これは、造られた戦争。
本来の目的を大きく外れた物語。
外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。
…そう、言うなれば遊戯。
ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か真か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。
遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。
あの街を取り戻すんだ…!
// V∧
// Y⌒Y \\
// V V \\
. // ==―‐== . _ 〈∧〉 \\
// >´″/:/ :/,.イ: :i: : : : >..、 〉〈 \\
. V∧ /: :/ ×/: / / :八.斗匕 :V:ヾ〈∧} )〕
∨∧ /:i|: : レ夊≧く.ヽ //≠ヌ≦、 〔以ノ 〉.〈 // 「ヘイ! マイスウィートダーリン!」
. ∨∧ ;' /ト、彡〈 {iしハ // イし i} 〉 孑7〈∧〉 //
∨∧ :./ i|: :ヽ 乂弋ツ 弋 ツ/ ; : : | 〉.〈≧ー―‐―‐‐ ″
\_\厶斗匕___.i| : : ハ ~¨ , ¨~ /i|: : i! ∧〉___
/____ノi|: : : ∧ 、_ _ ... -ァ /、:}: : i| ∨______〕
イ {ト、: :;′\ ヽ / / V: : ! §____人
///≧ー――゙W: : ::ハ ./ > ー‐ イ`ヽ リ: : ! リ | | | |
. 〈// / / / !|: : ;′.V 〔 ≧ー≦ 〕 .ヒ ¨ ̄ ̄ ヽ | | |〉
V / / / .i| : ハ::::::∨ハ 〔 〕 ノ. ノ  ̄¨ヽ V. ┼イ"
/、;′./ / .|: :|:::::::::::∨ .ヽ ヽ ノ 厂 `ヽ 〉:::::::::〕、
. 〈:::::::::::_:::::::::::::::::|: :!:::::::::::::∨ / 〈 ソ ∧ \Vハ 「アタシと一緒に恋しあおうじゃあないか!」
/ ̄ ̄ /:::::::::::::::从 |:::::::::::::::::\ / / `7 /ヽ.\,イ Vハ
. 〃. /:::::::::::::ノ i| iト、:::::::::::::ハ ヽ ____/ / ;′ 〃 V::::::::::Vハ
/ ∧/:::::::::::::/ i{≧==≠―‐ 〉イ〔_ _〕ト、/ <{ / \ V::::::::::Vハ
. / ̄:::::::::::::::::::/ i}!丁〕::::::::::::::::/ / i|i ヽ V `Y ⌒くi] \ }::::::::::::Vハ
・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。
・サーヴァント、マスターは皆さまから募集したものを利用します。
・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。
・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。
・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。
・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。
1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント
基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1432032755
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14セイハイロンパ:報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 14【募集鯖】 - SSまとめ速報
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15セイハイロンパ:報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 15【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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16暇潰し座談会~Pastime Fabrication:英雄演者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 16【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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17Pastime Fabrication:英雄演者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 17【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430810056/)
有志の皆様によるWiki http://www2.atwiki.jp/pastimegame/
【サーヴァントテンプレ】
≪クラス≫:
【真名】:
【属性】:
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:
【特徴】:
【クラススキル】
◆
【保有スキル】
◆
◆
◆
【宝具】
◆
◆
【来歴】
【聖杯への願い】
【性格】
【AAもしくは容姿】
【行動方針】
一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。そこはご容赦ください。
【現在は募集を停止しています】
【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。
索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。
また、日常パートにおいては、他陣営の描写も同時に行われます。
【戦闘パート】
ルールは以下の通り
1:十の位を【筋】【敏】【魔】とし、各ランクごとの点数として取り扱う
2:十の位の結果を一の位に足したものを結果とする。
3:【耐】のステータス÷2をその結果から引く(結果は切り上げ)
4:そこで発動する宝具、スキルがあればそこで発動、その結果を取り入れ、最終的な数字で優位を決定する。
5:特殊は特殊
6:各ステータスは以下の通りE:0 D:1 C:2 B:3 A:4
7:10の位0の時は幸運で判定、一の位0のときは強制有利
8:最大は15、それ以上はカウントオーバーとする
9:宝具は、一定の条件を満たしたときに発動、もしくは戦闘時に任意で発動するものとする
10:スキルも同様の条件で発動する。
11:三回優位を取った時点で勝利とする
【魔力切れシステム】
朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。
魔力切れは、使用可能回数を超えた分のターン、休息コマンドをとる、もしくは魂喰いを行うことで回復します。
【負傷・重傷の扱い】
【負傷】
・サーヴァント
戦闘に-補正、一回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-補正、二回休息を取れば回復。
【重傷】
・サーヴァント
戦闘に-補正、二回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-補正、シナリオ中には回復せず。
○セイバー陣営
魔眼のファルナーズ【AA:レッサー(とある魔術の禁書目録)】
どこか人間離れした印象を感じさせる女。
詳細不明。
セイバー【AA:ラハール(魔界戦記ディスガイア)】
傲岸不遜な男。
詳細不明。
残り令呪数、3
◇ランサー陣営
アレクサンドラ・ドナヒュー【AA:森久保乃々(アイドルマスターシンデレラガールズ)】
気弱げで儚げな印象を与える少女。
詳細不明。
ランサー【AA:長谷川泰三(銀魂) 】
気だるげな印象の男。
詳細不明
残り令呪数、3
△アーチャー陣営
貴方【AA:ミスター・ブシドー(機動戦士ガンダムOO)】
ネオカンヤを統べる筍家からの解放を願うレジスタンス。
魔力こそないが優れた知性と戦闘技術を持ち合わせる。
アーチャー【AA:加藤茉莉花(ミニスカ宇宙海賊)】
海賊のような姿をした女。
姉御気質の恋する乙女。詳細不明。
残り令呪数、3
×ライダー陣営
良偽奏介【AA:コガラシ(仮面のメイドガイ)】
筋骨隆々の女装男。
詳細不明。
ライダー【AA:ティナ・スプラウト(ブラック・ブレット)】
何か嫌な気配のするサーヴァント。
詳細不明
残り令呪数、3
☆キャスター陣営
マリエル・マリアテンダ【AA:シスター・シャークティ(魔法先生ネギま!)】
お堅いシスター。
詳細不明。
キャスター【AA:閻魔あい(地獄少女)】
和装の美女。
詳細不明。
残り令呪数、3
▽アサシン陣営
山崎優樹【AA:片倉優樹(ダブルブリッド)】
曖昧な笑みを浮かべた旅人。
詳細不明。
アサシン【AA:ホームズ(名探偵ホームズ)】
わんこ。
詳細不明
残り令呪数、3
●バーサーカー陣営
筍甘次【AA:一条聖也(賭博破戒録カイジ)】
ネオカンヤを統べる筍家の現当主。
詳細不明。
バーサーカー【AA:伊藤誠(School Days)】
何処か沈んだ印象を与える男。
詳細不明。
残り令呪数、3
【テンプレここまで】
【チョットだけ再開】
【一日目】
…頭が痛い。どうも昨日の召喚は予想以上に体力を消耗した用だな。
アジトに誂えられた自室。無論、私の存在は極秘事項、隠されてはいるが個人的には十分だ。
そのベッドで目が覚める。
…そうだ、アーチャーは?
見回す、何処にもいない。
霊体化しているのか…?
「アーチャー」
呼びかけてみる、すると。
「ふわああぁ…何だい、ダーリン」
私の隣から声が聞こえた。
「ぬおおおっ!?」
「んー? 何驚いてんだい、ウブなボーヤじゃあるまいし。女と寝たことくらいあんだろ?」
「そ、それは無論だが、…そうではなくてだな! …まさか」
「? あー、してないしてない。一応そういうことは合意の上で、な」
…朝から疲れさせてくれる。
好意はありがたいんだがな…。
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
2:コミュ
…はあ、兎にも角にもだ、コミュニケーションを取らんことには。
「アーチャー、とりあえず布団から出てこい」
「え、アタシ今下着だけど…ハッ! ダーリンってば大胆じゃないの、よし、なら今すぐ」
とっさにクローゼットに立てこもった。
↓2まで、何を話すか
お前アレだろう。願いが受肉とか生涯の伴侶がほしいとか言うアレだろう
そうでなきゃその場の悦楽ほしいだけの刹那主義者だもんな!……刹那主義者か?
>>21-22
…とりあえず服を纏ったのを確認してクローゼットから這い出す。
ついでに私も着替え終わった。
「…で、だ」
「ほう、やっぱこの時代の服ってのはいいな!」
「TシャツにGパンなのはいいとして、だ。お前の願いは一体何だ、受肉か? それとも生涯の伴侶か? あるいは単なる刹那主義者か!?」
…過去の記録にそういった英霊がいたという話は受けている。
おそらくこのアーチャーもそういった類なのだろうと思ったわけだが…。
「ああ、全部だ」
「…全部?」
「刹那主義は間違ってないし、アタシは受肉していい男を捕まえる。それが目的さ」
…まあ、分かりやすい理由だな。
「ならそれが私である必要は無いだろう」
「んー、そうだけど、なんっていうか、どストライク? だったんだよね、ダーリンは」
「…一応聞いておく、好みのタイプは?」
「まずヘタレは論外、あとはヘコヘコしてる奴も嫌い。ついでにイケメンのシャレ男も好きじゃないね」
「それは暗に私が不細工だと言っているようだが」
と、キョトンとしたアーチャーはしばらくたって満面の笑みを浮かべ。
「そういうこと平気で言えるところが惚れちゃうのさ! 抱いて!」
抱き付いてきた。結構軽い。
…じゃない! 色々と柔らかいところが、その、アレだ!
「ええい! 暑苦しい!」
「もー、据え膳喰わぬは男の恥って言葉知らないのかい?」
「その膳にトリカブトが盛られている可能性も否定できんだろ! ついでだ! ステータス全部教えろ!」
「アタシを丸裸にしようってのかい? ダーリンってばダ、イ、タ、ン!」
「ぬああああああっ!!!」
頭が痛い。…だが、結構素直に教えてくれた。
【アーチャーのステータスを一部公開します】
【クラススキル】
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分の【魔】による攻撃に-補正】
◆単独行動:D
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。
【一日にランク分魔力消費無しで宝具、スキルを使用可能】
【スキル】
◆強奪:B
敗北者から物を奪い取るスキル。
戦って奪い取る事こそ彼女の本分であり、得意とする事の一つである。
【サーヴァントを消滅させた場合、相手マスターから礼装、令呪などを奪い取れる】
◆勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク分の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】
◆地形適応:E
特殊な地形に対する適応力。
海賊として、足場の不安定な水上や水中での活動に適応する。
【水上や水中で戦闘を行った場合、地形によるマイナス補正は受けない】
…あまり目を引くスキルは無いな。
「…アーチャー、真剣な話、勝てるか?」
「勿論。ダーリンとアタシが諦めない限りは」
アーチャーの目が輝く。…なるほどな、確かにその通りだ。私達は今までもそうしてきたのだから。
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1【一日目】-1
7:敵対交流
直下、↓2、交流陣営、被りは安価下
1:アーチャー
23:セイバー
45:ライダー
6:キャスター
7:アサシン
8:ランサー
9:バーサーカー
【一時離脱、このスレは判定に含みません】
勇猛Cの効果は【筋】【敏】+2、相手の【筋】-2?
Cランク汎用スキルでこれは強すぎるかと……
ハーゲンの槍まで虐めるのはどうかお止め下さい
肝心の精神防御が削られてるな>勇猛
【再開戦略しましょうか】
【>>35 今回は試験運転かねてますからね…、一回戦ってヤバすぎるようならやってる間にも変更していこうと思ってます】
8、9:ランサー&バーサーカー
ネオカンヤの外れのそのまた外れ。
正直人が寄り付かないその場所には、ネオカンヤ唯一の自然地区が存在する。
そこにそびえる巨大な洋館。まったく人の気配がしないことから幽霊屋敷とも呼ばれるその家に、声が響く。
「おーい、嬢ちゃん、何か知んないけど筍ってところから手紙来たぜ」
声の主はうだつの上がらない風体の男。
この館の主、ドナヒュー家現当主、アレクサンドラ・ドナヒューによって召喚されたサーヴァント、ランサー。
そのランサーが手に持つ手紙とその声を聴き、カーテンの影から顔を真っ青にしたアレクサンドラが現れた。
「…え、たたたたた、筍!? あ、あの筍ですかぁ!?」
「いや、俺はどの筍か知らんが、ついでに俺はきりかぶが好きだな」
「何気に現世満喫してないで! ととと、とりあえず、手紙みせてください!」
ひったくるように手紙を奪うと、アレクサンドラは冷や汗を滝のように流しながら目を走らせる。
そこにはワープロでしたためたと思わしき簡潔な一文のみ。
『拝啓 親愛なるアレクサンドラ・ドナヒュー嬢へ
何か聖杯戦争に参加してるらしいじゃねえか。とっとと俺の下に付け、さもなくば殺す
敬具 筍甘次』
「ピィィィィィィ…」
「嬢ちゃん! 精神崩壊起こしてる場合じゃねえぞ! 何だい筍って!」
手紙を前に泡を吹くアレクサンドラを落ち着かせながらランサーは問う。
何とか息を吹き返したアレクサンドラは震える声でその概要を。
「…この街を統べている大地主? 企業? でして、アーデルハイトとか、西園寺とか、ここいら一体の旧家を根こそぎ没落させて今の街を造った家です、…はい」
「そっか、タイヘンだなあ。…ん? そういや嬢ちゃんも貴族だったよな? 正直言ったら何だが嬢ちゃんがそんな家回せるような器には見えねえが…」
「ですよねぇ…、いや、私は怖かったので引っ込んでたら何かいないモノとして扱われてたみたいで、っていうかそれでよかったんですけど…」
「ああ、毒にも薬にもなりそうにねえもんな。で、今回は参加してること嗅ぎ付けて来たってわけか。嫌な奴だねえ」
露骨に表情を歪めるランサー。
その姿が目に入っていないかのようにガクガクと震えながらドナヒューは半泣きに。
「…どうしましょ」
「どうしようなあ…」
「多分相手もマスターですよねぇ…」
「たぶんなあ…」
二人の顔に笑顔は無く。
「戦ったら負けますよねえ…」
「俺戦えねえもんなあ…」
肩を落とした姿は惨めの一言。
「ただのオッサンですもんね…」
「ただのちょい悪オッサンだからな…」
そして息を合わせたかのように呟くのは。
「「どうしよう…」」
どうしようもない、諦めの極地であった。
直下、ドナヒュー思考判定【【心】1】-1
123:了承
456:保留
789:辞退
【>>37 おおっとコピペミス、以下の効果を忘れてましたよね
【同ランクまでの精神干渉スキル、宝具を無効化する】】
0:特殊判定
直下
123:「来ちゃった」「ピヤァァァァァァァァァ!?」
456:「逃げましょう、おとなしく森の中にでも避難しましょう」
789:「…ここはいっそ、レジスタンスに」
0:特殊判定
直下
123:「来ちゃいました」「誰ッ!?」
456:「…よし、とりあえず胸糞悪いが教会に避難だ」
789:「いけるんですけど!!!!! 今の私ならいけるんですけど!!!!!! ウアアアア!!!!」
5:教会へ一路向かう槍陣営
「…とりあえず逃げるか」
「どこに」
「教会ってほら、何か守ってくれてんだろ? …正直アイツに関連したところは行きたくねえんだが」
「…そうですね、確かに教会なら守ってくれるかもしれません!」
そうして一路ランサー陣営は教会に。
…色々と失念しているのは言うまでもないのであった。
【他陣営の描写を終了します】
とりあえず。
「ダ~リ~ン、外行こうぜー、退屈だからさー、で、女子力高いケーキバイキングとか行こうぜー、ねーねー、聞いてるー? マイスイートダーリーン」
とても五月蠅い。
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
1:索敵
…さて、じゃあそろそろ動くべきだろう。
といっても、現在どのように敵が配置されているかも分からない以上迂闊に外には出づらいが…。
↓2、方法選択
1:アーチャーに頼む
2:道具作成【成功率:三割】
3:レジスタンスメンバーに頼む【ただしステータス等の確認は不可】
4:アーチャーと一緒に自ら
5:自由安価
4:デート
…まあ、そう簡単に敵に出会うこともないだろう。
それにアーチャーのストレスを解消してやらないことには何をされるか分からない。
「分かった、では出よう、アーチャー」
「そう来なくっちゃ! 流石はアタシの見込んだ男!」
…この性格はどうにかならんか。
↓2、行きたい場所
・ネオコシミズ
・セントラルストリート
・カンヤポート
・教会
・スゴクタカイビル
・スラム街
・レジスタンスアジト(現在地)
・ドナヒュー邸
・筍邸
・森林地帯
・山岳地帯
・シラヒゲシュライン
セントラルストリートならケーキバイキングできそう
セントラルストリート
>>59 セントラルストリート
セントラルストリート、ネオカンヤの中心部にして、もっとも人の往来が激しいネオカンヤの【表舞台】。
あちこちに筍傘下企業の広告が流れ、関連企業の自動車が走っている。さながら夢の未来都市か。
…いろいろと忌々しい街ではあるが、アーチャーの欲求を満たすならここだろう。
「うおおおっ! コレが今の街か! いいねえ、いいねえ!」
「落ち着け、アーチャー。…ここで騒いで他のマスターに見つかっては元も子もない」
「ま、固いこと言うなって、マイダーリン! さ、ケーキ喰いに行こうぜ!」
…それから数時間に渡って連れまわされた。
ケーキバイキングを壊滅させ出禁になったり、クレーンゲームを破壊して出禁になったり、映画館で拳銃をぶっ放して警察に追われた。
「…アーチャー?」
「…うん、悪かったよ。ちょっとテンション上がっちゃった」
「ちょっとで済むか…、ハア」
「…ゴメンって。これからは気を付けるからさ」
…妙にしおらしいな。…コイツの恋愛観はどうなっているのやら。
そして、一応索敵した結果は…。
直下、他陣営発見判定、成功以上で発見【人が多い】+2
4:発見できず
…誰も見当たらなかった。
まあ、一日目、しかも日が高い。当然と言えば当然か。
「…仕方があるまい、帰るか、アーチャー」
「おう!」
…何だか妙に疲れてしまった。
普段向かわないような場所だったしな。
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1【一日目】-1
3:他陣営の行動描写
直下、他陣営判定
12:セイバー
34:ライダー
5:ランサー
6:キャスター
7:アサシン
89:バーサーカー
8:筍
ネオカンヤの中央に佇む巨大な舘。
その巨大さに比べ、落ち着いた印象を与え、決して強く主張しないその舘は、この街を統べる筍の住居。
その最深部。すなわち当主の座に座る男、筍甘次は苛立ちながら時計を確認していた。
「…チッ、ドナヒューのアマ来やがらねえな」
「■■■…」
甘次の呟きに傍らのバーサーカーが静かにうめき声を漏らす。
地の底から這いあがるようなその声に舌打ちをし、甘次は部屋に控える側近の一人に声をかけた。
「おい、魔術パスは完璧なんだろうな」
「はい、もちろんでございます」
「ならいいがよ」
苛立たしげに指で机を叩き、バーサーカーと部屋の調度を見回し続ける甘次。
「…薄気味悪いぜ、バーサーカーなら俺の意見に反論とか出さねえで楽だとは思ったがよお」
「■…」
「まさかこんなインキなヤローが出てくるとはな」
バーサーカーの目は見開かれ、その顔は青い。
まるで死人のようなその姿から目を逸らし、甘次は立ち上がった。
「…まあいい。折角だ、情報収集でもするかね」
そう言うと、何やら手袋のようなものを装着する甘次。
そして、パソコンを持ち出すと呟いた。
「霊子ハッカーの本気、見せてやろうじゃねえの…」
甘次の意識が、電子世界へとダイブする…。
直下、筍情報収集判定
123:外来のマスター除く全員の情報
456:ドナヒュー、教会の情報
789:ドナヒューの情報
5:ドナヒュー、教会の情報入手
しばらくすると…。
「…ッカァッ! ああ、頭いてえ。…畜生が、魔力回路さえありゃこんなモンに頼る必要なんざねえんだよ」
頭を押さえ、痛みが引いたことを確認すると甘次は手に入れた情報を確認する。
「…ドナヒューのアマはランサー、で、教会は監督役とは別にマスターを雇い、キャスターを使う、か」
その口が歪に歪む。
「さあて、どうするかねえ、まあ? 俺の邪魔すんなら? 潰すしかねえよなあ?」
キキキと軋むような笑い声が館中に響き渡った…。
【他陣営の行動描写を終了します】
…影武者として、私はリーダーと私室以外で出会うことはできない。
それ故に、現在俺がリーダーとして行動している以上、あの人には半分軟禁生活という苦しい目に遭ってもらっているわけなのだが。
「おお、なるほどな、やっぱりアイツはいい男だろう」
「気が合うねえ! アタシはもう一目見ただけでビビッと来たんだよ! いい男だな、コイツは!」
「はは、見る目がある。どうだ、お前アーチャーと結ばれては」
…どうしてこうなった。
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
地形適用が活用できそうな場所を散策
>>73 カンヤポート散策
…そういえばアーチャーは地形利用とか持ってたな。
つまり、水があるところの方が有利になるわけか。
なら少し向かってみよう、…時間は遅い、もしかしたら他陣営との戦闘になるかもしれないな。
「アーチャー、少し海に行かないか?」
「…ダーリン、その、ちょっと早いんじゃないかな。ほら、アタシ達昨日会ったばかりだし」
「おーおー、若いってのはいいなあ、責任は取れよ?」
「アンタ等は何言ってんだ。それにアーチャー、今日寝床に潜り込んだ人間の言うセリフじゃないな、それは」
とりあえず頭の中お花畑なアーチャーを連れ、港へ向かうことにした…。
直下、遭遇判定【夜】-1
123:セイバー
456:ライダー
789:誰とも遭遇せず
5:ライダー陣営と遭遇
カンヤポート。コンテナが並ぶネオカンヤ最大の貿易港。
そこならおそらくアーチャーのスキルを最大限使用できるだろう、と思ったんだが…。
「…アレは」
「敵か、ダーリン」
「だろうな」
そこにいたのは小柄な少女と筋骨隆々の、隆々の…。
「何だアレは」
「コッチが聞きたい」
…何であんな筋肉達磨が女装しているのだろうか。
とりあえず色々と気にはなるが、おそらくあの少女の方がライダーだ。
【ライダーのステータスを一部公開します】
≪クラス≫:ライダー
【真名】:???
【属性】:混沌・悪
【筋】:D
【耐】:A
【敏】:E
【魔】:B
【幸運】:E
【宝具】:B
⌒\\ _/ ̄ ̄ヽ
r-< \ヽ l ∠⌒ {
>'"⌒ ̄`ヽ ヽY/  ̄~`ヽ、
/ -――-ミ\ } } / -――-ミ\
/ '" ̄ ̄// < ̄ ̄`~x ヽ
/ / / {{ い\ _> Y
/ /// / ∧V } Y \ ヽ l
/ / / // {∧\ トヽ| \ Y 、
/ / / / /{/ { )ノヽノ )从\\ ヽ l \_ノ
 ̄ ̄/ / / 彡 // _ _ \ト } l ト\
/ / ∥ / '" ̄  ̄` l \ j 八
// / j ,' l ! l \
/ / l\ /} _:::ヽ /::::_ l--―! |l
/ l/ \l ,xrぅ示芹 ィfう示ミx,, l ! !
/ / j l 〈(弋ゞシ丿 弋ゞシ丿)〉 l l }
/∥/ | l  ̄  ̄ j l l j
{/{/ l\ ト、 :/::/::/:: ' :/::/::/:: ∥ _! |ハ
/ / /l \} `、 /く ̄ j {ノノ
 ̄/ // l /l \ ⊂ フ / \ 八 Y
{ /}/ l / l \ { `ト イ / ハ |\
八{ / l l \ `''ー-‐''"/ ∨ /\
/ |{ 八_ / / / /\/\
// い ト 、 ̄ ー-、 --―/ / / /: /ヽ: :ヽ
/: : l ヽ}\ l \ __ // /: :/: : : l : : :l
/: : : :{ \ \ /{f⌒Y: : //:j}: :/ : : : :l: : : l
: {: : :| ヽ __ /: :ll : : \: : : ∥/: : : : : :}: : : l
: 乂_l_,,,,x-~''" ̄: : : : : \ / : : l|: : : : ヽ: ∥/: : : : : : j: : :/!
{: : : : : : : : : : : j}: : ll: : : : : _/: : : / : : :/: : : :| : :/`~''" l: : : ノ
\: : : : _ : : ∥: : ll / ̄ ̄j: :/: : : : : ; : : : : l: /: : : : : : :l: : :/
: : `="⌒\∥: : : l/ : : : : : {{/○: : : : : l: : : : : / : : : : : : : l: :ハ
【特徴】:英霊・???
…耐久が高めで敏捷、幸運が低い。
それにあの何とも言えない気配は一体…?
直下、見つかったかどうか、成功以上で見つからず、失敗で発見される
【【変装】+1補正付け忘れ、このレスは判定に含みません】
3:発見される
…声が聞こえてくる。
「まったくもう! 俺はプンプンだぞライダー!」
「だってしかたないでしょ? 私はただ快楽を求めて」
「それを悪いとは言っていない! ただ貴様がその過程で人を殺そうとしたことに俺はげきおこなのだ!」
…喧嘩しているのか?
