これは造られた戦争。
本来の目的を大きく外れた物語。
外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。
そう、言うなれば遊戯。
ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か真か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。
遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。
英雄は英雄たりえるために、いくつの時代を、いくつの屍を踏み越える?
__、 |'W"!
_ミ `丶=、 /|/ !
! ! `゙ヽ !、 ン'´ ̄"`>- 、 ン !! 「ハッハッハ、それもまた私のせいだな」
| ! ヾ|″ ,/ ハ Y .∥!
|、! γ ) _ム-------、 ,,__ / !
.!ハ|ソ= 、__,,__ 、^´ ´ _ , -γ=´ / /
〉 〉; ; ; `ヽy_",- -<_ /"; ; ; ン / \
∨ !; ; ミ ,=" `゙"''=-、;.| ノノー- 、ヽ
y| ./ .∨ く ; ; ; ; ;フ ヽ
,' y !、; ; ;> ハ
| \\ / ハ 「冗談はさておき、ああ、愉しいねえ。知らないことを知るってのは」
| λ \! \
. /. /( )ハ .|、/ ! \ ミミー- 、
' / | \ ! ノ|| !ニチ_ノ ;; \_  ̄ ─
/ ./.! | .||ィチ心 / /∥ルzミ| ;;;tー、__"二ニ二/
| / .! .| !||弋z::Z/|/;: '´f,ノ::ハ ハ| ;;;!ヘ 、_ \ ヽ_
,/! 'ヽ |ハ +_ _,l⌒'、 ̄,!-' リ,' ハ∥| ;;;!;;;; "''" Τヽ \ `""- 、
,"| !| }!| ハ" , ` ̄ ` ´´ / // ;;!;;; / ! !ヽ/ \
,' ン ./ .|__| !\ :‐-‐;ァ / .// !;; / !__! ! 「科学と魔術、シンギュラリティに阿頼耶識に根源。あとは人の心」
,' r-´ ノ ,,!-, \_ __ -‐ ´ ̄/ ∥ !;; ;;;! ハ !
/ ,r^ くン´./,;; ハ ハ / // .!;; ;;;! ヽ /
. / / 〉 〉 〉_j ./ !;; \___ ノ/_/ .| !;; ;; ;;;! ヽ {
,,== /_/ ::t-'‐'´ ,ノ !;; ||| | /;; ;;; ;;;! ヽ ハ
/⌒=ハヽ ,/ !;; .||| | /;; \;;! ヽ
″|||、_____/ ミ !;; ||| | /;; V;;; ^ヽ-
フヘミ三三三二ン´! !;; || || | /;; \;;; \
/ / / ! !;; || .|| | /;; \;;; 「…そうだね、単なる好奇心だったんだが」
/ / / .! !;; || || | /;; \;;;
" " | ! || || | /;;
・また、当スレの方針上、他のスレとは異なった価値観の元運営される可能性があります。
・Grand Orderの設定は、明確に準拠しない方針を取らせていただきます
・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。
・サーヴァント、マスターは皆さまから募集したものを利用します。
・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。
・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。
・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。
・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。
1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント
基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。
おまけ: 【聖杯戦争】Rooftop Game【暇潰しの暇潰し】 - SSまとめ速報
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447685150
11聖杯人形編:平行会長貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 11【募集鯖】 - SSまとめ速報
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12聖杯人形編:平行会長貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 12【募集鯖】 - SSまとめ速報
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13聖杯人形編~セイハイロンパ:平行会長貴女-中年人形貴方~報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 13【募集鯖】 - SSまとめ速報
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14セイハイロンパ:報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 14【募集鯖】 - SSまとめ速報
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15セイハイロンパ:報道剣道貴女 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 15【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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16暇潰し座談会~Pastime Fabrication:英雄演者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 16【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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17Pastime Fabrication:英雄演者貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 17【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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18茸筍戦争 ~In to Neokanya~:反抗鋼体貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 18【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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19茸筍戦争 ~In to Neokanya~:反抗鋼体貴方 【二次創作聖杯戦争】Fate Pastime Game 19【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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20茸筍戦争 ~In to Neokanya~ ~智衣島戦争:反抗鋼体貴方~天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 20【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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21智衣島戦争:天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 21【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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22智衣島戦争:天才淑女貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 22【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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23智衣島戦争~時を駆ける聖杯大戦:多才淑女貴女~固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 23【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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24時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 24【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1439480451/)
25時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 25【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440773283/)
26時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 26【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1441726332/)
27時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 27【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444487801/)
有志の皆様によるWiki http://www2.atwiki.jp/pastimegame/
【サーヴァントテンプレ】
≪クラス≫:
【真名】:
【属性】:
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:
【特徴】:
【クラススキル】
◆
【保有スキル】
◆
◆
◆
【宝具】
◆
◆
【来歴】
【聖杯への願い】
【性格】
【AAもしくは容姿】
【行動方針】
一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。そこはご容赦ください。
【現在は募集を停止しています】
【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。
索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。
また、日常パートにおいては、他陣営の描写も同時に行われます。
【戦闘パート】
≪通常戦闘≫
ルールは以下の通り
1:十の位を【筋】【敏】【魔】とし、各ランクごとの点数として取り扱う
2:十の位の結果を一の位に足したものを結果とする。
3:【耐】のステータスをその結果から引く(結果は切り上げ)
4:そこで発動する宝具、スキルがあればそこで発動、その結果を取り入れ、最終的な数字で優位を決定する。
5:特殊は特殊
6:各ステータスは以下の通りE:1 D:2 C:3 B:4 A:5
7:10の位0の時は幸運で判定、一の位0のときは強制有利
8:最大は15、それ以上はカウントオーバーとする
9:宝具は、一定の条件を満たしたときに発動、もしくは戦闘時に任意で発動するものとする
10:スキルも同様の条件で発動する。
11:三回優位を取った時点で勝利とする
≪共闘ルール≫
共闘する場合、メインで戦うキャラクターとサブで戦うユニットを決定します。
ステータスはサブユニットのステータスを二分の一(切り下げ)したモノをメインユニットのステータスに付与。
スキル、宝具の効果はそのまま使用します。
≪マスター戦≫
だいたいはサーヴァント戦と同じ。
【筋】を【体】、【耐】を【心】、【敏】を【知】、【魔】を【質】として判定します。
≪マスターVSサーヴァント≫
サーヴァントと戦闘可能なユニットの場合、戦闘時にマスター側に強制-5の補正が付与されます。
共闘時の補正はマスターだけの場合は-4、マスター&サーヴァントの場合は-3となります
≪負傷、重傷の取り扱い≫
負傷、重傷時の戦闘は判定に-1が付与されます。
≪かばう≫
一方的なマスター戦を仕掛けられたときに使用可能。
相手マスターの【体】と自サーヴァントの【敏】を使用し判定を行います。
初期値は5、【敏】-【体】÷2の分だけプラスされ、成功した場合、マスター戦は無効となります。
【魔力切れシステム】
朝、昼、夜行動の際、連続して宝具を使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。
魔力切れは、使用可能回数を超えた分のターン、休息コマンドをとる、もしくは魂喰いを行うことで回復します。
また、二騎を同時運営している場合、一日の終わりに宝具一回使用分の魔力消費を行います。
【負傷・重傷の扱い】
【負傷】
・サーヴァント
戦闘に-補正、一回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-補正、二回休息を取れば回復。
【重傷】
・サーヴァント
戦闘に-補正、二回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-補正、シナリオ中には回復せず。
【時を超える聖杯大戦:概要】
遠く、それでもまだ我々の近くの未来。
そこはすでにほぼ全ての魔力を失い、科学が支配した技術と科学の世界。
その中でも中核をなして研究される技術、【時空跳躍】。
遠く、ヴェルヌが夢想したその夢はもはや実用化の目途を立てるまでになっていた。
だが、その重要機密を管理する【管理局】にアラートが鳴り響く。
七人の犯罪者が技術を盗み、過去へ跳んだのだ。
悪意は連鎖する。その後行われた【管理局】の試算によりそれらの行動を経ることで、人類の滅亡が選択されたことが判明する。
蝶の羽ばたきにすぎぬはずの彼らの行動。だが、それは巡り巡るうちに世界をも破壊する嵐となった。
【管理局】は彼らを捕えんと刺客を送る。だが、彼らのことごとくは跳んだその先で物言わぬ骸に。
重ねて研究されたその結果。判明したのは【聖杯】の存在。
とうに消滅したはずの魔術。その外道を用い、彼らは己の願いを叶えることで世界を亡ぼしたのだ。
徐々に未来は確定していく。科学に支配されたこの世界に、【管理局】に対抗する術は残されていないように思われた。
だが、加速度的な研究によりわずかに魔力回路を持つ人間が発見される。同時に科学理論を魔術にまで浸食させ、【管理局】は聖杯システムに僅かな抜け道を作り出した。
聖杯を壊すことはできない。だが、それに介入し、新たに七人を登録させるという禁忌のコード。
その一人として選ばれた貴方。貴方は時を超え、聖杯のシステムに強制的に割り込むことになった。世界を救うために、七人の願いを壊すために。
敵はコードネーム【ヒーロー】、貴方は【ポリス】。
さあ、過去へ跳べ、英雄と共に世界を救え。それが君の望む世界か否かは関わらず。
【今回の大戦システム】
戦闘などのシステムは現行のものを使用します。
それに加え、今回はクール制を使用します。
順序は以下の通り。
①まず、対戦する陣営数を決定します(最大5)
②決定した陣営数で、各陣営が召喚されます。(舞台は変動)
例:3陣営での戦闘となった場合、剣、槍、狂VS剣、魔、特というように、対戦が行われます。
③そして、その戦闘内で敗北し、撤退すると、その陣営は当クールにおいて、脱落となります。
しかし、あくまでもサーヴァントが召喚できない、という状況におかれるので終了後も自分の身を守る必要があります。
④全陣営が撤退、もしくは消滅したチームが敗北となり、次の舞台に移行します。
⑤そのクールを繰り返し、最終的に相手チームのサーヴァントをすべて消滅させたチームの勝利となります。
⑥その段階でサーヴァントが複数残っていた場合は、そのまま通常の戦争に移行するもよし、話し合いで獲得するもよし、とします。
また、今回は様々な舞台へ移動する性質を持っているため、舞台は一定しません。
仮想空間などではないため、魂喰いなど、神秘の秘匿を無視した行為は懲罰対象になるはずですが…?
・多対少になることはありません、下回った場合は、それに伴い最大数が変動します
・連続で同じ人を出すことも可能です
管理局【ポリス】サイド
○セイバー陣営
朝霧 遊那【AA:≪着ぐるみ装着時≫ N・アクア・ドルフィン(遊戯王GX)/≪キャストオフ時≫初音ミク(VOCALOID)】
海産系アイドルドルフィーナちゃん。その姿は見れば一生忘れられないという。
その中身はそれなりの美少女であり、同時に人気アイドルでもある。
セイバー【AA:≪正体隠匿時≫バーサーカー(Fate/Zero)/≪正体判明時≫榊遊矢(遊戯王ARC-V)】
黒き鎧をまとった騎士。慇懃無礼な口調が特徴。 真名は円卓の騎士、湖の騎士にして裏切りの騎士、ランスロット。
…だと思われていたが、その正体は道化の騎士、ダゴネット。芝居がかった話し方を好む
現在の令呪数、2
◇ランサー陣営
欅 魔子【AA:三塚井ドクロ(撲殺天使ドクロちゃん)】
車を愛している走り屋。会話の端々が物騒。
正体は殺人鬼、【アンタレスの女】。悪霊憑きでもある。
ランサー【AA:佐倉 杏子(魔法少女まどか☆マギカ)】
短槍を持ち、男勝りな口調で話す女性。
真名は傭兵、華のフローことルジェ・ダ・フロー。全体的に他メンバーと距離を置きがち。
現在の令呪数、2
△アーチャー陣営
Ms.フェルディナ【AA:ゲルトルート・バルクホルン(ストライクウィッチーズ)】
メカフェルディナ【AA:ノノ(トップをねらえ! 2)】
言葉遣いの丁寧な女性。機械いじりが得意。 『猟犬』の若きエースであり、貴方の後輩にあたる。
一度貴方のミスにより死亡したものの、その後ガイノイドに意識と記憶を移し替えるというメカメカしい復活を遂げた。本人はご満悦。しかし残機は残り二つ。
アーチャー【AA:≪毛皮装着時≫No.54 反骨の闘士ライオンハート(遊戯王ZEXAL)/≪キャストオフ時≫人吉善吉(めだかボックス)】
乱暴な言葉遣いの青年。獅子の皮を纏っている。
真名はローマ皇帝、コンモドゥス。自分の功績に誇りを持っている様子が見える。
現在の令呪数、0
×ライダー陣営
貴方【AA:火渡赤馬(武装錬金)】
管理局勤めのエリート。弁舌を得意とする。元妻であるコノリエには頭が上がらず、同時に今でも思いは変わっていない模様。
どうも過去はかなり荒んだ性格で裏の仕事を担当していたような口ぶりがある。
ライダー【AA:南宮那月(ストライク・ザ・ブラッド)】
ナチュラルに偉そうな女性。 感性は普通の少女と同じくらいの模様。
真名は古代エジプトの女王、ニトクリス。自分に付随されたクトゥルー要素には複雑な様子。
現在の令呪数、1
▽アサシン陣営
楠木清次郎【AA:棗恭介(リトルバスターズ)】
関西弁で話す柔和な印象の学生。けっこうお喋り。
その正体は暗殺組織に育てられた暗殺者であり、暗殺技術は一級品。最近十万ボルトを覚えた。
アサシン【AA:緋村剣心(るろうに剣心)】
穏やかな印象を受ける暗殺剣の使い手。ただし、その攻撃には鬼気が籠る。
真名は人斬り彦斎こと攘夷志士、河上彦斎。暗殺と逃走が得意な正統派アサシン。
残り令呪数、1
■バーサーカー陣営
コノリエ・フェルト【AA:ココノエ(BLAZBLUE)】
科学と魔術を極めようとする研究者。 マッドサイエンティストの気がある、というかマッドサイエンティスト。
貴方の元嫁、別れた原因は不明。
バーサーカー【AA:アシェラッド(ヴィンランド・サガ)】
落ち着いた立ち振る舞いをしており、狂戦士のくせに理性がある。
真名はデンマーク王、ホグニ。魔剣を所持し、その魔剣により狂化をスイッチ可能。
残り令呪数、1
●ヘルパー陣営
髑髏髑髏【AA:黄金バット(黄金バット)】
『猟犬』新入隊員にして哀れな遺伝子実験の犠牲者。
どんな姿にも変身可能。その軸となった太歳の影響によりほとんど不死の体を持つ。
ヘルパー【AA:響・Верный(艦隊これくしょん)】
静かながらも包み込むような優しさを持つ女性。知識面ではかなり有力な味方となるだろう。
真名は不明。どうやら龍に関係しているようだが…?
残り令呪数、2
テロリスト【ヒーロー】サイド
○セイバー陣営
ラグナ・クリムゾン(レッド)【AA:クロナ(ソウルイーター)】
どこか沈んだ印象を与える少年。
しかし、仲間を思う気持ちは本物で、ヒーロー陣営のリーダー格。
セイバー【AA:キリト(ソードアート・オンライン)】
ダウナーな印象を受ける剣士。キリスト嫌い。
真名はテンプル騎士団最後の団長、ジャック・ド・モレ―。何だかんだで嫌われない。
現在の令呪数、2
◇ランサー陣営
ペレグリン・ダークブラック【AA:黒咲隼(遊戯王ARC‐V)】
変装が壊滅的に下手糞な過激思考を持つ一人。最近ちょっと丸くなった。
鳥の使い魔を使用し爆撃や襲撃を行うことが出来る。
ランサー【AA:人狼女王/テュレンヌ(境界線上のホライゾン)】
毛皮に悪魔の三又槍、サソリの尾など怪物的なデザインを与えられた女性。
真名は原初の女性、イヴ。溢れ出るオカンオーラは人を魅了するとかしないとか。
現在の令呪数、0
△アーチャー陣営
ペラ・バレンシア【AA:クー子(這いよれ!ニャル子さん)】
快活かつ、明るい女性。過激派の一人であり、科学の無駄を嫌う。
主な攻撃手段は溶岩の噴出や火球の爆発など、火や熱を操る。
アーチャー【AA:水銀燈(ローゼンメイデン)】
尊大な口調で話す女性。自身のステータスはかなり低め。
真名は始皇帝、嬴政。皇帝としての自負はかなり高い模様。
現在の令呪数、1
×ライダー陣営
セーラ・アウローラ【AA:曙(艦隊これくしょん)】
口の悪い女性。人を気遣う様子を見せるなど本質は割と善人のようだ。
航海士としての過去を持ち、船舶に限らず自動車等もプロ並みに扱える模様。最近うっかり属性が付いたっぽい。
ライダー【AA:フライヤ・クレセント(FF9)】
龍の鱗をまとった、どこか年寄りくさい口調で話す女性。少し長めの太刀を持つ。
真名は越後の竜、軍神、上杉謙信。他の陣営と協力することで本領発揮できる模様。
現在の令呪数、0
☆キャスター陣営
スリィル・クロヴァス【AA:ユーノ・スクライア(魔法少女リリカルなのは)】
物腰穏やかな青年。優柔不断な面もあり、ヒーロー内でのヒエルラキーは比較的低い模様。
現在キャスターによって鍛えられている。 どうも「お前たちが俺の翼だ!」フラグを立てつつある。
キャスター【AA:山本元柳斎重國(BLEACH)】
どこか軽薄な印象と厳格なオーラがないまぜになった奇妙な老人。
真名は禅宗の始祖とも呼ばれる宗教者、達磨太師ことボーディダルマ。クソ爺。
現在の令呪数、3
▽アサシン陣営
都木 静馬【AA:北郷一刀(恋姫無双)】
背中に一振りの日本刀を担いだ青年。メンバー内においては中立を保つべきだと考えている。
武術の心得もあり、戦闘が得意分野の模様。自らの正義に揺れ動く様子が見られる。
アサシン【AA:ナイトブレイザー(WILD ARMS)】
鎧をまとった騎士。無辜の怪物による影響で自らの中に湧き上がる悪心と葛藤している模様。
真名は円卓の騎士、堅き手のアグラヴェイン。日のあるうちに出会うのは危険極まりない。
残り令呪数、1
■バーサーカー陣営
誠道 蓮華【AA:聖白蓮(東方Project)】
柔らかな笑みを常に浮かべた女性。どうも人の区別ができていない、あるいは意図的に行っていない模様。
仲間内からは狂人扱いされているが、その本性は全ての人間を平等に救済しようという危険人物である。スキルの使い過ぎでほぼ彼岸に旅立っている。
バーサーカー【AA:壬生宗次郎(神咒神威神楽)】
落ち着いた物腰でマスターを立てる剣士。
真名は妖刀村正。気分によって日本刀モードに変化する。持ち運びが楽。
残り令呪数、0
【第三陣営】
★トリーズナー陣営
ヘレネ【AA:シュレリア(アルトネリコ)】
詳細不明の男言葉を使う女性。トリーズナー曰くの小さき者、造られし者。
今回の戦争の裏で一枚噛んでいる模様、というか噛んでる。
トリーズナー【AA:伊織貴瀬(お・り・が・み)】
黒服で痩せぎすの男性。ヘレネ曰くの悪魔憑き。
真名は宗教改革の立役者、マルティン・ルター。今回の聖杯を否定するべく行動する模様。
残り令呪数、1
【テンプレここまで】
【再開、といってもほとんど描写だけ】
「ライダー、フェルディナを援護しつつ叩け、ランサーは好きにしろ」
「…宝具の開帳は?」
「あの光だけ使っとくか、効かねえだろうがな」
「そうだな、意志の強い人間には効果が薄い」
ライダーの鏡が光を放つが案の定ダークブラックは僅かに目を細めただけ。
「迷いはねえってか」
「フン、当然だ。さあ行け、サンダーファルコン! あの腑抜けた未来に雷を刻めッ!!!」
「■■■■■ーーーーッ!!!」
「ハハッ! 怪鳥退治は初めてだが、前哨戦には悪くはないッ!」
襲い来る雷鳥にランサーが槍を持って立ち向かう。…ここまでは予定通り。
ライダーとランサーを前面に展開、おそらくダークブラック側もそう簡単に自分を出しては来ないだろう。
つまり、ライダーとランサーをあの怪鳥に向け。
「…メンドクサイ役割を押し付けるぜ、フェルディナ」
「…はあ、私、戦闘班じゃないんですが」
「百も承知だが今のお前はそれができる。なら使わねえ手は無い」
「分かりましたよ。…ご指示を」
「…『ポリス』隊長の下に命じる、戦闘行動開始せよ、フェルディナ」
「了解、これより作戦行動に移ります」
指示を聞き届け、フェルディナが足からジェットを吹き出し、跳び上がった。
目標はダークブラック。怪鳥がサーヴァントに引き付けられている間を狙い、フェルディナに片を付けさせる。
相手陣営にまだフェルディナの情報が流れていなければほぼ確実、流れていたとしてもそう簡単には躱せないと踏んだが。
…さあ、どう出る。ダークブラック。
フェルディナが上空から彗星のごとくダークブラック目がけ、墜ちてくる。
怪鳥も気づいたようだがランサーとライダーの足止めが効き、あの状態じゃ援護までは至れない。
「…成程、話には聞いていたが面妖な女だな、忌々しい。…これでどうだ!」
ダークブラックが一巻の巻物を放り投げ、それはさらに空中で展開する。
そこから放たれたのは雷の防護壁。…マズい、フェルディナはあのままだったら間違いなく激突しちまう。
「…なるほどな、誠道の礼装に自分の特性を応用させ、簡易的なバリアとしたのか」
「ンなこと言ってる場合か、このままだとフェルディナは」
「フン、舐めてくれるなよ、奴のメンテナンス及び改造は私も取り組んだんだ。…私を誰だと思っている?」
そう言い、コノリエはにやりと笑う。…成程ね、なら、大丈夫だわな。
そしてフェルディナは雷光の盾とぶつかり合い、火花が散る。熱を帯びた鉄のようにフェルディナの足が紅く染まっていき。
だがしかし、フェルディナの表情は笑っていた。
「こんなもので、私を止められると思わないことです、ダークブラックッ!!! …超、電導、フェルディナ、キ―――――ックッッッッ!!!」
/ / У }, ― 、 λ }ヽ/
‘, ./ / / i 丿}ノ ' /
_ノ` ‘, | , ' | / 丿 /
/`丶、 `'r ヽ, { |_ ― 、 ノヽ}'´ _ _j/
. / ` <. / ‘, , ‐ ´ ‘, rー' __, -‐-ノf^r=、
/ ` ' 、 /丶 / ', ,r'¨''ー- ,___ \ 7彡, }尨_,Y /
. / `ヾ' ′ | {ミ=fノー- ,{リ_ `ー―‐'、|iォ'劣ィ_'ー-}│/
,! ヽ. ,| ノ  ̄¨ y }こ)∠ニニ{、|′
j! ‘ / ヽ / ノ}__fメ | ヽ , -――'
j! / ‘, / )ニ'ニ 、|ーr'ー′ ' Y
| / ヽ _ r _´____,、 ‐=ー<__ッ、_)ヾ}|、ζーミ,_イー'
j! ′ /´ ` ノノヽニミ、!_ζ
| | / ̄`ヽ ( ̄ ̄二)__, -''y'´ 〉__`¨ 、
j! ! / }Y(, _>⌒ _ノ⌒ー''て `ー \
| | _ < ,/^ ,‘ ノ_, < ̄ ̄`¨'ー-=ニら_丿
j! _ < _ノ) , ‘ `´
| _ッ< ___) _, ‘
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. ` ー――‐ ´
じぎり、じぎりと音を立て、盾に罅を入れ。そして。
「うおおおおおおおおおおおおおおっっっッッッッッッ!!!」
バリン、という音を立て、盾の支点になっていた巻物が砕け散り。
雷光の盾は雲散霧消した。そして、フェルディナの脚は。
「喰らえええええええええェェェェェェッッッッ!!!」
ダークブラック目がけ、弾丸のごとく撃ち放たれ、その頭を、蹴り、飛ば、す。
「…ふん、それしき予想していないとでも思っていたか、バカめッ!」
「え」
刹那、ダークブラックを中心に、噎せ返るような花の香りが。
「あれは」
「…あの人の礼装、人を微睡ませる花粉ですッ!」
朝霧の説明に思い出す、そういや、クロヴァスがそんなもん持ってやがった。
…チッ、警戒しとくべきだったってのに。
「…あ」
俺達は距離があったが、至近距離からアレを喰らったら一たまりもねえだろう。
フェルディナの動きが完全に制止し、その背後をダークブラックが固める。…逆に人質を取られた形か。
「ふん、俺を狙えば勝てると思ったか? 管理局」
「いいや、どっちかというとお前が他人の礼装そう安易に使用するッつう発想が無かっただけだ」
「…さて、お前たちの仲間は今ここにいる。どうするべきか、判断してくれるな?」
…マズイな。ランサーはほとんど気にせず突っかかってやがるが、ライダーはこっちの指示を待っている。
少なくともフェルディナが向こうに付いてるって状態で、俺も含めて全員が冷静な行動が取れるかってのは疑問だ。
…こうなればセイバーを投入するか? だがそれをしたところで。力で抜くことはできるかもしれねえが、その過程でフェルディナが傷つけば本末転倒だ。
「…クソ」
またか、また、俺のミスか。またしても、こんなことで。
そうやってまたどっか暗闇に堕ちるような感覚、何処までも続く、見えない闇に。
だが、そんな俺の肩を、誰かが強くつかむ。見ると、コノリエが笑っていた。
「おい、馬鹿め。どうした」
「…どうしたって、見りゃわかんだろ、この状況! フェルディナが囚われた、力で抜けるかもしれねえがその過程でアイツがヤバいことにならねえとは限らねえ!」
「…奴は機械だ、そしてまだ残機はある」
…ああ、そうだ。そうだけどよお!
「そういうことじゃねえんだよ! 命の価値とか、大切な仲間だとか、そんなクサいこと言う気は微塵もねえ! だがよおッ! たとえ機械でも、目の前で殺せるかッ!」
「ふむ、そうだな。…では」
俺の絶叫に、コノリエは僅かに身じろぐと。顔を上げ。
|\
} ヽ
i\ / i
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\| \ / |
|'\. |, ヽ \ / |
| ', \ | , ヽ \ / |/}
| , \. | ', ヽ ∨ ' / |
| ―─ ヽ | i , ∨ / , |
/ ヾ | , ∨ / /
/ \ | ', V ∧
/ ,| } ヾ\ / /,
/ / | / ヽ}_ / ′
/ ′ ,. イ ', / ,/ .|、 /,
/ | / | , / | \ ′
/ i| /、 | | | i | ヽ /,
/ イ ハ l三三 ‐- !_ | | | | ′
/ / |/ i j/三、二フ ̄ | |_ / / | | /,
イ .′ .| | ̄ \ /三彡 ハ ―─ ' / / .! | ′
| { .| |____, / ! /ノi | ̄ ̄ ,/ | | /,
l从 .| |、/\/\/ ./ ∧ | | /}_rf⌒ー' ′
| | ̄ ̄ ̄ / / ヽ! / '/ /,
l 人____,/ / .| | / ′ ′
/´ / / /__ | |≦ '/ /,
/ , イ/ ////////////| ′ ′
/ // /´ ̄ ̄ ̄| 厂「 '/ /,
____ / '/ / }ノ | ′ ′
/ , -‐ ─=ミ、 / ,/ / _ | '/ /,
/ / ヽ / ,/ / ヽ ′ ′
/ /⌒ヽ V イ / / '/
ミ、  ̄ \ V |/ ′ / `ヽi ′ i
すっごく嫌な感じで嗤った。
…………うん? 今、何て?
「私に任せろ」
…二回も言われて猛烈に嫌な予感がする。そう、何というか、今までのシリアスなムード全部ぶち壊してかっさらわれるような予感が。
「ちょ、ちょっと待」
「ライダー、ランサー、とりあえず一旦退け!」
俺に有無を言わせず、コノリエが指示を出し始める。
あ、駄目だ、これはものすごく駄目な笑い方をしていらっしゃる。駄目だ、色々と駄目だ。
ライダーも何となくそれを理解したのかお顔が引きつっていらっしゃる。ランサーもニヤニヤ笑ってる。
「…おい」
「では、これより、オペレーション・エクスプロージョンを実行する。総員、準備」
「はーい」
「分かりました」
…あれ? 何で楠木と朝霧まで従ってんの? オペレーション・エクスプロージョンって何?
ほら、ダークブラックもぽかんとしてるよ?
「お、おい」
「…ああ、説明していなかったな。まあ、昨日思いついたことだし。よーし、朝霧、ウェーブを形成しろ、楠木、準備はいいか?」
「はい、準備は万全です」
「了解。…堪忍ね、隊長さん。博士さんが面白そうやから黙ってろって」
と、朝霧が口を開く。…声はしないがおそらく魔力の波のような物を放っているのだろう、僅かに肌が感じ取っている。
その一方で、楠木もその手に…、何アレ、雷?
「…何をする気だ、コイツの命が惜しくないのか」
ダークブラックがフェルディナの首に手を近づける。…! 魔力の流れ。
このままこんなことを続けていれば、間違いなくフェルディナは破壊される。
「おい! 止めろ! コノリエ!」
コノリエを揺さぶるが、その目はもはや何処にも向いていない。
…そういえば昔からそうだった。出会った時もそうだった。コイツは。
「…魔力波によるフィールドの構築、そしてそこに電気を魔力という形で送り込み、フェルディナの体に組み込んだ魔力炉へ過負荷を掛ける」
夢中になり始めると、他の何も目に入らなくなる馬鹿野郎だった。
「…おい、それで、どうなるんだ」
「魔力炉を意図的に暴走させ…、しかし、その過程で発生したエネルギーを外部へと指向調節し的確かつ安全な…、ふふふ、いやあ、一体どうなるかなあ」
「…嫌な予感しかしねえよお」
「…魔力値、上昇、想定量をオーバー。…今だッ! 楠木ッ!」
そして次の瞬間、楠木から放たれた稲妻は、朝霧のフィールドとやらの影響か、本来のそれすら超える速度でフェルディナへと。
とっさにフェルディナを破壊しようとしたダークブラックにも、異常を察知した怪鳥にもそれは止められず。
「天!」
「雷!」
「機!」
「装!」
『オペレーション・エクスプロージョンッッッッ!!!』
ーz____\爻 /: : : /: : : : ヽ: : :`ゝ 二ニ=ー─────=ニ二 ̄.:/レ' / /`} ,!∠ ___/:_;. イ: .: .:.:::i
ー=ニ彡爻 / : : :/: : : ; : : : : : : : :⌒〃ヾ゙:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .: .: .: : : / / / / /__/ ./ /: : :∠:‐ヘ\/: : .: .:.:.:l
 ̄Υ: :/:/: :/: ハ : : : ハ: : :l : 、: : : : :::::::::::::::::...... .: .: .: .: .: : : / / / / / ___/ |: : :7ハヽ: :∨: :/ : .:.::|
// /: :/: : l_ト、: : |_j:、:|: : :ヽ: : :::.:.:.:.:.:.: .: .: .: ;>ー──ァ´__∠_ ノ / / ̄:| |: : :{メツ: ハ: :| /|: : j.:.::|
/ィ: : : イ: :.j :\ー'||: : {_イ|\ ,: : :ト、:.:.:.:.:.: .: .: :/ ___/ ` く / \_」 \: `: : : : : l': :V : /.:.:::|
. :_/ .|: /_l: :/: l\ヽレヽ:| 斗匕彡, : :}.:.:.:. .: .:/ / / ................. / \_ \___ :___∨∨.:.:::::ハ
/'´ .|:{´ ./ /| |从じi ィ斤心/: : : |::.:. : / / / ::::j:::::::::: ∧ \! 、 f力く: :ムヘハノ
、 - 、. 〃 / .|:{ レヽヾニ{_厂{¨¨¨ i~´/: j: :/: __∠ -‐  ̄〃 / / ヽ _ | \ ィ : : /
/// {ハ ′、_レ‐くヽ)ノ i 人 丶  ̄´ ∠ /j /|\: : : : : ヽ:\″ ∟ -‐'´ __)∧ | `’ / ̄´
/ヽ/ヽ \>/ ∧ | : 从 : : : , ` _ ィ )//レイ: : \: .....:::::::::{{::::::::::::::::ノ ..... . ィ´ / | |ヽ_,. ィ.:フ´
////ハ_/ / ノ /l}. /: / ハ : : |__jY{ニ/ /彡'\..::::::::::::::::::::::::ヾ::::::::::::::::::::::::::::::::...__, ィ´ | / L」:::::.:〃/
///// ̄ヾ斗匕// イ: / /: :/⌒ヽ‐ ' l} }l|ノ ::::::::::::::::::::::::::::::`:==:::::::_/|「:::::. l |/ __/:::: .:.:'/
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从: : :´: :,\: : /リ:,"弋礼 ,: : : :|ト: :Ⅳ {i:.:.:.:.:.:.:.:./: : : : : : }ム/: : : /::: ,イ_/}::::/ /j}
|: : : : : |弋礼' |: : :/ト i ∧ {|:.:.:.:.:.:.:/: : : : : : //: : : ,/i/ノ/フy少 /リ
Ⅳ,: : :| ` |: : , .人i 八::::::::/: : : : : ―=彡′; :_彡斗斧メ、{:::乂
ⅤⅣ: 、 ’ _ ,: :,├ i: : :j /: :∧V: : : : : /へ{:. :/: :《 化j「^ ` 人(
Ⅳ: : 。 < ノ , |:И /: :/:::::/: : : : ,:イ( 6 Y:':: ,イ ゞ┴'' \
― Ⅴリ 、  ̄ /__: ├ j: :/:::::/: : : /:{ミハ. 人:: /)} '´
ニニニニニ≧ ____.\ /ニニニニニニニニ /: : ::::(:{: : /: : }Wz}:::/ ′ _ _,
ニニニニニニニニニニニニニ ̄ ̄ニニニ、ニニニニニ ,:' : : :::V: /: : ::j「 jレ(::.. /
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ,:′:i : : i:::{i /: : : :/__ ム_ /
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ニニ≫ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ| :/::::::::| |: : :|/ //
ニニニニ≫ニニニニ、ニニニニニニニニニニニニニニニ| /: : ::::::| |: : :|{ Y〉 l
「…え?」
「…は?」
「…■?」
妙なカットイン。俺とダークブラック達だけを置いてけぼりにしながら、目をかっ開いたフェルディナも含め、全員がその業の名を叫び。
直後、ダークブラックと怪鳥を巻き込んで、大爆発が巻き起こった。その瞬間の奴の目。多分俺と一緒だった。
爆風に吹き飛ばされかける俺を楠木が掴む。
「…なあ、楠木。俺、今回それなりにカッコつけてたよな、それなりに頑張ったよなあ」
「…まあ、そういうこともあるってことで」
…あまりの事態にさめざめと泣いてやろうかと思った俺の耳に。
「ヒュー、派手でいいねえ。しかも仲間の命を微塵も考えてねえとこも気にいった!」
「何を言う、私は自分の理論を信じているからな。ここでフェルディナが壊れんことは予想済み。…まあ、本来は防衛機能が働くから意識の無い状態でしかできんのが課題だが」
「…今回ばかりはマスターに同情するぞ」
そんな話し声だった。…多分俺は泣いていい。
直下、イエロー負傷判定【オペレーション・エクスプロージョン】+3
1234:無傷
567:負傷
89:重傷
9:重傷
直下、イエロー逃走判定、成功以上で逃走、失敗で捕獲【サンダーファルコン破壊】+3【重傷】-1
9:逃走
【うん、脳味噌湧いてました。次回、(多分)キャスター戦】
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【遅くなってしまったので判定だけ】
直下、↓2、ヒーロー参戦メンバー
12:橙
3:緑
45:赤
67:菫
89:青
3、8:仲良し青緑コンビ
【二人ともエンチャント済み】
直下、キャスターの杖
123:全員所持
456:マスターどちらかとキャスター所持
789:キャスターのみ所持
99
3:全員所持
【というわけで本日は判定のみ】
【次回、ヒーロー陣営:エンチャント適応済み、陣地三日目、全員杖持ちの最高条件からのスタートです】
【再開】
とりあえず一しきり落ち込んでから、コノリエ以外の慰めに励まされ、目標の地点に到着した。
…瘴気ッつうのか、冷気ッつうのか、あまり素養の無い俺でも、そこには何かがあるって分かる。
ライダーが全員を押し止めるように手を突き出した。
「…なるほど、これは強力な結界だな」
「ついに敵の根城に来たってことか」
唾を呑む音が聞こえる。にしても嫌な場所だ、何度か死地とか言われる任務に向かったことはあるがおんなじ匂いがしやがる。
…ここまで来ちまったなら、もうどこから狙われるかは分かったもんじゃねえ。…より一層気を引き締め解かねえとな。
「全員、注意しとけ。…何処から来るか分かったもんじゃねえぞ」
「そうじゃのう、そんなこんなしてるうちに後ろからぐさりってのもあるかもしれんのう」
「確かに、な。…ライダー!」
「分かっている!」
声の方向へライダーが槍を振り下ろす。現れた姿は白髭の老爺、…キャスターのクソ爺だ。
器用にも杖を支点に跳び上がり、クソ爺は槍を躱す。そしてまったくそんなこと思ってもいない、といった様子で。
「ちょ、止めて止めて、暴力反対、ほら、基本的に暴力は駄目じゃよ?」
「…出会い頭に爆弾を投げつけてきた奴が何を言っているんだか」
「総員、戦闘準備」
「え、ちょい待ち、この人数で儂みたいないたいけな痴呆老人をどうする気?」
「囲んで袋叩きですね! 何か蛮族っぽいですが騎士だってそれくらいのことはやりますよ!」
セイバー、ランサー、ライダーの目がきらりと光り。
その様子に、キャスターがやれやれといったように肩を浮かすと。
「そりゃないじゃろ…、というわけで」
周囲から気配が噴き出した。
咄嗟に身をかがめ、頭の上を過ぎる焔をやり過ごす。
俺以外の全員も、何らかの攻撃を受けているようだ。…まあ、そりゃ罠だわなあ。
キャスターの方向に向き直る。その表情は先程までのクソ爺でありながら、同時に何だか知らねえが身の毛のよだつような威容を。
その口がゆっくりと開かれ、目尻が緩む。…笑ってやがる、クソッたれ。
「此処からは本気で行くぞい、餓鬼共」
「…周囲に気をやれ、迎撃するぞ!」
全員に指示を出す、…人数はこっちの有利、だが、ここが正念場だと分かっているのかヒーロー共の動きには無駄が無い。
…こりゃ、キャスター戦にもちこめて三人ってとこか。
その様子を観察するキャスターの横から声が。
「キャスター」
「ん、小僧。お前さんか、儂の補助は」
「はい」
「ビビッとる?」
「はい」
キャスターは隣に現れたクロヴァスの握られた拳に目をやる。
小刻みに震えるそれを押さえつける小さな体。そしてその肩に手を置いた。
「でも、こんな時に立ち上がらないで、何がマスターなんだろうって。…何が」
「その先はこの戦い終わってからでいい? グリーン」
もう一方の肩をクロヴァスのそれより華奢な手が。
「ブルー」
「周囲の連中は武闘派残しといたから大丈夫よ、私も援護するわ」
セーラの言葉にクロヴァスは戸惑い。
「でも」
「確かに、戦闘能力は無い。でもね」
だが、セーラはそれを押し止めるように笑顔を見せ。
キャスターはそっと知られぬように手を放す。
「運は人一倍いいのよ、一人分くらい、きちんと渡して見せるわ」
「…分かった。力を借りるよ、幸運の女神」
「その呼び方は止めて」
「フォッフォッフォ、初いのう、薄い本が厚くなるのう。…さあて、じゃ、行くか、弟子共、少々熱い灸をすえてやろう」
キャスターの目が細められ、迫る敵を見つめ。
小さく弱いヒーローの戦いがまた一歩踏み出される。
直下、朝霧思考判定
123:恋は戦争
456:もやもや
789:今は戦い
22:25から↓3まで、戦闘メンバー指定、被りは安価下
【戦闘可能メンバー】
1:ライダー
2:セイバー
3:ランサー
4:貴方
5:コノリエ
6:フェルディナ
7:楠木
8:朝霧
4:もやもや
「…」
「…朝霧、今は」
「分かってます、…分かってるんですけど」
【朝霧のスキル、朝霧からセイバーへの指示が不可になりました】
「…ふむ、まあ、あの激戦を超えてくるならば」
「サーヴァントでしょうね」
キャスター等の前に、妨害を潜り抜け進み出たのは三騎の影。
「…まったく、やってくれるな」
「ハッ、一番槍は戴くぜ」
「…うーむ、マスターもどうしてこのような優男を。いえ、私の方が優男ですけど」
「…あー、やっぱりそうなんだ」
「ブルー? 何か視線が痛いんだけど」
セイバーの嘆息に何かを察したのか、セーラはクロヴァスにジト目を向け。
「ほっほ、まあいいんじゃないかの、知らんけど。ほれ、来るぞ」
「…! まあ、正直私もクソグリーンなんてどうでもいいしね。さあ、行くわよ!」
「マスターが相手だからって容赦する気はねえ、むしろそっちを狙わせてもらうぜ!」
ランサーが飛び出し、この時代最後の戦いが幕を開ける。
23:15から宝具使用指示、使用する場合は、どの宝具、どの効果を利用するか。
【ただし、セイバーは指定できません。また、現在エンチャントにより共に【心】は6以上として扱います】
『劇薬来たれり華の鉄音(ウェイクアップ・ザ・スティール)』
【戦闘開始前に使用可能】
【敵の【敏】をEランクまで下げる】
【その場に存在する【心】が6以下の敵マスターは行動出来ない】
『万象喰らう蒼の轟濫(イウル・テンペストリィ)』
【【蒼き大河の顎】を召喚することが可能。ステータスは以下の通り】
≪蒼き大河の顎≫
【筋】:C
【対】:A
【敏】:E
【魔】:C
【運】:D
【【蒼き大河の顎】は対軍宝具の使用時、破壊される】
【意図的に【蒼き大河の顎】を破壊することで、有利を一回分獲得、戦闘後エリアの封鎖を行う】
【その条件下で勝利した場合、相手の逃走判定に大幅な-補正、及び、同エリアに存在する全陣営に逃走判定。その条件下で敗北した場合、逃走判定に大幅な+補正】
【【蒼き大河の顎】が破壊された場合、再召喚には宝具二回分の魔力を必要とする】
『暗黒異譚・迷照輝鏡(ニトケルティ・デルトヘドロン)』
【戦闘を行わない限り逃走補正に+3】
──────────────────────────────────────
【使用時、以下の効果の内、一つを選択して使用する】
──────────────────────────────────────
【一、敵陣営に対して精神判定を行い、成功した場合、相手を虚脱状態に陥らせることが出来る(【対魔力】等のスキルでも妨害可能)】
【虚脱状態:戦闘時、全ステータスに-2補正、精神系統のスキルに-1補正、一日で状態は回復する】
──────────────────────────────────────
【二、一般群衆に対し、洗脳効果をもたらす。敵陣営の移動阻止、探索強化などが可能】
──────────────────────────────────────
【三、全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】
【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】
──────────────────────────────────────
【以上の効果は同時に一つの効果しか使用できず、別の効果を使用すると、前に使用した効果は消滅する】
直下、セイバー【道化は円卓にて輝く】使用判定、成功以上で使用【マスターの思い人】-1
23:15から↓1で使いたい宝具書けばいいのかえ?
