これは造られた戦争。
本来の目的を大きく外れた物語。
外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。
そう、言うなれば遊戯。
ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か真か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。
遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。
ああ、どうだっていいんだ、僕が何をしたところで、運命は変わらない。僕に向かい、運命は僕の首を絞める。
,. ,, ....,‐‐--丶_____
i! /レ‐´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,__
__ | ソ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::`;:;: ─ ´..,,,
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/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/;:/;:;:;:;:;:/;:;:/ l /l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:=´__
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/;:;:ノl;:;:;:/l;:;:/;:;:| / |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..<´
.i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::,,;:;:/l /__i!/_/ノ レ l;:;:.l;:;:;:ノ;:;:;:;:;:;:\ 「何をやったって結論は変わらない」
,l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: :;:/l |/l/_v . .li /l;:;:ノ!;:;:;:;:;:.| --ゝ
.|;:;:;:;:;:;:;:;;:´|i!ソ /´C ̄ヽ /─-| /| ノ;:;:;:;:.l
ヽ;:;:;:;:;:;:〈 リ,/ \_ノ.. / ;-q‐リ`/i!;:;:;:;:.i`
\´\;:ヽ  ̄ / i! | i ソ∧|`ソ
//´¨ノレ , 〉 丶ノ ノ /´ リ
\\=.; /
ヽ-ヽ ノ
ヾハ\ ⊂二> /
/ .i \ / 「努力も、希望も、全ては堕ちて消えていく」
` ' | \ ./´
.| `ヽ. ./
! `ヽ.__.,./´
/゙‐=.,, ノ r
/.:.:/ \ヽム.._____ │
..,--─-/:.:ノ ̄´ ̄ / │ |
∥.:/√k.___<.._ 丶 │ │
,--‐‐=..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:^丶 ! l | ヾ゙\.._
/,,--‐‐‐‐---...._.:.:.:.:.:` | i ..-:. !ミ .._ ヽ、. 「僕はもうどうだっていい、どうせ何も変わらない、どうせ何も良くならない」
/ '' ヘ.. \.::.:.ヽ ,,/ヽ. `ト‐-...、ヾゝ ,‐-ヽ,
/ ヽ \.:.ヽノ゙´ヽ \ │.:.:.:.:ヾ‐ノ / /
ノ \.:.:.:.:.:.::ヽ ゝ.:.:.:.:.:.:.:/ ヾ /.:\ .,
i ヽ.:.:.:.:.:.:.ヾ ヽ.:.:.:.:ノ / ノ1_.:.:.:.:\ _,-..
・また、当スレの方針上、他のスレとは異なった価値観の元運営される可能性があります。
・Grand Orderの設定は、明確に準拠しない方針を取らせていただきます
・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。
・サーヴァント、マスターは皆さまから募集したものを利用します。
・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。
・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。
・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。
・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。
1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント
基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1489844180
27時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 27【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444487801/)
28時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 28【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1447685150/)
29時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 29【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450104462/)
30時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 30【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1451230282/)
31Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 31【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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32Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 32【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1452958116/)
33Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 33【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1454768353/)
34Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 34【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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35聖杯人形編セカンド:段箱忍者貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 35【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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36普通に聖杯戦争:兎耳探偵貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 36【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458290150/)
37普通に聖杯戦争:兎耳探偵貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 37【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1459522110/)
38普通に聖杯戦争~合間の神屋戦争:兎耳探偵貴女~喪失善行貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 38【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463667824/)
39合間の神屋戦争:喪失善行貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 39【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469887856/)
40合間の神屋戦争~第二回座談会~四大家戦争:喪失善行貴方~悪口憑依貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 40【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473330276/)
41四大家戦争:悪口憑依貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 41【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476368325/)
42四大家戦争:悪口憑依貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 42【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481811740/)
43四大家戦争~第二次四大家戦争:悪口憑依貴方~絶望剛腕貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 43【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486562377/)
有志の皆様によるWiki http://www2.atwiki.jp/pastimegame/
【サーヴァントテンプレ】
≪クラス≫:
【真名】:
【属性】:
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:
【特徴】:
【クラススキル】
◆
【保有スキル】
◆
◆
◆
【宝具】
◆
◆
【来歴】
【聖杯への願い】
【性格】
【AAもしくは容姿】
【行動方針】
一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。そこはご容赦ください。
【現在は募集を停止しています】
【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。
索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。
また、日常パートにおいては、他陣営の描写も同時に行われます。
【戦闘パート】
≪通常戦闘≫
ルールは以下の通り
1:十の位を【筋】【敏】【魔】とし、各ランクごとの点数として取り扱う
2:十の位の結果を一の位に足したものを結果とする。
3:【耐】のステータスをその結果から引く(結果は切り上げ)
4:そこで発動する宝具、スキルがあればそこで発動、その結果を取り入れ、最終的な数字で優位を決定する。
5:特殊は特殊
6:各ステータスは以下の通りE:1 D:2 C:3 B:4 A:5
7:10の位0の時は幸運で判定、一の位0のときは強制有利
8:最大は15、それ以上はカウントオーバーとする
9:宝具は、一定の条件を満たしたときに発動、もしくは戦闘時に任意で発動するものとする
10:スキルも同様の条件で発動する。
11:三回優位を取った時点で勝利とする
≪共闘ルール≫
共闘する場合、メインで戦うキャラクターとサブで戦うユニットを決定します。
ステータスはサブユニットのステータスを二分の一(切り下げ)したモノをメインユニットのステータスに付与。
スキル、宝具の効果はそのまま使用します。
≪マスター戦≫
だいたいはサーヴァント戦と同じ。
【筋】を【体】、【耐】を【心】、【敏】を【知】、【魔】を【質】として判定します。
≪マスターVSサーヴァント≫
サーヴァントと戦闘可能なユニットの場合、戦闘時にマスター側に強制-5の補正が付与されます。
共闘時の補正はマスターだけの場合は-4、マスター&サーヴァントの場合は-3となります
≪負傷、重傷の取り扱い≫
負傷、重傷時の戦闘は判定に-1が付与されます。
≪かばう≫
一方的なマスター戦を仕掛けられたときに使用可能。
相手マスターの【体】と自サーヴァントの【敏】を使用し判定を行います。
初期値は5、【敏】-【体】÷2の分だけプラスされ、成功した場合、マスター戦は無効となります。
【魔力切れシステム】
朝、昼、夜行動の際、連続して宝具、一部のスキルを使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。
魔力切れは、二日経過することで一回分回復します。それ以外に回復するためには、令呪、特定の礼装、魂喰いなどを必要とします。
【負傷・重傷の扱い】
【負傷】
・サーヴァント
戦闘に-1補正、一回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-1補正、二回休息を取れば回復。
【重傷】
・サーヴァント
戦闘に-2補正、二回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-1補正、シナリオ中には回復せず。
【四大家一覧】
【メンバーはまだあまり活躍できていないので割愛】
【終原家】
【報復呪術】
自らに与えられた損害、危害、攻撃をそのまま、あるいは倍加して与える呪術。
心身共に攻撃や干渉が可能であり、その使い方は使用者によって異なる。
西洋の魔術体系とはまた異なっており、独自の進化を遂げた魔術の一つ。
【家の概要】
街を統べる四つの家の中で最も立場が低く、最も陰惨かつ卑劣な術を使用する家。
本来は街を古来より守っていた統治者の家であり、他三つの外来家が霊地を狙い攻め入った際に交渉することで現在の地位を確保し、戦争の末席についた。
しかし、使用する術やその境遇にも拘わらず、その家には何故か正しき心の持ち主が集まる傾向にある。
また、健全な心は健全な体に宿るとの言葉を体現するように、筋肉質なメンバーが多い。
現在は半分暴力団、半分自警団といったような街の護り手となっており、街を愛する気持ちは強め。
そのため、戦争においては霊地の貸借に加えカバーストーリーの流布や資金調達のような雑用諸々を担当している。
【願い】
戦争を目的としている他家等からこの街を守る
【カレルレン家】
【動物使役】
その名の通り、動物を使役する魔術。
斥候から戦闘、あるいは小型の礼装として使用が可能。
血液を利用したリンクで完全に指揮下におく一派、あるいは信頼を勝ち得その加護を受け共に行動する一派が存在している。
そのため意味こそ違えどどちらの派閥も動物を大切に扱う。
【家の概要】
戦争を行う四つの家の中で動物使役を得意とする魔術一派。
元々、獣の加護を受けることで力を増す少数の魔術集団のまとまりに端を発する一家である。
そのため動物を人間、魔術師より優れた存在とする白派、あくまでも道具として使役することを望む紅派が存在しており、常に冷戦状態。
白派は獣の加護を受け自らを強化したうえで共に戦闘する魔術を主に使用し、哺乳類を使用する。
紅派は血液を利用し制御下に置くことで動物を武器として使用する魔術を主に使用し、爬虫類を使用する。
現在は家内の冷戦状態もあるものの、戦争には協力が必要だとしぶしぶ休戦状態にある。また、どちらにも属さない第三派も存在しており混乱している。
戦争では主に令呪の作成を担当している。
【願い】
生物進化の果てを
【城戸家】
【基礎魔術】
物体の強化、自己の防御、探索、人払いなど基礎的な技術を高い水準まで修めている。
言ってしまえば万能なオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏。
どれか一つを特化するよりも、まんべんなく強化しようという安定志向の産物である。
【家の概要】
舞台となる街において学校を経営している一族。
もちろんそれは表の顔であり、本質は誰よりも純粋な魔術師然とした一家。
ただし、全体的に派手好きな成金趣味。そのため経営及び家系は常に困窮気味。
過去にはそれ相応の私財を得ていたようだが、徐々にその収入減が不足しかつての栄光はいつやら落ち目に。
構成メンバーはかなり血統を重視しており、外部の人間はほとんど存在していないかつ、少々プライドが高い。
戦争においては、魔法陣の生成を担当している。
【願い】
根源への到達
【ゾラ家】
【錬金術】
万物、物質の流転をテーマとする学問。西洋魔術の影響を受けたものであり、自然に干渉して物を造る魔術。
主に非金属を金に等が挙げられるように最高クラスであれば人体錬成も可能。
最終目標は「完全」に近づくことであるとされる。
【家の概要】
舞台となる街において医療機関を営む一家。
サンジェルマンの指導を受けているといわれるが真偽は不明な本来流れ者の謎が多い一家。
戦争開始時に、何処からともなく流れ着いた男を始祖とする一家であり、一族としての意識は薄い。また、少々貧乏性。
少しマッドの気はあるが、仕事には真面目で忠実な職人気質。「賢者の石」の錬成を目指しているといわれているが詳細は不明。
一種の職業ギルドの様相を見せ、有能な魔術師、錬金術師を積極的に引き抜いている。
戦争においては聖杯の作成を担う一家である。
【願い】
真理の追及
【肆姫イメージ】
___ __
__ - ´ `ヽ'´`´`´ `'}
ヽ 〈 森林・山岳地区
} ◎カレルレン邸 `ヽ ,r 、
`! {
ト、 }
ノ /ヽ ノ´ ────────────────────────────
`〉 ○教会
} `‐ 、
___ノ `ヽv' ‐ 、
ノ´ ◎城戸家 ヽ,
__〕 ゝ' ̄〈____
_/ ◎ゾラ邸 `i 市街地区
_i ○歴史保護地区
/ ○ゾラ医院 ' i
〈 ○中心街 〈__
. く ◎終原邸 `ニ=
/ ○肆姫警察 〉
. ゝ, ○肆姫高校 } ─────────────────────
〈 _〈{_,r、__ -- _ `i
. 〈,r、_ノ ` ‐ _ ____ 〉
__ ,r, _ `‐ _ ,r'´ ヽ- ´ 港湾地区
'‐' `´ソ `‐‐ 、_ ○港
【一日目】
朝
・蓮によってヴィーノ連れ去り
昼
・猛丸によってゾラの秘密が明かされる
夜
・ライダー、アーチャーと接触
・アマタ工房爆破
【二日目】
朝
・ライダーと接触、獣の情報確保
・セイバー、ライダーと接触。対獣共闘態勢
昼
・昼行動時に互いの成果持ち寄り
・ミルキィに行動権委譲
・終原、獣への対処を断る
・カレルレン紅派、キャスター捜索へ
夜
・獣の襲撃、魔力二回分使用
・貴方、ゾラに不信感を抱く
・ミルキィ、謎のユニットと遭遇
【テンプレここまで】
まさかのAA一覧、キャラ説明抜き
あれ地味に好きだったんだけどなあ、量多いから仕方ないけど
【>>8 今書いてもほとんどが詳細不明になるので…】
1:他陣営の友好的交流
直下、↓2、交流陣営
12:剣
3:騎
4:魔
56:弓
7:特
8:狂
9:槍
2、9:剣&槍
自室で一人、堂々巡りの考えをまとめようと躍起になる。
一体誰が裏切者なんだろうか…、アマタ? ヴィーノ? ミルキィ? ミスティック? サニー? それとも、名も知らないメイドの誰か?
いや、ランサーが裏切者でないと誰が保証できる?
…考えても無駄だ、そうは分かってるけど、考えが止まらない。
誰が、僕に不幸を運んでくるのか、それくらいの覚悟はしておきたい。
もう一度全員の行動を思い出そうとして、そのとき。
「ジン? いるかしら?」
「は、はい…!」
…一瞬怯んだが、もうどうにでもなれ、そんな気持ちでドアを開くと、そこにいたのはアマタだった。
僕の顔を見て、眼を丸めている。
「…? 大丈夫? かなりやつれているわよ?」
…心配してそうな顔だけど、元から僕の顔はやつれてる。
「元からですよ。…えっと、それで、何の用ですか?」
「…あまり無理はしないでね」
どの口が言ってるんだ。
「えっと、それで、実は…」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「カレルレンの使者?」
「ええ、そうなの。話があるってことらしいんだけど…」
「話、ねえ」
…そういえば、カレルレンは確か獣を操る一家だったよな。…もしかして、昨日、来ていたかもしれない獣ってのは。
「どうする? 貴方自身が出る必要も無いとは思うのだけど…」
「そう、ですね…」
直下、アマタの答え
123:自分で
456:誰かを代理に
789:ランサーを代理に
↓2、カレルレンの用事
123:獣について
456:獣退治同盟へのお誘い
789:↑+情報
3:自分で
6:対けもの同盟へのお誘い
…もういい、殺されたならその時だ。それに、この家に内通者がいるかもしれない以上、僕が行くしかない。
「分かりました、僕が行きます」
「…分かった、もし何かあったときはすぐに動いて」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
,、 -‐- 、_
。*'´ {{ ``*s、 > 、___
/ {{ _ 斗ァ''^ヾ ̄ ヽ }}
,*' ./ `´ 〃 }}.\ 〃 「アナタがゾラのマスター?」
.。。?´ ,*′ .〃 .|.}} `Y ',
-=彡 _ / , .| .| | .、 ,
 ̄ ̄ ̄7 ./ .//|/!. | | _ .!、',
./ / , .// || | |.<キ | ,
,* ヽ /.| //\ | | | /! イ´| | ヾ\_
.。? l ヘ.|.ハ矣ミ、ト、! ./ / || | | .|、 `、``
。。 …… 。。 。。 *''" *''" _ -<ヽ.| 乂り^` | / /―|―/ ./. | `ー`丶 「何か暗い顔してるねー!」
/ , -―――-。`゚。ー_´― '"´_.γ <. 丶从 ,,,`¨ ヽ|/埓万》ァ|./ .!
. // >≦ ̄ <- 、 \ `∧ 、 ゞ-.イヽイV | |',
。*''"´ 。*'" /ニニ\ 、 丶 ヽ- _ ,、゙、ヽヘ 〉| V| | .,
。*''" 。*''" ,*" .。/ニニニニヽ 丶 个ー´-=| 圦 Ⅵ レ'/|.!. | ,
。*"´ 。*''"´ 。*'" ,*"/ニニニニニ|\ ヽ.r、}.Y‐'' /ヽ``/ム .//|| ハ .,
。?´ ,*''"/ ,*'" 。*" /ニニニニニム 丶 ヽフ人/ .八/ニム|′,'/|.! i .,
/ ,*'" s?′ 。*゚ / {∨ニニニニニニム \  ̄ ス´ マニニ:| //. !| ハ , 「ま、どうでもいいけど! 私はヴォルフ・カレルレン!」
. // ./ // /_,ィ≦}:::∨ニニニニニニ人、 ヽ ァ"☆.ヽ /`ー‐ヘ/ .|.! / .| ,
/′ ./ / / 。s≦ニ//ニニ}r<}}'´ ∨``</ニ=-≧=Y-=:.アニ}ソヽ _ノ/ / / | .,
. / / //ニニニ/ {ニニ∨.人_ /ニニニニ}`.}'7≦ニニ|'′ 从 / / | |
「…僕はジン・A・ゾラ。とりあえず今回は僕が話を聞くことになってます」
「ジン、ジン、ね。了解、覚えたよ!」
「えっと、で、要件というのは…」
「うん、簡単に言うね、貴方もライダーと出会ったのなら知ってると思うけど、この街にいる獣について話しておきたい!」
意外半分、やっぱりな半分ってとこか。てっきりカレルレンの獣だと思ってたんだけど…。
「その獣はてっきりカレルレンの獣だと思ってたんですが…」
「やっぱりそう思われるよねー! でも違うよ。私が保証する、なんならギアスを結んでもいいよ!」
「…分かりました、それは一応この場では納得するとして、話しておきたいことは?」
「実は今、その獣に関してライダーとも共闘関係を結んでるの! こんな内容でね!」
【共闘内容】
・各陣営で獣に関する情報を夜時間に共有する
・獣に対する戦闘時は共闘し、獣の側につくことを禁止する
…これだけ?
「停戦なんかはないんですね」
「うん、ただし、獣に関係することに関しては協力を絶対とする。それ以外の事で敵対するのは可能。行動を共にする必要も無い」
「理由は…」
「とりあえずはその獣の脅威がどの程度か分からないこと、つまりはその正体が分からないことにはそこまでの強制もできないでしょ?」
…成程、言ってることは分からなくもない。…もしかしたら、僕の陣営にその正体か内通者がいるのかもしれないのだけど。
さて、どうしようか。
23:40まで、ヴォルフに聞きたいこと。なければ無しと記入。
情報の共有方法は?
>>23-24
「情報の共有方法と、それに使用する時間ってのは分かりますか?」
「共有方法はこっちから使い魔を渡すから! 時間はそこまでかからないから、その後で色々と動けると思うよ!」
ふむ、そういうことなら確かに大丈夫そうだな。
「あと、共闘できない状態のときは」
「んー、一応、戦いに向かうときは連絡入れて、行けない時は断ればいいんじゃないかな? 一応、そこまで強制力がないのは知ってるでしょ?」
「…それで禍根ができたりとかは」
「私は別に気にしないよ、弱肉強食、作戦の一つなら仕方がないしね。ライダー陣営もそういうとこにはこだわらないっぽいし!」
…確かに、ライダーはそういうとこ気にしなさそうだな。
「じゃあ、どうする? もちろん、色々と分かってきたら協力内容更新してもいいし!」
どうしたもんかな…。
23:50から協力どうするか多数決、先に二票
協力する
>>28-29
「分かった、その程度でいいのなら協力しましょう」
「よっしゃー! これでシーに怒られずに済む―!」
誰だよ。…あ、そうだ。
「そこで早速なんですが…、どうも昨日、僕も襲われたようなんです」
「ほほ? 襲われた、よう?」
「ええ、どうも…記憶がはっきりしない。おそらくは何かしら認識を阻害する技術を持っていると思うのですが、そちらにそういった事に対処できる人員はいませんか?」
「んー、それは私たちでも話し合ったんだけど、心当たりはないんだー、ごめんねー!」
「そう、ですか」
そうか…、それに関しては言っても仕方ない、な。
「じゃ、早速今夜から連絡するねー!」
「ええ、よろしくお願いします」
【セイバー、ライダー陣営と対獣同盟を締結しました】
【他陣営の行動描写を終了します】
【ミルキィ行動中の関係から、報告会は行動終了後に】
…さて、お昼の行動報告に特ダネが出てきましたね。
これはお褒めいただけるやもしれませんなあ! ボーナス! ボーナス!
と、その前にもうちょっとだけ時間がありますね…。もうちょっと動いてみましょうか。
直下、ミルキィ行動 【特ダネ入手】-2
123:コミュ
456789:情報収集
1:ミルキィ休憩する
直下、コミュ相手
12:ヴィーノ
34:サニー
56:ミスティック
78:アマタ
9:貴方
3:サニーとゆるふわ会話
【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした】
【今日はお休み】
【再開】
…と、思いましたが止めた! 私に必要なものは日に三度の休憩と五回のご飯です!
そんなことをミスティックに言ったら今度は石抱きでは済まないかもしれないので、まあ、適当に中庭にでも行ってサボっときましょう。
おや、あの中庭をふよふよと飛んでいるのは…。
「サニー!」
「あ、ミルキィ、どうしたの?」
「どうしたもこうしたも、まあ、順当にサボっているわけですね!」
「ふーん、そうなの? じゃあ、私とお喋りでもしようかー?」
おや、いい案ですね。サニーはちょいと抜けているところはありますが、こういうところは本当にいい子です!
「では、何のお話をしましょうかね…」
直下、お話
123:貴方について
456:街の状況について
789:ミルキィは気づいてしまった
7:ミルキィは気づいた
ふ、とサニーの全身を見ます。なんというか、奇妙なデザインしてますよね。
羽根と尻尾…、私、あんまりこの子のこと良く知りませんけど、どうにも私と同じ存在だとは思えませんよねえ。
…ん?
「サニー、そういえば」
: : 弋: : : : :ヽ:::::::::::::: : : : : :小:>弋 ヽ. `¨¨´ / |
: : : : ミ辷二ニ=─=ニ辷 |: : : : | ノ三> 、 _ , イ ,l|
ヾ:: : : : :/ `ヽ.|: : : :リ.‐く三三ニ弋__ __x彡{
` ̄7 |: : :./ ヾ三三三ヾニ三三三三彡
l |从{ {三ニヾ( )三≧、三三ニイ弋
__|_ ヾ三三><三三三< \
`ヽ \ ヾ三三三)) ヽ
\_______ \ `¨ー一'′ `辷ー--
「え、うん。外せないんだー」
「外せない? そんなことないでしょうに」
「ダメなんだよー。何かね、頸椎? ってのと合体してるらしくって、外したら死ぬんだよ?」
…は? いやいやいや、何ですか、それ、正気の沙汰じゃないですよ?
「だ、誰がそんなこと」
「んーとね、お父さんとかー、お母さんとかー」
「いやいやいや、私もミスティックも貴女も、親なんてもんは存在せんでしょ!?」
だって私たちはアレなんですからね!?
「んー、そうだけどー、みんなサニーの事大事にしてくれたしー、サニーもみんなのこと好きだよー?」
「…」
…これ、もしかして面倒なことに巻き込まれちゃってませんかね、私。
今、ゾラの家の中でこういった事知ってそうなのはアマタさんとヴィーノさん。
ミスティックは気にしないでしょうし、あのへぼちんは頼りになりませんね。…、まあ、今のところ実害はありませんが、もう少し探っておいた方が。
「…いいかも、しれませんねえ」
「んー? どうしたのー?」
「あー、いえ、何でも、私たちはお友達だなー、というだけです」
「うん!」
…いい子、なんですよねえ。
直下、成功以上でミルキィもう一つ何かを知る。失敗でそのまま会議に移行
8:何かに気づいた
【ミルキィとコミュを取ることで色々と判明する可能性があります】
【会議へ】
…いや、ちょっと、んー。誰かに頼る必要がありませんか? コレ?
私一人の胸の内に置くのはちょっと…。でも、正直、まあ、うーん…。
「では、定例会議を行います」
あー、会議始まっちゃいましたねー…。
「それでは、それぞれの成果を確認していきましょう。ミルキィ」
「うえ? 私が最初ですか?」
「文句があるのか?」
「いや、そんな怖い目で見ないでくださいよー! ふっふっふ、私は特ダネを持ってきたんですよ!」
そうそう、これは言っておかなければ!
「なんと! キャスター陣営の居場所を発見してきたのです!」
「!?」
ふっふっふ…、驚いてますね。そうでしょうとも! この! 私が!
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…まさか終原がそこまでの強硬策を取るとはなあ」
「ええ、少々予想外でした。…終原は、その、なんというか、魔術師らしくない陣営ですし」
ほほう、予想通り困惑してますねえ。
…あれ? そう言えばもう一つ何か言っておくべきこと、ありませんでしたっけ?
直下、ミルキィ、遭遇を思い出すか。成功以上で思い出して言うよ。
↓2、ミスティックの情報収集
123:アマタ様の護衛をしていました
456:街の情報(重要度低)
789:街の情報(重要度高)
3:ざんねん! みるきぃのきおくはここでおわってしまった!
5:街の内部に関しての情報
………。
「…ミスティック、ミルキィがなんか変な顔してるんだけど」
「無視しましょう。では、次は私の報告ですね」
…は! 寝てた!
「関係あるかどうかは分からないのですが、この数日で死亡者、行方不明者が著しい増加を見せています」
「それって超不穏じゃないですか!?」
死亡者!? 行方不明者はまだいいとしてそれはちょっと待ってくださいよお!?
「そういうことになるな、ミルキィ。終原もどうやら収束に動いているようだが…」
「えっと、その、共通点とかは…、ないんですか?」
「共通点、ですか」
直下、ミスティック、知っているか
123:何も分からず
456:特徴的な傷
789:↑+何か
↓2、サニーの情報収集
123:ふわふわ
456:街の情報(重要度低)
789:街の情報(重要度高)
4:特徴的な傷
1:一日ふわふわしてたらしいね
「…行方不明者までは分かりませんが、全ての被害者、つまりは死亡者には特定の痕跡が残っています」
「痕跡?」
「ええ、ただの不審死なら私もここには報告しませんでしたが…、その痕跡がどうにも…」
…何で言い渋るんですかね。
「何か、言えない理由があるの? ミスティック」
「いいえ、アマタ様。…お答えしましょう、いえ、この写真をご覧ください」
もったいぶって言うってことは…、まあ、相当なアレだったんでしょうが。
そこに映っていた写真は、土気色をしていても生々しく、人間であることを匂わせていました。
夥しい量の血液。でも、おそらく私たちはそれがなくともその人の死に気づいたでしょう。
「その死体は全て」
だって。
__ _/`ー-‐‐‐
f__  ̄ ̄ ー-‐'ノY⌒ヽ==
`¨´ ̄ >-<::::::::::`‐、 t=ノ:::::::::::::::`Y
t―‐'゙ f/ヽ:::::::::::t、 ヽ:::::; ヘ:::::/
__ _,j >、 / _ \:::::::::.、 ` ,イ」
fヽ ヽ -‐ __i __ -‐' |:; -‐‐ヽ _/
| i }トt'゙ _ -‐::::::ヽj'゙/ >- 、 / 「頭部を、『食いちぎられていました』」
| l l!_ノ‐'゙, -、 > l /
` -'¨ i ヽ }_ / _ -‐<._j/
} i! lj< /
l l!_jノ-'゙
`¨´
ちょっとくらっとしてしまいます。事実、サニーとアマタさんは顔色が真っ青で、ヴィーノさんですらハンカチを口元に当てています。
「…」
そんな中で、ミスティックと、…驚いたことにあのへぼちんは顔色を一切変えていません。
「…これは恐らく」
「ええ、参加者の仕業でしょう。…でも、それにしたって」
「いや…、もっとえげつのないものはゾラ内部でも見たがね…、なんというか、こう、むざむざと生が迫っているような感覚は、少し、アレだな」
それぞれの反応を見せる中、へぼちん…、ジンさんはどこか達観したように黙り込んでいました。…?
「とりあえずは、その陣営を一刻も早く突き止める必要があるでしょう」
「そうね…、サニーは…」
「あ、…ごめんなさい、何も、見つけられなくって」
「初日だし仕方がないわ。では、あとは私とヴィーノさんね」
直下、アマタ礼装作成状況【魔力一回使用する】-1【工房爆破】-1【無欠の才】+1
123:0
456:1
789:2
↓2、ヴィーノ【金】作成状況【銭ゲバ】-1
123:1
456:2
789:3
6:一個
4:二個
アマタさんの視線に押されたんでしょうね! ヴィーノさんが忌々しそうにその手の中から。
「黄金の菓子…!」
「いや、普通に黄金だよ。…クソっ、これは本来全部私の物であってね?」
キラキラ光るそれは、眩いほどで、私の目を蕩かします。
「ヴィーノさん」
「…ヌゥゥー。…仕方ないなあ。とりあえずこれは共有資金。ランサーの交渉料とかその他に当てればいいよ! うう…、私はこれから毎日断腸の思いをせねばならないのか…」
半分涙目ですよ、このオッサン。半分以上せしめてんでしょうに。
「…はあ、まあ、これに関してはヴィーノさんにかかれば万能の武器になりますしね、持っておいて損はないでしょう」
そこが腹立つんですよねー、このオッサン。正直なところ、金さえあれば『なんでもできる』んですから。
アマタさんも呆れたようにしながら、改めてテーブルに何かを置きました。…見えませんけど、多分アマタさんの道具なんでしょうね。
「で、私の方だけど。やっぱり工房の関係もあるし、一つが限界ね」
「アマタ様、それはどういった効果があるもので?」
「ええ、これなんだけど…」
直下、効果
123:索敵
456:戦闘
789:魔力回復
↓2、貴方、不信感を露わにしてしまうか。成功以上で耐える。失敗でやっちゃう
1:索敵
0:やっちゃったZE☆
,___
_..-一'" ̄ ̄ ̄/、 k__ニー-..、
,..-''^ `''‐-、 》 ゙i
_r'''´ `ゝ、 l、
l\‐' ,、 ゙iヽ ヘ ヘ ∧ \/´ `ヽ、
‐=ニ二 _ / | | │ \\\ / ハ Vヘi ハr、 ヽ
,厂 /| ./ ∨ \|, - ' \ソ \ ソ' i ∧`ヽ | ,ヘ! ヽ
ノ /.ソ l/ //,―へ、 ∨ヽ V' ゙vヘ!レ ゙i
/ノ /_,,, ヘ` ヽヘ ン `ヽ ソ ゙i |
´/ソ >`-、 .... ‐─- ''´ ` `ヤヽ __ |
/∧ ∧〈レソ ''゙゙゙" _''''  ̄′ 丿ノ 父ヽ |
'´ ∨ 〉ヽ 、 ノ〃,'′、 |
j __..-''´´´__ ヽ、 、_ノ ノ′ j
', ヽー'´ ゙i ノ /
ヽ ヽ ___| /|ゞ' /
ヽ ヽ ,´ '│ ´| /
ヽ 丶../ __.| | ,/
ヽ ゞニニF′ | /
ヽ | /
`‐ー--、 | /
,,-卜‐‐―‐''‐―‐- ヒ
レ''''''''''l r''''''''''''ー┘
_..〈-‐:、 |__丿 r‐- 、│
123:今までの描写は布石だった
456:不信感を暴露するも、ミルキィの起死回生
789:ランサー、起死回生の一閃
2:絶妙に1を回避するスタイル
「ジンの魔力が何故か消えてるってことをもう少し早くに知ってれば、魔力回復のための物も作れたんだけど…」
「…索敵用の使い魔、といったところでしょうか」
「ええ、そうね。とりあえず索敵班に渡しておくわ」
見えない使い魔、結構役に立ちそうですね…。
「さて、じゃあ最後になって悪かったのだけど、ジン」
アマタさんの呼びかけに、ジンさんは。
「…ジン?」
反応しません。…というか、その目が、かなりヤバくないですか!?
直下、ジンはどうしてしまったのか。成功以上で死体画像グロッキー(みるきぃのぼうけんりべんじ)。失敗で???
8:まさかのグロ映像はダメな人だった
直下、みるきぃのぼうけんリベンジ(ジン復活までのターン数)【流石にアレ】+2
123:3ターン
456:2ターン
789:1ターン
4:次の昼まで情けなくもグロッキーな主人公
【というわけで本日ここまで。お疲れさまでした】
【流石にグロ映像見るたびに気絶してたらアレなので、SAN値みたいな感じで次回以降は慣れていく感じに】
【あと、ミルキィでなくともよい気がしたので、ミルキィ多め判定だけ置いておきます】
直下、次の描写メンツ
1:ヴィーノ
23:アマタ
456:ミルキィ
78:ミスティック
9:サニー
【名前】サニー・ゾラ
【性別】女
【令呪】空空空
【属性】秩序・中庸
【所属】ゾラ
【体】9:非常に強い
【知】5:人並み
【心】3:あんまりメンタル強くない
【質】8:とても優れている
【魅】7:かわいい
【運】1:絶望的
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`辷_ /し′/
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`辷竺辷竺ニー__ `辷_. |. \. |し′ / |
`辷ー-辷竺辷竺辷竺ニ辷-__ | \ | / |
`辷竺辷竺辷竺辷竺辷竺=-_ \ } |J { |
_`辷竺辷竺辷竺辷竺辷竺辷-_ \ />''"´ ̄ : : :ー―-- __ノ
`'芍竺辷竺辷竺辷竺辷辷竺辷竺- \ Lノ: : : :/ : : : : : : : : :_ : :彡⌒__
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{\二二二|ニニ/
\二二二| -/
\ニニ| /
`'…′
◆???
◆飛行
背中に生えた羽を用いて、空を飛べる。
単純な能力だが、偵察、強襲、離脱、こと聖杯戦争においては非常に役に立つ。
上空からサーヴァントを落下させ強襲、自身はそのまま空に留まり、反撃を受ける事無く一方的にガンドを撃ちまくるのがサニーの主な戦い方。
自分の安全の為、と言うよりも、サニーの腕力で相手を殴ると大怪我を負わせてしまうので、それを考慮しての”最悪でも気絶”のガンド連射である。
(実際、近接戦闘の方が強い)
当然、屋内では意味のないスキル。
【索敵判定に+1の補正(屋外のみ)】
【戦闘判定に+1の補正(屋外のみ)】
【逃走判定に+1の補正(屋外のみ)】
【上記の効果を使用しない場合、戦闘判定に+2の補正】
◆???
【再開】
いや、ヤバいっていうか、これ…!?
「す、すいません…、僕、ああいうゴアな画像、ちょっと、む…、り…」
「ちょ、ちょっと!? ジン!?」
「…気絶、してますね!? いや、あの、それでよくもまあ、戦闘員として参加できましたねえ! アンタ!?」
私の声が届くことはないのでしょう。だって気絶してるしネ!
『…いや、まあ、ちょっとね、無いよね。ほら、生霊としてもアレですよ? 憑依主?』
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
気絶したへぼちんを医療室に運び込んでしばらく。
「…で、マスターが気絶したのはまあ、いいとしましょう。俺はいったい誰につけばいいんですかね?」
確かにそうですね、マスターでないにしろ、とにもかくにも誰かと一緒に行動はすべきでしょう。
それも、令呪っていう特級の権利を使えないとなると…、なるべく多めの人数で。
「私とヴィーノさんが適任でしょうけど、私たちは作成の方に動きたい。幸い、使い魔もありますし…」
「いやいや、正直な話、もう彼には君に全権を委任すべきだと私は考えるがね」
「…」
確かにそうなんですよねー、正直、アマタさんは万能で完璧。
少々器用貧乏なきらいはありますけど、その実、そもそもの水準は高い。…それが、何であのへぼちんに。
「…いえ、令呪の委譲は、少々面倒ですし」
「それは私ならできる」
「…ヴィーノさんの技は、確実性に欠けますので」
…んー、どうもまあ、アマタさんも何か屈折してますね、これ。
話せたらよかったんですけど、そういう状況じゃないっぽいですし。
…他のメンバー考えても、ここで動けるのは一人ですねえ。と、いっても、あのへぼちんにできるとは思えませんが。
「ですから、…私を、信じてください。彼を、完全にサポートしてみせます」
「…分かった、君がそこまで言うのなら私はこれ以上構わんよ。そもそも、私の好きなことは」
「金だけ!」
「そのとおり、では、どうするのだね?」
「ええ、使い魔と一人に情報収集は任せ、あと二人にランサーを任せるべきだと考えます」
妥当なところですね、では、そのメンバーですが…。
直下、メンバー
123:ミスティック&ミルキィ
456:サニー&ミルキィ
789:サニー&ミスティック
7:サニー&ミスティック
…まあ、妥当に? この素晴らしい働きをした私と? 優秀なミスティックあたりじゃないですかねえ?
この、素晴らしい、働きをした? 私、ミルキィ・ゾラt
「ミスティック、サニー、お願いできるかしら」
「承知しました」
「了解ですー」
「え、いや、ちょっと待ちません!?」
「ミルキィはキャスターの工房発見など、予想以上に活躍してくれることが分かったから」
あーーーーッ!? 墓穴!? まさしく墓穴!?
「…決定で、よろしいでしょうか?」
「ええ、よろしくお願いします、ランサー」
頭を下げるアマタさん。ですが、ランサーは答えず、少し困ったように頬を掻いています。
アマタさんが何かに気づいた顔を見せます。…え、いや、ちょっと、まさか。
「…分かりました、契約の更新料、とでも考えればいいのですか?」
「ええ、理解が早くて助かります」
コイツ、金をせびる気かあ!?
「では、此方の金を一つ、でよろしいですか?」
「十分、では、マスターが目覚めるまで、しっかりと働かせていただきますよ」
…守銭奴だ、守銭奴だあ!
【【金】の残量が残り一つになりました】
【昼行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1
4:他陣営の行動描写
直下
12:魔
34:狂
56:特
7:騎
8:剣
9:弓
9:弓
日も高い肆姫の街を歩く姫列缺。
その表情は怜悧であり、そしてその鼻孔には。
「血の臭いがするな、アーチャー」
『…獣か?』
「分からん、だが、近い。…向かうか?」
『恐らくすでに姿はないだろうがな』
霊体化したアーチャーの了解を得て、蓮は路地裏を回っていく。
『我々にとって目下の敵であり、おそらくは最後の敵であるあの獣、うまく足跡を追えればいいのだがな』
「それに関しては何とも言えん、さて、匂いが近づいてきたぞ」
直下、蓮、遭遇状況
123:ただの死体だ!
456:罠だ!
789:…確かに死体、だが?
7:死体、ご覧ください
蓮が辿り着いた先には、確かに血を流し、息絶えた死体があった。だが、その死体には。
「…首が、ある?」
『おかしい、あの獣が頭を喰わず殺すものか』
蓮が死体を改める。胸元には終原組のバッジ。
おそらくは裏の人間であることは容易に掴めただろう。
「…何かに巻き込まれただけの死人、か?」
『だとしても、ここにワシたちが到着するまで、指一本触れられんということがあるか? 一切の証拠を消すあの獣であればあり得そうな話ではあるが』
「…そうだ、な。特にこの国は治安もいい。俺のような人間にとっては天国のような国だ。それが、仮に裏の人間であろうと、…こんなところに」
『…どうする、マスター。我々はあの獣も追わねばならん』
直下、蓮思考判定【???】-2
123:これに関しては無視しておこう
456:何か気になる、並行して追おう
789:何かに気づく
2:無視しておこう
「…いや、余計なことだ。不審は不審だが、それ以上のことは存在しない」
『了解した。せめて、不憫なこの男に安らぎがあらんことを』
「では、行くか」
そしてそのまま蓮は路地裏を去る。
残された死体が発見されるまで、もうしばらくの時間が必要だった。
「…ふむ、気づかれなかったか。つまらないな」
【他陣営の行動描写を終了します】
夜になりましたー。ヴィーノさんから、毎日のアレはやってもらいましたしー、今日はランサーと一緒です!
「サニー、あまり浮かれてはいけませんよ」
「はーい」
「そういえば、獣に関して、連絡が入るそうですが…」
直下、獣同盟進捗どうっすか。成功以上で何か情報が入る、失敗で何もなし【初日】-2
↓2、一の位、サニーの貴方に対する好感度。1ほどへぼちん、9ほど…デキる!【諸々】-2【単純】+1
↓2、十の位、ミスティックの貴方に対する好感度。1ほどへぼちん、9ほど…デキる!【諸々】-2【アマタ様に迷惑かけるな】-1
3:何もなし
1:うーん、いい人だけど頼りにはならないかなーって
1:え、何か視界に入りましたか?
…あまり情報はなかったねー。
「仕方ありませんね、まだ初日ですし、その獣の特性から考えると情報は少ないでしょう」
「でもでもー、もし、このまま放置してたら―」
「ええ、街の人間が被害を受け続けるでしょう。そうなれば…、討伐令を施行…、いえ、神秘の漏洩には至っていないのですね、…やはり我々で何とかするべきでしょう」
そうだね! 私も頑張らなくちゃ!
「では、私たちはどう動きましょうか。…ランサーの指揮権が我々に移った以上、他家と接触するべきかもしれませんが」
「んー、ジンくん倒れちゃってるもんね」
「ええ、まったく役に立ちませんね。私は彼のことをないものとして扱います」
「そ、それは…」
ダメなんだけど…、うーん。
「とりあえずは何かしらの行動を行いましょう。サニー、案はありますか?」
直下、サニー行動
123:コミュ
456:接触
789:情報収集
6:接触
んー…、私達って今、情報があんまりないんだよね?
なら、それを引っ張ってくるべきだとは思うんだけど、ミルキィちゃんがやってくれてるしー…。
だったら、ランサーがいる今しかできないことをやるべきなのかな?
「私はそうだね、とりあえず他の陣営といっぺん会っておくべきじゃないかな、って思うけど」
「…そうですか。…少々不安要素はありますが、接触といっても直接会う必要はありませんしね、様子見、という方法も一つでしょう」
「うん、それに、私もミスティックも、戦うのは大丈夫だしー」
「いざというときには、ですか。…分かりました、ただし、あくまで戦闘は最後の手段としましょう」
よーし、じゃあ、行くぞー!
「では、どこへ向かうか…、なるべく情報の少ない陣営を」
直下、ミスティック選択【夜】+1
12:終原
34:城戸
567:カレルレン
89:終原本邸
5:カレルレンへ
【というわけで本日ここまで、次回、カレルレン邸へ訪問から。お疲れさまでした】
【今日はお休みなのな】
【再開】
「…いえ、ここは獣の件も踏まえ、一度カレルレンと接触するべきでしょう」
「カレルレンかー、どんな人がいるかなー? お友達になれればいいのだけどー」
ミスティックが私の方を見て、なんだか悲しそうな顔をした。んー?
「では、ランサー」
「ここに、霊体化していくということでよろしいかな?」
「その様に」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
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"'゜"'゜”"'""'゜"'゜”"'""'゜"'゜ "'゜" '゜ ”"' ゜""'"'
到着!
「さて、カレルレン家へ到着したわけですが」
「どうするー? 入るの?」
「…そうですね、ランサーもいますし、正面から乗り込むというのも一つですが」
直下、どうするか
123:あっちから仕掛けてくる
456:正面から堂々と
789:様子見
0:特殊判定
. :― 、γ:  ̄: ヽ
/: . : . : . : . : .( ) :}
{ : . : . : . : . : . : . ′
、 : . : . : ./ ) :/ ____
\ : . :( // / :: :: :: :: :: :: \
ー― ' / :: :: :: :: :: :: :: :: :: ヽ
☆ r‐ヘ. {:/:: : /{:: :: }、:: :: :: :: }
ヽ=へ/:{:: /、ヽ:: ノ メ::ハ:: :リ
く {: ∨◯ ◯ |:: }:― : .
/: : >、ヽ:( 、ーッ |::/-: : : :>
<: : : :_ノ´\.>ーrzュ―<ス`ヽ-<
 ̄ {_:_:ノヽ{二二ミ:二ヒ:/、:_:_}
/ヽ:ノ}:.: l l:.: {┘ >
/::/ ノ:ミ:|__'__.|彡ヽ./:\
/ :: / \:.人:_:.人:.ノ \:: ヽ
{:: :/ マ'マ ヽ:マ'マ_p ヽ:: }
ヽ:{ ∀ ∀ーq:) }ノ
123:ヴォルフ「殺す」
456:おっと、なんだか戦闘音が聞こえるぞ?
789:何だこの地下通路
1:ヴォルフによる強襲だ!
「…とりあえずは、入ってみましょうか」
「そうだね、あくまでも戦いに来たんじゃないしー」
そんなことを言いながら、私とミスティックは館の中に入る。
しばらく館へ庭を進んでいくけど。
「…なんだか、静か?」
そう、何だか静かだった。明かりは灯ってるのに、それに、何かの気配もするのに。
よく分からないけど、何かに、怯えてるみたいに。
「…何でしょうか、一旦、戻るべきかもしれませんね」
でも、ちょっと遅かった。私とミスティックが戻ろうとした瞬間。
「あぶねえッ!!!」
ランサーが霊体化を解いて、飛び出してきた影を弾いた。
弾かれた影は、ギラギラした目を私たちに向ける。その影は、私も知ってる人だった。
「…ヴォルフ・カレルレン!?」
でも、朝に見た彼女とは全く違っていて、なんだか、怪物みたい。
ミスティックが両手を上げた。私も慌てて続ける。…あれ? ヴォルフ、私を見てる?
「落ち着いてください、私たちは敵対しようと思ってきたわけでは」
「黙って、ああ、朝行った時から匂ってたんだよ」
いや、見てる、確実に、私を。
| /`、 , -‐ - 、 ,,
i`ヽ、 |ィ/三三>、 / 〈´l 、 ̄`  ̄/ ,、
`/〈三三ヽ三\\ //>,、x'ノ、 ヽー、‐''" ,ィ三ヘ\ 「もっと早く気付くべきだった、匂った時点で殺すべきだったね」
、へ l .、\イ´\三三ソ'/ /ナ´ ノ" ゙ヽ ヽ ヘ /メ=ヘ三/ヘ `ヽ
\\ l三\\l'/≦三ヽ/ / /イ´ l \ //lハ ´ 'ヾ l ,i
\\l三三\ニ三三三l /i l/l ノ ,/_,`ヘヘハ l' , l
-=‐ 、 z、 _ ― ̄ム \\ニ──ヽ=ニ二、l l 、 l/lゝ、 //ィc メ ノ /lヽ ,l ,' /
⌒ミ三三三三≧、,ィヘー彡ニ>/ / ィ<二ゝーヽミ、K―c、`" '´ , /イィ、 \ ,l ' /
ヽニ三三三三ニニ// / /´  ̄´/ ヽヘ \`ヽミ`''´ 、 ,ィi| // il |イ/\ /' /
/、,,メ/三三ニ二三ニ/ニ// / 、/: : : : /: : : ヽ \ ヽ、 ー≦ッ'// / /〈'///\ / / 「ああ、匂う、匂う、外道の匂いが、下衆の匂いが」
" ヾ=ニ三三三/ニ// l: : : : :/: : : ; ; ヾ、 \ :;;`:;ニくi/:;;: / ////―ニ>//
`ヾ=ニ三ニミ三、/ ィ/´ 〉 /: : : /: : : : `ヾ、: \ゝ :.\:;ー:;:.ゥ彡'://, .ィニニゝイヽ`ヽ、
=ニ/ /ニ// l、 /ヘ: : : : : : : \: : :、: :ヽ\゙ヽ 、:. .:;:. ィ∠彡ヘ‐, ヽ ヽ \
ィニ/ /三ニ/‐/ l :. \: : : : : >: : : : : : ヽヘ>zzz≦ニl/ゝニ〉 7 iヘヽ ヽ ヘ
/`ヾ/,l lニメ /ィ/ ∧:. :. ゝ‐メ' l: : : ミ: : : :l/:ーニニミゝム/ヘ'/ ハ l ヘ l
/ ヘ イ、∨ / :ヽ ー/ li l: : : :ミ: : : : : : : : : : : 〈 ィヘi: : ;/ / / / l l ', /
iヽ l〈三ヽl /,:; .:. / `" l , ィi: : : : ヽ: : : : : : : : :/ /ヽー/く'/ / /,/ i l/ 「動物を仲間とも思わず、ただ道具として使役するあの婆の」
l三、ニ、li/ , / 、l lヽl iヘ: : : : \; ; ; ; ; ; ; / / ´ l /彡/ / lリ
l三ニ/⌒ ヽ、/ l 、\ゝーヘ ヽ\ミ: : : : : : : : : l /: :.i 、 :. : ヽ' ー'"
ヽニlニ 、:. :; 〉二二くライ´ lニ、 >、: : : : : : : : : : ヽ'`/:/ `ヽ:'':;"ヽヽ_、
/三三/i :.ヽ〈 メ二二\ \ヽノ: : : /: : :/: 、: : /、: :ーイ' \:./三三ヽ
ハニ/:; ',/´〉 〉l/ニ//: : ヽ、 `ヽ/、: : : '/. >ミソ': : : "ヘ、 /´二 ̄‐ ヘ
l /i' /:. ノ ヽjイi>イ: : : : : : : ー: ヘ ', `´ /\: : : :ヽ: : : 〈 /i 〈 、 ヽ、 , 〉 「マツミの匂いがぷんぷんとするよッ!!! 死ねッ! 魔獣ッ!!!」
殺す対象として、見ている…!!!
