【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 9【募集鯖】 (1000)

これは、造られた戦争。

本来の目的を大きく外れた物語。

外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。

…そう、言うなれば遊戯。

ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か誠か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。

遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。

人の一生なんて、箱庭の中で生きるに過ぎないだろ――?


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            └ァ‐n‐┘フー'^ー{ _cケ´ r iー'n_
            fr、}f トr<ャvァ::rニ、「lr‐ャ| |‐< r′

           /ト''_)!_7c゙{ ヽ∧j_l:l_|j_|〉,くj_|゙l_{_ソ
          /:/      ̄(_ソ  ';:::;'
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      ノ/




・このスレはType-moon『Fate』シリーズの設定を利用した【完全な二次創作】です。

・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。

・サーヴァントは皆さまから募集したものを利用します。

・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。

・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。

・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。

・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。

1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント

基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423456187


1神屋聖杯戦争:不幸義手貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416054928/)

2神屋聖杯戦争~神屋聖杯奇譚:不幸義手貴女~笑顔野生貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 2【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417100069/)

3神屋聖杯奇譚:笑顔野生貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 3【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418135092/)

4神屋聖杯奇譚~新・神屋聖杯戦争:笑顔野生貴女~潔癖偽悪貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 4【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419421495/)

5新・神屋聖杯戦争:潔癖偽悪貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 5【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420016493/)

6新・神屋聖杯戦争:潔癖偽悪貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 6【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421247256/)

7天元の箱庭大戦:無力暴君貴女&自虐勇者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 7【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422089584/)

8天元の箱庭対戦:無力暴力貴女&自虐勇者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 8【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422547503/)

【サーヴァントテンプレ】

≪クラス≫:

【真名】:
【属性】:
  
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:

【特徴】:

【クラススキル】


【保有スキル】






【宝具】




【来歴】

【聖杯への願い】

【性格】

【AAもしくは容姿】

【行動方針】


一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。
そこはご容赦ください。

【現在は募集を停止しています】

【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。

索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。

また、日常パートにおいて、自陣営が大きな戦闘を行わなかった場合には他陣営の描写になります。

【索敵】
道具作成等で、使い魔などを作っていない限り、原則としてサーヴァント限定となります。
貴方が共に行いたい場合は、【散策】を選択してください。

【戦闘パート】
戦闘パートでは簡易判定を行います。

コンマ判定でファンブルかクリティカルが出た時点で勝敗を決します。

三回有利を取った時点で使用可能な宝具があれば使用します。

マスター戦を行う場合も同様の判定を行います。
マスター戦に勝利した場合、サーヴァント戦に-判定、および令呪の不使用などが可能になります。
マスター戦で不利の場合、サーヴァント戦で有利を二回取れば、宝具の発動が可能です。
マスター戦は二回有利を取った時点でスキル発動を可能とします。

撤退時は攻め入った側の場合、令呪二画、防衛側の場合は令呪一画を基本として裁定します。

朝、昼は6ターンで終了、その間の判定の多寡により最終結果を決定します。

【暗殺】
敵陣営の陣地を把握している場合のみ可能です。

【魔力切れシステム】

朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。

魔力切れは、使用可能回数を超えた分のターン、宝具を使用しない、もしくは魂食いを行うことで回復します。

【点元の箱庭大戦概要】

一つの消えゆく家があった。
かつては名を持ち、大きな地位を持ったその家、ミニスケープは、今や絶え、歴史から消えていくのだ。

理由は分からない。ある者は怠惰と、ある者は不運と、ある者は慢心と。

残った五人は最後の希望を見出だした。

万能の願望器、【聖杯】。

結界を得意とする彼等により、冬木のそれを模して土地を断脈することにより作り上げた箱庭、そこに聖杯を宿し、彼等は全てをかけた。

だが、それは不完全。故に、冬木のそれの二倍の魂を要求する。

傭兵を雇うとしてもせいぜいが二人。窮した彼等は一計を案じることに。
遥か昔、魔術協会に提供した広大な霊地、隠した破壊の呪を用い、そこを人質に取ったのだ。

対価は自ら等と戦う七人の刺客。
我等に打ち勝てば、万能の願望器をくれてやると。

その誘いに応じ、七人の魔術師が派遣される。

叶えたい願いを携え、かくして十四の願いが箱庭の聖杯に託された―――


【今回の大戦システム】

戦闘などのシステムは現行のものを使用します。

それに加え、今回はクール制を使用します。

順序は以下の通り。

①まず、対戦する陣営数を決定します(最大5)

②決定した陣営数で、各陣営をそれぞれのチームから送り出します。(舞台は変動)

例:3陣営での戦闘となった場合、剣、槍、狂VS剣、魔、特というように、対戦が行われます。

③そして、その戦闘内で敗北し、ホーム(舞台から離れた箱庭内部)に撤退すると、その陣営は当クールにおいて、脱落となります。

④全陣営がホームに撤退、もしくは消滅したチームが敗北となり、勝利チームには礼装など僅かですが特典が与えられます。

⑤そのクールを繰り返し、最終的に相手チームのサーヴァントをすべて消滅させたチームの勝利となります。

⑥その段階でサーヴァントが複数残っていた場合は、そのまま通常の戦争に移行するもよし、話し合いで獲得するもよし、とします。


また、今回は空中に浮く箱庭から様々な場所へと送り込まれるため、舞台は一定しません。
ですが、仮想空間などではないため、魂喰いなど、神秘の秘匿を無視した行為は懲罰対象になります。

・多対少になることはありません、下回った場合は、それに伴い最大数が変動します
・連続で同じ人を出すことも可能です
・逃走は任意で可能、ただし、時間稼ぎや消耗狙いを防ぐため、必ず一戦闘は行うものとします。

箱庭の魔術師サイド

○セイバー陣営

スウェン・ミニスケープ【AA:善行忠孝(ガンパレードマーチ)】

ミニスケープ家現当主。
ヘタレと不運が重なり、娘に手を焼いている。

セイバー【AA:柊蓮司(ナイトウィザード)】

粗暴な印象を受ける騎士。
口は悪いが、実力は折り紙付き。だが不運。真名は北欧の英雄、シグムント

現在の令呪数、2


◇ランサー陣営

秋田樹【AA:渡良瀬準(はぴねす!)】

ミニスケープに雇われた唖の少年魔術師。
普段は魔術を利用し女の子の姿になっている。

ランサー【AA:ナスカ・ドーパント(仮面ライダーW)】

杭を武器にするどこかおぼろげな印象の人間。
自分の存在が確定していないと語り、一人称や話し方が次々に変化する。真名は不明

現在の令呪数、1


△アーチャー陣営

シュトルム・ミニスケープ【AA:ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ(装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ)】

ミニスケープ家の長男。
狙撃術と結界による断絶を得意とする。

アーチャー【AA:苗木こまる(絶対絶望少女)】

活発で子供のような女性。
弓を得意としており太陽に関係があるとか。真名は不明。消滅済み。

現在の令呪数、0



×ライダー陣営

貴界輪廻【AA:草薙素子(攻殻機動隊)】

ミニスケープ家に雇われた改造人間
サーヴァントにも匹敵する力を持つが、時たまバグる。

ライダー【AA:プーさん(くまのプーさん)】

妙にテンションの高い男。
熊に見えるが熊ではないらしい。真名は不明

現在の令呪数、2

☆キャスター陣営

フェニクス・ミニスケープ【AA:鋼鉄姫ユーミル(クイーンズブレイド)】

ミニスケープの大らかなる母。
年齢に見合わない小柄な容姿であり、浄化を得意とする。


キャスター【AA:諸星きらり(アイドルマスターシンデレラガールズ)】

巨大な体躯を持つ女性。
怪物の母という一面を持つ。真名は不明

現在の令呪数、2


▽アサシン陣営

ハセ・ミニスケープ【AA:クロウ・ブルースト(第二次スーパーロボット大戦Z)】

ミニスケープ家の一人。
時を固定する能力を持った平等主義者。


アサシン【AA:ダークネス(遊戯王GX)】

人を惑わし業火を用いる暗殺者。
黒ミサなど、反キリスト的言動、行動が多い。真名は悪魔、バホメット。

残り令呪数、1


■バーサーカー陣営

貴女【AA:C.C(コードギアス)】

ミニスケープ家の長女。本名はフィナコ・ミニスケープ。
正確には魔術師ではない。自分の気分で暴力を振るい人を巻き込む典型的暴君。


貴方【AA:天野雪輝(未来日記)】

メンタルが弱い巻き込まれ役。貴女に鍵と呼ばれている。
あふれる素質に自信を持てず、貴女に振り回される常識人。

バーサーカー【AA:ザフィーラ(魔法少女リリカルなのは)】

狼の毛皮をまとった狂戦士。
荒れ狂う獣のごとく敵を蹂躙する。真名は北欧の勇士の総称、ウールヴヘジン。

残り令呪数、2

七人の刺客サイド

○セイバー陣営

ファティマ・ローレン【AA:ゲニ子(KOF二次)】

聖堂教会代行者が一人。
敬虔とした宗教者であり、素行もまじめ。父を信頼しているようである。


セイバー【AA:織斑一夏(インフィニット・ストラトス)】

真面目な印象を受ける騎士。
態度に見合いその実力はかなりのもの。真名は北欧の勇者、シグムント

現在の令呪数、2


◇ランサー陣営

ミカン【AA:ポポミ(ポポ缶)】

魔術協会に雇われた刺客の一人。
怠惰と自分の時間を愛するぐうたら娘。


ランサー【AA:武藤カズキ(武装錬金)】

戟のような変わった武器を使用する男。
主君を守ることを信条に動いている。真名は三国時代の武将、高順。

現在の令呪数、0


△アーチャー陣営

ウィリアム【AA:サカキ(ポケットモンスター)】

魔術協会に雇われた刺客の一人。
詳細不明の壮年の男。

アーチャー【AA:御門院天海(ぬらりひょんの孫)】

教師じみた話し方をする政治家。
雷や木の精など遠距離からの攻撃を得意とする知恵者。


現在の令呪数、2


×ライダー陣営

ザンツ・モングレル【AA:アルフォンス・エルリック(鋼の錬金術師)】

魔術協会に雇われた刺客の一人。
鎧をまとった女性不信。


ライダー【AA:あきつ丸(艦隊これくしょん)】

軍服をまとった険のある女性。
才能を愛し、王様と才能のない人間を嫌悪している。真名はイギリスの護国卿、オリヴァー・クロムウェル。

現在の令呪数、3

▽アサシン陣営

ニーナ・ザッバーフ【AA:如月桃(カゲロウデイズ)】

魔術協会に雇われた刺客の一人。
何処か気弱気な少女。特殊な香を用いることで人格を変化できる。


アサシン【AA:マイト・ガイ(NARUTO)】

筋骨隆々の暑苦しい男。
アサシンに見合わない豪快な性格をしている。真名は山の翁、三代目ハサン・サッバーハ

残り令呪数、1


■バーサーカー陣営

石蕗白刃【AA:ココ・ヘクマティアル(ヨルムンガンド)】

チンピラ風の女、聖杯戦争に巻き込まれた。
詳細不明。


バーサーカー【AA:ジェノザウラー(ゾイド)】

馬ほどの大きさを持つ恐竜のような怪物。
咆哮で行動を止め、神秘を喰らう能力を持つ。真名は不明。

残り令呪数、0


●メイド陣営

ハインリヒ・アルトアイゼン【AA:ゲッコウガ(ポケットモンスター)】

魔術協会に雇われた刺客の一人。
何らかの呪いで蛙に姿を変えている。メイドとのキスによりその姿を取り戻す。


メイド【AA:ドラコケンタウロス】

マスターにぞっこんのドジっ子メイド。
どうもサブカルチャーに浸食されている節がある。真名は不明。

残り令呪数、1

【テンプレここまで】

テンプレ乙です
客アーチャーの真名は菅原道真で当ててなかったっけ?

>>11 ですね。書き忘れです

【ここまで伏線立てたけど、出ないときは出ない。前回の奴見たく。少しだけ再開】

8:ハインリヒが戦闘、索敵用使い魔を一つずつ入手しました。

…箱庭の中心部に帰ってきた二人は、かなりやつれていた。

「悪いね、兄さん、…俺がもう少しうまく動けていたらねえ」
「それは私達にも言えることだ、…すまない」

ハセさんと貴界さんが頭を下げる。
樹は自室で怪我の療養中だ。

「いや、いいんだよ、…何とかアーチャーとバーサーカーは消耗させられたしね」
「…とりあえず、休ませていただきますわ、次は、明後日、でしたわね」

…やっぱり疲れは溜まるだろう。
ゆっくり休んでくれればいいが。

「…モフモフに会いに行こう!」
「…おう、行ってくればいいんじゃね」

翌朝、目覚めて一番にフィナコが行動を開始した。
…サーヴァントは箱庭で霊体化してるってこと忘れてんな、コイツ。

…さて、夢のお告げにでも従ってみるか。

アドレスを打ち込み、ニーナを呼び出した。

「おはようございます。…こんな頻繁に呼び出して、彼女は怒らないのですか?」
「だからそういう関係じゃないって」
「…ふーん、では、何のご用件で?」

↓2まで何か聞きたいこと、話したいこと

黒髪の男が出る変な夢を見たか?

>>13-14

…そういや前に見たあの夢、あの男が令呪の存在を知っているなら、ニーナもあの夢を見たかもしれない。

「…ニーナ、一つ妙なことを尋ねるんだけど」
「?」
「黒い髪の男が出る変な夢を見たか? 何か霧にまみれた場所で」


直下、ニーナ判定

123:見ていない
456:見たような気がする
789:見た

7:見た

しばらく考えてからニーナはこくんと頷いた。

「ええ、見ました」
「!?」

…ニーナも見たとなれば、あの夢は俺の幻想じゃなかったということになる。…なら、アイツは一体。

「…? どうしましたか?」
「い、いや、言われたことは?」
「…信頼できる人間を増やせ、そして令呪は大切にしろ、と」
「…俺と同じか。他に何か気づいたことは無いか?」
「…といわれましても」

直下、気づいたことがあるかどうか、成功以上でとある情報が。【夢】-2

0:特殊判定

直下

123:「あ、だめです、限界です、通信切ります!」
456:…他の人にも聞いてみますか?
789:…あの花の匂い、それにあそこにあったのは

0:倍プッシュ

直下

123:「…鍵よ、何をしている?」
456:「…お話し中、失礼しますよ」
789:「…私の推測ですが」

2:フィナコ侵入

その時、背中にひんやりとした声が聞こえる。

「…何をしている?」

この声は、マズイ。機嫌が悪い時のフィナコだ。
ギチギチと首を後ろへ向ける。
フィナコが笑っていた。…マズイ。何でかは分からんが非常にマズイ。

「…ほう、私に隠れて敵の人間と通信を取っていたのか」
「い、いや、別に怒られることじゃないだろ?」
「…私の所有物(ペット)の分際で逆らうのか?」

…あー、そういうことね、自分の玩具が他の人間に使われて怒ってるのね。
…普通の人間ならここで脈ありと考えてもいいが、コイツの場合、冗談抜きにそういった子供じみた考えしか持っていない。

「…ニーナ、切る」
「修羅場ですか、どうかお気をつけて、女の嫉妬は怖いですよ」

…そういう問題じゃないんだなあ。

「もう一度、立場を弁えてもらうぞ、…なあ?」
「…穏便に解決は」
「できん」

その後、フィナコに気が済むまで折檻された俺は、気絶するように床に倒れこんだのだった。
…少し気持ちよかったような気がしたが気のせいだということにする。

【鍵の交友イベントが消失しました】


…まったく、自分の持ち主を忘れるとは馬鹿な男だ。
さて、ではモフモフに会いに行こう!

「来たぞ!」
「ああ、ミニスケープの娘か。…殺風景な部屋だが、入りますか?」
「モフモフは!?」
「…? ああ、ライダーか、今は霊体化しているが…」

…ああ、そうだったな。
まあ折角だ、何か話でもしてやろう。

…何を話すかな。

↓2まで話したいこと

そういえばお前の願いは何だ?

>>31-32

…そういえばこの女、傭兵だったな。

「なあ、お前はどういった経緯でうちに来たんだ?」
「…私か、話してもたいしたことは無い、稼げる仕事、そして私の願いを叶える仕事だったというだけだ」
「…お前の願い?」
「ああ、取り戻すことだ」
「?」

よく分からんな。それを察したのだろう、女は静かに目を閉じた。

「…私は元々軍人でな、紛争地域などに駆り出されていた」
「日本人なのにか?」
「だから軍人だといっただろう。…ミリタリー好きが高じすぎて外に出た馬鹿な女、ということだ」

…ふむ、つまり他国の軍隊、傭兵などに属していた、ということだろうか。

「…正義を求めていたのだがな、何処にもそんなものは無かった。だから自分だけでも、そう思っていた矢先に体を吹き飛ばされた」

…急にスプラッタになったな。

「そして死にかけていたところをとある組織に拾われ、機械化、魔術措置、その他を受けて今の私がいる」
「…? ということはそれまでは」
「ああ、魔術など知りもしなかったさ」
「ほう、…ということはお前は改造人間ということか」
「ああ、…前にも言ったような気がするが?」

そうだったか?
だがこの女、何かを隠していないか? …ここにいたるまでの、何かを。

直下、輪廻思考判定、成功以上で何も語ってくれない、失敗で教えてくれる、大失敗以下でバグる。

【一旦中断、続きは夜に】

成功だと語らないのか、一旦乙―

>>35 ヒント:それぞれの属性と来歴、願い】

…まあいい、私には関係のないことだしな。

「…さて、話はすんだかな」
「ふむ、そうだな、では、これからも精々働けよ」
「…勿論だとも」

うーむ、腹が減ったな。
夕飯でもせっつきに行くか。

【新たな人間関係が構築されました】

輪廻→貴女【知り合い『…ふむ』】


直下コンマで第五クールの参加人数決定。

6以上は-5で計算、0は10。5、0が出た場合安価下

3VS3

…痛む体を引きずり、ロビーへ向かう。
全員既に揃っていた。

「遅い!」
「誰のせいだと思ってんだ、誰の…」
『…え? 何かい? 昨夜はお楽しみコースかい?』
「…フィナコをよろしく頼む」

ちょっと待ってくださいシュトルムさんにスウェンさん。
あと樹ィッ! 怪我はマシになったみたいだから容赦せんぞ!

「まあ、それはともかく、だ、人数は三対三、誰を出すね?」

ハセさんの一言に拳をしまう。
…三対三、か。現在全員が令呪を消耗している。となるならば、二画組が出るべきだろうな。

「…まあ、セイバー、キャスター、ライダー、バーサーカーが妥当か」
「ですわね、その中で三陣営といったところでしょうか」

…だけど、夢のアイツは。

21:00まで何か言っておきたいこと、聞きたいことがあれば

全員に夢の事を。自分以外にニーナも見ていた事も付け加えて

>>39-42

…夢のことを聞いておこう。何か、胸騒ぎがする。

「あ、ちょっと話は変わるんですが、…みなさん、何か変な夢を見ませんでしたか?」
「夢?」
「ええ、どこか古臭い男が出てくる夢を。…実は俺以外に敵のアサシンマスターも見ていて」

…何か背後でフィナコが鬼の形相を浮かべた気がするが、気にしないことにしよう。そうしよう。

直下、一の位、スウェン、十の位、シュトルム

↓2、一の位、ハセ、十の位、フェニクス

↓3、一の位、輪廻、十の位、樹

123:見ていない
456:見たような気がする
789:見た

スウェン、見た ハセ、見たような 輪廻、見た

【特殊判定三人を先に処理】

直下、シュトルム ↓2、フェニクス ↓3、樹

1ほどまったく見ておらずさらに不信感、9ほど見た上に追加情報

>>54-56

その言葉に反応したのは、スウェンさん、シュトルムさん、輪廻さんの三人

「…俺は見たぞ」
「私もだ!」
「…同じく」

次に遅れてハセさん、フェニクスさん、樹。

「…うーむ、見たような見ていないような」
「…どこかで見た人を見たような気がしますがね」
『覚えてないけど…それがどうしたんだよ』

…やっぱり見てるんだ。あの夢を。
みんながざわつき出す。…間違いない、何かが起きている。

と、一人まったく口を開かない人がその中にいた。

「…シュトルムさん?」
「…なあ、その夢の奴、どんなこと言ってた?」

…どんな事?

「えーっと、【信頼できる人間を作れ】、【令呪を護れ】でしたっけ」
「…それだけか?」

それだけ?

「…俺の時はこうも言っていた。【誰かが不正なことを行おうとしている。救世主を呼ぶために」

そしてシュトルムさんは一瞬口ごもり、その続きを。

「…聖杯を強奪することで】ってな」
「…!?」

…聖杯の強奪? 誰がそんなことを!?

「…それと、あの夢だが、間違いない、あれは誰かの心象世界だ、固有結界かそれに準ずるものか、それは分からなかったけどな」

…それは、どう考えればいいんだろうか。
あの、死後の世界のような心象風景?

…もしかしたら、前回のクールで何か異変が起こっているかもしれない。

「皆さん落ち着いてください! スウェンさん、ハセさん、フェニクスさん、輪廻さん、それに樹、何か前回のクールで起こらなかったですか!?」
「…思い出した、あの夢の男、私たちを尋ねたあの男だ、フェニクス」

…!? あの男が出てきたのか!?

「…あの正体不明の青年が?」
「話を聞かせてください、スウェンさん!」

そして俺とフィナコは話の顛末を聞いた。
…いったい何者なんだ?

「…とりあえず、今彼の事を考えるのはよそう。目の前の事に集中しよう」

…確かに、そうするべきだろう。現にアイツは言っていた。
今はまだ起こっていない、と。だけど…誰かが裏切っている可能性、何かをたくらんでいる可能性がある。

…それだけは、覚えておかなくてはいけないんだろうな。

「…鍵?」

…フィナコは違う。馬鹿だし、そんなことするなら直接向かう。

何より。

「俺は信じてる、フィナコ」
「…何を突然」

【一旦中断します】

【何べんも言いますが、出ないときは出ない。再開】

「…では、現在の残存令呪数だが」

箱庭

剣:2
槍:1
弓:0
騎:2
魔:2
暗:1
狂:2

刺客

剣:2
槍:0
弓:2
騎:3
暗:1
狂:0
隷:1

「…こんなところか」
「次に一騎は確実に落としておきたいところだな」
「ライダーは間違いなく出てくるだろうが…後のニ騎が何処になるか、打倒にセイバー、アーチャーを出してくるだろうか」
「私達の陣営も考えておかねばなりませんね」
「…では発表する、今回は」

22:50から多数決、一レスに二陣営まで。二票集まった陣営から出陣。
敵陣営は該当レスのコンマで決定、被りは安価下。

1234:セイバー
567:アーチャー
89:メイド
0:アサシン

【あ、客ライダーは確定で出てきます】

【箱庭陣営】
剣・魔・狂

【刺客陣営】
剣・騎・暗

「これでいく、準備はいいね」
「ええ」
「大丈夫だぞ、父上」

…妙な懸念事項は残ったままだけど、まずは勝ち進むまで。
…行くぞ!

【第五クール:淡河島】

●:大霊地
☆:令脈の要

・港
・畑
・森林地帯
・中心街
・須琴街
・淡河大橋
●淡河断層
☆古代遺跡【前回の攻撃で消滅】

直下、初期位置、1ほど悪く、9ほどいい

↓2、???判定、成功以上で成功

2:またしても衆人環視の須琴から

「…まあたここかよ」
「おお、久しぶりだな! 錠!」
「■■■ーーー!!!」

…はあ、まあ、じゃ、とりあえず誰かいそうなところに向かうかね。
ここじゃ目立つし。

「ま、待て」
「ん?」

何か聞いた声が。後ろを振り向くと。

「俺も連れて行け!」

6:シュトルム同行

「…は?」
「…気のせいか、鍵よ、兄の幻覚が見えるんだが」
「そのまんま俺だよ」

…いやいや、何でついてこれるんですか。

「転移魔術にハッキングなんざ簡単なんだよ。…そんなことはどうでもいいんだ。どうもあの夢が気になる、まさか父上たちに付いていくわけにもいかないからな」
「で、でもルーラーが」
「戦闘には参加しねえし、お前らの手伝いもしねえ、ただ、この街で情報を探るだけだ」
「…なら、いいのかな」

…今のところは何も起こってないっぽいし、ルーラーの許容範囲ってことか?

「…えー」
「純粋に嫌そうな顔すんじゃねえよ、フィナコ、俺だって嫌なんだからな」
「ま、まあ、なら一緒に行きますか」
「おう」


直下、陣営存在判定

1:刺客陣営
2345678:誰もいない
9:ミニスケープ陣営

4:誰もいない

「…誰もいない、か。」

…さて、どうするか。

「シュークリーム」
「違う! シュトルムだっつってんだろ!」
「■■■…」
「目が怖いんだよ! バーサーカー!」

…頭が痛い。


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価

下2

1:索敵

…一応向かう先を調べとくか

「…? とりあえず移動するべきじゃねえの?」
「いや、まずは行く先を調べようかと」
「そんなことも分からんとは流石兄だな、馬鹿め!」

…お前には負けるだろうよ。

↓2、索敵方法

使い魔で

>>93 使い魔

「シュトルムさん」
「協力しねえっつたろ」
「ですよねー」

…はあ、じゃあ、作るとするか。

直下、作成判定、成功以上で成功

6:成功

…うし、できた。

「■■■ーーーー!」
「…? なぜ吠えているのだ?」

情報入手判定 場所は >>81 参照
↓2、索敵したい場所、もしくは陣営、ランダムでいいときはランダムと記入。そのコンマで判定、1ほどへっぽこ、9ほど潤沢。

森林地帯

>>99 :森林地帯に痕跡のみ確認

「…あー、誰かがいたっぽい気配だけだな」
「誰がいたんだよ」

直下、捕捉陣営

12:箱セイバー
34:客ライダー
56:客セイバー
78:箱キャスター
9:客アサシン

1:箱セイバー

「…何か足跡ついてるし、この痕跡的にスウェンさんっぽい」
「父上か。ビビって漏らしてないといいが」
「流石にそんなことは無いだろうよ、ねえ、シュトルムさん」
「…そ、そうだな」

…今の間は何だ?

