コナミ「遊星達が頑張ってる、俺も頑張ろう」 【タッグフォース】 (964)


このスレは コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」の続きです

コナミ「ん?遊星どっか行くのか?」 【タッグフォース】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368203291/)


遊戯王5Dsタッグフォースのssです


よろしくお願いします






SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371918933


シティ ゴドウィン邸付近


コナミ「ふう…………これくらいにしとくか」



龍亞「いっぱいデュエルできたね」



コナミ「あの後6人も挑んだもんな」


雪乃「ふふ、ボウヤの勝率も上がってきたわね」



龍亞「へへ…………なんか……俺すごく強くなった気がするよ!」



コナミ「俺の考えは正しかったか……!」



龍亞「うん!今なら遊星にも勝てる気がする!」



雪乃「遊星って………フォーチュンカップチャンピオンじゃない」



コナミ「まあこれくらいの自信があった方がいいだろ」


龍亞「コナミはもう相手にならないかもねー!」



コナミ「何だと?………身の程を教えてやろうか」ガシャンッ



龍亞「かかってこーい!」ガシャン






雪乃「…………………そういえば」



コナミ「?どうした」



雪乃「もう気付けば夕方よ、あなたたち誰かを待たせてるんじゃなかったかしら?」



龍亞「え………………………?」




コナミ「………え?もうそんな経ってた!?………!」



龍亞「う、うそー!龍可達の所に戻らないと!」



コナミ「やばい!遊星達メチャクチャ待ってるカモしれねぇ!」ガタッ



龍亞「龍可ーーーー!」ただただっ



コナミ「ゴドウィン邸に戻るぞ!」タッ



雪乃「ふう…………私を走らせるなんてね」タッ










……………………………………………………………………………………………………………………


ゴドウィン邸



龍亞「龍可ーーー!!遊星ーー!!」タタタッ



コナミ「すまん!遅れた!」タタタッ


雪乃「…………誰もいないじゃない」



龍亞「……龍可!?遊星!?みんなー!?」キョロキョロ



コナミ「これは…………まさか俺たち…ハブられ………」



龍亞「えぇーー!?俺たち仲間外れ?何で!シグナーじゃないから?!」



雪乃「来るのが遅いからじゃない」


コナミ「くう……………ん?あ、デュエルディスクに連絡入ってるぞ」ピピ



ピッ




遊星『コナミ、龍亞、どこにいるんだ、俺たちは今から治安維持局の屋上に向かう、連絡を早めにしてくれ』ピッ



コナミ「…………」



龍亞「…コナミ……この連絡っていつ頃きたの……?」



コナミ「…………1時間くらい前だ」



龍亞「………………」



雪乃「とにかく、今から連絡してみなさいよ」



コナミ「ああ」ピピッ


プルルルルルルル………



コナミ「まだ待っててくれるといいんだけど…………」


龍亞「………」ドキドキ



ピッ


遊星『…………コナミか』



コナミ「遊星!すまん、今どこにいるんだ?」





遊星『すまない………今俺たちは治安維持局のヘリでサテライトに向かってる』



コナミ「?!ヘリだって」



遊星『サテライトが大変なことになってるんだ、黒い霧に覆われて人々が消える事件が起こっている、おそらくダークシグナーの仕業だ』


コナミ「何だと……………」



龍亞「遊星ーー!何で俺たちを待ってくれないのさ」



遊星『その声…龍亞か、ジャックやゴドウィンが……』



ジャック『かせ遊星!小僧!貴様が遅いからだ!」



龍亞「ジャック!?」



ジャック『サテライトがピンチなのだ!遊んでる貴様らを待ってる暇などない!』



コナミ「あ、遊んでたわけじゃねーよ!」


ジャック『ふん、そもそもシグナーでもない貴様らなど、いても邪魔になるだけ!そこで待ってるがいい』



龍亞「そ、そんなことない!俺は龍可を守るんだ!」












ガチャ


龍可『龍亞?』



龍亞「!龍可?、待ってて!すぐ俺も行くから!」



龍可『ごめんね、私も龍亞を待とうって言ったんだけど……』



龍亞「うう……………俺の方こそ、遅れてごめんね………」



ジャック『とにかく!俺たちはもう引き返せん!来たければ自力で何とかしろ!』


ブツンッ!



コナミ「く……………なんてこったい……」



雪乃「ふう…………私ももう少し早く声を掛けるべきだったわ」



龍亞「こ、こうしちゃいられない!コナミ、早くD・ホイールでサテライトに向かおうよ!」



コナミ「そうだな、まだ間に合うかも……」


雪乃「あなたたち、知らないのかしら?現在シティとサテライト間はセキュリティによって完全に遮断されてるのよ」



龍亞「うそ!?」



コナミ「ゴドウィンめ…………ヤローの策略か……」




龍亞「じ、じゃあサテライトには行けないの!?」


雪乃「ま………そういうことになるわね」


コナミ「くっそ……………!仲間はずれにしやがって…………」



龍亞「そういえば…………あのアキ姉ちゃんにくっついてた人はどうなったのかな?」



コナミ「あ、ナオミ………そういえば」


………………………………………………………………………………………………………………………………


ヘリ内


アキ「ナオミ!いい加減に離れて……………!!」



ナオミ「私はお姉様から離れません……えへへへ」ギュッ



深影「……………何この子」


………………………………………………………………………………………………………………



コナミ「まあ…………いないってことは一緒に行ったんだろ……」



龍亞「いいな〜…………」







雪乃「……で?どうするつもりかしら?」



コナミ「…………………」


龍亞「……………………」


雪乃「…………」



コナミ「どうすれば……………いいんだ」



龍亞「…………!船で行くっていうのは?!」



コナミ「船か!………」


雪乃「…………海上もセキュリティの監視の目だらけよ」


龍亞「う………………………」




コナミ「………やっぱり行くなら空からか…………」





龍亞「空かー……………」






龍亞「空って言ってもさ………コナミはヘリコプターもってる?」



コナミ「持ってると思う?カードショップでバイトしてる俺が」



龍亞「……………ごめん、雪乃姉ちゃんは?」



雪乃「ごめんなさいボウヤ、流石にヘリコプター何てものは……」



龍亞「そうだよね…」


コナミ「ていうか龍亞、お前トップスじゃん、持ってないの?」



龍亞「そんな、ヘリコプター何て高すぎるよ」



コナミ「だよな…」


雪乃「…………………ふう…………」



コナミ「ヘリコプターか………………トップス…」



龍亞「…」



コナミ「どっかの財閥とかくらいだよなー、自家用ヘリなんて…………………」



コナミ「……………………………あ」




今回はここまででー

ミスもありましょうがよろしくお願いします

モンスター14枚
舌魚
UFOタートル
炎の魔神
タン・ツイスター
切り込み隊長
魔物の狩人
サムライソードバロン
タスケルトン
偉大魔獣ガーゼット
一撃必殺侍
ネコ耳族
バニーラ×2枚
ジェネクスコントローラー
キーメイス(?)
ーーーーーーーー
魔法5(Sp1)
地砕き
ライトニング・ボルテックス
渾身の一撃
魔導師の力
終焉の焔
(Sp-スピードストーム)
ーーーーーーーー
罠10枚
イタクァの暴風
逆さ眼鏡
リフレクトネイチャー
革命-トリック・バトル
デプス・アミュレット
断頭台の悲劇
奇策
女神の加護
無抵抗の真相
撤収命令
ーーーーーーー
デッキ枚数キーメイス無しで(入れてるかわからないから)29枚ですね
エクストラデッキ
ジオ・ジェネクス
A・ジェネクス・トライフォース


>>42 なんてこと……わざわざありがとうございました


………………………………………………………………………………………………


トップス


コナミ「ここは相変わらず高層ビルばっかだな」スタスタ


龍亞「コナミ、何でトップスに来たの?俺ん家来ても何もないよ?」スタスタ



雪乃「久しぶりに入ったわ…」スタスタ



コナミ「やっぱりヘリを借りるならここしかないだろ」スタスタ


龍亞「えー、借りられないから俺達困ってるのに、あてはあるの?」



コナミ「ああ、黙ってついて来な」スタスタ


雪乃「………嫌な予感しかしないわ」スタスタ



そして


海野財閥本社


コナミ「お、ここか」



龍亞「え!?ここって大企業の海野財閥の会社じゃん!コナミここの人と知り合いなの?」


雪乃「……」







コナミ「まあな、ちょっと待ってろ……ぱぱっと借りてくる」スタスタ……


ウィィーーーン


龍亞「すげー………コナミって意外と顔広いんだね」



雪乃「ふぅ……………あまり期待しない方がいいわよ」



内部


コナミ「すいません」


受付嬢「はい、ご用件を御伺いいたします」


コナミ「幸子ってどこにいるの?」



受付嬢「幸子……?海野幸子様でございますか?」



コナミ「うん、令嬢のあいつ」


受付嬢「申し訳ございませんが……アポはとっておいででしょうか?」


コナミ「……………あぽ?」



受付嬢「はい、事前に連絡をしていただかないといけない決まりになっていますので」



コナミ「ええ……………そうなの?……………ちなみに何階にいる?」




受付嬢「え?現在なら…………最上階ではないかと………」



ダダダッ!!


受付嬢「え?ちょっ、だから勝手に………!け、警備員さーん!!」








わーーーわーーー!!わーーー!


龍亞「……………なんか騒がしいね」



雪乃「はあ…………こうなると思ったわ……お姉さん頭が痛い…」


ウイーーーン


警備員「オラ!」シュッ



コナミ「ぐぇ!」ドサッ!!



ウィィーーーン


龍亞「こ、コナミー!!」ダッ


コナミ「くう………くそ……エレベーターは遅すぎた……階段で上って行くべきだったな……」



雪乃「コナミ、あなたそのうち捕まるわよ、やめなさい」



コナミ「ガードが固すぎるな…………海野財閥ダメだ」



龍亞「一番ダメなのはコナミだと思う……」



コナミ「ぐ…………確かに少し強引だったけど」


雪乃「少しじゃないわ……」





海野財閥最上階


幸子「……………」カリカリカリカリ……



ウィィーーーン


黒服「幸子様…」


幸子「?なんです、わたくしは忙しいのですが?」カリカリカリカリ


黒服「先ほど、一階受付で不審者を取り押さえましたので一応報告をと…」


幸子「…………不審者ですって?まさか他者のスパイ…?」



黒服「初犯ということで外に放置しましたが……」


幸子「ふう…………………どこの回し者かしら?」



黒服「赤い帽子をかぶった20歳前後の男だったそうです」



幸子「…………赤帽子……?」



黒服「はい、どうも……幸子様に会いたいと受付に言ってたとか……………どうしましょう?拘束しますか?」


幸子「………………………ほっときなさい………バカバカしくて聞いてられませんわ」カリカリカリカリ……



黒服「はっ」


ウィィーーーン……



シティ

コナミ「また振り出しだよ……」スタスタ……



龍亞「もおー!コナミのせいで時間無駄にしちゃったじゃーん!」


コナミ「ごめんね」スタスタ



雪乃「どうしたらものかしらね………」


コナミ「いざとなったら……セキュリティのガードをD・ホイールでぶち破るって策が……」


龍亞「うーん…それ……危ないよね……」


コナミ「龍可を守るためだ…仕方ないだろ」



龍亞「う!………それを言われると…」



雪乃「…早くダークシグナーを倒さないと、この街で安心して暮らせないわ」スタスタ


コナミ「ああ…………くっそー……」


龍亞「………」



雪乃「…………………」



コナミ「……………………あ」


龍亞「どうしたの?」






コナミ「いや、知り合いがいた、オーーイ!」


あげは「………………」スタスタ


コナミ「おい!あげは、無視すんなって!」バッ!



あげは「うぇ!?ぼ、ぼく……!?」ビクッ



あげは「って………………きみは…」



雪乃「……………あれは…青葉さん?」



コナミ「よう」



あげは「お、おどかさないでよ全く…!」


コナミ「周りに人いなかったからすぐ気付くと思って」



あげは「だ、だって…………ボクは人に呼ばれる事なんかあまり無いし…………べ、別にぼっちってわけじゃないけど…」ブツブツ…


コナミ「……?」



あげは「…な、なんでもない……それで?ボクに何の用?」


コナミ「え?別に用は無いんだけど……見つけたから声かけただけで」



あげは「あ……そ、そう」



龍亞「コナミ、その人友達?」



コナミ「ああ、アカデミア生徒のあげはだ」


あげは「と…………友達……えへへ………」


龍亞「オレ、龍亞っていうんだ!よろしくあげは姉ちゃん!」


あげは「え?う、うん、こっちこそよろしくね龍亞……」



雪乃「ふふ、アカデミア外で会うのは初めてね、青葉さん」スタスタ



あげは「え?あ、藤原さん……え?何その面子…」



コナミ「まあ色々あんのよ、あげははこれから何処かに行くのか?」


あげは「うん、実はこの前福引きで特賞当ててね、アトラクションのチケットもらったからやりに行こうと思って」


コナミ「へー、良かったな、一人で行くのか?」



あげは「…………ゆまちゃんを誘ったんだけど………嫌なんだって断られちゃった、ボク一人だよ、ふふふふ」



コナミ「そうか…………………アトラクションってなんだ?」



あげは「スカイダイビング…」



コナミ「へー」


雪乃「……………!」



龍亞「……!!コナミ、俺いい事思いついたよ!」








コナミ「え?なんだよ」



雪乃「………ちょっと……………ぼうや、あまり滅多な事は言うものじゃないわよ?」



龍亞「空から行けばいいんでしょ?」


コナミ「ああ、そうだよ」



龍亞「あげは姉ちゃん、そのスカイダイビングって何人までい行けるの?」


あげは「え?うーん………確か五人までだよ」


龍亞「よし!いけるぞ!」



コナミ「だから何が?」



雪乃「ボウヤ……!お姉さんを困らせないで…!」



龍亞「だからつまり………………」




………………………………………………………………………………………………………………………………………




ネオドミノシティ上空


ババババババババババババババ……


ヘリ内


コナミ「なるほど………スカイダイビングで行けばいいってことか」


龍亞「そーいうこと!いい考えでしょ?」



コナミ「確かに、ヘリに乗り込めたしな……」


あげは「みんなが一緒に来てくれてよかったよ………ボク一人じゃ心細かったから」


雪乃「……………………」カタカタカタカタカタカタカタカタ……………



コナミ「?どうした雪乃、震えてるぞ、寒いのか?」


龍亞「もしかして雪乃姉ちゃん……スカイダイビング怖いんじゃないの?」ニヤ



雪乃「お、おおおおおおお…面白いことを言うボウヤね………ふ、ふふ、ふふふ」



雪乃「この私が……こ、怖がってるるる、な、なんて…」カタカタカタ…


龍亞「平気ならいいけどさー」



コナミ「………操縦士さん、今どこらへん飛んでる?」



操縦士ロボ「ゲンザイ、サテライト地区付近ヲ、飛ンデオリマス」




ババババババババ……………

………………………………………………………………………………………………………………………………

サテライト


マーサハウス


アキ「遊星……………何かしらあれ」


遊星「あれは………ヘリだが………この辺を飛ぶヘリなんてあるのか……?」


ジャック「…………嫌な予感がするぞ」



………………………………………………………………………………………………………………………………



あげは「え?サテライト地区!?」



コナミ「おう、俺達ここに飛ぶから」



あげは「な、なんで!?今サテライト地区は謎の黒い霧が発生して危ないって…………」



雪乃「そ、そうよコナミ……青葉さんの言うとおりだわ……」カタカタカタ


龍亞「大丈夫!このメイドインネオドミノシティのスコープなら邪魔な霧を透けて見ることができるんだ」カチャッ



あげは「で、でも決まった場所に落ちないと……パラシュートとかどうやって店の人に返すのさ!」



雪乃「その通り、まさにその通りよ」カタカタカタ…



コナミ「……………ネオドミノシティの命運がかかってるんだ………あとで店の人に謝ろう」



あげは「え?命運って………………?」




コナミ「いや、なんでもない、とにかく!これ以外にサテライトに行く方法はないんだ!腹を決めろ!」、



龍亞「おおーー!!」



雪乃「くぅ………………」



あげは「……………うぅ……キミたちなにしてるのさ…」



操縦士ロボ「オイ、サテライト地区ハモウイイカ?ヒキカエスゾ?」



コナミ「ああ、ちょっと待ってくれ」スタスタ……



ガチャッ


ごおおおおぉぉぉぉぉおおお!!



雪乃「!ち、ちょっと………!いきなり開けないで……!!」



龍亞「ふう……………待っててね龍可…」ゴオオォォ…



コナミ「よし………みんなパラシュートはつけたな、飛ぶぞ」カラカラカラ……



あげは「うえ!?ま、まさかとは思ってたけど……キミそのD・ホイールと一緒に飛ぶ気!?」



コナミ「ああ、こいつをおいて行くわけにはいかないだろ」



あげは「ば、バカじゃないの……!?危ないって…!」


コナミ「知らないのかあげは、巷ではダイビング&ライディングデュエルというものがはやってるんだ」



あげは「そんなウソいらないって!!」



コナミ「ほら、パラシュートの説明文見てみ、300kgまでは大丈夫って書いてあるだろ」カサッ




あげは「う…………いや、でも」




龍亞「コナミ、雪乃姉ちゃん、俺先に飛ぶねー!」バッ


ビュウウウウウウゥウゥーーーー!



コナミ「お!行ったー!」



雪乃「…………大丈夫…あんなボウヤすら行けたのよ…」ガタガタ…


雪乃「私は未来のトップ女優……これくらい…」


コナミ「よし、次は俺が…………」カラカラカラ……



あげは「ち、ちょっと待……」タタッ



ツルッ



あげは「うえぇぇぇーーーーーーー!!!?」ビュウウウウウウゥウゥーーーー!



コナミ「!?あげは?!なんであいつも飛んだ…!?あ、滑ったのか……!」


雪乃「…」


コナミ「うーん………まあ、最新型パラシュートだから………オートで開くし……大丈夫だろ」





コナミ「さて……………次は俺が」カラカラカラ


ギュッ


コナミ「ん?」


雪乃「……………」



コナミ「雪乃?…」



雪乃「ち…………ちょっと待ちなさい……落ち着かせて…」ギュッ



コナミ「お、おお…………………」ギュ…………


コナミ(なにこれ緊張する…………柔らか…………)



雪乃「ふぅ…………………………」ギュ…………


コナミ「……ゆ、雪乃…やっぱり怖いか…?」



雪乃「こ、怖くなんかないわ………………」



コナミ「うーん………俺のD・ホイールの後ろに乗るか?」



雪乃「え?」


コナミ「あそこなら安定するし………………」



雪乃「…………」



………………………………………………………………………………………………………………………





マーサハウス



アキ「あ!遊星!あれを!」バッ



遊星「ん?……あれは……空中に……龍亞!!?」



ジャック「あの小僧!何をしている!?」



龍可「え?龍、龍亞ーーーーー!!?」


ナオミ「………近くにもう一人いるわね………あれは……………………青葉さん…………?」



雑賀「…おいおい…あんなことをするやつは…………!」



遊星「まさか………!?」



龍可「あ!またヘリコプターから飛び降りたわ!」



アキ「あれって………D・ホイールと一緒に!?」



ジャック「なにぃ!?どこのバカだ!?スカイダイビングなど!しかもあれ………二人乗りしているぞ!?」」



遊星「……………………あれは…………コナミだ」



雑賀「…………………やっぱりな」ハア



…………………………………………………………………………………………………………………………


ゴオオォォーーーーーーーーー!!!

コナミ「ひゃっほぉおぉぉーーーーーーーー!!!!」



雪乃「うううぅうぅぅぅぅぅぅ…………!!!!」ゴオオォォーーーーーーーーー!!!



コナミ「雪乃、もう少し我慢しろ!そろそろパラシュートが開くぞ!」


ゴオオォォーーーーーーーーー!!!


バサアァァッッッ!!!!!


コナミ「おぅっ!」ガクッ



雪乃「っ!」ガクッ



フワフワフワ…………………



コナミ「ふう……………………スリル満点だった…」



雪乃「ふ………ふふふふふふふ、中々…楽しめたわね」



コナミ「調子が戻ったか」フワフワフワ…………………



あげは「ちょっとー!何でボクまでこんな目にー!?」フワフワフワ



龍亞「ふう」フワフワフワ



コナミ「みんな無事だったか、良かった」フワフワフワ


ヒュウッ



コナミ「うお!?風」ふわぁーーーー



雪乃「D・ホイールの重さのおかげでビクともしないわね」



あげは「うわーーーー!」ヒュウーーーー



龍亞「俺たちは飛ばされちゃうよー!」ヒュー



コナミ「あ、龍亞ー!あげはー!」


雪乃「マズイわ、離れてしまう」

今回はここまででー





おつ!
コナミ君デッキでTF6勝てるかな〜?w
無いカードと足りない枚数は魔法少ないから2〜3枚ずついれて



ビュウウウウウウゥウゥーーーー!

…………………………………………………………………………………………………………………………



アキ「…………龍亞達が風に流されたわ」



龍可「ゆ、遊星、龍亞を迎えに行きましょうよ」



遊星「ああ…………コナミ達も何処かに着地しそうだが…」


ジャック「奴はほっておけ、心配するだけ無駄だ」


ガチャッ

マーサ「あんた達、いきなり外に出てどうしたんだい?」



遊星「マーサ、俺たち今から…………ん!?」



ルドガー「………………ふふふ」ズズズズ……




遊星「!誰だおまえは!?」バッ



ジャック「!?いつの間に……!」



龍可「え……?あ!」



アキ「龍可、あたしの後ろに」バッ



ナオミ「お姉様、私の後ろに」バッ



アキ「結構よ」



ルドガー「私の名はルドガー」



遊星「ルドガー…!?ダークシグナーか!?」



ルドガー「ああ、お前達を歓迎しよう」ズズ………



龍可「あ……アザが」



ジャック「どうやら本物のようだな、ノコノコと」




ルドガー「ふふふ、歓迎の宴はもちろんデュエルでね」カシャッ



遊星「く…………いいだろう!俺が相手をしてやる、ついて来い!」ダッ


ジャック「マーサ!中で隠れていろ!」



マーサ「あ、ああ」


龍可「ゆ、遊星!」



アキ「私がついて行くわ!龍可はジャックと一緒にいて!」ダッ





………………………………


マーサハウス


牛尾「おーい、トイレ掃除終わったぞー」スタスタ



タタタタッ バタンッ



雑賀「ふう……………子供達は全員いるか?」



マーサ「ああ、今数えるよ…‥」



牛尾「?どうしたんだ?そんな慌てて」



雑賀「ダークシグナーが攻めて来たんだ!」



牛尾「!もう来たか」


雑賀「いま遊星がデュエルをしている………俺たちは子供を守るぞ」


牛尾「あ、ああ」


ジャック「おい、全員無事か!?」


マーサ「…………………た、大変だよ!岬と手島がいない…!」



牛尾「!?」



ジャック「なんだと!?あいつらどこに……」



牛尾「ち…俺が探してくる!」ダッ



マーサ「わ、私も…」ダッ



雑賀「マーサさん!」



ジャック「雑賀!ここの子供は任せたぞ!」ダッ


………………………………………………………………………………………………………………………………


ジャッカル岬「おい手島、本当にこっちに遊星は行ったのかよ?」



戦士手島「あたりまえよ!俺たちも応援するんだ」タタッ



岬「マーサに後で怒られるなこりゃ」タタッ



…………………………………………………………………………………………………………



サテライト とある地区


コナミ「………なあ雪乃、ここどこなんだ?」



雪乃「さあ………サテライトは景色が同じだから分からないわ」



コナミ「ふう……………龍亞とあげはを見つけないとな……どうしよう」



雪乃「とりあえずデュエルディスクのセンサーを入れておきましょう、私達の居場所をみんなに伝えるのよ」カチッ



コナミ「………それって危なくね?ダークシグナーにも居場所特定されるぞ」



雪乃「………………迂闊だったわ………」カチッ



コナミ「ま、とにかく歩いてみるか、誰かに会うかもしれないし」スタスタ ゴロゴロ…




雪乃「……………ダークシグナーに会うかもしれないのね………スリルがあるわ…」スタスタ



………………………………………………………………………………………………………………………………


サテライト とある地区



龍亞「やばいよー!コナミ達と離れちゃった」



あげは「うぅ…………ボクはこんなところ来たくなかったのに…」



龍亞「あ、ごめんねあげは姉ちゃん……………巻き込んじゃって」



あげは「う…………いいよ、過ぎたことだし……これからどうするの?」











龍亞「これからかー………なんとか遊星達に会いたいなー……」



あげは「遊星?……それってフォーチュンカップチャンピオンの不動遊星?」



龍亞「うん、そうだよ」



あげは「へえ………龍亞ってそんなすごい人と知り合いなんだ」



龍亞「気を付けてねあげは姉ちゃん、ここからはいつダークシグナーが襲ってくるか分からないから!」



あげは「え?ダークシグナー……って…何それ」



龍亞「えっと……すっごく悪い奴らだよ、世界を滅ぼそうとしてるんだ」



あげは「ああ、なるほどー」(男の子特有の設定みたいなやつかー)



龍亞「うー、あげは姉ちゃん、信じてない?」



あげは「あははは…………だって突然そんなこと言われても」



龍亞「もー!とにかく行こう、空から見た感じだと多分こっちだと思う」スタスタ


あげは「はあー………ボク明後日の学校までにシティに帰れるかなぁ…」スタスタ



………………………………………………………………………………………………



ルドガー「ふははははは……」



遊星「く…お前とゴドウィンが……兄弟で…俺の父親の助手だっただと……………!?」



ルドガー「そう、そして…後にモーメントの開発は私に引き継がれ…ゼロ・リバースが起こることになる」



遊星「まさか……?あの爆発はお前が故意に………!?」



ルドガー「くくくくく…………」



遊星「答えろ!なんのためにそんなことを!」



アキ「遊星…………!」



手島「うわぁ、な、なんだこの炎は……!」



岬「こりゃあコナミとタッグで戦った時の………あれより遥かにでかい………」



遊星「!?な…………お前達!何で来たんだ!」



手島「お前の応援にきてやったんだぜ!感謝しろ!」



岬「おい…手島、帰った方がいいかもしれねえ……足手まといだ……」


手島「は?」



ルドガー「はははは!これは丁度いい!生贄がいるではないか!」



遊星「!や、やめろルドガー!岬達は関係ない!」










タタタタタタタタタタタタタッ


牛尾「お前らぁーー!!」



マーサ「ハアハア………手島!岬!なにしてるんだい!早く戻るよ!」



手島「げ!?マーサ…」



岬「確かに…………俺たちは戻った方が良さそうだぜ…」タタッ



ルドガー「逃がしはしない!私は人々の魂を生贄に自縛神を召喚する!」バッ



ズズズズ…………………………!!



岬「うぐっ……………!!?」ズズズズ……



手島「うぁ……………な、なんだこれ…………」ズズズズ……



アキ「まずい!……このままじゃ二人の魂が生贄になってしまう……!」



遊星「ぐ………やめろ!やめるんだルドガー!!」


ルドガー「はーーーははははは!!」



岬「くぁぁ…………………!」



手島「ううぅう……………!」



牛尾「お、お前達!」



マーサ「ふざけんじゃないよ遊星!あの子達を助けるんだ!……」


遊星「くそ………!この地上絵から出られない……………!!」






遊星「く………俺は……またなす術もなく………!」



ブォォォオオオオォォオ!!!!


ジャック「自縛神などどれほどのものかぁーーーーー!!!!!」



ルドガー「む?」



遊星「!」



アキ「ジャック!」



マーサ「ああ!ジャック!」


牛尾「こ、子供達を…!」


キキィィィィイ!!


ジャック「任せておけ!ジャック・アトラスは応援してくれる子供達を決して裏切りはしない!」バッ



岬「ジ……ジャック…………」ズズズズ……


ジャック「はぁああーーーーー!!!!」カアァッ!!



アキ「ああ…………ジャックのアザが二人を守っている………」



牛尾「おお…………!」






マーサ「ありがとうよジャック!」


遊星「ジャック………恩に着る…!」



岬「はあ………はあ………」


手島「た…………助かった…」



ジャック「遊星!自縛神などさっさと潰してしまえ!」


遊星「ああ!なんとしてもな!」



ルドガー「ふん………とんだ茶番だったな………守ったつもりか?それで」



ジャック「なんだと!?」


マーサ「うううう…………!!?」ズズズズ……



牛尾「!?ど、どうしたんだ」



遊星「!?今度はマーサを……!ルドガー!」


ジャック「なにぃ………あそこまでは…間に合わんぞ!」



アキ「う、牛尾さん!」



牛尾「くそ……ど、どうしたらいいんだ!」



ルドガー「無駄だ、シグナーでもないものに生贄は止められん」



マーサ「あああああ………!!」ジュワァアアアア


遊星「!マーサーーーーーーー!!!!」



ジャック「馬鹿な…………マーサが…!」



アキ「く……………!」



牛尾「ま、ま、マーサ………………!」



ルドガー「はははは!生贄となったか!現れろ!自縛神Uru!」



Uru「……………………」ゴゴゴゴゴ……………!!!!!!!


遊星「ぐ……………ルドガー!!マーサをよくも……!」



ルドガー「はははははは!!安心しろ、お前もすぐに殺してやる」


………………………………………………………………………………………………………



コナミ「与作はぁ〜木を切る〜……」スタスタ



雪乃「ヘイヘイホ〜……ヘイヘイホ〜…」スタスタ



コナミ「こだまは〜かえるよ〜……」スタスタ



雪乃「ヘイヘイホ〜…ヘイヘイホ〜…」スタスタ



コナミ「女房は〜はたを織る〜」スタスタ


雪乃「トントント…………!コナミ、あれって…!?」



コナミ「え?与作で気分上げてる時になんだよ……………って………あれは…!蜘蛛の地上絵……!?」






雪乃「かなり遠いけど…………何かしら…………?」



コナミ「たしか………鬼柳の時も同じような地上絵が出たな…………巨人の…」



コナミ「!つまり………あれは本物のダークシグナーの地上絵か…!」



雪乃「え……何ですって……!委員長達みたいな洗脳じゃない……?」



コナミ「ああ……………委員長やゆま、他の人達を洗脳した張本人達があそこにいるんだ……!」


雪乃「本物のダークシグナー……………」



コナミ「遠いけど向かってみよう!龍亞や遊星たちがいるかも!」



雪乃「分かったわ、ヘルメットを貸して」



コナミ「ほれ、フルスロットルで行くぞ」ドルウウウゥゥゥゥン……


雪乃「分かったわ…!」ぎゅー……



コナミ「なんかお前…慣れてきたな」



雪乃「ふふ………あなたと一緒にいると自然に心臓が強くなるわ……」ぎゅー……



コナミ「よし!いくぜ!」ブウン!




ブォォォオオオオォォオ!!!!




………………………………………………………………………………………………………


龍亞「あ!あげは姉ちゃん!見て!」ピッ



あげは「え?…!!何あれ…………!」



龍亞「ダークシグナーだ………ついに遊星達とのデュエルが始まったんだよ………」



あげは「ええ…!?ま、まさか…さっき言ってた事って……本当!?」



龍亞「だから言ってんじゃーん、やっと信じてくれた?」


あげは「……て事は……あの蜘蛛の地上絵の下では…い、命がけのデュエルが行われているの?」



龍亞「うん……………遊星か………ジャックかわかんないけど……みんな必死に戦ってるんだ………!」



あげは「ううぇ…………ますますとんでもない所に落ちてきちゃったよー……」




龍亞「でも…ここからすごく遠いね………」



あげは「う、うん……………どうする?」



龍亞「いくあてもないし、あそこに向かおうよ、遊星達もいるかもしれないしさ」



あげは「分かったよ、行こう」スタスタ……





今回はここまででー




ジャッカル岬



……………………………………………………………………………………………………………………………




ラリー「ゆ、遊星……………サテライトを……守って……」



遊星「ラリー!しっかりするんだ!………」


シュウウゥゥゥゥゥゥゥゥ……………


遊星「あ………ぅぐ…………!」


遊星「ラリーィイーーーーーーーーーーーー!!!!!!」



ルドガー「はははは!面白い見世物だったな」



ジャック「貴様ぁーーー!」


牛尾「く……………おのれ…!」


ザザッ………


鬼柳「いい様だぜ遊星、ヒヒヒヒヒ」



遊星「鬼柳…………………!」


ルドガー「ダークシグナーもそろったか」





ザザッ

ミスティ「…」


ディマク「…」


カーリー「…」



アキ「アレがダークシグナー……」


ジャック「………!?あの女………」


遊星「ダークシグナー………!お前達は許さない…!」


鬼柳「はっ、遊星、地縛神の恐怖を克服したなんて思うなよ」



鬼柳「まだまだたっぷり恐怖は残ってるはずだろ?俺への恐怖がよ」


鬼柳「ヘァハハハハハハハハ!!!」



遊星「……………ああ……………俺は恐ろしい…!」



遊星「貴様達を倒す事を…………これほど欲している……」



遊星「この俺自身の怒りが!」



鬼柳「くくっ……」



ジャック「おい、そこの女」



カーリー「…」




ルドガー「ふふふ、それではそれぞれの宿星 その宿命の地で会おう」



ルドガー「はははは!」シュン


遊星「待て!お前達とはここで決着をつける!」ダッ



龍可「あ!遊星」



遊星「逃げるな!俺と決着をつけろ!!」ダダダッ



遊星「どこだ!ルドガー!逃げるんじゃない!」



遊星「待て!俺と………俺と戦え!」



遊星「俺と!俺とデュエルしろぉーーーーーーーー!!!!!!」



シーーーーーーーーン…


ジャック「まてぃ!そこの貴様!話がある!」タタッ



カーリー「………」



ジャック「おまえ……やはりカーリーか?そうなんだな………………?」



カーリー「…」スルッ




ジャック「ば、バカな……なぜお前がダークシグナーに……………?」



カーリー「……私に会いにきて………愛しいジャック」


タタタタタタタッ



ジャック「…………く…」




………………………………………………………………………………………………………


マーサハウス


岬「すまねえ…!俺たちが余計な事をしたせいで………!」



手島「うわぁーーーーー!マーーーサーーーーー!」ボロボロボロボロ………



牛尾「く……………俺がいながら……………!!すまない!許してくれ………!」



ジャック「えーい!メソメソするんじゃない!」



遊星「ああ、お前達のせいじゃない、ダークシグナーのせいだ………」



遊星「マーサやラリーを助けるには………やつらダークシグナーを倒すしかない!」



アキ「やるしかないわね……」



ナオミ「大変な事になってきたわ……」



龍可「うー………こんな時に龍亞はなにしてるのよ……!」


雑賀「あとコナミな……」



遊星「龍亞達も心配だ…そろそろ夜が明ける………」



ジャック「行くしかあるまい!」


遊星「ああ!決戦だ………」





………………………………………………………………………………………………………


遊星「みんな、これからは四手に別れてそれぞれの制御装置に向おう」



遊星「俺は巨人………鬼柳の所へ行く…」



ジャック「俺は………ハチドリの制御装置に行くぞ」


アキ「私は…………トカゲに行くわ」


ナオミ「私もついて行きます、お姉様」



龍可「じゃあ私は…………猿の制御装置………に行く…」



遊星「龍可……大丈夫か…………龍亞がいないが」



龍可「う、うん………エンシェントフェアリーを取り返すんだから………私一人でもやらないと」



深影「アキさん達は私が送り届けます」



牛尾「じゃあ龍可ちゃんは俺が行こう」



遊星「よし…………みんな、無事に帰ってきてくれ!」


ジャック「ふん…自分の心配をしろ、遊星」




遊星「俺たちは離れていても…絆は繋がっている!」



アキ「ええ」


ジャック「互いの健闘を祈る!」ブォォォオオオオォォオ!!!!


龍可「うん………………きっとできる」



雑賀「マーサハウスの事は俺に任せとけよ」



遊星「よし、行くぞみんな!」



ブォォォオオオオォォオーーーーーーーーー!!!!!!



…………………………………………………………………………………………………………………………………………



龍亞「あーあ………地上絵消えちゃったね」



あげは「これでまた行き先を失っちゃったね」



龍亞「ううー…………龍可がこうしてる間にもダークシグナーと戦ってるかもしれないっていうのに…!」



あげは「龍可って……?」



龍亞「あ、俺の双子の妹なんだ」



あげは「え?それってまずいんじゃ…」



龍亞「うん、龍可に命がけのデュエルなんてさせるもんか!俺が助けるんだ!」




あげは「……………る…龍亞は強いんだね……ボクより年下なのにさ…」




龍亞「ん…………?あげは姉ちゃん、あれ何かな?」



あげは「え?あれって………」


龍亞「なんかポツンと建物みたいな………行ってみようよ」スタスタ……



あげは「うん」スタスタ


…………………………………



龍亞「何だこれー」



あげは「あ、側面になんかマークが…………これって………猿の絵?」



龍亞「猿?………あ、中に入ってみようよ」スタスタ



あげは「うーん……これ、ナスカの地上絵に似てる……………?」



龍亞「……ん?中はスカスカだなー…真ん中のこの台座は…………」



龍亞「なんか………………カードを差し込むくぼみがあるな………何だろこれ」



あげは「…………………特に意味はないのかも…」


龍亞「あげは姉ちゃん、よくわかんないや、行こう」



あげは「うん、ボロボロだしね」



スタスタスタスタ……




ボボボボボボボボ………………!!!!!!!


龍亞あげは「!!!?」





あげは「え?え?な、なになに……!?」



龍亞「い、いきなり炎が下から……!」



あげは「こ、これって…………まさか…さっきの蜘蛛の地上絵と同じ…………」



龍亞「え………?って事はこれって…………」



「お待ちしておりました、シグナーどの」



あげは「!?」


龍亞「!だ、誰だ」



ディマク「我が名はディマク………ダークシグナー」



あげは「だ、……………ダークシグナー…!」



龍亞「う………………ついに出たな…!」




ディマク「さあ……さっそく始めよう…永年にわたる戦いを」カシャッ



ディマク「………………ん?お前、シグナーではない……?誰だ」



龍亞「お、俺はシグナーの龍可の兄貴だ」




ディマク「ふん……………なるほど、哀れなヒロイックか」



龍亞「お前は俺が倒してやる!」カシャッ



ディマク「バカめ、シグナーでないものが私に勝てると思うか」



龍亞「そんな事わかんないだろ!俺がお前を倒せば龍可が危険な目にあわないですむんだ!」



あげは「う……………」



ディマク「ま………いいだろう、お前をいたぶっていればシグナーの妹が現れるだろうからな」



龍亞「いくぞ………!」



あげは「ま、まって!」


ディマク「…?」




龍亞「……あげは姉ちゃん……?」



あげは「ぼ…………ボクもやるよ!わ「


龍亞「え!?」








ディマク「…………おい小娘、分かっているのか?」



ディマク「このデュエル……命がかかっている………負ければお前は死ぬんだぞ」



あげは「わ………分かってるよ!でも………」



あげは「こんな………一回り年下の男の子が戦うのに……………ボクだけ…」



あげは「ボクだけ逃げ出すなんて……で、できる訳ない!」



龍亞「あ、あげは姉ちゃん…………………」ジーーン…



ディマク「哀れな……自ら寿命を縮めるか…」



あげは「…!」カシャッ



あげは「そっちには悪いけど……二人掛かりでいかせてもらうよ…!」



ディマク「ふん……………シグナーじゃない者が何人徒党を組もうと同じだ」









龍亞「へへ…………余裕ぶってるけどこのハンデはでかいぞ!」



ディマク「当然平等とはいかん、私のLPは8000でいかせてもらう、お前らは二人合わせて4000だ」



龍亞「えー!?二倍じゃん」



ディマク「これくらいは当然だ、いいだろうな」



あげは「………」(大丈夫…LPが倍だとしても……こっちの方が有利なはず…!)



龍亞「………ま、分かったよ!そっちは8000でいい!」


ディマク「よし、では始めるぞ」



あげは「…………ごくっ」



龍亞「よーし……………みてろ…!」


ディマク「くくくくく………………」


「「「デュエル!!!」」」




………………………………………………………………………………………………………………


遊星「…ん?あれは………!」ブゥゥーーーーーーーン!


ズズ…………………



遊星「猿の地上絵………………!!」


………………………………………………………………………………………………………………………


ジャック「む……!あれは………!早すぎではないか………!!」


ブゥゥーーーーーーーン!

…………………………………………………………………………………………………………………………………


龍可「え!?あ、あれは………!」



牛尾「さ、猿の地上絵………………!あれは龍可ちゃんのはず………!」



龍可「私より先に……デュエルをしてる人がいるんだ……!」



牛尾「な、なにぃ…!?だ、誰だ!そんな無謀…」


龍可「い、急いで牛尾さん!」



牛尾「あ、ああ!」



ブゥゥゥウウーーーーーーーーーーーン!!



今回はここまででー






………………………………………………………………………………………………………………………………


龍亞「俺のターン!ジャキーン!」シュッ手札6



龍亞「俺はD・ラジオンを召喚!」バッ




《D・ラジオン/Morphtronic Radion》 †
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1000/守 900
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
●守備表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「D(ディフォーマー)」と名のついたモンスターの守備力は1000ポイントアップする。



ラジオン「ウィン」攻1000→1800


龍亞「俺はターンエンド!」手札5


龍亞(バトルロイヤルルールじゃ全員一ターン目は攻撃できない………ここはこれで大丈夫!)


ディマク「わたしのターン」シュッ手札6



ディマク「ふふ…………ダークシグナーの力………思い知るがいい…」







ディマク「私はファイターズ・エイプを召喚!」バッ



《ファイターズ・エイプ/Ape Fighter》 †
効果モンスター
星4/闇属性/獣族/攻1900/守1200
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
このカードの攻撃力は300ポイントアップする。
このカードが自分のターンで攻撃を行っていない場合、
この効果でアップした数値はそのターンのエンドフェイズ時に0に戻る。



ファイターズ「うぉおおぉお………!!」



ディマク「さらに、カードを二枚セットしてターンエンドだ」ババッ 手札3



あげは「ぼ、ボクのターン!」シュッ 手札6



あげは「ボクはクレボンスを召喚!」バッ



《クレボンス/Krebons》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/サイキック族/攻1200/守 400
このカードが攻撃対象に選択された時、
800ライフポイントを払って発動できる。
その攻撃を無効にする。



あげは「とりあえず……ターンエンド」手札5













龍亞「よーし!ここからは攻撃できる……行くぞー!」シュッ 手札6


あげは「でもファイターズ・エイプの攻撃力1900に対してラジオンは1800……」


龍亞「そこで!ダブルツールD&Cを発動!」バッ



《ダブルツールD&C/Double Tool C&D》 †
装備魔法
自分フィールド上の「パワー・ツール・ドラゴン」または「D(ディフォーマー)」と
名のついたレベル4以上の機械族モンスターにのみ装備可能。
それぞれのターンで以下の効果を適用する。
●自分のターン:装備モンスターの攻撃力は1000ポイントアップする。
また、装備モンスターが攻撃する場合、
バトルフェイズの間だけ攻撃対象モンスターの効果は無効化される。
●相手のターン:相手は装備モンスター以外のモンスターを攻撃対象に選択できない。
また、装備モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージステップ終了時、
その相手モンスターを破壊する。


ラジオン「ういぃん!」攻1800→2800



ディマク「ほう…」



あげは「おお!攻撃力2800!」



龍亞「いけー!ラジオンでファイターズ・エイプを攻撃!イヤホーン・シュート!」


ディマク「甘いぞ小僧!トラップ発動、聖なるバリア-ミラーフォース!」バッ




《聖なるバリア−ミラーフォース−/Mirror Force》 †
通常罠(準制限カード)
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールド上に攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する。


龍亞「うぇー!?」


ディマク「貴様達のモンスターをすべて破壊する」


ラジオン「ウイイ!!」ドォォォン!



クレボンス「キキキキキキキキ」ドォォォン!



あげは「うわ………ボクのクレボンスも………!」


龍亞「くっそお…………あげは姉ちゃんゴメン………!」





あげは「う、ううん…気にしないで!」



龍亞「う………俺はカードを一枚セットして、さらにモンスターをセットするよ!」バッ


龍亞「……ターンエンド!」手札3


ディマク「私のターン!」シュッ手札4


ディマク「ふ、少年よ…自分だけは守備で守りを固めたようだが……このデュエルはバトルロイヤルルール」



ディマク「そちらの女にダイレクトアタックしてもダメージが通る事を忘れるな」



龍亞「あ!………う……あげは姉ちゃん…」



あげは「だ………大丈夫だよ!心配しないで」



ディマク「ふふ………だがここはあえて少年を狙う…」



あげは「え?…」


ディマク「私はリバースカードを発動、吠え猛る大地を発動!」ピッ


《吠え猛る大地/Roaring Earth》 †
永続罠
自分フィールド上に存在する獣族モンスターが
守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
この効果が適用された事によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体の
攻撃力・守備力は500ポイントダウンする。



ディマク「このカードがある限り、私の獣族モンスターは貫通効果を得る!」


龍亞「なんだって!?」






ディマク「守備で逃がしはしない、ファイターズ・エイプで裏守備モンスターを攻撃!


エイプ「うおこここここ!!」バッ 攻1900


ドゴォ!


D・リモコン「グ……」守1200


龍亞「!?うわぁぁー!」LP4000→3300 ゴォオォオォ!!



ザザザザッ!


あげは「!?なに……この衝撃は」



龍亞「あぐ…………ディヴァイン以上だ……………」


ディマク「ふふふ、これがダークシグナーとのデュエルだ、怯えるのだな」


ディマク「さらにファイターズ・エイプの効果を発動、相手を戦闘で破壊すした時、攻撃力が300Pアップする」


エイプ「ううおおおぉぉぉ」攻1900→2200


龍亞「うぐ………まだまだ!」バッ



ディマク「ふふふ……私はモンスターをセットし、さらにリバースカードを一枚セット」ババッ


ディマク「ターンエンドだ」手札2








あげは「く……ぼ、ボクのターン!」シュッ 手札6


あげは(冗談じゃなかった………本当に負けたら死んでしまうデュエル………!)



あげは「くぅ……………ボクは簡易融合を発動!」バッ



《簡易融合/Instant Fusion》 †
通常魔法
1000ライフポイントを払って発動できる。
レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとして
エクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、
エンドフェイズ時に破壊される。
「簡易融合」は1ターンに1枚しか発動できない。



あげは「ううううぅ………!」LP3300→2200


あげは「ら、LPを1000払いエクストラデッキからカルボナーラ戦士を特殊召喚!」バッ


カルボナーラ「うぇい!」


《カルボナーラ戦士/Karbonala Warrior》 †
融合モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1200
「マグネッツ1号」+「マグネッツ2号」



ディマク「ふん……脆弱な」



あげは「まだまだ!霞の谷の戦士を召喚!」バッ



《霞の谷の戦士/Mist Valley Soldier》 †
チューナー(効果モンスター)
星4/風属性/鳥獣族/攻1700/守 300
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードとの戦闘で破壊されなかった相手モンスターを
ダメージステップ終了時に持ち主の手札に戻す。


霞の谷の戦士「……………」


龍亞「チューナーモンスター…!」




あげは「いくぞ☆4のカルボナーラ戦士に☆4の霞の谷の戦士をチューニング!」


☆4+☆4=☆8

カッ!


あげは「シンクロ召喚!ギガンテック・ファイター!」バッ




《ギガンテック・ファイター/Colossal Fighter》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの攻撃力は、
お互いの墓地の戦士族モンスターの数×100ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分または相手の墓地の戦士族モンスター1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚できる。


ギガンテック「しゃああーー!!」攻撃力2900


あげは「墓地にカルボナーラ戦士がいるから攻撃力が100Pアップ」


龍亞「すげー!攻撃力2900、ファイターズ・エイプを超えた!」


ディマク「ぬ……………」


あげは「いくよ、ギガンテック・ファイターでファイターズ・エイプを攻撃!」バッ



ギガンテック「うらぁぁ!!」ドゴォォー!


ディマク「ぐう…………!!」LP8000→7300 ゴォオォ!


あげは「よし!」





あげは「さて……………ボクはカードを一枚セットしてターンエンドだよ」バ 手札3

現在状況


龍亞 手札3 リバースカード1
LP2300
あげは 手札3 リバースカード1 ギガンテック・ファイター

ディマク LP7300 裏守備1 リバースカード1



龍亞「俺のターン!ドーーン!」シュッ 手札4


龍亞「俺はD・ラジカッセンを召喚!」バッ




《D・ラジカッセン/Morphtronic Boomboxen》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1200/守 400
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。
●守備表示:1ターンに1度、自分フィールド上の「D(ディフォーマー)」と
名のついたモンスターが攻撃対象に選択された時、
その攻撃を無効にできる。


ラジカッセン「ウィーン!」


龍亞「このモンスターは2回攻撃ができるんだ!」


ディマク「なに………!?」



龍亞「いけー!ラジカッセンで裏守備モンスターを攻撃だ!」バッ


ラジカッセン「ウィーン!!」ズバッ


ドッペルゲンガー「くけけけー!」守900 ドサアッ


ドッペルゲンガー
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 650/守 900
リバース:フィールド上にセットされた魔法・罠カード2枚を選択して破壊する。



ディマク「ふふ、ドッペルゲンガーの効果を発動!お前達のリバースカードを一枚ずつ破壊する!」バッ



あげは「うわっ!……く…」 死霊ゾーマ


龍亞「うぐ………!」 パワーアップ・コネクター


ミス ディマクの場に吠え猛る大地を追加で



龍亞「こしゃくなー!いくよ、いけ!ラジカッセン!今度はダイレクトアタックだ!」バッ


ラジカッセン「う!」ズバッ!


ディマク「ぐうう……!!」LP7300→6100 ゴアアアァ!!


あげは「よし!」


ディマク「ふん…………」



龍亞「へへ、ターンエンド!」手札3


………………………………………………………………………………………………………


ゴォオォオーーーーーーー




龍可(嫌な予感がする…………まさか龍亞が…………?)



牛尾「そろそろ着くぞー!」ブォォォオオオオォォオ!!!!



今回はここまででー

乙ー
だが残念ながらラジオンにD&Cはつけられないんだ…


>>191えー……デーモンの斧だったという事で………すみません


ブォォォオオオオォォオ!!!!

遊星「龍可ー!」



龍可「あ、遊星!」


牛尾「遊星?なんでここにいるんだ?」


遊星「気になったから寄ってみたんだ、やはりデュエルの相手は龍可じゃなかったか…!」


牛尾「ああ、一体誰がダークシグナーと………」



遊星「わからない、とにかく、急いで向かうぞ!」


ブォォォオオオオォォオ!!!!



………………………………………………………………………………………………


コナミ「うわ………今度は猿の地上絵だ、あそこでもデュエルが行われてるんだな」



雪乃「本格的に戦いが始まったようね」



コナミ「そうだな、俺たちも気を付けて行こうぜ」



雪乃「ええ」


ガタガタガタ………


コナミ「!?ん……今あの箱動かなかったか……?」


雪乃「え、箱?……あの廃棄された冷蔵庫の事かしら」


コナミ「ああ………ガタガタって………」スタスタ……


雪乃「気のせいじゃないかしら」


コナミ「まあまあ……開けてみようぜ………」グッ…



コナミ「……セーの………!」グッ!



バカァーーーン!


クロウ「ぶはああーーーーー!!助かったぜ!」



コナミ「うああ!?」


………………………………………………………………………………………………………


ディマク「調子にのるな………私のターンだ」シュッ手札3


ディマク「私は太陽の神官を特殊召喚!」バッ



《太陽の神官/Oracle of theSun》 †
効果モンスター
星5/光属性/魔法使い族/攻1000/守2000
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
デッキから「赤蟻アスカトル」または「スーパイ」1体を手札に加える事ができる。


神官「ふぉーーー」



龍亞「☆5の特殊召喚モンスター……」


ディマク「さらに私は、DTダーク・エイプを召喚!」バッ




DTダーク・エイプ
ダークチューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/獣族/攻0/守0
このカードをシンクロ素材とする場合、
ダークシンクロモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
このカードがダークシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地に送られた場合、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。


ダーク・エイプ「ウキー……」


あげは「だ………ダークチューナー……!?」


龍亞「なにあれー!?」


ディマク「ダークチューナーとはダークシンクロ専用のチューナーモンスターだ、今その力を見せてやろう」ズズ……………




あげは「ダークシンクロ……?それって………」


ディマク「ダークシンクロはチューナー以外の素材からダークチューナーのレベルを引き、マイナスのレベルで行うシンクロ召喚だ」



龍亞「レベルマイナス…!?で、でも太陽の神官は☆5でダーク・エイプの☆は2………引いたってマイナスになんかならないじゃないか!」


ディマク「ふふふふ……そこでこの魔法カードを使う、ダーク・ウェーブ発動!」バッ



ダーク・ウェーブ
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するチューナー以外の
モンスター1体を選択して発動する。
このターン選択したモンスターをダークシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用する場合、レベルをマイナスの値として扱う。



ディマク「このカードの効果で太陽の神官の☆はマイナスとして扱う!」



あげは「え………!?てことは…合計マイナス☆7……」


ディマク「私は☆マイナス5の太陽の神官に☆マイナス2のダーク・エイプをチューニング!」バッ



ズズズズズズ………!!!!


ディマク「暗黒より生まれし者、万物を負の世界へと誘いざなう覇者となれ!ダークシンクロ!現れよ、猿魔王ゼーマン!」




猿魔王ゼーマン:Zeman the Ape King
ダークシンクロ・効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2500/守1800
チューナー以外のモンスター1体-ダークチューナー
このカードはシンクロ素材となるチューナー以外のモンスター1体の
レベルからダークチューナーのレベルを引き、
その数値が−7に等しい場合のみシンクロ召喚することができる。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動する事ができない。
また、相手モンスターの攻撃宣言時、自分の手札またはフィールド上の
モンスター1体を墓地へ送る事で、相手モンスター1体の攻撃を無効にする。


ゼーマン「ふぅぅうう…………………!!」




あげは「れ…レベルマイナス7…!?こんなモンスターが…!?」


龍亞「や、やばいよ…!」


ディマク「ここでDTダーク・エイプの効果を発動、ダークシンクロの素材となった時カードを一枚ドローする」シュッ 手札1


あげは「ふ……ふん、でも攻撃力はたかが2500、ギガンテックファイターには及ばないよ!」


ギガンテック「うっしゃー!」攻2900


ディマク「ふ……私はフィールド魔法カード、クローザーフォレストを発動する!」カッ!



《クローザー・フォレスト/Closed Forest》 †
フィールド魔法
自分の墓地に存在するモンスター1体につき、
自分フィールド上に表側表示で存在する獣族モンスターの
攻撃力は100ポイントアップする。
このカードがフィールド上に存在する限り、
フィールド魔法カードを発動する事はできない。
このカードが破壊されたターン、
フィールド魔法カードを発動する事はできない。


ゴゴゴゴゴゴ……………!!!


あげは「う………な、なに…?」


龍亞「このフィールドは……?」


ディマク「このフィールドでは、私の墓地のモンスター一体につき私のフィールドの獣族モンスターの攻撃力は100Pアップするのだ」



ゼーマン「うぐぅううううぅぅぅ!」攻2500→2900

いったん抜けます
すみません(-_-)


少ししたら続きを書きます……

とりあえず展開に困ってギガン守備表示


龍亞「ゼーマンの攻撃力が2900に……!」



あげは「く……………」


ディマク「いくぞ、ゼーマンでラジカッセンを攻撃、カースド・フレア!」



ゼーマン「はぁああああああぁぁ!」ドシュウゥゥーー!



ラジカッセン「ゥウヴ………!!」攻1200 ガシャアァァン!



龍亞「うわぁあああーーーーーー!!!!?」LP2200→500 ゴォオォオォ!!



ザザザザザザッッ!!!



あげは「龍亞!?」


龍亞「あぐぅ………………!」ズズ………



ディマク「ふふふふふ………思い知ったか?ダークシグナーの力を」



あげは「龍亞…………大丈夫…!?」タタッ



龍亞「ぐ……………だ……大丈夫だよ………!」ぐぐぐぐ………



ディマク「私はターンエンドだ」手札0 LP6100





龍亞「はー………はー………!」


あげは「く…………ボクのターン!」シュッ 手札4



ディマク「残りLP500でなにができるか」


あげは(龍亞は限界が近い………ボクが頑張らないと……!)



あげは「ギガンテック・ファイターでぜーマンを攻撃!」バッ



龍亞「な………なんで?お互いに攻撃力は2900……相打ちに……!」



あげは「ギガンテックファイターは戦闘で破壊された時、戦士族を復活できる!」



ディマク「なるほどな、自分の効果でギガンテック・ファイターを復活させ、追撃をする気か」



ディマク「させん、リバースカードを発動、針虫の巣窟!」カチッ



《針虫の巣窟/Needlebug Nest》 †
通常罠
自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。


あげは「なに……!?」






ディマク「私のデッキを5枚墓地に送る」シュッシュッシュッシュッシュッ


ダーク・マター
マジシャンズ・エイプ
地砕き
地縛神Cusillu
スケープゴート


ディマク「結果……モンスターが二体墓地に送られた、クローザーフォレストの効果が発動する!」バッ



ゼーマン「うぉぉおおおぉぉ!」攻2900→3100



龍亞「あ…!ゼーマンの攻撃力がギガンテックふを超えた……!!」



あげは「ぐう………!」




ディマク「さあゼーマン、返り討ちにするのだ!」バッ




ギガンテックファイター「ぐあああぁぁ!」攻2900


あげは「あぐううううぅぅ……!!!」ゴァアアァアォォ! LP500→300



龍亞「あ……あげは姉ちゃーーん!!」


あげは「はあ………はあ……… く、ギガンテックファイターの効果を発動!ギガンテックファイターを復活させる!」バッ



ギガンテック「ぅぇい……………!」守1000


あげは「か……カードを一枚セットして……ターンエンド…!」手札3




龍亞「くそぉ………ま…………負けるもんか…!俺のターンだ!」シュッ 手札4



あげは「龍亞……何もできなかった……ゴメンね………」


龍亞「大丈夫……!俺がなんとかして見せる………コナミ達との修行の成果を見せるんだ!」



龍亞「俺は………ジャンクBOXを発動!」バッ



《ジャンクBOX/Junk Box》 †
通常魔法
自分の墓地からレベル4以下の「D(ディフォーマー)」
と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時に破壊される。


龍亞「墓地のD・リモコンを復活!」


リモコン「ウィン」



龍亞「さらに手札から、D・ステープランを召喚!」バッ




《D・ステープラン/Morphtronic Staplen》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1400/守1000
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は他のモンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが戦闘によって破壊された場合、
このカードを破壊したモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。
●守備表示:このカードは戦闘では破壊されない。
このカードが攻撃された場合、そのダメージ計算後に
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して守備表示にし、
このカードの表示形式を攻撃表示にする。


ディマク「ふ…………シンクロ召喚か」


龍亞「☆4のステープランに☆3のリモコンをチューニング!世界の平和を守るため、勇気と力をドッキング、シンクロ召喚!」


パワーツール「ウォォォォオォーーーン!」



《パワー・ツール・ドラゴン/Power Tool Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2300/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
デッキから装備魔法カードを3枚選んで相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
相手が選んだカード1枚を自分の手札に加え、
残りのカードをデッキに戻す。
また、装備魔法カードを装備したこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカードに装備された装備魔法カード1枚を墓地へ送る事ができる。


龍亞「パワーツールドラゴン!」




ディマク「シグナーの龍でもないモンスターなど…」


龍亞「パワーツールの効果を発動!パワーサーチ!」


シャシャシャッ!


龍亞「さあ、一枚選べ!それを俺の手札に加えるぞ!」



ディマク「ふん、真ん中だ」



龍亞「わかった、それ以外はデッキに戻す」カシャッ



龍亞「おれは、装備魔法団結の力を発動!」バッ



《団結の力/United We Stand》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、自分フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体につき800ポイントアップする。


パワーツール「ヴォオオォォ!」 攻2300→3100


ゼーマン「ヴおおおおおぉぉ」攻3100



ディマク「ほう…」



あげは「まだ……ぜーマンを超えない…!」




龍亞「まだまだ!魔導師の力を発動!」


《魔導師の力/Mage Power》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールド上の魔法・罠カード1枚につき
500ポイントアップする。



パワーツール「ゥウヴ!」攻3100→4100


あげは「よし!憎きゼーマンの攻撃力を超えた!」



龍亞「さらに!ジャンクアタックを発動!」バッ



《ジャンク・アタック/Junk Barrage》 †
装備魔法
装備モンスターが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。


パワーツール 攻4100→4600


ディマク「三枚の装備魔法……だと」



龍亞「受けてみろゼーマン!クラフティブレイク!」バッ!



ギュイイイィィイイィイィィン!!


ゼーマン 攻3100



ディマク「なんだと………!」



ドゴォォォオオオーーーーーーン!!


ディマク「ぐはぁぁ……!!」LP6100→4600


ヴァイロン「装備連打と聞いて」
インゼクター「装備といえば俺らだよな!」



あげは「やったー!ゼーマンを倒した!」



龍亞「さらに、ジャンクアタックの効果を発動!ゼーマンの攻撃力の半分のダメージを与える!」



ディマク「うぐぁあ!!」LP4600→3350 グアアアッ!



龍亞「見たか!俺達の力!ターンエンドだ!」手札0



ディマク「おのれ…………わたしを……ここまで……!」



あげは(あいつの手札は0………フィールドには燃え猛る大地とクローザーフォレスト……役には立たない…いける!)



ディマク「おのれ………………!なめるんじゃない!」シュッ 手札1



龍亞「…………」



あげは「……」



ディマク「ふ………ふふふ、私は死者蘇生を発動する!」バシンッ



《死者蘇生/Monster Reborn》 †
通常魔法(制限カード)
自分または相手の墓地のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。




あげは「!?死者蘇生……!?」



龍亞「な…………」



あげは「まずい………守備表示のギガンテックファイターの能力値は1000………燃え猛る大地の貫通効果をくらったら……!」LP300


ディマク「ふふふふふ………私が蘇生させるのは、地縛神Cusillu!」



ドドドドドドドドド!!!

ボゴオオォーーーーン!!!


Cusillu「うぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーー!!!」 攻2800→3500



《地縛神 Cusillu/Earthbound Immortal Cusillu》 †
効果モンスター
星10/闇属性/獣族/攻2800/守2400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
「地縛神」と名のつくカードを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。
フィールド上にフィールド魔法が表側表示で存在しない場合、
このカードの以下の効果は無効となり、このカードはエンドフェイズ時に破壊される。
●このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
●相手モンスターはこのカードを攻撃対象にする事ができない。
●このカードは相手の魔法・罠カードの効果を受けない。
●フィールド上に表側表示で存在するこのカードが戦闘によって破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上のモンスター1体を
リリースして相手のライフポイントを半分にできる。



あげは「な…………なにこのモンスター…!なんて大きさ…!!」



龍亞「うわ………!こ……こんなモンスターいつの間に墓地に……!?」




あげは「たぶん………針虫の巣窟の際………」



ディマク「はははは!その通りだ、終わらせてやるぞ、地縛神はダイレクトアタックができるのだ」



龍亞「はあ!?だ、ダイレクトアタックなんて……………!」



あげは「な…………………」



ディマク「さらに、地縛神はお前達の魔法、トラップの効果を受け付けない」



龍亞「えぇ!?………………そんな反則カード!」


ディマク「ふははははは!!お前達になす術はない!いけ、地縛神Cusilluよ!少年にダイレクトアタックだ!」



Cusillu「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」ドドドドドドドドド…



龍亞「うわぁああああ…!!」


………………………………………………………………………………………………



ゴ ゴゴゴゴゴゴ………!


遊星「!?な、あれは…………!!」


牛尾「な………あのモンスターは……!!蜘蛛の野郎と同じ………!」



龍可「地縛神………!デュエルで出たのね……!」



遊星「それほどのデュエル……!急ぐぞ!」


ブォォォオオオオォォーーーーーー!!


………………………………………………………………………………………………………




Cusillu「おおぉおおおぉぉぉぉ!!!」ドオォォン!!



龍亞「うわあああああ!」 LP300



あげは「く…………!トラップ発動!!」カチッ



ディマク「地縛神にトラップなど………!」



あげは「ホーリーライフバリアーは地縛神に使うトラップじゃない!」


《ホーリーライフバリアー/Hallowed Life Barrier》 †
通常罠
手札を1枚捨てる。
このカードを発動したターン、相手から受ける全てのダメージを0にする。




あげは「手札を一枚捨てて、すべてのダメージを遮断する!」手札3→2


ガキィイィィィィィィンン……!!!



龍亞「はあ………はあ………!た、助かったー………!」


ディマク「な………ば……馬鹿な」


あげは「よし……守りきった!」



ディマク「まさか……!?地縛神の攻撃をしのぐなど……!」



あげは「他にキミがやることはない、ボクのターン!」シュッ 手札3


あげは「ギガンテック・ファイターを攻撃表示に変更!」ザッ!



ギガンテック「うぃええ!」攻2900 ザッ


ディマク「ちい……なにを…地縛神を攻撃対象することはできない!」



あげは「うん、だから地縛神を攻撃はしない……ボクが攻撃するのは……!」



あげは「プレイヤーの君自身だ!」バッ!



ディマク「し……しまっ!……」


龍亞「そ…………そうか!」



あげは「いけ!ギガンテックファイター!」バッ



ファイター「はああ!!」ドォォォ!!



ディマク「ぐあああぁああーーーー!!!」 LP3350→450



ゴオオォォオオオオ!!


ディマク「がは……………」


あげは「よし!ボクはターンエンド!」



龍亞「へへ、俺のターン!ドーーーン!」シュッ 手札0→1



龍亞「おっちゃん、これで終わりだ!パワーツールドラゴン、ダイレクトアタック!クラフティ………ブレイク!」バッ



ディマク「ま……待て……がふ………」


パワーツール「ウィイィン!」攻4600


ギュイイイィィイイィイィィン!!


ディマク「ぐう………!ぐああぁぁあーーーーーーーー!!!!!!!」ドオオオオオオォオン! LP450→0 ピーーーー





龍亞「やったぁーーーー!!!俺たちで倒したんだーー!」バッ!



あげは「やった……!!は……ははは、こ、腰抜けた……」ふにゃ……



ディマク「あぐうう………………」


今回はここまでで


バードマン「俺達を」
神風「忘れてもらっちゃ」
ダンサー「こまるぜ」



ディマク「ゔぐああぁああ…………!!おのれぇええええ………!!!!」ズズズズズズ………!!!!


龍亞「!あいつ何かする気か……!」



あげは「ぐ…………」



ディマク「この私がああぁぁぁあこんな奴らにぃぃいいぃいい!!」ズズズズズズ………!!!!



あげは「…………………?消えてきてる……」



ディマク「る……ルドガーさま………………申し訳ございません……!」


ズズズズズズズズズズズズ………!!!!


シュウウウゥゥウゥウウウ…………



龍亞「消えちゃった………」



あげは「夢を見てるみたい……」



シューーーーーーーン!



龍亞「ん?カードがこっちにきた」パシッ



エンシェントフェアリードラゴン



龍亞「あ!…………このカードは…!」



あげは「はあ…………しばらく立てないかも」ぺとっ


ブォォォオオオオォォーーーーーー!!!



龍亞「!?Dホイールの 音……?」



あげは「ま………まさか新手が…?」


キキキキィイィイィイィィ!!!



遊星「龍亞!?龍亞なのか!」タタタッ



龍亞「あ、遊星!あげは姉ちゃん、大丈夫、味方だよ」



あげは「え………あ、遊星………フォーチュンカップチャンピオン」



遊星「まさか………お前がダークシグナーと?」



龍亞「うん!安心して、倒したよ!シグナーじゃないけどやれたんだ!」


遊星「まさか………なんて無茶をするんだ!龍可達も心配していたんだぞ!」


龍亞「う………やっぱり?どうしようかな………怒ってた?」



遊星「ああ、というよりすぐそこにきてるぞ」



龍亞「え?……」



ブォォォオオオオォォーーーーーー……




キキキキィイィイィイィィ!


龍可「龍亞ーーーーーーー!!!!!」ダダダダダダッッッ!!!!



龍亞「あ………………龍可……」



龍可「バカーーーーーーー!!!」ガバッ!



龍亞「うげっ!」ドフーーーン!!!



ズザザザザ!!!!



あげは「あれが龍可ちゃん……確かにそっくり」



牛尾「やっぱり龍亞だったか!無事だったのか…?」



遊星「ああ、ダークシグナーを倒したらしい」



牛尾「なに!?まさか………!」



龍可「バカバカバカバカ……!!」ギュウウゥゥゥウウ………!



龍亞「うえええ………は、離して龍可!し、しまってる……………!!」ギギギギ…





…………………………………………………………………………………………………………………………


遊星「なるほど………そこの青葉と協力して……」



龍亞「うん!あげは姉ちゃんのおかげで勝てたようなもんだよ、本当に頼りになるんだ」



龍可「あげは姉ちゃん…?……」ピクッ



あげは「い、いや…………ボクなんて………」テレッ



遊星「いや、青葉…………ありがとう、龍亞を守ってくれて」



あげは「いやー………そんな」(チャンピオンに褒められちゃった………)


牛尾「とにかく無事なようで良かったぜ」



遊星「ああ、あとはセキュリティ装置を破壊すればいいんだが…」



龍可「あ………エンシェントフェアリーが必要なんだ…………」



龍亞「あ、そうだ、はい龍可、これ」 エンシェントフェアリードラゴン



龍可「あ……!エンシェントフェアリー………どうして?」



龍亞「ダークシグナー倒したら出てきたんだ」



龍可「そう、ありがとう龍亞…」ギュッ



龍亞「えへへ………」




カチッ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………!!!


ずずずずずずずずずずん!!!


遊星「ふう……これでここはよし……」



龍亞「良かったー」


牛尾「さて………他の奴は大丈夫か?」


あげは「心配だな……コナミ達は特に…」



遊星「ああ………コナミ達はシグナーじゃない………ダークシグナーも甘い連中じゃない………」



龍亞「早くみんなを探しに行こう!」



龍可「……」(エンシェントフェアリー………大丈夫?)


エンシェントフェアリー(はい、龍亞に助けられました……あの少年は強くなってきています)


龍可(龍亞………………)



エンシェントフェアリー(あなたのためです、龍可)


龍可(え…?)


エンシェントフェアリー(あなたを守りたいという彼の強い思いが彼を大きくしたのです……)


龍可(………えへへへへ………)










龍亞「ん?龍可ー、何してんの、早く行こうよ」



龍可「え?あ、うん!」タタタッ


あげは「あ…足が………気が抜けちゃって……」カクカク……



龍亞「あげは姉ちゃん、まだ足がしびれてるの?」



あげは「え?うん、ちょっとふらつくだけだよ……」



龍亞「俺が手を握って支えてあげるよ!」ギュッ



龍可「!!!?」



あげは「あはは、ありがとう龍亞」スタスタ………



牛尾「おーい、俺の車にあと二人乗れる、女学生も龍亞もこっちに乗れー」



あげは「はーい」スタスタ


龍亞「おっけー!」スタスタ


バタンッ


龍可「………」スタスタ


バタンッ


龍可「……」ムスッ ポスン



龍亞「?龍可、どうしたの怖い顔して……?」



龍可「別にーー……なんでもないですよーだ」ムスッ



あげは「…?」




……………………………………………………………………………………………………………………



コナミ「びっくりさせんなよクロウー!いきなり冷蔵庫から出てきやがってー」



クロウ「すまねえすまねえ、色々やばくてよ」



雪乃「まったく……ダークシグナーかと思ったわ……」


コナミ「気を付けろよ、この辺にダークシグナーがいるらしいから」



クロウ「へ、いつでもこいっての!」ゴロゴロゴロゴロ………



コナミ「俺達はシグナーとかいうのじゃねえけど、関係ないよな!」スタスタ



クロウ「おう!シグナーがなんぼのもんってね!やってやろうぜ」スタスタ



雪乃「…………ふぅーーー……大丈夫よ……私…」スタスタ………


クロウ「おらー!ダークシグナー!出て来いやー!」



コナミ「ビビってらっしゃりますかーー!?」


雪乃「………謎の心強さね」



ブォォォオオオオォォーーーーーー…!!!!!