「な、なんで!?」
「決まってる、お前からはあのマツミの匂いがするのッ! あのマツミの使役する可哀想な出来損ないの匂いがねッ! 私は殺す、紅派を、紅派の全てを滅ぼすだけッ!」
◆カレルレン白過激派
「動物を道具扱いする奴なんて、皆殺してしまえば良いっぽい!」
文字通り紅派の排除を目論む白派の過激派。
二つ名は「狂狼」「カレルレンの火薬庫」。
【カレルレン紅派に対する感情、行動に-補正】
「…魔獣!?」
何で、何で、私が? 私が、魔獣!?
混乱する私の前にランサーが立った。目を細め、ヴォルフに警戒の視線を送る。
「さて、どうしますかな。俺としては逃げるべきだと進言しましょう。此処で小競り合いを起こせば確実に相手のサーヴァントも動く」
「それは…」
「避けたいことでしょう。幸い今のところ敵サーヴァントは出ていない。今なら俺が殿を務めればなんとかなる。もっとも、戦えと言うなら従いましょうが」
ど、どうしよう…!?
「殺すね、殺しちゃうね、殺して殺して殺しちゃうねェッ!!!」
決めなくちゃあっ!?
直下、判断。成功以上で逃走、失敗で戦闘【ランサーの進言】+2
9:逃走
やっぱり、こういう時に一番早く動けるのはミスティックだった。
「逃げましょう! サニー! 補助を、ランサー、殿を!」
「承知しました。初回故、特別料金で」
「ええい、金でも何でもくれてやる!」
「おやおや、冗談のつもりが、では、給料以上の働きはこなしてみせますとも!」
ミスティックを抱えて空へ向かう。と、とりあえずは、逃げなくっちゃ!
「逃がすかァッ!!! 殺すッ! 紅派の勢力は、この世界に一滴たりとも」
「そこまでだ、俺が相手しよう」
後ろで何かがぶつかり合う甲高い音が聞こえる。逃げなくちゃ、逃げなくちゃ、逃げなくちゃ…!!!
でも、ヴォルフが言っていた、魔獣って…。
「何のことだろう…」
直下、逃走判定、成功以上で無事逃走、失敗で誰かに負傷判定【ランサーの殿】+1【飛行】+1
8:逃走成功
【対獣同盟が一時停止されました】
【夜行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1
3:他陣営の描写
直下、描写陣営
12:魔
34:特
5:剣
67:狂
8:騎
9:弓
6:狂
直下、狂陣営のどれ
123:青年
456:幼女
789:猛丸
6:幼女
肆姫の山野、廃墟の中で四つの瞳がぎらついた。
「…おい、クソガキ」
「クソガキとは大層だな。お前も母親ならもう少し母性でも持ち合わせていないのか? バーサーカー」
寸.:.:.:.‐‐‐‐ニニニニニニニニニニニニニ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ニニニニ}
ヤ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:‐‐‐‐ ニニニニニニニニニ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ニニニ>''~
. ヤ.:.:.:.:.:.:.:γ⌒ヽヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ̄ ‐‐‐‐‐‐‐ニニニ7
ヤ__.:.:.:.:.弋,__,,ノ ノ------------- ,/(
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. /ニニニニニ ‐‐‐‐.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: __,,,...、rセ〔\ \| 〈´
∥ニニニニニニニニニニニニニーー‐‐‐‐‐‐ >'i~:| \ | |乂
{{ニニニニニニニニニニニー‐‐‐‐‐‐‐‐ 、丶`.:.:.:|.|..:|(\ | 人〈⌒
. Wニニニニニニニ‐‐‐‐‐‐‐‐ .、 丶 `.:.\.:.\ |八|\ | | |:.:.\
寸ニニニニ‐‐‐‐‐ _ 、 丶 `:ノ.:人\__ノ \ .ソ、ノ\(\l| |\.:.:.\
ノ``|..‐-=-‐ァ=ア トミ|.:|:.:.イ_彡イz≠妛妛妛ミ.l|へ.___\ l| |:.:.:.r──
_彡イ :| .:|.:.:.:|.:.乂ゞ.'''|メ、|:.:.人:.:.く| _」廴;,;,;,ノノノ| | | | 八( :.乂__
`)| .:| .:|.:.:.:|.:.:|( ~~乂,,.\(\\.乂_⌒~~~~ / ノ 人 | | /乂\⌒
_乂| |..人 乂__,,ノ  ̄`\\(⌒ _/__彡 / )人/:「:.:.| ,
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/ 八乂 ) _,ノ}h、 、__ __彡クノ___彡ィ:i| .:.| |.:.人 ,’
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/ 乂_ /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iミh、 ....:( ノ ノ\)从 / / /
, / {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iう7爪. _,..、丶´ \\r / /
{ /∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i//,.、rセ〔i:i/ |/ / `~、
. ‘、 // ∨:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i//i:i:i:i:i:i:/.ノ ./ / `~、
\__,,ノ〉 / /─‐ r─ / 〉‐ァ /_(乂__ _,,ノ ノ\\ \
. ,.ィi{. `¨゛ / /  ̄/ / ̄ ` ‐-=-‐ ,ィi≧=‐- ..,,,_
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/,.ィi{i:i:i:i:i:i:i/ .| | {y′ (-‐ '' "´ノj / //i:i:// //
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{i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:〈: | |/|^/ j//∧ ,;//〈___/ /
. /i:i/─i:i:i:i:i:i:У/ | _,. イ/ ∧\_ __,,..ィi//i:i:/___ /
悪辣な笑みで返す幼女、ターニャを鼻で笑いながらバーサーカーは真面目な表情に戻った。
「そろそろ理由を聞かせてもらおうか、何でお前はルナを攫った? そしてこんなまどろっこしいことをしてんだ?」
「ははは、それはもちろん、私の目的のためだ。そしてその為には少々変則的な手を使うべきだろ? では、私はあの女を」
「待てよ、それでアタシが納得するとでも思うか、クソガキ?」
バーサーカーの言葉を、ターニャは何とかかわそうとするも、進路を遮られる。
その小柄な体でも脱出が不可能と悟るとやれやれと肩をすくめる。
「…仕方あるまい、その前に、あの女に情でも湧いたか?」
「情? あー、まあ、似たもんどうしってのはなあ。頭ン中のどっかに自分でも抑えきれないモンがいるってのは、ちょいと可哀想だろ」
「その返答で安心したよ。では、お前には話しておくとしよう。いざというときに裏切られるのも面倒だしな。このことを考えてバーサーカーを選んだんだが…、失策だったなあ」
そして、ターニャは渋々といった様子でバーサーカーへぽつぽつと話し始める。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
全てを聞き終え、バーサーカーは呆れたような、驚いたような表情を浮かべる。
「…マジか?」
「マジだ。といっても、この街に関することは爺さんの受け売り、かつ爺さんですら全部は理解していない」
「…はあ、凄いもんだな、つまりルナはお前にとっての切り札ってことか」
「道具に過ぎん。まあ、アレの願いも聞いてやると言って大人しくはさせているが…、お前まで敵に回られると流石に面倒だからな、話しておいた。満足か?」
バーサーカーは静かに頷き、夜空の月を見上げる。
「このことは」
「他言無用、といっても、我々は仲間ではなく、断じて味方ではない。好きにすればいいさ」
「ここまで言われてそれも卑怯な話だろ。お前のことは嫌いだが、ルナを救うためなら一肌脱いでやるよ」
「それでいい、我々はけして仲良しこよしの餓鬼ではないのだからな。…そういえば、あの女は?」
直下、どうなってる?
123:…あれ? そういえば?
456:目の届く範囲にはおいてるよ
789:寝てるよ
5:目の届く範囲にはおいてるよ
「ああ、唸り声が聞こえるだろ?」
「…この不快な騒音は予想外だったなあ」
「仕方ないだろ、ルオのストレス発散のためなんだから」
漏れ聞こえる唸り声、だが、その中には確かに人の言葉が混ざっていた。
`¬冖T¨ ̄ _―-ミ _} , ゙:i:i:i:i:i:i:i:i:i/ r‐┘ ヽ
丿 /_`Y゙ \ 「 /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/へ〉 「アゝ、ソウカイダッ! ホンノウノママニ」
\ / /:: `'| __〈/ /_) /:i:i:i:i:i:i:i:i:i / \
{_7:::::::::| \/ /__l |:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ / ̄ /
`¨ ` 、レ/ / 八_ノ-ミ_::::::/ 〉 /
ヽ__ / ``~、、___/7 | ̄ / 「ヤセイノママニ、ボウギャクヲフルエルトイウノハナッ!!!」
\__/ / \〉 {
/ ___
まるで獣といったようなその狂喜の唸りにターニャは耳を塞ぐ。
「にしてもやかましい。どうにかならんのか」
「んー、確かに、じゃあ、そろそろアタシが止めてくる…ネ」
一瞬、バーサーカーの全身がぞわりと動き、ターニャが銃身を向ける。
「…あまり委ねるなよ?」
「分かってるよ、流石にここで怒り狂って宝具ぶっ放すわけにはいかないさ、じゃ、行ってくる、クソガキ」
言うや否や表に飛び出したバーサーカー。ターニャは耳栓を取り出し、外から漏れる嵐のような闘争の声を遮断した。
【他陣営の行動描写を終了します】
直下、謎のユニット遭遇判定。成功以上で遭遇【昨日出たし】-1
↓2、【“魍魎”九代目統領】判定。成功以上で出現せず。【ここ数日出たし】+3
0:特殊判定
9:出会わないよ
ハ ! ヽ ! 、
/ / / / !、 、 ! i .ハ
/ i ! / 〃 ! ! ! ! 、i
/ ! i! !_斗/、_ 〃 !! -‐-<L! ! !
. / i ! ! '丁 //! /' ,、 ! ! ! ハ .!゙ !.!
. ! ! i ! ! ! i从! i/ イ!i! i i N-‐!i i i i
.i i i! ! i! i从!i ! !i! / !!! i! ! _/'´.....!.! ./ !!
.! !从 i! ! !、_i!>‐孑!./_,ィ≦:::! /:::::::::::! /! /.! !i
.! ! i!!!∨! ヽ!ヽ!>'´ ,ィ≦:::::::::::!/::::::::::::/ 〃!' / !i
! ! !i! ヾ !i!/ // 、_ _ / 'イ! / /
i N ! !\ / /'  ̄ ィ´// / / !
ヾ!! ! / / !≧o。 ,ィ7´/ // / / /
! !レ /,イ!! ! i!l `. ‐ ´ l/ // 〃イ! .从_/_
/ / ハ _ヽ!ノ !// !/_!ィ≦三三ス
〃 / /ヘ ,ィ≦三三三三/ }
// /イ/ニヽー-、_ -‐ ,ィ≦三三三三三ゝ .i!
/' / /ヽ三≧、 ィ三三三三三,ィ≦ニニ三{
/ / /、三≧ュ、\ ,ィ三三ニ,ィ≦三三三三三ム
/ ./ ≧ュ、三ニム ∠三ィ≦三三三三 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
直下
123:「やれやれ…、俺がやる意味はあるんですかね?」
456:「へ、見つかったの私の方ですか!?」
789:「え、警察?」
6:謎のユニットその2、出現
_ / ___
/ ヽ、,.. |l_/∠ _ `
_, / r'´ ヽ
/ / | 丶
r! | ヽ
/ | / ハ 、 丶
_ |. | / ,/ / !lヽ 、 !
/ ヽ、 /'/ / ! ヽ , i |
. / ヽ /{ | u ! ! !.| | !
ー- 、 |´|/ ! !__ /` |.|、 ! ヽ
. | j ト! i´ uヾ` ゙ ,. 'u`ヽ !| |
| /i| ` ‐-- ゙ ー ‐' / !r┐!` ー-、
刀 / } fヾ `ミ ''" = ||r ト| -ヽ \
/__,∧_ヽ,^ = ! ミ ノ シ |! i ヽ
/ \ / `i ゙ _,∧ |
| //, ∧ ヽ,. - 、_,. ' / }' ヽ |
| | ! i!コi∧ ', / /f/ 勹 〉 |
| `ー-、ミぃ\ ` ´ /:./ ノ./ |
| \ \゙ヽ、_, '´::.::/ / l
. l \ ヽ::.::.::.::.::./ / /
/ ヽ !::.::.:// i
/ ! !::.::/ / __,. |
r‐- 、_ ヽY/ _, ‐'´ -┘ !
└‐- 、_ ヽ 川 l,. ''´ |
リ /
〃 /
【再開】
…何とか飛びたてた。とりあえず、お家に戻った方がいいよね?
確か、お家は、あっちの方。
「…サニー」
「何? ミスティック」
「…いいえ、何でもないわ」
…ミスティックが言いたかったことはきっと、あのことだ。
でも、私は何も知らない、知ってるとしたらきっとヴィーノさんくらいなんだけど…。
「サニー、そろそろ着く」
「え、あ、ホントだね!」
ぼーっとしちゃってた、とりあえず、着陸して…、ランサー、大丈夫かなあ。
「…? ちょっと待って、サニー」
「?」
「あそこに誰かいる。家の人間じゃない、誰かが」
ミスティックが指さした先には、確かに見たことない人がいる。
…何処にでもいそうな人だけど、この時間にこんなところ歩いてるってのは、確かに変、かなあ?
「どうするの? ミスティック」
「…別に気にするほどでもないと思うのだけど、何だろうか、この、違和感は…」
直下、ミスティックの行動【逃走中】-1
123:見逃す
456:話しかけてみる
789:ちょっと待ちなさいな
8:おっと待とうか
…あれ? あの人。
「ミスティック!」
「…ああ、見ました」
私たちの家に、入っていった!?
「追うわよ!」
「うん!」
流石に見逃すわけにはいかない!
_,,..
, -'' `  ̄` 丶、
/ \
/ \
/ \
/ ヽ
/ / , , i
/ / / , - ''"´ ,. - ' il |
/ / __/ _ /_ ,.. -‐ '" / / | ! i l
! /-、ヽ' / ‐- 、 / / !'| | i !
i | i. r'/ /. r‐‐`。、 / / | / | l
l | ! 、.ゝj |/ ヽ_ ノ ` __ | / /! /
/'i i lヽ_ ! ∵∴ ! ゚ヽノ / |/
| l | | ;: '"/ / /
ヽ ! |l 、 _ ! /' ´
>'"、,7 、 ` ‐- _ /
/ \ \ - /
/ `ヽ、 \ /
, - ' 、 < 丶、 `丶 ー- <´ __ ,. -――- 、
, -'" \ 丶、> / ゙/ !l iヽ=ィ'ヾ、 ` ヾ、‐'"´ \
r'"´` ー-、 `丶、 / :/ //,.-'  ̄ `ヽ `' 、,,. ゝ \ ,
\ ‐ 、 ,_/ / / '//  ̄ \ ヽ !__,i、 i
` ''丶、 ヽ `i | !/ i |. } j
ヽ |_ ,.. -‐ '' ヽ / ;; l / /__,,... ,,-''"
! l \ /, '' 〃 __ ,, /i `゙' tー- -‐ '_/
| j /, /´ | | 'i, \
| i / / /;/ ,. 、 / _, -' 一'、 l, 丶
i / 〈 / /./ /ヾ i lヾ- '"´ ヽ l ト、
/ / `'l ! l / .| l ,.. -- ― - 、 '| | |
. // l ! l i∥ l !, r '"! ` 'ヽ ,,_/,ゞ
/ l ノ ! /.∥ し' | ! ; i
あ、気づいた! そして、逃げていく!
「二手に分かれましょう、サニー!」
直下、謎のユニット逃走判定、成功以上で捕縛、失敗で逃走を許す【二人】+1【飛行】+1
4:逃走を許す
ここで回り込めば、きっと捕まえられる…!
…!? いない!?
「ミスティック! そっちは!?」
「そっちも逃がしたのですか、サニー」
「…うぅ、ごめんなさーい」
そのあと、しばらく館の周りを私とミスティックで探してみる。
まるで煙みたいに相手は消えた。…いったい何者だったんだろう?
「おや、どうしましたかな」
「ランサー!」
「ランサー、よくご無事で」
「ええ、あの程度なら、逃げるだけですし、なんとか対処できました。戦えと言われたら少々面倒な相手でしたがね」
…ランサーは大丈夫だったけど。
「カレルレンとの関係悪化、謎のユニット…、そして獣に漏れる情報、今回の戦争、少々厄介な戦力が多いようですね」
「うんー…、とりあえず、いったん帰ろう?」
「…そうですね、とりあえずは一回体を休めましょう」
【遭遇判定を終了します】
【三日目】
…今日はどこかの情報が洩れてる、ってことはないみたい。
「よく眠れましたか? サニー」
「うん、えっと、ジンくんは?」
「まだ眠っているようですね。まったく」
じゃあ、まだランサーはこっちが動かしていいんだね。…どうしよっか。
直下、サニー行動
123:コミュ
45:接触
6789:情報収集
5:接触
…もう一度、カレルレンに行くっていうのは―。
「…正直お勧めしません」
「だ、だよねえ…」
「…ですが、彼女に会わなければ、関係の修復は可能かもしれませんね。どうも先夜の一件は彼女の独断専行といった印象を受けました」
「そ、そう? じゃあ」
「もちろん、カレルレン以外と接触するのも一つでしょう。幸い今はまだ日も高い。この時間帯に戦おうという相手はそうそういないでしょうから」
んー、そっか、それもあったね。
でも、正直私はカレルレンと仲直りしたいかなあ。…でも、昨日が昨日だから。
直下、サニー選択
12:終原
345:城戸
67:カレルレン
89:終原本邸
9:終原本邸
…そういえば、今確実に戦争が発生しない場所があるよね!
「ねえ、終原に行くのはどうかな?」
「終原? しかし、今そこは警察に包囲され、容易にコンタクトが取れるとは…」
「そうじゃなくて!」
「…なるほど、終原本邸ですか。確かに、もしかすればあの動きを好んでいない勢力がいるかもしれませんね。そこから上手くキャスターの隙を突ければ」
「もしかしたら、協力関係を結べるかもしれないよー!」
ミスティックもうんうんと納得してくれた。じゃあ、行ってみよう!
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
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ソソ>=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l艸艸-、,、 艸艸艸
|""=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二= 艸艸艸⌒ヽヽ/
|=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二=二= 艸=彳艸艸 _ソ:’;;:
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⌒`´ ,.r''" ""
到着! えっと、じゃあどうしよっか?
あっちにサーヴァントはいないし、下手にけしかけてくることもないとは思うんだけど…
直下、どうするか 【朝】+1
123:あっちから仕掛けてくる
4567:正面から堂々と
89:様子見
8:様子見
…ちょっと、様子を見てみようか。
「そうですね、しばらく待って誰も出てこないようであれば一度乗り込んでみましょう」
「うん、ランサーもいるし」
昨日みたいなことがあっても嫌だからね…。
直下、待った結果
123:誰も出てこない
456:舞莉或
789:歩
7:歩
しばらく待ってると、門のところに人影が見えた。
____
.。s≦二ミ:、\ヽ_v}
-=≦=- -=≦⌒`=-vム
>ニ=ァ-ミ.了 `iト .,_ }
≧ {て Y’ f:tュ .f{ 「…まったく、逢魔の奴、まさか警察権力まで持ち出すとはな」
V\_ , 〉
∨∧ -ーi /`≧s。.
_} ` 、. / / \_彡:ァ
/ \ 厂 .(YV / /
_ イ \ `ー‐xヘ}、 .} }Yv / ,:'
r≦ミ ̄ | 丶 √`Y下./).| |.| }} / /
,' ヽ .`>'" \___ト、〈ト、y' {/ ' .i.| ./ , / 「陽景くんも陽景くんだ…、そう簡単に動かされては…、ああ、頭が痛い」
| } \ 丶 | |o{ ' / ./ (\ ./ ./
! \ \ \|_!z=ミ / 〉 / \\/ ./
‘, ∧ \ / ヾv:/| { ニ=- ,._f ̄`ヽ∨
‘, \ / Y_.| ∨ f ̄ミ、 _j
‘, ヽr< } | .∨ 彡f⌒ x_ノ
‘, ´ / .:,′ ∨/{ ヽ _丿
‘, / .l | / ∧ゝ=イ } 「とりあえずは、組の方の暴走を見張って…、できるならばどこかの陣営の力を」
\ , < .| | / \ム/
\ ., <´ | | | /
| .\ / .|() | | /
「ミスティック、あの人は」
「終原歩。終原の方でもかなり穏健派で、法律家、街の中枢に食い込んで影ながら守ってる、そういう人間ですが…」
「悪い人じゃないんだねー?」
「ええ、私の知る範囲では」
ん、んー。じゃあ、一回話しかけてみる?
「…ん? そこにいるのは、ゾラの人形たちか?」
あ、気づかれた。
「まさか襲撃か? いやいや、止めておけ、ここには知ってるかもしれんが、サーヴァントはいないぞ」
「承知しています。終原歩」
「? なら、何故ここに?」
えーっと、なんて言おうかー?
直下、サニーの話題
123:「…もしかして、キャスターの関係かな?」
456:えっと、何かキャスターについて聞けないかなって
789:何かお困りですか? 力を貸しましょうか?
9:いい子サニー
何か困ってるみたいだったけど…。
「えっと、ちょっと聞こえてきたんですけどー、何か、お困りですかー? 私たちで良ければ力を貸せますけどー?」
「…サニー、貴女」
? え、何か私悪い事言った?
(普通に考えて今の発言はよくないでしょう。この戦争状態で誰かに手を貸すなんて、そんな)
でも、ミスティックが囁き終わる前に、歩さんが腹を抱えて笑い出した。
「ははは! いや、すまない。中々ストレートに言ってくれるな、今の発言を聞いたなら、私たちの間に何らかの不和があってそこを攻めるべきだと考えるだろうに!」
「…え、えへへ」
「うん、いい、だが、そっちの方がいい。私は正直な人間が好きでね。いいだろう、君の正直に免じて、此方も少し状況を話しておこう」
「…怪我の功名? …いえ、サニーの人徳ね」
え、えっと…、やったのかな?
「では、招待しよう。舞莉或も喜ぶだろう。…ああ、罠などはないよ、ただし、余り奥には入り込まない方がいい」
「…ランサー、姿を見せておいてください」
「了解しました」
「ランサーか、そういえば謎の投書が来ていたね。うん、私の言葉が信じられないというのも分かる。その判断は懸命だ。では、ようこそ、終原へ」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
誘われた静かな和室で、私とミスティックは歩さんともう一人、終原舞莉或さんと向き合った。
-‐…‐-
´ ` 、
/ 厶 -===- 、 \ 「あらあら! 初めましてですわ! 私、終原舞莉或と申しますの!」
/ / /::::::::::::::::::::::::::::::\ \ (⌒)
/ / /::_;: -‐===‐- ::_:::ハ ヽ ヽ °
/ / /ヘ/,ハ⌒⌒⌒7ヽ斗 ^} }i
/ ′ { i 〕トミ、 折ミ/\′/ハ 、丶.
′ { Y´r心 \{{/ r心`'y′ } {\ \
, 八 、∧弋ソ ` 弋ソ / / j 八 ヽ \
,′ ∧ ヽ ∨/ ′_ // イ ∧ ∧ ', 「貴女は…、サニーさんとおっしゃるのですね! 太陽、素晴らしい名前ですわ!」
, //∧ V 》 「 } 《 ノ/ / ∧ ∧ }ハ
/ ////∧ ∨ト ゝ '′.ィ∨ /// ∧ ∧ }
/ /γ'⌒Yヘ 〈 三≧=≦三| イ_/// / ヘ }/7
′ ,{:::/^∧ ( \ヘ_/只k'´リ 人}‐-、 _ ‘, ヽ{_
/ {j:::| | と⌒ r‐ミ、{ヾv// }'⌒'y‐く^ヽ レう)
/ / く::メ、 ハ__}⌒7⌒{ /´)_/ く /}ir'⌒ヽ Y } ', "
/ } 人_}V´ ̄レ/く ス≧=く 〈八 ,、_r┴{ 「貴女はミスティックさん? まあ! 何て優雅なお名前なのでしょう!」
/ /:〉'⌒ヽV 厂 ̄}′/ /ー-ミ}_/ー厂} ト / ',
. / ..:::´ レ 、 / 仁二{{ / 呂 } ̄¨7 〈// ‘,
/_,. イ :{ | V / / У ...:::´ /ヾミ==彡、// 丶
〈 V / : ∨ ィ{/ / /}....::::::' ∧ / V / \
人 \ / / / 「:r‐' ´ / :::::' ∧ } 〉//> \
ヽ \ \ , ヽ/ ´ / ::' / 八、 / {\ 丶
「ようこそ、終原へ! 歓迎しますわ!」
…いい人だ!
「うん、よろしくね! 舞莉或さん!」
「そんな、私のことは舞莉或で十分ですわ! その代わり、私もサニーと呼ばせていただいてよろしくて?」
「うん、いいよー!」
「…なんというか、此方の警戒線を一瞬で飛び越えてくるような方ですね」
「ははは、そうとも、舞莉或はもっとも終原らしい終原、とでもいうべき子だからね」
◆個の平穏、全の平和(ワン・フォア・オール)
彼女の価値観の最たるもの
個が豊かであればそれは波及し周囲も豊かになっていく、そして最後にはすべての人が豊かになる。
この考えのもと、彼女は相対する人、一人一人に対して丁重に丁寧すぎるほど対応する。
時折お節介だと拒絶されることもあるが、それでも彼女は諦めずにお節介を焼く。
「世界平和などたいそうなことはできませんが、それでも目の前にいる人には笑っていてほしいですわ」
【対人判定に+1】
舞莉或とのお話が盛り上がりそうになったとき、ミスティックがパンと手を打った。
「さて、それでは。…終原歩さん。お話、というのは?」
「ああ、…正直他家に話す内容でもないのだがね。…今、終原は緩やかな分断状態にある」
「分離?」
「そう、私たちの関係が悪くなったわけではない。ただ、価値観の相違で現在、分断している、というわけさ」
…って、いうことは。
「キャスターについてる側と、こっちに残ってる側?」
「ああ、そうだ。こちらに残っているのは私と舞莉或、そして家から動けない爺様。…そして、今キャスターと完全な籠城を試みている人間は」
歩さんが何人かの名前を挙げていく。
「私の従妹、逢魔、その娘、沙姫、そして終原の従者にして警察官、源景陽」
「…その三人と、此方にいる三人の違いは?」
「…逢魔おば様はこの戦争に勝つことを第一の目的としているのですわ」
「え? で、でもー、それって当たり前なんじゃー?」
「ああ、そうだね、だが、逢魔は手段を選ばない。…つまり、この家の目標である、市民の保護すら考えていない。…逢魔は、この終原の事しか考えていない」
つまり、終原は今、この市全てを守りつつ戦争に挑もうとしている陣営と、家の為に戦争に挑んでいる陣営とで分かれてる…、ってこと?
じゃあ、もし、その逢魔さんが追い詰められたら、この街すら巻き込みかねないってこと?
「…貴方方は彼女たちと連絡は」
「ああ、もちろん可能だ。逢魔とは仲違いしたわけじゃない。キャスターの工房にも侵入は許されている」
「ですが、警察も、終原組の殆ども、それを掌握しているのは逢魔おば様なのですわ。そして、沙姫さんと陽景さんはほとんど傀儡のようなもの」
「私たちも一応人員は抱えているんだがね…、逢魔の人数には遠く及ばない」
警察と自警団、その二つの戦力をどっちも持っている。…それって。
「危ない、よね」
「ええ、…しかし、おば様の気持ちも分かるのです。ですから、私たちも強く言うことはできず」
「胃を痛めて後始末をしているわけさ。今のところ、めだって暴走している様子もないようだしね」
…成程。そういうことだったんだ。…ここで手伝えればいいんだけど、何だか、弱みに付け込んでるみたいで、…嫌だな。
舞莉或の顔も、悲しそうに俯いている。…でも、ミスティックは悩むこともなく、言ってしまう。…仕方のないことだけど。
「…では、私達をここまで呼んだ理由は、その終原逢魔に対する何かを?」
「…」
直下、歩返答【仮にも家族】-2
123:いや、それを伝えておくだけだ。私たちは敵同士なのだから
456:…恥を忍んで言おう、暴走した場合は、止めてほしい
789:…キャスター陣営への抜け道を教えよう
3:あくまで敵同士
【というわけで終原の現状が暴露されたことで本日ここまで、お疲れさまでした】
【再開】
しばらくずんっと、重い静かな空気が私たちを包む。
その空気を、歩さんが切り開いた。
「いや、それを伝えておくだけだ。私たちは敵同士なのだから」
「…そう、ですか」
「仕方のないことですな」
んー、残念。でも、そうだよね…。
「私達としても、逢魔おば様は止めたいのですが…」
「ええ、貴女方の苦しい立場は理解しました。何かあればゾラへ。無碍には扱いません」
「ああ、そんなことがないことを祈りたいがな」
…えっと、じゃあ、あとはー。
「あ、そうだ、あの、終原さんにもー、獣の話は来てますか?」
「獣? …ああ、カレルレンの言っていたアレか」
「ええ、その獣、どうお考えで?」
「そうだな、何かがいるのは事実だろう、事実、私達の構成員も何人か被害を受けている」
あー、やっぱりそうなんだね。じゃあ、無差別に襲ってる、で間違いはないのかな?
「カレルレンがここに来た、ということは、貴方方は」
「彼女たちはキャスター、つまりは沙姫に用があったみたいだからね、むげなく断られてたよ。私たちもまだそこまで情報を掴んでいたわけではないから」
「断った、と。では、今は」
「…そうだな」
直下、現在終原本邸側の動き【前回のお断り】-1【街を守る意思】+2
123:まだダメ
456:情報の交換くらいなら
789:全面的に協力しよう
8:全面協力重点
しばらく歩さんは手元の資料を漁り、何かを手元の端末で操作すると、一枚の紙を渡してきた。
「その件に関してはこの街の危機だ、故に協力を約束しよう。これを持っていくといい」
「これは?」
「私の名刺だよ。私の権限が届く範囲の組連中には連絡しておいた。彼らの力を借りられるだろう。ただし、獣捜索に限定して、だがね」
…! いい人です!
「…ありがとうございます。…ですが、この契約は」
「契約ではありませんわ! 私たちは家ももちろんですが、この街に住む全ての人を守りたいんですの! その為なら協力は惜しみませんわ!」
「舞莉或! ありがとう!」
「構いませんことよ! 本当ならば、私達は貴女達を排斥せず、街を巻き込まない形で共に幸せになるべきなのですから!」
簡単に舞莉或は言ってしまう。でも、きっとこの戦争はそんなことでは終わらないと、なんだかそんな気持ちが過った。
でも、それでも、舞莉或と歩さんの気持ちは嬉しくって。
「必ず、獣を倒そうね!」
「ええ、もちろんですわ!」
つい、手を取り合ってしまった。
「情報の方も共有しておこう、なに、私達はこの街の顔役のようなものだ、情報網は広いぞ?」
【夜行動前に終原本邸組と、獣に関する情報共有が可能になりました】
【獣探索時に限定し、【終原組】ユニットを携行可能になりました】
【朝行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1
7:敵対交流の発生
直下、↓2、交流陣営
1:槍
2:弓
3:騎
45:獣
6:狂
7:魔
8:特
9:剣
【44が魔の数字に変貌するのは貴方操作時のスキルなので、今回は関係なく普通に4です】
4、2:弓VS獣
獣は次の血肉を求め、港を駆け抜ける。
だが、嗅覚は血の臭いではなく、別の匂いを捉えた。
すなわち、獣の天敵、本能的に立ち向かうことさえ許されない煙と火薬の臭い。
「…」
/ ./ / \ \ \
'. / ヽ < ̄ ̄^丶 ゝ、
. '. / / \ \ `ヽ三\
', / ./ ー‐ ' \ \, -==ァ\ Vゝ、
V ハ , , > ´ ̄\ ヾ三_ヲヽミ.\l彡-
! ハ \ { ,nン/ _ ヽ F=` 、ミ三!/
.| ! / _ ヾ V/ , ・´` ヽ! 、ミ_ハ / 「…来たな、怪物めが。今度は一体何人殺した?」
Ч { 〈 `。、_ -ー、 ´ / ,ハ ミ/ /__
||ゝ<! ./ ーニ /
リ. `|./ )ヽ、 , ./ __
. K , -― ´ `ヾ< , ; ' ' , :.!/:.:.:
レ:ー ´ 、 \< , ' , , /:.:.:.:.__
// ∠_二>-__.、 \<./:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ネ/ /`ー― ´ `丶 \ \〉:.:.:.:.:.:.:.:.:,
Z/7 / 丶, , ; ' , ,/>ヾ<\_>::::::´:::::: 「いったい何人無垢な幼子を、いったい何人か弱き娘を殺した?」
// /`ヽ,---―:.:.:´/:.:.:.:, ´:::::::::::::::::::::::
" .{:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:./, ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::
〉:´:.:}:.:.:.:.:./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
銃を構え、獣の前に立つアーチャー。
その声には静かな怒りと、どこか自嘲的な響きが籠っている。
「…儂は狩人よ、怪物よ、儂は貴様を殺すより他に無し」
その銃口は獣の眉間を狙う。獣は身じろぎし、一刻も早くそこから逃れようと飛び上がった。
直下、アーチャー狙撃判定。成功で獣消滅、失敗で逃走【???】-2
2:獣、逃走
アーチャーの銃口が火を放つ。だが、獣は間一髪でそれを躱し、風のごとく街へ走り去った。
「…逃がしたか、アーチャー」
「…すまん、儂の不足だ」
苦々し気に頭を掻き毟るアーチャー。その肩へ蓮が手を置く。
「何、気にすることはない」
「気にしようとも、あの獣を野放しにする事は儂の罪だ」
「だが、それでしかお前はお前を証明できないのだろう? 狩り、殺すことでしか」
「…然り、儂はあの獣を狩らねばならん」
深く、深く頷き、アーチャーはその背にまた銃を背負う。
「…無駄話が過ぎた。追うぞ、マスター」
「もちろんだ」
そして、二人の影もまた、街の雑踏へと紛れていく。獣の背を追いながら。
【他陣営の行動描写を終了します】
…目が、覚めた。
『まったく酷いものだなあ。お前に対する信頼はダダ下がり、誰もお前なんぞ信用してはくれない!』
…ああ、そうだろう、そうだろうさ。
でも、それでも生きなければならないなら、もう、諦めるしかないだろう。
『…つまらんなあ』
時刻はもう昼近い。どうも看病をしてくれていたらしいメイドさんに連れられ、会議へ向かう。
…全員の目が、僕を見る。ああ、気まずいなあ。
「ご無事ですか、マスター」
皮肉か、ランサー。
「…ああ、ごめん。君にも、…みんなにも迷惑をかけた」
「まったくですよ! 役に立たないってのも程がありましてね!」
「そう言わず、ジン、座りなさい。とりあえず貴方が意識を失っていた間の経過報告よ」
…ミルキィくらい分かりやすく罵倒してもらった方がありがたいんだけど。
僕の事を視界にも入れていない様子で、ミスティックが立ち上がった。
「では、まず私とサニーから」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
…カレルレンと喧嘩別れした? それの原因は、サニーだって?
「サニー、どういうことなのか、分かるかしら?」
「え、えーっと、私、全く分からないんです。魔獣とか、マツミとか…」
「マツミ・カレルレン。カレルレン紅派の重鎮ですが…、それがサニーと何の関係を?」
「案外アレじゃないですかー? ほら、好きな人を気づかず寝取ったとか! NTR! NTR! いやーん! サニーちゃん破廉恥ー!」
「そ、そんなことしてないよお!」
…まあ、僕こそわからないことなんだけど。…ん? そう言えばさっきからヴィーノが話してないような。
直下、ヴィーノゲロるか。成功以上でゲロる、失敗でまだ黙ってる
5:ゲロらない
様子を見ると、なんか顔全面をテカテカさせてる。…変な汗のかき方だな。
「ま、まあ、その話は後にしようじゃあないか」
「あとにって…、まあ、何も分からないですしね。仕方ありません。ミスティック、続けて」
「はい」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
…この館に不審者ねえ。
「不審者? っても昨日はまったく人間なんて」
「かなり巧妙に動いていましたから。…しかし、だとしてもここのセキュリティを普通の人間が突破できるとは思いません」
「戦争に何らかの関係がある人物と考えるべきだろうかな。あるいは外来の魔術師か」
厄介な敵じゃないといいけどな。…ん? 今度はミルキィが話してないか?
直下、ミルキィの思い出し
123:思い出せなーい
456:思い…、出した…!
789:そうか! 分かったぞ!
それ
【連投ですので】
>>197
7:ミルキィはひらめいた!
様子を見ると。
/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
: : : : : : : : : : : : : : : : / : : : : : : |: : : : : : : : : : :'.
. | : : : : : : : : :/|: : : : : ∧: : : : : : ∧: : : : : : : : : : |
r┴=ニ二゙¨¨¨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄¨¨¨¨二ニ=┴┐ // \\
\\ (_| (::.. ) (::.. ) (::.. ) (::.. ) |_) ___
L...二ニニ=ァ ‐┬:.:ァ‐──┬: :ァ=ー─┬ ┬──r┘ /::/`7ヽ
|: : : :| : : /|/ ,L:厶\_, |: / _/二│ ∧: : : : | /::/ 厶'´)
\ / : : : |: : :| 〃  ̄`ヾ |/ 〃 ̄`∨ ∨:/ i| /「` | ∧ | |
. \ / : f'⌒i: : :| {{ }} {{ }} ハ/: 八 | |_,,. -=个::| 「閃きました! 全てが繋がりましたよ!!!」
\ /: : | i: : | ゞ' ==彡 ゞ ==彡 {: : : : :「\/ . 乂_ノ:i:i:Ⅳ::::|
`く/|:人 (| : | ヽヽ ヽヽ: : : : :.|/ \/i:i:i:Ⅳ::::::| | |
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i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\ \ノ / / |:::::/介\::| ∨ 〈 / /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:Ⅳ ::::::::::::|
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…つまり、貴女も先夜、不審な人物を見た、と?」
「ええ、そうです! 夜道を行く謎の女を!」
「でも、それとこれは」
「いえ、いえ、よく考えてもごらんなさい、みなさん! 彼らにはどうも同じアトモスフィアがただよっている!」
…確かに、こんな獣が闊歩している状態で、外を一人歩いているってのは不審だけどなあ。
「だとしても、ミルキィ」
「うっせー、ぼんくらは黙ってろィッ! あと、私のことはキルミーと呼べッ!」
「ぼん…っ」
酷すぎないか!? それにこの前それで呼んだらキレたよなお前!?
「続きを、ミルキィ」
しかもフォローも無しか!? いや、仕方がないとは思うけどもだよ!?
「と、いうことはですね、私が考えるに、彼らは同一の存在なんじゃないですか?」
「…同一の存在?」
「ええ、その正体までは分かりませんが、私はこう思うんです」
そこで盛大にミルキィは言葉を溜め、そして。
「彼ら、サーヴァント、あるいはそれに準ずる存在なんじゃないかって!」
全員が黙り込む。真っ先に口を開いたのはヴィーノだった。
「いや、しかしだね、確証が」
異論を挟もうとしていたヴィーノを制したのは、意外にもランサーだった。
「…いえ、それなら俺が同意します。俺が見たのは逃げるとこですが、どうにも妙なあの印象、そういうことなら説明はつく。…もっとも、サーヴァントではないでしょうが」
本物のサーヴァントにそう言われては、ヴィーノも言葉を挟めないのか黙り込んだ。
「ただし、その女の方がそれとまでは証言できませんがね」
「それならいっぺんダメもとで終原組を当たってみませんか? どうもあの女、そっちの方に関係がある気がしますし」
「終原組…、それならば」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
…つまり、カレルレンの代わりに終原本邸との伝手ができたってことか。
「その伝手を当たるのも一つですね」
「…ふむ、ミルキィの勘は結構バカにできないってのが昨日で分かったものね」
「そうでしょうとも! もっと褒めるがいいですよ! …あれ? ってことは昨日まで馬鹿にされてたんですかね、私!?」
そうだろうよ。…まあ、今の僕もあんまり人のことは言えないんだけど。
「じゃあ、それは私がまた舞莉或にでも聞いてくるよー」
「そうね、それが妥協点と言ったところでしょう。では、二人の報告はここまでね?」
「はい」
「じゃあ、次はミルキィ、お願いするわ」
「あいさー!」
直下、ミルキィの情報収集 【使い魔】+2
123:ほら、あれですよ、頑張りって、その結果じゃないですかあ。それに、私ほら、一応家事メイドですし? 洗濯とかお掃除とか色々…
456:街の情報(重要度低)
789:街の情報(重要度高)
7:街の情報(重要度高)
「で、それに関連して何ですけどネー」
ミルキィが一枚の写真を取り出す。…うっ、吐き気が。
「そこのポンコツは事前に息を整えておいてください! 今回はそこまでアレじゃないですけども!」
予防線を張ってくれたことには密かに感謝しつつ、その写真を見る。そこには。
/⌒ヽ
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〈. `ヽ r'′,/`''‐‐――-.、
_,,...--‐ ┘-.、|. ヽ.r'´::::::::::::::::::::::::::::\
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\〈/Y´ 、ヽ_〉
ヽヽ Y__/
死体が。胸元まで酸っぱいものがこみ上げてくる。
「何とか耐えたようですね。で、皆様方、この死体を見て気づくことは! はい、ヴィーノさん早かったぁっ!」
「む? …そうだな、昨日のと違うのはやっぱり」
そう、僕がギリギリ耐えられたのもそれだ。
「首がある、な」
「そう、そうなんですよー。この死体、首があるんです!」
「ということは、普通に死んだってことー?」
「それがよく分からないんですよねー。でも、どうも獣による首狩りばかりじゃないみたいなんですよ、こんな風に、普通の事件もかなり増加してます」
…何なんだこの街は。暴力がモノをいう世紀末か?
「で、この死体なんですが…」
直下、ミルキィ発見判定【???】-2
123:何も分かんなかったんですよねー
456:こんな人が周囲で目撃されてるみたいですよ
789:何かに気づく
1:何も分からず
「実際、何も分からなかったんですよ。何か、証拠になるものはほとんど無くて、そう、消し去ったみたいに」
…消し去ったみたいに無くなる証拠?
「何だか、獣を思い出すな」
「あー、そうですね、ジンさ…、へぼちんさん」
言い直す必要なかったよな!?
「確かに、それくらいのレベルで消えてるんです。でも、そこまでできるんだったらこの死体も消せそうなんですけどねえ?」
「…とにかく、不可解な死体、それも何らかの事件に巻き込まれたらしいものが増えている、と」
「そういうことです。以上、ミルキィちゃんでしたー」
…獣以外にも発生している不審死、か。
「それも調べておく必要はあるのかしらね…。じゃあ、あとはジンは…」
「ごめんなさい」
イヤミか。
「仕方ないとして…、私とヴィーノさんね」
「…えぇ」
「大人なんですから」
「ぐぅ…、仕方ない」
直下、アマタ礼装作成状況【魔力一回使用する】-1【工房爆破】-1【無欠の才】+1
123:0
456:1
789:2
↓2、ヴィーノ【金】作成状況【銭ゲバ】-1
123:1
456:2
789:3
6:1つ
8:持ってけドロボー
まず、ヴィーノが机の上に…、黄金色の量が昨日と比べて段違いだぞ!?
「…明日は雨かしら」
「いえ、槍では?」
「もしかしたら台風かもしれませんー」
「黙示録のラッパが聞こえますよ! 貴方は神を信じますか!? 貴方の為に祈らせてください!」
「ええい! 失礼だぞ君たちッ!?」
いやいやいや、ほら、ランサー見てみろよ、もしかして敵の変装か何かじゃないかと槍を扱き出したぞ。
「まったく! 今回はインサイダーに密貿易その他でかなり儲けてね! 少々気前がいいのさ! 明日はサボるからな!」
犯罪を偉そうに言うな。
「ダメな大人ですね」
「ダメですね」
「ダメだな」
「ダメ」
「ダ」
めずらしく他のメンバーと意見が一致している…!
「失礼だよ、君たちッ!?」
「さて、私の方はまた一つなんですが…」
直下、効果 【ジンの分】+1
123:索敵
456:戦闘
789:魔力回復
7:魔力回復礼装
「とりあえず、ジンの魔力回復を狙った礼装を作成しておきました」
…何だろう、凄く素直にありがたいはずなんだけど。
「あ、ありがとうございます」
周囲の目が痛い。
「気にしなくても構いませんよ。では、これを預けておきますね」
【【魔力塊】を一つ入手しました】
「では、今日はここまででしょうか」
「そうですね、これ以上の会議事案はありません」
「では、私とヴィーノさんは引き続き礼装作成、キルミィは主に死体を、サニーは終原へ謎のユニットを、ミスティックは全般的に情報収集をお願いします」
「分かりましたー!」
「ジンもよろしくお願いしますね。それでは、解散としましょう」
…とりあえず、他の連中がどう思ってるかは別にして、これには答えておかないと罰が当たる気がするな。
これ以上面倒を背負いこみたくもないし。…まあ、彼女が裏切者って可能性もあるんだけど。
「さて、まだ微妙に時間があるね」
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:礼装使用(他選択肢と同時選択可能、ターンを消費しません)
6:自由安価
1、5:礼装使用し索敵へ
【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】
【今日は大サトーが亡くなったショックでお休みします。何でや…、新城はどうなるんや…】
【そういやこれ、四日目でしたね、訂正しときます。再開】
動こう…、今まで少し篭りすぎていた感じがする。
僕が動いてどうなるということもないだろうけど、止まっててもどうせ面倒が巻き起こるなら自分から巻き込まれていくべきだろう。
『本当にそうかな? 君はどうせ停滞するのでは? 憑依主。まあ、私のせいではあるのだがなあ!!!』
「うるさい、黙れ」
…アマタからもらった礼装を使って魔力を回復する。
そういえば、アマタも魔力を使ってこれを作ってるんだよな…。
【魔力が一回分回復しました、次の朝、全回復します】
さて、何処へ行こうか。
___ __
__ - ´ `ヽ'´`´`´ `'}
ヽ 〈 森林・山岳地区
} ◎カレルレン邸 `ヽ ,r 、
`! {
ト、 }
ノ /ヽ ノ´ ────────────────────────────
`〉 ○教会
} `‐ 、
___ノ `ヽv' ‐ 、
ノ´ ◎城戸家 ヽ,
__〕 ゝ' ̄〈____
_/ ◎ゾラ邸 `i 市街地区
_i ○歴史保護地区
/ ○ゾラ医院 ' i
〈 ○中心街 〈__
. く ◎終原邸 `ニ=
/ ○肆姫警察 〉
. ゝ, ○肆姫高校 } ─────────────────────
〈 _〈{_,r、__ -- _ `i
. 〈,r、_ノ ` ‐ _ ____ 〉
__ ,r, _ `‐ _ ,r'´ ヽ- ´ 港湾地区
'‐' `´ソ `‐‐ 、_ ○港
22:53から↓2、上図から索敵場所選択。目的や同行者等の希望あれば併記
↑
>>228
城戸に向かおう。まだほとんど情報の入ってない陣営だしな。
ランサーを呼ぼうと、玄関へ向かう。その途中でアマタの工房、つまりは彼女の部屋の前を通った。
…そうだな、ちょっと声だけかけておくか。
「アマタさん、いますか?」
「? ジン? どうしたの?」
「いえ、今から城戸邸へ少し様子を見に行こうと思うのですが、せっかくだし少し誘ってみようかと」
「…私が礼装作ってるのは分かってる?」
「ええ、でも、たまには外の空気も吸ってはどうかな、と」
僕の言葉にちょっとだけアマタは考え込み。
直下、アマタ同行判定
123:断られる
456:ミスティックガード
789:同行
9:難なく同行
「…そうね、たまにはいいかもしれない。じゃあ」
アマタが手を差し出した。…?
「気が利かないのね、エスコートをお願いしますわ、私を守ってね、騎士様」
「騎士って…」
思ったよりロマンチストなのか…? どっちかっていうと僕の方が守られるべきだと思うんだけど。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
/|i三i三i三i三ii]\ /|i三i三i三i三i三i三i]\
/i =| |二| \ /|二| |二| .| \
/: |二| |二| / |二| |二| .| |ミ|\
./ |二| |二| / |二| |二| .| |ミ| |i\
/i_________|二|____|二|/___|二|___|二|_______| |ミ|.|ii.|i |
/| |二| |二| |二| |二| .| ヽ |ミ| '' |i |
/i =| |二| |二| |二| |二| .| ヽ、....|i |
/i |二| __ _ |二| __ _ |二| __ _ |二| |二| _. | |ミ| ヽ |,.;;:。;:、;
/ . |ニ| |\| |iヾ||ニ| |iヾ| |iヾ||ニ| |iヾ| |iヾ||ニ| |二| |\| | |ミ| |i |。;:;ii:;;;:、;____
|. |ニ| |_| |_||ニ| |_| |_||ニ| |_| |_||ニ| |二| |_| | |ミ|.|ii.|i | ∠∠∠∠∠∠∠i|
__|___|二|____|二|____|二|____|二|___|二|_______| |ミ|___.!_ , ∠∠∠∠/ |
| |二| |二| |二| |二| |二| .|`゙'' /___/ \∠∠∠/ |
| |二| [二二二二二二]`゙''ー、!. |二| |二| .| : : : | |ii====||^|| ∩ ∩ | :|
| __ _ |二| __ ||゙''ー、____||二゙ト-ii __ _ |二| __ _ |二| _. | _. | |`゙' -| || ||: : : : : : : |: : : : :|
| |\| |iヾ||ニ| |\| .||\||ニ| |:::::::||:: | | ニ| |\| |\||ニ| |iヾ| |iヾ||ニ| |\| | | | | |:::: : :| || ||ー----------
| |二| || _ |二| |:::::::||:: | i二| |二| |二| .|_,,. -‐ー'==-'" .:.::
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄... .||-‐''" ̄  ̄ . ||, - '"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,:'"':,:'"': ̄,:'"': ̄,:'"'"': "'' /
''"'"' "''' _,,.-‐''"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ''"' "' "'' ';.;,,;、.ii:'; ;..;;イ;; ;,ii.;;:' / ..:.:.
''"'"''.'
…思ったより新しい建物だな。
「前回の戦争のとき、拠点にしていたビルが崩壊して、その数十年後に建てられたものらしいから」
「そうなんですか…」
「で、どうするの? 正面から突撃する?」
「流石にそれは…、できれば、穏便に相手の情報を探りたいですね。もし、接触しても下手に刺激しないように」
「それもそうね、じゃあ、二手に別れましょう」
直下、索敵結果【二人】+1
123:出会っちゃう
456:捕捉(マスター)
789:捕捉(サーヴァント)
5:マスター補足
…誰かがいるな。
. / / / \
/ / // / / | `、
. / / / / / | `、
/ / , / / / / j `、 「…はあ、頭が痛い、サーヴァントはあんなんだし」
/ / / ′ / / / Λ | | | `、
. / / / l / / | / / / ∨ | | | Λ
{/ ∥ /. | / /ー- / /| / / 斗-- | | | / `、
/ { / / ∠_ | /`ヽ ノ / 7 __ ∨| | { `、
{ / /ー=灯Τ圷k、/ 〉 ヘ }/xf 爪刀⌒ト | |\\ `、
// .i^Y 乂しノ / / / Vしノ / ノ八 | \ )}
. _,/ / / ./ | | / / / // : | \⌒ミ=--
. __,. イ / /: :{ 、 j j j / ) / /! /:|/ 「 \ \ 「父さんは脳筋、伯父さんは昼行燈、従兄さんには目の敵にされて」
/// /:.:.込 \ | | | ./ / / j/:Λ 乂 )}
. {( /,.ィ: : : /:.⌒}\ | | |'=/ / .イ^/: : ::j八 ミ ,_
ー '゙/: : : /: :/: :へ \ し / < / /: : :./ `ー
/: : : :/: :/-=ミノヘ { イ |Λ/: : : /
. /: : : //:.:/ \Λ 廴 xく /: : : :/
. /: : : / ノ:/ ∨/ニ7=ァァ彡 /: : : :./
. /: : : / . : /_{ Ⅵ///// Λ/ //: : :/〉 ー-=ニ., _ 「フギン…、君だけが僕の支えだよ…」
/: :/ /:/:i:i:i:ヤ _ }////////}: /:/: : :/ マヘ `丶
「アマタさん、あれ、誰か分かりますか?」
「…おそらくだけど城戸貴志。城戸の秘蔵っ子で時計塔に留学していたはずだけど、呼び戻されたんでしょうね」
…僕と同じか、ということは戦闘員? それともマスター?
「どうします? アマタさん」
「…私に頼らないでほしいわ、出るとき言ったでしょう? 私が貴方を頼るのよ」
んなこと言っても…。
↓2、どうするか
遠目から観察
>>235
「…じゃあ、もうちょっと様子を見てみますか?」
「そう、そうするのね。分かった、そうしましょう」
…何なんだ、いったい。
そしてもうしばらく、城戸貴志の様子を観察する。…ずっと烏と喋ってて正直何か怖い。
直下、イベント
123:「さて、そこにいるんだろ? 知ってるからね」
456:何も起こらず
789:サーヴァント出現
6:何も起こらず
…その後、しばらく粘ってみたけれども。
「何も無かったわね…」
「そうですね…」
身体が冷えただけだった。…まあ、悪い事は起こらなかっただけ良かったのかな。
「とりあえずあの烏には気を付けてみたけど、どうも普通の烏らしいし…」
◆フギン
『思考』の名を冠した飛べない ワタリガラス。
使い魔では無く人生を共にする対等の相棒。
言葉は通じないものの以心伝心で、一人の時は彼とよくコミュニケーションを取っている。
【フレーバースキル】
「…なんか、骨折り損させて申し訳ないです」
「いいわ、たまの機会だもの、また、時間できたら誘ってくれたら嬉しいわ」
…何だろう、この妙な距離感は。彼女はおそらく僕の事を信頼しているわけではない。
そもそも僕が信頼される人間なはずがない。…なのに、なんだ? このどこか歪んだ、ある意味では一方的な距離感は。
…僕が考えすぎなだけか? いや、違う、違うとは思うんだけど、…彼女が裏切者? いや、それともまた違うような。
「どうしたの?」
「あ、いえ、何でもないです、ごめんなさい」
…一回、コミュニケーションをとる必要があるのかもね。
【夜行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1
4:他陣営の行動描写
【と、その前に】
直下、遭遇判定。成功以上で遭遇
1:遭遇せず
直下、描写陣営
1:槍
2:弓
3:騎
4:狂
56:魔
78:特
9:剣
【生霊憑き】使用する場合は【使用】と記述
2:またお前らか
直下、何しとんの
123:他陣営の襲撃案
456:他陣営の情報探り
789:獣追っかけてる
3:他陣営の襲撃案
港湾地区と市街地区の境、商業施設と居住区が入り混じったそこの路地に、蓮はもたれかかっていた。
『すまん、マスター、儂の都合で歩き回らせて』
「仕方あるまい、それが俺たちにできる策だ。もちろん、お前の弱さは咎めん。俺の強さがあればそれでいい」
『そうか。ならば儂もこれ以上は言わん』
「そうしてくれ。だが、少々不足だな」
『…だろうな、次の目的地は把握している。マスター、好きに動くといい』
静かなアーチャーの言葉に蓮は頷く。
「そうさせてもらおう。そろそろ、俺も疼いていたところだ」
『では、狙うは』
直下、襲撃先
12:ゾラ
345:終原
678:カレルレン
9:城戸
【あ、ちょっと待って、判定表ミス】
直下、襲撃先 【ミス】+1
12:城戸
345:ゾラ
678:カレルレン
9:終原
9:よりによってキャスター陣営とドンパチしに行きおった
【というわけで、夜の他陣営行動がアーチャーVSキャスターに確定しました】
【そんなこんなで本日ここまで、お疲れさまでした】
【再開】
「キャスターだ」
『…難敵だろうな』
「ああ、だが、現状この街に住む魔術師はアレの周囲を取り囲む警察相手に手を出しあぐねている」
『然り。しかし、キャスターほど放置が危険な陣営もいるまい』
「だからだ、俺なら後腐れもない。突破できれば御の字だ」
それだけの短いやり取り。そして蓮は立ち上がった。
「少々無茶をする。魔力消費の少ないお前がサーヴァントで良かった」
『儂としてはどういった反応を返すべきか、といったところだがな』
そしてその影は、またしても街の雑踏に消えていく。
【他陣営の行動描写を終了します】
「さて、夜ですな、マスター。城戸の方は不発に終わりましたが、どうする予定で?」
「そうだな…」
まだ情報が少ないのはあるけど…、どうするか。
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
1:索敵
…うん、もう少し索敵を続けてみよう。
「ランサー、頼めるか?」
「俺はアンタのサーヴァントです、いかようにも使い潰していただければ結構」
さて、何処へ行こうか。
___ __
__ - ´ `ヽ'´`´`´ `'}
ヽ 〈 森林・山岳地区
} ◎カレルレン邸 `ヽ ,r 、
`! {
ト、 }
ノ /ヽ ノ´ ────────────────────────────
`〉 ○教会
} `‐ 、
___ノ `ヽv' ‐ 、
ノ´ ◎城戸家 ヽ,
__〕 ゝ' ̄〈____
_/ ◎ゾラ邸 `i 市街地区
_i ○歴史保護地区
/ ○ゾラ医院 ' i
〈 ○中心街 〈__
. く ◎終原邸 `ニ=
/ ○肆姫警察 〉
. ゝ, ○肆姫高校 } ─────────────────────
〈 _〈{_,r、__ -- _ `i
. 〈,r、_ノ ` ‐ _ ____ 〉
__ ,r, _ `‐ _ ,r'´ ヽ- ´ 港湾地区
'‐' `´ソ `‐‐ 、_ ○港
23:03から↓2、上図から索敵場所選択。目的や方法、同行者等の希望あれば併記
ごめん、見落としてた!
場所かー、結構街中に出てるっぽいし中心街。
ダメなら安価下でお願いします。
【場所はまあ、どんな奴が出てきやすいかってだけの話なので適当でもいいのですよ】
>>260
とりあえず中心街に向かってみるか? 死体も獣もどうやら人が多いところにいるらしいし。
「じゃあ、ランサー、頼むよ」
「了解しました」
ランサーがそう言って姿を消す。…ビジネスライクだよなあ。
直下、誰と出会ったか
123:鱒以外のユニット
456:鱒
789:鯖
4:鱒
直下、どの鱒か
12:狂(青年)
3:狂(暴走)
4:狂(幼女)
56:特
78:剣
9:弓
8:剣
…人が多い。…吐き気がするくらい人が多い。
『いやいや、これくらいの人波乗り越えないとな、ヒアウィーゴー!』
無視しよう。…ん? あそこにいるのは。
_ -‐…━━…‐- _
__/__.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\
/ニニニニニニニ ¨ _.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.}_
′ニニニニニニニニニニ¨ _.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`
ニニニニニニニニニニニニニニニ ¨ _.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.’,
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| 、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..、ニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
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. | Vり |.:.:.:.:.:.:.:.:./〈 }:.:.:.:.:..< _ニニニニニニニニ.|
. ノ 八.:.:.::.:. / } 八:.:.:.:.: .. .¨¨¨ _ニニニニ|
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\ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::..::..::.:.:._ -――― ′
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_ _ }⌒ヽ¨ r- く_./
 ̄ _ ´ 八:.:.:.}___〉___
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. イニニニニニニニニニニニニニニニニニ 八
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/ニニニニ. ∧ `¨¨ `
. /ニニニ/ ` , ::::::::::::∨
/ニニ/ 、. ′ :::::::::::::|i
. ′ \ ::::::::::::'.
. /ニ / / ∧ , ::::::::::::.
イニ ′ ′ i|. ∧. ′ :::::::::::::,
/ |ニ7. j{ ∧ , ::::::::::::′
. |. , /. j{. , 、__.:::::::::::::
. i|. | { /. j{ '. i|::::::::::::'.
. i|. / ,. , i|
『マスター、確か、カレルレン家の』
「…ああ、そうだった、思い出したよ」
そういえばそうだった。…今、カレルレンとの関係って良くはないんだよなあ。
街中だから攻撃してくることはないだろうけど、下手に関わるのもアレか?
↓2、どうするか。ただし、該当コンマ4以下であっちに見つかる
どうせ不幸でろくなことにならないだろうから逃げよう
>>267 しかし、回り込まれてしまった!
…なんとなくろくなことにならない匂いがする。こういう直感だけは少し冴えるんだ。
「逃げよう」
「何処へ?」
「そりゃもちろん、見えないとこ…、って、うわあっ!?」
振り向いた瞬間、相手が目の前にいた。どういうことだ 少なくとも十メートルくらいはあっただろ!?
『…爆発的な速度でそちらへ跳んだ、のでしょうな。まるで獣です』
「んな、馬鹿な!」
「あー、貴方、ゾラの人間ね?」
バレた!? と、とにかく平静を保とう。
「は、はい、ジン・A・ゾラで」
「何で逃げたの? ああ、私はシー、カレルレン・シーよ」
…そこまでバレてたかあ。何とか、なんとか言い訳を。
「まあ、心当たりはいくつかあるけど…、そうねえ」
「は、はあ」
「そう、ねえ、まあ、私個人としてはどうでもいいのだけれど、あー、面倒ねえ。何でこんなとこにいるのか」
なんか、怠い女だな…、話してるこっちがダレてくる。
直下、シーの行動
123:とりあえずカレルレンに来なさいよ
456:ゲームでもやっていく?
789:ちょっと話しましょうかあ
0:特殊判定
f⌒`丶、 ,. -‐ ''  ̄ ̄ '' 、/⌒ヽ
{ |
'、 \
/ ヽ
,' ',
,' !
| |
_,,ノ ・ ',
厶 i ',
f l
,ィzニニニ≧、 | ヽ
, -'/::::::::::::::::::::::: ̄ヽ '、 ',
. //:::::,ィ7ハ7777ハ77>,ヽ \ ; 、、
//:::://レ'└─‐┘\/ハノ `丶、/ 、、
V:::///|」 r‐┬ r‐┬「/リ |
〈::/イ//| 乂ノ 乂ノ {∧ |
Vrへ/ハ rュ }_ハ ',
|ハー─ 、 ノヽ i
〈//////ハ ┬‐<///ノ ヽ/
[二只二二]\}\只二二l /
/:::::Vハ) \} Vハ /
∧::::::Vハ)\ }Vハ /
/ ',:::::::Vハ\γ⌒ヽVハ ,′
123:ヴォルフ&D-37564、登場
456:その時、終原で爆発音が響く!
789:終原本邸組出現
4:終原(正確には歴史保護区)に響く爆発音!
シーが何かを言いかけたその時。
,, ,,. ,.
. / | /| /| _,,.r':/ /::|
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. i/
シーの方を見ると、視線が上を向いている。僕もつられてその方向を見ると、一筋、煙が。
「…火事?」
「…あー、あの方向は、歴史保護地区ね」
歴史保護地区っていうと…。
「キャスターの陣地じゃないですか!?」
「そうね、ということはどっかの陣営が攻めこんだのかしら」
な、なんでこの女、そこまで悠長にしてられるんだ?
「い、いや、だって、そういうことなら」
「何?」
「い、いや…」
ま、まあ、他の家の事だからどうでもいいといえばいいんだけど…。
『マスター、動きますか?』
どうしよう…。
23:48から↓2、どうするか
1:キャスター陣営へ向かう
2:このまま待機
3:自由安価
【セイバー陣営は貴方の動きを見て行動します】
1:様子を見に行く
様子は…、見に行った方がいいよな。そこで戦いに参戦するしないは別にして。
「行こう、ランサー」
『了解』
駆け出そうとする僕の背後で、シーが呟いた。
「ふーん、見に行くの。…んー、紅派に任せててもいいけどなあ」
「貴女も行くんですか?」
「どうしようか悩んでるのよねえ、んー、野次馬も面白そうだけど…」
直下、成功以上でシーも同行、失敗で付いてこない
【おっと、補正入れ忘れてました】
6:同行
…ああ、ウザい。とっとと決めてくれ!
『君がそれを言うかあ! いやあ、棚に上げるのが上手くなった!』
うるさい! もういい、あと五秒待ってダメだったら置いていく。
「んー、行こうかな」
「じゃあ、一緒に」
「うん、そうだね、せっかくだから行こう」
何かホント気怠いな。…って、あれ? 何処に。
「置いてくよ」
「なっ!?」
またずっと先の方に…!? 性格と行動が一致しなさ過ぎてないか、この女!?
【というわけで本日ここまで、次回、キャスター&アーチャー戦の見学(あるいは巻き込まれる)。お疲れさまでした】
【再開】
直下、到着時、アーチャー陣営の状況
123:もう工房内に侵入
456:今入るところ
789:まだ外周の警察とバトル中
2:もう工房内に侵入
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
ミルキィの言葉通り、小ぶりなピラミッドが僕らが辿り着いたその場所には鎮座していた。
そして、そこには戦いの後。何かが爆発したような跡もある、燻っている場所もある。
所々に十人程倒れている人がいる。警察官らしきその人達の目は虚ろだ。
怪我をしている人も、そうでない人も僕の呼びかけには反応しない。
「な、何が…」
「多分、攻撃された後認識関連の魔術かけられたんじゃないの? 誰でもできる初歩的な誤認のヤツ」
「ってことは…」
「んー、もう中に入っちゃってるのかもね。追いかける?」
確かに、今なら入れるかもしれないけど…。
「それって確実にキャスターに敵対視されますよね…」
「だろうねえ、でも、中のアーチャー倒せば分からないけど」
「…むむむ」
…どうしよう、このまま放置していても、いいのかもしれないけど。
22:48から↓2、どうするか
1:ピラミッド内に侵入する
2:シーとコミュ
3:このまま退散
4:自由安価
>>296
【基本的に索敵組に持たせているので判定】
直下、貴方は使い魔を持っているか【基本持っていない】-1
123:持ってない
456:持ってた
789:持ってないけどシーが使ってくれる
1:持ってない
【というわけで自動進行】
直下【メンタルクソザコナメクジ】-1
123:このまま帰宅
456:潜入
789:シーと潜入
選び直させてくれないのか…
まぁ帰らなくてよかった
【>>301 テンポ悪くなりそうですしね、連続記述はなるべく避けようかと】
6:潜入
…仕方がない、気になるし、ちょっと様子を見つつ行ってみるか。
僕がどうなろうと、まあ、代わりはいくらでもいるんだろうし
「僕は行こうと思います」
「そう? じゃあ私は外で待っとこうかな」
「え」
ここまで来て?
「そんな顔しないでよ。わざわざ危険に突っ込むのもアホらしいし。まあ、ここまで付いてきたからね、セイバー」
シーが気だるげにそう呼ぶと、突然、その背に一人の大男が現れた。
「おう! 呼んだな!」
【セイバーのステータスを公開します】
≪クラス≫:セイバー
【真名】:???
【属性】:秩序・善
【筋】:B
【耐】:B
【敏】:A
【魔】:C
【幸運】:B
【宝具】:A+
、. .,_-. . . 、
_,ゞー::ヽ: : : `: :|ヽィ_
ー=ニ: : : : : : : : : : : `: : : : `:.
/: : : ト: : : : : :、: : : : :\: : \
7 /: : : {: \: : : : : ̄: _: : : ヽ`
_,.ィ::/: :、: ::、: 、: ≧s。:_: :ィ': : : : ト
` .イ: : ! ヽ| \≧て_ ヾ//ム: : ::}
|/: |:f ム `ゞ’ └ノ|: :/!
ヾ|::.ゞ’ __ィフ. Y、
_,. -──- '"´ ,ィ'"ヘ ,ィ: : :ー‐'‐┬<___ヽ __
ィ'" __ / _/: : : : i: ィ'": !::ノ ,ィ'"´: : : : /≧s。
/ 。s≦ /{: : ::、: : : : :/: : : :': / /: : : : : : :///////>。
/_ / /!: : : :、: ::ヽ: ´:_:_:_: :イ /: : : :/: : : /////////////\
` / ,.ィ'´i、 ヽ: : : : : : :/、{ 「 /: :: :: ::/: : : ////////////////ヽ
,. ' V ヽ` \: ::/: : : ヽ。<: : : : : /: : /://:///////////////〉
>'" ヽ \ /"{: : 。<: : : : : : : /: : /\::////////////////
, ' / >、/ ./ ヽ: : : : : : : : : : : : :∠ニニニi`<//////////// ヽ
./ / / ,:' ./ ト : : :_:_:。s≦ニニニニム `<///// / ヽ
/ ./ ./ ,.: / | | ./二二ニニニニニニ\ `ー''" ヽ
./ ./ /| / | |/ニニニニニニニニニム| \ ヽ
/ ,イ i! イ __,.。s≦ヽニニニニニ=───-=',_ .--. 、 \ 〉
.ヘ '"/ / .i!=ニニ| |ニニム Yニニ/7‐ァ‐/ r: : : : : : : : : ヽ: : :ヽs。 _ <
ー──''" `''"´ キニニム ニニノ.ノニニ/ー/ /‐/、:{"""ヽ: : : : : : :}: : : ::ト 〉≧s。
マニ=ゝ` Ti'"| _,.ィ /{ / .∧ ヽヽ: : : ≧: : /: : : :/ } / `
Y |:| | ゝ'.ノ .し', )/ゝ'  ̄ ̄ ヽ´: : : :/::/ ./ ≧s。 `
| |:| | 「///| { ` ─< / >。 ヽ
{、 }:} } .|///:| i! \ \
i ` .| | ! {///:} .i! \ \ 〉
ちょ、ちょっと待て、これ、大英雄クラスだぞ!? まさか、この場で…!?
「殺そうとしてるんじゃないかって? ないない、それだったらもっと早めにやってるよ」
「じゃあ、なんで…」
「んー、少しヴォルフが暴走したお詫びと、ここまで付いてきたもののついで。セイバー、危なくなったら守ってあげて。もちろん、宝具、スキルの使用は禁止」
「おう! 了解した! 初めましてだな、俺の名前は」
「あと、お喋りも禁止、危なくなるまで霊体化してなさい。あ、あと、危険から守る以外はしないこと。共闘は拒否、破ると怒る。以上」
何かを言いかけたセイバーの口がむぐっと締まり、恨めし気にシーを見ながら姿を消す。
…これで確かに、多少の危険は大丈夫そうだけど。
「本当に、いいんですね?」
「疑り深いなあ、どうせ貴方もサーヴァント抱えてるんでしょ? いざというときにはそれでなんとかすればいいじゃん」
「いや、その…」
「はいはい、じゃあ、私は安全なところにいるから。それと、もしセイバーにそっちが仕掛けてきたら、今後一切カレルレンはゾラに味方しないからねー」
そう言うとシーは辺りに倒れた人を、二、三人ひょいひょいと持ち上げて安全なところまで運んでいく。
釘まで刺された…。いや、刺されるまでもなく。
『…ランサー、勝てる?』
『正攻法ならまず無理でしょうな。宝具を使って現在のステータスで五分、あっちのスキル如何によってはそれでも負けるでしょう』
…そうだよなあ。…正直ここまでで帰ってもよかった、って今更思ったけど。
もう、言い出せる雰囲気じゃないよなあ。…はあ、仕方ない、行くか。
【一時的にセイバーが味方に付きました】
直下、アーチャー陣営何処まで行くか
123:キャスターまで行ってた
456:陽景に足止め
789:ピラミッド内のヤクザに足止め
2:キャスターまで行ってた
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
…何だかんだでどうも最後の場所まで来たっぽいけど。
「し、侵入者、ですか!?」
「…よくもここまで来れましたね」
「ぬけぬけと、俺をここまで呼びよせた、の間違いだろう?」
「ええ、そうですね、正しい。それは全くもって正しい、おかげで人員の喪失はゼロに近い。私、家族が苦しむところを見るのは嫌なんです」
アレは…! アーチャーのマスター!? あの爆発、アイツの仕業か!
それと、なんだかビビって半分涙目になってるのが終原沙姫、後ろの黒髪の女が例の終原逢魔って人か?
『…マスター、その背後を』
ランサーの言葉に、終原逢魔のさらに背後を見る。
そこには顔色の悪い一人の男。話に聞いていた源陽景だろうか。
そして、その傍らに。
「あれが、キャスターか」
【キャスターのステータスを公開します】
《クラス》:キャスター
【真名】:???
【属性】:秩序・善
【筋】:E
【耐】:E
【敏】:D
【魔】:A+
【幸運】:E
【宝具】:A+
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∨ ∨::::::::::::::::::;>'イ`ヽ、::::::::::::::::; r' / i:::::::::´::::::,、::::::::::::::::::::::i ,イ i
∨ ∨>‐' ´ `ヽ/ / i::::::::::/ ';::,,:::::::::::::::レ::i i
'´¨, -=ニ --':::::::::::`ヽ、 _____/ i:::::/ ィ '´ }::::::::::::::::::/ ./
、:::::::::::::::::::::::::::::>'´ _____ _/ `ーイ { i∨:::::/, v ′
ヽ、:::::::::::>'´ _ -<::::r'´ /r:::;;;;ミト`ヽ、 { i i `'''´ i
`ヽ、 ヽ>'-‐</ _フヽ }::/ / {:::乂ノ}::} / j \ .|
く'´ヽ、:::::{ { くノ レ / `ー‐‐' / /_ィイ{)ト、 \ |__
`ヽ ヽ:ヽ 、ヽ{ `ーz、 / ' ´ / 'ー 'i /ヘ ヽ |_ \
、_ __ ヽ ヽヘ_¬ `¨‐‐‐‐‐.' / //:::::::〉 /. | `ヽ ヽ
` ヽ、`‐=、ヽ:::::7i ゝ=='i:::::::/ / .| `
`アー---'-ヽ______ ___ '´ .}ニ/ ,イ |
/ i }  ̄ ` / / / } .|
i i ト、 , イrヘ' / ! ./
___r‐i、 i i L >、 r'`ヽ'r' ´ ∨‐' / ./
´ ̄ヽ \`ヽ、 i i / ∧ヽ'; {___,r<ム .∨ / /
∧ ヘ ` ー‐‐‐'={ニニ.〈、ヽ〉 》 / `ー i_ ./ /
∧ ヘ ト/{´{/-'´ ,r‐- 、 Y/
∧ ヘ // i {____,r‐'´ { {__r'´ i
…純キャスターって感じのステータスだな。
キャスターは三人のやり取りに口を挟むことなくただ見ている。
彼のマスターも同様だ。…いや、沙姫は少し震えているか?
蓮の声が工房、神性文字が刻まれたここはまさしくピラミッドと言うべきか。その中に響いていく。
「だろうな、あまりにも障害が少なすぎる。あれだけでこの俺を止められると思っているはずもないだろう」
「分かっていたのならば、逃げればよろしいものを。そうですよね、沙姫」
「そ、そうです…! 逃げて、ほしかったのに…!」
「そうはいかん、俺はやると言ったらやる、俺は俺の言葉に嘘は吐かん」
【曲がらぬ信念】
一度決めたことは何があっても貫き通す不屈の精神から来る強固な信念。
悪く言えば頑固で融通が利かない。
【一度決めた目標を達成するまで撤回しない】
【敵対すると決めれば最後まで敵対、同盟を組むなら契約を破ることはない】
「俺は突入すると決めたのだ、ならば撤回するわけにはいかん」
「…何て馬鹿らしく野蛮なのでしょう。と、言ったものの、私はあくまで裏方。…沙姫、あとは貴女に任せます」
「え…、そ、その、お母さま」
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, :| :.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.: |´ /:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.: /:.:.:.:.:.:. /:.:.: /Λ 「死なせぬままに甚振るのか、沈めもがく様を嗤うのか」
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. |:.:./:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.|廴⌒ミ廴__/⌒ミ廴,/:.:./:.:.:/ /:.:.:.:.:.:.:.:.:./ー=/-=三 -=ΞΛ 「その汚らわしい痕跡ごと消すのか、…貴女に『任せます』から」
. | _/:.:.:.:./_ -=二:|:.:.:.|゙⌒ミ廴-/⌒ミ廴 //:.:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/-=Ξ -=Ξ三 -=Ξ-
」:/ __‐ニ三Ξ=-ニ|:.:.:.|三廴C /⌒ミ廴彡ニ/:.:.:./:.:.:/:.:.:.:.:.:./-=Ξ -=Ξ -=ニjァ'´  ̄ ̄
/三=-三Ξ=- 八 : | /厶-=三 -=ニ/ :. /:.:.:/:.:.:.:.:/-=Ξ -=Ξ-= / }
「は、はい…」
陰鬱な長髪の下から見せた笑顔は、僕からすれば呪いか毒にしか見えなかった。
「きゃ、キャスター! 行きましょう!」
「…君がそれを望むのなら、沙姫」
キャスターが逢魔から目を背けるように沙姫の前へ立つ。それはなんだか辛そうで、悲しそうで。
『で、君はそんな呑気してていいのかな?』
え?
直下、貴方に気づいているかどうか【何故ここまで這入って来れたと思う?】-1
123:もちろん気づいてるし、先制攻撃が飛んでくるよ
456:もちろん気づいてるから追い払われるよ
789:気づいたうえで全力を見せつけてくるよ
2:先制攻撃が飛んでくる
僕の頭の中に響いたその言葉。
それの意味を確かめる間もなく。
__
/:::::::::::::::::``ヽ、
ノ:::::::::\:::::::::::::::::::::ヽ
ノ:::::::::::::::ヘヘ::::::::::::::::::::::Y
//::::::::::::::::ヽ:::::::::ヾヘ::::::l
'´ l/l::::::::::::::::::::ヽ、メ-ミミ=L 「本官、貴方に恨みはありませんが」
/ヽ ミミヾミヾミtラ廾ヾミk
, '´:::::::::ヽミ、 、l゙ ゙ 从ヘヾ!
/:::::::::::::{::::::::\. _ _ .//l::/:7
/:::::::::::::::::::l::{:::::::::::ヽ、 ,イ/ll {〉:/
/:::::;;===;;:::゙:ヽ:::::::::::}へ./::ll/::/
Y::::/::::::::ヾ:::::ヽ::::ヽo/:::::::ヽ/、:::!
l:::/:::::::::::::::::::::::ヽ::::::ヾ:::::::::::::lト、〉|
レ' ::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::ll:::メ、 「敬愛する終原家からの命であります故」
{三三三二ニ=‐- ...,,,__ .lへ:::ヽ、:::::::::::::::l:::::::::::::;;;;=':::ll:::::l. ヽ、
゙ー―――=ニ二三三三三二ニll:::::ヽ、:::``'‐-=;;l_:::::::『;;U;;;:::ll:::/ `ヽ
 ̄``'''ー=|::::::::::',::::::::::::::::::::::`〉:::::::::::::/::/ ノ
';:::::::::::',::::::::::::::::::::〈:::::::::::::/::/二ヘ__ ζ
〉、:::::::',:::::::::::::::::::::\::::::ll::,'_l_l_l_l-「'/''/>、_
/::::\:::::\:::::::::::::::::::::::``ヽ(ノノノノ__|_lllll| ' '´/7、__
/:::::::::::::\::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽノ ./、l>_7>,,、、
〉;;:::::::::::::::::``::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ、ノ ``''<l>l>,,、_ 「お覚悟を」
「``'‐-、;;;;_:::::::::::::::::``ー-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-―′ ``''<コ!
| o ``二ニニニニニニ-┐
ノ‐-=ニ...__ o《 o。 | o } o へ、
l::::::::::::::::::::::::::``'ー--lll---へ \
直下、貴方判定【サーヴァント×2】+2
123:負傷判定へ
456:ガードするも大量のヤクザ出現
789:ガード成功
4:ガードするも大量のヤクザ出現
その一閃は確実に僕の急所を寸分違わず狙っていた。だが、そこに届くより早く。
「アブねえ!」
「これは危機だよなあ、マスター!」
ランサーとセイバーが飛び出し、僕を守る。
危ういところで相手の刀は弾かれ、僕ごと二騎が後方へ跳ぶ。
「油断はよろしくないですな、既にここは敵地です、マスター」
「あ、ああ、ごめん」
今まで何度も経験しているにも拘らず、死の恐怖に思わず息が上がる。
そんな僕を、場の全員が見つめていた。
「あーあ、バレちまったみたいだなあ、ランサーのマスター!」
「正確には、バレちまっていた、ってところか。…アーチャーのマスターが言っていたこと、確かに気にはなっていた。…さて、どうします? マスター」
どうするって…。
僕の混乱を見越すように、陰鬱な声が響く。
「惜しかったですね、源さん」
「申し訳ありません。まさか二騎もいるとは」
「そこは私も計算違いです。…ここで三騎を相手にするのは流石に面倒ねえ、沙姫」
「え、う、うん…、そうだよね、キャスター」
「…ええ、そうですね」
…何だ、この気持ち悪さは。でも、それを明かしてしまっていいのか?
「沙姫もそう言っていることですし、それでは」
逢魔が指を鳴らす。それと同時にどこから湧いてきたのか、武器を持った黒服が波のように溢れ出した。
「貴方方にはその相手をしておいてもらいましょう。ああ、もちろん、貴方達がここで退くというのなら、無意味な戦争はしたくないのですけど?」
終原逢魔が笑っている。
『…ランサー、どう?』
『特に問題はありません。しかし、これだけの量、マスターに危険が及ぶ可能性は高い』
『セイバーは』
『悪いが、これは共闘の範囲内だってさっきマスターに確認を取った。すまんが力は貸せないな』
…ここで敵を倒しきれば、キャスターとアーチャーの戦闘に介入できる。ランサーも戦えない量ではないと言っている。
でも、その分消耗するし、戦闘が終わった後に乗り込めば、勝者から襲撃される可能性もある。このまま退けば、相手は攻撃しないと言ってるけど…。
メリットとデメリット、どっちを取る?
00:05から↓2、どうするか
1:素直に撤退
2:戦闘
3:自由安価
逢魔の言葉が信用出来ない…。
1
ただ、本当攻撃しないか、ちゃんと沙姫自身の言葉で確約を取った後に撤退する。
情報ゲットしたし長居は無用。
>>321
【というわけで素直に撤退して本日ここまで、次回は弓VS魔から。お疲れさまでした】
【再開】
…情報は得た。ここで戦うのは正直無意味だ。
キャスターやアーチャーの力を見たいというのはもちろんある。でも、ここでわざわざ地雷を踏む必要も無い。
「分かりました、僕達はこのまま退散しましょう」
「ええ、そうしてくれればきっと沙姫も喜びます」
お前が、の間違いだろう。
僕が踵を返し走り去ると同時に、背後で何かがぶつかり合う音が聞こえた。
【戦闘が開始されます…】
【序盤なので情報秘匿状態で戦闘開始】
【1ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、キャスター判定
アーチャー、【筋】選択
キャスター、【運】選択
【アーチャー、有利獲得】
【2ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、キャスター判定
【おっと上げ忘れ、このレスは判定には含みません】
【キャスター、有利獲得】
【3ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、キャスター判定
【キャスター、有利獲得】
【4ターン目】
直下、アーチャー判定
↓2、キャスター判定
【キャスターの勝利です!】
直下、逃走判定、成功以上で二画消費、失敗で一画消費して撤退
【そういやこの前の昼行動間違えて夜行動にしてましたよね】
8:二画消費し撤退
【夜行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1【戦闘発生】-1
ん?描写はなしなのか
2:他陣営の友好的交流
直下、↓2、交流陣営
12:狂
345:騎
678:特
9:終原本邸
【>>345 すっかり忘れてましたが、正直なところ一方的な鏖殺なので省略します】
8、9:特&終原本邸
夜は深く。そんな終原邸を訪れる二人の影。
門を潜った二人に、ぼんやりとした灯りを持つ歩が出迎えた
「やあ、来たね。城戸銀賀、城戸貴志」
銀賀は黒眼鏡をあげ、にやりと笑う。
「いよう、終原のボン、元気してたかい?」
「ええ、それなりには。現在絶賛胃痛発生中ですが。…霊夢の婆さんは元気で?」
「あー、お袋? そりゃあ、親父と仲睦まじくやってるさあ! で、ボンよ、腹が痛いのはいけない。とてもいけないぜ。どうだい? この間僕が開発した胃薬を…」
「…伯父さん、その話、長くなる?」
完全に与太話をするモードの銀賀は話の腰を折られ、恨めし気に貴志を見る。
「ちょっとしたジョークじゃないか。ほらほら、そんな細かいこと言ってるとお肌が荒れるよ?」
「そのジョークが伯父さんの場合、数時間にもなるだろう」
「HAHAHA! そんな長々としたジョークはいけないよお? 人を笑わすには一つ仕掛けを用意して一気に落とす! 人を騙す手段と一緒だなあ」
「ほら、また話が…、もういいです、歩さん。ボク達を呼んだ用件は?」
肩を落とす貴志に同情とも社交辞令ともつかない笑みを浮かべ、歩は問うた。
直下
123:爆発についての手伝い依頼
456:対獣協力へのお誘い
789:どうにも違和感のある話
8:違和感のある話
「実はだね、少々君たちの力…、正確には霊夢さんの力を借りたいんだ」
「? お袋の? 確かにお袋は隠居して、今回の戦争には中立だが、そりゃあ、また一体どういうことよ」
「もしそれが貴方方の利になることであれば」
「それは違うと断言しよう。私はあくまで公正な法律家だ。…まあ、話を聞いてくれ」
二人を招き入れ、歩は改めて手元の資料を見せる。
「今次の戦争で、まあ、家の為と思って色々と調べてみたんだが…」
「この資料がそれ、ってわけか。…ふーん? 死体の消失、狼の末裔、蟲の家系? なんだこりゃ」
「あまり統一性のない話ですね…、肆姫に関連しているわけでもない」
「ああ、そうだ。だが、この資料の裏には、どうも一人の女が暗躍している」
そう言いながら、歩は一枚の写真を滑らせた。
/: :/: : : { /: : : : : : __: : : : : : : : : : : : : : : :
/: :厶 ァ ¬…‐< : : : : / ̄ : : : : : : : : : : : : :___
|/ _/ \:/ : : : : : : ____/ ̄ ̄: : : 『マツミ・カレルレン。五十年前の戦争にも参戦し』
/ __{___ \:__/ ̄ ̄ : : : : : : : : : : : : :
/ / \ ヽ: : : : : : : : : : : /: : : : : : : : :
{ ∠、 ニ \ ∨: : : : : : : /: : : : : : _: : :
'⌒ヽ ∨,z=ミ、{ i 、__,ノ⌒ヽ ∨ ∨__/: : : :/: ̄ ̄ : : :
} }i (r jノ し' /(r `ヽ__,∨ __ │ ̄ ̄: : : /: : : : : : : : : :
. / { 人 八/ ̄ ト、_,ノ'⌒ ∨ ∥ ̄\ |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
({ |: : : ∨/ `ヽ ー―‐ ∨│ リ:__/ : : : : /: : : : : : : 『その戦争でうちの爺様やおたくの霊夢さんに煮え湯を飲まされた』
. \___乂: : :人__r― 人_/⌒i 〉│ /: ̄ : : : : : : :/ : : : : : : : : :
`ヽ: : : | __,ィ匸入 l / l| /: : : : : : : : :/ : : : : : : : : : : :
'⌒\:_| `Y匚厂 } │/ j|/ {: -:-:― : : : : : : : : : : : : : : : :
/ |│} __ ____/ / /: : : : : : ___: : : : : : : : : : :
. __ -‐  ̄ ̄ リ__/_ / / // 7:_ :/: ̄ ̄ : : :  ̄ ̄\:_ : : :
. ¨¨  ̄ ̄ 〉 ー `ー一' _/ィ´ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
/ 人__{ 厂 /__:三:彡'´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 『カレルレンの中枢に巣食う毒蛇』
./ ( \ー‐一' / ) \
( \ / )
| ( \ / __)
 ̄ ̄ ̄ | ( >ー<__ノ |
| ヽ 人_人_ノ(_) | \
| | | ヽ
| l(_)_| ', 『この女が関与している可能性は高い』
「…あー、一度お袋から聞かされたことがあらあ。なんでもきっもち悪いニヤニヤ笑いの女だったとか。で、それがどうなのよ? 暗躍してたっていいじゃあないの」
「まあ、人の理解は人それぞれだが、話はここからだ。そのマツミ、どうにも戦争前に色々仕掛けてるだけじゃなく…」
「…まさか、この戦争に直接?」
「ああ、獣の話は聞いているだろう?」
「頭を喰う獣のことですね。詳細、正体一切不明の怪物」
歩はうんと頷き、二枚の写真を見せる。それはどちらも死体を写したもの。しかし、違いは。
「…首があるのとないのとあるねえ。ちょっとお、こういうの見せるなら事前に言いなよお、僕ちゃん悪者だけど、ゴアなのには慣れてないんだからあ、いやんなっちゃう~ん」
「それは失礼。…この首の無い方がその怪物の仕業だ」
「…つまり、首のある方が」
「まだ確定はしていない。だが、可能性はあると考えている」
重々しく頷いた歩に、貴志もしばらく考えて頷いた。
「分かりました、頼むだけ頼んでみましょう」
「すまない、私の方も警察を動かせればいいんだが…、うちのマスターがあまりこれを重視していなくてね」
「うんうん、ボンも大変なあ。俺も分かるよ、変な家族持つとね、特に親! うちの親爺はさあ、僕みたいな天才と違って凡人の癖に偉そうなこと言っちゃってさあ!」
「では、用件はこれだけですね。もし何か分かればお伝えします」
「ああ、すまない、こんな夜に。霊夢さんによろしく伝えておいてくれ。こっちも調べるが、分かったことが重要だった場合は全陣営に連絡することを約束しよう」
いつまでも話し続けかねない銀賀の口を押え、ギアスを結んだのち貴志は頷き終原邸を去る。
夜の闇が蠢くような予感を彼女は感じ、大空を舞うフギンを呼び寄せた。
【他陣営の行動描写を終了します】
直下、謎のユニット遭遇判定。成功以上で遭遇【昨日出たし】-1
↓2、【“魍魎”九代目統領】判定。成功以上で出現せず。
4:遭遇せず
1:出現したよー
直下、対象陣営【キャスターは周囲に警官が出現したため除外】
12:槍
34:剣
56:特
78:騎
9:弓
↓2、情報流出程度
123:がっつり
456:そこそこ
789:失敗した!
4、8:カレルレンに行こうとしたけど失敗した模様
【以後、カレルレンも除外されます】
【というわけで本日ここまで、お疲れさまでしたん】
【今日はお休みな。備えよう、エイプリルフールに】
【再開】
【五日目】
『…さて、陳腐な言葉だが生と死の狭間に君は立つ。もっとも、私のせいともいえるのだが。急ぎたまえ、急ぎたまえ』
…昨日、何とかピラミッドから逃げ帰ったわけだけど。
「キャスター、あのまま放置しておくのは危険かもしれないな」
…かといって、何かいい案があるわけでもないんだけどね。
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
2:コミュ
↓2、誰とコミュを取りますか? (複数選択可能)
1:ランサー
2:アマタ
3:ミルキィ
4:ヴィーノ
5:ミスティック
6:サニー
【十分経過】
…アマタのところにでも行ってみるか。
「アマタさん、いますか」
「あら、ジン。いるわよ、どうしたの?」
「いえ、どうしたということもないんですが…」
23:12から↓2まで、アマタとのコミュ内容
良かったら、礼装の作成とかで手伝える事でも無いかと
貰いっぱなしも申し訳無いですし
なんで僕にマスターさせてるんです?
令呪だって移植できない訳ではないでしょう。
貴女の意図が、わからない、
>>380-381 >>382 はコンマの調子がよければ
アマタは確か、ホムンクルスの王、ゾラの傑物と言われたラプーペ翁と関係があったよな。
「他の家の人間について知ってる情報とかありませんか? ほら、アマタさん、あのラプーペ翁と関係があるっていうじゃないですか」
「…ええ、まあ、そうなのだけれども」
「だから、その筋で知ってる情報有りませんか? ラプーペ翁は参加者だったって聞きますし」
少し顔を曇らせて、アマタは。
『…』
直下、アマタの所持情報判定【無欠の才】+1
123:持ってないよ
456:古株の情報なら
789:結構重要な情報を
6:古株の情報なら
「…そうね、ラプーペ翁の話半分で良ければ」
「あるんですか?」
「ええ、といっても、今参加している人かどうかは分からないけどね」
直下、所持情報【無欠の才】+1
123:ガディア
456:真
789:マツミ
2:ガディア
「私が持ってる、というかラプーペ翁が気まぐれに話したことなのだけど、カレルレンには腕利きのハンターがいたそうよ」
…ハンター? カレルレンなのに?
「今、カレルレンなのに? って顔したわね。そう、ハンター。かなりの合理主義者でいつも魔獣を脇に控えてたとか」
「そのハンターは今回の参加者にいる、と?」
「いいえ、彼自身、ガディア・カレルレンというのだけど、彼自身はすでに死んでいるわ。ただ、彼が晩年養子を連れていたとか」
「…ふむ」
「その養子、娘さんがこの頃この国へ入国した、という噂があるわ。それも、父親と同じ魔獣を引き連れてね」
【ターニャのスキルが一部公開されます】
◆ 剣牙虎(けんきこ)
孤児であったターニャを護っていた、相棒である巨大な猫(?)。名は「銀風」。
見た目も生物学的にも完全に白虎の魔獣だが、にゃあと鳴くから猫だとガディアにならい言い張っている。
鋭い眼光と強靭な牙と爪を持ち、巨大な体躯を音一つ立てず標的に近づき襲い掛かる、天性のアサシン。
ターニャとの共闘時は、彼を背に乗せ縦横無尽に街を駆け巡る虎騎兵…もとい、猫騎兵として人猫一体となり戦闘を行う。
ガディアの相棒であった雪風に比べると、まだ若いためか、少し戦闘能力に欠ける部分があり、ターニャとの連携も発展途上。
【【筋】D【耐】E【敏】C【魔】E【運】D、【気配遮断】Dランク相当のユニットとして【白虎】ユニットを使用可能】
【対マスターには全ステータス5相当のユニットとして使用可能】
【ただし、戦闘、暗殺時にターニャ・カレルレンが存在しない場合は、全ステータス、ランクがワンランクダウンする】
魔獣って、もしかして。
「ええ、その獣、例の獣の可能性もあることは覚えていてもいいかもしれないわ。今更思い出して繋げるってのもおかしな話だけど」
そう言ってくすっと笑うアマタ。…都合のいいタイミングで出てきたけど。本当にこれは偶然だろうか?
いや、疑っても仕様が無い。何か、決定的な証拠をつかまないと。それまでは…、仲良くしておくべきだろう。彼女が裏切者であるかどうかは別にして。
…せめて、捨て駒にされるときは楽なように。
「…また何か思い出すかもしれないけど、今思い出せるのはこれくらいね」
「そうですか、いえ、ありがとうございます。…そうだ、良かったら、礼装の作成とかで手伝える事でも無いですか? 貰いっぱなしも申し訳無いですし」
「ないわね、これに関しては私がこの家で一番でしょう」
…ちょっと、その言い方はないんじゃないかな。
「…ああ、ごめんなさい。少し陰険な言い方になってしまったわね。でも事実でしょう?」
「それは、そうかもしれませんね」
「…私は昔から完璧だったから」
…いや、いやいやいや、だから何でそういう言い方するかな?
直下、ジンの返し【無欠の欠】-1【諦観】-1
123:無言で立ち去る
456:嫌味
789: >>382
◆無欠の欠
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其処にアマタがいるだけで他人の役割や居場所を奪ってしまう。
それを自覚しながら葛藤に苦しむ孤独の星。
【ステータスに3以下が含まれているユニットとの初期判定において-補正】
7:珍しいこともあるもんだ
「…完璧って、簡単に言うなよな」
「え…?」
何が僕をそこまで刺激したのかは分からない。でも、急に脳味噌に血が上った。僕の過去なんてのはどうでもいい。
言わなければならない気がした、誰かに唆されているように。諦めていたはずの僕が、何故か言わなければいけないような気がした。
『言ってやれ、彼女へ』
「だったら、なんで僕にマスターさせてるんです? 令呪だって移植できない訳ではないでしょう? 貴女の意図が、わからない!」
半分叫ぶようにして、鬱憤を突きつけた。
そうだ、何で僕が。…確かに運は悪かった、でも、それにしてもこの女の僕に対する采配はおかしすぎる!
「貴女が、やればいいんだ!」
何でだろう、何で、僕はここまで激昂しているんだろう。何でだ、何で…。
「う…」
アマタが僕の剣幕に目を見開く。そして一歩後ずさって。
直下、アマタの反応
123:パニック
456:いずれまた
789:少しだけ吐露
6:いずれまた教えるわ
そこで踏み止まった。唇を一回固く噛み、何かを吐き出そうとするのをこらえるようにして、大きく息を吸う。
顔を上げた彼女は、さっきまでの混乱した、…僕と同じくらいの少女ではなく、完璧なエスポワール・アマタ・ゾラに戻っていた。
「…理由は、個人的な事情、心情と言い換えてもいいかもしれない」
「…個人的な?」
「ごめんなさい、私の勝手な都合に貴方を巻き込んだことは謝ります」
静かにそれだけを言って、アマタは僕に背を向ける。
「…でも、もう少しだけ冷静になる時間をちょうだい、もう少しだけ、頼らせて。もし、これ以上のことが聞きたいのなら、また、来てくれればいいから」
僕の頭はもうすでに熱が抜けていた。アマタの後ろ姿だけを見て、一回頭を下げ、扉を閉めた。
…まるで、何かに浮かされたようだった。…でも、あの混乱は。
「まるで、僕みたいだ」
弱くて、卑怯で、諦めていて。…ああ、そんなことはないのだろうけど。僕ごときと比べるなんて、おこがましいにも程がある。
『ああ、可愛そうに、君も、彼女も』
僕に関してはお前のせいだ。そう思う力も何だか、無くなっていた。
【貴方への【無欠の欠】が発動しなくなりました】
【朝行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1
7:敵対交流
直下、↓2、交流陣営
1:槍
2:剣
34:騎
5:弓
6:特
7:狂
8:魔
9:獣
4、44:お、ツケが回ってきたか?
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直下【不幸体質】-1
123:終原とすら決裂
456:青年「やっほー」
789:カレルレン、襲撃
【生霊憑き】使用する場合は【使用】と記入(現在魔力全回復状態)
使う
【この使用、意見分かれることもありそうですし、次回以降は数分待った方がよさそうですね】
>>401 使用
|_ |
| `'|
ノ,.、 ゝ、.__
/ー 、,__、,.__ `\
/_,,._/_,ジ=、\ \
/ - 、,_ ヽ、_ :》、\ l
/ ィ‐ 、_`'‐ 、,_ヾ゛\ `ヽ/´\
/ / | \_ ` ‐ 、_> ヽ_/〉
`'>|iヘ/'`Y´`|i //T/,-‐`ニ _‐、>'"\
//ヽ∧_ハ.イ`メ‐|./ハ'、__ 〉ノ!丶、 \
,..、/./ ,.<ゝィ;;/ `゛‐イノ」|ヘ――‐ イ!ヽ `丶\
/ゝへヽ_./ 〉YV'y‐|`vヘ \ヽ-t‐'" ,|i `i |
/ `'ー‐'/r'v‐i'ヾ_,トイY'\_  ̄7\/ | / ト‐''´
ヽ、_ ∠ーf_ハ.,l、.ト|´\ノ ソ! |ト、 \l\ !| /
`''‐'゛  ̄||i`ヽ ‐| /`l/ |.| ヽ \\V
|l / `ヽ/ | | ヽ ヽ\\ _
〉く / // ヽ ヽ \_\` ‐ 、
|ヽ/ ,イ _// \ \_/ \\ \
| | / | / \ \_`ー 、_ \
! i.∧ |.| //`ー、 r‐‐=ニ\
// ハ l |.| / ̄ ̄ / \\
/ヘ〈_/ ヽl | // / ヽ
123:自陣営以外の陣営が同時に二か所で戦闘開始
456:終原本邸「けものの詳細を入手したぞ!」
789:どっかの陣営がキャスターにカチコミをかけたよ
3:自陣営以外の四陣営による同時多発戦争勃発
【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】
【次の不幸判定は、たぶん誰かしらがそれらの戦闘に巻き込まれる判定になると思います】
【生霊の正体はほぼ固定しました。再開】
直下、↓2、第一戦闘陣営
1:剣
23:騎
4:弓
5:特
6:狂
7:魔
89:獣
1、5:剣VS特
直下、↓2、第一戦闘陣営
12:騎
3:弓
45:狂
6:魔
789:獣
3、4:弓VS狂
直下、自陣営に不利な判定【不幸体質】-1
123:巻き込まれる(サニー)
456:巻き込まれる(メイドコンビ)
789:巻き込まれる(貴方)
↓2、一の位、どっちに巻き込まれたか。奇数で剣特、偶数で弓狂
↓2、十の位、狂マスター
123:青年
456:暴走
789:幼女
1:サニー巻き込まれる
2:弓狂の戦闘に
2:青年
【ここから描写、なのですが、申し訳ない、急用が入ってしまいましたのでかなり早いですが本日ここまで】
【明日、埋め合わせに少々早い時間帯に再開するかもしれません】
【それと、ちょっとデータ修正送る方がいるかもしれませんがよろしくお願いします】
【残念、早くは戻れませんでした。再開】
【カレルレン邸】
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γ⌒ヽ,i___ :";;::、;;:。
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.I_______I \_:.:.__::、;;:。 :";:'`::'::';;::、;,:,。,,, ,
\ \ロ;;::、;;:;;::、;;: ':'`;'`::'::',:'':'`;
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"'゜"'゜”"'""'゜"'゜”"'""'゜"'゜ "'゜" '゜ ”"' ゜""'"'
朝の光がカレルレン邸の外壁を照らす。
爽やかな夜明けと言っていいはずのそこに、並々ならぬ敵意と戦場の気配が漂った。
「つまり、アンタは俺と喧嘩しに来たってえわけだな!」
快活そのものといった声で、眼前の敵をねめつけるのはセイバー。
その輝かんばかりの表情と対比するように深く、酷く淀んだ瞳を持った青年は答えた。
_ -――‐-- 、
__-‐=ニニニニニニニニニニ/
_-=ニニニニニニニニニニニニ二二/
__-ニニニニニニニニニニニニニ==-―-/ ┏━━━━━━━━━━━┓
__-ニニニニニニニ二二二>‐''" __/
. <ニニニニニニニニニ>''" ,.- 、 -‐7/ハ アヴェンジャー
\ニニニニニ>''" _‐ニゝィ///////ハ
`"‐-=r''"r'"ヽ _-ニ三三////////////ハ ┗━━━━━━━━━━━┛
ヽ 乂.ノ_-ニニニニニ,イ/////////////ト、
(lニニ二二二二二二////////////////!`ヽ
|ニニニニニニニ/l'|`二ゞV//iイ ;ヽ//,ヽ
lニニニニニニ/ ,.ィ'lィ;リ l |/,| !ソ.!//ト !-―==ァ=‐ 、
ヽニニニ>" _ i l'l`´ ノ l,'リ ィ///l ` ̄ ̄イニニニ!
`ー,.=-‐ "ノ ` l| ̄ l'l , V//,! /二二二ニ| ____
,.‐=ァ'" ,._ -イイ l ! / `ヾ, イニ ヘ二二=┴‐イニニニニニニニニ== 「喧嘩? そのような生易しいものであるはずがない」
_ '",.. ∠ __. ヽ !_ ,. <ニニ/ ,. イ二二二ニニニニニニニニニニニ
_. - 、 _ ` _\ _ - / /二二/ ,.<二二ニニニニニニニニニニニ> '"ニ
/´ ,. 、. マ ー- フ_\ - / /ニニァ=イ二二ニニニニニニニニニニニ>'"二二二
_,. ‐「 i __,. イ __\ \ニニニニ丶_ .イ ! ,.lニニア./ニニニニニニニニニ>''"==ニニ二>‐マニニ
" _/\ _, イヽ ,.イ二二l ー'、ニニ二二ト / lニ/,イニニニニニニニ,.イ二ニニニニニ>'" }二ニ
_「_‐- `‐- ' l./ニニニ二l j\ニニニ! Y /./二二ニニニニニニニニニニニ/ lニニ 「私のような弱卒が君のような大英霊に挑むのだ」
 ̄ ̄ ̄ ̄,イニニニニニ! / iヽニニ! l/ /仁ニニニニ/二二二ニニニニ/ {ニニ
/ニニニニニニノ ' ,. ! {ニ二j ' ,.イ. /ニニニニニ,.イニニニニニニニ/ニ=ー----―=====ニ
____/ニニニニニニニ{ _,. <ア´ ̄ヽ イ _/二ニニニ/二二二ニニニニ/ニニニニニニニニニニニ
ニニ二二イ二\ニニニニニニ>ー-/ ,.イ==イニニニニ/ニニニニニニニイ二ニニニニニニニニニニニ
二二/ニニニニ> 、ニニニニニ二>"廴_,.イi !ニニjニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニニニニニニニニ
/ニニ二二\ニニニニニニ/,イニニ/ニニノノイニニニニニニニニニニニニ{=lニニニニニニニニ>'"ニニニニ
人のよさそうなその顔とは裏腹に、黒く淀んだ、まるで地獄の底から湧き上がるかのような声。
幽鬼を相手にしたような感覚にとらわれるほどの負の感情。
「そうか! ホントはお前とも話し合ってみたいんだが、どうだ? もう少し一緒に駄弁る気はないか?」
だがしかし、セイバーはそれをもはじき返すように呵々と笑い、その情念を退ける。
まるで太陽、あるいは雷鳴のような清々しさを持った彼に、アヴェンジャーは辟易するように目を伏せた。
「…生憎、敵と慣れ合う趣味は私にはない。…私を馬鹿にしているのか?」
「いいや、そんなことはないぞ! しかし、残念だなあ、俺は話してみたかったが…、仕方ない、ならせめて、正々堂々とやらせてもらうぞ!」
心から残念そうにセイバーは顔を歪め、一振りの宝剣を引き抜いた。
それが合図となったように空気が変わり、アヴェンジャーの表情に苦渋が滲む。
「…では、見せてみろ、大英霊。私は少々、姑息だぞ? 【???】!」
【戦闘を開始します…】
【今回もデータは秘匿状態で開始】
直下、【???】判定、成功以上でアヴェンジャー、有利獲得
【1ターン目】
↓2、セイバー判定
↓3、アヴェンジャー判定
1:そのまま
【セイバー、有利獲得】
【2ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、アヴェンジャー判定
【セイバー、有利獲得】
直下、アヴェンジャー【???】発動、4以上で発動
【3ターン目】
↓2、セイバー判定
↓3、アヴェンジャー判定
4:発動、不利を0に
【セイバー、有利獲得】
【4ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、アヴェンジャー判定
【あ、これ絶望的に長くなる。ちょっとこの戦闘だけ既存のデータでやって後で調節します】
【セイバー、有利獲得】
【5ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、アヴェンジャー判定
【作成者さん、改めてデータ送ります。今から新規データに差し替え】
【セイバー、有利獲得】
直下、アヴェンジャー【戦闘続行】発動。成功以上で不利2つ状態に
【隠す必要もあんまりないので公開すると、この二つのスキル持ちです】
◆戦闘続行:D+
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【敗北時に判定し、成功すれば一回のみ不利二回の状態に変更する】
【ランクが高ければ高いほど、成功率が高まる】
【???】
◆仕切り直し:B+
???。
戦闘から離脱することを得意とする。
加えて逃走に専念する場合、相手の追跡判定にペナルティを与える。
【不利を二回取得した場合に判定、成功すれば、一回のみ不利なしの状態で戦闘を再開できる】
【ランクが高ければ高いほど成功率が高まる】
【戦闘せず逃走を行う場合、大幅なプラス補正を与える】
0:特殊判定
____
.....<::::::::::::::::::::::::`丶
....<::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
,...<::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶
/:::::::::::::::::::;:::::::::-───‐-::::::::::_::::::::::ヽ
ヾ、:::;>'"´ () ``Y´
'; , 彡=========ミミミ{、
/::::::i::::/::l__';:i_` ‐- ヾ、_`ミヾ!:i:ミ丶丶、_
/イ:::::!:;':::::l! ハ!ヽ ! ̄! ーr 彡:i:「';ヾ::ヘ¨"´
i:::::::!'::::::|ヾ!C;丿 ノ-; _';(cイ::!ノ:!::::ト:ヘ
!;ハ:::::';::::!.゙ー三─‐'  ̄`ー≡レ' ┤ハ',
';:ト、:::ト , 、 ノ::j!
123:失敗したうえに重傷
456:戦闘途中ですが逃走
789:おっと乱入
要するに負けそうになったら不利二回に変更、不利二回になったら不利無しに変えられるから
運さえよければ絶対に負けないって訳か
こういっちゃなんだけど効果設定もしくは見たときに流石にマズイとは思わなかったの?
【>>458 いや、どっちも一回限りを考えてたので無限ループは仕様上想定してません。それよりも、もう一つの隠しスキルがすさまじく長くなる理由】
0:さらに特殊判定
__ ,.__
-‐'" ,_ヽ'//>- ._
,. '" /"'"ーヽ/////////ヽ
'" ,. -┬ '" V/////////ハ
, '" ー_,... -‐ 7! -― l//////////ハ
'. ´ ノl{ .'"7ッ !///////////!
,. ´ / く ` ノ///////////l
' //,ハl V//////
/ / .'` 、 /' _,.ィ/////!/
/ ' ////////ノ'
. ' , `  ̄`ヽ  ̄ /イ/l///
. 、 _ -‐" ` l ´ ´ lイ
` ー――‐- _ ; / { __
` ::.. ,. '" } , ヽ / - .}
` _ ::. ,. 、 ./ ,.' / ,. '" ‐ / !
_ヽ:´ / 、 , /..:: ,./ ,. ‐-/ ./-、
ヽ::..,:' .}. -― ´ , / ´ ヽ .., / .!
/ :' / ,.、 、 ./,' .!、
{ , , , `、´ |.!.j ´ ,' ヽ
、 ./ { ヽ_ ´ l.l' ,.- / '
、 ..l ,ヽ , ´ `ヽ'、i .! /.i
; .'` -‐ ´ ヽ.! i´ 、.ヽ、_.j. / .'― ====‐- _
i ' , '::. ̄ ` 、ノ/! i´l '  ̄ヽ、
} .' / ヽ ヽ ',',-、l' ' / .l
, - '" ` ー- _ , , `' / /
.' / ´ /  ̄ , , l /
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j:: / , ,,../ ,. ´
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/´.: :. , `"´
123:失敗したうえに重傷したうえに令呪一画使用確定
456:貴方が偶然目撃
789:セイバーの令呪を一画削り逃走成功
【元々泥仕合特化のサーヴァントですが、隠しスキルを訂正前のデータにすると、最長10ターン以上になる】
9:奇跡
アヴェンジャーがセイバーへ向け、放ったのは一枚の紙片。
神秘も薄く、魔力も篭っていないそれを、セイバーは陽動と断じた、切り裂こうと剣を振るう。
…だが、それは誤り。セイバーの一撃が触れるより早く、その紙片は小規模ながらも爆発を起こす。
「何ッ!? ちょ、ちょっと待て、お前! これ!」
「いかにも、私の戦い方としてはそれしかないものでね。その隙を、突かせてもらう…!」
たった一撃限りであるはずの奥の手、それを使用したアヴェンジャーは既にセイバーの剣が振るわれる間合いの中に入っていた。
彼の振るう剣はお世辞にも流麗とはいえまい。精々が凡才を少々上回る程度、だが、その一撃はセイバーの混乱を見事に突き崩す。
神にも近いセイバーは、その一撃を受けまいと無理矢理に体勢を崩す。それへアヴェンジャーが対抗できるはずもなく。
「甘いッ!!!」
「…ッ! 知っている、知っているさ。私はここに、負けに来たのだからな」
自嘲気味に笑うその表情に、セイバーの顔が引きつった。
「…それは、俺を馬鹿にしてんのか、アヴェンジャー!」
「いいや、馬鹿になどしていない、それだけが私の勝つ方法だ」
セイバーを払いのけようとするも、その膂力は全く届かない。だが、アヴェンジャーはふてぶてしく笑う。
「お前には分からんだろう、大英霊。私がどれほど泥を啜ったか、私がどれほど復讐の炎に心を焦がしたか」
その目は暗く淀み、吐かれる言葉は毒のように周囲を包む。
「ああ、世界を相手にするほど馬鹿げちゃいない、国を亡ぼすほどの復讐でもない。だが、ただひたすらに私の心は憎悪で満ちている」
アヴェンジャーの瞳に、セイバーは思わず一瞬だけ、その手を引いた。
「復讐を、復讐を、復讐を! 我が人生と、その航路を狂わせたあの男へ、我が父へッ!!! ちっぽけな一人の願いなれど、この炎は消えぬ!」
「…ッ!」
セイバーが悪性のサーヴァントであれば、アヴェンジャーの首は既に捩じ切れていたであろう。
だが、セイバーは善良だった。誰しもを話せば分かりあえる存在であると信じ、そして分かりあおうとした。だから、セイバーには目の前の男が理解できなかった。
そして、それが致命的な隙を生んだ。
「…が、は」
「…え?」
その状況に最も混乱していたのは、おそらくアヴェンジャーの方だっただろう。
傷を付けることすら考えていなかった大英霊に、自らの剣が刺さったその光景は。
「…は、はは、ははは、何だ、何てことないじゃないか、私は、私は、私は、あの憎き父すら、出来なかったことを」
混乱と狂乱、精神汚染にも等しいその状態で、倒れ込んだセイバーに止めもささず、アヴェンジャーはふらふらと消えていく。
意識を失いかけたセイバーへ、令呪による治癒が行われる間も、セイバーの耳には、アヴェンジャーの叫びが残っていた。
【戦闘を終了します】
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
…どうしよう。
「…間の悪い事だな」
「まったくだな、アーチャー」
何かないかと空を飛んでたら、今にも戦いを始めそうな人たちに出くわしちゃった…。
あっちは、確かヴィーノさんを攫った外来のマスターとアーチャー、そしてもう一つは。
「手負いの相手か、悪くねえなあ、今のうちにぶっ潰すか、メグル」
いかにも荒っぽそうな女の人…、あっちがサーヴァントっぽいけど…。
ー 、、
ヽヽ、
`ヽ、_ _x=====x__寸ヽ ┏━━━━━━━━━━━━┓
\洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲洲レ三=-
イ洲リ洲iマi!i州州州ト洲 州iマi!i州州州ト洲i! i!笊ヽ
イ洲リ洲iマi!i州州州ト洲 州iマi!i州州州ト洲i!洲リ洲iマi! ┗━━━━━━━━━━━━┛
イ洲リ洲iマi!i州州州トマ !i州州州ト洲i!洲リ洲iマi!i州州州ム!
イ洲リ洲iマi!i州州州ト洲 iマi!i州州州 洲i!洲リ洲iマi!i州州州
仏从 洲リ洲リ洲iマi!i州厂 マ マ洲リ氏 マ 〉洲リ洲iマi!i州州イ
从// /洲リ洲iマi!i州州 マ マ洲 !i! ∧/ /洲リ洲iマi!V 「うーん、それもいいね、バーサーカー」
Ⅵ イ洲リ洲iマi!i州ヽゝィ=-マ 乂! ` 彡=ァx/洲リ洲iマi!リ
Ⅵ |´洲リ洲iマ!洲 /7γ⌒r ` ´γ⌒ヽヾイ洲リ洲iマ
.V i! 洲 洲リ洲iゝN レう::::| レう::::::| レ洲リ洲i!
.| | 洲 从洲八ゞ ゞ::シ , .乂:::シ 彡洲リ|V州
| | 笊 从从| ヘヘ` | /州 ハ|`
.| 笊 //\ミ, \ ! //彡ノヘ 「でも、その前に少し気になることがあるんだよね、僕」
ヽ、 >、 r―――, イ彡イ
(⌒ヽ、. V::::::::::::ノ イ州| ゝ
`ヽ ヽ、 〉―-く_ / ∧ゝ
r< | ィ-< ヽ_) |:;:;>》i
| イ V ̄ ̄ /
ヽ~イ イ __=へ、 「え? 何かって? またまたー、気づいてるんでしょー?」
......イ∧i! | .|三三三リ三ゝ_
|三\三三三三三|三|ヘ、 _ ノ |三/三三三三三三三三三||
|三三\三三三三|三\ >-く八-<ソレ´三三三三三三三三三三|
「そこにいる、君だよ。出てこなよー」
「!」
気づかれてた!? …このまま隠れるわけにもいかないし。
「は、はい、何ですか」
「…? 何だ、その尻尾と羽根は、化生の類か? それとも、サーヴァントの使い魔か何かか?」
「そ、そんなことありません! 私はサニー・ゾラ! 人…、じゃないけど、ほとんど人です!」
失礼な! と私が怒ると、男の人、メグル、と呼ばれた人の顔が露骨に歪みました。
まるで、私が諸悪の根源か何かだとでもいわんばかりの、なんだか、肌が痛くなるような敵意。
「…ふーん、ゾラ、ゾラ、ゾラ、この肆姫の四家、四大家の一角にして錬金術を得意とする、血の繋がりを重視しない、あの、ゾラ、かあ」
…何でしょう、何だかよく分からないけど、この人、目が、おかしい。
笑ってるのに、微笑んでいるのに、目が、まるで笑っていない、それどころか、何も、見えてないみたいな。
直下、肆王原行動判定【???】-2
123:ねーねー、アーチャーのマスター
456:…とっとと逃げるなら見逃してあげるよ
789:そこで見てなよ
5:逃げるなら見逃してやるよ
そして、しばらくその目を向けられたまま、私はまるで蛇に睨まれた蛙のように凍り付いて。
「そんなビビらなくてもいいよー」
ようやく、メグルさんが満面の笑みを向けてくれたことで解放されました。
「…とっとと逃げるなら見逃してやるからさ」
でも、直後にまるで氷のように挟まれたその言葉は、私の背筋を凍らせて。
思わず、一瞬でその場から離れることにするのでした。
…いったい、あの人は、何者? 何で私に、…いや、違う、あれはヴォルフさんのときのような感じじゃなかった。
ヴォルフさんはあくまで私一人を殺そうとしていたけど、あの人は、まるで。
「この街全てを、殺そうとしているみたいな…」
そんなこと、あり得ないとは思うのだけど。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
サニーが飛び去り、取り残されたアーチャー陣営へ肆王原は笑いかける。
「さて、邪魔者は去ったんだけどー」
「…一体、何だったんだ?」
「君はアレだよね、ゾラでも、カレルレンでも、城戸でも、ましてや終原なんかじゃないよね?」
完全に蓮の言葉を無視し、肆王原は笑う。
「…ああ、俺はあくまで」
「そっかー! ならいいんだよ、確認だからね、確認」
「一体お前は」
直下、肆王原行動【???】-2
123:あのさ、取引しない?
456:もういいよー、帰れば?
789:ま、それとこれとは別だよねー!
777:おっとここで出たか
/⌒⌒⌒|
j///////ハ
ム/|//////ハ
f//|///////ハ
|//|///////|ハ
f^ヘ |//|/////リ乂ハ /飛、_
.V彡三=、ノ//|/////ノ^\八////〈///////三>───===-x-x_
V〈/厂//ヘ//V///V////////////οο ο//ο///O=三三三>x三三x、 i `\、
└Lゝ/∧/八/|/∨//////////////////////////ヘ | /=、 ̄ `ヽ、ゝ//||>x__\___x_x-´
乂/////∧///////////////////////////.// /´ / ',::::::::::> ~><ミゝ!\\ヽ,/////////|
\///∨//////////////////////////.// / 7 \/ ヽ l((@))\ミミヽヽ寸////////|
`¨¨¨V/////////////////////////V f | ♯ _ ゝ三彡 寸ミミX洲V//////|
V///////////´\//////////V .| | ,//三)), 、 \ミ从从从V|/////|
,_イ⌒`>-////´/////\////////V .| /´ i ',乂彡リj `寸ミヾxヽ寸YV从レレ/////|
|⌒ヽ、 ヽ///////////`\//////| |〈(::〈 ゝ ヽ`三´_z>寸ミミ>ヽヽV从ソ///////|
-x-z_.| \ ヽ////////////ハ////ハ .Lゝミ三シVヽX<>ミミミ寸、 ヽ山从/_´
==/////////三ハ 〈^7 ヽ////////////ハ////|ハヽミミミミミミ乂V><>x 寸 山洲彡/
////////////////ハ ', ', |////////////ハ//////<ヘミミ 寸ミ乂\ミミ>==未レ=/ ̄\
////////////////|ハ | .| .|////////////ソ/////==\ヽ\\ \─三三三三三/ `ヽ
//////////////////|  ̄ ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄<三厂 ̄ ∨ヽ \≧三三三三三//
/////////////////リ ノ `<三三三三三三//
直下
123:「チミはもう、用済みなんだよねー」
456:『よう、肆王原』
789:「そこまでだ、阿呆が」
5:歴史を知る爺婆の妨害
-z- _ ト 、
--==ニト\ ` 、ヽ .ト、
, ィ´ ハ| L _
/ィ ,: `ヽ⌒
/ / , ///イ ハ
l / レ'}'´ ̄ l {! }
}' / ,.ケニ= ',|Ⅵ !
r:、 く ', } /-┐ /
ヾ':,__ < __、 } j/_ ィ , '
, ィ'`く \ 'i_ .〉 _ノ l ! , '
r '⌒ヽ ゚, | j7 〈___.:::::::: , Ⅵ く
| _λ ハ,ri、j/ '  ゚̄,: } У:::}
} ヾ :j´ _ ,r≦:::::::〉 ,' ! , イ:::::::∧
f ノ:rチ! ,' / //::::i:::::::/ _, <:::::::::::::::::, '\
,ト===≦:::ィ} ' :l,' //::: -|:: / {:ト、:::::::::::::::::::/! / ,` 、
{、::::::>'´ l ' l ./´ /i::ハ __!:::::゚。::::::: /,' // ` 、
| | | | | { ,' ,'/ /::/ ノ:::::::/‘ ,/ .′/ ' / ,. -Y
| | | | l | √ ,:'_,> /:://::::::::: / l / / , ' /l !7
| | | | l |/ ,'j. /rチ:::::::::: : :/ 、 __{./ / / /.! | {7
| | | | l ト, ,' l. /::::::::::::::::::: / \/ / / /, '| | | ,ハ
| | | | l },ハ :,' ! /::::::::::::::::::: / / ,: , 'i.// ! ', .l } i′
. ,:| | | { ノ}_ }.′! /::::::::::::::::::: / // , ' , ゚ ,:!/| | } l l {
l ! | | !' / i . /::::::::::::::::::: / / , ' , ' ' / ,:i ', !| | | ゚,
l || | >/ l/:::::::::::::::::::: ,'/, / ./ / / / ,:l | l| | | .|
\__>'´ / /::::::::::::::::::::::::::,'´ / ' ,' / / , ' , , l ', l| | | !
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///::::::::::::::::::::::::::::: : / / / / / / / / / ノ-===- ∧ソ
///{__二ュ_::::::::::::::::::: / / / / / / / / /_「--- ミ i
_ -┴=¬ { く/ \:::::::: / / / / / / / _「__` =ュ_メ、 `ヽ ' ノ
【アヴェンジャーのスキルは修正データを再度送りますのでよろしくお願いします】
【再開】
蓮の問いを、突如上空から降り注ぐ声が遮る。
『よう、肆王原。姐さん、頼むわ』
そして、蓮と肆王原を分断するように小柄な影が飛び降りた。
丿 __, ト-―-- -、 、 ヾ、\
/ /´ ー{; ___ ヾ、 \\
. // rzミz彡≧ミ! \ \ ┏━━━━━━━━━━┓
〃 〃`゙'´`゙´ | i 、 ヾ、
zソ 〃 〈 | | ヽ 城戸家 隠居
/ /人 \ ー―=┼--、_ \
! -―i―-斗 ノ /´ `゙ヾ 〉 ゙; 城戸 麗右衛門 霊夢
Y´  ̄`:ゝ {. ,' ノ / ノ
ヽ、 ヾ{ ヽ |z==―┬-ミz、i 〃 ┗━━━━━━━━━━┛
ミ、 〈 ,ゝ z彡==十ーソ ヽ. `少゙ ノ / /
ヾ、 / ,r'´ ヾン゙ j i ミ:、___, イj / /
`Y / \ ノ l `゙ / 〃〃
. ノ `ヾ.ヘ` ̄7´ ` -、 j/ / / 「無茶をさせる。私が老人だということを忘れてないか?」
〈 ヽ r' ___、 ヽ/ ,z彡'´ レ′ ノ
. \ ∧ ! ´z=- { ヾミz、 〉/
ヾ:.、 、 >:.、 ハ ヾjト-、_
\ヽ }ノ ノ三≧::.、___z≦彡' \ i!.//∧
} 〉 ノ / / iヾ、:::::::::::,'´ /j 〉//∨`ー
〃 ノ{ / r'´゙` ヘ `゙''''´ .〃/ソ'//∨ 「こういう用事なら晴真を呼べ、晴真を」
r-=┼彡<` ̄`゙ ミ、 /.//////∨
| | ヾ、 ヘ /////////∨
肆王原の表情は突然の乱入に消え、だが、すぐにぞっとするほどの笑みを浮かべた。
「ああ、なんだ、なんだ、城戸の隠居じゃあないか。いったいこれはどういうことだ? お前たちはこの戦争を離れていたんだろう?」
「そうだな、だが、金を積まれれば嫌とは言えん。そして、お前がいると聞いたのでな、四大家を統べる者、肆王原」
「…そう、そうかい、ああ、どうだっていいね、どうだっていい。城戸、お前たちにはこれをくれてやるよ」
肆王原が表情を一切変えず、強く地面を踏み鳴らす。その檄に合わせ、螺子が地中から飛び出した。
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.} レ.} l i .} j .lヘ ≧x ,_ ¨ `v'.!
〈 ゙;.l ヽ_; !__./ /l .lニ`气ニ二7 /.人
ヘ ~ ム' /ニニニニニ`'、//ニニ≧x、
\ /ニニニニニニニYニニニニニニヽ、
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}ニ}ー--‐'iニニニニニニニニニニニ{ニニニニニニニニニ
/ 人_ _ハ:、ニニニニニニニニニ{ニニニニニニニニニ
〈ニi  ̄ i〉〉ニニニニニニニニ〇ニニニニニニニニニ
/ニヽ /ニlニニニニニニニニニ{ニニニニニニニニニニ
lニニニ`ニ´ニニニ{ニニニニニニニニニ{ニニニニニニニニニニ
〉ニニニニニニニニ}ニニニニニニニニニ}ニニニニニニニニニニ
〈ニニニニニニニニ/ニニニニニニニニニ〇ニニニニニニニニニ
`ヽ ニニニニ/ニニニニニニニニニニ{ニニニニニニニニニニ
`‐-‐ ´|ニニニニニニニニニニニ{ニニニニニニニニニニ
魔力で形作られたその螺子は標的を霊夢に定める。
しかし、霊夢の胸元から、霊夢とは異なる声が。
『おい、待ちな、肆王原』
「…終原月、だね?」
『ご名答、今、そこで姐さんを傷つけたところで俺は姐さんの使い魔を通し、テメエを見ている。その意味が分かるな?』
「ああ、分かるとも」
肆王原は笑みを絶やさない。だが、その引き攣った笑みには一切の正が存在せず。
. マ, x≦'三三三三三三三,x≡ミ、三三マ,
〕iド≒x r====彡^三三三三三三三ニ{i{ }i}三三〕iド≧ュェェェォ ,r====彡
〕三三マ, i{三三三ニ,x≡ミ、三三三三三゙'≡彡'三三三三三三7 /
〕三三{ マ,{ ニニム三{i{ }i}三三三三三三三三ニ}i三三三三彳
〕三ニ{ ^'}ニ≧ュムニ゙'≡彡'三三三三三三三ニニ7j三ニ,r==彡{≧ーイ
〕ニニ{ }ニマ三≧ュ三三三三三三三三三三ニ7 j三7,イ八{ヾ{/::::{ , 「で、それが何だっていうの?」
〕三{ }7^マ∧ニム三三三三三三三三三≠ /三7ニ{!ニニニ/:::::::1´
寸ニ 从 }! ^ー,ムャ≦三三三三三ニ≠ /三7三{:!三ア::::::::::{
=- } ∧_\`¨ ─━ ¨ ,x<三ア三ニ{::レ::::::::::::::人__/
ー __,ノ::/〕iトュ≧s,,__,。x≦ニニフ'三三≠:::::::::::::/::}三{
ー ⌒ヽ::{!:::::}ニニ〕iトs,三三三>"三三≠::::::::::::/ニ::::}三≧ュ,,
\ ⌒ヽ\:}三三ムニ〕ト-≦三三≧<::::::::::::/三ニ:::リニ三三
\\三三∧三三三≧"三三≧≦三三:/三三三
『…姐さん、逃げろ』
「言われずとも、…はあ、とっておきを使わせてもらう」
突き出された螺子向け、霊夢が呪銭を飛ばす。
以前の戦争で用いたそれよりはるかに強力なそれが、螺子ごと肆王原の体を縫い止めた。
完全に動きが止まるのすら確認せず、霊夢はその場を走り去る。老齢に見合わぬ健脚は、到底追いつけるものではなかっただろう。
いつのまにかアーチャー陣営も消え、ようやく身体の自由を取り戻した肆王原は傍らで硬直しているバーサーカーの肩を叩く。
「…残念、逃げられちゃった」
「…メグル、お前、一体何を抱え込んでる。…アタシの中で、何かがアンタに怯えてた。何をそこまで」
バーサーカーの言葉はそこまでで止められる。肆王原の表情は何処にでもいる誰かのように、日常を謳歌していた。
「気にしない気にしない、僕はさ、全部を憎んで全部に復讐して全部をぶっ潰すだけだよ」
【他陣営の行動描写を終了します】
直下、前回貴方、所持情報
123:その素性だけ
456:全部知ってる
789:全部知ったうえで全陣営に回す
9:全陣営へ回す有能
【肆王原 巡の情報が公開されます】
【名前】肆王原巡(しおばら めぐる)
【性別】男性
【令呪】肆肆肆
【属性】混沌・善
【所属】無所属
【体】8:一般的アスリートレベル
【知】6:平均以上の知識
【心】0:停滞する憎悪
【質】5:平均的
【魅】3:どこか不気味
【運】5:人並み
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/ `ヽ、 ! ゝヽ、 _/彡≧フ州イИ´ヽ州州判
, ' ´ i! | ヽ_| ` ´ー ,/ ̄ '_レ' '゛ソ j 从从从从
/ ヽ | i! 、 _ー__二r- ´~~~ `ヾ
,´ 、 ヽ ! | , へ_>― -――― " ___⊥____
i ヽ i | 「:ヘ `ヽ _ ー―. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
∧ 、 ヽ_>-! 八∧ _ ー+" ._______/
〈:∧ ゝ<_ー" !ラ|::::::リ _ー/ __....:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
.V:ヘ乂___:::ゝイ:::/ Ⅵ ー≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::片
◆壱なる憎悪「ディスアニマ」
カレルレン家への殺意。
巡の思考・意識は四家の打倒、肆姫市の奪還に固定されており、他の精神干渉スキルをある程度まで遮断する。
他者さえ喰らう憎しみは人だけが持つもの。あまつさえ、それだけを生存理由とするものは人以外に存在しない。
肆王原巡を前にした動物たちは彼を理解できず、恐怖からその身を竦めるのだろう。
【【動物】の属性を持つユニットとの戦闘において、相手の全ステータスに-2補正】
◆弐なる憎悪「愚者の楔」
ゾラ家への敵意。
魔力の杭を生成し、打ち込む攻撃魔術。単純な刺突や打ち合いなど、白兵戦に役立つ。
また、杭の形式は他を縫い止めて封じる「停滞 」を体現しており、行動の抑制に真価を発揮する。
特に、流転を本質とする錬金術を封じることに強く主眼が置かれている。
【【錬金術】【ホムンクルス】の属性を持つユニットとの戦闘において、相手の【体】【知】に-3補正】
◆参なる憎悪「ゼロポイント」
城戸家への悪意。
「愚者の楔」を打ち込んだ相手の記憶領域を「停滞」させて干渉、その記憶を喪失させる。
忘却術としては非常に乱雑であり、消却内容の選択や細かい処理などは難しいが、その分だけ強力。
力ずくで掻き回された記憶はいとも容易く欠落し、二度と思い出されることはない。
――四家。家が大事か、家族がそれほど愛しいか。ならば、総て喪え。かつての我らが如く。
【相手の記憶を判定で消去する。ただし、消去する記憶は選択不可能】
「…終原月から情報が回ってきました」
報告会が始まる前に、アマタが一枚の手紙を開いた。
朝届いたその連絡は、正直なところ、何処か他人事のように思えた。
「バーサーカーのマスター、肆王原巡。肆王原家の人間であり、我々四家に対し強力な対抗手段…、一種メタ的な存在です」
「肆王原ってまた、まるでこの肆姫の為にあるような名前ですね! なんか中二くせえ!」
「…ミルキィの言うことはあながち間違いではありません」
アマタの言葉に全員が虚を突かれた。
「肆王原は終原の分家、…正確には、遠き昔、この地を統べていた終原に我々ゾラ、城戸、カレルレンが干渉した際、最後までおもねることを良しとしなかった一派だそうです」
「…と、いうことはだね、アマタ君。この、肆王原というのはそれから百数年もの間」
「我々を敵視し、我々に対抗する術を身に付けていたのでしょう。…恐るべき執念、いや、妄念にも等しい」
…百数年!? よくもそんなに持つもんだな。
『…? ならば、何故』
「ならば、何故我々が彼らの存在を知らないのだろうかね。分家の存在くらい知っていてもおかしくない気はするが」
「それは何とも…、そもそも、この戦争の発端が…、え…?」
そこで、アマタは何かに気づいたようだった。
「…そういえば、この戦争、最初に何を目的として?」
「目的? そんなもの、万能の願望器じゃないんですか?」
サニーの問いにアマタは考え込んだまま返さず、しばらくしてから首を振った。
「…いえ、ただの思い過ごしでしょう。…一度、終原月に話を聞く必要はあるでしょうが」
…そういや、生霊も何かを気にしていた。…生霊って、この戦争に関係してるのか?
「とりあえず、彼に関してはなるべく関わらないよう。見つけても単騎では攻撃を仕掛けないよう」
「…流石に、記憶を弄られることへ対する対処はできませんからね」
「そういうこと。彼の目的は恐らく四家への復讐、あるいは根絶。わざわざ見え透いた針に引っかかる必要もありません。…では、改めて報告会を始めましょう」
…色々と気になるけど、まずは、僕か。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
といっても、前夜のキャスター戦しか話すことはないのだけど
「なるほど、では、実質内部は終原逢魔に支配されている状況ということね」
「そうなります」
「…ふむ、なら早めに叩いた方がいいかもしれない。…でも、関係のあるカレルレンは厳しいし」
「…そういえば、アマタ様。終原との獣協定ですが」
直下、そういや前夜忘れてた報告会結果【初日】-2
123:収穫ナス
456:少し
789:たくさん
【メール送っていただいた方、メール確認しました、申し訳ない、以前のアドレスに送ってました。今回終わり次第送ります】
3:収穫ナス
「終原本邸もまだ情報は掴みきれてないようですね」
「そう、まあ、仕方がないかしら。では、キャスターも一つ脅威と考えておいた方がいいでしょうね」
「つまり、彼には」
「そうですね、なるべくでいいけれど、キャスターを相手取れる陣営に目星をつけてもらってもいいかしら?」
…断る理由はないな。
「分かりました」
「お願いね、じゃあ、あとは三人それぞれに情報収集を頼んでたんだけど…」
直下、ミルキィ、首のある死体【???】-2
123:収穫無し
456:怪しい影
789:証拠
↓2、サニー、謎のユニット【???】-2
123:収穫無し
456:怪しい影
789:謎のユニットとは
↓3、ミスティック情報収集【使い魔】+2
123:収穫無し
456:マスター情報
789:サーヴァント情報
9:証拠発見
1:ダメでしたー
77:有能の極み
′ /´,// / .,/´ / , ゙ 、
/ // // // / /! .f、 ヽ
/ 77‐x、,/ ///i ,' {{ { } ゙i
/_/j∠_ j`x// l i i j ! j ! !j'!
/'≪'γ::ヽ!/,/\!j !i | ! }リ ! !j
. i ,イ`.{::::::::::}i、゙、 l l! j__!_|ji ji ,j j, !
! /i ヾ:;_,シ |j i !,.._i,|`!>′ ,'j ! }
. !/ !  ̄ |i ゙、!7´:::》V / ' !| !
'i i!. i 、{::::;/,イ' ' / ! !i
jj'!lヽ ! ヽ`''"'/ /,イ / ji
iハi \ _ /′ // /,/
Λj!、 t´ .ノ ノ/ / //
、ヽ、\ イ// ,イ' . .。 :. + . *
//r`7''\ _,. '" ・.*: :。 + *:: :*:.+ :。:ο..+
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ノ:< イ´ ̄ ̄ ヽ、 ’*. ::。 .゜.* *。: ,◇ +
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直下
123:二騎程ステータスを把握しました
456:↑+剣讐戦の結果把握してます
789:どうもバーサーカー陣営は一人ではありません
4:二騎ステータス把握+剣讐戦の結果把握
【上から順に】
その言葉を聞くや否や、ミルキィがゴキブリみたいな勢いで飛び上がった。
「はいッ! 私は、見つけてしまったのですよーーー!」
「五月蠅い」
「ふっふっふ・・・、黙りません、私は黙りませんぞお!」
…鬱陶しい。だけど実際コイツはほっておくと凄いとこあるからな。
場の全員がそれを知ってるのか、諫めるのもそこそこにミルキィの言葉を待った。
「実はですね、私、首あり事件を当たって、ちょうど警察が見つける前のそれを発見したんです!」
「すごーい! 私、何も見つけられなかったのに―」
「…しかし、それだけでは何もできないのではないかね?」
「おっと、金満ヴィーノさん、このキルミーを舐めちゃあこまります! それ程度で私が引っ込むと? 否、異議あり!」
いいからとっとと話せ。
「実はですねえ! そこで、こんなものを見つけたんですよ!」
そう言ってキルミーが出してきたのは。
o
ゝ;:ヽ-‐―r;;, 。
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"`ヽ;:;:;;;:::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:从 (;:;:;:;:ヾ-r
〈;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:) 0 ソ;:;:;:;:;:;:;:}
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(;:;:ノr-´^~;;r-ー⌒` ,.、
" ,,,, _;:;:⌒ゝソ;:/
(;:;:丿 (;:;:;:;:;:;:;:;:;:)
ヾ;;;;;;;;;;;;/; \
´ /;:ノ 。 。
()
ハンカチで拭き取ったみたいな、粘性を持った緑色の液体だった。
…色さえなければ血に見えるけど、何だ、これ?
「被害者の周囲に隠すようにあったんですよね。飛び散ったような跡だったんですが、何か分からなかったのでとりあえず」
「…ふむ、何やら魔術的な気配はするが、アマタ君、分かるかね?」
「…ちょっと待ってくださいね」
直下、アマタ判別可能か【無欠の才】+1
123:ちょっと時間が必要
456:ヴィーノに依頼
789:これは…!
0:特殊判定
___ ノ .へ. _
_, へ / .: .: .: .: .: \ / Jー'
ーL、 \. /.: .: .:/_|: /.: ハ.: ヽ /
\ }<{.: />、|/ |:ノ<V.: ミ
|::リ .从"┌‐┐ "从ノ
乂 ヽ >rr‐r< /
/> 、∨ ヽミ} } ∨
././| | }′ // .ハ
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〉、 // ノ-/ }
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〈:/' |;;| r\ /
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| ト┘
|/ .{
} 彡′
{.ィ }
直下【不幸体質】-1
123:アマタ、連日の激務で崩れる
456:分からないけど、解析できたら追跡できる
789:「あー、これ、アレだな」
1:アマタ、連日の礼装作成でしばし休憩
直下、休憩ターン
123:3
456:2
789:1
↓2、結局分かったのかどうか。成功以上でヴィーノが仕方なし、失敗で復活まで分からず【アマタ不在】-2
2:一日ぶっ倒れる
1:ヴィーノはやっぱり銭ゲバ
【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした。明日はお休み】
【ちょっと身内に不幸があったので土日辺りまで来れるかどうかわからなくなりました、再開時にはアナウンスしますので】
【明日当たり再開できそうなのでご一報を。無論、出来ない可能性もある】
【復活、そして少しだけね】
アマタがそのハンカチを取ろうとして。
「…ぅ」
呻き声を少しだけ漏らし、倒れ込んだ。
…え?
「アマタさん!?」
「アマタ様!」
僕とミスティックがほぼ同時に駆け寄る。…息はしてる、…! 誰かの攻撃か!?
そう考える僕だったが、アマタが薄く目を開き、消えそうな声で。
「だ、だいじょう、ぶ…」
「大丈夫って、倒れてるのに!」
…僅かだが熱もありそうだ。
「ちょっと、三日くらい寝てなくって、疲れてる、だけ…」
「三日!? 正気か!?」
「アマタ様、ならば一度お休みを」
「そういうわけには…、私は、頼られて」
…まさかとは思うが、僕の礼装の為にそこまでやったんじゃないだろうな!? 家が勝ち残るためだからってそこまで無茶をする必要はない!
だから言ったんだ! 僕よりもお前の方がマスターに向いてるんだって!
無理矢理立ち上がろうとするアマタを、ヴィーノが遮った。
「なら私から命令しよう、休み給え、アマタ君」
「ヴィーノ、さん?」
「君に今必要なのは休息だ。休み給え」
…ヴィーノ、お前。
「…その後ろ手に隠してる金さえなければ、立派な台詞なんですけどね」
「ぐぬっ!? 気づいてたのか!? 頼れる親戚風に誤魔化そうとしたのに! ええい、なら強硬策だ! 休まねば本家に君がちょっと無茶をする子だと伝えるぞ!」
本当にダメだな…。
心の中でヴィーノに対する評価をワンランク下げたところで、アマタが力無さげに笑う。
「…そういうことなら、仕方ありません、ね。ごめん、ミスティック、ジン、ちょっと、頼らせて」
それだけ言うと状況に似つかわしくない微笑みを浮かべて、アマタは意識を失った。
…寝てるだけみたいだな。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
とりあえずアマタを自室に運ぶ。…といってもほとんどミスティックがやってくれたのだけど。
「…さて、これからどうするか、ミスティックさん、何か」
「私に頼るのはお門違いです。ジン様。アマタ様がこのような状況に陥った以上、指針を決めるのは貴方ですから」
…お前もか、ミスティック。いいんだな? 本当いいんだな?
僕の問いかけを含んだ視線に、ミスティックは生きてるのかどうか不安になるようなその顔をピクリと動かしもしない。…はあ、分かったよ。
「じゃあ、とりあえず僕はキャスター妥当のメンバー探しを中心に動きます」
「アマタ様の言葉の通り、ですね」
「はい。で、ミスティックさんと…、そうですね、キルミーはこれ以上進展もないでしょうし同様に獣をメインに統括的な調査を。サニーには引き続き謎のユニットの方に」
「了解しました。もっとも、私はアマタ様の介護も行いますので。また、ヴィーノ様は巧妙に今回作成した金を隠されたようです」
…ヴィーノもヴィーノだけど、こいつも気づいてる癖に言わなかったな。
どうにもアマタと比べて対応が雑だし、目すら合わせてくれないんだが。
「分かりました、ヴィーノさんにも頼んでおきます」
「了解しました、及第点といったところですね」
分かった、コイツも僕に対するあたりがキツイ。仕方のないことだから黙っとくけど、こうストレートにアマタとの対応差見せる必要あるか?
「…ははは」
「何を笑っているのですか」
「す、すいません」
「…では、アマタ様から頼まれた情報を渡しておきます。私はアマタ様の看護に移るので、目を通していてください」
それだけ言うと、ミスティックはアマタの部屋に戻っていった。…はあ、何だか久しぶりに身内からストレートな敵意を向けられたな。
そう考えると…、アマタのあれは、妙に気持ち悪いもんだね。
『贅沢だな、あまりにも贅沢だ。そうじゃない? 乙女の甘露ではないですかね?』
五月蠅い。
直下、ミスティック把握ステ。成功以上で狂、失敗で弓
8:狂
【バーサーカー、アヴェンジャーのステータスを公開します】
≪クラス≫:バーサーカー
【真名】:???
【属性】:混沌・善
【筋】:C
【耐】:D
【敏】:B
【魔】:C
【運】:C
【宝】:B
__
>'''" ̄:::::::::::::::::: ̄``丶、
>'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::-――-ミ::::::::::}::::`ヽ、
_ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::'"::::::::::::::::::::::::::`ヾヽ:::::::::::::::ヽ
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/:::::::::::::::::::::::::::\ミ::::::::ー--:::::::-‐彡:::::::::::ノ:::::::::::::::::::::::::::::い::::::Y
/::::::/:::::::/:::::::::::::::::::`<:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::}:::l:::::::l
{::::::{::::::/:::::::::::/::::::::::::::;;;;;;;;二ニ=‐::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::}
l:::::::l:::/:::::::::::/:::\ ̄::::::::::::::::::::::::::::彡/:::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::!
 ̄\:ゞl::::::::::/::::::::::::>--‐ァ~"_斧ミ/<:::::㍉'"/::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::l:::::::l
}::{::{::::::{::/:::::/::::::/ Yんシ癶゙、 j}/::::::::::::::::::::::::/l:::::::::::::l:::::::l
/ ̄弋/:::::::::/:::::::::/ {ヒ少'゙ }ハ /::::::::::::::::::::::::/:::l:::::::::::::}::::::l
∥ /::::::::::::/:::::::::/ 人__ /:::::::::::::/::::::/::::::l::::::::::::l:::::::l
ー=彡 /::::::::/::::::::∥ /::::::::://:::::::/l::::::::l:::::::::::j::::::::l
j {:::::::/:::::::::/ { { /::::::/__ メ、::::/ {:::::::::l::::::::;:::::::::::l
_l 人/::ノ::::l ゙、  ̄rヒf少㍉//l l:::::::::i:::::/:::::::::::::l
::::::!斗イ l ̄ ヘl::::ハ ヽ __ノ (`ニ" -''゙/::::{ V:::::::∨:::::::::λ::l
::::l::::l ll l/ 弋{人 `ー -‐:::T/::::::::、 ヽ:::::::`、::/ ヽ}
::::l:::j jj l\ \  ̄ ー- ..._... ィ''"::::l:::::::/::::::::::人 \:::::\
::::l::/ ∥ ハ \ | ┬--‐っ 〉:::::::::::::::::::::::::::l:::::j::::/::{::::::::\ \::::ミニ=-
::::l/ /// / / { l /::::/:::::::::::::::::::::λ::{::/::::弋::::::::::ト __ \_,
::::∨/ / / l { /彡イ::/l:::::::::::::/::::::乂!::::::::::ノ\:::::l  ̄ ̄
:::::У / / __j / l/ ノノ }::::::/{::::::::::::ハ::::::/ \!
:::/ / _彡イ / }} ゝ彡::/ У::/ _)/
/ / ̄ //l ∥  ̄ ー=彡メ(
Y:::l ∥
≪クラス≫:アヴェンジャー
【真名】:???
【属性】:中立・中庸
【筋】:E
【耐】:D
【敏】:E
【魔】:C+
【幸運】:D
【宝具】:D+
/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ\
fニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニム
ヽニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
\ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニノ
}、;;;;;;;;;;,,,,,,_- _ニニニニニニニニニニY
l:::::7:-0---;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;☆;;=- ,人
_,ィ::::/::::::::\ニニ=- ___ -=ニニニi}
}::/:::::/l::::::ll:/`-=ニニ三三三ニニノ
/}::::::/ l:::::l、 佗j_,ヽ ィ、_rv:ッフl:ィ:l
/ ヘ:::ヽノ:从` ---‐' { l\人:リ
r-------==ニム::ハ{八 _ _λヽ V
lニニ<ニニニニニ l リヽ、 ト.、 ゝ_ヽ ,ム ', \y ____
>ニニニニニニニニニニニニヽ:::::.. iTlニニニ > ヽヽ Vニニニニニニニニニニニニニニニニニ \
l´ニ三ニニニニニニニニニニニム::::l l/ ゝ-- 、 Vニニニニニニニニニニニニニニニニニニ\
Y======ミvニニ彡=<>=== ミ( (Y/:lニニニム Vニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
ムニニニニニヘ彡ニニニ=-<><ニニVl::::l ニニニ.ム lVニニニニニニニニニニニニニニニニニ
/ニニニニニニニニニニニニニニニ=-<>γ-ミニニニニニ ト、 \Vニニニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ乂__))>ニニニニ|::ゝ-イハ_ ∧ニニニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ;;;;;l:::l;;;;_\\ニiV // / .//\ニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニl//i:::i///ム:::Vニ<__///////ヽニニニニニニニニニニ
Vニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ{//l ,:::,///lヘ:Vニニ \´ ///////ムニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ L,,,l:\\;;;l l:::l \ニニ\//////// iニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ\l;;;l::\\__ \ニニヽ///////lニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ\:::::{ゝ-┘ ` --^ゝ---==イニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ ハ:::l {ニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- __ Vニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- _ Vニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニヘ Vニニニニニニ
…バーサーカーに特殊クラスのアヴェンジャーか。
アヴェンジャーはこの低いステータスでセイバーに打ち勝った、と。最もほとんど奇跡みたいな勝利らしいしスキルや宝具は疑わなくてもいいかな。
あと、ステータスを把握していないのはアーチャーだけ、今次はアサシンが欠けてるって認識でいいのか。
…さて、じゃあ、一応動いてみるか。
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
【アマタはこのターンコミュ不可】
【以降、明日の昼まで判定を行い、失敗した場合はミスティックとのコミュになります】
城戸ー、情報交換しようぜー。
>>520 城戸へGO
とりあえずはキャスター陣営への対処だな。獣もあるしどっちを直近の問題と考えるべきかは悩むけど…。
アマタはキャスター陣営への対処を求めてるんだからそっちだよな。
…で、それを考えるなら外来はまずない。カレルレンは一部人員と敵対してる。終原本邸は基本的にはあちら側だし…。
「ランサー、城戸に向かおうと思う。同行を頼むよ」
「はい、了解しました」
…さて、上手く行けばいいけどね。
直下、遭遇城戸家
1:誰もいないよ
23:亨
45:龍彦
67:銀賀
89:貴志
9:貴志
-―- 、
-―- \\
_ ⌒\
/ ''"´ ̄ \
/ / \
_,./ / / / }
.  ̄/ / / / / /
. / / / __ ,..xイ / / |/
j / ′ / / | \/Λ |
_/_, / |/ ー } /}/ / } |
 ̄ / / | `ミニ癶 `ミニ癶 \
. / /j |:::::::: .......〈\ トー\
{/ ノ_,.彡ヘ | 、 _ Y:|\
 ̄ ノ: :ノ:乂〕iト .,_ __,.ノ:.|
/: /ニ|: :.l\\___jニニ7: :7: / |: : |
. /: /ニ.|: :.乂 `ーくニニ「⌒ヽ/ |: : |_ n
/: /|.八: :.\=ー=彡ニ|__,..ノニL |: : |ニ/ └┐
. /: / :|: ∨\: : \ニニニニニニニ|: : |ノー‐彡
i : { l: : ∨ニ\: : \ニニ\⌒ ー‐.|: : |
{ : : :、 乂: ::∨ニニ\「ニニニニ〉 jノ^
乂ト-\ \ ∨ニニト=こ二二ノ\
}ニノつ:::/:::::|:::::::::::::\
【というわけで短いですがリハビリも兼ねているので本日ここまで、次回、貴志との会話諸々から。お疲れさまでした】
【再開】
―‐ ''"´  ̄` 、
/ / >
/ / \ \ ⌒\
/ / | \ \
/) /\ \ \ 「成程ね、キャスター、あるいはその獣への対策として」
///l| /斗- \
. ⌒//| | / xf笊テk\ }ト--
// ―┐/〃 _)じメ | \ \{ \
{ /Τ´) ''´ | l \ \_ \ >
/\ } 人 | | | \ \⌒乂⌒∨
. Λ ヽ } l人人 / ー‐< ヽ
. { } / } 八 ‘ ′ |: :「∨/ \{Τ /´ ̄`\ 「私達、城戸を頼ろうというわけか」
ノイ/ \ |: :| |: |: : : : \ }ヽ
/ / :\_,. -‐ 、 |: :| |: |: : : ノ:⌒\ /: :}
. / /{Λ|: : : /__ } |: :| 八:乂: : :/‐ 、 / : /
/く / / |: :i// ¨¨ノ |: :| ''^´` ー彡 ',_ /: : /
r―{ ` ー ノ^\ |: :|/ |: :| // ';´"''~.. . . /: : :/
{ \ イ | /ニ- __ |: :| ____/{ ',―: : : : : :/― ''´
. /\ ノ __ ノニニニニ- /l: 八ニニ八 、 ',: :. :.\: \__ 「事情は理解したよ」
ノ ┬く /:/ニニニニニニ/: :/ニニニ Λ:::ノ ∨\: :\: \  ̄⌒\
/ ノ /: :/!ニニニニニニ/: :/ニニニニニ{ ̄⌒\ ̄ ̄´~^ < ̄\: \ \
.{ / |: / .|ニニニニニ/: :/ニニニニニ∨´ ̄ \ \ \: \ )}
_八:{ /lニニニニ/: : ::/ニニニニニニ{_ \ \ : : :}
\__/⌒ ̄} /ニニニニニ{: : :/ニニニニニニ厂\ 7=-__ }: :/
ノ {ニニニニニニ\{ニニニニニニ/| ∨ / ニ=‐┘ノ:/
…初っ端からマスターに当たるって、ツイてるのかツイてないのか。
僕の事だから多分ツイてない気がするんだよなあ。
「ふむ、…まず、その情報の件だが」
直下、貴志の情報把握状況【流石に日数経過】-2
123:全部把握済み
456:知らなかった
789:ならば、この情報を
1:把握済み
「君にとっては残念なことだろうが、私達も全て把握している。私は索敵が得意でね」
「あ、い、いえ、別に残念とかそんな」
クソ、交渉材料には使えないか…!
「そして言ってしまえば、君が今日この時間ここへ来ることも把握している」
「え?」
「ふふ、こっちにも色々な技術があるというわけだ。だが、この後のことは把握していない。君は一体どんな条件を提示するのかな?」
…鼻持ちならない女だな、嫌いなタイプだ。
と、いってもとりあえずは話さなくちゃならない。…キャスター等々の交渉もそうだけど、何か聞けることは聞いておいた方がいいか?
23:05より↓2まで、貴志に言いたいこと、聞きたいこと
【生霊憑き】は二つどっちも「使用」と書いていた場合使用。残り魔力、宝具一回分
肆王原巡。あいつとバーサーカーはどうするつもりか聞いてもいい?
というか、城戸に記憶消去対策とかあるのか?
自分は錬金術もホムンクルスも無いので関係ないけど。
>>532-533
…ここは一つ、ハッタリをかけるか。
「それなら逆に話が早いですね。元々、キャスター達の情報は提供するつもりだったので…」
「おや、そうだったのか。それはとんだ失礼をしたね」
「いえ、その上で、僕等と対キャスターの協力体制を取る事は出来ませんか?」
「ふむ…」
「時間をかければ面倒なキャスター相手、他家同士の牽制で時間を浪費するのは良くないと思いますが…」
よし、適度に悩んでるな…、もう少し揺さぶらせてもらう…!
「別に断ってくれても構いませんよ。他に話を持って行くだけだけですから」
「ふーん、なるほど、そう来たか」
…正直他に話を持っていけるっていうのはハッタリだ。残った二家は少々危険が過ぎる。
さあ、どうする、城戸!
直下【言ってることは妥当】+2【索敵は得意】-1
123:…嘘はよくないなあ?
456:なら、同盟に加えよう
789:対魔同盟了承
5:なら、同盟に加えよう
…相手は、うんと頷いて。
「よし、ならゾラも同盟に加えよう」
「ありがとうございま…! …え?」
つい条件反射的に飛びついたけど、え、同盟に。
「加える…?」
「ああ、そうさ、出て来てくれるかい?」
そう言って貴志が声をかけると。
直下、既に城戸と同盟していた陣営
123:剣
456:弓
789:騎
7:騎
,、 _ ' ` 、_ <`、
/ | _ ' ` 、 i .∨
l l / /、 `l, l
, l l / | _--'--`-、 `| .l /Y 「…僕を呼んだか」
l`、 / _ ' | l V ` .|,∨ 〉
\` v, / _| - ' ” ` -, .| `レ`i
イ`> ` 、Y / | ∨ .∧ /ト、 l ∧ _____
/ ' レ’〉 ,、 / >、 / 〉 ヒ ⌒`ノ 〈 Y_/`、____/-=ニニニ=-
/ ___ / ,> / / l \ レ +`,ヽ__//+ 〉 / `< -=ニニニニニ=-
/l U`,`, _ ' _, <- - - - ` 、 `T l` -, < / -=ニニニニニニニ=-、
l `-- ' l / / \ ∧ ` 、 レ' ∨}/ l -=ニニニニニニニニニ=- }ニ=-
l / / r-' " ∧ |”''L__ -=ニニニニニニニニ=- ,イ
.l l / ____/ r、_-∧ i i-=ニニニニニニニニニニ=- `'ー、ニl 「…おや、ゾラのマスターじゃないか」
l .l / ∨ /'' " .∧∨ `-- 、-=ニニニ=- ∨
.∨ l 〈、 / r-/ /__`,> ◎ l-=ニ=-,___
\ l ` 、 / _ -_', ,ニニi、`>、 `、-|_ - ∨/
. \`, ` 、_/ iニニ`、`、ニl’--、>、 `Y_ --'- 、
\ _`r`、ニニ`,' `、 r/ ` 、
`ー======,------' ` .l レ' \
/ l ̄ ̄ ̄ ̄l `,
l /l--------l l
r、/ __ノ ’、 _ '` 、 _______, ィ i`、 「もしかして、彼等とも同盟を…?」
/ L_ー,-t--' ' `  ̄ l /
/, / l イ
/ニ、 l `--'-'[SPLIT]
しまった、つい口が滑って…。というか、コイツ何!? 蟲のような人間のような…!
「いや、キモいのは僕もそう思うんだが…、いささか…、ああ、クソ黙ってろ、蟲、ああ、喋るなッ!!!」
「落ち着け、日吉。すまないね、彼はライダーのマスター、日吉三四郎。私と彼は現在対キャスターの同盟関係にある」
…マスター? サーヴァントの使い魔かなんかじゃないのか?
突然叫び出して自分の頭ぼこすか叩いてるし、到底人間には思えないんだが…。
「まあ、そういうことだ。で、現状はこんな感じで同盟を結んでいる」
・キャスター陣営への攻撃は同盟陣営が示し合わせ、同時に行う
・キャスター陣営への攻撃を行うときは互いに休戦状態とする
・キャスター陣営の情報を入手した場合は共有する
「この内容で良ければ、同盟を結ぶのも吝かじゃあないんだが。…どうだい?」
どうだい、ねえ…。
「少し時間をくれますか?」
「ああ、構わないよ」
…さて、どうするか。
23:33から↓2まで、何か同盟内容について意見があれば。なければ「なし」と記入。22:38で〆切
いつ頃仕掛けるか、もう大体日程は決まってるのかい?
また、僕等が持ってないキャスターの情報があれば教えて欲しい。
キャスターへの攻撃前後で2陣営が組んで残り1陣営に攻撃しない取り決めがほしい
>>540 >>542
『ランサー、何か意見はある?』
『…あとで』
『分かった、お金は渡す』
『冗談です』
そんな冗談言うなよ…。
『今回は初回サービスってことで、次回以降は相談料10,000いただきますので』
『結局取るんだね…、まあいいや、で、何かある?』
『そうですな、まず、裏切りの防止は行っておくべきでしょう。といっても、攻撃を行わない時、と指定するのは少々』
『相手に信頼を見せてないってことになるか』
『よくお分かりで。ですので、戦闘後に背中を刺されないようにすることが必須かと』
つまり、戦闘後、一定の期間休戦するように、ってことか。
「その条件なら、戦闘後、一定の休戦期間が欲しいですね」
「ん、…ああ、確かにそうだね。キャスター攻撃、あるいは撃破した後に消耗した陣営が攻撃されたらたまったものじゃない。いいだろう、半日くらいでいいかな」
【条件が追加されました】
・キャスター攻撃、あるいは撃破後、2ターンの間休戦とする
『あとは…、仕掛ける日時の確認、それと、贅沢を言うなれば情報ですね』
「仕掛ける日時は決まってますか? それと、僕等が持ってないキャスターの情報があれば教えて欲しいのですが…」
「情報に関しては同盟締結するかどうかを決めてからだね。それと、仕掛ける日時だけど…」
直下、仕掛ける日時
123:決まってない
456:明日の朝
789:明日の夜
4:明日の朝
「明日の朝の予定だったんだよね」
それはまた唐突な…。
「まあ、応相談ではあるが、あまり時間をかけるべきじゃあないと思ってね。で、聞きたいことはここまでかな?」
『…ランサー』
『あまり何でもかんでも従者に頼るもんじゃあありませんよ。ですが、まあ、これで妥当なところじゃあないでしょうか』
…確かに、穴はない、か。じゃあ、この条件で考えるとしよう。
「ええ、大丈夫です」
「では、改めて。同盟を組むかい?」
23:55から同盟を組むかどうか多数決、先に2票
組むか!
>>547-549 組む
「分かった、皆さんとご一緒します」
「それは良かった、では、互いによろしくやろう」
「…あ、…す、すまない、話に参加できなくって」
【アヴェンジャー、ライダーと対キャスター同盟を締結しました】
「ああ、それと、キャスターの情報共有だったね」
直下、どの程度の情報があるか
123:貴方と同じくらい
456:スキル1つ
789:スキル2つ
0:特殊判定
__
. /´ -―-`\ …‐- .,
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//ノ 八 - ー=彡イ/_ 八厂
.  ̄〕iト .,__ __,. |: :.|⌒ヽ
|:: :| {_入_ |: l:|:`¨´',
|:: :| |::{::::::::: |: l:|:::{:::::::',
|:: :| |::::ヽ::::::|: l:|::rく::::::}',
. jΛ| |::::::Λ::jΛ|ノ::::::::/:::',
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{Ξ}Ξノ::::_,/⌒ヽ:::ノ
…………<_∠∟∠___/ /¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
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123:おっと、そんなこんなで他陣営の襲撃だ!
456:キャスターはステータスしか知らないんだけどね
789:実はねえ、ちょっと不穏なんだよねえ
1:他陣営襲来!
直下、襲来陣営
123:狂
456:剣
789:獣
【生霊憑き】使用する場合は「使用」と記入(残り魔力宝具1回分)
使用
【再開】
77:自陣営に有利な特殊判定(残り魔力0)
,イ/!:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::li:::::l l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i、
/ /,イ:::::::::::::::::::::::!:::::::::::l !:::l |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
! /| /!::/l:::::::::::::::::::|i::::::::::l |:::! !:|!:::::ト:::::::::::::::::::::!::::::::::::::::|
j/:::レ'::::| l/:::::::::::ハ:::| !:::::::! !:| リヽ:::| !:::::::::::::::::ハ::::::::::::::::ヽ.
/::::::::::::::|/::::::::/|:l !:| l::::/ il 、 ヽj ヽ:::::::::::i !::::::::::::::::::i
!/|::::::::::::::!:::::::/ ,リ_l|__V__,. ヽ`ー──V!::::ノ_ lj::::::::::::::!:|
l/ l:::::::::::::| !:::/ '゙´>-テ=、‐ '゙´ティ ̄フ‐、V /`:! ヽ:::::::::|`
|::::::::::::l V ,.イ l_ノ;;;::l lー'゙;;::::! ヽ/::::::l 〉::::ハ!
VY⌒i:| ヽ l:::::::::ノ !::::::::ノ _ /:::::/ /:/ヽ.
{ !´ヽ! ` ̄ニ r‐、 ` ̄ ̄ /:::::/ /!ノ`! |
| l (| ハ ヽ\ l:::::::! !ヾ \/:::::/ /:ハ リ
ヽ、 ヽ!、 |::::::| /::::::i_/::!ノ /
`ヽ、 l 、 ,. !:::::l、 /::::::::::::::::::i /
ーi、 l:::::::ヽ.ノ::::::::::::::::::/‐'′
ヽ、 |::::::::::::::::::::::::::::::/
\ -‐‐-‐┼::::::::::::::::::::_/
`i 、 {::::::::::::::, イ
| \ ヽ::,.-'´ |
_,.-‐| ヽ. _,. '" ├-、
/ | ` ̄ | !
ノ i | | l `ヽ.
/ l | ゙ヽ! ヽ
123:動きを察知した逢魔配下ヤクザ&謎ユニット
456:紅派投入
789:セイバー&アーチャー
6:紅派
「残念だけど、私達もステータス以上の情報は知らないんだ」
「そうですか…」
まあ、だからこそ脅威でもあるの、かな。
仕方がない、なら一旦この話題は切り上げよう、そう思ったとき。
「…ぇ!?」
全身に、重りが乗ったような威圧感が、僕を襲った。僕だけじゃない、貴志や日吉も同じように何か、重圧を感じている。
見回す僕らに、その重圧の主が現れた。
、||川ハ ’/ ./ .ト 、/ /// / ∨ \
\`゙'<ノlヽ ヽ / } \////| /\
/ \ | ヽ\ ’ / / Y |/ \ 「始めまして、城戸家、ゾラ家、そして外来のお三方。私はカレルレン紅派、D-37654号」
/`゙'<| \ \ / ∧ /\ >"
./ / ’ Χ_\ / / Χ \ >レ//
、 / / / \ ヽ/ /. \ ,.ィ ///__
.∧`゙'ー-< _ / /`゙'<x、 / ,.ィソツ ,. イ圭x、
∧ ヽ、 レ、ヾll{ `゙'' fォr; 、 | /_,...;;x≦`ト寸圭x、
‘, \ \ `寸x;,、_ >仕ォ≦圭圭;;; _ Ⅶ圭l―
/\ ト ヽ/`Ⅶ|;;;;;;;;;;;;;;;;;::| ;;;;; \  ̄`゙'<l 「ああ、そう怯えなくても結構。キャスターの事をお話だったようですのでね」
. //∧\ \(\. Ⅶ;;;;;;;;;;;;:::::| ,.- 、 \ | \
//i ∨\ \ ’/Ⅵ/ |;;:/ __);;,, \ / _
//l ∨ \ ヽ\ | |:::ヽ、_,.ィ'"´ ,.ィ ||l ̄
/ | ヽ. \ ヽl\ |:::::::、___,.... -='''"´ _ l!
/∧ \//> 、__/寸::;;: ̄ ̄ ̄ ∨ `゙ヽ、
. //∧ \/川 | / X ∧ ;;;;;;;;;;;;;;;::''" ∨ /
////∧∧ \|l/ ‘, ‘, ∨ / 「我々も一つ、噛ませていただきたいと思いまして、それだけですよ」
\.///// ‘, / ト 、∧ l__/
\// ヽ、 / .| ∧ //
/ {" /| ∧;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//
| \ ../ :| |  ̄ ̄ ̄ :::/ /
其処に存在するだけで全ての動物は彼にひれ伏す。
それはカレルレン白派の動物も例外ではなく、人間すらもそのプレッシャーに圧倒されて逃げ腰になってしまう。
【戦闘前に判定を行い、成功した場合、相手の魔力使用量を2倍にする】
◆余裕の笑み
常に笑顔を浮かべている。
それは自身を守る為に行う威嚇ではなく、格の違いを示すもの。
自らを作りし者の偉大さを証明する為に彼は戦い続ける。
【フレーバースキル】
口元に笑みを浮かべたその怪物は、一切の悪意無く、僕らをその存在だけでねじ伏せていた。
僕に本能があるならそれは今叫んでいるだろう。コイツからは逃げろと、決して立ち向かうなと。
紳士的なその口ぶり、だが、全身に嫌な汗が噴き出る。口の中がからからに乾く。
姿は見えないが、ランサーもまた、警戒を隠せないようだった。
「…か、噛ませてほしいってのは?」
ようやく、貴志が口を開いた。ねじ伏せられながらも、その目には強い意志がある。彼女の肩に乗る烏も、なんとか奴のプレッシャーに抗おうとしているようだった。
「ええ、それがですね」
直下、自陣営に不利な特殊判定【不幸体質】-1
123:アヴェンジャー、調子に乗って戦闘開始
456:「急いだ方がいいのですよ」
789:プレッシャーを受け、三四郎、暴走
0:特殊判定
____ ヽ 川 { | | 川l /  ̄ ̄ ̄ レ <圭 _ .-‐|彡ン |;;;;;;;;;;;;ソ
< ̄/ / / /`゙''≦LL_|_:|_|ツメ/ ./ Ⅶl|/ \__ ヾ;;;;;;ソ
`゙''< ./ / / / / / / レ  ̄ ̄ ̄ / }圭>x、 ___.|圭x、 ゞ'′
`゙''</ / , ./ / ∨. ゙/ /`¨寸圭l |圭ミx、
ヽ′ l. ’ ’ ∨`゙''<{リ ,. イ u ;;;;xー - ,/圭圭ミx、
ヽ、 | | _∨ :ゞ';;;;;;;; <´ :| ,.ィ佳圭圭圭≧ー<
` ¨ ´  ̄/ __ ` ーへ圭圭圭圭圭lハ二二
/ ´__);;; u 寸圭圭圭圭圭ニニ
ヽ ,.ィ;;;;;ツ _ u 寸圭圭圭圭リiー
 ̄ ̄)....,.ィ"´,. ヘ::::ヽ、 寸圭圭圭圭l彡′
ヽ-ヽへl,./:::::::::入 ト,圭圭圭ll》彡
\/l ヽ ∨ 寸圭圭ハ彡
{ / } ∨ 寸圭∧ソ
/ / ;;;; ∨ Y ∧
y′ ,,;;;;; ∨ | /
123:止めないかドルカ
456:一つ、条件があるのですよ
789:われわれはつよいので
4:条件提示
「我々は、キャスターのスキル、宝具を全て把握、かつ、内部人員のステータスも把握しています」
「…ほんとかい?」
「ええ、それは確実に」
…嘘を言っているような目には見えないけど。
「それをこの場で教えるのも構いません。…ただし、一つ、条件があるのですよ」
「条件?」
「はい、その条件とは」
直下【高潔】+1
123:ピラミッド内のとあるアイテムを探してほしい
456:七日目まで待ってほしい
789:私も同行し、キャスターへの攻撃を行わさせてほしい
44:自陣営に不利な特殊判定
__ ,. -ェ ── 一 -
,. '´ィヾ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶.
/ヾ./ ,イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`丶.
l l/::::::::::::::::::>'ア>''ァ:::::::::::::::::::::::::::::ヽ.
/`ー´:::::::::/// _´丶 '´フ,.ィ::::::::::::::::::::::::',
/:::::::::::::::::/ ' /  ̄≧、 / l:::::::::::::::::::::::::::',
/::_::::::::::;ィ´ / /少, ∨. i/l:::::::l、::::::::::::::',
/´ュ ヾ::::l ` 、 `''´ / `z, l:::::::! i:::::::::::::::i
,イ 斤l l::/ `=一、、 , ヘ/ l:::::::::::::::i
,ハ 〈.< i' ヾ ヽ.ソ,rュ一 、!/i::::./
l::::∧ ,.ィ. `ヽ. >ソ i ///
_ ,.ィ::::::!/`ー ,イ ヽ. ゙/` ー ', /
_ > =ァソ l / ' ー  ̄ `ヽ ', ヾヽ/
_ ,.'´ `ヾ/ ' / l` 〉.ゝ /
r'´、 > 、 / ヽー.、 ´/ /
_ソ、 ヽ. `>、 l 、 l / /
, / ゝ.∧,. - ─ ュ .,_ヽ ト、ヽ、 ノ / _ '
.', .>'´ ´ / `丶 ` 'ヽゞ/ ,. ´
. ', / / `ヽ. `´ /
. ', / \ /
. ', / \
. ', `ア \ _
. ', / _,.ゝ'´ l
. ', /  ̄ __tっ-、
. ', __ _ _j __ -- = ── ─ ''´ ̄ ヘ _
. ',  ̄  ̄/ 二ュ.、 _
. ', l
. ', i ト 、
. i. l l \
23:33より直下【不幸体質】-1
123:貴方達の家族に危害を加えることです
456:止めないかドルカ
789:おっと、獣の乱入だ!
【生霊憑き】使用する場合は【使用】と記入。(残り魔力量0。使用すると可能連続使用回数+1に突入します。>>4 を参照)
1:ゾラ、城戸、強襲
「何、他でもない」
そう言うと、D-37654号は不敵に微笑む。
…? 笑ってる、つまりは変わらないはずなのに、今までの重圧が少し緩んだような気がする。
だが、次の一言は、そんな考えも吹き飛ばすほどの物で。
「貴方達の家族に危害を加えることですよ」
直後、城戸の家で何かが壊れた音がした。
「…ッ!?」
「申し訳ない、城戸貴志、貴女はここでこの私が叩き潰す」
「…! 何故だ、何故、こんな…!」
「全ては我が母の強さを示すため。無論、人質などは取りません。しかし、彼らを今すぐ助けに行こうというのなら」
ヽl :::: ├――‐≧x 、/ / ヽ \ / // ∨ ∨,. </ / ヾx、 /
、 ヽ:::::::::ヽ Ⅶ、 < / /\. ‘/</ ∨ ,.ィ'"ー‐/ /ミ三ミx、 川 /
へ \::::::)\ Ⅶ、 辻x、 /. ヽ、/_/ ヽ >'"// / ./`゙'<_>‐‐(
ミミ\ ¨ :|ー― '}≫;; 、_ ` ′、 / ,.ィiア゙ _,..イ_/ /
___.\ ! ム圭"´ 三ニ≠オxX ≧℡=≦圭′ / / ヽ
≧ー- L -‐《圭__ ミ㌢ ′| ヾミ;; }l㌢\//\ }
∧ 人 // / ,,;;;;(´ | ) ヽ` iく. / ` ー―――ァ 「このオレを、倒していってもらおうかッ!!!」
/ ∧ ヾ/_l,.ィ| ヽ、__ノ′ , \| \.′ /
. / ∧ Ⅶ圭㌢| ,, ∧,/ ̄/ /
. / ∧ Ⅶ/ .| {V三三三二ツ / l / /
/ ∧ Y | ;;;;;; ;;;;;;;, / / / >''" /
`゙'< / ∧ ヽ | / / / >''" /
`゙'< / ∧ ヽト 、 /_/ ./ >''" >''"
`゙'<x、 \>―――< / >''"
37654号が僕に一瞬目を向けた。
「無論、お前の家にも襲撃をかけた」
「…!」
「だが、急げ、今ならばまだ間に合うだろう。ドルカには時間差で攻撃するように言っているからな」
どういうことだ!? だが、考えてる暇はない!
「城戸さん! すまない!」
「ああ、構わない、急げ!」
背を向け、走り出す、でも、あまりにも僕の脚は遅い。間に合うか…?
最悪の光景が脳裏を過ったその時、背後から風のように何かが駆けてきた。
「掴まれ! 飛ばすぞ!」
「ライダー!」
「今は同盟相手、俺のマスターの指示だ!」
「ありがとう!」
ライダーの手を取り、風のように走る馬の背に乗る。なるべく人目を避けながらではあるけど、これなら、間に合う…!
「無事でいてくれ…!」
…驚いた、僕はまだ、こんなことを思えるのだと。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
全身に闘気を漲らせる37654号を前にして、貴志の隣に軍服のアヴェンジャーが現れる。
「マスター、この私に任せてもらおう」
「ああ、頼んだ、アヴェンジャー、でも、その前に」
貴志の目が37654号へ向けられる。
「37654号といったね。君は何故、こんな矛盾した行いを取る?」
「何のことだ」
「攻撃をするタイミングだよ、わざわざ宣言せずとも奇襲をかければよかったはずだ。事実、ゾラには伝える必要も無かった」
「ただの気紛れだ」
その表情は変わらず、しかし貴志はそれを嘘だと判断した。
「ならばもう一つ、この攻撃はカレルレンの意思かい?」
「…シーやヴォルフは関係ない。カレルレン紅派、正確には母様の意思だ。もし、何かあった場合、白派の責任は存在しない」
「…君は高潔なんだね、そして君の母は」
「母様を侮辱することは許さない。…母様にはもはやオレしかいない。母様が間違っているとしても、母様が狂っているとしても」
もはや人間でなくなったその顔を歪め生まれた笑みは、何か悲しみを感じさせるもので。
「オレは母様の復讐を代行する。それが、オレができる唯一だ」
「…悲しいな」
「何とでも言え、そしてすまないな、巻き込んで。殺してしまったならば、花くらいは手向けよう」
「殺されはしないよ。私はけして負けない。…頼んだ、アヴェンジャー」
軍服のアヴェンジャーが剣を抜く。全身を震わせ、37654号がその前に立ちふさがった。
【というわけで本日ここまで、次回はこの続きから。お疲れさまでした、明日はお休み】
【申し訳ない、今日もちょっと体調が優れぬ故お休み】
【再開】
【まずは讐VS37654から。アヴェンジャーのデータには作成者さんの修正を加えています】
【内容は例のごとく秘匿】
【1ターン目】
直下、アヴェンジャー判定
↓2、37654判定
【アヴェンジャー、有利獲得】
【2ターン目】
直下、アヴェンジャー判定
↓2、37654判定
【アヴェンジャー、有利獲得】
【3ターン目】
直下、アヴェンジャー判定
↓2、37654判定
【37654、出目が腐りすぎている】
【アヴェンジャーの勝利です!】
直下、37564の処遇。成功以上で捕獲、失敗で逃走
4:逃走
直下、ついでに城戸邸の様子は
123:ヤバいぞー
456:撃退、ただ、ちょっと色々壊れた
789:筋肉&人形無双
いや、主人公絡まないから関係ないはず
44:自陣営に不利な特殊判定
-― ―- .,_
>''"´ `` 、
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. / / | | Λ |
/イ Λ/::| Λ/::::::| | |
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| ||:::::::::::::|. /::::::::::::::::| | |
. / |ハ:::::::::::|/::::::::::::::::: | |\ \
/ノ } ー ヽ  ̄「「Π|ノ:.:| \
 ̄ | /八 u | : |: | \ \「 ̄
|Λ|: : |\ ´ ` /:| : |: ト __,>⌒
|: : |Λ >. ._ イ |.:.八 : : | :|
|: :ノ___ /: : /: :} |:/ \.| :|
/:::::::::::`Y'~´ / \-__
/二二つ:::::::j\ /| __ -ニニ\
ノ´ ― ミく:::::::/ニニ\ _./: |ニニニニニニニハ
〈 二二つ^:::: /ニニニニ/ /:|ニニニニニニニ}
} Y:::::::::::Y/ニニニニ/ /:.ノニニ/ニニニニ./
ノ 乂____ノニニニニニ{: { :{ニニ/ニニニニ /
.│{ ./ニニ|ニニニニニニニニニΛニニニ-/
.│ニニニノ二ニ|ニニニニニニニニ-/ニニニニ/
直下
123:ちょっと動き出すの早いですねえ
456:「背後がお留守だよ」
789:機械人形の暴走
【>>601 そういやそうでしたね、今回は絡んでないことにして無しとします】
4:ちょっと動きが鈍るよ!
今回は絡んでない事にするってそれはどうなん?
ゴネ得になりそうだけど
「…母、か」
立ち塞がる37654を前に、アヴェンジャーは眉根を寄せ。
「忌々しいものだな。血というものは」
「感傷に浸っている暇はないよ、宝具は」
「生憎だがまだ回復していない。だが」
セイバーに勝利したこともあるのだろう。どろりと濁ったその目に、狂奔にも似た光が満ちた。
その外見に見合わない、老成した声が響く。
「ああ、この程度、私の敵ではない」
凡庸な太刀筋、型に嵌り切った単純な一撃。しかし、それでもサーヴァントのそれは並の人間を凌駕する。
37654号の鱗に覆われた腕から、幾枚かの鱗片が剥ぎ落ちた。構うことなくアヴェンジャーは単純で定型的な攻撃を続ける。
だが、その様子に目を開いたのは貴志だった。
「…! あの男、サーヴァントとやりあえるのか!?」
「無論、オレは母様によって作り上げられた傑作、いわば、母様の理想だ。並のサーヴァント如き、恐れはせん」
「蜥蜴風情が良く言う。無能たる私に切り伏せられては、その母とやらも泣くだろうなあ」
どす黒い負の感情を、まるで狂ったように叩きつけるアヴェンジャー。その挑発に一瞬37654号は表情を変える。
「…母様を愚弄するな」
「ほお、ならば示して見せろ、お前の有能さを、出来ないのだろう? 憎むならその母親を憎むのだな、我が父への復讐のごとく!」
37654号の腕が、怒りと共に振られかけた刹那。城戸邸から再度爆音が響く。
その音を聞くと、37654号は唇を血のにじむほど噛みしめ、飛び上がった。
「勝負はここまでだ」
「逃げるのか? この私にひれ伏すのか?」
「何とでも言うがいい。ただ、オレの目的は達成した。…母様への侮蔑、いつか償ってもらおう」
そして、脇目もふらずその巨体が駆けていく。
「待て!」
追おうとする貴志を、アヴェンジャーが遮った。
「何の真似だ! アヴェンジャー」
「言うにや及ばない、アレは私に負けたのだ。…ハハ、やはりそうだ、私は優秀だったのだ、無能では、無能では、無能では、なかったのだ!」
どろりと濁るその目は、混濁の具合をさらに広げていく。
貴志はその目に、一切の言葉が通じないと悟ってしまった。
「ハハハ! 見たか! 父上! 私に全ての負債を負わせ死んだ悪魔め! この、この私が! 貴方を殺すのだ! 復讐するのだ!」
高く響くその笑い声。アヴェンジャーの目にはもう何も映っていない。貴志は静かに首を振ると、自らの邸宅へ駆けて行った。
直下、で、ゾラ邸は【メンバー多】+2
123:おっとアマタの危機だぞ
456:戦闘中
789:撃退完了
【>>608 前回も絡んでなかったときはナシにしましたしね。とりあえず以後、そうするってことで。99に関してはどんなときでも発生します】
【間違いがあるときは積極的にお願いしますね】
3:アマタの危機
やっと館に戻った僕が見たのは。
,. ,. - 、,.-‐‐-.、-,,.. -- :''''ニ_"ヽ、 ./ヽ/!_ _,.ィー'/_,.ィ
./.i ,/r'',ニ_-.=,,,--‐'' ..;;;:... `"''ヽ、ヽ / ∠ ) // ./
,/ i. ,/ ,, .!::i i.ノ;:;:: : : ; : .,,,;::::: __ _ ___'.y'i / Y´ 〈_// ∠.,__,.ィ
./ / ィ,, ,,.ヽ::~;:;:';'; : ,,,;:::''' ,,.t-r‐i-r-nm' !ゝ-'`ー'´ ゝ-'!/ // ,..,, >
../ / ,!, ,, ,, ` _,,,,....,..,,,.._rテT、iVヽ'.''.''.'ィ''’ / _ _ / .レ''"´/!_ノ / r―――ァ
/ ./ ,!' ,, ,, _,,.-i .i ハ' V ー'``:::::::::::;、i、!ヾ , .`ヽ! / / / ./ ___ .〈 ./ `j^!フ/
./ / ィ ,, ,,、くヽ、i .レ’;;;、--、マ/7:r,iヾ ., < / / ./ `ー=、〈 .} / / / ,.ィーァ
/ ,/ ソ ,, ,' ヽ`ヾ! ,(´ ヽ .ヽ:ヾ,! ,,.''.....'," '' / . / / ./ 〈 r'´ // レ' ,ィー'´,ィフ/
,/ '.i ,,' ',, ', `!.Vj ヽ ヽ、!、_'A',.,,.'"" ,, _,,. ,,.ノ ./ / ./ レ' レ' 〈 ,.ィア レ'/
./ !, ,,'、 ヽヽ'Yiヽ、 ` `)ri,,'' // ,./ ./ | . / t―---―――┐ ´ j ./
/ _ ,...、 .!! ,, , '' ..,,_ ヽヾY_i-,、-:''ヾノ、 ,, / i ,/.`ヽ / // / ,.r――‐''ア / 〈 .レ)`ー- ...,,,__ , 、
,.-、ヽ ,.1 ヽ ', ,, ',, , ::::-.._`ヽヾjrvvVYノ、 ,'7''ヽ、./! ヽ /ヽ、 / ∨ /´ `ヽ/ 〈`¨レ' / ノ! |_/ ヽ_,.ィーァ / / 〉
.! .i i ( !,-、 !', ,.ァ-、 ',, ,,::::::::::-.._` '''''"´.ノ ,, .iヽ、 !.ヽーイ .ノ .7 ノ Y´ < `ヽ / / ./ /
.i、 // /ミ /ヽ!-'/、 ! ,,' , ,, ::::::::::::::ヾー--'' !,,.. ヽ i.r' =i/ ,.. -' __ | / `Y_ \ | l ./ /
!、 ! .i ! _,,,.レ'ヾ ,、,i .! ,,', , .: .: :::: ::::::ゝ .ヽ、,,.`ヾ ミ / `ヽ `'''・ー'''"´`ーァ .レ' r'`ヽ \ .| |./ > / /
.i.ヾ.=V` ,:'ヾ ,.ノ !/ , , : : .i .! , ' ' ./ <_,.ィ=ニフ / ,/..,,__,.ィ!__ ノ ー゙ ゝ',/ / / /
! ー .! - , ./,, ,, ' ,,' , , , ,, , ! ! ,, '' ''..j く `/ ∠__,.ィァ /./ /⌒'''¨´ / / / ./
! ー '''_ / ,:', ' , , ,, ' ',. ',, , , .i .、 ー ‐ / } ', 〈`ゝ'' / / / / / ノ__/
.ト -- i,, ',' , , ' ,',' ,, '',,' ,, ',' ,'' , , !ー--‐ 、 .! = ( ..レ'i | } i"´ // ∠ -´ /^ヽ
!',, ´ .!' , ,, ,, ', '' , ,,' , ,' 、',. ヽッ _ ,! ,. .i .レ'' .|/ <〉 レ''´
/ ', !'',,', ,,','' ','' ,' '' '' , ', ,, '' ー、,.:'/ / ノ
./ , -'' ,/,, ,' ' ', ' , ' ',. , ''' ,'','",' ,ィ''´
「いや、マスター、本質は恐らくただの蜥蜴かなんかだ。何らかの術でこうしてるっぽいが…、俺は本職じゃないんでね」
パッと見は完全に恐竜だけど…、とりあえず、家はまだ防衛してるみたいだけど…。
と、その恐竜と戦っていたミルキィが、僕が帰ってきたことに気づいた。
「ッ! 何してんですか! アンタ!」
「いやいや! そんなこと言われても!」
「あー、もー! とにかくここは私たちが何とかしますから! 追いかけてください!」
…追いかける!? 何を。
「ここから五時の方角! アマタさんが何者かに連れ去られました! 動けるのは既にアンタだけです! 頼みましたよ!!!」
…アマタが、連れ去られた? そう聞いた瞬間、思わず叫んだ。
「ライダー!」
「了解、五時の方向だな。掴まっていろ。…飛ばすぞッ!!!」
ライダーが風のように進む。…僕が行って何になるわけでもない。でも、これはきっと僕が呼んだ不幸で。
あの女には、魔力礼装の借りがある。それにまだ、話を聞けていない。
『…、いやはや、偶然とはいえ、面白いものですね』
直下、追跡結果【ライダー】+2
123:見失う
456:【爬虫類】ユニットの妨害
789:追いついた!
5:爬虫類ユニットの妨害
/⌒ヽ/ \
/ / \
/ \ 「…追跡者か」
/ / ヽ
/ / lハ
/ / /__ イ l| l
/ /_. -∠ -ヽ.\ | | |
, ´ | /\\」 , |
| | {it| /\ノ
|/l l |  ̄ { / 「チッ、まさかあの襲撃からうまく逃れてくるとはな」
l /l l ! \ /
l/ r-―― ┴―‐i l _ /Y
l | | -`r┘ /
l | \j 、 /´ /
/´ ̄ ̄ ̄ /`ヽ |ー// 厂 〃 /
/ / \{ し'// 「…仕方がない、急ごしらえだが、第三波! 壁となれ!」
/ / \ /'
/ / \
血液を媒介とし、爬虫類を使役する魔術。家の得意とする魔術である。
彼の属する派閥は紅派と呼ばれ、他には哺乳類との絆で自身を強化する白派が存在する。
派閥の違いから、白派の扱う魔術は使用出来ない。もっとも彼は白派の論理を馬鹿にしているのだが。
【全ステータス4相当の【爬虫類】ユニットを使用可能】
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
全速力で突き進む僕とランサー、ライダー。ビル街をすり抜け、相手の姿が一瞬見えたその瞬間。
「うわっ!?」
前方に、おおよそこの国では見られないようなトカゲじみた生物が現れ、行く手を阻む。
普通なら、迂回を考えるかもしれない、でも。
「…こんなもんで、俺たちが止められるとでも」
「思っているのかァッ!!!」
直下、撃破判定。大成功以上で完全撃破、成功以上で撃破、失敗で妨害【サーヴァント二騎】+2
【追跡判定三回目までに追いつかない場合は逃げ切られるということにしますね】
3:妨害
…難なく撃破はしたけど。
「ほんの少しだが時間を取られちまいましたね…、これは少し大きいか」
「すまん、少々熱が入りすぎた」
…ライダーが少し倒すことに気を回しすぎたか。でも、まだ追いつけない距離じゃない!
直下、追跡結果【ライダー】+2 【妨害】-1
123:見失う
456:【爬虫類】ユニットの妨害
789:追いついた!
99:自陣営に不利な特殊判定
,ィ‐'"~ ̄``丶、
_/ンハル/Vヽ/ト\
フ.::::::::::::::::ハハ:ト、:l::::::::::ヽ
/ィ::::::::/|:/レ' ! ヾ_从:|:|:::::::', __,,..∠
-..,,_ /!::::N-‐''ヽ ..-- 、 1ki:::l. ,,..-''"~´
`ヽ、. !ハヘ:{ r'"~ , ル,}::' _/ /
' , ___.. Yt、 `__, ィリ|/ _,,..-‐''"/ /
ヽ `ヽ、 `‐ヘ `ー ' / l /.. / /
ヽ ',-‐''´~ / ヽ、__,/ |,,__/. / /
\_ .l、_,,..-‐" ̄゛''‐..,, | | /__..,,.-┴┴ 、 / ,,-''" ,,-''´
 ̄ヽ二二レ´ `.y'~´ ヽ/ ,,-‐''"/_,,..-‐''"´
ゝ,,__/ ヽ/ ',/ ,,イ / /
ヽ、{ _/´ } -イ´ .| l _,,..-''"
"'''-..,,__ .l _,'- / / | /´
~l.', ∧ / ./ .|/
ヽ\ _,.-'"/ ヽ、 ,〈 / l ./
. 'y' `''‐‐'" { .`''‐..,,____.,,-´ .} | /
. l _,,..-‐‐,-‐..,,_ ) _,,イ .| /
. | / / ヽ ./ / | ./
123:逃げられるし、獣出現
456:突如奇襲が来るぞ!