「だけどそこに行くのかよ」
「…そうですね」

↓2、森林地帯に移動するかしないか

もう移動してるのか?
移動しない

【基本的に移動を選択しない限り移動はしません。索敵、散策後に移動するかどうか今回みたいにアナウンス入れますが。】

>>106 しない

…あまりメリットは無いか、強いて言えば人目が減るくらいだ。

「いえ、もう少しここに留まりましょう」
「そうか、俺も人の多いところの方が情報を集めやすいしな」

…さて、他の陣営は動いただろうか。

【朝行動を終了します】

直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流【朝】-1

6:戦闘勃発

直下、箱庭陣営判定

123:バーサーカー
456:キャスター
789:セイバー


↓2、刺客陣営判定

123:アサシン
456:セイバー
789:ライダー

7、5:セイバーVSセイバー

【スウェン:淡河大橋】

淡河と本島を結ぶ巨大な吊り橋、淡河大橋。
そこの一角、人の気配が消えたそこでスウェンとファーティマはサーヴァントを携え苦笑を浮かべていた。

「…どうも、縁がありますね」
「…いやはや、おっしゃる通りで」

と、ファーティマが箱セイバーに目をやる。

「…しかし、そちらのセイバーは」
「ええ、狼になりました」

涎を滴らせ、唸る箱セイバー。
その姿を確認すると、客セイバーは頷く。

「Guuuu…」
「…成程、私の人狼の一面を強化した結果、ということか」
「…ですが」
「ええ、勝負は勝負ですよ、セイバー、行けるな?」

スウェンの言葉に箱セイバーは遠吠えで答える。

「Wooo!!!」

そして、客セイバーもまた剣を抜く。

「…セイバー」
「無論。…私よ、その毛皮、剥がせてもらうぞ」

一触即発、その空気漂う中、ぎしりと橋の軋む音が。
それをきっかけに、二騎のセイバーは同時に飛び出した。


直下、戦闘判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利

【勇猛】+1 【狂狼獣皮】+1
【怪力】-1

【メイドが解除されたのは、他人にその呪いを移す、という側面があったからですね、その対象たる???達が消えたので元に戻った、ということにしました】


【0:特殊判定】【不幸体質】-1

123:客セイバー【???】発動
456:スウェンさん、ふと思い出す
789:キャスター、加勢に表れる

2:客セイバー【総てを切り裂く剣(ソード・オブ・グラム)】発動

◆【総てを切り裂く剣(ソード・オブ・グラム)】A
種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大補足人数:10

すべてを切り裂くとされる魔剣。
この剣の前にはどんなに硬い鋼鉄も紙切れ同然となる。

相手の防御に関するスキルを無効化し、Dランク以下の宝具は一太刀で破壊する。
Cランク以上の宝具においても剣で打ち合う毎に損耗させていく。
ただし、相手の武器が槍の場合はこの剣が損耗する。

【発動時、Dランク以下の宝具を一つ破壊、Cランク以上の宝具は二+ランク数回発動で補正消滅する】
【戦闘に+補正】

これによって【狂狼獣皮】破壊


直下、戦闘再判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利

【勇猛】+1
【怪力】-1【総てを切り裂く剣】-1

4:客セイバーやや有利

【2ターン目】

直下、戦闘再判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利

【勇猛】+1
【怪力】-1【総てを切り裂く剣】-1

2:客セイバー有利

【3ターン目】

直下、戦闘判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利

【勇猛】+1
【怪力】-1【総てを切り裂く剣】-1【有利】-1

1:ファンブル

箱セイバー【神々の加護】判定、直下、継続以上で戦闘続行

7:成功

【4ターン目】

直下、戦闘判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利

【勇猛】+1
【怪力】-1【総てを切り裂く剣】-1【有利】-1

4:客セイバーやや有利

客セイバー【総てを切り裂く剣】さらに発動、【怒れる運命の剣】補正消滅まであと二回

【5ターン目】

直下、戦闘判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利

【勇猛】+1
【怪力】-1【総てを切り裂く剣】-1

【一回目の戦い最後の処理何があったんだろう…】

1:ファンブル

箱セイバー【神々の加護】判定、直下、継続以上で戦闘続行【二回目】-1

【【狂狼獣皮】は【総てを切り裂く剣】によって完全に破壊されたので以後使用不可です、つまり、バーサーカー陣営の天敵なんですよね、客セイバー】

8:成功


【5ターン目】

直下、戦闘判定、1ほど客セイバー有利、9ほど箱セイバー有利

【勇猛】+1
【怪力】-1【総てを切り裂く剣】-1【有利】-1

3:客セイバー有利

【6ターン経過したので、強制的に箱セイバー敗北します】

直下、箱セイバー撤退判定、成功以上で一画消費で撤退、下で二画消費して撤退

4:箱セイバー二画消費し撤退

【セイバー撤退、残り箱庭、二陣営】

【本日はここまで。色々と処理ミスってるな…精進します】

【描写だけ】

一度目の交錯は、互いに動きを牽制するに留まった。
即座に背後に迫る獣の声に対応しながら、客セイバーは自嘲気味に笑う。

「…悪しき過去を見せつけられるようだな」
「Grrrrrrrrr…」

唸りをあげ、牙を突きつける箱セイバーの攻撃に、客セイバーはあろうことか素手で対抗する。
そしてそれに怯むことなく顎を掴み、放り投げた。
その瞳には笑みが。

「私の過去で唾棄すべき部分だよ、そして、私が望まない過去だ。…マスター、断ずる許可を」
「…セイバー、冷静を保てますか?」
「いえ、不可能です。あの私は言いました、狂え、と。…アレの言う通り私も忘れていたようです、戦場の狂気を」

客セイバーの体が小刻みに揺れる。
それは己が身を蝕む狂気ゆえか。それともそれに浸食されゆく喜びゆえか。
その仕草に耐えきれずファーティマはため息を吐くように呟いた。

「…ならば、冷たく狂いなさい。勇敢に、冷静に、狂気で敵を押しつぶしなさい」

その言葉に客セイバーの震えは止まる。

「…ありがたく」

そして、顔には満面の狂気、箱セイバーのそれとは異なる、冷たく、固い狂気。

「私よ、囚われる過去よ、歪な鏡面よ。私は今、君に従い、この剣を以て」

セイバーが宝剣を大上段に構える。
鈍く輝くその剣は、その場の全員の顔を映しだし。

「狂気で君の皮を剥ぐ…!」

最後にその狂気を照らし出した。

「Wooooo!!!!」
「直情的、直線的、そして何より、狂気を孕まぬ一撃など」

その狂気に魅入られたか、突撃をかける箱セイバーに、客セイバーがその狂気を以て答える。

「死ぬよりたやすい!」
「セイバー!」

振り下ろされた剣は地と共に、その毛皮を切り裂き。

「それが宝具ならば、この剣で壊せる! 砕け、全てを!【総てを切り裂く剣】!!!」

投げ出された箱セイバーは理性を点した瞳で、周囲を見回した。

「な、何だ…?」
「やあ、私よ」
「…チッ、嫌な顔になりやがったな」
「キミのおかげだよ…ッ!!!」

冷徹で無慈悲な一撃が飛び退く箱セイバーを追う。

「クッソ…!? 早い!」
「断つ絶つ裁つッ!!!」

その速度は、威力は、箱セイバーの記憶するそれを凌駕し。

「クッソがあッ!!!」
「ハハハハハ!!! 長らく忘れていた、久しく忘れていた! 私の体が凍り付くようなこの狂気をッ!!!」

その攻撃は、周囲に飛散し、感染する。

「…怖いなあ」
「ビビってんじゃねえぞマスター!!!」

叫ぶ箱セイバーの胴を客セイバーの一撃が裂く。

「その隙、戦場では命取りだと分からないかッ!」
「知ってんだよ、ンなことはよお」

だが、その傷はすぐに修復し、致命傷には至らない。

「…そういえばそうだったな」
「ああ、そうなんですよ、忘れたか? 俺。…マスター、撤退すんぞ、どうも獣から抜け出して頭が回らねえ」
「え、だ、だけど」

うろたえるスウェンに箱セイバーは冷たく一喝を入れる。

「…早くしろ」
「あ、ああいいいい、れ、令呪を以て命ず! 【撤退しよう! セイバー!】」
「…今回はノーカンでいいな?」
「…無論、今の君のように腑抜けた自分など相手にしても仕方がないのでな」

剣を収める客セイバーに箱セイバーは吐き捨てる。

「ケッ、覚悟決めて待ってろ」

紅い魔力の奔流。
そこから姿を消した箱セイバーに、客セイバーは静かな感情を。

「…セイバー、お疲れ様です」
「…ええ、少し、昂ぶってしまいましたね」
「それにしても」
「はは、引きあう、ということでしょうね」

【阿部定をサーヴァントとして召喚したらセイバーになるかアサシンになるか。…一途ですよ、あの人は】
【ついでにご存知の方はご存知でしょうが、wiki未公開鯖に過去ぷらずまさんとこで出た自鯖放り込んでます】

【少しだけ再開】

「…錠よ」
「■■■?」
「モフモフが足りんのだ、鍵は浮気するし…」
「いや、浮気って、俺とお前はそういう関係じゃないだろ」
「…え、そうだったのか?」

…まったく、脳味噌の働かない兄だな、チョークスリーパーを喰らえ。

「ギブギブギブ…」
「おお、顔色がどす黒いぞ」
「■!」


貴女の昼行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価

下2

4:移動

「飽きた」
「あー、じゃあ別の場所行くか」
「■■■!」
「…? アレ、これって対応できない俺が悪いの?」

兄は馬鹿だからな!

↓2、どこへ移動するか、場所は >>81 参照

断層

>>166 断層

「よし、断層へ行こうではないか」
「…ああ、まあ霊地だしな」

直下、陣営存在判定【霊地】-1

123:敵陣営
456:誰もいない
789:味方陣営

6:誰もいない

二十年ほど前地震があったらしい。
断層が何かは知らんがそれが関係しているらしい。
…らしいらしいと鬱陶しいな。

「…誰もいないな」
「んー、…そうだな、妙な気配もしない」
「ならとりあえずはここに落ち着くのかね」

そうだな、しばらくはここにいよう。

【淡河断層を拠点に変更しました】

【昼行動を終了します】

直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流【昼】-1【一陣営脱落】-1

3:他陣営の日常

直下、刺客陣営判定

123:セイバー
456:アサシン
789:ライダー

3:セイバー

【フェニクス:港】

「…キャスター、どうですか?」
「にい…やっぱり二日はかかっちゃうかなぁ」

港に結界を張るフェニクスはため息を吐く。

「…やはり、断層に向かうべきでしょうか」
「でも最後の霊地なんだよね」
「…それがあるんですよね、…どうしましょうか」


直下、フェニクス思考判定【最後の霊地で敵の危険】-1

123:待機
456:使い魔ぴゅーん
789:淡河断層へ

8:キャスター陣営断層へ向かう

「…危険を冒さずには進めません、キャスター、向かいましょう」
「了解!」

【次回他陣営行動時に合流します】

【セイバー:淡河大橋】

「さて、では移動しますか? マスター」
「待ちなさい。…そうですね、まずは索敵を行うべきでは?」
「…ですが、今は合流を考えるべきではないでしょうか」

その言葉にファーティマは考え込む。

直下、フェニクス思考判定

123:移動
456:使い魔ぴゅーん
789:待機

【フェニクスじゃねえファーティマだ。一旦中断、このレスは判定に含みません】

【はーい、再開】

【0:特殊判定】

直下

123:アサシンと合流
456:ルーラー出現
789:その時、ファーティマに啓示走る

8:ファーティマ、何か気づく

その時、ファーティマの脳裏を何かが掠めた。

「…ッ!?」
「ど、どうしました、マスター!? 新手の奇襲か!?」
「い、いえ…」

その脳裏に霞んだものは。

直下、啓示判定

123:うすぼんやりと消えてしまった
456:「…出会う人間にアドレスを渡せ?」
789:「???」

6:出会った人間にアドレスを渡せ?

「…? アドレス?」
「? どうしたというのだ? マスター」
「いえ…アドレスを渡せだなんて。…敵に、ということでしょうけど」

脳裏に浮かんだ言葉、それに首を捻りながら、ファーティマは啓示の意味を考え直すのだった。

【他陣営の行動を終了します】

…うーん、とりあえずはフェニクスさんと合流したいけど。

「腹が減ったー!」
「■■■ーーー!!!」

…とりあえずこいつらを黙らせたいな。

「…苦労してんだな」

…シュトルムさん、もしかして裏切り者だったりしないよな?
そもそも、裏切り者とはどういうことなんだろう。
単純に陣営を裏切って、聖杯の強奪を狙うなら、そんなことは生き残ってすればいいし、言ってしまえば誰かを殺してマスターに成り代わることだってできるんだから。

…まあ、今考えてたって意味のないことか。


貴方の夜行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価

下2

2:コミュ

誰とコミュをとりますか?

↓2

ママンとキャスター

>>194 現在この場にいないので不可能、というわけでシュトルムさん。

…まあ、色々話したいこともある。
疑念も晴らしておきたいしね。

「シュトルムさん」
「? 何だよ」

↓2まで、話したい内容

情報収集の成果はどうですか?

>>197-198

「情報収集の成果はどうですか?」
「…そんな一日二日で分かるもんじゃねえんだがな、とりあえず、この街の流れを追ってるんだが」

直下【一日目】-1

123:「まだ分からねえ」
456:「…影響を受けている可能性があるな」
789:「一つ、不自然な部分がある」

8:シュトルムさん、有能

「…一つ、不自然な部分がある」
「不自然?」

俺の問い返しにシュトルムさんは頷く。

「ああ、この戦争…仮に箱庭大戦とでも呼ぶか。その開催場所は俺達ミニスケープが所有する霊地だってのは知ってたか?」
「…一応は」
「で、まあ、だな、本当はそれだけ、なんだよ」

…何か歯がゆい言い方だな。

「つまり、どういうことなんですか?」
「ああ、…どうもあの箱庭に魔力が流れ込んでいる」
「?」
「つまり、だ。単なる入れ物に過ぎない箱庭、そこに妙な流れがある。もちろん、俺たちはそんなこと一切行っていない」
「…誰かが吸い上げている、と?」

シュトルムさんが肯定の意を示す。

「…箱庭は聖杯そのものなんだが、それがサーヴァントの魂を溜めるってのを応用してるみたいだ」
「…それは箱庭に溜められてるんですか?」
「いいや、どうも箱庭そのものに辿り着くまでにどこかで吸い上げられている」
「…なるほど、だけどその人は魔力を吸いあげてどうするんですか?」

俺の問いに、シュトルムさんは首を振る。

「それは分かんねえよ、微々たるものだしな。…だけど、確実に何かを行ってる人間がいるってのは確かだ。…戻ったらもう一度術式を確認するべきかもしれないな」

…誰かが何かをしてるってのは確実みたいだな。
…誰だ? 誰が、何のために? 魔力の補充をする意味があるのか? それとも、その魔力を別の物に?

…考えがまとまらないな。

「…ところでよ、お前、フィナコとどこまで行ってんだ?」
「へ?」
「とぼけんじゃねえって。一つ屋根の下で男と女、何も起こらないはずがないだろ」
「…えーっと、フィナコがそんなことすると本当に思ってるんですか?」
「思わん、だから聞いてんだよ」

…あー、うん。

「いや、あの、ペットと飼い主ってのが一番近い関係ですね」
「…え、ちょ、それは」
「俺が好んでしてるわけじゃないですって!」
「…だよなー、できることならあの怪物引き取ってほしいんだが」
「…シュトルムさん、仲良くできませんか?」

俺の言葉に、シュトルムさんはちらとフィナコを見ると真剣な表情になり。

「出来ると思ってんのか?」
「…ですか」
「…まあ、お前なら被害者と分かったところだしもう少し仲良くしてやってもいいか」

【新たな人間関係が構築されました】

シュトルム→鍵【友好『ま、仲良くしてやるよ』】

…ははは、まあ、仲悪いよりはマシかな。

【夜行動を終了します】


直下、他陣営判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流

【0:特殊判定】

直下

123:「勘のいいガキは嫌いだよ」
456:ファーティマさん到着、ただし、置き土産と一緒
789:さすおに

2:ふと目を離したすきに何者かの襲撃を受けるシュトルム君


直下、被害状況【群青の嵐】+1

123:死亡
456:瀕死
789:重傷

2:シュトルム死亡【フラグがまた立ちました。これから特殊判定一回でヤバくなる可能性があります】

そんなことを話していると、背後でフィナコが叫ぶ。

「腹が減ったー!」
「はいはい、ちょっと待ってろ」
「…早くいってやれよ、俺はもう少し考え事がしたい」

そんなことを言うシュトルムさんを残し、フィナコの方へ向かう。
…そうだ、その時、俺は何も考えてなかった。

「うまうま」
「…はあ、こんなんで満足するなよな」
「ふん、私は育ち盛りなのだ! …それより、兄は?」
「そういや来ないな…」

一瞬嫌な予感がした。
シュトルムさんのいた方向へ向かう。

そこには錆の匂いとどす黒い液体。

そして。

「■■■…!」
「…兄貴?」
「…は? な、何で、シュトルム、さん?」

体を鋭利な刃物で真っ二つに切り裂かれたシュトルムさんが倒れこんでいた。
…確認するまでもない。もう、息をしていない。

「…う、嘘、だ、ろ」
「…シュトルム?」

そこにフェニクスさんも到着した。

「…見ちゃダメ! マスター! これは貴女の見ていいものじゃない!」

隣に立つ大柄な女はキャスターだろうか。
その静止を聞かず、フェニクスさんは駆け寄り、その姿を確認するとへたり込んだ。

「しゅ、シュトルム、誰が、誰がこんな…」

…そうだ、誰がこんなことを、できる!?


直下、手がかり入手判定

123:何もなし
456:傷跡
789:メッセージ

4:傷跡

ふと、シュトルムさんの傷跡に目が行く。
赤黒い内臓と、黄色い脂肪、その傷跡は。

「…何かに切り裂かれてる?」
「そのようだな。それもかなり鋭利な刃物が垂直に落とされている」

フィナコも俺の隣に立ち覗き込んできた。
その手が俺の肩に触れる。冷たく、少し震えていた。

「…そしてその刃物は突き抜け、地面にまで食い込んだようだな」
「…流石にその刃物までは残ってない、か」

…とにもかくにもこのままにはしておけないだろう。

「マスター、気を確かに、マスター!」

キャスターが気力を失ったと思わしきフェニクスさんを叩いている。
だが、その目に生気は無く。ただ、虚ろに、俺たちを見つめた。


直下、フェニクス思考判定【パニック】-1

123:「…犯人は、貴女ね、フィナコ」
456:気絶
789:何とか持ちこたえる

4:気絶

そしてそのまま、意識を失い倒れこんだ。

「…気絶しただけ、しばらく落ち着かせてあげれば大丈夫だにい」
「…キャスター、とりあえず今はお前の情報を教えてくれないか?」

…とにかく、この戦争を乗り越えなくては。
シュトルムさんをどうにかする必要もあるしな。

「…もちろんだにい」

【キャスターの情報が開示されます】

≪クラス≫: キャスター

【真名】: アングルボザ
【属性】: 混沌・中庸
  
【筋】: B
【耐】: C
【敏】: C
【魔】: A
【幸運】: D
【宝具】: B

                  _., -――- 、
                   /: : : : : : : : : : : :\
                /: : : : : :,: : : :/: : : : 、: :
                 /,: : : : : /: : ,:/ハ: : 、: :| : : ヽ
              /: : : : : :/⌒'ハ}ノ/: :ハ_l_: l: : )
.              / : : : : : : /笊ミェ' // /レハ 7:/'
            l: : : : 、: : :゙イ,七リ    笊ミェ/{:|
            ヽ : : : :}: 人     , 七_リ/ソ: ヽ
             ノ : : : ノ: : : ト、 ト~j   /: ゞ: :ノ r,-, 、
            /_,_,: : ( : : : :ハ >='ィ<´: : l: : :\,k   )
.            r'/´  ヽ /: : : : : )    i¨ミi : : ヾ: : : :T¨¨¨`l
         「 ̄\ /y、ヽ: : : }o   `oヾ、: : : :\ノ 「 ̄ ̄l
            ,| ̄ ̄¨'」' \} : : l O O´   \: : : 「゙`'y'゙゙`y⌒',_
        ,イ {      |   y: : l          ノ: : 人,_人,_,人_ ノ
.        ( l: :ヽ    i    |/: イ __  ヽ_ / ヽ:/、}!     l
        ヽ: :)、  ヽ   l(:∧´   ̄` }    `. }l.     l
         /  ∨   'Y7 ++ }          ノミ     l
              |     ヽ+++ ハ     _, - - '7i\    l
              l    |+ +/ ̄ ̄i二    l |  \__ノ
             \.  /++/、__}__二=┤!
              >´+ +l /         } | l
            /+ + + / / /       ∨+!
.            __/+ + + /゚o/        ο!+∧
            {{+ + + /    ℃o○oo○o゚ l+ +冫
         /ヾ+ +/               ∨+人
.      /   `=´                 l/  ヽ
.   __/  ,              l               \_
   {  {,/ /       /      /               } }
   ヽ \.         /      /        l          / /
.    \ \     /              ヽ        / /

【特徴】: 反英霊・巨人

【クラススキル】
◆道具作成D
魔術的な道具を作成する能力、ロキ直伝。

◆陣地作成A
工房を作成できる。キャスターの場合は神殿クラスの産室を作る効果となっている。

【固有スキル】
◆怪力C
怪物特有の怪力。

◆変身D
ロキから教えてもらった自らの容姿を変化させるスキル。
彼女は醜い見た目を隠す為に使用している。
また、他人にも使用可能、その姿を変化させることができる。

◆母の愛D
母として持ち合わせる母性。
自らの子が傷つけば苦しみ、守ろうとする強き可能性。

【【怪物の胎】によって召喚されたユニットと共に行う戦闘で不利を獲得した場合、+補正、2ターンごとに増大する】

【宝具】

◆怪物の胎B
キャスターが生み出した怪物たちを孕んだ腹。
一説にはロキがキャスターの心臓を喰らうことで怪物達が生み出されたという。
怪物たちのその後はオーディンに仇為す敵とされたことでそれぞれが不遇な扱いを受けた。
しかしラグナロクにおいてその予言通り、オーディン等の敵として猛威を振るう。

【二日間この宝具を使用することで、戦闘ユニット【フェンリル】、【ヨルムンガンド】、【ヘル】のいずれかを召喚する】

【霊地によって、その経過時間は変更される】

…北欧の巨人、アングルボザ、か。

「…とりあえずはこのクール、勝ち切るにい」
「ああ、そうだな、…【怪物の胎】はどうだ?」
「明日のお昼には生まれるよー」

…なら、それまではここで待機、かな。

「…鍵よ」

…クソ、一体誰だ、誰がこんなことを!

【他陣営の行動描写を終了します】


【二日目】

…嫌な夢を見た。
幼いころの夢だ、完全無比な私を否定し、虐める人間どもの夢だ。
いつまでも続いた、何処に行っても続いた。

私の行うことは、私のやりたいことは、絶対に正しいはずなのに。

そんな自分一人の光源に、誰かが手を…。

「起きろよ、フィナコ」
「…なんだ、お前か」

…まったく、最悪の目覚めだ。
…腹が減ったぞ、鍵。


貴女の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価

下2

2:コミュ

…ああ、気持ちが優れん、誰かと話してやろう

↓2、誰と話しますか?

キャスター

>>246 キャスター

…あのデカい女、キャスターだったか。
それと話してみるか。

「おい、大女」
「にい?」

…何を話そうか。

↓2まで、話す内容

キャスターは、娘達と仲が良いのか?
私は母が好きだけど、母は何故か私を怖がるんだ。
怪物だと思われているんだ。
私はそれが、寂しいんだ。

どうしたら、話してくれるかな。

巨人っていうから山くらいあるかと思ったけど案外小さいな、変身の力?
逆に私の見た目ビックにしたりとかできる?