コナミクロウ雪乃「!?」



ブォォォオオオオォォーーーーーー


コナミ「この音……Dホイール…」



クロウ「へ……………早速きたか?」



雪乃「……………」ドキドキ


ドオオォオオ!!!



ボマー「……………」キキキキィイィイィイィィ!!!



コナミ「うわあ!!で、でけぇ……!!」



クロウ「なんだぁ!!?戦車みてぇなDホイールだ…!」


ボマー「……………お前達は……」


雪乃「く…………!ダークシグナーね……」


コナミ「おい!お前はダークシグナーか!?」



ボマー「……………ああ……お前達は…シグナーではないな……何故無事なのだ?」



クロウ「あ?」



ボマー「サテライトの住民はすべて地縛神の生贄になったはずだ……」



コナミ「!!?」



クロウ「!?なんだと……!」



雪乃「!?………」




クロウ「生贄……だと!?サテライトの住民が………?」



コナミ「そういえば……人をみてないぞ…!」



雪乃「なんてことを……!!」


ボマー「……………運良く生き残ったか、まあ…その命、大切にするのだな」



クロウ「まて!みんなが消えたのは……てめえらのせいなのか!?」



ボマー「…………ああ、地縛神復活のための犠牲になったのだ」


コナミ「や………野郎……!!」


クロウ「て、てめえらぁあ………!!!」



ボマー「……私はお前達にかまっている暇はないのだ」ブウウウゥウウゥウゥ………!!



クロウ「あ!ま、待ちやがれ!俺が育ててたガキどもは…!?」



ボマー「さあな……いないのなら生贄になったのだろう…」ブォォォオオオオォォーーーーーー


コナミ「あっ!」



クロウ「!!おい!てめぇ!!待ちやがれ!」


ブォォォオオオオォォーーーーーー……


クロウ「おい!話はまだ終わってねぇぇーーー!!!!!」ブウウウゥウウゥウゥ ブォォォオオオオォォーーーーーー!!!



コナミ「あ!クロウも追いかけて行っちまった…!」



雪乃「コナミ!私たちも……!」



コナミ「ああ!乗れ雪乃!」ガバッ



ブウウウゥウウゥウゥ


ブォォォオオオオォォーーーーーー!!!!





今回はここまででー


次回のデュエル ボマーと戦うのは!?


クロウかコナミか雪乃か……


>>256

コナミ



ブォォォオオオオォォーーーーーー!!!!


コナミ「待ちやがれーーーー!!」


クロウ「俺達から逃げられると思うなよー!」


ボマー「……………ふん、しつこい者達だ」


雪乃「うぅ……………!」ゴォォーーーーーー!!


クロウ「てめえらをぶっ倒してガキどもを取り戻してやる!」ブォォォオオオオォォーー



コナミ「デュエルしろーーーー!!!」




ボマー「…デュエルか…シグナーでない者とは極力避けたかったのだがな……」


ボマー「いいだろう、私の邪魔をするというのなら、お前達から屠り去ってやる」


ボマー「はあアアァア!!」ズズズズズズ………!!!!



ボボボボボボボボボボボボボボボボ……!!!!!


コナミ「う!下から炎が……!!でけぇ……!」



雪乃「これは…………委員長達のとはまるで違う……!」


クロウ「こんなもんで、ビビってられるかよー!」




……………………………………………………………………………………………………………………


遊星「!………あれは」


牛尾「うお!また地上絵か……!」


龍亞「うわ……!あそこでデュエルが……」



龍可「まって、あの地上絵…………なに?」



あげは「えっと………シャチみたいだね」



遊星「シャチ……ダークシグナーにシャチのアザを持つ奴はいなかったはず……?」


牛尾「どうする遊星?」



遊星「俺が見に行く!牛尾達は先に行っててくれ!」


龍亞「え、お、俺達も行くよ!」



遊星「………わかった!あとからついて来てくれ!」


ブォォォオオオオォォーーーーーー!!



……………………………………………………………………………………………………




ボマー「さあ、地上絵が出たからにはもう逃げられん、我々は戦うしかないぞ」


クロウ「上等だ……!ガキどもの仇……!とってやるぜ……!!」ブォォォオオオオ





コナミ「クロウ、大丈夫か!?」


クロウ「ああ!コナミ達は隣でみてろ!すぐにぶっ潰してやる!」



コナミ「ああ、わかった!」




ボマー「……残念だが……私とデュエルするのはお前ではない」



クロウ「ああ!?なんだと!?」


ボマー「この地上絵を出現させた時、戦う者同士も決まっている………私と戦うのは…」


ボマー「赤帽子のお前だ」ピッ



コナミ「!俺が……!?」



雪乃「コナミに決まっている………?」



クロウ「おい!どういうことだ!俺と戦いやがれ!」



ボマー「お前とはこの男の次に相手をしてやる、待っていろ」


クロウ「ふ……!ふざけ………!!!」



ゴオオォォォオォオォオォ!!!!


クロウ「!!ぐああぁあ……!!」 ザザザザザザザザザザザザ!!!


ボマー「戦わない者がいつまでも喚いていると……神の怒りを喰らうぞ」



クロウ「ぐ………ちくしょぉおおお………!!!!」



コナミ「………仕方ねえ!クロウ、俺に任せろ!」



クロウ「!…………コナミ……?」



雪乃「!コナミ……分かっているの?このデュエル…ただではすまない………!」


コナミ「ああ、だが……もう決まっちまった事なら仕方ねえ!クロウは下がっててくれ!」



クロウ「コナミ……………………く…お前…デュエルできんのかよ?昔は……肉弾戦要員だったお前が……!」



コナミ「任せろ!俺もデュエリストだ!昔とはちがうって事見せてやるぜ!」



クロウ「……へ」


クロウ「……………………………分かったよ!見せてもらうぜ、お前のデュエルを!」


コナミ「しゃあーーーーーー!!!!!」ブォォォオオオオォォーーー


ボマー「……………決心がついたか?」


コナミ「ああ、お前は、俺が倒してやる…」


雪乃「………」ギュッ



コナミ「というわけだ雪乃、一旦降りてくれ……」


雪乃「……いやよ」



コナミ「………え?」



雪乃「コナミ一人に……危険な真似はさせないわ、私にも付き合わせて…」


コナミ「お前……」



ブォォォオオオオォォーーーーーー



雪乃「私も……それなりの覚悟をもってここに来たのだから」


コナミ「………」



クロウ「おーい後ろの女、こっちに飛び移れ、あぶねーぞ!」



コナミ「…なかなかの正義感だ………オッケー、そこまで言うなら仕方ねえ……しっかり捕まってろよ!」



雪乃「ええ、ふふふ……」ギュッ


コナミ「クロウ、こいつはこのままでいい!後ろに乗せて行く!」



クロウ「はあ!?本気か……!?」



コナミ「言っても聞かないから仕方ねえだろ、さあ、デュエルだ!」



ボマー「……………よかろう……ならば……次のカーブを先に曲がったほうが先行だ」


ブォォォオオオオォォーーーーーー


コナミ「スピードワールド、セットオーーン!」カチッ


ボマー「……………」カチッ


《スピードワールドセット、デュエルモードオン、オートパイロットスタンバイ》


コナミ「おっと……オートパイロットはOFFにしておかねーとな」カチッ


クロウ「ああ、ダークシグナーの攻撃は実際に響くからな」


ボマー「……………ふ」





ブォォォオオオオォォーーーーーー!!!


コナミ「うおおおおーーーーーーー!!!」キィィーーーーーン


ボマー「……………」キィィーーーーーン


クロウ「どっちだ……どっちが先行をとる!」


ぐぐぐぐ……


雪乃「うう………いいわよコナミ、こっちの方がスピードが速いわ……!」


コナミ「よし…!このままカーブを……!」



ボマー「…………ふふ」


ぐいっ


コナミ「!!雪乃!俺に掴まれ!」


雪乃「え?え…?」ギュッ


ドガァアァァアアァ!!!


コナミ「うぐううぅ!!………やろ…」 グラグラ



雪乃「うぅぅぅうう……!?なんてタックルを……!」グラグラ



ボマー「悪いな…お前達のDホイールとは馬力が違うのだ」


キィィーーーーーン!!!


グクロウ「ああ……!!先に曲がられちまった…!!」


ボマー「私のターン!」シュッ 手札6




コナミ「ちくしょー……先行を取られちまったか…!」


ボマー「私はモンスターをセット、さらにカードを一枚セットする!」ババッ


ボマー「ターンエンドだ」手札4


コナミ「よし……俺のターン!」シュッ 手札6


コナミ SC 0→1
ボマー SC 0→1


コナミ「守備表示モンスターにビビってられるか、八つ手サソリを召喚!」バッ


《八つ手サソリ/8-Claws Scorpion》 †
効果モンスター
星2/闇属性/昆虫族/攻 300/守 200
このカードは1ターンに1度だけ裏側守備表示にする事ができる。
裏側守備表示の相手モンスターを攻撃対象にした場合、
このカードの攻撃力はダメージ計算時のみ2400ポイントになる。


サソリ「カサカサカサ……」攻300


コナミ「いけ!八つ手サソリでセットモンスターを攻撃!」バッ!


雪乃「!?コナミ、無謀だわ……!そのモンスターは攻撃力が……!」



コナミ「へ、安心しろ!八つ手サソリはセットモンスターに攻撃する時、攻撃力が2400になる!」


サソリ「カサカサカサ!」攻2400



クロウ「よぉーし!2400なら!」




ボマー「甘いぞ、トラップカード、フェイク・エクスプロージョン・ペンタを発動する!」カチッ



《フェイク・エクスプロージョン・ペンタ/Fake Explosion》 †
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
モンスターはその戦闘では破壊されず、
ダメージ計算後、自分の手札・墓地から
「サモン・リアクター・AI」1体を選んで特殊召喚する。


トラップリアクター「ヒヒヒ」守1800 クルッ


ガキィイン!!


コナミ「う……!?」


雪乃「攻撃力では優っていたのに?」


ボマー「このカードの効果だ、バトルでモンスターは破壊されず、手札からサモンリアクターを特殊召喚できる!」バシッ



《サモン・リアクター・AI/Summon Reactor・SK》 †
効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻2000/守1400
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
相手フィールド上にモンスターが召喚・反転召喚・特殊召喚された時、
相手ライフに800ポイントダメージを与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
この効果を使用したターンのバトルフェイズ時、
相手モンスター1体の攻撃を無効にできる。
また、自分フィールド上に表側表示で存在する、
このカードと「トラップ・リアクター・RR」
「マジック・リアクター・AID」をそれぞれ1体ずつ墓地へ送る事で、
自分の手札・デッキ・墓地から「ジャイアント・ボマー・エアレイド」
1体を選んで特殊召喚する。


サモンリアクター「ヒヒヒヒ!!」攻2000


コナミ「く………攻撃を止められた挙句…上級モンスターまで」


サソリ「カサ……」攻2400→300


雪乃「しかも……サソリは低攻撃力に戻ってしまった……!」



ボマー「どうした……?終わりか…?」


コナミ「く……サソリのさらなる効果を発動!一ターンに一度、こいつを裏守備表示にできる!」バッ


サソリ「カサカサ」クルンッパタ


コナミ「そして………カードを3枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札2


クロウ「やべえな………」


雪乃「サモンリアクター…トラップリアクターがフィールドに……」


ボマー「私のターンだ!」シュッ 手札3→4


ボマー「行くぞ、私はマジック・リアクター・AIDを召喚!」バッ



《マジック・リアクター・AID/Spell Reactor・RE》 †
効果モンスター
星3/闇属性/機械族/攻1200/守 900 
1ターンに1度、相手が魔法カードを発動した時に発動できる。
その魔法カードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。



雪乃「く……!すでに手札に……!?」


コナミ「モンスターが三体……!」



ボマー「私は、三体のリアクターを合体させる!」


ウィイーーーーーーーンン!!


ガシャンガシャンガシャン!!


コナミ「合体だと……!?」


クロウ「くそ……!こうもあっさり…!」


ボマー「デッキから現れろ、ジャイアントボマー・エアレイド!」バッ!



《ジャイアント・ボマー・エアレイド/Flying Fortress SKY FIRE》 †
効果モンスター
星8/風属性/機械族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
「サモン・リアクター・AI」の効果でのみ特殊召喚できる。
1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送る事で、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。
また、相手のターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
そのモンスターを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。
●相手がカードをセットした時に発動できる。
そのカードを破壊し、相手ライフに800ポイントダメージを与える。


ドドドドド……!!!

エアレイド「ブウウウゥウウウウゥウン!」攻3000


コナミ「な……なんだこの戦闘機は…!」


雪乃「コナミ、避ける準備よ……!」



ボマー「ジャイアントボマー・エアレイドの効果を発動!手札を一枚墓地に捨てる事で、相手フィールドのカードを一枚破壊する!シャープ・シューティング!」バッ


エアレイド「ヒュウウウゥウゥ…………」 パカッ


コナミ「うわ!ミサイルが落ちて来た!」



ドゴォオオオオォオォンン!!


ボマー「私は、お前のリバースカードを一枚破壊する、真ん中だ」



コナミ「く…………!逆さ眼鏡が……!なら、発動しとけ!逆さ眼鏡!」カチッ


《逆さ眼鏡》 †
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの攻撃力を
エンドフェイズ時まで半分にする。


エアレイド「……………」攻3000→1500


ボマー「苦し紛れのチェーン発動か、だが問題はない」


ボマー「いけ、エアレイドよ、セットモンスターを空爆せよ!デス・エアレイド!」


バババババババババ!!!!!!!!



サソリ「カサカサカサカサ!!!」ドゴォオオオオォオォンン! 守200



コナミ「ぐああぁ………!!」


ボマー「ふ……カードをセット、ターンエンドだ」バッ 手札1









コナミ「やろ………俺のターン!」シュッ 手札3


コナミ SC2→3
ボマー SC2→3


コナミ「ジャイアントボマー・エアレイド……攻撃力3000だと……恐ろしい奴だ…」


雪乃「コナミ…恐ろしいのは攻撃力だけじゃないわ……超攻撃的モンスター効果があるのよ……」


コナミ「ち…………だが……いいカードを引いたぜ…」


コナミ「俺はカードを一枚セット!」


ボマー「この瞬間!ジャイアントボマー・エアレイドの効果が発動する!」



コナミ「なにぃ……!?」



雪乃「まずいわ……!」


ボマー「相手ターンに一度、セットされたカードを破壊し、相手に800Pのダメージを与える!デス・ドロップ!」



コナミ「なにぃいいい!?」


ヒュウウウゥウゥ…………ズドオォォォオオオォン!!


底なし流砂 バリイイイイィン!


コナミ「あぁ!俺のカードが……」


雪乃「よけてコナミ!まだ来るわ!」


ズドオォォォオオオォン!!


コナミ「ぐううううぅ……!!か、間一髪…!」 LP4000→3200


ボマー「ジャイアントボマー・エアレイドからは逃げられないのだ」



今回はここまででー

ジャイアントボマー・エアレイド http://blog-imgs-19.fc2.com/t/a/k/takaoadventure/gozu20080817.jpg




コナミ「くそ……!あいつのターンで一枚破壊しにきて…俺のターンでも破壊するだと……」


クロウ「あのインチキ野郎!」


ボマー「ふふふふ、どうした?」



コナミ「まだだ、切り込み隊長を召喚!」バッ


《切り込み隊長/Marauding Captain》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。



コナミ「効果発動!手札の☆4以下を特殊召喚できる、こいつだ!一撃必殺!」バッ


一撃必殺侍 /Sasuke Samurai #4》 †
効果モンスター
星4/風属性/戦士族/攻1200/守1200
このカードが戦闘を行う場合、
ダメージ計算の前にコイントスで裏表を当てる。
当たった場合、相手モンスターを効果によって破壊する。


侍「うい」


コナミ「一撃必殺侍でジャイアントボマー・エアレイドを攻撃だ!」バッ


ボマー「愚かな、攻撃力1200ごときで」


コナミ「へ………一撃必殺侍とバトルしたモンスターはコイントスで俺が当てれば破壊されるんだよ!」


ピーーーーーーン!


雪乃「この博打………当てないと…」


クロウ「コナミの勝機はほぼ消えちまう…!」


コナミ「…………表ぇーーー!!!!」


からんっ 表

ボマー「ぬぅ……!?」




コナミ「よしっ!」


雪乃「やった……!当たったわ……!」


侍「はっ!」ズバァ


エアレイド「グォオオォ……!」ヒュルルルルルル………


ドゴオオォォォォォォーーン!!!


ボマー「なんと……!ジャイアントボマー・エアレイドが……!」


コナミ「まだまだ!切り込み隊長でボマーにダイレクトアタックだ!」バッ



隊長「はああぁ!!」シュッバァ!


ボマー「ぐううぅう………!!?」LP4000→2800 SC3→2


クロウ「よし!スピードワールドの効果で、1000P以上のダメージごとにSCが1減る!スピードでも優ったぜ!」


コナミ「俺は、ターンエンドだ!」


現在状況

コナミ LP3200 手札0 切り込み隊長 一撃必殺侍 リバースカード2

ボマー LP2800 手札1 リバースカード1



ボマー「おのれ……私のターン!」シュッ 手札2



雪乃「彼の手札は2……モンスターは無し…博打に勝ったぶんこちらが有利ね」


コナミ「ああ、SCも俺達が上だ!」SC3→4


ボマー「ジャイアントボマー・エアレイドを倒したことは褒めてやろう……」SC2→3


ボマー「だが、まだ空爆は終わらないぞ!私は墓地のDTデス・サブマリンの効果を発動する!」バッ



DTデス・サブマリン
効果モンスター(ダークチューナー)
星9/闇属性/機械族/攻0/守300
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードを墓地から特殊召喚する事ができる。
「DTデス・サブマリン」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
このカードをシンクロ素材とする場合、
ダークシンクロモンスターの シンクロ召喚にしか使用できない。


コナミ「なにぃ………?」


雪乃「……だ、ダークチューナーですって………?」


ボマー「このモンスターは私にモンスターがいない時、墓地から復活できる!」


サブマリン「ウヘヘヘ」☆9


コナミ「あんなのいつの間に…!?」



雪乃「ジャイアントボマー・エアレイドの効果の折よ………おそらく」


クロウ「☆9のモンスターをコスト無しで特殊召喚だと……!?インチキ効果も大概にしやがれ!」



ボマー「さらに、ダークシー・レスキューを召喚!」

《ダークシー・レスキュー/Darksea Rescue》 †
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードがシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。


レスキュー「ウキキ……」




ボマー「みるがいい…私は☆1のダークシー・レスキューに☆9のデス・サブマリンをダークチューニング!」バッ


☆1ー☆9=ー☆8


雪乃「レベル……マイナス8……!?」


ボマー「暗闇の底より聞こえし慟哭よ、死神の鎧をまとい、姿を現すがいい!ダークシンクロ!現れろ、ダーク・フラット・トップ!」バッ


ダーク・フラット・トップ/Dark Flattop
ダークシンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻 0/守3000
チューナー以外のモンスター1体−ダークチューナー
このカードはシンクロ素材とするチューナー以外のモンスター1体のレベルから
ダークチューナーのレベルを引き、
その数値が−8に等しい場合のみ、シンクロ召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在するレベル8の機械族モンスター1体を
召喚条件を無視して特殊召喚する事ができる。


ダークフラットトップ「ウィィイーーン」守3000 ゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!!!


コナミ「なんだよあの空母は………でけえ……!」


雪乃「守備力3000なんて……!」



クロウ「……へ、図体だけでかくてたいしたことない……よくある話だぜ!」


ボマー「残念ながら私のデッキにそんなモンスターは入っていない、ダークシー・レスキューの効果を発動、シンクロ素材となった時、カードを一枚ドローする!」シュッ 手札2


コナミ「くそー、手札まで回復しやがったぞ……!」




ボマー「驚くのは早いぞ、ダークフラットトップの効果を発動!一ターンに一度、墓地の☆8機械族モンスターを特殊召喚できる」


コナミ「はあー!?」


クロウ「ふざけんな!!」


雪乃「つまり……ダークフラットトップがいる限り……ジャイアントボマー・エアレイドは不滅ってこと……!?」


ボマー「その通りだ、いでよ、ジャイアントボマー・エアレイド!」バッ


エアレイド「ババババババ!!」攻3000


コナミ「くそぉ………!せっかく倒したのによ……!」


雪乃「かなりまずいわ……こっちは手札が0……反撃しようにも策が……」


ボマー「さて、先ずはうるさい侍に退場願おうか、ジャイアントボマー・エアレイドの効果を発動!」バッ


ボマー「手札を一枚捨て、一撃必殺侍を破壊する、シャープ・シューティング!」シュッ


ヒュルルルルルル………!


コナミ「させてたまるかよ………!トラップ発動、安全地帯!」カチッ



《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されない。
また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。


侍「よっと」シュン


ボマー「なに……?一撃必殺侍がジャイアントボマー・エアレイドの死角に……あそこにいられては爆撃できない……!」



コナミ「安全地帯がある限り、一撃必殺侍はお前とのバトル及び効果じゃ破壊されねぇ!」


ボマー「く………まあいい、ジャイアントボマー・エアレイド、切り込み隊長を攻撃!デス・エアレイド!」バッ


ヒュルルルルルルル ドオォォォォオオン!!


コナミ「ぐああぁあ………!!?」LP3200→1400


グラグラグラグラ!


雪乃「くうぅ………た、耐えて…!」


ボマー「私はターンエンドだ」手札1



グラッ……ブォォオオオオーーーーー!


コナミ「あぶねぇ………なんとか立て直したか……俺のターン!」シュッ 手札1


コナミSC4→5
ボマーSC3→4


コナミ「俺はsp-エンジェル・バトンを発動!」バッ



《 Sp−エンジェル・バトン》

通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。
自分のデッキからカードを2枚ドローし、その後手札を1枚捨てる。


コナミ「俺は二枚のカードをドロー!」シュッ


タスケルトン
イタクァの暴風


コナミ「………そして手札を一枚墓地に捨てる!」シュッ



ボマー「ふ……だが、お前はジャイアントボマー・エアレイドの効果によってセットカード、もしくは召喚したモンスターを破壊される運命にある」


コナミ「………どうかな……!俺は一撃必殺侍でジャイアントボマー・エアレイドを攻撃!」バッ


雪乃「な……!コナミ、分かっているの?!これを外せばこっちのLPは0になるのよ……!」


コナミ「ああ……だが…やらなくてもどうせやられちまう、こいつに賭けるしかねぇ!」


ピーーーーーーーーン


クロウ「く………コナミ…!」


ボマー「……」



コナミ「………表だ!」


クルクルクルクル………パタ



雪乃「!やった……!また表だわ……」


侍「はぁ!」ズバァ!


エアレイド「グォオオォ……!?」ズズズズズ……………ドゴォオオオォォォォ!!


コナミ「よし…!二回目の撃墜…!」


ボマー「……ふん、だが、ダークフラットトップがいる限りはな………」


コナミ「ああ、しかしカードをセットさせてもらうぜ!」バッ


コナミ「ターンエンドだ!」手札0





ボマー「私のターンだ!」シュッ 手札2


コナミSC4→5
ボマーSC4→5


コナミ「……………」



ボマー(なぜジャイアントボマー・エアレイドを危険を冒してまで破壊した?すぐに復活することは自明の理…)


ボマー(やはり…奴が伏せたあのカード、あれが秘策なのだろう………しかし…)


ボマー(私にはさらに策がある…!)


ボマー「…………いくぞ、ダークフラットトップの効果を発動!ジャイアントボマー・エアレイドを蘇生する!」バッ


エアレイド「ババババババ!!」攻3000


雪乃「駄目………!きりがないわ……!あの空母を破壊しない限り………!」


クロウ「コナミが何回潰しても………!」


コナミ「………へ、かかったなボマー!」


ボマー「なに………?かかった……だと?」





コナミ「トラップカードをオープン、イタクァの暴風!」カチッ



《イタクァの暴風/Windstorm of Etaqua》 †
通常罠
相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。


コナミ「こいつでジャイアントボマー・エアレイドを守備表示に変更するぜ!」


エアレイド「ババババババ……」シュッ 守2500

フラットトップ「ウィィイーーン」攻0


ボマー「だからどうしたというのだ?ダークフラットトップも私のターンで表示形式の変更が可能…」


コナミ「更に、トラップカード発動、断頭台の惨劇!」カチッ



《断頭台の惨劇/Tragedy》 †
通常罠
相手フィールド上モンスターが表側攻撃表示から表側守備表示になった時に
発動する事ができる。相手フィールド上の守備表示モンスターを全て破壊する。


ボマー「!なにぃ………」


エアレイド「グォオオォ!!」ドゴォオオオォォォォ!!


雪乃「相手のターンにジャイアントボマー・エアレイドを破壊した……!」


クロウ「よっしゃ!これでボマーはこのターンもうジャイアントボマー・エアレイドを召喚はできねえ!」


ボマー「く………だが、いい気になるなコナミ、次のターンで再び効果は発動する……!」


ボマー「私はダークフラットトップを守備表示に変更、更にカードをセットしてターンエンドだ!」バッ 手札1


雪乃「二枚目のリバースカード……」




コナミ「………このドローにかけるか……!」


雪乃「………でも…守備力3000なんて……一撃必殺侍も何回も上手くいくとは……」


コナミ「……ドロー!」シュッ 手札1


コナミSC5→6
ボマーSC5→6


コナミ「…俺はsp-シフト・ダウンを発動!」

Sp−シフト・ダウン
魔法カード
自分用スピードカウンターを6つ減らして発動する。 自分のデッキからカードを2枚ドローする。



クロウ「よし……!望みはあるぜ……!」


コナミ「更に二枚を……ドロー!」シュッ SC6→0


雪乃「………ど、どう?」



コナミ「…………へ、来たぜ切り札が!サムライソード・バロンを召喚!」バッ


《サムライソード・バロン/Samurai Sword Baron》 †
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1600/守1200
1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターを表側攻撃表示にする。


バロン「はあっ!」


ボマー「切り札……?攻撃力は1600ではないか…」


コナミ「バロンの効果を発動!ダークフラットトップを攻撃表示に変更する!」バッ


ボマー「なんだと……………!」


トップ「ウィィイーーン」攻0





クロウ「やったぜ!ダークフラットトップの攻撃力は0!」


コナミ「くらえ、一撃必殺侍でダークフラットトップを攻撃!」バッ


侍「はっ!」ズバァ


トップ「ウィィイーーン!!」ズウウウウゥウン!!


雪乃「ついに空母を……破壊したわ…!」


ボマー「く、トラップ発動!スピリット・バリア!」カチッ



《スピリットバリア/Spirit Barrier》 †
永続罠
自分フィールド上にモンスターが存在する限り、
このカードのコントローラーへの戦闘ダメージは0になる。



ボマー「これで私へのダメージは0……」


コナミ「さらに、バロンで……!」


ボマー「させぬ!トラップチェーン発動!ダークマター!」カチッ



ダーク・マター
通常罠
フィールド上に存在するダークシンクロモンスターが戦闘または
カードの効果によって破壊された場合に発動する事ができる。
自分フィールド上に「ダーク・マター・トークン」(悪魔族・闇・星1・攻/守0)
2体を表側守備表示で特殊召喚する。
このトークンは戦闘では破壊されず、次のターンのエンドフェイズ時に破壊される。


雪乃「く……!」


ボマー「この効果で…戦闘破壊されぬトークンを二体生み出す……」


トークン二体「………」


クロウ「くそ………!ボマーまで攻撃が届かねぇ……!」



コナミ「ぐう…………!」


クロウ「しかも……あのトークン…まさかリリース要員じゃ…」


雪乃「惜しい………コナミ、でも艦隊は潰したわ、気落とさず行きましょう……」


コナミ「ああ……カードを一枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札0


ボマー「ふう………コナミ、まさか私の艦隊を突破するとは……驚いた」


コナミ「……このまま勝たせてもらうぞ!」


ボマー「だがここまでだ、ドロー!」シュッ 手札2


コナミSC0→1
ボマーSC6→7


ボマー「私は、二体のトークンをリリース!」バッ!



雪乃「!……アドバンス召喚……!?」


クロウ「まさか………来やがるか!……インチキ神!」



コナミ「なんだよ………!?」




今回はここまでで


状況

コナミLP1400 手札0 サムライソード・バロン 一撃必殺侍 安全地帯 リバース1 SC1
ボマーLP2800 手札2 トークン2体 スピリット・バリア SC7



ドクンッ………ドクンッ……!!


コナミ「!………あの心臓?……みたいなのは……?」


シュウウゥウウ………………!


クロウ「!おい、人間の魂が吸収されていくぞ!」



雪乃「な……………なにが始まるの……?」



ボマー「積年の恨み積もりし大地に眠る魂達よ………!今こそ穢された大地より出でて、我に力を貸さん、降臨せよ、地縛神 Chacu Challhua!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!


ザバアァァッ!!


Chacu Challhua「ボォオオォォォォオオォォォ!」攻2900



コナミ「うおおぉぉ!?し、下からっ!」



雪乃「こ……………こんなモンスター…見たことがないわ!」


《地縛神 Chacu Challhua/Earthbound Immortal Chacu Challhua》 †
効果モンスター
星10/闇属性/魚族/攻2900/守2400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
「地縛神」と名のつくカードを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。
フィールド上にフィールド魔法が表側表示で存在しない場合、
このカードの以下の効果は無効となり、このカードはエンドフェイズ時に破壊される。
●このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
●相手モンスターはこのカードを攻撃対象にする事ができない。
●このカードは相手の魔法・罠カードの効果を受けない。
●1ターンに1度、このカードの守備力の半分のダメージを
相手ライフに与える事ができる。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
●このカードがフィールド上に表側守備表示で存在する限り、
相手はバトルフェイズを行えない。




クロウ「こいつは…!鬼柳の巨人とはまた違う……この地上絵と同じシャチか…!」


Chacu Challhua「ウオオオオオォォォオ…………」ゴゴゴゴゴゴゴ…………


コナミ「………なんかヤバそうだな…くそ………!」ブォォオオオオーーーーー!


雪乃「一旦距離を置くのね、私もそれがいいと思うわ…!」



ボマー「地縛神からは逃れられない、Chacu Challhuaはコナミ、お前にダイレクトアタックができるのだ」



コナミ「なにぃーーー!?」


クロウ「攻撃力2900でダイレクトアタックだと………!ふざけた野郎だ!」



雪乃「まずい……!コナミ、そのリバースカードは…!?」


ボマー「そして、お前の魔法、トラップカードの効果も受け付けない」



雪乃「な…………そ、そんな」


コナミ「うぉおおーーー!!」ブオオオオォォオォォオーーーーーー!



ボマー「逃がしはしない!行け、Chacu Challhua!コナミにダイレクトアタック!」



Chacu Challhua「オォオォォォォオォオ!!!」 ゴアアァッ!!



クロウ「コナミのLPは1400しかねぇのに……!」






ギュオッ!


ボマー「地縛神に食われるがいい……!」


コナミ「させるか!俺は墓地のタスケルトンの効果を発動する!」バッ!



雪乃「!墓地のカードを……!」



ボマー「なんだと……………!?」



《タスケルトン/Bacon Saver》 †
効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 700/守 600
モンスターが戦闘を行うバトルステップ時、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「タスケルトン」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。



タスケルトン「ぶー」バッ


ボヨンッ


Chacu Challhua「ううおぉおおおぉ?………」


コナミ「タスケルトンは墓地のこいつを除外することで相手の攻撃を無効にできる!」


クロウ「やったぜ!地縛神の攻撃を止めやがった!」


ボマー「まさか………この攻撃すらも守るとは……!」


雪乃「か…間一髪ね……!」




ボマー「く…………エンジェル・バトンの時か……!抜け目のないやつだ…」


ボマー「ならば………私はカードを一枚伏せーターンエンドだ!」バッ 手札0



コナミ「おっと、ターンエンドだって?ならこのカードを発動させてもらうぜ!捨て身の宝札!」カチッ



《捨て身の宝札/Card of Sacrifice》 †
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体以上の攻撃力の合計が、
相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、
自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、
表示形式を変更する事もできない。



ボマー「このタイミングでトラップ……?!」


コナミ「おおよ、俺のフィールドの一撃必殺侍とサムライソード・バロンの攻撃力の合計2800が、お前のフィールドの地縛神の攻撃力2900よりも低いため、カードを2枚ドローできる!」シュッ 手札2



ボマー「く………手札回復の手段まであったか………!」



雪乃「これでコナミの手札は2枚………!望みは繋がれたかしら………」



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札3



コナミSC1→2
ボマーSC7→8



ボマー「言っておくが地縛神は攻撃対象に選択できない…残念だがな」


雪乃「…………!コナミ…気付いたわ、一見無敵の地縛神の攻略法…!」


コナミ「攻略法……?」


雪乃「ええ………攻撃対象に選択できないなら……そもそもしない、代わりに対象になるのは……?」


コナミ「……まさかボマーか?」


雪乃「その通り、彼のLPは2800………これを超えれば……!」


コナミ「だ、だが……………あれは…」


スピリット・バリア

雪乃「……あれが最後の難関よ…破壊してしまえば……!」



コナミ「よし、まかせろ!sp-ハイスピードクラッシュを発動!」バッ


Sp−ハイスピード・クラッシュ
通常魔法
自分用スピードカウンターが2つ以上ある場合に発動する事ができる。 フィールド上に存在するカード1枚と、 自分フィールド上に存在するカード1枚を破壊する。


コナミ「こいつの効果で、俺の一撃必殺侍とお前のスピリット・バリアを破壊する!」



ボマー「ぐ…………!」


ドオオオォオォオオオ!!!!


コナミ「これであいつにダイレクトアタックができる…!」


雪乃「勝機よ………今を逃したらもう……!」



コナミ「俺はジェネクス・コントローラーを召喚!」バッ





《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。


コントローラー「ギギ……」



クロウ「よっしゃー!コナミのフィールドの総攻撃力は3000!ボマーを殺れる数値だ…!」


ボマー「おのれ…………!」


コナミ「いくぞボマー!バロンでダイレクトアタックだ!」


ボマー「私は負けられん!墓地のネクロ・ガードナーの効果を発動する!」


《ネクロ・ガードナー/Necro Gardna》 †
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 600/守1300
相手ターン中に、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。


コナミ「なに!?お前も墓地からだと……!」



雪乃「まさか………またジャイアントボマー・エアレイドの効果の時に……?」


ボマー「サムライソード・バロンの攻撃を無効とする!」


コナミ「ぐ……!ジェネクス・コントローラー!」バッ!


コントローラー「ギギ……!」ボオオォ!!



ボマー「ぐう…………!」LP2800→1400 SC8→7



コナミ「け、削り切れなかった……!」



雪乃「く…………!」






ボマー「ふ……ふふふふ、お前の最終攻撃………受け止めたぞ」


クロウ「くそ…………コナミ!」


コナミ「俺は……カードを一枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札0



ボマー「だろうな、私のターン!」シュッ 手札1


コナミSC2→3
ボマーSC7→8


ボマー「行くぞ、私は……」




遊星「待てーーーーーーー!!」キィィィーーーーーーーーンン!!


クロウコナミ「!?遊星…!」


ボマー「…………遊星!」


雪乃「あ………チャンピオンの…」



遊星「やはり…コナミ、そして……ボマー、なぜお前が!?」


ボマー「………私は一度死に…蘇ったのだ、復讐のためにな」



コナミ「遊星…お前ボマーと知り合いなのか…?」


遊星「ああ…フォーチュンカップで戦った…」



遊星「復讐なんてやめるんだ……!なぜみんなを襲う…!」



ボマー「…………私の村が………シグナーの力によって消滅させられたからだ……!」




クロウ「村…………?」



遊星「そ……そんな馬鹿な…」




コナミ「……………」



ボマー「…………………今はそんなこと話している時ではない、待っていろ遊星!」



遊星「!?」



ボマー「コナミを倒した後はお前だ………ゴドウィンの手下よ…!」



遊星「な………手下だと………なんの話だ!」


コナミ「俺を倒した後って……俺は負けねえぞ!」



ボマー「ふん………ならサッサとデュエルを続けるぞ………!このターンで決めてやるさ…!」ブォォオオオオーーーーー



クロウ「く、遊星…あいつは今は何言ってもダメだ!」ブォォオオオオーーーーー



遊星「ボマー………」





遊星「…………コナミ…ボマー…」



遊星「……いいだろう、お前達のデュエル、俺が見届けてやる!」



ブオオオオォォオォォオーーーーーー!




ボマー「行くぞコナミ!私のターンを続行する!」



コナミ「ぐ……………」




ボマー「私は、Chacu Challhuaでコナミにダイレクトアタック!」バッ


Chacu Challhua「ぶおおおぉぉおぉぉぉぉぉ!!」攻2900



雪乃「!!こ、コナミ!」



コナミ「くそ………!掴まれ雪乃ッ!」LP1400



ドゴォオォォォオォォォオオン!!


クロウ「こ……コナミッ!!」



遊星「……コナミ………!」



ボマー「…………言ったろう…このターンで決めると………」シュウウウゥゥゥゥ………



ボマー「コナミは消滅した、死んだのだ…」




シュウウゥウウ……………………


クロウ「くそ………!くそぉ………………!」



遊星「く………………!」



ボマー「………………」



ボマー「……………………?」(Dホイールのデュエルモードが解除されない、コナミのカードデータも映ったままだ)



ボマー「…………………まさか?」



ボゴオオォォオォォォォォォォ!!!



コナミ「まだ終わってねぇえぇぇーーーーーーーー!!!!」ブォォオオオオーーーーー


クロウ「!?な」



遊星「!コナミ」



ボマー「な………何だというのだ……!またも地縛神の攻撃を凌いだと……!?」



雪乃「ゲホッゲホッ………うぅ…ひどい目にあったわ…」ブォォオオオオーーーーー



コナミ「俺はしつこさじゃサテライトNo.1でね…!」LP1500 SC0



ボマー「どういうことだ……!奴のLPは減っていないどころか……僅かに増えている…………!?だが…SCは減っている……?」



今回はここまででー
次回でボマー戦は終わりそうです

コナミ君のDホイールとは!
アポリアの補助無しでフライング遊星号と並んで空を飛び!
並列接続したヴァルハランダー3台を破壊してしまう出力を持つ。

龍亜「あのDホイールは……見間違える筈が無いよ!」
ドラガン「あんなモノがDホイールだと言うのか!」
ドラガン「信じられん……こんなDホイールが存在するとは」
ブレイブ「たまげるような物凄い爆音だ」
ブルーノ「こんなDホイールに触れるなんて夢みたいだ」
寺師「爆音で子供が引きつけを起こしたとかテレビが壊れたとか」

ボマー「一人で操るには巨大すぎるのではないか……一度見たら決して忘れない。夢にまで出てきそうだ」



コナミ「お前からは地縛神が邪魔で見えなかったかもしれねえが、俺は永続トラップを発動してたんだよ!女神の加護!」



《女神の加護/Aegis of Gaia》 †
永続罠
自分は3000ライフポイント回復する。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがフィールド上から離れた時、
自分は3000ポイントダメージを受ける。



クロウ「そうか……地縛神の攻撃力は2900、ダイレクトアタックを受けたとしても回復量が100P上回る計算か!」



遊星「すごいぞコナミ…!」



ボマー「く……コナミ…お前は……!」


コナミ「またまたトドメをさせなかったな!どうした!次のターンのダイレクトアタックで決まりだぜ!」



雪乃「彼のLPとコナミのフィールドのジェネクス・コントローラーの攻撃力は共に1400、致死量に届いてるわ…!」


ブォォオオオオーーーーー!!


ボマー「私は…………私は負けられんのだ………!ゴドウィンを殺すまでは……!」ブォォオオオオーーーーー



ボマー「永続トラップカードを発動!バサラ!」カチッ



バサラ
永続罠
1ターンに1度、トークン以外の自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する事ができる。
リリースしたモンスターよりレベルの高いモンスター1体を破壊し、
そのコントローラーに800ポイントダメージを与える。


コナミ「何……!?」






遊星「ボマーにはまだ次の策が………!?」


ボマー「このカードは、私のモンスターをリリースし、それ以上のレベルを持っているモンスターを破壊する!」



ボマー「私はネクロ・ガードナーを召喚!」バッ




《ネクロ・ガードナー/Necro Gardna》 †
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻 600/守1300
相手ターン中に、墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
このターン、相手モンスターの攻撃を1度だけ無効にする。



コナミ「またそいつかよ………!」


ボマー「バサラの効果を発動!☆3のネクロ・ガードナーをリリースし、☆4のサムライソード・バロンを破壊する!」バッ



ドゴォオォォォオォォォオオン!!



バロン「ぐああぁぁあ…!!」


ボマー「そして、破壊されたモンスターのコントローラーには800Pのダメージを与える!」



コナミ「うおおぉおおおーーー!!?」LP1500→700 ドオオオォオーーーーー!!



雪乃「くううううぅ…………!」ドオオオォオーーーーー!!!







クロウ「コナミーー!」


遊星「く……流石はボマー、コナミのモンスターを減らしダメージを与えたうえ、次のターンの防御策を作り上げた…!」



コナミ「ぐ…………おっとと……!」ブォォオオオオーーーーー



雪乃「残りのLPは700………!」ブォォオオオオーーーーー



ボマー「さすがのお前もここまでだ、次の攻撃は確実に躱せない」



コナミ「ち………だがボマー!お前の心臓の鼓動も、刻々と弱まってきているんじゃないのか!?」



ボマー「何…?」



コナミ「ネクロ・ガードナーで防げる攻撃は一度だけ、次の俺のドローでモンスターを引いたら俺の勝ちだ!」


ボマー「……ふん………ならば引いてみるがいい!」



雪乃「コナミの言うとおり……けど…攻撃力1400以上のモンスターじゃなければいけない……」



遊星「…………引けるか…!?」



クロウ「くそ………!最後の最後まで展開が読めねえな………!」



コナミ「おもしれえじゃねえかよ………!やってやるぜ!」



ボマー「私はターンを終了する」手札0






コナミ「俺のターン!」


ブォォオオオオーーーーーーーーーー!!


遊星「………………」




クロウ「……………」



ボマー「…………」



コナミ「………………っ」



雪乃「………?…どうしたの……?」



コナミ「く…………情けない話…内心………今…かなり俺はビビってる……!」ブル…



雪乃「……………………コナミ」



コナミ「くそ…………カードを引く右手が震えるぜ…………!」カタ………カタ………



コナミ「くうぅうう………………」ギュッ…


ブォォオオオオーーーーー!



ボマー「…どうした?早く引け、その一枚は我々の運命を決める神からの施しなのだ」




コナミ「う、……うるせー!引いてやるからちょっと待っとけ!武者震いが収まるのをな…!」カタ…カタ……






コナミ「……………よし…………俺の……ターーン!」グッ



うぉぉおぉぉぉぉぉぉお………………! うぉおぉぉぉおおぉおおお…………!!



コナミ「!?……この呻き声は………?」



クロウ「な、何だぁ……!?悲痛な声が聞こえやがる……!」


雪乃「う……………い、一体…なに…!?」



遊星「…………!みんな、地縛神だ!奴の体をみろ!」



コナミ「え……?」サッ



Chacu Challhua「………くるしぃ…………よぉぉ………たす………けぇ………」ズズズズズズズ……!!



クロウ「!?何だ………人々が…………!」



雪乃「まさか………生贄になってしまった者の悲痛の叫び………!?」



遊星「おい!ボマー!見るんだ!地縛神を見てみろ!」



ボマー「なに?地縛神を…………?」サッ






Chacu Challhua「たすけて…………たすけてぇ………けて……くるし…………ぃ…」



ボマー「!!?な………何だこれは………!この声は…!」



コナミ「く…………心にくる声だな………」グッ


ボマー「なぜ………なぜChacuChallhuaの中で………こんな声が………」



Chacu Challhua「………たすけ…………て………たすけて……………」



ボマー「は!こ………この声は……………まさか…!?」



ボマー「ば、バカな…………何で聞こえるのだ……!村の…私の村の人々の……声が……!」



遊星「!なんだと!?…」



クロウ「そ……それじゃこの地縛神は…………ボマーの村の住人を生贄に召喚されたってのか!?」



雪乃「なんて………悲しそうな顔…………」



ボマー「あ…………あぐううぅぅ…………そ、そんな……では…私は何のために………!?」カタカタ……



ボマー「わ…私の村を襲ったのは……シグナーではなく……ダークシグナーの方だと言うのか…………!」カタカタカタ……


コナミ「…………ボマー」



ブォォオオオオーーーーー!




遊星「ボマー!分かっただろう!これ以上の戦いは無意味だ!」



ボマー「……………遊星」



遊星「デュエルを中断しよう!まだ間に合うはずだ!」



ボマー「…………………すまない…遊星…」



遊星「謝らないでくれ!ボマー!早く中止を……!」



ボマー「…………う……うぐぉおお!?おおおおぉおぉおおおおぉおぉぉぉお…………!!??」ズアアアアァアアァアアァァァォォ………



クロウ「何だ………ボマーが……!?」


ボマー「…………この男に続ける意思が無いのならば……私が代わろう…」ズズズズズズズ……



遊星「貴様…………誰だ!ボマーじゃないな!」



ボマー「私は…冥界の王…!」



コナミ「王だと…………?」


ボマー「さあ……続行するぞ、コナミ、貴様のドローフェイズだ………」



クロウ「な、何者かに乗っ取られちまったのか……!」




コナミ「く、てめえ!ボマーはどうした!?」



ボマー「精神の深層部で寝ている、このデュエルが終わるまでは目覚めはしない」


クロウ「くそ…………これじゃ…倒すしかねえ……!」



遊星「く………………コナミ!頼む!」



コナミ「遊星……………!」



遊星「ボマーを………解放してやってくれ!勝ってくれ…………!」



コナミ「………ああ………俺が勝たなきゃ救えない……!」



ボマー「さあ、ドローしろ、放棄するならば私のターンだ」



コナミ「…………お、俺の…………ター……」


ギュッ


コナミ「!?……手を………」


雪乃「………コナミ、安心して」


コナミ「ゆ……雪乃」



雪乃「負けて………消えるなら、私も一緒に消えてあげる……一人にはしないわ……」キュゥゥ……


コナミ「…………あ………お前……」





雪乃「…………っ」ブル……


コナミ(!ふ…震えている……こいつは………何歳だ……俺とそんなに変わりはしないだろ…おそらく16・17あたり………)



コナミ(………そうだ……後ろに…雪乃が乗ってる………俺はこいつの命を預かってるんだよ…!)


コナミ(俺がビビってる場合かっての!)


バチーーーーン!!


雪乃「!?」ビクッ



コナミ「く………強くやりすぎた………が!」


コナミ「……へ、迷いは消えたぜ…ありがとよ…」ヒリヒリ



雪乃「え…ええ、コナミ………両頬が真っ赤よ…?」



コナミ「いくぜ!俺のターンだ!」



遊星「頼む………コナミ…!」



コナミ「ドローだあああぁ!!」シュッ!


ボマー「………」


コナミSC3→4
ボマーSC8→9



クロウ「………………」


遊星「………………」



コナミ「…………………っ!」



UFOタートル


コナミ「……ッッ!ありがとよぉーー!」



コナミ「UFOタートルを召喚!」バッ!



《UFOタートル/UFO Turtle》 †
効果モンスター
星4/炎属性/機械族/攻1400/守1200
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキから攻撃力1500以下の炎属性モンスター1体を
表側攻撃表示で特殊召喚できる。



ボマー「なにぃぃ…………………!」


クロウ「よっしゃああああぁーーーー!!」


遊星「やったな…………コナミ!」



コナミ「今助けてやる…!俺はUFOタートルでボマーにダイレクトアタック!」


タートル「おおぉーーーー」ゴオッ


ボマー「く………墓地のネクロ・ガードナーの効果を発動!このカードを除外して攻撃を無効にする!」


ガキィィィィイイィン!!




コナミ「そして!ジェネクス・コントローラーでダイレクトアタック!」


コントローラー「ウイイィイィン!」攻1400


ボマー「うおおぉぉぉおおぉぉ…………!!?」LP1400


ドゴオオォォオオォオォオオオーーーーー!!!



ボマー「ぐああぁーーーーーーーー!!!!!」LP1400→0 ピーーーー


ギャギャギャギャギャギャギャ!!!!!



遊星「ボマーーーーーーーーーーーーーー!!」


ガシャアァァァァアーーーーーン!!



……………………………………………………………………………………………………………………




シュウウゥゥウウウウゥゥ……………


ボマー「ぐ…………う…………!」ガララ……


クロウ「ボマーが瓦礫に………!」



コナミ「ボマー!…………」



今回はここまででー


コナミのD・ホイールは現在は遊星のとあまり変わりません
遊星号が青くなった感じです………


これから強化していく予定です

ダグレ「女戦士のふとももprpr」
ライグレ「 きみ、いいからだしてるね。ライトレイチームにはいらないか? 」


ゴォォーーーーーーー!!

ギギギギィィッ……


遊星「ボマー!無事か!?」



タタタタタッ


クロウ「ボマー………おい!しっかりしろ!」


ボマー「ぐぅう…………!」ガララ……



コナミ「ボマー!死ぬんじゃねぇー!タタッ


ボマー「く…………コナミ………見事だった………」


コナミ「もとに戻ったか………!いま瓦礫をどかすからな……!」


ガララ…


コナミ「くそ………!重っ!」げしっ!


ボマー「もういい…コナミ………わたしはすぐに消滅する…………デュエルに負けたのだから……」



遊星「そんな…ボマー…」


ボマー「だ…だが…これでいいのだ、これで…村の人々は……………元に戻れる筈………」


雪乃「………………」








遊星「ぐ……………死ぬな!ボマー!」



ボマー「遊星…………お前の言う通りだった………復讐は………何も生みはしない…辞めるべきだったのだ……」



コナミ「ぐぐぐぐぐ………!無理、重すぎ、クロウ!手伝ってくれー!」ガララ…



クロウ「あ、ああ!」タッ



ボマー「遊星…………ダークシグナーを倒すのだ……世界を…………救ってくれ……」


遊星「!諦めるな!ボマー!」



ボマー「さら……ば…」シュゥゥゥウウウゥゥウ…………


サラサラサラサラサラ……………………


遊星「ボ…………ボマー…………くそっ!」



コナミ「あ!ボマーーーーーーー!!」



クロウ「消えちまった……………」



雪乃「これが…………敗けた者の末路………」


コナミ「ちくしょおぉ…………!許さん!……誰が悪いんだ!」


クロウ「俺も胸糞悪いぜ……………!」



遊星「ルドガー…………奴がリーダーだ………!俺も許さない……!」


……………………………………………………………………………………………………………………



ブオオォォオオオオオォ………………………


遊星「…………」ドルルルルルゥゥウン……



クロウ「遊星、行くのか?鬼柳のところに」



遊星「ああ、俺の戦いはまだこれから、少し寄り道しすぎた」


クロウ「そっか………俺たちも後からついて行くよ、負けんなよ!」



遊星「ああ、必ず鬼柳を……救い出してみせる!」ぐいっ


ブォォオォォォオオォォォーーーーーーーー!!!



クロウ「…………………遊星、まだ鬼柳の事を諦めてねえのか……」



コナミ「………………ボマー………」



カサッ


コナミ「?………カードだ…ボマーのか……?」



急降下ボム



コナミ「……………………使わせてもらうぜ、ありがたく」ピッ


ブウウゥウゥゥウーーーーーーーーーン



コナミ「ん?」






キキキキイィィイイイイッッッ!!!


牛尾「無事だったかお前ら!」ガチャッ



コナミ「げ、お前は確か………牛尾!セキュリティの!」


牛尾「安心しろ、もうお前を捕まえやしねえ……………クズ野郎なんて言って悪かったよ……」ボリボリ


コナミ「!?………何があったんだ………」



牛尾「何でもいいだろ、俺は認識を改めた」



龍亞「コナミ!無事だったんだね!」ガチャッ


龍可「心配したわ」ガチャッ


コナミ「あ…お前ら、再開してたのか」



あげは「……………」ガチャッ



コナミ「あげはもいたか、みんな無事で何よりだ」


あげは「大変な事になってるね…」


コナミ「…ダークシグナーに会ったのか、本当だよ、早く何とかしないとな」


クロウ「お、またダークシグナーか?」


コナミ「いや、仲間達だよ」





……………………………………………………………………………………………………………………


龍亞「そっか………遊星が戦いに………」



クロウ「ああ、そろそろ俺たちも行かねえと…もう始まってるかもしれねえ」


龍可「ジャックとアキさんは…大丈夫かな」



雪乃「アキさん?………まさか十六夜アキさん?」



コナミ「お、何で知ってんだ?まさか…元クラスメイトか?」



雪乃「いえ…アカデミアで彼女を知らない人はいないわよ」



あげは「十六夜さんが…………闘ってるの?」


龍亞「うん………シグナーなんだ、アキ姉ちゃん…」



コナミ「たしかにな…………そっちも心配だ……」



クロウ「でもそいつらどこに居るか分からないだろ」


牛尾「深影さんに連絡を取ればわかるが…………」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………!!!




コナミ「おおお……!?何だ?地震か………」


クロウ「い…いや、これは……………あ!あれを見ろ!」


牛尾「あぁ!?……何だあの地上絵は!……………」


龍可「誰かがデュエルを始めたんだわ………!」



龍亞「あの地上絵何?………………ガチャピン?」


雪乃「確かに……………ガチャピンに見えなくもないわね」



クロウ「…………あれは鬼柳のアザだ…………つまり…遊星が戦いを始めたんだ!」



龍亞「遊星が!?早く行こうよ!」



牛尾「あ、ああ、そうだな!」


あげは「………チャンピオンが…」



グラグラグラグラ………!!


クロウ「とと…………ここは不安定だな…………さっさと行かねえと」



ブォォォオッ! ダン! ブォォオォォォオオォォォーーーーーーーー!!!



コナミ「あ!クロウめ、我先にと!」




雪乃「コナミ、私たちも早く行きましょう」



コナミ「ああ!俺のDホイールは………」キョロキョロ



あげは「え?これでしょ」カラカラ…



コナミ「おお!俺のホイール!そんなところに」



あげは「まったく、大切なものなら目を離しちゃ駄目だよ」カラカラ…



コナミ「悪いなあげは」スタスタスタッ



グラグラグラグラ………!!



龍亞「うわっ!ここ危ないよ、早く移動しよう!」フラフラ



龍可「崩れちゃうかも……」フラフラ


コナミ「おっとと!あぶねえっ」フラッ


あげは「ちょっ、危ない!」



ムニッ


コナミ「ふう………すまんあげは…………………ん?」



あげは「危ないなぁ……………ん?」


ムニ………ムニ……



龍亞「コナミ………それはないよ」



龍可「この非常時に………サイテー…」



雪乃「………………………」ズズズズズズズ………














コナミ「…………」


あげは「………………」


コナミ「……………え?」


あげは「……………………ッ!////」



バチィイーーーン!!


コナミ「がべらっーー!!!」ズザアアアァァァァア!



あげは「さ、最低だよっ!地震に応じて…ぼ、ボクのっ……////何回も触るなんて!」


コナミ「ちゃうねん………事故なんだ……故意は無いんだ…………!」ヒリヒリ…



あげは「ううぅぅぅうーーー…………//////!!」ベシベシッ



コナミ「痛っ!ま、マジで!ちょっ!」


牛尾「おい………コナミ、俺の前でやってくれるじゃねーか」カチャッ



コナミ「え!?なにその手錠は………!事故だって!信じろ牛尾!」


龍可「……………」



龍亞「……………」






あげは「………………///」カアアァ……


牛尾「…………」


龍亞「……」


龍可「………」



コナミ「なぜ俺は…………ゴミを見るような目で凝視されている…………事故だ………許してくれ………」



雪乃「………ゴミ、いえ、コナミ」スタスタスタ



コナミ「え?ごめんいま暴言が聞こえた…………」


雪乃「安心して、私は分かっているわ、あれは事故よ」スタスタスタ


コナミ「そうだろ?さすが雪乃………、手かしてくれないか、立ちたいから」スッ



雪乃「え?きこえないわ」グリッ



コナミ「!?ぐええぇぇぇ……!?ちょっ、何やってんのお前……!ローファーで腹踏むなあぁぁ!!ぅげええぇぇ!」グリグリ…



雪乃「ふふふふふふ」グリッ



コナミ「がっ両足で乗るなっ!ぐおおぉぉぉ…………!!!で、出る……口から何かが………!」グリグリ…



雪乃「すべて分かってるわ、安心してコナミ」ピョンッグリッピョンッグリッ



コナミ「腹の上でジャンプすんなぁぁ!ぐげええぇぇ……!!命がけの戦いをした者にこの仕打ち!」ガハッ



龍亞「………………コナミ痛そう、なにあれ?」



牛尾「さあな…………愛の形じゃないか?」



龍亞「へー!あれが愛なんだ!」


龍可「………………」(龍亞が間違った知識を………なんとかしないと)



あげは「…………////」


………………………………………………………………………………………………………



鬼柳「ひゃははははは!いくぜ遊星!チームサティスファクションのラストデュエルだ!」



遊星「鬼柳!俺は…………お前を絶対に救ってやる!」


ブオオォォォーーーーーーーーーーーー!!!!


「「ライディングデュエル、アクセラレーション!!!」」



クロウ「…………遊星……………負けんな…!」



………………………………………………………………………………………………………



ジャック「……あれは……ついに遊星と鬼柳が………」ブオオォォォーーーーーーーーーーーー


………………………………………………………………………………………………………



アキ「遊星………………負けないで」



深影「アキさん、私たちもそろそろ着きます」ブウウウゥウーー!



ナオミ「お姉さまは私が守って見せます!」ギュッ


深影「ふふ………随分と想われてるわね」



アキ「…………………ええ…………そうですね…」






………………………………………………………………………………………………………


コナミ「ぅぐ…………死んだとおもった……」フラフラ



雪乃「安心して青葉さん、あの変質者は退治したわ」



あげは「あ、ありがとう藤原さん」


牛尾「ま…今回はこれくらいで許しといてやるか」



龍可「………」



龍亞「コナミ、大丈夫………?」ヒソヒソ



コナミ「く……………絶対アザになってるね、痛た…………はっ!これで俺もシグナー!?」



龍亞「え!?ほんと!?お、俺もアザ欲しいー!」



龍可「龍亞!コナミの言う事を本気にしたら駄目よ!」



龍亞「う…………」



コナミ「ほら!こんなことしてる場合か!行こうぜ!遊星の所によー!」ブウウウゥゥゥウウウゥ………


牛尾「ああ……………そうだな」


あげは「………まったく」スタスタ……


………………………………………………………………………………………………………


今回はここまででー




ブオオオォオオオォォォォォオオーーーーーーーーーー!!!


鬼柳「遊星……………楽しかったよなぁあ!あの頃はよぉぉ………」



遊星「鬼柳……………俺がお前を………俺のせいでここまで…………!?」



鬼柳「あぁ……全部てめえのせいだ、てめえがあの日俺をセキュリティに売り渡したから!俺はこんなダークシグナーなんかになってまでてめえをぶっ殺してやりたいと思ったんだ!」



遊星「あの日………ち、違うんだ鬼柳!俺はお前を…売り渡してなんかいない!」



鬼柳「言い訳すんじゃねえよ!俺は見てんだよ、俺が連行される直前、てめえがセキュリティと仲良く喋ってんのをなぁ!」



遊星「あれは……そんなんじゃ無いんだ!信じてくれ…………!」



鬼柳「行け!ワンハンドレット・アイ・ドラゴン!」バッ


遊星「鬼柳……………!!くそっ!」ブオオォォオーーー!!




クロウ「遊星……………」



ブオオォォオーーー!!

ギギギギィィ……!


コナミ「クロウ、どうだ!?」タタッ



クロウ「ああお前ら、今の所は五分って所だが………」


コナミ「鬼柳……………!!」



龍亞「遊星!頑張れー!」


龍可「遊星!」



クロウ「く…………鬼柳の誤解を解くことができりゃあ……!」



コナミ「?鬼柳の誤解ってなんだよ」



クロウ「鬼柳は、遊星があの日、セキュリティに自分を売り渡したと勘違いしてやがるんだ…」



コナミ「あの日って…鬼柳が捕まった日か?」



クロウ「ああ、お前はなぜかあの日居なかったけどな」



コナミ「あの日は……………カード集めしててごめん……」


クロウ「いや、…結果的には居なくて良かったんだけどよ」



コナミ「…鬼柳の誤解を解くか………あんな何年も前のこと今更解けるのか……」


クロウ「遊星にまかせるしかねえ…」



コナミ「………あ!……そうだ、思い出の品を見せれば……」



カパッ ゴソゴソ



コナミ「俺のDホイールはサドルが開いて中にものを入れられる仕掛けになってんだ」ガサガサ



クロウ「………何が入ってんだよ?」



コナミ「見ろ!満足ジャケットだ」バッ



クロウ「ああ!懐かしいなおい!」



コナミ「お前らがチーム解散とか言って脱ぎ捨てるから、俺が拾っといたんだ」


クロウ「すげえ…ちゃんと俺と遊星、鬼柳にジャック、コナミの5着あるじゃねえか」



コナミ「これを鬼柳に見せれば、あるいは」



クロウ「……うーん……正直意味ないと思うが……」



コナミ「いやいや、これ鬼柳考案のジャケットだから思い入れ大きいかも」



クロウ「………」



コナミ「俺が今からこれを鬼柳に見せてくる!待ってろ鬼柳ー!」ブオオォォオーーー!!



クロウ「あ、コナミ!…………しゃあねえな…」



龍亞「ねえ、あのジャケットなに?」



クロウ「ん?あれはな……若気の至りが生み出した負の遺産ってところだ」





………………………………………………………………………………………………………………………………



鬼柳「行くぜ遊星……!地縛神Ccapac Apuで攻撃だ!」



Ccapac Apu「ぁああぁぁぁぁぁ…………!」ゴアアアァッ


遊星「ぐっ………!ぐああぁあ……!」LP3400→3000


クロウ「あっ!遊星ーーーーーー!!」


遊星「まだだ…………!鬼柳!俺が…お前を助け出す……!」



遊星「俺の……ターンだ!」



コナミ「あの地縛神がいる場所に鬼柳と遊星が居る!遠いなー!」ブオオォォオーーー!!



龍亞「あああああ………地縛神が出てきちゃったよー……遊星ー!」



雪乃「あのモンスターをなんとかしなければ……」



あげは「でも…………攻撃力3000なんて」



牛尾「くそっ!……なんとかしてくれ遊星………!!」



遊星「俺は………負けられない…!鬼柳のため……仲間のため…!」






カアアァァァアアァァッッッッ!!!


龍亞「な、なに!?」



龍可「アザが…………遊星に集まって行く………!」



雪乃「あ…………あれは?」


クロウ「なんだ……!?」



…………………………………



ジャック「アザが…遊星を求めている……!」



…………………………………



アキ「遊星…………私たちの力を使って…!」


……………………………………


遊星「俺に………アザが集まった………!そうか…これが仲間の………!」



鬼柳「なんだ………!何をしている………!?」



遊星「鬼柳!このドローが………お前を救う一手だ!」



遊星「ドロー!」カッ!



救世竜セイヴァードラゴン


ブオオォォオーーー!!



コナミ「よっしゃ追いついた!」ブオオォォオーーー!!


ミス >>472 遊星のLPは残り400ってことで


遊星「俺は、救世竜セイヴァードラゴン召喚!」バッ



セイヴァー「へーい」


遊星「☆8のスターダストドラゴンと☆1のスターダストシャオロンに、☆1のセイヴァードラゴンをチューニング!」



☆8+☆1+☆1=☆10


遊星「集いし星の輝きが、新たな奇跡を照らし出す。光さす道となれ!シンクロ召喚!…………………光来せよ、セイヴァー・スター・ドラゴン!」



ゴオオォォオオオオオォオォォォ!!!!


セイヴァースター「オォォオオォォオロロロオオーーーーーー!」



《セイヴァー・スター・ドラゴン/Majestic Star Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3800/守3000
「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+「スターダスト・ドラゴン」
+チューナー以外のモンスター1体
相手が魔法・罠・効果モンスターの効果を発動した時、
このカードをリリースする事でその発動を無効にし、
相手フィールド上のカードを全て破壊する。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
その効果をエンドフェイズ時まで無効にできる。
また、この効果で無効にしたモンスターに記された効果を、
このターンこのカードの効果として1度だけ発動できる。
エンドフェイズ時、このカードをエクストラデッキに戻し、
自分の墓地の「スターダスト・ドラゴン」1体を選択して特殊召喚する。


鬼柳「な………なんだこいつはぁあ……!!」



クロウ「あのモンスターは!?」



龍亞「すげー!遊星!」



雪乃「なに………?あれも見たことの無いカード…」



あげは「もう慣れたけどね…」




コナミ「おお……!なんだあれは…!」



遊星「このモンスターこそ!鬼柳、お前を救うモンスター!」



鬼柳「ぐっ………!」



コナミ「鬼柳ー!遊星ー!」



遊星「!?コナミ…!」



鬼柳「!……………コナミ………!?…その手に持ってるのは……………!」



コナミ「鬼柳!忘れたか!このジャケットは、俺たちの絆の証じゃねーか!」バッ



鬼柳「満足ジャケット……!コナミ…お前は捨ててなかったのか………!」



コナミ「俺のだけじゃねえ!全員分あるぜ!」バッ



鬼柳「ああぁ…………!」



コナミ「思い出せ!楽しかった日々を!」




遊星「コナミ…!そのジャケットを……!」


コナミ「受け取れ遊星!」バサッ



遊星「ああ!」ガシッ


スルッ



クロウ「遊星が!…………ジャケットを着た…!」



龍亞「かっこいいー!遊星!」



龍可「かっこいい………?本気?」



あげは「……………なにあれ?」



雪乃「なかなかいいセンスね」



あげは「!?」



コナミ「鬼柳!お前も受け取れぇ!」バサッ



鬼柳「く………!これが再び俺の元にくるとは……」パサ…







鬼柳「く……………!」



遊星「鬼柳……!信じてくれ!俺は…お前を売ったりしない…!」



鬼柳「くううぅぅう………………!!」



コナミ「俺も久しぶりに着てみるか」サッ



クロウ「………………」



龍亞「ねえクロウ、クロウは着ないの?その持ってるジャケット」



クロウ「お……………俺は…!」ブルブル…


龍可「やめなさいよ龍亞、困ってるでしょ」



クロウ「…………………!うぉぉおおー!!俺だって仲間だ!着てやらあぁああーー!」バサ



コナミ「クロウも着たか!ジャックは……………ここに居なくて残念だな…」



鬼柳「こ、これ………は…チームサティスファクション…………復活か…………?」





コナミ「ああ!鬼柳!俺たちはチームだ!仲間だ!」



遊星「そうだ……!信じてくれ、鬼柳ーーーーーー!!」



鬼柳「お前ら…………!ま、まさか……!?俺は…とんでもない勘違いを…………!?」



クロウ「!……鬼柳の疑心が……消えてきてるぜ」



コナミ「鬼柳!このジャケットこそ、俺たちのつながりのすべてだろーが!」



遊星「お前が俺たちのために…実費をはたいて作ってくれたこのジャケット…!忘れる訳がない!」



鬼柳「…………………遊星、……コナミ」



クロウ「俺だって仲間だぜ鬼柳ーーーーーー!!」



鬼柳「クロウ…………お前ら」



遊星「まだ俺たちは間に合う!デュエルを中断しよう!」



鬼柳「ぐっ………!」



鬼柳「俺は………チームサティスファクションの………ラストデュエルを…!」



遊星「それならば鬼柳!こんな、命がけのじゃない、もっと楽しいデュエルをしよう!」



コナミ「そうだー!地縛神なんて捨てちまえ!」


クロウ「鬼柳!」



鬼柳「お、お前ら…………!!?ぐああぁぃああああぁ……………!!!!!??」



遊星「!?どうした鬼柳!」



鬼柳「があああぁぁああああぁああ………!!!!!」



クロウ「ま、まさかこれは」




コナミ「ボマーの時と同じ…!?」



鬼柳「あぁぁぁあ………!!」



遊星「まさか……!?強制的に……!」









鬼柳「…………ああぐ…!」ガク


遊星「鬼柳!冥界の王なんかに負けては駄目だ!目を覚ましてくれ!」



鬼柳「……………この者に闘う意思が無いのならば…我がデュエルを進めよう…」ズズズズズズズ



コナミ「鬼柳!くそ……!またてめえか!冥界の王…!」



クロウ「今度は鬼柳に憑依しようってのかよ!」



遊星「鬼柳………!冥界の王……!許さない!」



鬼柳「さあ、デュエルを続けるぞ、お前のターンだったな」



遊星「俺のターン………バトルフェイズか…」



鬼柳「我のフィールドの地縛神、これをなんとかしなければお前の負けだ」



遊星「俺が勝てば………鬼柳は…!」



クロウ「きたねえ……!ちくしょう」



コナミ「鬼柳を倒すしか無いのかよ…!?」






遊星「く…………くううぅ………!」



クロウ「……………遊星…」



コナミ「……………」



遊星「俺は!セイヴァースタードラゴンの効果を発動する!」バッ



龍亞「セイヴァースターの効果!?」



遊星「このモンスターは、相手モンスターの効果を無効にし自分のものにできる!サブリメーションドレイン!」バッ



遊星「これで俺は、地縛神の効果を無効にする!」



鬼柳「なに?!地縛神の無敵の効果を……!?」



セイヴァースター「オオォォォォーーーーー!!」ギュイイィイイイ!!


Ccapac Apu「おおおぉぉお!!!?」



遊星「これで地縛神は、攻撃対象にすることができる!」



鬼柳「なんだとぉおおおぉ………!?」LP2800










クロウ「やるのか!遊星……!」



コナミ「これで………勝ちだが…!」



遊星「………………鬼柳…!行け!セイヴァースター!CcapacApuに攻撃だ!シューティング・ブラスター・ソニィイイィック!!!」


セイヴァー「おおぉおお!!!」ゴオオオォオオ!!?!



ドゴオオォオォォォォォオオオン!!


Ccapac Apu「おおおぉぉおーーーーー!!!」ドーーーーン!!


遊星「そして、吸収したCcapac Apuの効果を発動!………破壊したモンスターの元々の攻撃力分、相手にダメージを与える!」



鬼柳「な……ぐああぁぁあああぁあぁぁぁああーー!!!」LP2800→0 ズオオォォオオオオーー!



龍可「遊星が勝ったわ!」



牛尾「よっシャア!やったぜ!」



あげは「ふうう……とりあえずは一安心だね」



雪乃「ええ………でも…………コナミ達にとっては…悲しい勝利になりそうね…」



鬼柳「ぐああぁあああああぁ……!」ガシャアン!



コナミ「鬼柳ーーー!」



今回はここまででー


鬼柳&満足ジャケット



クロウ「やべえ、鬼柳がクラッシュしやがった!」


遊星「鬼柳!しっかりするんだ!」キキィイ……タタタッ



コナミ「大丈夫かーーー!」キキィイ……タタタッ



鬼柳「ぐ……………ぁ…」



遊星「意識はあるか!?鬼柳!俺は………仲間は見捨てない…!」ギュッ



鬼柳「ぐっ………!へ………満足ジャケットが……いい塩梅にクッションになった………そんなに怪我はしてねえよ…」ぐぐ…



遊星「嘘をつくな!ボロボロだ、あまり喋っちゃ駄目だ!」



コナミ「鬼柳!」タタタッ



鬼柳「遊星…………コナミ…クロウ…………俺は…お前らに詫びなきゃならねえ…」



鬼柳「ダークシグナーになってまで…願った…チームサティスファクションのラストデュエル………」



鬼柳「それが……こんな事になっちまうなんてよ……」



コナミ「鬼柳…………」




遊星「やめてくれ鬼柳………!お前は悪く無いんだ………!俺だ…!俺が……あの日……!」



鬼柳「へ………へへ…………ダークシグナーになったのに………」



鬼柳「憎みきれなかった………お前を…」



鬼柳「カッコ悪いよな………こんなんじゃ……」シュウウゥゥゥウ………



コナミ「鬼柳が消えちまう……!ボマーの時と同じだ……!!」



遊星「待ってくれ、行かないでくれ鬼柳……!!」



鬼柳「満足…………できねぇ………ぜ…」シュウウゥゥゥウ………



しゅううううぅぅぅぅぅううぅぅぅぅ…………………



ぅぅ…………………




コナミ「き、鬼柳…………」



遊星「………鬼柳ぅうぅーーーーーーーーーー!!!!」だんっ!だんっ!



