これは造られた戦争。
本来の目的を大きく外れた物語。
外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。
そう、言うなれば遊戯。
ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か真か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。
遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。
未来を切り開け、過去を忘れるな。きっと、そうやって人は生きてきたのだから。
. rー‐‐-一v――r――一¬―-――一ー―ー-‐‐-――――--―‐‐-、rー―一┐
. | o o |
| /::::/:::::::::::/:::::| lト、 \:::::::\ |
i_ /:::::::/:::::::::::/:::/_|∠ | \ \:::::::\ |
| ̄ /:::::::/:::::::::::/:::/  ̄| l\ \:::::::\ |
l /:::::::/:::::::::::/:::/ 丶 l \ l::::::::/ | 『近日付近に出現した不審者』
! /:::::::/:::::::::::/:::::l \ l l:::::::l {
| /::::::::::::`ヽ:::::l::::::|三{l´ ̄ ̄`ヽ\l\、、l::::::l |
| /::::::::::::/`ヽ:::::',:::::ヘ...廴___ノニl`丶、:::::::. ,!
} \:::::::::乂rソ::::::\:::ヽ............................廴__ノ::::::::', ゙i
| ─- _ \,-‐ニ ̄ `丶、:::::',...................._.-/.....l::::::::/ |
`i `丶、 `ヽ/´\ー--─.........\}.......-‐.. ̄.ノ......ノ:::::/ l
. / \ ヘ../l.{、.`ヽ............................................../:::::/ l
. } / \ ヘ../...\..\....\........................./ |:::::/_ 〈
| \ \ヘ...、....\...\.....≧s。.___/ |:::/  ̄ `丶、 |
| `ー 、 \....ー-...........`ー-=ニ`ヽ |/ \ |
| >、 \....\............................./ / ̄ ̄ ̄ ̄ |
| __ _ -‐=ニ≦\ ', \....`ー-、............ノヘ. / |
. / r──-二`ヽ \ ヽ \............\...........//ヽ/ l
| / \ ヘ ( ) \ `ー \..................../..l ヘ`丶、 __|
| l ヘ \ 、 \......../......l ヘ l ̄ヽ `! 『子供を驚かせ、犬を吠えさせる DEAD OR ARIVE』』
i_ / ヘ ヽ 、 \............/ .ヘ l l |
. /  ̄ `丶、 ヘ l 、 \./ `───‐ァ |
| {  ̄ `丶、 ヘ l / ( ) / |
| __〉___ `丶、 / l / / l !
_ _ __ _ _ ___ __ __ |
| | |∧| | |,rュ | | \| |└┐┌┘| l二 | ┌‐、ヽ |
| | ∧ |. | r‐┐ | | |\ | || | l二 | L..ノ ノ |
|.o  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄ .o  ̄  ̄ ̄  ̄ ̄´ o|
・また、当スレの方針上、他のスレとは異なった価値観の元運営される可能性があります。
・Grand Orderの設定は、明確に準拠しない方針を取らせていただきます
・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。
・サーヴァント、マスターは皆さまから募集したものを利用します。
・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。
・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。
・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。
・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。
1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント
基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。
おまけ: 【聖杯戦争】Rooftop Game【暇潰しの暇潰し】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440602649/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444487801
10天元の箱庭大戦:蘇生暴力貴女&被虐勇者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 10【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424100158/)
11聖杯人形編:平行会長貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 11【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424775873/)
12聖杯人形編:平行会長貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 12【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425392896/)
13聖杯人形編~セイハイロンパ:平行会長貴女-中年人形貴方~報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 13【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426672251/)
14セイハイロンパ:報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 14【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427118855/)
15セイハイロンパ:報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 15【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428829798/)
16暇潰し座談会~Pastime Fabrication:英雄演者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 16【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429938562/)
17Pastime Fabrication:英雄演者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 17【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430810056/)
18茸筍戦争 ~In to Neokanya~:反抗鋼体貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 18【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432032755/)
19茸筍戦争 ~In to Neokanya~:反抗鋼体貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 19【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433678047/)
20茸筍戦争 ~In to Neokanya~ ~智衣島戦争:反抗鋼体貴方~天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 20【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435475870/)
21智衣島戦争:天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 21【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436537397/)
22智衣島戦争:天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 22【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437829809/)
23智衣島戦争~時を駆ける聖杯大戦:多才淑女貴女~固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 23【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438786066/)
24時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 24【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439480451/)
25時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 25【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440773283/)
26時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 26【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441726332/)
有志の皆様によるWiki http://www2.atwiki.jp/pastimegame/
【サーヴァントテンプレ】
≪クラス≫:
【真名】:
【属性】:
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:
【特徴】:
【クラススキル】
◆
【保有スキル】
◆
◆
◆
【宝具】
◆
◆
【来歴】
【聖杯への願い】
【性格】
【AAもしくは容姿】
【行動方針】
一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。そこはご容赦ください。
【現在は募集を停止しています】
【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。
索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。
また、日常パートにおいては、他陣営の描写も同時に行われます。
【戦闘パート】
≪通常戦闘≫
ルールは以下の通り
1:十の位を【筋】【敏】【魔】とし、各ランクごとの点数として取り扱う
2:十の位の結果を一の位に足したものを結果とする。
3:【耐】のステータスをその結果から引く(結果は切り上げ)
4:そこで発動する宝具、スキルがあればそこで発動、その結果を取り入れ、最終的な数字で優位を決定する。
5:特殊は特殊
6:各ステータスは以下の通りE:1 D:2 C:3 B:4 A:5
7:10の位0の時は幸運で判定、一の位0のときは強制有利
8:最大は15、それ以上はカウントオーバーとする
9:宝具は、一定の条件を満たしたときに発動、もしくは戦闘時に任意で発動するものとする
10:スキルも同様の条件で発動する。
11:三回優位を取った時点で勝利とする
≪共闘ルール≫
共闘する場合、メインで戦うキャラクターとサブで戦うユニットを決定します。
ステータスはサブユニットのステータスを二分の一(切り下げ)したモノをメインユニットのステータスに付与。
スキル、宝具の効果はそのまま使用します。
≪マスター戦≫
だいたいはサーヴァント戦と同じ。
【筋】を【体】、【耐】を【心】、【敏】を【知】、【魔】を【質】として判定します。
≪マスターVSサーヴァント≫
サーヴァントと戦闘可能なユニットの場合、戦闘時にマスター側に強制-5の補正が付与されます。
共闘時の補正はマスターだけの場合は-4、マスター&サーヴァントの場合は-3となります
≪負傷、重傷の取り扱い≫
負傷、重傷時の戦闘は判定に-1が付与されます。
≪かばう≫
一方的なマスター戦を仕掛けられたときに使用可能。
相手マスターの【体】と自サーヴァントの【敏】を使用し判定を行います。
初期値は5、【敏】-【体】÷2の分だけプラスされ、成功した場合、マスター戦は無効となります。
【魔力切れシステム】
朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。
魔力切れは、使用可能回数を超えた分のターン、休息コマンドをとる、もしくは魂喰いを行うことで回復します。
【負傷・重傷の扱い】
【負傷】
・サーヴァント
戦闘に-補正、一回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-補正、二回休息を取れば回復。
【重傷】
・サーヴァント
戦闘に-補正、二回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-補正、シナリオ中には回復せず。
【時を超える聖杯大戦:概要】
遠く、それでもまだ我々の近くの未来。
そこはすでにほぼ全ての魔力を失い、科学が支配した技術と科学の世界。
その中でも中核をなして研究される技術、【時空跳躍】。
遠く、ヴェルヌが夢想したその夢はもはや実用化の目途を立てるまでになっていた。
だが、その重要機密を管理する【管理局】にアラートが鳴り響く。
七人の犯罪者が技術を盗み、過去へ跳んだのだ。
悪意は連鎖する。その後行われた【管理局】の試算によりそれらの行動を経ることで、人類の滅亡が選択されたことが判明する。
蝶の羽ばたきにすぎぬはずの彼らの行動。だが、それは巡り巡るうちに世界をも破壊する嵐となった。
【管理局】は彼らを捕えんと刺客を送る。だが、彼らのことごとくは跳んだその先で物言わぬ骸に。
重ねて研究されたその結果。判明したのは【聖杯】の存在。
とうに消滅したはずの魔術。その外道を用い、彼らは己の願いを叶えることで世界を亡ぼしたのだ。
徐々に未来は確定していく。科学に支配されたこの世界に、【管理局】に対抗する術は残されていないように思われた。
だが、加速度的な研究によりわずかに魔力回路を持つ人間が発見される。同時に科学理論を魔術にまで浸食させ、【管理局】は聖杯システムに僅かな抜け道を作り出した。
聖杯を壊すことはできない。だが、それに介入し、新たに七人を登録させるという禁忌のコード。
その一人として選ばれた貴方。貴方は時を超え、聖杯のシステムに強制的に割り込むことになった。世界を救うために、七人の願いを壊すために。
敵はコードネーム【ヒーロー】、貴方は【ポリス】。
さあ、過去へ跳べ、英雄と共に世界を救え。それが君の望む世界か否かは関わらず。
【今回の大戦システム】
戦闘などのシステムは現行のものを使用します。
それに加え、今回はクール制を使用します。
順序は以下の通り。
①まず、対戦する陣営数を決定します(最大5)
②決定した陣営数で、各陣営が召喚されます。(舞台は変動)
例:3陣営での戦闘となった場合、剣、槍、狂VS剣、魔、特というように、対戦が行われます。
③そして、その戦闘内で敗北し、撤退すると、その陣営は当クールにおいて、脱落となります。
しかし、あくまでもサーヴァントが召喚できない、という状況におかれるので終了後も自分の身を守る必要があります。
④全陣営が撤退、もしくは消滅したチームが敗北となり、次の舞台に移行します。
⑤そのクールを繰り返し、最終的に相手チームのサーヴァントをすべて消滅させたチームの勝利となります。
⑥その段階でサーヴァントが複数残っていた場合は、そのまま通常の戦争に移行するもよし、話し合いで獲得するもよし、とします。
また、今回は様々な舞台へ移動する性質を持っているため、舞台は一定しません。
仮想空間などではないため、魂喰いなど、神秘の秘匿を無視した行為は懲罰対象になるはずですが…?
・多対少になることはありません、下回った場合は、それに伴い最大数が変動します
・連続で同じ人を出すことも可能です
管理局【ポリス】サイド
○セイバー陣営
朝霧 遊那【AA: N・アクア・ドルフィン(遊戯王GX)】
海産系アイドルドルフィーナちゃん。その姿は見れば一生忘れられないという。
その中身はそれなりの美少女であり、同時に人気アイドルでもある。
セイバー【AA:バーサーカー(Fate/Zero)】
黒き鎧をまとった騎士。慇懃無礼な口調が特徴。
真名は円卓の騎士、湖の騎士にして裏切りの騎士、ランスロット。敵陣営のアサシンに対しては冷や汗ものの逸話を持つ。
現在の令呪数、2
◇ランサー陣営
欅 魔子【AA:三塚井ドクロ(撲殺天使ドクロちゃん)】
車を愛している走り屋。会話の端々が物騒。
正体は殺人鬼、【アンタレスの女】。悪霊憑きでもある。
ランサー【AA:佐倉 杏子(魔法少女まどか☆マギカ)】
短槍を持ち、男勝りな口調で話す女性。
真名は不明。傭兵に関わりがあるようだが…?
現在の令呪数、2
△アーチャー陣営
Ms.フェルディナ【AA:ゲルトルート・バルクホルン(ストライクウィッチーズ)】
メカフェルディナ【AA:ノノ(トップをねらえ! 2)】
言葉遣いの丁寧な女性。機械いじりが得意。 『猟犬』の若きエースであり、貴方の後輩にあたる。
一度貴方のミスにより死亡したものの、その後ガイノイドに意識と記憶を移し替えるというメカメカしい復活を遂げた。本人はご満悦。
アーチャー【AA:No.54 反骨の闘士ライオンハート(遊戯王ZEXAL)】
乱暴な言葉遣いの青年。獅子の皮を纏っている。
真名はローマ皇帝、コンモドゥス。自分の功績に誇りを持っている様子が見える。
現在の令呪数、2
×ライダー陣営
貴方【AA:火渡赤馬(武装錬金)】
管理局勤めのエリート。弁舌を得意とする。元妻であるコノリエには頭が上がらず、同時に今でも思いは変わっていない模様。
どうも過去はかなり荒んだ性格で裏の仕事を担当していたような口ぶりがある。
ライダー【AA:南宮那月(ストライク・ザ・ブラッド)】
ナチュラルに偉そうな女性。 感性は普通の少女と同じくらいの模様。
真名は古代エジプトの女王、ニトクリス。自分に付随されたクトゥルー要素には複雑な様子。
現在の令呪数、1
▽アサシン陣営
楠木清次郎【AA:棗恭介(リトルバスターズ)】
関西弁で話す柔和な印象の学生。けっこうお喋り。
その正体は暗殺組織に育てられた暗殺者であり、暗殺技術は一級品
アサシン【AA:緋村剣心(るろうに剣心)】
穏やかな印象を受ける暗殺剣の使い手。ただし、その攻撃には鬼気が籠る。
真名は人斬り彦斎こと攘夷志士、河上彦斎。暗殺と逃走が得意な正統派アサシン。
残り令呪数、1
■バーサーカー陣営
コノリエ・フェルト【AA:ココノエ(BLAZBLUE)】
科学と魔術を極めようとする研究者。 マッドサイエンティストの気がある、というかマッドサイエンティスト。
貴方の元嫁、別れた原因は不明。
バーサーカー【AA:アシェラッド(ヴィンランド・サガ)】
落ち着いた立ち振る舞いをしており、狂戦士のくせに理性がある。
真名はデンマーク王、ホグニ。魔剣を所持し、その魔剣により狂化をスイッチ可能。
残り令呪数、1
●ヘルパー陣営
髑髏髑髏【AA:黄金バット(黄金バット)】
『猟犬』新入隊員にして哀れな遺伝子実験の犠牲者。
どんな姿にも変身可能。その軸となった太歳の影響によりほとんど不死の体を持つ。
ヘルパー【AA:響・Верный(艦隊これくしょん)】
静かながらも包み込むような優しさを持つ女性。知識面ではかなり有力な味方となるだろう。
真名は不明。どうやら龍に関係しているようだが…?
残り令呪数、2
テロリスト【ヒーロー】サイド
○セイバー陣営
ラグナ・クリムゾン(レッド)【AA:クロナ(ソウルイーター)】
どこか沈んだ印象を与える少年。
しかし、仲間を思う気持ちは本物で、ヒーロー陣営のリーダー格。
セイバー【AA:キリト(ソードアート・オンライン)】
ダウナーな印象を受ける剣士。
真名は不明。どうやら背教者とされた過去があるようだが…?
現在の令呪数、3
◇ランサー陣営
ペレグリン・ダークブラック【AA:黒咲隼(遊戯王ARC‐V)】
変装が壊滅的に下手糞な過激思考を持つ一人。
鳥の使い魔を使用し爆撃や襲撃を行うことが出来る。
ランサー【AA:人狼女王/テュレンヌ(境界線上のホライゾン)】
毛皮に悪魔の三又槍、サソリの尾など怪物的なデザインを与えられた女性。
真名は原初の女性、イヴ。溢れ出るオカンオーラは人を魅了するとかしないとか。
現在の令呪数、0
△アーチャー陣営
ペラ・バレンシア【AA:クー子(這いよれ!ニャル子さん)】
快活かつ、明るい女性。過激派の一人であり、科学の無駄を嫌う。
主な攻撃手段は溶岩の噴出や火球の爆発など、火や熱を操る。
アーチャー【AA:水銀燈(ローゼンメイデン)】
尊大な口調で話す女性。自身のステータスはかなり低め。
真名は始皇帝、嬴政。皇帝としての自負はかなり高い模様。
現在の令呪数、1
×ライダー陣営
セーラ・アウローラ【AA:曙(艦隊これくしょん)】
口の悪い女性。人を気遣う様子を見せるなど本質は割と善人のようだ。
航海士としての過去を持ち、船舶に限らず自動車等もプロ並みに扱える模様。
ライダー【AA:フライヤ・クレセント(FF9)】
龍の鱗をまとった、どこか年寄りくさい口調で話す女性。少し長めの太刀を持つ。
真名は越後の竜、軍神、上杉謙信。他の陣営と協力することで本領発揮できる模様。
現在の令呪数、2
☆キャスター陣営
スリィル・クロヴァス【AA:ユーノ・スクライア(魔法少女リリカルなのは)】
物腰穏やかな青年。優柔不断な面もあり、ヒーロー内でのヒエルラキーは比較的低い模様。
現在キャスターによって鍛えられている。
キャスター【AA:山本元柳斎重國(BLEACH)】
どこか軽薄な印象と厳格なオーラがないまぜになった奇妙な老人。
真名は不明。杖を持っているがその逸話は特にないことが判明した。
現在の令呪数、3
▽アサシン陣営
都木 静馬【AA:北郷一刀(恋姫無双)】
背中に一振りの日本刀を担いだ青年。メンバー内においては中立を保つべきだと考えている。
武術の心得もあり、戦闘が得意分野の模様。自らの正義に揺れ動く様子が見られる。
アサシン【AA:ナイトブレイザー(WILD ARMS)】
鎧をまとった騎士。無辜の怪物による影響で自らの中に湧き上がる悪心と葛藤している模様。
真名は円卓の騎士、堅き手のアグラヴェイン。日のあるうちに出会うのは危険極まりない。
残り令呪数、1
■バーサーカー陣営
誠道 蓮華【AA:聖白蓮(東方Project)】
柔らかな笑みを常に浮かべた女性。どうも人の区別ができていない、あるいは意図的に行っていない模様。
仲間内からは狂人扱いされているが、その本性は全ての人間を平等に救済しようという危険人物である。
バーサーカー【AA:壬生宗次郎(神咒神威神楽)】
落ち着いた物腰でマスターを立てる剣士。
真名は妖刀村正。気分によって日本刀モードに変化する。持ち運びが楽。
残り令呪数、0
【第三陣営】
★トリーズナー陣営
ヘレネ【AA:シュレリア(アルトネリコ)】
詳細不明の男言葉を使う女性。トリーズナー曰くの小さき者。
今回の戦争の裏で一枚噛んでいる模様。
トリーズナー【AA:伊織貴瀬(お・り・が・み)】
黒服で痩せぎすの男性。ヘレネ曰くの悪魔憑き。
真名は宗教改革の立役者、マルティン・ルター。今回の聖杯を否定するべく行動する模様。
残り令呪数、1
【テンプレここまで】
7:同行していない
虹ライダーは全身に冷や汗を浮かべていた。
なぜならば、眼前に明確な脅威がいるから。刑アーチャー、獅子の皮を被った男が、一つしかない出入り口に陣取り、自分を見据えているのだから。
事の発端はライダーが泣いている少年に何か施そうと迂闊に無警戒で路地裏に入り込んだところから。
運悪くその周囲を警戒していたアーチャーにより発見、そして背中を追われる形で逃げ込み、今に至る。それだけの話だった。
「…獅子、かあ。虎であればそれなりに因縁もあるんだがのう」
「おう、俺も龍退治ってのは初めてよ」
「ほっほ、ならば見逃してくれんかのう」
「ヤだね」
「だろうのう…」
頭をかきかき、虹ライダーはできる限りの虚勢を張る。
(まずいのう、いや、あの子供がいくら可哀想だったとて油断をしたのが間違いではあったが。…まあ、あの子はなんとか逃がせたしとりあえずは安心だが)
対する刑アーチャーも少し釈然としないものを持ちつつ割り切っていた。
(…餓鬼放っておけば逃げれただろうに、悪い奴じゃあねえんだろうが。…ま、敵は敵だ、諦めてもらうぜ)
アーチャーのつがえる弓にライダーは全力で思考を巡らせる。
彼我の戦力差を、そして脱出の算段を。
(私は基本一人より大勢の方が向いておるからのう…、さて、どうするか)
直下、ライダー思考判定【戦力差】-1
123:【???】を使用し逃走
456:逃走
789:戦闘
0:特殊判定
__
/: : }
/: : : {
/: : : : : : :ヽ
′ : : : : : : : V {
′: : : : : : : /: :{
ヽ\ ′: : : : :, : :^: : : : ヽ
} \/ : : : : /: : : : : : : : : \
Y⌒ヾ: : : /: : : : : : : : : : : : 、\
人_リ : :/: : : : {三ヽ: : : : : ∨: ゝ
ー―,―一^ー,――=ニ :__:j∧
′ / ′ィ/ ! ∧} ィ !
| { // ノ } /\ ! !
! { { ● }/● ′′
′ 、_{ くvリ
厶イ \ ` 〉|
| f⌒:ヽ 、_,_, ィ1/
| .〉: : :ハ≧=―=≦、j
| >イ: :} } } } ヾ
| /i_i]:j: : ト ―┬ 1:!
| , : : : /: : :iー─┼ 1:ヽ
〈: : : : :}: : : : : : :ハ: : : : ヾ゙
ーr‐:': : : : : : ,′}: : : : : 〉
/!: : : : : : : イ リ: : : /
/ ー―┬‐f^! |  ̄
{ |ー|├┤
ヽ j | .V ヽ
ム ゝ ヽ >
∨ レヘ!
123:「呼ばれて飛び出て…、あれ、何じゃっけ」
456:爆☆発
789:『令呪を以て命ず!』
2:キャスター出現
だが、考える間もなくアーチャーの弓が放たれる。
マズいと思った時にはもう遅く、その目に向かい矢が一直線に。
まさかこんな場所で終わるとは、潔く目をつぶりそう思ったライダーへ。
「ほっほ、急げよ、小僧」
「何で僕に言うんですか!?」
「私が運転してんでしょうが!」
屋根を飛び越え、一台の馬車が突撃してきた。
本来いるべき場所に御者はおらず、一人の女、セーラが鬼気迫る表情で手綱を持ち。
そして、突撃と同時に、ライダーを跳ね飛ばす。その体はピンボールのように壁や地面にぶち当たり、跳ね返り、ようやく潰れるような音と共に地面に突っ伏した。
「がふっ!?」
「ちょっと、ライダー轢いちゃったけど!?」
「…大丈夫よ! 神秘の無い攻撃は多分効かないから! そうよね! キャスター!?」
「…えー、っと。ま、何とかなるじゃろ、知らんけどもし駄目でも次がある、輪廻転生、次も人間だといいのう」
「「ライダー!?」」
ライダーを跳ね除け、大破した馬車の中からわらわらと現れる三つの影。
跳ね飛ばされ、地面に叩き付けられたライダーに群がり、その生死を確かめる。
「げふっ…、おおう、酷い目に遭った」
「ライダー! …よかった、本当に良かった」
「(…跳ね除けた張本人が何か言ってますけど)」
「(こういうときは聞いてやらんのが男のやさしさという物じゃ、小僧)」
一瞬で雰囲気を緩ませた相手に向かい、アーチャーは頭をガシガシと掻き毟りながら近寄り。
「おう、で、てめえら全員敵って解釈でいいか?」
「…えーっと、いいの? マスター」
「いいわよ、こっちは二騎、あっちは一騎、勝負にはクソちょうどいいじゃない」
めらめらと目に炎を点すセーラ。それを庇うようにライダーとキャスターが進み出る。
「と、いうわけじゃ」
「形勢逆転だのう」
共にほっほと笑う二騎を相手にアーチャーは考える。
と、その頭上から声が。
「ありゃ、アーチャー、大変ですね」
「だな、マスター、宝具使っていいか?」
「アーチャーがいいと思うなら。何なら私も戦いますしね」
靴底からロケットブースターを放ち、空中に静止するフェルディナにアーチャーは悪辣な笑みを返し。
「おう、じゃ、まあ考えさせてもらうわ」
膨れ上がった脅威に滴る汗を舐めとるのだった。
直下、アーチャー使用宝具判定【人数差】+1
123:使用せず
456:【射殺す百頭】
789:【叫び糾う闘遊戯場】
7:【叫び糾う闘遊戯場】使用
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【再開前に少し判定】
直下、最初の対戦相手、偶数でキャスター、奇数でライダー
4:キャスター
そしてもう一つ判定、直下、アーチャーの宝具効果は礼装にも及ぶか、成功以上で及ぶ、失敗で及ばない
【では再開】
1:及ばない
アーチャーが首をコキコキと鳴らし、目を獣のごとくぎらつかせる。
その目はキャスターとライダーを射すくめ、クロヴァスとセーラは思わず後ずさる。
「ああ、そうさな、てめえらが全力で来るならこっちも全力で返すのが礼儀ってもんだ」
そしてアーチャーは手を上げ、叫ぶ。
「俺が来たぞッ! さあ来いッ! ここは神聖なる闘技場! 称えろッ! 【叫び糾う闘遊戯場】ッ!!!」
周囲を熱気と歓声が包む。現出したのは闘技場、己が力のみ許される絶対空間。
その空間においては権威も、武器も意味をなさず、ただ、その身一つで向かい合う。
そして今回そこに放り込まれたのは。
「…ありゃ。儂か」
老爺だった。
「おう、キャスターの爺か。老体に鞭打つような真似して悪いな、だけどよ、これもルールだ」
「お、おう、ええんじゃよ? いや、まさかのう、…うーむ」
「ああ、じゃ、まあアンタはその武器、俺はこの拳、どっちが強いか勝負と行こうじゃねえか」
「…んー、ここらで使いどきかのう、小僧、どう思う?」
直下、キャスター【???】使用判定、成功以上で使用せず、失敗で使用【強敵】-1
7:使用せず
「…うーむ、使わんか。まあいいがのう。でも使いどき誤まると厄介じゃよ? 結構強いぞ、この坊主」
「坊主たあ何だよ」
「うむ、すまんのう、ま、じゃあ一つ勝負と行くか、年季の違いを見せつけてやろう。…知らんけど」
そして老爺は杖を振り上げ、拳闘皇帝は拳を打ち鳴らすのだった。
【戦闘を開始します】
直下、キャスター礼装保有数【さっきドーン】+2
123:三つ
456:二つ
789:一つ
6:二個保持
直下、礼装一個消費し負傷判定
1234:無傷
567:負傷
89:重傷
8:重傷
【アーチャー陣営】
【筋】:7
【耐】:4
【敏】:5
【魔】:4
【幸運】:2
◆対魔力:B
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法を以てしても傷付ける事は難しい。
◆勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。
また、格闘ダメージを向上させる効果も持つ。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク÷2(切り上げ)の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】
【重傷につき、全攻撃判定に-1の補正】
【キャスター陣営】
【筋】:4
【耐】:5
【敏】:3
【魔】:4
【幸運】:3
【霊装】
◆『転ばぬ先の掬いの手』
キャスターの呪いに一部起因する因縁の道具が、そのまま霊装化したもの。
キャスターにとってはもっぱら杖代わりと、あまり大事にしてる様子はない。よくみればそこらの鉄棒・長枝に無理やり神秘を纏わせただけである。
しかしその因縁と解呪に向けた執念、そしてエンチャントによる神秘のあり方は宝具も同然であり、相手に打ち付けることにより、足元から動きを鈍らせる。
なお、本人の技量の関係で二つ以上同時に扱うことはできない。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃に+2補正(エンチャント適用済み)】
【戦闘有利をとる度、敵の敏捷を永続的に1ランクダウンさせる。この効果は蓄積する。(最低値は0)】
【破壊可能。破壊されてもキャスターは一行動を消費することで1つ作成できる】
【[壊れた幻想(弱)]この宝具を任意のタイミングで投擲・炸裂させることで相手に負傷判定を与える】
【◆エンチャントを行った対象に待たせることができる】
【1ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、キャスター判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
アーチャー【敏】選択
5+3-5-1=2
キャスター【筋】選択
4+7-4-4=3
【キャスター、有利獲得】
【キャスターの有利獲得につき、アーチャーのステータス変動】
【筋】:7
【耐】:4
【敏】:4
【魔】:4
【幸運】:2
【2ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、キャスター判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
アーチャー【魔】選択
4+8-1=11
キャスター【敏】選択
3+3-4=2
【アーチャー有利獲得】
【3ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、キャスター判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
キャスター、一の位0獲得。よって強制有利
【キャスター、有利獲得】
【キャスターの有利獲得につき、アーチャーのステータス変動】
【筋】:7
【耐】:4
【敏】:3
【魔】:4
【幸運】:2
【4ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、キャスター判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
アーチャー【筋】選択
7+3-5-1=4
キャスター【筋】選択
4+9-4-4=5
【キャスター有利獲得】
直下、アーチャー【戦闘続行】判定
◆ 戦闘続行:B
しぶとさ、往生際の悪さ。
決定的な致命傷を受けない限り生き残り、戦闘を継続させる。
【敗北時に判定、ランクが高ければ高いほど、成功率が高まる】
【成功した場合、一回限り不利取得二回の状態で戦闘可能】
直下、戦闘続行判定、成功以上で成功【ランクB】+3
9:戦闘続行
【キャスターの有利獲得につき、アーチャーのステータス変動】
【筋】:7
【耐】:4
【敏】:2
【魔】:4
【幸運】:2
【5ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、キャスター判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
アーチャー【敏】選択
2+8-5-1=4
キャスター【魔】選択
4+7-4=7
【キャスターの勝利です!】
直下、アーチャー逃走判定、成功以上で令呪一画使用し逃走、失敗で二画消費し逃走
1:令呪二画消費し逃走
【というわけで早いですが本日ここまで、お疲れ様でした】
【勝てない相手ではないのですがね…】
乙、質問だけど敏の永続ダウンは何時まで?シナリオ終了?
こっちは個人の感想だけどキャスターの礼装強すぎない?実質65543だし負傷判定有に量産で85743まで跳ね上がる
効果保有量だけならこっちのライダーを馬鹿に出来んぞ
>>82
【永続ダウンは戦闘終了まで、とします】
【くわえて、キャスター自身は礼装によるステータスアップはテキストから一つ分まで、としますので、現状が最高ステータスです】
【そして、以下のスキルにより、キャスター自身は礼装を持っていない限り脅威ではない、と判断したため、現状維持とさせていただきます】
◆無辜の怪物:C
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた変わり果てた姿。五体不満足とされている。
しかしそんなことは全盛期の身体で召喚を果たしたキャスターにとって何も問題ではない。
問題は死後に生まれたイメージによって、その在り方をねじ曲げられたこと。
何がなくても転びそうになる。何かあっても転びそうになる。とにかく足がもつれて仕方ない。呪われた転倒癖。
【霊装を一つも持っていない場合戦闘時、攻撃防御判定共ににランク分の-補正】
【一周年記念の人気投票を作成しました、お暇な方、奮ってどうぞ。期限は今月いっぱいとします】
http://enq-maker.com/fdknruM
【申し訳ないでござる、本日お休みでござる】
【再開】
闘技場の中で一人、キャスターは眼前の男を見る。
青年と少年の狭間に立っているようなその男はとある大国を統べようとその身を砕き、心を砕いた男。
キャスターはその情報を自らのマスターから聞かされている。
改めて体勢を立て直すキャスターに、アーチャーが剣を片手に飛びかかった。
歓声が渦を巻いてキャスターの耳朶を打つ。騒々しいと思いながらもキャスターはその手に握る礼装を確認した。
「うおらああッ!!!」
「…ふむ、礼装は生きとるようじゃの、ならばこの猪突猛進ボーイに少々痛い灸をすえてやるか」
キャスターが、ぽいっと杖を投げ、アーチャーが反応する間もなくそれは炸裂する。
「そーれ、爆発しんしゃい、【転ばぬ先の掬いの手】」
「あ!?」
キャスターへまっすぐ駆けていたアーチャーはそれを躱すことが出来ず真正面から爆撃を受け。
跳び縋ったアーチャーの全身を弾丸のごとき破片が襲う。その一部は肉を抉り、また一部は臓器を傷つけたのかダラダラと赤黒い血を流させ。
何とか体勢を立て直し、血反吐を吐き捨てアーチャーはどこか自嘲するような笑みでキャスターを罵倒した。
「…おいおい、爆発とか聞いてねえぞクソ爺」
「だって言ってないもーん、おっと、代わり出さにゃ儂転ぶ、…と」
ぐらりと揺れた自分を支える為、キャスターは改めて懐から棒を取り出し、その間にアーチャーは息を整える。
「ふむ、これでようやっと五分五分かの?」
「…だな、クソ爺、覚悟しやがれ、その髭むしり取ってやる」
「…果敢な若者だのう。ま、英霊は生者ではないからの。心置きなく次を見せることが出来るじゃろうて」
動きが鈍ったとはいえ、本来のステータスにおいてキャスターはアーチャーに大きく水を開けられている。
故に、襲い来る獣のごとき一撃を魔術の補助も受け、何とか受け流すことでごまかし。
だがそのごまかしはいつまでも続くものでは無い。キャスターはそう判断し、まずはアーチャーの集中をそごうと声を上げる。
…もっとも、それは、キャスターがアーチャーに出会った時から、その来歴を知った時から聞きたいことではあったのだが。
「…何をそう生き急いどるんじゃ? 坊主」
「…アァ!? 何言ってやがんだクソ爺!」
「ほっほ、当たらんよー。…いやあのう、どうにも儂にはお前さんが命すり減らして焦っているように見えて仕方ないんじゃよ」
キャスターの言葉にアーチャーの拳は僅かに鈍る。
その反応を見逃さず、キャスターは飄々と言葉を続け、その場を動かぬよう話し続ける。
「儂でよければ話は聞くよ? ほれほれ、何でも相談センター、ただし場所は柩の中」
「うっせえ!!!」
大ぶりな一撃を躱し、その横腹をキャスターは杖で突く。
柔らかい感触と共に、杖に込められた呪いがアーチャーを蝕んだ。呪いは即座にアーチャーの機動力を奪う。
その感触をつかんだうえでキャスターはまたしても言葉を紡ぐ、戦略的思考、そして少しの好奇心を添えて冷酷に。
「ま、こんな態度で話聞くわけは無いわの。じゃ、…アーチャー、貴様は何を悩んでおる、何を苦しんでおる」
「俺は、俺は…!」
「…主の真名は把握しておる。そしてその来歴ものう。ま、儂が言ったところで何も変わらんが、主は自らの功績が消し去られたことを苦しんでおるな?」
「…ッ!!!」
虚を突かれたようにアーチャーの動きが一瞬静止した。
その隙を見逃さずキャスターが新たに一撃を叩きこみ呪を刻む。
弾き飛ばされたアーチャーにまるで虚ろを覗き込むようなキャスターの声が。
「…それは至極当然のことよ。人は生れ出たのならば何か意味を持ちたい、何かを成し遂げたいと思うのはな」
「うっせえ、黙ってろ、クソ爺ッ!!!」
「…じゃがのう、それは他者の評価を必要とするかの? もちろん、ときにはそれも必要じゃろ。…しかし、主はどう思っとんのじゃ、アーチャー」
キャスターの言葉にアーチャーは答えず、しゃにむに喰らいかかる。
しかし、その機動力と判断力を失った攻撃はもはやキャスターにも捉えられるそれであり。
「…言葉にできない言葉で語れ、目に見えない世界を見よ。儂説教とか嫌いじゃから、頭冷やしてもうちょい考えるんじゃな」
一撃が脳天を捉え、地面に叩き伏せる。
「そして、そのうえで主がまだその思いを持つのならば」
「黙れよ…、ジジイ」
「存分に戦え。…ほっほ、その結果がどうなるかは儂は知らんし、為せぬまま朽ちるかも知らんがの」
万事休す、しかし、この状況でなお、杖を握り、抵抗せんとするアーチャー。
その様子にキャスターはにんまりと笑う。そして、ここが引き際とばかりに口調を軽薄なモノにあえて変え。
「そして正直儂は主がどうなろうとも構わんしの、言ってしまえば今までの問答も主の動揺誘うためだし、じゃが、あんまり苦しんどる若いもんは好きじゃあない」
まるでボールを弾くようにアーチャーの頭を杖で叩き飛ばした。
強烈な一撃にアーチャーは叩き付けられ、闘技場が崩れていく。
「ま、ここで消えたとて次がある、次の輪廻がのう。では、あでゅー」
その声と共にアーチャーは姿を消す。消滅寸前の光景に、キャスターは満足げに頷いた。
「…嫌いとは言ったがの、悩め、苦しめ、若造よ。その先に何か見つかるかもしれん。…ま、その前に死ぬかも知らんけど」
【刑アーチャー撤退、ポリス陣営、残り四騎】
【他陣営の行動描写を終了します】
直下、貴方がライダーに連絡を入れるか。成功以上で連絡、失敗で信頼して連絡せず
8:連絡
…そろそろ索敵もすんでんじゃねえの?
連絡が無いのが少々不安だな、結構自由人なところもあるし、あの姫さんは。
「リーダーさん? ライダーどうしてんのやろ。そろそろお昼ごはんやけど」
「あー、そうさな。ちょっと連絡してみるわ」
そう言いつつ念話を飛ばす。…まさか買い物に夢中とかないよな?
直下、念話、成功以上で通じる、失敗で通じず。【マスターから】+3
5:通じない
…? 通じねえな。
…まさか何かあったのか!? いや、まだこの時代にはいるみたいだが。
おいおい、冗談じゃねえぞ。
直下、ライダー連絡なし理由
123:お買い物(見失った)
456:勝手に宝具使用中
789:尾行に集中しすぎ
4:勝手に宝具使用
直下、使用効果
123:わに
456:まじゅう
789:さいみん
1:勝手に【万象喰らう蒼の轟濫】使用し【蒼き大河の顎】召喚
…一体何が、って!?
「ぐおおっ!?」
「ん、どうしたん、リーダーさん」
「いや、何か身体から引っ張られていったような」
「…それって魔力吸われたってことちゃうのん? 具体的には」
「…まさかアイツ宝具使いやがったのか!?」
なんで!? 連絡は!?
【場所は変わって】
尾行を続けた結果、相手は運よく人気のないところまで移動してくれたようだ。
…しかし、聞いた話を総合するに正直なところ私一人では奴を倒すには任が重い。
と、なれば何らかの宝具を使うべきだろう。
「…あ奴に指示を仰ぐか」
…それは当然のことだ、なんだかんだ言っても奴は現状私たちのチーム指揮官なのだから。
うん、当然だ、当然なんだが…。
「…どうしても不安が拭えぬな」
決して奴の技量を怪しんでいるわけでは無い。少々無軌道な計画が目立つものの、方法としては妥当な線を行っている。
…しかし、しかし、だ。どうにもこうにもそのことごとくが裏目に出ている。
戦争という物は徹底的に運の要素を排除したうえで行われるべきものだ。緻密な作戦、鍛えた兵、咄嗟の判断。…しかし、その上でも決して排除できぬ、それが運。
「…今の奴にはそれが完全に欠けている」
どうしたものか。しばらくの逡巡を経て結論を出した。
「…叱責は後で受ける、今は自分を信じるとするか」
…まず間違いなく怒られるだろう。奴の目の奥にある淀みを見るに最悪令呪での絶対服従を命じられるやもしれん。
だが、現状奴を、正確には奴に微笑む運命を信ずるのは危険だ。
眼前の女を睨む。まだこちらには気づいていない。
念には念を、これほどのことをするのだ、失敗したとなれば合わせる顔もあるまい。
もともと自分は尊大な性質だが流石に気まずくなる。全力を以て封じよう。
「全力を以て蹂躙する…! 出でよ! 【万象喰らう蒼の轟濫】!」
私の呼びかけに巨大な獣が姿を見せる。
ナイルの源流、その体現とも言うべき怪物。私が敵に復讐したそれを以て。
「喰らい尽くせ!」
「GAAAAAAAAAAA!!!」
ここはひとまず、勝利とさせてもらおうではないか。
…ん? 念話が入っていたようだな。
直下、蓮華判定、成功以上で死亡【四種曼荼羅】一画使用、失敗で回避【奇襲】+2【蒼き大河の顎】+2
9:蓮華【四種曼荼羅】一画使用
「ッ!? …襲撃!?」
巨大な咢が音も無く奴に忍び寄り、その口で体を引きちぎる。
即座に対応したようだが、獣の一撃の前では止まった蠅にも等しい。
腕を喰い千切り、胸を噛み砕く。…間違いなく死んだだろう。
だが、女の背が光った。
女の背には奇妙な意匠が。神聖文字に近いそれが女の体を覆い、傷が即座に修復されていく。…なんだ、アレは。
驚愕したその一瞬を突き、女は【蒼き大河の顎】を振り払い、私の顔を確認すると走り去った。…微笑んで。
慌てて指示を出すも、既にその痕跡は追えず。
「…一応、あの意匠は何らかの効果を持っていたのだろうが」
「Giiiiiii…」
…倒しきれなかった。そしてこの【蒼き大河の顎】。…。
念話が入った。
「…」
『…ライダー? 言いたいことがある』
「甘んじて受け入れてやろう」
『何でそんなに偉そうなの?』
いや、結構済まないと思っているんだ。本当に。
【昼行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1
≪3、選択した全陣営の負傷、重傷を治癒≫が発動した感じかな
>>121 ですね
8:敵対的接触
直下、虹陣営
1:のんきしてた貴方
23:ライダー
456:ヘルパー
789:セイバー&ランサー
↓2、刑陣営
123:アサシン
456:セイバー
789:ライダー&キャスター
9:刑剣槍
5:虹剣
【と、いうわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【申し訳ないのです、本日お休み】
【再開】
この時代の空はどこか鈍色だ。
ボクらの生きていた時代は大気を汚染する物質は徹底的に排除され、夜間の明かりも適切に処理されていた。
だからボクの知っている空ってのは何処までも澄んだ青空で、何処までも美しく果てなく広がる星の海で。
それはきっと素晴らしいことだと思うんだ。誰かが今をより良くしようと生きた結果なのだから。
ボクは今を否定しない。間違った過去があったとしても、苦しい思い出が蝕んだとしても、ボク達は今を生きている。
…でも、ボクの友達は、仲間は、そんな今を生きられない。
苦しんで、悲しんで、潰れてしまっている。彼らは過去を求めた、今を生きる為に。
なら、ボクができることは一つだ。もう失いたくない仲間のためにできることは。
…でも、本当に、本当にそれは、正しいんだろうか。
その結果、誰かの願いが叶った結果。
「世界が滅びたとしても」
「…マスター、敵陣の真ん中でぼうっとして、余裕だねえ」
「ああ、ごめんね、セイバー」
ボクとセイバーの前には二つの人影。
黒い鎧の刑セイバーと、短槍を持った刑ランサー。…彼らのマスター達は?