「でもお、どっちみちマスター令呪使って私止められるんでしょ?」
「だから既に一画使っているだろうが! まったく、召喚して早々襲ってくるとはなんたる悪逆非道!」
「…だってだって、というか私は襲われる方じゃ」
「…ライダー、言っておくが淫蕩は悪だ。だが俺はそれしきでは責めはせぬ。あくまで互いの合意の下ならばな」
…何だ、何だこの会話は。
「だがしかし、貴様は今回何をした」
「路地裏の少年少女を襲いました。性的な意味で」
「それがいかんと言っておるのだ! まったく、俺が止めたからいいものを」
「えー」
「えー、ではない。…少なくとも貴様が人の命を奪わん限りは俺は貴様のマスターでいてやる。だからその癖は何とかならんか」
…アーチャーを見る。
何かこの世の会話を聞いているのではないというような顔だった。
「罪は罪、それを裁くはジャスティスである。しかし、暴走した正義は時に悪と化す。ゆえに俺は貴様の改心を求めるのみ、その先に真実があるであろう」
「…あーもう、分かった、なるべく人は襲わないよ、一々こんな問答するの疲れるし」
「同意の上なら可だぞ、それとなるべくではなく…」
「ああ、はいはい。で、そこにいる二人は私と性的な意味でイチャイチャしてくれる? 性的な意味で!」
「大事なことだから二回言う。うむ、いいことだな」
ライダーの目がこちらを睨む。
…! 見つかっていたのか!
「どうする、ダーリン。アタシとしては戦いたいけどさ」
「…今からなら逃げることも可能か」
…どうするか。
↓2、どうする
1:会話
2:戦闘
3:逃走
4:自由安価
1:会話
…兎にも角にも会話は大切だ。
「…アーチャー、とりあえず話してみようかと思う」
「…んー、ダーリンが考え無しでそういうことはしないだろうけど。…何か嫌な予感がするんだよねえ、あのライダー」
コンテナの陰から姿を見せる。
「ふむ、中々イカしたナイスガイ&ビューティホーガールではないか!」
「そうだね! ねえ、お前は挿す方がいい? それとも挿される方がいい? あとそっちの別嬪は私の愛妾にならない!?」
…何だか選択肢を間違えた気がする。
「愛妾たあ言ってくれるね! アタシの体はもうこのダーリンに捧げてんだよ! この糞ビッチ! 売女! 石女!」
「おい、アーチャー!」
「びっち…? 売女…? それは、私のことを言っているのか? そんな、そんな罵倒…!」
ちょっと口が過ぎるだろう。ライダーの体が小刻みに震えている。
折角会話の場を設けようとしているのにそれでは会話もへったくれも…。
「感じちゃうじゃないかあ…!!!」
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l  ̄ オ {
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◆精神異常:A
変態的性癖。
肉体的、精神的、あらゆる辱めに対して快楽を感じる。
精神的なスーパーアーマー能力。
【同ランクまでの精神干渉効果を無効化する】
【負傷、重傷時に【筋】【敏】【魔】に+1補正】
…え?
「もっと! もっと罵って! なんなら物理的に痛めつけて! さあ、カムオン! 私の尻は今被虐の感動に満ちているよ! 大丈夫! ちゃんと処理もしてるから!」
アーチャーと顔を見合わせる。
そして同時に叫んだ。
「へ」
「へ」
「「変態だーーーーーーーーーーー!!!!」」
「ううむ、まったく貴様は恥ずべき悪徳だなあ」
↓2まで、何を話すか
ヘリオガバルスじゃないよな(震え声)
というか、何を話すのか
安価は自己紹介、アイサツしないのはスゴイ・シツレイ
>>89-90 把握しました
【では中途半端ですが本日はここまで、お疲れ様でした】
【遅くなってしまった。人はいますか?】
【いるみたいなので少しだけ】
>>89-90
…と、兎に角だ、互いに正体、目的を明らかにすべきだろう。
この男が筍の雇った何物かであることも否定できないのだしな。
「…仕切り直そう。まずは自己紹介と行かないか? 私はフリーの魔術師でここには自らの力を確かめに来た」
「そしてそのサーヴァントにして未来のお嫁さん、アーチャーだ、よろしく」
…アーチャーもこちらの意図を察してくれたようだ。
「…ほほう、婚約者有、か。いいね! 恋も愛も奪う物なんだから! 私の子宮付近がうずうずするよ!」
「貴様に子宮は無いだろうに。丁寧な紹介痛み入る。俺の名は良偽奏介。死徒だ」
死徒…か、なるほど、道理で妙な印象を受けると思っていた。
「驚かんのか?」
「…少々ライダーに力を使いすぎた。ところでお前の目的は何だ、良偽、そのいかんによっては戦闘も吝かではないが」
…死徒ということはおそらく筍の手の者では無いだろう。
だが、その吸血衝動がこの街の害となってしまうことは大いにありうる。
と、良偽が口を開く。
「ふむ、まあ、俺自身の願いはこの吸血衝動の消滅だな」
「…消滅?」
「うむ、俺は正義の徒として生き、そして死ぬことを信条としている。それはおそらく俺が為した正義を悪と捉えいつか現れた正義に殺されるだろう」
良偽は一回息を吸った。
「しかし、この衝動だけは困ったものだ。コレが為に俺は悪を犯さねばならぬ、ゆえにそれが貴様らを倒す理由である」
…完結明快。おそらくその言葉に嘘は無いだろう。
「あ、ついでに私は」
「それは何となくわかったから黙ってろ。…ダーリン、どうする?」
…どうするべきか。
↓2
1:戦闘
2:会話続行
3:同盟の提案
4:退散
5:自由安価
3:同盟の提案
…アーチャーの強さが未知数な現在、仲間を作るのは悪いことではないだろう。
「(…アーチャー、ちょっと耳を貸せ)」
「(…ふざける場合じゃなさそうだね、何だい、ダーリン)」
「(同盟を組もうと思う)」
「(…正気かい?)」
「(言われるとは思っていたがな…、実質ライダーはマスターにある程度抑えられている)」
横目で確認すると、ライダーは頭を押さえる良偽にむくれているようだ。
「(ならばまだ害はないだろう)」
「(…んー、まあ監視下に置くってことなら一つかもしれないね)」
アーチャーも渋々と言った様子だが頷いてくれた。
私としても正直この二人と組むのは不安だから安心してほしい。
「では、同盟を組まないか、良偽」
「…同盟?」
「そちらもステータスを確認しているだろうが、アーチャー一人でこの戦争を勝ち抜けるという保証はない、そこで保険をかけておこうと思うのだが」
「…条件を聞かせてみろ」
…条件、か。
考えられるのは互いに協力する、不戦協定を結ぶ、情報、物資の交換を行う、などだが…。
↓2、条件どうするか
明確に悪事を働く陣営に対する共闘と情報交換ならびに余裕が有れば支援など。
今日会った相手と一緒に行動する程、お人好しではないだろうから。一旦これで様子見。
>>115
…流石に今日会った相手にそこまで気を抜く相手だとも思えない。
それならば、相手の考えを利用し。
「ならば、明確に悪事を働く陣営に対しての共闘、情報交換ならびに互いに余裕があれば支援。これでどうだろうか」
「ふむ、妥当なところだな、ならばこちらからも条件を出させてもらいたい」
「…何だ?」
身構える私に良偽は答える。
「もしも仮にライダーが暴走した場合、必ずや倒してもらいたい」
「!?」
「ちょ、マスター、それはいくらなんでも」
「貴様は保証できるのか?」
「できないね」
…なるほどな、良偽としてもライダーの行動はブラックボックスというわけか。
だが、その程度の条件であれば、受けてもいい気はするが…。
↓2、この条件で同盟を結ぶかどうか
結ぶ。 死徒だけど、黄金の精神とか持ってそう
>>119
…断る理由は無い、か。
「了解した」
「ああ、頼んだぞ、…おそらくその時俺は死んでいるだろうからな。では」
そう言うと、良偽は左手を高く掲げる。
? 何をする気だ? よく見れば、その手はまるで蝋燭のような…。
「この元に契約を果たさん! 【輝く左手(ハンド・オブ・グローリー)】!」
【輝く左手(ハンド・オブ・グローリー)】
本来は罪人の手を切り取り、それを屍蝋化させたマジックアイテムを指す。
彼の場合は、人為的に魔術によって自らの左手をその状況に置き、霊装として利用している。
効果は誓願の成就と、契約の達成。義の下にそれを行うことを彼は信念としている。
≪契約時に使用可能≫
≪契約条件履行時に条項が果たされなかった場合、対象に魔力切れを発生させ、負傷状態に置く≫
「ハハハ、説明を欠いていたな。俺の左手はそういうことになっているのだ」
「…隠していた理由は」
「貴様を信じていなかったからだ。貴様がうわべだけの悪人であれば、この手の存在を知らしめたとたん切りかかって来るやもしれん」
「…否定はできんな」
「…フハハ、正直は美徳だ。だがその一言で貴様を信じる気になった。心から謝らせてもらおう。すまぬ、貴様を試すような真似をして」
深々と頭を下げる良偽。
…そこまでされてはこちらからは強く言えないだろう。
「構わんよ、ではな」
「ああ、待て、これは俺のアドレスおよび専用の通信霊装だ、何か連絡があればよこすといい」
「…ああ、感謝する」
良偽からアドレスと霊装を受け取るとその場を立ち去る。
「もったいないねえ、ドンパチやりたかったんだけど」
「こら、無闇に敵を増やす必要は無い」
「…ま、それもそっか。そういやダーリン、アイツに嘘吐きっぱなしだね」
…ああ、そういえば身分を偽ったままだったな。
また次の機会にでも正直に伝えておこう。あの男はそういったことを一番嫌いそうだ。
【ライダー陣営と同盟を結びました】
【夜行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1【一日目】-1
7:敵対交流
直下、↓2、交流陣営。被りは安価下
12:アーチャー
3:ライダー
45:セイバー
6:ランサー
7:アサシン
8:キャスター
9:バーサーカー
1:アーチャー
0:特殊判定
直下
123:血の匂い
456:単独でやってきたライダー
789:まだランサー陣営は路頭に迷っていた
6:ホモエンドの危機
/ -‐'"⌒"`ヽ、 \  ̄} }二ヽ、
>'" \ \j ノ  ̄`ヽ、 _ノ
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ノ / / l // {/ l ,;' _ l {ヽ }
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l ; / l \ / |_,,xぅ芯⌒  ̄ l l \
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ノ l l { l l " }l
/ / 八l 人 l { l ::/::/::/: , / ll
/ / \ \__い _ l ー‐ァ''゙ \ /! ll
/ / \ j l 八  ̄二l <(( ))>‐l ll
ー-‐/ / //{ l ヽ ̄ ̄ マー- __\ / ̄l !
ー--/ / // い'" ̄ ̄`ヽ、 ∨ / /l l l l!
/ / l/人゙、 ヽ ∨ /ノ| l !l
/ / l { { \ Y ∨ イ/ l l l l !l
/ / l /八l l トい::::ll ノ}| | l l !
/ / l / \ l } } Y}::::ll/ !| j l j }
j ; 八 / } l j ノ!::::ll jノl /l ノ ノノ
{ { / / /ノノ /::::::ll ノ| / j/ /
【リアルな戦闘にはなりません。いわゆる歪な三角関係とかふしだらな林檎とかそんなんです】
【鯖クイズだけ貼っときます、八百万さんに出そうかと思っていまいちだった鯖】
【サーヴァントテンプレ】
≪クラス≫:バーサーカー
【真名】:???
【属性】:秩序・狂
【筋】:C
【耐】:C
【敏】:D
【魔】:A
【幸運】:E
【宝具】:B
【特徴】:英霊・???
【クラススキル】
◆狂化B
「狂戦士」のクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
【保有スキル】
◆啓示C-
"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。
『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。
だが根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。
神官であった為有するスキルだが、肝心の神に罰を受け、殆ど機能していない事に加え
狂化によりその効果はランクE相当の直感スキルと変わらない程度にまで堕ちている。
◆対英雄D-
相手の全パラメータを英雄なら2ランク、反英雄なら1ランクダウンさせる。
本来、敵国の策略に気付き、数多の英雄を排することに成功していたであろう彼の業績によるスキル。
ただし、彼の考えは理解されず、さらには神にも疎まれたことによりほとんどこのスキルは機能しない
◆進言者A-
敵の策略をいち早く見抜き、その危機を伝えたことによるスキル。
相手の欺瞞、策略を見抜くことが可能。
ただし、彼の言は神に裏切られ、結果として彼の国は亡びることとなったため、ほとんどこのスキルは機能しない。
◆投擲(槍)D
槍を弾丸のごとく放つスキル。
【宝具】
◆『???』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1000 最大捕捉:1000人
バーサーカーがその侵入を阻止しようとした???軍作成の巨大な???。
彼の国はこれの侵入によって滅び、それの阻止を進言した彼は神によって縊り殺された。
この宝具を使用後、数時間たつと広範囲における魔術的爆発を引き起こす。
また、この宝具には高レベルの魅了がかけられており、目にした者はそれを自陣に引き込まずにはいられなくなる。
高ランクの対魔力、及び直感などのスキルで看破することが可能。
◆『???』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:10 最大捕捉:10人
正しい選択をしたバーサーカーだが、その行動が神の怒りを買い殺されてしまったことから派生した宝具。
彼の消滅時、彼を殺した???が出現し、周囲の存在もろとも彼を縊り殺す。
彼は正しかった。しかし、その身に訪れたのは悲劇のみ。
バーサーカーの消滅時に発動、周囲のユニット二つをランダムに選び強制的に消滅判定を与える。
高ランクの神性、及び対魔力で対象から離れることが可能。
【サーヴァントテンプレ】
≪クラス≫:バーサーカー
【真名】:ラーオコーン
【属性】:秩序・狂
【筋】:C
【耐】:C
【敏】:D
【魔】:A
【幸運】:E
【宝具】:B
【特徴】:英霊・神官
【クラススキル】
◆狂化B
「狂戦士」のクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
【保有スキル】
◆啓示C-
"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。
『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。
だが根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。
神官であった為有するスキルだが、肝心の神に罰を受け、殆ど機能していない事に加え
狂化によりその効果はランクE相当の直感スキルと変わらない程度にまで堕ちている。
◆対英雄D-
相手の全パラメータを英雄なら2ランク、反英雄なら1ランクダウンさせる。
本来、敵国の策略に気付き、数多の英雄を排することに成功していたであろう彼の業績によるスキル。
ただし、彼の考えは理解されず、さらには神にも疎まれたことによりほとんどこのスキルは機能しない
◆進言者A-
敵の策略をいち早く見抜き、その危機を伝えたことによるスキル。
相手の欺瞞、策略を見抜くことが可能。
ただし、彼の言は神に裏切られ、結果として彼の国は亡びることとなったため、ほとんどこのスキルは機能しない。
◆投擲(槍)D
槍を弾丸のごとく放つスキル。
【宝具】
◆『運び込ませるなかれ、その木馬(トロイアン・アロゴ)』
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1000 最大捕捉:1000人
バーサーカーがその侵入を阻止しようとしたギリシャ軍作成の巨大な木馬。
彼の国はこれの侵入によって滅び、それの阻止を進言した彼は神によって縊り殺された。
この宝具を使用後、数時間たつと広範囲における魔術的爆発を引き起こす。
また、この宝具には高レベルの魅了がかけられており、目にした者はそれを自陣に引き込まずにはいられなくなる。
高ランクの対魔力、及び直感などのスキルで看破することが可能。
◆『我を殺すか、海竜よ(ディスティヒア・ラーオコーン)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:10 最大捕捉:10人
正しい選択をしたバーサーカーだが、その行動が神の怒りを買い殺されてしまったことから派生した宝具。
彼の消滅時、彼を殺した海竜が出現し、周囲の存在もろとも彼を縊り殺す。
彼は正しかった。しかし、その身に訪れたのは悲劇のみ。
バーサーカーの消滅時に発動、周囲のユニット二つをランダムに選び強制的に消滅判定を与える。
高ランクの神性、及び対魔力で対象から離れることが可能。
【というわけでトロイアの神官、ラオコーンさんでした】
【海竜に縊り殺されて死ぬって結構な死だと思ったのですが。のちにラオコーン論争なんてのが起こるくらい素晴らしい像になってますしね】
【無論否定的な意見大歓迎です。それにより>>1 は色々考えることができるので】
【チョットだけ再開】
夜道を歩く。
…かつては自然も多く、人の心も温かかったカンヤ。
それが今は…もっとも、当時のことなど知らないのだが。
それでも、それでもこんなネオンに点され、猥雑な言葉や悲鳴が飛び交う街では無かったはずだ。
拳を握りしめる。
「…ダーリン、気負うなよ」
「…気負う? 私が?」
「ああ、そんな目をした人間をアタシは何人か知ってる。そいつ等はみんなカッコよくて、苛烈で、心が通ってて」
アーチャーが今までの笑みとは違う、それこそ少女のような笑みで。
「みんな死んだよ」
「…」
「みんないい奴だった。みんないっぱしの漢だった。だからさ、だから」
そしてネオンの明かりの下、俺は優しくアーチャーに抱きしめられ。
「死ぬなよ、ダーリン」
…まったく、情けないことだ。
サーヴァントにそんなことを言われるとはな。
「ああ、そう簡単には死なんさ」
そう言葉を返す、…二人の顔は近く。
「邪魔するよッ!」
「ぬおおおっ!?」
その間に飛び込んできたのは。
「ライダー!?」
「テメエ! アタシとダーリンの間を引き裂くたあ、覚悟はできてんのか!?」
小柄な…少女? ライダーがそこには。
「何の用だ? …戦闘なら」
「…ストップ、マスターからは許可貰ってるから。ま、でも戦闘に近いかな」
「…?」
戦闘、だが、近いとは何だ?
ライダーはアーチャーを人差し指で指すと。
「宣戦布告だ、アーチャー! このカッコいい男は私が貰う!」
「…は?」
「…いい度胸してんじゃねえか、ハッ! アタシの惚れた男だよ? 覚悟はできてんだろうねえ!」
…ちょっと待て、ちょっと待て。
「…状況は」
「私は君に恋をしちゃったんだ! だから、私の物にする!」
「アタシはそれを迎え撃つ! オーライ? ダーリン! ここはアタシの戦場ってわけさ!」
…頭が痛くなってきた。
「それにアンタ、男だろ? そういった趣味の奴は何人か知ってるが、やだねえ、不潔だよ」
「恋愛に性別も倫理も不要だよ! そこには体の関係と愛さえあればいいんだから」
…衝撃の真実なんだが、何だろう、一周回って面白くなってきたぞ。
多分脳が理解を拒否してるんだろうな。
「…ま、今日のところは帰るけど? でも覚悟しててね」
そう言うとライダーは口の端を蠱惑的に舐め。
「すぐに突いたり突かれたりする関係にしてあげるからさあ…」
それを最後に、ライダーは夜の街へと消えていく。
…茫然とそれを見送っていると。
「…ダーリン? 何であんな変態の方ばっかり見てんのさ?」
…何か、こう、どす黒い何かが噴出しているような。
…げに、女の執念という物は恐ろしい。
【ライダーから一方的な関心を向けられました】
【他陣営の行動描写を終了します】
直下、夢判定、成功以上で夢を見る。
…波の音が聞こえる。
照りつける日差しが海面に反射し、私を、いや、そこにいる皆を照らしていた。
…ここは? …そうか、聞いたことがある。
サーヴァントとパスを結んでいる以上、その夢が繋がることもあるのだと。
ならばここはアーチャーの過去、もしくは臨んだ景色。
声が響く。甲板に出てみるとそこには二人の女。
片方はアーチャー、もう片方はアーチャーより少し年を取ってはいるようだが、それでもなお瑞々しさを保った女性。
アーチャーが青空に向け、銃を撃ち鳴らす。
『聞きな! アンタたち!』
『■■■、みんな聞こえている。そう大きな声を出さないの』
『いいじゃないか! えー、アタシたちはこれから目標に向かう! 覚悟はいいね!』
周囲にはいつの間にやら屈強な男たちが。その肌は日に焼け、潮風に曝された体は傷塗れだ。
粗野な風体、惨めな姿。それでもそこにいる全員の目は異様なほど爛々と輝いていた。
今を生きることが、この海で生きることが楽しくて仕方がないと言うように。
『聞くよ! アタシ達は何だい!?』
『海賊にきまってるわ』
『そう! 権力に、国に尻尾を振るつまらない犬はとっくの昔におっ死んだ! 行くぞ、野郎ども! 海賊のように、この大海原を駆けるぞ!』
『もう、海賊でしょうに』
傍らの女の小言をかき消すように鬨の声が上がる。
それは、妙に心地よく。海風が、私の肌を…。
【二日目】
「おーい、ダーリン、大丈夫か」
「ん…、ああ、アーチャーか」
「大丈夫かい? いつまでたっても起きないから。…あの変態は夢にまで出てきやがったか!?」
…そういやそんなこともあったな。
「大丈夫だ、安心しろ」
「…だよな! ダーリンにはアタシしかいないよな!」
…もしかしたらちょっと焦ってるのか?
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
2:コミュ
↓2、誰とコミュを取りますか?
1:アーチャー
2:ライダー陣営
3:レジスタンスメンバー
1:アーチャー
「…一応聞いておくけどね、ダーリン。…ソッチの趣味は無いだろうね」
「…一応は」
「一応って何さ! ハッキリ言ってくんないとアイツをライバル認定するか否かが決まるんだからね!」
…結構独占欲強いのか? それはいいが首を掴んで振るな。
目が、目が、回る…。
↓2まで、何を話したいか
真名を当てる
宝具を問う
今後の戦い方の作戦会議
>>135でホモEDと明言してしまっているからどうあがいても貴方はホモになる
逃れられぬカルマと割りきろう
>>179-180
…とりあえず、この状況を止めさせよう。
「だ、大丈夫だ。流石に男色の趣味は無い」
「…ホントだろうね」
「ああ、仮に選ぶとしても間違いなくお前の方だから安心しろ」
と、とりあえず言ってみたはいいものの。
ぽふん、と音を立ててアーチャーの顔が真っ赤に染まった。
「ふぇ、ふぇ、うへ、そ、その、何て言うか、アタシも処女じゃないし、その、浮ついた台詞とか慣れてるけど、そう、ストレートに来られると、その、あの」
…意外に可愛い。
「…オホン、話を戻すぞ、アーチャー」
「え、は、話? アタシ達の一緒に入るお墓の? できることなら海に撒いてほしいね!」
「…思考が飛びすぎだ。…夢を見た。お前、真名はアン・ボニーだな?」
アン・ボニー。カリブ海の海賊にして相方のメアリ・リードと共に海を駆けた伝説の女海賊。
その銃の腕前は百発百中であり、女海賊としては稀にも記録に残っている。
「あ、え、うん、そうさ、今まで分からなかったのかい?」
「いや、おそらく可能性は高いと踏んでいたが、先程の夢で確信した」
「…ダーリンがアタシの夢を」
そう呟いたかと思うと。
「もー! ダーリン大好き!」
ノンモーションで飛びかかってきた。
暑いから止めろというのに! それに、その、何だ! 柔らかいところが当たってだな!
「ええい! すぐに抱き付くのは何とかしろ! ついでに宝具を教えろ!」
「えー、宝具?」
直下、教えてくれるかどうか、成功以上で教えてくれる【ベタ惚れ】+2【現在状況では役に立たない】-1
【>>184 あくまでも『危機』】
7:教えてくれる
「…ま、隠し立てする必要も無いか、でも今の状況じゃ全く使えないよ、アタシの宝具は」
そう言うと抱き付いたまま表情を緩め。
「何たってあの時を呼び出すんだからさ」
【アーチャーの宝具を開帳します】
◆狗ではなく海賊のように(メアリ・リード)
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:40 最大捕捉:200
彼女の最後の戦場を再現する結界宝具。結界内部の世界を上書きする大魔術。真名開放するまではカトラスの形状をしている。
船の頭や船員が怯え、戦えなくなっても彼女と、そしてメアリ・リードだけは最後まで孤軍奮闘した状況を再現するための環境に周囲を書き換え
マスターを隔離し、メアリ・リードとの共同戦闘を可能とする。
この宝具の最大の特徴は発動条件にあり、味方が戦えない、追い詰められているなど
その最後の戦場と何かしら戦場とリンクしなければ宝具が現実に根を張り結界を展開できない。
副次効果として結界内は彼女が操作可能な海上の船と化しているため、通常移動による撤退が行えない。
【マスターが戦闘不能もしくは戦意喪失した状態、または令呪を使い切った状態でのみ発動可能】
【セイバーとしてメアリ・リードを召喚し、戦闘を開始する】
【この結界内部では飛行していないキャラクターは筋、耐、敏がワンランクダウンする】
【この結界の内部から通常撤退を行う事ができない】
【この宝具を発動した瞬間から自マスターは敵からのいかなる影響も受けない】
【メアリ・リードはアン・ボニーのダメージを好きな数値分肩代わりする事ができる】
「ね、御覧の通りさ」
「…危機的状況でなければ発動しない宝具、か」
…そしてその効果は私の隔離、及び戦闘ユニットの召喚。
ふむ、これはどう運用していくべきか。
【中途半端ですが一旦中断、続きは夜に行動方針から】
【雑談所でいろいろ言ってて遅れました。再開】
…とりあえずはこの宝具をどう使っていくか、だな。
私の第一目標は筍の殺害、もしくは捕縛。
現在レジスタンスのメンバーが筍を崩壊させるための情報を殆ど入手している。
だが、現当主、筍甘次の手腕があれば、そのような妨害、一瞬で揉み消せるだろう。
だからこそ、奴を殺す、もしくは誘拐等の手段を取るべきなんだが…。
「まず方法としちゃあ、アタシと一緒に全部のサーヴァントに会って回る。危険性は高いが、アタシの宝具を使えば何とかなるだろう」
「次に、拠点を水場に移し、有利な状況下で待ち伏せ、か」
「あとは同盟締結を目指すか?」
…勝ちを選ぶ為に理由は問わないつもりではいるが。
さて、どういった行動方針を取るべきか。
00:00から↓2、行動方針の決定
・水場の拠点を確保する。
・各陣営の情報を集める。
差し当たってこの2つ。
貴方の魔翌力が低いので連戦になりそうな状況は極力避けたい。
なるべく戦闘は避ける。
>>200
…とりあえずは優位になる拠点の確保。また各陣営の情報収集か。
「そんなとこだと考えたがどうだろうか」
「いいんじゃないかい? まあ、水辺に行ったところで素直に海中に来てくれるとは思わないが有利な要素を増やしておいた方がいいだろう」
「…情報においては仲間を頼るか。私の魔力量を考えると連戦は避けておきたいしな」
…とりあえず方針はそれでいいだろう。
「…それと、だ。アーチャー、すまないな」
「? 何がだ?」
「アーチャーは戦いたいんだろう? それを私のふがいなさで、と思ってな」
「…ははは、そんなこと気にするなよ。アタシとダーリンの仲じゃないか!」
肩をバシバシ叩かれる。
…まあ、鍛えているとはいえ痛いのは痛い。
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1
3:他陣営の行動描写
直下、陣営判定
12:セイバー
3:アサシン
45:キャスター
6:ランサー
7:ライダー
89:バーサーカー
この判定表は低コンマほど自陣営に不利な可能性?
