナミにも見せてあげたいな……俺の痣」


龍亞「きっと喜んでくれると思うんだ!」


シェリー「………遊星」


遊星「シェリー」


シェリー「……私も決めたわ、あなた達と共に戦うと」



遊星「………………そうか……わかった」


シェリー「……」


アキ「?……………遊星………サングラスの彼は?」



遊星「………………………………」


遊星「…………もう…いない、彼は遊星ギアを守る者…………その正体はブルーノだった……………」



ジャック「なに!?」


龍可「えぇ!」



クロウ「ブルーノだって!?」


遊星「…………………あぁ……」



アキ「……ど、どういう事………なぜブルーノが…」





遊星「ブルーノの本当の名はアンチノミー………アポリアと同じく、未来を変えるためにゾーンに送り込まれていたんだ…」



ジャック「ブルーノが……ゾーンに!?」


龍可「それって…………ブルーノは敵だったってこと…………?」



遊星「それは違う!」


アキ「!……」


遊星「確かにブルーノは送り込まれてきた……だが…俺たちと共に戦ったブルーノの気持ちは本物だ!だからこそ、俺と戦うことで教えてくれたんだ!」



遊星「ゾーンと戦うために必要な新たな力を!」


ジャック「新たな力だと………」



遊星「それこそが………デルタアクセルシンクロ…」



龍亞「デルタアクセルシンクロ…………?」



遊星「そして……命を捨てて俺を守ってくれた…」



アキ「!……それじゃあ…………ブルーノは…………」



遊星「………ああ……俺たちに未来を託して………」



クロウ「なんてこった……………!ブルーノが………!」


龍亞「うう…………ブルーノ…」



ジャック「………………く!ゾーンめ、仲間を盾にするとは、許せん!」


ジャック「行くぞ遊星、やつの元へ、ブルーノの仇を討ちに!」



遊星「みんな……………………ああ!行くぞ!」


ブォオオォーーーーーーーー!







………………………………


ゾーン「…………チーム5Ds…」


………………………………



ブォオオォーーーーーーーー!


ブォオオォーーーーーーーーーーーー!!!!



アキ「………どこまで登るの………?」


クロウ「この先にゾーンが………」


ジャック「……………ん?遊星、あれは!」



キューーーーン…キューーーーン…



龍亞「あれって………」


龍可「……………旧モーメントだわ…」



ブォオオォーーーーーーーーーーーー!!!!


遊星「旧モーメント………太陽ギアは旧モーメントの力で動いていたのか…………」


遊星(俺の因縁はまだ続いている……………)



ブォオオォーーーーーーーーーーーー!!!!




ここまででー

ゾーン

コナミ「ゾーンめ……」ゾーン「希望など…無いのです」【遊戯王5Dsタッグフォース】
コナミ「ゾーンめ……」ゾーン「希望など…無いのです」【遊戯王5Dsタッグフォース】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387817753/)


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