クロウ「ぐ…………デュエルに負けたから………!」



コナミ「よくも鬼柳を……!ダークシグナー…………決して許すまじ……!!」ぐっ!




遊星「鬼柳………!お前は…俺の仲間だ……!」



遊星「俺は…仲間のため……………お前のために…!」



遊星「絶対に……………ダークシグナーを倒す!」



遊星「鬼柳!………鬼柳…………!く………ジャケットに誓う…!」バサッ



コナミ「俺も、このジャケットは一生俺の宝だ、捨てたりするもんかよ」バサッ






クロウ「ああ…………………鬼柳の仇は……ぜってぇとる!」



………………………………………………………………………………………………………………




カチッ


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………!!!


ズウウウゥウウウン!!



遊星「これで………残るダークシグナーは3人…」



クロウ「あ、見ろよ」ピッ



「なんだ……?あれ……」「ここは…………そういえば俺たち……」「黒い霧に………?あれ」



雪乃「生贄になった人々が、元に戻れたようね‥」


遊星(そうか………と言う事はマーサとラリーも………)



龍可「これからどうするの?」



遊星「他の二人が心配だ………向かってみよう」





牛尾「深影さん、大丈夫かな………」


スススーーーーーーー…………スポッ



牛尾「うぐっ!?」ガクッ


龍可「!?どうしたの牛尾さん?」



龍亞「牛尾のおっちゃん………!?」



遊星「……………どうした?」




コナミ「おい、牛尾ー?」


牛尾「………………………………」ズズズズズズズズ………



クロウ「様子がおかしいぜ……!?」


遊星「!お前達、そいつから離れろ!そいつは牛尾じゃない!」



双子「ええ……?!??



牛尾「ふ…………ふふふふ……久し振りだな、不動遊星」



遊星「お前は………まさかルドガー!?」



コナミ「またダークシグナーか…あっちからくるとはな」



クロウ「おい!牛尾を操ってなにしてんだ!」






牛尾「次の相手はわたしだ遊星……ふふふ」



牛尾「わたしと戦いたければ旧モーメントに来るがいい」



遊星「旧モーメントに………?」



牛尾「待っているぞ………………………………ん?あれ、お前ら…どうした?」



クロウ「ち………もう操作を切りやがったか」



あげは「なんか……ヤバそうな雰囲気だったね」



コナミ「まさか………親玉的そんざいか?」



遊星「ああ…………………俺は旧モーメントに行く!ルドガーとの決着をつけるために!」



クロウ「旧モーメントか…」



コナミ「俺たちも行くぞ」


ブウウウゥゥゥウウウゥ………



ブォォオオオーーーーーーーーーーー!



…………………………………………………………………………………………………………………


旧モーメント入口



ブォォオオオーーーーーーーーーーー!

キキィイ!!


遊星「…………ここだ」


コナミ「ここにダークシグナーがいるのか」



クロウ「…………なあ、お前らそろそろそのジャケット脱いでもいいだろ?」



遊星「ああ……そうだった、コナミ、この俺たちの絆の証、また持っててくれないか」スッ



コナミ「ああ、またDホイールの中に入れておくぞ」スッ かぱっ カシャン



龍亞「なんだ、なかなかカッコ良かったのに」



雪乃「残念ね」



龍可(青葉さん、あの二人のセンス変じゃない?)



あげは(うん…藤原さんは女優志望なのにあのセンスのままでいいのかな…)



遊星「よし、行こう」スタスタ…





内部


カツーン カツーン………



遊星「………ここが旧モーメント…」スタスタ…



龍可「なんか…暗くて怖い…」



龍亞「あ、安心してよ龍可!俺が守って見せるから!」



牛尾「へ、そりゃ安心だな」


雪乃「幻想的ね…下から吹き出てくる虹色のエネルギー…」


あげは「ううぅ……」



コナミ「………………ん?クロウは?」



あげは「あれ?そういえば居ないね……」




ルドガー「きたな遊星」カツーン


遊星「!ルドガー!」



ルドガー「ふふふふ………かつての仲間を地獄に突き落としたか」




遊星「違う!俺と鬼柳の間に、憎しみ合う理由はなかった!」




遊星「お前達ダークシグナーが俺たちの誤解を利用したんだ!」



ルドガー「ふふ………最初からお前達は命をかけて憎しみ合う運命だったのだ」



ルドガー「憎しみと悲しみに彩られた火花を撒き散らしながら破壊のモーメントを回す!」



ルドガー「わたしと不動博士のようになぁ!」



遊星「く………!ルドガー!貴様のした事を絶対に許すわけにはいかない!」



ルドガー「新たな可能性の前に多少の犠牲はつきものだ、ふふ」



遊星「ルドガー!貴様は狂っている!」



コナミ「ああ!狂ってる!」


あげは「ちょ!今はキミは黙ってなって!」ぐいっ



遊星「………………これ以上お前の好きにはさせない!」カシャンッ



ルドガー「ふふふふ………お前もこの光の中に葬ってやる」カシャンッ




牛尾「デュエルが始まるか……!」


龍可「う………あの人からは……すごく嫌な気配を感じる…」



龍亞「遊星一人で………大丈夫かなぁ……」



コナミ「俺も混ぜろ遊星!」



雪乃「え!?」



遊星「コナミ………………」



コナミ「俺もこいつに…鬼柳を利用されてすっげー腹が立ってんだ!協力してあいつを倒そうぜ!」



遊星「…………だが、お前を危険には…」



コナミ「それはもう今更ッてやつだ!」



ルドガー「なんだ……?生贄になりたいのか?貴様も」



コナミ「生贄になんかなるかよ!鬼柳の仇だ!」




コナミ「二人掛かりでボコらせてもらうぜ!」カシャンッ



遊星「…………わかった!一緒に戦おうコナミ!」



ルドガー「ふ………まあいいだろう、ならばわたしのLPは8000Pだ、お前達は二人合わせて4000P、文句はあるまい」



コナミ「ああ、それくらいならくれてやるわ」



牛尾「あいつ…あの自信はどこからきてんだよ」



雪乃「ま……言ったら聞かないタイプだから、やらせるしかないわよね……大丈夫かしら」ボソッ



龍可「で、でも…………遊星一人よりは」



龍亞「そうだよ、心強くなったって!」



ルドガー「ふふ……………二人まとめてモーメントの一部にしてやる」



遊星「行くぞルドガー!俺たちの絆で貴様を倒す!」ビッ!



コナミ「鬼柳の仇……!」


「「「デュエル!!」」」




今回はここまででー

ルドガー



ルドガー「私の先行だ、ドロー」シャッ 手札6



ルドガー「カードを一枚セットする」バッ



ルドガー「ターンエンドだ」手札5



遊星(バトルロイヤルルールでは全てのプレイヤーは一巡目に攻撃できない…)


遊星「俺のターン!」シュッ 手札6


遊星「俺は…マッシブ・ウォリアーを召喚!」バッ



《マッシブ・ウォリアー/Fortress Warrior》 †
効果モンスター
星2/地属性/戦士族/攻 600/守1200
このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。



マッシブ「ウス」



遊星「ターン終了だ」手札5



コナミ「俺のターンだ!」シュッ 手札6



コナミ「俺は舌魚を召喚!」バッ



《舌魚/Tongyo》 †
通常モンスター
星4/水属性/魚族/攻1350/守 800
他の魚を長い舌で捕まえ、エネルギーを吸収する。

舌魚「ぎょっ」


コナミ「ターン終了!」手札5




ルドガー「ふ、私のターンだ!」シュッ 手札6


遊星(このターンから攻撃が可能だ…来るか?)



ルドガー「私はDTスパイダーコクーンを特殊召喚!」バッ


《 DT スパイダー・コクーン》
ダークチューナー(効果モンスター)
レベル5/闇属性/昆虫族/攻撃力0/守備力0
このカードをシンクロ素材とする場合、ダークシンクロモンスターの
シンクロ召喚にしか使用できない。
相手フィールド上にモンスターが存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。

ルドガー「このモンスターは相手のフィールドにのみモンスターが存在する場合に特殊召喚できる」


コナミ「へー………攻撃力0なんか怖くねーんだよ!」


ルドガー「慌てるな……ふふふふ………さらにダーク・スパイダーを召喚!」バッ



《ダーク・スパイダー/Dark Spider》 †
効果モンスター
星1/闇属性/昆虫族/攻 0/守 0
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する昆虫族モンスター1体の
レベルをエンドフェイズ時まで2つ上げる事ができる。



スパイダー「シャー」



コナミ「また攻撃力0か…」


遊星「いや………この展開は」



ルドガー「ダーク・スパイダーの効果を発動!スパイダーコクーンのレベルを2つ上げる事ができる!」バッ



スパイダーコクーン「くぇ」☆5→☆7




コナミ「レベル変更だと………これってまさか」



ルドガー「私は☆1のダーク・スパイダーに☆7のスパイダーコクーンをダークチューニング!」バッ


☆7-☆1=☆6

ズズズズズズズズ カッ!


ルドガー「闇と闇重なりしとき、冥府の扉は開かれる……光無き世界へ!ダークシンクロ!いでよ、地底のアラクネー!」バッ



《地底のアラクネー/Underground Arachnid》 †
ダークシンクロ・効果モンスター
星6/地属性/昆虫族/攻2400/守1200
チューナー以外のモンスター1体−ダークチューナー
このカードはシンクロ素材とする
チューナー以外のモンスター1体のレベルからダークチューナーのレベルを引き、
その数値が−6に等しい場合のみシンクロ召喚することができる。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動する事ができない。
1ターンに1度、相手フィールド上に存在するモンスター1体を
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
このカードが破壊される場合、代わりに装備したモンスターを破壊する。

アラクネー「シャーーーー」


コナミ「うおおお!?キモい!」


遊星「またこいつか……!」


龍亞「うへえええ………でっかい蜘蛛だぁ…!」



雪乃「……………!」ギューー



あげは「?どうしたの藤原さん、さっきから目をそんなに固く閉じて……」




雪乃「蜘蛛だけは………蜘蛛だけは勘弁して頂戴………!」ギューー




遊星「く……まさかこの早い段階でダークシンクロとは…!」



ルドガー「不動遊星……こいつの恐ろしさはよく知っているだろう?」



コナミ「なんだ……?」



ルドガー「地底のアラクネーの効果を発動!遊星のマッシブ・ウォリアーを吸収しろ!」バッ



アラクネー「シャーーー!」シュッ


マッシブ「ウオ……!」べちゃっ



コナミ「ああ!マッシブ・ウォリアーに蜘蛛の糸が!」


アラクネー「シャーーーー!!」


ガシィイン!



遊星「く………マッシブ・ウォリアーが奪われてしまった……!」



ルドガー「ふふふふ………こいつは戦闘ダメージを無効にする厄介なモンスターだからな」



龍可「遊星のフィールドがガラ空きに!」


ルドガー「いくぞ、アラクネーで遊星にダイレクトアタック!ダーク・ネット!」バッ



アラクネー「シャーーーー!!」シュッ 攻2400


龍亞「いきなり2400のダメージはやばいよー!」



コナミ「遊星ーー!」


遊星「俺は!手札の速攻のかかしを墓地に捨て、効果を発動する!」シュッ



《速攻のかかし/Swift Scarecrow》 †
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻 0/守 0
相手モンスターの直接攻撃宣言時、このカードを手札から捨てて発動する。
その攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。


遊星「ルドガー!貴様のバトルフェイズは終了する!」手札4


ルドガー「なるほど……地縛神を意識した構成に変えてきたか………ターンエンドだ」手札4


遊星「俺のターン!」シュッ 手札5


遊星「地底のアラクネー………厄介なモンスターだ」



遊星「ここは…………よし…俺は手札からボルト・ヘッジホッグを墓地に送り、クイック・シンクロンを特殊召喚する!」バッ



《クイック・シンクロン/Quickdraw Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星5/風属性/機械族/攻 700/守1400
このカードは手札のモンスター1体を墓地へ送り、手札から特殊召喚できる。
このカードは「シンクロン」と名のついたチューナーの代わりにシンクロ素材とする事ができる。
このカードをシンクロ素材とする場合、
「シンクロン」と名のついたチューナーをシンクロ素材とする
モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。


クイック「はっ」


遊星「そして、ボルト・ヘッジホッグは俺のフィールドにチューナーモンスターがいる場合に墓地から特殊召喚できる!」バッ


《ボルト・ヘッジホッグ/Quillbolt Hedgehog》 †
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
自分のメインフェイズ時、このカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にチューナーが存在する場合、
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。

ボルト「ちゅー」


ルドガー「う…………」



遊星「俺は☆2のボルト・ヘッジホッグに☆5のクイック・シンクロンをチューニング!」カッ


☆2+☆5=☆7

カッ


遊星「集いし叫びが、木霊の矢となり空を裂く!光り差す道となれ!」



龍亞「きたきたー!遊星もシンクロ召喚だー!」



遊星「シンクロ召喚!いでよ、ジャンク・アーチャー!」バッ



《ジャンク・アーチャー/Junk Archer》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2300/守2000
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、相手フィールド上に存在する
モンスター1体を選択して発動する事ができる。
選択したモンスターをゲームから除外する。
この効果で除外したモンスターは、
このターンのエンドフェイズ時に同じ表示形式で相手フィールド上に戻る。



アーチャー「ちゃあああぁーーー!」


コナミ「おお!」



ルドガー「ふん、我が地底のアラクネーには破壊耐性がある、そもそも貴様のジャンク・アーチャーは攻撃力でアラクネーに優ってはいない!」ビッ


遊星「それはどうかな」 手札3


ルドガー「なに……!?」カンコーン☆


遊星「ジャンク・アーチャーの効果を発動!お前のアラクネーをゲームから除外する!ディメンジョン・シュート!」


アーチャー「ちゃっ!」シュバッ!


アラクネー「グウウウウ!?」ズブッグニャアアァ……!


ルドガー「なんと……………!?」


コナミ「よし!これでヤローはガラ空きだ!やっちまえ!」


遊星「ルドガー!まだ俺はこのターン、通常召喚をおこなってはいない!」


ルドガー「なにぃ……………!?」



遊星「ジャンク・シンクロンを召喚!」バッ




《ジャンク・シンクロン/Junk Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/戦士族/攻1300/守 500
このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の
レベル2以下のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。



ジャンクシンクロン「はあっ」


遊星「このモンスターが召喚に成功した時、墓地の☆2以下のモンスター一体を守備表示で特殊召喚できる!」


龍亞「え?遊星の墓地に☆2以下なんて……ボルト・ヘッジホッグは自分の効果で除外されてるし…」


あげは「いや………」



雪乃「ねえ青葉さん、蜘蛛は消えたかしら?」ギュー



あげは「え?あ、うん……今のところは」



雪乃「ふう……まぶたが疲れたわ」ぱちっ



遊星「お前に奪われていたマッシブ・ウォリアーはアラクネーが除外された事により俺の墓地に送られていた、それを復活させる!」バッ



マッシブ「ウェー」ズズッ


遊星「☆2のマッシブ・ウォリアーに☆3のジャンク・シンクロンをチューニング!」カッ


☆2+☆3=☆5


遊星「集いし星が新たな力を呼び起こす、光り差す道となれ!いでよ、ジャンク・ウォリアー!」



《ジャンク・ウォリアー/Junk Warrior》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2300/守1300
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は自分フィールド上に存在する
レベル2以下のモンスターの攻撃力を合計した数値分アップする。



ウォリアー「ふぁああぁ!!」






コナミ「すげー!一ターンで攻撃力2300が二体!」


ルドガー「なんだと…………!」LP8000


龍亞「やったー!大ダメージを与えられるぞ!」


遊星「覚悟しろルドガー!ジャンク・ウォリアーで攻撃!スクラップフィスト!」バッ



ウォリアー「ざゃああぁーーー!」ゴアアアアッ!



ルドガー「ぬううぅ!!」がきぃぃいいぃぃん!! LP8000→5700


コナミ「よし!」



遊星「さらに………」



ルドガー「おっと、リバースカードを発動する!」バッ



遊星「!?」



ルドガー「無抵抗の真相!」カチッ



コナミ(あ、俺もそれもってる)


《無抵抗の真相/Wolf in Sheep's Clothing》 †
通常罠
相手モンスターの直接攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けた時、
手札のレベル1モンスター1体を相手に見せて発動する。
相手に見せたモンスター1体と、自分のデッキに存在する同名モンスター1体を
自分フィールド上に特殊召喚する。


ルドガー「私は手札のダーク・スパイダーを選択!手札とデッキのダーク・スパイダーを守備表示で特殊召喚する!」


ダーク・スパイダー「サカサカサ……」守0 ×2



龍亞「あー!惜しいなー!」



遊星「ならば、ジャンク・アーチャーでダーク・スパイダーを攻撃!スクラップ・アロー!」



しゅっ!


ダーク・スパイダー「ぐぇ」ズブウウゥ!


ルドガー「ぬうう………だがダメージは無い」



遊星「俺は、カードを2枚セットしてターンエンドだ」バッ 手札0



ルドガー「そして、この瞬間我がアラクネーは再びフィールドに戻る」


グニャアアァ


アラクネー「シャーーーー」


コナミ「俺のターン!」しゅっ 手札6


遊星「すまないコナミ、アラクネーを残してしまった」


コナミ「心配するな、すぐ潰してやるぜ」



雪乃「見てないわ私は………蜘蛛は見てない……」ギューー



あげは(また、まぶた閉じちゃった……)



コナミ「俺はジェネクス・コントローラーを召喚!」バッ



《ジェネクス・コントローラー/Genex Controller》 †
チューナー(通常モンスター)
星3/闇属性/機械族/攻1400/守1200
仲間達と心を通わせる事ができる、数少ないジェネクスのひとり。
様々なエレメントの力をコントロールできるぞ。


ルドガー「く………またチューナーモンスターか」


コナミ「いくぜ!☆4の舌魚に☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ


カッ


☆4+☆3=☆7


コナミ「シンクロ召喚!A・ジェネクス・トライフォース!」



《A・ジェネクス・トライフォース/Genex Ally Triforce》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/機械族/攻2500/守2100
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
このカードは以下の効果を得る。
●地属性:このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
●炎属性:このカードが戦闘によってモンスターを破壊した場合、
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
●光属性:1ターンに1度、自分の墓地の光属性モンスター1体を選択して、
裏側守備表示で特殊召喚できる。



トライフォース「今回ハ効果ガ使エネーゾ!クソガー!」カシャンッ


コナミ「こいつは素材モンスターによって効果が決まる、今回は何も無いけどな!」



遊星「だがアラクネーの攻撃力は超えた!」


コナミ「いけ!トライフォース!アラクネーを攻撃だ!」バッ


トライフォース「オラーー!」バキッ! 攻2500


アラクネー「ぐふっ」攻2400


ルドガー「ぐ……!」LP5700→5600 ズオッ



コナミ「見たかってんだ!カードを一枚セットする!」バシッ!


コナミ「ターンエンド」手札4



ルドガー「ふ、私のターン!」シュッ!


ルドガー「残念だが……ここまでだ、不動遊星、コナミ………地縛神に葬られろ」



遊星「!地縛神だと……」



コナミ「まさか召喚できるってのか!」



龍亞「う…………あいつの地縛神が…………」



龍可「どうしよう………嫌な気分……」



牛尾「なにぃ……………」


今回はここまででー




ルドガー「私はフィールド魔法、死皇帝の陵墓を発動する!」カシャンッ 手札3


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………!!!!!


遊星「く………!フィールド魔法…!」



コナミ「舞台が整ったって訳か……!」




《死皇帝の陵墓/Mausoleum of the Emperor》 †
フィールド魔法
お互いのプレイヤーは、アドバンス召喚に必要な
モンスターの数×1000ライフポイントを払う事で、
リリースなしでそのモンスターを通常召喚できる。


ズズゥゥン!



あげは「このフィールドは……………」


龍可「1リリースを1000LPと引き換えにできるフィールド……」


ルドガー「私はフィールド魔法の効果を発動!2000LPを支払う………!」LP5600→3600



ルドガー「我が運命の光に潜みし亡者達の魂よ………流転なるこの世界に暗黒の真実を導くため、我に力を与えよ……」



ルドガー「地縛神 Uruを召喚!」バッ



《地縛神 Uru/Earthbound Immortal Uru》 †
効果モンスター 星10/闇属性/昆虫族/攻3000/守3000

このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合、
「地縛神」と名のつくカードを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができない。
フィールド上にフィールド魔法が表側表示で存在しない場合、
このカードの以下の効果は無効となり、このカードはエンドフェイズ時に破壊される。
●このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
●相手モンスターはこのカードを攻撃対象にする事ができない。
●このカードは相手の魔法・罠カードの効果を受けない。
●1ターンに1度、このカード以外の自分フィールド上のモンスター1体をリリースする事で、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
エンドフェイズ時までコントロールを得る。


Uru「シャアアァァ……………!!!」



龍亞「出たああぁ………!!!」


牛尾「マーサ達を生贄にしやがった地縛神………!」



龍可「遊星………!コナミ!」


あげは「でかい蜘蛛………!藤原さん、目は開けない方がいいよ!」



藤原「り、了解したわ……」ギューー



遊星「く………………」



コナミ「ヤロー……一ターンで召喚しやがるとは……」



ルドガー「行くぞ!Uruの効果を発動!私のフィールドのダーク・スパイダーをリリースする事で遊星、貴様のジャンク・アーチャーを我がものとする!」バッ


ダーク・スパイダー「しゃー」シュウウゥゥ……


遊星「なに!?俺のジャンク・アーチャーを!?」



牛尾「まずいぞ!ジャンク・アーチャーの効果は相手モンスターを除外する、これをあいつに利用されたら…!」



コナミ「あっという間に俺たちは終わるぞ!」


遊星「トラップ発動!シンクロ・バリアー!」カチッ


《シンクロ・バリアー/Synchro Barrier》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するシンクロモンスター1体をリリースして発動する。
次のターンのエンドフェイズ時まで、自分が受ける全てのダメージを0にする。


遊星「俺はジャンク・アーチャーをリリースする!」バッ



アーチャー「チャーーーー」シュンッ


あげは「うまいよ!コントロール奪取を防ぎつつダメージも無効にした!」



ルドガー「…………ふ、リリース・エスケープというわけか、仕方が無い、コナミ!貴様のトライフォースを攻撃する!ヘル・スレッド!」バッ


コナミ「うげ!」



Uru「じゃっ!!」ブシュッ! 攻3000



トライフォース「グエエエエエエェ!キタネェ………!」ドゴオォォオン! 攻2500




ルドガー「ダメージは無いか、私はカードを2枚セットして、ターンエンドだ」バッ 手札0


遊星「俺のターン!」シュッ 手札1


遊星「俺は、ニトロ・シンクロンを召喚!」バッ


《ニトロ・シンクロン/Nitro Synchron》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/炎属性/機械族/攻 300/守 100
このカードが「ニトロ」と名のついたシンクロモンスターの
シンクロ召喚に使用され墓地へ送られた場合、
自分のデッキからカードを1枚ドローする。


ニトロ「イエイ」


遊星「☆5のジャンク・ウォリアーに☆2のニトロ・シンクロンをチューニング!」バッ


☆5+☆2=☆7

遊星「集いし思いが、ここに新たな力となる!光り差す道となれ!」


遊星「燃え上がれ、ニトロ・ウォリアー!」バッ



《ニトロ・ウォリアー/Nitro Warrior》 †
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/戦士族/攻2800/守1800
「ニトロ・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分のターンに自分が魔法カードを発動した場合、
このカードの攻撃力はそのターンのダメージ計算時のみ1度だけ
1000ポイントアップする。
また、このカードの攻撃によって相手モンスターを破壊した
ダメージ計算後に発動できる。
相手フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して攻撃表示し、
そのモンスターにもう1度だけ続けて攻撃できる。

ニトロ・ウォリアー「ウオォオォオオオ!」


龍亞「いいぞー!遊星ー!」



遊星「ニトロ・シンクロンの効果を発動!このモンスターがニトロ・ウォリアーのシンクロ素材となった時、一枚ドローする!」シュッ
手札1



ルドガー「む…………」



遊星「俺は魔法カード、調律を発動!」バシッ


《調律/Tuning》 †
通常魔法
自分のデッキから「シンクロン」と名のついたチューナー1体を
手札に加えてデッキをシャッフルする。
その後、自分のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。



遊星「デッキから、ロード・シンクロンを手札に加える!」シュインッ シャシャシャシャ!


遊星「そしてデッキから一枚を墓地に送る」シュッ イクイップ・シュート


牛尾「どうするんだ遊星………」


遊星「行くぞルドガー!俺はニトロ・ウォリアーでお前にダイレクトアタックだ!」バッ


ルドガー「やはりな、地縛神は攻撃できない、ならば私を倒すと…」


ニトロ「ウオォオォオオオ!」攻2800→3800


龍可「!?ニトロ・ウォリアーの攻撃力が上がったわ!」


遊星「ニトロ・ウォリアーは、魔法カードを発動したターン、バトル中一度だけ攻撃力を1000上げることができる!」


龍亞「やった!あいつのLPは3600!」



遊星「終わりだルドガー!ダイナマイト・ナックル!」バッ



ルドガー「甘いぞ遊星!永続トラップ発動!地縛神の咆哮!」カチッ




《地縛神の咆哮/Roar of the Earthbound》 †
永続罠
相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスターの攻撃力が
自分フィールド上に表側表示で存在する「地縛神」と名のついたモンスターの
攻撃力より低い場合、その攻撃モンスター1体を破壊し、
破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。


コナミ「!なんだと!」



ルドガー「この効果でUru以下の攻撃力のモンスターの攻撃は自爆となる!」



遊星「なに………!?」



龍亞「いや!ニトロ・ウォリアーの攻撃力はUruより上の3800!問題は無いよ!」



ルドガー「残念だがニトロ・ウォリアーの攻撃力上昇はダメージ計算時、攻撃を宣言した時にはまだ攻撃力は2800のままだ、そうだろう?遊星」


遊星「く……………!その通りだ!」


龍亞「えぇ………?そんな…!」



ルドガー「よって地縛神の咆哮の効果は有効!消えろニトロ・ウォリアー!」バッ


ドゴオォォオン!


牛尾「あ!遊星のニトロ・ウォリアーが………!」



遊星「ぐあ………………!く…だが!シンクロ・バリアーの効果はまだ切れていない、俺へのダメージは0だ!」


ルドガー「おっと、そうだった…だがお前の切り札は消えたぞ、ふふふふ………」



あげは「なんて事………あの永続トラップ、かなり厄介………」


牛尾「ああ……あれがある限り地縛神唯一の弱点、プレイヤーへの直接攻撃が封じられちまうからな……!」



遊星「く…………ターンエンドだ!」手札1



コナミ「俺のターン!」シュッ 手札5



ルドガー「こうなった以上、地縛神は無敵だ、無駄な抵抗は辞める事だな」


コナミ「うるさいわ!」


あげは「でも…………あいつの言う通り、早くなんとかしないと」



コナミ「へ………こうなった以上、やる事は一つだ、畳み掛ける!」


コナミ「俺は切り込み隊長を召喚!」バッ



《切り込み隊長/Marauding Captain》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻1200/守 400
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は表側表示で存在する他の戦士族モンスターを攻撃対象に選択できない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚できる。


コナミ「こいつの召喚時、☆4以下のモンスターをさらに召喚できる!ジェネクス・ウンディーネを召喚!」バッ



《ジェネクス・ウンディーネ/Genex Undine》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが召喚に成功した時、
デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。


ウンディーネ「ウィィーーース…」




コナミ「そして魔法カード、ツイスターを発動!」バッ



《ツイスター/Twister》 †
速攻魔法
500ライフポイントを払って発動できる。
フィールド上に表側表示で存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。


コナミ「俺たちのLPを500払う!」バッ LP3500

遊星「よし、あのカードは魔法、トラップカードを一枚破壊できる!」



あげは「サイクロンじゃないのがコナミらしいね……」


龍可「はは………」


コナミ「地縛神の弱点をつかせてもらうぜ!俺は死皇帝の陵墓を破壊するー!」バッ


ルドガー「ぐ!」



牛尾「そうだ!その手があった!」


ゴオオオォォォォォォオオオオォォオオォ!!!


ルドガー「させぬ!トラップ発動、地縛波!」




《地縛波/Earthbound Wave》 †
カウンター罠
自分フィールド上に「地縛神」と名のついたモンスターが
存在する場合に発動できる。
相手が発動した魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。


ルドガー「ツイスターは無効だ!」



コナミ「うぐぅ……!?」




遊星「くそ…………」


ルドガー「フィールド魔法は破壊させぬ!」


あげは「あぁ…!チャンスだったのに…!」


牛尾「ちくしょう!」ダンッ



コナミ「うぅ…………!ならば!切り込み隊長で攻撃だ!」



ルドガー「ふ、地縛神の咆哮を発動!切り込み隊長を破壊しお前に600Pのダメージを与える!」


ズドォォオオオオォオオォォォォン!


コナミ「ぐああぁぁああああ!」LP3500→2900



龍亞「えぇ!?な、なんでそんな」



龍可「地縛神の咆哮の効果は一ターンに一度だけだから…」


コナミ「続いてジェネクス・ウンディーネで攻撃だ!「?バッ



ウンディーネ「だぁーー!」ドウッ!



ルドガー「ちぃ…………!」LP3600→2400 ゴアアアアッ




コナミ「よし………!やった…!」


ルドガー「く……………ふん」



遊星「だが……………このままじゃ次のターン……」



コナミ「ターンエンドだ…!」手札2


ルドガー「ふ、ふふふふ!私のターンだ!」シュッ 手札1


ルドガー「血迷ったなコナミ、LPを3000以下にするとは……これでダイレクトアタックが決まれば終わる」



遊星「く………………」


コナミ「……」LP2900



龍亞「うぅ…………」



牛尾「コナミ…………!そのリバースカードに秘策があるんだよな……!」



ルドガー「いくぞ!Uruで攻撃だ!ヘル・スレッド!」バッ



Uru「シャァァ!」攻3000



龍可「コナミ!遊星!」









遊星「ぐ……!」



コナミ「トラップ発動!闇よりの罠!」カチッ



《闇よりの罠/Trap of Darkness》 †
通常罠
自分が3000ライフポイント以下の時、
1000ライフポイントを払う事で発動する。
自分の墓地に存在する通常罠カード1枚を選択する。
このカードの効果は、その通常罠カードの効果と同じになる。
その後、選択した通常罠カードをゲームから除外する。



遊星「!コナミ……」



コナミ「LPを1000払って発動する!この効果は俺の墓地の通常トラップと同じ効果となる!」LP2900→1900


ルドガー「なにぃ……………!?」」


コナミ「俺が発動するのは、シンクロ・バリアー!」バッ


遊星「俺のシンクロ・バリアーを!?」



龍亞「そうか!遊星とコナミの墓地は共有している!」



《シンクロ・バリアー/Synchro Barrier》 †
通常罠
自分フィールド上に存在するシンクロモンスター1体をリリースして発動する。
次のターンのエンドフェイズ時まで、自分が受ける全てのダメージを0にする。



コナミ「俺達が受けるダメージは次ターンのエンドフェイズ時まで0になる!」





がきぃいいぃぃぃぃん!!


ルドガー「ぬうう…………またも凌いだか」


遊星「よし!ありがとうコナミ!」



コナミ「ふう……危なかったな」


龍亞「よし!いいぞーコナミ!」



牛尾「…………ヒヤヒヤするぜ」



ルドガー「………カードを一枚をセットしてターンエンドだ」バッ 手札0



遊星「俺のターンだ!」シュッ 手札2


龍亞「遊星……!なんとかして……!」


遊星「……」



ルドガー「ふふ……………打つ手なしか遊星」



遊星「っ………………」



牛尾「手札2枚じゃきついか………!」



コナミ「…………」





今回はここまででー


現在状況

ルドガー 手札0 死皇帝の陵墓 地縛神Uru 地縛神の咆哮 リバースカード1 LP2400

遊星 手札2 リバースカード1
LP1900
コナミ手札2 ジェネクス・ウンディーネ


機皇帝いじめはやめたげてぇ!

>>635
機皇帝スキエル∞(OCG版)「え?」
機皇帝ワイゼル∞(OCG版)「なんだって?」
機皇帝グランエル∞(OCG版)「聞こえないな」

エコールドSinに真っ向から対抗してきた機皇帝・時械神はトラウマ
インチキカードもいいかげんにしろ!

コナミ1(混沌帝+ヤタロック)
コナミ2(マキュラ現冥)
コナミ3(サイエンDDB)
コナミ4(無制限IF)
VS
パラドックス(Sin)



ファイッ

遊星(ガチジャンド)
クロウ(禁止制限無視BF)
鬼柳(禁止制限無視IF)
ジャック(リゾネーター)


ぱ……パラドックスさんはこれ位のチームなら圧倒してくれるから……
トリシュ3体とかクェーサー3体とかだろうと







          \.ー、ヽ } Vレ〃レ7/ノ  __
        .> `ヽ ヽ)      ´∠r " /_   先攻はもらうぜwwwwwwwwwwww俺のターンwwwwwwwwww
      _,..ゝ               _∠ +  ビィンビン来てるぜwwwwwwwwwwwwww手札から黒い旋風を発動wwwwwwwwwwwwwwww
      >      ,.....---....、    ∠、   + お前だwwwwwwwwwwww蒼炎のシュラwwwwwwwwwwwwww

     ⌒>    /:::::::::::::::::::::\   __.> +  おんもしれえええwwwwwwwwwwwwww疾風のゲイルwwwwwwwwwwwwwwwwww
       `>、 ./:「トL「¨M¨'ヽ、::::!/ +    + 飛ばすぜぇwwwwwwwwwwwwwwww黒槍のブラストwwwwwwwwwwwwwwww
          ̄7Y/・\ /・\Y′        俺のデッキのエースを紹介してやるぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
           ∧ ̄ ̄ ,  ̄ ̄ }          発破の点火オーライwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
..            :、  トェェェイ /    +     聞けねえなwwwwwwwwwwwwwwww神の宣告wwwwwwwwwwwwwwww奈落の落とし穴wwwwwwwwwwwwwwww
.          / ヽ ヽニソ イ  .\   +   ミラフォ発動wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwひっかかりやがったwwwwwwwwwwwwwwww

          (=m/ \ ̄ /ヽ、m=) +     このクロウ様に勝とうなんざ100年早いぜwwwwwwwwwwwwww
            / ヽ、    ノ ヽ,
           ヽ、 \   V/ /
———=== (  ) i`——´i (' ) ===————
             ヽ,| | |γ⌒ヽ| | |/
           (_| | | | | | | | |_)
             ヽ|_| | | | |_|ノ
        /     `'ー | | | ー´     \
      /        ヽ_i_ノ        .\



遊星「まだだ!俺は魔法カードを発動!ワン・フォー・ワン!」バッ



《ワン・フォー・ワン/One for One》 †
通常魔法(制限カード)
手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
手札・デッキからレベル1モンスター1体を特殊召喚する。


龍亞「まだ遊星は諦めてないよ!」



ルドガー「ほう、その不屈の闘志は父親譲りと言うわけか」



コナミ「遊星の親父……?」



ルドガー「まさかこうやって私と戦っているのが不動博士の息子とは、ふふふふ、運命を感じるよ」


遊星「俺は貴様との運命なんて認めない!」



ルドガー「そうか……………まあ、それでもいいだろう」


遊星「貴様はどれだけの人の命をもて遊べば気が済む!」



ルドガー「ふん……………」



遊星「俺は手札のロード・ウォリアーを捨てる!」シャッ




遊星「そしてワン・フォー・ワンの効果を発動する!」


遊星「現れろ、ミスティック・パイパー!」バッ



《ミスティック・パイパー/Mystic Piper》 †
効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
このカードをリリースして発動する。
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
この効果でドローしたカードをお互いに確認し、
レベル1モンスターだった場合、自分はカードをもう1枚ドローする。
「ミスティック・パイパー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


パイパー「ピューーーーーー」



遊星「そして、ミスティック・パイパーの効果発動!このモンスターをリリースする事でカードを一枚ドローする!」シュッ 手札1



ルドガー「ドローで望みを繋げたか」



遊星「よし!ルドガー!俺の最終戦略だ、受けてみろ!」


遊星「リバースカードオープン!シンクロ・スピリッツ!」カチッ



シンクロ・スピリッツ
通常罠
自分の墓地に存在するシンクロモンスター1体を選択してゲームから除外する。
さらに、除外したモンスターのシンクロ召喚に使用したモンスター一組が
自分の墓地に揃っていれば、この一組を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。


遊星「俺はジャンク・ウォリアーをゲームから除外!そしてシンクロ素材一組を墓地から復活する!」シュッ


龍亞「ジャンク・ウォリアーの素材ってなんだっけ?」


龍可「ジャンク・シンクロンとマッシブ・ウォリアーよ」



マッシブ「ウス」


ジャンク・シンクロン「うぇい」


遊星「そしてシールド・ウォリアーを召喚!」バッ



《シールド・ウォリアー/Shield Warrior》 †
効果モンスター
星3/地属性/戦士族/攻 800/守1600
戦闘ダメージ計算時、自分の墓地に存在するこのカードを
ゲームから除外して発動する事ができる。
自分フィールド上に存在するモンスターはその戦闘では破壊されない。


>>655 しまった ロード・シンクロンで


コナミ「遊星のフィールドにモンスターが三体!」



牛尾「これは………」



遊星「☆3のシールド・ウォリアーと☆2のマッシブ・ウォリアーに、☆3のジャンク・シンクロンをチューニング!」


カッ!