でも、高コンマがバーサーカーなんだよな……よくわからん
そういや優樹さん前回の宝具持ってきてるんだろうか
【>>209 気分です。つまり完全ランダム】
【>>210 前回のアレとは完全パラレル。それにこの人前回死んでますし】
ネオカンヤの一角。
特に外部からの観光客を受け付けるためのホテル街。
その中でも手ごろな宿屋の一室でその女、山崎優樹は酒瓶の転がる中、体を伸ばし、傍らの犬の毛をなでる。
服装はノースリーブに短パン。この時期にしては多少肌寒いその格好だが優樹は気にもしていないようだ。
それを見かねたように犬がカバンの中を漁り、適当な服を見つけ出すと。
「…マスター、ダメだよ、そんな薄着じゃ。風邪をひいてしまう」
人の声でそう言葉を発した。
それもそのはず、この犬は暗殺者、アサシンのサーヴァントなのだから。
「大丈夫だよ、アサシン。私の体は結構丈夫なんだ」
「それは知ってる。でもね、マスターが風邪を引いたらボクが悲しいんだ」
「…はあ、分かったよ、おとなしく着させてもらおうかな」
しつこさも含んだアサシンのお節介に苦笑を漏らしながら優樹は押し付けられた服を着込んだ。
「で、アサシン。情報は集まったのかい?」
「ああ、大丈夫だよ、マスター、ボクを信じて」
「信じているよ、で、結果は?」
アサシンの言葉を促す優樹。
「まずこの街について、この街は今、筍って名家が統べている」
「…ああ、この街に着いてからよく見るね、その名前は」
「うん、そしてその筍家はかなりの圧政を敷いているらしい、中央にもお金を出して一種の治外法権に近い状況もね」
「…ふーん、まあいいけど。続きをお願い」
アサシンは求められるままに優樹に応えていく。
「そしてその圧政に対抗してるレジスタンスがいる。現在街はその筍と『マッシュルーム』とかいうレジスタンスとのにらみ合いみたいだね」
「なるほどね、つまり聖杯戦争の影で」
「大きく何かが動くことはあり得るだろうね」
アサシンが頷くとしばらくの沈黙が訪れた。
考え込んでいる様子だった優樹が顔を上げたのを見計らい、アサシンは声をかける。
「…マスター、どうするんだい?」
「どうするもこうするもないけどね…、そうだなあ」
優樹思考判定【中庸主義】発動
◆【中庸主義】
人と怪物やこの世とあの世の中間に漂う間に身に付いた彼女の性質。
彼女は気紛れに手を貸すことがあっても、特定の存在に依拠しない。
≪思考干渉を無効化≫
≪アライメントを中立・中庸に固定≫
≪思考判定において中間の選択肢を選択しやすくなる≫
直下
12:筍に会ってみる
34567:中立を貫く
89:レジスタンスに接触してみる
3:中立
「ま、適当にやるよ、どっちにも付かずにね」
そう言うと優樹は傍らの酒瓶を掴み
「ダメだよマスター、朝からお酒だなんて。お酒はほどほどに」
「ちょ、アサシン、それはダメだ。私はお酒が無いと…」
言うや否や優樹の手が震えだす。
酒瓶を咥えたアサシンはしばらく沈黙すると。
「…とりあえずキミのアルコール中毒は治そうね、お酒は没収」
「勘弁、それだけは勘弁してくれ、アサシン! それにアレだ、私はアル中じゃ」
「お酒は体に悪い、マスターのためだよ」
「いや、ちょっと、私は死んでもいいから、お酒」
「死んでもいいなんて言っちゃダメだ。必ず治してあげるからね、マスター」
優樹の声にならない悲鳴がホテル街に響き渡った…。
【他陣営の行動描写を終了します】
さて、行動方針は決まった。
何から動くべきか…。
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
海辺散策しながらお散歩デート
>>218
…とりあえず海の方を回ってみるか。
「アーチャー、昨日の港を確認しに行こうと思うが」
「お、いいねえいいねえ、昨日はあの変態のせいで何も分かんなかったからね! よし! 行こう!」
元気だな…。さて、何か情報が見つかればいいんだが…。
直下、遭遇判定、成功以上で遭遇、失敗で遭遇せず
2:遭遇せず
…まあ、真昼間からこんなところにはいないか。
「おー、いい海だな」
「…昔はもう少し海岸があったらしいがな」
それもすべて埋め立てられた。
…その頃の記憶だけは僅かに残っている。
どこまでも無機質なこの港が続き始めたあの光景が。
「…」
「…ダーリン、沈んでちゃダメだって昨日言ったろ?」
「そう、だったな。すまない、アーチャー」
…そうだ、これもすべて筍を倒せば済む話だ。
「で、ダーリン。ここを拠点にするの?」
「…そうだな、アジトを拠点にすれば情報収集はしやすいが、ここならアーチャーの利を生かせる」
どちらを選ぶべきだろうか…。
どちらを拠点にするか00:54から多数決、先に二票
1:レジスタンスアジト
2:カンヤポート
1:レジスタンスアジト
…今はまだ情報が足りない。手段の多いアジトに引きこもっている方が利益は多いだろう。
「いや、アジトに戻ろう。もう少し情報が集まってからでもいいだろう」
「そっか。…じゃあ」
アーチャーが一瞬不敵な笑みを浮かべ私の背後に。
「なっ!?」
そして反応する暇もないまま。
「どーんっ☆ そしてアタシもダーイッブ☆」
海に突き落とされた。
「ぷはっ!? な、何を」
「あはは! いい顔してるよ! ダーリン!」
「やめろ! 水を掛けるな!」
続けて飛び込んだアーチャーが顔に水を掛けてくる。
というかだな、アーチャー! いつの間にお前は水着なんて着てたんだ、というか買ったのか!?
「どうだい、ダーリン、アタシの水着!」
…赤を基調とした扇情的なビキニタイプの水着。
布の面積は多いものの、何処となく淫靡。
「…ええい、喰らえ!」
考えるのを止め、水を掛ける。
「ぬ、やったな! この水鉄砲の名手、アン・ボニー様に勝てると思うなよ!」
そのあとしばらく海の中ではしゃぎまわった。
かなり気が楽になった気がするが、…多分アーチャーは私が考え込んでいることをを察してくれたのだろう。
…つくづく迷惑をかけてしまった、いつか礼を返さなくてはな。
【昼行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1
【000:特殊判定】
直下
123:淫蕩と悪逆のパジェント
456:教会でティータイム
789:俺のレジスタンスは最強なんだ!
3:セイバーVSライダー、スラム街壊滅寸前&レジスタンスメンバー大量消費
【本日はここまで、お疲れ様でした】
【ちょっとだけやっておきましょう】
【スラム街】
ネオカンヤにおける闇の側面とも言われるスラム街。
セントラルストリートから一本離れただけのその通りは、筍がこの街にもたらした負の側面だろう。
…しかし、普段は破落戸や浮浪者がたむろしているその通りは現在。
鉄錆の匂いに染まっていた。
周囲の壁、道、その全てが赤黒い液体に染まり、ところどころに人間だったモノが転がっている。
その中心、ぐしゃり、ぐしゃりと何かを咀嚼する音が響く。
「…あのよお、同朋、テメエ人喰うのは構わねえがな、ちいっとやりすぎじゃねえか?」
「何言ってやがりますか、そもそも、てめえと私様はそもそも別種だと何回言やあ分かりやがりますかね」
「いやいや、そう言ってもよ、同朋。結局は弱肉強食を是とし人を喰らう。それが同朋でなく何と言う」
「はあ、ま、いいです。呼び方なんぞ好きにすれば」
そこには二つの影。片方は小柄な青年。しかし、その背には身長を超えるかというような大太刀が。
そしてその眼前で肉を喰らい、その口を血でしとどに濡らした女がげっぷをしながら呟く。
「ふう、それにしてもこの猿どもは喰っても喰っても腹が満たされやがりませんねえ」
「はは、ヤッパリ喰うなら丸々太った女だろ」
「…そこは同意しましょうか。筋張った男喰ってもうまかねえですからね」
まるで昼食のメニューをやり取りするようなその会話に一人の影が割り込んだ。
「…うわあ、何だか昔を思い出すけど、流石の私でもここまではしなかったなあ」
現れたるはライダー。
生前の悪逆非道を思い出したのか、少々眉をひそめるその姿を男らが捉える。
「…なーんか哀れな得物がまた一匹」
「お前がコレの主犯?」
「いかにも、俺様はセイバー」
「私様は魔眼のファルナーズ、知らなくてもいいですよ」
やれやれというように女、魔眼のファルナーズは手を上げ。
「今から喰われる相手の名前を知ったところで、意味など無いでしょう?」
その目が青く輝いた。
「ふふん、分かってるよ、マスター! 私のスキルを使えってことだね!」
◆皇帝特権:C
本来持ち得ないスキルも本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは服従、変装、魅了、拷問技術等。
【肉体面に関わらないスキルをDランクで入手する】
「選択は無論【対魔力】!」
【ライダーの対魔力がBランクに上昇しました】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【ランク分の【魔】による攻撃に-補正】
「小手先で勝てると思っているその考え、甘い甘い甘いってんですよォ! 無能な猿がッ!」
直下、魔眼のファルナーズ【???】判定
123:???
456:???
789:???
0:???
↓2、ライダー対抗判定、大成功以上で抵抗可能
1:全行動に-1補正
4:抵抗失敗
ライダーの体ががくんと落ちる。
「う、うえ…」
「だーかーらー、言ったじゃねえですか、私様の力に人間ごときが勝てると思ったのがそもそものミステイクッ! ドゥーユーアンダスタン!!!???」
中指を空に突き立て全力で挑発するファルナーズ。
それに対しライダーは念話を飛ばす。
「…マスター、ヤバいよ。このセイバー結構強いし、私はちょっとマズイ。…宝具の使用許可を」
ライダーは顔をしかめる。
「…でもさ、此処にいる人間はもうほとんど死ぬしかできない。マスターが魂喰いを許容しないのは分かるけど、この場合は死こそが救いになると思うんだけど」
そして頷く。
「ああ、ありがとう、そんな声出さないでよお、なんか勃っちゃうぅ…」
「…おい」
「…ええ、私様も色々見てきましたけどここまでのアブノーマルは希少種ですねえ」
「うへへ、じゃあ始めようか。私の愛した肉欲と淫蕩の世界を! 【???】!!!」
ライダーが手を広げると、大地が鳴動する。
地を割り出現したのは巨大な神殿。そしてそれを取り囲み淫靡に咲き誇る黒薔薇の壁。
噎せ返るその匂いに、周囲の肉塊が溶解していく。
「うふ、うふふふふ、グチャグチャでびしゃびしゃで、おツユが垂れてきちゃうぅ…!」
「…! セイバー、まかせましたよ!」
「…毒か! チッ、いい思い出は無いんだよなあ。…ま、何とかなるだろ」
「相変わらず慢心してやがりますねえ」
そして、この戦争における最初で最悪で最低の戦闘が始まる…。
直下、【???】による魂喰い判定
123:???カウンター2つ追加
456:???カウンター1つ追加
789:???カウンター追加無し
5:???カウンター一つ追加
セイバー保持スキル
◆対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【肉体面に関わらないスキルをDランクで入手する】
◆蛮勇:A
無謀な勇気。
同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、
視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。
このスキルは「無辜の怪物」の影響により、「勇猛」が変質したものである。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク分の+補正、相手の【筋】による攻撃にランク分+1の-補正】
【負傷判定、消滅判定に大幅な-補正】
ライダー保持スキル及び宝具効果
◆対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【肉体面に関わらないスキルをDランクで入手する】
【???】
【【筋】【敏】による攻撃に+2補正、相手の【筋】による攻撃に-1補正】
直下、セイバー判定
↓2、ライダー判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
セイバー【魔】選択
3+6-3=6
ライダー【敏】選択
7-2+2=7
【ライダー有利獲得】
【2ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、ライダー判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
対魔翌力の説明が皇帝特権のままなのん
>>271 おおっと
セイバー【筋】選択
9+4-2+4-1=14
ライダー【魔】選択
8+3-3=8
【セイバー有利獲得】
【3ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、ライダー判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【とても中途半端なのですが急用できたので一時離脱、一時間ほどで帰ってきます】
敏じゃね、とも思うがどの道結果は変わらないか
【再開、とりあえず戦闘判定だけ済ませますね】
>>278-279 うわあ、【敏】だ
セイバー:15
ライダー:8
【そういや書き忘れてましたが【運】取得時には【耐】は作用しません】
セイバー【敏】選択
7+4-2+4=13
ライダー【運】選択
8=8
【セイバー有利獲得】
【4ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、ライダー判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
セイバー【魔】選択
8+3-3=8
ライダー【筋】選択
2+1-2+2-5=-2
【セイバー有利獲得】
ライダー敗北
直下、ライダー逃走判定、成功以上で令呪一画消失して撤退、失敗で二画消費【マスター不在】-2
1:ライダー令呪二画消失し撤退
【とりあえずここまで、システムは割と簡単にしたつもりではありますし、個人的にはパターンさえ覚えておけば大丈夫な気がします】
【続きはできれば夕方ごろ、貴方のSAN値判定から】
「…あの薔薇、周囲の死体を溶解させ、魔力にしていやがる、ってことは吸収系の能力持ってる可能性が高そうですね」
「好きにしていいな? マスター」
「私様が断ったところでてめえは勝手に動くでしょうが」
「はは、道理だ。じゃあ行くぜ!」
「オラオラオラオラッ!!! こんなもんかい!? こんな雑草ごときでこの俺様に勝てるとでも思ってんのか!?」
「ああ、やだやだ、センスも美しさのカケラも無い」
「言ってくれやがるな、これでも俺様の城は金銀財宝の塊だぜ?」
「たしかあれ幻覚じゃなかったですっけ? そもそも私様としましてはなんでてめえがセイバーとして呼ばれたのか分かんねえってのが」
「ンなもん決まってらあ! 俺様はナンバーワンだぜ? 故に俺様以外が最優だなんざありえねえだろ」
「…そういった傲岸不遜なところどうにかなりませんかねえ、テメエは」
「」
「さあ、咲き誇れ、噎せ返れ、そしてこの薔薇の中で溺れ死ぬがいい!」
「…こんなもんか? 人間さんよお」
【またミスった。少々お待ちを】
【ちょっと再開】
噎せ返るような花の匂いが充満し、周囲の肉塊がドロドロと溶けだす。
その溶解物は流れ出し、次第に神殿へと。
そしてライダーの体に一輪の黒薔薇が咲く。
「…あの薔薇、周囲の死体を溶解させ、魔力にしていやがる、ってことは吸収系の能力持ってる可能性が高そうですね」
「好きにしていいな? マスター」
「私様が断ったところでてめえは勝手に動くでしょうが」
「はは、道理だ。じゃあ行くぜ!」
セイバーが神殿を背にするライダー目がけ、大太刀を振りかぶる。
振り下ろされたその太刀は地を砕き、さながら岩を落とすかのような豪放磊落な一撃。
そしてそれは間断なく降り注ぐ星の雨。砕き、圧し折り、潰す。
さらに驚嘆すべきはその全てを童のような一人が全て為している点だろうか。
「オラオラオラオラッ!!! こんなもんかい!? こんな雑草ごときでこの俺様に勝てるとでも思ってんのか!?」
黒薔薇の鞭はその降り注ぐ力の前に為すこともなく消滅する。
だが、ただライダーは嗤うのみ。卑しむように。
「ああ、やだやだ、センスも美しさのカケラも無い」
「言ってくれやがるな、これでも俺様の城は金銀財宝の塊だぜ?」
「たしかあれ幻覚じゃなかったですっけ? そもそも私様としましてはなんでてめえがセイバーとして呼ばれたのか分かんねえってのが」
ファルナーズの言葉に振り向きざま指を突き立てセイバーは叫ぶ。
「ンなもん決まってらあ! 俺様はナンバーワンだぜ? 故に俺様以外が最優だなんざありえねえだろ」
「…そういった傲岸不遜なところどうにかなりませんかねえ、テメエは」
「俺様も同意見だ。いやあ、お前のその性格さえなければ女にしてやってもいいんだが」
「その言葉、熨斗とついでにてめえの首挿げ替えて返してやりますよ」
漫才のようなやり取りをする二人に薔薇の鞭が振り落される。
「よそ見してていいのかな?」
「おう、そんな卑怯な戦い方すんじゃねえよ。まだやる気か」
「舐めないでもらえるかな、これでも一つの帝国を統べたんだから。さあ、尻を出しな、蹂躙してあげるよ!」
ライダーが手を叩くと同時に周囲一帯が黒薔薇の花弁に覆われた。
それはまさしく薔薇の霧。一寸先も見えないその噎せ返る香りの中満足げにライダーは叫ぶ。
「さあ、咲き誇れ、噎せ返れ、そしてこの薔薇の中で溺れ死ぬがいい!」
中枢にてライダーはふんぞり返り、さらにその宝具の効果範囲を広げ、セイバーを捉えようとした。
その時。
「…こんなもんか? 人間さんよお」
「…あっちゃあ、ちょっと見誤ったか」
薔薇の霧は、セイバーの一振りにより、文字通り雲散霧消する。
もはやライダーを護る物はその背に置く神殿と数を失った茨のみ。
「おうおう、俺様は人間様なんぞの倫理だの仁義だのは知らねえがな、お前、相当アレだろ」
「アレって何のことやら。私はただ自分のやりたいことをやってただけだ。それは今も変わらない」
「…呵々、成程な。じゃ、来やがれ。正々堂々、戦おうじゃあねえか」
セイバーは太刀を構えライダーを待つ。
ライダーが訝しげな表情を向けるが、それすら笑い飛ばす。
「俺様の言に嘘偽りはねえ、俺様達は卑怯なことなど決してしねえ」
豪胆、破天荒、どのようにも表せるだろうその自信は。
ただ一つ、彼の傲慢さに由来する。
ライダーは手に深い黒色の石棒を持ちセイバー目がけ突き進む。
相対するセイバーが太刀を振るおうとしたその一瞬、ライダーが足元の花弁をかき上げセイバーの視界を奪った。
勝利を感じたライダーの顔は笑む。しかし。
「それが俺様の誇りだ。理解したか? ニンゲン風情め」
それすら関係ないとばかりにセイバーの太刀は振り落とされた。
ライダーの目が驚愕に歪んだその瞬間。
紅き魔力によりその姿は掻き消え。
スラム街には薔薇と血の混ざった一種異様な匂いのみが充満する。
「ふああ、お疲れ様ですね、セイバー」
「チッ、つまんねえもんだな。もう少しはっきりした奴はいねえのかよ」
「知りませんっての、さ、とりあえずジャンクフードで腹も膨れましたしちょっと姿隠しときますかね」
「あー、俺様も飯食いてえ、酒飲みてえ、女抱きてえ」
「うっせえっての」
異形二人をその陰に消しながら。
直下、討伐令判定、成功以上でセイバーに対する討伐令【証拠無し】-1
4:討伐令施行されず
…アジトに帰ってきた私を襲ったのは。
「…もう一度、お願いします」
「…サーヴァントにより俺達の仲間、約三分の一がやられた」
惨劇の報告だった。
「一体、何が」
「…昼間だからと言って情報収集のために多くのメンバーをスラム街に送っていたのが仇になった。…そこを急襲されたらしい」
「筍、ですか」
「いや、おそらくは外来のマスター、しかしその凶悪性は筍をもしのぐだろうな」
…何故だ、何故、襲う必要が。
「魂喰い、ですか…?」
「…断定はできん。なぜならそれを実行したのはマスターの方だからだ」
「…!?」
「…兎にも角にも、これで俺達の戦力は大幅に減少した。…お前にも満足の行くバックアップは与えてはやれない」
…そんなことはどうでもいい。
何故だ、何故彼らが、彼女らが殺されなければならなかったのだ。
彼らは必死に生きていこうと、よりよき世界を見ようと努力していただけなのに。
こんな理不尽に命を奪われるなら、それなら…。
「…一体、何のために生きてきたというのだ!」
彼らの笑顔が、表情が、私の脳裏をぐるぐると回り…。
直下、SAN値ピンチ判定、成功以上で異変無し、失敗でちょっとピンチ【【心】9】+3
9:減少無し
「…ダーリン」
アーチャーが私を抱きしめる。…温かい。
「命ってのは安いもんさね。…でも、そうやって誰かが思ってくれることで輝ける。…アンタのやるべきことは何だい?」
「…私の、私の為すべきことは」
…そうだ、死んでいった彼らの為にも、私はここで休むことは許されない。
「…すまない、アーチャー、迷惑をかけた」
「ああ、構わないさ。アタシの胸でよければいつでも貸してやるよ」
…さあ、もう涙は見せない。
だが、彼らの命を奪った相手だけは。
「私がこの手で地獄に落とす…!」
「そう来なくっちゃね、ダーリン!」
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
1:索敵
…まず、状況を探りたいが。
「メンバーは今回の件もあり、少なくとも一日は指揮系統が混乱している。済まないが」
「構いません、リーダーはそちらに専念してください」
となると自分でどうにかするしかないか。
↓2、方法選択
1:アーチャーに頼む
2:道具作成【成功率:三割】
3:アーチャーと一緒に自ら
4:自由安価
【…コンマは見なかったことにしましょうねえ】
3:アーチャーと一緒に
「アーチャー」
「オーライ! じゃあ乗り出そうか!」
↓2、行きたい場所
・ネオコシミズ
・セントラルストリート
・カンヤポート
・教会
・スゴクタカイビル
・スラム街
・レジスタンスアジト(現在地)
・ドナヒュー邸
・筍邸
・森林地帯
・山岳地帯
・シラヒゲシュライン
アーチャーならやっぱ高層ビル
スゴクタカイビル
>>309 スゴクタカイビル
…ネオカンヤの中心、筍邸から僅かに離れた位置に聳え立つ巨大な高層建造物。
スゴクタカイビル。…相手が外来のマスターならここにいる可能性もあるだろうか。
しかし広いからな…、そう簡単に会えるとは思わないが。
直下、他陣営発見判定、成功以上で発見【場所が広い】-1
2:誰もおらず
…やはり見つけることはできなかったか。
「…はあ、凄いもんだね」
「…まあ、少し明るすぎるとは思うがな」
眼下に広がる夜景を眺めアーチャーが息を吐く。
…筍がすべて悪いとは思わない。この景色、発展したカンヤを生み出したのもまた奴らなのだから。
だが、その行いは決して許されるものでは無いのだ。暴力や圧政で人を抑圧するようなことは。
【夜行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【戦闘勃発】-1【夜】+1
3:他陣営の行動判定
直下
1:セイバー
23:バーサーカー
45:ランサー
67:キャスター
8:アサシン
9:ライダー
8:アサシン
日も落ち、黒に染まった夜空の下を優樹とアサシンが歩いていた。
アサシンは先行し、優樹に手を差し出す。
「マスター、ほら、手を繋いであげるから」
「いや、アサシン犬だし」
「ああ、立てるよ?」
「そっちのほうが駄目でしょうに…」
ひょいっと二本足で立ち上がるアサシンにため息を吐きながらとりあえず服の端を優樹はアサシンに咥えさせ、歩く。
「まあ、それはいいんだけどね」
「マスター、手が震えているよ、寒いのかい?」
「いや、お酒ちょうだいよ」
「ダメだよ」
速断するアサシンに頭を抱えながら優樹は動かない脳味噌を無理に動かす。
動かないのはアルコールが回っていないのに加えもう一つ…。
「…とりあえずこの後の方針か」
「そうだね」
「…選択肢としてはさらに情報を集める、やみくもに探索する、…奇襲をかける」
「…」
奇襲という言葉に一瞬アサシンの耳が震えたのを察し、優樹は声色を変えた。
「さて、どうしよっか」
直下、優樹思考判定
12:現在確認している陣営へ奇襲
34567:情報収集続行
89:やみくもに探索
8:探索してみよう
「そうだね、ちょっと動いてみようか」
「分かった、マスター。あ、そこ段差があるよ」
「いや、それくらいはね。大丈夫だから」
アサシンの先導に苦笑を浮かべながら優樹は夜の街を歩いて行く。
【他陣営の行動描写を終了します】
【三日目】
…現在状況でまだ他陣営の情報が少なすぎる。
おそらく筍は召喚しているだろうからいっそ筍邸へ向かってみるか?