【>>59 ですね】
杖かける3って事はこちらも3人いるし有利取られると一気に敏捷3削られるのかな
暗黒異譚・迷照輝鏡 虚脱効果
【>>61 それは一つずつ削られるということにします】
>>63
【暗黒異譚・迷照輝鏡】 虚脱判定、直下成功以上で虚脱状態
直下、キャスター【何となく使えそうな座禅】-1
◆座禅:B
究極の智慧を得るべく生前からキャスターが行っていた行。
「空」となり、傷を癒し心を鎮める。このおかげで魔力消費を普段から軽減してもいる。
【負傷を戦闘後に間をおかずに治癒する】
【宝具の可能連続使用回数にランク分の+補正】
↓2、クロヴァス
↓3、セーラ
↓4、セイバーどちらを使うか、偶数で【約束された勝利の剣】、奇数で【無毀なる湖光】
【…情報量多い、これで正しいはず】
6、7、5:キャスター、クロヴァス虚脱
4:【約束された勝利の剣】
【ポリス陣営:メイン・ライダー】
【筋】:8
【耐】:6
【敏】:12
【魔】:6
【幸運】:3
【道化は円卓にて輝く】
【約束された勝利の剣:戦闘に+2の補正。対城宝具として扱える。】
◆仕切り直し:B
【不利を二回取得した場合に判定、成功すれば、自陣営に有利な逃走判定に移行する】
【ただし、一回使用した相手には無効】
【ランクが高ければ高いほど成功率が高まる】
◆心眼(真):C++
【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】
【戦闘時の合計補正が相手より劣っている場合、更に+1の補正を得る】
◆対魔力:B
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆カリスマ:B
【複数戦闘時に発動、本来二分の一になる+補正をランク数-1分だけそのまま加えることが可能】
【ヒーロー陣営:メイン・キャスター】
【筋】:5
【耐】:5
【敏】:6
【魔】:6
【幸運】:1
◆陣地作成:A
【陣地を作成可能】
【陣地は一日経過ごとに【魔】による攻撃、防御それぞれに+1補正を与える】
【二日経過ごとに【筋】【敏】による攻撃に+2補正】
◆エンチャント:B
【霊装の効果を強化する】
【マスターVSサーヴァント戦における強制-補正をランク÷2分緩和する】
【被エンチャント者と一日過ごすことで、エンチャント効果を加えることが出来る】
【被エンチャント者の負傷判定をランク分緩和する】
【被エンチャント者のパラメータはキャスターから敏捷以外各種1ランク下げたものと
被エンチャント者の【体】【心】【知】【質】【運】をそれぞれ比較し、より高い方を取得する】
◆『転ばぬ先の掬いの手』
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃に+2補正(エンチャント適用済み)】
【戦闘有利をとる度、敵の敏捷を永続的に1ランクダウンさせる。この効果は蓄積する。(最低値は0)】
【破壊可能。破壊されてもキャスターは一行動を消費することで1つ作成できる】
【[壊れた幻想(弱)]この宝具を任意のタイミングで投擲・炸裂させることで相手に負傷判定を与える】
【◆エンチャントを行った対象に待たせることができる】
【ヤドリギの勲章】
《サーヴァントに装備可能。最も劣るステータス1つを1ランクずつ上昇させる(該当ステータスが2つ以上ある場合はランダム)》
《負傷・重症・魔力回復量に補正。
【虚脱状態、サーヴァント戦補正適応済み】
直下、クロヴァス令呪使用するか。成功以上で使用【虚脱状態】-2
1:使用せず
【というわけで判定だけ終わらせましょう】
【1ターン目】
直下、ライダー判定
↓2、キャスター判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ポリス、【筋】選択
8+7-5=10
ヒーロー【筋】選択
5+5-6=4
【ポリス、有利獲得】
【2ターン目】
直下、ライダー判定
↓2、キャスター判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ポリス【魔】選択
6+5-3=8
ヒーロー【筋】選択
5+8-6=7
【ポリス、有利獲得】
【3ターン目】
直下、ライダー判定
↓2、キャスター判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ポリス【敏】選択
12+6-5=13
ヒーロー【筋】選択
5+8-6=7
【ポリス、有利獲得】
直下、キャスター【戦闘続行】判定【戦闘続行:B】+3
◆戦闘続行:B(A)
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
なかなか倒れない。しかしキャスターが抱える負の信仰の一側面でもあり、彼が抱く複雑な思いからランクダウンしている。
【敗北時に判定、成功した場合、獲得不利二回の状態で再判定。ランクが高ければ高いほど、成功率が高まる】
4:転んだ
直下、ヒーロー逃走判定、成功以上で令呪一画使用で逃走、失敗で令呪二画使用し逃走【虚脱】-2
3:令呪二画消費し撤退
【ポリスの勝利です!】
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。この時代はかなり有利に立ち回れましたね】
【再開】
その戦いは、まるで遠い世界の物語を見ているようだった。
異界を照らす幻燈があるならば、まさしくそのパノラマを見ているようで。
それはライダーが真っ先に見せた煌めきのせいかもしれなく、それ以上に何か大きなもののせいであるかもしれなかった。
「…【暗黒異譚・迷照輝鏡】!」
「【約束された勝利の剣】ッッッ!!!」
黒蝕の光、そんな矛盾に満ちた光を放ち、ライダーの鏡が異界を映し出す。
それを直視した者はその体を動かすことも能うまい。
「え…」
「むう、精神に直接来る奴か…、正直キツイのう、耐えろよ、マスター」
「…グリーン、キャスター、とりあえず気を確かに、来るわよッ!!!」
異界の光景に体を縛られたキャスターとクロヴァス、そこに真っ先に到達するのは短槍を構えた女。
華のフロー、とも呼ばれたその女は、潜ませた棘を隠すこともなく、あるいはその毒を撒き散らすように笑う、笑う、笑う。
「ハッハーッ! いいねいいね、無抵抗の相手を蹂躙する、確実に勝てる最高の悪行だッ!」
「…ふざけんじゃないわよ、アンタみたいな人間のせいで、どれだけの人が苦しむと思ってるのッ!」
「…知らねえしい? なあ、そんなふざけたこと言うために来たんならとっとと帰んな。戦場ってのはもっと残酷で、もっと、もっと、…苦しいとこだぜッ!!!」
可憐ともいえるような動きで、舞うように短槍を打ち鳴らすランサー。
対抗するセーラはその踊りに振り回されるように、しかし、何とか自分のステップを保ちながら手に握る一本の木刀で立ち向かう。
互いの武器が交錯し、鈍い音を立て、どこか歪な円舞曲のごとく、幻燈に花を添える。
放たれる言葉は厳しく鋭く、喧々諤々悪口雑言、止まることの無いぶつかり合い。
背後で飛び交う炎に銃声、煌めく刀身、まるで狂乱の最中、行動が鈍るキャスターの眼前に槍を構えた女が。
「引導を渡そう、キャスター」
「…ほっほ、いやあ、主みたいなカワイコちゃんに止め刺されるなんぞ男として本望じゃのう」
「そう言うわりには、その武器を捨てんのだな」
「そりゃあのう、これ無くなったら転んじまうしのう。…その時は、あの小僧にすべてを託さねばならん」
「…信じていないのか?」
ライダーの言葉に、キャスターは一瞬呆けた顔を見せ。その目尻を緩ませる。
「…ふぉっふぉ、分かっておらんのう、小娘」
「こむす…っ!?」
「ふーむ、ライダー、主、もしかして色々あった口か。いや、知らんがな? そしてきっと強いんじゃろうなあ。ま、それなら仕方ないじゃろ」
「…」
「…信ずることと縋ることは別物じゃわい。今、儂は小僧に縋らねばいかん程弱っているわけではないからのう、と、いうわけで」
その穏やかな挙動から、突然殺気を帯びた攻撃が。
虚を突かれるも、ライダーは槍でその一撃を受け止め。欠伸をするように得物を振るう眼前の老爺に改めて警戒の意識を向ける。
「ま、とっとと英霊の座に還るがよい。儂は生者は殺さん主義じゃが、怪力乱神ならば別じゃわい。…ありゃ? これは違うのう」
杖を振るい、じゃりじゃりと歩を進めていくキャスター。
まるで宝具の影響をものともせず、それでいてその矮躯から予想もできないほど苛烈な攻撃にライダーは舌を巻く。
(…まさか、これほどの老爺がなあ。成程、人の師を名乗るだけはある。…だがっ!)
最初は驚かされこそすれ、その力は確かに弱っている。
このまま打ち合いを続けるならばこちらに分がある。そう判断し、ライダーは槍を振り下ろした。
クロヴァスは背後で行われる戦闘に意識を向けることはできない。
その視界を占めるのは一人の騎士、その手には星の光を放つ聖剣擬き。
軽薄な、軽妙な、その象徴であるはずの道化師は、張り付けたような笑顔を浮かべ、対峙する。
「やあやあ、初めまして、我が名はセイバー、以後、お見知りおきを。問おう、貴方は敵でございますか!?」
「…」
「ああ、ご安心を、隙を付くなんてそんなことすらできぬ道化でございますので。いや、意識を逸らすことくらいはできますかな?」
次から次へと並べ立てられる言葉にクロヴァスは意識を逸らさない。
濃厚に感じる血の、死の気配。今までの平凡な人生の中で感じることは無かった、そして感じることなど無いはずだったその気配に、クロヴァスは恐怖を感じ。
その一方でどこか奇妙な充足を感じていた。脳内に響く戦闘音も、恐怖も、それを覆うには少なすぎる。
劣等感と諦め、それに覆われていた、霧の中にいた彼の脳内は、今、澄み渡っていた。
「僕にも」
「…?」
「僕にも…!」
「…!?」
「僕にも、できることは、あるっ…!!!」
キャスターの声が脳内に響く。
『言葉で語れるものが真理であることは少なかろうて』
「…ええ、そうですね、キャスター。僕は」
クロヴァスの目が力を持つ、見据える力を、立ち上がる力を。
i ヽ マi i `ヽ ヽ} j/( 、
‘, { ‘, ‘, .‘,∨ ミ ム ,, ---ァィ_
‘, ', .‘, i ∨/ ̄ ` ヽ , .≦=--- 、 / ≧o。、
‘, .', ヽ j i .{ i 、 /ア / / / ミo、
‘, ', \ 、 ヽ' ト ヽ >=- // ム.´ / >=-ァ
\ ‘,} 、_/ 〉 ヾ、 / / , / , 、 /
.\ ヽ ., .ハ、 // ア / { i{ ヽ j / >、 .l
\ { ` ´ .l .i } ヽ、_ /ノ-ァ' - ァ ´ > ´ \ 、マィ示、l /} i
\ \ ヽ ヽ ヽ マ > 、 /彡ァ ´ノァ__ ノ/ヽ、ヽ i弋ツ´ ノ.イ リ
\ `、 \ } { 、\ ≧ミュ、≦イ_,, ノノ ` iノノ ノ '
‘, \ 、 ヽ マ 、 }〉-=- ミ、ヽ ム/≧ 、ム ´ , {´/
、 ‘, ヽ \ノイ-- 、 ` 、 `、\\ \ , -‐/
` 、 ‘,__ ノイマ ヽ \ \ 、 ヽヽヽ\マ Y ヽ- ´
` 、\ヽ ‘,ャ'マ .ムミ、 ヽ \ `、 `ヽ i 、 マ Y、、}マ
\ヽ /、 ,ヽjマi /-- 、 ヽ ‘, \ } 、} ',j ‘,} i 、ヽ \
\ il_/ム、マ》' ´ ̄ヽ \i i Y // ノj マj マ 、}ヽ マ
`¨¨´ /, --- 、 ‘,/i i l ヽ .l i i ./ /レ .ハ} /_マ¨《
/ _ ヽУ } '>j i )',ハ { ji / , ィ= ア― ミ 、ヽ、
/≦ ヽ/  ̄ ヽ-、`マ( )´ム ´ / i , -、 .ム ○
/ /´二ヽ 、 } 、ヽ/ /` ./ i `- ' ,.(j
, -==- 、 /7 / / ̄.> 、} i ヽャ≦ヽ\ / .l /i i
-=ニ 、__ \i' マ / .,イ¨\ \ ヽ ヽ\`=-/ .i / .{ i
\ マ、 i/ /´ \f ヾ.ノ \ /\ { Y ハ__/
ヽマ1{__ノ \ fヽノ/ ヽ} }、 _ヽ \ .j
マ>、ヽヽ-イノ¨ //ア´ヽ_\` ) / ヽ\ 、i
__/´ >-' ̄ ,,ィア=マ( ) }、 ヽ {ヽ マ、 i`ヽ
/, ., / / / ̄ ̄/マ、ヽ \ / ./Y、ヽ{> ´ヽ-{ 、}
マ, ´ ̄-' /――ァ〈 'i/マ\ヽ ヽ\<_ミ-' 7-/- 'ミ 、、》
_ ャ=-(_ / ___/ / ヽ \___、_≧o。 ゝ-' i / Y=-i
)ノ ≧マヽ=-- >- マ、――‐` イ \ }ヽ ム ‘,‘,ヽ ヽ マヽ、 i( ) j l }
「僕は、戦えます」
その声は小さい、だが、確かにその言葉を聞き取った。
「…まだまだじゃぞ、ま、入り口には着けたようじゃがのう」
「…何よ、グリーンのくせに」
「成程、…羨ましい、私にもあのとき、そんな勇気があれば、王を、…いえ、私は道化。本心など語りますまい、さあ来い、勇気に満ちたか弱き騎士よ」
セイバーは泣きそうな顔で、クロヴァスに剣と笑みを向ける。
「この臆病な道化、少々役者不足ではございますが、お相手を」
「放て、種よ! そしていつの日か…!」
放たれた種は、第一歩。
セイバーはそれを躱すのは難しいと思いつつ笑い。
だが、そこに文字通りの横槍が。
「…隙有りだッ!」
「おやおや、ふざけた真似をしてくれる。…小僧よ、花を咲かすがよい、のう?」
クロヴァスの放った種がセイバーに飛び、同時にその背に鮮血が降り注ぐ。
振り向いたクロヴァスは見る。白髭の老爺、キャスターがブルーとの戦闘から離脱したランサーの短槍に血を流し、倒れる姿を。
「ちっ、ジジイかよ、ま、いいや、もう一撃で死ぬだろ」
「キャスターッ!!!」
「ランサーッ! アンタ、何をッ!」
叫び、倒れ込むキャスターに駆け寄る。
ランサーの二撃目はセーラによって阻まれ、しかしその血はまだ治まらない。
「…ごめん! 私が逃したから」
「…何、致命傷じゃ、座禅しとれば治る。…しかしのう、ここでの戦闘は不可能じゃのう」
「…すいません、僕が、僕が、弱かったから」
「そうじゃのう、全部お前のせいじゃのう」
「…! キャスター! その言い方は」
項垂れ、今にも崩れ落ちそうなその姿に、キャスターはあまりにも酷い一言を投げ。
だが、その節くれだった手で優しく頭を撫でた。
「じゃが、…幸い、儂はまだ消滅を免れておる。…主の仲間は責めこそすれ主を許さないほど狭量な人間はおらんじゃろう」
「…え」
「ならば主のすることは分かっておろう、なあに、人間の強さはいつでも改められることじゃて、いつでも考えることじゃて」
「キャスター」
「だから、ここで、主と、仲間の為に選択せい。死んでも構わんが、ま、好きにせいマスター。」
キャスターの言葉にクロヴァスは立ち上がり、迫りくるライダーとセーラに槍を振るうランサーめがけ種の銃弾を放つ。
その軌跡は淡く輝き、そしてその声が幻想の終了を告げる。
彼は、幻想の世界に生きたかった、そこで認められたかった。しかし、現実はそれを認めない。
幻想の入り口はあった、だがそれこそ幻想だった。悟りと信じた魔境は抜けた、クロヴァスは叫ぶ。
立ち上がった男は叫ぶ、倒れ伏す師と、周囲で戦い続ける仲間のために叫ぶ。
「ヒーローに告ぐッ! キャスターが潰されました! 現時代での勝利は困難と判断! 撤退します!」
その声に、戦い続けていた全員が僅かに驚きの顔を見せ頷いた。
「分かった! また次の時代で会おう、ポリスたち!」
「…へえ、あんな声出せるんだ。見直してやってもいいかもね」
「…そうか、グリーン。答えは見つけたか」
全員が戦闘を離脱し、クロヴァスの下に。
「令呪に命ず!【みんなを連れて撤退します! キャスター!】」
「…ほっほ、まあ、及第点か。…良いのう、良いのう、若いというのは、人という惨めな生き物は」
【虹キャスター撤退、第三クール、勝者、ポリス陣営】
「…勝ったんだよなあ」
「ああ、圧倒的にな」
「…チッ、何つうか」
「そういうものだろう、私はそれなりにデータもそろったしな、満足だ」
「…」
「どうしたん? サイボーグさん」
「…私たちは」
「正しいことをしとる、俺はそう思うけど?」
「…ええ、そう、そうです。私たちは、正義。…その意味が、定義されていなくとも」
「ランサー」
「何だ? ライダー、勝つには必要な策だったと思うが?」
「…それは否定しないさ、咎める気もない」
「なら」
「…ただ、もう少し話をしておくべきだった、そう思っただけさ」
「セイバー、大丈夫?」
「おかげさまで、この通りバリバリジャンジャンバリバリジャンジャン! 確変フィーバーで、って痛つ…」
「大丈夫じゃないじゃん…」
「へへ、…まあ、それよりも、いい男ですね、彼は」
「?」
「私にも、あの勇気があれば、あの、少しだけの勇気があれば」
「…セイバー」
「…なーんて! ちょっとびっくりしましたか!? 冗談ですよ! 冗談!」
「…セイバー、貴方は」
23:45から↓2までやっておきたいこと。なければなしと記入
何か誰かに言いたいこと、聞きたい事があるなら今の内に言っとけ
セイバーみたいに延々と隠され続けたら洒落にならん場合もあるからな
>>112-113
兎にも角にもこの時代における戦闘は終了だ。離れていた髑髏も呼び出し、久々に全員そろったってわけだ、…欅はいねえが。
…何だか俺達がまるで悪党みたいな終わり方だったな。
まあ、権力の手下ってのはそういうもんだろ。たとえ悪役だと言われても仕事は果たさなくちゃなんねえしな。
「…とりあえず終わったか」
「ああ、次の時代だ」
…だがまあ、ここにいる全員は言っちまえば寄せ集めだ。
それが上手く働くことはあるだろうが…、一度崩れると修復は難しい。
…ここで一度、互いに胸の内はぶちまけとくべきか。
「全員、ちょっといいか」
此方に目を向けさせ、伝える。
「…とりあえず、一つの節目として提案するんだがな。何か誰かに言いたいこと、聞きたい事があるなら今の内に言っとけ、まあ、どうしてもってなら言わなくてもいいけどよ」
俺の言葉にほぼ全員が互いを見回す。
…まあ、思うことはあるだろうよ、とっとと言ってくれれば楽だが。
直下、暴露内容【管理局エリート】+2
123:特に無し
456:ランサーの宝具、ヘルパーの真名について
789:遊那関連
8:遊那
と、手を上げたのは。
「…朝霧か」
朝霧遊那、現状メンバーの中では一番この戦争に懐疑的だ。
…だからこそ不安も抱えているだろうとは思っていたが、やはりか。
「何でも言ってくれ。俺としてはお前の意見に文句を言う気も無ければ否定する気もない」
「…はい、私がこの戦争に対して、疑問を抱いているのは」
「知ってるよ。そしてそれはお前に判断を譲った」
そして朝霧はここまで付いてきてはくれた。それには感謝のしようが無い。
だから、その口から出てきた言葉はある意味予想内のモノだった。
「…もし、もしです。私が、ここにいるみんなを裏切ったら、みんなはどうしますか」
「…」
「答えてください。…そして、それがもし、私的なものだった場合は、どうしますか」
「私的な?」
「…はい、その」
口ごもる朝霧。それに一瞬声を掛けようとすると、フェルディナの手が遮った。
「そこまでです、隊長」
「フェルディナ」
「そんなんだから博士に逃げられるんですよ、察してあげてください」
「いや、それとこれとは…、ん? …え、マジか」
「流石にそこまでは鈍くなかったようですね」
…あー、うん。正直人のことは言えんしなあ。
いや、言ってくれたのは有難いが。…うーむ。
「すいません、フェルディナさん」
「構わないですよ、仲間なんですから」
「でも、ありがとうございます。…答えてもらえますか。…どうするか」
…。
00:15から↓2、返答
1:その場で倒す
2:その場は見逃す
3:状況による
4:自由安価
3:状況による
「…その際の状況にもよる、お前が交戦の意志を見せるならその時は戦う必要があるし、そのまま去るなら見逃すことも考える」
「そう、ですか」
「…殺すなんてことはないん?」
「故意では絶対ない、約束する」
そう言い切るが…。
「…分かりました、覚えておきますね」
「…おお」
まだ、顔は晴れないな…。
【遊那の裏切り度は変化しませんでした】
「ま、そろそろこんなしみったれたことはいいだろう」
「いや、結構重要やったと思いますけど」
「そんなことより、だ。次の時代の為に令呪量を確認しとくべきだろうよ」
「ああ、そうですね」
「といっても、この時代ではほとんど削れてねえから…」
【ポリス側】
剣:2
槍:2
弓:0
騎:1
暗:1
狂:1
介:2
【ヒーロー側】
剣:2
槍:0
弓:1
騎:0
魔:1
暗:1
狂:0
「こんなもんか」
「となると、次もセイバー、ランサー、ヘルパーには出て欲しいとこやね」
「…アーチャーの件は申し訳ないです」
まあ、そこは仕方ねえさ。…さて。
「次の時代の召喚数にもよるねえ、こりゃ」
「ああ、そうさな、そろそろそれも判明する、…欅も待っているだろうし帰ってやるか」
「ですね!」
【第三クールを終了します】
直下、次クール召喚可能数
123:二騎
456:三騎
78:四騎
9:五騎
【とりあえずこの時代開始の処理だけ済ませます】
1:二騎
…相変わらずこの揺れは慣れねえな。
「ん、着いたの?」
「…何か久しぶりにお前の声聞くな、欅」
「まったく、大変だったんだよー」
「何が」
「…何だっけ?」
うん、やっぱりコイツと話してても埒が明かねえ。
「うええ…、やっぱ俺あかんわ、これ」
「お、おみず」
「水より何か吐けるもん、…用意してくれるか?」
…さて、で、今回は。
「んー、古代ローマか? 大体西暦…210年くらいだな、ついでに召喚可能数は二騎」
二騎、か。今度は打って変わって少ねえな。
「なら、出すべきなのは…」
「セイバー、ランサー、ヘルパーのどれかってところでしょうかね」
「だな、まあ、お前がどうしても、というのなら他にも可能性はあるが」
「誰を出すか…、重要だな、こりゃ」
00:45から多数決、次の内どの陣営を参加させるか、一レスに二つまで、先に二票
1:セイバー
2:ランサー
3:ヘルパー
4:その他
また、直下、ヒーロー陣営登場鯖 (剣は確定)
123:弓
456:暗
789:魔
2:アーチャー
ヘルパー&ライダー
…令呪数に囚われる必要はねえだろ。純粋に力を発揮できるならライダーだ。
今回でよく分かった、数の暴力こそ正義だと。
「ふはは、というわけでライダーだ」
「…うむ、いや、構わんが」
「…あれって隊長の魔力量があるから運用できるだけで」
「言ってやるな、それにもしこちらのアーチャーのような相手があれば、ということもあり得るしな」
で、メンバーは決まったわけだが。
「あとはセーフティーゾーンか」
今回は欅を放り込んでおいたが…、さて、どうするか。少人数だから最悪俺と髑髏だけでも構わねえ気はするがな。
00:55からセーフティーゾーンを使用するかどうか多数決、使用する場合残すメンバーはあとで安価を取ります。先に二票
1:使用
2:使用せず
1:使用
01:00から↓2、セーフティーゾーンに入れる人間を指定、複数可。(ただし三名まで)
朝霧・ココノエ・楠木
>>141 朝霧、コノリエ、楠木
…なら、少し人数を絞るか。
戦闘要員かつ、色々できるフェルディナに、フェルディナと相性のいい欅。
とりあえずはこんだけに絞って、っと。
「というわけで、今回は俺、髑髏、フェルディナ、欅で行く」
「了解した」
「…はい」
「…行ってきますね、朝霧」
…あんな話合いした後だからな。懲罰人事っぽくなっちまったのは否めねえ。一応私心は無いんだが。
「…コノリエ、今回も」
「ああ、かなり座標は不安定だな」
「また送り込まれた時にばらばらになるんですか…」
「はやめにごうりゅうしなくちゃいけませんね!」
だなあ…、前回はフェルディナとの合流ミスがかなり効いたし。
今回は早めに合流しちまわねえと。…ま、兎に角は出発だ。
そしてハッチを開こうと手をかけ。捻り。
「…ん? これは」
背後にコノリエの嫌な声を聴いたような気がして。
「…まあ、大丈夫だろう」
そして意識は遠のいた。
直下、失敗以下でローマ
8:コロッセオでの強制戦闘回避
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【次回、空気だった虹アーチャーが火を吹く(予定)】
【再開】
【第四クール:一日目】
…うう、頭痛てえ。やっぱ慣れるもんじゃねえなあ。
で、ここはどこだ…。
「ふむ、市街地の中心部らしいな」
「中心部、ねえ」
確かに、市場やらなんやらで活気がすげえ。
「…話を聞くに皇帝は遠征中か? なかなか人気のある皇帝のようだな」
「…えーっと、この時代なら、えーっと。…あー、めんどくせえ。詰め込みはしてきたが歴史はあんまり得意じゃねえんだよ」
「ふむ、ならば何が得意なんだ?」
「基本的には言語全般だな、他にも色々できねえことはねえが」
ま、そんなことはおいておいて、だ。
あっちに見えるのが闘技場、で、あっちには神殿か?
また広そうだな…、さて、どう動くかね。
「ついでに、お前の魔力量は回復していないからな」
「親切にどうも」
…ってことはあと一回か。気を付けとかなくちゃな。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
4:休息
…早速合流したいのは山々だが。
「正直ライダー、お前、宝具が無いと」
「戦えんことは無いがまあ、微妙に不利だな。長期戦、共闘時なら分からんが」
というわけでとりあえず一回だけ休息を取っておくか。
【魔力が回復しました。完全回復まであと二回の休息が必要です】
【朝行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1【一日目】-1
3:日常
直下、刑陣営
123:欅
456:フェルディナ
789:髑髏
↓2、虹陣営
123:弓
456:剣
789:その他
8:髑髏
7:その他
ローマの街に流れるテヴェレ川。その西岸で髑髏は川の流れを眺めていた。
「とおくまできちゃったね」
「ですね。…結局前の時代において私たちは孤児たちに授業していただけでしたから」
「あ、う、で、でも、みんなよろこんでくれてたし!」
「…そうですね。さて、私たちもするべきことをしましょうか」
直下、ヘルパー陣営行動
123:散策
456:索敵
789:陣地作成
4:索敵
「では、まずメンバーを探しましょうか」
「ですね」
直下、ヘルパー索敵判定、成功以上で成功【使い魔作成】+2
9:成功
直下、発見者
123:反
456:虹
789:刑
【何か判定多いと思ったら、一つ多かったですね】
7:刑
直下
123:フェルディナ
456:貴方
789:欅
5:貴方陣営を発見
「なにかみつかった?」
「はい、こちらのライダー陣営を発見しました」
「どうする? へるぱー、そっちにいく?」
「…うーん、どうしましょうか」
直下、ヘルパー思考判定、成功以上で向かう、失敗で向かわない
2:向かわない
しばらく考え、ヘルパーは首を振る。
「いえ、今は止めておきましょう」
「? どうして?」
「…今は戦力を分散させておいた方がいい。…私の勘ですが、今回はかなり厳しい戦いになると思うんです」
「…きびしい」
「はい。…勘で終わればよいのですが」
【刑陣営の行動を終了します】
直下、虹その他メンツ
12:菫
34:緑
56:青
78:黄
9:紫
4:緑
ローマの街の中、何処か楽しげな喧騒を背に、クロヴァスは歩く。
かつてその喧騒を見ることもなく、ただ地に伏せていた目はしっかりとそれを楽しんでいた。
彼の行動はとあるメンバーに詰られ、とあるメンバーに叱られ、それでも、受け入れられた。
もっとも、その基準が非常に歪なものもいる。
仲間、という括りでなければその体が炭になっていた可能性もある。
だが、彼はそれでもいいと考えた。すでに彼の胸から虚栄は去り、新たな欲が生まれている。
すなわち。
「こんな世界で、僕はみんなのために、できることをする」
それが、どうしようもない罪であったとしても。
直下、クロヴァス行動判定
123:合流
456:索敵
789:散策
4:索敵
「とりあえず、まずはみんなとか管理局の人を探さなくては」
直下、クロヴァス索敵判定
123:失敗
456:刑
789:虹
2:失敗
「…うーん、やっぱりそう簡単には行きませんか」
呟き、クロヴァスは気を取り直したように市場の中をうろつき始めた。
「あ、その花綺麗ですね、一つもらえますか?」
【虹陣営の行動を終了します】
…うん、十分休息は取れただろう。
「まあ、完全に、とはいかんがな。さて、どうする? マスター」
「そうだな、とりあえず非戦闘員二人とは早めに合流しておきたいところだな」
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
1:索敵
うし、じゃあまあ、索敵すっか。
「そういやライダーの宝具でアホほど選択肢があるんだよな」
「アホとは心外だな、それに言うほどでもないぞ」
「いいじゃねえかよ」
じゃ、ま、どうするかね。
↓2、索敵方法選択
1:自分で
2:ライダーに
3:二人で
4:洗脳して
5:まだ持ってた使い魔使って
6:その他
【急用にて一旦離脱、続きは遅くに。このレスは判定に含みません】
【また途中で抜けますが少し再開】
直下、使い魔結果、成功以上で成果あり、大失敗以下で破壊
1:ぶっ壊れた
とりあえず魔力の使用考えて送ってはみたが。
「…んー? あれ、どうした、こりゃ」
「どうした」
「いや、何か通信できなく」
「ああ、そろそろ壊れたんだろう、見たところ長持ちするものでもなかったしな」
「うえ、マジかよ」
…ううむ、もったいねえなあ。しかたがねえ、割り切っていくか。
【昼行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1【一日目】-1
ついでに↓2、誰が【クロノスの羅針盤】持ってるの?
123:コノリエ
456:フェルディナ
789:貴方
7:敵対接触
直下、刑陣営
123:騎
456:その他
789:介
↓2、虹陣営
123:弓
456:剣
789:その他
4:フェルディナが所持
9、3:ヘルパーVSアーチャー
ヘルパーは、「それ」に出会ってしまった。
何の前触れもなく、何の前兆も無く、「それ」は、突如出現した。
「【禁ずる賊害(ズードン・シーゴン)】ッ!!!」
「え…」
..::.. ..
..: ::::. :: ..:: ..:::.
, --/> .::.....:....:.. :: :..::..::::.. : :..
ゞノ. >_/〉__ 0`:< ..::.....::..::: : ::.::::..:: ::: .;.、:::::::::::..