☆3+☆2+☆3=☆8


遊星「集いし闘志が、怒号の魔神を呼びさます、光り差す道となれ!」



あげは「またシンクロ召喚……!」



ルドガー「☆8、スターダストか」



遊星「残念だが俺が呼ぶのはスターダスト・ドラゴンじゃない!」



ルドガー「なに……………?」






遊星「シンクロ召喚!粉砕せよ、ジャンク・デストロイヤー!」バッ



《ジャンク・デストロイヤー/Junk Destroyer》 †
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2500
「ジャンク・シンクロン」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの数まで
フィールド上のカードを選択して破壊できる。



デストロイヤー「ウオオオォオオオオ!!」



ルドガー「このモンスターは………!?」



龍亞「すげー!かっこいいよ遊星!」



遊星「このモンスターはシンクロ召喚された時、チューナー以外の素材の数まで相手のカードを破壊する!」


ルドガー「なんだと…!」



コナミ「と言う事は………」



あげは「二枚のカードを破壊できる!」


遊星「くらえルドガー!おれは貴様の死皇帝の陵墓と地縛神の咆哮を破壊する!タイダル・エナジー!」


デストロイヤー「フオオォォオオ!!」ギュオオォッ!!ドシュウウ!




龍可「やった、これでフィールド魔法が消えれば……!」


龍亞「エンドフェイズに地縛神は消える!」



牛尾「遊星達の勝ちだ!」



ルドガー「甘いぞ遊星ぃ!トラップ発動!バイ=マーセの癇癪!」カチッ



バイ=マーセの癇癪
カウンター罠
自分フィールド上に「地縛神」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
相手の効果モンスターの効果の発動を無効にし破壊する。


遊星「!な………!?」



ルドガー「ははははは!これでジャンク・デストロイヤーの効果は無効となり破壊される!」バッ


ドォオオオオオ!!!



デストロイヤー「ぐあぁぁああぁぁーー!」ドオオォォン!


あげは「そんな…………!」


龍亞「遊星の最後の手段が!」



牛尾「やろう………!あんなものを………!」


ルドガー「ははははは、残念だったな遊星……私が一枚上手だった」



遊星「ぐ……………俺の手札は0……フィールドも空………ターンエンドだ」




ルドガー「安心しろ!すぐに不動博士と同じところに送ってやる!はははははは!」




遊星「すまない…………!みんな…!」



ルドガー「これも運命だったのだ、受け入れるのだな」


コナミ「お前の運命なんて知ったこっちゃねえぞ!」



ルドガー「ぬ?」


遊星「コナミ…!」



コナミ「まだおれのターンがある、勝った気でいるなよ」



龍亞「コナミィ…………」



遊星「そうだ…………コナミ、頼む………!お前に託すしかない」


コナミ「任せておけ遊星」



ルドガー「ふ………お前もモーメントの一部になりたいようだな」



遊星「ルドガー………………!お前は忘れている、あのゼロ・リバースのせいで、狂わされた多くの人生がある事を!」



遊星「あの事故で残された人間がどれだけ辛い目にあってきたかを!」


龍可「………」



遊星「親父の研究がなければ…………17年前の事故は起きないですんだ………」








遊星「あの事故が………クロウやジャック………おそらくコナミの両親の命を奪った!」



コナミ「え!?そ、そうなの?………俺親の顔見た事ないからわかんねーけど………」



ルドガー「…………」



遊星「あれさえ……ゼロ・リバースさえ無ければ!みんな温かい両親がいて、幸せな日々を送れたはずなんだ!」



遊星「なのに………どうしてあいつらは俺を仲間だと認めてくれる!?何も言わずに俺に笑いかけてくれる!?」



遊星「俺を……俺を憎んで当たり前のあいつらが…………!」



牛尾「…………」




遊星「俺はどうしたらいい!?あいつらにどうやって償えばいいんだ!」



遊星「答えろ!答えてみろ!ルドガーー!」グスッ



ルドガー「……………………………それが……お前の心の闇か」



あげは「17年前のあの事故は…………チャンピオンのお父さんが…」



コナミ「…………なあ、遊せ「その質問には俺が答えるぜ遊星!」………え?」


遊星「?……クロウ!」





龍亞「あ、クロウ!どこ行ってたのさ!」



コナミ「おい、俺も答えたかったんだけど!」



クロウ「遊星、俺は親がいない事をお前や親父さんのせいにした事は一度もねえ!」



遊星「………………………クロウ」



クロウ「まじで一度もねぇ!マジで!」



コナミ「ああ、遊星、俺もねぇから安心しろ」



クロウ「俺はお前と出会えた事に感謝をしてるんだ!それだけが事実だ!」



コナミ「ああ、俺もだ」



クロウ「だから、お前がそんな事に責任を追う必要はねえよ!」


遊星「……」



クロウ「勝て!遊星、コナミ!俺達のためにも!」



コナミ「クロウ………」


遊星「………………………クロウ、ありがとう」



遊星「………ルドガー……俺はもう迷わない!俺を照らすのは……かけがえのない仲間達だ!」





コナミ「俺のターン!」シュッ 手札3


コナミ「遊星………お前の気持ちは理解した、いくぞ!」



遊星「ああ、コナミ……頼む!」



コナミ「俺は魔法カード、黙する死者を発動!」バッ



《黙する死者/Silent Doom》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
フィールド上に表側表示で存在する限り攻撃する事ができない。



コナミ「俺は墓地のジェネクス・コントローラーを蘇生する!」バッ



コントローラー「ウィン」



ルドガー「何をするつもりだ……!」


コナミ「見せてやるぜ!俺は☆3のジェネクス・ウンディーネに☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ

カッ


☆3+☆3=☆6


遊星「このシンクロは……………!?」


牛尾「なんだ………!」



コナミ「なんか俺も遊星みたいな口上欲しいな…………えーと…集いし……」ブツブツ………


カアアアアッ!



コナミ「あ!もう召喚される……くそ、シンクロ召喚!A・ジェネクス・トライアーム!」バッ



《A・ジェネクス・トライアーム/Genex Ally Triarm》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/機械族/攻2400/守1600
「ジェネクス・コントローラー」+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードのシンクロ素材としたチューナー以外のモンスターの属性によって、
以下の効果を1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
●風属性:相手の手札をランダムに1枚墓地へ送る。
●水属性:フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。
●闇属性:フィールド上の光属性モンスター1体を選択して破壊し、
デッキからカードを1枚ドローする。



トライアーム「ウッシャアァァーーーーー!!」



あげは「トライアーム……?」



ルドガー「このモンスターは………」



コナミ「トライアームは素材のモンスターの属性によって様々な効果を発揮する!ジェネクス・ウンディーネは水属性!」


コナミ「水属性の効果は手札を一枚捨てて相手の魔法トラップカードを一枚破壊する!」



ルドガー「なんだと………………!?」



クロウ「よしっ!やったぜコナミ!」


遊星「流石だ……!」








コナミ「俺はトライアームの効果を発動する!」シュッ 手札1



コナミ「消えろ!地縛神の咆哮!」バッ



トライアーム「アレヲブチ壊セバイインダナ!」キュオオォオオオオ………ドシュウウゥウウゥ!!!



地縛神の咆哮 ドオオオォオオオォオォオォン!!


ルドガー「くあぁ…………!私のカードが……………!」



あげは「これであいつを守る壁は消えた………!」



龍亞「いっけぇーーー!コナミー!」



龍可「コナミ………!」


ルドガー「馬鹿な…………!破れるのか!?私が………!」LP2400



トライアーム「フウウゥウウ………」攻2400



コナミ「ルドガー!これが俺達の…………」ちらっ



遊星「絆の力だ!ダーク・シグナーなどに負けはしない!」



コナミ「そう言う事だ!」


クロウ「よっしゃあぁ!!」




コナミ「くらえ!A・ジェネクス・トライアームでルドガーにダイレクトアタック!」バッ


トライアーム「ハアアァァーーーーーー!」ドウウッ!



ルドガー「ぐ…………うああぁああぁああぁあーーーー!」ドオオォオォオォン!! LP2400→0 ピーー



あげは「やったーーーー!」



雪乃「ふふ、信じてたわよ、コナミ」ぱちっ



龍亞「遊星達の勝ちだーーーー!」


牛尾「よしっ…………!」



ルドガー「ぐはあぁあ………………」ズシャッ



遊星「ふう……………コナミ、助かった……お前がいてくれなかったら負けていた」



コナミ「へへ、水臭いこの言うなって」



遊星「俺と………これからも仲間でいてくれるか…………?」




コナミ「当たり前だぜ、ジャックだってクロウだってそう言うだろうよ」



遊星「………………ありがとう」ぐっ



今回はここまでで

ジェネクス・コントローラー http://livedoor.blogimg.jp/conbul/imgs/7/f/7f4214df.jpg

A・ジェネクス・トライアーム http://livedoor.blogimg.jp/conbul/imgs/c/3/c3b8f998.jpg



ルドガー「く…………ふふ、見事だ遊星…そしてコナミよ」シュウウゥゥウ……



遊星「ルドガー……」



コナミ「おとなしくしろ、勝負はついたんだ」



ルドガー「ふ………ふふ、お前達をこのまま帰す訳にはいかない!」グイイィィッッ!!!


カァアアァァッ!


牛尾「爆弾!?」


あげは「危ない!」


遊星「なに!?」



コナミ「うっ…!」


ドオオオォオオオォオォオォン!!


遊星「うわああぁぁぁぁぁーーーーーーーーー!!!!」ガラガラガラ


クロウ「遊星!」


コナミ「危ねえぇぇ!!」シャッ! スタッ



龍亞「ちゃっかりコナミは助かってるし!」



雪乃「近くに足場があって助かったわね」



龍可「でも遊星が………!」


牛尾「モーメントの中に落ちちまった!」



ルドガー「ふふふふ……………」シュウウゥゥウ……………



クロウ「遊星!大丈夫かー!?」








………………………………………………………………………………………………………


ジャック「カーリー!本気で俺と戦うつもりか!?」


カーリー「ええ、私達は運命で決められているのよ、デュエルをすることを!」


カーリー「まさか……私とは戦えないなんて言わないわよね?」



ジャック「バカを言え!誰であろうと、この俺に弓を引くと言うのならばへし折るのがジャック・アトラスだ!」



カーリー「ふふ、では始めましょう、運命のデュエルを!」



ブオォォオオォオーーーーーーーーー!!


………………………………………………………………………………………………………



遊星「……」



遊星「…………う、ここは………?」


カァアァアァアァァ………………



遊星「く………俺は死んだのか……?この光は……?」



「……」



遊星「?だれだ?そこに誰かいるのか?」


「……遊星」



遊星「俺の名を……あなたは……?」



カァアァアァアァァ………………



遊星「く…………待ってくれ!」タタタッ



「……」


遊星「………やはり、父さんか?」



「……」



遊星「父さん、なぜ俺の前に現れた?俺は何をすればいい?」



「……日没までに遊星……すべての制御装置を止めるのだ……タイムリミットだ…」



遊星「なに!?日没までに………?」


カァアァアァアァァ!!!



遊星「うああぁ………!!」


…………………………………………………………………………………………………………………………………………



ゴオオオオォォオオオオオ!


龍亞「うわ!モーメントがいきなり活発に………!」



龍可「ゆ、遊星は……………?」



コナミ「無事なのか?!」



あげは「………あ!あれ見て!」



遊星「…」フワフワフワ…………



雪乃「モーメントの気流に押されて戻ってきたわ!」



クロウ「遊星………!」




遊星「…………」どさっ



クロウ「おい!遊星!起きろ!」ゆさゆさ



牛尾「まさか死んでないなろうな……」


龍亞「やめろよおっちゃーん!」



遊星「…………う」パチ…



コナミ「お!目覚めたぞ」



遊星「…………みんな…………そうか…………俺は助かったのか…?」



クロウ「ああ、モーメントな押されて戻ってきたんだ」



遊星「モーメントに………………父さん…」



龍可「?どうしたの」



遊星「いや、何でもない、行こう」スッ


コナミ「え?ずいぶん急いでんな、もう少し休んでいけよ」



遊星「いや……………時間がないんなだ、日没までにケリをつけないと……!」


あげは「日没までに………あと2時間くらいしかないよ」









遊星「そうか、よし!急ぐぞ!」


クロウ「よくわかんねーけど……わかったよ!」


コナミ「よし、どこに行く?」



キイイイィィィイイイン!



「!!!?」



龍可「う、アザが……!」キイイイィ


遊星「これは………?」キイイイィィィイ



コナミ「遊星にアザが集まった時と同じだ………!」



クロウ「誰かが赤き竜の力をもとめてるんだ!」


雪乃「残った二人のうちどちらが………?」



遊星「この感じ………………」



龍可「ジャックだわ………!」


……………………………………………………………………………………



ジャック「俺に………力を貸してくれるのか……?」キィイイィイイ……



ジャック「……………よし!」



ジャック「俺は☆8のレッド・デーモンズ・ドラゴンと☆1のバトル・フェーダーに、☆1のセイヴァードラゴンをチューニング!」


カアァァアアアァァ!!!



☆8+☆1+☆1=☆10


カーリー「これは……!?」



ジャック「研磨されし孤高の光、真の覇者となりて大地を照らす!光輝け!」


ズオオオオォォォォ!




ジャック「シンクロ召喚!大いなる魂!セイヴァー・デモン・ドラゴン!」バッ


《セイヴァー・デモン・ドラゴン/Majestic Red Dragon》 †
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守3000
「救世竜 セイヴァー・ドラゴン」+「レッド・デーモンズ・ドラゴン」
+チューナー以外のモンスター1体
このカードはカードの効果では破壊されない。
このカードが攻撃した場合、
ダメージ計算後にフィールド上に守備表示で存在するモンスターを全て破壊する。
1ターンに1度、エンドフェイズ時まで、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択してその効果を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分このカードの攻撃力をアップできる。
エンドフェイズ時、このカードをエクストラデッキに戻し、
自分の墓地の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を選択して特殊召喚する。



デモンドラゴン「ウオオオォオオオォ!!!!」



カーリー「このモンスターは……!?」


ジャック「カーリー!お前は俺が救い出してやる!」


………………………………………………………………………………………………………………



龍亞「どうするの遊星…………ジャックのところに行く?」



遊星「………いや、ジャックは大丈夫だ……あいつは負けない」



クロウ「何で来た!って怒りそうだしなー」


コナミ「いまの「何で来た!」って結構似てたぞ」



クロウ「マジ?」


龍可「そんな話今はいいでしょ」



遊星「それよりも………アキが心配だ」


牛尾「ああ、深影さんもな」




クロウ「よし、それならその十六夜アキの所に早く行こうぜ!」ブウウゥウウゥウウウウゥ……


コナミ「よっしゃ!」ブウウゥウウゥウウウウゥ……


牛尾「あ、車あっちに置きっぱなしだ……」スタスタ



牛尾「……………ん」スタスタ




マーサ「あれ………私は……なんでここに?」


ラリー「ええと………たしか遊星と……………あれぇ……」


「なんだ?ここどこだ……」 「寝てたのかな……?」 「嫌な夢見た…………」



牛尾「…………あ!マーサ達………あいつを倒したから………」



遊星「どうやらラリーも他の人々も元に戻ったみたいだな」



牛尾「ああ、良かった………」



遊星「話をしたい所だが………済まないが牛尾、今は急いでるんだ」



牛尾「ああ…………あとででいいさ、ダーク・シグナーを倒してからでな…」


遊星「よし…………………行くぞ」ブウウゥウウゥウウウウゥ……



牛尾「ああ、待ってろ、車を持ってくる!」タタッ


………………………………………………………………………………………………………



………………………………………………………………………………………………………


カーリー「これで…………いいのよ………」LP0 ピーーー



がしゃああぁぁあぁぁぁんん!!



ジャック「カーーーリーーーーー!!!なぜだ!なぜ自分から……!」ブオォオーーー!


カーリー「あぐ……………」ドサアァッ



キキィイィィイ!



ジャック「しっかりしろカーリー!死ぬな………!」ダダッ


カーリー「うぅ………………」


ジャック「おい、カーリー!」ギュッ



カーリー「ジャック………どこにいるの?」



ジャック「ここだ!ここにいるぞ!」


カーリー「おかしいな……………何も………見えない…」



ジャック「しっかりするんだ!眼鏡を……!」チャッ


カーリー「ごめんなさいジャック……………」


ジャック「なにを…………」






カーリー「私………ジャックみたいに頑張ってる人応援するの…好きだった…」



カーリー「なのに…………自分勝手な…幸せを望んだりしたから………」



ジャック「何を言う!誰にでも幸せを願う権利はある………!」


ジャック「それが…それが罪だと言うならば…………!」



ジャック「俺だって同罪だ!」



カーリー「ジャック…………最後まで優しい…………ありがとう」シュウゥウ……



ジャック「最後…………!?カーリー、消えて…………」



カーリー「ジャック………………きっと世界を救ってね……………」スッ



ジャック「!カー……………リー」ギュッ



カーリー「私……………応援しちゃうんだから………………」シュウゥゥウウウゥゥ



ジャック「く……………消えるの……か……カーリー……」



カーリー「さよな…………ら…………」シュウゥゥウウウゥゥ……………………



ジャック「…………ぁ…………ぐ…………!」ガクッ





ダンッ!!


ジャック「く……おのれ………ダーク・シグナー…………!」


シグナー「許しはしない………カーリー……まっていろ…ジャック・アトラスが…………世界を救ってやる…!」



…………………………………………………………………………………………………………



ブオォオォオォオオーーーーーーーーーー!!!!!


キキィイィィイィイイィィ!


遊星「ここだ………アキはここでデュエルを行っている………」スッ


コナミ「なんだここ……潰れた遊園地か?」



龍亞「不気味な所だなー………」


龍可「アキさん………大丈夫かな…………」



牛尾「みんなで手分けして探すぞ!」ダダッ



クロウ「よしっ!」ダダッ


コナミ「俺はあっちだ!」


タタタタ………………


……………………………………………………………………………………………………………………


「………く、くくくく………アキがいるのはここか………」



「まっていろアキ………私が目を覚まさせてやる………」スタスタスタ………






今回はここまでで

カーリー&ジャック http://livedoor.blogimg.jp/maxut/imgs/6/3/63d46dab.jpg



深影「ふう……………ダーク・シグナーはどこに……アキさんはもう戦っているのかしら」スタスタ



深影「こんな所に一人で……不気味だわ」スタスタスタ



「あの」



深影「!?誰……!」くるっ



「あ、すみません驚かして、私はゴドウィンの使いのものです」



深影「長官の………?」


「はい、シグナーのみなさんをサポートせよとの命令で」



深影「そう………気をつけなさい、ダーク・シグナーはどこにいるかわからない」スタスタ



「はい、心得ております」スタスタ………


深影「私はあっちを探します、あなたはそっちを探しなさい」スタスタ


「分かりました」スタスタ


「………」



「……………バカが」ニヤ



深影「え?………」スッ



「ファイアーボール発動」バッ


ボオオォォオオオ!!



深影「え?!きゃあぁああぁーーーー!」ドゴオォォォオン!




遊星「……………」スタスタ…



龍亞「あ、遊星!見つかった!?アキ姉ちゃん」タタッ



遊星「いや、どこにいるのか…………地上絵も出ていないしな…」



龍亞「うーん…あっち探してみるよ!」タッ



遊星「ああ……」スタスタ



「あの…」



遊星「!あんたは………?」



「私、ゴドウィン長官の使いのものです」



遊星「ゴドウィンの……?」



「はい、あなた達をサポートするために来ました」


遊星「そうか、気を付けてくれ、どこに敵がいるか分からない」スタスタ



「はい、…………………ん?今あの建物で物音が!」ピッ



遊星「なに!?本当か!」タタッ



「たぶん………」スタスタ………




ガチャッ!バタン



遊星「誰かいるのか!?」


遊星「これは……下は金網になっている………………ん!?」




深影「…」くたっ



遊星「深影さん!?」がしゃっ


遊星「おい、どうした深影さん!しっかりしろ!」ガシャガシャッ



「……………ファイアーボール発動」バッ



ドシュウウゥウウゥ!!!


遊星「!?うおっ!」サッ ドゴオォォォオ!!



「ち………」


遊星「な、何をする!お前………何者だ!」



「どうでもいいだろう、そんなことは………お前らはここで死ぬからな」バッ サイコソード



遊星「それは……貴様…サイコ・デュエリストか!」



「お前等にアキは渡さない!はあぁあーーー!」タタタッ

ブンッ


遊星「くっ!」サッ


「はあっ!」シュンッ



遊星「ぐはっ……!!」ドゴッ!



ドサッ………



「く、くくくくく!ははははははは!貴様も落ちろ!!」げしっ



ガシャアァン!



遊星「ぐぁ………!俺も……落とされたか………!」



「お前らはここで溺死しろ、はははははは!」カチッ


ジャババババババーーーー!!!!



遊星「う!水が……このままでは溺れ死ぬ………」



「はははははは!」スタスタ………バタンッ



遊星「!まて、何者だ!……行ってしまったか」


遊星「深影さん!起きろ!大丈夫か!?」ゆさゆさ



深影「…………………う………ここは……?」


ジョジョジョジョジョーーーーーー!!!!


深影「え!?なに……この状況は!」


遊星「俺たちはこのままじゃ溺れ死んでしまうんだ…!」



深影「そ、そんな……………」


………………………………………………………………………………………………………………………………



牛尾「深影さんはどこだ?無事だろうなぁ?」スタスタ


牛尾「……………ん?なんだこれ…」スッ



牛尾「あ!治安維持局のID……!いったい誰が…」パカッ



牛尾「!!これは深影さんのだ!しかもジャック・アトラスのシールなんか貼ってぇーーー!」



牛尾「くうぅーー!……許せんジャック・アトラスめ!」





牛尾「今度会ったらガツンと言ってやる……いや、でも深影さんにぶっ飛ばされるか………?」


「誰かーーー!助けてーーー!アトラスさまーーー!」



牛尾「!?こ、この声は………!」


タタタタタタタタッ!


ガチャッバタンッ


牛尾「ここか!」



遊星「!牛尾、よく来た!」ジャバババ…


深影「牛尾捜査官……!」



牛尾「深影さんに遊星!?………なんだこのピンチは……!」



遊星「牛尾、見ての通り、このままじゃ俺たちは溺れ死ぬ…………早く開けてくれ!」



牛尾「あ、ああ!」タタッ


鉄パイプ


牛尾「あれだ!」ガシッ


ギギギギギ………………!!!!


牛尾「んぐぐぐぁあああぁ…………!!!!」ぐぐぐぐ………!



遊星「頑張れ牛尾!」




………………………………………………………………………………………………………………


コナミ「与作はぁー」スタスタ



あげは「歌ってる場合じゃないでしょ!」スタスタ



雪乃「日没までもう時間が無いのよ、全く…お姉さんも焦ってきたわ……」スタスタ


コナミ「……………すみません」スタスタ



「……………ん?」



コナミ「お?なんだあんたは………そんな暑そうな服着て」


「………ち、まだいたか……」


あげは「?………」



「ファイアーボール発動!」バッ


ドシューーーーーーン!




雪乃「え?」



あげは「なに……?」


コナミ「!!危なぁああぁーーーーーー!!」バッ


ガシッ ぐいっ


雪乃あげは「!?」


ドゴオォォォオーーーーン!



ザザアアァァァッ!!


「ほう、初見で躱したか」


雪乃「ぅ………」



あげは「な、なんなの…………?」


コナミ「ふう…怪我ないかお前ら………」





雪乃「ええ………まさか今の……本物?」


コナミ「そうだろうな、後ろ見てみ、命中した場所に穴空いてるだろ」スッ



あげは「そ、そんな…………どういうこと……?この人がダーク・シグナー……?」



コナミ「さあ……?おい!何者だおまえ!」


「……お前達と関わっている暇は無い、緊急テレポート発動!」バッ


シュンッ!


あげは「!消えた………!?」


コナミ「なんだぁ………?」



雪乃「あの感じ……………サイコ・デュエリストだわ……おそらく」



コナミ「サイコ・デュエリスト…?たしかそれって十六夜も………」



あげは「十六夜アキさんも?」



コナミ「ああ、あいつもそんな力を持ってたな…」



雪乃「そういえば彼女、アカデミアで不思議な力を使って人々を傷つけたって話を聞いた事があるわ」



コナミ「まあ、今は改心したようだから」



あげは「同類ってことは………あの人十六夜さんを狙ってるんじゃない?」


コナミ「…………………なんかヤバイ気がする」タタッ



コナミ「え…?だってあいつシグナーだし…


最後の一行なんでもないんで、↑



………………………………………………………………………………………………………………………


ミスティ「さあ、あなたのターンよ」



アキ「た……戦えない………!今の話が本当なら……トビーを殺した…私をミスティが恨むのは当然…………!」



ミスティ「ふふ、トビーと同じ目にあわせてあげるわ……!あなたをね…」



アキ「う……………わ…私は……もう…!」カタカタ……


……………………………………………………………………………………



ナオミ「はあー……たく、何この鏡の迷宮………お姉様がどこにいるのか見失っちゃったわ…」スタスタ



ナオミ「こうしてる間にもお姉様はピンチかもしれないっていうのに……」スタスタ


ナオミ「うーん……………こっちの道ね」スタスタ



「む………?」



ナオミ「!………何?………あんたは…」



「…………………キミは………アキの友達か?」



ナオミ「え?お姉様の…?まあそんなところよ、いずれランクアップするつもりだけど」



「?……………まあいい、私はアキの血族者でね…アキを探してるんだが……」



ナオミ「……………あんた、怪しいわね……男ってだけでもうマイナスなのにその厚着………」


「…………………」



ナオミ「まあいいわ、私には触らないでね…私もアキお姉様を探してるの」スタスタ


「…………………バカめ」スッ



ナオミ「お姉様ー?どこにいるんですかー?」スタスタ



「…………………死ね、ファイアーボール………」スッ



ナオミ「あ!アキお姉様発見!」タッ



「!?なに……!」タタッ



アキ「私は…私はもう………」フラッ



ミスティ「どうしたの?諦めるのかしら?」



アキ「あぁ……………」グラッ


「!アキが倒れこむ先に……ガラスの破片が…!」ダッ!


ぐらああぁぁぁぁああぁぁぁ…………


「アキ!」(よし、間に合う)



ナオミ「あんた邪魔!」ドッ



「なにい……!?」グラッ



ナオミ「お姉様!危ない!」ガシッ



アキ「………う?……な、ナオミ?」



ナオミ「しっかりしてください!」



「…………く…この小娘……!」




ミスティ「あら?お友達かしら」



ナオミ「あなたがお姉様を……………って!ええ!?ミスティ・ローラ!?」



アキ「ナオミ…………逃げて…」



ナオミ「ま、まさかミスティ・ローラが敵なんですか…?この大女優が……?」



ミスティ「あら、嬉しいこと言ってくれるわね…」



アキ「あなたを………巻き込むわけにはいかない…」ググッ



ナオミ「お姉様………そんな…………こんな戦いって…」


「アキ!しっかりしろ!」タタッ


アキ「…あなたは?」



ディヴァイン「私だよアキ…」スッ


アキ「!ディヴァイン………あなた…生きてたの?!」



ディヴァイン「ああ、怪我は負ったがな」



ナオミ「あんた………アキお姉様にくっつきすぎよ」



ディヴァイン「アキ、今こそ君の封印を解こう」



アキ「封印………………?」


ディヴァイン「ああ、キミは力が強大すぎた、だから私が封じていたんだ………」



アキ「……………」



ディヴァイン「呼び覚ます言葉は………冥界への入り口は魔女の島にある」ボソッ



アキ「!!!…………!」ギュオオオオオォォォオオ!!!!




ドオオオォォォオオオオオォォ………!


ナオミ「!?な、なに……?お姉様……」



アキ「……………」ゴゴゴゴゴ………


ナオミ「あんた!お姉様に何したのよ!」



ディヴァイン「は、ははははは!アキ、解放されたお前はダーク・シグナーを遥かに凌駕する…!存分に暴れるんだ!」タタッ



アキ「………………!!!」ゴゴゴゴゴ………!



ドオオオォォォオオオオオォ…………




ミスティ「ぐ………!?」



ナオミ「お、お姉様!落ち着いて……!」



アキ「………はああああぁ!!!」バッ



ナオミ「吹き飛ぶ………うわっ……!」


コナミ「再び危なああぁあああぁあぁー!!!」バッ


ぐいっ


ナオミ「!?あんた…!」


ドオオオォォォオオオオオォォーーーーン!!


シュウウウゥゥウゥゥ…………!



…………………………………………………………………………………………………………



牛尾「ぐぐぐぐ……!!」ギギギギギ……



遊星「頑張ってくれ牛尾!」


牛尾「きや、すでにMAXパワーでやってるぞ!」ギギギギギ……!



遊星「腰に力を使え!」



牛尾「うるせぇー!ぐうううぅ……!歪んでるせいで開かないんだよ……!」ギギギギギ……!!!



ジャバババババ……!!



遊星「く…このままじゃ溺れる……!」チャプッ



深影「うぅ………助けてアトラス様ー!」



牛尾「ぐう……!?な、なんで………!」ギギギギギ……!



牛尾「なんでジャックなんだぁーー!!」ぐぐぐぐ……!!



バガアァァアアァンンッ!!

遊星「!やったぞ牛尾!ありがとう!」ザバッ



牛尾「はあー……はあー……」



深影「はぁ………はぁ………」



牛尾「深影さん………コート使ってください、冷えたでしょ?」サッ



深影「ありがとう牛尾くん………ふう……」ぱさっ


遊星「!…………あれはトカゲの地上絵……………!」


………………………………………………………………………………………………………………………





ズズズズズズズズ………


アキ「………」ゴゴゴゴゴ………


ミスティ「私はあなたを許さない……」ズズズズズズズズ………



ナオミ「げほっげほっ、あ、あんたいきなり飛びかかってくるんじゃないわよ!」


コナミ「く………いや、助かっただろ俺のおかげで!礼くらいしようぜ!?」



ナオミ「ふん……!アキお姉様ならきっと私には被害が及ばないようにしてたわよ」



コナミ「おい、十六夜の顔見てみ、お姉様っていうより……兄貴って感じだぞあの凛々しさは…何があったんだ?」



アキ「ふ……ふふふふふふふ!」 http://livedoor.blogimg.jp/maxut/imgs/0/c/0c95742f.jpg


コナミ「………あんなんだったっけあいつ…………?」



ナオミ「ああ……凛々しいわお姉様………!素敵です」



コナミ「…………そうですか」


コナミ「とにかく、もう少し離れないと危険だぞ!」グッ タタッ



龍亞「あれがアキ姉ちゃん……?」



龍可「なんか怖い………」




ナオミ「ちょっと、気安く触らないで欲しいわ、全く!」タタッ



近くの建物



ディヴァイン「そうだアキ………!全てを破壊しろ、私達でアルカディア・ムーブメントを再興するのだ!はははは!」



…………………………………………………………………………………………………………



遊星「アキーー!」タタッ



龍亞「あ、遊星!」


遊星「何が起こってるんだ……?この現象は……」



龍可「わかんない……昔のアキさんに戻っちゃったみたい………」



アキ「ふ、ふふふふふ、燃やし尽くす……全てを…」



ミスティ「黒薔薇の魔女の本性が出たわね、トビーを殺した本性が……」



遊星「そうか…………ミスティは弟を殺された恨みで………く、アキが本当にやったのか…?」



龍可「それも分からない…………確かめる方法もないし……」



遊星「く……………………ん?」



遊星「あいつは…………!そうか…………奴が黒幕か……!」タタタッ



龍亞「遊星、どこ行くの?!」



コナミ「ん、遊星だ、………ついて行ってみるか…」タタッ



雪乃「あら、コナミ、どこに行くのかしら?」





ここまでで




ディヴァイン「全てを壊せ!アキ、お前ならダーク・シグナーなど恐るるに足らん!」




カンカンカンカンカンカン!!


ディヴァイン「ん?なんだ……」



バゴーーーーーーーン!!


遊星「はっ!」ゴロゴロスタッ



ディヴァイン「!貴様は…………」



コナミ「でた!満足式突入法!」カンカンカン………


遊星「ディヴァイン!貴様の変装だったのか!」



…………………………………………………………………………………………………………


アキ「ふふ……私の前に立ちはだかるというのなら、あなたを排除する!」


ミスティ「……………!」ズッ!



ボオオォォオオオ!!



龍亞「うわあ!地上絵が出たぁ!」


ナオミ「う……!お姉様…!」


龍可「ナオミさん!危ない!早くこっちに来て!」


………………………………………………………………………………………………………………



ディヴァイン「見つかってしまったか、くく……」


遊星「お前の目的はなんだ!なぜここに現れた!」



コナミ「遊星!どうした!」タタッ


遊星「コナミ、この男がアキをおかしくしたんだ…」



ディヴァイン「私がするのは復讐さ、ダーク・シグナーどもへのな」


遊星「死んだんじゃなかったのか!?」



ディヴァイン「私がそう簡単に死ぬものか、まああれだけの高さから落とされたんだ、このざまだけどな」スッ



コナミ「う、顔半分がズタズタに………」



ディヴァイン「私をこんな目に合わせたダーク・シグナーは許せない、アキの力を使い葬ってやる!」



遊星「アキは生まれ変わったんだ!貴様の思い通りにさせるものか!」


ディヴァイン「生まれ変わっただと?そんなもの、私が少し手を下せば自在にコントロールできるのさ」


コナミ「マインドコントロールってヤツか?」



ディヴァイン「アキは心に深い傷を負っている、弱っているのさ、その弱い部分をちょっとくすぐってやるだけでいい」


ディヴァイン「あっという間に元通りさ、私に依存していたころのアキにな、くくく……」



遊星「人の心をコントロールするなんて許せない!やめるんだ!」



ディヴァイン「そんなことを言われる筋合いはない、ファイアーボール!」バッ


ドシュウウウゥゥゥウゥ!!!


遊星「くっ!」サッ


コナミ「あぶなっ!」サッ



ドオォーーーーン!



パラパラパラ………!