>>251 >>253

…そういえばコイツ、娘がどうとか言ってたな。
…母上。まだ気絶しているのか。なら、聞いてみるか。

「…キャスター」
「ん? 何だにい?」
「聞いたところお前は娘たちと仲が良いようだな」
「うん! とっても仲良しだよ!」
「…いや、実はな。私も母が好きだ、でも、母は私を怖がる、私を怪物だと言う。別に言われるのは構わない。…だが、少し寂しいんだ」

…そうだな、少し、ほんの少し、自分が向けている感情に応えてくれないのは。

「…どうしたら、話してくれるかな」

私の言葉に遠くで鍵が目を背けている。
ああ、分かってるさ、私だって。

「…」
「!?」

キャスターが何も言わず私を抱きしめてきた。
温かく、優しく。…ハハ、何を感傷に浸っているんだろうな、姫たる私が。

「…マスターも同じことを言っていた。…でもね、それは一人じゃダメ。大切な人を失った今だから、もう一度、心からぶつかって」
「…キャスター」
「私達みたいに、離れ離れになるのは、きっと辛いことだから」

…そうか、それは、辛い、こと、なのか。

直下、属性変化判定、大成功以上で混沌・中庸に

3:そのまま

「…フフフ」
「…にい?」
「フハハハハハハハハ!!!」
「…!?」
「くたばれセンチメンタル! 私がこれしきのシリアス空間で滅入ると思ったか!」

フハハハハハ!!! …そうだ、これでいい、これこそ。

「私だ!」
「…はあ、知ってるよ」
「■-!」
「時にキャスター! 貴様、巨人にしては妙にちびっこいが、それはスキルの影響か!?」
「え、そ、そうですけど」

どうしたキャスター、言葉遣いが変だぞ。

「ならば、…私をよりビィッグにできるか!?」
「え、そ、それは」

直下、成功以上で可能

1:できないにい☆

「ちょ、ちょっと無理ですね」
「…役に立たん漬物だ」
「つ、つけもの?」

…まったく、それでは退屈すぎるではないか。
母上が倒れている以上遊ぶというわけにもいかんし、退屈だな。

…そうか、一人、遊び相手が減ったんだったな。


【朝行動を終了します】

直下、他陣営行動判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流 【朝】-1

【0:特殊判定】

直下

123:街を駆ける少年の視点
456:アサシン強襲
789:フェニクスさん目を覚まします

3:16騎目のサーヴァント、セイヴァー出現。

                                  _
                            ,. , -‐ ,  ' ´              ト、  ト、 |\   ∧
                      , イ , '/'´ , ´_∠_    ___      _|:.:.:\|:.::ヽ!:.:.:.\/:.:.|
                r 、   / / ´/  / '´ ' ´ ̄ ̄  ,  ' ´   _>:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|/|
                |  \ ./  ,' --、 /    ___, ニ _      \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.へ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.¨フ
                |  , ' ,        ̄ ̄丶        `丶、 弋´:.:.:.:.,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.く
                 | / /   ,ヘ      ヽ  \─‐ ニ =ァ_丶<:.:.イ:.:.:.:/.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.!:.:!.:.:.:.ヽ:.:_,>
               / //   イ    !       ヽ  ヽ/  /_ 丶弋´.:.:.:.:.:.:/.:.:.:./ |:.:.!:.:.:.:!:.ハ.!.:.:.::.:\
              / ,ィ ´ /   //   |    ト、   ヽ ヽ  / \ ヾ <:.:./.:.:/:/T ト、∨:.:.:/!レ小:.:!:.小、>
             // /  ,'     / l !   i|    ヽヽ  i   ヾ    ヽ  <:八 小| 代圷 |:.:Ⅳイタヽ小|ヽ!
            〃 ´ /  ,イ    /l/'| l   ! ト、  | ヽ.!   ヽ \  ヽ  厶込、N   ̄ レ !  ̄ ム、
          /   / 〃/  ヾ ∥ l !  ト l iヽ !  i|     i  ヽ 丶、   rイ!.ハ     , j   八 \
             / , '/ /  イ‐テミ、 l.!  | i | |! ヽヽ !|  ト、 !  ヾ 、  \ / V  ヽ  ー : -'  イ    \_
             ,' / / !  ∧ヽヒじト,|ト、 | ヽ,.ュニ三⊥/ i i | ヽ |ト、 ! ヽ,. -へ.  \  >、 _, ィ \ /¨「 ̄ ̄ `ー 、
              レ' !  | / |i ヾニ' ! ヽ!'´ レじク 7 川 !∠iヾ! ヽヽ/     ヽ   \  /  ',  \ !       }、
                   | ,'|  !ト,    、    丶-'´ !  トレ'  } |   /     / !   \   |\ソ |       /  \
                   |,' |  |! \  マア ¬   ,. /  〃  .    /     /  ,    /マニ/ / ,厶    ∠、    ヽ、
                 ! l ∥  ,> 、  / r─ ¬. /ハ _ ∧三! /     /   ',  ∧ G〉/ / /  \/   \     \
                  l | ! r´   ーイ!   ///  イ、ヽ 厶-―-、 /    |./  ∨|/ r' つ  ノ Yヽ    \     \
                      | ∥ 冫゚。 _,. -=丶_ //! ー ' ーヽ|     \  !      |イ| {レ '´ ィク )     ` 、    \
                  ,| !彡'」' ´ /入    ヽ'、  ヽ. y   |       ヽ !      |d |    '   / )        \.    \
    ,  '7ヽ        , イ ! |  |  ,ヘ!  丶__ ノ``i   ,イ   /∨   \  |/        | ! 〉    ' , ィ }            \   \
   /  ノ  丶_, 、   _/  / l.|   | / ヘ     ヽ    r'   / ∧     \/        ! /    ,. -―'            ヽ    ヽ、
  ノ   ̄ ̄ ヽ 〉 ,'  /  i  i ∥  ! ,'   l      ゝ  !⌒ィヽ _ i ヽ     }       /   /                  |     !
  !   ̄ ̄ヽ ノ //    |  l  !.  |,'   |       \ベ´<う__|    ,. --- ∨     /   ∠、                  ! ,__   ノ

次クール、ハードモード、令呪を死守せよ。


【本日はここまで、…いや、こんなに早くハードモード突入するとは思ってませんでした。】

【あと、あれです、きっと犯人は作成者さんなら分かると思いますが、現在状況ではほとんど推測できませんでした。もう少し箱庭でのコミュが必要でしたね】

【明日はお休みの可能性大】

【何故かメールが送信できないのでここでご報告を】

【セイヴァーの作成者さん、今回の出現に当たって、既存テキストに新たな宝具、スキルを付け加える可能性があります】
【もちろん、それが無くとも話は動きますので、何か不都合があれば、奇譚なくご連絡をお願いします】

なんどか送ったデータの修正おくってるけど
つかわれたデータの修正はおくっていいものだろうか?

>>281 開示されていないデータならば。開示されたデータはもうすでにそういうモノとして取り扱うので、送られてきても修正できないのです。

【…セイヴァーの作者様、どうも、メールが送れません。調べたところおそらくそちら側の設定を弄らなければならないようです。申し訳ない】

【キリンよりメカキリンの方が強いに決まってるでしょう、漬物。 時間思ったより空いたので描写だけ、再開は夜】

【セイヴァー:中心街】

雑多に人間が蠢く淡河の中心街。
渦巻くような気配と音の中、透けてしまいそうな存在感で一人歩き回っている。
その黒髪には犬耳のような癖毛。人なつっこそうなその顔が道の端に座る男に向けられると目を丸める。
そして、明らかに悲しげな顔を浮かべ、黒髪の男は道端の男に話しかけた。

「…えーっと、お前が姿を現したってことは」

ぐでん、と目つきが悪い顔を隠すことも無く道端の男は髪を掻きむしりながら忌々しげに答える。

「ああ、ついにやりやがった、だからお前を呼んだんだよ、戒」
「…動き出すのは? セイヴァー」

戒と呼ばれた男の問いに道端の男、セイヴァーは空を見上げ、しばらく考えて答える。

「次のクール、ってところか」

セイヴァーの答えに今度は戒が顔をしかめる。

「…対抗策は一つだけ、あの連中に託すしかない、か」
「ああ、残念だが俺は戦闘向きじゃあない。…相手が善性の人間とあればなおさらだ」
「厄介だよなあ、自分の信念が正しいって信じ込んでる人間は。それに比べたら俺を殺したあの子の方が幾分マシだぜ」

戒の屈託のない笑顔にセイヴァーは気まずそうな表情を浮かべる。

「…辛いこと思い出させちまったか?」
「…まあ、心残りはある。でも、今それ言っても仕方ないしな」

互いの視線が重なる。そして、セイヴァーは手を打った。

「…じゃあ、いいか。齟齬でもバグでも何でもいい。呼ばれたからには行くしかねえ、約束を護るためにも」

セイヴァーは歩き出す。戒はその背に追いついた。

「五十六億七千万、六道を見守るって役目を引き受ける、その末端としても、今回のこれを見逃すわけにはいかないよな」

青空の下、先の暗雲を予知するかのようにセイヴァーの顔が曇る。
そして、一瞬で二人の姿は雑踏にまぎれ、見えなくなった。

【再開】

…さっきから異臭がしてるんだが。

「…兄が腐ったか?」
「…一応防腐処理はしてるけど」

縁起でもないな。

「…違うにい、もう少しで、生まれる」
「…ああ、そうか、…すまない、キャスター」
「大丈夫! …でも、連続使用は無理かな、少なくとも一回は休憩取らないと」

…フェニクスさんが危ないってことか。

「…産まれるにい」

キャスターが唸り、異臭が強まる。
そして、そこに現れたのは。

「あら、お久しぶりですね、ママ」

体をくねらせた、巨大な蛇だった。

                                ______
                             ,, -''<ニ>/‐" l` l/
                    ────=ニ ̄    _,,-‐l/ヽノ
                  _ \──=- 、...:::/,r≦;;;;;;;;;,,>"l/
                  \二ニ=-/:::::/ニ}} 三/;;;;; /
             __   , < , -l / /ノ /三/:::: /- 、

   ___      \\ >" l /   ヽ/ /ニ=-\ \\ノl\
    `守三三二二二二ニ/ / \   ノ /   /‐,\/l-l lヽ\
      `守三≫" \ヽ/ l/  《エエエノ   ノ-/  ノ/-l/ニlミム
             ./ / 丶、 //──エエノ ┬ 、__ノノ、ヽ l

           / l/      / /  l .マニム l   i   l  l ヽ.ヽ/
          / / l   /‐-/ l__l‐ マニム〉‐- _l__l_l, ィ/
        ./-''/. l丶、 /  //゙、-‐──マニム__/  / /, イ
       ./   /   ',  ` ーi"  ∧_,r≦ニニム ̄ ̄ ̄ ̄
      /.  __/_. ',    i/ヽ /‐- ,,,\‐-ニヽ
      / / l   ̄ヽ  l ̄',   /     ̄l''‐- 、\__
      l/    l      \ -=ヽ/   _  /    `\丶、
     /      l      l \ 丶、 /   ̄/      /\ ヽ
    l     /´、 ̄''' ‐-l   `丶、-丶、 /   / `丶/   \ヽ
    i    /   \    \    ` 丶 、`丶、  /     ヽl
     ',    /    \,, ──丶 、     _ヽ ─`ヽ  , -、  /
     ',.  /     /   `丶 、 /´ ̄ ̄ / ./l     ヽ"  ヽ/ i
.      ', /     l       /    /  l/ `丶、  ヽ /   .i
       l      l      /     l  ヽ     ̄l     .l
       \    l      i     l / \     l    /
        \  :l      i     _,ヽ    \   l_, イ/
            \ ‐-=ニ__.i_,, -‐''"  \      ̄/   /
            ` 丶    ヽ       \    /   /

…ヨルムンガンドか。

「蛇だ! 蛇だぞ!」
「■■■!!!」
「にい、…フェンちゃんもヘラちゃんもやったからヨルちゃんもやってあげうー!」

キャスターが、ヨルムンガンドの頭に手を置く。
すると、蛇は姿を変え、一人の女性に。

                      _  -―-、_
                   '" ̄  ⌒\  \ `ー-、
                / -―-     Y  }) /⌒ \
               / ̄   '" ̄ ̄               \
              /  /      /  /   ⌒\ ヽ   ヽ
            /  /  /  /  /     /    ヽ     、
          / ノ    / / /   ,    /    l    l     Y
    {     // /  /  / /     l  l  ;     l   l  l     l
    {\_ /  /  /l   /     / {  l  !    l   l  }     l
      ̄/    '  /`! {∥   / | l  {         l ノ    }
      ////  !  / { ハト、             {    l       l  j
    / / /   |ミ斧气 トl Y  ;      {  l   l {    {  {
     { /l { {     ]{ f(兊、    {  { _  !  ゙、  い  \ l  、
     ( {   {\ {   {゙、乂少}l {   l  ト{  ̄"冖‐`、 八 l     ヽ  \
      乂 ト  乂 八 `''  ̄j从  { \{弋 \ \     `l      l   ヽ
       ヽl    \ \     {\! 彡笊トlメミ,,_ヽ Y   l }  l  l ヽ   }
         l乂  人  ̄        {  ` 乂辷少 )斧ヽ}  }j j } } } ハ }ノ
         /l  \ /\   , "       。冖''"ノ     j / / // }} /
     ヘ__/l  |/{ /\  ::;,,,__,    ー=ニ彡__彡 '/ / // //
     \ノ八  l/人{ / ヽ ""  _  --‐''" ノ} ノ  // / /
   __「 ̄ 人 \//  \{ヽ   ̄ ̄    ノ/ ノ_ノ___/_/ ̄
  (::::: ̄//ヘ ⌒\    }  _、_/ / /   ̄} ̄
   ヽ///{ {ヽL|く>\         ̄ ̄//      /
    ∨-くノ} }八\__ヽ>\/__   ///    /
   {彡__U ト┘::l\;;;::⌒~、t‐┐ ̄`< / _//廴
    ̄   廴::::::::::::::: ̄:::\\  <></ ̄ ̄  /}-┘
        {ヽ⌒)::::::/:::}::::`''ー--‐冖fーtT7// 八〉
          \\`~x;;;;;;:::::::::::::::::/:::l /l {/〈 l\>
            ヾx二ニフく⌒~--x;;;::::l {::∨::::∨ノ
  ....::::::::::::::::::::... Y::::j  /\`ー--彡" ̄⌒`冖f'" \

  ::::::::::::::::::::::::::::: }:::{ ノ:::/ ̄ ̄       └\ミ〉
      :::::::::::::::{:ノ/::ノ:::::::::............
        ::::::::::::::::`":::::::::::::::::::::::::::::::..........

「…うふふ、こんな姿もたまにはいいですね、…しばらくよろしくお願いしますよ、ママ」
「もっちろん! こっちこそよろしく!」
「…バーサーカーのマスターだ、よろしくな」
「よろしくな!」
「■■■!!!」

…さて、仲間も増えた、何をしようか。

貴方の昼行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価

下2

2:コミュ

…意志疎通をしっかりしておくか。

↓2、誰とコミュを取りますか?

ヨルムンガンドかなぁ。起きてたらお母さんだけど

【明記してませんでしたがお母さんは夜に起きます】

>>295 ヨルムンガンド

…せっかくだし、ヨルムンガンドとコミュニケーションを取っておくか。

「おーい、ヨルムンガンド」
「? どうしました? あ、あとヨルちゃんでいいですよ、長いですし」

…思ってたよりも気さくだな。

…さて、何を話そうか。

↓2まで話したいこと

ああ、元マスタードだった身内が暗殺されてるから、そっちでも気をつけて欲しい。
あとお互いに何ができるか話し合わないか。

>>297-298

…まあ、まずは世間話か。

「いや、やたら飲めそうな顔だからな。もしかして名の通りうわばみだったりするのか?」
「ええ、樽で七杯はイケますね。…一緒に飲みます?」

…と言われても、だな。

直下、鍵、↓2、フィナコ、どれだけ飲めるか。1ほど下戸、9ほどワク

鍵1:飲めない


フィナコ0:特殊

直下

123:弱いうえ、かなり悪い酒
456:脱ぎ癖あり
789:性格が淑女に変貌

7:飲んだ時だけ淑女

…俺は飲めないしな。フィナコに至っては。

「…いや、遠慮しとくよ」
「あら、残念ですね」
「…さて、本題だけど、お前が来る前に既にマスターが何者かに殺されてる」

そう言うと、ヨルムンガンドの瞳が細められた。

「…なるほど、私達にも気を付けろ、と」
「ああ、正直なところ、誰がやってるかが分からない、そういうところも含めてな」
「…私達は壊したり奪ったりするだけですからね、守るのは苦手ですが、…助言には感謝しますよ」
「ああ、で、お前たちを信じたうえで話すけど、差支えない範囲で何ができるか教えてくれるか? 特に戦闘面を聞きたい」
「…そうですね」

直下、情報何処まで手に入れられるか。【迫る危機】+2【特に隠す必要は無い】+1

0:特殊判定

直下

123:ライダー&アサシン襲来
456:三姉妹の全情報教えてくれる
789:戦闘意志のないファーティマさん

7:戦闘意志の無いファーティマさん襲来

突然、背後から声が響いた。

「それは私も興味がありますね」
「!?」
「伏せろ!」

フィナコに蹴り倒され、地面の温かさを感じる。
上下が反転した視界に映るのは修道女のような姿をした金髪の女性。

「セイバーのマスター!」
「…クッ、ツイていないな、こんな状況に」
「…あー、勘違いすることはないですよ、現在は戦闘の意志は無い」

その傍らに立つセイバーが両手を上げた。
…だが、この状況だ。フィナコが口を開く。

「信じるとでも?」
「…嫌な表情をするな、私の妹がいつだったかそんな顔をしていたぞ。…本当にあの娘は、どこであんなことに」
「…セイバー、今は無駄な感傷に浸らないで」

…今のところ、敵意は感じない。
もしかしたら、本当に…?

「…なら、何の御用ですか?」
「いえ、これを渡しておこうと思ってね」

そう言うとセイバーのマスターは一枚の紙片を投げてくる。

【ファーティマ・ローレンのアドレスを入手しました】

「? …何故貴女が」
「…説明はできないけど、それを渡さねばならないような気がしたの」
「…」

…何だ? 何の意図がある?
まさか、この人が? でもそれならこんな不審な行動をとるか?

「はあ、まあ、信じてもらえませんよね、ですが、私はここで撤退します」
「え?」
「…何となく、そうするべきだと思うんですよ」

風が吹く、そしてその体が持ち上げられ…。

直下、ファーティマ【啓示】判定、大成功以上で成功【???】+2

4:気づかない

上空の箱庭へと姿を消した。
…一体、何だったんだ?

【セイバー撤退、残り刺客陣営二騎】

「…あ、下着が見えた」

…俺は何も見てない俺は何も見てない。

【昼行動を終了します】


【ヨルムンガンドのステータスを一部公開します】

【真名】:ヨルムンガンド
【属性】:混沌・悪
  
【筋】:B
【耐】:C
【敏】:E
【魔】:D
【幸運】:E
【宝具】:-

                                     -‐-. . -‐‐- ,
                                  /: : /´: : : :`ヽ : : \
                                /.: : : : : : : : : : : : : : : : :∧
                            /: : : : : : / : : : : : : : : : : : : \
                              / : : : : : : |:: : : : :\\: : : :\: :\
                              | : : : : |: : !: :: :{ :\ ヽ:ヽ: : : : ヽ : ヽ
                              |: : } : :}_|\: :\__}: :}: :ヽ : : !: : :}
                               /: :/: :/ ,ィzzミ  ̄ ,zzミ }: :!: : | : : |: : :|
                           {: : { : :{、 弋ソ  弋ソ.}: :!: : | : : |: : :}
         __ -‐― 、           {: : `ミ三彡  ' __ _ ー=彡'} /.: : :} : :/
 ━━━━‐⊂二´` ヽ \――― 、___\__r=z-- 、 ヽノ ー=彡イ  ノノイ __, -‐― ヽ
        ヾ彡ヽ‐ __}  ` ー     ヽ <   /} }∨ヘ||ヽ _ イ {‐--‐ }´{ ̄ノ‐-- 、´ ̄   }
         `{、 ̄ ノ                ̄{_/'ー ' ∨ヘ! ヽ   ノ ||/´ ̄ ヽ           /
            ̄ ̄ ̄` ‐- __             ∨ヘ━━━━‐{ { { { {--}       ___/
                      ̄ ̄ ̄`\ ヽ     ∨ヘ       ||`〈`` ´ノ__/´ ̄
                             | | \    \ \     / / ̄´
                             | |  }    \ \__i_/ / !
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                           -‐ ´ /      ̄   ´  -‐ ´
                     /  , -‐ '         / /
                        /  /           / /
                         ∧               / /
                        } \   \            〈
                        /'\ \   ヽ __    /}
                   |  | \ ` ‐- __  - /!
                   |  | ̄ ` ‐- ___ -‐ ´ ∧
                   |__| ̄|          }_}__,//∨
                       ヽ|  |` ‐-===-‐ ´|____>"   ∨
                        '` ‐- __  -‐ ´j       ∨
                        ∧           j,.         ∨
                      ∧         j,ヘ       ∨
                          ∧          .j,∧         ∨
                        ∧           j, ∧

【特徴】:怪物

直下、他陣営行動判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流 【昼】-1

5:他陣営の日常

直下、奇数でライダー、偶数でアサシン

2:アサシン

【ニーナ:畑】

青空の下、腕立て伏せを続けるアサシンの傍らで、ニーナは呟く。

「…アサシン」
「何だ、マスター」
「…アサシンは、三代目、なんだよね」
「ああ、三代目山の翁、ハサン・サッバーハだ」

汗を滴らせ、暑苦しい笑顔を浮かべるアサシン。
その表情にため息を吐き、ニーナは足元の土をいじる。

「…だよねえ」
「?」
「私ってさ、才能が無いから、今回の戦争だって、迷惑かけちゃってる気がして」

ニーナの心に昔から巣食う自虐の感情。
つい吐露したそれに対し、アサシンはその背後に立つ。
そして驚いたニーナの頭を掴むと、静かに声を放つ。

「…ニーナ・ザッバーフ」
「え、な、何?」
「歯を食いしばれェッ!」

強烈な頭突き。脳が揺れるようなその一撃に、ニーナは頭を押さえ、尻餅をつく。

「い、痛い…」
「…舐めるな、努力を、否定するな、修練を!」
「あ、アサシン?」

ニーナが見たことの無い、真剣な表情。
そこに宿った怒りと強い意志にニーナは思わず姿勢を正した。

「マスター、俺の一番嫌いな人間を教えてやろう、俺はな、才能が無いことを言い訳にする人間が大嫌いだ!」
「で、でも」
「でもも何もない、才能がないなら努力をしろ、才能を持っている者に根性と努力で迫れ」

アサシンの言葉はどこまでも愚直で、間抜け。だが、彼は心からそれを信じて語る。

「確かに才能の如何は存在する。それを超えられないときも存在するだろう」
「だったら…」
「だからこそだ、そこに近づくまでに血を吐き、体を砕いた努力は無駄になるのか? 俺はそうは思わん!」

アサシンが握りしめた拳に、ニーナもつられて拳を握る。

「そんなことを言う人間は、俺がハサンの名に懸けて殺す!」
「で、でも、それが正しいって、誰が、誰が」
「俺がいる」

その言葉に、ニーナは目を見開いた。

「…アンタの努力を俺は否定しない。アンタが積み上げたものを否定などさせるものか」
「アサシン」
「だから、より多くの物を積め、より多くの努力を続けろ。それが、俺を呼んだアンタの務めだ」

大きく、厚い手がニーナの頭を撫でる。自らが目標とするべきそれの理解、そして認可。
それを受け取ったニーナは今にも泣きだしそうで。

「大丈夫、アンタならできる。ニーナ・ザッバーフ」
「…ありがとう、アサシン」

アサシンは白い歯を見せ、笑みを作る。

直下、アサシン思考判定

123:暗殺
456:索敵
789:待機

5:索敵

「では、まず敵を探るぞ!」
「はい!」

直下、失敗以下でこちらが発見される、上で何も発見できず

6:発見される

「…断層にバーサーカー、キャスターを確認」
「了解した。…行くぞ」

その表情は変化する。暗殺者のソレへと。

【他陣営の行動描写を終了します】


「…お前、本当に蛇なのか?」
「ええ、そうですよ、鱗上げましょうか?」

…おおう、それはうれしいな。

「うふふ、それにしても恋人と二人、ですか。いいですね」
「…? 恋人?」
「? あれ、違うんですか?」

…誰の事だ?

「…ううん」
「あ、マスター! おはよう!」
「…ああ、悪い夢では無かったようですね」

…母上も起きたか。


貴女の夜行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価

下2

あれ、発見されちゃったの?

2:コミュ

…ならば、母上と話をしておくか。

「母上」
「ひっ、…い、いえ、これでは、いけません。キャスターとも話をしたではないですか。…何ですか、フィナコ」

…久しぶりだな、母上と話をするのも。

↓2まで、何を話すか

どうして自分を怖がるのか、自分と仲良くして欲しい

>>329
これ、発見されてないんじゃ…ケジメ案件ですかね?
あ、安価下で

鍵についてどう思うか

>>335 >>340 はーい、ケジメ案件でーす。
>>339 >>341

…積年の思い、今ここで。

「…母上、何故私を怖がる、私は貴女を愛している。だから、その、仲良くしてほしいのだが」
「…」

…どうだ?

直下、成功以上で教えてくれる、失敗でやっぱり無理

1:むーりー

ケジメボーナス発動、もう一回。

直下、成功以上で教えてくれる、失敗でやっぱり無理

1:どうしても無理

「…ごめんなさい、フィナコ、私は」
「…そうか」

…ならばこれ以上聞くのは控えよう。
またその時が来れば語り合えることもあるだろう。

「…では母上、鍵の方へ行ってくれ、アイツも何か話したいことがあるようだ」
「…鍵、彼、ですか」

直下、フェニクスから鍵への感情判定、1ほど不審、9ほど信用

0:特殊判定

直下

123:嫌悪(主に樹の入れ知恵による)
456:利用
789:鍵とのイベント発動、理由を鍵に話してくれる

4:利用

「…」
「母上?」

…どうしたのだろう、今、何か妙な表情を。

「…いえ、何でもありませんわ。…彼とは仲良くしておきなさい、フィナコ」
「? あ、ああ」
「…シュトルムも亡き今、もしもの時は彼を…」

…何か聞こえた気がするが。

「■■■…」
「どうした、何を唸っている、錠」

…どうも、メランコリーな夜だ。


【夜行動を終了します】

直下、他陣営行動判定、成功以上で戦闘勃発、継続以下、失敗以上で他陣営の日常、大失敗以下で敵陣営合流 【夜】+1

2:陣営合流…できず

【ザンツ:港】

夜の闇に包まれ、ザンツは目の前に立つ二人に申し訳ないというように頭を掻く。

「あー…」
「あー…」

ニーナも同様に顔を落ち込ませ、落胆の表情を。

「…何か、ゴメンね」
「いえ、大丈夫ですよ」

ザンツの背後に隠れるライダーはアサシンを指す。

「…ボク、アイツ嫌いなんだよね」
「こら。…そうだね、情報収集でもしておこうか」
「ですね…」


直下、情報収集度

123:自陣営の場所判明
456:キャスターの宝具詳細
789:特に何も

5:キャスターの宝具判明

「…僕の持ってる情報だけど、おそらくキャスターの真名はアングルボザ」
「えーっと…北欧の巨人、でしたっけ」
「うん、で、宝具は予想つくと思うけど」

ザンツはニーナに宝具の詳細を語る。

「…なるほど、これ以上戦闘ユニットを召喚させるのは不味いですね」
「だろ? なるべく早めに片づけておきたいよね」
「…ありがとうございます。あ、もし何かご用事があれば呼んでくださいね」
「…ああ、努力するよ」

手を振り去っていくニーナ。その様子にザンツは首を捻る。

「…何だか、元気になったと思わないかい?」
「そうかい? ボクはあまり分からなかったよ」

【キャスターへの警戒度が上昇しました】

【他陣営の行動描写を終了します】


【三日目】

…まずいな、現在段階で残った陣営の居場所すらつかめてない。
そういやヨルムンガンドに聞くはずだった詳細も有耶無耶だし。

「あ、マスター! 【怪物の胎】、使っておくにい!」
「ええ、私も昼までには工房化を仕上げられそうです」

…準備はできてきている。

さて、何をするべきだ?

「…とりあえず起きろ! フィナコ!」

貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価

下2



そういや補正付くスキル鎧さんになかったっけ?

>>361 あー…【ハイスペック】がありましたね。じゃあ気づいたことにしてこのままだと襲撃される方向にしましょうか。

というわけでそれをふまえてもう一度


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:移動
5:自由安価

下2

5.奇襲対策

>>364

【というわけで本日はここまで。これもケジメどっかにつけますね。着々と外堀を埋められていく鍵くんの明日はどっちだ】

【死者の集いとかやってみたいけどほとんど第二次勢という。今のところ六人? 再開】

5:奇襲対策

アサシンが残ってるのか。
…うーん、あの性格で暗殺ができるのかははなはだ疑問だが、用心するに越したことはないな。

「誰か、奇襲対策出来る人間はいないか?」


直下

123:ないよ
456:気休め程度ならあるよ
789:あるよ

【しかもその半分殺したのは二代目貴女】

4:気休め程度ならあるよ

「錠に察知させればよいだろう」
「■!」

…正確性に欠けるんだよなあ、バーサーカーの鼻。

「姉さまがいればもう少しマシかもしれませんけどね…」
「? 何かそういうスキルでも持ってるんですか?」
「いえ? 姉さま狼ですし」

…バーサーカーと同じ理屈ね。
…まあ、無いよりはマシか。

「バーサーカー、じゃあ、警戒お願いするな」
「■!」

【朝行動を終了します】


直下、襲撃陣営【ハイスペック】+2【女性不信】-1

123:ライダーのみ
456:アサシンのみ
789:ライダー&アサシン

7:一緒に来たよ

というわけで直下、ライダー【詩篇と共に駆けよ鉄騎隊】判定【ルーラーに怒られた】+2

123:-2
456:-1
789:変化なし

5:-1

さらにアサシン奇襲判定

アサシン【心意降魔】発動

◆【心意降魔(ザバーニーヤ)】
 ランク:C  種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大補足:1人
 山の老翁、ハサン・サッバーハの三代目、降魔のハサンの奥義。精霊降霊術
 自身の肉体を器として最上級の精霊(マリードのジン)を降ろし、その超常の能力で瞬時に敵に肉薄、肉体をもぎ取るという形で暗殺を行う
 本来、悪性のジンに取り憑かれれば狂人となり社会に破滅を振りまく存在となるが、
 アサシンは極限まで鍛え上げた心技体により、ジンの精神汚染を押さえつけ、短時間ながらその能力のみを肉体で発揮できる様になる
 その行動速度、攻撃速度は最早認識の埒外。「見てから反応する」ではどれほどの反射神経であっても遅すぎ、
 純粋な肉体の強度による防御か、若しくは運良く初動を潰して攻撃失敗させるのに 期待す るしかない
 あらゆる暗殺の才が無かった降魔のハサンが、修練のみで辿り着いた一つの答え

 【宝具発動後、即座に敵サーヴァントに暗殺、負傷判定】
 【コンマ判定表 1-2:失敗 3-5:判定差:+2 6-9:敵負傷判定 0:暗殺】
 【なお、この暗殺に掛けられる補正は運、若しくは耐久のステータスのみである】
 【暗殺判定終了後、以降3ターンの間アサシンの全ステータスを一段階上昇、対魔力消失、ステ差を無い物として扱う】

直下、暗殺判定、コンマ判定は上記の通り

9:負傷

直下、負傷サーヴァント判定

123:全員
456:ヨルムンガンド&キャスター
789:キャスターのみ

3:全員、よって補正-2

断層の先に佇む箱庭側を発見したニーナとザンツ。
その姿にニーナはザンツと目を合わる。しかし、その間にライダーとそれをとりまく人間が割って入る。

「…ザンツに近づかないでよ」
「いや、そんなにガードされてたら近づくに近づけないよ」

ニーナはライダーに対し、困り顔を向けるもどこ吹く風。
諦め、アサシンと視線を交わす。

「…奇襲、かける?」
「折角アサシンがいるんだ、そうしない手は無い」
「…了解、お願いするね、アサシン」

ニーナの願いに、アサシンは親指を立て、暑苦しいほどの笑顔を見せる。

「…無論だ、山の翁の秘儀、見せてやろう」

だが、その目は一瞬で研ぎ澄まされたナイフのごとく怜悧に。
その変貌に、ライダーも息をのんだ。

「見ていろ、マスター。アンタが目指す先を、俺の進んだ軌跡を」

アサシンは指に嵌めたリングに触れる。
と、莫大な魔力がアサシンの身に宿った。
熱気を放つそれに、アサシンは根性と努力で打ち克った。

「【心意降魔】!」

瞬時に、箱庭のサーヴァントに接近し、その肉を抉り取る。
無駄な動きが一切存在しない、速度と呼ぶのがおこがましいほどの迅さ。

「すごい…」
「…すさまじいね、あの動き、僕と似ている。ただの才能じゃない、凡才が血のにじむような努力の先に辿り着いた奇跡だ」
「…でも駄目だよ、努力だけじゃ、凡人が、いくら、努力したって、そうだ、駄目なんだ」

一方の箱庭陣営は突然の襲撃に息をのみ、対処を遅らせる。
といっても、対処のしようなど、無いのだが。

「■■■!?」
「なっ!?」
「い、痛いにい!?」

蒸気を吹き上げ、熱を帯びたアサシンの姿を捉えることは狂戦士たるバーサーカーにも至難の業。

「き、奇襲!?」
「錠! 何故お前の鼻が利かんのだ!」
「生憎だな、狂戦士、その程度の力で、俺の動きを捉え切れると思うな」
「…ッ! アサシンか!」

叫ぶ鍵の喉に短刀が放たれる。
寸でのところでフィナコに蹴り飛ばされるも、攻撃は止まらず。

「…こちらは私が」
「ふん、いい顔になったな、マスター」
「くっ!?」
「僕もいる、覚悟はいいかい?」

現れたライダーとそれぞれのマスター。
絶望的ともいえる力の差。第五クール、最後の戦いが幕を開ける。

【そういやこんなスキルありましたね】

【踊る淫魔(ダンシング・ファニーバンプ)】
趣味で始めた踊り。
荒々しいその踊りは、無自覚に他人を誘惑する。

≪使用時、一定の魅了効果を持つ≫

≪使用時、自分に注意を集中させることが可能になる≫

直下、効果判定

123:効果なし
456:ライダーに操られた人間を停止
789:ザンツがビビッて行動停止

2:効果なし

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1【人数差】+1【陣地】+1
【心意降魔】-1【詩篇と共に駆けよ鉄騎隊】-1【無窮の肉体】-1【カリスマ】-1【負傷】-2

総計-2


↓2、マスター戦、戦況判定、1ほどニーナ有利、9ほどフィナコ有利

【人数差】+1【太陽の加護】+1
【山の翁の暗殺術】-1【ハイスペック】-2【理想偽者】-1

総計-2

3:アサシン有利


1:ファンブル


直下、ファンブルの結果

123:フェニクス気絶
456:フィナコ気絶
789:誰か負傷

5:フィナコ気絶

よって【勇者の素質】発動


【2ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1【人数差】+1【陣地】+1【母の愛】+1
【心意降魔】-1【詩篇と共に駆けよ鉄騎隊】-1【無窮の肉体】-1【カリスマ】-1【負傷】-2【有利】-1

総計-2


↓2、マスター戦、戦況判定、1ほどニーナ有利、9ほど鍵有利

【太陽の加護】+1 【勇者の素質】+2
【山の翁の暗殺術】-1【ハイスペック】-2【理想偽者】-1【有利】-1

総計-2

2:アサシン有利

1:ファンブル

直下、ファンブルの結果

123:鍵気絶
456:フェニクス気絶
789:誰か負傷

2:鍵気絶


【3ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1【人数差】+1【陣地】+1【母の愛】+1
【心意降魔】-1【詩篇と共に駆けよ鉄騎隊】-1【無窮の肉体】-1【カリスマ】-1【負傷】-2【有利】-1

総計-2


↓2、マスター戦、戦況判定、1ほどニーナ有利、9ほど鍵有利

【太陽の加護】+1
【山の翁の暗殺術】-1【ハイスペック】-2【理想偽者】-1【有利】-1 【人数差】-1

1:ファンブル

1:ファンブル

【…マスター全員気絶により強制終了となります】


直下、この後

1:慈悲は無い、ゲームオーバーである
2:令呪全画消費し撤退

どちらがいいか、23:35より多数決、先に三票

どのみち全画消費したらバサカ制御出来ずに終わりそうだが

2:というわけで全画消費し撤退【第五クール、勝者、刺客陣営】

直下、刺客陣営入手報酬

123:令呪一画
456:魔力結晶
789:使い魔セット

>>418 相性はいいので殺しにかかることは無いかと。ただ、戦闘本能に襲われた時止められませんね、ですがそれはフィナコも一緒なので。

0:特殊判定

直下

123:「さようなら」
456:令呪二画
789:何もなし

3:さようなら対象

直下

123:貴方or貴女
456:フェニクス
789:ニーナ

3:…フィナコor鍵

直下

123:両方
456:鍵
789:フィナコ

3:両方

【GAMEOVER】

残りコンテニュー回数一回です

どこから再開しますか? 23:48から先に三票

1: >>424
2: >>431
3: >>435

1: >>424

0:特殊判定

直下

123:「さようなら」
456:令呪二画
789:何もなし

8:何もなし

【…本日はここまで。本スレはよほど運が悪くない限りゲームオーバーにならないことになっています。ので、こういう事態は想定してないんですよ…胃が痛い】


質問、アドレス投げつけるとかはできるのかな

>>456 難しいでしょうね、仮にできたとしてもフィナコの存在でザンツは連絡してこないでしょうし

乙、質問だけどルーラーやセイヴァーとの協力体制を敷く事は可能?

>>462 どのみち大戦状態に突入しますので、そこで選択肢を選べれば可能です。
まだ、誰が今回箱庭の遊戯聖杯を奪おうとしているか不明な分、次、つまりハードモードへ向かう最後の箱庭交流ターンは色々考えないといけませんが。

【適当でいいんですよ、適当で。少し再開】

「痛みを感じさせはしない…!」

ライダーのマスターが全身を使ったタックルを。
一見、思考停止の攻撃に見えるが、重心、当てる部位、その全てが緻密な計算の下に仕組まれている。

「…! よけるぞ!」
「無論だ!」
「どちらに!?」

際どいところで体を躱す。皮膚が引き裂かれるような感触。
アレが直撃していたらと思うとぞっとする。
だが、その大ぶりな攻撃はその分スキが大きい。躱してしまえさえすれば…!?

「う、嘘だろ?」

突如現れた人の群れ。その中に鎧の男はまぎれ、姿は見えない。
…! ライダーの宝具か!
見るとバーサーカー達も人の群れを効率的に使うアサシンとライダーに翻弄されているようだ。

「クソッたれ! …こう人が多いと」
「なら蹴り飛ばしてしまえばいいのだ!」
「待て! フィナコ!」
「待たん! 喰ら…!?」

不意に、フィナコの体が傾ぐ。
そして、糸を失った人形のように地に倒れ伏した。

「フィナコ!」

何が起こった!?
その答えは、俺のすぐそばに現れる。

「油断大敵ですよ」
「!?」

人の波から突然現れるニーナ。
その動きは影のように、まったく接近を気づかせず。獣のように、針を突き出していた。
…睡眠薬やその類だな!?

とっさに首をのけぞらせ、ニーナの腕を掴む。
やはりな、薬物で強化されているとはいえ力は女のソレだ、引きはがせないだろう!

「形勢逆転だな!」
「…?」

ニーナが首をかしげる。何故だ?
と、背後から地を揺らす重低音が。
そうだ、忘れていた、ライダーのマスター…って、手が、絡めとられてる!?

「…油断大敵だよ」

そのまま身動き一つとれないところにダンプカーのような衝撃が襲い掛かる。
中空に飛ばされる俺が最後に覚えているのは、アサシンになすすべもなく蹂躙されるバーサーカーと、針を打ち込まれ倒れるフェニクスさんの姿だった…。

【バーサーカー、キャスター撤退、第五クール勝者、刺客陣営】

「ぐあああっ!!!」

目を覚ます、何処だ! あの下等生物どもは!

「…ああ、フィナコ、起きたかい」

見ると父上が目を真っ赤に腫らして突っ立っている。

「…シュトルムが死んだそうだね」
「ああ、死んだ」
「…誰が、誰がやったんだ」
「…そんなことよりも、鍵は! 母上は!」

…と、父上の顔が歪んだ。

「…ああ、そうだったね、お前はそういう人間だ、フィナコ。…二人は自分の部屋で休んでいるよ。…今日は遅い、ゆっくり眠りなさい」

そう言うと父上は去っていく。
…その先にあるのは。

「…兄、か」

↓4までコミュしたい相手を、フィナコ、鍵のどちらでコミュを取るかも併記。重複は下にスライド
【現在、箱庭陣営以外はファーティマ、ミカン、ニーナ、監督役とコミュが可能です。もちろん、貴女、貴方どちらかをコミュ相手に選ぶことも可能です】

もうどう動くべきかピンともこないや

鍵で樹

【結構人いますね、時間制限付けた方がいいのかな】

>>476-479

…目を覚ますと、そこはすっかり見慣れた天井だった。

…令呪が全画消費されている。だが、バーサーカーの唸り声は聞こえるな。
とりあえず脱落の憂き目にあうことは無くなったらしい。

…しかし、色々ありすぎた、その中でも一番はシュトルムさんの死。
この箱庭の誰かが、その犯人だ。

…安っぽいミステリーだな。

とりあえず、顔でも洗おう。

そう考え、部屋を出ると、樹と鉢合わせる。

『…!?』
「おい待て止めろ、そんな怯えた顔を見せるな」

…わざわざスケッチブックに感嘆符書き込みやがって。
…何か話すことはあるだろうか。

↓2まで話したいこと

結局あの杭はなんだったの?

>>483-484

…さて、こんな事態だ、まず互いの情報をハッキリ把握しておきたい。

「なあ、樹。シュトルムさんが殺されたのは知ってるな?」
『…まあね、正直なところ、僕は君が犯人じゃないかと考えてる』

…!? おいおい、待て待て。
どうも妙な印象を持たれてるみたいだな。…この様子だと、フェニクスさんもそうだろうな。
…仕方ない、ここは正直に誠意をこめて話すほかない。

「…言っておく。俺たち二人は犯人じゃない。…この戦争には何かがいる。それは殺しをいとわない人間だ」
『…なら君のガールフレンドも同じじゃないかな』
「…そんなわけあるが、アイツはむやみやたらに動く人間…だが、その、あれだ、えーっと」

…リアルバーサーカーだからな。よくもまあ、これまで一人も人を殺さずに生きてこれたよアイツ。

「…だけど、違う」
『根拠がない』
「違う。…俺は信じてる。だからというわけじゃないが、協力していこう、こんな状況だ」

…ああ、クソッ、こう、言葉が出ない。

直下、成功以上で関係改善【野獣】-1

3:失敗

『…』

…やっぱダメか。

「…じゃあ、もう一つだけ、お前のランサーは一体何なんだ? あの杭は?」
『教えると思ってる?』
「…正直俺たちのバーサーカーに対抗できるサーヴァントだと踏んでる。なら別に構わないだろ?」

…難しいか?

直下、大成功以上で真名、成功以上で宝具情報を教えてくれる【野獣】-1

1:教えてくれない

『やだよ。僕はね、君が思っているより打算と損得勘定で動くんだ』

そう言って樹は去っていく。
…クソッ、何だか妙に嫌な予感がする。


…母上に会いに行こう。
なぜそんなことを思ったのか。分からない。
だが、決着は付けなければならない。自分と母上の関係には。

「母上」
「…フィナコ、ですか」
「入ってもいいですか」
「…」
「あの時の話の続きがしたいのです」

直下、成功以上で話してくれる、失敗でやっぱり無理【二回目】+1

9:話に付き合ってくれる

…音も無く扉が開かれる。

「…入りなさい」

上品に設えられた調度。
落ち着いたその空間に小柄な母が頑張って下ろしてくれたクッションに腰を落ち着ける。

…何を話す?

↓2まで話したいこと

シュトルムは誰にやられたのか
キャスターにも聞いてみる(たしか陣地だったし)、何か知らない?なんでもいい

【安価確認しました、一時離脱】

【13日の金曜日が終わるとそこに待っているのは例の。 再開】

「…」
「…」
「…その、何だ、母上。兄の仇は私が討つ。母上がそれを望むなら」

…ああ、私は何を言っているのだ、私らしくもない。

直下、フェニクス感情判定、大成功以上で…? 成功以上で理解を示す、失敗で不信を吐露、大失敗以下で…?

>>496 はこのレスで確定

5:不信を吐露

すると、母上は口を開く。

「…正直な話をしましょう、フィナコ。私は貴女達を怪しんでいます」
「!?」

な、何だと…?

「…あの状況、そう思っても仕方がないじゃないですか。ましてシュトルムは貴女と仲が良くなかった」
「それだけの事で私が兄を殺すと!?」
「ええ、貴女はそういう人間です」

…まいった、とんでもない勘違いをされているようだ。
私は理由が無ければ人に暴力は振るわない博愛主義者だというのに。

【新たな人間関係が構築されました】

フェニクス→貴女【不信/恐怖『…私は貴女を信じられません』】

…まあ、こうしていてもしょうがない。

「…では母上、話してくれますか、何故、母上が私を恐れるのか」
「…そう、でしたね」

直下、成功以上で話してくれる【二回目】+1【不信】-1

どうでもいいけど>>503
継続に関しては何も書かれてないんじゃね
いや、継続以下で不信ってことなんだろうが

9:話してくれる

「…あれは、貴女がまだ幼いころ」

私は、魔術回路が無い貴女を心配していました。
どうしてこのような悪しき奇跡が起きてしまったのかと天を憎みさえしました。

…幸いにもシュトルムが優秀だったため、貴女自身にその矛を向けることはありませんでしたが。

ですが、ある日私はその考えを改めました。
貴女の奇跡に嘆くのではなく、貴女が悪魔の子だからそのようになったのだと。

「…その理由は?」

…子供というモノは、その無邪気さゆえ時に残虐なものです。
虫を嬉々として炙り、殺し、人形の腕をむしり取る。

…それは誰にしも成長の過程で通る道です。私にもそんなことは分かっています。
ですが、その経験は子供に命の意味を教え、成長する糧となる一つの儀式でしょう。

…貴女の場合を除いて。

貴女が初めて命を殺したとき、私は戦慄したものです。
殺されたのは猫。…無論悪しき事です。目を抉られ、針金に縛り上げられ、無残な物でした。
…しかし、私が怯えたのはそれだけではありません。

貴女の、振るまいに私は怯えたのです。

貴女は、子供のように、嬉々として殺していなかった。
ただ淡々と、作業のように、息を吸うように、殺していたのです。
喜びもせず、怯えることもせず。
ただ淡々と、淡々と。それが、あたりまえだというように、道具を使いつぶすように。

その横顔を見たとき、私は理解しました。

「ああ、この子は人間ではない」

と。
…そんな化け物が私を母と慕うのです。
怖気がしました。悪夢のようでした。

貴女のその笑顔の下に、何が潜んでいるのか。
貴女の振る舞いは、それを覆い隠す演技ではないか。

「…そう思うと、私は、貴女に恐怖を覚えずにはおれません、フィナコ」

…うーん、よく分からん。
猫を殺した記憶はあるが、それは後々、どこまでしたら死ぬかの研究のためだしなあ。
…そもそもこの世のすべては私の所持物。鍵が必死こいて止めるから色々とやらないだけで。

…どうしたものか。

「…これで十分ですか、では、もう私は寝ます。…出て行ってください」
「…ああ、お休み、母上」

…ふう、覇者というモノは辛いものだな。


…さて、折角アドレスを貰ったんだ。連絡を取ってみるか。

「…バーサーカーのマスターですね」
「はい、えーっと」
「ファーティマ・ローレンです」
「ファーティマさん、ですね」
「ええ。…ところで、ご用件は?」

…何を話すかね。

↓2まで話したいこと

シュトルムさんの件で、何か気付いた事は無いか

>>511 基本的に成功とだけ書かれてる場合は成功以上で継続からを失敗と扱います。

>>513-514

「えーっと、あのときシュトルムさんの死体を見ましたよね」
「…あの男性の死体ですか。ええ、確かに」
「…誰に殺された、とか心当たりはありませんか?」
「…つまり、私の仲間を疑っていると?」
「はい」

しばし考え込んだ後、ファティマさんは口を開く。

直下、成功以上で有力情報、失敗でも何らかの情報

9:クリティカル

「…まず、外傷ですが、アレは確実に刃物によるものでしょう」
「…それは分かります」
「そして、私の陣営でそのような傷をつけることができるのは、サーヴァントではセイバー、ランサー、バーサーカー」

…バーサーカーもか。基本的に噛みついたり弾丸だったりでそこまで把握できてはいなかったな。

「もちろん、その他のサーヴァントも使えば使えるでしょうが、錬度が弱いかと」
「ライダーのサーベルじゃあそこまでの傷は」
「無理でしょうね。加えて、マスター側はさらに少なくなる。…ハインリヒさんと、私くらいのものです」

…? ファティマさんが?
どう見てもそんな熟練者には見えないが…。

「…意外に思われているようですね。これをご覧ください」

というと、ファティマさんの手から見えない刃が飛び、壁に切り傷を付けた。

「風を応用したカッターです。これなら人一人切断するのは容易い」
「…確かに」

◆嵐の加護(エンリル)
 彼女の一族に与えられた異教の神の加護。
 メソポタミア神話の嵐の神、エンリルに仕える神官の血筋によるもの。
 強力な風の魔術を行使できる他、風や天候に深い造詣を得る。

…そうなればかなり限られるだろうが。

「言っておきますが、私ではありません」
「そう信じたいです」

…さて、じゃあ他には。

「何か怪しい物とか、人とか見ませんでしたか?」

直下、成功以上で有力情報、失敗でも何らかの情報

6:情報入手

「…怪しい人物、ですか」
「ええ」
「…素性が知れないのはやはり白刃くんでしょうね」
「…というと」
「バーサーカーのマスターです」

…ああ、あの妙にテンション高いヒャッハー人間か。

「彼だけは飛び入り参加なので…あとは割と素性はしっかりしていますよ」
「…そう、ですか」

…バーサーカーも刃物を扱える。
ならば、もしかすると。

「…そういえば」
「他に何か?」
「今回のクール、報酬が貰えていません」
「…ってことは」
「父…いえ、監督役に何かあったのやも」

…もしそうなら、この聖杯戦争全体の問題だぞ。

「…私が話せるのはここまでですね」
「いえ、ありがとうございます。…感謝します」

そう言って頭を下げるとファティマさんは静かに微笑んだ。

「ふふ、そういう真摯で正直な部分は好印象ですね」
「…といって、腹の底では笑ってるかもしれませんよ」
「いえ、それはないでしょう」
「どうして言い切れるんですか?」
「私の直感です」

【新たな人間関係が構築されました】

ファティマ→鍵【友好『そういった態度は好印象です』】

そう言うとモニタの映像は切れる。
それにしても、色々と情報が手に入った。さて、あとは…。


「…またですか、それとも当てつけですか、この薬、結構作るの面倒なんですよ」
「いや、な」
「…まあ、いいです。せいぜい彼女さんに嫌われるがいいです」

…いや、だからそういう関係じゃないんだって。

↓2まで何を話すか

報酬が貰えて無いってどういう事?監督役に連絡しても通じなかった?

あてつけでもないし、別にまじめな話が出来るなら一番最初の普通の状態でも問題なんだが…
取り敢えず、アンタたちを信頼できると信じて情報を流す。そっちのバーサーカーには気を付けた方が良い
あと、前回夢を見た話の続きを聞いてもいいか?

シュトルムさんが殺害された件で情報をきいて回ってる
白刃くんについて戦略上問題ない程度聞きたい

>>526-527

…とりあえずは軽くジャブから。

「…アサシン、強かったな」
「当然です、我らが信じた山の翁なのですから」
「…冗談抜きに敵には回したくないよ」

本心をそのまま告げる。
…心なしか嬉しそうだな。

直下、ニーナ調子のり判定、成功以上で >>528 >>529 のどちらかを問える

3:失敗

…ま、余計なこと聞いて気分損なってもあれか。
聞くべきは…。

「そういえば、監督役から報酬が貰えなかったんだって?」
「あ、ええ」
「…連絡はしたのか?」


直下、連絡したか

123:してませんよ?
456:しましたけど通じませんでした
789:しました。ちゃんと理由も言ってくれましたよ

3:してませんよ?

「してませんよ?」

…コイツ、本当にマスターとして大丈夫か?

「…そ、そうか」
「はい。…えーっと、そろそろ」
「…ああ、分かった、時間だな」

モニタを切る。…監督役か。こちらから連絡してみるか?
もし、敵が監督役を倒しているなら。…いや、ルーラーがいるか。でも、アサシンならあるいは…

↓2、監督役に連絡を取ってみるか否か

とる

>>537 とってみる

…一応気になるしな、連絡取ってみるか。
モニタを点ける。…コール音。繋がるか?


直下

123:???
456:出ないよ
789:出たよ

4:出ないよ

…ただ空しくコール音が響く。

…まさか、本当に?

…明日の朝になれば分かるはずだが。

【というわけで本日はここまで、おつかれさまでした、よきバレンタインを】

【みんな謎解き楽しんでるっぽいので】

第六クール初っ端から犯人というか黒幕ぶち込みますか?

それとももう一クール終わらせた後、衝撃の真実ゥ! のほうがいいですか?

               /: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :` 、 : : : \
                /: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : : : :ヽ
                /: : :/ : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : \: : : : :\ : : : :.         「謎解きフェイズ、悪くないわね」
           / : :/: : : : : : : /: : : : : : : : /: : : : : : : : : ヽ: : ヽ : : : : : : :.

             i: : /: : : : : : : /: : : : : : : : /: : : : /: : : : : : :!: : : !: : : :ヽ. :∧
             |: /: : : : : : : /: : : :/ : : : / : : : : |: : : : : : : |: : : |: : : : : | : ∧
             |: |: : : : : : : :|: : : : |: : : : |: : : : : :!: : : : : : : |: : : !: : : : : !: : | !
             |: |: : : : : : : :|: : : : |: : : : |: : : : : :|: : : : : : : |: : : !: : : : : !: : | !      「ただ、そろってる情報は少なすぎるけど…」
             |: | : : : :i: : : |: : : : |: : : : |: : : : : :|: : : : : : : |: : : !: __ : : |: : j/
             |: | : : : :|: : : !: : : : !: : : : |: : : : : :!: : : : : : : !: : :/: : : : レ'
             |: | : : : :|: : : |: : : : |__|__: :!: : : : : : _j_∠ -=ニ/:「
             |: | : : : :|: : : |__|__| ̄_二>―  〃 ,.ィf斥F7: :!
             |: | : : : :| : : : :!: : : | _,>rf赱ミ、        込r彳 /: : :!         「謎解きに成功したら大幅な+補正を考えておきましょう」
             |: | : : : :| : : : :|: : : :≪ 弋z少        ,'      ': : : :|
             |: ! : : : :!: : : : :|: : : :!           {     ,': : : : :!
             |: : : : : :| : : : : :!: : : :!         _ ノ   /: : : : : |
.              ∧: : : : :| : : : : :| : : : !         _    ,イ: : : : : : |
           /: : \: : :! : : : : :! : : : !\      '´_  /: :|: : : : : : :!         「再開時に安価を取るからそれまで考えていてね」
           /: : : /: \|: : : : : |: : : : !  `  、     / L_: :!: : : : : : |--、
            /  /: :/:/\: : : :! : : : |ヽ    > ‐ァ'、三三≧ 、 : : : |三∧
        / : : //三/三ニ>、|\: : | \     /  \三三三 > 、!ニ /∧
        /: : /三三:|三三三∧ \|   \  /     \三三ニ:/三ニ!三∧
       / /三三三ニ!三三三 ∧   |    >― 、___\三 /三三:!三 ∧    「DDDとうみねこ散の小説はまだ出ないんですかね」
       /三三三三ニ:|三三三ニ∧  |   /      \三三三三三 |三三 |

     /: : : : /: : : .:': : .|: : : : |: : :|: : : : :|: : : : :ヽ: : : : : :.:l.:.|: : : : :
     .' : : : : ': : : :. | :l.:.|: : : : |: : :|: : : : :|: : : : : :| : : : |: : l.:.|ヽ: : : :   「現在集まってる情報を列挙しておくわ。…ただし、これは手に入れた情報に過ぎないということを忘れないで」
    l : : : :.|/|: : :.:| :|.:.|: : : : |_:_:」 --:.、|: : : : : :| : : : |: : l.:.| .:.\ :

    |: : : : :| 」_:_:_:|_:|.:.|: : : : | : |_:_: :_:.|`: | : : :| : : : |: : l.:.|.:.:.:.:.:ヽ
    |: : : : :|._l>‐‐´`ー'───‐'rァ'マ`'く、|:ー亠─┴‐r< .:.:.\i   ・シュトルムの死体【垂直に真っ二つ】【刃、あるいはそれに準ずる傷】
    |ハー'爪 ,ィナメ、     '´{r'。::.) }} }〉ー.: : : : : : :| ヽ}\: :.:|

      |.ハ/{ {r'。..)}`      弋ュ...ソノ/|: : |: : : : :.:..:|、 ハ: :\!
      |: : { 弋_.ツ          ´¨¨¨´ |: : |: : : : :.:.:.|ノー‐-./    ・容疑者【刺客サーヴァントは剣・槍・狂】【刺客マスターは剣・隷】【白刃は素性不明】
      |: :.ハ   `¨  |             |: : |: : : :.|: : | : : : /: :
      |: :. ハ      '、             |: : |: : : :.|: : |: :/ |: : :
      |: : |: ::、     __            |: : |: : : :.|: : |'´   |: : :    ・監督役【連絡が取れない】
      |: : |: : :ヽ    ‘ー `         |: : |: : : :.|: : |    |: : :    
      |: : |: |: : :ヽ、   ー        /|: : |: : : :.|: : |    |: : :
      |: : |: |: : : :|: \         . イ !: : ': : :.:.:|: :.′  |: : :    ・相手の目的【聖杯の奪取】【救世主?】【令呪が関係?】
      |: l |: |: : : :|: : ! \ _  -<   / : /: : : :.:|.:/    |: : :    
      |: l |: | : : :」-┘   |::::|ハ    //:./: : : : ://     .|: : :
      |: l |: >'´      |::::| .|    //.:厶/--‐'´\ .    |: : :    「ここに挙げていない中にもヒントは散りばめてあるはずよ。赤とか青とか使えればいいのだけど」

セイヴァーの”善性の相手だからやりにくい”。
戒の”自分が正しいと信じてる人間”も重要な証言かな?

>>554 ですねえ。…一応予測はできないことにはなってませんよ。
一番分からなかった情報もヒントは提示されましたし

                     /  / /  /  ./  ヽ     ヽ   ヽ
.                    /∥/ // .// / .i  .!   ! i   ',     ',
..                   /∥∥ //  ∥ il  !  l  | | i   !     i
                    ∥ll ll l l  l.l  ll  l i  l  | | |  !     |
                   || lll l 、l l  l.l  .ll  l l  ll  .| | |  |    |        「13:35より少しだけ再開するわ」
                   || |l. l l \  l !  li   !l  l l __| |  |    |
                   ||_|ト-++,=、≧_ー-'、-' リ, ‐'´_/l/ .|  |     |
.                     | | llヽ ゞ= ゚' i `  ̄r‐t‐tjラ乍 .|  | .l    |
                   , --| | ハ     !     `ー∥  !   i |    |
        _,,,,,,,,,,,_    ___/:::::::::::| | |.ハ.    !        ∥! .!  .!  i i   |
  '"""'''''"´:::::;;;;;;;;;;::ヽ--'´, ----、;;;;;|_|_|. ハ   `      .∥ ! il   !  l l   !        「チェス盤をひっくり返し悪魔を証明してみなさい」
 ::::::::::::::::::/ , -‐‐///:::::::::::´::::::::::::::::: ̄`ー--------、 .∥イ ,'l  ,'ヽ ',.',   ',
 :::::::::::::::/  /    フ/:|:::::::::::::::::r‐、;;;;;;;;:::::::::::::::://::/ ̄ ̄ヽ'||,イ ,' ,' ,'  ヽ ',.',   ',
 ::::::::::::/  /    く::l:::|::::::::::::::|::|    ,r、,、::::://:/ / ̄ ヽ ',||,' ,' ,' ,' /::::::`‐-...._ ',
 :::::::::::| /       |::::|::::::l:l:::::|::|   .r/// ',l::l:::ヽ ヽ__ノ /Y ,' ,' ,'/:::::::::::::::::::::::::`ヽ、
 :::::::::::| | |.      ヾ|::::::::::::::|::|   / / /  !::|::::l::ヽ____/ ,'.,' ,' '/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
 ヽ___ゝ-l   ヽ、   `ー、-r‐::!/ / /  ノ|::|:::|/:::::::::::::ヾ ,', '´ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     |::::ヽ  ヽ  ヽ__l::l::::::lハヽヽ.{  {::|::|:::{::::::::::::::::::}'  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     |::::::::ヽヽ ヽ   ノ::::ノ::::::::::ヽヽヽヽ  ヽ:::|:::ヽ:::::::::::ノ  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ

【謎解けパート】

…朝、か。
…もしここで監督役から連絡が来なければ、まず間違いなく殺されたと考えるべきだろう。

…状況を整理しておくべきだ。

まず、シュトルムさんは【垂直に真っ二つ】、そして【刃物で殺された】。
加えて、それを行えるのは【刺客は剣、槍、狂。マスターはファティマ、バーサーカーのマスター】
…俺たちの陣営にも敵はいるかもしれないが。
目的は…【聖杯の奪取】、そして【救世主?】そして気になるのは【令呪の必要性】。

…他にも色々と気にはなるが、今はこんなところか?

これから犯人を導き出すなら…。


【怪しい人物を指名せよ!】

13:45から↓3まで

…まさかとは思う、だが、それしかない。

「おい、何処へ行く、鍵」
「ロビーに。…もし、俺の勘が当たってるなら、おそらく監督役が連絡を出す」
「…? 監督役? だが、連絡は」
「だからこそだ」

…ロビーには全員が集まっていた。
次の連絡を聞くために。だけど、この人たちはおそらく黒幕じゃない。

…箱庭にはバグが発生する可能性がある。
もし、それが俺の予想した通りなら。

水晶に映像が映し出された。

その映像は。

「…ッ!?」

やはり、そうか。

『…今回は告げる必要はなさそうだな』

               . :´ ̄: : :`ヽ
.           //: : :__才ィ_彡: ..
           '''''"   `Y. : : : :ハ
.          ′      〈. :_彡. : }x
         〈_ r==ミx  \v⌒Yハ
          V} だえ   ハ 刈: i.\
          廴 汽   从: 7ハ:i{: :!: : .ヽ_

     r--、   气≠ミx  .ハ: :/ .|:!: ::: : : : :}:_\
   /⌒ヾノ´ ̄ }/{从^_ メミイ  |:!: :i : :〉、八ニ-\
  / ー-ミヽ_).  /. :i:ゞ=≠彳   .|: : :! /⌒\ニニニ-\
  } ー-≠ジ-く: : :|i: :i: iハ   ./川 从ニニ->ー-= 、

. イ 、__ //ニニ}:.:.:!: :川 i {   // ハ(ニニ7ニニニニニヽ
ニ_}   /ニ{ニニ∧: :./ :N i {v/彡((: :}ニニ./ニニニニニニ}}
ニ∧./ニニ_}ニニ-.∧(( /  i {.′ /ニニニ-.′ニニニニニ_i7
ニニニニニ}_ニニニ} /  .i_{  .′ニニ-./ニニニニニニ_イ
ニニニニニ}_ニニ-/ ′ ./ /ニニニ-.′ニニニニ-/ニ|

ニニニニニ}_ニニ/ .′/  , ニニニ-/ニニニニ-.イニニ!
ニニニニニ}.ニニ.′{イ    ′ニニニ/ニニニニ´ニニニ-|
ニニニニニ}ニニ{: ∧   /_ニ_ニニ_/ニニニニニニニニニ!
ニニニニニ}ニニ{ー-===/_ニニニ/ニニニニニニニニニ.!
ニニニニニ}ニニ{:.:.:.:.:.:.:._/ニニニ_∧ニニニニニニニニニ.!
ニニニニ-/ニニ}≠≠≠ニニニ.∧ニニニニニニニニニ-{

血にまみれた映像の中、一人で立ち尽くすルーラーの姿。
その動きは、まさしく、バグと形容するにふさわしくぎこちない。

「な、何だ、何が起こった!?」

皆がそれぞれにざわつく。

「…お前がシュトルムさんを殺し、聖杯の奪取を狙った黒幕だな、ルーラー」
『いかにも、我が真名はラーマクリシュナ、救世主たることを欲する者』

…ラーマクリシュナ、近代インドの聖人か!
思えばおかしな話だったんだ。聖杯を手に入れたいならあの男のようなものを呼び出すような干渉をするのではなく、暗殺などの手に出ればいいだけの事。
それをしなかったのは、直接聖杯を手に入れられない調停者だったから。

…そして、シュトルムさんの傷、垂直につけられたのは箱庭からの攻撃だからだ。

「…お前は一体」
『では、告げよう、第六クール…七対七だ。準備はいいな?』

そう告げると体が浮くような感覚。
そして、俺は隣に立つフィナコの腕をしっかりと、掴む…。

【ルーラーのステータスを公開します】

≪クラス≫:ルーラー

【真名】:ラーマクリシュナ
【属性】:秩序・善
  
【筋】:E
【耐】:B
【敏】:E
【魔】:E
【幸運】:C
【宝具】:EX

            ノ. : : ヾ : : : i {: |!: : : j/. : : .
           /. :ー=ミメミメVハハiN:i|l才^ヾ: :.ヽ
            _/. :-=イ             ∨:{
         {:-=彡             ∨ハ

         j:イ: ; :{  _,..  -ー-  ...,,__   ': {
         〈: :/. 才   _,.. -‐-  、__  }:ハ
.         V: イ 7    ____ヽ|i!_ ー- Vリ

         イ⌒ヾィ  云干==ミv:|り才≠ミ {:{

         ,:V{rv{    .ィくモリ 》 : !{弌モぇァ {ハ
           ,: :} 从   、  イ/: ヾ   ノ  ':ヘ
.           ′:ゝ..,       . : : . i:、ー-  .ハ ∧
.         /. : : : :.ハ      ィL ( .リハ   7. : ∧
       イ, : : : : : ∧      x≧=えメ   ,゙ : : : ∧
       /. : : : : : : :ヘ    ィオ斗=ー-ミハ; ,゙. i: |i : :∧

.      /. i : : : :i|: : :.∧才, ^´ ̄こ _,7^ ,ハ: l :|i: :i: :.ヘ

      /. ;|: : :.:i|: : i: :彡ィ /, 才/7ハハfメヾ八ゞ!:.|i: :|: : ハ
     ノ .イ :l: : : : i|: :i:!: i气イ/ 7/:/. :i : {:ハ乂 从|: !: :.!: : :从
       八: : : :.|: 从:乂 ー弌:从八: り从イ : 从 : 八: :(. \ー- ..,_

      /. : ハ : : 「: : :.\V    ー==イ彡ィ. イ. : :(: : ) : )).  〉ニニニ
    イニ7 ./ 八: :{: : : : : :ヾ    7/  7 /. / . :7 ))( イ( .7ニ\ニ

【特徴】英霊・聖人

【クラススキル】
◆対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではルーラーに傷をつけられない。

◆霊体感知:B
 聖杯戦争に参加している全てのサーヴァントの現在位置を確認できる。
 この感知範囲は半径10キロメートルに及び、気配遮断すら完全に無効化する。

◆真名看破:B
 直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。
 ただし、隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要となる。

◆神明裁決:A
 ルーラーとしての最高特権。
 聖杯戦争に参加した全てのサーヴァントに対し、2回までの令呪を行使できる。
 他のサーヴァント用の令呪を転用することは不可。


…ここは?

【第六クール:滅びた都市】

「こ、これは一体」
「ミニスケープ…説明を要求しましょう」
「い、いや、私にも何が何だか…」

…なるほどな、刺客陣営も呼び出されたってわけだ。

そして、その中心部に。

「ルーラーッ!」

ルーラーが立っていた。
そして腕を上げ叫ぶ。

「令呪一画を用いて全陣営に命ず【自害せよ】」
「!?」

迸る紅い魔力。
マズイ…!

「令呪を以て命ずる!【今の命令を無効化せよ】!」

そうだ、令呪なら…! マズイ、俺達には令呪が。
バーサーカーの腕が自らの腹を貫こうと動く。他にも箱セイバー、箱キャスター、客ランサー、客バーサーカーが同様の行動に。

…マズイ、マズイマズイ!!!

そして、バーサーカーの腕が、自らの腹を…!

「ふざけてんじゃねえぞッ!!!」

                  -=≡エ二::::::::::::::::::::::::::::::/,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;フ
                    , イ::::;:::::::::::::::::::::;::y' /:::::::::y:::::::::〃::::/:i:::::::7',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\,,_
                  ,.ィ:,斗'/:::::::::::::::::/ヽ、,/::::::://::::y'/:::::/ i:::::7 i::i',:::::::::::::::::::::::::::::::六ト\

                          /:::::::::::::::::::::i .'i, `ッ、:::/ ./::// レ' __,7:::/‐'' |:! ',::::::::::::::iヽ::::::::::::::::\
                    〃 <:::y::::::::/i  ヽゞ_ヘ', // _,,,≠ティ7≠-、 .i:| j::::::7i::j ヽハ:::::::',>-ヽ
                        i 7 7::::Z!/::i      i´    ̄ ´ 、,ヽ-' ,ノ .i! .7::::7 i:7_ノ/:::::::::ヘ   .',
                   ,.イ', !//, i′i',    ::l          ̄,,__  〃::/,/ /:::::::',`ヽ,',   ',
                 , -'"  .', ','ヘ, ', .ィハ    ::,'         ¨¬=;;/.i:/__,∠:::::iヘ',ヽ',     ',
               ,-'"       i ハ ヽ∠  .ヘ  ::〈                /  .∨ヘ:i  7       ',
               . イ         i 7 〃    .ヽ  ヽ 丶          /:::::,'    ヾ .j        ',
           〃     , -,'"-‐ 'i,_ ./    , ィ‐‐、ヽ ヽ=  ----、     ,イ:::::::::::       /!        ',
          ,イ    , ィ'         /  , イ   ∨ヽ,ヘ -、` ̄ ̄  . .<::::::::::::::::/     /7     __     i
        /     .j_ノ      〃イ        ヽ ',ヽ __ . <7ヽ::::::ヽ:::::::::/   ≠' .7   〃 ヽ    ハ
         〃     ノ                  \',   ',---、,,,,ハ//ヽ;::::::::::::::::>::y' ./  イ    ヽ   i
       i 、   , x'                       ',  ',__  ヽ、////////// ./. イ        \ i
       | ,ィi! 7〆                     ー-、  >、 \//////   〃           \!
       ヽ、_ノ、,ノ                        ノ `゙'-、 `ヽ、ヽ//  /


                                   \ ヽ  l f     |!    ∩   { {   /  /
                                 〉    ー'  マ    ll   l l    |{  / ノ
                                 ∨(\       マ    l:l   U   〃   ̄
                                 . ∨\) _  \  {} l      ノ /)    /
                                 \\__/⌒ヾ   >  l l |  ゚ / {{ (/   // ̄ ̄
                                   ー ´    ミx、 \ l !||  〃 /    / / ノ⌒ヽ
                                      (⌒ヽ   ヾ 、 l l!|イ// /()//  }/
                                  ‐-  __  ̄    \> ゛   /イ/∠  -‐/_   -‐
                                 (>    ¨ ‐=- ニ       ニ -‐=-‐r――--

                                  【六道令呪(オン カカカ ビサンマエイ ソワカ)】!!

                                 ___r―=====二.          〔   =  ゝ----⊂
                                  ̄  __  -=‐ ニ ̄7 ,     ミ ‐=- _
                                 -‐      _ ィ彡/〃| n fヾヽ (\

                                 ⌒ヽノ ―フ///    !:| l ヽ) ヘ  \)    /\
                                      /r ´ /    i! || 0 }l=ニ‐-  __/_
                                 .   / リ /   γ、  l|  l / 〉    ̄ ¬´  `ヽ
                                 /) 〈   {  r,   /  l   l|  l l      _
                                 /  }   }    l   /  l|  ヽ ヽ    ゝ` γ ‐-
                                   ノ   〉    l_ノ     |   〈 〈   。    \
                                  /   〈            |     \\         \

【六道令呪(オン カカカ ビサンマエイ ソワカ)】
ランク:EX 種別:対魔術宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:六人

六道を回り、救世を誓ったセイヴァーの持つ六つの令呪。
それぞれの概念を秘めており、本物の令呪に匹敵する効果を持つ。

【六回だけ他サーヴァントに令呪と同じ効果を発動できる】

「!?」

突如飛び出した黒髪の男により、その行動は強制的にキャンセルされる。
見ると、同様の事態に陥っていたサーヴァントも動きを止めている。

「…救世を邪魔するか! 地蔵菩薩よ!」
「何が救世だ糞野郎! お前のは単なるエゴの塊だろうが!」

その脇には夢で見た黒髪の男。…まさか、救世主のサーヴァント、なんて。

「…愚かなり、貴様は信じられぬか、私による救世を」
「なら聞くぜ、お前は何を以て救世とする!」
「決まっている、この世からすべての苦しみを取り除く、私の信ずる世界へと変える!」
「…ああ、駄目だ。全然駄目だ」

黒髪の男、セイヴァーは首を振る。

「…そんな誰かに決められた救世なんて俺はまっぴらだね。お前の救世は、救うんじゃない、悪を奪うことで為されるもんだ」
「否、この世から悪を裁き、義を為す者がいれば全人類の満願は成就する!」

「…私は様々な宗教を知った、だが、その本質は同じ、ならば、私がその全てを受け入れよう、全てを同一に、均一に、寛容たれ!」
「…ふざけんじゃねえぞ。テメエのそんな夢物語、俺の手で叩き潰す!」

セイヴァーの叫びにルーラーは首を振る。

「…確かに、私一人では無理だ。だが」

そしてルーラーはこちらを向く。

「君たちの力を借りよう」
「!? 何を」
「…聖杯を私が手にした暁には、君たちの願いを叶えよう。…無論、セイヴァーに付いた者も分け隔てはしない、君たちが選ぶのだ」
「…話を聞くな! アイツの望んでいることは誰も違いの無い総ての神を、信念を混ぜ合わせ、均した完全な合一だ! そんな世界に行きたいのか!」

セイヴァーの叫びとルーラーの訴え。
…ルーラーの言葉にも、セイヴァーの言葉にも嘘は無い。
…もしセイヴァーに協力したとして、多くの令呪を持つルーラーに対抗できるのか?

…俺は、一体、どうすればいい!?

14:40から多数決、ルーラーに付くか、セイヴァーに付くか、先に三票

【ついでに、ルーラーの言ってること】

この世救いたい

でも考えが違う人間いっぱいだと救えない

じゃあ、全員同じこと考えるようにすればいいじゃん!

寛容万歳!

まあ、勝ち馬ですし、いるんじゃね
というかwikiに書いてあるラーマクリシュナさんとは全然違うんですがそれは
どんな宗教も正しいよ、とにかく世俗にとらわれず、信仰するのが大事って感じだった
多様性をむしろ肯定していたと思う

セイヴァーに

混乱する俺に、横から鉄拳が飛んできた。

「…何をウジウジ考える必要がある、ド阿呆」
「…フィナコ?」

そしてフィナコはつかつかとルーラーに向かい。

「…私に付くのかね?」

大きく息を吸うと。

「これはそんなつまらん世迷い事を聞かせ、調子の悪くなった耳と、ついでに兄の分!」

そう言って拳を振りかぶり、ルーラーを殴り飛ばした。

「…!?」
「ふざけたことを抜かすなよ、私が、全能にして唯一であるこのフィナコ・ミニスケープが、そんなものに喜ぶと思ったか!」

その支離滅裂な言葉が俺の心に染み入る。
…コイツは馬鹿だ。どうしようもない馬鹿だ。

「我が名はフィナコ・ミニスケープ! 私がいる限り、そんな腑抜けた夢は壊しつくす!」

…そうだよ、お前はそうだ。なら、そんな奴と一緒にいる俺も馬鹿だろうさ。

「ああ、お前の言うとおりだ、セイヴァー、お前に付く! フィナコは適当に参謀職でもあてがってやれ」
「…はあ」

目を丸くするセイヴァーに俺はフィナコと共に向かう。
その背後に。

「…私も貴方に付きます! アサシンが言ってくれたように、私だって!」
「はあ、私の望んでいることではあるけど、…そんなやり方は認められませんからね」
「…信じるべきは君たちだろう、協力しよう」

ニーナ、ファティマさん、輪廻さんが。

「…女ばかりだな」
「い、いや、他意は無い!」

だが、その一方で。

「…フィナコ、貴女がそちらに付くというのならば、我々はこちらに付きましょう。…いいですね、貴女」
「待てフェニクス! …シュトルムは」
「魔術師が何を怯えているのです。…私達の望みをかなえてくれる、ならばこちらに付くべきでしょう」
「う、うう…」
『悪いね、僕は危険な橋は渡らない主義だ』

スウェンさん、フェニクスさん、樹はルーラーへと。

…他の陣営はどう動く?

「…ライダー、僕たちは」
「ザンツの望むままに」
「なら、僕は…僕が誰からも憎しまれることが無い世界が欲しい…!」

客ライダーはルーラーに

「…マスター」
「望むようにすればいいよ、ランサー」
「…ありがたく、貴様のやり方が気に入らん」
「私も同意だね、怠惰に過ごせないじゃんか」

客ランサーはセイヴァーに。

>>613 …いいところに気が付きましたね】

成功以上でセイヴァー側、失敗でルーラー側、0は安価下

直下、ウィリアム判定【アーチャーの性格】+1【願い】-1

↓2、白刃判定

↓3、ハインリヒ判定【騎士道的に】+1【神様? じゃああの性悪女神も!?】+1


ハセは人数の少ない方に付きます。

えい

>>618-620

というわけで

聖:箱剣、箱槍、客弓、客騎、客狂、隷、魔

救:箱騎、箱暗、箱狂、客剣、客槍、客暗

となりました。

【今回はここまで、再開は夜に】
【ついでに現在のルーラー令呪ですが9画残っています】

【ついでにセイヴァーの立ち位置ですが、ワクチンと言うよりもどちらかというとファイアウォールの方が近いですね】

【TIPS:はぐれ者の唄】

あるところに、ひとりの男がおりました。

彼はとある国に生まれ、その国の現状を悲しみました。

「ああ、なんとこの世は不平等であるか」

彼は人を救うため、聖者になろうともがきました。

しかし、いくら学べど神はその姿を見せず、救世主など現れようもありません。

「神よ、貴方がいるのならば、なぜこの世から不幸は消えないのですか、争いは消えないのですか」

彼は決して悪人ではありませんでした。むしろ、どうしようもなく善人でした。だからこそもがき、苦しみました。

ある時、彼は奇跡の存在を知ります。

「ああ、これなら、私は、救世主を」


【TIPS:壊れ者の唄】

あるところに、一人の娘がおりました。

彼女は生まれながらにして傲慢で、悪辣で、どうしようもない悪人でした。

彼女の過去に理由があるとある人は言います。

彼女の環境に理由があると人は言います。

ですが、そんなことを言う人間を彼女は蹴り飛ばし、殴り飛ばしました。

彼女の背後には屍の山。

彼女は少しも寂しくありません。

ですが、ある日、彼女は自らの足に纏わりつく犬を見つけました。

どこかおどおどと、でも人を蹴飛ばそうとする彼女の足に噛みついて離れません。

両親すら見捨てた悪に、その犬はしがみついていました。

彼女はつまらないと思いながら、その犬の言うことだけは聞きました。

…昔、どこかで見た自分によく似ていたからかもしれません。

そんなこと、彼女は微塵も考えないのですが。

【少しだけ再開】

…残った陣営もそれぞれの方向へ。

「…アーチャー」
「気に入らないな。私の望みは今現在の帝を見守ること、それを奴の考えは全否定しているのだからね」
「…令呪を以て命ず【従ってください、アーチャー】」
「!? …そうか、君は」
「申し訳ない。その先に何があろうと、私は根源へ至る」

「くくく、面白いじゃないですかァッ! ルーラーさんでしたっけ? オレはアンタに付きますよ!」
「■■■!!!」

「…ご主人」
「…本心を言えば、セイヴァーに付きたい」
「…」
「だが、友を見捨てておけるほど、私は腐ってはいない」
「…はあ、どうせそう言うだろうと思ってました、不肖このメイド、貴方と死出の道を共にすると決めているです!」

「…アサシン」
「…どちらであろうト構わヌ、主の為すように為セ」
「なら、均衡は取らなくちゃいけないだろ」

…これで決まったか。

「…決まったか」
「ああ、じゃあ天王山だ」
「無論…令呪を二画消費する【発動せよ【十二権現・毘紐天(ヴィシュヌ・アヴァターラ・バーラェ】】」

【残りルーラー令呪七画】

その言葉と共に、ルーラーの体を、何かが包んだ。



                                                 l´::|:`: .、

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                    \ :::: | : / :::/:: />/ ̄`¨´ゞシ  iiii \\\. ヽ./ヽ、 :: <フヽ、::::::::::::>´__::::/ /:::::' ,
              //::_\_|_/_/ : ,<ヽ_ //iii. `i!´<_>iii ヽヽ. \|  `¨\_ゝ/.___ヽ〔〕:::/:{:/ 二__二\::' ,

               ./:://〈_}〈,___,〉、 〈_ト-‐′./ヽヽ./<__>  ,. <´/      ∨}´一`.、/::{/二'.,′::::::::::\\::' ,
           /:::::/,二ニ`>⊃ー'''´ー¨__l ̄ ̄ ̄¨/<_>¨¨ ̄|‐┐ .  ̄ノ     // .| |.ヽ:::/,.'.,:::::::'.,:::::::::::::::::\二.'.,
             , '二二ノ:::::::::/;;;;;;;/:l二〈  \/ <|二>ヽ/./--一′  / /  | | |//::::::' ,::::::ゝ、_::::::::::::::::::::::::'.,
            ,.'::::::::::::::::::::, イ;;;;;;;;/:::: / \/ |才<><]丶/   ∧. .\′ ./  .| | |、:::::::::::ゝ、::::::\::::::::::__:::::::::'.,
         /:::::::::::::::, イ;;;;;;;;;,.イ::::::::::/ー/ヽ、   ¨l 〔〕 .l¨ .| ∨‘, ‘,∧_/        ′´.\::::::::::::::\::::::::\::::〕:\:::::::',
       .,. '´,: '´ゝ,.イ;;;;;;;;;, イ:::: ,: ' ´/ー/ヽ、. |_,-/ └^┘._/   ∨‘, ‘,∧\\           \::::::::::::::\::::/l` :、:::\::::ヽ
    /::/:::,.: '´:_>\イ::::::::/ / /  |_,,-//  /∨      .∨‘, ‘,∧ .\\          '.,:::::::::::::',.へ::‘ ,::` 、:::ヽ:::::'.,
   ,.':::, ':::::, '::,.: '´::::::_/::::::::/   /ゞ/ヽヽ、_,,,,-//   |        ∨‘, ‘,∧_マム. ヽ.        ',___|   \:‘.,:::::'.,:::::':,::::',
  ./:::/:::::,.'::, ':/:::,: '´〈___/ ./´ll_/> 、__-//   ./         .マ∨r'^.,∧. マム\\       |―一´    ヽ:‘,:::::',::::::',::::',
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〈/\/:::::::/::/.     .f′/へ__|   /\ |   ./             .マ. `Y´_<ヘ.マム.  \\/    \      ',::::',:::::::',/\:',
. `ー‐´‐―.、/       ./. .| |  ` </  / |  /                 マ<_〕ト、〉∧       \.>\     \     ',. ヘ::::::\_〉
  └―一′    ./   .| | ̄`ー'´ ̄/ . !/                ∨‘, ‘,∧.         \\    ',     \:::\::}
          /       | |-、_,' ̄/                     ∨‘, ‘,∧          \\   ',      \/
            /     ,<\_| |ー、__, ‐ノ                       ∨ _...' ^ー、_,.      \\ .}
        ,′  /,| |.  \!__,, -f´.__                      |¨´      ',ハ.       \.>′
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         ̄    .| |        ./                           ヽ       ',ハ
                | |     γ´                                ヽ.    -〈
                | |    ./                                `ー、   ',ハ
                 | |    ./                                    ヽ.   ',ハ
                  | | 、./                                    ヽ.  ',ハ
             |/./`>                                    ヽ.  ',ハ
              `ー一´                                       \__/

◆十二権現・毘紐天(ヴィシュヌ・アヴァターラ・バーラェ)
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~999 最大補足:999

 ヒンドゥー教の最高神の1人、ヴィシュヌ神は10種類の化身となって現世に現れるとされる。
 そしてルーラーは、現在のベンガル人から『ヴィシュヌ神の12番目の化身』として崇拝されている。
 こうした信仰が宝具として昇華されたもの。一時的にヴィシュヌ神の権能を授かる事ができる。
 ただし、この宝具を使用するには「令呪2画」が必要となり、加えて長時間の展開は出来ない。

 【効果1:対人効果:スキル:「◆神性:EX」を取得。更に「全ステータスを5ランク」上昇させる。】
 【効果2:移動効果:世界を3歩で踏破するヴィシュヌ神の権能。撤退する敵を自動追尾する。】
 【効果3:対界効果:世界の果てまで届く太陽光線の神格。視界内の対象へ灼熱の光を放つ。一行動に一回発動、強制的に他陣営に消滅判定を迫る】

(神明裁決の令呪2画を用いて発動。もはや異世界に逃げる以外に逃れる手立てはない。)

…おい待て、何だ、何だこれ!

「…おい、セイヴァー!」
「…隠し玉はあるかと思っていたが」

そんなことを言う間に、ルーラーに光が集まる。

「帰せ、大いなる根源の渦へ」

その光が、音も無く俺達を包む…。
その矢面に、セイヴァーが手を差し出した。

「クソッ!」

◆ 六道の理:B
六道に囚われた人々を掬い取る者のみが纏う救済の力。対粛清防御と言われる理を守る証。
六道の輪廻から外れた存在、例えば英霊の様な正規の手順を踏まずに転生、
現世に呼び出された者に対してのあらゆる干渉をランク分軽減させる。
神性スキルを持つ、善性を持つ者はある程度この効果を軽減出来る。

直下、成功以上で防御可能、失敗でセイヴァー【???】使用【善性】-1

1:セイヴァー【輪廻へ至る聖光(サットヴア・スヴァーハ)】発動

だが、その加護もむなしく光の中に溶ける。

「…! やはり善性の相手には不利か!」
「…セイヴァー、今以外に使う場所は」
「…ああ、無いな! 幸い相手の行動を悪と解釈する人間がこれだけいる! 何とかなるだろう!」

そう言うと、セイヴァーは手に携えた宝呪を触る。

「帰せ! 六道の輪廻へ! 【輪廻へ至る聖光(サットヴア・スヴァーハ)】!!!」

◆ 『輪廻へ至る聖光(サットヴア・スヴァーハ)』
種別:対人宝具 ランク:A+ レンジ:1 最高捕捉:1人
セイヴァーの持つ究極の対悪・対怪物殺し宝具。
セイヴァーの手に持つ如意宝珠に溜まったエネルギーを対象へ放出。対象を浄化し強制的に輪廻へ送り返す。
ただし、対象を浄化するエネルギーと送り返すエネルギーとは別。
宝珠に貯まるエネルギーは送り返す力で、現界中では貯まらず召喚直後のみ貯まりきった状態。
つまり、実質どの様な方法を使用しても正しく利用が出来るのはただ一度のみ。
  また、悪や怪物で無い人物を浄化しない様防ぐ為に、使用可能な人物も悪、もしくは怪物のみと限られている。

  【一シナリオ中に一回、それも悪性のサーヴァント、もしくは怪物の属性を持つサーヴァントのみに使用可能】
  【全ての宝具、スキルの効果を無視し、消滅させることが可能】

直下、効果

123:1行動分ルーラー停止
456:2行動分ルーラー停止
789:3行動分ルーラー停止

8:三行動分ルーラー停止

「ぬ!?」

セイヴァーの宝珠から放たれた力がルーラーの光を跳ね飛ばし、逆にその体を包む。

「…くっ、あのスキルさえあれば」

◆黒母神の悟り:E-
 世の理、人の解答に至ったものだけが纏う守り、対粛正防御と呼ばれる”世界を守る”証とも。
 無条件で物理攻撃、概念攻撃、次元間攻撃のダメージを自身の耐久値分、削減する。
 また、精神干渉ならば100%シャットアウトする。
 【耐久と同じ「ランク:B」以下の宝具、スキルは暗殺を含めて無効。が、負傷中は効果が低下する】
 【ただし、今はとある理由により失われている】

…何か妙なスキルを持っていたようだが、どうも作動しないらしい。
それはありがたい!

「一旦引くぞ! 動きは止めたが、あの光線と移動を止めただけに過ぎない! まだヴィシュヌの権限は宿ってる!」
「いつまであの宝具は持つ!」
「夜までだ! それまでにアイツと決着をつける!」

そう言いながら俺たちはセイヴァーに連れられその場を去る。
…クソッ! 化け物じゃねえか!

【一行動目:コミュターン】

…とんでもないことになったな。

「…兎にも角にも夜までにルーラーに止めを刺せなければ終わりだ。おそらくもう権能は落ちているだろうが、令呪がある限りは危険だな」
「…それに、あちら側に付いたサーヴァントを相手にしなければなりませんものね」
「…ああ、正直厳しい」
「まあ、どのみち攻撃はしなくちゃな、一刻も早く相手の数を減らさねば」

…夜まで時間があるから極端な連戦はしなくていいのがまだ救いだが。

「フィナコ、お前は大丈夫か?」
「無論、何を心配している」

と、セイヴァーのマスターが口を開いた。

「…ここに留まっててもしょうがない、アーチャーの狙撃とかもあるしな、まずは作戦会議にしようぜ」

…さて、作戦会議の前に、気になることを聞いておくか。

20:58から↓2までコミュしたい相手を、フィナコ、鍵のどちらでコミュを取るかも併記。重複は下にスライド

敵マスターとコミュして説得とかは無理なん?

【このレスは判定に含みません】

>>656 セイヴァーと行動時のみ、遭遇時にできたらやれるようにしましょうか。
こんなスキル持ってるんで。

◆ 話術:C++
他者との会話に補正を掛ける。
セイヴァーの場合は人への説教、人として正しい方向へ導く際に大幅な補正を得る。

ただし、白刃、フェニクス、樹はほぼ問答無用で襲い掛かってきますが。

悪感情持っている人たちと話聞かなそうな人だからか
とりあえず、鍵でセイヴァーのマスター

【フェニクスは悪感情ですが、樹は打算で行動し、白刃は基本あんまり悪性の行動を【悪い】とすら感じない口だからですね】

>>660-661

…まず気になるのは。

「おい、セイヴァーのマスター」
「んあ?」
「…作戦会議の前に話に付き合え」
「いいけど、何話すのさ」

↓2まで、何を話すか。

そもそも君はどういう存在なんだ?何者だ?

>>666-667

「…こんな時だが、いや、こんなときだからこそ自己紹介だ。俺の名前は…」
「鍵だ。そして私は誇り高きフィナコ・ミニスケープ、そしてサーヴァントの錠だ」
「■!」

…フィナコめがあ!

「おう、俺の名前は式波戒。よろしくな。そうだ、セイヴァーの情報も見せとかなくちゃな」

【セイヴァーの情報が公開されます】

≪クラス≫:セイヴァー

【真名】:地蔵菩薩
【属性】:秩序・中庸

【筋】:C
【耐】:B
【敏】:C
【魔】:A
【幸運】:A
【宝具】:A+

                                                 、トハノl/lィ
                                                <::::::::::::::::>

                                              _  ´7:ハト从::〈  _
                                            / ,_ メヽ八 __ ノ'`-く  \
                                           / / </ Y/{ニト、  〉^ヽ  、

                                          r' 〃   /V^! ∨= 〉- '   \ ー、
                                          //ハ!   { /  l   | __      }ハヽ)
                                          `    / / |  -|! /:.:.:ヽ     ´
                                    、ト、ノ!/lハ    / / 人  .|_/.:.|.:.:.:.|
                                    <:::::::::::::::::> 'く /  {\ /:.:.:.:.|.:.:.:.|
                                       从::::ハl::八  >    |.:.:.ヽ{.:.:.:.ノ!.:.:.:.!
         __               _、ノトハ<,ィ     _  -くヽ__,イ> イ     |.:.:.:./    l--r'
        く` `ヽ              >:::::::::::::<     `メ、  .!V7Y/ {|       |.:.:.:.!    〈Y´!
        ゝ'^ヽ \_、ト、ノlィ_,      `7!ハト、lノ 三二= /ヽ ´{  {||  |     |.、.:.|    弋=)
            \ \:::::::::::>        _ヽ__ イ ⌒ ヽ /    < =||--ヘ_    |.:.:.:.!
             }__}'l从lハ!  _人_  〈 \ト}} !人!   三二=.∧ /.:\   l--r'
            <  / 、__/   `Y´   ヽ/ \ .|ヽ \  /.:.:\/-∨-、.:.:.ヽ 〈YY}}
            } ./__ //!_         } \ \ .\\ 三二=  /.:.:/   乂乂
            { -' {://'  〉      _人 、\ \ {,ヘ ヽ     /.:.:./
            ∨ {/_ _/!     /.:.:.:.:.:.:.:ヽ'.:.:.:.{.ヘ ヽ `ー'   /ミヽ<__
             〉/ /' /    〈.:.:.ヽ-‐ ´ \.:.`ー'       ゝ-へ、__)
          _/YV´ /--〈      \.:.:.\     \.:.:.\  三二=
          ゝヘl/7´ ||  ∧      _メ、:./}     \.:.:.\
          ,メ、  /-‐:.、 }     /}}___ノ      _メ、.:/}
         /.:.:.:.:>'.:.:.:.:.:.:.:.〉)              /}}___,ノ
       /.:.:.:.:.:ノ!.:.:.:.ヽ.:/

      /.:.:.:.:.:/  \.:.:.:\
    /.:.:.:.:.:/     \.:.:.:\
   /.:.:.:.:.:/        \.:.:.:\

【特徴】:英霊・菩薩

【クラススキル】
◆ カリスマ:A+
大多数の人を導く才能。
ここまでくると魔力・呪いの類いである。
現在なお数多くの信仰を得ているセイヴァーは高ランクで所持している。

◆ 対英雄:C
相手の全てのパラメータを、英雄の属性を持つ者は2ランク。反英雄ならば1ランク下げる。

【保有スキル】
◆ 話術:C++
他者との会話に補正を掛ける。
セイヴァーの場合は人への説教、人として正しい方向へ導く際に大幅な補正を得る。

◆ 六道の理:B
六道に囚われた人々を掬い取る者のみが纏う救済の力。対粛清防御と言われる理を守る証。
六道の輪廻から外れた存在、例えば英霊の様な正規の手順を踏まずに転生、
現世に呼び出された者に対してのあらゆる干渉をランク分軽減させる。
神性スキルを持つ、善性を持つ者はある程度この効果を軽減出来る。

…ステータス結構高いな。
で、真名は地蔵菩薩、と。

「ほう、ではコイツはお地蔵さんなのか、そのくせに頭がぼうぼうだぞ!」
「うっせ!」
「ま、そういうことになるな」

…で、もう一つ気になることは。

「…おまえはいったいどういう存在なんだ?」

俺の問いに、戒はあっさりと答える。

「ああ、亡霊さ」
「亡霊!?」

…じゃあ、俺の夢に出て来たあの光景って。

「…えーっとだな、話せば長くなるんだが、俺もかつて聖杯戦争に参加してた」
「…それで?」
「で、結構早い段階で殺されちゃってなあ。知ってる? 神屋って街なんだけど」

…神屋、そうだ、そういえばあの箱庭は神屋の聖杯を利用している。
ということは、コイツは霊脈の記憶に残った存在からマスターとして抑止力、セイヴァーのサーヴァントに選ばれたってことか。

「で、まあ、あとは予想している通りさ、お前の夢はセイヴァーと俺の死人っていうのが合わさった心象風景ってところだな」

…セイヴァーは地蔵菩薩。道祖神として祀られることもあるセイヴァーなら確かに土地を切り取った箱庭の抑止にふさわしい、か。
そして地獄を守る神としての側面から死人とも相性がいい。…なるほどな。

「てなわけで、俺は擬似的なセイヴァーのマスターってわけだ」
「なるほどな。…じゃあ、もうしばらく死んだ人間を使わせてもらうことになるが」
「構わないよ、もう何十年も前だ。悪い人間は見過ごせないしな」

…いい奴だな。

【新たな人間関係が構築されました】

戒→鍵【友好『仲良くやろうぜ』】

【一旦中断、続きは遅くに。…実は一発目の1000でアレが出てなければそもそもこのハードモードに突入しなかった可能性があります】

一旦乙
ちなみにこの戦い終わったらエンディング?それともバトロワ突入?

え゛
このスレって1000有効だったの……?

>>673 判定次第としましょうか。バトロワの場合監督役はセイヴァーに代わってもらって

>>674 気分次第、ですができることは採用するつもりです。
今回は「神屋とのつながり」だったので。ハードモードに突入しなかった場合は、TIPSの鍵くんの発言で留まってました。

システム的に出来るか判らないけど、変身が解けたタイミングでルーラーを殴るとかできないのかな。

【ルーラーは基本的に戦闘しないのでこのステでもOKとしました。…下手すればこれより怖い鯖何体かいますしね】
【【黒母神の悟り】が機能しないだけでもかなり難易度は下がってます。これ機能したらセイヴァー筆頭にスキル効かない連中大量にいますし】
【ついでに【六道令呪】は作成者さんに許可貰って土壇場で追加しました】
>>685 …能力的にでんこうせっかは一人いたんですけどね。敵側に】
【では再開】

…あとは。

「ハセさん」
「お? どうしたんだい、鍵くん」

…遺恨は残さないでおこう。

↓2まで、話したいこと。

自分は貴方の言う平等が理解できない。だけどこちらに来てくれたことはありがとう

>>687-688

「ハセさん、俺にはあなたの言う平等が理解できない」
「おう、それは分かってる」
「…でも、此方に来てくれたことは感謝します。ありがとうございます」

…俺の言葉にハセさんは鷹揚に頷く。

「いいってことよ。もしこちらの人数が多いようなら俺はあっちに付いてたしな」
「…」

やっぱりどこかおかしいな、この人は。

「…貴方の平等の基準って、何なんですか?」
「…うーん」


直下、ハセの平等

123:「…全てが等しくなることさ」
456:「…天秤の軸、かな」
789:「…誰の考えにも流されず、ただ弱った方に手を貸すだけだ」

3:ルーラーの妄言に近い【平等】

「…すべてが等しくなることさ」
「…え?」
「要するに、何の違いも、何の差異も無いこと。それが俺の望み、為そうとしている平等だ」

…ちょっと待て、それって。

「ルーラーの考えと同じじゃないですか」
「ああ、そうだな。アイツの言ってることに俺は大いに賛同する」
「…待ってくださいよ、だったら、何で」
「言ったろ? 違いがあるのは好きじゃないんだ。俺はなるべく人数差を近づけようとしただけだよ」

…駄目だ、やっぱりこの人は。

「狂ってると考えるのは自由さ。俺はそこに区別を、違いを付けない、それだけのこと。善とか悪とか言うだけで面倒だしな」
「…ッ!」

…そのままハセさんは笑みを浮かべた。
何の悪意も、善意も無い平坦な笑みを。


…はあ、何だか無性に疲れた。

「じゃあ、作戦会議だ、現在状況、アチラが攻めてくる可能性も考慮して話していく」

セイヴァーが集まった全員の中心で話し始める。

「…まず、現在の状況だが、ルーラーは俺の宝具で、アイツが宝具を使ったところでステータスアップの恩恵しか受けられない状態だ」
「ならば、そこを突くしかない、か」
「ああ、だが、アイツに賛同するサーヴァント達が確実に道を阻む」
「…」

…そうだ、しかも相手の数は俺達より多い。

「というわけで、だ。本格的にルーラーに喧嘩を売るのは夜」
「…大丈夫なのか?」
「…ほとんど賭けだ。なるべく全員で行動し、出現したサーヴァントには相性がいいサーヴァントをなるべくぶつける」
「それしか方法は無いのか…?」
「個別に行動してもいいが…アサシンたちは独自行動を取ってもらおう。…マスターがいればそいつを倒しさえすればいいがルーラー単体は少々厳しいだろうな」

…かなりきつい戦いになる。それに。

「…恐ろしいのはルーラーの令呪か」
「ああ、…残りが何画かは把握していないが、宝具発動に二画、そう乱発はしてこないだろうが、自害を要求されるとなると」
「…おそらく令呪無しで対抗できるのは対魔力やスキルで対抗できるセイバーくらいのものですか」

…とりあえず確認できることは確認したか?
何か言わなくてはならないことはあっただろうか。


23:25まで聞きたいこと、言いたいこと

説得によって味方を増やす戦法を提案、決裂しても予定通り殴りかかるわけだしやって損はないはず

相手陣営のユニットの情報を提供しあう、後々この陣営がどうなるとしてもあちらの陣営の情報を共有するのは全員にメリットがある

>>695-698

…できることなら、人数を増やしたいな。

「なあ、セイヴァー」
「? 何だ?」
「…話し合いで味方を増やす事ってできるか?」

俺の問いに、場の全員がポカンとした表情を作る。
そして何よりも早くフィナコの裏拳が飛んできた。

「阿呆」
「いってえ! 何しやがんだ」
「…フン、そういうところは嫌いではないがな」

…何だってんだ。

「…そうだな、不可能じゃないだろう。特に罪悪感を多少なりとも感じてる人間なら丸め込めるかもしれない」
「だよな。…提案しといてよかった」
「もちろんそれは各自に任せる。…できることなら傷付けずに行きたいもんだがそうもいかないだろうしな」

…なら、聞くことは他にもある。

「なあ、刺客側の人間に輪廻さん、アンタ等の願いって何だ?」
「残念だったな、鍵よ、傭兵の願いは既にこのフィナコが聞いている!」
「そうか、なら、他の人は?」

刺客側の三人娘がそれぞれに応える。

「…私は、父の思いを継ぐことです。つまり、哀しみを一つでも減らす…争いを止めること」
「アタシは誰かに売り飛ばすのが目的だから」
「えっと、私は前にも言った通り家の復興を…といっても、半分やけくそだったんで、今となっては」

…それぞれに思いがあるな。一人除いて。
…サーヴァント達は?

「私は、兄弟たちの救済だ」
「…私はマスターに聖杯を掴ませること。その過程をこそ求める」
「俺は無論、全てのハサン、引いては暗殺教団の人間と出会い、その修練法を聞くためだ!」

刺客側のサーヴァントが次々に口を開く。
一方、こっちは…。

「…私もそちらのランサーと同じく。主に聖杯を。それが軍人の為すべきことだろう」
「我は我が存在の確立。悪魔としてノ我を確立させるこト」

…成程ね。何かこれが使えたらいいんだが。

「…そうだ、情報共有もしておかなくちゃな」
「ああ、…俺の知ってる情報は全部渡すが、…できる限りの情報が欲しいな」

…今必要なのは、敵サーヴァントの真名が第一、そして敵マスターのスキルも気になるな。

直下、情報収集判定、9ほど潤沢、1ほどへっぽこ

5:マスターのスキルまで。

「…といっても、そううかつに真名は漏らしてくれませんでしたね」
「まあ、そうでしょうね」
「…代わりと言っては何ですが、ハインリヒさんの能力なら分かりますよ」

…ハインリヒ? あの蛙か。

「あ、あとウィリアムのオッチャンの能力も聞いたね」

アーチャーのマスターか。

【ハインリヒのスキルを提示します】

【鉄鋼外装】
 自身の家系に受け継がれる魔術。
 魔力によって全身を覆う重鎧を形成する。
 鎧には触れたものの方向を狂わせる魔術が施されており、
 方向を狂わされた外部からの攻撃は必然的に威力が弱まる。
 蛙になっている間はサイズが合わないため使用できない。

 【戦闘時、攻撃を目的としたスキルの+補正を無効化する】

【従者根性】
 自身の主人以外に隷属しないという従者魂。
 主人以外の隷属に対して強い抵抗力を持つ。

 【魅了判定に大幅な対抗】

【ウィリアムのスキルを一部提示します】

【怯嵐】

 魔の矢を使い起こされる嵐。
 詠唱とともに魔の矢を射、先に展開されている魔の矢達の怯えを促進させ大気を震えさせ嵐を起こす。
 風属性魔術ダメージと魔力依存の地形と同属性の物理ダメージを与える。
 これに使用した魔の矢は破壊される。

 【礼装【魔の矢】を一本破壊することで発動。一ターンのみ戦闘に+補正、霊地により効果は増減する】

…なるほど、そうか、アーチャーには奇襲は無効だったか。

…あとはこちらの陣営だけど。殆ど情報は出てるな。
ライダーの真名くらいか? 敵ランサー、バーサーカーの真名も気になるが…。

↓2まで、ライダーの真名判定、成功でスキル、宝具開示。ランサー、バーサーカーも併記可。正解の場合どこかで+補正

答えるのは全部敵?それとも味方の?

ライダーはペリー。
ランサーとバサカは分かんない…。

>>703 あ、反応ないなと思ったらそういうことか。
もうしわけない、ライダーは味方、ランサー、バーサーカー、ついでにすっかり忘れてたメイドは敵側ですね。

ここから↓2まで

ドラゴンメイド

>>704 >>706 正解

…クマのような軍人。

「あー、輪廻さん、ライダーってもしかしてペリーですか?」
「よく分かったな。私は最初金太郎の熊でも出てきたかと思ったぞ」

【ライダーのスキルと宝具を開帳します】

【クラススキル】
◆対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。

◆嵐の航海者:A+ 
 船と認識されるものを駆る才能。
 集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。

【保有スキル】
◆熊おやじ:D
 途方も無い重圧感を与えるライダーの風体、態度、声。
 敵マスターの透視能力を狂わせ、一部のパラメーターがAランクであると誤認させる。
 またその威圧感から相手の精神スキルの成功率を著しく低下させてしまう。

 【カリスマを初めとする精神スキルをCランクまで無効化可能】

◆砲艦外交:B
 軍事力による威嚇を以て、自らの意志表明且つ心理的圧力を掛ける事を目的とした交渉術。
 交渉相手の「拒否」の意思表示を、高確率で「承諾」へと強制変更させる。
 更に交渉が長期化するたびに、こちらの望む条件をより多く“呑ませる”ことができる。
 対精神干渉スキルで回避可能。

 【交渉の時間経過と共に、相手に許容範囲を広げさせる】

【宝具】
◆『黒船来航(開国シテクダサーイ!)』
 『東印度艦隊(ペリーズ・スコードロン)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~40 最大捕捉:300人×4

 宝具『東印度艦隊(ペリーズ・スコードロン)』による一斉砲撃。
 四隻総勢67門の砲撃ダメージに加え、敵軍全体に全能力をワンランク下げる“重圧”、
 行動成功率を著しく低下させる“威圧”、隊列・連携を無力化する“混乱”のペナルティを付与する。
 『東印度艦隊』は70m超の蒸気旗艦「サスケハナ」を中心に、「ミシシッピ」「プリマス」
 「サラトガ」の合計四隻から構成される艦隊(現在の単位では戦隊)で、
 空中を海路に見立て航行可能な他、任意の艦のみを実体化させることも可能である。

 【戦闘時+補正】
 【この宝具を用いて戦闘に勝利した場合、以後ライダーとの戦闘で常に-補正が追加される】
 【この宝具を用いて戦闘に勝利した場合、相手のカリスマを初めとする精神スキルを使用不可にする】

◆『日本開国(仲良クシマショウヨ!)』
 『日米和親条約(オープニング・ジャパン)』
ランク:B 種別:対国宝具 レンジ:1 最大捕捉:二陣営間

 『日米和親条約(オープニング・ジャパン)』の締結。
 戦闘において勝利(敵の撤退含む)、若しくは交渉に成功した相手にのみ発動可能。
 個人或いは集団(最大で一国規模)間で結ばれる強制遵守の契約であり、
 対象となった両陣営が調印を行うまで、相手側の離脱(撤退・逃走)行為を禁止する。
 契約内容は両者に平等である必要はなく、互いの合意さえあれば如何なる内容でも締結される。
 ――尚、ペリーは相手の合意無く一方的に此の条約を破棄することができる。

 【戦闘に勝利、及び交渉に成功した場合、相手の意志と関係なくこちらに都合のいいギアスを締結可能】
 【そのギアスをライダーの意志で反故にすることは自由】

…色々と突っ込みたい、突っ込みたいが。

「…何だね?」
「いえ、何も」

…半端ない威圧感だ。

そしてメイドの方はおそらく…。

「クレタ島のドラゴンメイドだろうな。アルテミスにその姿を変えられたという」

…これで大方の情報は出そろったか。

あとは…魅了の活用くらいか。

「フィナコとこっちのアサシンは魅了を持ってるよな」
「…?」
「…お前、まさか自覚なしか?」

…まあ、そこは追々詰めていく感じでいいか。

「…さて、もう議論は出尽くしたか?」
「…ちょっと待て、そういえば監督役はどうなったのだ?」

…? 何言ってるんだフィナコ、監督役はルーラーに殺されただろうが。

「おいおいフィナコ」
「そ、そうですよ。監督役はルーラーに」
「…」
「あー、そこまで。ファティマちゃんがいること忘れてんじゃないの?」
「…ぬ? そう、だったか?」

直下、ファティマ【啓示】判定、大成功以上で成功【肉親】+2

6:失敗

「…いえ、そうではなく、何か、引っかかるような」
「…マスター、無理をすることは無い、肉親の死とは辛いものだから」

…そうだな。俺もシュトルムさんが死んだだけで、かなり堪えた。
だからこそ、その犯人のルーラーを、俺は…あれ? 何か、見逃しているような。

…状況を整理しよう。
シュトルムさんは【刃物で】【垂直に真っ二つにされていた】。それが、俺がルーラーに疑念を抱いた切っ掛けだ。
原因は不明だが、おそらく【聖杯に起こったバグ】。
監督役は【行方不明】、まず間違いなくルーラーに殺されているだろう。そして、犯人兼黒幕はやはりルーラーだった。
その目的は【救世主】になること。そのために【令呪を奪取しようとした】。

…何も問題は無いはずだ。そう、これが真実。

↓3まで、何か疑問点があれば明確な根拠と共に。00:35まで。なしなら「なし」と記入。

ルーラーって刃物持ってたっけ?

>>716-718 明確な答えは出ず。しかし…?

…そうだ、刃物の存在だ。
ルーラーは現代の聖人、つまり、それに関連した逸話を持っていない以上あの傷は付けられない。
宝具を使用したとしても、あの宝具は光の渦だ。

それに、ルーラーの真名、ラーマクリシュナ。
合一と寛容を望んだ彼が、こんな短慮に走るのか? あんな暴虐を起こせるのか?

…聖杯のバグ、それはセイヴァーの出現上確実に存在している。

だが、本当にそれはルーラーなのか?

もしかしたら、あの人から話を聞けば…!

↓2、話を聞く相手

1:フィナコ
2:セイヴァー
3:ファティマ
4:戒
5:自由安価

3:ファティマ

…そう、ファティマさんに。

「ファティマさん!」
「な、何ですか!?」

…聞くべきことはただ一つだ!

↓2、聞くべきことは? もし間違えても大成功以上でファティマの【啓示】発動

>>730

>>731 かつファティマ【啓示】成功

「…貴女の父、ゲーニス・ローレンは、貴女と同じように、風を刃物として使えますか?」

もし、その答えが、肯定なら。

「…ええ、私の力は代々伝わるものですので、父も…ッ」

…!? 突然頭を押さえるファティマさん。

「…これは、まさか」
「どうしたんですか!」
「…全く根拠はありません。ですが、父の能力に、こういったものがあるはずです」

◆霊媒治療
 霊体を繕う事で肉体を治療する特殊な魔術師。
 異なる霊体の接合や、肉体を損なわない心霊治療を得意とする。
 これにより、令呪の摘出および受け渡しが可能となる

…! 間違いない。本当の黒幕は。

「…監督役だったのか」
「まさか、父が、そんな」
「どうした!?」
「…監督役は令呪を摘出、受け渡すことができる魔術を持ってる。それであれば、ルーラーから【神明裁決】の令呪を奪うことも可能じゃないか?」
「…なら、まさか」

…そういえばモニタに映ったルーラーの様子がおかしかったのも、【黒母神の悟り】が機能していないのも、監督役がその令呪を行使したのなら、話は繋がる。

「ああ、…監督役、ゲーニス・ローレンがこの戦争の中で暗躍している!」

【本日はここまで、謎解きお疲れ様でした】

【正確には人格が変わったのじゃなくて、そういう演技をさせられていた、という解釈にしてます】
【そのためにまず、【黒母神の悟り】を奪った令呪で強制的に減少させた、ということで】

【もちろん効果はそう持続しませんがどのみちルーラーは宝具使えば短期決戦ですしね】

【つまりは、隠れて動くゲーニスをどうにか倒せば、ルーラーの暴走も止められます】

  ≧: .圭圭圭圭圭圭≧: .
      ≧: .圭圭圭圭圭圭≧: .
          ≧: .圭圭圭圭圭圭≧: .
              .≧: .. ̄ ̄ ̄ ̄ミi圭ミ、            「…やはりルーラー関連は疑問や不満、否定的な意見が多いですね」
i\                  ̄ -=ニ二.__\
  i>、                         ̄  }
../i:i:i:i:≧、                        i}

i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iⅦ>..                        i}         「近代の英霊であることもあるでしょうが、強さの調整ミスは否めません」
i:i:i:i:i:,>┬‐┬‐┬==ミ.、                   i}
i:i:i:i:ii  .|   }  i}  } }}i>.. _              ノ
i:i:i:i:i>.ノ .ノ ./  ./ /Y::::::::::ト=ミ:::::::‐-=ニニニニ-=彡

i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:>../  / / |::::::::: 乂 燧㍉:::::::::::::,ィ/-く            「アングルボザなんかも色々と問題点を指摘されてますしね」
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}/ Yi{  .ィ㍉:::::::::: ̄::::::::f弌:`7:i:i:i八
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i从|八 Ⅵ八,,,_ ::::::::::::::::/ij }:/:i:i /  \
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧ Ⅵ  Ⅵ>.._::::{    }i:i:i /    \
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ∧ \   \{ /_/7フー''i i /       ヽ       「…今後の参考にします。否定的な意見は本当にありがたい。スットパー無しでは暴走しがちになりますから」
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: \ .\  `ー==/i:i:i:i:i /        }

i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∨  .>'¨ ̄`}i:i:i:i:i:i:/       i  }
\i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} /i∧/⌒i}i:i, -'"         }  }
  \i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}}}i:i:i∧ィ⌒i}:イ/          /  \      「それと、データ関連であまり作成者様を責めないでくださいね。それを採用した >>1 に大部分は責がありますので」
   \i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}}i:i:i:i:i:i>‐‐'//            /     \

【再開はもう少し後で】

正直、このスレだとステ差がよほどないと補正にならないし、別にそれほど気にしていない
どっちかっていうと、例えば味方2対敵1で、人数差:+1なんだけど、仲間が負傷:-2の場合、総合補正:-1になる
でも、負傷した仲間を戦闘に参加させない場合、総合補正:±0になり、
結果的に仲間が足を引っ張ってるという状況になることが今まで少し気になってた
いや、難しいところだし、仕方ないとは思うけどね

>>756 確かにその問題はありますね。強制多人数ではなく状況に応じて取捨選択できるようにしましょうか】
【さて、何事も場数を踏むことからです。そして始めた話を途中で放り投げるなどもってのほか。再開しましょう】

「…ゲーニスが黒幕だとしても、奴がいるのは最深部であることには変わらないだろう」
「結局は、近づくしかない、ということか」
「…で、近づくにするにしてもどうする? このまま集団で近づき、出る敵を倒していくか」
「ツーマンセル程度で行動する、という手もあるな」

それぞれのメリットは…

「大人数なら状況に応じ、対戦するメンバーを変更できる」
「チームに分かれた場合は、そのメリットはないが、各自で行動を変更できる」
「…どうしたもんかね」

16:30からどう動くか多数決

1:集団で行動し、確実に撃破
2:各個で行動し、個別に撃破

1:集団行動、出現したサーヴァントを撃破

「…集団で動こう、出てきたサーヴァントはそれに応じて相性のいい連中を出す」
「分かった。じゃあ、みんな、準備はいいな?」

俺の声に全員が頷く。…何か俺がリーダーじみてるな。

【これからの判定は、以下のように行います】

1:まず、移動判定、これに失敗すると、敵サーヴァントが出現、仲間のサーヴァントから選び、対抗させます

2:その戦闘に味方サーヴァントが勝利した場合、自軍に追いつくまでのターン数を判定、その数だけそのサーヴァント達は使用できません

3:敵サーヴァントが勝利した場合、追跡ターン判定を行い、そのターン数経過で強制エンカウントとします

4:これを繰り返し、全サーヴァントを倒す、もしくは5ターンエンカウント無しでルーラー戦に移行します

5:ただし、36ターン経過で夜が明け、ルーラーにかけられた制限が外され、その後12ターンごとにルーラーによる攻撃が行われます

6:エンカウントしなかったサーヴァントが存在した場合、最後のルーラー戦に判定によって参加する可能性があります。

16:50まで質問受け付けます

敵サーヴァントと出会った場合説得行為自体は(成否は別として)可能ってことでいいのかな?
戦う場合支援系スキル持ってる仲間から支援受けるのはナシ?

令呪2画以上残ってるサーヴァントでも、一度敗北したらルーラー戦終了まで干渉不可?

>>769 説得は可能ですね、支援系のスキルは魔術、礼装系統のみ大丈夫としましょうか。
また、マスターとサーヴァントを分けることも可能ですよ。ただし、令呪撤退は判定になりますが。

「では行くか、私の世界に蔓延る雑草を抜き取りに」
「…ああ、そうだな」

俺はフィナコの手を取る。

「…まるでどこぞの騎士と姫ですね」
「ああ、まあ、欠点は救世主というよりは悪魔だってことだ」

【1ターン目】

直下、移動判定、成功以上で成功

>>770 負けた場合は令呪持ちなら集団まで令呪で退避、持っていなければ消滅、とします。これは敵も同じ。
また、戦闘中の令呪補正時間を5ターンに増加します。使用したい場合は、判定の時に言ってくれれば再安価を行いますし、こちらから尋ねることもあります。

9:成功

「…敵の影は見えず」
「…ルーラーは分かってるはずだがな」

【2ターン目】

直下、移動判定、成功以上で成功

3:出現サーヴァント

直下

12:ライダー&メイド
34:キャスター&戦闘ユニットのいずれか
56:ランサー&バーサーカー
78:セイバー
90:アーチャー

3:キャスター&戦闘ユニット

直下、ユニット判定

123:フェンリル
456:ヨルムンガンド
789:ヘル

5:ヨルムンガンド

俺達の前に、影が現れた。

「…第一陣だ」
「…母上か」

そこに立っていたのはフェニクスさんにキャスター、そしてヨルムンガンド。
…本来二日かかるはずの【怪物の胎】、ということは。

「ルーラーが令呪を使ったと考えるべきだな」
「…となれば、もうキャスターに対する令呪は使えないか」

…フェニクスさんの目は歪んでいる。
優しげな表情は何処にもなく。…ただ、歪んでいた。

「…駄目だ、アレは。もう俺の声も届かない」

セイヴァーが悲しそうに声を漏らした。

「フィナコ…何故私に逆らうんですか?」
「…母上」
「…やはり、貴女は悪魔なんです、フィナコ、私に、私達の家に害を与える存在なんです…!」

…フィナコが悲しげに首を振った。
…いや、違う。悲しくなんかないのだ、コイツは。ただ、寂しいのだ。

「ケリを付けるぞ」

…ああ、そうだな。


直下から誰を出すか二多数決、二陣営を決定、先に二票。
二陣営まで併記可能。

刺客ランサー
箱庭アサシン

>>781-783 箱アサシン、箱バーサーカー

…この人たちが相手なら。

「じゃあ、先に行っといてくれ、セイヴァー」
「…頼めるか?」
「ああ、任せろ…いや、フィナコに任せろ」
「分かった」

そう言うとセイヴァー達は先に駆けていく。
…ところで。

「何で残ってるんですか、ハセさん」
「…? 一対二は不公平だろ?」

…そういえばこういう人だったな。

「…ところで、義姉さんにアサシンの宝具使えるけど、使うかい?」
「…あー、そういえばそんなのありましたね」


◆ 『心身捧ぐ蠱惑の魔術(マジカルト・アスタロット)』
種別:対人宝具 ランク:C レンジ:1~10 最高捕捉:1人
アサシンと同一視された悪魔の使用魔術。
魅了の最上位で、一時的に女性を対魔力に関係無く操り、自身の支配下に置く事で意のままに操る。
ただし、あくまで同一視されたのみなので、本来の使い手には遥かに及ばない。
伝える命令も幾つか制約があり、時間経過で魔術は解ける。

…だが、フェニクスさんには令呪も無いのが現状。
操ることはできるかもしれないが、自害を命じることはできない。そして、魔術の効果は時間経過で軽減される。
…日中だしな、そう意味は無いか?

↓2、使うか使わないか

>>786 使う

…いや、上手くいけばここで戦闘を経験せずに済む。

「…お願いします、ハセさん」
「了解だ、アサシン、頼むぜ」
「しかト。…そこなる女」
「…ハセですか、一体何を」
「見ちゃ駄目! マスター!」

…遅い!

直下、失敗以上で魅了成功、【太陽の加護】-1

3:魅了成功

「あぁっ…!?」
「ふム、一瞬内心ヒヤッとしたガ、無事成功しタ」

…よし、なら、何を指示しようか。

「…」

↓2、指示内容、ただし、大失敗以下で…?

>>791

>>792

「…ハセさん、自分達への追跡、及び戦闘禁止命令を」
「おう、頼むぜ、アサシン」
「…了解しタ」

アサシンがフェニクスさんに近づき何事かを語り掛ける。
…フィナコが隣でむくれている。

「…お前の気持ちは分かるが、ここで戦闘に持ち込むのは不味い、分かってくれるか?」
「…ふん、お前なんか嫌いだ」

…結構心に来るな。

直下、フェニクス行動禁止時間判定【太陽の加護】-1

123:1ターン
456:3ターン
789:5ターン

↓2、追いつくまでのターン数【そんなに時間たってない】+2

123:5ターン
456:3ターン
789:1ターン

3:1ターンのみ

8:1ターン

【要するに4ターン目からどちらも行動可能】
【ついでにルーラー残り令呪八画】

【3ターン目】

行く手に広がるのは崩れかけた古代遺跡の一部。

「…というかここってどこなんですか?」
「仮想空間のようなものなのかもねー」

直下、移動判定、成功以上で成功

7:成功

【箱アサシン、バーサーカー合流】

「お、無事追いついたか…あの娘どうした?」
「…いや、倒したわけじゃ無くてな」

直下、移動判定、成功以上で成功

1:出現サーヴァント

直下

12:ライダー&メイド
34:キャスター&ヨルムンガンド&セイバー
567:ランサー&バーサーカー
890:アーチャー

4:両親

「…おい、おい」
「…その、何だ、スマン」
「また会えたな母上。…そして、父上」

前方の影はミニスケープ夫妻。
…フェニクスさんの表情が怒りを通り越して何か、こう、恐ろしさまで感じさせる。

「…あー、そ、その、落ち着いて、フェニクス」
「…貴方はお静かに」
「はい」

…さて、セイヴァー?

「…さっきも言ったよな、あれが話できる状況か?」
「それはそうだが、ほら、スウェンさんなら」

しかし、それを言い終える前に、スウェンさんの目が光った。

「…悪いが、ここは私とフェニクスに付き合ってもらう。…正直怖くてどうしようもないが、妻を見捨てるほど、私は屑じゃ、ない、はずなんだ…!」

【パニック伝染】
上述の結界魔術を応用した、自分の興奮を他人へ派生させる術。
怒り等の強い感情であればあるほど伝わりやすい。

≪同陣地内における全ての人間に自分が感じている感情に関わる補正、効果を強制的に付属させる≫


「…私の怯えを、伝染させる!」

その声と共に、俺の思考に何かが流れ込んできた。
怖い、怖い、怖い…。

「…チッ、これじゃあ、説得も無理、だ」

…なら、倒すしかない!


直下から誰を出すか多数決、二陣営を決定、先に二票。
二陣営まで併記可能

箱バーサーカー、刺セイバー

>>809-811

「…さて、彼が相手とあれば私が出るよりほかあるまい」
「■■■ーーー!!!」

客セイバーとバーサーカーが前に出る。

「…やれやれ、北欧大戦ですかってんだ。…ま、アイツとは決着をつける気でいたしな」
「キャスターもがんばるよー!」

それに呼応するように、箱セイバーとキャスターも姿を見せた。

「…貴方の望むままに、セイバー」
「かたじけなく。全力を尽くしましょう」
「今回は邪魔させんぞ、鍵!」
「…分かった、さっきのは野暮だったな」

セイヴァー達を先に向かわせ、俺たちはその場に残る。
…さて、遺恨を片付けるとしようか!

【客セイバーの令呪を使用しますか? 補正は以下の通り】

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1

↓2、使用するかしないか

使用しない

>>814 使用せず

【マスター戦に突入しますか? 補正は以下の通り】

【怯え】+1【人数差】+1【嵐の加護】+1
【パニック伝染】-1【結界魔術(浄)】-1【太陽の加護】-1

【おっと安価忘れ】

↓2、するかしないか

しよう

>>818 突入

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1


↓2、マスター戦戦況判定、1ほどフェニクス有利、9ほどフィナコ有利

【怯え】+1【人数差】+1【嵐の加護】+1
【パニック伝染】-1【結界魔術(浄)】-1【太陽の加護】-1

1:ファンブル

セイバー【神々の加護】発動、直下継続以上で戦闘続行
バーサーカー【戦闘続行】発動、下2、4以上で戦闘続行

2:フェニクス有利

3:ファティマ、令呪一画消費し回避【客セイバー残り令呪0】
8:バーサーカー戦闘続行


【2ターン目】

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1 【蛮勇】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1 【有利】-1

総計-1


↓2、マスター戦戦況判定、1ほどフェニクス有利、9ほどフィナコ有利

【怯え】+1【人数差】+1【嵐の加護】+1 【激情家】+1
【パニック伝染】-1【結界魔術(浄)】-1【太陽の加護】-1【有利】-1

総計±0

6:バーサーカーやや有利

0:特殊判定

直下

123:「愛なんてない!」
456:痛み分け
789:「愛などいらぬ!」

0:特殊判定

123:「令呪に命じましょう【マスターを狙え、セイバー】」
456:フィナコ、魔術回路0の真実
789:フェニクス気絶

3:ルーラー、令呪一画消費、箱セイバー、マスターを狙い攻撃

直下

123:どちらか死亡
456:どちらか気絶
789:どちらか負傷

3:どちらか死亡

直下、奇数でフィナコ、偶数で鍵

5:フィナコ死亡

直下、マスター戦戦況再判定、1ほどフェニクス有利、9ほど鍵有利

【怯え】+1【人数差】+1【嵐の加護】+1 【勇者の素質】+2
【パニック伝染】-1【結界魔術(浄)】-1【太陽の加護】-1【有利】-1

総計+1

【そういや【結界魔術(浄)も消滅するんですよね】】

8:鍵有利


【3ターン目】

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1 【蛮勇】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1

総計±0


↓2、マスター戦戦況判定、1ほどフェニクス有利、9ほどフィナコ有利

【怯え】+1【人数差】+1【嵐の加護】+1 【勇者の素質】+2
【パニック伝染】-1【太陽の加護】-1

総計+3

2:キャスター有利

【有利不可忘れ】

6:鍵やや有利


【4ターン目】

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1 【蛮勇】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1【有利】-1

総計-1


↓2、マスター戦戦況判定、1ほどフェニクス有利、9ほどフィナコ有利

【怯え】+1【人数差】+1【嵐の加護】+1 【勇者の素質】+2
【パニック伝染】-1【太陽の加護】-1

総計+3

5:均衡

9:クリティカル

直下

123:どちらか負傷
456:スウェン気絶
789:フェニクス気絶

7:フェニクス気絶

【5ターン目】

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1 【蛮勇】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1

総計±0


↓2、マスター戦戦況判定、1ほどフェニクス有利、9ほど鍵有利

【怯え】+1【人数差】+1【嵐の加護】+1 【勇者の素質】+2【有利】+1
【パニック伝染】-1

総計+5

2:キャスター有利

9:クリティカル

直下

1234:スウェン負傷
56789:スウェン気絶

5:スウェン気絶

【マスター戦に勝利しました】

よって発動されるはずだった【怒れる運命の剣(グラム・バルンストック)】中断


【6ターン目】

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1 【蛮勇】+1 【マスター不在】+2
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1 【有利】-1

総計+1

2:キャスター有利

【怒れる運命の剣】発動


【7ターン目】

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1 【蛮勇】+1 【マスター不在】+2【狂戦士の魂】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1 【有利】-1 【怒れる運命の剣】-2

総計±0

客セイバーのこれ忘れてましたね

◆【運命は私に味方する(プロビデンス・ノルニル)】B
種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足人数:1

運命の女神に授けらた加護。
この加護によりシグムントは最後の戦いにおいて、グラムを折られるまで負傷せず優勢であった。

戦闘時、相手が宝具を使用した際、自陣にプラス補正。負傷しにくくなる。
グラムが折れた時、この宝具は使用不可となる。


2:キャスター有利

【8ターン目】

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1 【蛮勇】+1 【マスター不在】+2【狂戦士の魂】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1 【有利】-1 【怒れる運命の剣】-1

総計+1

0:特殊判定

直下

123:キャスター勝利
456:互いのグラムへし折れる
789:フィナコの真実

8:覇王は何度でも蘇る

【結界魔術(×)】が【結界魔術(生)】に変化しました


【結界魔術(生)】

ミニスケープ家が代々使用する結界を利用した魔術。使用者により、その特性は断絶、隔離、遮断など多岐に至る。
自らの生成する魔力を自らの体に封じ込める特殊な結界。これにより、彼女は魔術回路を失った状態になっている。
同時に、その影響で精神に変調を来すこともある。

≪術者の死と共に一回限り発動。術者を蓄積された魔力で蘇生させ、周囲一帯に魔力による攻撃を行う≫


直下、結界魔術(生)判定

123:+1補正
456:+3補正
789:どちらか脱落

5:+3補正

【9ターン目】

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1 【蛮勇】+1 【マスター不在】+2【狂戦士の魂】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1 【有利】-1 【怒れる運命の剣】-1

総計+4

5:均衡

【9ターン目】

直下、サーヴァント戦戦況判定、1ほどキャスター有利、9ほどバーサーカー有利

【怪力】+1【オオカミの毛皮】+1 【蛮勇】+1 【マスター不在】+2【狂戦士の魂】+1
【勇猛】-1【怪力】-1【人数差】-1 【有利】-1 【怒れる運命の剣】-1

総計+1

2:ファンブル

【…よく考えたら、特殊出ない限り敵は勝利しないですね、これ、というわけで、このまま脱落させるかどうか多数決で】

↓3まで

【そして一旦中断、この特殊で駄目だったら77出た時しか蘇生の可能性はありませんでした。おめでとうございます】

【ここまでグダるとは読めなんだ。再開】

◆母の愛D
母として持ち合わせる母性。
自らの子が傷つけば苦しみ、守ろうとする強き可能性。

【【怪物の胎】によって召喚されたユニットと共に行う戦闘で不利を獲得した場合、+補正、2ターンごとに増大する】

◆『怒れる運命の剣(グラム・バルンストック)』
 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100人
  オーディンがバルンストックに突き刺した剣。後に打ち直され魔剣グラムとなった。
  持ち主の魔力を増幅し、万物を焼き尽くす炎へと変換する。
  真名を解放することで剣を中心に半円状に拡散する炎熱の剣気を放つ。
  
  【宝具使用二回分の魔力を使用する】
  【発動したターンの陣地補正、防御に関したスキル、宝具を使用不能にし、さらに+2補正】
  【発動後、永続的に+1補正】

◆【総てを切り裂く剣(ソード・オブ・グラム)】A
種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大補足人数:10

すべてを切り裂くとされる魔剣。
この剣の前にはどんなに硬い鋼鉄も紙切れ同然となる。

相手の防御に関するスキルを無効化し、Dランク以下の宝具は一太刀で破壊する。
Cランク以上の宝具においても剣で打ち合う毎に損耗させていく。
ただし、相手の武器が槍の場合はこの剣が損耗する。

【発動時、Dランク以下の宝具を一つ破壊、Cランク以上の宝具は二+ランク数回発動で補正消滅する】
【戦闘に+補正】

◆【運命は私に味方する(プロビデンス・ノルニル)】B
種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足人数:1

運命の女神に授けらた加護。
この加護によりシグムントは最後の戦いにおいて、グラムを折られるまで負傷せず優勢であった。

【戦闘時、相手が宝具を使用した際、自陣にプラス補正。負傷判定に補正。】

【【総てを切り裂く剣】が折れた時、この宝具は使用不可となる。】


【説明しますと以上のスキル、宝具が使用されるわけなんですが】
【不利有利の判定ではほとんど±の変動がなく】
【【怒れる運命の剣】には【運命は私に味方する】が作用し、となるため】
【結果的にまず敵のキャスター、セイバーは勝利できないんですよね】
【【狂戦士の魂】なんかも発動されてしまうため】

何か質問はあるでしょうか?

自動勝利ってことは詰まりマスターを○すってことでいいのかな?

>>903 …そうですねえ、流石にフィナコリザレクの今殺す理由も無いでしょう。
ですがここまで戦った箱剣、魔を無条件に消滅というのもアレですので、以下の判定でも行いましょうか。

1:全サーヴァント消滅
2:両セイバー消滅
34:キャスター消滅、客セイバー&バーサーカー負傷
56:箱セイバー消滅、客セイバー&バーサーカー負傷
78:箱セイバー&キャスター消滅、客セイバー&バーサーカー負傷
90:ルーラー側消滅

何か問題点があればご指摘を。21:15まで受け付けます

その「敵陣営の勝利の芽ほぼなし」が気づいた結果何ターン戦ったことになるの?

>>907 現在時点で十ターンですかね。あと二ターンでもう一度【狂戦士の魂】で増幅される感じになります。

さて、では一応多数決取りましょうか。

案としては

1:このまま続ける
2:もういっそ戦い最初から全部リセット
3:上記の判定票使っちゃおう

くらいですかね。では、直下から多数決、先に三票

3

>>911-913

となりましたので申し訳ないですが、判定開始。

直下

1:全サーヴァント消滅
2:両セイバー消滅
34:キャスター消滅、客セイバー&バーサーカー負傷
56:箱セイバー消滅、客セイバー&バーサーカー負傷
78:箱セイバー&キャスター消滅、客セイバー&バーサーカー負傷
90:ルーラー側の陣営消滅

6:箱セイバー消滅、客セイバー&バーサーカー負傷

【ということになりました。キャスターは一旦離脱、戦闘終了の措置を取ります】

【そして本日はすいませんがここまで。ルーラーの分取り返そうと色々焦りすぎました。少し戦闘システム考えてもよさそうですね…】

【ワラキー万歳、…キャスター一騎送りたいのがいるんだけど被るんですよね】

立ちふさがるは北欧の英雄と巨人、そして神を喰らう蟒蛇。
対するは同じく北欧に起源を持つ英雄とその一旦たる狂戦士。
土埃吹きすさぶそこは彼らの育った世界ではなく、荒涼としたまさしく戦場。

箱セイバーの前に客セイバーが立ちふさがる。
分かれた枝の先、離れた可能性。
そしてそれだけの言葉では足りない何かが二人の間に飛び交う。

「こちらは私にお任せを」
「ああ、もちろんだ、そう簡単にテメエの獲物をやらせるかよ」

牙を剥くように笑みを見せる箱セイバー。対し、客セイバーは煌めく剣身を牙の代わりに抜き出だした。

巨人の少女を前に狼が唸る。
彼我の差は大きく、狼はただ自らの狂気を以てその差を埋める。
ぬめる鱗を光らせ、蟒蛇は舌をちらりと。

「…■■■」
「まあ、私達の本質は悪ですもの。…幸せな夢のため、勝たせてもらいますよ、ねえ、ママ?」
「…うん、覚悟するにい!」

交錯する剣戟、吠える怪物。
しかしながらその幻想に負けない争いが巻き起こる。

「…フェニクス、悔いなきように」
「悔いなどありません。私は、私のケジメを付ける」

スウェンとフェニクスの目に宿るは信念。

「…貴方とお母様がどういう関係かは知りません。ですが」
「…なら言うな。行くぞ、鍵」
「ああ、ケリを付けよう」
「何て歪な、ですが、最大限、力添えはしますよ」

フィナコと鍵の目に宿るは決意。

ファティマの操る風が音を上げ吹き荒ぶ。
荒れ狂う嵐の中、自らの存在と、過去をかけた争いがまた始まった。

「…ケッ、まあ、互いに最後だ、悔いなき戦いをオーディンに誓う」
「ああ、そうだな…!」
「…ッ!」

振り下ろされる剣を互いに避け、かわし、打ち合う二騎の剣士。

「フィナコ、私は貴女との決別をここで」
「…分かり合えぬか、母上!」

言葉と共に拳を乗せ、相手を打ち崩さんと、突き崩さんとフィナコは飛ぶ。
それは彼女の悪たる所以。悲しきかな、力でしか、渡すことしか知らない愛。

「スウェンさん…」
「…ああ、私はいったい」

眼鏡の奥の瞳は、どこか悲しげに二人を見つめ。

「どうすればよかったのかな…」
「…決まってますよ」

鍵の言葉はその錠前をこじ開ける。

「アイツと話せばよかったんです」

猛るは狂戦士。
暴風をものともせず駆けるその喉元を噛み砕くは蛇蝎のごとく。

「■■■ーーー!!!」
「ヨルちゃん!」
「ええ、その喉、いただきまあす」
「■ーーー!?」

嵐がフィナコの髪を広げる。
倍ほどの体躯。幼き少女とも見えるフェニクスの目に宿る怯えと憎悪をフィナコは感じ。
その上で、自らの母を信じていた。分からずとも言葉は通じると、渡した感情は実を結ぶと。
それが自らに一番足りない反応だとも知らずに。

「ああ、鬱陶しい風ですね」
「フン、母上、吹きすさぶ風など屈服させるのだよ」
「…ええ、貴女はそうでしょう、根腐れを起こした葦のくせに!」

太陽の光の下、圧倒的な身体性不利をはじき返すフェニクス。
その一方で、スウェンの動きは鈍っている。

「フェニクス!」
「アンタの相手は俺ですよ!」

マスターの動きを観察しながら振り下ろされる剣をいなす客セイバー。

「…一進一退、か」
「アアン? よく他のところに目がやれるねえ」
「…ああ、私は君とは違う」
「同感だ、俺は炎でお前は鋼、カカッ、なるほどねえ、だからか」

振り下ろされる斬撃の隙間。
そこにある一瞬の生死の境界を抜きながら箱セイバーは心底愉快そうに笑う。

「?」
「俺とお前のグラム。どうしてその性質が違うのか、俺とお前では狂気が異なる」
「なるほどな、荒れ狂う炎と静謐の鋼」
「互いに変幻自在、しかしその性質は」
「消滅と切断、ああ。まさしく私達だ」

炎のように激しく、狂気を隠そうともせず箱セイバーは笑う。
鋼のように冷たく、狂気を滲ませながらも客セイバーが断る。

「…ああ、俺は思うよ、この一瞬が永遠に続けばってな!」
「残念だな、私はこの永遠が一瞬で終わってほしいと思っている」
「…ああ」
「…そうだな」

笑みは全てを焼く業火。
狂気は相手を貫く玉鋼。

叫ぶは獣。一切を忘れ猛る猛獣。
相克する同一の宝剣が、互いを喰らわんと抜き放たれた。

「「やっぱり合わ」ねえ」ない!!!」

打ち合わされる宝剣。
その衝撃は大気はおろか世界を揺るがせる。

「にいっ!?」
「…流石、あの腐れオヤジの鍛えた剣なだけはありますね」
「■…!」
「…ああ、そういえば、そうでした。同じ血が騒ぐんでしょうね」

同一の起源を持つサーヴァント達は戦き、マスターはその体勢を乱される。

「くっ! 風が、乱されて…」

その余波により制御化を離れる風。
本来は誉であるその衝撃は、戦況に歪な罅を与えた。
響く声。何処までも静かに壊れた声。

『セイバーに命ず【敵のマスターを討て】』

その声は逆らいようがない命令。
箱セイバーの表情から笑みが消える。
代わりに浮かぶは恐ろしいまでの怒り。

「!?」
「何を言いやがる、ふざけんな、俺たちの誇りを、ふざけてんじゃねえぞ」

叫ぶ、吠える、怒る、だがそんなことは些末というように、セイバーの体は飛び。

「ルーラーッッッ!!!」

絶叫と共にフィナコへ突き刺さる。

「!?」
「なッ!?」
「マズイ!」

鍵は叫び、フィナコの下へと走る。
その目はもう彼女しか捉えていない、いや、捉えられない。
総てを捨ててもいいというようにその手を投げ出すように突き出す。
フィナコの目は、自らに突き出された一撃ではなく、鍵を見つめ。

「フィナコーッ!!!」

だが、その叫びは届かない。
無情にも伝説がフィナコの体を貫いた。
苦しげに引き下がったセイバーも関係ないというように崩れ落ちるその体を鍵は抱き留める。
紅い命が、フィナコの白磁のような肌を濡らしていく。
その釉に触れ、フィナコは子供のように目を丸め、鍵は半ば狂ったようにその欠片をかき集める。

「あ、が、これは、私の」
「おい、待てよ、何だよ、おい」
「鍵、おまえ、血まみれ、だ」
「ああ、そうだ、これは俺の血だよ、そうだ! 俺の血なんだ、…だったら何で、何でお前から、溢れ出して…」

鍵は笑う。止まらない涙と、止まりようのない血液を前に。
徐々に失われゆく体温。流れ出す力。

「…なあ、鍵、よ」
「喋んなよ! 俺は! 俺はお前がいないと」
「楽し、かった」
「何で過去形なんだよ! 冗談言ってんじゃねえぞ! お前はこんなところで死ぬ女かよ! 俺の大好きだったフィナコが、俺の憧れだったお前が!」

鍵の慟哭は天に抜ける。それを止めようとでもいうのだろうか、フィナコの手が鍵の頬に触れ。

「…はは、はは、は」
「…フィナコ?」

その涙をぬぐい取ると力なく垂れ下がった。

「フィナコーーーーーーッ!!!」

叫ぶ声は世界を揺るがす。
それが彼の真実。死んだ者はもう戻らない。消えていく体温を全て奪おうと、自分に留めようと、鍵はフィナコを掻き抱く。
折れそうなほど、壊れそうなほど、華奢な体をただひたすらに抱きしめる。
涙も流さず、震え、その姿は、ここが戦場であるということを忘れさせるほどの。

―――深い、深い絶望。

「…死んだ、のですか?」

フェニクスがその空気に耐えきれず口を開く。
よろよろと近づくその耳は、鍵の言葉をわずかに聞き取った。

「…死んだ、死んだよ、アイツは、俺の腕の中で、俺は、俺は、ただの弱虫で、魔力があるだけで」
「…駄目だッ! 近づくなッ! フェニクス!」
「…え?」

一瞬。その隙間から見えた目に、フェニクスは意識を刈り取られる。

「俺の生きる意味なんて、俺は弱虫で、生きている意味なんて」

昏く、深い絶望。
互いを支える比翼の鳥が、連理の枝が、断ち切り取られたその先にある燃えるような、沈むような絶望。

「だから、今意味を作った。俺は、アイツを」

一人では生きていけなかった男と女は、互いを杖に立っていた。
一人では潰されてしまうから、一人では飛べないから。

「…!」
「死ねよ死ねよ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね…」
「■…!」

失った相手を取り戻すために彼は立ち上がる。
歪んだ声と、見えない杖を片手に、それでも彼は諦めない。

「…あの青年」
「ああ、クッソつまらねえ! 俺は、俺は! あんな奴を生むために戦ってんじゃねえんだ!」

狂っている、変わっている、もうすでにそんなものは捨てた。だって彼には、そして彼女には。

「アイツしかいないから――」

淀みも濁りも無い目がスウェンを睨む。

「ヒッ!?」

その目に当てられたのか、見えない攻撃が彼を貫いたのか。
スウェンは地面に倒れ伏す。
大切な物を失い、取り返すため。大切な人と生きるため。

彼のその有り様は、『姫』を『覇王』から救わんとする『勇者』と呼ぶに差支えなく。

「アイツは」
「…待ちなさい」
「どいてくださいよファティマさん。俺はアイツを救うんです。絶対に、その先何を失おうと、壊そうと」

ファティマはその進行を押しとどめる。
彼女は知っていた。彼の行く先を。『勇者』の宿命を。
『勇者』は、その名を無くしてしまうのだと。自らを、救世の記号に変えてしまうのだと。

「…落ち着きなさい!」
「邪魔するんですね、いいですよ、俺はやれますから」

彼が体勢を変える。相手を刈り取らんと。

「じゃあ、さよなら」

彼が鍵でなくなるその刹那。
溢れ出た光が彼を照らす。

「…?」

響く声は静かに、そして途切れ途切れに。

「言…た…ろ?」

『勇者』という名の狂気を消していく。
彼の暗闇を照らしていく。

「おい、おい、おい…!」

立ち上がるその姿は立ちふさがる『覇王』ではなく。

「…私は、…い、…から、おま…ご…が」

歩くその姿は、『勇者』に対する『覇王』ではなく。

「なあ、俺は今何を見てるんだよ」

その、その姿は―――

「おちぶれてなどいないわ…」

『鍵』の隣で、笑い、怒り、猛威を振るう『フィナコ』。

「馬鹿野郎!」
「鍵よ!」

その体を抱きかかえようと鍵は叫び、飛び込んだ。
フィナコもその手を広げ、恋人のように鍵を待つ。
『覇王』も『姫』も『勇者』もいない。まるでロマンスのエンドロール。
ここから先のスタッフロールに客席はスタンディングオベーションだ。

…だが、そう簡単に、この二人が終わらせることなんてありえない。

「それはこっちの台詞だ! 死ねえ!!!」

鉄拳により吹き飛ばされる鍵。

「…ふん、たかが鍵ごときが私の死を悼むなどおこがましいわ」
「痛い痛い、クソッ! さっきまでの俺の気持ちを利子付けて返せ! 何だよ! 俺はまるっきりピエロじゃねえかよふざけんな!」
「そんな生意気な口を利くのはこの口か!」
「痛い! やめろ! ピンヒールでピンポイントに口を狙うな!」

スクリーンを蹴り破り、セーブポイントを叩き壊し、セットをぶち抜き、シナリオを破り捨て。
それが、この二人の比翼連理。一人では飛べないほど脆弱で、二人なら天をも統べる大樹となる。

「…一体どういう原理で」
「知らん! きっと私がスゴクて偉いからだ!」
「…ああ、もうそれでいいです」

その圧倒的な力に、周囲の観客は唖然とするより他なく。
ようやっと一人が口を開いた。さあ、エピローグにはまだまだ早い。

「…ケッ」
「はは、とんだ茶番だったようだな」
「まったくだ、…ま、どっかの神さん気取りにはいい薬だろうぜ」

すでに互いの体はボロボロで。
それでも狂気は消えることなく。

「…じゃあ、覚悟はいいか?」
「ああ、互いに満身創痍、決めるなら今しかあるまい」

一陣の風が、対立する鏡像を一瞬同化させる。

「…この狂気が俺を殺す」
「…この狂気が私を壊す」

静かに唱えられる言葉は、違うことなく。

「狂い、猛れ」
「祈り、戦え」

だが確実に、相反し。

「「総ては主神の加護の下」」

叫ぶ、終戦の一閃を。

「「栄誉ある戦いを断ち砕け!」」

「【怒れる…」
「【総てを…」

「運命の剣】!!!」
「切り裂く剣】!!!」

                                                         

                                                               ,、
                                                              f:ij__,.、

                                                              〈:r'Y三)-‐- 、  _          _,.-―- 、
                                                               ヽ!ニi´   / ,二.`ヽ.   ,.-‐'´ . . . . . . . . . ヽ
                                                                `ー\  / /. . . . `i'  /. . . . . . . . . . . . . . . . . \
                                                                   ヽl_/. /. . .` `!/. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .l
                               \\                                     ヽ._,.-―. .j,ィ. . . . ., . . . _. . . . . . . . . . . . `ヽ.
                                  \\                                    /. .、_. /;イ.,.-‐'ノ--'´∠、 . . . . . . . . . . . . . \ ,.-_、
                                   \\                               /.lヽ|: :`Y:r'´: : : : : :__: : : : : ヽ、. . . . . . . . . . . . . ヽ三|
                                    \\                              {. .l : ヽ : : : :/ヽ: : : : : :  ̄:`ヽ:ヽ> . . . . . . . . . . . . . マ
                                      \\                            >': : : : : : / : : ヽ: : : : : : : : : : 、:ヽ . . . . . . . . . . . . . . .`ヽ
                                       . \\                          '´ 7 : : : : : |: : : : : :`:ー--. 、 : : :、!`` . . . . . . . . . . . . . . . . .|
                                        ,. \\从/           ,.- 、         / イ : : : ;ハ: : |: : : : : : : : : :ヽ : i`. . . . . . . . ヽ . . . . . . . ./

                                      .     そ   て          ! ヾ._ヽ、         | : : :/、 l : |: : :ヽ: : 、: : : : ト、:、 . . . . . . . . | . . . . . /
                                          ゝ,    そ          \ _,ム、       |イ/イf゙ッ !: |ヽi:_:| : : | : : : :|: |.`. . . . . . . . . | . . . . /
                                          "`/'^r  \          ヽ._,.-‐ ヽ      〈  l   ヽl ´ ゞ'`ヽ| : : ハト、!. / _ . . . . . |. . . . .|
                                            .    \\           \\\      ヽヘ 〈       !/ / . , .'´. . . . ̄`ヽ.|. . . . .l
                                      .           \\           \\\       ヘ 、-_,  ,. r'´ / . / . . . . / . . . . ヽ. . ./
.        /: : : : : : : :ミ : :、: \                                  \\             \\\       丶__  イ.ニ|  /. ./. . . . ./. /. ´. ̄.`ヽ.!
      ./: : / : : ミ: : : ヽ: :\: :\                                \\         \\\        {三| ノヽ._! . . . ./. / , '´  ̄,二._ヽヽ
     /: :./ : : : : : : ヽ: : : \: :ヽ.: :\                                \\           \\\   ,.-_、_ `´     `ー-'、./ /  /     ̄`ヽ、
    ./: : :′: : : : : : : : \ : : \: :斗-一                                ..\\           \ヽ.,<三.,≦三≧、__    ヽi  r',..-―――- 、ヽ
    ′ : !: : : : : ヽ: : : : : :\ : : \:‘,                                 ′\\从/         ヽ|  ,X三ニ≦三ヽニ三ヽ.__ ,.-`‐'´         ヽ.!
     !: : :|: : : : : : \: ‘,: : \: : ‘,\                                   ′ そ   て        r' !  i  X´三三三l_三三ヽ             _ j
    ': : :∧: :\:ト、: : : ヾ}: : :斗 ヾ: :‘,:、                                   /  _」ゝ,    そ        ヽ`ー'| /  ヽ,.ィ≦三ヽ三三=、          '"   i

.     ∨: : :\:_厶_\:≒ : 厶ク州\ゞ、 \                             / 斤: 7 "`/'^r .\        `‐ヘ!  ,'´ ヽニ三三|三三ニ|              }
      ∨、: : : 弋赱≒/ }/   /:斗- ミ                                 / / / .′     \\          丶i__,. '´`ヽ三ノ三三ヲ‐-- 、 __ ,..-― '´
.       ∨\:ヾ=一   ′、 .小: . : . : `ヽ                                / / r==≦       \\          _ヾ.r' ̄〉ヽヽ!` `ヽ、
      _,川: :\ゞ  / ̄ 7   ‐ -  : . :,_‘,                         / / /  ,'          \\       i`ヽヽ` 'ー、 \、 i`ヽ.ヽ
    /: . : . : . : . : ≧{  _,{__ {   { ̄¨ ー-  .,_                    , , ' / _/__          \\      ヽ. \\ \ `ヽヽ.、 \\
   /: . : . : . : . : . : . : 小.  \    ヽ 弋  ー-  .,_ ` ー 、┬ .,            ./∠/ :「   フ           \\
  :{: . : . : . : . : . : . : .八. \  \    丶 二ミ. 、  _,.≧=一_ノ  `  .,        f´ {/  ノ  /              \\
  :i : . : . : . : . : . : . : . ∧  \  ヽ        ヽ.}´ -一  ̄         `≒ミ: ., _i_,/  ___/  /               \\
   ∨ : . : . : . : . : . : . : . :ヽ.  \_   ー、                  __.ノノ  ` ≦――‐< : \∧                 \\
.    ∨: . : . : . : . : . ___,r≒彡"⌒ヽ ` ー、、     \     ,r==一 ¨    `¨¨`≦_: : : \: ‘.,                   \\
     ∨: . : . : . :/: . : . : .> .,     ,>、   \:、 ___   /         -=≦ : : : `:<、:ゞ´{                     \\
     ト ., <: . : . : . : . : . : . : . ≧:f ̄  \___≧ー―‐┬ 彡     ,. -=≦ ̄ ̄_≧: : ⌒: <;.> ノ
     ∨. :> ., <: . : . : . : . : . / \        `   ., `¨¨¨¨¨¨¨⌒ ー 、_/  ̄ ̄/⌒弋¨ / ./
.      ∨: . : . : >ヽ r一_,>'´    丶          `  .,   >  ´ ̄/   厶 ⌒斗、 >__彡"
      \ゞ: .__:彡’」レ          丁 ト. .、        ` ´  ., _,/ ー=ミ/ー‐ヘ_,У´
          ‘,ー一 彡     _,.  -― .厶/: . :_> .,           ヽ    厶ー―‐y′
        ‘,   ー==彡 ⌒ー― .,_ ̄ __ノ⌒ : .,         ` ー=ミ 7^ヽ/


世界すら切り伏せんとする一撃。
交錯した英雄は共に笑みを浮かべ。

箱セイバーの剣が砕け散った。

「…ああ、悔いはねえ、ほんの一時だが、いい夢を見させてもらった」
「君の宿願は叶う、私が叶えてやる」
「馬鹿野郎…お前が叶えたってよ、俺には分かんねえだろうが」
「そうかもしれないな。…では、さらばだ、私の虚像」
「ああ、よろしくやれよ、俺の可能性…!」

【箱セイバー消滅】

箱セイバーの消滅を見届け、ファティマが残るキャスターへ声をかける。

「…キャスター、現在我々は満身創痍です、逃げるというのなら止めません」
「…むう、仕方がないにい。…マスターの娘ちゃん」

ヨルムンガンドの背にスウェンとフェニクスを乗せ、キャスターはフィナコに声をかける。

「? 何だ?」
「もう一度来る。その時は必ず、思いをぶつけてあげて、貴女の思いは歪んでいるけど、マスターも、お母さんだから」
「…ふん、気分次第だな」
「もー、…逃げるよ!」

取り付く島もないその言葉にキャスターは頬を膨らませ、去っていった。

「…疲れた、背負っていけ」
「…はあ、今くらいは言うこと素直に聞いてやるよ」

ここに、戦闘は終了する。
スタッフロールは流れない、演出家は吹き飛ばした。
ここから先は、役者どもの独壇場だ。

【再開はもう少し後で】

【これは疲れた。そして悩んでたキャスター馬琴さんとAA被ってること思い出した。 遅いし少しだけ再開】

直下、フェニクス復活判定【太陽の加護】-1

123:1ターン
456:3ターン
789:5ターン

↓2、追いつくまでのターン数【一回死んだ】-2

123:5ターン
456:3ターン
789:1ターン

1:1ターン復活

2:5ターン後【9ターン目に合流】


【5ターン目】

「…大丈夫、ですよね」
「正直なところ、戦闘向きのサーヴァントが二騎いない。…ここからが正念場と考えた方がいいだろうな」

直下、移動判定、成功以上で成功

9:成功

【6ターン目】

「警戒は怠るなよ」
「もちろんだって、ランサー、がんばれー」
「…台車に乗って移動するんだな」

直下、移動判定、成功以上で成功

【0は安価下にしますねー】

6:成功

【7ターン目】

「…日が大分上ってきたな」
「ああ! 修練にいい頃合いだ!」

直下、移動判定、成功以上で成功

1:出現サーヴァント

直下

12:ライダー&メイド
34:キャスター&ヨルムンガンド&アーチャー
56:ランサー&バーサーカー
78:アーチャー
90:キャスター&ヨルムンガンド

7:アーチャー

それは、突然の一撃だった。

「私がいるじゃない!」
「!? 電撃!?」

光と共に出現した少女を何とかセイヴァーが食い止める。

「…ッ! アーチャーか!」
「いかにも…ここで君たちの戦力、削らせてもらいますよ」
「…おいアンタ、本当にそれでいいのか?」

セイヴァーの言葉に僅かながら表情を歪めるもウィリアムは頷いた。

「…もちろんですとも。我が悲願のため、ここでルーラーに従いさえすれば」
「…アーチャーは」
「そうだね、正直なところ、ルーラーの思想は否定するよ、私の望みとは真反対だ。…だが、令呪を使われてしまった。説得するなら私じゃなくマスターだね」

↓2、説得を行いますか?【現在の成功率は2割程度です、説得時に選ぶ台詞で成功率は変動します】

やってみよう

>>961 やってみる

「…いや、俺ができるのは言葉をぶつけることだ、お前の心、打ち砕く!」
「…ハハハ、貴方に分かりますか? 私が今までに舐めてきた辛酸が、廃れ行く血を背負った私の気持ちが!」

23:55から↓2まで、セイヴァー台詞

確かにあんたの気持ちはわかんねえ
でもな、それは、その願いはルーラーに叶えられるものなのか!
このままだとあんたのその苦悩も!辛酸も!なにより、残したかっただろう血筋も全部なくなっちまうんだぞ!

>>967-968

セイヴァーは息を吸う、絶叫するようなウィリアムの叫びにそれを以て答える。

「…確かにアンタの気持ちなんて俺には分からねえ」
「だろう!?」
「でもな、…それは、その願いは! ルーラーに叶えられるのか!? このままではアンタの苦悩も! 辛酸も! 何より残したかった血筋を! 今捨てようとしてるんだぞ!」
「…」
「自分すら裏切って、その果てに背負ってきた血統に誇れるのか!?」

セイヴァーの言葉に、ウィリアムは一瞬動揺し、だが、表情を緩めない。

「…確かに、私は私を裏切るのかもしれない」
「…」

直下、セイヴァー説得成功判定、7以上で成功、0は安価下

7:成功

「…私の一族の血統はね、…私の代で途切れるかもしれないんですよ。いや、まず間違いなく途切れる」

ウィリアムが絞り出すように言葉をこぼす。

「…ですが、だからこそ、ですかね。…最後の一人たる私が、そんなことでは駄目ですね」

そして、苦虫を噛むように、何かと決別するように。

「…ありがとう。もう少しで道を違えるところでした。…共に歩んでも?」
「ああ、何も問題は無い。大歓迎だ」

そしてセイヴァーがウィリアムに向かい手を伸ばす。
ウィリアムは少し気恥ずかしげに手を伸ばし。

…その瞬間


直下【???】判定

123:???
456:???
789:???

6:ハセ「じゃあ、ここで決別だな、誰がやる?」

箱アサシンがハセと共に全員の前に立ちふさがった。

「うっし、じゃ、これでこっちの人数が多くなった、誰がやる?」
「…は?」

混乱する全員にハセは何でもないかのように応える。

「だからさ、人数は均等じゃなくちゃいけないだろ? 箱庭内ではチーム戦だったからな、さすがにルールの下の平等には従ったが、ここならとやかくも言わないだろ」
「…ちょっと待ってください! 人数って?」
「ああ、さっき使い魔飛ばしたのさ、で、あっちは箱セイバーが消滅、で、客アーチャーがこっちに来たら人数が逆転するだろ? それはいけない」

そう言うとハセは全員を見回し言い放った。

「じゃあ、ここで決別だな、誰がやる?」

直下から誰を出すか多数決、先に二票。 記述可能なのは一陣営のみ。

【現在使用可能陣営、箱騎、客弓、客槍、客暗、救】

【というわけで客弓VS箱暗】

【本日はここまで、おつかれさまでした】
【続きは次スレ立てるので間違って埋めないでくださいね】

とりあえず次スレだけ貼っておきます、あとは適当に埋めてください。

【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 10【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424100158/)

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