'´` <_ノ::)三ニ......, 、...............>ミ::::::::::::::...:::...:: .:.::::.::::::.:.:.:..:...:.: .:>ル´: .::
`<.rr-</ ::::::::::::::::::::::::::::: _,ィ! ::.: .::.:: :::. :: .:::.:.: ::.:: :::. _r、n _<ヤ:.:.、
U:.:/ ̄>--/〉== ○:.)ヾΣ..: ::: :: .:.::. ..: ::::::::::〉」 ( ゝ._ノ
`「jヽ><__ノ===:::: .....,,,,↑7..:::: :: ::..: :: 、_fぅ、 .:: ´""i」  ̄〈/
L/ミ... ::::::::: ,、 .. :: ....::: : .:: Y-く.::
_ /:〉ィ< ...:: ..::::: __∠彡.:::.: .:: :: : .::i、,、イ :: :
, -<>-//___チ/ :;....... :::::::: ..:: ......::::..f⌒ヽ_」::lミ.::::: : :、イ_/ 〉.:: ::
γ⌒ヽ:.:.:.ヽ `´ ヾ} V三====⇒-n<//::::: ゝ_ノ」/: .: :: : Y´:.:`Y : :: :
ゝ.._ノ:.:.:.:.:.:} l A<三 ◯ノ<ァ= ......::::: ..:: ..: .: : <、_ノ::: .::. :
`ーrァ-┴<\^ヽ ヽ ヾ三=. `´! |/ ...::: .:: .: : :: ::: :: .:
´ \_> `´ rァ ./|_/ァ=彡/.:::: .: : :: ::: .:: __::
//ヾ `ヾ三=_ .: .: : :: :: ::/::::::\ |V/j /  ̄ >
く`ヽ/ 丶 」<\ ,: .:: 、 i!/ : :〈::::::::::::::::::V川 ´ ./
/:.:.:.:.:.:`ヽ 」 '´ r、 /イイ:: <川レ' :: :: ',:::::::::::::::, じ_J丶/
{⌒ヽ:.:.:.:.:.}<___7ヽヽi //// _ , 、|_|,、 :: :: \,. 、/. 丶 /\
ゝ...ノ_/::::::::::::: lヘ,〉川//> ヽl_// :: :: / \\. 丶 / ./
....::: ........./|_/´ ̄ゞべ_/ l:.:.:.:l : : / j! \\ \ / ./
...:::: ....::::: l l===ミ、 / とつ : :: / / 丶/ 丶ヽ .. ----\/
/イ ..::: ..::: ,ハ! V´> :: ::}/ 丶 〉´:.:.:.,:.----\
//// ....::: , -./ニ二ミヽ__// :: :: 丶 /:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:..:ヽ
___ /ン/7::ヘ、// " `7:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ/ _A_,、 _ヽ{:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:_:.:.:.:.:',
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ヽ>―- 、 /`丶 ! 丶 _:.:.:.:.:./
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その女は、周囲を跋扈する兵らを統率し、あるいは支配していた。まるで、鷹や狼といった、人では無いような印象を与えるその女は。
「アーチャー…ッ!?」
「妾が受けた屈辱、ここで貴様らを肉片とすることで晴らそうぞ、放てッ! 完膚なきまでに蹂躙、虐殺せよッ!!!」
直下、ヘルパー負傷判定
↓2、髑髏負傷判定【サーヴァント攻撃】+2
1234:無傷
567:負傷
89:重傷
擬音か!wwwwww
8:ヘルパー重傷
3:髑髏無傷
その砲撃が地を砕き、岩盤すら破壊していく。
彼女の陵墓を再現したその宝具の中で、アーチャーは給仕に葡萄酒を注がせ笑う。
「ははは、哀れよなあ、民人共は、所詮力の前には、妾、祖なる皇帝の前には貴様らなんぞ塵芥に過ぎぬ。…のう?」
「…ゲホッ、そう、簡単に行きますかね」
「へるぱー!」
全身に傷を負い、それでもその背に羽を生やし髑髏を守ったヘルパー。
その口から流れる血に、紅い目が嬉しそうに歪む。
「そうよ、そう簡単に行ってこその妾。所詮貴様のソレも己身可愛さゆえであろう? 妾は知っておるぞ?」
「…何だ、何も分かってないのですね。私はヘルパー、守り、支えるもの。この身が千の刃に貫かれようと、万の矢に刺されようとも、誰かを守れるのならばそれでいい」
「ハッ、冗談はよせ、そのような綺麗言、むず痒くなるわ」
苛立ったのか、アーチャーはその手に携えた酒杯をぞんざいに床へと放り投げ、給仕の首を撥ねた。
どくどくと流れる血を眺め、転がった頭を踏みつぶしながらアーチャーはその弩をヘルパーへ突きつける。
「さて、今回は顔見せじゃ。妾の優れた力の。というわけで、貴様らがここで逃げるというならばまあ、妾の宝物は使わず狩り程度で抑えてやるが?」
「…つまり、戦闘には持ち込まないと?」
「然り、どうせ貴様なんぞ手負いの鷺を撃ったところで妾の名にはならぬ。しかし、おめおめ見逃すのもまた腹立たしい」
「…勝手なお人ですね」
「さて、どうする? 早く決めねばその首、貫くぞ?」
にまりとアーチャーは喜悦の笑いを浮かべ、その口の端で返り血を舐めとった。
直下、そういやオレンジどうしたの、成功以上でアーチャーの独断専行、失敗で同時行動中【アーチャーの性格】+3
↓2、ヘルパー思考判定、成功以上で逃走、失敗で戦闘【賢女の知恵】+2【重傷】-1
8:辟易して別行動
4:戦闘
【というわけで一旦中断、続きは遅くに】
【>>207 擬音じゃないらしいですよ】
【再開】
「…ここで引くことはできるでしょう、ですが、私の体には傷がある、ならば」
ヘルパーが周囲に魔方陣を展開する。
「下手に逃げ、敗北するよりも、玉砕を覚悟で戦う方がマシというモノ」
その姿に、血まみれの鷺の羽に、アーチャーは、唇と目尻をゆがませ。
「ならば疾く死ねェッ! 妾に立ち向かうなど悪手に決まっておろうがアァッ!!! 【神龍射殺す渇望の弩(ジェアシャ・ハイシェン)】ッ!!!」
その手に輝く弩を握った。
|::::::::::::::| ,. -─=ニ_ー- 、 /! _,. - ァ ,ィ
|::::::::::::::| / ヽ ヽ. _≧、マ>_ /リ / // _//
|::::::::::::::|/ / l ! l ! }ヽ ((._ィ个、_)). // ,イ / /ル'^ '´-‐ニ7
|::::::::::::::| ! j l j L.j ! i | ヽ ヽ / / / レ' // -─-ニ-'
|::::::::::::::|! /ィ´ |/,.ィ | 〃| l ヽ ヽ./ / レ'/ _,. --─‐‐‐一'ニ=-
|::::::::::::::|ヽ / ノ,ィ(ぅノ ! / ヽ! j } / / --──‐‐‐z... 二ニ ー- 、_
├==┤ト、i{ ー'′/ ,1 / /!ノ / ニ_二ニ==---`ヽ
|三二ニ|〈,.ィr,、 ∠ '´ j /1/i l// \_
|三二ニ|ヽヾ / / /-ト/ / _,.=- ニー- 、_
|三二ニ||ヽ、 ´ / ∠-┴ 、 _,..ニ二._ー-=.z─-=ニ ̄``ー  ̄ ̄
_,,、-|三二ニ|| /l> 、._/ ,.イ二=-- \-r-─弋´\`ヽ
. /∧ヘ|三二ニ|| / il / / / ヾ、 ヽ \
ノ/ i:ヘ |三二ニ|ヘ,,,ノ´ ̄メ,ィ´ / ィニT ー 、 〉 ヽ \
. {/ : i :ヘ|三二ニ| /´ ̄て乂!ヽ〈〈_,ノ 「!> 〉, /ヽ ヽ ヽ \
〈 :十 〉三二ニ|く rー ̄\ ヽ/1-く!〉ヽヽイ ヽ ヽ ヽ ヽ
. {∨ /|;;;;;;;;;;;;;;;L`ヽ ゝ ヽ i { l | ト、 ヽ ト、 ヽ ヽ
>∨:/,,、ノ´ ̄ } { ̄ 「 ̄ ゝ ト、 ! i l ヽ ヽ ヽ
{ ∨ / / ー ゝ 、 ヽ、い l l ', ト、 い
ヽ、______,,、-ー′ヽ!'ヽ { i} /',\ ハトi l l ! iヽ い
{ ノ / ノ / /', ヽi i l l l l い
〉ーー---ーー {ノ| / 〉 ∠i{ ̄、〉 l l j トi l ! }
{ ノ } 〈 〈 { / 弋 ヽl l / ト! li j i l
`! ̄`"''ー-- !\ / 」_}/ ! i| j / !リ }} / ,リ
ヽ┬ー‐┬ー′/ ̄ r'-y /YT l l /,イ! |! l / 〃
{三三;} / / ,,/ └ト-! ! ヽ ! /ハj / ヽ///
{三三;} ノ__,./ /, | ! \// l / / メr'
{三三;}/ ,ィ7´`┘Lr 、 | ! \l./.イ! i |
{{にこ}} / └| ! `ヽ!l.._i |
◆禁ずる賊害(ズードン・シーゴン)
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大補足:300人
己の陵墓に設置された侵入者を滅する射撃宝具。
彼女の陵墓には数々の宝具が存在しており、この宝具はその中の一部に過ぎない。
真名解放と共に範囲内に無数の小型砲台が設置され自律稼働。
アーチャーに接近する害賊や攻撃を自動的に捕捉・追尾し、発射されるレーザーを以て焼き払う。
相手を殺害するよりは、アーチャーの守護を優先して作動する。
【【射・兵馬俑】を召喚する】
【【射・兵馬俑】の存在エリア内に侵入した陣営に対し、負傷判定を行う。陣地からの撤退を行うことでこの判定から逃れられる】
【【射・兵馬俑】の存在エリア内での戦闘時に敵が獲得した有利を低確率で均衡に変化させる】
【召喚後、一日経過、またはエリア移動ごとに宝具一回分の魔力を使用する】
◆神龍射殺す渇望の弩(ジェアシャ・ハイシェン)
ランク:A 種別:対神宝具 レンジ:1~40 最大補足:1人
夢の中で海神と戦い、化身である大魚、蛟龍を射殺した逸話の具現。
不死を求める心象風景を弩として結晶化した固有結界の亜種であり、その放たれし渇望は光を纏った龍となりて阻む者を喰らい尽くす。
逸話上高い神性を持つ者、及び龍の因子を持つ者にほど絶大な効果を発揮する。
【使用時、【筋】【耐】【魔】【運】に+2補正】
【使用時、有利一つを獲得、判定により二つに上昇する】
【Cランク以上の神性、または龍の属性を持つ者に対しては相手の全ステータスに-1、加えて戦闘後、逃走判定を無視し消滅判定を与える】
直下、アーチャー【皇帝特権】による取得スキル
123:【戦闘続行】
456:【計略】
789:【高速神言】
7:【高速神言】
直下、アーチャー有利獲得数追加判定、大成功以上で追加
0:特殊判定
___r=y=ー=冖-ィrt=、
/___f〆::::::::::::::::::::::::::::::Yごソ\
/__f〆:::::::::::::::::_y=ー¬冖¬―-\ /
/ .{f7::::::::: イ厂 ;′ `\ / /
/__{f|:::::/ l l | ヽ ', ヽ / /
. /〈匚/イト\ | | | ', i ヽ∨ / / //
/  ̄7 |l|___}〉 ∥| | { | | ∨ / ../ ̄ ̄ ̄ ̄\
. / // |:| ̄ | || l | | ト | ∥u ; ', Y /.::/
/ , / l |:| l┼ヽ\ ||| \ |ハ / | | |: l::.::.::./ 地 ほ こ
/ |:| | |:|', |ヽー=≧x、ヽ ゙, //_」./l | ||:リ:.: / 獄 ん れ
/ |:| | |:| ヽ |U 弋_リノヾ'ー |/ィ,T7/ /j / /::.::/ だ. と か
|:| | |:| ト ヽ  ̄ ゝ' /´ |::::/::イ::.: \.. わ う ら
/ | | \ \ u / /::.::.::.::.:/_<_ ぁ の が
\/ ∧ |\  ̄ ___,. ' /´::.::.::.::.::.::.<二 _/ :
___ \ / ∧ トU \  ̄` イ |::.::.::.< ̄ ̄ ̄, -'\.
::.::.::.::\\/ /.::.ヘ ∨>=> _ ∠::.::.:| |::.::.::.::.::.> ,、-''´ \/ ̄ ̄ ̄ ̄
::.::.::.::.::.::.` <´\ヘ. ∨::/∧:ト\く___| | ̄ ̄ー―::.::.::.::.:ー- ::.::.::.::.
::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::ヽ ヽ V |:|::〈〈::.::.::.::.::.| / \::.::.::\ \
直下
123:セイバー合流
456:砲撃
789:気が変わった
3:セイバー合流
輝く弩、その傍らに、新たな影が。
「…アーチャー、ちょっとやりすぎじゃねえか?」
「む、誰かと思えば、くたびれた衛士風情が、妾の前に顔を出すならば一度礼をせぬか、その首、まだ残しておきたいのだろう?」
「…嫌だなあ」
「セイバー、下手に喧嘩する必要は」
「…へいへい、皇帝陛下、セイバー、参上いたしました」
その影はセイバー。
くたびれたような表情を浮かべ、辟易したようにアーチャーに頭を下げる。
「ふん、西の蛮族風情が、まあいい、その礼、無知ゆえの失である故、この場は許す」
「…で、相手は」
ラグナの目がヘルパーを捉え。
ヘルパーは口の中を甘く噛む。
(…マズイ、マズすぎる。この状況、アーチャー一騎ならばと踏んだが、私が龍の属性を持つ以上圧倒的不利、それに加えてセイバーまで)
ヘルパーは髑髏を見る。この状況、例え令呪を消費することとなっても逃走するべきだろう。
このままでは消滅の危機すらある、声を出さず、髑髏にそう伝え。髑髏は。
直下、髑髏判定、成功以上で逃走、失敗で気づかない【危機】+3
0:特殊判定
___r=y=ー=冖-ィrt=、
/___f〆::::::::::::::::::::::::::::::Yごソ\
/__f〆:::::::::::::::::_y=ー¬冖¬―-\ /
/ .{f7::::::::: イ厂 ;′ `\ / /
/__{f|:::::/ l l | ヽ ', ヽ / /
. /〈匚/イト\ | | | ', i ヽ∨ / / //
/  ̄7 |l|___}〉 ∥| | { | | ∨ / ../ ̄ ̄ ̄ ̄\
. / // |:| ̄ | || l | | ト | ∥u ; ', Y /.::/
/ , / l |:| l┼ヽ\ ||| \ |ハ /| | |: l::.::.::./ ・
/ |:| | |:|', |ヽ ヽ 、ヽ ゙, // l./ | ||:リ:.: / ・
/ |:| | |:| ヽ |U ○ |/○ / /j / /::.::/. ・
|:| | |:| ト ヽ│││ /´ |::::/::イ::.:. \. ・
/ | | \ \ u / /::.::.::.::.:/_<._ ・
\/ ∧ |\  ̄ ┌┐ ' /´::.::.::.::.::.::.<二 _/ ・
___ \ / ∧ トU \  ̄ イ |::.::.::.< ̄ ̄ ̄, -'\
::.::.::.::\\/ /.::.ヘ ∨>=> _ ∠::.::.:| |::.::.::.::.::.> ,、-''.´ \/ ̄ ̄ ̄ ̄
::.::.::.::.::.::.` <´\ヘ. ∨::/∧:ト\く___| | ̄ ̄ー―::.::.::.::.:ー- ::.::.::.::.
直下
123:「れいじゅをもってめいず! 【たたかえへるぱー!】」「マスター!?」
456:砲撃
789:「うおお! 行け! 超・凡人号!」
5:砲撃
【そのころ一方】
「…ったく、あのアーチャー気にいらないったらないわ。勝手に行動始めるし。…考えてたらムカついてきた」
「…気晴らしに砲撃しとこ、大丈夫大丈夫、この時代はどうせ後の科学に繋がるし死んだってしょうがないから」
「よーし、あの水辺あたりでいいかな」
「ファイアッ!」
「なっ!?」
「え、ちょっと、オレンジ!?」
「ほらアーチャー」
「わ、妾のせいではないわッ!」
「へるぱー!」
直下、負傷人数
123:4人
456:2人
789:0人
7:無傷
直下、改めて髑髏判定、成功以上で逃走、失敗で気づかない【パニック】-1【危機】+3
8:逃走
バレンシアの放った火球が地を舐め、砂埃が噴出する中、ヘルパーは自分の手を握る髑髏に気付く。
「マスター!」
「にげるよ!」
「そうです! この時代私が戦えなくなるかもしれませんが、消滅よりははるかにマシです!」
ヘルパーの言葉に髑髏は頷く。
だが、背後からまた声が。
「逃がすかァッ!!!」
「マスター」
直下、逃走判定【変化】+1【重傷】-1【パニック】+1【神龍射殺す渇望の弩】-1
123:令呪二画で逃走
456:令呪一画で逃走
789:令呪使わず逃走
9:令呪使わず逃走成功
白い羽を生やし、ヘルパーは髑髏を背に乗せ、炸裂する火球とアーチャーの放つ矢の中、器用に全てを躱し続ける。
そして何とか視界の届く範囲まで飛び上がると、そのまま背に乗せ、混迷の戦場から脱出を遂げるのだった。
「…逃したか」
「…オレンジぃ、もう、簡単に砲撃しないでって言ってるのに」
「いやあ、主従共に扱いにくいねえ。魔力大丈夫?」
「ふん、妾を誰だと思っている? あの程度、いつだとて倒せるわ」
その足元にそびえる陵墓は姿を消し、アーチャーはその場を立ち去らんと。
「ああ、貴様ら、妾を担げ」
「は、担げって…」
「妾を歩かせるつもりか? 冗談はそこまでにせよ、この脚はこのような穢れた地を踏むために作られたのではないわ」
「…セイバー」
「…はあ、分かりましたよ、皇帝様」
アーチャーの召喚した輿を担ぎ、三人もまた、その場から姿を消すのだった。
【昼行動を終了します】
…さて、夜だ。
「また砲撃があったようだな」
「ああ、まあ何とか人のいないとこへ飛んだみたいだがな」
ここまで感情的に動かれるとは予想外だったがな…。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
4:休息
…何があるか分からねえ、というか夜はなあ。
「ま、下手に行動するのも危険ではあるな」
「ああ、夜は特にな」
「だが、それは他のメンバーも同じだということを忘れるなよ」
「…ああ」
【魔力が回復しました。完全回復まであと一回の休息が必要です】
【夜行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【夜】+1【一日目】-1
8:敵対的接触
直下、刑陣営
123:その他
456:介
789:騎
↓2、成功以上でその他、失敗で剣弓【戦闘直後】+1
5、5:またも介VS弓
【というわけで少々早いですが本日ここまで、お疲れ様でした】
【連絡遅れました、本日お休み】
【再開】
ローマの街に火が点る。喧騒が静かに去ろうとするその光景の中、ヘルパーは己の不運を呪った。
昼間、辛くも逃げ出し、その羽根を休めようと潜んだのが運の尽きだった。
眼前には笑いを抑えきれないといった様子のアーチャーと肩で息をするセイバー、そしてそのマスター。
嗜虐に満ちた切れ長の目が、舐るように疲労困憊のヘルパーを眺めまわす。
「…さて、逃げた先は龍の口だったようだなあ?」
「否定できませんね…、これも貴女の策略ですか? アーチャー」
「いいや? だが妾だぞ? 皇帝の祖にして最高の皇帝たる妾に、天を味方につけることが出来ないと?」
ケタケタとあくまでも勝者の余裕を崩すことなく居丈高にアーチャーは笑い。
その目が夜の三日月を反射した。
「ふん、妾は知っておるぞ、ヘルパー、貴様も窮地になればその主を捨ておくのだとな。所詮絆などその程度のモノよ」
「そんなことはありません」
「どうだか、そこなるはただの怪物よ、哀れにもこの世に生まれ出で、母の顔すら知らぬ化け物よ、そのような物をかばってなんとなる?」
アーチャーの挑発にヘルパーは背後の髑髏を見る。純真な彼が傷ついてはいまいかと。
だが、そこにあったのは予想と違い、言葉を流すように首を曲げる姿で。
髑髏は子供のようにヘルパーへ問う。
「…ねえ、へるぱー」
「…どうしました、マスター」
「なんで、あーちゃーはこわがってるの?」
「ッ!?」
アーチャーの笑顔が瞬時に消え、一瞬の狼狽のあと、底冷えするような視線を髑髏へと。
「妾が…怖がっている?」
「うん、…ぼくたちにひどいこといってるけど、あーちゃーはなんだか、こわがってる。…ぼくはばかだからよくわかんないけど」
「…始皇帝、その生涯。…貴女はもしや」
何かに気付いたのか、ヘルパーが頷き、口を開こうとする。
だが、それを止めんと、一筋の矢がその髪を掠め。アーチャーが激情を隠そうともせず叫ぶ。
「黙れ、黙れ黙れ黙れッ!!! 下郎がッ! その不遜、もはや許してはおけぬッ! 妾に、孤高にして頂点たる妾に、何の恐れることがあろうかッ!」
その言葉が夜に溶け、傍らに立つラグナもまた何かに気が付いたように顔を曇らせた。
「…セイバー」
「あー、俺はアーチャーのことはよく知らないけど。…なーんとなく、そういう奴は騎士団にもいたからな。でもまかり間違っても助けようとすんなよ
どこまでもダウナーに、だが、その経験から裏打ちされた言葉は重く響く。
「ああいう閉じこもった輩はな、触れりゃ互いに死ぬぜ」
怒りを湛えたアーチャーに、氷のごときヘルパーの言葉が重ねられ。
「全てを捨てた、何もない孤独、そして、その」
「黙れェッ!!!」
文字通り、火蓋が切られた。
放たれる神殺しの矢。神龍をも屠ったその矢を前にヘルパーの白い肌に玉のような汗がじっとりと滲む。
「…マスター、これ以上の会話は不可能です。正直なところ、このアーチャー相手に陣地すら作成していない私では厳しい」
「うん」
「相手は先程宝具を使用していますが…、それでも勝てるかどうかは分からない。最終的な判断はあなたに任せます。指示を、マスター」
「…そう、だね」
直下、髑髏思考判定【危機】+2
123:何もせず逃走
456:戦闘
789:令呪を使用し逃走
4:戦闘
「たたかう!」
「…勝てる保証はありませんよ?」
「でも、たたかわなくちゃいけないから!」
「…分かりました、私も貴方の真っ直ぐさに賭けてみましょう。…行きますよ、アーチャー!」
直下、アーチャー有利獲得数追加判定、大成功以上で追加
↓2、アーチャー【皇帝特権】による取得スキル
123:【戦闘続行】
456:【カリスマ】
789:【高速神言】
↓3、髑髏令呪使用判定、成功以上で一画使用、失敗で使用せず【危機】+2
↓4、セイバー【屍晒し】使用判定、成功以上で使用
0:特殊判定
7:【高速神言】
3:髑髏令呪使用せず
5:宝具使用せず
直下
,.-=さ^を、
____ _,. -=_'' "ぐミ彑ン>〉‐- .,
/"´  ̄゛\ ,. -''"  ̄`゙ <~´:;:;:;`''-,.`-.,
|l .:.:.:.:.:.:.:.. \ / / `-, :;:;:;:;:;\ \
ヽ .:.::::::::::::.:.:.:. \ / .:.:/ .:/ .:.:.:./ \ :;:;:;:;:;:;l ヽ
_,. -亠‐'' ̄`''‐- :;_ .∨ヽ、/ .:.:l .:.:; イ | l :;:;:;:;:;:l :.',
___ / 、〃 ヽ `''-、__1 .:.:| .:.:.// .:.:,:イ .! l :;:;:;:;:| :.:|
く ̄ ``''r‐′ ヽ ', . 下、 .:.| t.:/ ./ .:.:// .| :;:;:;| :.:.|
/__> ヽ ', 1l,.:| .:ン‐-/ .__.:/ / .:./ .:.:.!_/ :.:.|
_,,..-‐t ', l _,、 Hg V .:/ .l .:/ ̄`/ .:./ .:./ / 〃\.:.!
___,.-‐′ ヘ 〈ヽヽ |./ !ナ / .:/ / .:./ /〈 .:.:.メ、
-‐― ヽ\ | 〉 〉 i | ===z.'_ イ .:(.:.:.:./ / | .:l .:.:.l 〉
く ̄ ̄ l v .ハ l. | ´"〃ハ `ーソ .:.:∧_/.:.| .:.l .:.l\|/
J .-┬― ヽ | | | ,_ノ / .:.:./ /.:.:.:| .:.l .:.l.:.:l
-‐t ′. ', | | | _,.イ´\ ` / .:.:人_/ .:.:.:.| .:.l .:.:l.:l
-‐′ l ヽ/ ̄(/\ ク´ | :.|l;;;\) ヽ ./ .:.//;;〈___/ .:.:|ヽノ:l
´ ̄) l ヒー‐/ `く __,,..| :.|r‐- しー‐t‐ / /;;l;;l;;;;;;| .:.:| :.:..l__
ニニ´ l r''"スrイ 乂 | :.| /´ ̄ ̄ ̄`^´ ̄ヽ;;;;|;;;;;| _,. -‐''"´/
--‐′ _,.ノ_ <^ソ/´\:.:.:. \ l :.|{ ):::入‐''"´:;:;:;:;:;:;-‐:;''"´ ̄`''‐ 、
_ - ''"てメ^~`ル´ヽん~\:.:.:. ケ ̄\\ .:.::::::::〉:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:、:;:;:;<´ ̄ ̄`
- ''"´ \ ヽ .|`せ__~^´\:.:.:. -‐′ /.:.::::::::/:;:;:;:;:;:;:;:;:;、:;:\- :;:;:`-、
\ソ.:.:.::::::::_>^ ̄\:.:.:.:.:.:_;. -''^ヽ.:.:.:::_;-'´:.:,イ\:;:ト、;_:;:;:;\:;:;:\`-:;:;:',
`ー‐''"´ 〈`''i"´ ヘ し , `''´.:.:::/ .|;;;;;;V `'-;_:;',` :;:;:', ヽj
く // | /´ .:./ .|;;;;;;;;;l .:.:./|ヽ', ';:;}
_, -''" ̄ .l l || __ __,:.:メ、, .|;;;;;;;;;l .:.:./. | | '′
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/ .:.::/ヽイ !i .|| .:.:::l .:.:.:::\;;;;;l / |!
/ .:.::::/"´ヽ|.|| .u .:.:::::l .:.:.:::::`<.´
/ .:.::::::八 /|.|| .:.:.:::ト、 .:.:.::::::::\
456:砲撃(本日二回目)
789:くるまはきゅうにとまれない
9:突然惨状超・凡人号
/ //_,/ _/__/_/| | | |_____i| ,/ニニ/
,く /// / / / ノ //7′ i|_/.ニニ/7
__/ 〉r≦/ / /_/> 7ニ「.`Y / i| |ニニ//
/ 〈 // / ̄/  ̄/ // /ニニ| レ1<二二二  ̄ヽ|_|_// <  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____ 」\∨,'_/_/ __/ _// ̄/ニニ } \\ ヽ二ヽ \ \ 丁 / \ r───
// / 匸]______ 7/ ̄ |ニニ/ / 〉 〉´ ̄ ̄ ̄ヽr、ヽ Ⅳ ̄ ̄ ̄\/ \ >、
. ,イ/ / / / / /ヽ_ 人三/ _/ / /\ ∧! 厂 \ >< \__
// | / / _/_ / ,/ / ̄ ̄ ̄\._/_/ / / }/ \. / \
. // ハ / / /'} {三}/ {__ /  ̄ ̄l\ f´ f0) / / /〉 \/ \
|_| | V_,/__/ / / ∧ | く\ ≧=く 〈 / //\ \ /  ̄ ̄
| | | { ヽⅣ__,ハ//∧ i| \ ト、 {三ヽ>─ く /f0) \ \ / / ̄ ̄
| | | ≧=───=≦// ∧/ \ ヽ ≧ =彡厂 \ 、 / /
123:フェルディナだけ
456:フェルディナ&欅
789:↑+ちょっとスペックアップ
7:簡易AI搭載
アーチャーの矢は、ヘルパーの覚悟を待ちはしなかった。
言葉の尻すら待たず放たれたそれは、ヘルパーの頭蓋目がけ突き進む。
神殺しの矢が、彼女の體を突き抜けようとしたその刹那。
『アブナイッ!』
機械仕掛けの巨大な手が、その一撃を辛くも受け止める。
「…ッ!?」
「ぼんど、かー?」
その手は突如飛び出した車から伸びており。声が。
『ジッサイアブナイ、チュウイイッシュン、ケガイッショウ』
「…え」
「んー、やっぱそう簡単には行きませんか。まあ、あれだけのマジックアイテム詰め込んだんですからこれでも上等ですけど」
車から飛び降りる影は二つ。
「戦闘のあとを発見して追ってみたら…、危ないところでしたね、髑髏」
「ふぇるでぃなさん! けやき!」
「何で私だけ名前?」
超・凡人号から飛び出したフェルディナと欅がヘルパーらの下へ。
そして、激昂するアーチャーに一瞬たじろいだ。
「…成程、とりあえず積もる話は後です、協力しましょう、ヘルパー」
「感謝します。…正直厳しい戦いになりますが」
「凡人号も改造したから戦えるし大丈夫だよー」
『タタカイハカズダゼ、オバアチャンハイッテイタ』
新たな役者が集い、戦況はさらなる混迷へと。
いわば、この時代一番の大勝負が幕を開けようとしているのだった。
【超・凡人号】
欅の所持する軽自動車をフェルディナの持つ技術と魔術で徹底的に魔改造したスーパーカー。
見た目は普通の軽自動車だが空も飛べるしロケットパンチも打てる。加えてミニカーサイズに縮小でき運搬はお手軽、強度は核シェルター並。
さらに内部は常に快適な温度に設定され、搭乗者のバイタルを計測し、適切な音楽を鳴らすという奇跡の逸品。
フェルディナはトランスフォーム機能や高度AIも取り付けたかったようだが材料面から断念した。
が、何か途中で出会った薔薇が好きそうな少年から手に入れた隕鉄でちょっと改造できたっぽい。
≪騎乗礼装≫
≪所持者にBランクの騎乗スキルと同程度の技能を与える≫
≪搭乗した人間の【体】【知】に+2補正≫
≪戦闘使用時において、【敏】【知】を選択し、相手の取得値が7未満かつ有利取得の場合、【均衡】に持ち込む≫
≪全ステータスCの戦闘ユニット(マスター)として使用可能≫
直下、凡人号、使い方
123:フェルディナと合体
456:誰かが騎乗
789:サーヴァント戦に加入
↓2、フェルディナ思考判定、成功以上でサーヴァント戦、失敗でマスター戦
【あ、フェルディナに【危機】+2つけ忘れです、というわけで以下の通り】
4:騎乗
4:サーヴァント戦
直下、騎乗メンバー、成功以上で髑髏、失敗で欅
↓2、フェルディナ合体するかどうか、成功以上で合体、失敗で合体せず【危機】+2
↓3、1の位、10の位で髑髏の【身体変化】による向上ステータス
12:体
34:心
56:知
78:質
9:運
【申し訳ない、少し離れていました】
5:欅
5:合体せず
3、9:心、運
23:20より↓2、【変化】使用するか、する場合は内容も併記
◆変化:A+
卓越した魔術により、自身や他人の肉体を変形・変質させる。
他人の姿からカモ等の動物、さらには無機物にまでその姿を変えることができる。
【戦闘時、任意のステータスを1減少させ、その同数分のステータスを上昇させる(上限は5)】
【逃走判定に+1補正】
【奇襲判定に+補正】
【現ステータス(負傷、【神龍射殺す渇望の弩】効果適応済み)】
【筋】:0
【耐】:0
【敏】:0
【魔】:5
【幸運】:3
使用せず
>>299 使用せず
【サーヴァント戦:ポリス・メイン・ヘルパー】
【筋】:1
【耐】:3
【敏】:1
【魔】:4
【幸運】:4
◆高速神言:C
龍の因子により、呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
現代人には発音できない神代の言葉を、自ずと知っている。
【宝具一回分の魔力使用で同ランクの【対魔力】を獲得】
【【魔】による攻撃にランク÷2の+補正】
【同ランクまでの魔術関連のスキルを無効化する】
【【魔】による攻撃の割合を増加させる】
【錆鉄砲壁(ヴェロステン・パンター)】
≪発動した瞬間から解除するまで移動が不能になる(方向転換くらいは可能)≫
≪マスター戦時、【心】に+1補正≫
≪他人に貸し出すことも可能で、サーヴァントが使用した場合は【敏】に-1補正、【耐】に+2補正≫
【試作ガイノイドverデウスエクスマキナ1.05】
≪負傷判定に大幅な+補正≫
≪このユニットは残機が存在する限り死亡しない(現在残機二機)≫
≪サーヴァントとの戦闘に対して-補正を-1まで減少させる≫
≪Bランクの【道具作成】と同じ効果を持つ【機械作成】が可能になる≫
≪フェルディナが製作した礼装一つを使用不可にすることで、それに見合ったステータス変更が行われる≫
【サーヴァント戦:ヒーロー・メイン・アーチャー】
【筋】:6
【耐】:4
【敏】:5
【魔】:10
【幸運】:6
◆高速神言:A
龍の因子により、呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
現代人には発音できない神代の言葉を、自ずと知っている。
【宝具一回分の魔力使用で同ランクの【対魔力】を獲得】
【【魔】による攻撃にランク÷2の+補正】
【同ランクまでの魔術関連のスキルを無効化する】
【【魔】による攻撃の割合を増加させる】
◆神龍射殺す渇望の弩(ジェアシャ・ハイシェン)
【使用時、【筋】【耐】【魔】【運】に+2補正】
【使用時、有利一つを獲得、判定により二つに上昇する】
【Cランク以上の神性、または龍の属性を持つ者に対しては相手の全ステータスに-1、加えて戦闘後、逃走判定を無視し消滅判定を与える】
【マスター戦:ポリス・メイン・髑髏】
【体】5
【心】5
【知】2
【質】5
【運】6
【身体変化】
改造の過程で入手した自分の体を自由に作り替える能力。
骨格から色形まで完全に変化できることが可能。
無機物から有機物にまで変化可能だが、一度変化すると元に戻るのには時間を有する。
≪任意のステータス二つまで+1補正を与えることが可能≫
≪【気配遮断】等、身体に関するスキルをDランク相当で入手可能≫
≪このスキルは一日に一回、どちらかの能力しか使用できない≫
【マスター戦:ヒーロー・メイン・ラグナ】
【体】4
【心】2
【知】3
【質】4
【運】3
ヘルパー【湧き上がる蜜の源泉】使用、有利一回獲得
【1ターン目(連投可)】
直下、ヘルパー判定
↓2、アーチャー判定
14:【筋】
25:【敏】
36789:【魔】
0:【運】
↓3、髑髏判定
↓4、ラグナ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヘルパー【敏】選択
1+5-4=2
アーチャー【筋】選択
6+4-3=7
【アーチャー有利獲得】
髑髏【知】選択
2+3-2=3
ラグナ【魔】選択
4+3=7
【ラグナ有利獲得】
ヘルパー、【賢女の羽衣】使用
◆『賢女の羽衣(ツァープリャ・ムドリェーツ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
_____
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/ニニニニニニニニニ\-- 、__./--------―――‐‐、
/¨¨¨¨¨¨/ ̄ ̄ ̄ ≦--イ-------- }ヽ
l>=く _ ′:.:.:.:.:: / __. 、 \ フ--- So。___ノ__ノ
{l⌒l}ニニ=- _ 从.:.:.:.:.:.:/i \ ,ィfテ刋、 \ノ_`¨´ \. Ⅴ≧o。
ゞ=くニニニニニニ=- _ __ Ⅳ.:.:.:.:′ r、Vソ j}ハ Ⅴニ`. ′ト、 Ⅴニニ. Ⅸ
-=ニニニニニニ=- \.:.:|、 ト--- l} lニニⅣ l ノ lニニニニニト
-=ニニニニニ≧| \{ ' .′ |ニニ i| |__/ ノトニニニニニ≧o。
l>=く _ > _ニニニニ八. \ 〈 〉 / j ハニニ.!| 。s≦ニヽ ト _ニニ≧o。
{l⌒l}ニニニニニ=- ≧o。二>/{ ト j≧o。 イ / / ノニニ7:} __\ニ\ `¨ ≧o。
ゞ=くニニニニニニニニニニ二二二二ノ /イニニニニ≧o。イニⅣ/:イ /::/_ /ニニⅤ
> _____ イニニニニニニニニニニ=/:::::::::/ }ニニニ |-- 、
′/ /二ニニニニニニニ / ____ -==----- ⌒77 /ニニニニ/.八.」
{ 〈二ニニニニニニニ / ´ //´  ̄ イ__..。升ニニニニ/
.| | `¨¨¨¨¨¨¨¨¨ /. /:. ´ ュ二二ニニ ノニニニニ。oSト、
八ト.j \ l.:/ )ー‐「.:.:.:.:.i|.:.:| Ⅴ
. \ |:l 、―,――<. ∧.:.:.::.:.:..:|__」
. \ 八:、. ` . ∧.:.:.:..:/
≧o。_>、 ヽ `¨¨´
`¨¨´
驚異的な敏捷性を持つ鷺に変化し、攻撃を回避しやすくなるが、それだけである。
攻撃手段を持たないため、回避と逃走しか行うことが出来なくなる。
人一人を乗せることが出来るため逃走には便利である。
【戦闘が不可能になり、戦闘中でも強制的に低確率で令呪無しの逃走判定に持ち込む】
【使用次ターン、【敏】に+3補正】
【失敗した場合は次ターン【敏】で判定し、有利獲得できた場合【均衡】として戦闘を再開する】
【使用上限は一戦闘中に一回まで】
直下、逃走判定に持ち込めるか、大成功以上で持ち込める
7:失敗
【2ターン目(連投可)】
直下、ヘルパー判定
↓2、アーチャー判定
14:【筋】
25:【敏】
36789:【魔】
0:【運】
↓3、髑髏判定
↓4、ラグナ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヘルパーは敏捷判定か?
>>312 ですね、十の位に関係なく敏捷判定です
ヘルパー【敏】選択
4+5-4=5
アーチャー【筋】選択
6+3-3=6
【アーチャーの勝利です!】
1の位0により、ラグナ強制有利獲得
【ラグナ、有利獲得】
直下、ヘルパー消滅判定、成功以上で逃走判定に移行、失敗で死亡
3:消滅
直下、髑髏令呪判定
123:間に合わない
456:二画使用し何とか阻止
789:一画使用で阻止
7:一画使用で阻止
【ただしまだ逃走判定が続く】
直下、ヘルパー逃走判定、成功以上で令呪一画消費し逃走、失敗で消滅判定再び【変化】+1【騎乗】+1
3:消滅判定
直下、クリティカル以外でヘルパー消滅
1:ヘルパー消滅
直下、最後に、残ったマスター陣判定【穏健】+1
123:慈悲は無い
456:捕獲
789:見逃す
6:捕まった
直下、捕獲人数
123:全員
456:二人
789:一人
9:一人
直下、誰が捕まったか
123:欅
456:フェルディナ
789:髑髏
3:欅確保
【というわけで本日ここまで、遂に一陣営脱落ですね。まさかヘルパーになるとは思いませんでしたが】
【明日は多分お休み、おつかれさまでした】
【再開】
もし、自分の最愛の人と、自分の父が血で血を洗う闘争を繰り広げているとして、あなたはどちらを助けるだろうか。
もし、愛する勇者と、父である怪物であるならば。
答えは簡単、ハッピーエンドの為に、姫は勇者に味方した。
溢れる蜜を以てその父を弑し、勇者とめでたく結ばれた。
だが、姫は思う。
できるならば、できるならば、皆で幸せに笑いたかったと、皆で平和に生きたかったと。
たとえこの身を捧げても。姫は願う、全ての人を救いたいと、全ての人の幸せを手伝いたいと。
それは、優しく、強く、そして、どこか寂しい一羽の鷺の願いだった。
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ヘルパーは知っていた。この戦いの趨勢を。
ヘルパーは気づいていた。この戦いの顛末を。
だが、だからこそヘルパーは飛んだ。彼女は強かったから。
そしてこの場で潰えたとしても、きっと彼は何かを理解してくれるはずだから。
放たれる弩に、振りかざされる魔剣に、ヘルパーは周囲から蜜を吹き出しこれを覆う。
だが、そんなものが気休めであることは知っている。だから彼女は万に一つの可能性へ向け、飛び続けた。
それは、アーチャーの心臓、奥深く迫ることさえできれば、それを抉ることは不可能では無い。
ヘルパーには何も聞こえていない。周囲に響く爆音も、フェルディナが防ぐ弾幕も。
一心に迫る、その身を、心を偽り、怪物までに変化させた女帝の霊核へと。
ヘルパーはその心を知る。己を認められず、故に歪んだ怪物を。
白い羽はそのところどころを赤く斑に染め。白い肌に血しぶきが飛ぶ。
体を切るような痛みの中、おぼろげに思い出されるのは髑髏の笑顔。
ああ、貴方は、そんな笑い方ができるのかと、ならば、貴方は。
目がかすむ。痛みの中、相手が見える。幾筋の龍を倒したか。幾筋の龍を受けたか。
もう翅すら動かない。弾丸のように落下し、その霊核を貫かんと落ちていく。
叫びが聞こえる。
「へるぱー! 【がんばって】!!!」
その声に翼が蘇る。逃げるための翼が、導くための翼が。
「…いえ、ここから逃げるのはもはや不可能、行きましょう! アーチャー!」
「来るがよいッ!!! か弱き小鳥がッ!!!」
\ i : \}::::::::::::\: : : : : : |> ´ ` 、 { : : : : : : ://::::::::::::::::::{_/ /
ヽ \}: : ヾ:::::::::::::::::| : : : :/ ニニ、ー―‐-\ }: : : : : :{/::::::::::::::::::/ /  ̄_二ニ=ー-
:::::\ く : : : :l:::::::::::::::::\/ /:::{〈匀}}:::::::::::::::::::::::\ : : : : }::::::::::::::::::// ´
―‐-\\ : |:::::::::::::::::::/ /:::::::::::>=′ ̄ ̄`ー-、:::ヽ : /:::::::::::::::::/´ /
ー -- __ \:::::::::::::::: ′ /::::::::::/ / l l '. ヽ \:∨::::::::::::::::/ /  ̄_二ニ=‐-
 ̄ _― -- \:::::::::::| /:::::::/ ' | | | | |l ト|:::::::::::::::/ / -‐  ̄
_〈匸>―一ァ 二>=、l:::/ l| l | | |l ハ/ |/ 二二 <
ー‐/::::::::::::::://::: 〈〈_//イ l| | | // | |j厶イ|l //::::::::::::::::::::::::>-――-、
/:::::::::::::::::://::::::::::>イ | | 」_八lハ 〃 lイ以_ || |::::::::::::/ ̄_ -――― 、 \
:::::::::::::::::::::〈{ ::::::く/´:::l | ∥ |/ 二≧ヘ / `" リ |:::::::::/ /::::::::::::::::::::::::::::\ \ \ \ - - 、 -== ニ二 > 、
::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::| | 八 |l<__以` \/、 / / ::::::/ /::::::::::::::::: -―― \ \ \ィ \ _ < ヾ,ヽ ヽ ム
::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::| |{ \|\`"´ _ ィ //{::::::::::|/:::::::::::::::::〃:::::::::::::::::::::::\ \ // \ \ / ゝ ハ ム__ } }
::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::| |::l::\ \ <_ ノ / _〉::::::::::::::::::::::::::::|l:::::::::/⌒ヽ ̄ \ \i l \ \ / }illト 、 フノ-
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` l |::|::::|} >一≧ー―<// __/⌒ ー‐、__::::::::ヾ:::::厶 r┴  ̄ \ lム \ \,' ∧ 〃/ ヽ ´ `> ..
 ̄ ̄`ー- 、:::::::::::::::::::::l |::|::::|} 〈にフ小.V/| l::〈 |、 l `< ̄ └―'⌒\ \弋ゝ_ \ , ト ___ 、-' フ'ノ 、 ハ >、
` ー―-ヘ |::|::::|}にニニヾイ ∨ レ':::::', | ノ r 彡 ⌒ヽ \ \- =≠ トヾ、 r,っハ l へム ム ム、 ヘ
l\ |人::::く ̄ト-个ーf⌒ー勹::::::::レ ′/^/ / / __ \ \/ 弋ヾミ三==( r-'彡イ l i ' \トー- / ム
| |:::::::::::::ー\ | / /:::::_ノ | l l l { r 二二=-、 / 二ニ- / // /l li l ー- ==- / ム
| |::::::::::::::::::::::::>――<:::::::::(__,ノ⌒| ├ | トVム L __ 三ニ _{ イl l ィ / / xi H l , ム ヽ/ ム
| |:::::::::::::::::::::/≫====≪\::::::::::::::::::::レ′| l \\ L > ヽ _ ィ il__`メV /´// _i_l , l\ム V ム
< 、 \> , _ ` ー Tl lV V「ち≧,ヽメ/ ,rtr≦jワ / j li `- V r、 ム
‐- ..,,_ _____V il ノ V Xム` 'ー' `\ 'ー 'イ // イ lム V{ l , 7 ム
_,,.. -‐、r ,、 ー- ..,,_ l__ > ´ , リj /'`人 ' ,イノ ' / i/ トム r、人 ヽ} l' / ム
_/- ´ /〃`ー t-、 コ=- _ _ ィ´ // / } }ゝ - - ィ //N l lVム l i_ゝ ヽ i' }
/ rァ ア , イノ ノ >彡 -</> 彡- '/ //ノ ,r ´j> < ,|イ r'-ァ、 l l l ヽヽ } ー--, } ノ
し'(/ー ´// ` > ' ´´ ヽ >´ ´⌒ //' ィ/' /__Y r-ィ ,ィ /// ム l l r┴ー-、 /V /_
// > -r ゞ/ // > rx/ ´` r ´ ill /==ゝ-</ /,l l// il リ ,l´  ̄ ヾ Yハ V __()
// ///>// ィイ>、 _ .<{ Vi l_./≡ニ≠≠イ/ ' ハ /r⌒ー-、 / / /
_r ニ// // >イ/ //ー </イ 7.j VY ´ / / i l i ' ll j Y //
/ / イ > // / // > ''、 イ 7 / oノ / / リ , .i ll j ィK`ー---// >t
,/ イ/ // y / ノ y //'__ o Y- / / ' /V リ、ノ イ'// 、 // /
放たれる龍を超え、翼を貫かれ、それでもヘルパーは肉薄する。
もはやその身は舞い散る雪花のごとく儚く、そしてまた、脆く。
「…かはっ」
あとほんの少し、いや、それすらアーチャーの戯れに過ぎなかったかもしれないその間隙。
それを埋めきることが出来ず、アーチャーの刃がヘルパーの腹に深く食い込んで。
「…この勝負、妾の勝利だッ!!!」
アーチャーの閧に、髑髏の、欅の、フェルディナの顔が歪む。ヘルパーの体が淡く、光と消えていく。
消えゆくその視界に、ヘルパーはされこうべを見た。白く、白く、真っ直ぐに白いそのされこうべは、無駄な全てを削ぎ落とした純真の象徴。
その頬に、ヘルパーは涙を認め、ようやく気付いた。
ヘルパーは知らなかった。遺していく者の気持ちを。
ヘルパーは気づいていなかった。彼女の存在の大きさを。
彼女は自分の傲慢を恥じる。父を弑いたあの時が胸に蘇る。
結局自分は何も分かっていなかったと、残されるモノを思うならば、強くあれと願うならば、最後までその傍にいてやるべきだったのだと。
「…わた、しは、おおばかもの、ですね」
「いやだ、いやだ、いやだ! ヘルパー!」
「ごめんな、さい、マスター。私は、消えちゃいます。…でも、泣かない、で、これだけは、覚えていて」
その身を淡く夜に溶かし、来たりし日を思い浮かべ、ヘルパーは微笑んだ。
どうか、どうか、私の願いが、この思いが、彼の運命を助けんと。
傲慢な姫の最後の願いを、寝物語のようにヘルパーは語る。
「貴方は、怪物ではありません。強くて優しい、素晴らしい人間です。ですからどうか、私がいなくなっても、道を違えないで、誰かのために生きて」
尊き祈りは、されこうべの目に何かを与える。
怪物として生まれ、人の為に戦うされこうべに、一つの肉を与える。
「それが私の、お願いです。守って、くれますか?」
「…まもる、ぜったいに、ぜったいに、まもるよ! へるぱー!!!」
「よか、った。…それ、では。…いきなさい、マスター!」
最後の一片、そのかすかな光景にヘルパーは心から祈る。ああ、彼に幸あれと、そして、今、背後から自らを認める彼女に、すべてに、幸せを。
鷺の思いは、いつか届くかもしれない。だが、それを見届けることなく、彼女は、逝く。
願いは叶わず、思いを残し、夜空へと。
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V| ノ| ヽ | 从ノ i|. |囗 [] ロ []
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ヽ __.ノ/ ハ | 八 ,囗 ┌┐[] ロ ロ
′ }' / ハ ト ′囗└┘ [] ロ
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. / イニ/ / γ⌒ヽ} 囗ロ 。
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. i|. ∧_ |i |---.ム ’ 囗ロ :.
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′ i从|. ′. Ⅴ i| :.
. , . ハ ` i| i|
l 、..................i λ , ---、.〉ト、|. i|
. /ニ/ .∨ 。s升′ |≧ヘニ/¨¨¨¨\
/ニ/ニニニヽ__..。s升ニニⅤニ | | `| / ヽ r、 l
.′'ニニニニニ7ニニニⅤニ. Ⅴ. | |. レ' \}jノ
ヘルパーの消滅を見届け、アーチャーはその手を振り上げた。
「者共、残った人間を捕えよッ!」
「…アーチャー、その指示には従う、でも、捕えた後は任せてくれるか?」
「ふん、好きにせよ、妾は少々疲れた」
背を向けるアーチャーにラグナは薄く微笑み。セイバーが残った三人の下へ。
「悪いが、交渉の材料にさせてもらう。…ってことだよな、マスター?」
「うん、大丈夫、殺しはしない」
「っつ…、まったく、困りますねえ、ただでさえこっちは痛手を負ったってのに。またうちの隊長がメンタルやられるじゃないですか…!」
「弱いよねー」
「いや、強いんですけど…、背負い込みすぎると言いますか、足も臭いし」
迫る新たな脅威に浮足立つフェルディナと欅。
その背に、声を飛ばしたのは髑髏。
「とりあえずにげましょう! へるぱーのがんばりを、むだにしちゃいけない!」
その体を逃走用に変化させ、髑髏は慌てる二人を抱きかかえる。
「…悪いが、俺もちょっとくらいはいいとこ見せたい欲があるんだよね」
「…ッ!?」
だが、その体にセイバーの一撃が迫り、思わず髑髏は欅を取り落とす。
「ふえ?」
「けやきさん!」
「駄目です! 髑髏! 今はここを離脱して、隊長に伝えなくては!」
フェルディナが叫び、一瞬の迷いを経て髑髏は再び駆け出した。
「かならずもどります! だからまっててください! けやきさん!」
「んー、分かった。まあ、凡人号もいるしいいや」
「…警戒心なさ過ぎねえか?」
髑髏とフェルディナが戦線を離脱し、夜の戦いは終わりを告げる。
双方の胸に、それぞれの傷を刻み付け、戦況を大きく変化させ。
それを知るのは、天上の星のみであった。
【夜行動を終了します】
【第四クール:二日目】
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
4:休息
【魔力が完全回復しました】
【朝行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1
5:日常
直下、刑陣営、成功以上でもう一回、失敗で髑髏
↓2、虹陣営、成功以上でその他、失敗で弓
7;もう一回行動
5:弓
…ふう、とりあえず魔力は回復したな。
さて、どうするか…。?
「どうした、ライダー?」
「…ううむ、何だかは知らんがな。猛烈に嫌な予感がする」
「…当たらねえことを祈ってるぜ」
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
ワニ復活してもらってから1
>>364
「とりあえず、【蒼き大河の顎】復活させとくか?」
「ん、だが魔力は二回分使うし対軍以上を使われると色々と面倒だが?」
「まあ、回復してんだしな。やっとくに越したことねえだろ」
「…それもそうか、では、【万象喰らう蒼の轟濫】!」
___ _
ト、___/ニニ`ヽ /||
/ ヽ | ∨{二ニニニハニ/:!
__}-/ニ| |:::::寸ニニニニ ア::::| r=ミ
イ /= VIニ≧x /‘:,::::: `マ }ニ{ア゙::::::/ヽ ___/レ=ア_
. /:::| ‘,-{ヽニ乂f´!{ニ{ハ::::::::0:::::::::::::::0::::/=}=}/_ニ=Ⅵ三}
/::::::: | V }ニ‘, Ⅵ丶=\≧=≦ニ三≧≦イア゙ \{ニア´}/
. /:::::::::::| }::::: ‘:,__|:::::≫xⅥ\f´:::::::::::ヽ ∠ _ イ=ア゙
. ,′≦ヽ| `ヽ.::::ノニ}‘,= ハ ハ ‘,::>‐<‘:,ニ}::::/
. !/二ニ‘:, _|/ヽア::::‘:, ‘,‘, ‘{ニニニハ¨¨_
. ‘,ニア´::::::ヽ __ / /{ニ〕ト、::::‘, }=} ,′\ニニア´=!
. ‘,/::::::::/ニ /::: /:: ‘,ニ,' \{ {ニ}{ニニ ヽ / ,イ リ
. ‘,::::::/ニ ア´::: ハ:::::‘ / } 乂ニヽ}二ニレア
. ‘,::/ニ /::::::,イ≧x.::::: \ 乂ニニア¨ア::!
. ‘,ニニ{:::/ニニ=ヽ≧=‐-  ̄ ムイ\
寸=レ゙ニニニ=アヽ |ニ丶
〉二二ニニ/ |二=- 、
,′二ニニ ,′ |二二ニヽ
,′ニニニ ,′ / ,.′二ニ ,′
ト、二二ニニ`ア≧o。 イ≧=′二二 ,.′
|:::_≧=‐‐=ァ´ ≧=‐=≦l 厂:::::::::::_::::_∠___
ムイ /l 〉‐' ≧=- ( ヽ_ >┘
. l/ :|/  ̄
「…何かこの前のと違うくね?」
「うむ、多分もう片方のナイルと混ざったのだろうよ、【蒼き大河の顎】は」
「…その名前も長いよなあ」
「確かにな。…もうアゴちゃんとかでいいか」
トビウオみたいな名前だな…。あとは索敵か?
↓2、索敵方法選択
1:自分で
2:ライダーに
3:二人で
4:洗脳して
5:使い魔作って(成功率三割)
6:その他
>>38 同時判定書き忘れてたので作成成功
…じゃあまたいっちょチャレンジしてみるか。
_ ,、- '"、 ヽ `ヽ
,r"入 __,、 -‐ '"´ =-zニ' `ヽ .`ヽ
/ ,K, ,>、 ,、-ニ、 `ヽ、 `.t__,......、、、、.,_
,.-'f/ ㌧'、 ,>、 .´ `~ `ヽ j! .ヽ
.,.-'" l' / ㌶ッ,、_,.ヘ、 _,>、, / ,ノ
,/ !,,./ ./.㌦アィ;、/ヽ 〃 .,., ,、 -z= 弋 ヽ,.lヽ, .ヽ, ,r-='"
.,l! --‐ニ "' .┴-、∠二 '-‐┘ !z- t'''゙"l´ _l, ._,,l,、,;;;ilzア 'l \ '‐ 、 = '
.l! , -─-、 ヽ,」 '''ミl lllllll!.llllll!.'-'"', ノ ヽ,
':, /- 、.,_ ヽ `'=、l.,_ ̄|  ̄.|, .l,ノ ll,
ヽ, / ``'‐l "''=- -┴‐ニ" ll!
.ヽ、 / .l  ̄ 三 ニニ ,lリ
,`ヽ、 f ,l! .,r'"
ヾヽ, `'‐ 、、_ l, , -─‐- 、 .リ ,.rr=‐、 ,-'"
ヾzヾ''て ̄ヽ, ヾ;、 )'" ,ィ'゙( .'-、_オ-'"
.゙'r'-z"'‐z:ユ':、 ' ニ二ニ='", -ヶzz==;:z{,ヽこ:-ぇ' `ヽ,
.,l! ./ ('r-" .', "''ー一''"´ .〃/( }.}.j lr''l'=tヘ^>!, ',
.l! ! .ソ Y⌒ヽ, ' ⌒ ヽ .'、.',l"'''ヘ,'ェ:十七゙,>オ, .l!
l, l, l! ヽ::::::::::::::。‐1ノ `ヽヽ 、、>= ニ二イ l! .l!
「よし、できた」
「何だかお前の関係する使い魔はやけにファンシーだな。趣味か?」
「もしそうだとしたら?」
「…すまない、足が臭いから近づかないでくれ」
…どっちみちひでえじゃねえか。
直下索敵判定、成功以上で発見、大失敗以下で破壊
1:ぶっ壊れた
…通信が途絶えた。
「…まあ、そういうこともあるさ」
「…だよな」
しゃあねえ、切り替えていこう。
【朝行動を終了します】
「妾のモノになれ、小娘!」
「…これって断った方がいいパターン?」
「知らんよ」
太陽高く上る頃、簀巻きにされた欅にアーチャーがふんぞり返っていた。
「無論貴様に拒否権は無い。妾の名を知ったものは須らく弑するか、あるいは服従を誓わせねばならんのでな!」
「…そこの二人もしてるの?」
「え、あー…うん」
「そうそう、あーちゃーさま、さいこー、せくしー、さいきょー」
「…車裂きの刑が好みか?」
セイバーに剣を向け、アーチャーの目がギラリと光り。
両手を上げてセイバーはため息を。
「まあまあ、落ち着けって、そんなことより先にそっちの女について話し合うべきだろ?」
「…貴様はいずれ殺してやるからな、セイバー」
「ご自由に、まあ、俺が死のうが生きようがどうでもいいしな」
「よくないって!」
ラグナがセイバーの肩を掴みぶんぶん振り回すのを尻目に、アーチャーは改めて欅に問う。
「で、だ、小娘、返答を聞こう」
「んー、せかいのはんぶん」
「やらん」
「むえー」
直下、欅返答【一応敵】+2
123:了承
456:保留
789:断る
7:断る
「んー、やだ」
「何? 死にたいのか?」
「いや、今殺されないはずでしょ?」
アーチャーの恫喝にも欅は気にする様子を見せず、相変わらずの表情で。
「だってやりたいことできなさそうだしー」
「…ふん、当り前よ、貴様は妾に服従を誓った時点で奴婢なのだからな」
「だからやー」
そしてそれっきりぷいと横を向き。
「嫌われたな、そんな怖い顔してるからだ、胸だけ大きく育って、栄養みんなそっちに行ったんじゃね?」
「…よほど死にたいらしいなあ? 達磨にしてブタの餌にしてやろうか!?」
「抑えてアーチャー! セイバーも口が悪すぎッ!」
「Zzz…」
傍らで起こる喧騒をよそに、寝息を立て始めるのだった。
『ココニネムル?』
【虹陣営の行動描写を終了します】
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【再開】
「礼装はぶっ壊れた。というかそろそろ場所を移動するべきじゃねえか?」
「一理あるな、あの狙撃を喰らっては元も子もあるまい」
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
3:移動
うし、なら動くか。
今は中心街の付近に落ちついてたが…、さて、何処へ向かうかね。
「あまりコイツが目立たんとこがいいな」
「Guuuuuuu…」
「そりゃまあ、な」
直下、移動先判定
12:敵と遭遇
34567:何も無し
89:味方と遭遇
3:何も無し
…と、いうわけで少し離れた高台に移動してみたが。
「敵の姿は無いな」
「ついでに言えばフェルディナたちもいないけどな」
…どうも、遭遇しにくいな。
「…」
「どうした? ライダー」
「いや、人の営みという物はやはりいいものだな」
「…ああ、そうだな、だから、守らなくちゃいけねえ」
「それが少数の犠牲の上に成り立つならば、か?」
痛いとこついてくるな、コイツ。
「まあ、復讐者である私の台詞では無かろうよ、忘れておけ」
「…ライダー」
「何だ」
「…いや、なんでもねえ」
【昼行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1
77:自陣営に有利な特殊判定
直下
`、
`、 ___
`、 ._,..'´ "''・ 、 ./
`、 ._,..'" `・、 ,-――-'/
`i .`ー---‐'´ _,..-'''""'''-.._ .`・、__,..-'" /
.| .ー'´ ゝ ./
.| .`、 / ̄| ̄ヽ .| / ./
.| | .{ ......| } .| ./ ./
.・、 .| |.iコ , iコ.| ノ / ./
.・、 /、\ ヽ、ヽptttty/´ /`〉、_,..-'''"_,..'"
.`ー――''''´.| ・、 \  ̄|`' ' ' '| / / |_,..-'''"
/ ヽ、 `ー/ヽ、ー‐' ./ .`、
,' .,、 ̄ ̄ . ̄ ̄ .,ィ `、
.| |ヽ、 _ ノ | .`、
| .|、  ̄´,-‐-、 ー‐'´ .| |
| |、 ̄ |彡 `ヽ、 .~ ̄| |
| ~`ヽー .i_,.--、 `ー――― |
.`、 ``ー-'´ .ミ}・、 .|
.>._________ミ_,..'"`Tx___ノ
/ ,..| `i' .|
/ _,..-'''" .| | .|
( `i ,..-'" .| | .|
ヾー―''´`、 | |`、 |
`.、 .| | .| `、 |``ヽ、
`、 .| ...| .| `、 /`ヽ、 ヽ、
./ ヽ .| .| `ヽx、_` `・、
._/ __ノ .| |  ̄7 ``・、
(___/ .| | '==='
.||
123:チーム髑髏に遭遇
456:欅脱出
789:「協力いたしましょうか?」
舌戦、きかなくなりましたね…
0:さらに特殊判定
-―‐-
/ `丶.
_/ \ \.へ
_{::/ / } \ ,ン(_)く
/:::/ / /ハ | ヽ く__/ ヽ
ヽ:;ノ /レ'/ イ |从ト l { { }j
/ィ {ィ" |` T ‐- | i {ハヽノト
|! i ハj.._ | |‐- /| l ヽ}ノ|ト、八
|! | {rャう、 | /T¬ァ ト、 {、 |ト {ー\
/| i |、{ハ cり /ィ'{ 弋rぅl/ )ヽ)lj
| | トヽヘ'"" """ノt'"
j 人ミ:、 >..、‘`_.. イ7Y}、__
´ \ /:::::;ハf{下ンイ{ノ^ 7トヽ
/::::〃 ,ン'示¨ヽ 〃::::::::、
/::{:::{{ 7/ |::トく //::::::::::::ヽ
{::::::::ヽ{{∠!L..|::|ヽV/:::::::::::::::::::ヽ
ヽ::::::::{ l」Oレ' ̄7:::::::::::::::::::::::人
}―ヘ l} l} l} l}\::;ノ:::::::::ィ^Y^ト、
, -- 、 /::::::::ハ l} l}ol} l} /::::::::::::/〃 八ノ
/ } /⌒V::::';、l} l} l} l}イj:::::::::::/:::{{ノ::::::\
_| / / /::::::::} l} l} l} l}//::::::}ー八_ノ⌒ミ>、
/´(__j /__/ /:::::::::/ ,l}、l}゚l} j{fノ::‐::::}ン:::::::)__彡ィ{\_
r人 / ´ `/:::::::::; イ\l}__l}_l}/:::::::::::/:::「{⌒7::::::::「{人ノン^ヽ __
/(__ノ)ー{ , 、 }::/:/:::/、ノj}ノl}/:::::::::::::::/:::::j人イ)::::__ノハY⌒Y^Y´ }〉
r‐くY^ソ´::::::::>、 __,ノV7、:::: l∨:::::::::/:::::::::::::::/::/{:::人::::ノJ:::::::}ーくレヘ /
_人 `Y^(⌒ン{ } )ィ⌒Y^ト、\|/_斗<\:::::::::/ィ^Y⌒)_ノVン_z=く__ノ {f彡⌒ンマ
{ -ヘ)_,ノし'^Y⌒ヽノ(_ノ^ン(_人 \|_人_ノY\\:/:Jノしヘj:::::::::) ヘ}人 >ーく ノ
んJ人)ーヘ/ ̄ ̄ ̄弋ノしJィンゝJ_ノ^ンヘ}うノヽ|::::::::::::::::::;>'ン'^Y⌒ン>くノ` ー'⌒ヽ.}イ
廴んヘ./ 弋しヘU / (_.ィ (人j人|:::::::::;z<(⌒K_jしイ/ \_ノY⌒ン/
`ン/ / /-‐く,ノJヘj⌒Y rく廴jィz-‐ 'ー-、  ̄`ヽ{
/ / / `'<⌒YYン-‐ ⌒7⌒)ン^ソ__ })
/ / / `< >zン" ` ー-‐ '´
/ / / \__ . イ
三三三ミ: 、 / / /レヘ人_
三三三三ミ\ /__. -―- 、__{ / /|^'ー'^
三三三三三ミ:\/ ´-===- _ / // |
 ̄ ̄ ̄ ̄`ヾY/彡三三三三≧=- .__ / // /
`¨ ミ: 、三三三三三三三≧/ // /
`' ミ:、三三三三三三|// /
直下
123:暴発+脱出
456:協力者
789:覚醒イベント
>>397 連続の場合加算されてるので使えますよ
【舌戦】使用、直下再判定
123:暴発+脱出
456:協力者
789:覚醒イベント
これってどういう状況なんだ?
2:暴発+脱出
. \ハ/ハ/ハ/ハ/.: : : :. :.ハ: : :.、.: : : :. :.ヽ{ハ/ハハ/ハー<ハ/
 ̄/ヽ// : : : : /: : : :ヽ: : \.: : : :. :.Vハ/∨ハ/ハ/
,: : : :/.: :. :. .:./.: .:.i : : : : : : : : ヽ: : : : :∨: : : V//
|: : : i|.: :. :. .:.j.: .:./|.: : :.ヽ: : \.: : : :. :. :.ヽ.:: ::.|´
__|_:人__/:/l/ :|: : : : ト、: : :.\ |.: : :. :.|: : : |
 ̄ | ̄ヽ/ ̄.:.ハ/`ト、ヽ.: : :.ィ´\: : : :ト.: :.i リ.: : :.|
|: : . l| : : :〈 f千うk ∨\lィん下〉フ: : :.ハ|: : : :.|
. |: : : :|.:.|: : |:i 弋ツ 弋ツイ: : :.イ |.: :. .:.|
. |: : : :|V|: : トゝ""" ' """ }/: :| .!.: :. .:.|
. |: : : :| | : 从 , 、 /: : :, :' !.: :. .:.| ←主犯
|: : : :| jハ: : :.>r 、  ̄ ,_ィ/: : :/:/ :| : : : :|
|: : : :| ヽ: | \\ー</ ハ/l/レ' | : : : :|
. |: : : :| ` /jヽ `ー' V\ |: : : :!
. |: : : :| , ィ ′ノヽ |i | ` 、 | : : : :|
. |: : : :|/´ /_\ |i | `>、: : : |
|: : : / i /{:. : .`j}\ __,|L |i / l.: : :.|
|.: :./ :! 〈 }: : : .j}-// ̄V」l / |.: : :.|
|: : , V/, /{_:_/j}〈/o ∨ / :!.: : :.|
. |: : l ∨ | |: : :ノ V/,o V ,'.: : : :|
. |.: :.| l | | ̄ V/,o 〉、/ /: : : : :|
123:3人
456:2人
789:1人
>>405 77ほど良い判定では無くさらに突飛になった判定、といったとこですかね。そこまで不利な判定にはなりません
直下から↓3、負傷メンバー(被りは安価下)
12:欅
34:凡人号
56:ラグナ
78:セイバー
90:アーチャー
オレンジ暴発 どさくさで欅脱出
負傷はするよ!でOK?
>>410 ですね。
5、4、9:凡人号、ラグナ、アーチャー
直下、凡人号負傷判定
↓2、ラグナ負傷判定
↓3、アーチャー負傷判定【サーヴァント】-2
1234:無傷
567:負傷
89:重傷
4、4、1:全員無傷
ペラ・バレンシアは考える―――。
私がこの馬鹿気た戦いに参加している理由は何だったっけ。
そう、一族を殺したにっくき地熱発電所の抹消。
その願いを叶える為なら、この身など惜しくは無い。
でも、最近なんだか今の状況を楽しんでいる自分がいる。
馬鹿がいて、いい奴がいて、仲間がいて。
…久々の感覚で、何だかよく分からない。嬉しいのか、喜んでいるのか。
そんなモヤモヤを晴らすには…。
「よし、じゃあ科学っぽいとこブッ飛ばしますか」
そして彼女は至極短絡的に砲撃を開始するのだった。
「アーチャーから念話で怒られたのよね。ムカつくけど、下手にそうするのを避けなくちゃいけないのも事実」
鼻歌まで歌いながらバレンシアは照準を合わせ。
「なら、さっきの場所とは違うとこ狙撃すればいいわよね、吹き飛べ糞虫どもッ!」
その砲撃は、流星のごとく飛び出し、彼女の心は晴れる。
そして着地点。降りしきる火山弾から逃げ惑う一行。
「またかぁっ!? 何なのだ、あの小娘は!? 敵の間者ではあるまいなッ!? あ、燃えてる! 妾の服燃えてるッ!」
「…オレンジのバカーッ!」
「…ツイてないねえ。って、あっちゃー、逃げられたッぽいな」
「何ィッ!?」
それを尻目に欅は凡人号を器用に操り、鉄火場からの脱出に成功する。
「ふー、死ぬかと思ったよ、…何処いこっか?」
『イッテイーヨ!』
直下、欅の移動先【馬鹿】-1
123:単独行動
456:髑髏らと合流
789:貴方と合流
6:髑髏らと合流
直下、他陣営の描写、成功以上で合流後の刑、失敗で虹のその他
7:合流後の行動
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【再開】
厳かな神殿が高台に見える。
そんな街の喧騒を離れた場所に、場違いな一台の自動車が停車していた。
その中には三人の人影。何かを話す欅とそれを茫然とした様子で聞くフェルディナと髑髏。
「と、いうわけなんだよね」
「どういうわけなんだろう」
「大丈夫ですよ、髑髏、私も分かってませんから」
『ショウガナイネ』
凡人号の台詞に全員が頷き。
そしてフェルディナが立ち上がる。
「とりあえず、説明の方は悪霊ちゃんの方に任せるとして」
「まず、ぼくたちのやるべきことは」
「隊長の発見ですね。髑髏、欅、これを」
二人に小型の機械を渡し、フェルディナは立ち上がる。
「何? これ?」
「簡易ではありますが、前回の時代で通信機を作成していたんです。色々動いている間に忘れていましたが…、とりあえずこれで連絡を取り合いましょう」
「じゃあ…」
「今の指揮権は私ですかね。…はあ、では各員、隊長を早急に探し出し、接触を!」
「りょうかい!」
直下、索敵結果【三人】+2
123:何も無し
456:敵を発見
789:貴方を発見
4:敵発見
直下
12:赤
34:菫
56:緑
78:橙
9:紫
5:緑
「…ううむ、残念ながら敵ですね、アレは」
物陰から街角を覗くフェルディナは一人つぶやく。
その視線の先には。
「あ、いらっしゃいませー。え? いや、奴隷じゃなくて、いや、まあ奴隷かもしれないんですが」
「…何で働いてるんでしょうかね」
花屋の角で何故か働くクロヴァスの姿。
「…まあ、ラグナ・クリムゾンの話で聞いていたよりは元気そうで何よりですが」
「いらっしゃいませー」
「…お仕事はお仕事ですからね」
直下、フェルディナ行動【緊急事態】+2
123:そのまま観察
456:接触
789:無視して探索続行
7:探索続行
「…接触して人質に取るのも一つですが、あまり二の轍を踏みたくはありませんし、ここは大人しく置いておきましょうか」
頷き、フェルディナはローマの空に飛ぶ。
「いやあ、つけててよかったステルス機能。…といっても、バレるときはバレますが。…材料さえあれば」
クロヴァスは花屋の店先でその影を見る。
「? 今の…」
「おーい、これ一つ」
「あ、はいはーい」
【昼行動を終了します】
「また日が沈むな」
「どうだ? お前の生きていた時代と比べて」
…俺の生きていた時代なあ。
「んー、綺麗は綺麗だな、まあ、やっぱ地に明かりが少ないからだろ」
「そうか。…私はあまり好きでは無い」
「…火か」
「ああ、…やはりなあ、最期という物はあまり思い返したくは無いものだ」
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
4:休息
「…アゴの分休息取っとくか」
「? 仲間を探さなくていいのか? 薄情者め」
「…いや、お前の言っていた悪い予感てのがな」
「予感は予感だ、あまりアテにするなよ」
…まあ、そうなんだが。
【魔力が回復しました。完全回復まであと一回の休息が必要です】
【夜行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【夜】+1
3:日常
直下、刑索敵結果【三人】+2
123:何も無し
456:敵を発見
789:貴方を発見
↓2、虹メンバー
12:赤
34:橙
56:菫
78:青
9:紫
8:貴方を発見
【発見されたので描写は後回し】
5:菫
直下、静馬の行動
123:合流(赤)
456:合流(その他)
789:自問自答
3:合流
「…それは、オレンジが散々なご迷惑を」
「いや、いいんだけど、というかヴァイオレット、オレンジって君の家族かなんかだっけ」
「そういうわけではないんだが…、その、なんとなく」
夜も更け、降り注いだ火山弾があちこちにクレーターを残すその場で、合流したラグナと静馬が互いに頭を下げていた。
「あはは…、まあ、一時はどうなるかと思ったけど、仲良くなってくれてよかったよ」
「仲良く、か」
「…まだ、悩んでるの?」
「…すまない」
顔を曇らせる静馬にラグナは緩く笑いかけ。
「うん、悩めばいいよ。だって、大切な願いだもん」
「…すまない」
「…横槍悪いね」
ラグナの言葉にもまだ表情を明るくしない静馬を見かねたようにセイバーが話に割り込む。
「…アンタ、できるなら早いとこ吹っ切れな」
「吹っ切れる…」
「いや、まあ、どうでもいいんだが。俺の仲間はほとんど全員拷問の果てに嘘を吐かされた。俺も含めな。だから俺はどうせならその嘘の通りになってやろうと思ったんだが」
まるで世間話をするように己のアイデンティティーを語るセイバー。
その様子にラグナは目を丸め。
「ちょ、ちょっと、セイバー。そんな話」
「してねえし、俺もそれが本当かは分かんねえ。どうでもいいしな。で、だ、とりあえずどっちかに吹っ切れた方がいいぜ」
それだけ告げるとぷいとセイバーはアーチャーの方向へ歩き出す。
「そんだけだ。俺はアンタがどうなろうと正直どうでもいいが、俺みたいな人間になりそうだったんでな。じゃ、俺はあの高慢女からかってくる」
その背中に、静馬は静かに。
「…吹っ切れる、か。オレンジにも同じことを言われたよ」
「…そっか、でも、急ぐ必要は無いからね」
「ああ、…お前たちが根っからの悪人でないのは理解している。だが、オレンジやイエローの行動は俺の憎むテロリストのソレだ。だが」
「落ち着いて、思考の迷宮に嵌ってもろくなことにはならない。だから今は」
「…すまない、もう少し、もう少しだけ、考えさせてくれ」
静馬はラグナの元を離れ、背に負う刀に問いかける。
「…答えてくれ、ホタルマル。俺はいったい。…いや、答えは出ているのか」
その答えは
その知らせは、俺を驚愕させるには十分だった。
そろそろ眠ろうかとしていたその時、現れたフェルディナ。そしてその連絡により合流した他のメンバー。
…すぐに、一人数が足らないことに気が付いた。
「…ヘルパーが」
「…はい」
髑髏から聞いたその言葉。信じたくはないが、事実には違いない。
…また俺は。そして落ち込みそうになったとき。
「…失礼します」
「…怒るなよ?」
両方向からのビンタが俺を押しつぶした。
「ぴげっ!?」
「あ」
「ほう」
その手はフェルディナとライダー。…いや、どっちも人間より強いんだから手加減ッつうモノをだな。
「いや、すいません」
「まあ、いい薬だろう」
…んだよ、いい薬ってのは。そう言おうとしたところでフェルディナの剣幕に口を閉ざされた。
「いつまでそうしてんですか! 隊長が足臭くって固茹で気取ってる甲斐性無しだってのは百も承知ですがね! 隊長には隊長の役目があるでしょうが!」
「…っ、俺の役目」
「そのとおりだ、まったく。己の能力不足を嘆くのも、散った仲間を悼むのも結構、だが、その前にお前には仕事が残っている」
「…仕事」
「それすら説明しないと分からんか?」
かぶせるようなライダーの台詞に何とか暗闇に陥りかけていた気持ちを取り戻す。
…そうだ、ここで落ち込んだって結果はかわりゃしねえ。
俺に今、できることは。
「…髑髏、フェルディナ、欅、できる限り相手の情報を頼む! この時代で出来ることを探るぞ!」
「…ふん」
この状況で何ができるかを考え、行動し、指示することだ。
「…神性に対する完全なメタ、か」
「ええ、ヘルパーは龍の部分で喰われましたが、ライダーでも正直厳しい戦いになるでしょう」
「加えて高位の【皇帝特権】か…私の【カリスマ】や【計略】も相手の取るスキルによっては厳しくなるだろうな」
「ヘルパーの場合は【高速神言】でしたからね、もしかしたら同じスキルを取った上で勝つようにしているのかもしれません」
「…しかも【精神汚染】持ちでもあるのか、虚脱も効きにくいだろうな」
◆無辜の怪物:B
暴虐なる始皇帝。
漢の時代により形成された現代まで続くイメージに浸食され、その心身に変異を及ぼしている。
具体的には鼻は高く尖り目は切れ長、胸は鷹の様で声は豺狼の様に。
恩を感じる事はほぼ無い、冷酷残忍で粗暴な人物という印象に精神が浸食されている。
【【精神汚染】スキルを獲得する】
◆精神汚染:B
/ l 〈(7::r‐'ノr‐く>=彡イ | |l l | l | 〔(_ノハl l |
|l |〔(/:::ノ/rヘ/ イl| | l| |l |i | |l l| ` 二}∨厶、
|l |〔(|〈_/rヘ/イ l||¦ l||l i| l|¦|l|l|li||l| l|l l く<フ 小二)〕
|l |〔(|ノ|| |)〕| |l|l|i|| | |l |l|l|l | |l|ll| ||l|l|l||l| l|l|_|l |〈〈__/ 小、_ノリ
|l |〔(|彡=く | |l|||l|| | |l l|l∥| |l|ll| l∥|_」!イ | |l | |ト-1l| |ト-く
||/イ|く__ノ八|l||||l| | |l l| | | | | | Τ|l j≫≦ミメ |l| |:| | |l | |
||ヾノ小ーく | |l|||l | l | ⊥ | l | | | |〃l o l |l|〈ノ | |l | |
||/イl|く__〉〉|l |l|, イ | | | l l | l 、=彡 lリ | |l|丨 | |
||ヾノ小ー1丨ヘ| | ≫=ミ / | |l|| :| |
|| | |il |il |ili |il |l 〃{ o | |l| |::| |
|| | |il |il |ili |il l:: ヽ=彡 、 ハll|亅::| |
|| | |il |il |ili |il |:∧ /ヽ ィ /| |l\i:::::| |
|| | |il |il |ili |il |: /∨ ノ ┐ < __/ / l| |l||::: | |
|| | |il |il |ili |il | l ト l´ ノ イ_.∥|l||-..| |
|| | |il |il |ili |il || | |___| { __ / /|∥|l|l:::::::\
|| | |il |i,- ──-ヽ \ \ヽ  ̄ `ヽ_/::::::|∥|l||:::::::::::::\
|| | |/:::::::::::::::::::::::::\\ ` |::\:::::|/|l||:::::::::::::::::::\
|l/::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ̄`ー― ---、〈 ̄廴ノ⌒7 |l||:::::::::::::::::::::::::\
無辜の怪物による精神浸食。
精神が錯乱し ているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウト出来る。
目の前で残虐な行為が行われていても平然とし、残虐行為を率先して行う。
【同ランクまでの精神干渉スキルを無効化する】
…ほんっとうに完全なメタじゃねーか。
「どうしますか? たたかえないこともないですけど」
「むーん…、私でも正直厳しいって分かるなー」
「…この時代は諦める、という作戦もありますが」
…確かに、下手に戦って消滅判定なんざシャレにならねえ。
こっちのアーチャーが逆にメタになってるし、ここは退くってのもアリだが。
ただ、ライダーの令呪は一画、ライダーの物量で押せば行ける可能性もある。
…どうするか。
「まあ、判断をするのはお前だ、私は任せるぞ」
「…思ってたけどよ、結構お前責任投げるよな」
「勘違いするな。まあお前が信用できる人間だと判断したから言うが、私は強い願いに惹かれて来たのだ。その願いの実現くらいまではまあ、手を貸してやろうというだけだ」
「…要するに?」
「お前を信じている。…満足か?」
…ああ、それなりにな。
00:25から↓2、この後の方針
1:交戦を狙う
2:令呪一画使用し撤退、この時代を諦める
3:自由安価
1
>>454 戦う
考えろ、そして導き出せ、最良なんざ無い、最高なんざ無い。
常に最悪の一歩先を考えろ。俺は、どうするべきだ?
息を吸い込む、集ったメンツを見る。どの目も、俺を見ている。
「…俺に賭ける気はあるか?」
「残念ですが、私に拒否権は無いので」
「ぼくは、きっとたいちょうさんが」
「言っただろう? まあ、愚策でも止めはしないという意味でもあるがな」
皮肉ばかり言いやがる。…なら、話は決まりだな。
「打って出る」
「方法は」
「今から考える」
「何だそりゃ」
「悪いか」
全員が、頷く。…あれ、ここは任せたとかそういう場面じゃ。
「アホですね」
「やーい、未来人のばーか」
「短慮は何も生まんぞ?」
お前等嫌いだ。
…だけど、誰も提案を否定はしねえんだな。
「…やるか」
さて、どうなるか。…しっかり考えねえとな。
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。次回、試験的に作戦案とってみましょうか】
【そういや使わず残った令呪の扱い考えてなかった】
直下
123:ヘレネに移行する
456:雲散霧消
789:残る
1:ヘレネに移行
__
, -、 > `> >¨`ー-、
i、 ヘ´__|__ヘ ̄/ l´、__iヽ、
/`ー一' >'´  ̄ ̄ ̄`ヽ、 / .,-ヽ、,、
`7V / / `ヽ/` ̄/ ヘ、
, --' / ,' ヽ/ | ヽ
|, -、 ./ / ! ヘフ´iゞ ヘ
`フ / / ', ', ', ', ヘ
i´ ¨.,' i ', | .! ! .',-‐',. ヘ
| | ', ! ', .! .! .!、 .!、 ! |-'´.', ヘ
` ̄| ', ', ! .! l !∨_V_ヘl .!´ヽ ヘ、. ヘ
| \ ', ',ヽlヽ、 .,'V /て心>| |´`〈-、',ヽ. ヘ
', ヽ!r'示㍉\/ ゝ-' ! !´ゝノ、 ヽ ヽ ヘ
', i. 弋リ ,' .,' /ノ ヽ|、_ ヽ. ヘ
', ',ヽ ', 〈 ,' /´/`ー-、ヽ`iヘ ヘ
', ', ヽ、', , -―‐、 .,' , ./、 '―-、', 〈 ヘノ、ヘ ヘ
< ̄ヽ、 ヽ、ヽ、.ヘ ヽ、 ノ ,'/|/ | ̄`i/ ', ヽ、ヘ `iヘ ヘ
`ヽ、`ヽ ,-、 iヽl\ '\. `ー' /___!__| l ! /‐ァ ,'_', ヘ
\,-┼┴-、 ,'./ メヽl.) > 、 _ , イ´::::::::::::::::::::`!_! -‐'´>二ニニ>ァ_ ',
. | ./,---、`i // < /、/`/7:_/;::::::::::::::::::::::::, '/, -‐'<三―--、  ̄/ ヘ
. |// i-、 ', ',ヽ、 /´ __,! ̄! ./:/´ ./イ:::::::::::_,-‐// < /::::::::::::::::::`ヽ、``>',
. ヽ、ノヽヽゝ' i / /´:::::::l ̄ _,/:/ゝ=' ' !, -‐'´::/::/ .><:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ,' .ヘ
. \ ``┐ ! / /:::::', ̄! ./::,イ/:::/:|::::::::::::::::/:::::,' ., ' >::::::::::::::::::::::::::::::::', ヘ
. `ヽ .! .! / /:::::,、i´./:/: :/::::,'::,'::::::::::::::/::::::,' 〈 <::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',. ヘ
| ´ .|,'./::::<´ .!/_,.'::,'―┬.,':::,'――-,':::::::,' / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ヘ
l .!/:::::::::ヽ/, ':, ' ./ ,':::,' |::::::::! / /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ. ヘ
| |::::::::::/./::/ , ' .,':::::! ',/`ヽl/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', ヘ
. l .!:::::::/ /::,' ./ .!:::::| /::::::::::::::::::::::, -'´二::::::::::::::::::::::::::::ノ ',
. ,' .|:::::,' /::/ ,' !:::::| ヽ、::::::::::::/―--i¨i-、_::::::::; -'´ ',
【では再開】
「…しかしなあ、戦うといってもどんな案があるんだ?」
「令呪をつぎ込めるだけつぎ込むとか…、あとは」
「とりあえず出せる案出して結論出すとするか」
18:15から↓3まで、戦闘案
索敵で相手鯖を発見次第、魔獣を一匹ずつ送り込み連戦でへたったところを叩く
>>479-481
…それなりに案が出そろったな。
「とりあえずはそれぞれの利点、欠点を出していくか?」
「ですね」
まず、第一の案だが…。
「①索敵で相手鯖を発見次第、魔獣を一匹ずつ送り込み連戦でへたったところを叩く、だが」
「有効な案でしょうね、こっちは相手の動向を把握でき、一方的な消耗を強いることもできる」
「加えてあわよくば、こちらが少しも触れることなく倒すこともできるかもしれんな」
それくらいが利点か。
「欠点としては、やはり俺自身の魔力消費だな」
「ですね、そうやって弱っているところに相手からの強襲を受けてはたまったもんじゃありません」
「加えて、俺達は全員が来ていないが、奴らには人数というアドバンテージがある。索敵や、襲撃をマスターとはいえ多人数でやられるのはキツいだろうな」
「…まあ、こちらは確実な安全って言うアドバンテージがある以上文句は言えませんが」
で、次の案か。
「②使い魔やワニを罠としたゲリラ戦。また、トリーズナーと接触し、今回は味方にできないか交渉。虹勢を叩くまでの停戦でも構わない。ってことだが」
「要するにおびき寄せ、こちらで召喚したユニットで戦闘、というわけか」
「利点は前の案と同じでしょうかね」
「トリーズナーなあ…」
「取り込めれば何とか差を詰めることが出来るんですが」
…そして問題点として。
「欠点もほぼ同じか」
「はい、…それと、おびき寄せる、あるいは接近する方法も考えなくてはいけませんね」
「一度やられた手は誰だろうと警戒するものだしな」
「とりーずなーとへたにせっしょくするのも…」
「奴の気分次第で襲われかねん」
最後の案は…。
「③一方的マスター戦を仕掛ける、か。これに関してはフェルディナと髑髏、使い魔に鰐、あとはあのスーパーカーあたりに担当してもらう形になるか?」
「ですね、まあ、勝てるかどうかは分かりませんが、令呪を減らす、人質を取る、と色々な手段が考えられますし」
「一人ずつ倒せられれば人数差を埋めることに繋がるだろうしな」
ただ問題は。
「どうしても人数が分散するってことか」
「いえ、固まって戦うのも一つですが…、同時に襲撃した方が相手に見つからない可能性は高いですしね」
「相手にも固まられたら面倒だもんね。それに失敗した時が…」
「欅みたいな人質の可能性もあるな」
どれも一長一短、というか全体的にどの策もリスキーだな。
…どのプランで行くかね。
18:45から多数決、先に三票
1:連戦狙い
2:ゲリラ戦
3:マスター襲撃
【もうしわけないですが、本日これだけ。次回から案に従い行動していきます】
【申し訳ない、本日お休み】
【私事ながら水木先生に敬意を表します】
【TIPS:願い無き者たちの密談】
遠く、何処か異国。
見慣れた砂塵と大河の流れは無く、ライダーは遠い場所に来たものだと一人心地る。その脳裏に広がるは最期の光景。灰の中で一人、意識を失う光景。
未練があるわけでは無い。あの時代を、腐敗した古王国を自らの手で幕を引けたことにはむしろ満足さえしている。
またがった鰐の唸り声に喉を撫でるその視界に、雪片の様な影がちらりと映った。
「…む、ヘルパーか。何の用だ」
「いえ、特に用があるというわけではないのですが」
手に乗せれば溶けて消えそうな淡い笑み。
そのくせ光る眼は覗き込むと星空を見ているようで、正直なところ、ライダーはこのヘルパーを苦手に思っていた。
何とか遠ざかってくれないかとあえて尊大な態度で挑む。
「ふん、だからといって私に近づくか、物好きなことだな」
「まあまあ、そう肩肘を張らずお喋りでもどうですか? 似た者同士」
しかし、そんな態度もするりと躱され。
仕方が無くライダーは話に乗ることにした。
「似た者? 私と貴様かが? ハン、馬鹿を言え、貴様は勇者を守る姫であり、私は復讐の王妃だ」
ヘルパーの真名は凡そ把握している。だが、こんな状況だ、突きつける必要も意味もあるまい。
そう考えながらライダーは半ばやっかみのようにヘルパーの言葉を跳ね除ける。どうせまたするりと躱されるのだろうと。
だが、意に反しヘルパーの顔は曇る。ころころと変わる本心を掴ませないその態度に、改めてライダーは苦手意識を強め。
「だとしても、…私はそう思うのですよ」
「…煮え切らん奴め。…ううむ、似ている、なあ?」
「例えば、…願いが無いといった部分などは」
ヘルパーの言葉にライダーは咄嗟に反駁を。
「馬鹿を言え、私はあるぞ? あの復讐に満ちた青春を取り戻すという壮大な夢がな」
「…それは現界後に抱いた夢でしょう? 貴女は言っていたじゃありませんか」
「むう、確かにそうではあるが」
確かにこの願いはこの戦争の中で適当に思いついたものだ。正直に言えばあまり執着は無い。
そんな心を読んだようにヘルパーはまた微笑みを宿しながら語りかけ。
「私は思うのですよ、ライダー。今回呼ばれたサーヴァントには異質な者が多いと」
「それが我々だと言うのか? 願いが無い、という者が?」
「ええ、あるいはあちら側のランサーも。…サーヴァントというモノは本来、生前の後悔を背負い、その一部分が召喚される亡霊のようなモノ。ならば我々は一体何なのでしょうか」
ヘルパーの言葉にライダーは、なるほどと顔には見せず納得する。その目は遠くを哨戒する他のサーヴァントらにも向けられ。
確かに、この戦争は望み有ってこそ答えるもの。時にはバーサーカーのごとき戦闘狂もいるだろうがそれとて、戦いたいという願いを持ってこそ。
しかし、ヘルパーが言うようにライダーやヘルパーといったような『自分の願い』を持っていないサーヴァント。
いや、正確には『他人の願い』が『自分の願い』であるようなサーヴァントはそういないだろう。
なるほど、確かに異質だ、と一人ライダーは頷いた。
「ライダー、貴女に願いはありますか? 後悔はありますか?」
「…無いな。メンテスフィスの復讐は果たした、まあ、その後死んだのは我ながら早計だったと思わんでもないが」
「なら、何故に呼ばれたのですか? 応えたのですか?」
その答えは単純だ。彼女は強い女だった、だから、自分の力を望むのならば、答えてやることも吝かでは無かった。それだけだ。
…だが、それを言うのはそれなりにこっぱずかしい。
何と誤魔化そうか目を泳がせるライダーはヘルパーの口元が少し嗜虐的なモノになっていることに気付く。
「…貴様は何を言わせたい」
「いえ、、素直では無いなあ、と」
「…これだから頭の冴えるヤツの相手は嫌なんだ、というか、私はお前が苦手だぞ、ヘルパー」
もはや取り繕う必要も無いだろうとハッキリ嫌い宣言を出すライダーに、ヘルパーは知っていましたというようにまた笑う。
「ふふ、私たちのように完成されたサーヴァントは、揺らいでいる誰かを導き、共に戦うために呼ばれるのでしょう」
「本末転倒…、でもないのか。本来この儀式は使う側の為のモノだからな」
「ええ、ですから私たちも仲良くしようではありませんか」
「それとこれとは別だ」
ふてくされるように横を向くライダーにヘルパーは近寄り。
「…ねえ、ライダー」
「…何だ」
「約束をしませんか?」
「約束?」
「どちらかが先に消えるようなことがあるならば、残したマスターの面倒を見る、と」
「おい、ふざけるな。貴様は根っからのお人よしだからそれでよいかもしれぬが私にメリットが何も無い!」
「…そうですね。では、このお話はお流れということで」
ライダーが拍子抜けするほどあっさりとヘルパーは離れ、自らのマスターの下へ向かう。
「では、もうしばらくの間でしょうがよろしくお願いしますよ、ライダー」
「…はあ、よく人を知る相手は面倒だ」
ライダーはその背にため息を吐きながらまた唸り始めた鰐を撫でる。
そして、ふと振り返り己のマスターを確認した。
ヘルパーの消失を聞いたとき、ライダーは真っ先に彼女のマスターを見た。
その表情は哀しみこそあれ、決して負けた者の、諦めた者のソレでは無い。
慌ただしく動くメンバーの中、ライダーは一つ息を吐き、今はいないヘルパーに語りかけた。
「…どうやらな、心配はいらんようだぞ、ヘルパー。…次は私の番だ。お前の願いが助けることならば、私の願いは」
【再開は遅くに】
【七家さんとこで石燕が語ってるのですが、妖怪に関してなら自分もすげえ語りたい。再開】
1:連戦狙い
…現状、戦況は絶望的だ。こうなったときは守りに移るより積極的に攻めたほうが良かったりもする。
相手がそれを考えていなければ、だがな。…どのみち大博打だ、できるならハイリターンな道を選んでやろう。
「よし、1のプランで行くぞ」
「…つまり」
「積極的に魔獣を送り込むんですね」
「ああ、正直無理が前提の厳しい策だ、最悪の場合は令呪で逃げるぞ」
「了解です」
俺の指示に全員が頷く。…とりあえずはコレで行くとして。
背後のライダーが視線を向けてくる。…まあ、言って来るならお前だろうと思ってたさ。
「…言うなよ」
「フン、全員が理解しておろうて。この策で最も厳しくなるのはお前だと」
「…分かってるさ」
それを承知で引き受けてくれてんだ。…やれることはやるべきだろうが。
顔を叩き気合を入れる。さあ、ここからは背水の陣だ。勝てる確証も負ける絶対もねえ。どう来る…!
直下、虹アーチャー陣営の位置を把握しているか、成功以上で把握、失敗で把握できておらず
3:発見できていない
【第4クール:三日目】
…ううむ、楠木やコノリエの飯が恋しい。
何だかんだで話しているうちに朝になってたし、欅も慌ててて敵の現在位置知らねえって言うし。
まずは探すところからか。いや、場所を特定されないために移動するべきか?
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
3:移動
まずは移動しとくか、この場所が割れてねえとも限らねえ。
「というかダークブラックの存在がある限り、鳥が全部敵に見えて割と怖いですよね…」
「そうですね…、はおとがするとついついびっくりします」
「? 何が怖いの?」
…うん、青髪は相変わらずアホだな。よかったよかった。
直下、移動結果
12:敵陣営と遭遇
34567:何も無し
89:隠れるのに適した場所
5:何も無し
…先行部隊は適正存在感知せず、と。
うし、じゃあま、行きますかね。
「そういえば部隊を分断しますか?」
「ん?」
「いえ、通信機を作成しましたので、各部隊の連携は取れるでしょうし、ある程度の攪乱、陽動もできると思いまして」
「あー、成程。だがそれはお前たちが捕まりかねんよな」
「ええ、もちろんアーチャーらに出くわしたら逃げますが、上手くサーヴァントを連れていない陣営に当たれば、こちらで対処はできるかと」
…成程な、こっちとしては魔獣を送り込む本丸叩かれんのが一番厳しい。
その芽を潰すこともできるわけだが…、捕まんのも加え、ここの守りが緩くなる。
…どうすっかね。
メンバーを分断するか、22:40から多数決、先に二票
分断しない
>>508-509 分断しない
…いや、やはり危険だ。
「分断はしねえ、あっちには人数って言う有利要素がある。それに対抗するにはこっちも数で向かうしかねえだろ」
「確かに、それもそうですね。では、また哨戒に向かいます」
「おう、頼んだぞ」
【朝行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1
3:日常
直下、刑陣営成功以上でもう一回、失敗で無し
↓2、虹陣営
12:赤
34:橙
56:黄
78:青
9:紫
8:もう一回
8:青
…結局朝まで話してたからか案外時間があるな。
日が昇り切るまでになんかしておくか?
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
1:索敵
よし、じゃあまずはアーチャーの探索だな。
「人数が増えて方法も増えたが…」
「まあ、うかつに動かさん方がいいだろうな」
「そういやフェルディナの使い魔もどきも残ってんだよな。それも使えるし」
↓2、索敵方法選択
1:自分で
2:誰かに
3:複数で
4:洗脳して
5:使い魔で
6:その他
5:使い魔使用
よーし、じゃあ頼んだ使い魔。
直下、成功以上で発見、失敗で成果なし、大失敗以下で破壊
0:特殊判定
/⌒ヽ ___
/ ヘィ `ヽ _j|_
,' r'" 7 ヽ  ̄|! ̄
! / ,. ∧、 ゞ i |
i′ ,′ チ ァi/ .乂 ヘ } ', __j|__
i 从 不! 弋辷 yァ iヾ  ̄|「 ̄
人 , ス! 匕.´ `ー ! , ', |!
`Y´ ' .人! 三三 三三 .i 从 十 |
`ー'7 λ xxx 、 xxx i .λ
,′ .ハ l`ー-一1 ! レ
トヘ .ヒ ⌒ヽノ ノ .,' !
,′ ゝ_ ゝ ヽ__ ノ ノ,' 人 !_
7 r'" `ヽ r' 二`ヽイ ._ j ,' !  ̄
{ ! { -- う }′ ノ iヽ,!
! i ヽ 〉  ̄ / ./ ,′}!
! ', / λ 弋 ,' ノ λ!
123:捕まり居場所がバレル
456:トリーズナー
789:セイバー単独行動中
9:虹セイバー単独行動中
「…あー、メンドくせえ、覚えてろ、アーチャーの胸だけ女め。牛みたいな乳しやがって」
ローマの街を歩くセイバー。その手に握られているのは一枚のメモ。
「…ンなところに霊芝なんてあるわけがねえだろうが。くっそ、腹いせに水銀でも買って来てやろうか。…あー、それすらめんどくせえ」
一歩一歩は非常に重く、そしてその目はまるで鉛でも付けているかのように垂れ下がり。
呪詛の念を延々と吐き続けながらダルダルと街を歩いていく。
「…こんな光景が見れたんですけど」
「…ラッキーじゃね?」
今んところセイバーは単独行動中、これならこっちが勝てる可能性も高いだろう。
…まあ、このまま監視続行でもいいが、それは愚策だろ。…となると、誰を送り込むか、だ。
「下手に出るより鰐や魔獣をけしかけてもいいな。鰐は素直に向かうか微妙だが」
「制御できねえのか?」
「私が近くにいればいいが、ある程度は本能で動くからな、水辺や肉屋なんかに行く可能性も高い」
なるほどな、…さて、どうしたもんか。
セイバーへの対処、23:55から多数決、先に二票
1:そのまま観察
2:魔獣を送り込む
3:鰐を送り込む
4:2+3
【自分が行くっての忘れてました、ので少し延長】
セイバーへの対処、23:58から多数決、先に二票
1:そのまま観察
2:魔獣を送り込む
3:鰐を送り込む
4:ライダーが直接
5:2+3
2:魔獣を送り込む
【その前に、【一回】の定義について】
直下
12345:一匹召喚に付き【一回】
67890:一回召喚がまとめて【一回】
【全ステータスC以下の魔物を三体まで(ただし、一回召喚ごとに宝具一回分の魔力使用)召喚可能。また、夜のみ召喚した魔物は全ステータスがCランクに変化する】
【上記の魔物は、位置を把握している敵陣営に送り込むことが可能】
8:一回召喚に付き【一回】
…ライダーを直接送り込むのも面倒だな、鰐も不確定。
「…とりあえず、魔獣を送り込んどくか」
「ふむ、慎重策だな、まあ当初の目的通りだが。さて、何匹送り込む?」
「いっかいごとにいっかいまりょくしょうひするんですよね」
「で、今は魔力切れ状態まであと三回」
「加えて、魔獣のステ-タスはランダム、ですか」
そこがネックだが…、さて、じゃあどうしますかね。
00:13から直下、召喚数
【召喚された魔獣は全部同一ステータスとします】
↓1、10の位【筋】、1の位【耐】
↓2、10の位【敏】、1の位【魔】
↓3、1の位【運】
123:E
456:D
789:C
あ
本来は夜にまとめて呼ぶのが効率的だったけど連戦目的なら
3匹呼んどいて一匹ずついってらっしゃいした方がいい
ので、3匹
>>542-544
【筋】E
【耐】D
【敏】D
【魔】D
【運】C
>>548 3匹
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/////////////,∧////////////∧//!三三/////////////,∧////////////∧//!三三三三i|/////////////,∧////////////∧//!三三三三i|!三三三|/////|i{
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。多分明日はお休み】
【TIPS:光を統べる】
夢を見た。どこか暗い闇の中で、一人泣いている夢を。
私は動けず、眼前の光をただ見つめていた。光の中には一人の男が。
/ __ /
/ / . '__´____ ` 、 / /
/ / ∠ -.rf它㍉:: :: :: :: :`丶. \ / /
/ / /:: :: ::.代フフノ:: :: :: :: :: :: ::.\ ヽ / /
/ / ':: ::_, -=≡≡== _:: :: :: :: :ヽ ゙. /
/ 厶ィ´ / `ヽ:: :: :: :'. i l /
/ / 〃〃 ! i| } } ヽ \:: ::.} i|
/ / li |l l l| / /il |i | 〉;〈 i|
〈 , |i |i |ト_、_ il 、..__/__l_|i |/,小.ヘ. i |
∨ |i |l ̄l_\ !| / /_」__ |l「 l〈〈_八_〉〉 |
ト、ll |lマ下rj刈八_/ 仆rj了ア!〈〈八〉〉i |
| l\ ヽ ゞ=‐′ `¬'^リ ' //'^l|i |! __
| l |i\\ { / / | l | |!|l '´-=ニ二
N |i |l\\ _ _ イ // |_l / ' i |l /:::;::::::::::::ー-
. _ ヽ |l |l ト、 ` // / _ └' i |l /:::/:::::::::::::::::::::::
. _ i^i | | r、 八 |l Ⅳ /> 、__. イ , / /「i | | l^! i |l /:::/::::::::::::::::::::::-::::
| | | | | | | | / ハ|l / /イ j:\__/ 〃' / | | | | | | 「'. i|レ:::/::::::;::::::´::::::::::::::::::
| | | | | | | |/ _/ _,../ /-┬'ィ 父ヽ::.::″r 、 | | | | | | | | il:::':::/:::::::::__::::::--─
|U U レ ! l }/::.: ' /::.::/〈〈_,小、〉〉:li | {ノ レ U U├-.l::::':::::─:::::::::::::::::::::::::
l ノ '::.::.:{l i::.::/ |::7/l T´::.:|l 、ヽ |::.::.::ヽ::::::::::::::::::--─=ミ、
| ' /::.::.::.|l |::.' |// | |L/|l ハ、 `ヽ ハ)_::.::.::.Y´ ̄  ̄ ̄  ̄ `
ヽ { ∧::.::.::.|l !::ト、 〈/ L! li 「しヘ .イ_廴)::.::.:|i
∧ー‐ イ ハ::.::. |l !::l し'⌒r~'⌒Yl | / し'⌒Y´ /::.::.::.:|}
その身からは確かに輝きが漏れていた、光が漏れていた。…もっとも、弟は私に比べれば才覚は劣る。
だが、確かに弟は正しく、『皇帝』を名乗るべき人間だ。私のように奇貨を以て産まれたような、卑しき身とは違うのだから。
私はそれに満足していた。私は弟を誇りに思っていた。過去の遺恨などは忘れ、静かに宮の隅で、ただ生き、老い、弟の栄光の影に死んでいたかった。
そうだ、あんな夢を見なければ。ほんの少しでも、あの光に触れたいなどと思わなければ。
私はきっと、幸せだったのに。こんな孤独に気付くこともなく、生きていれたのに。
くるりと視界が変わる。そこは戦場で、私は王で。その傍らであの男は笑っている。弟はきっと泣いている。
あの男が憎い、あの男が憎い。光を持たぬ私に、偽りの太陽を植え付けたあの男が、太陽を奪えとそそのかしたあの男が憎い。
可哀想な弟、私なんかに、私なんかの偽物に、意味のない粗製品にその正しさまでを奪われて。
――――あの子の最期は、どんな顔をしていたのだろうか?
私には弟の亡霊が取り付いている。もはや私は死ぬことすらできない。死んだら弟に出会ってしまう。死んだら弟に罵られてしまう。
それはたまらなく厭だった。それならばそんなことをしなければよかったのに。
弟の光を奪い、私は輝いた。そしてその光が偽りと知られぬように、紛い物だと知られぬように、私は足掻いた。
たくさんの人を殺した、たくさんの城を、街を、国を焼いた。その過程で、私はあの男を排斥した。
去っていくあの男の後姿に、私はしばらくぶりの安心を覚え。そして、気づいてしまった。
――――私は、一人ぼっちだと。
あの男が、たとえ私を利用するつもりだったとしても、私にとっては最後の綱だったのだと。
もう、後戻りはできないのだと。
そして私は、私自身を壊した。
私は認めたくなかった、私は死にたくなかった、私は。
, - ―― - 、
, ゙ xr=fx=ミxfzrx ヽ
/ xf>'´/>==</ マz.∨
,'イソ>fシ'´`´`´`´ゞx:、/マム
,ム/ハ'´ 〃 .i :. ` 乙ミハム
z介ソ / , ! | ハ ハ iハゞ介え
ハソ{|!' { i | >,.! ! rマ_ j iム }}
ノ!レ| マ// /Y リ ハヽヽ\ト、 Vハ
/,イリハ ム r r' / |从i{マ 〉 〉ハ { V.ヘ
/ ム' ,! :|\ヽ .! .j i; ヽヾ' ' ' j |ハV.ヘ
/ 〃| ! :ム ヾ ノr==zハ /, ハ:!:V ヘ
,' .,' /.|:|:, マ} イ、.`=´ノ:、 :|;゙ノ ||,∧. ヘ
/ ./〃;ハ∧ .ムrx._rxリ//リ゙く// | r:り_/'//ハ_ .ヘ
/ .,': /./.,//∧〈{'´ 八 j{`Y∧ヾれジーチリ////〃 ヽ.
/ ,' ./人////ハ }-|\:ハ/ハ! ヾム./ハり,//彡゙ム ヘ
,' ../ ./.::::/ゝ.///ソ=ミ:{//ハ{/〃 {,ハ////∧ミ介z::::::::ム ヘ
/ ../ ./.::::/.::::::::イ介}=チ/////fzム//////,ハ/,:|ヾミ}::::::ム .ヘ
/ ../ ./.::::/.::::::::/ム}{j///////,{,/∨∧///// }/ハ彡'.::::::::ム ヘ
/ ../ ./.::::/.::::::::/=i=ム///_//////,}////〃//≧ミ、::::::::::ム .ヘ
/ / ./.::::/.:::::≧=-'´///, '´ `Y/>- 、//彡'//////>、:.ム ヘ
/ ./ ;'.:::/::::/.//////// !i゙ ヽミ////t=――`ハ .ヘ
/ ./ .;'.:::/ .イ>==彡'´ ,' ,::l ハ///≧z:::::::::|ム:∧ .ヘ
;' / ;' ノ/ <>'゙/r〈ハ、 __ノj {ハ jヽ.,////\::!ハ∧ .i
;' ./ ;/ //////ハ、 ) ノ兀=ミ}人_彡vーiハ }/////// : :.、:::i .,'.
;' / .,<////////く´`ミ三三ー-z'´ゝヽ{ ノ /=チく////////////>,: ,'.
;' / ./////////////ハ / i'八 ヽ > ノヾ=='´j ヽソハ//////////////////> 、
;/ イ////\:ハ///////i{ー'´`ー-イ| ゝ-z_ノー'´ム マ//////////ル:イ////////> 、.
,イ////////ヾ//////,'::}:::::::::::::::::::::;゙ マ:::::::::::::::::::::, }/////∨////////////////〃>
イ∨///////ム///I///i:::|::::::::::::::::::::, ;:マ:::::::::::::::::::i ! /////∨/////////////////. :,イ`ヽ
ム///∨'/////〃///j/// ;'´l::::::::::::::::::,、 i:ハ:::::::::::::::::::}'゙::|////// ∨////////<////从'´//// \
//////////,/j/////////, | |::::::::::::::::,゙ >--<>:',:::::::::::::::::|:::::!////:、./∧、////ヽ///ヘ ~""''' ‐- ...,,__\
,イ//ム: : } イ !//_彡ムイ/,゙ |, !:::::::::::: ,゙ ,::::::::::::::: ! .|////|/// | \////\/ヘ
足元には命が凝っていく、怨嗟が積もっていく。泉下から伸びる腕が、私を奪おうと襲い来る。
振り払い、打ち斃し、毎日を恐怖と虚栄に生きた、そして行き付いた先がここだった。
初めて光を統べる帝。私が始まりであり、私がその総てだった。
私は総てであり、私は始めであり、私は帝であり、――私は偽物であり、私は孤独だった。
…私は、私は、私は。
私の願いは…、ただ、あの時のもしかしたらを変えること。この苦しみから逃げ出すこと。
弟を、皆を、どうか、どうか、私の虚栄に、臆病に、付き合わせないこと。
…否、惑わせよるわ。
意識を覚醒させよ、弱き幻影め。妾が弱い? 馬鹿を言え。
妾は強い、賢い、美しい、そして、正しい、正しい、正しいッ!!! 妾は正しいのだ、今までも、そしてこれからも。
ハハハ、何を恐れることがあろうか、汚名でも、悪名でも、何でも着飾ってやろうぞ。
卑劣でも、悪逆でも、残虐でも、傲慢でも、その全てを受け入れ、飲み込んでやろうぞ。
妾の名は、妾の名は、悪逆なる始皇帝。
足元の屍者共を踏みにじりにまりと笑う。さあ、どうやって蹂躙してやろうか、どうやって苦痛を与えてやろうか。
いかにして妾を刻み付けてやろうか――――!
そうやって嗤う壊れた私。私はそれを、何処か遠いところから、冷たい目で俯瞰していた―――。
【TIPSを終了します】
【ちょっと体調優れないので本日これだけ、明日も恐らく来れません。申し訳ない】
【久々再開】
ライダーの宝具が光り、その先の異界から魔獣が呼び出される。
「…っと、やはり慣れんな。そもそも私はこんなもの持ち合わせていないのだから」
「まあそこは仕方ねえだろ。…ステータスは」
「可もなく不可もなく、といったところでしょうか」
「だな」
…まあ、こればっかは運次第だな。上手く行きゃセイバーを倒せるが。
「じゃあ、頼むぜ、ライダー」
「了解した、行け、魔獣共。蹂躙を許可する」
「シャァーーーーーーッ!!!」
まんまチープなエイリアンじゃねえの。
「…で、だねえ」
両手に荷物を抱え、街を離れたセイバーが一人つぶやく。
「…なあんで俺はこんな化け物に囲まれてるんだろうか」
周囲にはライダーの放った獣が。
「…まあまあ、穏便にやろうじゃあねえの」
「シャ――――ァッ!!!」
「…うん、無理だろうなあ。あー、メンドくせえ。火刑に曝されただけで十分なのによお、火の粉まで払わなくちゃいけませんかねえ?」
襲い来る魔獣を前に、セイバーが背に負う剣を抜き放ち。
「これもそれも、ローマがとっととあんな新興宗教禁じねえからだ。畜生」
恨めしげに吐き捨てるのだった。
直下、セイバー宝具使用判定、成功以上で使用、失敗で使用せず【マスター不在】-2【人数差】+1
【おっと上げ忘れ、このレスは判定に含みません】
2:使用せず
【魔獣軍団】
【筋】: 1
【耐】: 4
【敏】: 4
【魔】: 4
【幸運】: 5
【セイバー】
【筋】:4
【耐】:3
【敏】:4
【魔】:5
【幸運】:1
◆対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
【1ターン目】
直下、魔獣判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
魔獣【敏】選択
4+9-3=10
セイバー【筋】選択
4+7-4=7
【魔獣、有利獲得】
【2ターン目】
直下、魔獣判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
魔獣【筋】選択
1+7-3=5
セイバー【運】選択
1+9=10
【セイバー、有利獲得】
【3ターン目】
直下、魔獣判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
魔獣【敏】選択
4+5-3=6
セイバー【敏】選択
4+9-4=9
【セイバー、有利獲得】
【4ターン目】
直下、魔獣判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
魔獣【魔】選択
4+7-4=7
セイバー【魔】選択
5+1=6
【魔獣、有利獲得】
【5ターン目】
直下、魔獣判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
魔獣【筋】選択
1+9-3=7
セイバー【筋】選択
4+5-4=5
【魔獣の勝利です!】
直下、セイバー撤退判定、成功以上で令呪一画、失敗で令呪二画使用し逃走【マスター不在】-2
00:超特殊判定
/: : : : : : : : ―ァ: : : : `: . .
/: : : :,::::'" : : : : : 冫: : : : : : :.\
. : :/ : : : : /: : : : : : : : : : :\: : : :\
/:/ : : : : / : : : : : :.∧: : : : : : : 、 : : : ヽ
//::/: : : : : : ::: : : ::// .|: : :|: : : : : }:. :..:..|ヘ、
/ィ::/ .:: : :/: ::::: ::::::/::/ |: : :|: : : }::: :::::. : | \
斗 、 / ´/:::: .:::: :./: : :::::::(⌒ヽ斗-:|ハ::::::__::ハ:::}:::::::}|
{(//)} .′:::::::::: : : :::::::::/ リ> .,`>-.( 丶::}:::::::}|
. ゞィ∧ |:::::::/⌒Y::::::::j:/〈芹苅ヾ `ヾ:i:i:i:i:>.、入:∧|
Vi∧ 八::::{ 〉{ :::( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「i:i:i:i\i:i:i:i:i:i:∧
. Vi∧ / ’:ハ、} ∨::冫二二二二}:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
Vi∧ ∨ゝ- ∨ー―――‐┤:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
Vi∧ _____}ハ::::::、ι ,, ''¨[i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|=-
\三三三三三三三∨:ハ .,(__,, ´  ̄`ヾ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}二ニ=-
∨三三三三二ニニ}八{ ` .,  ̄  ̄ ィ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:∧《
∨三三三三三三三} \ ` ‐/ニニニ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:∧}ハ
. ∨三三三三三ニニ} {ニニニニ∨:i:i:i:i:i:i:i:/}=}
∨三三三三三ニ/ ノニニニ二∨==- ´ ∧ハ
ハ }V三三二ニニ/ /ニニニニニ㌻^:, /ニニゝ
|: :`ー<:.:∨三ニ=/-、 //ニニニニニ㌻´:::::::::, ∧ニニ二\
123:セイバー「…囮なんだよなあ」
456:突如時代転移
789:魔獣はしんかした!
まさか本当になるとは欠片も思ってなかった
これセイバーは負け確定でいいんだよね?
【>>589 ですね】
2:背後からアーチャーの奇襲
直下、アーチャー奇襲判定
12:ライダー消滅
3456:ライダー重傷
789:ライダー負傷
↓2、セイバー撤退判定、成功以上で令呪一画、失敗で令呪二画使用し逃走【マスター不在】-2【もともと囮】+1
99:【クロノスの羅針盤】発動
て / / イ | || | | | || 弋__\ ヽて...、||
ノ/ /∠⌒| | || | | | || | | |) \ | )||
{_ | / (ヽノ | | l || | | | || | | トヘ, ヽ | 〔_||
ヽ ___〕レんノ | || |l | ' | || | | | く__,ハ| | | |
/<√ ̄ |ヽ ¬ ト 、 l| , / | || | || 〔__ | | r┘||
::::::::::::〉| | | -\-ハ \ / / ノ'l |! /| l, r―‐く ||>┴‐┐
|ヽ::::〈/| | |㌻7卞ミメヽ ll / / _/-/‐ナ‐-/_ノ/| 「 ̄ヾト{} イ「 ̄〕|
\ ∨/ | |、ヽ __ ___ _\ ヾ / / ,,,メ___"____<´_/ | | 小、| | //
:::::トイl | | | j 彡三ニニミx \/ 彡三ニニミx”j i ヽヽ-'/ト、ー'/|
:::::Lヾ_| l | | ´  ̄``` ´  ̄```γ ,,″  ̄//| |  ̄ |
::::::: 丁| | | ト、 "" / 〃 //l | | |
::::::::::|_」l | | ∧\ l " "" /// , 〈/|| L -―
::::::::::::||:| | ' ∧ 、 __ / / / /| |_|
::::::::::::||:l |ヘ |ヽ\ ヾ、_/ イ / ′l /
::::::::::::||/| |∧ l \\ / // / / , /
::::::::::::/ | | ヽ 、 >,、 ´ // / / //
:::::::::/ l | \ ヽ / | ` <〔__/ /´ / / 〃∧ !
発動しなかった場合↓2
123:ライダー消滅、場の全員重傷
456:ライダー消滅、場の全員負傷
789:ライダー大幅なマイナス補正込みで消滅判定
77:自陣営に有利な特殊判定
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
`==彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::/:::::::::;、::::::::::::::::::;、::::::::::::::ハ:::ム
_.////,::::::::/ V::::::::::::::/ V:::::::::::::::l:::、:ム、.k=-:.._
_,,.ィ:::::::l /イl:::::-/--V::::::::::/--V-l-:::::::l::::lマム l:::::::::::≧ _
_,,..:<∧V:::::::l /:l::::::/ .マ{V::{ .V.V::::::l:::::l ヾl:::::::::〃:::::\
<::::::::::::::∧V::::l /イ:マ:/. ニニ= .ヽ{ =ニニ= V:;イ:ハlハ /::::::::〃::::::::::::
::::::::::::::::::::::∧V∧lヽ/l .マ l l r -- y l l V }゙ ヽ:::::::〃:::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::∧/ . ゝム l l ::::::::::::. l l ./イ ` -==:::::::::::::
::::::::::::::::_,,.-''´ r==i、.l l. l/ヽへl l l ノ/==ュ >:::::
:::::::::::/≧ =,へ 、 {{::::::レ> l _ _ l <i:/:::::::}} _,,-''"≧==::::::
::::://::::://:::::::.=└ャ===::|> ._. <|:=====ァ=┘/:::::::::::::::::::::::::::::
/::::://:::::::::::::::::::::::::::|::::マ::l__ .__l:::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
\//::::::::::::::::l:::::::::::::::|::::|:マl、 `´ .,l/:::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::/
ヽへ:::::::::::::::::::l:::::::::::::::(○)::l::¨:::‐---‐::¨:l::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::/
\:::::::::::l:::::::::::::::/:::::ヽl:::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::l::::::::/
ヽ::::.l:::::::::::::/::::::::(○)ニ=-::__::::::::::l:::::::::::::::::::::::::::l::/
ヽl:::::::,ィ(○)''"´:l::::::::¨::-=ニニ=-::__:::::::::::::::::::::l´
↓3
123:セイバー二画消費し撤退
456:セイバー二画消費し撤退かつアーチャーの奇襲判定全体に+補正
789:セイバー消滅
7:発動せず
4:ライダー消滅、全員負傷
2:セイバー二画消費し撤退
ライダーの鏡を通し、映し出される光景。
どうやらセイバー相手に魔獣共はかなり優位に立ち回っているようだ。
「まあ、流石に人数差があるからな」
「このまま上手くいけばいいんですが…」
魔獣の鋭い爪が、牙が着実にセイバーを傷つけていく。
「…チッ、あー、めんどくせえ」
「ギシャッ!?」
その一振りで一体に斬りつけても、背後から別の魔獣が出現する。
曲がりなりにも騎士であるセイバーにとって、この状況は厳しく。
「…こりゃ駄目だなあ」
襲い来る牙に、爪に、セイバーは諦めたように剣を放り投げ。
どことも知れない場所へと視線を向け。確かに笑う。
「じゃ、まあこんなところか。あとは任せたぜ、『アーチャー』」
そしてその身が切り裂かれる直前に、紅い魔力と共に姿を消した。
【虹セイバー撤退、ヒーロー陣営、残り一騎】
そして俺達はといえば。その言葉が聞こえた瞬間、一瞬思考を止めていた。
…今、セイバーは、何と言った?
背後からぞわりと何かを感じ。
その正体を悟るより早く、冷たく、笑うような声が、届き。
「ふふん、傍若無人、奴の真似事をするのは忌々しいがたまにはこのような遊戯も悪くない。散れ、【神龍射殺す渇望の弩】」
. /| 〃 _ __, -‐=彡' / / /{
/ ! j}/ ,zュ辷辷ュ._ 二ニ=ー彡′/ /  ̄二
. / /}// rzッ斤}}xxx.,,__ミxX}x ー --‐=z‐=彡 / /
/ // / }-=彡'xxxx,,_ ̄ヾ._ヾx__,x=ァ -=≦彡' 二ニ'=ー
. /{/ // / 厶zソ辷辷辷辷zxzxzミ竺=《_, =- ./ ,. '’
/ / / / { \  ̄ ̄刄._リ /⌒ ///{_,. '’
/ / /{ \ハ \-} ト、! ハ⌒) ', 〃 / /
_/ /} -‐=ニ二 __ | ヽ | l|Ⅳ,艾 jハ}ハ! | 辷彡'´ ̄`ヽ._
/ 厶イ __,二  ̄-=≦ :|| l \j\|ハ代リ` リ 从 j|/ ハ.
/ _ア _,彡 !l ト、ヽ.\\ |!≧ . 厶イハ/| l/ ヽ. / ∧
. / ト-` ノ !| \\`=‐- }_, ' -‐┘ト、! l|リ { \ ,. ′ \
{ 人{⌒ヽ| / ! し \\}}∧ リ./ / だリ リハ ! ∨ ! ヽ
∨ヽ' / { /'////〈 / ∨/} ∧ ∨ / j _
-=,x≦二ニ==ー‐一=≦'彡(/∧.ム...,{ / ノ/ }\≧=ァー=ニ二`'<._\  ̄
//,.z==ー---‐===ァ彡イⅣ _,ハ 廴 .z彡' /\ Y∧_丁 ̄  ̄ヽ
{ //´ ̄〕 ,. -===-トL..__x彡z公x./≧=ー‐ァ |{ 〉 ヽ
{ {  ̄} く. __rヘ_j \//《-=)_ 圦〈 ̄∨ :!∨
ヾ.=- フ } [ ̄{ ̄>ト、_ ~辷弋'¨¨テハ./! ! ! !  ̄ ̄¨¨フ
-=彡'⌒}下= 〉'=- j_,>下/〉弌 '⌒廴人リ | ! /
/ 〔_{_ /ハ_彡'{//∧人/〃V/廴| ', \_ __/
-=彡'⌒{ {. 厶}/ ∧イ/}/廴/ (/l 7 | , \
∨⌒)'/ム/公/<//ハ//\{_ 丁 '. \. \ ヽ.___
____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄入_,人/〃V wv! :}\ ,
/ / / 厂\_,厶x {⌒ヾ \ } \
/ /ハ / ,′ ∨\ リ \
/ / ./! / ./ }\ j' /1 /\
/ / ̄ ̄\ 厶イ j〃 / `ー' / |/' \/∨
. / /⌒Y゙ / ヽ._,/ / / rァ |\}
/ / _,」-==-v′/ / 〃 ┳ |
| / |__ | ,/ // 廴_ ┃ ;
| / 「 ̄  ̄丁! / ! ┃ ,′
}/ 廴__ _入/ j/ | ┣━╋━┫ ′
! {  ̄ _\_/_ ! ┃ ,'
そして、突如濁流が俺達を包み込んだ。
体中が様々な場所に叩き付けられる。痛みに身体が悲鳴を上げる。
かすみそうになる意識を何とか持ち直し、水面に首を持ち上げる。あちこちにガタが来ているが何とか泳ぐくらいはできそうだ。
だが、流され、もはや遠くなったその光景は。
「…ふん、まあ、逃がすことはできた、か」
「ライダーーーーーーーーーッ!!!」
アーチャーの矢によって、身体を半分以上吹き飛ばされたライダーの姿。
「…まったく、ツイていない」
「ふん、どこぞの姫かは知らぬが疾く消え失せろ」
「まあ、待て、アーチャー。最後の言葉くらいは、残させろ」
ライダーはこちらを振り向く。血まみれのその姿は、何処か過去に見たあの光景によく似ていた。
俺が吹き飛ばした、俺がぶち壊した何かに。
闇に沈もうとした意識にライダーの言葉が響く。
「…マスター、お前の過去など私は知らぬがな、…人ならばそのように苦しむさ、私もそうだった」
「もうよいか?」
「苦しめ、悲しめ、だがけして心まで闇に落し込むな。お前が人ならば、それで、それで」
「さらばだ」
アーチャーが剣を振りかざし、ライダーの首を掻き斬る。
その刹那、ライダーが叫ぶ。
「どのような時代でも、人ならば強き意志を見せて生きろ!」
. 。 ロ 囗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/,;;;;l;;;,\
.... 。 ロ [] ロ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;/,;;;;;;;;;;;;;;;/,;;;;;;;;;;|;;;;;;;,,,
ロ ロ ロ ロ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/,;;;;;;;;;;;;;;;;;l |;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;l
...... ロ [] [] ロ囗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;//,;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;!
...... ロ [] 囗 ロ [];;;;;;;;;;;;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;//,;;;/;//|;;;;;;;;;;;;;|
ロ [] 囗 囗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;/;;/,;////|;;;;;;;;;;;;;;!
[] ロ [] 囗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_|;;;;;;;;;;;/ ィ //>< !;l;;;;|;;;;;;l
。 。 [] ロ [];;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ |;;;;;;;;;;;;;;;ト ノ,≦ミ//|;;;| l;l;ノ
ロ ロ []┌┐ 囗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{ y |;;;;;;;;;;;;;;;| ヘ {;;l ` // //
ロ [] └┘囗;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽ!;;;;;;;;;;;;l;;! ∨ イ '
ロ ロ 囗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,\|;;;;;;;;;;;;;ト| ヽ
。 ロ [] 囗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;;;;;;;;;;;| \ >
。 ロ囗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ |;;;;;;;;;;;;;;! ` /
ロ ロ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| !;ト,;;;;;;;;;| -ノ
。 ┌┐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| l;;l !;;;;;;;;;! /
ロ囗;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|ヽ/  ̄ ̄ ̄ \
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…古王国最後の王、ニトクリス、強き女、その名の通り、最後までその表情は毅然として揺るがず。
俺は、その顔に、何も答えられず。そして、ライダーは、消え、て、いく。
【刑ライダー消滅、ポリス陣営、残り五騎 第四クール、勝者、ヒーロー】
00:45より↓2、この時代でやっておくこと
この時代でやっておくことはー…ないんじゃないかな?
というより目の前のアーチャーがやばいのでとっとと撤退?
【無ければ無しと記入お願いします】
【>>614 聖杯が移動するので強制的にアーチャーも姿を消します】
って感じも何もそうですがな
なし
>>619 なし
【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした】
【ちょっとだけ再開】
「…つまり、今回の時代においてはライダーとヘルパーが消滅した、ということだな?」
「…面目ねえ」
目を覚ました時は既に例の試作機の中で。
先に目覚めていたフェルディナに連れられ、痛む体で状況報告を。
手の甲を確認し痛感する。アイツの存在はもうどこにもない。
…こんな少しの間だってのに、すっかり馴染んじまっていたようだ。
「…はあ、その瞬間に場にいなかったことが悔やまれるな」
「…どういう意味だ? コノリエ」
「私の性分を知っているならこれ以上の説明は不要だろう。…怒るなよ、私としてもまあ、哀しみくらいは理解している。だが、まずその前にやるべきことがあるだろう」
…ああ、そうだな。悲しんでる時間はねえ。今は次善策の検討だ。
令呪の数はこちらが有利、だが、サーヴァント数では圧倒的に不利と来た。
「…次は絶対に勝たなければいけませんね」
「ああ、勝つぞ」
「…せかいのために」
「もうそんな考え忘れとるけどね。ここまで来たら勝ちたい、それだけや」
「…あの、一応色々と掛かってますのでそう簡単に決めないでくださいね?」
…そうさ、色々と抱えてる。世界の命運も、そして俺たちの意地も。
「それぞれ思うことはあるだろう。だからそれを吹き飛ばすためにも」
行くぞ、次の戦いへ。
【第四クールを終了します】
直下、次クール召喚可能数
12:二騎
345:三騎
678:四騎
9:五騎
8:四騎
…くっそ、全身の打撲が痛む。
「おーい、大丈夫か、楠木」
「な、何とか。隠れてるうちにちょっと趣味レーションやっとったんで」
「そうか。で、今回は…?」
「革命期のペテルブルク付近だな。まだマシとは言え防寒はきちんとしておけよ」
ロシアかあ…、いいイメージがねえな。
「で、召喚可能数は四騎」
「四騎ッ!? 多くねえかッ!?」
「五騎に比べればまだマシだろう」
「これって…」
「そうですね、朝霧。この時代での戦闘結果いかんでかなり大きく動くことになるでしょう」
…そうか、四騎か。
「令呪の関係上、あちらはキャスターとアーチャーの中華コンビはまず間違いないだろう」
「あと、どれが来るかは分かんねえ…、か」
「だな、そしてこちらとしては令呪がまだ残っているのはセイバー、ランサー、アサシン、バーサーカー」
「…アーチャーはあちらのメタとして出していいかもしれんませんけど、潰される可能性もありますね。さて、どうしますか?」
再開時まで多数決、次の内どの陣営を参加させるか、一レスに二つまで、先に二票
1:セイバー
2:ランサー
3:アーチャー
4:アサシン
5:バーサーカー
また、直下、↓2、ヒーロー陣営登場鯖 (弓、魔は確定、被りは安価下)
12:剣
34:騎
56:暗
78:槍
90:狂
【というわけで一旦中断、再開はできれば夕方、無理なら遅くに】
【あ、多数決開始時刻だけ15:00からとします】
【再開】
4、1:剣、騎
2、3、4、5:弓槍暗狂
…相手の能力的にメタが張れるメンバーは出しておきたい。
あとは、消去法で…。
「なら三騎士とバーサーカーか?」
「うーん、それでも構わないんですが、セイバーは正直」
「はい、戦闘力が若干低いですから」
「あー、それもそうか。…なら、アーチャー、ランサー、アサシン、バーサーカーでどうだ?」
場の全員がどうやら納得したようだ。
「じゃ、この面子で行くぞ。…あとは、またセーフティーゾーンか」
「それか。…サーヴァントを失ったお前たち二人は置いておいてもいいかもしれんが」
「その場合、仮にでも指揮官がおらんくなるね」
「だな…、髑髏も能力使えば戦闘諜報は可能だし」
…さて、どうするかね。
17:15からセーフティーゾーンを使用するかどうか多数決、使用する場合残すメンバーはあとで安価を取ります。先に二票
1:使用
2:使用せず
【貴方が残された場合は、コンマでランダムにメンバーを選択し、そのメンバーの視点で全行動がコンマ判定となります】
1:使用
17:25から↓2、セーフティーゾーンに入れる人間を指定、複数可。(ただし三名まで)
朝霧 髑髏
>>648 朝霧、髑髏選択
…そういや朝霧と髑髏はまだ負傷してんだよなあ。
「悪霊ちゃん、いる?」
「何、悪霊っt、はふぅ『はいはい、いますよー』」
「怪我はどうだ? 何だかんだでお前の影響らしいからもう少しマシになってるかと思うんだが」
『あー、それなんですけどね、これはまあ、怪我させることに関しては私の意志だったんですが、傷が治りにくいのは魂二個分だからって言う理由もあるみたいで』
…成程な、怪我の発生源に関してはある程度操作できるが、その治癒具合については厳しい、と。
「そっか、いや、すまん。ありがとう」
『はいはい、お気になさらず。…色々ありましたけど、あまり気に病んじゃいけませんよ? 精神の不調は体に来ますからね?』
「…ああ、すまん、分かっているさ」
…この子本当に悪霊なのかね。
「…はっ、私は何を」
「じゃあ、とりあえず怪我してる髑髏、朝霧は今回はお休みだ」
「ぼくも、ですか…」
「すまんな、でも、今回はメンタル面も考えてのことだ。正直なところ、ヘルパーが消えたのはショックだろ」
「それは、たいちょうさんも」
「悪いな。俺はそれでも立たなくちゃならねえ」
そうさ、強き意志を持って。木偶の棒じゃねえんだからよお。
「じゃあ、欅さんのランサーはどうしますか?」
「あ、それがあったな。…どうするか」
「まあ、妥当なんはリーダーさんに委譲することや思うけど」
「だなあ…、あとは超・凡人号か」
『超! エキサイティング!』
…うるせえ。
17:40より↓2、ランサーの処置
1:貴方に委譲
2:貴女以外のメンバー(名前指定)に委譲
3:その他
直下、欅、凡人号渡してくれるか【執着】-1
123:渡さない
456:フェルディナ限定
789:渡してくれる
【あ、申し訳ない、訂正訂正】
…今、何か幻覚を見たような気が。
「というわけで今回は非戦闘員と化した朝霧、及びに負傷した髑髏に休んでもらいます」
「何で敬語?」
「いや、何となくだな…、というわけでセイバーの処置に変更だ」
17:50より↓2、セイバーの処置
1:貴方に委譲
2:貴方以外のメンバー(名前指定)に委譲
3:その他
【ぬがあ、そうだった、申し訳ない。というわけで初っ端から1日目に突入します】
【第五クール:一日目】
…何か色々あった様な気がするがアレは夢だ、悪い夢だ。忘れてしまえ。
とりあえず寒いな。まずは。
「この傷を治すか、メンバーを探すか、といったところなんだが」
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
4:休息
「…とりあえずは安全そうなところに引篭って休んどくか」
目をつむる。…寒い。
あーやだやだ、血を失くしすぎるとこうなるんだよなあ。
で、だんだん手先の感触が消えていく。…思い出したくもねえぜ、クソ。
…ライダーは、こんな雪景色、見たことなかったんだろうな。
【朝行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1【一日目】-1
3:日常
直下、刑陣営
12:槍
34:弓
56:暗
789:狂
↓2、虹陣営
12:弓
34:騎
56:魔
78:剣
9:その他
99:自陣営に不利な特殊判定
', ト=- ヽ,. ヘい l \
N .l ト ヘ _/ ,土 l l \
l i l ヽヽ } ,r-' ! l ', .\
l i l, ~ー一 ゝヽ . V -‐‐-ャt 弋- 、 . \
.lこ! .l,~─-- 、_} / } |ト、 ヽ ` - 、__.\
l .l l --‐‐、 . { (・) ノ!| l .ヽ、 ヽ  ̄
.l,rヘ .l ヽ ', -─一".|| ト、 ヾ:、 .',
l. !(・) , ヽ .l! l ヽ、 ヽ ヽ >
lス. 'ぃ , r " \ . l l `-`
', l `'-l l | l
.ヽ ! ヾ:, ノ l
ヽ ! ( ,'
ぃ l
ヾ:, , -z' .,'
,r '´ > l
`ヽ _,,,....., / _,,-' l
> - '''´ i, レ-‐" | ̄ ̄ ̄||
z '´ /`ヽ、 l l. ||
.\ < l .l ノ. ||
.\ ヽ l l` ‐--z、 , - ||
123:がめおべら
456:奇襲ときどき略取
789:うさぎ
4:騎
2:がめおべら
【舌戦】発動
直下
123:がめおべら
456:奇襲ときどき略取
789:うさぎ
2:がめおべら
だが、俺の後頭部に何か冷たいものが突きつけられる。
「…あー、マジか、これからなんだがなあ」
乾いた銃声、引き金を引いた相手は誰か分からない。
ああ、ツイてない。足元の雪が血に染まる。
そんな冷たさの中、俺はただ、何か、何かを追い求めていた。
出来るなら祈らせてくれ、世界を託した、頼んだぜ。
【GAME OVER】
l 三三三三 l
l 三三三三____ l
,-‐'´ ̄ ̄ ̄二二ニ=〉:::::::::::::::〈=``‐-〈
////´ 〈_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ l////
//// /`‐‐'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉l//// 「…Oh、残りコンテニュー回数は0.正真正銘最後の一回」
`‐-l ヽ::::::::::::::::::_/_,、/ヽ:::::::::::::::'‐、lヽ//
l 〈::::::::::::::::::::::ヽ >:::::::::::::::〈l l―
l ヽ:::::::::::::::/ 〉:::::::::::::::〉l l
/ヽ 、 ` ̄ ̄´ ヽ___/ l /
////l ヽ ,-‐'´ヽ ,-‐、_ / /´
../////l ヽ ヽ,:::::::l、 l:::::::::// /\
/ l//∧ 、 ヽ l:::::::::/ 〈:::::::// ./ \
l///l l ヽ ヽ  ̄´ ,-、 ヽ-‐'/, l 「…再開位置は>>663 >>665 >>671」
l/∧ヽ ヽ ヽ `´ ////、
∨/, / 〈 レ‐//l////、
∨/\ レ ヽ ヽ ヽ‐‐,////,
∧ \/ , ヽ / ヽ ヽ l////,
∧ / ヽ / ヽ l i ∨ヽ'
``‐-、__ / ` l l l l /
l``‐-、__/ l l l l 〉三
∨ l l /l /, / l, 「どれがいいかな?」
∨ iニニ〉``‐、 // // //, / l/
18:20から再開場所多数決、先に三票
1:>>663
2:>>665
3:>>671
【あ、そうですね、残機は残り一つ】
>>665
直下、刑陣営
12:槍
34:弓
56:暗
789:狂
↓2、虹陣営
12:弓
34:騎
56:魔
78:剣
9:その他
7:狂
6:魔
【というわけで一旦中断、続きは遅くに】
ちなみに貴方撃ったのは誰だったんですか?
【>>699-704 そういう面白そうなこと言うと適当に採用するかもしれない。再開】
深々と雪降る港を眺め、コノリエは傍らに立つ巨漢を見上げる。
髭に覆われた顎を撫でながらバーサーカーは人のよさそうな豪傑の笑みを浮かべ。
「…ふむ、久々だなマスター」
「そうだなあ、まあ、その間の戦況は御覧の通りだが」
「構わんさ、私が求めるものは武功である。故に、逆境からの回帰こそ華よ」
「そうかい、私には戦士の理論なんざよく分からんが。…まあ、興味が消えない限りは付き合ってやるさ」
「感謝しよう、このような狂戦士に付き合っていただけることはな」
言外に何か含むものを感じつつ、コノリエも笑う。
「さて、じゃあ動くか。寒さは平気か?」
「無論」
「よし、…じゃあ何から始めるかね」
直下、コノリエ行動判定
123:研究
456:索敵(歩き)
789:索敵(使い魔)
0:特殊判定
. -ー― - .
/、:ヽ、ゞル彡イイ/ムミ:、
,.イ彡=ミ、ヾソイ/ノノ/イ,j:ミ、
/彡=ミソ'゙ヾシ'゙`´ ̄ ̄ `ヽ.\
,イ/ j/////////////////ミ ヾ\
/ / イ///////////////≦三:、 ' ,' ,
/ / ,.イー-、 ̄ ̄ ,.:彡===ミ、 マム
イ ;゙ ,.:彡'´ ̄`ヾ ´ .....:::::::.... `ヽ _ムト
ム{ ' ,.:::::::::::::.、 j.:'´>-< ヾミ=}
{彡イ x==ミ、ヾj//ハ イ rx__\ {ヾミム
}从,' /r=、 ≧ノ///ヘ/三≧==-、 マヘミトz,
{ { イ__,. ゞ゙'''"//ム///ハー===≦三彡 {≧ミシ
}彡, {//////彡' j//=ミ:.、 } ハ,
≦ {  ̄ ̄ 〃 `ヽ jr-<
| } トー- '´`_ / ,.ヘマミ
. 从ム ,..イ彡=≦ミ=≦ミ:.、 ムノ {:|ゞ
从ハ r'´彡'゙ >===ミ、`ヾハ Yミ、 |:!
ハ{ ヾ | | /_,..-===ミ ハ L ト、 }'ソ,' j ;
|rYハ ム .! j. /.::::::::::::::::::::::::ヘ_} { ミ ノ /./
∧{ ム { | .ド.:::>ー'´ ̄`ヽ::| { | ,' .´,イム
∧ミ'゙;ム | .} .|::彡==三三=:斗.| ! i .イリ
. ∧ヘ ハ |ハ ,.:===ミ | | / i |
イ/ヘミリ ム {::ムハ从::::} }. レi {l! ;
レリヘハ .ム ノ ム j / |!ソ
-z≦≧z-、 }' マ ム / ヾ=彡 リ !リ
/////////>=ヘヽ=ム ゞ { |!
ハ/////////////.>-ヾ, i! ノ从___|
、 マ////////////////ハ }、 ノレ'_/ ノ
ム マ///////////////八リ ヾリ、ソ从シ'゙´ }|
::.ム マ////////////////////>=ミ { ̄ヽ
::::.ム マ////////////////////////へ ,イ ̄ ̄ハ
直下
123:「あ、そういえばふざけて取り付けた自爆装置忘れてた」
456:トリーズナー
789:良妻賢母EX
5:反
「…というわけで早速だが発見だな」
「ふむ、トリーズナーか」
雪降る中、黒衣の男はよく目立つ。
もっとも、その頭の上に少女を乗せているのだから猶更だろう。
「…」
「おう、どうした、文句言わねえんだな、トリーズナー」
「傘にちょうどいいからな」
「おぉ? テメエ、マスターを傘扱いかよ。流石にキレっぞ」
「黙れ、小さき者め。ならば下りればいいだけのことだ」
そのようなやり取りを続け、周囲の視線を集めながら白い世界を歩く影。
「…誘っているのではないか?」
「…それもあるかもだが、さて、どうしようかねえ。現在他のメンバーとも遭遇していないし。…一応倒すだけなら簡単なんだろうが」
直下、コノリエ思考判定
123:戦闘
456:放置
789:接触
7:接触
「…ふむ、まああちらもそう簡単には攻撃してこないだろう。こちらはステータスでは確実に有利だしな」
「ならば、声を掛けるか」
「ああ」
そして二人はトリーズナーへと近づき。
「よう、お二人さん。中々熱いじゃあないか、何か昔を思い出して寒気がするからやめてくれ」
「げ、というかテメエは昔思い出したところで寒気も糞もねえだろうが」
「何で知って…、ああ、なんかアイツが世話になってたらしいね」
「ふむ、初めて遭遇するな、ポリスとか言う側のバーサーカーか?」
それぞれにチグハグなやり取りを繰り広げ。なおかつそれを互いにスルーする。
どこか破綻したやり取りのあと、ヘレネは大きく息を吸い込んだ。
「さて」
直下、ヘレネ行動判定【ステ差】+2
123:戦闘
456:逃走
789:会話
9:会話
「で、何の用だ?」
「何の用も無い、強いて言うなら少々興味があってな」
「興味?」
「ああ、…お前、ホムンクルスとかいう奴じゃないのか? 人工的に作られた生命の」
「…まあ、隠してもねえけどよ。で?」
その言葉にコノリエの眼鏡がきらりと輝き。その奥の瞳が喜悦と好機に歪む。
「…興味がある」
「は?」
「興味があると言っているのだよ、私の時代にはそんな物無かったからなあ。いや、実に興味深い。…研究させてくれないか?」
「ほ?」
「いや、何、対価は払うぞ? 何か望みはあるか?」
その表情にトリーズナーは警戒の瞳を向け。
ヘレネは。
「…親父と同じ匂いがするぞ、この女」
明らかに引いていた。
直下、ヘレネ返答判定【引いてる】+1
123:ダメ元
456:適当
789:脱兎
7:脱兎
ヘレネは考え込み。
「…トリーズナー」
「…何だ」
「今だけ、俺とお前は意見が一致しそうな気がするんだ」
「同感だ」
「「とりあえずこの女から離れよう」」
二人が同時に言い放ち、トリーズナーが叫ぶ。
「来い! 『悪魔』カイム!」
「呼んでくれたのねぇん! あ・な・た!」
その声と共に悪魔、カイムが姿を見せ。
「命令だ」
「はいはい、あなたの命令なら何だって聞くわぁん」
「ソイツの相手をしろ。俺達は逃げる」
「えぇ~ん、私に美人局やれって言うのかしらぁ?」
「ああ、美人局でも何でもいい。とりあえずアイツを足止めしておけ」
トリーズナーの言葉にカイムはコノリエの方向を向き。
その目が好奇に輝き、鼻息荒くしている様子を見て取ると。
「…駄目だ、主人よ、アレは危険だ。私の勘が告げている。アr」
「悪魔召喚だと! 興味深い! 少しでいい、少しでいいからサンプルを」
「ぬわぁっ!? 寄り付くな、縋り付くな、何だそのピンセットとスポイトは! 何を採取しようとしているのだ! 止めろ! 私はソロモン72柱序列53番」
「ソロモンだと! 猶更興味深い! 覚悟しろ…、その総てを絞り尽し調べてやる…!」
「や、止め、あ、逃げるな、主人! ふざけたことは謝るから! …や、やめ、…や------っ!!!」
その後、バーサーカーが取り成したときには既にトリーズナーの姿は無く。
「…少々認識を変えなくてはいけないようだな、マスター」
「ふう、まあ、これだけ採取できれば十分だろう」
妙に達成感に満ちた表情のコノリエが立っているのだった。
【刑陣営の行動を終了します】
直下、キャスター陣営状況
123:いつもどおり修行
456:索敵
789:徘徊
2:修行
骨まで凍てつきそうな寒さの中、ビシバシと何かを打つ音が。
「というわけでちゃきちゃき修行せい」
「どういうわけですか!? あ、痛い! 杖は駄目です! 寒いのに!」
「どういうわけもこういうわけも、儂はこういうキャラじゃから少々メタなことを言っても許されるんじゃ」
「メタって何が…ッ! 痛いですって! エンチャント終わってますよね!?」
「あー、それのう、どうじゃったかのう」
直下、エンチャント効果はクールまたいでも継続するか
12345:継続する
67890:継続しない
3:継続します
「そうじゃね、終わってるっぽいよ。知らんけど」
「だったら、もう…!」
「喝! 修行というのはじゃな、一生を以て最後まで終わらんもんじゃってどっかの偉い人がいっとった」
「キャスターの言葉じゃないんですね。もういいですよ、修行止めましょう、他にもやらなくちゃいけないことが…」
「…ほう? 良いんじゃな? そんなことを言って。」
キャスターの意味ありげな言葉に座禅を解こうとしていたクロヴァスが止まる。
「…どういう意味ですか?」
「え、いやのう、儂ほら、霊体化しとるじゃろ? で、ということは、小僧が気づいておらんでも、小僧の醜態はすべて見ておるわけじゃな」
「…! ちょ、ちょっと待ってください、キャスター、いや、このクソ爺!」
「えーっと、昨日の夜は」
「分かりました! 修行します! 修行! 修行万歳!」
顔色を真っ青に変えながらクロヴァスは座禅を再び始め。
「ほっほ、まあ、儂には敵わんの」
その様子にキャスターは笑う。
「(まあ、事実儂は動かん方がいいしの、…それに、小僧はもう儂の手はいらんじゃろうが、…まったく、年は取りたくないのう。ふぉっふぉ)」
【虹陣営の描写を終了します】
…とりあえず怪我は治ったか。
うし、じゃあこの寒さだ、少しくらい体動かさねえとな。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
4:休息
「うし、行くか」
そう言い、意気揚々と立ち上がる。…同時に。
「ぴぎっ!?」
腰に電流が走るような激痛が。
ちょっと待て、これってもしかしなくても。
「ぎ、ぎっくり腰、だとぉ…!? 冗談、よせよ、俺、そこまでオジンか…!? ふぎぃっ!?」
駄目だ、これは動けねえ。とりあえず薬、薬…。
あとなんか腰をあっためるもんを…!
【負傷状態から回復しました】
【昼行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1【一日目】-1
6:敵対的接触
直下、刑陣営
1:貴方
23:弓
45:槍
67:暗
89:狂
↓2、虹陣営
12:弓
34:剣
56:騎
78:魔
9:その他
7-2=5だから日常じゃ
【>>742 あ、ホントですね。何か今日ミス多い。再判定】
5:日常
直下、刑陣営
12:槍
345:弓
67:暗
89:狂
↓2、虹陣営
12:弓
34:騎
5:魔
67:剣
89:その他
4:弓
9:その他
直下、その他のメンバー
123:宗教家
456:テロリスト
789:剣士
9:何かよく出てる菫
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。この一週間忙しいのであまり頻繁に投下できません、ご容赦を】
【申し訳ない、本日お休み】
【DEBU育てててよかったヤッター! 少しだけ再開】
「…この前はすまねえ!」
「いや、そんな初っ端から土下座されても困るのはこっちですって!? ほら、もういいですから! 頭上げて!」
雪が徐々に落ち着き、鈍色の空が僅かに明るくなった港の影で、アーチャーはフェルディナに土下座をしていた。
雪は降り止んだとはいえ、地面にはまだ積もっており、その上に頭を付けている半裸の男というのは誰がどう見てもおかしい。
フェルディナが慌てて顔を上げるよう返し、アーチャーも渋々といったように頭を上げる。
「それに気にしてませんから。私、こんな体ですからもうしばらくは死んでも大丈夫ですし。…それに、貴方は相手のアーチャーに対して必殺の駒なんですからね?」
「…駒、ねえ」
「あー、言い方が悪かったですね。申し訳ない。私、こういう機微には少々疎いモノで」
「いや、構わねえんだけどよ。…はあ」
白いため息を吐くアーチャー。フェルディナがその顔を覗き込み、アーチャーが慌てて後ずさる。
「まだ、凹んでますか?」
「ぬおっ! …まあな、まさかあんなジジイに負けるとは思わなかった」
「言っちゃなんですが慢心でしたね。宝具の使い方次第では勝てましたし」
「だな、次はぜってえ負けねえからよ」
「期待していますよ、拳闘皇帝。…さて、じゃあどうしましょうかね」
そう言いながらフェルディナは体をブルりと震わせた。全身から、僅かに湯気が立ち上る。
「…そういやマスター、アンタ、寒くねえの? そのカッコ」
「あー、いえ、そう見えても仕方はありませんが一応ボディスーツに防寒性はありますし、駆動の際に余った熱を利用していますからね。行動に支障はありませんよ」
「…はあ、…よく分かんねえや」
直下、フェルディナ行動判定
123:コミュ
456:機械製作
789:索敵
3:コミュ
「…まあ、もう少しお話ししときますか、アーチャー」
「? いいのかよ。…正直戦いてえんだよなあ」
「そこですよ、アーチャー。あなたのその戦闘衝動、それが何処から来るものなのかを私は知りたい」
フェルディナが足をカツカツと鳴らし、アーチャーに顔を向ける。
「私は腹芸が得意じゃありませんからね、そう言ったことは直接聞いた方がいい。…無論、貴方が話したくないのなら止めますが」
「…まあ、そこまで腹割り切ってんならいいか。マスターは悪い奴じゃねえしな」
アーチャーはフェルディナの表情に苦く笑い、どっかりと座り込んだ。
乾いた空気の中に白い息だけが溶ける。
「…俺の過去は知っているか」
「まあ、一通り調べましたからね。散々でしたが」
「…うう、俺だけが悪いんじゃ、…いや、まあ」
悩ましいような顔つきを見せるアーチャーにフェルディナはデータを参照し、解を。
「ふむ、ならば悪いのは貴方の姉? それとも親友のクレアンデル?」
「それは違う!」
突如叫ぶように否定され、フェルディナは目を丸め。
アーチャーは自分で自分の叫びに驚いたようにハッと口をふさぎ、しばらく黙り込むとまた話し出した。
「…姉貴も、クレアンデルも、アイツらが正しいって思ったことをやったんだ。誰も責められねえだろうよ。…いや、誰が責めても俺だけは責めねえ。俺がそれだから」
「…アーチャー、貴方の願いはもしかして認めてもらうことなんですか? 貴方の活躍を、貴方の努力を」
ふと思い浮かんだフェルディナの考え。それは、自分の記憶すら正しいのか分からない悩みを抱える電子と機械の体だからこそか。
それを聞くとアーチャーは今、それに気づいたというように僅かに頷く。
「…そう、だな、それが一番近い。俺は間違ったかもしれねえ。だが、俺は俺なりにできることをした。俺は俺なりに努力し、戦い、築いた。…それを、愚行だと、悪逆だと」
遠く、白く染まった世界など視界に入らないというかのようなアーチャーの表情に苦悶が混じる。
「…なら俺は、何をしたんだ? それを知るために、刻み込むために俺は戦う、戦って戦って戦いきる」
「…アーチャー」
フェルディナは言葉を掛けられない。
その様子に気付いたのか、ぶるん、と大きく体を振るうとアーチャーは人懐こそうな笑みを浮かべ。
「すまねえ、湿っぽい話になっちまった」
「…いえ、ようやく貴方の話を聞けました。これで、少しくらいは理解できましたよ」
「…それって今まで理解してなかったってことにならねえか?」
「…さあ、行きましょうか!」
「おい待て、…それは俺が決める。行くぞ!」
「うんうん、そうですね、貴方はどっちかというとそうやって張り切ってる方が似合ってますよ」
【刑陣営の行動描写を終了します】
直下、静馬行動判定
1:覚悟完了
23:合流
456:索敵
789:移動
000:超特殊判定
直下
、i:.:/ ―― - _
ー=ァ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.ヾ、
ノ7:.:.:.:.:.:.::.:八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ つ
/:.:.〃:.:.:.:::メ __丶:.、:.:.::.:.:.:.:丶 っ
':.::.!:.:.:.Ui:.-ー `ヾト、:|xi:ハ:.:|
. /:.l:.:l:.:.l!ヘ ● ● :i:!:.:l ::
::/.l:.:i:.:.:`⊂⊃、_,、_, ⊂Nヾ:!
.. l:.:l\!Kv (_) 人::/
: ))ム.`≫'⌒r ´ ンハヾ ::
. / l | V\.
123:未来の過去がやってくる
456:猛吹雪
789:覚悟、完了
9:覚悟完了
都木静馬は苦悶する。正義と我欲の狭間で。過去と未来の狭間で。
彼は妹の命を救いたかった、だが、その為に無辜の誰かの命を奪わなければならない殺し合いが彼を蝕んだ。
徐々に生気を奪われ、幽鬼のごとく成り果てた彼は、それでも思い悩む。
妹の笑顔を、仲間の信頼を、ヒーローの蛮行を、敵の戦いを。
そこには唯一絶対の正しさなど無かった。
そこには誰しもが認める幸せなんてなかった。
誰かが未来を掴めば、誰かが憎みたい過去へと成り果てる。
静馬は理解していた。だが、納得はしたくなかった。
納得してしまえば、納得してしまえば、…妹を、仲間を裏切ってしまうのだから。
だが、都木静馬はそれを見た。
誰しもが凍え死ぬやもしれないこの街の中で、その光景を見た。
それは、一人の男の姿。何やら誰かに追われているのだろう。血を流し、白い雪を紅に染めていた。
おそらくは革命に何らかの形で巻き込まれた一人なのだろう。
彼は静馬を見た。足音が聞こえる。呻くような声が、彼の、耳に。
「助けて…」
誰も見てみぬふりをしていた。誰も関係ないようにふるまった。
自分だって見捨てればいい、ここで騒ぎを起こせば自分にとっても厄介なことになるだろう。
分かっていた、そんなことは言われなくとも分かっていた。だが、静馬は、動けなかった。その声を、見逃せなかった。
静馬は理不尽を否定した、過去を否定した。そして気づく。過去の否定は未来の否定だと。
足音が近づく。静馬は問うた。己の刀に、己の心に。
「…答えろ、ホタルマル! 俺は、俺の為すべきことは!」
刀身が、答えるように淡く光る。
そして静馬は、足音に、刀を引き抜いた。
___/!..___.,
____,ゞ´ ̄::;;::::::ソ:..:::::::::ゝ
`''ー-::;:イ;- メ::.:.:.:...:.:.:.:..::::::.:::`へ.
ソ:.:.:.::.:.ノ:.:.:.:.:: : : : : : : : : : :;;::::≧、
ノ.7:.:.: : : : ::l: :l : : l:イ:l: :::::.:..:.、:::::.ヾ
_.........-‐;;´.:.:. : : : : l : l: : :l i::l : : : ..:.:、、::`:‐-.、
_∠_ / ./:.:.: :: : ::ムlミl: /:/ l:.| :: : .:.:.:.!::..::|\ `:..、
/ \==イ:.:f|ソ:::::/::::レ"::´ !ル i':iィ:.j:".;:/_/ \
_∠ \ヽ: j:.::7::ノ:∨::::::::::::::::::::::::´:/l:シレ" < ヽ
, ==:/ ヽ::::ヽ: :レ':::::::::::::::::::::,:::::::::::::::<ノイハ..ゞ ′:: :-‐: \
/ ' /::ィ==テ:::ヽ_:::, - レ::::::r‐、:;ヘ , --、 ::::::/!:::::::::::l::レ/ \
/ _ / ̄/ / ヽ:::! l ヽ!::,,  ̄.イ::/∨:::::::::::/, -‐、_ :::_::::::ヽ、:::ヽ
─────'── ------/ / / i ⌒ ャ__ リ l l_',.⊥!__⊥l_/_ , '´, ` ` ヽ- 、:!l::::::)
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───── --- ::::_:::ヽ ヽ ', ゝ‐<⌒ヽ::l l l l_.  ̄l::::::::::::::::::::::::::::j / - j l 〉:::::::::::: ̄:::::::::::.‐-..........__
〃  ̄::`-`--`ー--ゝイー' Ⅵ ! ゝィヽ 7::―_--γ⌒ヾ_ ノ ./ / /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄
. 〃 / ̄` ̄∥ ヾ彳 '::ヽヽノ:::::::::::::::::::::ヽ、:ゝニフゝィ_ ,イ_ ./, イ- _::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
〃: { || / '::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽv 彳  ̄: || ヽ─‐-:、、:::::_::::::::::
. 〃 ヽ__」」 :イイ'´::::',::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ 、::::::::::,-、: {{__,r' ヽ、  ̄
/ ⊥ゞ-‐'i:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::イ::: ̄ ``:::::テ-'.'‐-- 、 〃
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 ̄ .厂〕``、、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ::::::::::/
l:::::::::::::::::``==彳ヽ、_==彳´´::l::::, '
l::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄::´:::::::::::::::::::::::::::K
「…すみれ、俺はお前を忘れない、俺は過去を忘れない、過去を捨てたりはしない」
「だが、もう過去には囚われない。…俺の剣は、正義の剣だ。そしてその正義とは」
「希望を失った過去を取り戻すことでは無い! 誰かの希望を奪うことでは無い!」
「正義とは、誰かの未来を、誰かの希望を、守ることだ! そうだろう、答えろ、答えてくれ、ホタルマル―――!!!」
叫び、抜き放つ。その刀身は、彼の覚悟を受け取ったかのように輝いている。
その刀を手に、静馬は迫りくる相手を一刀の元にくだし、倒れ込んだ男に肩を貸した。
「俺は、俺の正義を為す。…すまない、みんな、俺はやはり自分の為に、誰かを犠牲にすることは、できない。…お前たちに賛同することは、できない」
そして静馬は鈍色の空の下、白い息を吐きながら歩く。
背に、一人の男を抱え、迷い晴れ、さらに険しく輝く瞳と共に。
【スキル【揺れる正義】が無効化されました】
◆揺れる正義
この期に及んで定まらない覚悟。「これで良いのか?」と問い続ける自身の心に出すべき答えを持ち合わせていない。
過去を変える。この大逸れた事をして、それに対する責任を持てるのか?
…そもそも、妹は、喜んでくれるのか。答えは、未だ出ない。
【選択肢発生時、精神状況により補正が変化する】
【自力でこのスキルを外す事は出来ず、イベントによりこのスキルを失う】
【このスキルが失われた時、【蛍火集う白刃の太刀】のスキルが全て解放される】
◆伝承保菌「蛍火集う白刃の太刀(ホタルマル)」
jI斗‐=ニニ二二ニニ=‐ 、
/ニニニニニニニニニニ\
/ニニニニニニニニニニニニ',
〈ニニニニニニニニニニニニニ〉
/ 7‐-=========-‐ へ\
‐=''__,,.ィ !',__  ̄ フ
/ ,! i |‐=彡
,' ! { / ! !
' /i! :! '., ,! / ,!/
i / ヽ{\\'., // ///
ヾ マニニニニニニ/
__,,.. -‐=ニニニニニニ=‐
r=ニニニニニニニニニニニニ≧s。
|ニニニニニニニニニニニニニニニ|
|ニニニニニニニニニニニニニニニ|
ト、ヽニニニニニニニニニニニニニ!
|_ム マニニニニニニニニニニニニヽ
|ニム マニニニヽニニニニニニニニニ}
|ニニA ∨ニニニニ\ニニニニニニニニ! /
|ニニ∧∨ニニニニ≧s。‐-=ニニニニニi! /.i:i
|ニニニ\\ニニニニニ≧=‐- =ニニニヽ /.i:i:i:i:i
!ニニニ|ニ\\ニニニニニニニニ=-‐=ニ\ァ、/.i:i:i:i:i:/
iニニニi!ニニ≧s。 ̄`ヽニニニニニニニ//.i:i:i:i:i:/
,'ニニニi!ニニニ/⌒\ \ニニニニニ//.i:i:i:i:i:/
/ニニニi!、\ニ/ / /=\ \ニニ//.i:i:i:i:i:/
九州肥後の国、南朝側の武将・阿蘇惟澄の愛刀。
敗走し、疲れ果てた阿蘇氏が深い眠りに落ちると、彼は刃こぼれした愛刀の身に蛍が群がり光り輝く夢を見た。
目覚めた時、枕元に置いてあった太刀を鞘から抜くと、傷付き刃こぼれしていた刀はまるで研いだばかりのように光り輝いていたという。
伝承保菌とは名ばかりで、静馬の祖先が第二次世界大戦終戦のおり、GHQの刀狩で破壊されそうな刀剣の山の中から、
唯一一振りだけ持ち出し、そのまま歴史の陰に隠した現代まで残る宝具の一つである。
正当な担い手では無い為、真名解放は不能だが、覚悟を決めた静馬に呼応するかの様にその刃は淡く輝き、
その神秘の一端を見せつける。普段は菫色の袋に妹の写真と共に収められている
【サーヴァント戦に戦闘参加可能】
【下記効果は◆揺れる正義が機能する間は無効化される】
【このマスターのスキルは全て無効化されなくなる】
【戦闘判定時、筋力で判定を行いその場合のコンマ値 が9または0の場合、敵マスターのスキルを全てその戦闘中封印する】
【戦闘判定時、敵に魔力で判定を行われ、その場合のコンマ値が0の場合、敵マスターのスキル封印が解除される】
「…そっか、アンタはそっちに付くか。…嫌いじゃなかったけど、なら、ま、仕方がないわね」
「…ヴァイオレットの決めたことだ。ボク達は口をはさむことじゃないよ」
「分かってるわよ、元仲間のよしみとしてこの場だけは見逃す。でも、次に会った時には焼き殺される覚悟をしてもらわなくっちゃ」
【都木静馬が覚醒しました、以後、彼と遭遇した場合高確率で仲間に加わります】
【虹陣営の行動を終了します】
…薬飲んで大分マシにはなったな。
にしても恐ろしい、年は取りたくねえぜ。
「…すっかり空も暗くなりやがった」
さて、じゃあ動くとするか。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
1:索敵
「索敵をしようと思う」
…返事がねえって寂しいもんだな。
ライダーがいねえからアレだ、方法も限られちまったしな。
↓2、索敵方法
1:自分の脚で
2:使い魔作るよ!(成功率三割)
3:そういや通信機は?(同時判定、成功以上で使用可能)【浸水】-2
4:その他
使い魔も789で成功の同時判定かな?
2
>>782 ですね
8:成功
,.ィrn-、_
人 ヾー{_,ゝ
/`77'′ .{‐}
ト-/ |_|
r‐r-n、. /=/ E」 , -、
tf^ヾヘヘ! /=〈 { | / v_ i
/⌒ヽ |、f⌒^!r'干h、 { | /ニ)〉-}
/:{} ノヽ=}f⌒l^〈⌒i_h iコ ,L.) |__コ
(ノ イ l!三ミ} }  ̄ヽ |,}| !__.} |l! |
/ >'´i ノ n nL ,ノ |!i| L.」 !=!
`"゙Y ,. ィァ/,.=‐''" ̄ ̄>〔ニ〕. | i]. ||!l
rニ/7 /ヲニ/, /  ̄ |!i|`ヽ}ー{ !ー|
/ニ`T´ヲヽ〈> l! / ヽ 〔__〕 E }. |__'|
!r ,イフべ.ミrJ ロコ| 〃/ ̄ ̄ E:| ̄E {i Eヨ
`´/( ノノミト‐1ニ>r' _ |ヨ E=} l }ニ!
Vべニ彡〉,{ 0 } r〉、 ̄ E:| ト‐{. |.{‐}
f´ ̄〕〕/{0}ヽノ _へ 7ー ├「!/__/ !}‐{
| / r `)-、7^「「 \/_ |ニソー/ ,' |l!|
{ /,/ 〉 | | / ``ー'"Vliじ' 7 Eヨ
\/ /`ヽ i 〈く。  ̄ / |「|
ヽ | |⌒ヽへ、_ _/ |L|
`ヽ」ヽ__ヽ_`ー=二=''"´
…何か俺にはこの才能があるんじゃねえかなあ。
っと、じゃあ行け、使い魔。
直下、成功以上で情報入手、大失敗以下で破壊
3:失敗
…こっちの方は才能がねえみたいなんだよなあ。
「やっぱ自分の脚に頼るべきかねえ」
【夜行動を終了します】
直下、他陣営行動判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【夜】+1【一日目】-1
0:特殊判定
/ | ./ / /.| ./ | ', V} l ! ! |
./ .! / ./ .,' / ! / ! | ゝ-' .| ! ! |
/‐- | /l / .! , ' ,' / .! ,' | ! ! .!
. /,,,,,- ニ==- 、_ | , ' ,' /, -―,' / .,'// /
''" / :;;r jヽ ` l ./! , ' ,, -==、 ,' .イ , /´ ̄
/:::::;;;;;;;:`::::::l l/ | , ' / :::;;r ヽヽ ,' /,' / ./
|::::::::;;;;;;;;:::::::l .! / !:::::;;;;;` ::| l/./ / /
'、:_ '''' ノ l/ l '''' ノ |/ , ' ., '
::::::::..  ̄ ` ー ' .,' /l , 'l
:::::::::::: , ..:::::::::/イ!/ , '、 |
:::::::::: :::::::::::::::::::/, '', l |
::::::::::::::/イ\',/、|
/ /ヘ !
, ' ! ヽ、i.ノ
` 、 ⊂ニ==ー‐- / |、 / ヽ、
123:「…俺は悪くねえっ!」
456:まいど―、魔術協会でーす
789:トリーズナーからの接触
1:ヘレネ、やらかす
直下、やらかし内容
123:「おおっと、俺の時空跳躍機使って誰か跳んできたぞお?」
456:「んー…聖杯、ヤバいか?」
789:「おう、おら魔術師! ワクワクすっぞ!」
0:さらに特殊判定
_ {‐} ┌┬‐| \ | \ \ \┬─┐
. //}m. \\| | } ト、 {\ |\ \ \ \__||}
__ / / / ̄|__| / | |/⌒ \ {/⌒ヽ\ ≧=- ̄\
\`' -‐=ニ  ̄V / 7/l | |≠⌒ヽ \≠⌒ヽ 八{ \ \
\_____V / |∧ 从 ◯ ◯ /ノノ\\ \  ̄
/ / /\ ノ V ─‐ ─‐ / /} { { \__.\ ≠⌒\
. // / |\ }{\ ___ /.// ヾ=彡⌒ミ彡イ⌒\
/ ./ / |  ̄ヽ ヾ=、>、{ }イ_/ノ }\
. / / / .|ノ{、 /} ̄L_ ≧=三三=≦ ̄_ __/ \
. ( / / _|{ \\{ \ 》《 ./ ̄ 》==《》≪ ̄ \ \ \
从ハ \ \ \\ \ /// //}ト、 \ \
} /\ \ \ ̄\ ̄ヾ==≠⌒ミ==イ/ / {イ{. \ \
ノノ 》< ̄ ̄\ \ | ヽ / / /∧ \
{{ \ \ | ∧ ./ / ̄ 《 \ ∧ }}
≫=ミ ミニ=》{ 《{_/ ̄ f 》 } / { {{
}}===ミ } ゞ=、 | \ 从{ .} i!
r|l \_/ \ }ヘノ / ̄ }
l∧ | ゝ-彡 }} / /
∧ !| } /' ゙7 ///l l
| ∧ i| 人_ノ {/// ヾ'
| | ト、 l  ̄
| | | \ ノ
U .|  ̄{
从. |
\_ノ
123:俺にとっての過去は今にとっての未来であり
456:爺「…おろ、アクセスできた。…適当にいじっとくか、どうなるか知らんけど」
789:爆☆発
【ジジイを贔屓する気は無いのですが、異常なまでに特殊に使いやすいんですよね…】
4:クソ爺
. ヾ、// ヾシ{
. ii i{
. ii .i{{
. ii て i{{
. ii i{{
. ヾイ iii
. }i . iii
. }i へ iii
. }i . .iii
. }i iii
. _,,,、、、, }i . .ii
. >''´ `ヽ, }i ii
. / ,ィi三三三≧、 \ }i .ぺ .ii
. / __ゞ三三三三ミii .ヽ,
i{ }i ii
.. ,,、 /iiイ三三三三三三三ッ、 }i i〉 }i . .ii
.. .}ミッ,、 .i}彡シ }.〉三ミ´ .`ヾミi.iミi .ii }i ii
.. ッ|,,]|,.}i ./i/ミ、 ノ≦シ}}三ミ、 ./三三i .} .,ィ'シゞ i´`i, }i .ろ ii
.. ゞ,,}i`".マ}、_,,,,,,,ィ、 ./三三三三ミ' .}.マ三ミェェイ三三ミiッ、 >´ /ヾ, /,ィゞ .} ,ィェェ、. }i .ii >≦
.. /ゝ''´'´::::}´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;乂三三三三三i、ィ、i三三三三三三ミ、"'''' / { .i .ヾ ,ィ',ィ'ゞ} ./三三ゞi. }i . ii. 三三
. ::::::ッェ:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ミi三三三三三三三三三三三三三≧、 イ ェェヽ ヾ、 ヽヽ, .i ゝ´`ノ.ノ i三三三i }i| /ヾ{. 三三
.;;;;;;彡三ミ、;;;;;;:::::::::::::::::::/iiノi三三三三三三三三三三三三ニiヾヾム ゝイミi、',`ヽ', } } .} .i / ソ,ィ/ ィ ッi /彡三彡i.. .}ノ ☆ .∥三三三三
.;;;;;;;}ミ三ノヽ;;;;;;;;,ィッ,;;;;;;|||}::}三三三シ'\三三三/}|}.}三三iヾミ ヽヾッッ彡.ヾ}ゞ、ゝヽ \\.} 、,,iミi,,、, ./ソ ii ||,,ィi{ノミニi.イヽ./イマ三三ミ、. /ヾッ、 .∥ . 三三三三
.;;;;;;{{;;、_|i__:::}};;;::,ヽマ::::::||::::|三三三i::;;;;;/三三ミ、;;;;;ii.}三三ノゝ}||´`ッiゞゞii.、ッ.}三,ヾイ.', ヾ,,.ヽ,,..沙、_i{ .ノ´.ッ‐ii''";;;;;;;;;;;;;∥}ィェ彡彡≡三三二ヽヽ. Ⅷ ∥ . 三三三三
.;;;;;;;}i.{三ミi:::}i;;;ム三ミ;;;;||;;;;}ii}三三ミii:::ヾ三三ミ:::::iiイ三三i;;;;;;i}};;;;;{{ヾ彡.、,_ヽ}i-ーi. ゝー≧ }i i i シー"ゝ:::ィッ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/三彡ッェェェ三≧=≦シi Ⅷ_ ∥三三三三三
.;;;;;;;;).}};;;;;;ヾ:::}}ii;;;;}{ゞ}i;;.ii;;;;}i..マ}ノ {三三ミ三三三三三シ}マム;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ェェ;;;;`''<,_,,ィ/イ`"´{ ゝヽ、 /i三ミ::::;;;;;;;;;;;;;;i/;;;}ミ彡彡三三≧≦彡::::マヾii ∥ 三三三三
.;;;;;;;>≦三≧}|ッ≧ii.マ,;;;;:::|',.}i{、i三三三三三三三三〉}::||ゞi;;;;;;;;;;;,ィ'三ミiゞ::ィッ;;;;;;;;ゞ""ィ-''".ゝ}iiィ }ッ∨乂;;;;;;;;;;;;;;;ィッ;;;;;}i;;;;;;;ミ≦ニニミ二ミミミミ;;;;;;;マ,;;;}i / 三三三三三三
::::|三三三三三三三三≧'"´::::::::::::::||ゞ三三三ミマ::ヾ三i、イ三{,,:{{ッイ};;;;ム;;;;;;{三彡::/ 《 ノ.(ゞ;;;;/三三/i{;;;;;;i三ミ,:::::::::::iミ::::::::マ,::/シ;;;;;;;マ,:::::i三三三三三三三
::/三三三三三三三三三}i、____.i{{_,i三三三ミ´|i::''ヾミi、|ii、ニ}ヾ、ゞ'''ゞ三i;;;ゞミi::/ .i }:::::::}三ミ、||ゞ;;/三三iェェ、.|ミ::::::::/三i:::::::_,,マi:イ三三三三三三三
直下
123:「おっほ、令呪ゲットじゃわい」
456:はぐれ召喚
789:黒→白
5:はぐれサーヴァント召喚
直下
123:論破ライダー
456:早さが足りない
789:何かバイオリン弾いてそうな人
0:新規
4:アゲラン、出現
_,,,,,,,,,,,,,,,,,,,_
,,、-ー''"´:.:.:.:.:.___;;;;;;;;:.:.:.:.:.:ヽ,
,ィ≦三三≧ッェv、,ィニニ||:.:.:.;;;;;;;;:.:.:.:.:.ヽ, __
_,,、ィ≦三三三三三三 iニニニ||,;;;;;:.:.:.;;;;;;:.:.:.:.:.:∨__ ./:.:.:./.__,,,,、、ッッ='''""}
三三三三三三三三三 .iニニニ||;;;;;;;;;;:.:;;;;;;;;;;;;:.:.:.i三三三≧ッ、_,,ィ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:./
三三三三三三三三三ニiニニニ||,;;;;;;;;;;;;;'''ーッ、<,,、、三三三三シ;;;;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
三三三三三三三三三ニ.|ニニニ||_,,、-ー''"´`` ヽ,三三/;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;/
三三三三三三三三三ニノニニニ||,''"イ,ィ ゝ、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝー'''''"""´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"''ッ
三三三三三三三三三iゞニニニニ||,,ィ'´ }i 、ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
三三三三三三三三.,-イ {ニニニニム イ}i .|ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;/ ____
三三三三三三三.i´` |三三iイマ / /ィッ| iシ:.:i;;,、ィ/ニi、;;;;;;;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;:.:.:.'''""´ ̄;;;;;;;;;;;;;;;;;`'<
三三三三三三三.}, ゞニシiマ ./ゞ'ィ: / |.ノ:.:.:.:;;;;:./ ヾ:.:.:.:.:.:.:;;;;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`'<,
三三三三三三三 .',_,,、vvッ{i||{'´.iイiイイ::ヽ,::}/.i_,_,ィi〈:.:.:.:.:./ .|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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三三三三./ゞ´:.:.:.:.:.:.:.∧、 iゞ.、::マ};;;;;;;;;;/ゞ''""ィェッゞシ''´///;;;;;;;;;;;,ィ:.:.:.マム:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾッv、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
三三三>ゝ }i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧'''''''''ゝッゝ,{};;;/ッェ=ー''"´`ヾイ≧イ;;;;|||||;;;;;{||シ;;;;;;;ヾシi、;;;;;;;;:.:.:.:.:.:.:.:.;;;;;;;;;;;;;;;,、ッ≦三三三三三三≧、;;;;;;
三三/ .',:.:.:ヾ .}i:.:.:>''"´ ̄∧ i、 ムi, iゞ :::::\;;;;;;;;;、、≦|||}:.:.,ィ}||ゞ:.:.:.,ィiッ:;;;;;;,、ッ≦>''''"´ .ヽ三三三三三三三
ニッ'´ ',:.:.:.:.}イ´ ∧ ゞイ }}i ,,ィ''´::::::::::::::ヾヽ/||||||i´:.:.:.:.,ィ||||}:.:.:.:{|/.イ三>''´ ヽ三三三三三三
..i、iゝッ"| /i_ノi \__ノ/.イ∥::::::: ヽ{ム:.:.:.:.:iゞ≧:.:.イニ>''´ . |三三三三三三
、ヽゝ} / _ノニニ.| ノ:::::∥ ././イノー===ゞヾー''" |三三三三三三
三三.ゝ´三三| /::::::::∥ / `´ |三三三三三三
三三三三三ニi、 i::::::::::::∥ ./ /三三三三三三
三三三三三三三≧ッv、 /:::::::::::∥ / ./三三三三三三
三三三三三三三三三ム,__/:::::::::::::::∥:: / ,,、ッェェェェv、,, ./三三三三三三三
三三三三三三三三三シイ::::::::::::::::::/ ッv、__,,、、≦三三三三三三≧ッ、,,_ /三三三三三三三三
三三三三三三三三.ノ::::::::::::::::::::::://::::::::::::::: .ヽ三三三三三三三三三三三三三三二二二ニニニニニ三三三三三三三三三シ
三三三三三三三三ヘ::::::::::::::::ィッゞ::::::::::::: .マ三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三>:.:.:.
三三三三三三三三///ェェェiゞ─-、::::::: }\三三>'´.\三三三三三三三三三三三三三三三三三三三>:.:.:.:.:.:.:.:.:.
三三三三三三ニ///////////≧≦/ゝ───<} } マ三三三三三三三三三>'´ ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
【アーチャー、アゲランが召喚されました。遭遇判定次第で両陣営契約が可能です】
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした。明日はお休み】
【申し訳ない、本日と明日お休み】
【遅くなりましたが少しだけ再開】
「…そういえばだ、お前がこの黄金の杯を作ったのだったな?」
「ん、まあ、正確には技術材料含め半分奪い取ったみてえなもんだがよ」
「…制御はできているのか?」
「ったりめえだろ。んな自分でも使えねえ危険なもん動かせっかよ」
「…あー、ただ」
「ただ?」
「正直な話、動かす分には問題ねえが、ハッキングとかのセキュリティな面は見てねえな」
「…大丈夫なのか?」
「まあ、そもそもシステムに侵入できねえ奴には不可能だしな」
≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠
「…うーむ、いや、ちょっとやってみたんだがなあ」
「…どうしたんですか、キャスター。何だかいつになく困った顔してますが」
「いや、のう。…あー、まあ、小僧には関係のないことじゃ」
「そうですか。…何飲んでるんですか?」
「んー? ガラナじゃよ、ガラナ」
「…ううむ、呪いとか残ってちゃヤダと思って弄ってはみたが。…まあ、ちょっと表面だけのつもりじゃったんじゃがなあ」
「…ま、いっか。誰も困らんうちに消えるじゃろ、知らんがの」
≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠≠
「サーヴァント、アーチャー。召喚に応じ現界した。問おう、アンタが俺の…」
「え? 何でマスターいねえんだ!? これってヤバくねえか!?」
【アーチャーが以後、行動四回分現界します】
直下、他陣営行動再判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【夜】+1【一日目】-1
7:敵対的接触
直下、刑陣営
1:貴方
23:弓
45:暗
67:槍
89:狂
↓2、虹陣営
12:弓
34:剣
56:騎
78:魔
9:その他
1、4:貴方&剣
直下、状況
123:捕捉される
456:出くわす
789:捕捉する
2:捕捉される
索敵も失敗しちまったしもう夜だ。
いくら耐寒は完璧だっつっても、流石にこう寒空の下にはいれねえな。
とりあえずどっかに宿をとるかベースを設置しないことには話にならねえ。
そう、そんなことを考えて、まだ雲に覆われた空を見上げ。
直下、判定【穏健派】+1
123:確保、拉致
456:奇襲
789:接触
9:接触
そしてひやりと首元に冷たい何かが当てられるのを感じた。
「…えーと?」
「ん、悪いが俺のマスターの命でな。ちょっと黙っててくれよ」
「その声はセイバーか。…殺す気か?」
「いや、マスターがな、呼べってよ」
…呼べ、だあ?
で、セイバーに連れられてきたのは。
「あ、よく来てくれました」
「…ラグナ・クリムゾン」
「はい、そうです」
「一体何の用だ? 俺はこれでもしがない公務員なんでね、色々やらなくちゃいけねえことがあるんだが」
「ボクらの捕縛、とかですよね」
そのとおりだよ。…まあ、仕事だからな。
にしてもこいつ顔色悪いな。寒いとかそんなのは関係なくこの顔色だしよ。
「と、とりあえずそこに座ってください」
「…」
一応拳銃くらいは持っている。だが、ここで抜いたらまず間違いなく背後のセイバーにブスリ、だろうな。
流石に自分の心臓はまだ見たくねえからそれは勘弁してもらうとして。
此処は大人しく交渉のテーブルに着くべきか…。
「…」
「あ、えっと、その、ありがとうございます」
「何で脅してる側がそんなビビッてんだ」
「え、いや、ビビってるわけじゃなくて、その」
「あー、もういい、端的に用件だけ伝えろ」
直下、ラグナの要件
123:自陣営敗退時の処遇について
456:はぐれサーヴァントについて
789:静馬について
9:静馬について
俺が急かすと、クリムゾンは口を開く。
「…実は、ヴァイオレット。都木静馬がボクらの下を離れる決意を固めたみたいなんです」
「…んだと!?」
…つまりそれは、都木が俺達の下に付いたってことか!?
そりゃ耳寄りな情報だがよ、…何だってクリムゾンがそれを伝えてくんだ?
「…待て、腑に落ちねえ。それが事実だとして、何でお前が俺に教えてくんだ?」
「…はい、疑うのも無理はありません。…ボクは仮にもみんなのリーダーですし、罠だと思うのは当然のことです」
どこか沈んだ声でそれだけ応え、突如、クリムゾンは立ち上がった。
反射的に懐に手を入れるが、クリムゾンはそれより前に、深く頭を下げた。よく見るとその体は震えている。
「それでも、信じてもらうしかないんです。…どうか、どうか、ヴァイオレットを守ってください、お願いします!」
…守る? その言葉はおかしくねえか? 何だってお前が俺達に。…ああ、そういうことか。
「…都木は、裏切り者になるってことかよ」
「…はい、少なくともボク達は寄せ集めのメンバーに過ぎません。ですから、ボクがかばうことはできないんです」
「そりゃお前がかばえば矛先はお前に向くもんな。…だがまだ解せねえ、何だってお前はそんなにアイツを庇うんだ? 弱みでも握られたか?」
俺の言葉にクリムゾンががばりと体を起こす。
その目には何かが燃えて。その返答は予想外のモノだった。
「ヴァイオレットも、みんなも、ボクの大切な仲間です。かばうことに、助けることに、理由なんてありません!」
俺は言葉を失う。
クリムゾンの過去は知っている、その過去は人を恨んでも、憎んでも仕方のない過去。
だがコイツはその過去を、誰かを守るため、誰かを助けるためのモノに変えやがった。
誰かの願いを叶えるために、人類史に喧嘩を売ろうとも。
「…仲間、お前、分かってんのか? その夢が行き付く先を」
「ええ、もし、誰かの願いで世界が失われるなら、ボクは何度だって立ち上がる。仲間の願いを無駄にしないために」
なんてマッチポンプだ。矛盾してやがる、そしてそれに気が付いていやがる。
仲間の願いで壊れる世界を、他の仲間の願いの為に守るだ?
その考えは嫌いじゃねえ、しかしそれは自分の身をすり減らしていく。ただ仲間を守るための機械になっていく。
…今、俺の言葉は届きやしねえだろう。だけど、コイツは止めなくちゃいけねえ。
『みんな』を信じるがあまりに、『みんな』を愛するがあまりに、たった一人で戦おうとしてやがるコイツを。
「…ああ、そうかよ。分かった、今はお前を信じる。もし、遭遇したらなるべく危害は加えねえようにするさ」
「あ、ありがとうございます!」
「だが覚えとけよ。俺はお前たちを止める。世界の為に、人類の為に、忘れんじゃねえぞ」
「…はい、分かっています。じゃ、じゃあ、セイバー送ってあげて」
…白い息を吐きながら、雪を踏みしめる。
と、背後のセイバーがまるで皮肉を言うかのような口調で話しかけてきた。
「馬鹿だろ?」
「ああ、馬鹿だな。…アイツ以外に夢の先を知っているのは」
「マスターはいねえだろうな。…クソ爺や牝牛あたりは気づいてるかもしれねえが」
「そうか」
「そうさ、…まったく、とんだ馬鹿だ、自分で貧乏くじ引こうとしてやがんだからな。…ここでいいか。じゃあよ、次遭うときはその首飛ばすかもしれねえが」
そしてセイバーは雪の中を去っていく。
その背中に、俺はつい、何かを見たような気がして。
「セイバー、お前も似ているんじゃねえのか?」
「…は、冗談。似てねえし似る気もさらさらねえよ。…俺は守れなかったし、守らなかったからな、所詮何もできねえし何も起こせねえからな」
それだけを答えセイバーの姿は消える。
俺はしばらく、その方向を見つめていた。
【といわけで本日ここまで、おつかれさまでした】
【少しだけ再開しましょうか】
【第五クール:二日目】
…寒い。あと保存食がクッソマズイ。
とりあえず誰かと合流してえところだな。
あとは、早めに都木についての情報を回しとかなくちゃいけねえし。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
1:索敵
↓2、索敵方法
1:自分の脚で
2:使い魔作るよ!(成功率三割)
3:そういや通信機は?(同時判定、成功以上で使用可能)【浸水】-2
4:その他
【言い忘れてましたが1と2は同時判定です】
1:自分の脚で
6:成功
直下、目撃陣営
123:虹
456:刑
789:菫or逸
直下、偶数アーチャ―、奇数セイバー(人)
8:アーチャー
とにかく頭を働かせるためにも歩こう。
保存食を口に放り込み、すっかり雲の消えた空の下を歩く。…こりゃ寒くなりそうだ。
「で、だ」
…俺の目の前に何かステータスが見える。
その発生源はやたら早口な伊達男。…おう? 確実にサーヴァントだが、あんなの俺は確認してねえぞ?
「ぬああ! どこだ! 何処にいやがるマスター! 早くしねえと消えちまうぞ!」
…うるせえ。にしても一体何だってんだ、コイツ。
↓2、謎のサーヴァントについて対処
1:話しかける
2:観察
3:自由安価
1:話しかける
…気は進まねえが、話しかけてみるか。
「…おい、そこのサーヴァント」
「ん!? その名前で俺を呼ぶってことはお前はマスターだな!?」
「え、あ、まあ、そうだがよ」
「よし! 渡りに船だ! 何でもいい、俺と契約しやがれ!」
「ぬあ!?」
待て待て待て! とりあえずコイツの正体ッつうか色々と聞かねえことには話にならねえだろうが!
「速く速く速く! 俺を待たせんじゃねえ! マスター!」
「だーっ! うっせえ! 黙ってろッ!」
【アーチャーのステータスを一部提示します】
≪クラス≫:アーチャー
【真名】:???
【属性】:混沌・善
【筋】:A
【耐】:B
【敏】:B
【魔】:E
【幸運】:C
【宝具】:A
_,,. -‐ ≧ -= _
,7 // l \
彡 / ミ
≦イ /:::: ;;; il l >
_, ≦///////≧=-=、/// , イ / l l//7
r- 7 /-≦///////////////////レ /赱l /赱l :リ//
l// |///////=-///////////////从ィi /イ, イy≦/| ≦=、
ノkヘ ヽ/>'' ` </////// l ,/ヽゝニ= 'ハ////// ヽ、
/ ィヽヾ/ ` <////ゝ l l ` - イ |///ノ ヽ
ゝヽ- _ノ ノ////// ヾヽ lil, --  ̄ヾヽ }
////////l===z/  ̄ ゞl /
///////三三;/ ィ l i /- ー イl
////;/三三三;l /;| l l /ニl/////l
/;//;/ニ三三ニ/ム |ニ| l l |ニ|///// l
////三三三ニ/三≧=彡ゝイゝイゝ'ミl//////l
////三三三三/三 / .lil / \////ム
////l三{●}三三三l三ニ/ lil /........./ 7///ヘ
//////ム≦ 三三三三l三/ .lil ...........ヽ\/////\
////.........../ ` ≦三三l / .| lil l.......................\/////\
///ヽ......../ |.......................| lil l.............................\/////\
17:45から↓2までアーチャーに聞きたいこと、無ければなしと記入
ええい、まずは名前を教えろ!というかお前誰だ!クラスは何だ!どっから出てきた!?
>>857-860
「ええい、まずは名前を教えろ! というかお前誰だ! クラスは何だ! どっから出てきた!?」
「んだと!? 真名はまだ契約果たしてねえから無しだ! 誰かはアンタが考えろ! クラスはアーチャー! どっからとか俺が知りてえ!」
…クッソ、あまりの早口に息が上がってきやがった。こんなオヤジに無理させやがる。
とにかく、敵じゃ無く、さらに契約もなされてない。
「野良サーヴァントってことか?」
「野良たあ言ってくれるな! 俺は仮にも英雄だぜ!?」
「知るかこの木瓜茄子!」
「言いやがったな!」
…ハア、とりあえずは、だ。これ以上話してても埒が明かねえだろ。
「…お前、マスター探してんのか?」
「おうよ、何でかは知らねえが召喚されたはいいものの、パスが無くてなあ、単独行動持ってたところで消えちまう」
「そうか…」
考えようによってはこりゃありがたいんじゃねえか?
もしコイツと契約できれば都木の裏切りも含め、こっちの手が増える。
そうなりゃかなり有利になるが…。さて、どうするかね。
↓2、アーチャーと契約するか
やらない理由が無い
>>864 契約
…まあ、やらねえ理由は無いか。
「分かった、なら俺がお前のマスターになる」
「ん…? マジか!? いやあ、助かったぜ! ならばここに契約は果たされた! よろしく頼むぜ、マスター!」
「で、テメエの真名は何なんだよ」
「おう、俺はアゲラン、勇者アゲランたあ俺のことだ!」
…アゲラン?
「知らねえんだが。なのに何だこのステータス」
「ぬあ!? 俺を知らねえ!? 遅れてやがる…と言いてえところだが、こりゃ召喚された場所も関係してそうだな。ま、いいや、とりあえず仲良くしようじゃねえか」
「…だな」
とりあえずこれで大幅な戦力増強だ。上手く立ち回れるといいんだが…。
【アーチャーと契約に成功しました】
直下、アーチャー情報開示判定
123:教えてくれない
456:スキルだけ
789:宝具の一部
↓2、令呪判定、成功以上で一画、失敗で0
↓3、この時代の扱いについて、成功以上でそのまま、失敗でこの時代には参加できず
4:スキルだけ
4:0
1:この時代には不参加
「…おう? 何か身体が消えていくんだがこりゃどういうこったマスター!」
「あー、そこんとこの説明はまたしてやるよ」
「何だそりゃ! 早く教えろ! って、あ、消える、消える」
「ちょっと待て! 消える前に少しくらいはテメエの情報教えやがれ! 作戦が立てにくい!」
「あー、ちょっと待て! 急かすんじゃねえよ!」
早くするのか遅くするのかどっちなんだよ…。
【アーチャーのスキルを公開します】
【クラススキル】
◆対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【ランク分の【魔】による攻撃に-補正】
◆単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから二日間現界可能。
【一日にランク分魔力消費無しで宝具、スキルを使用可能】
【保有スキル】
◆直感:C
戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。
敵の攻撃を初見でもある程度は予見することができる。
【奇襲を無効化する】
【一回目の不利獲得時に判定を行い、成功した場合、一回限り均衡判定に変更する(ランクにより成功率は変動する)】
◆魔眼(畏怖):B
見る者に畏怖を抱かせる魔眼を所持している。
対象の【魔力】と【幸運】を除く全ステータスをワンランク下げる。
このスキルは、対魔力や精神防御により抵抗が可能。ある竜王などは、睨まれただけで塵と化したという。
【発動時、相手の【魔】【運】を除くステータスをワンランクダウンさせる】
【対魔力等で防御判定可能】
◆神の恩恵:B
神から洗礼を受けた際、神の恩寵を授かったとされる逸話によるもの。
【魔力】と【幸運】を除く全ステータスがランクアップする。(適用済)
神と聖ペテロの洗礼を受け、常人の11倍の速度で成長する強靭な肉体を得た。
【【魔】【運】を除く全ステータスをワンランクアップする】
…え? 強くね?