コナミ「く………ファイアーボールを使いこなすとは……奴はマリオか?!」


ディヴァイン「躱したか、なかなかの身体能力だ」


遊星「ディヴァイン!貴様……」(



ディヴァイン「強力なサイコパワーを持っていたばかりに孤独を抱えていたアキの心……そこを刺激するだけさ、はははは!」



ディヴァイン「ミスティもあわれだな、弟のトビーを殺された恨みでダーク・シグナーとなりサイコ・テュエリストに戦いを挑む……泣ける姉弟愛じゃないか」


ディヴァイン「まあ、所詮アキにやられる運命だがね、はははははは!」



遊星「………!まさか、ミスティがダーク・シグナーになるように仕向けたのはお前か!」


コナミ「なんだと………?!」



ディヴァイン「流石の私もそこまでは予測していなかった、だがサイコパワーを試したい私にとっては格好の舞台になった訳だ」



コナミ「こいつさっきから人を何だと思ってんだ!」



遊星「………………………ふ、そこまでは……か、語るに落ちたなディヴァイン!やはりお前はトビーの死に関係しているんだな!?」ピッ



コナミ「え……?」


ディヴァイン「くく………だったらどうする?」






…………………………………………………………………………………………………………………………


ミスティ「見せてあげるわ……!私はバッド・エンド・クイーンドラゴンをリリース!」シュオオオオォ!!


龍可「ま、まさか」


龍亞「地縛神がでるよぉ………!」


ナオミ「何………?これは……」


牛尾「おい!大丈夫かお前ら!」タタッ



深影「デュエルはどうなったの!?」タタッ


龍亞「地縛神が出てくるよ!」


ミスティ「いでよ!地縛神Ccarayhua!」バッ!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

Ccarayhua「シュォオォォオオオオォオオォォオォ!!!」


アキ「………………ふ」ニヤ



龍亞「うわあぁああ!!今度はトカゲだぁ……!」



あけは「なんか不気味な……!」



ナオミ「なにあれ……!?アキお姉様…!」タッ


牛尾「おい!あぶねえぞ!行くな!」ガシッ



ナオミ「うるさいっ!離しなさい汚い!アキお姉様のピンチに私が黙ってられるわけないじゃない!」ぐいぐいっ


雪乃「落ち着きなさい大庭さん」


牛尾「く……!こいつなかなかの力だ……!仕方ねえ、許せ!当身!」とんっ


ナオミ「うっ………」かくっ


龍亞「あ!すげー……」


深影「まあ………緊急時だから仕方ないわね」




…………………………………………………………………………………………………………………………


コナミ「うお……地縛神だ…」ズズ…


遊星「コナミ!危ない!」


ドシュウウウゥゥゥウゥ!!!


コナミ「ぐ!デュエルディスク盾!」サッ


ドオオオォォーーン!

コナミ「危ない危ない……」


ディヴァイン「お前達も一緒に始末してやる」スッ



遊星(奴はトビーの死に関係している………まさか………!?)


遊星「ディヴァイン!お前が仕組んだことなんだろう!?トビーを殺し、アキに責任をなすりつけたんだ!」カチッ



ディヴァイン「くく…………気付かれたなら仕方ない、そうさ私がトビーを殺した、私がやったのさ、一年前にね」


コナミ「こいつ軽い口調で……!」



ディヴァイン「実験に耐えられずに死んだのさ、強いサイコ・デュエリストが私には必要だったからね」



ディヴァイン「あの小僧はダメだ、その点アキは素晴らしい素材だった、私の期待をいつも答えてくれる!ははははは!」


コナミ「この野郎がぁーー!」ダッ


遊星「許さん!」ダッ



ディヴァイン「ふ…ファイアーボール!」バッ

ドシュウウウゥゥゥウゥ!!!


ドオオオォォーーーーーーーーン!!!


コナミ「ぐああぁあ!!」ザザァ!



遊星「ぐううぅ……!」ガシッ ブラン………




コナミ「うあ、遊星がピンチだ!」ダッ!


ディヴァイン「動くな邪魔だ、闇の呪縛!」バッ

ガチャアアァアアァァアァン!


コナミ「ぐはぁああ……!何だこの鎖は……!」ギチギチギチ……


ディヴァイン「おとなしくしていろ、くくく」



遊星「こ、コナミ……!」ググッ



ディヴァイン「まったくしぶといな君たちは、まあ………今度こそ完全に消えてもらう、サイコ・ソード」シュッ



遊星「く………!……………ふ…ふふふ………」



ディヴァイン「………?何を笑っている?」



遊星「俺のデュエルディスクは手作りでね!マルチデュエル用の音声ネットワークをONにしておいた!」


ディヴァイン「……………?」


遊星「今までのお前の暴露話、全てミスティに聞こえているぞ!」



ディヴァイン「なに…………」チラ


ミスティ「…………………」ゴゴゴゴゴ…


ミスティ「………………!ディヴァインンン………!お前がトビーを殺したのね………!」」


ディヴァイン「はははは!それがどうしたぁ!?」



ディヴァイン「お前の弟が無能だったせいだ、私の役に立たない人間など必要ないのだよ!」



コナミ「てめぇえぇ!!!」ギチギチギチ……



ミスティ「…許さない……………!!」




Ccarayhua「ウォオォオオォォォォォ!!!」


ディヴァイン「ん?」


べろおおおおぉぉおぉぉぉぉぉぉぉん!


ディヴァイン「なに!?うわあぁぁぁあああぁぁ!!」


遊星「う、これは………!?」


コナミ「ぎゃあ……!地縛神の舌がディヴァインに……!」


ディヴァイン「や、やめろ……うああああぁあぁぁあ!!!」シャアァァ…………


Ccarayhua「オオォオオォォォォ!!」パクンッ



龍亞「わああぁーー!食べちゃったー!」


あげは「ひいぃ……!」


龍可「う……!」


牛尾「マジか………!?」


雪乃「……!」ギュウゥウゥ……


コナミ「あ、あ………あっけねー……あいつ……」パキィィン!



コナミ「あ、鎖も外れた」カシャン…


遊星「ディヴァインがやられたからだ………まさか地縛神が動くとは…」


ミスティ「……………トビー……仇はうったわ…」




アキ「………………」


ミスティ「アキさん………ごめんなさい、トビーが死んだのはあなたのせいでは無かったわ…」


アキ「え…………あ、…」


ミスティ「私にはもう、戦う理由は無い……サレンダーするわ」スッ…


ズオオオオオォォォォオオ!!!


ミスティ「ぐ!?うううぅうう…………!!」


アキ「!?ミスティ!」



コナミ「あ!出たぞ冥界の王!まただ!」



遊星「く…!また強制的にデュエルをさせる気か……!」


ミスティ「ぐううぅうう………!!!?」


アキ「ミスティ………!」


遊星「ミスティ!お前の復讐は終わったんだ!」


ミスティ「も………もう、私には止められない……! くぅううう……!」


アキ「邪神なんかに負けないで!ミスティ!」


ミスティ「くぅう…………………我がデュエルを進めよう……!」ズズズ……



龍亞「ああ!乗っ取られちゃった!」


あげは「これは…………」




…………………………………………………………………………………………………………………………


アキ「ブラックローズドラゴンの効果を発動!フィールドを全て破壊する!ブラックローズ・ガイル!」バッ


ミスティ「ほぉ………貴様はこの女を助けないと………?」


アキ「私が倒すのはミスティじゃない、地縛神!」


ローズドラゴン「オオオオォオオオォーーーー!!」ドオオォォーーーーー!!!


ミスティ「トラップ発動!デス・ゲイザー!」カチッ



コナミ「なんだ!?」



アキ「く……」



ミスティ「この効果で破壊される我のカード一枚につき300P、貴様にダメージを与える!」


ゴオォォォォォオオォオオ!!!!


雪乃「!十六夜さん!」


龍可「アキさん!」



アキ「ミスティ……!トラップ発動!リフレクト・ネイチャー!」カチッ


コナミ「!あれは効果ダメージを相手に移し替えるトラップカード!」



牛尾「十六夜へのダメージがミスティに跳ね返るって訳か!」


ミスティ「な……!ぐ……ぐぁぁぁぁああぁぁ!!!」ドオオォォーーーーー!!! LP0ピー






シュウウゥゥウウウゥゥゥゥウウウ…………


コナミ「十六夜が勝った!」



遊星「やったぞアキ!」


アキ「はぁ……はぁ………ミスティ…………」ダッ



ミスティ「ふふ…………これでいいのよ………アキさん……世界を救って………?」



アキ「ミスティ!消えないで!お願い……!」


ミスティ「私は………後悔してないわ……トビーの仇が……うてたのだから……」シュウウウゥゥウゥゥ


龍亞「体が………」


コナミ「助けられねえのか……?くそ…」スタスタ……


ミスティ「………!?あなた、トビー……!?」



コナミ「え………?」


アキ「!?」


雪乃「!?」


ミスティ「………いえ、似てるけど…少し違うわね……髪型とか………」



コナミ「え!?俺があんたの弟に似てんの!?」


ミスティ「さ……最後に……顔を…よく見せてくれないかしら………」シュウウウゥゥウゥゥ


コナミ「あ、ああ………」スッ



ミスティ「ふふ…………とびー……お姉ちゃんも……そっちに行くから…ね…」シュウウウゥゥウゥゥ………



アキ「!…………………く………ミスティ……!」


コナミ「………なんか俺も悲しくなって来た………」





…………………………………………………………………………………………………………………………


遊星「これで………全てのダーク・シグナーを倒した…」


牛尾「世界は救われたのか………?」



龍亞「実感無いや………」


コナミ「そういやクロウは全然出てこなかったけど」キョロキョロ



クロウ「オーーーイ!お前ら!大変だ!」


遊星「!クロウ、遅かったな」


コナミ「まったく、もう終わっちまったぞ?」


龍可「どうしたのよクロウ?」


アキ「…………」グスッ



ナオミ「お姉様、傷心でしたなら私が慰めます……どうか泣かないでください」


アキ「………ありがとう、ナオミ」



雪乃「後味が悪い戦いだったわ……」


クロウ「シティ方向をみろ!なんだあれ!?」ビッ



牛尾「シティ方向………?」



カアァアァアアァァァァァアアァァァ!!


コナミ「なんだあぁ……!?」


あげは「あれって……地上絵………!?」



遊星「い、いや…………少し違う………!なぜシティに……?!」



……………………………………………………………

近くの茂み


ディヴァイン「はあ……はあ……!……こ、ここは…!?私は助かったのか……!?」


ディヴァイン「ふ…………くくくくく……!そうか…ミスティが死んだから…」


ディヴァイン「まだだ……私の復讐は終わらんぞ………はははは!……」シュンッ


今回はここまでで

Ccarayhua
http://livedoor.blogimg.jp/maxut/imgs/e/2/e21b98ca.jpg



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!


牛尾「!?地震か…?」


遊星「これは………」


コナミ「あ!あれをみろ!」ピッ


冥界の王「うぉおぉぉぉおぉ…………!!」ズズズズズズズズ………



クロウ「なんだあの化け物はぁ………!?」



龍亞「ドロドロしてるよ…………しかも少しずつシティに向かってない?!」



雪乃「う…………まさか…あれが封印されていたっていう」



遊星「…………冥界の王………それじゃあ、俺たちは間に合わなかったのか……!?」



龍可「どうしよう………ん?」


クリボン「クリ………」



龍可「クリボン?…………うぅ……!?」


龍亞「どうしたの龍可!?」



龍可「あれを………行かせちゃいけない………!止めなきゃ…」


ズズズズズズズズ………



ナオミ「あの光の柱に向かっているようね………」



コナミ「封印から解かれちまったアイツを……どうするんだ!?」






カァァーーーーーーーーー!!


遊星「う!?」



龍可「!………アザが…!」



アキ「アザが光り始めた……」



牛尾「ん?あれはなんだ!?」


赤き竜「ウオオォォオォーーーーーン」



遊星「赤き竜!なぜここに……!?」



雪乃「日現実的な事だらけね……」




コナミ「かなり今更だぞそれ…」



ギュウウゥゥゥゥウウウウゥゥン!


「うわぁああーーーーーー!!!」シューーーン


シューーーーーーーーーーン


牛尾「な………ここはどこだ……!?」



遊星「赤き竜の中だ………俺たちを何処かに運んでいるんだ…」



ジャック「く…いきなりなんだ!?」



クロウ「あ!ジャック、お前も飛ばされたか!」



コナミ「身体が浮いてなんか不思議な気分だ…」


あげは「うわあぁー……!飛んでるよー!」


龍可「私達に何を求めてるの……?赤き竜……」



シューーーーーーーーーーーン!



シティ


キィイイイーーーーン………



遊星「う………ここは…」スタッ



アキ「シティだわ………私達は…シティに連れてこられた………」


ジャック「一体どうなっているのだ!」



クロウ「ダーク・シグナーは全員倒しただろーが!」



龍亞「早くあのドロドロを止めないと………!」


コナミ「………ん?あれは?」ピッ



ゴドウィン「どうやら…ダークシグナーとの戦いには勝利したようですね」スッ



雪乃「!治安維持局長官…?」


遊星「ゴドウィン!…」



ゴドウィン「だが冥界の門を閉ざす事はできなかった…」



遊星「ゴドウィン!教えてくれ、俺たちは負けてしまったのか!?」



ゴドウィン「はい、この世界はもう………終わりです」




遊星「なんだと…………?」




ゴドウィン「…刻一刻と冥界の王はこちらに向かっています…」


遊星「!なぜだ!……なぜここに向かってくる!?」



ゴドウィン「それは、この神殿が神聖なる儀式の場だからです」



ジャック「儀式だと……?」


ゴドウィン「そう、儀式のために私が赤き竜の力を使いあなた達をこの地に呼んだ」



アキ「?……」



ゴドウィン「……」スッ


遊星「!それは、ドラゴンヘッドのアザを持つ腕……!?」



ジャック「それはお前の腕なのか!?」



ゴドウィン「ちがいます、これは我が兄ルドガーのもの」



遊星「それをなぜお前が持っている!?」



ゴドウィン「ふふふ…………」キィイイイーーーーン!



コナミ「!?その背中のアザは……!」



遊星「まさかお前は…」



ゴドウィン「ふふふふ………うぉおおおぉおおぉ!!!」バリリリッ! ムキッ


龍亞「うわぁ!」



コナミ「いきなりバンプアップしやがった…!」







ゴドウィン「そう………私は、ダークシグナーとなった!」ズズズズズズズズ!



あげは「な…………?」


ジャック「馬鹿な……!?」



ゴドウィン「くくくくく…………はあっ!」ガシャァッ!!


牛尾「アザの腕を………義腕を引き抜いてから……!」



雪乃「自分にはめた………!?」


遊星「ゴドウィン!お前はなにをしている!?」


ゴドウィン「我は………神となる!!」ゴアッ


クロウ「神ぃ………!?」


ゴドウィン「邪神の力と赤き竜の力…………二つの神の力で……究極の神となるのだぁ!!!」



コナミ「危ないおっさんだな!」



ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!



遊星「う!神殿がせり上がる……!」ズズズズズズズズ………!



ジャック「離れろ!」



ゴドウィン「はははははは!」




ズズウウゥゥウウゥンン………!!


………………………………………………………………………………………………………………

カードショップKURUMIZAWA

店長「うん!?なんだ?……地震か………?」グラグラ…



レイン恵「………………?」


三郎「にゃ……………?」


………………………………………………………………………………………………………


アンジェラ「えー……突如現れた謎の光は未だ原因が判明しておらず……」


ガヤガヤガヤ………



ゆま「なんか嫌な予感がします………」


……………………………………………………………………………………………………………



ゴドウィン「くくくくく…………これより、冥界王を迎える儀式を行う!」バッ


遊星「儀式……!?」




ゴドウィン「儀式はコンドルの地上絵を使用したライディングデュエルによって執り行われる!」



ゴドウィン「そう!神である我がシグナーである君達を完膚なきまでに叩き潰す事で冥界の王を迎える!」



遊星「ゴドウィン!なぜだ!」


クロウ「おまえが遊星に頼んだんだろが!ダークシグナーを倒せって!」



ゴドウィン「さあどうします?そろそろ冥界の王がやって来ますよ?」


遊星「く……………」









遊星「このデュエルに勝ったら、冥界の王は……?」


ゴドウィン「消えるでしょう、だが、それは我がさせない!神たる我が!」


遊星「!!ゴドウィン!そのデュエル受けて立つ!」



ジャック「貴様など蹴散らしてくれる!」



クロウ「俺も行くぜ!あいにく俺はシグナーじゃねえ、だが……サテライトのガキどものためなら何でもするぜ!」



クロウ「例えそれが無謀な事でも……あの伝説のDホイーラーが飛んだようになぁ!」


ゴドウィン「ふ…………」



遊星「勝負だゴドウィン!俺たち三人で冥界の王の復活を止めてみせる!」



ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!



龍亞「遊星!ジャック!クロウ!」



龍可「頑張って……!」



牛尾「頼むぜお前ら!」



深影「アトラス様……!」



アキ「………遊星」



コナミ「よっしゃいけぇーー!」



あげは「ねえ、キミは行かないの?」



コナミ「え?ああ……なんか嫌な予感がするからここに残ってる」



あげは「?なにそれ……」






ゴドウィン「あなた達にはそれぞれ4000のLP、私にはその三倍の12000LP……ファーストターンはそれぞれ攻撃できない」



ゴドウィン「異存はありませんね?」



クロウ「ねえよ!」ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!


ジャック「行くぞ!これが俺たちの……!」



遊星「最後の戦いだ!」ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!


バッ!!!



ダンッ!



ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!



コナミ「お、あの地上絵空中でも乗れるのか…」



雪乃「そのようね…」



「「「「デュエル!!!」」」」


ゴドウィン「これよりこのフィールドはスピード・ワールドに支配されます」バッ


ドオオオォーーーーーーーーン!



クロウ「先行は鉄砲玉のクロウ様だ!」シュッ ブオオォオーーーーー!!!!







龍亞「始まっちゃった……!」ドキドキ



龍可「世界の運命をかけたデュエル………!」



牛尾「遊星…………!ジャック、クロウ……頑張ってくれ……!」



アキ「………LP12000をどう削るのか………」



ナオミ「いざとなったら私がお姉様は守ります」



アキ「ナオミ、無茶はしないで」



コナミ「三対一ってかなり有利な気がするけどな…………」



あげは「あの人の自信………よほど強いんだよ………」


雪乃「そうね………いきなり筋肉量も増えたし…」



コナミ「おい雪乃、いい男探してると言ってもゴドウィンはダメだぞ、マッスルな男はカッコいいのは解るが、敵だし」



雪乃「わ、私はそんなつもりで言った訳じゃないわ…!」ペシッペシッ



コナミ「いたっ…」


………………………………………………………………………………………………………………



遊星「ゴドウィン!どうしてお前がダークシグナなどに!?」



ゴドウィン「17年前、旧モーメントの力を兄、ルドガーが解き放った…兄はシグナーとダークシグナ……二つの神を身体に宿していた」



ゴドウィン「兄の身体をダークシグナーの力が占領しようとしていた……そこで兄は考えた…」


ゴドウィン「ドラゴンヘッドの左腕を切り落とし、弟の私に託す事で運命にその決着を任せようとした」



ゴドウィン「私はこの力で、5000年周期に起こるこの戦いを終結させる事を誓った!神となって!」



ゴドウィン「冥界の王の力で世界を滅ぼし、赤き竜の力で世界を再生する!我が神だぁあ!!」



遊星「ふざけるなゴドウィン!!」



クロウ「マーサやサテライトのガキども……罪の無い奴らがどうして滅ぼされなくちゃいけねえんだ!」



ジャック「このジャック・アトラス!貴様の妄想に付き合う暇などない!」



遊星「お前は間違っている!運命を突き破るのは神の力じゃない!俺たち一人一人が抗い、戦い勝ち取る物だ!」


ゴドウィン「ふ…なにをもって戦うと?」



遊星「それは………!俺たち仲間の絆だ!」



ゴオォォォォォーーーーーーーーーーーーー!!!





コナミ「なんか良く聞こえなかったが……いい事を遊星が言ったのは分かるな……!」


あげは「よく聞いておきなよまったく………」



牛尾「………!」



龍亞「遊星………………!」



龍可「私達もついてるわ……!」




アキ「仲間の絆……………」



ナオミ「流石はチャンピオン……男の割にはいい事を言うわね」


キィイイイーーーーン!!



コナミ「………………」キョロキョロ



雪乃「……?何をさがしているのかしら?」



コナミ「いや…………俺の予想ではそろそろなんだよ………」キョロキョロ



雪乃「………?」



コナミ「……………!!…野郎!やっぱり来やがったかー!」



あげは「!?え」



龍亞「どうしたの……!?」



牛尾「お、おい、何を」



ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!



雪乃「コナミ……?!」




ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!


ダンッ!


ブオオオオオォオーーーーーーーーーーーー!!!!



龍可「!?コナミが地上絵の中に……!?」



深影「何をしているのコナミ!?」



ナオミ「ちょっ意味がわかんない、もう、相変わらずバカね…!!」



アキ「な……?!遊星達を追いかけて行ったの………?」



龍亞「わ、わかんない………『来やがったか』って言ってたけど…」



雪乃「何をしているの………?!……無茶はしないで……」



………………………………………………………………………………………………………………


シュンッ



ディヴァイン「ふう、ここだな……ゴドウィンの居場所は……」スタッ



ディヴァイン「これは…………コンドルの地上絵か…くくく……なるほどな…不動遊星達とデュエルをしているのか」



ディヴァイン「動きやすくて助かる……私のシグナー共への復讐はまだ終わっていないからな…」



ディヴァイン「せいぜい夢中になっていろ………サイコパワーで全員クラッシュさせてやる」シュッ ファイアーボール



ディヴァイン「そして最後はゴドウィン……貴様だ……はははは!」



ディヴァイン「後ろからサイコ・ソードで切り刻んでやる………緊急テレポートを発動…」スッ



ブオオオオオォオーーーーーーーーー!!!!



ディヴァイン「ん?」



コナミ「待ってもらおうかー!」ブオオオオーーーーー!!!!



ディヴァイン「あいつは……、ち、デュエルに参加してなかったか」スッ


キキキイイィィイイッッ!!



コナミ「ふう………やっぱり来ると思ったぜ……ミスティは死んで…地縛神も消滅したからな」



コナミ「お前も生き返ってると俺は思ってた!」



ディヴァイン「ここに来れたのはお前だけか……くくくく、お前ごときに何ができる?シグナーでもないお前に」


コナミ「遊星達のデュエルを邪魔しようってんならそれをさらに邪魔してやる、お前の思い通りに行くか!」カシャッ



ディヴァイン「おいおい、私と戦う気か?アルカディア・ムーブメント総帥の私に、お前ごときが何とかなるとでも…?」



コナミ「肩書きにビビる俺じゃないんでね、サテライト出身者にはそんなもん通用しねえんだよ!」



ディヴァイン「やれやれ………まあいい、うるさいお前をサイコ・デュエルで切り刻んでから奴等に復讐するのもいいだろう」カシャッ


コナミ「させるか、根性叩き直してやる……!」



ディヴァイン「サイコ・デュエル…………楽しんで逝ってくれよ?」



「「デュエル!!」」



今回はここまでで





………………………………………………………………………………………………………………………………



ゴドウィン「伝説のDホイーラーは学んだ、運命には抗えないと…」



クロウ「……」


ゴドウィン「だが、それは凡人だからだ、下らない人間だからだ!」


ジャック「…」


ゴドウィン「運命を変えるには、人を超え神となる!その時初めて奇跡は起こるのだと!」



遊星「…………な…!?」キィイィイィィィン


シュウウゥウゥウーーーーーン!!



ジャック「!馬鹿な…!?」



アキ「アザが…消えた?」


龍可「何……?」


ゴドウィン「ハハハハハハハ!」キィイィイィィィン!



遊星「そんな……全てのアザがゴドウィンに集結した…!」



ゴドウィン「ハハハハ……!我が!究極の神だぁ!」



クロウ「ちぃ………!カードを2枚セットしてターンエンドだ!」バッ



………………………………………………………………………………………………




ディヴァイン「………ふん、ゴドウィンめ……ヤケにテンションが高いじゃないか」


ディヴァイン「シグナーだダークシグナーだ…………私には関係のない事だ」


ディヴァイン「お前だってそうだろう?シグナーでもなければゴドウィンに因縁も無い、本来無関係だ」



ディヴァイン「私が奴らを皆殺しにしたところでな………」



コナミ「お前と俺は考え方が違うようだぜ、俺にとって遊星、ジャック、クロウはサテライトからの仲間だ」



コナミ「仲間のピンチに黙ってられるか!当たり前だろが!」


ディヴァイン「仲間………ははははは!仲間など必要あるか!確かにお前とは考え方がまったく違うようだな」


コナミ「ああ」


ディヴァイン「話し合いではどうにもならない事を理解した、仕方ないな」



ディヴァイン「お前の先行だかかってこい、力の差を思い知らせてやる」スッ



コナミ「お前はここで止める、俺のターン!」シュッ 手札6



コナミ「俺はブラッド・ヴォルスを召喚!」バッ



《ブラッド・ヴォルス/Vorse Raider》 †
通常モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。
手にした斧は常に血塗られている。


ヴォルス「あぁぁああああ!!!」



コナミ「鬼柳に返し忘れたカードだが……大切に使っていくぜ」


コナミ「カードを2枚セットしてターンエンドだ!」バッ 手札3





ディヴァイン「ふん、私のターン」シュッ 手札6


ディヴァイン「私は緊急テレポートを発動する」バッ



《緊急テレポート/Emergency Teleport》 †
速攻魔法
自分の手札・デッキからレベル3以下の
サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
このターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。


ディヴァイン「デッキからクレボンスを特殊召喚」バッ



《クレボンス/Krebons》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/サイキック族/攻1200/守 400
このカードが攻撃対象に選択された時、
800ライフポイントを払って発動できる。
その攻撃を無効にする。


クレボンス「けけけ……」


ディヴァイン「そして手札からメンタルプロテクターを召喚」バッ



《メンタルプロテクター/Mind Protector》 †
効果モンスター
星3/光属性/サイキック族/攻 0/守2200
このカードのコントローラーは自分のスタンバイフェイズ毎に500ライフポイントを払う。
この時に500ライフポイント払えない場合はこのカードを破壊する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
サイキック族モンスター以外の攻撃力2000以下のモンスターは
攻撃宣言をする事ができない。


プロテクター「クククク………」



コナミ「チューナーと非チューナーが並んだか…」


ディヴァイン「私は☆3のメンタルプロテクターに☆2のクレボンスをチューニング」サッ


☆3+☆2=☆5 カァッ!



ディヴァイン心の深淵に燃え上がる我が憎しみの炎よ……黒き怒濤となりてこの世界を蹂躙せよ、シンクロ召喚!現れろ…………マジカル・アンドロイド!」



《マジカル・アンドロイド/Magical Android》 †
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/サイキック族/攻2400/守1700
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分のエンドフェイズ時、自分フィールド上の
サイキック族モンスター1体につき、自分は600ライフポイント回復する。


アンドロイド「はぁっ!」



コナミ「攻撃力2400か…!」


ディヴァイン「いくぞ!マジカル・アンドロイドでブラッド・ヴォルスを攻撃!」



アンドロイド「はあぁー!」ブオォッ!


コナミ「かかったな!革命-トリック・バトルを発動!」カチッ



革命−トリック・バトル
永続罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターと
相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターが戦闘を行う場合、
攻撃力の低いモンスターは戦闘では破壊されず、
攻撃力の高いモンスターが戦闘によって破壊される。



コナミ「このカードがある限り、攻撃力で優っているモンスターが戦闘で破壊されちまうのさ!」


アンドロイド 攻2400


ブラッド・ヴォルス攻1900


コナミ「返り討ちにしろブラッド・ヴォルス!」


ディヴァイン「速攻魔法カードを発動!サイクロン!」バッ



《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。


コナミ「なに!?」



ディヴァイン「貴様のトリック・バトルは無効だバカめ!」

ギュオオオォォォーーーーーー!!!


バリィィンン!!

コナミ「ぐぁ…!トリック・バトルが破壊された?!」


アンドロイド「はぁーーーー!」バシュウゥッ!!


ヴォルス「あぁぐあっ!!」ドォォオオン!


コナミ「ぐはぁあーーー!?」LP4000→3500 ズザァァアァァアアァッ!!



コナミ「ぐ…………これがサイコ・デュエルか………いってぇ……」


ディヴァイン「まだまだこれからだ、私のサイコ・パワーを全開にしているからな、くくく…」



ディヴァイン「私はカードを1枚セットしてターンを終了、この瞬間マジカル・アンドロイドの効果が発動、私のLPを600P回復する」 LP4000→4600 手札2


ディヴァイン「どうする?マジカル・アンドロイドを破壊しなければ私のLPは天井知らずに回復するぞ、くくく」


コナミ「ち…………マジカル・アンドロイドを破壊しないとな……ドロー!」シュッ 手札4


コナミ「俺はネコ耳族を召喚!」バッ



《ネコ耳族/Cat's Ear Tribe》 †
効果モンスター
星1/地属性/獣戦士族/攻 200/守 100
相手ターン時のみこのカードと戦闘する相手モンスターの
元々の攻撃力はダメージステップ時に200になる。


ネコ「にゃ」


ディヴァイン「たしかそいつは、相手ターンで相打ちにするような効果があったな、どうするつもりだ?」


コナミ「俺は渾身の一撃を発動!」バッ


《渾身の一撃/Full-Force Strike》 †
通常魔法
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
このターン、選択したモンスターは戦闘では破壊されず、
その攻撃によって発生するお互いへの戦闘ダメージは0になる。
また、このターン、選択したモンスターが相手モンスターを攻撃した場合、
ダメージ計算後にその相手モンスターを破壊する。


コナミ「これでマジカル・アンドロイドを破壊できる!」



ディヴァイン「なるほどな、そんな策か」


コナミ「行け、ネコ耳族!渾身の一撃だ!」


ネコ耳族「ニャー!」ダダダダッ



ディヴァイン「甘い!私は手札のタイム・エスケーパーを墓地に捨て、効果を発動する!」シュッ



《タイム・エスケーパー/Time Escaper》 †
効果モンスター
星2/地属性/サイキック族/攻 500/守 100
このカードを手札から捨て、
自分フィールド上に表側表示で存在する
サイキック族モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを次の自分のスタンバイフェイズ時までゲームから除外する。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。


アンドロイド「ふふふ…」グニャアァ…!


コナミ「マジカル・アンドロイドが消えやがった……!?」


ディヴァイン「マジカル・アンドロイドは次の私のターンまでタイムワープしたのさ、攻撃は届かない」


コナミ「くそ……!渾身の一撃の効果を受けたネコ耳族はこのターン…ダメージは与えられない…!」


ディヴァイン「私にそんな単調な攻撃が通用するか、くく………」


コナミ「………俺はカードを一枚セットしてターンを終了する…!」バッ 手札1


ディヴァイン「私のターンだ、スタンバイフェイズにマジカル・アンドロイドは姿を現す」バッ 手札2


アンドロイド「ふふふ…」」グニャアァ…!


コナミ「厄介な奴だ……!」


ディヴァイン「私はテレキ・アタッカーを召喚!」バッ


《テレキアタッカー/Telekinetic Shocker》 †
効果モンスター
星4/地属性/サイキック族/攻1700/守 700
サイキック族モンスターが破壊される場合、
500ライフポイントを払い代わりにこのカードを破壊する事ができる。


テレキ「ウキキ……」


ディヴァイン「痛みを与えてやる…まずテレキ・アタッカーで相打ちにもっていき、マジカル・アンドロイドでダイレクトアタックを仕掛ける!」


コナミ「!……」ぐっ


ディヴァイン「いけ、テレキ・アタッカー!」バッ



テレキ「ウキキキキーーー!」ダッ!




コナミ「安全地帯発動!ネコ耳族は破壊されない!」カチッ



《安全地帯/Safe Zone》 †
永続罠
フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターは相手の効果の対象にならず、
戦闘及び相手の効果では破壊されない。
また、選択したモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃する事はできない。
このカードがフィールド上に存在しなくなった時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターがフィールド上から離れた時このカードを破壊する。


ディヴァイン「なに…!?」


テレキ「ウキキキキーーー!」攻1700→200


ネコ耳族「にゃー」攻200


バキィイィィィン!


テレキ「ぐっ!」ドォオーン!


ディヴァイン「く………!テレキ・アタッカーが無駄死にか……!」


コナミ「どうだ!?安全地帯がある限りてめーの攻撃は全て返り討ちだ!」


ディヴァイン「このままではマジカル・アンドロイドでも倒せないか……ターンを終了する」LP4600→5200


コナミ「このターンこそ……!アンドロイドを倒さねえと…回復を止めねえと…ドロー!」シュッ 手札2


コナミ「…俺はジェネクス・ウンディーネを召喚!」バッ



《ジェネクス・ウンディーネ/Genex Undine》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが召喚に成功した時、
デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。


ウンディーネ「ウッス」


コナミ「効果を発動する、デッキから舌魚を墓地に捨てる事で、ジェネクス・コントローラーをデッキから手札に加える!」シュッ


ディヴァイン「低レベルザコモンスターめ」




突然用事が…
今回はここまでで

テレキ・アタッカー



ディヴァイン「それで、肝心のマジカル・アンドロイドは破壊できるのか?」


コナミ「そして……カードを一枚セットする、ターン終了だ」バッ 手札1


ディヴァイン「く……くくく、結局は口だけか、ドロー!」シュッ 手札2


ディヴァイン「いけ、マジカル・アンドロイド!ジェネクス・ウンディーネに攻撃だ!」


アンドロイド「はあぁ!」ボオォォッ! 攻2400


ウンディーネ「…!?ヤバイ……?!」攻1200


コナミ「させるか!まんまと引っかかりやがったな、トラップ発動!奇策!」カチッ



《奇策/Nitwit Outwit》 †
通常罠
手札からモンスター1体を捨て、
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は、捨てたモンスターの元々の攻撃力分ダウンする。



ディヴァイン「奇策だと…?!」


コナミ「手札のジェネクス・コントローラーを捨ててマジカル・アンドロイドの攻撃力をコントローラーの攻撃力1400P下げる!」シュッ


アンドロイド「うぅ…!?」攻撃力2400→1000


ウンディーネ「ア、勝テル、オラーー!」バシィッ!


ディヴァイン「ぐぁ……!」LP5200→5000 ピッ


コナミ「マジカル・アンドロイド敗れたり!」


ディヴァイン「ち………小僧が…!」






ディヴァイン「…………私はエンドフェイズ、超能力再生を発動する」カチッ



《超能力治療/Metaphysical Regeneration》 †
通常罠
このカードはエンドフェイズ時にのみ発動する事ができる。
自分はこのターン墓地へ送られたサイキック族モンスターの数
×1000ライフポイント回復する。


ディヴァイン「この効果でLPを1000P回復してターン終了だ」手札2 LP5000→6000


コナミ「また回復か、だが今はガラ空きだ、ドロー!」シュッ 手札1


コナミ「ジェネクス・ウンディーネでダイレクトアタック!」バッ


ウンディーネ「オラーー!」ベシィッ!


ディヴァイン「ぐぁ…………!!」LP6000→4800


コナミ「ネコ耳族は安全地帯でダイレクトアタックはできない、ターン終了だ!」


ディヴァイン「私のターンだ!」シュッ 手札3


ディヴァイン「小僧、遊びは終わりだ、私にはやるべき事があるのでね!」


コナミ「やる事?」



ディヴァイン「ゴドウィンの抹殺、不動遊星達への復讐さ」


コナミ「…………いや、させるかそんな事!」


ディヴァイン「私は魔法カード、ミラクルシンクロフュージョンを発動!」バッ



《ミラクルシンクロフュージョン/Miracle Synchro Fusion》 †
通常魔法
自分のフィールド上・墓地から、
融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターをゲームから除外し、
シンクロモンスターを融合素材とするその融合モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
また、セットされたこのカードが
相手のカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、
自分はデッキからカードを1枚ドローする。


コナミ「フュージョンだと?」



ディヴァイン「私は墓地のマジカル・アンドロイドとメンタルプロテクターを融合する!」

グニャアァアアァーーーーー!


コナミ「何……墓地のモンスターで融合を……?」



ディヴァイン「サイキック族最強のモンスターを見せてやる、現れろ!アルティメット・サイキッカー!」バッ


《アルティメットサイキッカー/Ultimate Axon Kicker》 †
融合・効果モンスター
星10/光属性/サイキック族/攻2900/守1700
サイキック族シンクロモンスター+サイキック族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードはカードの効果では破壊されない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
また、このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力分だけ自分のライフポイントを回復する。



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!


