これは、造られた戦争。
本来の目的を大きく外れた物語。
外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。
…そう、言うなれば遊戯。
ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か誠か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。
遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。
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'´¬‐、`ヽ |l ,. '',~‐ァ゙´`
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__j 〔_:{ じ 「八 `人 `ー'/
└ァ‐n‐┘フー'^ー{ _cケ´ r iー'n_
fr、}f トr<ャvァ::rニ、「lr‐ャ| |‐< r′
/ト''_)!_7c゙{ ヽ∧j_l:l_|j_|〉,くj_|゙l_{_ソ
/:/  ̄(_ソ ';:::;'
// V
ノ/
・このスレはType-moon『Fate』シリーズの設定を利用した【完全な二次創作】です。
・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。
・サーヴァントは皆さまから募集したものを利用します。
・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。
・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。
・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。
・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。
1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント
基本的に遅筆ではありますが、どうぞ、お付き合いください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1418135092
1神屋聖杯戦争:不幸義手貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416054928/)
2神屋聖杯戦争~神屋聖杯奇譚:不幸義手貴女~笑顔野生貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 2【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417100069/)
【サーヴァントテンプレ】
≪クラス≫:
【真名】:
【属性】:
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:
【特徴】:
【クラススキル】
◆
【保有スキル】
◆
◆
◆
【宝具】
◆
◆
【来歴】
【聖杯への願い】
【性格】
【AAもしくは容姿】
【行動方針】
一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。
そこはご容赦ください。
【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。
索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。
また、日常パートにおいて、自陣営が大きな戦闘を行わなかった場合には他陣営の描写になります。
【戦闘パート】
戦闘パートでは簡易判定を行います。
コンマ判定でファンブルかクリティカルが出た時点で勝敗を決します。
三回有利を取った時点で使用可能な宝具があれば使用します。
マスター戦を行う場合も同様の判定を行います。
マスター戦に勝利した場合、サーヴァント戦に-判定、および令呪の不使用などが可能になります。
マスター戦で不利の場合、サーヴァント戦で有利を二回取れば、宝具の発動が可能です。
マスター戦は二回有利を取った時点でスキル発動を可能とします。
撤退時は攻め入った側の場合、令呪二画、防衛側の場合は令呪一画を基本として裁定します。
【現在鯖数、10で募集終了】
セイバー :11
ランサー :7
アーチャー :7
ライダー :8
キャスター :10
アサシン :8
バーサーカー:10
エクストラ :4
○セイバー陣営
ラヴィアン・アーデルハイト【AA:日塔奈美(さよなら絶望先生)】
御三家の一角を占めるアーデルハイト家の出身。
平凡コンプレックスを持つ平凡な魔術師。
セイバー【AA:ヒースクリフ(ソード・アート・オンライン)】
詳細不明の鎧を纏った騎士。
鎧には十字を着けているが…? その信仰心は強いようだ。
◇ランサー陣営
赤月霙【AA:春日野椿(未来日記)】
御三家の一角、赤月家の代理マスター。
許嫁を奪った戦争そのものを激しく憎んでいる。
ランサー【AA:星空育代(スマイルプリキュア)】
詳細不明の落ち着いた女性。
どこかしっかりとした母性を持っている。
△アーチャー陣営
吉備乃智里【AA:食蜂操祈(とある魔術の禁書目録)】
財閥を統べるサトリ娘。
耳が聞こえないが頭の冴える虚無主義者。
アーチャー【AA:ライディーン(勇者ライディーン)】
詳細不明の大男。
バトルジャンキー。過去に主君を失ったようだが?
☆キャスター陣営
美玲月子【AA:鼎二尉(アカツキ電光戦記)】
軍から派遣された死霊術師もどき。
少々ヒステリックだが実力は確か。
キャスター【AA:雛苺(Rozen Maiden)】
詳細不明の娘。
白磁のような肌に無機質な瞳を持つ。
▽アサシン陣営
貴女【AA:サン(もののけ姫)】
常に笑顔という名の威嚇を浮かべる野生少女。
人間が嫌いで少し言葉がおぼつかない。
アサシン【AA:アイン(Phantom ~Requiem for the Phantom~)】
緑衣を纏った少女。
ドルイドの術を学んでおり、森を自在に駆ける。
■バーサーカー陣営
ファットマン【AA:平野耕太(実在人物)】
小太りのナルシスト厨二魔術師。
見た目と言動に反し、実力は本物。
バーサーカー【AA:両津勘吉(こちら亀有公園前派出所)】
詳細不明の野性的な男。
本能のままに行動するようだが…?
●ヴィクティム陣営
クロノスフィール【AA:エンヴィー(鋼の錬金術師)】
御三家の一角、西園寺謹製ホムンクルス。
少々脳がバグって恋愛脳と化している。
ヴィクティム【AA:ディアボロ(ジョジョの奇妙な冒険)】
常に怯えた雰囲気を纏う男。
極端に臆病で、逐一に警戒を怠らない。
【セイバー:11はミスではありません。本来は遠慮してもらうのですが、時間外に届いた最後の一人が少し面白いことになったので特例とします】
【再開しましょう】
…日が昇った。
暖かな陽気に少し瞼が落ちそうになる。
さて、何をするか…
貴女の昼行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
3:散策
…あまり気は進まないが街を回ってみよう。
「アサシン、少しここ以外の場所も調べようと思ウ」
「…私の力は落ちますが、それをマスターが望むなら」
【現在行ける場所は、中心街、輿水、港、渡里川、教会です。自由安価でも構いません】
↓3、何処へ行きますか?
選択:教会
…といっても、どこにいけばいいのか。
森の中ならある程度は見当がつくが、こう石が多いと厄介だ。
「…アサシン、何処か目標はあるカ?」
霊体化、というらしい、姿を見せなくする変な力で消えているアサシンに問う。
「ならば、協会に行くのがよろしいかと。諸々のことはそこで扱ってくれますから」
キョウカイ、か。
この近くにあるだろうか…。
「…そもそも、この状況下で協会が保てているかが疑問ではありますが」
直下、監督役存在判定、成功以上で存在【戦時中】により-2
2:教会に監督役存在せず
地図を確認したアサシンに連れられていったそこは…
「立ち入り禁止、ですか」
「どういうことダ?」
「現在この国が戦争を仕掛けている国の宗教ですからね。止むを得ないかと」
古びた石造りの建物。確かに、そこからは何の気配もしない。
…とりあえず、ここにカントクヤクとかいうのはいないということか。
「ならば、どこにいるのでしょうか…」
直下、監督役判定
123:存在せず
456:西園寺
789:赤月
↓2、敵陣営遭遇判定【昼】-1【初日】-1
【0:特殊判定】
直下
123:まさかのデブ
456:死亡
789:別の地点に存在
7:遭遇
↓2
12:セイバー
34:バーサーカー
56:ヴィクティム
7:ランサー
8:キャスター
90:アーチャー
【0:特殊】
直下
123:監督役参戦、八騎目出現
456:美玲「…どうしよう、殺しちゃった」
789:公明正大な監督役は安全な場所から監視してます
5:ヴィクティム
↓2、状況
123:三陣営勢ぞろいでお散歩
456:マスターとデブのみ
789:何かに追われてる
今更だけど「美鈴 月子」だよね
4:
トv'Z -‐z__ノ!_
. ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;. ←監督役
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
`’ `´ ~
【美玲月子が礼装【魔術師の人骨】を入手しました】
【以後、監督役の死亡が判明しない限り、討伐令は施行されません】
5:同行者はクロノスフィール、ファットマン
「…マスター」
キョウカイから離れ、街を歩く私にアサシンの声が聞こえる。
「何ダ」
「敵のマスターです」
「…何処にいル?」
「十時の方向、二人組の男、おそらくどちらもマスターです」
言われた方向をこっそり確認する。
「…おい、デブ」
「何だい? ああ、アーデルハイト嬢のことか、…君、彼女に惚れているんだろう?」
「…ああ、もしテメエが手を出したら」
「残念だが彼女に興味は無い。少し平凡に過ぎるだろう」
「…テメエ」
…なんだか喧嘩をしているようだが。
「…恐らくサーヴァントは私と同様霊体化しているのでしょう。…マスター、どうしますか」
…
23:53から多数決、先に三票。質問が入った場合は一旦停止。
1:暗殺を実行
2:話しかけてみる
3:逃走
4:>>1 に質問
>>29 あ、…近いうちにケジメを行います。とりあえず今後も『美玲』のほうで行かせていただきます。
3:逃走
…少し人数が多い。二人ともサーヴァントを持っていてはこちらの不利になる。
…宝具、だったか? アサシンの持っているソレを聞いておくべきだったかもしれないな。
「人数的に不利ダ、逃げるゾ」
「分かりました、マスター」
直下、撤退判定、ファンブル以外で成功
6:撤退成功
【ちょっと早いですが本日はここまで、明日はもう少し早い時間に来れると思います。おつかれさまでした】
【ライダーが規定数に達しました。募集を終了します。】
AA一覧更新しますか?
>>40 更新は少々お待ちください。
ちょっと悪性の鯖が少ないですかね。
まあ、今のところそこまで悪性の鱒はいませんが…
【現在鯖数、10で募集終了】
セイバー :11
ランサー :8
アーチャー :7
ライダー :10
キャスター :10
アサシン :9
バーサーカー:10
エクストラ :4
【AA一覧追加『今までに使用したAAも追加します』】
アカツキ (アカツキ電光戦記)
浅野學峯 (暗殺教室)
エンヴィー (鋼の錬金術師)
織斑一夏 (インフィニット・ストラトス)
春日野椿 (未来日記)
鼎二尉 (アカツキ電光戦記)
クローンヤクザ(ニンジャスレイヤー)
サン (もののけ姫)
ジャギ (北斗の拳)
食蜂操祈 (とある魔術の禁書目録)
タナトス (ペルソナ3)
敦賀ノ真名姫 (俺の屍を越えてゆけ)
パーン (ロードス島戦記)
柊蓮司 (ナイトウィザード)
日塔奈美 (さよなら絶望先生)
平野耕太 (実在人物)
不動遊星 (遊戯王5D's)
ゆきぽ (ぷちます!)
【再開しましょうか】
…追ってくる様子はない。どうやらそもそも気づかれなかったようだ。
とりあえず今回は、カントクヤクがいないことがわかっただけでよしとしよう
「マスター、こちらです」
…もう少しこのアサシンの情報を知っておいた方がいいかもしれないな
【昼行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】により-1【初日】により-1
7:戦闘発生
【反戦論者】発動
直下、↓2、交戦判定
12:アサシン
34:キャスター
5:ランサー
67:アーチャー
89:セイバー連合
【0:特殊判定】
直下
123:第八陣営推参
456:監督役復活、キャスター討伐令
789:戦いがあったような気がしたがそんなことはなかった
3:第八陣営推参
よって、21:30よりマスターキャラメイクを開始します。
. , .、 ,  ̄ ̄ 丶
.. / ヘ / ... .
l ミ ヘ //::::::\ く::/ ‘,
l ミ .∧. .l`,::::::::::::::::l ‘,
_j_7ヘ ∧ .l::::::::::::l'''''''''' ,-、__ }
_r">’、 ヘ ∧ .l::::::::::::l,,,,,, \::::/ / ___
「; i ! .r.、 , j ヘ..、l::::::::::::::::ヽ  ̄ / / .7
l! .j .ヘ l _! , ゝ\:::(``‐-' = 一 " ,'
. !: ヘ ヘzイ .l! ! ! l斗<  ̄ 、〈!
. ',: r j ! .j .}ハ´ 、_ ,,l l _ 『誰が予想できただろうか』
,: i、' / !ヤV ,.r  ̄,_ー、___l',`l
,: / ∨’ ,!∧ヘ イ≠チ j.! 冫 ,'\_/
... ヽ ,ィ≧x\//>'┘ ./ ≧≠=" .!
ィチ≦'"´ .j j// l .i/ ' `ヽ .!
〈 ̄ ハ/j = l ,' _ z = z ヘ l
l _zイ.ヤlj .j l , ,. j !
lzzzzイ' Ⅵ ,' j! / /,イ l
V \ / / イ _ z /7 . !
V ー.v< _ ./j7 l
. V ,イ j! 、 ,ム/ .j
V / l! ヾ ./// ,'
,ィ.、 .j! /// イ
//l \ イ//' l
//7l 丶 ,.'// 7 .! 『↓1の十の位で体力、一の位で知力、↓2の十の位で精神、一の位で素質、↓3の十の位で家系、一の位で幸運を決定する』
////! j .\ ////7 .l
,'.///.! l Vヾー "////.7 l
l////! l .\//////_/ .l
l////! l  ̄ ̄ .l
【体】2:ヘッポコ
【知】5:人並み
【心】2:ヘタレ
【質】1:一般人
【家】1:一般家系
【運】5:人並み
『…総計16、よって振り直しが可能だ』
↓1から3まで振り直す数値を。そのレスで再判定、いらない場合は「なし」と記入。被りは先着
【体】2:ヘッポコ
【知】5:人並み
【心】2:ヘタレ
【質】1:一般人
【家】1:一般家系
【運】5:人並み
『…総計16、よって振り直しが可能だ』
↓1から3まで振り直す数値を。そのレスで再判定、いらない場合は「なし」と記入。被りは先着
質
【>>60 とこのレスは判定に含みません】
【>>60 とこのレスは判定に含みません】
体
>>61 >>67
【体】2:ヘッポコ
【知】5:人並み
【心】7:強いメンタル
【質】5:一般的な魔術師並
【家】1:一般家系
【運】5:人並み
『回線の問題か?』
『まあ、これで人並みにはなったか、巻き込まれには変わらなさそうではあるが』
『さて、では属性を決定しよう。運命を歌え』
直下、一の位でどちらも判定
123:秩序
456:中立
789:混沌
147:善
258:中庸
369:悪
5:中立・中庸
『…とりあえずアーデルハイトに祝福を』
『では、来歴と性別を決定しよう』
21:43より↓1から3で来歴、及びスキル決定。
好きな単語を一つ書き込んでください。連投無効。また直下で性別判定。偶数で男、奇数で女。
【来歴】
家族と戦争によって離れ離れになった青年。
現在は街から少し離れたバラック住まいであり、日々の生活に困窮しつつ暮らしている。
一般家系だが、過去に魔術の血が流れ込んでいたのか、偶然にも令呪が発現。
過去を受け止め、新たな明日のために戦争に挑む。
【孤独の知恵】
短いながらも一人で生きていく上で手に入れた知識。
そのため妙に生存率が高い。
《戦闘続行Dをサーヴァントに付加する》
【逆転の発想】
危機に際して突発的に起こる閃き。
それによって彼は戦火の中をここまで逃げ延びた。
《危険な状態に陥ると確率で特殊判定が発生》
【獣の呻き】
どうやら彼の祖先が根源に至らんと研究していた魔術の一端。
血が相当薄まっているため効果は弱い。
《動物会話Eを取得》
『さて、こういった感じだが…』
『とりあえずは名前を募集しよう』
↓1から3まで名前候補
マスター「式波 戒」を登録しました。
『さて、ではサーヴァントだ』
『現在可能なのはエクストラとライダー。どちらを選んでも構わない』
『では、問おう』
22:16より多数決、先に三票
決定、ライダー
⌒ヽ _
___ _,r、___ ソ_ ( ` 、
/  ̄ヾイ イ`7!`ヽ `ヽ、 ヽ
/ 込/ ` 、 i
! 乙ノ \ 丶ノ___ __
', ノイ/| i \ \ ̄ ̄⌒ヽ / /
イゝァ辷rーイナ´, ! ', \ ヽ ヾ、 ソ /_7
///ヽ-'⌒´ i ! ', ヽ ヽ、 _____, ',\ /_∧____
. //´ .// | i __ヽ\\ \_ -‐< ', ! \、 /__.ト ヽ-、┴‐'
/イ ///i i ! ̄ヽ `\\ ー─示ァ辷_`ヽ|i ノ )' ├< |-|!_|つ
/ l 从 | | | xrテ示ミ、 ィ辷リ l iリ、 l|/ー- 、 / レレi
/ ヽ ヾ/ヽ ヽ∧ .V辷リ ' `¨´/ィ/ レ)イ__ \ /⌒ヽ 〉─|
. ∧.// \ \ ' 从ヽ \  ̄ ̄`ヽ ノ\ / ノ
∨ ', \___≧、 、 ' /\\\ \ ソ< \/
|! \/ ̄` `ヽ> . _ < \ \\\ _ >< ( `>'"´
ヾ辷〈 ´  ̄二`ヽノ>──ァ、 _>"´/ \ >"´
', i ,イ⌒ ̄ ̄`ア7´/ | l >´
', | イ/⌒ヾ<´/ / j ヽ >"
ヽ ', /⌒7〉、 \ { ヽ__. イ
〉Y //ノヽ、_.斗匕r‐r‐んハ) 〉ヾ、_,
/∧`ー7/ /⌒´l i:::ヽ_ゝ二乙フ /
// ヾ//ヽ i | |::::::::⌒ー.r.<
// /∧\\ ', //::::::::::::::::::::ヾ::::`ヽ
ム' /´ ',ヾ \ヽ//:::::::::::::::::::::::::j!::::::::::i
'∧ `;i |`::ー::::::;::::::::::ノ:::::::::::;
';∧ :l |\:::::::::::⌒ヽ、:::::::::/
';:∧、\| !:::::\:::::::::::ノイ`r< !7
∨} | |::::::\ヾ:::::::::::|j::;! \ i'
}ニ{了廾ァ::::::::::::::::::::/:::::', \ /
ァ────< /イ /弋:::::::::::::::〈7:l:::::::::〉、____\__/
i`ヽ /´ / ヾ:::::::::::::::::::!::::::::::::K  ̄ ̄ \ _
_,,.-‐''"|::::::', / 〈‐ 、 ';',:::::::::::::::|:::::::::::::::',\ } ヽ
『では、キャラメイクは終了』
『少々調節があるため、いったん休止。23:00付近に再開する』
『質問があれば受け付けるぞ』
【名前】式波戒
【令呪】獣獣獣
【属性】中立・中庸
【体】2:ヘッポコ
【知】5:人並み
【心】7:強いメンタル
【質】5:一般的な魔術師並
【家】1:一般家系
【運】5:人並み
_
,. , -‐ , ' ´
, イ , '/'´ , ´_∠_ ___
r 、 / / ´/ / '´ ' ´ ̄ ̄ , ' ´
| \ ./ ,' --、 / ___, ニ _
| , ' ,  ̄ ̄丶 `丶、
| / / ,ヘ ヽ \─‐ ニ =ァ_丶
/ // イ ! ヽ ヽ/ /_ 丶
/ ,ィ ´ / // | ト、 ヽ ヽ / \ ヾ
// / ,' / l ! i| ヽヽ i ヾ ヽ
〃 ´ / ,イ /l/'| l ! ト、 | ヽ.! ヽ \ ヽ
/ / 〃/ ヾ ∥ l ! ト l iヽ ! i| i ヽ 丶、
/ , '/ / イ‐テミ、 l.! | i | |! ヽヽ !| ト、 ! ヾ 、 \
,' / / ! ∧ヽヒじト,|ト、 | ヽ,.ュニ三⊥/ i i | ヽ |ト、 ! ヽ
レ' ! | / |i ヾニ' ! ヽ!'´ レじク 7 川 !∠iヾ! ヽヽ
| ,'| !ト, 、 丶-'´ ! トレ' } | ヾ!
|,' | |! \ マア ¬ ,. / 〃 ,ハ.|
! l ∥ ,> 、 / r─ ¬. /ハ _ ∧三!ュ _
l | ! r´ ーイ! /// イ、ヽ丶丶、丶
| ∥ 冫゚。 _,. -=丶_ //! ー ' ーヽ\ 丶 \
,| !彡'」' ´ /入 ヽ'、 ヽ. y 〉‐-、 \
, '7ヽ , イ ! | | ,ヘ! 丶__ ノ``i ,イ / /,
/ ノ 丶_, 、 _/ / l.| | / ヘ ヽ r' / イ !
ノ  ̄ ̄ ヽ 〉 ,' / i i ∥ ! ,' l ゝ !⌒ィヽ _/ ノ 〉
!  ̄ ̄ヽ ノ // | l !. |,' | \ベ´<う__,ィ7 /
【特徴】一般人
【スキル】
【孤独の知恵】
短いながらも一人で生きていく上で手に入れた知識。
そのため妙に生存率が高い。
《戦闘続行Dをサーヴァントに付加する》
【逆転の発想】
危機に際して突発的に起こる閃き。
それによって彼は戦火の中をここまで逃げ延びた。
《危険な状態に陥ると確率で特殊判定が発生》
【獣の呻き】
どうやら彼の祖先が根源に至らんと研究していた魔術の一端。
血が相当薄まっているため効果は弱い。
《動物会話Eを取得》
【来歴】
家族と戦争によって離れ離れになった青年。
現在は街から少し離れたバラック住まいであり、日々の生活に困窮しつつ暮らしている。
一般家系だが、過去に魔術の血が流れ込んでいたのか、偶然にも令呪が発現。
過去を受け止め、新たな明日のために戦争に挑む。
【聖杯への願い】
家族との再会
【性格】
快活で前向き。
ただし、ある程度打算的であり、単純な熱血漢、正義漢ではない。
式波戒 (犬上小太郎『魔法先生ネギま!』)
ライダー (茨木華扇『東方project』)
【再開しましょう】
【反戦論者】発動
直下、↓2、交戦再判定
12:アサシン
3:ライダー
45:キャスター
6:ランサー
78:アーチャー
90:セイバー連合
3、8:ライダーVSアーチャー
【ライダーのプロローグも兼ねましょうか】
戦争中とは思えないほどのどかな昼の光を浴びて、一人の青年が陽気に街を行く。
背中に残飯の詰まった袋を抱え、鼻歌交じりに進むその青年は、建ち並ぶバラックから顔を出した初老の男に元気よく挨拶をかける。
「よう、オッチャン!」
「おう、戒君か、今日も元気だねえ」
「ああ、こんなときだからな、元気にならなくちゃやってられないっすよ」
青年、式上戒は笑顔を浮かべ、男に答える。
男は子供を見るような眼で話を続ける。
「しかし、君も大変だな。家族とはぐれて二つ隣の市から逃げてきたんだって?」
「ああ、でもまあ、こうやって生きて動けてますから、いつかは会えますよ。…腹は減ってますけどね」
「はは、私も何かあげられればいいんだけどね」
「いえいえ、腹減ってんのはみんな一緒っすから、あ、これ、よかったら。何か知らないけど料亭に御大臣さん来てたみt」
戒が担いだ袋を広げようとした瞬間、近くで爆音が轟く。
音の方角には、誰も住んでいない空き地が広がっているはずだ。
「な…!?」
「い、いったい何だい、今のは、爆撃かい!?」
「こんな昼間っからあるのかね…向こうの方からか。…オッチャン、隠れといて、俺が見てくる!」
「あ、戒君!」
戒は好奇心と不安がない交ぜになった焦燥を覚え、音の方角へと向かう。
「な…」
そこに広がっていたのは巨大なクレーター。
そしてその中心部には巨大な矢が突き刺さっている。
おそらく、その矢が当たれば、戦艦だって沈むんじゃないか。戒は本能的にそう思う。
「なんだこりゃ…」
呆然とする戒は、空き地の奥から現れる男に度肝を抜かれる。
身長が高い方だと自負していた戒の上を行く巨躯。
顔は歴戦の経歴を湛えたかのような豪傑そのもので。
その燃えるような眼がぎらりと戒を睨み付ける。
「ぬううっ!? 何者かの存在を確認! やはり昼間っから練習などするものでは無かったようだな!!!」
「な、何だ、この化け物!」
「ふむ、一般人であるか。しかし、見敵必殺! すまぬがこれも貴様の運の悪さゆえ! 往生めされい!」
戒に弁明する機会すら与えず、大男、アーチャーは次から次へその巨躯の倍はあるかという弓に矢をつがえ、戒目がけ打ち込む。
「はぁッ!?」
とっさに散らばる瓦礫を利用し、その連射を避ける。
何とかかわした一撃一撃は、矢とは思えない力で地面をえぐる。
戒の背に冷や汗が流れた、そして彼にとって死刑を宣告するかのような声が響いた。
「ぬう、チョコマカと逃げおって!」
その姿を見た瞬間、戒は死を感じる。
新たにつがえられたのは、先ほどクレーターの中心に突き刺さっていたものと同じ矢。
つまりが、丸太ほどもあるそれであった。
人の身では到底放つこともできないだろうそれをアーチャーはギリギリと引き絞り。
「ま、不味いッ!!!」
「破ァッ!!!」
鬼神のごとき表情で打ち出した。
風を裂く尾と共に迫る矢。死がはっきりと眼前に迫るその瞬間。
戒は、ただ死にたくない、と考える。
まだ家族にすら会えてない、と思い出す。
それは一瞬にも満たない時間。
だが、彼は手の甲に痛みを感じ。
「…やれやれ、初っ端から戦場とはな」
「へ?」
矢が届くよりも早く駆ける葦毛の馬によって、衝撃から離された。
直後、彼のいた地点を中心に広がるクレーター。
困惑する戒は己を抱える女を見上げる。
「突然すまないな、言いたいことは山ほどあるだろうが…」
「なぬっ!? 貴様、サーヴァントであるな!?」
「…とりあえずここは逃げたほうがいいと思うんだが、どうだい?」
戒は、女の言葉に…
直下、思考判定【命の危機】+2
失敗以上で逃走、以下で戦闘。
8:逃走
大人しく従った。
「逃げる!」
「了解だ、すまないな、もう少しだけ働いてくれるか?」
女は馬に声をかけ、それに答えるように馬はいななきを返した。
そしてどう、と馬は駆け、一瞬でその姿を消す。
「逃がしたか…だが、これ以上暴れてはひい様に迷惑。…仕方あるまい、帰還いたしますぞ、ひい様!」
アーチャーもその場から姿を消し、後に残ったのは巨大なクレーターのみだった…。
【他陣営の行動描写を終了します】
【夜】
鳥の声が耳に心地いい…。
アサシンはその存在すら分からないほど静かに夕飯を作っている。
私は別に火を通さなくとも大丈夫なのだが…、まあ、わざわざ言う必要も無いか。
…さて、何をしよう。
カントクヤクや敵を調べるため、もう少し街を探ってもいい。
そういえばアサシンの力を詳しく聞いておけば、昼は奇襲をかけられたかもしれないのか。
何か役に立つ道具を作ることもできるだろう。
…さて、どうしたものか。
貴女の夜行動を選択してください。
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
2:コミュ
…とりあえずもう少しコイツのことを知るべきだ。
そうじゃなくちゃ勝てるものも勝てない。
「アサシン」
「はい、何ですか、マスター」
…さて、何を聞くか。
↓2までアサシンに聞きたいこと
何か作りたいけど何からどう作ればいいか分からない
知りたい。教えてほしい
>>121-122
まずはコイツがどこまで戦えるのかを確認しなくては。
私はあまり使い物にならないから。…こんなことだったら母さんに教えてもらえばよかった。
「アサシン、お前のホウグ? だったカ、教えロ」
「分かりました、マスター」
【アサシンの宝具が公開されます】
◆『再誕する妖精の森林(シャーウッド・フォレスト)』
ランク:D 種別:対軍宝具(固有結界) レンジ:0~50 最大補足:200人
アサシン『???』の固有結界。ドルイド魔術により再誕する、???が活躍した今は無きシャーウッドの森を再現する。
この森において、アサシンは百の軍とも渡り合う無双の存在となる。
【宝具発動後、戦闘地域を森林地帯として扱う】
【宝具発動時点での、戦場による補正値を全て無効にする】
【◆破壊工作を予め使用して無くとも、戦闘補正として適応する事が出来る】
◆『顔の無い女王(ノーフェイス ・メイクィーン)』
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{::::::::::::∧'. {/| 厂ンイ |::::::::::::::::/
V{::::::::{::::::、 |./ / ノハ:::::::::::,′
ヽ::::::ト、:::{\ 〃 / |:::{::::::′
\{ ヽ \ / _」从::{:{
. 丶、 '′ _,.=≦三三三ハ{
` -イ ,ィ≦三三三三三三ニ、
|/ 三三三三三三三三ニ、
/三三三三三三三三三三ニ、
_,厶-‐=ニ二三三三≧三三三ニ、
アサシンが身に纏う深緑の衣装と、組になる仮面の宝具。衣装のみ、仮面のみでは発動しない、二つを同時に身に着ける事でその真価を発揮する。
森林地帯でのみ使用可能となる宝具であり、完全な透明化、絶対的気配遮断、背景との同化が行える。
伝承防御と呼ばれる魔術を常時発揮しており、アサシンがこの影響下にある間、気配遮断のランクは数値化不能のEXランクにまで跳ね上がり、
最早アサシンをどのような手段をもってしても捕捉、追尾する事は不可能となる。
この宝具の影 響下 にあるアサシンを止める方法は、未来予知、またはそれに準ずる方法での回避、
対軍以上の宝具に相当するモノに依る「森林地帯ごと」アサシンへの攻撃のみである。
【森林地帯、又は『再誕する妖精の森林』発動中のみ発動可能】
【◆気配遮断のランクをEXへ更新。効果を以下に変更】
◆気配遮断:EX
クラス特性
自身の気配を消す能力。透明化したアサシンを知覚する事はパスで繋がったマスター以外、最早誰にもできない。
【アサシンが判定:大失敗以下を取るまで、戦闘判定に置いて強制的に有利を獲得】
【判定:大成功をクリティカルに置き換える】
【アサシンの対戦相手はこのマトリクスを取得していた場合、対軍以上の宝具を保有しているならば無条件で発動可能】
【対軍以上の宝具が発動された場合、その戦闘中、上記の効果をすべて失う】
「以上です」
…なるほど、森林地帯にいればほとんど敵は無いということか。
あとはタイグンホウグとかいうものを敵が持っていないかの確認をするべきなのか?
とりあえずアサシンの能力は確認した。
さて、何か役に立つものを作りたいが…、どう作るべきか?
母さんに基礎は教わったが…。
アサシンに尋ねてみるか。
「アサシン、私は何か道具を作りたイ、どうすればいイ?」
「礼装を作るということでしょうか。森の中ならば私も手伝えます、手伝いましょう、マスター」
…さて、上手くいくか?
直下、道具作成成功判定、成功以上で成功【ドルイド魔術】+1
3:失敗
…駄目だ、どうもうまくいかない。
「失敗ですね」
「ああ、失敗だナ」
まあ、仕方がない。そろそろ眠たくなってきた。明日に備えて眠ることにしよう。
「じゃあ、私は寝ル」
「分かりました、見張りをしておきます」
「…お前は寝ないのカ?」
「サーヴァントに睡眠は必要ありませんから」
「そうカ」
…まあ、アサシンがいいというのならいいんだろう。
月の光を浴びて、アサシンはその目をしっかりと見開いていた…。
【夜行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【初日】により-1【昼に戦闘】により-1
1:他陣営の友好的交流
直下、↓2、交流陣営判定【???】効果発動
123:ランサー
45:アーチャー
67:ライダー
89:キャスター
0:セイバー同盟
【77:自軍に有利な特殊イベント】
直下
123:「ねーねー、マスター、今どんな気分? ねえ、どんな気分ー?」「黙れ!」
456:「…はぐれ狼がいると聞いたのですが」「ならば、助けてあげましょう、マスター」
789:「ちょ、ここ何処!?」「舌を噛むぞ。まあ、ここが一番いいだろう」
9:ライダー陣営森林に侵入
【本日はここまで、次回ライダー陣営との交流より。それ以前に破壊工作が作動する可能性が高いですが】
…一応、アサシンの真名判定やっときましょうか。
↓2まで
ろびんふっど
>>139-140 正解
緑衣の義賊、ロビンフッドです。
アーチャーの真名判定はまだにしておきましょう。
それではお疲れ様でした。
【アサシン、規定数に達しました、募集を終了します】
【ランサー、規定数まで残り一騎です】
破壊工作作動させずに話し合いに持ち込む事は可能?
後アサシンの『顔の無い女王』は発動したら強制有利だけど発動した時点で対軍宝具は使用可能?
どんどん埋まってきたなー。エクストラも規定数10なの?
>>146
破壊工作は相手が勝手に地雷源に突っ込んでくるので判定次第ですね。
対軍はどうしましょうか…。少なくとも三回有利は圧倒的不利になってしまうのでしないつもりではありますが。
>>147
エクストラも10基準です。ただし、再募集がもしかかった場合、募集しない可能性があります
【TIPS:プロローグ・ランサー】
神屋の中心から僅かに離れた、広大な日本建築。
神屋御三家の一角であるその屋敷の廊下を壮年の男が一人歩く。
,ノ:` 、
/}.ィ::;、::|\ .  ̄`ヽ
' ^ x' --、 '.
. r‐-、 ' :, l 、_ノ ,
' -ミ、 .>、 ー‐ '
' ./ ‘. / ,
_j ' fヘ_, 、/_ ‘._
. 'r- ヽ _ ∟_ ゞ'{ 〔_[:{〕. )
{{ , ´ `ー' `ヽ }'⌒ヽ
ヽ` ./ ./^ 、 7了丁 -、 !
/ ̄ヽ `T' ト、 ≧=-''" ̄ ̄ヽ ,|ノ _
l Lノ ,厶 、 ,'⌒ヽ_, - /⌒¨T´{ (__, !
{二二二≧' -'、 .ィ=-
`<二二7 〉r=r≦Zニニ心
`''<! 7Ⅵ:./≠ニ!ニニリ
くニ八 ,ノニ≧≦ニr^>-r'´
現在時点での赤月家当主であり、赤月家がまとめる神屋の署長でもある。
「…入りますよ、霙さん」
長介は奥に詰まった座敷の襖に声をかける。
「どうぞ」
襖を開いた先には一人の女。
目にかかりそうな黒髪と大きなリボンが特徴的な彼女は赤月霙。今回の聖杯戦争の参加者だ。
「天神の準備が整いました。明日にでも移動できますよ」
「…すいません、私の為に何から何まで」
「構わんですよ。突然儂のところに『願いを叶える方法があると聞いた』と押しかけられたときには驚きましたがな」
申し訳なさそうにうつむく霙に長介は明るく答える。
というのも、霙は赤月家の人間ではない。
今は一時的にその名を借りているが、本来はこの戦争と何ら関係のない一般人である。
それがなぜ聖杯戦争に関わることになったのか。
「無茶なお願いだとは思いましたが…それでも」
「皆まで言わずともよろしい。貴女の思想に共感しているからこそ儂は力を貸しとるのです」
「いえ、大切な人を亡くすというのは皆が経験していることです。それなのに私だけ…」
霙の許嫁が戦死したのはほんの一月前のこと。
突然の報告に言葉も出ない霙に渡されたのは、骨すら入っていない白木の箱が一つ。
それから数週、霙は泣いて暮らす。そして心に戦争への怒りを溜め込んでいた。
そんな彼女に聞こえてきたのは、万物の願望器を巡って争う聖杯戦争。
彼女は一縷の願いを掛け、その噂に縋ったのだった。しかし、彼女が望むは聖杯による死者の復活ではない。
「だからこそ、だ。…正直なところ、貴女の願いは聖杯に叶えられるものでは無いと儂は思う」
「ええ、でも」
「ああ、そういったところに賭けてみたいと思ったのだよ。戦争の恒久的廃絶、などとは」
そう、彼女が願ったのは彼女自身の祈りではなく、誰かの未来。
傷つくものが無いように、悲しむものが無いように。
子供の祈りにも似たあまりにも無垢で純粋な願い。
「それでも」
「結構。及ばずながら、儂等赤月にできることがあればなんとでも」
そんな空想めいた、しかし、それだからこそ強い願いに長介の義侠心は答えざるを得ない。
赤月の参加者が曖昧だったことも味方し、ここに、異例中の異例としてマスター、赤月霙が生まれたのだった。
翌日、白髭天神に声が響く。マスター権は霙、魔力供給は赤月家が、そんな歪な構造の中、霙は詠唱を続ける。
強く、哀しげな声で。
「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――!」
もうもうと立ち上がる魔力の中、現れたサーヴァントは柔和な笑みを浮かべ問う。争いを憎み争いに参加する。矛盾を自覚し彼女は戦争への扉を開いた。
「問いましょう、貴女が私の主ですか?」
【再開しましょうか】
【そういや美玲さんのケジメ案件をここで利用しましょう。よって、破壊工作に引っかかることなく、ライダー陣営が到着します】
夜中、誰かが私の体を揺り動かす。
ゴシゴシと目をこすりながら体を上げると、そこには緑の外套を纏ったアサシンが立っていた。
その目はどこか遠くを見つめ、警戒の色を灯している。
「マスター」
「…何ダ」
「何者かが接近しています。恐らくは敵陣営かと」
「…そうカ、どうすればいイ?」
「…私は姿を消し、奇襲をかけます、マスターは隠れて相手の確認を」
…確かに、それで一つ陣営を落とすことができればそれに越したことは無いだろう。
「分かっタ、任せたゾ、アサシン」
「はい」
アサシンが仮面を被り、姿を消す。火の後を隠し、木陰に身を寄せる。
木の枝を踏む音と話声。誰かが来た。近づき、顔が確認できる距離まで接近する。
現れたのは男と女。…アサシンは姿を消し、その背後へ音も無く迫っていく。
相手は気が付いていない。…これで一陣営脱落だ。
「…で? 俺はその聖杯戦争ってのに巻き込まれたわけね」
「そういうことだ。…それにしても監督役がいないとはいったいどうなっているのだか」
「まあ、いいさ。俺はその戦い乗ったんだからな」
「簡単に言うな。死ぬかもしれないんだぞ?」
そう笑うと、女は一瞬耳をそばだてるようにし、暗がりへ目を向ける。
だがそこにはアサシンはいない。
アサシンは男の背後に接近し、その首に一撃を。
「…ッ!?」
その声は私のモノか、アサシンのモノか。
確かに放たれたアサシンの一撃を、女は見ることもなくどこからか取り出した針でそらせて見せたのだから。
「そら、こんな風にな」
「へ、いったい今、何が」
「…どうやら敵陣営のようだ。マスターにも分からんとなると、アサシンか?」
アサシンが距離を取り、矢をつがえる。
小ぶりながらもよくしなるその矢から放たれた一撃は女の首を狙い。
「ッ!?」
またしても何処かあらぬ方向を見た女の針に弾かれる。
「止めておけ、姿なき斥候よ。確かにここはお前の舞台かもしれん。だがな、私もこの場でなら防戦なら可能だ」
「…ってことはこの近くに」
「ああ、だろうな。出てこい、私に危害を与えるつもりはない」
そう言うと女は堂々と腕を組む。
その姿には自信が感じられる。…嫌な奴だ。
と、背後にアサシンが戻ってきた。
二回も暗殺をし損ねたのだ、困っているだろうと顔を見る。だが、その表情は全く変わらず、淡々と私に指示を乞う。
「どうしますか、マスター」
「…何故お前の攻撃が防がれル?」
私の問いにアサシンは少し上を見上げ、平坦な声で返す。
「私は現在完全に世界と一体化しています。それを知覚している、ということは何らかの予知能力を利用しているのかと」
「…厄介だナ」
…それがどんな能力かは分からないが厄介な相手だ。
ここは一度顔を出すべきだろうか。
↓3、ライダー陣営に姿を現すかどうか
現そう
>>156 現す
…あっちは交戦の意思は無いと言っている。
それに見たところ、こちらを襲う道具も持っていないようだ。
「…姿を見せル、だガ、お前はまだ姿を見せるナ」
「了解しました」
木陰から月光の元へ出る。
女は喜んだように口元を上げ、男は身構え、だが、驚いたように私の顔を見ていた。
「…何の用ダ」
「何の用も何も、お前たちが襲ってきたから困る、というだけの話だ」
「…ならば帰レ、殺されたくなけれバ」
「…そうはいかん。この土地は私にとって非常に有利な土地なのでな。譲り渡せ、とは言わんから少し貸してはくれないか」
女はあくまでも、戦う気はないのだ、と示すように手を下げ、話す。
…だが、それはこちらも同じだ。私もアサシンも森の中が一番動きやすい。
「嫌ダ」
「…やはりそうか。…では同盟はどうだ?」
「ドウメイ?」
一瞬言葉の意味を理解しかねた私にアサシンが念話で囁く。
『相手と一定の関係を築き、協力するということです、マスター』
「それが無理なら停戦でも構わない。互いは互いに一切の戦闘行為を禁止する。敵に攻め込まれても助けに行く必要はない」
「…破る可能性ハ」
「そうしたいなら今ここでこんな悠長なことは言ってないさ」
…どうする?
「…同盟をしたところで何かいいことがあるのカ?」
「まあ、とりあえずは休戦、あるいは共戦、そしてお互いある程度までのステータス開示、あとは情報共有くらいか」
「…成程、だガ、私達はお前を追い出すこともできル、だナ?」
「ああ、防ぐことはできるが、戦いとなると難しいだろう。私はただの医者だしね」
…確かに、同盟にメリットはありそうだ。
…だが、人間は信用ならない。停戦に留めるのも一つの考えだが。
いや、追い出すべきか? まだアサシンの姿は見られていない。
1:同盟を結ぶ
2:休戦状態にする
3:追い出す
直下から多数決、先に三票
1:同盟を結ぶ
…得体のしれない奴だが、ここは協力したほうがいい、か。
「…分かっタ、同盟を結ぼウ」
「ほう、偉く素直じゃないか、獣の子よ」
「…!? 何故知っていル!?」
女は先ほどまでの嫌らしい笑顔を変え、優しい、流れるような声で答えた。
『見ればわかるさ、いいや、君なら聞けばわかるだろう、この声を』
その声は、遠い記憶の中の声と同じで。
「それハ、母さんと同ジ!」
「へ、な、何か言ってんの!? ライダー!」
◆ 動物会話:A+
動物に対する対話能力。
動物との会話を可能にし、その会話に対して補正をかける。
動物であるならば神獣、魔獣といったランクの高い獣とすら会話が可能になる
『…といっても、やはり君は人間だな。これはまだチューニングしているほうだから』
「…お前ハ、信用してもいいのカ?」
「これだけで信用してくれるならいくらだって話しかけてやるぞ?」
…母さんと同じ喋り方をする女。
コイツは一体…。
考えを巡らせようとしたところで男の方が目の前に立ってきた。
何だというんだ、うっとうしい。
「ああ、もういいからさ。同盟すんだろ? お前のサーヴァント見せろよ、寝首掻かれんの怖いし!」
「…煩イ」
「煩いってなんだよ、煩いって、よ…」
「!?」
話の途中で男はプツンと何かが切れたように私に向かって倒れてくる。
咄嗟に支えるが…重い!
それを見ながらライダーは思い出したように手を振る。
「あぁ、きっと疲れが溜まっていたのだろうな。少し寝かせてやってくれ。で、アサシンはそこか?」
「…なぜ場所がわかるのですか? ライダー」
「お前は火事の前の鼠を知っているかい?」
「いいえ」
「そうか、まあ、火事の前には鼠ってのはその家や船を逃げ出すそうなんだ。それと同じように、ある種の動物には未来を予測する力がある。私はそいつらに起こることを聞いただけだよ」
ライダーの解説を聞き、アサシンは木々の間を見つめる。
一瞬、何かの目が月の光を反射して光った。
「…なるほど、動物を殺すわけにはいきませんね」
「お、アンタも動物が好きな口かい?」
「…正確には、森が」
「なるほど、それはいいことだよ。森や自然、動物がいなければ仁ってのは枯れるもんだ」
ライダーがアサシンの肩を叩く。
アサシンの表情は全く変わらないが、ライダーはとてもうれしそうだ。
…と、そんなことよりもだ。
「いいかラ、早ク、こいつをどけてくレ!」
【夜行動を終了します】
【ライダー陣営と同盟を結びました】
【ライダーの情報が一部開示されます】
【真名】:???
【属性】:秩序・中庸
【筋】:C
【耐】:D
【敏】:B
【魔】:B
【幸運】: C
【宝具】:EX
_..-へrァ'" ̄ ̄ ̄` 、_
_ -''"´,.へ/ ヽ \
'´ )、 / ヽ(__
/ (\' Y ヽ
' )`| |--ハ
/ { ̄| j ノハ
' ! ゙. >‐、 ノ⌒): : :..
/ |l :.、 : . ゝ、,>、 ,.ィ、__/: : : : :.
/ ! !:! l :.:、: : : : ( ノ/'7ハ-r‐、__ノ }: : ヽ: : : :}
| !: |:|ヽ ゙.__..-: : : : :゙⌒ヽ/::|_|::| | Yヽ-''’: : : l:.: : ト、、
,′:.:|:.: |,r|:r‐≦ヽ: : : : : : : :| : : | ::| |::|`"⌒’.:|: : : : : :|:. |ヾ:、
ハ: :.|: :.|:. :! _ゝ|-、ヽ. | | ::| !::!: : : : : | ゙.:l
| |!: : | !:| |r''_、ィxXア、 !l | :,' |::|:. | | l |.l
| | 、:::l !:| |彡<ハc リ' l ,'! l |::l |::|:. | | | ト、 l.!
| | ゙.、 |::|ハ \!/ | :!:| l |::| |::|:. | | |: |ヾ..||
ヽ! ヽ| ハ:::::,' ‘ |:.:.:.|:.! |l:::| |::|:. | | |: ! *:. ||
`ー‐Y |∨ l:.:.:,':.:| !:::! l::l: ,イ ハ. |:. | ゙ :||
|:ハ`ヽ ,' :.:|!:.:| ,'::,' !::!: :,',' ハ | ヽヽ :|l
| :|:ヽ、__ | :.ハ:.| ,'::,' |::|:. ///:.:| ゙. l ゙. ゙. |!
| :||: : : lヽ. ,':.,' |!:|,'::,' !::!:///゙.:! 、 !゙.!\、/|
| :|゙.: : | リ,':!/!リ:::l |::|://:ヽヽ:ヽ.ヽ || | /、!
|:リ ヽ.l: :.Vハ|:.:「/j:::j ,イ :!∧ヽ::\\:、 |::| |/ / `ー‐
|'_,r─\.|| |!:.:|'/::/ /,':/_..-ァ==-、ヽ |::| '
,.‐ァf彡'⌒ヽ:/ノ|フ-//::,'_ィ;;//'// ノヾ.、||'
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__Lリ人Y、ソノノ/)八/ 人 ::|;;;;;/_// / ,',' ゙.ヽ
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`ヽ_..~、__ノ>‐チ’:, / / / _..-''" _..-' ,':リ
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【クラススキル】
◆ 騎乗:A++
乗り物を操る才能。
獣であるのならば幻獣・神獣クラスの獣ですら乗りこなせる。
ライダーは竜種であれど乗りこなす事が可能。
◆ 対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法などの大掛かりな魔術は防げない。
【ランサーが規定数に達しました、募集を終了します。加えて、今回のランサー投稿者様、宝具名を変更の恐れありです】
【そういや、同盟の内容決めてませんでした、直下判定】【人間嫌い】-1
123:休戦、情報共有
456:共闘、情報共有
789:共闘、情報共有、礼装共有
7:全面的な共闘
【二日目】
…初日から散々な日だった。
「ほう、アンタは栗鼠も好きかい!」
「森に生きるモノは何でも、栗鼠は森を育ててくれる」
「そうそう、私は馬が好きでね!」
「…馬は踏み荒らすから少し」
「何をぅっ! あんなかわいい生き物、そうはおらんだろう!」
…まさか夜通し話してたのか、あの二人。
アサシンの表情は全く変わらないのに、よくやるものだ。
…さあ、気を取り直して行動を再開しよう。
「…zzz」
「…」
「ふぎゃっ!」
「そんなところに寝ているからダ、人間」
貴女の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
2:コミュ
…さて、人が新しく加わった。
相手を探るためにもまずは話してみるべきか。
…気は進まないが。
↓2、誰と話しますか?
ライダー陣営
二人の戦争のスタンスについて
>>178
まずは、ライダーたちのスタンスについてでも聞いてみるか。
「おイ、起きロ」
「いやいや、人踏んづけといてそりゃねーんじゃないですかね」
「…何か文句があるのカ?」
「…ああ、もういい、せっかく美人で綺麗な笑顔してんのに何でそんな喋り方なんですかねえ」
…? 笑顔じゃないのだが。…やはり少し変えたほうがいいのかもしれない。
「まあいイ、人間、お前の願いは何だ」
「へ、願い?」
「あア、この戦争に参加しているんダ、願いの一つや二つあるんだろウ?」
「あー、まあ、俺は巻き込まれたっぽいからなあ。ま、とりあえずはライダーの願いを叶えるため、で、できたら家族と会いたいかな」
? 家族がいない?
私の疑問に気が付いたのか、男は少しはにかみながら答える。
「あー、うん、いや、この戦争で焼け出されてな、ちょっと離れ離れにな」
「…そうカ」
…家族がいないというのは少し思うことがある。
…少しくらいなら優しくしてやるか。
「ところデ、お前たちハどんな戦い方をすル?」
「どんなっても…おーい、ライダー」
アサシンと話していたライダーが男に呼ばれ、こちらに来る。
アサシンも鉄面皮を崩さず、影のようにこちらへ付いてきた。
…警戒は解いていないようだ。
「ん、どんなといってもな、私は元々戦い向きじゃないし、戦いが嫌いだ。だからこの森に引きこもりつつ機を見て宝具を用い、聖杯をいただこうと思っていたが」
…ならアサシンとは相性がいい。
加えて動物と話せるなら、ここにいればその全力を出せるだろう。
…もしかしたら、最高の陣営と組めたのかもしれないな。ついでだ、願いも聞いてやろう。
「なラ、ライダー、お前の願いは何ダ?」
「願い、か? …うーむ」
直下、ライダーの心情判定。成功以上で教えてくれる。【笑顔】+1
5:教えてくれない
「…まだ、君たちのことを完全に信用したわけではないからな。次の機会でいいだろう」
「そうカ」
…まあ、仕方ない。
さて、そろそろ日が昇ってきたな。食糧でも探そうか…
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】により-1
【0:特殊判定】
直下
123:「あ、ミスった」「…マスターのばーか」
456:「よし、とりあえず森に行ってみっか」「止めて! 森とか死ぬ予感しかしないっ!」
789:「…監督役が死んでいる、だと?」
8:長介、監督役死亡に気が付く
赤月長介は、半分崩れかけた廃屋の中で目を細めていた。
そこには僅かな光に照らされた黒々とした痕。
僅かに匂う鉄錆の臭いから、凶行はかなり近いうちに起こったものだと推察する。
「連絡が無いと思えば…どういうことだ、これは」
「残った血痕から、おそらく監督役のロウガ氏は…」
「死んでいる、か」
この血痕の規模。…自然死ではあるまい。
ならば、考えられることは少ない。
「…誰がやった」
「今のところは不明ですが、…参加している陣営で可能性がありそうなのは」
直下、長介の疑い先
123:森林
456:中心街
789:墓地
3:アサシン陣営に疑いの目が
「…一昨日、森林の近辺で二人の男が殺害されたのを警吏が発見しています」
「素性は」
「ここいらを回っていた見世物小屋の薬師かと。そして、その見世物小屋の目玉であったという狼少女なる物の行方が知れません」
「…怪しむには十分か、森林周辺の警備を強めろ。また、今から一時的に監督役は儂が代行する」
「ハッ!」
部屋を去る部下を見届け、長介は紫煙を燻らす。
「今回も儂らは聖杯の暇潰しに付き合えというのか…!」
【アサシン陣営に疑いの目がかかりました。討伐令が施行されやすくなります】
【他陣営行動描写終了】
近くの川で適当に捕まえた魚を塩焼きにして昼飯を食う。
…人数が多くなったから準備も一苦労だ。特に。
「はあ、うめえ」
「食い過ぎダ、死ネ」
「いや、ちょっとひどすぎませんかね」
「…さて、これからどうしたものか」
貴女の昼行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓3
4:道具作成
…備えあればうれいはなんとかだ。
「アサシン」
「はい」
直下、道具作成成功判定、成功以上で成功【ドルイド魔術】+1
3:失敗
…やっぱり上手くできないな。
「マスター、向いていないのでは」
「うるさイ」
【昼行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】により-1
3:他陣営の行動描写
直下、陣営判定
123:ランサー
45:アーチャー
678:キャスター
90:セイバー
2:ランサー
神屋の山間部、大鳥居が立ち、静かな風が吹く白髭天神。
神屋を見守るように建つその一角に、見慣れぬ建物が建っている。
堀に囲まれ、いくつかの曲輪で囲われたそこは、一見城のようにも見える。
その一室、静かに茶を点て、くつろいでいるのは赤月の代理参加者、赤月霙。
そして、その横に柔和な笑みを浮かべ、ランサーが座っている。
「ランサー」
「はい、何ですか、マスター」
「…貴女の結婚生活は楽しかった?」
「どうでしょう。あの人は結構な放蕩者でしたし」
くすくすと当時を思い出すように笑い、ランサーは差し出された器を廻す。
「…私はね、そんなことも知らないまま終わっちゃったの」
「ええ、知ってますよ、マスター」
二人の間に重苦しい感情は無く、ただ、かちゃかちゃと物が触れ合う音が聞こえるのみ。
「でも、少し羨ましいかなって思っちゃったり」
「羨ましい?」
「ええ、一人の殿方を愛し切れることが、愛してもらえるのが自分一人だけというのが」
「…そう、ね」
「でも、あまり過去に囚われてはいけませんよ、マスター。…もっとも、今は聞こえづらいとは思いますけど」
茶を飲み終わると音は完全に消える。
その静寂を破ったのは霙だった。
「ランサー、この街で今起こっていることだけど…」
「何か気になることでも?」
「ええ…」
直下、気になること
123:監督役暗殺
456:突然のクレーター
789:頻発する墓荒らし
6:アーチャー陣営
「昨日轟音と共に突然出現した巨大な穴…」
「間違いなく、サーヴァントでしょうね」
「ええ、それだけの一撃、被害は相当なもの」
霙は顔を曇らせる。
「…あの近辺には戦火で焼け出された人々が多く暮らしているのよ」
「…なるほど、それは見過ごせません、分かりました」
ランサーが何かを唱えると、背後から鎧武者が現れる。
「御用ですかな」
「ええ、申し訳ないのだけど、バラック小屋の近辺を中心に哨戒をお願いしてもいいかしら」
「貴女様の為ならば。しかと、承りました」
そう言い、鎧武者は深々と頭を垂れ、その姿を消す。
「あの子に警戒をお願いしました。何かあれば教えてくれるでしょう」
「ありがとう、ランサー」
「いえ、このように籠らなければいけない私のせいでもありますし…」
静かな風が吹きすぎる。
今、この場だけは、戦争から遠く離れていた。
【バラック小屋付近での行動がランサー陣営に目撃されるようになります】
【他陣営の行動描写を終了します】
「…さて、夜になったわけだが」
「今んところ昨日のあのでっかいオッサンにしか会ってないな」
「合わないに越したことは無い。私はそう思うがね」
…確かにな。私たちの基本はこうやって待ちに徹することだ。
…だが、情報が少ないのはどうしようもない。
…危険を犯して探ってみるべきか?
貴女の夜行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
4:道具作成
…失敗したままでいられるか!
「アサシン!」
「ええ、マスター」
…無表情はこういうとき助けてもらえるな。
直下、道具作成成功判定、成功以上で成功【ドルイド魔術】+1
5:失敗
「…」
「…その、何だ、俺の魚分けてやるよ」
「うるさイ、人間…!」
【夜行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】により+1
2:他陣営の友好交流
直下、↓2、交流陣営判定【???】発動
1234:ランサー
56:アーチャー
78:キャスター
90:セイバー連合
3、5:ランサー、アーチャー
直下、ランサー情報判定、均衡以上でアーチャーがクレーターの犯人だと知った【斥候】+1
8:判明、よって、戦闘に移行します。
白髭天神に連なる石段。
そこを踏み砕かんばかりに爆走する大男、アーチャー。
その肩に乗る智里は、顔をしかめ、思考を巡らせている。
「ぬうわっはっはっはっはっはっは!!!」
『…霊脈の要、さて、吉と出るか凶と出るか』
石段を登り終え、アーチャーは付近を見回し、真新しい建造物を発見する。
と、同時に弓を引き、その建物目がけ撃ち放つ。
「ぬう!? 何やら怪しい建物をサーチアンドォ、デストローイッ!!!」
『…あのねえ、もう少し考えて動きなさいな』
しかし、その弓は建物に直撃する直前、一本の槍により切り裂かれた。
眉を上げるアーチャーに、ランサーと霙が対峙する。
「…乱暴な方々ですね」
「あれは、アーチャーか」
霙の言葉に意気揚々と答えるアーチャー。
その声は周囲の木々をも揺らす。
「いかにぃもっ! やあやあ我こそは、」
『…真名ばらさないでよ』
「おっと危ない」
智里に指摘され、はっと口を押えるアーチャー。
その姿を見ながら、ランサーは霙に耳打つ。
「…マスター、私、あのアーチャーに心当たりが」
「知り合い?」
「いえ、でも、結構有名ですから」
そんな秘密話など意に介していないかのように、アーチャーは口から手を離し、周囲を見回す。
そして誰もいないと気づくと、ランサーと霙を舐めるように見回した。
「ぬう、ここにいるは女子ばかりであるか!? つまらぬのう! ひっ捕らえて手籠めにでもしてくれようか!」
「生憎、私は操を立てておりますゆえ。…常ならば話し合いで解決いたしますが、貴方の蛮行、見逃すわけにはいきません」
ランサーが槍の穂先をアーチャーへと向ける。
そこには常の柔和な微笑みは無く、凛と澄んだ空気が彼女を覆う。
「…? はて、儂は何かしたかのう、ひい様。まだ暴れた記憶はないのだが」
『…槍みたいな矢をブッ飛ばして地面に穴をあけたのは誰かしら』
「…ああ、そんなこともあったのう」
「言語道断、いざ尋常に」
ランサーの纏う気が凛から轟へ。
静寂から騒乱へと変わったその気を感じ、アーチャーは嬉しげにあごひげに手をやると、己が得物を構える。
「ほう、その気迫気に入った! 女よ! いざ勝負勝負!」
直下、戦況判定。1に近い程アーチャー有利、9に近い程ランサー有利
【陣地・霊脈の要】+2
【心眼・偽】-1
総計+1
【0:特殊判定】
直下
123:アーチャー、初っ端から宝具開帳
456:第三勢力出現
789:長介「待てい! キャスター討伐令を施行する!」
5:第三勢力出現
直下判定
偶数でキャスター、奇数でセイバー連合
3:セイバー連合出現
流石に全員来ないとは思うので直下判定
12:セイバーのみ
34:ヴィクティム&バーサーカー
56:セイバー&バーサーカー
78:セイバー&ヴィクティム
90:全員
また、↓2で感情判定【安定志向】発動
12:「とりあえず赤月家潰しておこう!」
34567:「ここは漁夫の利狙いの第三勢力で!」
89:「私は女の子の味方です!」
3、2:犠&狂が弓陣営に協力します
【本日はここまで、皆様、遅くまでお疲れ様でした】
【霊地一覧】
●霊脈の要:白髭天神
○大霊地:墓地、赤月家、郊外の森
◎その他霊地:それ以外の場所
乙―
そういえばロビンフッドの真名は当てたけど、ステータス更新は無い感じ?
>>235 そうですね、といっても開示する情報これだけしかないんですけど。
◆変装:D
自らの容姿を変貌させるスキル。
人間であれば多少観察力がある者でも騙し通せ るレベルで変装できる技量。しかし、平時のアサシンを知っている者には効果が薄い。
あくまでも神秘を孕んだ『変身』ではないため、その変化は常識の範囲内に留まる。
ライダーの真名分かった人はいないでしょうね。
真名当て、及び開示はもう少し情報出してからにする予定です。
【アーチャーが規定数まで残り一騎となりました】
【TIPS:赤月長介の手記】
遊戯聖杯戦争。
いつから始まったのか、それすらも不明な聖杯戦争。
我が祖先がほんの暇潰しの為に始めたという噂すらあるこの戦争が、ついに私の時代に起こってしまった。
…私はこの聖杯戦争をどうにかして終わらせたいと願っている。
確かに、万能の願望器というものに心惹かれないではない。
しかし、それは時として災厄をもたらし、あまつはてには悪性の泥を吐き出すことすらあったという。
…私は遊戯聖杯戦争の名の由来は、先祖が興した遊戯、ではなく、その聖杯そのものこそが我等を遊戯の駒として見ていることによるのではないだろうかと推察する。
これ以上、そんな遊戯に参加させてはならない。この神屋を、私たちの子孫を。
…しかし、聖杯の大本たる術式の場所はいまだ不明。
先祖が紛失したのか、あるいはあえて隠したのか。
…あと二回ほど戦争を終え、魔力の流れを確認できれば、あるいは分かるかもしれないのだが。
つまり、今私にできることは、子孫を信じ、聖杯を破壊せよという願いを伝えるのみだ。
西園寺やアーデルハイトの力も欲しいが、今の奴らの腹積もりは分からん。
我々、赤月だけで動かねばなるまい。
…そのためにも、今回は彼女を立てたのだ。
破壊するまでに、悪性の輩に使わせてなるものか。
我が息子が、その子が、この思いを継いでくれることを切に祈る。
【現在鯖数、10で募集終了】
セイバー :11
ランサー :10
アーチャー :9
ライダー :10
キャスター :10
アサシン :10
バーサーカー:10
エクストラ :8
【追加AA】
アイアンコング (ZOIDS)
雷 (艦隊これくしょん)
上条当麻 (とある魔術の禁書目録)
騎士 (ARMS)
御影院天海(ぬらりひょんの孫)
ジョナサン・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)
超重荒神スサノ-O (遊戯王ARC-V)
渚カヲル (新世紀エヴァンゲリオン)
ナスカ・ドーパント (仮面ライダーW)
【以降、セイヴァ―とルーラーの募集を禁止します】
【再開は20:00頃を予定】
調停役のルーラーは参加しちゃアカンでしょ。
流石に予備令呪は無いと信じたい
エクストラの割合ってどんな感じ?
>>249-250 …ですかねえ。ではエクストラ枠を二枠復活。
なお、ルーラー及びセイヴァ―はせっかく送ってもらったので戦争に参加させるかどうかは未定ですが、必ず登場させます。
>>251 現在時点で隷、守、闘、讐、帝、託が一騎ずつで、除外した聖と救で八騎でした。
【再開しましょう】
ランサーが振るう槍がアーチャーへと迫る。
だが、相手は生粋の武人。女性たるランサーには霊地の恩恵を以てしても、その域には届かず。
「温いわぁッ!!!」
「…キャッ!」
振るわれた弓を以てして弾かれてしまう。
しかし、しなやかに槍を持ちなおすと、ランサーはその胸目がけ鋭い突きを打つ。
「もらった!」
「ぬぅ!?」
慢心と油断がもたらした一瞬の隙。
それを見逃さなかったのは女たる慧眼ゆえか。
一撃は、アーチャーの胸に突き刺さり…
「あーいーーーー!!!」
「ま、待て、バーサーカー!」
「何っ!?」
横から突っ込んできた半裸の男によって跳ね飛ばされた。
ランサーはそらされた穂先を立て直し、後ろへと跳躍する。
一方、半裸の男、バーサーカーは何が嬉しいのか、飛び上がって手を叩いている。
「くっ、新手ですか…!?」
「…しかも二騎、不味いわ」
嫌な汗が二人の体を流れる。
「先行するなと言っただろ、バーサーカー!」
「うほ?」
「…もういい、お前はアーチャーだな。私はヴィクティム、被害者のサーヴァント。マスターの命を受け、協力してやる」
「…ぬう」
ここにきて、バーサーカーとヴィクティムが、アーチャー陣営へと協力する。
それは、圧倒的な力の差が生まれた瞬間であり、…ランサーの敗北を濃厚とする切っ掛けとなった。
直下、ランサー宝具使用判定、成功以上で使用【人数差】+2
>>249-250 …ですかねえ。ではエクストラ枠を二枠復活。
なお、ルーラー及びセイヴァ―はせっかく送ってもらったので戦争に参加させるかどうかは未定ですが、必ず登場させます。
>>251 現在時点で隷、守、闘、讐、帝、託が一騎ずつで、除外した聖と救で八騎でした。
【再開しましょう】
ランサーが振るう槍がアーチャーへと迫る。
だが、相手は生粋の武人。女性たるランサーには霊地の恩恵を以てしても、その域には届かず。
「温いわぁッ!!!」
「…キャッ!」
振るわれた弓を以てして弾かれてしまう。
しかし、しなやかに槍を持ちなおすと、ランサーはその胸目がけ鋭い突きを打つ。
「もらった!」
「ぬぅ!?」
慢心と油断がもたらした一瞬の隙。
それを見逃さなかったのは女たる慧眼ゆえか。
一撃は、アーチャーの胸に突き刺さり…
「あーいーーーー!!!」
「ま、待て、バーサーカー!」
「何っ!?」
横から突っ込んできた半裸の男によって跳ね飛ばされた。
ランサーはそらされた穂先を立て直し、後ろへと跳躍する。
一方、半裸の男、バーサーカーは何が嬉しいのか、飛び上がって手を叩いている。
「くっ、新手ですか…!?」
「…しかも二騎、不味いわ」
嫌な汗が二人の体を流れる。
「先行するなと言っただろ、バーサーカー!」
「うほ?」
「…もういい、お前はアーチャーだな。私はヴィクティム、被害者のサーヴァント。マスターの命を受け、協力してやる」
「…ぬう」
ここにきて、バーサーカーとヴィクティムが、アーチャー陣営へと協力する。
それは、圧倒的な力の差が生まれた瞬間であり、…ランサーの敗北を濃厚とする切っ掛けとなった。
直下、ランサー宝具使用判定、成功以上で使用【人数差】+2
8:ランサー【???】使用
「…マスター、宝具の使用許可を」
「仕方がないですね。許可します」
ランサーの頼みに霙は躊躇うこともなく許可を出した。
そしてランサーは大きく息を吸い、詠唱を始める。
「感謝します。…我は養い守る者である、我は見守り残す者である。この声が聞こえるならば、それに答えてくれるならば」
''';;';';;'';;;,., ザッ…
''';;';'';';''';;'';;;,., ザッ…
ザッ… ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
,.~^,.~^,.~^..~^ ザッ…
⌒vv⌒yv⌒vv⌒yv⌒vv、
, '´ ̄`ヽ -^, '´ ̄`ヽ -^, '´ ̄`ヽ
,‐ '´ ̄ ̄`ヽ__‐ '´ ̄ ̄`ヽ _‐ '´ ̄ ̄`ヽ ザッ…
その声に応えるように、その思いを聞き届けるように、地面を踏みしめる音が鳴る。
鬨の声が響く、戦場に賭ける怒号が轟く。
「今一度、【???】!!! この名において力を貸して!」
『応ッ!』
◆ 【???】
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~200
ランサーの???。戦国の時代でありながら夫の後を継ぐための子を産むことができなかったランサーが、
生涯の中で母として愛情を持って接した子飼いや、彼女を慕う将たちを周囲に召喚する宝具。
各将は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており
短時間であればマスター不在でも活動が可能で各々のステータスはばらつきが高いが、一部の将のステータスはランサーと同等、または上回る。
召喚の際に自身の使っていた片鎌槍と???を本来の持ち主である子飼いに返還し、ランサーの武器が一般の薙刀になるため、ランサー自身の戦闘力は下がる。
詠唱を終えると同時にランサーの周りを屈強な鎧武者が、まだ幼い若衆が、粗末な身ながら熱を孕んだ足軽が包む。
その目はランサーの指示を待ち、めらめらと炎を燃やしている。
「…ごめんなさい。私の為に呼びつけちゃって」
「なんの、我等を育て、叱ってくださったのは貴女様だ。貴方の為なら、我等は地獄の底まで御伴致しましょう。のう、皆」
『然り!』
召喚された全員の声が同時に響く。
それは、敵を押しつぶすほどの人数差。
魔力切れを心配する必要のない現在状況だからこそできた業。
「な…っ!?」
「ほう、これぞ戦! 百戦と共に死ぬるが武士よ!」
すくむヴィクティムとより一層闘気をみなぎらせるアーチャーに対し、ランサーは指先を向ける。
ギロリと全員の目がそちらに向き、敵を見定める。
ランサーは大きく息を吸う。そして…
「行け! 私の可愛い子供たちよ! 今は私の為に戦っておくれ!」
『無論!』
雲霞のごとき軍勢が、アーチャーに襲い掛かった。
直下、戦況判定。1に近い程アーチャー有利、9に近い程ランサー有利
【陣地・霊脈の要】+2 【圧倒的人数差】+2【カリスマ】+1
【心眼・偽】-1
総計+4
>>258 ええ、そういった形で出そうかと。実際のところ二騎ともかなり癖があり、同時に強力なサーヴァントなので
【アーチャーが規定数に達しました。募集を終了します】
【0:ヴィクティム、『理不尽な運命』使用】
直下判定
123:「じ、地割れ!?」
456:「へ?」「…あ、何か別の陣営呼んでしまった」
789:「んなっ!?」「い、移転だと!?」
だが、その軍勢の更新を地の底から響くような地鳴りが止める。
「ななな、今度は何だというのだぁ!」
怯え、逃げ惑うヴィクティム。
その足元で一層大きく地響きがすると。
「へ」
ぱかりと地面が真っ二つに割れ、ヴィクティムもろともランサーの軍勢を呑み込み、地上へと押し流していく。
◆ 理不尽な運命A
余りにも説明不足である彼の最期から派生したスキル。
まれに不可能なことを可能にすることが可能。だが、まれに誰しも可能なことが不可能になることもある。
「な! お、お前たち!」
「ああ、またこれか。理不尽だよなあ…」
一種の達観した表情を浮かべ、大量の人間と共に滑り落ちていくヴィクティム。
その姿はやがて人波にまぎれていった…。
【ヴィクティム、戦線離脱及び負傷】
「…くっ、よくも私の子供たちを!」
「い、いや、儂は関係ないような」
「あーいー…」
【陣地・霊脈の要】+2
【心眼・偽】-1 【人数差】-1
総計±0
1:ファンブル
直下、ランサー逃走判定、成功以上で成功、成功で令呪無しで逃走、失敗で令呪一画消費して逃走。
1:ファンブル、令呪二画消費し逃走
怒りを糧に、鬼神を思わせる速度で立ち回るランサー。
子を奪われ、母として戦うその姿は荒武者と同じく。
だが、その彼我の差は歴然で。
「…むんっ!」
「あーーーいーー!!!」
「グゥッ…」
バーサーカーによって牽制されたところに放たれる矢。
一本一本が大砲のごとき威力を持つその矢が、徐々にランサーを傷つけ、削っていく。
動きの弱ったランサーに、槍ほどもある一本をアーチャーはつがえ。
「他愛なし」
放つ。
「令呪二画を以て命ず! 逃げるわ! ランサー!」
その矢は地盤を砕き、巨大な穴を作り出す。
濛々と立ち込める土煙が落ち着いたそこには誰もおらず。
「…ふむ、逃げおったか」
『結果は十分ね、気は済んだかしら、アーチャー』
「…むう」
アーチャーは顎に手をやり思案する。
その目が眺める先には、出現した巨大な穴を興味深げに見つめるバーサーカーの姿が。
直下、アーチャー思考判定。
成功以上で戦闘回避、以下で戦闘【不完全燃焼】-1【目的達成】+1
【0:特殊判定】
直下
123:デブ「…僕が禁断の果実を手に入れるためにも、これはアーチャーと協力するべきだね」
456:「漁夫の利!」「せっこーい」
789:ランサーの置き土産、赤月性高性能爆弾
【0:重ねて特殊判定】
直下
123:「…令呪を命じて命ず、バーサーカー、アーチャーのマスターを奪え」
456:襲い来るゾンビの群れ
789:地割れで天神壊滅
【00:特殊判定】
123:「…天神が崩れる! …それにこの感覚、まさか今の地割れで地脈に乱れが!?」
456:「何!? 空襲だと!? しかも神秘を孕んでいるとはどういうことだ!?」
789:「オナカヘッタ」「待って! バーサーカー! それはダメ!」
4:敵国軍による対魔術空襲
各陣営、被害判定
123:負傷、及び令呪一画喪失、陣地崩壊
456:負傷、及び令呪一画消失
789:負傷
0:無傷
直下から順に剣、槍、弓、騎&暗、魔、狂、犠
アサシン&ライダー【逆転の発想】+1
キャスター、『白磁の心臓』により負傷判定のみ無効、ただしファンブルが出ると?
バーサーカー【???】により負傷判定のみ無効、ただしファンブルが出ると?
ヴィクティム『理不尽な運命』により369も無傷判定
結果:
アーデルハイト別邸、赤月家、白髭天神、郊外の森、焼失。
剣、槍、弓、騎、魔、暗、狂、令呪一画消失
剣、槍、弓、騎、暗、犠、負傷
【…少し休憩します】
【…一代目貴女のときにあそこまで復興できたのは凄いかもしれない】
――それは、一夜のことだった。
遊戯聖杯戦争はいわば、一つの街を盤面に見立て、大魔術を組んだモノ。
それゆえ、感じる者であれば、その近くにいさえすれば起動を、開催を知るのは容易なことだ。
それに加え、それを知ったのは聖杯戦争を知らない諜報員。その不幸と必然が災厄を招いた。
米国か英国か、後になってもそれを決定するに至った資料は発見されない。
もちろん、『魔術式を破壊するための礼装を組み込んだ爆撃』等はあってはならないのだから。
それが勘違いの果てに起こったことであるならばなおさらのこと。
そして、『危険な魔術式』と認識された聖杯戦争の舞台、神屋は。
一晩のうちに焦土と化した。
死傷者は全人口の三分の一とも言われるその攻撃は後に『神屋大空襲』と呼ばれることになる――。
朝日が私の頬を焼く。
それは昨日までは無かった光。
木々に、建物に阻まれ、届かなかった光。
街を一望できる場所に立つ私の目に映るのは、焼け焦げた森と、はるか遠くまで、多くの建物が根こそぎ剥ぎ取られたかのような街だった。
「あア…」
「…森が」
「…あそこには、多くの動物が住んでいたんだぞッ!!!」
「何だよ…なんなんだよこれは! こんなことがあっていいのかよ!!!」
共に逃げた仲間たちは傷ついた体でそれぞれに感情を爆発させる。
アサシンの無感情な顔にも僅かに怒りのようなものが。
ライダーは地面を殴りつけ、涙を流している。
男は困惑しているのか、空に大声で叫んでいる。
…ああ、これが、夢なら。
ともかく、誰かと話そう。…そうしなくては、立っていることもできないような気がした。
23:20より誰と話すか多数決、先に三票
【エンディングや同盟の継続等に関わる重要な選択肢です。】
1:アサシン
2:ライダー
3:式上
1:アサシン
…話しかけるべきなら、決まっている。
「アサシン」
「…マスター、どうかされましたか」
相変わらずの無表情だがアサシンには珍しく僅かに反応が遅い。
やっぱり、何か思うところがあるのだろう。
「いヤ、何か思うことがあるカ?」
「…そうですね、私は少し怒っているのかもしれません」
「怒っていル?」
「ええ、私には感情というものがあまり残っていませんから、だから少し驚いています」
…残っていない、か。
「なら、どうすル?」
「…攻撃した相手を憎むのは無意味です。これは戦争、彼らは為すべきことを為しただけ」
「…そうか」
「敵の脅威を潰すのは当たり前です。帰りを待つ家族が嘆こうと、正々堂々と戦いたいという誇りを踏みにじっても、呪詛を吐きかけても」
…確かにそうだが、でも、街はともかく森はあの攻撃で姿を消した。
それに何も思うことは…そうか、これがこの女の精一杯なのか。
何かに怒ることもせず、何かを憎むこともできず。ただその目的のために生き、戦う。
…なら、私の方が余程。
『人は人、決して獣には戻れないの』
…いや、よそう。これ以上は、私自身の否定だ。
こんなことをできる人間と私が一緒であるものか。
だが、私はアサシンの目を見て思い出してしまう。母さんの言葉の続きを。
『…人間には昨日と明日があるわ。獣にはいつまでも続く今しかない。それは緩やかな絶望。感情も消えたそこには、空虚が広がるのよ』
なら母さん、相手を憎み、過去に怒り、未来を望む私は、人間だと、あの嫌らしい生物と同じだっていうの?
ああ、母さん。私は、私は…!
「マスター」
「…大丈夫ダ」
「では、指示を」
「…お前はどうしたイ?」
そう言うとアサシンは無表情のままで声を紡ぐ。
その声は、平坦な今を、滑っていくようで。
「まずは拠点を探すべきかと、また、ライダーとの同盟は切ってしまうべきです。それに加え、昨夜の爆撃でおそらく霊脈が痛んでいる。この戦争がいつまで続くかは分かりません」
「…つまリ」
「聖杯が自然消滅する可能性を考え、ライダーを暗殺するべきでしょう、あなたが願いを叶えたいのならば、マスター」
…私が人間でなくなるためには。
直下、貴女感情判定、失敗以下でライダー暗殺に移行します。【獣へ】-1【葛藤】+1
2:暗殺決行
【貴女のアライメントが混沌・悪に変化しました】
【貴女の望みが『獣への変化』に変更されました】
…そうだ、決別してしまえばいい。
人間と、過去と、未来と。
ああ、そうすれば私は獣になれる。
それが絶望だとて気にするものか。人間なんかになるくらいなら、私は…!
「…分かっタ、殺セ、アサシン」
「もう一度」
「殺セ!」
「了解しました、マスター」
アサシンが音も無く、ライダーのマスターに接近する。
その刃が、振り下ろされる…!
直下、暗殺成功判定、成功以上で成功。【気配遮断B】+2【逆転の発想】9でも特殊判定
【0:特殊判定】
直下
123:暗殺成功、ライダーもそのまま消滅
456:第三者乱入
789:「なあ、アサシンのマスター…」
3、暗殺成功、ライダー消滅
そして、血飛沫を上げ、ライダーのマスターはきょとんとした表情のまま、朝日の中に倒れこむ。
「ま、マスター!?」
驚き、立ち上がろうとするライダーの頭を、アーチャーの矢が打ち貫く。
ぱちゅんと弾けるようにライダーの顔が潰れ、朝日に消えていく。
【式上戒、死亡】
【ライダー消滅、残り七騎】
「マスター、済みました。指示を」
「あア、行くゾ、アサシン」
地に倒れた男の顔を地面に向ける。
もう、忘れてしまおう。
過去なんてない、今は、今だ。
【三日目】
貴女の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
【あ、申し訳ない、自然地域を抜けたので『化外の知恵』は使用不可ですね】
再判定
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:自由安価
↓2
3:散策
↓2、どこを散策しますか?
自然を探すのだ
>>346 自然探し
…まずは、私とアサシンを十全に生かせる場所を探そう。
まあ、無かったら無かった時だ。
直下、そんな場所があったかの判定、成功以上で発見
8:発見
滔々と流れる川の一部分に、僅かに残った森を見つけた。
…規模は小さいが、森には変わりない。此処を拠点にするとしよう。
「マスター」
「…あア、いい塒だナ」
「…いえ」
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】により-1【消えぬ傷痕】により-1
2:他陣営の友好交流
直下、↓2、交流陣営判定
123:ランサー
45:アーチャー
67:キャスター
890:セイバー連合
4、9:弓&剣連合
【本日はここまで、お疲れ様でした。…どうしてこうなった】
乙―
ま、まぁ、アレだよ。コンマ神の言う通りですから…
あ、ライダーのマトリクスはどうなるのでしょうか?真名判定とかするのだろうか
>>355
そうですね、では↓3まで真名判定、正解すれば情報公開
馬師皇
>>358-359 正解
仙人にして医師の馬師皇さんでした。
では、後に情報を開示します。
…結構簡単に真名当てられちゃいますね。もう少し情報流失減らしていきましょうか。
【エクストラクラス、規定数まで残り一騎です】
《クラス》ライダー
【真名】:馬師皇
【属性】:秩序・中庸
【筋】:C
【耐】:D
【敏】:B
【魔】:B
【幸運】: C
【宝具】:EX
/ /´: : : : :`ヽ,: -'": : : :`"'''- 、/ヽ‐-、
/ .: 〃: : : : :/: : : : : : : : : : : :`ヽ: :/ ヽ/  ̄ ` 丶
. / ..: Y ν´ : : 丨: `ヽ: : : : : : : : : : : : : :ヘ ,イ .
/! / ヽ辷' : : : : : :∧: :'; : : : : : : : : : : : : : : _ム〈:| .
,' .::ゝ //: : i: : : : : : :\\ : : : : : : : : : : : / ¦
__ヽ_/ ./:/: : : :/!: : : : : : : : :\ヽ : : : : : : : : : :⌒iヽ_|!:.... i
 ̄ ̄¨7⌒//: : /: :/: |: : : : : : : : : : :.\: : : : : : : :ヽ: : :L l|:::::::::::::.. : : :..|
_/´ イ: : :/: :/: : :│ : : | : i: : : : : : : : : \ : i: : : ヘ`√l`ヾ、 ..::::/斗<
 ̄ /: /: : /: :/: : : :/!: : :i:| : |: : : : : :i: : : : : : : ! : : : l|: : :つ 7⌒l ̄ト、__ム____ノ!
イ: :/i: : :l: : | `ヽ/,_|: : :l:| : |: : : : : :|: : : : : :./|: : : /:i: |: :ヽ_ム_ト、__ゞ\ー────'
 ̄ ̄l: :/: : :|: : !: : /、__ヽ、:|:!: :ヘ.: : : : :|ヽ: : : :/ .l: : / /: :l: : : : : : |: : : : : \\
l ハ: : : ! 从 : |rfて心从ヽ : \: :_|x‐\7 ̄l :/:./: : :!.: : : : : :l: : : : : : : :\\ i!
|:| !: : ハ: : ヽ|! {!/:::ハ \: :\!,rfてうミX: :/: : :∧: : : : : :!: : : : : : : : : :\〉 /j
|:l ヽ: : : ヽ: :ハ ヽ::::ン  ̄7∨、:::::::/;;;;》|! : /: :ヽ.: : : : |ヽ: : : : : : : : : : :><<
ノイ \: : :\:l ` ゞ. ン",イ: :/ヽ: : : \ :¦: \──‐<⌒ヽ ヽ
____ ヽ: : ハ "" , //i )、: : : ヽ:!: : : : >─ 、 ソ !
 ̄`ヽ \ ';、 ハ """ リ: :l斗.' : :\: : : \ ̄ヽ: : : : :ヽ ノ
', lヽム:\::\ ァ ‐,、 ,イ| : |: :ヾ: : : : \ : : ヘ : : '; : : : : :',
ヽ |/ ハ: :lヽ::::>′/ヽ\ _,,. < l八ヽ: \: :`ヽ: : < ̄ノイヽノ`ヽ: : /
\ i //:三|! |三ミ/ / 丁\\__ |三/:;イ⌒ヽ ̄ ¨⌒゙ヽ !:/
_,、 ∨ //:三エj;人_ ./ /ィ/ ⌒ ̄`ヾx彡r=ニ二 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ j'
/ ̄7ー‐'-'、三彡イ\/ /二二二二二ニィ'三ミノ三}  ̄ ̄ ̄ ̄⌒ヾ
l! ¦i // _,. イ′ /⌒゙<ヽ三三三/三<ミ__三三ミ>-、
ム_ り、イ! / / イ / / ̄又 ̄l ̄l ̄l! ̄ ノ 三//⌒ヽ
彳三>、i / // / / /ヾ、弋==‐─チ三//  ̄` \_
三ミム-‐>-L // /´ゞ〃´\_ >、三三// ヽ
三三三/イ! |!下二>- r |\/ ヽ /ヽミ// / l
三三三三} L|! ヾ ⌒>、/ !三ヽ ゙v〉 ソ´ / / │
【クラススキル】
◆ 騎乗:A++
乗り物を操る才能。
獣であるのならば幻獣・神獣クラスの獣ですら乗りこなせる。
ライダーは竜種であれど乗りこなす事が可能。
◆ 対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法などの大掛かりな魔術は防げない。
【保有スキル】
◆ 動物使役:B
動物を操り、その力を行使する能力。
野生の動物くらいならば問題無く使役出来る。
また、動物に対し戦闘能力を付与させる事も可能。
◆ 動物会話:A+
動物に対する対話能力。
動物との会話を可能にし、その会話に対して補正をかける。
動物であるならば神獣、魔獣といったランクの高い獣とすら会話が可能になる。
◆ 医療の心得:C+
治療、回復等の専門的知識。
普通の怪我や病気ならば難なく治療出来る。
ライダーは動物・サーヴァント等への治療に補正がかかる。
【クラススキル】
◆ 騎乗:A++
乗り物を操る才能。
獣であるのならば幻獣・神獣クラスの獣ですら乗りこなせる。
ライダーは竜種であれど乗りこなす事が可能。
◆ 対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法などの大掛かりな魔術は防げない。
【保有スキル】
◆ 動物使役:B
動物を操り、その力を行使する能力。
野生の動物くらいならば問題無く使役出来る。
また、動物に対し戦闘能力を付与させる事も可能。
◆ 動物会話:A+
動物に対する対話能力。
動物との会話を可能にし、その会話に対して補正をかける。
動物であるならば神獣、魔獣といったランクの高い獣とすら会話が可能になる。
◆ 医療の心得:C+
治療、回復等の専門的知識。
普通の怪我や病気ならば難なく治療出来る。
ライダーは動物・サーヴァント等への治療に補正がかかる。
【宝具】
◆ 軍馬進皇(うま、ぐんとなりて)
種別:対軍宝具 ランク:B レンジ:1~3000 最高捕捉:1000人
かつてライダーが治療した軍馬の群れ。
それ等を召喚し、一斉に走らせる事で相手を蹂躙する。
1頭1頭は宝具ではなく、神秘性は皆無に等しい。だが、その為1頭ならば魔力を消費せずに召喚出来る。
また、召喚した馬でなくとも使役している動物で代替出来る。その場合は真名の解放は不可能。
◆ 臥龍天生(りゅう、てんをかける)
種別:対城宝具 ランク:EX レンジ:- 最高捕捉:-
最高クラスの幻想種である龍種。これを召喚し、その力を行使する。ただ召喚するのではなく、その力を自在に行使できる。
その鳴き声は竜巻や雷を呼び、尻尾の1降りで城を半壊させる等、その力は強力無比。
その様な龍がライダーに力を貸すのは、ライダーが龍にとっては恩人だからである。
かつて命を救ってくれたライダーを、今度は自身が救う為に龍は戦うのである。
、トト、トトぃ
__戈::::::::::::::::::Y(
フ:::::::::::::::::::::::::ヾィ_,
____ 彡::::,.-‐-ミ::::::::::::::::ノ
/´ ̄`\、 イ::::/ Vi:::::::::イ ,. -‐=====ミ
/ ヾ 、卜トト、ト、 }::/ i{ ⅳ::::::7 }i , '´ ヾ ト、从
〃 ミ::::::::::::::::ⅵ }/ /⌒v{Ⅵ{:::::::i{ /,' / }} }:::::::ハi
}} 彳:,'⌒ヾ:::::v; ′ 'ー- ',ヘⅥiハ::i// / リ {::::i{:::ハ
{{ リ _彡; ViⅥ 厂¨¨_,ハヘⅵ:i// 〃 〃 ',:::{Ⅵリ
/ Ⅴ ⅵ:| 「 ̄入ヾヽJ:::仏イフ {{ ,ィムィィイイz_,,.,,__, 〃 vヘ∨
\、 / if⌒ヽ. Ⅵ |` ̄´|ミ V 〃 ___,仏VΖ.,_,. ´-‐ ¨¨´ ̄ ̄``ヌ、ァ、 `'ヘ‘,
\、 〃 {厂`'リ | |` ̄´| ヘ`ゥ ,ャノ 〃 _ニ=三弌マ¨¨ ‐-===…===彡 ヽス ', ハ
\_,」L.,_ マ⌒{ |,x===ミ__', | {ヒア/'´ \ -――- 、 Ⅵ } }
',マ `ヽ マ_,>==彳 ト --`Ti ヘ L.リr ´ __\ -‐ ´ ヾ ノ '
ゞ==弌マ¨ -‐<{ __ ト---‐|| `¨´ ( }´\ `、 ` ー- --一 '´ /
\、 v'⌒ヾ ト---‐}ト ,ィ フ\ イリ ヽ , ´
ヾ { i ト ---イ}├一 '´ /7 `¨¨´ ヒ7 } ` ー----一 ´
‘, 圦 ヘ,.__,.イ/ /7 ヒ{
} ヒ| \ 厶----ィイ rャ≠'厶 ヒ{
ヒ| ` ¨¨¨¨´ヒ| '´ ̄`√ rャ=‐彡'^ヽ
ヒ| ヒ| レ´⌒`く}
ノ_{__,、 ノ人_,.へ
rヤニ〈^トへゝ 〃'⌒ーく广`
マ
【来歴】
中国黄帝時代の仙人にして獣医。
馬を専門としていて、馬師皇が治療すれば必ず治ると言われる程、その腕は卓越している。
ある日、馬師皇の元に龍が訪れた。龍は病を煩い、名のある馬師皇に治療して貰おうとしたのだ。
馬師皇は龍の口に針を刺し、甘草湯を飲ませる事により、見事龍を回復させたのである。
その後も龍は病気の度に馬師皇の元へ赴き、治療して貰っていたが、ある日龍は馬師皇を背に乗せ、どこかへ消えてしまったという。
【聖杯への願い】
動物の繁栄。人と動物の共存。
【性格】
真面目で穏やか、理知的な人格者。
争いを好まない平和主義。
動物や人間に対しては優しいが、動物を傷つける様な輩には容赦しない。
やや厭世的な面がある。その理由は人々は動物を道具の様に扱い、怪我をしても自分に持ってきて治しさえすれば使える為酷使する。
そんな人間に失望し、龍と共に旅に出ることを選んだ。
かつて絶望し、諦めた悪循環を断つ事も目標としている。
【AAもしくは容姿】
r-‐ ´ ̄ `ヽ
___ ( _ _ ',
____ . ::"´:: : : > ~´ー< `丶. }
/ `ヽ、 ...::::/ 〃 ヽ \ノ_
l ト.:/::.. / ', \_ ̄`ヽ
イ l__〉 // `ヽ ̄`丶. 、
/ i / / 7 // | iヽ、 ヽ :. ヾ\
!〃 ハ 〃_/ ,' lヽ | ',ヽ ハ . ∨l
ヽ ヽ / (:: /イ \ ,: l _∨ ! ', !/
イゞ、rf 、_ ノ_r イ:: i/ 丶 / イ´ __.! l i /'
//`⌒7ムイ:: : :! |-‐  ̄ ∨ /,ィ示ミ、,イ |
// //.: : :|.: : :ハ ! ,ィ示ミ、 }/ {!:::::リイ:::| l
-‐"./ /イ:: :l: : : : ';. }Y )::::::ハ ー' l: :l: / ∧
-‐´ / / ! ,' : :i : :ゝ l从辷_ ノ , ''' }::ノイ / リ
/ / ; / 从 { l\ ヽ`¨,,,,, ハ レヾ
/ _/ /,イ./ // ヾ ->、 _ > _ ィ . ': : l丶 !
! ( /´ .!' / i 丁::::/}丶.  ̄ . :'ヽ:: :,' ∨|
)' ノ / / 从 l:::〈イ、 ` ┬<ヽ ∨ !/
/ イ //l ヽ |::::ノ\\____,イ/::::::\ !
. //! l ハ !\才:::::/:::: ̄ ̄`i l !::::_::::>、 ト、
/´ | | ! )' /:::〃::::::::::::::::::::><⌒ヽ`ヾリ 〉
乂| 从 /:::::/:::::::::::::::::::::/〈 んてハ ) 〉Y 、
. j/ イ ̄ `丶::::::::::::::::::::〉、辷ゞ-‐"〃 〉:::::丶
/´ `ヽ ヽ:::::::::::::::\lヾ⌒>〉 イ:::::::::::ハ
l´ `ヽ \ 、:::::::::::::::><ノ彡::::::/::::::!
イ \ ∨!:::::::::::::::::::::::| |:::::::::〃:::::: / r─-‐ フ
/ :! ヽ| |::::::::::::::::::::://:::::/::::: / -‐y´ -<二__
〈 y.ハ::::::::::::/.::::"´::::,:イ _ -‐/ / ー‐-三_フ
∨ ∧::::::ヾ::/::::::::::::::://-‐ l l__  ̄`丶、 二二 、_つ
} / .〉:::"´:::::ー--:<; ' | V7⌒ヽ、_ _ , - '"
【行動方針】
基本は待ちの姿勢をとる。
動物を仲間にして戦力を広げたり、マスターと話したりしている。
【名前】式波戒
【令呪】獣獣獣
【属性】中立・中庸
【体】2:ヘッポコ
【知】5:人並み
【心】7:強いメンタル
【質】5:一般的な魔術師並
【家】1:一般家系
【運】5:人並み
_
,. , -‐ , ' ´
, イ , '/'´ , ´_∠_ ___
r 、 / / ´/ / '´ ' ´ ̄ ̄ , ' ´
| \ ./ ,' --、 / ___, ニ _
| , ' ,  ̄ ̄丶 `丶、
| / / ,ヘ ヽ \─‐ ニ =ァ_丶
/ // イ ! ヽ ヽ/ /_ 丶
/ ,ィ ´ / // | ト、 ヽ ヽ / \ ヾ
// / ,' / l ! i| ヽヽ i ヾ ヽ
〃 ´ / ,イ /l/'| l ! ト、 | ヽ.! ヽ \ ヽ
/ / 〃/ ヾ ∥ l ! ト l iヽ ! i| i ヽ 丶、
/ , '/ / イ‐テミ、 l.! | i | |! ヽヽ !| ト、 ! ヾ 、 \
,' / / ! ∧ヽヒじト,|ト、 | ヽ,.ュニ三⊥/ i i | ヽ |ト、 ! ヽ
レ' ! | / |i ヾニ' ! ヽ!'´ レじク 7 川 !∠iヾ! ヽヽ
| ,'| !ト, 、 丶-'´ ! トレ' } | ヾ!
|,' | |! \ マア ¬ ,. / 〃 ,ハ.|
! l ∥ ,> 、 / r─ ¬. /ハ _ ∧三!ュ _
l | ! r´ ーイ! /// イ、ヽ丶丶、丶
| ∥ 冫゚。 _,. -=丶_ //! ー ' ーヽ\ 丶 \
,| !彡'」' ´ /入 ヽ'、 ヽ. y 〉‐-、 \
, '7ヽ , イ ! | | ,ヘ! 丶__ ノ``i ,イ / /,
/ ノ 丶_, 、 _/ / l.| | / ヘ ヽ r' / イ !
ノ  ̄ ̄ ヽ 〉 ,' / i i ∥ ! ,' l ゝ !⌒ィヽ _/ ノ 〉
!  ̄ ̄ヽ ノ // | l !. |,' | \ベ´<う__,ィ7 /
【特徴】一般人
【スキル】
【孤独の知恵】
短いながらも一人で生きていく上で手に入れた知識。
そのため妙に生存率が高い。
《戦闘続行Dをサーヴァントに付加する》
【逆転の発想】
危機に際して突発的に起こる閃き。
それによって彼は戦火の中をここまで逃げ延びた。
《危険な状態に陥ると確率で特殊判定が発生》
【獣の呻き】
どうやら彼の祖先が根源に至らんと研究していた魔術の一端。
血が相当薄まっているため効果は弱い。
《動物会話Eを取得》
【来歴】
家族と戦争によって離れ離れになった青年。
現在は街から少し離れたバラック住まいであり、日々の生活に困窮しつつ暮らしている。
一般家系だが、過去に魔術の血が流れ込んでいたのか、偶然にも令呪が発現。
過去を受け止め、新たな明日のために戦争に挑む。
【聖杯への願い】
家族との再会
【性格】
快活で前向き。
ただし、ある程度打算的であり、単純な熱血漢、正義漢ではない。
【AAもしくは容姿】
,ィ
// __
/ / , -‐ ¨´/
/// レ7‐' ´ ∠.__
ト // ! 〃/ <´
| ∨爪∨//⌒ <¬´ ̄! `¬─ 、
_」/! i ト. i ト \! / <´ ̄ ̄ ̄
ャ¬// トヘ|ヘ| l丶.\ ∨ \
∨,イ i|トヾヾ l\ メヽ ト\ _\
// | .」」__ヽ. |∨'ヤハ7l | ヽヾ、ヽ  ̄
/ il| | ,rャうヽ| ゞ-' !│ ト. ヘ`ヽ
! /ハ ド、 ゞ' 、 _, l│ ト トヘ
l | ゝ ‐' ´ /| トi L」!__
ヾ. l `丶、__ / .| |ヒ== ┘
ヘ ! ヾ|Kツ! i |' `>¬i
l| r<く ノ ,/|」='´ l
∨-、 。∨ /イ !|_,ィ'´ ̄ ̄`ヽ
/ ヘ/ク' f' ||,リ \ ヽ
/ / // l !!' ヽ i
【>>1 レビュー・ライダー陣営】
どうしてこうなった。
と言いたいところですが、この可能性も実は大いにあり得ると判断していました。なので、一応は予想の範囲内。
しかし、この陣営、なまじ貴女との相性が良かったために残念な陣営ではありました。
タイプとしては共に森林の中で力を蓄え迎撃、前回の貴女と草津のように絆を結んでいくこともできたぶん、その喪失感は…。
マスター、サーヴァント、共に目立った活躍ができなかったため、神屋聖杯戦争が一段落した戦争で再登場させましょう。
【ちょっとアナウンス】
神屋聖杯奇譚が終了したら、次は一代目貴女の十五年後をプレイして、神屋聖杯戦争は終了しようと計画しています。
そのため、確定参加人物として、西園寺妹、成長ミゼルを決定しております。
聖杯奇譚終了までまだまだかかりますが、どうぞお楽しみに。
【再開しましょう】
直下、吉備乃による対ファットマン魅了判定、成功以上で-補正、大成功以上で隷属
【上げ忘れ】
5:デブには効果なし
【再開しましょう】
日の差し込み始めた白髭天神。
先ほどまでの爆撃を辛くもかわした吉備乃は土と埃に塗れた髪をかき上げ呟いた。
『…まったく、くだらない真似をしてくれるわね』
「しかしあの式は恐ろしいものでありますなあ!」
『式じゃないわ、飛行機よ』
「ひこーき、…ほう! あれがれいのひこーきでしたか!」
アーチャーが子供のように目を光らせ、遠くを眺めるのに吉備乃が溜息を吐くと、背後から複数の足音が迫る。
振り向くと、いつの間にか姿を消していたバーサーカーと、二人の男、クロノスフィールとファットマンが同様に汚れた姿で現れた。
手を上げるクロノスフィールにアーチャーは身構える。
「よう」
「ぬぬ!? 敵襲であるか!?」
「違うよ、…まあ、君が敵だと認識したのならそうかもしれないね」
「話ややこしくしてんじゃねえよ」
クロノスフィールが頭一つ小さいファットマンの頭をはたく。
そこに砕けた石段を飛び越えながら鎧を纏ったセイバーとラヴィアンが現れる。
「だ、大丈夫!?」
「あ、アーデルハイトちゃん!」
「…成程、彼の娘がアーデルハイトの参加者でありますか」
吉備乃から飛ばされた念話に反応したのか、アーチャーは腕を組みながらうんうんと頷く。
ラヴィアンはアーチャーに一瞬目をやるも、ヴィクティムがいないことに気づいたのか、一瞬慌て言葉を濁す。
「あ、えーっと…」
「バーサーカー、はいるな。…クロノスフィール、ヴィクティムは?」
「ん? よく分かんねえけどパス切れてないから多分生きてるぜ」
「そうか。…で、アーチャー」
「ぬ?」
ラヴィアンに変わりヴィクティムの安否を確認するとセイバーはアーチャーに向き直る。
「我々には現在お前に対する敵対意識は無い。先ほどの爆撃で甚大な被害を被ったこの街を調べることを先決にしたいからな」
「ふむ」
「そこでだ、ここは我々を見逃してはくれまいか。お前も見たところ負傷している、ここで戦うのは得策ではあるまい」
「…むう」
『引きなさい、アーチャー。現在此処で戦うメリットはないわ』
吉備乃の言葉にやや顔を歪めたものの、自らの状況を把握したのか、渋々といった様子で同意した。
「…少々燃焼不足ではあるが致し方あるまい」
『…それに、さっきの爆撃、何か仕込んでいたわね。もうすでにここは霊地としての価値は無い。それを伝えなさい』
アーチャーを通し、吉備乃の話を聞くセイバー連合。
三者三様に驚きを見せ、ラヴィアンは眼下の街を見下ろす。
未だ黒煙を上げるその街は、地獄の窯をのぞき込むようで。
「…なるほどな」
「どうしよっか…一応監督役と連絡が取れればいいんだけど」
「この惨状じゃあそれも怪しいなあ」
「そもそも、だ。監督役は赤月の手の内。それを知ったから君はアーチャーに協力するべきだと判断したのだろう?」
うんうんと頭を捻るラヴィアンを、ファットマンが急かす。
「とにもかくにも議論は決した。我々は早急にここを去ろうじゃないか」
「ま、それもそうだ」
「そういうわけで、帰らせてもらう。異論はないな? アーチャー」
「ぬう」
石段を滑るように降りる三陣営を眺めながら吉備乃は呟いた。
『…監督役が赤月、ねえ。…裏で動いているふうには見えなかったのだけど』
そして、嫌悪感を抑えるように。
『…あの豚と傀儡、自分のことしか考えていない破綻者と女のことしか考えていない異常者。…久しぶりに会ったわ』
【他陣営の描写を終了します】
「マスター…」
「何ダ?」
「…いえ、どう表現するべきなのか」
「?」
アサシンはそのまま無表情で背中を向ける。
以前はまったく話しかけなかったというのニ、おかしな奴ダ。
貴女の昼行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
【索敵システムを変更します。使い魔を持っていない場合は、主人公が特殊技能を持っていない限り、サーヴァントに行ってもらい、判定を行います】
【そういやほとんど決まっていない十五年後の聖杯戦争ですが、雪さんに旦那さんがいないということだけは決定しています】
1:索敵
…やることを決めたからには、まず相手を探すべきだ。
喰らい殺す相手を。
「アサシン」
「はい」
「敵を探セ」
「方法はいかように?」
…方法、か。使い魔を作っておけばよかったんだが。
「お前が行ケ」
「分かりました。緊急の場合、宝具の使用は許可していただけますか?」
「…そうカ、宝具カ」
…考えていなかったな。
どうも今のところ体に違和感はないが、連発すれば何かデメリットがあるかもしれない…
【新ルール、宝具連続使用における魔力切れ】
【朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て】
【貴女の連続使用可能数は4回です】
↓2、宝具の使用を許可しますか?
許可
いや、幸いマリョクは潤沢にあるらしい。
「いいだろウ、お前の判断で自由に使エ」
「分かりました」
…じゃあ、何処に向かわせるか、だけど。
↓2、アサシンの索敵先
選択:中心街
「とりあえずは人の多そうなところを探セ」
「承りました」
そう言うとアサシンは姿を消す…。
直下、成功判定。失敗以上でステータスとクラススキル把握、成功以上で一部の保有スキル、大成功以上で全ての保有スキル
↓2、遭遇陣営判定
123:セイバーご一行
456:ランサー
789:キャスター
【少し休憩】
【気配遮断】を忘れてましたが補正アリでも同じだったのでこのまま
4:ステータスとクラススキル把握
2:セイバーご一行
誰のステータス判明か直下【気配遮断B】により+1
123:セイバーのみ
456:バーサーカーのみ
789:セイバー&バーサーカー
0:全員
4:バーサーカーのみ
「マスター、三陣営が共に動いているのを確認、うち一体のステータスを確認しました」
「…それだけカ」
「ええ、それだけです」
…だが、三陣営が同盟しているかもしれないということは一つ大きな情報だ。
さて、ステータスは…?
【バーサーカーの情報が一部解放されます】
《クラス》バーサーカー
【真名】:???
【属性】:混沌・狂
【筋】:B
【耐】:B
【敏】:C
【魔】:C
【幸運】:C
【宝具】:A+++
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i三三/ : : : : : : : : ',三三三',
|三ニ{ ___ : : :_:_:_ : :}三三三ハ | キリリリリッ
|三三ヽ/////// \ ///////,`く三三三 i _ 人 _
|三三〃//__/////',ヽ //////ィ=-、//ヽ三三ニ| .`Y´
|三ニ/ /´: :ヽ::::≧ 、//,ー=≦// /": : : : : :ヽ//}三三 i |
|三ハ : : : :ゝ_:_: : :\//////: : : :_:_:_: : : : : : :',三三;'
i ハi 〃 `ー'=´≧⌒7 ',::::::: : ≧ ̄ ≦: : : :.|三': :}
{ !Y| { { :}::::::: : . : : 、: : :|三': i
ヽ { ,、 ! ,':::::く: : : . : ノ: :リ:/: :/
', ,ト イ , ,::::::::::ゝ: . . : : :イ:/: :/
' } \ ´ ' r=、 ノ:ィ、:ノ: \ . : ://:{し'
i } , ', ' , ' `´ :、: : : 、`、`ヽ{: : : {::::::i
| i| ' `ー ―-- __ --―一´ .|: : : i:::::f
', ', ___ ::: : :リ:::::ノ- 、
ト、 ヽ , `ー=――`=-‐ :ノ : :/:::/三三\
|: :\ ' , ' , ', , 、 ヽ` ゙、 `/. :,.イ:::/三三三ニ\
|: : : :\, ' ,' ,' ,´ ゙ `゙ 、゛ f : /:::::/三三三三三
, ≦|: : : : : :≧ 、 イ, /::::::::/三三三三三
, ≦三三} : : : : : : : :≧、_,.='ーヽ.,_ ノ::::::::::::/三三三三三三
【特徴】:英霊・人
【クラススキル】
◆狂化:D
筋と耐のパラメーターをランクアップさせるが、
言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。
とはいえもともとしゃべれない上複雑な思考ができないバーサーカーには大してデメリットはない。
「…これは強いのカ?」
「ええ、十分でしょう」
…少し判断材料が少ないな。
もう少し情報を集めるべきか。
【昼行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】により-1【消えぬ傷痕】により-1
【0:特殊判定】
直下
123:「うふ、うふふふふ。これだけ死体が手に入れば…」「マスター、きんもーい」
456:ランサー、怒りの特攻
789:デブの残り令呪、1
5:ランサーによる特攻
直下、被害陣営
123:アサシン
456:アーチャー
789:セイバー連合
6:アーチャー
バラック小屋近く。此処も爆撃により甚大な被害を受けていた。
白髭天神から降り、その惨状を眺めるアーチャー陣営の前に、ボロボロの着物を纏った女が立つ。
アーチャーはその姿を確認し、嘆くように目を伏せ、吉備乃はつまらなさげに鼻を鳴らす。
「…敵襲、であるが」
「…ああ、どういうことなの、私は、ただ、ただ、戦争を否定したかっただけなのに」
「…マスター」
赤月霙の着物は破れ、誰かを必死に救おうとしたのか、爪は剥がれ、泥にまみれている。
煤と土に塗れた顔には幾筋もの涙の痕が。
その横で得物を構えるランサーも項垂れ、表情を沈めている。
『…まったく哀れな女ね』
「ぬう。まったく」
「お前たちが、アレを呼んだんだ。私の愛する人を奪ったアレを、許さない、許さない許さない許さないッ!!!」
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それは、彼女の抑えていたモノを一気に噴出させているようで。
「…ランサーよ。止めぬのか? これはお前の望んだことではあるまい」
「…愛する者を失う気持ちは、私にも理解できますゆえ」
「そのようなものと戦うのはこちらとしても不本意である」
「ええ、ですが、マスターの意思、私が邪魔するわけにはいきません」
諦めたように弓に手をかけたアーチャーの肩を吉備乃が叩く。
そして、何かを語り掛けられたのか、アーチャーはその手をおろし、ランサーに言葉を投げかけた。
「…? 成程、ひい様はこう言われた。今は互いに負傷の身。ならば決戦の刻を決めよう」
「決戦…ということは時間を決めて再戦しよう、と?」
「それを、お前たちは守るのか?」
「無論、儂とて清和の末席に身を置く者。我が父祖の名においてそれは違えぬ。あとはお前たち次第よ」
「…マスター」
直下、霙感情判定、成功以上で条件を飲む。【話術】により+1
3:戦闘発生
だが、霙の怨嗟は留まらない。
「煩い煩い煩い! ああ、知ったことか! 殺す! 滅す! 消し去ってくれる!」
「…マスター」
『交渉決裂。やりなさい、アーチャー』
「ぬう、こうなれば仕方がない。覚悟めされい、せめて最後は華々しき戦場の骸となるがよい」
アーチャーが弓を構える。
ランサーは悲しげに、己の持つ槍の切っ先を、アーチャーへ向ける。
望まぬ者が、望む物のため、戦っていく。…これもまた、戦争なのだろう。
直下、戦況判定。1に近い程アーチャー有利、9に近い程ランサー有利
【心眼・偽】-1
総計-1
5:均衡
【2ターン目】
直下、戦況判定。1に近い程アーチャー有利、9に近い程ランサー有利
【心眼・偽】-1
総計-1
6:ランサーやや有利
【3ターン目】
直下、戦況判定。1に近い程アーチャー有利、9に近い程ランサー有利
【心眼・偽】-1
総計-1
8:ランサー有利
【4ターン目】
直下、戦況判定。1に近い程アーチャー有利、9に近い程ランサー有利
【有利】+1
【心眼・偽】-1
総計±0
3:アーチャー有利
【5ターン目】
直下、戦況判定1に近い程アーチャー有利、9に近い程ランサー有利
【心眼・偽】-1 【有利】-1
総計-2
2:アーチャー有利
【6ターン目】【【昼】なので最終ターンとなります】
直下、戦況判定1に近い程アーチャー有利、9に近い程ランサー有利
【心眼・偽】-1 【有利】-1
総計-2
5:均衡
【有利数は同じですが、ランサーがやや有利一回の為敗北、逃走判定を行います】
直下ランサー逃走判定
均衡以上で逃走成功、以下で消滅判定
【777:貴女に有利な特殊判定】
直下
123:撃ち込まれた魔術式破壊空爆により、全員令呪一画喪失
456:ランサー、霙もろとも消滅
789:ランサー、アーチャーに重傷を負わせ、消滅
7:ランサー消滅、アーチャー重傷
直下、霙感情判定【錯乱】により-1
成功以上で【自己犠牲】発動
6:【自己犠牲】発動【赤月霙、死亡】
「はあっ!」
「ふぬんッ!」
俊敏にアーチャーの腹を抉るランサーの槍。
しかし、アーチャーはその巨大な弓で防ぐ。
最初の交錯。
それは互いに痛み分けに終わる。
「…昨夜より威力が落ちているぞ、ランサー」
「ええ、貴方も、アーチャー」
昨夜の負傷、それは着実に二人の動きを鈍らせていた。
ならば条件は五分、いや、数多の戦闘を経験したアーチャーの方が僅かに上といったところか。
それを一番分かっているのは、多くの子を、夫の背を見送ったランサーだった。
だからこそ、勝負を決めるのは己の意思だとランサーは知っている。
己の背に背負う、マスターからの信頼を裏切るわけにはいかない。
絶望し、錯乱しつつも決して非道な行為をせず、闇雲に人を救おうとした強き女(ヒト)の信頼を。
「参るッ!」
「!?」
その一閃はアーチャーの想定を超え、切っ先が腹に一文字の傷をつける。
「浅いか、ならば!」
「ヌウッ!」
続けて縦に一撃。
一撃目より深くアーチャーの腹に十文字が刻まれ、血が噴き出る。
咳き込みそうな鉄錆の臭い。ランサーはそんなモノを望んではいない。
だが、護るためには戦わねばならない。救うためには戦わねばならない。
強きランサーの思いが、百戦錬磨の荒武者に傷を刻む。
しかし。
「ぬうんッ!!!」
「ガッ…!!!」
アーチャーが弓を以てランサーの脳天に突き落とす。
重く、強い一撃に、一瞬ランサーは意識を飛ばしかけ、何とか踏みとどまる。
「…女だてらにその意気やよし。ゆえに、全力とは言わぬが、本気で行かせてもらう!」
続けざまに繰り出される一撃。
ランサーの腹を抉り、腰を砕く連撃。
体が粉々になりそうな痛み。ランサーは声を出すこともなく、地に叩き付けられた。
そのまま意識を飛ばせば、アーチャーに砕かれ、彼女は座に帰っただろう。
しかし、アーチャーの一言が彼女の意識を覚醒させた。
「同情はせぬ、お前の望んだは死出の道、心配するな、貴様の主もすぐに送ろう」
「…な」
「もっとも、座にあの娘が向かうとは思えぬが。…覚悟めされい!」
ああ、痛みに目を閉じながらランサーは思う。
届かなかった、叶わなかった、大切なものを、護れなかった…。
アーチャーの振りかざす太刀が正確にランサーの首を捉え。
「ランサーッ!!!」
生暖かい何かがランサーに降り注ぐ。
目を開けたランサーが見たものは。
「…ごめんな、さい、ランサー。私は、いつのま、にか、あいつらと、いっしょに」
「マスターッ!!!」
体を唐竹割にされ、血しぶきを撒き散らす霙の姿。
ランサーの目から、霙の血に塗れ、涙が落ちる。
【自己犠牲】
彼女の精神は高邁。
ゆえに他者の為に自らの手を差しのべることを、躊躇わない。
《一回だけ、自らの命と引き換えに何らかの攻撃を防ぐことができる》
「何故、何故、何故だッ! マスター! 貴女は、生きて! 私のような亡霊に謝らないで! 貴女は…!」
「ええ、そう、ね。何故、こんなことを、したの、かし、ら…」
「生きなければならないでしょうッ!!! マスターッ!!!」
霙の目から光が消える。
崩れ落ちるその先にいる武者に、ランサーは憎悪の視線を込め。
「死ねェッ! アーチャーッ!!!」
「ぬぐっ!!??」
獣を思わせる速度で立ち上がり、得物を胸に目がけ突き、抉る。
僅かに霊核を外れていたのか、その一撃はアーチャーを消滅させることは無く、だが、確実に一撃を与えた。
『アーチャー!』
「…ぐぬぅ、油断しておった、動転しておった、ここは戦場、忘れてはならんというに」
「ああ、マスター、マスター!」
声も出さず、呼吸も止まった霙の骸を抱きかかえ、ランサーは慟哭する。
ああ、まただ、また、私は、愛する者を、護れなかった…!!!
◆ 単独行動:A
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。ランクAの場合は一週間ほど
生前ランサーが夫亡き後も、その家や家名を守るために活動し続け当時としては非常に長生きしたことからのスキル
直下、【単独行動】によるランサー思考判定
成功以上で逃走、以下で自害
3:ランサー自害
アーチャーは血の混じった涙を流し、己が槍の穂先を自らに向ける。
「ああ、もう、いいんです。私は、私は何も」
護れなかった――
そして、そのまま自らの喉に差し穿つ。
涙に濡れ、血に塗れたその体は、霙を護るように優しく倒れこみ、その姿を溶かしていった…。
【ランサー消滅、残り六騎】
「くうう…」
『…とりあえず、ここを抜けるわよ、傷は深いけど、落ち着きなさい、アーチャー』
「な、何のこれしき。…ランサーよ、女と甘く見てすまなんだ。お前は儂にも劣らぬ荒武者であったよ」
『…ええ、そうね。惨めで間抜けで哀れだけど、嫌いじゃなかったわ。貴女の思う心は』
アーチャーは霊体化し、吉備乃は走り去る。
残されたのは、安らかに目を閉じた霙だけだった。
【他陣営の行動描写を終了します】
闇が森を包む。
鳥の声も絶え、光の消えた街を照らすのは星だけだ。
「…夜、カ」
「はい」
夜、聖杯戦争が最も活発化する時間。
…なら、私達も動かないわけにはいかないだろう。
貴女の夜行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
1:索敵
「アサシン」
「はい、行ってきます」
↓2、アサシンの索敵先
空襲後の避難所とか?管理者ならなんかやってそうだけど
>>459
直下、避難所の場所判定
123:西園寺家
456:赤月家跡
789:バラック小屋付近
3:西園寺家
直下、成功判定。失敗以上でステータスとクラススキル把握、成功以上で一部の保有スキル、大成功以上で全ての保有スキル【気配遮断】+1【御三家】-1
↓2、遭遇陣営判定
123:セイバー
456:ヴィクティム
789:バーサーカー
ファンブル:敵陣営に発見される。
アサシン【再誕する妖精の森林】【顔の無い女王】使用。逃走成功。
直下、遭遇陣営
123:セイバー
456:ヴィクティム
789:バーサーカー
↓2、真名判定、失敗以下で、遭遇した陣営に判明される【気配遮断】+1【宝具使用】-2
3:セイバー陣営
2:「…緑衣、仮面。なるほど、義賊、ロビンフッドか。…ならば、破壊工作辺りを懸念すべきだろうな」
【本日はここまで。ランサーの真名判定行っときましょう。↓3まで】
秀吉の正室、ねね改め「高台院」
>>470 正解
ハゲネズミの妻、ねねさんでした。
後に情報を開示します。
…一人が重くなるとみんな重くなりますね。
あとはアサシンともう少しコミュを取るべきかもしれません。
感情を失っているとて、彼女はロビンフッドですから。
乙、エクストラクラスは後一騎ですが、オリジナルクラスの場合解説つけた方がいいですか?
>>474
あれば嬉しいですが、無くても大丈夫ですよ
昨日エクストラ送りましたが、届いていませんか?
>>476
昨日届いたのは、銃、語、姫ですが、その中にいますか?
≪クラス≫: ランサー
【真名】: ねね(北政所)
【属性】: 秩序・善
【筋】: D
【耐】: B
【敏】: A
【魔】: C
【幸運】:A
【宝具】: C
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\
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′:/: :': :/: : i }: :./ | : : : : :i : |: : : : : |: :.| : : i: : :
i: :/: : |: :|: :斗j-/一: : : : : :}: :}.、 : : : }: : !: : :| : :.i
{:./ }: :i : |: ィf芋ミ、 {:{: : : : ;: /j/\: :.! : ; : : ; : : }
';{ |: :|: :|:《 泛zツ ',ト: : :/ ,.ィ==ミ、メ、/: : / : : :i
ハ: {: ::!:{ , , , ヽ/ んf沁 》: : /: /: : : :,
ヾ: :ト:ゝ ノ `ー ′/:イ: /: : : :/
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} ノ /
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/ / ヽ ム ',
/ ヽ ` ̄ ̄ / ',
【クラススキル】
◆対魔力:C
魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
仏門に入りながらも、ランサー個人はキリスト教を迫害せず理解もあったことからのスキル。
ランサーは改宗こそしなかったが、キリスト教にも便宜を図っており、
当時の宣教師たちからの評価は非常に高く、彼らから「女王」と表現されている。
【保有スキル】
◆ 単独行動:A
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。ランクAの場合は一週間ほど
生前ランサーが夫亡き後も、その家や家名を守るために活動し続け当時としては非常に長生きしたことからのスキル
◆ カリスマ:C+
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
ランサーは当時の女性としては破格の領土を持っていて、夫の代わりに城主の仕事を代行したり、城に入って後方支援を担当することもあった。子飼いの将や夫の側室たちからも慕われていた。
また、女性に与えられる最高位である従一位に叙せられている。日本史に「女王」と表現されたこともこのスキルのランク上昇の原因となっている。
◆ 話術:C
言葉の巧みさ。対話におけるアドバンテージを得る。
ランサーは朝廷との交渉や神社との付き合いを担当しており、ランサーが管理する聚楽第への天皇(後陽成天皇)の行幸が実現しており、
当時の天下人(織田信長)さえ実現できなかった一大事であり栄誉だった。
◆ 内助の功:EX
このランサーを象徴するスキル。夫を援助する表側に出ない内側での妻の働き。
平民身分の小者にすぎなかった夫を天下人に成り上がらせたランサーの功績。
マスターのステータスを、聖杯戦争に参加している全てのマスターの中で最も優れたものより、1段階上まで引き上げる(下降はしない)。
マスターより能力の高いマスターがいない場合は各ステータスを1段階上昇させる。
ランサーの夫が側室を作りそちらに愛情を注いでいても、ランサーが変わらずに夫やその側室を支え続けたことから、マスターが他のサーヴァントと同時契約してもこのスキルが無効になることはない。
【宝具】
◆ 聚楽第(ジュラクテイ)
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~100 最大捕捉:1000人
夫が建造させランサーが管理した邸宅を建造する宝具。短期間に天皇はこの聚楽第に2回も行幸した。
3つの曲輪や堀などの城としての機能もあるが、戦闘用の城ではないために効果はそこそこ。
聚楽第の内部で行われる交渉の成功率と、相手が聚楽第に交渉をしに来る確率を大きく上昇させる。
◆ 高台院湖月心公(コウダイインコゲツシンコウ)
ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~200
ランサーの法名。戦国の時代でありながら夫の後を継ぐための子を産むことができなかったランサーが、生涯の中で母として愛情を持って接した子飼いや、彼女を慕う将たちを周囲に召喚する宝具。
各将は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の「単独行動」スキルを有しており
短時間であればマスター不在でも活動が可能で各々のステータスはばらつきが高いが、一部の将のステータスはランサーと同等、または上回る。
召喚の際に自身の使っていた片鎌槍と日本号を本来の持ち主である子飼いに返還し、ランサーの武器が一般の薙刀になるため、ランサー自身の戦闘力は下がる。
ランサーは非常に多くの人間に慕われており、夫が晩年の粛清や某半島絡みで酷評されることが多いのとは対照的に、ランサーは人柄や業績を高く評価される場合がほとんどである。
夫の政権を滅ぼした将、またはその息子とも仲が良く、彼らにランサーは保護された。
【来歴】
尾張の国人衆・杉原家に生まれる。同じく尾張国人衆の浅野家の養女となる。
成長したねねは当時身分がねねより遥かに下だった木下藤吉郎(豊臣秀吉)に嫁入りした。
夫が出世すると、ねねは不在がちな秀吉に代わり領地の政務を担当したり、親類の子供たちを育てるなど良き妻として働く。
本能寺の変、子飼いの将が活躍した賤ヶ岳の戦いを経て夫が天下人になると、ねねは朝廷や寺社との交渉で活躍した。
秀吉は織田軍に所属していた時から、主の織田信長の妹である市に惚れており、ねねもそれを理解していた。
そして、秀吉と敵対した柴田勝家の妻となった市は賤ヶ岳の戦いで自害するが、秀吉がその市の娘である淀殿を側室にし彼女が秀吉の子供を懐妊すると、秀吉は子供を産めなかったねねではなく
淀殿とその子供に愛情を注ぎ、狂気に走ったと思えるような行動をするが、それでもねねは夫を支え続け実家の力が無い淀殿後ろ盾となった。
秀吉の死後、淀殿の子供で秀頼が後を継ぐが、大名たちの間で争いが起き豊臣政権の権威が傷つけられ、ねねは豊臣の権威回復に努める。
しかし、力を蓄えて天下を狙っていた徳川家康の力は豊臣以上に強まり、反徳川だったねねの親族たちは次々に失脚し、
彼女も大阪城の自分が使っていた区画を家康に渡すことになる。
そして、豊臣派対徳川派の関ヶ原の戦いが起き、ねねを慕っていた将や親戚も東西別れて戦う事になってしまった。
関ヶ原の戦いで豊臣派の西軍が敗北した後は、豊臣家と徳川家の仲を取り持ち、秀頼と徳川の娘の千姫の婚儀に尽力し表舞台から身を引いた。
だが、やがて豊臣家と徳川家との間で戦が始まり、ねねは大阪城に入ろうとするが徳川軍や親戚に阻止され入場できず
秀頼やその子供たちは死に、夫婦が築き上げた豊臣氏は滅亡してしまう。
その後、徳川家の庇護を受けながらもねねは豊臣氏の存続を図る。
晩年のねねは病気がちだったが秀吉を祀っている豊国神社への支援を続ける一方、甥の息子を養子にして豊臣氏を継がせることを幕府に認めさせた
養子の成長を見届けた寧々は、80歳前後という当時としては稀な長寿で世を去った。夫秀吉と共に築いた豊臣の意地を、最期まで貫いた。
【聖杯への願い】
豊臣の為に全力を尽すことができたので、元の時代に戻って豊臣の天下を守るために徳川を打ち倒そうとは思っていない
確かに自分には子供はいなかったが、多くの親類たちが自分を母として慕ってくれたので子供を作りたいわけでもない
ただ、淀殿や秀頼を守れなかった時に自分の力不足を感じたので
もう一度生を受けたのなら、今度は自分の主人(マスター)の築く夢やその愛する人達を最後まで守り抜きたいと思っている。
【性格】
慈母であるが、同時に豪気でもあり多くの人間の前で秀吉と口喧嘩する肝っ玉の持ち主でもある。
非道残虐な行為は嫌い阻止しようと諌めるが、戦国時代の生まれであるのでそういう行為を作戦として受け入れることもある。
生前も側室たちと良く遊びに行ったりしていたので、女同士での遊びやガールズトークは大好き。
戦国時代であるなら側室がいるのは当然だし、子供を産んだ側室を大事にするのは当たり前だと思っているが、
現代の一夫一妻の家庭の姿、たった一人の相手を愛するという事に若干憧れる気持ちが無いこともない
また、子供がいないというイメージが先行した事と日本において戦国時代のゲームが流行し、ねねが美少女として描かれることが多くなった事から
召喚された際は母でありながら若く見える姿になった
【AAもしくは容姿】
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母性を感じさせる豊満な体つきの女性。
AAは「星空育代」
【行動方針】
基本的にはマスターの判断に従ったり、助言をしマスターが動きやすい状況を作ってくれる。時にはマスターを諌めるような進言をすることもあるが、どんなに口喧嘩をしてもマスターを見捨てることはない
聖杯を掴むのはマスターであり、ランサーはそれを支えるというスタンス。
ランサー自身は攻撃用スキルや宝具に欠ける自分が、他の武芸に長けた英霊とまともに戦って勝てるほど強くないと分かっており、
また、かつて夫の秀吉が天下人になり圧倒的な軍力を手に入れたから増長したことから、油断や力押しはあまり好まない
勝てる状況を采配で作り出し、勝利するのが基本的な戦い方。
万が一マスターが死亡してしまった場合には、残ったほかの陣営と戦闘、同盟、交渉または再契約してマスターの願いを守ろうとする
しかし、戦国の世に生まれ興亡について理解し、引き際を悟ることができる為、常軌を逸した行動をしてまで守ろうとはしない。
【備考】
母性を感じさせる豊満な体つきの女性。
彼女を慕う子飼い達が使っていた槍(片鎌槍、日本号)を武器として戦う。
彼女と契約したマスターは、現時点でどんなに落ちぶれていても聖杯を掴む機会が与えられる。
必殺の攻撃力を持つ武器、絶対的な防御力の宝具を持たないため、サーヴァントの性能に任せた力押しの戦法を取ることはできない。
聖杯を掴むために全力で知恵を絞り、機会を活かす決断力が必要。その為の舞台や兵を彼女は用意し、マスターを支えてくれる。
また、もしマスターが命を落としたとしても、残された彼女はマスターの願いを守るために戦い続けるだろう
彼女を慕う子飼い達が使っていた片鎌槍、日本号を武器として戦う。
【名前】赤月霙
【令呪】犠犠犠
【属性】混沌・善
【体】6:平均より少し上
【知】4:平均より少し下
【心】9:鋼メンタル
【質】3:優れているとはいえない
【家】1:一般人
【運】2:かなりツイてない
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【スキル】
【自己犠牲】
彼女の精神は高邁。
ゆえに他者の為に自らの手を差しのべることを、躊躇わない。
《一回だけ、自らの命と引き換えに何らかの攻撃を防ぐことができる》
【赤月の力】
彼女の思いに答え、戦う機会を与えた赤月によるバックアップ。
霊地の確保から、魔力供給者までそのバックアップは多岐に至る。
《戦争開始時、霊脈の要を確保できる》
《魔力切れに陥らない》
【反戦論者】
彼女は戦争を否定する。
だが、そのために戦争を行うという矛盾は常に彼女を苦しめる。
《戦闘参加陣営に含まれる可能性が減少する》
《戦闘イベントが遭遇イベントに変化する可能性がある》
【来歴】
治安維持を務めるとある警察一家の一人娘。
終わりへと向かっていく戦争の中で、自らを置い戦地へと旅立った許嫁を日々案じていたが、ある日戦死の知らせを受ける。
それから、しばらくは嘆き悲しんだものの、聖杯戦争の開催を知り、赤月家のバックアップを受けながら希望をかけて望む。
それは自らの為ではない。それはもう自らのように悲しむ人を生まぬように。
…戦争という概念そのものに復讐するために。
【聖杯への願い】
戦争の早期終結及び永久的廃絶
【性格】
穏やかで貞淑なお嫁さんそのもの。
ただし、護るとき、戦う時は振り切ったように強い一面を見せる。
【AAもしくは容姿】
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【>>1 レビュー:ランサー陣営】
ランサーの性格欄等にも書かれている通り、生存ルートもあったのですが、目の前で自分の護るべきものが自分を護って死んでしまった、という衝撃ゆえにあの判定を行いました。
結果として今次敗退となってしまいましたが、彼女もまた別の戦争で登場させましょう。
何といっても >>1 自身がもっと明るい彼女を見たい。
陣営としては初期状態で最有力同盟候補。
会いに行けば、ほぼ保護が確定していたでしょう。宝具も相性は悪くなく、彼女らに会えたなら、現在のルート突入はまずありませんでした。
あと、今更ですがこれもう一代目貴女の祖父母世代ではなく、曽祖父母世代です。
今回は特別として普段はあんまり再出場確定させない方がいい。
ライダーとランサー、少し違うけどルーラー セイヴァーともう4騎は確定しているし、
何かにつけて甘くすると、際限無く増えて新規が入り辛くなりそう
>>491 そこはある程度適当にやっていきます。
とりあえずは、送られてきた鯖を出していくことが第一目標なので、出番もだいぶ後になるでしょうし。
言ってしまえば現在登場していない鯖全てが登場確定鯖でもありますしね。
【TIPS:プロローグ・バーサーカー】
イギリスの郊外に建つ、城と見間違えるほど巨大で可憐な大邸宅。
そこから、どこかにちゃつき、籠った声が漏れる。
「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」
まるで料理の片手間に歌う鼻歌のように詠唱を唱える小太りの男。
「されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者」
彼は、イギリスでも著名な貴族の一人であり、同時に優れた魔術師である。
だが、彼、ファットマンはその名を捨てた。
理由など決まっている、自らの価値をそんなものに縛られないためだ。
「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ」
光が足元の魔方陣から漏れ、ファットマンの体を包む。
光を反射したメガネの向こうに嫌らしげな笑みを浮かべ、ファットマンは自分の成功を満足気に頷いた。
やや薄くなった髪をかき上げ、吹き出物の多い脂ぎった顔に哀愁を浮かべる。
「…はあ、やはり、僕はPerfect。この触媒で何が出てくるか、言ってしまえば運命に身を任せたわけだが、それでも君のような英霊を呼び出せたのだから」
魔方陣の中心に立つ半裸の男に目をやり、観察する。
男、バーサーカーの手に握られているモノは果実。
バーサーカーは無造作にそれを口に運ぼうとし
「…どうやら君が握るそれは禁断の果実。触れてはならないエデンの実」
ファットマンに阻止される。
「ならば命じよう。『命ず、その実を食べてはならない』」
ファットマンの手から令呪が一画消費される。
普通の魔術師ならばこんな短慮には出ない。
だが、ファットマンは違う。
なぜなら自分が行うことに間違いはないのだから。
「すまないね、バーサーカー。しかし、これも勝ち抜くためだ」
令呪の効力を受け、手に持った果実を食べれないと理解すると癇癪を起こしたようにバーサーカーは暴れだす。
どんどん散らかる部屋の中。だが、粉ぼこり舞う中、ファットマンは喜劇俳優…ピエロのように短い手を広げると、大げさな身振りで語りだす。
「ああ、勝ち負けなど正直どうだっていいのさ。そんなものは後から付随するラベルに過ぎない」
その動きにあるのは自らに対する絶対的自信。
「完璧な芸術とはね。それを見る者によって変わるんだ」
おそらくそれは、どんな価値観ですら自らの為に歪める破綻。
「だから僕はより多くの人間が僕を完璧だと思う様に、そうしたいのさ」
あえて言うなれば、肥大した自尊心。
「だからこそ僕はこの完璧を行きすぎないよう、『ファットマン』なんて名を名乗っているんだからね」
ゆえに、誰にもそれを砕くことはできず、折ることもできない。
「完全なものに一つの傷、それはミロのヴィーナス、サモトラケのニケーの例を取る間でもなく、完全なものより人を引き付けることもあるのさ」
自らの為のメガネで世界を誤認する。
しかし、彼にとってはそれこそ正義。
「だから、共に来てくれ、そして僕の完全さを…って、あ、それは僕の備蓄食料!」
食料をむさぼるバーサーカーを制止するようにゆっくりと歩む。
「ま、まあ、欲望に忠実なのは大切なことさ、人間はある意味そうでなくてはならないのかもしれないね。こんな話を知っているかい…」
全ての答えは、この男はどうしようもない破綻者だ。その一言に尽きるのかもしれない。
【ちょっとだけ再開しましょうか】
「…失敗したカ」
「申し訳ありません。宝具まで使用してしまい」
…ならもう少し表情を変えてもいいんじゃないだろうか。
いや、少し眉は下がっているが、それはコイツの感情からじゃない。私の考えを予測して行っている演技だ。
「…もういイ、見張っていロ」
「はい」
…やっぱり、よく分からない。
【夜行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】により+1【消えぬ傷痕】により-1
5:他陣営の行動描写
直下、陣営判定
123:セイバー
456:ヴィクティム
789:キャスター
【0:開幕特殊】
直下
123:セイバー御一行、アサシン陣地を突き止める
456:被災者襲うゾンビ
789:同盟終了のお知らせ
7:バーサーカー陣営、同盟離脱。
被災者を迎え入れ、一時野戦病院の体を成していた赤月家跡にもようやくしばしの休息が訪れていた。
息を吐きながら、丸く座り込んで話し合うセイバー連合。
届けられた、ランサー脱落の報は、彼らの同盟見直しの契機となった。
「…さて、二陣営が落ちたわけだが」
「同盟の見直し、か」
ファットマンは不敵な笑みを浮かべもっさりと立ち上がると帽子を取り、器用に礼をする。
「…僕はここまでとさせてもらおう。君達との戯れは楽しかったが、それもここまで、あとは剣を交える仲だ」
「ああ、せいせいするからさっさと行きやがれ、デブちん」
「ふふふ、ここまで来ると君の憎まれ口も何やら寂しく思えてくるよ。ではね、禁断の果実を掴むその時にまた会おう」
手を大きく振りながら、人の間に消える丸い背中を見つめ、クロノスフィールは微妙な顔つきで呟いた。
「…行っちまいやがった」
「え、えーっと、クロノスはどうするの?」
「え? そんなもん決まってるでしょう! 貴女のそばに!」
今にも抱き着かんとするクロノスフィールを引きはがしながら、セイバーは苦笑する。
その背後に体を傷塗れにした男、ヴィクティムものっそりと姿を見せる。
「…恋は盲目か」
「…死ぬかと思った」
「おや、無事だったか、ヴィクティム」
「うん、正直もう少し心配してくれてもよかったと思うのだが」
今の今まで半分忘れ去られ、帰還してもマスターは自分のことを見てすらいないという事実にヴィクティムはがっくりと肩を下した。
その肩をねぎらう様にセイバーは叩き、微笑みながら軽く謝る。
「すまないな、私達も昨夜のアレの対処で精一杯だったんだ」
「…それにしても酷くはないかな?」
「…君の扱い方はそんな感じじゃないかな、と」
「ひどいなー」
もはや怒る気力もないのか、言葉を吐き出し、ヴィクティムは地面に倒れ伏す。
その姿に快活な笑いを響かせながらセイバーはアプローチに困惑するラヴィアンと、クロノスフィールを引きはがし、会議を再開した。
「ハハハ、冗談だ、…さて、マスター」
「あ、うん、アサシン、だよね」
「ああ、…バーサーカーは離脱したが、まだ人数的にはこちらが有利だ。…もっとも、隠し玉を持っている可能性は否めない」
「…相手の宝具がどんなものかは把握できたの?」
直下、【顔の無い女王】情報漏洩判定、失敗以下で判明【気配遮断】+1
2:【顔の無い女王】情報漏洩
「…ああ、宝具で出現した森の中で、相手はほとんど姿を消すように逃げた」
「えーっと、っていうことは」
「…つまり、一種の透過能力みたいなのを持ってるってことか」
「ああ、おそらくはな。つまり」
「その森さえ消せば、アサシンの脅威は大きく減少する、と」
ヴィクティムの答えにセイバーは大きく頷く。
「ああ、そうだろう。対軍宝具でも使えば可能だろうな。幸い私は持ち合わせている」
「…いいのか? そんな情報を流してしまって」
「ああ、少なくともお前が寝首を掻くような度胸のある男ではないことなら知っている」
子供のような笑みを浮かべるセイバーにヴィクティムも苦笑しながら頭を掻く。
「…参った。まあ、それなら私も情報を出さぬわけにはいかないか。マスター、いいな?」
「ん、いいぜ」
「…正直出したくないんだが。来い、クソ畜生共【???】!」
◆【???】
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉人数:50
ヴィクティムの屋敷にやって来た???を召喚する。
陣地に仕掛けるトラップとして使用が可能。それぞれに見合った強力な効果を持ち、一つにかける消費魔力が非常に少ないため、運営は容易。
が、基本的にヴィクティムを殺そうと画策しており、命令を頻繁に無視する。
ヴィクティムの叫びと共に、大小様々な動物や道具が出現する。
彼らはヴィクティムの顔を見つけると、一様に笑顔で声をかけた。
「何だ糞野郎」
「お呼びか糞野郎」
「呼んだか糞野郎」
「死にやがれ糞野郎」
「地獄に落ちろ糞野郎」
「おはようございます糞野郎」
「死して屍を野に晒せ糞野郎」
「糠に釘を打ち込もうとして死ね糞野郎」
◆動物使役(-)B
理不尽なまでに動物に嫌われる。
「お前ら大っ嫌いだ! 猫だけ残してあとは帰れ!」
息も吐かせぬ見事な罵倒の連携に半泣きになりながらヴィクティムは指示を出す。
, ヘ、
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Vi |j| 〉 ` ¨¨ ´ _ |
ハ{ U/ _) ⊥ _
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/へ、 /
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「黙れ、これだから出したくなかったんだよ! いいからここを守れ!」
「へいへーい、…猫いらず飲ませてやる」
不穏なセリフを吐いて去る猫を追い払うヴィクティムは自らへの視線を感じる。
「…その、何だ、すまなかったな」
「…悪かった、もう少し態度を改めるよ、ヴィクティム」
「…ごめんなさい」
「止めろ、生暖かい目で私を見るな!」
ヴィクティムの半分泣いたような声は響くこともなく夜に溶けていくのだった。
直下、セイバー陣営襲撃判定、1ほどすぐ、9ほど後。【情報入手】-1
猿蟹合戦の猿みたいな状況だなこいつww
1:そうだ、アサシン潰そう
「じゃあ、早めに潰しておくべきだな」
「それには同意しよう」
「…でも」
「ああ、何処にいるかって分かってんのかよ」
クロノスフィールの問いにセイバーは…
直下、居場所把握判定【気配遮断】+1【恐らく森のような…】-1
123:ああ、渡里川だろう
456:心当たりはあるが…
789:そういえばそれをすっかり忘れていたな。探そう。
【0:特殊判定】【理不尽な運命】【平凡】同時発動
直下
12:そのとき、ヴィクティムに天啓下る
34567:猫が何者かの影を補足
89:「がふあッ!?」「「ヴィクティム―!?」」
4:猫、何者かの影を補足
直下、影の様子【動物使役(-)】により-1
123:教えてやらねえ―、死ね。
456:えー、女だと思うぜ?
789:何か死体抱えた女が通ったにゃー
7:何か死体抱えた女発見。
と、セイバーが言葉を出す前にヴィクティムが飛び上がる。
「痛ッ!? 猫か!」
「…チッ」
「チッ、じゃないだろ! 何かあったのか?」
ヴィクティムの背後から爪を突き立てていた猫が、爪をとぎながら渋々といった様子で答える。
「えーっとだにゃあ、何か死体抱えた女が通ったにゃー」
「死体?」
その答えにラヴィアンが眉を寄せる。
「…そういえば、ここ数日墓荒らしが続いてるって。…もしかしたら」
「それがアサシン陣営の可能性がある、か」
「…どっちにしろ、見逃せねえだろ」
「確かに、何らかの陣営の行っている行動ではあるだろう。…マスター、どうする? 墓地へ行くか、アサシンを探すか」
「う、うーん…」
直下、ラヴィアン思考判定
継続以上で墓地へ向かう。以下でアサシン捜索、ただし襲撃は明日以降。
8:セイバー連合墓地へ、キャスターと遭遇。
【本日はここまで。ようやく登場、キャスター。質問はいつでもどうぞ】
【常識人が薄まるのは聖杯戦争の宿命。再開を】
「…よし、追おう」
「ああ、それでこそ俺の女神!」
「まあ、現在状況、大きな手掛かりの一つだ。…しかし、嫌な予感がするなぁ」
「君はいつでもそうだろうに。では、行こうか」
直下、墓地状況
123:堂々待ちかまえるキャスター陣営
456:隠れるキャスター陣営
789:死霊跳梁跋扈
4:隠れるキャスター陣営
女の影を追い、辿り着いた墓地は、あちこちを荒らされ、その中に眠っていたであろう物は消えていた。
「…こりゃひでえなあ」
「ああ、異教の物とはいえ、死者の冒涜など」
「…誰もいないね」
「…逃げたのか? それならいいんだが、何か、こう、怖い」
「確かに、ここは恐らく工房の中だな」
魔力を感じ取ったのか、クロノスフィールは断言する。
「…と、なれば、敵はキャスターか」
そしてその姿を見張る影が二つ。
軍服の女と人形めいた女。
「…まさか後をつけられていたとはね」
「いや、予想しないマスターがおかしいでしょう、何? いい歳して死体見て涎なんか垂らしてるから嫁の貰い手が来ないんだよ? このままじゃ羊水腐っちゃうよ?」
「…いけしゃあしゃあと人が気にしていることをッ!」
「だってー、事実だしー、というか私はマスターの望む私なんだから、マスターは誰か罵倒してくれる相手が欲しかったって事に…ハッ! マスターってマゾヒスト!?」
「黙れ! …もういい、だが気づけたのは幸い。奇襲をかけよう」
軍服の女、美玲月子が片手をあげ、周囲に指示を出す。
人の形を辛うじて留めた化け物がセイバー達に音も無く忍び寄る…。
直下、襲撃成功判定【警戒】+1【心眼(偽)】+1
123:襲撃成功
456:襲撃察知
789:撃退かつキャスター発見
9:撃退かつキャスター発見
迫る気配に真っ先にセイバーが動く。
ラヴィアンを後ろに控えさせ、剣を引き抜いた。
「マスター、私の後ろに」
「へ? あ、うん」
マスターの安全を確保すると、現れた死霊を横薙ぎに一閃する。
音も無く崩れ落ち、灰になる死霊にセイバーは冷たく言葉を投げる。
「土に帰れ、亡者が湧き出すには早く、また、その場所も無い」
「ヒッ! な、何だこれは!」
「…人灰や人骨を主流に組み上げられた使い魔、悪趣味だが出来はいい。だが、死霊術師というほどでもないな」
「魔力は辿れるか? クロノスフィール」
クロノスフィールはしばらく灰を触ると、キャスターの潜む木陰に目をやり、指を曲げた。
「…おう、そこだ、出て来いよ」
挑発とも取れるクロノスフィールの態度に、キャスターは隣にしゃがみ込んだ月子に鈴の転がるような声をかける。
「どうするー、結婚適齢期を仕事に捧げましたとか言ってるマスター」
「やかましい! …ええい、出てやる! どうせここは私たちの工房だ! それにお前と私の力を合わせれば負けることは無いだろう!」
「そうね、“負け”、はないわ」
木陰から姿を現す月子、それを追う様に白磁のごとき肌を月光に艶めかしく光らせながらキャスターも現れる。
「アサシンではない。やはり、キャスターか」
「な、何の為にこんなことを!?」
「私の使い魔を作るために必要だからだよ! もっとも、昨夜の空襲でその必要は無くなったけどね!」
「…何でそんなにやけクソなんだ? 私でもそこまでひどくはならないぞ?」
「うん、ちょっといじりすぎちゃったかなーって」
四人の目がキャスターへと向けられる…。
◆魅了:D
他者を惹きつける見目の美しさ。
キャスターと対峙した人物は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
心理状態や感情によっては抵抗できるが、ハマる人はとことんハマる。
セイバー対魅了判定【対魔力】【信仰の加護】により自動無効
直下、ヴィクティム魅了判定【心眼(偽)】により+1、大失敗以下で魅了
クロノスフィール対魅了判定【恋愛脳】により無効
↓2、ラヴィアン対魅了判定、大失敗以下で魅了
【よりによってヴィクティムだよ。0:特殊判定】【理不尽な運命】【安定志向】発動
直下
12:全員魅了下に
34567:問答無用のスリラーナイト
89:「な!? 私に魅了で対抗するとは…!」
3:問答無用のスリラータイム
直下、月子の召喚した死霊数。
123:8
456:9
789:9+ロウガ
8:死霊9+監督役
トv'Z -‐z__ノ!_
. ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|::: ,.、
、 ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ ミ ∧!::: .´
ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf:::: ~
r_;. ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;. ←今回の監督役、ロウガ
_ ::\,!ィ'TV =ー-、_メ:::: r、
゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ::: ._´
;. :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.:: ,.
~ ,. ,:ュ. `ヽニj/l |/::
_ .. ,、 :l !レ'::: ,. "
`’ `´ ~
だが、その視線はヒステリックな叫び声に遮られ。
「ええい、まどろっこしい! 行け! 死霊ども!」
月子の指示と共に、墓地中から、人の形を成さない死霊があふれ出る。
突然の暴挙に、キャスターは作り物のような動きで慌てた。
「ちょ、マスター、もしかしたら魅了上手くいったかも、っていうかその前に私の宝具使えば逃げれた」
「うるさい! 数はあるからいいの! ついでにコイツも!」
月子が新たに呼び出した死霊。
それが纏う襤褸切れを見ると、ラヴィアンは目を大きく開く。
「…って、え、あれって」
「見覚えが?」
「う、うん。今回の監督役、でも死んだって赤月から連絡が…」
「…成程なあ、つまりアイツが監督役殺しの犯人ってわけか」
「大義名分は出来たが…人数差が恐ろしいな」
セイバー等を取り囲む死霊の数はおよそ四倍。
圧倒的な数の暴力を前にセイバーは考え込み…
直下、セイバー思考判定、成功以上で宝具使用【人数差】+1
5:使用せず
「…いや、ここはまだ使用するべきではない、か。参ったな、守る戦いなら得意だが、攻める戦いは」
「そんなこと言っている暇はないぞ! 来る!」
死霊の群れが、セイバー達へと襲い掛かる…!
直下、戦況判定。1に近い程死霊有利、9に近い程セイバー有利
【心眼・偽】+1【カリスマ】+1
【人数差】-3【陣地・大霊地】-1【工房】-1
総計-3
6:セイバーやや有利
【2ターン目】
直下、戦況判定。1に近い程死霊有利、9に近い程セイバー有利
【心眼・偽】+1【カリスマ】+1
【人数差】-3【陣地・大霊地】-1【工房】-1
総計-3
1:ファンブル
セイバー&ヴィクティム陣営撤退判定
【新ルール:同盟を組んで撤退した場合、令呪を合同で処理することが可能です。奇数は令呪数多い方、今回はヴィクティム】
直下、成功以上で令呪一画、以下で令呪二画消費し撤退
↓2、ヴィクティム【???】判定、1ほど効果小、9ほど効果大
2:剣、犠、共に令呪一画消費し撤退
【00:ヴィクティム特殊判定】【理不尽な運命】発動
直下
123:ヴィクティム重傷、死霊全滅
456:ヴィクティム重傷、キャスター令呪一画消費
789:ヴィクティム重傷、死霊全滅、キャスター令呪一画消費
0:ヴィクティム消滅、キャスター消滅
9:ヴィクティム重傷、死霊全滅、キャスター残り令呪一画
「ハッ!」
セイバーの振るう剣が次々に死霊を切り捨てていく。
戦場はその剣捌きに圧倒され、終始セイバーの有利。
…に見えた。
「…なるほどな、コイツらすでに死んでるから」
「…クッ、止めのつもりで放つ一撃がまったく効かないように動かれるのは、いささか辛いな」
敵は死霊の軍勢。体を崩し、痛覚もすでに消えた彼らは、恐れも無くただ邁進する。
その量、手数に僅かずつセイバーは後退していく。
「はー、やるじゃん、干物マスターの玩具」
「…お前は逐一嫌味を言わないと気が済まないの? …まあ、いい、戦況は私の有利、押しつぶせ、死霊ども!」
月子の声に応えるように死霊の動きが激しさを増す。
「…ッ!」
「せ、セイバー! こっちにも来たぞ!」
セイバーが振り向くと、背後に回り込んだ死霊の何体かがヴィクティムに襲い掛かっていた。
一応、剣を振り回すも、その動きはヴィクティムの物にほど遠い。
徐々に包囲されていく状況を把握し、歯噛みしながら、セイバーは眼前に不敵な笑みを浮かべる月子を睨み付ける。
「…悔しいが、今回は私の判断ミスだ。マスター、令呪を」
「…仕方ないか、クロノス、貴方も」
「ああ、令呪を以て」
クロノスとラヴィアンが令呪に祈るその瞬間。
「待て」
予想外の方向から声が響く。
それは、今にも死霊に押し負けそうなヴィクティムから。
「…何だ、ヴィクティム。まさか起死回生の手段でも思いついたか?」
セイバーの問いにヴィクティムは何とか一体の死霊を切り伏せ、震える唇で答える。
その目はセイバーと同様に勝利を確信した月子を睨み。
「いいや、…だが、あの女に一泡吹かせることはできる。…私は仮にも領主だ、あんなふうにふんぞり返られるのは性に合わん」
「…方法はッ!?」
襲い来る死霊を切り伏せながらセイバーは短く叫ぶ。
そしてヴィクティムは答える。とっておきの、締めくくりを。
「私を殺さぬ程度に斬れ、セイバー」
「…は?」
衝撃の一言に僅かな沈黙が訪れ、微妙な空気と視線がヴィクティムの周りに漂う。
生ぬるい視線が敵味方、死霊すらからもヴィクティムに投げかけられる。
「…ちょっとそれはないかなーって」
「…流石の私でもそれは」
「…ヴィクティム、お前の性癖に付き合っている暇はないんだ」
「…」
「…おい、待て、勘違いをするな。死霊まで引くんじゃない、作戦だから。いや、本気だから」
慌てて弁明をするヴィクティムの目に何かを感じ取ったのか、セイバーがヴィクティムに再度問う。
「…ヴィクティム、本気か?」
「ああ、痛いのは嫌だが、この方法が一番だ。マスター」
「ん?」
「…正直ここまでした場合何が起こるかは分からん。私が叫んだら即座に令呪を使って逃走しろ」
「…ああ、分かった」
クロノスフィールもその目に何かを感じ取ったのか、力強く頷く。
ヴィクティムの覚悟を見届け、セイバーが剣を抜いた。
「…ならば、斬るぞ」
「…ああ、…痛くは出来ないか?」
「不可能だな、では!」
セイバーがその一閃でヴィクティムを袈裟懸けに切り捨てる。
刹那、バランスを失い倒れこむヴィクティムから大量の紅い液体が噴出した。
月子は僅かに困惑しながらその光景を見つめる。それゆえ、統制を失った死霊は行動を停止している。
「…何がしたいのかしら、わざわざ自分に傷をつけて」
「ガッ…予想、以上に、来てるぞ、ほら、内臓たぶん二、三潰れて」
「いいから早くしろ! 令呪使っちまうぞ!」
「わ、分かった…【???】」
ヴィクティムが息も絶え絶えといった様子で、一冊の本を取り出した。
そしてペンを持つと、その本に何かを書き込んでいく。
「…『ヴィクティムは重傷を負った』、これが結果だ」
ヴィクティムは震える手で本に書き込んだ一文を指し示す。
そして、その前に新たな一文を付け加えた。
「そして、その原因は…!『ヴィクティムが活躍し、敵に甚大な被害を負わせたから』、だ!」
その一文を書き終わると同時に本が黒い光を放ちだす。
「…私はある一文により悪人となった、ゆえに、一文で因果を決定する。結果が原因を作り出す。反転せよ!【???】!!!」
◆【???】
ランクA 種別:対人宝具 レンジ: 1最大捕捉人数:1
余りにも理不尽な目に遭ったヴィクティムに突きつけられた一説。冊子の形をとる。結果が彼は悪人であるという原因を決定する。
例えば、自らかすり傷を負い、「かすり傷を負った」という結果を生む。
そしてこの宝具に書き込むことで、「ヴィクティムが戦ったので誰かにその傷を負わされた」、という原因を作り出す。
黒い光が一瞬で濁流に変わり、死霊の群れもろとも全ての陣営を包み込む。
「今だ! 撤退しろ! マスター!」
「了解、行くぜ、アーデルハイトちゃん!」
「うん!」
「「令呪を以て命じる、撤退せよ、ヴィクティム!」セイバー!」
紅い魔力と共に、二陣営は姿を消す。
黒い光の本流が終わった後に残っていたのは。
「な、何で、私の死霊が全員消えているの…!?」
月子とキャスター以外の影は無く。
そう、死霊はその形を夢幻のように霧散させていた。
「…気配すら感じない。完全に消されたみたいね、マスター。…それに、手首を見てごらんなさいな」
「え、…ッ!? な、何で、令呪が一画消えてんのよ!」
混乱し、頭をかきむしる月子をよそに、キャスターは一人つぶやいた。
「…結構厄介な相手だったみたいね。…結果が原因を決定する、か。私とちょっと似てるかもね」
【他陣営の行動描写を終了します】
【四日目】
…朝か。とりあえず襲撃の類は無かったようだ。
そう簡単に見つけられる場所だとは思わないが、用心はしておくべきだろう。
…あるいは別の拠点を探してもいいかもしれない。
「マスター、おはようございます」
…本当にコイツは寝ないんだな。
貴女の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
4:道具作成
…。
「チャレンジ精神は大切ですね」
「心を読むナ」
直下、成功判定、成功以上で成功【ドルイド魔術】+1
3:失敗
「…」
「…」
「「…」」
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】により-1
6:戦闘勃発
直下、↓2、交戦陣営、被りは↓
12:アサシン
34:アーチャー
56:キャスター
78:バーサーカー
9:セイバー
5、8:キャスターVSバーサーカー
【本日はここまで。おつかれさまでした。…一番組ませたくない対戦カード】
そういえばヴィクティムの情報はほとんど出し切りましたので、真名当てしましょうか。
↓3まで、ヴィクティムの真名。当たれば何処かでボーナス出しましょう
…難しかったようですね、まあ、マイナーですしね。
一番核心ついてるのは >>510 です。猿ではないですが。
加えて今日はお休み、明日再開します
グリム童話のコルベス様か
猿蟹合戦のヒントが無ければ分からんかった
>>589 正解、グリム童話のコルベス様です。
ちょっとマイナーすぎましたかね。 >>1の趣味はこういうのに傾きやすく…
【現在鯖数、10で募集終了】
セイバー :11
ランサー :10
アーチャー :10
ライダー :10
キャスター :10
アサシン :10
バーサーカー:10
エクストラ :9
【追加AA】
赤坂美月 (ダブルキャスト)
エルクゥ (痕)
神崎蘭子 (アイドルマスターシンデレラガールズ)
ガンダムデュナメス (機動戦士ガンダムOO)
サイバードラゴン (遊戯王GX)
佐久間まゆ (アイドルマスターシンデレラガールズ)
シノン (ソード・アート・オンライン)
チルノ (東方project)
渋谷凛 (アイドルマスターシンデレラガールズ)
マザー・ハーロット (女神転生)
ロックオン・ストラトス (機動戦士ガンダムOO)
【ちょっとアナウンス】
鯖を送ってくる中で、鯖と鯖の間に関係のある鯖を送ってくださる方がいます。
ですが、どうしても鱒との相性や諸々を考えて、同じ戦争に登場できない場合があります。
そこは何卒ご容赦ください。
エクストラあと1個入ったら鯖募集全面打ち切りってことでいいのかな
>>598
ですね。また募集かけるためにキッチリと使い切りたいところです。
しかし、スピードを上げるとキャラが薄れるジレンマ。
それ以前にチート勢の聖杯戦争しなければならなかったりと問題は山積みです。
…大戦でもしましょうかね。
>アルトリアさんとか兄貴級
それ大英雄級であってチート級ではなかろう
ギル、カルナ、オジマンみたいな複数鯖を単騎で相手できる所謂ボス級のことだろ
>>602 の解釈で大体合ってます。
通常の戦争なら確実にボス認定食らうタイプのサーヴァント。
大体神霊を落としたモノだったり、一人で都市を灰塵に帰せたり、怪物召喚だったりそんな感じです。
載せ忘れですね、確認しました。
AA追加
狛枝凪斗 (スーパーダンガンロンパ)
【再開の狼煙】
直下月子感情判定、成功以上で【???】使用【連戦】+1【手札不足】+1
8:キャスター【???】使用
朝の日に照らされ、露が溜まった草葉の陰に月子は膝を丸めていた。
その周りをキャスターが玩具をいじるように飛び回る。獣のような呻きが漏れる。
「ふぐうう…」
「『ふぐう』じゃないでしょ、マスター、まったく、沈んでないでとっとと新しい死霊を作りなさいな」
「煩いぃ…」
「何なの? いつまでも縮こまって。ここに敵が来たらめんどくさいなんてものじゃないわよ? それとも何? 膀胱炎?」
「うるさいって言ってんでしょう!」
キャスターの暴言に耐えかねたのか、月子が叫ぶ。
と、同時に墓石の影から醜悪な男、ファットマンがにやりと歪めた顔を出す。
「成程、僕はどうやら間のいいところに居合わせたようだね」
「ほーら、マスターが愚図だから」
「やかましい! ええい、もういい! 命令だ! その口を閉じろキャスター!」
「…どうやら本心からみたいね。…分かりました、マスター、貴女の望むとおりに」
唐突に行動を停止し、彫刻のように淡々と答えのみを返すキャスター。
その行動に眉を顰めながらも、ファットマンはバーサーカーを前面に出しながら不敵に問う。
「…で、どうするんだい? と言っても答えは決まっているか。ついでに言うが僕は逃がす気などない。手負いの猪かもしれないが、僕の手には不足だよ」
「あーいー…」
「…クッ、キャスター、あれを使え、逃げるぞ」
「はい、マスター」
「…やっぱりこれ終わったら元に戻れ。なんか寂しい」
.,,r、rMゞym〟、
,ィ¨゙ ̄(*〉: 丶 : :.:.ヽ
__,, ィ." 彡i≦ : :.:.:.: ` .`丶仁ト、
! , ィ-‐ 夭($ : : :.:.:.:.: : : ;;-‐.、::!;;ゝ
_,い.〉 i" 戍:.:.:.L:_:_'_ 、弋) / i ヽヘ
冫ゞ↓ / .l 〆__:.:.: : :.:.,,》〉 / /.l iヘ ',
`i ソ.l i" i' .,! 〈 |~ヽ, /戓 .// /! ./ 川',.',
( い ゞ ト, !、ヽ レ-‐ゝヘ/ノ,チ形゙'/ /,ノノノ !
ル斗、.ソ ヾ ', ヽ/y´~¨''ミ) ヾr ,' .,イソ'/ソ' '
ヘ、"''ーミ 、ヤ ! _,」父ミ今 .〈 》'
_乂 ) ミ'i トヘ彡ミ)゙" j´ jj )
ヘミソ ノソ州.《 》 ,,ソ ,、 ヾ;´ ー"´
┌ソーく ゙ソ i" ( `.ー-r'´
.,r- ...,,_,..て>- ..,\_ ' ,,.. ヘ‐-..、
/ ‐ヒ≧㌻~⌒ ̄二コ 7<⌒''-<、 と
,必 ィ'´:.:.:. .:.:;;;:::.-‐ァ''7K;;;;::':..,_ .ヽ、 `''+、
(.':.:.:.;. .L; -‐ ''´ : :/:::./ノ!介;、: : : `>ト、ヘ、 .}
ヘ K , i 〈 i' ┌-/:.:// i l:::::',`'_ゞ、; : : : : :`゙冫 }
∠`´ レ ./ / /:::.:/ ./ ,'| ヘ:.:.ヘ .! ><.,/,´丶l
( , : : : ! / ./::::./ ./ ,' .! '; : :ヘ,| ', .} 、 .l,iヽ `'┐
ヽ / ト ', ,' //::://', .,',ハ ハ::::.:ハ i l l / 丿: :ノ
ヘ ヽ,!、Y./'::::::/ ./ .,' ,' iハ i:::::.:ハ i,ヽ; : : く
込: : :/./':^ツ' /i ,' ,' .l i ', !:::::::.:.',.} /: : .ハ,: : : :〕
〉, ノノ:::::/ ./ .l .,' .; |l .' l:::::::.:.:.i .,′i ′),./
◆『???』
ランク:C+ 種別:対心宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:20人
人を救う人造乙女。あるいは気休めという神。
対象の心理を解読することで最も求められている姿に変化し、最も願われている言葉を投げかける。
神言に近いその言葉は対象の心を溶かし、戦意を完全に喪失させる。
人によって造り上げられ、人の願望を虚ろに叶えるその在り方は神というより悪魔に近い。
直下、ファットマン判定、大成功以上で対抗可能【精神汚染】+1
9:対抗成功
キャスターの姿が徐々に変化していく。
最後の変化を遂げ、そこに現れた姿にファットマンは目を見開いた。
「何だい、その姿は」
「まあ、お母さんに何を言っているの?」
「…ママ」
「いやだね、どうしたんだい? …まったく、大きくなったね」
「…何で、どうして」
キャスターの姿は腰を丸めた老婆へと変貌を遂げていた。
それはファットマンの記憶に残る母の姿。
常に暖炉の脇で彼を慰め、彼を護ってくれた愛するべき母の姿。
何処にも違いなどなく、どの部分を取っても母そのものの姿、声に、ファットマンは力が抜けたように表情を弛緩させる。
その表情を確認しながら月子は呟き、キャスターはうんうんと頷きながらファットマンへ笑みを向ける。
「…やはりコイツの能力はえげつないな」
「決まってるじゃないか、アンタのことだからね。私が死んでから、色々とあったんだろう?」
「…うん、いろいろ嫌なことがあったよ。いじめられたしバカにもされた」
「ああ、可哀想な子だ。おいで」
どこまでも暖かなその声に、今にも泣き出しそうな表情で、子供のようにファットマンは近づいていく。
キャスターは両手を広げるとその体を優しく抱きかかえた。
「よしよし、アンタはいい子だ。私が保証してあげるよ」
「ママ…」
「アンタはね、とっても強くて賢いんだから、怯えることは無いんだよ、気を強く持っていきなさい」
「…でも、だって」
「うん、他の人とも仲良くしてね、人間は自分一人じゃ生きていけないんだから」
やさしく胸元に顔をうずめさせ、優しくファットマンの頭を撫でるキャスター。
その姿は子供を愛する親そのもので、ファットマンから弱弱しく言葉が漏れる。
「…ママ」
…堕ちたな。キャスターの魔力の前に敵わない人間などいない。
月子はそう判断し、すでに力の抜けたファットマンを置いて逃げる準備を始める。
…その瞬間。
「…それは違うよ、君ィ!」
「!?」
キャスターに抱きかかえられていたファットマンから、ありえないほどの力強い声が響く。
そしてファットマンはキャスターの腕を引き離すと、さも当然であるように悠然とその姿に器用な礼を返す。
「…君が何者かは知らない。ママのことを思い出させてくれたことにはお礼を言おう」
その態度はあまりにも普通で。
月子は混乱しながらファットマンに問う。
「な、何で、キャスターの能力はお前に」
「ああ、効いているよ? それは僕の望んだ言葉で、望んだ姿だ」
「な、なら、何故」
ありえない、キャスターの能力は相手の望む物を、望むように与える能力。
ならば、その戒めから逃れるなど、人間である限りほとんど不可能。可能だとしても、効力を発揮する前に強い意志で対抗する以外に方法はあるまい。
だが、この男は一度敗北した、そしてその効果は確かに効いていたはずなのだ。
なのに、何故、何故、何故!?
混乱し、まとまらない思考を続ける月子に帽子を整えながらファットマンは答える。
「…決まっているじゃないか?」
「は?」
そして、堂々とポーズすら決めながら言い放った。
「そんなものに敗北するなんて、完璧じゃない。僕は完全な人間だからね、それしきに囚われるわけにはいかないのさ」
「な、な…」
つまり、この男は。
「僕は一秒前の僕よりも完全になっていく。さっきまでのママに縋っていた不完全な僕は、今の完全な僕に更新された。それだけのことさ」
「あ、ありえるか…! この一瞬で、自分の心の弱さを克服するなど、常人に」
一瞬で自らの弱さを切り払い、過去を捨てるだと!?
そんなことができるなんて、この男は、この男は…!
「だから言っているだろう? 僕は完全で完璧だ、常人に理解される必要すらないよ」
どうしようもないナルシストで、どうしようもなく優秀な破綻者だ。
月子がその結論に至ると同時に、ファットマンの指示でバーサーカーが突撃をかけてくる…。
直下、月子感情判定、継続以上で【影絵の街】発動
↓2、月子残り死霊数
123:2
456:1
789:0
月子、【影絵の街】使用
キャスターの『白磁の心臓』が五ターンの間、月子にも適用されます。
◆白磁の心臓:EX
無機存在であるキャスターはサーヴァントとしての霊核を保有していない。
そのために、どのような破損状況であろうとも継続した行動が可能。
キャスターを撃破するには原型を留めないほど粉砕する他にない。
美玲月子はマスター戦を挑むようです…。
直下、サーヴァント戦、戦況判定。1に近い程キャスター有利、9に近い程バーサーカー有利
【???】+1
【工房】-1【拠点・大霊地】-1【白磁の心臓】-1
↓2、マスター戦、戦況判定。1に近い程美玲有利、9に近い程ファットマン有利
【白磁の心臓】-1
【0:特殊判定】
直下
123:「自己改造…強化」
456:「油魔術だよ!」
789:「…不死性持ちか。此処で使うべきだね、バーサーカー!」
3:自己改造によりキャスターパワーアップ
直下、サーヴァント戦、戦況再判定。1に近い程キャスター有利、9に近い程バーサーカー有利
【???】+1
【工房】-1【拠点・大霊地】-1【白磁の心臓】-1 【自己改造】-1
サーヴァント戦:1
バーサーカー逃走判定…だが?
【???】発動、直下均衡以上で戦闘続行
マスター戦:8
ファットマン有利
3:バーサーカー逃走…だが?
【???】使用判定、直下大成功以上で使用、使用の場合、今回限り令呪無しで逃走可能
1:ファンブル
【???】により消滅判定存在せず
バーサーカー陣営令呪一画消費で逃走。
【少し休憩】
ちょっと質問。
ランサーのフレーバーテキスト見て思ったんだけど。
一回投稿したのフレーバー更新してまた送っても大丈夫ですか?俺のちょっと少なすぎだと思うから
>>641 いいですよ、といってもランサーの作者さんは特にキッチリ書いてくれる一人なのでそこまで気にすることは無いと思いますが。
【再開】
月子はバーサーカーをキャスターに合わせ、自らは拳銃を持ってファットマンへ駆ける。
「…ふむ、カミカゼ・アタックのつもりかい?」
「うるさい!」
キャスターを狙い、その拳を振るうバーサーカー。それを見つめ、キャスターは淡々と月子の指示を乞う。
「あーいー!!!」
「…敵補足、マスター」
「命令だ、戦闘せよ!」
「…」
無言でそれに答え、拳を躱すと、次々に光弾を作り出すキャスター。
その姿を確認すると、月子は息を吐き、一息に詠唱を行う。
「日々は常に夢想であり、存在するは白黒のみ。ならば影絵とて変わりゃせぬ、故に開け、【影絵の街】!」
世界が月子の心象風景に塗りつぶされる。
そこは薄っぺらな摩天楼。どこかか弱い光源の元、影絵によって展開された街の中。
月子の体は白に塗りつぶされ、ファットマンは黒に。
キャスターとバーサーカーも同様の現象が起こり、月子の体はさらにキャスターと同じく白磁を思わせる物へ移り変わる。
ファットマンはそれを眺めながらぱちぱちと手を打った。
「固有結界かい、いやはや、恐れ入ったよ」
「やかましい!」
拳銃を放つ月子。
だが、その一撃は突然出現した油にぬるりと絡めとられる。
「…悪いね、君の行動は予想済みだ。パターン、というやつかな?」
「くっ!」
「さあさ、楽しませなよ、どうせこの世は僕の箱庭、君の言葉は玩具のようで」
ファットマンの口に浮かぶ笑みに月子はぎりりと歯噛みを。
一方、バーサーカーはキャスターに突撃をかける。
「あーいーーーー!!!!」
「捕捉、把握、詠唱、攻撃」
「あーい!?」
その攻撃をひらりひらりと避け、キャスターは次々に展開する魔術を以て迎撃する。
なぜかバーサーカーの体に傷はつかないものの、痛みはあるのか、徐々にバーサーカーの動きは鈍っていく。
「…しかし、あちらは圧倒的に不利のようだね。大霊地だと知ってはいたが、バーサーカーの宝具を考えても難しい、か」
◆???
ランク:A+++ 種別:結界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
彼が追放された???を擬似的に再現する結界宝具。
あらゆる楽園に相応しく無い物を追放する「この世最強の守り」の一つ。
結界宝具という種別になっているが彼の体と同程度のサイズしか展開する事はできない。
傷、病、呪い、そして死すらこの理想郷に入る事は許されない、あらゆる害悪を追放する事によって
展開した結界内部をあらゆる害悪の存在しない理想郷を作り出す宝具。
【バーサーカーの消滅判定を無効化する】
【バーサーカーに与えられたバッドステータスを無効化する】
【???を食べた場合、この宝具は廃棄される】
【???を食べるか、もしくは壊れた幻想を用いてバーサーカーごと吹き飛ばす以外に解除不能、常時発動し続ける】
そして、白い光弾がバーサーカーを打ち貫き、ついにバーサーカーは膝をついた。
「あ、いーー…」
「…ふう、あそこまでカッコつけてこの撤退は少々惨めだね。だが、これは逃避じゃあない。未来への前進さ」
「何を負け惜しみを」
踵を返し、立ち去ろうとするファットマンを白い銃口が狙う。
だが、それはまたしても油に絡めとられ、首元に突きつけられた。
引き金を引かれる恐怖に月子の体が震える。
しかし、一瞬にして現れた油は同様に一瞬にして消え、拳銃はファットマンの手に渡る。
へたり込んだ月子に対し、拳銃を不器用にくるくる弄びながら鼻歌を歌う様にファットマンは語り掛ける。
「…君の命を奪うのも吝かじゃなかったさ。…でも、スマートで完璧な僕の信義に悖る」
その目は月子など見ていない。
いや、恐らく他の誰も見ていないのだろう。
「じゃあ、行こうか、バーサーカー…令呪を全部消費しちゃうとはね。少し焦りすぎた、次は同じ轍は踏まない」
バーサーカーを傍らに従え、月子などいないかのように微笑むファットマン。
「僕は完全だからね」
魔力の本流と共に消えるその姿。
月子はそれに対し、勝利の甘露ではなく、敗北の苦汁にも近いものを感じていた…。
【狂陣営の残り令呪0 他陣営の行動描写を終了します】
…鳥の声が聞こえる。
人間などどうでもいいのだろう。いいことだ。
…そういえば、気になることがあった
「…アサシン」
「はい」
「もシ、敵を補足した場合、暗殺はできるのカ?」
「…あまりマトリクスが判明していない状況で攻撃するのは正直危険かと」
「可能だナ?」
私の問いに、アサシンは表情を変えず答える。
「はい、陣地が判明したならば」
…陣地か、なるほど、そこにいることが分かれば暗殺はできるということだな。
【暗殺は索敵、探索により敵陣営の陣地が判明したときのみ可能です。成功するとは限りませんが。現在判明している陣地は0です】
そのためにももっと知っておかなくてはならない。情報を…
「…」
貴女の昼行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
>>646 ちょっと困っているんですよね…常時開放型加えバーサーカーなんで、現行の魔力切れシステム対応前に動かしてしまったのもありまして。
とりあえず今回は魔力切れによる消滅は原則無し、ですが、次回遭遇時に何らかの判定を行いデバフかけましょう。
次回の戦争からこの指標を用いてみましょうか。何か意見があればどうぞお願いします。
【朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て】
【可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定】
2:コミュ
…そういえばしばらくアサシンと話をしていないな。
…ライダーを倒した後くらいからか? …どう思っているかも気になるな。
「アサシン」
「はい」
表情は相変わらず変わらない。
さて、何を話そうか。
↓2まで、アサシンと話したいことを
お前の願いはなんだ?
>>652-653
まず聞くべきは…
「…アサシン、お前が聖杯に賭ける願いは何ダ?」
アサシンの願いだろう。もし、それが私の願いと相対する場合…。
「願いですか。私の願いは静かな生活です」
…案外あっさりと答えてくれたが。…静かな生活?
私の考えを読むようにアサシンは答えてくれる。
「私はロビンフッドとして、生き、戦い、死にました。…取り換え子というものをご存知ですか?」
「…人間じゃないものが人間をさらイ、自分の物として育てル、というあれカ?」
「ご存知でしたか。私はそれをされたことがあります。それによって私は普通の人間ではなくなった。偶然ドルイド僧に救われたとはいえ、私は異端でした」
滔々と語られるアサシンの過去。
無表情なその顔はまるで、川が流れているのを見るようで。
「もっとも、それが寂しかったとはいえ、私には自然の中、森の中で生きていく方があっていたので満足はしていました」
「…」
「ですが、ある日、偶然に私は近くの村の人間を救ったのです。感謝されました。そして私はそんな生き方を選んだんです」
「…そんな生き方?」
「ロビンフッド、弱き者の味方。仮面を被った緑の義賊」
アサシンの言葉は淀みなく、すべてがどうでもいいことのように、そしてとても大切なことのように思えた。
「そうして人を殺し、罠にかけていく内、だんだんと私の中の何かが剥がれていきました。今思えばそれは感情というモノだったのでしょう」
「…感情」
「ええ、人殺しにそんなものは必要ないですから。元々希薄だったのでしょうね」
「…」
「ですが、私は所詮人にしがみついていただけ。だからこそ、今、この奇跡の中で願うことは一つです。元のように森の中で生きていきたい。それだけ」
…アサシンの長い告白が終わる。
眉ひとつ動かさず流れたその言葉は平坦で、どこか、恐ろしくって、…どこか空虚だった。
「…アサシン、最近口ごもることが多かったガ」
「ええ、私は仮にもロビンフッド。暗殺や殺害などはどうでもいい、必要なことですから。ですが、マスターはそれを勘違いしているのではないでしょうか」
「勘違イ?」
「マスターの願いを叶えることに異論はありません。ですが、それを行わなければならないことだと勘違いしているのではないかと」
「…」
…どういうことだ? アサシンは私に何を言おうとしている?
「獣になることは、なることではなく、なってしまうことなのではないかと」
「…」
「それだけです。私は感情を失おうとしたわけではありません。失ってしまったんです」
「…」
「今の貴女は少し私に似ている。無理をして私のような危ういものにわざわざなる必要は無い。…もっとも、私は人間です、獣の気持ちは分からない。貴女がそれを望むのなら拒みません」
…アサシンは私の行動に違和感を感じていたのか?
私は無理に言い聞かせていたのか?
私は…私は…、いや、だが…。
「あくまでもこれは人間として危うい線を渡った私の意見。差し出がましいことをしました。では、お話はこれまでですね。見張りに戻ります」
混乱する私にアサシンはそう言うと姿を消す。
私は自問自答を続ける。
私は…。
【人間関係が新しく構築されました】
アサシン→貴女【マスター『貴女の望むままに、マスター』】
【昼行動を終了します】
>>656 そういう解釈ですね、あとはヴィクティムが動物たちをくっつけてもろとも爆発させたり、アサシンが森ごと爆発させるのは効きます。
ただし、宝具は消えますが。つまり、宝具一つを犠牲にすれば破壊は可能です。
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1【戦闘発生後】-1
1:他陣営の友好交流
直下、↓2、交流陣営判定
123:バーサーカー
456:アーチャー
789:セイバー
5、3:バーサーカー&アーチャー
【本日はここまで。バーサーカーはこれでも宝具効果減退させてます。質問は随時受け付け中ですので】
【TIPS:プロローグ・キャスター】
神屋の外れに存在する集団墓地。
墓石が立ち並ぶ死者の都。昼でも薄暗く、あまり人の入らないそこに、大きなため息が響く。
「ああ、もう嫌だよなあ、オッサンばかりだし女だからってバカにするし…」
溜息の主は特注と思わしき軍服を纏った女。
陸軍登戸研究所第五課『魔術、及び異教を用いた戦略兵器の研究開発』に所属する研究者にして魔術師、美玲月子。
敗北の臭い濃い軍部の命を受け、万能の願望器を求める彼女は、本来自分の役割ではないこの仕事に対し、愚痴を吐きつつ魔方陣を完成させていた。
最後に一つ大きなため息を吐き、嫌な仕事は早めに終わらせるべきだとばかり一気呵成に詠唱を唱える。
「―――告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」
「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!」
魔力が奔流し、周辺の空気が流され、風を生み出す。
そしてそこに現れたのは、一瞬目を奪われるほどに完成した美しさを持ったヒトガタだった。
呆然とそれを見つめていた月子は意識を取り戻すと、目を閉じたそれに問いかける。
「え、えーっと、お前が私のサーヴァントか?」
「はい、マスター」
「そ、そうか」
目をクリンと開き、無機質に応対したそれ、キャスターは、一言答えを返すと、そのまま沈黙する。
…終わらない沈黙に耐えきれず、月子が新たに口を開く。
「…何か喋ってくれないか?」
「マスターがそう望むのなら。何を話しますか」
「え、えー…そうだ、もう少し砕けて話せないか? 今の喋り方は何か、こう、人間を相手にしている感じがしないし」
月子の頼みにキャスターはまた平板な声を返す。
その目は月子を見つめ、そして何も見ていない。
「であれば、どのような話し方を」
「? え、それって自由に決められるの?」
「ええ、私はマスターの意に従うモノであり、マスターの望む物でありますから」
しばらく悩んだ後、月子は僅かに笑みを浮かべて問う。
「…おまかせとかできない?」
「可能です」
「じゃ、じゃあ、それで」
月子の答えに一回首を振ると、キャスターはその顔いっぱいに笑みを浮かべ、先ほどまでとは打って変わった感情あふれる喋り方で快活に月子に挨拶を返す。
「了解しました…というわけで初めてね、よろしく、マスター!」
「…お、おう?」
「何ビビってんの? これくらいがマスターは好みかと思ったんだけど」
困惑する月子を置いてけぼりに、流れるように言葉を紡ぐキャスター。
その勢いに月子は圧倒されるばかり。
「…い、いや、その」
「…まったく、これだから状況の展開に耐えられない化石なんて言われるのよ。どうせ処女でしょ?」
「しょ…! ち、違うわい!」
「…へぇ、なら初めてのキスの相手は? 恋文もらったりは? …ないわよねー」
「…い、いい加減にしろよッー!」
月子の声が墓場に響く。
そして追いかけられながらケタケタとキャスターは笑っていた。
全ては貴女の望むこと。私に何を見るも貴女次第。さあ、ごっこ遊びを始めましょう?
【再開はもう少し後で】
【再開を告げる方向】
直下、アーチャー負傷度合【一日経過】+1
123:まだ重傷
456:負傷まで回復
789:完全復活
↓2、ファットマン魔力状態
123:吐血
456:ギリギリ
789:余裕っしょ
6:負傷まで
5:ギリギリ
すっかり建物が破壊され、瓦礫の山と化した白髭天神。
胡坐をかいて座るアーチャーに、焼け残った大鳥居から智里が尋ねる。
『調子はどうかしら、アーチャー』
「ふむ、完全回復とはいきませぬが、十分戦えるかと」
目を細め、アーチャーをねめつける智里。
その視線を下手くそな口笛で受け流そうとするアーチャーに智里はさらに目を細めながら言い放った。
『嘘ね、まったく…明け透けなのは嫌いではないけど』
「そういえばひい様はサトリでございましたなあ、失念しておりました!」
嘘を見破られるや否やがっはっはと大笑いするアーチャーに、智里は思案するような顔で問う。
『…これは宝具の使用も考えなくちゃね。異論は?』
「ありませぬ! むしろ存分に使用し戦いたいと!」
『じゃ、同意ってことで。タイミングは任せるわ』
「ぬうう! それは至極感謝いたしますぞ! …で、そこに隠れている曲者、出てこられよ」
大きく笑いながらアーチャーが一跳びに智里を隠すように動き、崩れた瓦礫の一部を差す。
指さした先の物陰から両手をあげつつ、やれやれといったようにファットマンが顔を出した。
「…おやおや、バレてしまっていたかい」
「ふはは! そのような怪しげな気色、この儂が見逃すと思うてか! して何用ぞ、答えねば切る!」
太刀を抜き、ぎらりと光る切っ先を突きつけられて尚、ファットマンは表情を変えず、待てという様に手を差し出した。
「まあ、待ってくれ。僕は戦闘をしに来たわけじゃない。…一つお願いをしようと思ってね」
「…ひい様」
智里はファットマンを睨み付ける。
そして、眉を寄せると首を振った。
『嘘はついていないわ。…ただ、面倒なことを持ちかけてきたものね』
「面倒、とは?」
直下、ファットマン依頼内容
123:監督役暗殺及び令呪強奪
456:魂喰いのお誘い
789:同盟依頼
4:魂喰いのお誘い
アーチャーの問いに、智里は嫌悪感をむき出しにした表情で答える。
『戦闘時や逃走時、こちらに優先的に協力するから、魂喰いを見逃す、あるいは行いやすいようにしろ、と』
「…真か?」
『ええ、本気よ。まったく下種な男』
そのやり取りを把握していたかのように、ファットマンは帽子をくるくると廻しながら気味の悪い笑みで答えを促す。
「…で、答えは出たかい? 吉備乃智里」
『私の名を知っているのか』
「何故名前を知っているか、か。まあ色々と伝手がある、というだけさ。実はアメリカも完璧なこの僕に協力を依頼してね、新兵器の名に…おっと、これは言ってはいけなかったな」
「ぬう、どうされますかな? 我々の残り令呪は2、どうやらそのような提案をしてくる以上あちらも水際。万全とはいきませぬが、戦っても負ける相手ではありませぬ」
『…』
直下、智里感情判定、成功以上でその条件を飲む【有利】-1【悪印象】-1
4:失敗
『断りなさい、アーチャー。それほどのリスクを冒して行うことではないわ』
「で、ありますか。うぬ、すまぬが、その案、ひい様は受けられんと。去るがよい」
「ふう、まあ、端から期待はしていないよ。君は僕と同類だと思っていたが、どうも根本で違うようだ」
言うなり踵を返し、大人しく石段へ去っていくファットマン。
最後に一瞬こちらを見たその表情に智里は鳥肌を立てる。
『…嫌な男、怖気がするわ。自分しか見ず、自分しか称えず。アイツらや私にそっくりで』
「…難しいものですなあ、人というものは」
【他陣営の行動描写を終了します】
【ファットマンが以降、魂喰いを行う可能性があります】
「マスター、夕餉ができました」
「あア」
…結局、決着は出ていない。
獣なら、揺るぐことも無いのだろうか…。
貴女の夜行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
4:道具作成
「…」
「…」
「「…!」」
直下、成功判定、成功以上で成功【ドルイド魔術】+1
2:失敗
【描写を省略します】
【夜行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1
6:戦闘勃発
直下、↓2、戦闘陣営判定
12:アサシン
34:アーチャー
56:キャスター
78:バーサーカー
9:セイバー連合
3、5:アーチャーVSキャスター
夜の霧が包む墓地。
空襲こそ受けていないものの、余波に耐えきれず横倒しになった墓石がうら淋しさを増大させている。
その中心部、白磁のように透き通った肌のキャスターがやれやれというように隣に立つ月子の肩に手を置いた。
「はあ、ついてないわねえ、マスター」
「やかましい、大霊地に陣地を構え、霊脈の要が作動していない今、ここが狙われるのは必然よ」
「しかり、そのために儂等は推参したのだ」
対峙するはアーチャー陣営。
吉備乃はキャスターを睨むと渋面を作り、アーチャーもまた同様の表情をキャスターへ向ける。
『…気に入らないわね』
「…うむ、気に入らぬなあ」
「あら、私のこと?」
「自らを持たず揺れ動く傀儡。あるいはからくりか」
嫌悪と軽蔑の籠った視線。
それに動じることなく、ことさらにその美しさをふりまくかのようにくるくると回転する。
「…ま、そんなことはどうでもいいわ、マスター、あの宝具使っちゃう?」
直下、月子感情判定、成功以上で【???】使用【陣地・大霊地】-1【前回勝利】-1
【魅了】は相殺しています。
1:ファンブル
直下
123:セイバー連合現る
456:デブ現る
789:月子、戦闘命令後痛恨のミス
1:登場、セイバー連合
セイバー連合思考判定【安定志向】発動
直下
12:アーチャー、協力するよ!
34567:とりあえず第三陣営だ!
89:ここはムカつくけどキャスターに…
↓2、ヴィクティム負傷判定
123:いまだ重傷
456:負傷まで回復
789:完全復活
5:セイバー同盟乱入
7:ヴィクティム驚異の治癒力
が、その思考は突然響いた叫び声に中断される。
「げ! アーチャーまでいるぞ、だから私は止めておこうと言ったんだ!」
「…ヴィクティム黙ってろ」
「どうするかね、マスター」
藪を掻き分け現れた影、セイバーとヴィクティムにキャスターは顔を歪め、アーチャーはほころばせる。
「とりあえず臨機応変に! できることなら二陣営ともここで落そう!」
「「了解」」
「…えー、あ、はい分かりました、やります」
ラヴィアンの答えにセイバーとクロノスフィールは頷き、ヴィクティムはしぶしぶ了解の意思を示す。
突然発生した三つ巴、巻き込まれた二陣営もそれぞれに感情を示す。
「げえ、これはちょっとキツイかなあ…」
「ほう、乱入か。悪くない! いざ尋常に!」
さて、ここに三つ巴の戦争と相成った。
直下、セイバー【???】使用判定、成功以上で使用【人数差】+1【前回の失敗】+1
↓2、アーチャー【???】使用判定、成功以上で使用【負傷】+1【人数差】+1
↓3、月子所有死霊数
123:1
456:2
789:3
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ィ二二コ / イ,,,、 ゝ、 rf彡=- ' /ハ|・ lヽ ヽ
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', マ/ ハ ・ `丶、 / .l | |ヽ ヽ
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9:セイバー【???】使用
8:月子所持死霊三体
【本日はここまで、次回は四陣営決戦】
【再開を】
アーチャーとキャスター、並び立つ敵を眺めながら、セイバーは自嘲気味に僅かな息を吐く。
「さて、前回は私のミスだ、少々この体を信じすぎていたようだな」
「そりゃどういうことだよ、セイバー」
クロノスフィールの問いに、いささか芝居がかった態度でセイバーは答えた。
「何、私が記録に残った時は既に老齢だったのでね。いや、少し調子に乗っていた」
そしてセイバーは問う。
それはここにいる誰にも向けられぬ問。
己が未来にかける問い、既に過去となった彼らにかける問い。
「では、問おう。我等とは何か? 暴利を貪る金貸しか? 異端を信じる異教の徒か?」
幾人かの影がセイバーの背後に現れる。
その一部は豪奢な身なり、また一部は邪教の物と思わしき衣装を身にまとっていた。
彼らの姿を眺め、セイバーは首を振ると手を掲げる。
その姿に、一団からは溜息と困惑の声が広がる。
「違うだろう。私は誇る、私は祈る」
力強い断定の言葉。
その言葉に息をのんだかのように一団は静まり返る。
「我等は信仰の元に生き、護り、戦った。その武勇は、その信仰は、揺るがぬモノであろう?」
新たな問い、それと共に、セイバーの傍らに八人の勇士が、一団の中に鎧の騎士が、厳かな修道士が。
「答えてくれ、私が残した君達よ、私の後を紡ぐ君達よ、たとえ堕落しようと、腐敗しようと、その心にはいまだ消えぬ火が燃えているだろう?」
最後の問い。その問いは一団の目に光を灯す。
金の首飾りを、手に持つ金貨を、焼け爛れた体を、呪いに燃えた瞳を捨て、一団は十字の騎士となる。
「ああ、行こう、我らの汚名を晴らすため、我らの恥辱を灌ぐため。いざや行かん! 【???】!」
◆ 『???』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最高捕捉:100人
かつて数々の異教徒を打ち負かし、その勇名を轟かせてきた???。
???のセイバーが号令をかける事で、???に所属した騎士、修道士を時代を問わずに召喚し、相手を裁く。
その全てが掛け値無しの英雄。かつて信じる神の為に尽力し、殉じた騎士の軍団。
生前は権力によって果たせなかった誓い。全員が胸に秘める思いを触媒として呼び寄せるのである。
津波を思わせる応答の声。
そこに続く思いは一つ。誇りと呼ぶにふさわしく、気高いもの。
「さて、我らの誇りを受けてもらおう」
冷たく、そして熱の籠ったセイバーの瞳。
その瞳に、いや、数百、数千、数万の瞳が荒武者とヒトガタを射る。
直下、キャスター陣営思考判定、継続以上でアーチャーと協力【圧倒的人数差】+2【陣地・霊脈の要】-1
5:キャスター、アーチャーと協力
「くっ、ちょっと不利なんてレベルじゃないじゃない! マスター!」
「ああ、アーチャーのマスター!」
「応、既にひい様も貴様らとの共闘を指示しておられる。では行くぞ、傀儡」
「…ま、いいけど。…マスターの固有結界が使えたらもう少し有利になるんだけどね。仕方ない、マスター、死霊を!」
「言われなくとも!」
キャスターがアーチャーを盾にするような位置に立ち、アーチャーは弓を引き絞る。
十字の軍勢を携え、セイバーとヴィクティムもまた彼らを睨む。
神屋市の墓地、死者の祭とは程遠い激戦が幕を開ける。
直下、戦況判定。1に近い程キャスター有利、9に近い程セイバー有利
【カリスマ】+1【人数差】+2 【負傷】+1【心眼(偽)】+1
【工房】-1【拠点・大霊地】-1【白磁の心臓】-1【心眼(偽)】-1
総計+1
7:セイバー有利
【2ターン目】
直下、戦況判定。1に近い程キャスター有利、9に近い程セイバー有利
【カリスマ】+1【人数差】+2 【負傷】+1【心眼(偽)】+1 【有利】+1
【工房】-1【拠点・大霊地】-1【白磁の心臓】-1【心眼(偽)】-1
総計+2
3:アーチャー有利
【3ターン目】
直下、戦況判定。1に近い程キャスター有利、9に近い程セイバー有利
【カリスマ】+1【人数差】+2 【負傷】+1【心眼(偽)】+1
【工房】-1【拠点・大霊地】-1【白磁の心臓】-1【心眼(偽)】-1 【有利】-1
総計±0
1:ファンブル
セイバー&ヴィクティム陣営撤退判定
直下、成功以上で令呪一画、以下で令呪二画消費し撤退
↓2、ヴィクティム【???】判定、1ほど効果小、9ほど効果大
3:令呪二画使用し撤退【セイバー、残り0、ヴィクティム残り1】
8:結構甚大な効果【ヴィクティム重傷】
直下
123:アーチャーの令呪一画消費
456:アーチャー&キャスターの令呪一画消費
789:工房及び霊地効果消滅
8:ヴィクティムを巻き込み地割れ発生【本戦争二回目】
「向かえ! 我等の誇りは倒すことと共に!」
荒れ狂う大波のごとく、十字の騎士がアーチャーに殺到した。
気高き魂の濁流は一瞬にして荒武者を呑み込み、芥へ変える。
それは、風前の灯火を消すより簡単。
「等ということがあろうものかァッ!!!」
ただし、その灯火が決して消えぬモノであることを除けば、だが。
荒れ狂う拳が一振りで三人を薙ぎ倒し、裁断する刃が一振りで五人を奪う。
「貴様らの誇り受け取った! 確かに強く気高いものである! ゆえにィッ! 儂もそれに応じる戦働きをせねばなぁ!」
己に組みかかる武者を払いのけ、引き絞る弓と共に笑みを浮かべる。
その表情は鬼そのもの。放たれた矢はその一撃で周辺の騎士を吹き飛ばす。
「…まさかここまでとはな、だが、我が騎士道に」
「あら、背後がお留守!」
アーチャーの動きに目を取られていたセイバーの背後、ラヴィアンにキャスターの放った魔術が到達する。
一瞬早く、クロノスフィールが反応し、寸でのところで直撃を免れる。
「…危ねっ! アーデルハイトちゃん!」
「きゃっ!」
「キャスター!」
「あらあら、そんなに怒らないでもいいじゃない」
くすくすと笑うキャスターに、狙撃の際にできた間隙をぬい、セイバーは突撃する。
その行動は直線的で、余りにも仕立て上げられすぎているその道に、思わずクロノスフィールは声を荒げた。
「お、おい、ちょっと待て! 危険だ!」
その声が耳に届くのと、セイバーが自分のミスに気付いたのは同時。
傍らの騎士の壁が崩れ、荒武者の銀閃が振り下ろされる。
「然り、敵陣に飛び込んでくる大将首、見事である!」
「しまっ…!」
体勢を立て直そうとするも、走っていた状態からの変換は一瞬ではすまず。
その一瞬は戦場においては決定的だった。
迫る銀閃をセイバーは剣で防ごうとするも届かず、びしゃり、と紅い何かが半身に降りかかった。
「…がはっ、無事か、セイバー」
「ヴィクティム!」
セイバーをかばう様にヴィクティムが銀閃をその身に受けていた。
ヴィクティムがそこに割り込めたのは彼の思考による。
つねに危険を感じ、怯えるヴィクティムの思考回路は、セイバーの走るそこが罠だと気づき。
そのうえで飛び込んだのだ。
赤黒く血に染まりながらもヴィクティムは傍らから紙片を取り出し、そこへ書き込んでいく。
「はは、まるで、主人公だ、『ヴィクティムは重傷を負った』」
「喋るな、ヴィクティム!」
「ああ、これで打ち止め、だ。たまにはユーモアも、欲しい、だろう?『それは、突然の地割れに巻き込まれたからである』」
それを書き込むと同時に冊子を中心にして黒い魔力が噴出し、地面にしみこむ。
そして同時に地鳴りが響き、ヴィクティムを中心に墓場が、暗い咢を開いた。
その咢は騎士たちを、驚愕の表情を浮かべるキャスターとアーチャーを、そして意識を失ったヴィクティムを呑み込んでいく。
「…ッ! マスター!」
「…ったく、しょうがねえなあ」
「言ってる場合じゃない!」
紅い魔力の奔流と共に、セイバーとヴィクティムは撤退する。
「…君は臆病だが、強いな、ヴィクティム」
その夜、大規模な地盤沈下とされた墓場は、すでに行動できる環境では無くなっていた…。
【他陣営の行動描写を終了します】
【五日目】
嫌な夢を見た。
母さんが私を森から出す夢だ。
森を出て、人間と共に暮らす。
それは本当に私の望まないことなのか?
…いいや、私はそれを望まない、望んでいないんだ!
貴女の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
【まだアーチャーは宝具すら見せず、令呪二画残していることをお忘れなく】
2:コミュ
…気分が悪い。話でもすれば気はまぎれるか?
「アサシン」
「マスター、索敵は行わなくとも?」
「あア、…今ハ、お前と話したイ」
何を話す?
↓2まで話す内容
最近異常に道具制作ができない
とても気分が悪い
>>742-743
…まずはこの悪夢の原因であろうアレについて尋ねてみるか。
「アサシン、道具作成はこの方法で合っているだろウ? それにしては妙に出来が悪イ、理由は分からないカ?」
そう言うと、アサシンは一瞬首をひねり、相変わらずの顔で答えてくれる。
「マスターは基礎しか教わっていないと言っていました。ですから、おそらくは応用の部分が上手くいっていないのかと」
「…成程ナ」
「ですから、今度はそちらに目を向けるのではなく、行える基礎を集中して行うべきではないかと」
…成程、わざわざ難しいことに挑戦する必要はない、か。一理ある。次はその方法でやってみようか。
【次回より道具作成に+1の補正が付きます】
…そういえば、ここのところ、次々にこの街が壊されている。
元々、センソウというもので力を弱めていたようだが。
それにしてもこれはヒドイ。森を、自然すら焼く必要はあったのか?
燻る森を思い出し、私の心に怒りが吹き荒れた。
…いけない、私は今を生きる。それも今だ、過去として怒るのは違う。
…だが、感情を失ったアサシンは未だに人間だという。ならば、獣とは何だ? 永劫に続く今とは?
自分の中で何かがこんがらがる。
その苛立ちをぶつけるように、アサシンに質問した。
「なア、アサシン、なぜ人間の縄張り争いはこんなに酷イ?」
だが、その答えは即座に帰ってきた。
「分かりません。私にとってはどうでもいいことですから」
「…どうでもいイ? だけどお前は村を護るために人を殺したのだロ?」
「私はただ求めに応じて、あるいは自らの望みで行動したのみ、助言もしますし、助けもします。ですが、それだけです」
…そうか、それだけ、なのか。
自分に関係のないことは、自分の望まないことは、…どうでもいいことなのか? 感情も、人間も、昨日も、明日も、喪失も、破壊も。
ああ、母さん。答えてよ。
届かないと知りながら、答えが無いと知りながら、私は母さんにその答えを聞いていた…。
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1【前夜の戦闘】-1
5:他陣営の行動描写
直下
12:セイバー
34:キャスター
567:バーサーカー
890:アーチャー
7:バーサーカー
直下、魂喰い判定
123:「トレビアン!」(行わない自分の誇り高き魂に感動し)
456:「ドルチェ!!」(ギリギリ保てる程度に留めた自分の自制心を称え)
789:「フォルテッシモ!!!」(ここまでスマートに行える自分の素晴らしさに心酔し)
4:限界を保てるギリギリのラインで魂喰い
戦火によって焼け出された人々。
彼らは互いに安否の確認できない不安な日々を過ごす。
そしてその中で誰かが消えたとて、気づくことは難しいだろう。
ああ、死とはある意味で永久の保存だ。見た者の網膜から薄れこそすれ、消えることは無い。
ファットマンは転がった死体を眺め、そう一人心地る。
「ああ、罪深きことだね、自分を生かすために他の命を喰らう。…悲しき原始からの定めだ。っと、バーサーカー、君は知らないんだな」
「あーーーいーー…」
死への本能的な嫌悪感からか、僅かに眉をしかめ、死体から距離を取るバーサーカーの呻き。
それを聞くと、ファットマンはうんうんと薄汚れた衣服を気にする様子も無く頷いた。
「…そうだね、ラヴ、それを忘れてはいけない。愛を忘れた僕なんて完璧じゃないからね」
「…あーい?」
「ハハハ、そう何回も言わなくても分かっている。…さて、魔力の補充は何とか出来た。では、目標を運命(さだめ)るべきだね」
直下、目標陣営
12:アサシン
345:キャスター
678:アーチャー
90:セイバー連合
2:アサシン
しばし考え、ファットマンは手を打つ。
「…影を見せていない、というのは不穏だね」
「あーい?」
「では、僕たちはこれからアサシンを目標としよう。さて、となればまずは情報を集めなくてはな」
そう言うとファットマンはバーサーカーを連れ姿を消す。
そこにはただ複数の死体が転がっているのみ。乾いた風がその髪を揺らしていた。
直下、ファットマン、アサシン情報把握判定、大成功以上で陣地発見、クリティカルで【顔の無い女王】情報漏洩
6:ステータスとクラス別スキル、固有スキルを把握されました
【本日はここまで。アサシンの言葉から何かを感じ取れればいいですが、いっそのこと獣として突き進んで行っても。質問は随時可能ですよ】
【AA変更】
渋谷凛(アイドルマスターシンデレラガールズ)→高垣楓(アイドルマスターシンデレラガールズ)
【エクストラクラス、規定数に達しました。全クラス、規定数に達しました。募集を終了します】
遂に募集終了か。乙―
結局エクストラのラインナップって救世主、裁定者の他にはどんな英雄が名を連ねたんだろう
>>764 隷、讐、守、闘、帝、託、銃、語、姫、介となりました
【TIPS:プロローグ・セイバー】
暗がりの中、声が響く。
床に描かれるは魔法陣。淡く発行するその上で一人の女が詠唱を紡ぐ。
「―――――Anfang」
静かに響く声。
「――――――告げる」
僅かに震える指。
「――――告げる。汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
回路の開く鈍い痛み。
頭の中でスイッチを押す。
「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」
詠唱はもう終わる。
女はそれを見届けるようにカッと目を見開いた。
「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
詠唱の終わりと共に、魔力が溢れ出す。
その向こうに、女は一つの影を見る。
「や、やった…?」
影は腰に剣を持ち、女の姿を見つけると手を差し出した。
怜悧なその顔は、どこか温かく。
「問おう、君が私のマスターか?」
男に対し女も手を差し出す。
「ええ、そう。私が貴方のマスター。よろしく、セイバー!」
こうして、ラヴィアン・アーデルハイトの戦争は始まった。
【ちょっとだけ再開】
日が昇った…。
そろそろ情報を集めるべきかもしれない。
でも道具作成にも…もう少し考えたいようにも思う。
…さて、何をするべきだ?
貴女の昼行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
4:道具作成
「私はできる私はできる私はできル…」
「マスター、焦ることはありません」
直下、成功判定、成功以上で成功【ドルイド魔術】+1【アサシンの助言】+1
5:失敗
_/\/\/\/\/\/\/\/\/\/|_
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< 装備の開発に失敗しました!! >
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\ _j_ /
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\ ノ//, {::/(::}:::::::::::::::{::)ヽ:., ミヽ、 /
\ /::::く l::{__/::::/¨`ヽ:ヽ__) ', ゝ::::\
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(::::::::::::::::⌒:::::::/ ', / ∨⌒ ̄:::::::::::)
` ̄ ̄`ヽ::::/ ',__/ |::::/´ ̄ ̄
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/_ノ::::/ ,ノ:::〈 \
(:::::〈 ヽ.__::::\ \
ヽ._> \__)
「…」
「…向いていないのでは、マスター」
【昼行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1
4:他陣営の行動描写
直下
12:セイバー
34:バーサーカー
567:キャスター
890:アーチャー
6:キャスター
輿水の一角、何とか戦火をまぬがれたあばら家に月子は潜んでいた。
陣地にしていた墓地は、霊脈ごと地割れに砕かれ、使用不能。
加えて、すでに残り令呪が一つという現実が彼女をさらに苛立たせた。
「ああ、もう! ムカつく!」
「落ち着きなって、乳酸菌補給しなさい」
「乳酸菌ごときで治るか!」
キャスターの渡す湯呑を跳ね除け、爪を噛みちぎりながら月子は憎き仇敵の姿を脳裏に浮かべる。
その怨念猛々しき様子を眺めながらキャスターはつまらなさそうに溜息を吐く。
「…とりあえず当面の方向性を決めなくちゃ。私はなるべく引っ込んどきたいけど、マスターはどうせそうじゃないんでしょう?」
「…にっくきセイバーとヴィクティム、あとあのデブ!」
「ま、私はマスターに従って、その願望を満たすだけ。好きにすれば?」
直下、月子思考判定、1ほど引きこもり、9ほど襲撃
2:引きこもる場所を探そう
しかし、一しきり怒り終わると、月子はキャスターに向かう。
「…だが、その前にお前の言うことももっともね、キャスター」
「あら、案外冷静じゃない」
「とりあえずは落ち着いて工房を作成する場所を探そう、大霊地はほとんど消滅しているけど」
【キャスター陣営は陣地を探し行動する模様です】
【他陣営の行動描写を終了します】
「…」
「マスター、気を取り直さなければ。夜が来ましたよ」
…アサシンにすら匙を投げられたなんてなあ。
貴女の夜行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
1:索敵
「敵の居場所を探ってこいアサシン!」
「了解しました」
直下、補足陣営
12:捕捉できず
34:アーチャー
56:バーサーカー
78:キャスター
90:セイバー連合
3:アーチャー
直下、補足情報判定
1ほどへっぽこ、9ほど潤沢
【0:特殊判定】
直下
123:「…聖杯が召喚されたのはまだいい、…だが、汚染されている?」
456:「マスター、交戦を目撃、どうしますか?」
789:真名も含めた全マトリクス判明
4:アーチャーと他陣営交戦
直下、交戦陣営判定
123:キャスター
456:セイバー
789:バーサーカー
9:アーチャーVSバーサーカー
【いったん休憩、再開は夜に】
アサシンを通して伝えられた情報。
それは、弓を持った大男と、半裸の男、アサシンが言うにはアーチャーとバーサーカーの戦闘だった。
「やれやれ、これだから無知蒙昧の人間は。通りすがっただけだというのに、見逃してはくれないか?」
「その理由は無し、ひい様より命を受けておるゆえな! そして何より儂の血が荒ぶるのだぁ!」
…話を聞く限り、バーサーカーのマスターをアーチャーが襲撃したらしい。
いざとなれば漁夫の利が狙えるが…、情報が集まっていない分、少し考えざるを得ない、か?
「いや、星の巡りが悪いね、どうだい、バーサーカー?」
「あーい!!!」
「だろうな、ならばここで一騎脱落といこう。無意味な争いは好まないが、意味のある争いなら然りだ」
「うむ、では、勝負勝負! 千歳の先まで語り継がれる一番を!」
直下、アーチャー陣営のバーサーカー情報捕捉判定
123:クラススキルまで
456:固有スキルまで
789:宝具まで把握
【アーチャーのステータスを公開します】
≪クラス≫:アーチャー
【真名】:???
【属性】:中立・悪
【筋】:C
【耐】:C
【敏】:C
【魔】:D
【幸運】:D
【宝具】:C
1 、 /:/ ! / /
l ヽ / / ! / /
! \ / / .! .,/ /
l ゙lジ´'、 .l" /
l. / ヽ l, - 〈 , 、
/i.∨ ./i、 l,, ‐″ (´ │
/ !.!../ l.゙i__ノl \ '".l
/ |.../ l ! __l ヽ l ..、
/ .ヽ、__,|/ ニ/l \ │
/ .l `‐l .!``-".! ヽ.│
\ー - ______/ │||. ''‐.、 .! ! / ´ ̄ ̄ ̄
_____ \`''ー ...,,_ ヽ | ゙|i.'ニニゝl ! /
ヽ \__ 二二ニ_ 〉 .l .,ソニ/ブ゙ン.! / , - ' ´
ヽ ,. -‐ ' ´ `゙゙''ー..,/ ィニ゙ぐ / .| /'"´ /
ヽ .,. '" ゙ 、ー' (_._,._! ! /
/ __,,.... --ー'''''''"゙゙ ゙̄| ./ l ! l /
/ , -‐ ' ´ !" |│ |. /
lヽ , -‐' ´ , 、 |――‐‐! l ./ ,
, '┴'" / /ゞ ..,,_ l l ./ . ‐;;,'_ l
∠ ´ __ /∠..,,,,,,,_  ̄"'~ ..,,,_ ヽ ´ ! `
ヽ  ̄ ` ー 、 / !  ̄ ゙゙̄` '''''' ―`-ニ=- 、 !
/ ` 、 / ! _ , . --―ー ' " ̄ ̄ /
// ` 、 \‐ ' ´ ̄へ >" /
.i"./ \ / . , へ ヽ > /
| | \ ,/ .,ィ′ ヽ ,!`、_..- " _ /
| .! \.,/i' / .\ .,ノ''゛./  ̄ ‐
【クラススキル】
◆対魔力:C+
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
アーチャーは???に画かれており、病、およびそれに類する呪詛に対し、高い抵抗力を持つ。
◆単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
7:宝具まで把握
今にも弓を取り出し、バーサーカーに向かおうとするアーチャーが動きを止める。
「…ぬ? 成程、奴は自らの纏う世界により、こちらの攻撃の威力を消すというのでございますな?」
何者からかの念話を受け取っているらしい。
しきりに頷き、そしてにんまりと笑みを浮かべた。
「破壊する方法があるならばよし。では、宝具を使用させていただきますぞ? ぬはは、横文字というものもなかなかにカッコよいものでしてな!」
「あーいー…?」
「壊れた幻想、か。成程、愉快な名だとは思わんか? バーサーカー?」
最後に一回大きく頷くと、アーチャーはその腕でがっしりとバーサーカーを掴む。
それしきで怯むことは無く、その手を砕こうとするバーサーカーに、アーチャーは鬼のような狂笑を浮かべ。
「不味い! 逃げろ! バーサーカー!」
「ふはは!!! 遅いわ! これぞ我が真なる姿。砕けよ、そして我が真なる姿を見せよ!【鬼封蘆島『ブレーカー・カムペー』】!」
◆【鬼封蘆島『ブレーカー・カムペー』】
ランク:D 種類:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
鬼が島を平定したという逸話による、その島の住人から与えられた力を封じるため、自身にかける鬼封じ。
スキル、自己改造と特徴鬼を秘匿する。
ステータスの一部を減退させる。
その鎧が、バーサーカーを巻き込んで砕け散った。
「あーいーーーー!!??」
「…クッ、幻想郷には既に届かないか」
◆【追放されし理想郷『ガーデン オブ エデン』】
ランク:A+++ 種別:結界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
彼が追放されたエデンの園を擬似的に再現する結界宝具。
あらゆる楽園に相応しく無い物を追放する「この世最強の守り」の一つ。
結界宝具という種別になっているが彼の体と同程度のサイズしか展開する事はできない。
傷、病、呪い、そして死すらこの理想郷に入る事は許されない、あらゆる害悪を追放する事によって
展開した結界内部をあらゆる害悪の存在しない理想郷を作り出す宝具。
【バーサーカーの消滅判定を無効化する】
【バーサーカーに与えられたバッドステータスを無効化する】
【原罪の実を食べた場合、この宝具は廃棄される】
【原罪の実を食べるか、もしくは壊れた幻想を用いてバーサーカーごと吹き飛ばす以外に解除不能、常時発動し続ける】
【追放されし理想郷】が【鬼封蘆島】の破壊と共に破壊されました。
粉塵飛び散る中、獣のように逃げ惑うバーサーカーには一切の傷は無い。
だが、その顔には怯えが見え、バーサーカーの纏っていた一種神々しい気配もいまや霧散していた。
「あ、あーいー…」
そして、粉塵が晴れる。
そこには鎧の武者はおらず。
「ふはは! やはり儂はこうでなくては!」
そこには、異形と言うより他ない、化け物のごとき腕を持った一人の男が立っていた。
◆自己改造:C
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
左腕の、肩に1本、手首に2本、鬼の腕を移植している。
このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
◆ 【異合弓手三鬼張『トライアングラー・へカトンケイレス』】
ランク:C 種類:対軍宝具 レンジ:4~70 最大捕捉:300人
四寸長いとされた腕の実情。手首の2本、肩の1本の鬼の腕による渾身の射。
3本の鬼の腕の魔力が互いに影響を与え三角形の力場を形成し時空間をゆがめる。
力場から射られた矢は周囲の時空間をゆがめながら飛び、
ゆがめられた時空間は矢の射線上に集約され矢によるダメージ判定を行う。
-: ―: : 、
,´: : : ; : : : :ミ
__} : :/|: :从: : !
rf  ̄f ̄f f f_ト○-γヽ::/ _
`ヽ \ r'´ ̄ ヘ-――'´ ̄>、ソー--}|__
\ {ヘー'´ ̄ 彡〉-´ ̄ ̄{γヽヘ_/{ }{
`Yゝ三>´ {´/r ヘソ ]-匕}ハ |!
|∨フ /ヘ{ ソ ̄` |\ _/二. |_
|./ / { .\ ムイ‐二 ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/ / ゝ-〈 -=====-〈
/ /| }-―'´ ̄ヘ \
/ /l..寸、 | |ム――――-ヽ
/ /fミソ/  ̄ヽ` ̄ ̄}ム- ― ´ヘ | / / 〉
/ / /\ / } / ̄ 不、 ヘ .! ./ / /
/ / ./ : // 丿 ./ .\ \ }-不 ̄ー.<
/ / r― 、: }―――――〈 \ \ /_.斗― \| ! `ヽ
/ / / ヽ } 匸匸匸匸匸匸≧ュz/.´\. ! イ | /
/ / / ノ/--匸匸匸匸匸匸匸/ \ \ | .l .| ./
/ /-=={ /-r-' ̄ ̄|{ ̄ ̄ ̄ゝ./. \ `ヘ |--〈-― 、
, < >´. |r-// ∧ | /\ \ムイ  ̄  ̄γ ̄}. ト 、
, < >´ /}/ハ_ / \ `ヽ_. / |> 、/ | r| 丿 ヽ
. , < >´ //ゝ{ / 寸 \ /ヘ. / =イ==={ | |_} |
< >´ // ソ ゝ-/ / \ `/ ∨ /___|. ----| リ´  ̄ `ヽ
.>´ ./ミ/ ̄/ /´ ̄ \/ .∨ ̄ ̄ ̄ ̄ヘ / \/} | i´  ̄ ヽ !
. / ./ / ./ / .∨ ゝ、/\ / l 八 .ゝ ノ }
/ / ./ / / ∨ }/ / 八 ゝ  ̄ .ノ!
/ / /´ / / ∨ | / ヘ ゝ /
/ //´. / / ∨ .∨./ ヘ ヘ > ―.イ
/ // / / ∨ ∨ ヘ ヘ ヘ
/ // / / ∨ ∨ ヘ ヘ ヘ
// /\ , - '.´ ̄/ ヘ ∨  ̄ ̄ ` ー ― -/∧
/ Y /\ / ソ ∨ >ヘ
【筋】:B+
【耐】:C
【敏】:C
【魔】:D+
【幸運】:D
【宝具】:C
「遠からん者は音に聞け! 近からん者は目にも見よ! 我は鎮西追捕使、源為朝である! いざ尋常に勝負!」
豪快な笑い声が山をも振るわせる。
戦闘が今にも始まろうとしていた…。
「マスター、指示を」
「…どうするべきダ?」
直下から多数決、先に二票
1:ファットマンを暗殺する
2:静観する
3:第三陣営として戦闘に参加する
4:アーチャーにつく
5:バーサーカーにつく
6:逃走する
【申し訳ない、少し所用で離れていました】
2:静観
…アサシンは決して強いサーヴァントではない、なら、その利点を生かすには。
「…いヤ、行動を起こすナ、大人しく様子をうかがえ」
「了解しました」
「…タメトモ、なるほど、この国のスーパーサムライか」
「ぬはは! 怖気づいたか!? しかし、逃がすわけにはゆかぬ、ここでその命貰い受けよう!」
「いざとなれば…仕方がないね、これも運命。だが、それに溺れるつもりなど微塵もない。行け! バーサーカー!」
直下、戦況判定、1ほどバーサーカー、9ほどアーチャー有利
【異合弓手三鬼張】+1【心眼(偽)】+1
7:アーチャー有利
【2ターン目】
直下、戦況判定、1ほどバーサーカー、9ほどアーチャー有利
【異合弓手三鬼張】+1【心眼(偽)】+1【有利】+1
8:アーチャー有利
【3ターン目】
直下、戦況判定、1ほどバーサーカー、9ほどアーチャー有利
【異合弓手三鬼張】+1【心眼(偽)】+1【有利】+1
9:クリティカル
バーサーカー撤退判定
直下、成功以上で負傷したうえ逃走、下で消滅?
5:バーサーカー消滅…?
それは一方的な蹂躙だった。
鬼の力を取り戻したアーチャーが繰り出す一撃一撃の重さは段違いで。
振るたびに木が裂け、地が砕け、岩が割れる。
バーサーカーは怯えた獣のように駆け、逃げ惑うだけで、対処がままならない。
「遅い遅い遅い! ひい様から原初の者と聞いておったがその程度か! 狂戦士!」
「あ、いー!」
逃げ惑うバーサーカーの姿にファットマンは少し顔を歪め、逃走経路を確認する。
「やはり無理か…退こう、バーサーカー!」
「あーいー!!!」
「ふうん、逃げるか? しかし、我が矢の前には距離すら無意味! たとえ那由他の果てであろうとも、その胸を射ぬこうぞ!」
バーサーカーに指示し、脱兎のごとく瓦礫を隠れ蓑に逃げるファットマン。
その後を直線的に追うバーサーカーも、瓦礫に塗れ、すでにその姿は視界から消える。
…だが、アーチャーの矢はそれすら意に止めない。
「貫き留めよ、鬼の腕! 【異合弓手三鬼張『トライアングラー・へカトンケイレス』】 !!!」
弓を中心に空間が歪む。三本の手から放たれる魔力により歪められた空間が矢の先端に集約し。
放たれると同時に、消失し、先にいるバーサーカーを貫いた。
胸に穴を空け、血を撒き散らしながら倒れるバーサーカー。
泡を吹くバーサーカーに駆け寄ったファットマンはその姿を見、哀しげにつぶやいた。
「あ…いぃ」
「…はあ、まったく、つまらないね」
敗北。それを認めたにも等しいその言葉にアーチャーは呵々と笑う。
「ふはは、なかなか楽しめたぞ? 安心しろ、貴様の亡骸は」
だが、その笑いはより邪悪な、そして純粋な一言で止められる。
「これでゲームオーバーだと思っている君の姿は」
「ぬう!?」
ファットマンは胸元から一つの果実を取り出す。
それは知恵の実、バーサーカーを追放した原罪の実。
バーサーカーの口にそれが投げ入れられた。
◆【原罪の実『アダムズアップル』】
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
彼が口にした禁断の果実。知恵の実。
食した者に知恵を与え、無垢を奪い去り、自らの状況を認識させるに至る原罪の象徴である。
口にした者をある一定の状態まで改変する能力を持ち、すでに知恵を得ている人にも、特殊な精神状態を改変し、一定の状態にする事ができる。
また伝承にあるとおり、食べた者は必ず死ぬ定めを受ける。
実の宝具であり、2回限り使用可能。
【食べたユニットのバッドステータスを含む精神スキルを強制排除する】(狂化、精神汚染など)
【食べたユニットが人間以下の知能であった場合、強制的に人並みの知能を与える】
【食べたユニットがなんらかの不死性を所持していた場合、それを排除する】
【敗北時に使用判定、使用した場合、一回限りで令呪無しの逃走が可能】
それは人類の始まり、ある意味では高純度の魔力の塊。
緩やかに胸の傷がふさがっていく。それと同時に、バーサーカーの目には知性の光が点る。
「…あ、いー、あ、い、あ…あ、お、俺は」
「ようやく知性を取り戻したようだね、困惑しているとは思うが、逃げるよ、バーサーカー」
「…お、俺の名は、お前は、…ああ、分かった、とりあえず、逃げればいいの、か」
頭をふらつかせながらもバーサーカーはファットマンを担ぎ地を駆ける。
それはさきほどまでの直線的な動きとは異なり、アーチャーの攻撃を的確に避ける動きで。
動転していたこともあったのだろう、アーチャーはバーサーカーをついに見逃してしまったのだった。
【バーサーカー陣営が逃走しました】
「…マスター、以上です。指示を」
「…」
直下から多数決、先に2票
1:アーチャーに奇襲する
2:大人しく撤退する
3:アーチャーのあとをつけてみる(複数回の発見判定あり)
2:撤退
…アーチャーに奇襲をかけるのは危険な気がする。
今回はアーチャーとバーサーカーの能力が掴めただけでも良しとしよう。
「戻レ、アサシン」
「はい、では帰還します」
…バーサーカーはまだどうにかなるとして、アーチャーはかなり危険だな。
何か対抗策は、…うまく他の陣営とぶつかってくれればあるいは。
【夜行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1【戦闘】-1
5:他陣営の行動描写
直下、偶数でセイバー連合、奇数でキャスター
5:キャスター
直下、キャスター陣営、陣地発見判定、成功以上で発見
【0:はいはい特殊ですよ】
直下
123:「川に来てみたけど…、これは森か?」
456:「あ、クソデブ!」
789:「げぇっ! アーチャー!?」
3:キャスター、アサシン陣地に到着
直下、アサシン帰還判定
123:ちょうど戦闘終了頃
456:今向かってます
789:既に到着
8:アサシン存在
「ただいま戻りました」
「お疲れ様、アサシン」
帰ったアサシンは疲れた様子も見せず、また見張りを始めた。
森が静かに騒めく。静かな夜だ。
「…ッ!」
「感じましたか、マスター、何者かがこの森に侵入しました」
…ついに来たか、だが、この陣地はすでにアサシンの支配下、無傷では済むまい。
仮に現れたとしても、そう簡単に負けることは無いだろう。
…来い、森がその牙を剥く!
直下、キャスター破壊工作判定【陣地・森林】+2【白磁の心臓】-1
↓2、美玲月子判定【陣地・森林】+2
123:無傷
456:負傷
789:重傷
3:キャスター無傷
6:月子負傷 キャスター【理由なき献身】発動、月子に変わり負傷『白磁の心臓』により無効化
破壊工作の作動する音が聞こえる。だが、血の臭いはしない。
「…駄目です、マスター、敵は恐らくキャスター、そして何らかの方法でダメージを自らに集めている。その上、ダメージでひるんでいません」
「…もう近いカ?」
「ええ、すぐそこに」
…どうする? ライダーの時と同じように暗殺させるか?
…だが、キャスターはダメージを受けないという。私をおとりに油断させるか?
…いや、キャスターの情報はまだ集めていないが、目の前に現れていいのか?
…いっそ撤退を?
クソッ、どうすればいい!?
直下から多数決、先に二票
1:姿を隠し、アサシンに暗殺させる
2:姿を現し、油断させたところを暗殺させる
3:撤退する
2:油断させ暗殺
…決めた、今は森林の中、ある程度は対処できるだろう。
「アサシン、私が姿を見せ、油断させる。その間にお前は攻撃しろ」
「了解です、マスター」
そう言い、アサシンは仮面と緑衣を纏い、姿を消す。
◆【顔の無い女王『ノーフェイス ・メイクィーン』】
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1人
アサシンが身に纏う深緑の衣装と、組になる仮面の宝具。
衣装のみ、仮面のみでは発動しない、二つを同時に身に着ける事でその真価を発揮する。
森林地帯でのみ使用可能となる宝具であり、完全な透明化、絶対的気配遮断、背景との同化が行える。
伝承防御と呼ばれる魔術を常時発揮しており、アサシンがこの影響下にある間、気配遮断のランクは数値化不能のEXランクにまで跳ね上がり
最早アサシンをどのような手段をもってしても捕捉、追尾する事は不可能となる。
この宝具の影響下にあるアサシンを止める方法は、未来予知、またはそれに準ずる方法での回避、
対軍以上の宝具に相当するモノに依る「森林地帯ごと」アサシンへの攻撃のみである。
【森林地帯、又は『再誕する妖精の森林』発動中のみ発動可能】
【◆気配遮断のランクをEXへ更新。効果を以下に変更】
◆気配遮断:EX
クラス特性
自身の気配を消す能力。透明化したアサシンを知覚する事はパスで繋がったマスター以外、最早誰にもできない。
【アサシンが判定:大失敗以下を取るまで、戦闘判定に置いて強制的に有利を獲得】
【判定:大成功をクリティカルに置き換える】
【アサシンの対戦相手はこのマトリクスを取得していた場合、対軍以上の宝具を保有しているならば無条件で発動可能】
【対軍以上の宝具が発動された場合、その戦闘中、上記の効果をすべて失う】
広場に立ち、敵を待つ。…さあ来い。
ガサガサと落ち葉を踏み分ける音。
そしてそれがついに人の形となって表れた。
「…まったくなんだっていうの!? 罠まみれだし、行き遅れマスターは簡単に引っかかるし」
「行き遅れ言うな! …だが、助かった、そこは礼を言おう」
「あら、気にしなくてもいいのに。癖みたいなモンなんだから」
◆『理由なき献身(ピグマリオニズム)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~15 最大捕捉:1人
人間の模造品にして代替品。
他者の負うダメージをキャスターに移し替えることが可能。
「自己改造」スキルと併用することで負担を大きく軽減できるだろう。
何か堅そうな服を着た女とフワフワした女、フワフワの方がサーヴァントか。
…だが、その顔は。
◆魅了:D
他者を惹きつける見目の美しさ。
キャスターと対峙した人物は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
心理状態や感情によっては抵抗できるが、ハマる人はとことんハマる。
直下、貴女魅了判定、大失敗以下で魅了【化外の知恵】+1
4:抵抗
…ッ!?
一瞬頭がくらんだが、どうってことは無い。意識を集中して息を吸い込みさえすれば大丈夫だ。
「…マスター」
「ん? …おいお前、何者だ?」
「人間に答える義理などなイ」
相手が私に気づいたようだ。
…今ならいけるか? 姿を消したアサシンが動く感覚がする。
…もう少し話して時間をかせいでもいいが、…その間に宝具なんかを使われる可能性もある。
…どうする?
↓2、行動選択
1:暗殺する
2:話を続ける
2:話を続ける
…もう少し機会を待とう。
「人間、ねえ、私は人間じゃないんだけど」
「…お前はマスターか? ならばサーヴァントは何処にいる?」
…ここでマスターと教えるのは危ないか?
「…ますたーとは何ダ?」
「…マスターではないのか?」
「…」
直下、月子感情判定【笑顔】+1
123:「…だとしても、見逃すわけにはいくまい、宝具を使え、キャスター」
456:「…怪しいな」
789:「そうか、マスターではないのか」
4:「…怪しいな」【暗殺判定に変動なし】
「…怪しいな」
「…」
…やはりそう簡単にはいかないか。
どうだ? アサシンはすでに準備を終えている。
もう少し引き延ばせるかもしれないが…。
↓2、行動選択
1:暗殺する
2:話を続ける
1:暗殺決行
汗が頬を伝う。
…これ以上焦らしても仕方がない。
「…殺れ! アサシン!」
「了解」
「!? アサシンだと!?」
直下、アサシン暗殺判定【気配遮断EX】+3
123:負傷
456:重傷
789:死亡
9:美玲月子、死亡…?
直下、キャスター【理由なき献身】発動
継続以上でダメージ転嫁
4:美玲月子、死亡
アサシンの放った矢は、いとも容易く女の心臓を貫いた。
「が…は…」
【美玲月子、死亡】
そのまま倒れこむ女。すでに息は無いだろう。
ああ、また私は人間を殺した。
血の臭い、錆の臭い、ああ、それは。
「…マスター、キャスターはどうしますか」
見ると、キャスターの姿が徐々に薄れていく。
…そして、その手を伸ばし。
直下、キャスター判定
成功以上で契約を望む、下で消滅
5:消滅
そして、そのまま消えていった。
…どこか、母さんに似た笑顔のまま。
【キャスター、消滅 残り五騎】
血の臭いが森に染み渡る。
ああ、この臭いだけは人も、獣も同じだ。
「マスター、死体はどうしますか。令呪の委託は知識の無いマスターには不可能だと思いますが」
「…どこかに捨てておケ」
「分かりました」
血の臭い、鉄錆の臭い、何が私の望む物か、何を私は望むのか、分からない。
でも、この臭いだけは、確かだ。
【本日はここまで、お疲れ様でした】
アーチャーのテキスト及び宝具、バーサーカーの宝具は少し変更しています。
…結構綱渡りでしたね。
下手したら宝具使われてキャスター陣営の傀儡エンドでしたから。
さて、キャスターの真名判定といきましょう。
一応正解が無くとも情報開示とレビューは行いますので、クイズのようなものだと思って気楽にどうぞ。
数は不問、明日、>>1 が再開するまでを期限とします。
ガラテア
>>864 正解
≪クラス≫:キャスター
【真名】:ガラテア
【属性】:中立・中庸
【筋】:E
【耐】:C
【敏】:E
【魔】:A
【幸運】:C
【宝具】:C+
_
, -= ̄ `´ `ヽ
/ ..::: :::::.. ヽ
/ :::: , .:〉 、::::ヽ:::.ヽ
./ :::: ...:::/∧/ :::::i l i::..ハ::::ハ
/ ....:::::::/│j l ..::::| | |:::: |:::.|∧
ト、 ..::/....::イ ルム ハ...::::| `ノ≧、|:::从l
ハ、..::| レィi"ハハ ゝ::ル' イハ} リ|/ゝ
人:::: (」|/リ〈{ 辷ソ ` ' jミ{::..`)
(\ ......::::形 ` `, /シ::/.)
`廴≧=ミリミツ 、 , ∠ゞj:::..(
`て廴三:::::〉ミゝ、 .イ:::::::)j::..ソ
`つ人クリ べj ヘ ` ´〈`ー-ー、
、'二 ヽ Xフ、 ゞ /ス
/),ー-、_ ヘ `y 〕て ゝ´ ハ、
/::.. ゝ、, ハ ∧ そ ヾ/ ) \
/::::... 〈 ` | ぺ、{/ レ'ソ 〉
|::::::: >- l ツ レノ 〈
〉::::... ヘ | |ぐ ヽ
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【クラススキル】
◆陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
“工房”の形成が可能。
◆道具作成:E
魔力を帯びた器具を作成できる。
あまり得意とはいえず、「自己改造」の補助に役立つ程度。
【保有スキル】
◆自己改造:E
自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
ランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。
Eランクでは破損したボディの修繕がせいぜいである。
◆魅了:D
他者を惹きつける見目の美しさ。
キャスターと対峙した人物は彼女に対し、強烈な恋愛感情を懐く。
心理状態や感情によっては抵抗できるが、ハマる人はとことんハマる。
◆白磁の心臓:EX
無機存在であるキャスターはサーヴァントとしての霊核を保有していない。
そのために、どのような破損状況であろうとも継続した行動が可能。
キャスターを撃破するには原型を留めないほど粉砕する他にない。
【宝具】
◆『理由なき献身(ピグマリオニズム)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~15 最大捕捉:1人
人間の模造品にして代替品。
他者の負うダメージをキャスターに移し替えることが可能。
「自己改造」スキルと併用することで負担を大きく軽減できるだろう。
◆『幸福装置・夜更し枕(ドールプレイ・フェイクヴェヌス)』
ランク:C+ 種別:対心宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:20人
人を救う人造乙女。あるいは気休めという神。
対象の心理を解読することで最も求められている姿に変化し、最も願われている言葉を投げかける。
神言に近いその言葉は対象の心を溶かし、戦意を完全に喪失させる。
人によって造り上げられ、人の願望を虚ろに叶えるその在り方は神というより悪魔に近い。
.,,r、rMゞym〟、
,ィ¨゙ ̄(*〉: 丶 : :.:.ヽ
__,, ィ." 彡i≦ : :.:.:.: ` .`丶仁ト、
! , ィ-‐ 夭($ : : :.:.:.:.: : : ;;-‐.、::!;;ゝ
_,い.〉 i" 戍:.:.:.L:_:_'_ 、弋) / i ヽヘ
冫ゞ↓ / .l 〆__:.:.: : :.:.,,》〉 / /.l iヘ ',
`i ソ.l i" i' .,! 〈 |~ヽ, /戓 .// /! ./ 川',.',
( い ゞ ト, !、ヽ レ-‐ゝヘ/ノ,チ形゙'/ /,ノノノ !
ル斗、.ソ ヾ ', ヽ/y´~¨''ミ) ヾr ,' .,イソ'/ソ' '
ヘ、"''ーミ 、ヤ ! _,」父ミ今 .〈 》'
_乂 ) ミ'i トヘ彡ミ)゙" j´ jj )
ヘミソ ノソ州.《 》 ,,ソ ,、 ヾ;´ ー"´
┌ソーく ゙ソ i" ( `.ー-r'´
.,r- ...,,_,..て>- ..,\_ ' ,,.. ヘ‐-..、
/ ‐ヒ≧㌻~⌒ ̄二コ 7<⌒''-<、 と
,必 ィ'´:.:.:. .:.:;;;:::.-‐ァ''7K;;;;::':..,_ .ヽ、 `''+、
(.':.:.:.;. .L; -‐ ''´ : :/:::./ノ!介;、: : : `>ト、ヘ、 .}
ヘ K , i 〈 i' ┌-/:.:// i l:::::',`'_ゞ、; : : : : :`゙冫 }
∠`´ レ ./ / /:::.:/ ./ ,'| ヘ:.:.ヘ .! ><.,/,´丶l
( , : : : ! / ./::::./ ./ ,' .! '; : :ヘ,| ', .} 、 .l,iヽ `'┐
ヽ / ト ', ,' //::://', .,',ハ ハ::::.:ハ i l l / 丿: :ノ
ヘ ヽ,!、Y./'::::::/ ./ .,' ,' iハ i:::::.:ハ i,ヽ; : : く
込: : :/./':^ツ' /i ,' ,' .l i ', !:::::::.:.',.} /: : .ハ,: : : :〕
〉, ノノ:::::/ ./ .l .,' .; |l .' l:::::::.:.:.i .,′i ′),./
【来歴】
「人形」という概念にギリシャ神話の女性像・ガラテアという殻がかぶせられたモノ。
人間の代替として時に雑務をこなし、時に厄災を引き受ける、自己犠牲の英霊である。
一口に人形といってもその意義は広く、案山子、フィギュアにぬいぐるみ、呪術人形やゴーレム、仏像・神像、
果てはダッチワイフ、アンドロイド、デウス・エクス・マキナまで、あらゆる「人のカタチを模したモノ」を内包している。
【聖杯への願い】
特にない。
その身は主の願いを叶える道具にすぎない。
【性格】
明確な自我はなく、マスターの指示した通りの行動をとる。
笑うことを望まれれば笑い、愛することを願われれば愛し、戦うことを求められれば戦う。
【AAもしくは容姿】
‐-
, -‐ `ヽ
/ ゝ.:.
.. / `、
イ i 、 ゙ j }i
/ / ヾ i! i| ハ ヾ:、 八fz}_ ム
/ i ハ i! |i ハ ヽ:、 イ j;}i /' i|
イァ' l i! il i| i|! }!ヽ )} i! {{i从 ′ |}
/,イ{ i{ i| !i i! l!i ハヽ_j斗! jヾ ヽィ ,イ{ iト、
. //i {! i| i il i| |j、l iァナ乃工ノリ イイ )} /' i,ィ /
〈' {i八 い:、ヽ i!_,.!i; リハリjイ;乍夾ハ〉リ イ〃 / // Y
ヽ ヽミ;匕ヾハiノ リ ソ ヾニ''’ 厶┴ュ/ /ーァj
ヾ ヾミ;イ示ミj "" ら≡≠)/ ムく二ン
. _リ "ヽ ゞ’ , ≧≡-=〈 ト、ヽ〈
,イ ノ /' / "" - イヌ≧》/`、{ ヽヽj
ヽ{斗ァZ>:..≧ー- . __. ´ ≦ヲく<==ァム
ヾム三≧く二ゝ _j'' / {ij/: : : : : : : : ヽ:
,てラ’_.=≠>个≠!: : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : {:r''" /,イ:i トヽ |.:.:.:.:.、: : : : : : : : : : .
〈. .. .:.:.:.:. |:{: ://:./リ }:jヾヽ.:.:. :ヽ: : ヽ.:.:.:.:. :
ヾ:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.ヾ彡': :i:/ i:::!.: :ヾ>: 〈::': : .::::\.:.:.:.
/: ノ: : : : : : : i : : :,メ l:::i : : ノ: : :イ: :i : : : : : : :
く: : :': : : : : : i : :{!: :./! |:::! :Y:::::/: j: ::|: : : ::ヘ: :
キ: : : : : : : :|: : i! /::j !::{ : |:::/: :': : :|: : : : :::j : .
入: : i: : : :.:|: : ': {:::{ |:::| : Ⅵ: : : : :.!: : : : : : :
どこか無機質ながら類稀な美貌を持った女性。男性にとっての理想と言われるほど。
【行動方針】
人に尽くし、人を惑わす魔性。
自意識は希薄であり、マスターに従うだけ。命令さえあれば殺戮も厭わない。
【備考】
どちらかといえばファニーヴァンプ。
隠しステータスとして、「芸術審美」持ちに対して相性がよかったりする。
まかり間違ってセイヴァーのクラスで召喚されればデウス・エクス・マキナ全開で全参加者が強制的に救われる
……かもしれない。
【名前】美玲月子
【令呪】屍屍屍
【属性】混沌・中庸
【体】2:もやしっ子
【知】2:よろしくない
【心】4:ちょっとメンタル弱い
【質】9:大魔術師クラス
【家】5:平均的な魔術家系
【運】4:人より少しツイてない
-―――――-
< >、
/ ヽ
f ‘,
{ へ ____ i
‘, } ...:≦:::::::::::::::::::::::≧::... }
∨::::::::::::::/― ∨:::::::::::::::::::>::.. /
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Ⅶ::::::;'―┰‐ ` ' ∨::::::::::::::::::::::::: !
__ Ⅷ::i ∨:::::::::::::::::::::::リ
/ ヽ Ⅵ:! ∨:::::::::::::::::::/
‘, ハ /Ⅵト . ∠ヽ ∨:::::::::::/ ′
/⌒ ー' _ ヘ ヽ! > ―― <∨: ∧
i⌒ヽ__ノ { 〉 ィ ヽ/∨∨\/ ヽ/ Y⌒ヽ
( ヽ┘ ≧彡}// <_ .У _> ‘, { }
¨ ┴<__/ .{ >''" rへハ_人 __
‘, { : : {,__ ヽ (_,人
〉≧=-}_____,ノ } ¨´ (__)
/三三三三三三 { `''< ヽ_(_,)
/ `''ー====ヘ  ̄ ̄
/ ‘,
【スキル】
【固有結界【影絵の街】】
彼女が所有する固有結界。
心象風景はどこか薄っぺらい真っ黒の摩天楼。
この中においては、彼女の【味方】か【敵】という概念でしか存在を許されない。
《発動後、5ターンの間、個人のみに有効なスキル、宝具効果を彼女が味方と認識した全員に適用する》
《一回使用すると次の戦闘では使用できない》
【偽・死霊術師】
研究中に偶然発見した死霊を操る魔術。
火葬された灰、人骨を利用して攻撃や索敵を行える。
《礼装:人骨・人灰を利用することで全パラメーターDのユニット、死霊を召喚できる》
《また、死霊を一体破棄することで逃走判定に大幅な+補正》
【軍部指令】
軍部から出された絶対指令。
彼女はそれに従わざるを得ない。
《特別な状況を除き、聖杯奪取以外の選択につながりそうな選択肢に-補正》
【来歴】
陸軍登戸研究所において秘匿された『魔術、及び異教を用いた戦略兵器の研究開発』を行う第五課に所属する魔術師。
といっても半ば騙されて所属したようなもので、本人は機密ばらしたら殺す、と言われたため渋々参加している。
今回は敗戦の臭い濃厚な軍部の指示により、一発逆転の策として聖杯の奪取を命じられた。
自分が女というだけで下に見られていることを少々気にしているが、それをどうしようというところまでは頭が回っていない。
【聖杯への願い】
軍への徴収
【性格】
割と神経質でヒステリック。
その実は臆病で何も考えていないため易きに流される傾向がある。
【AA及び容姿】
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乂____≧s。., 〉 /{ 7 =ニ、
}:i:i:i:i:i{ \{:i:i:i:i:i:i\_/ .ィ V ーく ̄ ̄
{:i:i:i:i 弋苡、ト、:i:i:i:i:ト、 / {: ∧r― v′
}:i:i:i:i:iト、 ト、:i:i} ) / V \_ノ
}ト、:i:ト . - ‐ イ};/,。 ⌒ヽ、___,,/^′ ` ー--<
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{ 、 /∧ {:i:/ ./^斗i{ .′
人 :{:iノ \ /_,. イ ヽ:′
_r ′ ≧ァ′ ∠≦ ○ V
,∠ 孑 Z/´二二つ| rっ__ イ
/ / ′ r-芍zく \_,.,≦ ̄ ̄:i:i:i:i:′
{ { ト-r一^:} `Ⅵ≦:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:{
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Ⅵ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:厶斗ト、:\
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【 >>1 レビュー:キャスター陣営】
ピグマリオン効果で有名なガラテアさんでした。
見ての通り、月子さんの【影絵の街】【偽・死霊魔術】、キャスターの【白磁の心臓】【理由なき献身】のコンボが決まれば、敵を封殺できるスペックがあります。
加えて逃走も比較的容易にできるため、今戦争で最も生存力の高い陣営と呼べたんですが…。
おそらく全ての原因はヴィクティムの自爆高コンマの嵐ですね。
また、暗殺時、彼女らの宝具が決まっていれば、低確率のアサシン判定をはさみ、失敗した段階で従属エンドのゲームオーバーにする予定でした。
【再開はもう少し後で、今年中に終わるかな…?】
【再開】
【六日目】
鳥の声、母さんの皮が朝露に濡れている。
血の臭いは消えていた。
…さて、何をしようか
貴女の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:自由安価
↓2
1:索敵
さあ、早く終わらせよう、敵を探るか。
「アサシン」
「はい」
直下、補足陣営
123:捕捉できず
45:アーチャー
67:バーサーカー
890:セイバー連合
2:捕捉できず
「マスター、敵は発見できませんでした」
「…そうか」
…昨日の脱落で警戒しているのか?
まあいい、焦ることは無いだろう…
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1【前夜の戦闘】-1
7:戦闘勃発
直下、↓2、戦闘陣営判定、被りは↓
123:アーチャー
456:セイバー同盟
789:バーサーカー
4、2:セイバー連合VSアーチャー
直下、ヴィクティム回復判定【一日経過】+1
123:重傷
456:負傷
789:完全復活
3:ヴィクティム重傷のまま【理不尽な運命】ほとんど使用不可
アーデルハイト別邸跡地、空襲によって瓦礫の山と化したその場所にうめき声が響く。
「…うぅ」
「おいおい、大丈夫か、ヴィクティム」
「流石に二回目だからな…回復も遅いのだろう」
「魔力供給ができりゃいいんだが…」
「…方法がね」
重い空気が広がった。
ヴィクティムの声がさらに空気を重くする。
「…ああ、だから嫌なんだ、もう」
「まあ、今はゆっくり休むことだが…」
「敵襲が怖いな」
「うん、そういえばヴィクティムの宝具って、今どうなってるの?」
直下、【コルベス様のお屋敷に行こう】判定【臆病】+1【重傷】-2
1ほどスカスカ、9ほどしっかり
使えないのは【理不尽な運命】ではなく【コルベス様はきっと悪い人だったのでしょうね】の方でしたね
7:結構しっかり
「ああ、猫と鶏、針と待ち針、最後に卵を仕掛けている」
「…それが原因じゃねえの?」
「…だが、それは私達を護るためだ、敵が引っかかってくれればいいが」
直下、アーチャー陣営、引っかかり判定【けっこうしっかり】+1【サトリ】-1
123:「片腹痛いわぁ!」
456:「くっ! 目つぶしか!」
789:「ふはは! 針が尻に刺さるとはな!」
9:アーチャーに針とまち針クリティカルヒット、アーチャー負傷
その時、セイバーの耳が一つの叫びを捉える。
「なぬぅっ! 伏兵か!?」
「!?」
声の響いた場所では、智里を肩に担いだアーチャーが自分の尻を抑え、飛び回っていた。
本来玄関のあったそこに仕掛けられていた針がアーチャーに突き刺さっている。
半分涙目になりながらも狂ったように笑うアーチャーに、智里は聞こえないものの、耳をふさいで訴えた。
『…声が大きい、見つかったでしょうに』
「ぬうあっはっはっはっは!!! 仕方があるまいぞひい様! まさか尻に針が刺さるとはな! 儂の尻の皮も厚いとは思っておったが、実に鋭い針である!」
『…はあ、来たわよ』
駆け寄る音と共に十字の鎧を纏ったセイバーが駆けつける。
尻を押さえるアーチャーを見つけると、苦虫を噛み潰したような顔で呟いた。
「…鎧こそ無いが、その言動、アーチャーか」
「ぬう、セイバーであるな! 先日の戦い、見事! …して、ヴィクティムはいずこにや?」
滲む涙を押さえながら、アーチャーはセイバー達を眺め、首をひねる。
セイバーの背後に追い付いたクロノスフィールがセイバーを抑え、答えた。
「…アイツは、索敵に向かわせてるよ」
『嘘ね』
「嘘だな」
「…チッ、ばれたかよ」
智里の視線に射竦められたかのようにラヴィアンとクロノスフィールは後退する。
その気配にセイバーは後ろを向き、にこりと微笑んだ。
アーチャーが弓を抜く。
「…なるほど、まだ傷が癒えぬか。しかし、それも哀しきかな、戦場の法。勝負を断る理由にはなるまい」
「…その通りだ、…マスター、戦わせてもらう。すまないな、クロノス」
「ああ、アンタが消えてもアーデルハイトちゃんは守ってやるよ」
「…うん、誇りのままに戦え、セイバー!」
「ありがたい、…元来、我が戦いは攻めるにあらず、敬虔な信者を護るためにこの剣はある。さあ、私の本領を発揮させてもらおうか」
◆ 守護騎士:B+
他者を守る際のみ、一時的に防御力を上げる。
また、善なる者を守る際には更に補正がかかる。
セイバーはかつて、聖地と信じる神を守護する為に剣と心を捧げたのだ。
直下、セイバー【???】使用判定【ヴィクティム重傷】+1【令呪無し】+1、成功以上で使用
7:セイバー【???】使用
「…セイバーよ、戦うのであれば」
「ああ、全力を尽くさせてもらおう。【???】!!!」
◆ 【???】
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最高捕捉:100人
かつて数々の異教徒を打ち負かし、その勇名を轟かせてきた???。
???のセイバーが号令をかける事で、???に所属した騎士、修道士を時代を問わずに召喚し、相手を裁く。
その全てが掛け値無しの英雄。かつて信じる神の為に尽力し、殉じた騎士の軍団。
生前は権力によって果たせなかった誓い。全員が胸に秘める思いを触媒として呼び寄せるのである。
二人の騎士が乗る馬を象る紋章がたなびく。
騎士が煙を巻き上げる。
鎧の触れ合う音が響く。
その音は、並の人間ならば足が竦み、動くことすら儘ならないだろう。
だが、歴戦を駆けた武士たるアーチャーにとって、それは血湧き、肉躍る凱歌。
荒ぶる己の鬼を忍ばせるように息を吐く。だが、その狂笑は潜ませようもない。
「ああ、これでこそ戦よ、これでこそ殺し合いよ、ひい様、おそらく儂は圧倒的不利。しかし、挑みとうございます。どうか、許可を」
今にも飛び出さんとする体を抑えるように、漏れだしそうな叫びを止めるようにアーチャーはギリギリで理性を保ち、智里に問う。
その声を聴き、智里は目をつぶる。
『無理よ』
「ひい様!」
『…といっても、聞かないのでしょう? なら仕方がないわ。…でも、やるからには破壊し、蹂躙し、壊滅させなさい』
「…御意ィッ!!!」
その指示を聞くとともに、アーチャーは飛び出し、騎士の先鋒と刀を交える。
その気迫は、百戦錬磨の騎士をも怯ませ、押し切った。
血の臭いが戦場に広がる。
アーチャーの絶叫にも近い名乗りが戦場を轟かせる。
「遠からん者は音に聞け! 近からん者は目にも見よ! 我は鎮西追捕使、源為朝である! あ、いざ尋常に勝負ゥ!!!」
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどセイバー有利
【人数差】+2【守護騎士】+1【負傷】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1
【ついでに、特殊判定出すと、もれなくヴィクティムの危機が迫ります】
4:アーチャーやや有利
【2ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどセイバー有利
【人数差】+2【守護騎士】+1【負傷】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1
4:アーチャーやや有利
【3ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどセイバー有利
【人数差】+2【守護騎士】+1【負傷】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1
4:アーチャーやや有利
直下、智里令呪使用判定、成功以上で使用【アーチャーの心意気】+1
【0:特殊判定】
直下
123:『…令呪二画を以て命ずる』
456:「ふふふ、僕を忘れないでくれるかい?」
789:「何か嫌な予感がするぞ、あえて言うなら私の能力が暴走するような…」
2:『令呪二画を以て命ず、戦いきれ、アーチャー』
智里、令呪二画使用、【3ターンの間-2の補正が適用されます】
【4ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどセイバー有利
【人数差】+2【守護騎士】+1【負傷】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1【令呪×2】-2
6:セイバーやや有利
【5ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどセイバー有利
【人数差】+2【守護騎士】+1【負傷】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1【令呪×2】-2
3:アーチャー有利
【6ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどセイバー有利
【人数差】+2【守護騎士】+1【負傷】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1【令呪×2】-2【有利】-1
3:アーチャー有利
【6ターン目が終了します、取得有利数はアーチャーが多いので、セイバーの消滅判定となります】
直下、セイバー消滅判定、クリティカル以外で消滅
7:セイバー消滅
【本日はここまで。お疲れ様でした】
一応、セイバーの真名判定やっておきましょうか、条件はキャスターと同じで。
乙です、数不問なら一人で複数人挙げてもokかな?
ユーグ・ド・パイヤンorゴドフレー・ド・サンオメール
>>925 ユーグ・ド・パイヤン正解
というわけで、テンプル騎士団初代団長さんでした。
レビューは、ヴィクティムの進捗決定してから。
あと一陣営敗退したら聖杯降臨判定しましょうか。
何だ、私は一体、何を相手にしている…!?
セイバーは眼前に広がる戦場を見てそんな感想を覚える。
一人一人が異民族の軍と同等に渡り合えるはずの騎士たちが、まるで草を薙ぐように消えていく。
アーチャーの動きは鬼神のごとく、猛る笑いは、世界すら震わせるようで。
戦場はたった一人の怪物により、混乱と暴虐の嵐が巻き起こっていた。
「フ、フ、フハハハハハハッ!!!」
「化け物か…!?」
一振りで三人を撫で切り、返す刀で四人を砕く。
矢継ぎ早に打ち出される矢は、その一本一本が噴石のごとく居並ぶ騎士たちを肉塊に変える。
「我が弓は鬼をも斃し、船をも沈む!」
飛ぶ弓がラヴィアンとクロノスフィールを捉える。
だが、一閃で切り裂かれ、周囲にその粉塵を撒き散らした。
「…させん!」
「ああ、そうだ! そうであるセイバー! その血走りこそが、命を掛けた疾駆こそが、我が胸を滾らせる!」
セイバーの姿を捉え、三割ほどになった騎士を薙ぎ払い、突撃するような勢いでアーチャーがセイバーへ向かう。
「命あるままに戦わん! セイバー!」
「同意しかねる! 命があるからこそ戦うのだ、アーチャー!」
互いの剣が交錯する。
一撃一撃ごとに互いの体が地に沈み、頭蓋を割るかのような衝突音が響く。
アーチャーの瞳は狂った色に染まり、セイバーの全身から汗が噴き出る。
それを巻き込まれない距離で観察していた智里は、血の臭い漂う戦場に言いようの無い高揚感を覚えていた。
幼き頃から虐げられ、憎まれ、何もかもを歪んで見ていた少女にとって、眼前に広がる気色は確かな現実を感じさせる。
ゆえに、智里は湧き上がる思いを抑えない。やっと見つけたどこまでも真っ直ぐな景色。それに答えなければならないのだから。
『…アーチャー、お前の生き様、しかと見た。この声は既に聞こえぬだろうが、『令呪に命ず、全力を尽くし敵を屠れ』、『重ねて命ず、心のままに蹂躙せよ、…アーチャー!!!』』
アーチャーの体にさらなる力がこもる。
圧倒的な絶望を、戦力差を、ただの意思でここまで戦い抜いた男に、その後押しは必要ないものかもしれない。
だが、確かにその力は増し、セイバーは押しやられる。
「令呪を二画…!?」
「力が湧く! 我が弓が猛る! ああ、儂の中で、灼熱の火が燃えておるわ!!!」
「クッ、押し負ける…!?」
敗北を確信したセイバーの背後でラヴィアンとクロノスフィールが叫ぶ。
「セイバー!」
「出るな、クロノスフィール!」
「セイバー!」
「主よ! 君の凡庸さはかけがえのない宝だ! 誰もそれを望み、そして得ることはできない! だから悔やむな!」
そしてセイバーは覚悟を決める。
己の剣は守るためだ、消えるならば。
「護ることこそ、我が本命!…クロノスフィール、あとは頼もう」
「ああ、任せろよ」
「ヴィクティムにもよろしく伝えておいてくれ。…私は、戦場を駆ける獣となる!」
互いの剣が一瞬離れる。互いに見交わし、口角を上げる。
刹那、狂気に染まり、己の誇りを掛けた一撃が、最後の交錯を…!
「ハァッ!」
「破ッ!」
セイバーの剣は砕かれ、その半身をアーチャーが袈裟懸けに切り捨てた。
勝負は決し、アーチャーは静粛に剣を鞘に納め、セイバーは背後に守る二人を見て笑う。
「…どうだ、私は、何かを護れた、か?」
「…うん。ありがとう、セイバー」
「…はは、続く皆には悪いが、こんな終わりも」
――悪くない。【セイバー消滅、残り四騎】
【再開はもう少し後で】
【矢を弓で斬るというのも考えたんですけどね、やっぱ斬り合いの方がカッコいいし、鎮西太郎だから何でもありだよね、と】
【再開】
直下、アーチャー、ヴィクティム追い打ち判定【連戦】+1【良き戦い】+1【重傷】-1
成功以上で退散、下で追撃
3:ヴィクティム追撃
セイバーが光となって消える。
それを最後まで見届けると、アーチャーはクロノスフィールを睨んだ。
クロノスフィールは髪をかき上げ、ラヴィアンを護るようにその目に対抗する。
「…何だよ、俺らもやろうってのか?」
「否、貴様らはセイバーの誇り、必要が無ければ汚す気はない」
「…つまり、必要があれば」
「無論、滅する。では問おう、ヴィクティムはどうした?」
アーチャーの質問、それは残ったヴィクティムをまた討つという宣言。
その意図に気づき、顔をしかめクロノスフィールは背後のラヴィアンに顔を向ける。
「…どうする、アーデルハイトちゃん」
「…ラヴィアンでいいよ、…相手は吉備乃財閥の令嬢、確か読心の術を持ってる」
「なら、嘘を吐くのも無理、か」
クロノスフィールの頭脳が回転を始める。
スーパーコンピューターに匹敵するその演算能力。だが、それを以てしても出せる結論は一つ。
「…俺は令呪を使うべきだと思う、まだバーサーカーとアサシンが残っている。でも、ここはそうしなきゃ切り抜けられない」
「うん、そうするしかないね…」
令呪を使おうとするクロノスフィールを眺めながら、アーチャーは智里に問う。
「…ひい様、よろしいので?」
『ええ、貴方はあのヴィクティムに負けると思うの?』
「否、儂は常に勝利しか考えておりませぬ、退くときはそれ、腹を掻っ捌く時」
『なら、待ちましょう』
クロノスフィールの腕が淡く光る。
「…令呪を使って命ず、『ヴィクティム、その傷を癒せ!』」
その声が響き、最後に残る令呪が消える。
そして、淀んだ雰囲気をまとい、ヴィクティムがその場に現れた。
「…あー、セイバーは負けたのか」
「ああ、で、悪いが」
「…仕方ないさ、それも運命だ。正直嫌だが、理由があるならば私の最後よりはマシだ」
「…悪い」
うつむくクロノスフィールに、硬い笑みを向け、ヴィクティムはその頭を乱暴に撫でる。
「そんな顔をするな、マスター。君は色にかまけうつつを抜かしていればいい」
それだけ言うと振り向き、アーチャーに対峙する。
「さて、では勝負といこう、アーチャー」
「…足が震えているな、しかし、ここは戦場、遠慮はせん」
「ああ、では、ガラじゃあないがセイバーの敵を討たせてもらうぞ」
「フハハ、よき男だな、臆病さえ抜ければいっぱしの武者ぞ」
「いいや、私はたんなる領主。それでいいんだよ」
諦めたような、しかし、強い一言。
ヴィクティムは、腰に携えた一本の剣を引き抜いた。
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどヴィクティム有利
【心眼(偽)】+1【負傷】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1【ステ差】-1
1:ファンブル
ヴィクティム【コルベス様はきっと悪い人だったのでしょうね】使用判定
直下、成功以上で使用、下で消滅
【0:特殊判定】【理不尽な運命】発動
直下
123:「…黒い聖杯?」
456:「…最後っ屁、って奴だ!」
789:「…まあ、ちょっとぐらい後ろめたくは感じてんのよ」
8:【コルベス様のお屋敷に行こう】による身代わり
【2ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどヴィクティム有利
【心眼(偽)】+1【負傷】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1【ステ差】-1
7:ヴィクティム有利
【3ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどヴィクティム有利
【心眼(偽)】+1【負傷】+1 【有利】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1【ステ差】-1
4:アーチャー若干有利
【3ターン目】
直下、戦況判定、1ほどアーチャー、9ほどヴィクティム有利
【心眼(偽)】+1【負傷】+1
【異合弓手三鬼張】-1【心眼(偽)】-1【ステ差】-1
1:ファンブル
ヴィクティム【コルベス様はきっと悪い人だったのでしょうね】使用判定
直下、成功以上で使用、下で消滅
8:使用
直下、【コルベス様はきっと悪い人だったのでしょうね】判定
1ほどへっぽこ、9ほど甚大、9以外でヴィクティム消滅
7:そこそこ アーチャー重傷、クロノスフィール&ラヴィアン・アーデルハイト逃走、ヴィクティム消滅
ヴィクティムが剣をアーチャー目がけ振るう。
だが、その一撃は肉を断つことすらなく、アーチャーの振るう剣に弾かれた。
「おおうッ!!!」
「甘いッ! 剣というものはこう振るのだ!」
そのまま剣ごと飛ばされ、瓦礫に叩き付けられる。
「くあっ!」
「ぬう、張り合いがない。さらばだ、ヴィクティム。散るがよい!」
きりりとアーチャーが弓を引き絞る。
射線上に時空が集合し、空間を歪め、矢がヴィクティムに迫る。
ヴィクティムは動かない。いや、動けないのか。
「ははは、震えて足が動かない。…まあ、これも運命だ、あの最期よりはよっぽどマシか」
矢がヴィクティムを貫くその瞬間、ヴィクティムの前を複数の影が遮った。
地も砕く一撃を受けたその体はボロボロで、目を見開くヴィクティム目がけ、血を吐くように言葉を放つ。
「おいおい、コルベスさんよお」
「…おい、待て、これは何の冗談だ? 猫、鶏、卵」
それはヴィクティムを殺した忌み嫌う動物の群れ。
鶏が、卵が、猫が悪態をつきながらその姿を消す。
「…まあね、アタシ等もちょっと悪いな、とは思ってたのさ」
「理由は思い出せないがな」
「罪滅ぼしなんて言わねえ、これで貸し借り無しだ、御主人」
最後の一片が消え、その先には新たな弓をつがえるアーチャー。
ヴィクティムは足を震わせ、そこから一歩も動かない。
「ふむ、畜生に邪魔をされたか、次は射止めん!」
「…」
だが、ヴィクティムが想像を超える速度、それは、セイバーには程遠いが、アーチャーの予想を超えた速度でその脇腹を抉った。
ほんの切り傷程度の浅く、短い傷。しかし、それはヴィクティムの為した最大の功績。
「なッ!?」
「…一矢報いた。これで貸し一つだ、クソ畜生共」
「ふ、ふ、ハハハ!!! その意気やよし! 穿て! 我が弓よ!」
アーチャーの放った弓が、ヴィクティムを貫いた。
その一撃にヴィクティムは吹き飛ばされ、瓦礫に縫い留められる。
ゆっくりと苦痛にゆがんだ顔でヴィクティムは己の体を確認し、溜息を吐いた。
「…ああ、これ以上は無理だ、足が進まない」
そう言うと、懐から冊子を取り出し、消えゆく指で言葉を紡ぐ。
「だが、手は動く。ならば、書き記さねばな、どこぞの兄弟よりマシな締めくくりを」
己を見るクロノスフィールをちらと見、羽ペンを冊子へ走らせる。
「『ヴィクティムは消滅した』…これが最後」
そして最後の一文を書き込む直前、これ以上ない程の笑みを浮かべた。
「『きっとヴィクティムは勇敢にも敵に大きな傷をつけ、自らの仲間を逃したのでしょう』…ハハ、なんとも勇ましいじゃあないか」
ヴィクティムの付けた浅い傷が、突然開き、ア―チャーの脇腹から赤い血が迸る。
同時に、クロノスフィールとラヴィアンが、異常な動き、押し付ける波に耐えるような動きを見せた。
抵抗するも、その力には敵わず、二人の姿はどんどんと遠くまで流される。
こちらを見るクロノスフィールが何かを叫んでいるのに気付くと、ほとんどが消えた体を無理に動かし、不器用な礼を。
「…それでは、このお話は、これで、おしまい。楽しんでくれたか? マスター」
【ヴィクティム消滅、残り三騎】
直下、聖杯降臨判定、継続以上で白聖杯【前回のフラグ】-1【空襲によって発生した傷】-1
7:白聖杯
【本日はここで終了。万歳! 白聖杯だよ! 質問は随時受け付けておりますので】
≪クラス≫:セイバー
【真名】:ユーグ・ド・パイヤン
【属性】:秩序・善
【筋】:A
【耐】:B
【敏】:C
【魔】:A
【幸運】:C
【宝具】:A
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【クラススキル】
◆ 対魔力:A
A以下の魔術を全てキャンセルする。
事実上現代の魔術師ではセイバーにダメージを与えられない。
◆ 騎乗:C
騎乗の才能。大抵の乗り物は人並み以上に乗りこなせるが、
聖獣・魔獣ランクの獣は乗りこなせない。
【保有スキル】
◆ 守護騎士:B+
他者を守る際のみ、一時的に防御力を上げる。
また、善なる者を守る際には更に補正がかかる。
セイバーはかつて、聖地と信じる神を守護する為に剣と心を捧げたのだ。
◆ カリスマ:D+
軍隊を指揮する才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の数値である。
セイバーは同じ宗派の相手に対してはBランクのカリスマとして扱う。
◆ 信仰の加護:A
1つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。
高過ぎると人格に異変をきたす。
【宝具】
◆ 『栄光集う騎士団(ロードグローリー・テンプルナイツ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最高捕捉:100人
かつて数々の異教徒を打ち負かし、その勇名を轟かせてきたテンプル騎士団。
初代総長のセイバーが号令をかける事で、テンプル騎士団に所属した騎士、修道士を時代を問わずに召喚し、相手を裁く。
その全てが掛け値無しの英雄。かつて信じる神の為に尽力し、殉じた騎士の軍団。
生前は権力によって果たせなかった誓い。全員が胸に秘める思いを触媒として呼び寄せるのである。
【来歴】
三大騎士修道会の1つであるテンプル騎士団の初代総長。
十字軍が聖地エルサレムを奪還後、十字軍国家であるエルサレム王国が設立され、数多のキリスト信者がエルサレムに向かい旅をしてきた。
しかし、市街地は比較的治安が良好だったのに対し、その道中は危険極まりないものだった。
異教徒達の襲撃により、街につく前に何百もの死人が出る事もあったという。
そこで、地元の貴族であるユーグ・ド・パイヤンと、その親友であるゴドフレーら9人の騎士と共に、巡礼者の警護を目的とした修道会を結成する。
総大司教の容認を受けた彼等は、様々な特権を得た慈善団体へと成長する。
そして、その中で騎士団は数々の武勇を打ち立てる。騎士団の500人の騎士達が1000人近くの歩兵を保護し、相手軍勢の26000名以上の兵士を打ち取った事もあった。
ここで彼の記録は途切れる。ではこの後騎士団はどうなったのか。
国内での資金に悩んだ当時の国王は、市内でも有数の資金を持つテンプル騎士団に目を付ける。
その資金を強奪する為、なんの前触れもなく騎士団全てを逮捕。『やってもいない』罪を自白するまで拷問を受けたといわれ、最後の団長は生きたまま火刑に処されたといわれる。
【聖杯への願い】
腐敗し、解体されてしまったテンプル騎士団の復興。
【性格】
真面目で厳格、敬虔な紳士。
結構なキリスト信者。同宗派の方とは仲良くなれるかも。
何度も欲に抗えない人間に対して失望し、同時に立ち直れると信頼している。
異教徒には改宗を促すのみで敵対しない限り攻撃しない。
【AAもしくは容姿】
_,..-ー.: : : :. :. :. :.=- 、,,
__.ィ´: : :.',.: : : :.i.: : : :. :./.: :.`ヽ
/ ,゙- .,.:.:., -.,.: :. :. .:./.: : : :./:ハ
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| ,..-ニ-'´ .l,, _ ,,...厶孑ヘ: ヽミミミl
l .:l /´ _.ィ. ',: : Vミミl
l .:y' .:/". ,..-.''7. ',: : Vミ!
. / .' .::/;; _.ィ´ ./. ',.: : lミl
/ .::∠.'" _,..-'"/ ,,,, -‐'i.: :.lミl
. ,r' ´ ,.ィ´,,, , -‐厶孑'''}.: : lミ, 、
/ <´////ヽ ィ《"´ヒスク.}: : :レ,, l
. /  ̄ ミ.,l 巛ii`¨. |: :.リフ ,'
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/ /!、////___ ___ /|: :ト 、
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,;;l ,..''´//////レl///`ー- -‐'7/::::::::::::::|: :|: : :.ハ.: : : :. :. :.ト 、_
,;;;;;l///////,l/////l/"/////.  ̄ ̄ ̄ | |: : : :l.: : : : : :. :. :.ヽ
ヒースクリフ(ソードアート・オンライン)
【行動方針】
従者としてマスターに合わせる。
魂食い等の悪行為は絶対に行わない。
【名前】ラヴィアン・アーデルハイト
【令呪】凡凡凡
【属性】中立・中庸
【体】3:割とヘッポコ
【知】6:平均以上の知識
【心】2:豆腐メンタル
【質】7:優秀な魔術師
【家】5:一般的な魔術家系
【運】6:人より少しツイてる
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. \;;;∧.ヾ=' レ'/;;;;ホ;;;ヘヾ、;;;ヽ、 | / 、ノ
\;∧ ル'´ |ヾ、ヽ.  ̄ _| つ
. . 〉;;` .、 ゙ ,.--ゥ /__ハ_`゛ \ 十ヽ ゝ
/;;;;ス;;;;`jヽ、゙二=''" ̄ ̄ # # ̄ハ | / 、ノ
/*'" .Y;/,ィ'"# # # # ハ_ | レ i
,レ/ # # # #,. -‐''" ̄ヽ | ._ノ
l+ # ,.. -‐''" ̄二ラ'"´ # # `、 \____
|_,. -‐''# ,. -'´# # #
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【スキル】
【平凡】
ド平凡。その一言に尽きる。
しかし、誰もが多かれ少なかれ異常を抱える世界の中でそのありようはまさしく異端である。
《あらゆる判定で他者からのスキル補正を打ち消す》
《あらゆる判定で自らにかかるスキル補正を打ち消す》
【安定思考】
ついつい一番無難な道を選んでしまう。
それは体に染みついた何かになってしまっている。
《特殊判定時、真ん中の選択肢を選ぶ可能性が高くなる》
【コミュニケーション上手】
その分磨き上げたコミュニケーション技術によって信頼を勝ち取ることができる。
と言っても平凡の域は抜けられないのだが。
《初対面の相手に対し、相手の感情に+補正》
【来歴】
神屋御三家の一角、アーデルハイト家の現当主。
だが、魔術師としては素質は優秀であるものの、特化したものが無く至って平凡。
その為、過去の当主や、在来の魔術師と自分を比べ、凹みがちである。
聖杯に願うは自らの平凡の払拭。だが、その平凡さはある意味異端でもある。
【聖杯への願い】
普通からの脱却、及び聖杯の入手
【性格】
普通。
【AA及び容姿】
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,r'´ |lf!'|rl!′ ,l!,,r'''" _,,ll' `l、 "゙'''''::r::;-''′ ,{l l、 ! - }l' ,r''′ `t "'':: 、
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,-..| ´ ,,l't、`': 、 `'!i:; 、 ヘ、 _,| /,′ │ l ,l'´ ,,r'´ ゙''
,,r:;ァ′ ,′ / ゙l、 │ ゙'''i:;、 ':、,,,....-'''" j f/ | l ,/´ ,l'′
,/ ,f{ < __,..,r;''" ゙l、 ゙l `''l::,,, ゙:、 │ ,lソ | ! ,r' _r'´ ,,..-
【>>1 レビュー:セイバー陣営】
御存じ普通に主人公できる陣営でした。
しかし、キャラを立たせることが前提のこのスレではどうしてもかすんでしまい…。
組んだ相手が予期せぬトリックスターっぷりを披露してしまったのも哀しいところ。
そんな感じで隠れていましたがかなり強力な陣営であることは保証します。
もう少し、セイバーをキリスト教関連で喋らせてやりたかったですね。
≪クラス≫:ヴィクティム(被害者)
【真名】:コルベス
【属性】:中立・中庸
【筋】:D
【耐】:B
【敏】:E
【魔】:D
【幸運】:E
【宝具】:A
ll||lll / ll||ll /i i / i i ヽ i:.ill||lll i, i,
ll||ll, i / ./,i / / | | ! i!:. | i !,
| ll||ll ! ./ /,i/ ./ | i ! i!::. i!: | |
ll||lll .| .| .:/ / / ./ !.| .|| !::.| i: lll|||
| ll||lll | メ,,/ /...:::/ i/ !i |::} ! .i |
ll|lll_,,i | // `'メ_/_ ノ !//1 / |
/.ヽi ll||ll | /"x"::Oヾ!i,~ ,=ニ,,.!/ !/ !
!, | | / /::::::::::::::} /::::゚:i`i /ll|| |
ll||l ヽ ,| : | ' !;:::r--i::ノ |::__::::! |/ .|
: ヽ,! :ll||lll | `ー-' `-+" ! ll||lll |
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【クラススキル】
◆
【保有スキル】
◆ 心眼(偽)D
理不尽な運命に怯えることでわずかながら手にいれたスキル
◆ 動物使役(-)B
理不尽なまでに動物に嫌われる。
◆ 理不尽な運命A
余りにも説明不足である彼の最期から派生したスキル。
まれに不可能なことを可能にすることが可能。だが、まれに誰しも可能なことが不可能になることもある。
【宝具】
◆コルベス様のお屋敷に行こうD
種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大捕捉人数:50
ヴィクティムの屋敷にやって来た鶏の夫婦、猫、あひる、卵、留め針、針、石臼を召喚する。
陣地に仕掛けるトラップとして使用が可能。それぞれに見合った強力な効果を持ち、一つにかける消費魔力が非常に少ないため、運営は容易。
が、基本的にヴィクティムを殺そうと画策しており、命令を頻繁に無視する。
◆きっとコルベス様はとっても悪い人だったのでしょうねA
種別:対人宝具 レンジ: 1最大捕捉人数:1
余りにも理不尽な目に遭ったヴィクティムに突きつけられた一説。冊子の形をとる。結果が彼は悪人であるという原因を決定する。
例えば、自らかすり傷を負い、「かすり傷を負った」という結果を生み、この宝具に書き込むことで、「ヴィクティムが悪者だったので誰かにその傷を負わされた」、という原因を作り出す。
隠し効果として使う度にヴィクティムの属性を悪へと変化させていくが、性格が性格なので大して意味はない。
【来歴】
グリム童話『コルベス様』の登場人物。
物語は鶏の夫婦が猫に出会い、「コルベス様のお屋敷に」というところから始まる。
その後、たくさんの仲間を引き連れ、鶏達はそれぞれの場所に隠れてコルベスを待っていた。
そうとも知らずに帰ってきたコルベスは彼らの襲撃を受けて殺されてしまうという、言うなればグリム版猿蟹合戦。
しかし、コルベスが何者であったかは一切不明であり
グリムが最後に「きっとこんなことをされるコルベス様はとっても悪い人だったのでしょうね」と取って付けたような理由を付けて終わっている。
今回呼び出された彼は、いたって普通の領主であり、正直何故自分がこんな目に遭ったかを理解していない。
その為、せめて納得のいく理由を求めて参戦する運びとなった。
【聖杯への願い】
この理不尽な運命に理由を
【性格】
至って凡庸でうだつの上がらない地方領主。ただ、前述の経験もあり、かなり慎重で臆病になっている。
【AAもしくは容姿】
、
>≧=ヽ--―≦"
≧二 il||li ミヽ―,,iii,, >
___ イ^ヽY⌒ヽ ''' ・ ゛"ヽ ヽ
// _ `ヽ、 __z-"ll| ヾ ヽ ヽ ,,,, ヾ'' illiヽ
/ / / z `ヾミ、ゝ ` フ"イ l ・ ミ/イ}川ト、"ヽ ヽr-、 ヽ
./ イ´_,z'-‐"ーヽ\ / ・、/,,,l |"´⌒ノ川 ,>、 ''' ''うl ヽ
'/ / ィ"二ァ、__ゝ / /´ `} '''|・ .| ィ/-rァッ、ト リ} トヽ、
' /"´ / レ' /,,、 l |―- 、 " `´゛``イi {ノiillii ヽ
/ / /`゙"イ ,,,, |tィマゝ |イ川イ "'"ト ヽ
.|./ / ,イ ''''''.|`´ |::.. ヽ 川"| i ・ヾ
イ /イ /.ィ. ト、 ヾ;:::ァ イ/イ从人 ヽ
ィ二二コ / イ,,,、 ゝ、 rf彡=- ' /ハ|・ lヽ ヽ
´-‐―イ | ハ'''" ミヽ '"´ / l | .| ・、 ヽ
', マ/ ハ ・ `丶、 / .l | |ヽ ヽ
| ヽ | } ・ ト ヽ`ヽ-‐ ' .| |ハ ハ,,、ヽ ヽ
〉ィ ) ≦´⌒`ヽ- 、_,彡' ノ. ハ・ ハ l | |ヾ '" ヽ
{ ,r´⌒ヾ 彡'⌒こヽ___ /_/-zr‐.´/ ヽ リ l !ハヾ・ '' ヽ
|/||| 、 , < ̄|^ヽ、 |ヾr≦戈、_{| 、 / . ! ' ゝ、
`{| {{、 、 / /ヽイ ∨ |r、_z_{、__ 、 ____ /≦
マ≦z 、 /`ヽ/、_/^ヽ /ヽ {| || ( 廴ハ `ヽ、 , ´ _ z シ 1r‐-
. ∨ヌろ ヾ、 {廴/ >、 冫' }_|{_ヾ≧二ゝ==-、丶_ z==fく ノ レ/
γ爪 ヽ\_ ,zイ三三`ヽ、 X _|z-"] zアヽ、| |、_>大´ ノ iヽ二_ イ
ア川 丶 マ三タイ=チヽヘ /L⌒|ト―-z_二_,zイ二ヽ`ヽ="ノ ___| ト-‐"
,ヘ|ヽ ` マヲキ-うミろ}ィ{、 /7/  ̄//==== i f ̄´ __ l 仁彡
∨ヾ 、 |乂ヾソてシイ< // ̄ ̄ ̄ ̄//=====| | ̄ ̄ .||__
∨ヾ ヽ |孑セヽ〉 / ∨ / l | _z={ キ= ̄ ̄|| ̄ ̄
. ∨}ヾ ヾ レ.| //|/ ∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l .|―=´ ̄ ̄} }――--z||__
マ /^ヽ ' , ' ,_______l |―´ ̄ ̄ ̄// ̄ ̄ ̄| |__
ヾマ_ノミヽ / 、 ____l l====|,イ===={ 仁__
\__/ こ イ }、===キ|==二二| ト―zイ
` ´ ゝz-==二_| } _ z=ヽ| レ'⌒ ̄`ヽ、}|z イ
∨zィ´⌒`ヽ、`´,z"⌒ヽl ,イ´´⌒``ヽ、イ
〈" }{´ イ⌒} ノこヽ
, 〃-ヾ |{ }| ,,,,-‐'"{ l l }
ディアボロ(ジョジョ)
【行動方針】
とりあえずヒドイ目に遭わないよう慎重に
【名前】クロノスフィール
【令呪】造造造
【属性】混沌・善
【体】8:一般的アスリートレベル
【知】4:平均よりちょっと低め
【心】9:鋼鉄メンタル
【質】6:人より少し優秀
【家】0:ホムンクルス
【運】1:不幸
/ ..:::::::::::::/rミ::::::::::::::::::::`ヽ、
,-'´ . ,-'´/)r トヽ、::::::::::::::::::::::::\
/ :/ /:/.::::::/.:::l ;::l:::::::::::::::::::::::::ヽ:\
/ :/ /:::/.:/¨/.::/ l ;l ヽ\::::::ヽ:::::\ミ:、
/ .:/ /::::/.:::/、 フ.:::/ l :l: : l:::ヽ::::::ヽ ::::::\ミヽ
/ .:://:://.::::::∧气/.::/、_ィヘ'ヱ、ヽト、:\ヽ::::::\'、:::::::::`-、-
/ ://:/ /::::::/ ',/.:/ ヽゝ,ノ;:ヽ '、:ヽ;:::\ 、:::::::::::::ヾ
/ .:/ /;/ /::::/ l:::| /./l \ヽ:::::::\'、:.\::::ヽヽ;:::::::::::
/ ::/ /::/ /:::/:! l::::|/.:;イト、_ ......,, ノ /\\::::::\、::\::::\ヽ、::::
, ://:::/ /::/::l l /.:/ l::| ',::`‐、__,, - '´、'´;;;;;;;\' 、::__ヾ、::\‐、::`ヽ、
i .//:::/ i:::/::::l /./ l::l ゞ/ /;ー'´;;;;;;;;;;;;/-``-、_ヽ.ヽ::::\\::::-
|//::::/ /:;イ:::| /∧:! ヽ/ ノ;;;ヽ;;;_ィ;;/ `ヽ、!:ヽ:::::\`ヽ
|/:イ::l !:/|:::::| // ',:', i /;;;;;;;;;::::;;;;;;;/ l::::::::::::::::``‐
|!/|:::| |:/ |:::::|/ ヽ:、 ヽ /;;;;;;;;;;;:::;;;;;;;;;i . : : : : l.、\::::::::::::
|:| l:::| | l:::::| ヾ. Y;;;;;;;;;;;:;;;;;;/ . : : :: : : ::: ::l::\`ヽ、::::
l::| l:::| | |:::::| \ !;;;;;;;;;;;;;/ . : : : : :_: : :|.、:::\ `‐
ハl ',::| l:::::l ',;;;;;;;;/ . : : : :/: : :ノ!::ヽ\:\
ハ! ヽ:l ヽ::l |;;;;/ . : :∠二‐'´;;;;!::::::\ \::
ヽ! ヾ:! , ‐'' ¨ . . .: ::/;ノ´;;;;;;;;;;;/、:::::::::\ `
ヽ ヽ , ‐'´ . : : : :∠;;;;;;;;;;;;;、- 'ソ:::ヽ\::::::\
, 、- '´ . : '´:/ : : : ̄: : :/ ヽ::::\\:::::::
【特徴】ホムンクルス・西園寺家代理
【スキル】
【清き魂】
穢れの無い魂の在り方。
その存在は疑問視もされるが少なくとも彼自身は信じている。
《悪性の行動を取れなくなる》
《魅了などの精神干渉スキルへの対抗に-補正》
【偽・分割思考】
脳を改造されたことによって手に入れた疑似的な分割思考。
それによって、一時的にスーパーコンピューター並の演算が可能になる。
《任意のタイミングで知力を9に変更可能》
《マスター戦、逃走に+補正》
【恋愛脳】
思考回路がそっち方面にシフトしがち。
しかし、良識はあるため犯罪行為に走ることは無く、短い一生を優しい伴侶と共に過ごしたいと考えている。
《女性鱒、鯖に出会ったとき判定。惚れ込んだ場合、それ以外の女性からの精神干渉を無効化する》
【来歴】
御三家の一角、西園寺家によって作られたホムンクルス。
特に脳を重点的に細工され、人の身では不可能な高速演算が可能。
そしてその副作用からかかなり重度の恋愛脳と化した。
愛を求め、恋を求め駆けるその姿に西園寺は手を焼いている。
【聖杯への願い】
西園寺家への譲渡。もし使えたら寿命の延長
【性格】
チャラチャラしているが根は真面目な好青年。
望みはあるが、決して自らの本分を見失うことは無い。
【AA及び容姿】
lヽ、 〔''-、./'-..、
.r..,,,、 ゙L;;;`'";;;;;;゙ゝ、,;;;;`'-x,,、
l゙;;;;;;;;;`゙''.l;;;'L;;;___;'''=iミ;;-、;;;`'!ミ;; 、,
l;;;;;;,i 、_..-┤゙!;_=◎ \ ;゙''二!=.;;;;;;;.\~'ー、、
.,i.l;;;lン'";;;;◎ヽ.l'''//;;;;;;;;;`'-、;゙''、、;;;;;;;;;;;゙'-,;;;`'-、
|;;;.l;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;ヘ.l◎_,,. , -ュ;;iiミュ,;;゙'-,;;`'-、,;;゙'-,;;;;;; \
│;;i|.;|,;;;;;;;;,;ニ'"゛li 、 ,ィェ┬, 、i、\;;;;;;;゙'''-ミ‐''t-、;゙''-、
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/};;;|∨. l! , ! ! !、;;゙' |'x.;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ. `'、\
./;;;〕;;;l¨゙L ゙!|、 _,,,...-‐ニ'! ! ┤.!;;;;;;;;゙ヽ)、;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ. `'-ヽ
/;;;/.l;;;;! .ヽ .゙.l、 -'ニ゙´ ._,,..-- '' ,!;;;;;.l;.l;;;;;;;;リi,゙'.li,;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ `'ミ、
./;/ .l;;;ト、 .ヽ .゙'li `'''''゙゙゛ ,/;;;;;;;;.l;.!;;;;;;;;.l,゙!、;";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ .゙!x
./;/ !;;;l l;;`リト, ,イ;;;;;;;;;;;;.!;l;;;;;;;;;;;.l ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ .ヽ
!;;l゙ │;.! l;;;;.ll.l.゙''ー、,,_. / │;;;;;;;;;.,,,|;!..,,,,;;;;;;.l . l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ .\
,!;/ .l;;;.! .l;;;;.》ヽ .l `゙"'ニ=メ゙‐''''''!;;ッl'" |} .`''-|..ヽ;;;;;;;;i、;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
/;.! l;;;| .l;;;;.l.lヽ .l-'''";;;;;;;;;;;;;;;,i'" iリ .\..l,;;;;;;;リ、;;;;;;;;;;li,;; l
.l ! .l;;.! l.;;;.lヽ\,!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.! .ll゙ ゙ハ,;;;;;;.lヽ;;;;;;;;.l!、;ヽ
l;;.! |,;| l,;;;.lヽ;iゞ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,! .,i″ ヽ..l,;;;;;.l.ヽ;;;;;;;;.l l;;.l
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!;;.! l.l., i!゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l ., -t― ヽ;;;;;|, ゙L;;;;;;; l l,;.l.
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!} l |,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 「;;;.!;;;| .!;; l }′ .!;;;;;;;.! .!ゝ
【>>1 レビュー:ヴィクティム陣営】
今回きってのトリックスター。
こやつらがいなければもう少しマシな戦争だった気がします。
結構な数の敗北に関わっている陣営。
ランサーは地割れで兵を奪われ、その後ズルズルと飲まれるように敗北。
キャスターも同じく地割れに巻き込まれ、令呪を奪われ、死霊を取られ、陣地を破壊され敗北。
何だコイツらは。
マスターのキャラもかなり強烈なのにそれを掻き消すヴィクティムの動きっぷりでした。
乙
ヴィクティムの宝具ってもっと色々できるんでしたっけ(本編のように自分が重傷を負う以外にも)? 既出だったらすいません
斗≠:ミ、
-――- /./ィ:::::::: l 、
/ /、 |/⌒、! ヽ
l ( ̄ヽ ' u ヽ u :.
、___ノ ./u ̄` '´ ̄` ,
, ......u u ,
j ,x==ミ、.::::::x====ミx u ≠ミ、
/´ ̄`..............::::::::::........... ゙ rへ‘.
l /⌒ r'´ u x-ミ、 ノ ,
r―-、 , 、 u u ΠTiΤ u ィ }ー '
l (_l ! `ーr--‐:| .l.l|ー---rイi | 、 「 ̄ヽ
ヽ___ノ ゝ _ | .l.| | u | .| J / ヽ ー' ,ノ 御三家全滅に気づいた赤月長介氏
>、し|l u し /ミ、  ̄
イ二≧||----=≦二二Λ
/二>ヘニ.||:::::::{/ニZニニニハ
r'ーく ノニ||:::/ニアニニ{Ⅵニ!
, ´ ̄`丶 斗:x
l (__`ヽ \ イ:::::::::::::>、
、__.ノ x ⌒}/ヽ{ 丶
. ' ,
/-―- -―‐-、 ,
′ ,
r┤x=ミ、 ,x===ミ、 r―-、
, '⌒'┘,, , ,,
V⌒ 〔___, r―-、 ,_ノ
r┐ ,ト .___ ⊥L、} へ. \ _
l ノ / 、 ' ′ '` .,_ ノ . ' ヽ (__, l でも、白聖杯だったことに安心している赤月長介氏
ー' ヽ / ー‐'
> ._ _ .イ:、
/二{_Ⅵ:::::/ニ≠ニニiニニヽ_
-――-、
,、 ., '" . --、 ヽ
,ィ:::::::` .,./_ / .l l
斗=ミ、/\:::「/〃⌒ 、 ー' ,
ィfア¨''≪ミ、 .`{ {レへ ー― ´
' , '" ̄ミx }! (モ)ヽ, .r―-、
、/ ,」 〔ゞ〕ヽ}}:{ V ,」.. ヽ . --、
/\ ] ‘.::::::、 !' ./{ ヽ } l 、 !
┌、 ヽヘ l:::::::>、 |ヽ/ ! 、 ー' ノ
|、 .} .:ヽ .l:::::: >く_ l. `¨¨¨´
| \ \__ノ:; '_ r'´ <___ /
|\ \ .::::::: (/ > 二=-./
'. : `ト ≧=----/ィ u \ ∠ イ 残った陣営がろくな連中じゃないと気づいた赤月長介氏
'.: : ', ^,、 /イ J < く . ⌒!
'、 . : :', /: :、 ./ }/| 「、 ‘、/ , '
ニ'. 、: :、 /: : : :ヽ/: : : |k ‘.ヘ 、 . '
二'、 、: :': : : : : : : : : : : Ⅵ ‘、‘、 ヾ、
ニニ.、 \: : : : : : : : : : : ; Ⅵ 、ヘ 、
【次スレ立て次第再開しましょう】
次スレ 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 4【募集鯖】 - SSまとめ速報
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【>>978 まるでコルベスが自爆しかしないと思われそうですが、今回は一律高いコンマだった為です、1とか出たらかすり傷で撤退判定などの判定になってました】
【再開】
…! 空気が、変わった。
「アサシン」
「ええ、どうやら聖杯が出現したようですね」
「場所ハ」
「…中心街の方向」
…行くべきか? おそらく他の陣営もそこへ向かっているのがいるはずだ。
敵を一網打尽できるいい機会だが…。
直下から多数決、先に三票
1:一緒に向かう
2:アサシンだけ向かわせる
3:静観
1:一緒に行こう、アサシン
…これで、終わりにしよう。
敵がいなければ、待ちかまえればいいだけの話、アサシンならそれができる。
「アサシン」
「はい、行ってきましょう」
「待テ、私も行ク」
「…そうですか」
一瞬驚いたように思ったが…表情は変わらないんだな。
直下、存在陣営判定
123:アーチャー&バーサーカー
456:バーサーカー
789:アーチャー
7:アーチャーのみ
辿り着いたのは空襲によって出現したのであろう広大な空き地。
周りの様子を見るに、何か大きな建物の跡らしい。
その中央、淡い光を放ちながら何やら盃のようなものが浮いている。
「あれが聖杯…」
「ええ、…しかし」
だが、それを護るように仁王立ちする大男とその肩に乗る女。
その脇腹からはあの匂いを放ちながら血が流れている。
「…マスター」
「あア、いるナ。…ライダーのマスターが言っていた大男、…アーチャーカ?」
「おそらくは、しかし相手は既に手傷を負っています。…どうしますか?」
…どうするべきか。
直下から多数決、先に二票
1:姿を現さず、アサシンに暗殺させる。
2:姿を現し、油断させ暗殺させる。
3:正面から真っ向勝負を挑む。
1:暗殺決行
【このスレではここまで、続きは次スレ】
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