「ぬああ! 消えるぅ…」
あ、消えた。…こりゃ天秤がかなり有利に傾いたか?
【朝行動を終了します】
直下、他陣営行動再判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【朝】-1
7:敵対的接触
直下、刑陣営
1:貴方
23:弓
45:暗
67:槍
89:狂
↓2、虹陣営
12:弓
34:剣
56:騎
78:魔
9:その他
9、3:狂VS剣
【というわけで一旦中断、続きは夜に】
【はい、再開】
晴れた空の下、人払いの結界を掛け、誰もいなくなった市街でセイバーは剣を引き抜く。
「マスター。嫌あな奴に出くわしたみたいだぜ?」
「う、うん、そうだね…」
その視線の先には大柄な鎧の男とこの冬空にも拘らず白衣の女。
白衣の女、コノリエは視線に収めたラグナ向け、にやりと好奇の笑みを送る。
「ほほう、初めてだったかな、ラグナ・クリムゾン」
「そう、ですね、コノリエ・フェルト博士」
「はは、名を覚えてくれていて光栄だよ。…さて、じゃあ早速だが、解剖される気は無いか?」
突然その口から飛び出した言葉に、ラグナらだけでは無く傍らのバーサーカーですら目を剥いた。
その反応に満足したのか、コノリエはさらに笑いを深め、白衣の内側から取り出したメスをくるくる回す。
「いやいや驚くのも無理はない。ここ数年、奴と出会って以来あまり非人道的な行為は避けていたからな。といっても、魔導書等々の解析に必死だっただけとも言うが」
「…マスター」
「ああ、お前の言うこともわかるさ、バーサーカー。冗談だよ、半分は。…昔は平気でそれくらいの非道を無許可で行っていたがなあ。齢は取りたくないものだ」
バーサーカーの咎めるような視線に肩をすくめながら、コノリエはメスを仕舞い込んだ。
「と、いうわけで一応許可だけ求めたがどうだね? できることなら裂きたくはないが話によるとお前の能力は血液に依存するらしいからな」
「け、結構です」
「ならまあ、仕方ないな。無理にとは言わないさ。さて、じゃあ行こうか、バーサーカー。うまくやれば奴らを瓦解させることが出来る」
「…」
「不信を抱くのは構わない。だが案外私の底は浅いぞ? 私は好奇と研究の徒だ。それ以外に興味なんて持つ必要は無いんだからな」
バーサーカーはそんなコノリエを見据え。
しばらく沈黙すると呆れたようにその目をセイバーに戻す。
「…いや、今はそうだな。セイバー、名のある騎士と見受ける、我が相手とするにはもってこいか」
「あー、オッサンその口か。止めとけ止めとけ、俺を倒したところでどうともならねえし、何も誉なんてねえよ」
バーサーカーの名乗りにセイバーは変わらず覇気のない声で返し。
だが、その魔剣をスラリと引き抜いた。
「…その口ぶり、本来なら臆病者と謗りたいが。…なら何故にお前はその剣を抜き、私の前に立つ」
「知らねえし。…俺は何もできねえし、どうせうまくいかねえ。そんなことに逆らう気力も消えた」
その剣が僅かに血の色を帯びる。
その眼に炎は無い、だが、バーサーカーはどこか正しきあり方をセイバーに見る。
「だからまあ、単なる暇潰しみたいなもんだ。残念だったな」
「…そうか。まあいい、お前がそう言うのであればそれが真実なのだろう。では、存分に振るわせてもらう」
「だとよ、どうする、マスター? 奥の手、抜いとくか?」
直下、バーサーカー宝具使用判定
123:使わない
456:両方
789:片方だけ
↓2、セイバー宝具使用判定【あとが無い】-1
123:両方
456:片方
789:使わない
0:特殊判定
直下
ハ/iイハ
__ _ ≠ミ乂乂 .{!八-‐===ー-ミ. __
/. : : :ー-ミ\ー- _ー=ミ\:!ハNⅣ {:.:.:.:.:.:.:.:.>'".:._:.:.:.\
: : : : : : 乂\ー-ミー-≠⌒ヾ i/ハ {: :{:.:.:.:.:/.:.:.:.://⌒7⌒iー-ミ
:: :: :: ::ト\ ヽ 爻才 Ⅵ ∨.\.:.:.:.:.:.:.:.'.:./ ./i. |!_斗<
: : : : : 辷=ミ斗⌒ V: : }:.:.:.:.:.:.:. .′../.| j . / ./ヘ
: : : :.ト乂ー-ミヾ 斗彳 !: : ∨.:.:.:.:.:.{{ .ノ ィ≠ミ' /ノ }
: : : ハ气ー-ミ゛ / /ー- .,_ ノ ;: : ::.∨.: :.: У =ミi´///弋イ{ /ノ
:./. : }ミx/ ∨ ミ彡≠=ミ、 ー- ._从: : : ∧:_:_:.∧rァ. }/rー-ミ ゞ'_..イ
: : : :./ ∧{i } ー- ト 。.,_ミソノ fr≠′. : : : ! ∨イ≠⌒ <ヽ≠、
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: : : : : : : : : _三二ニ≠.:.:.:.:.:.__三二ニ=≠/ |
二ニ=-‐==ニ二三.ニ. ̄.ニニニ/ ./ |
ニニニニニニニニニニニニニ/ ./ |
ニニニニニニニニニニニニ-.′ ./ |
456:介入
789:「ふふふ、ビックリドッキリメカの実験にはちょうどいい!」
5:片方
直下、成功以上で【屍晒し】、失敗で【???】【後が無い】-1
これ負けたら退場なのに片方だけというのもだいぶ
>>889 それも確かに。もしかしたらここで退場かもしれませんのでもうしわけないですが、>>1 権限でもう片方の宝具使うことにしときます
9:ビックリドッキリメカ
直下、1ほどヘボす、9ほどスゲー
下2、バーサーカー宝具使用再判定
123:使わない
456:両方
789:片方だけ
3:それなりにヘッポコ
4:両方
「…うん、分かった、セイバー。使ってくれ」
「おう、じゃ、まあ行くぜ。思い出したくもない絶望を見せてやるよ」
ラグナの頷きに応え、セイバーが魔力を魔剣へと集める。
「…! バーサーカー!」
「ああ、私もこの剣を、この眼光を以て制そう。【総身凍らす恐怖の兜】!…【血に飢える破滅の魔刃】ッ!!!」
その動きに呼応し、バーサーカーが凍てつく眼光と共に魔剣を抜き放った。
だが、その眼光は、魔剣によって与えられた傷はセイバーの動きを僅かに鈍らせるのみ。
そして、セイバーの剣から、いや、その総身から、どす黒い炎と、溶けた銀が溢れ出す。
「…さあ、溺れろ、後悔と慙愧の火柱に、この身を焼いたゴルゴダの丘に。あーあ、悲しいねえ。…【銀財熔かす大火罪(ヴァンドゥルディ・トレイズ)】」
◆『銀財熔かす大火罪(ヴァンドゥルディ・トレイズ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:2人
/:::::::::::::::::::::\
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,zzzニi::::::::::::::::/::::::リ
f///ニ/i:://::::/i::::::::)x
/ニ∨∧ニ>`ヽ_./:::/ニニ}
/ニニ∨∧ニ}\/ iニニiニニ/
) 廴 〉 /ニニニ∨∧.i:i:i:i:i:i:i:iニニiニ/ j} j} イ
`ヽ、 }i _} /ニニニニヽ ∧ ∨ ,'ニニiニ{ i{ /{i / Y´
\ }i ト、 /ニニ/ニニ\:\ .iニニ,'ニ7 i{ ノ / / ,イ´
ノ〉 ㍉ ノ´ /ニニ/ニニニニ/ \:\iニニiニi し' / j{ /
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{ しi {廴i{ /ニニ/ニニニニニ./i:i:i:i:i:i:i:i:i≧sヽニ.i / j{/´
`Y { `ヽ、 /ニニ/ニニニニニ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iマニニ}ニム 7
ト、Y¨リ ノ/ニニ/ニニニニニ≫.´ヽ{{__}}。s\ニ`ヽム j{
}i | ) }! /{ {ニヽ./ニニニニ≫ ´ i } .\ニ\ /⌒ ,イ
}!{ ヽ、{ }/ /ヽ≦´ニニ≫ ´ / | } iノニ/て _ノ /
リ ) 《//》\≫ ´ ./ |_.ノ | ̄ 廴/ j{ /{
. _/ `´/ , /\ ム て/ {i
. / / , , \ ム /j{ /
.  ̄/ ./ \ .ム >´ / / _≧s,ィて
. / / ./ ' , ム /⌒ j{廴 ⌒℡s。
jし'リ´ / / ./ , , .ムてノ}℡ノ{_ ,ィ´ ノ ヽ、_)
し il jしイし'. / / ./ ./ , .ム′ ( }才´_j{廴_ )
( ノレ'し' / / ./ / ∧ ム__≧sィ劣____≧s。,イ
i≧sィ劣___j{_. / ./ ./ ./ ∧ ム 入_ ,ィて_  ̄ ̄ ̄ ̄
)ミx ,イ __,,,才´ ノし' そ´j} ) レ'! 廴_ j} (_ _ノ /⌒
_,才' し' __,,,才´ j廴_) ,才¨´ N し′ /し℡z-ュ て_ノ 厶  ̄⌒
_) _Y¨´ ノ ,才´ 入 / ¨“''气 `そ_从_
ノ,才㌢¨¨⌒` ,ィ'才 }! ノ しィ ⌒“''气 て_.,ィ
し,,ィ'¨ jし'レ´ }!℡_) j{_ イ ´⌒“''气 て_,才廴
⌒ ,才´ ノしィ ) 守 ,イ ( 彡' ⌒“''≧s。 て
¨´ ) ( `Y ノ て マ ⌒¬r-z_
`}i 廴 j} j{ / し,
_廴ノ て_ノ j{ ( j{
『神嘲笑う災断の業火(コンビクション・フレア)』とも呼ばれる、セイバー自身を焼き殺した炎を発現する。
セイバーの内側から溢れる魔炎は対象を逃さず、塵になるまで焼き尽くす。
苦痛と失望に満ちた最期を追体験させるこの宝具は、最大で二度、二人までにしか発動することができない。
かつてセイバーは処刑に際してフランス王とローマ教皇を害する呪いを吐き、それはほどなく実現することとなった。
これは、さる救世主の最期になぞらえた、二人の道連れを得ることを許された情状酌量だったとも考えられる。
【令呪三画を失った状態でのみ発動可能】
【発動次、場に存在するユニットから二つまでを選択する】
【戦闘決着後、その指定は解除される】
【その戦闘が終了するまで、そのユニットは【耐】【運】のランクをEに変更する】
【その戦闘が終了するまで、そのユニットは1の位0の効果を強制不利へ変更する】
【戦闘終了時、セイバーが消滅する場合、該当ユニットに対し、低確率の死亡判定を行う】
【この宝具は二回までしか使用できない】
その炎はまるで舌のようにバーサーカーとコノリエに纏わりつき、自由を奪い。
セイバーはその身から放たれた悪魔の業火をまるでどこか他人事のように眺めていた。
「ハッハ、キリストとソロモン神殿の貧しき戦友たちに万歳、そしてくたばっちまえ、この世の全員よお」
バーサーカーの魔剣によって与えられた傷から垂れる血を舐め、セイバーは気怠げに嗤う。
その最期を彷彿とさせる焔の中で、背に負う十字剣はまるで救世主のごとく輝き。
「…クッ、一応用意していたメカもこれでは」
「■■■ッーーーーーー!!!」
【ビックリドッキリメカverコノリエ】
-―‐ ヘ _
/: : : : : : : : : :》《; ヘ: \
/ : : : : : :_: : : : /:/: : : | : : ',
/ /l/l/f¨`ヾ:/:/: : : : |: : : :l
/{ ' ト、 { /⌒ヽ: : : |: : : :|
{ y .ニ,ニ,ニ. Y } ゝイ ノ: : : |: : : :|
> 〈ー' ゙ー〉く / `7¨ l: : /l: : :/
/ ,二ニ二. ヽ / / l: / l: /
, ) / ヘ ヘ \ ヘ/-―‐/ {/ l/
し l 〈__ノ {___〉 l J /
\丶 ____ ノ/ l
/三二ニニ=≠T ┐-‐l
〈シ´ (__」_丿 l
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八 ( !| |
丶 __ > 、{_,ノ |
」 _ -―|
」 l
ただし材料をテンションの上がったフェルディナが殆ど自分の改造に使用したため、あまり強くは無い。
【3ターンのみ【筋】【敏】に+2補正】
「さて、マスター。俺にこんな思い出をくれたんだ。お前はどうする?」
「…セイバー、ボクは!」
直下、ラグナ判定、成功以上でマスター戦行わず、失敗でマスター戦【条件良し】-1
8:マスター戦は行わず
「…ここで、見ていてもいいかい?」
「ん、アンタの能力みるにかなり有利な戦場だと思ってたんだが…、まあいいさ、それもまた一つ、だ」
「…正直助かったよ。と、こんなことを言えば襲ってくるかな?」
「ボクは、できることならだれも傷つけたくはない。そして、誰にも苦しんでほしくない、それだけです」
「そうか、ならまあ、私の作ったメカの性能を十分に観察できるよ」
全身を蛇の様な火で覆われながらもコノリエは冗談とも本音とも取れない言葉を紡ぐ。
どこか現実から乖離したようなそのやり取りをよそに、セイバーは立ち向かうバーサーカーに中指を立てた。
「さあ、じゃ、いっちょやるか。どんな理由だろうと残念ながらこれは殺し合いだ。せめて俺の苦しみの一端でも味わってくれよ」
「■■■ッ!!!」
「…あー、やりにくいねえ。何となくわかる、俺とアンタは似てる、そして決定的に違うのはこの状況でもアンタは怒らず楽しんでる。…反吐が出るね」
ゆらりと幽鬼のごとく剣を持つセイバーに狂戦士と化したバーサーカーが迫り行く。
全てを憎む背教の剣士と、救済を受けた悲劇の王が、今、ここで全力を挙げぶつかった。
【戦闘を開始します】
【バーサーカー陣営】
【筋】:5
【耐】:0
【敏】:4
【魔】:3
【幸運】:0
◆狂化:B
魔剣を抜き放つことで狂化する。
幸運以外の全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
◆心眼(真):B-
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”
逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
狂化中はほとんど機能しない。
【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】
【狂化時はDランク程度のスキルとして機能する】
◆『総身凍らす恐怖の兜(エーギスヒャルム)』
【発動後、相手の【運】を除くステータスをバーサーカーとの遭遇時のみ、-1】
【この宝具の情報を知っている状態で効果を受けた場合、【敏】に-1補正】
◆『血に飢える破滅の魔刃(ダーインスレイヴ)』
【発動後、Bランク相当の狂化スキルを入手する】
【発動次、敵サーヴァントに全てのスキル、宝具効果を無視し、負傷判定を与えることが可能。(Aランク以上の【運】を持っていた場合判定で回避可能)】
【その負傷は後述の方法以外で治癒させることは不可能(Aランク以上の【運】を持っている場合、回復が可能)】
【この宝具を使用したバーサーカーに勝利、及び消滅させるまでこの宝具の効果を解くことは不可能】
【戦闘終了時、勝利か、相手陣営の消滅を迎えることで狂化状態は解除される】
【セイバー陣営】
【筋】:4
【耐】:3
【敏】:3
【魔】:5
【幸運】:1
◆対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『銀財熔かす大火罪(ヴァンドゥルディ・トレイズ)』
【令呪三画を失った状態でのみ発動可能】
【発動次、場に存在するユニットから二つまでを選択する】
【戦闘決着後、その指定は解除される】
【その戦闘が終了するまで、そのユニットは【耐】【運】のランクをEに変更する】
【その戦闘が終了するまで、そのユニットは1の位0の効果を強制不利へ変更する】
【戦闘終了時、セイバーが消滅する場合、該当ユニットに対し、低確率の死亡判定を行う】
【この宝具は二回までしか使用できない】
【1ターン目】
直下、バーサーカー判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー【敏】選択
4+9+2-3=12
セイバー【敏】選択
3+8-1=11
【バーサーカー有利獲得】
【2ターン目】
直下、バーサーカー判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー【運】選択
9=9
セイバー【運】選択
7+1=8
【バーサーカー有利獲得】
【3ターン目】
直下、バーサーカー判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー【運】選択
5=5
セイバー【敏】選択
3+4-1=6
【バーサーカー【心眼(真)】発動、よって均衡】
【4ターン目】
直下、バーサーカー判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー【運】選択
4=4
セイバー【敏】選択
3+7-1=9
【セイバー有利獲得】
【5ターン目】
直下、バーサーカー判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー【敏】選択
4+9-3=10
セイバー【筋】選択
4+8-1=11
【バーサーカー【心眼(真)】発動、よって均衡】
【6ターン目】
直下、バーサーカー判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー【魔】選択
3+4-4=3
セイバー【魔】選択
5+7-1=11
【セイバー有利獲得】
【7ターン目】
直下、バーサーカー判定
↓2、セイバー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー【運】選択
1=1
セイバー【魔】選択
5+4-1=8
【セイバーの勝利です!】
直下、バーサーカー逃走判定、成功以上で令呪一画使用し逃走、失敗で消滅判定【負傷】+1
0:特殊判定
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直下
123:ザックリですとろーい
456:相打ち
789:援護により離脱
8:援護により令呪使用無しで離脱成功
直下、援護陣営
123:槍
456:静馬
789:弓
4:静馬による援護
【というわけで本日ここまで、お疲れ様でした】
【再開】
その差はどこにあったのだろうか。
全身から血飛沫を吹きだす痩身の剣士と、その倍はあろうかという体躯の狂戦士。
一撃一撃ごとに剣士の体は砕け、折れ、壊れ、潰れていく。
血反吐を吐きながら、血流を逆流させながら、剣士はまるで星が降り注ぐような重さを受け止める。
だが、その光景は決して剣士の劣勢に終わらない。
一撃ごとに剣士の周囲をまるでその体ごと飲み込まんとするような業火が舞う。
贖罪と冤罪の炎、その炎によって溶かされた銀が、命が、刻一刻と狂戦士を蝕んでいく。
剣士の最期は壮絶の一言に尽きる。信じたモノすべてを裏切り、そして裏切られた。
その心中はいかばかりのモノだったろうか。その絶望は、怨嗟は、どれほどのモノだっただろうか。
そして、濡れ衣であったはずの悪魔さえもをその身に宿した感覚は。
彼がその體(なか)に囲う怪物は邪悪の化身、バフォメット。
淫蕩と悪逆の魔にして、彼らを崩壊へと導くイスカリオテのソレ。
もはや救世主などはどこにも無く、故に彼は何も望まない、何も信じない。虚ろな伽藍はただ世の崩壊を嘯く。
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/ / / `ヽ ヽ_ノ | |丶 `丶、
/ / / / | | /  ̄ 丶、 | | `丶、 < ̄`ヽ
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/ // / l|ヽト、. | | /::::::/:::l::::::::::::lヘ::::ヽ:::::i | } / / / / ヘ
ー-〈 / | ヘ ヽ 丶. /:::::://ト-、 ̄,r‐ァ`ヽ::::ヽ / / / /_ ./ ヘ
_ \ | ヘ \ \ /::l:/:::::l| `ーl |lー"/:マム::::::\ / / / / / ヘ ヘ
\ \ | ∧ \ \ l:// /::::::l!!!ヽ{ }ィ!!/::::::::マムー-、〉 / / / / / ヘ ヘ
\ \ ∨ \ \ \|/ l:::::::::ゝ、` ´ /:::::::/.マム≦三7、/ ̄ /ヘ ヘ
/ \ \ ∨ \ニ≦三/ l≧ー、:::::/::::::::`ヽ-≦マムニ≦三} / ヘ <`ヽ
./ / \  ̄ ∨ `ー-ニ/ /._ニ三/:::::::::::::::::::::\ マムニ‐ ̄ /ヘ ヘ マ ム
. / \_∨ / /三三ニ/'::::::::::::::::::::::::::i`三マ \ / ヘ ヘ 「 _ノ
. / l ∨ / /  ̄l ,zzzニi::::::::::::::::/::::::リ ̄ \ \ / ヘ //
/ l \ / / f///ニ/i:://::::/i::::::::)x { l| \ \/__ ヘ //l
/ l /:::::::::/ ./. /ニ∨∧ニ>`ヽ_./:::/ニニ} l/ \ `ヽ  ̄ ̄ヽ// l
─‐/ l /:::::::::::::/ ∧ /ニニ∨∧ニ}\/ iニニiニニ/\ / \  ̄ ̄ `ヽ_/l l
/ l /:::::_/ / ヘ /ニニニ∨∧.i:i:i:i:i:i:i:iニニiニ/ |l | ̄ ̄`ヽ \ l ̄. l l
 ̄\ /:::::< / /ニニニニヽ ∧ ∨ ,'ニニiニ{\|l | | \ \__/ 、 l l
 ̄ ̄|::::::::/::\ / /ニニ/ニニ\:\ .iニニ,'ニ7::::|l | | }::\ \ト、 l l
|::::::/:::::::::l/_ 彡/ニニ/ニニニニ/ \:\iニニiニi:::::\| | /::::::::\ l l l
. /ニニ/ニニニニ/_szz.\:\=iニ|:lヽ「 | | /:::::::::::::::∨∧. |
|::/::::::::/ /ニニ/ニニニニニ./i:i:i:i:i:i:i:i:i≧sヽニ.i/ | | /:::::::::::::::::::::::∨∧ |
/ニニ/ニニニニニ./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iマニニ}ニム
{ニヽ./ニニニニ≫ ´ i } .\ニ\
/ヽ≦´ニニ≫ ´ / | } iノニ/
《//》\≫ ´ ./ |_.ノ | ̄
. _/ `´/ , /\ ム
. / / , , \ ム
.  ̄/ ./ \ .ム
見せないならばそれまでのモノ、俺の人生は、人などはその程度のモノ。
絶望と虚栄、そしてそれに基づくこの世全てへの無力感が、皮肉にも彼の原動力だった。
狂戦士はただ本能のままに剣を振るう。その体は血に濡れ、狂気は黒い炎を受けなお燃え上がる。
彼は悲劇の英雄である。ただ神の諍いに巻き込まれ、死することなく望まぬ戦を友と繰り広げた英雄である。
だが、その最期は救世主によりもたらされた。
死は救済か、死は侮蔑か。
同じモノに与えられた同じ行い。ただそれだけの差を以て、この勝負の決着は告げられる。
.,ィヘ
V∧
V∧
..l l .! .i │ ! l l / / / / ,_ィへ__ヘ-マミミミム-.、
.l ! l .,! ! l ./ / / / ./ ,_ィ≦'//////ム__〉::〉ニニヾ彡、
. l ! .|l .. .| ! il゙ .l .! ./ / / ./ ./,ィ≦//////////////ムー'ニニミVヘ´}
h, l、} l| l、 l. .l! . 、.l! .|,! .l゙ / ./ / ./ / / 〈'/////////彡:´::::::::::::::::::::::::::::ヾ´ヾ'∧ヘマi.、
リ、 'l、 .l.! ll || .l,! .i\ |.! .l 、 ./ .、 ./ .〃 ./ / .、 / / .∨////マ´/::::::::::l:::':;::::::::::::::::::::::::::マ彡'∧´j/}
l.ヽ.l.l !| || .|.! .|.! . .ヘ 丶| ! l゛ / .l゙ ./ / ,i|′.〃 ./ ./ / . / ∨////V:::::::l:::::l::::::ヾ`,彡;::::::::::::::::;ィ'|////ム
、 l ゙/Λ.l ! .l.! !.! l | i|..ヘ 〉.! ! 〃 ! ./ / .,〃 〃 ./ ./ ,./ / . / ∨////!:::::::lVヾヘ::::::ヘ'ッ !`Y::!〉:::lムム//〈
..l;; ..l .゙ll,.゙ll│,!|.! l ! ! .il].,冫¬、./ ./ ./ ./ .// .// / / ./ . / .,/ ,y!″ ∨'//,从:::ヘ`,~ッ゙'`ヾ;! ,ハ:::::::::;ヘ'、V/∧
゙'ヽヽ ゙l、゙‐ ".l !.l!│l .|..┌.、ィ.′.┐..l゙ / ./ / /.,// / ./ ./.、 / ,/. _.;;!!" ._/∨////!ハ::ヽ .ィ,‐.=..、 .リ::::::::l V/∧
, .゙'ム'、 .l l.l│.l.| .,! ..`Y:::`L:::: }、 / / ./ / . ,i"ノ゛ " / .〃 ,/ . / .,..;;ソ" .,..-'´ ∨/////ヘヾ.、ヾ:_:_:ィ /,'イ:::;ヘ V/∧
ヽ ゙ヽヽl !!│|l゙ .| !、.._l;;ヽ_/. 〉 ../ ,i′ ././ ./,.〃/ . / .,/ /ン'ン', / ∨/////∧/7777 ィ .!V V/∧
ヽ '♭ リ│l _..ィチミミミミミミミヾ 〉 ./ /″ / ,i'/゙‐゙., / _/.,,-'ンンシ'´ .,..-'"゙.,∨'/////////ム、', .ト._、 .V/∧
.ヽ .゙. ., 豸 彡彡彡ミミミ冫〉 ../ン./ _.ィ!'"../゙,/ン゙ / _..-'"゙,.. ;;メ!'"_,∨///////,,-、ニト、 ヽ//≧z. V//
、.ヽ ゝ ./lllゞ彡彡彡彡ミ;彳} 〉 : '゙,;;ン/'" ,/ / '"-'´._.ir‐ ._..-''゙_..-''彡彡-'"゛ ∨/////,{ O 〉ニニ\_,,ヽ;< V/
.ヽ. " .Y: lllll.豸彡彡彡〃彡,,ノヘ. 〉 ..シ´...‐゙,/ ._..-/彡‐',゙..-'"゙,y=゙‐'´ V/////リ ヘ三ニニニニ∥/,≧x V
.., .ヽ .{llllllll.. , 彳彡彡彡〃イ;〉! ヘ. 〉 ‐゛,//゛ _..-'',゙r!!'彡‐'´ ...-彡 Y,//,i´O,ィヽ OY,ニニ∥///∧y
.,.\ ゙- .|lllllllll !:::{彡彡彡彡〔6 / ヘ 〉./ .'" .″ .'./ '´ ._,, -'"゛ _,,.. -‐'''"リ//'j`ー'ニニ`ー'ヾ X//////,'ム、
. {lllllllllll\::..彡彡ィン ,.ミ ヘ 〉 _.. -''″ ._,,.. -‐''"´ ,ィ'///ラニニニニニニニニYヾ.、///{∵ヾー
.!.llll./:.. `'ー-ー_イ, ∧. ヘ 〉 __ ´,.. -''',゙,,.. -‐''"´ .,.イ///ムイニニニニニニニニニl:::lヾ.、//ヽ ,}//
'ー.. .!lll { lllllllllllllllllllllllllll_.,;;;ム ヘ /, ー〉 ..._,,.. -‐'''"゛ . _,,,.. -ー''',.ィ≦ム-‐'´////ニニニニニニニニニニl:::lニヘ'////ヾニ/
.,}lll ! llllllllllllllll /:; ヽ. / /¬.''"゛ _,,,,.. -ー''''',゙____ ,イ≫''´////////ニニニニニニニニニニl:::lニニ}////////
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その理由は分からない、彼の思い等誰も知らない。ただ、彼が持つ名ばかりの【守護騎士】が、その答えなのやもしれない。与えられた死の違いがそれなのやもしれない。
だが、全身を赤黒い血に染め、もはや立ち上がれないまでに打ちのめされてなお、セイバーはその目にバーサーカーを映す。
そして、最後の一撃を与えんと振りかぶるその鎧に、炎が傷付け続けたその鎧に、セイバーの魔剣が、鋭く、突き出され。
その心臓を、不死の英雄が命を、奪わんと。バーサーカーはもはや動けず、ただその死を受け入れるかに見える。
コノリエが令呪を放とうとしたその瞬間、ガキン、と何かが当たる音が聞こえ、周囲が、青い光に包まれた。
光が消え、視界を奪われていたラグナが目を開く。
そこにはボロボロになったセイバーが、何処かを眺め笑っている。その周囲に炎は無く、戦闘の終了を告げていた。
「セイバー!」
「…あー、こんな結果か。まあ、しかたがねえな。俺のやることなんてどうせこんなオチだ、悪い、どうにか潰そうとしたんだがなあ。逃がしちまったらしいや」
「逃がした…?」
「おう、…多分アイツだな、お前たちを裏切ったマスター。アレが乱入してきて奴らの退路を作ったらしい」
「…ヴァイオレットか」
ラグナは誰もいなくなった道の先を一瞥し、ボロボロのセイバーに駆け寄った。
「セイバー、大丈夫?」
「おう、…ただ、この傷は完全には癒せそうにねえな。…まったく、ムカつくぜ」
血塗れの背教者は悪態を吐き、その肩を小柄なラグナに預けるのだった。
直下、静馬行動【コノリエのマッド加減】-1
123:立ち去る
456:会話
789:共闘の申し入れ
3:立ち去る
戦場から遠く離れた川辺でコノリエは一息を吐く。
青い光が視界を覆った瞬間、誰かに抱えられるような感触を感じたのだが、それ以降の記憶は曖昧だ。
「…ううむ、逃げ出せたはいいんだが」
「■■■ーーー!!!」
「一体我々を助けてくれたのは誰やら。…それと、バーサーカーの暴走はどうするかなあ」
「…彼らも、俺の正義に共通するか、見定めさせてもらうぞ」
直下、バーサーカーの狂化、成功以上でなんとか言うこと聞くレベル、失敗で言うこと聞かず動き回る
4:言うこと聞かない
「■■■ーーーッ!!!」
「…おおい、何処行くんだ。…困ったなあ、これじゃおちおち休息もできんぞ。令呪は残り一画だしなあ」
【他陣営の行動描写を終了します】
とりあえず何だか分からんが新しいサーヴァントを手に入れた。
とそんなこんなしてる内に昼か。今日は晴れてるがその分気温が低いねえ。
貴方の行動を選択してください
1:索敵
2:コミュ
3:移動
4:休息
5:自由安価
下2
5
使い魔作るのが得意なら今の内にいっちょセイバー用に騎乗使い魔作ってみる
>>966
…そういやどうも俺には礼装づくりの才能が有るらしい。
ガキの頃工作はそれなりに評価されてたからな。物は試しだ、いっちょなんか乗り物的な奴を作ってやろう。
というか、要するにプログラミングで、適当なソフト作ったらハードに乗っけりゃいいんだろ? 楽勝楽勝。
直下、作成結果、7以上で作成成功
99:自陣営に不利な特殊判定
: :l: : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : :l l: : : lヽ、 ヾ;、 ヽ: : : : : : : : : : : : : : : :l: : : : : : : : :l
: : l: : : : : : : : : : : : : ::l: : : : : : : : : :l!: : : ト、 ` ヽ、ヽヽ、 `ヽ、: : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : :l
: : :l: : : : : : : : : : : : : ::l: : : : : : : : : l.l: : : l `ヽ: : : ": : :ヽ) i: : : : : : : : : : : : ト: : : : : : : : :',
: : : l: : : : : : : : : : : : : :l: : : : : : : : ::l l: : :;l `ヽ: : : : : リ l: : : : : : : : : : : : :ヾ:、: : : : : : : ',
: : : :l: : : : : : : : : : : : : :l: : : : : : : l!:l zl: : :任王℡z、~\/ l: : : : : : : : : : : : : : i \: : : : : : :',
: : : : l: : : : : : : : : : : : : :l: : : : : : :!l::lo゚l: : l`~ーー、㍉ ヽ、: : : : : : : : : : : : :l \: : : : : ',
: : : : :l: : : : : : : : : : : : : ヘ: : : : : :l l:l l: ::l | | `´ `' -、: : : : : : : : : : l .\: : : : ',
: : : : : l: : : : : : : : : : : : : ::',: : : : : l l! .l: :|. | | ` - 、: : : : : : l \: : ::',
: : : : : :l: : : : : : : : : : : : : : ト,: : : : l l! ', l. | | ` 7: : : :l \: :':,
: : : : : : l: : : : : : : : : : : : : ::l.',: : : :l. l! ヽ!.| | / : : : : :l \:ヽ
: : : : : : ::l: : : : : : : : : : : : : l ',: : : l. | | / : : : : : : l . \ヽ
: : : : : : : ト: : : : : : : : : : : : :l ',: : :| | | / : : : : : : : ::l ` ゝ
: : : : : : : い: : : : : : : : :∧ :l ヽ: :l. | | ヽ: : : : : : : : :l
: : : : : : : :l ヽ: : : : : : : :l l::l ヽ:l | | , -─‐ 、_ _ノ `ト、: : : : : : ',
: : : : : : : ::l l: : : : : : : l .l:l ヾ | | ,ィ "二 ---z-- 、_ノ: : : : l \: : : : ::ヽ
: : : : : :A: :l l: : : : : : :l l:! | |. /`'こr-√ "´,-ィ ヘ: : : : : : :l \: : : : ヽ
: : : : :::ハ::l l: : : : : : l l! | | /::::::ヽ~一⌒ / ヽ: : : : : :l. \: : : :ヽ
: : : : ::l .l: :l ヽ: : : : : l l. | | ./::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ: : : : : :! .\: : :ヽ
: : : : :ー 」: :レ弋.ヽ: : : l | | {::::::::::::::::::::::::::::::/ ヽ: : : : :! \: :ヽ
: : : : : : :l l::l .l ヽ: : l | | ',__:::::::::::::::::::l ヽ: : : : ! ヾ;::、
: : : : : : :l ヽ l ヽ: l | | ',  ̄`ヽ、 ヽ . ヽ: ::: !
: : : : : : l ヽ! | | .', ヽ( ヽ: :: !
123:虹アーチャー「やあ」
456:何か生体アラーム的なもの完成
789:爆☆発
5:生体アラーム完成(取り外し不可)
…とりあえずできたが、こりゃ何だ?
適当に作りすぎて何が何だか分かんねえ。さっきそこいらの馬に付けてみても何も反応しなかったしよお。
「何か強化したりするものかね。…って、あれ? 外れねえ」
とりあえず握りこんでみたら何か癒着したぞ?
そんなのんきなことを考えていると。
『CAUTION! CAUTION! CAUTION!』
「ぬおおっ!?」
何か爆音でアラート流し始めたんだが!?
【生体アラート】
_
_ -ニニ|ニニ- _
_ -ニニニニ.|.ニニニニ- _
_ -ニニニニニニ|ニニニニニニ- _
|ニ-ニニニニニ-ニニニ|!ニニニ-ニニニニニ-ニ|
|ニニニ-ニ-ニニニ-^∨^-ニニニ-ニ-ニニニ|
|ニニニi|ニ-ニ-ニ‐┐ニ┌‐ニ-ニ-ニ|!ニニニ|
|ニニニi|ニニi|ニニ∧∨ ./ /ニニ|iニニ|!ニニニ|
|ニニニi|ニニi|ニニ.∧∨ /.ニニ|iニニ|!ニニニ|
|ニニニi|ニニi|ニニニ゚,./ニニニ|iニニ|!ニニニ|
|ニニニi|ニニi|ニニニニニⅢニニ|iニニ|!ニニニ|
|ニニニi|ニ-ニ-ニニニニニニ.-ニ-ニ|!ニニニ|
|ニニニ-ニ-ニニニ-_,∧_,-ニニニ-ニ-ニニニ|
|ニ-ニニニニニ-ニニニ|!ニニニ-ニニニニニ-ニ|
. ¨ -ニニニニニニ-ニi|ニ-ニニニニニニ- ¨
¨ -ニニニニニニ|ニニニニニニ- ¨
¨ -ニニニニ.|.ニニニニ- ¨
¨ -ニニ|ニニ- ¨
 ̄
偶然できたアラート装置。体内の魔力に応じ、爆音を発生させる。
【自ターンごとに遭遇判定を行う】
【敵対的接触における判定数が大幅に増加する】
【フェルディナ、コノリエ等により解除可能】
…これ、ヤバくねえか!? とりあえず、人のいねえところに!
【昼行動を終了します】
直下、他陣営行動再判定、成功以上で敵対的接触、失敗で日常【昼】-1【戦闘勃発】-1
5:日常
直下、刑陣営
12:弓
34:暗
567:槍
89:狂
↓2、虹陣営
12:弓
34:剣
56:騎
78:魔
9:その他
【次スレ 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 29【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450104462/) 】
6:槍
3:剣
「…寒いねえ、マスター」
「そーだねー、ホントに」
「いやあ、寒さってのはヤなもんだけど良い時代になったもんだ」
「でしょー、なんたって私の凡人号だからね」
寒空の下、場違いなスーパーカーの中でくつろぐランサーと欅。
ぽやっとした顔を適温に設定された車内で緩める欅にランサーは笑う。
「はは、そんな顔してると悪党に見えねえな、マスター」
「だって私悪党じゃないし」
「よく言うよ、そんな血の匂いさせて」
「むう、だって気が付かないうちに殺してたし、それに分かってて殺した人たちは私の愛車に傷をつけたんだよ?」
「…お、おう。…何つうか、アタシより物騒じゃね?」
直下、ランサー何してたの? 成功以上で索敵、失敗でコミュ
【以降は次スレで。こっちは適当に埋めちゃってください】
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