直下、コノリエ等存在判定
123:どちらもいない
456:どっちか
789:どっちも
9:どっちも
…見れば、その背後に二人は立っていた。
ボク達とは違う時代からやってきた緑髪の女の子…、グリーンが何か言ってたっけ。
そしてもう片方は。
「やあ、初めましてか? ラグナ・クリムゾン」
「…コノリエ・フェルトさん、ですよね」
「おや、私の名前をご存じだったか、くはは、どうせ悪名だろうがな」
…コノリエ・フェルト。魔術と科学を極めようとする探究者、のはず。
あの資料が本物ならば、だけど。
「はい、…貴女が元々属していた組織の噂なら」
「…あー、なるほどな、あっち関連か。…あの木偶のぼうが機械人形だったころだからずいぶん前だな」
「…」
…冷静になれ、今は私情をはさんでいる場合じゃないから。
眼前には二騎のサーヴァント、それも三騎士が二騎。…勝ち目はあるだろうか。
幸いにも僕には令呪が三画残ってる、ここで撤退を判断してもいいけど、イエローはすでに令呪を失ってる。
…他のメンバーも今の状況は分からない、もう少し情報があれば選択肢も増えるんだけど。
「さて、どうする? 私たちと戦うか?」
「…一つ、聞いてもいいですか?」
「何だ?」
「貴女はなんのために戦ってるんです?」
半分時間稼ぎのつもりで出した問いに、コノリエさんは。
「探求の為だよ」
…そうか、やっぱり、そうなんだろうとは思っていた。
ボクらの街にいた彼らも、突き詰めればそれを求めていた。
それは決して間違ってはいない、ボクはそう思う。…そもそも間違いが何かなんてわからないんだけど。
「そう、ですか」
…でも、でも、それで誰かを巻き込むのはきっと違う。
ボクの言えたことじゃないけど、やっぱりボクは、ほんの少しだけこの人たちには勝たなくちゃいけない、なんて、そんなことを思っちゃって。
直下、クリムゾン思考判定
123:撤退
456:令呪を使用し戦闘
789:戦闘
0:特殊判定
____
.....:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...
/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
/.:.:.:.:.:.:.:.:;.:;.:.:.:.:.:.:.:i!!.:.:.:.:j!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:/./.:.:.:/|'|.:_ ‐' |.:.:.:.:'ヽ.:.:.:}!j.:.:.:.:.:.:.:.:.
.:.:.:.:.:.:.'./_ -‐' _ . - |.:.:.:; , 、 ヽ|リ.:.:.:.:.:.
. .:.:.:.:.:.:.:.}; /´ .-‐ |.:.:, ヽ \ |;ヽ}.:.:.:.:.
.:.:.:.!.:.:.:.:' ´ _ , ィ, }. !.:/ i , ; 、 `. |.:.:.:.:.:.
...:.:.:.:.:!.:.:.:.:! .!' '////; : ノ/ : ,////, 、 !.:.:.i.:.:.:.
_ ノ.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:| .| './/ノ , '/ ! '///ノ ,' !:'.:.|.:.:.:.:.、
.. ̄ ノ:.:./.:.|.:.:.:.:|. ヽ _ ノ ,-, ヽ`¨´ / .ノ'.:.:.'.:.:.:i.:.:.\
. /.:.:.:/.:.:.:!.:.:.:.:!  ̄ ' |.:.:'.:.:.:.:i ‐一
123:真の敵は後ろから
456:【心頭血海】暴走
789:奇襲
7:わにわにぱにっく
でも、そんなことを考えているうちに、背後で何かがざわめいた。
振り向くと、そこには大きな咢を広げた鰐が。
「Gyaaaaaaaaaaaaa!!!」
「!?」
「おいおい!? なんだこりゃ!?」
まるで小型戦車のような勢いでボクらに襲い掛かって…。
直下、ラグナ負傷判定
↓2、虹セイバー負傷判定【サーヴァント】-1
1234:無傷
567:負傷
89:重傷
8:重傷
2:無傷
そして、その鰐はボクの体に齧り付き、引きちぎる。
血が、赤い血が、噛み千切られた部分からどくどくどくと、滝のように流れ出す。痛い、痛い、痛い。
「が、あっ…!?」
「ッ、おい、大丈夫か、マスター」
セイバーがボクに駆け寄る。
…痛みは抑えられないけれど、何とか意識を集中させて血流を変化させた。
これでショック死は免れるだろう。…見ると、コノリエさんも眉を片方上げて、緑髪の子は明らかに狼狽している。
「だ、大丈夫、だよ、セイバー」
「…チッ、そんな顔で大丈夫とか言うんじゃねえよ。…何だよ、あの鰐は」
そうだ、あの鰐は何なんだろう。どこかのペットが逃げ出した? でもそんなこと都合よく起こりはしない。
…なら。脳裏に最悪の想定が。そしてそれは現実だったらしい。
「ふう、今回は成功したようだな」
「…ライダーか」
「ん? ああ、お前が私たちの班のランサーだな? どうした、何か不満でもあるか?」
「いいや? むしろありがとうって奴だな、勝ッた奴が正義さ、どんな方法使おうとな」
「…私は賛成しかねますね」
鰐を飛び越えるようにひらりと新手が。
…あれは、ライダーみたいだね。…状況は最悪ってわけか。
「…どうする、マスター」
「…戦って勝てる保証は?」
「0に近い」
「…だよね」
さあ、どうしようか。三対一、そしてボクはほとんど行動できないも同然だ。
…別に死んでもいいんだけど、それじゃあセイバーやみんなに悪いしね。
直下、ラグナ思考判定、成功以上で令呪使用し戦闘、失敗で撤退【戦力差】-2
2:撤退
…仕方がない。此処は次につなごう。
「セイバー、ごめんだけど撤退しようと思うんだ」
「謝る必要は無いように思うんだけどなあ…、この状況なら仕方がねえだろ」
「うん、じゃ…」
直下、虹セイバー陣営、成功以上で令呪二画使用し撤退、失敗で令呪一画消費し撤退
4:令呪一画消費し撤退
ボクを見つめる視線を感じながら、ボクは言い切る。
…ごめんね、みんな、ちょっと迷惑かけちゃったよ。
「令呪を以て命ず、【撤退だ、セイバー】」
「了解した」
紅い魔力がボクを包む。…そして景色が遠のいて。
【刑セイバー陣営撤退、ヒーロー陣営残り三騎】
ラグナの消失を確認し、全員が武器を収める。
そして真っ先にライダーが安心したと言わんばかりの声で。
「…ふう、何とか索敵任務は果たせたかな」
「ん? ライダー、お前アイツはどうした」
「いや、マスターの指示で索敵していたはいいんだが、敵マスターを見つけてな。それを追っていたんだが」
「…その傍らの鰐を見るに厄介なことがあったんだろうな。…まあいい、そこはアイツと話をしよう」
コノリエは頷きライダーに念話の指示を。一方で、地面にへたり込む遊那をセイバーが介抱していた。
「う、うぅ…」
「…マスター、大丈夫ですか? …無理もない、か。少々刺激的すぎましたからね」
「はは、軟弱な奴だな、よくそんなんで生き残れたもんだ」
「…ランサー」
諌めるようなセイバーの視線を気にすることもなく、悪びれることもなくランサーは笑みを崩さず。
「甘ったれてんじゃねえよ、戦争ってのはそんなもんだ、油断すれば殺される、弱いものから死んでいく」
「…だとしても、礼節は存在して然るべきです」
「…ケッ、これだから騎士道なんてのはくだらねえ、いいか? セイバー。戦いってのはどんだけ綺麗ごとで飾っても殺し合いだ」
ランサーがセイバーにずいと詰め寄る。
「なら勝つってのはどんな手段を使っても、どんな非道を働いても生き延び、相手を殺すってことだ」
「…だとしても」
「…あーあ、これじゃ平行線だな。もういい、アタシはアタシ、アンタはアンタ、邪魔しねえ、それでいいだろ?」
「…」
「そんな深刻な顔すんじゃねえよ。…そういやあのセイバー、アタシの古巣の人間ぽかったな。…ま、いいけどよ」
険悪な空気が流れる中で、遊那は必死に吐き戻しそうな衝動を耐えていた。
脳裏には先程の紅がフラッシュバックする。
「…何で、何であんな。…私は、私たちは、本当に正しいの? …傷つけて、それで止めることが、正しいの?」
吐き気とは別の理由でこぼれそうになる涙を抑えながら、遊那は呟いた。
「…話さなくちゃ、みんなと、そして、あの人たちと」
【他陣営の行動描写を終了します】
「…つまり、だ。誠道に一画曼荼羅を使わせて、セイバーを撤退、コノリエと合流したってことだな?」
『うむ、…その、何だ。独断専行したことは謝ろう』
「…ま、そりゃそうだな。…だが、今回の功績は大きい。感謝するぜ、ライダー」
あのあと、念話が届いて現在状況が確認できた。
どうやら形勢はこっちに傾いているっぽいな。
…さて、どうしたもんか。楠木の簡易陣地は徐々に完成しつつあるし、おそらく髑髏だって何もなければ神殿を完成させているだろう。
コノリエたちと合流するか? それともこちらに向かってもらう、あるいは別個行動を取るべきか?
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
5:コッチに向かってもらうよう指示
…まあ、一旦顔突き合わせて話がしておきたい。下心は無いぞ?
「ライダー、コノリエたちを連れてこっちに来れるか?」
『ん、大丈夫だ。ただ、夜だからな、多少時間はかかるやもしれん』
「ああ、それは仕方がねえけど道忘れてるわけじゃねえだろ?」
『まあな、ではそちらに向かおう』
念話が切断される。…さて、どれくらい時間がかかるかね。
「ん? みんな来るん? それやったらもうちょっと量作っとかなあきませんね」
「…何か料理当番にしちまって悪いな」
直下、ライダーら到着時間。成功以上で明日の朝、失敗で昼【ライダーナビゲート】+2
5:昼
【夜行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【夜】+1【連続戦闘発生】-1
4:日常
直下、刑陣営
12345:ヘルパー
6789:フェルディナ
↓2、虹陣営
123:騎魔
456:暗
789:その他
4:ヘルパー
8:その他
直下、その他メンバー
123:紫
456:黄
789:橙
0:こんなところで出なくても
r> 〉∧ _ . .-‐: : ニ:ニ:ー.、_ V///////_,、_ く∧
. {〈 //∧ _∠:: : : : /: : : : :`:ヽ:ミY////:∧////>ノ/ノ
{/∨//:∧ /: : : : : /: : : : : :_:_: : : : : : :\///i: :V//////
〈//V////ヽ/: : : : : : :/: : : : : :ヽ: :`ヽ: : : : : :\:∧: :V/彡´
_ヽ/////:/: : : /: : : : :{ : : :ヽ: : : :\: : : ヽ: : : : :ヽ: : : ',´
rz ヾ///:{: : : /: : : : : : /: : ハ: : : : !\: : : :\:`:ヽ:}: : : :ハ: : :}
ヾ;ニ7///{: : / :/: : : : :/ : / ヽ: : : ', \: :__ノ: ̄:ー: >ハ: : :!
 ̄ ̄V:l:l : !: : : : : !:{: l __ノト: : :',  ̄ \: : _; :! }: j: : : : :}
V:{: :{ : : : : :iハ:√ i:ハ: : ', 彡テ≦71:フ:ノ:,ハ: : : 〈
|:i: :ハ: : : : : Vzr七テ示\:ヽ ゞ='" }: : : :l ヽ: : : ',
|:ハ:ハ:ハ: : : :ヾ ゞ="///// ,': : : : ! } : : : }
|: : i: :ハ iヽ :ヽ:ゝ///丶 /:/ : /:} }: : : :i
i : : : l 'l: !:\:ト', __ノフ ィ´ } :/:/ !: : : ヘ
/: : : / Vハ: : _r_二フ _ ´ // /´ノ V:i : : ヘ
/: : : :/ ヽヽ:{ / /⌒rミl二__´ ト、 }: i: : : :ヘ
. /: : : ://⌒丶-'ヘ ' ' / ,イ ∧ !ィへ i: ハ: : : :ハ
/: : : :// . . . .ヽ. . .\ ヽイ トニ' 〉, l.ヽ_ !:ハ: : : :ハ
. /: : : :// .i. . . . . !. . . ./> ∧:ヽ! i/:∧}. .ヽ. . . ̄ヽ; : : :.ヘ
/: : : :/ l. . .V . . . . }. . ./\\ K: : :Y:Y: ̄: : }. .ヽ. . . . . ヾ: : : :',
. /: : : :/ {. . . .\. . . . }. ノ. . . .\ \ヽ:.ノ:ノ:<: : : 〈. . ヽ. . . .i . V: : : }
/: : : :/ /:!. . . . .ヽ. .}〈. . . ./ .O.\_/7⌒\: : : } . . .', . . j. . .V: : :i
. /: : : :/ {:ハ. . . . . . . . ヽ∧. . . O/ . .//l l ヽ: :ーヘ ./. . ./. . .ハ : : }
123:やっぱり仲が良い
456:血は暴走する
789:キチガイ珍道中
1:菫橙コンビ再び
【描写は後で】
…私は、眼前の「ソレ」と会話をします。
「ソレ」は先程まで私の主である一人の男でした。ですが、現在はまた別の物であり。
「…ああ、少しだけ、取り戻した。なるほど、奇妙なものだな」
「貴方はマスターの中の」
「…うむ、何と呼んでくれても構わない。太歳か、それとも、…いや、私は」
あの夜以来、「太歳」は時折マスターの表面に表れます。
その度に一言二言話し、そしてまた意識の奥底に沈んで…記憶、いえ、存在が混濁しているのでしょう。
髑髏の面ではなく、まるでどこかの道士のような姿をした「ソレ」は頭を抱えます。
「大丈夫ですか?」
「…ぬう、聖杯、戦争。聖杯とは私は知らないが。…願望器など、ろくなものではあるまいよ」
「…」
そうかもしれません。…私の中にはあの人への嫌疑が僅かながらに存在しています。
それは、ある意味この戦争に対して持っているそれでもあり。
「未来を壊す、ああ、私はそれを」
「…落ち着いてください」
「ああ、すまない。…私が判然としない。陰と陽の中、どこか遠い道が、ああ、これが根源か。違う、ならば」
…根源への道を貫く聖杯。本来の目的はそれのはず。
そんなものを、本当に安全に扱えるものでしょうか、正しく運用できるものでしょうか。
「…ヘルパー」
「はい」
突然、理性の力を帯びた声に呼ばれ、思わず答えます。
「ソレ」は、落ち着いたように私の頭を撫でました。…一体どうしたというのでしょう。
「自分の信じたことだ、後悔はしていない」
「…それは貴方が? それとも私達に対する訓示でしょうか」
「考え、伝え、聞き、答えよ。…明るいだけでは、暗いだけでは、その全てを見んことには。…」
そんな意味深な言葉を呟き、「ソレ」の顔は徐々に髑髏へと戻っていきます。
…ええ、見据えましょう、正しき事も、間違ったことも。
そしてそれを、私の存在する限り。
「…あれ? へるぱー、ぼくなにかしてた?」
「いえ、放った使い魔の確認をしているうちに眠ってしまっていたのでしょう」
彼に教えて、守ってあげましょう。…私のできることは、すべきことはきっとそれなのでしょうから。
彼に未来を、思考し、選択できる知識を。そんなことを考えつつ、戻ってきた使い魔に私は手を伸ばすのでした。
直下、ヘルパー索敵判定【使い魔使役】+2
123:発見できず
456:自陣営の行動察知
789:敵陣営発見
8:敵陣営発見
直下、発見敵陣営
123:黄
456:青緑
789:橙菫
9:橙菫
さて、使い魔から受け取った情報ですが…。
どうやら敵陣営を発見したようですね。
…って、え?
「…これは、少しマズいかもしれませんね」
「どうしたの?」
「【炭鉱】付近に敵陣営が工房を構えているんですが…」
その様子が明らかに異常。…あんな工房、私の知識にも存在しない。
一応人払いは為されているようですが…。湧き出る火の海、流れ出る焔の川。
「あれは…」
(⌒.:): : : : : : : :;、;、;、;゚: : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : :⊂⊃: : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : ゚(ゝーー'): : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : :_: : : : : : : 。;、;、;、;゚: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;、;、;、;゚。: : : : : : : :
: : __[l[l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : コポ : : : : : : : : : : :( .:): : : : :(ゝーー')゚ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゚(ゝーー')゚: : : : : : : :
: : └‐┐| __n__◎ : : : : : : : : γ ⌒ ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ○: : : :_: : : : : : : : : :( .:) : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : :
: : ┌‐┘|└ォ r┘: : : : : : : : : : ゝ ~彡: : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : :
: :  ̄ ̄ :<八八>[l[h : : : : : : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : :_:_: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :o:ー' : : : : :_: ゚ : : : : : : : : : : : : : : : :/ ̄ ̄|ヽ: : : 。: :。 : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : :r_/ / | :ジュッ!: : : : : :
: : ⊂⊃: : : :_: : : : : : : : : ( .:): : : : ゚ ;、;、;、;。 : : : : / /ヽ|: : : (ゝーー')゚: : : : : : : : :_: : : : : : : :r、:´¨| |/`:,: : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : :(ゝーー'): : : : :/、 /,、,、,/,、,、~: : : :_: : : : : : : :( .:): : : : : :\`~`´~´/: : : : ~: : : : : : :
: :;、;、;、;。: : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : :_:~~~~~~~´´: : : : : :( .:): : : : : :_: : : : : : : : : : : : `¨ー¨´_: : : : : : : : : ⊂⊃:
(ゝーー')゚: : : : :_: : : : : : : ( .:): : : : : : :_: : : : :| ∟,[l[l :__n__[l[l:_ : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : :_: : : : : : :( .:): : :_: : : : : : : : :
: : : : : : : : ( .:): : : : : : : :_: : : : : : :( .:): : :|_厂: : └ォ r┘└┘/7: : : : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : :_: : : :( .:): : : :_: :
: : :_: : : : : : : : : : : : : : :( .:) : : : : : : : : : : :_: : : : : : <八八>: : <ノ: : : : : :_: : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : ( .:): : : : : : : :( .:)
( .:): : : : : : : : : : : ;、;、;、;。 : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : :_: : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : :( .:): : : :_: : : : : __[l[l : : : : : : :
: : : : :_: : : : : : : : : :゚:(ゝーー')゚: :_: : : : : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : :_: : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : ( .:): : :└‐┐| __n__◎: :
: : ( .:): : : : : : : :_: : : : : : ( .:): : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : :( .:) : : : : :_: : : ( .:) : : : : : : : :_: : : : ┌‐┘|└ォ r┘: : :
: : : : : : : : : : : : ( .:): : : : : :_: : : : : : : : : : : :( .:): : : :_: : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : :_: : : : : : :( .:): : : : ̄ ̄ :<八八>[l[h
: : __[l[l: : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : : : : :( .:) : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: : : : ー':
: : └‐┐| __n__◎ : : : : : : : : : : : :_: : : : : : ⊂⊃: : : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: : : : : :( .:): : : : :
: : ┌‐┘|└ォ r┘: : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : :
: :  ̄ ̄ :<八八>[l[h: : : :゚ ;、;、;、;。: : : : : : : : :_: : : : : ( .:): : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : : : :_( .:): : : : : : : : : : :_: : : : : ⊂⊃: : :
: : :( .:) : : : : : : : ー' : : : (ゝーー'): : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : :
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【今日はお休み、すまない…、最近出れなくて本当にすまない…】
【再開】
ごぼり、ごぼりと熱を孕んだ泡が灼熱の大地から溢れ出す。
産業革命を支えるはずの炭鉱、しかしそこには今や人はおらず溢れかえる溶岩に埋め尽くされていた。
「うん、悪くないわね。この場所は、なかなか霊脈的にも相性はよさそうだし」
「…それは関係」
「あるわよ。やっぱり火山ってのは霊脈に大きな影響を与えるから」
その中心部に蠢く人影。
オレンジ色の髪をなびかせるバレンシアと刀を支えに座りこむ静馬。
そんな灼熱の大地の中だというのに彼らは汗一つかいていない。
「…便利だな、お前の魔術は」
「ふふん、ま、耐性とか持ってない限りここに侵入するだけで火傷は確定。今使ってる魔術の影響下はその影響を受けないけどね」
「ああ、これに関しては感謝する」
「感謝じゃないわよ、ヴァイオレット。此処を守るのはアンタなんだから。自覚あるの?」
「…はは、善処しよう」
ごまかすように力無く笑う静馬にバレンシアはぷりぷりと頬を膨らませ。
「まったく」
「…そういえばオレンジ、お前この時代ではあまり暴走しないな」
「そりゃそうよ、あの時代がひどすぎるだけ。科学を無駄に使用して大切なモノまでぶち壊すあの時代が」
「…この時代こそがそれの先駆けなんだがな」
「知ってるわ、だから適当に爆発させてはおいた」
初耳だと言わんばかりに目を広げる静馬にバレンシアは悪戯気に笑う。
「ちょっと威力は抑えたからね」
「…はあ、お前という女は」
直下、橙菫陣営、現在目標
123:ヴァイオレットカウンセリング
456:狙撃
789:情報収集
6:狙撃
一しきりの談笑を終えると、静馬の背後で声が。
「で、マスター。…折角この陣を組んでいるのだ。利用しない手はあるまい」
「…アサシン」
暗く響くその声は甲冑を纏ったアサシンのもの。
彼もまた汗一つかかず、その口には下卑た冷笑が。
「…このような手段を考え付き、運用しようとするその発想こそが忌むべきものではあるが、事実、このままでは宝の持ち腐れという物だ」
「それもそうね、じゃ、一発大きいのぶちまけましょうか」
「…オレンジ、なるべくだな、人の住んでいるところは狙うなよ」
「大丈夫よ、少なくとも私は大人しく暮らしている人間を殺す気は無いもの」
それが意味することを理解し、ヴァイオレットは頭を抱える。
(…俺は本当に、これでいいんだろうか)
(…みたいなこと思ってるんだろうな。ま、それはヴァイオレットの決断。私には関係ないけど)
「…ちょっとくらいは背負ってあげるわよ? 仲間なんだから」
「オレンジ…、何か言ったか?」
「…ううん、何も。じゃ、決めるわよ」
直下、成功以上で自陣営への被害回避、失敗で負傷判定、0で敵陣営に被害【場所確認しておらず】+3
0:虹陣営に被害
直下、被害陣営
123:騎魔
456:赤
78:黄
9:紫
7:ダークブラックに命中
直下、負傷判定
1234:無傷
567:負傷
89:重傷
8:重傷
バレンシアの手に合わせ、陣地内の溶岩が動き出す。
それは一カ所に集中し、徐々に収束、巨大な火球へと変貌した。
「じゃ、いってみるわ」
「…」
「過激にバーニングッ!!!」
そしてその火球は、すさまじい速度で空中を飛び。
光り輝く中心部から外れた位置に着弾した。
「…どう? ちょっと外してみたけど」
「…なるべく相手だけに当たっていることを祈る」
―――― 一方、現地では ――――
…ふん、何故か妙にごろつきに絡まれるな。
まあ、ある程度は仕方ないのだろうが、これでは変装の意味が無い。
…変装は完璧だ、ならば他の理由としては。…どうにも俺の気は隠し辛いようだな。それもまた仕方がないのだが。
…ランサーならば一体何と言うだろうか。…予想はつく。あの変わらない笑顔を向けてくるのだろう。忌々しい。
…何故奴のようなサーヴァントが俺によって召喚されたのだろうか。
分からない。…正直なところ、分かりたくないのかもしれないな。
強く腕輪を握りしめ、ランサーの笑顔を頭から切り離す。
…俺の復讐が為されるまで、そんな温かな感情は必要ない。
振り切るためにも空を見上げる。スモッグに覆われ、星など見えはしないが、夜の闇は不思議と俺の心を…。
待て、アレは何だ。真っ赤だ、流れ星か? いや、違う。何だか熱くなってきた。…ちょっと待て、もしかして。
「俺に向かってきているというのかッ!?」
そしてその攻撃は俺を吹き飛ばし。全身に熱風を感じながら俺は叫ぶ。
「こんな姑息な手をッ! 許さんぞッ!!! 管理局ッ…!!!」
俺の意識はそこで闇に消えていくのだった…。
【他陣営の行動描写を終了します】
【第三クール:四日目】
「…何か昨日爆発騒ぎがあったらしくってな、そのせいでライダーが遅れてるらしい」
「そりゃ物騒な。…もしかせんでも」
「多分ヒーロー共だろうよ」
また面倒な真似を…、まあこっちに当たらなかっただけマシだがよ。
さて、ライダーは昼間に戻って来るらしい。その間何かしておくかね。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
1:索敵
…どうせだ、気になるしちょっと探ってみるかね。
探る方法だが…、ライダーがいないから選択肢は削られるな。
フェルディナなんかがいても楽なんだが。
↓2、索敵方法を選択してください
1:貴方が索敵
2:楠木に索敵させる
3:二人で索敵
4:使い魔作成(成功率三割)
5:その他
4:使い魔作成
…やってみるか、使い魔作成。
「ん? 使い魔つくんの?」
「おう」
「ほなちょっと手伝わせてもらいますわ」
「できんのか?」
「理論は知ってるますけど実践経験は少ないかね、でも手伝わんよりはましやろ?」
ま、それもそうか。じゃあ有難く手伝ってもらうとしよう。
直下、使い魔作成判定、7以上で作成成功【手伝い】+1
8:成功
…おおう、できたっぽい。でもこれ何だ。
( (
ヽ ヽ、
) )
( (
___ _, -rュ‐- ,.._ __
マ::7'´'┘ └' `マ7
V 彡 ミ _ヽ
-/-‐ ー=ー' ―-ヘ
// \::彡
. / / :.:.:::彡
. ,'ミ ー- :.:.::::彡
/ :.:.:.::::::ヽ
fミ :.:.:.::::::::',
{ :.:.:::::::彡、
lミ :.:.:::::::::;;ヽ
| :.:.:::::::::=彡
| :.:.:.::::::::::::::}
', :.:.::::::::::::_,′
. ヽ .. :.:.::::::::=彡∧
\ . .:.:.:::::::::(こ7Tーiヘノ
ヽ、:::::.:.::.:... . .. :.:.:.:.::::::.:::::::::`フ┴┴'
`ー ‐∨∨───一 '´
「…中々独創的なセンスをお持ちのようで」
まあいいや、じゃ、行け、使い魔。
直下、使い魔索敵判定、成功以上で捕捉、失敗で捕捉できず、大失敗以下で破壊【爆発騒ぎ】+2
連取ありか
>>226 まあ、コンマ判定では有りにしましょう。そんな厳密に決めてもアレですし。というか今までもありましたし
9:発見
直下、発見陣営
123:ヘルパー
456:橙菫
789:黄
3:ヘルパー
…爆発事件の周囲を探らせてみたが。
「髑髏はここにいたのか」
「ん、地図と見比べると…、位置としては【貧民街】のあたりやろか」
「だな。…周囲に戦闘の跡がある」
「やね、何とか退けたってことやろうか」
ならいいんだが…。どうやらしっかりと神殿も作成してるみたいだし心配はないか。
…にしても、髑髏の奴楽しそうに笑ってやがる。…いいことだ、ヘルパーと出会えたのはいい影響与えてるみたいだな。
「…リーダーさん、何かすっごい気持ち悪い顔になっとるよ」
「ん? 冗談抜かせ、子供を思う親の顔ってのが近いだろうが」
「子供おるん?」
「おうよ、可愛い息子と娘がな」
「…親権は?」
…コノリエの方に行きました。うん、仕方がないよな、アイツらも「お父さんはイヤ」って言ってたもんな。
あれ? 涙が出てきたぞ? おい、楠木。同情するような顔向けんじゃねえ、何か美味しいもん作ろうか? じゃねえ。
【朝行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1
4:日常
直下、刑陣営
123:ヘルパー
456:ライダー一行
789:フェルディナ
↓2、虹陣営
123:橙菫
456:青緑
789:その他
8:フェルディナ
3:またしても
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【ちょーっち再開】
アンドロイドは電気羊の夢を見るか。
遠い昔に読んだフィクションを思い出しました。
荒唐無稽とされていたその物語は、私の時代には至極当然のものであり。
いえ、未だ正確な結論は出ていませんが自律行動を取るロボットの多くは夢を見る、と証言しています。
それはヒトの夢と相反するものか、それとも同一なものなのか。下火にはなりつつも未だ議論は続いており。
「…張本人としては微妙ですねえ」
意識が何処に存在するか、それは私のような技術者には無縁な理論でしたし。
今でも興味はあまり無いのですが、自分の現在状況を考えるにアイデンティティの確率は早急な事項でしょう。
私はオリジナルの私とは違います。厳正な事実としてオリジナルの私は死亡しました。
ですが私は彼女の確実なコピーです。体を構成する成分は変われど、それはきっと真実のはずです。
「…ああ、頭が痛い」
でも、確かにあったはずの足元が揺れ動くような、自分の今までが否定されたような、そんな虚ろがどこかにあるのもまた事実。
いえ、仮想現実が当然になった時代の人間が何を言うかとお笑いになられるかもしれませんが。
どこか思考にノイズが走り、行動の逐一にジャムが組み込まれ。
闇雲に改造に挑んでいるのはそんな違和感を吹き飛ばす為もあるのかもしれません。
「…まったく、私らしくは無いですね」
首を振り、とりあえずの逃避行を続けます。
アーチャーが撤退した今、目標は他メンバーとの合流と情報収集。
丸腰、とは言い切れない体ですがやはり襲われるのは恐ろしい。地道に裏道を進みます。
「…アーチャーも、もしや」
私のような感覚、いえ、彼の場合はもっと強固な願望でしょう。
自らの今までを失うような、否定されるような、そんな空虚を、絶望を。
機械人形たる私は、密かに剣闘士の夢を思い描くのでした。
直下、フェルディナ状況
123:思いっきり迷子
456:何か役に立つもの作っときますか
789:黄色発見
1:迷子
…そういや爆発騒ぎがありましたね。
冷却装置が取り付けられているとはいえ、あまり火のある場所に向かいたくはありません。
…ここは少し離れて別の場所に向かうとしましょう、そうしましょう。
出来れば適当にサボれる場所何かがあればいいんですがね。
【刑陣営の行動描写を終了します】
直下、橙菫陣営、現在状況
123:ヴァイオレットカウンセリング
456:狙撃
789:情報収集
6:狙撃
「…オレンジ」
「何よ」
「その、何だ。まだやるのか?」
「当然」
「…」
顔を曇らせる静馬にバレンシアはずいと顔を寄せる。
互いの吐息がかかるような距離で、しかし、どちらの顔も朱に染まるようなことは無く。
「…ヴァイオレット。覚悟はまだ決まらないの?」
「…覚悟、か。…俺の願いは、少なくとも無辜の人間を殺す事じゃない」
「無辜じゃ無いわよ。文明の上で安寧に寝そべって科学を利用し限りある者を貪る暴食の罪人どもよ」
「…俺は、本来そちら側の人間だった」
「…ヴァイオレット、アンタが選びなさいよ。もうそろそろ、モラトリアムなんて言ってられないわ」
業を煮やした、とも見放すのとも違う、そんな声色と共にバレンシアは静馬を突き飛ばした。
「あー、やんなっちゃうわ。アンタ、仲間じゃなかったら焼き殺してた」
「…本心か?」
「もちろんよ、グリーンにも同じこと言ったでしょ?」
「…そうか。頑張ってみるよ」
「うん、そういうところは高評価なんだけどね。虚勢でも何とか立ち上がるところは」
新たな火球がバレンシアの導きで生み出される。
「じゃ、ちょっとモヤモヤ発散ついでにブッ飛ばすわよッ!!!」
直下、成功以上で自陣営への被害回避、失敗で負傷判定、0で敵陣営に被害【場所確認しておらず】+3
7:両陣営被害なし
そしてその一撃は遠く離れた草原に直撃し。
「ま、あそこならあんまり人もいないでしょ」
「…感謝するよ」
「いいって、私たちが仲間である以上は殺さないわよ。あ、もちろんグリーンもね。殺したくはなるけど、家族を殺したりはしないでしょ?」
「…ああ、お互いに狂ってるな」
どこか疲れたように、静馬は微笑んだ。
「…マスター、望まぬのなら、そんな道に向かう必要はあるまいに。…いや、いらぬ節介か」
【虹陣営の行動描写を終了します】
貴方に移る前にちょっと判定。直下、流石に魔術協会気づいたか。成功以上で気づいてしまう
0:特殊判定
,.... ;- メ―――-. .、
ァ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:: : : : : : : : : : ≧、
ノ.7:.:.: : : : :: l: :l : : l:イ:l: :::::.:.:.、
./:.:. : : : : l : l: : :l i::l : : : . .: .:、
./:.:.: :: : :ムlミl: /:/ l:.| :: : .:.:.:.!ヽ
イ:.:f|:: ̄ ̄ レ" ´ ̄ ̄ !ル i':iィ:.j:
. j:.::7 ━━ ━━━´:/l:シ ヾ
. レ' , , <ノイハ.レ′
` 、__________,,/i,`′
ヽ,,r`iR;;;;;iヽ,/\.
. r`.、,!! レ__;:;:;-、
(:;:;:;:;:ヽ;:;:;:;:;:;:_ゞ-ゝ
 ̄ ̄  ̄
直下
123:スチームパンクなトンデモ出てきた
456:何か別の事件発生してるみたいよ
789:トリーズナーの懐柔策
2:刺客(強)出現
【というわけで一旦中断、続きは夜に】
【何かスチームパンクっぽいAAとか設定大募集。人じゃなくても可】
【ついでに前回の二人はどっかで監督役として出てきます】
【再開、何となく選びました】
ロンドン郊外に存在する時計塔。
最大の魔術機関の一角たるその一室で秘密裏の会合が行われていた。
時計の音が響く室内に、コツ、コツと新たな反響を生み出すステッキの音。
堅牢なマホガニーの扉を開け放ち、内部の人間に恭しく礼をする一人の男。
上品に設えられた上下のいでたちに、礼儀を失さない慇懃な態度。なるほど、何処を切り取っても申し分なく上等教育を受けたそれだと分かる。
その、三口に分かれた口、白くふわふわとした体毛、赤い目、長く張り出た耳を除けば、だが。
「もうしわけない、昼食に出ていまして遅れました。お呼びでございましょうか?」
愛らしいウサギの様相で男は胸のポケットから懐中時計を取り出し、尋ねる。
低い声が彼に今回のあらましを。いわく、近日発生した爆発被害、及びそれによる延焼。
間違いなく魔術が絡んでおり、現在この一帯に一種の術式が張られている。解析の結果、現れた単語は。
「…聖杯戦争、聞いたことはありますな。遠き極東の地において為される珍妙な戦争。噂では英霊なるものを呼び出し戦わせるとか」
それすらをも突き止め、即座の停止を求める男たち。
皮肉気に放たれた問いに、ウサギは軽く笑いながら答え。
「はは、御冗談を。たかが極東の戦争に勝った程度で名など上がりましょうや」
ウサギがひとしきり乾いた笑いを終えると、改めて場の空気は厳粛なものへと変化し。
男たちはウサギに命を下す。即座に制止し、魔術の漏洩を止めよ、と。
「…人員は、提供していただける。それは僥倖。では、承知いたしました、この時計ウサギ、その大命、必ずや果たしましょうぞ」
時計ウサギ、そう名乗った男は改めて恭しく頭を下げる。
「了解です。栄光あれ、サー」
/ `ヽ. / .::.
/ ハ ./ .::.
-‐  ̄li i}才 /::..
. -‐ ´ ,孑}ヽ 才/ ;:: ,’: : _ 孑´
, ´ ////ト//77===77///ハ ;:i ’才´
/ ,ィ::::イフi{////| ヽ、/////i////ハ:i/´
/ ./:::/ 〃 V////>、 .二二 .イ////i}’
,イ / / ィ ヽ////////{´V// V/ヾ
/ / / イ ゝ、////∧ V∧ ヽ i
´ ̄_ .才 -┼ 、:.. ` ̄ ̄ヽ ヽヽ ヽ .}
. 孑 ´ ̄ ィ “、`ヽ ヽ ヽ__ Ⅶ
´ ,イ :{ヽ、 ,-..ト、 ヽ. V
/'’ ゙ト、ハ 、;:. リ 、 ` ー 、.ヽ
} ` ゙ヾ ;:{/ ̄ ̄ ̄ ヽ .i
{ヒ ” ./ ケ=ェ. i.} .i
 ̄ ̄ ─A、- .._ i:i:i ヽイ ::::{、 i | i i
 ̄ ̄ ̄`>‐ -`ニ ヽ .ノ_ --i| いハ
才´////ゝ、 .><  ̄ ̄フ/ヽ } }
才 }/////{ ≧、´ ` ,ィ≦////く __ .>イ}、
才 ’/////i }///≧に}≦/} V//>ニヽ<´ィ≦ハ尖:、
才 i//////i} ` ̄ i `i ̄i }//>─≦//////∧ ./
{´//ヽ i///////i i }. { i i///∧V/////////∧/
{//////> 、 .i///////ハ { } i /////∧.V////////i∧
Ⅶ////////> 、 i////////ハ :i { i i ///////∧.V////////i∧
:}////////////∧i////////iハ { } :i .i/////////∧.V/////////
「やっと合流だな」
「おう、ほんとうようやっと、って感じだな」
日がちょうど天辺に来たころ、ようやくライダーに引き連れられコノリエが姿を見せた。
「おい、ライダー」
「…まあ、いいじゃないか。結果として上手くいったんだし」
「だけどその鰐はどうすんだよ」
「…それも含めて話し合っておこうじゃあないか」
…調子いいよな、まったく。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
情報交換からの残りの鯖の真名当て
>>264
…とりあえず、遭遇した陣営について話し合っとくか。
「そういや、お前等何処と遭遇したって?」
「ん? ああ、キャスター陣営とセイバー陣営だな」
「ちょうど真名がハッキリしてへん連中やね」
「それを言えばこっちのランサーもそうなんだがな」
で、セイバーはともかく問題としてはキャスターだ。もう少し情報があれば…。
「ま、キャスターの宝具が明らかになったが聞きたいか?」
「何!?」
「…体を乗り出すんじゃない、まったく」
「コノリエさんがそんな意地悪するからじゃ…」
「ふん、別に教えてやるとも。人間的には否定すべきだが、一応仮にも我らがリーダーなんだしな」
【キャスターの宝具を公開します】
◆『二十八祖転倒!(レッドライト・グリーンライト)』
ランク:A 種別:対陣宝具 レンジ:0~100 最大捕捉:1000人
寄る辺を失ったキャスターは抗う事もできず派手に転倒する。だが、それでもただでは転ばない。
身に纏っている碧の衣はたちどころに紅く染まる。
辺りはまばゆい赤光で分け隔てなく、文字通り一瞬にして満たされ、エリア内にいる者は思考も含め一切の行動ができなくなる。
その間に体勢を立て直すのだ。急げキャスター。早く起き上がるんだキャスター。
この擬似的な時間停止・時空間に対する魔法的挑戦がキャスターのキャスターたる所以だが、当の本人にとってはこれこそが負の信仰・唾棄すべき 呪いである。
【自身の『転ばぬ先の掬いの手』を全て破壊・封印・簒奪などされた直後、もしくは[壊れた幻想(弱)]の炸裂直後に自動発動】
【同エリア内にいる全てのマスター・サーヴァントを含めた世界の動きを2ターン止める】
【キャスターは2ターンをかけてなんとか立ち上がり体勢を立て直す、その間攻撃はできない】
【キャスターのマスター及びその者に発動の際手を触れられていた者のみ赤光の影響を受けず例外として自由に動ける】
【時間停止中敵陣営に危害を加えない場合、一切の影響を受けず令呪なしでの撤退が可能】
【自由に動けなかった者達にはこの宝具の効果について◆ 情報抹消:Bが付与される】
【対抗するには、現場に残った証拠から論理と分析により正体を導き出さねばならない】
「…何だこの宝具」
「ようするに礼装を失ったと同時にすっころび、転んでいる間時間を止める宝具だな」
「…意味あんのか?」
「考えてみろ。キャスターに触れている陣営だけは動ける。つまり、共闘相手に襲われる可能性が高い、というわけだ」
…そっか、そう考えりゃ存外鬼畜な宝具だな。
ただ、こんな能力持ってる英霊なんざ、心当たりが無いが?
「なあ、で、情報が明らかになったわけだがコイツは何だ?」
「ああ、私も分からなかったが…、おそらくこの二人なら分かるだろう」
と、コノリエが指すのは朝霧と楠木。…何でコイツ等が分かるんだ?
「あー…、成程、俺は分かったと思う」
「まあ、有名ですからね」
…どういうこった?
22:20から↓2まで、虹セイバー、虹キャスターの真名判定、併記も可
剣ジャックドモレー
魔達磨和尚
>>268-269 正解
「えっと、私たちの時代には、『だるまさんが転んだ』って遊びがありまして」
「うん、で、その遊びは「だーるまさんがこーろんだ」って言ったときみんな止まらなアカンねんよ」
「…と、言うことは?」
「たぶん、キャスターの真名は」
「達磨大師、あるいはボーディダルマ、ってところやろうね」
【キャスターのステータスが更新されます】
≪クラス≫:キャスター
【真名】:ボーディダルマ
【属性】:中立・中庸
【筋】:D
【耐】:A
【敏】:E
【魔】:B
【幸運】:C
【宝具】:A+
_
γ=⊂〉
_殳; ;殳_
/l>.´`<l人
, ´ /イ />v.∧!〉 > 、
, /ニl/|/\ノ!ニ 、 ヽ
_ _ , ,:'ニ//K..v..イルニニ 、 、
, ´ ヽ _/ /ニニニi! ><..|ニニニニト、 、
/ ;:::;´`  ̄;;; /ニニ|ニニニニ|ヘヘヘニニニ/ニト、 、_
/ `;;;;;;;;/ x≦二二ニニ,ニ>V〈r人レゝニニ!ニニニ>、_\ \ー - 、
`¨¨ヽ ,;;;;;;;;;;/≦ニニ/r-`´ .xイル l Y.<;;;`+<ニニニニヽ\ \__ ヽ
':, ,;;;_-≦ニニニニニ' , ' ,,,, ィ´ニニ.|!!! | .!.ニ\;;;; `´`ヽヽニヽヽ. \;;;;;;;; 、
__ ― __ ` ー/ニニニニニニニリ,〈__イニニニニ.乂 .!.ノニニニ戈、;;;; ヽマニヽ__. \;;;;;; ヽ
./= ヽ__∠ニニニニニニー===> (ニニ>――}イ|――ニ〈〉ヽー _ノ,.マニニニ`ヽ  ̄ \
./= ヽ__/::::::::::ヽニニニニ´:::::::::::::::)__-≦≧ | |.i>-≦_ {:::::::::`ヽニニニニ´へ弋 ` 、
,,,, ノ__::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ニニニニく ,| |.iムニニニニヽ::::::::::::::::::::::::::::::::> ヽ > 、
__ // V:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ニニニニニニV' .!.!/ニニニニニ |::::::::::::::::::::::::::::::::::::> \_人_ ー\__
_ ― 、 , ' ,:::::::::::::::::::::::::::::::::,ニニニニニニニニ, .|.'ニニニニニニハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー―' >< __
_ ⌒ 、 ー ´.., - ' ,::::::::::::::::::::::::::::::::,ニ/ /ニ|ニニニニ| .|.|ニニニニ|ニ|〉ニ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::γ \_三三ニヽ
 ̄ ̄ /:::::::::::::::::::::::::::::::,ニ,'ニlニ/|ニニニニ| .|.|ニニニニ|ニ|! ニl,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ \
…そんな、しょうもない話、あるか?
「…気が抜けるな」
「まあ、言ったところでしかたあるまい。で、セイバーだがやはり例のモノで間違いはないだろう」
「ああ、テンプル騎士団最後の団長、冤罪にその身を焼かれた騎士」
ジャック・ド・モレ―。
【セイバーのステータスが更新されます】
≪クラス≫:セイバー
【真名】:ジャック・ド・モレー
【属性】:中立・中庸
【筋】:B
【耐】:C
【敏】:B
【魔】:A
【幸運】:E
【宝具】:A
/: :|: :|: : :|: : : : :ヽ: : : ゚:,: : :‘。:::::. ::::::: ::::::::::::::トv'⌒⌒)
/ィ:..:|: :|: : :|: : : : : : :,: : : :゚, : : ‘。:::::. :::::::::::::::::::{......_,ノ......う、
/ |:..:|: :|: : :|: : |: : : : | : : : :゚,: : :..:}ヽ::::..::::::::::::::::{ζ..............ノ
|: : : :{: : :|: : |: :|: :.:ト、: : : :.}: : :∧ }:::::::::::γ⌒ .......__,う′
|:j|: :トヘ: :|\|: :}: : ハ \: :.|\: : }ノ}:γf´ y-ぅイー==ミ
|八.:|: \: :{ \: : : } ∨| ト::::}rf _,..-=/ニニニヽニ}
| ∨: : }\} ヾリ Ⅵ .|ζ _ノイ/ニニニニ/ニjヽ
∨:l:| く\ } ζ ノニニ/> -=ニニニニニニ\
リリ \__ ___ ζ ノニニ/ニニニニ二二二二二二
う ゝ ζ う//------ ニニニニニニ
⌒ぅ_r丶イ{ /ニニニニニニニニニニ丶ニ二二
{\ニ{う、~{ニニニニニニニニニ二二/\=二
〉ニニ}ニ( ∧ニニニニニニニ二二/ニ二ヽニ
{ニニ∧=( |l }ニニニニニニニニニニ/ニニニニニ
_rvぅ ___}ニニニ∨).|ト∨ニニニニニニニニ/=ニニニニ二
/\/ヽ:i:/::::(_ _)ニニニニ二二{ニニニゝニニニ(_ .{二ニ三三/=ニニニニニ}ニ二
/.../.....丶 _}:i:i:i:i:i(_ うニニニニニニニ\ニ二\ニ(_ Vニニニニニニニ二二二}ニニ
<丶./._._._._._\}:i:i:i:i:i:(_ _)ニニニ二二二二二二\(_ ∨ニニニニニニニニニニニニニ二
\’,........./ Ⅵ:i:i:i:i( _)ニニニニニニニニニニニニニニ( /ニニニニニニニニニニニニ二二
\,/ヾ二ノ==ζ_,_う´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ {ニニニニニニニニニニニニニニニ二
, -、 rっ \ニニニニニニニニニニニニニニ二
//:::::\ rっ }ニニニニニニニニニニニニ二二
…っと、まあこれで敵勢力全体が判明したな。
で、現状はここにサーヴァントが三騎、かつヘルパーも確認済み。
ヒーロー共の方は少なくとも一騎撤退済み。で、楠木によってこの場所は陣地になっている。
「…んー、またメンバー分散させるか? それともまとまった方がいいか?」
「私から助言するなら今のお前が考える逆を行けば最善手になる気はするがな」
「…私が思っても言わなかったことを」
流石にそこまでひどくは…、あるな。
22:48から多数決、先に二票
1:メンバー分散
2:このまま多人数で行動
2:このまま
「…まあ、久しぶりだ、このまましばらく行動すっか」
「? 大丈夫なのか? 単独で行動しているメンバーが襲われたりは」
「ああ、フェルディナンとこは強制的に一対一に持ち込めるし、髑髏ンとこはもう神殿組んでるみたいだからな。大丈夫だろ」
一応、俺の部下だしな。
「そうか、まあお前が言うなら文句は無いが」
「…本当に大丈夫ですか?」
「朝霧?」
「…いえ、何でも。ちょっと向こう行ってきますね?」
「あ、おい」
…今の顔。…ちょっとヤバいかもしれねえな。
「…大丈夫だ、セイバーと楠木が向かった」
「…、よくお分かりで」
「ふん、分からいでか。単純なお前のことだからな」
「…そういやランサーは?」
少し照れくさくなり辺りを見回すと、鰐と戯れているライダーしか見えねえ。
「ああ、アイツはどうもこうやって一緒にいるのが苦手らしくってな。今は霊体化してるよ」
「ん、そうか。…ならまあ、しばしの平穏を楽しむとすっか」
「足を向けるなよ」
分かってますよ、っと。
…こうやって一緒に寝転ぶってのも何だか懐かしいもんだ、…だが、今はそんな感傷に浸ってる場合じゃねえな。
朝霧の態度には明らかに違和感があった。…俺の見間違いならいいが長年の勘と、…経験が伝えてきやがる。
…奴らにあてられたか? 俺も人のことは言えねえが、…注意する必要はあるだろうな。
【昼行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1
3:平和な日常
直下、刑陣営
12345:フェルディナ
6789:ヘルパー
↓2、虹陣営
123:橙菫
456:青緑
789:その他
2:フェルディナ
9:その他
直下、フェルディナの現状
123:追われてる
456:オートマタは思考する
789:追ってる
2:追われている
…背後に何かを感じる。
視界は良好、サーモグラフィもばっちり稼働中。
しかし、そのセンサではとらえられない気配は確実に私を追っている。
こっそり空を飛び、加速してもそれはまだ追い続けてくる。
「…少々マズいやもしれませんね」
今はまだ危機を感じるほどでは無い。だが、それが忍び寄るトロイの木馬のごとく、突如悪意を噴出しないとは限らない。
合成樹脂で形成された指を動かす。…まだまだ体は動く。逃げ切れればいいのですが。
直下、追ってきてる人
123:虹アサシン
456:ウサギ一派
789:ただの使い魔
5:ウサギ
…仕方ありません。
全身に光学迷彩を施し、上空へ飛翔、おそらく相手は魔術を使うでしょうから、軽度の幻覚阻害を行って…。
そして、下に広がる景色、いえ、私を追っていた敵は。
「…な、何ですか。これは」
/ `ヽ. / .::. / `ヽ. / .::. / `ヽ. / .::.
/ ハ ./ .::. / ハ ./ .::. / ハ ./ .::.
-‐  ̄li i}才 /::.. -‐  ̄li i}才 /::.. -‐  ̄li i}才 /::..
. -‐ ´ ,孑}ヽ 才/ ;:: ,’. -‐ ´ ,孑}ヽ 才/ . -‐ ´ ,孑}ヽ 才/ ;:: ,’: : _ 孑´
, ´ ////ト//77===77///ハ, ´ ////ト//77===77, ´ ////ト//77===77///ハ ;:i ’才´
/ ,ィ::::イフi{////| ヽ、/////i/// ,ィ::::イフi{////| ヽ、////// ,ィ::::イフi{////| ヽ、/////i////ハ:i/´
/ ./:::/ 〃 V////>、 .二二 . / ./:::/ 〃 V////>、 .二 / ./:::/ 〃 V////>、 .二二 .イ////i}’
,イ / / ィ ヽ////////{´,イ / / ィ ヽ//////,イ / / ィ ヽ////////{´V// V/ヾ
/ / / イ ゝ、//// / / イ ゝ、// / / イ ゝ、////∧ V∧ ヽ i
´ ̄_ .才 -┼ 、:.. ` ̄ ̄ヽ ヽ´ ̄_ .才 -┼ 、:.. ` ̄ ̄´ ̄_ .才 -┼ 、:.. ` ̄ ̄ヽ ヽヽ ヽ .}
. 孑 ´ ̄ ィ “、`ヽ . 孑 ´ ̄ ィ “、`ヽ . 孑 ´ ̄ ィ “、`ヽ ヽ ヽ__ Ⅶ
´ ,イ :{ヽ、 ´ ,イ :{ヽ、 ´ ,イ :{ヽ、 ,-..ト、 ヽ. V
/'’ ゙ト、ハ 、;:. リ 、 ` ー 、.ヽ /'’ ゙ト、ハ 、;:. リ 、 ` ー 、.ヽ/'’ ゙ト、ハ 、;:. リ 、 ` ー 、.ヽ
} ` ゙ヾ ;:{/ ̄ ̄ ̄ ヽ .i } ` ゙ヾ ;:{/ ̄ ̄ ̄ ヽ .} ` ゙ヾ ;:{/ ̄ ̄ ̄ ヽ .i
{ヒ ” ./ ケ=ェ. i.} .i {ヒ ” ./ ケ=ェ. i.} .i{ヒ ” ./ ケ=ェ. i.} .i
 ̄ ̄ ─A、- .._ i:i:i ヽイ ::::{、 i  ̄ ̄ ─A、- .._ i:i:i ヽイ ::::{、 ̄ ̄ ─A、- .._ i:i:i ヽイ ::::{、 i | i i
 ̄ ̄ ̄`>‐ -`ニ ヽ .ノ_ --i| い ̄ ̄ ̄`>‐ -`ニ ヽ .ノ_ --i|  ̄ ̄ ̄`>‐ -`ニ ヽ .ノ_ --i| いハ
才´////ゝ、 .><  ̄ ̄フ/ヽ } }才´////ゝ、 .><  ̄ ̄フ/ヽ }才´////ゝ、 .><  ̄ ̄フ/ヽ } }
才 }/////{ ≧、´ ` ,ィ≦////く __才 }/////{ ≧、´ ` ,ィ≦////く才 }/////{ ≧、´ ` ,ィ≦////く __ .>イ}、
才 ’/////i }///≧に}≦/} V//>才 ’/////i }///≧に}≦/} V才 ’/////i }///≧に}≦/} V//>ニヽ<´ィ≦ハ尖:、
才 i//////i} ` ̄ i `i ̄i 才 i//////i} ` ̄ i `i才 i//////i} ` ̄ i `i ̄i }//>─≦//////∧ ./
{´//ヽ i///////i i }. { i {´//ヽ i///////i i }. {´//ヽ i///////i i }. { i i///∧V/////////∧/
{//////> 、 .i///////ハ { } i {//////> 、 .i///////ハ { {//////> 、 .i///////ハ { } i /////∧.V////////i∧
『どうやらそのようですが、まあ、私にかかれば造作も無き事』
『さて、彼女は何者だったのでしょうね?』
『はてさて、少なくとも何らかの事情を知っていることは間違いないでしょうが』
『あ、ちゃんと隠蔽できてます? これで怒られては元も子もない。まだハロウィンは遠いですしね、仮装という言い訳も無理がある』
ウサギだったのです。
【自己投影・ラプラスの耳】
自らの姿を他者に投影し、劣化版ながら技術を習得させる魔術。
投影魔術の中でも相当の異端に当たり、投影を受けた人物は精神、記憶、思考まで対象者と同一のモノに変化する。
投影を受けたメンバー全体でネットワークを構築し、擬似的な大魔術、未来予知を発動させることすら可能。
ただし、魔力や体力等を使用した場合、投影終了後、その負担が一斉に襲ってくるため、生半可な人間では死亡することが殆ど。
その為、死刑囚や優れた魔術師などが投影対象におかれるが、緊急時は無辜の民を利用することも。
それに伴う隠蔽不足を理由として退去することも多い。
最大投影可能範囲は街一つレベル。ただし、それは投影された対象が新たに投影を繰り返す自己増殖であるため
本体から遠ざかるにつれ精度は下がり、本体の位置を見抜くことは容易。
≪他のユニットを代償にユニット【時計ウサギ】を召喚可能、下記のデメリットを受けない召喚可能数は10≫
≪ターン終了時に、【時計ウサギ】に変化したユニットは本来のユニットに戻り、行動不能になる≫
≪10騎以上の召喚を行うたびに撤退命令判定を行い、失敗した場合強制撤退する≫
≪索敵が確定成功する≫
≪敵陣営の逃走に大幅なマイナス補正≫
≪5体以上を同時召喚した状態での戦闘において、自らを含む全ユニットの全ステータスに+3補正、及びサーヴァントとの戦闘-補正を-1に変更する≫
直下、召喚【時計ウサギ】数
123:一騎
456:二騎
789:三騎
【あ、判定逆です。このレスは判定に含みません】
5:二騎、よって全部で三騎
…相手は三人。上手くやれば逃げ出せそうですけど。
一応今は全員が離れて行動しているようです。上手く各個撃破できればあるいは。
ですが、相手はこの時代の人間ですし下手に刺激をするのも…。
ああ、もう少し演算装置が高性能だったらッ!
直下、フェルディナの判断、成功以上で逃走、失敗で戦闘【色々考えた補正】+2
4:結構考え無し
…今は相手もこっちに気付いていません。
上手くやれば奇襲も可能、各個撃破を狙えば…!
「行きますッ!」
燃料を爆発させ、ミサイルのごとき速度で相手を捕捉!
その脳天に、一撃を喰らわせましょうッ!
「必殺ッ!!! フェルディナ、キ―――――――ックッッッ!!!!!」
/ / У }, ― 、 λ }ヽ/
‘, ./ / / i 丿}ノ ' /
_ノ` ‘, | , ' | / 丿 /
/`丶、 `'r ヽ, { |_ ― 、 ノヽ}'´ _ _j/
. / ` <. / ‘, , ‐ ´ ‘, rー' __, -‐-ノf^r=、
/ ` ' 、 /丶 / ', ,r'¨''ー- ,___ \ 7彡, }尨_,Y /
. / `ヾ' ′ | {ミ=fノー- ,{リ_ `ー―‐'、|iォ'劣ィ_'ー-}│/
,! ヽ. ,| ノ  ̄¨ y }こ)∠ニニ{、|′
j! ‘ / ヽ / ノ}__fメ | ヽ , -――'
j! / ‘, / )ニ'ニ 、|ーr'ー′ ' Y
| / ヽ _ r _´____,、 ‐=ー<__ッ、_)ヾ}|、ζーミ,_イー'
j! ′ /´ ` ノノヽニミ、!_ζ
| | / ̄`ヽ ( ̄ ̄二)__, -''y'´ 〉__`¨ 、
j! ! / }Y(, _>⌒ _ノ⌒ー''て `ー \
| | _ < ,/^ ,‘ ノ_, < ̄ ̄`¨'ー-=ニら_丿
j! _ < _ノ) , ‘ `´
| _ッ< ___) _, ‘
. / / _)'rーヾ´
/ / __ <_ζ`
. / /
/ /
. | , <¨´
. | /
. ‘, /
. \ ′
. ` ー――‐ ´
直下、フェルディナキック判定
123:不発
456:一人負傷
789:一人撃破
2:ほら、必中かけないから
ほぼ百パーセント命中を予測していた私は最期の微調整をうっかり忘れ。
そして私の蹴りは僅かに逸れてしまい。
『おや』
そんなとぼけた声を最後に、地面に突き刺さったのでした。
「…」
『…』
埋まった足を引き抜き、土ぼこりをはたき落とし。
…痛々しいモノを見る視線が辛いです。何か話していただきたい。無駄話が好きではない私がそんなことを言うのです。相当ですよ、これは。
「…ええいっ! どなたかは存じませんが! このゲルト・イスリー! 通称Ms.フェルディナ! 付け回されて泣き寝入りする珠じゃありませんッ! お覚悟!」
『…えー、まあ、いいでしょ。どうやら何かをご存知のようだ。手始めに貴女を捉え、とっととこの椿事を終わらせると致しましょう』
ウサギの紅い目がこちらを睨みます。ですが敵はまだ一人。
順調にいけば、勝てるはずですッ!!!
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。次回、ウサギとロボット】
【再開】
【フェルディナ】
【体】 3
【心】 3
【知】 3
【質】 3
【運】 3
【時計ウサギ1】
【体】 2
【心】 3
【知】 4
【質】 4
【運】 2
直下、フェルディナ能力使用判定
123:礼装一つと合体
456:使用せず
789:【錆鉄砲壁】使用
1:GATTAI
直下、どれと合体するか
123:超・凡人号
456:【錆鉄砲壁】
789:【盲想砲哮】
8:合体、フェルディナ、キャノンモード
【以後、【盲想砲哮】が使用不可になります】
【フェルディナ・キャノン】
【体】 5
【心】 5
【知】 2
【質】 3
【運】 3
【【盲想砲哮】:【体】+2【心】+2【知】-1【【錆鉄砲壁】使用時には使用不可】】
【時計ウサギ1】
【体】 2
【心】 3
【知】 4
【質】 4
【運】 2
【1ターン目】
直下、フェルディナ判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
砲撃開始ー
>>317 決めてませんでしたね…、判定によるってことにしましょうか。
フェルディナ、【質】選択
3+3=6
時計ウサギ、【質】選択
4+8=12
【時計ウサギ、有利獲得】
【2ターン目】
直下、フェルディナ判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
フェルディナ【質】選択
3+1=4
時計ウサギ【質】選択
4+1=5
【時計ウサギ、有利獲得】
【3ターン目】
直下、フェルディナ判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
フェルディナ【知】選択
2+3-3=2
時計ウサギ【知】選択
4+1-5=0
【フェルディナ、有利獲得】
【4ターン目】
直下、フェルディナ判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
フェルディナ【質】選択
3+9=12
時計ウサギ【質】選択
4+5=9
【フェルディナ有利獲得】
【5ターン目】
直下、フェルディナ判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
フェルディナ【質】選択
3+3=6
時計ウサギ【運】選択
2+5=7
【時計ウサギの勝利です!】
直下、フェルディナの処遇
123:破壊
456:捕獲
789:重傷を受けるも離脱
3:破壊
【フェルディナの残機が2になりました】
直下、アーチャーはどうなるの。成功以上で次のフェルディナ、失敗で一時的に現界し、単独行動。
4:一時的に現界、単独行動
【誰かと契約を果たせば霊体化します。また、単独行動の効果がテキストままだと破格すぎる為、以下のモノに変更】
◆ 単独行動:A
マスター不在、魔力供給無しでも長時間現界し続けられる能力。
【一日にランク分魔力消費無しで宝具、スキルを使用可能】
【ランクと同じターン数、マスター不在でも現界可能】
【残り5ターン】
【加えて、破壊されたので【盲想砲哮】永久使用不可となります】
【というわけで早いですが本日ここまで、お疲れ様でした】
【再開】
とにかく一旦距離を取って、…砲撃を行いましょう。遠距離からの砲撃なら対処する暇もないはずです!
バックパックから【錆鉄砲壁】用の砲塔と砲弾を取り出し、手首を分解、取り外します。こういうところがロボットってのは便利ですよね。
分離面から伸ばしたジャックをあらかじめ改造していた【盲想砲哮】の端子に繋ぎ…。
私の右腕は、無骨な砲塔と化しました。…今がこんな状況でなければこの砲塔のカッコよさを語りたいのですが…。
緊急事態故、仕方がありません。仕事は果たさねば。…フェルディナ、状況、開始しますッ!
「蒸着、【盲想砲哮】! フェルディナ・キャノンモードッ!!!」
「…おやおや? 魔術の徒と思っておりましたが」
相手…、山高帽を被ったウサギが可愛らしい目で此方を眺めています。
今ならその頭を吹き飛ばすことが出来るでしょう。目標を定め、体の中で炸薬代わりの魔力を爆発させます。
「砲弾、転送、放てッ!!!」
「…しかし、確かに魔術の痕跡は感じる。…どうも、単純な尺度で推し量るのは危険のようですな」
放たれた砲弾は間違いなく演算通り、ウサギへと。
私の演算は完璧です。この速度に反応できる人間などいないでしょう。
しかし。
「他愛無し」
「!?」
ウサギはただそれだけ呟いたかと思うと、迫りくる砲弾を一刀の元に斬り捨てました。
真っ二つになった砲弾が付近の建物にぶつかり、崩壊させていきます。…いつのまにやら人払いがかけられているようで被害は出ていないようですが。
ウサギはにやにやと猫のように笑いながら砲弾を斬り伏せたレイピアを揺らめかせます。あんなもので私の砲弾が斬り伏せられるとは…。
「単純な質量ならともかく、この程度の魔術、祭位持ちの私に通じるとでも?」
「…馬脚を現しましたね。なら質量で押しつぶすまでです!」
「それができるのであれば」
ウサギがぱちんと指を鳴らすと、物陰から一挙一投足変わらぬ動き、そして鏡面のように同じ容姿のウサギが姿を見せました。
「な」
『生憎、私は私たちなのです』
同じようにレイピアを構え、響く声はユニゾンを醸し。
まるで幻覚のごときその光景。しかし、私の目は間違いなくそれらが存在すると訴えています。
『私自身の用いる魔術は大したこともない、しかし、貴女の言う質量ならば私も負けてはいない』
…確かに、私が放つ砲弾。
一人で受けきれぬなら量を、と考えましたが、相手も同様に量を増やして。
…しかし、こういった無理難題、技術者にしてみれば至極当然の、そして挑むべき課題。
少々不謹慎ながら興奮した私は、砲塔の中に砲弾を詰め込めるだけ召喚しました。
そして砲塔を向けます。相手が三倍になったのならば、こちらは五倍ですッ!!!
「…なら一つ、大きいのぶちかましましょうッ!!!」
『質量に質量で挑みますか。…まあ、悪くない』
炸薬が張り裂ける感触。
本来存在しえない機能を用い、連続で放たれる砲弾。多少のエクスタシーがあったことは否定しません。
自分の技術が、自分の体を通しその真価を発揮しようとしているのですから。
そこで、やはりというべきか声が響きます。
『では、時計ウサギ、その名の神髄、お見せいたしましょう』
降り注ぐ砲弾にウサギたちは動ずることなくレイピアを片手に、そしてその一方、空いた手にはトランプを持ち。
流れるようなそぶりでその二つを同時に放ちました。
『My fur and whiskers! I'm late!』
レイピアは降り注ぐ砲弾を叩き斬り、放たれたトランプは砲弾と相殺します。
その全ての流れがあまりにも早く、…いいえ、無理やりに急がされているようで。
「トランプの弾丸ッ!?」
『I'm late! I'm late! I'm late! さあさあ急げ急げッ! 間に合わなくなっても知りませんよぉッ!!!』
三人のウサギが異口同音、そして同一の仕草で放つトランプの弾丸。
私の砲弾は、遂に底を尽き。そして、目の前に広がるのはトランプの花吹雪。
「弾かれッ…!?」
『Too late…、残念、遅刻のようです。では、その紅き心臓、白薔薇を塗らせていただきましょうか』
「マズっ…! とりあえず、バックパックだけでもッ…!」
とっさにバックパックを手放し、衝撃に備えます。
全身を無数の刃が斬りつけていき、徐々に機能が低下していくのを感じました。
…記憶の転送は終えています。必要な武器もすでに飛ばしました。…なら、もう心配事はありません。
今回の私は駄目でしたが、キット次の私は上手くやってくれることでしょう。…あ、アーチャーどうなるんだろ。
そんな間抜けな思いを最後に、私の体は爆発四散し。私はあっけなく二回目の死を遂げることになりました。
『…あ、ついついやりすぎてしまいましたね。本当は捕えるつもりだったのですが』
『聖杯戦争というくらいですからね。まだ他にも相手はいるでしょう』
『しかし…、肉片の一つも残さないとは。やはり特異な魔術を用いると見える。…油断はできませんよ? 私たち』
――――――― 一方そのころ ――――――――――
「…んあ!? 何で俺が実体化してんだ!? マスターとのパスも完璧に切れてやがるし」
そしてアーチャーは呟いた。
「…ヤベえな」
――――――― また一方そのころ ――――――――――
「…システム、オールグリーン。記憶装置、良好。電磁パルス、安定。…フェルディナ、起動します」
「Hallo、World! …って、アーチャーとのパス切れてるじゃないですか!?」
【刑陣営の行動描写を終了します】
直下、虹のその他
123:赤
456:紫
789:黄
5:紫
直下、紫現状
123:重傷メンバー救出中
456:戦闘メンバーと合流
789:徘徊
2:赤黄回収作業
…何かに、揺られている。
どこか、遠い記憶。…ああ、そうだ。これは、かあさんにおぶられていた、そんな、そんな小さなときの、記憶。
「…? 一瞬動いたような気もしましたが」
雑然とした街の裏を歩く一人の女。
その背には二人の男が背負われて。
「…ふう、それにしても二人ともヒドイ怪我ですね。…治せるかどうかは分かりませんが、少なくとも安全な場所まで移動しなくては」
並の女に抱えきれるものでは無いその重量を背に、女は汗一つかかず笑顔を絶やさない。
「ああ、これも救済に向かう試練、必ずや成し遂げて見せますよ…」
直下、パープル行動判定
123:安全地帯まで移動成功
456:【四種曼荼羅】使用、赤黄回復
789:刑陣営と遭遇
4:【四種曼荼羅】二画使用
…何処か、懐かしい記憶と共に目を覚ました。
そこはボクが倒れていた場所とは違うどこか。
…あれ、傷が癒えている。おかしい、アレはそんな簡単に治る傷じゃ無かった。
…それどころか、下手をすれば一生残るような、そんな傷だったはずだ。
ふと隣を見れば、イエローが倒れていた。
慌てて駆け寄るけど、どうも気を失っているだけみたいだ。
…でも、誰が。そしてボクは一人の存在に思い当たる。自分を捨ててでも、世界を壊しても、誰かを助けようとするあの人を。
「…ッ! パープル!」
ボクは知っている。パープルならこれができるって。
でも、パープルが傷を治すためには、いろんなものを犠牲にしなくちゃならないって。
ボクは、表に飛び出した。でも、夕焼けの街並みに、あの笑顔は見当たらなくって。
夕焼けの丘で一人女は踊り狂う。
「ああ、素晴らしいでしょう、日は既に斜陽、煉獄の炎がごとき楽園はエデンと黄泉とを行き過ぎる、さあ、湧き出だせストリゴイ。ここはすでに蓮華座の上」
その目に知性の色は無く。ただ強靭な精神力でもって動かぬ体を動かすのみ。
その姿は、ただ、幸せそうで、ただ、喜びに満ちていて。
「ああ、救済を果たさねば。黙示録は近いのです。末法の先にニライカナイは見えるのでしょう。救わねば、救わねば、救わねば」
もはや彼女は信念に突き動かされる屍体と成り果てた。
しかし、そうだとしても、その表情は。
「全てを救済せねばなりません。そう、例え天地創造を胡蝶の夢と断じたとて」
微笑んでいた。
【ラグナ、ダークブラックの重傷が回復しました】
【虹陣営の行動描写を終了します】
…夜だな。
どうも底冷えがしやがる、風邪でも引いたか?
「…さて、どうするかな。残った陣営は剣騎魔、そして暗」
「まあ、アサシンへの警戒もだが…、キャスターはこれ以上動かないやもしれないな」
「なら早めに襲撃するべきちゃうんかな? 今は人数もそろっとうことやし」
そうだよな…、さて、どうするかね。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
騎魔の居場所は割れてるんだっけ?
安価下で
>>363 割れてませんね
「まあ、襲撃するにしてもキャスターの居場所は分からねえんだろ?」
「ああ、そうだな」
「ならまずはそれを探すことからだな」
…さて、じゃあどうやって探すかな
↓2、索敵方法
1:誰かに行かせる(メンバー併記)
2:使い魔使用
3:自由安価
2:使い魔使用
…折角作ったし、使い魔使ってやるか。
「…お前が作ったのか?」
「いや、勘違いするなよ、コノリエ」
「俺が作りました」
「…ほほう、可愛いな」
「!? ライダー?」
センス悪くねえか?
直下、使い魔索敵判定、成功以上で発見、失敗で発見できず、大失敗以下で破壊
0:特殊判定
{゙::..、 l \ イ
゙:、 `゚ ‐- ...,_ ハ ヽ { ゙,
ヽ、 ` ヽ、 、 /:::, ヾ ゙,
- ..,,__..... >::..,,_,,.. ..,,_ \ ヾ`¨ ̄`゙ミ、 :} l
` ‐ ..,_, -'彡 . -‐''">< ̄ ̄`゚ ‐ 、Σ V l {
_ フ´ フ" / / ヽ \ } } ト
`¨ーテ゚ ,:' ,' ヽ 、 ヽl } |:}
. ,:'゚ ,' l ゙:, ヽ \ / l l
/ ; | ゙; ゙:, ヽ`ヽ} |
/ l l l ! |; ゙:; ゙, ;:::::ハ,}
∥ :: | | .| | |::, lヽ l } }ヾ::: ヽー 、
' l | l { ハ {::,゙:, l |、_ヽl!. | { l } ::: }
l ,'! l :, l 斗t'|"l l、 ll | _,,xzzx、l { l / {,:、,.>"
| ハ l ゙, ゙:,t==ミレヽ |l,:ヘ{_,iii.:」 イ ∥ | {`ヽイ ゙; ゙;
l{| :; ゙:, {-゙ー''⌒ヾ= ( ): : : :l ∧ l l | l ゙;
゙;l l, ゙、 ヽ;u: :`ー:::{: : :` ̄: : u // |ヽ l\{! | ヽ ヾ、
{ l l ::, }ミミ; : : : : : : : : : : : :ァ /イ l /ヾ、}ヽ } ゙; ゙;
l ∧:::, l :ヽu ヽ、 / /| ,'/ / |ー- ..,,_} l
l / ヾ∨ | >::...,_ ̄ ,..イ彡' | / / | 二-.、
レ ,イl |¨´/{ {! `¨´iiir::: | / / l / ヽ
/ ハ | ゙ミ:.、ヾii! ,=7 |/ / } ,' / ゙;
/ { l ! ヽ `}ii}´/ / / | / ゙;
l ll {/ ヽ({{(ノ ,' イ! l /! } }
l ゙、{| / , ∥i! ,'.:{:::{ |/ i / ;
゙、 ヾ,! :;:'´ j{iii! ii:::|:::V ∨ /
゙、 ヾ;' j{iii! {!:::| {ミ:、 | /}
ヽ / j{iii ゙、゙:, ヾ } | ノ
456:またフェルディナさん逃げてる
789:単独行動してる虹アサシン捕捉
【もちろん直下です】
2:刑アーチャーの受難
直下、交戦陣営
123:騎魔
456:暗
789:ウサギ
よく考えたら刑弓は再現界できてる時点でこっから虹陣営倒しまくれるよね
次のフェルディナに引き継ぐよりよっぽどいい展開じゃないか
>>378 その方向で進めてくださっても構いません。ただし、残り現界可能ターンは4、さらに宝具使用で1ターンずつ削られます
8:ウサギ
使い魔から連絡が来る、何か異常を発見したらしい。
とりあえず確認してみると…。
「…何だこりゃ」
そこに映っていた映像は獅子の皮を被ったアーチャー、そしてそれと対峙する。
「…ウサギ、か? これは。…ふむ、面白い」
…コノリエの台詞通りだ。何故かアーチャーは服を着たウサギと向かい合っている。
両者の間はお世辞にも和やかな雰囲気じゃねえ。誰かは分からねえが、あのウサギは確実に敵ってことだ。
「…フェルディナさんがいないんじゃないですか?」
朝霧の言葉に光景を確認する。
…! 確かにアイツの影がねえ。他の場所にいるのかもしれねえが、それにしてはアーチャーの表情が険しい。
何かあったと考えるべきだろうが…。
「…ッ、とにかくアーチャーを援護、確保するぞ!」
「…ああ、そうですね。アーチャーのマスターが確認できない以上この状況が続くのは危険です」
セイバーも頷いてくれた。
「…で、誰を送る? その案には賛成するが、全員が全員行動すると確実に到着が遅くなる。分散するにもメンバーを考えなくては足元をすくわれかねん」
「私の使い魔や【蒼き大河の顎】を送ってもいいが…、その分お前は魔力を消耗するしな」
「それにそうした場合、アーチャーの確保が難しくなるんじゃ…」
…ええい、どうする!?
22:40から↓2、アーチャー援護メンバー【三人以上送る場合、到着判定に-補正が追加人数分追加されます】
【現在行動可能メンバー】
1:貴方
2:コノリエ
3:朝霧
4:楠木
5:ライダー
6:ランサー
7:セイバー
8:【蒼き大河の顎】
9:【暗黒異譚・迷照輝鏡】による任意数の使い魔
【あ、ミスです。22:40ではありません。というわけで23:45まで延長】
貴方、ライダー
>>387 貴方とライダー
この場所には楠木が必要だ。で、それを守るためにもサーヴァントは必須。…朝霧は多少奴らに同情的すぎるきらいがあるから一人にしておくのは危険。
ランサーに関してはまだ正体を掴み切れてねえ。…と、なると。
「ライダー」
「なんだ」
「俺たちが行くぞ」
…なによりも、だ。部下の責任は俺の責任だしな。
「…了解した。【蒼き大河の顎】はどうする?」
「? どうするって」
「あちらに行ってから呼び出すこともできるが、私のクラスを忘れてはいないか?」
「…ああ、そうか。乗っていきゃいいってことだな」
「そうだ、では行くぞ!」
ライダーの指示にドタバタと鰐が近づき。
その背に飛び乗ると、予想もできないような速度で進みだした。
「じゃあ留守を頼んだ!」
「ああ、任せろ」
…待ってろ、アーチャー。俺が付くまで持ちこたえとけよ!
直下、貴方到着判定【蒼き大河の顎】+2
123:戦闘終了後
456:戦闘3ターン目
789:戦闘前
7:戦闘前に到着
直下、それまでのウサギ行動【対サーヴァント】-2
123:5VS1
456:3VS1
789:対話による懐柔
1:ウサギは五体
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【明日はお休みします】
【遅れましたが再開、【単独行動】を以下のモノに変更】
◆ 単独行動:A
マスター不在、魔力供給無しでも長時間現界し続けられる能力。
【一日にランク分魔力消費無しで宝具、スキルを使用可能】
【ランクと同じターン数、マスター不在でも現界可能】
【マスター不在時、宝具、スキル使用により現界可能回数は減少する】
【残り5ターン】
…マズいな。
何故か分からんが現界した俺の目の前に突如現れた影。
長い耳に紅い目。ウサギの姿をしたソイツは、恭しく頭を下げ、そしてその礼が終わらないうちから俺に攻撃を仕掛けてきやがった。
「初めまして、そしてさようなら」
「ッ!」
何だか分からねえがとりあえず初撃を躱し、相手の首を捻り潰さんと飛び出す。
獅子が兎に負けるかよ。だが、ウサギの方もなかなかの手練れだ。
「…ふむ、やはりというべきか。相当のモノですね。英霊とやらは」
「ンだ、テメエっ!」
「ああ、名乗っていませんでしたか。私、時計塔の魔術師にして祭位持ち、時計ウサギと申します」
ふざけたこと言いやがる。
まあいい、どうやら相手は人間だ。無辜の民ならともかく、コイツ捻り潰したところで何も問題ねえだろ。
と、相手に話す隙も与えないまま、高速の拳をぶつける。並の人間でこれを躱せるとは思えねえ。
だが、ウサギ野郎は。
「はは、それもまた、予測済み」
まるで『最初から知っていた』かのような動きでそれを避け。
俺に向かって何やらカード上のモノを投げ放つ。
「ッ! 危ねえ…!?」
それを避けた。俺は確かに避けたはずだ。
だが、背後から新たな一撃が。伏兵仕込んでやがったな!?
「ふざけた真似してんじゃねえッ…!?」
『いやはや、申し訳ない。流石に私一人では英霊なんぞという代物に勝てるとは思いませんでしたのでね』
『勝てぬ戦いであろうと万全を期すのがモットーです故』
『私は今、五人いますとも』
振り向いた、いや、見回した俺の周囲を同じ声、同じ顔、同じ姿のウサギが取り囲んできやがる。
…成程なあ、勝てねえから数だのみってか。ま、悪くはねえ作戦だ。
…魔力は持つか分からねえ。だがンな舐めた真似して黙ってられっかよ!!!
「ウザってえッ!!! 【叫び】…」
「待て! アーチャー!」
俺が宝具を使おうとした瞬間、声が響く。
振り向くとそこには。
「鰐!?」
『…鰐ですねえ』
『鰐ですなあ』
どでかい鰐に乗ったライダーとそのマスターが駆け込んできた。
「お巡りさんの参上だッ!」
「惨状の間違いじゃないか?」
23:35から、ライダー【暗黒異譚・迷照輝鏡】を利用するか。利用する場合はどの効果を使用するか【併記可能】
1:無条件逃走
2:虚脱状態
3:魔物召喚
4:使用しない
『暗黒異譚・迷照輝鏡(ニトケルティ・デルトヘドロン)』
【戦闘を行わない限り確実に逃走が可能になる】
──────────────────────────────────────
【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】
──────────────────────────────────────
【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】
【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-2補正、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】
──────────────────────────────────────
【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】
──────────────────────────────────────
【三、全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】
【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】
──────────────────────────────────────
【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】
【あ、23:35から↓2です】
3 一体
>>406 3
…で、だ。状況は。
『新手ですね、私よ』
『ですね、私』
うわあ。
「マジでウサギ頭が大量に…」
「…油断するなよ、マスター。私の見たところこやつら、こう見えてかなりの手練れだ」
「ああ、それは俺も保証するぜ」
…まあ、だろうな。
「さて、どうする? 今宝具を使えれば確定逃走だが」
「俺としては現状宝具は使いたくねえ、パスが切れてるからな」
「パスを結ぶ暇は与えてくれそうにねえ、か」
…どうする? ここで逃げるのも一つ。だが、その場合、この脅威を野放しにしちまう。
「…ライダー、使い魔を召喚してくれ」
「ん? 戦うんだな?」
「ああ」
「了解した」
ライダーが何処からか取り出した鏡を光らせる。
その先の異形の光景を、多角の宝玉が増幅させ。
___≧zx_≧zx_>N〟i|
___二≦圭圭圭圭圭圭圭k从
 ̄圭圭≧圭圭圭K;k;k圭k;k;圭ix ,,i|
_z=≦圭圭圭≧ミ圭圭k;k;k圭k;k;圭xン’
 ̄≦圭圭㍍三zxミ圭圭i;;{;;}i圭i;{;}i圭ik
 ̄≦圭州三三kx'ミz圭圭i;;i圭i;;i圭i{;j|
=州;}三i!三KX'ミ圭圭i;i圭i;i圭i;iリ
}彡三i!三vイ`イx≧圭!圭!圭iリ
}三从三ミ∧,レ゙ | /| ,イ イノ
,:<j三三≧三三≧_レ. レ レ,/
///{ヾ三三圭≧三三≧x≦j
////∧ `ミ三ミ圭圭≧三三ィ
_-‐=///////∧,, `''ミ圭i圭厂</>〟
_-‐=<//////>///////∧,\ /¨∨ イ |////>〟
/⌒∨//////////////>///∧三\/ヾf;;;;Y;人 {///////>-.
/////∨//////////////////∧三\ i;;;;;;ト、;;;ヽ//////////≧.
///////V/////////∧/////////i三三ヽ!;;;;!;i ヾ;;;;;;\<////////∧
/////////v/////////∧////////i三三=l;;;;;;!;;| ∨;;;;;;\//</////i}
,'//////////v/////////へ///////li三三i!;;;;;;i;;;| ∧;;;;;;;;;;;∨//}///i∨
i////////////Y,//////////ヘ/////|三三l;;;;;;;;;;;;|三三≦i/////|///
j////////////}///////////∧////|三三≧x;;;;;j(ii)三三|/////|/v
∧///////////,|////////////∧///|三三三三i|i三三三|/////|V
/////////////,∧////////////∧//!三三三三i|!三三三|/////|i{
「■■■…」
異形の怪物が姿を見せた。
その怪物が放つ瘴気に、ウサギ共がざわつく。
『…おやおや、これは』
『ううむ、何かは分かりませんが、怪物ですね』
『ジャバウォッキーでしょうか』
『…まあ、何であろうと排除せねば』
『先程の娘さんのようにね』
…? ちょっと待て。今の言葉は。
「おい、待て。糞兎」
『? 何かね?』
「…先程の娘さんだあ?」
『うむ、私が排除した娘さんだよ。体に砲塔を仕込んでいた、まさしく異端の』
銃声。
俺の放った銃弾は、一匹のウサギの耳を掠める。
またか、また俺はやっちまったのか。ああ、確かにアイツはまだ残機とやらを残しているだろうよ。
それはアイツの基準では生きてるってことになる。
…だが、だがな。
「死に腐りやがれ、万年発情した糞ウサギ野郎。その腸引きずり出して、その耳掻っ捌いて、その目抉り出して、きれいさっぱり皮剥いで」
俺の気が収まらねえんだよ。
俺はまたアイツを殺しちまった。俺はもう誰も殺させたくはねえ。そう思っていたはずなのによ。
ああ、そうだ。今だけは、今だけはいいだろ? この怒りで、この虚無で。
もう封印したはずの、殺したはずのアイツが戻ってくる。人を人とも思わず、ただ殺しまわっていた【狂犬】が。
人の心すらない怪物が。ああ、悪いな、コノリエ。今だけは勘弁してくれ。
此方を見つめる紅い目に向けまた引き金を引く。心は凍っている。悪くねえ。
声も、喉からじゃなくて、どこか遠くで冷たく響く。ああ、いいね。ウサギ狩りにはうってつけだ。
、!.`ヽ、 ,ィ'レ '" } |∨ | ', .\
ヽ' .l .| .', .| .', `z、 .\
. l } .', .|, l ヾ' -、 .\
.l! l!. l l. _,,l. iヘ .l .\ ``- 、 \
l! .il. ,ィ炸" .l レ`:, .l \ ` '-.\
℡ll! } {. ,リィ炒" || ,,.ィ1 レ ト、 .l z、 \ `≠、
、 ゙'℡( )炒彡x也チ .ハ{ レヘ、 l ヽ ` -、 \
-ゝ ㍉)乂(レ゙:ム、__,チ一“` .'l l)(.了ュ l `、 .`''-≠
. l! .〃 ∨ ノノヽ l .`、
l l l(. f ´,ィ" ヽ t、 `、
|! .l ':, /-'" ヾ:,
|! }: :.),' .\ .゙'
" ,ィ": ;':{/ \
ノ,ィ+チ. __ミヶ、.(: :. ! : : .`''''":::2 .} .`'ー 、_
.  ̄二ニ二 ゛㍉{: : : : : : :,;;' : : :.} | .lィ^`"弋`"''ー- .、.,_
,イ:, '''';;;;;,,,;;' : : :ノ | `ー=≠ ,ィ^`弋`"''ー-- 、
、 / ゝ: : : : : : ィ" |`""''''≠==- 、 `ー=≠ ,ィ^"`弋1ー-、
人でなしの木偶の棒に戻ってもよ。
23:58より↓2、魔獣、【蒼き大河の顎】をどちらに配分するかを決定してください。
サーヴァント戦:ライダー&アーチャーVSウサギ×3
マスター戦:貴方VSウサギ×2
魔獣:マスター戦
ワニ:サーヴァント戦
>>413
【というわけで早くてもうしわけないですが本日ここまで】
【明日はかなり遅くなりますが、戦闘判定だけ行おうと思います、お付き合いを】
乙、これアーチャー5ターン以内に仕留めないと魔翌力切れで終了?
【>>416 行動回数の間違いですね、訂正しておきます。再開】
【サーヴァント戦:メイン・ライダー】
【筋】:11
【耐】:11
【敏】:8
【魔】:11
【幸運】:3
◆カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
【複数戦闘時に発動、本来二分の一になる+補正をランク数-1分だけそのまま加えることが可能】
◆計略:B
物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
【敵陣営の勝利に必要な獲得有利数を4回に変更する】
◆ 勇猛:B
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。
また、格闘ダメージを向上させる効果も持つ。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク÷2(切り上げ)の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】
【アーチャーのマスター不在による-1補正適応済み】
【時計ウサギ×3】
【体】:8
【心】:11
【知】:12
【質】:12
【運】:8
【対サーヴァント戦における-補正適応済み】
【自己投影・ラプラスの耳】
≪他のユニットを代償にユニット【時計ウサギ】を召喚可能、下記のデメリットを受けない召喚可能数は10≫
≪ターン終了時に、【時計ウサギ】に変化したユニットは本来のユニットに戻り、行動不能になる≫
≪10騎以上の召喚を行うたびに撤退命令判定を行い、失敗した場合強制撤退する≫
≪索敵が確定成功する≫
≪敵陣営の逃走に大幅なマイナス補正≫
≪5体以上を同時召喚した状態での戦闘において、自らを含む全ユニットの全ステータスに+3補正、及びサーヴァントとの戦闘-補正を-1に変更する≫
【マスター戦:メイン・貴方】
【体】:2
【心】:5
【知】:4
【質】:6
【運】:4
【時計ウサギ×2】
【体】:7
【心】:9
【知】:10
【質】:10
【運】:7
【1ターン目:遅いので連投可能】
【サーヴァント戦】直下、フェルディナ判定 ↓2、時計ウサギ判定
【マスター戦】↓3、貴方判定 ↓4、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
【フェルディナじゃなくてライダーでしたね】
ライダー【質】選択
11+8=CountOver
時計ウサギ【筋】選択
8+3-11-4=-4
【ライダー有利獲得】
貴方【知】選択
4+1-9=-4
時計ウサギ【体】選択
7+1-5=3
【時計ウサギ有利】
【2ターン目:遅いので連投可能】
【サーヴァント戦】直下、ライダー判定 ↓2、時計ウサギ判定
【マスター戦】↓3、貴方判定 ↓4、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
そういやこういう複数戦闘時、自陣に対魔翌力持ちが複数いたらどうなるんだろ
BとCがそれぞれいたら-7減るのかな
>>429 その場合は高ランクの方が選択されてます
ライダー【敏】選択
8+4-11=1
時計ウサギ【魔】選択
10+8-4=14
【時計ウサギ有利獲得】
貴方【知】選択
4+1-9=-4
時計ウサギ【体】選択
7+1-5=3
【時計ウサギ有利獲得】
【3ターン目:遅いので連投可能】
【サーヴァント戦】直下、ライダー判定 ↓2、時計ウサギ判定
【マスター戦】↓3、貴方判定 ↓4、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ライダー【敏】選択
8+3-11=0
時計ウサギ【敏】選択
12+5-11=6
【時計ウサギ有利獲得】
貴方【質】選択
6+2=8
時計ウサギ【体】選択
7+4-5=6
【貴方有利獲得】
【4ターン目:遅いので連投可能】
【サーヴァント戦】直下、ライダー判定 ↓2、時計ウサギ判定
【マスター戦】↓3、貴方判定 ↓4、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ライダー【敏】選択
8+5-11=2
時計ウサギ【敏】選択
12+1-11=2
【均衡】
貴方【知】選択
4+5-9=0
時計ウサギ【知】選択
10+1-5=6
【時計ウサギの勝利です!】
直下、貴方の状況
123:気絶及び捕獲
456:気絶
789:魔獣がかばう
5:気絶
【貴方気絶に伴いステータス変更】
【筋】:10
【耐】:10
【敏】:7
【魔】:10
【幸運】:2
直下、二体のウサギはいつ参戦してくるか
123:1ターン後
456:2ターン後
789:3ターン後
6:7ターン目に参戦
【5ターン目:遅いので連投可能】
【サーヴァント戦】直下、ライダー判定 ↓2、時計ウサギ判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ライダー【魔】選択
10+6=Count Over
ウサギ【魔】選択
12+2-4=10
【ライダー有利獲得】
【6ターン目:遅いので連投可能】
【サーヴァント戦】直下、ライダー判定 ↓2、時計ウサギ判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ライダー【敏】選択
7+8-11=4
時計ウサギ【運】選択
8+6=14
【時計ウサギ有利獲得】
【二体の時計ウサギの参加により、ステータスが変動します】
【時計ウサギ×5】
【体】 12
【心】 17
【知】 18
【質】 18
【運】 12
【7ターン目:遅いので連投可能】
【サーヴァント戦】直下、ライダー判定 ↓2、時計ウサギ判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【…ええー】
999:貴方陣営にとって最悪の特殊判定
,- 、
/ !
/ / , - 、 ヽ. | !.| ,' ! ,'/
r‐、ト l / ノ ヽ !| ! ,- -、 / !,' /
! ! | / / ヽ`ヽ.l:`;';;| / ,'/ f¨ヽ r‐ 、
ノ l. | / / ヽ (::___:;;) / l ', ! ',
〈 .l l./ /,..-‐ ''"´ ) _ ,' ',. _ _ | l ',. ',
', ,! ,/ / ,.>'´ フヽ ヽ / /l ! `ー- 、 !. | | l,.-‐ 、
レ 〈 ' >'´ ,' ヾゝ ィフ ', ヽ、.._ ヽ、 | l. | l. /
| ヽ '´ ̄ ̄⌒丶、 , -' ̄ | _ ' l __L_ `ー- 、 \ ヽi. lノ l./
', ` ー 、_ ,ァ‐一ー-、__,! ,. -‐'" ' ´ニt-_ ‥ , _メ 、_ ヽ ___ヽ ヽ ' l'
', { / l'´ /'_ィl ー┴-'ヽ i 、 ト、 r‐'´ ` _, -' ´l
', ,!、 /、 , l l `>rー;<_ | ^ヘ l ト、 `ー ' ´ ̄} `´ !
', ノ`ハ ノ ヽ / |. |l/ ソ叭 `'オ ハ ! イ ,r,=i !
くヽ、__ .. -‐'^}/ ', ,! i ヽ | |、 〈/^ハ〉 | V , レ' ,ハ /(. ト !
|`ー‐ / ', r' ! V | ハ. ル' |l | V,イ l / `くヽ、 ,'
ト,____,/ ', ノ^ヽ ! V ! l ,! | | ∨ -‐' ! / `ヽ、 ー- イ、
. /八。./ ', / 、 ヘ | ヽ、 | | ト-、_____〉. l / ヽtーァヘヽ
l lii/ ',/ `ヽヘ ! ハ. | | / \ | , ヘ. / ヾ'|i|!l |
ノノ/ V >イ└─ー-/ ヽ, | V \ ノ レ' ヽli;l !
./// /´〉 ヽ、 、 / }ヽー / 、 .レ' / ,.ィ" ,、 r、 Yr'
〈_'_ ー' /゙〉 ヾ ヾ / ヽ / ヽ/ / | '´ / ,、.「儿j U _'」
`ヽ、 ー'/〉_ ! l ∨ l ヽ、__ /,. -''"´ ̄丁`ヽ、トv' / l' Y ,. -‐''"´
\ "〈/ リ | 〈ヽ、 // / ! V { ' ,. -‐
12345678:がめおべら
9:弓騎消滅、貴方捕縛
4:がめおべら
【はい、というわけでコンテニューです】
【ウサギ強くしすぎた。…いえ、貴方はともかく騎弓は一応対抗できるレベルのはずだったんですが】
【明日の再開時に再開場所の多数決を取ります。というわけで本日ここまで、遅くまでお付き合いありがとうございました】
【もうしわけない、本日お休みします】
【また、人気投票は一週間後の10/31、22:00までにしようと思います。お暇な方、どうぞ。現在総数16票です】
http://enq-maker.com/fdknruM
【再開】
ああ、それは非常に陳腐な惨劇だった。
獅子はウサギに食い殺され、鰐はウサギに皮を剥がれ。
ああ、それは実に間抜けな因果応報だった。
俺は四肢を砕かれ、俺は顎を砕かれ。
まるで過去の俺が、未来の俺を殺しに来たかのようだった。
過去の俺は、赤い目をして、煙草を吸って。今の俺とはまるで別人のように喋らない男で。
怒りも、哀しみも、何も知らないような顔で無機質に銃を突きつけ。
涙が流れる。あの日、出会ってしまった一人の女の顔がよぎる。
…アイツが言ってたことは正しかった。
「ああ、やっぱりだ。やっぱり俺は」
ひとでなしのでくのぼうにすぎないんだ。
―――ああ、しらなければ、よかった。
【GAME OVER】
【コンテニュー位置を決定します】
1:>>392
2:>>400
3:>>409
18:00から多数決、先に三票
2:>>400
18:10から、ライダー【暗黒異譚・迷照輝鏡】を利用するか多数決、先に二票。利用する場合はどの効果を使用するか【併記可能】
1:無条件逃走
2:虚脱状態
3:魔物召喚
4:使用しない
『暗黒異譚・迷照輝鏡(ニトケルティ・デルトヘドロン)』
【戦闘を行わない限り確実に逃走が可能になる】
──────────────────────────────────────
【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】
──────────────────────────────────────
【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】
【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-2補正、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】
──────────────────────────────────────
【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】
──────────────────────────────────────
【三、全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】
【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】
──────────────────────────────────────
【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】
1:無条件逃走
飛び出した先には使い魔から見たウサギと戦おうとするアーチャー。
制限速度お構いなしのフルスロットルで何とか間に合ったみてえだ。
…ここで戦うのも一つ、だが、やはり相手の事情が分からない以上それは危険だろう。
…なら。
「おい、ライダー、アーチャーを連れていくぞ」
「…つまりは、宝具を発動するということでいいんだな?」
「おうよ」
「ならば少し時間を稼げ。少々調整に手間取るからな」
…ま、ありていの宝具組み合わせたモンだから仕方がねえか。
「分かった、アーチャー、即座にこっちに戻れ」
「お、おう」
『行かせるとでも?』
やっぱウサギの大群が襲ってきやがる。なんだ、俺の記憶するウサギってのはもっと可愛かったが?
「待て待て、お前ら。お前等はそもそもなんで俺たちを付け狙う?」
『無論、神秘の漏洩を行っているからですね。ま、協会の意向です』
「おお? そいつはちょっと待ってもらえねえかな?」
『何ですと?』
…よし、うまく針にかかって動きを止めたな。
ここからが俺の本領発揮だ。
「ああ、まず俺らの素性から説明しておこう、俺たちは未来人だ。…ん、疑うのも無理はねえ、証拠もねえしな。だが、これは事実だぜ。だから、テメエらの法に従う理由もないし、目的が済めばさっさと出て行く。…? ああ、そんなことは関係ねえってか。いやいや、これがまた関係があるんだ。俺らの目標は世界救済でよ。俺らの時代には何らかの影響で世界が滅ぶことになってんだ。お前等もそれは嫌だろ? だからここで俺らを止めちまうと世界が滅びちまうぜ? アンタ等が漏洩だの云々を気にしている間にな。…ああ、ま、信じられねえだろうよ。仕方がねえなウサギってのは年中発情してるって、昔の本に書いてあった。そのせいでそのデカい耳も聞こえねえんだろうよ。もしくは脳味噌にまで色がついてんじゃねえのか? お、怒ったな? ケッケ、そんくらいがちょうどいいや。ま、話を戻そうぜ、旦那。要するに今、俺らの望んでることは」
相手に話す隙を、攻撃する隙を与えず舌でその逐一を潰していく。
一切の行動を適当とその場しのぎの言葉で丸め込んでいく。…昔の俺からは想像もつかねえが、やっぱ言葉ッつうもんはすげえもんだ。
さ、終いだ。二枚舌での弾丸は、十分な時間を稼いだだろうよ。
「こっから逃げることよ、じゃあな、ウサギ共。とっとと穴倉に帰って寝てな」
『…! 私を愚弄するな!』
「ふん、遅いぞ。【暗黒異譚・迷照輝鏡】!!!」
ライダーの言葉と共に、周囲に鏡の迷宮が出現する。
それはウサギ共を分断し、閉じ込め。
『…小癪な真似を! 厄介なジャバヲッキー! あるいはスナークめが! 私よ! 思考を繋げろ! 未来を演算するぞ!』
「…とっとと逃げるぞ、マスター。奴らは少々厄介だ」
「未来を演算…? 噂に聞くアトラス院って奴か?」
俺らの時代にも何とか息を残す組織の一つにそんなんがあった気がするが…。
まあいい、とにかく今は逃げることを重視すべきだ。
「…ああ、走れ、ライダー!」
「言われなくとも!」
【夜行動を終了します】
18:45よりアーチャーの処遇をどうするか、多数決、先に2票
1:貴方と再契約
2:コノリエと再契約
3:楠木と再契約
4:朝霧と再契約
5:フェルディナと合流するまで待機
【申し訳ない、急用で一旦ここまで、続きは夜に】
現在の魔翌力状況ってどうなってたっけ?
【再開>>488 鰐使ってから休息してないので、残りデメリット無し使用可能回数二回ですね】
【ついでに二騎運営でデメリットが無いってのもあれなので、以後、二騎運営時、一日終了ごとに魔力一回分消費します】
「とりあえず、アーチャー。お前の危機だから再契約しとくぞ」
「またかよ」
「文句あんのか?」
「…しかたがねえな」
【刑アーチャーと契約を結びました】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【ウサギ】-1【夜】+1
5:日常
直下、刑陣営
12345:ヘルパー
6789:フェルディナ
↓2、虹陣営
123:暗
456:魔
789:その他
1:ヘルパー
1:暗
「…ううむ、夜ですねえ」
「よるですねえ」
ヘルパーはまたも暮れゆく空を眺めながら呟く。
それもそのはず、一日目のバーサーカー戦を除き、彼女の周りには何の変化も起きていないのだから。
「…近所の子供たちになつかれてしまいました」
「やることがないからね」
「退屈ではありませんか? マスター」
「んー、たいくつはたいくつだけど、ここでうごいたらあぶないでしょ?」
「…そうですね。神殿は刻一刻と強化されてますし」
ぷわあ、とあくびを浮かべながら、ヘルパーはなんだかんだでこの日常もまた一つか、と頷くのでありました。
直下、ヘルパーの情報収集量、1ほど少なく9ほど完璧【使い魔使役】+2
8:フェルディナの現在位置以外すべて
「…しかし、跳梁跋扈するウサギに溶岩の陣地。これはやはり伝えておくべきでしょうか」
「うーん、でもへたにつかいまはなつと」
「そうですね…、一応陣地が完成しているとはいえ、アサシンなどの侵入には少し危ういやもしれません」
「けいほうはつけてるけど…」
うーん、と頭を悩ませ、そしてヘルパーは結論を出す。
直下、ヘルパーの結論、成功以上で使い魔を貴方に、失敗でそのまま待機【現在状況】+2
8:使い魔送ってくれる
「…やはり、使い魔送っておきましょうか」
「そうだね。じょうほうは?」
「現存している敵の存在する陣地、また、溶岩の陣地とウサギの危険性について、といったところでしょうか」
ヘルパーは一匹の鼠を捉え、命を与える。
「では、よろしく頼みますね」
そして鼠は夜の街へ消えていった…。
直下、使い魔どうなるか
123:捕まる
456:明日の昼に到着
789:明日の朝に到着
9:明日の朝に到着
【刑陣営の行動描写を終了します】
直下、暗陣営の行動
123:狙撃
456:ヴァイオレットカウンセリング
789:索敵
4:ヴァイオレットのカウンセリング
月夜の下で、静馬は一人、手に持つ刀身を見つめていた。
刀の名はホタルマル。遠い伝説から出土する伝承保菌の逸品。生き残った宝具。
しかし、その刀身から放たれるはずの光は無く。静馬は静かな苛立ちを募らせる。
「…俺は、俺は」
彼の目は遠い明りを見つめ、そしてまた、この陣地から放たれた溶岩の落下地点に移り。
「…ッ」
静馬は歯を噛みしめる。
「…マスター」
「! …アサシンか。どうした?」
「…いえ、大したことではないのだがね。…マスターの過去を聞かせていただいても?」
「俺の過去?」
「ええ、聞けばこちらの陣営は過去に何かを背負っている連中の集まりだとか。それならばマスターの過去を聞くのも悪くは無い、そう思った次第で」
アサシンの不躾な質問に苦笑しながらも静馬は答える。
「俺の過去なんて聞いたところで大したことは無いぞ?」
「構わない。人の過去など、簡単に変わるものだ」
自嘲気なアサシンの言葉に、ヴァイオレットはやれやれというように口を開いた。
「…俺の家は、かなり歴史のある古武術家でな。話によれば刀と馬で戦争なんぞをしていた遠い昔にまで遡るらしい」
静馬の声が湧きたつ溶岩の中に凛と響き。
「ま、時代が時代だからな。そこまで熱心な人間もいなかったが、クラシックカルチャーだとかなんだとかで、一応糊口をしのげるくらいの毎日ではあった」
「…ふむ、つまりそれは平凡だった、と?」
「ああ、まあ、父母ともに早死にしてしまってな。残ったのは俺と妹だけだったが…、まあ、それでも楽しくやっていたさ」
と、静馬はホタルマルを包んだ袋から一枚の写真を取り出し、アサシンへ投げ渡す。
そこには勝気そうな笑みを浮かべた一人の少女が。
/ \ ∨※※※※〔 / ―――――|
/ \  ̄ ̄∨※※※※〔 |
/ ― 、※※※※\ /  ̄ ̄ ̄i|
/ \ \ 〔※※※※※ 、 / / __ /
'/ \ \ V※※※※※〉 ∨  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ
i/ / / \ \V※※※※/ |/ /
____/ / / / ヽ ____彡イ※|  ̄ ̄ {
/※※※※ ' ' /\ ヽ |i※|i ――― )
∨※※※xi i i , \ |※从 / / ___∠
∨※※※| | | i / ,/ \ ∧ 、※x∨ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ i
/⌒V※※: | ' i| ' / 斗f夭i \※∨ニ=- 、
, V※从 |__/_ j| / /' ,ィf ⌒ i|从 \x\ ____}
/ v※:∧ | / 从/ / _ )刈 ', )※ 、 / /―――く
{ / ―― ', \ | x=≠ミ _ ノ /※※\ / |
\ / / / ∧ ` 爪 _ハ | ‐―<※※人_____/
\_彡 ' / ', \ 乂ソ |// \※※\ 斗< ̄
/ / ∧ ヽ ' / , 〕=i \※※\ \__ ノヽ
// / ∧ ∧ __ //,ニ| へ ヽミx/ \ ___ノ
V 彡'∧ v个 , く 〃、:从 (:. :. :. :. :. ヽ
、 / / ∧ \ ≧=---- /人 \ム_ /⌒´:. :. :. :. :. :|i
\/ / / 、 >――┐ /' -/ニ_\ ):. :. \:. :. : : 八
\ / \ | \__{:. :. :\{:. :. :. :. :. :. :. :. :. \
. \ /ー / >――― ァ _ /:. :/ )__:. :. :.|__:. :. :. :. :. :. :. :. :.\
\彡 / / / / ):. :. ( (__ノV:. ゝ-=\:. :. :. :. :. :. :. : : \
\ /_ / / \:. / 7/ t-=/==r==彡' \:. :. :. :. :. :. :. : : \
)人 人'⌒ }: i '/(`: /ニニ|ニニニニ\:. :. :. :. :. :. :. :. |\
/ ー ⌒) i 〔: :| |iノ:. :{ニニ,,\ニニニニ\:. :. :. :. : : : :|:. :.\
「…妹だよ。名前はすみれ。俺がヴァイオレットって名乗ってる由来だ」
「…ほう、中々聡明そうだ」
「ああ、…いや、どちらかといえば悪知恵の働く奴だったよ」
「…過去形、か」
アサシンの鋭い指摘。それに対し、静馬は表情をゆがませ重く頷いた。
「…ああ、死んだよ」
「それは聞いている。…そしてそれがマスターの願いなのだろう?」
「…今になってわかる。すみれは、俺の支えだった、そんなアイツが、夢を叶えようとしたその矢先に」
静馬は唇を噛みしめ、思い出したくもないその記憶を反芻する。
妹の向かった空港がテロリストに襲われたという衝撃。
無事を祈って願うモノすべてに願った夜。
そして、その願いは届かず。
「…死んだ。無残なモノだった。もうあれは人じゃない、ただの肉塊だった」
「…」
「空港を襲ったテロリストは、管理局の行動に自棄を起こして生物兵器を流した。人を生きたまま溶かす兵器を」
「…」
「…俺は全てを恨んだ、全てを憎んだ。科学を、悪を、運命を、神を」
静馬の拳が血の滲むほど強く握りしめられて。
「すみれを取り戻そうと俺は何でもした。魔術を知ったのもそのときだった。半ば縋るように禁忌に触れた」
「…幸運だったな、回路が僅かでもなければ死んでいただろう」
「ああ、…そうなのかもしれない。でも、その術を以てしても、すみれは生き返らない」
顔全体を苦悩に歪ませ、静馬は吼えるように呻く。
「…そして手を尽し切り、抜け殻みたいな俺の下に誰かが声をかけてくれた」
「…あの少年か?」
「いや、違う。…記憶が何故か曖昧だが、そいつがレッドに引き合わせてくれたんだ。…そして俺は、この戦いに」
ヴァイオレットは頭をかきむしる。
「…俺は、取り戻したかった。何の関係もなく人生を奪われたアイツを。誰かのエゴで、誰かの歪んだ願いで死んでしまったアイツを!」
「…」
「でも、俺の今やっていることは何だ!? アイツを取り戻したいというエゴで、オレンジやイエローを許容してしまっている!」
「…」
「でも、ヒーローの仲間は、望んでこんなことをしているわけじゃない! みんな俺と同じように運命に玩ばれたんだ!」
血を吐くように叫ぶ。
「正義とは何だ!? 俺は正しいのか!? 俺は…、俺は…、こんなことで願いを叶えて、アイツに顔向けができるのか!? オレンジを、仲間たちを否定することが出来るのか!?」
慟哭する静馬に、アサシンは…。
直下、アサシン行動【無辜の怪物】-1
123:ヒーロー側にそそのかす
456:無言
789:ポリス側にそそのかす
◆無辜の怪物:C
邪悪な騎士、円卓崩壊原因の一人。
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた騎士の姿。
能力・属性が変貌してしまう。ちなみに、この装備(スキル)は外せない。
5:無言
「…」
そのまま踵を返し、場を離れていく。
アサシンが去ったことにも気づかず、静馬は刀と写真を握りしめ、低い唸り声を。
それを背後に闇へ消えようとするアサシン。その背に声が。
「…待ちなさいよ、アサシン」
「…何用だ?」
声の主は燃えるような髪のバレンシア。
腕組みをし、足元の溶岩に照らされる顔は火の精を思わせる。
「…何か言ってあげないの?」
「私の経験や言葉でマスターが満足するとでも?」
「…それは多分満足しないだろうけど」
「ならばかける言葉などありはしない。…マスターの闇はもう確認できたのだしな」
「…性格悪いわね」
バレンシアの言葉に、アサシンは低く、それでいてどこか嘲笑うような声を上げる。
もっとも、その声はバレンシアに向けられたものでは無いようで。
「くくく…! まさしくそのとおりだ! 私は卑怯者のアグラヴェイン! 円卓崩壊の立役者なのだからな! まあ、そのくらい性格は歪んでいてもおかしくは無いだろうよ!」
自嘲気な笑いが小さく響く。
バレンシアは眉間を抑えながら呟いた。
「…アサシン。…アンタとヴァイオレットって、ある意味では似てるのかもしれないわね」
「…ああ、そうかもしれないな。私は歪まされ、彼は歪もうとしている」
アサシンがヴァイオレットの方向へ振り向いた。
そこには影は無く、だが、声はまだ聞こえてくる。
「…どちらを選ぼうとてマスターの自由。少なくとも私のような悪夢を見ないことだけを祈るよ」
「…」
「私がアドバイスを送ったとて、おそらくは彼を悪の道に引きずり込むだけだろう。私としてはそれは耐え切れない」
「…で、私にどうしろっての」
「察しが良くて助かる。…マスターを頼む。きっと彼は君に妹の面影を重ねている。…それに、君の物言いはある程度中立寄りだ。私よりもよっぽどいい」
アサシンの願いに、バレンシアは口の端をゆがませ返した。
「…はあ、それでヴァイオレットが私の敵になった場合は容赦なく殺すわよ」
「その時は私が守ろう」
「…それでいいなら、手伝ってあげるわよ。…ったく、面倒ね。…妹、か」
呟きながらアサシンを躱し、バレンシアは静馬の方へ。
「…風邪ひくわよ、ヴァイオレット」
その姿を見ながら、アサシンはまた闇に溶けていくのだった。
【虹陣営の行動描写を終了します】
【第三クール:五日目】
…何とか逃げ出してきたはいいものの。
「…ちょっと休憩した方がいいかもしれねえな」
「宝具を連続で使用したしな、ある程度体を休めるのも重要だろう」
だよなあ…、夜も明けてきたし。っと、到着。
集合場所に到着した俺にコノリエが駆け寄ってくる。
「お、お帰りなさいのキスか」
「誰がやるかド阿呆」
思いっきり殴られた。痛い。
「ヘルパーから使い魔が来てな。現在の全陣営の位置、及びあのウサギのステータスについて分かったぞ」
「ホントか!?」
そりゃ有難い!
【ペラ・バレンシアのスキルを公開します】
【灼熱耐性】
常軌を逸したほどの熱や炎への激烈な耐性。
具体的にはマグマを泳げるほどの耐熱能力を持つ。実際には粘性の問題でいくつかの魔術の補助がないと泳いだりはできないが。
また同時に魔術によって周囲の状況によらず息をするといった事もできる。
結構私生活にも便利で手の上から直接火の魔術を使っても平気なため料理などにも応用できる。
≪熱、火、空気に対して強力な耐性を持つ≫
≪一陣営のみ、同様の効果を与えることが出来る≫
【溶岩魔術】
: : : : : : : : : : : ゚(ゝーー'): : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : :_: : : : : : : 。;、;、;、;゚: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ;、;、;、;゚。: : : : : : : :
: : __[l[l: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : コポ : : : : : : : : : : :( .:): : : : :(ゝーー')゚ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ゚(ゝーー')゚: : : : : : : :
: : └‐┐| __n__◎ : : : : : : : : γ ⌒ ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ○: : : :_: : : : : : : : : :( .:) : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : :
: : ┌‐┘|└ォ r┘: : : : : : : : : : ゝ ~彡: : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : :
: :  ̄ ̄ :<八八>[l[h : : : : : : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : :_:_: : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : :o:ー' : : : : :_: ゚ : : : : : : : : : : : : : : : :/ ̄ ̄|ヽ: : : 。: :。 : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : :r_/ / | :ジュッ!: : : : : :
: : ⊂⊃: : : :_: : : : : : : : : ( .:): : : : ゚ ;、;、;、;。 : : : : / /ヽ|: : : (ゝーー')゚: : : : : : : : :_: : : : : : : :r、:´¨| |/`:,: : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : :(ゝーー'): : : : :/、 /,、,、,/,、,、~: : : :_: : : : : : : :( .:): : : : : :\`~`´~´/: : : : ~: : : : : : :
: :;、;、;、;。: : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : :_:~~~~~~~´´: : : : : :( .:): : : : : :_: : : : : : : : : : : : `¨ー¨´_: : : : : : : : : ⊂⊃:
(ゝーー')゚: : : : :_: : : : : : : ( .:): : : : : : :_: : : : :| ∟,[l[l :__n__[l[l:_ : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : :_: : : : : : :( .:): : :_: : : : : : : : :
: : : : : : : : ( .:): : : : : : : :_: : : : : : :( .:): : :|_厂: : └ォ r┘└┘/7: : : : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : :_: : : :( .:): : : :_: :
: : :_: : : : : : : : : : : : : : :( .:) : : : : : : : : : : :_: : : : : : <八八>: : <ノ: : : : : :_: : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : ( .:): : : : : : : :( .:)
( .:): : : : : : : : : : : ;、;、;、;。 : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : :_: : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : :( .:): : : :_: : : : : __[l[l : : : : : : :
: : : : :_: : : : : : : : : :゚:(ゝーー')゚: :_: : : : : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : :_: : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : ( .:): : :└‐┐| __n__◎: :
: : ( .:): : : : : : : :_: : : : : : ( .:): : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : :( .:) : : : : :_: : : ( .:) : : : : : : : :_: : : : ┌‐┘|└ォ r┘: : :
: : : : : : : : : : : : ( .:): : : : : :_: : : : : : : : : : : :( .:): : : :_: : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : :_: : : : : : :( .:): : : : ̄ ̄ :<八八>[l[h
: : __[l[l: : : : : : : : : : : ( .:): : : : : : : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : : : : :( .:) : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: : : : ー':
: : └‐┐| __n__◎ : : : : : : : : : : : :_: : : : : : ⊂⊃: : : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :_: : : : : :( .:): : : : :
: : ┌‐┘|└ォ r┘: : : : : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : : : : :_: : : : : : : :( .:): : : : : : : : : : : : :
: :  ̄ ̄ :<八八>[l[h: : : :゚ ;、;、;、;。: : : : : : : : :_: : : : : ( .:): : : : : :_: : : : : : : : : : : : : : : : :_( .:): : : : : : : : : : :_: : : : : ⊂⊃: : :
彼女の一族が伝える魔術。戦いを主目的に考えた場合、主に二つの使い方に分類される
一つは魔術によって溶岩のような物を作り操ったり、打ち出したりする攻撃、防御魔術。
もう一つは所謂地熱発電に近い運用法で、自らの工房や陣地に穴を穿ち、そこから大量の地熱や、場所によっては溶岩を引きその熱をエネルギーに魔術を行う運用魔術。
そのため彼女が整えた工房は、工房の防御以前に熱とガスで常人には進入すら難しい。
≪二日間同エリアに存在することで灼熱工房を製作可能≫
≪灼熱工房内においては熱耐性を持たないサーヴァント、マスターは同エリアに侵入時、強制的に負傷状態となる≫
≪灼熱工房内において、戦闘時【質】に+2補正≫
≪他エリアに狙撃可能、狙撃エリア内の陣営に無差別な負傷判定を与える≫
≪以上の効果は、工房を作成するエリアによって効果数、及びその威力が変化する≫
◆灼熱工房
彼女が作り出す特徴的な工房。
用途自体は普通の工房に近く、魔力の回復速度が上昇し、魔術の威力が上がり、外敵を拒み身を守る由緒正しい魔術工房。
しかしアプローチの仕方が独特であり、内部には熱とガスが充満。火山が近い場所に設置した場合マグマも流れている。
工房内の彼女は溶岩魔術による強力な防御と琥珀の太陽による強力な攻撃を充満する魔力と熱で長時間運用する強大な魔術師と化す。
ただし設置場所によって強さが大きく変わり、火山付近ならば最早無敵といったほどだが、いくら穴を穿っても天然ガスも温泉も出ないレベルの場所だと並の工房レベル。
「…何だこりゃ」
「現在炭鉱付近で陣を張っているらしいな。しかもアサシンが同行しているらしい」
「アサシンか…、あの忍んでない奴な」
…侵入しただけでダメージを喰らって、しかも狙撃してくる陣地。厄介この上ねえな。
「で、ウサギのステータスだが」
【時計ウサギのステータスを一部公開します】
【名前】時計ウサギ
【属性】 中立・中庸
【体】 3
【知】 7
【心】 4
【質】 8
【家】 6
【運】 3
\ ∨:,∨ rく `ヽ〃./
\ヾ:, ∨///>イ,' /
ヽ ト、ゝ=彡{ ノ
/ `ー ' ´ ヽ
ー-、 ヽ j ∨ノ
ノ __ ハ ; /
,´ ゞtヽ ハ
{ ` } i ´ ヽ
ゝ _ ,'
> 彡- `Y jノミ
/ /}>、ゝ--ムイ`ヽ\
,イ{ |ム {: : :>xtj-ト、
>.:::´:::>.:::::::::! !::::∧ } {} {:::∧::::::`.<
イ::::::::ヽ:::::::::::::::::::! !::::::∧ { {;{ }::::∧:::::::::ムハ
!:::::::::::::ム::::::::::::::{ {:::::::::∧} }}>-rュマ:::>v∨
. |::::::::::::::ム:::::::::::ト` <::::ヘ(_く__ノ_ノつ>' / ノ!
. 八:::::::::::::::ハ::::,:::':::::::>`Y>' ー '゙ _ 彡.'/ ム
く:::::::::::::彡'∨.::::::::::::::// 彡' ∨.::}
ト、:::::::::::::::{:::::::::::>'´ヽ ___,..<>.--イハ、:\
!:::::::::::::::::::|!>.´::::::::ヽ ト=彡//ノ.::::::}vイ.:::::::∨ト、
|::::::::::::::>'.:::::::::::::::::::::::∨>チ.:´::::::::::::}:::::::::::::: ∨ハ
}::::::::/.::::::::::::::::::::::::::::::::}'.:::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::\}、_
|:::::/.:::::::::::::::::::::::::::,.<.::::::::::::::::::::::::::::j {\:::::::::::::::::::.、ハ
|::,.゙:::::::::::::::::::::::,.<.::::::::::::::::::::::::::::::::::, ! ム:::::::::::::::::∨}
i.::::::::::::::::::::,.イ.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ ノ ゝ ::::::::::::ノ
ヾ:___>´.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,彡イ  ̄
【特徴】魔術師・協会所属
「…細かいスキルは不明か」
「まあ、メインはお前も苦労したあの魔術らしい。区分はおそらく投影魔術、あそこまでの制度は中々らしい…が、やはりその点に関しては我々の情報が貧弱すぎるな」
「投影ってことは」
「ああ、時間が過ぎれば解除される。おそらくもうすでに奴は一人に戻っているだろうよ」
そりゃいいことを聞いた。あれだけの人数相手にしてたら命がいくつあったって足りやしねえ。
「で、だ。相手のキャスター陣営の拠点も確認できた、どこかに襲撃をかけることもできるな」
「俺のマスターは?」
「それなんだが、それだけが行方不明らしい。どうやらあのウサギにいっぺん破壊されたらしいが」
「マジか」
…悪いことしちまったな。俺の責任は大きい。…まさか二回も死なせちまうとは。
「で、だ。以上の情報を踏まえてどう動く?」
「休息をとるも一つ、まだ捕捉できていない最後の一人を探すも一つ、襲撃をかけるも一つ。…ま、お前の自由だ、マスター」
さあ、どうしたもんかね。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
4:休息
とりあえず、今は宝具の使用とアーチャーの消費考えて休んどくか。
「…すまん、ちょっと体休ませてくれ。流石に中年の体に夜通しはきつかった」
「ふむ、まあ、それもそうか。…私もお前も年を取ったな」
「ああ、あの日から何年だ?」
「…どうでもいいだろうに。それとな、今お前の足の完璧な消臭剤を作ってみた、使ってみろ」
…ふむ、嫌な予感しかしねえな。
「副作用は?」
「足が溶ける」
「あー、それは完璧だな」
誰が使うか。
【休息により魔力量が回復しました。全快まであと一回の休息が必要です】
【朝行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1
今あなたの元には何騎いるんだ?
>>523 剣槍弓騎の四騎ですね
1:日常
直下、刑陣営日常判定
123:ヘルパー
456:同時行動しているうちの誰か
789:フェルディナ
↓2、虹陣営日常判定
123:暗
456:騎魔
789:その他
4:誰か
3:暗
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【申し訳ない、本日お休み】
【12月初旬くらいまで更新がかなり不安定になりそうです。日付変わるまでに来なければ休みと認識してください】
【ゆっくりと再開】
直下、誰かって誰
123:遊那
456:楠木
789:コノリエ
【申し訳ない、回線の問題でおくれました】
8:コノリエ
…さて、アイツは休息に入ってしまったようだな。
というわけで今現在私は暇なわけだ。いや、一応今までに集めたデータ整理もせねばならんが。
…ふむ、それにしてもアイツという男は中々に間抜けな男だ。
一時的にでも情を交わしていたかと思うと反吐が出る。
しかし、悲しいかな、狂人と木偶の棒はどうも互いの穴を埋めんとくっついた。
…ま、どうでもいいことだ。
ここで戯れに裏切っても構わんが、身も無い。
…それに私の見たところ、裏切り、…いや、我々に波乱を巻き込まんとする人間は別にいそうだしな。
では、…何をしようかね。
直下、コノリエ行動
123:休息
456:会話
789:探索
3:休息
…ま、やることもなしだ。
このところ気を張り続けだしたまには休息をとってもいいやもしれんな。
メガネを外し傍らに置く。
伸びをして地面に倒れ込んだ。…ううむ、やはりこういう自然の中は性に合わん。
私はやはり学徒なのだろうな。清潔な実験室、油の匂い、ペーパーブックの独特な香りが懐かしい。
…記憶の中に爆音と黒煙、そして。
「ああ、そういえば初めて出会ったのも」
そんな無機質で凄惨な場所だったな。
【刑陣営の行動を終了します】
直下、暗陣営の行動
123:狙撃
456:索敵
789:カウンセリング
4:アサシネイト
直下、アサシン索敵判定、成功以上でどこか捕捉、失敗で捕捉できず【気配遮断A】+3
【何だか【気配遮断】が出る度に効果変わってるので、以後統一します】
◆気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を絶つ。
完全に気配を絶てば、探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。
ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
【奇襲、索敵にランク-2の+補正、最低は+1で固定】
9:ガッツリ発見
直下、発見陣営
123:貴方
456:ヘルパー
789:赤黄
0:特殊判定
l`へ、
l ィ二== 、
l/ ` 、 \
│ kヘ 、 ト、
 ̄ l`d゙\ l / 〉
l ヘ l⌒ 、 ` ̄l /
/`ー、ト \ l/
.〉‐--..∧∨{
{≦三≧x、`丶 、
| r――― >. ∨
| |イ ̄ ̄` ヘ.| i || .||
| | ヘ!ヘ { || .||
V! \} | ..‐'''ゝ、||
|、\ 、 , ヘノ _,.ノ´ 、ヽ\V
|: \\\ノ´ \ > ´ ____,.ハ.ヘ 〉_ト'
|:.ニ=\\j `´ ,. <´ `ー''i| ||
| ´ ̄l. \ , < ´ . || |!
`゙'<,_|_ >`ーイ. || |!
r'´ ̄||、\¨´ j |! |!
{ニ//.|| ヘ ハ. `| ̄ > .,,,,,_. l! l!,. -――――
// |゙ ||.__} |! .| 、,_ 、,_ ∨ {ヽ. -‐‐r'"。~^。~^'
∧ ヘ,,|゙ ||>‐"| | ̄`{':三\ }三三}.`丶 、ヾ、' "。゜゙;
|ハ.∨ j| | `//YY>' ̄ ̄´\ ` ̄ ̄ ̄
У..,,___| | ` ̄´´ |i|i|"~`' ..,___
123:奇襲+援軍
456:逢引
789:ウサギ殲滅
3:奇襲+ライダー
そして、そんな平穏は一瞬にして終わりを告げる。
突然、目の端に映るアイツが立ち上がった。
…長年連れ添ってしまった私は知っている。この行動は、確実に奴が危険を察知した時の行動だと。
それに続くように跳び起きた。幸い、全サーヴァント、マスターは集結している。
これならある程度は。そう考えた瞬間、私の視界を、黒い影がよぎった。
直下、奇襲判定【気配遮断A】-3
123:三人
456:二人
789:一人
1:三人
直下、↓2、↓3、被害メンバー、被りは安価下
12:遊那
34:楠木
5:ランサー
67:セイバー
8:アーチャー
9:ライダー
【貴方、コノリエはスキルで回避】
【あー、0設定忘れてましたね、というわけで特殊判定】
9:ライダー
1:朝霧
直下
123:さらにもう一人
456:楠木拮抗
789:動きを止めるアサシン
5:楠木、アサシン共に負傷
【それともう一つ判定、あとスキルの適用忘れてましたが、問題なかったのでそのまま続行】
直下、刑セイバーに対して虹アサシン【聖者の数字】+1
123:今は無視
456:おこだよ
789:気づく
5:おのれランスロット、貴様のせいで円卓は破壊された!
【というわけで一旦中断、続きは遅くに】
【楠木のスキルは以下の通り、現在二段階目。今夜で三段階目】
【我流・殺術】
天性の才能と山で鍛え上げられた経験が合わさり生まれた戦闘術
殺すことと殺されないことに極限まで特化しており
状況次第では遥か格上さえも易々と殺害可能
≪相手の死亡、消滅判定に-2補正≫
≪自分の死亡判定に+3補正≫
≪【陣地作成(偽)】が三段階まで完成した状態での戦闘において全てのステータスに+3補正≫
【陣地作成(偽)】
暗殺者として自身に有利な環境を作り上げる
無意識的に殺害と逃走を容易にする現場を形成する
≪陣地(偽)を作成可能。一日に一段階ずつ完成していく。最大三段階≫
≪段階は移動後も継続可能≫
≪一段階完成させていくごとに逃走判定に+1補正≫
≪一段階完成させていくごとに、そのエリア内での奇襲判定に+1補正≫
【そういやアーチャーは再契約すると霊体化でしたね、失念していました。というわけで現状存在するのは剣、槍、騎です。再開】
黒い影が、俺達に襲い掛かる。咄嗟に身を捻り回避行動を。
視界の端でコノリエも同じように動くのが見える。…長い付き合いだからな。
だが、その影、アサシンが襲ったのは。
「ッ!?」
「きゃっ!」
俺よりわずかに離れていた朝霧とライダー。
アサシンの剣が二人を傷つけ、赤い血が飛ぶ。
「クソッ!」
とにかくどうにかしねえと、考える前に体を動かすが、古傷が疼き、僅かに一歩目が遅れる。
その隙にアサシンは次の標的を。学生服の男、楠木に襲い掛かる。
「楠木ッ!」
「ふん、そこで指を咥えて見ていろ」
アサシンの刃が、目にも留まらない速度で楠木を薙ぎ。
「げふっ、…あー、やっぱ防ぐんは無理やったか」
「!? な…!?」
刃は楠木の体を確かに傷つけている。だが、同時に楠木もアサシンの腹に掌底をめり込ませていた。
異様に目をぎらつかせ、楠木は背後に飛び退き、アサシンと距離を取る。
「お、おい、楠木」
「ん? ああ、俺は大丈夫ですよ、リーダーさん。…受けきれる思うたんですけどね」
言いながら笑う楠木の腹から徐々に血が。だが、目はどこか野生の獣のような獰猛さと、氷のような冷たさを備えて。
…これがコイツの本性って奴か。
「…ま、流石に英霊なんて代物相手には無謀な話やね。今回は相手が油断してたからやし二度は無理やろ」
「…すまん」
「何謝っとんの、それよりも、遊那ちゃん見て上げてえな」
そうだ、まずはアイツらの傷を確認しなくては。
疼く脚を奮い立たせ、倒れた遊那とライダーへ向かう…。
「…アサシン」
「…ふん、何とでも言え、ライダー」
「…私としては、正直なところああいった手は許せんな」
「ならばその綺麗ごとで勝てるのか?」
「それを言われるとキツイのう…」
眼前にはヒーロー共のアサシンとライダー。
…こっちの手駒は、セイバー、ランサー、そして負傷の度合いは分からんがライダー。
戦力差は十分だが、さて、どうしたものやら。とにかくは、使えるメンツを呼び出すより他あるまい。
「セイバー、ランサー!」
「おう、マスター、ここにいるぜ」
私の背後にランサーが姿を現す。…? セイバーはどうした?
「おい、ランサー、セイバーは?」
「…だとよ、おい、出てきな」
「…えーっと」
ランサーの呼び声に、セイバーがおずおずといった様子で姿を見せる。
黒い鎧に身を包んだその姿は。
「…? 怯えているのか?」
「い、いえ、怯えてはいないのですが、その…」
セイバーがどこか震えるように指を指す。その指の先は。
「…!」
先程までの殺気とは違う、何処か怒気を孕んだような激情を発揮するアサシンが。
…ああ、成程。納得する私の耳に激情が飛び込んだ。
「ランスロットォッ!!! 貴様ッ! この恥知らずの姦通者めがッ!!! よくもおめおめと私の前に姿を表せたなッ!!!」
「お、落ち着いてください、アグラヴェイン卿」
「落ち着いてなどいられるかッ!!! あの時受けた、いや、後世になるまでに受け継がれたこの怒り、この呪い、今ここで貴様の腸を抉り出し、四肢を捥ぐことで晴らそうぞッ!」
「…八つ当たりでは」
「黙れッ! 堅き手のアグラヴェイン! 参るッ!」
そしてその手に、黒き光が集められた。
直下、遊那負傷判定【マスター】+2
↓2、ライダー負傷判定
1234:無傷
567:負傷
89:重傷
↓3、虹アサシン【日輪宿す騎士の堅手】注入回数
123:三回
456:二回
789:一回
【申し訳ない、またしても回線の不調】
3:無傷
8:重傷
7:一回
まずは明らかに脆弱だろう朝霧に駆け寄る。ぐったりと崩れこむ全身を赤い液体が。
「…ッ! おい、おいッ! 朝霧ッ!」
「…ううん?」
…どうやら気絶していただけらしい。ふう、とりあえず、…何て言ってる場合じゃねえ。傷を確認しねえと。
大量の血が流れている部分に手をやる。…? どういうことだ? 傷がない。
…ならこの傷は。一瞬で思考が回り、荒い息を吐くライダーへ向かう。
「ライダーッ!」
「…してやられた。かなり痛手だな、これは」
「ッ…、待ってろ、今魔力を」
「おいおい、そんな暇はないだろう? 今は」
ライダーが蒼い顔で気丈に指差す先は。
「【日輪宿す騎士の堅手】ッ!!!」
その手の中に黒い極光を溜めんとするアサシンが。
…そういやセイバーも怪我してたが回復してんのか!?
直下、注入量に対する暴発判定、均衡以上で暴発せず、失敗以下で暴発【聖者の数字】+1
↓2、セイバーの負傷度【時間経過】+2
123:未だ重傷
456:負傷
789:回復
↓3、ライダー宝具使用するか否か、成功以上で使用
【あ、虹ライダーです。念のため】
6:暴発せず
9:回復済み
7:使用
その極光は、以前見たように、弾けることは無く。
「…ふう」
アサシンの掌に吸い込まれていった。
「…これで貴様の首を奪う準備は万全というわけだ、ランスロット」
「…そうですか。ならばこの湖の騎士、ランスロット、その決闘、甘んじて」
「誰が決闘などと言った?」
「!? 何を」
「私はいまや悪の騎士、臆病、卑怯なるアグラヴェイン。どのような手を使おうとも、勝てばいいのだ。…ライダー!」
アサシンの言葉にライダーが動く。
…何だ、この嫌な予感は、身体の毛が立ち上がるような感触は。
「…はあ、仕方ないのう。すまんな、正直こういった戦いは好かんのだが、人数の差を埋める為と割り切ってくれ【月下舞踏】!【廻天武闘】!」
…そうだ、相手のライダーの真名は上杉謙信。その名は軍神として知られた名。
馬の嘶きが聞こえる。それと共に空気が歪む。曇天の中を砂埃が吹き荒れ。
「…!? アグラヴェイン卿が増えたッ!?」
「…冗談、数で押しつぶす気かよッ!!!」
潜んでいた軍神が、その姿を現した。
◆軍神:B
ヽ、ヽ、、\..,,_ |:i l:「l //
`ヾミ=ぅ'i::::L,| l, l | :l, ,//
i、_ ヽ;:::|i; ヽ、 l `'ヽ ,ィ'ニ´:;ィ´
ヽr' r‐-、ヽ:::〉ヽ \ .| __ { | i .(
/ ゙、 `><オ|:i ヽ\.`ヽ .i 〈__〉 ヽ l ハ、 i′
-、 ./ Y了. `7 ノ !::〕 ヽ,、 i l j´ l,. /j、ヽノ
ヽ/ __,-、!_ ` |::| i ヽ.Vヽ __ /ハ/,ノ У
ヽニ二ヾ,。. o人_ヽ、_ .|::| ヾ,ト:!ヾ ./ |.ヽ.{:{'´:)'ー‐ァー―‐ッ=
'ー'f「"^K,~ ̄` |::|----―、_'y'/_,ノ | ヾ'`´ j , ‐ ' ´ __
゚ ゙ヽ乞,_ ,.-''´.|:::「 ̄ ヽ、ヽ | ,/ミ`ヽ、_ _, ィ'ニ ---、'ー----== 、
`Y^'i |:::| _,. -`'ヽ、 _,、_j''ヽィ´ヽ、ヽニー- ;ニ -==:三ニニ====~ 、
「r′ _, =;|:::|=ニ._ 彡 ノj i`ヽ--- '',ィ' /:ーミ:、`ー-ニ - .._ -== ~ニ二 ̄ ヾ 、 _
ヽ ,.'ニィ'´ |::::|_//´7´〃;、ヾ::、. ,小, } ``ヽ ̄``:~ __ _,..--―--三ー-=-
\ヽ 、_ __,.'ニ‐''´ ,r゙ ̄|::::| .// { ,' ||tヾ / (;个i′__ ノ,ド、,__,ニ、ー-` 'ー-- ニニ二ニ=
ヽ ニー三ニ-‐ ''´ ./=、. |:::j. |└--ミ、. || oヽ_i、_,/,:仆;:L,〃 ,>-' rr=┬、.ト- - 、 _ー-二ニ=―=-
,:イ / ヽノ }::{ ` ̄/ `'ド,!-、,ri-、〒O\´ \ヽ、 |i__,,j _j. ヽ‐ト、/ヽ-'´
ヽ、 i.:ノ _ .仁ニヽ、 l:::| / / /`ラ′|. l ヾ、 ヽ. ヽ !| `"ヾ' /::;ノ
l,ヽ _ ,、L,j. L/):ト、::l´`┴:'-'、 / /t‐' / .! ヽ \ \. ヾ ! j /7´j´
ヽ、,,_,.-‐ 、 、_ニ;>、ニ「ヽi´ (:{ ̄7ー;、.ノ''|´/ ././ У .:. \. ` 'ー--ゞヽ-―'-:'‐=ニ=ー- ..__r―-、__
l--=、-、/,-ァ'7=|:仁ヾrー仆′ / / く, i ヽ._>、 、` 'ー--ニ.二._| __ Ξ ̄`
r;=':ベィ7,〃./ .| ,ハ^l, い‐' ̄フ | / /`トミ ニt‐くヽ,>、 ー-- 、 `` ー- 、 ヽ __ l===
(.イ /〃 ;' | =| |ヽヽ>=7'[´:j :! ,' / .|ヽ----仆、ヽ、 ヽ`ヽ、- 、._ ``ヽ、 ヽ、 ,ノ_= }_
,ィ''"j""´ .! |.! l. !. ∨゙´ .|.l .j::::i :l.,' , / .j リ .川ヘヽヽ\.\ /.六ヽ;ーt- ミ_-' _j,/= __ノ ̄ゝ
/:'^''´ ゙、ヾ、. ヽ ヽ ヽ, ノ.!|{:::::::} ,/ /,' ∧j k' ヽヽ.\.ヽ、Vヽ-=、r‐' ヾ__;~'=-、_
ノ ヽヾ、 ` 、 ` l:.| |:::| ,〃 ,:' /,ノ.7'Τ「`ヽヽ' l. ヽ'r:、__,.\ミ- 、``ヽ、 ` ̄ ̄
/ ,、-‐ヘ. \ヽ、 ヽ ヽ ,ノ/ ,|:::|/ 〃 ,/ヽ 〈 .| | ./ バi, ! !| `jヘ,- 、`'三ミ
,.∠、ィ⌒ヽ、r'^ヽ iニヽ、 ヽ、__,ノ /:イ.|::::| .// /ハ,_/ .ヽ| レ:' .〈 /Y「:i, / //ニ ._``ヽ、
=ッ'´ ヽ.ヾ_l゙ ヽ、___ノ ,/:|:::| ,/ /<,___ ,/! ト、 ν_,.┘ゝー' ./ /ミヾ、`ヽ、` ー=
/ 「:ト、 /./ |:::|' 'ー-- .._.. ヾ'┴‐''"_,. -''´ .\! ./⌒ ー ''" ̄`
 ̄ ̄ ` ヽ、 .| 「`ヽ ノノ |:::| / |. `ヽ.__,,.イ\ヾ、 ト:'
生前のライダーは自身を毘沙門天の化身とすることで兵達の士気を上げ、また自分自身それを信じ抜く事で戦において神憑り的な強さを発揮した。
神性そのものが付与される訳では無く、自らの神性を信じ抜くことで生まれる精神・肉体の絶対性。
【自分の対軍以上の宝具使用において、有利な補正が与えられる】
【敵の対軍以上の宝具使用において、不利な補正が与えられる】
【戦闘時、負傷及び重傷のマイナス補正を無視する】
◆カリスマ:C+
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
他者を裏切らぬ「義将」であり、戦において絶大な強さを誇ったライダーは指揮官として強力なカリスマを発揮する。
【複数戦闘時に発動、本来二分の一になる+補正をランク数の分だけそのまま加えることが可能】
【属性が“秩序”または“善”のサーヴァントとの共闘においては、Bランク相当のスキルとなる】
◆『月下舞踏(ほうしょうつきげ)』
/|
. //l、
从/ 〃::ミ从/l
// /:::::::::/ /从
. // Y:/ ̄, イ ̄ヽ_>、从、
. Y,ii /l_ // /`ヽ〉ミ彡iiiミ
| ii \/__レ´ /ヽ _|ミミミミ彡
. {'Y 《//`ミ,_人\/`ヽハミミミ彡
} ヽ{ ヽ_/__ ヽ、`ヽ_〉{`ヽミミ彡
_| /_厶ヽ、/ }/ゝヽヽ ヘミミミミ
\l {/ \ヽ7 /、_/ハ {ハミミミ
. } 〉 /ゝ</\ヽ、  ̄ ム} トミミ彡
. l 〉 lゝ</ /}>、ヽー―'ム `ミr、彡
ヽヽヽ_/ ̄ ∨-ヽ、`二二二二二ニニニニ',イ´`ヽ
`ーイ マ´___ノヽヽゝL`ヽ H / /::::::::::〉
_マr――'´/ ̄ / r‐'´::::::::::::::::l
〈 `ヽr‐'"´ _/ ,}:::::::::::::::::::::::ヽー――――-、__
ヽ lムイ}'"´/ /'"´二ゝ、::::::::::::\ { ̄{´`ヽ`ヽ、
}ゝ-〈l / / / ヽ /r=-‐'、::::::::::::::::〉ー―くlト、 ヽ ∨ヽ〉
/{ |\ ハ/ / / / ヽヽ/ヽハ:::::::/ |/ト、 ミ=イト、
{ V\| }, { ,/{ /  ̄\_} }/ Λ_厶ミゝヽ \_| }
. ヽ__\___/ー| { ヽ_| r‐<_ノ\// 〉 | /ヽ
/ヽ, | ヽ /`ヽ r‐'ヽ_/ lΛ | |::::::\
{ ヽーくノヽ {::::::;ィ\ ヽノィ'⌒ヽ_/ /,ゝ ム /:::::::::::::ヽ,
ヽ \ \ l::/ ヽ_____/人 / }{ヽ/ ̄>:ヽ,
\ィ´ \ 人 l| _/〈 ̄\/ / // ー<ヽ从l 〈 ヽl /\:::::::\,.....,
ト-.、  ̄ ヽト--〈ヽ( ̄\. \l//><>乃 ハ ̄ ̄\/ハ/!`ヽ、彡'´
{::::{ `ヽ、 /三イヽ(二ヽ. \ハ ̄'{λ{`ー‐'__}\ ノ/ /! |
ヽ::} ヽ {__r‐、 (二ヽ___): : \λ\ニ/ `ヽ、 / / !
`マ__ノゝ、ミ |二r―く(_i///\_: : |`ー'}´`´ }'´ /| {
}彡/:::: | :::::/// `V__∠ハ ト‐'" \〉'´!
|-' /ハ | :::( (/ ∨_Λ `ヽ }___|
| /`ヽ_ /{ :::/ ̄ {´:::::::::} ∨ 《 》}
放生月毛と呼ばれるライダーの愛馬を召喚する宝具。名は”駆毛(かもう)”。
月灯りに似た朧げな淡黄色をした名馬で、闇夜の中でもぼんやりと輝く特徴を持つ。
月の光を魔力に変換出来る特殊な性質をしており、夜間に限り魔力を消費せず召喚する事が可能。
宿敵との一騎打ちの際に騎乗していたという逸話もあり、一対一の決闘の際には常よりも鋭敏な動きを見せる。
【騎乗状態となる】
【1陣営同士の戦いの時は【敏】を2ランクアップ、それ以外の時は【敏】を1ランクアップさせる】
【“夜”の場合、魔力を消費せず使用可能】
◆『廻天武闘(くるまがかりのじん)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大補足:200
ライダーが宿敵との決戦の際に使用した、”車懸りの陣”と言われる戦術の再現。
共闘しているサーヴァントの幻影を多数出現させ、ライダーを中心に幻影を放射状に展開し風車のように部隊を回転させながら敵に突撃する対軍宝具。
幻影に攻撃能力は備わっていないが本体と変わらない思考パターンを付与されている為、違いを見極める事はほぼ不可能。
効果は3ターン持続し、最後は放生月毛に騎乗して突撃したライダーが小豆長光で斬り掛かる所までが逸話として再現される。
【『月下舞踏(ほうしょうつきげ)』発動時のみ使用可能】
【サーヴァントと共闘している時のみ使用可能】
【使用から3ターンの間、戦闘判定で自陣営と敵陣営が同一のステータスを選択した場合、ランク分のマイナス補正を与える】
【4ターン目、相手のスキル・宝具による防御・結界効果は無効化され、自身のステータス判定は自動的に【敏】となる】
敵のライダーを支点に、無数のアサシンが湧き出てくる。
慌ててセイバーとランサーが獲物を取り出すも、その攻撃は全てすり抜け。
「…! 幻覚か!」
「なら本物は一人ってことだな!? セイバー!」
「おそらくは! …しかし、この中にアサシンクラスで召喚されたアグラヴェイン卿となると」
「…考えたくねえな」
そうだ、確かに一騎一騎は、攻撃能力を持たない幻影。
しかし、その幻影の中に存在する本物に気が付かなければ。
俺達は負ける。
「一酔の夢とも言うがの、それもまた良し。酔いの中で見る夢のなんと快きか。さあ、酔夢に溺れよ!」
「ランスロットォッーーーーー!!!」
怨嗟の叫び、思わず後ずさりしそうな叫び。そしてその背に見える龍の姿。
凛としたその目。駄目だ、もう心が気圧されている。
思わずへたり込みそうになったのを抑える。だが、どうしろってんだ、この状況!
その時、ライダーが叫んだ。
「…ッ! 行け! 【蒼き大河の顎】!」
「Giiiiiiiiiii!!!」
叫びに応えるように【蒼き大河の顎】が龍神目がけ突き進み。その咢を持って、引きずり落とさんと。
しかし、単なる使い魔に過ぎないそいつに、なすすべは無く。
「下がれ、奇妙なくちなわよ」
一刀の元に斬り伏せられる。――その瞬間。
「ッ!」
【蒼き大河の顎】が膨張し、その姿は、一つの濁流へと変化する。轟々と荒れ狂う大河が現出し、敵のライダーを一時的に押し流した。
「…今が機よ、潰すぞ、マスター!」
「…勝てんのか」
「勝てる勝てないでは無い! 少なくともここで膝を折っていては、勝てる可能性は砂漠の中で一つの砂粒を探すに同じ!」
クソッたれ。俺は単なる中間管理職だぞ。そんな賭けに乗れるかっての。
…だが、ここでやらなきゃ男が廃るのも確かだな。
「総員に告ぐ! 戦える奴らは武器を取れッ! とりあえずここで一撃、喰らわせるぞ!」
「…ええ、アグラヴェイン卿は本来私の不徳故、この剣、存分に」
「チッ、こんな戦いは好きじゃねえんだが。…ここでただ負けるのも癪に障る。乗ってやるよ」
「ふん、中々気合の入った劇だな。…行くぞッ!」
全身全霊でぶつかってやる。手段は問わねえぞ、馬鹿野郎。
【敵陣営の対軍宝具使用につき、【蒼き大河の顎】自動破壊、有利一回獲得】
【というわけで早いですが本日ここまで、お疲れ様でした】
【明日はきっと休み】
【虹キャスター、刑ライダーの確定逃走はやはり強力すぎるので、それぞれ以下のモノに変更】
【虹キャスター】
【時間停止中敵陣営にマスター戦を選択した場合、一切の影響を受けずキャスターのみ令呪なしでの撤退が可能】
【刑ライダー】
【戦闘を行わない限り逃走判定に+3の補正(人数により-補正付与)】
【再開します】
22:00から↓2、刑ライダー【暗黒異譚・迷照輝鏡】を利用するか。利用する場合はどの効果を使用するか【併記不可】
1:無条件逃走
2:虚脱状態
3:魔物召喚
4:使用しない
『暗黒異譚・迷照輝鏡(ニトケルティ・デルトヘドロン)』
【戦闘を行わない限り逃走判定に+3の補正(人数により-補正付与)】
──────────────────────────────────────
【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】
──────────────────────────────────────
【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】
【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-2補正、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】
──────────────────────────────────────
【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】
──────────────────────────────────────
【三、全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】
【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】
──────────────────────────────────────
【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】
戦闘可能なのは三体なら魔物召喚しても戦えないよね
(ウサギは特殊ユニットだから5体で1体みたいな感じだったんだろうけど)
>>592 ですね。ウサギ戦もウサギがマスターに回ってたからですし
2:虚脱判定
「まずはこのまま足を奪うぞ! ライダー!」
「ふむ、ならばこれだな!」
ライダーの手に持つ鏡が異界の光を放つ。
「ぬっ!?」
その黒い閃光が押し流された敵ライダーとアサシンを照らし…。
直下、虹ライダー虚脱判定、成功以上で虚脱状態【対魔力B】-2
↓2、虹アサシン虚脱判定、成功以上で虚脱状態【聖者の数字】-1
1:ライダー抵抗
7:アサシン抵抗失敗
「この程度ッ!」
…ライダーの方はうまく跳ね除けたみたいだな。
「…ッ!? な、何だ、力が」
だが、アサシンの動きはかなり弱った。今が機だ!
「セイバー! ランサー! ライダー! 行くぞッ!」
ここで潰してやる…! 完膚なきまでによお!
直下、刑ランサー宝具使用判定【正念場】+1
123:慢心
456:騒音
789:???
そう言えば都木とセーラは来てるの?
>>603 ああ、その判定してませんでしたね
1:慢心
直下、来てるマスターは?
123:両方
456:静馬
789:どっちも来てない
1:両方
【両方来ていたので虚脱判定の方も】
直下、静馬虚脱判定、成功以上で虚脱状態【揺れる正義】+2
↓2、セーラ虚脱判定、成功以上で虚脱状態【【心】3】+1
【ぬあ、魅了判定もあったか。>>1 が忘れてそうなときはいつでも言ってくださいね】
直下、静馬の朝霧に対する印象、1ほど悪く9ほどいい【ドルフィーナちゃん】+2
4:静馬抵抗
7:セーラ、抵抗失敗
9:お前はツインテールなら誰でも妹なのか
そういや奴らのマスターは…。
「…駄目、力、入んない。どういうことよぉ」
「…! 違う、彼女はすみれでは、すみれではない…!」
…何か分からんが、一応は上手くかかってるみたいだな。
好機にも思えるが下手に手を出してサーヴァントにかばわれるのも癪だ。
ここはサーヴァント戦に集中すべきか。どうもあっちは攻撃どころじゃないらしいしな。
「…マスターもなかなか。…ランサー、貴女の宝具は」
「…ライダーに対しては圧倒的に有効な宝具だが。ま、勝てそうだしな。出さなくていい手なら温存しとくもんだぜ」
「そんな悠長なことを」
「そりゃこっちの台詞だ。あくまでも今は一時休戦。アタシはテメエらと仲良しごっこする気はねえんだよ。せいぜい死ぬんじゃねえぜ」
22:55から多数決、マスター戦を行うか。先に二票
マスター戦行わず
…敵が動かない以上、こっちから動く理由もないか。
戦闘要員の楠木は負傷してるし、フェルディナ、髑髏はここにいないしな。
「そろそろ指示を出せ、このままだと利を取られるぞ」
「ああ、分かってら」
息を吸う。
さあ、こっからが俺の戦いだ。脳味噌を働かせろ、戦況を見極めろ、そして。
「勝つぞ!」
【戦闘を開始します】
【ポリス陣営:メイン・ライダー】
【筋】:9
【耐】:4
【敏】:13
【魔】:5
【幸運】:6
◆対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆カリスマ:B
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。
【複数戦闘時に発動、本来二分の一になる+補正をランク数-1分だけそのまま加えることが可能】
◆計略:B
物事を思い通りに運ぶための才能。状況操作能力。
戦闘のイニシアティブ判定において常に有利な修正を得る。
【敵陣営の勝利に必要な獲得有利数を4回に変更する】
◆仕切り直し:B+
窮地から離脱する能力。
不利な状況から脱出する方法を瞬時に思い付くことができる。
また、戦闘時においては相手に有利を取られてもそれによるマイナスの補正を受けない。
【不利を二回取得した場合に判定、成功すれば、自陣営に有利な逃走判定に移行する】
【ただし、一回使用した相手には無効】
【ランクが高ければ高いほど成功率が高まる】
【戦闘時に不利を取得してしまっても、それによるマイナス補正を受けない】
◆心眼(真):C++
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性が数%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
ランサーは防御を捨て回避に特化する事で自分をわざと”窮地”におき、常にこのスキルを発動させている。
【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】
【戦闘時の合計補正が相手より劣っている場合、更に+1の補正を得る】
【重傷による-補正適応済み】
【ヒーロー陣営:メイン・ライダー】
【筋】:7
【耐】:7
【敏】:6
【魔】:7
【幸運】:3
◆対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
“無辜の怪物”の影響による龍属性の獲得により、通常よりも高いランクで対魔力を得ている。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆軍神:B
“無辜の怪物”の影響により得た、“軍略”と“神性(偽)”のスキルを併せ持つ特殊な複合スキル。
生前のライダーは自身を毘沙門天の化身とすることで兵達の士気を上げ、また自分自身それを信じ抜く事で戦において神憑り的な強さを発揮した。
神性そのものが付与される訳では無く、自らの神性を信じ抜くことで生まれる精神・肉体の絶対性。
【自分の対軍以上の宝具使用において、有利な補正が与えられる】
【敵の対軍以上の宝具使用において、不利な補正が与えられる】
【戦闘時、負傷及び重傷のマイナス補正を無視する】
◆カリスマ:C+
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。
他者を裏切らぬ「義将」であり、戦において絶大な強さを誇ったライダーは指揮官として強力なカリスマを発揮する。
【複数戦闘時に発動、本来二分の一になる+補正をランク数の分だけそのまま加えることが可能】
【属性が“秩序”または“善”のサーヴァントとの共闘においては、Bランク相当のスキルとなる】
◆『月下舞踏(ほうしょうつきげ)』
ランク:C+ 種別:対群宝具 レンジ:1~20 最大補足:10 消費魔力:50(夜は消費魔力は無し)
放生月毛と呼ばれるライダーの愛馬を召喚する宝具。名は”駆毛(かもう)”。
月灯りに似た朧げな淡黄色をした名馬で、闇夜の中でもぼんやりと輝く特徴を持つ。
月の光を魔力に変換出来る特殊な性質をしており、夜間に限り魔力を消費せず召喚する事が可能。
宿敵との一騎打ちの際に騎乗していたという逸話もあり、一対一の決闘の際には常よりも鋭敏な動きを見せる。
【騎乗状態となる】
【1陣営同士の戦いの時は【敏】を2ランクアップ、それ以外の時は【敏】を1ランクアップさせる】
【“夜”の場合、魔力を消費せず使用可能】
◆『廻天武闘(くるまがかりのじん)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~100 最大補足:200 消費魔力:150
ライダーが宿敵との決戦の際に使用した、”車懸りの陣”と言われる戦術の再現。
共闘しているサーヴァントの幻影を多数出現させ、ライダーを中心に幻影を放射状に展開し風車のように部隊を回転させながら敵に突撃する対軍宝具。
幻影に攻撃能力は備わっていないが本体と変わらない思考パターンを付与されている為、違いを見極める事はほぼ不可能。
効果は3ターン持続し、最後は放生月毛に騎乗して突撃したライダーが小豆長光で斬り掛かる所までが逸話として再現される。
【『月下舞踏(ほうしょうつきげ)』発動時のみ使用可能】
【サーヴァントと共闘している時のみ使用可能】
【使用から3ターンの間、戦闘判定で自陣営と敵陣営が同一のステータスを選択した場合、ランク分のマイナス補正を与える】
【4ターン目、相手のスキル・宝具による防御・結界効果は無効化され、自身のステータス判定は自動的に【敏】となる】
◆聖者の数字:A
【朝、昼の行動時、【運】を除く全ステータスに+1】
【朝、昼の行動時、全行動に+1補正】
◆『日輪宿す騎士の堅手(アグラヴェイン・ハードハンド)』
ランク:B-(B) 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
【注ぐ魔力量を設定可能、一度に注入可能なのは三回分の魔力のみ】
【最大で七つ分まで魔力注入が可能】
【一回注入するごとに、【運】を除く全てのステータスに+1補正】
【ただし、一回注入するごとに暴発判定を行う。暴発した場合は、アサシン自身とその場に存在する半数のユニットに負傷判定を与え、注入した魔力量は0にもどる】
【負傷、虚脱状態による-補正適応済み】
直下、セーラ令呪使用するか。成功以上で使用【虚脱状態】-2
1:使用せず
【1ターン目】
直下、刑ライダー判定
↓2、虹ライダー判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
刑ライダー【運】選択
【己が栄光の為でなく】により戦闘結果秘匿
虹ライダー【運】選択
【己が栄光の為でなく】により戦闘結果秘匿
【刑ライダー有利獲得】
【2ターン目】
直下、刑ライダー判定
↓2、虹ライダー判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
刑ライダー【筋】選択
【己が栄光の為でなく】により戦闘結果秘匿
虹ライダー【運】選択
【己が栄光の為でなく】により戦闘結果秘匿
【虹ライダー有利獲得】
【3ターン目】
直下、刑ライダー判定
↓2、虹ライダー判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
刑ライダー【運】選択
【己が栄光の為でなく】により戦闘結果秘匿
虹ライダー【敏】選択
【己が栄光の為でなく】により戦闘結果秘匿
【刑ライダーの勝利です!】
直下、虹ライダー逃走判定、成功以上で令呪二画消費し逃走、失敗で令呪三画消費し逃走【騎乗】+2【蒼き大河の顎】-2
3:令呪三画消費し逃走
【ライダー、アサシンが逃走しました。ヒーロー陣営、残り一騎です】
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。明日はお休みの可能性大】
【申し訳ない、今日明日とお休みします】
【投票は本日22:00までとしておりますので】
【再開、発表はどうせなんで一周年の当日、11・15に行いましょうか】
俺の檄に真っ先に駆け出したのはランサー。
足元に溢れ返る濁流をものともせず、まるで飛ぶように幻影の群れ目がけ駆け込んだ。
「ハン、生っちょろいんだよ。たかが騎士サマの群れごとき、このアタシが越えられないとでも思ったか!」
溢れ返るアサシンの群れの中、金属を打ち鳴らす甲高い音が響き渡る。
見れば、ランサーはその手に短槍と肉切り包丁を構え、それを打ち鳴らしていた。
「聴け!聴け!鉄が目覚めるぞ!」
∨////:/ : / _; :.-=≦´ : : : : : : : : : / \: : : : /: \ \\
: ∨// /-=≦´: : : : : : : : : : : : : : : : /: : : : ∧ : : : : : :.:ヽ \\
--=彡//: : : : : : : /: : : : : : : : :/ : : : : : /: ', : j: : : : : : ゝ \\
: : : :./: : : : : : : /: : : : :/ィ"´/ : : : : : / : /∨:.: : : : : : :i \\
: :/: : : : : : : / : : : : / / : : : : : :/: : :/l: / :/: : : : : : | \\
/: : : : : : : : :/ : : : : ∠....,,,_/: : : : : : : : : :/ j∧:/: : : : : :.:/ \\
‐=ニ二: : : : : : : :/ /`≧x、-‐ ' ´ /疚メ、/: : : / \\
: : : : : : : : : : :.:.〈 ≫'¨`メ゙ハヾミメ、_,, //クリ / /}/ \\
二三_彡'⌒ヾゞ 《 ,J 灯 Y {ツ/;イ / \\
: : : : :/:∧'⌒ヽ、 {´ゞ勹 ' /´ノ \\
: : /: : : x个‐=ミ_,=、 ゝ-‐' ` ´ \\
/ : : /::::_;ゞヽ、::::::::\ 、__ ィ/ \\
: : :∠_彡_; :-―- ミメ、> .._ ` ̄ ´/ \\
/_,...ィ ´ `ヽ、  ̄ ̄ \\
武装と言える武装はまったく身に付けていない。ゆえに、一度でもその体に刃が触れれば、ランサーの体は紙を裂くより容易く両断されるだろう。
だが、そんな考えとはまるで無縁だと言わんばかりにひらり、ひらり、と不規則に出現するアサシンを回避するその姿はまるで舞い散る花弁のごとく。
そしてその狂笑は残る二人にも檄を与えていた。
「…行くぞ、セイバー。あの小娘に任せておけるか」
「ええ、ランサー! 貴女は相手のライダーへ! アサシンは私が引き受けます!」
同時に濁流へ向け、その身を躍らせる。
だが、ランサーとは違い、鎧を着こんだセイバーと少なくない傷を負ったライダー。流石にその足は鈍い。
「ランスロットォッーーーーー!!!!」
「っ…! 早いッ」
「アサシンなんだからある程度は当たり前だろうが…ッ、それにしてもやはり先程の傷が響くな」
幻影の群れに囲まれ、実態を掴ませないアサシンの攻撃に、二人して防戦一方。
さらに、敵のライダーの指示も的確かつ順当。力の差以上のモノがそこにはあった。
「…」
ならば、と考える。脳味噌をフルに使用する。ぞぞぞと魔力が吸われる不快な感覚を今だけは遮断する。
「…朝霧! お前を介して念話を全員に届けることはできるか!」
「え、…で、できます!」
「うし! なら俺の言葉をセイバー、ランサー、ライダーに頼む! コノリエ!」
「何だ」
「アイツらはまだ混乱してる、だから一瞬でいい、奴らの気を反らせ! その間に指示を出す!」
コノリエが頷き、何かを取り出したのを見届け、俺は戦況を俯瞰する。
ランサーは怒涛の勢いでライダーに迫っていき、セイバーとライダーはアサシンに防戦一方。
ただ、幸いなことには徐々に水嵩が引いていっている。
…思考をクリアに、戦況を中立的に。
そして、コノリエが何か、…ありゃ閃光弾か。を放り投げた。閃光と爆音が炸裂する。
一瞬、ほんの一瞬、全ての視線と聴覚がそちらの方向に向かい。全力でそこに言葉をねじ込んだ。まったくもってちんけなアジテーターを。
『命令を行う! ランサーに関しては自由裁量で動け! ライダー! セイバー! 今、機動力を奪われているお前たちに小回りは期待しない! 互いに死角をかばえ!
幸いアサシンの目はセイバーに向いている! 加えて足を奪われているのはアチラも同じ! 幻影に惑わされるな!』
俺の言葉にセイバーとライダーは頷いた。
『了解しました、ライダーのマスター』
『まあまあ、及第点と言ったところか。…セイバー、背に回れ』
 ̄ ̄ ミ 、
,,_。s≦  ̄ ̄ \ \ --――--
´ ̄|i ̄ \ , i /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.......
/ }i ヽ i /::::::::::::::/:::::::::/::::::::::::/::::::::::::\
' x/ } ,/:::::::::::::::::/::::::::::::;:::::;:::::::;::::::::::::::::::::::Y
! x≦' /ノ. /::::::/::::::::::;:::::::::::::::l:::/{::::::{::::::::::::::l::::::::ト、
∨/ / /' /::::::;:::::::::::::l::::::::::::::∧{"ト::::!:::::::::::::{:::::::::::::、
_ ヽ / / / / li /;:::::::::l::::::::/l::::::::::l:::lY''示ミ;::ト{::::::l:::j!:::/::::::::l
/⌒ヽ \' イ _/ ヽi\ / l:::::::::l:::::::{ l::::::::::l:::l 弋)シ} 乂トjノ }メノ:::::}::}
i{ \≦<______}i // l:::::::::l::::::人 l:::::::::::!:::! 云,,, }::::ノ}ノ
, / \ ヽ  ̄ ̄ 7__ {/ /l:::::::::l::::::::::::::!::::::::::lヘl {炒)}'::イ ノ
ィ/{/ { __ __/ \ /// / l:::::::::l::::::::::::::l:::::::::::l \ " /:::::l
/ {{ v { \ ヽ , 。s≦  ̄ ̄ \ }i :}i / | |i ii l:::::::::l::::::::::::::l:::::::::::l -、 ノ:::::::l
i ii ヽ \,ノ } ∨ / ≧s。. \ |i :|i / i7 |i |i !:::::::::l::::::::::::::ハ:::::::::ト イ::::::::l:l
、 ヽ\\` { Vs≦=====ミ. |i :|i: / 八乂 i |i j:::::::::;::::::::::ノ::l:::l::::::::l >-<::l::::l:::::::::トl
. \ヽ ` ノヽ_ 、il ̄ ̄ ̄7 \ }i :}i / 斗┐ 、 ,::::::::/r(ヽ-y-、::l::::::::l==rj:::l::::l::::l:::ヘ::::::::l、
\ / /ハ_ \ / / :\ /' , / | |\,:::::/⌒⌒マ)`く^l:::::::l/∧\l:::::l::::::::::::::l::、
乂 // / i≧s。_ <i/ / |i /〔 r-=彡li:;:::::; マY l::::::ト/ \》Lヽへ:::::::::::、
〈__彡' \/ |i: / ≧=- |i |i,:::::::! `ワ} l::::::lノ⌒〉「~7メ }}こ]ト:::::::::.、
\ ヽ /'\、__ .{i__,::::::::l / Y┤:::l――‐-ミ/) ニ) \::::\
` \ / /' ̄≧s。,.  ̄ ̄;::::::::::l/ \ }^ !:::::l_j^L(ヽfマ_r>人ヽ ヽ:::::\
__ < /'-------=ミ i{ ̄;:::::::::::j _ \ l:::::::、 弋{ }::::::::::\
 ̄ ̄ i|____彡' i| ,::::::::::/{ _\_ 八:::::::、 }ノ/\:::::::::::::\
/' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ i| ,.::::::::/ \ ィこ》 ̄ ̄`く ヽ::::::、--――- 、/=く \:::::::::::::ヽ
i| _ i{ { i::::::::' l::《j} j⌒}r~ミ〉_ V:::::、 { ヽ__> \::::::::::::::、
/≦ ̄ i| l:::::::j l::::::辷f / \  ̄ ∨:ヘー---‐~-<. \ \:::::::::::、
二騎が背中合わせになり、互いの死角を補い合う。
…俺ができるのはここまでだろう。あとは託すしかねえ。頼んだぞ、ライダー、セイバー。
襲い来る短槍、まるで毒薬のごとく染み入る脅威に、騎乗の虹ライダーは素直に感服していた。
「ふむ、ランサーよ、かなりの武芸者と見た」
「へえ、分かるのか。ありがとよ。じゃ、命から何から全部置いて行ってくれ」
「悪いがのう、現状、私の命は一人のものでは無いのでな」
「…くだらねえなあ。義理か友情か色恋か主従か、ンなもんどうだっていいだろうに」
「ほっほっほ、まあ、主がそう思うなら何も言えんよ」
響き渡る金属音。一つ間違えればその命を容易に奪い去る武器の衝突。
その中で、一方は高揚したように、また一方はまるで愛しき子を眺めるように笑う二騎。
異様なはずのその光景は、ことこの一瞬だけ、ありふれた光景のようで。
「…問答は不要だろうのう、悲しきかな主は悪であり、またそうあったし、そうであるし、そうあろうとする。…ならば仮にも善たろう私は倒すより他に無し」
「ああ、そうさ。アタシは悪者だ。卑怯で苛烈で残忍ななあ! あれは一時の甘い夢だよ!」
「それでよいのだろう。…悲しいものだがな。では、ここからは全力で行くぞ」
「はは、アタシも久々に全力で行くよッ!!!」
駆ける花弁が龍に降り注ぐ。深紅の椿が軍神を彩っていく。
「ランスロット、…貴様、そのような卑劣な手を用いてまでも勝ちたいか、己が非を認めないかッ!」
「それはこちらの台詞だ、アグラヴェイン卿。貴方はこのような卑劣を許す人では無かった!」
「黙れッ! 全ては貴様のせいだ、ランスロットッ!!! 私の名誉も、誇りも、すべてを後の信仰の下に地を這いずり回らせる悪魔の正体はッ!!!」
「…いかんなあ、頭に血が上っているぞ、騎士よ」
全方位から襲い掛かる拳、剣。虚脱状態にあるにもかかわらず、一撃一撃が重く軋むようなその攻撃。
/ニ> ´: : : : :\=ム:.ヘ 三}} /:::::::/⌒:::ヽ ./::::/ ヽ::r{:::::イマ/::::_:: ‐ ´
__ ヽ: : : : : : : : :.. :. ∨ム:.ト, ニr_' ./:::::::::{_.....、..ヽ_ ̄::::::::::::::;ノ /{ .{_ノ ノ ̄ _
: : : ヽ ,.ィ´ ̄ ̄}≧=- _: : : : : :.∨二ム _ __  ̄ ̄>-ァ、/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_ - ´ _ -ゥィ { .Ⅶム‐チ ̄ ̄ ` 、 ュ _ イ/ {
:: : : : : ̄ ̄: : : : : : : : :.!ム二二〕iト、: : :..∨二ム {: :/,、_二ニ=- _ / //∥:::::::::;r-‐- -=ニ´_ ∧ __ r ´ / .| /}_ノ@〈 ̄ }\ `ヽ >-ノ{__ イ三ニト-〉ノ
:::::::::> ._,.::::::::.. : : : : :∨ム二二ニニ>、: :∨ニム ∠ニL_: : :\: : : ::> . / / /´ ∥::::::/> ´ ,}、 > ´`ヽ ,ゝ-‐‐/,' ∥ニ{イ(_ノ_ `ヽ \´ \ /ニ/´/⌒マ三ニフ__ィチ ̄Σ,
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. : : ∨ニ\二二ニム:.iニニi /二ニニ>.: : r_、: : : ∧ /, ' .,:::::::/ イ_}\_ / | | {{三ニヨ .} \ ヽ _ \ \ ム.//-=rェ.'三三ニニ=-〈⌒ ).'
:::::. ̄ : : ─────--::\ニ斗≦三心ム:!二ニ}三不、ー-=二/: \:.\L_: : : } ./∥ |::::;' ,イ ‐' ヽ´  ̄{ { { {{三ニ }_}--ァ \ \ ヽノヽ ` マフ ⌒ζニ三三ニ=- Σ} ノ
::::::::::::::::::::ー─===:::::::::: : : /二二二二}二二≠ニ/二心、: : :ヽ='二>、ヽ `ヽ} ..∥ .}:::;'/ ,、_ -_ 、 {´ ∨ 、 ∨三}}リ厂‐-=ニミ > __ >〉∧ )´ニ三三三ニ=- ヽ
≧=------: : : : :´: 「〕iト、_ {二二二二リ二≠ニニ/二ニニ心: : : マニ廴\ヘ ::{{ }:::! _ ノ‐‐ 、_ヽヽ ∧ ∨ ヽ ∨ヨ}リ'三ニ=- ノ ` ヽ._ヘ>-<三ニ=- ヽ }ヽ
::.... : : : : : : : : : :. :. :.|二二二≧x二ニニイ≦二二{斗<二二ニ}: : ∧` マト、ヾ マ} iニマ ∨∧∧ 、∧ \ `ニニ} 〉/_ニ=- <ニ=-} ){`
::::::::::::::::::::ー┐: : : _/ ̄ ̄: >=ミニ寸二ニニ斗≦,ト、: : /ニ/ ̄: : : j`ヾ ⌒ヾ \ _ }} { ∧ }} }∧ \  ̄:}_!_/,三ニ}} ノ-<_ノ
::::::::::::::::::::::::::::::__::::::|: : : : :/二二二ト、=チ二二/ニニニニ/: : : : : _} { ̄ニ=‐‐‐--=ニノ三∨{ .リ;} } r‐>< マ.ノ ` <:| / ヽ /
::::::::::::::::::::::::::/:/:::::::|: : : :/二二二ニニム=二斗'二ニニイ: : : : : ノ i ,, 〉ニ_∧∨、 }´ ̄`> ̄ -‐- > }} <ニニrヽ
:::::::::::::r─-::' : ヽ::::::V: : {二二二二二ニ}'´ニ/ニニニ∧: : : : : :.! __/_/_.ノニノ .ノ ヒヽ } } }ム
: ー‐.:' : :_;: -‐:::´:::::::ヽ:..ト、二二二二ニ{ニニ/二ニニ/二V: : : :| ∧ ノ/イ- 'ニr' 厂` ./ / ノ }
::::::::_::::::::::::;::斗=冖 ̄ .∨ニニ二斗===ミ、 〈二ニ〉: : :_ノ . / .∧ /´ ∥.{ (ヽ 卞‐‐‐}}__ノ _ノ / /}
 ̄ ゝ- ´ 〉≦二二二二二二=Y二ニ=j´ / ./\ _ ノ' 、.∥i ト、\ ヽニ二r-<_∠ _ _ -=´ -=´ ノ、 _
/二二二二二二二孑'二孑_´ _ ,ハ ゞマト\ '´ ``` ニ=- _ r、> _r---´ X ___./ ノ) \
/!≧==- _二ニx≦ニミ={{二ニム_y^ニリ ,ィ、 _j=}ニ}iト、 /}>_r- 、 イノ >´. ヽ
r=V: : : : : : : : Ⅵ二二二ニ7ニL_ノニイニ≠r=v'二ム_,.斗チ二二jニj / ヽ/}| ノ、_ > ヽ `ヽ
だが、ライダーとセイバーは分担し、その攻撃をいなす。幻影への対処法も徐々に把握し、アサシンの鎧に一つ、また一つと傷が。
「許すまじランスロットッ! たとえ、たとえこの身が砕けようとも、貴様の魂だけは冥府に送ってくれるわッ!!!」
「…アグラヴェイン卿」
「いいのか? セイバー。おそらくは伝えてやったほうが楽にはなるぞ? …奴も、お前もな」
「…いや、これは私、ランスロットにかけられた一つの宿命、ならばこそ、最後まで背負わねばならないでしょう」
「…馬鹿な道化だな」
迫りくる拳をついに、セイバーの剣が捉え、弾く。
不自然に腕を上げられ、がら空きになった胸部に、セイバーの背後から飛んだライダーの槍が。
「ランスロットーーーーッ!!!」
「…もう、止めてください。アグラヴェイン卿、私の知っている貴方は、円卓の騎士は、…もっと気高く、強く、そして」
「…!? まさか、まさかお前は」
「残念だが、この道化はそれを知ってほしくないらしいぞ。だから早く…消えてやれッ!」
何かに気が付き、動きを止めたアサシンの鎧に、ライダーの槍が撃ち込まれる。セイバーの声が響く。
「カッコいいもののはずだ…!」
その声と共に、二条の魔力が、混迷の戦場に流れ注ぎ込んだ
紅い魔力がその残滓を残す中、流れる濁りに逆らいつつ勝利の帰途を進むライダーとセイバー。
「…」
「逃したな」
「…」
「…ま、お前の好きにすればいい。私はどうしても出自故、こういったところでかける言葉が分からんのだ」
そう言いつつ、ライダーは高台に逃げ込んだマスターを発見し、傷ついた身体を引きずっていく。
その背にセイバーは一瞬声をかけかけ。
「おう、遅いぜ、騎士と姫さん。やっぱいいもん食って肥えてんじゃねえのか?」
「…ランサー、前々からお前の暴言は目に余ると思っていたが。そこに直れ! 今すぐその首を撥ねてやるわッ!」
「お生憎、そんなモン易々と受け入れるかよ! 酒の一滴も飲んでねえのにな!」
傍らを駆けていくランサーに阻まれた。一瞬立ち止まり、鎧に伝う水滴をなぞる。
そして一回ぶるりと体を震わせ。セイバーはマスターの下へと向かうのだった。
【虹陣営の行動を終了します】
「…はあ、しんどい」
「大丈夫か? お前はただでさえ私とアーチャー、両方負担しているんだからな」
「んあ、何とか、あと宝具一回くらいは使えそうだけどよ…」
にしても体がだるい。身体が水含んでるからってのもあるんだろうが…。
「まあ、俺よりもお前だろ。ライダー」
「…まあな、私も正直休まねば身が持たん。しばらく霊体化しているぞ、マスター」
「おう。で、楠木は大丈夫か?」
「んー? ああ、大丈夫ですよ、そこまで危ない臓器には当たってへんみたいやし。まあ、せっかく作った陣地ぶっ潰されたのはショックですけどね」
それもあったな。あそこなら逃走はかなり簡単だったが…。
まあ、過ぎたこと悔やんでも仕方ねえか。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
4のついでに自陣営真名看破
あとランスロットくんちょっとこっちきなさい
1:索敵
…だが、まあ。
「こうなっている以上フェルディナ探さなくちゃならねえよなあ」
「そうですね…、現状かなり危険ですし」
「朝霧、そういやお前の念話は」
「んー…、まだフェルディナさんと繋げたことはありませんから。サーヴァントは思念体に近いからか繋げやすいんですけど」
「確率は低いってわけか」
まあ、使い魔もまだ残ってるしな
さて、じゃあどうやって探すかね。
↓2、索敵方法
1:誰かに探しに行かせる
2:使い魔飛ばす
3:念話(確立三割)
4:その他
3:念話
「…じゃあ朝霧、頼めるか?」
「分かりました、やってみますね」
むむむん、と朝霧が唸りだす。…上手くいくといいがな。
「ほお、かわええね。あの顔」
「? お前はああいった娘が好きなのか?」
「いやいや、正直もうちょい美人めの方が好みやけど。そういう博士さんは隊長さんのどこに惹かれましたのん?」
「…ふむ、企業秘密としておこう」
直下、念話成功判定、7以上で成功
9:成功
直下、フェルディナ現在状況
1:危機
23:追尾
34567:通常行動中
89:退治
4:通常行動
「繋がりました!」
「でかした! で、今どうしてるって?」
「はい、どうやら【中心街】のあたりを重点的に探索していたらしいです」
「よし、なら…」
…なら、どうするか。
まあ、このまま動いてもらうのは論外として、こちらに来てもらうのが一番だろう。
だが、少々ヘルパーの方も気にかかる。あっちにまず向かってもらってもいいが…。
↓2、フェルディナへの指示
1:こちらへ移動
2:ヘルパーの方へ移動
3:そのまま探索
4:自由安価
【そういやさっきも指示なのでこのスキル使えましたね。成功したからいいですが】
1:こちらへ移動せよ
…まあ、無茶をさせる必要も無いか。
「じゃあ、こっちに向かうよう言ってくれ」
「はい、分かりました」
「いつごろ着くん?」
直下、フェルディナいつごろつくの、成功以上で夜、失敗で次の朝【管理局エリート】+2
6:夜に
「夜ごろには着くらしいです」
「そりゃよかった」
…何とか、これでようやく全員集合っぽいな。
さて、残るはキャスターか。…どうなるやらな。
【昼行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1【戦闘勃発】-1
2:日常
直下、刑陣営日常
123:ヘルパー
456:その他
789:フェルディナ
↓2、虹陣営日常、成功以上でその他、失敗で魔
6:その他
5:キャスター
【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした】
【23:15を目途に、Rooftopの方で一周年人気投票の集計結果を発表します、お暇ならば安価などもありませんのでどうぞ】
五位、馬師皇「順当な順位ですね」
四位、馬師皇「くっ!UMAに負けたッッ!」
三位、馬師皇「コンマ神に感謝」
二位、馬師皇「フン」
一位、馬師皇「みんなありがとう!」
【姐さんのついでにマリーとザビーズコンビも引き当てました。多分近いうちに死ぬ。姐さんはクイックのモーションがかっけえです。再開】
直下、刑陣営その他
123:朝霧
456:コノリエ
789:楠木
1:朝霧
…フェルディナさんとの通信を終え、周りに誰もいなくなったことを確認すると私は一つ、息を吐く。
途方もない現実に巻き込まれている現在状況を再確認するために。
…だけど、その度に脳裏には一つの光景が思い浮かび。
相手、ヒーロー側のセイバー。そのマスターがライダーの召喚した怪物に食い荒らされるその姿を。
血しぶきを巻き上げ、ただでさえ青白いその顔から、どんどん色が消えていくその様を。
私は、その光景に吐き気を催した。
あまりにも酷すぎる。…彼らは願いを叶えたかっただけのはずなのに。
そしてそれが世界の崩壊につながるとしても。そのちっぽけな願いは、生きる人間なら否定できないはずのモノで。
もしも、その未来を見ることが出来るならば。それが私。
もしも、あの過去を覆すことが出来るならば。それが彼ら。
「…何が、何が違うんだろう」
私は、本当に正しいことを、しているのだろうか。
…いや、ここで動きを止めるなんて私らしくない。話さなければ、話して、分かり合わなければ。私は、その為に戦っているんだから。
それは世界を守るのと同じくらい、大切なことだから…!
直下、遊那行動
123:敵陣営への通信
456:休息
789:セイバーと会話
4:休息
…でも、今はもう少しだけ休んでおこう。
いつか、彼らと話すとき、彼らとぶつかるとき、体力が無ければ話にならない。
今は、今だけは休息を。
そしてなるべく楽しいことを考えようと思いながら目を閉じると。…あの男の子の顔が何故か思い浮かんで。
「…!?」
思わず飛び起きちゃうのだった。…どうしよう、これって、かなりマズいんじゃ。
ぶんぶんと頭を振る。だけど火照った顔は元に戻らず。風邪だと言い聞かせるもまったくだるさなんかも無く。
…あれ? そういえば、何だかセイバーがずっと宝具を使っているにしては、魔力の消費が少ないような…。
【刑陣営の行動を終了します】
直下、キャスター陣営状況
123:残り一騎であると把握&全員集合
456:残り一騎であると把握&青緑
789:何も知らぬ
3:ジジイは全てを知っている
森林地帯にひっそりと存在する小さな洞窟。
冷気漂うそこは今、人いきれにより蒸し暑いほどで。
「あー、つまりじゃのう、儂は今ちょべりばでないすなやんぐなMK5なんじゃな?」
「…覚えた言葉をすぐに使う癖は止めましょうよ、キャスター」
ごったがえすヒーロー等の中心部で心得たというように飄々と髭を撫ぜるキャスター。
すっとんきょうな発言にもめげず、ラグナは頷く。
「そうです。この時代にこっちのサーヴァントは既に一騎」
その事実に、洞窟の中は静まり返り、一種残酷な時間が流れ。
断ち切るようにバレンシアが舌を鳴らす。
「…ったく、使えないわね」
「…そう言いつつ前回の時代で早々に脱落したのはどこの誰だったかな、オレンジ」
「はあ? 勝手に敵の狙撃喰らって重傷になってた不審者には言われたくないわね」
「ほう、今ここで爆死したいものとみえる」
「それはこっちの台詞よ。…はあ、これ以上は不毛ね」
疲れたように手を上げ、ラグナを促すバレンシア。
「理解してくれて助かるよ、オレンジ」
「…アサシンとライダーの連携でも駄目だったものね」
「…すまない、俺のミスだ」
セーラと静馬もどこか沈んだ表情を隠しきれておらず。
そこに調子はずれな明るい声が飛び込んだ。
「ふふ、大丈夫です、紫雲は御子の涙に癒されヤマは禁書目録の中に埋もれるのです、それ、すなわち救い。そうでしょう、迷い迷いし道祖神よ」
「…パープルもすっかり呪印にやられちゃった」
もはや知性の光をも大幅に削られた蓮華を眺めるクロヴァスは、言ってはいけない言葉を呟いて。
「…僕達は、勝てるんでしょうか」
気づいたときにはすでに遅く。全員の脳裏に浮かんでいた暗い事実が首をもたげた。
自分達が今、明らかな劣勢におかれているという事実。そして、大罪を犯してまで求めたそれが、指からすり抜けていくような実感。
まるで墓穴の中にでも放り込まれたような空気の中、キャスターの目がじろりと動き、その口はにやりと微笑んだ。
「ま、起きてしまったことは仕方がないのう。ならば次じゃ、若人共」
いけしゃあしゃあと、あるいは上機嫌に言ってのけるキャスターにラグナが苦笑を。
「そう言っても…」
だが、キャスターは悪びれることなく、鼻歌交じりに杖を振る。
「ふふん、悲しいかな、輪廻は続くぞ。続くからには受け入れよ、抜け出したいのなら修行せよ」
キャスターはゆらりと動き、立ち並ぶヒーロー等の頭を杖でぽかりぽかりと殴っていく。
「ま、その先がどうなるかは知らぬ。じゃがのう、諦めるのはちと早い。儂だって九年壁の前に座ってたんじゃから。傍から見ればキチガイじゃぞ?」
あくまでも軽妙に、だが、その声はその場にいる全員の脊髄をも貫くように熱く、鋭く。
全員が背を正し、その一言一句に聞き入った。
「迷うのも結構、悩むのも結構、じゃが、路を見据えよ、しゃにむに走れ。…言い表せぬものを掴めよ、若人共。…靴は片方置いてきた、問おう、お主らは、そんなものか」
全員を見据え、キャスターの一括が響く。
「主らは、意味をも知らずに朽ち果てる愚者であるか!?」
ぎん、と洞窟に反響したその声に、ラグナの目は輝きを取り戻す。
「…ボクは元より、みんなが諦めない限り諦める気は無い。…みんな、どうしたい?」
全員の目を見る。中には迷いが、恐れが、怯えがあった。
だが、ラグナは頷く。ボクらは戦えると、戦いたいと。それがどんな理由であったとしても。
「分かった。戦おう、過去と、未来と」
「…理想論はそこまでだ。とりあえずは現状の打開策だな」
「そうだね、イエロー。…キャスターのエンチャントで何人かは十分に戦える。でも、ここで令呪を使用し、次に移るのもまた一つだ」
「その場合は、次の時代でセイバー、アーチャー、キャスターをメインに戦う必要があるわね」
「うん…、みんなは、どうしたい? ボクは、みんなの意見を尊重するつもりだ」
直下、ヒーロー陣営行動、成功以上で撤退、失敗で徹底抗戦【まだ戦える】-1
5:抗戦
「…私は、戦えると思うわ。まだ私の陣地も残っている、…この時代の勝ちは厳しいだろうけど」
「それでも傷を負わせることくらいはできる、か」
その場の全員が、その意見に頷いた。
もちろん、力強く同意するものは少ない。一部は、恐る恐るというように、一部は何も分かっていないというように。
だが、少なくとも意志は一致していた。戦う、と。自ら折れることはしない、と。
「ほっほ、それもまたありか。知らんけど」
「キャスター、その口癖どうにかなりません?」
直下、陣地作られてから何日経過?
123:三日
456:二日
789:一日
【【エンチャント】の効果に以下を追加】
【被エンチャント者と一日過ごすことで、エンチャント効果を加えることが出来る】
8:一日
【虹陣営の行動を終了します】
「隊長! フェルディナ、ただいま帰還しました!」
「おう、よく帰った!」
そろそろ星が輝き出すころ、フェルディナが戻ってきた。
…よく見れば細部が変わっている。…また、悪い思いさせちまったな。
頭に手を置き、ごしごしと撫ぜる。合成繊維でできているのか、なんかブランケットみたいな感触だ。
「!? な、何を!? あの、髪の毛は急ごしらえなんでまだ、出来が」
「うっせ、黙って受け入れとけ」
「いや、でも、正直頭撫でられる理由が」
いいんだよ、そんなんは後で考えるから。
「…せくはらやね」
「くっ、私の時代では半分死語なのが悔やまれるな」
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
>>661 休息しつつ、真名看破
…とりあえずは全員の位置が確認できたことだし休憩すっか。
働きづめで正直、体ン中の魔力も残っちゃいねえ。…という実感はいまいちねえんだが、身体は怠い。
「ふむ、バイタルチェックでは脈拍その他の減少。…まあ、生命力がやはり減少するようだな。興味深い」
「そうかい、ま、とりあえずライダーも霊体化してくれてるしな。なんとかなるだろ」
「そうだな、…暇か?」
「暇なのは有難いけどよ。そういやランサーどうした」
「また一人でそぞろ歩きだ。あまり人と一緒にいるのは好まないようだな」
…ほお、俺の想像している真名が当たってるなら、そんなイメージじゃないんだがな。
「お前から見てランサーの印象は?」
「そうさな、まあ、疑う余地もなく悪人だろう」
「…お、おう、そうか」
まあ、そんな感じだが。…下手な爆弾じゃねえことを祈りたいね。
「…だが、何かを悩んでいる、というよりは、何かを、…」
「何かを?」
「…私は心理学者でもなければセラピストでもないからどう言っていいのか分からんがな。…捨てたがっているように思える」
「捨てたがってる? 何を?」
「それは分からんと言っているだろう」
…ふむ、そこらへん突けばもう少し分かり合えるのかもしれねえな。
「で、だ。そういやランサーの真名は」
「まあ、お前が考えているものと同じだろう」
なら…
23:56から↓2まで、ランサーの真名。
また直下、貴方がセイバーの違和感に気付いているか。成功以上で気づいている、失敗で気づいていない
ルジェ・ダ・フロー
セイバーは違和感はあるんだけど、これっていう決定打が乏しいよな…
お前宝具使えよと言ってもこっちの勝手だろでおしまい
ヘルパーに会った時に真名看破ついでに頼んでみる?気付いてるっぽいし
>>723 この場にいない彼女を持ち出すのも少し不自然かな、と思いまして
>>720-721 正解
「戦場の毒薬、華のルジェ・ダ・フロー、だな。まさか女とはよ」
「ああ、そうだな」
【ランサーのステータスが公開されます】
≪クラス≫:ランサー
【真名】:ルジェ・ダ・フロー
【属性】:混沌・悪
【筋】:B
【耐】:E
【敏】:A
【魔】:E
【幸運】:D
【宝具】:B
/.::/{ /:::∧ / . :::::::::::::::/. :::::::::\ 厂 .:::
/ .::〈 ..∧ /.::∧ ! / . :: ::: :::::::/ . :::::::::::\ / . ::く /
l .:::∨:∧{.::/ ハ| . :: :: :: :::::/ . :::::::::::::::: :::::::::::> --く .::Y
{ .::::: ∨.:: |::l:レ リ/ ! /´ ̄/  ̄  ̄ `ハ く .::\ .::|
i\ .: 〈 \:j |::! ノ / .::::::::::/ . :::::::::::::::/ . . ::\ .::ヽ .:::|
/´ {:::: \.::::>─|::! - <ノ´  ̄  ̄  ̄ ̄ /.7 . :::::::::::人 !
{ ><´. ::::::/从:::/::7::\ / / . :::::::::/:/ ) ノ
人 /.:::::::)´.:⌒\:::::ル':/::::::ハ / / . ::::::/ .::/
/´ ̄\ /.:::::::/:\ .:: :::: \:::: \: /: ∧、 厂 / . :::::::::/ ::::::/
{/ ∠.. \/ .::::::/.::::|::、:\ :__:__:二ヌ.\'::::∧\メ / . :::::::::::::__:::___:::/
し'´<> / .:::::∧ . :: |.:::\.:::::::::::::: i ::::::ト、\::i .::_ ::_ :: :: ::::/´ ̄
/. ::::::| .::::! 〈.:::\ ! \::__\:!::|::::::从 .::::::::: \ ̄  ̄
く .::__:__:_! .::人 ヽ.:::: \ ´ ____j:::!::X.:::::\ .:::::::::::ヽ
/ /从 . ::\\ .::::\,ィヘ弋 ヌノ )\ .:::V⌒).:::ハ
/ !_ _> |\\ .:: ) >=' /__ノ\:j . : : : : :\_ノ´. : : :/. : : :--< /`ヽ
i ´ 〈 jト、 . ノ < . : : : : : : : : : : / . : : : :/ . : : : : : : : : :\ ∧ |\
` ー ───く : .:: x==' . <::>`> . : : : : : : : :/ . : : : :/ . : : : : : : : : : : : :∨ 八 | \
}./て厂.:´ //.::/ < `> . : : / . : : : : i . : : : : : : : : : : : : : ∨ /`ヽ | \
/.::::::::: 〉 /:/.::/ ` < `> . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∨ } _ .| \
. / .::::::::厂j〈.: ̄ :::: :l __ \`< `> . :: ::::_____ . : : : : : : : : :\ノ´.「 \ | \
人 .::::::::レ' .〉 .:::::: 人 / \ _____ノ\.:::`< `>´. ::::::::.> -─ ─┐ . :> ── ── .|\ \
ノ> . j__/.::::::::::'.::::::\! .::::::::: \ \ .::::::`< `>´ _ ! Y . : : : : : : : : : : :人 \ \
ノ!. : : : :\ :: :_:_:_〉.:::::::::/\ .::::::::::::\ / ̄ ̄/.:::::::::%ハ i´ .l |=!ヽ . : : : : : : : : : : : \ \ \
ノ\|. : : : : : /\ .::::::::::::/.:::::ノ\:::: ::::::: \ i 〈 .:::::::::::: %l |> | ! | ト、. : : : : : : : : : : : :i\ \ \
ノ\ ノ. : : : : : i.::::/\ .::::::::::::/.:::::::::ヽ .::::::::::::> ---ヘ .:::::::::::::8| ! <| .' ,' !ハ..: : : : : : : : : : : :.| \ \ \
〈> く . : : : : : :レ'. j : :\ ̄.::::::::::::::::::::::i .::::::/.:::::::::::::::::\.:::: % し' . : :/ / / / /.. : : : : : : : : : : : :!\ \ \
⌒入 「ヌ´⌒!.j. ∧. : : }> ≠‐‐ .:<⌒´.::::::::: : : : : : : : }% .. ::: ::: ::::し' し ノし' `> . : : : : : : : _:|: :: \ \ \
く . : ∧:/: ∧. :人 .::::::::::::::::::::::::\ .: :: :: ::\: : __ oQ . : : : : : : : : : : : : : : : : :` < `> /´ .!(⌒).:::\. \ \
く /: /: /. : N.: : ト、.:::::::::::::::::::::::::ヽ . :::: ::::::/Ⅴハ __ __. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ` </´ /´|__.ム .:::ノ\. \ \
/\:/:_/!:./. : :.人_\ .::::::::::::::::::::::::::::::::/入jjメ . ::: ::: : : : : : : : : : : : : : : : : : :/⌒Y人__{ ̄ \. :::: \ \ \
/\ __> く . : /. : : :} へ .:::::::::::::::::::: / ... .. ::: :: :\ .. ::: : : :: : : : : : : : : : : : :ノ\ メ /⌒\ \ \.::::::::\ \
/.::::::::::::::::/ ⌒「`ー<\ \ .:::::::::::::' . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :r≠<\ \/ (__ノ.∧ \ \.::::::::\
「まあ、往々にしてあるものだろうよ。…そして、だ」
「…何だ?」
「この話を持ち掛けてきた、ということは、お前も感じているんだろう?」
「…まあな、どうにもおかしいところがありすぎる」
そうだ、俺が今、一番気になっているのは。
「朝霧、セイバー、ちょっといいか?」
「はい?」
「何でしょうか」
この黒い鎧の騎士について、だ。
00:10から↓2まで、セイバーにかける台詞
セイバーが英雄ランスロットとしての在り方に沿っているのは分かる、が本人じゃないだろお前
>>726-727
黒い鎧の騎士が清廉ともいえるような動きで近寄ってくる。
…そもそもこいつには違和感が多かった。あれだけの宝具を持っておきながら、どうしてそれを戦闘で有効に利用しようとしない?
そして、頻繁に発動されているはずの【栄光は誰が為に】、【騎士は徒手にて死せず】による魔力消費の影響を朝霧からは全く感じない。
…つまり、だ。
「なあ、セイバー」
「何でしょう」
「単刀直入に言う。お前何か隠してるだろ?」
「な…!? 何を…、私は」
「…ここまで言ってほしいか? お前が英雄ランスロットとしての在り方に沿っているのは分かる、が。…本人じゃないだろお前」
黒い鎧が衝撃を受けたかのように後ずさる。
朝霧が何処か気づいていたような表情でそちらを向く。
…そして、セイバーは。
直下、セイバー行動
123:逃走
456:反論
789:???
【そして宝具名間違えていたという】
3:逃走
ブルりと体を震わせ。
「わ、私は! 湖の騎士ランスロット!」
「なら、証拠を出しやがれ、宝具を使うか? 仮面を脱ぐか? さあ、どうするんだ?」
「あ、あ、わ、私はッ…!!!」
そして、突然駆け出した。…逃げたのか!?
「おい! 待て! セイバー! フェルディナ! 楠木! 頼む!」
「ふえっ!? りょ、了解しました!」
「了解、ただ追いつけるかは分からんで?」
「追えッ! ランサー! お前がこの場では一番早い! 急げ!」
「おいおい、何だってアタシが。…チッ、仕方がねえな。付き合ってやるよ」
その後を、ランサーが駆け、追っていく。
後姿を眺め、ふと横を見ると、朝霧の顔も微妙に歪んでいて。
「…何か、気が付いてたのか?」
「…はい、なんとなくですけど。…でも、言ってほしくなさそうだったから」
「…その気持ちは分かる、だがな、これはチーム戦だ」
「はい。…分かってます」
直下、セイバーの逃走
1:やけっぱちの戦闘
23:見逃す
456:ヘルパーの下へ
789:確保
000:超特殊判定
\ \\ \ \\ , ェェェェェェ、\ \\ \
\\ \\ ‐'ー―- /\ ,ィ∥三三三\ヽ \\ \
\\\ / , /ミ三三∥三 ̄\三三ヽ \\
\\\ /〕 -‐\ ィヾ三∥三ツ `ヾ∟叮\ \\
\ \\\ン三三三ヾ三三三ヲ' ヽ、 \ \ \
\ \ /三三 /ヽ三三三三三三三三ヽ.、- .ノ \
\ \ `巛三//三三三三三三三三三、 ._,.ノ \
\\ \ ヾヾ三三三/ミゞ三,'三三ィ全三三\ \
\ \\ \/三三三三ミ三三三../三三三ノ \
\ \\ 巛三三ミ≧≠" \三,'三三三「\\
\ \\ `!三三リー - 、._ !三三〆三三 \\
\ \ \\ }三彡 \\\ ヾ三三三彡"≧, \
\ \ \.∥三ノ\ \\\ ヾ三三ミ、
━━━━━━━∥三∥━━━━━━━━━ ̄━━
ノ久|
 ̄
直下
123:突然の爆破
456:行け行け僕らの凡人号
789:ピンチをチャンスにたなぼた
7:おっとセイバー選手ずっこけた、そして何かを拾う
直下、拾ったもの
123:現在状況に有効な礼装
456:虹陣営の礼装
789:円卓関連
6:虹陣営誰かうっかり
直下、誰のうっかり
12:青
34:紫
56:緑
78:橙
9:黄
1:セーラのうっかりさん
【以下の礼装を入手しました】
【クロノスの羅針盤】
_,,,。=-ー──--=。,,_ (_ ,ィ'`ヽ ヽ, _,ィ' ノ
>''"´>''""´ ̄ ̄ッィii"''''ー-=。''<,ィニヽ,,ヽ)"''ヽ)  ̄ ,ィ'
>'´>''´ッi _,,,,,。==.ゞiii。,_ `、,<''<,ヽ´ ̄ ̄ ̄ ̄
././´ _ィ'ヾ''´´ ..○、,ィ'''ヽヽ. ○ .。,,ィii''シッ.\.\
/./ >'´,ィi、○.ノ.).・ノ ゞ'  ̄.〉、__イ´`ミッ,'イ .\ \
.//v}、、/, .◎{i `´ }ii、.i} .∧ .´ゝ=ノシシi{)i○ヽ,、 \ \
,イ .,イ ヾ彳.○ 。イ ,イ,イ .ノ .◎ `''<ッ`ヽイ、,,.},、ヽヽ, ,、マ ム
./ / / ,ィii≦====、{/ 《 . .|i| .○ ○)ミゝ}ゝ==イヽ .マイ マ ム
/ / / /,ィ'二,,,}i .//ヾ.○.ィi、.|i|___,ィ彡''''''''ッゝ--=。, .マ マ ム
.i} i i==i.i} /_//シ'´ィッ,ヽノミミ ゞ .|| .ゞッ、/.ヽ .}i,ノ {::::::\ .マ {i {i
i} i}.i==i.i .ッ .匁シ. ッ、シ i´ッ`==ニニニニニニニ≡==◎≡=─ .{i {i
.i} i} ''"´| ,、、 ○ ○,ィ'''ミ .ゞ=.イ .ミ:::::::ノi ゝ---' iェェェ {i {i
.{ { .i ゝii、ゝイヽ、__// ̄イイヾッ、 ッミ''"´_/ >─── .i''''''' {i .{i
{ {i i ○乂、,,,ヾイゝミッ/ィ',ィ',ィ=ゞ'''" 乂/ /::::::`'<`'ノ / ム マ
マ ム 。ィi, ○ ,,,,, ゝ─イ ○ >´\ イ、,,_,,,,。イ ./ ム マ
マ ムヾ>マ /ゞ、、\◎ /`"マ,ノ.ノ { / ./ /
.マ .ム´ ヽ, \ 乂v,ゞi.i ゝ====イ ノ} ,イミiiィイ ./
マ .ヽ, \ (_,ィ、.'ー-=-イ(.○乂。ー〈 ○ (__) / `'',イ .,イ
ヽ, .\ ,ィッ.、, ゝ、。, {).○ ○二) >'´ / /
\ .`'<マ `''<,,,_`"´ ○>≦マi, >'´ ./
\ .`''<,,  ̄"ィ''''''''""´ マゞ'イ´ /
`'< `"''ー--======-ー''''"´ >'´
`"''< >''´
未来を計測し刻み続けるデジタルメーター。
これにより、起こりうる未来に変化があった際に彼女はすぐに分かる。
例えば“自分たちの誰かの願いが叶わなくなった時”等々…、なお、未来が変化したことが分かるだけであり、具体的にどう変化があったかまでは不明。
元は管理局が時間跳躍の研究課程で作られたものだが、時間跳躍直前にセーラによって強奪されたものである。
≪自陣営にとっての99判定となった場合、判定により他の行動を取れる可能性がある≫
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。次回、セイバー反省会】
【遅くなってしまった。申し訳ない、本日お休み】
【遅くなってしまった。申し訳ない、本日お休み】
【かなり短くなる予定ですが再開】
…朝霧から視線を外し、逃げていくセイバーを遠目に観察する。
ランサーの敏捷値は高いとはいえ、やはり最優と呼ばれるだけはあるな。何とか追撃をかわし、もはやその姿は点に近い。
「…チッ、仕方ねえな。とりあえずは後で探すか」
これ以上の深追いは、他のメンツまで危険に晒す。
そう考え、退却を命じようとしたその時。
「ぎゃふんっ!?」
…どっしーん、そんな擬音が聞こえそうなまでに、一種芸術的な角度、姿勢、速さでセイバーがすっころぶのが遠目に見えるのだった。
「…」
「で、だ。セイバー、洗いざらい吐いてもらおうか」
「何を吐けというのですう? 私は湖の騎士ランスロット、それ以外の何物でもありませんー!」
しばらくして、全員が集まったその前には簀巻きにされたセイバーが。
…もうかなり化けの皮が剥がれてんのによくもまあ。
「…はあ、ならとっとと突きつけてやるよ」
セイバー、ランスロット。…いや、コイツの真名は。
23:10から↓2まで、刑セイバーの真名判定
同鯖対決か!?(悪ノリ)
ダゴネット
>>763-764 正解
まあ、偽物として取った姿が『ランスロット』って時点で色々と分かるわな。
「お前の真名は」
「わー! わー!」
「…円卓のお笑い担当。道化の騎士」
「ダゴネット」
「うあ…」
俺がその名前を告げた途端。
ぴきっと、兜に罅が入り。まるでガラスが割れるようにセイバーの纏っていた全てが砕け散った。
そこには項垂れた一人の男が。…まかり間違っても騎士には見えねえな。
「…正解、みたいだな」
…にしてもまさか。
「ステータスまで偽装してやがったか…!」
【刑セイバーのステータスを公開します】
≪クラス≫:セイバー
【真名】:ダゴネット
【属性】:秩序・悪
【筋】:D
【耐】:D
【敏】:C
【魔】:D
【幸運】:C
【宝具】:D
 ̄ ̄< ̄∧ ̄`ヽ> \
/ |i < > }- 、´
/_.:-::: ̄ ̄>\ |/\| ノ| ___/ ̄\
____......:::::::::::::::::::: < \ ̄ ̄ ̄ ,| /{ ヽ
<:::::::::::::::::::::::::::::: / ー―― ´ { \ }
<___/ , イ イ \ ー ´
/::::::::::::::/ / ,| ,// | ー―′
/:::::::::::::::::/ /_>| / i| ∨
/:::::::::::::::::::::/ /i ,ィf示ミx、`ヽ イ / ∨
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ,/| : | j{{ri::j:} } <::/ /∨ ∨
__ .. <| / | : | ゞ- ' ノ ,/ イ-ミ ,∨ !
` <:::::::::| ム i! : | ´ 「j:} 」/ |
<| /:::::::` j{:::j{ ゞ' / ハ
| ,/:::,イ:::::::j{::j{ \ | ,イ
| , //::::::::::リ \ ー イ /,リ
レ <__/ \ 。<\| /
____ <\ ∧>。 ,-- \|  ̄| /
/\\:::::::::::::::::::::::::\ ∧ <[[二]]>>。 ' i /
. {'´ \\:::::::::::::::::::::::::ヘ ヘ \\\ ,|イ
/ .\\::::::::::::::::::::::ヘ ヘ ̄ ヽ } ハ }ー― 、
. / \\:::::::::::::::::::ヘ ヘー―― ´}∨,:::::::::::}ト、
◆『誰の栄光の為にあり(ノー・アンノウン・ヴァニティー)』
種別:対人宝具 ランク:D レンジ:0 最高捕捉:1人
セイバーの唯一の武勲。ランスロット卿に扮し、王を追い払った逸話による宝具。
セイバーを『ランスロット』と同一の存在と認識させ、本来のステータス等を隠蔽させる。
この状態はセイバー本来の真名が暴かれるまで継続し、セイバー自身の情報は明かされない。
その代わり、真名が判明したならばこの宝具は使用不可能になる。
誰でも無い幻影は、何を思って演じるのだろうか。
【常時発動型宝具。召喚した瞬間より魔力消費を必要とせず自動発動する。】
【ステータス、戦闘結果及びスキル等のセイバーの情報は全て隠蔽される。】
【上記の効果は真名を宣言されるまで持続し、真名が宣言された場合に消滅する。】
…さて、真名が明らかになったわけだが。
「弁明は?」
「うぅ…」
俺の言葉にセイバーは顔を背け、呻き声を。
…まあ、仕方がない部分はあるだろう。事実、俺達を騙していた負い目もあるだろうし。
「おいおい、責めるわけじゃねえよ。事実、お前は俺達に貢献してくれたじゃねえか」
「うぅ…」
…参ったな。こりゃ厄介だ。
そう、俺が凹み切ったセイバーの対処を考えたその時。
「…あ、あの。隊長さん」
「ん? 何だ、朝霧」
「…セイバー、多分、泣いてるとか落ち込んでるとか、そんなんじゃないと思います」
…は?
一瞬その言葉を考え込んだ隙に。
セイバーから爆音が。…これは爆竹!?
「ふ、ふふ、ふふふ!!! ぬーっはっはっは!!! ご名答にございます! 紳士淑女騎士に奴隷にブタ共! わたくしこそが円卓の末席、道化の騎士ことダゴネット!」
今までの表情から想像できないほどの騒々しさ。
どこからともなく取り出した竪琴を片手でかき鳴らし、片手で喇叭を吹き鳴らしながらセイバーは笑う。
「いかかでございましたでしょうか!? 我が一世一代の大舞台! 誰でも無き栄光の騎士! 現れたるは道化のジョーク! さあさ皆様お手を拝借! 吟遊詩人もご一緒に!」
…何だよ、この異常なテンションは。
「お、おい、セイバー」
「およよ、リーダー様、何事でございましょうか? ああ、今までの咎を責め立てるのならば今しかありませぬぞ?」
「いや、あのな」
「だってあなた様はまるで千里眼! 壺の中の糖蜜をさえ見分ける素晴らしく目敏き卑しき男! わたくしがその首にニワトコの勲章を掲げましょうや!?」
矢継ぎ早に繰り出される言葉の雨霰。
…もしかして俺の喋りって傍から聞けばこんなんだったのかなあ?
視線を飛ばして助けを求めるが、朝霧は苦笑を返し、それ以外は唖然としているか目を反らしている。
…やっぱり俺が聞かねえといけねえよなあ。頭いてえ。
「さあさ、わたくしは道化ですからね! 頼めば何でもやりますよ? 軽業がお好み? それともくっだらない英雄譚? ああ、ロマンスは少々専門外でして」
「…じゃあ、まず黙ってくれるか?」
「それは異なことを! 道化から口を奪っては残るのは涙ばかりですぞ!?」
…もういい。…何を聞くかね。
23:55から↓2まで、セイバーに聞きたいこと
>>778-779
「…今、何でもするって言ったな?」
「…」
「…」
「…」
…何だこの間は。
「…ソッチのケがおありで?」
「? 何言ってんだ」
『…気にするな、スラングのような物だ』
「お、おう」
膠着した状況に霊体化したライダーの声が。…聖杯ってのはそんな情報まで教えてくれんのか。
あと朝霧の顔が真っ赤で楠木がにやにやしてんのはどういうことだ。
「…まあいい、じゃあ、俺が望むのは単純。お前の情報をすべて開示しろ」
「…ふう、嫌な汗をかきましたよ。その程度であればお茶の子さいさい! 見よ! この輝かしき我が栄光を!」
【セイバーの情報が公開されます】
◆対魔力:B
魔術詠唱が三節以下のものを無効にする。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても傷つける事は難しい。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆騎乗:C
乗り物を操る才能。
大抵の乗り物なら人並み程度に操作出来る。
【騎乗時、【敏】にランク分÷2のプラス補正】
【騎乗時、騎乗礼装を破壊することで撤退時の令呪使用数判定においてランク分÷2のプラス補正】
【保有スキル】
◆仕切り直し:D
不利な状況な戦闘を仕切り直し、初期状態に戻す。
セイバーの場合は主に白けた会話やスベったギャグ等をやり直す事にこのスキルを活用している。
このスキルは発動はするが、真名が判明していないならば明かされない。
【不利を二回取得した場合に判定、成功すれば、自陣営に有利な逃走判定に移行する】
【ただし、一回使用した相手には無効】
【ランクが高ければ高いほど成功率が高まる】
◆ギャグ補正:C
セイバーの逸話に関して発生される生存補正。
戦闘以外の如何なる判定が起ころうと、セイバー、及びマスターの死亡判定は起きない。
ただし、セイバー本人の逸話による補正の為、宝具で自身を偽装している場合には発動しない。
【戦闘以外でセイバー、及びそのマスターはいかなる死亡判定も発生しない】
【ただし、【誰の栄光の為にあり】発動次は無効】
◆貧者の見識:A
相手の性格、属性を見抜く眼力。
言葉による弁明、欺瞞に騙される事が無い。
セイバーの場合は道化師として培った識別眼がそれに該当する。
このスキルは発動こそするが、真名が判明していない場合は表示されない。
【隠蔽、偽装に関するスキル、宝具効果を判定で無効化可能】
【言葉によるものである場合さらに+補正】
…何か微妙に役に立たないスキルばかりなんだが。
「その顔、もしやわたくしを馬鹿にしていますね?」
「もしやじゃなくてしてんだよ」
「キィーッ! …ま、仕方がありませんね」
「…? ところで、まさかこれだけか?」
「…いえ、もう一つ隠しダネがあるにはありますが。…正直、これを見せるのは、その、こっぱずかしいと言いますか」
そしてセイバーはしばし頭を抱え。
ちらりと朝霧を確認してから吹っ切れたようにまた笑う。
「…ふふ、アーッハッハッハッハ!!! ええい! もうどうなってもいいや! 約束を守らぬは騎士の名折れ! ご覧ください! これがわたくしの!」
…半分泣いたような顔で。
「…儚くも悲しき金メッキに包まれた道化の嘘っぱち(ゆめ)なのです!」
◆『道化は円卓にて輝く(アミューズ・オブ・アラウンド)』
.\ \ ヽ ∨ ',\
. \ `< ∧ ∨ ', ',
\ー- ノ ` < ∧ ∨ __ ___/ ノ
>. _ ` <〉 _ ノ `ヽ __ ‐- 、 `ヽ -‐ , -─ 、 // 、
>. _ \ _ -─  ̄ } ヽ _- /乂_ノ}0ミr‐-、 、
_______ノ /  ̄ ̄ ノ_ ≦/{ニ乂___/ノl/ 乂__',ヘ
/ / , -──≦ \ / __/ _ -‐ \___/ ヘ
/ /丶、 -=ニ/ ´/___//-‐ ',l l .、 ヽ ヽ. \
──  ̄ ̄}. / l /-} \ {/_ノ::f/l l辷ヽ´ ̄l l/ .\} ヘ`ー-ヽ
> ´ / / _ ≦ニ/ ', __ 弋_/ノl `ー┘ 「l/シ7/\. ヘ`ヽ}
/ /、 //ニニニ/ ',≧ 、ニ`丶/ノヘ _ '  ̄/l:lノ:::::ヽ l |
. / ./_> 、 _ イニニニニ/ マ≧、 `ヽヽ` ` ┘ イイlノ`ヽl ∨
. / ./ `丶、`ー三彡 }::::::::::::::ヘマムヘニl、ヽl、l
/ / `ー- __ ̄ ̄ ̄ `ー- _, イ:::::::::::::::::::〉-\ヽヽー、
ゝ ─ ≦ _ -─ 二 ─ ̄ ̄ `ーマ\::::::::/:::::::::`マムl::::i
// /_ -‐  ̄ / マ:::::::::::::::::::::::::::∨\l /`丶、
` <> _ //. / マ:::::::::::::::::::::::::::::::::lヽ.┐/ \ _ < ̄ ̄`ヽ
` <> _ _//、 /‐- _ 〉:::::::::::::::::::::::::::::::l弋ノ ___ -≦ ___ ヘ
` <_/ ` <____> ´ /\ /`ヽ::::::::::::::::::::::::::::lー- _ `ー-===  ̄
ノ`ヽ _ / / ` ー-‐ ´ ∨::::::\:::::::::::::: \r, -‐、-≦ _ ,,/
「 ̄ .| / ノ\:::::::::\::::::::l ∧ ヘ 〉 , イ/
| l | | / _〉──--...、-、::::ヽ_/、ヽ //:/ヽ
| l | \__/ lー───┐:::l`γ⌒ヽ _´≦:/ /}
\\、 / /____ノ:::::l l ( ) }//`ーイ:/|
\\、/ 「‐────┬イ /乂 ノ:/ |`ー‐彳:::|
種別:対人宝具 ランク:D++ レンジ:1~5 最高捕捉:1人
宮廷道化師であったセイバーが、王に認められた事によりその地位を獲得した事による宝具。
セイバーの手にする剣に宝具としての属性を追加。Dランク相当の宝具として扱える事が出来る。
ただし、付加される属性は『自らを認めた王の持つ聖剣』。もしくは『騎士の持つ魔剣』のどちらかの属性のみ。
無論、そのどちらの能力も強力無比なので、両方を選択するのはセイバーの負担の面からも不可能である。
そして、当然だがランスロット卿がエクスカリバーを持つ事は無く、その逆もまたしかりである。
よって、『アーサー王でも、ランスロット卿でもない』セイバーの真名が明かされた場合のみ使用可能。
演者が光るには舞台が肝要。儚くも眩い、道化の演目。
【この宝具はセイバーの真名が判明している場合のみ使用可能。】
【宝具2回分の魔力を消費し、以下のどちらかの効果を得る。】
【約束された勝利の剣:戦闘に+2の補正。対城宝具として扱える。】
【無毀なる湖光:戦闘に+1の補正。相手の身体スキルを1つ無効。】
「…!? 何だこの宝具!?」
「はあ、なるほど、道化という立場を全力で活かした宝具というわけか」
「然り、これは故にわたくしが道化であるが故、紛い物であるが故の宝具! 麗しき王の名を借り、猛き騎士の名を借りる大馬鹿者の宝具! さあさ笑いなさいな!」
…魔力の使用量は少々痛いが、場合によっては有効に利用できるか?
いや、そもそもセイバーのステータス自体がそんなに高くねえし…。
『…絶妙に使いづらいな』
「同意だ。…使えなくもないのがまた面倒だな。慎重な使い方を考えなくては」
…一体、どうしたもんかね。
「マスター! というわけで以後、わたくしは道化として扱いくださいませ! …いえ、騎士として貴女様に仕える所存ではございますが、貴女様がご迷惑でございましょう?」
「…ううん、別に気にしないよ、セイバー」
「おやおや、お気遣いは無用にございます。わたくし、罵倒には慣れておりますので! いかようにも扱いくださいませよ」
「…セイバー、私たち、似た者どうしかもしれないね」
「…ええ、もしかしたら。…いえ、おそらくは、きっと。私たちはどちらも」
【貴方の魔力量が回復しました、魔力切れデメリットまであと二回です】
【夜行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【夜】+1
2:日常
直下、刑陣営日常
123:ヘルパー
456:その他
789:もう一回
↓2、虹陣営日常、成功以上で日常、失敗で何らかの攻撃活動
6:その他
1:攻撃が来るよ
直下、その他判定
123:楠木
456:コノリエ
789:フェルディナ
↓2、攻撃判定
123:狙撃(橙)
456:狙撃(黄)
789:エンチャント軍団襲来
7:フェルディナ
0:特殊判定
∨: : . `<'////////////、'//ミh、
∨: : : : : : `゙''<'/ミh、/////h、///h、
,ヘ : : : : : : : : : : : . .∨//////h、//h、 _,
∥∧ : . . : : . : : : : : : : ∨//////,jミ二ヽ≦''゛ _,ィ
j{///! : . . ヽ: . . . . . . . . V//////,∟: : ∠-=彡"
|///∧ : . . :|ヽ : : : : : : : ∨//// ∧. . : : :、‐゛
|//// \ : :∧ ≧ニ=---弌/////∧_∠[,,.、イ
ノ///≧=ヽ ∧Y´ ̄三三}∥//////,ヽ: 、‐"
く///《 ≪三ヲ\ヽ、、≪三ヲリ//////,∠ィj
V/ | ヽ u∥///∠イ′
∨ ト、 __ ∥////:/
ヽ1\ `ー―` ∥//イ/:∥三ミh、
x-‐=ミh、 _、イ //|从!ミニニム
∠ニニニニ>、 .. < ∥/,xュ小j; ; 〉ニニニミ:、
∠ニニニニY´; ; ] jl∥;ヘ; ; ; 〉//ニニニミh、
∠ニニニニ厶; ; ,\_,,、r≦|/ ' ; ハ; ; レ'ニニニニニニミh、
/ニニニニニニ|〕i、; ; ; ; ; ; ; ;/; ; /, }レ'ニニニニニ===ニニミh、
,.ィ刋ニニニニニニニ/,\; ; ; ; ; ; ;j; ; ; ;/{ニニ>'゙<,_
,.ィニ=‐'''"´ ̄>ミニニニ{、; ; ;ヽ_;_;、‐゛| ; ‰ニ',㌻´ニニニニミッ。、,,,,..、、、、
/ニニ/ニニY⌒Yニニ} }ト、ニ!;ヽ; ; ; ; ; ‰ニニニニニミh、ニニニニ‰ニニニニム
∥ニjニニ`ー'ニニj lニ∧∧; ; ; ; ‰ニニニニニY⌒Yミh、ニ/ニニニニニ:ム
∥ニニ|ニニニニニニ! !ニ∧∧; ;‰:ニニニニニニヽ..ノニ//ニニニニニニム
直下
123:トリーズナー、言葉巧みにヒーローへ
456:ウサギ、襲来
789:襲撃、その中で
1:反逆のレジスタンスヒーロー!
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
乙、そういえばセイバー騒動で忘れてたけど、アーチャーをフェルディナに返す事は出来ないの?
【>>810 あ、そうでしたね。というわけで魔力切れデメリットまで残り二回です。チョットだけ再開】
…ふむ、急ごしらえの素体ではありますが、中々馴染むものですね。
ギリギリと音を立てる関節部の調節を終え、私は一息を吐きます。
いや、それにしてもまさか二回も死を経験する羽目になるとは思いませんでした。
こうなるとどうにも自分の変化を感じずにはいれませんね。
…死という概念にイマイチ恐怖を覚えなくなった、という心理的な変化も含めて。
…死という暗闇から、一つ、異常性に満ち満ちた方法ではありますが脱却が可能となった今、思うのは。
「…死は怖くありませんが、それを観測する瞬間はやはり怖いものですね」
あの何処までも続く広大な暗闇に堕ちるような一瞬。
私の視界が観測できたのは何処までも続く無でした。
「…あんなものを連綿と人は行ってきたのですね」
私らしからぬ詩的な思考。…ううむ、やはりこの思考回路及び人工知能はかなり高性能のようですね。
「…しかし、あのような世界、できることならば知りたくはないですね」
もしかしたら魔術師の語る根源とはあの先にあるのかもしれない。
そんなことを嘯きつつ、私の頭の中の信号は新たな悩みに行き当たりました。
「…彼らは、一体どうなるのでしょうか」
ヒーロー、そう呼ばれるテロリスト集団。
サーヴァントを所持している時点では、危険性を考慮し、放免されますがこの戦争が終結した時に彼らは恐らく捕えられるでしょう。
そして、何らかの罰を受ける。…死刑はとうの昔に廃止されていますが、これほどの事件、『裏』でどう言った処理が行われるかは分かりません。
…私も詳しくは知りません、それほどの権限を持っているわけでもありませんし。
…ですが、管理局の暗部に確実に存在するいくつかの秘匿部隊。…彼らの手が伸びれば。
「…できることなら、死なせてはやりたくないものです」
しかし、私は単なる務め人、機関を動かす歯車の一部。
…ですが、彼らの叫びを私は聞きました。過去の変革、過去の否定。
…それは、それはこんな大きな事件を起こすに至ったすごく小さく、それでいて誰だって持ちうるだろう普遍的な望みで。
「…はあ、まったく、もう少し単純な思考パターンにしておけばよかったのでしょうね」
そう、それこそ歯車のように。均整で正確な動きのみを求められる部品のように。
「ですが…、こうなってしまった以上仕方がありません。…私は、私のすべきことをするべきでしょう」
それは、ともかくは彼らを捕えること。
…だが、無論、私は自立した一つの意識。唯の歯車ではないことを、ゆめゆめ忘れないように。
直下、フェルディナ会話相手
123:遊那
456:コノリエ
789:貴方
3:遊那
と、そんな思考を続ける私の肩に何かが触れました。
振り向くと、そこには緑色の髪の少女、朝霧遊那が。…そういえばわたしは欅魔子以外の一般メンバーとはほとんど話していませんでしたが。
「おや? どうかしましたか? 朝霧。私に話しかけるなんて珍しいですね」
「…はい、あの」
…彼女の顔には専用のセンサーを使うまでもなくはっきりとした。…混乱でしょうか、そういったどこか錯綜するような感情が。
先程のセイバーの変貌によるものかもしれませんね。いやはや、アレは驚きました。あ、そういえばアーチャーのマスター権を譲ったままです。このままでは隊長の負担になりますね。
「…フェルディナさん?」
「あ、いえ、すいません。思考パターンにノイズが。えっと、何でしょうか?」
「…その、質問なんですけど。…貴方達がヒーロー、…彼らを捕えて、そのあとは、どうするんですか?」
「どうする、とは?」
「…えっと、その。…その罪に対する罰は」
…なるほど、確か彼女の時代では死刑がまだ施行されていましたね。
加えて、ここ数日の付き合いで何となく彼女の性格が掴めています。
まったくもって優しいことですね。いえ、皮肉とかそんなんではなく。
「ああ、そういうことですか。…ううむ、とりあえず私たちの時代には死刑、という概念は存在しません」
「そう、ですか…! それはよかった」
「…まあ、いいところ無期懲役、もしくは軟禁、といった処置でしょうか」
「…情状酌量は」
「ありません。貴女方の時代とは違いますので」
そう、罪は罪、裁かれねばなりません。
それを告げると、またしても彼女の顔は曇り。
「そう、ですか…」
「…彼らには多く同情する部分があります。ですが、それを理由に世界を破壊させるなど、認められることはありませんでしょう」
「…」
…ふむ、彼女の心根が優しいことは知っていますが。
それにしてもいやに執着するような。…いえ、そういう人物がいることは知っていますし、もし何らかの思いがあるとしてもそれが全て間違っているなどとは思いませんが。
「…朝霧、何故、貴女は彼らに執着するのでしょうか」
「え」
「言ってしまえば、貴女と彼らには何の関係もない。それどころか言い方は悪いですが私欲で世界を滅ぼそうとする悪人です」
「それは…」
「…何か思うことがあるならば、私に教えていただけますか?」
直下、朝霧の告白
123:無言
456:彼らへの同情
789:クロヴァスへの思い
【一旦中断、続きは夜に】
【遅くなりましたが再開】
3:黙秘
しかし、朝霧は何も語らない。
いえ、おそらくは話したいのでしょうが…、私たちがまだその信を得るに至っていない、ということでしょうね。
ううむ、これは隊長の責任な気がしないでもないですが。
「…話したくない、話せない、どちらでも構いません。まあ、気の向いたときにお話しくださいな」
「…すいません」
「いえいえ、まあ、私はごらんの通り、既に体は金属製ですので、口は堅いですよ?」
「…」
「…申し訳ない、ジョークは苦手でして」
その気まずい空気のまま朝霧遊那は去っていきます。
…むう、どうしたほうがいいのでしょう。…隊長に話してもいいのですが、無駄な疑念を持たせることもよろしくはありませんし。
「…まったく、もっと高性能な知能であればよかったのに、と思いますよ」
【刑陣営の行動描写を終了します】
そして時は少し遡り。ヒーロー等の拠点。
両手を上げたヘレネは周囲を取り囲むヒーロー等に対し、挑戦的な笑みを向けていた。
「…おいおい、そう物騒なモン向けてんじゃねえよ。トリーズナー、何とか言ってやれ」
「自業自得だ」
少し離れた位置でキャスターに杖を向けられ、同様に手を上げているトリーズナーは表情を変えることもなく答え。
ヘレネはやれやれというように長い髪をなびかせ頭を振る。
「冷てえなあ、俺とお前の仲だろ? な? お前の話術ならここにいる人間全員だまくらかせんだろ?」
「黙れ、造られしモノが。私の話術は全てが信仰のためだ。お前のような怪物に使う気などさらさらない」
にべもない返答。それを気にすることもなく、ヘレネは注意を周囲のヒーロー等に向けて。
「…で、折角菓子折持って訪問したってのに何で俺はこんな警戒されてんだろうね?」
「…どの口がそれを言うんですか、ヘレネ」
「おうおう、ラグナ君、おひさー」
対峙するラグナの不健康そうな顔にヘレネはバカにしたような笑みを向け。
「中々いいメンバー揃えたじゃないの」
「…」
ラグナはそれを相手にすることもなく、淡々と質問を。
「いい加減にしてください。…要件は」
「おう、それそれ、そういう建設的な会話をしたかったのよ」
そしてヘレネは笑みを崩さず。
「俺はお前たちと休戦協定を結びたい」
「…!?」
「…舐めてんのかしら。燃やしてもいい? レッド」
バレンシアの手に橙の火が点り、洞窟を明るく照らし出す。
その炎にヘレネは止めろというように手を振り。苛立ったのか、ペレグリンもバチバチと火花を。
「物騒な姉ちゃんだねえ。ま、話聞いてからでも遅くないと思うけどよ」
「…ちょっと待って、オレンジ。ボクらの能力を大方把握したうえでここまで乗りこんできたんだ。話を聞く意味はあると思う」
「だが」
「…イエロー、レッドの言う通りだ。俺ももう少し話を聞く必要があるように思う」
レッドとヴァイオレットの言葉にオレンジとイエローは渋々と言った様子で魔術を抑え。
「…その内容は?」
ラグナの弱弱しい声が、一瞬だけ力強くヘレネを問うた。
直下、トリーズナー陣営交渉内容
123:共闘
456:支援
789:休戦のみ
4:支援
「ま、端的に言えば休戦及びこちらからの一方的な支援、ってとこか」
「支援?」
「おう、ま、詳しくは言えないが。俺は色々と裏技を持ってるもんでね。そこら辺は自由なのさ」
「…」
黙り込むレッドにヘレネは新たな言葉をぶつける。
「まあ、悪い交渉じゃねえと思うが? 気に障るならギアスでも何でも結べばいい」
「…では、質問します。貴女がそれを行うメリットは?」
ラグナの問いにヘレネは僅かに胸を張りつつ答え。
「決まってら。俺が聖杯をかっさらうその布石よ」
「…それは」
「正直なところ、現在の俺の立ち位置はポリス、ヒーロー、どっちもの敵だ。そんな状況じゃあいくらトリーズナーが踏ん張ったところで勝ちの目なんて見えやしねえ」
一瞬、トリーズナーが何かを言いかけたが、それを制すようにヘレネの腕が伸びる。
「だからよ、せめてどっちかの陣営に味方して、生存率上げとこうって魂胆だ。ま、殺されなけりゃそれで十分だし体よくテメエらの方が追い詰められてきてるしな」
「…貴女は、どちらか一方の陣営が弱るまで静観していたんですか?」
「悪いか? それも戦略って奴だ。孫氏を引くか? 意味ねえだろ」
悪逆の笑みを止めないヘレネにラグナは問いを。
「…そこまでして叶えたい願いは」
「あーん? 教えると思ってんのか? ま、世界の破壊? 不死? 根源への到達? おいしいエールの作り方、何でもいいぜ。お前が考えるそれだよーん」
ヘレネの表情には一切の真実は見て取れず。ラグナは目を軽く抑える。
「レッド、やっぱこいつ燃やして灰にしましょう。その方が私たちの為よ」
「…オレンジに同意するのは癪だけど私も賛成するわ。クソ気分が悪くなってきた」
「…だけど、僕はメリットも大きいと思う。オレンジやブルーの言うことも分かるけど」
「俺もグリーンに賛成だ。…どうする、レッド」
それぞれの意見を聞き、ラグナは目から手を放し、真摯な表情でヘレネを、見つめた。
直下、ラグナ返答判定、成功以上でお断り、失敗で同意【以前の戦闘】+1【現在の窮状】-1
2:同意
「…分かりました、その提案。受けます」
ラグナの答えにヘレネの笑みがその深さを増す。
「オーライ、良い判断だな、ラグナくん。いやはや、君の判断はあの時と同じく奇跡を生むね」
「…ボクの過去を」
「知っているとも。俺は何回も繰り返した、心が擦り切れ、この身体が幾度も擦り切れて尚」
そこまで呟くと、ヘレネはまた高い笑い声を上げ、派手に跳躍するとトリーズナーの頭上に飛びついた。
「ヒハハッ!!! ま、そんなことはどうだっていいのよん。俺はもう自由の身だな?」
「いえ、ギアスを結んでもらいます」
「ああ、そうか。…ま、それくらいは仕方ねえ。できるヤツはいんのか?」
「…グリーン、頼める?」
クロヴァスの助力により、全員との間に休戦の契約が結ばれる。
「対価は互いに危害を与える術式、ね。ん、じゃ定期的にそっちに物資を送るから、よろしくな。おーし、行け、トリーズナー」
「黙れ、そしていい加減俺の上から降りろ」
「いいじゃねえかよ、楽だし居心地がいい。重さだって翅のごとく軽くしてやってんだろ?」
「チッ」
その背中を見送るラグナにペレグリンと静馬が。
「…後悔するなよ、レッド。アイツは警戒するべき敵だ」
「分かってる。でも、明確に利害を提示してきた。そこは信用しても、…たぶんいいんじゃないかな」
「何だそれは。どうしてそこまで自信がないんだ?」
「えへへ…、性格としか。…それにしても、ヘレネ、よく分からない人、だね」
「…人、なのか?」
「…おい」
「何だよ」
「…お前の願いは違うのだろう。…あの異端者に作られたお前の願いは、夢で見た」
「…黙ってろよ、単なる泡沫に過ぎねえんだ。それに、あの人は俺の作り主じゃねえ。…厳密にはな」
「…難儀な化け物だ」
【トリーズナー陣営とヒーロー陣営に休戦協定が結ばれました】
【虹陣営の行動を終了します】
【第三クール:五日目】
…すっかり忘れてたがまだアーチャーと契約してたんだったな。
まったく疲れが抜けてねえ…、早く未来に戻ってゆっくりケアマシンに浸かりたいぜ。
…それと。
「これ、どうすっかなあ…」
手に握ったのは特殊なデジタルメーター。
なんかセイバーが「落し物でぇっす! こちらは人生の迷子センターなので管轄が違いますので!」とかいって届けてきたが。
「…確かセーラ・アウローラによる盗品だったはずなんだがなあ。何でこんなとこに落ちてんだ?」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「あ、あれ?」
「どうしたの? ブルー?」
「わ、私の大事な時計が…!? どこかに落とした!? アンタが隠したの!? グリーン」
「…いや、流石にそれは無いと思うけど。…僕も一緒に探すよ」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
4:休息
…体がだるい。そろそろ攻め入らねえと相手がキャスターだからな。
…とは思う、思うんだが。
「何だ、また寝ているのか、愚図め」
「お前が添い寝してくれりゃいっぺんで治りそうなんだがなあ…」
「…まあ、してやらんこともないがその場合お前は永久的に眠り続けるか死ぬより苦しい羽目になる」
ああ、それは人体実験のことを言ってますね。まったく、物騒だよね。ウチの元カミさん。
「まあ、冗談はそこそこに、そろそろ攻め入るかどうかを考えておけよ」
「…ああ、分かってる。…もう少し回復出来りゃいいんだが」
【貴方の魔力量が回復しました、魔力切れデメリットまであと二回です】
【ライダー、楠木の負傷状態が回復しました】
【朝行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1
1:ド日常
直下、刑陣営日常
123:ヘルパー
456:その他
789:もう一回
↓2、虹陣営日常、成功以上で日常、失敗で何らかの攻撃活動
5:その他
直下
12:遊那
34:コノリエ
567:楠木
89:フェルディナ
0:特殊判定
ヽ ┐┌ O
! Lノ
l
} あ
,. . . .-: :――-. . /
ー- - : : ´: : : : : : : : : : : : : : : :` : . } -/-
`ゝ.: : ; : : : : : : : /: : : : : : : : : : : :`{ (乂ヽ
.:' /:.: :. /: : /: : : : :; : : :、: : : : : : l
/.: :/: : : :./: : : イ: : : : : :!: : : :ヘ: : : : : :! -/-
_ _ノ /: : : :/: :/ l: :l: : : : lヾ: 、: :ヘ: : : : :ハ (乂ヽ
': /: : : +―-一 !: !: : : : l ー--+一: : : : }
. l:.:l: : : :/ u ヾヘ: : : :l \:\: : :l -/-
マヘl: : :/ .z==ミ、 ' : :.l x==ミ、 lゝ、:_:、 (乂ヽ
ニ( l.:.:.j 《 {. o ! \l{. o l 》 l:l: : : l
/ノ:l: ;リ .弋 _ノ/////.乂_ノ .j'.: : : l -/-
`ヽ!:ハ////////'////////ハ: : / (乂ヽ
ソ.,////, -ー‐一ー- 、//u// l:ノ
. ハ u { ヽ_,、 _ノ -/-
ヽ .i , -― - 、 (乂ヽ
. > ゝ、 ノ / .':; ヽ
t`~ ` ´ ~ ゙´,イ l:l: :l -/-
x.ttニニ≧x.、 ,.xi ` {、 リi:/ヽ (乂ヽ
ヨl lニニニニニニヲ. / lニ≧zz==x/-,.、}
モl lニニニニマ. / /ニニニニニ//ニニヲ -/-
ニl lニニニニニメ / /ニニニニニ//ニニハ .(乂ヽ
ラム tニニニニヲ '/ニニニニ//ニニ/ j
ニム マニ 〈 .、 /ニニニニ//ニニ/ /l -/-
ニニム マニム  ̄`ー‐/ニニニニ//ニニマ ./ { (乂ヽ
↓2
123:(誰かの)覚醒イベント
456:「…すまんのう、何かこんなもの作る気は無かったんじゃが。…ま、出来ちゃったら仕方ないよね! (・ω<) テヘペロ」
789:ウサギが来たよ
7:楠木
7:ウサギ
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【申し訳ない、連絡遅れました、今夜はお休み】
【TIPS:命短し足掻けよ子鬼】
フラスコの中で私は輝いていた。中はとても温かだった。
その脆い硝子瓶の中には命が詰まっていた。
私はそこで安寧を貪るのが嫌だった。
「怠惰は罪だ、勤めよ、働け」
私は彼らと共に飛んだ、過去へ、過去へ、そう、古代は希臘。万魔が集い万物の思想が始まった場所。
完全でいたかった。こんな脆い硝子の檻など壊して夏の暑さを知りたかった、冬の寒さを知りたかった。
人に、人に、人に、なりたかった。
「健全な魂は健全な肉体に宿る」
私は永劫に続くような海を見た。
美しい調と、生命を生む泡を見た。
そして私の硝子瓶は、貝殻に砕かれ割れた。私は解き放たれた、私はついに檻を破った。
「ほら、燃え立つ、きらめく。もう日の潮となって流れ出る」
夢だった。私は気が付くと埃まみれの硝子瓶の中だった。
長い夢だった。悪魔も、父もそこにはいなかった。とても寂しく、とても恐ろしかった。
私は、私は、私は、死にたくなかった。人になりたかった。
「命を与えておいて、その後は死ねと、放り出した」
私は学んだ、私は狂った、私は壊れた。
必死に生に縋りつき、必死に生きようともがいた。
私は今も生きている。生かされている。この體に、この血も通わない體に。
「私は夢を見ますか?」
ああ、行く度もの時を潜り抜けた、幾体もの體を使い潰した。
そこまで執着したことは、そこまで生きていたことは。
ただ一つ、ただ一つ、ただ一つの、小さな願い。
【TIPSを終了します】
【再開】
朝の光は心地いい。彼は目に入る穏やかな光につい最近まで暮らしていた山の中を思い出していた。
といっても、朝の光を拝めずに死んだ連中のどれだけ多いことか。
今のようなぬるい毎日に浸ってからようやく実感できたことだが、やはり朝の光という物は美しい。
血に染まらず、命を実感できるということは尊い。
「…なーんて、台詞、俺には似合わんね」
ふふふと嘯き、火にかけた鍋を確認する。
うむ、上手く火も通っているらしい。この様子だと味もいいだろう。
そんなことを考えながら、背後の面々に気を向け。
「いやはや、こんなことに巻き込まれるなんて思わんかった」
殺害目標の強大さからか、帰還せよとの命令は受けていない。所詮彼は放たれた矢だ。
だからすべてを終えた後は、記憶処理を施しちょっと運動ができる無害な市民として生きていくのだと思っていたのだが。
「…ちょっと勿体ないなあ。こんな面白いことに巻き込まれたってのに」
世界を救うため、時を超えて過去の英雄と共に戦う。
それは控えめに言っても並の人間ができる体験では無い。
それくらいは世間知らずとも言われる彼だって分かっていた。
だからこそ、この得難い日々を、皆が悩み、苦しみながら戦う日々を彼は。
「…ま、俺の技術があって助かったね」
楽しんでいた。
無論、殺人衝動や戦闘本能等の物騒な理由では無い。
命の価値も知り、事の重大さも彼なりに十分把握している。
だが、それでも彼はその状況をどこかで楽しんでいた。いや、そのくらいでなければ等に心は摩耗していたのかもしれない。
好奇心、興味、そんな一歩間違えれば崖底に陥るその感情を原動力に。
彼は彼なりに、この戦いを真剣に、正面から、楽しんでいるのだった。
「…とりあえずご飯出来るまでは暇やね。何かしとこか」
直下、楠木行動
123:散歩
456:休息
789:会話
1:散歩
「…んー、まあ、せっかくやしちょこっと陣地確認ついでに回っとこか。そんな遠出せえへんし隊長さんに言わんでもええやろ」
楠木は鍋の火を弱め、プラプラと歩き出す。
直下、楠木判定
123:奇襲
456:特に何も無し
789:ランサーと会話
3:奇襲
直下、奇襲内容
123:砲撃
456:落雷
789:直接
4:落雷
直下、落雷判定
123:楠木以外にも直撃
456:楠木のみ
789:完全回避
↓2、負傷判定
1234:無傷
567:負傷
89:重傷
6:楠木のみ
0:特殊判定
/: : : : : : : : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : |: : |: : : : : : : : : : ’
,: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,
: : : : : : : : : : : |: : : : : : |: : : : : : : : : : |ト: :|: : : : : : : : : : : : ,
|: : : : : : : : : : : : |: : /|: ,: : : : : : : : : : ,:. ’: : : : :|: : : : : :’ 、
|: : : : : : : : : : : : |: ,: ,: ,: : ,: : ): : : 、__ ――: : : : : : : : : ’
|: : : : : : : : : : : ―――― ―く: : : : : |: | | Ⅳ: : : : : : : : : ’
,: : : ,: : : : : ´: : |: :’ |! ,: ,: : : : : , : __」 ,: :|: : : : : :ト: : ’
,: : }: 、: : : : :j´ ̄ ̄, ̄ ,: : :/ , ,|,: : : : : }}
,: :} , ,: : : ,: ,; ; .Ⅴ' ; ,: l: : /i: ,
,从 , 、: 从 ; ; | ; ;/|: / ,
: :\. \: : , ; ; , , Ⅳ ,
, \\_ 、,. ; ; ― ┐ , /:| '
) \ヽ: \ ; ; / __ , ,ィ| ,
' ,: :ト , ,  ̄ /{, -=≦二二
, ,从 ,, /,, {ハ |二二二二
-≦二 ~ _ /,, |二 |二二二二
-≦二二二二  ̄ .斗ニ.|二二二二〉
⌒ヽ 二二二二二 -< |二 |二二二二〉
|二二 二二二二 , -< |二 |二二二二〉
|二二 二二二 / ー…く , , l .|二 |二二二二〉
123:「エンターテイメントの匂い!」(巻き添え)
456:「チッ」
789:ゆで理論
7:ゆで理論
だが、そんな楠木を一つの影が狙っていた。
影は上空を滑空する一羽の鳥。かくしてその正体は、ペレグリンが独自に放った使い魔。
ペレグリンはたった一人でうろつく楠木を発見し、使い魔に雷を纏わせた。
そして、使い魔は雷光となり楠木に突き刺さる。
神罰に等しき一撃、無論、鍛えているとはいえ楠木がその攻撃を躱すことは能わず。
電撃が楠木の体に莫大な熱傷を引き裂き、負わせていく。
常人なら死に至る一撃。ペレグリンはその光景にほくそえんだ。
しかし、その傷を受けて尚、楠木は立っている。
いや、むしろ彼の体には雷光を帯び、明らかに力を増していた。
混乱するペレグリン。そんな彼に不敵な笑みを含んだ声が。
「…いやあ、結構効いたで、敵さん」
その声は雷撃を受けた人間の声とは思えないほどハッキリとしており。
「まあ、聞いてるか分からんけど、聞いとったらまあ驚いとるやろ。何で死んでへんのかと」
笑みを絶やさず、口の端には雷光を。
「…生き物には生体電流ってのがあるのは知っとんな? まあ、詳しい理論は後回しにして、生き物は生まれつき電流を纏っとるんや」
その笑みに、ペレグリンは思わず背後を振り向いた。
「そして俺は今、雷光を受けた途端、即座に全身の生体電流を停止させた。難儀やけどできんことでは無い。これがどういうことか分かるか?」
嫌な汗がペレグリンを伝う。
「簡単な理論や。今、俺の体を流れとる生体電流は、お前の放った雷やってことや。つまり、筋肉、脳味噌に流れる電流は通常の数百倍! そんな力を手にしたんや、全部の能力は膨れ上がるわな」
楠木が拳をほんの少し地面に当てる。
瞬間、小規模な爆発が起こり、雷光と共に地面が抉れ。
「…流石にサーヴァントに対抗はできんやろうけどお前等倒すには十分な力やね。いや、ありがとさん」
【我流・殺術(雷)】
天性の才能と山で鍛え上げられた経験が合わさり生まれた戦闘術。
殺すことと殺されないことに極限まで特化しており状況次第では遥か格上さえも易々と殺害可能。
さらに、体内を通る稲妻並の高圧電流により知能、体力の一時的な活性が可能になった。
≪相手の死亡、消滅判定に-2補正≫
≪自分の死亡判定に+3補正≫
≪【陣地作成(偽)】が三段階まで完成した状態での戦闘において全てのステータスに+3補正≫
≪【体】【知】に+2の補正。ただし、この効果を利用した場合、一日間戦闘が不可能になる≫
使い魔の映像はそこで途切れ、ペレグリンは空を仰ぐ。
「…この世界は、常識に囚われてはいかんのだな」
徐々に雷光をコントロールし、抑え込みながら楠木はまたも笑う。
「うん、やってみるもんやね。…でも、今ここにおることはバレてもうてるから、奇襲が怖いな。…隊長さんに相談しとこか」
【刑陣営の行動を終了します】
直下、虹陣営、ウサギ襲撃時何人いたか
123:3
456:5
789:7
1:3人
直下から↓3、存在メンバー【被った場合は順繰りで安価下】
1:紫
23:青
45:黄
6:緑
7:赤
8:橙
9:菫
下4、襲撃ウサギ人数
123:4
456:3
789:2
9、6、5:菫・黄・緑
5:3人
【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした。明日は多分お休み】
【申し訳ない、回線の問題で今日もできそうにないです】
【明日復旧できれば、多少遅くなっても再開しますのでよろしくお願いします】
【多少どころでは無くなりましたがほんの少しだけ再開します】
朝方の湖畔地帯、一寸先も見えないほど濛々と広がる靄の中、ちらちらと映る三人の影。
ペレグリン、クロヴァス、静馬の三人がそれぞれ静かに霧の彼方へ視線を送っていた。
「すごい霧ですね。…イエロー、大丈夫ですか?」
「…チッ、お前に心配されることになるとはな」
「あまり虚勢を張るな。…かなり精神的にやられていたぞ?」
「まあ、…あの最大出力を躱されちゃあ」
「黙れグリーン。…そして、来たぞ」
ペレグリンの声にクロヴァスと静馬はそれぞれ表情を硬くし、霧の向こうを再度見つめる。
その向こうはまるで異世界のごとく。そしてその彼岸から、一人の異形がステッキを鳴らし現れる。
長い耳、赤い瞳、まるで奇術師のようなシルクハット。時計ウサギが霧をかき分け現れた。
「やあやあ、初めまして。名も無き魔術師どもよ」
「…本当にウサギなんですね」
「ふん、それがどうした」
「…獅子はウサギを倒すにも全力を用いるという。…油断するなよ」
殺気だつ三人に、時計ウサギはシニカルに笑い、胸元から葉巻を取り出すと深く吸い込んだ。
「…いやはや失礼、お茶会にはまだ早いというのに。三月ウサギに帽子屋、そして、ヤマネ。おやおや、カラスと書き物机は御存じで?」
「生憎だがナンセンスな言葉遊びに付き合っている暇はない」
「風流を解さないお人ですな」
ぷうっと紫煙を吐き、時計ウサギの血濡れたような瞳がきらりと輝く。
「俺達の目的は奴ら以外の大きな障害を排除すること。万全の戦いができるようにな」
「ですから、あなた達にはここで舞台を降りてもらいましょう」
「この時代という舞台からな」
三人の発言にウサギはクツクツと笑い。
葉巻を地面にこすりつける。じゅうっと響く音。
「…ははは、まったく、おもしろいことをおっしゃる。まるでアナウサギのごとく! …ならば」
そしてその残煙が消えぬうちに。
霧の中から同じ姿のウサギが現れる。
『さあ、これで同数。こちらには時間が無いのでございます。Hurry! Hurry! さあ、白薔薇を貴方方の血で紅に染め上げましょうか!』
直下、クロヴァス【睡花の粉塵】使用判定、成功以上で使用
↓2、ダークブラック【精霊喚器“サンダーファルコン”】使用判定、成功以上で使用
5、4:共に使用せず
【やはり人が少ないですよね…。申し訳ないですが、一旦終了し、昼頃に改めて再開します】
緑「武闘派二人いるし大丈夫だよね?」
黄「俺はヒーローを仲間だなどと思っていない!」
菫「えっ」
【再開】
【ヒーロー陣営】
【体】:6
【心】:7
【知】:6
【質】:5
【運】:5
【キャスターによるエンチャント適応済み】
【時計ウサギ×3】
【体】:4
【心】:5
【知】:8
【質】:8
【運】:4
【1ターン目】
直下、ヒーロー判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヒーロー【知】選択
6+4-5=5
ウサギ【運】選択
4+5=9
【ウサギ有利獲得】
【2ターン目】
直下、ヒーロー判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヒーロー【体】選択
6+6-5=7
ウサギ【体】選択
4+3-7=0
【ヒーロー有利獲得】
【3ターン目】
直下、ヒーロー判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
それ
ヒーロー【体】選択
6+3-5=4
ウサギ【体】選択
4+2-7=-1
【ヒーロー有利獲得】
【4ターン目】
直下、ヒーロー判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ウサギ、一の位0獲得、よって強制有利
【ウサギ有利獲得】
【5ターン目】
直下、ヒーロー判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヒーロー【知】選択
6+9-5=10
ウサギ【質】選択
8+2=10
【均衡】
【6ターン目】
直下、ヒーロー判定
↓2、時計ウサギ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヒーロー【質】選択
5+5=10
ウサギ【知】選択
8+5-7=6
【ヒーローの勝利です!】
直下、ウサギの処遇【穏健派×2】-2【過激派】+1
123:逃走
456:捕獲
789:滅殺
1:逃げるウサギ【残りデメリット無視召喚可能数2】
【というわけで描写は夕方に】
【描写だけ、再開はもう少し後で】
規律正しい軍隊を思わせる動きでウサギが迫る。
一糸乱れぬ挙動に、まるで繰り返し再生されたビデオのような既視感すら感じる動作。
そんな薄ら寒い光景にまず対応したのは静馬、現状の戦力比を考え、脳内で配置を決定する。
「グリーン、お前は後ろに下がって援護を頼む。イエローは俺と一緒に」
「黙れ、お前たちの指図を受ける気などない」
「イエロー!」
だが、静馬の言葉を無視し、ペレグリンはウサギの群れへと駆ける。
その身に雷光を纏い、迫りくるウサギの一匹に電光に等しき速度の拳を。
瞬間、眼前からウサギが消滅した。何が起こったのか分からないペレグリンの腹部に強烈な衝撃が加わり、胃液が逆流する。
落ちかける意識を全身に流した電流で耐え、痛みの原因を確認するペレグリン。その正体は三方向から突き刺されたステッキ。
不敵な声がその石突をさらに内臓にめり込ませ、まったく同時に響く。
『おやおや、たった一人のドードー鳥』
『コーカレースにお参加で?』
『ならばその身を火に焼きたまえ。見事なターキーの完成だ!』
おどけたような宣告と共に石突から炎が上がり、ペレグリンに燃え移る。
「ッ!?」
『私の専門は火でしてね、では、一人目だ』
「イエロー!!!」
ステッキを押し込み続けるウサギに静馬が切りかかった。
ガチン、と硬質な音が響き、静馬の日本刀を弾く。
だが、一瞬の抵抗の後、するり、と舐めるような感触と共に刀は結界を通り抜け、ウサギの大上段に振り下ろされた。
「斬るッ…!」
『…ふむ、中々面白いものをお持ちのようだ』
皮一枚でウサギは躱す、その隙を見逃すことなく静馬はペレグリンを押し出し、火を消した。
背後に跳び退るウサギを確認し、改めて構えを取る静馬に息を整えながらペレグリンが問う。
「…何とか防げた。…今のは結界、か」
「…何故助けた。ヴァイオレット」
「俺の願いの過程で発生する犠牲は最小限にするまでだ」
「答えを得たか」
「いや、まだ霧の中。結論を出すには未だ遠く。だが」
本来は聖杯を狙う敵である静馬に助けられた苛立ちからか半分怒りを孕んだその声。
またも一定のリズムで行動を開始するウサギ。それらの動きに目を向けたまま静馬は答えを。
「仲間を斬り捨てるほど落ちぶれてはいない」
「…何だその理由は。…礼は言っておこう」
静馬の答えに虚を突かれたような表情を浮かべるも、現状を再度把握したのかペレグリンもまた、構えを取った。
静馬の得物に一人のウサギが頷き、またそれにもう一人が同意する。
『…ふーむ、聞いたことはありますがね。日本のサムライ? でしたか。いやはやガリバーになった気分ですね』
『ですが、私の前には無意味無意味、さあ、急げ急げ、時計の針は目覚めへと向かいますよォッ!!!』
その珍妙な見た目とは裏腹に高い実力に裏打ちされた攻撃。
徐々にその対応に慣れていく二人だが、時折繰り出される虚を突くような一撃に、小さいながらもダメージは積み重なり。
クロヴァスの治癒を受けつつ、一旦距離を置く。
「…まるで此方の動きを読まれている様な動きだな」
「ある程度武道を極めた人間なら相手の一挙一投足から次の行動を予想できるが…」
「…多分、ですけど、彼らは全て一体なんです。全てが同じ存在、しかしその処理能力は三人分」
「なるほど、要するにコンピューターのスペックが高くなっているわけか」
「…? 俺はいまいち分からん、スペックとは何だ」
クロヴァスの例えに頷く静馬、一方でペレグリンは首を傾げ。
互いの科学技術に対する知識格差を実感し、クロヴァスは言葉を探す
「…そういえばそうなんですよね。あとこういうの駄目なのはオレンジくらいかな。えーっと」
「三人寄れば文殊の知恵、だ」
「なるほど」
納得するペレグリンの後頭部を狙うウサギ、同時に静馬も襲撃を受け。
だからこそ、気づかなかった。
『お喋りしている暇はおありで? さあ、その首、いただきましょうか!』
『何事もまずは穴をねらうモノ』
『クロッケーから始まり、それは戦闘においても同じ!』
彼らが相手していたのは、二匹に過ぎないと。
「抜かれたっ…! 狙いはグリーンか!」
『さあさあ! お間抜けな夢は終わりです!』
飛び出した一人が、見るからに華奢なクロヴァスへステッキを突き出す。
その一撃は、彼の骨など用意に砕く。
そのはずが。
『え』
「夢から覚めたい? ならこう叫ばなくっちゃいけませんよ。…『君たちなんか、ただのウサギです!』」
今までの彼からは想像できないほどの反応速度でクロヴァスは振り返る。
振り向きざまにクロヴァスは一粒の種を弾き。その種が兎に触れると同時に爆発した。
「グリーン…」
「キャスターに鍛えられましたから。…といっても、エンチャントの効果は大きいんですけど。…でも、僕も戦えます。ですから、心配しないで」
「…フン」
「…人のことは言えないが、もう少し愛想よくしたらどうだ?」
苦笑する二人、だがそれを裂くように声が響く。
爆発を受け、ボロボロに焼け焦げたジャケットに、シルクハットを片手に一目には優雅に、しかしその目は怒りに燃え、特徴的な三口は痙攣し。
まるで発作を起こすように三人のウサギがステッキを震わせながら叫ぶ。
『…ああ、急げ、急げ、急げ! 遅刻だ遅刻だ遅刻だッ!!! 時は金であり鐘の音はときに早く!』
『たった三人で何ができる!? たった三人で何ができる!?』
『時は急かす、時は囃す、さあ、悠久の時で諦めろ、文字盤の中で息絶えろ!』
一匹は叫び、一匹は飛び出し、一匹は炎を放つ。
だが、その攻撃は今までのモノと比べ精度は確実に落ち。ヒーロー等がいなすのも簡単なほど。
「…なんだか焦ってる?」
「動きも徐々に統制が取れなくなってきているな」
「何か奴の魔術に問題が発生しているのかもしれない。ならば、今が好機。行くぞ!」
今を機とみて三人はそれぞれに飛び出し、一人ずつウサギと対峙する。
『Will you walk a little faster?』
「それはこっちの台詞だ、雷光に追いつけるほど早いウサギがいればの話だがな」
『I speak severely to my boy!』
「…僕は、そんな抑圧された運命から放たれるためにここにいる!」
ペレグリンとクロヴァスが比較的動きの鈍った二人を叩き潰す。するとそれらはウサギと似ても似つかぬ実体に変化し。
一方で静馬は攻撃の手を緩めない最後のウサギに苦戦していた。
振り下ろされるステッキ、放たれる焔、その全てが一種幾何学的な法則で襲い来る。
『Did you say ‘crown’ or ‘clown’?』
「…善と悪、正義と猜疑、俺は」
ほんの少しだけ、静馬に迷いが生まれる。その迷いは剣筋を僅かに反らし、その隙をウサギは見逃さず跳ね上げた。
弾かれた刀が中空を舞い、地面に突き刺さる。そしてがら空きになった静馬の腹に、ステッキが迫り。
声が響く。
「「ヴァイオレットッ!!!」」
放たれるは電光と種の弾丸、その二つをまともに喰らい、ウサギは膝をつく。
その口から血を滴らせ、ウサギは駆け寄る二人から跳び逃げ。
『…っ、痛手を被ってしまったようですね。一時撤退といたしましょう。ああ、首だけで出てこれるならば楽だというのに』
徐々にその厚みを減らす霧の中へと姿を消した。
「…チッ、どうやって逃げたのやら。使い魔すら撒いていったようだ」
「大丈夫ですか、ヴァイオレット」
「…ああ、すまない」
顔を曇らせながら静馬は突き刺さった刀を引き抜く。
その背にクロヴァスは戸惑ったように、ペレグリンは冷たく、しかしどこか支えるように。
「…僕が言えたことじゃないですが」
「早く決めた方がお前の為でもあるだろうな」
その声に静馬は僅かに微笑んだ。
「ああ、近いうちに結論は付ける。…だから、もうしばし時間をくれ」
その顔は霧に包まれ、二人から見えることは無く。
【虹陣営の行動を終了します】
【再開】
「さて、かなり魔力も回復したんじゃね?」
『ふむ、まあ、召喚時の半分程度か? 宝具は私の分も含め使えて数回といったところか。攻め入るなら…、まあ行けんこともない』
「…大体のメンバーの傷も癒えたっぽいしな。さて、どうすっか」
「マスター! 見てくださいこれ!」
「何これ、手首で合わせて…、連行される犯人の物まね?」
「お花!」
「…セイバー、何か本性表してからちょっとキャラ作ってない?」
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
休息がてらアーチャーをフェルディナに返す
>>915
…そういや。
「おい、フェルディナ」
「はい、何でしょうか、隊長。そろそろ襲撃します?」
「いや、アーチャーのことなんだがな」
「ああ、それですか。確かに私もとっととマスター権頂かなくては、と思っていたところですよ」
ん、ならまあ互いに問題は無い、か。
「じゃあとっとと委譲しとくか」
【アーチャーのマスター権がフェルディナに移動しました】
直下、何らかのイベント判定
123:特に何も
456:フェルディナの違和感
789:楠木の知らせ
8:楠木の知らせ
とりあえず、令呪その他の委譲が終わり、一息ついたときに。
「リーダーさん、ちょっとええかな?」
「ん? どうした楠木。そういや朝飯火にかけっぱなしで。ッ!?」
「んあ、ごめんな。ちょっとまだ制御できてへんねん」
何か触れた途端に電流走ったんだが!?
どういうことだよ!?
「まあ、これについてはおいおい説明するとしてな。…早めにこの場を離れるか、いっそ襲撃した方がええかもしれん」
「…理由を聞こうか」
「さっき俺は奇襲を喰らった。あの形は鳥やったから、おそらく相手にこっちの位置がばれとるとみて間違いない」
「…ダークブラックか」
「まあ、名前は知らんけど。で、やからこのままやったら襲撃を受け放題や。やから思うてな」
…確かに、そりゃあ重大な情報だ。
「悪い、感謝するぞ」
「ん、ええけどはよ決めようや」
「…だな」
ここから移動するか、襲撃するか、…あるいはここに留まるか。
何にせよ時間は無い。早いとこ考えなくちゃな。
移動に関して20:45から多数決、先に二票。ただし、直下が大失敗以下だった場合奇襲を受ける。
1:移動する
2:襲撃する
3:留まる
2:襲撃
…確かに、キャスターに時間を与えすぎるのも問題か。
なら、ここはいっそ襲撃をかけるべきだな。
「分かった。じゃあ楠木、全員に今から襲撃に向かうって伝えてくれるか?」
「了解、いや、腕が唸るわ」
…そう上手く行きゃあいいがな。
【貴方の魔力量が回復しました、魔力切れデメリットまであと三回です】
【昼行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1
0:特殊判定
, - ──- 、
___ ,. -‐v'´ ─一: :、: : : :r=zr─ 、
!l/: : : : : : : : : : : : ヽ : : l |:{: : : : :\
/\ r- 、 /: : : : ,: : : : : : : : : : : :\:l |,.ヘ: : : : : :\
\:::V::::::::l /イ: : : : : i、: : l、: : : : :__:l: :}`ー'ヘ : : : : : :.\
ヽ::\::::', / 7 l: : : : 」Lニ、 | \ ̄ : : |ヘ!: :_/7:|: : : : : : : : :ヽ
' 、:::\:'. /: :|: : : : Ⅵ__ ,: :', r=≠z: : :/ 〕 :ハ: : : : : : : : :.:|
.\`zヘ ./ : :Ⅳ: : : :lf rハ \Lんィ㍉ /:「「!:!:/ ! : : : : : : : :.|
\` \ ./: : : l: ト, : : |マり `弋ェりノliヨ:レ':Y | : : : : : : : : !
` .` 、 /: : r 、: :! ',: : !xx ,_ 、xx /!__ノ´z- _j -─- 、 !
` ,ニニ/::::::`ー- .,_ヾ__ ヽ _}_ イ 1<,. ィ::::::::::::::::::::::::::)
/: : : :l::::::::::::::::::::::::::::`ー〔〕ーiイ_ ノ j !_ l_ -‐──'i:l
/ /:: : :`ー──── '──| レ__>- ' Y |.: : : : : : : : :l:|
/ /: : : : : : :i: | ! / l rzュ !, |: i: : : : : : : :l:|
/,イ: : : : : : : :Ⅵ /: :j _ _, `ー1: ! : :,. ゙´\|
/ l : : : : : : :!: l ! ./ : / ,、 ,仆 イ:::::::::::::::ノ|
/ !: : : : : : ハN } | : : /_/::l`7=≠__,ン_j,: -'7´7 !
|1: : : : /Ⅴノ |_/z_!__jzzヘ_ソ´ l : : : /}: :/
l : : : / / |__| !: : :/ Y
|iN :/ |:::::::l l : / /
l V l:::::::ヘ ∨
|:::::::::ヘ
l__,.ノ
123:ウサギ襲来
456:フェルディナ発明イベント
789:ヘルパー合流
5:フェルディナ発明イベント
↓3まで、好きな単語をぶち込んでください
↓4、発明品の性能、1ほど不発弾、9ほどグレイト
6:そこそこ
「と、いうわけで襲撃を行う。総員、覚悟はいいか」
全員を集め、襲撃の準備を整える。と、そのときフェルディナが。
「あ、隊長、ちょっとこんなもの作ったんで見てもらえますか?」
【脱兎裁断(ハーゼ・フィッシャー)】
rvvvvvvvv、_rvvvvvvvv、
∧∧∧∧∧_゚_∧∧∧∧∧
|_____{_o_}______|
地面に仕掛けることの可能なトラップ。哺乳類、特に齧歯類に対し過度の誘惑を引き起こす暗示がかけられている。
この罠にかかった時点で周囲から約千本の刀剣が出現し、対象を切り刻む。
また、サイズが大きいため、相当の体躯を持った生物しか引っかからない。
【この礼装にかかったユニットは【敏】に-1の補正。また、-2補正を加えたうえで負傷判定を行う】
【齧歯類の特徴を持つユニットはかかる可能性が高まる】
「こりゃ何だ」
「兎捕りです」
「いや、分かるんだが」
「あのウサ公には煮え湯を飲まされっぱなしですからね、ちょいとこれで痛めつけてやろうかと」
…そこまで怒ってたのかよ。まあ、一度殺されたわけだしな。
「あー、わかった、じゃあここに仕掛けとくぞ」
「ええ、お願いします」
にしても、こんなものに引っかかんのかね?
【【脱兎裁断】が設置されました】
【刑陣営の行動を終了します】
直下、虹陣営日常、成功以上で日常、失敗で何らかの攻撃活動
5:攻撃活動
直下
123:鳥
456:爆
789:客
9:刺客出現
直下、刺客人数
123:三人
456:二人
789:一人
6:二人
直下、↓2、出現メンバー(被った場合は安価下)
12:橙
34:緑
5:黄
6:赤
7:菫
8:青
9:紫
5:イエロー
直下、特殊判定
∨ / /\:::::::::::::\::::::::::::、:::.\
∨ / / ` ̄ ̄ ̄.\::::::::\::::: \ /
/.:∨ / / / / / / /∧:::::::::::ヽ:::::::::., / / /
′:::∨ /\/ / / / /∧::::::::::::| ̄´/ / / //
/>、 i::::::::∧ / / \/ / / /∧::::::::::∨ ̄ ̄ ̄´//
/ >、 | ::::/_ ∨/ /l ` ̄ ̄ ̄ ∨::::::::\/ / / /
. / / ノ:::::{三ニ\/∧ 仁三三` }}::::::::::::::/  ̄ ´/
/ /ヽ /. `;:::::{三三ソへ∧ 、三三 ノ,:::::::::::::∧  ̄´
`</ / /. ′|` ̄ ´〈 \  ̄ ̄´,:::::::::: /_ノ
// /`. }:::|、 /.::::::/.:::/_
fヽ. // / マ:| \ マ二 、 ′:::/ :::::/
} У/ /,r'´ ̄ ̄ノ ` \ ,.::::::/|::::::/ :
| / / ̄ ̄ノ } ._ .< |::: ′イ/
| / ̄ ,へ ー一'_、‐|::/
| j ,..-――― イニ{ /⌒〈 .l/ 二ニ=-
| / ニニ二二二二二j/{ ∧ /二二二二ニ=-
/` ′ / ニ二二二二二二/ /^У \/二二二二二二二=-
「≧s。 ``丶、 ニjk二二二二二/ / i /二二二二二二二二二
ミ二二ニニ==┐ ニニi{二二二二二i / i /二二二二二二二二二ニ
ニ二二二二二 ニニ⊥二二二二ニi / i/二二二二二ノ'二二二二二
二二二二二ニ ,イ´¨ヾ、二二二j/ ,ィ二二二二二二∨二二二二ニ
二二二二二ニ ,ィ ` / ̄ ̄`ミ丶、/二二二二二二 ∨二二二二二
二二二二二 1 , 寸个s。,"⌒ヽ≫ ∧ 二二二二二/二二二二二ニ
≧o。_ニ二二二i、_/ `iヾ、 `丶::| i} ∧`ニ=--- __,,〈二二二二二ニ
V∧ __¨≧o。ニi 弋::::\ `> ji |ニ二二二二ヘ二二二二二
V∧ ̄ 〈l Vハ V ̄ ̄::ゝ、__ノヾ' ,/ V二二二二二二二二二二
V∧―┐___Vハ〈:::::/了\:::::::\''゙´ ,イ二二二二二二二二二二
. V∧_r――Vハヾ/ ヾ-' /:::::::::/ ,ィ <二二二二二二二二二/
V∧ 〈l Vハ /:::::/, イ二二ニ= `<二二二二二二/
V∧_____ /| ≧=‐  ̄。..,_`≧s。二二二 `<二二二二/
V∧ / | 丶、 __ ≧=‐ 。..,_二二ニニニ==イ
V∧ / | ▽ | i ¨~`.. 、≧=‐ 。..,_二ニ/
V∧ / ‐┐ _j | ▽ | i ~ `. ≧=‐ 。..,=―‐┐
V/// ¨ └- ..,_| 1 」 i ▽ i , イ ,,>"
--=≪ ≧=‐- 。..,」 └、 」 , イ ,,>"
/二二二ニニ --=≪ ≧=‐ 。..,」__, イ ,,>"´
二二二二二二二二二ニ¨ ~ `--=≪ __|, イ二二ニ
=ニ二二二二二/二二 ヾ二二二二二二二二ニニ=-
123:考えられうる限りの全礼装を持ち込み、エンチャントまでかかったハイパーイエロー
456:トリーズナー
789:クソ爺降臨
3:ぼくのかんがえたさいきょうのいえろー
【というわけで早いですが本日ここまで、おつかれさまでした】
【明日は多分お休み】
【再開】
それは、まるで積乱雲のごとく唐突に現れた。降りしきる雷光、辛くもそれを躱した俺たちの前に、劈くような鳴き声が響き渡り。
そいつが、風に裾をなびかせ飛び降りてくる。その眼には煌めくような稲妻が。
「…総員、戦闘準備」
「…場所は割れとったからね、有り得る話やとは思っとったけど」
楠木の言葉に男は苦笑交じりの笑みを。
ああ、そうだな、だがよお、まさか。
「よくもまあ、一人でおめおめと顔出せたな、…ペレグリン・ダークブラック!」
ダークブラックの背後に雷光を纏った巨鳥が降り立ち、その風圧が俺達の髪を揺らす。
「コノリエ、朝霧、下がっとけ。フェルディナ、楠木、油断すんなよ。ライダー、セイバー、ランサー、頼む」
「ええ、メンテも完璧、いつでも行けます」
「ようやっと馴染んできたところやからね、上手くいくかは神さんのみぞ、ってとこや」
「ふん、命令されるのは好きではないんだがな」
それぞれに戦闘態勢を取り、風の吹く中、眼前の敵を見据える。
…何か違和感があった。まるで、どこかに異物があるような、歯に何か詰まったような感覚が。
そしてそれはきっと、ダークブラックの行動に起因する。現状はヒーローの圧倒的不利、そして、その状態でここに出てくるってことは足止め以外の何物でもないだろう。
「…お前は悪人だが馬鹿じゃねえ、目的は」
「フン、無論、お前たちの足止めだ」
「…だろうな、俺達の現状とお前等の現状、それを重なり合わせて出る結論なんざそんくれえだ」
そう、それは一つの選択として正しい。正しい。
…だからだ。俺が知るダークブラックという男は、自分を中心に考え、自分の目的を第一に取る男、そして非常に強い我を持つ男だ。
…そんな男が、策の一部として、歯車の一部として動くことを良しとするか? …俺にはそうとは思えねえ。
「さあ、ここで全力をもって俺を倒すもよし、一部戦力で立ち向かうもよし、お前らの好きにしろ、管理局」
「…ほう、天下に名だたる大悪人、ダークブラック様はえらく自信があるようだな? 要するに囮、捨て石、捨て駒だろう?」
「いいや、…レッドはそんな指示をする男では無い」
「どういった風の吹き回しだ? 誰ともつるまない、誰も信じないような顔してたお前がよお。臆病風に吹かれたか?」
そしてその疑問を皮肉を含め素直に問う。
…俺はそれに対し、ダークブラックが激昂するものだと踏んでいた。…だが、それは間違いで。
「お前たちの知ったことじゃあない。今までも、これからも。…さあ、早く選択しなければまたキャスターが陣地を強化するぞ?」
ダークブラックは受け流し、毅然と笑う。
瞳の稲妻が色を変えた。何かを知った人間の色に、ただ非道に徹していた男のそれでは無い色へ。
「…もっとも、俺を抜くことが出来ればの話だがなァッ!!!」
…ああ、そうか。俺と同じか。お前も、何かを知っちまったのか。
クソみたいだと信じていた、死んだところで糞袋になるだけだと信じていた、そんな世界から。
混沌と悪意と、欲望と絶望に満ちていた闇の中から。ちょっとだけでも、ちょっとだけでも何かを見つけちまったのか。
…いやあ、そりゃあ弱った。
―――困っちまうぜ、厄介な相手だ。
「これは、彼だけの能力じゃない、いろんな願いを、思念を、感じる…!」
「…キャスターのエンチャントと杖、クロヴァスの花粉、誠道の巻物、そして奴自身の使い魔」
「…サーヴァント相手でも有利とはいえないが五分には持ち込める装備か。少なくとも私たち単体での戦闘は厳しいな」
「どうするん? 隊長さん」
さあ、どうしようなあ、昔の自分がこんなんだったかと思うと少々こっぱずかしいもんだ。
…しかし、嫌いじゃねえ、嫌いじゃねえぞ、ダークブラック。溝のような人生に見つけた宝石を知っちまったその目は、テメエは認めねえだろうその輝きは。
ああ、若いってのはいいねえ。俺はもうとっくにクソ親父だからよお。…だから、俺のできることは。
人でなしの木偶の棒として、先輩風を吹かせることだけさ。
イエローへの対処23:30から多数決、先に二票
1:逃走(奇襲扱いの追跡を受けます)
2:一部メンバーで戦闘
3:全員で戦闘(襲撃が次のターンに持ち越されます)
【イエロー、現ステータス(マスター戦時)】
【体】:8
【心】:6
【知】:7
【質】:5
【運】:4
_. i ム {\_
γ´ ム i ム ∠{:::::\  ̄ニ=- 、
. i ヘ .i ム ///{::::::::::\./////メ、
i ヘ i ム /.////{:::::::::::::::`- 、///卞
マ. ヘ マ ム i.//////.{:::::::::::::::::::::::卞,///}
, マ ヘ マ } !///////{:::::::::::::::::::::::::〈.///}
∨ .ヘ マ. .{. ,メ.//////{::::::::{:::::::::::::::::}//∧ニ=-
∨ ヘ. マ .{ <////// {::::::::{\::::::::::::}//∧Ξニ=-
\ ヘ マ .{ \././_ ゝ、 {:::::::{ _,メ、:::::}.//∧Ξニ=-
\ \. マ ム. / ∨ム乂赱メ\::::{乏弍刈/////
\ \. マ ム. \ 〈 ム \ム ./////
\. \. i ∧ メ\,\ム ! メ、 ././//
\ \_,. ィ ′ ∧_,.メ!i!i!i!!!!ム`ム ′ . イ///
\ ∧!i!i!i!i!i!i!i{.==ヘ ` - ‐ ,イ!//≡=-- 、._
≧x , .> ∧!i!i!i!i!i/====≧- ≦i/´、!i!i!i!i!i!i!i!i三≡=-
` ≧x--------‐ィ′ \ 、!\===Ξ三≧≧≠=-‐´ ̄ 刈
´ / \`卞====孑 ´´´ ヲ
_ ,/ .\. ,.イメ,
. ` ''' ‐---===≦≦ムムィ --==ァ≡≡´ ./!i!i!i!}
| / _ _ _ _ _ _ , 匕´≪!i!i!i!i}
. ,イ / / ̄∧=/!i!i!i!i!i!i!i!◯!i!i≫!/
. / } / /ム!i!i!i!i!i∨!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i>´!i!i!i勿
/ i / ‐-=≦__ , 匕´!i!i!i!ム!i!i!i!/!i!i!i!i!i!i!i!i>´.!i!i!i!i!i!i!i∧
/ ノ /!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iム!i!/!i!i!i!i!,>´i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i/i!i∧
. / ,.仁≡=‐ < /!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!.Yi!i>´i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!/i!i!i!i!∧
/ / \ / >、!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iレ′.!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i/i!i!i!i!i!i!i∧
≪宝具一回分の魔力を消費、もしくは魂喰いを行うことで使用可能≫
≪サーヴァント戦においては全ステータスC、マスター戦においては全ステータスBのユニット【サンダーファルコン】を召喚可能≫
≪戦闘敗北時、【サンダーファルコン】を消費することで逃走判定に+3≫
≪召喚の継続は自由だが、召喚後は一日ごとに宝具一回分の魔力を消費し、二日ごとに負傷状態に陥る≫
≪このユニットによって引き起こされる【負傷】状態は、行動を共にする全ユニットに与えられる≫
【睡花の粉塵】
《任意のマスターを選択し、微睡み状態にする。》
《微睡み状態になったマスターは、あらゆる行動判定に-2補正。また、サーヴァントの戦闘結果に-1、休息をとる事で回復。》
《上記の効果は、マスターの【心】もしくは【運】の判定で回避可能。》
【渇仰経巻】
≪使用ターンのみ【質】、【魔】に+3補正≫
◆エンチャント:B
【霊装の効果を強化する】
【マスターVSサーヴァント戦における強制-補正をランク÷2分緩和する】
【被エンチャント者と一日過ごすことで、エンチャント効果を加えることが出来る】
【被エンチャント者の負傷判定をランク分緩和する】
【被エンチャント者のパラメータはキャスターから敏捷以外各種1ランク下げたものと
被エンチャント者の【体】【心】【知】【質】【運】をそれぞれ比較し、より高い方を取得する】
◆『転ばぬ先の掬いの手』
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃に+2補正(エンチャント適用済み)】
【戦闘有利をとる度、敵の敏捷を永続的に1ランクダウンさせる。この効果は蓄積する。(最低値は0)】
【破壊可能。破壊されてもキャスターは一行動を消費することで1つ作成できる】
【[壊れた幻想(弱)]この宝具を任意のタイミングで投擲・炸裂させることで相手に負傷判定を与える】
【◆エンチャントを行った対象に待たせることができる】
22:30だよね?
【>>956 ザッツライ、ミスりました。というわけでちょっと延長、22:35から】
3:全員で
「上等だ、青くせえ餓鬼が、ここで一つ、年長者として叩き潰してやるよ」
「ハッ、時代を取り残す屑共に何ができる」
その喧嘩、…買ってやるよッ!
22:40から↓3まで一レス一人で参加メンバー決定
参加可能メンバー
1:セイバー
2:ランサー
3:ライダー
4:貴方
5:フェルディナ
6:コノリエ
7:楠木
8:朝霧
2
【申し訳ない、またしても時間ミスでしたが、このまま採用します】
>>965-967
…メンバーは。
「セイバー、ライダー、フェルディナ、頼めるか?」
「もおちろんですともっ!!!」
「まあ、悪い選択ではないだろうが」
「了解です!」
…さて、じゃあ戦うか。先輩として、無様な真似は見せられねえぞ、こりゃ。
「…どうも勘違いしている気がするなあ」
「? 何か言いました?」
「…いや、何でも。ま、面白いデータは取れそうだしな」
直下、フェルディナ合体判定、成功以上で合体、失敗で合体せず【管理局エリート】+2
また、23:00から↓2、セイバー、ライダーの宝具使用(宝具使用する場合は、どちらの宝具、もしくはどの効果を使用するかを明記)
1:セイバーの宝具使用
2:ライダーの宝具使用
3:どちらの宝具も仕様
4:宝具使用せず
【道化は円卓にて輝く】
【この宝具はセイバーの真名が判明している場合のみ使用可能。】
【宝具2回分の魔力を消費し、以下のどちらかの効果を得る。】
【約束された勝利の剣:戦闘に+2の補正。対城宝具として扱える。】
【無毀なる湖光:戦闘に+1の補正。相手の身体スキルを1つ無効。】
【万象喰らう蒼の轟濫】
【【蒼き大河の顎】を召喚することが可能。ステータスは以下の通り】
≪蒼き大河の顎≫
【筋】:C
【対】:A
【敏】:E
【魔】:C
【運】:D
【【蒼き大河の顎】は対軍宝具の使用時、破壊される】
【意図的に【蒼き大河の顎】を破壊することで、有利を一回分獲得、戦闘後エリアの封鎖を行う】
【その条件下で勝利した場合、相手の逃走判定に大幅な-補正、及び、同エリアに存在する全陣営に逃走判定。その条件下で敗北した場合、逃走判定に大幅な+補正】
【【蒼き大河の顎】が破壊された場合、再召喚には宝具二回分の魔力を必要とする】
【暗黒異譚・迷照輝鏡】
【戦闘を行わない限り確実に逃走が可能になる】
──────────────────────────────────────
【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】
──────────────────────────────────────
【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】
【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-2補正、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】
──────────────────────────────────────
【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】
──────────────────────────────────────
【三、全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】
【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】
──────────────────────────────────────
【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】
【ぬあ、ランサーだった、少々お待ちを】
直下、フェルディナ合体判定、成功以上で合体、失敗で合体せず【管理局エリート】+2
23:05から↓2、セイバー、ランサーの宝具使用(宝具使用する場合は、どちらの宝具、もしくはどの効果を使用するかを明記)
ただし、ランサーの宝具は、該当レスにおいて成功を出さない限り【劇薬来たれり華の鉄音】のみ提示。
1:セイバーの宝具使用
2:ライダーの宝具使用
3:どちらの宝具も仕様
4:宝具使用せず
【道化は円卓にて輝く】
【この宝具はセイバーの真名が判明している場合のみ使用可能。】
【宝具2回分の魔力を消費し、以下のどちらかの効果を得る。】
【約束された勝利の剣:戦闘に+2の補正。対城宝具として扱える。】
【無毀なる湖光:戦闘に+1の補正。相手の身体スキルを1つ無効。】
【万象喰らう蒼の轟濫】
【【蒼き大河の顎】を召喚することが可能。ステータスは以下の通り】
≪蒼き大河の顎≫
【筋】:C
【対】:A
【敏】:E
【魔】:C
【運】:D
【【蒼き大河の顎】は対軍宝具の使用時、破壊される】
【意図的に【蒼き大河の顎】を破壊することで、有利を一回分獲得、戦闘後エリアの封鎖を行う】
【その条件下で勝利した場合、相手の逃走判定に大幅な-補正、及び、同エリアに存在する全陣営に逃走判定。その条件下で敗北した場合、逃走判定に大幅な+補正】
【【蒼き大河の顎】が破壊された場合、再召喚には宝具二回分の魔力を必要とする】
【暗黒異譚・迷照輝鏡】
【戦闘を行わない限り確実に逃走が可能になる】
──────────────────────────────────────
【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】
──────────────────────────────────────
【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】
【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-2補正、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】
──────────────────────────────────────
【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】
──────────────────────────────────────
【三、全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】
【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】
──────────────────────────────────────
【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】
あのー
ランサー(槍)とライダー(騎)ですよ
【ぬああ、これが最後です、申し訳ない! そしてケジメです、フェルディナは>>973 採用】
23:10から↓2、ライダー、ランサーの宝具使用(宝具使用する場合は、どちらの宝具、もしくはどの効果を使用するかを明記)
ただし、ランサーの宝具は、該当レスにおいて成功を出さない限り【劇薬来たれり華の鉄音】のみ提示。
1:ライダーの宝具使用
2:ランサーの宝具使用
3:どちらの宝具も仕様
4:宝具使用せず
◆『劇薬来たれり華の鉄音(ウェイクアップ・ザ・スティール)』
【戦闘開始前に使用可能】
【敵サーヴァントの【敏】をEランクまで下げる】
【その場に存在する【心】が6以下の敵マスターは行動出来ない】
【万象喰らう蒼の轟濫】
【【蒼き大河の顎】を召喚することが可能。ステータスは以下の通り】
≪蒼き大河の顎≫
【筋】:C
【対】:A
【敏】:E
【魔】:C
【運】:D
【【蒼き大河の顎】は対軍宝具の使用時、破壊される】
【意図的に【蒼き大河の顎】を破壊することで、有利を一回分獲得、戦闘後エリアの封鎖を行う】
【その条件下で勝利した場合、相手の逃走判定に大幅な-補正、及び、同エリアに存在する全陣営に逃走判定。その条件下で敗北した場合、逃走判定に大幅な+補正】
【【蒼き大河の顎】が破壊された場合、再召喚には宝具二回分の魔力を必要とする】
【暗黒異譚・迷照輝鏡】
【戦闘を行わない限り確実に逃走が可能になる】
──────────────────────────────────────
【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】
──────────────────────────────────────
【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】
【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-2補正、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】
──────────────────────────────────────
【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】
──────────────────────────────────────
【三、全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】
【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】
──────────────────────────────────────
【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】
1 暗黒異譚・迷照輝鏡 虚脱効果
>>973 自陣営に有利な特殊判定
.. ,'::/ : : : : ,イ: :/: : .レヽ、 )` _フ‐ 7: : : : : :~7´7≠: : : : :/ |: : : : : : : : : : : :', /
. ,'::/ : : : : /::|_/_: :./: : :个‐' イ /: : : : : :/ / ハ ヾ、: :/ i: : | : : : : : : : : : 〈
. ,':/ : : : : ://、. Y: : : : | : : : i / _ - フ仁_ミ/, './ : : X : :,'i : : : i : : : : : : ',
. ,'/ : : : : :/:,′ _ン, i: : :/ : i: :, 〉: :彡' ,ヘヽ/: :/ i ,' / i: : : :ハ: : : : : : : ',
. /: : : : : :/:::| X: <: : : :,': ,' _フ_イ .x仁フx Ⅴ/ ,':/ .,' : : / | : : | : : : |
/: : : : : :/::::::i / : : : 〉: :,' :/  ̄レ' ,仏_ノ i ハ ' ,'/., ,'-=x | : : i: : : : |
./: : : : : :/:::::::::', i: : : :/: :/ :/ Ⅸ`Y込ナ '/./_/ヾ |: : ,': : : : |
仁三三二ミ、::::_〉-‐/ ̄>‐< i¨ヽレ'Ⅳ ,=イハY i ,': :/ : : ',: |
ニニニニニY´ / / >-、 ´ゝ _彡′ /し'∧ |I} ,イ : /: : :ハ:|,'
ニニニニニ| _ノ / とニ=- 、 ` ∧ 込ノ ノト///: : / i |
ニニニニニノ ´ , i´:::::つ `、 i .i¨i,ヘi/ // | '´/| / |,'
三三三三/ <ー ハ::::し´:ヽヽ ヽ,ゞシ Y |: i/ |/
三三三ニ〈 k'‐ ': : :`、:::::::::::::i \ ノ 〝¨ i |: :',
三三三三ヽ \: : : : ` : `y′ \ ,' |: : :',
ニニニニニ∧ ヽ: : : : : : : ', ) ,へ_i : : : i
三三三三/: :ヽ, ',、: : : : : : i ,ノ ̄¨\ : : :
三三三ニハ: :/ \ i ー-―'‐ ' ''" ノ ,' : : |
ニニニニ/::/ 〈 ,' : :‘, ト -  ̄ ¨ ''‐-‐个‐ /: : : :|
123:「持てる力、出し尽します!」
456:「こんなこともあろうかと!」
789:「撤退だ、君を失うわけにはいかない」
>>977
【暗黒異譚・迷照輝鏡】 虚脱判定、直下成功以上で虚脱状態
【睡花の粉塵】判定、成功以上で微睡状態
↓2、貴方【心【8】】-2
↓3、コノリエ【心【7】】-1
↓4、フェルディナ
直下で2つ分判定かしら
【>>979 …おおう。今日はどうも回ってませんね。 とりあえず虚脱判定の方は十の位採用しときます】
0:特殊判定
2:抵抗
3:抵抗
4:抵抗
8:フェルディナ微睡む
直下、特殊判定
/ --- 、 V 〉 ´ ヽ. / ,l \ く| }
/ ´ 冫 //イV ,.イ / l| l ヽ/
/ / /イl/丶lヘ/|/ |ハ, A- ヽ
j l /  ̄`ヽv _,、∠l/ |l l !
/r‐l / /⌒ヽ、__'_`ヽ`lハ ハ|
/_{_^! | / / _ } / イ
// l_ !l /- く(rヽ / l /
/ ! ( ヽ ,′ Y_ / j/j
_- ――- ' /⌒ソ |ノー'┴ 、 ヽ l ィ, ┴ 、
_> { ヽ. /  ̄ヽ i、 }ブ´ ̄ヽー′
´フ_. -, , ´  ̄ `{ {  ̄ヽ.ハ.`_ーァ '/_ ̄丶 }
/7 ´/ / |ヘ ー v'、_ァ-、 イ__ ` /
//イ /| r/ , - ' ー' ヽ{ _ ` ノ
l′{ | |ハ /ヽー ^ ー '´r/ /´
456:時代転移
789:爆☆発
7:雷、科学、技術力! 見よ、これぞ合体究極奥義!
【次スレ立てる関係上少々早いですが脳味噌も回ってないようなので本日ここまで、おつかれさまでした】
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません