【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 26【募集鯖鱒】 (1000)

これは造られた戦争。

本来の目的を大きく外れた物語。

外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。

そう、言うなれば遊戯。

ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か真か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。

遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。

命とはときに曖昧で、私たちの存在とは、あまりにも不確定だ。


リ |         / l   / ハ  l |   }l  ヘ  \            | l
.  !        /-─!  ハ {  l  ! }   l  _ \─-   、      /レ   「メカフェルディナ10のひみつ! 1、パンチのいりょくは3トンだ!」
  ',     ハ /─- ヽ ! ∨\ヘ l ヘ丶 ヽ´  _ -─\ ヽ',     '
.   } !   / ヽl、,≠"´,∨`丶、  `ヽ !  ∨\ l≠´ ̄`゙㍉、,∨ い   /
   !丶  |   《{   lー'ハ__|ヽ\  リー´ /ヽ! |ー'ハ__| `》ー- |lレ、 / |
   ! /\',  ´ ヽ  v`リ´!               v`リ´l  ′ /|||: ∨ヽ!     「2、ひっさつわざのキックはこうそうビルでもたおせるぞ!」
   | i: : : |||:、    ,、 ゝ - ',..:::   , -- 、   ::..丶ゝ - ′'、 , ':.|||: : : :.,' !
   い: : : |||: \    ゙ ̄    /    \      ̄"  /': :|||: : : :/ !
   | \: :|||: : ヘ 、      /   !    \     / /:. :|||: :/  |
   !   ヽ、_: : ヘ ` ̄ ̄       :{        ̄´  /: : :,,'´   │     「3、めはカメラになっているんだ! 4、ごはんがエネルギー、まいにちたくさんたべるぞ!」
.   i    | |` 、_ヘ                        /;,'´ |     {
       ! l|  `ヘ     /ヘ二二二二. ハ     /´|  || !     l
   | l   l  !|    ヽ___   ∨       ∨  ___/  |  l|  !     !
   |   __⊥ --──\ヽ  丶      /  f´/__ , -──、   l     「5、おやがけっこんしろとうるさいぞ! 6、たいちょうへのひょうかは「あしがくさいオッサン」だ!」
   リ  /   ̄` ー-  _.::::|:\   `ー─ 一'  /::|::::;, '´      l    ',
   }  l          `ー--\       /,,- '´        {丶.   ',
.  /  !              丶 _  ' ´            ', ヽ  ',
 /   ゝ、. . . . .    . . : : : : : : : : : . . .             . . . :ィ     ',   「7よりあとのひみつはつぎの「てれびちゃん」をまってくれ!」
./ , -----ヽ_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . .    . . : : : : : :/_|_    ',


・このスレはType-moon『Fate』シリーズの聖杯戦争設定を利用した【完全な二次創作】です。

・また、当スレの方針上、他のスレとは異なった価値観の元運営される可能性があります。

・Grand Orderの設定は、明確に準拠しない方針を取らせていただきます

・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。

・サーヴァント、マスターは皆さまから募集したものを利用します。

・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。

・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。

・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。

・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。

1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント

基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。

おまけ: 【聖杯戦争】Rooftop Game【暇潰しの暇潰し】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440602649/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1441726332


9天元の箱庭大戦:蘇生暴力貴女&被虐勇者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 9【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423456187/)

10天元の箱庭大戦:蘇生暴力貴女&被虐勇者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 10【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424100158/)

11聖杯人形編:平行会長貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 11【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424775873/)

12聖杯人形編:平行会長貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 12【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425392896/)

13聖杯人形編~セイハイロンパ:平行会長貴女-中年人形貴方~報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 13【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1426672251/)

14セイハイロンパ:報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 14【募集鯖】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427118855/)

15セイハイロンパ:報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 15【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428829798/)

16暇潰し座談会~Pastime Fabrication:英雄演者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 16【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429938562/)

17Pastime Fabrication:英雄演者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 17【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1430810056/)

18茸筍戦争 ~In to Neokanya~:反抗鋼体貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 18【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1432032755/)

19茸筍戦争 ~In to Neokanya~:反抗鋼体貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 19【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433678047/)

20茸筍戦争 ~In to Neokanya~ ~智衣島戦争:反抗鋼体貴方~天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 20【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435475870/)

21智衣島戦争:天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 21【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1436537397/)

22智衣島戦争:天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 22【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1437829809/)

23智衣島戦争~時を駆ける聖杯大戦:多才淑女貴女~固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 23【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1438786066/)

24時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 24【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439480451/)

25時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 25【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440773283/)

有志の皆様によるWiki http://www2.atwiki.jp/pastimegame/


【サーヴァントテンプレ】

≪クラス≫:

【真名】:
【属性】:
  
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:

【特徴】:

【クラススキル】



【保有スキル】






【宝具】




【来歴】

【聖杯への願い】

【性格】

【AAもしくは容姿】

【行動方針】


一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。そこはご容赦ください。

【現在は募集を停止しています】

【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。

索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。

また、日常パートにおいては、他陣営の描写も同時に行われます。


【戦闘パート】

≪通常戦闘≫

ルールは以下の通り

1:十の位を【筋】【敏】【魔】とし、各ランクごとの点数として取り扱う

2:十の位の結果を一の位に足したものを結果とする。

3:【耐】のステータスをその結果から引く(結果は切り上げ)

4:そこで発動する宝具、スキルがあればそこで発動、その結果を取り入れ、最終的な数字で優位を決定する。

5:特殊は特殊

6:各ステータスは以下の通りE:1 D:2 C:3 B:4 A:5

7:10の位0の時は幸運で判定、一の位0のときは強制有利

8:最大は15、それ以上はカウントオーバーとする

9:宝具は、一定の条件を満たしたときに発動、もしくは戦闘時に任意で発動するものとする

10:スキルも同様の条件で発動する。

11:三回優位を取った時点で勝利とする


≪共闘ルール≫

共闘する場合、メインで戦うキャラクターとサブで戦うユニットを決定します。

ステータスはサブユニットのステータスを二分の一(切り下げ)したモノをメインユニットのステータスに付与。

スキル、宝具の効果はそのまま使用します。


≪マスター戦≫

だいたいはサーヴァント戦と同じ。

【筋】を【体】、【耐】を【心】、【敏】を【知】、【魔】を【質】として判定します。


≪マスターVSサーヴァント≫

サーヴァントと戦闘可能なユニットの場合、戦闘時にマスター側に強制-5の補正が付与されます。

共闘時の補正はマスターだけの場合は-4、マスター&サーヴァントの場合は-3となります


≪負傷、重傷の取り扱い≫

負傷、重傷時の戦闘は判定に-1が付与されます。


≪かばう≫

一方的なマスター戦を仕掛けられたときに使用可能。
相手マスターの【体】と自サーヴァントの【敏】を使用し判定を行います。

初期値は5、【敏】-【体】÷2の分だけプラスされ、成功した場合、マスター戦は無効となります。

【魔力切れシステム】

朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。

魔力切れは、使用可能回数を超えた分のターン、休息コマンドをとる、もしくは魂喰いを行うことで回復します。


【負傷・重傷の扱い】

【負傷】

・サーヴァント
戦闘に-補正、一回休息を行えば回復。

・マスター
戦闘その他に-補正、二回休息を取れば回復。

【重傷】

・サーヴァント
戦闘に-補正、二回休息を行えば回復。

・マスター
戦闘その他に-補正、シナリオ中には回復せず。

【時を超える聖杯大戦:概要】

遠く、それでもまだ我々の近くの未来。

そこはすでにほぼ全ての魔力を失い、科学が支配した技術と科学の世界。

その中でも中核をなして研究される技術、【時空跳躍】。

遠く、ヴェルヌが夢想したその夢はもはや実用化の目途を立てるまでになっていた。

だが、その重要機密を管理する【管理局】にアラートが鳴り響く。

七人の犯罪者が技術を盗み、過去へ跳んだのだ。

悪意は連鎖する。その後行われた【管理局】の試算によりそれらの行動を経ることで、人類の滅亡が選択されたことが判明する。

蝶の羽ばたきにすぎぬはずの彼らの行動。だが、それは巡り巡るうちに世界をも破壊する嵐となった。

【管理局】は彼らを捕えんと刺客を送る。だが、彼らのことごとくは跳んだその先で物言わぬ骸に。

重ねて研究されたその結果。判明したのは【聖杯】の存在。

とうに消滅したはずの魔術。その外道を用い、彼らは己の願いを叶えることで世界を亡ぼしたのだ。

徐々に未来は確定していく。科学に支配されたこの世界に、【管理局】に対抗する術は残されていないように思われた。

だが、加速度的な研究によりわずかに魔力回路を持つ人間が発見される。同時に科学理論を魔術にまで浸食させ、【管理局】は聖杯システムに僅かな抜け道を作り出した。

聖杯を壊すことはできない。だが、それに介入し、新たに七人を登録させるという禁忌のコード。

その一人として選ばれた貴方。貴方は時を超え、聖杯のシステムに強制的に割り込むことになった。世界を救うために、七人の願いを壊すために。

敵はコードネーム【ヒーロー】、貴方は【ポリス】。

さあ、過去へ跳べ、英雄と共に世界を救え。それが君の望む世界か否かは関わらず。

【今回の大戦システム】

戦闘などのシステムは現行のものを使用します。

それに加え、今回はクール制を使用します。

順序は以下の通り。

①まず、対戦する陣営数を決定します(最大5)

②決定した陣営数で、各陣営が召喚されます。(舞台は変動)

例:3陣営での戦闘となった場合、剣、槍、狂VS剣、魔、特というように、対戦が行われます。

③そして、その戦闘内で敗北し、撤退すると、その陣営は当クールにおいて、脱落となります。
 しかし、あくまでもサーヴァントが召喚できない、という状況におかれるので終了後も自分の身を守る必要があります。

④全陣営が撤退、もしくは消滅したチームが敗北となり、次の舞台に移行します。

⑤そのクールを繰り返し、最終的に相手チームのサーヴァントをすべて消滅させたチームの勝利となります。

⑥その段階でサーヴァントが複数残っていた場合は、そのまま通常の戦争に移行するもよし、話し合いで獲得するもよし、とします。


また、今回は様々な舞台へ移動する性質を持っているため、舞台は一定しません。
仮想空間などではないため、魂喰いなど、神秘の秘匿を無視した行為は懲罰対象になるはずですが…?


・多対少になることはありません、下回った場合は、それに伴い最大数が変動します
・連続で同じ人を出すことも可能です

管理局【ポリス】サイド

○セイバー陣営

朝霧 遊那【AA: N・アクア・ドルフィン(遊戯王GX)】

海産系アイドルドルフィーナちゃん。その姿は見れば一生忘れられないという。
その中身はそれなりの美少女であり、同時に人気アイドルでもある。

セイバー【AA:バーサーカー(Fate/Zero)】

黒き鎧をまとった騎士。慇懃無礼な口調が特徴。
真名は円卓の騎士、湖の騎士にして裏切りの騎士、ランスロット。敵陣営のアサシンに対しては冷や汗ものの逸話を持つ。

現在の令呪数、2


◇ランサー陣営

欅 魔子【AA:三塚井ドクロ(撲殺天使ドクロちゃん)】

車を愛している走り屋。会話の端々が物騒。
正体は殺人鬼、【アンタレスの女】。悪霊憑きでもある。

ランサー【AA:佐倉 杏子(魔法少女まどか☆マギカ)】

短槍を持ち、男勝りな口調で話す女性。
真名は不明。傭兵に関わりがあるようだが…?

現在の令呪数、2


△アーチャー陣営

Ms.フェルディナ【AA:ゲルトルート・バルクホルン(ストライクウィッチーズ)】

メカフェルディナ【AA:ノノ(トップをねらえ! 2)】

言葉遣いの丁寧な女性。機械いじりが得意。 『猟犬』の若きエースであり、貴方の後輩にあたる。
一度貴方のミスにより死亡したものの、その後ガイノイドに意識と記憶を移し替えるというメカメカしい復活を遂げた。本人はご満悦。

アーチャー【AA:No.54 反骨の闘士ライオンハート(遊戯王ZEXAL)】

乱暴な言葉遣いの青年。獅子の皮を纏っている。
真名はローマ皇帝、コンモドゥス。自分の功績に誇りを持っている様子が見える。

現在の令呪数、3


×ライダー陣営

貴方【AA:火渡赤馬(武装錬金)】

管理局勤めのエリート。弁舌を得意とする。元妻であるコノリエには頭が上がらず、同時に今でも思いは変わっていない模様。
どうも過去はかなり荒んだ性格で裏の仕事を担当していたような口ぶりがある。

ライダー【AA:南宮那月(ストライク・ザ・ブラッド)】

ナチュラルに偉そうな女性。 感性は普通の少女と同じくらいの模様。
真名は古代エジプトの女王、ニトクリス。自分に付随されたクトゥルー要素には複雑な様子。

現在の令呪数、1

▽アサシン陣営

楠木清次郎【AA:棗恭介(リトルバスターズ)】

関西弁で話す柔和な印象の学生。けっこうお喋り。
その正体は暗殺組織に育てられた暗殺者であり、暗殺技術は一級品

アサシン【AA:緋村剣心(るろうに剣心)】

穏やかな印象を受ける暗殺剣の使い手。ただし、その攻撃には鬼気が籠る。
真名は人斬り彦斎こと攘夷志士、河上彦斎。暗殺と逃走が得意な正統派アサシン。

残り令呪数、3


■バーサーカー陣営

コノリエ・フェルト【AA:ココノエ(BLAZBLUE)】

科学と魔術を極めようとする研究者。
マッドサイエンティストの気がある。貴方の元嫁、別れた原因は不明。


バーサーカー【AA:アシェラッド(ヴィンランド・サガ)】

落ち着いた立ち振る舞いをしており、狂戦士のくせに理性がある。
真名はデンマーク王、ホグニ。魔剣を所持し、その魔剣により狂化をスイッチ可能。

残り令呪数、1


●ヘルパー陣営

髑髏髑髏【AA:黄金バット(黄金バット)】

『猟犬』新入隊員にして哀れな遺伝子実験の犠牲者。
どんな姿にも変身可能。その軸となった太歳の影響によりほとんど不死の体を持つ。


ヘルパー【AA:響・Верный(艦隊これくしょん)】

静かながらも包み込むような優しさを持つ女性。知識面ではかなり有力な味方となるだろう。
真名は不明。どうやら龍に関係しているようだが…?

残り令呪数、3

テロリスト【ヒーロー】サイド


○セイバー陣営

ラグナ・クリムゾン(レッド)【AA:クロナ(ソウルイーター)】

どこか沈んだ印象を与える少年。
しかし、仲間を思う気持ちは本物で、ヒーロー陣営のリーダー格。


セイバー【AA:キリト(ソードアート・オンライン)】

ダウナーな印象を受ける剣士。
真名は不明。どうやら背教者とされた過去があるようだが…?

現在の令呪数、3



◇ランサー陣営

ペレグリン・ダークブラック【AA:黒咲隼(遊戯王ARC‐V)】

変装が壊滅的に下手糞な過激思考を持つ一人。
鳥の使い魔を使用し爆撃や襲撃を行うことが出来る。


ランサー【AA:人狼女王/テュレンヌ(境界線上のホライゾン)】

毛皮に悪魔の三又槍、サソリの尾など怪物的なデザインを与えられた女性。
真名は原初の女性、イヴ。溢れ出るオカンオーラは人を魅了するとかしないとか。


現在の令呪数、3



△アーチャー陣営

ペラ・バレンシア【AA:クー子(這いよれ!ニャル子さん)】

快活かつ、明るい女性。過激派の一人であり、科学の無駄を嫌う。
主な攻撃手段は溶岩の噴出や火球の爆発など、火や熱を操る。

アーチャー【AA:水銀燈(ローゼンメイデン)】

尊大な口調で話す女性。自身のステータスはかなり低め。
真名は始皇帝、嬴政。皇帝としての自負はかなり高い模様。

現在の令呪数、1



×ライダー陣営

セーラ・アウローラ【AA:曙(艦隊これくしょん)】

口の悪い女性。人を気遣う様子を見せるなど本質は割と善人のようだ。
航海士としての過去を持ち、船舶に限らず自動車等もプロ並みに扱える模様。


ライダー【AA:フライヤ・クレセント(FF9)】

龍の鱗をまとった、どこか年寄りくさい口調で話す女性。少し長めの太刀を持つ。
真名は越後の竜、軍神、上杉謙信。他の陣営と協力することで本領発揮できる模様。

現在の令呪数、2

☆キャスター陣営

スリィル・クロヴァス【AA:ユーノ・スクライア(魔法少女リリカルなのは)】

物腰穏やかな青年。優柔不断な面もあり、ヒーロー内でのヒエルラキーは比較的低い模様。
現在キャスターによって鍛えられている。


キャスター【AA:山本元柳斎重國(BLEACH)】

どこか軽薄な印象と厳格なオーラがないまぜになった奇妙な老人。
真名は不明。杖を持っているがその逸話は特にないことが判明した。

現在の令呪数、3


▽アサシン陣営

都木 静馬【AA:北郷一刀(恋姫無双)】

背中に一振りの日本刀を担いだ青年。メンバー内においては中立を保つべきだと考えている。
武術の心得もあり、戦闘が得意分野の模様。自らの正義に揺れ動く様子が見られる。


アサシン【AA:ナイトブレイザー(WILD ARMS)】

鎧をまとった騎士。無辜の怪物による影響で自らの中に湧き上がる悪心と葛藤している模様。
真名は円卓の騎士、堅き手のアグラヴェイン。日のあるうちに出会うのは危険極まりない。

残り令呪数、1


■バーサーカー陣営

誠道 蓮華【AA:聖白蓮(東方Project)】

柔らかな笑みを常に浮かべた女性。どうも人の区別ができていない、あるいは意図的に行っていない模様。
仲間内からは狂人扱いされているが、その本性は全ての人間を平等に救済しようという危険人物である。


バーサーカー【AA:壬生宗次郎(神咒神威神楽)】

落ち着いた物腰でマスターを立てる剣士。
真名は妖刀村正。気分によって日本刀モードに変化する。持ち運びが楽。

残り令呪数、2


【第三陣営】

★トリーズナー陣営

ヘレネ【AA:シュレリア(アルトネリコ)】

詳細不明の男言葉を使う女性。トリーズナー曰くの小さき者。
今回の戦争の裏で一枚噛んでいる模様。


トリーズナー【AA:伊織貴瀬(お・り・が・み)】

詳細不明の男性。ヘレネ曰くの悪魔憑き。
今回の聖杯を否定するべく行動する模様。

残り令呪数、不明

【テンプレここまで】

5:朝霧側

7:赤紫


直下、朝霧陣営のお話内容

123:独断で通信する遊那
456:聖杯考察
789:セイバーについて

7:セイバーについてのこっそり談義

夜の帳の中、黒き鎧に身を包んだセイバーは皆から離れ、哨戒を行っていた。
その目に映るは僅かな星の燈。その光に鎧の向こうの目を閉じ、彼は遠き光景を思い出す。
王の姿を。遠く、尊く、そして偉大な一人の少女の姿を。

「セイバー、いらっしゃいますか?」
「…その声は、ヘルパーですか」

遠き思い出に馳せていた心を邪魔されたことに僅かな苛立ちを感じつつも、セイバーは声の方向に振り向く。
案の定、そこには白雪のようなヘルパーの姿が薄ぼんやりと浮かんでいて。

「何か御用で? それよりも、マスター達を置いておいてよいのですか?」
「使い魔に空も含めた周囲一帯の探査を依頼しています。アサシンが消滅した今、そう簡単には近づけません」
「…ふむ、ではこの私に一体何用で?」

セイバーは努めて冷静にヘルパーに問うた。

「…分かっているのでしょう?」
「…何を?」
「…貴方がそれを望むのならば私は止めません。しかし、問われたならば答えます」
「ほう、何を問うというのでしょうかね」

どこまでもセイバーはセイバーであり続ける。
それが彼の存在意義であり、彼の願った強さなのだから。

「…では一つご質問を」
「なんなりと」
「…ギネヴィア妃は、美しいお方だったのでしょうか」

その問いに、セイバーは淀むことなく。

「ええ、とても、とても美しく、気高いお方だった」
「…そう、ですか。では、最後に」

どのような問いであろうと、セイバーは間違うことなく答える。
そう、それこそが。

「貴方の王は」
「偉大なる王です」

彼の戦う意味だったのだから。


【刑陣営の描写を終了します】


直下、赤紫状況

123:撤退メンバーと合流済み
456:二人で行動
789:別れ別れ

4:二人で行動

夜の街を行く二つの影。
男と女、少年と女性、伏し目と笑顔。
何処かチグハグな印象を受けるその二人は、それでもにこやかに話し続けていた。

「…それにしてもやっぱり連絡手段を準備しておいた方がよかったね」
「ですがこの時代には我々が使える基地局及びに電波が存在しませんし」
「それなんだよね…、パープルも困る?」
「…そうですね、やはり情報が無ければ救える方も救えませんから」

どこかずれた会話を続ける二人。
だが、ある意味では共通の理念を持っているからか、その会話は淀みなく。

「…パープルの願いは人類の救済、なんだよね」
「はい、そうですが」
「ならさ、それをやり遂げた後はどうするの?」

ラグナの問いに蓮華はしばし考え込み。

「…考えたことがありませんでしたわね。…この旅の途上でまた考えることにしましょう」
「…そっか、…でもちゃんと考えといた方がいいよ。…何にだって終わりは来るんだから」
「ですわね、終りが来るならそれもまた一つの救いなのやもしれません」

少し寂しげな笑みをラグナは浮かべ。蓮華はそれに全く気が付かないのだった。


直下、遭遇判定

123:貴方一団
456:橙菫
789:誰とも会わず

8:誰とも会わず

「…人が多いね」
「ええ、その分救うべき人が多いのはいいことです。あ、お婆さん、荷物をお持ちいたしましょう」
「…パープル。ボクは君だって大切な仲間だと思ってる。…だから、死なないでね」
「よいしょ、? 何か言いましたか? えーっと、レッド」
「…いや、何でもないよ。ボクも持とうか?」

そして夜は更けていく…。


【第二クール:三日目】

…あー、疲れた。いや、俺は何もしてないけど。

「そういや暗殺対象ってバタフライエフェクトの危険性とか」
「ん? ああ、ちょっと調べてみたがどうも俺らの時代でもこの時代に死んでる人間らしい。問題は無いな」
「それって結局アイツは殺されたっちゅうことか。何や無駄骨みたいですね」

ま、そうやって色々な無駄骨の上に時代はできるんだろうぜ。
…さて、どうしようかね。


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価

下2

1:索敵

…これであとは一騎。
加えてこっちで見つけるべき人材は全員手に入れた。

「というわけで残った一陣営を潰しに行こうと思います!」
「わーい」

で、方法だが。


↓2、索敵方法

1:全員で索敵する
2:誰か一陣営を索敵に向かわせる
3:フェルディナに【機械作成】をしてもらう
4:使い魔作成にチャレンジ
5:自由安価

3:【機械作成】

「というわけでフェルディナ。ちょっと作ってみてくれ」
「え、マジですか。失敗したら爆発しますよ?」
「え」

直下、機械作成判定、4以上で成功、ファンブルで爆発

6:成功

      ┌───┐
      └‐┐┌‐┘
       ,.r「__゙|-、
     //  _ヽ ヽ

      ! Y┌t  ン,r| Y !  rf¨!
      ! { ¨ヽ.○´  ! j _ { ノ
  ,.r―l| \    ,/ !]_>'

 /ヽ/^`|   `フ^ヒ´  .|
 {_ノ  |   f|´~`|}   |
      !   ||  ||   j
      ! {{⌒}}ゞ一{{⌒}} !
      ̄l l-、 ̄ ̄rl l-,

    _/´   }―ノ   j__
  /(  ゝ==' ゝ=='   ヽ
  .f  `ー―――――─‐一' ハ
  ー―――――――――一'


「できましたよ」
「…爆発見たかったな」
「物騒なこと言うんじゃねえ」
「爆発かー、しばらく見てへんな」
「…マスターの一生もかなり波乱の中にあったのでござるな」

直下、使い魔発見判定、成功以上で発見、失敗で発見できず。大失敗以下で破壊

4:発見できず

放ってからしばらく待ってみたが…。

「んー、どうも見つかりませんね」
「まあ、相手も隠れることには慣れてるだろうからな」
「一応使い魔はまだ使用できますので、いつでもどうぞ」

…かなり便利だな、フェルディナの技術は。
ただ、爆発の可能性があるのは正直恐ろしいが。

【朝行動を終了します】

直下、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1

【危ねえ】

1:日常

直下、刑陣営、成功以上でもう一回、失敗で朝霧陣営

↓2、虹陣営

123:黄
45:橙菫
67:青緑
89:その他

まったくだ!決まったぜ!
(今回は舌戦振りなおし効くタイプの奴か?)

>>51 今回は効きます、ただし振り直しは一回です。こころせよ

99:自陣営に不利な特殊判定

      /   /    /   ハ   ',    ヽ \ \\ \l   \ |{ ‘  ノ   }
     ,'     l    /l  '  ', 、 ',      \ X       ヽ| \ _,/   /
     |   |   l| | /   ', \ ,       / ,.. -―- 、   | /` ー--イ
     l/    |   l| | /    ヽ \、      /'´      \  | (    \|
     /    ハ |  lN/          \    /           ヾi| \ //|
   / /    :ハ:|  |               、__/{               li|   > く  !
  /_,.〃l   !  :Ⅸ ‘. > 、_   \  ヽ\ |    (○     li| /   \|
 ̄   /' | /| : : |^\X     ̄ ̄く´      ヽ           〃|く        〉
       レ' | : : ト、 〃\       ヽ       \    __,,.∠ | \    /
        | : : : :Ⅵ    (○     } .:: . . .  >'´(:::::::::::::::ノ | /  ヽ./ !
        | : :|: ::爪            / /////////        |く     ヽ|
        | : :|: ::||:ハx     , -―/《 -            ,' \    ヽ
        | : :|: ::||: :i:ゞミ=ァ'´:::::ノ       __      /   >   /
        | : :|: ::||: :|: : :|(:::  '"´      / /  _,、\     /  /    /!
        | : :|: ::||: :|: :八          { /    , ―ー-'   / /     ∨ |

直下

123:フェルディナ、爆発
456:恋する乙女、暴走
789:トリーズナー、襲来

7:ブルーグリーン

3:フェルディナ爆発


【舌戦】発動、振り直しを行います。


直下

123:フェルディナ、爆発
456:恋する乙女、暴走
789:トリーズナー、襲来

8:トリーズナー、襲来

直下、どちらに襲来したか。偶数で貴方、奇数で朝霧

8:貴方の元へ

【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした】

【再開】

一通りの事後処理を楠木が終え、俺たちはしばし緩んだ空気を味わっていた。

「…ふう、これでまあ何とか全員そろったわけだ」
「いやあ、何か嬉しいね。世界の未来を守る一人に俺が選ばれるやなんて」
「そんな大層なもんじゃねえよ。一応士気あげるためにそれ言ってるだけだ」
「仮にも指揮官がそういうこと言うのよしません?」

敵サーヴァントは残り一騎、そんな事情も併せてか、だいぶ穏やかな空気が続いていた。
だが、そこに一つの足音が。即座に警戒体勢に入り足音の方向を振り向く。

そこに現れたのは一人の男とその肩に乗る女。
男は肩に乗る女の重さを全く感じていないようなそぶりでゆっくりと此方に近づいてくる。

「…!? た、隊長!? アレ、どういうことですか!?」

真っ先にフェルディナが声を上げた。その声には驚愕と当惑が含まれていて。
ああ、そうだろう。だってその男は。

「サーヴァント…!?」

≪クラス≫:トリーズナー

【真名】:???
【属性】:中立・善

【筋】:E
【耐】:E
【敏】:E
【魔】:B
【幸運】:A
【宝具】:B+

            _
         レ'.ノ   >‐ァ
          ,イ ノァ‐/,ィ'"
         ,' ,/",.イ. / ,,, -ァ         ___>''''─‐.<
.      ,' ' 〃'/"¨,,,イ        ≠ァイ ハ{∨ヽ',', `.''く
        ,'  /   ,イ          , '/ ハ ,' 〉.',¨¨ヽ}.', ヽ ∨
.      ノ . /   /         ,.' /,'| ./ハ  ,'ム',"二|. ',  ', . ∨
    x≪≫x  ,ィ′.        / ,' |∨`从 /rィ'ヤ)゙ノ| . ', . }__ ∨
  /ニ三三三=}.             l  ト',伐ソノ`ゝ-‐''",',イ/ . |''i}i ト∨
  三三三○ツ             l,i ゝ',{''"ヽ、  __, }' |ハ.|ノ从 ヽ
  三三三ニム            ハ!. ヘ:iゝ _, <ニVイ  |,'  ハ{
  三三三三{′            }ハ{',ヘ. `マ_,ニ=イ. /},'  ,'
  三三三三!             ハハ',ヽ\ ¨¨.  /. リ,イム
  三三三三|               ハ _,,ヽ‐<'"ハ ′イト─''''''''''ァ',

  三三三三',       ,、_,イ三ニ=zx-、_ィ:::::::::::::::::::/:::{  |、::::::::::::/::::::::<_
  三三三三ニ=─=ニニ三三三三三ニ',ヽ\:::::::::::::/::::::Y  !ヾ:::::::/"''‐‐‐''"´
  三三三三三三三三三三三三三三ニト、//\::::/ミ:::::::‐く . ,_',:/厶
  三三三三三三三三三三三三三三三ニハ///\::::ヾ::::::::/  〉::::::∧
  三三三三三三三三三三三三三三三ニハ ////ヽ:::::::::::ゝ、イ:::::/::::',\
  ゙≪三三三三三三三三三三三三三三ニハ /////\::::::::::::ヽ_:/::::::::',/}ヘ
    `¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨''マ三三三三三三三トx/////∧::::::::::::::',:::::::::::ト/}ニ',

                 ヾ三三三三三三三ニ≫.//∧:::::::::::::',:::::::::::::〉/|ト、
                       \三三三三三三.\./////∧::::::::ミ',::::::::///|,マ
                   マ三三三三三三ニ\/////ヘ::::::::::l::::::,'///=ハ

                    マ三三三三三三ニニ>x////ヘ::::::|::::,'///ニニ!
                         マ三三三三三三三三ニ>x/∧:::::///三三ハ

【特徴】:英霊・???

そしてそのサーヴァントは口を開く。

「問おう、キミらが黄金の杯を求める無知蒙昧の輩か」
「黄金の杯…?」
「…ああ、それを言うのも腹立たしいがな、キミらが指す聖杯というそれだ。…まったく、で、どうなのだ? 求めているのか、求めていないのか」

…聖杯を求めている、か。
俺たちは求めているわけじゃないが、それを阻止する必要はあるだろう。…さて、どう答えるべきだ?

「おいおい、トリーズナーよお。お前がどうしても聞きたいってからこうやって顔見せたのにやりたいことってのはそれだけかよ」
「黙れ小さき者、神の摂理に反する者、俺は問わなければならない、今までも、これからも、そして考え続けなくてはならない」


23:10から多数決、先に三票

1:求めている
2:求めていない

1:求めている

「…まあ、一応はな。俺たちってくくりなら求めている」
「そうか、残念だ。では提案しよう、あの黄金の杯を」
「諦めてもらおうか」

トリーズナーの背に乗った女がトリーズナーの言葉を引き継ぐ。
その言葉と同時に強烈な跳び蹴りが放たれた。

「おい、ヘレネ! まだ私の話は終わっていない!」
「んー? 話だあ? うっせえ、その二枚舌は早急に引っこ抜かれるべきだぜ? 悪魔憑きよお」
「黙れ小さき者、俺は今話し合いの場にいる、そこで武力を使おうなどもってのほかだ」
「あー、もう、そういうとこが嫌いなんだよ、お前は。言葉で解決できるのならお前は戦争を、改革を引き起こすことは無かったろうが」

…蹴りの威力は異常に弱い。
まるで真綿を投げつけられたようなしょっぱい一撃。

「あーあ、だからやなんだよ。俺らはそう簡単に勝てる陣営じゃないんだからよお、こんな真正面から行けるわけがないんだ」
「だから話し合うことで」
「うるせえ、さあ、どうする? 管理局の『狂犬』さんよお?」

…思考が一瞬静止した。何故だ? 何故コイツは。

「俺の過去を知っていやがるッ!!!」
「俺は何でも知ってるぜ? だって悪魔の弟子だからなあ、いや、神様の使い、もしかしたら機械仕掛けの神さんかもよお? かくて物語は神によって救われましたってなあ!!!」

哄笑が、狂笑が響く。
嘲るように、踏みにじるように、女は笑う。悪魔のごとく。

「どうするよ? まあ、トリーズナーを信じてもいいと思うぜ? あの悪魔憑きの目的は聖杯の否定だからなあ。もっとも? 俺の目的は違う」
「違うって…」
「俺の目的は単純よお、人類史の滅亡、根源への到達、あとはとびっきりのペロペロキャンデー! あれ、三つ? ぎゃははははっ!!! どれがホントかな~?」

…駄目だ、コイツに話は通じない。

「ああ、人間みたいだろ? 人間らしいだろ? 全ての価値はアカシックレコードへ繋がり、それを否定するのは超人という名のハンプティ・ダンプティ!」
「いい加減にしろ! ヘレネ!」

…場の全員は突如現れたイカレ野郎に呑まれている。
俺はまだ怒りが勝っているから冷静さを保てているだけか。
…ムカつくがコイツ等との会話で俺はまだ何一つ情報を得ていない。
コイツ等が何者なのか、目的は何なのか、その他の全てを。

…正直な話、俺のやわいところに土足で踏み入ったコイツを叩き潰したいのも事実だ。…だが。

「…生憎、狂犬は死んだ。俺は猟犬だ」
「ほう、ま、いいけどよ。で、何をする気だ?」
「お前たちに聞きたいことがある、お巡りさんの聴収だ、大人しく従えよ?」


23:40から↓2まで聞きたいこと、(聞きたい相手を指定)

諦めてもらおうかの続きを聞く
そちらとてはいそうですかとそれだけで終わるとは思ってないんだろう?

>>82-83

「…まずは「諦めてもらおうか」、という台詞の続きを聞いておきたい。そちらとてはいそうですかとそれだけで終わるとは思ってないんだろう?」
「ん、まあお前等管理局側が聖杯に対する執着が無いのは知ってるからな。あんなモンをお前等の時代持ってっても意味が無いしな」
「…一応研究の目的はあるから回収は命じられているがな」
「小聖杯を、か。まあ、そんなことはいいや。だが、お前らのサーヴァントはそれを必要としている奴もいる。だな?」

…そういえばライダーの願いは聞いていなかったが。まあ、願いの一つ二つあるだろう。

「ああ」
「なら俺は全力でそれを邪魔するのみだ。言っとくが、トリーズナーはお前等に協力するかもしれんがその最終目的は願いなど無き破壊だぜ?」
「…つまり」
「そうさ、目的こそ違えど俺たちは聖杯を求める限り全力でお前たちの邪魔をする。それはお前等管理局だけじゃなくヒーローも同様にな」

それが諦めてもらおうか、の続きってわけか。…コイツの存在によって何が変わるかは分からない。
だが、俺たちの全員が諦めない限り、コイツはありとあらゆる手を使って邪魔をしてくる、ということ。
正直迷惑にもほどがある。

「トリーズナー、お前にも聞きたい」
「何だ」
「お前は今回の聖杯について何か知っているのか?それとも単に聖杯というものが気に入らないのか?」
「後者だ。俺は黄金の杯などという物が信仰の先にあるものだとは思えん。信仰とは義によってなされるモノだ。ゆえに、あのような存在せぬ遺物は否定せねばなるまい」

…つまり、ヘレネとか名乗っているコイツについては何も知らないってことか?

「じゃあこの女については」
「…知っているといえば知っている。…俺が生前嫌悪していたとある男の関係者」
「あるいは道連れ、あるいは息子、あるいはその理想の体現者」
「黙れ、…まあ、俺の知る男とコイツの知る男は違うようだがな。…そして、前者の問いだが、この聖杯戦争を開始したのはどうやらコイツらしい」

!? ヘレネの方向を振り向くと、そいつは悪戯な笑みを浮かべ。

「正確には既に存在したシステムに干渉してるってだけだけどな。長かったぜ? 何億年かかったやら」
「お前は、いったい」
「さあな、俺が一体何者なのかは俺ももうわからなくなってきた。あるときは悪魔だったし、あるときは死徒だった、あるときはただの村娘」

一瞬、ヘレネの目に陰りが見えた。…様な気がした。

「ただ、俺は人間にはなれなかった。望んだものは全て泡沫の夢だった。だからだ」

だがすぐにそれは消え、狂気がその眼には宿る。

「だから俺は求める、聖杯を、ようやく辿り着けるかもしれねえ奇跡を。…柄にもねえぜ」
「馬鹿げている。あんなモノが救いを齎すものか。欺瞞に満ちた願望器ごときが」
「…その話は終わらせとこう。結論だけ言えば俺たちがこの戦争に関わり続ける限り、お前たちは俺やヒーローの目の前に現れる、そうだな?」
「ああ、聖杯を手に入れるために」
「そうだ、黄金の杯を否定するために」

…状況をシンプルに整理しよう。ヘレネとトリーズナーは目的こそ違えど、この戦争に介入し、最終的には聖杯を奪取、及び破壊しようと考えている。
トリーズナーに任せれば万事うまく解決するやもしれんがあくまでもコイツ等はマスターとサーヴァント。令呪がある以上その意に反した行動を取らせることは可能だろう。
…つまり、現状でのみ判断すればコイツ等はどうあがいても敵ッつうことだな。
隠し持っていた銃をヘレネに向け、撃鉄を上げる。ヘレネは驚いた表情を見せ。

「おいおい、物騒だな、止めてくれよ。俺の体は硝子のようにもろいぜ?」
「…コイツを庇う気などは毛頭ないが、そちらが武力を提示するなら火の粉は払わなければならない」
「あくまでも今回は顔見せみたいなもんだ。さっき蹴り飛ばしはしたが本気で戦うつもりはねえんだからよ」
「だからこの場はキミが戦闘の意志を見せない限り下がらせてもらう。どうだ、それでも戦うか?」

…コイツ等は目的の邪魔だ。ならここで倒すのが妥当。
…だが、能力は未知数、此処で見逃せば下手なダメージは受けないだろう。…どうする。…どうする。

考え込む脳味噌とは別に、俺の指は酷く冷え切っていて。
否応なしに過去が俺に襲い来る。狂犬と呼ばれた過去を。


00:20から多数決、先に二票

1:戦う
2:見逃す

1:戦闘を行う

【というわけで早いですが今回はここまで、お疲れ様でした。明日はできない可能性も、できるとしてもかなり遅くなります】

【やはり本日はお休み、連絡遅れて申し訳ない】

【TIPS:管理局報告書より抜粋】

【機密文書:当該書類はセキュリティランクA以上に認定されたもののみ閲覧可】

【■■■■/■/■■:秘匿治安部隊【狂犬】活動報告書】

【概要】

危険認定組織、「ファクトリー」が大量破壊兵器の開発、及び非人道的な人体実験を行っているとの通報アリ。
真偽確認後、その兆候が認められたため、【猟犬】の諜報派遣を決議。

【猟犬】の諜報捜査後、正規組織である【猟犬】が担当するには不適な事案であると判断、【猟犬】の任務を解き、【狂犬】の派遣を決議。
300による承認を経て【狂犬】に完全鎮圧令発動。

■/■■未明、危険認定組織、「ファクトリー」工房に対し、秘匿治安部隊【狂犬】による鎮圧作戦を決行。
「ファクトリー」人員26名、【狂犬】人員2名の死亡、その他多くの負傷者を出し、二百余名の「ファクトリー」人員の拘束に成功。
加え、大量破壊組織として作成されていた【判読不能】の破壊、該当施設において保管されていた種々の機密ファイルを入手。
及び拉致されていたと思わしき民間人一名を奪還に成功。
「ファクトリー」の無力化、鎮圧を確認。

■/■■/■■:■■をもって当該作戦を終了、【狂犬】の任務を解く。

【補遺】

機密ファイルの内容は判読不能、未解読の文字体系による文章と判断される。現在時点を以て未解読。
大量破壊兵器と目されていた【判読不能】に該当する機能は存在せず。しかし、未知の技術により何らかの壊滅的被害をもたらすことが可能な模様。
引き続き、拘束した「ファクトリー」人員への尋問を続行。

拉致された民間人については救出された一名を除き死亡を確認。
拷問を含んだ宗教的儀式、もしくは非人道的な人体実験によるものと思われる。

また、該当施設周囲において、倦怠感、突発的睡眠障害を伴う理由不明の健康被害が多発。
施設との関連について調査を継続。

【管理官のメモ】

多発する取るに値しない組織の活動に過ぎない。だが、この兵器の活用法は興味を引かれる為、以後も尋問を続ける必要がある。
また、どうも記載ミスがあるようだ。報告書と実際に拘束された人員の数が合わない。機械にエラーは発生していない、おそらくは単なるヒューマンエラーだろう。

追記:現場隊長のミスと判明。また、その人員から異動届が提出された。機密保持義務の確認後、了承。【猟犬】に部隊隊長として再配属。

                                                                          ――人類の繁栄と未来の為に【管理局】

【TIPSを終了します】

【設定は収穫するもの。ちょっち再開】

…。

「うし、なら早急に叩き潰すぞ」
「ですね、ここまで面倒くさい相手はブッ飛ばすに限る」
「やねえ。話せる限りは話したほうがええと思うけど」
「ここまで来たならばもはや戦うまで」
「とにかくブッ飛ばせばいいんだろ?」

目の前にある障壁はブッ飛ばす。幸い、ここにはそれをできるメンツもそろってることだしな。
俺たちの戦意を感じたのか、トリーズナーは頭を抱え、ヘレネの方向を。

「…はあ、どうするんだ」
「いや、テメエが前でなかったらよかった話じゃね? …ま、決まってんだろ? やっちまえよ」
「…仕方ない。奴を呼ぶのは心底嫌なんだが生憎俺は肉体労働ができないからな」
「つって見えないだけでいつもいるんだろうに」

トリーズナーの目が光る。そして、誰かを呼びつけ。

「来い、腹立たしきツグミドリめ、カイム!」

その声と共に、トリーズナーの傍らから抜け出すようにサーベルを持った少女が現れ、ぺこりと頭を下げた。

「お初にお目にかかりますわね。我が名はソロモン七十二柱が一つ、カイムですわぁ」

【真名】:カイム
【属性】:混沌・中庸

【筋】:C
【耐】:E
【敏】:C
【魔】:C
【幸運】:E
【宝具】:-

                         ィ≦ニニニ≧s 。 /!/ ./

                           ルニニニ≧=====〉/  /
              。___     ./ニニニニニニニニ/  .ノ
               `<ニニニ`≧=./ニニニニニニニニ| /____
                 ` <ニニニ>、 _ニニニニニノニニニニニ>

                    `  <ニニニニ≧==≦ニニニ> ´
                      / : /: /¨ / ̄ /==<´、. /.         __
                      ,': : ,' /: ィテミ.|: : /_| | : ',: :',∨       s≦タ
                        ': : :i〃::.ヽVタ.|: /V:タ〉': : :l|: :i:.i     s≦>
                     .:: : :/マ: ム.、  |/   ./: ://!:/ i!   s≦>
                      /: : :_yマ: ',ゝ、‐‐.。r´/ノ/〃  s≦>
.                    /: : /ニ∨ゝマi:::::::::::::::ムヽ: | s≦>
                   /: : /ニニ.∨ニj ̄ ̄ 〃.沁/>

                     , :′,.'ニニニ)ニニニムoマニムイ!
.                 ..: : :,イニニ>´ニニニニi!;;/ニニi:ム
                ,イ} ,イ}ニニ./::::マニニニニf。!ニニ/: : ',
               ,イ:/ニニニ/::::::::::::マニニニニ!;;;|ニ/i: : : : ヽ
.               ,イ/ニニニル'::::::::::::::::::::iニニニニ|;;;|ニi.ム: : : : : \
              ∨´ニニニル´/::::::::::::::::::::|ニニニニヤ。,ニマ:ム: : : : : : :\
           ,γニニニル´- ァ::::::::::::::::::/ニニニニ:マムニマニヽ: : : : : : :\
          (ノ、ニニル'ヘ=i/:::::::::::::::::::/ニニニニニ.マムニ:マニへ: : : : : : : :.

         /乂ノゝイィノ;〃:::::::::::::::∨ニニニニニニ.マムニニヽニ.へ: : : : : : ヽ
        /i /ヽ>´!;;!_ノ:::::::::::::::::∨ニニニニニニニマムニニ\ニニ〉、: : : : :ヽ
       ,イ´レ、ヘ!´: : :.|ノ./:::::::::::::::::∨ニニニニニニニニマムニニニ トミイ ノ、: : : : : ヽ
    , イヽ>´ゝ'イ: : : : : ,.'::::::::::::::::::∨ニニニニニニニニニマムニニニニ\.ヽ: : : : : : :.
 _。イヽ>´ ./: : : : : : : /:::::::::::::::::::∨ニニニニニニニニニニ'oムニニニニニ.\: : : : :',マ',

. 乂ノ´   ,'/: : : : ::/:::::::::::::::::::::/ニニニニニニニニニニニマムニニニニニニヽ: : : ', マ,
      〃: : : /:::::::::::::::::::::/ニニニニニニニニニニニニニ.マムニニニニニニニヽ: :i.  j

◆無辜の怪物:C
 本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
 トリーズナーの場合は、“悪魔憑き”である。
 悪魔カイムが同時に召喚され、不可分となってしまう。
 ちなみに、この装備(スキル)は外せない。

≪宝具一回分の魔力消費でカイムを実体化させ、戦闘に参加させる≫

≪トリーズナーが現界している限り、カイムは再召喚される≫

語尾を妙に伸ばした甘ったるい声と共に厭らしい笑みをこちらに向け、カイムと名乗る女は笑う。
そして、俺たちに背を向けると、トリーズナーに飛びついた。一方のトリーズナーは鬱陶しげに引きはがした。

「呼んだあ~? 私の愛しきあ・な・た?」
「黙れ、その口を縫い留めろ」
「んもぉ、い・け・ずぅ。嫌よぉ、口を噤んじゃったらあなたとお話しできないじゃない。…で、戦うってのでいいのねぇん?」
「…不本意ではあるがな」
「でも私だけじゃとてもじゃないけど足りないわよ?」

…カイムと名乗った女の言うことはもっともだ。
とてもじゃないが一人増えたところで俺たちに勝てる見込みは無いだろう。
だが、それでもトリーズナーはなお変わらず、ヘレネも、カイムも笑みを崩さない。…何だか妙にイライラするな。

「…どうする? 小さき者」
「使うに決まってんだろうが!」
「…さて、どこまで作用するものやら。ああ、全ては願うことから、義は信仰によってのみ果たされる」

トリーズナーは頭上に手を向ける。
夜の帳が切り引かれ、その手に向かい光が満ちる。
あまりの眩さに目を細め、それが到着する瞬間を視認することはできず。

「幸いにもお前たちは悪人のようだ。お前たちの善行を、悪行を購え、【恩寵解す節理の刃】」

断ち切るような声に目を開くと、その手には、一振りの剣が握られていた。


◆『恩寵解す節理の刃』(プリーディシュト・フュンフウントノインツィヒ)
  ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~95 最大捕捉:95人

 九十五カ条の提題。トリーズナーが読み解いた、福音として与えられる「神の義」の一端。
 これは神による裁きの一撃ではなく、キリストによる贖いの業を通じて示される神の恵みである。
 万人に聖霊を注ぎ罪を取り除く光の剣として、この宝具は顕現する。
 対象が持つ権威と悪性に比例して、この宝具の威力は無尽蔵に増大する。
 『???』によって聖性を悪性に反転させることで、キリスト教カトリック、特に教皇に対して、絶大な威力を発揮する。
 往時はキリスト教そのものを二つに叩き割る程の威力を誇った。

                                     _________________________
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         /                                    /   /  //  //
        /                                     /   /  //  //


≪発動次、自分の全ステータスに±0の補正≫

≪敵陣営に存在する悪性のサーヴァント二騎に付き、一度に上がるステータス量に+1の補正≫

≪相手の悪性又は権威・財産を示すスキル・宝具の数に応じて、ステータス上昇量に+補正≫
≪相手の悪性又は権威・財産を示すスキル・宝具はこの宝具に対して無効となる≫


【権威による宝具と判断、【叫び糾う闘遊戯場】使用不可】


直下、【皇帝特権】についての判断、成功以上で使用可能、失敗で封印【権威由来】-2【現在時点で使用されていない】+3

↓2、【抜刀・逆袈裟斬り】についての判断、成功以上で使用可能、失敗で封印【テキストにおける殺人への有用性】-1

5:封印

6:利用する者による技術と判断、使用可能


その剣の前にアーチャーとアサシンが身を竦ませる。

「…ッ、悪性の相手に対する宝具かよ!」
「そして残念ながらこの場に存在する私たちはどちらも悪。…厳しいでござるな」
「なら俺が引きこんじまえばいいだけよッ! 【叫び糾う闘…」
「…ふむ、権威による殺戮か、唾棄すべき悪徳だな、残念だが、俺の前には意味をなさない」

アーチャーが宝具を発動しようとした瞬間、トリーズナーの刃が空間を切り裂き。

「なっ…!?」
「どうだ?」

アーチャーの宝具は形を保てず雲散霧消する。

「俺の宝具は悪を断ず神の義。いまだ俺が手に入れられぬものではあるが、その一端を都合している状態だ」
「ふざけんな…」
「何がふざけているというのだ。一生を通じ信仰と戦い続けた者はその肉体を持って戦った者より劣っているとでも言う気か?」
「それこそ欺瞞ですわ、精神の戦いは肉体の戦いよりもある意味では総体を蝕んでいく、さて、彼の言う悪魔共、まだ戦う気はありまして?」

…密かにアサシンへアイコンタクトを取る。

「(…お前の宝具はどうだ?)」
「(私は無事でござるよ。…しかし、勝てない戦いではないでござろう。…サーヴァントこそ強力でござるが、マスターは非力と見える)」
「(…ここには肉体派がそろってることやしね。…ま、まずはアサシンの宝具を使うかどうかや、判断は任せましたで、隊長)」

…確かに、戦うことは不可能じゃない。サーヴァントにしても元々強力なアーチャーとアサシンだ、勝ち目はあるだろう。
だが、アサシンの宝具をこの場で使えばおそらく逃げることは可能、そして奇襲もかけられる。逃げることに関しては欅の力も借りられるしな。
さて、どうするか。

23:45から多数決、先に二票

1:アサシンの宝具を使用後、戦闘
2:アサシンの宝具を使用後、逃走
3:このまま逃走
4:このまま戦闘

逃走に令呪の必要はないんだよね?

なら、向こうの宝具を二回切らせてる時点で戦果は上げてる。
逃走でも良い気がする。

ちょっと質問なんだけど、トリーズナーの宝具の「権威・財産を示すスキル・宝具」ってどういう事?
アーチャーの闘技場が権威由来扱いならライダーの川や鏡にトラ(ryは財産、バサカの剣じゃない宝具は権威扱い?

>>113 逃走判定失敗したら必要ですけどね】

>>114 アーチャーの場合はテキストに『皇帝圏』の記述があったため判断、その他判断に困るものは今回みたいに判定行います】

1:アサシンの宝具使用後、戦闘

…ここで倒せるならこれに越したことは無い。
アサシンに目配せをすると、それだけでどうやら理解したようだ。

瞬時に独特の構えを取り、白刃が煌めいた。

「【抜刀・逆袈裟斬り】!」


直下、奇襲判定【気配遮断】+1

12:失敗
345:一人に負傷判定
678:二人に負傷判定
9:三人に負傷判定

9:全員に負傷判定

直下、トリーズナー

↓2、カイム

↓3、ヘレネ【???】+2


1234:無傷
567:負傷
89:重傷

4:トリーズナー無傷

6:カイム負傷

6:ヘレネ負傷


その白刃が、三人を切り裂いて。

「くっ…」
「あらら、痛いわあ」
「ふむ、切り裂けたのは化生のみであるか」

どうやらトリーズナーは回避し、ダメージを受けたのはカイムのみのようだな。
…いや、もう一人いる。

「…ううむ、やっぱ痛覚は切っとくべきだったか」

ヘレネはその体に一筋の切り傷を受けていた。だが、その傷からは血はおろか、何も流れてこず。

「…な、何ですか、アイツ」
「ああん? アンタと一緒さ、ゲルト・イスリー。ま、俺はきちんと魂があるけどよお!」
「…ふん、フラスコに囚われた胎児ごときが」
「よくもまあ、そのような口を叩けるわねぇ」
「うっせ」

…フラスコ?

「…もしかしてお前は人じゃないのか?」
「んあ、…お前がどこまでを人と定義するかによるぜ。俺はまごうことなき人、…だろうな」


【フラスコの中の命】

                              ,, ‐''"
                          ,, ‐''"  ,,,ィ
                      ,, ‐''"  ,,,,, -‐'',, ‐''"
                 ,, ‐''" ,,,,,,,, イ゙,, ‐''"
                {{  λニ,,, ‐''"
               。゙、。゚,.‐''"

             ,,,,,,,,冫/
            /  ''''/
               /   ;;/
             /   ;;/
           /   ;;/
              /   ;;/
        >"´   。 l、
     /´      o \

    ./_,,,,,   ゚ o   ヽ

    l;\o ○`ヽγ⌒ヽ.   ',
.     l::::;;;` ‐-‐- 、,,,,,, } `ヽ,,}
     ゚。   。゚ o゚ ゚ : ̄;;;;;;/
.     \   o ゚    /
        `ニ=‐---=<

その存在はフラスコによって固定された魂であり、それから逃れることはできない。
このフラスコは人形の心臓部に設置され、外的な要因で破壊された場合このユニットは死亡する。
外殻としてつくられた人形の身体はかなり丈夫であるが、限界は存在する。

≪戦闘において五回負傷判定を得た場合このユニットは消滅する≫

≪戦闘において三回重傷判定を受けた場合このユニットは消滅する≫

≪負傷判定に+2の補正≫

≪負傷、重傷による-補正を受けない≫


「ンなこたあどうでもいいのさ、いや、どうでもよくなかったっけ? いやあ、記憶が摩耗してると困りますなあ、うっぷっぷっぷ!」
「…はあ、まあいい。貴様が負傷していようと俺にはどうでもいい、むしろ早く死ね」
「厳しいねえ、トリーズナー君」

…一瞬吹いた感傷を飛び越え、奴らは話し合う。
だが、アイツはおそらく破壊しようと思えば壊せる相手だ。ならとっとと破壊した方が楽。

「それに、人じゃねえならあまり罪悪感もわかねえしな」
「それって私も含まれてませんかね」
『広義では私もですよね』


00:15よりアーチャーの【射殺す百頭】使用するか多数決、先に二票

使用する

>>135-136 使用 【フェルディナは魔力切れ状態に変更】

直下、有利獲得判定、成功以上で有利一回獲得

7:一回有利獲得

【今夜は戦闘判定まで終わらせます、お付き合いを】


【ポリス陣営:メイン・アーチャー】


【筋】:8
【耐】:5
【敏】:7
【魔】:5
【幸運】:3

◆ 対魔力:B
 魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法を以てしても傷付ける事は難しい。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆ 勇猛:B
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する。

 また、格闘ダメージを向上させる効果も持つ。  
 
 【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク÷2(切り上げ)の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】


◆ 心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

 【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】



【トリーズナー陣営:メイン・カイム】

【筋】:7
【耐】:5
【敏】:7
【魔】:9
【幸運】:7

◆『恩寵解す節理の刃』(プリーディシュト・フュンフウントノインツィヒ)
 ≪発動次、自分の全ステータスに±0の補正≫
 ≪敵陣営に存在する悪性のサーヴァント二騎に付き、一度に上がるステータス量に+1の補正≫
 ≪相手の悪性又は権威・財産を示すスキル・宝具の数に応じて、ステータス上昇量に+補正≫
 ≪相手の悪性又は権威・財産を示すスキル・宝具はこの宝具に対して無効となる≫


【1ターン目】

直下、アーチャー判定

↓2、トリーズナー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

マスター戦できない?

トリーズナー1の位0選択、強制有利獲得

【トリーズナー、有利獲得】


【2ターン目】

直下、アーチャー判定

↓2、トリーズナー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

>>143 あ、申し訳ない、すっかり失念していました。次回以降に戦闘発生時は確認を取ります。今回はケジメ案件ということで戦闘終了時の判定に何らかの補正を。

アーチャー【筋】選択

8+5-5=8

トリーズナー【敏】選択

7+8-5=10


【トリーズナー有利獲得】


【3ターン目】

直下、アーチャー判定

↓2、トリーズナー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

アーチャー【筋】選択

8+7-5=10

トリーズナー【敏】選択

7+7-5=9


【アーチャー有利獲得】


【4ターン目】

直下、アーチャー判定

↓2、トリーズナー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

心眼(真):Cの発動の機会がよう分からん

>>153-154 自陣営が不利のとき発動ですね、今回はランクがCなので3-2=1、判定差が+1のとき発動、均衡獲得できます

そして負傷によるマイナス判定忘れてました。まあ、現在時点では関係ありませんでしたが


アーチャー【筋】選択

8+3-5=6

トリーズナー【敏】選択

7+7-5-1=8


【トリーズナー有利獲得】


直下、アーチャー【戦闘続行】判定

◆ 戦闘続行:B
 しぶとさ、往生際の悪さ。
 決定的な致命傷を受けない限り生き残り、戦闘を継続させる。

 【敗北時に判定、ランクが高ければ高いほど、成功率が高まる】

 【成功した場合、一回限り不利取得二回の状態で戦闘可能】

直下、戦闘続行判定、成功以上で成功【ランクB】+3

9:成功


【5ターン目】

直下、アーチャー判定

↓2、トリーズナー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

アーチャー【運】選択

3+3=6

トリーズナー【筋】選択

7+9-5-4-1=6


【均衡】


【6ターン目】

直下、アーチャー判定

↓2、トリーズナー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

多分>>146>>147の判定が
アーチャー【筋】選択:8+5-5=8

トリーズナー【敏】選択:7+8-5-1=9
で判定差的に心眼が発動するはずだと思ってる

>>165
そもそも【筋】選択してるのに勇猛発動してなくね

>>165 あ、ホントだ。…申し訳ない、またしてもケジメですね。どこかで補正入れておきます。

>>166 【勇猛】の効果は先にステータスに加算していますので


【現在状況整理、共に有利二回取得、アーチャー戦闘続行使用せず】


アーチャー【敏】選択

7+5-5=7

トリーズナー【敏】選択

7+9-5-1=10


直下、アーチャー【戦闘続行】判定

直下、戦闘続行判定、成功以上で成功【ランクB】+3

4:失敗

直下、逃走判定、成功以上でどちらかの陣営が令呪一画、失敗で二陣営で令呪二画使用し撤退【ケジメ】+2【超・凡人号】+4

以上の補正により確定逃走。直下、令呪使用陣営、奇数でアサシン、偶数でアーチャー

4:アーチャー撤退【ポリス陣営、残り三騎】


【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。やはり眠い時にするものではありませんね。以後はもう少し簡潔に行えるよう努力します】

【もう少し魔力切れ、負傷等のルール確認を行った方が良いようですね】

【少しだけ再開】

たとえ相手が何であろうと俺たちは戦うのみだ。
人類の繁栄と未来の為、…そんなお題目じゃねえ、身近な平和の為に。
フェルディナの指示を受け、真っ先に飛び込んだのはやはりというべきかアーチャー。それに続いてアサシンが駆けだした…。

「ぬははははぁッ!!! 俺は無敵! 俺は最強! 俺はカッコいい!」
「慢心するなよ、アーチャー」

アサシンの言葉も聞こえていないというように放たれる九つの矢。
地盤ごと抉るようなその一撃にカイムとトリーズナー、そしてその肩に乗るヘレネが分断される。
アーチャーはカイムに、アサシンはトリーズナーへと向かい、切り結ぶ。

「うらうらうらうらッ!!! 女だからって手加減はしねえぜ!」

無骨な剣を持ち、カイム目がけ目にも留まらぬ、それでいて一撃一撃が爆発するような攻撃を。
カイムは携えたサーベルと身のこなしで器用にそれを躱していく。
だが、攻めることが無ければ戦いに決着はつかない。そして技量差だけを見てもカイムに軍配が上がるとは思えない。

「どうしたどうしたどうしたッ!!!」
「あはは、無理に自分を取り繕ているのではなくてぇ? 暴虐の皇帝さぁん」
「あ…?」

だからこそ、カイムは嗜虐的に、あるいは試すように、彼女の武器を使う。
悪魔の宣伝官、騒がしきツグミドリ。そう、彼女の最強にして最高の武器。そのよく回る舌先を。

◆話術:C
 言論にて人を動かせる才。
 口論で敵を追い詰め、冷静さを奪うことに長けている。

 【会話に関する行為に+補正】


悪魔の笑みと共に放たれたその言葉は一瞬でアーチャーを絡めとった。
その顔には冷や汗が浮かび心なしか攻撃の威力も、速度も、錬度も低下していく。

「んなわきゃあるわけねーだろ! 俺はいつでも真っ直ぐだったッ!」
「ならば問うわぁ? 貴方はどうしてそこまで思いつめているのかしら」
「何を思い詰めてるってんだッ!!!」

空気を震わすような怒号にもカイムは怯まない。
広がる毒のように、狂人の脳髄を埋める囀りのように。
びちり、びちり、とその弱点を、直視しがたい闇を引きずり出しては広めていく。

「己の為したことを認めてもらいたいならば自らの過去を否定するのはお止めになればぁ?」
「否定、だぁ…? 否定なんぞするかよ、俺の輝かしき功績を、目のくらむような消えちまった過去をッ!」
「あらぁ? そうだったのぉ? 自らの業績だけを肯定してもらい、悪辣な部分を見ることをためらっているように思えたわぁ?」

くすくすと笑うカイムの一方で、アーチャーは完全に我を失った。
攻撃を当てることもせず、垂れ下がった拳は握りこむことすらできていない。
過去を思い出し、自らの功績に縋り付き、ただアーチャーは叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ。

まるで子供が駄々をこねるように。

「ンなわけがあるか! 俺の知ってる奴らは誰も悪くねえ! 姉さんもッ! クレアンデルもッ! 正しいと思ったことをしたまでだッ!」
「あはは、誰も悪くない、結構なお題目じゃなぁい。なら悪いのは」

カイムがそこで初めて笑みを止め、鼻が付かんとするような距離までアーチャーに近づいた。

そして、毒蛇が舐めるように囁く。


   。s≦三三三三三三三三三三三≧sx /  N/ __
   ヤ三三三三三三三三三三三三三三/   / イ ̄> ´
.     }三三三三三三三三三三三三三三', / > ´
   厶三三三三三三三三三三三三三三㍉ イ

。s≦三三三三三三三三三三三三三三三三三三≧s 。

.三三.//          /   , ハ    `寸三三三三三≧s 。
三三/ |    / />./l   / / l.     V三三三三三三三ニ=-
-=ミ/ l   /´,イ/ /ノ/  // イ . /   l |. V三三三三ニ=-
.  /  :l   |::::Y⌒ヾ:::/   /:::::::::j/l   l.   i
 /  .lヘ  .|::::乂_ノ::::: ̄::::::::::Y⌒ヾ:/   /   }
./   弋', i  , ,     ,  ::::乂_ノ/ /',  /
      ヘ乂.           ' '∠ イリ  } /
    /マ 〈ヘ、ヾー───ァ  /} /  /,イ
  /三三ニ\ \ゝ──イ  '´ {/  |

三三三三三ニニ\ノトr-‐<´    ノ'   ',
寸三三三三三三三三三三ミs。,_     ',


「貴方だけじゃないの」
「あ…」

膝を付き、頭を抱えたアーチャの周りを回るようにカイムは囀る。

「ああ、過去最大の暴君、悪逆非道の皇帝、コンモドゥス。あは☆ それすら否定して、ただ功績を認めてもらおうだなんて虫が良すぎるわぁ」

もはや声を上げることもできなくなったアーチャーの心を壊そうとするかのように笑い、虐げるカイム。
その先に、一本の刀が突きつけられた。愉しみを阻害されたことに、

「そこまでだ、汝が相手、このアサシンに代わってもらおうか」
「あらあら、勇ましい益荒男様、貴方に悩みは無くって? 間違うと思うことは無くて?」
「無論ある、いわばそれこそが我が願い、あの顛末は正しかったのか、別れた道の先こそが。…だが、今は仕合の最中。些事などは知らぬ。ただ切り結ぶのみ――!」
「…厄介ねぇ。貴方みたいな人は」
「黙るがいい、魔導に堕ちし悪逆の鵺よ」

アサシンのひらめく白刃をするするとまるで遊ぶように躱しながらカイムは笑う。

「うふふふふ、確かに私は口先だけの悪魔よぉ? 人の心に届く言葉だなんて語れやしないわぁ?」

嗤う。

「でもね、それでも誰かは惑う、誰かは狂う、たった口先三寸で呪いなんていくらでもかけられる」

哂う。

「誰しもが悪を抱えている。それって素晴らしいことじゃない。みんな等しいんだから、…だから、見せて。私に、あの人を思わせるような心躍る一瞬を」

听う。

「愛しているのよぉ? 悪逆を、欺瞞を、嘘を。そして同様に正義を、正直を、真を」

へたり込んだアーチャーはもはや何も見えていない。
そこにアサシンとの激闘で付いたらしき傷を残したままトリーズナーが静かに近寄った。
気づいたフェルディナが駆けるもその距離は遠く、トリーズナーの光剣が掲げられ。

「俺は、俺は」
「お前が何物であろうと今は敵、ただこの剣で叩き斬るのみ」

一切の慈悲無き目が光り、同時にため息が漏れ出だす。

「だが、おこがましい上に押しつけがましいが一つ助言をくれてやろう」

その声すらアーチャーには届いていない。

「何でだよ、誰も悪くはねえ、なのに何で俺は否定されなきゃならなかったんだ」
「後悔などいくらでもすればいい、過去をいくらでも見つめればいい、いつだって後ろ向きに走り出してもいい」

それを知ってなお、トリーズナーの声は響く。

「だが、明日を見ようとするその意志だけは忘れるな。ひたすらに信じ続けろ」

嫌味も軽蔑も悪意も一切なく、同時に優しさも敬意も善意も一切ない。
ただ、真摯に放たれるその言葉にようやくアーチャーは顔を上げた。

「俺は敬虔な信者であると自負しているが、欺瞞無き信仰はいつか何かに辿り着く。この悪魔の言うことなど気にするな。ただ信じ抜け」
「何を信じろってんだよぉ…」

震える声でアーチャーは問う。
トリーズナーは頭を振った。もうすぐフェルディナが到着する。
肩の上にしがみついたヘレネは何も言葉を発さず、ただ茫洋と周囲の光景を眺めていた。
飽き飽きするという顔で、…あるいは羨ましいとでも言うような顔で。

「未だ道の途中であり永劫に道の途中であろう俺に言えた台詞ではないがな」

そしてトリーズナーは。

「たとえ明日、世界が滅びようとも、信じろ。…何を? それを考えるのはお前だ。無論、それが俺と違う物であれば斬り伏せる、それはしかたあるまいよ」

振りかぶった光剣を、その喉目がけ振り下ろす。

「ではしばらく休め。何、そう簡単に毎日は終わらない」
「クソッたれが…」
「…令呪に命ず! 【撤退!】」

紅い魔力と共にアーチャーの姿は消え、剣は地面に突き刺さった。
その切っ先を眺め、やれやれと頭を振るとトリーズナーはアサシンへ向き直る。
上に乗っかるヘレネもまたニヤリと口角を吊り上げた。

「…マスター、正直この相手に一人は難しいでござるな」
「そうやね。…隊長さん」
「…厄介な奴らだ、的確にこっちの傷を抉ってきやがる。欅! 車出せ!」

…欅が俺の指示に従い車を呼び出し、楠木と共に駆けこんだ。
最後にアサシンが霊体化したのを確認すると、欅がアクセルを吹かす。
…どうやら奴らは実際に襲ってくる意志は無いらしい。そのまま俺たちを見送っている。

…見えはしないだろうが遠ざかる奴らに中指を立てた。

「覚えておけよ、俺の過去をほじくり返した仕返しは必ずしてやるからよ」


倒れるように座り込んだトリーズナーを指し、ヘレネは笑う。

「…紙一重、だなあ。オイ」
「まったく、貴様のせいだぞ。…それとカイム。お前の言葉は人を惑わせるということを重々承知しているだろう」
「あらぁ? でもアレ程度の言葉で錯乱するような彼方にも問題があるのでは無くてぇ?」
「たとえそうだとしても、駄目だ。…最悪は俺が何とかするが。…もっとも、奴に確固たるものがあるならば難しくはなるだろうがな」

トリーズナーの言葉に二人の悪魔は顔を合わせるとにんまり微笑み。
そしてカイムはトリーズナーに飛びついた。

「無理って言わねえのな。そういうところ、俺は好きだぜ」
「私も好きですわぁ! ほら、チューしてあげますの!」
「いらん、死ね、悪魔共が」

【自陣営の行動を終了します】


直下、青緑現在状況【時間経過】-1

123:赤紫+αに遭遇
456:赤紫に遭遇
789:未だに単独行動中

7:単独行動中

集合場所に指定された廃ビルの中で、セーラは一人、もはや液体に見えないほど濃い烏龍茶を啜っている。
その眉間には皺が寄り、その視線にさらされたクロヴァスは身を縮こまらせていた。

「…何で見つからないの」
「いや、それを僕に言われても…」
「まったく、クソッたれてるわね。…せめて通信技術があればいいんだけど」
「あまりお金もないし…、それに」
「そうね、使い方がわからないんだもん」

クロヴァスの言葉にセーラは暗くなった街の街灯を眺める。
…一部停電しているのは御愛嬌だ。

「…私たちの時代は便利だったわね」
「…便利だったね」
「…私たちはその未来を壊そうとしているのよね」
「もしかしたら、ね」


そういややってなかった判定

直下、ヒーロー陣は自分たちのせいで人類滅亡するかもって知ってる?

123:知らない
456:上のメンバーだけ知ってる
789:知ってる

6:上のメンバー(赤)だけ知ってる

「…でもさ、そんなことそうそう起こらないよ」
「そうかな、カオス理論とかバタフライエフェクトとか…」
「大丈夫だよ、…きっと」
「…管理局、ねえ」

彼女の時代において世界の一部を牛耳った組織。
それが自分たちを追っている、その事実は、自分たちの時間跳躍強奪だけでは済まないのじゃないか。
そんな感情をセーラは抱き。…手に持つ懐中時計を握りしめる。

「…大丈夫、まだ何も変わっちゃいない」
「…ああ、そうだと思おう?」

【他陣営の行動描写を終了します】


【第2クール:四日目】

…昨日の顛末は忌々しいことこの上ねえな。
ただでさえ重要な攻撃役のアーチャーも失っちまったし。

…それに、あんまり知られたくねえことも、な。


「…フェルディナさん、【狂犬】って何ですの?」
「あくまでも噂程度でしか知りませんし、殆ど都市伝説みたいな存在なんですが…、私たちの組織に存在するとか噂されてる秘密部隊です」
「? それってどんな?」
「…私たちの時代では基本的に鎮圧行動は非殺戮武器を使用、なるべく死者を出さないよう指示されています」

フェルディナはそこで息を吸い込んだ。

「…しかし、【狂犬】は殺傷力を持つ武器の所有を許された、いわゆる暗部、だとか」
「ほお、そりゃ凄いなあ。俺は何も気づかんかったけど、アサシンはどない?」
「…少なくとも牙は感じぬ。…奴らが混乱させるための嘘であるということも考慮しておくべきでござろうな」
「…そうですよね、あの覇気のない隊長がそんなたいそれたことできるわけがないです」
「そんな事よりごはんマダー?」


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価

下2

【上というか一部人員、で、基本聞いた上でみんなのこと考えて黙ってそうなのが一人しかいなかった件】

2:コミュ

↓2、誰とコミュを取りますか?(複数選択可能)

1:フェルディナ
2:欅
3:楠木
4:アサシン
5:復讐に成功した悪霊ちゃんUC(確立で現在霊体化中のサーヴァントとも可能)
6:全員

345:アサシン陣営と悪霊ちゃん

19:00から↓2まで、何を話しますか?

【そしてここで一旦中断、続きは夜に】

【再開】

そういやアサシン陣営には正式に紹介してなかったな。

「おい、楠木、アサシン。ちょっと飯作るの止めて来てくれ」
「ん? 何やの? 今から準備やから構わんけど」
「一応紹介はしておこうと思ってな。欅、お前もちょっと来い」
「んあー、ごはんー」
「待てっての。あー、悪霊、いるかー?」

三人を呼び集め、もう一人に話しかける。
と、欅の体からカクンと力が抜け、表情が変わる。

『はーい、何でしょう』
「おう、いや、ちゃんと説明しておこうと思ってな。楠木、アサシン。コイツは欅に取りついてる悪霊、よろしく」
「…ん? ごめんな、隊長。ちょっと俺の理解範疇越えとんのやけど」
「ほほう、幽霊でござるか。よろしく頼むでござるよ」
「あれ? アサシンは慣れたの? いや、それにしてもビックリドッキリ人間多すぎへんかな。このチーム」

…一瞬噛み合わないかもと思ったがどうやら理解はしてくれたみたいだな。

「ん、というわけだ、わざわざすまんな」
「お構いなく、いろんな人に会えて俺も楽しいから構わんよー」
「で、だ。悪霊。お前目的は果たしたんだな?」
『はい、それはもう。ケツの穴から喉まで鉄棒で貫いてもぎ取った性器を食わせてやりました』

…えっげつねえ。

「で、だ。復讐完了おめでとうってのと、まだ付いてきてくれんのか? それなら有難いが…」
『いえ、付いて行くも何も、憑いてるこの馬鹿からなぜか分離できなくなってしまったんで…。しかも殺せないし。…申し訳ないですがもうしばらく行動することになるかと』
「そうかい、いや、そっちの方が有難い。アンタの能力は色々役に立つからな」
『…いやあ、嬉しいものですね、誰かに必要とされるのは』

直下、成功以上で悪霊何かに気づいてる、失敗で気づいてない

4:気づいてない

「で、だ。早速その力を役立たせてほしいんだが」
『あ、はい。英霊さん方との会話ですよね。誰とお話しします? あくまでも私づてですけど』
「アーチャーを頼めるか? 大分メンタルやられる相手だったみたいだからな。少し話とこうかと思う」
『了解しました、少々お待ちを』

…どうやら今はどこかで話してるみたいだが。

「白目で突っ立たれると気持ち悪いなあ…」

直下、交流判定、成功以上で交流可能【メンタルボロ】-1

【昼だった】

4:返答無し

『…んー、あまり話したくないのか波長が合わないのか、どうも会話できませんね』
「そうか、いや、ありがとよ」
『いえいえ、それではまた御用があれば』

そう言いながら悪霊が消え、欅の目に生気が戻る。
…うむ、フェルディナあたりにメンタル面を頼むべきかね。

「…はっ! ごはん!」
「…お前はそればっかだな」
「串焼きとモツ煮込み食べたい!」
「…例の光景の影響か? それにしてもおかしい様な気もするがよ」

【昼行動を終了します】


直下、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1

3:日常

直下、刑陣営判定。成功以上でもう一回、失敗で朝霧

↓2、虹陣営判定

12:黄
345:橙菫
67:青緑
89:その他

2:朝霧陣営のターン

0:特殊判定

            ヽノヘ             r、ノヽ
            ):::::::ノ   ,, -──- ,,   )::::::(
          ィ‐/::::::( / : : : : / : : :─ 、: \(:::::::ノ‐、

         / : 〈::::::::У: : : :/: : : : : : :ヽ: :ヽ: : ヽ::〈 : : ヽ

         〈: : : :ヽ::/ : : : :/: :/|: : i、 : ヽ : ヽ : ∨: : : : 〉
            ',: : : :∥ : : :斗:/─ l: : | \─-: :i ヽ:', : : :,'
            !: : :∥: : : / l/ ‐ ',: :l  -\、: :|: :|: :i: : :|
          | : ∧:l: : |=テ行  '、:! テ== 7:ノ : |: : :|

          ',: : : l:|: : ∧ |::::::|   ヽ |::::::| シl ∧|: : :i

           i:ノ: :!j\ヽ ゝ-'      ゝ-' ノィ : i: :八
   / ̄/´⌒ヽノ: :ノ: : :/ト=      △     ‐'' ト、 :\: : \ ィ⌒ヽ-⌒\
 ̄ / : : : /: : / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ: \ : : ヽ ̄

 ∥ : : : i: : :!                               ヽ: : ヽ: : :',
 |: : : : : |: : :|                                |: : : i : : |

直下

123:全員集合
456:元気なトリーズナー
789:またもや嗅ぎ付けられる

9:またも嗅ぎ付けられた

【というわけで適当にAAと設定募集。別にパンプキン縛りでなくてもいいです】
【まずは朝霧陣営から】

「お昼だねえ」
「ですね、マスター。紅茶はいかがですか?」
「あ、ありがとう、セイバー」
「いえいえ、毒などは入れてませんのでご安心を」
「一言余計だよね」

セイバーの淹れた紅茶を楽しみながらゆっくりと午後を過ごす遊那ら。

「んー、美味しい」
「でしょう、それなりにこだわってますから貧弱な舌でもわかるかと」
「…何か毒舌が増してない? セイバーって思ったことすぐに口に出す方でしょう」
「滅相も無い。私は本音トークは苦手なんですよ?」
「嘘だあ…」

なんだかんだ言いつつもセイバーの茶を楽しむ遊那。
その傍らでヘルパーと髑髏も親しげに言葉を交わす。

「ほら、その文章はおかしいですよ」
「あ、ほんとですね、ありがとう、ヘルパー」
「いえいえ、マスターが喜ぶならばそれに越したことはありませんから。…っと、放っていた使い魔が返ってきたようですね」

直下、使い魔判定、成功以上で陣営補足、失敗で捕捉できず

時は少々さかのぼり、半分倒壊した件の屋敷に二人の女が現れていた。
周囲を警戒していた警察は何の違和感もなく彼女らを通し、目は淀んでいる。
目的の相手に、物言わぬ死体となったそれに向き合い、一人が露骨に目を背けた。

「…仕事とはいえ、こんな妙な事件、調べる必要があるのでしょうか」
「まあまあ、そう愚痴を言わない。魔術に関する可能性がある以上、これが私達の仕事なんだから」

本来これはただの殺人事件、もしくは事故として処理されるはずだった。
だが、そこを嗅ぎ付けた狩人が彼女たち。
殺害された人物が相当の魔術師であったことなど様々な事情を考慮し、何らかの魔術犯罪者であろうという結論に達したのだ。

「とりあえずは下手人を見つけましょうか、若芽」
「…気が進みませんね、茄子、本当にやるんですか?」

                  ___     ∠ ̄ ̄^ヽ
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               7::/::::::::::::::::,イ::::::i/   i:::::::/  ,ィヽ::!:::::::::::::::i    i:.:.:.:.:.:.:|  __        __   ∨:.:.:!.:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
               乂:::::::::::::::/!:::::::::i,ィ灯カ j/  んハ 1::::i::::::::::l    、:.:.:.:.:.| /        ィfぢ¨ミk. |:.:.:ハ.:.:.l:.:.:.:.:.:|
   ,ィ⌒ヽ         ゝ、::::::::::/::::::::::::| ヒク    ヒソ   |::::::|:::::::::|     \:.:.:.ヘ  ,r=k、      ∨廴f}  |ル' ノ.:.:|:.:.:.:.:.:|
  〈    >、        ヘ::::::7::::::::::::::|       ,    !:::::/:::::::::j      丶._:ヽ.小._ハ       ヽ- '   _,/.:.:.:.|:.:.:.:.:.:|
   ‘,      >、      ヾ:、:::::!:::::::::|     _   /:/::::::::ノ         `',ヽ ヽり ,         ハ:.:/.:.:.:.:l:.:.:.:.:. |
   ‘,        `ヽ     ゝ、!:::::::::|\   ` ´  ,ィ:::::::::::/            'iハ.    .__  '      |/.:.:.:.:.:l:.:.:.:.l:.:|
     i`_          〉     ゝ、::::|  `  ,_ <:::/::::!/ヽ、           |_:.ヽ._         / /.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.|:.:|
    }‘,         〈 ,..-‐"´\ \iヽ   /:i   ̄`ヽ   ヽ          / __`L>  .__. '_. - '´.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.: |:.:'.
    ,′‘,.         /      }  ヾ ヽ、/ |     ヽ    \       r' `¨¨Yァ’.:.:.:,. - ' ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:. |:.:.'、
   ,.'   ‘,         !       /    r―γ‐¬   i  i       〉     / 二.ヽ }'.:,. ' ´ ̄ヽ ̄` ー-/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.∧
  /    `,       ┃     /    / __ん_ノヾヘ 」  |     /     l __ ',_ソ/      ∨   /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.∧
  !     `,        ┃    V     |/    \ヾ\\i     /      | └-'ノ|         ∨  /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.∧
  |             ┃     i     ,イ\ \   》 \\\  /       |   (. |        |.  {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.∧:.:.:.:∧
  |           /i     j    / ノ  `--ゝ一'   \\  /       ∨   /|        |  ∨:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:∧.:.:. ∧
  `、         _ノi \___,イ   ,イ'     ヾ..      ヾ V         ∨/  /        |    ∨:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.ハ.:.:.:.:∧
   \       ∧      |   〃      -=‐      | }          / 厂 ̄ ̄¨   、 .| {、  }.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.:.:!

「ええ、無論です。そうしなくちゃ日々のおゆはん代も稼げないと知っているでしょう?」
「それはそうなんですけど…、はあ、何となく嫌な予感がするんですよね」

ため息を吐きつつ、証拠品を物色する二人。
フリーの狩人、那須野茄子、的井若芽が動き出した。

【狩人、茄子と若芽が行動を開始しました、以後、判定により彼女らが何らかの形で参入する可能性があります】

【他陣営の行動描写を終了します】

「そういやあの後始末したっけ」
「一応やっといたけど殺したオッサンがオッサンやしなあ。早めに離れた方がええか分からんな」
「あっちに行ってくれるのが一番楽ですけどね」
「いや、その場合こっちで捕まえられんから。一応は拿捕を目的にしてるからな、俺たち」

貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価

下2

1:索敵

さて、じゃあそのためにもとっととダークブラックを見つけんとな。

↓2、索敵方法

1:全員で索敵する
2:誰か一陣営を索敵に向かわせる
3:フェルディナに【機械作成】をしてもらう
4:使い魔作成にチャレンジ
5:自由安価

4:というか使い魔まだ残ってましたね

直下、使い魔発見判定、成功以上で発見、失敗で発見できず。大失敗以下で破壊

6:発見

直下、誰を発見した?

12:赤紫
34:狩人コンビ
56789:黄

1:赤紫

「隊長、使い魔を放ったところ、ラグナ・クリムゾンと誠道蓮華を発見!」
「…うーん、いや、良かったのは良かったんだが。現在状況を考えるに捕まえに行ったところで、あの怪物に叩きのめされそうな気がするし、過去にはまだ送れんからな」
「ん? 送られへんの?」
「いや、送ってもいいんだが、その分そちらに送るために人数いるだろ? 下手こいてブッ飛ばされたら文句言えねえし。それしてたら嫌でも時間アッチに与えちまうしな」
「ですからまずは相手の目的ブッ飛ばして、反抗の意志をへし折ってから連行しようということなんですよ。…まあ、人質という選択肢はアリかもしれませんが」

その通り。それに俺たちの持ってる技術じゃあ即座に動けない分、リスクも大きいしな。

「というわけで捕獲はこの戦争が終ってからの予定だ」
「なら一刻も早く終わらせんとアカンね。俺も友達仰山待たせとるし、組織の方にも挨拶行かなあかんやろうし。死ぬかもしれんから嫌やねんけどね」

…コイツも物騒だよなあ。
さて、じゃあどうするかね。


↓2、赤紫に対する処遇

1:とりあえず接触
2:使い魔を張りこませる
3:放置
4:自由安価

1:接触を図る

「…よし、接触するか。うまくいきゃあ捕えてダークブラックの人質にできんだろ」
「そう上手くいきますかね。仮にも管理局にテロリズム仕掛けるような相手ですし」
「ま、言ったってこっちにはサーヴァント含め武闘派ぞろい、アッチは丸腰。行けるだろ」
「…ううむ、ま、話し合いとか穏便な形でも行けますしね」
「ん? 決まった? じゃ、夕飯やけどカレーでええかな?」

おう、具はゴロゴロで頼むわ。

【次回行動が赤紫陣営との接触に固定されます】

【夜行動を終了します】


直下、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【夜】+1

0:特殊判定

                   --≦: : : : : : ≧=-

                /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
               /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、
             .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .

             ': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,
            i: : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .
            |: : :/: : : :,:': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l|
            |: : i: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l: :}
            |: : |: : : :|: : :/l: l: : : : : : : : : : : :∧|: : :Ⅵ|
            |: : |: : : :|Ⅳ'/l: |: : : : : : : : : : :/∧从: : : Ⅵ
            |: : |: : ||Ⅳ|’: : : : : : : : : /:/ Ⅵ: : : : Ⅵ
            |: 从: : :´""` , ’: : : : : : /V:/ ―.|: : : |
            |: 从: : ,:|ゝ===.\: : : : :,:'"".、__斗:/: : :,

               从 州: :,      ,: : /    ̄ ̄//: : 斗
                从: l∧     ∨ l      ,:/: : /
              -/ニ_      ――ミ     'トニ \

             -=≦斗ニニ_   / ―――\  /ニニ\ニ≧
       -=≦ニニニニニ|ニニニ__ ナ/  ̄ ̄\\<ニニニニニ,ニニニニ≧

   -=≦ニニニニニニニニニニニニニ,  廴. ´二二ミ \) ,ニニニVニニニニニニニ≧
/、ニニニニニニニニニニニニニ|ニニ     (__ ヽ__ フ  ,ニニニニニニニニニニニニニ≧
iニニ__ニニニニニニニニニニニニニニ, '       ィ―― ュ    ,Vニニニニニニニニニニニニニ|
|ニニニヽニニニニニニニニニニニ/       ⌒\’      ,ニニニニニニニニニニニニニ|

|ニニニニ__,ニニニニニニニ./      //〉 〈_.\      ,ニニニニニニニニニニニ

|ニニニニニ__,ニニニニニ.∧ト.     / i  l::::::|  |.\     〉ト、ニニニニニニニニニ
|ニニニニニニ_ニニニニニ./ Vム    ニニニi  l::::::|  |ニニヽ   // ハニニニニニニニニニ
|ニニニニニニニ}ニニニ./  .Vム /ニニニニ   l::::::|  |ニニニl>  // /  ,ニニニニニニニニ

直下

123:狩人、なぜかヒーローと合流
456:トリーズナーさんの活躍
789:ひゃっはー、狩りの時間だー

5:トリーズナーさん活躍

        __ ,. ''"" ̄`7´ ̄ヽ.

      ,.ィ○ )           ト、-、_
      Lゝ_イ /  / i     ! ヽY) /)
       /  /   ハ ハ   i     ',]  っ
      /  /i  /-‐-! ハ  ハ i i  |
      /  / !  | ´ ̄ヽ レ' !-、ハ i |
    __/ / § iヽ|"      - 、/レ|/

   「{ へ、_§/ヽ、_   r‐-,  "!イ |
   く〉、/  `'ー=、-ト="´二二`ヽイ§| _,.ヘ

  └r-i___     ヽ、\⊂ヽ l|`ヽヽ-i⌒7/l
    ! ̄`r `''ー 、  |l l|--─'ヽr/ / //イ
   | /  /§,.ノ  / /  ヽ,  `ヽ Y /
   |ハ _,./''"´  く,.イ、   _ノ 、___ノ  l |'
 _r-''"      //〉87 ̄    /:|  ヽ!
く∠>、     /,.く ヽ、i   ´  `i7ヽ   `ヽ_
 く∠>、   //イ:::\  \   / ハ \ \/」
  く∠>、///:::::::::/,.へ_ `Y´ /:::ト、__\/_」

   く_ン//:::「ヽ/ //\  /::::/7|

直下、どんな感じで活躍してくれたのか。1ほど酷く9ほど感謝

5:多分狩人さんらの足止めしてくれます

【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】

【彼女らハロウィンほど活躍できなかった場合は後々の戦争に出しましょうか】

【再開】

「…魔術の残滓は館の外のみに限定されてるみたいですね」
「ということは、邸内の彼は何らかの魔術を使わない方法で…。茄子、やっぱりこれヤバくないですか?」
「…引き際は見極める、それまでは明日のおゆはんの為にも」
「ようよう、そこのお二人さん、一緒にお茶飲まなーい?」

喫茶店で顔を突き合わせ、今後の相談をする二人の狩人。
その背に声がかけられ。同時に二人は周囲の刺客となる位置から得物を取り出し、対象の急所に向ける。
だがしかし、サングラスをかけたその少女は怯むこともなくニヤリと笑みを向け。

「そんな物騒なモノ向けるんじゃねえよ。…俺は単なる流しの魔術師さ」

その態度に警戒を緩めない二人が用を尋ね、少女、ヘレネは頷いた。

「うん、それなんだがな」

直下、ヘレネの情報

123:刑陣営の事ばかり
456:どちらの陣営も同じくらい
789:虹陣営の事ばかり

7:虹陣営の事ばかり

「この街で近頃爆発事件があったのも知ってるな?」
「ええ、それも含めて調査中ですが」
「その二つの事件は間違いなく関わってる。で、これがその相手の情報さ」

そう言うとヘレネは一枚の写真を二人に放る。
慌てて受け止めた二人の視界に彼女は無く。

「目立つだろ? 気イつけな、強いぜ?」

その行動に狩人らは目を見合わせ。

「…見覚えは?」
「ありませんね」
「…考慮しておく可能性はあるでしょうか」

写真を懐に片付け、喫茶店を後にするのだった。

「…彼らの肩を持ったのか?」
「バカ言え、アイツらばかり消耗してもらっちゃ厄介だろ。双方が弱ったところを漁夫の利でいただくのさ」


【他陣営の行動描写を終了します】


「…目標を視認、隊長、指示を」

フェルディナに作らせた即興のトランシーバー擬きから声が聞こえる。
対象は誠道蓮華とラグナ・クリムゾン。こちらの行動には気づかれていないようだ。

「…一時待機」
「了解」

奴らを逃がさないよう、考え得る逃走経路には楠木、欅、フェルディナをそれぞれ配置している。
俺は荒事得意じゃねえから遠くで見張ってるが。
…さて、どうするか。このまま奇襲かけるもよし、現在の状況を用いて何らかの交渉をするもよし、人質にするもよし。

「…もう間違えないようにしねえとな」

23:30から行動案多数決

1:奇襲
2:会話
3:捕獲
4:その他自由安価

【先に三票】

2:会話

…こっちは圧倒的有利。で、わざわざ血を流す必要もねえだろ。
それに、下手に殺しなんかしたら離脱しそうなメンバーもいるしな。

「…フェルディナ、使い魔を」
「了解しました、彼らの前に、という解釈で構いませんね?」
「ああ、頼んだ」

フェルディナが機械人形を潜んでいた二人の前へと送る。
とっさに叩き潰そうとする誠道をクリムゾンが静止する。

「…管理局の人、ですよね?」
「おう、話が早いな、こちらは管理局特別部隊【ポリス】、現在テメエらは俺らに囲まれている」
「…つまり、下手なことをすれば」
「一応建前上は人殺しはご法度だ、だが、あとで調書に誤射、と書きこむことくらいはできるな」
「…な、何の用ですか?」

…テロリストのリーダー格だと聞いてたからもう少し豪胆かと思ったが。

さて、何を話すかね。現状では交渉、恫喝、脅迫、何でもできそうだが。

23:45から↓2まで会話内容

・人類史の滅亡を目的と明言したヘレネというマスターが率いるトリーズナー陣営について。
・ヒーロー陣営の目的について
・ラグナ自身が何を目的としているか

>>283-284

「とりあえず俺らの目標は捕獲、で、霊体化してるとはいえ、サーヴァントを所持してるお前等は何が起こるかは分からねえからな、とりあえず殺しはしねえよ」
「そっか、よかった。で、要求は?」
「まずは情報提供だ」
「情報?」

トリーズナー陣営のことは話しておくべきだろうからな。
なるべくコイツ等に潰してもらうためにも。

「おう、この戦争、俺たち以外にもう一つ陣営が参加している」
「…!? そんな情報を教えてくれてもいいの?」
「ああ、そいつは…、冗談かもしれないが人類史の滅亡を理由の一つに挙げた。…流石にそれを見逃すわけにもいかねえ」
「…! …そっか、感謝するよ。何か特徴は?」
「ん、細身の黒服男がサーヴァント、トリーズナー。で、その背に男みたいな話し方の女が乗ってる。…どうも人間じゃないらしいけどよ」


直下、ラグナ思考判定、成功以上で心当たり有

1:心当たり無し

「…そっか、で、まだそれだけじゃ用事は済まないだろ?」
「当り前だ。お巡りさんがそんな優しいわけがあるかよ。まず、お前達の目的、特にクリムゾン、お前の目的を知りたい」
「…過去の改変、ってのじゃ」
「駄目だ。うまくいけばお前等をこっちに引き込むことが出来るかもしれないんだからな」

クリムゾンを特に指名した理由は簡単、コイツだけは他のメンバーの中でも唯一こっち側だった人間だ。
それがどうしてアッチに転んだのか、俺は知る必要がある。
俺の言葉にクリムゾンは悩む様子を見せる。

「…んー、ボクはどうでもいいんだけど、他のみんなのこと勝手に言っちゃうのもなあ」
「私は構いませんよ」
「…他に要求は?」

…あまり贅沢言ってコイツの口閉ざしちまうのも問題か。

「そうだな、とりあえずはお前ら二人ができること、で、あとは誰かもう一人、できることを教えてもらおうか」
「うえ、それは…」
「忘れんなよ? お前は今交渉できる状況じゃないってのを」
「…それはそうだけど」


直下、ラグナ開示判定【弁舌】+2【状況】+1【リーダーの意地】-1

123:自分の目的+スキルのみ
456:全員の目的+自分と蓮華のスキルのみ
789:要求内容すべて

9:要求内容すべて開示

【眠気がひどくなってきたので少々早いですが本日ここまで。お疲れ様でした】

【申し訳ないです、今日はお休みなのな】

【遅くなりましたが再開】

俺の言葉にしばし逡巡する様子を見せるクリムゾン。
…それを見て少し安心した。この場で平気な顔して喋るやつなんぞ信用できねえしな。
もっとも、コイツがそこまでの食わせ物でなければ、という前提は付くが。
と、クリムゾンが肩を落とし、諦めたような表情と共に答える。

「…仕方ない、か」

そして、何処に目線を合わせようかとしばらく視線を彷徨わせ、とりあえず眼前の機械に照準を合わせた。

【ラグナのスキルを公開します】


【心頭血海】

                  ,.:≦≧xzz:::::::::::::..x、、、、..,,_

                       `¨´   `⌒`ヾ::::≧x、:...ミ:、
                             ‘,::::::::::::::::::::::\     ___/:::≧x、.,
                              ',::::::::::::::::::::::::::`::七:::::::::::::::::::::::::::::::≧:x、.,_
                                 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ァ‐ミx‐-- ミ:::::::≧:....,
             _             ___ノ::::::ァ''”''*ミ:::rミ:::::::::::::::::::::::/   `ヽ、  `丶::::::::::::>x、
           ,.ィ.:.:.:.:.:..:≧x、            }i::::::::::{    ヾ:.、ヾ:::::::::::::::::::',     丶    ヾ::::::::::::::::::\
          ,.ィァ,:.,.:.:.:.{:.:.:.:.:.:ヾ.:ヽ        j}::::::::::::',    ```` }::::::::::::::::::::\             ゙,::::::::::::::::::\
      ''"7'"/.:{.:.{:.:{.i:、.:.',:.:.}:.:.ハ        j{::::::::::::::.:.、 イ   「::::::::::::::::::、ミ::::\        ‘,::::;、::::::::::::::: \
   ,.*=*.,、,′'.:.i.:',:{M:,',j、fヘ:::i〕从       j{:::::::::::::::::::乂j   〉::::::x''””`ヽ ``ヾミx、_       V ヾ'"⌒`ヾ:::ヽ
   `´   `>:ノ|.:j.,ィ',φリ Φ.,',::|k、リ     __ ノ:::::::::::::::::::::::::::`ヽ  {:::::,′        `;::::::ヽ           ‘,:::::',
.    ノf'"⌒';l:リ ´|ト..,==彳'}リ,.`、__、:f7''",.ィ':::::::::::::::::::::::::::γヾ{  ‘,:i|          ',::::::::ヽ            ヾ::|
.      r_f'' |'`x,__リ 〈`.T´ リj//ハ'/>、:<´⌒⌒``ヾミ:ミ::::::ゝ、    乂           \::::::ヽ               }|
.     .,_    ,.:///,ヽ´ ゚}  j //ハ///\``     ヽ`ヾ::::::.,                    \:::ヽ          ノ:|
...    ノ::(ヾア'´{/////`'゚'七´////トミ、//〃Y、       \::',                    \ヽ          Y:::::リ
    ノ:::rミ{ 〈_) {////////////ハ'/ハ `'ミ{゚ ///>、        ヾ,                    \       |:/
    \:乂__,..;! }///////////.' ∨ハ   `ヾミ///>。,      {、
      ` 一'"  }//,ハ///////,{   ∨乂    ``Y//,乂     ``
           j'/,リ |///////,{   }'//ハ     人////ヽ
.           j{/,{ j゙///////{   ヾ'//}       `ヾ//∧
            j{'/リ ////////八.    Y⌒「ci     ∨/∧
        r'⌒Y ,′'///////,∧..  ヽ ┴┤      ‘{。゚__〉
        /ーミノ////////////,ハ    |___',゚{       ',´。.。〉
.       /一ミ/,′////////////|   i}  〉{       Y⌒`〉
....     _{__/ ;//////////////,|   i}´ T´       .ノ ', ',',
   r_‐彡´ _、 ', }'/////////////,リ   ノ i !         }_jヽ',‘,i
..  〈ィj7'/ 人j }/////////////.'  .ノ,j 〈,、∨         }.| リ
      レ      }/////////////..   |.i.liヽ〉        Y ノ/
          j! ///////////    ,リ|jj           ¨¨
.           j{///////////{
            j{///////////j{

彼の血を媒介とした異形の魔術。
自分を傷つけ、溢れ出す血を操作することで、あらゆる武器に対応可能。
また、周囲に魔方陣として振りまくことで一種の結界を作成できる。
自らを削り、自らを壊す自己否定の魔術にして自己犠牲の魔術。

≪使用時、【負傷】状態になる(ただし、戦闘時の-補正は無効)≫

≪以下の効果の内どちらかを使用可能≫

≪1、相手の幸運を除くステータスを全て合計し、その平均値にして振り直す≫

≪2、一時的に三日間の日数を経た【陣地作成】が可能≫

≪発動次、周囲の【負傷】状態にあるユニット一つに付き【体】が1上昇する≫


【応急処置】
血を使う魔術を応用し、一時的な止血、痛覚の遮断などが可能。
負傷の回復を早める、戦闘中、一時的興奮状態に置く事が可能。

≪【負傷】状態のユニットを回復させることが可能≫

≪【負傷】状態のユニットが戦闘において取得する-補正を無効化。ただし、逃走判定に大幅な-補正≫

…成程な、コイツに傷与えても無駄だってことかよ。

「…誠道蓮華、お前も能力を伝えてもらおうか」
「あら、私の能力など、大したものじゃありませんけど」


【蓮華のスキルを公開します】

【渇仰経巻】
使い捨て礼装制作スキル。
宗教的意味を持つ魔方陣が書かれた巻物。
一詠唱で大魔術が使用可能になる。

≪礼装【巻物】を作成可能≫

≪【巻物】使用ターンのみ【質】、【魔】に+3補正≫

 
【四種曼荼羅】

                     /: : /: : :/: : :. \: : : : : : \: : : \           /    /
                       / : : :/ : : :{   : : . ヽ____ : :ヽ: : :. \_       /     , '
                   ; : : ; : : | . : : : . ´|r\ヽ` : \   、ヽ      l     / __
                   / : : ; : : j; : : : : : | __  \ : : l   l レ      ,:l    ./´    `ヽ、
                     / . : ::l: : :/_j_、 : : : : | ィ7tそ㍉、__ !  :i ;\ __ / ;|    |=―     \ー
                     ,  : : ::l: :/  |从_, : : j| ゝー冖‐.' | j:ハ  | |、__ 彡}    | __     ヽ/
                      /  : : :} '  :/ィ垳㍉\(  :::::::::::::::::j/!V: :| / 、ー―= |    |´     ー= /
    ,: =ミ               l!  . : : l:  _j/)_少´...:::〈`        ノ|.:  レ、 )、  __j     \       /
   {   `             |}  :. : :.ヽ  ノー' ...:::    _ノ\     j    )厶<////      ::.\__, ィ
   ,      \         \、 \   `ヽ \_  v´:::::::::ハ   {    .////////         /
    ,        ‘,         }ト、  \   . ヾ`ヾ´  ヾ:::   /   ∧  ://///////|
    ヽ               人 \ヾ`ゞー`   \    `¨¨´   /!⌒!: |//////// {       ./     __,,=
      \      ' ___/   ー‐____   \ ハ。 ___  _/ У/ {////////人       /     //
       / ヽ     ∨ ̄     , ≦///// \  \::| (j___,/ | l |////////,ノ\    :l         {
    ./    ∧.     \__////////////\  \        _/V} }///////i  イ ヽ   ':       |
  ∠=―==ミ:ヽ      \//厶'ヽ///////////\ )ヽー     {/| |//////人 ( ノ`   :         !
./           `ヽ       ` < {_/ ̄ヽ//////∧ヽ j、       , '} | |ヽ//////( У    ;         l
                \―.....     \   '⌒!//////\\` 、_,/.//! ! /\///( /     / ;        \
\                ヽ     ∨=-  \/////人__)、  ̄ l/ レ///ハ///({    /   '    {      \
  >――--- 。 _          ',     ∨=_     ̄)//ハ///∧ ヽ / !///////ハ/// )ヽ /    :   ‘,
 /    / {ノ/}`ヽ      ',    |  =_   /////:}////|  :{:: ∨//////∧//)  {     ;    ‘,
./     /  ( ' /   .. -―-.....、  {!.     ̄ \///;'////|   ;:: ∨///////>‐)ハ! ,   }    ∧
  i  /  /:ヽ 人          __ \ j{         ヽ/j////ハ   ;::  ∨/////////しヘ/    '      l. \
  | /  /   ノ  \    /   ヽ ヽ\      ,}//////|  ;:::.. ∨///////////   /     |:   \
  ∨  /  ∧:  ,:  \   {     l  j  `Y´ ̄   }///// !.:::::::;:::::::...∨////////   /        { , ⌒ ` ー
    ヽ '   〈 V /    |\ ヽ _ //     .|     ノ//////}:::::::::':;:::::::::∨/// /    {       ∨

その体に刻まれた四つの曼荼羅が相互に干渉し、対象を超人へと押し上げる
異常なステータスはこのスキルの影響、強力な攻撃でその数は減っていき能力も加速度的に減少していく。

≪一画に付き、ステータスを3上昇させる(上限は9)≫

≪このスキルを一画使用することで以下の効果の内一つが使用可能≫

≪1、戦闘における不利判定を全て排除する≫

≪2、対人宝具を二日間使用不可、対軍宝具以上の場合は二回戦闘を行うまで使用不可能≫

≪3、選択した全陣営の負傷、重傷を治癒≫

≪ただし、使用最大回数は3回であり、一画使用するごとに、【体】【知】【質】【運】のステータスが-3されていき、最終的には全て1に変更される≫

…おいおい、馬鹿じゃねえのか?
生身でサーヴァントと渡り合えるだあ!? そんだけのことして、どうしてこいつは生きていれんだよ!

「あと一人、教えてほしいんだっけ?」
「…ああ」
「一人だけだ。もしそれを違えば、此処を脱出するくらいの覚悟はある。…できることならボクに誰かを傷つけさせないでほしい」
「はっ、よく言うぜ」

…しかし、まあ約束は守っておいた方があとあとにいいだろうな。
さて、誰のスキルを教えてもらうとするか…。


23:40から多数決、誰のスキルを知りたいか【現状、緑は全スキル公開済みです】

>>301-302 ヴァイオレット

…一番情報が明けてない奴を選択すべきだよな。

「なら都木静馬の情報を要求する」
「…ヴァイオレットか。分かったよ、…といっても、ヴァイオレットはまだ本領を発揮してないみたいだけどね」
「何?」
「…悩んでる、みたいなんだ」


【静馬のスキルを公開します】

【急造魔術師(インスタント・メイガス)】

聖杯戦争に参加する為だけに魔道に足を踏み入れた者。
当然、詰め込む知識は聖杯戦争に特化した物ばかりとなる為、戦争以降も魔術師を続けようと思うなら修練のし直しが必須となる。
また、予め「聖杯戦争が発生する」という希少情報を仕入れる必要が有る為、その存在自体 も稀有である。

静馬は元々の素質が代を重ねない人間としては破格であった為、ほぼ知識面の偏りだけで済んだが、
素質の低い者などは、寿命を引き換えにした無茶な肉体改造をする者なども過去居たという。


≪サーヴァントの真名看破に+1補正、個人を特定するキーワードを収集する度に補正強化≫

≪真名を看破したサーヴァントに対して、最適解を選ぶ可能性が増加、また、一回限り戦闘において+1補正≫

≪敵の魔術による妨害を看破する判定に-補正≫

【悪運】

どん底の状況に落ち込んだ際にのみ発揮される、特殊な強運。
但し、それが本当に良い事か悪い事かは、後になって見ないと判らない。
何故なら、この聖杯戦争に参加出来た事自体、或る意味悪運の強さに助けられた結果なのだから。

≪負傷や劣勢等、兎に角自身に不利であり、後が無い状況だと判断された場合発動≫

≪自身に有利(と思われる)な判定に+2補正≫

【揺れる正義】
この期に及んで定まらない覚悟。「これで良いのか?」と問い続ける自身の心に出すべき答えを持ち合わせていない。
過去を変える。この大逸れた事をして、それに対する責任を持てるのか?
…そもそも、妹は、喜んでくれるのか。答えは、未だ出ない。

≪選択肢発生時、精神状況により補正が変化する≫

≪自力でこのスキルを外す事は出来ず、イベントによりこのスキルを失う≫

≪このスキルが失われた時、【蛍火集う白刃の太刀】のスキルが全て解放される≫

 【伝承保菌「蛍火集う白刃の太刀(ホタルマル)」】

              jI斗‐=ニニ二二ニニ=‐ 、
                /ニニニニニニニニニニ\
              /ニニニニニニニニニニニニ',
           〈ニニニニニニニニニニニニニ〉

            \ニニニニニニニニニニニ/
            /   7‐-=========-‐ へ\
        ‐=''__,,.ィ            !',__  ̄ フ

             /            ,!  i |‐=彡
             ,'  !   {       /   ! !
               ' /i! :!  '.,    ,! /  ,!/
            i / ヽ{\\'.,  // ///

            |{     >,ー、-'' {r''⌒!/
            ヾ   マニニニニニニ/
              __,,.. -‐=ニニニニニニ=‐
          r=ニニニニニニニニニニニニ≧s。
          |ニニニニニニニニニニニニニニニ|
          |ニニニニニニニニニニニニニニニ|
          ト、ヽニニニニニニニニニニニニニ!
          |_ム マニニニニニニニニニニニニヽ
          |ニム マニニニヽニニニニニニニニニ}
          |ニニA ∨ニニニニ\ニニニニニニニニ!          /
          |ニニ∧∨ニニニニ≧s。‐-=ニニニニニi!       /.i:i
          |ニニニ\\ニニニニニ≧=‐- =ニニニヽ     /.i:i:i:i:i
          !ニニニ|ニ\\ニニニニニニニニ=-‐=ニ\ァ、/.i:i:i:i:i:/

            iニニニi!ニニ≧s。 ̄`ヽニニニニニニニ//.i:i:i:i:i:/
          ,'ニニニi!ニニニ/⌒\ \ニニニニニ//.i:i:i:i:i:/
          /ニニニi!、\ニ/ / /=\ \ニニ//.i:i:i:i:i:/


 鎌倉時代末期の刀工「来国俊」が打った太刀。刀身は3尺3寸4分5厘(約1m)。永仁五年三月一日の銘が 入っている。
 九州肥後の国、南朝側の武将・阿蘇惟澄の愛刀。
 敗走し、疲れ果てた阿蘇氏が深い眠りに落ちると、彼は刃こぼれした愛刀の身に蛍が群がり光り輝く夢を見た。
 目覚めた時、枕元に置いてあった太刀を鞘から抜くと、傷付き刃こぼれしていた刀はまるで研いだばかりのように光り輝いていたという。

 伝承保菌とは名ばかりで、静馬の祖先が第二次世界大戦終戦のおり、GHQの刀狩で破壊されそうな刀剣の山の中から、
 唯一一振りだけ持ち出し、そのまま歴史の陰に隠した現代まで残る宝具の一つである。
 正当な担い手では無い為、真名解放は不能だが、覚悟を決めた静馬に呼応するかの様にその刃は淡く輝き、
 その神秘の一端を見せつける。普段は菫色の袋に妹の写真と共に収められている

 ≪サーヴァント戦に補正を無効化して戦闘参加可能≫

――以降、隠しデータ――


「宝具を持ってるってのかよ…」
「…もっとも、ヴァイオレット自身はそれを扱いきれていないみたいだけどね」

「じゃあ最後の要求か。といっても、ボクら全員に明確な目標があるわけじゃない」
「それは知ってるよ」
「そっか、なら、ボクらを籠絡するための作戦の為かな」
「そんなとこだ」

…もっとも、そんな簡単に落とすことが出来る奴らだとは思ってもないがな。

「じゃ、まずはみんなの目的から話していくね。イエローとオレンジは共に復讐のため。イエローは自分の家族や仲間が殺されていることを恨んでいる」
「…ダークブラックか。確かにな、調べたところ奴の家族は好き者の連中に殺されている。…苛立ち任せ、そして遊び半分に」
「そう、だからイエローは彼らへの復讐を遂げようとしている。…とても悲しいことだけど」
「…待て、俺たちの調べた限りでは、アイツの復讐は終わってるだろ? 全員を殺したんだぞ?」

そう、ダークブラックの親族、そして仲間を殺したゲス野郎は、怯えて出頭した奴も含め、全員がダークブラックの爆撃によって殺されている。
だから、奴にとっての復讐対象はこの世にいねえはずだが…。

「うん、それでもイエローの心は収まっていなかった。だから、今の彼の望みは」

…全員皆殺しにしても終わらないその恨み。
そして、現在のこの状況。過去と未来、その言葉が俺に最悪の想像を齎し。


「大切な人が死ぬ可能性を限りなく0にすること。殺人者の可能性を根絶やしにする事」

  ヽ::::::::::::::::>。._,</////////////////////∧//////////>::/
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        /:::::::::::::::∧ ̄_,.斗弐ミ、 <::::::j{/////////////////////////////////>。.
      /::::::::::::::::::/ }〃 灯 /:::::\  --L////////////////>///////////////////>。
     /::::::::::::::::::::::{  ,    ̄  ’<:: \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/././// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ≧o。.,\
.   <:::::::::::::::::::::::::::::::::>'         ̄        イ ̄ ///////       .イ            \
    ``'く::::::::::::::::::/                     _ /, /////イ_____//
       ’<:::::::\                  }  ``'く//// {; ; ; ; ; /二二,

             ̄ ̄ ヽ                          \//i|; ; ; ; /二二{
      {\       ̄Y  ̄ ̄`             -、/ ̄ ̄ヽ/; ;  / 二二 |
       \ \      L.,,_          /  ,―/; ; ;‘, ; ; ; }; \;./二二二ム
        \二二二二二ム         ,イ   /; ;/; ; ; ; ;}; ; ; |。<二二二二.ム
          \二二二二 ム_ .。<ム_,--< ; ;/; ; ; ; ; ;。<二二二二二二二.ム
           \二二二二二二.。<; ; ; ; ; ; ; ; /; ; ; ;。<二二二二二二二二二 ム

             ≧o。.,二二二};.; ; ; ; ; ; ; ; ; ; /;。< 二二二二二二二二二二二二\
                ∨ニニ\; ; ; ; ; ; ; ;./二二二二三三三三三三三三i≧s二二.\

                     ∨ 二二}; ; ; ; ; ; /二二二二二二二二二二二二二}  ≧sニニ \
                    ∨ニニ/; ; ; ; ; イ 二二二二二二二二二二二二二 \     ``'<\
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                 /二二二/;./二二二二二二二二二二二二二二二二二二二}

それは、クリムゾンの口から現実となった。思わず問い返す。

「…! おい、まさかとは思うが」
「そうさ、イエローはその相手に連なる全ての血を絶やすことを願っている」
「ふざけんな! たとえ取り戻すためだとして、未来が変わらねえはずがねえ!」
「…」

俺の言葉にクリムゾンは悲しげな表情を浮かべる。
何でだ、何でお前がそんな顔をするんだ。奴らを率いるリーダーのくせに。

クリムゾンは俺の言葉に応えず、新たなメンバーの名を出した。

「次にオレンジ。彼女はとある事故で一族全員を失った」
「事故、だあ?」
「…知ってるはずだよ。彼女が最初に起こした事件」

…記憶を探る。ったく、こういうときに生身の体は厄介だ。
オレンジ、ペラ・バレンシアの関与が判明している最初の事件は。

「…! 地熱発電所へマグマを誘導、その施設もろとも職員を焼き殺したあの事件」
「うん、オレンジの家族は溶岩や火山のエネルギーから魔力を生成してたみたいなんだ。…そしてその日、度重なる過度の地熱発電によってマグマだまりは異常を起こした」
「…それがあの噴火」
「それを誘導したのはオレンジだけどね。だから彼女は願っている」

それが奴の過去か。道理で派手に壊しやがると思っていた。
もし、奴が科学を憎むのなら、その理由は。

「地熱発電の実用停止を、いや、惨劇の回避を」

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    二二二|二二二二二ニニニニニ|二二二二二二二
    二二二|二二二二二ニニニニニ|二二二二二二二

「…」
「間違いなくエネルギー事情は変化するだろうけどね」

当り前だろうが。地熱は現在時点でかなり有用なエネルギー源。それを許すわけにはいかねえよ。
コイツ等の願いは確実に未来へ影響を与えていく。許せるモノじゃねえ。

…だが、だがよ。その理由は、理屈は嫌でも理解できる。誰しもが望むものだ、誰しもが願うものだ。…人の過去なんざ、知るもんじゃあねえな。

クリムゾンは頭を振ると一つ切り替えたように笑顔を見せた。

「次は…ブルーかな? ブルーのことは知ってるだろ?」
「…セーラ・アウローラか。聞いてるぜ、あの絶望的な海難事故唯一の生き残りだってな。…つまり、アイツの願いは」
「君の想像している通りだよ。…ただ、一つ事実と違うね」
「?」

どういうことだ? 公式にも、『俺が知っている限りにおいても』、あの事故は機器の不調による偶発的な事故だったはずだが?
俺の考えを読み取るように、そして変わらぬ寂しさを纏いながら、クリムゾンは言葉を続ける。

「あの船を沈めてしまったのはブルーだ」
「!?」

…そりゃあ、初耳だな。…技術者としての血が騒ぐのか、フェルディナが息をのむ感覚が伝わってくる。

「その時、船の自動運行システムは不調だったそうだ。そして、セーラは使えなくなったシステムの代わりに、あの時代にはもう無くなっていた夜間哨戒を行っていた」
「そんな時代遅れな…、たとえシステムが不調だったとしても、その他のバックアップがあったでしょう!?」
「…フェルディナ、お前、いい奴だよな」
「え」
「…そんな安全神話が成り立ってなかったことは、後々の調査で分かってた。無論、情報は規制されたがな」

そうさ、世の中、表ばかりが真実じゃあない。

「…それもあの事故が詳しく追及されなかった理由だがな。…たった一人の生き残りっつうセンセーショナルな話題もあったしよ。…クソッたれてやがる」
「うん、そして彼女は眠気に負け、船は氷山と激突。…ブルーばかりが悪いんじゃない。むしろバックアップの不備に気付かなかった整備士や、ブルー一人に任せた船長の責任だ」
「だが、そんなもんは言いわけだ」
「ああ、そうだね。ブルーが多くの人を殺したのは確かだ。…そして生き残ってしまったことも」
「…サバイバーズギルト」

生き残った者が抱え込む思い。そしてそれが自分の手で引き起こしたこととなればなおさらだろう。
…つまり、セーラ・アウローラの目的は。

「彼女の願いはあの船を沈めないこと。それだけだよ」

               _ ........... _

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     / !,'ア',    ,  ∧`メニニメ、    {  ////ハ
   ,:' ィフ!::}    , 〈、ニニ≧`<ム   j //////!
   ,'  7!:i{::!    ∨ ./´` <ニニ\マム_,ノ /ー‐一'"
  ,   :j:i:j.!!i.     ∨     ` ヽム マ! /
  .{   ハ:!  i    /       /ヽソ´ {
  !  ,'!::,'  !   /       /`Y´  :}
  ', /:::i   i   ,'       ,:' (   ノ


ああ、まったく嫌になるね、クソッたれ。俺は性善説などこれっぽちも信用してねえ。
そもそもありゃ人が悪に堕ちやすいとかそんなんだったか? ああ、クソッたれ。

そんな顔すんじゃねえよ、クリムゾン。他人の話だろうが、他人にそこまで気をやんじゃねえよ。
…俺みたいになっちまうぞ。

次々に現れる聞きたくもねえ人間の過去。
…止めてやろうとも思ったが、これも一つの任務だ。諦め、最後まで聞き役に徹することを決意する。

「ヴァイオレットの話をしようか」
「…都木静馬。まったく犯罪データ上には乗っておらず、これまでの経歴に異常な点は無かった」
「だろうね、なら都木すみれ、その名前は聞いたことが無いかな」
「…!?」
「それって…!」

フェルディナも反応する。ああ、成程な、妙な改竄の痕跡があったがそういうことかよ。

「…そうさ、とあるテロ事件に巻き込まれて死んだ被害者の名前」
「…しくじったな、周辺調査を怠った。もっと完璧にしときゃ」
「仕方がないよ。ヴァイオレットは自分の目的の為に執念といえるほど強く妹との関係を消してたらしいから」

…一瞬俺の脳裏にアイツの顔が思い浮かぶ。
アイツを失うことになったら、俺は、確かにな。

「…目的、か」
「うん、ヴァイオレットはね。妹を呼び戻すために絶えた魔術に手を出した。もはや形を無くしたはずのそれにね」

…よくやるよ。だが、分かっちまう。

「そして執念は花を結んだ。…彼はもうボロボロだ。でも、それでも手を伸ばし、可能性を掴み取った」
「…都木の目的は」

クリムゾンは絞り出すように答える。

「テロ事件を無かったことにする事」

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                    Ⅵ从/イ|/   ノ
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                 /7        ニ=- ,,_
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                /ニニニニニニ/  ニニニニ二二|  「|\ヽ_/  ‘,
            /ニニニニニニ/   ニニニ二二二|  .|」  `|    :i
              /ニニニニニニ/    ニニ二二二二|    \  │    :|ヾ
          /ニニニニニニ/     ニ二二二二二|       `ト' :|│| | i丶
            /二二二ニニニ,:′   .ニニニニニニ二|        `弋,ノノ//≧tz
        /二二二ニニニ/     ニニニニニ二二|        `¨´`'`寺:圭:ミ:、

「…」

…だろうよ、どいつもこいつも背負い込んでやがる。
思いモンを、どうしようもなく重くて、そして捨てられないモンを。

「ボク等は後回しにして、グリーンかな」

グリーン、スリィル・クロヴァス。
調査の過程では何のとりえもない一般人のはずだが?

「グリーンは言ってしまえば一番人間らしいと思う。彼は魔術の家系だったんだ」
「…ああ、調べはついてる。だが今はただの科学と共に生きる人間の一人。だったはずだが?」
「でもグリーンはそれが嫌だった。自分には可能性があったのに、自分には誇りがあったのに。そう思い続けていたみたいだね」

…成程な、自分に対して、家族に対して、そして世界に対するコンプレックスか。

「もちろん、あの時代じゃ魔術なんて話にならない。ボクらの多くも、こうやってまだ魔術のある時代に到達したから力を増しているようなものだし」
「…ああ、そうだな。魔術なんてあの時代じゃいいところ花火と似たようなもんだろ」
「でも、それでもグリーンは取り戻したかった。栄光を、誇りを」

…どうしようもなく自己本位だ。
だが、俺はそれを否定できるほどの男じゃない。クリムゾンも同意見らしく、一回ゆっくりと頷いた。

「ボクはそれを否定できない。誰しもが求めるはずのものを、誰よりもハッキリと求めたグリーンをね」

思うところがあるのか、フェルディナが呟いた。

「…彼の求めるものは、誇り、ですか」

                                   ト、   ト、
                    _,.  -――-         | |  } :}
  \_       _,.  ' ´           `  、  | |  / /
    \  ̄ ̄,.二                   ヽ j///
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    ´/  i          :l:         、:.         ヘ
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…しかし、その願いはこんなメンバーの中じゃ厄介だろうよ。

と、クリムゾンが傍らの誠道に目をやる。心なしか困惑したように。

「えっと、パープルは…」
「私の目的は完全なる救済、万物が分け隔てなく救済されることです」
「…おい、キチガイ。その為に世界がぶっ壊れてもいいってのか?」
「? 救済の為に全ての人々が死に絶えるのならそれもまた仕方がありませんでしょう。その先において必ず救われるのですから」

…思ったよりぶっ飛んでやがった。そして滔々と妄言を垂れ流す。

「私が望むのは、永劫の救済、その間に起こる犠牲は、最小限に抑えられるべきではありますが、ある程度は仕方なき事」

そして、その終いに少し寂しげに笑い。超ド級の爆弾をぶちかます。

「できるならば、私一人の命で購えればよいのですがね」
「…マジモンの狂人だな」
「…僕と出会った時は既にこうだったんだ」

流石のクリムゾンもどこか不安げな様子で。

「ええ、素晴らしき事ではありませんか。全てを救済する。それが私に与えられた使命なのです」

                                             __
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. |       `-{   /   ./       /:/:/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ㌧`<_;>"::::∠-ゞ;:::';::::::::い .`、ノ
. !        ',  i.、- 、 i     ./:イ/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ::::゙:,/_;z≠-ー‐-ミ、ヾ;:::;ノ   〉
 ` 、       ',  .! ` 、 !     ノ  i!  !::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::ヾ"            `ミΚ    リ
   `  、 _     ', {   ゙`ー 、i<’、  l!  ゙ー=ミ:::::::-ャ;--- ¬´{:::::::::::::::‘.、         ゙マハ /
        ̄` 'ーゝ      ``ミゝ .l!    ll!  ̄¨',孑ヤ¨::::/7:::::::::::::::::ハ          }:::レ′
           丶、        ` 、!   l!    ト\::::::://::i:::::::::::::::::::!    ,. -‐_´  l::リ
               ` 、       ` .、 l!    ゙ト、ヽ://::::::}:::::::::::::::::l   ,. '’  ̄ `  ム’
                ` 、       丶!    ゙i::;>'ィ’、:::::゙i:::::::::::::リ  / _,,.、_,. ,.ィ'’
                   `ヽ.      ゙i     .{/:::`弌=k;;;;;;;;;イ-≠ ̄二ニ!::/;:イi
                     ゙ 、     .}     ゙'i、::::::::::::://i::::::ド゙¨´ ̄  /:/イ::l
                      `  、  !       ゙i\::::://:::!:::::!        {:::}::::::!
                                    ハ::::Уス:::::!::::{      ノ::以::::!
                                    ‘レ’イ\ヾ:::


…コイツは純粋に危険人物として扱うべきだな。
少なくとも、話の通じる相手じゃねえ。

…さて。

「で、だ。そんな中でお前の目的を聞かせてもらおうか。クリムゾン」

クリムゾンの目が機械をしっかりと見つめる。
どこかオドオドとしたその瞳の奥に、俺は何かを見た。

「本来魔術組織を潰していたはずのお前が、何故こんなことを為しているのかを教えろ」
「やっぱり知られてたか。…ボクはね、正直に言っちゃえば魔術とか科学とかどっちでもいいんだよ」

…ほう、どっちでもいい、ねえ。
そしてクリムゾンも語りだす。…俺たちの知らない過去を。

「ボクがそういった組織を潰していたのは、ボクの体に宿ったこの力を知るため、そして失った大切な人の復讐をするため。…ボクの生まれ故郷は科学と魔術によって潰された」

…幾つか候補が思い浮かぶ。そうか、あの中で生き延びた人間がいるのか。

「魔術によって崩壊した街に、科学が火を点してね。それは仕方が無かったんだと思う。それでも、大切なモノは全部燃えた。家族も、友達も。だから復讐した」

…。

「でも、すごく空しかった。すごく悲しかった。こんなことをしても誰も喜びやしないから」

…俺が沈黙を続ける間、徐々にクリムゾンの瞳の奥に映るそれが見えてくる。

「だけどね、そうやって色んなとこを潰しているうちにみんなと出会えた。…失ったはずの大切なモノにまた出会えたんだ」

それは、赤く揺らめくそれは。

「友達に、仲間に。だからボクの願いは」


「みんなの願いを叶える助けになること。そして、みんなを絶対に失わないこと」

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             |j    ',.:.:.:.:| '´ \     `” '' ‐―┴─┴─┴― '''”|
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....     ,。s≦ニニニニ≧s。, ,.:.:|      ',.:.:./≧s。,                   |

人を焼き切らんとする渇望の、そして使命の炎だ。

「その為なら、ボクは人殺しにだって、悪魔にだってなってやる。もう失いたくないから、もう手放したくないから」

そうか、それだけか。それだけなのか。
たったそれっぽっちのために、たかがそれだけのために。

「それだけだよ」
「それだけの理由でお前は」
「それだけの為にボクは死ねる。守るべきものの為に、大切なモノの為に」

クリムゾンは気弱気に笑う。
だが、俺はもうコイツをただの優男としてみることはできないだろう。

「ボクの力は、その為にあるんだから」


彼らの過去に影響を受けたか判定、成功以上でそれでも罪は罪、失敗で影響を受ける
(影響を受けた場合、即自的にではありませんが、のちのちの判定に関わってきます)


直下、一の位貴方、十の位フェルディナ

↓2、一の位楠木【それくらいの理不尽なら】+1、十の位、欅【破綻者】+2

貴方1:影響を受ける
フェルディナ1:影響を受ける
楠木9:鉄の心
欅6:そもそも理解できていないらしい


…クリムゾンの言葉は終わる。
俺は、俺はいったいコイツ等をどうしたかったのだろうか。
いや、任務は分かっている、やるべきことも分かっている。だが、それ以上に知りすぎてしまった。

「…コイツ等も、ただの人間かよ」

なら俺よりよっぽどマシじゃねえか。
機械の向こうで息を詰めているのは恐らくフェルディナだ。
楠木は沈黙を貫き、欅は僅かに鼻歌を歌っている。

「…それで、解放してくれるのかな」
「…ああ」

…これ以上は交渉内に含まれていない。
そもそも誠道がいる時点でサーヴァント一騎ですら少々心もとないのだから。
だが、それは言いわけだろう。俺は、俺は。

その場から去っていくクリムゾンを、以前のようには見れなくなっている自分を感じていた。

「…畜生、俺としたことがよお」

【朝行動を終了します】


直下、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1

1:日常

直下、刑陣営、成功以上でもう一回、失敗で朝霧側【虚脱状態】-1

↓2、虹陣営

123:黄
456:橙菫
789:青緑

1:朝霧側

3:イエロー

【というわけで短いですが本日ここまで、お疲れ様でした】

【明日はお休み、加えて一週間ほど行動が不安定になるので、再開できない日が多くなり、再開時間もかなり変動しそうです】

【その為、基本的にこの一週間ほどはお休みと考えていただければ嬉しいかと】

【お久しぶりです、乱心さんの引退宣言ということで生存報告を兼ねて企画に応募した没鯖公開】

┏━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━┳━━━━━━━┓
  ≪クラス≫:バーサーカー       【マスター】:             【HP/MP】:
┣━━━━━━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━┫
  【真名】:ハムレット          【消費】:          【属性】:秩序・狂           英霊
┣━━━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┳━┻━━━━━┳━━━━━━━╋━━━━━━━┫
   【筋】:C       【耐】:C      【敏】:B        【魔】:D       【幸運】:E      【宝】:B
┣━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┻━━━━━━━┫

                __,
          -=ニミ::、/,ィニニミ、
      _, イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::``ヽ、

       テ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
        /イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::>-::彳
      ' i::::::::::::::::::::::::::::>'::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、__;ノ
      /::::::::::::7--‐::':::/,:'/:::/::/:j::::::::::::i::::::::::テ'
    _ノ:::::::::::::,i::||::::::::://>i_i:::||:ハ:::::::::j::::::i::::i

     ゙̄个::::::iハ:i:',::::::| ィ示c、,i|:i |::::::/:::::/:〃

       〉:::::i i::::ヽ:::', 辷ソ '、ヾ ,ィ=::::/≠     弋──‐,┐
       ノ!:┌ ノ__::ヽ`ヽ  ̄`    iン,'イ´     r-----ニ--! j
        (彡ィヽ、 ハ:::i,         i/       `ー-- t ,t、.j  !
      _,.....j=- 、\ ヾ\,. --- /        _,. ヘ ! {/  i
      .j───-- `>、__ヽ /        {ニ´-‐ヘ ヽ  i¨', ',
     |           `ヽ、7´            ___ヽ,ヘノ   .',
      |    ,. イニ=---./__          / i___y ノ    ',
     j!  <       _,. -   ̄`ヽ       / ノ  ヽ、 `ヽ、   ',
     /!           /          i      ¨´    ヽ、_,.---- i
    / ,'        /     /> 、  |             |    ',
..  / i          i    //:.:.:.:.:.7}ハ               |     ',
 /  i     __   ./ /:.:.:.:.:.:.:.:// .i }           |,.---、 .ハ
. |     ィ´¨,..---、ヘ >、``ニニ彡 ,j iハ._          Y⌒`ヽ、 ',⌒i

. |   ,、  | |::::::::::::::::∧ヘ        /.j::<ハ          |:::::::::::::|ノy' 7
ハ ./∧  | |:::::::::::::::::::∧ニニニニニニ彡':::::::\            j::::::::::::::| r' j-t
 .∨!::::∨j |:::::::::::::::``ヽ``ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\       .i:::::::::::::::| ',ノ } .〉
  ヽ、:::::ヽj:::::::::::::::::::::::::::``ヽ、``ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ      ,'::::::::::::::::i i- ' /ハ
    {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::``ヽ、``ヽ、::::::::::::::::::::::∧   ∧::::::::::::::::i /ヽ' /
   八::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://ヽ、::::::`ヽ、::::::::::::::::ヽ、 /::::::::::::::::::::::|   ./
     \:::::::N:::::::::::::::::::::::::::://     `ヽ、::::::::::::>-:::::::::ヽ、:::::::::::::::∨ヽ./

代理AA:キャラ名(作品名) 枢木スザク(コードギアス)
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【クラススキル】
  ◆ 狂化D-
   「狂戦士」のクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
   身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。
   また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。

   バーサーカーの場合は、ある程度正常な思考力を保つモノの
   一つの思考回路に凝り固まり、話がそもそも通じないことが多い。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【保有スキル】
  ◆悲劇の主人公A
   悲劇の主人公として全ての人間を欺き、自ら破滅にひた走る役割から得たスキル。
   バーサーカーは全てのスキルに(偽)を付けることで習得することが可能
   ただし、その効果はEランク程度に過ぎず、効果の持続時間も短い。
   また、使用すればするほど精神汚染、狂化のランクがアップする。

  ◆精神汚染C
   精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。
   ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。
   バーサーカーの場合は思考が一つの方向のみにひた走り、話を聞かなくなる。
   主にその方向性は極端な自虐、悲観であることが多い

  ◆自己暗示C
   自身にかける暗示。通常は精神攻撃に対する耐性を上げるスキル。
   自分を悲劇の主人公である、と散々に思い込む。

   …ただし、彼を主人公として信じ、認める人間が現れた場合以下のスキルが発動する。

  ◆この愛に敵うか(Make up my sum)C
   どこまでも真っ直ぐに正義を信じ、愛す者を信じ、そして散って行った彼の生涯を貫く信念。
   彼は優しく、気高く、そして強すぎた。
   狂化、自己暗示、精神汚染スキルを無効化し、Cランク相当の勇猛スキルを入手する。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  【宝具】
◆「正か死か、其の一を撰ばんには?」(To be or Not to be?)B

自らの役目を見定め、悩み続ける言葉。そして、彼の性格をよく表した言葉。
だが、彼は最期には全てを賭け行動する。彼が選んだのは…。

発動時、ランダムにボローニアスを刺し殺した剣、もしくはレアティーズとの決闘に使われた毒剣が現れる。

・ボローニアスの剣が出た場合
最初の一撃を奇襲判定として扱う。
また、この宝具を用いて、敵を撃破した場合、その消滅判定を他者に与えることが可能。

自分のクラスをアサシンと誤認させることができる。

・レアティーズの毒剣の場合
真名解放により強制的に一対一の状況へと持ち込むことが可能。
加えてその状況で敗北したとき判定を行い
成功した場合には相手を相討ちにする、または相手のマスターに瀕死の傷を負わせることが可能。

自分のクラスをアーチャー、もしくはセイバーだと誤認させることができる。

┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【weapon】
剣、槍、弓等、何でも使用可能
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【来歴】

シェイクスピアの悲劇に登場するデンマークの王子。父を殺し、王位を簒奪した母と叔父に復讐を誓う。
その為に狂気を装い、周りを欺くもことごとく裏目に出てしまった。
恋人の父たるボローニアスを誤って殺し、恋人のオフィーリアはそのショックで発狂、溺死する。

その後、ハムレットに驚異を感じた新王とオフィーリアの兄、レアティーズが結託し
ハムレットをひそかに剣術試合の中暗殺する計画を実行。しかし、その試合の最中、王妃が毒を飲み死亡する
ハムレットもレアティーズと相討ちに終わり、辛くも王を殺したあと、この出来事を語り続けるよう頼んで息絶えた。

今回の聖杯戦争には、自らの罪の清算と巻き込む形になったオフィーリアの復活を望み参戦する。
┝━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【聖杯への願い】
自らの罪をさらけ出すため。
及び、オフィーリアの復活。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【性格】
超がつくほどの悲観主義者で重い厨二病患者、なおかつナルシスト気味で虚言癖がある。
つまらないことでウジウジと悩み、ちょっとしたことですぐネガティブになる。
己の正義を貫くが、それゆえに周りが見えなくなることもしばしば。

だが、その本質は何処までも真っ直ぐで、強く優しい誰からも好かれる好人物である。
彼の全てを受け入れる者が現れた時、彼は命をも惜しまない勇敢な戦士となるだろう。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【一人称/二人称(特に指定が無ければ空欄で)】

【しゃべり方の特徴(特に指定無ければ空欄で)】
どこまでも真面目な騎士だが、一度ネガティブモードに入ると理解不能の単語を羅列する人間と化す。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
【備考】
キャスターを除くすべてのクラスに適性を持つ。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【当時はイケると思いましたが、今考えるとすごいGO的鯖でした、もう少し調整ができただろうと思えます】

【再開はやはり金曜ごろとなりそうな予感です。明日出来ればしたいですがね】

【一時間ほどだけど再開】

直下、現在の朝霧陣営、成功以上で探索、失敗で談笑

4:談笑

直下、談笑内容

123:遊那とグリーン
456:悪霊ちゃんは語る
789:セイバーのお話

7:セイバーのお話

朝日の中で黒き鎧の騎士は、眼前の女を前にため息を。

「…またですか、ヘルパー」
「ええ、またです」
「分かっているならばそっとしてほしいものですが」

セイバーの苦情もどこ吹く風といったようにヘルパーは平気な顔を。

「そういうわけには行かないでしょう、セイバー」
「…貴女は誰かから問われない限り」
「ええ、その予定です。…ですから、自ら行った方がよいかと」

ヘルパーの言葉にセイバーは腕を組み、反抗の意志を静かに示す。

「何を行えと?」
「分かっているのでしょう? ランスロット」
「…ええ、分かっていますよ。裏切りの騎士とも言われる私がすべきことはね」
「ならば」
「はは、ですがそれはまた別の機会に。…お茶でもいかがです?」

露骨に話を逸らすセイバーに対し、ヘルパーは渋い顔を浮かべ。

「…いただきましょう」

直下、この光景を誰か見ていたか

123:誰も見ておらず
456:髑髏
789:遊那

0:特殊判定

      マ 、,__、                            /:::::::::::ヽ-ミ._ 卞
      ヽ`ミ i!_                          レ===彳|    }iリ

       \::::{__                        _,...- --∧ト::::::::::iメ/ ヽ- --
         Yス ̄                     {:::::::::::::::::i i\ ー/ |i i:, z::::::::::::`ヽ
         Yス ̄ ̄                  ヽ ::::::::::ノ;1::::ヽ /,.ィ( !(:::::::::::::./
.           Yス、         r'≦ ̄ミ       ノ::::ィ州 ! iv‐- 'YYYヽ>巛-‐:
.            Y⌒Y       ./:::::::: ヽハ リ      /:::::::i | 〈 tm'´ ̄ ̄‐/"
           l::::八        {==:=彳Ⅵヽ、- ._,.ノ  /:::::::/ミYノ ⌒∨::::::::/
   ―-≠ト‐ 、 l:::::::::::::`ー‐-== ヽ、 //:く_ - ._,.ノ f'r'´ ミ/ !`⌒∨::::./

 ー-≦ !::::::::::::}m、ヽ::::_:://:⌒ヽ:::::`ー./:::::::::::::::ミz  (::::::: ィ〈ヽ⌒<:::::::/::::::::::::::::::

___ !ヾ=:= !::::l!__  ‐-:::::::::-: /::::::::::::::::::::::::::` 、   ̄ !ノ:::::::::::::::::|:::|!:::::::::::::::::
.   ∧ トミ二ノ::::/ ̄ ̄     ̄ >{:::\::::::::::::::::::::: i |    ! -=⌒⌒‐‐'ハ:::::::::::::
  /:::::ヽノ '´ヘミ彡 ̄ ̄.       ヨヽ、\   :::::/j! ノ ̄二ニニ=──-{:::::::::::::::::
  ヘム/ /::::::::::ヽ             ! /ミ ヽ--‐_/´ /|':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  八|':::::〈 ::::::::::::: i          `!─-:::∨::::::::/ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   レ、:::ヽ=≦::〈       f' ―- ヽ─-:/::::::: 〈:::::::::::::::;;;;;::'''':::::::::::::::::::::::

     ' ,::ノ:::::/::ヽ     ≠ - ミヽ /:┐:::∨::::::::::ヽ:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
      ヽ:/:::  _', _ >レヘ'- 、>::::::ト――=ニニ::!::::::::::::::::::::::::::::::::
       ',:::::/:::::::Y:::::::,'::::::::::::::ヽ> 、ニン⌒ヽ 〕',:::::::::::::::>  -‐t て(二ー←っ,

        }´::::::::::::/:::\:{:::::::::::::::: 7/ヘ_) _-<::::ヽ:::>'::/::::::::::::::( <ゝ..、 ̄ ̄ ̄
        |::::\::::!:_::::ヽ==:=彳〉/::::::::/::::::::::::::::::::::ノ::V :::::::ヽ/:::::::::::::\
        |::::::/:::::::::::::::ミヽ、_//´:::::::|:!::::::::,,,,;;;;;;/:/|::V - 〈::::::=:、__:iZハ、
        |:::::ヽ、:::::::::::::/::\:三 {:!:::: j::!:::::::::::::/:::\/ Y:!:::::::::::ヽー::=:、__:::: ̄ヽ
        }:::::/匕,_ノ、::::::::::::::: ̄l !:!::::::::::r'::::::::::::\ |〈:::::::::::::::',    f'::::::::::::: ヽ
      /Y/::::::, <:´  Y::--:::/ ! {:!__:::! \:::::::::::::\ V.:::::::::∨ ヽ:! ヾ=====.〉
     /:::/:::::/::::::ヽ   ノヽ::::::ト 个/:::::::::(`ー 、>、::::::::::\\,.- -∨| :ヽヽ::::::::::ケ
   /:::::::/⌒ヽ/::>'´! /:::::::::──'.:::::::::::::|_:::ノ   \::::::/:::::::::::::::` 、:::\_/- ‐-
  /_n_:/Yス/:::ノ::::::::| '::--::::::/::::::ヽ::::::/:::::::j─<     \ヽ、:::::::::::::::::::〉\:::::::ヽ:::::::::::::`ヽ
  ━/:::::/ }:://::::::/::::::::::::::〈::::::::::'::::::::/^'''' ̄        \',:::::::::::::::/::::::::::‐-:::ヽ:::::::::./

  七:::::::/  |/ .|::::/:::r─、::/ゝ::::::ア::::               ノ::::::::::::ア:::::::: /::::: ヽ/:::::::/
  彡_;/.     |:/::ノ:::::::/::::::::::::::::::                ----‐',::::::::::::l⌒:::∨--‐:
 //  // /::~::::::/                       V  ヽ:--:::/ ̄ -:::ノ:::::::ヽ
. /   // /ヽ::/                             V /!::::::| ヽ !ヽ::::::: , __
   /   /:::::::/!                              |::::::::::V:--‐::: !  \:::::::__

直下

123:狩人さんが見てる
456:イエロー襲来
789:遊那、気づく

1:狩人さんが見てる

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / / /\ヽ  \
         /\_/ 霊 \_/ヽ

         〃中ノ ̄ ̄ ̄`ヽ_|中│ )
        (イ| |●    ●│|、)  |)
            )レ|⊃ 、_,、_, ⊂ レノ )i )
        /⌒ヽ__ヘ   ゝ._)   j /⌒i, (
      \ /:::レ l>,、 __, イァ/  / ! )
.        /:::::/ / ヾ:::|三/::{ヘ、__∧|
       `ヽ<  ハ  ヾ:∨:::/ヾ:::彡'ノ (/ソ

          \            ::::::::ノ
            ヽ       ::::::::::::/
              `\ ::::::::::::::/´

                 ─´´

直下、狩人さんの反応【情報は虹寄り】+2【飯の種】-1

123:襲撃
456:静観
789:接触

5:静観

そんな二人を木陰から見つめる目が四つ。

「…どう思いますか? 若芽」
「…あの不審者から与えられた情報とは違いますが、多分に霊的な、それもかなり高度の存在だと思うんですが」
「となると、襲うのは危険そうね」
「ええ、茄子の幸運を以てしても少し分の悪い相手かと」

狩人たちは目を光らせ、二騎のサーヴァントのやり取りを観察し。

「…茄子、こういった現象が起きる原因について資料を確認してもらえますか?」
「若芽は?」
「私はここで彼らを張っておきます。何か動向や明確な証拠があればすぐにでも使い魔を飛ばしますよ」
「分かりました、幸運を」
「茄子に言われれば大丈夫でしょう、では」

そして若芽はその場に残り、茄子は草をかき分け、消えていく。
静かな朝を、未だ二つの瞳が見守っていた。

【自陣営の行動描写を終了します】


直下、イエロー行動【仲間探し中だった】

123:未だ仲間探し中
456:探索
789:合流

【判定表逆でした。というわけでいまだ仲間探し中】

8:仲間探し中

「…見つからん」
「敵も味方も見つかりませんわね」

街を行く不審者が一人。
道行く人々はその奇妙な容姿に道を譲り、子供は泣き出し、犬は吼える。

「…はあ」
「どうしましょうね」

直下、イエロー行動判定、成功以上でまだ仲間探し、失敗で探索に切り替え

1:探索

そんな視線を受けつつも、イエローはため息を吐き。

「…仕方あるまい。せめて敵陣営だけでも」
「ええ、そうですね」

直下、使い魔(鳥)判定、成功以上で発見、失敗で発見できず

3:発見できず

…しばしの時が経ち。

「…見つからんな」
「まあまあ、今は運が悪いだけですわ。マスター」
「…ふん」

そしてその特徴的な姿は雑踏に消えていく。

【虹陣営の行動描写を終了します】


さて、そろそろ日も高くなったな。
…まあ、まだ気分は優れねえが仕事だ、割り切るしかねえな。

貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価

下2

4:休息

「…」

フェルディナもかなり堪えてるな。
…仕方がねえ、今は休息を取っとこう。…欅の傷も治ってねえしな。

「…悪霊ちゃん、あの話し聞いて何か思った?」
『えー、この馬鹿に隠れてますけど私も一応破綻者のくくりなので…、どっちかというと共感はできるけど他人は他人って感じですかね』
「そうやねえ、あんくらい何処にでもあるし」

【欅はあと四回休息を取れば回復します】


直下、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1

8:敵対的接触

【虹陣営は強制的にランサーに決定】

直下、刑陣営接触判定、成功以上で朝霧、失敗で貴方

5:貴方陣営と接触

【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】

【やはりブランクは響きますね、明日はお休み確定、木曜日からペース戻していきます】

【さあ、再開しようじゃあないか】

太陽がちょうど俺たちの真上を照らし出し。
そいつの影は唐突に現れた。

「…ダークブラックか」
「…チッ、数が多いな」

現れたのは不審者丸出しのダークブラック。
…コイツが最後の一人か?

「仕方あるまい、ランサー」
「ここに、マスター」

ダークブラックの影から獣の毛皮を生やし、悪魔の三又槍を持ったランサーが現れる。
…この時代、此処で潰せば終わりってことだな。

「闘う気か?」
「何をいまさら」
「これだけの戦力比があるのに?」
「…確かにな。だから俺も奥の手を使わせてもらおう」

そう言うとペレグリンは変装を解き、手を前に。
その手には、一つの腕輪。…妙な装飾が施されているようだが、ありゃ何だ?
俺の疑問に答えるように楠木がつぶやき、ペレグリンは唱える。

「トーテムポール…か?」
「ふん、よく分かったな。来たれ、大いなる叡智よ今ひとたび、この俺に力を分けてくれ」

そして、バチバチと、何かが響く。
この音を聞いたことがある。鉛色の空に響く炎、空を両断する鉄槌。

稲妻だ。

「サンダーファルコン!」
「■■■■ーーーッ!!!」
                                        ∧

                                          / .∧
.  ∧                                      / ,′'.
 ∧ l                                   / /  i ,ィ
 | | ヽ                                     / /   !/ |
ト、! ! ヽ                                     / /    /´ |
| ヽヽ ヽ                                  / /   /   |
i  \i  ヽ                            / /\ /   /,ィ
.\  \ 丶                          / ./   i   / '´/
!\\  丶 丶      ,.イ                   / /   /ヽ-'   /
ヽ、`丶、. \ \ /| / ./               / ,.イ   /  |   /,イ
.  |\  |\ Y \! レ'  レイイム-ァ          / /  l /   /_/'´ /
  ! `ート、ヽ |         /ヲ          / ./  , イ   , - '7     /
  ト- 、_.ヽ|\!   ,.イ ̄ ̄Τ三ヲ __   , '´ /,. - '´_i-‐ '´ ./__/
  \    ヾ、   /./  /ヽヾ 三ヲ─ァ〉Y  //,. -'´_/-─ ' 7  ̄ ̄ フ
    ヽ__ > !/ .,ィ勺  } ヾ三ヲ //T ///,ニ二 __/___/___/
     \__ >┴ く ヾソ_ノ /三ヲ/  V厶彡Tヽ`ー- !、_/  _ >
       \|    〉、  /二.ヾ/   _」`ー、_L__\___>'´
         ヽ_/Τ /Τ{、__.} l  _,.イ !`Y⌒i‐- 、
           /∠_ノ‐- .、-<∨ |∨  |_/ir‐、.>
           \/     >-〈  !     厶ノ
     ∠)`ー-、   /ヽ ___/-'^ーヽ、,′   /
      ∠)-  `ー' ∠          ,′   /
     ∠_)____`!         レ'⌒V
            ∠フ       ヽ_/


◆精霊喚器“サンダーファルコン”
 彼の一族が信仰していた精霊の宿る、トーテムポールの欠片を加工した腕輪。
 腕輪は一族に受け継がれる魔術刻印の様な物であり、精霊を召喚する媒介になる。
 生贄(魔力・生命)を捧げる事で精霊を召喚できるが、彼の魔力量では全盛期程の強さは持たない。
 精霊の姿は、人間を乗せる事が出来る程に大きい黒い隼であり、輝く雷光をその身に纏っている。
 空中を高速で飛行する事が可能であり、その身に纏った雷で対象を攻撃する事も可能である。
 また攻撃を受けて消滅しても、媒介である腕輪が残る限り何度でも召喚する事ができる。
 だが、召喚している間は雷の宿った魔力をその身に受けるため、召喚者は肉体に負担がかかる。

 ≪宝具一回分の魔力を消費、もしくは魂喰いを行うことで使用可能≫

 ≪サーヴァント戦においては全ステータスC、マスター戦においては全ステータスBのユニット【サンダーファルコン】を召喚可能≫

 ≪戦闘敗北時、【サンダーファルコン】を消費することで逃走判定に+3≫

 ≪召喚の継続は自由だが、召喚後は一日ごとに宝具一回分の魔力を消費し、二日ごとに負傷状態に陥る≫

稲妻のような絶叫。バチバチと響く放電音。
耳の痛くなるようなその巨大な鳥を背に、ダークブラックは立ちふさがる。

「さあ、かかってこい。復讐という名の痛みをくれてやる、科学の狗共!」

マスター戦を行うか、23:35より多数決、先に二票

【申し訳ない、以下の一文を入れ忘れていました】

≪このユニットによって引き起こされる【負傷】状態は、行動を共にする全ユニットに与えられる≫


・行わない

…あんなバケモン相手に戦えるかっての。

「俺たちは引いとく、アサシン、頼めるか?」
「ううむ、少々厳しいが、やってみよう」

で、方針決定、23:50から先に二票

1:このまま戦闘
2:アサシンの宝具で奇襲を行い戦闘
3:アサシンの宝具で奇襲を行い逃走
4:このまま逃走

2:奇襲

「宝具はいかに」
「バンバン使え」
「あれ、それで大変なことになるんは俺やのに」
「では、稲妻を纏いし鳳凰よ。――この極致、見切れるか」

アサシンが低く体を落とし。

「【抜刀・逆袈裟斬り】ッ!」

白刃を抜き放った。


直下、奇襲判定【気配遮断】+1

12:失敗
345:一人に負傷判定
678:二人に負傷判定
9:三人に負傷判定

8:二人に負傷判定

直下、負傷メンバー

123:ファルコン&ダークブラック
456:ダークブラック&ランサー
789:ファルコン&ランサー

8:ファルコン&ランサー

直下、ファルコン負傷判定

↓2、ランサー負傷判定【全人類の母】-1

◆全人類の母:A+
 ランサーは地球上に生まれた人類たち全ての遠い祖先。
 人であれば、誰もが親近感を抱かずにいられない別種のカリスマを持つ。
 ただし、スキル「◆神性」を持つ者に対して、このスキルは効果を発揮できない。

 【全ユニットのランサーに対する判定に-1補正を与える】

 【ただし、【神性】を持つ、もしくは人ならざる者には効果が無い】

1234:無傷
567:負傷
89:重傷

0:ファルコン特殊判定

直下

123:反撃
456:爆発
789:消滅

3:ランサー無傷

3:反撃

直下アサシン負傷判定

1234:無傷
567:負傷
89:重傷

9:重傷

【というわけでかなり早いですが本日ここまで、戦闘まで行きたかったのですが申し訳ない】

【オリオンって何だっけ。再開】

白刃は二つの影を捕え、その命をも奪う。

そのはずだった。

しかし、原初の女たるランサーは咄嗟にその身を悪竜の鱗で覆い、防ぐ。
歪な金属音にアサシンの剣閃が僅かに逸れた。

「ッ!?」
「■■■■ーーーッ!!!」

そこに殺到するは稲妻の瀑布。
アサシンの持つ日本刀が避雷針の役割を果たし、その全てがアサシンへ突き刺さる。

「ガァッ…!!!」
「アサシン!」

身体を焼く灼熱の雷撃が、アサシンの体に重度の火傷を生み。

「…く、しくじった」

アサシンは膝を付き、荒い息を吐いた。
結果として、その攻撃は此方の損害を生んだばかり。
忌々しげな表情を見せる貴方達に、遠く、大いなる叡智と共に生きる男の無慈悲な声が。

「殲滅せよ、ランサー!」
「…おおせのままに、私の愛する息子よ」

【戦闘を開始します】


20:30から↓3、対処法(複数選択可能)

1:逃走(令呪確定使用)
2:アサシンのみで戦闘
3:フェルディナを交えて戦闘
4:楠木を交えて戦闘
5:貴方を交えて戦闘
6:欅を交えて戦闘

【フェルディナのみ:-1、楠木、欅、貴方のみ:-3、フェルディナ+αの場合:-2、その他複数の場合:-3】

2:アサシンのみで戦闘

…クソッたれ、こんな状況で勝てるも糞もねえぞ。

「…マスター達は下がられよ」
「…何を」
「これは私が未熟である故、その責は自らで負おうぞ」

全身を焦がし、それでも凛とアサシンは立ち上がった。

「さあ、来るがいい、生憎、私の剣は生半可な一撃では折れぬぞ」

その姿に、俺は楠木を見る。
楠木の表情は、氷のように冷たく、冷静に現状を見ていた。

「…リーダー、この状況やとどうあがいても逃走には令呪を必要とする。なら俺らにできることは、ギリギリまでアサシンに粘ってもらうことやろ」
「…楠木」
「ま、…アサシンはそう生半可な男やないから、万が一ってのもあるかもしれんで?」

【アサシン陣営】

【筋】:3
【耐】:3
【敏】:5
【魔】:2
【幸運】:2

◆ 心眼(真):C
 修行・鍛錬によって培った洞察力。
 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

 【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】


 【重傷状態につき、全攻撃判定に-1】


【ランサー陣営:メイン・ランサー】

【筋力】:4
【耐久】:4
【敏捷】:6 
【魔力】:5
【幸運】:2 


◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆全人類の母:A+
 ランサーは地球上に生まれた人類たち全ての遠い祖先。
 人であれば、誰もが親近感を抱かずにいられない別種のカリスマを持つ。
 ただし、スキル「◆神性」を持つ者に対して、このスキルは効果を発揮できない。

 【全ユニットのランサーに対する判定に-1補正を与える】

 【ただし、【神性】を持つ、もしくは人ならざる者には効果が無い】

◆命あるものすべての母 (エヴァ)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 

 神の手によって作られたランサーの肉体そのものが宝具となったもの。
 いわゆる万能細胞であり、あらゆる生物の相を表出させて肉体を変化させられる。
 特にレビィアタンの鱗による防御はあらゆる武器を受け付けない鉄壁の守りと化す。

 ランサーの真名に由来する宝具。
 本来は「命を生み出すもの=母性」の意味だが、無辜の怪物化により変質している。

 【戦闘時、同時に戦闘を行う全ユニットの【耐】に+2補正】

 【身体に干渉する効果を同ランクまで無効化する】
 
 【一回限り、戦闘の敗北を勝利に変化する、消滅を無効化するのどちらかの効果を使用可能。ただし、この宝具を使用した際、このスキルは失われる】


【1ターン目】

直下、アサシン判定

↓2、ランサー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

アサシン【運】選択

7+2-1-1=7

ランサー【筋】選択

4+4-3=5


【アサシン、有利獲得】


【2ターン目】

直下、アサシン判定

↓2、ランサー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

アサシン【筋】選択

3+1-4-1-1=-2

ランサー【筋】選択

4+9-3=10


【ランサー有利獲得】


【3ターン目】

直下、アサシン判定

↓2、ランサー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

アサシン【筋】選択

3+4-4-1-1=1

ランサー【魔】選択

5+3=8


【ランサー有利獲得】


【4ターン目】

直下、アサシン判定

↓2、ランサー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

ランサー、1の位0獲得、よって強制有利

【ランサーの勝利です!】


直下、逃走判定、成功以上で令呪一画、失敗で令呪二画消費し撤退【重傷】-1

1:令呪二画消費し撤退

【というわけで一旦中断、続きは遅くに】

【再開】

眼前に立つ異形の女と雷光を纏った巨鳥を見据え、アサシンはチャキリと鍔を鳴らす。
澄んだ金属音が、焼け焦げたアサシンの意識を研ぎ澄ませ。にへら、と緩い笑みを浮かべた。

「…分の悪いことでござるね。本当はこんな状況、逃げの小五郎ではないが三十八系逃げるにしかずでござろうに」

そして瞬時にその目に殺気を点し、駆け出だす。
狙うはランサー。その鱗が薄くなった一転目がけ、白刃を抜き放った。

「しかし、虹のランサーよ、個人的な理由として貴女の主には激しい怒りを覚えている」

ガキン、と鈍い音。
同時に殺到する雷光からすんでのところでアサシンは飛び退いた。
ランサーはアサシンの目をしっかりと見据え、確実に守れる位置に移動させたダークブラックに意識を移す。

「復讐を果たすならばそれで良し、それを責めることは人殺したる私には出来ぬ事。しかし、その過程で多くの人間を巻き込んだ外道を許すことはできぬ」

ぷっと血反吐の混ざった唾を吐き、アサシンは冷たい怒りをランサーに叩き付け。

「いかに考えられておられるかな、虹のランサーよ」

直後、襲い来る雷光を一足跳びに躱していく。
ランサーはその問いに、動くことなく、ただ僅かに目を伏せ応え。

「正直なところ、私としてもマスターの意向には不満がありますの。…ですが、マスターもまた愛しき我が子」
「なるほど、悩んでおられるのでござるな、っと…!」
「■■■ッ!!!」

縦に、横に飛び退き、その度に苦悶の表情を浮かべるアサシンにランサーは問い返す。
アサシンはその表情に、今この場が殺し合いの場であるという状況を、一瞬置いておくことにした。
あまりにもその目が、悲しげで、苦しげだったから。

「ねえ、聞いてもいいでしょうか」
「何なりと」
「貴方は幸せですか?」
「ふむ、それはどの意味で」
「どの意味も何もありませんわ。…貴方は英霊でしたわね。問い直しましょう、貴方は幸せでしたか?」

その問いに、迫りくる雷光を多くは躱し、一部は受け流ししていたアサシンは、答える。
はっきりと、そしてどこか自嘲したように。

「…私の一生はそのような物とは無縁である故。斬る、断つ、そして命は屠られる、以上でござろうよ」
「…それは悲しいですわね」
「ははは、仕方がないことでござりましょう。人殺しはどのような形であろうと報いを受ける。むしろ冥府魔道に落ちるはずだった私が今ここで無念を果たせることこそがおかしいのでござろう」

笑うアサシンの体を新たな雷光が貫く。
苦悶の声を上げつつも、攻撃の間を抜き、アサシンはサンダーファルコンへ一撃を。

「そこまでしての望みとは」
「うむ、私は私の夢の先が知りたい。攘夷の意志を忘れた彼奴らが正しいのか、最後まで駆け抜けた我らが正しいのか」

だがその一撃は中空を掠め、新たな雷光が襲い来る。

「ま、大層なことではござらん、一種の自己弁護でござるよ…っと」
「■■■ーーー!!!」

その状況でもアサシンはランサーとの問答に返答を怠らない。それはランサーの特性によるものでもあるだろう。
だが、彼自身もランサーに対し、聞いておきたいことがあるのだろう。
彼は原初の女など知らないし興味もない。だが、この対峙する相手の中から溢れる圧倒的なまでの優しさは、姿を醜く落とされてなお人を信じる優しさは。

一体何処から来るのだろうかと。

「貴方の剣は、愛しき我が子を殺す剣なのですね」
「それは申し訳ない、生憎、道場剣術とは無縁故。必然的に我が剣筋は剣本来の役割を持つ」

言いつつアサシンは苦笑する。送り出す者と、送り出す者。
彼岸と此岸の差こそあれ、似たようなモノでもあるのだな、と。

「我が剣はただ人を黄泉へと送る剣でござる」
「…分かりました」
「構わないでござるよ、此処は戦場、あるのは死と生のやり取りのみ。むしろそれで迷いが断ち切れたのならばこちらとしても僥倖でござる故」
「…問答は済んだか。ランサー」
「思うことが無いと言えば嘘になりますわ。ですが、今ここで私のすべきことは、愛しき息子(あなた)を守り切ること…!」

ランサーの目に敵意が点り、ようやくアサシンは一種安堵する。此処から先は殺し合いに戻るのだと。

だが、しかし、その差は歴然で。

降り注ぐ雷光、迫りくる異形の女。
暗殺剣としては最高の精度であるアサシンの剣も、こと真っ向からの真剣勝負には相性が悪すぎた。
雷光と三又槍によってすでに満身創痍となったアサシンは、一つ深く息を吸い込むと、諦めたように言い放つ。

「くう、やはり一人では少々厳しいでござるな。私としたことが、少々義憤に囚われすぎたでござるか。マスター、あいすまぬ」
「んー、まあ、そこまで戦いきっただけでも十分ちゃうやろか。ごくろうさん」
「いやはや、誠に申し訳ないでござるよ」
「しゃあないって。ただ、もうちょっと次からは落ち着いていこな。…えっとこうすりゃええのんかな。令呪に命ず【撤退や、アサシン】」

紅い魔力がアサシンを包み込み、その場から姿を消失させ。
ランサーとダークブラックはとりあえず肩の力を抜いて佇んだ。

【刑アサシン撤退、ポリス陣営残り二騎】

「…マスター」
「お前が働いてくれる限り俺はお前に文句は言わん」
「…ええ、それで十分ですわ」
「…なあ、ランサー」
「何ですの?」

ランサーを振り向き、ダークブラックは一瞬口を開いたが、結局黙り込んだ。

「…いや、何でもない」
「…大丈夫ですわ、マスター。貴女も私の愛しい我が子。きっと、きっといつの日か」

そんなダークブラックを柔らかく微笑みながらランサーはその胸で抱きしめ。
ダークブラックは為されるがままにただ呟いた。

「…裏切らないでくれよ、ランサー」
「ええ、もちろん。そしてきっとあの子たちも貴女を裏切ることはきっと」
「…そうだと嬉しいがな」


「…あー、ちくしょう、また判断ミスかよー」
「おいフェルディナ、止めろ、それは俺に効く」

ご丁寧に声帯模写までしてんじゃねえよ。

「でも事実ですし?」
「…何かだんだん俺への評価下がってきてね?」
「え、私は最初からうさんくさいなーって」
「欅は黙ってろ。…俺はあんま現場は強くないからなー」

…言いわけだがよ。しかし、アサシンを失っちまったか。少々厳しいねえ。
ま、ヘルパーとセイバーがいれば何とかなるだろうが。…それにしてもツイてねえな。


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価

下2

【誤字が多い? それもこれもどっかの女神さまのせいにしておきましょう】

4:休息

…とりあえずしばしの休息だ。
こりゃ早急に朝霧たちと合流しなくちゃいけねえな。

【欅はあと三回休息を取れば回復します】

直下、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【夜】+1

8:敵対的接触

直下、ダークブラック思考判定、成功以上で令呪一画使用し撤退、失敗で戦闘へ【神殿完成済み】+1【連戦】+1

4:戦闘

林の中で、ランサー陣営はそれと向き合った。

「…これは」
「見事な神殿、ですわね」

眼前には木々を組み上げて作られた結界、及びに工房が。
その形は即席とはいえ、緻密で精工。もはや神殿と呼ぶべきそれを前に、ダークブラックは一つ息を吐く。

「…やるぞ」
「…少々厳しい戦いになりそうですわね」
「ああ、だから逃げるのが賢明だと思いますが?」

その中から滑るように一人の女が。
そしてそれを切っ掛けとするように黒き騎士と髑髏の大男、緑髪の少女が。

「生憎、俺は戦うこと以外を望まない」

ダークブラックはその強張った表情を隠そうともせず言い放ち。
一方のランサーはセイバーへと目を向けて。

「…あら、貴方は」
「…また厄介なご婦人のようですね」

直下、ダークブラックから朝霧へ好感度判定【ドルフィーナちゃん】+2

↓2、ランサー【全知の欠片】判定、成功以上で何かわかる、失敗で分からず


◆全知の欠片:B
 ランサーが罪を犯した際に身に着けた善悪の知識。
 善と悪、天と地にまたがる全ての事について知りえている。
 が、知っているだけで、その知識を生かせるかは別の話である。

 【情報収集、真名看破の判定に+1。】

判定に+1されないのかね

>>462 あ、忘れてましたね。結果は変わりませんが。

5:普通

5:分からず


「…? 何かわかったような気がしたのですけれど」
「ええ、何も分からなくとも結構でしょう」

そしてそのまま首を曲げるに終わり。

「で、戦うのですね」
「ああ、覚悟はいいか?」
「それはこっちのせりふです!」

【戦闘を開始します】

【ヘルパー陣営:メイン・ヘルパー】

【筋】:3
【耐】:3
【敏】:4
【魔】:12
【幸運】:7


◆高速神言:C
 龍の因子により、呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 儀式魔術や儀礼呪法であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 現代人には発音できない神代の言葉を、自ずと知っている。


 【宝具一回分の魔力使用で同ランクの【対魔力】を獲得】

 【【魔】による攻撃にランク÷2の+補正】

 【同ランクまでの魔術関連のスキルを無効化する】

 【【魔】による攻撃の割合を増加させる】

◆使い魔使役:A
 大量の動物や昆虫を使役し、野生の動物や昆虫を使い魔に仕上げる事も出来る。
 使役する使い魔の能力は、情報収集から戦闘の補佐まで多岐にわたる。
 また使い魔達はA+ランク相当の陣地作成スキルを持ち、二夜にして”大神殿”を形成する。

 【索敵判定に+2補正】

 【宝具一回分の魔力を使用し、二日間同エリアに留まることで【大神殿】を作成可能】

 【大神殿内においては戦闘時の【魔】に対する攻撃、防御に+3補正】

 【及び、二日経過ごとに【筋】【敏】に+1補正】

◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

 【ランク分の【魔】による攻撃に-補正】


【ランサー陣営:メイン・ランサー】

【筋】:4
【耐】:4
【敏】:6 
【魔】:5
【幸運】:2 


◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆全人類の母:A+
 ランサーは地球上に生まれた人類たち全ての遠い祖先。
 人であれば、誰もが親近感を抱かずにいられない別種のカリスマを持つ。
 ただし、スキル「◆神性」を持つ者に対して、このスキルは効果を発揮できない。

 【全ユニットのランサーに対する判定に-1補正を与える】

 【ただし、【神性】を持つ、もしくは人ならざる者には効果が無い】

◆命あるものすべての母 (エヴァ)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 

 神の手によって作られたランサーの肉体そのものが宝具となったもの。
 いわゆる万能細胞であり、あらゆる生物の相を表出させて肉体を変化させられる。
 特にレビィアタンの鱗による防御はあらゆる武器を受け付けない鉄壁の守りと化す。

 ランサーの真名に由来する宝具。
 本来は「命を生み出すもの=母性」の意味だが、無辜の怪物化により変質している。

 【戦闘時、同時に戦闘を行う全ユニットの【耐】に+2補正】

 【身体に干渉する効果を同ランクまで無効化する】
 
 【一回限り、戦闘の敗北を勝利に変化する、消滅を無効化するのどちらかの効果を使用可能。ただし、この宝具を使用した際、このスキルは失われる】

◆変化:A+
 卓越した魔術により、自身や他人の肉体を変形・変質させる。
 他人の姿からカモ等の動物、さらには無機物にまでその姿を変えることができる。

 【戦闘時、任意のステータスを1減少させ、その同数分のステータスを上昇させる(ただし、増減できるのはランク数の分だけである)】

 【逃走判定に+1補正】

 【奇襲判定に+補正】

マスター戦を行うか、00:20から多数決、先に二票

また、00:25から多数決、ヘルパーの以上のスキルを使用するかどうか。先に二票

マスター戦、【変化】共に使用せず

【とりあえずこの戦闘終了まで行います。お付き合いを】


【1ターン目】

直下、ヘルパー判定

↓2、ランサー判定

14:【筋】
25:【敏】
36789:【魔】
0:【運】

ヘルパー【運】選択

【???】により結果秘匿 

ランサー【筋】選択

【???】により結果秘匿 


【ヘルパー、有利獲得】


【2ターン目】

直下、ヘルパー判定

↓2、ランサー判定

14:【筋】
25:【敏】
36789:【魔】
0:【運】

ヘルパー【運】選択

【???】により結果秘匿 

ランサー【魔】選択

【???】により結果秘匿 


【ヘルパー、有利獲得】


【3ターン目】

直下、ヘルパー判定

↓2、ランサー判定

14:【筋】
25:【敏】
36789:【魔】
0:【運】

ヘルパー、一の位0選択、よって強制有利獲得


【ヘルパーの勝利です!】


直下、ランサー陣営【命あるものすべての母】使用判定、成功以上で使用せず、失敗で使用【まだ2クール目】+2【一回限り】+2

【こんなとこで出んでも】

77:自陣営に有利な特殊判定

            |i ≫

            ∨   ≫
              ∨: : : : ≫三三三二ニs。
             /∨: : : : : ≧=‐三三三二s、
              〃三ニ∨: : : : : : : : : :∨三三二
            /三三三 ∨: : : : : : : : : ∨三三二、__   _ノi
          i三三三/\∨: : : : : : : : :∨三三二: : : . . : : :}

          {三三二 \ ∨: ' ; : : : : : ∨三三ニ}=-: : : : : _ノi

         _l三三∥    \: \ : : : :≧三三ニゝ : : __: : :=-
            ヽ三三∥ ○    `   ○ ゝ三彡/=- ´
          i´\ニゝ                /彡三/
          .、  }三ゝ⊂⊃     ⊂⊃/彡ニ∨
           ゝ_\ニゝ         /彡ニ∨

           /彡三\ゝ           /彡ニ∨
                ≧s。_    。s≦ノ

直下

123:宝具の秘密ばらしながら令呪二画で撤退
456:令呪三画使用し撤退
789:セイバーがうっかりしつつ令呪二画で撤退

4:令呪三画使用し撤退

【第2クール、勝者、ポリス陣営】

【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】

「マスター、貴方方は後方に、此処は私と」
「私だけで十分でしょう」
「…分かった、セイバー。頼んだよ」

二人のマスターを背後まで逃がすと、二騎のサーヴァントは眼前のそれに立ち向かう。
一方のランサーも前の戦闘で受けた疲労が抜けきっていないのか、玉のような汗が。

「…連戦、か」
「私は構いませんが、マスター、どうか体を傷つけませぬよう」
「たとえ俺が傷つこうとも、果たさねばならないこともある。…もっとも、これはその前哨戦に過ぎないが」

ダークブラックが放った言葉は平坦な板金のごとく。しかし、その言葉にランサーは振り向いた。
だが、その一瞬のスキを黒き騎士が見逃さない。

「マスター」
「余所見をしていていいのかね? 【騎士は徒手にて死せず】!」

手に持つ剣を黒く染め、セイバーはランサーめがけ振り下ろす。
すんでのところで鱗を展開し、その一撃は堅い音を響かせ、鱗にめり込んだ。
何とか致命傷を避けたランサーはその剣を纏う黒に目を見張る。

「…触れたものを宝具に? …いや、これは、そうでh」
「申し訳ないが貴婦人よ、この湖の騎士が貰い受ける!」

ランサーの言葉を待たずして振り下ろされる連撃。
流れる水のごとく美しく、また、どこか動きを掴ませない一撃が着実にランサーの鎧を、力を失わせていく。

「ッ…」
「援護しろ!」
「■■■ッ!!!」
「かなり強力な使い魔、いや、精霊のようですね。…でも私には及びません。我が宝具の一端、受けてみせてくださいな」

ダークブラックの指示によって飛び出した雷鳥を、何処からともなく湧き出た蜜がからめとり。
その蜜は徐々に、徐々に、雷光の動きを鈍らせていく。
ヘルパーは笑った。嬉しげに、あるいは喜ばしいことであるかのように。

「さあ、覚悟はいいでしょうか。数多の試練を乗り越え、私を倒してみなさい?」
「■■■ーーーッ!!??」

その光景を見ながらなお、鱗を削られていくランサーはダークブラックに。

「…ッ、マスター、厳しい、ですわ」
「…持ちこたえられないか?」
「少々厳しいかと。…このままでは宝具を使うことに」
「…ッ、令呪に命ず! 【力を!】」

紅い魔力がランサーへ飛び、その速度を跳ね上げる。
突然の動きにセイバーの対応が一瞬遅れ、その手から剣が弾き飛ばされた。

「せめて一矢報いて…!」
「なっ、速いッ!?」
「ええ、愛する子らの贈り物ですもの、力は無限に湧いてきますわ」

【あ、再開でござい】

その鎧に三又槍が突きさされようとした刹那、先程まで雷鳥を沈めていた蜜が舐めるようにランサーに襲い掛かる。
慌てて後方に跳ぶランサー。そこには全身を蜜に蝕まれ、疲労困憊といった様子の雷鳥も。
セイバーは援護に礼を言うと、改めて剣を手に取る。

「感謝します、ヘルパー」
「いえ、当然のことですよ。無限を潰せばいいだけの事。セイバー、陽動はお任せを。生憎、矢面に立つのは苦手でして」
「承りました、ヘルパーよ。このセイバー、不肖貴女の盾となり、剣となりましょう」

そこからは、もはや蹂躙だった。
生物のように噴出し、襲い掛かる蜜と蟲の群れ。
それによる波状の攻撃を躱せば一騎当千の黒き騎士が現れる。
もはやそれは悪夢だった。飛んだとて、攻めたとて、結論は変わらず否。

「雷光を紐ほどけ、所詮それは龍に過ぎません」
「例え原初の女が相手とて、我が王の輝きに比ぶるまでもなく!」

万策尽きたかに思えようとも、ランサーには最後の手が残っている。
しかし、今それを使うことは後ろに控える仲間、そしてマスターに対し異常な不利を与えることを知っている。
だから、ランサーは静かに頭を振った。

「…駄目です、マスター」
「チッ、功を焦りすぎたか。…覚えていろ、管理局! 俺は必ず願いを果たすッ! 【撤退だ! ランサー!】」

まるで地の底から響くような怨嗟の声を残し、ランサーは魔力に包まれ消えていく。
残ったのは、夜に響く虫の声。

「…おわった、のかな」
「どうやらそのようで。…また次の出番を待つのみのようです」
「マスター、終わり次第ライダーのマスターへ念話を」
「あ、うん。ありがとう、セイバー」
「ありがとう、ヘルパー」

二人の感謝の言葉にヘルパーとセイバーも頭を下げ、徐々に薄闇へと消えていく。

「…かたじけなき言葉」
「当然のことをしたまでですよ。では、いずれまた」

【虹ランサー撤退。第二クール、勝者:ポリス陣営】


…っと、夜だが。頭ン中に何か流れ込んできやがった。

「おう、朝霧、どうした」
『ランサーを倒したと同時にヘルパーとセイバーが消えたんですが、これってやっぱり』
「お、やってくれたか。じゃあ、また別の時代に聖杯は移行。この時代での戦闘は終了だ、お疲れさん。場所は何処にいる?」

ふう、なんとか倒せたみたいだが。
…何かやり残したことはあるかね。

22:15から↓2までやっておきたいこと。なければなしと記入

なし

>>508-509

「と、いうわけで、だ」

夜も明け、現状報告と相成りました。

「で、だな。報告内容はとりあえず現状の確認を行っていこうと思っている」
「現状の報告ねえ」
「特にお前はずっと引っ込んでたから知らないだろ」

今まで引っ込んでいたコノリエもそろっての会議。
この場にいるのが全メンバーだ。…何というか。

「悪の組織みたいですよね」
「言うな。俺も気にしてたんだ」
「まあ、しかたあるまいよ。どのみち寄せ集めの混交部隊だ。で、まずは令呪数の確認か」
「だな」

…っと、現状の令呪数は。

【ポリス側】

剣:2
槍:2
弓:2
騎:1
暗:1
狂:1
介:3


【ヒーロー側】

剣:3
槍:0
弓:1
騎:2
魔:3
暗:1
狂:2


【トリーズナー】

反:?


「…うむ、何とか均衡まで持ち込んだ、というイメージだな」
「剣、槍、弓の三騎士やっけ? それがまだ余力残してるのは大きそうやね」
「ただ、相手のキャスターなんざはその正体も分かってねえしな」
「トリーズナーも色々と詳細不明な部分が多いですもんね」

…だよな。このトリーズナー陣営についても色々と触れておくべきかもしれねえな。

「そういえば、トリーズナーの真名は誰か心当たりあるか?」

…まあ、その宝具から考えて十中八九アレだろうが。

22:35から↓2まで、トリーズナーの真名判定

マルティン・ルター

>>512 正解

「九十五か条の論題を持ち出してきた時点で間違いないだろう」
「私もそれなら習ったことがあります。宗教革命の立役者、マルティン・ルター」

≪クラス≫:トリーズナー

【真名】:マルティン・ルター
【属性】:中立・善

【筋】:E
【耐】:E
【敏】:E
【魔】:B
【幸運】:A
【宝具】:B+

                      > ´ ̄ ̄` <

                        >"          ¨<
                       /               ¨<
                   /               \    ヽ
                     /             x…、.  ヽ.   ∨
                 /.    ,' ,' ,',' ,'. ィ.   |,ヘ', ', ヽ.  ∨
                     {    ,' ,' ,',' ,' i |   !""i i i  |i  ∨
                    へ     | | i | !│{ !   │ | | |  |l.  ト.∨
              │  ∨ . .ト卞|、i | ハ │   |  | | |  |l  ! ヾ
               ヘ   ヘⅥ ,|从仆ミヘ |   │ 从 ム |l   |  ヽ
                   '、  ヽ〈       }|   !x≦从メ、!\ハ
                 '、   ヽ`── '"_|   |__/z} ハ  '
                 ヽ   ヘ.ニ三三.|   {ニ=∧ハ

                  ヽ    ヘ三三ニ|..   ',=イ
                  _ 冫   \三ァ  _..- ヽ

       _   ,.._--―‐‐/^≧',     ̄       ',
      イ  ^ヽ<'///////,'\  〉  _ノ       .ィ \
       ヽ、   `<///////ソ  ''´      ノ│   \_
         `''-.._    `'''ー-イ        / /      ̄¨'''''¨ ̄ ̄ ̄ ̄¨メ.
.           |//>..,,     /!    / / ァ     {     ,'      .ノ’
          !//////≫..、 _/゛    l/  │       、┌―――一…'''´
          |///////,ノ゛      .//   │     _.//∧

          レ'////,ノ        ,'     l __......-‐''マ////∧
          ヽ//.‐"   l    ノ    _,‐7/l!1ヌ≧.,,ル/////!
        >‐''"´   __,,丿  /   /'//,/、 川 i`ヌ三三≧‐- 、

       イ__    ..-‐⌒ / `¨―ー…''''"'////,/ ヘ! || |  l|////ヌ三三≧ー- 、
          ̄ ̄ | ///////////////////∧  ',!l |   i|/////|   マ三三≧、
            1//////////////彡イ///,∧ 川   リ/////.|    マ三三ム

【特徴】:英霊・神学者

「…その能力はあらゆる権威、悪性の否定」
「おかげさまでアーチャーが潰された。厄介な相手だってのは確実に見といた方がいい。油断するなよ」
「そのマスターもなあ…、聞く限りは恐らく人間ではないのか?」
「ヘレネ…、ギリシアの女神の名前を用いる女、か」
「正直そこら辺は分からんのやけどね」

…厄介ごとが頭を痛めるが。

「とりあえず俺はへっぽこなりにリーダーとしての責務を果たさなくちゃならねえ」
「お、自分で気づいたか、人でなしの木偶の棒め」
「そこまで言うかよ。…ま、特にこれといったことじゃねえが」

揃った全員の目を改めて見る。

科学と魔術の徒、コノリエ。
身体を失い機械となった、フェルディナ。
悲劇の改造人間、髑髏。
何かを見定めたいアイドル、朝霧。
馬鹿なシリアルキラー、欅。
人好きのする暗殺者、楠木。

よくもこんな奇人ばかり集めたもんだよ。苦笑し、そして問う。

「これからは戦争ももっと激しくなるだろう。俺は自分たちを正義だと考えているが言い切るつもりはねえ」

全員が息をのむ。

「でもよ、正義とか悪とか関係ねえや。俺たちは俺たちの未来を取り戻すため戦う」

「そしてそれが無理だってんなら、嫌だってんなら今すぐに降りてくれて構わねえ。朝霧、欅、楠木なんかは特にな」

俺の言葉に全員が一瞬無言になり。次の瞬間に。

「馬鹿を言え、私はお前や未来など割とどうでもいい。私は私のしたいことをするだけだ」
「…はあ、これだけのことやるんですから、それなりの臨時ボーナスはあるんでしょうね?」
「がんばります! みんなのために!」
「…私は、未来なんてたいそれたことは考えてません。でも、彼らが誰かの笑顔を奪うのなら、その理由を聞かないと、その話を聞かないと」
「だって願いが叶うんでしょー? なら難しい話とかどうでもいいよー、あふ『…すいません、本当に。まあ、乗り掛かった舟ですし』」
「俺も色々と守らなあかんモンできたみたいですし、それなりの対価は払わにゃならんでやろうしね」

…誰も首を横には振らない。それぞれ自分勝手な理由も含めて、誰も。
思わず笑みがこぼれる。

「…うし、じゃあ、ま。たいしたことはできねえが未来を救いに行きますか」

なんとなく、大丈夫だろ。…少なくとも、あの頃に比べれば、今のミッションは、はるかにやりがいがあることだしよ。
一歩踏み出す、それに続いていくつかの足音が響いた。さあ、次はどんな波乱が待っているのやら。

【第二クールを終了します】


直下、次クール召喚可能数

123:二騎
456:三騎
78:四騎
9:五騎

9:五騎

…嫌な揺れから解放され、ようやく顔を上げる。

「…慣れねえなあ、これは」
「慣れるものでもないだろうな、こんなことがあったのだから私たちが生きている間に実用化されるかすら怪しい」
「うえ、ちょっと酔ったかもしれんわ…」
「だ、だいじょうぶですか、おみずのみますか」

うえ、楠木の姿見てたらコッチまで気持ち悪くなってきやがった。

「…で、今回は」
「今回はおそらく産業革命期のイギリスか? ついでに戦闘可能数も多いぞ、五騎だ」
「うげ、五対五、そこにトリーズナーかよ」
「ついでに時計塔にも近いな、油断していればすぐに刺客を送り込まれかねん」

…じゃあメンバー選定は。

「令呪数の多い三騎士とヘルパーは確定、あと一騎、誰を出すか、ってとこか?」
「そうだな、何か意見はあるか?」
「うーん、俺のアサシンは消えるとき重傷やったしいろいろ面倒ちゃうか?」
「私は特にない、というかさっさと外に出たいー」

ん、じゃあそれも踏まえ残り一騎を決めなくては、だな。


23:40から多数決、次の内どの陣営を参加させるか、先に二票

1:ライダー
2:アサシン
3:バーサーカー


また、直下、ヒーロー陣営登場鯖 (剣騎魔狂は確定)偶数でアーチャー、奇数でアサシン

1:ライダー選択

…まあ、数が多い戦争だ、多対一になることも多いだろ。
ならまあ、人数の補正をカバーできるライダーが適任か。

「うし、ならライダーを俺は推しておくぜ」
「まあ、隊長の意見なら私は従いますよ、他の連中も異論のあるやつはいないでしょう」
「あとは、セーフティーゾーンの設定だな。一応今回呼ぶサーヴァントのマスターを放り込んでもいいが、その場合は誰かにマスター権を譲った状態にする必要があるだろう」
「あれ、でもそのままうばっちゃうってのはないんですか?」
「そこは信用の問題、と言いたいところだが、幸いにも簡単なギアス、魔術契約なら私が実行できる。それで契約すれば問題あるまい」

…そうだな、まあ、非戦闘員全員ぶち込んでもいけねえことはねえが、相手はフルメンバーで来るだろう。
と、なれば情報収集や陽動ができる人員は欲しい。さて、どうするか。


23:50からセーフティーゾーンを使用するかどうか多数決、使用する場合残すメンバーはあとで安価を取ります。先に二票

1:使用
2:使用せず

1:使用

00:00から↓2、セーフティーゾーンに入れる人間を指定、複数可。(ただし二名まで)

>>546 …誰だ? おそらく欅でしょうし安価下も欅なので欅を選択。

【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】

【はーい、再開】

…色々と考えはしたが。やっぱり怪我が治り切ってない欅を連れだすのも酷だろ。

「おい、欅」
「んあ?」
「食料と水置いといてやるから留守番頼んだ」
「え、ランサーどうするの」
「…ああ、それな」

誰かにマスター権を委譲して、…あと超凡人号、借りることはできるか?


直下、【超・凡人号】借り受けられるか。成功以上で借りられる、失敗で無理【レーサー】-2

20:30から↓2、ランサーの代理マスター選択

手が空いてる狂暗のマスターのコノリエか楠木のどちらかでいいのかな
ステータスなんだっけ しばらく離れてたからどっちがいいのわかんねえ
とりあえずコノリエ

0:特殊判定

                    r==.f厂|\  i|\     ,l
                ト、 _」 三 i|| | ,/ ⌒ll   、   / |
                | Ⅵ i| 三 」| |/   |   マ^7  |
                | マ \_/ ̄ ̄ \ |   ∨  i|
                |∠二二二二二二二}   」__ |       __
                | {匸]」_L匸 ̄] 」コ  / /⌒ヽ     .| |

       f⌒!.       厂l丁 ̄  「 ̄ ̄ 「 |   {  {    }      .| |
       L |.        | i| |    |      | i|   \\ /      | |
       L | / 7    .| i| |    |      |_」     ヽイ        L_|
     /´ ヽ l|f^Ⅵ     . L.上!\/⌒\_/  \     ,r.┴────「 i|
     }\_ノ ilL i|「 ̄ ̄「 ̄ ̄ ̄ ̄丁 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「 |         |  |
    〈i二二} /ヽ}j    | 「ニニニニl| 「ニニニニニl | i|         |  |
    〈i二二}{  ノ___.i| |!ニニニニ|| |!ニニニニニ| | iL _____ iL_フ
    ∧ _、/ \三7 L_ ̄ ̄ ̄ ̄|    ̄ ̄ ̄ ̄   i|   |       | |
    〈──‐く    \丁   ̄ ̄「 ̄ ̄ ̄ ̄ 「 ̄ ̄ ̄ 「 ̄ L ___」__|
     \   \   ミl\__ i|二二「二二| ___/   /      / \
      \   \ _/ _」__i!|二二「二二|___ l_/      /   〉
       \__/  |      [二二二二]        /       /   /
                |      ========       マ____ /   /
              丁 ̄ ̄ ̄「 ̄ ̄ 「丁 ̄ ̄ ̄  / {     \\  /
            _ L ___L二二L.」____ Ⅵ\    >─<

            |       |   |   | |      `<\_ /
            l {二二二} |   |   | | {二二二二} ̄l
            l {二二二} |   |   | | {二二二二}  ト、
          /      /   i|   | 「 l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ l
            「 ̄ ̄ ̄ ̄l___.」    L_| !           i|
            ̄ ̄ ̄ ̄              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

直下

123:故障中
456:改造中
789:呪いの車

4:改造中

>>556 コノリエ

「ならば私がランサーを預かろう」
「コノリエ? 大丈夫か?」
「ああ、楠木は自分で身を守れるだろうが、私には護る術がないのでな、バランス的にもちょうどいいだろう」
「…それもそうか。で、だ。欅、凡人号貸してもらえるか?」

まあ多分無理だろうが…、と思っていると予期せぬ方向から声が。

「あ、すいません、隊長。ちょっとそれ私が借り受けてまして」
「? フェルディナが?」
「はい、ちょっとやっぱりAIとか入れることが出来たらなあって、この内部設備を借りて実験してるところです」
「ついでに私も一枚噛んでいる。科学と魔道の組み合わせだ、きっと面白い何かが生まれるだろうさ」

…うわあ、嫌なコンビだこと。

「じゃ、まあ事前に決めることは決めといたな」

そしてハッチを開こうと手をかけ。

「あ、言い忘れていたが」
「何だよ」

捻り。

「今回はかなり座標指定が安定しなかったのでな」

開ける。

「全員何処に飛ばされるか分からんぞ。あ、セーフティーゾーンの施錠は任せておけ」

そして意識は遠のいた。

「それは先に言え!」


…痛てて、ここは。

「よう、久しぶりよのう」
「おう、久しぶり、ライダー」
「で、何処か分からんが飛ばされたようだぞ、マスターよ」

見るとどうやらどっかの屋根の上らしい。
下には行き交う馬車、上を見上げれば黒煙が。

「…まあ、兎に角移動するか」
「うむ、他の連中も見つけねばならんだろうしな」


【今回から【散策】コマンドを【移動】コマンドに変化させました。【移動】コマンドを選択した場合、選択先に移動後イベント発生】

【イベント終了後、そのエリアに留まることになります。【索敵】では存在エリアを移動することはできません】


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価

下2

3:移動

「というわけで移動します」
「了解だ、マスター」

直下、イベント判定

12:敵さんと遭遇
34567:何も無し
89:味方と遭遇

5:何も無し

とりあえず街を抜けてもう少し騒がしい場所に来て見たが。

「…誰もいねえのな」
「うむ、しかし、お前の服装、似合っておらんな」
「…あー、そうねえ。一応最初の時間軸だけ把握してたから着ては来たが」
「よし、ならばこの時代っぽい服を探しに行くぞ」
「代金は?」

露骨にライダーが目をそらす。

「もしかしてお前が買いたいだけじゃねえの?」
「…おーっと、あそこに上品気なサロンがあるぞー」

…まあいいけどよ。あー、娘もいつかこんなんになるのかね。その前に俺の顔覚えてんのかなー。

【朝行動を終了します】


直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1【一日目】-1

1:日常

直下、刑陣営

12:剣
34:槍
56:弓
78:介
9:その他


↓2、虹陣営

12:剣
34:騎
56:魔
7:暗
8:狂
9:その他

4:槍

2:剣

【というわけで一旦中断、続きは遅くに】

【再開】

「いやあ、マスターが変わっちまうとはなあ。何だっけ? 聖杯大戦だっけ?」
「そうだ、不満か?」
「いんや、アタシとしてはま、悪くないと思ってる。どうやらアンタも悪人らしいからな。アタシがどう動こうと文句ないだろ?」
「…ま、騒ぎにならない程度ならな」

コノリエの言葉にランサーはクツクツ笑う。

「そんな済ました言葉遣いすんじゃねえよ。アンタは理論と常識で仮面被ってはいるがその実はただの人殺しだ。アタシと同じ、血に飢え、目的のためなら手段も、方法も選ばないド外道だよ」
「…生憎だがな、ランサー。お前は少し勘違いをしているよ」

メガネを光らせ、ニヤリと笑うコノリエに、ランサーは怪訝な表情を向ける。
そこには先程まで理知的に話していた女の姿は無く。

「私が手段も方法も選ばない狂人染みた外道だというのは百も承知だ」
「ならその通りじゃねえか」
「だがな、私が求めているのは血では無く真理だよ」
「真理?」

その表情に一瞬ランサーは身構える。
だが、コノリエは歯をむき出し静かに笑うのみ。

「ああ、私は科学を志した。しかし、そこには限界があったんだ。だから魔導にも手を伸ばした。…ただそれは残念なことに私のいた時代では上手くいかんでな。つまり、だ」

メガネが光る。白衣がたなびく。
その顔には純然たる狂気の熱を孕ませ、悪徳が駆ける。

「お前たちのような存在、魔力の塊、あるいは聖杯などという物は一体どういった理論なのだろうか」

                                                    _  -‐――z=- 、――-
                             λ                  -‐ -  ̄-‐ ̄ _ -‐ ´`ヽ ̄ ̄ 、`ヽ、
                            / ヽ               /'´  -‐  _ -‐       } }    ヽ ::.
                  ト    、        |   `ヾ、             // /  /           ||     } .j
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                      > く ̄`ヽ、 ) λ   .j レ       //   _ - '             /'    //
                   _ `≧‐ュ_  `ヽ迅、  /  {`ー―一// _ -‐_x≦ ̄ ̄二ニ====- 、 /'    //
                    、ィ /     \_ィ ̄` .ゝ'   j  _ - ' /‐ァ‥ ̄_ -‐`ヽ`´              {{
                   `Y / 、 \    `、 __/ハー' ̄__// /_,ュ≦==== ソ====ニニニ =‐-  、`ー
                     i/i  ト、  ヽ    ヽ _// }≧<//' ̄_二=‐'' ̄                     \ \
                     /iλ i{イ,>-}.\    \___ムイ_ ィチ二二___                       ヽ  ヽ
                     |ハレiN ,匁ノ .!! `ー-ュ―‐ァ /ィブ'才テ―――`===‐-、                    }   }
              , -‐ト! ノ` ー'   |::.    ` <壬_// _ -  ̄ ̄       ヽ )                厶イ
             γ/' ,-くハ _ 、イ} .! |ヽ     / ,厶≦====== 、   厶イ
           //" r〈 ュ_ユ/ー ´  ヽ`≦>-ュ_,ィチ '´          ヽ }
              { |' r'` YУ { |`ーァ夭、 }リ`ーァ==< ̄ ̄ ̄`ヽ      ソ
           `ー〈-`ュ>} _,イハ ({  }!У'  /  /  `、    ソ     /
              γニv`__/ } `>イ ̄У     /      :::.
           { {` ̄  / { 、, /'                ’
            ヾ===イ、__r` .ノ /'      ー-ュ_     }                                  _____  _  -、
.              /    |`   / ./'       ̄ ヽ  ̄ ̄  :::.                   _  -    ̄ ̄        (())` ィ=ニ三`ト
               .:::     j}ノ  |  .| |         入     ヽ       ______ ,ィチ                        ' ̄ ̄ ̄`>'
            ,イ   /"   |  .| |` 、        / \      \   _ノ´   , ィヂ´                   (())  {三三三三}
         /.ム-‐/     λ .! !  `ー    ./    `>      ̄_ -―一 '                    (())     <ニュ、 `ヽノ
        /≦=-‐'  γ ̄ { , ! !   ――- ∧  ィチ =ニ   二 -――                            ` 、三`ヽ{


「それだけが知りたい、…知りたい、知りたくて知りたくてたまらない! 私は、魔法をも知りたい、理解したい! その為ならお前も、このチームを裏切るのすら容易いさ!」

狂ったようにはじき出されるコノリエの発言に、ランサーはふと思いついたとでも言うように疑問をぶつける。

「…世界も、未来もか?」
「当り前だろうが、私の知的好奇心の前にはそんな理論も道徳も壁になりなどはしない!」

なおも笑い続けるコノリエにランサーはさらにもう一つ、問いを。

「…ふーん、なら、あの男は何だよ」

その瞬間、コノリエは黙り込む。そしてしばらく考え込み、絞り出すように答えた。

「…さてな、アイツはどうしようもなく駄目な奴だ。…人でなしの木偶の棒だ。…そして、少々興味が湧いた、それだけだ」
「おいおい、答えになっちゃいねえぞ。アイツはお前の何だっての聞いてんだよ、アタシは」
「…さてな、私にもよく分からん。ノイズのような物だろうなあ」

それだけを言うと、コノリエはぷいとそっぽを向き。
ランサーはその姿に彼女らしからぬ優しげな声で呟いた。

「…未だに響くノイズか、…案外アンタとアタシが望んでいることは同じなのかもしれねえな」

直下、コノリエ思考判定、成功以上で索敵、失敗で移動

8:索敵

「まあ、そんな話は置いておこう」
「ま、そうだな。敵を探しとかなくちゃいけねえ」
「…あの時代くらいなら監視カメラをハッキングすれば事足りたんだがな」
「どうすんだ? 使い魔か?」
「ああ、ついでに鳥にでも偽装したドローンを飛ばしておくさ」

直下、コノリエ索敵判定、成功以上で何か発見【科学と魔術】+2

6:発見

直下

123:何かいい感じの隠れ家
456:敵陣営
789:味方陣営

9:味方陣営

直下

12:楠木
34:朝霧
56:髑髏
78:フェルディナ
9:貴方

5:髑髏

「ん、見つけたぞ、あれは髑髏か。…どうやら郊外の方にいるみたいだな」
「…確かヘルパー陣営だよな。あんま暴れられそうにねえなあ」
「暴れたいのか?」
「まあ、ね。でも負けるよりかはよっぽどいいや。じゃ、行きますか?」

裾たなびかせ、二人の女が街を行く。

【自陣営の行動描写を終了します】


「…ああ、めんどくせえ。もういっそここで待ち構えとこうぜ、マスター」
「いや、セイバー? 言ってそんなにセイバー強くないでしょ?」
「んあ、否定はしねえけどよお。…ま、お前がどうしてもって言うなら文句ねえが」

朝の光に不健康そうな表情を浮かべる二人の男が照らし出されている。
とぼとぼと当てもなく歩く内に、気まずさを感じたのかセイバーがラグナに話しかけた。

「にしてもよお、俺も霊体化して聞いてたがな? お前、そんなに仲間が大切か?」
「逆にセイバーは大事じゃないの?」
「…あー、どうかねえ。大切、か。…もう忘れちまったよ」

どこか遠くを見るようにセイバーは呟き、焼け焦げた裾を見る。

「…ま、今頃会ったって殺し合うことぐらいしかできないだろうよ」
「何でそんな」
「俺は糞共の言う通りになっちまったからな。悲しき背教者さ、笑えるだろ?」

皮肉気に笑い、ため息を吐くセイバーにラグナは真摯な表情で向かい。

「笑わないさ。ボクは絶対に」
「冗談よせっての、腹抱えて笑えるぜ? クソッたれてしみったれた馬鹿野郎の陳腐な悲劇だ。あー、めんどくせえ」
「…セイバー」
「俺はなにも望まねえよ、適当に使い潰してくれ。どうせ夢も、願いも叶いやしない、奇跡なんてちんけな嘘っぱちさ。どうだい、酒でも飲みに行くか?」

だが、セイバーの表情も、物腰も変わらない。
そこにある虚無と絶望の深さに、ラグナは見えないよう、そっと拳を握りしめるのだった。

直下、ラグナ行動判定

123:合流
456:索敵
789:移動

6:索敵

「…とりあえず、索敵お願いできる?」
「ん、あと教会見つけたら」
「燃やしちゃダメだよ」
「…ちっ」

舌打ちしながらもセイバーは姿を消し、気配を消した。


直下、索敵結果

123:刑陣営発見
456:仲間発見
789:成果なし

5:仲間発見

直下

12:キャスター
34:バーサーカー
56:アサシン
78:ライダー
9:その他

6:アサシン

『おい、マスター。…こっちのアサシンの奴見付けたぜ』
「ん、ヴァイオレットか。でもさっき別れたばかりだしあんまり意味は無いかな。調子はどう?」
『ああ、…何か顔色悪いな、大丈夫かよ』
「…ヴァイオレットは色々悩んでるみたいだから。無理しないといいんだけど」

直下、ラグナ、静馬の元に向かうか、成功以上で向かわない、失敗でGO【さっき別れたばかり】+2

9:向かわない

ラグナはしばらく考え込み。

「…これはヴァイオレットが解決しなきゃいけない問題だ。…ボクが手を出しちゃいけない」
『…ってことは、このまま去るってことでいいな?』
「うん、ごめんね、セイバー。わざわざありがとう」
『…別にいいっての』

【虹陣営の描写を終了します】


…はあ、結局買い物かよ。

「おーい、荷物そんな持てねえからな。あんまり買うなよ」
「分かっておるわ、こうやって街を歩くだけでも十分だからな」

たく、…そういやライダーの願いを聞いてなかったな。

「おい、ライダー」
「? なんだ?」
「お前の願いって何だよ」
「…ふふん、秘密だ秘密、女には秘密が多い方が美しくなるんだよ」

…えらそうなこと言いやがるな。

「それよりも私としてはお前とあの女のなれそめの方が気になるぞ」
「あ? …ああ、フェルディナは俺がちょうど配属されて二年目くらいに来た部下でな」
「…話はぐらかすのだけはそれなりにうまいな。ま、いいが」

色々あるんだよ、大人には。


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価

下2

3:移動

…ただ、ここには誰もいねえみたいだしな。とっとと動くか。

「おい、ライダー、動くぞ」
「ん、そうか。まあせいぜいいい場所を探すとしよう」

直下、イベント判定

12:敵さんと遭遇
34567:何も無し
89:味方と遭遇

2:遭遇した敵さん

直下

1:バーサーカー
23:アサシン
45:セイバー
67:ライダー
8:キャスター
9:その他

3:アサシンと遭遇

【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした】

【再開】

「…なあ、お前運が無さ過ぎやしないか? マスター」
「いや、それを俺に言われても」

うん、まあ、それは事実だと思うけどな?
だって目の前にアサシンがいるんだもん。

「…どうすっかなあ、先に見つけられたから奇襲の怖さこそないものの」
「昼間に戦うには多少不利だな。私の宝具も基本的には夜にこそ真価を発揮するし」
「まずはアチラさんがこっちに気付いているかってのが問題か?」

直下、虹アサシン陣営、こちらに気が付いているか。成功以上で気が付いていない、失敗で気が付いている

7:気づいていない

…目線を追ってみるが。どうやら気づいてねえみたいだな。

「…どうする? 一応質量攻めや奇襲ができないことは無いが」
「つってここで無闇にぶち当たるのもなあ。せめて夜に当たっときたいもんだ」

23:05から対処法多数決、先に二票

1:奇襲
2:戦闘
3:逃走
4:観察

3:逃走

…こんなとこで戦力減らす必要はねえだろ。

「君子危うき先に何とやら、だ。ここは退くぜ、ライダー」
「うむ、いいことだな。正直なところ、あんなものに昼間関わる気は私も無かった」

そして抜き足差し足でその場を抜ける。
…ふう、せめてもう少し人数が多けりゃな。


「…? 今気配がしたような気がしたが。…まあいい、…考え込んでいるのか? マスター」
「ああ、振り切らなければならないとは分かっているんだがな」
「考えればいい、ゆっくり、時間をかけて。結論を出すのはマスター自身だ」
「…すまない、アサシン」

静馬の言葉にアサシンは歪な笑みを。

「いや、謝らなければならないのはこちらだ。私は今君の表情を見てほくそ笑んだ。…呪いのせいではあるがいかんせん腹立たしいものだな」
「…はは」
「…私は望まずして悪とされ、卑怯な賊とされた。…だから考えろ、悩め、マスター。しっかりとな」
「…ああ、分かったよ」

静馬は若干和らいだ表情を見せ、黒煙上がる空を見上げる。
そのどこかに答えを探すように視線を巡らせ。

【昼行動を終了します】

直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1【一日目】-1

1:じょーじょー日常

直下、刑陣営

12:剣
3:槍
45:弓
67:介
89:その他


↓2、虹陣営

12:剣
34:騎
56:魔
78:狂
9:その他

6:ヘルパー

5:キャスター


人の声が騒がしい貧民街。
その一角、打ち捨てられた古い家屋の一部にヘルパー等は姿を潜めていた。

「…一応体に不調は無いか確認はしてみましたが、やはり特殊と言うより他にありませんね、マスターの体は」
「そんなにおかしい?」
「はい、おそらくその【太奉】なるものに由来しているのでしょうが、異常なまでの代謝速度、加えて細胞の生成数は無限」
「…?」
「少々難しかったでしょうか。…たしかに、この方法を用いれば不死になるかもしれませんが…、これは不死というよりは呪いですね」

ぺたぺたと髑髏の体を触りながらヘルパーはため息を。

「…ううむ、まあ、とりあえずこれでおしまいです。マスター、今日もお勉強をしますか?」
「うん! ぼくはいろんなことしらないからいろんなことべんきょうしなくちゃ!」
「それはよいことですね。ではまず掛け算から始めましょうか」
「はい! へるぱーはやさしいね」

大柄な姿からは予想もできないほど柔らかなボーイソプラノで発音される髑髏の声にヘルパーは微笑む。

「いえ、当然のことです。私は介助者(ヘルパー)、マスターを助け、支えるためにいるのですから」
「へるぱーにねがいはないの?」
「ありません。私は皆さんを助けられれば十分です。それに、とっくに幸せですから他に求めることもありませんし、偉そうですが慈善事業のような物ですよ」
「へー、えらいねー」
「そんなことありませんよ。…マスターの願いも似たような物じゃないですか」

ヘルパーが笑いかけ、髑髏もその不気味な顔を子供のようにほころばせる。

「うん、ほんとはすてられちゃうはずだったしっぱいさくのぼくをたすけてくれたから」
「…」
「だから、なにかおんがえしをしなくちゃいけないでしょ? たすけてもらったんだから、ぼくのできることをしないと!」
「…マスターは本当に優しい方なのですね」

まるで母親のような笑みを浮かべるヘルパー。
そこに、一匹の虫が飛び込んでくる。

「おや、放っていた使い魔が返ってきたようですね」


直下、索敵判定【使い魔使役】+2

123:成果なし
456:敵陣営発見
789:味方陣営発見

3:成果なし

「…ううむ、やはり見つかりませんでしたか」
「みつからなかったのー?」
「ええ、少し蟲の数が少なくなってますからね、次はネズミを使ってみましょうか」
「ねずみ?」
「はい、それについてもお勉強しましょうか」

首をかしげる髑髏に図を書き、齧歯類の生態、そしてネズミ算を教えていくヘルパー。
髑髏も興味深げにその大きな体をゆすりながら聞いていくのだった。

【刑陣営の描写を終了します】


「…キャスター、もう一度貴方の願いを言ってくれますか?」
「えー、めんどくさいー」

一方、別の貧民街に身を隠すクロヴァスの顔には青筋が浮いていた。

「…貴方はそんなしょーもなく、どーでもいい理由でこの戦争に挑んでるんですか!?」
「しょーもないかそーでないかはお前さんの決めることじゃないじゃろ、小僧」
「そうですけど! そうですけど! 呪いって言うから、よっぽどのことだと思ったのに!」
「よっぽどじゃって」
「何がよっぽどかぁ!? たかがそれくらいどうにかしてくださいよ!」

フーフーと気焔を上げるクロヴァスにキャスターは素知らぬ顔。

「だって結構面倒じゃよ? というか今回の戦争は初めに召喚された位置での信仰受け継ぐみたいじゃからデメリット受け継いじゃってるし。キャスターざんねーん」
「いい加減にしてくださいよォッ!?」

もはや青筋を通り越して顔面から血を吹き出さんばかりのクロヴァス。
しかし、キャスターは詰まらなさそうに手に持つ杖を玩ぶ。

「ええじゃないの、ええじゃないの。で、小僧、索敵はどうなんじゃ」
「ぬああああああっ!!!」


直下、虹キャスター陣営索敵状況【一日目】+1

123:味方陣営発見
456:敵陣営発見
789:成果なし

0:特殊判定

       >──<
     /三三三'´`ヾ      ___,ィ' ̄ ̄ヽ,
    /三三三ミi       イ´ニニヽヽミィ' v}
   /三三三三ノ     /ェェッ< ''''''ゝニーッ、i

  ,ィ'三三ミ´     >≦/  __>イ/ `/ゝ‐''"´ `"''<
  ヾ三三}i´     }イノヾ三彡ゞ''",,,,ィシ''´ =≡三三シ ̄ ̄ ̄'''''──ッi====.、

   ノ三三i     ./イ_,。-  彡ィッ 。,__,,ヽ=====<´二''''''''''>ニニ、ェェェェ≧、_,ィ=.}
ェェェイ三三≧ェェェェェi{___,,,、、,ィ'i'´ .}: : : /: : }i`ヽ      ̄ ̄        マ ミ.シ
三三三三三三三ニ}ッ、 /(''‐= /_ノ }iノ: : _,ィ'─<             `"´
`'<三三三三三ニ.{ヽ'´ ヽイ `  //  ノ: : : :`ゝ,__  \_,,,、==。     ./`ゝ┐
        ,,。ッ、ニ==,,_ヽ .ヽ_,ィ'ソii=''´.ノー<: : : ー‐ゝ- ゞ=''  _`'ー─フ、ノ二}
.`''< >'´  __\__>iゝ,ヽ,ノi} /    `''''''''''ー<____≧ェニニ、 /{ニ}
   ./ >''"´   i,ィ'`<__.}iイ`'ー/              . ̄   ̄ ̄ ̄ ̄
 ././    `'ヾ    ','''''''''ノ ノ三≧ッ、

,イ /`ゞミッ、、__,ィ'ミ、   .ヽ,ゝ= Y.ヽヽ .マ三ミ、
../     `""''''''''ゞヽ__  ',   i マ}  マ三´
/≧、_____───'''''''''''''''ヽ;;イ ノ三≧ッ,
三三三三三三三三≧ェェェェェェェェェッイヽヽヽヽミ、__。ェェェェェェェェ、、__
三三三三三三三三三三>''"" ''´イノノノイ i三三三三三三三三}ェェェェ,
三三ニニニニニニ=======イ  ー'''ーイノニ  ./i三三三三三三三三三三三i
             ヽー‐__,,,,。イ三}___,,。イ三三三三三三三三三三三ミ
_,,,,。=──''''''""" ̄ ̄ ̄三>''"´ ノ /三三三三三三三三三三三三シ
三三三三三三三三三三/   / ,ィ'三三三三三三三三三三三三三i、

直下

123:『聞こえますか、聞こえますか』
456:トリーズナー捕捉
789:合流

敵の特殊って低コンマほど不利なのか?

8:自陣営どこか合流

悠然と座るキャスターの前でしばらく騒ぎ切ると、クロヴァスは諦めたように息を吐く。

「はあ、もういいです。それなんですけどね…、マズいことに相手陣営合流しちゃいました」
「ふむ、合流か。して、どの陣営が?」
「えーっと…」


直下、↓2、合流陣営。被りは安価下

123:ランサー
456:アーチャー
789:セイバー
0:ライダー

>>644 基本的にはそうですね

1、8:ランサー&セイバー合流

「…あの緑の子だから」
「お前さんに惚れとる娘じゃな。やーい、この色男」
「…茶化さないでくださいよ。えっと、セイバーと…、あれ? マスターが変わったのかな? 確かあの人はバーサーカーのマスターだったはずだけど今はランサーを連れてますね」
「ふむ、なるほど。ま、いいんじゃない? Let it be. 何とかなるじゃろ。あ、これSMA○の方ね」
「…何でそんな俗っぽいんですか貴方。もうちょっと、ほら、イメージはその」

あまりの乖離っぷりに改めて愕然としたのかもはやクロヴァスは言葉を失った。
その様子にキャスターは髭をしごきながらふぉっふぉと笑い。

「ほっほ、まあええんじゃないかのう、知らんけど。さて、そろそろ修行じゃよ」
「え」
「? 何を油断しとるか。しばらく消えていたからのう、その分ビシバシ行くぞい」

しばらくクロヴァスの呻き声が響いたことは言うまでもないのであった。

【虹陣営の行動描写を終了します】


【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】

【遅くなりました、再開】

…ふう、昼間は死ぬかと思った。

「おい、マスター、一体全体なんだってこんな狭くむさ苦しい場所にだな」
「あん? 産業革命時の情報収集つったらバーに決まってんだろ。安酒を飲みながら話を聞く、いいじゃねえか。作戦に乾杯!」
「…既に酔ってないか? まったく、私が英霊だからいいものをなあ」
「へっへっへ、管理局なんて糞喰らえだー!」
「…しかたあるまい。好きなだけ飲ませてやるか」

…ちょっと飲みすぎたな。

「大丈夫か?」
「ああ、大丈夫だよ、俺は人よりちょっぴりアルコールには強いって検査結果が出てる。…ま、俺の時代には酒があまり勧められてねえがな」
「それは残念だな、美酒に酔い、贅を凝らすこともできないのか」
「それほど窮屈じゃねえけどな。…ま、こんな時代の人間が羨ましくなる気はする」

これがノスタルジーとかそう言うもんなんだろうかね。
インプラントまでしようとは思わねえが、そんなことしなくても俺たちは既に人間辞めてんのかもしれねえな。


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価

下2

3:移動

…っと、ちと千鳥足だが少し動いてみるかね。

「…何処へ向かうんだ?」
「んー、当てもなくってわけじゃねえが」
「なら最初に索敵なりなんなりして位置を把握すればいいものを」
「まあ、そうなんだがな?」

…もう少しこの時代を歩いてみたいっていうのは秘密にしとこうか。
どうもこの人間臭い時代が俺はそれなりに落ちつくみたいだ。

『お前は何のために生きているんだ? ひとごろしで人でなしの木偶の棒』

と、思い出される台詞。俺は…。


直下、イベント判定

12:敵さんと遭遇
34567:何も無し
89:味方と遭遇

8:味方と遭遇

直下、遭遇メンバー

123:楠木
456:フェルディナ
789:髑髏

3:楠木と遭遇

と、そんなことを考えていたとき、背後に殺気を感じる。
咄嗟に振り向き腰元から銃を引き出す。現役から離れた身体を無理に捻ったためか、少し痛みが走る。
だが、滞りなく得物を引き出し襲撃者に銃口を向け。

「ちょ、ちょっと待って、堪忍、堪忍って!」
「…お前かよ」

そこには見慣れた学生服と何処かで聞いた関西弁。
タールのような黒さを纏った楠木が慌てて手を振っていた。

「何で襲おうとしやがった」
「いやあ、リーダーさん頼りにならんようなイメージあったから、襲ってみたらどうなるかと思って」
「…本気だったろ?」
「…な、何の事やろなア」

…嘘吐くのが下手なんだよ、バカたれ。

「ま、そんなことはともかく、や。ようやっと会えたなあ。俺英語は話せんから困っとたんや」
「ん? ああ、コノリエから通訳装置貰ってなかったのか」
「え、そんなんあったん?」
「まあな、…そういやお前陣地作成のスキル持ってたよな。やってんのか?」


直下、楠木【陣地作成(偽)】判定、成功以上で最初からやってる、失敗で今ここに来たばかり【人探し】-1

3:楠木は来たばかり

「ああ、すんません、俺もリーダーさんら探しとったもんで陣地作成の方まで気回ってませんでしたわ」
「そっか、まあそれは仕方がねえわな」
「だがこれでかなり選択の幅が増えたな。私の宝具は基本的に質量を増やす事や逃走、陽動、索敵に向いている。コイツの力で拠点を作れば様々な行動ができるだろうよ」
「あ、それがライダー。…ふうん、いい女やね」
「そうだろう? 何たって私は女王だからな」

…確かにな、拠点作成能力があればかなり有利に立てるだろうし様々な攻撃ができる。
惜しむらくは楠木がマスターじゃないって点くらいか。

【夜行動を終了します】

直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【夜】+1【一日目】-1

6:敵対的接触

直下、刑陣営

12:ライダー
345:ヘルパー
67:アーチャー
89:セイバー&ランサー

↓2、虹陣営

12:バーサーカー
34:セイバー
56:アサシン
78:ライダー
9:キャスター

4、2:ヘルパーVSバーサーカー

髑髏らが隠れ潜んでいた廃屋が突如爆音と共に破壊されたのはその夜のことだった。
夜も遅く、一日分の仕事はすべて終え、成果の無い使い魔をヘルパーが手繰り寄せたその時。
彼らの傍らにあった壁が真一文字に切り裂かれたのだった。

とっさにその場を飛び退き、背中を合わせる髑髏とヘルパー。
濛々と巻き上がる土埃を割るように現れたのは日本刀を持つ一人の女。

「あら、バーサーカー。本当にいましたわ」
『ええ、サーヴァントの気配がするとは思いましたが、よもやこう簡単に見つかろうとは』

女、蓮華は笑みを絶やさず、手に持つ日本刀、バーサーカー村正は闇にギラリと反射する。
ヘルパーはこっそり逃走経路を探るも、蓮華はそれを察しバーサーカーを向ける。

「申し訳ありません、私としたことが無辜の住民の皆様を傷つけたかもしれませんわ」
「…よく言いますね。先程の一撃、何も考えていなかったでしょう」

ヘルパーの視線の先には剣閃の跡が彼女らの隠れ家を通り越し広がっている。
耳をすませば呻き声や鳴き声も。おそらく巻き添えになった市民らのものだろう。
ヘルパーの指摘に蓮華は僅かに眉を反らせ、困った用に一言だけ返す。

「…仕方がないことなのです」
「しかたがない?」

その言葉はヘルパーと髑髏に怒りを齎した。
この女は、仕方がないの一言で人を傷つけられるのかと、人を巻き込めるのかと。
だが、彼女はそれよりも歪み、ねじ曲がっていた。

「ええ、全てを救う過程の中では必然的に少なからず犠牲が生まれます。今回は彼らが犠牲になってしまった。ああ、本当に、何と嘆かわしいことなのでしょうか」
「…ちょっと待ってくれますか? それを引き起こしたのは貴女なんでしょう?」
「ええ、ですから貴方方を早急に排除したうえで彼らの救護活動に移ります。…亡くなってしまっていた場合は、せめての祈りを。私が変わってあげられれば良かったのですが」

その言葉には皮肉も嘘も無い。誠道蓮華は純粋に己の目的のため傷付けた人間たちに対し哀しみ、慈しんでいた。

「…狂っているのですね」
「皆はそう言います。ですが私は狂っていません、ただ、全てを救いたいだけです」
「そのためにみんなをきずつけて、こわしてもですか!?」
「…必要な犠牲なのです、私も非常に心苦しい。ですがきっと、私の願いが叶ったあかつきにはその人々も救われるでしょう」

ヘルパーはその言葉に、いや、表情に先程までの怒りが吹き飛ぶほどの悪寒を。
なぜなら蓮華は、最初から最後まで笑顔を絶やさず、その言葉をただひたすらに信じ続けていたのだから。

「ええ、発言を撤回します。…貴女はどこまでも、どこまでも正気を保って歪み切っているのですね。狂うことなく、壊れることなく、捩じれ、曲がり、破綻しているのですね」
「いいえ、私は曲がってなどいません。世界をより良き方向に、皆が幸せになるように、それが私の望みなのですから」

その願いをいつまでも持ち続け、実行しようとしていることがすでに歪んでいるというのに。
蓮華は穏やかに笑う、捩じれ、曲がった正しき義を胸に。終わりが良ければ、全ては救われるのだと。
もはやヘルパーが言葉を失ったその時、小さな声が。

「…ぼくはいやだ」

ヘルパーはその声の主を見る。骨だけの奇妙な人間。明らかに人間を離れたそれが、誰よりも人間らしく叫んだ。


「ぼくはいやだ! みんながしあわせになることはすてきだけど、でも、でも、それはきっとまちがってる! まちがって、まちがってる!」


…蓮華の意見を間違っているとは否定できない。
確かに将来に確実な救済があるならば、今を否定することも、破壊することもある程度は止むを得まい。

だが、子供の癇癪のようなその叫び。その叫びは理由もなく、根拠もなく、ただ生きる人間としてそれを否定した。

与えられる歪んだ救済よりも、今を生きる者が信じ、掴み取るべき救済を、愛を、不器用に、稚拙な表現で。

「へるぱー! わかんないけど! わかんないけど! きっとこのひとをほうっておいたらだめだ! てつだって!」
「…その通りです、マスター、誰かに与えられる未来より、自分の手で掴みとってこそ人間です。私は介助者。…英霊という存在ではありますが、この力、ヒトの為、存分に使ってください」

                                        ., '´ ` .、

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       ` 、    .|:::::::::::::::::::::| l.l. ,‐‐、  ,--Y  ./:::::::::./ ./  /       /ニニニニニ/              Ⅴ
         `.、    .ヽ::::::::::::::::::| `l. ー' .,、 .ー''l  /:::::::::./ ./   /      /ニニニニ イ     j{\  ハ   i|    ト、 ゚ ,
          `ー----ゝ:::::::::::::|_.ゝ、__.ー._ノ. .                ′ ニニ<   ト、  i|ィ震斧ミ /. j{    八 ゚ ,Ⅴ
                 ̄ ̄   ヽ.IIIIIIIIIIII ,.'"      .ノ      `¨¨¨¨7   \,ィ斧 、. | Vzソ |/| j{.    |Ⅳ  ゚ Ⅴ
                        ノ _  >---''/    ,r‐‐‐‐'           / 八 { Vリ ,       j 从.    |     }Ⅴ
                       //   ̄'''―/  .                 /. ,イ  }、 \     ,   ′{     八    |
                /        /   .               , /7  ′`¨. 、 `   /.{r-----、 /       | |
                    /         ./  ヽ_,.、   ヽ,r‐-、_ノ   / /  / |  _ ≧-=-― Ⅴ¨¨¨\Ⅴ     八.{
                  /、  `、      l     `ヽ、ヽ   l     /,゚   /  /_。o≦ニィ__ ヽ- l_」    }l     /イ 八
              |ヽ、`.ー‐ヽ     )       ヽ`ー‐'    / / -―‐―‐|ニ 。o≦≧o。ヽノ-¨゜ _  ′     7 /
              ヽ__二ニ=ー ヽ____(   `- .__ ノ     r-------  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽニニⅤ / 。o≦.  八       /
‐'''""~ ̄ ̄~""'''‐-...,,__ ヽ__,,  /  /.ヽ ___ノヽ      八_____j   f   ,    Ⅴニニlイ.′   /ニ Ⅴ  /./
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自らに敵意を向ける二人を前に、蓮華はその表情を初めて悲しみに歪め。

「…仕方がありません、一切衆生済度、貴方方も救って差し上げましょう!」


【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。次回ヘルパーVSバーサーカー】

【明日はお休みの可能性大】

【やっぱり今日はお休みするのです、遅くなって申し訳ない】

【再開】

【ヘルパー陣営:メイン・ヘルパー】

【筋】:1
【耐】:1
【敏】:2
【魔】:7
【幸運】:5


◆高速神言:C
 龍の因子により、呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
 儀式魔術や儀礼呪法であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
 現代人には発音できない神代の言葉を、自ずと知っている。


 【宝具一回分の魔力使用で同ランクの【対魔力】を獲得】

 【【魔】による攻撃にランク÷2の+補正】

 【同ランクまでの魔術関連のスキルを無効化する】

 【【魔】による攻撃の割合を増加させる】


【バーサーカー陣営:メイン・蓮華】

【筋】:7
【耐】:2
【敏】:6
【魔】:10
【幸運】:6

◆【肥大怪奇・伝承憑依(さとことばあわせかがみ)】
  ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人

 【発動次、マスターのステータスに自分のステータス、スキルを加え、マスターを戦闘可能なユニットに変更する】

 【相手の防御に関するスキル効果をCランクまで無効化する】

 【この宝具を発動するごとに、マスターに【精神汚染】を付与、使用する度上昇していく】

 【この宝具は使用後、一日の間使用不可能になり、使用したマスターは負傷状態になる】


◆【四種曼荼羅】

 その体に刻まれた四つの曼荼羅が相互に干渉し、対象を超人へと押し上げる
 異常なステータスはこのスキルの影響、強力な攻撃でその数は減っていき能力も加速度的に減少していく。

 ≪一画に付き、ステータスを3上昇させる(上限は9)≫

 ≪このスキルを一画使用することで以下の効果の内一つが使用可能≫

 ≪1、戦闘における不利判定を全て排除する≫

 ≪2、対人宝具を二日間使用不可、対軍宝具以上の場合は二回戦闘を行うまで使用不可能≫

 ≪3、選択した全陣営の負傷、重傷を治癒≫

 ≪ただし、使用最大回数は3回であり、一画使用するごとに、【体】【知】【質】【運】のステータスが-3されていき、最終的には全て1に変更される≫


直下、髑髏魔力消費し【対魔力】C入手するかどうか、成功以上で使用【危機】+4

↓2、ヘルパー陣営【???】使用するかどうか成功以上で使用【危機】+3

↓3、ヘルパー陣営【変化】使用するかどうか【危機】+3

123:使用せず
456:【運】から【魔】へ4
789:【運】から【魔】へ2


◆変化:A+
 卓越した魔術により、自身や他人の肉体を変形・変質させる。
 他人の姿からカモ等の動物、さらには無機物にまでその姿を変えることができる。

 【戦闘時、任意のステータスを1減少させ、その同数分のステータスを上昇させる(ただし、増減できるのはランク数の分だけである)】

 【逃走判定に+1補正】

 【奇襲判定に+補正】

9:【対魔力】C獲得

6:【???】使用

9:【運】から【魔】へ2


【筋】:1
【耐】:1
【敏】:2
【魔】:9
【幸運】:3

◆【???】
 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:50人

  竜王殺しの蜜の奔流であり、蜜すべてに攻撃判定がある。
  蜜は回復や補助などの『防御する必要のない物である』と対象に誤認させ、対象の防御を貫通する。
  防御するには攻撃だけでなく回復や補助などの全てを遮断する防御が必要となる。
  回避することは可能だが、竜の属性を持つものはこの宝具を見ると、自身の意思で宝具に当たりに行ってしまう。
  そのため竜の属性を持つものは回避するのに令呪か対精神干渉スキルを必要とする。
  また竜の属性を持つものが奔流から逃れても、少しでも蜜に触れてしまえば、
  毒のように徐々にダメージを受け、さらにバットステータスを負ってステータスが減少する。

  【発動次、強制的に有利を一つ獲得(この宝具は、防御に関するスキル、宝具を無効にし発動する)】

  【発動した場合、龍の属性を持つサーヴァントに対してはさらに有利を一つ獲得(回避には令呪一画か、対精神スキルを必要とする)】

  【また、その場合回避したとしても判定で【毒】のバッドステータスを入手する】

よってヘルパー陣営有利一回獲得


【そういや今回令呪使用=撤退みたいなルールにしちゃいましたので、ステータス増強その他の理由で使った場合のこと考えてませんでした】

【ので、使用後にその状況では消えるかどうかの判断していくことにしようかと思います】


【令呪システム】

≪戦闘時≫

・一画に付き、全パラメーターに+2の補正

・一画に付き、デバフ、毒など悪性の効果をその戦闘間のみ無効化


直下、髑髏令呪使用するかどうか、成功以上で一画使用、失敗で使用せず

戦闘期間中ずっと+2かな?

>>691 ですね。色々考えた結果これに統一することにします。

6:使用 【撤退判定は戦闘後】

【筋】:3
【耐】:3
【敏】:4
【魔】:11
【幸運】:5


【1ターン目】

直下、ヘルパー判定

↓2、バーサーカー判定

14:【筋】
25:【敏】
36789:【魔】
0:【運】

ヘルパー【魔】選択

11+3=14

バーサーカー【魔】選択

10+4-3=11


【ヘルパー有利獲得】


直下、蓮華【四種曼荼羅】使用するかどうか、成功以上で使用【使用デメリット】-2

4:使用せず


【2ターン目】

直下、ヘルパー判定

↓2、バーサーカー判定

14:【筋】
25:【敏】
36789:【魔】
0:【運】

ヘルパー【魔】選択

11+1=12

バーサーカー【敏】選択

6+6-3=9


【ヘルパーの勝利です!】


直下、虹バーサーカー逃走判定、成功以上で令呪一画使用し逃走、失敗で二画使用し逃走

↓2、令呪使用の反動はあるか、成功以上で無し、失敗で今クール撤退扱い

5:令呪二画消費し撤退

7:戦闘時の使用は撤退案件に当たらず

【というわけで速いですが多分本日ここまで、描写後にまだ時間があったらやるかもしれません】

【やっぱ描写だけの模様】

蓮華が手に持つ日本刀をスラリと引き抜く。
ガス灯に照らされたそれは艶めかしく輝き、見た人間の気を惑わせるほどの輝きを帯び。
蓮華は手に持った逸物に声を。金属が震えるような言葉が返り。

「バーサーカー」
『は、我が力、大衆により付加された呪い、存分にお使いください、マスター』

蓮華の身が眩い銀色に覆われていく。

.          ヾΛV}、y }/ヽ\ノ /./!.  /./`ー- 、_     \- 、  ̄ ヽ

       |\    {ヽ、! l. /  ヽ\/ ./, 一' /__ ノ       ̄ヽ、   ヽ ヽ_  \___
       ヽ ヽ.   ヽ、.!. /.     ヽ ヽ !   // // ̄ ̄`ー-- 、__   \ \____ノ
        ヽ ヽ_ 、{ `/       ヽヘ___/}// -=ニ二          ̄ ̄  \     ヽ 二二フ
          ヽ、`-ヽ/        ヽ { /_ノ!ヽ、ヽ、_         ヽ ヽ.  \      ヽ
            V /           }. }. |.|./:Λ ヽ、_ `ヽ--__    ̄二ニ=─-  .._  .!ヽ. \
  rv-|__!r-、_xヘ/^ヽ,'            ,-'. ノ}:::::::Λ.    ` ̄ ̄\__ノ    ̄ ̄ `丶、   ヽ、_
 _{\ヽ.: 〈 /x{zソ∨ノ        //_,イノ::::::::::::::/ヽ、_ , -一'  ̄ ̄.ヽ_ _ 、_ヽ   \ ヽ  Λ  ヽ
 {:\}-’:: 7' /〕]L_ヽヽ、__ ,ィ   ノ,、! !::::::::::::::::}:::/             \      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 `t='、_;イ{l:〔/ || }\         /://| |::::::::::::::::/ /                 \      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  {::: / ∨ ⌒¨\:く ヽ/>、   /://:::! !::::::::::::/:{ ̄入                      ______
  /  / . : .:.:::::∨=ミ{  {ヽ`ヽ_/://::::::} }::::::::/:::::!ん-、__,..  --―=―‐-  、_____/      \ \
./  ..::::/ . . : .:.::::: ∨ ヘ   {二ニ=-: : : `:ー/  ̄                       . . . : : : : : : : : : : : . .
⌒\::::∧ . . ://\Vヘ=ヘ  ヽ____: /: : : : : : : : . . .       . . . . . . . . . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
..::::::: ∨ ヒ二/   >‐く  ヽ  \     〃: : : : : : : : : : : : . ..     \: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
::::::::::/  lレ'´.: .:.:::://ヽ:>  \ ノ^ ̄ ̄¨二二ニ=―――- ―――- \: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

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武器を手に咆哮する蓮華。
それを複雑な表情で一瞥し、ヘルパーは髑髏へ。

「■■■■…、■■■■ッーーーー!!!」
「…マスター、彼女らに勝ちたいのですね?」
「…ちがう、かちたいんじゃなくて、えっと」
「ああ、意地の悪い質問をしてしまいました、止めたいんですね?」
「うん、できたら、あのひとも、わるいひとだけど、でも」

髑髏のたどたどしい答えにヘルパーはふっと微笑み。
そしてその眼を鋭く光らせた。

「…本当に優しい人だ。…なら、かなりの負担を強います、構いませんね?」
「ふたん?」
「…大変な目に遭うということです」
「いいよ、それでとめられるんだったら」

サーヴァント自身が告げる危険、それは相応のリスクを伴っているはずだ。
だが、髑髏は断ることなど考えていないように頷く。

「では、令呪を使用してください」
「どうやって?」
「願いは何でも構いません、早く!」
「わかった! 【とめてあげて! へるぱー!】」

迫る殺気を感じつつヘルパーは髑髏を急かし、髑髏の思いが紅い魔力になり、ヘルパーを包んだ。

「…さて、ではマスター、私の後ろへ」
「■■■…!」
「…これでようやく五分五分、いえ、こちらが未だ不利でしょうか」
「■…」

髑髏を下がらせ、ヘルパーは前方の蓮華、いや、バーサーカーを見据える。
その身からは凍てつく様な殺気、そして強い目的意志。だが、ヘルパーは怯まない。背後に護る物を置いているのだから、手伝ってほしいと頼まれたのだから。
自らの父にまで背き、一人の英雄を救った乙女、何処までも献身的な愛を貫くその姿は、まさしく介護者と名乗るにふさわしいだろう。

「ならばこちらとしても全力を用いて貴女を倒す。…貴女は恐らく相手の戦闘面における中核でしょう。ならば、ここで起死回生の一撃を打てば」

その背に羽を生やし、ヘルパーは目を閉じる。

「マスター、魔力をいただきます。…少々厳しいでしょうが、どうか、耐えてください!」

その目が開くと同時に、彼女の背後から蜜の濁流が溢れ出した。

「対魔力を入手…、そして、この蜜を飲み干せぬまま溺れなさい! 【???】!!!」
「■■■ッ!?」

溢れ出した蜜は轟音と共にバーサーカーに襲い掛かる。
足を踏みしめ、耐えようとするも一瞬遅く、身体は蜜に流され彼方此方にその鎧は打ち付けられる。
濁流が引いたそこには、全身を蜜に絡めとられ、しとどに濡らすバーサーカー。
その眼から戦意は消えず、だが、鎧はあちらこちらを破壊されて。

「■■■ーーーッ!!!」
「耐えましたか…、ですが、今こそ好機、貴女の歪みを正しましょう!」

蜜に濡れてなお、速度を落とさぬバーサーカーの機動力ににヘルパーは背の羽を以て対抗する。
速度はほぼ同一、埒が明かないと判断したのか、バーサーカーは髑髏を狙う。

「■■■ッ!!!」
「近寄らせませんッ!!!」

だが、ヘルパーが召喚した水晶の塔に攻撃は阻まれ。
バーサーカーは怒りに任せてヘルパーへ切りかかる。
連撃に次ぐ連撃、一撃一撃が必殺の一撃。
しかし、ヘルパーはかわし、受け流し、あるいは水晶や植物で受け止める。

「■■■ーーーッ!!!」
「何度でも、何度でも、何度でも…ッ!!!」

その言葉通り、幾度も、幾度もバーサーカーの攻撃を受け止めていくヘルパー。
火花は幾重にも広がり、響く音は耳をつんざくほど。
その時、バーサーカーの一撃が逸れ、まだ無事だった建物へ向かう。そこに点る明りに、ヘルパーの体は迷うことなく反応し、瞬時に水晶の盾を。
だが、それはすなわち、先程までの緊張を自らの意志で断ってしまったに他ならず。
バーサーカーの新たに放った無慈悲な一撃は、すでにヘルパーの眼前に明確な死を齎した。

「一■■■済■ッ!!! ■を■■わ■ッ!!!」
「しまっ」

消滅を覚悟した瞬間、ヘルパーの視界がぶれる。

「へるぱー!」

紙一重でヘルパーを抱きかかえ、髑髏は跳ぶ。
その足をバネに変え、バーサーカーから距離を取る髑髏に、ヘルパーはまるで親が子を叱るような声で問うた。

「あぶなかったね」
「マスター…! 何故、こんなことを!」
「ご、ごめんなさい、…でも、だってへるぱーだってぼくをまもってくれたでしょう?」
「…ああ、そうなのですね。…貴方は本当に純粋で、優しい人だ、マスター」

髑髏の言葉にヘルパーは自らを恥じた。
そうだ、誰かが困っているなら、誰かが間違えそうなら、それを助けるのが私じゃないか、と。
地面に降り立ち、ヘルパーと髑髏は共に眼前の敵を見つめる。
何処までも歪んだ救世主を、捻じくれ、曲がってしまった一人の女を。

どちらともなく叫ぶ。誰かに助けられ誰かを助けようとする異形と、誰かを助けるためにその身を戦場に曝す女とが。

「貴女が誰かを傷つけようとするのなら、その間違った方法で救おうとするのなら、何度でも…ッ!!!」
「ぼくらはあなたのまえにたちふさがる! なんどでも、なんどでも、なんどでも!」
「それこそが人の生きる意味! 誰かを助け、誰かに助けられ、共に歩いていくことこそが!」
「だから…」

                _ -‐   ̄ ̄  ヽ
                //         ハ _,,.. - 、
               / 〈       __,,..-‐ニニニニハ
           { 、-―一'''''ニニニニニニ_ -‐- _

               i、 ,,\ニニニニニニニ,/  ヽ...........ヽ
            /:!::ヾ  \ニニニニニニ/     }...............'
        /::::::j/     \ニニニニ.!    /.................i
       /::::::::::〈 ヾ´::ヽ   ヽニニニニi一....´.......................,
  __,,..イ:::::::::::::::::::i `¨´ ハ  ∨ニニ人..... ⌒ ,.............../

  \::::::::::::::::::::::::::::::ゝ--、  ̄    ,ニニニニ`ム マ__/__
    \::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ}{}{}{}{}{iニニニニム マニニニニ=-‐- 、` 、
     \::::::::::::::::::::::::::::::::i{.    }iニニニム マニニ__// ̄` 、ヾ、
       >――‐- 、::::八`ニ/ニニニニム マニ./::::/  `ヽ  \、
    __/ニニニニニ〉_ノ_/ニニニニiiム マ/::::/    `     '

  _ヽ::\ニニニニニ/\r―、ニニニニiiム マ:::::/,         、   ノヾ     '
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                                               \  lム    \   \,'          ∧  〃/   ヽ ´    `> ..
                                                \弋ゝ_    \ , ト       ___ 、-'  フ'ノ  、   ハ        >、
                                                 \  \- =≠ トヾ、     r,っハ l へム   ム   ム、         ヘ
                                                __  \  \/  弋ヾミ三==( r-'彡イ   l i  '  \トー-     / ム
                                               r 二二=-、 /      二ニ-  / //   /l li  l  ー- ==-   /   ム
                                               L __ 三ニ _{          イl l ィ  / / xi H  l    , ム ヽ/     ム
                                                L >   ヽ      _ ィ il__`メV   /´// _i_l  ,   l\ム  V      ム
                                                 \> ,  _ ` ー Tl lV V「ち≧,ヽメ/ ,rtr≦jワ /  j li  `-  V  r、   ム
                                            ,,_      _____V il  ノ V Xム` 'ー'  `\ 'ー 'イ //  イ lム      V{ l , 7 ム
                                              ー- ..,,_ l__ >  ´ , リj /'`人    '     ,イノ ' / i/ トム   r、人 ヽ} l' /  ム
                                            `ー t-、   コ=-  _ _ ィ´ // / } }ゝ   - -   ィ  //N l lVム l i_ゝ ヽ i'    }
                                             ノ  >彡 -</>  彡- '/ //ノ ,r ´j> < ,|イ  r'-ァ、 l l l ヽヽ } ー--,   }   ノ
                                            ' ´´ ヽ  >´ ´⌒   //' ィ/' /__Y  r-ィ ,ィ /// ム l l   r┴ー-、  /V /_
                                            // > rx/ ´`     r ´  ill /==ゝ-</ /,l l//   il リ  ,l´  ̄ ヾ Yハ V  __()

「「貴女も助けて見せるッ!!!」」

髑髏が飛び出し、バーサーカーへ。
バーサーカーの下で蓮華は笑い、一刀の元に斬り伏せんと振りかぶった。
だが、その剣をいつからか収束させていた蜜が包む。
振り下ろされたその一撃は、骨を砕くことがあろうとも、斬り落とせるものでは無く。
鈍い一撃は体を鋼鉄に変化させた髑髏には通じない。気づいたときにはもう遅く、脳の演算が間に合う前に。
水晶で彩られた全力の拳が、その顔面に突き刺さり、鎧を砕きながら吹き飛ばした。

「ぜんりょくで、いきまーーーーーーすっ!!!」
「吹き飛ばしなさい! マスター! 迷妄も、間違いも、全部吹き飛ばして、叩き直してッ!!!」
「■■■ッ!!?? な、■、何故、■■■ーーーーッ!!!???」

きりもみ回転しながら吹き飛ばされるバーサーカー。割れた仮面の奥で蓮華が咄嗟に叫び、その姿は消失する。

【虹バーサーカー撤退、ヒーロー陣営、残り四騎】

消失を確認すると、突き出した拳を収め、髑髏は大の字に地面に倒れ込んだ。
それに駆け寄るヘルパー。どちらも体中が傷塗れで満身創痍。しかし、二人は共に微笑んで。

「…倒し切った、ようですね。…危ないところでした」
「うん、…ほんとうに、あぶなかった」
「マスター!?」
「ありがとう、へるぱー。ちょっとつかれただけだから、ほかのひとたちをたすけてあげて」

顔から血の気を失い、それでもバーサーカーの被害を受けた街を指差す髑髏にヘルパーは苦笑する。

「…まったく、…じっとしていてくださいね?」
「うん、ありがとう。…あのひと、だいじょうぶかなあ」
「…だいじょうぶですよ、きっと。…でも、まだ戦うことになりそうですね」
「…ざんねんだな」
「…ええ、では行ってきます」

そしてヘルパーは駆けだした。おそらく、まだ救える人々がいるはずだと。

「…その中には、きっと彼女も入ってるはずです。そうですよね、マスター」


【というわけで本当に終了、明日はかなり遅くなりそうですがやります】

【何か今やるのは危険な気がしますが再開】

【第三クール:二日目】

「リーダーさんなんか食べたいもんとかある?」
「…おい、この貧相な食糧で何とかなるのかよ」
「俺を舐めたらあきませんよ? これでもサバイバル技術はみっちり叩き込まれてるんやから。まあ、絶食がお好みやったらできんこともないけど?」
「おい、お前、料理人を怒らせるとか愚の骨頂だ。あー、私は何でもいいぞ」
「了解」

…そして手際よく作られた朝飯はというと。

「…美味いな」
「うむ、絶妙の塩加減だ」
「ま、塩コショウがあればなんとかなるもんやからね。正直お魚は欲しいけど贅沢は敵やし。で、リーダーさん」
「ん?」
「今日はどうする? 一応俺は付いて行くつもりやけど、陣地作成するんやったらこの場に留まっとく必要あるしな」

…あー、そうか、そこらへんも考えとかにゃならんな。
他のメンバー見つけたいのはあるが…、楠木の能力を生かすなら索敵から動いた方がいいか?
あと、ライダーともいまいち話せてないしな、これ以上の情報は出ないだろうが信用を得ておくことも必要だろう。
さて、どうするかね。…と、その前に。

「おかわり」
「お残しはあきまへんよ?」
「舐めるな、コノリエの飯を食った俺が飯を残すと思ったか」


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価

下2

【上げ忘れ、このレスは判定に含みません】

正直、今やるのは……という気はする

>>726 うむ、というわけで様子を見つつ

3:移動

…だがやっぱり他のメンバーが気になるな。
楠木の陣地作成はいつだってできることだし。

「いや、朝の内は動いておこう」
「ん、分かった」
「…まったく、私の技能を信頼されていないようで少々むくれたくなるな」
「悪いって、だけどやっぱ自分の足ってのが一番信用できるんでな」
「その割には初っ端からアサシンに当たっていたが?」

それを言うな。


直下、イベント判定

12:敵さんと遭遇
34567:何も無し
89:味方と遭遇

5:何も無し

と、ちょっと移動して湖らしき方向に来て見たが。

「何もないけど気持ちええね」
「うむ、私の知った世界には無い光景だな」

…無駄骨か。こりゃライダーの索敵能力利用するべきかね。

「そういや楠木、お前願いとかは」
「んー、今んところは無いね。強いて言うなら帰った後に俺を育ててくれた場所から安全に逃げる方法かな」
「…そんな物騒なのかよ」
「はは、まあ人殺しを育てる機関やからね。でも友達もできてもうたし、やっぱり明るいとこの方がええわ」
「…明るいところ、ねえ」

一度知っちまったらそれなりに辛いがな、血の匂いは。

【朝行動を終了します】


直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1

5:日常

直下、刑陣営

12:剣
34:槍
56:弓
7:介
89:その他


↓2、虹陣営

12:剣
345:騎
67:魔
89:その他

6:弓

77:自陣営に有利な特殊判定

          、ー  _ト ---    ̄    、
             \  __ノ\  〉\   ̄\ -、\
           ‐=  ア  厂 {    }   > Vハ   :
         :     /  }  1/\∧Vハ }`゙ V V \  ;
         ;     /// }ハ /  、  /    }リハ}  > て
             / イ } .{ .、  } { U./}/} \} 、 \/{_
           厶 ィ |/  { _\ , 、_/-=ミj!   { く フ′  ア
        :       }/小、.{《 0`゙  ''´ 0__// / 、{>'"    /
        ;       Vi:i:i:ハ{ ¨¨  | u ¨¨ 厶イ/}ハ   ∠ ̄
                 /}i:i/ V∧ u  !   J __/}1/ 人  __ >
         ___r==《 V__r''"_}\ モ ヨ /__ ` 、/ /ニ >‐=

         V>、\ニ 「 /!   `ヽ 、___/   } ハ ∨ニ//ニ/
        くニニ\∧}   i   `i= {     }  } .〉//ニニニY   :
          }ニニニニ.}        /_∧        //ニニニニ j!  ;
         }ニニニニ.∧      / ̄ ∧      /ニニニニニニ./
          : }ニニニニニ__}___.厶T T=‐ト ___ /}ヽニニニニ ./
.       ;  Vニニニニ{`ー- ___}_ノY .}く__!_ / _}<くY」/\
          Vニニニ.}≧=--=== {、.ト、 ___ ィニ{    ̄ ̄ 7   :
            Vニニ∧ ̄ iニニニ |ニ.Vニニニr''"´」コ   皇帝/   ;
          :    Vニニニ} ̄ニニニニ|ニニ}ニニニ}/__}、       /
          ;    ∨ニ/_]ニニニニ}V/jニニニニ[___}ニ≧=‐‐‐'
                }ニ′ニニニニニ∧ {ニニニニニニ.}ニニ/ :
                }ニニニニニニニニニ} !ニニニニニニニニ,′ ;
             \ニニニニニニニ/ }ニニニニニニニ /

.                /.\ニニニニ /}  }ニニニニニ ./}
              /\ニ\_____」 }  乂_ ≫" / 、

直下

123:爆発
456:ヴァイオレット正義に揺れる
789:トリーズナー襲撃

9:トリーズナー虹陣営襲撃

直下、襲撃された虹陣営

123:セイバー
456:ライダー
789:アサシン

3:セイバー襲撃

【というわけでまずは刑弓から】

蹄が石畳を駆ける軽快な音。
そんな朝の音を聞きながら、フェルディナは放棄されたと思わしき廃工場で鼻歌交じりに機械を弄っている。
と、何かに気が付いたようにフェルディナは工場の暗がりに声を。

「アーチャー、大丈夫ですか?」
「…ああ、大丈夫だぜ、何とかな」

返ってきた声はアーチャーのもの。
トリーズナーとの戦いを終えたそのときよりは幾分か力は残っているものの、未だ弱弱しく。
その様子を慮ったのか、フェルディナはア-チャーの方向から視線を手元の工具に戻し。

「無理しちゃいけませんよ、心的なものは結構キますから。まあ、プログラムである私の言えた台詞では無いですが」
「…ああ、大丈夫だって」

しばらくフェルディナが工具を弄る音のみが響き。
そしてそれは唐突に止まる。

「…差支えなければ、アーチャーの願いを教えていただいても?」
「んあ?」
「いえ、前回の混乱はそれに由来するモノではないかと思いましてね。…一応私はマスターですし、そこらのケアはしておこうかと思いまして」

その言葉は恐らく心から出ているものであろう。アーチャーもそれを理解しつつぶっきらぼうに返す。

「…大したことねえよ」
「それは言いたくないと捉えても?」
「…とりあえずはそういうことにしといてくれ」
「…ここで隊長なら問い詰めるかだまくらかすんでしょうが、生憎私は技術者で口下手なんですよね」

一滴も垂れていない汗を拭くような仕草をし、ふいーっとガスを吐き出すフェルディナ。

「というわけでこれ以上は問い詰めませんが、また、話したくなったら話してくださいな」
「…いいのかよ」
「まあ、それまでにアーチャーが愛想つかして私の元を去らなければ、ですが」
「それはねえよ。色々難ありだがテメエは悪い人間じゃなさそうだしな」
「分かりませんよお?」

人を食ったようなフェルディナの言葉にアーチャーは一瞬どもり。
結局は彼女の手元にあるそれへと話題を変えた。

「で、今何作ってんだ?」
「うむ、よくぞ聞いてくれました。いやあ、この身体になってからわざわざ重い工業機械を使わなくても体一つで加工ができるから便利ですよね!」


直下

123:趣味
456:通信機
789:【超・凡人号】開発

5:通信機

そう言うとフェルディナは手元にあった小さな電話のような物を取り出す。

「通信機ですよ! それもどんな時代でも使えるように中継器などを必要としない独立した回線を持っていてですね」
「お、おう」
「で、とりあえず人数分作って次に集合した時に渡せればと思ったんですけど…」
「今んところ何個出来てんだ?」


直下、完成個数【材料不足】-1

123:二個
456:三個
789:四個

6:三個

「現状三個なんですよね…、いや、材料があまりにも足りなくって。凡人号も改造途中ですし」
「いや、この時代でそこまでできたってのがすごくねえのか?」
「大したことないですよ、基本的に材料さえあれば、あとの過程は全部私の体で何とかなりますしね。あー、もっと金属があれば」

ストレートに欲望をぶちまけるフェルディナに若干アーチャーは距離を置きつつ。

「そ、そうか。ま、がんばれよ」
「がんばりますけどね? でも見てくださいよこの金属光沢! 美しいだけではなく力強いこの鉄鋼そのままのフォルム! 素晴らしいとは思いませんか」
「…俺にはよく分かんねえなあ」

そしてしばらくアーチャーはフェルディナの鉄鋼談議に巻き込まれるのであった。

【虹陣営の行動描写を終了します】

【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした】

【遅くなったけれど再開なのねそうなのね】

それは突然の襲来だった。
ラグナが仲間、あるいは敵を探すため路地裏を抜けたその瞬間、首元に一振りのナイフが突きつけられ。
何処か感情の無い平板な声が。

「問おう、汝もまたあの黄金の杯を求める無知蒙昧の輩なるや?」
「え」

そしてそれが引き抜かれようとした一瞬、割り込んだセイバーがナイフを弾き飛ばし、その主は跳び下がった。
黒い服を着た痩身の青年とその肩に乗る女、トリーズナーとヘレネに対し、セイバーは覇気のない声で返す。

「…おいおい、くだらねえことしてんじゃねえぞ」
「あっはっは、いやはや悪りいなあ」
「まったくだ、俺が論戦以外で不意打ちができる男だとでも思っていたのか、神の贋作め」
「そりゃひでえだろうよ、俺だって好き好んで産まれてきたわけじゃねえ」

肩に乗る女の哄笑にトリーズナーは頭を抱え、その様子にヘレネは満足げに笑い声を高く。
そしてひとしきり笑うとラグナに水を向け。

「でもまあ、産まれたなら一生懸命生きなくちゃいけねえからな。だろ? ラグナ・クリムゾン」
「何でボクの名前を…!?」
「そりゃ俺は何でも知ってるからだよ! もしかしたら神さんかもしれないし悪魔かもしれない、さてはてその実態は!」
「単なるペテン師だ」

一刀両断するトリーズナーの言葉にむくれた様子を見せるヘレネ。

「厳しいねえ」
「優しくする必要はあるまい」

まるで漫才のように行われるやり取りを見つめながらラグナは眼前の二人を観察し頷く。

「…なるほど、君たちが彼の言ってたトリーズナー陣営だね」
「イカにもタコにもカイワレにも! 何を隠そう俺様こそが天元突破天衣無縫のヘレネ様よ!」
「…トリーズナーだ」

真反対のテンションに辟易したのか、それとも単純に素なのか、どこか疲れたような声でセイバーが問う。

「…で、何の用よおたくら」
「お、聞いちゃう? ま、決まってんだろ」
「…ボクらを倒しに」
「イグザクトリィ! さあ、やっちまえトリーズナー!」
「拒否する」

にべもない回答。

「んな」
「…はあ、いい加減理解しろ。俺の専門は戦闘では無く話しあいだ、というわけでだ、セイバー陣営。此処は穏便に話し合おうじゃないか」
「やだね」

にべもない回答。
だが、そこには先程のトリーズナーのようなどこかコミカルな言い回しは無く。
ただすべてに絶望したような、すべてを憎むような、そんな疲れ切ったような声で。

「な…」
「セイバー…?」
「悪いな、マスター。…その胸元にかかってる十字架を投げ捨て、唾吐いたら話してやらねえこともねえぜ。クソッたれたお人形の信望者さんよお」
「…貴様は今何と言った、セイバー」

トリーズナーの顔に青筋が入る。
だが、セイバーは気にも留めず、気怠さを隠そうともせず、変わらない様子で挑発し続け。

「ああん、聞こえなかったのならもう一回言ってやるよ、我欲と私利に溺れた黄金の守護者だろ?」
「取り消せ」
「取り消すかよ、俺の信じちまったそれは結局誰も救っちゃくれなかった。結局俺も、仲間も、誇りも全て冤罪の炎に消えた」
「…お前は復讐を望むのか」

トリーズナーの問いに対し、まったく関心が無いというようだったセイバーの表情が僅かに動く。

「そんなモン望みゃしねえし、俺のやることなんか意味はねえし、俺の願いなんぞ糞みてえに捨てられんのがオチだろうよ。…だがな」

その声に相変わらず覇気は無く、目は死人のように淀み。
だが、何処か先程までとは違う怒りと絶望が込められていて。

「もし、あの金メッキの盃手に入れられたなら、もしそれが願いを叶える陳腐な屑鉄だったら」

そのとき、セイバーは確かに嗤った。
口を歪め、厭らしく、汚らしく。

「俺が望むのは悪魔の降臨。そして終末、崩壊、滅亡」

トリーズナーが、いや、その場にいる全員が凍り付いた。
それに満足したようにセイバーはゲッゲと嗤う。

「何を」
「だってよお、そん時になったら神さんってのは来てくれるんだろ? ケッ、楽しみじゃねえか」

意地汚く嗤うその姿にトリーズナーは表情を変え、目を細める。

「…前言撤回だ、作り物。俺はコイツを倒す必要がある。手を貸せ」
「…おうよ、そんな世界、俺だって見たくねえ」

戦闘態勢に入った二人を相手にセイバーは堕落しきった笑いを止めない。
どこか捨て鉢なその声に、思わずといった様子でラグナが声を。

「セイバー」
「ケッケッケ、…ああ、気にすんなマスター。どうせこんな願い叶いやしない、どうせ敵わない願いだけど」

焼け焦げた裾が翻る。その目は変わらず、熱を帯びることもなく。
しかし、セイバーはラグナの前に立ち。

「アンタくらいは守ってやらないこともないよ。…アンタ、いい奴だからな」

眼前の敵を睨み付けた。

                               __斗≦=ー―ヽ 、
                              -=≦::::::::::::::::::::::::::::ヽ
                               /:::::::::::::::::::::::}:::::::::::{
                             _彡イ:::::::::::/</:::::::/::::.
                              /从r、::} ゞツ':::::/_}::::{

                               _/イゝ!::|  - ' ,ゞ'从/
                              {:\::ル:}ヽ___ -、 イル'
                             _ V//////シ-≦ゝ

                           /へ:`.</{/{.   }'///\
                          //////> :: <ヽ  {///⌒
                      __斗≦///////////>r=ゝ __}//\
                      )\::::::V////////////≧ 寸/////ヽ
                      ////ハ:::::V/// -、/////r '' , 人`。ヽ// ゝ
                  _ r<//////}:::::}/    Y///、_ノハ V ゞイ >ヾ
          ____  r= 7//////////`´      {=彡///∧ V////≧ュ:>.          ハ
         { <//><//////≫ ´         ゞ//////∧ V////∧/ハ/>ュr-..、_ .| |_
  ⌒ヽ  _r==≦/// > //// Y ./               V/////∧ V////∧{r≦/////r<V-V}≧-ュ____r 、
 ゞ-</{ { .{ .{-、'/////,Yニ /´          r:イ     _ V/////∧ V////∧v ̄ ̄ ̄ } ){  }_{ { {ヽ.}- 、ノ
     |__|. |. | }ニ>==}}ミx \ ̄ヽ - ―==/≧  ̄   {\/////∧ V////∧V} ̄ ̄ ゞ´ヾ|. | `¨¨´

 _  - ― `ゝゝ へ{ {イニニニ≫ <ハ-<////////>-- ゝ::::\ ///∧ V////∧Vヽ______.   V
≪____ 斗へ--彡イニニ./ニ≫ <ニニニ≫< ////////////\::::<'/∧ V/////////≦
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◆守護騎士:×(C)
 他者を守る時、一時的に防御力を上昇させる。
 しかし、過去の経験からその志は消えてしまっている。

 【フレーバースキル】


直下、トリーズナー【無辜の怪物】使用判定、成功以上で使用

↓2、トリーズナー【恩寵解す節理の刃】使用判定、成功以上で使用

↓3、ラグナ、ヘレネに対し戦闘を挑むか。成功以上で仕掛ける【多分勝てる】+2

2:使用せず

0:特殊判定

5:使用せず


直下、特殊判定

                                                  _ノ{、;    ◎

                                                 彡:::::::::::ミ=‐' Ⅶ
                                              __  ´7:ハレハ::〈 Ⅶ_
                                             ∧// メヽ八 __ ノ'`-く三\
                                           //=/ </ Y/{ニト、//〉^ヽ三、

                                          rr' ◎  /V^! ∨= 〉- '   \=ー、
                                        _  /Ⅶ   { / |///l //| __  ヽ   }ハヽ)
                                       ノ 二`Ⅶ  /=/|//-|!/////ヽ`ー'ニニニニヽ
                                    、≦=ーヽⅦ /三// 人//.|_//.|//.|/////////// !

                                    彡:::::::::::::::::[ 'く三//// {\/////.|//.|/////////// !
                               ◎    __/::::レハ:八三 >== ̄|//ヽ{///ノ!//! ̄ ̄=二/// /
         __               __ノ{、__  Ⅶ   _ リくヽ__,イ> イ       |.//./    l--r'      ヽ /
        く` `ヽ           '==::::::::::::弋 Ⅶ  `メ、//.!V7Y/ {|{|       |.//.!    〈Y´!
        ゝ'^ヽノ\_ _,<__,,.     {/ハト、lノ:::二= /三/ヽ ´彡 {||ミ |     |.//|    弋=)
        ◎  \//\::::::::ミ=‐'     (:ヽ__ イ ⌒ヽ/三/二== </=||//ヘ_ー'ニニニニヽ
        Ⅶ》  }//_}'Vレ从  _人_ 〈/\ト}} !人!   三二=ノ//∧///∧///////////! !

         Ⅶ》 </// 、__/   `Y´__ヽ/V∧ .|V∧二 =///\/-∨-、//ヽ/////////! !
         Ⅶ》 }///__ //!_//// ./ }/ V∧/.V∧ 三二=///    //// ̄ ̄ ̄=二
          Ⅶ{ -'/{://'//〉/ / .//∠∠人// V∧{,ヘ ヽ///    ////
           ≦∨/{/_//_/! ! / ///////ヽ'.//.{.ヘ ヽ `ー'ニニニニヽ__

             〉///' /└┘ ̄〈.///ヽ-‐ ´\./`ー'////////////\\

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///!;;;;l///////////>'/////〉)///ハ          /}}___,ノ
 ̄└┘== /////ノ!///ヽ.// ////ハ

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    //////     \//\ !///イ
   //////        \//\/イ

123:ラグナ、決死の説得
456:カイムちゃん召喚されるも何かに気付く
789:トリーズナー、令呪使用

5:何かに気付く

直下、気づいた内容

             __      ___
           >ニム__  >''"::::::)
           /ニニニ>":::::::::::::::,イ
       ___/ニニニ/、:::::::::::::,イ─ミ、
   >''" /ニニニ/::::::}. Y‐'".--<´ ̄

    ̄二{ニニニ/::::::/  ,, --====zヽ ̄""'''''ー==<
    /  ヤニニ/:::::/  、-`ヽ\\\ヽ,    -=二フs≦ニニ==-
   ´ ̄ ̄´寸':::::::/  、-ヽ.  γ"フ   ',.    ,ィニア''"::::::::::::::::::::{
          /:::::::/  ,、 ',     {/    }  ,/"::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
.        ,':::::::: {.   ',`ヾ     ___,イ'>====イフ:::::::::::::>====:::/
.       ,'::::::::::∧ヘ.  ヽ    ,ィニニニ●ニニ≦:::::>''゙ニ/::::::::{:/
.       {_::,イ  ', ゞ乂-ヽ  /ニニニニニ●≠ニニニ/::::::::::::ノ
             ',  ゝ-'`¨´}ニニニニニ≠ニニニ/><::::/
              ',        {ニ∧.ニニ/ニニニニ/=┴=,,,¨ヽ,
            ヘ   ',  ,'ニ/ヘ:::{ニ/ニニニア:::::::::::::::/`¨''′ ,
             ヘ  ', ハ/  ヾゞマニニニ/::::::::::::/     '   ,
                  \ ',`¨  \ー‐{ニニイ<:::::/      ,     、,
               >.ヽ `''── V:::>< `¨フ            ・
                  ヾ.  くヽ       ̄
                      >⌒ヾ',

                          {弋\リ
                      ゝ‐ ヘ\
                             ヽ\
                            ヽ\

123:あ、瀕死のヘルパー陣営だ!
456:突如発生する落盤
789:溶岩が降ってくる

3:ヘルパー陣営に気付いてしまう

眼前の状況を前に、トリーズナーは思考する。

(…力量差を考えるにセイバーとの戦闘はかなり無謀な部類に入るだろう。だが、カイムを呼び出せばあるいは上手くいくかもしれんな)

考えをまとめつつ、トリーズナーは召喚の準備を始め。

(…事実両陣営の敵である現在状況、これ以上の魔力消費は避けておきたい。となれば、やはり宝具は使用せずカイムと二人で乗り切るのがベターか)

そして、最終結論に達し、トリーズナーはカイムを呼び寄せた。

「来い、捻くれたツグミドリ! カイム!」

その声と共にサーベルを持った少女が出現し。

「お呼びでございましょうかぁ? あ・な・た」
「その怖気がする呼び方は止めろと言ったはずだが? …まあいい、非常事態だ、手伝え」
「あらーん? いいんですのぉ? …っと?」

召喚と同時にトリーズナーの腕に取りすがるカイム。
だが、次の一瞬、カイムは別方向へ耳をそばだたせた。

◆地獄耳:B
 人の秘密や密談に対する耳聡さ、勘の鋭さ。
 会話中に必要とする情報を効率よく得られる。

 【索敵、情報入手判定に+2補正】

(…別のサーヴァントもいるようですわねぇん。…しかもかなり疲弊していると見ましたわぁ。…んー、ルターは宝具を使えば勝てない相手でもなさそうですし)

直下、カイム思考判定、成功以上でそのまま戦闘、失敗でヘルパー陣営へ

4:ヘルパー陣営へ

しばらく考え込み、カイムは。

「ごめんあそばせ、あなた。私、ちょっと急用ができましたの」
「は?」
「あなたの不利にならないことは保証しますわ、では、ごきげんよう」

そしてそのまま飛び立ち、姿を消し。
それを見上げていたトリーズナーからブチン、と何かが切れたような音が。

「…何だそれはッ! ふざけるな悪魔めが! この化け物! 怪物! [ピー]! [ピー]! [ピー]!」
「…おいおい、落ち着けってのトリーズナー」
「落ち着いていられるかッ!」
「ってもよお、来てるぜ?」

そうこうしているうちにセイバーの接近を許し、その斬撃からトリーズナーは何とか飛び退く。

「ッ! 仕方があるまい! 行くぞ! セイバー!」
「何熱くなってんだか」

怒りに震えるトリーズナーに対し、何処までも冷え切った声が響いた。

【対ヘルパーはこの後】


【トリーズナー陣営】

【筋】:1
【耐】:1
【敏】:1
【魔】:4
【幸運】:5

◆対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではトリーズナーに傷をつけられない。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】


【セイバー陣営】

【筋】:4
【耐】:3
【敏】:4
【魔】:5
【幸運】:1

◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】


直下、改めてトリーズナー【恩寵解す節理の刃】使用するか、成功以上で使用【正直キツイ】+2

↓2、セイバー【屍晒し】使用するか、成功以上で使用

4:使用できず

6:使用

【トリーズナー陣営】

【筋】:1
【耐】:1
【敏】:1
【魔】:4
【幸運】:5

◆対魔力:A
 A以下の魔術は全てキャンセル。
 事実上、現代の魔術師ではトリーズナーに傷をつけられない。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】


【セイバー陣営】

【筋】:6
【耐】:3
【敏】:4
【魔】:5
【幸運】:1

◆対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

◆【屍晒し】

 【この宝具を使用した際、【筋】に+2補正】

 【この宝具を使用した戦闘で勝利した際、敵となったサーヴァント、マスターに負傷判定を与える】


【1ターン目】

直下、トリーズナー判定

↓2、セイバー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

トリーズナー【筋】選択

1+1-3=-1

セイバー【運】選択

1+2=3


【セイバー、有利獲得】


【2ターン目】

直下、トリーズナー判定

↓2、セイバー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

トリーズナー【運】選択

5+6=11

セイバー【敏】選択

4+1-1=4


【トリーズナー、有利獲得】


【3ターン目】

直下、トリーズナー判定

↓2、セイバー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

トリーズナー【筋】選択

1+1-3=-1

セイバー【筋】選択

6+3-1=8

【セイバー有利獲得】


【4ターン目】

直下、トリーズナー判定

↓2、セイバー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

【今後この場合は、選択したステータス値が高い方を有利獲得とします】


【セイバーの勝利です!】

【【屍晒し】によりトリーズナー、ヘレネ共に負傷】


直下、トリーズナー逃走判定、成功以上で令呪一画、失敗で二画消費し逃走【負傷】-1

5:令呪二画消費し逃走

【余沢令呪】
過去の聖杯戦争において務めた監督役としての令呪。
もとは数十あったようだが魔力消失を防ぐためにほとんど使い切り、現在では三画しか残っていない。

≪令呪を三画所有する≫

【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした。次回ヘルパーVSカイム。戦闘ターン数は四回に限定】

結局あと一つってこと?

>>795 ですね

【再開擬き】

声と共に、皮一枚ほどの隙間でトリーズナーの衣服に切り込みが。
トリーズナーの頭上に鎮座するヘレネが舌を出しながら叫んだ。

「おいおい、そんな情熱的なスリット刻み込んでどうしようってんだ? セイバーさんよお」
「生憎だがなあ、俺は男に欲情するようなことは無いから安心してろ」
「…ちっ、からかいがいの無い奴だぜ。どうせお前は悪魔がやって来たって対応する前に寝いちっまうんだろうよ」
「…いや、それはどうだろうなあ」

ヘレネの言葉にも何ら怒る様子を見せることなく、セイバーはヘラヘラと攻撃を止めず。

「俺は何でも悪魔と契約してたらしいし、その対価に数多の財宝を頂戴していたらしいからなあ」
「…それが事実ならば」
「事実なわけがあるかよ、…ま、どうせ誰も信じちゃくれないんだ。今となっちゃどうでもいい。どうせ今の俺は魂売り渡してるみたいなもんだしよ」

決して隙を与えないというように振り下ろされ、振り払われる剣戟にトリーズナーは防戦一方といった様子を見せ。
徐々にその服や肌に切り傷が走り。同様にドレスを切り裂かれたヘレネが根負けだというように叫ぶ。

「トリーズナー!」
「ああ、言いたいことは分かっている! 【恩寵解す節】…」
「おっと、悪いがそれはやらせねえよ、【屍晒し】」

トリーズナーが一冊の書物を紐解く間もなく、セイバーは手に持つ十字剣を黒く染め。
魔剣と化したそれが黒き炎を宿し、トリーズナーを一文字に斬りつけた。
寸でで避けるも、すべてを躱し切ることはできなかったのか、トリーズナーの額に血が一滴。

「ッ…、やはり俺のような文人にこんな奴の相手をさせることが間違っているんだ。話を聞かんコイツも腹立たしいが何よりあの腹立たしきツグミドリめ!」
「落ち着けっての、トリーズナー!」
「…何か悪いな」

どこか緊張感のない顔でセイバーは行動に鈍ったトリーズナー目がけ一直線に。
ボタリ、と赤黒い液体が流れ、トリーズナーは苦しげに声を漏らす。

「…カハッ、まずい、かなりやられた。…ヘレネ、撤退を頼む」
「ああもう、こういう時しか名前で呼ばねえのかテメエは1 まあいい、【撤退だ撤退!】 畜生め、あと一画しか残ってねえぞ!」

その姿が紅い魔力に消え、セイバーは疲れたといった様子を隠すこともなく剣を収め。

「終わったみたいだぜ、マスター。疲れたからちょっと一休みするわ」

そして霊体化するのだった。

「…セイバー」
『…俺の言うことなんか信じる価値はねえからよ、好きにしてくれ。信じたってろくなことにゃならないしどのみち叶わないがな』

直下、ヘルパー陣営魔力回復判定、成功以上で一回分回復(魔力切れまで残り二回)失敗で回復できておらず(魔力切れまで残り一回)

6:魔力ちょっと回復してた

――そして時は巻き戻る。

「…まさかこうも立て続けに襲われるとは思ってもいませんでした」
「なんとかまりょくはかいふくできてたからよかったけどね」

貧民街の一角、前夜襲撃を受けていたヘルパー陣営は新たな敵の襲来に身を固くした。
その敵はサーベルを持った少女、悪魔カイム。カイムは二人を認めるとぺこりと頭を下げ。

「お初にお目にかかりますわね、我が名はカイム。トリーズナー様の忠実なる僕にして悪魔でございますわ」
「とりーずなー…?」
「忘れてしまいましたか? ライダーのマスターが言っていたではないですか」
「あ! おもいだしたよ!」
「いえいえ、私のことなど忘れていただいて結構でございます。で、こうやって貴女方の前に姿を現した理由でございますが」

直下、カイムの接触理由、成功以上で戦闘、失敗で対話

2:対話

カイムのもったいぶった言い回しに二人が敵意を宿した瞬間。

「単にお話をしましょうかと」
「へ」
「…え?」

カイムはあっけらかんとした表情で言い放った。
腰を砕くようにあっさりとした笑顔を向けられ、肩透かしを受けたような表情になる二人を尻目にカイムは矢継ぎ早に言葉を続ける。

「いえいえ、トリーズナー様が、というよりもあの方の主人が選んだ方々ですからねえ。一つ話し合うのも悪くないと思いまして」
「…えらんだ?」
「おっと、口が滑ってしまいましたわ。今のはオフレコで」
「…話し合いなどする気はありません、貴女は私の敵でしょう?」
「…はてさて、そうでございましょうかね」

ヘルパーの言葉にカイムは意味深な笑みを浮かべた。
それは通常ならばブラフだと見抜ける稚拙なもの。だが、その前のやり取りで何らかの秘密を隠し持っていると思わせた相手の発言に、必要以上にヘルパーは反応してしまう。

「…どういう意味でしょうか」

にやりとカイムが笑う。

「どういう意味も何も、はてさて本当に『私たちは敵で、貴女の隊長さんは世界の味方なのでしょうか』ってだけですよ」
「たいちょうさんがわるいひとなんてはずはないです!」
「…うふふ、ええ、そうなのでしょうねえ。ですが、ここで一つの真実をお伝えしておきましょう」

そしてどこか蠱惑的な笑みを口の端に残したままカイムはハッキリと口に出す。

「『貴女方の隊長さんは私共のマスターと関わりがある』んですものぉ」
「…口先だけで私を惑わせるとお思いで?」
「いえいえ、根拠はありますよ? 我がマスター、ヘレネ様は過去に『狂犬』のリーダーであったことがありましてねえ」
「『狂犬』…?」
「それは本人の口から尋ねるがよろしいかと。そしてヘレネ様こそがこの戦争の仕掛人でございまして」

嘘とも真実ともつかない言葉が滑らかに紡ぎ出される。
その言葉はまるで音も無く忍び寄る毒蛇のように徐々に二人を締めていく。

「そんな人間でございますからねえ」
「…しかし」
「いえいえ、私は何も、『貴女方のリーダーが何らかの理由で私のマスター様と協力し、全てを掌の上で隠そうとしている』だなんて言っておりませんよ?」
「…へるぱー」
「うふふ、今の情報をどう判断するかは貴女方次第。どうでしょうかね」

カイムは不敵に笑い続ける。
彼女の言葉を真実とする保証はどこにもない、彼の口から否と聞き出せばいいだけの話だ。
ヘルパーは冷静にそう判断する。しかし、どこかにしこりを残していた。
今までに彼が犯した失策はもしかすれば、何らかの布石では無かったのだろうか、あの目が時折ぎらつくのは、何らかの凶兆では無いのだろうか。
とりとめもない妄想が頭の中を支配していく感触に、ヘルパーは身震いした。

ツグミドリがにやりと笑う。


◆話術:C
 言論にて人を動かせる才。
 口論で敵を追い詰め、冷静さを奪うことに長けている。

 【会話に関する行為に+2補正】


直下、ヘルパー陣営が貴方に対し疑念を抱くか、成功以上で抱かず、失敗で抱く【話術】-2【【知】0】-1【賢女】+2

5:疑念を抱く

ヘルパーの脳裏を支配するその疑念に、髑髏が追い打ちをかける。

「…ねえ、へるぱー、ほんとうだとおもう? たいちょうさんがわるものだって」
「いえ、そんなことはありませんよ。絶対に」

そう言いつつもヘルパーは疑念を払いきれない。
子供のように純真な髑髏が疑問を抱いていることもまた彼女の疑念に拍車をかけた。
カイムの意地悪い笑いが響く。

「うふふ…、いえ、まあ、私が嘘を吐いていると思うのは当然ですからね、咎めはしませんわ。ですが、もう少しお互いについて詳しく知ることは重要だと、僭越ながら助言を」
「黙りなさい、…もう用事は済んだのですか?」
「ええ、そろそろ彼方も終わりそうですし、私めはこれにて失礼を。また会えればよろしいのですが」
「…もうあいたくない」
「あら、残念。では」

その言葉と共にカイムはツグミドリへ姿を変え、朝の空へ飛んでいく。
姿が無くなったそこには、どこか気まずい疑念と不信感のみが漂っていて。

【ヘルパー陣営が貴方に対し疑念を抱きました、一部の行動に制限がかかる場合があります】

【そして一旦中断、続きは夜に】

【再開】

…!?

「どうしたマスター、身体を震わせて」
「いや、何か寒気が」

何だ今の。まるで俺への信頼度が一気に下がったような嫌な予感は…!


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価

下2

2:コミュ

↓2誰とコミュを取りますか?(複数選択可能)

1:ライダー
2:楠木

1:ライダー

…ちょっとライダーと話してみるか。

「一時的に移動は中断しようと思う、いいか?」
「いいも何も、俺はリーダーさんに従うのみやからね」
「そうか、ならライダー、少し話があるんだがな」
「ん、ようやくか」

さて、何を話しておくかね。

22:25から↓2まで話しておきたいこと

結局願いは何なんだよ

>>825-826

「結局、お前の願いってのは何なんだよ。俺の知りうる限りの知識じゃニトクリスの復讐は完了されているだろ? それとも何か? マジでクトゥルー関連か?」
「ンなわけがあるまい。…まあ、端的に言ってしまえば『ない』、だな」
「は?」
「私の望みは強き者の意志を見届け、あわよくば市井の小娘がごとくはしゃぐことだからな」
「…そんな理由かよ」

これだけの戦争に出てきたのだ、それなりの理由を持っているだろうと思っていたから少々面食らったが、まあよく考えてみたら窮屈な身分から離れたいってのはあるかもしれねえな。

「…まあ、それだけの理由だが」
「?」

直下、成功以上でライダーに新しい願いが、失敗でそのまま

7:新たな願いが

「正直、こうやって出て来てみたら中々面白いものだ、ゆえに、私は新たな願いを持ったぞ」
「新たな願い?」

…仕事的には正直厄介だと思ったが。…まあ、個人的には少し嬉しいような。
…何だ? この感情は、父性って奴か?

「で、その願いってのは何だよ」
「うむ、それはな」

直下、1ほどろくでもなく9ほどそれなりの願い

4:それなりにろくでもない

「受肉して適当な時代におっぽりこんでくれ」
「は?」
「いや、今一盛り上がらなかった花の青春とやらを取り戻しておきたくてな」
「…どっからその知識手に入れやがった」

…そういや前々回でティーン用のマガジン買い込んで読みふけってやがったな。
えらく熱心に読んでると思ったらそういうことか。

「だって私だって乙女だからな。そりゃ恋もしたけりゃおしゃれもショッピングもしてみたいのだ」
「…ろくでもねえなあ」
「ふん、そんなんだから離婚などするのだ。私を見ろ、美貌智謀、おまけに少しくらいなら武器も扱える。ここまでの優良物件はそうそうないぞ」
「古傷抉るんじゃねえよ!?」

いや、そりゃ俺は甲斐性無しのろくでなしでしたけどな!?

「まあまあ、二人とも落ち着きいな。じゃあライダー、願い叶ったら俺んとこ来るか? 戸籍の偽造くらいやったらできるで?」
「む、それはいいな。だがしかし朝霧のいた時代もよさそうだ、さて、どうしたものか」

ぽやぽやとそんな未来を想像しているのかライダーのほおが緩んでいる。
…ええい、今はそんな呆けてる場合じゃねえッつうの。一つ咳ばらいをし、声色を変えて聞く。

「よし、お前の願いは分かった。で、だ。お前の宝具やスキルを全力稼働させた場合、俺の魔力はどれくらい持つ?」
「…ほう、色々考えているようだな」
「考える考えない以前に前回は出し惜しみした挙句、不覚を取ったからな…。 ライダーが全力を出した場合に耐えきれるか、そこは知っておきたい」
「そうさな…」

◆『万象喰らう蒼の轟濫(イウル・テンペストリィ)』

 【【蒼き大河の顎】を召喚することが可能。ステータスは以下の通り】

≪蒼き大河の顎≫

【筋】:C
【対】:A
【敏】:E
【魔】:C
【運】:D

 【【蒼き大河の顎】は対軍宝具の使用時、破壊される】

 【意図的に【蒼き大河の顎】を破壊することで、有利を一回分獲得、戦闘後エリアの封鎖を行う】

 【その条件下で勝利した場合、相手の逃走判定に大幅な-補正、及び、同エリアに存在する全陣営に逃走判定。その条件下で敗北した場合、逃走判定に大幅な+補正】

 【【蒼き大河の顎】が破壊された場合、再召喚には宝具二回分の魔力を必要とする】


◆『暗黒位相・鏡像結界(カレイドスコープ・ニトケルティ)』

 【一、宝具使用時、ランダムに全ステータスC以下の魔物を三体以下の数召喚可能】

 【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】

 【二、相手の逃走に大幅なマイナス補正】

 【相手の逃走スキル、宝具の効果に大幅な-補正】


◆『暗黒異界・冥星宝珠(シャイニング・トラペゾヘドロン)』

 【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】

 【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】

 【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-1補正、戦闘を行わない限り確実に逃走可能、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】

 【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。エリアの封鎖、敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】

 【三、全ステータスC相当の魔獣を召喚することが可能。ただし、召喚できるのは夜のみ】

 【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】

「以上が私の宝具の効果だな、で、これらの宝具を全て展開しても、現在のお前の魔力量なら何とかやっていけるだろう」
「改めて見ると面倒な量だな…。魔力量の話に戻るがそうなのか?」
「お前の時代では数億に一人いればいい、というくらい稀有な人間だぞ? お前の魔力量は。だから大丈夫だろうとは思う」
「思う…?」
「うむ、【蒼き大河の顎】が破壊された場合はその限りではないからな」

…ああ、なるほどな。【蒼き大河の顎】の再召喚には二回分の魔力を消費する。
ってことはそれを含めて全部使っちまうと。

「俺は干からびるってわけか」
「その通り。ついでに【暗黒位相・鏡像結界】によって召喚される魔物は一体召喚ごとに魔力を消費するぞ。その分一度召喚すれば三体以下だが倒されない限り消えはしない」
「…ただステータスに保証は無し、できて陽動用ってとこか」
「あとは索敵なども可能だな、少々精度は墜ちるが。他に宝具関連で聞いておきたいことはあるか?」

…かなり量が多いからな、整理ついでに聞いておくか?

23:25から↓2まで、宝具に関しての質問、無ければなしと記入

ライダーのオススメは?

>>841-842

…ううむ、正直なところ頭がこんがらがってきた。
何せ処理しなきゃならん量が多すぎる。もうちょっと簡便にならんもんか?

「なあ、ライダー。正直なところ効果の内容が煩雑だ、いっそどれかの効果を無くすことでどれかを強化することはできんか?」
「ん? …ううむ、どうだろうなあ、ちょっと待っていろ」

そう言うとライダーは手に鏡や何やらを取り出し…。

直下

123:できない
456:もう少し協力者がいれば
789:できる

7:できた

「うむ、できそうだな。もっとも、クトゥルー関連の二つだけだが」
「できるのかよ」
「ああ、鏡にあの宝玉をはめ込むことで何とかなりそうだ」
「…そんな簡単なものなのか?」
「もともと私の能力ではないしな、クトゥルーの性質も含め、何とか弄れるようだ」

…まあ、クトゥルーってのはそれぞれの表現者がそれぞれの世界を作り出すシェアワールドだったはずだしな。
まあ、その特性を生かしたってことになるのか?

「で、できたのがこれだ」


『暗黒異譚・迷照輝鏡(ニトケルティ・デルトヘドロン)』
 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:10~50 最大捕捉:500人

 【戦闘を行わない限り確実に逃走が可能になる】


 【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】


 【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】

 【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-2補正、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】


 【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】


 【三、全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】

 【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】


 【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】


「…正直まだ分かり辛いんだが」
「要するに、だ。1:相手の弱体化。2、探索強化。3、ユニット召喚。のうちどれか一つができる。それだけの話になったということだな」
「で、【蒼き大河の顎】は」
「通常時は強力なユニット、自分で破壊することで有利な状況を導き、相手の逃走を阻みやすくする」
「だが、自他含め対軍宝具との併用は自動的な破壊で何もメリットが無いので不可。そして再召喚時には多めの魔力が必要、か」

…んー、色々と考えなきゃならんな。

「何かお勧めは無いのか?」

俺の言葉にライダーは考え込み。

「お勧め、なあ。まず、【万象喰らう蒼の轟濫】と【暗黒異譚・迷照輝鏡】の併用は不可、ゆえにどちらかの使用だな」
「おう」
「で、また【暗黒異譚・迷照輝鏡】はどれか一つの効果しか使えん、よって通常時は【暗黒異譚・迷照輝鏡】の二つ目の効果を使用し探索」
「ああ」
「敵陣営の位置が把握できれば三つ目の能力を使って遠隔地から襲撃をかけるもよし、一つ目の効果や対軍宝具の有無によっては【万象喰らう蒼の轟濫】を利用し直接闘うもよし」

…ふむ、やはりかなりパターンは多いってことだな。

「そんなところか。純粋な戦いであっても私はカリスマ持ちだからな。召喚するユニットによっては十分戦えるだろう」

…結局とりあえずは相手の情報をきちんと把握して戦うってことが肝になるわけか。

「中々難しいねえ」
「これくらい使いこなしてほしいものだがな」
「がんばってみるさ」

【昼行動を終了します】


直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1

こういう突発的に出来た宝具名とかは>>1が考えて命名してるの?

5:日常

直下、刑陣営

123:剣 槍
456:弓
789:介



↓2、虹陣営

12:剣
345:騎
67:魔
89:その他

>>854 一応は。

2:剣槍

6:魔

【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】

【うーむ、一応二つの宝具を一つにまとめたのでそれなりに煩雑化は防いだつもりですが。とりあえずもう一回宝具表貼っときますね】


◆『万象喰らう蒼の轟濫(イウル・テンペストリィ)』

 【【蒼き大河の顎】を召喚することが可能。ステータスは以下の通り】

≪蒼き大河の顎≫

【筋】:C
【対】:A
【敏】:E
【魔】:C
【運】:D

 【【蒼き大河の顎】は対軍宝具の使用時、破壊される】

 【意図的に【蒼き大河の顎】を破壊することで、有利を一回分獲得、戦闘後エリアの封鎖を行う】

 【その条件下で勝利した場合、相手の逃走判定に大幅な-補正、及び、同エリアに存在する全陣営に逃走判定。その条件下で敗北した場合、逃走判定に大幅な+補正】

 【【蒼き大河の顎】が破壊された場合、再召喚には宝具二回分の魔力を必要とする】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

『暗黒異譚・迷照輝鏡(ニトケルティ・デルトヘドロン)』


 【戦闘を行わない限り確実に逃走が可能になる】
──────────────────────────────────────

 【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】

──────────────────────────────────────

 【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】

 【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-2補正、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】

──────────────────────────────────────

 【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】

──────────────────────────────────────

 【三、全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】

 【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】

──────────────────────────────────────

 【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】

【遅いですが少しだけ再開】

朝霧遊那は思考する。

彼女はかつて魔術の名家に名を連ねた人間であった。
故に、彼女はその『跡継ぎとして』深い、深い、愛情を受けていた。

だが、それは優れた種に対し抱かれる魔術師としてのソレではあったのだが。

そしてしかるべくして彼女は厳しい魔術の修行に明け暮れる。
頭では理解しつつも、彼女はそれがどうしてもできなかった。辛く、何の愛も無いその行為に彼女は耐えられなかった。

彼女の父母はそんな彼女に苛立ち、半ば幽閉に近い生活が彼女を縛る。
本来なら心が壊れるやもしれない湿った暗闇の中、彼女は一筋の光を見た。
共にしまい込まれていたテレビ。そのテレビが壊れる間際に映した一つの情景。

歌い、踊り、輝く美しく強い偶像の姿。

その光景は、一瞬映った光は、彼女の心の支えとなった。

「私も、アイドルになりたい」

優れた家系を蹴って、父母の怒りをいなし、彼女は家を半ば勘当されるような形で飛び出した。
光の方へ、明日の方へ、未来の方へ。

だから、彼女はおそらくこの未来を守ろうとしたメンバーの中でもっとも人の弱さに聡い。
折れそうな、壊れそうな人間が縋った光を知っているからこそ、彼女は彼らを他人事だとは思えない。

彼女は苦悶する。彼らは悪なのかと、そんな簡単なものでは無いのだろうと。

彼女は煩悶する。それを見極めようと、一度捨てたあの道を一時的とはいえ進むことで。

  _/.:              ヽ
'´.:                  /77∨ハ
 '            . . : : //∧ ∨/,
/         ` r-ニ_ : :///: : ', .∨}
      \ヽ.  У/へ_/x==x〉》〉'
     、  \'   V/〈《,{     X′
 \,.ィ、: .\: .   `≧=-∧     \
:. : : :、く xくト刈 : . ∨///,>、     丶

ト、: :. :ヽ癶リ jN : . : .∨/. : \       丶、
:.:.`ー=ミ}      ’、: : :.} \: :从\       \
丶(`ヽ:ノ       ∨/: |   >=‐x \
     ':.`ゝ-.'´   ∨:.| /::::::::::::::::ヽ :\
      ':, :∧.:〕ヽイ从{'::::::::::::::::::x≪1: : .丶
      j/ }/   /:::::::::::x≪´::::::::::', : : : . \
           rノ x≪´::::::::::::::::::::::::, : : : : . ヽ
          ,レ:::::::::::::::/´⌒`ヾ::::i :. : : : :.、

         //:::::::::::::/        ',::| ∨ヽ: : \
        / , ′:::::::::/         } | }: : }: : : : : .

彼女は、きっと強い女性なのだろう。

試案に耽る彼女に、一人黒き鎧の騎士が声をかける。

「マスター」
「ひゃ!? は、はい、何!?」
「そんな驚かなくとも。ランサーのマスターから念話を使ってみてはどうかとの提案が」
「へ?」

遊那は現在同時行動を取っているコノリエの提案を受け。

「あー、それもそうだね。でも、どうしようかな、今はもうちょっと個別に動いた方がいい気もするけど…」
「そこは貴女の判断に任せると」
「ふわあ、…責任重大だね」


直下、遊那思考判定

12:念話せず
34:アーチャーへ
56:ヘルパーへ
789:貴方へ

5:ヘルパーへ

「とりあえず髑髏君に連絡してみようか」
「ふむ、確かに陣地作成能力を持ち、強力な陣営である彼女らの力は必要ですね」
「でしょ? じゃ、とりあえず連絡してみるね」

直下、念話判定、4以上で通じる

5:通じる

と、しばらく念話を飛ばすと。

「もしもし、髑髏君、聞こえる?」
『もしもし、あさぎりさんですか? きこえてます』
「よかった、今コノリエさん、ランサー陣営と合流してるんだけど、髑髏君何処にいるの?」
『ここは、えーっと、どこでしたっけ?』

しばらくうんうんうなった後、髑髏は。

『ごめんなさい、あさぎりさん、へるぱーがこっちにれんらくしてって』
「あ、わかった、ちょっと待ってね」

遊那はヘルパーに改めて念話を飛ばした。

「ヘルパーさん」
『はい、私たちですが現在貧民街の東側にいます。また、少々消耗しましたが相手のバーサーカー陣営を撃破しました』
「え! すごいじゃないですか! あ、でもそれじゃあ結構消費してるんじゃ」
『はい、正直ここを動きたくはないのですが…、コノリエさんは何と?』

ヘルパーの言葉に遊那は念話を一時中断し、コノリエをセイバーに連れてきてもらう。

「と、いうわけなんですが」
「ふむ、大金星だな…、さてどうしたものかな、そもそも私たちはヘルパー陣営に合流しようとしていたわけだし…」
「マスターらは盛り上がっているようだがランサーの意見は?」
「ほっときゃいいんじゃねえの? アタシならそうするね」
「…ほう、中々意地っ張りのようだな、君は」


直下、コノリエ思考判定、成功以上でヘルパー等との合流を図る【そもそも合流予定】+1【消耗】+2

0:特殊判定

                          __
               __           //゙| ト、
             //| | |        ///   | | |
          //イ_レ'´ ̄ ̄ ̄`ヽl│l   | | |
          l l | /        l l 厂\| | |
            /∨  l 人   l\  ∨   ヽ |
        / |  /|/_ ヽノ _\| l      ヽ
         / 人 人'┸' l  '┸′| |      ヽ
         ,'     \人 ‐ニ ‐  ノ|ノ|        |
        ,'        个 ─  ´   l       l
       ,'         ,'           ,'      ,'
       l         /        /      /
       |       /         /      /
       |     /         /        '
       │   /        /       /
       l  ー 、        /     /
       ヽ、   \     /   <
        ヽ   \    \     \
          \   ー─┐ \    ヽ
               \   (   \    ヽ
              \   \     \   ヽ
               `ヽ   〉     \   ヽ、
                    ⌒┘      \    丶
                                l      〉
                                |    (
                              ノ l l l l 〉
                               ヽノ┴'⌒′

直下

123:念話先から爆音
456:のこのこキャスター
789:行け、ボクらの凡人号

6:キャスター陣営出現

               ヾ、                         .〉'´ ̄`、      _
     ,ィニiッ、       ノ.}                        .i:::: ;;;;;;;;;i.    ./  ヾッ、
    //   ヾミi.        i./                        ノ____i.i____i.   ./     ミi,
   .i}´     マ}.       i.{                        //"'ィ.|"}i }i.  i  あ  .ミi
   i{'  や   }|..     i.}                      ./i:::::/".}i;;;;;};;}iッ、..i   ち  .ミi
   i|   っ    ||.     }´                   .〉≦ニニ.〉:i  /|i;;;;;;i.マニ .i  ゃ   ミ
   {   .ち   ||       i{                    /.ニニニニ.}シ / ;;;i;;;;;i{ニニニ{  あ   i}}
   {   .ゃ   ||       ゞ、                  ./ニニニニニニ} イ .;;;;i;;;{;ゞニニヽ,   ,ィシ
   {   .っ   ||.     };;;}                ./ニニニニニニニ}:::::  ;;;;;;;;;i}ニニニ....`''''''´
   {   .た   ||       .{;;ノ                /ニニニニニニニニ{::::  ;;;;;;;;;i}ニニニニニニ}i、
   |i   の   i}      }i               /ニニニニニi}ニニニ.i::::   i;;;;;;iiニニニ{ミニ{
   .ミ   う  i}|.       i.}              ノニニニニニニムニニ.{:::::   i;;;;;;iiニニニ、 iニミ
   ゞッ、  ,ィ'シ.        i i             /ニニニニニニニニ}ニニゝ:::  .i;;;;;;iiニニ{ ii {ニニ、
    ヾミiッシ         i i             i}.ニニニニニニニニ{}ニニニi:::: :::i;;;;;;ゞニニ,  ゞヾミ三、ヾ
      `´.           } }            .マニニニニニニニi´ニニニ i::::: :::i;;;;;{ニニ,ィ》     .ヾミi,
                //             .,'.}ニニニニニニミ{ `""}i、::: ::i;;;;ノi}シ"´i       .マi、
                .}.}             ,' .マニニニニニニ}≧ッェェ}ii}::::::::ii;;}ii}____,ィ'}i      .ム}i
                .{i、            ,.' ./ミ }二{ ムニニニ..{i::::ii::::::}iiシ.}ニニii ii    _,,ッ彡}
                iシ         i ノヾイ ヾ マ{,,,,、ィ..ニニニ{:::::::::::ノi:::::iニニニi i

                ノ{         _,}{ イゝ}≦三>''"´ニニニニ}i::::ii/i}::イニニニニi .i
            _,,、、、、}シッ}ゝェェ}シ≧三三ミiマノノノ'´´    iニニニニニニ}::i二} }二ニニニニi i
  __,,,,,,,,、、、ッ≦三三三二=-ー''''"" ̄     }        iニニニニニニ.{::{二}::〉ニニニニニ.i .i
  `'ー==-ー'''''"""´ ̄                       .iニニニニニニニイ二{、iニニニニニニ.i .i
                                   iニニニニニニニニニニニニニニニニニニi .i
                                  .iニニニニニニニニニニニニニニニニニ二i .i


【というわけで速いですが本日ここまで、お疲れ様でした】

【次回、槍&剣(?)対魔】

【再開かも鴨】

だが、その念話を遮るような間延びした声が響く。

「…あちゃあ、やっちゃったのう」
「!?」

草をかき分け現れたのは白い髭を垂らした老人、キャスター。
その軽薄さと厳格さがない交ぜになった奇妙な印象に思わず遊那は生唾を飲む。
セイバーとランサーは各々武器を構え、キャスターに対峙し。

「飛んで火にいる夏の虫とはこのこと、まさかキャスターが自ら来てくれるとは思わなかった」
「いや、儂だってね? そんな自分から突っ込むような馬鹿なことするほど呆けてはおらんよ?」
「ならなんで来たんだい? 何かの罠かそれとも講和か」
「いやあ、たまには散歩しようと思うたらこんな場所に居合わせてのう、ほっほ、まいったまいった」

全く緊張感を感じさせない声で笑う緑衣のキャスター。
その反応にセイバーとランサーは逆に警戒を高める。

「あ、あの」
「んん? おお、あのお嬢さんか。ええのうええのう、やはりおなごは若いものに限る。あ、いや、あくまでも孫娘とかそんなんじゃからね? エロジジイとか止めてね?」
「…貴方のマスターは?」
「ほう、小僧か。小僧はのう」


直下、クロヴァス判定、成功以上で付いてきていない、失敗で付いてきてる


↓2、キャスター礼装【???】所持判定

123:1本
456:2本
789:3本

0:特殊判定

                                   ヽ
                                    }
               ____,  -‐   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `丶、  /
            /´  /                  \/_ノ
              ´ ̄ >       /                  \
                /    /  /|           /.         ヽ
              /  / / {/  |       /  /           '.
          / 〃  .,' .∧  |:l    / | :ハ          |
        \  ///   /l / __\ハ    / j/ _,斗  /    ./l
.     ―‐-   /'´/⌒V:│;〃アf心ヾ Vー孑ゥ≠ミ  /     ./ |
.    --―     /    V:l小. {ト イ| ∨   f{ノ::Ⅵ ∨    ./ .|
    _, -'´   {     V  } Vヒソ     |トーイソ/    /  |
          ∧      ', . { ''    ' -― .` ー〃     /ヽ/
          レ ヘ、   ヽ.ゝ ._  f     )′     ./_ノ
            \  j/⌒\>ゝ .. _//  /∨/
             `/     \   ._|厶-―<  ̄
           __/  /    マ'弋       ヽ
          /   {  /   /  ∨ヘ        ∧
           (____`ー{ _,/    |川.          |
                 `ーr‐ゝ、_,∠ ノ|川.          |
                  |  |   ノ//        l
                \ \/ //    //  |

直下

123:どっか遠くで気絶してる
456:おっと、奇襲だ!
789:黄色と一緒に来てる


4:二本

99:自陣営に不利な特殊判定

               _ -' ノ ̄
             / ./ ,,/
             i .リ ノ ....-‐''.. '' ....''‐::-....、_

              X‐ ' .. ''´       `''ー ニ ー---- --‐′
           _/ /'''' ̄′           ''' ' ン _'''<、
         //´   _、              .. 、 `'= 、 ヽ、
         r/    /   、 / / i     _  、\\ \ ヽ 丶
        //   イ /  /  /  | l     i l  l ヽヽヽ ヽヘl
        i    / /   ,'  |  i |    | |  |  ∨  ル
          l    /  |/  7   l       ! l  |   |   l/
       |│  '´ 「  │l v |  l      ! | | |  |  ,'
       |│ /  l  /V  V  ヘ    イ V V V \|ヘ/
       j   /   l ∧::::::::::::::::::::::::ヽ  /::::::::::::::::::│/ ' ノ
       |   |   ヽ:::::::::::: _人_ :::::::::::∨:::: _人_ ::::::'/ /
       |  ',   l ゝ:::::::: `Y´ ::::::::::::::::::::::`Y´゙:::::l.|
        ヽ  '、  |´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!ノj
         ヘ  ヘ ヘ,                i│|
         _ヽ  ヘへ              丿 l/
        /´ /-ヽ \|             /ハ/
      /´`ヽ'、  \│ >-、       イ〈ム
    ,/ヽ┌  `''丶、,, 丶 `'' 、 ` ー  イ     ヽ
    i!             `'' 、    / / ―ゝ` 、
    l ,' ``''丶-、,,,...___`''‐ ` ヽ  ヽ  / .//     ゙i 〉
    ゙| |         ノ´`''''' ‐--、∨/ ヽ、 、  /

直下

123:遊那の華麗な裏切り
456:問答無用で礼装爆破
789:ほかのサーヴァントもいっしょ!

5:礼装大爆発

「来とるけどのう」
「何処に、いるんですか」
「やっぱり気になるか、初いのう、初いのう。儂もなあ、もうちょい若かったらひと夏のアバンチュールとしゃれ込むんじゃが」
「答えてください!」

遊那の剣幕にたじろぐキャスターは。

「そ、そう怒っちゃやーよ。儂の心臓止まったらどうしちゃうの。知らんけど。…まあ、あっちを向きなされ」

キャスターの指差す方向に、一瞬、ほんの一瞬だけ全員が目を向ける。
しかし、そこには誰もおらず。全員がその失策に気が付いたときには既に遅く。

「駄目じゃよー、鬼に見られとるんじゃったら動いてはいけない。…ルールじゃろ?」

何処か軽薄な笑みを浮かべたキャスターが礼装をばら撒いて。

「さあ、全部消費するぞ、小僧、後は頼んだ」
「ええ、お任せを! キャスター!」

炸裂と同時に物陰に潜んでいたクロヴァスが飛び出し、キャスターの裾を掴む。
そして、キャスターの緑衣が紅く染まり。

「【???】」

最後に彼女らが見たのは。
杖を失いすっころぶキャスターの姿だった。

【キャスター陣営が逃走に成功しました】


直下、1の位遊那、10の位コノリエ負傷判定【礼装×2】+1

↓2、1の位セイバー、10の位ランサー負傷判定【礼装×2】+1

1234:無傷
567:負傷
89:重傷

遊那3:無傷
コノリエ5:負傷
セイバー8:重傷
ランサー4:無傷

爆風に身を反らす遊那をセイバーがかばい、その身に炸裂する破片を受ける。

「…ッ!」
「セイバー!」

音、衝撃、その全てが止み、全員はそれぞれに無事を確認した。

「…とりあえずは全員、そこまで手痛い被害は。…セイバーがひどい傷だな」
「い、いえ、何のこれしき。…私、仮にも湖の騎士で、痛ッ」
「無茶しないでセイバー!」

全身に破片を受けたのだろう、ところどころ鎧の砕けたセイバーを横にし、全員は顔を突き合わせる。
まず最初に声を発したのは傷に包帯を巻くコノリエ。

「…あのキャスターだが、宝具の名前を聞いたか?」
「はい、確か【??…、あれ?」
「どうした? そんくらい覚えとけ、って…アレ? 何て言ってたっけ?」
「…? マズイな、私の記憶もおかしい。情報抹消か何らかの宝具を持っていたのか?」

直下、キャスターの宝具覚えているか、成功以上で覚えている【???】-2

6:ギリギリ覚えていた、というか推理した

3人が頭を突き合わせている中、寝転がったままのセイバーが。

「私は何とか覚えていますよ…、どうやら、限定的な時間停止の宝具のようですね」
「!? 時間停止だと!?」
「ええ、私もはっきり見たわけでは無いですが、意識の片隅に動けない自分と逃げ出すキャスターの姿が薄っすらと…、それに、ちょっと時計か何かを確認すれば」
「時計? …あ、おかしい。キャスターが令呪を使わず消えたのならもっと時間が経ってないといけないよ!」

遊那の指す時計は炸裂から数分しかたっていない時計の針。

「…そりゃまたとんでもない宝具だな」
「時間停止って…、セイバー、宝具の名前は?」
「ええ、…【???】と」


【自陣営の行動を終了します】


直下、キャスター出しちゃったので再判定

123:剣
456:騎
789:その他

2:剣

直下、剣の現状

123:誰かと合流済み
456:索敵中
789:まだぼっちでぷらぷら

4:索敵中

産業革命期、それは英国が世界の工場、あるいは太陽の沈まない国となった栄光の時代。
その後の斜陽を感じさせない活気の中、潜むように歩くラグナとセイバー。

「セイバー、気配は感じる?」
「んー、今んところ感じねえなあ。それにしてもこの時代は元気だねえ、何か買ってくか?」
「…いや、お金は大切にしないとね」
「そういや金銭事情ってどうなってんだ? 未来の金が通じるとも思えねえし…」
「うん、基本的にはボクらの時代でガラスとか屑鉄みたいな価値になってるこの時代の貴重品を持ってきて売ってるってところだね」

ラグナの答えにセイバーは深く頷き。

「…やっぱ金は大事だもんなあ。…そして金のあるところに人は来るよなあ」
「…セイバーは苦い思い出だもんね」
「んー、まあなあ。しばらく銀貨は見たくねえ」
「…今いっぱい持ってるけど」
「おい、近づけんじゃねえ。いや、な? トラウマもあるけど俺の現在状況的に銀はマジでヤバい、手が溶ける」

そして慌てるようにセイバーは霊体化し。

『ちょっと回り探ってくら』

どこへともなく消えていくのだった。


直下、虹セイバー索敵判定、成功以上で発見、失敗で発見できず。

2:発見できず

「見つからなかったの」
『おう、止めろっての、銀は基本的に悪いもん全般に効くからな? 分かってやってんだったらブッ飛ばすぞ?』
「分かってやってるよ」
『よし、ブッ飛ばす。…と思ったが疲れたしメンドイ』
「言うと思った」

ころころと笑うラグナにセイバーは毒気を抜かれたのか苦笑する。

「あ、笑った?」
『笑って悪いか?』

【虹陣営の行動描写を終了します】


…夜だな。

「あ、ついでに俺の陣地作成は勝手に進行しとるからね?」
「おう、ありがとよ」

さて、何するかね。ライダーの能力もそれなりに整理できたし。
…まあ、他の陣営となるべく合流したいよな。

貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価

下2

3:移動

「と、楠木、悪いが移動するぞ」
「えー、折角陣地作ったのに―?」
「だから悪いってんだろうが。それに、戻ってきたらまた使えんだろ」
「まあ、そやけどね。ここは【郊外】やから覚えといてくださいよ」
「…言っておくが、仲間は索敵で探すこともできるからな?」

直下、イベント判定

12:敵さんと遭遇
34567:何も無し
89:味方と遭遇

5:何も無し

「…」
「まあ夜やしねえ」

…そもそもあたりも付けずぶらぶらしてるのも問題なんだよなあ。
ここは【森林】か? 大分奥まで来ちまったな、街の明かりが恋しいぜ。

【夜行動を終了します】

直下、刑陣営

123:剣 槍
456:弓
789:介



↓2、虹陣営

12:剣
345:騎
6:魔
78:暗
9:その他


9:ヘルパー

4:ライダー


ヘルパーは思案していた。突如切れた念話。
そして響いたキャスター、という声。
それから推測するにおそらく念話の先は襲撃された、ということだろう。

「…どうしたものでしょうか。魔力は完全に回復しましたが、あともう少しで神殿が完成する」
「へるぱー、だいじょうぶ?」
「ええ、大丈夫ですよ。…せめて様子だけでもわかれば」

直下、ヘルパー行動判定

123:剣槍に二人で向かう
456:剣槍に髑髏だけ向かわせる
789:このまま待機

7:信じて待機

だが、ヘルパーは一つ息を吐き。

「…いえ、彼らを信じましょう。ランサーはまだ分かりませんが、セイバーならおそらく彼女らを守っているでしょうし」
「? へるぱーはせいばーのことすきなの?」
「いいえ、色恋で言うならば私には愛する夫がいますしね。…そして友情を孕んだ意味においても、あの男は現在進行形で許せません」
「なにがゆるせないの?」
「…そうですね、まずは」

【刑陣営の行動描写を終了します】


直下、ライダー陣営の現状【基本的に誰かと合流しておきたい】-1

123:誰かと合流済み
456:索敵中
789:まだぼっちでぷらぷら

0:特殊判定

                                       に
               く         / `            ゃ

               ひ        /:::.′            に
                ょ          ゞ:(_z _          ひ
              か       . : : : : : : : : : : : : :` ._     ゆ

         や    ん     /: : : : : : : : ; : : : : : : : : .\    る
         め    り     , : : : : ,: : : : : : : :入: : : : : : : : ヽ   の
         な   きょ   /: :/: : ,: : /i: : : i: : : :\: : : : : : : :.   よ
         ひ   く   ,_: :/: : ,: :./ {: : :.{\.: : : \: : : : : : : :

          ゃ        /: : : : :.t_:__:{__, : :.i _ゝ_: : :.\: : :i: : .:
         い    ハ /.{: :i ; ; /{_,{_   \:i  ,.==t 、: : : Z:.i : :.:
         よ  τゝ_ソ: .:ノ: :/^) f::て刈ヽ ` f::て刈\_彡_: :.;

          お  ゝ― イ: :ζ (とゝーノ  ,  ゝー-とつ(`ヽハ:i|
         お  ⊂二イ○i!: :i  ヽ〃〃      〃〃 /  i_ /
         お    / _ヽ:/   ゝ― 、ー- ― 、_ ノ   ヽ

             /乂t ノ}ゝ    -匕 __ _/_ ,、     ,
            /: : :/ ̄ i       /_       ` 彳ヽ     .  ぐにぃー
             /: : : :./.   ゝ    ,   ‐t  _  ≦i! } i    /
        /: : : : :.         ノ    i!. . . . . . .i∨  _   .
       /: : : : : : /   /     / _ ノ     乂_ _ヽ    .
      /: : : : : : : :/   /    /i:i:i\         ゝ-∧   \
     ./: : : : : : : :..   /    /i:i:i:i:i_ へ  ゝ  /   /i:i:i:i:i:i:\   \
    /: : : : : : :: :.  :i/    /\i:i/ _  \ .     /i:i:i:i:i:i:i./ /\   \
    人: : : : : : イ  //    /i:i\ン ― ― ┐   ./i:i:i:i:i::/// \.   \
    乂: : : : : : : \ /    / .i:ii:i/  ー――i⌒ヽ/i:i:i:i:///   _\   `ヽ
     `ヽ: : : : : : :ノ    / ゝ-,   ー― 、   /i:i:///     /  \
       \: : : :   :      i /     ̄ ヽ.  /i// へ_     イ
         \   ノ   _∨    ノ⌒´\/.´/ヽk _ ヽ    iヽ
          \{ / ̄ ̄ /    ノ    /ヽζヽ. \  __ .|


直下

123:広まるキャスターの簡単とれーにんぐ
456:爆発
789:キチガイ加速

1:キャスターが教える簡単エンチャント

               , <           >、
            ,<                >、

           /               _     \
          ,               /       ヽ
         ,__       ..::::::::::::::::::::/          、

          |  \    .:::::::::::::::::::::/:::::::::::::::        ,
         ,    \..::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::..         ,
          i     \:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::...     |
        ,     :::::::\_/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::      |
        イ     :::::::/ \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::      |
      イ !      /:::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::.        | 、
     イ  |    /::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::..        | ヽ
   イ    |   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::....   、 .!  \
,イ     ∧,'_ ―――――― 、::::::::::::::::::r――― ___ ヽ| __   ` 、
      {レ'    __ -==<`ヽ:::::::/ >- _    `ヽ〈|      > 、
     /    /`ーニ豆ニ>;;;;;;|::::::|;;;;;;;;<ニ豆ニ>x   ヽ         > 、
    /    /::::::::> __ <;;;;;イ.⌒ ,;;;;;;;> __ <;;;;ヽ   ヽ  、        > 、
  /    /;;;;;    ::::::::;;;;;;;;;;;イ    ;;;V;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::  ヽヽ   ヽ  、          ヽ
_/    /| 乂;;;;,,   :::::;;;;;;;;;;;;,    ;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;:::   /;;;;个,    ヽ  、        ハ
     //:::!;;;;;;;;;>、   :::;;;;;;;;i;;    ;;;;;!;;;;;;;;;;;:::  ./;;;;;;;f:::! |〉、  ヽ  、         、
   / ./::::::,;;;;;;;;i;;;;;;;ヽ  .:::;;;;;-、    ;;;;;|ト、;;;;;;;,,  iイ;;;;;;;;;;;;/...!:::::.、   マ  、        |
 /  ,:'::::::::;;;;;;;;;;!;;;;;;;;| _/   ヽ    ./  \;;;;  !|;;  /Y  |::::::::.、、  マ   、         |
"  ,:':::::::::::::;;;;;;;;;|;;;;;;;ル´      ヽ   /     \」!;; ;/;;;' .|:::::::::.、.、 .マ  .、        、
  /:::::::::::::::::;;;;;;;;|;;;;/          ー        ヽV ;;;;   .|::::::::::::::.、ヽ .マ   、    |
 ./:::::::::::::::::::::;;;;;;;!;/          rヘ         マ ;;;;  ,'::::::::::::::::::.、 ヽ マ    、   |
 ':::::::::::::::::::::::::;;;;;;!         ,,/  \        マ;;;  i:::::::::::::::::::::::.、 ヾ、    、   人

【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。明日からしばらく遅くなります。できないときは連絡しますので】

【申し訳ない、今日はお休み】

【申し訳ない、今日明日とお休みさせていただきます】

【久々の再開】

黒煙が黙々と上がる街の一角、人の明かりがついに星空を引きずり下ろした時代。
星の光も消えた重たい曇り空の下、一人の女が汗を流していた。
武術のような独特の型を終え、女、セーラ・アウローラは眼前の老人、キャスターの言葉を待つ。

「あー、ご苦労さん、で、じゃが。あそこの動きはそうじゃないんじゃよ、もうちょっとひねるようにじゃな」
「こ、こう? キャスター」
「おお、そうそう、筋がええのう。うん、疲れたじゃろ、ちょっと休憩するといいぞ」
「あ、あの、キャスター。僕にやってるそれと全く違いませんかね」
「黙らっしゃい、口答えしたから小僧は腹筋追加」

傍らで重りをつけ、腕立て伏せを行うクロヴァスに目もやらず指示を出すキャスター。
一方のクロヴァスは「資料見た限り苦行は禁止じゃなかったですっけ…?」等と呻きながらも腕立てを続け。
汗を拭くセーラが半ば同情したように目線を向ける。

「まあがんばりなさいよ、グリーン。それにしてもキャスターがエンチャント持ちだったなんてね」
「ふふふ、儂はまあたくさん弟子を持っておったからのう。まあ、中には糞弟子もおったが、その伝承が能力となったのじゃろうて」

◆エンチャント:B
 他者や物品に強力な機能を付与する。基本的にはマスターを戦わせるための強化能力。
 師から弟子へ。 弟子からそのまた弟子へ。 教えとは伝え、広めるもの。

 【霊装の効果を強化する】

 【マスターVSサーヴァント戦における強制-補正をランク÷2分緩和する】
 【被エンチャント者の負傷判定をランク分緩和する】
 【被エンチャント者のパラメータはキャスターから敏捷以外各種1ランク下げたものと被エンチャント者の【体】【心】【知】【質】【運】をそれぞれ比較し、より高い方を取得する】

「ふーん、まあそのクソスケベな視線をどうにかしてくれればもっといいんだけれども」
「いや、だからこれは孫娘の成長を見守る好々爺という設定でじゃな」
「設定って」
「小僧、背筋も追加の」
「何で!?」

直下、ライダーは同行しているか、成功以上で索敵中、失敗で同行

8:索敵中

「そういえばライダーは何処じゃ?」
「ああ、今はちょっと出てもらってる。ライダーの機動力があれば簡単だしね」
「うーむ、その場合単独行動時を狙われると少々厄介じゃのう。此処は狙われても問題は無いが…」
「大丈夫よ、ライダーだもん」

胸を張るセーラにキャスターはうんうんと頷き。

「…まあ、そこまで言うのならのう。しかし、ライダーが男というのは本当か?」
「うん、本人はそう言ってるけど」
「…世界は残酷じゃのう。儂、涙が出ちゃう、だっておじいちゃんだもの。涙腺も弱くなっておる」

ウソ泣きをしつつ目元を拭うキャスターの背後で何かがべちゃりと潰れる音が。
見ると腕立てを続けていたクロヴァスが蛙のようにへしゃげており。

「げ、限界、です…」
「まったく、へぼへぼじゃのう、そんなんであの星を掴めると思っておるのか」
「星なんて出てないじゃないですか…」
「ふん、隙を見せればすぐに言い訳を始める、駄目じゃよ? そんな若いうちから言い訳を覚えちゃ。…とは言いつつ、確かにそろそろ休憩じゃの」
「た、助かった…」

キャスターの言葉に安心したのかクロヴァスは目を閉じ、寝息を立てる。
潰れた自分の主を杖でつつきながらキャスターはため息を。

「もう、ヒョロヒョロなんじゃから。これじゃあまだ心は伴わんの。…ん? どうした?」

セーラが倒れたクロヴァスに近寄りその体を抱え上げる。
本来なら筋力的に難しいのだが、エンチャントのなせる業か、いとも簡単に抱え上げ。

「へえ、本当に力がついてる。いや、気絶してるみたいだから運んであげようかと思って」
「…お前さん、良い娘じゃのう」
「はっ!? な、何言ってるの、キャスター! 私はただ、こんなとこに転がってたらクソ迷惑だから」
「…そうか、まあ、ええじゃろ。知らんがの」

によによと笑うキャスターをよそに、セーラはクロヴァスを寝床となっている部屋へ運んでいく。
その後姿を見送ると、キャスターは表情をにやけ笑いからどこか真摯な表情へと変え。

「…あんな娘らが悪人と謗られ、裁かれる、か。…それもまた仕方のないこと、あやつらの犯したことは罪じゃて。輪廻は業によって決まる」

キャスターは目を閉じる。

「次の生もある。例え此処で死んだとて、次を待てばよい」

その瞼の裏には言葉には出来ない何かが。

「…しかし、できる限りのことはしてやるかのう」

クロヴァスとセーラ、二人の姿を新たに映し、キャスターは髭をしごきながら意地悪く笑う。

「ま、適当にの。ほっほっほ」


【虹陣営の行動を終了します】


【第三クール:三日目】

「やっぱやたらめったら歩くよりどっか落ち着いて探したほうがいいかね」
「というか今の布陣ではそれが一番やと思うんやけど」
「そこまで考えが至ってなかったのか。馬鹿だな」
「やめてくれるか? 俺は実務あんまり得意じゃねえんだって」
「言い訳?」
「言い訳だな」

くそう、ライダーめ、女王だか何だか知らねえがまったく。


貴方の行動を選択してください

1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価

下2

1:探索

「ええい! そこまで言うならやってやろうじゃねえか!」
「うむ、それでいいのだ」
「ほな俺は陣地作っときますんで」

…何か乗せられた気がしなくもない。ムカつく。

↓2、索敵方法

1:自分で探す
2:ライダーに探させる
3:楠木に探させる
4:【暗黒異譚・迷照輝鏡】を使用
5:使い魔作ってみる(成功率三割)
6:その他

2:ライダーに探させる

「よし、じゃあライダー」
「ん?」
「探せ」
「…ほお、そう来たか」

誰も宝具使えだなんて言ってないだろ?

「…まあ、いいか。私も少々一人で歩きたいと思っていたところだ」
「なんかあったらすぐに連絡しろよ」
「分かっとる。で、だ」

ライダーが手を差し出した。…おい、まさかとは思うが。

「軍資金をよこせ」
「金食い虫めッ!!!」
「おやつは五十セントまでにしときやー」

直下、ライダー索敵判定、成功以上で誰か発見、失敗で発見できず

5:発見できず

『おい、発見できん。あと中々よさそうなドレスがあった、買ってもいいか?』
「却下だ」
『むう、なかなかお手ごろだぞ?』
「お前の金銭感覚を庶民のそれに当てはめんじゃねえよ」

…どうせバカ高いんだろう。
しかし、どうするかな。このまま探索を続けてもらうのもありだが…。

↓2、このまま索敵を継続するか。(する場合は次回行動が索敵に限定、補正がかかります)

慢心と臆病のはざまで

継続する

>>966 継続

…まあ、こっちには楠木もいるしな。

「ライダー、そのまま探索続行頼めるか?」
『…ん、構わんが』
「どうした、歯切れが悪いな」
『…いや、今までの経験則上嫌な予感がするのでな』
「…あー」

否定できないのが悲しいな。

『まあいい。あとで追加分は請求する』
「…は? おい、ちょっとまてこの悪女!」

全部を言い切る前に念話が切られた。
…大丈夫か? 俺。

【朝行動を終了します】

直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1

0:特殊判定

                  7:,':::::::::':::::::::l:::{::::::::::::::::|::、:::::、::::::::ヽ:::::::::ヽ:::::..
                  !::!: :::::l::::::::::l:::::ヽ::: :::::::l:::ヽ::::::\:::::::゙.:::::::::::、:::.
                  |::l:::::::::::l:::、:::::|、:::::ヽ:::::::l、、:\:::: ヽ ::::|:::::::::::::::::::
                  |:::ヽ:::::::|、::ヽ::l ヽ::::::::ヽ::|_ヽ_ヽ:\::::\|::::::::::::::|::::
                  .!::ヽ:ヽ::レ<二ヽ\::ヽ\ア乏辷≧ミ彡' :::::::::l::::
                  .∨:::ヽ:ヽ≧斧圷、 `ー ´伐;;;;ソ≫' |::::::::::::::!:::
                   V、:ヽ斗<込;;ソ       ""^~  リ::::::::::::,':::
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                    }::::::::::.                /イ:::::::::::|::::::.
                    .l:::::::::::.      r─‐、      /'/:::::::::::::|::::::::.
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                    /l::::::::::::|::::::::::::ハ  -<.   |:::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::.
                   ./:::l::::::::::::|:::::::::_|_,、____|:::::::::::::::::,':::::ヽ::::::::::::::::..
                  /::::::l:::::::::::,'-≦//ィ/ハ、`ヽ\!::::::::::::::/-、___>、__::::::::::.

                   /:>-|::::::::///'"<<  //ヽヽ ヽ}!::::::::::://///////ヽ:::::::::
                  ./"///|:::: ///|─‐ヽイ./  ヽヽ'/|:::::::::,'////,'///////ハ:::::::::.
                  //////|::: '///|   //    l |. |:::::::,'」///,'////////ハ::::::::::、
                    ///////|::: l///|'⌒Y7' ̄ ̄ヽ∧ヽ.!:::::,'////,'{/////////ハ::::::::::\

直下

123:危惧は現実とナルノデス
456:単独行動中刑ライダー、誰かと接触
789:単独行動中虹ライダー、誰かと接触

6:刑ライダー、接触

直下、接触陣営

12:虹暗
34:虹魔
5:虹騎
67:刑弓
89:刑剣

0:特殊判定

                    -――-

                 ´:.:.:.            .:...、
             /:.:.:.                ..:.:\
            , .:.:.:.:.:.                  ..:.:.:.:.:.、
.           /:.:.:.:.      .:                  ..:.:.:.
          /:.:.:.:..     ,                 .:.:.:.‘,
          .:.:.:.:.:.     .:/         ,           .:.:.:.:',
         .':.:.:.:.:.    .:/ .:./ .:/  .:/     i   :..   .:.:.:!
         i:.:.:.:.   .:/:.  ,′.:il  .:/i:.  l:. .:!     、:.   .:.|
         |:.:.:.:.   ,′ .: i:l .:il:. ./! !i. .|i {i    ',  .:|

         |:.:.:.:..  /i:.  从 .!V/iN_!:.i:.!\\_,ィ .:i}:. .リ

         ,′:.:.:. .//li.   ∨\!    _`ヽ!  ヽ `ヽ..:i!.! ./
.        //:./:.:.. .:V{ |i.   .:! - `ー―'゙     `ー‐''/lVi.ル′
       //i:/:.:. ..:/i:`!:i.  |         、   i:.i/ |
       / .|i:.:.:.i.:./:i:i:i:i:i|  |、               ノ:i|:. :|
.      〃 .|i:.:./:/i:i:i:i:i:i:i|  | \       _   イi|i:i|:. :|
.         .|i:/:/i:i:i:i:i:i:i:i|  |     .    ´ , ィi|i:il:i|i:i|:. .:.|_厂iミーr―r‐i二rュ¬____
     /   .i/:/:i:i:i:i:i:i:i:i;i|  i_     `Ti爪i:i:i:i|i:il:i|i:i|_厂!ノ`>―亠 ┴亠――‐  /i-、_
     ,′  /_,イi:i:r==fi彡i|   | ̄{i' ̄ ¨T ̄¨i}i:i|i厂i三ノ¨\ \         }  7 ̄ヽ./\
       /i炒'´ ̄辷r\i!  :|  \、_,小、彡'゙癶_/\                  /     \./>
   /    .//´― 、   .乂_i|   |     〃  ヾ,〈_/       \    \            /´
  ,    /,′      乂!  :ト、_   {i_    }}> .    丶       _ _   /    /
  i|   ,仏.     ',    |  :!乂辷/{{_i辷i辷i}彡'゙{)> .       \.r{ヽ ヽ     /
  ||   /{i             | .:l乂辷!.{{辷i辷辷i}辷彡'゙ .|:. :|i> .  八,   、\  /
  ||  .厶i _,        _|  !   ̄{{    ̄  i}  ̄ `ヾ|:. :|ヽ! |  ’ ''<}    \ir'゙
  || ∧/._  `ヽ    {ノノ| :|    {{     i}    }:. :| }:.|     ./   ) i}
  |i /( ̄il _)―‐、\__彡'゙ | :!___{j.____{j.    /|:. :|ノ|:.|     /     /
  Vi! `ソ|´    |i>=l_,,...ィi :|i'"゙~¨^ ̄ ̄ ̄ ̄~¨ヽ />|:. :|ヽ!ノ    .{      /

直下

123:虹剣暗
456:何かすっごい工房
789:ボロボロのキチガイ

8:ボロボロの救世主

           -===: ̄ ̄: : : . .
         __/_ ̄ ̄ : \: : : : : : :\
       厂: : : : : : : : `: : : : \: : \: : :ヽ
.      /: ': : : : :\: : : : : : : \:\: : ヽ: : ::.       ⌒ヽ
     ': :{: : : : : :{: \: : : : : : : \:\: : : : :ーz____彡'
.     ∧: l : : : : : |`>、ー 、_ : : : : \:\: : : :| `¨¨¨¨¨¨´   ―=ニ二ニ=―--
   / |: i: :{ : : : |´  ,斗笊i:ー----`…一: \      /: : : : : : : : : :  ̄: `ヽ: : : : :\
  ./  .|: {: :|\: :.\彳て;必 ヽ: :|: : }: : : : : : :}: ー―=ニ´: : : : : : : : : : : : : : : : : : \: : : : : : ー―
  {   \ : ゞ埒ー ヽ ⌒    Ⅵ: : |: :/: : : /ー=彡': : : : :´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ : : : : : \: : : : : : : :
  |!    }\ヽ〈         !}: : { /: :/ /: : : /: : :/: : : : : : : : : :  ̄ ̄ ̄ ̄: : : : : \: : : : : :
  |{   /:::/八     ,       从: :八: :{:_:`¨¨´_: : -‐―‐ 、: : -======-: : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : :
  lj  ./: /:': :/\ ´     ,。:(: : :\_: :ー : ≫=ニニニ、ヽ: : : ヽ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : }: : : :
.   /: : ://: l   丶_ 。 ' }  \__彡'´     ) ハ: : : }、: ー==: : : : : : : : : : : : : : :|: : : :
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【というわけで一旦中断、続きは遅くに】

次スレ: 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 27【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444487801/)

【再開】

念話を終え、ライダーは気ままに街をうろつく。
生前はその立場故に叶えられなかった気ままな少女としての日々、それを謳歌せんと。

彼女の一生は最後の一瞬である復讐に彩られていた。
そしてそれこそが彼女を英霊たらしめた理由だと彼女自身も理解している。
だが、一方で人並みの少女のごとく市井を歩きたい、優雅に遊びたい、そう思っていたのも確かであり。
それを楽しめる現状に彼女は満足していた。

「…もっとも、このようなおまけがついてくるとは思わなかったがな」

ライダーは隠し持った鏡を触る。
後世の作家により取り付けられた異形の鏡、異界を映し出し、異形を呼び出すニトクリスの鏡。
それさえなければもう少し心は晴れやかなモノを。そう思いつつ、街角を歩くライダーは歪な影を認める。

その影はボロボロで、全身に傷を負っていた。
美しいと言われるだろう顔はやつれ、しかしその口元には笑みが。
耳を澄ますと、何か呪いめいた呟きが聞こえ、街を歩く人々も気味悪げにその女を避けていた。

「ああ、救わねばなりません、私が、救わねば、これは試練、求道への試練…」

延々と単一的に言葉を繰り返す女。
隠れ見るライダーは彼女から放たれる異質な気配に気が付く。

「…マスターか」

見たところ周囲にサーヴァントはいない。
ならば、此処で奇襲をかけるのも一つ。…その前にあの男に連絡をしておくべきだろうか。

ライダーは考え、ボロボロの女を目で追い…。

直下、ライダー思考判定、成功以上で貴方に連絡、失敗で連絡せず【なんだかんだでサーヴァント】+2

3:連絡せず

「…今はいいか。いや、信頼していないわけでは、…ないが。どうも今連絡してもろくなことは無い気がする」

と、頷き、ライダーはソレならば自分で何とかしようと頭を回す。

「…さて、現状気づかれてはいない。方法としてはこのまま見張る、奇襲、捕獲、といったところか?」

白昼堂々の街中、奇襲をかけるならば人払いをする必要があるな。
そう考えつつライダーは手の中で鏡を玩んだ。


直下、ライダー行動判定

123:捕獲
456:奇襲
789:様子見

8:様子見

「…もう少し人目の付かない場所まで待ってみるか」

そう判断すると、ライダーは買い込んだ小物で変装し、蓮華の後を追う。
それが運命の交差点となるかどうか、彼女は判断しかねていたのだが。

「まあ、なんとかなるだろう」

案外楽観的なところもあったのだった。


直下、他陣営行動再判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1

6:敵対的接触


直下、虹陣営

1:のんきしてた貴方
23:ヘルパー
456:アーチャー
789:セイバー&ランサー


↓2、刑陣営

123:アサシン
456:セイバー
789:ライダー

【あ、虹と刑逆でした】

5:刑アーチャー

8:虹ライダー

直下、キャスター同行してるか、成功以上で同行していない、失敗で同行している【索敵中】+1

【続きは次スレ】

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