【Fate】仮想空間での聖杯戦争を勝ち抜け【安価・コンマ】 (1000)

  ――――舞台は平行世界におけるムーンセル。
  魔術師達はマナを絶やす前に月の内部へと到達したのだった。
  現在では欠片程の魔術の知識があれば誰でも参加出来るようになっているね。


  予選は、月の中で作られた冬木市で行われる。
  そこでNPC6人(例外あり)と戦い、勝利せねばならない。
  NPCはそれぞれ過去や未来の聖杯戦争の人間をコピーするのだが、
  個人個人の面識はコピーされていない、つまり皆他人だ。
  聖杯戦争に邪魔な、元の人物の設定は変更されている。
  つまり学生云々は無いし、皆聖杯戦争の知識を得ているのだ。


  なお、貴方はそれを予選だとは知らない。
  それに相手がNPCだとも気付いていないし、
  向こうも自信がNPCだという知識は与えられていない。
  NPCは存在は知っている故、冬木市の住人がNPCだということは理解しているがね。


  この世界線では魔術が廃れていない為、皆通常通りに魔術の行使が可能である。
  別の世界線の月では行えた、マスターがサーヴァントを殴るという行為も
  この世界線では行えない。殴るには魔術の補助が必要だよ。


  ――――さて、開幕だ。せいぜい頑張るといい――――



Fate/stay night、Fate/hollow ataraxia
Fate/zero、Fate/EXTRA
Fate/EXTRA CCC、Fate/Apocrypha
このスレではこちらの作品の設定を使用して行います。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405350916

【行動ルール】

 ・行動は、朝・昼・晩・の3度行える。
 行える行動は以下の通り

 1.移動
 何処かへ移動する。
 誰に出会えるかはコンマ次第。

 2.襲撃
 居場所が分かってる陣営に襲撃が行える。

 3.情報収集
 様々な場所への情報を集める。
 手段を選択し行い、成功率は50%で、20%はファンブル。

 4.休息
 {鱒の魔力÷2)だけ魔力を回復出来る。柳洞寺が拠点だとそこへさらに+2回復する。
 コミュも同時に行う事が可能。

 5.魂喰い
 緊急時にのみ出現。
 コンマ分だけ魔力を取得する。これで取得した魔力は一時的に限界値を超える。

 6.その他
 基本的にはなんでもいいです。
 ただし、GM判断により弾かれる可能性有り。

【戦闘ルール】

 ――戦闘は以下の順で行われる。――
 戦闘開始→ラウンド→勝率判定→勝敗決定

 ・戦闘開始
 ステータス差から勝率を決定する。
 襲撃側には勝率+10%される。

 ・ラウンド
 コンマ比べを3度行い、勝率を変動させる。
 ラウンド始め毎に任意スキルの選択が可能。
 一つの勝利毎に勝率+20%。
 1と0にはそれぞれ補正がかからず、1ならファンブルで確定負け、
 0ならクリティカルで確定勝ち。

 ・勝率決定
 最終的な勝率を決定するタイミング。
 基本的な宝具はここで使用。

 ・勝敗決定
 2D判定での勝敗決定。これで決着が付く。

 ※判定中は100%で打ち止めになるが、
 最終勝率は99%で最大となる。


 マスター同士の戦闘では、戦闘開始でのステータス比較をせずに
 身体・魔力・家系・精神・幸運の半分の差によって比較される。

 ――令呪の使用――

 戦闘中における令呪の使用は以下の通りになる。

 ・[ラウンド]3ラウンドの間、補正+2を得る。
 ・[ラウンド]1ラウンドだけ補正+5を得る。
 ・[勝率決定]勝率を+15%する。
 ・[敗北時]令呪を2画使い、完全撤退。

【魔力ルール】

 ・魔力は魔力ポイントによって管理される。
 ・初期、最大ポイントは{鱒の魔力÷2+鯖の魔力}で決定される

 ・魔力はスキル、宝具の使用で消費される。
 ・魔力は1日の終了で1ポイント、休息で{鱒の魔力÷2(端数切り上げ)}だけ回復する。

【使用可能マスター】
《stay night》   《zero》
 衛宮士郎     衛宮切嗣
 遠坂凛      遠坂時臣
 間桐慎二     ケイネス
 間桐桜      雨生龍之介
 葛木宗一郎   言峰綺礼(若)
 間桐臓硯      間桐雁夜
 イリヤ
 言峰綺礼

《hollow》      《EXTRA》
 バゼット     はくのん
 カレン      キシナミ
           間桐シンジ
           ダン
           アリス
           ランルーくん
           ガトー
           ユリウス
           遠坂凛(金)
           ラニ=VIII
           レオナルド
           トワイス

《CCC》       《apocrypha》
 殺生院キアラ  獅子劫界離

 ジナコ       ジーク
            ダーニック
            フィオレ
            カウレス
            セレニケ
            ゴルド
            ロシェ
            六導玲霞


さて人はいますでしょうか……?
とりあえずコンマ判定お願いします


身体↓1
魔力↓2
家系↓3
精神↓4
幸運↓5

身体8 魔力9 家系00 精神7 幸運8

なにこれ……

振り直したい箇所はありますか?↓2
あれば身体などと、なければ無いと書いてください

了解しました

性別はどちらでしょうか?

↓2
1.男
2.女

貴女のようですね

選択可能なスキルをまとめてきますのでお待ち下さい

今回は8+9+10+10+7+8=52ポイントとなっております
10ポイント分は00ボーナスですね。バランス調整ミスった気がしてきました
習得可能なスキルが多いので先ずは強力なものだけピックアップします

◆固有結界
 種別:魔術 タイプ:任意 ポイント:15
内に内包する心象風景。
基本燃費悪い。
【安価で効果決定】

◆暗殺拳(蛇)  身体8以上
 種別:体術 タイプ:常時 ポイント:15
とある暗殺組織に伝わる暗殺拳。
初見でなら英霊でさえも圧倒する技である。
相手が達人でなければ初見でなくとも通用する。
【マスター戦で発動】
【効果1:ラウンドで補正+1を得る】
【効果2:相手がこのスキルの存在を知らなかった時、ラウンドで補正+2を得る】

◆伝承保菌者  家系0
 種別:特殊 タイプ:任意 ポイント:20
設定した宝具の使用が可能。
【安価によって決まる】

◆異世界の宝具  家系00
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
英雄王の宝物庫にすら存在しない大量の宝具。
カードに納めて大量に所持している。
【効果1:勝率決定時、魔力を3消費し発動する。
 勝率に+30%される】
【効果2:ラウンド時、魔力を1消費して補正+2を習得する】

◆カリスマ  判定合計25以上(0以上は10として扱う)
 種別:特殊 タイプ:常時 ポイント:15
溢れるカリスマ性。
一種の魅了に近く、初接触判定で補正を得られる他、
味方に力を与えてくれる。
【効果1:初接触判定で相手により補正を得られる】
【効果2:戦闘に参加している味方サーヴァントの数だけ補正を得る】

◆概念武装  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:常時 ポイント:20
「意味・概念への干渉」を起こす強力な武装を所持している。
【安価によって決定される】

◆マジカルステッキ  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
喋るマジックアイテム。
平行世界より魔力を補充し、実質無限の魔力を有する。
【効果1:魔力が減らなくなる】
【効果2:ラウンドで補正+2を得る】
【効果3:体術スキルが英霊にも通用するようになる】
【効果4:サーヴァントを消滅させるとその英霊のカードを取得出来る】

◆魔眼  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:魔術 タイプ:常時 ポイント:20
特殊な力を宿した眼を持つ。
【安価によって決定される】

5分後に安価を出しますので、この中よりお選びください


では先ず最初のスキルをお選びください
↓3

異世界の宝具ですね

残りポイントは28となります
もう一つくらいこの中から選んでおきましょうか

↓3で二つ目

これAAスレ?

マジカルステッキですね

あれ……魔力減らずに宝具ぶっぱとかヘタな英霊より強くなってる気が……

あとさっきの28じゃなかったですね27でした
てことで残りは2となります

端数が勿体無いのでポイント5のスキルも習得しちゃいましょうか
まとめてきます

>>35
地の文で進行しますね

◆リア充
 種別:特殊 タイプ:常時 ポイント:5
リアルが充実している。恋人持ち。
リア充オーラは接触判定で相手により補正がかかる。
【効果1:恋人がいる。連れて行くかは任意】
【効果2:初接触判定で補正を得る】

これぐらいしか使えそうなの無かった件
付けます……?

それじゃなしでいこう

フレーバーか……どうせ選ばないかと思って用意しなかったんだよな

来歴から適当に付けよう

来歴決める前に
世界設定の説明とかあれば10分間受け付けます
ただ細かくは決めてなかったり

あ、ミスった。世界設定の説明ではなく
世界設定の質問ですね

過去とか未来とかどこまでいいんだろ

>>49
EXTRAの平行世界の時空のつもりなので大体50年後ぐらいをイメージしてますね
まあ平行世界ですし割と自由に決めてもらっても大丈夫かと

ではそろそろ打ち切ります

↓5までで来歴をお願いします
なるべくミキサーしますが混ぜないものもあるかもしれません

かつて第二魔法の使い手が平行世界を飛び回っていた時に、
偶然見つけた自身と同じ第二魔法を使用する妖精達。
魔法使いと妖精の一人はその日、一夜を共にし一人の子供を授かる。
それが貴女だった。

貴女は育った後、世界を飛び回り、時には教会と協会の争いである第三次世界大戦を仲介したりした。
そのときのエピソードは有名である。

なお、いろいろやったとはいえ貴女はまだ20にも満たぬ少女。
それに自身の能力の高さもあり恋愛経験はおろか、初恋すらまだなのでだった。



ゼルレッチなにやってんの
半ば強引だがこれでいきましょう

5分後に性格を決めます


では性格を↓2-4で

流石に性格をミキサーはキツイから安価で決めようか

1.ノリと勢いで生きてる躁鬱っ子

2.高飛車

3.表で殴り合って裏で手を繋ぐ和平主義者

↓2で決定

1.ノリと勢いで生きる躁鬱っ子

ハイになったりローになったりする精神病ですか
スキルに出来そうですね
パパッと作って来ます

後決めるのは願いだけです……よね?
他になんかあったら言ってくれると助かります!

こんな感じですね。3分後に願い安価取ります

◆躁鬱
 種別:精神 タイプ:常時
『双極性障害』
躁(ハイ)と鬱(ロー)を繰り返す精神病。
テンションの上がり下がりが非常に激しい。
【接触時判定を行い躁状態か鬱状態となる】

アライメント忘れてるなこれ
混沌・中庸とかでいっか


願いを決めます。範囲で
↓1-3


1.お父さんに会いたい

2.お父さんと暮らしたい

3.こんかつ!


ムーンセルって参加者がほぼ死ぬけどそんな事は気にならなかったぜ!
つか月から脱出出来そうだ

ところで願いが切実ですね……

この中から選択↓2

1.お父さんに会いたい

ふむ……シリアスな匂いが

一旦データ纏めたの貼りますね

そういや酉つけへんの?

【ステータス】
 性別:女
 身体:8 魔力:9 家系:00 精神:7 幸運:8
 合計:42 ポイント:52
 属性:混沌・中庸

【スキル】
◆異世界の宝具  家系00
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
英雄王の宝物庫にすら存在しない大量の宝具。妖精達に旅に困らぬよう持たせた。
カードに納めて所持している。
【効果1:勝率決定時、魔力を3消費し発動する。
 勝率に+30%される】
【効果2:ラウンド時、魔力を1消費して補正+2を習得する】

◆マジカルステッキ  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
喋るマジックアイテム。父が残して行った遺産。
平行世界より魔力を補充し、実質無限の魔力を有する。
【効果1:魔力が減らなくなる】
【効果2:ラウンドで補正+2を得る】
【効果3:体術スキルが英霊にも通用するようになる】
【効果4:サーヴァントを消滅させるとその英霊のカードを取得出来る】

◆躁鬱
 種別:精神 タイプ:常時
『双極性障害』
躁(ハイ)と鬱(ロー)を繰り返す精神病。
テンションの上がり下がりが非常に激しい。
【接触時判定を行い躁状態か鬱状態となる】

【性格】
ノリと勢いで生きる躁鬱っ子

【略歴】
かつて第二魔法の使い手が平行世界を飛び回っていた時に、
偶然見つけた自身と同じ第二魔法を使用する妖精達。
魔法使いと妖精の一人はその日、一夜を共にし一人の子供を授かる。
それが貴女だった。

貴女は育った後、世界を飛び回り、時には教会と協会の争いである第三次世界大戦を仲介したりした。
そのときのエピソードは有名である。

なお、いろいろやったとはいえ貴女はまだ20にも満たぬ少女。
それに自身の能力の高さもあり恋愛経験はおろか、初恋すらまだなのでだった。

【聖杯への願い】
お父さんに会いたい

>>80
前に使ってたのを使おうか迷ってまして……
まあ誰も覚えてないでしょうし使っちゃいましょうか

妖精達「が」旅に困らぬよう貴女に持たせたんかな


次鯖決め行きますね
家系が高いので選択でいきましょうか

>>84
あ、誤字ってる……それであってますね


とりあえず貴女のサーヴァントを決めましょうか

鯖一覧は数多いので先ずクラスだけ選択を
↓2


ライダーですね
このクラスだけ使えるの少なかったり

1.石化
2.征服
3.姐御
↓2でお選びください

これまた強いのを

では他のマスターを決めましょうか
使えるのは>>5の通りです

剣マスター↓2
槍マスター↓3
弓マスター↓4
暗マスター↓5
魔マスター↓6
狂マスター↓7

被ったら下にズラしていって下さい
ところで六人もいるのかね……?


セイバー
獅子劫界離

ランサー
ゴルド

アーチャー
遠坂凛

ライダー
貴女

アサシン
雨生龍之介

キャスター
士郎

バーサーカー
イリヤ

イリヤ無双の予感……!
家系が高い人は触媒、低い人はコンマでいきます

獅子劫界離のサーヴァントは……

セイバー安価↓2
1.青王
2.黒王
3.嫁王
4.三倍
5.背中
6.吐血


6.吐血
桜セイバーですねやたー!

続いてゴルドのサーヴァントは……

ランサー安価↓2
1.紅槍
2.双槍
3.三世
4.極刑
5.処女
6.目殺


4.極刑
あっ(察し)

ちゃんさんは触媒など使わぬ!

アーチャー判定↓1
12未来
34無銘
56慢心
78毒矢
90鉄砲


6.慢心
相性いい組み合わせ来ちゃったな

続いて龍之介は……

アサシン判定↓1
12農民
34長腕
56沢山
78透明
90幼女


9.幼女
(アカン)

し、士郎のサーヴァントは……地雷だらけだな

キャスター判定↓1
1魔女
2海魔
3駄狐
45絵本
67作家
89脚本
0哲学


4.絵本
キリツグがでるのかエミヤがでるのか……

ラストはイリヤ。どれでも怖いね

バーサーカー選択↓2
1.紳士
2.寝取
3.反骨
4.真祖
5.音痴
6.被虐
7.人造


4.真祖
月で尚且つマスターがガトーじゃない
強い(確信)

NPCという事もあって士郎と凛は別の可能性の強さになってる場合があります
その判定をしますね


士郎判定↓1
1-7.通常
8.Fate
9.無限の剣製
0.ヘブンズフィール

凛判定↓2
1-9.通常
0.宝石剣所持


士郎6.通常
凛2.通常

通常状態のようですね
では一旦纏めて終了にします

もう一個忘れてました

ナーサリーライム判定↓1
偶数.正義のキリツグ
奇数.正義となった自分
ゾロ.特殊

良かった特殊じゃないよ!けど物足りない…

0.正義のキリツグ

悪プレイなんてしない朝のヒーロー番組に出そうなキリツグ

セイバー:沖田総司 
マスター:獅子劫界離 令呪3

ランサー:ヴラド三世(apo)
マスター:ゴルド 令呪1

アーチャー:ギルガメッシュ
マスター:遠坂凛 令呪3

ライダー:イスカンダル
マスター:貴女 令呪3

キャスター:ナーサリーライム(キリツグ)
マスター:衛宮士郎 令呪3

アサシン:ジャック・ザ・リッパー
マスター:雨生龍之介 令呪3

バーサーカー:アルクェイド
マスター:イリヤ 令呪3

ゴルドの令呪が減ってるのは仕様です

ではここまでで。お疲れ様でした

蛇足ですが判定を

胸のサイズ↓1
コンマが低い程小さく、高い程大きい

女子力↓2
コンマが大きい程、高い

再開は20時頃から


胸のサイズ6.C寄りのDくらいかな
女子力0.溢れる女子力……!

◆異世界の宝具 だけどプリヤで二つしかまだ出てなかった件
前の方で言ってた妖精さんの道具足してみたよ
>>1のネーミングセンスが皆無だったけど


投下だけど人いるかな?

とりあえず書き溜め分投下しつつ様子みようかな


 わたしは、並行世界間を旅する女の子。
 第二魔法の使用は母達から貰った宝具の力を借りて行っている。
 旅の目的は……父ゼルレッチを探す事。

 父はわたしと同じように平行世界を跳び回っているらしい。
 わたしはその情報を聞きながら後を追って行くが、未だ出会えた回数は0である。

 まあ、父が跳ぶ、遊ぶ、跳ぶを繰り返すのに対し、
 跳ぶ、遊ぶ、情報集め、跳ぶ、がわたしなのだから追いつけないのは当然である。


 とある日。変わった聖杯戦争の事を耳にする。
 聖杯戦争とは勝利すれば願いを叶える願望機の使用が許されるというアレだ。

 しかし、どうせよく聞くニセモノ願望機だろう。
 そう思ってたのだが、なんとソレは”月の中”で行われているらしい。
 これはいつもの話とは違う、わたしは直感で理解した。

 願いが叶う可能性が高いならとりあえず行ってみようじゃないか!
 もし偽物であってもわたしが他の魔術師に劣るわけが無い。
 それは第三次世界大戦――表ではキリスト教内の大きな揉め事――での教会と協会の戦いに割り行った時に理解している。
 だからデメリットといえば時間の浪費程度。分のいい賭けである。

 わたしは直ぐに母達から貰った宝具入りのカードと、父の残したステッキになる物を用意し、
月へと向かう事にしたのであった。


――一日目・朝――

 月へと着くと貴女は、見知らぬ街に居た。
 周りにいる人々は噂で聞いていたNPCというモノだろう。

 とりあえず前持って聞いていた情報通りに召喚を済ませねばならない。
 いくら貴女でも英霊の相手は厳しい。召喚前に会ってしまっては一大事だ。

「っ……!?」

 どこで召喚しようか思考を巡らせているとき、突然頭に電流のようなモノが奔った。
 同時、拠点の位置を頭にインプットされる。
 なるほど。どうやらシステムにより参加者の初期拠点は決められているようだ。


 指示に従い、拠点と思わしき場所へ着く。
 そこは一般的な民家であった。

 ドアの前に立つとピピピという音が鳴る。

『認証しました。ここが貴女の初期拠点となります』

 よくある機械的な声で告げられる。共にガチャリとロックが解ける。
 貴女が中に入り、探索を始めた時

ルビー「ちょっと貴女さん~、人が居ないところに着いたなら早く言って下さいよ~」

五月蝿い奴が現れた。
 現在はローな気分なのだ。あまり話したくない。


 ルビー「無視ですか……ルビーちゃん泣いちゃいますよ?」

 スルーしながら家の中を確認していると、一室で召喚の為の陣を発見した。
 便利な事に用意してあったらしい。描く手間が省けた。

 貴女は陣の側に立つと、召喚の為の詠唱を告げていく。

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖には我が父シュバインオーグ」

――
――――
――――――


「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」

ルビー「されど汝は――――じょ、冗談ですよ~!」

 変な文を足そうとしたから睨み付けてやる。
 ルビーは何処から出るのかも分からない汗を全身びっしりとかいた。

「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――――!」

 召喚の為の詠唱が終わったと同時、
陣が光を放ち、その光の中からは大柄の男が現れた。

ライダー「――――嬢ちゃんが余のマスターかのう?」


判定↓1
偶数:ロー
奇数:ハイ
ゾロ:情緒不安定

5.ハイ

 初対面の相手だ。貴女は自然とギアが上がっていく。

「ええ、その通り! わたしが貴方のマスターですっ! これから宜しくね!」

ライダー「これはまた元気の良いマスターだわい。これは余も張り切らねばならんな!」

 何がおかしいのかライダーは一人で大きく笑う。

 さて、これから共にするサーヴァントとの会話だ。
 慎重に会話をしなければならないのだが、

「えっと……クラスはライダーね! 先ずはちょっとお話しましょうか!」

 貴女のテンションは思い切りハイである。
 冷静な会話ができるだろうか……?


【貴女のセリフ安価↓1-3】

どこかの国の王様みたいね

セリフ安価:>>162-164  人が少ない予感……!


「渋いわね。ライダー、ちょっと筋肉触っていい?」

ライダー「む、構わんぞマスター! どれ、余の筋肉を堪能するがよいわ」

 次々とポーズを決めながらライダーは筋肉を見せつける。
 
「じゃ、遠慮せずに。凄い筋肉……!」

ライダー「ハッハッハッ、そうであろう。そうであろう」

 五分程触り、堪能し終えるとようやく貴女は離れる。

「素晴らしい筋肉だったわ」

ライダー「またいつでも言うがよい。好きなだけ触らせてやるとしよう!」


「ところでライダー」

ライダー「む、どうした?」

「貴女……雰囲気がいいわね。もしかして王様だったりするのかしら!」

 こんな風でもライダーは先程からオーラが漂っていた。カリスマ性というのだろうか。
 一人称も特徴的である。これは余程、高い立場にいた人間に違いない。
 貴女はそんな風に感じた。

ライダー「ふむ。よくぞ気付いたマスターよ! 余こそがかの征服王、イスカンダルである!」


 征服王イスカンダル。
 といえばあの海を求めて進軍し続けたあの大英雄だ。

 それを引けたということは勝利を得たにも等しい。

「え、え、あの? あのイスカンダル?」

ライダー「あの、というのはよくわからぬが。恐らくマスターのいうあの、であっているとも」

 最強のマスターが上位のサーヴァントを引けた。
 この戦い、既に勝利したも同然……!


――
――――
――――――

 話はある程度済んだ。
 ここからはこの戦いの勝利の為に動かなくてはいけない。

ルビー「いやー、貴女さん筋肉お好きだったんですね」

 ところでこの貴女さんってなんだ……?

ルビー「貴女さんは……あれですよ。第四の壁の破壊と言うか……あまり言うとアレなのでこのくらいで」

 なるほど。貴女には言えないことのようだ。


【一日目・昼】
【現在地:民家A  現在魔力:99/99  残令呪:3】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

イスカのステ先に貼っときます?

質問
移動を選択したらランダムに移動って解釈で大丈夫でしょうか?
それとも地図はムーンセル基準?

5.ライダーと会話  休息でコミュも一緒に取れたりしますね


 少し話し足りなかった感じもする。
 もう一度ライダーと話しておこうか。

ライダー「む、どうした? さては早速筋肉でも触りに来たな?」



【会話内容↓1-2】
【躁鬱判定も一緒に↓1で】

>>173
マスターがいる場所と冬木市の適当な場所を混ぜて
選択肢にだそうかと

征服王の聖杯の願い事を聞いてみる

3.ハイ
会話内容:>>175-176

「モチロン! また触らせて貰うわ」

 貴女は胸から腹へ筋肉を撫で回しながら話を始める。

「そういえばライダーってどれくらい強いの?」

ライダー「凄く強いと自負しておる! 大抵の英霊ならば戦車で一日轢きだわい」

 戦車……まあ、ライダーだからそういう宝具は持っているだろう。

ライダー「しかしのう……そんな余とて敵わぬ相手はいよう。だがそういう者こそ臣下への加えがいがあるというモノよの」

 なるほど……それでこそ英雄……って、え?
 臣下に加えちゃ聖杯戦争終わらないんじゃ……?


 もしや聖杯には興味が無いのかも。
 そんな事は無いと思うけど一応聞いてみよう。

「ねえライダー? 貴方の願いってどんなものかしら!」

ライダーは困った顔で顎を掻き始める。


【↓1コンマ】
1-3臣下集めよ!(大嘘)
4-6秘密ではいかんかのう?
7-9受肉……じゃわい

6.秘密ではいかんかのう?


ライダー「秘密ではいかんかのう?」

 ふむ……この感じだと一応願いはありそうだ。
 けど征服王が隠す願いってどんなのなんだろうか。
 それはさぞかしトンデモナイ願いに違いない。

「気になるわ! マスターだしイイでしょう?」

ライダー「む、むう……時が来たら、その時話すとしよう」

 どうしても今は話したく無いようだ。
 無理に聞き出すのはレディが廃ると母が言っていた。ここで止めておこう。

「分かったわ。機会が来たら、ね? 楽しみにしとくわよ!」


 ライダーの願いは一体なんだろう。気になる……けど我慢ね。
 その時を待たないと。

ルビー「以外と単純な願いかもしれませんよ~? 恥ずかしくて話せないんですよきっと」

 あんなマッチョマンがそんなワケが無い。
 とりあえずルビーのひらひらを引っ張っといてやった。


【一日目・夜】
【現在地:民家A  現在魔力:99/8  残令呪:3】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

3.情報収集

 一応情報は集めとかないとね。
 どこにとばそうか迷っていると、頭に自然と幾つか浮かび上がって来た。
 予めシステムによって拠点に出来る箇所が制限されているのだろう。

 貴女はその頭に浮かんだ拠点から一つを選ぶ。


【ここから選択。↓2】
1.衛宮邸
2.遠坂邸
3.双子館
4.ホテル
5.アインツベルンの城
6.柳洞寺
7.下水道
8.新都
9.穂群原学園

次週からは拠点もシャッフルするけど、
今回はテスト運用なので居場所はあからさまです

5.アインツベルンの城


 貴女は即席で作った使い魔を森へと飛ばす。
 どうやら中には森があるとかどうとか。


【成功判定↓1】
1-4失敗
5-9成功
0特殊

>>2でファンブル云々書いてますが意味無いですね。後で修正しときます

3.失敗

 送った使い魔との通信は直ぐに途絶えた。
 どうやら気付かれてしまったようだ。

ライダー「こういう事もあるて。気にせん事だマスター」

ルビー「そうですよ~、ところであの城、私の関係者の気配を感じますね……」

【イベント↓1】
1-3来客
4-6何もなし
7-9他の人が接触

【どこかが魂喰い↓2】
1-2バレた
3-9成功
0大量

【どこかがお買い物?↓3】
1-6そんな事は無かった
7-9着物ゲットだぜ!

魂喰い4.成功
買い物?2.そんな事はなかったぜ

イベント2.来客
【どんな用事だろうか↓1コンマ】
1-3奇襲
4-6ちょっと話に
7-9友好

↓3でトリップ判定
1-6

#剣槍弓アサシン狂魔
5.ちょっと話に

【ランサー陣営がやって来たようです】

何話すんだよっ……!


 先程失敗により使い魔を失ったため、作り直していると、
家にチャイムが鳴った。

ライダー「む……敵かのう」

 戦闘モードに入ったライダーが貴女の近くに寄ってくる。

 チャイムは早く出てこいと言わんばかりに連続で鳴らされた。
 仕方ないので玄関へち行きドアを開ける。
 居たのは小太りなおじさん。


【貴女からの初期好感判定↓1】
1-3生理的に無理
4-6普通
7-9ちょっと良さそうな人
ゴルド-2 女子力+1 =-1

【ゴルドから初期好感判定↓2】
1-3気に入らん
4-6ふんっ
7-9悪くない
女子力+1 =+1

貴女からゴルド0:初恋
ゴルドから貴女9:悪くない  

え、マジで?

とりあえず躁鬱判定↓1
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定

4.ロー

 その出会いは偶然であり必然だった。
 貴女は胸のときめきを抑えられない。
 同時にゴルドは貴女を見て、好意的な感情を抱いた。
 
 二人は十秒の時を見つめ合う。

ライダー「マスターよどうしたのだ? この男に何か仕掛けられたか?」

 声に貴女はハッとして意識を取り戻した。
 しかし先程のトキメキに胸は鼓動したままである。

ゴルド「あー……そのだな。先程チャイム鳴らし過ぎた事を謝ろう」

 珍しくゴルドが素直に頭を下げた。
 
「……そういうのいいから」

 先程まででガソリンを使い過ぎたらしい。
 貴女は胸は熱くなるも、テンションがあまり上がらない。


ゴルド「そうか……」

 ゴルドは頭の中でこれも彼女なりの優しさだろうと感じた。
 気にする必要は無いと言ってくれたのだと。

 ギアが上がらぬ貴女に代わりライダーが話を代行する。

ライダー「む、お主。何のようで参ったのだ? 先程から娘を見るような目でマスターを見ているが」
ライダー「その為に来たわけであるまい」

ゴルド「そうだったな。ではそちらの話をするとしよう」


【判定↓1】
1-3情報交換
4-6まさかの雑談
7-9停戦協定
友好+1 = +1

6.まさかの雑談

ゴルド「他の参加者の事を知っておこうと思ってな。雑談をしに来た」

 雑談……?
 情報集めるなら使い魔飛ばしたりする方が効率的だと思うけど……。

「なんでわざわざ……話に?」

 聞かれるとゴルドは鼻で笑う。

ゴルド「人の考えをよむには人の内面を呼ぶ事が大切なのだ」

 そんなものなのかな……?


【貴女はどうする?↓2】
1.雑談に応じる
2.拒否
3.殺し愛こそ至高
4.その他

1.雑談に応じる


「……いいよ。お話しよ」

ゴルド「そうか。私が頼んでるのだから当ぜ……いや、ありがとう」

 雑談する事に決まったのだが……ゴルドは一向に話始めない。

ライダー「……雑談するのでは無かったのか?」

ゴルド「うるさいぞサーヴァント! 年頃の子とは何を話せば分からぬのだ!」

 言ってから自分の言動に気付いたのか、ゴルドの顔が少し紅くなる。

ゴルド「ええい、貴様から話題を振るがいい!」

 顔を隠すように横を向きながらゴルドは言った。

 これはこちらから話を振った方が良さそうだ。


【会話内容↓1-2】

ゴルドおじ様はどうして聖杯戦争に参加したんですか?
もし聖杯を手に入れたら何を願われるのですか

会話内容:>>227-228


 何を振るべきか迷っていると……

ルビー「好みのタイプは?(裏声)」

 私の後ろからルビーがやってくれた……。

ゴルド「は……は? 私のタイプか?」

 仕方ない。と思いつつも貴女は内心ではルビーナイスとガッツポーズをしていた。

ゴルド「そうだな……一応今は妻もいるのだが、妻の見た目は変貌してしまった」
ゴルド「今は炊事洗濯が効率良く熟せて、胸は中くらいの若い女が……何の話をしているのだ私は」

 これでこの話は終わりと言うようにゴルドは首を振った。


「ではそうですね……あ、えと」

ゴルド「うん、私の名前だな。紹介を忘れていた。適当にゴルドとでも呼んでくれ」

 ゴルド……ではゴルドおじ様とお呼びしましょうか。

「ゴルドおじ様……貴方は何故、聖杯戦争に? 願いはあるのですか?」

ゴルド「……私の家は衰退してしまってな。かつてはホムンクルスを作ることにおいて一、二を争っていたのだが……」
ゴルド「だから聖杯を手に入れ、我が家の才能を再び吹き返す事が望みだ」

 家の為の……未来の跡継ぎの為の戦い……。
 なんて大きな夢なんだろう。


ゴルド「私は話した。嫌で無ければ貴女の願いも話してくれないか?」

 私の願い、それは――

「父、ゼルレッチと会うことです」

ゴルド「成る程……父親のゼルレッチと……ぶふぉ!?」

 突然ゴルドは噴き出した。
 そういえばゼルレッチは超有名人だったっけ……?

ゴルド「なんだと!? ぜ、ゼルレッチ? あの魔法使いのゼルレッチか!?」

 コクリと貴女は頷く。
 すると、ゴルドはしばらく黙り込んでしまった。


【判定↓1】
1-3「そろそろ話は終わりにせよ」
4-6停戦協定お願いします(土下座)
7-8私の養子にならないか?
9私の家に来ないか?そして妻になってくれ

6.停戦協定お願いします(土下座)


 黙り込みながらゴルドの額から汗が溢れ、全身からは冷や汗が噴き出す。
 勿論、思考はゼルレッチの娘というモノへの恐怖である。
 好意が無ければ即刻ヤケで襲いかかっていただろう。

ゴルド「て、停戦協定を結ばないか!」

 結局ゴルドが選んだのは土下座であった。
 突然の事に貴女の思考は追いつかない。

ゴルド「せっかく仲良くなれたのだ。序盤に潰し合う必要は無いだろう!」

 ……確かにそれはそうだ。

ライダー「マスター、こういうのは慎重に選べ」

 横でライダーが注意を促す。
 こちらも願いがある。慎重に選びたいが……


【貴女選択↓2】
停戦の場合、条件なども添付
結ばない場合は結ばないとだけ書いてくれたらおk

解りました正し条件あります、私とデートしてください(顔を赤らめながら)

無限ループって怖い(コナミ)

↓2で再安価

選択:>>246


「解りました正し条件があります……私とデートしてください」

 ……ノリで告白してしまった。
 自然と貴女の顔が赤くなる。

 貴女が熱くなってる中、場は凍りついた。

ゴルド「……すまんもう一度頼む」

 頭を上げながらゴルドは尋ねる。

ルビー「聞いて無かったんですか? 私とデートしてくださーい(裏声)」

 貴女の後ろでまたルビーが勝手に喋る。

ゴルド「は、は……? デートだと?」


【判定↓1】
1-3「いい加減にしろゴルド」
4-6行かせてください(恐怖)
7-9行ってやろうじゃないか(赤面)
好意+1

8+1.行ってやろうじゃないか(赤面)


 返答までは三十秒程かかった。
 出した返答は、簡素だった。

ゴルド「行ってやろうじゃないか」

 こんな言い方をしつつも顔は紅く染めている。
 そりゃそうだろう。おっさんが十代に誘われれば照れざるを得ない。

 ゴルド「で、日程はいつなのだ?」

 OKの返事が出た事に貴女は喜んでいる場合ではない。
 日程を決めておかねばうやむやになり、その喜びも無駄になるかもしれないのだから。


【選択↓2】
1.拠点を教えてくれたら使い魔で連絡します
2.明日の昼
3.今から
4.その他

2.明日の昼


「明日の昼は……どう?」

ゴルド「昼なら交戦的なマスターもいないだろう。よし、それでよい」

 決まった……!
 今日は早く寝ないと。

ゴルド「では私は早く帰らんとな。明日に備えて寝とかねばならん」

 明日は昼にゴルドが訪ねて来ることで話は纏まった。
 寝坊せぬようゴルドは早々に帰る。
 貴女も今日は早めに寝ておく事にしたのだった。

一旦ここまで
どうしてこうなった

セイバー:沖田総司 魔力5/5
マスター:獅子劫界離 令呪3

ランサー:ヴラド三世(apo) 魔力11+8/8
マスター:ゴルド 令呪1

アーチャー:ギルガメッシュ 魔力9/9
マスター:遠坂凛 令呪3

ライダー:イスカンダル 魔力99/8
マスター:貴女 令呪3

キャスター:ナーサリーライム(キリツグ) 魔力5/5
マスター:衛宮士郎 令呪3

アサシン:ジャック・ザ・リッパー 魔力9/4
マスター:雨生龍之介 令呪3

バーサーカー:アルクェイド 魔力99/99
マスター:イリヤ 令呪3

停戦協定
ライダー・キャスター



                  ⌒ヽ、
                : :\    
      、              } : : }
      \` ー─── =ミメ : : ′
       \ : : : : : . -=ミ : :厶,_ _       ____    アバターの試験運用だよ
      <//>. : ´ : : /> : : : : : : : : \  //////,/
.        /⌒ア: /:/:/ : :|: : .:i : : : : : `く//////      面倒なら止めるよ
         /: :/イ : /|: :/|: : .:| \ : : ヽ | ∨77∧

    _人_ ∠/: : : : | :/>x人: : |x<\: :ハ! : ∨//\     ゴルドさんの無駄に令呪させちゃった感

    `Y´     イ : : |/  ◯  \| ◯ Y}ノ|ノ: : :}><,ハ
.           レ八: : j| :::::        ::::: |: : |勹 / : : : : :|\      最初は中ボスの予定がなんでヒロインに……
           { : :ハ八     、,     |: : |,ノ/}: : : : : :|


【再開します】


 昨日の出来事。
 突如やって来たゴルドだったが貴女は彼を見た瞬間、恋に落ちてしまった。
 ゴルドの方もなかなかの好意を抱いており、
 何故か気がつくとデートに行く事になっていた。

 決戦(デート)の日は今日の昼。

 さあ、貴女は何をして朝を過ごすのか。


【二日目・朝】
【現在地:民家A  現在魔力:99/8  残令呪:3】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

5.お昼のデートに備えてお化粧したり服を選んだりする


 お昼に向けて準備しないと……!
 
「けどなにしたらいいんだろう」

ルビー「そりゃあ、化粧したりお洒落したりですよ~」

「っ!?」

 一人で独り言を呟いてたつもりが……。
 本当にどこにでも現れるな。

ルビー「確か……貴女さんが持ってる宝具にお化粧セットみたいなのとかもありましたよね」

 あー、あったね。
 正しくは宝具じゃなくて知り合いの妖精さんがプレゼントしてくれた、普通の化粧セットだけど。
 確か、クローゼットみたいなのもくれてたような……そこから洋服も選ぶか。


【化粧判定↓1】
1-3パンク
4-6普通
7-9完璧

【服判定↓2】
1-3ダサい
4-6普通
7-9完璧

女子力補正とかないんかwww

>>291
……あっ


再判定
【化粧判定↓1】
1-3パンク
4-6普通
7-9完璧
女子力+2

【服判定↓2】
1-3ダサい
4-6普通
7-9完璧
女子力+2

化粧5+2.完璧
服1+2.ダサい

なんでやねん!


 貴女の化粧は完璧だ。
 所謂ナチュラルメイクと言われる塗り方を顔へと施していく。
 何が凄いかというと通常、経験値の積み重ねと参考にするものがあり成功となるのだが、
貴女の場合は完全に独学でやっているところである。

ルビー「凄いですよ貴女さん! メイクは完璧です。メイクは……!」

 そう、メイクは完璧である。
 しかし肝心な服装は……

ライダー「マスターよ。最近の魔術師とやらもそういう格好をするのかのう?」

 一言で言えば黒魔術師だ。
 膝の位置までトンがったブーツ。
 顔を見せぬ深いローブ。
 地面に擦り付けながら歩かねばならぬ程に長い裾。

「どう? 似合うでしょ」

――
――――
――――――

 そしてデートの時はやって来た。

 昨日とは違い、一度だけ鳴らされるチャイム。
 貴女はドキドキしながら玄関へと向かいドアを開けた。
 そこには正装に身を包んだゴルドの姿があった。

ゴルド「すまんな。デートの格好というのがこのようなモノしか用意出来なくてな……っと」

 ゴルドが貴女の格好に気づく。


【判定↓1】
1-3ま、魔女
4-6普通
7-9イイネ!
化粧+2 服装-2 好意+1 = +1

2+1.ま、魔女


ゴルド「ま、魔女……!?」

「え……?」

 貴女の格好に思わずゴルドは尻餅を着いてしまう。
 そしてそれが貴女なのだと気付くと急いで立ち上がった。

ゴルド「な、なんでもない、気にしないでくれ。その辺に見えない段差があったのだ」

 服装にはあえて突っ込まぬようにしたまま、二人のデートは始まった。
 無論、ライダーとルビーも着いて来る。


【躁鬱判定↓1】
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定

4.ロー

 貴女達はどちらもこの街の事は知らない。
 とりあえず新都というところに行ってみることにした。

 のだが、二人ともいまいちデートというものが分からない。
 現在のところ街中を彷徨いてるだけである。

 近くを通るNPCが揃って貴女を見て笑っているのを貴女は知らない。
 ゴルドは笑ってる連中を視線で一蹴し、追っ払うのに忙しそうだ。


【遭遇判定】
1-3奇襲
4-6接触
7-9出会わず
昼間+2

9.出会わず

 
ルビー「お二人さーん、それも一応デートですけど、適当なお店を見てみるのも楽しいんじゃあないですか?」

 ふむ……確かにそれも一理ある。
 今は今で楽しいがお店に入ったりしてお話もしたい。

ゴルド「成る程。なら店は貴女が選ぶといい。私が選ぶと碌な店にならん」

 うーん……それならあそこの店に入ろうか。


【選択↓2】
1.ゲームセンター
2.ファンシーショップ
3.ランジェリーショップ
4.映画館
5.泰山・新都出張
6.その他

4.映画館


 二人が入っていくのは映画館。

ゴルド「ふむ、いろいろなものをやっているのだな。二人分で……3600アライメントだと!?」

 ゴルドが財布とお話ししている間、貴女は映画を選ぶ事にした。
 映画はよく分からないが、面白そうなものが多い。

 ムカデ人参、Fake/stay knight、殻の教会……etc
 とりあえず昼の間に3本くらいなら見れるよね。

ゴルド「3600アライメントなど……安い! ん? 3本見たいだと……?」


――
――――
――――――

 映画館から出てくると空は赤くなっていた。

「まさか人参が繋がって……ごぼうになるなんて……」

ゴルド「運命は全てFake(嘘)であり、仕組まれて必然だというのも驚きだった」

ルビー「私は教会の中に隠された真実に驚きましたよー」

 話したい事はまだまだあるが、もう時間だ。
 夜になれば襲われる可能性も出てくる。

ゴルド「もうこんな時間だな。ではまた機会があれば会おう。私の拠点は双子館だ」

 用事があれば遊びに来いという事だろう。
 貴女は別れの挨拶を送り、ゴルドと別れ拠点に戻った。


 昼はとても楽しい時間だった。
 だが、これは戦争だ。そろそろ気を引き締めなくては。


【二日目・夜】
【現在地:民家A  現在魔力:99/8  残令呪:3】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

1.移動

【移動先指定↓2】
1.衛宮邸
2.遠坂邸
3.双子館
4.ホテル
5.アインツベルンの城
6.柳洞寺
7.下水道
8.新都
9.穂群原学園

5.アインツベルンの城

 昨日、ここへ使い魔を飛ばすと破壊された。
 つまりマスターがいる可能性が高いという事だ。

 頭に記憶されたシステムを元に城を目指すが、予想以上に遠い。
 ライダーの戦車を出してもらうとあっという間に辿り着いた。

 森の中に佇む巨大な城。
 正門から侵入すると、そこから真っ直ぐの10m程の位置に少女が立っていた。

イリヤ「いらっしゃい。何の用かしら? こんな時間だしやる事は決まってると思うけど」

 少女の紅い目が煌き、こちらを一心に見つめてくる。


【貴女から判定↓1】
1-3苦手
4-6普通
7-9可愛い
女子力+1

【イリヤから判定↓2】
1-3殺さなきゃ
4-6普通
7-9面白そう
女子力+1 夜-1 = ±0

【躁鬱判定↓3】
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定

貴女から4+1.普通
イリヤから5.普通
躁鬱0.ロー


 ここに来たのはマスターがいるかの確認という意味もあった。
 しかし本当の目的は――


【選択↓2】
1.戦闘
2.会話
3.そんなものない。帰らせてもらう!
4.その他

4.魔法少女勧誘    終了にするつもりが目が覚めたよ!


「貴女……魔法少女とか興味無い?」

イリヤ「へ……?」

 イリヤの目の輝きがパチクリと点滅する。
 
 貴女は横に飛んでたルビーを掴み、イリヤに見せる。

「これで……変身出来るよ……」

イリヤ「貴女……頭可笑しいじゃない?」

ルビー「ルビーちゃんは本物ですからね!? というかなんでしょう。貴女となら相性が良さそうな予☆感がします」


「ほら、どう?」

 ルビーを手から解放してやると、
イリヤの方へとフラフラ飛んで行った。

イリヤ「凄ーい……よく出来てる……」

ルビー「ほら、どうです? 今ならお試しキャンペーンで契約手順すっ飛ばしちゃいますよ?」

イリヤ「うーん……じゃあちょっとだけよ?」

 イリヤがルビーの誘導を元に変身する。
 一瞬光ったと思うとイリヤは魔法少女へと姿を変えていた。

「よし……それじゃそいつあげるわ」

イリヤ「え?」

ルビー「私は構いませんよー? イリヤさんの方が魔法少女らしくてイイですし」


 五月蝿いのが居なくなるのはありがたいけど……魔力源が無くなるのは辛いかな。

ルビー「あれ、今の冗談ですよ? 貴女の側に居ないと貴女のお父様に怒られてしまいますし」

イリヤ「この力凄いわね。今までよりも魔術が操りやすいわ」

ルビー「ほら早くしないと気に入られ始めてますよー? どうするんですか貴女さーん!?」

 うーん……どうしようか。


【選択↓2】
1.やっぱり返してもらう
2.あげちゃおう
3.その他

1.やっぱり返してもらう


 ……戦力低下は辛いわね。

「やっぱり……返してもらっていい?」

ルビー「そう言ってくれると信じてましたよー!」

イリヤ「そう……行っちゃうのね」

 ルビーが魔法少女化を解除し、イリヤは元の姿に戻った。

イリヤ「それで……何しに来たのよ貴女達」

 このままだとただ遊びに来ただけだわ。
 本当の目的は――


【選択↓2】
1.戦闘
2.会話
3.もう帰る(帰れるとはry)
4.その他

1.戦闘

今日はここまでにします
お疲れ様でした

次回は戦闘からですね

                ー=ニ____,: : : : : : ヽ: ', -ー-- 、

                <ニ三三三,イ: : : : rー''": : : : : : : : : : : : > 、    __
    _____.,'`i´i´゙i´,i_r‐,___/_/__: : : : : : !: : ,イ: : /: : ,: : : : : : : : : :ヽ、ヽ, イ: : : : : :ヽ
    !i  ̄ ̄ ̄ `'しし'し'.. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄!iイ : : : : !: / : ,イ: : /:/: :,、: :i : i: : :,: :>,',__:ヽ: : :ヽ
    !i                   !i/ : : : : !:,' : / !: ,イ:/: :/ !: i!: :i!: : i!: : : :!i 三三>、: :i
    !i                   !i : : i : : ! ! .,' レ' i/.! .,' !:/!:./!: /i:i: : :,':i三三三三\
    !i   20時再開予定         !i: :i: !: : :! !ヾ     ヽ! i/ !/ iソ ,' !: :,':.∧、三三三三\
    !i                   !i: :i! !: : i i,ゞ三ミ、、 ` '  "   /イ: ,':/三ヽ: :i:',ー――‐ゝ
    !i                   !iヽ',レ'、',i iヾ、/i/i     三三ミ, /: /イ三三!: ',:ヽ: : !
    !i                   !i ヾ、 `i i',     _'_ /i/i/i /: :/.)三三i: : :',、ヽ:i
    !i                   !i  _ .ノノ.'、.   !' ̄ `.!    /: :/イ ',三三! : : ',ヽ:.ヽ、
    !i                   !i´  / /フ'‐>、 ゝ __ノ   ,.イ: :/   ヽ三/: : : :',: ヽ: :ヽ、
    !i                   !i  / .,';;;;ヽ、;;i、_`_-__<!イ: :/     ヾ' `ヽ: : ',: i ヽ、: :ヽ
    !i             、-- 、   !i__,イ::::,';;;;;;;;;;;'、;;; ̄;;;;, イ: : /          ヽ: :'、i  ヽ: : '、
   .ゝ==,===.,=,=======.、==`ヽ、`.==',':::::::/、、;;;;;;;;;;;;;;/::::::../-ヽ           ヽ:'、   ',: : i
     /.:.:.イ: /         ヽ、 ′  ', .!::!::!:!!;;ゝ ニニイ:/:::::,イ    ',            iヽヽ  !: :i

       {iヽ           ,..ィ
    _, - ̄ ヽ=.、,  ̄ '´ ̄` ヽ///ー、
  ` ーー-ァ‐:/: : : : : : : : : : : : :ヾ三>',     20時になったけど人はいるかな?

      /: :/ | // |∧ / リ/リ: : : ヽ: : : |
    /: :l !{ レ┼l‐l   l┼|‐.|: :.|、: :|: : :.!     再開していくよー!
    \!ヘ∧ │   │  |: : lノ.: l : : :!
     f⌒i人''' 、_,、_, ''' ノf⌒ヽi: : : |

   ̄ ̄'ー´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー´ ̄ ̄ ̄ ̄


「聖杯戦争といえばやる事は一つでしょ?」

 貴女の言葉を聞き、ライダーが実体化する。

イリヤ「そうよね。遊び始めたときは一体何事かと思ったわよ」

 言い終え、イリヤが不敵な笑みを浮かべた。
 すると、野獣のような叫びと共に、バーサーカーがイリヤの前に実体化して現れる。

イリヤ「やっちゃえ、バーサーカー!」

バーサーカー「■■■■■―――!!」

 狂爪を振り上げ、バーサーカーはライダー目掛け、駆け出す――



【ステータス】
 名前:貴女
 性別:女
 身体:8 魔力:9 家系:00 精神:7 幸運:8
 合計:42 ポイント:52
 属性:混沌・中庸

【スキル】
◆異世界の宝具  家系00
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
英雄王の宝物庫にすら存在しない大量の宝具。妖精達が旅に困らぬよう持たせた。
カードに納めて所持している。
【効果1:勝率決定時、魔力を3消費し発動する。
 勝率に+30%される】
【効果2:ラウンド時、魔力を1消費して使用。
 3ラウンドの間、補正+2を習得する】

◆マジカルステッキ  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
喋るマジックアイテム。父が残して行った遺産。
平行世界より魔力を補充し、実質無限の魔力を有する。
【効果1:魔力が減らなくなる】
【効果2:ラウンドで補正+2を得る】
【効果3:体術スキルが英霊にも通用するようになる】
【効果4:サーヴァントを消滅させるとその英霊のカードを取得出来る】

◆躁鬱
 種別:精神 タイプ:常時
『双極性障害』
躁(ハイ)と鬱(ロー)を繰り返す妖精の特性。
テンションの上がり下がりが非常に激しい。
【接触時判定を行い躁状態か鬱状態となる】



【CLASS】ライダー 
【真名】イスカンダル 
【性別】男性 
【属性】中立・善 
【ステータス】筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷D(20) 魔力C(30) 幸運A+(60) 宝具A++ 
【クラス別スキル】 
対魔力:D 
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【戦闘開始時、相手の魔力を-20する】

騎乗:A+ 
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。 
 ただし、竜種は該当しない。
【フレーバースキル】

【固有スキル】 
神性:C 
 明確な証拠こそないものの、多くの伝承によって最高神ゼウスの息子であると伝えられている。
【フレーバースキル】

カリスマ:A 
 大軍団を指揮する天性の才能。 
 Aランクはおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
【味方サーヴァントの数だけ補正+1を得る】

軍略:B 
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 
 自らの対軍宝具の行使や、 
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【効果1:対軍宝具を使用された際、それにより受ける勝率変動を-10%。
 補正値を-1する】
【効果2:対軍宝具を使用する際、それによる勝率変動を+10%。
 補正値を+1する】

『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』
 彼が「騎乗兵」たる所以である、二頭の飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)が牽引する戦車(チャリオット)。
 地面だけでなく、空までも自らの領域として駆け抜けることが可能。
【効果1:ラウンド時に魔力を1消費し使用する。
 3ラウンド中補正+1を得る】

【宝具】 
『遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)』 
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 
 ――宝具『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』による蹂躙走法。 
 神牛の蹄と戦車の車輪による2回のダメージ判定がある。 
 いずれも物理ダメージの他にゼウスの顕現である雷撃の効果があり、 
 ST判定に失敗すると追加ダメージが課される。
【勝率確定時、《神威の車輪》を使用していれば魔力を2消費し使用可能。
 勝率を+20%する】

『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』 
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 
 ――死してなおイスカンダルに忠誠を誓い、君主とともに英霊化した近衛兵団をサーヴァントとして現界させる。 
 召喚されるのはいずれもマスター不在のサーヴァントだが、それぞれがE-ランク相当の『単独行動』スキルを保有し、 
 最大30ターンに及ぶ現界が可能。
【ラウンド時に魔力を3消費し使用する。
 3ラウンド中、補正+3を得る。
  相手はこの宝具にカウンターとして対軍以上の宝具を使用可能。
 使用された場合、この補正は消滅する。
 この宝具が解除されていない時、相手は対人の種別の宝具、スキルを使用出来ない】

名前:イリヤ
性別:女
身体:1 魔力:00 家系:9 精神:4 幸運:4

【スキル】
◆聖杯の器
 種別:特殊 タイプ:常時
聖杯を卸す為の小聖杯である。
サーヴァントが落ちた数だけの割合で倒れてしまう。
【サーヴァントが堕ちる毎に判定を行う。
 堕ちたサーヴァントの割合で気絶してしまい、
 以後戦闘でイリヤがいる場合はラウンド時に補正-1を得る】

◆特別製令呪
 種別:魔術 タイプ:常時
 縛る効果が大きくなる特別製の令呪。
【令呪の使用で得られる効果が大きくなる(基本1.5倍)】

◆聖杯魔術
 種別:魔術 タイプ:任意
 聖杯の器である事から得た魔術特性。
 規模がかなり小さい聖杯を使う感覚で魔術を繰り出せる。
【効果1:ラウンド時に使用。勝率+10%する】
【効果2:最低勝率+10%】



【CLASS】バーサーカー
【真名】アルクェイド
【性別】女性
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力A+(60) 耐久A(50) 敏捷A(50) 魔力B(40) 幸運C(30) 宝具E
【クラス別スキル】
 ◆狂化:A
  種別:特殊 タイプ:常時
 パラメーターをランクアップさせるが、
 理性の大半を奪われる。
【戦闘に参加時、魔力を2消費する】

【固有スキル】
 ◆魔眼:A
  種別:魔術 タイプ:常時
 見たもの、見るものの魂を魅了する魔眼を所持しているようだ。
【異性のマスターを対象に(100-対象の魔力×10)%で魅了してしまう】

 ◆原初の一:EX
  種別:特殊 タイプ:常時
 アルテミット・ワン。
 星からのバックアップを受ける事で、敵対する相手より一段階上のスペックになるスキル。
【戦闘開始時での勝率が100%で固定される】

【宝具】
 ◆『血の姉妹(プルート・ディ・シェヴェスタァ)』
  ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:なし 最大捕捉:制限なし 
 血の姉妹による盟約。
 宝具というよりは彼女が持つ特性のようなもの。
 地球の触覚であるこの素体は、周囲を地球環境化(テラフォーミング)する。
 そのため、月の法則にのっとったムーンセルでは多大な重力負荷を引き起こしてしまう。
 ムーンセルのルールによって再現されたサーヴァントや魔術師たちは、
 彼女の前では六倍の重力下に置かれてしまうのだ。
【戦闘参加時、魔力を自動で2消費し、
 ラウンドで常に補正+3を得る】


【戦闘を開始します】

 ◆原初の一:EX
  種別:特殊 タイプ:常時
 アルテミット・ワン。
 星からのバックアップを受ける事で、敵対する相手より一段階上のスペックになるスキル。
【戦闘開始時での勝率が100%で固定される】

【これにより、戦闘開始時のステータス判定をカット】
【現在勝率0%】


――――

バーサーカー「■■■■■―――!!!」

ライダー「ぬう……!?」

 バーサーカーの戦闘能力は異常。
 本来高めのステータスであるライダーですら完全にステータスで負けていた。
 いや、コレは負けるようになっている……?

 おまけに、周囲の重力を重く感じる。
 これもあのサーヴァントの能力だろう。
 どう対処していくべきか……?


【ラウンド開始】
【ラウンド1 勝率0% 魔力99/8】

【貴女行動】
1.◆異世界の宝具(消費2)
2.令呪
3.待機

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1)
b.◆王の軍勢(消費3)
c.普通に行動

行動選択↓2

例:1aとか3b

1.異世界の宝具
b.王の軍勢    


 ここは全力でいくしかない。

ライダー「……」

 こちらへとライダーが目線で訴えてくる。
 どうやら向こうも同じ事を考えたようだ。

「ライダー……宝具を。わたしも……宝具を使う」

ライダー「うむ。アレの相手は戦車だけで済みそうはないからのう」
ライダー「余の軍勢――――見せてやるとしよう」

 その言葉が終わると同時、風景が変わった。



ライダー「これぞ我が軍勢。王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)よ」

 場所は砂漠。見えるは数え切れぬ人。
 これがかの征服王の軍勢――凄い。一人一人がサーヴァントだ。

ライダー「ゆくぞライダーよ。余の軍勢、倒しきって見せよ」

バーサーカー「■■■■■――!!!」

 敵が増えようと御構い無しにバーサーカーは再び進撃を開始する。

イリヤ「それぐらいなんてことないわ。やっちゃいなさいバーサーカー!」


【ライダー判定↓1】
王の軍勢+3
軍略+1
マジカルステッキ+2
異世界の宝具+2

【バーサーカー判定↓2】
血の姉妹+3

ライダー4+5=9
バーサーカー0=クリティカル
【ライダーの勝率に-20%】
【現在勝率0%(最低値)】


 バーサーカーの突撃は凄まじい。
 言い表すなら竜巻だ。次々と軍勢を薙ぎ倒してゆく。
 軍勢の方の動きも鈍い。どうやらバーサーカーによる重力の変化に彼らも影響されているのだろう。

ライダー「ぬう……よもやここまでとは。是非、我が軍勢に加えたい逸材だのう」

 そんな事言ってる場合か……。
 単純な力数ならこちらが勝ってる。
 なんとかゴリ押せれば……!


【ラウンド2 勝率0% 魔力99/8】

【貴女行動】
1.現状維持
2.令呪

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1)
b.普通に行動

行動選択↓2

例:1aとか3b

1.現状維持
b.普通に行動


 あの様子だと宝具を使うタイミングが難しい。
 なんとか軍勢を囮に使用出来ればいいのだが……。

ライダー「Alalalalalalai!! 余が自ら打ち取ってくれようぞ!」

 ん……?
 あの馬で突撃してるのって……ライダーだ。
 そのまま竜巻に巻き込まれないといいけど。貴重な筋肉を失うのは困る。

バーサーカー「■■■■■ーー!!!」



【ライダー判定↓1】
王の軍勢+3
軍略+1
マジカルステッキ+2
異世界の宝具+2

【バーサーカー判定↓2】
血の姉妹+3

ライダー7+8=15  さっきの補正値ミスってた件。勝敗はあってるので気にせずに
バーサーカー1+3=4
【ライダーの勝率に+20%】
【現在勝率20%】


ライダー「ふうん!」

 雑魚散らしに集中していたバーサーカーの背後はガラ空きになっていた。
 そこへと行われるライダーの斬撃。それは躱された。
 だが意図せぬ回避行動でバーサーカーには一瞬の隙が生まれた。

 その隙をわたしは見逃さずに宝具を発動する。

「――黒玉皇に顔は無し(オーソリテアン・パーソナル)」

 瞬間、バーサーカーは跪いてしまう。
 この宝具は対象をなんらかの力で這い蹲らせるものなのだが、
バーサーカーは流石英霊。全身を着くことはなく膝だけで留めた。



 しかしこれでバーサーカーは一時的に硬直される。
 それを見逃さんと、軍勢の一部隊が弓を一斉に放つ。

バーサーカー「■■■――!!!」

 ダメージはあるようだが、しぶとい。
 バーサーカーが叫ぶと、宝具の効果は強引に断ち切られてしまった。

 勝機は見えてきた。このままうまく攻撃出来れば倒せるか……?



【ラウンド3 勝率20% 魔力99/8】

【貴女行動】
1.現状維持
2.令呪

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1)
b.普通に行動

行動選択↓2

戦車出しとくと、勝率決定時に更に勝率あげれます

1.現状維持
a.戦車召喚


ライダー「余のとっておき。もう一つの方も貴様に見せるとしよう」
ライダー「神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)よ!」

 喚ぶと目の前に落雷が落ち、そこへと戦車が現れた。
 2頭の神牛が引くそれは突進するだけで強力な武器となる。

バーサーカー「■■■――!!!」

 戦車へと乗るライダーは目立つ。
 バーサーカーは戦車目掛け、軍勢の中より襲いかかった。
 それをそのまま押し返さんとライダーは突進を開始する。


【ライダー判定↓1】
王の軍勢+3
軍略+1
戦車+1
マジカルステッキ+2
異世界の宝具+2

【バーサーカー判定↓2】
血の姉妹+3

ライダー0=クリティカル
バーサーカー4+3=7
【ライダーの勝率+20%】
【現在勝率40%】


 ぶつかり合いで制したのはライダー。
 バーサーカーは20m程吹き飛ばされて行く。

「追撃よ……」

 わたしは追撃にと、ルビーを変えたステッキにより魔弾を作りだし、着地点へと掃射した。
 爆発があがる。煙で見えないが、まだなおバーサーカーの気配は消えない。

 トドメに必殺を加えるか、このまま押し切るか。
 どちらを選ぶべきか……?


【ラウンド終了】
【勝率決定、行動を決定してください】

【貴女行動】
1.◆異世界の宝具
2.令呪
3.1+2
4.何もしない

【ライダー行動】
a.遥かなる蹂躙制覇
b.何もしない

↓2で選択

1.◆異世界の宝具  
a.◆遥かなる蹂躙制覇
【ライダーの勝率+30+20】
【現在勝率90%!!】


【↓1で2D判定】
1-90で勝利
コンマ反転


ライダー「遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ」

 戦車から雷を落としながら、ライダーはバーサーカーへとトドメの一撃を刺しにいく。
 わたしも一枚のカードを手に取り、そこから一枚の紙を取り出した。
 紙には竜が描かれている。

「鼓動する幻想の画(パステル・アライブパーソン)」

 真名を解放すると、絵の竜が外へ飛び出す。
 そして、竜はバーサーカー目掛け巨大な火炎弾を吐き出した。

 ライダーの降らす雷と竜の火炎が混ざり、バーサーカーへと浴びせられた。
 これを受け、生きていられる者はいない。


【ところで固有結界から撤退で出来るの?↓1】
偶数.無理。現実は非常である
奇数.特別製令呪なめんな
ゾロ.特殊

2.無理。現実は非常である

 バーサーカーの気配は完全に消失する。
 あがった煙幕が晴れた後も、バーサーカーの姿は無かった。

 一瞬、「やってられないわよ。帰る!」と聞こえた気がしたのは気のせいだろう。

 先程までバーサーカーが居た場所には一枚のカードが残されていた。
 これがマジカルステッキの特性の一つらしい。
 なんでも英霊を倒すとその英霊の力を閉じ込めたカードが出現するとか。


【一旦休憩】
【戦闘について意見などあればお願いします】

ファニーヴァンプじゃないからね。空想具現化は置いて来たよ

◆バーサーカーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 バーサーカーの力を読み込む(ロード)。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1.狂化を取得し、他のマジカルステッキ以外のスキルや
 令呪が使用出来なくなる】
【効果2.相手のサーヴァントのステータスから-1したステータスを所持する。
 戦闘に任意で参加可能】
【効果3.ラウンド中、補正+1を取得する】

【接触時に使用可能】
【効果4.会話が行えないが、
 異性のマスターを対象に(70-対象の魔力)%で魅了する】



――――

 戦闘が終わり、風景は元の城へと戻る。
 城には呆然と佇むイリヤの姿があった。

イリヤ「帰るって……どういうことよバーサーカー……」

 サーヴァントが消えた事で少女は消えていく。
 噂に聞いていた敗者は死ぬというのは本当らしい。

 イリヤは恐怖を感じる前に、呆然とした表情のまま光の粒へと変わっていった。

【イベント↓1】
1-3来客
4-6何もなし
7-9他の人が接触

【どこかが魂喰い↓2】
1-2バレた
3-9成功
0大量

【どこかがお買い物?↓3】
1吐血
2-6そんな事は無かったぜ
7-9着物ゲット

イベント5.何も無かった
魂喰い5.成功
買い物.無し

【2日目を終了します】

セイバー:沖田総司 魔力5/5
マスター:獅子劫界離 令呪3

ランサー:ヴラド三世(apo) 魔力11+8/8
マスター:ゴルド 令呪1

アーチャー:ギルガメッシュ 魔力9/9
マスター:遠坂凛 令呪3

ライダー:イスカンダル 魔力99/8
マスター:貴女 令呪3

キャスター:ナーサリーライム(キリツグ) 魔力5/5
マスター:衛宮士郎 令呪3

アサシン:ジャック・ザ・リッパー 魔力9/4
マスター:雨生龍之介 令呪3

バーサーカー:アルクェイド 魔力99/99
マスター:イリヤ 令呪3  敗退

停戦協定
ライダー・ランサー



 昨日は一組目を落とすのに成功した。
 もしかすると、固有結界を利用していけば撤退を困難にさせられるかもしれないね。

 今日はどうしようか。
 ルビーのおかげで幸い、魔力が尽きる事は無い。
 強引に動いていくことも可能だろう。


【三日目・朝】
【現在地:民家A  現在魔力:99/8  残令呪:3】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択
 

3.情報収集  


【ここから↓2で選択】
【同時にコンマ4以上で成功。0でクリ】
1.衛宮邸
2.遠坂邸
3.双子館
4.ホテル
5.アインツベルンの城
6.柳洞寺
7.下水道
8.新都
9.穂群原学園
10.言峰教会

1.衛宮邸……ですがコンマ1で失敗


 武家屋敷に使い魔を飛ばしてみたのだが、
銃声のような音と共に使い魔の反応は途絶えてしまった。

 うーん……そんなに目立つ使い魔なんだろうか?


 気を取り直して次だ。
 ライダーはいつ買って来たか分からないゲームで遊んでいた。
 買い物など、どこでしているのだろう。確かツウハンとか言ってた気がするが……。

ルビー「情報収集苦手なんですかー? なんならルビーちゃんが行って来てあげますよ!」

 ……それは案外いいかもしれない。次は任せてみよう。


【三日目・昼】
【現在地:民家A  現在魔力:99/8  残令呪:3】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

5.ゴルドとデート


 おじ様とデートしましょう。
 気分転換には持ってこいよね。

 そうと決まれば先ずは、使い魔で連絡を送りつつ、準備をしなきゃ!


【化粧判定↓1】
1-3ジルドレ
4-6普通
7-9完璧
女子力+2

【服装判定↓2】
1-3痴女
4-6普通
7-9完璧
女子力+2

4+2.普通
9+2.完璧  >>1のファッションセンスは0よ!?


 化粧は時間がかかる。朝から始めたわけでも無いのでパパッと終わらせた。

 問題は服装だ。前回はちょっと暑かった。
 今回はあっさりめでいこう。

 ギリギリ見えない程度のスカートなどを装備した。
 あっさりとした格好であったが、それは完成された姿であった。

 家のチャイムが鳴る。出向くとそこには知らない少女が居た。
 言うにはホムンクルスらしく、ゴルドからの伝言を預かったそうだ。

『昨日の映画館で待ち合わせよう』

 これが伝言。貴女はその通りに映画館へと向かった。



【遭遇判定】
【貴女↓1、ゴルド↓2】
1-3奇襲
4-6雑談
7-9遭遇せず
昼-2

補正が逆だ。+2

安価は下

貴女7+2.遭遇せず
ゴルド4+2.雑談

 待ち合わせの場所に貴女が無事到着すると、ゴルドは誰かと話していた。

 誰だろうか……?
 近付いて行くと、ゴルドはこちらに気付いた。

ゴルド「む、すまん。話しかけられてしまってな、ちょっと待ってくれ」


【ゴルドが遭遇した相手をトリップ判定】
↓2
1-4で選択

#暗・弓剣・・魔

4.キャスター

士郎か

【貴女から判定↓1】
1-3嫌い
4-6普通
7-9好意

【ゴルドから判定↓2】
1-3嫌い
4-6普通
7-9好意
正義の味方-1

【士郎から判定、貴女↓3、ゴルド↓4】
1-3危ない奴
4-6普通
7-9好意
貴女へは 服装+1 女子力+1 = +2

貴女から5.普通
ゴルドから4-1.嫌い
士郎から貴女5+2.好意
士郎からゴルド0.特殊


誰だよゴルドさんに魅了能力あげたの


特殊判定↓1
1-3そらホモよ
4-6尊敬
7-9正義の味方を見た

9.正義の味方を見た


 それは貴女が到着する少し前。
 ムーンセルの管理ミスにより新都で火事が起こってしまったのだ。

 中には人が取り残されており、士郎は助けに行くか行くまいか、火事の建物の前で迷い、
中々行動に移せずいた。

 だがそんな士郎の横を、駆け抜けて行くおじさんの姿があった。
 彼は自分の全身を錬金術で強化し、火への耐性を作ったのだ。
 それなのにゴルドが戻って来た時、彼は全身に火傷を負っていた。

 帰り際には錬金術による強化を全て救助した人間に回していたのだ。
 ゴルドはフンッ、とだけ残すとそこを去り、映画館の前へと戻ったのであった。

 それが士郎の知る限りの情報である。


士郎「あんたは正義の味方だ! 俺に正義を教えてくれ!」

ゴルド「だからアレは、時間潰しの為にやっただけだと言っている。本来ならやらん」

士郎「そうやってクールに振る舞うところも正義の味方みたいだ……!」

ゴルド「私はファンだのなんだのと言われるのは嫌いだ。もうどっか行け……」

 なんだかよくわからないが大変そうだ。
 助け舟を出すべきか……?
 そう貴女が考えていると、士郎の横にキャスターが現れた。

キャスター「士郎、それくらいにするといい。そいつは敵になるんだよ? 仲良くすると辛くなる」

士郎「爺さん……そうだな。今、俺にはオヤジが居たんだ」


【躁鬱判定↓1】
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定

0.ロー

ローが続くな
一旦ここまで

                  ⌒ヽ、
                : :\

      、              } : : }
      \` ー─── =ミメ : : ′
       \ : : : : : . -=ミ : :厶,_ _       ____
      <//>. : ´ : : /> : : : : : : : : \  //////,/    再開!
.        /⌒ア: /:/:/ : :|: : .:i : : : : : `く//////
         /: :/イ : /|: :/|: : .:| \ : : ヽ | ∨77∧      人いるかな?

    _人_ ∠/: : : : | :/>x人: : |x<\: :ハ! : ∨//\

    `Y´     イ : : |/  ◯  \| ◯ Y}ノ|ノ: : :}><,ハ
.           レ八: : j| :::::        ::::: |: : |勹 / : : : : :|\
           { : :ハ八     、,     |: : |,ノ/}: : : : : :|


 えっと……状況が呑めない。
 正義の味方がどうこうって、一体なんの話を……?
 とりあえずゴルドおじ様が凄いことをやって讃えられてるのは分かった。

ゴルド「む、ソレが貴様のサーヴァントか。こいつが先程から五月蝿くて適わん」
ゴルド「さっさと連れて帰ってくれんか?」

キャスター「すまなかったね。士郎、もう帰ろうか」

士郎「分かったよオヤジ。……出来たらあんたとは戦わずに済ませたいな」

 それだけゴルドに言い残すと、士郎とキャスターはその場を去って行った。
 
ゴルド「ふう……やっと行ったか。ではその……デートをするとしようか」

 二人が行ったのを確認すると、
ゴルドは頬を赤くし、頭を掻きながらそう言った。


「えっと……大変そうでしたね……」

ゴルド「ふん、鬱陶しい奴だったな。私は忙しいというのに纏わりついて来おって」

「なんで正義の味方……て呼ばれてたんですか?」

 尋ねるとゴルドはむ、っと少し考える。

ゴルド「ただ、困ってた奴がいたから助けてやっただけだ。別に正義の味方などと呼ばれる覚えはない」

 だけ、にしては衣服がボロボロ過ぎる。
 ボロボロなだけならいいのだが、所々焼け焦げているような跡すらあった。
 何をしたかは隠したいのだろう、と貴女は推測した。
 おじ様は恥ずかしがり屋なのかも知れない。


 うん、とりあえず――

「おじ様……洋服を買いに行きましょう……」

ゴルド「服か? ……そうだな」

 言われて自身の格好の様子に気付いたらしい。
 しまった、という顔をゴルドはした。

「傷の方は……大丈夫?」

ゴルド「火傷など錬金術を応用すればあっという間に……む」

 やっぱり火傷してたんだ。ということは火に飛び込んだ可能性が高い。
 一体何をしてたか気になるけど、追求はこの程度でいいだろう。


――――

 それから貴女達は服を買ったり、と店を転々して過ごした。
 今回はルビーが手引きしてくれ、デートと呼べるようなモノになっていた。
 現在は休憩がてらに喫茶店へとやって来ている。

ゴルド「いやいや、少し疲れた。慣れないモノをいくつもしたからな」

「そうだね……わたしもちょっと疲れた。けど楽しかったよ」

ゴルド「ああ、私も……楽しかったよ」
 
 さて、休憩にと喫茶店によったが、
何か話しをしておくには丁度いい場かもしれない。

 少し何か話そうか。


【会話内容↓1-2】

この聖杯戦争の敗者は消える運命なんですね、おじ様とも最後は戦うんですね
私はその時本気で戦えるのかしら

会話内容:>>515-516

「この聖杯戦争(たたかい)の敗者は死ぬ……という話をご存知ですか?」

 その言葉で先程までの和んでいた空気が一変する。
 針で突くようなチクチクとした空気。

ゴルド「……ああ、聞いた事はあるな」

「それは本当の事でした。わたしは昨日、バーサーカーを倒しました」
「すると、それに伴うようにそのマスターも消えたのです」

 昨日の少女を思い出す。
 0と1の光へと変わり、消えていく様子を。

ゴルド「な、バーサーカーを……? いやそれはいいな」
ゴルド「つまり、サーヴァントが消滅したとしてもマスターは消える。敗者が生き残る術は無いと言いたいのだな?」

 貴女はソレに頷く。


「それで、です。……聖杯を得るには最後の一人まで戦わなければいけない」

ゴルド「……そうだな」

 貴女が今から言おうとした事をゴルドは察したのだろう。
 目を軽く閉じ、俯いた。

 言おうとする言葉はなかなか出てこない。
 二十秒程の間を空け、貴女はようやくソレを口にした。

「わたし達も……最後は戦います。そのときわたしは……おじ様と戦えるのでしょうか……?」

 その言葉で二人は完全な沈黙に陥る。
 耳に届くのは他の客の声や、食器のぶつかる音。

 沈黙は一分程経ち、漸く切り裂かれた――


【判定↓1】
1ライダー「見限ったぞマスター」
2-3私は既に覚悟を決めている
4-6迷う間に私はお前を殺す
7-9……こうやって会うのは辞めにしよう

3.私は既に覚悟を決めている


ゴルド「私は既に覚悟を決めている」

 重く低い声でゴルドは言う。
 その顔は真剣そのものであった。

ゴルド「願いを私は叶えねばならんのだ。だから、私は貴様を嫌いでは無いが」
ゴルド「その時がくれば――――貴様を殺す」

 そうか、悩んでたのはわたしだけ。わたしの願いとはそんなものだったのか……?
 ならその時、わたしは最後の刻、おじ様に殺された方がいいのか……?

ゴルド「とは言ってもだな、その最後とやらが来るまでは時間がある。其れまでは私も仲良くしたい」

あれなことだが主人公平行世界いけばよくね?


「そう……ですね。最後までは仲良くしたい」

ゴルド「それでだ、今日から夜は共に行動しないか?」
ゴルド「こんな戦争は早めに終わらせた方が精神衛生上的にいいと思うのだが」

 夜……ということは戦いか。
 共に攻め、片っ端から潰していこうという考えだろう。

 実質的な同盟行為だが、互いに情報を取られやすい、というのと
行動が制限されがち、そして必然的に最後に戦うのは――お互い、となる点だろう。


【行動選択↓2】
1.夜行動を共にする
2.拒否する
3.夜行動を共にする(条件付き)
4.その他

>>522
そこに気付くとは……(それ忘れてた)

3.抱いて!


「……一つ条件がありますおじ様」

ゴルド「条件……またデートか?」

 別に貴女は死なずとも、この聖杯戦争を抜ける事は可能だ。
 だがどちらにせよ、ゴルドと会えなくなるという事実は変わらない。
 なら、と貴女は一つの想いを抱いた――

「わたしを……抱いてください。おじ様」

ゴルド「は……?」


【判定↓1】
1-3そんな事でいいのか
4-6……ああ、分かった
7-9自分の身体をもっと大事にしろ

先に言っとくと>>1にエロは無理だよ?
キンクリするからね

1.そんな事でいいのか


ゴルド「――そんな事でいいのか」

 貴女としては告白とも言える台詞。
 それはそんな事、と片付けられた。

 胸の内にチクりと何かが刺さる。

ゴルド「ではさっさと済ませよう。ついでだ、そのままどちらかの拠点へ行きそこですればいい」

「……はい、それでお願いします」

 二人はそのまま喫茶店を後にした。


【場所選択↓2】
1.夜はゴルドのほうへ出向く
2.ゴルドに来てもらう

2.ゴルドに来てもらう

――
――――
――――――

 貴女の拠点で事は済んだ。
 処女であった事にゴルドは驚いていたが、何かあったとすればそのぐらいだ。

ゴルド「……ランサー、ここを領土とする事は終えたな? よしそうか」

 おじ様は何か一人呟いていた。気にせずとも良いだろう。


【三日目・夜】
【現在地:民家A  現在魔力:99/8  残令呪:3 同行者:ランサー陣営】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

2.襲撃


何かしら居るのが分かってるのは衛宮邸だけなので
そこへの襲撃で宜しいでしょうか?

後、多人数戦闘のルールを作って無かったので用意してきます

 ――多人数戦闘において――
 
 複数側の方はメインとサブの二人を戦闘に参加させる事が出来ます。

 ・サブ側はステータスの半分をメインに足し、
  スキル、宝具、令呪の効果を半減して使用出来ます。(令呪撤退は例外)
  例 サブが補正+1のスキル二つでメインに補正+1(端数切り捨て)
   サブが勝率+35%の宝具を使うと、メインに勝率+15%(端数切り捨て)

 ・ラウンド時、サーヴァントの人数差だけ多い側は補正を得る。これはメインサブを問わない

こんなものかな
正直言うとランサーは拠点じゃないとかなり弱かったり

一旦休憩します
次は戦闘かな



       {iヽ           ,..ィ
    _, - ̄ ヽ=.、,  ̄ '´ ̄` ヽ///ー、
  ` ーー-ァ‐:/: : : : : : : : : : : : :ヾ三>',

      /: :/ | // |∧ / リ/リ: : : ヽ: : : |    昨日は寝落ちしちゃった。ごめんなさい
    /: :l !{ レ┼l‐l   l┼|‐.|: :.|、: :|: : :.!
    \!ヘ∧ │   │  |: : lノ.: l : : :!    今日は21時再開予定
     f⌒i人''' 、_,、_, ''' ノf⌒ヽi: : : |

   ̄ ̄'ー´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー´ ̄ ̄ ̄ ̄

                  ⌒ヽ、
                : :\

      、              } : : }
      \` ー─── =ミメ : : ′
       \ : : : : : . -=ミ : :厶,_ _       ____
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    _人_ ∠/: : : : | :/>x人: : |x<\: :ハ! : ∨//\

    `Y´     イ : : |/  ◯  \| ◯ Y}ノ|ノ: : :}><,ハ     人いるかな?
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           { : :ハ八     、,     |: : |,ノ/}: : : : : :|





――――

 武家屋敷の前へとやって来た。
 奇襲するならば初っ端から派手にいこう。

 カレイドステッキを手に取り、貴女は変身する。
 そして放たれる魔弾の連打。
 それにより起こった爆煙に身を隠しながら貴女達は侵入した。

 戦いやすい場所として煙が晴れぬうちに庭へと陣取る。
 
キャスター「まったく……派手にやってくれたね」

 煙が晴れると、庭にはキャスターとそのマスターもやって来ていた。

士郎「……早速戦う事になるなんてな。悪いけどこっちも負けられないんだ」

ゴルド「ふん、誰も負けてもらおうなど思ってはおらん」



【躁鬱判定↓1】
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定

3.ハイ


「いくわよー、ライダー! おじ様ー!」

 貴女の元気な声にライダーが実体化し、それに続いてランサーも現れた。

ライダー「おお、初日以来の元気の良さではないか!」

ゴルド「……戦いになるとテンションが上がるのか……?」

 なにやらランサーの方は不機嫌なようだ。
 口を開けぬ様子であり、それが原因かもしれない。



【戦闘開始】

【因みにゴルドは……↓1】
1-3消耗する気無し
4-6ちょっとぐらいなら
7-9割とやってくれる
0全力でいこう!

9.割とやってくれる

【ステータス】
 性別:女
 身体:8 魔力:9 家系:00 精神:7 幸運:8
 合計:42 ポイント:52
 属性:混沌・中庸
 英霊:イスカンダル

【スキル】
◆異世界の宝具  家系00
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
英雄王の宝物庫にすら存在しない大量の宝具。妖精達が旅に困らぬよう持たせた。
カードに納めて所持している。
【効果1:勝率決定時、魔力を3消費し発動する。
 勝率に+30%される】
【効果2:ラウンド時、魔力を1消費して使用。
 3ラウンドの間、補正+2を習得する】

◆マジカルステッキ  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
喋るマジックアイテム。父が残して行った遺産。
平行世界より魔力を補充し、実質無限の魔力を有する。
【効果1:魔力が減らなくなる】
【効果2:ラウンドで補正+2を得る】
【効果3:体術スキルが英霊にも通用するようになる】
【効果4:サーヴァントを消滅させるとその英霊のカードを取得出来る】

◆バーサーカーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 バーサーカーの力を読み込む(ロード)。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1.狂化を取得し、他のマジカルステッキ以外のスキルや
 令呪が使用出来なくなる】
【効果2.相手のサーヴァントのステータスから-1したステータスを所持する。
 戦闘に参加可能】
【効果3.ラウンド中、補正+2を取得する】

◆躁鬱
 種別:精神 タイプ:常時
『双極性障害』
躁(ハイ)と鬱(ロー)を繰り返す妖精の特性。
テンションの上がり下がりが非常に激しい。
【接触時判定を行い躁状態か鬱状態となる】


【CLASS】ライダー 
【真名】イスカンダル 
【性別】男性 
【属性】中立・善 
【ステータス】筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷D(20) 魔力C(30) 幸運A+(60) 宝具A++ 
【クラス別スキル】 
対魔力:D 
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【戦闘開始時、相手の魔力を-20する】

騎乗:A+ 
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。 
 ただし、竜種は該当しない。
【フレーバースキル】

【固有スキル】 
神性:C 
 明確な証拠こそないものの、多くの伝承によって最高神ゼウスの息子であると伝えられている。
【フレーバースキル】

カリスマ:A 
 大軍団を指揮する天性の才能。 
 Aランクはおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
【味方サーヴァントの数だけ補正+1を得る】

軍略:B 
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 
 自らの対軍宝具の行使や、 
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【効果1:対軍宝具を使用された際、それにより受ける勝率変動を-10%。
 補正値を-1する】
【効果2:対軍宝具を使用する際、それによる勝率変動を+10%。
 補正値を+1する】

◆『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』
 彼が「騎乗兵」たる所以である、二頭の飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)が牽引する戦車(チャリオット)。
 地面だけでなく、空までも自らの領域として駆け抜けることが可能。
【効果1:ラウンド時に魔力を1消費し使用する。
 3ラウンド中補正+1を得る】

【宝具】 
『遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)』 
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 
 ――宝具『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』による蹂躙走法。 
 神牛の蹄と戦車の車輪による2回のダメージ判定がある。 
 いずれも物理ダメージの他にゼウスの顕現である雷撃の効果があり、 
 ST判定に失敗すると追加ダメージが課される。
【勝率確定時、《神威の車輪》を使用していれば魔力を2消費し使用可能。
 勝率を+20%する】

『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』 
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 
 ――死してなおイスカンダルに忠誠を誓い、君主とともに英霊化した近衛兵団をサーヴァントとして現界させる。 
 召喚されるのはいずれもマスター不在のサーヴァントだが、それぞれがE-ランク相当の『単独行動』スキルを保有し、 
 最大30ターンに及ぶ現界が可能。
【ラウンド時に魔力を3消費し使用する。
 3ラウンド中、補正+3を得る。
  相手はこの宝具にカウンターとして対軍以上の宝具を使用可能。
 使用された場合、この補正は消滅する。
 この宝具が解除されていない時、相手は対人の種別の宝具、スキルを使用出来ない】


 名前:ゴルド
 性別:男
 身体:3 魔力:6 家系:8 精神:2 幸運:2
 合計:21

【スキル】
◆ホムンクルス(魔力炉)  
 種別:礼装 タイプ:常時
魔力炉として作られたホムンクルス。
前持って用意されたそれは沢山も魔力をもたらしてくれる。
【効果1:魔力量に+10された状態でスタートする
 増加分は魔力量の最大値を超過する】
【効果2:拠点から撤退した場合、効果1は消滅する】

◆ホムンクルス(戦闘用)  
 種別:礼装 タイプ:任意
戦闘の為に作られたホムンクルス。
それなりに強い。
【効果1:10体所持してスタートする】
【効果2:戦闘時、一体を味方サーヴァントとして参加させられる。
 ステータスはオールD】
【効果3:ラウンド時、好きな数だけ消費してよい。
 そのラウンドだけ消費数の補正を得る。
 相手はこれに対してカウンターで対軍以上の宝具を使用してよい。
 そうした場合この補正は消滅する】

◆錬金術
 種別:魔術 タイプ:任意
ホムンクルスの作成が出来る。
また、一時的な自身の防御力の上昇も可能である。
【効果1:魔力を1消費し、ホムンクルスを作成可能。
 時間は1日かかる】
【効果2:マスター戦時使用。勝率減少を10%分だけ無効化出来る】


【CLASS】ランサー 
【真名】ヴラド三世 
【性別】男性 
【属性】秩序・中庸 
【ステータス】筋力B(40) 耐久B(40) 敏捷A(50) 魔力A(50) 幸運D(40) 宝具A
【クラス別スキル】 
 ◆対魔力:B 
  種別:特殊 タイプ:常時
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【効果1:戦闘開始時、相手の魔力を-40する】
【効果2:一部魔術スキルを無効化する】

【固有スキル】 
 ◆護国の鬼将:EX 
  種別:特殊 タイプ:常時
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を"自らの領土"とする。 
 この領土内の戦闘において、王であるヴラド三世は 
 バーサーカーのAランク『狂化』に匹敵するほどの高い戦闘力ボーナスを獲得できる。 
 『極刑王(カズィクル・ベイ)』はこのスキルで形成した領土内においてのみ、行使可能な宝具である。
【拠点での戦闘時、オールステータスに+1される】

【宝具】 
 ◆『極刑王(カズィクル・ベイ)』 
  ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:666人 
 空間から大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。 
 攻撃範囲は半径1km、杭の数は最大二万本に及ぶ。 
 また、手にした槍が敵に一撃を与えるたびに"串刺しにした"概念が生まれ、
 心臓を起点として外側へ向けて、杭が出現する。 
 加えて、無数の杭の数を目視した敵には精神的な圧迫感も与える。
【拠点での戦闘におけるラウンド時、魔力を3消費して発動する。
3ラウンド中、補正+3を得る】

 ◆『鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)』 
  ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 
 後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。 
 ドラキュラ伯となったヴラド三世は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、 
 動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力と、陽光や聖印に弱いという弱点を獲得する。
【戦闘開始時、ラウンド時、勝率決定時の好きなタイミングで使用可能。
この宝具の使用後、元の状態に戻る事は出来ない】
【効果1:元々所持するスキル、この宝具以外の宝具が全て封印される】
【効果2:オールステータスが+2される】
【効果3:ラウンド時、補正+3を得る】
【効果4:ラウンド毎に勝率が50%未満になっている場合、
 勝率に+10%される】
【効果5:全てのラウンドで勝利した場合、相手サーヴァントを魅了し
 自らの手駒とする】
【効果6:朝、昼の間は効果2-6が消滅する】


名前:衛宮士郎(通常)
性別:男
身体:5 魔力:4 家系:1 精神:10 幸運:2

【スキル】
◆固有結界(未覚醒)
 種別:魔術 タイプ:任意
「無限の剣製」
見た剣を自身の内にある固有結界へとコピーしていく。
固有結界に落とした剣は自在に取り出す事が出来る。
【効果1:見た事のある剣を劣化させて投影可能】

◆強化魔術(危)
 種別:魔術 タイプ:任意
様々な物を強化出来る。
ただ、士郎の場合は使用毎に死亡判定が行われる。
【ラウンド時に使用。成功5割、失敗4割、死亡1割の判定を行う。
 成功した場合、勝率を+5%する】

◆破綻者
 種別:精神 タイプ:常時
「人間になろうとしているロボット」
【フレーバー】


【CLASS】キャスター 
【真名】ナーサリーライム 
【性別】不定 
【属性】不定 
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具EX 
【クラス別スキル】 
 陣地作成:A 
 種別:魔術 タイプ:常時
 キリツグはヒーローだ。
 俺に家を与え、いつもその家を守ってくれていた。
【効果1:拠点が衛宮邸に作り変えられる
【効果2:衛宮邸での戦闘時、ラウンドで補正+2を得る】

【固有スキル】 
 正義の味方:A+
 種別:精神 タイプ:常時
 俺の理想で夢。
 命を救ってくれたあの時の表情(カオ)は、今も胸に刻まれたまま。
【味方に衛宮士郎がいる時、ラウンドで補正+2を得る】

 魔法使い(偽):EX
 種別:特殊 タイプ:常時
 『僕は魔法使いなんだ』
 俺にとって切嗣は魔法使い。
 どんな不可能も可能にしてくれる筈。
【最低勝率値+10%】

【宝具】 
『正義の必殺技(キゲンダン)』 
 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:5-10 最大捕捉:1人 
 正義の味方なら必殺技の一つや二つ持ってる筈だ。
 俺も知らない技を見せてくれよ、爺さん。
【勝率決定時に魔力を2消費し使用。
 相手の魔力分だけ勝率に+する】

『月下の別れ(セイギノチカイ)』 
 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人 
 『安心した』
 そう言って切嗣は俺に正義を託した。
 忘れちゃいけない事だった。これは一時の夢。
 後は任せろ――俺が引き継いでやる。
【夜の戦闘でキャスターが消滅すると自動発動。
 衛宮士郎はキャスターと同じ能力となりサーヴァントとして独立する】



【ランサーとライダーのどちらをメインにしますか?↓2】

>>1のおすすめはライダー

メイン:ライダー


ランサーのステータスの半分を加え
筋力B(40) 耐久B(40) 敏捷A(50) 魔力A(50) 幸運D(40)

ライダーのステータス
筋力B(60) 耐久A(70) 敏捷D(45) 魔力C(55) 幸運A+(80)

キャスターの魔力が対魔力によって減少
対魔力:D
【戦闘開始時、相手の魔力を-20する】

筋力D(20) 耐久E(10) 敏捷B(40) 魔力C(0) 幸運E(10)

【ステータス差により、ライダー勝率+50%】
【現在勝率100%】

 ただし、
 魔法使い(偽):EX
 種別:特殊 タイプ:常時
【最低勝率値+10%】

により【現在勝率90%】

ごめん電話来てた。再開します



ゴルド「さらに戦力を足してやろう。ゆけホムンクルス」

 それに応じて何処かに潜んでいたホムンクルスが一人現れた。
 ホムンクルスはランサー、ライダーの横に立つ。

ゴルド「弱くとも数の利にはなるだろう」

 このホムンクルスは純粋な身体能力だけなら弱いサーヴァントと互角な程の力を持っているようだ。
 実質、三対一での戦闘を行える事になる。
 負ける筈の無い戦力差、これなら確実に勝てるか。

ゴルド「オマケだ、二体分援護にも回してやる」

 さらに後ろから支援をするように二体のホムンクルスは配置された。

「この戦力差、どうにもなるまい!」


【ラウンド1 勝率% 魔力99/8】

【貴女行動】
1.◆異世界の宝具(消費2、補正+2)
2.令呪
3.待機

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1、補正+1)
b.◆王の軍勢(消費3、補正+3と+1)
c.普通に行動

行動選択↓2

例:1aとか3b

3.待機
a.戦車召喚


 おじ様のおかげで戦力は既に十分。
 こちらは手の内を隠して戦うとしよう。

「ライダー、戦車出しといて! わたしも援護する!」

ライダー「了解した! 来い、神威の車輪!」

 神牛が駆る戦車に乗り、ライダーは戦場を翔ける。
 ランサーは杭のような槍を手にキャスターと打ち合う。

キャスター「くっ……流石に数に差があり過ぎるな。だが士郎、お前は魔術は使うんじゃないぞ!」


【ライダー判定↓1】
戦車+1 ステッキ+2 ホムンクルス×2.+1 数の差+2 合計+7

【キャスター判定↓2】
陣地作成+2 正義の味方+2 合計+4

ライダー1+7=8
キャスター6+4=10
【キャスターに勝率+20%】
【現在勝率70%】

 
 キャスターは士郎の描く「正義の味方」を具現化したものだった。
 そのカタチは嘗て自分を助けた衛宮切嗣として投影された。

キャスター「僕は……士郎の前では負けられないんだよ……!」

 正義の味方(ヒーロー)と化したキリツグは強かった。
 衛宮士郎の為の味方であるソレは士郎を守る為、居場所を護る為に強くなるのだ。

ライダー「ぬお!? 押されているぞマスター!」

「あれれ……おっかしいな? 明らかに有利だったような……?」


【ラウンド2 勝率70% 魔力99/8】

【貴女行動】
1.◆異世界の宝具(消費2、補正+2)
2.令呪
3.待機

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(使用済み)
b.◆王の軍勢(消費3、補正+3と+1)
c.普通に行動

行動選択↓2

例:1aとか3b

3.待機
b.王の軍勢


 以外に戦況は辛いかもしれない。
 ここはライダーに切り札を出してもらおう。

「ライダー、軍勢出しちゃって! 軍勢!」

ライダー「む、了解したぞマスター!」

 ライダーが頷くと同時、昨日のように風景が変わっていく。

ゴルド「これは……固有結界!? そして軍勢だと!?」

 貴女とライダー以外は驚きを隠せない。
 黙ったままだが、ランサーすら目を僅かに見開いている。



キャスター「くそ……こんな隠し球があったとはね……!」

士郎「どうするんだよ爺さん!?」

キャスター「ここでは僕の陣地作成スキルも働かない。正しく窮地だ」

 額に汗を流しながら、キャスターは策をこうじる。
 だが、それが終わるより早くライダーは突撃を開始した。

ライダー「考える時間は無いぞキャスター。出来れば軍勢に迎えたい腕だが、」
ライダー「貴様は坊主に惚けている様子。諦め潰させてもらうとしよう」


【ライダー判定↓1】
ステッキ+2 戦車+1 軍勢+3 軍略+1 数の差+2
合計+9

【キャスター判定↓2】
正義の味方+2
合計+2

ライダー3+9=12
キャスター0=クリティカル
【キャスターの勝率+20%】
【現在勝率50%】

 
キャスター「……はぁ、こういうのは後にとっときたかったんだけどね」

 そう言うと、キャスターは懐から小型の爆弾を複数と、
手榴弾を取り出した。
 先ず、その爆弾を放りばら撒いた後、そこへ手榴弾のピンを抜き放り投げる。
 こうして生まれるのは、手榴弾の爆発に伴い爆弾が誘爆しての大炎上。

 先頭を走っていた軍勢の一部は瞬く間に消滅していく。

ライダー「なんと……!? 現代の兵器をそこまで操るとはな。面白いではないか!」


【ラウンド3 勝率50% 魔力99/8】

【貴女行動】
1.◆異世界の宝具(消費2)
2.令呪
3.待機

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(使用済み)
b.◆王の軍勢(使用済み)
c.普通に行動

行動選択↓2

例:1aとか3b

【ごめん投下し忘れ。これは下にずらして】

キャスター「次も防ぐのは辛い。令呪でのブーストを頼むよ士郎」

士郎「……分かった。――――キャスター、この戦いに勝利しろ!」

 令呪の力により、キャスターの能力は一時的に強化される。
 これでも釣り合わぬ戦力差であるが、無いよりはマシだ。

ゴルド「ならばこちらもホムンクルスを用意してやろう。状況から考えて二体あれば充分だな」

 

1.異世界の宝具
c.普通に行動


 相手は令呪を使った。
 ならば、と貴女も自身の宝具達の用意をする。

キャスター「これだけ敵が多いと僕の宝具は使えない……ならここで押し切らなければマズイ」

 両手それぞれにマシンガンを装備し、キャスターは戦場を走る。
 軍勢は確かに一人が一人が手強い。
 だが、遠距離武器を持ってすれば多少は有利に戦える。

「ちょっと邪魔をさせてもらいますねー!」

 貴女は突然、キャスターの前に立ちはだかりそう言った。
 手には一枚のカード。

「――――足引きの術(ブラックスティグマ・イトゥプシズ)!!」


【ライダー判定↓1】
ステッキ+2 異世界の宝具+2 軍勢+3 軍略+1
ホムンクルス×2.+1 数の差+2
合計+11

【キャスター判定↓2】
正義の味方+2 令呪+5
合計+7

ライダー1.ファンブル
キャスター5+7=12
【キャスターの勝率に+20%】
【現在勝率30%】


 貴女の影が広がり、キャスターの足下に広がる。
 しかしソレはキャスターの機転により、回避された。

キャスター「この影……何かあるな?」

 直下へ向けてキャスターはマシンガンを連射した。
 これにより足場は崩れるが、影の位置は下の方へずれていく。

 そして、地に足が着くより早く、キャスターは貴女へ向け弾丸を発射する。
 貴女は咄嗟に反応するが、数発が脚を掠めた。
 痛みによって集中が途切れた事で宝具の効果は切れてしまう。



ライダー「まずいのう……まさかここまでやるとは」

 完全に予想外だった――!
 あの少年はハッキリいえば戦力外だ。
 しかしキャスターの方はその少年を守る為に異常な力を発揮している……!


【ラウンド終了】
【勝率決定、宝具を使用しますか?】
1.異世界の宝具
2.遥かなる蹂躙制覇
3.令呪
4.何もしない

選択↓2

好きな数組み合わせて選択してください
例:1+2、1+2+3

1+2:異世界の宝具と遥かなる蹂躙制覇使用

【異世界の宝具によりライダー勝率+30%】
【遥かなる蹂躙制覇によりライダー勝率+20%】
【現在勝率80%】

【勝敗判定↓1で2D判定】
01-80で勝利
コンマ反転

一旦ここで休憩

61→反転で16.ライダーの勝利


月下の別れで擬似レイズのつもりが
固有結界内じゃお昼じゃないですかヤダー

ところで戦闘ですが、面倒だったり難しかったりしてますか?
安価がなかなか取られないから心配になった

とりあえず続き書いてきます



 なら必殺の一撃を持って叩くしか手は無い――――

ライダー「うむ、察したぞマスター! くらえキャスター、遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)!!」

「束ねし轟音魔砲(ビーム・クレーマー)!!  くらえええええええええええ!!!」

 戦車から放たれる雷撃と、貴女の宝具によって強力な魔弾と変えられた声が同時にキャスターを捉えた。

キャスター「ここまで……か……!」

 先程まで驚異を誇っていたキャスターだったが、流石に二方向からの広範囲攻撃には為す術なかった。
 キャスターが消え、続くように士郎も消えていく。

士郎「爺さん……そんな……? 正義の味方がこんなとこで負けていい筈――」

 そこで言葉は切れ、完全に光の粒と変わった。

運の要素が強いか……
クリティカルは残してファンブルは消した方がいいのかな

ちょっとはスリル欲しいからファンブルあってもいいと思ってる


 戦いは終わった為、固有結界は解除され場所は元の衛宮邸へと戻る。

「これで二連勝! いやー、快勝快勝!」

 今回、ハイになってしまってる貴女は勝利に大きく喜ぶ。
 もうはしゃいでジャンプを始めそうな勢いだ。

ライダー「うむ! この調子なら六人抜きも夢では無いな」

ゴルド「そうは言うがギリギリだっただろう。あれでキャスターとなると、他のクラスは更に強いかもしれん」

 はしゃぐ二人をゴルドは冷静にさせようとするが、

「そうだったとしてもわたし達ならどうにかなりますよ! おじ様!」

 スイッチがONになった貴女はそんな忠告聞く筈もなかったのだった。

本来は相手だってファンブルするし、
こっちだってクリ出すはずだからそこは消さなくてもいいはず

こればっかりは参加者のリアルラック頼みだから

【イベント↓1】
1-3来客
4-6何もなし
7-9他の人が接触

【どこかが魂喰い↓2】
1-2バレた
3-9成功
0大量

【どこかがお買い物?↓3】
1吐血
2-6そんな事は無かったぜ
7-9着物ゲット


>>613
そっか……ならどうしようかな
ちょっと考えとこう

イベント1.来客
魂喰い9.成功
買い物9.着物ゲット

>>615
ふむ。ならファンブルも消さないでいいか


【来客者トリップ判定↓2】
1~3から選択


【同時にコンマ判定】
1-3奇襲
4-6中立
7-9友好

#アーチャー剣アサシン

1.アーチャー

コンマ6の為中立ですね
奇襲じゃないのに戦闘の匂いがぷんぷんする不思議

あ、そういやキャスターのクラスカード手に入れる処理が

>>625
完全に忘れてた!パパッと作ってくるよ

◆キャスターのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 キャスターの力を読み込む。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1.ゴルドが味方の時、補正+1を取得する】
【効果2.最低勝率を+5%する】

◇正義の必殺技(キゲンダン)
【勝率決定時に使用可能】
【勝率が(対象の魔力-10)%上昇する】


起源弾と異世界の宝具の同時使用は不可で



 衛宮邸から貴女はゴルドと拠点へと戻って来た。
 それから十分も経たぬ内にチャイムは鳴った

ゴルド「帰ったばかりというのに誰か来たのか……」

 二人で出向くのもいいが、同盟を隠すというのも手だ。
 相手がわざわざチャイムを鳴らしているのだから、一応は敵意は無いと考えていいのだろうが。


【選択↓2】
1.二人で行く(戦闘の可能性小)
2.一人で行く
3.その他

1.二人で行く


すまん睡魔が……
今回はここまでに。お疲れ様でした

                   ,、

           、ー、/|___/;;|、
            > ~    `ヽ,'__\__      今日はお休み!
       /\_〃 ,レイ\/|八/ ハソ__;;;;;;>
    /⌒\_八/>   <//ぅ.|::::::::: ̄ヽ⊃
          ⊂廴__┌ヘ__⊂ニ7ヽ::::::::::::::::>
                ∠二彡' ̄¨~~~ ̄ ̄ ̄


              ___  _,,...........,,_
              `二>: :`´_: : : : : : : : : :`: .

               _ー=彡: : : /: : : : : : : : : : :へ: :ヽ ____
             \////: : |!: : : : : : : : : : : : : l : ム/////
                 ̄/: : : : :i| !: : i: | : i|: |リミ : :l:.彡l///\   20時再開予定!
              /! : /: :八|\l/|/|//从:i.: : :ト、////\
             ///|: //i l l l     l l .! ト、丿 `┬‐i―`
             ´7 ̄l/レl : l i,,,∪ ____, ∪,,,i: i_ノ   ’,: :',
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           {::::::::::{   .! {  ___!、::::::::::,!___从: \    |:ハ::::::::::∧
            {::::::/i:|   l从. ',  i¨^X^¨i   /  \し  リ .∨:::::::::}
          /::::::::{ リ         .]_,'^^',__[          i::::::/
.           \:::::i       ∧:/    ’;::∧             |/
               \{         .廻」     廻」

       {iヽ           ,..ィ
    _, - ̄ ヽ=.、,  ̄ '´ ̄` ヽ///ー、
  ` ーー-ァ‐:/: : : : : : : : : : : : :ヾ三>',     王の財宝VS王の軍勢の扱いに迷った

      /: :/ | // |∧ / リ/リ: : : ヽ: : : |
    /: :l !{ レ┼l‐l   l┼|‐.|: :.|、: :|: : :.!      ①「どちらもそのまま」 ②「1ラウンドだけ王の財宝と相殺して軍勢だけ消滅」
    \!ヘ∧ │   │  |: : lノ.: l : : :!
     f⌒i人''' 、_,、_, ''' ノf⌒ヽi: : : |       ③「財宝の補正はそのまま&軍勢補正-財宝補正(実質、財宝の補正が倍)」

   ̄ ̄'ー´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー´ ̄ ̄ ̄ ̄
                              どれがいいだろ






1か把握
とりあえず点呼を。人はいるかな?


 二人で出向こう。
 威圧感を与えられればそれだけ話が上手くいくかもしれない。

 貴女達は玄関へと行きドアを開けた。

凛「こんばんは。時間はお有りかしら?」

アーチャー「なに、この我が来てやっているのだ。無くとも作るのが当然であろう」

 居たのは黒髪の少女とゴージャスな金ピカだった。
 金ピカの方は直ぐに規格外な英霊と感じ取れた。
 纏うオーラ、人を人と思わぬ目線、その言葉。
 それぞれから圧倒的な何かを感じる。


【貴女から凛の判定↓1】
1-3嫌い
4-6普通
7-9好意

【ゴルドから凛の判定↓2】
1-3嫌い
4-6普通
7-9好意

【凛から貴女↓3、ゴルド↓4】
1-3嫌い
4-6普通
7-9好意

貴女から凛7.好意
ゴルドから凛.2.嫌い
凛から貴女3.嫌い
凛からゴルド5.普通

魅了ばら撒くゴルドなんて無かった

オマケ
【ギルから貴女↓1】
1-2気に入らない
3-7興味無し
8-9ほう?

【ギルからゴルド↓2】
1気に入らない
2-7興味無し
8-9ほほう

【躁鬱判定↓3】
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定

ギルから貴女6.興味無し
ギルからゴルド000.凄く特殊
躁鬱8.ロー

000……え?



ゴルド「いや、我々は忙しい。時間など無いし、貴様の為だけに作るつもりも無い」

 だが、そんな異質な英霊を見たというのに、ゴルドは一切怯まない。
 それどころか挑発の言葉すらかけた。
 貴女と凛の全身に冷や汗が湧く。

凛「ちょ、ちょっと貴方、そんなこと言って……殺されるわよ!?」

アーチャー「構わんぞリン。止めるな」

 紅い目を光らせ、アーチャーはジッとゴルドの目を見つめる。
 それでも動揺を見せることはなく、ゴルドはアーチャーの目へと睨み返した。



アーチャー「ほう……唯の頭の悪い阿呆かと思ったが、これは……」

 にやけながらアーチャーは満足そうに繰り返し頷く。

アーチャー「どうにも肝が据わっている。貴様、我がどれほどか理解し、それで尚その態度だな? 何故そのような真似が出来る」

ゴルド「ふん、どうせ戦うのだ。億してどうなる?」

アーチャー「その通りだ。しかし口ではそう言える道化は数多くいようと、貴様のように実際に出来る者はそう居ない」

アーチャー「言うなればお前は英霊の器を持っている。これが月の再現したモノでは無く、本物なら良かったのだがな」

 月の再現……?
 それは一体?

ゴルド「やはりか……多少、記憶に混乱が見られた為もしかしたらと思っていたが……」



アーチャー「くはははは! やはり気付いていたか! その命の惜しがらなさもこれで理由が付く」

ゴルド「まさか察されるとはな……。英雄というのはこれだから侮れん」

 待って欲しい。話がまるで飲み込めない。
 その言い方ではまるで……。

凛「え、嘘!? その辺の連中だけじゃなくて参加者にNPCが混ざってたっていうの!?」

アーチャー「違うぞ、リン。お前もNPCだ。そして恐らく、殆どの参加者もNPCだろう」

凛「え……それって?」

 殆どの参加者がNPC……
 ということはおじ様が……いや、もしかたらわたしも……?



 凛は頭を片手で抱え、「そっか」と溜息を吐く。

ゴルド「私の推測を聞いてもらいたい。恐らくコレは一人の参加者の為の予選なのだ」

アーチャー「そうだろうな。我の確認したところでは一人を除き、全員がNPCだった」

アーチャー「つまり一人だけのPCに挑戦権を与えるかどうかの大掛かりな予選。そんなものだろう」

 数日の間でよく調べたものだ。
 アーチャーは調べた情報を元に推測し、纏め言葉にした。

ゴルド「やはりか……それでだな。提案というのだが、私はPCに心当たりがある」

 そう言いながらゴルドは貴女の方へと視線を移す。



アーチャー「やはりソイツがPCか。それで貴様は勝たせてやりたい、というのだろう?」

 ゴルドは頷き、アーチャーの目を強く見つめる。
 それを見てアーチャーはにやけ、

アーチャー「――――それは出来んな」

ゴルド「なんだと……!?」

 答えた。ゴルドは予想を反した答えに、思わず目を見開く。

アーチャー「予選というからには何かしらの意味があるのだ。それにここで、ズルをして勝ったところで次で勝てるのか?」

ゴルド「ッ……それは……」



アーチャー「よもや予選で終わりと思っていたわけではあるまいな? 貴様はどうやらその女の事となると甘くなる節があるようだぞ」

ゴルド「それは……自覚している。だから最近はなるべく気を付けていたのだが……」

アーチャー「ふははは、自覚はあったか。それでだが――」


【アーチャー判定↓1】
1-3ここで予選の決着を付けようでは無いか!
4-6我はそろそろ帰るとしよう
7-9他の陣営は潰しといてやろう

1.ここで予選の決着を付けようではないか!


アーチャー「ここで予選の決着を付けようではないか!」

ゴルド「……は?」

アーチャー「如何なる聖杯戦争だろうと最大の壁は我だろう! そして此度の戦いはその女の為の戦いと来た」

アーチャー「つまり、我が勝つかその雑種が勝つかで予選は決着するも同然。ならば早いうちに終わらせようではないか!」

 ……ごめん。頭の混乱が収まらない。

凛「え、あれ。私別に戦いに来たんじゃ……」


【戦闘を開始します】



【ステータス】
 性別:女
 身体:8 魔力:9 家系:00 精神:7 幸運:8
 合計:42 ポイント:52
 属性:混沌・中庸
 英霊:イスカンダル

【スキル】
◆異世界の宝具  家系00
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
英雄王の宝物庫にすら存在しない大量の宝具。妖精達が旅に困らぬよう持たせた。
カードに納めて所持している。
【効果1:勝率決定時、魔力を3消費し発動する。
 勝率に+30%される】
【効果2:ラウンド時、魔力を1消費して使用。
 3ラウンドの間、補正+2を習得する】

◆マジカルステッキ  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
喋るマジックアイテム。父が残して行った遺産。
平行世界より魔力を補充し、実質無限の魔力を有する。
【効果1:魔力が減らなくなる】
【効果2:ラウンドで補正+2を得る】
【効果3:体術スキルが英霊にも通用するようになる】
【効果4:サーヴァントを消滅させるとその英霊のカードを取得出来る】

◆バーサーカーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 バーサーカーの力を読み込む(ロード)。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1.狂化を取得し、他のマジカルステッキ以外のスキルや
 令呪が使用出来なくなる】
【効果2.相手のサーヴァントのステータスから-1したステータスを所持する。
 戦闘に参加可能】
【効果3.ラウンド中、補正+2を取得する】

◆キャスターのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 キャスターの力を読み込む。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1.ゴルドが味方の時、補正+1を取得する】
【効果2.最低勝率を+5%する】

◇正義の必殺技(キゲンダン)
【勝率決定時に使用可能】
【勝率が(対象の魔力-10)%上昇する】

◆躁鬱
 種別:精神 タイプ:常時
『双極性障害』
躁(ハイ)と鬱(ロー)を繰り返す妖精の特性。
テンションの上がり下がりが非常に激しい。
【接触時判定を行い躁状態か鬱状態となる】


【CLASS】ライダー 
【真名】イスカンダル 
【性別】男性 
【属性】中立・善 
【ステータス】筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷D(20) 魔力C(30) 幸運A+(60) 宝具A++ 
【クラス別スキル】 
◆対魔力:D 
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【戦闘開始時、相手の魔力を-20する】

◆騎乗:A+ 
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。 
 ただし、竜種は該当しない。
【フレーバースキル】

【固有スキル】 
◆神性:C 
 明確な証拠こそないものの、多くの伝承によって最高神ゼウスの息子であると伝えられている。
【フレーバースキル】

◆カリスマ:A 
 大軍団を指揮する天性の才能。 
 Aランクはおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
【味方サーヴァントの数だけ補正+1を得る】

◆軍略:B 
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 
 自らの対軍宝具の行使や、 
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【効果1:対軍宝具を使用された際、それにより受ける勝率変動を-10%。
 補正値を-1する】
【効果2:対軍宝具を使用する際、それによる勝率変動を+10%。
 補正値を+1する】

◆『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』
 彼が「騎乗兵」たる所以である、二頭の飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)が牽引する戦車(チャリオット)。
 地面だけでなく、空までも自らの領域として駆け抜けることが可能。
【効果1:ラウンド時に魔力を1消費し使用する。
 3ラウンド中補正+1を得る】

【宝具】 
◆『遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)』 
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 
 ――宝具『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』による蹂躙走法。 
 神牛の蹄と戦車の車輪による2回のダメージ判定がある。 
 いずれも物理ダメージの他にゼウスの顕現である雷撃の効果があり、 
 ST判定に失敗すると追加ダメージが課される。
【勝率確定時、《神威の車輪》を使用していれば魔力を2消費し使用可能。
 勝率を+20%する】

◆『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』 
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 
 ――死してなおイスカンダルに忠誠を誓い、君主とともに英霊化した近衛兵団をサーヴァントとして現界させる。 
 召喚されるのはいずれもマスター不在のサーヴァントだが、それぞれがE-ランク相当の『単独行動』スキルを保有し、 
 最大30ターンに及ぶ現界が可能。
【ラウンド時に魔力を3消費し使用する。
 3ラウンド中、補正+3を得る。
  相手はこの宝具にカウンターとして対軍以上の宝具を使用可能。
 使用された場合、この補正は消滅する。
 この宝具が解除されていない時、相手は対人の種別の宝具、スキルを使用出来ない】


 名前:ゴルド
 性別:男
 身体:3 魔力:6 家系:8 精神:2 幸運:2
 合計:21

【スキル】
◆ホムンクルス(魔力炉)  
 種別:礼装 タイプ:常時
魔力炉として作られたホムンクルス。
前持って用意されたそれは沢山も魔力をもたらしてくれる。
【効果1:魔力量に+10された状態でスタートする
 増加分は魔力量の最大値を超過する】
【効果2:拠点から撤退した場合、効果1は消滅する】

◆ホムンクルス(戦闘用)  
 種別:礼装 タイプ:任意
戦闘の為に作られたホムンクルス。
それなりに強い。
【効果1:10体所持してスタートする】
【効果2:戦闘時、一体を味方サーヴァントとして参加させられる。
 ステータスはオールD】
【効果3:ラウンド時、好きな数だけ消費してよい。
 そのラウンドだけ消費数の補正を得る。
 相手はこれに対してカウンターで対軍以上の宝具を使用してよい。
 そうした場合この補正は消滅する】

◆錬金術
 種別:魔術 タイプ:任意
ホムンクルスの作成が出来る。
また、一時的な自身の防御力の上昇も可能である。
【効果1:魔力を1消費し、ホムンクルスを作成可能。
 時間は1日かかる】
【効果2:マスター戦時使用。勝率減少を10%分だけ無効化出来る】


【CLASS】ランサー 
【真名】ヴラド三世 
【性別】男性 
【属性】秩序・中庸 
【ステータス】筋力B(40) 耐久B(40) 敏捷A(50) 魔力A(50) 幸運D(40) 宝具A
【クラス別スキル】 
 ◆対魔力:B 
  種別:特殊 タイプ:常時
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【効果1:戦闘開始時、相手の魔力を-40する】
【効果2:一部魔術スキルを無効化する】

【固有スキル】 
 ◆護国の鬼将:EX 
  種別:特殊 タイプ:常時
 あらかじめ地脈を確保しておくことにより、特定の範囲を"自らの領土"とする。 
 この領土内の戦闘において、王であるヴラド三世は 
 バーサーカーのAランク『狂化』に匹敵するほどの高い戦闘力ボーナスを獲得できる。 
 『極刑王(カズィクル・ベイ)』はこのスキルで形成した領土内においてのみ、行使可能な宝具である。
【拠点での戦闘時、オールステータスに+1される】

【宝具】 
 ◆『極刑王(カズィクル・ベイ)』 
  ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:666人 
 空間から大量の杭を出現させ、敵を串刺しにする。 
 攻撃範囲は半径1km、杭の数は最大二万本に及ぶ。 
 また、手にした槍が敵に一撃を与えるたびに"串刺しにした"概念が生まれ、
 心臓を起点として外側へ向けて、杭が出現する。 
 加えて、無数の杭の数を目視した敵には精神的な圧迫感も与える。
【拠点での戦闘におけるラウンド時、魔力を3消費して発動する。
3ラウンド中、補正+3を得る】

 ◆『鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)』 
  ランク:A+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 
 後の口伝によるドラキュラ像を具現化させ、吸血鬼へ変貌する。 
 ドラキュラ伯となったヴラド三世は通常のスキル・宝具を封印される代わりに、身体能力の大幅増幅、 
 動物や霧への形態変化、治癒能力、魅了の魔眼といった特殊能力と、陽光や聖印に弱いという弱点を獲得する。
【戦闘開始時、ラウンド時、勝率決定時の好きなタイミングで使用可能。
この宝具の使用後、元の状態に戻る事は出来ない】
【効果1:元々所持するスキル、この宝具以外の宝具が全て封印される】
【効果2:オールステータスが+2される】
【効果3:ラウンド時、補正+3を得る】
【効果4:ラウンド毎に勝率が50%未満になっている場合、
 勝率に+10%される】
【効果5:全てのラウンドで勝利した場合、相手サーヴァントを魅了し
 自らの手駒とする】
【効果6:朝、昼の間は効果2-6が消滅する】


名前:遠坂凛
性別:女
身体:7 魔力:8 家系:9 精神:5 幸運:4
合計:33

【スキル】
◆宝石魔術
 種別:魔術 タイプ:任意
魔力を閉じ込めた攻撃用の宝石を所有している。
強力であるが、数は多くない。
【効果1:勝率決定時、任意の数だけ使用出来る】
【効果2:一つの効果は4%であり、10個所有している】

◆ガンド
 種別:魔術 タイプ:任意
呪いの一種として用いられ、相手に指を向ける事で病を与える。
強力なガンドを習得しており、最早フィンのガトリングである。
【戦闘開始時、勝率を+5%する】

◆遺産の宝石
 種別:礼装 タイプ:任意
遠坂家の遺産。
強力な宝石であり、死んだ直後でなら蘇生すら可能にする。
【二画分の令呪として使用が可能】

◆うっかり
 種別:精神 タイプ:常時
肝心な時にうっかり。
【効果1:限界最高勝率-10%】
【効果2:ラウンドでファンブルを出すと勝率が追加で-10%される】


【CLASS】アーチャー
【真名】ギルガメッシュ
【性別】男性
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B(40) 耐久B(40) 敏捷B(40) 魔力A(50) 幸運A(50) 宝具EX
【クラス別スキル】
 ◆対魔力:C 
  種別:特殊 タイプ:常時
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【戦闘開始時、相手の魔力を-30する】

 ◆単独行動:A 
  種別:特殊 タイプ:常時
 マスター不在でも行動できる。
 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は、
 マスターのバックアップが必要。
【マスター不在でもある程度の行動が可能】

【固有スキル】
 ◆黄金律:A 
  種別:特殊 タイプ:常時
 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
 大富豪でもやっていける金ピカぶり。一生金には困らない。
【フレーバースキル】

 ◆カリスマ:A+ 
  種別:特殊 タイプ:常時
 大軍団を指揮・統率する才能。ここまでくると人望ではなく魔力、呪いの類である。
【味方サーヴァントの数だけ補正を得る】

 ◆神性:B(A+) 
  種別:特殊 タイプ:常時
 最大の神霊適正を持つのだが、ギルガメッシュ本人が神を嫌っているのでランクダウンしている。
【フレーバースキル】

 ◆慢心:EX
  種別:精神 タイプ:常時
 『慢心せずして何が王か!』
 たまにしか本気をだしてくれない。
【戦闘開始時に判定を行う。
 5割でラウンド補正-2、3割でラウンド補正-1、2割で補正無しとなる。
 この確率は様々な要因で変化する】

 ◆天の鎖(エルキドゥ)
  種別:宝具 タイプ:任意
 友の名を持つ、神を縛る鎖。
 神性を持つ者を強く拘束する。
【◆王の財宝 使用中にラウンドで使用可能。
 2ラウンド中、相手の神性だけ+補正を得る】

【宝具】
 ◆『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』
  ランク:E~A++ 種別:対人宝具 レンジ:― 最大捕捉:
 黄金の都へ繋がる鍵剣。
 空間を繋げ、宝物庫の中にある道具を自由に取り出せるようになる。
 使用者の財があればあるほど強力な宝具となるのは言うまでもない。
【ラウンド時、魔力を2消費して使用】
【効果1:3ラウンド中、補正+3を取得し、ラウンド毎に補正値は1ずつ上昇する】
【効果2:様々な宝具、スキルに2割でカウンター発動。その宝具を無効化する】

 ◆『天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)』
  ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 乖離剣・エアによる空間切断。
 圧縮され鬩ぎ合う風圧の断層は、擬似的な時空断層となって敵対する全てを粉砕する。
 対粛正ACか、同レベルのダメージによる相殺でなければ防げない攻撃数値。
 STR×20ダメージだが、ランダムでMGIの数値もSTRに+される。最大ダメージ4000。
 が、宝物庫にある宝具のバックアップによってはさらにダメージが跳ね上がる。
 セイバーのエクスカリバーと同等か、それ以上の出力を持つ“世界を切り裂いた”剣である。
【勝率決定時に魔力を4消費し使用する】
【効果1:勝率を+50%する】
【効果2:発動時、相手の発動中である結界を破壊する】
【効果3:スキル◆慢心が発動していないとき、効果1での上昇値に更に+30%する】

【選択↓2】
カード
1バーサーカー
2キャスター
3使用しない

メインサーヴァント
aライダー
bランサー

1aや3bのようにお書きください


【同時に↓1でコンマ判定】
1-5慢心
6-8ちょっと本気
90本気

イベント+2 征服王+2
合計+4

カード.バーサーカー
メイン.ライダー
慢心度7+4=本気


【判定するまでもなく、初期勝率100%】

凛「あーもうヤケよヤケ!」

◆ガンド
 種別:魔術 タイプ:任意
呪いの一種として用いられ、相手に指を向ける事で病を与える。
強力なガンドを習得しており、最早フィンのガトリングである。
【戦闘開始時、勝率を+5%する】

【により、現在勝率95%】


アーチャー「フハハハハ! これだけの場は稀だ。本気でいこうではないか!」

ライダー「ははははは! 気が合うなアーチャー! どれ余も楽しむとしよう」

 戦いが始まった。
 金ピカの背後には無数の門が開きそこへと様々な形の武器が装填されていく。

 貴女もスイッチを切り替えねばと、頭を振り一枚のカードを取り出した。
 だが、動揺していたらしい。取り出したのバーサーカーのカード。

「■■■■■――!!!」

 貴女は 狂化して しまった!

ゴルド「な……!? と、とりあえずホムンクルスを一体前衛に、2体は支援に回そう」

 そう言いながらゴルドはランサーへと合図を送った。
 宝具開示の合図らしい。

ランサー「ようやく喋れる……!! 極刑王(カズィクル・ベイ)――!!」


【ラウンド1 勝率95% 魔力99/8】

【貴女行動】
狂化中の為スキップ

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1)
b.◆王の軍勢(消費3)
c.普通に行動

行動選択↓2

例:1aとか3b

貴女:オート行動
ライダーc:普通に行動


 真名の解放と共に民家Aの内壁が吹き飛んだ。
 地面、壁から杭と槍が千単位で現れたのだ。

ライダー「凄いのう。どうだランサー! 我が軍勢に加わら……」

 そこまで言ったところでライダーの顔の横を槍が通過した。
 無論、ランサーが放り投げたモノだ。

ライダー「……ぬか。そうか……マスターも喋れぬし余は堅実に動くとしようかのう」

 地から生える槍を、アーチャーは背後から撃つ宝具のガトリングにより破壊していく。
 しかし、破壊したところからまた直ぐに槍は現れる。

アーチャー「ほう、なかなかやるではないかランサーよ」


【ライダー判定↓1】
バーサーカー+2 ステッキ+2
ホムンクルス×2.+1 極刑王+3 数の差+3
合計+11

【アーチャー判定↓2】
GOB+3
合計+3

ライダー0=クリティカル
アーチャー2+3=5
【ライダーの勝率+20%】
【現在勝率100%(最大)】


「■■■■■――!!!」

 多人数での波状攻撃。
 アーチャーの連射といえど追いつかず、徐々に押されていく。

アーチャー「やるではないか!! リンよ出し惜しみは無しだ、令呪を回せ!」

凛「おっけー! 令呪を以って命じるわアーチャー――――この戦いに勝利しなさい!」

 一時的な令呪での強化によりアーチャーの宝具の威力は上昇する。

アーチャー「これもくらっておけ! 天の鎖(エルキドゥ)よ!!」

 告げると共に、冥府の門の一つより鎖が飛び出しライダーを拘束した。

ライダー「……しまったのう」



 ゴルド「ええい、新しいホムンクルスを二体回すぞ!」

ランサー「これだけの弾丸で届くと思ったか……!!」


【ラウンド2 勝率100% 魔力99/8】

【貴女行動】
狂化中の為スキップ

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1)
b.◆王の軍勢(消費3)
c.普通に行動

行動選択↓2

a戦車召喚


ライダー「むう……身体は拘束されたが、ならば戦車に乗ってみるかの」

 戦車を自身の下に呼び出し、ライダーは騎乗する。
 だが多少抵抗が出来るようになっただけで拘束は外れない。

アーチャー「フハハハハ! それは神を縛る鎖よ。貴様では外れまい」


【ライダー判定↓1】
バーサーカー+2 ステッキ+2 戦車+1
ホムンクルス×2.+1 極刑王+3 数の差+3
合計+13

【アーチャー判定↓2】
GOB+3 ターン補正+1 天の鎖(C)+3 令呪+2
合計+9

ライダー2+13=15
アーチャー8+9=17
【アーチャーの勝率+20%】
【現在勝率80%】


 アーチャーの背後の門は次第に増え、勢いは増していく。
 杭によって築かれた防壁すら破り、ライダー達へと突き刺さる。

ライダー「ぬおお!?」

「■■■■■――!!!」

ゴルド「少しまずいか。ホムンクルスも切れた……後は任せたぞランサー!」


【ラウンド3 勝率80% 魔力99/8】

【貴女行動】
狂化中の為スキップ

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(使用済み)
b.◆王の軍勢(消費3)
c.普通に行動

行動選択↓2

b.王の軍勢


ライダー「ならばこれを受け取るが良いアーチャー! ――――王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」

 風景が変化し、場所は砂漠へと変わり数万の軍勢が現れた。
 然り、然りと繰り返すと、軍勢はアーチャー目掛け突撃していく。

アーチャー「くはははは! 良いぞ。物凄く良い。だから我が宝具にて迎え撃ってくれよう――――」

 背後の門からアーチャーは黒くて紅く光る剣を取り出した。
 そしてその剣へと語り掛ける。

アーチャー「目覚めろエア――――天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ)!!!」

 瞬間、軍勢は黒い輝きに呑まれ、固有結界と共に消し飛んだ――

【天地乖離す開闢の星により勝率+50%。慢心が発動していないため更に+30%】
【現在勝率0%】


凛「ちょっと何勝手に撃ってるのよ! 私の魔力尽きたわよ!?」

アーチャー「良いではないか! どうせこれで勝利したようなモノ」

 先の一撃にて、貴女達は致命傷を追っていた。
 あまりにもソレは規格外過ぎた。

アーチャー「まだ動くか? ならばこれでトドメとしてくれよう!」

 再びアーチャーの背後には門が展開されていく。


【ライダー判定↓1】
バーサーカー+2 ステッキ+2 戦車+1
極刑王+3 数の差+3
合計+11

【アーチャー判定↓2】
GOB+3 ターン補正+2 天の鎖(C)+3 令呪+2
合計+10

ライダー2+11=13
アーチャー9+10=19    うっかりスキル忘れてた
【アーチャーに勝率+20%】
【現在勝率10%(最低勝率)】


 既に瀕死の身体で猛攻を防げよう筈がない。
 貴女達はただ弾丸を身に受けていく。

ゴルド「ぐう……これでは……!」

 このままでは貴女達の敗北は免れない――


【ラウンド終了】
【勝率決定。行動選択↓2】
1.遥かなる蹂躙制覇(+20%)
2.何もしない


【遥かなる蹂躙制覇により勝率+20%】
【現在勝率30%】

【勝敗決定。↓1で2D判定】
01-30で勝利
コンマ反転

53→反転して35.敗北


初の敗北でしたね。貴女は自動で令呪撤退します

一旦休憩

       {iヽ           ,..ィ
    _, - ̄ ヽ=.、,  ̄ '´ ̄` ヽ///ー、
  ` ーー-ァ‐:/: : : : : : : : : : : : :ヾ三>',      再開だよー

      /: :/ | // |∧ / リ/リ: : : ヽ: : : |
    /: :l !{ レ┼l‐l   l┼|‐.|: :.|、: :|: : :.!       もう一戦する事になっちゃったんだけど人いるかな?
    \!ヘ∧ │   │  |: : lノ.: l : : :!
     f⌒i人''' 、_,、_, ''' ノf⌒ヽi: : : |        貴女は抜きだからサラッと判定だけやろうと思ってるけど

   ̄ ̄'ー´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー´ ̄ ̄ ̄ ̄

                   ,、

           、ー、/|___/;;|、
            > ~    `ヽ,'__\__      人が……いない……?
       /\_〃 ,レイ\/|八/ ハソ__;;;;;;>
    /⌒\_八/>   <//ぅ.|::::::::: ̄ヽ⊃   やってれば集まるよね(震え声 )
          ⊂廴__┌ヘ__⊂ニ7ヽ::::::::::::::::>
                ∠二彡' ̄¨~~~ ̄ ̄ ̄





 苦し紛れにライダーは一つの宝具を使用した。
 勢いで鎖はなんとか切れる。
 しかし――

アーチャー「後ろだ。戯けめ」

 戦車がアーチャーの目前に到達した時、背後より槍を刺された。
 それによりライダーは落馬し、戦車はあらぬ方向へと飛んでいく。

 完全に敗北した。
 貴女の狂化も漸く解ける。
 現状を理解し直ぐ様令呪を掲げた。



 込める命令は勿論、わたし達の離脱――
 その達の中にはゴルドも入っている。

 しかし、貴女が令呪を切るより早く、それは口にされた。

ゴルド「最後の令呪を以って命じる――――」

 言おうとする言葉に気付き、ランサーが瀕死の身体を無理に動かし槍を振るう。
 そして槍が自身の腹部を貫き、赤い血が傷口と口から垂らしながらもゴルドは続きを告げた。

ゴルド「――ランサー、鮮血の伝承を使用しろ」

 言葉を終え最後の令呪が尽き、ゴルドは聖杯戦争へと参加している資格が奪われた。
 それにより身体が消えていく。



「――――何故……?」

 貴女はそう言うしか無かった。
 何故消えると分かっているのに最後の令呪を切ってしまったのか。

ゴルド「ふふ……吸血鬼と化したランサーは治癒能力を得られる。そうすれば続けての戦闘が可能だろう?」

ゴルド「そうすれば、今の魔力を使い切ったアーチャーなら倒すことが出来るのだ」

 令呪によりランサーは宝具を使用し、叫びながら頭を掻きむしっていた。
 吸血鬼化が始まっているようだ。

ゴルド「……早く逃げろ。吸血鬼となったランサーは見境が無い。今の死にかけの貴様らなど容易く喰われるぞ!」



 そんな……おじ様をおいて逃げられるワケが――

ゴルド「早くしろ……! 私の行為を無駄にする気か!?」

 ――貴女はゴルドの気迫に気圧され思わず令呪を掲げた。
 目には涙が浮かんでいる。
 
ゴルド「それでいい――」

 そこで安心したかのようにしてゴルドは完全に消えた。
 時間が経ち、ランサーの吸血鬼化ももう直ぐ終わるというところまで来ている。

「ッ……令呪を以って命じる――離脱するわライダー!」

 よし来た、と言わんばかりの速度で戦車が駆け抜けて貴女を攫う。
 一瞬にして二人はその場を離脱した。


【戦闘を開始します】



【ランサーが鮮血の伝承(レジェンド・オブ・ドラキュリア)を使用】
【ステータス上昇により】

ランサー:筋力A+(60) 耐久A+(60) 敏捷A++(70) 魔力A++(70) 幸運B(40)

アーチャー:筋力B(40) 耐久B(40) 敏捷B(40) 魔力A(50) 幸運A(50)

【ステータス差によりランサーの初期勝率100%】
【ガンドによりアーチャー勝率+5%】
【ランサー勝率95%】


【アーチャーの慢心判定↓1】
1-5慢心
6-8慢心(小)
90本気

1.慢心


アーチャー「ふはははは! 負け犬風情に今更何が出来るというのだ!」

凛「ちょっと……真面目にやりなさいよ」


【ラウンド1 ランサー勝率95%】
【ランサー判定↓1】
吸血鬼+3
合計+3

【アーチャー判定↓2】
GOB+3 慢心-2
合計+1

ランサー0.クリティカル
アーチャー1.ファンブル
【ランサーに勝率+20%。うっかりスキルによりさらに+10%】
【ランサーの現在勝率+100%】


 冥府の門から放たれる無数の弾丸は霧散したランサーをすり抜けていく。
 そして、背後に忍び寄り……がぶり。

アーチャー「があ!? 吸血鬼如きがこの我を噛んだのか!?」


【ランサー判定↓1】
吸血鬼+3
合計+3

【アーチャー↓2】
GOB+3 ターン経過+1 慢心-2
合計+2

ランサー5+3=8
アーチャー3+2=5
【ランサーの勝率+20%】
【ランサーの現在勝率100%】


アーチャー「おのれおのれおのれおのれええ!!」

 乱れ打ちするが一向に弾丸は命中する事が無い。
 先ず、姿を変え続けるランサーがどこにいるかを特定する事が難しい。

凛「ちょっとマズイわね……令呪を以って命じるわ! 瞬間的に力を増幅させなさい!」



【ランサー判定↓1】
吸血鬼+3
合計+3

【アーチャー判定↓2】
GOB+3 ターン経過+2 慢心-2 令呪+5
合計+8

ランサー8+3=11
アーチャー3+8=11
【互角により変動無し】
【ランサーの現在勝率100%】


 令呪の投入によりようやく戦況は互角となった。
 だがそれも瞬間的なものであり、先程から受けたダメージも勘定すればアーチャーが完全に不利である。

凛「嘘……!? ここはとっておきと、お父様が遺してた宝石、両方を使い切るしかない――!」

【ラウンド終了】
【宝石魔術×10使用によりアーチャー勝率+40%】
【遺産の宝石を勝率上昇に使用。アーチャー勝率+30%】
【ランサーの現在勝率30%】

【勝敗決定。↓1で2D判定】
01-30でランサー勝利
コンマ反転

44→コンマ反転し44.ランサー敗北

次があったら遺産の宝石は弱体化させると決めました


【貴女の撤退先選択↓2】
1.衛宮邸
2.遠坂邸
3.双子館
4.ホテル
5.アインツベルンの城
6.柳洞寺
7.下水道
8.新都

2.遠坂邸

その発想は無かった


 拠点にしていい場所は指定されていた筈だ。
 貴女は適当に幽霊でも居そうな屋敷を拠点にする事に決めた。

 中は先程まで誰かが居たような痕跡がある。
 偶然留守だったのだろうが、お構い無しに使わせて貰う。

 そんなこんなしてる内に傷も癒えてきた。
 おじ様の事を考え、貴女が悲しくなっているときにドアが乱暴にこじ開けられた音が聞こえてきた。

凛「ちょっともう! ここが私の拠点じゃないってどういうことよ!?」

凛「これじゃムーンセルがミスを犯したか、誰かが侵入して……」

 声が近くなってきたなー、なんて貴女が考えていると、声の主と目があった。

凛「って、なんでアンタがいるのよー!? もう本当に魔力スッカラカンでコッチは戦えないっての!」


【どうしますか?↓2】
1.戦闘(じっくり蹂躙)
2.戦闘(サクッと)
3.話し合い
4.その他

【ついでに躁鬱判定↓1】
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定


ライダー:筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷D(20) 魔力C(30) 幸運A+(60)

アーチャー:筋力B(40) 耐久B(40) 敏捷B(40) 魔力A(50) 幸運A(50)

【ステータス差により初期勝率-20%】
【ガンドにより勝率-5%】
【現在勝率25%】


【使用カード↓2】
1.バーサーカー
2.キャスター
3.使わない

【慢心判定↓1】
1-5慢心
6-8慢心(小)
9-0本気
征服王+2 スッカラカン-2

カード:キャスター
慢心判定4.慢心


 仇討ちだ――!
 貴女は直ぐ様キャスターのカードを手に取りインストールする。

 格好が男モノのスーツへと変わり、手には銃が出現した。


【今回は>>1の方でサクっと選択していきます】
【ラウンド1 勝率25%】
【ライダー判定↓1】
異世界の宝具+2 ステッキ+2 王の軍勢+3 軍略+1
合計+8

【アーチャー判定↓2】
慢心-2
合計-2

ライダー4+8=12
アーチャー6-2=4
【ライダーの勝率+20%】
【現在勝率45%】


アーチャー「我の知らない宝具だと!?」

「おじ様……今こそ仇を……!」

 軍勢と貴女の宝具による連携攻撃により宝具を展開出来ぬアーチャーは押されていく。


【ラウンド2 勝率45%】
【ライダー判定↓1】
異世界の宝具+2 ステッキ+2 王の軍勢+3 軍略+1 戦車+1
合計+9

【アーチャー判定↓2】
慢心-2

ライダー7+9=16
アーチャー0=クリティカル
【アーチャーの勝率+20%】
【現在勝率25%】


アーチャー「おのれおのれおのれ……!!  我はまだ終わらんぞぉ!!」

ライダー「ぬお……!?」

 流石は英雄、といったところだろうか。
 気迫で軍勢を圧し、さらに力で押し返していく。


【ラウンド3 勝率25%】
【ライダー判定↓1】
合計+9

【アーチャー判定↓2】
合計-2

ライダー4+9=13
アーチャー5-2=3
【ライダーの勝率+20%】
【現在勝率45%】


「これで……トドメ!」

 ライダーの宝具と共に貴女は銃に込められていた弾丸を放った。

【ラウンド終了】
【キゲンダンと蹂躙制覇により勝率+60%】
【現在勝率100%】

【勝敗決定。↓1で2D判定】
01-99で勝利
コンマ反転

45→反転して54.勝利


 弾丸は見事にアーチャーの身体を撃ち抜いた。
 全身から血を吹き、アーチャーは消えていく。

凛「まったく……三連戦なんてやってらんないわよね。まあ頑張って勝ち抜いて頂戴PCさん」

 そう言い残し、凛は消えた。

アーチャー「あの男の心意気、忘れるなよ? 貴様は勝ち抜かねばならん。この我をも踏み台にしたのだからな……」

 アーチャーもそう遺し、消えていった。

今日はここまで。お疲れ様でした

気づけばもう四騎も墜ちましたね。展開が早すぎる気が……

       {iヽ           ,..ィ
    _, - ̄ ヽ=.、,  ̄ '´ ̄` ヽ///ー、
  ` ーー-ァ‐:/: : : : : : : : : : : : :ヾ三>',

      /: :/ | // |∧ / リ/リ: : : ヽ: : : |      40分から再開だよー
    /: :l !{ レ┼l‐l   l┼|‐.|: :.|、: :|: : :.!
    \!ヘ∧ │   │  |: : lノ.: l : : :!
     f⌒i人''' 、_,、_, ''' ノf⌒ヽi: : : |

   ̄ ̄'ー´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー´ ̄ ̄ ̄ ̄

◆アーチャーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 アーチャーの力を読み込む。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1:ラウンド数だけ補正を得る】
【効果2:最高勝率-15%】


――――

 貴女は、ベッドへ顔を埋めていた。
 心配したルビーとライダーは側へと着いている。

 おじ様……何故逝ってしまったのですか……?
 それに、わたしだけがPCで最初からおじ様はNPCだったなんて。
 わたしならそのくらい関係無く、共に脱出するぐらい容易かったというのに。

ルビー「あのー、貴女さん? 元気だしましょうよ~」

ライダー「そうだマスターよ! うーむ……あれだ。せっかく奴が助けた命、生き延びずしてどうする?」

 …………そうだ。
 このまま俯いていてもおじ様の想いが無駄になるだけ。
 ならばせめて。生き残る事で恩を返さねば。

 貴女は決意を胸に立ち上がった。



ルビー「元気になりましたね! それでこれからどうします?」

ルビー「残りは貴女さんを含め三陣営。このまま叩いちゃいます? それとも堅実に?」

ライダー「余はマスターに任せるぞ。好きに動くとすると良い!」


【四日目・朝】
【現在地:遠坂邸  現在魔力:99/8  残令呪:1】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

5.ライダーと会話


 そういえば最近、ライダーとのコミュが足りていない気がする。
 たまには話しておこうか。

ライダー「ほう、余に用か! 数日振りに筋肉にでも触れるかの?」


【会話内容↓2-3】

【躁鬱判定↓1】
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定

自分の名前のついた街を七十ばかり建てたんだってね

会話内容:>>802-803  やっべ歴史分からん


「征服王イスカンダル……貴方って自分の名前が付いた街を七十程建てたんでしょ? 凄いわね!」

ライダー「うむ、その通りよ! 余が征服した街なのだ、余の名前を付けてやるのが分かり易いであろう」

 ふうん……同じ名前の街がたくさんあって分かり辛く無かったのかな?
 
ライダー「なんならこの街も征服し、余の名前に変えてやるのも良いな」

「あはは、また冗談を……って顔が本気ねライダー」



 まったく……もう一つ聞いとこう。
 どちらかといえばソチラが本題だ。

「ねえ、ライダー」

ライダー「なんだマスターよ?」

「知っていたの? おじ様が――NPCだったって」

 あのアーチャーは知っていた。
 もしかするとライダーも知っていて、そのうえで隠していたのかもしれない。
 今更聞いてどうなるというわけでもない。
 しかし、一応は知っておきたいのだ。


【判定↓1】
1-5知らない
6-8うすうすと
9気付いてた
征服王+2

iPhoneの調子悪い。ちょっと再起動してくる

9.気付いてた


ライダー「――気付いておった。だが、敢えて隠していたのだ」

「……そっか」

ライダー「マスターが真実を知れば壊れるかもしれない、そう思っての事だったのだがのう……まさかこんな事になるとはな」

 知っていたところでどうかなった、というものでもない。
 いや、知ったとすればおじ様を連れ月から脱出していたかも。
 それはおじ様が望んだモノでは無い、そう思う。
 だからこれで良かったんだ。

ライダー「しかし、今の様子を見るにマスターは頑丈の心を持っとるようだ。心配は危惧だったかもしれんな」


【まだ何か言い残す事はありますか?】
【↓2であれば台詞を、無ければ無いとお書き下さい】

ねえ、ライダー私以外のNPCに従っているサーヴァントは何故従っているの?
例え勝ち残ってもタダ働きになるのは解っているのに

台詞内容:>>812

 ん、そうだ。
 マスターもNPCとなると一つ気になる事がある。

「そういえばライダー。わたし以外のマスターがNPCなら、その人達のサーヴァントは何故戦ってるの?」

ライダー「ぬう……そうだのう」

 腕を組み、数秒ライダーは考える。

ライダー「先ず、マスターがNPCである事だがな、殆どのサーヴァントはそれに気付いていない」

ライダー「そして、気付いた者は敢えてこの状況を楽しむ者もおるだろう。アーチャーが其れに当て嵌まるのう」

 なるほど……けどそう都合の良いサーヴァントばかりでは無いだろう。
 願いがあるサーヴァントはどうするのか。



ライダー「願いがある者は……そうだのう――何もしないのでは無いか?」

「え? 何もしないの?」

ライダー「そう、勝ち抜こうともせんだろう。かといって自害するのもアレだからのう」

ライダー「拠点でただ怠け、痛いのは嫌だし防衛に徹するのでは無いか?」

 そんなものか……。

ライダー「無論、中には例外も存在すると思うしな、個人的に考えた事、余り当てにはせんでくれ」



 ルビー「もうお昼ですね~。ライダーさんとは朝からナニしてたんですかー?」

「いい加減叩き潰すよ?」


【三日目・昼】
【現在地:遠坂邸  現在魔力:99/8  残令呪:1】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

3.情報収集


【補正関係が無いため自動で使い魔使用】
【情報収集先↓2】
1.衛宮邸
2.遠坂邸
3.双子館
4.ホテル
5.アインツベルンの城
6.柳洞寺
7.下水道
8.新都
9.穂群原学園
10.言峰教会

【同時にコンマ判定】
1-5失敗
6-9成功
0クリティカル

収集先.下水道
判定0.クリティカル


 潜伏先として怪しいのは下水道だろう。
 取り敢えず使い魔を飛ばしてみる事にしたのだが、

「あー……これは素人ね」

 まったく使い魔に気づかず、凄く情報をばら撒いてくれたのだった。


――――

龍之介「ねえジャック先生! 今日はこんなの作ったんだけどさ、どう?」

アサシン「……」

 下水道の中、死体が広がるそこに二人は居た。
 ただ死体があるだけならまだマシであるのだが、その死体は玩具のように――龍之介が言うには、
”アート”へと作り変えられていた。

 そのアートを龍之介はアサシンへと見せたのだが、訂正するかのようにナイフを腹部、胸部、肩部へと突き刺された。
 龍之介はソレに目を輝かせ感動する。

龍之介「凄え! 流石はあの切り裂くジャック先生! 俺の数段上を行っちゃてるよ!」

 この場合、行っちゃてるよりもイッチャッテルというのが正しいのではないだろうか。


――――


「なるほど、切り裂きジャック……ジャック・ザ・リッパーがアサシンの真名ね」

 セイバーというのあり得ないだろう。
 それにアサシンというのは一番あり得るし、それで正しい筈だ。

 相手の情報は掴んだ。
 夜に攻め込むべきだろうか?



ライダー「夜か……昼に掴んだというアサシンを倒しに行くかの?」


【四日目・夜】
【現在地:遠坂邸  現在魔力:99/8  残令呪:1】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

3.情報収集

【情報収集先↓2】
1.衛宮邸
2.遠坂邸
3.双子館
4.ホテル
5.アインツベルンの城
6.柳洞寺
7.下水道
8.新都
9.穂群原学園
10.言峰教会

【同時にコンマ判定】
1-5失敗
6-9成功
0クリティカル

収集先.ホテル
判定8.成功

――――


獅子劫「気付けばなんで四騎も落ちてんだ……? どっかに化物でもいるのかね」

獅子劫「どう思うセイバー?」

 マスターと思われる方は物凄く厳つい男。
 対しセイバーは美しい桜色の着物を羽織っていた。

セイバー「私は……そうですね。マスターの考えであってるかと。普通に考えてこんなに猛スピードで陣営が減っていく訳ありませんし」

獅子劫「そうだよな……俺もとっておきの毒の方の用意をしとくか。少しでも気を抜けば死にかねん」


――――


「案の定こちらはセイバーね。そして和服を着込んでる事から恐らく、日本の英霊かしら」

 男の方は気になる事を言っていた。
 毒……一応気を付けなければ。

【イベント↓1】
1-3来客
4-6何もなし
7-9他の人が接触

【どこかが魂喰い↓2】
1-2バレた
3-9成功
0大量

イベント.何も無し
魂喰い0.大量

今日はここまでに。お疲れ様でした

セイバー:沖田総司 魔力5/5
マスター:獅子劫界離 令呪3

ランサー:ヴラド三世(apo) 魔力11+8/8
マスター:ゴルド 令呪0  敗退

アーチャー:ギルガメッシュ 魔力9/9
マスター:遠坂凛 令呪1  敗退

ライダー:イスカンダル 魔力99/8
マスター:貴女 令呪1

キャスター:ナーサリーライム(キリツグ) 魔力5/5
マスター:衛宮士郎 令呪2  敗退

アサシン:ジャック・ザ・リッパー 魔力33/4
マスター:雨生龍之介 令呪3

バーサーカー:アルクェイド 魔力99/99
マスター:イリヤ 令呪3  敗退

残り陣営
セイバー ライダー アサシン

                      . ≦: : ̄ : : `: 、 , .―./三三三/
                *.-――:´: : : : : : : : : : : : : : :ヽ:/三三三/      予定が潰れちゃった。けど再開する時間は無い!
         ,x=≦三/: : : : :_: : : : : : : : : : : : : :、: : : :ヽ ∨三 ><
         ` </イ: : : Y: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : : :Y∧< : : :|      というワケで次回に向けての改善・追加予定でも言っていこうかな

            >': / : :|/: / : /: ,ヽ: : :| : }:|: : :‘. : : :|':/!三ヽ: :!

            / : : /: : ,:': :,' / :!: i{ ∨ { :_{:.!-―|‐: : |'/{三ニ∧|    
           /-― .,' : :/| : |`|ー:|:、:!  }!イ/|: {.: :./|: : : |_∧三ニ:∧      ①魔翌力関係の改善
                ,| :,イ: | | !: }ヽ|/i:{ /'}/ ,ィ≦芹ア: : :|' !: \三ニヽ
            /:|/ {: :| | |:.「芹㍉    ∨ _:ソ/!: : .|イ: !: : \三 !      魔翌力の幅が小さ過ぎて消費量の調整とかが難しい!

              /三, イ: :|:{/|:ヽ ∨_j    ´¨ /イ : : ,' |: |: : : : \ {
           / /  |ヽ{\{|∧ ¨  、       |: : , ! |: |: : : : *       だから計算式を鱒の魔翌力+鯖の魔翌力×2or鱒の魔翌力÷2+鯖の魔翌力×2のどちらかにしようと思う
            /'´   |: :| : : }.:∧    <  ア   イ : .' {: |: !: : : : :!
                    |: :| : : !: : :|≧o。    /{ {: :/ | {: i : : : : |
                *:/: : _|: : :.| _  ,} `¨  `i: :{  .! |: | : : : : !      ②行動コマンドに探索追加
               //:>'-} : :/../ ̄/     ,': :|、 | i: :!: : : : :|
             /´ ヽ / : /、/`ヽ.   _ i/{/!...><ヽ_ : : : i      これはランダム遭遇だね。相手が選べない代わりに簡単に接触出来る
            _!     ./iイ/、 ゝ>- 、   ´   |::::::|/-<`'´ ヽ : :‘.
          , '{ |   /::::/   /' Y/`Yー,'´「:}:::::i_, '- ´  ∨: :‘*
         /  ヽ\_ ,.':::://   ! . .| !. .i :/|   !::::|、       !: : : : ヽ           ③朝・昼は休憩時間化
        /     イ7{::,イ/、   |. .// / /./二/イ::| !/     〈: : : : : : \
       i    r.:´ /' /}'!`ヽ /\.' ,/二二二}:/_}'    ! ∨: : : :ヽ : \       EXTRAで言うとこの校舎内にいる時……というかアリーナ内との中間な感じかな
       .    |: :/ /   |  <\\\'――ァ-./'二{    /-.ァ'ヽ : : : ‘.ヽ: :\
       ハ    |:/ /   .!/ :>、\/   L:/二二}≧ニ 'イ   ‘. : ; : : : !\|\     監督にバレなきゃ戦ってもいいよ、けどバレたらペナルティな?  みたいな感じ
      /::∧   .! :/    .}、/./:>'{   ヽ  `ヽ/ ,.|    |    ∨::!Nヽ{   \:ヽ
      ,'::/ .ハ   ∨    i }, ' /イ´! _  ‘::.    / }    i      ∨::::::::|    \ヽ   一応、冬木市は広いし高確率ではバレない。対軍宝具とか使ったらばれ易いけど
     ,::/ /::∧   ‘.    イ  ∨:,イ {.i |´/∧ ‘:.  / :!   .{      |:::::::|::!     }:::!

                  __
              -=二 _: : : : :`>. .―― ー― .. .、                  ④拠点シャッフル
           -――― '´; : : : : : : _ : : : : : : : : : : : : : :`ヽ― -.、

             `ヽ : : /: : : :/´ : : : : : : : : : : : : : : : : 、:ヽ'- 、:ヽ      最初にGMの方でダイス振りでNPCマスターの拠点を決めちゃう
              |>'´/: : ://: : : : : : : : : : : : : : : 、 : : ヽ :!ヽi:i`ヽ
               ///: : : /': : : //: :/: :|: ,イ: : :ヽ: : : ヽ : : !'{i:i:i、i:i:i:i〉      要するに士郎君の拠点が遠坂邸になっちゃったりする
            /,イ:i:/: : : /イ: `://: :/: :/|:/ |: : |: :,X´ : !: : :!:{i:i:i:i:i:r'ヽ
             /'  !/ : : : ' : !: : i/`ヾ: / |' }/,レ'´ヽ{:、: |: : :|:!i:i:i:i:i:|i:`ヽ
            //イ: : /: : |:. :{「芹㍉、   ィ芹斥、i:,': : /:|ー- ´i:i:i:i:i:〉         ここまでは大体決定事項!

            `>、i:i|: :/!: :/i∧{ r'::::::!     r'::::ヽ }〉 : /: :|、i:i:i:i:i:i:/‘.
           /: , ヽレ': レ' :': :トヽ‘ー'      t::::::ノ/: : /ヽ: ! ヽi:/: : : :‘.      次は予定とかやってみたいけど…みたいなの
          /: /: : : : /: : /'|//// _ '_  /// /: : / / : !、: `: :\: : : ‘.
         /: /: : : : /:_: イ: : /ヽ   !'   !  / /:'´| : : : ‘、: : : :\: : ‘.
        /: /: : : : : /r'´/: :': : :/: : :>。 ゝ ノ  イ: :/ : : : :!: : : : : ‘、: : : : \ ‘.         ⑤新聞部を使って情報収集
       ,.' : : : : : : : : : ,{:‘ー―,―'_、 -―,- i` - ´ /: /__ .-―_、 : : : ‘、 : : : : :\!
     /: : :r-,--,-,_/ /` ̄ /`ヽニヽ: / 、 !    ゝ、:_: ゝ-'>ニニヽ、: : :‘、: : : : : : \      穂群原で何かと引き換えに情報収集してもらえるというもの……なんだけど
     .': : : 〈´! ' ' r'_/ : : : :/:∨ )ニ/: |   `   -―/: `r-r'´`Y:)' `ヽ: : :‘、: : : : : : : \
    .': : /: : ヽ      `ヽ: :/ : i '} !;_;_t、,、,、,、,、,、,、,、/ : /r'     !: : : : :\: : ‘、 : : : : : : : \    いまいちバランスと処理のし易さを兼ねたモノが浮かばないね
   /: : /: : : :/ `  、    ∨ / |  }'´,-,―‐,―- 、_ `z.,{,>,     | : ヽ: : : :\: : ヽ : : : : : : : :\
  .'!: :/!,/ : ,'   /:ヽ   ∨ ; ! ‘r': : ; : : : : : : : : : `ヽ`、!     |: : : :\: : : \: :>―_-、_>、iヽ
  .'_|:/ニ{/i,/   .': : ∧   ∨:i   i: : : : : : : : : : : : : ' : : `ハ    .! :/: : : :ヽ:>'´`ヽ'´〉 }`>r’ニ'ニ‘.    ⑥7人揃ったら一回戦、若くは決勝戦
 .'ニ|'ニニニ |    |: :/ ∧    ヽ   !: : : : : : : : : : : : : : : : : ハ    ∨: : > ´  ヽ、_    /\ニニニ‘.
 !ニ/!ニニニ:!     |/!,、' ∧    ヽ 〉: : : : : : : : : : : : :ヽ : : ∧   _У´    /ニ!ヽニニ´!`ヽニヽニニ‘.    貴女と貴方を集めての戦いだね。ただこういうのって
 | .' .!ニニニ:!     !ニニヾ ハ      }〈: : : : : : : : : : : : : : : ヽ/、∧         /ニ|:ニ| ‘. ニ:|  ‘.ニ !ニニ !
 |,' |ニニ|ニ|     |ニ|:ニニニヽ    r':、:|:、: : : : : : : : : : : : :ィ`7ニ∧    /ヽニ ! ニ!  ‘.ニ|  ‘.ニ!ニニ:i    ボクだけが楽しかったりするんじゃないかって心配だな
 '  .!ニニiニ|    |ニ|!ニニニ|ニ≧/:/:`>: :' , -r: ― 、:‐:´:ヽ:`ヽ_ ヽ. _ イニニ |ニ |ニ |  ‘._|    }/!ニニ:!

       {iヽ           ,..ィ
    _, - ̄ ヽ=.、,  ̄ '´ ̄` ヽ///ー、
  ` ーー-ァ‐:/: : : : : : : : : : : : :ヾ三>',    ほんとチートだよね

      /: :/ | // |∧ / リ/リ: : : ヽ: : : |
    /: :l !{ レ┼l‐l   l┼|‐.|: :.|、: :|: : :.!     元々は一個付けただけで十分なのを二つも付いちゃったのが原因
    \!ヘ∧ │   │  |: : lノ.: l : : :!
     f⌒i人''' 、_,、_, ''' ノf⌒ヽi: : : |     急遽マスターのステを一個増やしちゃったのにスキルポイントの調整しなかったのがいけなかったよ。反省

   ̄ ̄'ー´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー´ ̄ ̄ ̄ ̄








                  ⌒ヽ、
                : :\                     お金か……幸運の意味も出てくるし有りかな

      、              } : : }
      \` ー─── =ミメ : : ′                  礼装はどうしようかな。最初に組み込もうか迷ってオミットしちゃったんだよね
       \ : : : : : . -=ミ : :厶,_ _       ____
      <//>. : ´ : : /> : : : : : : : : \  //////,/    一応、単純な効果なのをいくつか考えてみる
.        /⌒ア: /:/:/ : :|: : .:i : : : : : `く//////
         /: :/イ : /|: :/|: : .:| \ : : ヽ | ∨77∧

    _人_ ∠/: : : : | :/>x人: : |x<\: :ハ! : ∨//\      そろそろ寝るよ

    `Y´     イ : : |/  ◯  \| ◯ Y}ノ|ノ: : :}><,ハ
.           レ八: : j| :::::        ::::: |: : |勹 / : : : : :|\    何か意見あればドシドシ言ってくれると嬉しいな!
           { : :ハ八     、,     |: : |,ノ/}: : : : : :|

       {iヽ           ,..ィ
    _, - ̄ ヽ=.、,  ̄ '´ ̄` ヽ///ー、
  ` ーー-ァ‐:/: : : : : : : : : : : : :ヾ三>',    20時再開予定!

      /: :/ | // |∧ / リ/リ: : : ヽ: : : |
    /: :l !{ レ┼l‐l   l┼|‐.|: :.|、: :|: : :.!     今気付いたけど家系00じゃなくて000だったんだね
    \!ヘ∧ │   │  |: : lノ.: l : : :!
     f⌒i人''' 、_,、_, ''' ノf⌒ヽi: : : |      このチート具合は正しかったのかもしれない……!

   ̄ ̄'ー´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー´ ̄ ̄ ̄ ̄



 昨日は残りの陣営を調べ終えた。
 後は倒して回るだけ。

ライダー「残りはアサシンとセイバー……どちらもやりにくそうな相手。気は抜けんなマスター」

ルビー「ちょっとペース早すぎませんかー? ルビーちゃんともお話して下さいよ~」

「白兵戦で強力なセイバー、搦め手が怖いアサシン……厄介なのが残りましたね」

ルビー「無視!? 私は無視ですかー!?」


【五日目・朝】
【現在地:遠坂邸  現在魔力:99/8  残令呪:1】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

安価先指定してなかった……

↓1で

2.襲撃


【襲撃先選択↓2】
1.ホテル(セイバー)
2.下水道(アサシン)

1.ホテル


ライダー「Alalalalalalalalalailalalala!!」

 戦車を使い、貴女達はホテルのど真ん中。
 セイバーのいるであろう部屋へと突っ込んだ。

セイバー「なななな、なんですか貴女達は!?」

獅子劫「真昼間から奇襲かよ! 派手な事するなぁ」

 突然の事に、寛いでた二人は驚いている。

ライダー「どれ、余の臣下に相応しいか見極めてやろう。剣を持てセイバー!」

セイバー「臣下? 何を言ってるんです貴方……? 刀は言われた通り持ちますけど」

 獅子劫は横に置いていたショットガンを手に取り、構え始めた。

獅子劫「襲撃……それにそのサーヴァントの発する魔力。お前らが例の潰し回ってるぽい奴らか」


【忘れてた。躁鬱判定↓1】
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定

6.ロー


「……確かに三騎は叩いたわよ?」

 やっぱりか、と獅子劫は銃を持たぬ左手で頭を抱える。
 サングラス越しでも表情は分かる。凄く面倒そうだ。

獅子劫「この数日で三騎、お前さん達がとんでもないってのは分かったぞ」

「ふうん……けど、分かっただけじゃないんでしょ?」

獅子劫「その通りだ。……やれセイバー!」

 気付けばセイバーの格好は変わっていた。
 桜色から青い和服へとチェンジしている。

 そのセイバーが先程の刀とは別に、ナイフを片手に持ちライダーへと飛び込んだ――


【戦闘を開始します】
 

あ、66でゾロってましたね……

ちょっと訂正してきます

訂正

66.情緒不安定


「……確かに三騎叩いたわよ……おじ様の犠牲もあってねえ!!」

 突然、貴女は頭を掻き毟り、声のトーンを上げだした。
 一体なんだ、と睨み合っていたライダーとセイバーまでもが貴女に目をやる。

獅子劫「お、おいどうした? なんか地雷でも踏んじゃったか。すまん」

「あはは……おじ様も含めれば四騎かしら? わたしの為に命を投げ捨てたんだもの。我ながら大金星!」

獅子劫「あー……うん。とりあえずまあ、倒して回ってるのはこいつらだと分かった。やれセイバー!」

 気付けばセイバーの格好は変わっていた。
 桜色から青い和服へとチェンジしている。

 そのセイバーが先程の刀とは別に、ナイフを片手に持ちライダーへと飛び込んだ――


【戦闘を開始します】
 


【ステータス】
 性別:女
 身体:8 魔力:9 家系:00 精神:7 幸運:8
 合計:42 ポイント:52
 属性:混沌・中庸
 英霊:イスカンダル

【スキル】
◆異世界の宝具  家系00
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
英雄王の宝物庫にすら存在しない大量の宝具。妖精達が旅に困らぬよう持たせた。
カードに納めて所持している。
【効果1:勝率決定時、魔力を3消費し発動する。
 勝率に+30%される】
【効果2:ラウンド時、魔力を1消費して使用。
 3ラウンドの間、補正+2を習得する】

◆マジカルステッキ  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:25
喋るマジックアイテム。父が残して行った遺産。
平行世界より魔力を補充し、実質無限の魔力を有する。
【効果1:魔力が減らなくなる】
【効果2:ラウンドで補正+2を得る】
【効果3:体術スキルが英霊にも通用するようになる】
【効果4:サーヴァントを消滅させるとその英霊のカードを取得出来る】

◆バーサーカーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 バーサーカーの力を読み込む(ロード)。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1.狂化を取得し、他のマジカルステッキ以外のスキルや
 令呪が使用出来なくなる】
【効果2.相手のサーヴァントのステータスから-1したステータスを所持する。
 戦闘に参加可能】
【効果3.ラウンド中、補正+2を取得する】

◆キャスターのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 キャスターの力を読み込む。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1.ゴルドが味方の時、補正+1を取得する】
【効果2.最低勝率を+5%する】

◇正義の必殺技(キゲンダン)
【勝率決定時に使用可能】
【勝率が(対象の魔力-10)%上昇する】

◆アーチャーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 アーチャーの力を読み込む。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1:ラウンド数だけ補正を得る】
【効果2:最高勝率-15%】

◆躁鬱
 種別:精神 タイプ:常時
『双極性障害』
躁(ハイ)と鬱(ロー)を繰り返す妖精の特性。
テンションの上がり下がりが非常に激しい。
【接触時判定を行い躁状態か鬱状態となる】


【CLASS】ライダー 
【真名】イスカンダル 
【性別】男性 
【属性】中立・善 
【ステータス】筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷D(20) 魔力C(30) 幸運A+(60) 宝具A++ 
【クラス別スキル】 
◆対魔力:D 
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【戦闘開始時、相手の魔力を-20する】

◆騎乗:A+ 
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。 
 ただし、竜種は該当しない。
【フレーバースキル】

【固有スキル】 
◆神性:C 
 明確な証拠こそないものの、多くの伝承によって最高神ゼウスの息子であると伝えられている。
【フレーバースキル】

◆カリスマ:A 
 大軍団を指揮する天性の才能。 
 Aランクはおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
【味方サーヴァントの数だけ補正+1を得る】

◆軍略:B 
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 
 自らの対軍宝具の行使や、 
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【効果1:対軍宝具を使用された際、それにより受ける勝率変動を-10%。
 補正値を-1する】
【効果2:対軍宝具を使用する際、それによる勝率変動を+10%。
 補正値を+1する】

◆『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』
 彼が「騎乗兵」たる所以である、二頭の飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)が牽引する戦車(チャリオット)。
 地面だけでなく、空までも自らの領域として駆け抜けることが可能。
【効果1:ラウンド時に魔力を1消費し使用する。
 3ラウンド中補正+1を得る】

【宝具】 
◆『遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)』 
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 
 ――宝具『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』による蹂躙走法。 
 神牛の蹄と戦車の車輪による2回のダメージ判定がある。 
 いずれも物理ダメージの他にゼウスの顕現である雷撃の効果があり、 
 ST判定に失敗すると追加ダメージが課される。
【勝率確定時、《神威の車輪》を使用していれば魔力を2消費し使用可能。
 勝率を+20%する】

◆『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』 
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 
 ――死してなおイスカンダルに忠誠を誓い、君主とともに英霊化した近衛兵団をサーヴァントとして現界させる。 
 召喚されるのはいずれもマスター不在のサーヴァントだが、それぞれがE-ランク相当の『単独行動』スキルを保有し、 
 最大30ターンに及ぶ現界が可能。
【ラウンド時に魔力を3消費し使用する。
 3ラウンド中、補正+3を得る。
  相手はこの宝具にカウンターとして対軍以上の宝具を使用可能。
 使用された場合、この補正は消滅する。
 この宝具が解除されていない時、相手は対人の種別の宝具、スキルを使用出来ない】

 名前:獅子劫界離
 性別:男
 身体:7 魔力:7 家系:8 精神:7 幸運:1
 合計:30

【スキル】
◆死霊魔術師
 種別:魔術 タイプ:任意
 屍体を使った魔術。
 追尾式の弾丸や炸裂式の手榴弾など様々な武器を所持している。
【効果1:戦闘開始時、勝率を+10%する】
【効果2:ラウンドでの判定勝利時、追加で勝率+5%】

◆執行者  
 種別:特殊 タイプ:常時
 封印指定者を対処する者。
 戦いのプロである。
【ラウンドで補正+1を得る】

◆ヒュドラの毒
 種別:礼装 タイプ:任意
 ギリシャ神話の怪物であるヒュドラの幼生から取った猛毒。
 その威力はケイローンが死を乞う程。
 ダガーに染み込ませてある。
【戦闘開始時に使用。これはシナリオ中一度しか使用出来ない】
【効果1:勝率を+15%する】
【効果2:不死系の宝具、スキルを無効化する】
【効果3:ラウンド中、補正+2を得る】
【効果4:勝率決定時、更に勝率を+15%する】


【CLASS】セイバー 
【真名】沖田総司 
【性別】女性 
【属性】中立・中庸 
【ステータス】筋力C(30) 耐久E(10)敏捷A+(60) 魔力E(10) 幸運D(20) 宝具C 
【クラス別スキル】 
対魔力:E 
 幕末に魔力とかそういうのねぇから! 
 神秘の薄い時代の英霊のため対魔力はほとんど期待できない。申し訳程度 
 のクラス別補正である。
【戦闘開始時、相手の魔力を-10)

騎乗:E 
 新選組が騎馬を駆って活躍、という話は寡黙にして聞かぬ。申し訳程度 
 のクラス別補正である。
【フレーバー】

【固有スキル】 
心眼(偽):A 
 直感・第六感にとる危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。 
 視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。
【最低勝率値+10%】

病弱:A 
 天性の打たれ弱さ、虚弱体質。セイバーの場合、生前の病に加え、後世の民衆が抱いた 
 心象を塗りこまれた結果、無辜の怪物に近い呪いを受けている。 
 あらゆる行動時に急激なステータス低下のリスクを伴う。確率としてはそれほど高い 
 ものではないが戦闘時に発動した場合のリスクは計り知れない。
【『誓いの羽織』装備中に常時発動】
【効果1:様々な行動にファンブルが現れる】
【効果2:戦闘開始時に8割の判定を行う。
 失敗した場合、ステータスをオール-1し、
 ラウンド時に補正-1を得る】

縮地:B 
 瞬時に相手との間合いを詰める技術。多くの武芸者、武道が追い求める歩法の極み。 
 単純な素早さではなく、歩法、体捌き、呼吸、死角など幾多の現象が絡み合い完成する。 
 最上級であるAランクともなればもはや次元跳躍であり技術を超え仙術の範疇となる。
【効果1:ラウンド時に補正+1を得る】
【効果2:相手は令呪撤退を行えない】

無明三段突き 
 種別:対人魔剣 最大補足:1人 
 希代の天才剣士沖田総司の必殺の魔剣。「壱の突き」に「弐の突き」「参の突き」を内包する。 
 平晴眼の構えから”ほぼ同時”ではなく”全く同時”に放たれる平突き、超絶的技巧 
 と速さが生み出す秘剣。三段突きの瞬間は壱の突き、弐の突き、参の突きが”同じ位置” 
 に”同時に存在"する。壱の突きを防いでも、同じ位置を弐の突き、参の突きが貫いている 
 という矛盾のため、剣先は局所的に事象崩壊を起こす。そのため三段突きは事実上防御 
 不能の剣戟となる。応用というか結果から来る事象崩壊を利用しての対物破壊にも優れる。 
 よその聖杯戦争では似た技を使う英霊もいるらしいよ。
【勝敗決定時に使用可能。
 (40+こちらの敏捷-相手の敏捷)%の判定を3度行う。
 成功毎に勝率+10%を得る】


【宝具】 
『誓いの羽織(ちかいのはおり)』 
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 
 浅葱色の羽織。幕末に京を震撼させた人斬り集団「新選組」の余りに有名な装束が宝具 
 へと昇華されたもの。装備することによりセイバーのパラメーターを向上させ、武装をランクアップ 
 させる。通常時のセイバーの武装は「乞食清光」であるが、この効果により後世、彼の愛刀と 
 された「菊一文字則宗」へと位階を上げる。
【常時装備。着替えを購入すると戦闘時だけ使用】
【効果1:ステータスがオール+1される】
【効果2:ラウンド時に補正+1を得る】
【効果3:《無明三段突き 》によって得られる勝率が2倍になる】

『誠の旗(まことのはた)』 
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1~200人 
 誠の一字を掲げる新選組の隊旗。この旗を掲げた一定範囲内の空間に新選組の隊士を召喚 
 することが出来る。各々の隊士は全員が独立したサーヴァントであるが、宝具は持たず戦闘 
 能力はピンキリである。他にも全員がランクE-相当の『単独行動』スキルを保有しているため、 
 短時間であればマスター不在でも活動可能。

 征服王の宝具と似ているが展開規模が小さく隊士の数もそこそこのため、宝具としての 
 ランクはぼちぼち。

 ちなみにこの旗は新選組の隊長格は全て保有しており、発動者の心象により召喚される隊士の 
 面子や性格が多少変化する。 
 たとえば土方さんが召喚すると悪い新選組。近藤さんが召喚するとお堅い新選組として召喚 
 される。召喚者と仲が悪いとそもそも来ないやつとかも居る。 
 沖田が召喚するのはわりとポピュラーな新選組である。
【ラウンド時に魔力を3消費して使用する。
 3ラウンド中、補正+3を取得する。
 相手はこの宝具にカウンターとして対軍以上の宝具を使用可能。
 使用された場合、この補正は消滅する。
 この宝具が解除されていない時、相手は対人の種別の宝具、スキルを使用出来ない】

王の軍勢と誠の旗がぶつかった場合、セイバー側は数の差で補正を-1します

軍略を含めるとイスカ+4、桜+1になりますね


【病弱判定↓1】
1-2吐血
3-0元気

6.元気


ステータス判定
【対魔力Eによりライダーの魔力-10】
【対魔力Dによりセイバーの魔力-20】
【『誓いの羽織』によりセイバーの全ステータス+10】

ライダー:筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷D(20) 魔力E(10) 幸運A+(60)

セイバー:筋力B(40) 耐久D(20)敏捷A++(70) 魔力E-(0) 幸運C(30)

【ステータス差によりライダーの勝率+20%】
【現在勝率70%】



 セイバーの縮地により瞬時に間合いは詰められた。
 そしてライダーの腹へ突き刺さるダガー。

ライダー「ぐあああ!? ッ……これは毒、か……!!」

 幾人もの英雄達がこの毒の前には命を捨てた。
 流石のライダーもコレには苦しみ、悶える。

獅子劫「流石はヒュドラの毒だ。英霊相手でも効果は抜群だな……それと、こいつもオマケにとっときな!」

 手に持っていたショットガンを、ライダーへ向けて放つ。
 撃たれたのは魔術師の指。
 それは最早ゼロ距離で放たれるフィンの一撃に他ならない。

ライダー「ぐうう……不味いぞマスター。あの男、手慣れておる」


【ヒュドラの毒により、セイバーの勝率+15%】
【死霊魔術師により、セイバーの勝率+10%】
【現在勝率45%】

【カードを使用しますか?↓2】
1.バーサーカー
2.キャスター
3.アーチャー
4.使用しない

2.キャスター


「なにやってんのよライダー!? あれぐらい躱してみせなさいよ!」

ライダー「そう言われてものう……あのセイバー一瞬で距離詰めてきたうえに、余は敏捷低いしな」

 うう……なんだか精神が安定しない。
 戦闘に集中しないと……。

 貴女はキャスターのカードを手に取りインストールする。

獅子劫「なあ!? それ英霊の力だよな……? 本当に化物だったのかよ」

獅子劫「とりあえずアレだ、旗使えセイバー。まだコッチが不利かもしれん」



セイバー「承知しましたマスター」

 セイバーは旗を実体化させ、上へと掲げた。
 それを中心に結界が現れていく。

セイバー「この誠の一字を掲げた新撰組よ――今ここに集いなさい!」

 結界内にはかつてのセイバーの隊を呼び出される。
 ライダーには遥かに劣るが、中々の人数だ。

ライダー「ははははは! これはたまげたわい。セイバーもそのような宝具を持っていたとはな!」

ライダー「マスター、こちらも見せつけてやろうでは無いか!」


【ラウンド1 勝率45% 魔力99/8】
【貴女行動】
1.◆異世界の宝具(消費2)
2.待機

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1)
b.◆王の軍勢(消費3)
c.普通に行動

行動選択↓2

例:1aとか3b

1.異世界宝具
a.戦車召喚


「はいはい分かったわよ、戦車でしょ戦車? 出していいわよ戦車!」

ライダー「そうともマスター、こちらも軍勢を……戦車(チャリオット)? ……了解したマスター」

 雷撃が降り、ライダーの目の前に戦車が現れた。
 それに騎乗し、ライダーは駆け始める。

 貴女は宝具を入れた方のカードを数枚、取り出した。

セイバー「いきますよ皆さん!」

『隊長に続けー! おー! prpr』

獅子劫「援護するぞセイバー……っと、新撰組に変なの混ざってないか……?」


【ライダー判定↓1】
異世界の宝具+2 ステッキ+2 戦車+1
合計+5

【セイバー判定↓2】
縮地+1 誓いの羽織+1 誠の旗+3 軍略-1
執行者+1 ヒュドラの毒+2 
合計+7

ライダー5+5=10
セイバー7+8=15
【セイバーの勝率+20%】
【死霊魔術師によりさらにセイバーの勝率+5%】
【現在勝率20%】


 数の差というのは大きい。
 これまではそれを利用する側であったが、使われる側となってみるとその凄さがより分かる。

「ああ、もう……! これじゃ真名の解放が出来ない!」

 八方から常に襲い来る敵。
 オマケに厳つい男が心臓爆弾とか投げてくる。

 ――これは厄介だ。

ライダー「むう……そうだマスター! 余の対軍宝具でこやつらを蹴散らすのはどうであろう?」

 蹴散らすって……ああ蹂躙制覇ね。


【誠の旗に対し、遥かなる蹂躙制覇を使用しますか?】
【ここで使用した場合、勝率決定時には使用出来ません】
【選択↓2】
1.使う
2.使わない

2.使わない


「止めてよライダー……そういうのは後にとっとくべきでしょ?」

ライダー「ぬう……それもそうかの」


【ラウンド1 勝率20% 魔力99/8】

【貴女行動】
使用出来るコマンドが無い為スキップ

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1)(使用済み)
b.◆王の軍勢(消費3)
c.普通に行動

行動選択↓2


 

b.王の軍勢


 とはいえ、対策を取らないとは言っていない。

「ライダー……軍勢出して! 気が利かないわね!」

ライダー「先程振った筈なのだが……まあよい」

 周囲がホテルの一室から砂漠へと一変する。
 中では向かい合う新撰組と中世の戦士達の姿。

ライダー「ムーンセルより得た知識にあったサムライ。どの程度のものか興味があったのだ」

ライダー「我が軍勢とどちらが優秀か……比べてみようでは無いか!」

 数の差は逆転した。
 これで勝機は見えてくる。


【ライダー判定↓1】
異世界の宝具+2 ステッキ+2 戦車+1
軍勢+3 軍略+1
合計+9

【セイバー判定↓2】
縮地+1 誓いの羽織+1 誠の旗+3 数の差-1 軍略-1
ヒュドラの毒+2 執行者+1
合計+6

ライダー5+9=14
セイバー5+6=11
【ライダーの勝率+20%】
【現在勝率40%】


 互いの総力はぶつかり、数を減らしていく。
 その中でセイバーとライダーは、将として敵の軍団を一気に蹴散らす。
 遠目から見れば、最早一つの合戦。戦争が行われているかの如き光景。

 しかし、数の差というものはこういう戦いでは更に大事になっていく。
 策を練る者がいればそれは逆転するかもしれない。
 だが、策で優っているのは数でも勝るライダーであった。
 徐々にセイバー側は押されていく。


【使用出来るコマンドが無い為スキップ】
【ライダー判定↓1】
異世界の宝具+2 ステッキ+2 戦車+1
軍勢+3 軍略+1
合計+9

【セイバー判定↓2】
縮地+1 誓いの羽織+1 誠の旗+3 数の差-1 軍略-1
ヒュドラの毒+2 執行者+1
合計+6

ライダー1.ファンブル
セイバー5+6=11
【セイバーの勝率+20%】
【死霊魔術師により更にセイバーの勝率+5%】
【現在勝率15%】


 援護に、と貴女は一枚のカードを使用する。

「香辛料の渦(スパイススパイスバッグ)」

 中から幾らでも香辛料を降らせる袋。
 こんなものでも妨害程度には役に立つ。

 貴女がこれを使って香辛料をばら撒き、新撰組連中の顔を涙と鼻水でぐしょぐしょにさせている時だった。

セイバー「悪・即・斬!」

ライダー「ぐああ!?」

 縮地を使い一気に将への距離を縮め、セイバーの狙い澄ました斬撃をライダーへと食らわせていた。
 それによって、軍勢の指揮系統が崩れ始める。



 そして、その一瞬の隙を見逃さずに新撰組は軍勢へと突撃し、数の差を少しずつ減らしていく。

ライダー「ぐうう……毒も回っているというのにこれは不味いのう……」


【ラウンド終了】
【ヒュドラの毒によりセイバー勝率+15%】
【現在勝率0%】

【行動選択↓2】
1.異世界の宝具(勝率+30%)
2.遥かなる蹂躙制覇(勝率+20%)
3.キゲンダン(勝率+0%)
4.1+2
5.2+3
6.使わない

1.異世界の宝具


【異世界の宝具により勝率+30%】
【現在勝率30%】

【勝敗決定。↓1で2D判定】
01-30で勝率
コンマ反転

52→反転して25.勝利


 ライダーも満身創痍、あまり無理はさせられない。
 となれば、貴女がどうにかする必要がある。

 だからこそ選択した手は、切り札の開示。
 しかしアレは使用者への負担が大きい、故に三秒間の使用が精々だ。
 幸いにして場所は最適、ここなら思う存分使用は出来る。

「黒点よ、天地を穿て(ダークネスホーラ・アブソプション)」

 真名を解放した瞬間、生まれたのは小型のブラックホール。
 小型とはいっても元のブラックホールのサイズがアレだ。
 故に大きさは半径300m程の、人にとっては巨大な殺戮兵器。

 黒い竜巻、ソレは瞬時に周囲を飲み干した。
 互いの軍勢は消滅、セイバーも呑まれんと必死に堪える。

 堪える様子は非常に隙だらけ、貴女はステッキから魔弾を撃ちセイバーを仕留めた。



獅子劫「っ……セイバー!?」

 同時、獅子劫の身体も消えていく。
 
獅子劫「クソ……これに賭けるしかなかったんだがな……」

 そして獅子劫は光と散り、軍勢が消えた事で固有結界も保てなくなり風景は元のホテルへと戻った。

ライダー「……うん? あの男が消えたら毒が消えおった。NPCの所有物とカウントされていたからそれで消えた……というワケか」

 貴女はその場に残ったセイバーのカードを回収し、拠点へと戻って行った。


今日はここまで!お疲れ様でした

まさか30%で勝利するとは…

       {iヽ           ,..ィ
    _, - ̄ ヽ=.、,  ̄ '´ ̄` ヽ///ー、    20:30再開
  ` ーー-ァ‐:/: : : : : : : : : : : : :ヾ三>',

      /: :/ | // |∧ / リ/リ: : : ヽ: : : |
    /: :l !{ レ┼l‐l   l┼|‐.|: :.|、: :|: : :.!    他スレ見た感じ、描写を濃くした方がいいっぽい?
    \!ヘ∧ │   │  |: : lノ.: l : : :!
     f⌒i人''' 、_,、_, ''' ノf⌒ヽi: : : |    うまく出来るかわかんないけど次の貴方で試してみようかな

   ̄ ̄'ー´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー´ ̄ ̄ ̄ ̄



「残り一陣営で終わり……短かったわね」

ライダー「うむ……余もてっきり十日はかかると思っていたのだがなぁ」

ライダー「ところで一つ聞いても良いかマスターよ?」

 なんというか聞きにくそうな感じでライダーは貴方へと尋ねる。
 一体なんだろうか?

「どうしたの?」

ライダー「その……な。以外に気にしておったのではないか? 先程の戦闘、そういった風であったが」

 先程の戦闘……なんだか感情的になっていた為、貴女はいまいち覚えてなかった。
 しかし、思い出そうとすれば少しずつ記憶が蘇る。

「ああ……アレね。そう簡単に割り切れるものでもないのよ。それこそ理性が蒸発でもしてれば平気なんでしょうけど」

「けど、普段は大丈夫。偶に情緒が不安定になってしまうのよ。さっきのはその偶にが出ただけだから」

ライダー「ならよいが……余でよければいくらでも励ましてやらんでもない。臣下なのだから王はいつでも頼ると良いぞ!」



 臣……下……?
 それってまさかわたしの事?

ライダー「いやまさかこんなところで素晴らしい臣下を調達出来るとは。これだけで座に帰れるというもの!」

「……頼りにさせてもらうわよ王様」

 ボソッとライダーに聞こえぬ程の大きさで貴女は呟いた。

【五日目・昼】
【現在地:遠坂邸  現在魔力:99/8  残令呪:1】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

みす

――――

ルビー「それでお昼はどうします~? 先ずはお風呂? お食事? そ・れ・と・も……私ですかー!? きゃー!」

 今日も平和だな。
 さて、このまま最後の陣営。
 アサシンを叩きにいくとするか、それとも少し他の事でもするか。

 どうしよう?


【五日目・昼】
【現在地:遠坂邸  現在魔力:99/8  残令呪:1】

1.移動
2.襲撃
3.情報収集
4.休息
5.その他

↓2で選択

忘れもの

◆セイバーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 アーチャーの力を読み込む。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1:ラウンド時、補正+1を得る】
【効果2:ファンブルを出した際、更に勝率-10%される】

◇無明三段突き
【勝率決定時に使用】
【50%の判定を三度行い、勝率を成功数×15%する】

2.襲撃


 最後の戦いに行こう、わたしが予選を勝ち残れるか否かの戦いへ。
 おじ様の死を無駄にしない為にもわたしは必ず勝つ――



――
――――
――――――


 使い魔越しに見た光景。
 ソレは広がる死体、屍体、シタイ。
 あの様子を思い出させるかのように、下水道に元からある強い匂いすらも掻き消し、
死臭がそこら中から強く押し寄せてきた。

ライダー「許せんな……マスターとサーヴァント、両方下衆であろう」

 同感だ、寧ろそれ以外の答えは見つからない。
 一般人もNPCとはいえリアリティが強過ぎて同情の感情すら湧いてしまう。



アサシン「おきゃくさんみたい」

 下水道の奥にある広間へと着く。
 そこには見るも無惨な屍体が広がっていた。
 全ての屍体は玩具のように扱われ原型を留めていない。

龍之介「あ、もしかして作品見に来てくれたの? 今度のはジャック先生と作ったから傑作揃いなんだよね」

ライダー「……これを作品、か。感性とは人それぞれというのは余も分かるつもりだが……これは見過ごせんな」

 見て直ぐにわかる程にライダーは怒りに震えていた。
 龍之介は残念そうに後ろに下がり、アサシンが前に出てくる。


【躁鬱判定↓1】
奇数.ハイ
偶数.ロー
ゾロ.情緒不安定

9.ハイ

「いくわよライダー! こいつらに罰を与え、わたしの予選は終了!」

「一石二鳥で胸がスカッとするわよ、きっと!」

 ステッキを振り貴女は変身する。
 そしてステッキをアサシンへと向け構えた。


【戦闘を開始します】


【ステータス】
 性別:女
 身体:8 魔力:9 家系:000 精神:7 幸運:8
 合計:42 ポイント:62
 属性:混沌・中庸
 英霊:イスカンダル

【スキル】
◆異世界の宝具  家系00
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:30
英雄王の宝物庫にすら存在しない大量の宝具。妖精達が旅に困らぬよう持たせた。
カードに納めて所持している。
【効果1:勝率決定時、魔力を3消費し発動する。
 勝率に+30%される】
【効果2:ラウンド時、魔力を1消費して使用。
 3ラウンドの間、補正+2を習得する】

◆マジカルステッキ  判定合計30以上(0以上は10として扱う)
 種別:礼装 タイプ:任意 ポイント:30
喋るマジックアイテム。父が残して行った遺産。
平行世界より魔力を補充し、実質無限の魔力を有する。
【効果1:魔力が減らなくなる】
【効果2:ラウンドで補正+2を得る】
【効果3:体術スキルが英霊にも通用するようになる】
【効果4:サーヴァントを消滅させるとその英霊のカードを取得出来る】

◆バーサーカーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 バーサーカーの力を読み込む(ロード)。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1.狂化を取得し、他のマジカルステッキ以外のスキルや
 令呪が使用出来なくなる】
【効果2.相手のサーヴァントのステータスから-1したステータスを所持する。
 戦闘に参加可能】
【効果3.ラウンド中、補正+2を取得する】

◆キャスターのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 キャスターの力を読み込む。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1.ゴルドが味方の時、補正+1を取得する】
【効果2.最低勝率を+5%する】

◇正義の必殺技(キゲンダン)
【勝率決定時に使用可能】
【勝率が(対象の魔力-10)%上昇する】

◆アーチャーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 アーチャーの力を読み込む。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1:ラウンド数だけ補正を得る】
【効果2:最高勝率-15%】

◆セイバーのカード
 種別:礼装 タイプ:任意
 アーチャーの力を読み込む。
 スキルと宝具を弱体化した状態で取得。

【戦闘開始時に使用】
【効果1:ラウンド時、補正+1を得る】
【効果2:ファンブルを出した際、更に勝率-10%される】

◇無明三段突き
【勝率決定時に使用】
【50%の判定を三度行い、勝率を成功数×15する】

◆躁鬱
 種別:精神 タイプ:常時
『双極性障害』
躁(ハイ)と鬱(ロー)を繰り返す妖精の特性。
テンションの上がり下がりが非常に激しい。
【接触時判定を行い躁状態か鬱状態となる】


【CLASS】ライダー 
【真名】イスカンダル 
【性別】男性 
【属性】中立・善 
【ステータス】筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷D(20) 魔力C(30) 幸運A+(60) 宝具A++ 
【クラス別スキル】 
◆対魔力:D 
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【戦闘開始時、相手の魔力を-20する】

◆騎乗:A+ 
 騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。 
 ただし、竜種は該当しない。
【フレーバースキル】

【固有スキル】 
◆神性:C 
 明確な証拠こそないものの、多くの伝承によって最高神ゼウスの息子であると伝えられている。
【フレーバースキル】

◆カリスマ:A 
 大軍団を指揮する天性の才能。 
 Aランクはおよそ人間として獲得しうる最高峰の人望といえる。
【味方サーヴァントの数だけ補正+1を得る】

◆軍略:B 
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 
 自らの対軍宝具の行使や、 
 逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
【効果1:対軍宝具を使用された際、それにより受ける勝率変動を-10%。
 補正値を-1する】
【効果2:対軍宝具を使用する際、それによる勝率変動を+10%。
 補正値を+1する】

◆『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』
 彼が「騎乗兵」たる所以である、二頭の飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)が牽引する戦車(チャリオット)。
 地面だけでなく、空までも自らの領域として駆け抜けることが可能。
【効果1:ラウンド時に魔力を1消費し使用する。
 3ラウンド中補正+1を得る】

【宝具】 
◆『遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)』 
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:100人 
 ――宝具『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』による蹂躙走法。 
 神牛の蹄と戦車の車輪による2回のダメージ判定がある。 
 いずれも物理ダメージの他にゼウスの顕現である雷撃の効果があり、 
 ST判定に失敗すると追加ダメージが課される。
【勝率確定時、《神威の車輪》を使用していれば魔力を2消費し使用可能。
 勝率を+20%する】

◆『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』 
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人 
 ――死してなおイスカンダルに忠誠を誓い、君主とともに英霊化した近衛兵団をサーヴァントとして現界させる。 
 召喚されるのはいずれもマスター不在のサーヴァントだが、それぞれがE-ランク相当の『単独行動』スキルを保有し、 
 最大30ターンに及ぶ現界が可能。
【ラウンド時に魔力を3消費し使用する。
 3ラウンド中、補正+3を得る。
  相手はこの宝具にカウンターとして対軍以上の宝具を使用可能。
 使用された場合、この補正は消滅する。
 この宝具が解除されていない時、相手は対人の種別の宝具、スキルを使用出来ない】


名前:雨生龍之介
性別:男
身体:4 魔力:1 家系:2 精神:0 幸運:9
合計:26

【スキル】
◆殺人鬼
 種別:精神 タイプ:常時
人とは違う感性の元、アートを行う。
これは止まらぬ衝動であり止まらない。
【効果1:夜行動が魂喰いになる】
【効果2:魂喰いの判明率が-20%される】

◆精神汚染
 種別:精神 タイプ:常時
精神が錯乱している。
通常の相手とは会話が成立しない。
【会話で様々な補正がかかる】

【CLASS】アサシン 
【真名】ジャック・ザ・リッパー 
【性別】女性 
【属性】混沌・悪 
【ステータス】筋力C(30) 耐久C(30) 敏捷A(50) 魔力C(30) 幸運E(10) 宝具C 
【クラス別スキル】 
気配遮断:A+ 
 サーヴァントとしての気配を断つ、隠密行動に適したスキル。 
 完全に気配を断てば発見することは不可能に近い。 
 攻撃態勢に移ると気配遮断のランクが大きく落ちてしまうが、 
 この欠点は"霧夜の殺人"によって補われ、完璧な奇襲が可能となる。
【効果1:奇襲を行った場合、60%で最初のラウンドに確定勝利する】
【効果2:魂喰い時、判明率を-20%する】

【固有スキル】 
霧夜の殺人:A 
 暗殺者ではなく殺人鬼という特性上、加害者の彼女は被害者の相手に対して常に先手を取れる。 
 ただし、先手を取れるのは夜のみ。
【夜の戦闘時、必ず奇襲扱いになり、最初のラウンドで確定勝利する。
 また、この確定勝利による勝率上昇を無くす代わりに『解体聖母』を使用してもよい】

精神汚染:C 
 精神干渉系の魔術を中確率で遮断する。
【会話で様々な補正がかかる】

情報抹消:B 
 対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から彼女の能力・真名・外見特徴などの情報が消失する。
【実質フレーバー】

外科手術:E 
 血まみれのメスを使用してマスター及び自己の治療が可能。 
 見た目は保証されないが、とりあえずなんとかなる。
【実質フレーバー】

【宝具】 
『解体聖母(マリア・ザ・リッパー)』 
ランク:D~B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人 
 ジャック・ザ・リッパーの殺人を再現する宝具。 
 「時間帯が夜である」、「相手が女性(または雌)である」、「霧が出ている」 
 すべての条件が整っているときに宝具を使用すると、対象の身体の中身を問答無用で外に弾きだし、解体された死体にする。 
 条件が整ってない場合は単純なダメージを与えるに留まるが、その際も条件が一つ整うたびに威力が跳ね上がる。 
 この宝具はナイフによる攻撃ではなく一種の呪いであるため、遠距離でも使用可能。 
 宝具を防ぐには物理的な防御力ではなく、呪いへの耐性が必要となる。
【勝率決定時に魔力を2消費し、使用する。以下の条件を満たしている数だけ勝率に+15%する。
 1.夜である。
 2.《暗黒霧都》を使用中である。
 3.対象が女性である。
この全てを満たしていた場合は更に即死判定を行い、(100-対象の魔力)%で消滅(死亡)させる】

『暗黒霧都(ザ・ミスト)』 
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:50人 
 霧の結界を張る結界宝具。魔力で発生させた硫酸の霧そのものが宝具である。 
 サーヴァントならばダメージは受けないが、敏捷が1ランクダウンする。 
 霧の中にいる誰に効果を与え、誰に効果を与えないのかは宝具の使用者が選択可能。 
 霧によって方向感覚が失われるため、脱出するにはランクB以上のスキル"直感"、もしくは何らかの魔術行使が必要になる。
【戦闘開始時、魔力を2消費し使用】
【効果1:相手の敏捷を-10する】
【効果2:相手の魔力が5以下であるマスターのスキル使用を封じる】


【ステータス判定】
【対魔力Dによりアサシンの魔力-20】
【アサシンは『暗黒霧都』を使用。ライダーの敏捷-10】

ライダー:筋力B(40) 耐久A(50) 敏捷E(10) 魔力C(30) 幸運A+(60)

アサシン:筋力C(30) 耐久C(30) 敏捷A(50) 魔力E(10) 幸運E(10)

【ステータス差によりライダーの勝率+50%】
【現在勝率100%】


【カード選択↓2】
1.バーサーカー
2.キャスター
3.アーチャー
4.セイバー
5.使わない

4.セイバー


 貴女がステッキから魔弾を放たんとした時だった。
 突然、辺りに霧が立ち込め始める。

ライダー「これは霧……ではないか」

「ゴホッ、ゴホッ……何よこれ喉、ううん肌も痛い……! アサシンかそのマスターが何かした?」

 とりあえず、と貴女が魔術的対策を施すと痛みは消えた。
 
 この霧だと遠距離攻撃は難しい。
 貴女はセイバーのカードをインストールし、刀を装備する。


【ラウンド1 勝率100% 魔力99/8】

【貴女行動】
1.◆異世界の宝具(消費2)
2.待機

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1)
b.◆王の軍勢(消費3)
c.普通に行動

行動選択↓2

例:1aとか3b

1.異世界の宝具
b.王の軍勢


 さらに貴女は懐よりカードを手に用意する。
 今更出し惜しみする事もない。

「ライダー! 軍勢を出しなさい!」

ライダー「良し来た、任されよ!」

 風景の変更。
 周囲は砂漠と化し、軍勢が現れる。

『然り! 然……ゴホッゴホッ……』

 砂漠にも霧は満ちる。
 軍勢の面々は意外にも苦しそうであった。

ライダー「うーん……大丈夫かのう?」


【ライダー判定↓1】
異世界の宝具+2 ステッキ+2 セイバー+1
軍勢+3 軍略+1
合計+9

【アサシン判定↓2】


【補正差9…ジャックちゃん詰んでね?】

ライダー4+9=13
アサシン5=5
【ライダーの勝率+20%】
【現在勝率100%】


 霧でダメージを負おうがお構いなしに軍勢は突撃していく。
 手負いだろうと数が多ければさしたる問題ではない。

 直ぐにアサシンは窮地に追いやられていく。

ライダー「我が軍勢、霧程度でどうとなるものではないぞ!!」


【ラウンド2 勝率100% 魔力99/8】

【貴女行動】
使用出来るコマンドが無い為スキップ

【ライダーの行動】
a.戦車召喚(消費1)
b.◆王の軍勢(消費3)(使用済み)
c.普通に行動

行動選択↓2

a戦車召喚


ライダー「最後の戦い故、盛大にいこうではない!」

 そう言うと雷撃が落ち、戦車が現れた。
 騎乗しライダーは攻撃の手をさらに強力なモノとする。

「わたしもやっときましょうか。出なさい――――幻想脳樹(ユグドラシル)」

 カードの中へと呼びかけると現れるのは大樹。
 それはアサシンの下より現れる。


【ライダー判定↓1】
異世界の宝具+2 ステッキ+2 セイバー+1
王の軍勢+3 軍略+1 戦車+1
合計+10

【アサシン判定↓2】

ライダー5+10=15
アサシン8=8
【ライダーの勝率+20%】
【現在勝率100%】


 アサシンは急に現れた大樹に反応出来ず、天へと吹き飛ばされた。

ライダー「Alalalalalalalalalalalalai!」

 そこへと突進してくる戦車、アサシンは遠くへ飛ばされていく。

 蓄積されたダメージはほぼ限界。
 ここで何も無ければそこで勝負は着くだろう。


【使用出来るコマンドが無い為スキップ】
【ライダー判定↓1】
異世界の宝具+2 ステッキ+2 セイバー+1
王の軍勢+3 軍略+1 戦車+1
合計+10

【アサシン判定↓2】

ライダー00=ダブルクリティカル
アサシン8=8
【ライダーの勝率+20%】
【ダブルクリティカルにより追加で勝率+20%】
【現在勝率100%】

【ラウンド終了】
【勝率決定を行う必要が無い為スキップ】

【勝敗決定。↓1で2D判定】
01-99で勝利
コンマ反転

56→反転して65.勝利


 アサシンが飛んで行った先へと軍勢は追いかける。
 ライダーの戦車も追撃する。
 貴女も飛行し、アサシンの元へと行く。

 向けられる各人の得物。

 ――チェックメイトだ。

 逃げんとするアサシンの腹部へ誰かが槍で突き、動きを固定する。
 そして一斉にに切りかかる軍勢。
 誰がトドメを刺したのかも分からぬ一斉攻撃。
 
 こうしてアサシンは消滅する。
 続くようにそのマスターも消えていった。



 固有結界は消滅し、場所は元の下水道へと戻る。
 すると、どこからか声が聞こえてきた。

『予選突破オメデトウゴザイマス。コレニヨリ貴女は聖杯戦争参加ノ権利ヲ手ニシマシタ』

 聞いていた通りのようだった。
 これで予選は終わる、ここからが本当の戦いだ。

『デハ只今ヨリ、転送致シマス。暫シノ休息ヲオ楽シミ下サイ』

 貴女の身体は消えていく。
 だが、消え方は脱落者達とは違い安心感のあるものだった。

 ――おじ様、わたしは貴方の為にも勝ちます。

 NPCでもいい、0と1の姿でわたしを見守り下さい――


……えー、これで一応お終いとなります

この世界観設定だとエンドが書きづらい事に気付いた


――
――――
――――――

 あれから貴方達は本戦まで休憩用とし、控え室へとやって来た。

 そこで驚いた事がある。だって、何故――



ゴルド「遅かったではないか」



「……おじ様?」

 いるはずのないゴルドおじ様が居る?
 だってもう死んだ筈なのに。

ゴルド「あの英雄王の気紛れには困ったものだ。何をどうやったか消えた筈の私をここへ転送したのだからな」

 英雄王……まさかアーチャーが?
 確かにゴルドおじ様を気に入ってはいたけど……。



ゴルド「……どうした。喜びの声の一つもくれんと恥ずかしさでいたたまれんのだが……」

「――――嬉しいです。おじ様」

ゴルド「ッ…………そうか」

 ゴルドは顔を紅くし貴女から目を逸らした。
 貴女は笑みでゴルドおじ様の顔を両手で掴む。

 そして、顔をこちらに向けさせ――

ゴルド「むう!!??」

「今更驚く事でもないでしょう。わたしの始めてを奪ったんですから……責任取って下さいね?」

 そんな事を言いつつ貴女は照れから下を見る。
 無論、ゴルドからの答えは言うまでも無いのだった――――


 Fin....


こんなものでしょうか?

ゴルド復活はアーチャーからの判定で000が出ていたのでボーナスとなります

一旦休憩します

遅い時間にキャラメイクスタート予定

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