789:おっとライダーすっころんだー!
【【生霊憑き】の使用よく忘れますので、出目が1か不利特殊判定の時はいつでも使っていいですからね】
【生霊憑き】使用する場合は【使用】と記入。(残り魔力量0。使用すると可能連続使用回数+1に突入します。>>4 を参照)
【使用】
>>632 使用
77:自陣営に有利な特殊判定(可能連続使用回数+1)
__ヽ! __
,.ィ´::::::`:::::::::::::`ヽ、
,.イ /ィ,ヘハ::::::,ヘハヘVヽ.
/:::レ'!wヘハN:::::レvVヽ∧ハ
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' |::::::::::::::::::ハ::ハ!:::ト::ト、:::::::::::ト、
!ハ:::::|iV_' リ !ヽ! i_,.l_!|:::_ノ` /_
{fti´,イr゙メ‐' ーイチ ) !イr} ,イ ,/ ⌒)}
ヽ.j  ̄" i `゙´ /-'´ .///{ ∠/
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/ ミ} { r癶 トヘ `ミ くヽ
/ /{_, / ー=- r癶 | ^⌒ \\ }ノ
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/_,イ}彡イ 彡 } | { ⌒´ ー=ニ=-
{彡/⌒ヽ=三彡 ,,.. 彡´ ノ人ヽ ト、 r彡彡
/ミ ' /´ \三彡彡 彡 ´ '―' ` ミ _ヽ}_r彡彡彡
{{ \、ノ\三彡 ´ _彡^ミゝ、 ,イ ト、 r‐
‐=- ゝ_ノ乙 ,イ /} 辷i} \ { {_ノ} } )|
⌒ヽ√ 〈 {_ノ} ‐=イ / {i ミミ\ { レ'/⌒
,/彡/Y⌒r-、ミ{_ ,. -―‐辷}―‐- 、 彡} {ノ /、_
ヽ、 〃 / / | }-、 -=‐ {i ィ彡_/^Y⌒ゝ、
ー彳_/ イ }, ) }、_ノ乙 _辷ュ__ ,イ:| | |
-=- '⌒ヽ / / ) }ノ ̄ 丁´ ミ |:| { { r ヽ
,/三フ彡 / //,ノ-==ミ彡==- |( ( \
/三三{_彡 / 三三三三三三三ー { ヽ \ ヽ
{三三=ヽ __/ -三三三三三三三三ー`ヽ、 ヽ
ミミ\=三三>― ´ -三三三三三三三三三ー Y ー―
 ̄ ̄` ― ´ / -三三三三三三三三三‐ ニ }
直下
123:巻き込み事故
456:そんなときのお金だよ!
789:『…その行動に敬意を表そう』
2:おっと、獣とドルカぶつかったー!
【というわけで本日ここまで、次回、突如始まった獣戦から。おつかれさまでした】
【基本的に戦闘判定には【生霊憑き】の不利特殊発生しないことにしますね。戦闘後、ということで】
【申し訳ないけど本日お休みなのな】
【申し訳ない、本日もお休みなのな】
【久々に再開ねー】
【その前に】
◆ 生霊憑き
運を吸い取っている元凶。基本的には姿を現さず、余計な時に現れて、余計なことを言ってくる。
自称大魔術師だが、詳細は不明、そもそも生霊とは言うが実際に生きているのかすら不明。
一応その恩恵らしきものは受け取れないこともないが、デメリットが大きすぎる。
【魔力一回分を使用することで、自陣営に有利な特殊判定を出すことができる】
【この能力は、判定において1、あるいは自陣営に不利な特殊判定が発生したときに使用可能】
【この能力を使った場合、次回の特殊判定が確定で自陣営に不利な特殊判定に変化する】
【この能力を使った状態で、自陣営に不利な特殊判定が出た場合、効果は持ち越される】
【この能力は一日一回しか使用できない】
【【この能力は一日一回しか使用できない】 だったんで、本来もう使用できなかったんですね】
【ただ、>>1 も>>1 で、不利判定に変化するのは『次回の特殊判定』だったことをすっかり失念してたので今回はこのまま行きます。混乱させて申し訳ない】
ライダーの操る馬は、考えられないほどの速度で、それでいて一切の誤りなく街中を走っていく。
これは馬自体のポテンシャルもあるけど…。
「…まったく、アンタとは戦いたくないね。オレには霊基とかそういうのはよく分からんが、オレとは到底格が違う」
「ふ、俺などまだまだだ、俺が乗せたあの男に比べればな」
…この騎乗のセンス、ライダーの真名、気になるけど、今はそんな状況じゃない。
前を走る相手との距離は妨害のせいもあり、詰まりそうで詰まらない。
…このまま距離を保たれるのは、相手の土俵に入り込むことになる。それだけは避けておきたい。
僕が必死にライダーの背につかまりながら、内心そうやって冷や汗を垂らした時。
「Gaaaaaa!!!」
「!?」
突然、耳を裂くような絶叫が響き。妨害を行っていた相手の使い魔が、一瞬で血飛沫に変わった。
「何が」
いや、僕は分かってるはずだ。そしてその声は、前を走る相手の前に現れる。
.:.:./i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:/i:i:i:i/i:i:...... /
.:.:.,,"i:i:i:i:i:i:i:/i:i:/i:i:i:/i:i:i:i:i:i:/(__
.:.:./i:i:i:i:i:i彡'i:iィi〔⌒ ゙゙゙>i:i:i:i:i:/ i:i:i:i⌒
.:.:.:/i:i:i:i:i:彡⌒ ⌒>"´⌒^ミi:i:i≧=-
.:.:.:./i:i:i:i:i:i彡´ ノ.:i:i:i(⌒
.:.:.:.:/i:i:i:i:i:彡⌒ ⌒¨¨ア  ̄
.:.:.:.:.ィi〔i:i:i:i:i彡´ /i:i:i:i:i∠__
.:.:.:.:.:ィi〔i:i:i:i:i:彡⌒ ⌒ミ、i:i:i:i⌒
.:.:.:ィi〔i:i:i:i:i:i<⌒ ___ ,...,,,...,,, __ __ ,,rァ 〉i:i:i> ""
.:.:.:.ィi〔斗--<´__。o≦⌒ ¨¨¨ 笊斧⌒>⌒ // -=彡i:i< __
.:.:.ィi〔i´:i:i:。o≦苡莎´ 。o≦i:i:i:i:i=-- ゙゙⌒ /V/ ⌒ >--i:i:i:i≧=-
.:.:.:/i/ ィi〔i:i:ア ¨¨´ィi〔i:i:i:i:i:<⌒ "" /W/ ⌒ヾi:i:i<⌒
.:.:.:.:ノi:{ {_,ィi:〈{ ィi〔i:i:i::i:i:i<⌒ ,.ィi〔W/ 〉i:i:i:i:i>
.:.:.:.:ィi〔i:i:i⌒ア i:i:ィi〔i:i:i:i:i:i:⌒  ̄ ,. ィi〔Wvィ⌒ -=彡i:i:≪""
.:.:.:.:.:ィi〔i:i:i:i"i:i:i(,.斗 ⌒ ̄ ゙゙ _ 。o≦WVWイ⌒ ____ -- 、⌒i:i:i:i:i:iミ=-
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.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.└=≦⌒. ̄.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
そう、血を滴らせ、僕達に敵意を向けた。
「獣…!」
【モンスターとの戦闘を開始します】
直下、ライダー固有スキル使用判定【別に消費ナシ】+1【隠すような性格でもない】+1
123:1つ
456:2つ
789:3つ
3:一切スキル使ってくれなかったよ
【ランサー陣営】
【筋】:4
【耐】:3
【敏】:6
【魔】:2
【幸運】:3
◆ 対魔力:C
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆危険察知:C
【奇襲を受けた際の負傷判定時、スキルランク分の回避補正を得る】
【戦闘判定時、敵陣営が強制有利(一の位0)を出した場合でも、そのまま“0点”として扱い判定を行う】
◆ 騎乗:A+
乗り物を操る才能。
全ての乗り物を乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。
【騎乗時、【敏】にランク分÷2のプラス補正】
【騎乗時、撤退時の令呪使用数判定でランク分÷2のプラス補正】
【モンスター】
【スキルにより結果秘匿】
【1ターン目】
直下、ランサー
↓2、モンスター
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【モンスターのスキルにより結果秘匿】
【ランサー、有利獲得】
【2ターン目】
直下、ランサー
↓2、モンスター
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【モンスターのスキルにより結果秘匿】
【ランサーの【危険察知】により、強制有利発動失敗】
【ランサー、有利獲得】
【3ターン目】
直下、ランサー
↓2、モンスター
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【モンスターのスキルにより結果秘匿】
【均衡】
【4ターン目】
直下、ランサー
↓2、モンスター
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【モンスターのスキルにより結果秘匿】
【モンスター、有利獲得】
【5ターン目】
直下、ランサー
↓2、モンスター
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【モンスターのスキルにより結果秘匿】
【ランサー陣営の勝利です!】
直下、獣逃走判定、成功以上で逃走、失敗で消滅【人数差】-1
↓2、【???】判定、大成功以上で記憶保持
5:消滅
4:記憶保持できず
【というわけで少々早いのですが、本日ここまで。最近あまり長くいれなかったり来られなくって申し訳ない。お疲れさまでした】
【再開】
獣というものの怒りは非常に少ない。それは僕が生まれてから気づいた一つの真理だ。
ああいったものは餌を盗られようとも、棒で殴られようとも、そういったものを抱きにくいのだ。
ならば、僕達に見えるあの感情は何か。僕は推測する。それは敵意だ。怒りよりもはるかに原始的で、故に力強い。
そして、目の前の獣は。
「…!」
敵意に満ちていた。
「ライダー!」
「了解だ!」
ライダーが手綱を操り、馬を跳ね上げる。ひらりと躱された獣は、その敵意をアマタたちの方へ向ける。
見境なし、少なくともこれでアレがカレルレンの獣ではないってことは分かった。
とりあえず、誘拐犯は放置してもいいが、アマタを攫われるのは避けたい。遠目にもまだ意識は戻っていないようだし…。
「ランサー! アマタさんを!」
「ええ」
声を荒げることなく、ランサーは指示を言い切るより早く駆け、獣の一撃を防ぐ。
だが、受け止めるランサーの顔には苦渋が浮かび。僕の体にも気怠い感覚が残る。
「…お前か」
『はてさて、何のことかな? 私はねえ』
「黙ってろ」
…またこの悪霊が、僕の運を吸い取ったらしい。…今、それを追求する場じゃない。追求したって無駄だ。
獣の咢を受け止めるランサーに、ライダーが馬上から槍を振るう。獣はそれを避け、跳躍した。そのままビルの側面を伝うように、遠ざかる。逃げる気か…!
「ランサー!」
「…流石に届きませんなあ」
「ランサー! 俺の馬に乗れ!」
苦々し気に見つめるランサーにライダーが叫ぶ。ランサーも何かを察したのか、何も言わずその背に乗り。
「俺はコイツを操ることに専念する。お前がやれ、ランサー!」
「…ほほう、まるで騎士のようだ。…ああ、いい、それはたまらなくいいな。乗った!」
ライダーが馬の背に鞭を振るう。興奮した馬は、地面に蹄の後を付けるほど力強く走り。
そして、ついには獣を追うように、ビルの側面を駆けだした。
「…ハハハ、ハハハッ!!! 速い! コレは速いな! 相棒が槍兵というのもまた昔を思い出す。あの男を、我が親友を乗せて走ったあの日々を! やれるか! ランサー!」
「…ああ、オレもここまでされて昂らないはずもなし。この槍に、傭兵の誇りにかけて」
その速度はもはや獣ですらも逃げきれず。獣に表情があるならば、その顔を敵意に歪めていただろう。
だが、もはや逃げることもできず、確かにその一撃は、獣を、貫いた。
「依頼を果たすのみ」
「…ッ!!!」
絶叫、そう表現するしかない方向が響き、獣は壁面から地面に叩きつけられる。
そしてその姿が見えるか見えないか、といううちに。
「…消えた?」
姿は、粒子となって消えていた。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
…いまいち何があったか覚えてないんだけど。
「…チッ、この俺が」
いつの間にか、誘拐犯を捕まえることに成功したらしい。
そして、周囲に広がる戦闘の跡。…推測できるのは。
「獣、かな?」
「そのようですな。…オレも何かに槍を振るったような、そうでないような」
「俺も何だか妙にテンションが上がったような…」
…とりあえず、切り抜けたのは切り抜けたみたいだからいいとしよう。
アマタも何とか取り戻せたみたいだしね。…意識は戻ってないけど。…さて、じゃあ、あとは。
「コイツ、どうする?」
23:08から↓2、ドルカに行いたいこと
1:捕獲して連行
2:尋問
3:そのまま放置して帰る
4:自由安価
4.とりあえずアマタを連れて帰ろう。ランサーが両方担げるならドルカも気絶させて連行。その後、同盟陣営に連絡を取る。
>>669
…とりあえず。
「ランサー」
「はい」
「人間二人くらい抱えられる?」
「まあ、できないことはないでしょうな、ただし」
「料金?」
直下、一の位×10000÷2、0は0で換算
お金要るならライダーに頼むよ…
【基本的にランサーに頼みごとをするとお金を請求されます。また、一度お金を払った内容はもう一回頼んでも請求されません】
【現状、他者への貸し出しは無料で可能】
【普通にコミュるだけとか内容にもよりますが】
【で、面倒なので残金の半額以下の場合は自動的に払いますね】
>>671 一万円也。
「一万程でいかがか?」
「…むう」
…残金、16000。…そこで、いちまん。
「ライダーに頼むのは」
「ん? そうだな…、マスターから帰還するように言われている。城戸邸で良ければ向かうが?」
「…なるほど」
…ゾラ邸に戻ったほうがいい気はするが、…そういや城戸の方も気になるしなあ。
「オレとしてはどちらでも。マスターの意向に従いましょう」
23:26から直下、どうする
1:一万払ってランサーに頼む
2:ライダーに同行し、一旦城戸邸へ
1:残金6000えーん
…正直お金は使いたくない。…ここはライダーに。
/
.>:. :.  ̄ ̄ ̄ :. :.< ___
:. :. :. :. :. :. :. .. .. :. :. :. :. ∠_
:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. .. .. :. :. :/
:. :. /:. / /:. / ヽ : }\:. .. く
:. / /―//‐ ' V \:. :. \ _
/ .ィ==ミ、 ヽ ヽ:. :. :.ヽ
|:::::::::::/ _ \ V:. :. :. \
/):::==ミ ィ=ミ、 }:. :. ミー'
. ク _、 |:::::::/ /:. :. :l 『えー、ジンさん、気絶した女の子を連れてどうしてたんですかぁー? 不潔ー、フケツー!』
、) / \ =ミ:: /:: :. :. |
、 { マ 「「∨):. :. : |
: \ 、._ノ 「 、 フ/\|
: :/>: . . ___ . ィ :〉._ノ:/
: / /:/ / |: : : : : /: : : : : /
/ /:/ /: <: /: : : : : : : : /
_ノ:./ /: // : >―‐ ´
: ノ ノ/: //
頭の中へ妙にリアルな罵倒が流れ込んできた。
…いったん帰ろう。キルミーやミスティックあたりに何を言われるか分からない。
「…とりあえず、一旦彼女を家まで帰すよ。ランサー、料金」
「まいど、これからもよろしく」
「そうか、では、俺もマスターの元へ戻る。連絡は行うように言っておこう」
「ああ、頼むよ」
そう言うと、ライダーはまた馬に乗り駆け去っていく。…いや、今回は本当に助かった。
「じゃあ、ランサー、少し頼める?」
「ええ、ちゃんと料金はいただきましたからね。仕事はさせてもらいましょう」
【夜ターン、行動消費せずに連絡が行われます】
【昼行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1
0:【生霊憑き】発動
__
/:::::::::::: ̄`ヽ
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,. ' ´  ̄ ̄ ̄ ` ` ヽ// ``ヽ::::::::::::::::::\
/ / \ | \ \::::::::::::::::゙、
| / ノ\.ヽ | / \ ヽ::::::::::::::|
,. -―┴‐;;'´/. | ゙, l/ ヽ `、:::::::/
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l;;;;;;;: .:;;;;;;;;;;;;;;;;;/. .! ,' | / 〉 .//
!;.,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;// l_ノ;:/| /  ̄ ``y' ハ //
l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ノ::::::::::ヽ ハ___/::::ト、 .//
ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l/-、,,,_::::| |::::::::::::::::::::;' `'Y/
|ハ/V\ト、l _ `ヽ、___,イ::::::::::::::::::/ // >
ヾ三___/:::::/``'ー- 、,___/:::::::::::_/ ,//「|
\:::::::::::|:::::::::::::::::::::::::,:r‐ ''"´ ,.-'´ // .|.|
`!:::::::ヽ:::::::::::::::::::::ヾヽ-‐ '"´ヽヽ,// |.|
「::::::::::::\:::::::::::::::::::ヽ. //\ |.|
/-ミ/‐ァ:::入::::::::::::::::::::ヽ. // ヽ\!.!
∠_ | // .\::::::::::::::::::ヽ. // `ー′
〈. ヽレ'ノ \::::::::::::::::::゙,//
`` '' ´ _):::::::::::::/〉
/ ヽ ヽ;:::://
l />.` /
` 'ー‐ '' ´
123:「やあ、錬金術を主とし、ギルド的性格を持つゾラ家の戦闘員、剛腕の義手を持つ、ジン・A・ゾラ、だね?」
456:『…、あー、これはちょっと』
789:狙撃!
1:遭遇しちまったよ
そして、歩き出した僕たちの前に。
xzzzzzzx`ヽ>
`ヽz==彡洲州州州州≧州―x、
`フ洲州州州州州州マ州州州ヘヽ 「やあやあ、初めまして、空は晴れ、鳥は歌い、風は清々しい。殺すにはとってもいい日だ」
ィ彡州州州州マ州州マ州州从州ム从
xイレ州州州|i! マ州|i!V 〉く从州州州∧
イ㌢´イ从州州',\ママル ´イ'斧圦 州州州
.从7从州V/斧i `` ヒソ/リ州州从
イレ |i V从从. ヒソ | ~ ´从州乂乂
V | V从从 , ――r ´ / ADノゞ 「錬金術を主とし、ギルド的性格を持つゾラ家の戦闘員、剛腕の義手を持つ、ジン・A・ゾラ、だね?」
! / ノ'|ヘ V::::::::::! x-イ´
', ヘ, V:::::::ノ イ 不ヽ
>x `~~´ イ´_|__
__ 」ィ三 ̄ ̄ ,x―片`ヽ
V ヽ,/ _-=三フ三三/三/\
トi i! |三三三/三三V三三三ヽ 「僕の名前は肆王原巡、好きなものは甘いものと女の子と肆姫の四家を跡形もなく滅ぼす事さ!」
_彡V| i! |三三/三三V三三三三,ヽ __
,-=≦三三三\_i!/三/三三三/三三三三三>イ´ ヽ
|ヘ三三三三三ゝイ三三三三三三ム三三三/ ヘ 副 __ヽ
|∧三三三三三三三三三三三三三>三V /ッ/ イ:.:.:.:./
f彡V∧三三三/γヽ三三三三三三三三三/ ./ッ//三三K' 「ああ、最初の二つは冗談で、本音は最後だけだけどね! じゃあ、覚悟して、痛くするからさ!」
j三三∧三三三/ゝイ三三三三三三三//./  ̄/三三三三弋
イ三三.∨三三三三三三三三三三三/ \ く三三三三三三
_/三三三三!三三三三三三三三三三/ \_/:.:.:.>三三三三三三
…肆王原巡!? あの、四家を潰そうと画策してるっていう!? 何で僕達を!?
「ああ、何で僕達を、って思ってるのかな? まあ、そうだね、他の三家はある意味放っておいても勝手に潰れる毒をそれぞれ飲んでるみたいなもんだからさ!」
「毒…?」
「うん、マツミ・カレルレンが仕込んだものとか、勝手に発生したものとか、ま、お似合いだよね、クソッタレの四家にはさ。で、その中で唯一仲良ししてるから」
男はごく自然に、その手に巨大な螺子を握った。その螺子は到底本来の目的に使うものには見えない。
「早めに潰すんだよ」
「そ、そんな、ちょっと」
「待たない、話さない、関わる気もない。早く、早く、早く、僕はこの復讐を果たすためだけに生きて来た。僕のために死んでおくれよ」
…だめだ、話は通じない。出会ったものを殺す狼みたいな相手じゃないか!?
逃げる…? 無理だ、ああ、クソっ! 来るっ!
直下、肆王原の方法
123:↓+「邪魔なサーヴァントは殺しといてよ、バーサーカー」
456:【参なる憎悪「ゼロポイント」】
789:普通に戦闘
来たな…99…
あ、ごめん。連取になっちまった。下でお願いします
【再開】
半分パニックになりかけた僕の前にランサーが立ち塞がる。
「マスター、オレがいることをお忘れで?」
「忘れてはいないけど、アイツがサーヴァントを伴っている可能性は…!」
「いえ、それはないでしょう。それならば早くに出し、力を誇示する。奇襲に関しても現状、アサシンは存在せず獣は消えた。加えて人間程度の奇襲ならオレに任せればよいこと」
そう言いながら、ランサーは肆王原の螺子を弾き飛ばす。
「…やってくれるねえ」
「感情に突き動かされて動くなど三流がいいとこだ。…マスター、彼女を連れて逃げろ」
…! そうだ、アマタが! ランサーの指す先には横たわったアマタと、誘拐犯の姿。
このまま放置していれば、相手の攻撃にさらされる可能性は高い…。
「でも、ランサーは」
「…心配していただき有り難い事ですが、オレは給料分の仕事はせにゃならんのです」
そう言ってランサーは槍を高く上げる。その穂先が煌めいた。
「それに、まあ、こういうのも悪くないですしな。カッコよくって」
23:10から↓2、どうするか
1:そのまま待機してランサー戦の補助(戦闘が通常戦闘になるが、アマタに危機の及ぶ可能性あり)
2:ランサーに任せ、アマタを連れ逃走(アマタに危機は及ばないが、簡易戦闘の為僅かに敗北の目がある)
2で
>>692
…その横顔が、妙にカッコよく見えた。…その分、僕の特性的に不安もあるけど。
「分かった、任せる、ランサー、無事に帰って来い」
「それが依頼とあれば」
ランサーを背に、アマタを担ぐ。
…流石に、こっちの男を担ぐ余裕はない。放置し、出来る限り全力で走りだした。
背後で激しい打撃音が響く。…数日だけど、ランサーの義理堅さはよく分かってる。
だからこそ、…僕の不幸に巻き込まれたからこそ。
「負けるなよ、ランサー」
直下、ランサー戦闘結果。成功以上で勝利、失敗で敗北【サーヴァント】+5【魔力不足】-1
【何で十分の一を引くかなあ…】
1:敗北
直下、敗北の代償。成功以上で重傷、失敗で令呪一画、最低値でがめおべら【サーヴァント】+2
9:重傷負って帰ってきましたよ
…何とか帰り着いた、ゾラ邸は、侵入者を撃退し終えた、…というよりは、術者が敗北したことで統率力を失った爬虫類共の駆除でてんやわんやだった。
アマタをとりあえず寝かせ、そして。
「…ランサー」
「申し訳ない、少し、ヘマを打った」
僕の少し後に戻って来たランサーは、笑ってこそいるものの、その全身に螺子を撃ちこまれ、完全に霊基が弱り切っている。
「…いやはや、あのあとにバーサーカーが来ましてね。…なかなかのじゃじゃ馬だ」
「…無理をしないで、霊体化しておいてくれ」
「はは、申し訳ない、このザマで…」
ニヤリと笑い、ランサーはその姿を消した。
…僕のせいだ、ああ、やっぱり、僕は何をしてもダメだ。
僕がやることは、全て、全て、全て、裏目に出る。ああ、何も考えない方がいい、何もしない方がいい、もう、疲れた…。
【ランサーが【重傷】を負いました】
【他陣営の行動描写を終了します】
直下、この事件を通して貴方への評価【ランサー重傷】-1【一応救出】+1
123:やっぱり駄目だね
456:変動なし
789:少し見直した
↓2、家の状況。成功以上で何も無し、失敗でまたちょっとアイテム作成その他遅れる感じ
5:±0
3:アイテム作成に-入りまーす
…目が覚めた。天井がある。
陰鬱な気分で体を持ち上げる。…そういえば、城戸の方から連絡が入ってくるはずだ。
「ジンさーん、連絡みたいですよー」
そう言いながらミルキィが全力で子機を顔面目がけ投げつけてきた。
…ツッコむ気も起きない。
「もしもし」
『もしもし、貴志だよ。すまないね。使い魔を飛ばそうとも思ったのだけど、こっちも襲撃で少々被害を受けてしまった』
「ええ、此方もバタバタしていましたから。…それで、そちらは」
『ああ、私の方なんだが…』
直下、城戸邸被害状況
123:負傷者多数
456:ちょっと壊れた
789:既に復旧済み
7:復旧済み
『こちらは既に復旧がすんだ、父さんや伯父さんたちも無事…、というか二人が大体の襲撃者を片付けてくれてたみたいだね』
「そう、ですか…」
…僕とは大違いだ。
『うん、それで、だ。キャスター襲撃の件なんだけど…』
「…すいません、それなんですが」
『うん?』
…あの後の事情を貴志に語る。
『…成程、そういうことか』
「はい、ですから、明日の朝は正直厳しいところがあります」
『…うーん、それでは確かになあ』
直下、貴志返答判定
123:『なら、私達だけで行こう』
456:『では、2日後の朝、でどうだろうか』
789:『では、次の夜でどうだろう』
8:次の夜でどう?
『では、次の夜でどうだろうか』
…次の夜、確かにそこまで待てば、ランサーのダメージは癒えるだろう。
「分かりました、それで問題ありません」
…そういや、頭が全く回ってなかったけど、よくこの状況で襲撃をかけてこなかったな。
「あの、疑問なんですが」
『何だい』
「何で、僕達が弱ってるのに、ライダーと組んで襲撃をかけなかったんですか?」
『…君、存外正直者だね』
嘘を吐いてもすぐばれるからな。…どっちにしろいい方には転ばないし。なら、必要な嘘以外は吐かない方がいいだろう。
『その正直に免じて話してあげよう。そうだね、まず、君たちを下手に刺激してキャスターに付かれるのは困る。戦闘は不可能だが情報を流されるなどしてね』
「…まあ、確かに」
『次に、ちょっとアヴェンジャーが不安定すぎる。これ以上不確定な要素は避けたい』
成程な、分からなくもない理由だ。
『そして、もう一つ。…『攻撃したとして、君に負けるのは分かっていた』』
「…は?」
どういうことだ? 僕の困惑に答えることなく。
『それだけだよ、それじゃあね』
通話は一方的に切られた。
直下、獣報告会結果【消滅したものね】-2
123:収穫ナス
456:少し
789:たくさん
3:収穫無し
【終原との獣情報共有が、獣消滅の為停止します】
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
【アマタはこのターンコミュランダム】
4:休息
…とりあえず、今は寝ておこう。ランサーの為にも、アマタの為にも、家の為にも、魔力を、回復させておかなくちゃ。
…それが上手く行くとは思えないのだけど。
意識はすぐに、闇へ落ちて…。
『…眠れ、眠れ、…ふむ、いささか悪い気がしてきましたね』
【夜行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1
8:他陣営の敵対交流
直下、↓2、交流陣営
1:槍
2:讐
3:騎
45:魔
6:弓
7:剣
89:狂
6、4:アーチャーVSキャスター
【性懲りもないなお前。というわけで本日ここまで、お疲れさまでした。明日はお休み】
【申し訳ない、今日もお休みデース】
【ちょっとだけ再開】
【流石に連続で勝ち目のない相手に挑むのもあれなので】
直下、状況
123:そのアレだよ
456:マスターどうしの交流だよ
789:いつもの爆破戦術だよ
9:爆破戦術! (効くかどうかは定かではない)
夜も更け、山野に潜む一つの影。
『…では、いつもの方法だな? …儂はここ最近、お前が魔術師だということを忘れるよ』
「戦うからには勝たねばならん。その為には方法は選ばない」
『…ふむ、ならば何故、前回あの家に襲撃をかけたとき、あの家の男を人質に取らなんだ』
「それは卑劣漢のすることだ。陽動、攪乱は戦術であるが、誘拐、拷問は俺の目指す強さではない」
清々しいまでに言い切った蓮に、霊体となったアーチャーはしばし黙り込み。
『…そうか、矛盾しているようではあるが、道理で儂なんぞを呼び寄せたものよ』
「ああ、俺としてもお前と組めたことは感謝している」
言いながら、蓮はその手にもった装置を握り。
「では、開始する」
直下、爆撃範囲
123:本邸
456:内部
789:警察の皆さん
7:警察の皆さん
その瞬間、キャスター陣地の周囲が。
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リ、 l l |.l
}ヽ. i、.! . l ! l
! ヽ.|゙i} .l│ !
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! ″ .l ,!|
_ィ'⌒゙''ー-、,,_ l l,! .l
_,,. r‐'''"~  ̄`''ヽ、,│ ″ .!
:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:. :. :. :. :. :. :. : :、 ! l ..: . ... ...
:.:.::::::.:.:.::.:.:.:.::.:.:.:. :. _,,.ィ~゙lヽ, 、 .! ! .!l ..: . ..
´~ ̄~~"^´ ̄~゙^´ _,,,.l,.\ 'ト、 .l l l .l _,,. -ー'''
.... . .. :... -─-= 二、..,,_l. ..ヽ l'、 .l l ! !.. -='、'゙´:.::.:.:.:.:.:.:..:.:
... ... l、 l. ヽ l.ヽ| ネ .!./| ~`"゙''ー- 、
. :;:;'r-=´へ .. ... .. .゙ぐ、, .ヽ .゙'レ'l| |" l
/ / '::... `:.\、 ヽ \ ヽ ゛ l .、. .. .. ..: . .
.::"/::..`._ ;'".へ'´`yヽ√´ヽ \ ヽ / /lゝ . : .:,ハ. .. .. .. : :
"`''''''ー――-´--------ヽ \'、 .. /⌒i |./ l ,iリ,フ;:,'ゝ------‐―
. : ..: .:. 、,、w..:、,、、,、wヽ, .\、_,,..、 .| / ,..-、 ″ ! ,i'゙/ フ.:;ilゞ,ハ.:.....:.,ヘ..::::
,、,、,、wリ゙W゛jリwj从リj"W゙リwリ゙W\ .゙ l l | /´ l,、_ノ , l゙./ ./ヘ;;ハバゝ;>.:,ハ';'ヽ、
从;: `:、リ゙W゛jリw''、`'.、,:`:,,‐'゛\ヽ, | i' '´_,,、 ド !ノハil;:ヽゝ ノハil;:ヽゝ
`wリ゙W゛jリwj从リj`'.、-='´ _,ywj\' !、 .| し''´ 」 ! ,, ノノ ノ'ノ,'ハハゝ
.wj从リj`'.、 ,:,-‐'゛,,vw-‐W゛w从 Wヾ'!l| ,,.-''´ . l .,/ !ハ';'ヽ..::...,ヘ、ハ.:;>
 ̄~^ ̄^ ̄ ̄~`^゙'、,゛jリw :;.:".:;.:'、,,,_ `'、| .| ,、 r‐'l .r、、'" ^フヽハil;:ヽハ,ハ';'ヽ、
'' ゚ ;~ ,; ww:,、v、从リjw`'-,`"".l、_ノ i ゙l.| ゙l / l゙ ,i′ハl; ノハil;:ヽゝフ
`゙''、::wj,、,、,、从リj`'-、 │ ゙l | |/ l゙ /l;:.'ilハil;: ノ'ノ,'ハハ,ゝ
~' ',; ''"' 、,,'.、゛jリwj__ミッ ゙l,,ノ '"│ / ,,,,,ニ=-ハl;:.'ilゞヾベ .:;
~ ``'‐;.:".:;.:'"゙:`'''ー┐ .___´ .l゙ l゙__z-⊥';'ヽ、 .:;>ヘ:..::ハ::
~' ' ``リ゙ jリwj从jr、'^ シハノシ;:,';:, ノノハハl;:.'ilゞヾノvノ;:,l'
~ '゚ ; ~' ',;'' `゙''、:w从jリ 彡ハハノ;;:, フノ;:,'ハノハハレ;;:ノノハハ
~' ',;'' `゙'':::..wj 彡ヾ;:ノハハレ;:,.'ilヾ ノノハハノノ;:'ヘ;;ハハ
「アレに関しては独学だがな。俺の専門は肉弾戦だ」
『…事実ではある、事実ではあるがな』
「これで周囲をカバーしていた人員は減ったはずだ。少なくとも一日は指揮体型が混乱するだろう」
『うむ、しかし、儂では到底あのキャスターには勝てんぞ』
「ああ、そうだな」
直下、蓮、策あるの?【流石に戦力差】+1
123:そのままツッコむよ
456:他陣営の襲撃に便乗するよ
789:襲撃しそうな他陣営と協力するよ
6:他陣営の襲撃に便乗
「だが、この一撃で他陣営も襲撃が容易になるだろう」
『…死肉を漁る、と?』
「馬鹿な。俺たちが御膳立てしたのだ。食うのも俺たちに決まっている」
言いつつ蓮は拳を握りしめた。
「次は不覚を取らん。俺の強さを知るためにも」
『…ふむ、この罪深き老いぼれ、出来る限りは協力するとしよう』
血のにじむほど強く握りしめられた拳をそのままに、蓮の姿は夜闇へ消えた。
【明日の夜ターンまで、キャスター周囲の妨害判定が消滅します】
【明日の襲撃にアーチャーが乱入します】
【夜行動を終了します】
直下、謎のユニット遭遇判定。成功以上で遭遇
↓2、【“魍魎”九代目統領】判定。成功以上で出現せず。
3:遭遇せず
2:出現
直下、情報抜かれる陣営。成功以上で城戸、失敗で終原
↓2、抜かれたレベル
123:現状+同盟の気配
456:現状
789:暴走してただけ
0:特殊判定
∨ゞヽ i ( (r 〃 = = ミ、 ミ )ソ ソノソン≦
Ⅵミミニヾ<( 〃= ニミ Yj j_ノー彡三Ⅳ
. Ⅵニニ! `<(_ ( Y jJ' | 三 Ⅳ
. Ⅵ三i! Y((_)ソ'´ {三 Ⅳ
Ⅵ三! ヾ、....;:;:;:;:;:;:;:...,ソ }三Ⅳ
Y三| ___,,ノ;:;ハ、:;し、____ |三 j
トミi| _ ィニ・ヾ:;ニ:;:;ニV ・ニャ !彡リ
{ (ir! ‐''" :;:;:;:;:;:; `"¨ |) ! l
∨Ⅵ ⌒ i_ノ '
ゝ ¨' 'ー' ムノ
`フヘ z三ミ、 从ヘ
Ⅳi∧ ' ー‐' イj从リ
| i lⅥ\ ヽ= ' イ x≦ハ
乂i 从 丶 /イ三ニ∧
!ハr∧ ` __...イ三三三三∧__
|iニ, r≦三三三三>≦三三≧x _
|i三l !三三三≧=≦三三三三三三二
>ニ! `|三≧<三三三三三三三三三三二
123:え、なんでゾラの爆弾情報だけこうも事細かに漏れるの?
456:警察官がさらに導入される事態に
789:おっと猛丸くんファインプレー(ただし死ぬかも)
4:警察官総導入
【というわけで少々短いのですが、本日ここまで、お疲れさまでした】
【ちょっとリアルが緩やかになってきたので、今後はいつも通りくらいの頻度でできると思います】
【遅くなったけど再開】
ピラミッドの中、一人自室で筆をしたためる逢魔の耳に控えめなノックの音が。
軽く入室を促し、逢魔は入って来た景陽へ向き直る。景陽は折り目正しく敬礼をし、周囲を伺うように声を篭らせる。
「…源景陽、ここに。…お願いと聞きましたが、一体何でしょうか」
「よく来てくれましたね、景陽さん。沙姫も元気にやっているようで何よりです」
「…ええ、少々塞ぎこんでおられますが、この閉塞的な環境、無理もないことでしょう。しかし、本官がおります故」
「いつも迷惑をかけますね。…さて、お願いというのは他でもありません」
どこか陰惨な喜びを口の端に滲ませ、逢魔は口を開く。
.  ̄ ̄ ̄ ミx、
. /_ -――‐- _:.:'.:.:.:.:,:.:.:.\
/三二二ニ==ニ二二三'.:.:.'.、:.:.:.:.ヽ
〈./三二二ニニ==ニ二二三'.:.:.:.'.\:.:.:.:'.
「警官を導入し、近隣を騒がす不逞の輩を取り締まっていただきたいのです」 . /三二二ニニ==ニニ二二三'.:.:.:.:'.:.:.i:.:.:.:.:
. / イ:.:l:.:.:.:.:.:.::..::.:.:.:.:.:.` 、_'.:.:.:.'.:. i:.:.:.:.:.
/ /:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:i|:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:'.:.:.:.i:: |:.:.:.:.:.:
∨:.:.:.:.:.:.i|:.:.:.:.:: :i|:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.|:.:.:|:. |:.:.:.:.:..'.
i:.:.:|:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:i|:.:.:.::.:.:.:|:.:.:.:___|:.:.:|:.:j:.:.:.:.:.: i
|:.:八:.:|乂.ノ ヽ.ノ .7.:.:.:.lノ|:.:.:|:.:.:.:.:.::..:.:|
从:.. .i|:.l. /.:.:.:/ : |.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:..|
\i|:.ム. 、 , /:.:.:./ /: :.::|:.:.:.:.:.:.:.:.:|
/:.:.:.\ イ i:.:.:.:八:.:.:.:.:.:.:.:|
. ,:.:.:.:.:.:.:.:≧o。 イ j:.:.:/:.:.:.≧ト、. .|
「…正確に言えば、特定の人物を、法の名の下に抹殺していただきたい」 i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. l. /:.:/:._ イi|:.:: :|、
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:イノ /:.:/イ ,.ィf7777\
|:.:..:.:.:.:.:.:./ /.イ /ニニニニニニニ∨
|:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ_ イ. /ニニニニニニニニニ ∨
「…本官は、終原の為にこの身命を捧げる気ではおりますが、貴女一人の個人的な欲望を満たすためにそのようなことは」
景陽の困惑したような声に、逢魔は何を言うかと笑う。しかし、その目に笑みはない。むしろ、壮絶なまでの欲望が滾って。
だが、逢魔は頭を振り、その目から欲望の色を弱めた。
「ふふ、勘違いです、景陽さん。現在は聖杯戦争。私個人の趣味を優先する必要がありますか? それに、そういう事がやりたいのであれば、もっと良い方法があります」
「…! これは失礼を。…しかし、で、あれば何の理由が」
「先程、外で発生した爆発、そして、これはキャスターの使い魔によるものですが、近頃肆姫を徘徊する暴走族の動きに明らかな戦争との同期が見られます」
それだけで何かを察したような景陽に頷き、逢魔は続ける。
「加えて、近頃、組の下部に不穏な動き。…人ではなく、英霊ではない何かが出入りし、武器や諸々を動かしている、さらには市井の殺人に関わっている、という話が」
「…それは確かですか? 事実であれば許せぬ蛮行」
「私が接触した、と証言する組員、…今はもうすでに組員ではありませんが、へ直々にお話させていただきましたが、事実のようです。彼の命に懸けて誓ってくれました」
「…そうですか、裏切った人間もいる、と」
「ええ、自覚はなかったようですが私達を裏切るなんて、何て非道いことでしょう。…もっとも、今は既に組から離れ、幸せに眠っているでしょうが」
逢魔の言葉の端々に含まれる悪意を、敢えて無視しながら景陽は続ける。
_____
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イ,'::::::::::::,::,::ii:i、::'::::',::__ヾi:i:::::::,::::,:::::',::ハ
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ハ::/i::::,:.::::',´,弋x,,,圦::',::ャ:i:イ|`i!::,:::;,i!|'::,::::':i!
i!/ i::::,::,:::,i:::i,竑オゝ.ヽiiヽjV;i i!::ii:::i!/',/ヽ!'
' ヽi'ヾ.,ヾ,弋ヽ、´ヽiハ',i! `i i!::ル'´:ヽ、 「加えて、人とも英霊ともつかない何かがこの街の暗部を動いている」
' ヽミ;ヽiヽ、ヽ.ム ヽ! .i!.i!,| /゙i ; ,ヽ,
ハ ` ヽ、`'′;.. .; ::::i/' /,' ,`弋
\ ,| .;:.:::::',::::, ::i! /::',ヽi
iぐi!\_i! ::', :::,::::,::::'゙/_i /
i 从 i! ::::::::::::::::::::/. :`ァー<______
!. :i!\ハ _,x≦三ミ、/.:.:.:.,.:.:'.,.:.:''.:.:.:.:.:.:.____`ヽ、
,>'i.:.:.i!.:.:.ヾァ'゙.:x≦三二ヽ.:.:.:.::,.:'.:.:.:.:.:,>'゙´.:.:.:.: ̄ハ 「それを排除すべく、本官の、…司法の力を利用せよ、と」
,≠'゙.:.:.:.:ヽ.:i!..:.:.: Y /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ.:.:,.:.:.:.:.:.::〃.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ム
,≠'゙.:.:.:.:.:.:.:.:.:\α/.:.:.:.├|i!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\.:〃;;;:'゙´ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.j}
,._,≠'゛.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ'.:.:.:.:.:. ├|i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.x≦乂 '゙´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:j}
./.:i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ 'i,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:;:.:\.,__.:.:,; ; ; ; ;::;.:.:.:.j}
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.:.:.:.i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//.:.:.:.:.:..\.:..:.: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;.:;.:,.::.:; ;.ヽ, 「了解しました。全ては終原と正しき秩序の為に。次の夜までには結果を見せましょう」
.:.:.:.:i.:.:.:.:.:._____.:.:.:.:.:.:.:.:.:i i.:.:.:.:,..:,.:.:;.:ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',.:.:;; ;.:.:./
.:.:.:.:',.:.:.:.:.:.i:.:.: 弋彡'.:.:.:.i.:.:_.:_:,:,:..: 斗.:'゙´.:.:.:.:,'.:.:.,;\.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.:; ;;.: /
景陽の言葉に逢魔は満足げに頷き。
「ええ、幸い、キャスターの宝具は完成間近。周囲の警護はそこまで必要としないでしょう。全ては終原の…、私の愛する家族の為に」
その唇を紅い舌がなぞる。
「家族の為ならば、この街の四肢をもぎ、地獄へ蹴落とす歓び(かくご)を」
【次夜ターンに、【魍魎】壊滅判定、謎ユニット捕縛判定を行います】
【次夜ターン終了まで、警察ユニットの関与が一切停止します】
【六日目】
…朝、か。
「ランサー、調子はどう?」
『…まだ万全とは言えませんな。もう少し、休息をいただきたい』
「分かった」
…さて、どうするか。無理に働かせる必要はないけれども
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
【アマタはこのターンコミュランダム】
4:休息
…まだ、もう少し回復しておこう。
『…申し訳ない。しかし、マスターの魔力の経路、これは』
「悪霊だよ、生霊らしいけど」
信じてくれなくてもいいけどね。
【朝行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1
5:他陣営の描写
直下、描写陣営
12:魔
3:弓
45:剣
6:騎
78:讐
9:狂
4:剣
直下、勝手に行動した37564はどうなった
123:蟄居
456:お説教
789:お咎めなし
↓2、そういやドルカあの後どうなったのよ。成功以上でまだ帰ってきてないぞ。失敗でおめおめと帰って来たぞ
9:お咎めなし
4:おめおめ
カレルレン邸に半ば怒号に近い声が響く。
「ちょっと! シー!」
「んあー、何さ」
「何でハルトとドルカを許したの!」
シーの胸ぐらへ今にも掴みかからんばかりに詰め寄るヴォルフ。
犬歯を剥き出し、怒りに満ちたその表情にも、シーは柳に風で。
「一つ、アレはマツミの婆さんの命令だった、一つ、結果として城戸、ゾラ、外来一つのキャスター襲撃計画を知ることができた」
「だとしても! 勝手に動き回るような連中を!」
「…これまでも、ドルカはまあ、置いておいて、D-37654はしっかりと情報届けてくれたしねえ」
ヴォルフはその答えに苛立ちを隠せないのか、荒々しく地面を踏みしめる。
「やっぱり紅は滅びるべきだよ! シー!」
「んー…、私は正直どっちでもいいからねえ。紅とか白とかさ」
「何で、そんなに平気なの!? アイツらは動物を道具としてしか見ていないんだよ!?」
「…確かにそれはどうかとは思うけどねえ。…んー、ちょっとこの話に関してはお互い暴走気味であまり相手の事見れてないところがあるからなあ」
のらりくらりと怒りをかわすシーに、ついにヴォルフの方が根負けした。
「…もういい。もし次暴走するようなことがあったら、私が勝手に殺す」
「そこが妥協点かな。一応理由はちゃんとしてね、お父さんとか上の人間へ連絡して本格的に紅と白の戦争になるのは、…まあ、嫌だからさ」
「…で、どうするの? キャスター襲撃の件」
「ああ、それ、それだよね。これは紅派のいるところでも話しておきたいんだけど」
「絶対に嫌」
だよねー、とあきらめ気味に頷き、シーは。
直下、セイバー陣営【既に三騎】-1
123:静観
456:様子だけ見に行く
789:参加
4:様子だけ見に行く
「とりあえず今は様子だけ見に行こうかと思うんだよね」
「? セイバーは強いんでしょ? 早めに殴り込むべきじゃないの?」
「うん、そうなんだけどね…」
「それは俺の問題でな」
言葉を濁すシーの背後に、笑顔のセイバーが現れる。
ただ、その笑顔はどこか困ったようで、普段の快活な印象は鳴りを潜めていた。
「セイバーの?」
「ああ、…ちょっとキャスター討伐に参加してるアヴェンジャーがなあ」
「苦手、なんだよね。英霊のくせにさ」
シーの言葉にセイバーはきまり悪げに頬を掻く。
「ははは…、まあ、その通り。…どうにも、俺は話して分かり合えない相手なんぞいないと思っててなあ」
「で、実際会ってビビっちゃった、ってことらしい。子供じゃないんだから」
「ビビってはいないけどな…、どうにもあんまり顔を合わせたくない」
「で、現状としては三騎も挑むんだし、そこまで警戒する必要も無いかなってことで」
ヴォルフはその言葉に毒気を抜かれたように力無く壁へもたれかかる。
「…何か、緩いよね」
「そうでもないよ。あんまり乗り気じゃないってだけで、ヴォルフもさあ、そこら辺はもっと自由でもいいんじゃないの?」
「…残念だけど、私はそんなに器用じゃないから。…そういや、紅派は連れていくの?」
直下、成功以上で連れて行かず、失敗で連れていく
1:連れていく
, '´(>ry<)-、_
/ ハ 、\ア
<,_彡 ハ_八_/リ\//ハ もちろん、連れてくよー、後々色々言われるの目に見えてるからねー>
|i │ l |リ / \ レノ
|i | 从 ● ● l小
|i (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ 「えー、嫌だなあ」
| i⌒ヽ j (_.ノ ノi|__/⌒)
| ヽ ヽx>、 __, イ\::::ヽ/.
| ∧__,ヘ}\__/ |',:::::ハ 嫌だなあ、じゃありませーん、当主命令でーす>
| ヾ_:::ッリ:《人》:::| / >'''´
【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】
【非常に申し訳ないが本日もお休み。おかしいなあ、忙しい時期は過ぎたはずなのになあ】
【再開】
【そういや前回記載忘れてましたが、ランサー回復、貴方も魔力一回分回復】
…よく寝た。もう、昼か。
「ランサー」
『ええ、おかげさまで。何とか動く程度には回復させてもらいましたよ』
「そうか、よかったね」
…昼、ということは。
「いつまで寝てんですかー! と怒鳴り込みたいところですが」
「既に怒鳴り込んでることについては」
「何とも思ってませんが?」
ミルキィが叫びながら飛び込んできた。
…定例会議、か。着替えて廊下を歩く。
「アマタさんは?」
「無事に復活してますよ。ただ、礼装の作成はできてないみたいですけど」
「そう」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…えー、では、定例会を始めます。まずは、ごめんなさい、私が倒れている間にみんなに迷惑をかけてしまっていたみたいで」
…うん、何とか顔色も戻ってる。なんにせよ無事で良かった。
「いえ、ご無事で何よりです」
「ミスティックくんに同じ」
「同じですー」
「ありがとう、みんな。じゃあ、動けなかった分も取り戻すために…」
結局そう言う思考になるのか。…まあ、僕が言うことでもない。
「ジンからお願いできる?」
「はい、とりあえずは…」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「つまり、城戸、そしてライダー陣営と共にキャスターを今夜攻める予定です。また、獣を倒しました」
「…今夜、それはまた急ね」
「ええ、ランサーの負傷で城戸にも譲歩してもらってますし、これ以上は」
「そう、分かったわ。獣が倒せただけでも金星よ。では、他のメンバーは…」
直下、ミルキィ、首のある死体【???】-2
123:終原が何か動いてるみたいですよー
456:怪しい影
789:証拠のアレ、何とかなりました!
↓2、サニー、謎のユニット【???】-2
123:終原の動きを確認できました!
456:怪しい影
789:謎のユニットとは
↓3、ミスティック情報収集【使い魔】+2
123:収穫無し
456:マスター情報
789:サーヴァント情報
1:終原が
1:何か動いてるみたいですよー
00:特殊判定
_、ミxト、二ニミ、_ `ヽ:.\
r―==ミ、 }::}/ ‐=r―‐ミi::ハ ト、
:/ ̄:..,r‐ミ、|ノ′/ __ ヽ∧
イ.::/,从___,ノ ハ / `ヽ ハ}
::/ n }〃 r==、 ∨||lノ
::l. _| ∨---、 乂__ノ l〈'/
,ィァ'´ィ ` .V:::::::::::ヽ /、_/イイ〉
〈ィ¨/./ l .:|::::::::;:::::::}∨ー―< ̄´
.〈.ノ ` ¨`i.├‐く:::::::-、.`ー―_- ミ_l
⌒ヽ;;ミVし' ∨.::,.イ´ '´-―‐ .、 }z-
ニ=-、_ `` ::: ∨7.,.ィ´ ,.::' ¨_¨.l ミ.ハ{
:::::::〈⌒ ィ≠、.ト、 ./7,ィ´./ ,.ィ´,ィ.リ、 ∧.',
:二ニ:::`ー‐ァ彡イl::| .:}!/l弋ソ' l/l-|AL|、V∧〉
 ̄フ.::;,:イ/^|:l/ /:从|. .:じア‐|.У:ヽ〉、
/ ,リ' /.::::::\.、_.,ィイ/..:::::::::::.ヽ
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/.:::::/..:::::::::::::`¨リ¨¨>、:::::::::::::::::...ヽ
.,'.::/...::::::::::::::::::イ .>、::::::::::::::ハ
,'::::l::::::::::::::::::イ \::::::::::::∧
,'::::::|::::::::::// '、:::::::::::∧
,'::::::::`7¨¨¨´ ∨.::::::::∧
,'::::::::::/ ∨.::::::::∧
.,〈:::::::::/ ';::::::::::::::',
123:その城戸ですが…
456:解析を終えておきました
789:ジン、話があります
【【不幸体質】-1、付け忘れ。このレスは判定に含みません】
【正確には別人AA】
0:さらに特殊判定
_..........;ト、_
,イ:::::::::::::::::::::ヘ`
,.イ:::::::::::::::::::::::::::::ハ_
⌒/|:::::::::::::::::::::::::::::::::::ト
リイ::::::::::::::::::O:::::::;′
|从::::::::::::::::::::::::::イ
Ⅵ;::::::::::::::::::〈
从::::::::::{ハト〉 .,-,、_
_,..::::::::`||´:::::::::::::、 ,.イ:;:':/ノ7 _
i::l:::::::::::::||::::::::::::::::::.::........./..:::|::|ニニ二ニニ|::|
|::';::::::::::::||:::::::::::::/.:::::::::::::::::::::リ::|ニニ二ニニ|::|
;::::';:::::::::::l|:::::::::::i^ <:::::::::::/ .|::|ニニ二ニニ|::|
;:::::::i:::::::::::l!::::::::::l  ̄ |::|⌒l::::::::::::l⌒|::|
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123:おっと、記憶喪失
456:解析を終えましたが…
789:ジン様、お話があります。ヴィーノ様もご協力を
【上げ忘れ。このレスは判定に含みません】
5:解析終了
「まず、私なんですが。探ってるうちにどうも終原できな臭い匂いが。いえ、実際爆発したわけですからきな臭いのは当たり前ですけども」
「あれ、ミルキーも? 私もです」
「それは本邸? それとも」
「もちろん、ピラミッド側。…というよか警察と終原組ですね」
警察と終原組…、どっちもピラミッド側の持ち駒だ。二人共ってことは確かな情報なんだろう。
「どういった動きを?」
「えっとー…、どうも、私達と同じ謎の人達? を探してるみたいですー」
「そうそう、それと、何でか知らないけど暴走族を検挙しようとしてるみたいですねえ。おかげさまでといいますか、ピラミッドの防御はかなり手薄になってるみたいですが」
「…? 暴走族と謎のユニット、関わりがあるのかしら?」
…組み合わさりそうでそうでもない組み合わせだな。
でも、ピラミッド周辺の人間がいなくなったのは正直有り難い。
「…分かった、じゃあ、サニーとミルキィは引き続きその後を追ってみて」
「ラジャー!」
「では、ミスティックは」
「はい。…アマタ様が倒れられてから、例の証拠品を探ってみたのですが」
「私も機材を提供したのだよ!」
誇らしげに胸を張るヴィーノ。…別に大したことじゃないだろう。
「その件には感謝を。で、結果ですが…、これは、魔獣の血です」
「魔獣?」
「ええ、獣のモノかとも思いましたが、そうではありません。…過去のサンプルと比較し、一致したのは」
「…予想が何となく付いたのだけど。…マツミ・カレルレン、ね?」
アマタの言葉にミスティックが頷く。
「はい、マツミ・カレルレンの所有する魔獣と一致しました。…ここから」
「首あり死体に関してはマツミ・カレルレンが関わっている可能性が強くなった、か」
確かに、マツミ・カレルレンは四家を憎んでる。…しかし、何だって人を殺す理由があるんだ?
それも、そんな分かりやすい方法で。何かの布石、か?
「…とにかく、放置してはおけないわね。じゃあ、ミスティックは」
「お待ちください、アマタ様」
アマタの言葉を、ミスティックが遮った。
「…まだ何かあるの?」
「はい、魔獣の血に混ざり、ごく微細ですが、もう一つの物質が」
「教えて」
「機械油です」
…機械油?
「魔力がわずかに込められた機械油。それが付着していました」
「…カレルレンがそんなモノ使うとは思えないけど。何か分からなかった?」
「はい、それが付着している、ということ以外は」
…機械油、…暴走族のそれか? それともほかの何かか?
アマタは考え込み、しばらくしてサニーへ声をかける。
「…サニー、方針を変更。ミスティックを補佐して情報収集に当たって。ミルキィはいったん死体を放置、謎のユニットの方に当たってもらえる?」
「了解ですー!」
「アマタさん」
「…なんだか、妙に嫌な予感がする。ジン、肆王原が言っていたこと、覚えてる?」
え? 肆王原が言ってたこと…。
V | V从从 , ――r ´ / ADノゞ
! / ノ'|ヘ V::::::::::! x-イ´ 『他の三家はある意味放っておいても勝手に潰れる毒をそれぞれ飲んでるみたいなもんだからさ!』
', ヘ, V:::::::ノ イ 不ヽ
>x `~~´ イ´_|__
__ 」ィ三 ̄ ̄ ,x―片`ヽ
V ヽ,/ _-=三フ三三/三/\ 『うん、マツミ・カレルレンが仕込んだものとか、勝手に発生したものとか』
トi i! |三三三/三三V三三三ヽ
_彡V| i! |三三/三三V三三三三,ヽ
,-=≦三三三\_i!/三/三三三/三三三三三>イ´ ヽ
|ヘ三三三三三ゝイ三三三三三三ム三三三/ ヘ 副 __ヽ
|∧三三三三三三三三三三三三三>三V /ッ/ イ:.:.:.:./
「…毒」
「そう、その毒の気配がだんだん色濃くなってきた。…他の三家、もう少し構成員を当たる必要があるかもしれない」
…毒、肆王原は本当に何かを知っているのか? 四大家が飲んでいる毒ってのは、何なんだ?
そして、…それがボク達の中に無いと、言い切れるのか?
「…とりあえずはここまでね。どうせヴィーノさんは」
「金はないぞ!」
「…ということらしいから。…復活しましたので、バシバシ監視させてもらいますよ。とりあえず、まずはキャスター戦、色々あるけれども、気を抜かないで、ジン」
「え、あ、はい…」
…いや、どうだっていいことだ。僕はただ従っていればいい。下手に動いて不運を呼び込むなんてまっぴらだ。
『…毒、毒ねえ。私はまあ、似たようなものか』
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:休息
5:自由安価
2:そういえばそんなんあったなあ
…ちょっと時間が空いたな。
とりあえず夜になるまで寝ておくか。そう思って部屋へ向かうと。
「おや、ジンさん」
「ああ、ミルキィ」
嫌な奴に出会ったなあ…。いいや、適当に躱して部屋に。
「あ、お布団とお洋服全部洗濯しちゃったうえにベッドをちょっと修理に出しましたので、寝るなら雑魚寝でお願いしますね」
「お前、僕の心の中読んでんじゃないだろうな!?」
「何の話ですか!? 昨今のキレる若者ですか!? 嫌だー! 私嫌ですよー、そういう人ー!」
ああ、うるせえ! …仕方ない、嫌だけどこいつと話して時間を潰そう。…正直雑魚寝してた方がマシかもしれないけど。
「…はあ、じゃあ、何でもいいんで暇つぶしに付き合って」
「暇! 今、暇つぶしと仰いましたか! 皆さんがあくせく働いているこの時に! …ほーほー、大層な御身分ですねえ!」
「…」
後悔しかない。
「まあ、私は暇なんで」
殺意しかない。
23:53から↓2まで、ミルキィとのコミュ内容
じゃあ、どうでもいい話をしよう。
ミルキーは人間なの?
というか、この家で人間とホムンクルスって何か違いとかあるの?
【遅いですし出ないようなので、判定にしますね】
直下、ミルキィコミュ【好感度低】-1
123:ちょっとだけ好感度上昇
456:サニーの秘密少し
789:メイド三人の秘密少し
【余計なことをやってしまったような。まあ、ちょうど内容も重なりますし、高コンマ補正で一切判定無しの情報判明って感じにしましょうか】
>>793-795
【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】
【再開、JKセイバーかあ…、セイバー飽和してる…、DEBUと式と武蔵がいる…】
真面目に付き合うのもバカバカしいか。
「…じゃあ、どうでもいい話をしよう。ミルキーは人間なの?」
「お、そういうとこの目鼻は利くんですね、豚か何かですか?」
「一応言っておくけど、僕は元々戦闘要員で呼ばれたってことを忘れるなよ?」
この剛腕が軋むぞ?
「じょ、冗談ですよー…、まあ、それにお応えするならば、私は人間ではありません」
「やっぱりか。ってことは、ホムンクルス?」
「ええ、その通り。今は亡きラプーペ翁の最高傑作こそ、この私なのです!」
嘘だな。
「嘘だろ」
「嘘です」
ゾラの家だしな。
「というか、私だけじゃなく、正確には」
____
. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. .
ー- 、、 . . . : : : : : : : : : : :`''< / . j / ! j ! { / i i !ヽ i ヘ ハ ヽ、 |゙、i ! | | } . :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. .
\ \ / : : : : : : : : : ''"⌒\: : : :\ / . i ,イ ! !」,」__/_ ! ! i l、 { ヘハ ヘ_.L.tL.L i j / :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. \
x-―\ ⌒\ /:/⌒\: : : : : : : : : : : :\ : : :∨ / i / ! { ||ハ j  ̄!''トミ} !V ,斗''"ヘ「 ヘ l }} } ! /:. :. :. :. :. :. .. .. .. .. .. .. \
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\ \_ニ=‐彡/ : : : : : : : : : : :\: : : : : : : : : : : : : : :.| :\ヽ、 l / | λ |'l≪' {:..::::::::.リ'ヾ` 、i \ 〈ィ゙{:.::::::::..リ` ≫ / ./:. :. :. :. :. :. :./|:. :. :' ゝ:―‐:|- :. :. :l:. :. :. :. :. :. :. :. :.
`~、、 _ニ=‐''"´/ : : : : : : : :| : : : : : \斗― 、 : : | :∨ :| : : :\ | ′ { i V !l ゙、 、ゞ:__;ノ, ヽ \i .ゞ:__;ノ,.ィ / / ':. :. :. :. :. :. :.-| :. / 、:.:.|ヽ.:. :.| :. :. :. :. :. :. :. :. :
>''" : : /: :/: : : : : :| : :斗-: : :\ : : :l : \: : : | : :∨|: : : : : {′ ! i ∨ !j ヽ ` ̄´ ` ` ̄´ ′,/ : :. :. :. :. :.l´:/ |:. / \:| \|ハ:. :. :. :. :. :. :. :.|
/ : / : :/ : : /:::| : : : : |X:| :| \:\ :\ 抖==ッ、_ : : ∨ : : : : : : : : : :i| ∨ l !ヽ ヽ , / ,イ' / | : . :. :. :. |:./ |:./ \ゝ斗=≠F :. :. :. :. :. :. :. :|
/ : : / : : :/ : : : ::::::| :|: : :|:_抖=ミ \{⌒ _)j沁 Y | : : : ∨. { V i !ヾト、゙、 ′ /// / | :. :. :. :/ |/ {:::::::::::} V :. :. :. :. :. :|
/ : : : / : : : : : : : : |:::::|八 : : |::jジ_)沁 乂少 八: : : :| : : : : : : : : :/ : / l、 !! ゙.ヘ\. /イ/' / { |:. :. :. :/ヽ斗=≠F 、 === |:. :. } へ :. :.
丶: : :|: : : | : : : : :|:::::::|:|: \| 代乂炒 、 '' / : : / : | : : : : : : : :/ : / |∨ liト、 ヾ \  ̄ ̄ ./i /' ,イ !|:. :. :. :ハ {:::::::::} , , |:. :. ' } :. :.
\ : : : : :| : : : : :|:::::::|:l : :| Λ ''' -、 厶 : / : :ノ : : : : : : : : / : l V l! \゙ 、 ヽ、 ,.ィ´! }/' /! j { | : :. :. :: :. 、 == |:. :/ /::八}
==--―\ : : :| : : : : :|:::::::|:| : : |:/ V⌒::ノ / : ://:八 : : :/ : :// | V iト、 `i\i_| `> 、 .. ィ |_ ! // ,/ ! i ノ イ :: :: :: :. , , ′ |: /./:: /
: : : : : :/ \ 乂 : : : |:::::/ | : : |乂 > ` '' // : ∥| : : : ー⌒¨¨´ :\ リ ∧ { V { {,ー―‐え斥――'',} 「リ / i ! |:: :: :: :: } / |/ :: /|:/
: : : :/ : : /`ー⌒\:_:ノ | : : |=ミ }ニ=‐ / : :∥ | : : : : : : : : :\ : : :\ / / ∨i! ∨ i |:: ̄:゙:':'| | |':':': ̄:::! // ,/ ゙、| :: :: :: ::八 ー ' ┌く^ヽ . イ:: ::ハ/
: :/ : : / :/ /〉 八 \ー‐く::::\\/{ : : :{ '、 : \ : : : : : : :\ : : / / Vj ヽ {i_!:::::::::::::| | |::::::::::::::|,_/ / 、{ Vハ:: :: ::.ヽ、 「 ヽ ) }、∨∨
/ : : :∠____彡_// : : : :\ \ \::::(C):八: : :乂__ \ : \ : : : : : : :\/ ゙、! _,>'´ゞ、;::::::::| | |::::::::;;::ィ'::ヾ.、 ( :: :: :: ::ハ≧:=::ー‐:rrΓヽ /: ゝー―- 、
´ ̄ ̄ ̄ Λ /´ 斗――ァ :(\ /::/\::::\ : :\ >―=ミ \: : : : : : : : : ,.ヾ<::::::::::::::::::`::''| | |''::´:::::::::::::::::::::>:...、 ∨ ∨ ,∨-‐≠ 7 >:V / : /: :/: : : :ヘ
「そうなのか。…でも、この家で人間とホムンクルスって何か違いとかあるの?」
「特にはありませんな。強いて言うなら、ミスティックが少々面倒くさい性格ってくらいです」
「ミスティックが?」
僕の言葉にミルキィは頷く。
「ええ、何といいますかねー、アイツ、堅いんですよー、ホムンクルスを…、何というか、嫌ってる? いえ、そこまでは行かないかもしれませんが」
「…なんとなくわかる気がしなくもないな」
何となく、ミスティックと他の2人は違う。ミスティックはなんというか…。
「壁があるんですよねー。私はノリでゾラ姓を名乗ってますし、ゾラのホムンクルスにはそれが認められてるんですが、アイツは頑なに名乗ろうとしないし」
「それだ」
ミスティックは何処か僕…、はおいておいてアマタにも、他のホムンクルスにもどこか距離を置いている。
ミルキィがうんと頷いて腕を組んだ。
「…アイツもラプーペ翁の作成したホムンクルスですから私の姉妹みたいなもんで、…悪い奴じゃあないんですけどね」
「ああ、それは思う…、いや、結構僕には辛辣な気が」
「そりゃ、貴方がへぼちんだからでしょう。まあ、もうちょっとなれたら気楽にミスティとでも呼んで見なさいな」
…僕の首はその時残っているだろうか。…ん? そういえばさっき気になることを。
「…キルミー、サニーは、二人と違うのか?」
「ん? あー、ええ、サニーの事は全く知りませんでした。多分ラプーペ翁以外の誰かが作ったんでしょうが…」
そこでミルキィの表情が露骨に曇った。…いや、というかコイツ。
「わざと分かるようにしたな…?」
「何の話ですかー!? 私、サニーちゃんのこんなこと知りませんよー!」
【サニー・ゾラのスキルを一部公開します】
◆ホムンクルス
;;;;;:.:.:.::;;:.:.;:.:.:.:;;:::::::::;:;:;:;::,;;;;;;:;/;;;;/ ∥ / | /: : . . . . . . . . . . . . . . : : : : : : : ヽ/ |, ' ,. :! . . : i : :. : : .ヽ: : .゙ヽ.
;;::::::::;;;;::.:.:.:,;;;;;:::::::::;;::.:,;;;;;;;::.:.;;.;;;;:::;i // , | /: : . . . . . . . . . . . . . . . : . : : . : : : : { , l .: : :l : : :_,j.x-ヽ:. : : :ヽ: . : :ヽ
:.:.:.:.;;;;::.:.:,;;;;:;::::::;;;::.:,;;;;;;;;:::.:.,;:.;;;;;::;;;//ィ;;; ; ,ィ゙: : : . : : : . : . . : . . : : . . : . . . . : . : : : .i/ / : :l ,,xィ"゙_;,x ヾ:_: : : :ヽ : :
.::.:.;;;;:::::.:;;::;;;ztttts;;;;;;;:.:.:.:.::.;;;;::;;;:;:;彡 ,,;彡,ィ/: : ; : : : : : . : . : : : . : : ; . : : i . . .: . . .: : :!::-∠_ : : : ! : :,/゙i : :`゙7 : : ; : :
::::_;;;;z;;;::iF".:::;;;;:;:;;::゙i:.:.:.:.:.:;;;;:::.:;;::::;;;:::::://∥. ./: : : . : . . i . : . : : : : i : : ; !i : : .: . . .:. l 丶 `ヽ : : ! : : . . l i : : : : :
s;'゙ニ::;.::::::;:.;;;;,::_;;;,,,:::!.:.:.:::;;;;;::.,;;::::;;.':::;:f ∥!. : i : : : _:..:..:.i.l_ :li : : : : :!i__:!.!.!.!:..:.. :. : . : :、 ゙: ム : l . : . . l . "!: : : , : :
|}_:_: :.:.゙:;;、;;:',ィl{|||7:l.:..:::;;;;;:;;;::::::....::::...i {. : :l . : : i : :┬x;,_! ! i . :.'「,L,i,,l,!_ : . . .:. : : : ヽ、 ム l . : . . l : . !: : , : : '
l!;{||||ltvi>ミfミllジ:;:l,;:::::;;;,;:.:.:::;:::::..::::i ,.!. : :! . : : i : 八弐i〉VlV: r弋芯iテF!. : . : 、: . : : ヽ、._ ム! . : : . l : =テ7゙ : : : ' .
.:;;l弋'゙;:::i|:ヾ;:::.:,:.;;;;_;;;゙;;;:イ.:.:.;;;;:.:::::::i ,,ィ:´: i. :i i. . : : :. . :i、 ̄ ヾヾ:! i7¬゙" _l: : : . : : :: : . . : :ヽヽ ム . : : .l : : / : : ; . : ' . .
:f" }::::ヽ;;:_;:;::;=:f}z}|||l):.:.:.:;;::.:::::::ムイ:i. ; :_: :V: ム. . : : : : l ヽ . ゙ ,-r!. : : : : : :: : : : . : } ヾ、: . ! . : !: /: ' . : ' . , ;
'' ム;;;::;;;>ィz!:|jiト!7}:゙,;;;::,:.::;:;::::::/://:ム{ヽ/,>i‐|:ム.V . : ム゙ヽ、 ‐ . ィ/ヽマ: . : : : :、 : . : : .λ : . : : . !、. ゙ : l :i . : . /f゙
,イi;:::.,;;::;;;;;xz,';'゙7/;:::;:::::ヾ∠l}zzztzfl|l}'"_.゙;. V:ムマ: . :ヾ、 ≧:-:‐≦ : / i i: . . ;_: :゙: : . . : ;∧ : . : : .l: 、=! ! l . : /: :{
ノ:.::;;ziftzfl{l|ltz=‐¬ニ三三三三三l!´;'ヾ ゙: . :ヾ': : : :丶 : :/ _, マ.゙:. : :. ヾ: ゙:. ; !: :∧ : . : : :l . ! . . : : ; ' !
∠:::::'..:.:.:':.;''ィ゙´ ..,,,,__' ;"7三三三三}l>' ム :. . :.| ヽ: :.ヽ、; ,/-'" ヾ丶:. :. ヾ:ヾ: ヾ: .ヽ :. : : :ヽ、 i; :. . ::: ' . ;
/i::::,;;:.:.::ト、 `゙゙'<三圭圭jl|f,、 :ヾY゙} ヾ. :! 丶: :ヾ、、 ., " . ヽヾ: :. j゙ヾ; :ヾ:.ヾ :ヽ : : :. .ヽ、 ヽ; :. . : . . :
i.::::::;;:...:;;...ヽ、 ヽ-'゙: :/圭|l_.: ;゙:; ;^''゙!.ヽ.i ヽ.. :. `゙´ ,、_ _ヽM_/lヽヾ:ヲ :ヽ: :. ヾヽヽ : : :. :. :`ー: :゙: : . .:
ム::,;;;;:.:.;/7::::;;゙>,,,_ ヽム三三!zy役x ;゙{ヽヽ!゙7_,ヽ; r-゙}'``゙/.!_./,i゙ー゙_i ,i ,,_ヾ、:. . ヾヽ: . :ヽヽ、: :. : . : :. ` ー :
;;z;;;;:;'゙!:/ i...:.:.:.:.:;;;;/.:゙:≧: .、 ヾ:三三仕ニニx,_ ̄ヾ{_ ´,.zx,,,zztMttx_/tNfニム{|f三i> 丶:. . ヽ ヾ.゙: ヾヽ:_ : : : . : : . : :
7゙ 7 !;;:.:.::.:.:,'': : .: : : : : `i 、 ヽ!||{ニニニニニ二ニ三彡ニニニニニニニニニニ}三K、 ヽ. ヽ > :ヾヾ゙:ー :_ : . : : :
j::.:./;:": : ; : :/.: . .; ヽ ゙、ムニニニニニ=ニニニニニニニニニニニニリ三㌣ ヽ. ヽ `゙ヾヾ:_: `゙ー: : :
// /.:/i. .:/ : : ; ハ ゙マヽニニニニニ≧ニニニ≦ニ≦ニニニスシZコ! ヽヽ. ヽヽ`゙ー :゙:
雑竜種を中心に様々な魔獣の因子が混ぜ込まれており、通常のホムンクルスよりも戦闘能力が高く頑丈。
見た目は華奢だが、低位サーヴァントにならば迫る筋力・耐久力を持つ。
再生能力にも優れており、手足程度ならば千切れても数日経てば生えてくる。
【精神干渉系のスキルに対しての抵抗判定に+2の補正】
【軽傷の回復に必要な休息が1回になる】
【重症時、二回休息を取れば軽傷に回復する】
◆対”DAY-021号ちゃん”用首輪
ゾラ家によって製作された、対”DAY-021号ちゃん”用の首輪。サニーに装着されている。
着用者が狂い死ぬ程の激痛をもたらす呪いが封じられており、1日1回、その呪いをゾラ家の施設で抑え込まねば呪いが発動する。
この首輪がある限り、サニーに反抗や逃亡の自由は無い。
なお、頚椎に一体化するよう固定されているので、基本的には外せない。
【1日1回、ゾラ家に帰還せねばこのキャラクターは死亡する】
…は?
「…いや、いやいやいや、ちょっと待て、何だ、これ」
首輪? 死ぬ? それに、魔獣? 魔獣って、あの、カレルレンの。もしかして、首のある死体は…。
「…正直私にも分かりません。…おそらくアマタさんも知らないでしょう。彼女のこれを知ってるのは、おそらく一人だけ」
…ヴィーノ!
『………』
「ですが、あの人に聞いたとて分かることは少ないと思いますよ。あの人、あんまり権力持ってる人じゃないですからね」
「…何で、僕に?」
「そりゃあ、貴方が変なこと言ってもあんまり信用されてませんからねえ、いいとこ噂話で済むと思ったからですよ」
…そう言うミルキィの表情は、これまでと違って一切感情を見せないようなにやけ顔で。
「そして私はコメディリリーフですからね! 可愛いお友達のことも笑いのネタにするんですよ! ま、話せてすっきりしました! 私が言う話でもありませんからね!」
それだけ、叫ぶようにしてミルキィは逃げ出した。
「あ、待て…!」
その背を掴もうとしたけれども、案外身のこなしは速く。
「…毒って、そういうことでしょうか」
それだけを言い残し。
「…逃げられた、か」
サニーの存在、…ゾラの毒は間違いなくこれだろう。…考えたくはないが、色々と、考える必要が出てきたんじゃないか?
…くそ、キャスター戦の前にこんな厄介ごとを! 本当に、この家の人間は、信用しても、いいのか?
『…ははは、退場してから覗く舞台が、これほど忌々しいものとは』
【昼行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1
1:他陣営の友好的交流
直下、↓2、交流陣営
12:魔
34:剣
5:狂
67:弓
8:騎
9:讐
4、6:剣&弓
紅白の両陣営が火花を散らし、一触即発の空気の中、森深いカレルレン邸に一人の男、蓮が、半ば蹴破るように現れる。
切れ長の目、それでいながら他人を引き付けるその男に応対したシーはおおう、と一瞬声を漏らし、彼の持ち込んだ情報へ目を向ける。
「…えーっと、つまり?」
「つまり、だ。今夜、ランサー、ライダー、アヴェンジャーがキャスターへ攻勢をかける」
「ほうほう」
「そして、俺からはこの情報を提供しておく。キャスターのデータだ」
さらに蓮が手渡した情報。戦った者にしかわからないその情報に目を通し、シーは背後のセイバーの霊体化を解かせる。
「…あー、これ、セイバーイケる?」
「ん。…ああ、そこまで厳しい事じゃあないな。ただ、現時点で莫大な強化がかかってるから…、宝具と令呪一画くらいは必要かもしれん」
「そうだねえ、宝具の方がどんなのかは分からないけど、そんなとこかな」
「で、アーチャーのマスターだっけか? これだけを出しに来た…、って訳じゃあないんだろ?」
セイバーの含むような笑み、にこりともせず蓮は頷いた。
「もちろんだ、その情報は前金。俺の要望は一つ」
「何だ?」
「キャスター襲撃、おそらく槍騎讐は良くて五分。加えておそらくキャスターはあの場を動く気はないだろう」
「つまり、どんな方法を使っても勝とうとする、と」
素早く切り返してくるシーの言葉に頷き、蓮は条件を突きつける。
「そこで、だ。お前たちに露払いを頼みたい」
その言葉の意味を、シーは一瞬で理解し。口をひん曲げた。
「…あー、分かった、分かっちゃった。…つまり、槍騎讐が戦闘終わった後に」
「そういうことだ、俺たちと協力する必要はない。だが、同時に突っ込め」
「…んー、ズルいねえ。断るとは考えなかったの?」
シーの問いに蓮はいくつかの情報をまた、シーの前へ。
「セイバーの情報はそれなりに集めている。そして、真名も大体であるが推測済みだ」
「なるほどなるほど。だから、キャスターに対抗しうる私たちに、ね」
「で、どうする? マスター」
「ここまでやってくる相手だからねえ…」
直下、シー返答。成功以上で却下、失敗で了承【???】-1
4:了承しちゃった
「じゃあ、それで行こう。他のメンバーにはあとで話しておこうかな」
「感謝する。互いに健闘しよう」
「…いや、私はそんな戦うのとか好きじゃないんだけどね」
「…そうか、それは残念だ」
「ごめんね、じゃあ、ちょっとゆっくりしていく? そういう理由ならお客さんだしさ」
シーの申し出を蓮は丁寧に断る。
「いや、仮にもここは敵陣、そして不必要に敵と交わることは避けるべきだ」
「そう、美味しいお茶とかあるけど」
「申し訳ないが遠慮させてもらう」
「そりゃあ、残念だな! 俺としては色々と話しておきたいこととかもあったんだが」
快活なセイバーの笑みに、ようやく連も少し頬を緩め。
「ああ、いずれ敵味方が無くなったときに、互いに試合でもしようじゃないか」
「…はは! そりゃあいい! じゃあ、約束だ!」
「ああ、お前とならいい戦いができそうだ」
がっしりと交わされた二人の拳。まるで旧来の友が如く意気投合した二人に。
「…あー、こういうのはあんまり得意じゃないかなー」
シーは一人白けたような視線を送るのだった。
【他陣営の行動描写を終了します】
…内憂外患だ。だけどもう時間か。集合場所は城戸邸。同伴者は自由、らしいけど。
『では、行きますか?』
「ランサー、…そうだね」
23:40まで、何か家を出るまでにしておきたいことあれば
【特に無し、ってことにしときますね。サニー関係は終わったときに話すことにしましょう】
…特に無い、か。
「うん、行こう」
全員に挨拶をして城戸へ向かう。…さて、鬼が出るか蛇が出るか。…あるいはそれの両方か。
直下、結局キャスター情報集めれた? 【二人】+1【ゴタゴタ】-1
123:何にも
456:スキル一つ
789:スキル二つ、と宝具の断片
【クラススキルはもう公開する形にしますね】
4:スキル一つ
【キャスターのスキルを一部公開します】
◆陣地作成:EX
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
最高ランクの地上建造物である「???」の建築を可能とする。
【工房を作成可能】
【工房は二日経過ごとに【魔】による攻撃、防御それぞれに+補正を与える】
【四日経過ごとに【筋】【敏】による攻撃にランク÷2補正】
【七日経過で宝具、【???】が使用可能】
◆道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。
特に、遺体と共に陵墓へ埋葬する高価な副葬品の彫造を可能とする。
【道具作成を行うことで、下記①~④のいずれかを作成可能。成功確率はランク、工房の経過時間に比例する】
【①魔力薬(宝具一回分の魔力が回復)、②回復薬(負傷・重傷を回復。マスターにも効果有り)】
【③索敵礼装(索敵判定に+2)、④戦闘用使い魔(戦闘時、判定に+2)】
【保有スキル】
◆高速神言:A
呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。
現代人には発音できない神代の言葉を、神託により授かっている。
【宝具一回分の魔力使用で同ランクの【対魔力】を獲得】
【【魔】による攻撃にランク÷2の+補正】
【【魔】による攻撃の割合を増加させる】
【というわけで本日ここまで、次はキャスター戦で潰れると思います。おつかれさまでした】
【また、七日経過は、七日目の夜ターン終了時、と判断しています】
【再開】
城戸、日吉と合流して直後に貰った情報。
「これ、マズいよね…」
「工房に関しては分かってたことではあるけれども…、ね」
キャスター…、かなり強力な敵であることは確実だな。
「…ふむ、マスター、魔力の方は?」
「…そうだね、いいとこ宝具一発が限界だろうと思う」
ランサーの負傷を癒す休息のついでで、大分回復してはいるけど。
「…じゃあ、行くのか? 城戸、ゾラ」
「そうだね、何かやり残したことは…」
22:50まで何かやっておくこと、確認しておくことあれば。
直下、そういや城戸陣営誰か付いてきます?
12:誰も来ないよ
345:銀賀
678:龍彦
9:上記二人
1:誰も来ない
…特に無い、か。
「僕の方は大丈夫です」
「了解、なら行こう」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
…ピラミッドのふもとまで来たけど、確かに人はほとんどいない。これなら僕達だけでも行けるだろう。
「私のところもあの襲撃で人は来れないし…、周囲の警察がいないのはホント幸いだったよ」
貴志がやれやれと僕の横で呟いた。
「…侵入と同時にサーヴァントを出す、で、いいのか?」
「ああ、そうしよう。といっても、もう気づかれている可能性の方が高いが」
「…相手は、誰だろうな」
「…これほどのモノを出せる相手。ほとんど決まったようなものだけどね」
…ピラミッド、まあ、想像は付く。
「さて、全員、準備はいいかな。…行くよ!」
貴志の合図とともに、僕達は敵陣へ乗り込んだ。
直下、ピラミッド内
123:出てくるエネミー(ネームド)
456:出てくるエネミー(ヤクザ)
789:普通にキャスターまで直通!
2:ネームドエネミー
直下
123:両方
456:逢魔
789:景陽
3:うわあ
ピラミッドの中は静寂に満ちている。僕達の駆ける音だけが響き、それはいっそ気持ち悪いほどで。
代わりばえしない石の通路。本来、王墓であるそれは上に、上にではなく下へ、下へと向かい、まるで黄泉渡りの伝承を思い出させる。
どれだけ下っただろうか。湿気も無くそれでもひんやりとした冷気が漂う。
「…おかしいね、ここまで来て、一切の干渉が無い」
「…そう、ですね」
確かにおかしい。ここまで来ても何も無い、なんて。
だが、その疑問は一瞬で払われる。暗がりから放たれる銀閃、あるいは銃声。
ランサーの槍がそれを弾く。暗がりから現れた影は、死神のような顔をした男。表情をピクリとも変えず、声を漏らした。
「…ランサー、か。ゾラ、ですね。その後ろに控えるのは城戸、そして醜怪な姿、…報告にあったライダーのマスターか」
…サーヴァントじゃない、なら、勝ち目が。
しかし、その背後からもう一人の声が響く。
「…あら、しくじったのですか、景陽さん」
「申し訳ありません、逢魔様」
「いえ、…いいのですよ。私とてサーヴァント相手に一撃を食らわせるなどとは思ってもおりません」
蠱惑的な声、何処か肉感的であり、そのくせ瞳は一切そういった色を帯びていない。
「…終原逢魔」
「…あら、城戸の娘ですね。前会った時はあんなに小さかったのに、…ずいぶん大きくなりましたね」
微笑む相手、その表情は慈母のようで。だが、寒気が止まらない。何処かから鉄錆の匂いがする。
城戸逢魔の唇がゆっくりと動き、景陽の目が光る。
「でも、人様の家に勝手に入るのはダメですよ。…そんな悪い子には」
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/:::/::√:::::√彡⌒`ミ_彡`ミ___Y--ミヽ::.
/:::/:::√:::::√二ニ=-―――-:::.... 弋 ヽ::i
/:::/:::::j!::::::::j::::::/::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::\ミ-xハ:l
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/:::/:::::/||:::::|::::::::::::::√:/::/:::::::::::/:::::/::::::::::ハハノ| 「…お仕置きが必要ですね?」
_ √:::::::::::{{.l:::|:::::|イ//尓|l::::/::::::::/ :::/|::::::::::::::::: ノ::!
-=ニニニ√:::::::::l::乂|:::|:::::代;;沙从/;;;;;/:::::/:/ミ::::::::::/:::/:::::j
んニニニニj!::::::::::::l::::::::|:::|:::::|`''''  ̄ノ从イ(;;沙}:::::://:::::|::ト、
lニニニニニj::::::::|:::::|::::::::|:::|:::::| ::::! `'''' ノ/::::::::::::::|::|ニY
|ニニニニニ|{:::|::|:::::|::::::::|::::::::::l /:::::::::|:::::/l::|ニ}
|ニニニニ/ l:::::::::|:::::::jl::::::::::ト っ /|:l:::::|::/ニ|:|ニ/
. lニニニニニ/ 乂∨:::::::ノ|:::::l::::l \ "_ j:::::::::j/ヽコ:|/
. 乂ニニニ{ ∨:::::::|:::::}::::i  ̄ 。゙ j(_ ノ::ハ::/ )Y!
んニ/} ∨::::j:::::j:::::|。 *゚ {::::::彡/::::√/ /j
「…彼らを倒すのはサーヴァントを使えば簡単だろう、しかし、キャスターの宝具が発動しかねない以上、時間をかけるのは得策じゃない!」
「なら、どうするんですか!」
「…ライダー、行けない?」
「…そうだな、今からいけないことはないが、追いすがられればまず間違いなく初撃を誰かが受ける。もっとも、そんなことが無いようにはするが」
「どうする! ゾラ!」
…え?
「僕に判断任せるんですか!?」
23:30から↓2、どうするか
1:全員で戦う(キャスターの宝具が発動する恐れあり)
2:一部メンバーを残して戦う
3:全速力で逃げる(追いつかれた場合は離脱判定を受け、有利一回取られた状態で戦闘開始)
4:自由安価
ライダーが2人を迎撃してもらう
ライダーは2人を捕獲できたら捕まえて離脱、逃げられたら急いで合流してもらう
どっちかしか捕獲できないなら逢魔翌優先で
【十分経過】
>>833
「ライダー陣営に迎撃を頼んで、捕まえられるんなら捕まえてってのは」
「じゃあそれで! 考えてる時間が惜しい! 頼めるかい!? 優先度はそこの警官より逢魔を優先的に頼む!」
「了解!」
ライダーが巨大な馬を呼び出し、二人に向き直った。
後は任せて
「…サーヴァント一騎を足止め。本官の目的としては十分ですな」
「ええ、よろしくおねがいしますね、ナイト様? それに」
走る僕の耳に、気のせいか逢魔の声だけが響いた。
「あの二騎では勝てませんもの」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
ようやく辿り着いたそこは。まさしく神殿と呼ぶにふさわしい場所で。その中心に。
____ / /::::::::::::::::::::::::::::∧ ヽ、
ヽ、 ________ ̄_ ‐' {:::::::::::::::::::::::::::::::::∧_____ ̄ ̄_ ̄__ ̄ フ
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_, r‐ フ´ i i´ r''X、 `i />-、 _ `ヽ ヽ、_ ‐- __
< ,rィ:::::フ'´ _ ‐7 .i /r:r ミリ } /{:r ミリ i }:7ヘ マ>、 ヽ:::::::> >
ー-、フ´ ,r‐'´:::::/ /{ ,イ乂=ソ'i / i乂=ソ i i') `i、 マ:::>‐、ヽ‐ '´
/, r'´` ‐-`_7 ./_.} イ.L ___. 」 L ___ .」 i-‐'ィ:-.ヘ マ ̄´ ヽi
i/´ / /ー-} ∧ ゝ ノ‐'´'´¨´ ヘ i
i / i i `ヽ、 ‐ ‐ , ィ, r'r.'´` ̄ `゙i `
.i/ i / i> 、 ,.<r-‐'´ノ{ ト`ヘ
r ヘi¨`ヽ、r=E {.}  ̄ .{ ∠.ィっ`ヽ、 .j .i ヽ
/ ームマ、‐‐>‐'´¨`ヽ ヽr┐}' / i ヽ
{ `¨ ´ } .}ゝ'´ .i .j { ヽ
_ -‐','; /7/}` v' ./ i} ヽ
'´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ , r‐'´ .ヘ ‐-ヽ、 ,ィ'/////j } / ii i ヘ
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「きゃ、キャスター…、本当に、来た、準備、まだできてないのにぃ…」
「大丈夫。僕に任せて」
…圧倒的な何かを感じる。神々しいとか、そんなレベルでは相手にできないような。
「…暴力的なまでの圧ですな。覇気と言い換えてもいいかもしれません」
「…おそらくは神の血を分かたれた物、神性の持ち主だね。此処にいたから分かってたようなものだけど」
◆神性:C(A)
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
エジプトの主神ラーの息子たるファラオの中でも旧き者の一人であるが、
神々より嫌悪されている為、ランクが大幅に低下している。
【【神性】を持たないサーヴァントとの戦闘で結果にランク÷2分の+補正】
気圧される僕達の中で、ランサーとアヴェンジャーはその武器をキャスターへと向けた。
「…神だか何だか知りませんが、血が出るなら殺せる、そういうもんでしょう」
「ハハハ、私は英雄を殺した男だ、もう誰にも、誰にも、無能とは呼ばせない!」
もはや戦闘は避けられない、僕も嫌だけど覚悟を決める。…まったく、何でこんなことになったんだろうか。
「ああ、そうだね…、もう、ここまで来たら戦いは避けられない。血腥いのは好みじゃないけど、…ファラオとして君たちに神罰を下そう!」
【というわけで本日ここまで、キャスター戦行けるかと思ったけど行けませんでしたね。お疲れさまでした】
【次回、ライダーのマスター戦先に処理して、キャスター戦】
【再開】
直下、ライダー固有スキル使用判定【別に消費ナシ】+1【隠すような性格でもない】+1
123:1つ
456:2つ
789:3つ
↓2、一の位、景陽【???】使用判定、成功以上で使用せず、失敗で使用【対サーヴァント】+1
↓2、十の位、逢魔戦闘スタイル【そもそも戦闘ユニットじゃないですよね貴女】-2
123:【終原組】×3
456:【終原組】×2
789:御身自ら
8:全部見せやがった
5:使用
7:おや、御身自ら
【ライダー】
【筋】:2
【耐】:2
【敏】:8
【魔】:5
【幸運】:2
【クラススキル】
◆ 騎乗:A+
【騎乗時、【敏】にランク分÷2のプラス補正】
【騎乗時、撤退時の令呪使用数判定でランク分÷2のプラス補正】
◆ 対魔力:C
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆ルーン魔術:C
北欧の魔術刻印ルーンの所持。
ルーンを使い分ける事により、多種かつ多様な効果を使用可能。
ライダーも扱えるのだが、専門性に欠けるので騎兵のクラスが基本である。
【自分の判定で【魔】を使用する場合+2補正】
◆風避けの加護:C
神より賜った誓約(ゲッシュ)による風避けの加護。
風に関する効果への耐性を獲得しており、その効果をランク分軽減する。
ライダーのこの加護は、風の抵抗を無くし、より速く疾走する為に与えられている。
【戦闘時、【敏】にランク分の補正】
【風に関連する効果にランク分の-補正】
◆無窮の騎術:A
その時代において無双を誇った騎術の腕前。その実力は、ライダーと馬車、そしてある戦士こそが戦場の最大の驚異と成り得たほど。
ライダーは騎乗においてはいかなるペナルティも干渉されず、その腕は決して劣る事は無い。
また、緩急の制御や旋回を自在にこなす等の、戦車運用の常識を越えた駆動をも可能となる。
【逃走判定に+2補正】
【【敏】においてのみ、一切の-補正を受けない】
【【敏】による攻撃の割合を増加させる】
【終原】
【体】:5
【知】:4
【心】:5
【質】:4
【運】:2
【対サーヴァント】判定に-4
◆呪刀・村正
__
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「``'‐-、;;;;_:::::::::::::::::``ー-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-―′ ``''<コ!
| o ``二ニニニニニニ-┐
彼が帯刀する礼装、及びそれを用いた剣術。
妖刀としての逸話が有名な村正を基に、負の側面が強く顕現するよう調製を施したもの。
呪を抑える拘束を解放するにつれて刀身から赤黒い気が漏れ出し、その切れ味を増していく。
しかしながら、呪詛の解放に伴う肉体への悪影響は計り知れない。
【戦闘時、【体】に+1~3まで補正の追加が可能】
【上記の効果を使用した場合、戦闘後に判定を行う。判定に失敗した場合、【体】【質】の値を恒久的に減少させる】
【追加した補正が大きければ大きいほど、判定の難易度は上昇する】
直下、どの程度【呪刀・村正】使用するか【対サーヴァント】+2
123:+3
456:+2
789:+1
9:+1
【終原】
【体】:6
【知】:4
【心】:5
【質】:4
【運】:2
【1ターン目】
直下、ライダー
↓2、終原
14:【筋】
25789:【敏】
36:【魔】
0:【運】
ライダー【魔】選択
5+7=12
終原【筋】選択
6+3-2-4=3
【ライダー、有利獲得】
【2ターン目】
直下、ライダー
↓2、終原
14:【筋】
25789:【敏】
36:【魔】
0:【運】
ライダー、一の位0獲得、よって強制有利
【ライダー、有利獲得】
【3ターン目】
直下、ライダー
↓2、終原
14:【筋】
25789:【敏】
36:【魔】
0:【運】
ライダー【敏】選択
8+8-5=11
終原【知】選択
4+4-2-4=2
【ライダーの勝利です!】
直下、捕獲判定、成功以上で捕獲、失敗で逃す
↓2、【呪刀・村正】判定、大成功以上でステータス減少
1:逃した
8:景陽ステータス減少
【そういや到着判定忘れてた】
直下、到着判定【ストレート】+1
12:終了時
34:3ターン目
567:2ターン目
89:1ターン目
9:最初っから!
直下、ライダー宝具使用してくれるか【隠すような性格でもない】+1
123:使用せず
456:第一宝具
789:切り札!
↓2、アヴェンジャー宝具使用してくれるか
123:使用せず
456:マトモじゃない使い方
789:マトモな使い方
↓3、キャスター令呪使用判定【あと数時間】-1
123:二画
456:一画
789:消費せず
2:急いでたんだよ
0:特殊判定
____
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ヾ、:::;>'"´ () ``Y´
'; , 彡=========ミミミ{、
/::::::i::::/::l__';:i_` ‐- ヾ、_`ミヾ!:i:ミ丶丶、_
/イ:::::!:;':::::l! ハ!ヽ ! ̄! ーr 彡:i:「';ヾ::ヘ¨"´
i:::::::!'::::::|ヾ!C;丿 ノ-; _';(cイ::!ノ:!::::ト:ヘ
!;ハ:::::';::::!.゙ー三─‐'  ̄`ー≡レ' ┤ハ',
';:ト、:::ト , 、 ノ::j!
123:「ははは! 私は有能だ! 父上より、何倍も! だから、退くことなどない!」
456:「宝具は使えないけど伯父さんから借りてたのさ!」
789:「令呪を使うよ!」
1:本気だ
あれ、今って生霊パワー使えたっけ?
使えるなら【使用】。どうせ後少しで一日が終わるし
【>>867 使えますけど、その上で宝具撃った場合は使用上限突破してマイナスになります】
44:自陣営に不利な特殊判定
__-‐=ニニニ7
_‐二二二二二ニニ/
<二二二>‐''" _,. -‐、
\r'" ,. <ニ/////ハ i
lー<ニニ,イ//////,ト ||
V二ニ/rl!ァノ.!l' j.}/ハ=ァー、 | |
__.>-ーフ` l´ ! , V,!./ニニl__,. -―- _ ___ l| |l
_, ' _‐- _、! _ イ,.イ_/イニニニニニニ=-‐'''"ニニ>' l| |l. `ヽ
_ ィ´ _,.ィヽヽ ー'`´_.//ァ7イニニニニ/二二二二 ――=二 二=――
/∠ヽ._ィ,i.,イニニ{`ニニニl.l /'.,イニニニ=‐'"ニニ/´ }ニニ/三二ニヽl| |l /
/ __ ̄/ニニノ=ニ!{_ l/イ二ニ/ニニニ/二二二>"二二二ニニ l| |l ,イ=‐-,. -―-、
,イ>ー---/ニニニニ二ア´ノ二二二ニニニ/ニニニニニニニニニニニ.l l (ニ/´_ 、 ヽ
,イニニニ/ヽ=ニニー=/`''"リ二ニニニニニ//ニニニニ>=‐ 、  ̄ー||ニイ \ 、
. /ニニニ,イ二二\ニニ/仁ニノイVニニニニニニ!.{二ニ>二/´ ̄ ` 、 !. } ヽ
,イニニ二二/ニ二>'" `ー{l>'ィl.!ニlニニニニニニ〉ム二/ ゙マ! ./ ニ=―=‐ヽ_ ' i
lニニニニ>'" ./ ,.' r_イlニー'!lニニl二二二ニ/ニニ',ニ{ヽ ヽ{ 〈 ヽ ._ `ー ―-、 ,
`ー-‐''"´ i , , .l-‐_l.!ニニV二ニ>"ニニニ乂! 、 \_>‐ __ ー、 _` ー ̄、
/ ' '., .{ .!ニニl.!二ニV>"ニニニニニニ=7 ``' 、 ヽ ‐= ヽ ヽ
, l l=ニl.!ニニニ!ニニニニニニニ/ ヽ j` 、) `′ 〉
/, : : 、 lニニllニニニlニニニニ=-―''" ) , '
, / : lニニllニニニlニ/二ニ{ _ \ ノ /
. / ', ` ヽ jニ二jlニニニlニ/ニニニl  ̄ - _ , i ,
直下【不幸体質】-1
123:「…時は満ちた」
456:あれ? 令呪の使い道そっちですか!?
789:「ぐわー! 伯父さんの機械人形が暴走したー!」
【悪霊憑き】使用する場合は【使用】と記述(残り魔力宝具1回分)
【使用】宝具なんてオマケじゃ
>>869 使用
【自陣営に有利な特殊判定】
',:::::::l\//////////////////////////////////////:::::lヾ、
V::::l::::::ト 、/////////////////////////////////::::::::::l \
/ l:::l /\//////////////////////////// /:::::ヽ:::::::l
l i:::l i ̄ ヽ//////////////////////////\::::::::ム ト::i\
ヽ l::l li i ≪///////////////≫ 7 l / ト:::::::::ヽ::ヽ=- _
_ ィ =ニニニニム l::l ゝ ゞ-’` -======-l ̄ _ゞ-’_/ノ , i::l\:::::::::::iニニニニ=-
_ イニニニニニニニニム l::l ヽ ____ノ l .八__ _ /_ / l::l /\::::::iニニニニニニ
/ニニニニニニニニニニニニニニニ i:i:l::., i li `ヽ、 / /::l::lニ.i::lニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニム::::::i, li l l /:::i:::iニ=i:l/ヘニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ V:lム _.-=l i .i /:::/:::lニ=/ /ニニ\ニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニViニヽ _ -=ニニニ/:l l l / l::/:::/ニ/ /ニニニニ=\ニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニ==-ニニニニニニニニニニ/ニ{ l i / l::::/} / /ニニニニニニニ \
ニニニニニニニニニ_,,. -‐''"´ニニニニニニニニニニニニニ/ ニl l /⌒ i l::/// /ニニニニニニ/ニニニ
_,,. -‐''"´ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニ.l l lム/ l / l/// /ニニニニニニ/ニニニニ
-‐''´ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニニ.l l l l彡 // /ニニニニニニ/ニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニニ=/ _,,. -''"´ i };;;;;/ /ニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニ { { / <_ { V;;;/ /ニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニニ=i \ V /ニニニニニニニニニニニニニニニ
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/ニニニニニニニl r _ l /ニニニニニニニニニニニニニニニニニ
123:宝具は使わんといったな、アレは嘘だ
456:二陣営とも令呪を使って補強!
789:これが、城戸に伝わる巨神…!
1:ライダーが宝具を使ってくれるよ!
【というわけでキャスター戦まで行きたかったのですが本日ここまで。お疲れさまでした。明日はお休みの可能性大】
【やっぱり再開できそうにないので、TIPSだけほりこんでおきます。あんまり掘り下げられない連中はこんな感じでTIPS出演してもらいましょうかね】
【TIPS:とある正義漢の話】
正義とは何であるか、と男は考える。
男は幼い頃から常に正義を信じ続けていた。
勇敢で、力強く、そして、闇の中に差す光たる正義を漢は目指していた。
そんな漢が自然と正義の体現者たる警察官へ憧れを抱いたのは、至極自然だろう。
しかし、世の中は決して正しくはない。澱み、捻れ、歪んでいる。
罪を為した悪はのうのうと他者へ罪を擦り付け、正義の手の届かない場所にいる。
そして、正義を貫いたがために裁かれる者もいる。世界は不条理で、理不尽で、醜悪だった。
男はそんな世界で正義を求め懊悩した。何かできることはないかと必死に己を鍛え、律し、寡黙にして実直な巌のような男となった。
善因善果、悪因悪果。悪しき者は相応の報いを受ける、因果応報の世界を。絶望し、苦悩し、それでもと頑なに信じ続けた。
そんな男は、魔術の存在を知る。そして、彼はその術を、自らの理想の為に使うと決めた。
今は亡き師、終原英雄。正義の体現者として信望した彼に見いだされ、認められた。
己が憧れる正義の体現者たる終原。
その名を、その背を守る、それが男の見出した正義へ向かう方法だった。
方法は間違っているかもしれない、何処か、壊れているかもしれない。
だが、その間違いは、その間違いが為の罪は、いずれ報いよう。正義の為、己の曲げられぬ信念の為。
手に刀を、悪には悪の因果を、善には善の因果を。今、この道は正しき正義に至る道だと信じ。
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ノ:::::::::\:::::::::::::::::::::ヽ
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'´ l/l::::::::::::::::::::ヽ、メ-ミミ=L
/ヽ ミミヾミヾミtラ廾ヾミk
, '´:::::::::ヽミ、 、l゙ ゙ 从ヘヾ!
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レ' ::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::ll:::メ、
{三三三二ニ=‐- ...,,,__ .lへ:::ヽ、:::::::::::::::l:::::::::::::;;;;=':::ll:::::l. ヽ、
゙ー―――=ニ二三三三三二ニll:::::ヽ、:::``'‐-=;;l_:::::::『;;U;;;:::ll:::/ `ヽ
 ̄``'''ー=|::::::::::',::::::::::::::::::::::`〉:::::::::::::/::/ ノ
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「``'‐-、;;;;_:::::::::::::::::``ー-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-―′ ``''<コ!
| o ``二ニニニニニニ-┐
ノ‐-=ニ...__ o《 o。 | o } o へ、
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【TIPSを終了します…】
【申し訳ない、本日もお休み】
【世間はBBちゃんですが、流石に三日も休みたくないので戦闘判定だけ終わらせましょうね】
キャスターが杖を振るい、光球を出現させる。それと同時に、石室の中がまるで日中のように明るく照らされた。
…明らかに神代レベルの一撃、ランサー、アヴェンジャーも頷き、その顔を決死に変える。
「その罪を裁こう! 大いなる愛の、太陽の煌めきの元に!」
放たれるその一撃、…速い!
「躱せるか!? ランサー!」
「無理を承知でやってみましょう! 依頼とあれば!」
飛び退き、走り、隙を狙う。だが一撃一撃を間一髪で躱しているその状況、攻撃の隙すら無い。
キャスターはそんなランサー達へ、まるで子供と遊ぶように攻撃を放ち続ける。
そして、ついに、ランサーの脚を光球が掠め、崩れ落ちた。
「…ッ、しくじった!」
キャスターの瞳が研ぎ澄まされ、狙いを誤ることなく放たれる。
「君の罪を払おう、この輝きで!」
声を出す間もない、そんな速度の中で。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
『ああ、ここで幕を引くのかね!?』
「…嫌だ!」
『ならば良し、アマタ君の分も、君には借りを返しておこう! 命ある君よ! …ふふふ、この話し方もまた、楽しいものですね』
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
しかし、光よりも早いチャントが届く。
「ライド!」
そのチャントと共に、何かがランサーを掴み、風のように走り去る。またしても間一髪、光球は彼らの脇を掠め淡く消える。
ランサーを掴んだその影は。
「ライダー!」
「遅れた! そしてついでに逃がしてしまった! すまん!」
「いや、十分だよ! ライダー! アヴェンジャーも頼む!」
「了解した! 奔れ! マッハ!」
ライダーの乗る馬は嘶きと共にアヴェンジャーをも掴みあげる。三人が乗ってなお、余裕を見せるその走り。
これなら、攻撃もできる…!
だが、今まで余裕を見せていたキャスターの顔に僅かな変化が。
「…沙姫、令呪を。今、この場で彼らを叩く」
「え、でも、お母様は」
「…君が判断してくれ。君だってここで負けることは良しとしないだろう。だから」
諭すようなキャスターの言葉、その言葉に少しだけ涙ぐむマスター。
だが、キャスターの視線を受け、マスターは頷き、赤い魔力が迸る。
「…ああ、ありがとう。一歩、その一歩はとても大きいよ」
…立っているのがやっとのくらいだ。それほどまでに相手の力は増し、僕達にプレッシャーを与えてくる。
勝てるのか、そう言った気持ちも起こせないような圧の中、その中で、声が聞こえる。
「…ランサー」
「なんだ、ライダー」
「俺は御者の王と呼ばれ、傍らに親友を乗せた。その親友は強く、誇り高く、そして誰よりも野蛮で凶暴な英雄だった。…お前に、英雄となる覚悟はあるか?」
ライダーの言葉は静かに、決断を迫らせる。そしてランサーは。
「ああ、結構じゃあねえか。英雄? なってやるよ」
考える間もなく、笑みを浮かべ、頷いた。
ライダーもまた頷く。二人のやり取りに、アヴェンジャーも口を挟む。
「何故、私ではない、と言いたいところだが…、ふん、私は英雄だからな、それを譲ってやろう。そら、私の宝具も受けるがいい」
その懐から取り出されたるは一枚の紙。彼の父の栄誉を示し、そして彼自身が失った栄誉の象徴。
英国史において稀とされる成文法典。忌々しき歴史の記憶。
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弋ニニニ==-'´ril r:ァ7 l:::lハノ ト::ヽ
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iニニニl;iニニニニl イ l//////////////////l  ̄ ヽ ─ '
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「我が父の偉業を否定せよ、我が父の栄誉を踏み躙れ! 【謳い継がれぬ詩篇(インストゥルメント・オブ・ガバメント)】!!!」
◆『謳い継がれぬ詩篇(インストゥルメント・オブ・ガバメント)』
ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
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。,,_ ゞ=イ"´ ̄ ヽ, ,イ;;;;;;;;;;;≧ェ、''<_{、,, ゞ=イ  ̄""'''''ーi;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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: : : : : : : : /彡彡彡シ:::::::::::::::: } ゝ、 `ヽ.,ゞミッ、,_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
三三三三}彡彡彡シ::::::::::::::::::: マ ゝ、, .`ヽ., .{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
三三三三ミii彡シ´.} .マ `''ー=、、{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
ゞ===ニニ二ミシ:.:.:.:.:} .マ `ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} マ {:.:.ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i} マ .{:.:.:.:.:.:ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./.} ..マ {:.:.:.:.:.:.:.:.ヽヽ、,,,,_
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./...} .マ {:.:.:.:.:.:.:./i{ミ、ゞi、ヾ}
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:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ } .マ {:.:.:.:.:.:.:i三三ミ壬ニ
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アヴェンジャーが父から継承した憲法文書。つまりは模倣犯。
持ち主にDランク相当の「カリスマ」を付与する。
カリスマは稀有な才能であり、それを後天的に得ることができるという意味は計り知れるものではない。
しかし、アヴェンジャーはもっぱらこの宝具を「壊れた幻想」の素材として用いている。
本来ならば破却された宝具の修復は困難とされているが
この文書は英国史でも数少ない成文法典であるためにカタチが定まっており、比較的に再生が容易なためである。
とはいえ、自身の象徴たる宝具を無碍に扱っていることに違いはないが。
【他のユニットに【カリスマ】スキルを付与する】
【この宝具を破壊することによって【壊れた幻想】を発動可能。相手の【魔】と対抗判定を行い、有利を獲得する】
【【壊れた幻想】使用後、修復までに一日を要する】
アヴェンジャーの宝具に、ライダーも負けじと声を張る。
御者の王、馬の王、そして足りないのは最後の一つ。此処に彼の英雄はおらず、しかし、彼はその槍を託す英雄と共にある。
ヾ:..、 ',:::ヽ `<::::ヘ /:::::::::::::::::::::::::::::::::,.r::::::::::::::::::::::::::::::::::::::リ::::| } /:/.:/
' ::::>.、__.'::::::::\ `ド.V::::::::::::::::::::::::::::, イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i!::}:::/ }..≦::::::/.:/
マ::::::::::::::.ヽ、::::::\ /:::::::::::::::::::::::::r.'::::::::::/:::::::::::::::::::::::,:::::::::',::i!:::/ ./::::::::::/ .:/
マ::::::::::::::::::\.,..<:::::::::::::::::::::::,.r/:::::::::::::/:::::::::::::::::::|::::::',:::::::::',::V ./:::::::/ //
ゞ、:::::::::,..<:::::::::::::::::::::::, イ、 /:::::::_,. /:::::::::/:::::::::::i!:::::::}::::::::::',::V/ < .//
_,. >:´::::::::::::::::::::::::::/.i!::レ:_,.r7ドミ.{::___ /:::::::::::::i!:::::∧::::::::7:::.´ ,. <::く
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ヾ: : /:,.イ ヾ!:::::::i! ヽ /..::::ヲ イ::::::::i!≧ .,,_ヘ ` ''=-ゞ''=- ≧、
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:> ´-= ´: : :\ヾ::::::::ヘ:::::\::\: : : : :i}:≧= 、,_ _,,.. ≦}: : /--== : ´ ,イ:::/、 ヽ
「ならばこの宝具を見せよう! 【疾走り砕く覇者の走破(マッハ・チャリオッツ)】! 【渡り承ける勇士の槍(コール・ゲイ・ボルク)】!!!」
◆『疾走り砕く覇者の走破(マッハ・チャリオッツ)』
種別:対軍宝具 ランク:A+ レンジ:1~50 最高捕捉:100人
ライダーと、ライダーの愛馬の牽く重戦車による必殺蹂躙殲滅走法。
本来はある英雄も合わせた三位一体となってこそ完成なのだが、そうでなくとも十二分に強力。
騎乗している間は、そのスピードと愛馬による相乗効果により、通常よりも攻撃の威力が増している。
そして、この宝具の本当の真価は、騎乗している人物に本来乗る筈の英雄のスキルを付与させる効果。
与えるスキルは仕切り直しと戦闘続行。かつて共に戦場を走り、唯一無二の友である英雄のスキルである。
【騎乗礼装として使用可能】
【戦闘時、全ステータスに+1補正】
【共闘するユニットに【戦闘続行】A、【仕切り直し】Cを付与】
◆『渡り承ける勇士の槍(コール・ゲイ・ボルク)』
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/三三三三三三三三三三三三三三二二二二二二二二ニニ\
アルスター神話に伝わる魔槍。一度投げれば、相手の心臓を確実に貫く。
ライダーはこの槍を本来の担い手に渡す為の役割を持ち、そちらが由来の宝具となっている。
故に、ライダー本人が投げても命中率の良い投げ槍程度の威力しかなく、無意味ではないが非効率的。
真の使い方は伝承通り、誰かに槍を投擲させること。そうすれば槍は伝説に違わぬ力を見せるだろう。
【【筋】、【敏】に+1補正】
【この宝具は他者に委譲可能、委譲した場合、以下の効果を得る】
【サーヴァントが使用する場合、【筋】、【敏】に+2補正、かつ勝利時、強制的に幸運判定を行い、失敗した場合消滅判定を行う】
【マスターが使用する場合は同様の効果を魔力3回分使用することで発動可能】
叫びと共に現れたのは、絢爛豪華な重戦車。そしてその上には三騎の英雄。御者、軍人、そして。
「…こりゃあいい、ケルトの英雄の力を受けられるとは! ハハハ! 傭兵やってた甲斐があるってもんだ!」
禍々しいまでの魔力を帯びた宝具を持つランサー。
「ははは! 私の力を貸したのだ!」
「俺の英雄であるんだ!」
「「そう簡単に、負けてくれるなよ!!!」」
二騎の言葉を背に、ランサーは軽薄な笑みを浮かべつつ。
「…ええ、それが依頼とあれば、俺は神だって殺してやりましょうとも」
キャスター向け、その槍を光らせる。
「来るといい、この太陽を落として見せろ!」
「ええ、やってやりましょう。それが依頼とあれば!」
【戦闘を開始します…】
【ランサー陣営】
【筋】:7
【耐】:8
【敏】:13
【魔】:10
【幸運】:7
◆対魔力:C
【ランク分の【魔】による攻撃に-補正】
◆危険察知:C
【奇襲を受けた際の負傷判定時、スキルランク分の回避補正を得る】
【戦闘判定時、敵陣営が強制有利(一の位0)を出した場合でも、そのまま“0点”として扱い判定を行う】
◆カリスマ:D
【複数戦闘時に発動、本来二分の一になる+補正をランク数の分だけそのまま加えることが可能】
◆ルーン魔術:C
【自分の判定で【魔】を使用する場合+2補正】
◆風避けの加護:C
【戦闘時、【敏】にランク分の補正】
【風に関連する効果にランク分の-補正】
◆無窮の騎術:A
【逃走判定に+2補正】
【【敏】においてのみ、一切の-補正を受けない】
【【敏】による攻撃の割合を増加させる】
◆『疾走り砕く覇者の走破(マッハ・チャリオッツ)』
【騎乗礼装として使用可能】
【戦闘時、全ステータスに+1補正】
【共闘するユニットに【戦闘続行】A、【仕切り直し】Cを付与】
◆『渡り承ける勇士の槍(コール・ゲイ・ボルク)』
【【筋】、【敏】に+1補正】
【この宝具は他者に委譲可能、委譲した場合、以下の効果を得る】
【サーヴァントが使用する場合、【筋】、【敏】に+2補正、かつ勝利時、強制的に幸運判定を行い、失敗した場合消滅判定を行う】
【マスターが使用する場合は同様の効果を魔力3回分使用することで発動可能】
◆百年の葦:A
平均に比して遥かな長命を遂げた生命力。
最大HPが3倍になる。
【戦闘時、【耐】を2倍にする】
【【???】で上昇したデータには適応されない】
◆戦闘続行:D+
往生際が悪い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【敗北時に判定し、成功すれば不利二回の状態に変更する】
【ランクが高ければ高いほど、成功率が高まる】
【ターン経過数に比例し逃走確率が上昇、逃走消費値が減少する】
◆仕切り直し:C+
亡命戦略。
戦闘から離脱することを得意とする。
加えて逃走に専念する場合、相手の追跡判定にペナルティを与える。
【不利を二回取得した場合に判定、成功すれば、不利一回の状態で戦闘を再開できる】
【ランクが高ければ高いほど成功率が高まる】
【戦闘せず逃走を行う場合、大幅なプラス補正を与える】
【キャスター】
【筋】:3
【耐】:3
【敏】:2
【魔】:10
【幸運】:1
◆陣地作成:EX
【工房を作成可能】
【工房は二日経過ごとに【魔】による攻撃、防御それぞれに+補正を与える】
【四日経過ごとに【筋】【敏】による攻撃にランク÷2補正】
【七日経過で宝具、【???】が使用可能】
◆高速神言:A
【宝具一回分の魔力使用で同ランクの【対魔力】を獲得】
【【魔】による攻撃にランク÷2の+補正】
【【魔】による攻撃の割合を増加させる】
◆神性:C(A)
【【神性】を持たないサーヴァントとの戦闘で結果にランク÷2分の+補正】
【令呪×2】判定に+6
直下、流石に令呪補正強いので誰か令呪使うか。
123:使わない
45678:一陣営
90:二陣営
23:40から直下、ランサーの宝具、あるいはスキル使用するか(現在魔力0、使用した場合、-補正発生)
◆傭兵特権:B+
【マスター死後、このスキルはBランクの“単独行動”スキルとして機能する。】
【戦闘開始時に宝具1回分の魔力を支払うことで、全ステータスを1ランクアップさせる】
【宝具】
◆『一人背負う白鴉の群れ(コンパニア・ビアンカ・“オーバーラップ”)』
【戦闘開始時に発動可能】
【優位取得後の次ターン、戦闘判定で【筋】【敏】が選択された場合、宝具ランク分の補正を得る】
傭兵特権使うかどうかは令呪次第だなぁ。
2陣営使うなら要らないし…。
【あー、あー、0を排除したんですよ? したんですけどー…】
【>>900 の意見もありますしね…、うーん…、もう、滅多にないことですし覚醒イベント発生させますか】
直下、覚醒イベント確定コンマ
123:「…君、ここはサーヴァントに任せましょう」
456:「ふふふ、漁夫の利を狙ってる連中がいますねえ!」
789:「さて、では私も出るとしましょうか」
1:生霊イベント(面倒なことに)
英雄と英雄、並び立つ二つの巨大な猛威。
もはや、声も出すことすらできず、まるで自然災害を見ているような気分でぼうとしている僕の頭に、何かが響いた。
『さて、憑依主。…いえ、君の働きにはそれなりに感心していますからね、こう呼びましょうか。ジンくん』
「!?」
突然、あまりにも突然なその言葉。今まで僕を茶化すだけ茶化してきたその声が、僕をこの不幸へと落とした声が、僕に語り掛けた。
『今更どういうことだ』
返事はないかもしれない、そう思いつつかけた言葉。しかし、矢張り生霊は今までとは違い。
『ええ、まあ、そうですね、君にはあとで謝りますので。それよりも…、ちょっと向かうべき先を示しましょう』
『は? いや、でも』
『何、ここに君がいても仕様のないことではありませんか。君が何かできますか?』
『それは』
…そうかもしれないけれども。いや、だとしてもコイツは。
『では急ぎましょう』
『だから何処に!』
『…少々嫌な予感がするのですよ、いえ、腹が立っているのかもしれませんね』
『何に!』
やっぱりうさんくさくって要領を得ないのはいつも通りだ。
でも、何だ? コイツ、何処かで…。
『マツミ・カレルレン。前回はそれほどの脅威とは思っていませんでしたが…』
『マツミ?』
『我が家に根深く入り込み、ホムンクルスの形を狂わせたとあっては少々私としても怒らざるを得ない。プライドの問題ですよ』
『いや、だから』
『マツミのサーヴァントがこのピラミッド内にいます』
…は?
『何言ってんだ、この聖杯戦争、サーヴァントは』
『八騎、ですよ。最初からずっと潜伏していたサーヴァントが存在するのです』
『は?』
『この状況になって初めて得た力ですがね、色々と分かるのですよ。その分、出来ないことの方がはるかに多いですが』
…本気か? この戦争に、八騎目がいる?
信じられないような、信じたくないような。でも、だとして、コイツは。
『お前は、何者だ』
『ええ、生霊でした。もっとも、今は死んでいますがね。いや、正確には死にました。此処にいる私はそれの残滓でしかない』
『…』
『貴方の生きる運を吸い取り、ようやく存在できるような、仮初の幽霊。さて、急ぎましょう』
僕は、その声を。
00:05から↓2。どちらを選んでも覚醒イベントは時間こそ前後しますが発生します。
1:信用し移動する (今回の戦争に関わる諸々に遭遇できる可能性あり。敗北した場合、逃走判定に-補正)
2:信用せず戦闘を見守る (変化なし)
1
やってやる、やってやるぞ!
>>906 行こう
【というわけで本日ここまで。おかしいなあ、戦闘が終わらないなあ、わざわざ0まで排除したのになあ。お疲れさまでした。今からCCCイベやってきます】
【再開】
…信じたわけじゃない。でも、それを正しいと認識した。
『分かった』
『…! ほう、なるほど、なるほど、そうですか』
『…どういう意味だ』
『いや、何でもありませんとも、では、行きましょう』
全員がランサーとキャスターの戦闘に目を奪われている、その隙に僕は抜け出した。
…あれ、これ、あとで色々言われるパターンじゃ。
『おや、気づいてなかったのですか、君』
『ハメたな!?』
『…今のは君が勝手にハマったというべきではないでしょうかね』
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
辿り着いたのはピラミッドの一室。ただの道に見えたそこは隠し扉の先で。
キャスターの魔力の影響か、湿った暗いイメージは光の中に消えていた。
周囲とは少し雰囲気の違った一室。広く、本に溢れている。…なんというか。
『誰かが生活してた、って雰囲気だな』
『ええ、そうでしょうね。おそらくは居住スペースのようなものでしょう、さて、この奥です。気を引き締めて。流石に私と言えども相手の意図が分からないのですから』
…おい、ちょっと待て。
『まさか、何の策もないのか?』
『何の策もないことはないですがね、まあ、なんとなく誘われているようでしたので』
…それって。
『罠の可能性は』
『否定できませんね。しかし、虎穴に入らずんば何とやら、ここで相手の正体を見極めておくというのも一つでしょう』
何か言い返したかったが、それより早く生霊が声を遮った。
『います』
本棚を超えた先、文机のような机の前に、一人の影、もはや老人と呼べそうな男が立っている。
その足元には蟠る影、いや、黒髪、アレは…。
『…終原逢魔、つまり、あのサーヴァントは、彼女を攫おうと?』
男の姿が視界に入ると同時に情報が流れ込んでくる。…だけれども。
≪クラス≫:???
【真名】:???
【属性】:???
【筋】:?
【耐】:?
【敏】:?
【魔】:?
【運】:?
【宝】:?
> ´//////////////l:丶
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人///////////////////////ミ丶 ! }::::.、
> -┐ー ─ ´ / }ノ、l:l::リ//ハ
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【特徴】:???
…! 情報が、頭の中で上手くまとまらない、まるで、掻き回されているような、そんな、感覚が。
『…情報抹消系のスキルを持っているようですね、道理で尻尾が掴めないわけだ』
『お前はよく見つけたな』
『…いえ、私としても不思議なのですよ、このサーヴァント、稀にですが、確実に捕捉できる場合がある。細い、細い糸を手繰るような仕事が必要ではありますが』
『どういう意味だ?』
『そのままです、不意に、街のどこかでわざわざ姿を現すのですよ。まるで』
そこで、生霊が一拍呼吸を置いた。
『見つけてみろ、とでも言わんばかりに』
…それが、今回もそうだった、っていうのか?
だとしたら、コイツはいったい何の目的があって…。
直下、相手、気づくか。成功以上で気づかれず、失敗で気づかれる【???】-2
0:特殊判定
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∧;;;;;;;;ゝ、 ー---- ゙ /;;;;;;/
,zゝ、;;;;;;;;;;ー--- 一;;゙;;;;;;;/,7Zzz、
,zzZ7l l/ ̄ ̄`、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/////| l7Zz、
,zz7/////l /  ̄`、ヘl ゝ ノ ヽノ .|////.| l///7Zz、
,zz7///////// 二_ヽ、 、,ヘ  ̄ ̄ ./ /}////| l!///////7x、
∧//ヽ///////| ーt ヽ/ ゙、__ / /./////l l///////////7z、
∧////∨/////l r┘l l >、_,/ //////l |////////////7l
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l////ヽ////∨{ ゝ、__ノ、/ ///ゝ--- ゙//ハz、 ヽj |//////゙///////|!
∨////\/∨/ゝ、 ` 、ヽ/////////////ハx、ノ/ !///゙////////!|
>//////∨///o/ /ヽ、/////////////////////}//゙マ.///////!
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∨.////∨///o/ //// l/////////////┏━━━┓マ////////7
∨///∨////////ノ| |/////////////////////マ//////////l
直下【不幸体質】-1
123:そのとき、男が何かを放り投げて
456:気になった誰かが付いてきた
789:「さて、来たのだね。では、少し話をしようじゃあないか」
5:誰かが付いてきた
直下、どっち。偶数で貴志、奇数で日吉
9:貴志
そんなことを言い合う僕の背に。
(何をしているんだい?)
(ぴぃっ!?)
思わず声を漏らしかけて口を塞ぐ。振り返ると、そこには。
(城戸貴志…さん!?)
(…戦闘中にどこかへこそこそ行ってるってフギンから連絡が来てね。…まさか、敵前逃亡か、と思って来てみたのだけど)
貴志の目もまた、謎のサーヴァントに向けられている。相手は文机を漁ってるみたいだけど…。
(アレは? 少なくとも私の知るサーヴァントじゃない)
(…どうやら八騎目のサーヴァントみたいです。気配を感じたから、悪いとは思ったけど来てみたんです)
…まさか生霊の仕業だとは言えないしね。
貴志も興味深げに相手を観察し。目頭を押さえる。
(…獣といい、あのサーヴァントといい、肆王原といい、一体今回の戦争には何が絡んでいるんだ?)
…どうやら、貴志にもアイツのステータスは見えてないみたいだな。
直下、相手、気づくか。成功以上で気づかれず、失敗で気づかれる【???】-2【二人】-1
【あ、ミスった。まあ、どっちが来ても大して変わらない、はず、なのでこのまま行きます】
2:まあ、見つかるわね
その時、男が振り向いて、にやりと笑った。…気づいてる!?
「やあ、少々遅かったね。血気盛んな若者たちよ。まあ、そんなところに隠れてないで、出てくるといい」
…完全に見つかってるな、これ。
『…大人しく、出た方がいいでしょうね』
「…貴志さん」
「ああ、仕方がない」
物陰から出て、相手と相対する。…やはり、老人というべきだろう。
どこか、物語から抜け出した紳士のようなコートと帽子、そしてステッキ。
枯れ木のようにひょろっと高い身長に、何処か学者を思わせる様な顔をしている。
…何だか、悪い人間のようには見えないのだけれども。
「さて、よくも私を見つけ出した」
「…お前は誰だ」
「ああ、それを語るのは私の役目ではないね。それを導き、推理し、そして突きつけるのは君たちの役目だ」
ジェスチャーを交え、朗らかに笑う相手。…何というか、毒気を抜かれる。
よく見ると、その手に一冊の本を抱えてるみたいだけど…。
「何故ここに」
「私とて本来は自分で動く必要はないのだがね、しかし、そろそろまあ、アレだよ、勝負をしてみたくなった」
「勝負?」
「我が終生の親友にして憎むべき敵に値する、そんな相手がいるのか、とね。つまり、これは私から君たち挑戦者へのヒントだ」
…何だ? 何を言っている?
「私は対話を希望するが、さて、若人諸君。君たちは、私に何を求めるかね?」
…つまり
『攻撃するも、対話するも、何をしてもいい、ということでしょうか』
『…この余裕は何だ?』
『…残念ながら私、人の機微には疎いもので。…ただ、なんとなくですがね、彼と私は同類の気がします』
『同類?』
『ええ、すなわち、一つの目的の為に、色々と楽しみながらも盲目的に動く、そんな』
気のせいか、生霊の笑顔を見た気がした。
『ちょびっと、壊れ矛盾した人間性です』
23:35から↓2、謎のサーヴァントに対してどうするか
1:攻撃
2:会話
3:自由安価
2:会話
『とりあえず、相手は理知的な会話を望んでいるようですから、話してみては?』
『…そう言ってもなあ』
話す内容って、何かあったか?
「ああ、話す内容なら何でも構わない。こう見えて、私の情報網は確かでね、君の知りたい情報なら何でも話しえるだろう」
「…何故そんなことを?」
「そうだね、強いて言うなら、その中に嘘を混ぜ、君たちを困惑させるため…、なんてのはどうかな?」
…コイツ。
『マトモに取り扱うべき人間ではないのでしょうが…、しかし、ここまで潜伏していたのです、何か情報を持っている可能性は高い』
『本当に信用できるのか?』
『彼のマスターに敵する情報であれば、交流は可能かもしれませんね。あるいは…、いえ、これはもう少し私の中で煮詰めておきたい』
何を話すべきだ?
23:52から↓2まで、聞きたいこと、話したいこと
直下、戦闘終了までに話せる数
123:1
456:2
789:3
やったぜ
とりあえずマツミの目的だな
>>935-936
【というわけで本日ここまで。次回、情報通サーヴァントとの会話から。お疲れさまでした】
【明日は来れるか微妙】
【やっぱり今日はお休みになります】
【再開】
僕が考えている間に、貴志が動いた。
「じゃあ、まず、私から質問させてもらっていいかな?」
「え、はい、大丈夫です」
…何なら全部そっちに質問してもらってもいいんだけど。
「この街の聖杯について何か知っているか?」
…聖杯? 何で、それを?
「おや? この街の聖杯とは聖杯に決まっているのではないのかね? 何故、そのようなことを聞く?」
「…知らないのなら話さない。何か知っている、というのなら話すよ」
直下、謎鯖返答
123:知らないねえ
456:少しだけなら知ってるがね
789:あー、アレはだね
6:少しだけなら知ってるがね
睨む貴志の視線にやれやれというようにほくそ笑み、相手は答える。
「少しくらいなら知っているよ。といっても、各家の情報、この街の霊基、その他諸々を総合して判断した代物に過ぎず、憶測でしか語れないがね」
「そう、分かった」
「では、君は何故」
「…未来を把握した」
…未来? そういえば、以前会ったときも。
「君と同じだ、様々な情報を整理し、推測し、繋ぎ合わせた」
「…ほう、なるほど、君もそういう人間か。ならば、私の正体についても思い至ることがあるのだろうな。…では、その未来は」
◆基礎魔術
魔術師が扱う基本的な魔術。
城戸家ではそれをまんべんなく高水準に収めるのが伝統だが、貴志の場合は探索・使い魔の扱いに突出している。
即座に結果を出す類ではなく、着実な積み重ねから高い精度で正解を引き当てる能力。
その腕前は家族の中では並び立つ者が居ない程で、過去を現在から集め、未来を視るレベルで予測する。
【限定的な未来予測が可能】
「…この街の壊滅だ」
…は?
『…壊滅、そう来ましたか。…ならば最初の目的とは、そもそも考えるべきは』
ちょっと待て、壊滅って何だ、確かに、この戦争はそれくらいできるかもしれないけど、そんなことをしたら。
「成程、君の結論はそれか」
「ああ、最悪の想定だけど…、それに、過程と理由、そこが全く分からない。予想の結果は総合的に出るんだけど…」
「そうだろうな、その情報はまさしく魔術すら関係ない秘匿状態、いや、忘却の中に置かれている。むしろその結論まで達せたことを称賛するよ」
「ありがとうと素直に言っておく。…でも、それほどの状況に陥る可能性は」
「それ以上は私も憶測の範囲だよ、名探偵くん。…しかし、この聖杯という代物は」
そこで相手は顎をさすり、したり顔で呟いた。
「杯、というよりは壺、のようだな」
「壺?」
「ああ、クラインの壺、ケオスが詰め込まれ、蝶の羽が世界を壊す。…いや、詩は門外漢だったな。兎にも角にもそんな印象だ、いや、それよりももっと悍ましい」
これで話は終わりだ、といわんばかりに相手は手を広げる。
「さて、では次の質問に答えよう。ああ、今言った事は本当だとも」
…信用ならないけど、貴志はまた何かを考えてるみたいだし。
「さあ、早くせねば決着がついてしまうよ?」
急かすな! …ああ、もう、これでいいや!
「なら、お前のマスターの目的は!」
「カレルレン紅派を除く四家への復讐だ。私はその意思がぶれない強固なものであることを知り、少々手を貸しているだけだよ」
「本当にそれだけなのか?」
僕の言葉に、相手は鼻で笑う。
「君はそこの名探偵と違い少々凡庸だな。それだけで何が悪いのかね?」
「ぼ、…いや、それはいいけど、何が悪いって、…そんなことで」
「そんなことではないのだよ。人を悪意に落とすのは単純なことだ」
そう言いながらステッキでカツカツと音を立て、相手は笑う。
「やれ、誰かが腹が立つ、誰かが気に食わない、それで十分。私はその背をちょいと押す。もっとも、今回は既に落ちていたがね」
「…」
「私は悪意の中心に巣食うもの、そして同時に忌々しき偽典に浸食された者。しかし、彼女の胡乱な毒殺は性に合う。中々愉快だよ、彼女の犯罪計画はね」
「…その計画ってのは」
「さてね、城戸は勝手に毒を生んだ、終原には毒の牙を送り込んだ、ゾラには殺される理由を用意した。…ここまでにしておこうか」
…何でだ、腹が立ってもおかしくないことを言われている気がする。なのに、なぜかコイツを悪人だとは思えない。
現に、今、コイツが切り上げた話をあまり蒸し返す気が起きない。そんな僕の感情を知っているかのように相手は微笑み、教師のように質問を促した。
「では、最後の質問にしよう。諸君、挙手したまえ」
「その手に持っている本は何だ?」
僕は相手の持つ本らしき何かを指差した。年季のある皮の装丁。しっかりとしたそれはくたびれているが、大事に使われたものだと一目で分かる。
相手はそれに対し笑いを返してきた。
「ただの日記帳だよ、読めばわかる。読むかね?」
そしてそれを僕へ放ってくる。慌てて掴んだそれは、確かに日記帳のようだった。…表に書かれているのは女性らしい細く、繊細な字で。
「…終原、逢魔!?」
「そう、そこで倒れてる彼女の日記帳だね。情報収集のために読ませてもらったのだが、なるほど、色々と分かったよ」
「何が分かったんだ?」
「それは君が読み給え。読まないのなら返してくれても構わないよ?」
…終原逢魔の日記? 思わず倒れた逢魔に視線が向かう。
終原の重鎮、確かに気にはなるけれども。…どうする? 読むべきか? 読まないべきか?
23:35より↓2、読むか読まないか
読む
>>950 読む
…気になる、気になってしまう。
思わず僕は、その黒革の装丁を開いて。目を、通し。
「読んで、しまったね?」
「え?」
相手の顔が、心底嬉しそうに歪み。
『…! 不味い! 目をそらせ! ジンくん!』
だが、もう遅かった。
◆日記帳
中には逢魔の日常や、知られたくない秘密が記されている。
中身を読むと作動してしまう呪術トラップが仕掛けられていて、『私刑』の罰則に了承する契約を、強制的に成立させてしまう。
【このスキルを発動させてしまったユニットは、以後、【報復呪術『私刑』】の罰則を了承した状態として見なされる】
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'.!;/./;;;;;;;;;";;;;;;;;;;;;l .,i'゙‐';~丶;`;;;/ /丶;;;;;;;;;;;lr‐'ジ .l; ! .!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;./ ./;;;/ .ヽ;/
. ゙",!;;;;;;;;;/'l,;;;;;;;;;;,! /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ !;;;;;;;;;;;;;;;;;,/ .‘゛ !;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ '、_./ ..
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頭を、割れる様な痛みが襲う。…いや、これは痛みじゃない。絶叫、断末魔、命乞い、そして、それら全てを感じたうえで響いているのは、哄笑だ。
その光景を、人が苦しみもがき、そして死んでいく様を心の底から悦ぶ笑いだ。吐き気がする、吐き気が止まらない。
揺らぐ視界の端で、謎の相手が、逢魔に何かを嗅がせている。逢魔の体がびくりと持ち上がった。
そして、僕の方向を向く。
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∠二二ニ=----=ニニ二\:::: : .
∠二二ニニ==---=ニニ二二]:::::::::::.
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V|:::::. l:::::: |::::::: l:::: |:::. |::|::|:::::|::::: |:::|_]:::|:::::::::.
|:::::. |::‐‐ト::::. l:::: |:::. |::|八:::|::::: |:::|_]:::|:::::::::::.
|:::::. l::::: 八:::. l:::: |:::: |下芋ミ:::: !:::!ハ :|:::::::::::::.
「見たな」 八:::::乂丈,癶::|\|\jノ乂,ソi:::: |:::|ノ}:|:::::::| :::::.
|:::\八::::::::::::ノ::::::::::::::::::::::::::|:::: !:::!/::j|:::::::|::::::::
|:::|:::::八 ` j:::: |:::l::::ノ|:::::::|::::::::
|:::|:::::|八 八::j ::!::::::|:::::::|::::::::
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|:::|:::::|八::::::|l:::::::::: }´ j:/ :l:::: l::::: |:::::::|::::::::
|:::|:::::|::::::\|l;/⌒j l:::: |`ヽ! :::::|:::::::;
|:::|:::::l/ ̄j\ ノ / l:::: | l|:::::::::::::/
|:::l乂| {¬ー -‐/ l:::: |/j:::::::::/ヘ、
|:::| j{{ >-----/ |ノ|j:i:i/:: /i:i:i:i:i:∧
八:| j{ >ー──‐< / /i:i:i:i//i:i:i:i:i:i:i:i:i:i∧
′ j{ ー‐‐ / /i:i:i:i:i://i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}
全身に、悪寒が走り、鎖で縛りつけられたように全身が重くなる。
◆報復呪術『私刑』
対象の人生を狂わせる程の罰を与える呪術。
罰則を了承した上で、逢魔に危害を加えなければ発動しない報復呪術の亜種。
魔術攻撃には魔術回路を、物理攻撃には対応した肉体を欠損させる。
【スキルを使用した相手との戦闘において、相手が用いたステータスを勝敗関係なく戦闘後に減退させる】
【スキル解除には、何らかの解呪効果を持つスキルか、逢魔の許可が必要】
【発動には他ユニットが上記の効果を了承する必要がある】
僕達目がけ逢魔が走ってくる、黒衣のサーヴァントは、手に何かを握らせ。
「私は言ったね? 嘘を吐くぞ、と。では、後のことは頼むよ、大佐」
「…了解」
指を鳴らすと同時、一人の男が物陰から姿を見せる。
手には銃、弄んでいたトランプを一発撃ち、ニヒルに笑う。
/ニニニニニニニニニニニニヲ
__ __ /ニニニニニニニニニニニニニ!
f }}`ヽ/ .:} ノニニニニニニニニニニニニニ=!
__! |{、/ .Уjニニヲ≧xニニニニニニニニニニニニ}>、
乂ヲ r-У .r=‐' ´ ノ}、 ` ー─── ´ マニニニ≧===- _
/// ノ /⌒¨ ´-、\ __x ノニニニニニニニニニニニニニ
x< / / / _ノ }ニニニニニ≧x __ /ニニニニニニニニニニニ>"
γ < ´ /ニニ人_リニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ> ´
i / ` ーュ、ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニイ´
. i _ ´ _ノ´ニニニ\ニニニニニニニニニニニニニニニ≧ニニニ=ム
i γ´/´ ー‐ュイ!ニニニji≧xニニニニニニニ≧三又、|i^Yニニニニ:}
ハ´ j i / 、 __ x≦ニニニニ{ヽi!.  ̄i T 、_ノ⌒ソ:!^ }ニニニ.く
r‐{ : : ` : : ‐-,┴: 7 ー‐yニニニニニ=!^i::',、^ー‐ 7 ! i γイ:!ソノニニニ=.ハ
!\: :{:、: : : : :i :゚: :/ `¨1ニニニニ八_マムヽ ー′ .{└ } !::!' ニニニニニニ!
! \、: : : : :i :゚:.ム Уニニニニニニマム ,_ `フ´ _.y /:/ニニニニニニ从
. j  ̄ ̄ / ./ニニニニニニニニマム У)三二..ス /:/ニニニニニニ/
. j (__) / {ニニ{マニニニ}ニニ=ヽ//ー 一' /:/ニニ|!ニヲ^Y′
i / \=!ヽ={、=!\ニニ!ヾ::ヽ_,_jYーv':::/Y∧|iヲ′
j (__) / x ⌒ ー 、 ` ヾ ゙ r^} > ::::::::::::::..イ! ト,
. i K__ i \_ /^i! \フ:::::::/// ,リイ }^x_
.j i ヽ i ヽ ヽー‐ イ i! 厶.イ∨//イ | ム `i
i ! ! \ i ! `ⅸfr‐、 ! ム ー─-
i | i ! 〃Y'⌒\\ ! ム ‐-
, i | i i! 〃 { } Y .! .ム
ト、ヽ. |! | ./ i! /ヽ\ マ ヒ彡 i j i ム
! ヽi: |! | / i!/ ヽ }、_ イ ノ リ ! ム
! \ |!:. ノ ⌒ヽ i \ i { :i! }xイ、⌒
i ノ!イ マ ! i i! i ヽ
i  ̄ | ! マ | i i! i }
「彼女を回収してくれ。これで終原陣営に対する手は打った、マスターも喜ぶだろうよ」
そう言って男を呼び寄せ、背後の隠し扉をまた押し開き、謎のサーヴァントは去っていく。
「待、待て!」
「ははは、少々詰めが甘いよ。だがまだチェックメイトではない。さあ、私にチェックをかけにおいで、間抜けで凡庸なハムレット君」
その逃走路を防ぐこともできず、僕達はそのまま戦闘に突入する…。
直下、戦闘ターン【戦闘終了寸前】+2
123:3ターン
456:2ターン
789:1ターン
6:2ターンの戦闘
【というわけで本日ここまで。次回、【大佐】&逢魔との戦闘から。お疲れさまでした】
【本日はお休み】
【再開】
そういや大佐のステータス決めてなかった。というわけで直下【???】-1
123:そこそこ
456:普通
789:弱め
2:そこそこ
【全ステータス6程度にしておきます(戦闘時は3相当)】
【貴方陣営】
【体】:5
【心】:3
【知】:5
【質】:3
【運】:2
◆ 剛腕投擲
特殊な改造義手を使用したことによる殺人的な投球技術。
そこら辺の石ころをガンド並の威力まで増強が可能。力を溜めれば、大砲級の一撃も生める。
が、前述の不幸体質の為、暴投が日常茶飯事。
【戦闘時、相手の【知】に-2補正】
【魔力一回分を使用することで、継続効果を持つスキル効果に、一日分の減退を与える。(宝具は不可)】
【使用時、判定を行い、ファンブルが出た場合、負傷判定を行う】
【逢魔陣営】
【体】:3
【心】:3
【知】:2
【質】:5
【運】:4
◆“大佐(???)”「???」
【???】
【???】
【???】
【???】
【1ターン目】
直下、貴方
↓2、逢魔
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
貴方、【質】選択
3+6=9
逢魔、【知】選択
2+5-3=4
【貴方、有利獲得】
【2ターン目】
直下、貴方
↓2、逢魔
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
貴方【質】選択
3+1=4
逢魔【体】選択
3+3-3=3
【貴方、有利獲得】
【"大佐"、貴方のファンブル取得によりスキル発動】
直下、狙撃対象。成功以上で貴志、失敗で貴方
↓2、負傷判定【今回は戦闘が主目的ではない】-1
1234:無傷
56:負傷
78:重傷
9:死亡
5:貴方
7:重傷
直下、逢魔逃走判定、成功以上で奪取、失敗で連れ去られる【重傷】-2【ストレート勝利】+1【大佐の補佐】-1
【忘れてたけど、貴方、【質】2減少】
7:お、珍しい
【逢魔奪取に成功、ちょっと次スレ建ててきます。ただ、キャラクター紹介作ってなかったのでかなり時間かかる】
【建てた後、対キャスターだけ今夜はやります】
【次スレ: 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 45【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1494081101/) 】
【矢張り時間がかかりそうなので本日ここまで。明日は次スレで戦闘判定から。お待たせしたのに申し訳ない。お疲れさまでした】
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