アルティメット「オォヴオォオオォォオオオォオオオッッ!!!」ドォォオオン!



コナミ「なぁ……!?」


……………………………………………………………………………………………


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!


龍亞「遊星………、ジャックにクロウ……頑張れー!」



あげは「コナミはどこに向かったんだろう……?」


牛尾「この地上絵でかいからな……まったく、遊星達が必死に戦っているってのに…」


龍可「で、でも…コナミだって考え無しで勝手な行動は取らないと思う…」


ナオミ「どうかしら?…案外チャンピオン達を追いかけて行っただけかも」


龍亞「む…コナミはそんな勝手な奴じゃないよ!」









雪乃「………!あれはなにかしら?」


アキ「え?…………!!あれは…アルティメット・サイキッカー…!」


龍可「え…?なんであんなところにモンスターが…!?」


牛尾「なに?………おい、あれはコナミだ、あんな所でデュエルしてやがるぞ…!」


深影「なんですって……!?相手は?」



龍亞「………」ジィィ……………



龍亞「!あれ、ディヴァインだ…!」


アキ「ディヴァイン!?」


牛尾「まだ生きてやがったのか…!」



あげは「ミスティさんの地縛神に食べられたはずなのに…」



龍可「狙いは…やっぱり遊星かな……?」


ナオミ「という事は…あいつはチャンピオン達の邪魔をさせないために……」


雪乃「でも……アルティメット・サイキッカーなんて…」



アキ「あれはディヴァインの真の切り札……ディヴァインが戦う以上サイコ・デュエルだろうし……大丈夫かしら…?」



バサッ!バサッ!バサッ!


龍亞「!?あ、冥界の王がなんか飛ばして来たよ!」


龍可「あれは……鳥?……遊星達をクラッシュさせるつもりよ!」



牛尾「ぐう……!?あっちこっちで…!」



ブオォーーーーーン!


遊星「なんだ?こいつらは……!」



クロウ「く……!邪魔だ!」バッ




ゴドウィン「くく………冥界の王も地縛神の登場に興奮を隠せないようだ…」


ゴドウィン「はははは!究極の破壊をもたらせ!現れろ最強の地縛神、Wiraqocha Rasca!!」バッ

ドクンッドクンッドクンッ


………………………………………………………………………………………………………………


「うあああーー!?」 「ぐああーーー!?」「ぐううぅう………!」


アンジェラ「何事でしょう!?人々が次々と光となって消滅を始めました…!」


ゆま「あぁあぁ……!」シュウウウゥゥゥゥウ


………………………………………………………………………………………………………………



龍亞「うわぁーーーー!シティの人々が地縛神の生贄になっちゃったよー!」


あげは「く………………!」



龍可「遊星!勝って……!」


牛尾「クロウ!」



深影「アトラス様…!」


雪乃「コナミ………」






WiraqochaRasca「キョオォォォォオオォ!!!」



遊星「く……!地縛神………!」


クロウ「でやがったな…!インチキモンスター!」



ジャック「叩き潰してくれる!」




……………………………………………………………………………………………


コナミ「うおぉ………地縛神だ…………!」



ディヴァイン「………………よそ見している余裕は貴様にはないぞ!」



コナミ「なに………!?」


ディヴァイン「私はさらに、魔法カード最古式念導を発動する!」バッ



《最古式念導/Psychokinesis》 †
通常魔法
自分フィールド上にサイキック族モンスターが存在する場合、
フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊し、
自分は1000ポイントダメージを受ける。


ディヴァイン「貴様の安全地帯を破壊する!」


コナミ「このままじゃ…トラップ発動!捨て身の宝札!」カチッ


《捨て身の宝札/Card of Sacrifice》 †
通常罠
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスター2体以上の攻撃力の合計が、
相手フィールド上に表側表示で存在する攻撃力が一番低いモンスターよりも低い場合、
自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードを発動するターン、
自分はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する事ができず、
表示形式を変更する事もできない。


コナミ「俺のジェネクス・ウンディーネとネコ耳族の攻撃力合計はアルティメット・サイキッカーの2900P以下の1400P!よってカードを二枚ドローできる!」シュバッ 手札3


ドキュウゥゥウーーン!


ネコ耳族「にゃあぁ!?」ドオォオオォオオオォンン!!


コナミ「ぐお……!?安全地帯が外れたネコ耳族は破壊される…!」


ディヴァイン「貴様の防壁は消えたぞ…くく…」LP4800→3800




ディヴァイン「いけ、アルティメット・サイキッカー!ジェネクス・ウンディーネを攻撃だ!」バッ


アルティメット「ヴォオォーーーー!」ドウッ! 攻2900


ウンディーネ「………コレハ無理ダッテ…」攻1200


ドギュウゥーーーーン!!


コナミ「ぐはああぁ……!!」LP3500→1800 ブオオオオオォォーー!


ディヴァイン「アルティメット・サイキッカーの効果を発動、破壊したモンスターの攻撃力分、私のLPを回復する!」LP3800→5000


コナミ「か…………ぐぅ……!」



ディヴァイン「さらにアルティメット・サイキッカーは貫通効果を持ち、カード効果では破壊されない、はははは!」



コナミ「なんだと………!くそが………!」ぐぐっ…



ディヴァイン「私はターン終了だ」手札1


コナミ「また……回復しやがった……!俺のターン! 手札4


コナミ「!……このカードは…」


コナミ「よし………俺は魔物の狩人を召喚!」バッ


《魔物の狩人/Kojikocy》 †
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1500/守1200
人を狩る凶悪な狩人。岩をも砕く強い力を持つ。

コナミ「さらにリバースカードオープン!魔導師の力!」カチッ


《魔導師の力/Mage Power》 †
装備魔法
装備モンスターの攻撃力・守備力は、
自分フィールド上の魔法・罠カード1枚につき
500ポイントアップする。


コナミ「魔物の狩人の攻撃力を上げる!」


狩人「うおお………!」攻1500→2000


コナミ「カードを一枚セット!これでさらに攻撃力はアップ!」バッ


魔物の狩人「うおお………!」攻2000→2500


ディヴァイン「2000Pになったところでなんだというんだ!」


ディヴァイン「アルティメット・サイキッカーの攻撃力は2900だ!」


コナミ「…へ、このモンスターで俺はディヴァイン!てめーの切り札をぶっ倒してやる!」


ディヴァイン「なに………!?」



コナミ「俺は手札から急降下ボムを墓地に捨て、効果を発動!」シュッ


急降下ボム
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードを手札から墓地に送って発動する。
エンドフェイズ時までフィールド上に表側表示で存在するモンスター全ての元々の攻撃力・守備力を入れ替える。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。


急降下ボム「フヒヒ」

ドオォーーーーーン!



ディヴァイン「!?な…なにが起こった……!?」


コナミ「これでフィールドの全てのモンスターの元々の攻守は逆転した!」


アルティメット「うぉおおぉぉおぉ!!」攻1700 守2900


魔物の狩人「うおお………!」攻2200 守2500


ディヴァイン「アルティメット・サイキッカーの攻撃力が1700に………!」



コナミ「もう怖くねぇー!いけ!アルティメット・サイキッカーをぶっ潰せ!」バッ


ズバァアァーー!



ディヴァイン「ぐああ……!?」LP5000→4500 ゴォッ!





ディヴァイン「馬鹿な……アルティメット・サイキッカーが……!」


コナミ「ふう………ターン終了だ」手札2


魔物の狩人「うおお………!」攻2500 守2200


ディヴァイン「く……………私のターンだ!」シュッ 手札2


コナミ「どうだディヴァイン!うつ手無しか!?」



ディヴァイン「なんだと……?私を舐めるな、次の策くらいいくらでも用意している!」


ディヴァイン「沈黙のサイコ・ウィザードを召喚!」バッ



《沈黙のサイコウィザード/Silent Psychic Wizard》 †
効果モンスター
星4/地属性/サイキック族/攻1900/守 0
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地に存在するサイキック族モンスター1体を選択して
ゲームから除外する事ができる。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
このカードの効果で除外したモンスターを特殊召喚する。


サイコ・ウィザード「はぁっ!」



コナミ「む…?」


ディヴァイン「サイコ・ウィザードと効果を発動!アルティメット・サイキッカーを除外する」


グニュゥゥン……


コナミ「自分から除外だと……?」




ディヴァイン「くく………そして私はサイクロンを発動する!」バッ


《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。



コナミ「またか……!!?」



ゴオオォオォオォォォオォーーーー!!


ディヴァイン「魔導師の力を破壊する!」



バリィィンン!!


コナミ「く…………!」


ディヴァイン「ははは!これで魔物の狩人の攻撃力は1500に戻った!」



ディヴァイン「サイコウィザードで魔物の狩人を攻撃!」バッ


ウィザード「ふんっ!」



コナミ「ぐあああぁ……!!」LP1800→1400 ズアアァッ!


ディヴァイン「ターンエンドだ、クククク………」手札0



コナミ「え…エンドフェイズにトラップ発動!奇跡の残照!」カチッ


《奇跡の残照/Miracle's Wake》 †
通常罠
このターン戦闘によって破壊され自分の墓地へ送られた
モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。


魔物の狩人「うぉお!」


ディヴァイン「復活したか…だが攻撃力は1500……」


コナミ「お、俺のターン…!」シュッ 手札3





今回はここまでで

現在状況

コナミ LP1400 魔物の狩人 手札3

ディヴァイン LP4500 サイコウィザード 手札0

http://livedoor.blogimg.jp/conbul/imgs/1/0/10005b2e.jpg アルティメット・サイキッカー



………………………………………………………………………………………………………………

ゴドウィン「ジャック・アトラス…貴様言ったな、どれほどのものを捨てようと人は孤独にはなれんと…」


ジャック「…」



ゴドウィン「だがそれはちがう、人は簡単に孤独になれる…それは死だ、人は死を前にした時自分には仲間など…絆など無かった事を気付かされる」


ゴドウィン「当たり前の事だ、死へと旅立つのは己一人なのだから」


遊星「ゴドウィン…」


ゴドウィン「もう一度かつてのジャック‥アトラスに戻してあげよう!」


ゴドウィン「地縛神Wiraqocha Rascaの効果を発動!ジャック、貴様のLPを1にする!ポーラスター・オベイ!」


Wiraqocha Rasca「ヴアァーー!!!」ドウゥッ!


ジャック「ぐあぁあぁーーー!!」LP1 ピー


遊星「ジャック!」



ゴドウィン「見よ、感じよ、目前に迫った死を!冥界の王よ!ジャック・アトラスを生贄に捧げよ!」バッ



冥界の王「カアァァ!!!」ブオォォオ!!


アキ「なんて力!」



龍可「エンシェント・フェアリー……!」


ジャック「ぅおおぉぉぉおぉおおお!!?」ゴァアァァ!!


ガシャアァアアァンンッ!!


ジャック「がはっっっ!!」ドサッ



遊星「ジャックーーーーー!」ブオォォオーーーーーーー







ゴドウィン「はははは!クロウ同様、走れないDホイーラーにターンは回ってこない!LPが1残っていようともな!」


ジャック「ぐう…………く!……」


ブオォーーーーーン!!



ジャック「遊星……お前に…託したぞ……!」


ジャック「く…………た、たとえ走れなくとも………その思いは…お前と共にある………!」



クロウ「ジ………ジャックの言うとおりだぜ………たとえLPが1だろうが……………」



クロウ「俺たちの……思いは…10000Pだぜ………!」




龍亞「頑張れ遊星ー!」



牛尾「負けんじゃねえぞー!」



龍可「コナミ……!コナミも負けないで……!」



遊星「みんなの思い…………受け取った!」ブオォーーーーー!


………………………………………………………………………………………………………………


コナミ「任せとけ!」


ディヴァイン「で?どうするつもりだ?」



コナミ「俺は魔物の狩人をリリース!」バッ


コナミ「そして偉大魔獣ガーゼットを召喚する!」バッ



《偉大魔獣 ガーゼット/Great Maju Garzett》 †
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力は、生け贄召喚時に生け贄に捧げた
モンスター1体の元々の攻撃力を倍にした数値になる。


ガーゼット「ぐるるるぅうああぁ……!」攻3000


コナミ「こいつはリリースしたモンスターの二倍の攻撃力を得ることができる!」


ディヴァイン「攻撃力……3000だと…!?」


コナミ「くらえディヴァイン!ガーゼットでサイコウィザードを攻撃だ!」



ガーゼット「ぶはぁぁ!!」ゴァアァァ!!


ガギャアァァアァン!!


ディヴァイン「!がああぁあぁ………!!」LP4500→3400


コナミ「みたか!お前に次の策は無い!」



ディヴァイン「それは、どうかな!サイコウィザードが墓地に行った時、効果で除外されていたモンスターを特殊召喚できる!」


ディヴァイン「復活しろ!アルティメット・サイキッカー!」バッ



アルティメット「ヴォオォーーーー!」攻2900


コナミ「なに………だが攻撃力はガーゼットが上だ!カードを一枚セットする、ターン終了!」バッ 手札1


ディヴァイン「私のターン!」シュッ 手札1




ディヴァイン「総帥をなめるな…!永続魔法カード、フューチャー・グロウを発動!」バッ


《フューチャー・グロウ/Future Glow》 †
永続魔法
自分の墓地に存在するサイキック族モンスター1体をゲームから除外して発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する全てのサイキック族モンスターの攻撃力は、
このカードを発動するために除外した
サイキック族モンスターのレベル×200ポイントアップする。


ディヴァイン「私は墓地のサイコウィザードを除外する……!」


グニュゥゥン……


ディヴァイン「これにより私をサイキック族は攻撃力がサイコウィザードの☆である4の200倍アップするのだ!」


コナミ「800pって事か……!」



アルティメット「ヴォオォーーーー!」攻2900→3700


コナミ「うぐうぅ……!ガーゼットを超えやがった……!」



ディヴァイン「見たかカスめ!砕き潰してやる!攻撃だ!」バッ


アルティメット「ヴォオォーーーー!」ゴウッ!



コナミ「おぉぉ!?永続トラップ発動!デプス・アミュレット!」


《デプス・アミュレット/Depth Amulet》 †
永続罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
手札を1枚墓地へ捨て、相手モンスター1体の攻撃を無効にする。
このカードは発動後3回目の相手のエンドフェイズ時に破壊される。



コナミ「手札の炎の魔神を捨てて攻撃を無効化する!」シュッ 手札0


ガキィイィィィイィィンン!


アルティメット「グウゥゥウルル………!」




ディヴァイン「ちっ!……まあいい、ターンエンドだ」手札0


コナミ「く………俺のターン!」シュッ 手札1


ディヴァイン「手札1枚でどうにかなるものか」


コナミ「うぐ…………ターン終了だ!」



ディヴァイン「はははは!私のターンだ!」シュッ 手札1


ディヴァイン「私はモンスターをセットする、そしてゆけ!アルティメット・サイキッカー!」バッ



アルティメット「ヴォオォーーーー!」ブンッ!


コナミ「デプス・アミュレットを再発動だ!手札のタスケルトンを捨てて無効化する!」シュッ 手札0



ガキィイィィィイィィンン!


ディヴァイン「だろうな…だがこれで再び手札0、ターンエンドだ!」


コナミ「くそ……ドロー!」シュッ 手札1



コナミ「ガーゼットで……セットモンスターを攻撃する!」



ガーゼット「うおぉぉお!!」ゴァアァァ!!


ディヴァイン「くく………セットモンスターは静寂のサイコウィッチ!」



《静寂のサイコウィッチ/Serene Psychic Witch》 †
効果モンスター
星3/地属性/サイキック族/攻1400/守1200
フィールド上に存在するこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから攻撃力2000以下の
サイキック族モンスター1体をゲームから除外する事ができる。
次のスタンバイフェイズ時、この効果で除外したモンスターを特殊召喚する。


コナミ「なにぃ…………!?」




ディヴァイン「このモンスターが破壊された時、デッキの攻撃力2000以下のサイキック族を一体ゲームから除外する」


ディヴァイン「私はサイ・ガールを除外する!」シュッ


コナミ「く………ターン終了!」手札1



ディヴァイン「私のターン!」シュッ 手札1


ディヴァイン「この瞬間、サイコウィッチで除外されたモンスターを特殊召喚する!」バッ



《サイ・ガール/Esper Girl》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/サイキック族/攻 500/守 300
ゲームから除外されているこのカードが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキの一番上のカードを裏側表示でゲームから除外する。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
このカードの効果で除外した自分のカードを手札に加える。


サイ・ガール「きゃっほー」


ディヴァイン「サイ・ガールが除外から帰還した時、カードを一枚デッキの一番上から裏のまま除外する!」シュッ



ディヴァイン「私はパワー・インジェクターを召喚!」バッ



《パワー・インジェクター/Power Injector》 †
効果モンスター
星4/地属性/サイキック族/攻1300/守1400
600ライフポイントを払って発動する。
そのターン中フィールド上に表側表示で存在する
全てのサイキック族モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。



インジェクター「オウ……」


ディヴァイン「ははは!☆4のパワー・インジェクターに☆2のサイ・ガールをチューニング!」バッ

☆4+☆2=☆6 カッ!


コナミ「シンクロ……!?」



ディヴァイン「現れろ!サイコ・デビル!」バッ



《サイコ・デビル/Psychic Nightmare》 †
シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/サイキック族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のサイキック族モンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動する事ができる。
相手の手札をランダムに1枚選択し、
そのカードの種類(モンスター・魔法・罠)を当てる。
当たった場合、このカードの攻撃力は
次の相手のエンドフェイズ時まで1000ポイントアップする。


デビル「カァアァアアアア!!!」


コナミ「く………!」


ディヴァイン「サイ・ガールが墓地に送られたため、除外されていたカードを私の手札に加える、くくくく」手札1


ディヴァイン「サイコ・デビルの効果を発動!貴様の手札を一枚私が言い当てる!当たった場合サイコ・デビルの攻撃力は次の私のターンまで1000Pアップする!」


コナミ「俺の手札を……!?」手札1



ディヴァイン「ズバリ……貴様の手札はモンスターカードだ!」


コナミ「う………正解だ……!」スッ タン・ツイスター



デビル「カァアァアアアア!!!」攻3200→4200


ディヴァイン「はははは!これで貴様のデプス・アミュレットでは防ぎきれまい!」



コナミ「攻撃力4200だとぉ………!?」



ディヴァイン「死ね!サイコ・デビルでガーゼットを攻撃!」バッ



デビル「カアア!!!」バシュウゥッ!


コナミ「く……!デプス・アミュレット発動!タン・ツイスターを墓地に捨てる事で、攻撃を無効化する!」シュッ 手札0


ガキィイィィィイィィンン!




ディヴァイン「想定内だ!」アルティメット・サイキッカー!」バッ


ゴァアァァ!!


ディヴァイン「砕けろ!」


コナミ「墓地のタスケルトンを除外して効果を発動する!」バッ



ディヴァイン「!?墓地だと……!」


《タスケルトン/Bacon Saver》 †
効果モンスター
星2/闇属性/アンデット族/攻 700/守 600
モンスターが戦闘を行うバトルステップ時、
墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのモンスターの攻撃を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「タスケルトン」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。


タスケルトン「タスケルトーーーン!」ぼよんっ


コナミ「攻撃を一度だけ無効にする…!」



ディヴァイン「貴様………!く、まあいい!ターンを終了!」手札1



ディヴァイン「この瞬間、三回目のエンドフェイズだ!デプス・アミュレットは破壊される!」


バアァンっ!


コナミ「う…………!」


ディヴァイン「悪あがきしやがって!もう諦めろ!」



コナミ「いいや……俺諦めねぇよ……!」





コナミ「……俺の…ターン!」シュッ 手札1


コナミ「!……俺は黙する死者を発動する!」バッ



《黙する死者Silent Doom》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する通常モンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは
フィールド上に表側表示で存在する限り攻撃する事ができない。


ディヴァイン「黙する死者……?」




コナミ「俺はジェネクス・コントローラーを蘇生する!」


コントローラー「ウェインウェイン」


ディヴァイン「何ができるというんだ、それで!」



コナミ「俺は☆6のガーゼットに☆3のジェネクス・コントローラーをチューニング!」バッ



☆6+☆3=☆9 カッ


コナミ「現れろ!レアル・ジェネクス・クロキシアン!」バッ


《レアル・ジェネクス・クロキシアン/Locomotion R-Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻2500/守2000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上のレベルが一番高いモンスター1体のコントロールを得る。



クロキシアン「ポーポーーー!俺ノ出番カァア!!」



ディヴァイン「なんだ……これは…!?」








コナミ「クロキシアンはシンクロ召喚された時、相手の☆が最も高いモンスターを奪い取る!」


ディヴァイン「なに…………?アルティメット・サイキッカーのレベルが10、サイコ・デビルは6…」


コナミ「アルティメット・サイキッカーはもらった!」


クロキシアン「ポッポー!」


アルティメット「ウオオオォオォオオ!!!?」くるんっ


ディヴァイン「私のサイキッカーを…………貴様……!!」


コナミ「よしっ!どうだディヴァイン!」


ディヴァイン「………く………ふん、だが…それがどうした、私のフィールドを離れたせいでアルティメット・サイキッカーはフューチャー・グロウの効果を受けなくなり攻撃力は800下がった!」



アルティメット「ウオオオォオォオオ…!」攻3700→2900


コナミ「!?そうだった……!」



ディヴァイン「はははは!サイコ・デビルの攻撃力は効果が消えても3200!どうする!?」



コナミ「く…………!ターンを終了する!」手札0




ディヴァイン「ははははははは!私のターンだ!」シュッ 手札2


ディヴァイン「貴様の手札は0か……デビルの効果は使えない…だが関係ない!」



ちっと抜けます

なんでもありませんでした

復活します



ディヴァイン「サイコ・デビルでアルティメット・サイキッカーを攻撃!」バッ



ブオォォオ!!


アルティメット「ゥグァァアァン!!」ドーーーン!


コナミ「あぐ………!!」LP1400→1100 ゴォォォォ!!


ディヴァイン「くくく、効果破壊できないアルティメット・サイキッカーは残しておくと危険だからな」



コナミ「く…そぉおおお………!」ググ…


ディヴァイン「どうした!手札0ではもうどうしようもあるまい!」



コナミ「く………ハア…ハア………」


ディヴァイン「私はカードを一枚セットしてターンを終了する!」バッ 手札1


コナミ「俺の…ターンだ…!



ディヴァイン(残念だが…くく…私のセットカードは禁じられた聖槍…魔法、トラップでサイコ・デビルを破壊はできない……攻撃で破壊しようとしても800P下げてやる…)



《禁じられた聖槍/Forbidden Lance》 †
速攻魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は800ポイントダウンし、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。



ディヴァイン(貴様の道は塞がった!ハハハハ!)






コナミ「ぐ…………げほ……」フラッ



ディヴァイン「どうした!サイコ・デュエルの痛みでデュエルを続けられないか!?」


ディヴァイン「降参したらどうだ?もはや勝ち目は無い…」


コナミ「勝ち目がないだと……決めるな勝手に……」



コナミ「確かに俺のデッキは…寄せ集めかもしれない……が……仲間から受け継いだカードや、形見のカードを使い………今まで戦ってきたんだ……」


コナミ「俺のデッキには…逆転のカードが一枚だけ眠っている……!」



ディヴァイン「ほぉ………?ならば引いてみろ、そいつを!」


コナミ「言われなくても引くっつーの……!」スッ



ディヴァイン「貴様を潰した後、私はあそこで見物している奴らも皆殺しにするつもりだ、アキも含めてな」スッ



コナミ「なに!?てめぇ……!十六夜までだと………」


ディヴァイン「アキはもう私の思い通りにはならない、邪魔なだけだ、ならば敵に回る前に殺してやろうというのだ!はははははは!」



コナミ「ディヴァイン………!この野郎……!」



ディヴァイン「奴らを救いたければ私に勝ってみろ!その自慢のデッキでな!」



コナミ(俺には遊星みたいなアザの逆転パワーは無い……だが…)



コナミ「負けられねぇえ…!」シュバッ 手札1








ディヴァイン「…」


コナミ「………ディヴァイン…………」



ディヴァイン「?………」



コナミ「俺の………最終攻撃を受けてみろ!」



ディヴァイン「なに……?!」


コナミ「魔法カードを発動、シンクロキャンセル!」バッ


《シンクロキャンセル/De-Synchro》 †
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスター1体を選択してエクストラデッキに戻す。
さらに、エクストラデッキに戻したそのモンスターのシンクロ召喚に使用した
シンクロ素材モンスター一組が自分の墓地に揃っていれば、
その一組を自分フィールド上に特殊召喚できる。
 


ディヴァイン「シンクロキャンセル………?」


コナミ「こいつの効果でクロキシアンをエクストラデッキに戻す!」


クロキシアン「シュッポー……」 シュンッ


コナミ「そして素材に使われたモンスター一組を墓地から蘇生する!」


コントローラー「ウィンウィン」攻1400


ガーゼット「ウォォオォオ!」攻0


ディヴァイン「!……まさか貴様…!」


コナミ「俺は…☆6のガーゼットに☆3のジェネクス・コントローラーを再びチューニング!」



☆6+☆3=☆9 カッ!


ディヴァイン「また………!クロキシアンを…………!」


コナミ「シンクロ召喚!レアル・ジェネクス・クロキシアン!」バッ



《レアル・ジェネクス・クロキシアン/Locomotion R-Genex》 †
シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻2500/守2000
「ジェネクス」と名のついたチューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手フィールド上のレベルが一番高いモンスター1体のコントロールを得る。


クロキシアン「シュッッポーーーーーーー!再ビ登場ダゼーーー!」



コナミ「クロキシアンはシンクロ召喚された時、てめえの最もレベルの高いモンスターを奪い取る事ができる!」


ディヴァイン「しまっ…!」(聖槍はモンスター効果に対応していない………!)


クロキシアン「シュッポー!」


サイコ・デビル「ガウゥゥウウイ!?」くるっ



ディヴァイン「サイコ・デビルが…………!」


コナミ「ディヴァイン……終わりだ…お前のLPは3400、こっちの総攻撃力は4900」



ディヴァイン「う…………!!」(攻撃力を800P下げてもまだ……致死量……だと…)


コナミ「行け!サイコ・デビル!ディヴァインにダイレクトアタックだ!」バッ



デビル「ガウゥゥウウ!」ドウゥウッ!



ディヴァイン「ぐはああぁぁぁ………!!!」LP3400→1000 ゴハアアアァアア!!



ザザザザザッ!


ディヴァイン「がは………ば、馬鹿な………総帥の私が………く…っ」



コナミ「最後の攻撃……クロキシアン!ディヴァインを攻撃だあー!」バッ



クロキシアン「ポッポーーーーーーー!!!」ゴァアァァ!!



ディヴァイン「ぐ!?ぐあぁああーーーーー!!」LP1000→0 ピー ドガジャアァアァアァン!!


ブアァァアアッッ!!


ディヴァイン「バカなぁあああぁああ…………!!」ブオッ!






コナミ「はぁ………はぁ………やったぞ…ぉおおお……!」


ブアァァアアッッ


コナミ「!!ディヴァインが、地上絵の外に……!落ちる……!」ダッ



ディヴァイン「うわああぁあぁあぁーーーーーーー!!?」ヒュウウウゥーーーー



コナミ「ディヴァインーーーー!!」



ヒュウウウゥーーーーーーー……


コナミ「シティに落ちると……この高さじゃ流石に耐えられない………!」


ゥウゥゥウゥゥ………………………



ザバァアーーーーッン……………



コナミ「………………ほっ、海に落ちたか………これなら助かったかもな………あんな奴でも…」


コナミ「まあ……もう戻っては来れないだろ………遊星達が戦い終わるまでは」


コナミ「ふうぅ…………よし、雪乃達の所に戻ろう」スタスタ



ブオォォオォォーーーーーーーーーーーン!!



………………………………………………………………………………………………





遊星「ゴドウィン!この絆がある限り、俺たちは絶望しない!お前にも分かっているはずだ!」



ゴドウィン「何をいう!完璧の孤独と絶望、その末に我はたどり着いたのだ!神にならねば世界をリセットする事などできぬと!」


遊星「ならばお前は、兄、ルドガーを忘れたというのか!?」



ゴドウィン「なに…!?」



遊星「お前はかつて運命に抗い、ダイダロスブリッジの伝説を作った、だがそれは兄ルドガーの意思を引き継ごうというお前の思いだったんじゃないのか!?」



ゴドウィン「く………それがどうしたというのだ!貴様のLPは1、冥界の王もそこまで来ている!」



ゴドウィン「貴様を倒して終わりにしてやる!」


遊星「く……!」



龍可「遊星……………」



アキ「勝って遊星……!」



雪乃「…?コナミがあそこにいないわ…」



あげは「え?!デュエルが終わったの……?」



ブオォォオォォーーーーーーーーーーー ダンッ キキィィィィ!!


コナミ「ふう、ただいま!」



牛尾「!!コナミ、てめえあんな所で!」



アキ「コナミ………ディヴァインは…?」



コナミ「え?ああ、海に落っこちた……自業自得だな」




アキ「そう…………ありがとうコナミ」



コナミ「え?」


アキ「ディヴァインは遊星達の邪魔をしようとしていた、あなたはそれを止めてくれたのでしょう?」



コナミ「ああ………あいつしつこい奴だったな……頭冷えればいいけど」



龍亞「やっぱり!コナミはみんなのために行動してくれてたんだ!」


ナオミ「そ……そうね、流石にこの状況でふざけたりはしないわよね………」


雪乃「ふふ……無事で良かったわ」



龍可「うん」


コナミ「とにかく、あとは遊星達が勝つだけだ!」



龍亞「頑張れーーーー!」


遊星「ゴドウィン!お前には、孤独になることなどできない!」



ゴドウィン「ふざけるな!孤独になり、兄を超えなければ!神になることなどできぬ!」



遊星「お前はルドガーと共に、運命と抗おうとしていただけだ!そしてそれが……絆なんじゃじゃないのか!?」


ゴドウィン「!?………」



キィイイーーーーーーーンンン!


ゴドウィン「う!……アザが……!」



シュウゥゥゥーーーン



龍可「!?」


アキ「アザが…戻った!」キィイイ!


遊星「!これは…………アザが俺たちに力を与えてくれる……!?」キィイイーーーーーーーンンン!

パキィィーーン!


遊星「!ドラゴンヘッドのアザが俺に……!」


クロウ「………ぅ……!?こいつは………」キィイイーーーーーーーンンン!



クロウ「俺が……シグナー……?」



ゴドウィン「な…なんだ……」


ゴドウィン「なんだこれは……赤き竜は…神たる我を選んだのではないのか!?」



遊星「違う!絆を選んだんだ!」


ブォオオーーーーーーーーー!



コナミ「アザが戻ったのか……」



龍可「うん……そして遊星に集まって行く…」


牛尾「なんだと………?」



アキ「遊星が赤き竜の力を使うつもりよ…!」



遊星「俺の……タァーーーン!!」シュバッ



………………………………………………………………………………………………


遊星「セイヴァースタードラゴンで地縛神WiraqochaRascaを攻撃!シューティングブラスターソニイイイック!!!」バッ



セイヴァー「カァアアアァーーーーーー!!!!!」ブオォォオォォーーーーーーーーー!!!



Wiraqocha Rasca「ゥオオォーーーーーー!!!!!」ドガジャアァアァアァン!



ゴドウィン「うおぉ………!不動……遊星……!」LP0ピーーー



冥界の王「うぉぉぉーー!!!」ブォオッ!



セイヴァー「キュオォォォーーーーー!!!」ドォォオーーーーーーー!!!



冥界の王「ゥアアアァァァァアァア!!!!!?」ドバアァアンンッ!


コナミ「冥界の王も倒した!」



アキ「セイヴァースターは……赤き竜の化身……?!」



龍亞「やったぁあーーーーー!!!!」



牛尾「遊星が勝ったんだぁーーーー!!!」



ドォォォォオォーーーーーーン!


………………………………………………………………………………………………………………………


遊星「………ここは?」


ゴドウィン「………兄さん………」



ルドガー「………レクス…」



遊星「ルドガー………ゴドウィン……」


ゴドウィン「私たちは……回り道をしてしまったようですね……」



ルドガー「………………ふ…」



遊星「ゴドウィン!」


………………………………………………………………………………………………


シュウウゥゥーーーーーーンン……


雪乃「地上絵が…消える……!?」



コナミ「神殿もだ……」


深影「あ!アトラス様が…!」



牛尾「クロウもだ!落ちちまうぞ!」



ヒュンッ! ギュオオォーーー!



あげは「セイヴァースターが受け止めたね…」



ナオミ「あれ…確実に実体化してるわね…」



龍亞「へへ、オーーーーーイ!ここだよ遊星ー!」



キラキラキラキラキラキラ…………



コナミ「全員無事か!」


キラキラキラキラキラキラ…………



キラキラキラ…………


遊星「………終わったな」



クロウ「……ああ」



ジャック「ふん……………迷惑な兄弟だった………」


シューーーーン……


キラキラキラ…………


龍可「この光は………?」



コナミ「生贄の人々が復活していくぞ……!」


龍亞「よかったぁ………!」


牛尾「これで………みんな元通りか」



アキ「本当によかった…………」



シューーーーーーーーーン!



コナミ「あ、遊星達が戻ってきたぞ!」



遊星「みんな、ありがとう!」シューーーーン


………………………………………………………………………………………………

ここまでで

強制転移「等価交換ですからね!」
黄泉ガエル「せやせや」



数週間後…

カフェ・ラジーン


アキ「ほら、これ見て、昨日届いたミスティからの絵はがきよ」スッ



龍亞「へぇー、仲良いんだね」


アキ「相変わらず忙しいみたい」


深影「そう」


龍可「ボマーさんも鬼柳さんも、当分旅から帰って来そうもないし」


雪乃「ダーク・シグナーの人たちが蘇ったのは驚いたわ」


龍亞「そういえば、遊星遅いね…」


ブォオオーーーーーーーーー!


牛尾「よう、ジャックとクロウ、コナミも来てねえな」



カーリー「何ですって!」バッ


あげは「うわ!カーリーさん、そんな所にいたの!?」



カーリー「あの4人がいないなんて怪しいじゃない!何か重大なスクープネタがあるかもしれないんだから!」



牛尾「お前こそスクープネタの宝庫じゃねえかよ」スタスタ



カーリー「だって全然覚えてないんだもん!ダーク・シグナーになってからのこと、シティの人たちも何も覚えてないっていうのよ!もぉーー!」




カーリー「悔しいんだからーーー!」ギギギ…


アキ「ハハ……でも良かった、シティもサテライトの人も無事戻ってこられて」


ナオミ「そうですね、お姉様のおかげです、ふふふ」


龍亞「どこに行ったんだろう遊星達……」



龍可「うん……」


雪乃「コナミも…これからショッピングに付き合わせてあげようと思ったのだけれど…」



………………………………………………………………………………………………………………………



湾岸


クロウ「…」


ジャック「……」


遊星「‥…」


コナミ「……」



ザザーーン……


クロウ「ついに……やったんだな俺たち」



遊星「ああ…」



クロウ「夢じゃ……ねえんだな…」


ジャック「ふ…………」



コナミ「夢だったら…………どうする?」



クロウ「おどかすんじゃねえよ、これは夢じゃねえ、間違いない」




ジャック「長い戦いだった」


遊星「これで………サテライトとシティは一つに繋がった」


クロウ「ダイダロスブリッジの建設も……現実になったんだな」



ジャック「だがまだ……成し遂げられていない事がある」




コナミ「ああ!」



クロウ「へっ!そんな事わかりきってるぜ!」



クロウ「俺達の決着がなぁ!」


遊星「望むところだ!」ガバッ



ブオオオォォォォォォ…………………


遊星「いくぞジャック、クロウ、コナミ!俺たちの未来へ!」


ブオオオォォォォォォーーーーーーーーーー!!!!!



キィイイーーーーーーーンンン!!


クロウ「……」



ジャック「……」



コナミ「……」


遊星「ライティングデュエル!アクセラレーション!!」


ゴォオォーーーーーーーー!!!!



俺達の満足はこれからだ!



ありがとうございました


ダークシグナー編は終了しました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom