【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 5【募集鯖】 (1000)

これは、造られた戦争。

本来の目的を大きく外れた物語。

外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。

…そう、言うなれば遊戯。

ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か誠か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。

遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。

もし未来が、私に不思議な力を授けてくれるなら――。


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・このスレはType-moon『Fate』シリーズの設定を利用した【完全な二次創作】です。

・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。

・サーヴァントは皆さまから募集したものを利用します。

・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。

・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。

・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。

・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。

1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント

基本的に遅筆ではありますが、どうぞ、お付き合いください。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420016493


1神屋聖杯戦争:不幸義手貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416054928/)
2神屋聖杯戦争~神屋聖杯奇譚:不幸義手貴女~笑顔野生貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 2【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1417100069/)
3神屋聖杯奇譚:笑顔野生貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 3【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1418135092/)
4神屋聖杯奇譚~新・神屋聖杯戦争:笑顔野生貴女~潔癖偽悪貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 4【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419421495/)

【サーヴァントテンプレ】

≪クラス≫:

【真名】:
【属性】:
  
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:

【特徴】:

【クラススキル】


【保有スキル】






【宝具】




【来歴】

【聖杯への願い】

【性格】

【AAもしくは容姿】

【行動方針】


一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。
そこはご容赦ください。

【現在は募集を停止しています】

【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。

索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。

また、日常パートにおいて、自陣営が大きな戦闘を行わなかった場合には他陣営の描写になります。

【索敵】
道具作成等で、使い魔などを作っていない限り、原則としてサーヴァント限定となります。
貴方が共に行いたい場合は、【散策】を選択してください。

【戦闘パート】
戦闘パートでは簡易判定を行います。

コンマ判定でファンブルかクリティカルが出た時点で勝敗を決します。

三回有利を取った時点で使用可能な宝具があれば使用します。

マスター戦を行う場合も同様の判定を行います。
マスター戦に勝利した場合、サーヴァント戦に-判定、および令呪の不使用などが可能になります。
マスター戦で不利の場合、サーヴァント戦で有利を二回取れば、宝具の発動が可能です。
マスター戦は二回有利を取った時点でスキル発動を可能とします。

撤退時は攻め入った側の場合、令呪二画、防衛側の場合は令呪一画を基本として裁定します。

朝、昼は6ターンで終了、その間の判定の多寡により最終結果を決定します。

【暗殺】
敵陣営の陣地を把握している場合のみ可能です。

【魔力切れシステム】

朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。

魔力切れは、使用可能回数を超えた分のターン、宝具を使用しない、もしくは魂食いを行うことで回復します。

○セイバー陣営

ミゼル=イーリナス【AA:上嬢さん(とある二次)】

アーデルハイト家の雇われマスター。
どこか飄々とした態度をとるが、心に熱い思いを抱える熱血漢。

セイバー【AA:パーン(ロードス島戦記)】

鎧を纏った騎士。
どこか泰然とした様子、真名は不明。ランサーと関係があるようだが…?

現在の令呪数、3


◇ランサー陣営

西園寺瑠璃【AA:赤沢泉美(Another)】

御三家の一角、西園寺家のマスター。
思い込んだら止まらないうっかり暴走乙女。

ランサー【AA:クロア・バーテル(アルトネリコ2)】

のらりくらりとした印象を受ける男。
どうやら貴族のようだが態度が悪い。真名は不明。セイバーと関係があるようだが…?

現在の令呪数、3


△アーチャー陣営

玖珠望【AA:満艦飾マコ(キルラキル)】

元気いっぱいの女子学生。
どんな絶望も乗り越える鬱フラグクラッシャー。

アーチャー【AA:逢坂大河(とらドラ!)】

弓を持った小柄な娘。
短気な激情家。真名は不明、アーチャーとしては妙に弱いが…?

現在の令呪数、2


×ライダー陣営

黒井新一【AA:金木研(東京喰種)】

茫洋とした青年。
百足の混血であり、その血を疎んでいる。


ライダー【AA:Ⅲ(遊戯王ZEXAL)】

兜を深く被った美男子。
どこか気品が漂う。真名は不明、どうやら兜の逸話を持つようだが…?

☆キャスター陣営

貴女【AA:MIX(アクエリオンEVOL)】

家の血を嫌う魔術師。
性に関することに異常に敏感かつ嫌悪しており、加えて偽悪者というあまり付き合いたくない人物

キャスター【AA:月詠ジゼル(金田一少年の事件簿)】

もったいぶった言い回しを好む女。
予言と召喚術を身に付けている。真名は、イギリスの予言者、マザー・シプトン。

現在の令呪数、2


▽アサシン陣営

キャスル=アーデルハイト【AA:IA(VOCALIOID)】

ベッドの中で眠り続ける少女。
沈んだ思考の中で思索を続けることで、一種の空想具現を得るに至った。

アサシン【AA:浅野學峯(暗殺教室)】

細身で黒づくめの男。
情報を錯綜させ、各陣営に接触している。真名は不明、どうやらエリザベス女王の関係者らしいが…?

残り令呪数3


■バーサーカー陣営

赤月クリス【AA:秋津マサト(冥王計画ゼオライマー)】

御三家の一角、赤月家のマスター。
過去に奴隷だった経験を持つ二重人格者。

バーサーカー【AA:日本鬼子(2ch)】

鬼の角、狐の耳、竜の爪を生やした女性。
どこか悲しげな声を上げる。真名は独眼竜の母、義姫。

残り令呪数2

詳しくは前スレ >>994 にて

≪マスターテンプレ≫

【名前】

【令呪】

【属性】

【体】
【知】
【心】
【質】
【家】
【運】

【特徴】

【スキル】

【来歴】

【聖杯への願い】

【性格】

【AAもしくは容姿】


注意事項

上限は十五人。到達次第終了します。また、一人の作成者に付き、応募上限は二人までとさせていただきます。

ステータス9は最大二つ、0は最大一つ。0がある場合、9は一つとします。

例:【どこかに9が二つ】【どこかに9、0が一つずつ】は可能です。【どこかに9が二つ、0が一つ】は不可とします。

全参加者が募集マスターになるわけではありません。比率としてはスレ内作成マスターが四、募集マスターが三を予定しています。

一応上記のテンプレを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、ステータスやスキルが飾り物になる可能性は十分にあります。そこはご容赦ください。

不憫枠に入る可能性もあります。ご容赦ください。

【初夢は悪夢。再開を】

…攻撃はない。何だ、舐めるように私を見て。

「…な、何よ」
「…あー、そうだな、女、お前、同盟の意志はあるか」

同盟? それなら願ったり叶ったりだが…。
キャスターが目配せを飛ばしてくる。…この状況、相手もこちらがピンチなのは悟っているだろう。
…かなり厳しい条件を突きつけられる可能性は高い。

「…条件は」
「目下は剣槍騎の三陣営同盟打倒までを期限とする。テメエの情報全部譲渡、情報共有、テメエらの作った礼装の譲渡、拠点の共有。断った場合、この場で戦闘だ」

…礼装を強制的に持っていかれることを除けば、特に不利な点はない、か。
まだ良心的な方だが…。生理的にこの視線が受け付けない。嫌らしい。

…さて、だが選択肢は他にない、か。

同盟を結びますか? ただし、合計該当コンマが3以下の場合は強制的に断ります。

直下から多数決、先に三票

…だが、ここでそんなこと言えるほど私も馬鹿じゃない。

「…仕方がないわね、同盟しましょう」
「…まあ、仕方がないですわね」
「はは、頭が良くて助かるぜ、俺は赤月グリス、で、こっちがバーサーカー。じゃあついてきな、拠点に来てもらう」

…とりあえず、戦闘にならなかったことを喜ぶか。

【バーサーカー陣営と同盟を結びました】
【拠点が赤月家・草津道場に変更されました】
【二ターンに一回、行う行動が道具作成に固定されます】

新たな人間関係が構築されました

グリス→貴女【同盟相手『…ま、仲良くしようぜ』】
貴女→グリス【同盟相手『視線が嫌』】

【朝行動を終了します】

直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】により-1【前夜のゴタゴタ】-1

【0:特殊判定】

直下

123:マジで三陣営同盟成立
456:アサシンが見てる
789:アサシン暗躍、アーチャー陣営に接触

2:三陣営同盟結成

朝の光まぶしいアーデルハイト別邸。
そのテラスで三人の男が顔を突き合わせていた。

どこか軽薄な男、ランサーが口火を切る。

「で、だ。先夜確認した通り、まずアーチャーは敵にならないだろうな、加えてキャスターも竜を呼び出したのには驚いたが、三陣営でかかれば不可能じゃない」

鎧の男、セイバーがそれに頷く。

「ああ、悪くない案とは思う。アサシンも不穏だが、君の確認したところでは不利になるまい」

兜を傍らに置いた美男子、ライダーもそれに続く。

「俺も賛成だ、後はマスター達だが…」

その言葉につられ、三人が目を向けた先には、白髪の青年、新一の目を覗き込むミゼルが。
その後、いくつか体を調べた後、ミゼルは新一の隣に座り、話し始める。

「これは辛いねえ。何人か見たことはあったけど、突然?」
「はい、家族で旅行に行ったときに突然」
「…どっかの霊脈に反応しちゃったのかもね。抑える方法ならまだ分かるけど、治癒はさすがになあ」
「あ、そんな気にしなくて大丈夫ですよ、普通にしてれば問題はないし」

軽く笑いながら話し合う二人に、セイバーはほっと息をつきながら笑顔を見せる。

「どうやら私のマスターとライダーのマスターは大丈夫のようだな」
「そっすね、問題は…俺のマスターか。アイツ、ちょっと思考回路があれだからなあ」

ライダーは二人の対角線上に立つ瑠璃に目をやる。

直下瑠璃、ミゼルに対する印象判定、1ほど嫌悪、9ほど好感。成功以上でミゼルが「あの人」

6:ミゼルが「あの人」、ただし覚えていないためほのかな好感に留まる。

瑠璃はじっとミゼルを睨み付けていたかと思うと、つかつかと近寄り、至近距離からまた睨んだ。
その態度にミゼルが慌てる。

「ど、どうしたのさ、瑠璃ちゃん」
「気安く名前で呼ばないで、オバサン。…アンタ、どっかで会った?」
「へ、いや? 私の記憶にはないけど…」

そう言うミゼルを再度睨み付けると、瑠璃は踵を返し、近くのソファーに座り込んだ。

「ま、いいわ。仲良くやりましょう、オバサン」
「あー、一応アラサーなんだけど結構来るね、その言葉」

そんなやり取りを眺めながら、ランサーもまたため息を吐く。

「…どうやら大丈夫っぽいな、さて、これからどう動きますかねえ」

【剣槍騎同盟が成立しました】
【他陣営の行動描写を終了します】

直下、グリス【二重人格】判定、4以下でクリスに変化

1:クリスに変化

…同盟を結んだはいい、いいが。

「あ、すいません、汚くしちゃって、これ、座布団です」
「あ、はい、どうもですわ」
「喉乾いてませんか? お茶でよければ準備しますけど」
「え、いえ、お気遣いなく」

…なんだ、この変わりようは。キャスターが飲まれてるぞ。
…さて、どうやら魔力はだいぶ回復した。一回くらいなら宝具の使用もできるだろう。

道具作成は夜でいいといわれたし、手持ちの物も没収されずに済んだ。
何をしようか…。


貴女の昼行動を選択してください。

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:予言
6:自由安価

↓2

【ちょっと離脱してました】

…まずはこの男のことを知るべきだ。
さっきの様子からの変貌といい、おかしなことが多い。

まず、何を尋ねるべきだ?

↓2まで、クリスに聞きたいこと

なんかさっきと性格変わってない?

【…マスター送ってくださる人に一つお知らせ。神屋は今回で終了します。ので、それを来歴に盛り込んでも反映できませんのであしからず】

>>32-33

まあ、まずは自己紹介からか。

「…とりあえず自己紹介しない? 私はミクス=インキュバス。この街にやってきた魔術師」
「キャスターですわ。まあ、情報の通り、真名はウルスラ・サウセイル、俗にマザー・シプトンと呼ばれています」
「ああ、そうですね、改めまして、赤月クリスといいます。今回は赤月家の代表として参加してます」
「…クリス?」

どういうことだ?
さっきはグリスと名乗っていたが…。その考えを読んだのか、クリスと名乗った男は笑顔を見せながら答えた。

「えーっと、彼のことですね、赤月グリスの」
「…どういうこと?」
「簡単に言ってしまうと、僕は二重人格なんです。で、もう一つの人格が彼、みんなはグリスって呼んでますね」
「…潤滑油のくせに軋轢を生みそうな性格をしていたわね」

…しまった、また口を滑らせた。

「あはは、どういう意味ですか?」

…馬鹿で助かった。…いや、もしかしたら分かった上で答えたのか? それならいい奴ね。

「えーっと、そういうことで、自分の意識では入れ替われないし、情報の共有だけで、記憶はほとんど共有してません」
「…つまり、あなたに教えたことはグリスも知っているけど、どういう状況で知ったかは分からないって解釈でいい?」
「はい。たぶん、それでいいと思います。彼は少し口は悪いですけど仲良くしてあげてください」
「…うん、善処するわ」

…二重人格か。
ちょっと面白いけど、いざ目の前に来ると困惑するな。
…そういえば、クリスは何で二重人格なんかになったんだろうか。

私が問おうとした瞬間、クリスは湯呑を片付けるため奥へ向かってしまう。

「…ふむ、あの表情」

キャスターが何かを呟いたような気がした。


新たな人間関係が構築されました

クリス→貴女【同盟相手『よろしくおねがいしますね』】
貴女→クリス【同盟相手『…不思議なものね』】

【昼行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】により-1

2:他陣営の友好的交流

直下、↓2、交流陣営判定

123:アサシン
456:アーチャー
789:三同盟

00、77【自陣営に有利な超特殊判定】

直下

123:八騎目襲来、三陣営を掻き乱す
456:弓暗同時覚醒かつ同盟、三同盟と決戦
789:三同盟、暗の根城に赴く

神屋って書いてたね……
送り直した方がいいんでしょうか

>>46 こちらで手直ししていいならしますし、こだわりがあるなら送り直しで、で構いませんよ

2:八騎目襲来、三同盟を掻き乱す


           />ー――、
          //: : : _ ___ ム
         // : : /〉7 '、/7、 i
         /: : / ∠/L、 `_,イl l

         .l: : : l  '´ `i//>〈l l
         l: : : 1   `' `´'、, i /
         ヽ: : l`、 /´ ` //                   『ToO baD…、さて、八陣営目のマスターを作成しよう』

          /: :ヽ ,'    / 〈
       ,-‐'7: : : : l, ‐、二/,7: : : ヽ ̄ヽ、
     /;;;;;::::/: : : :/   ∨,l: : : : : l: : : : マ

    /;;;;;::::/: : : : /i,'   ,'',l7: : : : : マ: : : : マ

    /;;;;;;;::  ̄フ /      l: : : ,- 、: : マ: : : マ
   ム;;;;;;; : : /: l  i    /: : : \: :.ヽ、マ: : : マ
   .ム;;;;;;; <_ ム i  i /: : : : : >': : : ,': : : : マ
  .ム;;;;;;;: : : : : :ヽ ∧, ','/: : : /: : : : : : l.: : : : : :マ

  .ム;;;;;;; : : : : : : : \ヽ/: :/: : : : : : : : : l: : : : : : マ
  ム;;;;;;;: : : : : : : : : : \く'´: : : : : : : : : : : : l: : : : : : マ
 ム;;;;;;;: : : : : : : : : : : ゚/: : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : :マ

. ム;;;;;;;;;;;: : : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : :.マ
.ム;;;;;;;;;;;: : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : : l',: : : : : : : マ
ム;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : : : : : l: 〉: : : : : : :マ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_,-‐―――‐-、_: : : : : : : : /: : : : : : : : : マ
;;;;;;;;;;;;;;;,-‐'´   _____ ``ーヽ、 /: : : : ' ,: : : : : マ      『…では、↓1の十の位で体力、一の位で知力 ↓2の十の位で精神』
;;;;;;;;;;;;;;;,-‐'´フ: l: : : : ,': : : : : : : ``‐-、_/: : : : : : : ',: : : : /
〉;;;;;;;: : : : : :/: : l: : : ,' : i: : : : : : : : : : : : : : : : ', ,: : : : : : : /
l;;;;;;;: : : : : /: : :l: :l :,' : : l : : : : : : : : : : : : : : : : ', ' ,: : ,、: /
〉;;;;;;;: : : :/: : : l: : l: : : : l: : : : : : : : : : : : : : : : : : ', ', `' 〉
';;;;:::: : : /: : : l: : : l: : : : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ',: : 〈    『一の位で素質、↓3の十の位で家系、一の位で幸運を決定する』
;;;;;;;: : :/: : : :l: : : : l: : : : :l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
;;;;;;;;;;;/: : : : l: : : : : l: : : : l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \

【体】6:平均より少し上
【知】4:平均より少し馬鹿
【心】2:豆腐メンタル
【質】1:一般人レベル
【家】5:普通の魔術師家系
【運】6:平均より少しツイてる

『…ワカメ、ではないか?』

『何にせよ、巻き込まれた、という形ではなさそうだな。潜んでいた可能性が高い』

『さて、では属性を決定しよう。運命に嗤え』

直下、一の位でどちらも判定 0は安価↓

123:秩序
456:中立
789:混沌

147:善
258:中庸
369:悪

5:中立・中庸

『うむ、悪性のマスターが欲しかったが、これも運命』

『では、性別と来歴の決定と行こう』

21:43より↓1から3で来歴、及びスキル決定。
好きな単語を一つ書き込んでください。連投無効。また直下で性別判定。偶数で男、奇数で女。

【来歴】
とある魔術家系に生まれた魔術師のはずだった少女。
だが、なぜか奇跡的に『魔術回路を持ち合わせない』という状況で生まれてきた。
そのため、生家からは疎まれるものの、遠縁の家庭(裏社会)に上がり込み、平和に暮らす。
成長後はギャンブラーとして名を馳せ、今回の戦争も、自らの運試しといった感が強い。

【スキル】

【ギャンブラー】
持って生まれたギャンブルの資質。
賭け事は勝つか負けるか、それ以外に意味はない。

≪判定時、選択肢が完全に半々になり、特殊判定が廃止される≫

≪幸運判定時、すべてのスキル、宝具効果を無効化する≫

【胡蝶の夢】
人の生とは儚き蝶の夢なのかもしれない。
それに捕らわれるなど意味無き事、すべては自然のままに

≪欲望に関与するスキル、宝具の効果を弱体化する≫

≪自らの属性は何があっても変化しない≫

【恋愛相談】
何事にも動じず、揺蕩うギャンブラーとしての素質がなぜか有効活用された能力。
相手の細やかな機微を読み取ることが可能。

≪同盟を結んだ相手が誰かと恋愛関係に陥る可能性がある≫

≪誰かと恋愛関係にある人物の情報を手に入れやすい≫


『…ギャンブラーは強烈なのを二人ほど見ているからな』

『だが、用意していた鯖とはわりと相性がいい。では名前を決めよう』

↓1から3で名前候補

マスター「コアライン・リチュア」を登録しました。

『ふむ、AA案を募集しよう、あまり使わないとはいえイメージは必要だ』

『某タエコさんは考えたのだがな、少しイメージと違う。また、鯖は彼女だ』


アヴェンジャー

            ´       ___      `
          /      ,ィ才´: : : : : : : :`ヽ     ',
          |       ff: :/`゙゙ ''"´`ヽ: : }}       |
          |i     }[rニニニニニニニニニニi}     i|
          }>=-: : : : \丁 ̄ ̄ 、二丁: :'; : ‐=<}

         /:: : : : : : ::,xー=ミ、    ィ=-ミ: :}:i: :i: : : \
        /: :/: : : :/_// _)心      _)心 ヾ圦{_: :ヽ i:
.         //: : : /: ::八{ 弋:::ツ     弋:::ツ jノ: :|:j : } リ
         /{ハi/: : ::{     ̄    ,   ⌒´   }: :|ハ/}/
           { |: :八         ′      八::|/ ′
             |: : : lヽ     rァ― ュ     イi: : :|
             |i : : |: ::\     ̄ ̄   /ノi|: : :|
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             |l : : |_ /    ー='   \ _,}: : :}__
       ´  ̄「 ̄:{: : ::{             /: : :/    `
    ,イニニニニニ|  |i: : :|              i: : :{_,..ィニニニニ圦
   /ニニニニニニ|  |l: : :|\          /|: : :|ニニニニニニニニニム
    {ヾ=ニニニニニ|  |l: : :|ニニニニニニニニニニニニニ|: : :|ニニニニニニニニニニム
   /{    ̄{ニニム ∧: :Ⅴiニニニニニニニニニニニ|: :i:|ニニニニニニ=‐    ̄\
.  / \   ヽ  ‘,∧: :Ⅴ ____      |: :l:|        ,ィニニニニ)
 〈ニニニニ=‐    ∧ ∧: :Ⅴ        `\ |: :j:}__    _,.イニニニニ/
  ヾニニニニニニニi_/ .Y⌒Y: :|          Ⅵ:://ヽ \ニニニニニニ/{
    寸ニニニニニ/ 八__,八 {r==========ミx |l/  i{\ \}   /  :|
    |\    / /    ヾ          }}   l|⌒\ \´     |

『では、これにて失礼しよう、ゆるりと楽しんでくれ』

それは、突然の襲撃だった。

            _________
         , '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ

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           ハ:::::::::::ヽニニニニ7, '

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      ',::,'  0ヽ:::::::::::::::::::::`ー一´::::::::::::::::::::::::::::::/
      i:ヽ   ,'::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ___, --- ‐‐‐‐‐‐‐v- ‐‐‐‐‐‐‐‐
      ハ:::`ー´::::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

      ',::ヽ::::::::::′:::::::::::::::::_::::::::::::::::::::::::::::::::y´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

       ',:::::ヽ:::::::::::::::::::, イ二 `ヽ::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
       ヽ::::::',::::::::::<_/}     ∧::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
         `ヽ',::::::::::::ヽ ハ   ,/ i::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
           `ヽ::::::::::::Vー一′ノ:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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            ',:::::::::`ヽ:::::::::::::::::__/:ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
            ',::::::::::::::`ー一 ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「な、奇襲!?」
「マスター狙いか!」

三体の黒い影が、突然現れ、それぞれの刃を各マスターへ突き立てていく。


直下、ミゼル暗殺判定【改・不幸体質】-1

失敗以下で負傷、大失敗以下で重傷

↓2、瑠璃暗殺判定【豪運】+1

失敗以下で負傷、大失敗以下で重傷

↓3、新一暗殺判定

失敗以下で負傷、大失敗以下で重傷、ファンブルで死亡

0:ミゼル特殊判定

直下

123:何故か連れ去られるミゼル
456:セイバー負傷
789:返り討ち

99:貴女に不利な特殊判定

瑠璃無傷

↓2、奇数、西園寺、襲撃者を赤月にロックオン。偶数、コアライン及びアサシン同盟中

5:新一無傷

99:貴女に不利な特殊判定

ミゼル、無傷

直下、奇数、次ターン、アサシン&アヴェンジャー襲撃 偶数、アサシン、貴女&クリス同盟の全情報確保

2:暗讐同盟結成

偶数:アサシン陣営、貴女と赤月クリス/グリス、及びキャスターとバーサーカーの全情報入手。

だが、襲い掛かった三人は

「はあっ!」
「舐めんじゃないわよ!」
「あんまり怒らせないでよ!」

ミゼルに見事に殴り飛ばされ、瑠璃に華麗なハイキックを食らわされ、新一に強烈なアッパーを食らわされた。

「無事か、マスター?」
「うん、大丈夫、でもやる気みたいだよ、セイバー」

三体の影は体勢を立て直すとそれぞれ得物を構え対峙する。
それに合わせ、セイバーらも武器を構え、立ち向かう。

汗の落ちる音が聞こえそうなその瞬間、互いの武器が交錯した。

その一方。

「どうだね、アヴェンジャー。この景色は」
「…ああ、あああ、ああああああ!!!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
「待ちたまえ、ここで飛び出してはいけない」
「放してよ! 私は復讐されなければいけない! あの人の護ったものを壊した私は、復讐されるべきなのォ!!!」

木陰から今にも飛び出しそうなアヴェンジャーを抑えるアサシン。

「…哀れだな、アヴェンジャー。おそらくセイバーはそんなことを気にしてはいないだろうに」

その目は、侮蔑と憐れみを秘めており。

「■■■!!! 私は、貴女に裁かれなくてはいけないのォッ!!!」

声は交錯する金属音にかき消された。


直下、戦況判定、1ほど襲撃者有利、9ほど三同盟有利

【ステ差】+1【心眼・真】+1【カリスマ×3】+3【勇猛】+1


強制的に勝利となり、戦闘を終了します。

直下、襲撃者をどのように倒したか。

123:誰か一人で
456:誰か二人で
789:全員一人ずつ

2:誰か一人で一網打尽

直下、誰が全員倒したか

123:ランサー
456:セイバー
789:ライダー

6:セイバー

【いったん休憩、判定は現状のままで行こうと思います。77も99も出る確率は同じですので、ただ、あまり出すぎるようなら一時的に無効にすることは考えておきます】

そこそこ裕福な非魔術師の家系のつもりで
家系の値が6ぐらいでマスター送ったけど魔術関係の家扱いになっちゃう?

そういえば投稿マスターで「これは使えない」と思ったのはいるんだろうか

>>142 理由知らせてくれているので大丈夫ですよ。ついでに、鱒、あと二人になりました。

【再開】

だが、その交錯は一瞬で終わる。

「軽いな、私が対峙した刃はこんなものでは無かったぞ」

一刀両断。まさしくその言葉が似合う一撃。それぞれの得物ごと、セイバーの剣が侵入者を一刀の上に切り伏せた。

「…いや、マジ敵わねえっすわ、やっぱ五倍の兵に勝った人間は違うすね」
「あれはゲリラ戦の結果だからな。私自身の功績ではないよ」
「ご謙遜を、貴方ほどの武将は荒くれ者が多い私の一族にもそうそういませんよ」

出る暇すら与えられなかったランサーとライダーは半ば茫然としてセイバーを称賛する。

切り伏せられた侵入者の骸は徐々に粒子となり、消えていく。
…しかし、その粒子は黒。

「…!? セイバー!」
「…なっ!?」

その粒子が霧のようにセイバーを取り囲み、セイバーへと溶け込んでいく。

「が、あ…」
「セイバー!?」

その霧が消え去った時、セイバーからは完全に力が失われていた。

◆???
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1~100

 ???とは、???とも訳されるもの。
 「???」とも呼称される???の歴史的な慣習、報復の掟。
 それは【???】ことを定めた復讐の法である。

 【発動条件:自陣営(同盟者含む)のキャラクターが殺された場合に発動する。】
 【効果:殺害した陣営に「報復呪詛」が掛かり、その陣営の誰かが死ぬまで継続する。】
 【「報復呪詛」:あらゆる行動に「殺した人数×1」のマイナス補正。】

「くっ、報復の呪いか…」
「せ、セイバー、大丈夫?」
「気にするな、マスター。幸い今は同盟中だ、私の穴は必ず埋めてくれるだろう」

気丈にも答えるセイバー。
だが、その顔は苦悶に歪んでおり、とても無事と呼べるものでは無い。

ミゼルを優しく振り払い、体を引きずるように邸内へと向かうセイバー。
その間際、一言だけ呟いた。

「…これは、まさか???か?」

そしてその光景を眺めるアサシンは呟く。

「はっ、報復か。中々愉快な宝具を持っているじゃないか、俺がお前の国に生きていたならば何回ドーバーに叩き込まれただろうな」
「ああ、復讐を、復讐を、死には死を、殺しには殺しを、貴方の名誉を傷つけた私は、復讐されなければ…」
「…はあ、エリザベス、お前の救貧院で引き取ってはくれんかね」

【他陣営の行動描写を終了します】

直下、クリス【二重人格】判定、4以下で変化

4:グリスに変化

「おら、早く作れよ」
「…マスター」
「今は抑えて、セイバー。ぶん殴りたいのは私も一緒だから」

…くそ、よりによってグリスになりやがった。
切っ掛けがつかめないのがイライラする。

「はっ、テメエみたいなもやし魔術師が俺に勝てるかよ」
「…」

殴りたい。

道具作成、直下、失敗以上で成功

0:特殊判定

直下

123:爆☆発
456:順当に各一種類ずつ完成
789:「…何これ」「あー適当にいじくったらできましたわね」

1:爆発

「…」
「…マスター、何か煙が上がっているんですが」
「キャスター」
「はい」
「退避!!!」

逃げるために飛び出した瞬間、魔力を伴った爆発が。
…少し足ひねった。

「…同盟切るか?」
「勘弁してください」

【貴女が【負傷】状態になりました、明日の昼には完治します】


【夜行動を終了します】

直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】により+1

9:戦闘発生

直下、↓2、戦闘陣営判定

12:キャスター&バーサーカー
34:アサシン&アヴェンジャー
567:アーチャー
890:セイバー御一行

0、1:貴女同盟VSセイバー御一行

直下、やってきた陣営

123:全員
456:ランサー&ライダー
789:ランサーのみ

7:ランサーのみ

…足が痛い。
現在、私は目の前でふんぞり返っているグリスに正座で向き合っている状態だ。
…いや、それは私が悪いんだけど。でも、怪我人をここまでするか?

「で、どう落とし前付けるんだ?」
「な、何よ! ま、まさか、体で払えっての!? 変態!」
「…誰がテメエの貧相な体に欲情するかよ」
「キイっ! 何よ! これでもプロポーションには気を使ってるのよ!? もう三十が目の前に迫ってきてるし!」
「…そりゃ行き遅れるわけだ」

今何か聞き捨てならないことを言われた気がした!
もういい! こうなったら魔術でその顔を…!

「…あら、赤月の冷や飯食いは女を連れ込むこともできるのかしら?」
「ッ!」

突然背後から聞こえてきた声に振り向くと、赤いツインテールの女がそこにはいた。
その横には…ランサーか!

「おうおう、西園寺のアバズレかよ。何の用だ?」
「何だ、今日は貴方なのね」
「おーい、マスター、下手に怒らせんなよ」

…西園寺、ということはこの女は御三家の一人なわけだ。
…ランサーのステータスは前回確認したものと変化はない。このステータスなら行けるか?

「マスター、いかがいたします?」
「…一応こいつの意見も聞こう」

眼鏡を上げ、グリスを捉える。

「グリス、どうするの」
「どうするもこうするもねえ、目の前の敵は潰す。幸い一人だしな」

…うん、こういう喧嘩っ早い奴はやりやすい。

「じゃあ、頼むわ、キャスター!」
「ええ、もちろん」
「行け、バーサーカー!」
「■■■ッ!!!」
「…二対一か。ちょっと不利だな」


【召喚術】を使用しますか?

召喚する場合は以下から選んでください。

【妖精】リスクなし、3ターン+補正
【悪魔】一回宝具使用と同じ消費、5ターン+補正
【ドラゴン】二回宝具使用と同じ消費、ターン無制限+補正、逃走に+補正

残りデバフ無し使用可能回数は2です

↓2

妖精召喚

             ___
           /::::::::   \
 /ー、_      /::::::::::::::    \
 ⌒ー-ヾ、   l二二二二二二二l

      (_  /|::::::::::::       |
r─-─一,二ン´|:::::::::::::       ト、
\/⌒ ̄   ,ィ|::::::::::::::       | \
       ┌| l:::::::::::::::::      | 厂`l
       / 亅\::::::::::::::::::   / ヽ_ノ
       `ー′//\___/l|

          _/二l       |二L,,__
    ,,iiillllll∠三二ノllllllllllllllllllllllll└ー─-′
    ''llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll!

直下、戦況判定、1ほどランサー有利、9ほどキャスター有利。

【妖精】+1【人数差】+1【陣地】+1
【???】-1

8:キャスター有利

【2ターン目】

直下、戦況判定、1ほどランサー有利、9ほどキャスター有利。

【妖精】+1【人数差】+1【陣地】+1 【有利】+1
【???】-1

9:キャスター勝利

直下、ランサー逃走判定、成功以上で令呪一画消費し逃走、失敗で二画消費【うっかり】-1

2:令呪二画消費し撤退

【本日はここまで。ランサーとライダーがタッグで来るだけで難易度は跳ね上がってました】
【マスター残り二人です、男の子少し少ない】

【マスター定数に達しました。受付を終了します】

ところでマスターの使用AA一覧は貼らない?

>>144
「使えない」、は無いですが、スキルを全部戦闘関連ぶっぱは「面白くない」と考える性質です。
キャラクター性が読み取りにくくなりますしね。

>>193

【使用AA一覧更新】

アルフォンス・エルリック   (鋼の錬金術師)
エルシャドール・ミドラーシュ (遊戯王OCG)
片倉優樹           (ダブルブリッド)
蟇郡苛            (キルラキル)
如月桃            (カゲロウプロジェクト)
ゲッコウガ          (ポケットモンスター)
ゲニ子            (KOF二次創作)
ゲルトルート・バルクホルン  (ストライクウィッチーズ)
ココ・ヘクマティアル     (ヨルムンガンド)
小森霧            (さよなら絶望先生)
サカキ            (ポケットモンスター)
佐渡あいす          (太臓もて王サーガ)
DIO            (ジョジョの奇妙な冒険)
響              (艦隊これくしょん)
ポポミ            (ポポ缶)
ヤモト・コキ         (ニンジャスレイヤー)
ゆの             (ひだまりスケッチ)

ミナミモトショウ(すばらしきこのせかい)AAで送られて来た方、申し訳ありませんが、AAが発見できませんでした。代理AAをお願いします。

ゲーニッツ(KOF)で送られて来た方。以前に端役で使用経験がありますが、それでもよろしいでしょうか。

また、スキルは言及無かったこちらのミスですが、原則三つ。
オーバーは確認したところありませんが、少ない人はもしあれば、追加を。任せていいよ、という方はこちらで処理しますね。

【名前】コアライン・リチュア

【令呪】蝶蝶蝶

【属性】中立・中庸

【体】6:平均より少し上
【知】4:平均より少し馬鹿
【心】2:豆腐メンタル
【質】1:一般人レベル
【家】5:普通の魔術師家系
【運】6:平均より少しツイてる

    ヽ::::..//.::(/ .:::/.:: /::.}__.: : : : :.: |: : : : : .: : : :ヽ:.:.:.:.:.:.:.:..:\
     }.:.///ヽー-</:::. }::::: } ..::.:.:.:.: |: : : : : :|.:.:.:.:. |.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.ヽ
     乂 ノ////////.::::ノ.::::/ .:.:.:.:.:.:.:.|: : : : : :|.:..| : :|.:.:.:.:.:. l .:.:.:.:.:.|
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          ノ.:.:.:./⌒∨l: :| `ト、::. |.:.:|: : |: : |.:..| : :|: :..:.:.:.:|.:.:.:|.:.:.|  「`ヽ         / /
.         └-、.{ `ヽヽ: :|´、`ー<_|: : |: : |.:..l :.:」-‐ァ'´ ̄/l.:./   |  lー/ ̄\   /  ′
               }∧ 〈 }/:| {`¨マ=-、ヽ` ̄ ̄ ̄,ィカ ´} ∧!/  ./|  │/  }  \/  ,′
              `ァイ :|  ヽ弋ソ `     弋ツ ノ /\\. l |  l/ ヽノ-‐ /  /
               / } !  ヽ    ̄     :   ̄   /   \.、| !  廴_)ー‐'′ /
           〃::::ハ }ヽ           │     /ヽ    )〉′           /
         .-={ {::::::::∧ ∧            ′   ∧  }  //             /
. rヘ、   /\/  い::::::::::∧ \   `ニ==‐ァ   ィ´ ヽ///!            /
_」  `ーく  \   `'==ミ、\:::.`::...    ̄  <    〈 ( / |         /`ー‐、
:: 〕    \  :.       )):::::::::::::::.>-=≦´   /    \/!. l           /.::::⌒\\
:::`ニ⌒)    \ :.     r彡\::::::::::::::::::::./   /       |  }          /.::::::::::::::::::::ハ
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:::〃.:::::`ーく⌒) 人 ヽ     `== '   ̄ ̄`          |/           /...:::::::ヽ:::::::::::::::: |
//.::::::::::::::::∨   \ \                        /       /.:..:::::::::::::ヽ::::::::::::ノ

【特徴】ギャンブラー

AAの件、メールしました。

【スキル】

【ギャンブラー】
持って生まれたギャンブルの資質。
賭け事は勝つか負けるか、それ以外に意味はない。

≪判定時、選択肢が完全に半々になり、特殊判定が廃止される≫

≪幸運判定時、すべてのスキル、宝具効果を無効化する≫

【胡蝶の夢】
人の生とは儚き蝶の夢なのかもしれない。
それに捕らわれるなど意味無き事、すべては自然のままに

≪欲望に関与するスキル、宝具の効果を弱体化する≫

≪自らの属性は何があっても変化しない≫

≪【心】のスキルを9の状態で安定させることができる≫

【恋愛相談】
何事にも動じず、揺蕩うギャンブラーとしての素質がなぜか有効活用された能力。
相手の細やかな機微を読み取ることが可能。

≪同盟を結んだ相手が誰かと恋愛関係に陥る可能性がある≫

≪誰かと恋愛関係にある人物の情報を手に入れやすい≫


【来歴】
とある魔術家系に生まれた魔術師のはずだった少女。
だが、なぜか奇跡的に『魔術回路を持ち合わせない』という状況で生まれてきた。
そのため、生家からは疎まれるものの、遠縁の家庭(裏社会)に上がり込み、平和に暮らす。
成長後はギャンブラーとして名を馳せ、今回の戦争もとある魔術師からギャンブルのかたに奪った偽臣の書を用いて参戦、自らの運試しといった感が強い。

【聖杯への願い】
面白い夢を見せてみろよォ?

【性格】
あるがままにすべてを受け入れ、勝ち負けも素直に認める。
ただし、それに至るまでの過程は手段を選ばず、善悪を超越した「この世のモノはあるがままに自分の下へ流れてくる」という価値観の持ち主。

>>196 確認しました。では、それで進めさせてもらいますね。

【再開は23:00前後予定】

ちなみに戦闘ぶっぱスキル持ちは大体何割くらいいたの?

>>204-205

正確には「性格や来歴にかかわるどうでもよさそうなスキル」が少ないキャラが少し扱いづらいです。
どうしても、スキルの効果を優先すると、そういったキャラを作る枝葉が見つかりづらいので。
ですから、言ってしまえば個人的な趣味ですね。作成した方々は気にすることはないですよ。

【再開】

「グリス! バーサーカーを前面に! こっちは後援を担当する! 頼むよ! キャスター!」
「おいでませおいでませ、共に生きるものよ、隠れ潜むものよ、出で、湧くものよ。私に今一度力を!」

キャスターの詠唱が奇妙な生物を呼ぶ。
…これは、妖精だろうか。

「ぼさっとすんじゃねえ! 行け! バーサーカー!」
「■■■ーーー!!!」

バーサーカーの薙刀がランサーめがけ振り下ろされる。

「うわっと!」
「キャスター!」
「ええ、狙い撃て!」

キャスターの呼び出した妖精がキャスターと共に魔弾を放つ。
バーサーカーの攻撃を躱した一瞬、体勢を立て直す暇を与える前に、その連撃が着弾し、ランサーは弾き飛ばされる。

「ガっ!?」
「ランサー、何してるの?」
「い、いや、言いますけどね、マスター。俺は元々戦闘技能が少ないんですって」

…あれしきでは倒れないか。だけど、バーサーカーとキャスターの相性は悪くない。

「このまま行くわよ!」
「言われなくとも!」
「指図してんじゃねえよ!」
「■■■ッー!」

指揮と共に、さっきと同じ要領で攻撃が繰り返される。
…これならイケる!

「があッ…!」
「…まったく、ヘタレね。それでも国を守った王なの?」
「いや、そうは言いますが、…おおっと! あー、マスター! 脱出! とりあえずこいつ等の居場所とステータスは把握したでしょ!?」

逃げ惑うランサーの必死の叫びに、相手のマスターは首を振り、ため息もこぼして答える。

「…はぁ、仕方がないわね。令呪を」

させるか!

「キャスター! 出力増強! グリス! バーサーカーを下げて!」
「かしこまりましたわ」
「…引け!」

バーサーカーが後退し、ランサーとの間に遮蔽物はない。
ナイフで指を切る。この血で弾丸を!
キャスターと妖精、そして私の弾幕がランサーを捉え…

「ヤバいヤバいヤバい! マスター!」
「…チッ、二画を以て命ず! 『アタシを連れて脱出せよ! ランサー!』」

その声と共に、殺到する弾幕の隙間から赤い魔力が見える。
…逃げられたか。…だが、戦果は上々だ。そう思い、グリスに近づく。まあ、礼くらいなら言わなくちゃね。
しかし、グリスは軽く殺意のこもった目を私に。待て、何故だ。

「おい、これどうすんだ」

グリスの指す先には粉砕された道場の床。…いや、別にいいじゃないか。防衛に成功したんだし。

「別にいいじゃない」

その返答と共に、私は意識を失うまで説教を食らわされたのだった。…解せない。

【他陣営の行動描写を終了します】

直下、夢判定【三日経過】+1

123:魔女の夢
456:少女の夢
789:予言の夢

7:予言の夢

…ここはどこだ?
おそらく場所は私の祖国だろう。だが、全体的にセピアがかっている。古びた映画をスクリーン越しに見ているようだ。

…そういえば、パスでつながったマスターは時にサーヴァントの夢を見るという。
なら、これはキャスターの夢か?

…でもそれはおかしい。キャスターの生まれた時代は15世紀から16世紀。
だが、目の前の景色には自動車が走っているのだから。

…しばらく観察を続ける。おそらく時代は百年ほど前か。
だが、これがキャスターの夢だとして、なぜ縁もゆかりもない時代の夢を見ている?

その答えは、その景色の全面を覆うようにして現れた文章で分かった。


『馬のない車両が行き、事故が世界を悲嘆で満たすだろう』


…それは、キャスターの残した予言の詩。

…正確には『キャスターが残したと捏造された詩』

ふと隣を見ると、キャスターが立っている。
その顔は怒りと恥辱に震えていた。

ああ、そうか。彼女は気に食わないのだ。
生前虐げられ、辱められた自分が、今になっても自らの名前で書かれたイカサマに、自分の生が貶められていることが。

予言の魔女として生きた彼女の生き方に私は憧れた。
だが、彼女にとってそれは、不愉快なことだったのかもしれない。

キャスターが私の方を向く。
そこには、怒りに満ちた泣き顔の老婆が―――


【五日目】

「マスター、朝ですわよ」

目を覚ますとそこにはどこから手に入れたのか、優雅に紅茶をすするキャスターの姿が。
…朝か。くそ、グリスの奴、気絶するまで説教なんかしてくれて。

さて、何をするかな。索敵もするべきかもしれないけど…。

貴女の行動を選択してください。

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:予言
6:自由安価

↓2

2:コミュ

誰とコミュを取りますか?

↓2

2:キャスター

…夢のこと、やっぱり気になるな。

「キャスター」
「あら、何ですか? マスター、スコーンでも作っていただけるので?」

…さて、何を話そうか。

↓2まで、キャスターと話したいこと

バサカ組出し抜く策はある?

>>218-219

…まずは夢のことから話そうか。

「…キャスター、貴女、占う、…予言することは、嫌い?」
「突然、何を。冗談を言ってはいけませんわ、マスター、私は予言の魔女、マザー・シプトンですわよ?」
「応えて、私ね。夢を見たの」

その言葉にキャスターの顔が強張る。
そして、長い間私の目を見つめ、諦めたように顔を伏せた。

「…参りましたわね。あの夢をご覧に?」
「ええ、泣いていたあなたも一緒にね」
「…はあ、仕方ありませんわね、ええ、あまり好ましくはありませんわ。マスター、私の宝具、どんな字を当てはめているかご存じで?」

…宝具? 『ポエムス・オブ・プロフェシー』のことだろうか。

「【捏造された黒歴史】と書きますの。…ええ、まったくもって腹が立ちますわね。私は生前さんざん虐められました。なのに死後もこうして名を貶められようとは」
「…ごめんなさい」
「貴女が謝る必要はありませんの。自業自得なところがあるのは否定しませんし」
「そうじゃないの、キャスターがそんなこと思ってるの知らなかったから、ついつい魔女を呼べたのが嬉しくって、嫌なことをさせてしまった」

私の謝罪にキャスターはきょとんと眼を丸め、そしていつもの笑みを貼り付けた。

「…ま、それに関しては貴女を信頼しなかった私のミスですの。生前が生前だけに人を信じるのが苦手でして」
「…私のことも信じられない?」

私の疑問にキャスターは顔から表情を消す。
それは、さっき貼り付けた笑みを脱いだ、本当のキャスターの顔。

「ええ」
「…そっか」

キャスターはそのまま残酷な真実を突きつける。
…仕方がないよね。嫌なことやらせてしまったんだし。当然の報い、かな。

直下、キャスター感情判定、成功以上で…?

2:失敗

そしてキャスターはまた、同じ笑みを貼り付ける。

「ですが、私情を戦争に持ち込むほど愚かではありませんわ、予言も別に使用いたしますし。で、マスター、何か策はありまして?」
「あ、うん…」

そうだ、今は戦争中、少なくとも互いの利益のために、確執を持ち込むことは避けなくちゃ。
えーっと、何か話せること話せること…。

「そうね、…何かバーサーカーを出し抜く案はある?」

私の質問にキャスターは首をひねる。

「…はて、今彼らを裏切る必要はありまして?」
「いや、もしものときのためにさ」
「…まあ、常套手段は暗殺でしょう。油断させたところをズブリ、と。ですが、私は気配遮断を持ち合わせません、ので、その瞬間に召喚で物量攻めが妥当かと」

そうか、まあ、もともと地力の無いキャスターだからな。仕方がない。

「ですが、あまりお勧めはしませんわ。正直なところ、出し抜くメリットが今は0に等しい。失敗どころかそんなことを感づかれただけで仮初の平和はおしまい」
「そうなれば…剣槍騎同盟に加え、バーサーカーまで相手にしなくちゃいけない、か」
「ええ、ですからはっきり言って悪手ですわ」

だよね、話を続けるためとはいえ、突拍子がなさ過ぎた。

「さて、もういいですか、マスター。私は紅茶をおかわりしてきますので。…マスターはどうです?」
「いや、いいよ」

そう言うとキャスターは台所へ向かう。私を一切振り返らないまま。


新たな人間関係が構築されました

貴女→キャスター【萎縮『…ごめんね、キャスター』】
キャスター→貴女【協力関係『私情は抜きですわ、勝ち残りましょう』】

【朝行動を終了します】

直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】により-1【前夜の戦闘】-1

0:特殊判定

直下

123:アサシン暗躍イベント
456:アーチャー強化イベント
789:三同盟襲撃イベント

2:アサシン暗躍、三同盟及びアーチャーに魔狂同盟の全情報を対価にした取引。

【本日はここまで。キャスターはチョロインではないはず】

【ちょっとだけ再開の狼煙。関係改善ヒント:マザー・シプトンはあくまで魔女】

神屋の繁華街、輿水に存在する廃屋。
ところどころの壁が粉砕されたように壊れ、なぜかワイヤーが張られているなどするその一室に、アサシンが現れる。
それと同時に、その姿に幾つもの視線が向けられた。
使い魔の姿と数を確認し、アサシンは満足したように手元の資料を広げると、教師のように朗々とした声で呼びかける。

「さてさて、紳士淑女の皆々様。よくぞ来ていただいた」
「…言っておくが俺たちは君を信用したわけではないぞ、アサシン」
「ふむ、まあ、君たちに虚偽のデータを渡したことは謝ろう」

一室、兵士の形を模した人形から放たれた疑念に、アサシンはてらうことなく答えた。

「…認めるのか?」
「ああ、全て君たちを攪乱させようと打った手だ。しかし、そこまでの大同盟になるとは予想外だった」
「…そのいさぎよさは感心するけどね、で、私たち集めて何の用よ」

別の隅からの声に、アサシンは目をやり、しばらくの間をおいて返す。

「ふむ、まあ、君たちの情報が欲しい」

その一言に一瞬、沈黙が訪れ、僅かにざわめきが。
それを代表するかのように落ち着いた声で疑問が飛ばされる。

「…情報?」
「…どこまでを?」

その答えを、アサシンは手持ちの資料を確認しながら答えた。

「無論、全て、と言いたいところだが、それでは納得しまい。まあ、固有スキルの全開帳、及び宝具を一つ二つ、といったところか」

さらに場がざわめく。

「…そんな条件タダで飲むとは思ってないでしょうね」

一種、困惑を交えた疑問にもアサシンは表情一つ変えない。

「もちろんだ、対価は用意している」
「…この場にいない陣営と何か関係でも?」
「イグザクトリィ、対価は魔狂同盟のサーヴァント、マスターを含めた全情報だ。私の考えではセイバー、君を襲ったのもおそらくこの陣営だろう」

口の端に微笑みさえ浮かべながら、アサシンは手に持った資料を叩く。

「…それは本物か?」
「それは俺を信じてもらうしかないな。ま、その気になれば君たちのマスターを拷問し、聞き出すこともできた、ということだけは言っておこう」

◆拷問技術:C
  確かな拷問技術。
  拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
  嗜虐趣味からのものではなく、他者に対する脅迫手段の一つとして習得した技術。
  アサシンは???など、徐々に苦痛を増していく器具を多く用いていた。

再びの沈黙。

「…」
「…ま、俺は一応信じるに値すると思うけど?」

漏れ聞こえる声にアサシンは退屈したように足を組むと、それを椅子に投げ出し答えを待つ。

「まあ、好きにしたまえ、ただし、返事はこの場で頼むぞ」

直下、セイバー一行、成功以上でアサシンの要求を呑む。9に近いほどアサシンの言を信じる。【騙された】-1【ランサーの信頼】+1【暗殺犯の示唆】+1

↓2、アーチャー、成功以上でアサシンの要求を呑む。9に近いほどアサシンの言を信じる。

3:応じず、あまり信用もしない
5:応じないが、ある程度の信用はしている

「…ランサーの言を汲んでやりたいのはやまやまだが、生憎嘘つきを信じる気はない」
「…情報は欲しいけどね、胡散臭いわ、アンタ」

返答はどちらも否。
しかし、その答えにアサシンはさらに微笑みを深くする。

「…おやおや手厳しい。ま、いいがね。では、代わりに俺の情報を与えよう」
「は!?」

困惑する両陣営に、アサシンは自らの情報を曝け出した。

【アサシンの宝具、真名以外の全情報がセイバー同盟、アーチャーに譲渡されました】

「何を考えている…?」
「何も? そしてついでにだが、君たちの全情報を俺は握っている、ま、俺に時間を与えすぎたな」

◆情報操作:A+
  意識的な情報収集・情報撹乱の精度。
  ランクが高いほど他陣営の情報を入手しやすく、より巧みに自陣営の情報を隠蔽できる。
  また、同ランクの「情報抹消」を無効化する。

【全陣営の全情報をアサシンが入手しました】

「な!?」
「ははは、ではさらばだ、俺は籠城するからな、来たいときに来たまえ。まあ、俺のいる場所にたどり着けば、の話だが」

そして歪んだ笑みを浮かべ、アサシンはその姿を消す。
困惑する両陣営は、ただその場に取り残されるのだった。

【他陣営の行動描写を終了します】


直下、グリス【二重人格】判定、4以下で変化

2:クリスに変化

「…あの、キャスターと何かあったんですか?」

…クリスの方か。こうクルクル変わられると少し困るな。

「いや、何でもないわ」

クリス【無知の知】発動。

「…いえ、何かあったんですね」
「…もういいでしょ、とりあえず道具作っておくわ」
「…何があったのかは知りませんが、たぶん、キャスターは自分を恥じてるわけではないと思います。だからきっと…もう一度話し合うべきじゃないですか」

…その言葉は、心からのものみたいね。

「…ええ、考えておく」

道具作成、直下、失敗以上で成功

1:ファンブル

              ,,r'"⌒''⌒ヽ,
          __, r''゙'' {怨! ,--、゙゙`ヽ―‐
        ,::´::::::弋ヽ、` ´ 返.ソ vv }/ \

        //::f弍:::::, ―‐´~'~'    /   /
    /  {:::::マ.ソ::::}    `ヽ、 /   /
  /} ̄ ―‐- :::::ヽr――,-- ヽ. /!

   /        ̄ ̄¨ハ´    / /
   'ー-,, _       /! ヽ  / /
      |   ̄ ― __/ l  `´/
      ¨ ―- __     l  ./
            ‐‐-' '´


…駄目だ、集中できない。

「…何だか、成功している光景を一回も見てないんですが」

言うな。

【昼行動を終了します】

直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1【アサシンの行動】+1

6:戦闘発生

直下、↓2、交戦陣営

12:キャスター同盟
345:アサシン同盟
67:アーチャー
89:セイバー一行

6、3:アーチャーVSアサシン同盟

直下、状況判定

1234:アヴェンジャーによるアーチャー強襲
56789:アーチャー、アサシン陣営の根城発見、交戦へ

4:アヴェンジャー強襲

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河川敷に拠点を構えるアーチャーにその凶刃が迫った。

「…な!? 奇襲!」
「アーチャー!」
「…望!」

直下、玖珠暗殺判定【鬱フラグクラッシャー】+1

失敗以下で負傷、大失敗以下で重傷

7:無傷

だが、その一撃は幸運にも宙をかすめる。

「ひえんっ!」
「危ないわね! …キャスターの手かしら」

アーチャーに影が立ちふさがる…。

直下、アヴェンジャー存在判定、成功以上で存在【アサシンの指揮下】-1

5:暗殺者のみ【アーチャーのキャスターに対する不信が高まりました】

「…そういえば、あの時、一瞬何かを召喚していた姿が見えたわね、もしかすると」
「アーチャー! 来る!」
「今は考えている場合じゃないか! 行くわよ!」

直下、戦況判定、1ほど襲撃者有利、9ほどアーチャー有利

2:襲撃者有利

【2ターン目】

直下、戦況判定、1ほど襲撃者有利、9ほどアーチャー有利

【有利】-1

1:ファンブル

アーチャー、戦闘続行判定

直下、均衡以上で戦闘続行

5:戦闘続行

【3ターン目】

直下、戦況判定、1ほど襲撃者有利、9ほどアーチャー有利

【有利】-1

7:アーチャー有利

【4ターン目】

直下、戦況判定、1ほど襲撃者有利、9ほどアーチャー有利

【有利】+1

5:均衡

【5ターン目】

直下、戦況判定、1ほど襲撃者有利、9ほどアーチャー有利

0:特殊判定【鬱フラグブレイカー発動】

直下

1:襲撃者、一方的勝利
2345:アーチャー、過去を振り払い宝具発動
6789:セイバー同盟の助っ人

5:アーチャー宝具【???】発動

直下、戦況再判定、1ほど襲撃者有利、9ほどアーチャー有利

【???】+1

2:襲撃者有利

【6ターン目】

直下、戦況判定、1ほど襲撃者有利、9ほどアーチャー有利

【???】+1
【有利】-1

0:特殊判定【鬱フラグブレイカー発動】

直下

1:襲撃者、一方的勝利
2345:宝具補正が+2に
6789:セイバー同盟の助っ人

【蛮勇】発動し忘れてましたね。

0:特殊判定【鬱フラグブレイカー発動】

直下

1:襲撃者、一方的勝利
2345:槍&騎助っ人参上
6789:無条件勝利
0:安価下

7:主人公補正により無条件勝利

直下、殺すまでに至ったかどうか、成功以上で気絶に留める【鬱フラグブレイカー】+2

7:襲撃者、気絶

【いったん終了。今後特殊が連続しすぎるようであれば、上記のような対策を施します】

【TIPS:プロローグ・アーチャー】

神屋中心街、そこに建つ何の変哲もない公共団地の一室にアーチャーは立ち、外の夜景を眺めていた。
その背後には一人の少女、玖珠望。聖杯戦争に巻き込まれる形で参戦したマスター。
そして、彼女はアーチャーの忠告を断り、彼女のマスターとしてあり続けると決めた。

「マスター、…本当にいいのね?」
「うん、私が役に立てるなら」

アーチャーは僅かにでも自らの過去を、後悔を語ってしまったことを悔やむ。
また、私は誤った。またしても、危険に晒してしまった。
私の短慮が、私の浅薄が。
思い沈むアーチャーに望は気遣うように声をかける。

「…アーチャー。あなたの本当の名前って」
「うん、それで間違いないわ、意外だったでしょう? こんな小娘で」

そうだ。生来、何も正しいことを行えなかった。

「…そう、こんな国一つ守れない小娘で」

その言葉を口に出した途端、言葉が、後悔が堰を切ったように溢れ出す。

「私はね、間違ってたんだと思う。私ごときが国を守れるって、私ごときが国を栄えさせたんだって」

とめどなく流れそうな自虐の言葉を、望は自らの手で抑える。
そして、その碧く輝く瞳をしっかり見つめながらはっきりと答えた。

「そんなことない、って言い切るのは私には無理。でも、それでも」

全てを言い切る前に、アーチャーは望を引きはがす。
その目は、望の目は、アーチャーが求め、そして得られなかった強い目だったから。強い意志だったから。

「…マスターみたいに強ければ、マスターみたいに考えることができれば、私は」
「…でも、弱くても、それでも」
「うん、いつか、いつか、私が私のことを認められたら、その時は」

その先に言葉は続かない。

「ねえ、アーチャー、お願いがある。マスターなんて呼ばないで」
「でも」
「あなたは従者なんかじゃないよ。私の仲間だ」

アーチャーの脳裏に様々な顔が思い出される。
優れた父、兄、臣下達。己の宝具を分け与えた英雄たち。
それゆえに、申し訳なさでいたたまれなくなる。

「…ふふ、遠く、懐かしい言葉。…望、これでいいの?」
「うん。よろしく、アーチャー。あなたの望みを叶えようね」

その強さを、その純真を、アーチャーはまっすぐ見ることができない。

「…ああ、懐かしいわね」

思い出していたのは、遥か遠き日々。
己が盛り立て、そして滅びる遠因を作った暖かな大地。

アーチャーは、未だ、後悔の渦から逃れられなかった…。

【たぶんキャスターも製作者の予想外の行動してると思います。再開】

襲撃者の黒い影が揺らめく。
次の瞬間、アーチャーは腹部に冷たい何かの感触を感じた。

「…グ、ウッ!」

襲撃者の刃は腹部に深々と突き刺さり、その柄がぐるりと捻られ、抜き取られた。
襲撃者は飛びずさり、一瞬のうちにアーチャーの腹からだばだばと血が溢れ出る。
溢れ出る血を一瞬見、顔を激痛にしかめながらもアーチャーは弓を構えた。

「何よ、そんなもの! 痛くも、痒くも…?」

だが、その体はゆらりと揺れると、膝が地に着く。
揺れる視界とどんどん下がっていく体温にアーチャーは危機を感じる。

「あれ、立てない、血を、流しすぎた…?」

その隙に、襲撃者はまたしても気配を消し、アーチャーの視界から外れる。
ただでさえ狭くなった視界。そこから消えた襲撃者にアーチャーは焦りを感じることしかできない。

「動け、動け、動けェッ!!!」

だが、すでにその体は指一本として満足に動かせず。

「何のための足だ! 立ち上がり、救うためだろう! 何のための腕だ! 抱きかかえ、守るためだろう!」

絶望に沈むアーチャーの前に襲撃者の影が再来する。
諦めを感じたその瞬間、アーチャーの前にもう一つの影が立ちふさがる。
襲撃者は攻撃を緩めない。
先程の幸運など望めないことを知り、アーチャーは叫び、望は振り返り、笑う。

「の、望、駄目だ、駄目だ駄目だ駄目だ! 私のためなんかに死なないで!」

重く体重を込めた一撃が、望の体を跳ね上げた。
絶望に沈むアーチャーに、絞り出したような声が響く。

「…アーチャー」
「の、ぞ、み
…?」

その声は、断末魔のようで。
アーチャーは新たな後悔を胸に。

だが。

「私は、死なない! アーチャー! あなたを信じているから!」

少女は足をしっかり地面に付け、襲撃者の一撃に耐えていた。
その腕は、相手の柄を握り、刃は髪の毛一本ほどの隙間を残すのみ。

「アーチャーは王の器なんかじゃないから、国を滅ぼしたから。そんなのは理由にはならない! たとえ間違ったって、やり直せる! 何だって、何度だって!」
「できなかった! できなかったから私は…!」

襲撃者は徐々に力を籠め、望の表情が苦悶で歪む。
だが、望は叫ぶことを、訴えることを止めない。

「ならここで今、私は死ぬ!」
「!?」

刃の先端が、僅かに望の腹を刺す。
じりじりと迫る死に、臆しながら、怯えながら、それでも望は魂から叫び続ける。

「アーチャーが私を助けてくれなかったら、私はまず死ぬ!」
「だめ、そんなのだめよ、駄目よ!」
「なら、その手で私を救え! たった一回のチャンスだ! 何で卑屈になるの! 何度でもあなたはやり直せたはずだ、気づいていたはずだ!」

それは、相手を信じるが故。人を信じるが故。
何度折れたって、何度砕けたって、立ち直れるという希望の押しつけ。
だが、その芯はあまりにも真っ直ぐで、あまりにも純粋で、アーチャーへの信頼にあふれていた。

「あなたを信じたみんなのように、私もあなたを信じる! 立ち向かって! 打ち砕いて! 自分の運命を!」

襲撃者の切っ先がまた肉を裂く。流れる血に奥歯を噛みしめ、絞り出すように、張り裂けんばかりに叫ぶ。

「アーチャーッ!!!」

その声は、一人の勘違いを揺らがせるには十分で。

「…そこまでされたのよ、何をしているの、私。…望! もう一度だけ、奇跡のようなこの瞬間をあなたに賭ける!」

アーチャーの碧眼が光る。
彼女が信じきれなかったが故、彼女が認めきれなかったが故、封印されていた宝具を今、開放する。

「ああ、みんな、もう一度、私に力を貸して。もう一度、この奇跡の下でやり直させて!」

全身の傷を、先程まで動かなかった体を、全てを無視し、アーチャーは眼前の少女に応える。

「【???】!!!」

◆【???】
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:9人

???が持つ三宝刀六宝剣。
この計9本からなる刀剣を全て展開し、敵を殲滅する宝具。
???本人は強い英霊ではない。しかし彼は時に自らの剣を預け、臣下に指揮を任せたという。
この刀剣一つ一つには彼に従った???の英霊が宿っており、それぞれが一流の英霊であり???の助けを行う。
優秀な者に事を当たらせ、???を築き父と兄から受け継いだ地を守ってきた???らしい宝具である。

三本の宝刀、六振の宝剣、それを携えた将がその声に応え現れる。
彼らの視線を一斉に浴び、一瞬萎縮するアーチャー。だが、その視線は和らぎ、皆がアーチャーに首を垂れる。

「応えて、くれるの…?」

答えはない。だが、その沈黙が何よりも雄弁に信頼を物語る。
涙を隠し、アーチャーは笑う。

「…はは、そうよ、こんな簡単なことだったのに、ごめんね、みんな。みんなの国を亡ぼして」

そして振り切ったように目に光を点し、張りのある声で鼓舞する。

「でも、もうしばらく我がままを聞いて。アイツを叩き潰すわよ!」
「「「おおうっ!!!」」」

結果は語るまでもない。彼女は、自らの過去にも勝利した。

【他陣営の行動描写を終了します】

直下クリス【二重人格】判定、4以下で変化

0:…面倒なので10扱いにしますね。変化せず

…さて、夜だけど、どうしようかな。

貴女の行動を選択してください。

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:予言
6:自由安価

↓2

4:道具作成

「あら、また作るんですの?」
「いや、失敗ばかりじゃ流石に同盟切られるかもしれないから…」
「それしきでは切りませんよ、あ、あとバーサーカーも話したければ話すことはできますからね」

…!? どうやって!?

道具作成、直下、失敗以上で成功

8:成功

「よし」
「そもそもあの成功率で失敗する方が…」

直下、何ができたか

123:探索用使い魔
456:戦闘用使い魔
789:魔力結晶

9:魔力結晶

「…何故かこういいことが続くと後門に狼が来そうな気がしますわ」
「何それ、元ネタあるの?」
「えーっと、じゃあ、これいただきますね」

【バーサーカー陣営が魔力結晶を一つ入手しました】

【夜行動を終了します】

直下他陣営判定、成功以上で戦闘発生、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1【アサシンの行動】+1【戦闘】-1

9:戦闘勃発

直下、↓2、戦闘陣営判定

12:キャスター同盟
34:アーチャー
567:アサシン同盟
890:セイバー御一行

7、0:アサシン同盟VSセイバー御一行

薄く光る緑色の光を前に、三つの人影が立つ。

「…ここだね」
「うん、ここみたいだ」
「ええ、どうもね」

影はミゼル、瑠璃、新一の三人。
彼女らは、アサシンの影を追い、ようやくここまで辿り着いた。

「アーデルハイトちゃんからの連絡が最後にあったのはこの付近、で、探してみると」
「アーデルハイト関連者が生存している可能性がある、ね。できすぎじゃないの?」
「まあ、事実は小説より奇なりともいうしね。じゃあ、入りますよ、みなさん」

扉を押し開け、新一を前に三人は慎重に進む。
ピリリと痛む肌が、何かの存在を告げる。

「サーヴァントは実体化しなさい。…確実にいるわ」
「…誰かいるのか?」

弱ったセイバーを守るように、ライダーが病室のドアを押し開ける。
そこにはベッドに横たわる少女と、少女に瓜二つの女、そして、不敵な笑みを浮かべる女の三人が。

「ようこそ、アタシの愉快な賭博場へ」
『仮にも私の住居空間なので、ギャンブルは避けていただけると嬉しいのですが』

ミゼルが慎重に周囲を見回し、質問を投げかけた。

「…誰だ?」

少女と女は今、気づいたというように自己紹介を。

『申し遅れました、私はキャスル=アーデルハイト、此度のアサシンのマスターを務めております』
「同じくコアライン・リチュア。アヴェンジャーのマスターだ」

自分の予想が当たったことを理解し、新たな不確定要素にミゼル一行は眉を細め、サーヴァントはそれぞれ得物を構える。

「…八騎目が存在していたのか」
「…サヤカ=アーデルハイトはどこにいる?」

ミゼルの問いに、キャスルは指を鳴らす。
すると、先程まで壁だった一部が崩れ、アーデルハイトとエリザベスの姿が。

『お姉ちゃんならそこに』

だが、その間にはまだ透明の壁が。
それを叩きながらサヤカは叫ぶ。

「ミゼルちゃん!? 駄目! ここは!」
「罠だ! あの男の!」

エリザベスの叫びと共にセイバーは殺気を感じ、身をかわす。
再前までたっていたその場所に刃が。その主、アヴェンジャーは血走った眼をセイバーに向けながら、歪な笑い声を上げる。
その声に、セイバーは納得したように頷いた。

「ああ、お久しぶりです、■■■…、さあ、私に復讐を遂げて! あなたの国を壊した私に!」
「やはり、君か、■■■…! まさかこのような場所で出会うとはな」
「え、■■■っすか!? うわあ、そりゃ厄介だ」

驚くランサーもまた、横跳びに逃げる。
その場に、新たな剣が出現し、黒づくめの男、アサシンが不敵な笑みと共に現れる。
ライダーが振り下ろした剣をアサシンは悠々と受け止めた。

「加えて、俺もいる」
「な!? なんだこの威力は! まさかまたステータスを隠して教えていたのか!」

ライダーの発言に、アサシンは心外だとでも言うように顔を歪める。

「失礼だな、俺とて時には真実を語る。無論、それが必要であるなら、だが」

そう言うと、アサシンは閉じ込められたエリザベスに向け満面の笑顔を見せる。

「幸いここにはお前がいる。お前を守る、という大義名分が使えるというわけだ、エリザベス?」
「■■■…! 貴様ッ!」
「ははは、口が軽いな、だから馬鹿だというのだ、これで、ここの賢人は皆、俺の真名を知ったのだぞ?」
「…ッ!?」

自分の失策を知り、エリザベスは怒りのまま口をつぐんだ。

「さて、皆々様、シェイクスピアも脱帽せよ、これが俺の情報だ」

◆【???】
 ランク:C  種別:対軍宝具 レンジ:1~20  最大捕捉:100人
 かつてアサシンが用いた自己強制証明(セルフギアス・スクロール)。
 敵陣営に対する情報マトリクスの開示レベルに応じて、与えるダメージにプラス補正がかかる。
 それに併せて「軍略」のランクを段階的に変動させる。
 記された約定内容はエリザベス一世を害する陰謀の厳禁。
 その上でアサシンは綿密にすぎるほどの情報収集を重ね、ついには政敵メアリ・ステュアートを処刑に追い込んだ。
 現在は意義を失っており、ある種の魔術礼装として機能している。

◆軍略:A
  一対一の戦闘ではなく、より大局的な戦術観。
  自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
  ランクは【???】の効果によって変動する。

「さて、では、君たちの情報(こうどう)は我が手中に、これだから頭のいい奴は嫌いなんだ、俺の予想を超えてくれない」
「私の罪を…復讐(ゆる)して、血を以て、殺人を以て、報復を以て!」

圧倒的なまでの情報を手に、アサシンが立つ。
圧倒されるほどの狂気を背に、アヴェンジャーが笑う。

『起想、我操る兵』

キャスルは新たな兵を呼び出し、交戦の気配。

「マズイな、私も軍略スキルは持ち合わせているが…相手よりランクが低い、自分に対する効果を加えるだけで手一杯か」
「アサシン相手と油断していたが、対軍宝具を殆ど封じられたこの状態では…、軍略スキルで何とか対処できるか…?」
「…いざというときには令呪の準備も頼むぜ、マスター、俺の宝具なら、あるいは…」

各サーヴァントは思考を巡らせ。

「…交戦するなら、やらざるを得ないね」
「うん、この拳、使わせてもらうよ」
「…さて、大一番ってわけね」

マスターたちは心を固める。

「さて、どちらが勝つかね、面白い、面白い」

…さて、ここに今戦争きっての大一番が幕を開ける。

【眠たい頭で処理しきれる自信がなくなったので今回はここまで、使えるスキルを列挙します】

セイバー

◆心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

◆軍略:C
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
ただし、アサシンの軍略よりランクが低いため、宝具に制限が加わる。

◆カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である

ランサー

◆カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。

ライダー

◆勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

◆軍略:B
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
ただし、アサシンの軍略よりランクが低いため、宝具に制限が加わる。

◆カリスマ:D
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。

アサシン

◆軍略:A
一対一の戦闘ではなく、より大局的な戦術観。
自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
ランクは【???】の効果によって変動する。

アヴェンジャー

◆カリスマ(偽):D
???を生み出した創始者としての信仰により得られたスキル。
見る者に恐怖を覚えさせる悪性のカリスマ。

【同ランクの相手のカリスマを無効化する】

◆血の復讐:A
「殺人には殺人で報いる」という復讐の掟。
これにより、アヴェンジャーの行動は復讐心に縛られている。 

【復讐する為の行動に+1補正。また行動が復讐を優先するものとなる。】

これに加えてそれぞれの宝具があり…とりあえず処理が大変ですね。
では、今夜は終了。お疲れ様でした。

【特殊ではっちゃけてしまうと、一瞬でナナドラや鯖マスになってしまいそうなので自重気味ではあります】
【次回は野球人形か大戦か学園天国かなのでもう少しはっちゃけられるかな。戦闘だけ安価取っておきます】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ×2】+2【勇猛】+1【心眼(真)】+1
【???】-3【血の復讐】-1【報復呪詛】-3

総計-3

↓2、マスター戦、戦況判定

【人数差】+1【毘沙門変わり】+1
【陣地】-1【大魔術】-2

総計-1

1:撤退判定

8:ミゼル等有利

【トゥルパ兵消滅】

撤退判定に移ります

直下、成功以上で各々令呪一画消費撤退、失敗で令呪総計五画消費し撤退

9:クリティカル、ランサー陣営令呪使用せず逃走

セイバー、ライダー共に残り二画

【ではここまで、再開は夜】

【野球人間はダイジョーブで学園天国はアイツもコイツも狙っているだけです。少し再開】

先に動いたのはセイバー。
並び立つ二人に向け、呪いの影響など感じさせない正確で冷静な指示を飛ばす。

「まずは攪乱だ! 三方向から同時に攻めるぞ!」
「了解!」

セイバーは正面から切りかかり、ランサーはアサシンを飛び越え背後から、ランサーは側面に回る。
それぞれの武器がアサシンを刻まんと殺到する。だが、そのことごとくを、アサシンはよけ、最初にセイバーの剣に触れ、まるで小枝を玩ぶように捻りあげる。

「…セイバー、真名は■■■、イスラームの大軍勢から国をわずか五分の一ほどの少数で守り切った英雄」

それは宝具による強化、そしてそれ以上にセイバーの行動パターンを徹底的に把握した情報ゆえの動き。

「…もっとも、その後、君の国はあの女の影響もあり、マフィアの巣窟と化したがね。人を見る目がないとしか言いようがないな、アヴェンジャー、任せた」
「復讐を、血の復讐を!」
「なっ!?」

体勢を崩したセイバーにアヴェンジャーをけしかけ、横から再度振るわれたライダーの刀を完璧な体さばきでかわす。

「セイバー! …食らえ、アサシン!」
「ライダー、真名は■■■、暴君が多い家系の中で、唯一といっていいほどの人格者」

そして滔々と彼の過去を語りながら、セイバーと同じ要領で顔面から床に叩き付ける。

「…だが、その武勇の高さゆえに、妬まれ、命を散らすことになる。晩年は命が惜しいのか、元々行っていなかった略奪などでわざわざ名を下げている。見下げはてる」
「かはっ…、貴様ッ…!?」

残るライダーの喉元に、その槍をすり抜け剣を突き立てる。
間一髪でかわすも、ランサーの目は驚愕に染まる。
ランサーも情報戦を得意とするサーヴァント、ゆえに、このアサシンの能力に、半ば恐怖にも近い感情を覚えていた。

「お、おいおい、何だよこりゃ」
「ランサー、真名は■■■」
「い、言うな、俺の過去を」
「自らの国のため、一人の男を幽閉し、その男の名誉を下げる醜聞を流した。それによって守られた国土は、君の死と共に奪われたがね、いやはや、とんだ道化だ」

心の底から出たような嘲笑を含み、剣ごと流れるようにランサーを持ち上げ、ライダーへと投げ飛ばす。

「がぁっ!」

そして手をはたくと、飽き飽きしたというように目をつぶり、よく通る声がまた響く。

「我が真名は■■■。エリザベスに仕え、その下で暗躍したしがない政治家さ。だが、ここにいる誰よりも、情報の重要性は理解している」

そう、アサシンはこの場において絶対的な有利者。
情報を集め、一国の女王を死刑塔へと追いやったその手腕が、腕力よりも、知力よりも正しく、彼らを窮地に叩き込む。

「セイバーの本領はゲリラ戦、それは軍略により無効化可能、ライダーは兜こそ厄介だが、軍勢は場所の利で対処可能、ランサーは地力に劣る」

それぞれの弱点を並べ立て、アサシンは微笑む。

「さて、ベーコンではないが、情報とは一種の経験法だ。集めれば集めるほど対処は容易」

それはまるで子供に授業する教師、教会で説教する牧師。
既にこの場は彼の手の上。アサシンの独壇場。

「では、これにて幕と行こうか」

だが、その声をひときわ大きな声が遮った。

「セイバー!」

優勢を維持していたアヴェンジャーを、召喚された兵ごと吹き飛ばしながら、ミゼルは半ば思考停止に陥りかけていた三人の意識を覚醒させる。

「おやおや、マスター。しっかりしてもらわなければ困るよ」
『ごめんなさい、少し、見誤っていました』
「はあ、敵の能力はね、過大も過少もしてはならない。ありのままを見、そして集めた情報で精査を行うのだよ」

それでもどこか優雅に自らのマスターへ言葉を向けるアサシン。
その様子に、ランサーは口の端の血を吐き出しながら言葉を漏らす。

「…強い、それ以前に、心を抉る方法を知っていやがる」
「セイバーにかけられている呪いも結構キテるね」
「…しょう、じき、僕もちょっとキツいですね」

一時的に体制は取り戻したものの、圧倒的劣勢を前に、全体の士気は落ち込んでいる。
その様子を眺め、腕を組みながら瑠璃が声を発した。

「…ここは逃げるべきね」
「意外だな、君がそんなことを言うとは」
「兄貴のセリフよ、『逃げる見極めだけは忘れるな』、そのくせ兄貴は逃げなかったけどね」

全員が頷きあう。
ミゼルは一瞬顔をサヤカに向け、頭を下げた。

「…ごめんね、アーデルハイトちゃん、また来るよ」
「気にしないで、殺されるようなことはないからさ」

その短いやり取りを最後に、ミゼルと新一の声が響き、令呪が赤く光る。

「「令呪を以て命ず、『我々を退避させよ!』セイバー!」ライダー!」

赤い魔力と共に、三陣営の姿は消え、静寂が後に残るのみ。
完全に撤収したことを確認すると、アヴェンジャーは部屋の隅に向かい、アサシンはキャスルのベッドに腰を下ろす

『逃がしてよかったのですか?』
「ああ、この場にいる限り、俺たちの負けは極めて可能性が低い。なら、ここで令呪を搾り取るのが上策さ」
「…つまらないわねえ、アヴェンジャー、遊び相手になりなさいよ」
「…」
「はは、では、俺が相手しよう、チェスでいいかな。エリザベス、お前もどうだ」

チェス盤をどこからともなく取り出しながら、アサシンはエリザベスに水を向ける。
だが、エリザベスは怒りの眼差しを向けるのみ。

「…相変わらず俺のことが嫌いか、…よし決めた、俺は受肉して一生お前を虐めてやろう」
「なっ…!?」
「どうだ、面白いだろう?」

アサシンの笑いが病棟に響く。
底抜けに明るく、心底嬉しそうな笑いが。

【他陣営の行動描写を終了します】


直下、新一【吸血衝動】判定

失敗以下で失敗。

↓2、クリス、【二重人格】判定、4以下で変化

6:反転せず

9:変化せず

【六日目】

鳥のさえずりが聞こえる。…朝、か。
さて、今日はどうしようか。

索敵を行ってもいいし、クリス…変化してないな? と今後の方針を定めるのもありか。
そういえばクリスはどこまで情報を握っているんだ?
…それと、バーサーカーが会話できるというのも気になる。

…あとは、キャスターか。

貴女の行動を選択してください。

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:予言
6:自由安価

↓2

3:散策

まずは自分の足で情報を集めてみるか。
流石に一人では行けないよね、誰か誘って…

↓2、誰と一緒に行きますか? 複数指定可能

↓4、散策したい場所

キャスターと中央街へ【病院に何らかの痕跡を発見できるかどうかは判定によります】

…気まずいけど、話す機会は欲しい。

「キャスター、ちょっと街を見ようと思うんだけど、付いてきてくれない?」

すると、露骨に嫌そうな顔をする。
でも、短い付き合いながら分かってきた。こういうオーバーな表情はキャスターの演技だと。

「…マスター、引きこもりが基本のキャスターを外に連れ出すとは、どのようなお考えで?」
「い、いや、流石にクリス連れていくわけにもいかないしバーサーカーは論外だし…」
「…はあ、まあ、いいですわ。その代り、美味しい紅茶を探しに行きましょう」
「え、ああ、うん」

…となると中央街、か。人通りも多いし、何かつかめるかもしれないな。

「あ、でかけるんですか」
「うん、ちょっと街の様子を」
「ええ、気を付けてくださいね。待っている間、僕も使い魔を飛ばしてみます」

…ホント、クリスのままでずっといてほしいなあ。

【中央街】

「うふふ、なかなかいいものが手に入りましたわ」
「…」

妖精を使ってパニック引き起こした間に盗みやがった、この女…。

「…さて、何かあるかな?」

直下、貴女探索判定、成功以上で病院の違和感に気付く。大失敗以下でそのまま帰宅、それ以外でキャスターと会話

7:病院の違和感に気付く

…? あれ、今おかしな魔力の動きが。

「…キャスター」
「ええ、感じますわ。…こっちの方」
「…ここかな、…病院?」

たどっていくと大きな病院に行きついた。
どうやら総合病院らしく、様々な患者が見て取れる。

「…キャスター、行ってみる?」
「…正直危険だとは思いますわ、バーサーカー陣営と一緒でもよいのでは?」

…確かにね、さて、どうしようか。

↓2、病院内を探索しますか?

ロビーまで

>>380 ロビーまで

「とりあえず、ロビーまで入ってみようかと思うんだけど」
「…まあ、それくらいなら大丈夫だとは思いますが、ゆめゆめ気を抜かれぬよう」

自動ドアを越え、ロビーへと進む。清潔な空気、どこにでもある病院のロビーだ。
…だけど、確かに違和感がある。何処だ?

直下、成功以上で場所まで捕捉、大失敗以下でアサシンに発見される。それ以外は分からず帰宅

2:アサシンに捕捉される

「…キャスターか」

直下、アサシン思考判定、成功以上で見逃してくれる、下で戦闘。【飛んで火に入る葱と鴨】-1【連戦】+1

【999:貴女にとって超不利な特殊判定】

直下

123:アサシンに心臓ぐさり【死亡します】
456:キャスター突然の裏切り【脱落もしくは死亡する可能性が非常に高いです】
789:アサシン&アヴェンジャー+4人の襲撃者出現

7:絶望のパレード

それは、突然のことだった。
病院の中の老若男女、全てがバタバタと声を発することもなく倒れていく。

「!?」
「…マズイですわ、早く脱出を!」

とりあえず出口へと走る。
だがその瞬間、何か大きな壁のようなものに弾かれた。

「…! 駄目だ! 出れない!」

そして、管内のマイクを通し、アナウンスが流れてくる。

『えー、聞こえるかね、聞こえなければ手を上げてくれ。…聞こえているようだな』

どこか嘲笑を含んだ男の声。
…サーヴァントか。

『では、今すぐ今から言う場所に向かってもらおう。特別治療室、地図を見れば一発で分かる。…何、怯えることはない。脱落してもらうだけだ』

…何をバカなことを!

『ははは、来ないといいたいのだろうが、現在状況を見てみろ。この場にいる人間全てが俺の人質だ、それを理解することだな』

それだけ告げると、アナウンスは音を立てて切れる。
…クッ、まさかこの病院そのものが相手の根城だったのか!

「…キャスター」
「…はあ、では、行きましょう。それ以外に方法はありませんから」

…そうね、それ以外に方法は無い。
…本当に無いのか?

↓3まで、何かやっておきたいことがあるならば申告を。なければなし、とお書きください

ヒントはありですか(震え声)

令呪による空間転移

ぶっちゃけこんな事したらアサシンに討伐令出るんじゃないか?
あと入口がダメなら屋上や窓から逃げられない?
それかキャスターの魔術で出口あけるか陣地上書きするとか?

とはいえ、アサシンはもう盤面の情報は全部掴んでるし。

病院ごと砲撃くらいする気概でぶちのめしたい。けど、それも非道だしなあ。

・・・あ、バーサーカーの宝具で立ち退かせるのはどうだろ?

>>403
ヒント:運が超絶よければ、ある方法で奇跡を起こせます

また、コンテニュー回数は二回です、加えて、キャスターのスキルにより相打ちに終わった場合は、コンテニュー無しのエンディングとして終わらせる可能性もあります

>>405
一応、現在段階では気絶ですので、まだ、原作よろしくガス漏れなどで回避は可能。
仮に発動されても、アサシンのスキルにより、高確率で「貴女が行ったこと」にされ、討伐令がこっちに向けられる可能性があります

>>409-410
バーサーカーの宝具ですが、

◆ 至誠天に通ず

ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補足:10000人

義姫が夫と兄の戦いを、夫の陣中に輿で突入し止めさせたエピソードと、兄と息子の戦いを、双方の軍の間に陣を張り80日間居座ることで止めさせたエピソード
戦闘を強制中断し撤退させる宝具。
対象の敵意や殺意が一定以上の場合は、対象の近くに作成した陣地に居座り自分が居座っている間の戦闘を禁止し、敵意や殺意を時間の経過とともに高速で低下させることで撤退に持ち込むことが可能。
相手が令呪や宝具、スキルで抗おうとした場合であっても、80日間陣を張り続けることで100%戦闘を終了させることができる。
当然80日も張り続けることはできないので、令呪等によって数秒にまで時間を短縮して使う事になる。
この宝具で強制中断させられた戦闘は一定時間再開することができない(判定によっては永続的に)

記載されている通り、令呪の使用もしくはそれにあたる何かを必要とします。
…関係が信頼まで至っていない現状では、高確率でトカゲの尻尾になるかと。

23:08までほかに案が出ない場合、

>>404-405 >>409

の案を採用し、判定を持ち込もうと思います。

こっちのせいにされるならいっそこの場で魂喰いやるか?

>>416 もギリギリセーフとしますね

「…状況は最悪。できることは限られてる、相手がどのサーヴァントかすら分からない」
「まさしく、四面楚歌、ですわね」

考えろ、思考を止めるな、今できることは…四つ。

1:このまま戦闘に向かう

危険だ、だが、この場合はこれが最善手の可能性もある。

2:令呪による脱出を試みる

令呪なら可能かもしれない。…だが、病院は現在妙な障壁で覆われている。
もし失敗したなら…。

3:屋上などほかの出口を探る

…見取り図を見ると、屋上と非常用脱出路がいくつか。
ここから出ることはできるか?

4:バーサーカー陣営を呼ぶ

…一番この場を切り抜けられる可能性は高い。
でも、果たしてクリスが応じてくれるか? そもそも通信する手段は?

5:魂食いを行う

戦闘に行くことが前提になるが、ある程度力を蓄えることができる。
何も殺す必要はない、これだけの人数だ、うまく分散すれば、ある程度の力は得られるだろう。
…その過程で死んでしまうならば、それは必要な犠牲だ。

…さあ、どうする、私!

直下から多数決。先に三票

3:他の出口を探る

「…キャスター、何も馬鹿正直に向う必要あると思う?」
「いいえ、まったく?」
「なら話は早い、ほかの出口を探るよ!」

…問題はそこに着くまで、敵に見つからないか、そして、他の出口が空いているか、ね。

発見できた出口は、屋上、非常用階段A、B、非常用通路A、B、です。

成功以上で気取られることなく向かうことができ、さらに再判定を行います。
失敗で、アサシン同盟の誰かと遭遇します。

↓3、何処へ向かいますか?

4:失敗、道中で誰かと遭遇!

直下

12:アサシン
34:アヴェンジャー
567:ファミリア
89:兵士ユニット

7:ファミリア(アヴェンジャーによって呼び出された擬似サーヴァント)

直下、ファミリア暗殺判定、失敗で負傷、大失敗で重傷、ファンブルで死亡

【あ、基本的に暗殺食らうのはマスターです】

…まず目指すべきは、屋上! そこが一番可能性は高そうだしね。
二回へと駆け上がり、次の階段を…!?

足に何かが刺さっている。…これって。

◆血族の掟(カヌン・ファミリア)
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1~5

 アヴェンジャーが???のマフィアを生み出した事に由来する宝具。
 疑似サーヴァント「ファミリア」を召喚し、居場所を知っている陣営に派遣する事ができる。
 最大で5体まで維持可能。基本的にマスターの暗殺を狙わせる事となる。

 【効果:疑似サーヴァント「ファミリア」を召喚する宝具。】
 【ステータスは全て「E(10)」となり、「気配遮断:D」と「暗殺:D」スキルを持つ。】

「マスター! 襲撃者ですわ!」
「見れば、分かるよ! くぅ! キャスター! 迎撃を!」
「了解!」

【貴女が負傷状態になりました】

【召喚術】を使用しますか?

召喚する場合は以下から選んでください。

【妖精】リスクなし、3ターン+補正
【悪魔】一回宝具使用と同じ消費、5ターン+補正
【ドラゴン】二回宝具使用と同じ消費、ターン無制限+補正、逃走に+補正

残りデバフ無し使用可能回数は3です

ただし、一戦闘ごとに召喚したモノは消滅します。

↓2

【妖精を召喚しました】

直下、戦況判定、1ほどファミリア有利、9ほどキャスター有利

【妖精】+1
【陣地】-1

9:勝利

「燃えよ」

…えらく一瞬で片が付いたなあ。

「…」

…って僅かに息があるんだけど。

「…キャスター、殺さないの?」
「…わざわざ殺すなんてスマートじゃありませんわ」

…まあ、どうせ行動不能だしいいんだけどさ。

【残りファミリア、3体】

直下、成功以上で屋上到達、失敗で遭遇

8:到達

「…とりあえず到着したけど」
「あとは、脱出できることを祈るばかりですわね」

直下、成功以上で脱出可能。ただし、上階のため、ドラゴンを召喚せねば脱出は不可能

1:ファンブル、脱出できないし遭遇

直下

12:アサシン
34:アヴェンジャー
567:ファミリア
89:兵士ユニット

このまま各個撃破してけばいいんじゃないかな?

>>456 連戦疲労がどんどんたまった状態でアサシンと遭遇してもよろしければ

4:アヴェンジャー出現

屋上へと続くドア。
そこにも例の障壁が。そして…。

「…貴女達も、私を復讐(ゆる)しに来たの?」

…待ち伏せ、サーヴァント、しかもさっきの声とは違う。
…同盟を結んでいたのか!

【アヴェンジャーの情報が一部開示されます】

≪クラス≫:アヴェンジャー

【真名】:???
【属性】:混沌・悪
  
【筋】:D
【耐】:C
【敏】:D
【魔】:C
【幸運】:C
【宝具】:C

  ./ /.::/.::/:.:.:.:. ::/.::; ::.::i:: .:::::..::::::::::',::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、::::::ヽ
    /.:/.::/  ::://::/:;イ:i.::.::/l: ::::::::::::::::::i::`ヽ::::::::::::::::::1ヽ、::ヽ:::::::::
   ハ/ ::// ..:.:.:./、i::,'i::i弋ナ‐il、:.: ::::i::::::::::::::l:::::::::\:::::::::::::、:::ヽ::::::ヽ:::::::::、

    !/jイl! .:.:.::/:.:i!:! ヾ”゙㍉ノヽ`゙ヽl:::::::::::::::l::::::::::::::\:::、::::ヽ::::',:::::::',::::::::',

       |! .::.:ハ:./リ   /.;〉 ヾ、∨:ノ::i:: :::::::::|:::::::::::::::::::ヽ:.、:::::';:::i::::::::i:::::::::i
         ヾ:/ ノ    /シ   》' Y::::/ .::::;'::::|-=、:::::::::::::::';::',:::::ヽ!::::::::l::i:::::l
     ,...  -‐ ´     '"´      /:::/ :::/:::::l-‐- ヽ:::、::::::::::i::::::::l:::::::::i::l:::,′
    `ヽ:..           /,イ  :/:::::::lァヽ .i´::::::ヽ:;::::i:::::::i::::::::::y':/

       ,ゝ         /  |   :::::::::l' 〉 ノ:、::::::::l:i::::i::::::i::::::/::/
       ヽ‐-        ...:::::|  .:::::::::::!,.彡'!:::::ヽ:::::li::::i::::::;':::::::/
         ゝ::..      ..::::::::::,'  .::::::::::,'  ,ィ":::::::::';:::l::::i::::/:::/
        /      ..::::::::::::::/  :::::::::/   i!、;::::::::l::;'::/:://
       / .......:::::::::::::::::::::::::/  .::::::::/  .ノ  `i、:;iィ'"´ ̄ ̄ ̄ ¨`ヽ
       `ー- ...__::::::::::/  .::::::::/       ノ i l! \        \
           |: : ::::::ヽ:::/  .::::::::/       | ヾ 、 `¨゙ー―-、_  〉

           |: : :::::::::|/  .:::::::::::/        |ヽ、          ̄7

【特徴】反映霊・復讐者

【クラススキル】
◆復讐者:B
 アヴェンジャーのクラススキル、他者を呪う怨念。
 敗北した相手に対し、再戦時にステータスが上昇する。

…ステータスはそこまで強くない、だけど、厄介なスキルだ。ここで倒してしまいたいが、まず難しそうだな。


【召喚術】を使用しますか?

召喚する場合は以下から選んでください。

【妖精】リスクなし、3ターン+補正
【悪魔】一回宝具使用と同じ消費、5ターン+補正
【ドラゴン】二回宝具使用と同じ消費、ターン無制限+補正、逃走に+補正

残りデバフ無し使用可能回数は3です

ただし、一戦闘ごとに召喚したモノは消滅します。

↓2

【妖精を召喚しました】

「…キャスター」
「はあ、あとで労働の対価は請求いたしますわ。…生き残れたら、ですけども」

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどキャスター有利

【妖精】+1
【陣地】-1【連戦】-1

1:ファンブル

直下、【反転魔方陣】使用、成功以上でアヴェンジャー撃破、失敗で逃走判定に移ります。

3:使用失敗、キャスター負傷状態に

直下、逃走判定、成功以上で令呪一画逃走、下で令呪二画逃走

3:令呪二画消費し逃走

【残り令呪が0になりました】

【本日はここまで、お疲れ様でした】

【はっきり言ってかなり詰みかけているので今後のヒントを】

1:まずキャスターとの関係を修復したほうがいいです。令呪もなくなった今、彼女、結構簡単に裏切ります。

2:前述のヒントの中の奇跡に賭ける方法を紹介します。
  
  それは、【捏造された黒歴史】の三連コンマをすべて高コンマで埋めること。
  【捏造された黒歴史】の予言は覆すことができません。そのため、もし、高コンマですべて埋まったなら、奇跡が起きます。
  

  使用、及びコミュを取るかどうかは皆さんに任せますので、行動安価の時に使用したい旨をお伝えください。

  ただし、失敗した場合は悲惨なことに…。

それでは、これで本当に終了。お疲れ様でした。

マザー・シプトンは存在すら捏造されたと言われる魔女。彼女が疎んでいるのは、自らの功績を捏造され、生前だけでなく死後も辱しめられたこと。
そんな彼女が貴女に対して持っている不満は、予言だけでなく、???すら否定されかけたこと。
また、彼女はあくまでも悪戯好きの中ニ病という人物像が近い。ならば、できないことは。
ファーストコンタクトの時、彼女が言い澱んだモノは?

彼女が抱えているモノと、嘘を吐いていること、それを見破れば。

ここら辺が切欠となるでしょうね。これだけでなく、割と理詰めよりも、感情に訴えたほうがいいやもしれません。

【どうにか切り抜ける方法無いかと考えた結果】

…魔力結晶一つ残ってましたね。

再開時に使うかどうか決を取りましょう。

【TIPS:プロローグ・アヴェンジャー】

ギラギラと極彩色の光が荒れ狂う賭場。
熱と欲望に浮かされたその場所で、一人の男が手持ちの札を確認し、相手に余裕の笑みを見せる。

「…いいのか? 勝利はもう俺の手の内だ」
「構わんよ、やかましいことをがなり立てている暇があるなら、さっさと終わらせろ」

対する女、豪奢なドレスを羽織りつつも、どこか俗っぽいその女は、顔色一つ変えず、どこか泰然とした様子。
男は一瞬顔をしかめるも、自分の優位を思い出したのか、すぐに笑いを浮かべ、手持ちの札を見せる。

「ストレートフラッシュ。さて、では、お前の資産全てをいただこうか」

眼前に迫る男にもまったく女は動じない。
その沈黙を驚愕と受け取ったのだろう。男は笑みを深めると嘲るような言葉を並べる。

「…」
「何だ、開いた口が塞がらないか」

はあ、と一回ため息を吐くと、手を振りながら女は答える。

「…そうさな、ギャンブルは最終的に勝ち負けしか残らない」
「ああ、そうだろ、なら」

男の言葉を遮るように、女は手持ちの札を放り投げた。

「ロイヤルストレートフラッシュ」

今度は男が絶句する番。

「な」
「ああ、ではお前のソレをいただこうか」

女は表情を変えず、場を確認すると、男の手に宿る令呪を指差す。

「馬鹿な、イカサマだ! この場でそんな組が出るはずが」
「ああ、一番驚いてるのはアタシだよ。でも出ちまったモンは出ちまったんだ、約束、違えねえよなァ?」

徐々に言葉遣いが濁っていく女、コアライン・リチュア。
その言葉が変わっていくと同時に、表情も嗜虐性を帯びた笑みへと変わっていく。

「こ、」
「断るぅ? なら、それに見合ったモン頂くぜぇ!?」

リチュアは男の眼前に一枚の契約書を突きつける。

「な、それは、私の」
「ああ、そうさ、お前の土地の利権。いやいや、予想以上に簡単に手に入ってリチュアちゃんびっくりぃ!」

驚愕に口を動かすことすらできない男を尻目に、リチュアは止めとなる一言を突きつける。

「そういえば、お前の魔術は土地に根差してるんだよなぁ?」
「…くそっ!」

沈む男を眺めながらリチュアは下卑た笑い声を響かせる。

「たかが一夜の夢に過ぎねえ人生、楽しまなきゃ損だぜぇ? 恋愛相談なら乗ってやるからよぉ。ギャハハハハハハハハ!!!」


男から与えられた偽臣の書を携え、リチュアは表情を戻し、夜の街を行く。

「いやあ、ビックリした、あそこまでの大当り、人生初だ。これだからギャンブルってのは止められねえのよ」

ふ、と思い出したかのように、背後の契約したサーヴァント、アヴェンジャーへ振り向く。

「…アヴェンジャー、アタシが今からお前のマスターだ。よろしく頼むぞ」
「あ、はい。よろしく頼む、マスター」
「…沈んだ顔だな、何か不満でも?」
「いえ、ただ、復讐が、復讐が復讐が…」

一つのものに固執する。それはリチュアには理解できない感覚。
この世のすべては自然のままに、そう、自らの下に流れ込み、そして消えていくものなのだから。

「…まあ、いいさ。どうせこの世はありのままに進んでいく。折角だ、面白い夢を見ようじゃあないか」

リチュアの目の前を蝶が舞う。
蛾にも似たそれは、捕まえようとしたリチュアの手を抜け、どこかへと消えていくのだった。

【さて、少しですが再開】

というわけで、魔力結晶使うかどうか多数決

直下から先に三票 >>461 の判定変更に使用します

使用

直下、戦況再判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどキャスター有利

【妖精】+1
【陣地】-1【連戦】-1

2:アヴェンジャー有利

【2ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどキャスター有利

【妖精】+1
【陣地】-1【連戦】-1【有利】-1

6:キャスターやや有利

【3ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどキャスター有利

【妖精】+1
【陣地】-1【連戦】-1

4:アヴェンジャーやや有利

【3ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどキャスター有利

【陣地】-1【連戦】-1

0:特殊判定

直下

123:容赦なくアサシン現る
456:突然の爆音、ヤツが来る
789:異常事態に誰かが気付く

2:アサシン出現、ダイ・ハード突入

アヴェンジャーの行動は単調。だが、連戦の疲れからか、明らかにキャスターの動きは乱れている。

「切る、削ぐ、殺す!」
「クッ、肉体労働なんて、私の趣味じゃありませんのに!」

…防戦一方。召喚した妖精もどこか動きが鈍い。
アヴェンジャーの一撃が、キャスターを貫く。

「アアアアァっ!!!」
「く、…血の匂いが鬱陶しいですわね」
「…魔力を貸すわ!」

魔力結晶を握り潰し、何とか傷を修復。だが、キャスターの青白いほほに走る一筋の線。
…そして、それと同時に妖精の姿も消えた。…限界か。

万事休す。…令呪を使用して逃走するより他に手は。

そして、そこにもう一つの足音が迫る。

「…まったく、大人しく来てくれればいいものを」
「…アサシン、か」
「ああ、どうした? 顔色が悪いぞ」

…誰のせいだと思っている!

「さて、この絶望的な状況だが、…君はどうするね?」

…どうするも何も、キャスターを見る。
これ以上の戦闘は危険だ。…となると、逃走しかない、か。

令呪を使えば、逃走は可能だろう。だが、一画で済むか?
ドラゴンを召喚できれば、あるいは可能かもしれないが、魔力消費が怖い。
…いっそのこと玉砕覚悟で戦闘を仕掛け、【反転魔方陣】を使用するという手もある。

「…マスター、策は無し、貴女が決めるのですわ」

…どうする!?

直下から多数決、先に三票

1:戦闘を続け、【反転魔方陣】による撃退を狙う
2:令呪を使用し逃走
3:ドラゴンを呼び出し逃走

【このスレは判定に含みません】

コンテ巻き戻しは戦闘除いた直前三つの判定までとします。

今回は >>433 の判定までですかね

3:ドラゴン召喚し逃走

…仕方ない、ここは是が非にでも逃げてやる!

「キャスター!」
「…成程、しかし、無茶はしないようにお願いしますわよ」

【ドラゴンを召喚しました】

「…まあ、予測の範囲内だ、そう簡単には逃がさん」

直下、ファンブル以外で令呪一画使用し逃走【人数差】-1

3:令呪一画で逃走成功

「…ッ」
「…」

体からぞくぞくと何かが奪われる感覚。
吐きそうになるのを必死にこらえ、キャスターの召喚したドラゴンに飛び乗る。

「令呪を以て命ず、私を逃がせ!」
「…少し、無理があるな」

令呪でブーストをかけたドラゴンはアサシンを押しのけ、階下へと。

ようやくその姿が確認できないところまで辿り着く。
…待てよ、このドラゴンなら、もしかしたらどこかを打ち破って脱出できるんじゃないか?

直下、ドラゴンによる脱出が可能かどうか、成功以上で成功、脱出。

6:成功

…やってみるしかない!

「キャスター! ドラゴンを窓に突っ込ませて! 行けるかも!」
「一か八かのギャンブルですわね…!」

前面にはこの階のロビー。
採光窓は大きく、ドラゴンなら突き抜けられる…! はずだ!

ドラゴンの体がぶち当たる。
窓が音を立て割れる。…問題はこの後だ!

ドラゴンの衝撃は見えない壁に阻まれ…動きを、止めた。

「…そんな」
「…いえ、マスター。行けますわ!」

見ると、ドラゴンを中心に小さなひびが入る。
そこからひび割れは広がり、ついに、見えない壁が崩壊する。

「飛びますわ!」
「お願い! キャスター!」

ドラゴンは咆哮し、青空へ飛ぶ。
…何とか、窮地は脱したようだ。
と、前に座るキャスターがこちらを振り向きもせずに声をかけてきた。

「…マスター、今日のことは貴女の責任ですわよ」
「…うん、少し考えが甘かった」
「…分かっているならいいですわ。あとで紅茶を買い直していただきます」

…かなり幻滅されてしまったようだ。


新たな人間関係が構築されました

キャスター→貴女【幻滅『…はぁ』】

直下、病院の異変発覚判定、失敗以下で討伐令施行【白昼】-1【ドラゴン】-1

1:ファンブル

アサシンの策略により、貴女に討伐令の矛先が向けられます。

他陣営の行動判定、成功以上で貴女の敵に回りません。アーチャー及びアサシン同盟は強制で敵に回ります。


直下、バーサーカー【同盟相手】+1【令呪の魅力】-1

↓2、セイバー一行【アサシンの存在を知っている】+2

9、9:ともにクリティカル。道場で全員待っています。

【本日はここまで、ここに来て運が向いてきたのでしょうか】

乙。

とりあえず全騎でアサシンとアヴェンジャーを潰す流れでしょう。

その後はもう、コンマの流れに任せる以外に出来る事は無い気がする。

キャスターは、混沌・悪の反英霊、マザーシプトン。
宝具は「捏造された黒歴史」「予言を覆す可能性の一手」の2つ。

最初に願いは、根源と口に出したが信憑性は薄い。
夢によれば『キャスターが残したと捏造された詩』を恨んでいるらしい。

その後のコミュでは、聖杯戦争に勝つ為と割り切っているようだ。
なお、その際の判定に失敗したのでビジネスライクな付き合い方になってる。

さらに今回、迂闊に病院に踏み込んで散々な目に遭ってるので好感度は大分低そうね。

【SNOWMAN聞きながら再開】

気まずい空気のまま、とりあえず道場へと無事着陸する。
…とりあえずは、クリスに状況を報告しないと。

そう思いながら戸を開ける。
そこには…。

「…来たね、久しぶり、ミクス」
「み、ミゼル!? 何でアンタがここにいるのよ!?」

にっくきミゼル=イーリナスが立っていた。
よく見るとそれだけじゃない、ランサーのマスターに見慣れない白髪の男もいる。
…これは? 状況を判断しかねていると、クリスとバーサーカーがその三人を分けて現れた。
…何だ? おそらくここにいるのは全員マスターだろう。…なら、なぜ、こんなに、…考えられるのは。

「…率直に言います、インキュバスさん。貴女方に対し、討伐令が発されました」

!? な、何で!?

「…アサシンの策略ですわね」
「う、嘘、まさか、あの病院のことも」
「ええ、私たちが行ったよう情報を操作されたのでしょう。…うまい手を使いやがりますわ」

…ということは、ここにいる連中は全員、…敵か!

「キャスター…!」
「一難去ってまた一難ですわね」

キャスターもその結論に達したのか、身構える。
臨戦態勢をとった私たちをクリスは見据え。

「…待ってください、僕たちはそれがアサシンの仕業だと把握しています」
「…へ!?」

驚く私にミゼルが近寄る。

「…私たちもアサシンと交戦してね、アイツの手は嫌というほど教えられた」

そして、ツインテールの女も近寄ってくる。

「で、おばさんがその対象になったことを知って、協力できるだろうと思ってここに来たわけ。…とりあえずアサシンについて説明するわ」

…そしてその場の三人、ミゼル、西園寺のマスター、新一と名乗る少年が説明してくれる。

「…情報を開示することで自分の力を強めるサーヴァント、えげつないわね」
「うん、よく単騎で突っ込んで無事だったね、私たちは三人がかりで負けたってのに」
「…ま、あれはほとんど事故のようなものですが」

…キャスターちょっと嬉しそう?

「…それにしても、拷問技術にエリザベスの近くに存在した男、情報収集に長けるって」

…もしかして、アサシンの真名は。

「うーん、知らない方がいいと思うけど、どのみち会ったら自分から言ってくるしね」

↓2まで、アサシンの真名判定、当たればどこかでボーナス付けますね

フランシス・ウォルシンガム

ウィリアム・セシル

>>542 正解

「…エリザベスの懐刀、情報機関の父、フランシス・ウォルシンガム?」
「正解、いやあ、嫌味な奴だよ」

【アサシンの全データを公開します】

≪クラス≫:アサシン

【真名】:フランシス・ウォルシンガム
【属性】:秩序・悪

【筋】:D
【耐】:E
【敏】:B
【魔】:C
【幸運】:D
【宝具】:C

三 /三三三三三三三ヽ ヽ、ヘ: :ji: :/......_: : : : : : 、`ヽ: : :ヽ: ヽ
三 /三三三三三三 ミ゙ ゙ ヽj V レ"´ / 7ヽ: :、: : ヽ\:\: :V

三三三三三三三三 ヘ             ヽ:ヘ: : :ヽ:ヽ: :ヽj
三 ./三三三三三三三ヘ             ヽ::',: : : ヽ:\: }
三./三三三三三三三三ヘ            ヘ:',ヘ: : :ヘ: : リ

三/三三三三三三三三三ヘ            ',iヘ::',: ::V: |

三 | .|三三三三三三三三三、  ji         __i| ヘ: i: :i.|N
三三三三三三三三三三三三三 V    __,...-"  i| i: |i: :|
三三三三三三三三三三三三三 / r-‐"  __,...ィ- ,|  |:|i.i: |
三三三三三三三三三三三三三i    r´{.{;;ノム"   .i:| ハi
三三三三三三三三三三三三三|     ̄ ̄    ./リ'
三三三三三三三三三三三三三|          /"

三三三 >ヘ三三三三三三三三|          ハヽ
三三../三 ヽ三三三三三三三 |         ./ ハ: ヽ、
三/三三三 .\三三三三三三リ        /;i i .|: : :ヾヽ、_

"三三三三三三三三三三三三7       /三/ / i |: : : :ヽ: : :`ー---
三三三三三三三三三ヽ、___j__,.. -‐ ' ././.};/ / ./ |: : : : ::ヽ: : : : : : ::
三三三三三三三三三三三三 {__,.  /./ / ./ / /|: : : : : : :ヽ: : : : ::
三三三三三三三三三三三三三/ ./三/ / / ./ ./|: : : : : : : : ヽ: : : :
三三三三三三三 ヘ三三三三三‐/三 / ./ ./ ./ ./ .|: : : : : : : : : :\: :
三三三三三三三三ヘ三三三三 ´三 / /  / / ./ /i: : : : : : : : : : : :>:

【特徴】:英霊・諜報官

【クラススキル】
  ◆気配遮断:B
  サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
  完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。

【保有スキル】
  ◆拷問技術:C
  確かな拷問技術。
  拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。
  嗜虐趣味からのものではなく、他者に対する脅迫手段の一つとして習得した技術。
  アサシンは張付台や羊皮の長靴下など、徐々に苦痛を増していく器具を多く用いていた。

  ◆軍略:E~A
  一対一の戦闘ではなく、より大局的な戦術観。
  自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
  ランクは『栄光指令・零零零』の効果によって変動する。

  ◆魔術:E
  ごく簡単な魔術を習得。
  ある程度の暗示や使い魔作成などができる程度。

  ◆情報操作:A+
  意識的な情報収集・情報撹乱の精度。
  ランクが高いほど他陣営の情報を入手しやすく、より巧みに自陣営の情報を隠蔽できる。
  また、同ランクの「情報抹消」を無効化する。

【宝具】
  ◆『栄光指令・零零零(ボンド・オブ・アソシエーション)』
  ランク:C  種別:対軍宝具 レンジ:1~20  最大捕捉:100人
  かつてアサシンが用いた自己強制証明(セルフギアス・スクロール)。
  敵陣営に対する情報マトリクスの開示レベルに応じて、与えるダメージにプラス補正がかかる。
  それに併せて「軍略」のランクを段階的に変動させる。
  アサシンはエリザベス一世を害する陰謀を禁じた約定を交わすことで、メアリ・ステュアートを処刑に追い込んだ。
  現在は意義を失っており、ある種の魔術礼装として機能している。

宝具名が良いなこれww

…非常に厄介な宝具だ。
どうしようってのよ、こんなの。

「一応、初期のステータスはそれ、今はオールAくらい行くんじゃないかな…ま、そんなんで困ってるんだよねえ」
「ですね、…イーリナスさん、サーヴァントも見せた方がいいんじゃないですか?」
「あ、そっか」

新一の声にミゼル達が呼びかけ、三体のサーヴァントが霊体化を解く。
…こうしてみると圧巻だな。まず、鎧の男が頭を下げた。

「…セイバーだ、よろしく頼む」
「…妙に顔色が優れませんが」
「ああ、アヴェンジャーの呪いにかかっててね」

確かに、顔色が優れない、それ以前に、明らかに魔力の流れがおかしい。

「…あのいけ好かない血の匂いを振りまいていた女ですか」
「…彼女は古い知り合いでね、…いや、どうしてあんなことになってしまったのか」

顔を沈めるセイバー。…あのアヴェンジャーと知り合い?
…とりあえず、近くの仮面の男に声をかける。消去法ならライダーだけど。

「で、貴方がライダー?」
「ああ、すまないな、兜をかぶったままで」
「…いや、べつに構わないわ」

やっぱりライダーか。
兜に中華風の鎧。…中国の人間だとすれば。

「よう、その節は世話になりましたねえ」
「ランサーですか。…ということは、この場にいないのはアーチャーのみ、ですわね」

そして以前遭遇したランサー。
話によると、セイバーの知り合いの息子とか。

「ああ、おそらく巻き込まれたマスターだしな、無理に招集かけるのは止めておいた」

あのいけすかない娘か。…でも、アサシンの存在を知らなければ敵に回っていても仕方ないわね。
…それはそうと、このサーヴァント達、私の知っている英霊かな。…そういやアヴェンジャーも多分。

↓3まで、剣、槍、騎、讐の真名判定、複数回答可

剣:
槍:正義王、マーチャーシュ1世
騎:蘭陵王、高長恭
讐:

剣・スカンデルベク?
槍・マーチャーシュ
騎・高長恭
讐・レク・ドゥカジニ?

>>552 お見事。

まずはライダーだ。

「ライダー、貴方って、もしかして家族に悩まされたクチ?」
「お、それを見抜いたってことは」
「うん、中国南北朝、北斉の王、高長恭、あるいは蘭陵王ね?」
「見事、はは、まさか家族のことを引き合いに出されるとはな」

次はランサーだけど、正直材料が少なすぎる。ここは芋づる式に、一番情報の多いアヴェンジャーから推理して…。
…アヴェンジャーが使った宝具の中の決定的な言葉は

「カヌン…?」

するとその言葉にセイバーが反応する。

「…! その言葉を知っているのか」
「やっぱりこれが関係しているのね。だったら、アヴェンジャーは…!」

アルバニアマフィアの「血の掟」、カヌンの創始者。

「レク・ドゥカジニ…!?」
「そうだ、…驚いているな」
「だって、女だとは思わないわよ」

そしてそれなら。

「セイバー、貴方はアルバニアの救世主、キリスト教の盾、スカンデルベクで合ってるわね」
「その通り、まあ、救世主なんて大層な名だがね」

…これでランサーの正体も分かった。

「ということは、ランサー、貴方の父は」
「ま、想像してるとおりでしょ、ファニディ・マーチャーシュ。父上はヤーノーシュだ」

…セイバーと同じく、オスマンから国を守り抜いた正義王。
…なるほど、厄介なメンツばかりね。

【セイバー、ランサー、ライダー、アヴェンジャーの真名が判明しました】

…さて、じゃあこの面子で作戦会議するとして。

「…では、対アサシンに関してここにいる全員で同盟を結ぼうと思う、構わないだろうか」

…ま、そうよね。

「条件は?」
「ただ一つ、アサシン及びアヴェンジャーの排除まで、互いに全面的な協力を行う」
「まあ、そんなところだろうな。いいかな、マスター?」
「ああ、僕は大丈夫だよ」

セイバーの呼びかけにまずライダーが応じる。

「…はあ、まあ、一番厄介な相手だものね」
「じゃあ、同意ってことだな、もうしばらく頼むぜ、二人とも」
「僕たちも参加しますよ」

ランサーとバーサーカーも同意する。

「…あとは我々だけですわね」

…私は。

↓2、同盟するか否か

する

するともさ!

>>555 同盟する

「…するしかないでしょ」

少々ミゼルとオバサン呼ばわりする小娘が癪に障るが、背に腹は代えられない。

「…では、作戦会議と行こうか」

…作戦会議、ねえ。

↓3まで、どんなことについて話すか【話す内容によって、それぞれの開示するスキル、宝具が変化します】

まず、予想される敵。アサシンとバーサーカーの情報共有化。
情報の扱いに長けたアサシンといえど、直接やりあった私たちで多角的に見れば大体の能力は掴める筈。

その後、有効と思われるスキル・宝具を各自で出し合う。隠し事は無し、と言いたいけど。
致命的な弱点を抱えてたらそれはそれで困るだろうから、深くは聞かない。

あと、病院の人たちを人質にとってくるから。そのあたりの対策も相談する。

>>560-561 でだいたい出尽くしましたかね。

ミゼルが口を開く。

「…まず、アサシンとアヴェンジャーの情報共有だね、アヴェンジャーのスキルと宝具はまだ謎が多いけど」

殆ど情報の無いクリスを中心に情報が共有される。

◆復讐法典(ジャクマリャ)
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1~100

 ジャクマリャとは、血の復讐、血の報復、血讐とも訳されるもの。
 「カヌン」とも呼称されるアルバニア氏族の歴史的な慣習、報復の掟。
 それは【殺人に対して殺人で報復する】ことを定めた復讐の法である。

 【発動条件:自陣営(同盟者含む)のキャラクターが殺された場合に発動する。】
 【効果:殺害した陣営に「報復呪詛」が掛かり、その陣営の誰かが死ぬまで継続する。】
 【「報復呪詛」:あらゆる行動に「殺した人数×1」のマイナス補正。】

…げ、あの妙な兵隊倒してたらヤバかったのか。運が良かったな。

しばらく確認をすると、西園寺のマスターが口を開く。

「アサシンで警戒すべきなのはやっぱり対軍宝具が使えないことね…、やっぱりスキルと宝具の使用を考えて互いに公開しない?」
「それはスキルと宝具をってことですの?」
「ええ、もちろん強制はしないわ」
「…というわけだ、各自、出せるだけで構わない」

…まあ、出して困る宝具は無いけど。どうしようか。

↓2、どこまで公表しますか?

キャスターの意見も聞いとくか

>>565

…キャスターの意見聞いておこうか。

「キャスター、どうする?」
「…そうですわね、実質役に立たない予言ですが、公開してもいいかと。ただし、操作できることは秘密に」
「ん、で、スキルは?」
「召喚は見られていることですし、それは公開するとして、反転魔術は隠しておきましょうか。私の虎の子ですしね」
「…了解、じゃ、それでいくよ」

とりあえず指定された宝具とスキルを公開する。
…ほかの陣営は?

「…アタシが言っといてなんだけど、宝具とスキルは隠させてもらうわ」
「ああ、だが、俺の宝具は対人宝具だ。出さなきゃならない時には必ず出すから勘弁してくれ」

…ランサーは様子見か。まあ、強制じゃあないからね、仕方がないか。

「俺の方は、宝具とスキルを公開しておこう、軍略とカリスマは見せてたよな」

◆専科百般:B
類まれなる多芸の才能。
戦術、学術、芸術、詐術、話術、他にも詩や文芸全般の専業スキルについて、
Dランク以上の習熟度を発揮する。

◆『士気高揚・入陣口上(エントリー・オブ・ホープ)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:100 最大捕捉:1000人
隠れてた顔を晒したことによって援軍である自分の到着を友軍に知らせ、士気を上げて勝利を導いた事に由来した宝具。
自軍が劣勢になった場合、面を外し素顔を晒し自身の真名を名乗ることで発動する。
自分の全ステータスを1ランクアップさせる。また味方がいる場合 、味方全員のそれぞれ最も高いステータス2つを1ランクアップさせる。

「あともう一つ宝具はあるが、あの狭い病室だと使用が難しいからね、どのみち対軍宝具だし、控えさせてもらうよ」

…かなり強力な宝具だ。…でも対軍ということは殆ど使い物にならないのか。

「私はすべて開帳しよう、ただでさえ迷惑をかけている身だからな」

【宝具】
◆【征反者(イスケンデル・ベイ)】
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1~30

 使い手の気迫に共鳴して刃が白熱するという、四属性の魔力が秘められた大剣。
 古くから伝わる「使い手が剣の製造行程の全てに立ち会うことで、剣は使い手の最強の武器となる。
 という、まじないを実行して作り上げられた大剣。この為、セイバーに最適化された状態となっている。

 土から取り出し、火で錬り上げ、風で強化し、水で磨く。こうした過程で、剣は四つの属性を宿すとされる。

 【自動効果:正しい使用者に対し、剣の魔力による強化が掛かる。筋に+が付く。】
 【対軍効果:秘めた魔力を解放し、長大な魔力刃を形成して敵陣を真っ二つにする。】

◆【双頭並ぶ鷲の国旗(レプブリカ・エ・シュチパリセ)】
ランク:C 種別:対陣宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:-

 赤地に黒の双頭の鷲を中央に描いた旗、セイバーが考案したとされるアルバニアの国旗。
 この宝具を突き刺した場所を、セイバーのホームであるアルバニアとして扱う。
 
 【効果:その場における陣地補正を無効化し、セイバーに陣地補正+1が付く。】

…げ、キャスターにかなり不利だ。
使えそうなのは【双頭並ぶ鷲の国旗】くらいか。

「僕のところはほとんど使い物にならない宝具ばかりです、【毒の盃】くらいですね」

…これで全員が出し終わったか。さて、どうやって戦うべきかな。

【本日はここまで、次回は作戦会議の続きから】

【TIPS:遠き昔の海の向こうで】

薄暗い病室、エリザベスは隣に眠るサヤカ=アーデルハイトの寝息を感じる。
ここに閉じ込められてから数日、食事等の生活面には全く不足はない。
だが、エリザベスはただ一つ、眼前にいる男の存在それのみで苛立ちを募らせていた。
その男、アサシン、フランシス・ウォルシンガムが手持ちぶさたにエリザベスへ問いかける。

「なあ、エリザベス」
「何だ、外道」

辛辣な物言いに眉ひとつ動かさず、アサシンは話を続ける。

「お前は覚えているか、我がイングランドが日の沈まない国に勝利したあの日のことを」
「…もちろんだ。仮初の王としても、あの知らせは心昂ぶった」

エリザベスの脳裏に、その光景が思い出される。
彼の治世を確固たるものとしたその功績。だが、アサシンは手を顔の前で組ませながら半ば呟くように答える。

「俺はその時よりよっぽど心に残っていることがある」
「…?」
「ふん、やはりその鳥頭では覚えていないか」

そこでようやくアサシンはエリザベスを見据えた。

「ティルベリーだよ」

その目は蛇のように煌めき、エリザベスを見つめる。

「お前はあの時、俺が静止するのも聞かず、自分の独断であの場へ向かったな、今更だが、その理由を聞きたい」
「…特には無い」
「嘘を吐くな、馬鹿の嘘など俺には簡単に見抜ける。お前は偽物の王だった、だから、あの場で動く必要はなかったはずだ」

その視線に射すくめられたかのようにエリザベスは視線を外す。
そして、一言だけ、答える。

「…やらなければならないと思った、それだけだ」
「…待て、本当か?」
「ああ、理由なんてない」

その答えにアサシンは我が意を得たりと頷き、声をあげて笑う。

「…は、ハハハ、だからだよ、エリザベス。俺はあの時価値観をひっくり返された」

突然の行動にエリザベスは目を丸め、アサシンはそれを意に介することもなく話し続ける。
どこか上気し、とても楽しそうに。

「俺はな、あの時のお前を今でも覚えている。馬鹿のくせに怯え、死にそうな顔で向かい、皆を励ますお前の姿を」

アサシンが朗々と語る。それは、エリザベスが残した演説。

『我が愛する民よ、私は私の身を案じる者たちから忠告を受けて来た。
謀反の恐れがあるから武器を持った群衆の前に出るのは気をつけよと。
しかし、私は貴方たちに自信を持って言う。私は我が忠実かつ愛すべき人々を疑って生きたくはない』

「こんなセリフは馬鹿の言うセリフだよ、エリザベス。当り前だろう、奴らに殺されるかもしれないなか、その身をさらしているのだから」

笑いを弱めることなく、アサシンは捲し立てるようにエリザベスに話し続ける。

「俺はその時まで賢い人間が好きだった。賢く、俺の意を即座に理解し、それの正誤を即座に判別できる人間こそがな」

エリザベスはそんなアサシンをただ見つめる。

「だが、その時気づいたんだ。馬鹿は素晴らしいと、俺の言に従う人間が、時に俺の予想を遥かに超えた馬鹿をやる」

アサシンとエリザベスの視線が交錯する。そこには敵意と、…それ以外の何かが。

「それは賢い人間には出来ないことだ。考え、俺の意図を阻害する人間には決して超えることのできない壁を馬鹿は時に恐ろしい手段で乗り越える」

そして、アサシンは息をつくと、エリザベスを見据え、頭を下げた。

「それに関してはお前に感謝しているぞ、エリザベス」

エリザベスはそれに答える。敵意を孕み、怒りを乗せた、どこか奇妙な視線と共に。

「…僕はお前が嫌いだ、悪党」
「ああ、俺もお前が大っ嫌いだ、小僧」

どちらもその後に言葉は続かない。彼らの関係はそれで十分だった。

【再開】

とりあえずこの面子でできそうな策は…

「上手くアサシンとアヴェンジャーを分割できればいいんだけど」
「…難しいわね、私とキャスターの時みたいに敵が一人ならともかく、複数陣営に分散することは考えないと思うわ」
「…いや、アヴェンジャーならまず間違いなく私を狙う。それを逆手にとれば」
「でも、ただでさえセイバーは呪いで」
「そこでライダーと行動する。アサシン相手でなければ、対軍宝具も使用できるだろう」

…確かに、アヴェンジャーを見る限り、ある程度の精神汚染を受けているだろう。
そしてその執着の先はセイバーで間違いない。ならアサシンから引き離し、戦闘を受けてもらうのが一番かも。

「…とりあえずその意見は保留しましょう、敵方のマスターですが、かなり強力な魔術を使用し、その部屋の異界化を担っているのも彼女だということでしたね」
「なら、マスターごと引きずり出すってのは?」
「無理ね、あの空間は一種の強固な結界になっていた。そう簡単に出てくるとは思わないわ」
「…それにあのマスター、間違いなく大魔術クラスの魔術使ってくるよ」

…そんな奴がいるのか。

「本体を攻撃する、という案もあるんですが」
「サーヴァント相手にするよりは賢明だろうな。…だが」
「妙なユニットを出してくる。あれの対処も必要だな、戦えるマスターは?」

セイバーの言葉にミゼルが私の袖をつかむ。

「…ミクス、戦えるよね」
「触んじゃないわよ、ある程度はね」
「なら三人、か。…マスター戦に賭けた方がいいかもしれないな」

…マスターを意識不明にするなりなんなりすれば、確かにより簡単に事は運ぶだろう

「ならメインとなるアサシン戦は元々の能力値が高いバーサーカー、対軍宝具を持っていないキャスター、ランサーで組んで」
「アヴェンジャーをライダーとセイバー」
「…各マスターは敵マスターの撃破を狙う、それしかありませんか」

話がまとまりかけているな。
…あ、そうだそうだ。

「そういえば、アサシンは病院の人間を人質に取ってきたんだけど…」
「…それ、多分本当に殺す気はないよ。それがアサシンの意志かマスターの意志かは知らないけど」
「そうね、そうでなくちゃ、アーデルハイトの姉さんを人質に自害でも命じるくらいはやりかねないもの」

…そっか、じゃあ、そこは心配しなくていいとして、だ。
…この状況では今までの案が一番な気がするけど、ほかに言わなくちゃいけないことはあるか?

↓3まで言いたいことがあれば。なければなし、と記入してください。

セイバーの旗の宝具。あれで結界を無力化できたりしないのだろうか?

ランサーの宝具の詳細は聞かないけど、誰を対象に発動するつもりか聞いておきたい。
連携が崩れると困るしね。(まさか、とは思うけど。裏切ってこちらに向けられても困るし。)

あと、セイバーはアヴェンジャーの事をどう思っているのか。
なんか知り合いみたいだけど、変な仏心を出したりしないか念のために。

>>575

…そうだ、セイバーの旗、あれを使えば部屋の異界化を止められるんじゃないか?

「セイバー、貴方の宝具のその旗って…」
「…言いたいことは分かる、もちろん陣地に突き刺し、相手の陣地化を防ぐことはできる」
「なら」
「だが、それ以外の事象は、あの場ではなく、アサシンのマスターによって組み立てられているものだ。この宝具が対人ならともかく、対陣である限り対処は難しいだろう」

…そっか。結界はアサシンのマスターによるものだから難しいのか。

あとは…。

「セイバー、アヴェンジャーのことはどう思ってるの?」

その質問に一瞬セイバーは悲しげな表情を浮かべる。

「…私も正直困惑している。彼女の望むことが何かも分からない」
「でも」
「ああ、だが、この場ではそんなことは関係ない、必ず打ち破るよ」

…それならいいけど。

「…彼女の虚妄を払い取ってやらねばならない、…後を託した者として」

それとランサーだ、もう少し宝具について問い詰めておきたい。

「ランサー、もう少し宝具について説明してくれない?」
「…んーにゃ、疑うのも仕方ないわな。まあ、詳しくは説明できないが、相手を改変する宝具だ、とだけ言っておく」
「…まさか無差別に発動する宝具じゃないわよね」
「いや、それはない。断言する」

…改変か、来歴を考えるにヴラドに対する吸血鬼の醜聞が関係してそうだけど。

…さて、これで聞きたいことは全部聞き終えたかな。
ミゼルが声を上げる。…そういや昔っからこんな面倒事引き受ける人間だったわね。

「じゃあ、その方向で行こう! あとは襲撃の時間だけど、キャスター陣営の消費を考えて、明日の朝にしようと思う、異論はないかな?」

異論は出てこない。…明日の朝か、ドラゴン一体が精一杯ってところね。

「では、これで解散! 夜はゆっくり体を休めよう! 襲撃も気を付けて!」

ミゼルが場をまとめ、皆は三々五々に散っていく。
…さて、自由時間だけど、何かしようか。


貴女の行動を選択してください。

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:予言
6:休息
7:自由安価

↓2

4:道具作成

…ロンドン橋を叩いてなんとやら、だ。

「石橋ですわ、マスター」

心を読むな。

直下、失敗以上で成功

77:自陣営に有利な特殊判定

直下、作成物

123:偵察用使い魔、攻撃用使い魔、魔力結晶各一個ずつ
456:偵察用使い魔、攻撃用使い魔、魔力結晶各二個ずつ
789:偵察用使い魔、攻撃用使い魔、魔力結晶各三個ずつ

9:偵察用使い魔、攻撃用使い魔、魔力結晶各三個ずつ

うわあ、大成功。

「おおう…」

…あ、キャスターが少し自信を無くしている。

【昼行動を終了します】

直下、他陣営の行動判定

123:アサシン
456:アーチャー
789:セイバー&ランサー

3:アサシンまたも暗躍

直下

123:アーチャーを同盟に引き込む
456:何かマスターと一緒に新しいトゥルパ開発
789:談笑

0:特殊判定

直下

123:アーチャーと同盟
456:ヤツが病院内に
789:監督役、有能

9:監督役、有能

      ,..-''" ̄ ̄ `'" ̄ ̄`ヽ、

      /             ヽ
   ./     ,,,... -――- ...._    ',
   |    /'´         `!  |
   |  ,ノ           |  :!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

    |   |   ,. -==、 ,.==-、 |.  |   / 「おとなはウソつきだ」
   l:  l  ィてフ_> :i i ィてフ_> | ;'  | と思った少年少女のみなさん、
    iヘ:|         | |       |''|   | どうもすみませんでした。
    |,ハ|       r_!__ト,     /ノ   | おとなはウソつきではないのです。
    ヽ'_l、    ,___,   /'′  _ノ   まちがいをするだけなのです……。
     `l \     ―‐  ,/   ̄ ̄ヽ、_______________
   _,. -l    丶、___.. 1"i''''''―-
‐''"´ |\        /  |
    |:  \      /   |

     |     \    / _   |
    l   _,,. -へ   // \ |

【貴女への討伐令が停止されました】

【今夜はここまで、待て次回】


アサシン陣営の仕業だって通達はされんの?

>>599

今回の討伐令は病院の騒動とドラゴンの露呈がコンボで貴女のせいにされたためですので、病院の件が抜けただけ、よって魔、暗共に厳重注意です。

【TIPS:プロローグ・ライダー】

ハンバーガーに噛り付きながら街を歩く二人の青年。
その片方、眉目秀麗と言うに相応しい彫刻のような完成された美を携える少年がもう一人に問いかける。

「この国で百足で有名だったら俵藤太か」
「うん、どうやらそれに退治された百足の血らしいんだよね」

指に付いたケチャップを舐めとりながら、白髪の青年、黒井新一は答える。
傍から見れば突拍子もないその答えに、驚きを見せず青年、ライダーは返す。

「そりゃあ、凄いな」
「うーん、まあ、制御できさえすれば多少グロテスクだけどかなり便利だよ」

黒井新一、先祖が百足と混血したことで、多肢と頑強な甲殻、吸血衝動を持つ青年はどこか他人事のように語った。
だが、新一の眉がわずかに下がるのを読み取り、ライダーは心配そうに声を落とす。

「…制御できなかったことがあるのか?」
「…いや。でも、家に残ってる文章調べてみたら過去に確実にそういった例がある」

今度ははっきりと眉が下がる。
その様子に最後の一口を口内に放り込みながら、ライダーは頭に手を回し、空を見上げる。

「…辛いなあ、血っていうのは」
「まあ、今のところは家族も友達も分かってくれてるけど…だからこそ怖いよね」

かすかに笑いながらも、新一の顔に影が差す。
しばらく無言で歩くと、話題を切り替えるためか、新一がライダーに問いかけた。

「そういえば、ライダーの家族ってどんなだった?」

その問いに、ライダーは冷や汗を流しながらどこか遠くを虚ろな目で見つめる。

「あー、…気違いばかりだったよ」
「あ、うん、なんか、その、ごめん」

何か地雷を踏んだと察し、慌てる新一にライダーは笑顔を向けた。

「…でも、今思えばもう少し話してみるべきだったかもしれないな。俺は家族っていうのが少し遠かったから」
「…血ってのは怖いからね」

二人の間にまた沈黙が訪れる。
それを、ライダーは強い声で振り切った。

「…ああ、だから、俺は勝ち残りたい。血を否定はしないが、せめて正しい死を」
「お互い面倒なしがらみ抱えてるみたいだからね、がんばろう、ライダー」

二人の青年は拳を突き合わせる。
互いの血が、通うような、そんな感覚を受け。

【幽香さんAAは何でヘタレ扱いなんですかね。再開】

さて、じゃあ少し体を休めるか。
薄暗くなってきた庭を見ながらそんなことを考えていると

「マスター、監督役から使い魔が来てるのですが」

…へ? 監督役!? 何? 討伐令より恐ろしいことが!?
私の困惑をよそにキャスターが連れてきたのは不細工な人形。

.  /\
  /   \
「 \ _ / ̄|====== ミ

| -ニ}_{=-  ! ̄ ̄¨ ¨       __
|__/  \,ノ             X´ _  }
                      ∨  /
    _____                 /
   乂 夊:歹ノ       ___  ∨
       ̄       乂夊ソ ノ
 ‐--                  ̄     }
 -‐‐     、__,、_  ,    __  │
         乂_ ノ ̄    ‐-   |
                         |
                     ,

                        {
======ミ                  |
       ) ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ        |====ミ
.    /            \      |  /

「あっあー、聞こえるッスかー?」

そこから響く気怠げな声。…ん? この声、どこかで聞いた気が…?

「えーっと、キャスター陣営で間違いないッスね?」
「ええ、キャスターのマスター、ミクス=インキュバスよ」

…この声、もしかして。

「久しぶりッスね、ミクス。潔癖症は治ったッスか?」
「…ヒレン!? 貴女、時計塔の講師じゃ無かったっけ!?」

                     _..  -──<⌒

               __     _ ´:/⌒丶 : : : : : : :`丶
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                    / :\ : : { : : : : `ー──── ' :乂____
              /: : :/ : : : : : : : : : \: : :\: : : : : : : :──- . :`丶
.           _,. :´ : : : /: : : :{: : : : :.|.: : : : :.\: : :\ : : : : : : ',   `丶 :\
         ⌒¨¨¨¨´/二二フ ';: : : : :| \: : : : |:\: : :\: : : : : ',      \ :\
.               ノ/ ̄\ : : : :\: : :ト、: -─: :|\ \: : : ー──ァ      } : : }
            ⌒│ 「\」 :\_ : |\| \( \|  }/: :` ┬─‐<:\     / /
.           __ ノ { : /{: ´「 \|      ,ィf抖灯 |: : : :八:\ : : \:\ /
           「\{  ∨: :\|x=斥   {   Vツ }|: : :/ ノ:\:\ : : \:\
         __| /\   \ :{ Vツ }⌒\ __ノ |/ 人 : : :}: : }: : : :} \}
        l  \ /\r─ )人__ノ ′        イ :| : : 厶ィ: : : /⌒
.          _|   \/ \_〉 } :人       __   / |: :| : : : : :i| : : :\_ノ|
         //     \_// //: : >   ´  /  人:j : : : : : | : : : }─ ′
.        //         〉/:/ : / : : : : >‐ _ |  /  } : : : : 人: : (_ノ}
       //         ,/ {⌒{/{: : : : :.∧ ̄{_} ̄  _ノ/: :/ \\ : : 丿
.     |′        / }\── }: : :/::::::〉 {}    ⌒{/   \ \ ̄
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                 |::::::::::::::::::::::{_}:::::::::...............:::::::::::|      | | | |

「その通りッス。アンタの元ルームメイトにして現時計塔講師、しかしてその実態は今回の監督役、荒木比蓮さんッスよ」
「監督役!? 何で貴女が!?」
「そうッス、ミゼルに頼まれたんスよねえ、まあ、アタシはアンタ等の肩を持つようなことはしないだろうって認められたんスけど」
「…昔から公正なのといざというときの実務能力だけは有名だったもんね」
「ま、それで監督役としてご連絡ッス」

先程までの気怠げな声とは真逆なしっかりとした声でヒレンが告げた言葉は、私を驚かせるには十分で。

「アンタに対する討伐令、停止するッスよ」
「…え!? それって」
「勘違いしてもらっちゃ困るッス。まあ、違和感があったんで、調べたところ、アサシンの暗躍が明らかになったんで、って次第ッスよ」

…よかったぁ、一応味方が多いとはいえ、勘違いされたままじゃ気が重いのよね。

「…よかったぁ」
「よかったじゃないッス」
「へ?」

ヒレンの声は僅かに怒っている。何か悪いこと言ったっけ?

「病院の件は神秘の秘匿がされてる分まだマシッスけどね、アンタ、白昼堂々ドラゴンを召喚して空駆けたでしょう」
「…えーっと」

そうだった…緊急事態とはいえ、あの使い方は確かにそうとられても仕方がない。

「えーっともクソもないッス。こっちの苦労も考えて欲しいス」
「…ごめん」
「今回の件は病院のがアンタの仕業じゃないって分かったから、それに関する厳重注意で済ませるッスけど」
「次はしないようにします」

そう言うと、使い魔の向こうの声はいつもの調子に戻る。

「よろしい、ついでにアサシンの方は使い魔殺されたッス。じゃ、いいかげんいい男探すッスよ、三十路近いんスから」
「…ヒレンはどうなのよ」
「あ、ちょっと電波が悪いッスねー、じゃあ、ミゼルによろしく」

それだけ言うと使い魔は爆発四散した。
…とりあえず、これでアーチャーを敵に回すことはまず無くなった、のかな?


貴女の夜行動を選択してください。

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:道具作成
5:予言
6:休息
7:自由安価

↓2

2:コミュ

誰とコミュを取りますか?

↓2

【早々に少し離脱】

キャスターとコミュ

「…闇の帳は我らを包み、鋼のレジスタンスに残された選択肢は退路なき道、たった一つ誇れるものは、…うーん、違いますわね」

キャスターが何やら推敲してるけど…大きな戦いの前だ、いろいろと清算しておこう。

「キャスター」
「…あら、何ですの?」

…何を話そうか。

↓2まで、話したいこと

キャスター好きな食べ物とかある?

迂闊に病院に踏み込んだりとキャスターに面倒かけまくった事を謝る。

あと、キャスター。そのレジスタンスって何かの暗喩?

>>615-616

…とりあえずはちゃんと病院での一件を謝っておこう。

「えっと、ごめんね」
「…主語がありませんことよ」
「…今日のこと、ごめん。完全に私のミスだった、あの場でちゃんとキャスターの話聞いてたら、あんなことにはならなかったし」
「…」

キャスターは無言のまま私を見つめている…。

直下、キャスター感情判定、成功以上で関係修復、大成功以上で…?【褒められて気分がいい】+1

>>617 単なるネタです

8:大成功

「…ま、いいですわ。誰しも失敗はあるものです、今回は頭を下げた貴女の誠意に免じますわ」

その声は優しく、…とりあえずは許してもらえたようだ。

「あ、ありがとう。キャスター、…そういえば、この前、何であんなに」

そこまで言って口を滑らせたと気が付いた。
キャスターの顔があの時と同じ真顔に戻る。
…しまった。

だけど、キャスターは私から目をそらさず。

「…マスター、私の願いを当てられますか?」
「え?」

そんな質問を投げかけてきた。
…根源への到達、じゃないの?

「…私の願いは浅ましく、卑しく、醜いものですの。それを答えられますか? マスター、私の怨嗟を、怒りを」

↓3まで、本当の願い

虐げられた事の払拭

>>622-624

…マザー・シプトン、彼女の本当の願い。
あの夢を考えたならば、彼女の願いは…

「…過去に虐げられたこと、自らの功績を改竄されたことに対する」

きっと、これしかない。

とても辛く、浅ましい願い。

でも、彼女にとっては人生をかけた願い。

「復讐」

私がその言葉を放つと同時に、キャスターは目を閉じる。

「…はあ、まったく、あまり人から言われたくはない言葉ですわね」
「…」
「大方は正解ですわ。正確には、『生前自身を虐げた者達と死後自身の経歴を捏造し貶めている者達の幸運を全て奪い、奪った幸運を自分に移し替えること』」

…思ってたよりも結構ダークなんだけど。

…だけど、マザー・シプトンはその予言だけでなく、存在すら作られたかもしれないという魔女。
なら、私のあの時の言葉は、『彼女の行いを、予言を否定した』その言葉は、その存在すら傷付けるものだったのかもしれない。
それは、彼女を虐げた者より、彼女を貶めた者より、強く痛めつける言葉だったのかも。

「で、どうです? マスター、私のこの願いは。まったくくだらなく、浅ましいでしょう?」
「そんなこと」
「同情は結構、貴女も奴らと同じですもの、私の一生を馬鹿にし、死後すら私の予言を用い、その名を貶める。私を作った人間と、私から最低の自負すら奪った人間と」

…駄目だ、本心を話してくれたのはいいけれど。
私はただ、魔女に、貴女に憧れていただけなのに。

幼いころの童話に出てきた魔女は、時に醜くお姫様を傷つける。
でも、その姿は、薄暗く湿った世界しか見えなかった私にとって、ありのままの姿だった。
自分の欲望のまま、やりたいことを不思議な力で叶える。それは家に縛られ、諦めかけていた私の最後の支えで。
その姿は美しく、揺るがないものに見えたんだ…!

だから、だから…!

↓3まで、キャスターにかけたい言葉

私は貴女に憧れた
あなたのようになりたいと思った
だから貴女を呼んだの

>>628-630

「それでも私には、貴女のことが綺麗に見える」

私の言葉に、一瞬静止し、キャスターの表情が崩れる。

「な、何を」

…私の思いをぶつける。キャスターと同じように醜く、浅ましく、それでも自分を変える気はない私の。

「私は魔女に、貴女に憧れた。貴女のようになりたいと願った」
「…え」
「だからあなたを呼んだの、キャスター」

これが届かないならば、聞いてもらえないならば、何度でも言い続ける。
偏執的で、破綻した私の理論を突きつける。

変わらなくてもいい、嫌ったままでもいい。
だから、私の憧れた「魔女」でいてよ。Ms.シプトン!

「それにね、魔女って考えたら悪者でしょ? だから、貴女の願いも許容範囲、むしろ、貴女にとって大切ならそれが一番だよ」

私の夢に、私の理想に、私の希望に…届け!


直下、均衡以上でキャスターと関係良好に。下でも、初期状態に戻ります

5:ギリギリセーフ

「…ふ」

キャスターから息が漏れたような音がする。

「ふ、ふ、フフフフフフ! な、何て馬鹿でしょう、マスター! 貴女、本当に馬鹿なのですわね!」
「な」
「あー、もう、今まで悩んでいたことが急にアホ臭く思えてきましたわ。もういいです、馬鹿につける薬なんてありませんもの」

弾けるような笑顔、それはどこまでも柔らかく。
これが本当のキャスターの笑顔なんだろう。

「…もっとも、私は人間が嫌いですの。ですから、これからも貴女との付き合い方は変えませんわよ」
「…変えるも何も、どう変えるのよ」
「ふふ、はあ、まったく、では、私の覇道に、復讐にお付き合いしてもらいます、よろしくて、マスター?」

…ああ、そうだ、自分のために、自分のやりたいことのために動く。
その生き方は、復讐のためとか、成功のためとか、関係なく、私の望んだあり方だもの。

「断る理由がないわね、なんたって私も悪人よ、キャスター」
「魔女の素質は十分ですが、もう少し言葉を柔らかくした方がいいですわよ」

顔を見合わせ笑う。魔女の笑い声は、思っていたよりも優しく、可愛らしいものだった。


新たな人間関係が構築されました

キャスター→貴女【協力関係『まったく、ここまで馬鹿だとは、…お付き合い願いますわよ?』】
貴女→キャスター【理想『貴女の在り方を私は否定しない。思うままに浅ましく、醜く、キャスター』】

【本日はここまで、もう少し人間関係の描写をキッチリしたいところ】

【本日のチョロイン】

     /r´  ,-´:::::::::::::::::::::::::::::ヽ- 、
    /::/  i´:::; :::::;:::::;: ::::  :.  ヽ`
   ./.i i,、 _/ ../././....!.:.....|!:!......∨.i:. i
  /::::::iミヘ.i.,!:::::::::i::i !___iヽ_,! !_,,=、:::::|::!|

..<:::::i〈y>i! 〉:::::::::、>ー-=イ `<_y:::|!
:::::::::::::ヾ`y/.|::::::::|´,,=-ミ    彡、i::::|
:::::::::::::::::`イ,-,!:::::::|〈 ㊨     ´@ :|:::|
::::::::::::::::::::::| ! |:::::∧ ´ー    i.ー´:|:::|
:::::::::::::::::::::::! !.|:::::::::i       ヽ  i:::|
::::::ノ::::::::::::::::y:::::::::::|     ___ ´ /:::|

/::::::::::::::::::ノ::::::::::::ノ u  i` ̄ /  /:::∧
::::::::::::::::::ノ:::::::::::::人   ヽ_/ ./(:::::::∧
__ , =彡::::::://  >.、  ./::::::::\:::゙、` ー =--- 、

:::::::::::::::::::::::::::/`i、,、,,//`=´:::::::::::::::::::::\__......::_::::::::::::)
:::::::::::::::::::::::::〈i   / .〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ >::/
::::::::_,,=-=イ>、___,,イ_i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!、 .〉//
´ ̄:::::::/ /:::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i/ ヽ__,,-´
::::::::::::/ y-=イ´`<:::::::<|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
:::::::::/ / // ////>イ!::::::::::::::::::::::::,-=-、_:::::::`ー、_,-=、

…もう少し判定厳しくするべきでしたね、反省。

ちょっとこれから隔日になる可能性がありますのでご了承を。明日はやりますが。
それでは、質問はいつでも受け付けてますので。

   
                   ,_  ー―==.、 }                                                          _   -‐‐-  _
                , : :'::::::::::::::::::、:  `'}_/,′                                            ┛┗      _z<三二三__    ニ=‐ 、
               /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::':::: 、                                             ┓┏   ∠ニ〉斤r r‐-≠=ユ_ \  \  `丶、
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            从: j }`}:::/:::/7.::::/7::::/   i!::::::::i n           /  /    // ', ヽ \     \   ヽ:   ',        >'  ̄¨ア¬―-=ミ<≧彡'ノ^^\   丶
            !ノ / ,: / 、:,r'灯ヾ  !::/ -―j::::::::::} i |∩        /  ,'  / l/   ヽ.{ \ \.  : : . . :ヽ   :ハ   '   .   //// ///  ` '<_     \   \
            Y  r一'.r'¨ ̄`ヽ '′だテ_/::::::::/ i i.! | /)       ,'  | :   /|     \ 丶 \: :\: : :l: . . : |   :',  . ∠<// /// / / イ  ┛┗    丶
            ,′  i/ /弋__ノ'⌒{¨ ̄ `}⊂二、{ i /, ′     .:i  :{ : .|l八              \:ji: : }: : : : !   !:l     //イェ._x  / / ‐- l l ┓┏|\     丶
           j   !/、        ゛ー一'ヽ\ }   ,'        ,' | : ハi: : :N __          _)ハ:/}: /.: :|:i   | |       // Y沁,  /≠=、、l ∧ l |  \
           /   /::::| i\  `ー- '  ィ':::::::/ヽ.` ,   |         | :l: :八: :{´ヽ  `丶     /´ / /`j:/j.: :/:l   | |       / ,イ`ア′   ' 乂'沁l/ リ |   丶
          / ´⌒ヽ'ヽ::i ト--ヽ._  . ≦´,'::::::/  \   j        | :|: : :rミメ、               ノ ,: /1: :  l |      / イ{ 〈         `´´/  リ//| (^) / 丶
         ,: `丶./ /ヾ    、 ̄ュrヽ、,'::./     冫  .{、      :  ! :l: : :| ハ. 、_ _,≧,       、≦,__ _, /イl |: : : ,'       ′ ∧           ///ノ| /
        /′   `/一`, `丶、  |圦;ォ、: : ´{ヽ、.   ゝー―'^ 、     l  l: :',: :∧ヘ{{ `冖"¨´ }}-―-{{ `¨"冖'´ }}/ /: : :/ ,       Vハ ( )     /イ / ∧ ヽ  ヽ
 .      /     .′  ヽ,: : : : `'ヽ介ゞ: : : ヽ、  `ヽ ト、_, , ' ヽ   {  ',: :'、: :丶ゞ======='  j|   '=======彳イ : : / / .         V∧      _  イ'/ / /  \丶 丶
      /      /    ヾ: : : : : : : 弋ゞ: : : : .\   ',     ヽ  ',  ヽ: :\: : {ヘ       `         /: :リ: : / /   .        V l`ニT二´ \     / /-‐'⌒ ヽ丶 丶
     ,'      /      ヾ: : : : : : : ゞヽ: : : : : :、   !      丶  \  \{ \t: ゝ、    (⌒)       イ//: :/ /           l ! /∧ ,r‐'´ヽ /〆      V丶 丶
    /      /        }: : : : : : : : : : : : : : : :}.   ヽ、     ‘,  丶   {三≧ノ:.> .   ^   . <ハ:{三j/ /           l ! ´  rf´  ‐-、 U,′       V 丶 丶
    ′     /   ,.'    _.ノ: : : : : : : : ,: :、_: : : : ノ`ヽ、   ヽ、     }      }>-―ァ)ノ }`≧ェ≦´{ ヽ({ー-<{              l !  ∧V     ̄l        ',


【AAいじくる実験に作ってみた若かりし三人娘】
【再開はもう少し後で】

【再開】

直下、他陣営描写

奇数でアサシン同盟、偶数でアーチャー同盟

【神は何を望んでいるのだ。0:特殊判定】

直下

123:強化されるミシェル
456:ミゼルと瑠璃のお話
789:闇を駆けるキチガイ

8:闇を駆けるフォウマルハウト

大海原の孤島のように闇に浮かぶ神屋、その明かりをはるか高台から眺める男が一人。
風に揺れる金髪にサングラス。その特徴的な外見に見合った狂笑を浮かべ、男は首をゴキリと回す。

「ン十年ぶりだな」

眼下に広がる風景、そこに流れる魔力の気配を察知し、男の顔にまたしても深い笑いが刻まれる。

「…またツマンねえことやってるわけだ」

煙草に火をつけ、ここ数年で増えた傷をなぞる。
幾度となく訪れた命の危機。その全てに男は打ち勝った。

…打ち勝ってしまった。

「…結局あの後も俺は変わらなかった、ああ、下らねえ、詰まらねえ」

その怒りを、その恨みを、その妬みを男は爆発させる。
自らに無いものを持つ女へと、真っ直ぐに歪んだ思いを滾らせ。

「だからよお、テメエを殺しに戻って来たぜ、アーデルハイトォッ!」

どこまでも破綻した超新星が、戦場に新たな熱を刻み込む。

                       ヽ、
                     __ \`ー_- _\、

                       ー _ ≦  ‐- ̄_` .≧\
                  、_ ニ彡 .,. _-= ´_` ー ̄_ '-、
                  _/   '〃´`彡 >-、-´彡イ<
                      フィ〃ハ {フ´´ \:::>彡ィ/
                        ) / ゝ、  ト{!..,_ ´、 >'イ
                     ノリ〃/入   \ヾ\ ,'
                 \ - _ 'ハ/ ト、\   `¨´/
                   \    ./   }. \\ _/
                      \_ / _ }_ -‐  ̄ \
                r‐.:::ヽ´ /  ) ,..:::/      }
              , 、/:::::::::::j!/_/,._':/       /
      r^_‐=i'`¨¨  ̄ /:::::::::::/ _ - ´ ヾ、         /
    , -.〉、7ノ=-‐― 7::_ -‐ ´      )ヽ  ,,..../

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【西園寺流々がサヤカ=アーデルハイトの捜索に動き出しました、病院で特殊判定を出した場合、彼が参戦する可能性が高まります】

直下、クリス【二重人格】判定、4以下で変化

8:変化せず

【六日目】

鳥の声が聞こえる。…朝だ。

「さて、決戦の朝ですわ」
「…これでまだ全陣営残ってるとか、狂気の沙汰ね」

…道場へと向かう。現在の魔力量から考えると、ドラゴン一体でほとんど使い切ってしまいそうだけど。
でも、やってやる。自分の願いを、そしてキャスターの目的を叶えるため。

「来たね。じゃあ、最後の確認をするよ」

ミゼルを中心に最後の打ち合わせを行う。
セイバーが口火を切った。

「まず、私とライダーがアヴェンジャーを引き付ける」
「…そこで、なんだが、敵マスターが出ることも考えて、俺のマスターと行動を一緒にしたい」
「そこには不服はないとは思うけど、何かあったら全報告が終わってからね」

クリスが次に立つ。

「そして本丸となるアサシンはランサー、キャスター、バーサーカー。そしてその各マスター、加えイーリナスさん」
「それでいいわね?」
「令呪の使用は各マスターに任せるね。じゃあ、これで終わりかな」

…うん、事前に話した通りの結果だ。
何かあるかな?

↓3まで、何か聞きたいこと、意見があれば。なければなしと記入してください

後のことを考えるのは、気が早いかもしれないが、
暗讐同盟倒したら、どうするんだ?
その後、すぐにバトルロワイヤルは冗談としても、インターバルぐらいは欲しいね

【とりあえずここまで】

>>661

「…そういえば、打倒した後はどうするのよ」

ランサーのマスターが口を開く。

「確かにな、勝つにしろ負けるにしろ消費は必至だ、その後のことも考えておいた方がいいんじゃないか?」

…確かに、特にキャスターなんてシャレにならないし。

「…そうだね、じゃあ、打倒後は、16時間の戦闘禁止、加えて現段階で組まれている同盟全部破棄。こんなところでどうだろう」

つまり、戦闘後は、三同盟にクリスとの同盟も消滅ってことか。
…まあ、仕方がない。

「僕はそれで大丈夫ですよ」
「私も」
「僕も大丈夫だ」
「文句はないわ」
「じゃあ、これで決まりね」

【アサシン打倒後、二ターンは剣、槍、騎、狂の襲撃をうけません】
【同様に、その段階で組まれている同盟はすべて破棄されます】

…あ、そういえば作った礼装分配しておこうか。

【攻撃用使い魔】:戦闘時に使用可能、3ターンの間、+補正
【魔力結晶】  :戦闘時に使用可能、任意の判定を振り直しできる

…とりあえずこれが三つずつ。アサシン組とアヴェンジャー組に分けておいた方がいいよね。

↓2、どのように分配するか

アヴェ組に。使い魔×1、魔翌力結晶×1を提供。

>>665

まあ、大一番は間違いなくこっちだろうし、アヴェンジャー組に一つずつでいいかな。

「えーっと、ちょっと作った礼装あるから分けるね」
「お、気が利くじゃない、ミクス」
「うるさい、アバズレ」

…さて、これで準備は整った。

「…じゃあ、行こうか」
「ええ、行きましょう、マスター」

朝焼けの中、病院へ向かう。
例えようのない緊張と、高揚を胸に。

直下、病院状況、均衡以上で全員眠らされている

5:全員眠らされている

「…人除けの結界があるね」
「つまらないわね、まったく。…ここまで馬鹿にされてその程度で済むと思うのが大間違いよ」

病院内は昨日と同様に静まり返っている。
…全員眠らされているようだ。

「…ヒレンはどうやって処理したのかな」

まあ、考えている暇はない、目指すは特別治療室。
そこでアサシンが待っているのだから。

【これから三回に分けて判定を行います】

直下、安全に行けたか判定、均衡以上で成功、下でファミリア出現、ファンブルでアヴェンジャー

7:成功

「…私が来たときは館内放送が流れてきたんだけど」
「誘導することもない、ということでしょうね」

なるほどね、…何かムカつくな

直下、安全に行けたか判定、均衡以上で成功、下でファミリア出現、ファンブルでアヴェンジャー

9:クリティカル

「…それにしても、眠らされてる人間は大丈夫なんでしょうね」
「あれ、瑠璃ちゃんそういうこと気にするタイプ? 私が前に会った西園寺のマスターなんか気にも留めてなかったけど」
「兄貴は馬鹿だから。政治面を担当してるから一番文句言われんの西園寺なのよ」
「…結局そういうオチなんだね」

直下、安全に行けたか判定、均衡以上で成功、下でファミリア出現、ファンブルでアヴェンジャー【クリティカル】+1

9:クリティカル

「さて、何の問題もなく着いたけど」

ミゼルが目配せをすると、セイバーとライダーが現れる。

「…出てこい、ドゥカジニ」
「…バレていましたか。お久しぶりです、ああ、申し訳ない、ごめんなさい、私が」
「あーあ、見つかっちまったか、まあいいや、為すがままに、だ」

物陰から二体のファミリアと共に姿を現したアヴェンジャーとそのマスター。
その目は宙を泳ぎ、顔はところどころ掻き毟られたような跡が付いている。
どう見たって正気を失っている。…手に握られているのは宝具か?

「ああ、私のせいで、貴方の国は滅びた、だから、私は裁きを受けなくてはいけないんです」
「…私のせい、か。…もう君に言葉は届かないのか」

そう言い、セイバーは剣を引き抜く。
並ぶライダーも同様に剣を抜き、アヴェンジャーに向ける。

アヴェンジャーはそれを見ると、とても楽しそうに涙を流す。

「あ、あはは、そうです、私の罪を、裁いて、私は、復讐されるべきなんだから!」
「…行け、ここは私達が引き受ける!」

初激を受け止めるが、やはりその腕に力は籠っていない。
だが、その背中に、新たな刃を加えることは許さないという強い意志がみなぎっている。
ミゼルが頷くと、アサシン組は突撃する。ドアの前に立ちふさがっていたアヴェンジャーのマスターは優雅に一歩退いた。

「…アヴェンジャー、よき夢を、面白き夢を。…通れよ、アタシはこの景色で十分だ」

ドアを抜け、病室に入る。
その大きさすら狂わされた異界で、アサシンが一人ゆるやかにベッドに眠る少女の傍らに立っていた。

「ようこそ、我がロンドン塔へ」
「生憎だけど、死刑は一人で十分よ」
「おやおや、手厳しい。…マスター」
『ええ、共に戦いましょう、私の新たな可能性のためにも』

部屋中に声が響く、と、ベッドに横たわっていた少女と同じ顔の女、そして二人のファミリアが現れた。

「さて、では、踊っていただこうか?」

アサシンが笑みを浮かべた。
戦争が、幕を開ける。

多数決、暗と讐、どちらとの対決を先に処理しますか? 先に二票

対アヴェンジャー戦から

「…私が、私が私ががががが」
「…セイバー、俺もいろんな人間が身近にいたから分かるが、その」
「ああ、もはや、剣で語る以外にはあるまい。…何故だ、何故君ともあろうものが」

セイバーが弱弱しく剣を握り、意志を固めた。

「…戦闘には加わらないんですか?」
「アタシのどこを見たら戦闘に向いてると思うのかね、ま、できることはサポートくらいだよ」
「…なら、僕も攻撃するわけにはいきませんね」
「おいおい、そんな甘ちゃんでいいのかよ、ま、そっちのほうがありがたいがな」


直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3

総計、-1

8:セイバー有利

【2ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1 【有利】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3

総計、±0

6:セイバー若干有利

【3ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3

総計、-1

1:ファンブル

新一【魔力結晶】使用、同時に【戦闘用使い魔】使用

直下、戦況再判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1 【戦闘用使い魔】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3

総計、±0

【0:特殊判定】

直下

123:コアライン、令呪一画使用
456:その背後を駆けていく超新星
789:ライダー、【士気高揚・入陣口上】使用

1:アヴェンジャー陣営令呪一画使用、残り令呪1

直下、戦況再判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1 【戦闘用使い魔】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3 【令呪】-1

総計、-1

1:ファンブル

直下、新一令呪使用判定、成功で令呪二画喪失し再判定、失敗で令呪二画使用し、逃走

8:新一、令呪二画使用、再判定。残り令呪0

直下、戦況再判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1 【戦闘用使い魔】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3 【令呪】-1

総計、-1

3:アヴェンジャー有利

【4ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1 【戦闘用使い魔】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3 【令呪】-1 【有利】-1

総計、-2

6:セイバーやや有利、ライダー、【士気高揚・入陣口上】使用

【5ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1 【戦闘用使い魔】+1 【士気高揚・入陣口上】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3 【令呪】-1

総計、±0

2:アヴェンジャー有利

【6ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1 【戦闘用使い魔】+1 【士気高揚・入陣口上】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3 【令呪】-1 【有利】-1

総計、-1

3:アヴェンジャー有利【異界化しているため、朝ですが戦闘終了まで判定を行います】

【7ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどセイバー有利

【カリスマ】+1【勇猛】+1【心眼(真)】+1 【士気高揚・入陣口上】+1
【血の復讐】-1【報復呪詛】-3 【有利】-1

総計、-1

1:ファンブル

直下、大成功でミゼルの令呪間に合う、成功でセイバーのみ消滅、失敗で両陣営消滅

0:おおっと、特殊判定

直下

123:剣、騎両陣営問答無用の消滅
456:ミゼルの令呪間に合う
789:「アタシたち無視してんじゃないわよ!」

8:アーチャー陣営到達、剣騎とチェンジ

                              r―‐-. . .,_

                                ,!: : : : : : : : `: . .、
                               ,. :≦:{ : : : : : : : : : : : : :`: 、
                              , :': : : : : ヘ:_ : : : : : : : : : : : : : : ヽ
                       /: : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : ヾ: : :ヘ

                       ,.': : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヘ : :∨
                          /: : / : : : : : : : : : : : : : : : : ヾ : : : : : : ハ: : :'.
                     ,': : /: : : : : : :! : : : : : : : : : : : : ヘ : : : : : ハ: : :'.
                       i: : :!: /: :! i : iヘ: : :ヘ: : :、: : / : : i: : :i: : : :}: : :ヽ
                      '.: :i{: !: : !:ヘー!-ヾ : :ヾ、:Χ: :_:_: :.!: : :!: : : i: : : : :\
                    _,>:':´ヘ:ハヘ: ハ.:{ 汽ミ、`ー-  ィ示心》: : :}: : :,' : : : : \`: .、
              ー‐ 7: : /´/: : ヘ!ヾ: :ハ. 匁ソ     匁zツ,!: : ; : :/ : : : : :ヽ ヾ :`: .、
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          __,.. .-‐イ : : i_;. イ: : : ;.イ: : : : : リ//! >- r< / !/////////,≫、: : \ー-.!: : : :!:_:_: 二ニ=‐'
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                 ム: :{:': : : :/: : :/: : : : :/: : :}//ムi-ヘ≪-{  /: {/,i!'//,i!/////////≫:.、<`:ー-. 、
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   人: : : :ヽ   .! : : : : /    ヘ: : : : : : : : : : :,イ//o////〃///////////ム: : : >'////////////ィ: : : rー
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            ∧: : : ヽ.,_   i三三三三三ニム///ニ!///> .,_ ` ー 、  !マ/////≫'´   /'´
                 }: 7` ー―' ≫三三三三三ニ∨ニi!//////, > .,_ ノ    ≪r '´
                ノイ     ,.イ  }ニ三三三三三三三三三三三三/ / // ≪
                   ,.イ//!   マ三三三三三三三三三三三三`¨ゝ ' イ> ..,  ` <
                   ,.イ'////,!   `Y三三三三三三三三三三三三三三三ニ!  > .,  ` <
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                                     l//////////

【本日はここまで、次回、弓対讐】

【あのような魅力的なキャラを作りたいものです。少し再開】

妙な動きだが、的確に敵の虚をついている。
ライダーはアヴェンジャーの戦いをそう判断した。
突出するアーチャーをカバーしつつ、ファミリアらが間隙を埋めるように弱いものの、的確な一撃を繰り出す。

「統率がとれているな…」
「さあ、覚悟はいいですか、私に、断罪を」

だが、なお観察すると、アヴェンジャーが指示を出している様子は見られない。

「彼女の挙動にあとの連中が合わせているのか」

その思考の一瞬のスキを突き、ファミリアの一撃がセイバーの肩を抉った。
剣を振るセイバーの動きは呪いのせいもあり、より一層、一つ一つのインターバルが大きい。
だが、ライダーはそれだけではないと確信していた。

「…セイバー!」
「やはり、鈍る」
「…それは呪いのためか、それとも」
「…」
「答えろ、セイバー」

セイバーは答えず、突撃をかける。
あまりにも無謀なその行動に舌打ちをしながらライダーはサポートに回る。

「…ッ、マスター! 魔力結晶を使え! 使い魔も投入だ!」
「ああ、分かった、ライダー!」

投入された使い魔が一体のファミリアをけん制する。
それによってできた穴に向け、ライダーは剣を振り下ろした。
だが、その一撃は突然の速度上昇により空振りと終る。

「…うむ、均衡が崩れたか。まあいい、『アヴェンジャー、膝をつくな』」
「はは、私が、貴方の護った国を変えてしまった。私の掟が、血の掟が」

リチュアが使用した令呪がアヴェンジャーの速度を上げる。
アヴェンジャーは虚ろな目で延々と同じ言葉の堂々巡りを。

「私が望んだものは、誰も復讐に捕らわれない世界、なら、私が一番に、復讐の法を作った私が一番に復讐を」
「…! 違う、違うぞ! アヴェンジャー!」
「私の名前を呼んでよ、私の功績を言ってよ、私の罪を――」

その目からは涙が垂れ流される。
最期に放たれた言葉は虚ろで、どこまでも誠実で。

「復讐(ゆる)してよ」

ライダーはその表情に吐き気を覚え、セイバーは打ちのめされる。

「…とんでもないエゴイズムだな。セイバー、問おう、彼女はもう救われない。君が殺さぬ限り」
「あ、あああ、…やはり、そう、か。私の、せいなのか?」
「違う。だが、君が片を付けろ。」

今にも崩れそうなセイバーに言い捨てると、ライダーは剣を構え直した。
と、目に残らない速度でアヴェンジャーが迫る。

「来るぞ!」

ライダーが叫び、迎え撃とうとする。
だが、その壁となるようにセイバーが立ちふさがり、アヴェンジャーの一撃がその体に吸い込まれた。


「…ッ、やれ、ライダー!」
「…! 馬鹿なことを! セイバー!」
「何で、なんでなんでなんでナンデ! 何で、そんなんじゃ私の復讐にならない!」

アヴェンジャーの華奢な体をしっかり抱きしめ、セイバーは放さない。

「…すまない」

じわじわと流れ出す血液。
その鮮烈な紅に、新一が叫んだ。
ライダーは一瞬でその意図を理解する。

「…ライダー!」
「お前が思うままに! マスター!」

ライダーの言葉を受け、新一の令呪が光る。

「令呪を重ねて命ず! 『セイバーの力となれ!』」

奔流する赤い魔力がセイバーに向かうのを確認し、ライダーはセイバーを弾き飛ばし、アヴェンジャーを突き飛ばす。

「我が顔を見忘れたか! 我は武勲高き蘭陵王! この顔の前に門を開けよ! 【士気高揚・入陣口上】!!!」

そうして兜を脱ぎ捨て、顔を露出させると、倒れこむセイバーに近づき殴り飛ばす。

「馬鹿野郎! そんなことで彼女が救えるか! 彼女の精神は汚染されている! ならばやるべきことは一つだろうが!」
「…ああ、そうだ、済まない、私は」
「口を動かすな! 言葉をかけるべきは俺じゃないだろう!」
「…!」
「伝えろ! 信じろ! 戦え! 俺にはそれができなかった、だから、せめて」

目に光が点ったことを確認するとライダーは振り向く。
だが、そこに届いたのは新一の叫び。

「セイバー! ライダー!」
「しまっ…!?」
「ああ、私は、私は、貴方に」

殺到するアヴェンジャーとファミリア。
反応しきれない力の前に、ライダーはせめてもの一矢を報いようとし。

「私たちを無視してんじゃないわよー!!!」

その姿が横からの一撃で吹き飛ばされる様子を確認した。
叫びと共に、小柄な虎のような娘が現れる。

「…!? あ、アーチャー!?」
「その通り、アーチャーよ」
「な、何でここに」

困惑する新一に応え、アーチャーはアヴェンジャーをにらみ続けながら話す。

「監督役から討伐令の廃止が来たから直接聞きに行ったのよ、そうしたら妙な魔力を感じて。…答えなさい、この病院の一件を起こしているのは誰?」
「え、あ、アサシンだ」
「そう、で、コイツはどっち?」
「アサシン側だ」

その言葉を聞くと、アーチャーは顔を緩め、刀を抜いた。
後ろから遅れて彼女のマスターが到着する。

「なら躊躇う必要はないわね、いいよね、望?」
「うん、ブッ飛ばせ、アーチャー!」
「了解! 孫呉大帝の名に懸けて!」

アーチャーの放った言葉にライダーが目をむく。

「な、孫呉大帝って、お、お前が孫権!?」
「あら、同郷? まあいいわ、ところでそこの大男」

アーチャーの目がセイバーへと向けられる。
その目はようやく光の点ったセイバーの瞳を見据え、力を込めて何かを伝える。

「…私か?」
「…ウジウジするのは仕方ないわ。でもね、信じなさい、自分を、アイツを」

それだけ告げるとアーチャーは立ち上がったアヴェンジャーにその切っ先を突きつける。
友を信じた王の背中に、セイバーは何を感じ取るのか。

「さて、じゃあ行くわよ、横槍ごめんね!」
「邪魔をするな! お前も、復讐の対象だ!」


直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどアーチャー有利

【連戦】+1
【血の復讐】-1【人数差】-1

2:アヴェンジャー有利

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどアーチャー有利

【連戦】+1
【血の復讐】-1【人数差】-1【有利】-1

1:ファンブル

直下、戦闘続行判定

継続以上で戦闘続行

3:戦闘続行失敗

直下、望令呪使用判定、成功以上で二画消費で再判定、下で逃走

9:クリティカル

令呪一画で再判定【蛮勇】発動

【2ターン目】

【連戦】+1 【蛮勇】
【血の復讐】-1【人数差】-1【有利】-1

5:均衡

【3ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどアーチャー有利

【連戦】+1 【蛮勇】+1
【血の復讐】-1【人数差】-1

4:アヴェンジャーやや有利

【4ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどアーチャー有利

【連戦】+1 【蛮勇】+1
【血の復讐】-1【人数差】-1

7:アーチャー有利

【5ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどアーチャー有利

【連戦】+1 【蛮勇】+1 【有利】+1
【血の復讐】-1【人数差】-1

8:アーチャー有利

【6ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどアーチャー有利

【連戦】+1 【蛮勇】+1 【有利】+1
【血の復讐】-1【人数差】-1

4:ややアヴェンジャー有利

【7ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどアーチャー有利

【連戦】+1 【蛮勇】+1
【血の復讐】-1【人数差】-1

1:ファンブル

直下、成功で令呪一画消費し再挑戦、失敗で消滅

7:戦闘を続行 残り令呪0

【8ターン目】

直下、戦況判定、1ほどアヴェンジャー有利、9ほどアーチャー有利

【連戦】+1 【蛮勇】+1
【血の復讐】-1【人数差】-1【有利】-1

1:アーチャー消滅【残り七騎】

直下、アヴェンジャー思考判定【復讐】+1

成功以上で剣&騎に対し戦闘を仕掛ける、下で逃走

【0:特殊判定】【鬱フラグブレイカー発動】

直下

1:アサシンの下へ向かっちゃうアヴェンジャー
2345:ライダー&セイバー、宝具全開使用で再戦
6789:アーチャー、最後に全力乙女、アヴェンジャー撃破

8:アヴェンジャー消滅【残り六騎】

【本日はここまで、超新星はアサシン戦での特殊に期待。ただし、出てこれなければ、あれだけ言ってエンディングまで行方知れずの可能性も】

【本日じゃない、今回、続きは夜?】

あともう一回優位取ってれば、【孫呉大帝】の発動で人数差も吹き飛ばせたのに、アヴェンジャーマジ優秀。

>>735ってなんの話やったん?

>>773 特に意味は無いのでスルー安定かと

【再開】

「さあて、じゃあ覚悟してもらうわよ」
「邪魔だ、邪魔だ! お前が、お前が私を許せるのか!? お前が私に復讐できるのか!?」
「アンタの言い分なんて知ったこっちゃないわ!」

叫ぶと同時にアーチャーは矢をつがえ、アヴェンジャーに射掛ける。
アヴェンジャーはそれを躱し、ファミリアがその動きに追従する。

「結構速いわね! 馬が欲しいわ!」
「遅いのはお前だよ!」

アーチャーに肉薄し、アヴェンジャーが切りつける。
それを躱すも、ファミリアの追撃がアーチャーの肉を抉った。

「くっ…!」
「アーチャー! 令呪を以て命ず! 『耐えて! アーチャー!』」

赤い魔力がアーチャーの傷を防ぐ。
そして、その傷が塞がると同時にアーチャーの目に激情の炎が。

「…痛い、痛い痛い痛いッ!!! 痛いじゃないのよ! 糞野郎!」
「アーチャー! 言葉遣い!」
「…そうよ、冷静に、冷静に、…覚悟しろよ、愚図どもが!」

激情がアーチャーの行動を精緻から粗暴へと変化させる。
その急激な変化に、アヴェンジャーの動きがわずかに遅れた。

「…ッ」
「遅い遅い遅い! 何、アンタがさっき言ってたのは?」
「舐めるなよ!」

何とかアーチャーから放そうとするファミリアの攻撃も、恐ろしいほどの荒々しさで喰いちぎるように弾き飛ばし、アーチャーとアヴェンジャーの顔と顔が突き合わされる。

「…聞きたいことがあんのよ!」
「何だ!」
「アンタの本心は、本当に復讐したいだけなの!?」
「そうだ! …いや、そのはずだ! いや、私は、私は」
「だからよ! だから私はアンタにイラつくの!」

アーチャーが繰り出す一撃一撃をアヴェンジャーはいなすのみ。
そしてアーチャーの問いが確実にアヴェンジャーを抉っていく。

「本心を隠してるんじゃないのは分かる! でもアンタはどっかで何かを歪めてる!」
「な、何よ、貴方に私の罪が、思いが、何が分かるってのよ!」
「何もわからないわよ!」

アーチャーは切り付け叫ぶ。

「分からないから、私は何千年もの間勘違いしていた! 伝えなかったから、怯えていたから!」
「私は伝えている! 怯えてなどいない! 私は」
「そうね、そうかもしれない! 私にはアンタなんてわからないから! でもね!」

アーチャーの声がアヴェンジャーに、セイバーに迫る。

「アンタが本当に望んでいることが復讐だとは思えない!」
「!」
「…そうか、君の望んでいたことは、アヴェンジャー」

アーチャーの一撃がアヴェンジャーごと所持する【復讐法典】を切り刻んだ。
精神を汚染する大本を壊され、腹を裂かれたアヴェンジャーの目に光が点る。

「私は、ただ、みんなが、復讐から、解き放たれて」

――ほしかったの。

その一言にアーチャーは動きを止める。
そして、その一瞬の静止が、彼女を断絶へと導いた。

「…?」
「あ、アーチャー!」

アーチャーの背に二本のナイフが突き刺さる。
顔もおぼろなファミリアによる一撃は確実にその霊核を砕いているだろう。
アーチャーは傷口を触ると、自らの手に付いた血を眺め、ため息を吐く。

「…はあ、あとはアンタが決めなさい、セイバー」
「アーチャー! 待ってて、今、令呪で」
「待ちなさい、望。無駄よ、もう限界、令呪でも不可能よ」
「で、でも」

アーチャーの体が光へと変わっていく。

「…望、ありがとう、だから使うなら、アイツのために使ってやって」
「…セイバーと、アヴェンジャーの?」
「うん、私はもういいから、だから、アイツらの邪魔をする奴らを吹き飛ばして、見せつけてやるのよ」

その言葉にすべてを察したのか、望は大粒の涙を流しながら、令呪に祈る。
たった数日の関係。取るに足らないはずのそれに、全力で答えを返さんと。

「令呪に祈る、『私の友達の願い叶える力となれ!』…やっちゃって、アーチャー!」
「ええ、ありがとう、私の友達、この一瞬の奇跡。大好きだった」

泣きじゃくる望にアーチャーは優しく目を向ける。
そして、アヴェンジャーとセイバーを交互に見つめ、蠢くファミリアに照準を合わせ、言い放つ。

「…セイバー、聞いたでしょう、あとはアンタの出番よ」

セイバーは頷きアヴェンジャーに駆け寄る。
それを阻もうとするファミリアは、しかしアーチャーの照準から逃れられず。

「人の友情に手を出す奴は、馬に蹴られて死になさい! 【孫呉大帝】!」

その叫びと共に、三宝刀六宝剣が現れ、それを携える英雄がアーチャーに笑顔を見せる。
それら全てに消えそうな笑顔を返し、アーチャーは最後に望に満面の笑みを。

「じゃあね、望!」

ファミリアに殺到する十人の英雄。
有象無象の一人に過ぎぬ復讐の悪意は、その輝きの前に消え去った。

【アーチャー、消滅】

そしてその一方で、セイバーはアヴェンジャーを抱きかかえる。

「…申し訳、ありません」
「…君の願いは何だ。ドゥカジニ」
「私の願い、それは…、復讐から皆を解き放ちたかった、そうだったはずなのに…」

セイバーの手の中でアヴェンジャーは徐々にその姿を薄めていく。

「…結局私も、復讐に捕らわれてしまったのです」
「君は」
「私のまとめた復讐の法典により、アルバニアは酷く閉鎖的な環境になった…。復讐の恐怖を掲げ、麻薬売買や人身売買などを世界中に広めたマフィアが作られた…」
「それが君の罪か」
「ええ、そうです、私は貴方の護った国を壊してしまった、歪めてしまった」

アヴェンジャーの声が徐々にその力を消していく。

「…私は、復讐の渦を止めねばならないと、なのに、そんなことに囚われて」
「…」
「貴方は」
「許すよ、ドゥカジニ」

セイバーが優しくその体に声をかける。アヴェンジャーの目が困惑と驚愕で見開かれた。

「私は君の行ったすべてを許す」
「違うのです、私は、私は」
「他の誰が許さなくても私が許す。君の思いは国を護るためであった、ならば、その行為を、その思いを、認めないわけにはいかないだろう」
「でも、私は、復讐に」

なおも自分の言葉を止めようとしないアヴェンジャーをセイバーが遮る。

「ああ、だがその罪は君一人のものじゃない」
「え」
「それは私の愛した民が、私が背負うべき罪だ、苦しむなとは言わない、忘れろとは言わない、だから、共に背負おう、許しとはその思いを共に背負うことだ」

セイバーの言葉に、アーチャーの瞳から熱い涙がこぼれていく。

「貴方は、貴方は、優しすぎます、私は罪人なのに、そんなだから、貴方は強い。絶望の中でも、貴方は諦めなかった。私はそんな貴方に憧れて、そんな貴方が」

そして、泣き顔を歪め、アヴェンジャーは最後に告げる。

「大好きでした―――」

                                      ////////////////////////////////////',
                                      ///////////////////////////////////// i fヽ、
                                     ////////////////////////////////////// ! ヽ:.\

                                     /イ/////////////////////////////////////l  l::::' \
                                    /' l'///////////////////////////////////,.ヾ}  l:::::',  ', ̄ ̄ ̄   ―-  _
                                   _. -‐!//////////////////////////////////!'ヽ.!{ ̄' ‐-l   ,
                                 ,. '     !//////////////////////////////////!) !ハ     l
.                 。   ロ 囗       /       ∨V///,l∨,!V/lV////////////,ヽ\ヾ、//l './/{ '   !   .!
.       。      ロ      [] ロ       /        V!∨/',ヾ.V! ∨!V///!ヾ、\//_ゝ    Vl 'l'トゝ ',  !    !
                ロ   ロ ロ .       /          ヽ,'∨ム,.ヽヽtヾァヾ/∧ ヽ' V,.rノ      /ヽ.l リ l l  l   .l
 ...      ロ        []  [] ロ囗-‐=…: : . .  __       ,' l .::::ヾ、 、 `   lヾ'、         / ./  l.} ! l    l
 ...        []    囗    ロ [] : : : : : : : : : : :`ヾ´: : : :`ヽ   l .!.:::::l       /.!           '  /   l l /     ,
            ロ   [] 囗 囗 : : : : : : : : : : : : : : : : '⌒: : : : : \ ':::::l    .l\ ヽ' -          ,.'  /   /      ,
        []    ロ   [] 囗 : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : ::\: :}\'::::!     l l  、 ー  ‐    / /  ,.'    ,.'     ,
           。   []  ロ []: : : : : :/ : : : : : /: :i: }: : : : : : :\: : V  )!.      、 l 、  、     イ ,.イ   /  /       ,
    ロ     ロ   []┌┐  囗 -‐: : ': : : :i: //:r-|┼: :i: :}i: :l: }ハ: }l    、     、 ヽ  ー ‐ '"   /  /       ./
       . ロ   []  └┘囗/: : : : ::|: : : : |//ノィrテァ }: ハ }:ノ j/ `   、     \ \ー- _ -‐ " / ,.'        /
       .   ロ    ロ 囗 ::/: ; -v|: : : : |:/⌒ヾ以 ノ人 ノ__ /  ',          、        ' ,./!        ./
        。     ロ  [] 囗 : {{ (:r|: : : : |i             ノ      、           r,.- ヽ,.-― 、'"   l       /
             。 ロ囗 :/;へ ゞ|: : : : |{        _, ;        、          ヾ、 !.!.l ⌒,ソ      l       /
               ロ ロ<{/:/=ミ,| i: : : |\       ー /        、             l l l        l     /
     。  ┌┐   [二ニ=-{_{ : :/{          ´  ̄ `ヽ___ 、 .           l l l        l     /
            ロ└┘ ´      `ヽ:ハ   _ /  v'     Y⌒ヽ、.           l l l           l  ./
             ロ囗            V:∧ /V/   _


【アヴェンジャー消滅】

消滅したアヴェンジャーの名残を探すように、空を何度も握るセイバーにライダーが声をかける。

「…セイバー、振り切ったか」
「ああ、迷惑をかけた、ライダー」
「では向かおう、…あちらもそろそろ佳境だろう。どうであろうとな」

そしてセイバーは立ち上がり、ライダー、新一と共にドアへ向かう。
その背に声がかけられた。

「おい、待て、そこの男」
「…? 何か用ですか?」
「持っていけ」

リチュアはキセルを吹かし、偽臣の書を新一めがけ無造作に投げつけた。

「アタシはもうゲームオーバーだからな、これ以上盤面に留まるのは流儀じゃない」
「あ、ありがとうございます」
「じゃあ、そういうことで、中々楽しかったぜえ? おい、今から教会に行くが付いてくるか?」
「…はい、ここで巻き込まれるわけにもいかないし、それに階下の人たちも気になるし。…手伝ってくれませんか?」
「えー、…まあ、一本くらいはパイプ作っておくのも悪くはないか」

意地の悪い笑いと共に、しゃがみこんでいた望を立ち上がらせるとリチュアはすたすたとその場を去っていく。

【ライダー陣営が令呪を一画入手しました】

望が一礼し、その後を追うのを見届けると、再び三人はドアへと向かう。
その先に待っていた光景は…。


【対アサシン戦に移行します】

【召喚術】を使用しますか?

召喚する場合は以下から選んでください。

【妖精】リスクなし、3ターン+補正
【悪魔】一回宝具使用と同じ消費、5ターン+補正
【ドラゴン】二回宝具使用と同じ消費、ターン無制限+補正、逃走に+補正

残りデバフ無し使用可能回数は3です

ただし、一戦闘ごとに召喚したモノは消滅します。

↓2

【戦闘用使い魔】を使用しますか?

↓4

ドラゴン

NO

【もうAA弄るなんて言わないよ絶対】

>>781 …計算間違ってました、残りデバフ無し使用回数は2ですね、それでもドラゴン使いますか?

↓から多数決、先に二票

のー

>>785-786 というわけでGM権限も加え、悪魔を召喚します

>>783 【戦闘用使い魔】は使用しません

無機質で広大な空間が広がっているその異様な空間に、少女の声が響き、奇妙な兵士が姿を現した。

「マスター、知っているかね? このような分け目の戦いをこの国ではテンノーザンと言うそうだ」
『無論知っています。…では、皆様、申し訳ありませんがお覚悟を』

兵士がジャキリと武器を鳴らす。
私たちは身構える。

「…来たね、みんな、覚悟はいい?」
「…ええ、いつでも!」

と、アサシンがキャスターとバーサーカーを見ると、どこか陰険な笑みを漏らした。

「…なるほど、竜の母、ヨシヒメに我が国を貶めた魔女、マザー・シプトンか。君たちのような麗しい女性に出会え、光栄だよ。討ち取ったならば騎士物語だ」
「…マスター」
「ええ、叩き潰すわよ」
「もちろんですわ!」


直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計±0

↓2、マスター戦、戦況判定

【収束砲撃魔術】+1
【陣地】-1【大魔術】-2

総計-2

3:アサシンやや有利

1:ファンブル

ミゼル【一か八かの百発百中】発動 【改・不幸体質】-1

直下、成功以上で有利判定に変更

1:ファンブル

【魔力結晶】を使用しますか?

↓2

>>796 使用

直下、再判定

【収束砲撃魔術】+1
【陣地】-1【大魔術】-2

総計-2

3:キャスル有利

【2ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1 【有利】-1

総計-1


↓2、マスター戦、戦況判定

【陣地】-1【大魔術】-2 【有利】-1

総計-4

【そういえばミゼル→貴女は友情でしたね】

2:アサシン有利

1:ファンブル

ミゼル【一か八かの百発百中】発動 【改・不幸体質】-1【友情】+2

直下、成功以上で有利判定に変更

2:失敗

【魔力結晶】を使用しますか? 使用しない場合は気絶、負傷判定に移行、間違いなく-補正が付加します

↓2

使用、直下、再判定

【陣地】-1【大魔術】-2 【有利】-1

総計-4

【…そういえばキャスル動けないですね】

【人数差】+1を追加します

【このレスは判定に使用しません】

1:ファンブル

【最期の正直】

ミゼル【一か八かの百発百中】発動 【改・不幸体質】-1【友情】+2

直下、成功以上で有利判定に変更

0:特殊判定【改・不幸体質】-1

直下

123:無難に失敗かつミゼル気絶
456:超新星登場
789:有利判定に変更、かつ超新星出現

3:ミゼル気絶

【3ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1 【有利】-1

総計-1


↓2、マスター戦、戦況判定

【収束砲撃魔術】+1
【陣地】-1【大魔術】-2 【有利】-1

総計-3

00:特殊判定

直下

123:恒例うっかり
456:ランサー、宝具解放
789:超新星ステゴロで参戦

1:ファンブル

2:西園寺のうっかりで悪魔消滅

直下、再判定
【カリスマ】+1【人数差】+2
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1 【有利】-1

総計-2

↓2、貴女、気絶判定

成功以上で負傷、失敗で気絶

6:キャスターやや有利

1:貴女気絶、兵士ユニット、及び大魔法がサーヴァント戦に投入されます

【3ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1 【有利】-1 【大魔法】-2【兵士ユニット】-1

総計-7

というわけで残った令呪を使用しても確定不利となり、加えて貴女が気絶しているのでゲームオーバー処理をさせていただきます。

【GAME OVER】

↓3、コンテニューしますか? コンテニュー回数は残り2回です

コンテニューする場合は候補も記入

候補は

>>779
>>817
>>824

【ついでにマスター戦ですが、一回でも有利を取ることができれば、勝てる見込みは高いです】

【今夜はここまで、次回、 >>779 から再開。遅くまでお疲れ様でした】

【反省】
初コンテニューでしたね。とりあえずコンマ運が悪かったです。
新一君がいればもう少しマシだったかもしれませんが、基本戦闘技能を持っていない西園寺とクリスは戦闘には介入しませんので…。
…ですが途中でグリスなら戦えるかも、と思ったので次回は【二重人格】判定投入しておきます。

新一君は、最後の作戦会議の段階で、マスターの配置換えを提案していればこちらに来ていた可能性もあります。
でも十分勝てる可能性はありますので、気を落とさずに。

では、また次回、三十路の流々は現れるのか。

描写有りと無し、どっちの方がいいですかね…

≪クラス≫: アーチャー

【真名】: 孫権
【属性】: 秩序・中傭
  
【筋】:D
【耐】:D
【敏】:C
【魔】:D
【幸運】:C
【宝具】:B+

                                                       _
                                                    ,. ':´:、:`ヽ、
                                              _/:_:_:ヘ:Y: :ヘヽ

                                             /:-‐: : : : : : : : : : :,!`ヽ
                                           ,. ':´: : : : : : : : : : : :,. :ヘ: :⌒ヽ、
                  ,.. -‐: : : :¨: ̄:¨: .、    rf¨            j: : : : :,. :'´: :,.: :⌒ : : : : : ヾ: : : :ヘ
                ,.イ7:ィ: : : : :_;. :-―-: :ミ: .、 {:〔         /: : : :/ : : 〃: : : : : : : : : : : :ハ : : : ヘ  ,z=ミ、

                  { !'7: : ;. :'´: : : : : : : : : :`: ヾ :ヽ、       /: : : :/ : : /: : : : : : : : : }: : : : : i: : : n }/}//っ7
                ` i :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `ー--‐ :´: : : : : j: : :/イ : /: : : : /:/: : : : : /リ: :.i. !'} ∨/7

                  ,..イ _;.:¨: ̄:¨: : :ー--‐: : :¨: ̄:¨: ー- :..;_:_:_:ノ: : : /:.イ7: : :i : : /:/从: : : : :/、ノ : ! ' '  ヾ
                , ≪;. <: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :, -イ : : /: : : :!:ー从!-リ ∨:/仡./:イ:∧ ,. -‐十、_
                /: :イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;. -‐==ノ: : : : : ィ:! : : : i: : 仡沁  }/ .炒i': :/ У _,.z=ニ二7
             /{ 〃: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;. ':´: ̄:`: :ー-‐ :´: : : 〃ニニ{: : : :ハ: !匁zリ.    ゝ人‐ァ /イニニニニ7
           { /: ;. '´__ ̄ 7: : < : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : : /ニニニヾ!ヘ.: :ヾ>  _ 〆.ノ不 く7ニニニニ,'

          r   ノ〃  {(_,.ィ:,.z=≦三≧=-/: : : :,. --ミ: : : : : : : : : /ニニニニニ>≧ニニ=ヘ7 rゝY7/ニニニi
         ゞ=彡'´   ` ー-リ三,. -==≦ : : : : 〃: : : : :ヾ:,_: : : :,.ィニニニニニニニニニニニニヽニイニニニニニi!
                  /三{rf三ミ=―= イ: rf´ ̄ ̄`¨¨¨´ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ{

                > '´{ニ三ゞ三三7ニニヘ: :{(ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ,!
                ≫ ´    }三三三三iニニニハ: })ニニニニニニニニニニ===ニニニニニニニニニニニニニY´
          ,.≦7       i.ニ三三三└‐ イニj/ニニニニニ===――≦、     7ー=ァ―----――=ニニニノ
        ,.≪//7       ∨ニ三三三三くニニニニニ/三三ニ==<三三≧ァ   /////           ̄
        //////!        ∨三三三三三≧==≦三三ニ7     _,.ヾニ三{  /////
 _, -≦ ̄///////ハ        Y三三三三三三三三三三ニノ  ,.イ////,≫ 、} /////
≪//////////////ム、   _,.. <ヾ-く三三三三三三ニ>‐ ´  ////////////,ヾ、/7
//////////////////>'¨´        ` <r‐==≫<    ,.イ///////////////ヾ
////////////r‐ ¨´               ハ. Y`ヾ/> ..,i!///////////////////ヽ

/> ¨ ̄ ̄¨´                       ≫ ..,_ ノ ヾ'//,≪//////////////////,∨
´                                  ヾ///><///////////////Y
                                    ` ≪///// ̄≧=////////リ
                                       ` ー==<///////ノ
                                             /////  ̄ ̄

【特徴】:英霊・皇帝

【クラススキル】
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

◆単独行動:A
マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【保有スキル】
◆騎乗:D+
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。
騎射に優れており、騎乗中でも弓の腕は一切衰えない。

◆カリスマ:- (C)
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
ただしこのスキルはアーチャーの意思により失われている。

◆蛮勇:D
向こう見ずな傾向。
同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを向上させるが、
視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。

◆人間観察:B+
相手を観察し、人柄や才を見抜く才能。
その人物の長所を理解し、適切に役割を振ることができる。

【宝具】
◆【孫呉大帝】

ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:9人

孫権が持つ三宝刀六宝剣。
この計9本からなる刀剣を全て展開し、敵を殲滅する宝具。
孫権本人は強い英霊ではない。しかし彼は時に自らの剣を預け、臣下に指揮を任せたという。
この刀剣一つ一つには彼に従った呉の英霊が宿っており、それぞれが一流の英霊であり孫権の助けを行う。
優秀な者に事を当たらせ、呉を築き父と兄から受け継いだ地を守ってきた孫権らしい宝具である。

【来歴】
三国時代に呉を築いた初代皇帝。
父親孫堅、兄孫策と受け継がれた江東の地を治め、呉を建国する。
しかしながら彼女は自らは王の器でないと常々思っていた。
孫権は兄である孫策が亡くなると彼の遺志を継いで孫家を纏めることとなる。
彼女はその才を振るい、孫家をよく纏め上げた。
足りない力を様々な家臣が支え、また彼女は上手く彼らを使った。
孫家最大の危機とされる曹操の南下を赤壁の合戦にて食い止め、魏や蜀との小競り合い。
何度も危機を乗り越え、時に失敗しながらも彼女は臣下に押され呉を建立した。
孫家を継ぎ、最盛期を築いた孫権。
しかしながら彼女はその晩年に大きな失敗を犯す。
二宮の変。
これにより呉は大量の臣下を失い、そして大きく衰退した。
孫呉の最盛期を築いたのが彼女ならば、孫呉の滅亡の遠因を作ったのも彼女だった。
彼女は死の直前に悔いる。
自分はやはり王に相応しくなかったのだと。

【聖杯への願い】
孫策と自身の天命を入れ替える(寿命の交換)。
末期に大きく衰退させてしまったことを悔やみ、やはり自分は王の器ではないため。
偉大な兄ならば自分がいなくても呉を守りきることができるだろうから。

【性格】
普段は落ち着いて状況を見ているが、一歩間違うとすぐに暴走する向こう見ず。
そんな性格を自覚しており、常々冷静を心掛けようとしているが、激情家である彼女には無理である。
また、生前末期のことを大きく悔やんでおり、自分は王の器ではない、無能であると謙虚を通り越して卑屈になってしまっている。
酒を飲ませるとやばい。
どれだけやばいかは酔った時の自分の命令は無視しろと孫権自身が言ったほど。

【AAもしくは容姿】

\;;;;γ(_,,-‐―-、): ',_二>\//丿/ \::::\: : : : \ヘ: :\::::::',

;;;;;メ;(: ::>: : : : : : :',: :|ヘヘ正>/£τ''' ー―---- ニ,,_<|:::V: : :\|    }\
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;;;;;__;;;):::::∩、: |: : : : : /::::',   /  弋   ゝ       ヽ: :\: : : : ::,乂⌒}: :|ゝx
>-~ ̄:\: : ',: : : : |::::::::|', ./      ゝイ      __   弋: :\: : : : ',: : :.|: :| .|:|
::::::::::::::::::/::::',: :|: : : :∧::::::| V:フ           ヽ     yzz 、ヽ、 \: ',: '\ノ: :|_/:|
::::::::::::::::/|:::::y:: {: : : |: :V´: : /                (c:::::::: |}   V: : : : |: :/: |/: |ー 、
\::::::::/:::|::::|: : ヽ: : :|: V: : /   ctz          {o;;;;;;;乂、 亅:',: : :レ': :ノ: :/: : : : :\
::::::\〈:::::{::::|: : : :\:{: ',/: {     {:::::::x)        ミ>夂彡彳人|: :',: : :V: /: /: : :\: : : ヽ
\:::::::》:::::\:',: : : : \|: : : | / c;;;;;;;;;ハ,,_    丶   ヽー}: :', }: :V: : : : /: /:ノ: : : : : : ヽ: : :',
へ: ∧\::::::::\: : : : : \: :',:( . .{;;;;;;;;;;;;}彡<''ー-、 ハ ー-止X',|: : |: : : : !: : /: :ヘ: : : : : ハ: : :|

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へ: : : >: : :丶::::::ヽ: : : : : : :\ ¨'''¨ ヘ: :\乂}: : : :X: :',  |: : : :.|: |: : : : :/: :|: : /: : : :/ |/
: : : \: :\: : : : ゝ: \: : : : : : : :ヽ |\ー''''¨¨: : :ヽ: : : : ', :V: : : : :.レ: : : : /: : |: :/: : :/

: : : : : :丶: :>: : : : : :丶: : :\ ̄: ー-:\: :\',: : : ヽ: : : : : ',: : : : : |: : : :/: : : |: }: : :/
/ ̄~~ー--<: : : : : : : : : ー: : >: : : : :\: :ソ: : : : : : : : : ',: : : : :}: : : : : : : :|:/: : /|
: :/~~ー- 、: : \: ー--: :____: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: : : : : : : /: :|: /: \
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逢坂大河(とらドラ!)

【行動方針】
マスターとのできることを擦り合わせて最善を模索する慎重派。
本人は否定しているが、呉を築き上げた初代皇帝は伊達ではなく堅実的。
ただし、時々蛮勇スキルが発動し、突っ込んでしまう。
また、『孫呉大帝』は封印している。自らの振る舞いは皇帝に相応しくないため。
そのため呉の忠臣が自分のために戦ってくれないと思い込んでいるから。
(ちなみに彼らは孫権を慕っており、もちろん戦ってくれる)

【名前】玖珠望

【令呪】破破破

【属性】秩序・善

【体】6:平均よりは高い運動能力
【知】5:平均レベル
【心】9:鋼メンタル
【質】6:そこそこ優秀な魔術師
【家】2:既に絶えた家系
【運】8:幸運

                        _
                           / , イ _
                     /}  //./ ,.トヽ
                  / r‐ ' /   | ! } ,、
                    /    /     ! :, { j }
                 {  / /   ( | ! ′! 、
                 ‘〈   {    j! ヽ | 〉-== ..._
                    ヽ.  ヽ   /  | j ∥ー-  ...ヽ
                     ヘ   ゛y'   /.∥
                        /   /  ∥
                    /    .へ _ ノ‐ 、
                     /    , '.   ヽ ¨¨ヾ
                 /    , ヘ、     ヘ _\
                     /_____〈!    ヘ`   ̄へ、
              /      /: :: :: :: 〈!      ,:: ヽ.   ヽ
              j!     ,.: :: :: :: :〈!     ′:: ::,    ヘ
             j!    ./:: ;! :: ヘ:: ::.iヽ     ゛ :: ::,   }!
                j!     j! :: .j}::  ::.}'⌒ヾ::ヘ、   〈!:: :: ヘ  j!
             j!     j!' ¨ jl!、  λ__ゝ 〈!     〈! :、:: :, /
                j!     j! /.   ̄  〃べ、〈!   .〈! :1:: :,
               j!     i∥ /いヽ     { 7ri;} |    .〈!j! :: |
            j!    i!i! { ;7ri}    .弋;;フ. }     tヽ::.j
          /i!    .}゛ 弋;;フ        .∧    { v′
         / _.{ -‐ ´i!      ^   - 、j! ヘ    レ'i!}
        {  ̄      .从     , ァ¨    {   、__.ノ  .j!
        |      /  >、   {(     , l!        .j!
         ,      / _ {  ` ー ゛--- / ノ!         j!
          t    .// 〈!    ∥  / ., '' ,}!        j!
          ′   / j! .〈i!   {! 〃 /  .λ       j!
           ハ 7  {  〈i!  l!, ′''  / }!     ./
            Y   ゛≦. 〈i! //   /   .}!    ./
               |    _>}ーら一 ´         /
               { 〃 ̄ .. ;; ;;X ヽ            /
           .トj!  ,, :: : / ;; \          , '
           .トj!  ,, :: : / ;; \          , '
             j!.j!     /   ::  }!       イ
           j! j!   ., ヘ     l!       ';; }!
          j! .i!  /  \   j!      :: ;;

          \ヽ/     \  j!        }

【特徴】一般人・フラグクラッシャー

【スキル】

【折れない心】
強い心のありよう。
どんな絶望を前にしてもその心は折れず、何度でも立ち上がる。

《精神値を9まで上昇》

《自サーヴァントに戦闘続行Bを付加》


【鬱フラグクラッシャー】
いついかなる時でも彼女の前に立ちはだかる鬱フラグはへし折られる。
それは、彼女を厄介ごとに巻き込む元凶でもあるのだが。

《特殊判定時、低コンマの発生可能性が極端に減少する》

《彼女が参加するイベントでは鬱イベントが決して発生しない》


【希望の輝き】
時に折れず、くじけない彼女に人は希望を見る。
彼女はその為、意図することなく協力者を増やせる。

《【鬱フラグクラッシャー】が発動、もしくは戦闘で協力した精神汚染持ちでない陣営と必ず協力関係を結ぶことができる》


【来歴】
ごく一般的な家庭に暮らす高校生。
先祖は歴史に名を遺すほどの豪農だったらしいが、現在その影は無く中流階級として平和な毎日を送る。
強い精神と常に前向きなその姿勢、なおかつ困っている人を見捨てられない性質の為、厄介ごとに巻き込まれやすい。
今回も、聖杯戦争の過程で人を襲う魔術師に遭遇、助けるために向かったところ令呪が発現、マスターとなった。

【聖杯への願い】
悪い人には使わせられない!

【性格】
明るく、あっけらかんとしている。

【AAもしくは容姿】

                            /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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                      l::::::::::::::::::′:::::: |:::{:|::::::::::::: | !:::}|::::::::::}Ⅵ:::::::::l:::::::::::::::::',

                        l::::::::::::::::::|:::::::::::」V└──┘V└-ミ/ リ|:::::::::|::::::::::::::::::!
                          l::::::::::::::::: |:::/,.-\            /ミメ、:::::: |::::::::::::::::::|
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                         l::::::::::::::::::l _j7  i:::r ハ \} ヽゞ i:::r :::! Ⅵ V:::::::::::::::::::l
                      Ⅵ:::::::::::::l {i  {::ゞ:::}       {::ゞ:::} }リ .l::::::::::::::::::リ
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                 ,. へ    ∨::::::::::::l  `                ´  i::/::::::::/
                γ´ ̄ /  }      \:::::::ト、        〈         イ::::/
                  { ,. - フ  ̄7¨` 、 \八           _/    /:/
                 /   /   ./     }\ .\\   ヽ-‐  ̄   {   //レ'
               ′   ′   ′    ′ ゙,  .\> .,         ,. <:/
                {   {    {    /   }   , へトミ:}≧====≦{/}'´___
             从               /  /: : : i:::ー|:::::::::::::::::::::|_,. イ: : :〕iト .,
              \_           ,:' <: : : : : :{_彡':::::::::::: : : : 乂_:/: : : : : :   ≧=-zzュ
                    ゝ _,... - 、__,..イ:i   : : : : : : l:::::: : : : : : : : : : :./: : : : :    /    ヽ
                  |:::::::::::::::::::::::::|     : : : : l-: :__: : : : :.__: :/: : : :     /      ゙,
                  |::::::::::::::::: : : .|       :.∧: : : : : : : : :./      /-  ̄     }
                  |::::::::::::::: : : :|マ        ∧: : : : : : :./   > ´  /         |
                  |:::::::::::::: :.  |V ` <     \  / > ´  { /           l
                  |::::::::::: :.    ! ∨   ` <  _,.. `-─f´      /         l

満艦飾マコ(キルラキル)

>>1 レビュー:アーチャー陣営】

フラグクラッシャーとは何だったのか、というほどの不運っぷりを初期に見せてくれましたが、何とか覚醒イベントを越え活躍してもらいました。

個人的にはいいキャラクター達だったのに、今一つ目立たせてあげることができなくて残念です。

…今次の貴女との相性は非常に悪そうですが。

≪クラス≫:アヴェンジャー

【真名】:レク・ドゥカジニ
【属性】:混沌・悪
  
【筋】:D
【耐】:C
【敏】:D
【魔】:C
【幸運】:C
【宝具】:C

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【特徴】反映霊・復讐者

【クラススキル】
◆復讐者:B
 アヴェンジャーのクラススキル、他者を呪う怨念。
 敗北した相手に対し、再戦時にステータスが上昇する。

【保有スキル】

◆カリスマ(偽):D
 血の掟を生み出した創始者としての信仰により得られたスキル。
 見る者に恐怖を覚えさせる悪性のカリスマ。

◆精神汚染:C+
 精神干渉系の魔術を中確率で遮断する。
 アヴェンジャーは復讐という掟に囚われている。

◆血の復讐:A
 「殺人には殺人で報いる」という復讐の掟。
 これにより、アヴェンジャーの行動は復讐心に縛られている。 

 【復讐する為の行動に+1補正。また行動が復讐を優先するものとなる。】

【宝具】
◆【復讐法典(ジャクマリャ)】
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1~100

 ジャクマリャとは、血の復讐、血の報復、血讐とも訳されるもの。
 「カヌン」とも呼称されるアルバニア氏族の歴史的な慣習、報復の掟。
 それは【殺人に対して殺人で報復する】ことを定めた復讐の法である。

 【発動条件:自陣営(同盟者含む)のキャラクターが殺された場合に発動する。】
 【効果:殺害した陣営に「報復呪詛」が掛かり、その陣営の誰かが死ぬまで継続する。】
 【「報復呪詛」:あらゆる行動に「殺した人数×1」のマイナス補正。】

◆【血族の掟(カヌン・ファミリア)】

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ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1~5
 
アヴェンジャーがアルバニアのマフィアを生み出した事に由来する宝具。
 疑似サーヴァント「ファミリア」を召喚し、居場所を知っている陣営に派遣する事ができる。
 最大で5体まで維持可能。基本的にマスターの暗殺を狙わせる事となる。

 【効果:疑似サーヴァント「ファミリア」を召喚する宝具。】
 【ステータスは全て「E(10)」となり、「気配遮断:D」と「暗殺:D」スキルを持つ。】
 

【来歴】

レク・ドゥカジニ公 (1410-1481)
15世紀。アルバニアの英雄スカンデルベグの下で戦った貴族の一人。

スカンデルベグの死後、オスマン帝国に抵抗するリーダーとして頭角を現す。
しかし、オスマン帝国への軍事行動は上手く行かず、やがて国民の忠義も散漫となり、1480年、アルバニアはオスマン帝国に併合され、失意の内に没する。

しかし、ドゥカジニの名は別の形となって現代に受け継がれることとなる。
それは「カヌン」「ジャクマリャ」とも呼ばれる【レク・ドゥカジニの掟】。所謂、復讐の法典。

ドゥカジニは北アルバニアに根差した「復讐の慣習」を法として纏めまた。
曰く、「一族の者が一人殺されたらば、殺した一族から二人を殺せ。」といった具合に。
(女性や子供、老人などは殺してはならない。という事も書いてあったようだが…)

この「血の報復」という法は、アルバニアのマフィアが結束する為に使用されることになる。
裏切り、秘密の漏えい、これらを行えば近親者に凄惨な復讐が行われる事が自明な為に…。

ドゥカジニも復讐に同様の機能を見出していたか定かではないが、教会の宗教法より自国の慣習法が上だと主張し、ローマ教皇に破門されている。

自国の伝統や風習を守りたかったのか、自国の人々の結束を狙ったのか。
その思惑は外れ、今や世界で恐れられるアルバニア・マフィアを生み出す契機となった。

同時代に生きたスカンデルベグとドゥカジニ。アルバニアの光と闇と言えるのかもしれない。

【聖杯への願い】
 本来ならば「全ての人が復讐から解放される事を望む。」筈だった。
 しかし、精神汚染の影響により「自らもまた復讐される事」が願いとなっている。

 単に復讐されたがり、という風にしか見えないかもしれないが、復讐されれば赦される。
 という、復讐の掟に従った結果そうなったもの。

【性格】
復讐されたがりな精神汚染者。
そのくせ、自分自身で死ぬ事は復讐された事にならない為にやろうとしない。

精神汚染により、「復讐する事=許す事」「復讐される事=許される事」という謎ルールを抱えている。
この、復讐(赦)される為に戦争に参加している、という地雷を抱えているがわざと殺される事はない。
それでは復讐(赦し)にならないから。敢えて言えば、より強い復讐(赦し)を受けたいが為である。

 「私のまとめた復讐の法典により、アルバニアは酷く閉鎖的な環境になった…。」
 「復讐の恐怖を掲げ、麻薬売買や人身売買などを世界中に広めたマフィアが作られた…。」
 「そのマフィアが資金洗浄にネズミ講を用い、アルバニア国民の3割が全財産を失ってしまった…。」

 「全て私の罪だ…。誰が裁いてくれるの…?私は!私は復讐されるべきなのよ!」
といった具合に「宝具◆復讐法典(ジャクマリャ)」によって生み出された復讐の狂気に汚染されている。

【AAもしくは容姿】

                 ,.ィ爪: :{/: : : : /: : : : : :>x、
               /\: : ∨: : : ::///: : : : : -=ニミ、

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          /: : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\ : : : : : ヽ: : : :.i
.       /:/: : : :,: : : :.; : : : : : /: : : : : : : : : : \: : : : ヽ : : : : : \: :}i
     ,   / : : : /: : : /: /: ; : / : : : : : : i: : : : : : ヽ: : : :‘,: :\ : : Ⅵ
     /  .: : : :/: : : /: /: :/:/{: : : i: : : : {: :ヽ: : : : : : : : : ‘.: : :ヽ: :}:}
.        {i: i : : : : : : /{⌒{ヽ : : :.:|: ';:-‐|―ミx: : : : :i: : : : : : : : : :}V
          Ⅵ:i :i: : i: /i ,ィ气 ‘,: |lハ: ::|:__: }i::}\: : }: : : : :i : : : //
         Ⅵ:i|: : |ハ{ {{ _)心 ヽ:{i   〃⌒)沁 }: /:i: : : :.Y⌒Y/__
         Ⅵ{ : :{: :i: ::,  Vリ  \   爪/j圦_j/ }: : : : |く} ]j     ヽ
          ヽ‘.: ::{: ::} `ー       Vtツ j/  /: : : :.:|フノヽ      }
            \j: :i:    ヽ      ` ̄    / i: : : : |イ   \ __ノ:{
             ノ|: 八       __         / |: : : : | ヽ     ̄´/
              |: : : >    ヾノ         |: : : : |ヽ  \ _/
             |: : : : : | >          /  |: : : : |  \  {: : :\
                  |: : : : : |/  \      <    |: : : : |   }:\ノ: : : : :ヽ
             /l: : : : : |  /  `ーァ'圦.     |: : : : |   ;  \: : : : : : :
               ,: l: : : : : |. /   /  ‘.     |: : : : |.  /     \: : : : :゚。
             {:  l : : : :.:| /    {i   /      |: : : : | /    /⌒ヽ: : : }

赤坂美月(ダブルキャスト)

【行動方針】
積極的に殺しに行って、復讐されて復讐したりして復讐する。
宝具「血族の掟」による暗殺行動がメイン勝利手段。
直接戦闘は、ちょっと…な絡め手タイプの悪性サーヴァント。

スカンデルベグに遭遇したら、積極的に復讐してもらいたがる。
「故郷に災いをもたらした。私の罪を裁いて/赦して。」

【備考】
女性AAの理由

アルバニアには処女宣言という風習があり、男の係累を全て失った氏族には、女性を男性として当主に迎える事があるため。

【名前】コアライン・リチュア

【令呪】蝶蝶蝶

【属性】中立・中庸

【体】6:平均より少し上
【知】4:平均より少し馬鹿
【心】2:豆腐メンタル
【質】1:一般人レベル
【家】5:普通の魔術師家系
【運】6:平均より少しツイてる

                                                    , -- 、
                    __,ィf≧=≦三ミー 、                            ( __ノ ヽ
              __ノ彡´,. - ―― - :.<ミ、                     \    }
             r'//            `ヽ                       ,メ:イ
             /i,ィ/ーr, /                ',                      / ヾ'
          {V )Y/ /                   ハ                  / {/
          }ミヽ }!ゝ'             i i    i   ,             {`ー く,ィ !
             !リ,..イ }         |    .i |  i__|v!  ト、               ィ`ヽ. V} !
           {彡 ア/    .|    .!、   | i/ __,,,', |ノ          /{. V¨} レ ,
          `ゞソ1}     iトiヽ!__{ ヽ__ jー′ィチTア | |ヽ       / .)´,ゝ ヽ! i  ,
             くノ}リ|    || | }_     '"ゞ-’  ! .l!`ミ、     / / / ,\` ,} .ノ
               .Li_ |  .| | ! ==ミ          | { ノ/    ゝ ´   /   ノ´ /
                Y  | | i^マソ   `:.     ト、 ', {          {  .:   ′
                |,r' | | ', ',    ー '   ,ィ'/! ヽ乂_         !ー、   ./
                 ノ{ i} .j  ', ',   ー-= 彡' /rソ、_ ゝ ソ_       |.   ̄,
               く ヽ. { ヽ. ゝ `ー- 、 .. イ ,ィJ /,'/   `ヽ  / }    ト、
                `ヽ ゝ..        マソ乙ノ < <      ,  ゝ !     !. Y
                 , ´ } ル!` > ..     ',   /ヽヽ     v-( ,|    ., ノ、
              /    {乂 `ーァ ヽ   ′! _ / ノ/   ,    V ム    .!  }
                 ,     ` 7,/ ( ハ    |        V     ,ゝ ∧   Vく
                .i      ゞし' ノ ,. !    .!           {    ,ゝ.イ `ヽ  V ヽ
               ,     /⌒Y , ヘ)}      ,         ',  r-ツ丿{、__八  マ  )
              ノ',  ノ⌒ヽ ィ  ノ{ `ヽ    !  {        ヽ./ ノ!/:::::::::::ヽ   } く::、
             .(´ ルr'´ r-y v' √:::::!::ヽ{ハ    i.  ',         Y 乂_::::/::::::::乂__,リ {::.
               ,ノ __{ー '   r 、/!::::::::}::::::乂ー、  |  ヽ        ル⌒{::::{::::::::::`ミ、 ヾ'´ノ、::,
             ゝ vー- イ` J´ヽヽ::ィ:::!:::::::::Y ) |ヽ   ヽ     / __ノ、:::::!:::::::::::::::ヽ `ー ):!
             乂___r- 、ノ::::::::::::ゝ マ::}::::::::::レイ.、 !(ー-、 ', __ ,.イ r'; ; ; ;}:::::!::::::::::::::::::ミ、 y'::ノ
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【特徴】ギャンブラー

【スキル】

【ギャンブラー】
持って生まれたギャンブルの資質。
賭け事は勝つか負けるか、それ以外に意味はない。

≪判定時、選択肢が完全に半々になり、特殊判定が廃止される≫

≪幸運判定時、すべてのスキル、宝具効果を無効化する≫

【胡蝶の夢】
人の生とは儚き蝶の夢なのかもしれない。
それに捕らわれるなど意味無き事、すべては自然のままに

≪欲望に関与するスキル、宝具の効果を弱体化する≫

≪自らの属性は何があっても変化しない≫

≪【心】のスキルを9の状態で安定させることができる≫

【恋愛相談】
何事にも動じず、揺蕩うギャンブラーとしての素質がなぜか有効活用された能力。
相手の細やかな機微を読み取ることが可能。

≪同盟を結んだ相手が誰かと恋愛関係に陥る可能性がある≫

≪誰かと恋愛関係にある人物の情報を手に入れやすい≫


【来歴】
とある魔術家系に生まれた魔術師のはずだった少女。
だが、なぜか奇跡的に『魔術回路を持ち合わせない』という状況で生まれてきた。
そのため、生家からは疎まれるものの、遠縁の家庭(裏社会)に上がり込み、平和に暮らす。
成長後はギャンブラーとして名を馳せ、今回の戦争もとある魔術師からギャンブルのかたに奪った偽臣の書を用いて参戦、自らの運試しといった感が強い。

【聖杯への願い】
面白い夢を見せてみろよォ?

【性格】
あるがままにすべてを受け入れ、勝ち負けも素直に認める。
ただし、それに至るまでの過程は手段を選ばず、善悪を超越した「この世のモノはあるがままに自分の下へ流れてくる」という価値観の持ち主。

【AAもしくは容姿】

                                ,。 ,_   >'ヽ,
                           ,.--.、/、ヽ, ゙>゙¨ヽ,゙.,ハ,。-‐.、
                     /  ̄ヾ三ヽ‐.、__  -‐━‐-    ', ', ',

                    ._∥〃ニゝ-、'.,.ヽ, ´             `丶、 イ‐、
                   ,イ:! i!、莟ッ! }..! 〉,.-、            ヽ、i!
                   ', ト、!ミャ、ニ_,〃/,/,l;';'';';':|!             \
                   `!´.ヽ`''==-゙/.! !;';'';';'';';'!

                    ゙!__,,,ミ二:彡イ∥ヽ--''゛                  ',
                     ゝ、゙''ィ、-‐‐゙ヽ ,ヽ,./>''´,.イ   /    .!    ヽ,l
                     ∥l ¨.リ ;';';';';';゙l ./ /   〃   /     !     .ヾ,
                     |l', ゙, .ァ--、-‐"./,:'、,/  ∥   ∥    !
                       .l| ',∥ヽ_. :!  〃 .∥ヽ,∥   ,'        !    ',
                     .i!、..!γ、./ 〃 ッ、 、/!.、  ∥        l     l
                      ', .!ヽ_ { !イ   ,ィテャ、 l: ヽ.∥   .,' l    l     l
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       .,.> ―--       ..ハ./ !  !.! l   .ヾr''゙  \∥ ! 〃./
     _∥.イ,       `ヽ ___/ヽ/ヽ!__ァリ l          ヾ,/./、    / ,' ,゙ ,'
   ,.ィ'゚,_∥  ヽ ,.___ ___ ___ ___ヽ,\::: r==,―-イ          ァxヾ .゙ヽ、,イ〃 ./
  r< ゝ . _     ________ `ヽ、.ヽ;l!|:::ヽ            ,ィfび、ゞヽイ// /.〃

  .ヽ., //  ̄ ̄/ /   .! ! ヽ、\l!|;:::::::゚,   ヽ        ヾヒ,ィ゙ ,.-イ‐,´/
  .,' :∥゚::ヽ、   .,' .∥   .!.┘、  :!ヽリ、゚ .;::∧.    \ `       ./! !|
  .,゙: ∥: : : : ゙ヽ=イ¨、ャ-<:´: : :; ;_`ニ_、>、 `゙、:ヽ. .,_____,      イ.::`::..、,゛_,._____
  !: :.l.| : : : : : : : : : ::ヾ 、:.,:イ: : : : : ¨:~::''::‐-、 :.イ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`> 、,.、¨.>.、  ` ヽ
  !: ::|.| : : : : : : : : ;::゙: :〕.|゙: : : : : : : : : : : : : : ::l |::'.,三二ニニニ二...:<: : : ::゙:`:ヽ.、 `.ヽ<´、
  !: :::',ヽ; : : : : : ::!: :./::l |: : : : : : : : : : : : : : :.゙l |:.::! !´ l⌒:rォ-:'´: : : : : : : : : : : : : :::\ .\¨¨゙ヽ,
  l: : ::>.、.''‐- ,_:!:::;゙: ::.',.',: : : : : : : : : : : : :,。└ト、},.! . レ.''´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::\ ∧  ゙。
  ヽ、: : : : ::`:':‐-=!: : :::'.,ヽ,_: : : : : : : : ,イ: ,.‐-、!>'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ ヽ  ',..
   !:`:'':.―-----i!: : : :::`':.、二ニニニ,.゙: /: : :: 〃:: : :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::.∧ `! ..!.

   l: : : : : : :: : :::.:l.l: : : : : : : : : : : : : |: : : : :: :.゙: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.', .l__,'
   |: : : : : : : : : : .!.'; : : : : : : : : : : : ::!: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l .! }
   !: : : : : : : : : : :',、ヽ;_:_:_:_;:::::>-‐´ゝ、',: : : : : : : : :‐‐--::--:::===::,___:::____::_____: : : : : : :: ! .!. ̄',

ベアトリーチェ(うみねこのなく頃に)

>>1 レビュー:アヴェンジャー陣営】

途中登場の割には、それなりに印象を残せたかなと思われるサーヴァント。
引きこもり型アサシンと組むことで倍率ドンの強鯖となった印象です。

その分、敗北の機会が少なかったため、本来の復讐者としての活躍が見せられなかったのは残念であります。

マスターの方は、性格が性格のため、表に出てこずかなり薄い印象になったかと。
またどこかで出してあげましょうか。

【再開はもう少し後で】

【申し訳ない、今日はお休みさせていただきます。明日は来ますので…】

                             ___
                           /: : : : : : : \
                          イ : : : : : : : : : : 丶

                        _/´: :o: : : : : : : : : : : \
              __,,.. -‐=ニ二  ̄: : : : : :\: : : : : / ̄ ̄`ヽ{
          ___/:_: : : : : : : : : :ヽ: : : :〈__):.‘:,: :< ___                          吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
.           ト、: : :く ノ: :/}:.|: :.イ: :ト、: : \: : : :‘:。: : : : : : \            
.           /し': : : : /:/  Ⅵ^~゙|/  ,ノ: ハ: : : : |: : : : : : : : :〕iト、
        /: : (__}: : |‐-ミ_ ノ  ‐匕 }:/: ∧: : : |: :__: : : : : : : : : 丶                    なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ…!!

.         /_ヽ: : : : : :.l 〃oヽ   、o Y }j: /:ハ: : :l(___|: : : : : : : : : : :.〕iト、      
       |: : : : : : : :.∧ `¨´  、  }¨´し|: : : : |: :∧: : : : : : :_:_: : : : : : : : : 丶      
       |: : : : : : : / ∧     r‐--、 u/: :./:.:.| /: :.\: : : : {___}: : : : : : : : : : :\              自分の利益だけのために利用する事だ…
       |: : : : : :‘:,:./ ∧ u  /二ニハムイ: : :l/: : : : :.ヽ.: : : : : :.:、: : : : : : : : : : ヽ
  ____ ノ: : : : : : :.‘:,:/ ∧   ∨////| _|,,. -‐=ニ=‐--=ミ 二_: : :\: : : \: : : :.:.:|              
..../: : :ゝ‐': : _: : : : : : : : ≧=‐-  .乂/!ア´`X´`X´\二二二ニニ≧x: :ヽ: : : ‘:,: : : :|              
 |: : : : : : : 〈_}: : : : : : : : : :\ト、   /`X´`X´`XXハ二ニニニニニ \{\: :.:‘:,: : :!            読者がなにも知らぬ『領主』を!! てめーだけの都合でッ!
 |: : : :□: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ≧z{`X´`X´`X´`X´∧二二二二二ニ ‘:, ヽ:.:.{\|

 ト、: : : : : : : : : : : , -‐-ミ: : : : :‘:, {X`X´`X´`X´`X {ニニニニニニニ ‘:,  \{
 ∨:o: : : : : : : :/    ヽ: : : : { ∨`X´`X´`X´`Xノ二二二二ニニニニ‘:,               ゆるさねえッ! あんたらは今、再びッ!
  ‘:,: : : : : : : :.:l     \ ‘:, : : }ニ‘,`X´`X´`Xlア´≧=‐=ミニニニニニニ‘:,
   ‘:,: : :∧ 〔/     、 ヽ 丶/ニニ|≧=‐-‐=≦ニ{    ((o))¨¨((o))¨¨¨¨丶
.    \:∨:./       λ  !   ヽニ=| つ)ニう(__ ‘,     ((o))  ((o))    ‘:,
.       丶:/ :|    / 乂_{≧=彡'ニ|  つ)ニう(__‘,     ((o))   ((o))    ‘:,           オレの心を『裏切った』ッ!
      八__/ :|  l   ∨/     |   つ)ニう(__!      ((o))   ((o))
.         | 〈|  |   ∨/   l|     つ)ニう(‘,     ((o))    ((o))
        ヘ__ハ  |     V/   {      `¨¨¨¨¨´{     ((o))   ((o))
         ‘:,: :ゝ '     `¨´ア´ヽ/           !      ((o))    ((o))
          \:∧      ´   /         ,′      ((o))    ((o))
            ヽ‘:,___/    /        /        ((o))    ((o))

【今日はやります、23:00付近に再開】

【言及があって助かりましたが、 >>1 作が輝きすぎるのはやはり問題ですね。ここも努力のしどころ】
【描写ぶっぱで >>779 から再開】

【対アサシン戦に移行します】

【召喚術】を使用しますか?

召喚する場合は以下から選んでください。

【妖精】リスクなし、3ターン+補正
【悪魔】一回宝具使用と同じ消費、5ターン+補正
【ドラゴン】二回宝具使用と同じ消費、ターン無制限+補正、逃走に+補正

残りデバフ無し使用可能回数は3です

ただし、一戦闘ごとに召喚したモノは消滅します。

↓2

【戦闘用使い魔】を使用しますか?

↓4

悪魔召喚、【戦闘用使い魔】使用、残り一体

直下、クリス【二重人格】判定、4以下で変化

8:変化せず

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1【戦闘用使い魔】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計+1

↓2、マスター戦、戦況判定

【収束砲撃魔術】+1
【陣地】-1【大魔術】-2

総計-2

【また人数差を忘れてましたが、結果は変わりませんね】

0:特殊判定

直下

123:うっかり
456:びっくり
789:しっかり

1:ファンブル

8:しっかりランサー宝具解放


◆ 【悪魔城(キャッスルヴァニア)】
ランク:C 識別:対人宝具 レンジ:2~4 最大捕捉:2人

  ランサーが誇張・捏造して広めたヴラド三世の悪行とヴラドを幽閉した城が合わさり槍として形成された宝具。

  相手にダメージを与えると共に民衆が思う吸血鬼の情報を流し込み吸血鬼に変貌させる効果と、
  吸血鬼の力を封じる効果を持ち、ふたつの効果が合わさりダメージを与える度に相手のステータスを低下させる。

  また、封じるのは吸血鬼の攻撃能力や身体変化・使い魔使役・不死性などであり弱点は残る。

  【戦闘時+補正、発動するたびに効果は増幅するが、この宝具を使用しない戦闘では常にマイナス補正になる】


直下、サーヴァント戦、戦況再判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1【戦闘用使い魔】+1【悪魔城】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計+2

ミゼル【一か八かの百発百中】発動 【改・不幸体質】-1【友情】+2

下2、成功以上で有利判定に変更

4:アサシンやや有利

3:失敗

【魔力結晶】を使用しますか?

↓2

使用、直下、再判定

直下、マスター戦、戦況判定

【収束砲撃魔術】+1
【陣地】-1【大魔術】-2

総計-2

2:キャスル有利

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1【戦闘用使い魔】+1【悪魔城】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計+2

↓2、マスター戦、戦況判定

【陣地】-1【大魔術】-2【有利】-1

総計-4

7:キャスター有利

3:キャスル有利


【3ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1【戦闘用使い魔】+1【悪魔城】+1【有利】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計+2

↓2、マスター戦、戦況判定

【収束砲撃魔術】+1
【陣地】-1【大魔術】-2【有利】-1

総計-3

3:アサシン有利

1:ファンブル

ミゼル【一か八かの百発百中】発動 【改・不幸体質】-1【友情】+2

直下、成功以上で有利判定に変更

【0:特殊判定。…ここで決まるかもしれないッス】

直下【改・不幸体質】-1

123:どちらか気絶
456:均衡に変化
789:Supernova

とりあえず>>925時点での鯖戦補正は総計+3だから
結果は4:アサシンやや有利だと思うの

2:どちらか気絶

直下、どっちが気絶したか、偶数で貴女、奇数でミゼル

>>936 確かに、ご指摘ありがとうございます

【それ以前に【人数差】入れ忘れてました! というわけで申し訳ないですが、 >>921 から再開、ケジメボーナスは、次回だけ【改・不幸体質】撤廃】


【2ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1【戦闘用使い魔】+1【悪魔城】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計+2

↓2、マスター戦、戦況判定

【人数差】+1
【陣地】-1【大魔術】-2【有利】-1

総計-3

9:クリティカル

直下、成功以上で令呪二画消費し、消滅阻止、下で一画消費し阻止

1:ファンブル

ミゼル【一か八かの百発百中】発動 【友情】+2

下2、成功以上で有利判定に変更

2:令呪一画消費で保持【アサシン陣営、残り二画】

8:有利判定に変更、【兵士ユニット消滅】


【3ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1【戦闘用使い魔】+1【悪魔城】+1【有利】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計+3

↓2、マスター戦、戦況判定

【人数差】+2【有利】+1【収束砲撃魔術】+1
【陣地】-1【大魔術】-2

総計+1

5:均衡

9:クリティカル

直下、起床判定、成功以上で気絶、↓で起床【改・不幸体質】-1

1:キャスル耐えおった 【大魔法】弱体化

【4ターン目】 【戦闘用使い魔】消滅

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1【悪魔城】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計+1

↓2、マスター戦、戦況判定

【人数差】+2【有利】+1
【陣地】-1【大魔術】-1

総計+1

7:キャスター有利

8:貴女有利

【5ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔】+1【悪魔城】+1 【有利】
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計+2

↓2、マスター戦、戦況判定

【人数差】+2【有利】+1 【収束砲撃魔術】+1
【陣地】-1【大魔術】-1

総計+2

3:アサシン有利

6:貴女やや有利

【6ターン目】【悪魔】消滅

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔城】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1 【有利】-1

総計-1

↓2、マスター戦、戦況判定

【人数差】+2
【陣地】-1【大魔術】-1

総計±0

7:キャスター有利、ランサー【悪魔城】発動

3:キャスル有利

【7ターン目】

直下、サーヴァント戦、戦況判定、1ほどアサシン有利、9ほどキャスター有利

【カリスマ】+1【人数差】+2【悪魔城】+2 【有利】+1
【栄光指令・零零零】-3【陣地】-1

総計+2

↓2、マスター戦、戦況判定

【人数差】+2【収束砲撃魔術】+1
【陣地】-1【大魔術】-1 【有利】-1

総計±0

9:クリティカル

直下、成功以上で令呪二画消費し、消滅阻止、下で一画消費し阻止

3:キャスル有利

【0:特殊判定】

直下

123:キャスル、令呪二画消費で阻止+ブースト
456:すーぱーのば!
789:問答無用の消滅

9:アサシン消滅【残り六騎】

【本日はここまで、…判定だけで終わってしまいましたね、続きは次スレでしょうか。明日はお休みの可能性大、23:00付近で来なければお休みと判断してください】

【…まあ、一代目貴女、もしくはミゼル関連の特殊が出れば出現するかもしれませんね、超新星】



6?剣槍騎魔狂の5騎だったような

>>977 確かに、残り五騎ですね

次スレ 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 6【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421247256/)

続きは次スレから。

あと、wiki編集成功したっぽいので、第一次と第二次の主人公鯖だけ登録しておきました。
そして、ここを埋めるネタとして、一次、二次で好きだという鯖を。それぞれ主人公鯖以外に二騎くらい登録しようかなと思います

【今日は宣言通り再開はしません】

一次:ヨーゼフ・ゲッペルス、ネッド・ケリー
二次:ユーグ・ド・パイヤン、馬師皇
個人的に目立った奴より居てよかったキャラが好き

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