…だがあの堅固な防壁を超えられるのだろうか。
「おうおう、考えてるね、ダーリン」
「ああ、…? これは?」
目の前には湯気を立てるコーヒーが。
「アタシが淹れたのさ、こんくらいはやらなくちゃね」
…はは、ありがたくいただくとしようか。
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
ついでに直下でアーチャー料理判定、1ほどポイズン、9ほど三ツ星
9:プロ級
1:探索
【というわけで一旦ここまで、続きは遅くに】
【そういやマユリAAはブリクリウ、楼座AAはボーヴォワールとかいう適当な設定をいま思いついたので発表しときます】
【ちょっと再開】
…アーチャーの料理が予想以上に美味しかった。
てっきり香辛料塗れや、いかにも大味の海賊飯を想像していたが非常に繊細で考えられた味だ。
「…」
「どうだい? ありあわせでしか作れなくて悪いね」
「…いや、十分美味しい」
…割と本気で考えてもいいかもしれないな。
↓2、方法選択
1:アーチャーに頼む
2:道具作成【成功率:三割】
3:アーチャーと一緒に自ら
4:自由安価
2:道具作成
…一度道具作成でもやってみるか。
もっとも私はそう言った分野が壊滅的に駄目なんだが。
直下、道具作成判定、成功以上で成功【【質】1】-1
1:失敗
…やはり無理だったか。
「ん? どれ、アタシにやらせてみなよ」
「…できるのか?」
「知らんがなんとかなるんじゃないか?」
直下、アーチャー道具作成判定、成功以上で成功
3:失敗
「あっちゃー、無理だったー」
「…まあ、仕方がないだろう」
…道具作成も持ってないのだしな。
「うえーん、慰めなー、ダーリーン」
だから、抱き付くな、と、柔らかいから!
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1
4:他陣営の行動描写
直下
1:セイバー
23:バーサーカー
45:ランサー
67:キャスター
8:アサシン
9:ライダー
4:ランサー
直下、ランサーはあの後どうなったのか【キャスターの戦略】-1
123:キャスターと合流
456:同盟こそしないが教会に移動
789:門前払いんぐ
3:キャスターと合流
ネオカンヤにおいて唯一存在する教会。
正道教会管理の元運営されているそこで、一人のシスターが苦言を漏らしていた。
「で、ですね」
対象は長椅子に体を預け、心あらずといった様子で寝そべった男、ランサー。
「なにさあ、シスターちゃあん」
「…何故に礼拝堂で酔っぱらっているのでしょう、ランサー」
「いいじゃんいいじゃん、そもそもここにいるアイツなんて大した奴じゃなかったよお?」
心ここにあらずといった様子で手に持ったワインボトルを十字架に向ける男に女、シスター・マリアテンダは思いっきり頭を後方に逸らし。
「天誅ッ!」
「はべっ!?」
ハンマーのごとく額を振り下ろした。
鋼鉄もかくやという衝撃がランサーの頭蓋を抜け、ランサーは頭を押さえて半泣きで倒れ込む。
その様子を眺めながらドナヒューと和装の美女、キャスターが目を細める。
「…今のはランサーが悪い」
「ですね。まったく、その罪を改めようものならすべて御心のままに救われるといいますのに」
よろよろと頭を押さえながら立ち上がるランサー。
「ってもよー、正直禁欲だの隣人愛だのとかうさんくせえんだよ」
「…ランサー?」
「ギブギブ、…正直な話さ。アイツは磔にされ俺みたいな人間は生きてる。その時点でどうしようもねえだろ」
ランサーが十字架に目を移しながらそう呟く。
「…あの方は我らの罪を」
「ああ、原罪とかいうんだろ? でも俺は知ってんだよ、ほんの最期の一瞬しか知らねえけどアイツは人間だったよ」
そしてどこか遠くを見るような目で。
「…こんなとこにいるってのは何か違う気がするんだよな」
小さく放たれたその言葉はまだ何処かをさまよっているような、そんな印象を彼から思わせる。
ランサーの姿はその一瞬に限り、どこか優れた聖人のような印象を思わせ。
「…そういえばランサーは長物を持っていませんね」
「ん? ああ、俺の武器は基本的に短刀とか、石とか…ま、正直槍の逸話も無いってのに何でランサーに呼ばれたのかってレベルだ。良くてアサシンってとこだな」
周囲の空気が微妙に固くなったことに気付いたのか、ランサーは大慌てで手を振る。
「…あー、とりあえず俺の話は止めにしよう。ほら、俺はただのちょい悪オッサンだから」
「…下手すれば世界から疎まれるレベルですがね」
「…生きていると分かったら殺されますよねえ」
「…うん、それよりも、キャスター! 情報収集!」
直下、キャスター情報収集判定【得意】-2
123:剣騎の戦闘とそれに伴うレジスタンスの虐殺
456:セイバーVSランサー
789:セイバーの悪行
3:剣騎の戦闘に関してほとんど
「…スラムで起こった戦闘についてほとんどを把握しています」
「…ああ、アレな。エゲつねえよなあ」
「ドナヒューさん、同地に住まう貴族としてのご感想は?」
「怖いです、できるだけ速やかに頭上を通っていってほしいと思います」
「ぬおらっ!」
振り落とされた頭突きがアレクサンドラを襲う。
「痛いッ」
3:剣騎の戦闘に関してほとんど
「…スラムで起こった戦闘についてほとんどを把握しています」
「…ああ、アレな。エゲつねえよなあ」
「ドナヒューさん、同地に住まう貴族としてのご感想は?」
「怖いです、できるだけ速やかに頭上を通っていってほしいと思います」
「ぬおらっ!」
振り落とされた頭突きがアレクサンドラを襲う。
「痛いッ! 死んでしまう!」
「やかましいッ! アンタ仮にもこのネオカンヤの人間でしょうが!」
「…でもお、ランサーとかキャスター考えると」
「勝つことなんて考えなくてももうちょっと色々あるでしょうにッ!」
荒れ狂うマリアテンダをキャスターが抑える。
「まあまあ、マスター落ち着いてくださいな。…現在状況で行わなければならないことを確認しなくては」
「…それもそうですね。とりあえずドナヒューさん、貴女方との同盟は継続でよろしいですね?」
「はい! 願ったり叶ったりです!」
やたら元気のいい答えにマリアテンダは渋い顔を見せる。
「…まあ、それでですが」
「セイバーと戦闘していたのはライダー。そしておそらくこのライダーも一件に一枚噛んでいるようですね」
「? と言うと」
「監督役が行動する前に死体が消えていましたね? アレを行ったのはどうもライダーのようなのです」
キャスターの言葉にランサーも渋い顔を見せる。
「…ってえと何か、俺達にはその二騎が今んところ明確な敵ってわけか?」
「正確には私が倒しておきたい、でしょうか。そのような暴虐な振る舞いはゆるしておけませんもの」
「…逆に協力できそうな場所は無いんですか?」
アレクサンドラの言葉にキャスターは頷く。
「ええ、調べた結果、その戦闘には多くのレジスタンス『マッシュルーム』のメンバーも巻き込まれていたようです」
「…なるほど、そいつらと接触できれば有効打になりうるってか」
「加えて、おそらく筍家もこれに関しては協力してくれるでしょう」
「…え? マジですか?」
「…ドナヒューさん、あなたホントに何も知らないんですね」
マリアテンダが大きなため息を吐く。
「筍家はこの街に圧政を敷いていますが、この街を愛していることは確実です。そうでなければこれほどまでにこの街が発展することは無いでしょう」
「はぁ…」
「そのやり方はどうかと思いますが。…さて、キャスター、どうしますか?」
「…そうですね」
直下、キャスター思考判定
123:筍へ
456:様子見
789:レジスタンスへ
6:様子見
「…もうしばらくは監視を続けましょう。私の陣地作成も時間をかけたいですし、何よりこの場に戦闘できるスキル、宝具を持つメンバーがいませんから」
「了解だ、じゃ、もう一眠りするかね」
「…ランサー?」
「お、やるか? いいぜかかってきな! さっきは酔っぱらってたからアレだが今は酔いも」
「天誅ッ!!!」
ランサーが教会の床にめり込んだのはまた別のお話。
【他陣営の行動描写を終了します】
「うまくいかないもんだねえ、まあ、そんな手先器用な方じゃなかったけどさ」
「やはり地道に足で稼ぐべきか。それともライダー陣営にでも尋ねてみるか?」
「…え、アタシあの変態と霊装越しでも話したくないんだけど」
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
2:コミュ
誰とコミュを取りますか?
↓2
1:アーチャー
2:ライダー陣営
3:レジスタンスメンバー
2:ランサー陣営
「だが連絡する。あれからどうなってるか聞きたいしな」
「…うえーい」
…とてつもなく気が乗らないって感じの返事だな。
霊装を使い、良偽に連絡を…。
『ぬ、ちょうどいいところに』
「? どうした?」
『貴様らに伝えておこうと思ってな』
「…何か情報が?」
『ああ、明確な悪、それが現れた。セイバー陣営だ』
…! セイバー!?
「どういうことだ!」
『…セイバー及びそのマスターが魂喰いをしているときにライダーが遭遇してな。…この身が死徒でなければ俺も向かったのだが』
「…そういうことか」
『ライダーはあえなく敗北、今は傷を癒そうとしたらまた淫乱にふけろうとしたので縛り上げて吊るしている』
『もっと! もっと!』
…響いてくるのは嬌声のような気もするが私の気のせいだろう。
アーチャーも隣でしかめつらをしているが気のせいだ。
「…とりあえず情報を教えてくれ」
『うむ、今伝える』
【セイバーのステータスが一部公開されます】
≪クラス≫:セイバー
【真名】:???
【属性】:混沌・善
【筋】:A
【耐】:A
【敏】:B
【魔】:B
【幸運】:D
【宝具】:A+
i` ___,ノ 丶 ヽ |
ゝ `ヽ ' , ',
`ヽ ,.イ¨ヽ ,ゝ ヽ ヽ
`⌒ヽ i::::| \::ヽ /ト、 ヽ ヽ
i |::::!/ ヽ::ヽ /::::/:::/ ' , ' ,
ノ ,⌒ ヾ、ヽ l__!_ /::::/:::/ \ ',
ヽ ( ,゙ ヽ´:::::::::::`::Y:::/ ! ,
i ノ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::し / ノ ,'
ノ/ ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::,' ´ i::::ヽ _ イ / /
/ ´ フ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::|::::::,ゝ/,r'´¨i / , '
ノ''"i::::/::○::::::::::::○:::l::::::::i.ァ::::! /:::::::/ /
ヽ!ヽ::::::::::::::::::::::::.i::::::::i ト、! /:::::::/ _,.ィ"
(.r 、ヾニ‐-- '"´ .|::::::::!ヽ /:::::::/ /
ノヽ、 !:::::ヽ - -、 __ ィ !::::::::ヽ´/:::::::/_,.ィ"
_, ´ i \:::::\ヾ___ ´/::ー´:::::::、::_::∟、_____
/ ゝ ___,ノ|::::\:::::::::- イ::::\:::::::::::::::::丶:::::::::::::::::::::::::::ノ
\ ヽ::::::::\::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::∠´ ̄ ̄´
) (`ヽ、人 i:::::::::::::ヽ.::::::::::::::::::::::::::`,:::::::::::__:::::::ヽ
`ヽ! ) |::::::::::::::::::`:: _::::::::::::::::::::::!, '´ . `゙' 、::::\
`⌒/´::::::::l::::::::::::::::! ` --‐'´ ヾ __i
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_,l::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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\\ヘ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
/ \ヽλ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
【クラススキル】
◆対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【ランク分の【魔】による攻撃に-補正】
◆蛮勇:A
無謀な勇気。
同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、
視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。
このスキルは「無辜の怪物」の影響により、「勇猛」が変質したものである。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク分の+補正、【筋】によるダメージにランク分+1の-補正】
【負傷判定、消滅判定に大幅な-補正】
【ランサーじゃねえ】
…は?
『その沈黙はよく分かるぞ。俺もステータスを確認した時マジヤバいと思ったものだ』
「…ライダーはよく生きて帰ってこれたな」
『ああ、なかなか善戦しおったわ』
…しかし、このステータス。敵に回すにはあまりにも危険だ。
『同盟は継続するが構わんな?』
「ああ、願ったり叶ったりだ」
『して、何かまだ話すべきことはあるか?』
↓2まで話したいこと、なければなしと記入
その戦いについて詳しく聞きたい
場所や起こった出来事など
>>374-375
…聞きたいことは山ほどある。
まず、そのマスター。そして、私の仲間たちは何故『消えたのか』。
確かに死んだとは報告を受けた。
だが、その死体は存在していなかったという。その矛盾はどうも気にかかる。
「ああ、もう少し詳しく聞かせてくれ。場所はスラム街、でいいんだな?」
『おう、そこで奴らは魂喰いを行っていたようだ。そしてそこに索敵を頼んでいたライダーが通りかかり…、もっともアヤツは戦闘より宝具を使うことを目的としていた節があるが』
「…ライダーの宝具について教えてもらえないか?」
『…そうさな』
直下、良偽教えてくれるか
123:教えてくれない
456:条件付き
789:教えてくれる
2:教えてくれない
『…流石にそれは不可能だ』
「そうか、ならば仕方ない。それは同盟の条件では無かったからな。無理を言った」
『構わんさ。そしてだが、セイバーとライダーは戦闘になり、ライダーの敗北で幕を閉じた』
…成程、では、相手のマスターの特徴はどんなものだっただろうか。
「相手のマスターは確認したか?」
『ああ、年端もいかない女、それが恐ろしいことに魔眼持ちだ』
「魔眼!?」
…筍にそんな人間はいない。
それにこの街を襲うのは筍にとっても不利に働くはずだ。
となれば…おそらく外来の魔術師か。
『そのデータも送ろう』
【魔眼のファルナーズのスキルを一部公開します】
◆ 邪視(アイン)
視線を媒介にすることで、敵の魂に直接呪詛を刻み込む魔眼。ノウブルカラー、「青」。
数ある呪詛の中で解呪は最高難易度とされ、ファルナーズが恐れられる最たる理由の一つ。
魂に刻み込むが故、死後も魂を束縛する最悪の呪術。解呪には術者たるファルナーズを滅する以外に方法はない。
対魔力でのみ、抵抗可能。
【1陣営につき、1度のみ発動可能。ファルナーズが死亡するまで永続、高ランクの対魔力で抵抗可能】
【発動時判定。1~3:全行動に-1補正、4~6:全ステータス1ランクダウン、7~9:負傷、重傷、魔力切れの回復量半減】
【0の場合、敵マスターの精神を破壊し、支配下に置く】
【またフレーバー効果として、条件付や遅延型の呪詛の設置が可能】
…何だ、これは。
『…サーヴァントも強力であればマスターもまた強力、穴のない布陣だな』
「…よく戦えたな」
『うむ、そこは褒めてやらねばな』
…これは確実に同盟を結ぶべきだ。
ライダーだけでは足りないだろう。…少なくともあと一つは陣営が欲しい。
『では、俺もそろそろ夜だ、セイバーの情報を集める必要がある』
「ああ、すまない、良偽」
『構わん、同盟内容であるわけだからな。…それと、おそらくだがセイバー陣営は主従どちらも人間ではあるまいよ』
「…情報、感謝する」
『うむ、では息災にな』
そう告げ連絡は途絶える。
…あちこちで問題が噴出する。
「ダーリン、大丈夫さね、アタシがいるんだから」
「…ああ、そうだな」
無根拠なアーチャーの自信が今だけは有難かった。
【昼行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1
1:他陣営の友好的な接触
直下
12:バーサーカー
34:キャスター
56:アサシン
78:ライダー
9:セイバー
9、2:剣&狂
【何か色々とヤバいブッキング】
【というわけで本日はここまで、お疲れ様でした】
【申し訳ないが今日はお休み。メール送っていただいた方も少々お待ちを】
【チョットだけ再開】
午後の陽光が差す筍邸。
その中枢、光の届かないその場所で神経質そうに目を吊り上げる筍甘次。
苛立ちを隠せない様子で今日何度目になるか分からない確認を取る。
「…チッ、試しにバーサーカー放ってみたが、どうなってやがる?」
甘次とパスを繋ぐ部下が申し訳なさげに応える内容も変わらず。
またしても苛立たしげなため息が響く。
「役に立たねえ盆暗だなあ。…あの一件といい頭が痛くなるっての」
彼が考えているのはスラム街で起こった惨事。
かねてからそこの住人を鬱陶しく思っていた彼ではあるが、それが蹂躙されたという情報には激しい苛立ちを覚えた。
理由は簡単。彼も歪なりにこの街を愛しているのである。
最終的に至った結果は褒められるものでは無い。だが、それでも彼のこの街にかける愛はレジスタンスのそれと大きく変わるものではない。
だからこそ彼はバーサーカーを放ったのだ。その結果を把握しきれなかったのは彼の落ち度ではあるまい。
「さて、俺の街を傷つけたんだ、その代償はどう払ってもらうかねえ…」
「その首謀者ただ今参上って奴です」
「!?」
呟いた甘次の前に突如鉄錆の匂いを纏わせたファルナーズが飛び出した。
警戒レベルを上昇させ、緊急アラームを流す甘次。
だが、彼の私室には誰も訪れず、そこでようやく彼は相手の体にかかる朱を確認した。
「何でここに入ってこれた!? 表の奴は!」
「嫌だなあ、鉛玉ごときでこの私様を殺せるとでも?」
ニヤリと笑い真っ赤な舌を見せるファルナーズ。
その口からボロボロと鉛玉、そして人の指が唾液と共に落ちていく。
「…バケモンの部類かよ」
「ま、そんなとこですねえ、ニンゲン。お初にお目にかかってやります、我が名は魔眼のファルナーズ。誇り高き食屍鬼(グール)って奴ですよ」
慇懃無礼に敬礼するファルナーズ。
だが、甘次の頭は怒りに支配されていた。
「…テメエ、聞き捨てならねえこと言ってたな?」
「? ああ、あの食事会の事ですか? いやあ、不味かったですねえ。一人くらいはそれなりに美味い奴がいるかと思いましたが全員ジャンクフード。糞みてえですね、この街」
「…それ以上言ってみろ」
「バーサーカーを呼ぶ、ですかあ?」
「!?」
思考を読み取られた衝撃に甘次の頭脳が一瞬停止する。
相手がマスターであることは予想していた。だがなぜこのタイミングでそんな言葉が出せるのか。
甘次の体を明確な何か。恐怖と呼ばれる何かが襲う。
「甘い甘い、糖蜜のごとくあめえんですよ、ゴミ蟲が! 私様が何かサーヴァント持ってるだろう屑のところに一人で乗り込むような阿呆だと思ったんですかあ!?」
「おい、もういいのか、同朋、コイツ抑えてんのも疲れた、入るぜ」
「■■■■■■ーーーー!!!」
「おうおう、じゃれつくんじゃねえですよ糞野郎」
ドアを蹴破り入ってきた小柄な男、セイバーに抱えられているのはバーサーカー。
だが、その顔は以前の青ざめた不気味なものではなく。
「お、おい、何で、一体こりゃ」
「ケケケ、その顔サイコ―! 何でか知りやがりませんがこのバーサーカーは私様に執着しているようでしてねえ、これ幸いととっ捕まえたってことですよお」
「■■■■■■…」
一種異様な熱狂を纏った朱に染まっていた。
◆盲目なる恋は的外れであり:A
死の淵で、バーサーカーの精神に宿り憑いた妄執。
狂化による思考能力の低下と合わさって、初めて遭遇した娘を“最愛の女性”と認識してしまう。
副次効果として、“最愛の女性”以外の人物による精神干渉を無効化する。
【最初に遭遇した女性ユニットを“■■■■■■”として認識する。対象を常時追跡しようとする】
【“■■■■■■”からのもの以外の精神干渉を完全に無効化する】
その状況に甘次は頭を抱え、やっとのことで声を絞り出す。
「…何が、何が望みだ」
「望みぃ? たかが人ごときが私様と交渉できるとでも?」
「ま、テメエが俺様らに従って動くってんなら命だけは保証してやろうってんだよ」
「もっとも令呪を使えば何とかなるかもしれませんがあ? この状況でそんな選択ができる人間ですかねえ、テメエは」
ファルナーズとセイバーが怪しく楽しげに嗤う。
甘次はその嘲笑を一身に受け、拳を血の出るほど強く握りしめた。
「…クソッたれェッ!!!」
直下、甘次思考判定、成功以上で令呪使用しバーサーカーのスキル解除、失敗でセイバー傘下に【プライド】+1【圧倒的戦力差】-2
5:セイバー傘下に
だが、その拳をゆっくり下ろし。
「…分かった、その条件飲んでやるよ」
「良い判断ですね、物わかりのいい愚図は愚図の中でもマシでゴミの次に好きですよ」
「うーし、じゃ、今日から此処が俺様の城な、とりあえず美人の女連れてきて美味い酒ありったけ持って来い」
「…チッ」
迸る怒りを堪え、甘次は唇を噛む。
「(今コイツ等に逆らったら死ぬ。それだけは避けなくちゃならねえ、自分の身が可愛いのもあるが、俺が死んだら誰がこの街を進めていくんだ…!)」
胸の中に、必ず借りは返すという感情を燃え上がらせ。
「にしても空気悪いんじゃねえですか、ここ、何か息苦しいんですけど」
「■■■…」
【他陣営の行動描写を終了します】
…セイバーの情報が判明したわけだが。
「流石に私達だけでは無理か」
「…悔しいけどね」
「…ならば、まずはこの情報を材料に同盟を結ぶことが重要だろうな」
…だが、まだほとんどのマスター及びサーヴァントが判明していない。
どうしたものか。
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
4:教会へ
…そういえば、何故あれほどの被害が出たというのに討伐令が出ないんだ?
「…そうだ、それの確認に向かおう」
「討伐令、ね。…確かにそれは違和感のある話だ」
そうと決まったなら善は急げ、だ。
一路、教会へ向かう…。
直下、誰がいた?
123:監督役のみ
456:↑+キャスター陣営
789:↑+ランサー陣営
1:監督役のみ
【監督役のAA決めてなかったので脳内補完お願いします】
ネオカンヤに唯一存在する教会。
そこが今回の監督役が滞在する場所。
…もっとも、中立地点ではあるものの、完全なセーフゾーンじゃないというのが微妙なところだが。
門を叩く。中から現れたのは大柄な中年のシスター。…妙に化粧が厚い。
「あらあ? こんな夜更けに何事かと思っていたんだけど、参加者みたいねえ。何の用かしら?」
「今回の監督役で間違いないな?」
「ええ、間違いないわ、聖堂教会所属、ワストランドよお」
「…単刀直入に聞こう、何故討伐令を出さない?」
私の言葉にシスター・ワストランドは表情を歪め、申し訳なさげに目を逸らす。
「それなんだけどねえ…、アンタたち、あそこで何が起こったかは把握しているわねえ?」
「ああ、セイバーによる虐殺だ」
「それなのよお、虐殺を行ったのがサーヴァントであることも確認しているんだけども、その」
言いよどむシスター・ワストランド。
だが、ついに意を決したかのように口を開いた。
「…神秘の隠匿は完全に為されていたのよ」
「…つまりは証拠を一切残さず、というわけか?」
「そう、あったとしても壁に残った傷くらい。…それに、言っちゃあなんだけどあそこにいたのは明日の我が身すら分からない人間が殆ど」
「…死んでも、分からない、意味を残せない」
「申し訳ないのだけれどねえ、そういうことなの。集団ヒステリーによる夜逃げとでもするしかなかったのよお」
…シスターの表情は真剣に落ち込んでいる。
人と人の間に幅など無い。それは建前に過ぎない。でも、それでも眼前にそれを突きつけられることは苦しかった。
「…ごめんなさいねえ」
「いや、理由が明確なら文句は無い」
…この様子では討伐令をこれ以上要求することはできないだろう。
帰ろうか、と教会を見回したときに。
直下、何かに気付けたか
123:気づくというよりライダーの関与を教えてくれる空気の読めない監督役
456:何も気づけず
789:キャスターの気配
00:特殊判定
直下
123:あ、やせいのまじゅうがあらわれた!
456:迫りくるホモ(うっかり見逃してたマスター)
789:ランサーが寝てる
3:アサシンの襲撃
直下、奇襲判定
123:貴方負傷
456:アーチャー負傷
789:実害無し
0:貴方重傷
6:アーチャー負傷
その瞬間、何かの吼え声と共に。
「危ない! ダーリンッ!」
私と監督役をアーチャーが突き飛ばし、その肩に何かが喰らい付いた。
「…ッ、犬!?」
「いや、サーヴァント、それもアサシンか!」
【真名】:???
【属性】:秩序・中庸
【筋】:D
【耐】:E
【敏】:A
【魔】:C
【幸運】:D
【宝具】:C
_
< =、 ___ヾ≧x
\ :ゞ-==´: : : : : : :ヾ: : ', ,x≦7
, x≦ :´  ̄:`: : ‐-: :、 : ヾ:丶, ‘ ,ィl: :/
vヘ=-、 -: :__ =' : : : : : : : : :` =--‐彡´: :/ ,' /
ノ: : : ,x≦`ヽ x≦,ィ : :, -: ,: : : : :ヾ : : : =x‐‐- 、 乂./
(: : : 〈::::::::::::::=‐- 、 ///: : :l!: : : l: :l:ヾ‐-`: :_:_: : <‐‐‐-ヾ=ゝ
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`゙'ー-、.,,_:ヽ:::::::...:::ヾ..:: `゙゙,ィ`゙゙ヾ:ヾ: :ヽ  ̄ /: : :/:l::::::::::::::::/:::::≧x、= 、
 ̄`゙゙゙''''ー- :::,, ▼ ヾ! `ヽ 彡'|:::::!:::::::::::::::!::, イ::::::::`ヾ ==-x、
(王`!=ゝ __ ,, - _ヽ ‐' ,ィ ソ::::ヽ:::::::::斗´::,ィ::::::::_,,::-‐''´::::::ヽ
‐ ' 丶!ゞ‐‐‐ 'l l { x≦ /:l::::::::ヽ:::彡'゙:::::: _''´__::::::::::::::::l:::::::\
ヾ/::::/ ゝ=ゝヽ x '゙ノ;;;|::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::l:: ̄`r7:::::::::::\
r':ゞ:!三ニヾ¨ゝヾ´;;;;;;ヽ:::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::}ヽ::::::::::::::::::\
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/::::ヾ::::::|三三三三フヾ‐--= '彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ:::::::::::::::::::,' \:::::::::::::
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\:::::::::ゞ' ヾ;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、_____/::x≦‐-::ヽ
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x≦::`==‐‐- 、:::::::::::::::::r7´= 、
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄.::::::::::ヽ
「…外したカ」
「…シスター、隠れておけ」
「言われなくてもよ!」
シスターが完全なセーフゾーンである自室に駆け込むと、アサシンに対峙する。
「…アーチャー、大丈夫か?」
「掠り傷さ、こんなモン。…しかし、ちょっとの間は鈍りそうだね」
…この状況下、相手は?
「…悪いガ、マスターを守るためにモ、ボクの願いを叶えるためにモ、キミたちにハ脱落してもらうヨ」
…人語を解す犬? いや、何らかの影響を受けているかもしれないが。
それに僅かながら語尾がおかしい。…軽度の狂化がかかっているのか?
◆『主人殺しの愚犬の牙(Fang of Regret)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~100 最大補足:1人
彼曰く、「大切なモノを噛み殺した、ろくでなしの牙さ」。
マスターと離れ単独行動をしている時のみ使用可能な宝具。
猟犬の本能に身を委ねる事で自身のステータスに補正を得ると共に、人間には不可能な速度で牙撃を放ち敵を討つ。
猟犬という彼の性質上、獣の属性を持つサーヴァントには特に大きなダメージを与えられる。
…だが、宝具発動時に彼には軽度の狂化スキルがかかる。
自身の意思では戦闘を停止する事は出来なくなる他、その場に万が一自らのマスターが現れた場合、彼の牙は優先して
自マスターを襲うだろう。
【【筋】【敏】のランクをワンランク上昇させる】
【獣の属性を持つサーヴァントへの判定に+2補正】
【この宝具使用時、撤退にはどのような状況であれ令呪を用いる必要がある】
【マスターとの共闘が不可能】
「宝具による強化だね」
「…どうしたものか」
「アタシ一人でもできるけどさ」
「その負傷した腕でか?」
…あのサーヴァントに続けるかは分からないが、選択肢は限られる。
アーチャーを戦わせるか、私が戦うか、…二人で挑むか。
無論、逃走という選択肢もある。だが、相手の速度を考えるにこれは悪手に思える。
…どうしたものか。
【共闘ルール】
共闘する場合、メインで戦うキャラクターとサブで戦うユニットを決定します。
ステータスはサブユニットのステータスを二分の一(切り下げ)したモノをメインユニットのステータスに付与。
スキル、宝具の効果はそのまま使用します。
【マスター戦】
だいたいはサーヴァント戦と同じ。
【筋】が【体】、【耐】が【心】、【魔】が【質】として判定します。
【マスターVSサーヴァント】
サーヴァントと戦闘可能なユニットの場合、戦闘時にマスター側に強制-2の補正が付与されます。
共闘時の補正はマスターだけの場合は-2、マスター&サーヴァントの場合は-1となります
【負傷、重傷の取り扱い】
負傷、重傷時の戦闘は判定に-1が付与されます。
どうするか。23:50から↓2
1:アーチャーに戦闘を託す
2:自分が戦う
3:アーチャーと共闘する
4:逃走
5:自由安価
3:アーチャーと共闘
…はあ、決まっているな。
「アーチャー、お前の相棒には劣るかもしれないが手を貸そう」
「…へへ、ダーリンならメアリにも劣るかよ」
背を合わせ、縦横無尽に跳び、駆けまわるアサシンを相手に。
「さあ、その屍を晒せ、畜生」
「ハハハ! アタシは海賊だよ? アンタみたいな惨めな犬っころに負けるかよ!」
そして、私達の最初の戦いが始まった。
↓2、どちらをメインユニットにしますか?
1:貴方
2:アーチャー
【あ、忘れてました。【敏】=【知】で】
【加えて戦闘時、マスター:サーヴァントのステータスはこんな感じ】
【9.8:A 7.6:B 5.4:C 3.2:D 1.0(場合により変化):E】
1:貴方
「私が先に出る!」
「あいよ、後ろは任せろ、ダーリン!」
【貴方陣営】
【筋】:4
【耐】:5
【敏】:4
【魔】:1
【運】:6
【負傷】-1【サーヴァントVSマスター】-1
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分、【魔】による攻撃に-補正】
◆勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク分の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】
◆鋼鉄剣
鋼鉄を鍛えて作り上げた彼の愛刀。
もともと優れた剣術の持ち主である彼の力に魔術を付与することで、その業は神代のソレをも彷彿とさせる。
斬れぬものなど無く、絶てぬものなど無い。その名は無く、ただ伝えられるは『鋼鉄剣』。
【サーヴァントとの戦闘が可能】
【【体】【運】に+1補正】
【アサシン陣営】
【筋】:1
【耐】:1
【敏】:4
【魔】:2
【運】:1
◆『主人殺しの愚犬の牙(Fang of Regret)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~100 最大補足:1人
彼曰く、「大切なモノを噛み殺した、ろくでなしの牙さ」。
マスターと離れ単独行動をしている時のみ使用可能な宝具。
猟犬の本能に身を委ねる事で自身のステータスに補正を得ると共に、人間には不可能な速度で牙撃を放ち敵を討つ。
猟犬という彼の性質上、獣の属性を持つサーヴァントには特に大きなダメージを与えられる。
…だが、宝具発動時に彼には軽度の狂化スキルがかかる。
自身の意思では戦闘を停止する事は出来なくなる他、その場に万が一自らのマスターが現れた場合、彼の牙は優先して
自マスターを襲うだろう。
【【筋】【敏】のランクをワンランク上昇させる】
【獣の属性を持つサーヴァントへの判定に+2補正】
【この宝具使用時、撤退にはどのような状況であれ令呪を用いる必要がある】
【この宝具使用時、マスターとの共闘が不可能】
直下、アーチャー判定
↓2、アサシン判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
貴方、1の位0を出し【筋】選択で強制有利
【貴方、優位獲得】
【ちょっとテキストミスに気付き変更】
【天性の肉体(偽)】
生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
さらに、鍛えなくても筋肉ムキムキな上、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。
彼の場合は、鍛えられたものであるため、正確には別物である。
【【体】で優位を取った場合使用可能】
【次の戦闘ターン時、防御におけるマイナスを無効化する】
【2ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、アサシン判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
貴方、【筋】選択
4+4+2+1-1-1=9
アサシン【魔】選択
2+6-1=7
【貴方、優位獲得】
【3ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、アサシン判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
貴方【敏】選択
4+4+2+1-1-1-1=8
アサシン【敏】選択
5+1-2=4
【貴方、優位獲得。貴方の勝利です】
直下、アサシン撤退判定。成功以上で令呪一画で撤退、失敗で二画消費し撤退
3:二画消費し撤退
【とりあえず本日はここまで、お疲れ様でした】
【明日はお休みの可能性も、日付変更までには連絡します】
【やっぱり今日はお休み】
【あ、忘れてました。【敏】=【知】で】
【加えて戦闘時、マスター:サーヴァントのステータスはこんな感じ】
【9.8:A 7.6:B 5.4:C 3.2:D 1.0(場合により変化):E】
1:貴方
「私が先に出る!」
「あいよ、後ろは任せろ、ダーリン!」
【貴方陣営】
【筋】:4
【耐】:5
【敏】:4
【魔】:1
【運】:6
【負傷】-1【サーヴァントVSマスター】-1
◆対魔翌力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔翌力避けのアミュレット程度の対魔翌力。
【ランク分、【魔】による攻撃に-補正】
◆勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク分の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】
◆鋼鉄剣
鋼鉄を鍛えて作り上げた彼の愛刀。
もともと優れた剣術の持ち主である彼の力に魔術を付与することで、その業は神代のソレをも彷彿とさせる。
斬れぬものなど無く、絶てぬものなど無い。その名は無く、ただ伝えられるは『鋼鉄剣』。
【サーヴァントとの戦闘が可能】
【【体】【運】に+1補正】
【アサシン陣営】
【筋】:1
【耐】:1
【敏】:4
【魔】:2
【運】:1
◆『主人殺しの愚犬の牙(Fang of Regret)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~100 最大補足:1人
彼曰く、「大切なモノを噛み殺した、ろくでなしの牙さ」。
マスターと離れ単独行動をしている時のみ使用可能な宝具。
猟犬の本能に身を委ねる事で自身のステータスに補正を得ると共に、人間には不可能な速度で牙撃を放ち敵を討つ。
猟犬という彼の性質上、獣の属性を持つサーヴァントには特に大きなダメージを与えられる。
…だが、宝具発動時に彼には軽度の狂化スキルがかかる。
自身の意思では戦闘を停止する事は出来なくなる他、その場に万が一自らのマスターが現れた場合、彼の牙は優先して
自マスターを襲うだろう。
【【筋】【敏】のランクをワンランク上昇させる】
【獣の属性を持つサーヴァントへの判定に+2補正】
【この宝具使用時、撤退にはどのような状況であれ令呪を用いる必要がある】
【この宝具使用時、マスターとの共闘が不可能】
直下、アーチャー判定
↓2、アサシン判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【ちと再開】
「では、参る…!」
身に付けた武器を解き放ち、アサシンへと向かう。
その武器は刀のようであり、また剣のようであり、あるいは、ただ切り削られた鋼鉄の塊といった異形の刃。
部位により切断、殴打、圧搾、その他ありとあらゆる攻撃を可能とする万能にして異形の得物。
銘は無く、伝わる話も無く。ただ彼が利用するのを待つかのように現れた。
故に彼はその得物に名前を付けない。だが、もし名があるとすれば。それはそれを確認した余人が名付けた。
鋼鉄剣。
「せえぇッい!!!」
振り落とすその剣はアサシンを叩き潰さんと。単純な武芸とは形を異とする亜流の戦術。
剣を警戒すれば腕が、脚がアサシンの四肢を掴まんと襲い来る。
「…!? まさカサーヴァントにも対抗できル、だと!?」
「対抗なんてのは考えない、私は今できる全力を行うだけ!」
四肢と剣、五つの武器がアサシンを絡め取らんと迫りくる。
「だが、所詮は人間! 遅イ!」
しかし、アサシンの速度は獣のそれ。
猟犬として、一種の魔獣としての本能がそれを躱し、眼前の敵に喰らいかかる。
その速度は、彼だけなら決して防ぐことはできない一撃。
…そう、彼だけなら。
「ヘイ、アタシ忘れてんじゃねえぞ」
銃声が二回。
一発はアサシンの牙を逸らし、もう一発はアサシンの脚に命中する。
「ヘイヘイ、カモンドッグ、今すぐアタシの爪先にキスをさせてやるよ」
「グゥゥゥ…! アーチャー! 貴様」
「おっと、何熱くなってんだ犬畜生、そんなんじゃすぐにフックに吊るされ見るも惨めな糞袋さ」
アーチャーは高笑いしながら縦横無尽に駆け回る。
脚を撃ち抜かれたアサシンはその動きに対応できず。
「そして、その執行人はアタシじゃない」
その一言にアサシンはハッと振り向き。
「ヘイ、ダーリン! 決め撃てアタシのラヴコール!」
「砕けろッ!!!」
振り落とされた剣がアサシンを切り捨てるその一瞬。
「…!? マスター! すまない!」
紅い魔力がアサシンを包み、その姿は消滅する。
「…逃げられたか」
振り落とされた剣はそのまま地面に突き刺さり。
容易く引き抜くとアーチャーの下へ。
「無事か?」
「フフン、愛の力の前には無敵さ、…痛ッ」
「…はあ、大丈夫じゃないようだな」
それだけ呟きアーチャーを背に。
「え、ちょ、だ、ダーリン!?」
「黙っておぶさっていろ。今夜はお前のおかげで助かったんだしな」
「え、あ、…はい」
おとなしく顔を背に埋めるアーチャーに苦笑を向けるのだった。
【夜行動を終了します】
直下、他陣営行動判定
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【戦闘発生】-1【夜】+1
5:他陣営の行動描写
直下
123:ライダー
456:ランサー
789:バーサーカー
77:自陣営に有利な特殊判定
直下
123:アジトが拡張されました
456:きのこたけのこ合同戦線
789:ランサーが来たよ
1:アジト拡張
…アジトに帰って来たはいいが。
「…何か拡張されてないか?」
そもそも下水道を改造して発達したはずの我らがアジトはちょっといない間に妙に広く快適になっていた。
「フヒ、正確にはだな…、今まで修築していた場所を解放しただけ。…もっとも、この街の全域にまで広がったがな」
「…人数が大幅に減ってしまったからな、なるべく規模と内装を強化し、できるかぎりのサポートをしてやれとリーダーが」
「…あの人が、か」
…不覚にも目頭が熱くなってしまった。
【幾つかの選択肢にレジスタンスメンバーへの依頼が可能になりました】
【レジスタンスメンバーに対する依頼に補正がかかるようになりました】
【どの場所にいてもレジスタンスメンバーの協力を得ることが可能になりました】
【ちょっとこれだけじゃあれなのでもう一回】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【戦闘発生】-1【夜】+1
1:他陣営の友好接触
直下、↓2、接触陣営
123:ライダー
45:アサシン
67:キャスター
89:セイバー
6:キャスター
0:特殊判定
直下
123:「こんばんわー、私様が友好交流に来てあげやがりましたー」
456:剣狂同盟確認
789:レジスタンスに使いを出すらしいです
5:槍魔、セイバーとバーサーカーの癒着確認
アサシンの騒乱の裏で、キャスター達は教会の奥に籠り、顔を突き合わせていた。
やや真剣みを帯びた表情のランサーが恐る恐るといった様子で確認を取る。
「…キャスター、それマジかよ?」
「マジもマジ、超マジです」
「…セイバーとバーサーカーの同盟」
街を守る筍と街を壊す外来のマスターとの同盟。
その事実はマリアテンダの、この場にいる全員の脳裏に嫌な予想を植え付けた。
筍はこの街を、壊してしまおうとしているのではないか、と。
「と、とりあえずはその二陣営がどういった関係なのか」
「確かにな、その筍とやらに雇われた傭兵って可能性もあるしな」
「何にせよ敵には違いありませんが…、キャスター、どうなのです?」
直下、キャスターさんが感じたのは【???】+1
123:筍はアクまみれ
456:判別つかず
789:筍は犠牲者
4:判別付かず
【ちょっと眠いので。一旦中断、続きはできたら遅くに】
【再開】
「…少々判断は付きかねますね、筍側がセイバーを呼び込んだようであり、それにしては血が流れすぎています」
「ふーむ、どうしたもんかね、嬢ちゃん、意見は?」
「無いです」
「…シスター」
「…さて」
直下、マリアテンダ思考判定
123:一度接触を図ってみましょうか
456:このまま静観しましょう
789:レジスタンスとの接触を考えてみては?
1:接触を図る
「…一度接触してみましょうか」
「え、本気? そしてちょっと待てよ。キャスターはこの場を動けない、ってことは」
「ええ、向かうべきはランサー、貴方しかいないでしょう」
ランサーの顔が驚愕に歪み、その目の端には涙が。
「じょうだ」
「冗談ではありません。そもそも貴方の生存能力を考えれば妥当な結論です」
「ちょ、いや、そりゃ」
「それに宝具もきっと有効でしょう?」
「いや、あの槍は半分博打みたいなもんで、それにそれって俺が負ける前提」
狼狽え、取り乱すランサーにマリアテンダは一言。
「うっせえから早く行け」
「はい」
その鉄面皮から放たれるオーラにランサーは頷くより他なく。
泣きそうな眼でアレクサンドラを確認すると。
「え、ちょっとランサー? 私は行く必要が」
「うっせえ! こうなりゃ嬢ちゃんも一蓮托生だ!」
「え、あ、いやぁぁぁぁぁぁ…」
一種哀れな悲鳴を上げ、アレクサンドラはランサーに抱えられていくのであった。
【次他陣営行動時、セイバー、ランサーどちらかが選択された場合該当二陣営の戦闘となります】
【三日目】
初戦は勝利、そしてアジトは広がった。
…さて、こうなったからには行動にも広がりが増えるな。
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
↓2
4:休息
…しかし、目下の重要事項は。
「うし! さあ、行こうダーリン!」
「…いや、しばらく休息をとるぞ」
「なんでさ」
お前はその腕の傷を忘れたのか。
「お前が大事だからだ」
「…え、そ、それって」
真っ赤になった。まあいい、誤解でも何でも今はアーチャーの治療に専念だ。
…それに、大事なのは嘘でも何でもないしな。
【アーチャーの負傷が回復しました】
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1
0:特殊判定
直下
123:ランサー到着するももぬけの殻
456:へんたいがやってきた
789:筍逃亡成功
5:ライダー登場
だがそんな平穏は。
「ういやっほー! 来たよー! 私のフィアンセ―ッ!!!」
現れたへんたいのタックルによって阻害されるのだった。
結構軽い。例えるならあれだ、花束くらい。
「ら、ライダーッ!?」
「ふふん、アーチャー、ご覧、私は今コイツに抱き付いているぞ? どうだ!?」
「…そのくらいなら日常茶判事なんだよ、変態」
「な!? …となればやはり肉体で」
マズイ。この展開はマズイ。
「そんなことよりもだ! ライダー! 何故ここに来た、と言うより来れた!? 良偽は!? 見張りは!?」
「マスターは死徒だから基本朝は動けない。それに私にかけた令呪は【命令の遵守】だから許可取ってきたよ」
「…あの女装男め、アタシが手ずから鉄槌くだしてやる」
「で、見張りさんは私の魅力でメロメロに…」
「…危害は加えてないだろうな」
…正直このライダーに任せると危険な香りしかしないのだが。
「大丈夫大丈夫、ちょっと頭ン中お花畑になってリビドー我慢できなくなるだけだから」
「それが駄目だというんだ!」
やはりこのライダーは危険だ。
それと手にしがみつくのを止めろ。私は動じないからな?
「…むう」
「…アーチャー? 対抗する必要は無いぞ?」
もう片方の手をアーチャーにホールドされた。
…身動きが取れん。
「…はあ、もういい。で、ライダー、何の用だ?」
「え?」
直下、ライダー目的
123:【検閲対象】
456:特に何も
789:サーヴァントの情報
6:特に何も
その質問にライダーは小首を傾げ。
「何も無いよ? 好きな人のところに来ちゃダメ?」
…くそ、自分の可愛さを理解している。
「よし、じゃあダーリンの邪魔ってことだね変態。脳味噌ぶち撒けな」
「えー、そんなこと言って私に勝てるのかな、アバズレごときが」
「アバズレだあ? ハハハ、そんなことにこだわってるなんざ、頭に蛆でも湧いたかい?」
「よくそんな口が回るよね、乙女として大切なこと失ってるんじゃないのお?」
そして二騎はにらみ合い。
「覚悟しやがれ変態! ダーリンはアタシのもんだ!」
「コッチの台詞だアバズレ! この男は私の愛妾にする!」
双方が武器を取り出した。
ええい、こいつらは!
「私のために戦うのは止めろ!」
一喝すると二人はしゅんと武器を取り下げる。…何だかものすごい罪悪感なんだが。
…とりあえずライダーに質問でもしてみるか。
↓2までライダーに聞きたいこと
ついでに直下、アーチャー胸判定、1ほどまな板9ほどメロン
セイバーとの戦闘で気づいたこと、言いたいこと
ライダーの宝具について
6:人よりちょっと優れたモノをお持ち
>>534
「ライダー」
「何? 私を選ぶ気になった?」
「ダーリン!」
「泣きそうな顔をするな、アーチャー。そうじゃない、…ライダー、お前はセイバーと戦ったんだな?」
そう、今必要なのは情報だ。少々心苦しいが、今はライダーの好意を利用させてもらう。
「うん、そうだけど」
「そこで何か気づいたことは無かったか?」
「気づいたこと、ねえ…」
直下、ライダー気づいたこと
123:特に何も
456:セイバーのスキル一つ
789:セイバーのマスターについて
4:セイバーのスキル一つ
「…そうだね、たぶんだけどあのセイバー、結構しぶといよ」
「しぶとい?」
「うん、具体的には、かなり高ランクの【戦闘続行】スキル持ちだ」
◆戦闘続行:A
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【敗北時に判定、ランクが高ければ高いほど、成功率が高まる】
…ふむ、本来のステータスが上がっているうえにコレ、か。
本格的に危険な相手だな。…ならばなおさら聞かなくてはいけないことがある。
「ライダー、ではお前の宝具を教えてくれないか?」
「え、宝具?」
「ああ、セイバーに対抗するためにもその情報は必要だと思うんだが…、どうだろうか」
そう言うとライダーは小首を傾げ。
「そうだねえ…」
直下、ライダー返答【好意】+1
123:教えてくれない
456:一つだけ
789:二つも
6:一つだけ教えてくれる
「もう、仕方がないなあ、じゃあ一つだけ教えてあげるからあとで一緒にベッドに…」
「感謝する!」
言わせるかぁッ!!!
【ライダーの宝具を一部開示します】
◆『婬れ蕩う黒曜神殿(ロサ・エラガバリウム)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10~30 最大捕捉:300人
『■■■』を安置する移動機能を備えた太陽神殿であり、
残虐的なものを含むあらゆる性的嗜好を満たす娼館としての機能を備える。
また外敵に対して、霧や霞による隠蔽・迷彩能力および媚毒の散布機能、
黒薔薇の蔓による殴打・拘束、多量の花弁による圧殺により抵抗する。
散乱された魔力の一切は『■■■』に吸収され、栄養源となる。
【使用時、周囲一帯に対して魂喰いの判定を行う】
【その量により黒薔薇カウンターを入手する】
【【筋】【敏】による攻撃に+2補正、相手の【筋】による攻撃に-1補正】
「私の自慢の宮殿さ!」
「…娼館の間違いじゃないのかい?」
「そうとも言うね!」
…認めるなよ。
…それにしても、この宝具、ライダーの真名は。
↓2までライダー真名判定
はいはいへリオガバルス
>>544 正解
「…ライダー、お前、ヘリオガバルスだな」
「よく分かったね! やっぱり私とキミとの相性はいいのかも! じゃ、ベッドに」
「よし、今すぐ脳味噌をぶちまけな」
…ローマ最大の変態皇帝。
この世全ての変態。…正直仲間にするべきでは無かったかと思い始めるレベルの破綻者だ。
…ん? 魂喰い?
直下、アイデア判定。成功以上で気づかない、失敗で気づく【【知】7】-1【【運】9】+2
99:自陣営に不利な特殊判定
直下
123:気づいちゃう上にレジスタンスメンバー集結
456:気づいちゃう上にライダー宝具使ってやがった
789:気づいちゃう上にセイバーinしたよ!
【あ、判定逆。ケジメ発生!】
99:自陣営に不利な特殊判定
直下 【ケジメ】+1
123:気づいちゃう上にセイバーinしたよ!
456:気づいちゃう上にライダー宝具使ってやがった
789:気づいちゃう上にレジスタンスメンバー集結
8:騒ぎを聞きつけたレジスタンス集結。
…そういえば、私の仲間たちは。
「…皆、溶けて消えた」
「え?」
もし、もし私の仮説が正しいならば。
「…ライダー、答えろ」
「な、何を」
「お前のその宝具、もしや」
魂喰いの際人を溶かすものでは無いだろうな――。
私のその問いにライダーは何も衒うことなく答える。
「そうだけど?」
「…!」
そうか、そうか、そうか。
お前もまた仇の一人か、ライダー。
「…ダーリン」
「…どうも地雷を踏んだみたいだね」
「ああ、地雷で済めば良いがな」
即座に剣を抜き放つ。
ライダーは変わらぬ表情でそれを避け、変わらぬ声で尋ねる。
「どうしたってのさ」
「…何、お前も私の敵だったと分かったまでの事だ」
「…なるほどね、あの溶かした中にキミの知り合いがいたわけか」
「なかなか頭が回るじゃないか。アーチャー」
「オーライ、と言いたいところだけどね、ダーリン」
アーチャーの意識は外に向かっている。
…まさか。
「おそらくこの騒ぎを聞きつけたレジスタンスが集まってる。もしかしたらライダーの行動を確認した人間がいるかもしれない」
「…」
「そんな奴等がこの状況を見たら」
「…ッ」
どうすればいい。これ以上この場でライダーを糾弾しては仲間たちの侵入は避けられない。
誤解されるだけなら構わない。…だが、ここにおいてはライダーの宝具の糧にされる可能性だってあるのだ。
「…とりあえず落ち着いてよ」
「黙れ」
「私にも考えはあったんだからさ」
「黙れと言っている」
…ああ、私の心は珍しいほどの怒りに満ちている。
このままでは、私の中に眠る悪鬼羅刹を。
止められない。
直下、成功以上でライダーとの会話、失敗で戦闘【激昂】-2【【心】9】+2
1:戦闘
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【ライダーは現在令呪0です】
【今日は日付変更まで戻らなければお休み】
【ちょーっと再開】
…溢れ出る怒りが、拭いきれない後悔が私を包んでいく。
「アーチャー、撃つぞ」
「…本気かい、ダーリン」
「ああ、本気だ」
流れるこの感情は、溢れ出るこの激情は。
もう私では止められない―――!!!
直下、レジスタンスメンバー判定、ライダーを知っているか、成功以上で知らない、失敗で知ってる【全滅してるはず】+2
3:知ってる奴いやがった
直下、そして反応【信頼】+1
123:リーダーが裏切った
456:混乱
789:ライダー討伐だと理解
6:混乱
そのとき、扉が開かれる。
「リーダー!? 一体、何が…」
「来るな、敵襲だ」
事実を端的に伝える。…部屋の外から様子を伺っているのは数人といったところか。
「…!? あ、あれって、あの時目撃されてた」
…ライダーを知っているメンバーがいたか。
少々厄介だが…。
「い、いったい、これは」
「どういうことだ?」
…まだ混乱に留まっているようだな。
「とりあえずこの場を移動する! アーチャー!」
「…オーライ、来いよ、ライダー、アタシと決着つけたいんならな!」
まずは場所を確保、そして周囲のメンバーに避難を命じる。
「逃げろ! コイツは宝具で魂喰いを行う!」
私の命に全員が退いて行く。
…そしてライダーは。
「…んもう、何でこんなことになっちゃうかなあ」
そう言い。
「ま、いいや。なったからには」
黒薔薇の花弁が舞い踊る。
「昔(いつも)どおり、力で奪うだけだよ!」
直下、魂喰い判定【混乱】-2
123:カウンター二個分
456:カウンター一個分
789:カウンター増えず
3:やったねガバちゃん! カウンターが溜まるよ!【現在カウンター三つ】
ライダーを中心とした黒薔薇が周囲を包んでいく。
…濃密な臭気。脳を蕩かすようなその一撃。
…私を避けるように流れたそれは、逃げ遅れた皆を包み込み。
「う、うあ、ああああ…」
ドロドロに溶解していく。
「…ライダーッ!!!」
「ああ、こりゃ擁護できないね、この糞外道が」
「何言ってるのさ、ヤりたいことをヤる、人間はそうやって生きて子孫を残すんだ、さあ、覚悟しなよ。ここは既に私の褥」
まるで、絶頂を迎えたかのような表情で。
「一緒にイこ?」
どうするか。20:45から↓2
1:アーチャーに戦闘を託す
2:自分が戦う
3:アーチャーと共闘する
4:逃走
5:自由安価
3:アーチャーと共闘
「行くぞ」
「ああ、流石にアタシもこりゃ見逃せないよ」
アーチャーと共に得物を構える。
ライダーは不敵に微笑み。
「そっか、いっそどっちも寝とっちゃえばいいんだよね! 略奪愛こそ真の愛だよね!」
直下、ライダー思考判定、成功でそのまま戦闘、失敗で【???】使用【後が無い】-1
6:使用せず
ライダー【皇帝特権】により【心眼(真)】取得
◆心眼(真)D
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
【有利取得時に使用】
【発動の次ターン、相手の攻撃に対して-1の補正】
【貴方陣営】
【筋】:7
【耐】:5
【敏】:6
【魔】:1
【運】:7
【サーヴァントVSマスター】-1
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分、【魔】による攻撃に-補正】
◆勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク分の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】
◆鋼鉄剣
鋼鉄を鍛えて作り上げた彼の愛刀。
もともと優れた剣術の持ち主である彼の力に魔術を付与することで、その業は神代のソレをも彷彿とさせる。
斬れぬものなど無く、絶てぬものなど無い。その名は無く、ただ伝えられるは『鋼鉄剣』。
【サーヴァントとの戦闘が可能】
【【筋】【運】に+1補正】
【ライダー陣営】
【筋】:3
【耐】:4
【敏】:3
【魔】:3
【運】:1
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【ランク分、【魔】による攻撃に-補正】
◆『婬れ蕩う黒曜神殿(ロサ・エラガバリウム)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:10~30 最大捕捉:300人
『■■■』を安置する移動機能を備えた太陽神殿であり、
残虐的なものを含むあらゆる性的嗜好を満たす娼館としての機能を備える。
また外敵に対して、霧や霞による隠蔽・迷彩能力および媚毒の散布機能、
黒薔薇の蔓による殴打・拘束、多量の花弁による圧殺により抵抗する。
散乱された魔力の一切は『頽廃す黒曜の薔薇』に吸収され、栄養源となる。
【使用時、周囲一帯に対して魂喰いの判定を行う】
【その量により黒薔薇カウンターを入手する】
【【筋】【敏】による攻撃に+2補正、相手の【筋】による攻撃に-1補正】
【あ、メインとサブの決定忘れてました】
↓2、どちらをメインユニットにしますか?
1:貴方
2:アーチャー
1:貴方
「行くぞッ!」
「イエス! マイロード…いや、ダーリン!」
直下、アーチャー判定
↓2、ライダー判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
アーチャー、【筋】選択
7+6+2-2-1=12
ライダー、【敏】選択
3+2-2=3
【アーチャー、有利獲得】
【2ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、ライダー判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
アーチャー【敏】選択
6+6+2-2-1=11
ライダー【運】選択
1+9=10
【アーチャー有利獲得】
【3ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、ライダー判定
【判定表】
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【アーチャー確定優位獲得】
【アーチャーの勝利です】
直下、ライダー消滅判定、クリティカル以外で消滅
3:ライダー消滅…
【というわけで一旦中断】
【貴方が強すぎるので少しマスター共闘システム見直しときますね】
「英霊と人間の差:-3~4」くらいつけていいんじゃないかな?
一部の達人や魔術師、エンチャントされた人間なんかは差分を幾らか軽減できる感じで。
【とりあえずサーヴァントと渡り合う人間が個人的にはそれ相応の理由をつけない限り、まず論外なので】
【次から>>619 あたりで対処してみましょうか】
【勇猛スキルの見直しも検討に入れておきましょうねえ、再開】
溢れかえるは茨の波。
アジトを覆う淫蕩の鞭。
噎せ返るような花の香りの中、私は駆ける。
「アハハハハハハハ!!! イっちゃえよ! ヤっちゃえよ! そして、そして」
「私と一つになろうよぉ…!」
「黙れ」
脳を蕩かすようなライダーの声。
それに対抗するために心で憎悪の炎を燃やす。
「…冷静かい? ダーリン?」
「いや、狂っているさ。怒りにな」
「ハハッ! それでいいよ、戦場では狂うべきさ。狂乱と歓喜の潮風に吹かれ、アタシらは一陣の風になる」
アーチャーの銃弾が私の剣戟の隙を縫うように襲い掛かる茨を撃ち。
「アタシはそういうふうに生きた。ダーリン、アンタにそれは強制しない。でも、そう生きてくれたら嬉しいなって」
…ああ、そうだな。私はリーダーの影として冷静に、誠実に動くべきだ。
だが、今は、この場は。
「この狂気に身を任せよう…! 今の私は、阿修羅にも匹敵するッ!!!」
振るう刃は鬼神のごとく。
響く慟哭は獣のごとく。
圧し切り、叩き潰し、砕き、壊し。
荒れ狂う暴力と憤怒に身を任せ。
「ライダーッッッッ!!!」
そこに辿り着いた。
「…あーあ、おしまいか」
何かを口走っている。
聞こえない。
「ま、いいや」
一閃。
「じゃ、…またどこかで会おうよ。私のフィアンセ」
血の代わりに噴出するのは黒薔薇の花弁。
噎せ返るその香と、窒息するほどのその量。
アーチャーに手を掴まれ引き戻ったそこには。
…もう何も存在はしていなかった。
【他陣営の行動描写を終了します】
「…なるほど、同盟を結んでこそいたが、相手は一枚噛んでいた、そういうことか」
「ええ、…ですがすでに私が切り伏せました」
「確かに消滅したか?」
「ええ、確実に仕留めましたよ」
そう、もうすでにライダーの魔力は感じられない。
「ふむ、じゃああと六騎…」
「そろそろ筍の動向を探ってもいいかもしれませんね」
「…アイツが外に出てきていればの話だがな」
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
↓2
2:コミュ
誰とコミュを取りますか?
↓2
1:アーチャー
2:奏介
3:レジスタンスメンバー
なんかフラグっぽいぞ、ライダーのデータは終了後公開するのかな?
>>629 そうですね、もうちょっと敗退陣営集まってから一気にしましょうか。特殊で何か起こらないとも限りませんし
1:アーチャー
自室に戻る。
「おう、大丈夫だったかい、ダーリン」
「ああ、とりあえず叱られずには済んだよ」
「そりゃよかった。何か簡単な昼飯でも作ろうか?」
「ああ、任せる」
…あのハートがあしらわれたエプロンは何処で調達したんだ?
↓2まで、話したいこと
ライダーを消滅させたが特に何も怒らないということは相手マスターは特に礼装等を持っていないということか?
それとも流石に距離のあるマスターには適応されないのか?
アーチャーの料理してる時の後ろ姿はなんか、いいな
>>633 >>635
…それにしても、何と言うか。
「…アーチャーの料理してる時の後ろ姿はなんか、いいな」
「そうだろ!?」
…聞かれていたようだ。
「そうだ、ダーリンは女のどこが好きなんだ?」
「は?」
「いやあ、その好みを知っていればアタシだっていろいろ努力できるし…」
もじもじしている。
…そうだな、女性の好み、か。
直下、貴方のフェチシズム
12:腋
34:脚
56:尻
78:胸
9:…女性は見た目じゃない、性格だろ?(本心)
3:脚フェチ
…好み、好みといっても私はあまり女性経験は無いからなあ。
そう考え、出した結論は。
「…脚、か」
「脚かあ…、ちょっとアタシ自信ないなあ、どうしても筋肉質になっちまうしね」
アーチャーが表情を曇らせる。
そう気にすることは無いと思うが。…フォローしておこうか
「はは、美脚だけが脚では無いぞ、筋肉質なのも生命の躍動を感じさせるありのままの美しさを持つ。そもそも均整な脚という物はそうあるべきだしな。
私の好みを言わせてもらえるならば、水から上がった後の競泳選手の脚などは素晴らしい。水滴が滴るあの溌剌とした筋肉美とでもいうのだろうか。
思わず撫でたくなる。たまに雪のように白い脚があるがアレも捨てがたい。艶めかしさ、視覚情報としての美しさならばそれが一番だろう。
ただ、細すぎるのはいただけないな。あまり生命、エロスを感じさせない。また、個人的には生足もそそるが黒ストッキングが一番脚の素晴らしさを感じさせる。
肉体の中に宿ったエネルギーをあの黒が覆う、その抑圧感がたまらない。また、脱ぐ仕草もいいものだな、スマートに脱いでもいいし、もたついてもいい。
そこにその女性の個性を感じる。ストッキングとは言ったがもちろんハイソックス、二―ソックス、ルーズソックスなど靴下もいいな。
快活な女性が息を切らして上下する脚などは素晴らしい。絆創膏や包帯を多く付けている脚もいいな。その下にある傷を想像すると何やら熱いものがある。
まあ、私はそこまで偏執的に好むわけではないが…、アーチャー? どうした?」
少々熱を入れてフォローしている間にアーチャーの顔が少々ひきつっていた。
…? 一体どうしたというのだろう?
「…うん、アタシ、頑張るよ」
「?」
…まあ、いいか。
「ところで本題だがな、アーチャー」
「え、ストッキング買いに行くのかい?」
「何を言っているんだ? …ライダーだが、消滅するというのに良偽は何も策を取らなかった。…理由はあるのだろうか?」
「…なるほどね。…そうだな」
直下、アーチャー思考判定
123:「気にすることもないだろ」
456:「マスターの特性じゃないか?」
789:「…気を付けた方がいいかもな」
0:特殊判定
直下
123:そんなことよりストッキング買いに行こう
456:レジスタンスメンバーが駆けつける
789:その時、アーチャーに電流が走る!
1:そんなことよりストッキング買いに行こう
「よし」
アーチャーが立ち上がった。
…一体何に気付いたのだろうか。
「そんなことよりストッキング買いに行こう」
「…は?」
今、私の耳はおかしくなったのだろうか。
「…アーチャー、何だって?」
「ストッキング買いに行くぞ! ダーリンのためだ! アタシは何だってするよ!」
…いや、まあ、凄く魅力的な要望だが、だが、しかし。
「善は急げだ! 行くぞ! ダーリン!」
「え、いや、ちょ」
そしてそのまま押し切られる形で私はアーチャーに連行されるのだった…。
【次回行動がセントラルストリートで散策に固定されました】
【昼行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1【戦闘勃発】-1
4:他陣営の行動描写
直下、描写陣営
12:セイバー
34:ランサー
567:キャスター
89:アサシン
1:セイバー
【というわけで前に言ったとおり、剣狂VS槍の対決となります】
【さよなランサーになってしまうのか。本日はここまで、お疲れ様でした】
【ちょっとだけさいかーい】
陽光眩しい筍亭。
ひっそりと静まり返ったそこを、ぼんやりとした何かが過ぎ去っていく。
『嬢ちゃーん、怖いから帰ろうぜー』
「それはこっちの台詞ですからね? できることなら帰りたいんですから!」
その茫洋とした影はアレクサンドラ。
何回か潜入を諦めようかと考え、その度に頭突きの恐怖を思い出した結果、今ようやくここにいるのだ。
霊体化により姿を消したランサーが話しかける。
『にしても嬢ちゃん気配遮断持ちかー』
「…私の一家は自らの存在を限りなく消し去ることで根源に至ろうとしていたらしいですからね、…でも正直自我まで消さなくちゃいけないんでむりですよね」
『いやいや、諦めるこたあないと思うよ? 多分、きっと、もしかしたら、万が一ってこともあるし』
「だんだん可能性が薄まってませんかね。…そもそもただのオッサンに言われたくないんですけど。というかランサーのくせに槍も持ってないし」
あからさまに表情を曇らせるアレクサンドラ。
同様にランサーのテンションも急高下し。
『…だってあの逸話俺の逸話じゃないし。というか俺はいいとこアサシン、バーサーカーが関の山なんだって言ってるだろ?』
「…はあ、触媒を手に入れた時はイケると思ったのに。…何でこんなオッサンが」
『いや、俺悪くないよね?』
「悪くないですねえ…」
結論としては。
「「はぁ…、帰りたい」」
と、二人ため息を吐くしかないのだった。
『…っと、お出ましみたいだぜ?』
直下、出てきた人間
123:剣狂
456:剣
789:筍
↓2、気づかれたかどうか、成功以上で気づかれない。【気配遮断】+2
8、3:筍出現、及び発見される
「へ?」
ランサーの言葉に、顔を上げたアレクサンドラは。
「…何やってんだ? ドナヒューのヘタレがよお」
「あ、あひ、あひゅ」
甘次とまともに目が合ってしまうのだった。
「え、えっと、あの、そう、ちょ、ちょっと散歩に」
「で、こんな家の中まで、ほうほう、そりゃあご苦労なこったな」
「あ、あひぃぃぃぃ…」
既に半泣きのアレクサンドラをランサーが励ます。
『大丈夫だって、お嬢ちゃん、ほら、今サーヴァントもいないし、逃げ切れるって!』
「アンタは戦おうって気は無いんですか!?」
「…あー、なるほどな、俺とセイバー陣営が組んだって気づいたか、そうかそうか」
直下、甘次思考判定【プライド】-1【自分の状況】+2
123:セイバー呼び出し
456:見逃す
789:脱走
9:脱走
そしてしばらく頭を掻いていた甘次は。
「…俺を連れてけ」
「…へ?」
突然の発言に目を丸めるアレクサンドラ。
「いいから連れてけってんだ」
「え、いや、あの、いったい」
「…頼む、この街の危機だ。俺はそれを見捨てちゃおけねえ。ここで死ぬわけにもいかねえ」
「理由は…」
「あとで説明する! …テメエらみたいな愚図に頼るしかできねえくらい切羽詰ってんだ!」
その叫びに屋敷が騒めく。
「…気づかれたか」
「え、いあ」
『…嬢ちゃん! ここはとりあえず撤退すんぞ!』
「え、あひ」
「道は俺が一番知ってる、着いて来い!」
直下、逃走判定、成功以上で成功、失敗で追いつかれる【気配遮断】+2【人数】-1
1:逃走失敗
直下、ランサー【離脱】使用
◆離脱 B
様々な危機的状況から離脱、逃走を可能とするスキル。
ランサーの場合は自らが課せられた死刑から放免された逸話によるスキル。
【逃走判定失敗時に使用可能】
【一回だけランク÷2(切り上げ)分の補正を加え逃走判定をやり直すことができる】
直下、逃走判定、成功以上で成功、失敗で追いつかれる【気配遮断】+2【人数】-1【離脱】+2
0:特殊判定
直下
123:しかし追いつく剣狂陣営
456:巻き込まれたアサシン
789:辿り着いたのは下水道
2:しかし追いつく剣狂
駆ける姿は疾風のごとく。
しかし、それは人の身であるが故。
「あらら、脱走兵でやがりますかあ」
「■■■ーーー!!!」
「おうおう、逃げるのは構わねえけどよ、せめてもうちょっと頑張ってくれや」
「…追いつかれた、か!」
あともう一歩と言うところで追い詰められる筍一派。
ランサーが諦めたのか、その姿を現す。
「…俺、帰りたいなあって」
「にゃ、にゃにを言ってるんですか! ランサーしか戦える人いないでしょうに!」
「いや、それでも、な? 見てみ、このステータス差」
「…それでも戦ってもらわなきゃなんねえんだよ」
甘次が唇を強く噛みしめる。
「そ、そうです! 甘次さん! 貴方バーサーカーのマスターですよね!? どうにかアレをできないんですか!?」
直下、甘次現在状況【割と言うこと聞かなきゃ死んでた】-2
123:令呪はすでにアッチの物
456:すでに試した
789:試してみるか…
0:特殊判定
直下
123:問答無用に宝具まで使って襲ってきたよ!
456:ビビり発動、令呪使用し撤退
789:通りかかるカップル
6:アレクサンドラ令呪使用
だが、その返答も聞かずアレクサンドラは両目に涙を浮かべ。
「いや、もうそんな悠長なこと言ってられません!」
「え、ちょっと!? 嬢ちゃん!?」
「令呪に命ず! 【私達を連れて撤退!】」
直下、撤退判定、成功以上で令呪一画で撤退、失敗で二画消費し撤退【人数】-1
4:失敗
ランサー【離脱】使用
直下、撤退判定、成功以上で令呪一画で撤退、失敗で二画消費し撤退【人数】-1【離脱】+2
【…このランサー色々判定多いので不安】
0:特殊判定
直下
123:三画使用
456:ランサーの宝具暴発
789:一画でアジトにご招待
7:槍陣営&筍レジスタンスアジトへ
【というわけで一旦中断、続きは遅くに】
【さあ、再開】
迸る魔力の中。最後に響いたのは甘次の間抜け声。
「な、ふざけた真似してんじゃねえぞ、糞アマ…!?」
そして姿の消えた三人を確認すると、ファルナーズは手を組み。
「消えちゃいましたねえ」
「消えたな」
「■■■…」
「帰りますか」
「そうすっか」
そして一人と一騎は館へと消えたのだった。
一方。何処とも知れない場所に飛ばされた三人はといえば。
「…ここ、何処ですかあ?」
「…おい、ドナヒュー」
「痛い痛い痛い、つねらないでください、しんじゃいまひゅ」
アレクサンドラの頬をギリギリと捩じりながら甘次はこめかみに青筋を立て。
「…正直ここは俺が一番いたくねえゴミ溜めだっつーの!」
その声は下水道一杯に響いたという。
【他陣営の行動描写を終了します】
直下、この出来事が起こった時間、成功以上で貴方帰還時、失敗で貴方ショッピング途中
6:貴方帰還時
【というわけでまずは夜ターンから】
…というわけでストッキングを買うためにセントラルストリートを訪れた私たちなのだが。
「ダーリン、クレープ買ってくるな! あ、ケバブの方がいいか!?」
「いや、どちらでもいいが…」
良く目立つな、アーチャー。
直下、索敵判定、成功以上で遭遇、失敗で誰もいない【夜】+1【ランサー転移中】-2
0:特殊判定
直下
123:鬼が来たりて何とやら
456:何かマジックショップ発見
789:ブラキャスター
8:街中を歩くキャスター
…はあ、女の買物は長いと聞いていたが。
そんなことを考えながらベンチに腰掛けアーチャーが戻るのを待つ。
…正直に言えばこんなことをしている場合ではないのだが。
「おや、お隣よろしいですか?」
「あ、ええ、どうぞ」
…隣に長い黒髪を揺らし、和装の…美女と呼んでも差し支えないだろう女性が座り込んできた。
…ううむ、脚も素晴らしい。まるで白雪のよう…、!? ステータス!? まさか、サーヴァント!?
【キャスターのステータスを一部公開します】
【真名】:???
【属性】:秩序・善
【筋 : E
【耐】: D
【敏】: C
【魔】: A
【幸運】:D
【宝具】:A
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/ |::::::::::::::| ,イ / l:::::::::::::| ヘi
…どうやらキャスターのようだな。
相手はまだこちらに気付いていないようだ。…周囲にマスターの気配も無い。
奇襲にはうってつけだが…。
↓2、どうするか
1:会話を試みる
2:奇襲をかける
3:素性を明かす
4:自由安価
2:奇襲だヒャッハー
…キャスターなら陣地を離れている今がチャンス。
まさかここ一帯を工房にしていることはあるまい。…ここで倒しておくのが定石だろう。
…そうと決めたならば、私が手ずから行うか、アーチャーにやらせるか、だが。
↓2、どちらが実行するか
1:貴方(-補正が付与されます)
2:アーチャー(暗殺に及ぶまでにマスターだと気づかれるかの判定を行います)
【まあ、少々短絡ですがこの貴方属性悪ですし、わりと正しいロールではありますね】
2:アーチャーに連絡
…私がここで襲い掛かったとて何らかの手を打たれんとも限らない。
ならば。
『聞こえるか、アーチャー』
『…? わざわざ念話を飛ばしてきたんだ、何かあったんだね』
『ああ、今私の隣にキャスターがいる』
『!? 無事かい!?』
『ああ、今のところは気づかれていないようだ。…そして、現在マスターが近くには存在していないらしい』
その一言で私の言わんとするところをくみ取ったらしい。
『…アタシにやれってか。…怖気づいたのかい?』
『アーチャー、臆病と慎重は違う。現在状況で成功率が最も高い選択をしたに過ぎない。…それに、おまえなら確実に撃ち抜けるだろ?』
『…はあ、まったく、ダーリンはおだてるのが上手いね。そう言われたらやらずにはいられないじゃん!』
…準備は整った。
さあ、来い、アーチャー!
直下、気づかれたかどうか。成功以上で気づかれず【変装】+1
3:気づかれていた
だが、その命令を放とうとした瞬間。
「あらあら、そう物騒なモノを向けないでくださいまし」
「…!?」
私の体は、突如現れた鎧武者によって押さえつけられていた。
「なっ!?」
「アーチャーのマスターですね?」
「…気づいていたのか」
「ええ、何ぶんそういったことしか得意ではありませんの」
「…何が目的だ?」
それを尋ねると、キャスターはキョトンとした表情を浮かべる。
「いえ…どうやら私を狙っていたようなので、あくまでも正当防衛と言うことですわ」
「…つまり、敵意は無い、と?」
「ええ、私としても純粋に話したかったですし。…場所を変えますか?」
…よくよく冷静になってみれば確かにこの鎧武者からも、キャスターからも殺意を感じない。
…相手の態度は比較的友好的。…どうしたものか。
↓2、どうするか
1:徹底抗戦
2:ホイホイ付いて行く
3:日を改め会う約束を
4:自由安価
2:付いて行く
…敵意が無い、…罠の可能性もあるが。
「テメエ! ダーリンに何しやがんだ! この糞ビ」
「…残念ながら、私は夫以外に体を許しませんの」
「え、その、あの、…ダーリン?」
…アーチャーもすっかり毒気を抜かれたようだな。
…しかしこの鎧武者、重い。
「ああ、すいません、その人は一種の防衛装置のようなモノでして、危険が迫ると勝手に動くんですよ」
◆ 使い魔(人)B
自身の侍女達を使い魔として召喚し使役できる。
また、夫が屋敷を守るように命令した家臣(武士)達を召喚することができる。
但し、キャスターが主ではないため家臣達は陣地とキャスターの護衛しか行ってくれず、情報収集には使えない。
【【使い魔(侍女)】【使い魔(武士)】を召喚可能】
【【使い魔(侍女)】:情報収集に+補正、また、道具作成などの技術系スキルに+補正】
【【使い魔(武士)】:奇襲判定に-補正、戦闘時、ダメージに対する-補正に+2】
「…とりあえずそちらの言い分を飲もう」
「あら、それは僥倖。…後ろから切りかかるようなことは止めてくださいね?」
「…ああ、すまないな、アーチャー」
「いや、アタシとしてもこそこそ殺すのはあんまし好きじゃないしね。(…罠の可能性は?)」
「(あるだろうが、まだ令呪は残っている、それにキャスターからは敵意を感じない。ここは信じてみるべきだろう)」
私の意見を伝えるとアーチャーも頷く。
「さあ、じゃあ付いてきてくださいまし」
【教会】
…そして辿り着いたのは。
「教会、か」
「…あのシスター何も言わなかったね」
「仕方がありませんよ、監督役は中立でなくてはならないんですから」
キャスターがゆっくりと進んでいくその先には一人の女性。
「ようこそ。キャスターから話は聞いています。私はマリエル・マリアテンダ。シスターマリアテンダとでもお呼びください」
…清楚な印象のシスターだ。
…?
直下、交流判定
123:知らない人
456:顔と名前くらいは知っている
789:黒歴史時代を知っている
2:知らない
…よくよく顔を見たが知らない人間だな。
「失礼、貴女はこのネオカンヤには」
「え、ああ、つい先日、飛行機で。…もっとも、裏の噂は色々と聞いていますが」
「そうですか、見かけない顔だと思いましてね」
…さて、罠でなかったのはいいが、一体。
直下、キャスターの用
123:ランサーの救出依頼
456:情報交換
789:同盟の申請
1:ランサー救出依頼
「…ところでこんなところまで、…工房内まで呼びつけて一体何の用が」
「…それですが、貴方方に頼みたいことがあるのです」
「…頼み事?」
シスターマリアテンダは頷くと、その堅そうな表情を向け。
「実は現在我々はランサー陣営と同盟関係にあります」
「…ふむ」
「そしてランサー陣営には現在セイバー陣営、及びバーサーカー陣営の偵察に向かってもらっているのですが」
「!? ちょっと待ってもらおう、セイバー陣営とバーサーカー陣営は」
「同盟していますね。…そして、その片方はこの街を統べる筍家です」
筍が例の虐殺犯と組んでいる…!?
「そして貴方方に依頼したいのはそのランサー陣営の救出」
「…話が読めないな」
「実は送り出したのは先夜なのですが…」
「まだ帰還していない、と」
…ふむ、なるほどな。
「ですので彼らを見つけ出す、もしくは捕えられているのであれば救出をお願いしたいのです」
「…本当なら私達が行くべきなのでしょうが、知っての通り、私は戦闘には不向き」
「…対価はあるのか?」
流石に危険すぎる。
他陣営に頼むからにはそれ相応の対価を準備するだろうが…。
直下、提示対価
123:全陣営の情報一部
456:↑+魔力結晶
789:↑+令呪一画
3:全陣営の情報
「…そこがネックですね」
「…私達から差し上げられるものは【キャスターを含む全陣営のステータスと固有スキル】まで、これ以上は持ち合わせがないのです」
「それだけの条件で危険な状況に放り込むのはこちらとしても心苦しいのですが…」
「ですがこのままではランサー陣営、アレクサンドラ嬢が」
…アレクサンドラ、ああ、ドナヒュー家の当主、か。
…うむ、それにしてもあまりにも対価が弱い。
「どうするんだい、ダーリン。…アタシ的には受ける必要は無いと思うけどね」
「…そうだな」
23:40から多数決、先に二票
1:受ける
2:受けない
【ふむ、では明確なプラン立てときましょうか】
23:45から↓3までキャスター陣営へ質問コーナー、ふっかけてもいいよ!
Q1 キャスターの陣地の共同使用権とか、ミッション中にキャスターの道具作成とかでアイテム作ってもらうとかそういうのは呑める?
Q2 特攻しろとかは無理、捜索したり、可能なら奪還というなら可能だがそれでもいいのか?
Q3 ランサー単独でなんとかできてる可能性はないの?ランサー自体知らないからわからないが弱いの?
Q4 引き受けた場合筍陣営の情報くらいは先にくれるの?
【とりあえず眠気がひどいので>>756 までで今日はおしまい】
【お疲れ様でした。明日はお休みかもしれない】
【しばらく月水金は忙しくなりそうなのでお休みの可能性大です】
【お休みの模様。最近多くて申し訳ない】
【ちょっち再開】
A1
「…そうですね、元々我々は同盟を前提にした戦いを行います。…ですが、現在はランサー陣営と同盟しているのもまた事実」
「陣地に関しては仮にランサー陣営を救出できた際に彼らと相談のうえ、ですね」
「礼装の方は使い魔(侍女)を一体派遣する、ではどうでしょうか」
A2
「無論、無理はしなくても結構です」
「ただ、その場合でも連絡だけは必ずお願いします」
A3
「…」
「…」
「…彼らの了承を取り付けていないのでステータス等はお渡しできませんが」
「まず無理でしょうね」
A4
「ええ、その条件に付いては構いません」
「以上でよろしいでしょうか?」
キャスターが私達の質問に答える。
…さて、他に聞くべきことは無いか?
22:25まで聞きたいことあれば。
キャスターだし敵地に使い魔飛ばすくらいはした? その結果は?
>>767
「使い魔を飛ばした結果、ですか」
直下、何処まで確認できているか
123:何も特に
456:ランサーが辿り着いたところまで
789:中に潜入したのを確認したところまで
3:特に何も
「…申し訳ありません、諸事に使用していた為そちらはランサーに任せきりになってしまい」
「…何かランサーの扱い悪くない?」
「否定はしません」
…ふむ、ということは現行筍に向かっているかすら不明、か。
さて、そろそろ決断を下さねばならんだろうが…。
22:43から多数決、先に二票
1:依頼を受ける
2:依頼を受けない
1:依頼を受ける
…こちらにはほとんどデメリットは無し、仮にセイバーと行き会い敗北したとてアーチャーの宝具で優位に立てる。
ならば、断る理由は無いだろう。
「分かった、その依頼、受けよう」
「感謝します」
「そのかわり、報酬はちゃんと支払いなよ?」
「もちろんですよ」
そして教会を去る。
…なんとも奇妙な夜だったな。
【夜行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1
8:敵対交流
【といっても残ってるのはアサシンとセイバーなので】
直下、セイバー陣営状況
123:剣狂
456:剣
789:狂
0:特殊判定
直下
123:意気投合
456:敵対(戦闘するとは言っていない)
789:アサシンの奇襲が決まる!
1:意気投合
夜深く、草木も眠る時間だが、筍の館には煌々と明かりが点っていた。
中からは騒乱に近い乱痴気騒ぎが。
その中心に座るは巨大な盃を抱えたセイバーと優樹。
「カンパーイ!」
何度目になるか分からない掛け声と共に互いにその酒を飲み干す。
赤ら顔になった二人は上機嫌で言葉を交し合い。
「いやあ、良い飲みっぷりじゃねえの! 流石紛い物なりにも俺様の同朋だ!」
「ぬはは、お酒ってのはこうじゃなくっちゃねえ」
「同意するぜ! おい、客人だ! もっと酒持って来い!」
それを眺めるのは鎖を絡ませられたアサシンと、半ば呆れているファルナーズ。
そしてその影のように張り付いたバーサーカー。
「…何故こんなことになっているんだろうか」
「こっちが聞きてえですよ」
「■■■…」
三者三様の反応をよそに優樹は笑い、セイバーに酒を注ぐ。
「本当は暗殺する気で来たんだけどねえ」
「はっはっ、この俺様がそう簡単に寝首掻かれるかっての!」
注がれた酒を一息で飲み干すとまだ足らないとばかりに一升瓶を直に呑むセイバー。
「…確か騙されて掻っ切られたとか聞きましたがねえ」
「君は飲まないのか?」
「私様の国はあまり飲まない国なんで」
一しきり大笑いした後、セイバーが優樹の目を覗き込み。
「どうだい、同朋! 俺らと組まないか!?」
「ううむ、そうだねえ、ここならお酒たくさん飲めそうだし…」
優樹が真剣に考え込むのを見て、アサシンが吼える。
だが、その首に付けられた鎖は外れることは無く。
「…マスター、そんな飲んじゃダメだよ、くそっ、この鎖さえなければ!」
「…宝具こんなところで使うってのもどうなんですかねえ」
「■■■…」
直下、優樹思考判定、偶数で同盟、奇数で同盟せず
9:同盟せず
「んー、悪いけど、それは止めとくよ」
「? どうしてだい?」
「私は自分のしたいようにするから、それじゃあ答えにならないかな?」
優樹の答えにセイバーは一瞬目を丸め。
「…は、ハッハッハッハ! そりゃあその通りだ! 俺様達は規律こそあれ押し付けられたモンを受け入れる必要はねえものな!」
部屋中に響くほどの大笑い。
そして一息つくと新たな酒を注ぎ。
「なら今夜は飲もう、同朋! こんないい日に呑まなきゃ損だ!」
「だね! 飲もう飲もう! 朝まで飲み明かそう!」
「おうおう、祭りだ祭りだ! 百鬼夜行が罷り通るぞ!」
夜通しの乱痴気騒ぎが決定し。
「…とりあえず終わったらちゃんとアルコールが抜けるまで見張っておいて」
「ふああ、眠いですね。私様は寝ますからあとはご自由に。…バーサーカー、着いてくんじゃねえですよ」
「…■」
アサシンの表情は悲壮に歪むのだった。
【他陣営の描写を終了します】
【四日目】
…とりあえずアジトに帰ってきたはいいのだが。
「…? 何やら騒がしいな」
「だね、何かあったのか?」
直下、筍一同【人数】+1
123:脱出
456:筍だけ放置
789:全員集合
5:筍ぼっち
…その騒動の中心に向かうと。
そこには一人の男がいた。メンバーに敵意の籠った目を向けられ、拘束されているのは。
「…は?」
「…」
拘束されたその男は見覚えがある。
利発そうな顔、底意地の悪い目、どこか鬱屈したようなその雰囲気。
…この街の支配者。筍、甘次。
「な、何故お前が」
「…ん?」
直下、甘次知っているかどうか【筍驚異の情報網】+2
123:知らねえ
456:存在は知ってる
789:顔まで知ってる
9:さすが筍は格が違った。
「…ああ、サル山の大将か」
「…筍甘次、答えろ」
「その前に、だ。テメーらは丸腰の人間相手にここまですんのか? 野蛮人共が」
…言わせておけば。
怒りのままにここで殴っておこうかと拳を構えたが、アーチャーが静止する。
「待ちな、ダーリン。ここで暴力を振るえば確実にコイツは口を閉ざす」
「…」
「だからまずは落ち着けるところに連れていくべきだ。…そうさね、リーダーの私室にでも」
…確かにそれも一理ある。
正直リーダーと私の二重存在を知られていいのかは不安だが、この状況下だ。
…罠の可能性も否めないが、兎にも角にも話は聞いておくべきだろう。
「お前たち、この男は俺に任せろ!」
「リーダー、…大丈夫ですか?」
「この状況だ、罠の可能性もあるだろうが、俺は賭けてみる。みんなは周囲の警戒を頼んだ」
「…わかりました、リーダーがそう言うなら」
みんなが去ったのを見計らい、肩に甘次を担いだ。
「…お前には聞きたいことがある」
「…チッ、糞が」
そのままリーダーの私室に入る。
流石の甘次もそこにいる二人目のリーダーには驚いた様子で。
「…なるほどなあ、影武者ってわけか。道理で尻尾が掴めねえわけだよ」
「リーダー」
「ああ、状況は聞いている。…その判断は正しいだろう」
甘次を椅子に座らせ、固定する。
「さて、今から尋問を行うが、我々は一応君にも権利を認める。答えたくないことには答えなくてもよい」
「…ケッ、その場合は拷問に移行すんだろ?」
「それはキミの返答次第だ、筍甘次。では…」
↓2まで、何を聞く?
そもそもなんでここにいるんだ
そもそもなんで縛られててんだ
>>796-797
「まずはここにいる理由だが…目撃者からは突然一組の男女と共に出現したと言うが」
「…なるほど、そいつらに見捨てられたわけか」
…信用が無い、ということだろうな。
「…はあ、ま、色々あったんだよ、そうでなけりゃ誰がこんなごみ溜めに来ようと思うんだか」
「…」
「落ち着きな、ダーリン」
思わず刀を抜きそうになったがアーチャーが女の物とは思えない強さでそれを留める。
リーダーも目線のみで頷き、何とか首を落とす事だけは免れた、が。
「…立場を弁えろ」
「立場だあ? それはこっちの台詞だよ、下等人間どもが」
「…」
「怒ったか? だがな、言わせてもらう。いずれ消えてしまうであろうこんな地方都市を此処までにしたのは誰だ、俺達だろうが!」
…甘次の体は震えていた。無理はない、こんな敵陣のど真ん中で相手を貶める言葉を放つのだから。
そしてその言葉もすぐに消えると思った。情報が正しければ、この男の根幹にあるものは劣等感と自負心。
そんなものは自分より強い力の前にはすぐに折れる。…だが。
「テメーらの言い分は何だ!? この街を守るだあ!? ふざけんな! この街を消滅から守ったのは俺らだ!」
「しかし、その為にお前は幾人の人を殺し、どれだけの平和を壊した!」
「必要のない過去は振り払わなくちゃならねえ! 俺達は未来に生きなくちゃならねえ! そうだろうが!」
「それは詭弁だ! それを決めるのはお前なのか!?」
「知るか、誰かが決めなくちゃなんねえんだよ、思い出にすがるのは結構だぜ? だったらそのまま腐って死にやがれ!」
感情に任せ叫ぶ甘次の言葉は熱を孕んでいた。
傲慢で、不遜で、人のことを考えていないその言葉には、だが確かに何かが通っていた。
…考えを改めよう。少なくともコイツは私が考えていたようなただのクズでは無い。
その方法が間違っていようとも、臆病者であろうとも、劣等感に苛まれていようとも、コイツは何かを持っている。
「…目的は何だ、お前は何を望む」
その答えを、私は聞きたくなっていた。
憎むべき、唾棄すべき相手だ。だが、その理由は聞いておかなければならない気がした。
直下、筍思考判定、成功で協力関係、失敗で黙秘【プライド】-1【街の危機】+2
6:成功
甘次は表情を曇らせる。
その中で何がせめぎ合っているのかは分からない。
怒りと羞恥に歪んだその顔が、ガツンと床にぶつけられた。
「何の真似だ」
「…俺だってテメエらみてえな人の話も通じないノミ蟲相手にこんなことはしたくねえんだ」
どこまでも悪態を吐きながら、甘次はそれでも頭を上げない。
…漏れ出るように、言葉が、確かに聞こえた。
「…テメエら、サーヴァント持ってんだろ?」
「…」
「この騒動始めた張本人としてこんなこと言えた義理じゃねえし、テメエら相手に言いたくもねえ。今でも反吐が出そうだ」
絞り出すように、抑え込むように。
「俺は偉くて強い筍なんだからよ。…だがよ、だがな、それでも、それでも、俺が今やらなきゃならねえことはこれだ」
「…」
「私刑ならあとでいくらでも受けてやる。その前にテメエらくらいは潰すけどよ。…だから、だから」
ようやく上がったその顔は。
「この街をあの化け物から守ってくれ」
涙に濡れていた。
アーチャーとリーダーが私の肩を叩く。
「戦争に参加しているのはお前だ、俺が決めたところで最後の権利はお前にある」
「好きなように選びなよ、ダーリン」
…私は、私は。
00:05から多数決、筍と手を組むか、先に三票
1:組む
2:組まない
【さあ、よくある感じ。00:25までに票が無ければ組むことにしますね】
1:組む
【というわけできのこたけのこ同盟成立】
【では、今夜はここまで、お疲れ様でした】
【ちいっと再開】
…。
「…分かった」
私は甘次に向かい頷く。
「…今だけは停戦だ。ただし、妙な真似をすればこの剣の錆にする」
「…ケッ、ならとっととこの拘束解きやがれ」
「そうはいかん、それにまだ感謝の言葉を聞いていないが?」
「…クソッたれ。…死ね! …あ、ありがとよ」
…誰も得をしないな、この構図は。
リーダーが口を開く。
「よし、とりあえずお前の現在持っている情報を教えてくれるか?」
「情報、ねえ…」
直下、甘次所持情報【霊子ハッカー(偽)】+1【そもそもマスター権あるの?】-1
123:バーサーカー情報
456:狂&剣マスター
789:↑+ランサー
7:いっぱい持ってた
「…バーサーカーの情報、及びセイバー陣営、ランサーのステータスってところか」
「…えらく潤沢だな」
「当り前だろうが、俺様舐めんじゃねえぞ? ああ? お前の頭ン中は菌糸でも詰まってんですかねぇ?」
…たたっ斬りたい。
【擬似的に霊子ハッカーだぜ?】
彼が研究を命じ、作成に成功した疑似的な魔術回路かつ霊子ハッカー技術。
手袋の形をしており、サーヴァントの維持といったような長時間の使用には耐えない上、副作用として激しい頭痛がある。
だが、他人と大量に魔力パスを繋いでいる彼にとってそのデメリットはほとんどないようなものである。
≪情報収集に大幅な+補正≫
≪使用時に魔力を宝具一回分消費する≫
「ともかくだ、有効な情報に成りうるだろうよ」
【ランサーのステータスを一部公開します】
≪クラス≫:ランサー
【真名】:???
【属性】:混沌・悪
【筋】:D
【耐】:E
【敏】:D
【魔】:E
【幸運】:B
【宝具】:E
ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,イ/ リ ヾ \::i\:::::::、::::::::::::::::::::::::::≧__
、__〉::::::::::::::::::::::,イ:/i/ ',,ィj ( ヾ、 `` ゙ヾ、i\i、::::::::::::::::::::<
、ー=ニ=-:::::::::::::,::::/ リ __,イ</⌒ヽ=ィf ̄ ̄≧ー--、__ヾjVi:::::::::::::::≧=-
\::::::::::::::::::/リレ' __,ィ≦圭圭/ ヽi:::::::::、\\圭圭≧、i::i:::::::::::≧=-
>::::::::::ト、,.-‐'´\:圭圭ミ/ ,イ f、 Yー<\\圭圭ミ∧レi:::i::::::ヽ
,イ::::::::::::i∧::::::::::\\>‐( (ノ 乂 ノ  ̄`ー―‐‐' ヘ リイ:::::::ヽ、
/,ィ:::::::::// \_>'´ ` , -‐、 ヘ' |::::::::< ―-、
リi::::::::::{ { / ̄ ̄ \ u マi:::::::::ヘ` \ ,-、
, -―- 、 |::::::::::| | { i マ::::::::i、`____>'´ ̄ ̄ ̄`ヽ、‐'´: : \-‐-
/ ヽ、 リi::::::::| | } .r―‐'´ ̄Y ii |:::i⌒i \:: : : : : :: ヽ,
/ ,' マ 乂:::::ii| u i |'`´`⌒´`', ii |:::|.-、i :: \: : : :: ::::(`
マ ∧:::i i | i | : ::|:::i i} :: :: : :: :::_)
マ{ i リ、i::::::... | | i : : : リノ-、ij :: : : : :,イ
',i `( ヘi:::::::::.. | | : : : : : : ,、 / :: i i: : /
, ´ ̄`ヽ、 \ ⌒j:::::::::::. |~ ┴ イ : :: ( /: : :: i i:: ',: : /
i ', / _ -―' ヽ ( ', | ', ,'ノ /: : :. i i: : i: : /
ヘヽ ( / ヽ i | i i_ノiム: : ', i i::: : i: :/、
', ヽ `´ Yi | | j::::::| ム:: ', ii:: : : ,'::/ \
ム ヽ }', 辷_´`´`´`'ノ /:,イ:i三i : : :. マi:: : : レ' )
', \ ,'::::\ i `⌒´ ̄ /:/:リノ三i : : : : ::マ: : : :/: : /
ム \ _ノ从リ、::\ ::', ノ /i::,::i三三ミ| :: : : : : :: マ: :/: : : : : /
、 ム `ー―‐‐‐ '´ マ:::ム从i \ ゝ、 -‐=‐―'´ / 乂リi三三ミi : : : : : : : : : V: : : :i: : /
\ ム マ::ムリノ \ ,イii、 // i /三三ミi : : : : : : : : : : ヘ:: : :i /
\ ム マ::ム \ ,ィi:::::::::゙iー、____/ / /三三三j : : : : : : : : : : : : \:: : :(
【バーサーカーのステータスを一部公開します】
≪クラス≫:バーサーカー
【真名】:???
【属性】:秩序・狂
【筋】:C
【耐】:C
【敏】:C
【魔】:D
【幸運】:E
【宝具】:C
__,.ィ
,:<::::::::::::`ス
/:::::::::::::::::::::::::::\
. __7:::::::::::、ー,:::::::, ---- 、
. '"´|::::::::iヾ、 /:::::::::::::\:\
i::::::N.ハ` i:::::::::::::::::::ヘ::::ヘ
',::ヾヽ、 , |ヽi::::::::::::::::::::::',:::::',
∨ト、lノ ̄',',::::::::::::::::::::::i::::::',
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7:::i::::::::::::::::!::::::::::::::::ヽ
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【クラススキル】
◆狂化:A
パラメーターをランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
【保有スキル】
◆盲目なる恋は的外れであり:A
死の淵で、バーサーカーの精神に宿り憑いた妄執。
狂化による思考能力の低下と合わさって、初めて遭遇した娘を“最愛の女性”と認識してしまう。
副次効果として、“最愛の女性”以外の人物による精神干渉を無効化する。
【最初に遭遇した女性ユニットを“■■■■■■”として認識する。対象を常時追跡しようとする】
【“■■■■■■”からのもの以外の精神干渉を完全に無効化する】
◆我が恋は毒にも似たり:C
死後も彼の魂を蝕む、自害に用いた猛毒。
バーサーカーの周囲を澱んだ瘴気として漂い、耐性無き一般人であれば速やかに死に到らしめる。
またサーヴァントであっても、肉体面のステータス低下のペナルティは免れない。
対魔力、若しくは対毒スキルで抵抗可能。
【遭遇した敵マスターをターン経過で殺害する。殺害まで到るターン数は素質や魔術技量の高さに応じて伸びる】
【また対魔力D以下のサーヴァントは筋力、耐久、敏捷ステータスが1ランクダウンする】
「おい、ちょっと待て、何だこのスキルは!?」
「見ての通りだっつーの」
「…ならセイバーのマスターはなぜ影響を受けていない!?」
「それなあ、本人の申告だから事実かは知らねえが」
【魔眼のファルナーズのスキルを公開します】
◆ 食屍鬼(グール)
アラブの伝承に登場する怪物。死徒の前段階ではなく、同名の独立種族。
主食は人間であり、通常は墓を漁り死体を食べるが、時に誘拐・誘惑することで生きた人間を攫い捕食する。
強靭な膂力、高度な知性、不死に近い耐久力を持ち、普段は人間と同様の社会性を保持している。
また体色を自在に変える擬態能力とどんな人間にも化けられる変身能力を持つ。
弱点は鉄。ちなみに卵生。
【このユニットは怪物(グール)である】
【このユニットは三日に一度人間を捕食しなくてはならない(魂喰いを行うか、倒したマスターを捕食する必要がある)】
【スキルでは殺害できない。それ以外の要因で殺害される場合、生存判定を行い8以上でその場から逃走できる】
【気配遮断、変身能力を持ち、情報収集ではこのユニットの情報は暴かれない(実際に遭遇する必要がある)】
◆ 邪視(アイン)
視線を媒介にすることで、敵の魂に直接呪詛を刻み込む魔眼。ノウブルカラー、「青」。
数ある呪詛の中で解呪は最高難易度とされ、ファルナーズが恐れられる最たる理由の一つ。
魂に刻み込むが故、死後も魂を束縛する最悪の呪術。解呪には術者たるファルナーズを滅する以外に方法はない。
対魔力でのみ、抵抗可能。
【1陣営につき、1度のみ発動可能。ファルナーズが死亡するまで永続、高ランクの対魔力で抵抗可能】
【発動時判定。1~3:全行動に-1補正、4~6:全ステータス1ランクダウン、7~9:負傷、重傷、魔力切れの回復量半減】
【0の場合、敵マスターの精神を破壊し、支配下に置く】
【またフレーバー効果として、条件付や遅延型の呪詛の設置が可能(0判定時等に ご利用ください)】
◆傲岸不遜は罪じゃない
常に人間を劣ったものであると認識し、それにより相手を軽んずる短所にして精神武装。
自らより劣った者には負けないという自負の元行動するが、それが必ずしも正しいとは限らない。
【人間の属性を持つユニットに対する思考判断において-補正】
【人間の属性を持つユニットに対しての戦闘で【運】を除いた全てのステータスに+1補正】
…何と。
「見ての通りだ、奴は人間じゃねえし、バーサーカーのスキルに過ぎない能力なんざじゃ殺せねえ」
「…成程な。報告に人の肉を喰らっていたというものがあったがこれで頷ける」
…そして現在はその女に加え、バーサーカー、セイバー。
「…同盟を組む必要があるな」
その時、アーチャーが口を開く。
「なら、アンタ、バーサーカーを自害させりゃいいんじゃないの?」
「確かにな、お前がマスターならばそれも可能だろうが…どうだ?」
「…悪いが、俺は正式にはマスターじゃない」
「!?」
「当り前だろうが! 俺は魔術回路0だぞ!?」
【地獄の沙汰も金次第ってなァッ!】
彼の持つ資産、並びに人脈をフルに利用することによって行う人海戦術。
生半可な魔術よりも簡単に魔力不足、及び敵への対抗を可能にする、彼ならではの戦法。
彼はその方法を駆使し、自らの魔力不足を多くの人間にパスを繋ぐことで令呪を分散し、カバーしている。
≪魔力消費を必要としない≫
≪どのような霊装でも判定次第で入手可能≫
直下、じゃあ令呪そのものは? 成功以上で誰かが持ってる、失敗でファルナーズに
4:ファルナーズに強奪されてます
直下、何画?【バーサーカーの制御】+1
123:三画
456:二画
789:一画
3:三画【現在ファルナーズ六画】
「…あー、で、だ。非常に言い辛いんだがな」
「?」
「令呪は全画取られた」
…は?
「要するに現在セイバー陣営は六画の令呪、強力なマスター、そしてバーサーカーを持ってるわけだな。はは」
「はは、じゃないだろ、このボンボン!」
「あ、今お前は言ってはならない台詞を言った! 許せねえ! 腐れキノコが!」
「黙っているのをいいことに、この灰汁まみれの筍!」
そのまま取っ組み合いに発展する私と甘次。
何とかリーダーとアーチャーに引きはがされ事なきは得たが。
「…どうするか」
「…とりあえず、できる限りの陣営の協力を得ておきたいところだな」
「それしかないね」
「幸い、俺達、そして筍側も情報収集には強い。…それを上手くいかせるといいが」
…筍との一時休戦が成ったと思えば、次は街一つを喰らいかねない化け物が相手、か。
…不足は無いが、これ以上の狼藉は。
「私が許さない」
「そりゃ俺の台詞だ、ゴミ屑」
【というわけで速いですが本日ここまで、お疲れ様でした】
【ちょっと再開】
【とりあえず朝行動終了】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1
4:他陣営の行動
直下、行動陣営
12:セイバー
345:ランサー
67:キャスター
89:アサシン
3:ランサー
さて、下水道を改造したレジスタンスアジトから辛くも逃げ出したランサー陣営。
今は雑踏にまぎれ周囲の様子を伺っている状態である。
「嬢ちゃん…」
「もうやです、あんな状況はもうやです…、私は大人しく隠れてます…」
「んあー、いや、俺もそれが正しいと思うんだがなあ、正直あのコンビは強いぞー? もし他の陣営がやっつけられなかったらまず間違いなく死ぬぞ?」
ランサーの指摘にアレクサンドラがびくびくと反応を返す。
「…で、でも、ランサーの宝具が」
「…アレなあ。一回は確実だがその後の成功率が著しく低いからなあ」
「ぴいいぃ…」
「いや、嬢ちゃんがビビんのも分かるんだけど。…どうっすかなあ」
直下、アレクサンドラ思考判定【チキンハート】-2
123:長いものに巻かれろ
456:とりあえず中立
789:キャスターの下へ
4:中立
「と、とりあえず現状維持で…」
「了解、いやあ、うまくいけばいいけどなあ」
「そういうときってまず間違いなく」
「だ、大丈夫だって、な、嬢ちゃん!」
「…信頼度がグングン下がっていくんですけど」
互いに顔を曇らせながら、二人は雑踏にまぎれていくのだった…。
【他陣営の行動描写を終了します】
「さて、だ」
「どうするかだよな…」
「いっそ突撃しちまうかい?」
…アーチャーの宝具を考えれば勝算が無いではないが。
「無謀だろうな…」
「だな」
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
↓2
ランサー探す
>>845
…まずは他陣営の動きを把握せねば。
キャスターの居場所は分かっているが、彼女らの協力を取り付けるには。
「…ランサー陣営が必要か」
「ランサー? ああ、ドナヒューのアホか」
「…筍、お前は何か居場所が分かる方法があるか?」
「ああ、一応仮のモンだが霊子ハックが可能だ」
「無論、俺達レジスタンスを派遣してくれても構わない」
…さて、ではどの方法を用いたモノかな。
↓2、方法選択
1:アーチャーに任せる
2:道具作成
3:自分で動く
4:甘次に依頼
5:レジスタンス動員
6:自由安価
5:レジスタンス動員
…少々心苦しいが、ここはみんなの力を貸してもらおう。
「リーダー、皆を借ります」
「おう、使ってくれ」
「…こんな烏合の衆が役に立つのかねえ?」
言ってくれるな、筍が。
「とか言ってるけど?」
「…アーチャー、お前もそう思うか?」
「まさか、見せてやんなよ、ダーリンの仲間だろ?」
ああ、そうだ。私達の力を…舐めてもらっては困るな。
直下、レジスタンス情報収集判定
123:発見できず
456:発見
789:発見+交渉取り付け
【そういや【気配遮断】の補正もありましたがレジスタンス有能】
9:発見
メンバーを街中に放って一時間後。
「発見しました!」
「よくやった!」
「な!?」
第一報が届く。
目を見開いた甘次の顔が心地いい。
「場所は?」
「ドナヒュー邸です」
「…キャスターの下には帰っていないのか」
「…チッ」
その後、観察を命じ、できるならば接触を図らせたところ。
「ドナヒュー譲が交渉に応じるとのこと、本日夜半、ドナヒュー邸にて」
「おお、応じてくれたか」
「マジか、あのヘタレゴーストが」
「…どうだ?」
私の言葉に甘次は顔を歪め。
「…甘かったと思ってるっつーの、チッ、こんなことならもっと念入りに殲滅しとくんだったな」
「…変わらないな、コイツは」
「そう言うな、アーチャー、コイツはただ口惜しがっているだけだ」
「…アアン? 言うに事欠いてこの脚フェチ変態野郎!」
「それは今は関係ないだろうが! それに脚フェチで何が悪い!」
お前は全世界の脚フェチを敵に回したぞ!
こうなったら覚悟を決めろ腐りかかった筍め! 二回戦だッ!
「…男って馬鹿だよねえ」
「ベクトルが真逆だからなあ」
【ランサー陣営が夜行動時、ドナヒュー邸にて待機しています】
【昼行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1
0:特殊判定
直下
123:セイバーが行く!
456:???
789:アサシン教会へ
2:セイバーがまたしても蹂躙す
直下、何処を蹂躙?
123:カンヤポート
456:教会
789:スゴクタカイビル
1:カンヤポート
本来なら貨物船が行き交い、活気に溢れた白昼の港。
だが、そこにはすでに人の影は無い。
そこに流れるのは鉄錆と焔の香り。
そしてぐちゃぐちゃと、何かを喰らうような咀嚼音。
「けぷ、はあ、まだマシな味ですね」
「同朋、ここにこんな宝が!」
「およよ、珊瑚ですか、おお、これはかなりのモノですね。おそらくどっかの金持ちに行くんでしょう」
「ふはは、現世はいいものだな! 奪い、殺し、犯す! 飲み、喰らい、歌う! 呵々、最高じゃないか! 同朋!」
「ま、人間なんぞは劣等種ですからねえ、私様のような優秀なものに蹂躙されるんですから、涙を流して喜ぶべきですよ」
人間の残骸をべちゃりと放り投げ、穴を開けたコンテナから次々に宝物を持ち出すセイバーとそのマスター。
周辺に存在していた船は沈められ、港はさながら地獄のごとく焔に舐めつくされている。
「■■■ーーー!!!」
「うっせえですよ、バーサーカー。…お、なかなかいいもの持ってるじゃねえですか」
「同朋、ここにまた美味そうな酒があるぞ!」
「てめえもうっせえんですよ。…さて、討伐令を出されるかもしれませんからねえ、目撃者は皆殺しですよ」
「ん、美人がいたら俺様によこせよ」
「…私様はどうなんです?」
セイバーにしなだれかかり、誘惑するように首筋を舐めるファルナーズ。
だが、セイバーはそれを引きはがし。
「だから言ってるだろうが、性格さえよけりゃ十分観賞には耐える」
「…はあ、失礼な野郎ですね、ま、てめえごときに惚れられても私様は全く嬉しくないんでいいですが」
「ごときたあなんだ、ごときたあ」
「ごときはごときですよ、さ、とっとと行きましょう」
そして、その地獄は終わらない。
原動力は蔑視と強欲。そして何よりも歪んだ矜持。
直下、カンヤポート状況、成功以上で使用には耐える、失敗で陣地として使用不可
3:使用不可
直下、討伐令の施行、成功以上で施行、失敗で発動されず【二回目】+1【神秘の隠匿】-1
6:討伐令
ドナヒュー邸に向かう準備を整えていると、監督役からの連絡が届く。
『港がセイバー陣営によって襲われた。…流石に見過ごしちゃおけないってことで、全陣営に通告だ。明朝、教会に集まってくれ』
…港が襲われたことは情報として入っていたが。
「…またかよ」
「しかも狙ったようにアタシの有利になる地点をねえ」
「…とりあえず、明日の朝、教会、か」
【明日の朝、教会にて討伐令の打ち合わせが行われます】
「…まずはドナヒューの野郎に会いに行くべきだろうな、アイツは下手したら討伐令にも動かねえ可能性がある」
「なるほどな…。…ついでにだが、行かない、という選択肢もあるぞ?」
「罠、ということでしょうか」
「ああ、…正直ドナヒュー譲がそれを行える人間だとは思えないが」
…さて、どうする?
貴方の行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
↓2
↑
>>873
…罠であろうとも今は緊急事態、敵が誰かを見極めることは必要だろう。
それに、キャスターにこの情報を伝えればおそらく依頼は果たせるしな。
「私は行こうと思う」
「うし、じゃあ行くか」
「…は?」
「あ?」
…お前も付いてくるつもりだったのか?
↓2、誰を連れていくか、複数選択可能【可能メンバー:アーチャー、甘次、リーダー、モブメンバー】
だれがどう関係するのか分かんないのん
とりあえず、アーチャーと甘次
>>878 サーヴァントいるとビビる、大勢で行ったらビビる、筍いるだけでビビる、同じ顔来たらビビる。
…いや、まあ、知り合いがいた方がアッチも気が楽か。
「…いや、何でもない」
「ダーリン! 最近アタシ置いてけぼりじゃ」
「大丈夫だ、一緒に行くぞ、アーチャー」
「…ダーリン!」
アーチャーが目を潤ませて胸に飛び込んでくる。
ははは、愛い奴め
「…よく吐かなかったな」
「いやあ、胸焼けがひどいひどい」
【ドナヒュー邸】
…森の奥に建っているとは聞いていたが。
「…まさしく廃墟だな」
「だろ? よくこんなところに住んでられるぜ」
「はあ、物好きもいるもんだね」
とりあえずドアをノックする。
…返事が無い。
「…おい、どういうことだ」
「ああ、いつものことだ。そういう時は」
そして甘次がドアを。
「出てきやがれ糞アマ! 出てこねえとこっちから火点けてあぶり出した後泡に沈めんぞッ!」
蹴破るかという勢いで蹴り飛ばし恫喝する。
そしてほぼ同時に何かが降ってきた。
「!?」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
…降ってきたのは小柄な女。
資料通りの容姿であるところを見るに。
「…アレクサンドラ・ドナヒュー?」
「ひぃっ!? ごめんなさい、もう隠れませんから殺さないでぇ…」
全身をプルプルと震わせ、見事な土下座を決めている。
…どうしたもんか。
「あー、嬢ちゃん、とりあえず入ってもらおうぜ? こんなところじゃお話もできんだろ」
「おう、ランサーか」
「あ、どうもお大尽、先程は失礼いたしまして、へえ」
…妙に腰が低いが。
「…そんなんですむと思ってんのか? アァ?」
「滅相もねえって! …とりあえず、入んな、罠とかないから」
…何と言うか、前途多難の予感しかしないぞ?
↓2まで、交渉したい内容
対狂剣陣営への共同戦線
その条件などをどうするか
>>882-883 把握しました
【というわけで本日はここまで、おつかれさまでした】
【明日はお休みの予感】
【本日お休み】
【ちいっと再開】
>>882-883
ランサーの案内で邸内の円卓に座り、会談の体裁を整える。
…というか、ドナヒュー嬢は先程の落下のショックで血塗れなのだが、…大丈夫か?
「…さて、だが」
「ひゃ、ひゃい!」
「…これしきでビビんじゃねえよ、つーか骨折れてんじゃ…、ああ、そういやそうだったな」
「? そうだった、とは?」
「コイツの家は気配を消す過程で副作用的に無痛症を患うんだと」
【無痛症】
存在を消し去ろうと考えていた彼女の家系が生み出した副産物。
痛覚が無く、痛みを感じない。それは時に大きなメリットであり、命を捨てうるデメリット。
彼女が臆病になった理由の一つでもある。
≪負傷、重傷のデメリット効果を無視できる≫
≪死亡判定に大幅なマイナス補正≫
「なるほどな。…とりあえずは、だ。ドナヒュー嬢、貴女はセイバー陣営と遭遇したそうだが、何か情報は得ているか?」
「え、えっと、筍の彼からは…」
「ああ、セイバーのステータスの情報は得ているが」
「それ以外は私としても…、何せ逃げるので必死でしたから」
まあ、緊急事態だ。私としてもこれ以上の情報はあればいい程度の物だし問題はあるまい。
「…ふむ」
「あー、でもたぶんありゃ生きてる人間はほとんどいねえだろうな。どっかで嗅いだ匂いがした」
ランサーの言葉に甘次が舌打ちを。
「…やっぱりか。…俺の家の人間は。チッ」
「…今なら抵抗戦線は大成功しそうだな」
「あ? 何つった?」
「…すまん、冗談が過ぎた」
…流石に仇敵とはいえ口が過ぎた。
大切な仲間を失う気持ちは私の方が理解しているはずだというのにな。
だが、甘次はこちらを睨み付けるだけで留まり。深く椅子に座り直すと腕を組んだ。
「…あー、なるほどな、テメエらはいつもこの立場だったわけか」
「…」
「…話を戻そうか。で、ランサー陣営、アタシはまどろっこしいのが嫌いだからね、単刀直入に行こう。アンタたちはどっちに付く?」
「ど、どっちとは」
全力で目を泳がせるドナヒュー嬢。
だが、アーチャーは容赦しない。
「決まってんだろ? アタシらか、セイバーか」
「え、い、今決めなくちゃダメですか…?」
「速い方がいいのは確実だ」
「どのみち明日には討伐令が出る、それまでに決めてくれても構わねえけどよ」
次々に繰り出される私達の連係プレーにドナヒュー嬢の目はすでに焦点が定まっていない。
ランサーもよく見れば全身が震えている。…大丈夫なのか? この陣営は?
「…え、えっと、その、あの」
「嬢ちゃん、…腹くくった方がいいんじゃね?」
「ぴぃぃぃぃぃぃ…」
もはや声になっていない叫びを上げるドナヒュー嬢。
…何と言えばいいのか、この感情は。苛立ち?
「…」
「言いたいことは分かる。俺もこれが面倒で放置した」
直下、ドナヒュー思考判定、成功以上でこの場で返答、失敗で繰り越し【チキンハート】-2
1:ビビり
…そして数分プルプルと震え、半泣きになりながら彼女の出した結論は。
「あ、明日の討伐令発動の場でお話ししましゅ」
場の人間を全員脱力させる一言であった。
「…だぁー、もういいんじゃない? ダーリン、コイツ等役に立ちそうにないし」
「…そうは言っても戦力は必要だ」
「あー、クソ、何で俺はこんな奴らに頭下げなくちゃなんねえんだ! 死ね!」
「ふぇぇぇぇぇ…」
「ま、まあ、落ち着いてくれよ。で、今日はどうすんだ? いったん帰って明日教会で打ち合わせるか? それともここに泊まってくか?」
ランサーが慌てるようにとりなしてくる。
…本当に小市民然としているな、このランサーは。
「…このままここに残りゃあ、コイツに逃げられることは無いか」
「ただ、アジトに向かえば何か新たな情報が入る可能性はある」
「これだけの人数が集まってたら襲撃リスクも上がるだろうしね」
さて、どうしたものかな。
↓2、どうするか
1:アジトへ
2:このまま残る
1:アジトへ
…ここはいったん戻るとするか。
「…一旦私達は帰ろうと思うが」
「異議なし」
「同じく」
「お、そうか」
「…明日の討伐令、なるべくで構わない。来てくれ」
私の言葉にランサーは僅かに視線をドナヒュー嬢に向け。
「…善処するさ」
…はあ。
直下、アジト情報状況、成功以上で何か情報入手、失敗で何も無し【ランサーの件での頑張り】-1
1:特に何も
【夜行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【討伐令予告】-1【夜】+1
3:他陣営の行動描写
直下、描写陣営
123:セイバー
45:アサシン
67:ランサー
89:キャスター
6:ランサー
客人を送ったドナヒュー邸。
震えているのは相も変わらずアレクサンドラ。
「…嬢ちゃん」
「わ、わかってるんですけど、覚悟を決めるんですけど、でも」
「…はあ、気持ちは分からなくもないけどよお、ほら、何が起こるか分からねえし、な?」
「ううう…」
部屋の隅で埃に塗れ、体育座りをして縮こまる自分の主にランサーはため息を吐く。
「…はあ、ま、兎にも角にもだ、明日どうするよ」
「…どうしましょうかね」
「作戦としては直接行く、使い魔飛ばす、行かねえ」
「行かなかったら」
「まず間違いなくあの怖い兄ちゃんたちが乗り込んでくる」
ランサーの言葉にアレクサンドラの震えが悪化する。
「じゃ、じゃあ…」
直下、アレクサンドラ思考判定【チキンハート】-2【恐怖】+1
123:行かない
456:使い魔
789:直接
【コイツは…】
2:行かない
「行かなくても…」
「…おおっと、いや、俺を使う戦術としては最適なんだけどな?」
「じゃあ…」
「うーむ…、嬢ちゃん、俺は文句言える立場じゃないが、その、何だ」
ランサーの目が一瞬だけ月光を反射し。
「もうちょっと自分信じて動いてもいいと思うんだがな」
「…うぅ」
「俺もなあ、アイツ死んでから色々と考えたけどさあ。結論は出てないけど。思考放棄は勿体ないぜ?」
「…わかってますけどぉ」
「…ならいいや。嬢ちゃんが命じたら動くくらいはしてやるからさ」
それだけ言って静かに微笑むとランサーはドナヒューの頭を撫で、館の外へ。
「…はあ、何つーか、別に殺してもいいんだが」
物騒なことを呟きながら頭を掻きむしる。
「どうも、なあ。…焼きが回ったなあ、俺も」
【他陣営の行動描写を終了します】
【五日目】
「…さて、朝になったわけだが」
「教会に向かう、か?」
「ああ、それはそうなんだが」
「その方法だよね、使い魔飛ばすか直接向かうか…」
朝食の席で私とアーチャー、甘次、リーダーは顔を突き合わせる。
ちなみに今日の朝食はリーダーの注文で和食だ。アーチャーは初めて作ると言っていたが、出汁が絶妙で美味い。
「使い魔に関しては俺の伝手がまだ機能してるがよお」
「ただ、それじゃあ監督役に対する質問ができない」
「かといって姿を現した場合、他陣営に捕捉される可能性が高まる。というかバレるな」
「いっそここの人間送っちまえばいいんじゃね?」
「…その人間が危険に晒されるのは確実だろうけどね」
…ふむ、さて、ではどうするかな。
↓2、どの方法を用いるか
1:直接
2:使い魔
3:モブメンバーを
4:自由安価
1:直接向かう
…いや、虎穴に入らずんば虎子を得ず。
此処は向かうべきだろう。
「…よし、直接向かおう、アーチャー、同行を頼む」
「おうとも、というより頼まなくてもアタシはダーリンの為なら火の中水の中さ」
「ま、無理はすんじゃねえぞ」
「…アジトのことはよろしくお願いします、リーダー」
「誰に言っているんだ? 俺だぞ?」
…さて、鬼が出るか蛇が出るか。
それぞれの陣営が来ているかどうか判定、成功以上で直接、失敗以上で使い魔
直下、キャスター【秩序・善】+2
↓2、アサシン
4:キャスター使い魔
2:アサシン来てない
…そして辿り着いたはいいが。
「…まさか生身の人間と使い魔一つとは」
…使い魔の姿を見るにこれはキャスターで間違いないだろう。
教会に陣を張っているのなら直接来ればいいものを。
…そしてランサー陣営は来ていない、と。
「…それは同意だねえ」
「シスター」
「ま、とりあえず現在はここにいる連中だけだね」
「…要件を頼む」
…これ以上考えても仕方あるまい。とりあえず話を進めよう。
「ん、そうだね。今回は事前に連絡していた通り、セイバー及びバーサーカーの討伐令だ」
「早速で悪いが、それは二騎どちらも、という解釈で問題ないか?」
「ああ、そうだね、その解釈で構わない。で、それを討ち取ったモノに」
シスターは袖をまくり上げ、その腕に宿った令呪を見せる。
「令呪一画贈呈さ。簡潔に言っちまえばこれだけなんだが…、何か質問あれば…、といってもアンタたちしか口を利ける陣営はいないがね」
シスターがこちらに向き直る。
…さて、確かめておきたいことはあるか?
↓2まで、聞きたいこと
別々の陣営が一体ずつ討伐した場合は、報酬はどうなる?
【結構重要事項なので全部聞いときましょうか】
>>916-918
「まず質問だ、別々の陣営がそれぞれ一騎倒した場合だが」
「その場合はそれぞれの陣営に一画ずつ。そこまでケチじゃあないさ」
…ふむ、だが、バーサーカーとセイバーでは力量差がかなりあるようだが。
「セイバー、バーサーカー、及びそのマスター、誰を倒せば適応される?」
「ふむ、誰を倒そうと一画ずつ。マスターの場合は、それまでにサーヴァントが消滅していれば無し、していなかった場合は一画ってのでどうだい?」
「…つまり、どちらか、もしくは両方が残った状態でマスターを倒した場合は一画か」
「そう、ただし、その後にサーヴァントを倒した場合は報酬無しさ。マスターのいないサーヴァントなんて取るに足りないしね」
複数撃破の条件はこんなところか。
「討伐令中の戦闘は」
「…ここに来ていない陣営が存在するからねえ、各々で行ってもらおうか」
「つまり、監督役から休戦指示は」
「厳密には出せない。ただし、休戦を持ちかけるときアタシの名前を出すのは可能とする、こんなとこか」
…ふむ、まあ、人がそろっていない以上は仕方がない、か。
それだけでも有利にはなるだろうしな。
「では、そちらから何らかの支援は求められないか? 情報でも構わないのだが」
「…そうさね、一応は中立をうたっているからねえ」
直下、シスター思考判定【脅威】+1
123:無し
456:情報一つだけ
789:何らかの霊装
【おっと上げ忘れ、このレスは判定に含みません】
2:無し
「…悪いが、その原則を崩すのは避けておきたい。討伐令を出しただけで勘弁してくれるかい?」
「ふむ、貴女の立場を考えれば仕方のないことか」
…とりあえずは現状、討伐令が発動したというだけでも大きな強みか。
さて、他にここでやっておくべきことは無いか?
↓2、ここでやっておきたいこと。なければ「なし」と記入
セイバーとバーサーカーを同じ陣営が倒した場合、二画もらえるの?
倒した陣営ってのは、止めを刺した陣営のこと?
>>927
…そうだ、同じ陣営が撃破した時のことを聞いていなかったな。
「セイバーとバーサーカーを同じ陣営が倒した場合、二画もらえるのか? 倒した陣営というのは、止めを刺した陣営のことで構わないな?」
「…そうさね、倒した陣営はその解釈で構わない。…同陣営が倒した場合、考えが回っていなかったねえ」
直下
123:「その場合は一画さね」
456:「先にセイバーを倒したならばニ画、バーサーカーなら一画でどうだい?」
789:「大盤振る舞いだ! 二画持ってきな!」
【あ、逆逆】
6:バーサーカーを先に倒した場合二画
「…セイバーとバーサーカーはどうも力の差があるようだし、バーサーカーだけ倒してとんずらってのもねえ」
「確かにな」
「…ならこうしよう。先にバーサーカーを倒した陣営がセイバー、及びマスターを倒した場合は追加で一画」
「なるほど、セイバーを先に倒した場合は一画のみ、か」
「そうすりゃどちらも倒しにかかるだろう? 目下の問題はセイバーだしね、どちらに転ぼうとセイバー陣営が最終的に標的にはなるだろう」
そして討伐令の連絡は終了する。
…しまった、せっかくならキャスターと連絡を取ればよかったな。
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1
3:他陣営の行動描写
直下、描写陣営
123:セイバー
45:アサシン
6:ランサー
789:キャスター
6:ピンポイントランサー
「…朝が終わりました」
「本当に行かなかったな、嬢ちゃん」
「うぅ…」
一晩中膝を抱えてうずくまっていたアレクサンドラ。
「…とにかくだ、明日連絡入れるっつたんだろ? それだけはしとかなくちゃいけねえぜ。受けるにしろ断るにしろ」
「で、ですよねえ…」
そして震える手で筆を執り。
直下、ドナヒュー思考判定、成功以上で対剣狂同盟を受ける、失敗で受けない【チキンハート】-2【恐怖】+1【申し訳なさ】+1【キャスターとの同盟】+1
0:特殊判定
直下
123:「やあ」
456:昨日の傷が今頃響き始める
789:ちょっとだけの勇気
4:膝に矢を受けてしまってな
だが、その体は大きく傾ぎ。
「…? 嬢ちゃん?」
「あ、あれ? どうしたんでしょうか、腕が、動かなくって」
「…ちょっと待て!? 昨日のジャンピング土下座が原因じゃねえの!? バカなの!?」
「ら、ランサー。すいません、意識、が」
「ちょっと待ってェッ!? え、何、俺こんなしょうもない理由で消滅しちゃうの!? ねえ!?」
ランサーの叫びもむなしく、アレクサンドラは瞳を閉じる。
直下、アレクサンドラ容体
123:ヤバい
456:重傷
789:負傷
4:重傷
直下、ランサーの対処
123:こんな時に限って病院に担ぎ込む
456:慌ててそのまま自宅療養
789:コッチに来るよ!
1:病院に
「俺は治癒能力なんてねえし、と、とりあえず病院だな、こりゃ!」
そしてランサーはアレクサンドラを背に抱え、どこへともなく走り出すのであった。
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【久々のクイズ。ただし超の付くネタ枠】
≪クラス≫: キャスター
【真名】:???
【属性】:秩序・中庸
【筋】:E
【耐】:E
【敏】:E
【魔】:D
【幸運】:B
【宝具】:D
【特徴】:英霊・???
【クラススキル】
◆ 陣地作成E
◆道具作成D
キャスターの再現できる???を作り出す。
【霊装:ゲームソフト】
【保有スキル】
◆ 高速詠唱D
◆ 電化百般D
電子機器、特に???関連に強い。
電子機器に関連した行動にプラス補正。
◆ プログラムC
その本質はプログラムであるため決められた動きしか行わない。
しかし、キャスターの場合は『楽しむ人間の意識』の集合体という面も持つため、ある程度意思の交流が可能で行動にも応用が効く。
また、誘惑、精神攻撃の類いを受け付けにくい。
【宝具】
◆電子の英雄譚(???)E
種別:対人宝具 レンジ: 1~50 最大捕捉人数:20
キャスター内に存在する英雄たちの記憶。キャスターをハードとして産み出された様々な英雄の力を得る。
霊装【???】を一つ消費することで任意の主人公の力を手に入れることが可能。
(例えば、???を消費した場合、セイバー適正と筋力のプラス補正、スキル剣術Dを手に入れる)
この効果は重複する。
◆それは僕らの英雄譚(???)D
種別: 対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉人数:2
キャスターと同じ名を持つ宝具。キャスターをプレイした人々の記憶にして、思い出。
???を出現させ、そこから発生する異空間にキャスターと敵を一人閉じ込める。風景はどこかの和室。
この宝具に隔離された二人が決着をつける方法はミニゲームに変更される。
そのミニゲームにおいてはキャスターの勝率は跳ね上がる。
キャスターが勝利した場合においても相手は消滅することなく、体力と魔力を限界まで消費するのみに留まる。
また、キャスターが意図的にミニゲームを行わない場合は、魔力が続く限り敵を幽閉することが可能。
もっとも、楽しみたいキャスターがそれを行う可能性は低いが。
【ボツ理由:確実にツッコまれるうえに英霊ではない】
【再開は遅くに】
次スレ 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 19【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433678047/)
【続きは次スレから、こちらは適当に埋めておいてください】
【間違えて上げてしまったので】
【色々と考えましたが埋めネタはコイツ等の戦闘シーンが見てみたい、ということで】
↓2と↓4、↓6と↓9の戦闘シーン描写にします。【サーヴァント限定】
今やってくれるのかヤッター!
安価下
【>>963 今日はやらないです、また今日みたいな中途半端に時間が開いてるときにぼちぼちと】
というわけで
クロムウェルVS道真
コルベスVS馬師皇となりました
このSSまとめへのコメント
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