【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 41【募集鯖鱒】 (1000)

これは造られた戦争。

本来の目的を大きく外れた物語。

外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。

そう、言うなれば遊戯。

ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か真か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。

遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。

カタチ無き魂は、カラダを求める。それは己がためであり、また、愛すべきミカタ達への感謝でもある―――。

            ノク: : : : : :/ . : : : : : : .   \    ヽ        {_
           /: : : : : : / . : : : : : : : : : :              ト、
          / : : : : : : / . : : : : : : :/. . : : : : : : . .       ┘. ヽ
         .′ : : : : : / : : : : : : :∠: :__:ノ: : : :       _}、. : .   \
          / : : : : : : :/ : : : : :/j、」 乂 _: : . . . . : .  : .   ゛、 : : .  ヽ            「ああ、ああ、ウザってえ、どうしてこうもウザってモンに絡めとられた」
       ′: : : : : : ' . : : /: j  ` 、 `¬ィ〔 7: : : : : : . 〉: . : . '.: : : : : . ゙,
      / . : : : : : : :' . :./: : : !      ̄ ` /: : :_ : ィ: : : :|: : . ヾ : : : : . ,
.      / : : : :/  | イ: : : : : l         ノ'  ´ f_芯ュ: : /: : : ∥ 、: : : . ゙,
     / . : /: : : : : : :l: : : : : .'               八_几/ : : : /'  \: : ,
.    /. : ク: : : : : : : : : :l : : :  .′        _      |: : : : : ./.′   ヽ: '.
  /‐ /. : : : : : : : : : : l: : :  l          /´⌒ 〉     ハ: : : : /: |      'ミl
.     / . : : : : : : /: : : : : l: : : l         ` =     . ' /: : /: : |                 「でも、だから戦わなくちゃいけねえんだよ」
    ′: : : : : : /: : : : : : l: : : :l         ー    /: :/.:/!: : : |
   .: . : : : :. ': : : : : : : :!i: : : !           /:   /く: : :ト、: : !   ___
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    l:_:, ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| l : |         _j: : /⌒  ̄ ̄ ̄ ̄ ` /             ヽ
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    |/  \        l  |: l       「  . : /           /             |
      / \     |   り .... ‐ 二|  ': /               /                  |      「このウザってえしがらみに絡めとられるために。…全くダッセえなあ、おい」
.     /: : : : \   rf二二 - |\_| l:/            /                 |
     /: ___ > 〕.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ    j'           /                   _}ヽ
.    /  >、    /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'、               /             _,  ´

・このスレはType-moon『Fate』シリーズの聖杯戦争設定を利用した【完全な二次創作】です。

・また、当スレの方針上、他のスレとは異なった価値観の元運営される可能性があります。

・Grand Orderの設定は、明確に準拠しない方針を取らせていただきます

・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。

・サーヴァント、マスターは皆さまから募集したものを利用します。

・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。

・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。

・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。

・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。

1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント

基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476368325


24時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 24【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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25時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 25【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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26時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 26【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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27時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 27【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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28時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 28【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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29時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 29【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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31Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 31【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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32Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 32【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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33Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 33【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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34Pastime Holy Grail +:中二変格貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 34【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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35聖杯人形編セカンド:段箱忍者貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 35【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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36普通に聖杯戦争:兎耳探偵貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 36【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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37普通に聖杯戦争:兎耳探偵貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 37【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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38普通に聖杯戦争~合間の神屋戦争:兎耳探偵貴女~喪失善行貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 38【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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39合間の神屋戦争:喪失善行貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 39【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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40合間の神屋戦争~第二回座談会~四大家戦争:喪失善行貴方~悪口憑依貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 40【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473330276/)

有志の皆様によるWiki http://www2.atwiki.jp/pastimegame/


【サーヴァントテンプレ】

≪クラス≫:

【真名】:
【属性】:
  
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:

【特徴】:

【クラススキル】



【保有スキル】






【宝具】




【来歴】

【聖杯への願い】

【性格】

【AAもしくは容姿】

【行動方針】


一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。そこはご容赦ください。

【現在は募集を停止しています】

【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。

索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。

また、日常パートにおいては、他陣営の描写も同時に行われます。


【戦闘パート】

≪通常戦闘≫

ルールは以下の通り

1:十の位を【筋】【敏】【魔】とし、各ランクごとの点数として取り扱う

2:十の位の結果を一の位に足したものを結果とする。

3:【耐】のステータスをその結果から引く(結果は切り上げ)

4:そこで発動する宝具、スキルがあればそこで発動、その結果を取り入れ、最終的な数字で優位を決定する。

5:特殊は特殊

6:各ステータスは以下の通りE:1 D:2 C:3 B:4 A:5

7:10の位0の時は幸運で判定、一の位0のときは強制有利

8:最大は15、それ以上はカウントオーバーとする

9:宝具は、一定の条件を満たしたときに発動、もしくは戦闘時に任意で発動するものとする

10:スキルも同様の条件で発動する。

11:三回優位を取った時点で勝利とする


≪共闘ルール≫

共闘する場合、メインで戦うキャラクターとサブで戦うユニットを決定します。

ステータスはサブユニットのステータスを二分の一(切り下げ)したモノをメインユニットのステータスに付与。

スキル、宝具の効果はそのまま使用します。


≪マスター戦≫

だいたいはサーヴァント戦と同じ。

【筋】を【体】、【耐】を【心】、【敏】を【知】、【魔】を【質】として判定します。


≪マスターVSサーヴァント≫

サーヴァントと戦闘可能なユニットの場合、戦闘時にマスター側に強制-5の補正が付与されます。

共闘時の補正はマスターだけの場合は-4、マスター&サーヴァントの場合は-3となります


≪負傷、重傷の取り扱い≫

負傷、重傷時の戦闘は判定に-1が付与されます。


≪かばう≫

一方的なマスター戦を仕掛けられたときに使用可能。
相手マスターの【体】と自サーヴァントの【敏】を使用し判定を行います。

初期値は5、【敏】-【体】÷2の分だけプラスされ、成功した場合、マスター戦は無効となります。

【魔力切れシステム】

朝、昼、夜行動の際、連続して宝具、一部のスキルを使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。

魔力切れは、二日経過することで一回分回復します。それ以外に回復するためには、令呪、特定の礼装、魂喰いなどを必要とします。


【負傷・重傷の扱い】

【負傷】

・サーヴァント
戦闘に-1補正、一回休息を行えば回復。

・マスター
戦闘その他に-1補正、二回休息を取れば回復。

【重傷】

・サーヴァント
戦闘に-2補正、二回休息を行えば回復。

・マスター
戦闘その他に-1補正、シナリオ中には回復せず。

【四大家一覧】

【終原家】


【報復呪術】

自らに与えられた損害、危害、攻撃をそのまま、あるいは倍加して与える呪術。
心身共に攻撃や干渉が可能であり、その使い方は使用者によって異なる。
西洋の魔術体系とはまた異なっており、独自の進化を遂げた魔術の一つ。


【家の概要】

街を統べる四つの家の中で最も立場が低く、最も陰惨かつ卑劣な術を使用する家。
本来は街を古来より守っていた統治者の家であり、他三つの外来家が霊地を狙い攻め入った際に交渉することで現在の地位を確保し、戦争の末席についた。

しかし、使用する術やその境遇にも拘わらず、その家には何故か正しき心の持ち主が集まる傾向にある。
また、健全な心は健全な体に宿るとの言葉を体現するように、筋肉質なメンバーが多い。

現在は半分暴力団、半分自警団といったような街の護り手となっており、街を愛する気持ちは強め。
そのため、戦争においては霊地の貸借に加えカバーストーリーの流布や資金調達のような雑用諸々を担当している。


【願い】

戦争を目的としている他家等からこの街を守る


【所属メンバー】

◎悪口憑依貴方(終原 真・月)【AA:獏良了(遊戯王)】

今回の貴方かつ終原の末っ子。他者に憑依する能力を持つ魂だけの存在。自分の体が無いことにコンプレックスを抱いている。
また、ものすごく口が悪く、いざというときに相手の神経を逆なでしてしまう。何だかんだで家族思い。


○終原 一【AA:比那名居天子(東方Project)】

終原家長女にして、現状両親がいない終原家の精神的支柱。
ただし極度のマゾヒスト。弟妹思い。


○終原 英雄【AA:握野英雄(アイドルマスターSideM)】

終原家長男にして警察官。街を護ることに関しては家の人間で一番執着しているため少し危なっかしい。
誰かの受けたダメージを報復する使い魔を使用する。顔が怖い。


○終原 眸【AA:黒木智子(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!)】

終原家次女。コミュ障にして出不精気味。
写した写真を使用した索敵や、呪いの共有が得意技。夜型人間。


●ライダー【AA:球体紳士(2ch)】

うさんくさいながらも紳士な顔の見えない男。ギャグマンガみたいな戦い方が得意。
真名はほら吹き男爵ことミュンヒハウゼン男爵。願いは夢を見続けることらしいが詳細は不明。

【カレルレン家】


【動物使役】

その名の通り、動物を使役する魔術。
斥候から戦闘、あるいは小型の礼装として使用が可能。
血液を利用したリンクで完全に指揮下におく一派、あるいは信頼を勝ち得その加護を受け共に行動する一派が存在している。
そのため意味こそ違えどどちらの派閥も動物を大切に扱う。


【家の概要】

戦争を行う四つの家の中で動物使役を得意とする魔術一派。
元々、獣の加護を受けることで力を増す少数の魔術集団のまとまりに端を発する一家である。

そのため動物を人間、魔術師より優れた存在とする白派、あくまでも道具として使役することを望む紅派が存在しており、常に冷戦状態。
白派は獣の加護を受け自らを強化したうえで共に戦闘する魔術を主に使用し、哺乳類を使用する。
紅派は血液を利用し制御下に置くことで動物を武器として使用する魔術を主に使用し、爬虫類を使用する。

現在は家内の冷戦状態もあるものの、戦争には協力が必要だとしぶしぶ休戦状態にある。また、どちらにも属さない第三派も存在しており混乱している。
戦争では主に令呪の作成を担当している。


【願い】

生物進化の果てを


【所属メンバー】

◎ガディア・カレルレン【AA:新城直衛(皇国の守護者)】

カレルレン家当主代理。傍らに巨大な野獣を連れた茫洋とした男。
詳細は不明だが、赤白両家に疎まれている模様。苦労人属性。


○マツミ・カレルレン【AA:松実玄(咲-saki-)】

カレルレン家紅派筆頭。威圧的な笑顔を絶やさない女性。
弱肉強食理論の元、龍的な魔獣を使役する。コンマ神のお告げでポンコツ疑惑が浮上中。


○マイケル・カレルレン【AA:ゴリラ(動物)】

カレルレン家白派筆頭。ゴリラ。
紳士的なゴリラ。理知的なゴリラ。


○ディエゴ・カレルレン【AA:ディエゴ・ブランド―(ジョジョの奇妙な冒険)】

カレルレン家紅派。野心的な青年。
能力は不明だが、利用できるものは何でも利用する泥くさい戦い方が基本の模様。


○ククルン・カレルレン【AA:エーリカ・ハルトマン(ストライクウィッチーズ)】

カレルレン家白派。自称クッキー。
犬を操る子犬系女子。あまり頭はよろしくない模様。


○トカゲ(本名不明)【AA:シン・メーン・アルティエン(モンスターコレクション 魔獣使いの少女)】

カレルレン家第三派。まんまトカゲ染みた剣士らしい。
詳細は不明だが、カレルレン家の古老的ポジション。


●ランサー【AA:早坂美玲(アイドルマスターシンデレラガールズ)】

詳細不明。高慢な女。
触媒は大英霊を呼び出せるものだったらしいが…?

【城戸家】

【基礎魔術】

物体の強化、自己の防御、探索、人払いなど基礎的な技術を高い水準まで修めている。
言ってしまえば万能なオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏。
どれか一つを特化するよりも、まんべんなく強化しようという安定志向の産物である。


【家の概要】

舞台となる街において学校を経営している一族。
もちろんそれは表の顔であり、本質は誰よりも純粋な魔術師然とした一家。

ただし、全体的に派手好きな成金趣味。そのため経営及び家系は常に困窮気味。
過去にはそれ相応の私財を得ていたようだが、徐々にその収入減が不足しかつての栄光はいつやら落ち目に。

構成メンバーはかなり血統を重視しており、外部の人間はほとんど存在していないかつ、少々プライドが高い。
戦争においては、魔法陣の生成を担当している。

【願い】

根源への到達


【所属メンバー】

◎城戸 槙名【AA:七転福音(紅殻のパンドラ)】

城戸家マスター。明るく朗らかでフレンドリーな非の打ち所の無い少女。
能力は不明だが、どうやら父である沖名と血は繋がっていない模様。


○城戸 晴真【AA:八神庵(THE KING OF FIGHTERS)】

城戸家長男。なんかものすごく個性的になろうと頑張ってる感じがする男。
能力は不明。高校教師。


○城戸 錬太郎【AA:不明】

詳細不明。


○城戸 沖名【AA:アーノルド・ラスキン(宵闇眩燈草紙)】

城戸家現当主。威圧的な禿頭の大男。
娘の槙名を気にかけており、何だかんだ他の息子二人も大事には思っている模様。刀剣のコレクターのようでもある。


●サーヴァント不明

【ゾラ家】


【錬金術】

万物、物質の流転をテーマとする学問。西洋魔術の影響を受けたものであり、自然に干渉して物を造る魔術。
主に非金属を金に等が挙げられるように最高クラスであれば人体錬成も可能。
最終目標は「完全」に近づくことであるとされる。


【家の概要】

舞台となる街において医療機関を営む一家。
サンジェルマンの指導を受けているといわれるが真偽は不明な本来流れ者の謎が多い一家。

戦争開始時に、何処からともなく流れ着いた男を始祖とする一家であり、一族としての意識は薄い。また、少々貧乏性。
少しマッドの気はあるが、仕事には真面目で忠実な職人気質。「賢者の石」の錬成を目指しているといわれているが詳細は不明。

一種の職業ギルドの様相を見せ、有能な魔術師、錬金術師を積極的に引き抜いている。
戦争においては聖杯の作成を担う一家である。


【願い】

真理の追及


【所属メンバー】

◎ラプーペ=ゾラ【AA:ジェイド・カーティス(テイルズオブジアビス)】

ゾラ家当主。淡々とした優男。
能力の詳細は不明。


○ルージュ=ゾラ【AA:シャルラッハロート(アルカナハート)】

ゾラ家戦闘員。出るところは出て引っ込んでるところは引っ込んでる高校生とは思えないほどのボディ持ち。
鎖を操る技を持つ。好戦的な性格だが、あまり当主の事は信頼していない模様。


●サーヴァント不明

【外来】


◎カストゥサルファー・ジーレイト【AA:紅麗(烈火の炎)】

全身に火傷、焦げ跡を持った男。前回参加したマスターの息子らしい。
能力の詳細は不明。聖杯奪取に並々ならぬ信念を抱いている模様。


●アサシン【AA:春麗(ストリートファイター)】

詳細不明。中華風の女性。


◎不明

詳細不明。フランの相棒にして街医者らしい。


○フラン=ゾラ【AA:斑木ふらん(フランケン・フラン)】

ゾラ家のはぐれ者。医者であり、街医者である外来マスターの補佐に回る。
能力は不明。協力こそすれどうにか相棒を止められないかとは考えている。


◎不明

詳細不明。


【テンプレここまで】

【というわけで戦闘判定から再開。今回から判明していない敵陣営のスキルは戦闘中に明かしていく感じにします】

【ライダー陣営】

【筋】:5
【耐】:3
【敏】:5
【魔】: 3
【幸運】:6


◆対魔力:D
  一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
  魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

 【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】

【怪力男】

 【【筋】がAランク。相手の【筋】による攻撃に-1補正】



【セイバー陣営】

【筋】:3
【耐】:2
【敏】:2
【魔】:2
【幸運】:3


【スキル詳細不明】



【1ターン目】

直下、ライダー判定

↓2、セイバー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー一の位0獲得、よって強制有利


【セイバー、有利獲得】


【2ターン目】

直下、ライダー判定

↓2、セイバー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

ライダー【敏】選択

5+3-3=5

セイバー【運】選択

4+6=10


【セイバー、有利獲得】


怪力男、アルブレヒトが召喚され、戦況は明らかにこちらへ向いた。
…はずだった、はずなんだが。

「何で押されてんだライダー!」
『む、むむむ、おかしい! マスター! 君の伝えたステータスは確かか!?』
「誰がここで嘘つく必要があんだ! てめえじゃあるまいしよお!」

セイバーの剣、錆に覆われたその剣は、ゆらりゆらりと力無く揺らめくように降られている。
全くやる気ねえように見えるその動きだが、ライダーは対抗できていない。

「旦那! どうするんでえ!」
「ぐぬぬ…! 卑怯なりセイバー! 正々堂々と勝負をせんか!」
「…一でよく言う。…だろ」

明らかに、おかしい。

『…多分敵のスキルだろうけど』
「解除条件は分かんねえのかよ」
『分からないけど推測はできる。…多分、あのセイバーの真名が分かれば、少なくともこの誤認は解除されるはずだ。…もっとも、ステータスは変動しない気がするけどさ』
「んだよそれ! 役に立たねえな!」

道理で真っ正面からぶつかってきたわけだ。…初手のアドバンテージ取る必要があっただろうからな。



◆???

 【セイバーの真名判明時に判明する】



【3ターン目】

直下、ライダー判定

↓2、セイバー判定

147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー、1の位0獲得、よって強制有利

【セイバーの勝利です!】


直下、逃走判定。成功以上で二画消費、失敗で一画消費して撤退

0:特殊判定

         ,. --
       /    .-\
      /  , '´     }             ., -─-  、
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       ` ̄| l                l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           | |                   l::::○::::::::○:::::::::::::::::::!
    rヘー'~。゙^ヾー゚、                 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
   Y´p ゙、l!". οゞハ_          ,-.\::::::::::::::::::::::::::/..__
 {゙´。ο 〃^ 。l!,;  ゙~ヘ;⌒ー:、      / /.` ー-  -‐ ' i.{   ヽ
.{〃ゞ ^d ゙、 % -ヾ " )パ、";';}   ノ f´ (_       j У ,  ∧
.{^;i! 。ο"〃^ 。l!,;rー゙''"~ ゞ-"´   j   |     ̄``'ー‐´¨i /    j
{;;:〃 :' 。^;;゚ノ⌒ ο゚、;} `、    ノ  .|           !{:    ソ,
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直下【始めの一歩】+1

123:その頃家も襲撃を受けていた
456:アルブレヒトの か ば う!
789:今こそ見せよう【無辜の怪物】!

6:アルブレヒト消滅判定、代わりに令呪無し退避


結果は歴然だった。何処かふぬけたようなセイバーの攻撃。
だがそれは、まるで大地を割る鉄槌、空を裂く旋風。

ライダーが本当の英霊であれば、あるいは情報と事実の変化に対処できたかもしれなかった。
だが、結局のところ、ライダーの本質は無辜の怪物。他者に与えられたイメージ。

勿論それが否定されるわけではない。だが、そのほんの小さな齟齬が、ライダーに決定的な一撃を与える。

「しま…っ!」

手に持つ銃と剣を弾き飛ばされ、がら空きになったライダーの懐へ、滑り込むように錆びた剣が振るわれる。
ライダーも死を覚悟したその瞬間。

「どっせーッ!!!」

    ’,___/       /              ̄ ̄ ̄
     '::::::/       /          /         \
|     ∨       /`ー――――...、 /               ヽ
      {        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::{-- __          /ヽ
      \     ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::i:∨//≧=、 u.     fツ
 \       `ー   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/}:::∨/////7、   、
   \      /{\:::::::::::::::::::::::::::::::/::i::::::∨//// /   レYVVVV
    \       |  ヽ::::::::::::::::::::::::::::_リ::::::::∨/イ_/    \vvvv
           |   :::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::/>  ___ /´
           ,   ∨:::::::::/::::::::::::::::::::::/_/     //
          〈     ∨/::::::::::::::::::::::/ 〈 ∨  /__/
           }     ':::::::::::::::::::::::/    ', }_/ i:::::〉
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::::::::::::\ i     ’,    }:::::::/         |i  〈/
:::::::::::::::::Ⅵ      ’:.    |:/    \      |  i
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:::::::::::::::::::::::|      ':::::i /        `丶__/   i:::::::::::\:::::::..、
:::::::::::::::::::::八      ’::∨       、__ 〉ー 〉:::::::::::::::\::::::\

:::::::::::::::::::::::::::\     ’::::〉          ̄ ヽ´   {:::::::::::::::::::::::\:::::\
 ̄ ̄ ̄ ̄\:::::::\    }/            〈  〈:::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::〉
       `¨¨¨´ \_ノ'             〉  〉::::::::::::::::::::::::::}:::::::/


ライダーをその怪力で突き飛ばすアルブレヒト。ニヤリと笑ったその背を、セイバーの剣が無慈悲に切り捨てた。

「アルブレヒト―ッ!!!」

ライダーの声が、響く。


直下、アルブレヒト消滅判定。成功以上で重傷、失敗で消滅

0:何故ここで出るんだ

                           ` ,
                             ',

           ,、-‐ー‐- 、‐-、 ノ            ',
        、 /  ,、-‐ー、 ヾ、 ',               i
        i/  /:::::∩::::l ',ヽ    ,
       __ミ|lヽ、__l:;:;:;::ソ;:;:ノ  l    } i ,-‐ 、    ,'
      : : : ヽ`‐、._ニ==ニ二ニi、 ノ ノノ./ /:;;::',ヽ i
     : : : : :i: : :,-:、: : ,、-‐i /: 〉: : :::::::::'; /::ン:/ l/

     : : : : ;ノ: /: : :;': ;': : : l :l: : : ::::::::::::::::``‐-、_/{'
      /,-'´,、-/ !O 丿ノ o        i ,’ }
    // /-‐ー-、 / /。        / j /
   / / /`´L_」、  Y`‐、._        / ,ィ ,'l
  ヽ /:::::::::::::::::::::`‐-、._ / ``‐-、.____ / / ! ,'

   `}:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ 7 -〈  /´ i) ノ o /
    ',:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽヽ_ヽ_7´ヽ_/ // /
    r 7‐-、._:::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄7 / /

     `‐、._ /  `7‐-、._::::::::::::::://// l
ヽ     、   `` ‐- 、._ ノ 7ヽ:/ /
  ヽ    ``‐-、._ ゚  `` ‐--‐'´/
   し  0    `` ‐- 、.___ノ /
   o  \    0    。  /
    ,、-'´ `` ‐- 、.___,、-' o
 _,、-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::``‐-、._

-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`` ‐- 、.__

直下

123:消滅ついでにライダーも負傷判定
456:乱入者
789:お前だけに任せるかよ

6:乱入者

直下

12:ランサー
34:バーサーカー
56:キャスター
78:アサシン
9:アーチャー

2:ランサー参上

ライダーとセイバー。その戦闘を見る一つの影。
そしてその目は、それぞれの陣営をつぶさに確認しため息を吐く。
傍らの獣が低く唸り、獣臭が場に満ちる。

「落ち着け、雪風」
「…グゥゥゥ」
「さて、戦闘中なのはライダーとセイバー、そしてどうやらセイバーが押しているようだ」

そして、ライダーの従者がライダーを弾き飛ばした。その瞬間、影、ガディアは指示を出す。

「さて、じゃあ殺し合いを始めようじゃあないか。行け、僕も行こう」

その指示と同時。アルブレヒトに振るわれた剣が、横から弾き飛ばされた。

「ずいぶん待たせたな!」

それは獣の皮を纏った一人の女。

「ランサー様の登場だ! ひれ伏せ!」


【ランサーのステータスを公開します】

≪クラス≫:ランサー

【真名】:???
【属性】:中立・善
  
【筋】:D
【耐】:E
【敏】:E
【魔】:B
【幸運】:A

【宝具】:A+                                      、
                                  /: o‘,
                              /: : o: ‘,
                          . : : ^: : : : : : :.\

                    r      . : ´: : : : : : : : : : : : : : :\
                       {: \ /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
                       {: : : : : : : /`¨¨  -=ミ: : : : : : : : : : :\   x==ミ / ̄ミメ、
                     /マ〉: : : /         "'' ミ: : : : : : : :.ヽ /   \
                   xj{ミ〉:〔〕:′    {乂   /    \ : : { ̄\/   ミ  Y⌒ 、 i
                  ′Y〉i|〔〕{  ,/、 {  `ア¨ア_r マvミ、ヽ: :Ⅶ:  ヽ   .:乂\|.....' \|
                乂_彡'l: : :{ j|___\  _< (( //}}^}i  ‘,Ⅶ:.  Y⌒...................}
                    八: : { ´|====彡'" ̄》辷彡' 从  i}::〉   >、|.......................{
                    ‘,:{ |\夊尨ヽ/     / /}  リィ(..⌒^...........................ノ
                        ‘ :{从  \_彡'}  r '') / 从/   `¨¨¨¨¨ア..........ζ
                      }:.{  \ )hノ}----- 彳 / \     /辷辷彡′
                       人:{  乂^ア ノ_マv_廴彡/ ィ(}: : `¨¨¨´ニニニニ}
                       /7: :人   /,ィ(__彡¨¨ア"i:i:i:i:|: : : : : : /ニニ- ̄
                      /: :/:. :./i\//___彡'^ア"i:i:i:i:i:i:i:i:i|: : : : : / ̄
                    . : : : :/: /i:i:i.′{^{ .:' ィ(i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|: : : : /{
                  / : : : / くi:i:i:i:i:i{:i:i乂 .::/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ : : : : /,
              /: : : : : : _彡' 〕ト}i:i:i:i:{:::′i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:∧: : : : :∧

              ィ( ̄ミ≦ニニニニニ7i:i:i:i:{ ':i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:/ ‘,: : : : : .、
           _彡'¨¨¨¨ヾ......マニニニ/i:i:i:i:i:{j{:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/   ‘,: : : : : :\
            ノ⌒..............{ ̄ミメ〕=-アi:i:i:i:i:(シ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:‘,    ,: : : : : : :\
         /............x=ミ..乂   \:i:i:i:i:i:i:i:((i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:‘       、: : : : : : : \
        .〈....__.......{  ‘ ノ⌒¨夊¨zzzzzzz}}zzzzzzzzzx___彡”      ヽ: : : : : : : : :\
        /ミ{⌒ヽ_>、  ‘,   ノ¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨)k           八 : : : : : : : : : \
     .. : :|i 八  マ〉{\  , ィ(⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y \         }: : : : : : : : : : : ヽ
    ../: : :|  |: .、 Ⅵ  \| /                      \       |: : : : : : : : : : : : :‘,
   .../ : : 人  |: : \| }  /     /       }      、   \      |: : : : : : : : : : : : : :‘,
    ′: :: :: :\| : : : : :} / /   /        }      \   \   ,乂: : : : : : : : : : : : ノ}
   .{x=ミx: 0::0::0::0'〈   /⌒ 辷ソ⌒\  __彡う ___{⌒^辷彡^v彡'   {   Y¨¨¨¨¨¨Y  i|
    |   マ〉: : : : : : x} 廴7 -======-ミ `7[   ∧⌒^       /,    |   i|      λ  j}
    |   }⌒ 辷彡i|  , -======-ミ   /⌒^¨¨´マ=====≦  /,   人   i|‘,   ./ ‘, /
    l   /,  }   i|   { -=====-ミ   /       マ=====≦ /,     .、  | ’   ′ .∨
     、  | ‘  j|   |   | -====-ミ   /        マ ====≦ _/,      \|  }/
..    \| ‘, j| 、 |   | -===-ミ   /         マ ====≦ /,
         \| \|   | -==-ミ   /               マ ===≦ / ,

【特徴】:英霊・???


直下、ガディア標的。成功以上で槙名、失敗で貴方【姿は一応見せてない】+1

8:槙名

突然の乱入者に時間が止まる。
…ランサー? ランサーだって?

だが、その疑問は、校庭へ新たに表れた影によってより一層混乱を増していく。

「…! マスター!」
「え?」

それは、槙名の背後に突如出現した影。
牙を生やした白い猛獣。その牙が、槙名を襲う。

「ガアアッッッ!!!」


◆剣牙虎(けんきこ)

              __ / /  /        /    /)
    ___ - ― ニ二     /   /        |    / ヽ
―  ̄ _            /   /         |    /   |ヽ
  | __  ` 、  \      /   厶.     |  │       ト、
ヽ. ∧   ̄ ー 、 ヾ  ヽ   / /〃r‐\    l   |  〃    | \
:::∨::|  ハ     > \  ヽ //|:::::::i!::t虎|::::\  l  i   ∨     |   「\
:::::::::::∨/   ノ \ \ ∨/::{. ̄`ー―――\  \  |        |  ヽ
:/久:::( \(    \  /∧:ノトi__    ......,,,.  \    ト、 ∧  i / |    \
   ヾ:::ヽ  ゝ- _  /∧:::| {| T`ぅ、―一_=-rァーi\   / } ハレ  l      ト、
/ /ゝ::::|   ゞ ヾ `ーゝ_:::::ゝ| ーイ)  てゝ ー ´ El\〈〃/ /イ  /       | 丶
{  ゝ¬}::::l  彡  ヾ、  _ ̄ヽ∧  「_        上|_}| // / /      |
彡ゞw ミ ヾメ 彡   ゞ"  `ミ::{ノミハ ヽ>     __厶ャ-、 ヽ| /  /      ヘ  |
       /:::ミ   彡ヾヾヽ ヾ仆\ ___√\ \iレ  ∨  /  ノ /  ∧ l
  三ミミ  /:::彡㌧、 彡从 ヽ  ㌧ミ-\ ̄.フ´ \ \  `   ヽー―イ / ´ ̄   \|
ー、 二  ゞ彡   ミミ、__ _  ヾx、   `=ゞ〈_ ゝ、  `     ` 、 }  /          l
彡 三= 豸 彡 -=从 {::〈 ぶ、 ヽ ヾ、_ ゞ=、 \ ヽ 、ヽ  i    L∠     ___  │
彡==-彡 彡彳〈从ミミ  ゞハ 豸^\ 〉:::::>    \     . : .:.:.:|ミト、ー<__    ヽ l
 ̄フ:::::√  彡==-ァ,, ,,,,、   `, ー巡"´      ヽ\  . : . :.:.:.} : {\   二ゝ-   |
  ゞ::::::ー  彡戈`ー‐ミヽ ̄''''' "ヽ ミ、       ヽ `、 . : .:.:.:.:/ :. 人 \    下、  |
彡彡 二 ̄''''''心ミゞ   ゞメ゙゙`   ミ ヽ           ヽ .:.:.:ノ  /:::::::\\   ト、 ヽ |
 ノ 豕彡彡彡彡ヾ::::ハノノ       =三ヾ  _      マ =   /:::::ノ|:::::\ト、 | ヽ  |
  //ノ 彡彡   ̄ ̄彡―--二 ―- 、  `^( ` __- _  ヘ__,ノ::ノ /r、::::::::| \  |  |
//ノ/    |"ノ  彡二二ニニ二__ 冫 \ `´ーヽ   ̄,丿 \::....   リ ヽ::::|   \  \
/ 〃/     キ   ̄ ̄ /|  _ X  冫  `、   } j 〃ヾ.  \:::::...  |:::::l \  >   |
/〃/"""〃豸     〃 T ̄  /ヽ/ ー ニ   レ /ヌ       \::::......ヽ::ヽ    厶   │
 ///// ム    〃  |  / /L / / "    ソ.::厶        \::... ノー、 /  \  |
 ノ/  {{ /   丿〃/レ|   / ::/「アN=yvー^ーャ /ヽ ヽ         \:::::::::::::ト(    \
 厶/  ヽいゞ  ムi, `ー- |     ::/_∨:.......:::::::Y/:i:ハ              ̄ヽ::\
   ゞー  \ 彡 "`゙゙ー  |    ::/ レヽハNヽヘ/:::::∧                \::\
          彡ミ     │    ::/ミ=n二ニ=ゞイ::::/                   \:::\/
           彡_    |   .::/        ゞ/                    \
             `ー│  :.:::/         ミー-- _                 \
                 l   .::::ハ        ム「\    ミミミミミミ             ヽ
               l......::::/ ヽメヾ"wメヘノ`    \     ミミミミミ             ヽ

ガディアが幼獣の頃から育て上げた、相棒である巨大な猫(?)。名は「雪風」。
見た目も生物学的にも完全に白虎の魔獣だが、にゃあと鳴くから猫だとガディアは言い張っている。
鋭い眼光と強靭な牙と爪を持ち、巨大な体躯を音一つ立てず標的に近づき襲い掛かる、天性のアサシン。
ガディアとの共闘時は、彼を背に乗せ縦横無尽に街を駆け巡る虎騎兵…もとい、猫騎兵として人猫一体となり戦闘を行う。
見た目に反して非常に人懐っこい性格なので、カレルレン家の面々も最近は慣れ、ガディアにならい猫扱いしている。

【【筋】C【耐】E【敏】B【魔】E【運】D、【気配遮断】Cランク相当のユニットとして【白虎】ユニットを使用可能】

【対マスターには全ステータス7相当のユニットとして使用可能】

【ただし、戦闘、暗殺時にガディア・カレルレンが存在しない場合は、全ステータス、ランクがワンランクダウンする】


直下、槙名死亡判定。ファンブルで死亡【セイバー】+1【気配遮断】-1

↓2、ランサー標的判定。成功でセイバー、失敗でライダー【敗者】-1【油断】+1

2:死亡阻止

6:セイバー


直下、セイバー思考判定。成功以上で戦闘、失敗で逃走

3:逃走

直下、逃走判定。成功以上で令呪一画使用、失敗で令呪使用無しで逃走

8:令呪一画消費し逃走


直下、ついでに一応貴方も逃走判定。ファンブル以外でこの期に乗じ逃走成功。失敗でランサー戦

6:逃走成功

【というわけでなんやかんやセイバーの令呪削ることに成功し本日ここまで、お疲れさまでした】

【再開】

突如現れた猛獣、その牙が槙名の首を掻き切る直前。

「…!」
「セイバー! ありがとうございます!」

セイバーの剣がその間隙へ差し込まれる。襲撃に失敗した獣はそのまま後方へ跳ね、闇に姿を溶かす。
だが、そんなセイバーのがら空きになった背を狙うのは。

「油断大敵って奴だッ!」
「…! …だから、…のに」
「セイバー、ここは逃げた方がいいのですね! では」
「…待て! …考え」
「令呪に命じます!【私を連れて脱出を! セイバー!】」

その声と共にセイバー陣営の姿は掻き消え、ランサーの攻撃は不発に終わる。

「逃したか、ならばライダーを…?」

しかし、振り向いた先にライダーはおらず。目を丸めるランサーに暗がりからガディアと雪風が現れ、近づく。

「ライダーは逃がしたか」
「追うぞ!」
「…待て、ランサー。相手の居所は分かってる、今回はセイバーの令呪を削れただけで十分だろ」
「いや、でも」
「デモもストも無い。狩りの時、追い込み過ぎた獣がどうなるか、分からない君ではないだろう?」

ガディアの言葉に若干不服気な様子を見せつつも、ランサーは頷く。

「なら、本拠地に襲撃をかけるんだな!」
「それもできないことはないがな、…城戸にかけるのは危険だろう。まあ、時節を見てといったところだ。焦ってもろくな結果にはならないさ」
「むう、私、あまり待つのは」
「知っているさ、しかし君の宝具の仕様上、あまり派手には動けない。最も良い時間を待ち、的確に攻撃する」

そう言いながらランサー陣営は闇夜に溶ける。

「それが、狩人の技さ」


直下、ガディア今回の戦闘で何処まで情報掴んだか

123:↓+槙名の能力
456:ライダーの真名
789:特になし

3:ほとんど全部の情報

【他陣営の描写を終了します】


【三日目】

…危なかった。

「ふう、間一髪ですな、旦那」
「まったくもって、お前を失うのは惜しいからな、アルブレヒト」
「もったいないお言葉でがす。…あー、そういや旦那の旦那のことは何と呼べばいいんで?」

…あ、俺か。

「何とでも呼べよ、筋肉達磨」
「ほっほー、そうでがすか。じゃあ、とりあえずは大旦那とでも呼ばせてもらいやしょう」
「…まあ、いいけどよ」
「それででがすな、大旦那。あっしは旦那の使いでがすが、大旦那や旦那以外にも使えることができるでがす。もしそれを望むんであれば、何とでも言ってくだせえ」

そういや誰かをマスターにすることもできるんだったな。
まあ、そのことはおいおい考えとくとして、だ。

「あ、アルブレヒトさーん、お食事口に合うか分からないけどお代わりはいくらでもあるからね」
「いえいえ、滅相もねえことでごぜえます。あっしなんざがこんなうまい飯食わせていただいて」

…変態姉貴順応早すぎねえか?

「おかわり!」
「テメエはもうちょっと遠慮しろや似非紳士がッ!!!」


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

5:脳内会話

そんな朝の中、突然月が声をかけてくる。

『ねえねえ、真』
「んだよ」
『ちょっと相談しておきたいことがあるんだけど』

…珍しいな。とりあえず意識を奥の方まで落とし込み、話す用意を整える。

『相談って何だよ』
『うん、戦争の事なんだけど、ちょっとね』

◆ 脳内会話
 憑依した人物と脳内で会話を行うことで、問題に対する答えを導くことが可能。
 ただし、あくまで知能が上がったり、処理速度が向上するわけではないので注意が必要。
 要するに、頭のいい人物と会話するときには有用なスキル。

 【通常行動時、【脳内会話】を使用することで何らかの問題に関するヒントを導き出せる】

 【判定は、対象ユニットとの【知】を足して割った結果に依存する(真単体、あるいは月憑依時の【知】は5相当として換算する)】


23:15から↓2、話したい問題。及び該当コンマで判定、5以上でヒント

聖杯に望む願い。

>>69

【えっと、どっちの願いですかな。貴方? それともライダー?】

【とりあえずどっちかを決めましょう】

直下、偶数で貴方の願い、奇数でライダーの願い

4:貴方の願い

8:成功

そう言うと、月は神妙な様子で話し始める。
…あくまでもここは月の世界、俺にはいまいちよく分からない。

『真の願いって、自分の体を手に入れること、なんだよね』
『ああ、そうだ、いまさら何言ってんだ? ボケたか?』

俺の悪口にも月は反応せず、こう返してきた。

『…言うべきかどうか迷ったんだけど、それってさ、人形とかじゃ、ダメなのかな』
『人形だあ? 冗談言うんじゃねえよ』
『えっと、真の想像している人形ってのはいわゆるそのままの人形、だろ?』
『それ以外に何があるんだよ』

本当にコイツヤバくなったんじゃねえか、という俺の考えに反し、月の答えは。

『…僕の言ってるのは、ホムンクルスとか、魔術的に精巧な人形のことだよ』
『…あー、成程ね』

確かに、そういったモノなら悪くはない。だが、けっきょくそれは人じゃねえ。

『ダメだ、俺は人になりてえんだから』
『…そうか』
『何でそんな話に?』
『いや、あの戦い見てさ、やっぱり家族に迷惑がかかるかと思うと…。ゴメンね、真が悪いわけじゃ、ないのにね』

…世界が、つまりは月が震えている。月の心が震えている。
クソが、今頃何言いやがる。納得したのはお前だろうが、そして…、ああ、クソッタレ。

『…チッ、うっせえよ、今更』
『…ごめん』
『謝んなボケ、…考えとく、だが、アテはねえだろ、どうせ』
『…そうでもないよ』

…何?

『真は小さいころあまり表に出てこなかったし眠ってたから知らないかもしれないけど、この四大家の中には、そういう事ができる人がいる』
『!?』
『誰かが、そういった技術を持ってるんだ。…誰かは知らないんだけど』


【以下のスキルを持つユニットの存在が明らかになりました】

◆錬金術
 ???の研究する錬金術。???の研究テーマは「生命」。
 ホムンクルス製造において偉大な功績を残しており、その分野で???の右に出る者はいない。

 【ホムンクルスユニットを作成可能】


◆自動人形(オートマタ)
 人間の手によらず内部駆動装置により自立して動くことのできる機械仕掛けの人形の総称。
 瞳は宝石。血は水銀。心は円筒(シリンダー)。その瞳と同じ宝石の指輪と共に作られる。
 この指輪は自動人形の主人である証明であり、絶対の命令権として機能する。

 が、???は指輪を失い、主人を得る事ができない状態にある。
 
 ――人形は顔がいのち。と、???が言っていました。だから、???の命はきっと顔にあるんです。

 【負傷判定を行わない】


…何だそりゃ、何だそりゃ。

『…ゴメンね、無理を言って。でも、もしそういう人に会えたら、少しだけ、考えてみて』
『…』

俺は、どう答えていいか、分からなくなった。


【今回判明したスキルを持つユニットに遭遇、あるいは判明した場合、状況に関わらず一回だけコミュが可能になりました】

【朝行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1

5:他陣営の描写

直下

12:城戸
345:ゾラ
6:カレルレン
789:外来

9:外来

直下、外来メンバー

123:カストゥサルファー
456:未登場
789:医者

5:ついに出たな

肆姫中心街を歩く一人の女。
その姿はどこか威圧的であり、同時にどこか相手を安心させるような印象を受ける。
そんな印象を受ける彼女は、肆姫の地図を取り出すと呟いた。

「さて、だ」
「いや、さて、じゃないのよね。そろそろ戦争も三日目、動かなくちゃいけないんじゃないかしら?」
「もちろん動くぞ? ただし、貴女が想像していることとは違うだろうがな、キャスター」

女の傍らに付き添うように黒髪の女、キャスターが姿を見せる。
キャスターのやんわりとした忠告に、僅かに耳を傾けつつも、女は歩みを止めない。
その様子にキャスターも折れたのか、渋々と言った様子で後を追い、尋ねる。

「…えっと、何処に向かう気?」
「大体情報は集まった、その上で取引に最も適していると思わる家に接触するまで」
「え、直接向かうの!?」
「不満か?」

おおよそ戦争中の人間とは思えない発想にキャスターは慌てたように答える。

「いや、でも私こんなんでもキャスターだし」
「…私の記憶が正しければ、キャスターとは最も魔術師然としているはずだったな?」
「…はい」

女の疑問にキャスターの表情が固まる。
そして、キャスターの全身を女は値踏みをするように上から下へと見まわし。

「…何だその筋肉は」

                .....: : : :'´ ̄ ̄ ̄: :’: :...
             , .: : :/: : : : : : : : : : : : : : 、: :`ヽ

           , イ: : : : : :l : : : : : : : : : ヽ: : : : :ヽ: : : :\
.           /. /: : : : : : : : : : : i: : : : : : i: : : : : : :,: : :':ヽ
          / ./: : : : : : : i:i: : : : 、, :-―┼l-- 、: : :': : : : l:’
.         /. /: : i: : : : : :从: ゝ-ヘ_从jハ: : : : : : i: : : :|: :. 
        /. |: i:i:|:.|: : |: フ^ \_/斗斥刃. l: : : : : : l: : : |: :.l
.       /  |_从{人__「抖云、   ノ__乂リ. |: : : : : : : : : :| : ; 
      /        |: :八ヽリ      ̄  |: : : : : :.:i: : : : : |
      ヽ      r―‐ 、| `ヽ   _ ,ミ U |: : : : : :.:|: : : : : |         ┏━━━━━━━━━┓
.        )    / √ゝ-',   V ̄  ノ   |: : : : : : :|: : : i:.:.|
      <    /√二ヽ: : \  ゝ~    /i: : : : 从j: : : :|: :|              キャスター
       )   ' ′ ー‐}: : : :\   ...,  }ノ^^「: : |: : : |: :|

      ξ  /    ノ_'_j:_从人i: Γ i´       ノl: : :|: : : |: :|         ┗━━━━━━━━━┛
.         /    /´ __j: : r―ュj、__/≦ム: :.|: : : l: :|
         i  - r ' ./    `/:.:/ニ |ニニニ/ニニニ/.\r‐ミ|: :|
        ノ  /i. /.      /:.:/ヽニニニ /ニニニニ{ - /:.:.:/ヽ{
        /, /  |/..    /:.:/ニニ`ニ√ニニニニ;ム./:.:. /   丶
      / ,レi   | ̄\ //:.:/ニニニニニニニニニニニ /:.:. /      ',
    / /.     |ニ〕  У/ニニニニニニニニニニニニ;’:.:./.       i
  / /       ' ,//ニニニニニ 〕/ニニニニニニ ′:.:′/      '
 /'´         ∨:.:〈ニニニニニニ/ニニニニニニニ,:.:./l 人_    /┐


その筋骨隆々に引き締まった体を見回した。
全身から冷や汗を流し、弁明を試みるキャスター。

「いや、その、アレよ、ほら。修行って結構、それに、使えるし!」
「御託はいい」

言い訳を一刀両断され、しゅんとしぼむキャスターを一瞥し、女は歩を進める。
慌てて追うキャスターに女は呟いた。

「キャスター」
「はい?」
「私はな」

「私、東方屋 麗右衛門 霊夢は。…商売人なんだ、いかなるときも、な」

:::::::::/ / ノ>ー _二z_ ー',ア´''::;::::::::/::::/:::::::::::::\:ヽ:::::::::::::`ヽ、 > /,>一

:::::::::l ./''´>       才::::;:::':::::::::/;::/:::::::::::::::::::::::\;:::::::::::::::::::::\j<j
::::r‐'/.l >       /::::;:::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
::::l,./.ノ<、     /:::::;:::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::::ノァ' >   ヽ ./::::::;::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
::l /<    _/:::::;:::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
/ノ >_,.ィ ≦;;::::::''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'.,t、

レ|__ノ i:::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::/::::::l:::::::::::::::l|',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::' ヘ
:::::l:::::::;::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::/:::::::::i::::::::::::::::l ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',. ',
::::l::::::::::::;:::::::::::::::::::::::i::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::/::::::::::::l:::::::::::::::j  ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::', 1
::::l::::::::::::::;:::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::l:::::::::':::::::::::::/l::::::j:::::::l'  ',::::::l;:::::::::::::::::::l::i::::::::i! l

:::::l:::::::::::::::;::::::::::::::::::::;:::::::::::::::::::::::::l::::::::;'::::::::::::/:::l:::/ ::::::l  |::::::ハ::::::::::::::::::!l:|i:::; :l  j
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::::: ハ:::::::::::::::::;::::::::::::::::l:::::::::::::::::::;::::l::::::;'::::::::::/l:::: /i:::::::/::j   |::::j ,.l:::::::::::|:::l .l| l:l l|
::::::iヘ::::::::::::::::r 、::::::::::;:::::::::::::::::::::::l::::フ¨¨¨アァァ十ァ=z:/   |::,rtァ|::::l::::l::::| | l:l |             東方屋 麗右衛門 霊夢

::::::l::ハ:::::::::::::;'r,>、:::::;:::::::::::::::::::::l::::::ll::::::/__j:/___/i/./j'    .|/ー' .|::::j::ハ:::l | l:i
::::::l:::::ヽ:::::::::l iアlヽヽ:::::::::::::::::::::::|::::::l,jrァ戌ァッ¨V./ /'  、 ノ   .|::/::j.l::::l | l'                  魔術使い
::::::l:::::::::\:::l、ハ rzi!ヽァ=xtァ__rァti:::lヽ-`=´.´//     ヽ    |/7:ハ:::|
::::::l ::::::::::::::ヽ,ヽ._ヽ ハ_i jハ  l リ|;::| |'              ヽ   .j:,:l  ',:l            ┗━━━━━━━━━━━━━━┛
::::::l:::::;::::::::::::::l`ヽ;::ヽ、 ,.jっx。。ィi:|.l::| l                 ノ  ./ l   |
::::::l::::;::::::::::::::l:::::::::`:::|´ Vム マ;ハ. ';:i            ´   / j
::::::i::::;::::::::::::::l:::::::::::::::l   Vム マ;ハ, ヽ                /
::::::::::;::::::::::::::l:::::::::::::::l     Vム マ;ハ ヽ.          _r,ア、_/
:::::::::;::::::::::::::l:::::::::::::::l    Vム:ム;マ、ー .,_         '´ .\\
:::::::;::::::::::::j::l::::::::/`''ー-、    Vムマiノヽ  >ァxz.,__     ∧,\\ _     /    __
:::::/::::::::::/::j:::::;/    `ヽ、 ,'¨i´l. ヽ_)〉  ,r''´ .└笠Zzt´lノ.  \i:::)   /廴 ∧::::∧
::::/::/::::/:::i::::/        ヽ, lトー'´::::\ノ     .|:::::l::::::::l::|    __    l  ヾ;;/;;フ ハ
::/:/:::/:::::jア       ー-、..ヽV:::::::::::::::ヽ、    |:::::i::::::::l:::|    i 'ヽ   l    ,j;;;/ /
:::/:::/:::/z..,__         ヽハ::::::::::::::::::::ヽ  |::::::::::::::!i::l    ! .i.ヽ寸l、 ./l¨l ,.く
/:::/_//_,r‐lヽ  ̄ーz.,__       ヽ::::::::::::::::::::ヽ l::::::::::::::l l::l   l  ' l フ'rアlァ/lУ .ヽ
::::::::ーァ''´  `¨¨¨¨アフ_ `¨ーz_   \::::::::::::::::::\',::::::::::::| ',:l,.  j   |tzzン1l./   〉


直下、霊夢取引先判定

123:ゾラ
456:カレルレン
78:城戸
9:終原

5:カレルレン

「…は、はあ」
「では行くぞ、目標はカレルレンだ。ゾラと悩んだが、あっちは医者だからな。私と同じような技術を持っている可能性もある」

それだけを答え、颯爽と霊夢は歩いていく。

「ま、待ちなさいな!」

その後をキャスターが慌てて追っていくのだった。

【昼行動時、他陣営の描写後、霊夢がカレルレンに接触します】

【他陣営の行動描写を終了します】


…あー、いろいろ考えて面倒くさくなった。

「あ、真くん?」
「はいはい、真ですよー」
「英雄くんはまた警察署に行ってて、お姉ちゃんもちょっとお買い物行くから、出ていくなら鍵をよろしくね」
「…はあ」

ヒッキ―姉貴が頼られてないものあるが…、なあ、こんな戦争中に外に出て大丈夫か?
そういやライダーの姿もさっきから見えねえんだが…。


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

そろそろ憑依使いたい

4
姉さんに憑依して一緒に買い物行ってみる

>>90 姉さんに憑依

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】

ついでに直下、そういややってなかったので、月単体の魅力判定【補正】+1

【本日はおやすみ】

【遅いので簡単にできる判定、二三だけ。再開】


…そろそろ月以外の視点からも見てみるか。
ちょっと月に居座るのも気まずいしな。

「姉貴」
「?」
「ちょっと憑いていってもいいか?」
「あら、一緒にお買い物行ってくれるの?」

そういいながら両手を広げ、抱きかかえる様な体勢を取る姉貴。
月の体から飛び出し、姉貴に移る。…やっぱこの感覚は慣れねえな。

「…っと、久しぶりだから動かしにくいな」
『大丈夫? 無茶しちゃダメよ?』
「心配すんじゃねえよ、俺ならこのくらい平気だっての」

                 /{     )`ヽ、/   .,  -- 、  |
                     /  .!.  . <\.  ヽ.  ′    )ヽノ ̄ ̄`ヽ、__,
                  /   i///////.\  _ 」 _   /  .i    ∠ -ー
                    /.  .//////////.γ.    `ヽ   /__ /////
                  ′  ////////////i      }__ /////////
              _!  /////////////乂ヽ、  ノ//////////
           ト -‐ ´ 乂 ′./////////////` ¨¨´./// -=ニ二´
           ヽ   .. -┘,/////////////,.....-=ニ二:::::::::::::::::.,
           > /////////// / -=ニ二::::/ /)/い::::::::::::i:::′
.         ∠..///.: _//.  -=ニ二`ト .リ{:::::: 〃ゞ:yチ)ノ/:: /::::∧::}
              ̄    .{::::::i::::::川{.弋ッヾ:/.゛ヾ-¨´/′′/:::::\
                 >:::l::::':::iゞヾ¨´ 1      //::::/:::::::::::: \
              /::::)人::::::ヽ、   、__ ェァ..'´::::::/_ :::::::::::::::::.,
             /::::::::´::::::::>:、:::::>.. _ ` ー‐'' ´/:::: /   `ヽ:::::::::::::′
          / /::::::::::::::::::/:::::, ←¨ ̄ ト/` ¨´,/:::: /     i:::::::::::::::::.
          /(_/::::::::::::::::::/::::::::/ i >___j.  //::::::/        l::::::::::::::、:::.,
       {:/:::::::::::::::: /::::::: / /≦///}rく`ヽ′:/ __..,   |:::::::::::::: i ::′

      /:::::::::::::::: /:::::::::::<, -/j////∧'///::::::/- 、_      j:::::::::::::: ト、::i
      /:::::::::::::::: /:::::::::::::::/___r{,////三}//::::::/二ヽ}`丶.  /:::::::::::::::::i i:|
    /::::::::::::::::::/:::::::::::::::::: {/  ⊥.ヽ/` ¬.′::∧ト、)、  〉´:::::::::::::/:::::::  }′_
.    ′::::::::: /:::::::/i::::/::::::l    .> _ /::::::/ `   >-.´:::/:::::::::/::::::::レ ´i:i:i:i
    i::::::::::::/′:::::/::::::|:/:/|::ヽ -‐ ´{{/,三〉:::::/ ____/{::::::: /:::::::::/_ 彡____i:i:i:
    ,:::::: / i:::::::::i :::::::/  .!:::::::::/   }}三,i::::: ′       、:::/, < ̄′ ̄   /i:i
     > ┴┴ ‐┴ 、:′  ├-く_>._{{三,.|:::::i ̄「 冖¬ ‐<   } i      /i:i:i:
  /i:i:i:i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:/    .|i:i:i:i/    ̄ ̄ヽ::{     /.    .//|.    ./i:i:i:i:i
./i:i:i:i:i:i:i:i:i:i / .|i:i:/     / ̄.′       `ー- ./       //l;l!     ./i:i:i:i:i:i:
:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/. .| 〈    〃 /             /      /'i:i:i:lj  , <:i:i:i:i:i:i:i:i

…にしても、やっぱ女の体ってのは微妙に違うもんだねえ。

「あ、真くん。ご近所さんの前じゃ出ちゃダメよ?」
『わーってるよ、何回言われたと思ってんだ、それくらい覚えれねえほど馬鹿か…あ、やっちま』
「そ、そんな酷いぃ…!」

興奮してやがる、この女…!

『あー、もう! で、どこ行くんだよ、とっとと動けや!』
「もっと言って! 真くん! お姉ちゃんを痛めつけ」
『さっさと動けやあ!』

感覚が気持ち悪いんだよ…!


直下、何処へ向かうか

147:中心街付近
268:肆姫警察付近
369:港付近

2:警察付近

そんなこんなで。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「英雄くんのお仕事してる場所はあそこなのよね」

俺達は警察署の前に来ていた。

「お父さんが元気だったころは知り合いもたくさんいたし、怖い人もたくさんいたんだけど…」

ふ、と思い出したように姉貴が呟いた。
終原、この街に古くから続く家の一員であるという自覚は俺にはない。
俺が生まれたころから、この家は既に姉貴と兄貴、そして月だけだった。

昔はこの街に戦争を持ち込んだゾラ、カレルレン、城戸に対する最後の砦として戦っていたらしいが、今では完全に他の三つに格下と見られている。
唯一は警察、司法に手が回せるところくらいだが。…それもこれも、うちの両親が死んでからだとか。
…唯一その頃を知っているはずの一姉貴はその話をしてくれねえんだが。

そして、きっと無暗に聞くべきことじゃないってのは、さすがの俺でも分かっていた。

『そうかよ、どこ行ったんだ?』
「…さあ、分からないわ。…さ、真くん。お買い物しましょ」

…いつもこんな風に、曖昧に笑ってはぐらかすから。…知ったこっちゃねえけどよ。


直下、誰かに遭遇したか

12:遭遇せず
345:マスター以外
678:マスター
9:サーヴァント

5:マスター以外と遭遇

直下

12:沖名
34:ルージュ
56:晴真
78:錬太郎
9:フラン


5:晴真

そんな話をどうにか断ち切ろうとしていた俺。だが。

「フフフ…、ハハハ…、ハーッハッハッハッハッハッ!!!」

聞き覚えのある三段笑いと主に。見覚えのある奴が。

「とうっ! あ、足がひっかか、…ぬわわーっ!?」

落ちてきた。

『何してんのコイツッ!?』
「あらあら! 大丈夫ですか?」
「ふ…、気にする必要はない、俺は常に孤高、誰の手も借りん。…痛い!」

…捻挫してんじゃねえかよ。…よく見たらもう片方の足にも包帯巻いてんじゃねえか。

「とりあえず氷か何か…」
「む? お前は…」

…あ、そう言えばコイツも城戸の一員だったな。


直下、晴真、一が参加者だと知っているか。成功以上で知らない【担任】-2

1:まあ知ってるわな

「終原一!」
「あ、城戸先生、月くんがいつもお世話になってますー。今日はお休みですかー?」
「…フ、まあそんなとこだ、この俺にも時には休息を必要とする、鷹が常に飛び続けられないように」
「鷹ですか、お正月には出てきませんでしたね」

何が鷹だ、お前どっちかというとマグロだろ。
にしてもどうするかね、このまま姉貴に話してもらってもいいが、俺が出た方が話は回る可能性はある。
…まあ、今は昼だし、すぐさまドンパチ始めるようなことはないと思うが。


【悪口雑言】封印するか、直下から多数決、先に二票


そして、そういや各家は真のこと知っているのか判定。


直下、城戸【同級生その他】-1

↓2、カレルレン

↓3、ゾラ


123:知ってる
456:二重人格だと思ってる
789:月だけだと思ってる

とりあえず相手が戦闘型だったらこの状況不味いし封印しとこう
姉ちゃんこれからも狙われることになるのはちょっと…

城戸6、ゾラ5:二重人格

>>112-113 封印

カレルレン0:特殊判定

            _    ____
          r‐く⌒ヽ\/=========`,. … .
          ヽー>≦竺竺竺竺竺竺{ ,   人 / ̄ ノ
         /====-.....::::::::::::::::::::::::::::`:ー=(_ _)__/

         (=-..::::::/::::::{::::::::::::::{:::::::::::\ノ:::::\=\_,>
.         /.:::::::::/{\_j_\::::ヽ}斗ャ≦===ミ:::::\ノ
         /:::::::/:rf㌻⌒`)】 \:( 【(、 __)】:::::::゙,
.        |::::::::{::{`ト==冖'゙ r~ ヘ  `¨¨;¨¨`;::::|:::゙,
.        |::::: 人};  ;   l     ヽ   ,  ,ノ:::::i  / ) \
        从::{   ;  ;        }     ゚, ゚。|:::::l/   i   l
       ∧:}, ,  ,    \_,ノ      ;  ’,゚__j |∠.,__
    /   ( 〃,  ,             人    ゚。/} } _ノ
     |  r―i l。  。〕ト .,_    __,. 。 〔∨::゚。   ゚。´ ̄
     |  { __.|。゚  ;::::|_//{  i V⌒V  ヽ }::::::::;   ;:゙,
    ヽ   。    。::/::LL{  (/`Y´\ {イ}:::::/;   ゚。::゙,
         ;   。゚::/::::::::/`ー∧__,∧__ノ ∨{::∧:;   ゚。:}
         ;  ;::::{从;从 人_____j8}_____,ノ〕トミ}:;    ゚ 。
       ,  :\}  ,斗f{  `ー        /乂\,     ‘,
    o 。 ゚   ;  /::::乂\   てんこ/乂「:::::‘,     ;    o
O     r'°   【 厂{::::::::::::)ト┐ー――┌「f┘::;…      ゚。,_,ノ
   )ー′    `…ァ\::::::::⌒`宀宀宀宀┘:::::::::ゝ.        (__, ℃
ー…        /⌒[_フヽ:::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄__厂;         /
 \,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,. ┏ O / ~ /艾艾艾艾艾艾 \~ |∴,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.,.;

   ⌒⌒⌒⌒⌒   ー '              ー┘⌒⌒⌒⌒⌒⌒

直下

123:マツミの執念
456:ゴリラの洞察
789:トカゲの慈悲

4:ゴリラが推測、白派のみで共有

…とりあえず引っ込んどくか。
城戸の連中には俺が二重人格だって思われてるらしいから、わざわざ手を見せる必要もねえだろ。

『つうわけで姉貴、どうする?』
「真くんに任せるわ、お姉ちゃんあんまり考え事得意じゃないし」
『そうかよ』

…さて、どうしたもんかねえ。


00:37から↓2、晴真に対しどうするか

1:戦闘
2:コミュ
3:逃走
4:自由安価

2:コミュ

【ということで本日ここまで。次回、教師と姉のコミュから。お疲れさまでした】

【再開】

『…とりあえず姉貴、話してみてくれるか? 先公と保護者なら話しやすいもんもあるだろ』
「そう? じゃあ何を話せばいいのかしら?」

…それだなあ、この万年中二病がどこまでの情報持ってるかにも寄るんだが。


22:15から↓2までコミュ内容。なければ「なし」と記入

世間話、最近あった出来事など

>>126-127

『…とりあえず世間話でもしとけよ、お互いマスターどうしじゃねえんだしさ』
「そう?」

というか早くしねえと、相手がキョトンとしてるだろうが。

「とりあえず処置は終わりましたけど、先生、うちの弟がお世話になってしまって、学校ではどんな様子、ちゃんと友達とかできてます?」
「ん、月か? …フム、そうだな、成績は割に優秀だが、やはり情緒が不安定なところがある」

俺のことだな。

「聖人のごとく同級生に接したかと思えば、悪鬼のごとく俺の首を絞める」
「あら! それは…!」
『ちょっと真くん!』
『いや、誤解…、誤解だ!』

事実だけど俺だけじゃねえからな!

「…まあ、何だかんだで仲良くやっている。少々僻み癖もあるが俺にとってはいい生徒だ」

…こう、面と言われると、こっ恥ずか

「ま、俺には負けるがな! フゥーーーーッハッハッハッハッ!!!」

前言撤回だ、そういやコイツはこういう奴だった。
何でこいつ教師やれてんだ? 教育実習で首にならなかったのが奇跡に思えるほどなんだが。

「そうですか、ありがとうございます」
「全ては俺の教育の賜物だな! フフフ、俺の隠れた教師の才という奴だ」
「ええ、ホントに良くしてもらって」

そしてそれに波長が合う姉貴も姉貴だ。
おい、止めろ糞先公。無駄に服の裾をたなびかせるな。風が無いからって自分で動かすな。

「そういえば、戦争も始まりましたけど、何か変わったことは」

そのタイミングで言うか姉貴!?


◆演出過剰
 言動や立ち居振る舞いがいちいち派手で大袈裟、且つ勿体振っている。
 本人としては格好ついているつもりだがどうにも奇天烈。
 それをある種の魅力と取るか、ただ鬱陶しいだけと見るかは人それぞれである。
 ……一般的には思春期特有とされる精神活動にあたる。

 【一部ユニットとの対人判定に補正】


直下、晴真返答【何か妙に波長が合う】+1

123:そういや戦争だった
456:城戸の情報
789:外来陣の情報

9:外来陣の情報

直下、誰の情報か

123:医者
456:カストゥサルファー
789:霊夢

7:霊夢

「変わったこと、か」
「はい、やっぱり治安を担当してるとどうしても物騒なことが起こってほしくないですから」
「なるほどな、そうさな…、そういえば東方金融の東方屋麗右衛門霊夢がこの街に来たとかなんとか親爺が言ってたな」
「…東方金融?」

…ん、何か、どっかで聞いたような。

直下、一もしくは真、その名前を知っているか。成功以上で知ってる、大成功以上で連絡方法持ち【???】+2

0:特殊判定

                                             _r 、
                                           |::::! }__
                                           l::::|ゞイ
                                           |_:」
                                           | |
                                           | |
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                 八_.ハ::::_/:::/: : : : : : : : : : : : : : :` <::::::::\────-.、
                    人:::::::::/: : : : : : :\: : : : : : : : : :\:::::_,:イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r' >、
                _    ̄.:>、>‐、\: : : : : : : : : : : :r‐-<::__/:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ノ:::::::`::< __.:
               〈_  `ヽ__  .::人  \: 、: : : : : \‐- ∨`::<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ /\:::::::::::,:'::::::::/}::
              ::`ヽ、    ̄`ヾ ヽ__ノ`ヾー ┬ r`:::::∧:::::/:.:.:.:.:.:.:.:.:/ ノ./::. >┐::::::::/.:
                 .:≧=‐--<:´::       ::ハ:.{:::::::::::::Ⅳ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,:' (_r':.:..   >-'
                              .:∧:. ̄ ̄:.:._:.:.:.:.:.:.:./ Y:.:.
                                  ::∧:.:.:.:.:.:.:ー':.:.:./ r:‐<::.
                                   .::∧:.:.:.:.:.:.:.:.:/γ´::::::::::::``:─.、
                                .::>、:.:.:.:.:{Y> .,::::::::::::::::::f::::}::.
                                     ̄   .:::::>-、::::::i::::|:
                                           .:人::::しノ:
                                               ̄

直下

123:家が落ちぶれる原因の一つ
456:次女の友達
789:分家的な何か

7:分家的なアレだよ

「…ということは霊夢さんが今この街にいるんですね! じゃあごちそう作ってお招きしなくちゃ!」
『え、ちょっと待て、誰だよ』
「ああ、そう言えば真くんは知らなかったわね、東方屋ってのは、元々江戸時代くらいに終原から独立した家なのよ」
『…はあ』

まあ、歴史のある家だからそういう事もあるかもしれんけど。

「で、その後も、私たちとは関係が続いてて、親戚というほどじゃないけど、お父さんとお母さんがいなくなった時もずいぶん助けてもらったのよ?」
『そんな奴がいたのかよ、何で教えて…、あー、いい、どうせ』
「ゴメンね、しばらくあっちが忙しそうで、会えなかったしこっちもこっちだったから」

まあ、そういうことなら仕方がねえわ。
…待てよ? そんな奴がこの時期にここに来てるってのは。

「えーっと、電話番号は…」
「…あー、なんだかよく分からんが、よかったな」
「はい! ありがとうございます! 先生」
「…フフフ、この俺の秘められた力がどうも作用したようだな! 喜ぶがいい!」

…まあ、いいや、あとで考えよう。

【夜行動時、他陣営の描写後、霊夢が終原に接触します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1

6:敵対交流

直下、↓2、交流陣営

1:終原
23:ゾラ
45:カレルレン
67:城戸
89:外来

4、7:カレルレンVS城戸

直下、状況

1234:人間対人間
5:サーヴァント対人間
6789:サーヴァント対サーヴァント

7:セイバーVSランサー

港近く。一人の男女が、一人の女を追っていた。
男、ガディアは傍らで今にも飛びかからんとするランサーを押さえながらため息を。

「…まったく、何が悲しくって僕はこんな昼間から襲撃を」
「うおお! やるぞやるぞ私はやるぞ!」

大声を上げかけたランサーの口を手で押さえ、ガディアは天を仰ぐ。
そもそもが、先夜で燃焼不足に陥ったランサーの訴えによるものだったのだから。

「…ランサー、我儘は聞いた。だから少し静かに頼むよ」
「了解だ! ということは今回も」
「奇襲から攻め入りたいところ、だが、今回は状況的にこちらが攻め入る側だ、その場合、君がご執心の大英雄様なら」

と、そこまで言ってからガディアは露骨に顔を歪めた。
一方のランサーは何が嬉しかったのか目を煌めかせ。

「真っ正面から突っ込んで相手の首を捩じ切ってくるな!」
「ダメだ、例えが悪すぎた。…というわけで隙を狙い、一気呵成に行くよ」
「…むう」

不満げなランサーにどうしたものかと頭を掻き、しばらくのちにガディアは根負けする。

「…分かった、もし戦闘に入ったら宝具の使用を許可する」
「本当か!?」
「ああ、ただし、その種類は僕が選ばせてもらうよ」
「分かった!」
「…はあ、本当に君は王女様かい? …どうにもなあ」


直下、奇襲可能か

123:奇襲成功!
456:普通に戦闘!
789:奇襲された!

9:奇襲返し

だが、そのため息と同時、ガディアの目が狩人のそれになり、即座に体を躱し叫ぶ。

「ランサー! 誘いこまれた! セイバーへ向かえ!」

その眼前には禿頭の男、城戸沖名の一閃がガディアを襲う。


直下、ガディア負傷判定

123:無傷
45:負傷
78:重傷
9:死亡

【ちょうど抜けてる6ですが負傷です】

その一閃がガディアの外套ごと、身を切る。
痛みに一瞬呻きながらも、ガディアは即座に間合いの外へ跳び出た。

「…! 城戸沖名、貴方が出てくるとはな、子煩悩も極まったか?」
「何とでも言え、若造が。槙名本人が囮になると宣言したのだ、さすれば親たる儂が立たんで誰が立つよ」
「結構、親子の情に縛られる人間は嫌いじゃない、好きでもないがね」

一触即発の空気、その背でガディアはもう一方の戦況を感じ取る。

「…か、…のか?」
「また貴女ですか! ランサー!」
「うがあ! 夜は戦えなかったからな! 覚悟しろよ!」


直下、ガディア思考判定、マスター戦を行うかどうか。成功以上で行う、失敗で行わない。【十分戦える】+1【負傷】-1

1:ガディアは戦線離脱

「…僕は退こう、判断はそちらに任せる、ランサー!」
「分かった! ちゃんと連絡しろよ!」

追おうとする沖名へ一発猟銃を放ち、ガディアは隠していた雪風に飛び乗り姿を消す。
自らの足で追えぬと判断したか、沖名もまた、納刀すると槙名の傍らへ着いた。

「ではセイバーくん、存分に振るえ」
「…れるなあ」

錆びた剣を構えるセイバー、それに対し、ランサーは目を煌々と光らせ。

「…ふふん、それで行くのか! 了解だぞ、ガディア!」

その光が、腹部を中心にランサーの全身を覆っていく。

「【???】! 換装、【???】!!!」

眩いばかりの光がランサーを包む。
そして、その消滅と同時に、ランサーの姿は今までの姿とは大きく異なっていた。

「…獅子の皮?」

彼女が纏うのは巨大なライオンの皮。
そして、それを見た槙名が声を上げる。

「…! 耐久と敏捷が上昇してます!」
「つまり、強化型の宝具、というわけか」
「がおーっ! それだけじゃあないんだな! なんたってアイツの衣装だ、それだけで済むかよ!」
「…は、…いう」
「知りたかったら」

セイバーが言葉を発した直後、ランサーが換装前からは想像もできないほどのスピードで、セイバー目がけ飛びかかった。

「戦うんだな! このアタシと! ついでにお前のスキル、使わせてもらうぞ!」
「…!?」


直下、【???】判定。成功以上で戦闘スキル、失敗で回避スキル

8:戦闘スキル

【今回から目撃していない戦闘は、ステータス、スキル、宝具の内容見せず、計算と結果だけにしますね。計算結果でなんとなくわかるかもですが】


【1ターン目】

直下、セイバー判定

↓2、ランサー判定


147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー【運】選択

4+5=9

ランサー【敏】選択

3+9+1-3=11


【ランサー有利獲得】


【2ターン目】

直下、セイバー判定

↓2、ランサー判定


147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー【魔】選択

3+8-4=7


ランサー【敏】選択

4+4-3=5


【セイバー有利獲得】


【3ターン目】

直下、セイバー判定

↓2、ランサー判定


147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

【二ターン目ランサーの+1忘れてましたが、結果変わらないので】


セイバー【筋】選択

4+5-5=4


ランサー【筋】選択

2+2+1+1-3=3


【セイバー有利獲得】


【4ターン目】

直下、セイバー判定

↓2、ランサー判定


147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー【敏】選択

3+9-5=7

ランサー【筋】選択

2+9+2+1-3=11


【ランサー有利獲得】


【5ターン目】

直下、セイバー判定

↓2、ランサー判定


147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】

セイバー【敏】選択

3+5-5=3

ランサー【魔】選択

4+6+1-3=8


【ランサーの勝利です!】


直下、セイバー逃走判定。成功以上で令呪二画、失敗で令呪一画消費

3:令呪一画使用しセイバー逃走

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】

【本日お休み、クレオパトラ出ません】

【ヴラド公は来てくれました】

【再開】

スキルの効果か、宝具の効果か、ランサーの動きは洗練され、さらにその一撃はセイバーを穿つ。
一撃一撃に、ステータスからは想像できないほどの重みが加わり、セイバーの鎧を通し、内部へとダメージが侵食する。

「…! を…!」
「その通りッ! アタシは女王だからな、お前のスキル、使わせてもらうぞ!」

技量を伴わない猛攻。おそらく戦闘慣れはしていないだろう粗雑な動き。
最低限のそれしか伴っていないにも拘らず、ランサーは英霊たるセイバーと拮抗する。

「な、何でセイバーが押されているのです、お父様!」
「…あの衣装だな、アレがセイバーのスキルを相殺しておる。さらに、…あの臍辺りに一瞬見えた何かが関わっていると思うのだが」

戦況を見守ることしかできない二人を余所に、セイバーは歯を割れんばかりに食いしばり、一撃一撃の間隙を探る。
相手はお世辞にも自分より修練を積んだ相手ではない。そう判断しセイバーは剣を振り、攻撃を避ける。
セイバーの戦いに言葉は無い、怒号も、自らを鼓舞する叫びすら無い。ただひたすらに沈黙を浮かべ、セイバーは戦う。

「おらおらおらッ!!! 捻り潰すぞ!」
「…ッ!」

そして、その瞬間が来た。大振りになったランサーの腹目がけ、セイバーの大剣、錆びたそれが、振り放たれる。
完全に隙を突いたその攻撃。セイバーの剛腕であれば両断も可能であろうその間隙。
だが、直後、その間隙に、まるで意思があるかの如くランサーの纏う獅子の皮が滑り込んだ。

「…ッ!?」
「…アタシを守ってくれるんだな! 感謝するぞ!」

そして、いとも簡単に防がれた攻撃は、セイバーの隙を生み。
振り放たれた一撃に、身体をくの字に曲げ、セイバーは吹き飛んだ。

「はっ…!?」

コンテナへ叩きつけられるセイバー。歪な凹みがその衝撃を物語る。

「うおお! 見たか! これがアタシとアイツの一撃だッ!」

追撃をかけようと駆け寄るランサー。
だが、もはや捨ててはおけぬと判断したのか、赤い魔力が飛び、セイバーはそのマスターごと姿を消した。

「…逃げたか、フン、弱っちいやつめ!」

戦闘の跡もそのままに、ランサーは笑う。
それがきっかけとなったのか、彼女の衣装は光を放ち霧散した。
一瞬ランサーはその光に手を伸ばし、停止すると唇を噛みしめ走り去る。

「…アタシは、願いを叶えるぞ、待っていろ!」


【他陣営の行動描写を終了します】


【Extraターン】

直下、霊夢、ガディアと接触できたか。成功以上で接触失敗。失敗でできた【戦闘】+2

6:接触失敗

直下、で、どうしたの

12:紅と接触
34:白と接触
56:両派と接触
7:トカゲと接触
89:帰ったよ

2:紅と接触

カレルレン邸の大広間。
そこでアタッシュケースを傍らに置き、霊夢は眼前の女、マツミ・カレルレンを値踏みでもするような目で見つめる。
もっとも、それは霊夢の主観であり、事情を知らない人間には、互いににこやかな笑みを浮かべた穏やかな会見に見えるだろう。
ガディア、及び白派の不在にかこつけ、独断で応対したマツミが口を開く。

「さて、商談とお聞きしましたが?」
「そうですね、貴女がここの代表と見ていいのですか? マツミ・カレルレンさん」
「ええ、構いません」
「…まあ、きちんと支払いができる人間であれば誰でも構いません」

自分の立場を推測し、その上で会話を続ける霊夢にマツミは内心感心する。
つまり、純粋に『商売』とやらをしに来たのだ。そう判断し、マツミは若干敵意を解きつつ問うた。

「では、その商談とは?」
「至極明快な結論です、私は貴女方に融資をする、そしてその対価を要求する、それまでです」
「融資…、ですか」

その言葉がどういった意味を持つのか、マツミは表情を変えず霊夢の言葉を手で促した。
霊夢もそれに応え、にこやかな表情のまま淡々とセールスを続けていく。

「ええ、我々…、いえ、私の表の顔は御存じでしょう」
「東方金融、金融会社だと伺っていますが」
「ええ、もちろん其方が本業です。ですが、そういった物事にはやはり問題が出てくるのです」
「問題」
「最たるものは貸した金を返してくれないといった類ですね。今回は、本来この街へは取り立てに来たのですよ。それがどうしたことかこんなものに巻き込まれ」

霊夢の話術は流石商売を営む人間といったところだろう。人を引き付ける動き、仕草を理解したうえで行っている。
そして、そのままにしておくことはあまり喜ばしい事ではない。そう判断しマツミは会話を遮った。

「…話を戻しませんか?」
「おや、存外気の短い方のようだ。ええ、そうですね。まあ、そういう取り立ての為に我々は呪術を行使する技術を持っている、魔術使いということだけ分かっていただければ結構です」

話の腰を折られたことを微塵も気にしていない様子で、霊夢はアタッシュケースを開く。
その中にはおそらく呪術に使用する礼装一式。マツミの見立てでは、今すぐに攻撃ができる様なモノではない。

「では、その融資の内容ですが、貴女方に魔力を融資しましょう」
「…魔力を?」
「ええ、私はそういった技術を持ってましてね、他人に魔力を譲渡可能なのですよ。それも、それなりに効率的なやり方で」

そう言いながら、霊夢は一枚の紙、契約書を取り出した。

「普段は、あまり優れた回路を持たない人間などに持ちかけているのですが、今回はこの戦争だ、持っているに越したことはないでしょう」
「…」
「それとも、お金の方が入り用ですか? それならば同じ条件でお貸しできますが」

さらに何枚かの契約書を取り出す霊夢。それに答えるマツミ。その表情はどちらも笑顔で。

「条件、とは?」
「先程も申し上げましたが、私への対価です。まあ、何でもいいのですが、そうですね…、今回は」


直下

123:襲撃
456:情報
789:人員

7:人員

「貴女方の家から一人、人間を貸していただきたい」
「…人員を、ということですか」

マツミの笑顔が少しだけ曇る。

「ええ、もちろん、貸していただいた人間には危害を加えません。あくまでも私の斥候として動いてもらう、という形になりますが…」

その微細な変化を感じ取ったのか、霊夢の目がすっと細められる。

「それとも、何か問題でも?」
「…そうですね」

マツミの頭脳は回転する。…余剰な魔力があれば、また新たな使い魔を造れるかもしれない。
だが、その条件としては貸せる人員が無い。ディエゴは自分の命令など聞かないだろうし、白派、第三派は論外だ。
先程の反省からかその考えを表情へ微塵も出さず、マツミは問い返す。

「現時点で回答を出さなければいけませんか?」
「いえ、別に構いませんよ? ただ、私は先ほども申し上げた通り商売人です。他の商談を受けないとは限らない。まあ、この職業柄誰にいくら貸そうが問題はありませんが」
「先を越され、下手に協力を結ぶ可能性がある、と」
「そういうことです、この世は契約と交渉で成り立つ経済社会です。判断は貴女にお任せしますよ」

霊夢の言葉に、マツミは表情を考えず考え込む。
その脳裏には、自分を小馬鹿にした少年と、現在の状況が天秤にかけられていた。


直下、マツミ、どうするか。成功以上で保留、失敗で契約【アテがない】+3

8:保留

「…今は保留しておきましょう」
「…結構、貴女の判断を尊重します。私は高利貸しではないのでね」

マツミの答えに、霊夢はアタッシュケースを片付ける。
そしてそれを持ち、話は終わったとばかりに颯爽と大広間を抜け、玄関へ。

「ああ、そうだ。もし決まったならこちらの連絡先に」
「ええ、分かりました」

見送りに来たマツミへ名刺を渡すとそのまま表へ向かった。
しばらくカレルレンから距離を置いた霊夢に、霊体化したキャスターが語り掛ける。

『えっと、どういう感じ?』
「恐らく彼女はカレルレンの代表ではないだろう。だが、あの雰囲気、おそらくは分裂しているという派閥の代表といったところか。だから持ち掛けてはみたが…」

そう言うと霊夢はアタッシュケースを軽くたたく。

「アテが外れたな。案外慎重な女だった、蛇のような女だ」
『はあ…、商売って大変ね』
「それはお前のような聖職者には分からんかもしれんな、だが、結局は似たようなものだ」
『え、どこが』
「宗教も金も、結局は人が生きるためのモノ。無くなれば死ぬ人間が増え、死なん為に人は足掻く。それだけのことだ」

つらつらと嘯きながら霊夢は歩き続ける。

「どちらも人が考えたものであり、人の欲望が生み出したもの、ならば私はその欲望を動かして生きるまでだ」
『…納得はできないわ』
「納得してもらおうとは思っていない、あくまで私の持論だしな。…さて、腹が減った。さっき昔なじみから連絡があったから今夜はそこの世話になろう」

その影は、夕日に照らされ伸びていく。

【Extraターンを終了します】


夜だ。

「天ぷらとか揚げ物はいいわよねえ…」
『ふざけんなあ! 体の主導権譲れ! 水分あるモンをぶち込むんじゃねえ! 跳ねる! 熱ッ!?』
「ね、姉さん、真が困ってるんじゃないかな?」

東方屋だか何だかが来るからって、天ぷらにしようと言い出したのを止めりゃあ良かった! 死ぬ! 死ぬ!
つうか、いつもこんなことやってんのかこの糞姉貴ッ!!!

「…あれ、英雄兄さんは?」
「え、うん。何だか港であったらしくって仕事が長引いてるって」
「ふむ、それはまた…。吾輩、釣りも一流だった」


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

2:コミュ

↓2、誰とコミュをしますか?

1:一
2:月
3:眸
4:ライダー

【そういやアルブレヒト忘れてた】

4:ライダー

…結局全身に水ぶくれができた。大丈夫か、この姉貴。

「…ふうむ、不思議なものだな、一殿の中にマスターが入っている、か」
「何か問題あんのかよ、殺すぞ」
「う、ううむ…」

さて、時間はあるしライダーとなんか話しとくか。


00:10から↓2までコミュ内容。なければ「なし」と記入

ライダーの中に憑依出来るか試してみる

>>203-204

【というわけで、次回、ライダーとのコミュから。三回目だから了承さえされれば実験は可能のはず。お疲れさまでした】

【申し訳ない、本日お休み】

【再開】

…そういや、サーヴァントにも俺の憑依って通用すんのかね?

「どう思う、姉貴」
『…分からないわねー。でも、危ないのかしら?』
「危ないんじゃねえかな…、ライダー」
「む?」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「…正直お勧めはしないな、吾輩、忠告はした」
「まあ、そういう意見も分かるがよ、ビビってんのか?」
「そう無理に己を強くする必要はないと思うがな。吾輩、蛮勇は嫌いではないが」

…やって見ねえとわかんねえんだからな。なら。

「やってみっか」

意識を集中させ、一つの世界から世界へ飛び移るように。
…今だ!


直下【そもそも無謀】-1

1:多大な心的ダメージ
23456:普通に弾かれる
789:【無辜の怪物】と奇跡の合致

5:普通に弾かれる

べちこん。

そんな音が見えた気がした。

「ッ…! …畜生が、弾かれたっぽいな」
「そのようだな」

…やっぱそう上手くはいかねえか。サーヴァントほどの魂に入るには、それこそ奇跡でも起こらなきゃ無理ってことか。

「チッ、クソがよ」
「無理をするな、無謀は若者の特権だが、それで壊れては元も子もない。と言いつつ吾輩たくさん無茶はした」
「その喋り方やっぱクッソムカつくわー…」

【夜行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1

0:特殊判定

..,___     /         _               l  | / /   ,,,,,,x ,,,,,,,,,,,ィ
士トl士     (.     /!/;;j      /  /〃/ |  | l //Vヾ" rイ"  #,,,,,
..' ' ``      ゝ   ./;;//;;;;;;j 〈 ̄ゝ,;;人  /  ::.人 | .| l// __j_ 彡.ハ ミ-i′彡,,,,,
..馬太      /  ∧/;;;;/ .|;;;;;ノ_ 〃 .::::::::::: ::Y::.... ノ  '>| .| ' ノ'´::: `彡 じ'  j:ー-《  彡
..,___    /. ...|;;;;;;;;;/ レ'/;;ノ,ゞ''''r''''''''ヾ~ヾ/ヽ,/ .|  | ,,=7{..:::::::彡 -廴ヽ,j::  /ーi:"'''〃
士トl士   {.  ..};;;;;;;;;|  └ 〃∧ ゝ.:::::/::: "''''''j,.. .|  ´ _,,,/ハ  彡、.......`ヽ';::::::/  /ゝ彡__,,
..' ' ``   八.. ..|;;;;;;;;;| _,,,;;;7i; /ゞ〃、 〃,、 ノ ヾ |  i´...../_ ヽ  `≠≠く:::r、;;;;;ノ;;;;;7 /;;;;l
..馬太     {   |;;;;;;;└';;;;;;ノ } ::   /::>':::/'ゝ /;;; |  |,,二 `ヾ \,,;;;;;;;;;;;>ゝ,;;ァ´/;;;;//;;;;;/
..,___     {   |;;;;;;;;;;;>'// ∧、 //::::::::::/  : /  |/ム_ヾゞ 彡'`ヾ::::::::): /´;;;/ /;;;;;l l;;/
士トl士    ヽ...|;;;;;;;;;|.      / ̄ヾ、::::::...   彡  /:  廴j ノi´ ̄彡彡ー ' /;;;;;;/ l;;/
..' ' ``     / |;;;;;;;;」       /    ヾ、::::::::..ノ{  ミ  ミ 廴 ~ヽゝ-/⌒彡, l;;;;;;;;l.      // / 7
..馬太    i . ̄           .::::::::"''''''ノ/ゞ,;ミ i  ミ l  .|::  ゞzイヾj;;;;;;;;l ,,,,-イ../ / / /
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士トl士    .l .       /:::::::::::::::::::::::::\::/  ;:::{ヽ  `ゞ-人;;;;;ム::::人ノ!;;;;;;><´./ /_,´、└
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..馬太    ',.       l::::::::::::::::::::::::::::::◯:::::::l、_  , . .::::::::::)=='''""""   .l;;;;;l三 ̄∨ /三 ̄ =ニ二
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士トl士..  八=-イ{ |` 、::::::::::::○::::::::::::::::::::/  }ヽ/´′°_三´ ̄`Z ニ -ヾ 三 三 ̄彡z   ̄
..' ' ``.   .ノ V. }/弋ゝ\::::::::::::::::::::::::::/x..ノ !  _ニ 三'"_____ ニ ニニ⌒ ヾ廴,,,三 __彡 ニ二

..馬太    八 /∨_..  弋ー'` ー-   -‐´ヽ ハ 三 ̄三 ̄ヾ 三  ニ}}ー:: 三 = 三´ _彡 三
..,___       \i::':  .::::::\......ヽ. ̄ ̄/{...:{  :'|_ニ":: ___ニ___,,,,,,z=三ーニ∨/ 三zz三_,z'´三 三
士トl士.     /::_;>-z==zー- 、:_::::/:: / .: ニ==x z='"三Z_ 三三/ニ/ ̄∨ニ、 三_z三 ニ三
..' ' ``.     ゝ7 '' / "  / ''   /~`ヽ、 ..::_ニ'二、ゞ___z廴z=='' / /ニ/  / ゝz三ニ´ _ 三
..馬太    / /  ./   /_z=ニ二=ーニ=ゞ"三 ′_j 三 ̄三ー / /ニ/, -ァ⌒i   _   ̄二三
..,___.   ..(.∧ 、ヾ、ヽ三廴ゞ 三_,,,,,ゝ三`ヽ三 ,z ニ 廴zくー' / /=≠ //==二 ̄三_  三

士トl士.    /三ヾ`ヽ 三{`ゞ゙⌒ヾ  ノ》ゞヾ 三廴j゙ 三   三/ /_,,-┐三   三-‐‐ニ_  三
..' ' ``.  .てゝ三::.....  》z7゙`ヾ廴_三廴,ノ`ー∠丶 二ニニ二二/  ´ _,,,,⊥ ,ニ~ニ´ 三 _,x三  _
..馬太.  ./ヽ三三三三A (`ヽヾ《 = 三 _z' 三z  ̄  三  ./  /三三_ム=、ゝ__ニ`ヾ 三 三


直下

123:囚われの霊夢
456:待ちぼうけのカストゥサルファー
789:兄さんの勇気

2:霊夢、捕まる


直下、犯人

123:マツミ
45:ゾラ
67:マツミ以外のカレルレン
8:城戸
9:外来

8:城戸

目隠しをされたまま、霊夢は足元の感触から何処か室内に自分は連れ去られたのだと理解した。
と、同時に自分の現在状況、つまりは彼女がカレルレンの権力範囲を超えた瞬間、拘束、連行されたという事実について考えた。

「…あー、キャスター、状況は」
「よろしくないわね、何かしたの?」
「心当たりはないな、いや、ありすぎてどれか分からんという意味であり、ありすぎて進行中のモノ以外全部忘れることにしているという意味でもあるが」

やれやれ、考えても仕方がない、どうやら相手には自分を殺す気は無さそうだし。
そこまで考えたところで霊夢の目隠しと拘束は取り払われた。眩しいほどの光、そして彼女の視界に映る禿頭の大男。
見覚えのあるその顔は、霊夢の顔を認めると、落ち着いた声で椅子をすすめた。

「よく来てくれたな」
「…城戸沖名、貴方ですか、私を呼んだのは」
「然り。少々強引な手だったがな、カレルレン付近で見かけたという情報を聞き、一刻も早く動くべきと判断した」
「それはどうも、信用の証ですよ」

勧められるまま椅子に座り、目の前にあったグラスの水を飲み干すと、霊夢は目を細め沖名に問う。

「で、今日は商談ですか? それとも」
「無論、儂とて商売人の何たるかは知っている。一円でも高く売ろうとする人間のことをそう呼ぶ」
「正解ですね。では私の何を買いたいと?」


直下、沖名の返答【切羽詰まってる】-1

123:協力
456:魔力
789:情報

そういやライダーの千里耳男のクスタヴァスの効果って把握する陣営の指定はできるの?

>>222 可能とします。ただし、マスターやサーヴァントがいるとは限りません。可能性は高いですが、あくまで陣営メンバーですので】

3:協力

「お前の時間を売ってくれ」
「…ほほう?」

霊夢は興味深げな目線を沖名へ寄越す。

「…それは、つまりですね。私との同盟を望んでいる、と?」
「そう言う事だ、我が娘、槙名と同盟を組んでもらいたい」
「…そうですか、対価は?」
「金で良ければ積もう、戦争に関連したことであれば戦争中に可能な限りのバックアップは行おう。こちらが極端に不利とならない限り、ある程度の意見は妥協しよう」

沖名の態度に霊夢はしばし手を組み、意味ありげな視線を送る。

「…お嬢さんのサーヴァントは」
「セイバーだ。流石に真名は明かせぬが、我々の入手している他陣営の情報であれば譲渡は可能だ」
「なるほど、それも私が協力を表明するまで、と」
「そういうことだな」

交渉のテーブルで互いに火花と思惑が飛び交う。

「…そうですね」


直下、霊夢回答判定。成功以上で同盟組まず、失敗で同盟【条件緩め】-2

5:同盟

そして、霊夢は静かに沖名へ言葉を返す。

「まず、貴方の勘違いを指摘しましょう」
「何?」
「私は金融業を営んでいますし、金の価値は理解しているつもりです。しかし、金が好きなわけじゃあない」

そう言いながら、霊夢はアタッシュケースから一枚の紙を取り出した。

「私は仕事だからこそ金を扱っているのですよ。さあ、契約書です」
「…つまり」
「早く娘さんを呼ぶべきです。私はこれから旧来の友人と食事の予定ですから」

そう言いながら笑う霊夢に沖名はふん、と鼻を鳴らす。

「もうすでに呼んでいる。…条件を確認しても?」
「どうぞ」

沖名は静かに契約内容に目を通す…。


直下、契約内容

123:かなり緩い
456:普通
789:厳しい

0:特殊判定

        ノfr          r==ffγ
         ノ//:::::\       /::::::::::l |(
      ノ//::::::::::::::\__ /:::::::::::::::| |(

        )| l::::::::::::::::::::kR>::::::::::::::::::| |(
     f`r>>    ̄` ' ̄   、<<
     キヤ  ,            \r=Z_
     ノ  !  、  ,  ,  i    入::\Z
      へノレ\|\/|/レハゝミ  ∨:::::::YZ
    芥ノ  リ弋リiiiiiiiii弋夕γ〉  /彳::::/
   ∠ノ |::::,へ   -=ョ   〈rノ ノ 〈|/
      |:/  >     ノ ノV

         ,イ y_\|只レ弋
          く_ノ ̄ fつ━━rr
        /  ヶノ ノ   <>>

       /\_ケレ‐-へ_<><>

       \             〉
         `トヵ____ノ
         |ノ     ヽニl


直下

123:城戸の実状に細やかな配慮
456:それを見る他陣営
789:学校利用案

7:学校利用案

「…情報の相互共有、キャスター陣営への礼装、補助。…まあ、この程度は予想していたことではあるが」

そう言いながら沖名は契約書の最後を指さした。

「この、『肆姫高校を完全中立戦闘不能区域とする』というのは?」
「読んで名の通り。高校を完全中立、かつ戦闘不能区域とする。そこを管理している貴方方なら可能でしょうに」
「…いや、その役割は教会が」
「ご冗談を、私、生憎神は信じていない。…それにあの場は戦闘不能者の保護という面が強い」

霊夢がそこまで捲し立てたところで沖名は押し留める。

「いや、分かった。…その前の条文を加えればな」
「おや、それは結構」
「…『戦争中、キャスター陣営の行動をセイバー陣営と一致させる強制力はない』『戦争中、キャスター陣営が他陣営と契約を行うことは禁止されない』。つまりお前は」
「私は商売人だと初めにお伝えしたでしょうに」

ニヤリと笑う霊夢を、どうしたものかというように沖名は睨み。一つ息をこぼすと手を振った。

「了解した、明日の朝には全陣営へ通達しよう。…あまりしがらみを増やすと絡み取られるぞ?」
「ええ、弁えていますとも。同盟自体は貴方方としか組みませんとも」
「ならば、その旨付け加えてもらおうか」

ペンの走る音が響く。そしてそれが止まる。同盟が成立した。

【剣魔同盟が成立しました】

直下、結局霊夢は終原家に来るのか。成功以上で来る【商談】-2【旧知】+1

2:普通に城戸家でご飯しおった

【肆姫高校戦闘ルール】

・肆姫高校での戦闘が禁止となりました。

・ルールを破った人間は、強制的に魔力を二回分消費します。

・何らかの待ち合わせ等に肆姫高校を利用すると、場合によって補正が付与されます。


【四日目】

…そろそろ戦争は激化しそうなんだが。
俺達、情報が少なすぎねえか? 他の陣営はどう動いてんだろうな。

あと。

『…眠い』
「ああ、こう、自分の体が無理をしているこの感じ、興奮」
『すんじゃねえよッ!?』

そういや例の東方屋、都合が悪くなったとかで来れなくなったな。…邪推かね。


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

今、朝だっけ?
さっそく学校に行く

>>237 学校へ


直下、学校にいた人

12:カレルレン
345:ゾラ
678:城戸
9:外来

4:ゾラ

直下、ゾラメンツ

12:ラプーペ
34567:ルージュ
89:フラン

3:ルージュ

【と、いうわけで本日ここまで。お疲れさまでした】

【よく考えたら高校生ですね…、次から日中判定に失敗したら強制的に授業とかにしますか】

【申し訳ないですが本日お休み、明日もちょっと不安ですね】

【再開】

「そういえば、学校が解放区になったんだって?」
「ん、どういうことだよ」

月が見せてきたのは、城戸の紋が入った一枚の書類。
内容は、まあ、驚かされるもんだった。…偽モンっぽくはないが。

「…何だってこんなモンをいまさら」
「それだね、おそらくは二画目の令呪を失ったことで何らかの動きに出てるんだと思うけど…」
「それがわかりゃ苦労はしねえか、チッ、成金共が」

…一回行ってみるか。姉貴の体なら糞先公に見つかっても対して何も言われねえだろう。

「…姉貴、ちょっと学校行ってみるか?」
『あら、そう? じゃあお買い物ついでに行ってみましょうか』

よし、あとは野となれ何とやら、だ。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

                   __
               ___|: ヽ
              `ヽ: : : : /: : :|_____ ,./:|
               \:/: : : : :}: i: : : : :`ヽ: :|___

                /: : : : : :ノ: i: :r: : : : : : : : /
               /: : : : : : :イ/ レ<フ: : : r-:}
              /: : : : : : イ_  、___ '´_三}: :|i
             /: : : : : :イ=| |ヽ   . ',=イ: : ::|
            /: : : : : :/三三三=-=-.イ=l|: : : :|
           /: : : : :/<=三=ヽ三r--,..イ三=ヽ:_|_       __,. -―-i― r-―_-,
          /: : : : :// ̄`ヽ、三三>=-=三--´三>、___r==i___/:::::::::::::,.ト、_ |_,|,||
         /: : : : ://   , />'´  ヽ ヽ=t三/     }:::|;;;;;;ヽ::::::::::|三三ヽ!|
        /: : : : ,イ//   r/ / ̄ i`ヽ、_!___ノ ヽ//ヽt―-/::::::::-/ ̄\::ヽ三三三|
       /: : : : / //   ////iー、!____,ノ!____i_,.ノ/////l/:::::::::::/     `ヽ、_三三|
      /: : : : /__/    /////|フ=<ニニ|__| ,/////||´ ̄ ̄
     /: : : : / ヽ:::ー――-,_ヽ//ヽ  `‐'´ `‐´ |////||
    /: : : : /  //`ヽ:::::::::/< }-、/|      、  ヽ///|_

「アンタ、終原の人間ね」
「」

…しょっぱなから面倒なのに会ったなあ、おい!
あの時のヤバげな鎖女じゃねえかよ!? で、今、俺は姉貴の中に潜んでるわけだけだが。

「…」

…何でこうジロジロと見られてるんですかねえ?


直下、???判定。クリティカルで有益な情報、ファンブルで戦闘

そういえば他の御四家の学生や教師って月はわからないの?
下級生上級生でも御四家なら目立つと思うんだけど

4:特に無し

◆情緒不安定
感情の起伏が激しく、精神の状態が安定しない。
激昂して狂気に染まった表情で、殺意を口にすることもあれば、
突然不安を感じて取り乱したり、歳相応の子供のような幼さを見せることもある。

【コミュ時、判定を行いファンブルで戦闘開始、クリティカルで好意的なイベント発生】


「ま、いいわ。あたしの機嫌が良くてよかったわね。殺されずに済んで」
「は、はあ…」
「で、何だってこんな昼間に堂々と終原の人間が来てるわけ? 殺すわよ」

いや、そもそも緩衝地帯だし。というか今授業中なのにお前こそ何してんだよ、サボりか。

「で、何の用よ」

…話通じねえなあ、脳味噌に蛆でも湧いてんじゃねえか?



【悪口雑言】封印するか、直下から多数決、先に二票


22:56から↓2、ルージュに対しどうするか

1:戦闘
2:コミュ
3:逃走
4:自由安価

>>250 確かにそれは公開情報でいいかもですね。城戸は、三兄妹全員が学生、教師組。ゾラはルージュのみ。カレルレン、外来に学生はいません】

【とりあえず封印しつつコミュ方向で】

…俺は出ない方がよさそうね。

「えーっと、そうねえ」
「早くしなさいよ、あたしには時間が無いんだから」
「あら、そうなの?」
「嘘に決まってるじゃない」

表情コロコロ変わるしやりづれえなあ。


23:13から↓2までコミュ内容。なければ「なし」と記入

姉ちゃん学生なんか
勝手に社会人だと思ってた

【上げ忘れ】

学校が中立地帯で戦闘行為禁止になったでしょ?

それで何か理由があるのかな?と見に来たのだけど、何か気になるようなのあった?

>>256 社会人というか専業主婦ですかね? 最近の学校は色々厳しいですが、まあそういう現実的な話は無しということで】

>>258-259

とりあえず話す内容は任せるぜ、姉貴。
昨日みたいに上手くやれば、それなりの情報手に入るかもしれねえしな。

「んー、学校が中立地帯で戦闘行為禁止になったでしょ? それで何か理由があるのかな? と見に来たのだけど、何か気になるようなのあった?」
「理由、ねえ。アタシも気になってきたんだけど…」


直下、ルージュ把握情報

123:知らない
456:教えない
789:東方屋の気配

5:知ってるけど教えない

「まあ、一つ気づいたことはあるけど自分で探してみればあ? そんなに難しい事じゃないし探れば簡単に分かるわよ」
「そんなこと言わずに、お姉さんが御菓子あげるから」
「………………ふ、フン、そんな懐柔に乗るわけないでしょ!」

その割にはめっちゃ悩んでたけどな。
よく分からん奴だ、子供っぽかったり、そう思えば殺気を普通に飛ばしたり。
…ゾラはあんまいい噂聞かねえからなあ。

「こっちの人間は城戸に襲われたりカレルレンに襲われたり散々なんだけど、ゾラ家はどんな具合かしら?」

…ちょっと姉貴―!?

『何現状バラしてんだ、糞変態マゾ豚ッ!?』
『ああん! あれ、言っちゃだめだったかな?』
『ダメに決まってんだろッ! 馬鹿! 変態! 脳内花畑マゾ豚ッ!』

興奮するとか関係ねえッ! もう言いたいだけ言ってやるッ!

「…ふーん」

ほら、ニヤニヤし始めた!


直下、ルージュ返答【色々複雑】+1

123:本家に持って帰らせていただきます
456:心のうちに留めておいてくれる
789:ゾラ家の内情ちょっとだけ

2:当主に報告

「いいこと聞かせてもらったわ! アーッハッハッハ! 馬鹿じゃないの!?」
『姉貴! 追え! 敷地出たところで叩き潰すぞ!』

とにかく後を、…って姉貴遅え!!!

「最近、電気自転車ばかりだったから、ついつい怠けちゃって…、ハァ、ハァ…」
『ふざけんなよ!?』
「アーッハッハッハ! 惨めに這い蹲ってなさいな!!!」

…逃げられた。

「…疲れちゃったけど、なんだか」
『…言うなよ』
「気持ちいいわね!」
『言うなって言っただろ!?』

【肆姫高校、城戸ビルに対する索敵で霊夢発見確率が高まりました】

【憑依状態が解除されました】

【敵対接触の際、ゾラ家の割合が増加します】


【朝行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1

2:他陣営の友好的交流

直下、↓2、交流陣営

123:ゾラ
45:カレルレン
67:城戸
89:外来

9、9:そういや外来と外来はアリだった

直下、↓2、どの外来が交流したのか

123:霊夢
456:カストゥサルファー
789:医者

8、2:医者と霊夢接触

【というわけで本日ここまで、何だかんだ暗躍する遠縁の親戚、そしてずっと出てこないゾラ。お疲れさまでした】

【明日はお休み】

【再開】

肆姫で最も大きな権力を持つ医療施設はもちろんのことゾラ家の経営する医院である。
彼らの医療技術はときに革新を与え、大きく時代の成立に貢献することもまれにあった。
だが、その傘下に与せず細々と続ける診療所が存在するのもまた当然のことであり、いま、その一つで一人の医師が最後の患者を診ていた。

「…さて、今日はどうしたのですか?」

.              /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : ヽ
             /: : : : : : : : : : : : : : : : /: : : ://ヽ: : : :',
              ,': : : : : : : : : : :./: : : :イ: : :.:/ ./  ',: : :.l
.             l: : : : : : : : : : :/: :/ /: :./  ./     ',: :.!
           |: : : :ハ: : : : :.//_,,、//-  / __  i:.ハ
            |: : :/:._',: : : // ., '"`ヽ     /, '"ヽ `八          ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
           ',: : i´ ヽ: :.|  ィセチヽ,    !イモケヽ i
           ',: :! (`ノ\l\_, ──´‐ 、, -┤──‐ゝ              クラウディオ・ストゥルルソン

                ',:.ヽヽ )   ヽ     ノ  .ト、 __ ノ
              '.,:.',      ` ̄´   _  .ノ   /                    街医者
.             ',: :ーrl                 /
                  ハ: :| ヽ  '´ー --- -- ─ '/              ┗━━━━━━━━━━━━━━┛
                    ゝ!   \    ー - ‐ /
                 / \   .\       ./
             /    \   ` ー -- ‐'l
              /´l      ヽ、      |.)
.       , - '":::::::::::',        `ヽ、__/l\
.   , - '"::::::::::::::::::::::::::::::',         /´  `i |::::::ヽ、

午前の診療閉院間際に飛び込んできた一人の女。街医者、クラウディオが見る限りその様子には特に変わったところは見られない。
少し不信を募らせながらも医者としての義務を果たすクラウディオに女は静かに答えた。

「ええ、ちょっと手を見ていただけますか?」
「手を? 私は皮膚科じゃないんですが…」
「いえ、そういうことではなく」

どういうことかと首をかしげながら女の手を取るクラウディオ。だが、その手の甲に宿る令呪を見たとたん、表情を大きく歪ませた。

「…? …!? この紋、貴女」

咄嗟に距離を置こうとするクラウディオ。しかし、女、霊夢は何をするでもなく悠然と微笑み、足を組んだ。

「そう身構えないでくださいな。私はあくまでこの四大家に関係ない一個人としてここに来たのですから」
「しかし、その、何故マスターがわざわざ」

クラウディオの言葉を遮るように霊夢が手を広げ、大げさな身振りを取る。

「私はマスターであると同時に商売人でしてね、簡単なことですよ」

そう言いながら、霊夢は片手で持ち込んでいたアタッシュケースを開く。

                          > r);;、;;;;;;;;ィ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
                           〉 .l;;;;;;;j;;;;;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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             ,ィ‐::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::l::::::::::::::i::::::::
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            ',::::::::,::::::::::::::::::::',/::::::::::::::::ヽ:::::::::::l;;;;;;;;|;:::::::::::
.      l`;    .',:::::::::',:::::::::::::::/::',、::::::::::::::::::::ヽ:::::::: |;;;;;|.',:::::::::
.         l. ',    マ::::::::ヽ::::::::::::::',ヾ;. ヽ,, ::::::::::::::ヽ::::l;;;;;;l j:::::::::
.       | ',.     マ::::::::::::ヽ:::::::::ム_,/  `ー- ┬、|;;;;;レ::::::::::
.      / ヽ レァ   .マ::::',、 :: ヽ、、::::ヾ       .|;;;;;;;;; |:::::::::::
    /`ヽ .i .i     ヽ:::'.,ヽ, :::j '`¨ヾ        .|;;;;;;;;;; |:::::::::::
    j  ヽ ,jl .i       ヽ::V; ノ          l ;;;;;;;;;;;|:::::、::::
.    l ヽノ.7  ',      7ヾ;ヽ、           j、_;;;;;;__|ヽ:ヽ`
.    ',  ` l   l     ノ¨ヽ、;;/l::ヽ  r ァ    j l¨ l _i.  ヽ
.    ',     ,'    __>z、__ リ l::::::丶   , イ '7≒.≠| / ̄ヽ
.     ',    i'  _>'':::::::::::::ノ''  l::ト、::::::`:´:::/ マj::::::::::::::l   /
     i .     l ''´::::::::::::::::ノ    ヾ   ̄ _ ../レ'::::::::::::::j /ノ

「私と、取引をしませんか?」
「取引、とは…?」
「簡単なことですとも、私は魔力を切り売りする人間でしてね、魔力を差し上げますので何らかの協力をしていただきたい」

霊夢の言葉にクラウディオの額を汗が伝う。その脳裏に様々な憶測、可能性が浮かんでは消え、最終的に静かな声で答える。

「…協力の内容を教えていただきたい」
「そうですね…」

直下、霊夢の要求

123:人員
456:治療
789:情報

9:情報

その言葉に霊夢は浅くうなずき、手元の契約書を一枚取り出すと何かをつらつらと書き連ねた。

「そうですね、私に貴方の入手した情報を流していただきたい」
「…本当にそれだけですか?」
「ええ、ただし、私からの情報提供は無し、さらに情報が入手できそうな場合は積極的に行動していただきたい」

負担をほとんど強いることの無いその契約内容。
城戸と彼女の繋がりを知らないクラウディオは不審げに、しかしそのメリットを考えながら問う。

「休戦などは…」
「考えていません、もし、貴方に戦闘の意思があるのならどうぞ。ただし、その場合でも情報は送っていただきますが」
「何故私に」
「貴方だからですよ」

クラウディオの問いに、霊夢は笑顔とボディランゲージをもって応える。

「貴方という市井に存在するイレギュラー。そういった人間の方が往々にして情報は得やすいモノ。さて、そろそろ返答をお聞かせいただきましょう」


直下、クラウディオ返答。成功以上で断る、失敗で受諾【バーサーカー】-1

1:補正とか関係ないぞ

「…分かりました、その条件、飲みましょう」
「よろしい、ではこの契約書にサインと拇印を」

霊夢は契約書を診療台に置き、その髪を一房切り取った。
契約書にペンを走らせるクラウディオ。そのペンが止まったのを見計らい、霊夢は指の腹を噛みきり血を垂らす。

「さて、今回は軽微な契約ですので、魔力消費一回分程度でよろしいですね?」
「…ええ、それだけで結構です」
「分かりました、では、ここに」

霊夢の血が垂らされ、契約書は淡く光る。
それと同時に切り取られた髪の房もまた、おぼろげな光を帯びた。

「これを媒体として魔力をお貸しします。もし貴方が契約に違反することがあれば、これは呪詛となり貴方を蝕むことをお忘れなく」
「分かりました」
「では、私はこれで失礼しますよ。本日のご契約、誠にありがとうございました」

晴れ晴れとした笑顔で診療所を去る霊夢。その背を見送るクラウディオに、つぎはぎの女、フランが声をかけた。

「…今のは」
「ああ、マスターだったよ、フランさん」
「…はあ、本当に止める気はないのね? クラウディオ」
「…僕は叶えたい願いがある」

その言葉にフランはどうしたものかと口を曲げる。

「フランさん、バーサーカーは?」
「ああ、大人しくしているわ。…まるで機械のよう。…まあ、来歴を考えるに機械になれればあれほど苦しむこともなかったでしょうね」
「そうか。…ちょっと休むよ」
「…ゆっくり休むといいわ、診療所は私に任せて」

【他陣営の行動描写を終了します】


…最悪だ。

『姉さんが情報漏らしちゃったかあ…』
『どうしてくれようかあのマゾ豚』
『どうしたって喜ぶだけだと思うんだよね…、ほら、もう反省はしてるみたいだからさ、許してあげれば』

それができたら苦労はしねえんだよ。

「旦那、大旦那は何を怒ってるんで?」
「アルブレヒト、お前は知らなくてよいことだ。吾輩、聞かなくていい話は聞かない主義だった」
「そうでしたっけか?」
「そういう吾輩もいたのだろうな」


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

【この夜に全快ですね】

3:散策

…頭いてえしちょっと待ちを回ってみっか。

「何か意見はあるかよ、ひょろモヤシ」
『ん、同意かな。魔力の完全回復までまだ時間かかりそうだしね』

うし、じゃあどこ行くかね…。


↓2、何処へ散策に行くか

1:カレルレン邸
2:城戸ビル
3:ゾラ邸
4:中心街(主に城戸とカレルレン)
5:肆姫高校(中立地点)
6:肆姫警察(主に城戸とゾラ)
7:歴史保護地区(主にカレルレン)
8:港(主にゾラとカレルレン)
9:ゾラ医院(主にゾラ)
10:教会(全体が平均的に)

10:教会


↓2、誰を連れていくか。連れて行かない場合はなし、と記入。(複数選択可能)

1:ライダー
2:一
3:眸


そのレスで同時に判定、遭遇するか

12:遭遇せず
34:ゾラ
56:カレルレン
78:城戸
9:外来

1

あ 複数ありか
3もできれば追加で

6:カレルレン

>>288 ライダー同行


直下、遭遇カレルレン

12:マツミ
34:ディエゴ
5:トカゲ
6:ガディア
78:マイケル
9:ククルン

2:メインヒロイン張りの遭遇率

>>289 眸姉貴も追加

…そういや一回も教会行ってねえな。
俺以外の家族が面倒に巻き込まれたら最悪駆けこまなくちゃいけねえし、ちょっと見るだけ見てみるか。

「ヒキニート姉貴、教会に行ってみねえか?」
「…え、教会? 何で? 意味あるの? あとヒキニートじゃないから」
「…察しろよ」

そういうとこがダメだよな、このコミュ障姉貴。

「ライダーも」
「もちろん、同行しよう。吾輩、教会には興味があった」
「大したもんじゃねえぞ、なんかゴミ捨て場みたいなもんだ」
「…そ、その例えは微妙だと思うよ」

うるせえ。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

で、来たはいいんだが。

            '' _.――  ....
        / ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: `:..、..
     . '       .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
     / .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}::.:}:..  :/ }     ヽ
   /::.:′. .: }::斗/L/!::.:.:. /::、i:.:.:.}......  ',
  /::.:′. .: }:  ヽ ,斗‐|-  .::| :ト.、 | |.!
. /::. |:...:.:/|:.  ..:l\ ! ヽヽ .::l /! ..l | | l

. {: /.! :|.:.:..::|:.. ...:|〒弐オ`\.l/〒テト.|./|.:i

...rぅ' ,|::.|::.:.|:;{.  ,.::| ト'::ィ;リ      トィリr::ノl:ノ
./:{ V:|::.|::.:.|´ii ..:::| `ー'     .゙-'l |/
.|:.|/::.:,::.:.::. l :|.i ',.:::|   ゙゙゙゙    ` ゙゙',!.:}
.{i:{:: :ハ::.: 込{.::l :'.,l.    (_`チ  _,ノ./|.
.乂:/:.:∧::.:.V.i::ヽ_.::!ヾ=<>‐、‐ T´|..小{

  / .:: :::::::: ル´}::.从`⌒H⌒´}.丿. }:.{
. / .::: .:;へ/` '、l::..<__/八_,>.l. .}:.{
/ .:::::::///;;`ヽ',`..〈   ./ .|  } |  }:.{

「あらあら、うふふ…」

ヤバいのがいた。
ヤバい、笑ってるけど全く笑ってねえ。

「知り合い? というか確か…、カレルレンの」
「マツミ・カレルレン。初めまして、終原眸ね?」
「あ、あひ、…そ、そうです。初めまして」

今そういうことしてる場合じゃねえって何で分かんねえかなこの万年自宅警備員は!


直下、マツミ思考判定。成功以上でとりあえず落ち着いている。失敗で殺す【殺意】-3【一応教会】+1

3:殺す

…ここはとりあえず会話しておこうか。

『…僕が出た方がいいよね』
『すっげえ今更感あるけどな』
「え、えっと、マツミさん。この前は失礼を」

直後、月の頬をナイフが掠めた。一筋赤い線が走って血が滴る。

「…えっと」
「殺すわ」
「話を」
「殺す」

笑顔のまま来やがった。マジで殺す気だこのメンヘラ女!
どうする? どうするよ!?

「…え、真、何か酷いことしたの? 流石にそれは」
『女難の相があるようだな、哀れなるかな』
「うるせえボケどもッ!!!」


どうするか、00:05から↓2

1:戦闘
2:逃走
3:自由安価

教会でドンパチやって監督役になんか言われないかね

>>302-303 教会の反応判定して、何も無かったらとりあえずライダーで押さえる方向


直下、教会は反応するかな? 成功以上で制止に入る、失敗で見過ごす

5:見過ごす

直下、ライダー取り押さえられるか。成功以上で取り押さえる、失敗で逃す。【サーヴァント】+4【紳士】-1

4:紳士として、女性を捕らえる行為に躊躇しよった

【というわけでライダーがマツミを逃したところで本日ここまで、お疲れさまでした】

【明日は微妙】

【申し訳ない、本日もお休み。明日は頑張ります】

【すまない、本当にすまない…、今日もお休みさせてください】

【明日は遅くなりますが、頑張って来ますので…】

【明日というか明後日になりましたが少しだけ】

…幸いにも今はあの継ぎ接ぎ爬虫類従えてねえみたいだな。
ならまだ何とか、というかこの前ライダー勝ってたし。

「ライダー! 助けろ!」
「むむ、まあ、君の命令ならば仕方があるまい」

俺の呼び声に答え、ライダーが霊体化を解く。
その姿を見て、マツミが渋い顔を見せた。

「…ッ、従えていたのね、なら」

そして一瞬で踵を返し、逃げの構えを取る。…此処で逃がさねえほうが俺の今後の為だ!

「ライダー、捕まえろ!」
「断る」

にべもなく返された答えに思わずつんのめった。

「んなっ!?」
「何かは知らないけど、逃げさせてもらうわよ! 覚えてなさい、いつか殺すわ」

そんな間にも物騒な言葉を残してくされメンヘラ蛇女がゴキブリみたいな速さで逃げていく。

「お、おい、ライダー!」
「ふん、吾輩は紳士なのでな。攻撃を明確にされたならともかく、未遂で終わった婦女子を捕まえる腕は持ち合わせておらんのだ」
「いや、でも殺意があったのは明確で」
「これが男なら首をねじり切っていたが、何、婦人の心とは気紛れなもの。吾輩、よく悩まされたものだ」

…駄目だ、完璧に追う気はねえし、その間に相手もどっか行っちまった。

「どうだね、気分は」
「最低だけど?」
「そうか、それは吾輩残念」


直下、まだ写真撮るくらいの余裕あるか。成功以上で撮れる【特に何もしてない】+2

0:特殊判定

       ,’::::::::::::::::::::::::::::::::/   /::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::/|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
        ,’::::::::::::{/|:::::::::::/    /::::::::::::::::/  /::::::::::/ │:::::::::::::::::::::::::::::::::::::.
.     ,’::::::::::::::::::|/:::::イ____,.  イ::::::::::::/  \/:::::::/    .!:::::::::::::: ニ=- :::::::::::::i
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      ;,’:::::::::::;, ゙ /  `¨¨/::::::'        、 ゝ- ´ /{:::::::::::::::::/:::::::::::::::::: }
    ,';::::::::::::::::::;  /  -==/::::/           ‐--‐   / :::::::::::::/-- 、:::::::::::{
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      ;:::,:     ∧            ̄  --- ´     u /::::::::::::/_,. イ:::::::::::::::::::::::
        ;′  い::::::.                u  /::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        /::::い::::::.                  /:::::::::/:::::::ノ::::::::::::::::::::::::::::
     ・・・・・・:::::::::::::::::::::.            u  ,.::::::::/:::::-‐ ノ:::::::::::::::::::::::::::

     ・・・・・・::::::::,’:::::::::::、_____,,..  --  ´/:::ィ=ミ::::::: ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::
       /::::::,’::‘,‘;::::::::::::::::>ヽ       / ´  У \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        /ィ,’::::::,’・,:::::::::::ィ  〈 }     __,.   ´    }ニ=- _:::::::::::::::::::::::::::::

直下

123:マツミを追っていたディエゴの奇襲
456:教会での素敵な出会い
789:マツミ、捕まる

6:さらに出会うよ!

直下

123:ゾラ
45:カレルレン
67:城戸
89:外来

3:ゾラ

直下、誰ゾラ

123:ルージュ
456:ラプーペ
789:フラン

1:ルージュ登場

…仕方ねえな。とりあえずあとは姉ちゃんに写真撮ってもらって。

「あらぁ? そこにいるのは終原の」

えぇ…。このタイミングでこの声が聞こえちゃうかあ。

「マスターじゃないの」
「…真、こんなに女の子はべらせて」
「どこからどう見ればそんな幸せそうな図に見えんだ? 脳味噌腐ってんじゃねえのか?」


直下、【情緒不安定】判定。クリティカルで有益な情報、ファンブルで戦闘

6:特に無し

…とりあえず初手から戦闘する気は無さそうだが。
もう、こっちの情報をゾラに飛ばしてんだよなあ。

…もしかして、ヤバいのか、この状況?

【悪口雑言】封印するか、直下から多数決、先に二票


01:00から↓2、ルージュに対しどうするか

1:戦闘
2:コミュ
3:逃走
4:自由安価

悪口雑言は封印

4ライダーにサーヴァントの気配探らせて出方を待つかな
あっちから攻撃仕掛けてくるorサーヴァントが居るかしないとライダーは動かないだろうし、コミュしても喋ることないし

>>339-340 封印

4:ライダーに探らせ出方を待つ

【というわけで短いけど本日ここまで、お疲れさまでした】

【再開】

…待て、こんなところに一人で来るか?
しかも俺がマスターだと知っているのに、だ。

『…ライダー』
『む、念話で会話とは如何なる』
『少し周りの気配を探れ』
『…なるほど、斥候の可能性を考えたか。君にしては中々頭が回るようになってきたではないか。任せろ、吾輩一人で敵軍を壊滅させた』

とりあえずは相手に気取られないようにして、だな。

『月、頼む』
『了解』
「えっと…、ルージュさん、だっけ?」
「そうよ」
「何でこんなとこに?」

月の言葉にメンヘラ二号は少し考え込み。


直下、ライダー索敵結果

123:サーヴァント
456:???
789:いない

↓2、ルージュ、大失敗以下で突発的に戦闘

4:何かいた

8:攻撃はしてこない

「ま、暇つぶしよ。学校はつまんないしね。それとも何? アタシにナンパでもする気? アンタ結構顔はいいから別にいいけど?」
「…月、それは」
「姉さんは黙っててくれるかな? いや、そんな気はないんだけど…」

『どう、真』
『ちょっと待て、ライダー?』
『む、どうやら何かがいるのは確かだ。…しかし、おそらくサーヴァントではない』
『はっきりわかりやすく言えよ』
『そうだな、サーヴァントの使い魔、あるいは宝具のようなものが彼女を護っているようだ。サーヴァントには遠く及ばない下級霊のような相手だが、戦いは避けるが無難だろう』

…サーヴァントの使い魔、ねえ。

『どんな奴か分かるか?』
『そこまでは分からない。だが、それなりの数はいるようだな』
『…そうか』

…どうすっかね。

「どうしたのよ、急に黙り込んで」


23:03から↓2、改めてルージュに対しどうするか

1:戦闘
2:コミュ
3:逃走
4:自由安価

>>352
こっちに渡せる情報あるかわからんが

>>353

戦闘は止めといた方がいい、ねえ。
でもこのまま帰るってのも癪だな。

『月、何か情報交換とかできねえか?』
『…僕たちに渡せる情報ってある?』
『ダメもとでやってみろよ』
「え、えーっと、だね。それよりも情報交換とかしない? ほら、一応まだお昼だしさ」
「情報交換? アンタ、どのくらいの情報持ってるのよ?」

…えーっと、俺らの持ってる情報って言えば。

『カレルレンのメンバー四人のスキル、ランサー、セイバーのステ、あとは…』
『情報戦に関しては完敗だな、吾輩、情報は大事にしていた』
『…ぐぬぬ、とりあえずこれだけの情報量で何とか』

「と、このくらいなんだけど…」
「ふーん、しけてるわね」
「言い返すこともできません…」


直下、ルージュ返答【情報少】-2

123:全部知ってた
456:交換してやろう
789:特別に無償で教えてやろう

【上げ忘れ、このレスは範囲に含みません】

77:自陣営に有利な特殊判定

                             , --  .,
                \、 __     、   /      `` 、
              ___ > 、 ` - 、_ )ヽ  ヽ、       `.、
          _,∠.... - '´   `ー-  `  ,.)_ ,,>、        Y
        ___,.> 、 __,. - ─ー- ,,_  ∠.    _, ス.       } 、
  ____,.<._      `ー---- 、_   く´   _),.-<    ヽ.     ! ト
  \     ー-ィ         .ス     ) ̄ヘ `ヽ、  〈 `ー    l  `、
ー---`- --  , '´   ノ    Y     ,  、 _. `Y´ ̄ Y  ̄ ,      i
      ノ , '   / ノ  ̄ `、! ノ イィ1ィ スァ<ヾy    !  /        }        , -、
` 、__  /<_,.∠,,_ ィ'    シニ~、ト. ̄ iイ  /\!    ノ ' - 、       !       / (  \
    >'   _     /   /     ス `、フ イ_,,.. - ''´ ̄/      、     ゙!      {  ヽr'´ \
  ,. '   .ィ´   ,. イ \/     /´    ̄      /       ヽ.    }      ヽ  , - 、 \
<_,. -'´ノ   ,ィ´ !  〈    /             { ,ィ  ヽ    !   ,<       .>' /  i   〉
   <__/ |  ィ  ハ__ / ー-、          i´     !    ゙!  イ !      / l゙   |   i
         レ´|       ヽ.            /     i         `、    y  i.   l  ,'
           ヘ       (ヘ.          /      ノ      、    |   l   ー l  '
           ヽ       ヽ_> 、._    /      /  ヽ.    \   i   i       !  '
            ヽ       ;;;;      ̄ フ       /          _/_  |      l .'
             〉   ,;;;;;;''''''      /        ,イ    |   __ ,.シ'´   ` <     ノ .,'
             ;;;;;;; ''''        /        / .}    と´ /   , -ー- i    , ' ,'
                      ./         / / ,.- '  ̄ >'   /    ノ  ,. 'ー '´
                     /          , く_ /     /    く   ,.ィ'   /
                   /          /   \          `と _ ィ
                 , '           /.      \       /´
               ...,;;;/           /`>-、_    \_   /
             /  イ        _ .イ  <´ー-、  ´`   ノ  ̄
            /   .八     _,. ' i  /     ,. --ー '´

直下

123:普通に帰るけど何かに気づく貴方
456:アーチャーに関する情報提供
789:協力取り付け

そういやライダーと普通に出かけるとアルブレヒトはついてこないの?
今回見えないけど

3:坑道発見

「話になんないわ、あー、もう飽きた。帰る」
「え、いや」

それだけ言うと錆毛は一瞬で鎖を出してターザンみたいに消えていった。…まあ、仕方ねえか。

「完全に情報戦で不利に立ってたな…」
「し、仕方ないけどね。真ももっと私たち頼っていいんだよ?」
「つってもよお、まともに戦えんの兄貴ぐらいだろ? 姉貴二人なんぞミンチになるのが関の山だ」
「あ、うう、…そうかも」

…はあ、仕方がねえ、ここまで人が多いと写真撮って面倒が起こる可能性があるからな。今日は帰るか。
そう思って教会を去ろうとしたその時だった。俺の視界の端に何かが映る。…?
そこには単なる崖が広がっている。気のせいかとは思った、だが、どうしても気になって。

「…ライダー、あの崖、何か感じねえか?」
「崖? …む? 何だ、魔力の気配が」

そして俺たちが近づくと、そこには。

三三三三三三三三三三三三三三≧ニ二ー 二二三一<=テ く─ニニ  ,,
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,/ハノ//'/l'lik二二l、-‐''"/ゝ,, /ヽ彡ニニ>, ィ>''´: : 、
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|∧ l、l∨/l/l/: : : l l、: : : : : : : ∠-´彡ゝ>''>''、:‐:-、: `: ヽ
: : : : : : : :/:>",,: : : : : : :.|イト、メ| ∨|: :'|: : : :.lメi: :-:‐:=:ニ:― ィ二>'"´: : : :-:‐'=ヽ: `、
: : : : : : / //_ /:/: : l l リ |ノ: :':_:_:_l:_:_:_:_li',l:_:_:_:>'" ∠-‐ ニ 二ニ、- 、‐=/l iヽ
: : : : :./ /、/ `/ヽ//ニニ二二二二ニニニニ,,メー―――=ニ三三三≧、゛ヽ( l l: 、

: : : : l : ,': i: l': : : : 'lzz|/_/二二ニ=''"´: :ヽl: ;; ; ; ; ; ; ; ; li; ; ; ミ、三三三ヽ  l l:
: : : l l、', il ∨ : : /  ' /; ; ; ; rニlヽ―'―''――――=二、、ヽ マミli三三三i| .l l:
: : : l l ii  l:   i / ィ  l; ; ; ; ; ; ;|X|X|/l//三三ニ'\ヽヽl`i |ヽ三〉三三三l l l:
: : : ゙, "=.: : :./ /:|   l; ; ; ; ///〒=' :l l / r-――――t//l. l /,三三三7ニ| | |:
: : : ; ': : : : :/ / : :|   |; ; ; //// l l //li  | l    i´li'|/,l l`l、l//l / x; ; ∧; | | |:
: : : : : : : / /; : ; :'|   |; ; ///// | l // |l≧ニニニニフー////ハ`\lヽゝ,、キバキシ| | |;
: : : : : :/ /:,/: l: :.:|   l; ;//////,| l'/: : : : : : : : : : : ///////-ヽ\ヘl//ヽ'/、i | | |;
: : : : / /,`: /: : i :|   l〃ィ; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : -=/'〉`; ; ; `; ; ;| | |;
: : / /: : : : : /: :./|   l //∠_; : : : : : : : : : : : : : : : : c: : : : : : : : ´:; ; ; ; ; ; ; ; | | |
/ /; : : : : : : : ヾiハヘlil/ //i: : 'ー': : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : , - 、: : : l l ;

./: : : : : : : : : : : ∨Yソ/:_`'_: :-:‐:ニニニニヽー――――-;: : : : : : : : : : : ヽニシ: : : `: ヽ
': : : : : : : : : : : : : /___ ――― /―――ニニニニ/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : 〈_____ ̄ ̄ ̄ /―――― ニニ'/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : _/_____  ̄ ̄/ ―――----/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :

「な…?」
「魔力によるカモフラージュか。…どうやら坑道のようだな」

ぽっかりとどてっぱらに開けられた大穴。
そこには明らかに人為的な坑道らしきものが隠されていた。

『…魔力で隠されてたってことは』
「戦争関係者のモンで間違いねえだろうけどよ」

…先が全く見えねえ。何処に繋がってんだ、コレ? というか最近までこんなもんあったのか? 
俺たちの街に? …断りも無くやりそうだがよ。

「…どうする、マスター。進むか?」
「…わ、私は止めた方がいいと思う。…せめてもうちょっと準備してから」
「吾輩も同意見だな、吾輩、危険に対処するには準備が必要だった」

…どうすっかね?


23:40から多数決、坑道に入ってみるか。先に二票

>>360 すっかり忘れてたけど付いてきてます】

>>365した上で、帰る

>>366-367 写真撮って帰る

…今日は止めとくべきだな、それに、だ。

「姉貴、写真頼めるか?」
「え、あ。そ、そうだね…! 確かに写真撮ってればここ使う人も写るかもだもんね」
「そういうこった、それが分かるだけで危険度は大きく変わるだろ」

…だけど、此処の存在を知れたのは大きいかもしれねえな。
流石に教会は戦闘できねえが、他の場所に繋がってりゃそこから教会に向かうルートになるんだしよ。


【教会、坑道の写真を手に入れました】

【教会の行動を発見しました。他の場所に存在する行動の入り口を発見した場合、そこでの敗北時、逃走判定に補正が加わります】

【ただし、逃げ込んだ坑道内で戦闘が発生する場合もあります】


【昼行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1

【上げ忘れ、このレスは判定に含みません】

7:敵対交流

直下、↓2、交流陣営

1:終原
23:ゾラ
45:カレルレン
67:城戸
89:外来

2、6:ゾラVSカレルレン

直下、状況

1234:人間対人間
5:サーヴァント対人間
6789:サーヴァント対サーヴァント

ゾラと城戸じゃないかな?

城戸はなんか攻められまくりだな…

>>377 ミスですね、ゾラVS城戸】

2:人間対人間


直下、ゾラメンツ

12345:ルージュ
6789:ラプーペ

↓2、城戸メンツ

12:霊夢
34:錬太郎
56:沖名
78:晴真
9:槙名

3、8:ルージュVS晴真

【すっごい不毛な戦いの予感、そして意地でも出ない気か城戸次男。というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】

【明日は多分お休み】

【再開】

「…何だコレは」

城戸晴真は驚愕した。
それというのも、彼が父である城戸沖名の命によって潜入したゾラ邸。
いや、潜入しようとしているゾラ邸は、以前までの面影から大きく変わっていた。
そこら中に掘られた塹壕、鼻孔をくすぐるのは独特の匂い。おそらく火薬や鉄錆の匂いだろうと晴真は判断した。

「まるで要塞、あるいは防衛線といったところか。…親爺め、これを知って俺を送り込んだな!」

憤慨する晴真。しかし、すぐに調子を戻し髪を掻き上げながら三段笑いを決める。

「クッ、…ククク、…クハハハハハ! しかしこの程度襲るるに足りぬ、グランドクロスの如き俺の迸る力ですぐにでも踏破して見せ」

そのセリフを遮るように、晴真の頬を分銅が掠める。
あともう少しずれていれば頭蓋が砕けていただろうそれは引き戻され、慌てる晴真の前にルージュが現れた。

「チッ、外したか」
「な、な、な、何奴!」
「こっちの台詞よ、…って、先公じゃない。あー、そう言えばアンタ城戸だったわね。存在感ゴミカスだから忘れてた」

そんな罵倒にもめげず、何処に向けているのか分からないポーズを決めながら晴真は笑う。
その表情には余裕すら伺える。しかし微妙に膝は震えていた。

「…ルージュ・ゾラか。成績不良、素行不良、我が校きっての問題児、…俺の前に立ちふさがるか?」
「立ちふさがっちゃ悪いわけぇ?」
「いいや、まったく悪くない。むしろ、こんなシチュエーションに憧れていた! さあ、来い! お前の鬱憤を俺が晴らし、淘汰し、勝利して見せよう!」

直後、晴真の背後で爆発が起こった。いや、晴真が起こしたのだろう。
その証拠に、晴真の服は背中半分が殆ど吹き飛んでいるのだから。

「この俺、城戸晴真改め、覇龍魔がな!!! …あ、出力ミスっt」

決めポーズを取る晴真。
そして彼を中心に大爆発が発生するのだった。

「な、何してくれてんのよ糞教師ーーーーッ!!!」


【城戸晴真【???】発動】

直下、晴真負傷判定【一応殺意はない】-1

↓2、ルージュ負傷判定【一応殺意はない】-1

123:無傷
45:負傷
78:重傷
9:死亡

【また入れ忘れてた。もし次があれば特殊にします】

8:晴真重傷

6:ルージュ負傷

そして結果として。

「…」
「…何がしたかったの? コイツ」

丸焦げになった晴真が爆心地で発見されたのでした。


直下、ルージュ、晴真をどうするか。成功以上で放棄、失敗で捕縛【敵】-3

3:回収

「…一応捕まえといた方がいいわよね? …死んでも別にいいんだけど」
「…」
「あの陰険眼鏡に変なこと言われないためにもとりあえず、ね」

そして晴真は体中に鎖を結び付けられ、半ば荷物の様にゾラ家へと運ばれていくのだった。

【城戸晴真がゾラ家に囚われました】

【他陣営の行動描写を終了します】


そういや、大体魔力は回復したみたいだな。
それ考えると、もう一人くらいライダーの宝具使うべきか? いや、下手に人数多くてもなあ。

「と、どう思う、盆暗共」
「俺は真に任せるが、ライダーの従者って俺たちをマスターとしても扱えるんだろ?」
「た、ただライダーのそばを離れられないってのはあるけどね…」

そこが面倒くさいんだよなあ…。

『まあ、まだ令呪にも余裕はあるしね』
「それはそうだけどよ、さっきの接触で情報不足が露骨に出ただろ? それ考えると動くべきかと思ってよ」
『ああ、そうかも。うーん、どうしたものかな』


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

耳男呼ぼう

【ちょっと【千里耳男】の効果にミス発見】

  【【千里耳男】:一日に一回のみ、他の陣営の情報を把握可能、戦闘時相手の【耐】【敏】に-1補正】


>>397 千里耳男

…まあ、二分の一ずつで一回分の消費だしな。そこまで不安に思うこともねえか。

「じゃあ、召喚してみっか。ライダー、誰がいい?」
「ふむ、情報収集ならまあ間違いなくグスタヴァスであろうよ、そうであろう、アルブレヒト」
「そうでがすな、奴なら他の陣営の話を聞くのも容易でございましょう」
「じゃあソイツで」
「承知した」

ライダーが指を鳴らす。

「我が冒険をここに語れ、来い、グスタヴァス! 【ほら吹き男爵の冒険譚】!」

その声と共に、また一人の男が姿を見せる。

               ____
            ,. -'"´      `¨ー 、

           /            ヽ ヽ、
        ,,.-'"          ,,.-'"`     ヽ、
       / `゙`'''゙゙゚    、_,,.-''     ':'"    ヽ、
      i 、         .。- = ナ '´        ヽ
      ./ マ=t7心。 、 '´{イt_ァ 7´,ィ          ヽ
     / .  弋 モ_无     `¨¨´                i
     /     `¨´ ノ    \                  l
    ,'        ,'       ヽ                l
    i        (   i     )               /
    ',        `゚''` `゚''ー' ´              /
     ヽ、                            /
      ヽ                         /
         `¨i                     ヽ
          /                      ヽ
         /                     ヽ


「グスタヴァス、ここに」
「おお、よく来てくれた、グスタヴァス」
「久しぶりでがすなあ、グスタヴァス」
「は、お久しぶりでございます。旦那様、久しぶりだな、アルブレヒト」

そしてその男、グスタヴァスは俺の方に向き直り、頭を下げた。

「どうやら貴方が旦那様のマスターのよう。私、千里耳男で風吹き男、グスタヴァスと申します。早速命令されますか?」

あー、どうするかな。召喚で二分の一、スキル使用に二分の一、か。


23:35から↓2、グスタヴァスに索敵を依頼するか

依頼する
ゾラの情報探ってくれ

>>401 ゾラの情報探ろう

…やっぱり、とにかくは情報が欲しいな。
で、今一番なにも把握していないのは。

「…ああ、頼む」
「了解しました、では、どの陣営を」
「ゾラだ」
「…ふむ、つまりはゾラ、でしばらく探ってみましょう。ただ、私の能力は耳によるもの。その為、見ることで分かるステータスなどは分かりません」
「な、それじゃあ意味が」

いきり立つ俺をグスタヴァスが止める。

「ですが、一度掴むことができれば確実にスキル、もしくは宝具情報を掴んで見せましょう」
「…そういうことなら、いいのか?」
「では、しばしお待ちを」

そう言うとグスタヴァスは外に出ると地面に耳を付けた。
…本当に大丈夫か、これ?


直下、グスタヴァス索敵判定

1:見つからず
23:マスター以外の情報
456:マスターの情報
789:サーヴァントの情報

↓2、分かった情報

123:少し
456:そこそこ
789:かなり

8、9:サーヴァントの情報、スキル二つ、宝具まで

しばらく経って。

「…捕捉しました」

グスタヴァスが地面から耳を離す。

「どうだった?」
「まず聞こえてきたのは掘削の音、何かを掘り進め、さらに何かを作る音、おそらくは坑道のようなものを掘り進めているのではないかと」

…坑道、あの教会にあったのはゾラのサーヴァントがやったのか。

「つ、…つまりは相手は何らかの陣地作成能力を持っている可能性が高いということ?」
「そうでしょう。ただ、どうにも魔力を使っているようには思えない。故に、工房というよりは何らかの要塞と考える方がよろしいかと」

要塞…!?

「さらに、複数人の足音、さらにはそれを御する声。おそらくは軍人でしょう」
「それは吾輩の時代と比べ…」
「遥かに未来の軍隊でしょうな。しかし規律は正しいようでした。故にそれほどのカリスマを持った英霊かと」
「…軍隊にそれを支持する指揮官、その指揮官が英霊なんだろうな」


【アーチャーのスキルが公開されます】

◆陣地作成:A-
 軍人として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 このランクであれば、島一つを丸ごと要塞に造り変えることも不可能ではないが、魔術師の工房とは本質的に異なるため、魔力の上昇は望めない。

 【要塞を作成可能】

 【要塞はニ日経過ごとに【筋】【敏】による攻撃に+2補正】

◆カリスマ:C
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させ る。
 カリスマは稀有な才能で、一軍の将としては破格のランクと言える。

 【複数戦闘時に発動、本来二分の一になる+補正をランク数の分だけそのまま加えることが可能】

「…そして、ですが」
「まだ何かあるんでがすか?」
「その足音、さらには作られた坑道そのものが宝具の可能性が高い」
「…それって大変じゃないの?」
「大変ですね、下手をすれば逃げ込まれる、大規模な宝具とは特に相性が良いでしょう」


◆『???』

ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:21,000人

 ???及び地下陣地と???を展開する。
 無論、現代の一卒兵に過ぎない彼らは旧き神代の英雄たちに遠く及ばないものの、数と戦術そして鋼の遺志により、持久戦においては無類の強さを誇る。
 結果、アーチャーとの戦闘は如何な英雄であれど、徹底的なまでの消耗戦を強要される。

 【敵の【筋】・【耐】・【敏】のステータスを-1】

 【一部のスキルや対軍系宝具の効果を一つ封印。更に魔力消費を増加させる】


…ちょっと待て、まさかこれって。
俺が開こうとした口を、兄貴が引き継いだ。

「まさか、この坑道は」
「おそらくは市内全域に広がっているでしょう」

その言葉に、兄貴が強くテーブルを叩いた。

「クソがッ! 上に住んでる人間のことは、この街のことは、何も考えてやしねえのかよ! あの外来共は!」

その坑道の存在は、下手をすればこの街の人間全員を巻き込みかねないものだ。怒りを隠そうともせず兄貴が叫ぶ。
俺達の誰もそれを止めることはできなかった。そして、それぞれが程度の差こそあれ同じ感情を抱いていたから。
でも、その場の兄貴の怒りは、誰よりも強く、このまま止めることはできないように思われた。
でも、そんな兄貴を、姉貴がゆっくりと抱きしめる。

「落ち着いて、英雄くん」
「だけど、姉さん!」
「私たちは落ちぶれてるけど、この街を護るってことは絶対に曲げないわ。英雄くん」

その言葉に、兄貴は歯を砕かんばかりに噛みしめた。

「私は馬鹿で、色々とよく分からないけど、私たち兄弟は同じはずよ。だから、一人で怒らないで一緒に怒りましょう」

姉貴が俺たちを順番に見つめる。俺も、月も、姉貴も深く頷いた。
姉貴はライダーたちにも目をやる。

「どうかしら? もちろん、無理にとは言わないけれど」

姉貴の言葉にライダーは何処にあるのか分からない目を細め。

「…紳士の役目はうら若きご婦人を護ること、そして若者を導くこと。…英雄の役目は弱き者を護ること、弱き者を導くこと」

そして、深く頷いた。

「吾輩は、紳士であり英雄であった! それはきっと、私もそうであれと願うのだ!」
「旦那様が言うんなら文句はねえでがす!」
「同じく、この技、貴方方に捧げましょう。おそらく他の二人も同じように返すでしょうとも」

それを見届け、姉貴は笑う。

「よし、ならとりあえず晩御飯にしましょう! お腹が空いちゃ元気は出ないわ!」

その馬鹿みたいな笑みに、俺達は何だか、抱きしめられたような気がした。


【夜行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1

9:敵対交流

直下、↓2、交流陣営

12:終原
34:ゾラ
56:カレルレン
7:城戸
89:外来

4、0:ゾラ家に関する特殊判定

          /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:',
            /:.:.:.:/:.:.:/:.:.:./:.:./:.:.:.:.:| \:.:.:.:|:.:.:.:.:.!:.:i
         i.|:.:.:.:!:.:.:.|:.:.:/:.:./:.:.:.:.:./   ヽ:.:.|:.:.:.:.:.|:.:|
         |i:.:.:.:|:.:.:.:|:.,イ:.:/!:.:.:.:.:/   __ ヽ|:.:.:.:.:.!:.:!
         ||:.:.:i:|:.:.:ハ/ !/ !:.:/ _∠ -‐┐!:.:.:.:.:|:.:|
         lト、:.|ヽ:.f‐`‐─}ィ _f      i^|:.:.:.:.:.|:.:|
         i! ヽ:.:.:l     rf¨゙! `ー--─ ' l:.:.:.:.:.!:.:l
           /:!:ハ`ー‐ァ' i |         !:.:.:.:.:.|:.:|
           ,':.:|:.:.:\__/ ,' .! 、      ,ィ:.:.:.:.:.:|:.:.!
           /!:.:|:.:.:.:.:!./ / / -─'  / !:.:.:.:.:.:.!:.:|
            /ノ:.:.|:!:.:.:.レ / √ヽ、  ∠-‐┤:.:.:.:.:.:|:.:.',
        /:,':.:.:.i:|:.:.:f  '  ´   / Y~ ̄ ̄'|:.:.:.:|:.:.:.!:.:.:ヽ
        /:,':.:.:.:.|:!:.:.:|       (::::::::::::::::|:.:.:.:.!:.:.:.!:.:.:.:.:\
         /./:.:.:.:./,':.:.:{       ノ:::::::::::::::!:.:|:.:|:.:.:.:「 ̄` ー- 、
      _∠.⊥ ‐'7/:.:.:.:|       ,'!;;:::::::::/|:.:|:.:i!:.:.:.|     /7`丶、
  f⌒「ヽ | i |  /,':.:.:.:.:|      /{;;:::::;::':::::::|:.:|:.:|!:.:.:.l     /// / ̄ヽ

直下

123:全陣営に送り込まれるホムンクルス
456:ゾラ家の愉快な爆発
789:初っ端からぶち当たった

3:全陣営にゾラ家謹製ホムンクルスが送られました


各外来には贈られたのか、成功以上で送られてます


直下、カストゥサルファー【???】-2

↓2、クラウディオ【知り合いがお世話になっています】+1


↓3、送られてきた量

123:総員の1.5倍
456:総員と同じ
789:総員の半分

2:カストゥサルファーには贈られず

0:特殊判定

        |         l.  l: : : : : : :   -―<⌒: : :.ヽ
        |         |  ハ: : : :/      ヽ: : : :ハ^ヽ
.      ヽ.       /\/.: .: :/         +,: : :. :.l. |
       /\__/ ./. : : /――- 、      +.V: : :.l. |
.  /¨i    !: : :` ー ‐<.: .: : :/             + l: : : :l. |
  / /    |: : : : : : /Y 人  /  x.‐┼く     ¬ー!: : : :!.ノ
. / /     .l.: :☆: :/ <   >イし:::::::l            l:l: : :.|
/ /      l.: .: :/ /  Y ′ ヽZzシ       /「¨ト、川 : :|
. / ̄ Y⌒L/ /人 ◇ ′    ̄     ヒzノ //リ : :!

.   / / /   /<  > |、           ¨ ///.: : :!
  / / /   / :l: :!: Y: : : :l `x       ,  }   ///.: : :/
  しイし'  /l: ::!: :l: :l: : : :.|、 `( `       ///.: : :/

       {!:l: :l: : !: :l: : l: ! \  \  ヽ>++イ//.: : :/
       ヽ!: :!: : !: :l:: :l: l  \  `ー ´ イ///.: : :/
       _ _ `ヽ. l: : !: :l: l、   ` ー  〔、__///.: : :/_
 / ̄   ノ ノ\__)l: : l: :l: l \_   _ ノ r、//.: : :/  ` ー-
./  ー=彡イ> ´ ヽl: : l: l: l   / ∨ \ (\>―‐_ 、    \
′     /      V: :! l:| / ̄〉 ̄〉¨V\!. / _ \
 ,  -‐<        l: : ! l: l V ̄/〉-イヽ/. :/∧! /  _ ヽ
´     `ヽ、    l: : l: l: l  /.f!{Ol /. :/./ /! / / _  Y
        ',    l: :/! l: l. / |l.|oll. :/./ / .レしイ.ノ\\. |
            l./ .l/| | |  jl.l ll././ /       \ `ヽヽl

直下

123:バーサーカーさんが全部片付けた
456:霊夢さんと集合していた
789:知り合いなので三倍くらい送り付けられた


00:超特殊判定

                            ___
                      _,, -''''" ̄´     ̄ ̄''ー ,,
                   ,..-'"゛                `'‐
                 /        _ -ー¬-、        \
                  /         /       `'‐        ヽ,
            /            .,, / ̄ ̄ ̄ヽ   .、   .\.,_ ヽ
             /            ゛ ./    ●  ゝ   `  ′  `'-.ヽ
            /              ヘ ヽ,         ,ノ  .,!    .___.'.!
            ,!                    `―――/  .丿    ! ● `.リ
        │                   -ー¬'        ゙弋___ 〉
            |                   l\  、            `'-、 "ヽ
         ヽ                  "`.ァ._.(               .l  |
          ヽ                | ゞ弋,,,、  ± -'、     .} !
              \                 !`'''-、,.`'`-ニ二__'';;i__ソ  .!
             /\            | .、¬'''`-ニ―- ....二 /      |

      ._,,, ───/   `'-、          l ヽ、   .゙ ̄″.r‐./       !
  ._.. ー'"゛             `''-、、      \  ゙' ...,,___/ ./       ,./
''"                       `''ー..、    `'ー.____ノ    . /
                                       ... r''ヽ..,,、
                                ̄ ̄ ̄ ̄         ゙    `゙''ー 、、
                                                `ヘ、

↓2

123:強化されたホムンクルスが来るぞ
456:誘拐を目的としているので数は少なめだぞ
789:こてだめしの一体だぞ

【あ、一応危機なので+1補正ですね。このレスは判定に含みません】

6:霊夢さんと集合

9:とりあえずこて試しの一体


【というわけで本日ここまで。超余裕の穴倉ゾラ、ただし使い魔扱いなので下手なことすると情報は洩れます】

【明日は微妙】

超迷惑行為だけど坑道自体は神秘無関係だから討伐令で攻めるのは難しいかもしれない

>>431 一応その解釈で。何か具体的な方法提示したら考えます】

【再開】

夜も深くなる。俺たちが夕食を終えた頃、突如何かの気配が流れ込んできた。
無機的な、そのくせ生き物じみた妙な気配。

気配を辿り、それだろうモノを見つける。それは。

                                 /: : ⌒ヽ
                                /: : : :/⌒l
                                ,. : : : :/   |
                            / : : : /     ,
                      ___  ,/: : : : {     ,'
                 _ -. ⌒: : : : : : : : : :ノ     '
                _ -: : : : : : : : : : : : : :/      /
             _ ‐: : : : : : : : : : : : : : : : :/ /⌒l    l⌒ヽ
         _ ‐: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./ {   ,    ,  }
       _ ‐: : : : : : : : : : : : : : :_: : : : :,   乂_ /      、_ノ,
     _ ‐: : : : : : : : : : : : : :_ ‐. :⌒: : : : :{            ',
   _ ‐: : : : : : : : : : : : : _ ‐ {: : : : : : : : : {              :   「Piiiiiiiii………」
 _ ‐: : : : : : : : : : : : :_ ‐    ',: : : : : : : : ',           |
‐: : : : : : : : : : : : _ ‐       ',: : : : : : : : ',              l
: : : : : : : : : :_ ‐            ',: : : : : : : : ',            ,
: : : : : : :_ ‐                ',: : : : : : : : ',        ∧
: : : :_ ‐                }: : : : : : : : : :',         /: : ',
:_ ‐                      }: :∧ : : : : : : }         , : : : : ,
                     j: / ', : : : : ノ      / : : : : : ',
                  /:/   ',: : : :{     /\ : : : : : ',

「キモッ!」

不定形の奇妙な生物。人型を取ってなお、何処か崩れたそのフォルムは、出来損ないといった言葉を思わせる。

「何だよアレ、姉貴!」
「…くらげかしらぁ?」
「役に立たねえ! 次!」
「ゾラのホムンクルスだな。…完全なものじゃあないが、こっちの偵察か? それとも何か他の意図があるのか?」


◆錬金術
ゾラ家の研究する錬金術。彼の研究テーマは「生命」。
ホムンクルス製造において偉大な功績を残しており、その分野で彼の右に出る者はいない。

【ホムンクルスユニットを作成可能】


ゾラのホムンクルス? 坑道を通ってきたのか? でも一体、なんでだ?

「…悩んでいる暇は無いようだな、マスター。彼らは攻撃してくる気のようだ。吾輩、挑まれたならば戦わねばならなかった!」
「…チッ、しゃあねえ、なるべく手を見せねえように戦え、ライダー!」
「承知した!」

【戦闘判定するのも面倒なので】


直下、結果。

12:勝利するも何らかの損害
3456789:全く問題ない勝利

6:全く問題ない勝利

【他陣営の状況。判定表は上と同じ】


直下、カレルレン【人数】+1

↓2、城戸

↓3、外来コンビ

0:カレルレン特殊

     /::::::::/ /   /   ‐ ‐ ‐----゛,,‐-、ヽl::::::::`丶、:::::::::::::::::l
     |:::::::/ /   /;:;:;:;:;:/゛゛ ノ  ,---‐-、  \\_:::::::::`丶、/
     \:::|. /  /;:;:;:;:;:;:;:/   ヽ 〈   0  ハ  ̄\ \::::::::::::::\
       /ー <;:;:;:;:;:;:;:;/    `  \___ノ ノ    |>‐‐、ヽ:::::::::::\
       /  ヘ ヽ'''三彡         _ ´  ̄   <  0 i |───'
      l l 丶ノヽ_ノ彡     、 -              \¨´、.|
      | l乂  /       | ヽ、            リ;:;:;:;:!、
      | ヽ ヽ |       |`、 \        イ_/、  | 〉
,,,,,,,,,,i!i!i!i!i!i!i!i!i》㍉lMMヽ     |:::::{_  `iヽ、     ` ー''   //
゙゙!i!i!i!i!i!i!_;;;、;;゙゙!ヽ゛゙WWヘ.    |、´`!;;;__,、___` ー  _     /´
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''''''゛゛゛ヽ;;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;;\;;;;;;;;;ヘ  \ ノ\  ̄ |::::::/.  /!i!i!ヽ

_   ;;ヽll ;;;;;;;;ヽヽ;;;;;;;;ヽ::::::::ヘ    \  `ー‐': /   /i!i!i!i!i!i!\
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:::::::::::::::ヽ::::::::::::::::゙lllllll、:::::!:::::::::ヽ:::::::::::::::::゙《《}ヽトアメ / /|、:::::ヽ.`ヽ:::::::::::|

直下、特殊内容

123:ゾラとの密約
456:一部人員のカウンター
789:何か此処だけ大量に送られてきた

9:城戸無傷

4:外来無傷

5:一部人員のカウンター

「Piii…!!!」
「ふん、他愛もない。吾輩、剣技も優れていた」

ライダーの言葉を補強する気はないが、まさしく瞬殺、だ。
…何でこのタイミングでこんな一体だけを送り込んでくる必要があったんだ?

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

同様にホムンクルスを撃退したそれぞれ陣営も同じ疑問を抱いていた。

「…このタイミングで送り込んでくる理由、想像は付くかな、セイバー」
「…」
「確かにその可能性もありますけど…、お父様、お兄様は」
「…そうさな」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「ふむ…、何か情報はあるのかな、ストゥルルソン氏」
「いや、…ゾラ邸が大きく変わったという話は聞くが」
「ならば調査をする必要がある、か」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「…街が騒がしい。動き始めたか、ラプーペ」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

そして、唯一それに対抗の一手を打ち出した陣営がいた。


直下、カレルレン投入メンバー

123:紅
456:白
789:トカゲ&ガディア

4:白

カレルレン邸近郊に作られた行動入り口から潜り込む二つの影。いや、二つといくつかの影。

「父さん、どう思う?」
「む、ゾラの意図をかな? クッキー、お前もそういう事を考えられるようになったか。偉いぞ。やはりゴリラの恩恵は」
「ガディアが言ってたからね」
「…あー、そうだったな」

坑道を進むのはククルンとマイケルの二人。
マイケルはその巨躯にも関わらず、何処か気品すら感じられる足取りで坑内を進んでいく。
その先には先遣隊として出された十頭、背後には殿を務める十頭の犬がそれぞれ仕えている。

「まず、考えられるのは全般的な情報収集。今回ゾラ側で明確に参加しているのは二人だけ、人数不足は否めないだろう」
「ふむふむ」
「だが、そうだとしてもこんな安易な手を使うとは思えん。事実、我々にこの坑道が判明してしまっているわけだしな」
「そうだね」
「つまり、他の可能性としてあり得そうなのは…」


直下、マイケル推測判定【???】+1

123:あまり分からなかった
456:こちらに目を向けさせ何かを企んでいる
789:もしかしたら他にも駒があるのかもしれない

8:他の存在の可能性

マイケルが少しだけそのつぶらな目を細める

「大規模な陽動、だな」
「ようどう?」
「つまりは、この襲撃に目を向けさせ、何かから目を逸らせようとしている、というわけだ」
「…つまり」
「ホムンクルスの襲撃、それは言ってしまえばゾラの居城たるゾラ邸への視線を集める。だが、この広大な坑道は街中に広まっている」

そこで一つマイケルは息を吐いた。

「どこか他の場所にマスターたるラプーペが動き、何らかの行動を取っている可能性がある」
「それを追うために」
「私たちが派遣されているというわけだ。なるほど確かに我々が最も索敵及び追跡には向いているのだしな」

そう言いながらどこまでも続くかのような坑道の闇をマイケルは見つめる。

「まあ、それも可能性だ。全ての可能性を考慮したうえで慎重に動くぞ、クッキー」
「うん! 慎重に動くよ!」
「…うまく相手の尻尾を掴むことができればいいが」


直下、白組何かを発見できたか

123:ラプーペの残滓
456:ゾラ邸への坑道
789:エンカウント!

7:エンカウント

直下、エンカウント対象

123:ルージュ
456:ホムンクルス
789:アーチャー宝具

2:ルージュは過労死するんじゃないか?

慎重にマイケルらは坑道を進んでいく。入り組んだその内部であろうとククルンが指揮する犬たちの鼻は迷うことなく正解への道を進んでいく。
だが、その眼前を一本の鎖、ひいてはその先に取り付けられた巨大な鉄塊が掠めた。犬の鳴き声が響く。

「! クッキー!」
「うん、分かってる! 散会!」

ククルンの言葉に従い、狭い坑道内をものともせず犬たちは闇に溶け込んだ。
いつでも襲撃者を迎撃できる体制の元、マイケルが落ち着いた声でその襲撃者へ告げる。

「さて、戦闘の意思があるようだが。見ての通り我々も不本意ながらそちらの襲撃への対処を終えた。どうだろうか、此処はいったん落ち着き話し合うというのは」

その言葉に襲撃者、ルージュは闇の中で息を整え。


直下、ルージュの対処【連戦】-2

123:コミュ
456:逃走
789:戦闘

3:コミュ

やれやれというように両手を上げ、暗がりから姿を現した。

「まさか逆に潜り込んでくるなんてね、あの陰険眼鏡も頼りになんないわ。で、話し合うって何をよ」
「ふむ、君か、ルージュ・ゾラ」
「…ゴリラ?」
「ゴリラだけどゴリラじゃなくて私のお父さんだよ!」

目を丸めるルージュにマイケルは優しい声をかける。

「まあ、まずはこの場を穏便に通してほしい、ということゴリ」
「…それに同意すると思ってるの? アタシが? 敵であるアンタたちに?」
「もしダメだというのなら、最後の手段を使うまでウホ。私は戦い、争いは好まない性質でねゴリ。あとその恰好、少々冷えないかなゴリラ?」
「語尾」


直下、ルージュ思考判定

1:有益な情報
234567:撤退
89:戦闘

6:撤退

「…はあ、戦う気失せたわ、それにアンタが言う通りこの坑道寒いのよ」
「それは何よりウホ、年頃の娘さんが体を冷やすものではない」
「あ、私の犬一匹貸そうか? あったかいよ!」

どこかとぼけたやり取りにルージュは鎖を緩め、苦笑いに近い笑いを浮かべる。

「止めとく。気に入らなくて殺したら悪いもの。…ま、アタシはあんまりゾラに義理とか無いしね」
「やはりそうなのか。どうだ? カレルレンの門戸も狭くはないが」
「…しばらくはこっちにいる。次会ったときは殺すかもしれないから覚悟しときなさいな。それと、この先私以外に守ってるやつはいるから。精々死なないことね」

それだけ伝え、ルージュは竪穴へと鎖を器用に使い消えていく。残された二人はそれを見送ると探索を再開した。

「穏便に済んで何よりだ」
「そうだね!」
「しかし、時間を取ってしまったのもまた事実。…ラプーペは恐らくそれも織り込んで彼女をここへ配置したのだろうな」


直下、白組何かを発見できたか

12:ラプーペの残滓
34:ゾラ邸への坑道
56:エンカウント!
789:索敵失敗!

5:エンカウント!

【そしてこの時点で索敵失敗としますね】


直下、エンカウント対象

123:迷い込んだとあるユニット
456:ホムンクルス
789:アーチャー宝具

999:自陣営に超不利な特殊判定【初めの一歩】+1

         ,r"´⌒`゙`ヽ

      / {,}f  -‐- ,,,__、)
    /   /  .r'~"''‐--、) 
  ,r''"´⌒ヽ{   ヽ (・)ハ(・)}、
 /      \  (⊂`-'つ)i-、         ___________
          `}. (__,,ノヽ_ノ,ノ  \  j゙~~| | |             |
           l   `-" ,ノ     ヽ |__| | |             |
           } 、、___,j''        ln||  | |             |
          /         r.    ( こ) | |             |
       ⌒ ー― 、     |\   (⊆ソ .|_|___________|
            nnn         l二二l二二_|_|__|_
\           、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

直下

123:白組がギミック発動、巻き込まれる終原
456:カレルレン、終原出口へ。マイケル盛大に勘違い
789:白組死亡判定、濡れ衣が終原へ

9:カレルレン白派死亡判定


直下、ククルン死亡判定、失敗以下で死亡【一百一犬兵隊】+2【???】-1

↓2、マイケル死亡判定、失敗以下で死亡【???】-1

0:クッキー特殊判定

1:マイケル死亡?

                   / ̄\

                     | あ |
                     | あ |
          ___     |  :  !
        ィ ´       `ヽ、 !  : |
      彳 ィノノ  人―――-ヽ\__ノ
     //´ ┃レリ ┃ヽレ     |
     /          レ::レノ  |
     〈    __   |:::::/^ヽノ
      |:::>ー 、 ̄ ̄  _.|:::/--リ
         /}巫フ:^:ヽ
         /.: ::: ::: :: :ヽ
        〆:: ::: ::: : :|ヲ
        ├┬┬┬ゝ

         ∀......∀........................................
         :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:

直下

123:容赦なく死ぬし、紅組がスゴイ動く
456:犬半分犠牲、マイケル再判定
789:マイケル死亡阻止

8:マイケル死亡阻止、ただし終原への疑念は発生

【というわけで今回ここまで、おつかれさまでした。こんな感じで割とポンポン殺していきます、ご容赦を】

【申し訳ないです、本日お休み】

【明日も多分キツそう、来れたら来ます】

【雑談所でお休みといいましたが、何か行けそうなので少しだけ再開】

カレルレンはゾラの尖兵を退けた。
その安堵が、安心が悪かったというのだろうか。それとも、情報の収集を怠ったがためか。
いや、その仮定はもはや意味がない。たとえ最大限の注意を払っていたとしても。

           , -- ‐‐ ‐‐ ― -- - 、
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     i:::::::::::::::::::::::::::::::::::: /0     /::::::::::::::/:::::ヽ

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      ',::,'  0ヽ:::::::::::::::::::::`ー一´::::::::::::::::::::::::::::::/
      i:ヽ   ,'::;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ___, --- ‐‐‐‐‐‐‐v- ‐‐‐‐‐‐‐‐
      ハ:::`ー´::::}:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

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       ヽ::::::',::::::::::<_/}     ∧::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
         `ヽ',::::::::::::ヽ ハ   ,/ i::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
           `ヽ::::::::::::Vー一′ノ:::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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            ',:::::::::`ヽ:::::::::::::::::__/:ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
            ',::::::::::::::`ー一 ´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

                 ',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「…█████!」

その一撃は、躱せなかっただろうから。
鬼神さえも屠ると言われるその技。相手の臓器を破裂させるその一撃。
暗所から放たれたその一撃は的確に二人のカレルレンを撃ち貫いた。

その気配はまるで世界を裂くように現れた。故に、対処することはできず、ククルンがマイケルをかばうのがやっと。
だが、それをもってなお二人は吹き飛ばされ、坑道の壁に叩きつけられる。
罅の入った壁から粉塵が落ち、襲撃者の姿は既に無い。

例え生きていたとして動けないはずのその一撃。だが、濛々と立ち上る粉塵の中、ククルンはふらつきながらも立ち上がった。

「…! 何とか、間に合った!」

                -───-

              ,. ´          ` 、
             /               \
          /      /            へ
            / /   // /´        / ̄` ',
         〃|     〃 )        /  //'  ',
         {{ .|   ./ { (,'_∧__   /\/ ,′   }
.         ` |  /  }V::} :::: {__/ __,  ヽ/   /l
          }    / l:::ハ ::::: /  勿ハ  ∧  ./.│
          }   _j∧ レ |:::::/  {少' }〃/ //}}
        __/レv'      l: /      /´_,// /′
.        /    ̄ ̄≧==-__j/      (¨´ イ
       / ,.  ´ `¨¨¨¨¨¨´ ヽ 丶 イ::::::::/
.      /イ: : : : : : /: : : : : : : : : : ¨´  | ::: /
     /: :.|: : : : : V: : : :/ノ: : : : :ト、j  j/j/
.    /: : :.|: : : : : :|: ://: : : : : :.|: :\
   {: : : :.',:. : : : : Y/: : : : : /: |: : : :ヽ

    ハ:.:. : :.',: : : : :/:. : : : :./:.:. :.:|: : : : : ',
  「: :.',:.: : :.',: : : : Y´:.:./:.: :. :. : |: : : : : :|
  j: : : ',: : : :ヽ: : : |:.: :. : : : : : : :.:|: : : : : :|

攻撃を受ける瞬間、魔術による強化を経、全身のバネを駆使し飛び出すことで衝撃を最大限抑える。
それがククルンの唯一取れた方法だった。そしてそれをもってなお、ククルンの内臓はのたうち回るように悲鳴を上げている。
強化したククルンでこれならマイケルは言わずもがな。気絶し、口の端に血をにじませる父を背負い、ククルンはとにかくの脱出を図る。

だが、その眼に、きらめく何かが映った。捨ておいてもいいそれに、ククルンの第六感が訴える。
拾い上げたそれは小さな金属片。いや。

「…警察バッジ?」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「…アレ? バッジ何処やった?」
「どうしたんだよ」
「いや、バッジが…、戦ってるとき落としたか?」

【他陣営の行動描写を終了します】


直下、ククルン負傷判定

↓2、マイケル負傷判定


123:負傷
456789:重傷

7、4:双方重傷

【五日目】

…結局昨日のゾラ襲撃は何だったんだ?

「正直私たちの戦力は微弱、やはり他の陣営と同盟も視野に入れるべきでしょうね」
「そうやもしれんなグスタヴァス。吾輩、話は抜群に上手かった」
『そういやライダーは話術のスキルもあったっけ。交渉事には向いてるかもね』


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

1:索敵

「なるほど、索敵ですか。ではどの方法を使うので?」

↓2、索敵方法

1:使い魔作成(成功率五割)
2:眸に依頼(朝なので五割)
3:グスタヴァスに依頼(魔力消費)
4:自由安価

今魔翌力いくつだっけ?

>>499 【質】÷2の切り捨てで3、一回消費しているので2ですね】

2:姉に依頼

…あの坑道は気になるな。ゾラのモンだって分かった以上、何かネタがあるかもしれねえ。
ただ、朝ってのはネックだな…、もし夜なら可能性はあったかもしれねえが…、ええい、ままよ。

「とりあえず姉貴を起こそう」
「…うーむ、寝ている淑女を起こすのは」
「アレの何処が淑女だ何処が、精々干物だ。干物は食えるけどな」


直下、姉は起きてくれるか。5以上で起きてくる

【おっと上げ忘れ。例のごとく判定には含みません】

7:起きてくれる

「…なに」
「寝てんじゃねえ、頼みが」
「…あー、写真、ちょっと待ってね」

姉貴はしばらくごそごそ動くと、三枚の写真を取り出した。

「一度に見れるのは一枚まで。…どれを見る?」


23:43から↓2、どの写真を見るか

1:中心街
2:教会
3:坑道入り口(教会)

3:坑道入り口

…やっぱ気になるのは坑道か。

「坑道頼むわ」
「了解、じ、じゃ、ちょっと見てみよっか」

さて、何か映ってるかね。


直下、誰か映ってるか【朝】-1【隠し道】-1

123:誰も映っていない
456:どこかの家の人間
789:サーヴァント

0:特殊判定

      ___//////////////////////////////////////////\\
.    \//////// //////////////////////////////////////// \\__,ノ

.       ̄ ̄/  ///_ ---─────  ∧―  __/////////////  ̄ ̄/
          /    ̄                   / ∨    | ̄ ̄\ ///////厂
.         / /  /_  --─ /////// ̄ ̄/─-∨ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄////////ハ
        / / / ̄/////////////////////    ∨//////////////////,|
       / / ////////////////////////   u  |// ////////////////|
        レ'i /// /////////////////// へ、___|'// ///////////////│
        │//∧//////////////l'////┏━━┓|/∧ ////////////// ∧
        | |// │//////////// /'///. ┃┏┓┃レ  }}////////////////∧
.          l |/   //////////// //,/  ┃┗━┛  ノリ/////////////////∧
.          ∨  ∨'/////∧// //         ,_,ィ仆f|///////////////////\
               ∨///// V イ   ヽ     `゙¨¨¨´  |////////////////\__>
             ∨///{ u  , へ、___       ///////////////////\
               }/// |   / /´    :::::ヽ   u /ノ////////////////////\
            /レ⌒ヽ、.  ヽ、 ヽ、_     :::ノ  , イァー‐く`¬ : l::|//////////////\
           / / / ,へ. l| ` 、    ̄ ̄ ̄, ' rーく \.  |` ト、:.l::l//////////\/___\
.          / .| '  / /ヽ|    >= ァ  ̄  /^ヽ  ` ヽ. | 〈 ヽ::|  ̄ ̄\'////\
.       /  |       / |  /⌒/L「\.   |       ./ /  | | /   ヽ/////|

直下

123:兄貴独断と偏見で行動開始
456:戦闘勃発!
789:のこのこアーチャー

0:特殊判定【初めの一歩】+3

     ////////////////////////////∧
      //////////////////////////////∧  ,ノ
ト-  /////////////////∧////////////,八,/
乂////////////////////', ∨',∧'/////////八,ノ

  \/////////////∧///,′ ∨__ '//////////\__
.   ヽ////////////:::i/// γ'⌒ヾ¨`ゞ'////////////r'⌒ヽ.
    ',/////////.├::::i///  i弋;,,乂  }'///// γ⌒ (´    `)
    V//////// i≡┤,′ 乂      〃'//(⌒     ゝ,___,ノ´
     V////////i;;,ノ.i/      =≠彡ゞ 'ゝ         ,ノ )|
     ハ'//////::i.  ii ヽ      u  /'/ゝ       ノ:N
      //V//////ト≡´l     _ -‐ ,フ´,/∧l/ヽ     ノ/ /
.    / ..,γ⌒ヽ./:lヽ    -_´     イ゙  ハ  ゝ一''':∨ /
     /     )、/>   _ rヽ,  ´ /  l/      ':,∨
 ,γ⌒       ,,)ー─>_ _ヽ \ イ  /     _     ':,
/           ,,ノ  ri! ̄i!i!i!i!\._\ γ ´    `  > \
{           } :i   Vi!i!i!i!i!i!i!ゝ ̄ ` 、⌒ ヽ  /     i!
ゝ、        _,,ノ ':,   Vi!i!i!i!i!i!i!i!ゝ ̄        /     i!
  `‐-‐ ゝ一''  イ  i   Vi!i!i!i!i!i!i!i!ゝ ̄ )       /     i!

直下

456:倒れてる白派発見
789:三陣営くらいでズカバーン

9:目と目があったら


直下から↓3まで戦闘陣営

1:キャスター
2:セイバー
34:ランサー
56:バーサーカー
78:アーチャー
9:アサシン

2、7、9:セイバー、アーチャー、アサシン

【というわけで本日ここまで。次回、セイバーの危機から】

【明日はお休み】

【再開前に一つ】

直下、状況

123:剣VS弓暗
456:剣暗VS弓
789:剣弓VS暗

0:くそ、いつものだ

直下、成功以上でアサシンの襲撃、失敗でアーチャー本体出現せず

【再開】

そこに映っていたのはセイバー、そして兄貴の言っていたアサシンと思われる姿。
それだけを見れば戦っているのだと思っただろう。

だが、そうじゃなかった。二騎はそれぞれ違う敵を相手にしていた。

「…」
「ええ、そうね、セイバー。…まさかこれだけの数を潜ませているなんて」
「敵影確認、総員、構え、撃てい!」

                                         ___          .|
                                     ,. ‐ ´: : : : ` .      |
                                     ./: : : : : : : : : : : `.    .l|
             .                       l: : : : : : : : : : : : : : l     l|
                                    | : : __xニニ=‐- 、: : l     .l|
                                    r ´◯`‐´ ◯ ヘヘ|    l|
                                   ノ:i:| ___ .i‐!‐i‘,  .f゚。ヘ   .||
                                   〈:i:i弋 /{ 7ヽ=,Y´l:i:i` 〉  ノ|.ハ
                                    ` ‐ヒ.彡二! マo゚/-‐´   | |}ニ{     .、
                                    ノニ ヤ  ィ゚| .|/..)`ヽ  .| |}.. x=‐-<´: :〉
                            ..-‐=‐、   ( ンミ( 〈  三彡{ ミ}>‐-〈 : : : : : : : : : >
                         .ィ´: : : :|i:i:i∧_,..-(f 7 .‘,‘,ミン シ .i⌒j : : : : ) : : : : : : : : : : : \
                        イ: : : : : : ∧:i/:i/: : : { ≧、.‐し ‐- ... ィ≦ ノ=‐- :〈: : : : __ : : : : : : : : : 、. __
           x‐=         ∧ |: : : : : : : : : /l: :l=≦´:`‐、/: :‐‐‐: : キ-‐= ´、.: ": : : :>彡ニキ` .、: : : : : : : <: :!
     ,,-‐''"´    `'-...,,,__x‐=/ ヘ : : /;;;}: : : :|:i:i|: :|__,.ャ≦´ \__/: : : : : :-‐≧=''´二ンミキ  \ : : : : ∧"

    /                  て| ノ  ./';ソ⊂ニニ.ヽ,: : : : : :|: : : : : :≠≠≠≠≠≠ ヘ. ミキ   キ\.: : : :∧
  /                     ソ  /../! ⊂ニニ.ヽ..J : : : : 。g,/`≧ =‐- .: /: :≠ヘ三.キ   キ:i:iヽ-‐ .)
   Y                      Y//´ |: :⊂ニ、 ヾJ : : c9゚ ./ ク: : !j: : :ク: :∧ヘ: : : ≠ヘ_.ン=‐__. |\:i:i:i:i:ノ
   |                       <  __...-‐''''ニ=- J 。d゚  /{ュェ===ェェ_ 、/ .∧ヘ: :| ≠´    .Yj  `.^´
   ゝ                      -´‐-、-‐='''´ ..。a゚/i ̄/      .ィ |  .∧ヘ.|.≠
    \                    / ._  co∞9゚: :// : : : :l |  ||.  }l / / : : : : : : ≠
      ⌒冖、                 ヘ \゛''‐ 、,, ..-‐=≦⌒´{  jl,,,,/,z'ノ: : : : : : : |≠
          \             .l  ヘ\ ゛''‐...,,ヾ. -‐= ⌒ ̄ `"´: : : : : : : : : : : : : |≠
          ∠,, -‐ー 、       ノ.lヘ .∨\  }: :` : : | : : : : : : : : : : : : : .ャ≦ ⌒: : |≠
                `¨ヽ r‐./|  |ヘ  .∨ \ ト: : \ \ : : : : : : : : : Y : : : : : : : : : |≠

それは、魔術とは無縁にも思える代物。
近代火器を持った、何処からどう見ても軍人としか呼べない人間の群れ。
塹壕を掘り、そこからの射撃、そう思えば手榴弾の投擲。一撃一撃に秘められる神秘は弱くとも、セイバーとアサシンはその堅固な戦術に攻めあぐねていた。

「肝心のアーチャーを叩きに来たのにこれとはね…!」
「…れば、…だが」
「え、キャスターはどうにかできるの? そのキャスターは何処にいるのよ!」
「…!」


直下、キャスターそういえばどうしてるの?

123:バーサーカー陣営と茶を飲んでるよ
456:どこ行ったか分かんないよ
789:ゾラ邸本陣に攻め入ってるよ

8:ゾラ本陣へ

「…」
「…成程ね」

セイバーの返答にアサシンは少しだけ渋い顔を浮かべ、頷く。

「ということは、今この雑兵たちを」
「…だ」
「了解! さあ、かかってきなさい!」

一撃だけで雲散霧消するような英霊未満の亡霊たちを、アサシンとセイバーがズンバラリと片付けていく。
だが、その数は多く、またそれぞれが綿密な連携で互いの隙を支え合う。
鉄の壁を相手にするような徒労感がセイバーとアサシンを襲う。だが、奇妙にもアサシンの口は喜びを見せていた。

「上等! 私の一撃は地を割り、天をも砕かん! 柳のごとく揺蕩う宇宙合一の真理、この拳に見せてあげようじゃないの!」


【アサシンのステータスを公開します】

≪クラス≫:アサシン

【真名】:???
【属性】:中立・善
  
【筋】:C
【耐】:C
【敏】:A
【魔】:E
【幸運】:B
【宝具】:-

                           ,.イて(⌒>>―-─:.:..、γて孑ー- 、
                         / ( /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Vゞ/      ヽ
                        { て//´:.:.:.:.:.:.:`ヽV.:.:.:.:.:{___〉      :
                    (⌒7/:/:.:.:.:.:.:.:.://⌒ミ:.:.`ヽヘ       i
                     L/:.:/:./:.:.:/.://    `ヾ:.:.:.Ⅵ、    ノ__
                          イ:.:/.:/:.!:./:./       ヘ:.:.:.しヘ_んイ ̄`ヽ`ヽ
                      ∨:./:. |/〃    ___  ミ:.:.:.:.小ゝ、\ _j_j
                          / Ⅵ\N⌒ヽ  イ __,,,,、`  ミ:.:.:./ |j  |丶 ヽ__ ノ
                      〈  从く代沙    イ弋圷ゞ ハγ¨Yヘ \__)
                     ∨{∧    ノ       ノ  し八 \__\ノ
                      \ ∧   ヽ       と イ  ヽ ヽ  \     __
                        / 二つ)`ヾし、 __、     イ<⌒    \\ー=ニ二 __く
                  /// ̄    : :Y   っ   __jュ`ヽ\     \ヽ、     ___
.          _____    /    _  ̄-′   : :/>ー<彡"´:.:.:|  `j}     ` ー=ニ二__く
        \  ヽ/7ァr、、__ ノ     . . : :/ {{j γ:.:.:.:.:.:.:.:.:_L __
          <jゝ-く///{  / >ー--‐<ヘ _及"´:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:`ヽ
          `ヾ7≠ミ>く,//〉⌒):.:.:.:.:.:.:.__≧才:.:.:.:.__/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
            ′   〉////>/:.:.ィ※´:.:.:.:.:.:.:.:./.:.:.γ 二ヽ/´ ̄`ヾ.:.:.}
.           /     ;.:.:.:.:.:__//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{.:.:.:.:./ /:.:.:.:.:.ヽ {⌒ヽ ∨
             ___!_:.イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:.:Ⅵ.:.:.:.:.:.:.:.ヘ l:.:.: : } }{
            ,′ i≧=≠⌒ヽ㍉、:.:.:./:.: ̄ ̄`ヽ:.j.:.:.:.:ヘ:!.:.:.:.:.:.:. : l l.:.:.:.:ノ八
            /  |ニ≧ヘ   Ⅵハγ⌒ヽ:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.:l l:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
         ′ |三≧ヘ ⌒ヽ!iハγ⌒ヾ:.:.:.:.:. /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
        ,'    |三三≧ヘ____〉ニゞ:.:.:.:.:.:.:.:.:.{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:., :--j_j:.:.:.:.:.:.:.:.:.,′
.        ;    Ⅳ三三三三三三三i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:>ー-、、/ ://.:.:.:.:.:`ヾヽ:.:ノ
       i     Ⅵ三三三三三三三!:.:.:.:.:.:.//.:.:.:.:.:〉:.:.:〈〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.j}:ヘ
       l     Ⅵ三三三三三三ニi___彡.:.:.:.:.:.:.:.:.:乂:.イ`` <>イ_ト-′

       l      _:Ⅵ=(`ヽニ三三三ニ!.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.i      l
       l     と⌒ ー ∨/j三ニ!.:.:.:.:.:.イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノl      l
       l     と     / ヘ7ハ三=i────── /  !     l
       ` ー‐ " {    人 ノ/イ三=i)⌒))⌒))__ />-j     l

             ` 、 ////// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                l
                「!⌒ヾ7                     ′

【特徴】:英霊・???

◆中国武術 A+++
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく”修得した”と言えるレベル。
+++ともなれば達人の中の達人。

 【戦闘前に判定を行い、成功した場合、戦闘中に使用するスキル、宝具の効果に+1補正】


直下、どれくらい時間かかったか

123:キャスターの戦闘が終わるくらい
456:キャスターの戦闘に途中参加できるくらい
789:キャスターのゾラ攻めに協力できるくらい

9:協力できるくらい

その戦いは可憐というより他にない。まるで流れるかのごとく繰り出される神速の一撃。
一撃は流星のごとく鋭く、また煌めいて。だが、それは命を刈り取るものではなく。

「人を殺す拳なんて、父様は望まなかっただろうからね!」

踏みこむ足は地を割らんがごとく、至近距離から繰り出される掌は腹を穿つ。
その一方で振り下ろされる腕は鞭のごとくしなり、遠距離からの攻撃をも許さない。
まさしく武術の極み。本来美など存在しないはずの朴訥とした拳。その一撃一撃が芸術のごとく。

そして、鉄の壁ももはやその前に脆く砕けた。

「これで、終わりッ!」
「ぬうっ!?」

最後の一人を吹き飛ばし、アサシンはふう、と言うように額を拭った。

「…な」
「さあ、行きましょ、セイバー!」
「…あ、…が、…んだ?」
「…そうねえ、あんまりあのアーチャーのマスターが気に入らないのよね!」

二人はわき目もふらず、駆け出した。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

…どうもアイツらはゾラ邸に向かうみたいだけどよ。

『どうする? 僕らも向かう?』
「まあ、私のスキルを使うのも一つです」
「他の方法で索敵するのもありだろう。吾輩が行って来てもいいが?」


↓2、どうするか

1:ゾラ邸に向かう
2:グスタヴァスで索敵
3:ライダーで索敵
4:使い魔作成して索敵
5:その他
6:何もしない

1:行ってみよう

「うし、俺達も行くぞ」
「ふむ、虎穴に入らずんば虎子を得ず。…吾輩、常に危険と戦ってきた!」
「腕が鳴るでがすね!」

そろそろ他陣営の戦闘ってのを見ておきたいしな。
どうなるかは分からねえが、まだ令呪も全画ある。チャレンジにはいいだろうよ。

『それがいい方向に出るといいけどね…』
「不吉なこと言うなよ顔だけモヤシ」

危惧してはいるけどな?


直下、どれくらいのタイミングで到着したか

123:戦闘大体終了まで
456:宝具使用後
789:宝具使用前

3:大体戦闘終了後

【というわけで申し訳ないけど頭回らないので本日ここまで、お疲れさまでした】

【明日は多分お休み】

【申し訳ないけど今日もお休みなのねん。多分今週は頻度下がります】

【かなり遅くなりましたが少しだけ再開】

塹壕、火薬の匂い、そしてその気配はもはや変容している。
市内有数の歴史ある洋館、そしてその周囲に広がる敷地を含んだゾラ邸。
そこは既に、要塞へと変化していた。

ゾラ邸で一人赤い液体を傾けるラプーペの元に、一人の男が寄った。
使いこまれた軍服、傷と煤に塗れたその顔。それでありながらどこか人の良さを感じさせる生真面目さでその男はラプーペへ敬礼と共に報告を行った。

「マスター。要塞は整っています」
「では、討って出ましょう…というわけではないのでしょうね、貴方は」
「沈思黙考、大変感謝いたします。貴方の言う通り、我々は攻めに出るにははっきり言って不利。ここでこのまま持久戦を行うべきでしょう」

                               ――- .        .||
                          /: : : : : : : : : : : ` 、       ||
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                         !:: __.... 斗-―-= .....__: : |       ||
                         .|: :------------‐‐ァ |       || i
                        //ソゝ ◯ __ニ__ ◯ ._ノソ.∧    || i

                        ノ/  !ヘュ/  .|  \.ュ勹  ゙ヘ    || .ハ
                        `  ヾ    ィニニト、 .イ /      ハ}ニ{
                        ノ‐ ヘ`-彡ハ___ハ `ー´)二` 、.  | |}ニ{                       ┏━━━━━━━━━━┓
                       /-=ュ f ∧ { | 三ミ| ./ ノ)-‐ l   | |}ニ{
               _斗-=_  .=-{ニ‐、 .ノ ハl |__厂} l / .l"-‐  1⌒冖| |/`: :>ー- _                      アーチャー
            ..-‐´: : : / rヽ/: :/ `〉ム- _/ .ソ   (/⌒j_/: : : ://./: : : : : :/´.`Y: :\___

          /: : : : : : : {  { |: :{  .f  .(  rイ     丿 ./丿‐-.//〈:: : : : : :弋___/: : : : : 、 : ,>           ┗━━━━━━━━━━┛
         /: : : : : : : : : ∧∧/ー弋 ゝ、_ ∨∧_,,,...斗´  ノ`: : : : : .l .}: : : : : : : : : : : : : : : >´、
       /: : : : : : : : : : : ./ | |: : : : : ヽ、 .ノ/: :二 ∧ヘ__ ..-‐´ 「二」: : : l ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : ∧

       ノ.: : : : : : : : : : : : :| |│-‐: :´: : ヽ〈: : : : : : : 〉/ ̄⌒ 冖‐- 、 .{( : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ‘,
      │: : : : : : : : : : : : :| | ソ.__: : : : : ヽヽ_ :/: : : : : : : .,,.: : :_: ヘ‘, ∨: : : : : : : : : : : : : : : : r‐.、、
  .    /\__...--、.: : : : :.l !イヽ-.. \: : : : `: :|: : : : : : : / _....---'゛ .| .|`Y ‐- = __: : : : : : : : : : :|  ( )
     /: : : : : : : : : :.>‐ニ´ .{l,,..__\J: : : : : :」: : : : : : !__-'´....----: :| .| |/二彡 .冫: : : : : : : : : `‐´.∧
    ./: : : : : : : : : /キ二二二.! ` ‐-.\: : : : : :「: : : : : : : : _/ ,..---': :| .| /二二ノ  \: : : : : : : : : : : : ∧

    ': : : : : ,.イ ̄ キキ二ミミ.ニ| -ー 、゙ー‐: : : : |: : : : : : : 丨_..‐ ,......--- .j 〈二二ニン.|    \: : : : : : : : : : :∧
 .  {: : : :/´.ハ / ././二二ミ |.: :` ー.\: ::::__|____: : : ゙/ ...--‐'': :ノィマ 二 彡ニ.| | |  \.: : : : : : : : : ∧
   {: : ::/ 〈 弋 ././ミミ.二二‘,: : : :`ー'' ./,―――‐∧: :l,,./´: : : /.イ二彡ニ彡'ニ | | ‐- 、 \: :__...-‐- .、」

   {: : / 〈∧/ ././ 二ヾ三 二.l_: : : : : : //: : : : : : : : :∧: : : : : イ⌒:/ |二二二二,ノ| | .r‐- 、.} ´

    |.丿 .八弋.ノ./.ト二 三 / ̄∨: : : : //: : : : : : : : : : .∧__/i: :/: /ノ二.ンン 二ソ | | |   .}
    ´   ノ`二_ゞ二二二 |ィ=‐.∨: : : :|: : : : : : : : : : : : : ヽ  l: :/ /^: .‐- .二二ハ.| | `冖-、}
       /ソ/: : `ヽ 二二 |    |: : : ::‘,r-―- 、,: : : : : :`ー::工Y´: : : : : : : :`: :‐-.二| | ‐- 、.}

アーチャー、その神髄は陣地、要塞の形成にある。
生前、島一つを要塞化した彼にとって、討って出るという考えは自らに与えられた能力からしても愚策というより他に無かった。
ラプーペはそれを知って頷く。

「結構です、アーチャー。貴方の意見を飲みます」
「ありがとうございます」

それだけを告げれば去るはずのアーチャー。
しかし、その影はしばらくそこに留まり、依然、毅然とした表情を保ったままラプーペへ問う。

「…もし宜しければ、一つだけお伺いしたいことがあるのですが、構わないでしょうか、マスター」
「そう固くならないで、お好きにどうぞ」
「では、僭越ながら。何故貴方は私を選んだのでしょう。あの触媒、あれから呼び出せるのはよほどのことが無い限り私以外にはいない」

アーチャーが指すその先には彼の触媒、神秘などほとんど無いであろう、一つの銃剣が転がっていた。

「では、何故、他の神代の英雄をも呼べるであろう貴方が私を呼んだのか。それをお聞かせ願いたいのです」
「…成程、貴方の疑問ももっともです。お答えせねばなりませんね」

ラプーペはそこでようやくアーチャーへ向き直る。
人ではないとまで言い表されたその表情にはどこか薄く笑みが貼りついていて。


          /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト、:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:',
            /:.:.:.:/:.:.:/:.:.:./:.:./:.:.:.:.:| \:.:.:.:|:.:.:.:.:.!:.:i
         i.|:.:.:.:!:.:.:.|:.:.:/:.:./:.:.:.:.:./   ヽ:.:.|:.:.:.:.:.|:.:|
         |i:.:.:.:|:.:.:.:|:.,イ:.:/!:.:.:.:.:/   __ ヽ|:.:.:.:.:.!:.:!
         ||:.:.:i:|:.:.:ハ/ !/ !:.:/ _∠ -‐┐!:.:.:.:.:|:.:|
         lト、:.|ヽ:.f‐`‐─}ィ _f      i^|:.:.:.:.:.|:.:|
         i! ヽ:.:.:l     rf¨゙! `ー--─ ' l:.:.:.:.:.!:.:l
           /:!:ハ`ー‐ァ' i |         !:.:.:.:.:.|:.:|
           ,':.:|:.:.:\__/ ,' .! 、      ,ィ:.:.:.:.:.:|:.:.!
           /!:.:|:.:.:.:.:!./ / / -─'  / !:.:.:.:.:.:.!:.:|
            /ノ:.:.|:!:.:.:.レ / √ヽ、  ∠-‐┤:.:.:.:.:.:|:.:.',
        /:,':.:.:.i:|:.:.:f  '  ´   / Y~ ̄ ̄'|:.:.:.:|:.:.:.!:.:.:ヽ
        /:,':.:.:.:.|:!:.:.:|       (::::::::::::::::|:.:.:.:.!:.:.:.!:.:.:.:.:\
         /./:.:.:.:./,':.:.:{       ノ:::::::::::::::!:.:|:.:|:.:.:.:「 ̄` ー- 、
      _∠.⊥ ‐'7/:.:.:.:|       ,'!;;:::::::::/|:.:|:.:i!:.:.:.|     /7`丶、
  f⌒「ヽ | i |  /,':.:.:.:.:|      /{;;:::::;::':::::::|:.:|:.:|!:.:.:.l     /// / ̄ヽ

「私はね、貴方の死を知りたかった」
「…何と」
「もう一度言う必要があるでしょうか」

アーチャーは己が耳を疑い、それでも頷いた。
その対応にラプーペは少しだけはっきりと、先程と同じ答えを返す。

「私は死と生の境が知りたいのですよ、アーチャー。死とは何か、生とは何か。いくら考えても分かりようもないそれを、私は知りたい」
「それが為に、私を呼んだと」
「ええ、…こういうと憚られますが、貴方方は絶望の内に半ば玉砕に近い形で死んだ。最後まで生を望んだままで」

そこには、人の表情は無い。何処までも冷徹な何かの顔があった。

「その瞳に何が映ったか、それを私は知りたい」
「…」
「もちろん、貴方が望まないのであれば強制はしませんが」

その答えにアーチャーは表情を変えず、ただ語気を強め返す。

「…マスター、貴方は狂っておられる」
「そうかもしれません」
「貴方と似て非なる御方々が、我らを、私の部下を死に追いやった」

怒りと恐怖を孕んだその静かな激昂。
だが、そこでアーチャーは何かを感じ取った。

「…そこまでにしましょう、アーチャー。貴方は軍人であり私は上官の立場にある。今為すべきことについて異論はないはずです」
「…了解しました、貴方が我らを犠牲にせぬ限りは。それでは」


…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

その数分前。

「あら、早かったじゃないの」
「結構骨のない相手でね、まだ攻め込む前よね、キャスター」

ゾラ邸前でキャスターと、坑道の敵を潰したセイバー、アサシンが合流する。

「ええ、そうよ」
「…が、…は、…ぞ?」
「声が小さい! 男ならもっとシャキッとしなさいな! セイバー!」

キャスターの一括に、セイバーは顔を青くし、すすすっとアサシンの背後へ隠れる。
それを仕方がないといったように見ながらアサシンはキャスターへ問うた。

「でもセイバーの言うことも最も、私ならまあ、中に潜り込むこともできるけど…、流石に危険じゃない?」
「そうねえ、宝具ぶっ放せばいけるんだけど、あとはマスターが許してくれるか、ってとこかしら」


直下、キャスター宝具使用するか、成功以上で使用【朝】-1

1:使用しない

「…あー、ダメっぽい。流石に朝っぱらからは止めといてってマスターが」
「え、ってことはどうするのよ」
「…」

アサシンの問いとセイバーの無言の圧力。
それにキャスターは頭を捻り答える。

「そうね、考えられるのは二つ、一つは」
「…まあ、私が潜入、相手の首を取ってくる」
「そう、で、私たちは陽動。…で、もう一つが」
「…だな」

セイバーの言葉にキャスターは頷いた。

「そう、正面突破ね」
「…採算が」
「合わないでしょうね」
「…するか」

直下、どうする。成功以上でアサシン潜入二人陽動。失敗で全員突撃

3:全員突撃

「…正直、私は人殺しはしたくないんだけど」
「アサシンなのに?」
「いや、確かにアサシンでは呼ばれたけどね、私はどっちかというと、その技を修めた人間ってだけだからさ」

アサシンの言葉にキャスターはしばし考え込む。

「うーん…、確かに殺生はあの方も好まないでしょうしね」
「…! …?」(お前たちは何を言っているんだ的なニュアンス)
「いや、確かにそうなんだけど…、突撃しない?」
「…て! …ろ」

直下、セイバーの意見

123:(俺は降りる
456:
789:

【ミス、この直下で判定】

直下、セイバーの意見 【令呪一画】-1

123:(俺は降り)…る
456:(協力を要請す)…る
789:(宝具を使用す)…る

9:宝具を使用する

セイバーは必死に抗弁するも。

「いや、でも三陣営揃ってるなんてこんな機会はそうそうないし。アサシンは今回偶然協力してくれるんでしょ?」
「…や、で、でも」
「大丈夫だって、もし危なかったらとっとと逃げればいいんだし」
「…!?」(ここは一応工房に比類するような場所だぞ的なニュアンス)
「大丈夫よ!」

その根拠のない自身に次第に押され。

「あ…、う…」
「よし! 決まりね!」
「じゃあ行くわよ! 私の武の神髄、見せてやるわ!」
「…ぅ」(そもそもキャスターが何故武闘家なのだという的なニュアンスのボヤキ)

半ば引きずられるように戦地へと突撃してしまうのであった。


直下、三陣営遭遇判定。【本拠地】-2

123:倍ぐらいの数
456:同じくらい
789:ちょっと少ない

7:ちょっと少なめ

そして結局は。

「待て! 貴様ら何者だ!」
「スニーキング失敗のようね!」

発見されたのであった。

「相手は斥候かしら、少し人数が少ないのが幸いだけど…」
「とりあえずは、倒しておきましょう、相手に情報が抜けると厄介よ!」

逃げる、隠れるといった選択肢を一切思いつかないのか、拳をごきごきと鳴らす二人のサーヴァント。
だが、その背後で一人の男もまた、震えていた。それは恐れではなく、ましてや悲しみでもない。

「…しろ」
「え?」
「いい加減にしやがれッ!!! 唸れ████ッ!!!」

純粋な苛立ち、怒りだった。

「いい加減にしろよお前ら! 俺が静かにしてりゃ良い気になりやがって!」

その手に持つ剣はこれまでの錆びついた剣ではない。
それはまるで氷柱の如き透明な剣。微細な紋章が刻まれた透き通るようなその剣は、何処か歌うように剣身を振るわせる。
突然の変貌、今まで欝々と、ぼそぼそと喋っていた青年の姿はそこに無く。

         >ミ/⌒ 、 ` 、\  \ ヽ\       ,./;   !/   , -ミ、    !  ; !
      、 _ .。'. _/ -、\ ` 、 _≧=-' ヽ マム       /'イ,/   リ` 、_(   !ヾ,\  !  ,: イ
       ̄ノ/ r'_ヽ 丶  ハヽ  ヾ:.、 ∨  ト、    |!; ! !  .。'   ヾ∧_ノ  ヽ ` ' ,/' !
     _. イ./   |: : :キ、 !、\マ:, :、 、==:、,ヽ. i     r、ノノイミ、    !/      !   :;  キ
      //!   i: : : j !\` <.Y ! ヽー_、ヾ; !  ./ ~ヽヽ  _ノ = ~~リ      !   ;  ル
      !; !  !ハ ´_ リ| r'キ戎リ ;i  ,乂  |)ノヽイ!  ! ハ Y      ヾ.       {   ;  /
      i  i!、:;ヾ`,沁 '   ¨  !'イ /ノ /!:、  j   ∨へj        `:    ヽ  . ∥
           ル'/.ヘ ;     ノイ; / !i  > ´.ハ  キ、__ノ        :      ! i ,j
        _ノ (f 从ヽ -- ./イ/从:、__ / / キ  :、          キ    :; ,》:i

          r=テ.アs。._/  ̄_|'=====i! /   マ   丶         キ    ! / /
        r='>' ,.:'、  ̄彡jキ !二二二二| /__   寸   \       !    :/ /
 _ >-、 ,-,.。s≦ / / .。*:、 / | !二二ニイ::::::::::::::-::=:.、\    ≧s。. _   !    リ !
/ ! r=/ /   , ' ./::::\::::Y_i_/ノイ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::Y ` <_` 、` -、\;   / /
! iし' ト、.j.。イ_'_ノ-./  ̄   /r ヽ:::::~::::::::::::::二二≧ミ.、   ` 、ヽ,_ノ/ / / __

.、ノ .。イ二i:::::::::::::`::'ー::ァ=+=:イ、:ーイ_::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`Y    \!ノ .。's≦三:::::::::::::::::::::
/イ二二ア'≧==彡':::::/  .i::::::\:::::`::::、:::::~::::::::::=:::::::::_::::_::_乂___ ,.ィ升:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二ニノ マk:::::::::::。イ   |::::::::::::`::、:::::::::`:::ー::::_ ̄::::::::::::::=:::::=-ァ:::´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
== ~  /ニi ´        Ⅶ:::::::::::::::`:::::、::::::::::::::::::::::::::::::::ー:::::::::¨::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
     /二:!        Ⅶ:::::::::::::::::::::::`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
---イ二二ニ!_ ___    乂::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二|ニニ| i二二二ニ≧=- :::_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_:::::::::::::::::::::__::::::::::::::::::::::::::::::::::

`寸二二二ニ!ニニ! !二二二二二二二二/:i二二二≧s。:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::~::::::::::::::_::::::::::
 ! マ二二二i!ニニi i二二二二二二二ア:;:;:;!二二二ニニ|:;`:;:。、:`::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::::
 キ. 寸二二リニニi |二二二二二二ニ/:;:;:;:;:キ二二二ニハ:;:;:;:;:;:;:;:、:::::`:::::、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  ハ !:;:;=ノ二/ /二二二二二二ニ{:;:;:;:;:;:;∨二二二二!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:。、::`::::、::::::::::::::::::::::::::::::::::::
∨.∧i:;:;:;:;:;!ニニヽ-ヽ-、二二二二二二Y:;:;:;:;:;|二二二ニニi!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;`:;、:::::::丶::::::::::::::::::::::::::::

. ∨.ハ!:;:;:;:;:| !     | |::|     |:!`!:;:;:;:;:;:i二二二ニニ!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;\:::::::::丶:::::::::::::::::::
  ∨、!::;:;:;/^ニニY rニ'ニニニ二二二ニニY:;:;:;:;:!二二二ニニi:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\::::::::::\::::::::::::

一人の凛々しき英雄が立っていた。

「え、あの」
「お、落ち着いて? セイバー」
「落ち着けるか! 大体なんで敵陣に突っ込むんだ!? 馬鹿かお前ら! 正座!」
「あ、え、でも」
「正座!」

唐突に始まる説教。頭を垂れしゅんとなる二騎の英霊。
アサシンに至っては「私の方が師匠なのに…」と半泣きするレベル。

そして、その様子を呆然と見ていた斥候達は。

「…今ならやれるか?」
「団長殿は命を優先しろと言っていたが…」
「いや、だが、敵をこのまま見過ごすのも…」
「…そうだな、今の隙に!」

銃を構え、狙いを付ける。そして銃口が火を噴く瞬間。

「そもそもはお前らのせいだ!」

セイバーの剣が歌い、銃を分断する。そして斥候らが仰天する間もなく、セイバーの矛先は彼らに向けられた。

「ええい! 面倒くさい! お前らから先に叩き潰す! 立て、アイツらを倒すぞッ!」
「「は、はい!」」

直下、戦闘判定、1ほどアーチャー斥候、9ほどセイバーら有利【陣地】-3【人数差】+1【???】+2

8:セイバーら有利

【本戦闘まで面倒なので、二回有利先取ってことで進めますね】

直下、戦闘判定、1ほどアーチャー斥候、9ほどセイバーら有利【陣地】-3【人数差】+1【???】+2【有利】+1

7:セイバーら有利

【セイバーらの勝利です】

怒れる剣士の技は、洗練された技芸が如く。
塹壕や木々に身を潜めることで自らを優位に保っていたはずの斥候らは、その鬼神の如き所業に恐怖する。

「歌え、叫べ、喉が壊れるまで音を響かせろォッ!!! ████ッ!!!」
「ひいいっ!?」

塹壕は崩され、木々はまるで雑草が如く刈り取られる。
一撃一撃ごとにセイバーの剣はまるでオペラ歌手の断末魔がごとき叫びをあげ。
地獄とも言えるはずの修羅場をくぐった彼らでさえ、その姿には思わず涙が滲み、心の中で母親を呼んだ。

「…怖いわね」
「…うん、これからは接し方を改めようと思ったわ」

そして二人の斥候を屠ったセイバーの帰還。
まるで暴風雨が通ったようなその後に冷や汗を流すキャスターとアサシン。
セイバーもその一方で少し落ち着いたのか、ゆっくりと刀身を撫で、剣を鞘へと納めた。

「で、どうする?」
「どうする、とは…」
「進むか退くか、俺としては退きたいが、せっかくここまで潜り込んだ。何か手土産は持って帰りたいというのが本音だな」
「…そうね、じゃあ」


直下、三陣営どうするか

123:一旦退く
456:坑道の入り口探しに動く
789:このまま突き進む

7:このまま突き進む

「…セイバーには悪いけど、このまま突き進むべきだと思うわ」
「そうね、ここまで来たのだもの、できることなら相手の令呪を削るぐらいは…」

先程の恐怖が抜けきらないのか、二人がおどおどとセイバーを見つめる。
その視線をセイバーは鼻で笑い。

「うし、乗った。ただし、撤退時は優先的に俺を助けろ、いいな?」
「…まあ、仕方ないわね」
「…何で嫌そうなんだ? もう一回正座いっとくか?」
「遠慮するわ。慣れてるとはいえ、やっぱり地べたはキツイいもの」


直下、アーチャーの反応【軍略】-1

123:数と奇襲のゲリラ作戦
456:数で押し切る正面撃破
789:まだ情報把握段階

1:ゲリラ作戦

【というわけで、これ以降アーチャーとの遭遇判定を行い失敗した場合は雑魚と戦闘。終了時に撤退判定を行う形にします】

【敗北した場合はもちろん撤退。判定は二回】

【そして本日ここまで、明日はお休み。お疲れさまでした】

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                ./::::::ィ:::二¨フ:::::::::::::::::::::〉:::!
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      / : : : / \:::::::::::/{:{   、 ト、:::::|  ∨ rヘ |: : l|: :\
     ./ : //    ヽ:::::{ 从___,ハ  ̄ V  _  7;ハ : l| : : : V廴__                    『まあ、暇つぶしのようなものだし適当に楽しんでもらえてるようで』
    / : : \¨>─イ}V´/: : : :{: : :\ー┐〈::::l_/ ∧/: : : : : \: : : :≧=ミ、
    }: : : : : : : : : : : /: V: : : : : :ハ: : : : \_ノr‐ ィ  ハ: : : : : : : \: : : : : : ト.
    .′: : : : : : : : : :.|: :!: : : : : : |: : : : : : ≧==彡、 /  〉: : : : : : /: : : : : : |: {_
    | : : : : : : : : : : :/: : :| : : : : : : |: : : : : イ:⌒\   \.〈l: : : : :/: : : : : : : : :V:/\__
    | : : : : : : : : : :/: : : :| : : : : : : |: : :/:/: : : : : \   V: : :/: : : : : : : : : : : |: : : :}: :\__
    | : : : : : : : : :/ヽ : :ハ: : : : : : レ': :.:/ : : : : : : : : .、./: : : : ̄\_: : : : : : : : | : : / : : : }: :/\
    | : : : : : : : :/、: : : : : }\: : : : \:_:′: : : : : : : : :./: : : : : : : :/ : : : : : : : | : : : : : : ノ: : : : :       『嬉しい限り。何かやった方がいいだろうかな?』
   /: : : : : : : : }: :\: : : : : : :V: : : : : :| : : : : : : : : / : : : : : : イ : : : : : : : : : : : : : : /: : : : : :
  .| : : : : : : :/!: : : V: : : : :│ : : : : :  ̄ ̄ ̄:∨:─…==彡: | : : : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : :

  く: : : : : :/: : : : : : / : : : /| : : : : : : : : : : : : /_i}: : : : : : : :/: : : : : : : : : { /: : : : : : : : : : :
  .l: : : : : : : : : : : : /: : :/   〉、: : : : : : : : : :〈: : :\:_:_: : : : : : : : : : : : : : :ハ、 : : : : : : : : \:
  .|:/: : : : : : : : :/¨¨¨     V: : : : : : : : : : : }\: : : : : : : : : : : : : : : : : :/  \ : : : : : : : : : :

【再開はもう少し後で】

【再開】

要塞と化したゾラ邸の中心部。
緊急作戦本部と化した天蓋の元、アーチャーは緊張を解くことなく部下たちの報告を受け取っていた。

「斥候二人から連絡がつかなくなりました、おそらくは襲撃者に排除されたものだと」
「なるほど、作戦隊長、そこから予想される行動の範囲は」
「はい、こちらにまとめています」
「分かった、では、諸君。諸君らは正面から戦う必要はない」

アーチャーの声が重く響く。居合わせた彼の部下はその言葉に背筋を伸ばし、耳を傾ける。

「我々は弱く、いわば凡百の人間に過ぎない。英雄の足元にも及ばない。藁にも足らぬだろう」

アーチャーの声はけして檄を発しているわけではない。むしろ静かに、落ち着いてすら聞こえた。
だが、その言葉の一つ一つは彼の部下の臓腑にまで染み渡る。ある意味では呪いなのであろう。

「だが、諸君。だからこそ私は君たちに命ず。私の命令をよく守れ、私の言葉を信じろ、私は君たちと共にある。そして」

そして、アーチャーがただ一言だけ檄を発した。

「生き延びよと! 全員、散会!」
「ハッ!!!」

響くことはない静かな、しかし圧倒的な熱量を伴ったその言葉。
檄を受けた全員の体に闘志が漲り、蒸気をも噴出さんかというようにその目が煌めく。
彼らの影は木々に溶け、あるいは塹壕へ消えていく。潜む影との戦いが、潜む勇者との戦いが、此処にて幕を開ける。


直下、セイバー陣営遭遇判定【一回目】-2

123:奇襲
456:戦闘
789:発見

7:発見

直下、アーチャー気づいているか。成功以上で気づいていない【人数差】-2

5:気づいている

その天幕を眺める六つの目。

「…さて、ここまで上手くはいったが」
「多分気づかれてるわよね」

セイバー、キャスター、アサシンが隠れつつ眺めるその先に座るアーチャー。
その瞳は確実に三騎を睨んでいた。

「…ここまで侵入されていたとはな。そして一騎はアサシンか」
「どうされますか、大将殿」
「ここまで攻め込まれた時点で勝利は厳しい。…たとえ陣地の補正があったとしても、な」
「…では」


直下、アーチャー判定【性格】-1

123:もう手は打っている
456:このままにらみ合い
789:打って出る

2:手は打っている

「何、我々の戦術はいつものごとくだ。マスターは既に退いたな?」
「はい、命令の通りに」
「では心苦しいが、此処は任せた。折を見て宝具を一部限定的に解除する。…迷惑をかけるが、それまでどうか生き延びてくれ」
「もちろんです。大将殿こそご武運を」

短いやり取り。互いの身を案じるその顔には笑顔。消滅を覚悟したその表情は悲壮なまでに明るく。

「では、頼んだ。…諸君、敵に潜入を許してしまったようだ。非常作戦通り一部人員を残し!」

アーチャーの指示がゾラ邸全域に飛ばされる。
その指示の意味を察したセイバーらが慌てて飛び出すも、それを抑えるように溢れ出た兵士の壁が彼らを阻む。

「撤退せよ!」

その壁はセイバーの宝具によって容易く突破される。
だが、アーチャーの逃走を幇助するために新たな壁が現れていた。
壁を破壊する間にアーチャーは逃走し、その痕跡を兵士らが消していく。
ときには遮蔽物を使い、時にはかく乱し、地の利を得た彼の動きを侵入者が捉えるのは難しいだろう。

そして、セイバーらにも油断があった。まさかこれほどの陣地を放棄することはないだろうといった油断が。
アーチャーにとっては陣地は作戦の一部、道具に過ぎないということを考慮にも入れていなかった。
それが決定的なラグを生む。

人の壁を突破したセイバーらは、逃走するアーチャーの姿を完全に見失っていた。


直下、クリティカルでアーチャー再補足。

0:特殊判定

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. |::::::;;;;;;;;: :;;;;: : :   : :    〉 .三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 ∧;: : : : : : : : : : : : :    : :   :::;;;;;;;;;;;;;:::|
 |:::::;;: : : : ;;: : : : .      /.三三三三三三三三三三三三三三三三三三三__三∧  : : : : : : : : : :    : :   ;;;;;;;;;;;;;;;::l
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       ‘,;;;;;;;;: : : : : : : : : : : : : | 三三三三三三三三三三三三三三三..∧          ミニ‐-、 三三 ⌒‐、
        :‘,: : :;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : : :|三三三三三三三三三三三三三三三三∧             ⌒‐、 三三⌒‐、
          ’,: ;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : ::| 三三三三三三三三三三三三三三三三弋__          ;;;/  `>. 三三`>
           ’,;;;;;;;;;;;;: : : : : : | 三三三三三三三三三三三三三三三三三三.\._   、  ;;;/
             ’ ,;;;: : : : : : :|__三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 \ 「 ヘ´
               ’ ,: : : : : │三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三ヘ三’,

                  ’ ,: : |三三三三三三三三三三...__三三三三三三三三三三\._Y
                      ’|三三三三三三三三三./   `ム 三三三三三三三三三三 \

直下

123:逃走すら罠
456:何かそういえば捕まってた人いましたね
789:貴方とアーチャー、接触

4:そういえばゾラにつかまってた晴真さんとかいう人いましたね

直下、晴真状況【仮にもお医者さんでしたよ】+2

123:洗脳
456:重傷のまま放置
789:完治

9:晴真さん発見される

それでもと探索を行う一行。
だが、見つけられたのはもはやもぬけの殻となったゾラ邸と塹壕、そして。

「フハハハハッ! 助けが遅いぞ! セイバー!」
「…誰だっけ」

城戸晴真だけだった。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「ダメだ、どうもここに繋がってた坑道全部が滑落してる」
「坑道も宝具の一部って考えた方がいいって訳ね」
「おそらくは、坑道とあの人間たちが宝具ってことなんでしょうけど…」

アーチャーを探す手がかりは、ゾラ邸を中心に伸びていた坑道の滑落を発見するだけという結論に終わる。

「これだけの坑道を一瞬で作るってのは魔力量的に無理だろ」
「んー…、たぶんは人員と坑道の入り口だけ作っといて、あとは繋げた形じゃないかしらね」
「人がそんなことできるか?」
「あら? やろうと思えば山くらい割れるわよね、アサシン」
「山はどうか知らないけど、岩盤くらいなら行けると思うわ」

どこかずれた会話を繰り広げる二人にセイバーの表情が引きつる。
と、宝具の展開が終了したのか、その剣は瞬時に錆に包まれた。

「…! …ああ! お、俺としたことが、あ、…あんな偉そうに」

と、同時にセイバーは膝をつき頭を抱え込む。

「ちょ、ちょっとセイバー?」
「うあ、えっと、その、…うぅ」

顔を赤らめ、セイバーは近寄るアサシンとキャスターからずりずりと這うように距離を取った。

「いや、その、大丈夫かって聞いてるだけで」
「あ、いや、ごめんなさい…、話すの苦手、で、その、恥ずかし…」
「…あのイケイケな状態ってもしかして宝具で補強されてたの?」
「そういう…、ごめん、…い」

肩をすくめるアサシンとキャスター。そこにいくつかの足音が響いた。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

…終わっちまってるみたいだな。
ゾラ邸に辿り着いたはいいものの、そこにいたのはなんだか気の抜けた三騎のサーヴァント。
俺の登場を見るなり、瞬時に攻撃態勢を取った。

「何者!」
「む…、終原月じゃないか!」
「…から、…マスター?」

…さて、どう動くか? 攻撃するにしても今は三陣営で連携取ってるみたいだしな。


【悪口雑言】封印するか、直下から多数決、先に二票


23:52から↓2、三陣営に対しどうするか

1:戦闘
2:コミュ
3:逃走
4:自由安価

【とりあえず封印は決定、どうするかの対処を次回に回しますね】

【そういうわけで本日ここまで、お疲れさまでした。…ライダーの【無辜の怪物】使ってもいいのよ?】

無辜の怪物って、クリティカル出ずに不発だった時どうなるん?
ライダーがヘンテコな事言って寒い空気になって終わりな感じ?

>>608 ライダーがへんてこなこと言ってから、相手がどう動くかの判定ですね。へんてこなこと言ったことによる補正は発生しません】


【再開】

23:10から↓2、三陣営に対しどうするか

1:戦闘
2:コミュ
3:逃走
4:自由安価

【ふむ、あまりテンポ悪くてもアレですし、硬直して来たらこっちで自動進行していきますね】

直下、三陣営の動き【連戦】+1

123:戦闘
456:逃走
789:コミュ

0:そういうことやろうとするとすぐこうなる

                                __
                            / ̄  ‐- _\ ̄|
                      / ̄ ̄ ̄ ̄       `   |_
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.          /   ,.r'´           \ _,.、イ/ |  ̄下   \.  `丶、
         / ,. '´/     i ノ    ̄`マァ<ツ ,!_ │   !    \___>
.         /'´  /       |  〉 、    'j} __ノ´  |.   |` ‐ 、_  ` 、
          /     _/ l /セフ` r-、. '、      |  │   ` ‐ 、_,>
           | / ̄│  |ヘ`ー‐く    ̄ ,      |   !       \
           |,/    |    小、    _,.ィ/     /l.   |            \
             ′   |   / l `丶、  `´         l   |、             \
                  | ∧  l   |、`丶、   /   l │'、,.、____,/ ̄ ̄ ̄\
                  | / V l.   | '、.   ` r'´      ! j ノ /  ....// ,/ ̄ ̄ヽ \
                  レ   ', l   | ヽ.    |        V/ /.:::::::/::i/ /      ヽ. i
                   V l  |、 ヽ、,ィ|       ,/.:/: /l ::/ /           ∨|
                   ',. l j '、 ,/く.ノ_,. - '´:::/  /: |│::i /             V
                    V∨,. '´::::::::::::::::::::::::::/ ........./..:i |│::/ ̄ ̄`丶、    /j
                  / ̄.............     ..:/::::::::::::::/:::::::V l /──-、   \   /ノ
                  /  i {  :::::::::::::::::::::/     /    ∨     \   ヽ//
                  /::..  Ⅵ∧        ......../....::::::::::::::/ ̄ ̄`丶   ヽ //

直下

123:襲
456:罠
789:招

8:招待を受ける

膠着する場の空気。
だが、それを一つの声が打ち破った。

「戦闘はいったん中断してくださいまし!」
「…!? マスター、…に!?」

その声は。

「槙名! 俺の輝きに引き寄せらr」
『…うげ』
「あら、終原さんもいらっしゃたのですね!」

正直あまり相性の良くない相手、城戸槙名の姿だった。

「あら、貴方のマスター? セイバー」
「…! そういえばアサシン…! …駄目だ、何故」
「そんな警戒しないでよ、暗殺者がこんな堂々と姿現してる時点で終わりじゃない」

どうやらアサシンにも敵意は無いみたいだが。そもそもそんなことを気にしてるような奴じゃねえ。
その証拠にいつも通りニコニコ笑いながら近づいてきてセイバーとキャスターがすぐさま守るように控える。
…キャスターはアッチ側か。

「アサシン、終原さん、一つお願いがあって来たんですの!」
「…何?」
「私にも?」

月とアサシンは目を見合わせる。霊体化こそしているがライダーもどうやら事の推移を見守っているようだ。

「ええ、簡単なことですわ! 我々と【対アーチャー】の協力をしていただきたいのです!」
「対アーチャーに協力…?」

いや、現状何処とも伝手が無いこっちにとってはそれなりに悪くない条件だが…。

「条件は何? そっちが持ち掛けてきたってことはこっちにも何かのメリットがあるんでしょうね?」
「それについては考える時間も必要だと思いますの。ですので、今夜、私たちの住居をお訪ねください。そこで話し合いといたしましょう!」

つまりは、今夜同盟に参加する意思があるなら、城戸ビルに行け、と。

『ふむ…、おそらくは敵意が無いということを証明するため、かつ連戦を避けようといったところか。吾輩、交渉事にも頭が回る!』

ライダーが寝ぼけたことを言ってるのを無視し、俺は一つだけ聞く。

「誰が行ってもいいのか?」
「はい、何人でも結構ですの! ただし、サーヴァントはかならず同行してください!」

…つまり、何人相手でもなんとかなる算段は立ててるって解釈でいいのかね。

「とりあえず、それだけを伝えに来ましたの! では帰ります! セイバー、キャスター! それと晴真お兄様!」
「…! …!? …」
「えっと…、私のマスターも納得してるのかしら、これ」
「…俺は添え物か?」

そして嵐のように槙名率いる一団は去っていった。
気が付くとアサシンもいねえし。…どうするかね。

「相談するのも一つだけど、僕は敵意は無いと思う」
『そもそもアイツが敵意ってのを見せた記憶がねえよ。…さて、まあとりあえず一旦戻るか』


【今夜、城戸ビルにて対アーチャー戦線の交渉が行われます】

【朝行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1

4:他陣営の行動描写

直下、成功以上でカレルレン、失敗でクラウディオ

【そういやキャスターのステータス判明してましたね】

≪クラス≫:キャスター

【真名】:???
【属性】:中立・善
  
【筋】:B
【耐】:D
【敏】:B
【魔】:C
【幸運】:C
【宝具】:B

                  ,  ──────────x_
.    r─ォ       ,   ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`>、______
. _  ./. /'´ , ‐'´`'ァ ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::;:::::\       \

.ヽ`' | | ./ ,‐'´¨/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::/::::::::;:::|::::::::::ヘ        \
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  ∨  {     /‐く:::/::::::::::::::::::::::;:::::'::::::::::::::/:/r/::/::::::レ'::::://:::::::;イ:::l:::::l::::::ハ.       |
   ∨ `i     ノ/:::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::イ:/レ::/:::::代心、く;;::://:::/:/:::l:::::ハ       J
    ∨     人::::::::::::::::::::/::/::::::::::::::::::://::::|::|::::::::| 乂少/ ≦、イ:ノ/ノヽノ/
    `7ヽ、     \__‐''''ヾ、::::|:;イ`|;;;;;//:::::::|::|:::|::::|   ´ _, じ/:::::\`ヽ、
.     |:::::::\      `| ト‐、\人|ノ_.ヘ──、;|::|:::|:::ヽ イ _フ. /:|:::::::|::ヘ\ヽ、三三二ヽ‐‐‐、____
.    |::::::::::::::\     `i.  `i.ヽ ヽ `i.トヽ_>ヘヾ;;;;ヽ- ニ´::」:::::::|;;;;」         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´
    |:::::::::::::::::::::ヘ、    \  | .ト、ヽ | / ` ̄ / ` ヾ、;;;;;;;;;;;;;;;;\`─-==、       ___,x‐────
    |::::::::::::::::::::::::∧     | | |/\/ | ,‐、__ .イ    ヾ;;;;;;;;;;;;;;ニ=二;;;;;;;;;;`ヽ、,x‐':::´:::::::::::::::::::::::::::::::
    |::::::::::::::::::::::::::::`i 、__   | |.|///∨下、 ヽ|     |;,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
   _ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::|.|//777| レ'////|::::∧ .| ヘ    ./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;イ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:::::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::::
. /::/∨::::::::::::ヘ::::::::::::| }//// |///// |::::::::∧',  》 、__ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;人;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/::::::::::::::::::::::::::::\ ヾ、::::
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'´     ∨:::::::::::__ノ//__////////.|::::::::::::::::::ヘ;,;,;,;,;,;,;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`Y´::::::::::::::::::ィ‐‐、;;;;;;;;/ ̄

       `/ ̄ /////////////::::::::::::::::::::::ヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;|___x─'⌒7{レ‐ノ二_ }
____∠__/ ̄///////////:::::::::::::::::::::::::;へ;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;}     /へコ、__, .}
二\   \二二フ//////////:::::::::::::::::::::::::::::/  \;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;;,;,;,;,;,;,,;,;/    {‐'´.{ ト‐-- ノ

       /////////////::`ヾ::::::::::::::::イ二二`ヽ、 ヘ;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;;,/ヾ─≧ .ヘ,--ニニ='
     //////////////;;;;;;;;;;;;;;;;;/´ ./三三ミミヽ、ヘレ'\;,;,;,;,;,;,;,{;,;,;;,;,'|´ノ///////7´//////
///////////////////.|   ___,‐'/  ̄>‐‐、三ミ/:.:.:\\;,;,;,;,;,;,;/-'7 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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【特徴】英霊・???

9:カレルレン


直下、状況

123:調子乗り始めた紅
456:動き出すトカゲ
789:ゴリラは賢い

5:トカゲ動き出す

ゾラが拠点を放棄したその頃、カレルレン邸にはどこか重い空気が漂っていた。
先夜の白派撤退から何とか救出はできたものの、ククルン、マイケル両名はまだ意識を取り戻せていない。
そしてその状況下で高笑うのは、もちろんのこと。

「ふん、白派の雑魚共が。この体たらくとはなあ」
「弱いわね、私、弱いのは嫌いよ」
「ほーう? 終原に二度も敗れたお前がそれを言うか」
「…貴方くらいなら絞殺せるわよ?」

剣呑な空気をこの期に及んで撒き散らすディエゴとマツミ。
その二人を、氷のごとく冷たい声が止めた。

「…そろそろ黙れ、二人とも」

机に肘をつき、考えに耽っていたガディアが目をぎょろりと動かし二人を視る。
その狩人じみた眼に二人は唾を飲んだ。

「僕は君たち二派の諍いにあまり興味は無い。だが、この戦争に勝つ気持ちはある。それだけは理解しておいてほしい」
「そして、その為に有用なメンバーが欠けたということは悲しむべきだな、ガディア」
「そうだランサー。特にマイケル、ククルン両名は探索者や参謀としての部分を一手に引き受けてもらっていた。…二人を同時に送り込んだのは僕の判断ミスだったな」

頭を押さえ、どうしたものかと考え続けるガディア。その脚には雪風がまとわりつく。
と、そのとき、部屋に一つの影が入り込んだ。おおよそ人の姿を取りつつも、怪物と呼べるその影は、どこか快活なほど。

「終わったことをいちいち嘆いても仕方あるまい」
「…爺様」

ヤクシャ、カレルレンの古老が抜き身をぶら下げ現れる。
その突然の行動に全員が真意を推し量る中、ヤクシャが顎を撫で、声を出す。

「私が出る」

それは戦闘への参加宣言。予想していたとは言うものの、その一言にガディアは顔を顰める。

「ディエゴ、マツミ、お前らは白派の代わりに索敵に回れ」
「だが爺様」
「出ると言うとんのだ、文句はあるか?」
「…では爺様、何故ここで出るのか、その理由を聞いておきたい。…貴方はかつての戦で失ったものを取り返そうとしているのか? ならば」
「待て、ガディア。…少し考えさせんかい。老人に鞭打つ趣味は無いじゃろ?」


直下、ヤクシャ、理由

123:もうできてる
456:分からぬ
789:これから考える

6:分からん

「うん、よく考えたが分からんわい」
「分からんって…! 爺様!」

思わず立ち上がったガディアをその切っ先でヤクシャが諫める。

「お前が言うように私は何か悩んどんのやもしれん、それともただ死に場所を求めているのやもしれん」
「…」
「だがなあ、この生は私の生だ。好きにさせちゃくれんかの。…他に人員もおらんじゃろうて」

ニヤリと笑うヤクシャ。その表情にしばらくガディアは苦悩の色を浮かべ。

「…分かりました、ディエゴ、マツミ。爺様の指示に従え」
「善哉、何、悪いようにはせんよ」

【他陣営の行動を終了します】

【そして本日ここまで、お疲れさまでした。ちょっと今週末は動けそうにないので、次は月曜ですね】

【申し訳ない、思ったより用事が長引いたので本日もお休み】

【明日は恐らく大丈夫ですので】

【久々再開】

「つまり、城戸さんのとこと同盟の申し込みがあったのね? よかったじゃないの!」
「で、でも…、それを受けるかどうかは任されてるし」
「まあ、夜までに決めればいいからな」

そこなんだよな。…現状情報戦で負けてる俺らにとっちゃ、願っても無いんだが。
あの成金サイコと組んで上手く動けんのか?

『言い過ぎじゃないかなあ…』


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

【大体10分経過で自動進行】

直下、行動もしくはイベント

12:バッドイベント
34:索敵
56:散策
78:脳内会話
9:グッドイベント

3でー

アーチャー攻め連中とコミュ出来ればそっちが良いけど…

>>637 3:散策で少しバッド寄りのイベント発生

↓2、何処へ散策に行くか

1:カレルレン邸
2:城戸ビル
3:ゾラ邸
4:中心街(主に城戸とカレルレン)
5:肆姫高校(中立地点)
6:肆姫警察(主に城戸とゾラ)
7:歴史保護地区(主にカレルレン)
8:港(主にゾラとカレルレン)
9:ゾラ医院(主にゾラ)
10:教会(全体が平均的に)


同時に判定

123:敵対視されているユニット
45:何もなし
67:初遭遇のユニット
89:友好的ユニット

高校

>>640 高校

7:初遭遇のユニット

直下、遭遇ユニット

123:カレルレン
456:外来
789:城戸

4:外来

「とりあえず学校にでも行ってみるか?」
「ふむ、悪い案ではないだろう。彼女にも会えるやもしれんしな」

…気のせいかライダーが上機嫌な気がするんだが。

「ライダー、まさかお前」
「ふん、紳士が淑女を護るのは当然のことであろうに」

またかよ…。

『ここら辺の手綱もある程度は取っておくべきかもね』

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

学校の前に到着。すると、なんか冴えない表情の男が立っていた。

         /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:/.:./:.:.:.:∧.:.::.:.:ヽ
         !:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:./:.:.:./:.i |:.:.:.:.:.:|
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         i:.:.:.:.:.:ソ:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.//´  /:.//:/   i:.:.:./
         !:./ ̄ヘ|:.:.:.:.:.:.:/:./ー――、 /:/ /./   |:.:.:!
         |:i ゞ/ゝ从| i/!/ ――丶` |/ // ̄` ./:.:.:ヽ
        ノ:.ヽ ヘ| <  \|\ ヽ(:・::ノヽ、   |イ:・::ノフノ:.:.:|ヘ:.\
        ノ:.|:\ヽ/  ヽ`ヘ=´ ̄  ̄/-、_,!/ ̄ ̄ヽ/|:i

          ソ:.:ヽ-   |  ヽー―‐    ̄|`ー―/ ソ
       __ノ:.:/ |            、 /    /
      /:::\:::| ̄( ヽ   <             /
      |::::::::::\_\\  `ー   _     > /
      ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\_、   ー― ̄ ̄ /\
    /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/::::::::::::|\        /:::::::::::.\
    /:::::::::::::::::::::::::::::/ :::::::::::::::/´\ __ /ヽ:::::::::::::::::::\
   /::::::::::::::::::::::::::::::||:::::::::::::::/ ̄\__ /_) \::/::::::::::::!

_ /:::::::::::::::::::::::::::::::||::::::::::::/|          /:/:::::::::::::::|
::::::::::::\::::::::::::::::::::::://:::::::::::::/  ̄ ̄`     /::::/::::::::::::::::::!

俺の視線に気づいたのか、男が顔を上げる。
そしてしばらく俺の顔を見つめ。

「…あ」
「?」
「…えーっと」

? どうしたんだ?


23:25から直下、クラウディオに対しどうするか。ただし、該当コンマ大失敗以下で逃走されます

1:戦闘
2:コミュ
3:逃走
4:自由安価

2:コミュ

ぎこちない笑顔を浮かべて固まっている不審者。
一瞬通報しようかとも考えたが。

『…大旦那様、この男、マスターです』
「!」

なるほどねえ、何か妙な気配がすると思えばそういうことかよ。
だが、あっちから仕掛けてくるつもりはねえらしい。…さて、どうするか。


【悪口雑言】封印するか、直下から多数決、先に二票


23:33から↓2までコミュ内容。なければ「なし」と記入

封印する

コミュ内容は、学校に来た要件を聞く。
ついでに、学校は中立地帯になったから暴れるなよ、と釘を刺す。

>>647 を採用します】

【そして本日リハビリ的にここまで。コミュ内容も選択制にしたほうがよさそうですね。おつかれさまでした】

【昨日は連絡忘れて申し訳ない。再開】

とりあえず俺は引っ込んどこう、あのメンヘラ一号機の教訓は生かすべきだ。

「…貴方、マスターですよね?」
「…え、…まあバレるか。そう、私はマスター、名乗ったほうがいいかな?」
「貴方が良ければ」

     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./::.:.:.:.:.:.:/  ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ
    !:.:.:.:.:.:.:.:..:/:.:./i:.:.:./::/    \:ヘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
    ヽ:.:|:.:.:.:.:// /::///―――- ヽ\:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.:.:.::|

     ヘi:.:.:.:.:i/ー|:./  ソ    _、  \`|:.:.:.:.:.:|:.::.:.:.:.:.:.:/
      |:.:.:.:.:| ,_ リ      / __    ソ:.:.:.:./ ̄ヽ:.::/
      ノヘ:.:.:ヽ _  >   ,__´ ̄ ̄`  /|:.:.:/ニ ) i:.:.|
       ヽ:.:` ´ ̄`/  _ ___ / ノ:.|ノ⌒i /:.:.i

       ノ=´ ̄ ̄`==/ ̄  ̄ ̄  `ノ  ソ リ//:.:.:.:|
         ヽ-―/   ヽ=-――― ´      イ:.:.:.:|ヽi
          ヘ  \   -          / ̄ i:.:.:|ヘ/ ̄|_ _
          ヽ           >   /__/ ̄:::::::―――::::|

           \´ー― ――一   //::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
         ___ゝ  - __,――´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
        /:::::::::::::/ \  /:_:_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
        |::::::::/   ー/::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
        |::::ヘ ` ̄ ̄´ |::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        :::::|       !::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

「では名乗らせてもらおう。私の名はクラウディオ・ストゥルルソン。昔は時計塔なんかに勤めていたこともあるが、今はしがない街医者さ」

ほーう、ただの冴えない中年かと思ってたが時計塔、ねえ。

『気になるな、月くん』
『うん、分かってる、ライダー。追及するよ、真』
『了解』
「では、そのマスターが何故ここに?」
「何故、と言われても」


直下、何故ですか

123:通りがかっただけ
456:霊夢への情報受け渡しに
789:槙名からの招集を受け

99:自陣営に不利な特殊判定

                    _ _ _ ,  '  /  !            ̄ ̄ ∨:.``''-.,:.:ハ: : : : : : : : :`: . 、
               , . . :´: : : :,.ィ´/   ,.ィ   jl   .! .,           |:.:.:.:.:.:.:.:``''ハ: : : : : : : : : : : :`: . 、
               /: : : : : : :./  j!   i'´: /  :/!   r´           |-.,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ム: : : : : :.:.:.:.:....: : : : :`: ..、
               /: : : : : : : : ,′ / !   !:.:/   .' .!   ヽ、_- 、       ,   |:.:.:``''ー-.,:.:.:.:i:.:..: : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..: : : : :
          /: : :/: : : : : :.,  ,′|   l: :ヽ   ヽ.ヽ、    、`! ` ー‐一 '   .!-:.:.,,_:.:.:.:.:.``:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...: :
           , ′ :/: : : : :, : : j  .,′:ハ   ∨:_>、   \ ` ー ´   ,. -<三二}:.:.:.:.:.:``'-:.,,_:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
         ,: : , :' : : : : /; : : :!_j/: :,.ィ . >、 ヽ  \  ヾ.、   _. .<   ヽ``ー`ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:.:ソ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
         !: /: : : : /: /: :/: : : //i´  \ヽj-‐― 7>、_j`.7,イ: : : :ヽ   ` ー--、:.`_ーt,/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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      _,/イ:/: : ://: : : ! .i,rー }!/i: : :/!:.i     \ ̄`    l': : : 、            ー--  ...,_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
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      ' j: :/: : : : : : : : : : :ハ `ヽj  ∨  `    `゙' -..,_,≠.、 '.j ヽ!                       \:.:.:.:.:.
        ムイ!: : : : : : : : : : : :/ヽ、               {  j-‐‐'.                         __  ヽ:.:.:
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        ムイ: / i' ',:j           . '´ , -= ‐ 、  r ´                   __.   /: : : : :.,':.:.:.:.:.:./:,':.:.:.:.:
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          ,i     ,        \       `ヽ、 `r       ,. -‐―-. .、 ,.:': : :,....:.:.:.:/: : : ,.:':.:.:.:.:.,.:': : :,':.:.:.:.:.:.:
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   ∧  、 /          ::',        /: :.,′      ``  、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:l: :./:.:.:.:/:/:.:.:.:.:.:.:.:./':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
  ∧  .∨::.         :::',     /: : ,'`ヽ    /´:.ー...,__,.>:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:i:/:.:.:.::/':.:.:.:.:.:.:.:.::.::/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:,
  ∧     \:..       ::::',     /: : :.'ヽ、.ヽ\.イ!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:':.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:./:.:./

直下【初めの一歩】+1

123:城戸家に襲撃、甚大な被害
456:留守宅襲撃
789:カレルレンの根回し

4:留守宅襲撃

直下、襲撃者【初めの一歩】+1

123:ガディア
456:ホムンクルス
789:トカゲ

4:ホムンクルス

直下、数【初めの一歩】+1

123:二倍くらい
456:等倍
789:少ない

7:一体

時は遡り…

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━


                                 /: : ⌒ヽ
                                /: : : :/⌒l
                                ,. : : : :/   |
                            / : : : /     ,
                      ___  ,/: : : : {     ,'
                 _ -. ⌒: : : : : : : : : :ノ     '
                _ -: : : : : : : : : : : : : :/      /
             _ ‐: : : : : : : : : : : : : : : : :/ /⌒l    l⌒ヽ
         _ ‐: : : : : : : : : : : : : : : : : : :./ {   ,    ,  }
       _ ‐: : : : : : : : : : : : : : :_: : : : :,   乂_ /      、_ノ,
     _ ‐: : : : : : : : : : : : : :_ ‐. :⌒: : : : :{            ',
   _ ‐: : : : : : : : : : : : : _ ‐ {: : : : : : : : : {              :   「Piiiiiiiii………」
 _ ‐: : : : : : : : : : : : :_ ‐    ',: : : : : : : : ',           |
‐: : : : : : : : : : : : _ ‐       ',: : : : : : : : ',              l
: : : : : : : : : :_ ‐            ',: : : : : : : : ',            ,
: : : : : : :_ ‐                ',: : : : : : : : ',        ∧
: : : :_ ‐                }: : : : : : : : : :',         /: : ',
:_ ‐                      }: :∧ : : : : : : }         , : : : : ,
                     j: / ', : : : : ノ      / : : : : : ',
                  /:/   ',: : : :{     /\ : : : : : ',

終原家は、突如ホムンクルスの襲撃を受けていた。

「あら~、またくらげさん」
「そ、そんなこと言ってる場合じゃないと思う…! ね、姉さん、戦える?」
「そうねえ…、相手は少なそうだし。…眸ちゃんも戦ってくれない?」
「ふひゃ!? む、無理だって! 私戦闘要員じゃないし! それに、この数なら逃げることもで、できるよ」
「そう? なら…」

直下、居残り組思考判定【家を護る】+1

123:逃走
456:一一人で戦闘
789:二人で戦闘

3:逃走

「逃げましょう!」
「え、ほ、本当に逃げるの!? マジで!? 姉さん大丈夫…じゃなかったけど、大丈夫!?」
「大丈夫よ! 痛めつけられるのにちょっと期待しないでもなかったけど命あっての何とやら! まずは英雄くんに合流しましょう!」

                    r、      |\  ∧
             r、_ \`ヽィ ‐-、ヽ ヽ/  !
  _  ┌┬-、    \ `Y ̄ヽ  j´_\ノ__,ノ
  {::::::::Y´ r'   \_ _`ー、ニ┴''二 -‐┴-、
  \::ノ ノ:::::::::::r‐-、`ヽ_\/´// /   `ヽ\
   |  丿:::::::::::::\ \ __,/ /  ,'  l !  _l l ヽ
 r‐'゙ /:::::::::::::::::::::::::\ `ーr-、_/  イ,,,ノレ|/ノ ! |
丿 /:: :::::::::_l_フ─- \//´   l  !_り   fj| ノ\j
! j  :  ::::::::|  l;;;;;;;// ̄`ヽ_ノヽj\ヽ _ノ  __
l_〈    :::... ヽ_ノ;;;;;;|' イ`   __ノ ノ´ヽノ ̄ノ  ̄  /
 L\ ......::<´ \;;;;|ヾ了   `ーイノ゙┴''´ ̄ ̄ ̄
  ! ヽ :::::::::\__〉;;;!リ厂ヽ   l/ \
 ノ  ノ    /  \;\匸ゞつ ユ ノ|
 ヽ 〈     \  ノヽ_ ゙̄ー''''二丿
  l ヽ   ...:::::`\__ノ ̄ ̄ノ 〉

   \ \_ :    ..::::::::: _,, -=‐、ノ
    `ー-二、\..::::   .::_,ィ''´
       |:::::::ヽーl`ー─_ニ-‐┘
      \;;;;;j  ̄ ̄

二人はホムンクルスの脇をすり抜け、駆け抜ける。
ホムンクルスは知性を感じさせない鈍重な動きで振り向くと。


直下、ホムンクルス行動。成功以上で行動失敗、失敗以下で???、大失敗以下で追ってくる【何もせず逃走】-2

5:何らかの失敗(次回拠点探索時に判明)

そのまま見送り、終原邸へ蠢くように姿を消すのだった…。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「偶然通りすがっただけでして…、折角なので中立地帯を見ておこうかと」

…本当か?

『どうも嘘を吐いているようには見えんな。吾輩』
『ほら吹きの話を信用できるかっての』
『まあ、ライダーは人を見る目はありそうだし、とりあえず今はね』
「なるほど、そういうことだったんですね。ただ、ここは中立地帯ですから…」
「ああ、分かっていますとも、此処でわざわざ戦闘を起こす気なんて毛頭ありませんよ」

そしてそのまま、取り立てて何を言うでもなく俺達は別れた。

「なーんか拍子抜けだな」
『戦わずに済んだんでげすからいいってことにしましょうや、旦那様』
『そうですね。…おや? アレは』

と、グスタヴァスが何かを見つけた。…使い魔?

『真! 月! 無事か!?』
「んだよ、兄貴か、どうしたっての」

一瞬何事かと思ったが、そこから聞こえてきたのは糞兄貴の声。
だが、続けられた言葉は安心できるものではなく。

「…家が乗っ取られた!? 何してんだ留守番共!?」
『ああ、姉さんと眸はとりあえず警察署に来てもらっている。お前も戻るならまずは警察署に戻ってきてくれ』
「分かった。…犯人は」
『ホムンクルスだったらしい。…間違いないな』
「…陰険マッド野郎どもか」

クソ、とことん馬鹿にしやがる!


【拠点が肆姫警察に移転しました】

【拠点移動により魔力回復量が減少します。(全回復は【七日目】の夜。拠点を取り戻した時点で、魔力回復量は本来のモノに変化します)】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1

4:他陣営の描写

直下、描写陣営

123:ゾラ
45:カレルレン
67:城戸
89:外来

9:外来

直下、どっち。偶数で魔、奇数で暗

7:暗

肆姫の街を眼下に、カストゥサルファーは風を浴びる。
その視線は何処へともなく彷徨わせ、背後のアサシンが行う報告を聞いていた。
城戸よりもたらされたアーチャー討伐の協力依頼、それを改めて話し終え、アサシンはカストゥサルファーの意を問う。

「と、いうわけだけど。どうするの? マスター」
「…」

沈黙。それが意味することをアサシンは知っている。
彼女のマスターは嘘偽りなく現在の状況と願いを彼女に曝け出したのだから。
それが非常に複雑かつ、ともすれば叛逆を招きかねないことを知ったうえで。そんな堂々とした態度にアサシンは好感を抱いていた。

「指示は受けてるんでしょ?」
「…まあな」
「なら、仕方がないんじゃないの?」
「お前はいいのか、アサシン」

カストゥサルファーが向き直る。焦げた匂いがアサシンの鼻をくすぐった。
その言葉は全てを語らない。だが、彼女には意味が伝わっていた。

「…あんまり好みじゃないけどね」
「俺個人としてはあまりお前に無茶をさせる気はないし無理を言う気も無い」

かさついた声で言うカストゥサルファー。アサシンは気まずげに手を頭に置く。

「ごめんね、私に願いがあって」
「馬鹿を言え、それは決して否定されるべきものではない。そして俺はお前の願いを潰してまで願いに固執する気はない」

淡々と言葉が重ねられる。
しかし、その中には異常なまでの熱があることをアサシンは知っていた。

「嘘おっしゃいな、貴方は死に急ぐほどに固執しているって」
「…訂正だ。俺は死に急いでいるんじゃない、生き急いでいる。…死ぬのは怖れないが死ぬまでにはまだ遠い」

突如、カストゥサルファーが咳き込む。その咳には炭塵が混ざり、焦げ臭い匂いが広まっていく。
慌ててアサシンがカストゥサルファーを支える。体中に広がる火傷に触れないように。
しばらくのち、息を整えたカストゥサルファーにアサシンは呆れたように告げた。

「ほら、無茶はしないの。…分かった、貴方に無茶をさせないためにもしばらく私は我慢する。なんでも命令してちょうだい、マスター」

にこりと、微笑みながら。

「その代わり、終わったら一緒にぶん殴る予定を開けておきなさいな」
「…礼を言う、アサシン」


直下、アサシン陣営、対アーチャー討伐参加するか。成功以上で参加、失敗で参加せず。【???】+2

3:参加せず

【他陣営の行動描写を終了します】

警察署に到着したのはもう日が落ちるころ。
なんとなく落ち着かず、イライラしていたが、案内された場所にいる三人を見て、少しだけ余裕が戻ってくる。
見たところ傷は一切ない。…どうしたもんかと頭を掻く。

「…まあ、なんだ」
「ご無事で何よりだ! 一殿! さあ、お怪我はありませんかな! 吾輩、淑女の涙が何より辛い!」

俺を吹き飛ばすようにライダーが姉貴に駆け寄っていきやがった。

「はい、何とか」
「それは重畳! ささ、吾輩の用意した敷物の上に、此処は冷えますからな! グスタヴァス! 何か温かいものを!」
「大丈夫ですよ、ライダーさん」

…何かムカつくな。
と、突然肩に手を置かれた。何だ?

           *  _______

    / ̄|  +   /         ヽ   +
    | ::|    /⌒       ⌒   \
    | ::|x  / ( ●)    ( ●)   |  .人
  ,―    \   | :::::(トェェェェェェェェェイ)::    |  `Y´
 | ___)  ::| .!   \      /   /
 | ___)  ::|+ヽ    \ェェェ/    /     十
 | ___)  ::|   .>          \

 ヽ__)_/   /                 \

「よかったでげすなあ!」
「………ウッゼエ」

お前のあだ名は今日から脳筋達磨だ。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「で、だ」

ひとしきりライダーの漫才が終わったところで兄貴がカーテンを閉め、鍵をかけた。

「まず、夜になるが、どうするかを決めておきたい」
「よ、夜には確か…」

城戸のところで同盟の締結会があるな。…向かっておきてえが。

「城戸さんのところもだけど、お家も気になるわね、あのくらげさんが何をしているのかは…」
「放った使い魔は即効で潰された。俺の報復の尖兵なら行けるかもだが」
「と、とりあえずは家のことを見てみるか、城戸の方に行くかってことだね?」
「そういうことになるのだろうな。人数を分け、それぞれに向かうという方法もあるかもしれぬが…」

その場合はライダーが付けない方に何かあったときの対処が怖いな。

『決定権は真にあるよ』
「俺?」
『うん、僕達はこの戦争を真に任せたんだから、真の決定なら従うさ』
「…そうか」

そう言われると、…責任重大だな。

「さて、まずは話を整理しましょう」
「夜にとる行動は二つ、城戸邸に向かうか、家を確認しに行くか」
「同盟は今夜が最大のチャンスでしょうが、家の方も放置していたら面倒になりかねんでげすな」
「あとは二つに班を分けていくか、よね」
「さて、ではどうする? マスター。吾輩、決定権を君に譲ろう」

…どうするか。


00:08から↓2、今夜の行動。

1:城戸ビルへ
2:終原邸へ
3:メンバー分担してどっちも

1

>>680 城戸ビルへ

【というわけで本日ここまで、次回、城戸ビルでの会合から。おつかれさまでした】

【申し訳ない、本日はお休みです】

【再開】

…ああ、クソ、そんな決定を俺に任せるかね。この人ですらないなりそこないの俺によ。
全員の視線がぶつかる、思わず目を逸らしそうになった俺の首を、ライダーが押さえつけた。

「何すんだ!」
「決定権は君にあるのだ、マスター」

その無貌の向こうから何かが俺を見つめていた。

「そして、君には素晴らしきことにその決定を是とする味方が何人いるのかね?」

ライダーは部屋をぐるりと、物理的に首を一回転させて見回す。
兄貴も、姉貴も、そして従者たちも頷いた。
最後に俺はライダーを見る。ライダーも静かに頷いた。

「吾輩、信じるべきものとそうでないモノの区別はついた。そして、私は君を仮にもマスターと認めている、安心するがいい」

一瞬、また鷲鼻が見えた。
…そうかよ、じゃあ好きにさせてもらう。

「俺は今しかできないことをやるべきだと思う」
「なら、城戸の方に向かうんだな?」
「ああ、で、家の方だけど、少し様子見ってことにしたい」
「…つ、つまり分担はしない、のね?」
「そういうこった」

俺の意見に場の全員は頷いた。

「では、そういうこととして、城戸へ向かうのには誰か連れていくのかね?」
「あー、それか。ライダーは確定として…」

まあ、誰連れて行ってもそう問題はねえと思うが…。


22:58から↓2、誰か連れていくか。連れて行かない場合は「なし」と記入

【自動安価】

直下、行くって言いだした人

12:兄
3:長女
4:次女
567890:なし

00:うーん、0排除したのに

                             .ィ
                           /::!
                     __./::::::::!

                    /:::::::::}:::::::::::|
                    ,.ィ:::::::::::::;:':::::::::::;'___
                     ノ:::::::::::::::/::::::::::::/;>}
                  ヽ:::::::::::::/:::::::::::;:' {:::::リ_
                  `Y::/ト;:::::/:::::ノ:::/::::::::::ー-- ,,
                  /::::::::::|:∨○::く:::::;':::::::::::::/´:::::::i
                  ノ_):::::::::::オ::::::::::::::::ヽ:::::::::::::/::::::::::::{
                / ィ'ヨ:::::// ゞ:::::::::ノ:::::::::::::ノ:::::::::::::::',
                  { r .,ィチ∠;;;=-、 ̄{::ゝ、::::::::::}:::::::::::::::::::'.,
                   ,ィ! ノ イ、 ,r::::/::::ヽマ:、!}::::::::ヽ:::::::::::::::::::';
                   ',ー-=ニソ:}ノ:::::〈;;;:::::::ヽ;;j ';:::::::::::\:::::::::::::::ヽ
                  ';::::::::::::::!:::::::::::::::;r=ヾヽ:.:.!:::::::::::::::':,:::::::::::::::}
                  ';::::::::::::|:::::::::::::/   \ヾ::::::::::::::::::i::::::::::::::!
                  ';:::::::::::!:::::::/__,,.. -―}ミ:、:::::::::::::}:::::::::::::i,
            __,,.. -‐ ';::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::ゞー=::::::::j::::::::::::::!;

             /::::`''ー-::、ゝ;;;イ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::j:i
            /:::::::::::; -― ミー--ァ- ;;::::::::::::::::::::::y':::::::::::ゞ;;:::::::::::::;'::|
        ./:::::::::::/     r.:´::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::`ヾ:::/::::!
      ./:::::::::::/      !:::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー:::{
     /:/  ̄         !::::::::::::;;::イ彡:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
     //               !::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
     〃             ';;;;::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!
    /                /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;'
                     {::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/

直下

123:城戸ビル倒壊
456:カレルレン出現
789:むしろこっちに来る

1:倒壊する城戸ビル

     ,z=-.、           /ヽ
     l l     ____    /ロ//ヽ
     ヾ、,. . :´: : : : : : : : : :` . 、メ.//ロ/
     /.:.: : : : : : : : : : : : : : : :.ヽz'`''
.     /: : : : : : ,.:l : : : : : : ,!:!: : : : :.:',:',
.   , : : : : : : :/レl_: : : : :.:/l:ト、: : : : :.l !
.   !:.|: :!:.: : !:l´ ヽ : : : :/´ ` !: : : : :l:.!
.   |/!: l!: : :|:l ┃ \_,/ ┃ l: : :./ l!:.!
    V \_ト’┃      ┃ |_/!:/|: !
.     V.6_         δノ' !: !

.      `¨ >.   ┌‐┐  .ィ´   !: l
            ̄l ̄l ̄      `ァ:〉
.          ,イ,〈~〉〉、     く:〈
.         / ` {~}´ \     ノ´
        / l___ {x} ___l. ‘,
.       /  .l___l. {x}.l___|  ',
      /   l   {x}  !.  ',

直下、理由

12345:ゾラ
67:カレルレン
89:自爆

7:カレルレン

               _____
        ,,, -─  ̄.::::::::::::::::::::::::::.... ̄ ` '' ー- ,,,_
      ,,.:::''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.`:::..,,
   /..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..ヽ

   ./:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..ヽ
  l::::::::::::::::::::::::_;;=''''´ ̄ ̄      ̄ ̄ ` '''ー=:、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
  .|:::::::::::::::;;r'''´ 、wッ, __,,, -- ─- 、 ,,, __    `'''=::、:::::::::::::::::::::::::::::ヽ
  .|::::::::::::/  _,,=.}.ili f__,,,...:::----:::.,,,,..____   ̄` - 、._   `''ー.、:::::::::::::::::::::l
  l::::::::/ , ''´ ,ィ "-::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄''''‐-- 、__゙'''-、   `'、:::::::::::::::|
   \::〉´ :''´7:::::::::::::::::::::::::::_;;;;;;;;z≧ミx.:ェ==‐-、;; O/   ゙'''-、  ヽ;::::::/
    .`l,..::´/./:::;;;;;;;;;;ェ.-=''''´/ /〃,テハ ヾ`  '';:;:;:;.,`''ー.、   ゙' 、,{/
    ノ::::://!,イ≠ミヾ     (.  l {トzイ} !}    〃'';:;:;:;:;:;:;:;.,`''ー、 {
    /:::/ 〃灯ハ lf    ヽ  ゙ゞ- '    "   ';:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ノ‐-'、
   .l;;/ |;:トlヾ ヒ:zリ-i !                .:;:;:;:;:;:;''"/./T .ヽ

      .l;|                       ミ'' / ./ / `':::ヽ l〃ッ,,
    (`ヾ| "     `                      l  〕つ:::ノ./   彡ッ
     iヽ,|                           ,,.,ノiッ,Y.ノ     ,;ミ
     ヽ .|                    /iz,, /彡ノ' '   彡     ,,ミ゙へ
      ヽl.     マ7⌒}           i  '´             ,,=''   \
       丶     `= '          ,,,ッ"             _,,,='''
        ヽ           ,, ツミッ''          _,,,-‐'''

        ,イヽ     ,,へ、__/ "         _,,,-‐'''
        〈 l;;:::ヽ.   // / /ミ       _,,,-‐'''
        〉、`ー=ヽ、_Y/ / /ソ   _,,,-‐'''
        / \ヽヽヾ/ /,,シ´ ,,-‐'''

直下、理由

123:ゾラ&カレルレン
456:情報の錯綜
789:紅の暴走

6:情報の錯綜

時は遡り…

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

カレルレン邸の広間においてガディアとトカゲが向かい合う。
彼の参加が決まり、緊迫した状況は過ぎ、今は小康状態を保った家の中、それぞれが与えられた役割と主に動いている。

「さて、じゃが。情報はどうなっとる?」
「それなんだがな、一つ大きな情報を得ている、これだ」

そう言いつつガディアが投げたのは、ククルンが手に入れた襲撃者の情報。すなわち

「…ふむ、警察官のバッジ、終原か」
「ああ、僕としてもこれは見過ごせない。そしてその襲撃者が潜んでいたのはゾラの作ったと思われる坑内だ」
「成程のう、きゃつらが組んでいる、そう判断したのだな?」
「ああ、僕もブラフを疑って一応魔力を辿ってみたが、間違いなくこれは終原の持ち物だ」

その言葉にトカゲは少しだけ釈然としない表情で頷く。

(うーむ、終原がゾラと組む、か? いまいち想像しにくいが…)

そしてそこに、ガディアはもう一つの情報を突きつけた。

「加えて、本日終原と城戸が何らかの会談を設けるという情報がマツミから伝わった」
「…!? 終原はゾラと組んでいる、それを是とするならば」
「ああ、マズい、非常にマズいぞ、これは」

ガディアが静かにその目を刃物が如く光らせる。

                    〈三三三三三三三三三三三三三三三三三三
                  }ニ/寸三三三三三三三三三三三三三三三ニ
                  }/    --==ニ三三三三三三三三三三三三
                 /  ‐-     ‐-  -=ニ三三三三三三三三三
                /ゝ、  ‐-      ‐- ___ -=ニ三三三三三
                    ,州///=-   ‐-    〈 l.l.l 〉''‐    -=ニ三三三
               i州////////=-   ‐- ¨''''     ‐-   -=ニ
              / //{////////////=-   ‐-        ‐-
                /  // ∨////////////////=-  ‐-
.              { /イ   ト、////////////////////=-   ───
          ≠ ハ {:i:{   从 `"o寸///////////////////////////
ァ=──<_,,,,/´  } ./i:i}   `丶、,,__ヾ≪////////////////////////

   __..-'゚   /   ,イ,' :i:,'      ̄三彡三ニ-≪//////////////////
イ    /.  {   {:i:i:{ :i,          Y//⌒ヾ三≪´ ̄ O ''≪三三j州
     ∥  :{   ',ニ\!___     //    `ヾ`ゝ、     マ=三}州
      {{   {.    寸ニニニニニ/     //         `¨¨¨彡´==ミ州
     {{   {.     寸ニニニ/     /イ             '‘   /イ/
イ    }}}   ',.     寸ニア     ヾム         ‘' "     ''. /:::
{{    {{{   ',      マ{    _    ゞ=仍              ノ:::
{{    {{{    ',      マ、 ‘  ̄ 、                〃 ''"´
{{.    マム   ',      マム   、  `''- 、            ,イ〃___,イ
{{     マニヘ  ム         マム  ゞ=-   `'' 、   /\ /ニニニニ/
{{      マ.ニニム      マ三ニ=zzzzzzzx__‘_ノニニニニニニニニ/ /

{{       マニニム      マニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=-''"
{{         寸ニニヘ        ',ニニニニニニニニニニニ=-''"

「僕らカレルレンに対する包囲網だ」
「…本当にそうなのかえ?」
「もちろん間違いの可能性もある。だが、ランサーはおそらく今次で最も力を持ったサーヴァントだろう。それを踏まえれば考えられないことはない」
「間違いだった場合は」
「だとしても、他陣営にダメージを与える好都合な理由ができた」

トカゲの疑問を切り捨てるガディア。その言葉にトカゲはしばらく口を開き、そのまま何かを飲み込むように押し黙った。

「ふむ、して、どうする」
「爺様、ランサーを貸す。先手必勝、幸い、ゾラが上手いこと動いてくれている。上手くいけば…」

ガディアの口に凶暴な、そう、まるで獲物が罠にかかったことに安心するような笑みが浮かんだことにトカゲは見逃さなかった。
彼の本質、獲物に食らいつく狩人の顔がそこにあったのを。

「全て、全てが、カレルレンに都合のいいように回るかもしれないぞ」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

そして夜、城戸ビルの地下。ゾラの作った坑道に、二つの影があった。

「では頼んだぞ、ランサー」
「うっしゃー、行くぞッ! ██████ッ!!!」

振り下ろされるは英霊の一撃、それが岩盤をも砕き、大地に罅を入れ。坑道もろとも。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

【次男はマジで城戸がヤバくなった時の救済として判定せず】


直下から負傷判定(連取可)

123:無傷
45:負傷
78:重傷
9:死亡


直下、一の位、槙名【???】により負傷無効【倒壊】+2【セイバーの保護】-1

直下、十の位、セイバー【倒壊】+2【サーヴァント】-3

↓2、一の位、沖名、十の位、晴真【倒壊】+2

↓3、一の位、霊夢いたかどうか。成功以上でおらず、失敗でいる【同盟】-2 十の位、負傷判定【倒壊】+2【キャスターの保護】-1

↓4、キャスター負傷判定【倒壊】+2【サーヴァント】-3

【また6忘れてた】

4:槙名負傷せず

2:セイバー無傷

9:沖名死亡

8:晴真重傷

1、5:いたけど負傷

6:>>390


直下、ケジメ大事

              /  ,..-‐:::‐.-__
            |   /::::::::::::ノ-‐─<  _______,
.              \/::::::::::::::::::>ノ  )   ヽ.:::::::_:::::::::::::::ノ-―=ヽ
               ,':::::::::::::::::::: ゝ  _´)   Yγ::::ヽ―ヽ:::::::::::::::: i. - 、
                |::::::::::::::::::::/    、_)   |,.|:::::::::::|::::::::l ::::_:::_::::|丶 ノ
              |:::::ヽ:::_:::::ヽ l  )    /|:::::::::: |:::::::.l:::::::_::::|‐ ´
              ヽ::::::::::_::::::_::ヽ     ノ::ィ ‐―‐′-、'_:::::::__|ーr ‐-、
                  ゝ:::::::::::::::::::ー-‐<:_::_::_::_フ /  ヽ::::::::::::::|  |  〉′
                   ゙丶::::: ̄:::ー:::‐:::‐::::::、i───、_ノ__ _/-- ‐´
                  丶:::::::::::::::::::::::::::::ヽ___ヽ:::::::ヽ/
                       ̄ ̄ ̄ ̄¬ー ――一 ̄

123:次男も巻き込まれてた
456:宝具展開
789:槙名ーーーー儂の最期の技術じゃーーーーうけとってくれーーーーッ!!!

4:キャスター宝具展開、坑道封鎖

俺達が意思を決めた直後、何かが揺れた。
地響き、轟音、それとも似つかない何か、崩壊の音。

叫び声が聞こえた。慌てて外を見る。

そこには。

「…ンだよ、これ!」

倒壊する城戸ビルの姿があった。

「…!? とにかく消防に連絡を!」

降り注ぐ瓦礫、その下に存在する人々のことなど全く考えていないような。
だが、その中で、何かが炸裂するような光を見た。叫びを聞いた。

「我が一手は此処に! 我が信仰は此処に! それは、山をも割るッ!!!【逼割禅定(せりわりぜんじょう)】ッ!!!」

                   il|   |  |  |: : ト、: : : : : :}、|: : : : :.|: : : : : : : : :.|: : : : :i: : : : : : : : : : :/::::
                     il|.   | j|  |: : }: \: : : :|: i: : : : : |: : : : : : : : /: : : : :.|: : : : : : : : : :/ .::::
                       il|    |il|:.|_  |ノ\: : \: :|: l: : : : :.:|: : : : : : : /: : : : : :.|: : |: : : : : : / .::::::
                   il|    i:.:.|  人: : : \: :ヽ|: : : : : : :.|: : : : : : /: : : : : :./: :/: : : : : :/ .:::::/
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l                 il| . /:.:./ /ニニ〈: : : \: : : : : : \: : |: : : : : : : : /: :/: : : : : //i:::::://

li                    il| /:.:.//ニニニニfヽ: : : :.\: : : : : : \|: : : : : : /: : :/: : : : /: : :ノ::://
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|li                  il|:.:/ニムニニニニ| i〕ヽ:\_: :.\: : : : : : : : : : : ̄ ̄ ̄: : : : : :.|::::///
||li                il|/ニニニムニニニ{ l \__: :.|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :{::/'" _/

||li                il|ニニニニニムニニ} |.  〈^ヽ`T ー─i: : : : : : : 、_____,ノ′∠/

||li                il|ニニニニニニjニニニ ヘ    マリ/.    |: : : : : : \_____{r─────
|||li                  il|ニニニニニニニニニニニ\ヽ ^'}:、_   |:.i: : : : : : :.\___ /::::⌒ヽ:::::\//
||||li                    il|マニニニニニニニニニニニニ`ヽ、_フニアー.|:.|: :.\: : : : : :_/ \r‐ミ:::/::
|||||li                 il|:.:マニニニニニニニニニニニニニニ| /:.:/.|:.|ヽ: : `: : : __,ノ__,  '´ 、,. ヽ‐┐
||||||li                  il|:.:.:マニニニニニニニニニニニニニj_/:.:/ |:.| \ト、__人/ 、.   /,、 /  ト、
|||||||li               il|:.:.:.:.\ニニニニニニニ=‐‐:.:.)⌒(/.  |:.|     }ノ┘. ノ __{_し'ノ... |. \
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その一撃が、降り注ぐ瓦礫を粉塵に変えたのを見た。そして、地面を砕く一撃を。
放たれたそれは、新たな地響きを起こし。

◆逼割禅定(せりわりぜんじょう)
ランク:B 種別:対城宝具 レンジ:1 最大捕捉:1

 かつて弘法大師に見せたとされるキャスターの法力の証。
 巨大な岩山を真っ二つに叩き割って通した。という事績に由来する。
 山を割る一撃。城壁のみならず、大地を叩き割る事すら可能。

 【戦闘中、【筋】に+2補正】

 【工房、陣地に由来する効果を無効化、初期化する】


【アーチャーの坑道が使用不可になりました】


直下からカレルレン負傷判定

123:無傷
456:負傷
78:重傷
9:死亡


直下、一の位、トカゲ【崩落】+2【ランサーの保護】-1

直下、十の位、ランサー【倒壊】+2【サーヴァント】-3

【爺さんを甦らせる気はあまりないんだがなあ…】

77:自陣営に有利な特殊判定

直下

            _,、r、_
  _, 、__       ゝ=、 , `i
 <jfjj .r_ハ  , . :─┴‐'´j . l、

..   `i  j/: : : : : : : : :.ハ | \
    ,レ': : : : : : : : : : : ヽヽ.i  \

    /:./: :._: :ヽ: _ヽ: : :ヽ \.  \
.   ///: ィ: : i: : : j、_jニミ: :ト、 ヽ  ';::ヽ
... }//:.i:i├‐rjヽ< トハ i: :{ ヽ  、 ';: :ヽ

  //i: :|:|:|ヘ.ヒリ ヽ{ 乂ソノ|: :j   〈\ヽヽ: ヽ
. // `⌒||  ̄       |: :|.   \〉 `ヽ: ::、
. |:i    八.  v⌒ヽ  ノイ、     r、 ';: :ヽ
. |:|   从:> ┴rr'7^三/:./ ヽj     ヽ〉. ';: : ヽ
. {:l    |[].   ソ:.:.:.:.:.:.:.:.:{ミヽ }       i: : :.i
 ヾ..   |..  (:.:.:.:.:.(:.:.:.:..:ヽミi≧ヘ    〈ヽ |: : :|
.       |[].  ヽ:::::: :.:. :::::::乂三∧    ヽ〉|: : |
.       |    {______,ノ:.:ノi.     |: : |
.       |[]   レヘ:.:.:f⌒ヽ-イ´ |   [] |: : |
.       |.    〈:.:.:/ \:.:.:.〉:.\ ヽ    |: /
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123:負傷トカゲ回収&次男登場
456:アーチャーの陣地が余波を受け崩壊&沖名の死体行方不明
789:沖名が奇跡を呼ぶ

8:爺さん復活伝&カレルレン、ゾラに何らかのダメージ

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした。うーむ、殺そうとすると蘇る】

【再開】

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

崩壊するビルの中、そこには四人の人間とセイバー、キャスター。
だが、各自に焦りは無く、むしろ驚きの方が勝っていた。つまりは、これを予期した人物に向けての驚きが。

「成程、カレルレンか…。ゾラといいカレルレンといい…、外からくる連中は面倒ごとを引き起こしてくれる」
「…本当に来るとはな、いったいどういう絡繰りだ、親爺!」

泰然自若と構える沖名に食ってかかる晴真。その言葉を、沖名は眼光だけで押しとどめた。
徐々に崩落していく足場に沖名はまったく揺らぐことなく直立不動で佇む。その手に全ての情報を察知しているように。

「全ては基礎の応用、儂ら城戸の専門は凡庸な魔術の積み重ねにある」

ぐらりと傾ぐ塔の中で、まるで彼の周囲のみが固定されているかのようだった。

「それはときに凡庸であるため謗られよう。しかし、凡庸の積み重ねの前に奇特は勝てぬ。凡庸とは万能、凡庸とは基礎」

そしてその手に大太刀を持ち、隠されていたスイッチを押した。

「索敵、追跡、魔力変換、それら全てが組み合わさる。我が一生をかけたその基礎が生み出した鉾と盾に敵うものなどない! 動け、【機械人形(キシオムバーグ)】ッ!!!」

その声と共に、何かが動いた音がした。それは彼の技術の結晶。
学園を割り、現れる鋼鉄の巨人。駆動する巨大兵器、機械人形の顕現だった。

                                     ,.-===-..
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                     }《v》{~~´              >ニニニニニニニニニ'
                     }《v》{              ∧ニニニニニニニ()ニニ
                     }《v》{                  〉ニニニニニニニニニヽ_,,.. -‐ '' "∨
                   ィ''~~~~~~ヽ                /ニニニニニニニ()ニニニニニニニニi

◆機械人形(キシオムバーグ)の召喚
 彼がその生涯を賭して完成させた機械仕掛けの自動人形(オートマトン)。
 その大きさは20mを超える巨体であり、学園の地下格納庫に隠されている。
 本機と使用者が魔術的にリンクする事で、サーヴァントに匹敵する力を発揮する。
 ただし、この機体を用いた戦闘は連続で行えず、破壊された場合の修理は困難となる。

 「一念、天に通ず。我が信仰の果て。我が最強の刀剣を御覧に入れよう。」


 【魔力二回分を使用することで、全ステータスD相当の【自動人形】を召喚する】

 【使用した際、一日経過しなければ再使用は不可】

 【戦闘において敗北した場合、故障状態となり、ニ日経過しない限り再使用は不可】

「我が子、そして東方屋、ここまで我慢させたことは詫びよう、しかし、この一撃をもって返答とする。では逃げいッ!」
「…お父様! 計画の中には、私たちの逃走は含まれていましたが、…お父様は!」
「…心配するな槙名、儂は死なん。お前の為にも、バカ息子共の為にもな」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「なあッ!?」

叫んだのは一人だけではあるまい。それは、あまりにも規格外な鋼鉄の巨人。
だが、それに関して気づいた人物はあまりにも少なかった。

「何だアレは、あれほどのモノを出して討伐令が…」
「いや、ちょっと待て、それにしては」
「ふざけるな! どうやればあれほどのモノを、偽装できるんだッ!!!」

完全な魔術偽装、そして事前に関係者に送られた暗示。
それによって、少なくともその存在は、完全に常識の目から逃れていた。


直下、鋼鉄巨人が向かった先は。成功以上でカレルレン、失敗でゾラ

5:ゾラへ

崩壊の中から飛び立った鋼鉄の巨神は、寸分違うことなく目的地を目指す。
そこで待つのは一人の男。その到来を予期していたかのように男、ラプーペは立ち上がる。

「来ましたか、城戸沖名」
「ふん、相変わらず気に入らん、その陰険な面を叩き潰すためにこれを呼んだのだからな」
「はて、本当にそうですかな?」

圧倒的な戦力差を前にラプーペは顔色一つ変えずに笑う。

「貴方はこの街に少しなりとも情が移ってしまったのでしょう?」
「…否定はせん、儂の故郷はここだからな」
「そして正確には…、この街を愛する貴方の娘、いえ、娘と呼ぶべきでもないのでしょうねえ」

どこか皮肉を帯びたラプーペの言葉を待たずして、鋼鉄の巨人がその拳で地面を叩き割った。
衝撃波にラプーペの髪がたなびく。

「事実を申し上げたまでですが」
「黙れい、槙名は儂の娘だ。それ以上でも、それ以下でもない」
「…貴方はもう少し冷たい人間だと思っていました」
「それはお前のことだろう。血も通っておらぬ出来損ないめが」
「望んでこうなるとお思いで? …話し合いでは済まないのですね。仕方ない、アーチャー」

その言葉と共に、機械人形を包囲したアーチャーらが姿を見せる。
そして一斉に機械人形目がけ火の雨が降りかかった。

「小賢しいわッ!!!」


直下、アーチャー陣営被害【軍略】-1

123:令呪撤退
456:上+陣地崩壊
789:上+戦力半減

1:令呪撤退に留まる

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

そしてカレルレン

直下、奇襲を受けた陣営

123:紅派
456:トカゲ
789:ガディア

8:ガディア

鋼鉄の巨神がアーチャーを蹂躙しているその頃、ガディア・カレルレンも同様に顔を歪めていた。

「…クッ、まさか城戸の御老体があんなものを隠し持っていたとはな。完全に誤算だった」

それは城戸沖名があの戦力を隠し持っていたことだけではない、それを今、この状況で、使用してきたことに対する焦りでもあった。
彼は城戸沖名を冷徹な人物だと分析していた。勝利の為なら街を犠牲にすることを厭わない、つまりは「自分側」の人物だと。
だが、ガディアはここに来て自分の当てが外れたことに気づく。

「思ったよりも直情的だったか…、クソ、これだから人は嫌いだ」
「誰が嫌いって?」
「…!?」

直後、その背に突如走った悪寒、慌てて飛びずさる彼の背に、一人の男が現れた。

「初めましてだな、俺の名前は…、まあいいや、弱い者の味方ってことで!」

 〃//:::/   /   /7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐ヘ::::::寸ヾ ヽ  ヾ .ム ム:::ムミヘ
/イ7/:::/  〃 ィ7     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ::マ ヽ .ヾ ヽ...::ヽム ハ::::ム `' ゙'
'゚ i::::::/ チ,:::7ィ:/      ノ北/7:::::::州::::Nヾ寸ヾ.ヽV ' Vヽ h::::::::::ハ.ハ Ⅵ::::ム

 i:::::ア И:::::::7 /      .// k川 ママ    ',   h .i, ii::::ハi::::::::::::::::::i .i:::::::::ム
 i::::,' ,::::::::::::7.7ノ!/     //     ママ   iムヽ iN!i:::::V:i::N::::::::::::t .i:::::::::i:ム
  Y' ,':::::::::::7/:ii:i,'}  77.〃//ム  ム/i:::::ム   iムム i::!i::::!.V::i ,ィ;::::::::::i j::::::i::t
  .i .,:::::::::::77::::::!!i{ ,':i./:i/::::::!:ム.イ:::::::i::::::::ム , i;;N::! .i:リ::::i ∠, _マ:::::::jリ::::::iマt
  .} ,7::::::::j ,':::::::i.!i  !::::::::::::::::i::::::::::::::/{:::::::::iム i, .t::::ハ ::::::j!:!'゚.Ⅵ , マ::::Vイマ:i マ          ┏━━━━━━━━━━━┓
  j i,':::::::::j j::::::::::i::! i::::::::::::::::i::::::::::::/ .i:::::::::i::ムh .i::::::t.i::::ア _斗'_。'1:::::7 .∧  ヽ
 ,' /マ::::::j i:::::::::::::ハ !:::::::::::::::i:::::::::Y  ',::::::::ム::::ハ !::::::i.!:,'/.ヒ_,cソ  /::::7!!7_ソ                 城戸 錬太郎
..,ア  マ::i/i::::::::::::::ム t:::::::::::::::i:::::::::i   Ⅵヾ::::::::ハ!::v:::/ /{´__ ,ノ .i::7.iノ
ノ    マj /:::::::::::::::ム.':::::::::::::::i:::N:::i  _, 斗tセ::::::::::7!イ     ̄  .}'゚ !,ノ                  城戸家 次男
     マ::::::::::::::::::::ムマ:::::::::::,::::i-;:! ´  ,r-t_ムv:::::i ! ;       ./  .i マ
      マ :::::::::::::::ムマ::::::::ム:::´  ィ_.ィi'¨jアヽ寸.'.;;.ヘ        .'  >           ┗━━━━━━━━━━━┛

       マ::::::r‐マ::::ムマ::::ム::::i ._ ≦ソ / ゙  ゝt   ヽ ヽ      '     >
        マ:( ( (ヾ::::ムマ:::ムマ、__,.。s'゙         ..ヘノ     .,'
         h:ヽ、、 ヽ:::::::::ムjゞi ̄          ´` '  _  イ ,'
          V 寸:ヾ,_ヽ_::::xゝ.`             イ^  ./ ,'       _
          ン .i::「`l寸t-マム. 。         _, 彳  ._。 '  ,' ',    ィi〔::::::::
         イ  ノ:::t:::t ヾ  ヾム ミh 。    -イ>イ。 ´   .イ i  ィi〔:::::::::::::::
        イ  ア:::::::t:::i     ヽ 〕iト ミトhz 。,,,, _  / i ,ィi〔:::::::\:::::::::::::
      ,イ  ア:::::::::::::〉:t            〕 iト- 。 ̄.t'´f´ ィ! j::::::::::::::::\:::::::
     /  .ア:::::::::::::/::V!             / ̄)\    /ヒ'::::::::::::::::::::::::\_

直下、ガディア被害【奇襲】+1

12:無傷
3456:負傷
78:重傷
9:雪風再起不能

3:負傷

「…ガアッ!」

咄嗟に防いだ銃剣ごと弾き飛ばされたガディア。
へし折れたそれが相手の強さを物語る。

「…城戸家次男、城戸錬太郎だな。どうしてここに?」
「親爺から頼まれちゃってさあ、カレルレンは確実に漁夫の利を狙うこそ泥だから一発痛い目見せろって」

へらへらと笑いながら、さらに構える錬太郎。
その軽薄な態度にも油断を見せずガディアは問う。

「…僕の諜報が確かなら君は城戸家の中でもはみ出し者、かつ家との仲は悪いはずだが?」

そう、その為ガディアは彼の買収をすら考えていたほどだった。
ここに来ての相次ぐ誤算、ガディアの内部では苛立ちよりも困惑の方が勝っていた。
ガディアにとって、人とは裏切り裏切るもの、彼は実際のところ雪風を除く誰をも信用していない。
だが、ここにきてその信用しない、という部分が裏切られるという矛盾に出会ってしまったのだから。

「正解、俺は城戸とかそういうのどうでもいいんだよ」
「ならば何故」
「俺はねー、弱い者の味方なのさ、ヘラヘラヘラ」

何処までも馬鹿にするようなその態度、その時点でガディアは一つ諦めた。
つまりは彼との会話を、そして理解を。そういった切り替えは彼の得意とするところだった。

「ならばここで死んでもらおう、ああ、健全な殺し合いだ」
「いや、それに関しては俺は向いてないんだ、ってわけでこれ以上怪我すんの嫌だから帰るね、ヘラヘラヘラ!」

そう言うや否や窓を飛び出す錬太郎、三階といった高さから飛び降りたにも拘らず、彼は怪我一つすることなく夜の闇に紛れ消える。
追おうとしたガディアは手に走る激痛に一瞬体が止まった。骨までには至っていないだろうが、この状況下では完全な不利になる。
その状況を確認すると、主の危機に現れた雪風を止め、ガディアは脳に上った血を下ろすことに専念した。すなわち。

「…どうやって忍び込んだ?」

直下、ゾラ消費令呪【軍略】-1

123:一画
456:二画
789:三画


↓2、錬太郎侵入理由

123:純粋に彼の技量
456:バーサーカー陣営の手引き
789:紅派

1:一画消費

2:純粋に彼の技量

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

…崩落後に辿り着いた俺とキャスター。そこにいたのは。

「…折れてる? これ」
「間違いなく折れてるわね」
「ああ、お兄様、とりあえず固定を!」

片腕がブランブランなってる担任と、ほぼ無傷の知り合いだった。
…え、これだけ?

「あら、終原さん!」
「お、おう…。これは」
「お父様が計画なさったんですの! どうにも同盟の場を攻撃する計画が立っているため、この機に出来る限り意表を付く感じで各陣営にダメージを与えようと!」
「それも、なるべく人的被害が出ないように、とな。…君が終原のマスターか?」
「え? お、おう」

槙名の脇から現れた女。…誰だと思う暇も無く名刺を差し出してくる。

「たしか一の弟か。覚えていないだろうが、私は東方屋 麗右衛門 霊夢、まあ古い知り合いで、キャスターのマスターをしている」

ああ、これがそうか。

「わざわざご苦労だったな。一には夕飯に呼ばれていたが、悪い事をした」
「う、うす」
「あ、お父様!」

困惑する俺に槙名が声を上げる。
見るとその視線の先には禿頭の大男、城戸沖名の姿があった。
沖名に駆け寄り抱きしめる槙名、その眼には涙が滲んでいた。

「御息災で何よりですわ! …私、私、あれが今生の別れかと!」
「縁起でもないことを言うな。…まあ、そう思わんでもなかったがゾラの奴が早々に逃げ出してな。相打つ覚悟だったが…、晴真、お前という奴は」
「不可抗力だ…ッ! 痛いッ!」
「…はあ。…っと、君は終原の。…こんな状況で済まんな」
「…あ、いえ」

…迂闊に暴言吐けねえくらいのオーラが漂ってやがる。気のせいかライダーたちも微妙に気圧されてるし。

「では、このような場ですまんが、会合を始めたい、構わんか?」
「私は構わない。…アサシンは来ていないようだな」
「聞いている可能性はあるがな。…まあ、奴と儂にはそれなりの禍根がある。終原もそれで構わないか?」

…な、何か言っとくことはあったか?


00:05から直下、聞きたいこと。なければ「なし」と記入

さらに直下、【???】に気づくか。成功以上で気づく

途中でカレルレンも出てきたみたいだが…
今回の会合は、とりあえず対ゾラ家のものって事で良いのか?

一緒に>>748

>>749

【というわけで本日はここまで、お疲れさまでした】

【本日はお休みドスエ】

【ちょっと早めに再開しようかなと思うのでそれも兼ねて安価】

直下、カレルレン云々はメタ情報なので。成功以上で話題にできる、失敗でできない

【21:00ごろ再開】

【再開】

4:できなかったよ

…怖え。何だ、もう、口開くのが面倒なくらいのアレだ。
でもよ、あのロボット…、上手くいけば使えたりもするんじゃねえか?

「あの」
「何だ?」
「いや、大したことじゃねえんだけどよ、さっきの鉄く…ロボットはありゃ」
「ああ、アレか。安心しろ、偽装その他は完璧、同業でなければ分からんようにした」
「あー、それもあるんだけどよ」

…話づれえ、顔は見たことあったが目の前来るとこんな怖えのかよ。

「? 他に何を聞きたいというのだ?」
「いや、スペックとか」
「まあ、膨大な魔力を使うのは確かだ。現に儂も今限界近くまで絞り出したところだしな」

それは仕方ねえわな。

「じゃ、じゃあ、それを俺たちが使うことはできるのか?」
「…ほほう、興味があるのか?」

直下

123:しかしできんな
456:精密性には劣るがな
789:できんことはない

8:できないことはない

「まあ、できんことはない。ただし相当量の魔力を消費するうえに、さっきの使用で相当に電気を使ってな」
「電気?」
「うむ、儂の専門は自動人形の作成でな、その一環として科学技術との併用を考え、その結晶こそがアレなのだ」
「はあ…」
「ふふふ、実はだな、駆動部には…」

あ、変なツボ突いたな。

「お父様、そろそろ」
「む、そうだった」

疲れた。…まあ、使えるってことが分かったからな。
…もしかして憑依できんのか? 試してみてもいいかもしれねえが。

「さて、集まったのは終原と東方屋、君らだけだな。だが問題はあるまい」
「それぞれのサーヴァントはセイバー、ライダー、キャスターですわね」
「互いの能力を知らんことには何とも言えんが、バランスは悪くないだろうな」

確かに、先頭きれるライダーに、バランスのいいセイバー、陣地防衛のキャスター。
悪くねえバランスだ。…それが。

「あー、でも私、あんまり陣地作成とか道具作成とか向いてないわよ」
「え、キャスターなのに」
「…ほ、法術使えるから!」
「吾輩も突破力は無いであるなあ」

常識的な場合な。

「…まあ、よかろう。で、同盟の内容だが」
「まず、アーチャーに対する戦闘の協力」
「これに関しては、各陣営が独立して行動することなく、時勢を見計らって全員で行動する」
「独断専行は禁止ってことだな」
「うむ、そしてそれまでの休戦、道具、情報の共有といったところだ」

問題は無いが…。

「では、私から聞こう。他陣営との協力関係が発生した場合はどうすればいい?」
「それに関しては各陣営の判断に任せる。できることなら協力してもらいたいものだがな」
「ふむ、次に私と貴方方の契約は更新ということでいいのだな?」
「それでかまわない」

…東方屋のオバサン、既に協力してたのか。…こっちも何か言うことはあるか?


21:35まで聞きたいことあれば。ない場合はそのまま進行。

【自動進行】

…特に無い、か?

『うん、問題は無いと思う』
『そうだな』

うし、じゃあま、黙っとくか。

「…他に質問はありませんわね?」
「では、改めて問う。我々と対アーチャー同盟を組むことに同意してもらえるかね?」

さて、その条件下で、な。

【条件】

・アーチャーとの戦闘は強制協力、独断専行は禁止

・アーチャー消滅までの休戦

・同盟以外の他陣営との協力は自由


21:43から同盟組むか多数決、先に二票

【ふむ、人がいないようですね。いったん中断】

【またいつもくらいの時間に多数決から再開します】

【再開】

22:50から同盟組むか多数決、先に二票。

組む

【10分経過したので>>764 採用します】

しゃーなしだな、この状況下、面倒な能力を持つアーチャー潰したいってのは同意する。

『いいか?』
『僕は大丈夫』
『吾輩も異論はない、むろん、従者らもであるな』

うし、じゃあ。

「俺は参加する」
「感謝しますわ! 終原さん!」
「儂からも礼を、して、どうする、東方屋」
「…そうですね、此方も客商売。クライアントの意向には沿うべき時がありますし、今はそのときでしょう」
「つまり協力してくれる、ということだな、感謝する」

…そして、三陣営同盟が結成された。

【セイバー、キャスターと同盟を行いました】

【以降、セイバー、キャスター陣営との戦闘は禁止されます】

【夜行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1【ごちゃごちゃ】-2

7:他陣営の敵対交流

直下、↓2、交流陣営

123:暗
45:弓
67:槍
89:狂

被ったし連取して良い?
ダメなら安価下

>>770 今回は可としましょう】

3、4:暗VS魔


直下、状況

1234:人間対人間
5:サーヴァント対人間
6789:サーヴァント対サーヴァント

5:珍しい

直下、どっちがどっち【やるならアサシンだよね】+1

成功以上でアサシンが、失敗でアーチャーが

6:アサシンがゾラに

処変わって。

「…まったく、大変な目に遭いました」
「アレは何でしょうな、恐ろしい兵器でした。迅速な判断、感謝します」
「いえいえ、貴方は私の勝つ手段ですから」

汚れた服を払いながら穏やかに話すアーチャー陣営。
もちろん、その表情は穏やかとは言い難いものだが、少なくとも一瞬の安息を味わっていた。

「しかし、こうなってしまえば…」
「ええ、そうですね。これからは私たちを相手取った戦争といった面が強くなるでしょう」
「…勝算はおありか?」
「少なくともあなたの最期よりは」

クツクツと笑うラプーペに、表情を変えずアーチャーは問う。

「ならば構いませんが…、我々に作戦の概要を知らせることはないと判断しても?」
「いえ、そこまでは言いませんよ。…ただ、今は時期ではない」
「では、その時が来れば」
「必ず」

ラプーペの言葉にしばらくアーチャーはその目を見つめる。
凍り付いたように感情の見えない眼鏡の奥の瞳。しばしそれを見つめると、きびきびと敬礼し、アーチャーはその場を去った。

直後、闇を裂くように一つの影が現れる。
その気配はまるで月の影が如く。

「おや」

ラプーペはそう呟くのが精いっぱいだった。


直下、奇襲による負傷判定【???】+3【アーチャー】-1

123:無傷
456:負傷
78:重傷
9:死亡

9:死亡

直下、ラプーペ【???】判定【???】+2


大成功以上で死亡回避

9:死亡回避

直下、成功以上で重傷、失敗で負傷

7:重傷

【というわけでちょっと早いですが本日ここまで】

【時間が取れるようになったので今日みたいにちょっと早めにやることもあります。ご了承を】

【申し訳ない、今日はお休み】

【再開】

一撃は彗星のごとく、ラプーペの腹を穿つ。
臓物が破裂する感触、骨がへし折られる感触、血管が破裂する感触。
その痛み、並の人間ならば失神するほどの激痛を、ラプーペは何処か他人事の様に観測していた。

「…このタイミング、そういうことですか」

                  r    {、
                  |ヽ、  弋 、        __
        i       ∨ \ __ゝ_>ー--‐ ´: : : : : :`> 、
        ト、    ‐=ニ二ゝ、: :`ー-- : : : : : ; -‐=‐- 、 : : : : \
        ゝ> 、 ____ /: : : : : : : : :チ‐‐ナ=: : : : : : : : : :ヽ

         `> 、: : : : : :_;>: : : : : : : : : : :/: : >_´_>: : : : ∧

         / : : _; ;> : : : : : : : : : : : : : : :/: :ィ〆イ、ヽx´-≠イ: :イ i
        /; :,フ´/ ;<: : : : /: : : ;ィ : : : : |/ノ{  ヽ.`ヾ }´ /}:/ | :}
      /// ィ´/: : : : : /> ´:/: : : : : : :/: :)   `¨^Y´.ナ/:.ノ: :|
      / // {:/ >_´:./<: : / : : : : : /: ;イ  _   ゝ`,_/: : : :リ
        ′ .,r‐Z三ミ\`ヽ、 ̄ヽ=ニ二;.イ: : /:ノ   ヽ   イヽ: : : : ゝ、
          /∠圭圭圭 ヽヽヾ 、   \圭j: メ〆ゝ、  <: :! : ヘ: :ヽ、: \
      ./     \圭ミ∧`i i.i   \X圭〉Yr^´: : : : : :ヘ: : :.ヘゝ \ :_`二ニ=-
       /   __.   \圭ミ} } }.}     ∨圭| |.「∧ : : : : : : ト、ヘ`:ゝニー
     ∧ r ´   ヽ、  ヽミ| | |.|      ∨ミ| |.|ミ} `ヽ、_: : / ∨
     / ∧.      \  |ミ| | |.|       ∨ii| |.|ミ|    ヾ. \ )
   ./ /ミ}       ∧ .|ミ| | |.|       Ⅵ| |.|ミ|     ヘヘ ヘ
   / /r ´           } }ミ| | |.| ,>-‐=ニ〉.+.!rへ     ヘヘ ヘ
  .{ ,L.L__         .| .レ! ! ./ /r ニニニ===\.    ヘヘ ヘ
  |/  ヽ\         .}/ .|/   | | ◎          ヽ.___ ヘ
  .∧  ∨ \    ∨       | |          ◎|圭圭圭圭∧

元来、ラプーペにとって死とは非常に希薄なものである。彼は死の恐怖を微塵も感じていない。
本来生物が本能的に感じるはずのそれが、ラプーペからは剥落していた。
彼にとってすべての死は存在しない、彼にとって世界の神羅万象は壊れているか、そうでないか、それだけであった。

それを不幸に思うならば、それでもよかったのだろう。
しかし、ラプーペにあったのは疑問と歪んだ劣等感。

完全を目指す彼らゾラの意思もそれを構成した大きな要因だろう。
だが、彼はその歪みを静かに抱え続けていた。恐怖が無いゆえに一切の事柄に動じず、一切の生に感動せず。
そしてその捻れは、徐々に破綻箇所を増やしていく。

一瞬途切れる意識、自らの拍動の弱まりを感じるラプーペは皮肉気に微笑んだ。

「…ほう、これが死? いや、まだ、まだ、まだ」

その手にはメス、自らの『破損箇所』は完璧に把握していた。

「これより、緊急手術を行います」

そして血を飛び散らせ、痛む身体を気にかけることなく、天才、神の医者とも呼ばれる彼は一命をとりとめてしまった。
彼が望んだわけではないというのに。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「…やったか?」
「ええ、確実に」
「そうか、これで…」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

直下、アーチャーマスター変更されるか、成功以上でルージュ、失敗で変更されず

0:特殊判定

 / / / /    /  |     ./      ヘ   i    !
  / / //   /   |    /           |  | |   |
`/ー- 、 / /     /    /         |  | |   |
/ ,,,,- ニ=x- 、_   /   /      _, -―!  ! !   リ
''" / :;;r jヽ ` ̄ / /   r ―,, -=、―- | ./ ノ  /
 /:::::;;;;;;;:`::::::l  //   | / :;;r ヽヽ、 .!/ /  /

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  '、:_ ''''  ノ  |,f===t|  l  '''' ノ  .| ./  |'
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直下

123:ルージュの あ ん さ つ!
456:現れたトカゲ
789:ゾラの医学はうんたらかんたら

6:トカゲ出現

全身の傷を辛くも治療し、気絶するように意識を失ったラプーペ。
そこに近寄る一つの影。およそ人のモノではないその影は。

                       ヽ\ r、,ノ|- 、_,ィ,イ
                     __,ノ;:;:;;:;:;:;:;;:;:;:;:;;:;::;;:/
                      `i:;:::::;○:;;:○;: ;;(_     }ヘ
     _/`ヽ厂ヽ            人::;:;:;:;:;;:;:;;;;;:;;(     i/.|
____〈⌒i、  ト、 __j__r、.      ⌒i;:;:;:;:;;:;:;:;:;イ\`  j/.∧

三三三|  | レ ト|ノ__,ノ三三||二二二二二 |::`´::::::>‐'|二 \ノ///∧二二二二二二二
 ̄ ̄|77ヽ_,ノ-ヘ_,ノ ̄ ̄´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ミ|ニニア彡|//// 〈\r┐∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   |///////// /            ∧ミニア彡 ハ//// >ゝ'//{_ノ}
   〈////////ン′            /∧|ニ|彡/   >=ミ、///////⌒′
   |/////// |       ト、 r,----//:::::〉 ,-、__ /`/|´ ̄ ̄` <

   |/////// |       レ'´;';';  / { __/// レ'// j ;';' /{;';';' `フ
   ∨///// ∧_  , ---.( _/ ;';';'    ///////// / ヽ ;';';';';';' i 人
    |////>'⌒ i / ;';';'' .::| / ::::://////////// ヽ|::.   |, V:::ノ`
    |/⌒´ | :::::. 八:::.  ノ--Y  /////////////.|::::::::ヽ、_  i ;';';' ヽ
   ノハ ヽ ヽ::::::::::::`¨´ ヽ::::|::://///////////// |  :|    |   i |
  '´  ';:::::.ゝ-::::::::ノ ∠⌒::::::レ'/////////////////|-'´:|   {::.  ,ノノ
     ';:::::::::::::/::::::::>‐'´///////////////////∧:::::|   ト、 i  |
      ヽi ::::::レ' ´    |/////////////////// ∧::::\::::::|    |
_____ ヽ、 {__     j///// __////////////// \/ \:::/ ヽ ヽノi
///////////ヽ{// \  .////// |j |三≧z、/////////////,ハ::   ヽ  /
::\////////////// \////////ゞ'三三三≧z/////{\_/ /::   ハ i
 :: \////////////// \ ̄\____>/////////.\  .i | _j__ ヽ、

 \::::\////////////// \/////////////////三三≧zj_ン/////// |)
 / .\:::::`<///////////// \______///> 三三廴廴廴ハ廴ノ|

直下、何しに来たんだってば

123:もちろんマスター権奪いに来たよ
456:抱えて連れ去るためだよ
789:治療してもらおうと思って来たよ

4:連れ去った

一言、ぽそりと呟いて。

「…若造が、無暗に命を落とすのはよくないだろうてなあ。…私もそろそろ決意を固めにゃならんか」

そしてそのまま静かにラプーペを抱え闇へと消えていく。
その背には、何故かアーチャーらの影も続いていた。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「…何? 爺様とはぐれた?」
「うむ、いや、あの崩落でな! 何とか手は掴んだんだが、どっちかというと振り払われる感じで」

傷の応急手当てを行うガディアは帰還したランサーの報告に目を細めた。
その脳内ではこの一夜の出来事が渦巻いている…。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「…は? 何処行ったのよあの陰険眼鏡ッ!!!」

一方、置いてきぼりを食らった思春期娘は夜に吠えていた。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

直下、トカゲ判定、成功以上でまだ迷う、失敗で決意を抱いた。

↓2、そろそろカレルレン白派の容体は。成功以上でまだ気絶、失敗で復活、ただし重傷

0:特殊判定

                ___    }ヽ.    iし'´:/
                ⌒ヽ:::\ ヽ、ノ ゝ┴-、|:::/:{__                 ━━┓┃┃
               __,ノ::::::::ソ´ ;';';';';';'  レ::::/`                ┃   ━━━━━━━━
              ‐─ 、:::::::::シ ;';' 、__   .:::i/::ハ_,、≦ 三 ゚。 ゚         ┃               ┃┃┃
              _ ,、ノン´、、    ミ\ミミ|:::::i:::. {     三 ==-                          ┛
             _) ゛ ミ゙゙ ;';';';'  ヾミ\ミミ |:::ノ:::::ノ       ≧=- 。
             ヽ'´  ミ ;';';';'   __ヾ、::.{j::::::::|      >三  。゚ ・ ゚
            __/_j  ミ.           `゛ 、::ノ   。゚ /。・イハ 、
               /⌒}  ミ  .:::/  ;';';';';';'     `ヽ、/⌒゛ー‐'-、_{__
           /  《    .::    ;';';';';';'   / ̄ ̄ ー─ 、 ;';';';ヽ;';'\
          ノ:. 《      /        /  ;';';';';';';'    ∧  ;';';';';';' ∨フ
         /.::__ソ..     /  ////////  ;';';';';';';';';'.   //∧ ;';';';';';';' ∨
        /  ⌒}  .:::::  /        ;';';';';'            \ ;';';'i
         /   《 ::::::::::::::.イ      / ;';';';';';';'   }      ;';';';';';';' ヽ- イ
    , - イ  .:::::: }::::   八///.  /  ;';';';';';';'    {:::::::::::人  ;';';';';';';'  i  ヽ
 r─/;';';' i:. .::::: ノ ;';';';';'  > //{  ;';';';';';';'    ハ::/  i  ;';';';';';';'    ト、
 `i/;';';';'  .:::;';';' イ  ;';';';';'     `i//  ;';';';';'  ////|::.   |         ,ハ
 ,ノ;';';' ./  ;';';'; 〈   ;';';';';'  .:::::  ∨/     ///// |::.   |        ノ.  i
/ ;';';' /  ;';';';' .{.      / ̄ ̄ ヽ∨////////////|    ゝ------ 、::::ハ  .|
`|  .::::{;';';'i ;';';' ハ   .::/  ;';';';';'  `ヽ、/////////∧          .::|   |
. 乂{⌒';';';';';{   i_,  ∨//  ;';';';';'    ////` ー───‐ヘ  .:::::::::::    :::{   ヽj
 }/⌒i ;';';';';'`ヽ:/   ∨   ;';';';';'   :///∧///////////`iヽ、:::/
./;';';' { ;';';';';' .::::| ;';';'  ト、        /////∧//////////∧ .i

直下

123:決意完了&刀とならん
456:勢いそのまま翌朝襲撃
789:まだ若きモンを見届けてからじゃい

9:ゴリラは柔かった

9:若き者らの意思を見る

【今後、他陣営の行動終了時にトカゲターンが発生する可能性が生まれました】

【トカゲがカレルレン陣営を離脱しました】

【他陣営の行動描写を終了します】


【六日目】

その後、何だかんだと話してるうちに夜が明けた。
姉貴たちには話し通してるからまあ、心配はしてねえだろうけど、いったん帰るべきだろうな。家のこともあるし。

「つまり、昼頃には家に戻るわけだな。吾輩、そろそろ腹が」
「うっせ、インチキ野郎。まあ、そういうこった、まだ何か話すこともあるかもしれねえしな」


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

2:コミュ

誰とコミュを取りますか?

【現在、城戸ビル跡地に存在している陣営と、警察署に存在する終原家は通信できないものとします。そのため、AグループとBグループのメンバーを同時に選ぶことはできません】

【ライダーとその従者、月はどちらのグループメンバーにおいても選択可能です】


【Aグループ】

沖名、晴真、槙名、セイバー、霊夢、キャスター


【Bグループ】

一、英雄、眸


↓2、コミュメンバー選択。複数選択可能

願いとか聞けたら聞いときたい
とりあえず槇名&セイバー
大丈夫なら霊夢&キャスターも

【一々安価取るの面倒になった上、あまり新規に話す人いないので【悪口雑言】は自動発動にしておきます】

>>803 Aグループに願いを聞いておく

…といっても、まあ大体話は済んでるしな。

『このまま帰っちまうか』
『…あいや、吾輩、少し聞いておきたいことがある』
『?』
『彼らの願いを、な』

願い。…そうだな、こんな戦争に参加しているくらいだ、そりゃ大層な願い抱えてるだろうがよ。
じゃあ聞いてみるか、下らねえ理由だったらどうしてやろうか。…とりあえずは。

「おい、城戸」
「? 私ですか?」
「お前以外に誰がいるんだ、この成金女」
「あれ、私たち一家はみな城戸ですわ。ですから、名前で呼んでくださいましな」

…いや、それはちょっと。

「その代わり私も名前で呼びますわ! 月さん!」

…ああ、そうか。コイツにとって、俺は終原月、だったな。

「…ケッ、うぜえ」
「まあ! 何て言い方! …ところで、何か御用ですの?」
「あー、それだがよ、ちょっとあそこの銭ゲ婆も」
「呼ばれたようだな」
「ぬあっ!?」

音も無く背後によんじゃねえよッ!?

「そして銭ゲバとは何だ銭ゲバとは。私はこれでも清く正しい商売人だ」
「ぐあああああっ」
『…変わるのが少し遅れたなあ、僕の体でもあるから大事にしてほしいんだけど』

いや、キャメルクラッチしながら言う台詞かそれッ!?

「…え、…あうっ」
「ほらほら、恥ずかしがってないの。マスターもそこら辺にしといてあげなさいな」
「それとだな、婆は止めろ、お前の姉さんと大体同い年だぞ」
「ギブギブギブッ!!!」


直下、各陣営願い教えてくれるか。成功以上で両方とも、失敗でセイバー陣営のみ【知り合いのよしみ】+3【悪口雑言】-2

4:セイバー陣営のみ

「…イタタ」
「まったくもう! 女の人の年齢に触れるのはいけませんわ!」
「あはは、ごめんごめん」
「…? また様子が変わりましたのね」
『頭が割れるように痛い。思ったより筋力あるぞあのババ…、お姉さん』

…ホント痛かった。キャスター連れてどっか行っちまったし。

「で、私たちの願い、でしたわね!」
「ああ、うん。教えてくれる?」
「ええ、もちろんですわ!」

声が高いんだよ…、頭いてえって言ったよな、俺?

「私の願いは簡単ですの! 私のような存在が、偏見や差別なく、人々とお友達になることですわ!」
「…?」

お前のような存在って…、どういうこった?

『む、気づいていなかったのか』
『何が』
『…彼女が話さなかったというのであれば、吾輩から言うべきことではないのだろう。彼女の父上殿も隠していたようだしな。吾輩、口は非常に硬い!』
『どういうこと? ライダー』
『吾輩、口は堅かった!』

お前の口何処にあるんだよ。…どっからどう見たって普通の人間だろ。ちょっと電化製品に詳しいぐらいの。
と、そんなこと考えてるうちにセイバーが慌てたように袖を引っ張って何か耳打ちしてる。…目え合わせねえなあ、この英霊。

「…! …!?」
「え? あら! ホントですわね。月さん、今の話は秘密に、お父様が悲しみますから」
「あ、うん? いいけど…」
「ありがとうございます!」

…握手してきたけど。…何かあんのか? このアマ。

「では、セイバーの願いですね。セイバー、よろしくて?」
「…」

目を合わせろよ。

「了承は得ましたわ!」
「今ので?」
「セイバーの願いは、父上様に自らの戦っている姿を見せること、だそうですわ」
「見せること。…もしかして」
「セイバーのお父上は、御年を召されて目が見えなくなってしまったそうですの。ですから、セイバーが戦っている姿は分からない、そしてセイバーは、戦う姿をひた隠しにしていた」

よくあるすれ違い…とは違うか。間が悪かったってことなのかね。

「ですから、セイバーはお父上に一度、自分の戦うところを見せたいんですの」
「なるほど、それは大事な願いだね」
「ええ、私、バリバリ協力する気でいますわ!」
「…とう」

ま、譲れねえ願いらしいな。…それにしても、城戸槙名、よく考えたら。

「何も知らねえなあ…」
「? 何かおっしゃいました?」

【朝行動を終了します】

直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1

3:他陣営の行動描写

直下、描写陣営

12:カレルレン
34:ゾラ
56:カストゥサルファー
78:クラウディオ
9:トカゲ

8:そろそろバーサーカーの顔出そうね

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】


アーチャーのマスター権ってまだラプーペかな?

>>814 ですね、そのままです。再開】

朝の澄んだ空気の中、クラウディオが診療所の看板を掛け替える。
その様子を横目に、フランが読んでいた新聞から顔を上げた。

「…昨夜の崩落、奇跡的に怪我人は0らしいわ、クラウディオ」
「ああ、本当に良かったと思うよ」
「…ねえ、本当に続けるの?」

その言葉の意味を理解しないほどクラウディオは愚かではない。
脳裏によぎる誰かを思い出し、クラウディオは言葉を濁す。

「この戦争で、きっと貴方の望まない被害は頻出する。そしてそれを貴方とバーサーカーが生む可能性だってあるのよ?」
「…分かってるさ」
「いいや、分かってない!」

語気荒くフランがクラウディオへ攻め寄る。
そしてそのまま襟元を掴み。

「貴方はまだこれ以上、貴方を生むつもりなの!?」
「そ、そんなことは」
「貴方の性格だ、割り切るでしょうね、だが、そうすることで貴方は」

そこでようやく自らの激昂に気づいたというように、フランは振り上げかけた手を静かに下した。

「…貴方は私の相棒よ、これ以上苦しむ必要はないわ。もしそれを貴方が自覚していないとしても」
「…すまない、フランさん」

沈黙。それに耐えきれなくなったようにクラウディオは診療所の奥へと向かっていく。

「バーサーカーを見てくるよ…」

その背を見送るフランは、例えようのないやるせなさを目に浮かべていた。


直下、何でバーサーカー今まで動いてなかったの? 成功以上で令呪使用、失敗で目標発見していない

6:令呪使用してた。

診療所の奥、クラウディオの工房でもあるそこに鎖で縛りつけられた一人の男が立っている。
頭には死刑囚の被るようなずた袋。その呼吸音は静かで、どこか機械染みてさえもいた。
だが、その手は血に塗れ、彼の得物は赤錆に塗れている。

                                      ,-、
                    ∧                   /=/
                   /.∧              ,イ=イ

                   ///∧   ___      ,イ=イ
                    /////∧ くノ,≠ ,,,、. \    /=/
                     ///////∧〈ィ /''" /',. 寸ニニ/
                     /////////∧"''` /ニニハ   ヽ{
                   マ/////////////マ/ニニニ乂  ∨
                ∨/////////////ニニニニ/` >''"
                  ,∨///////////ニニニニ/イ´         ┏━━━━━━━━━┓
              ァ"丶 ∨/////////ニニニニ/
              {   `''∨///////ニニニニ/                バーサーカー
                ', . ヘ,,, _∨/////ニニニニ/
              } ,⌒ヽ . ∨//ノ7ニノ7.,イハ ___           ┗━━━━━━━━━┛

                 i   /!ヽ、∨=} `´ 彡メ.!イ".: : ',
                 } ム_リ___∠ノ"'' _ ..イ".: : : :. :. :.',
              {,ィ"    ,, <ニァ゙..: : : : : : : : : :.',
              }___∠>=ニニニァ゙: : /.: : : :./ / : }
               , -''/ニニニニァ゙ : :,イ: : :.イ: : /{ : ノ
         _,,.。s≦: :,イニニニニァ゙:.:.:.:イ : : ィ''"} /: : :.!

       ,..イ.: : : :. :.,イニニニニァ゙.:.:.:.:.:.ヘ. : : : : / : : { |
.     /. : : : : : : ,イニニニニァ゙:.:.:.:. : {ニ',: : :/: :.ハ: : i ヽ

     〈: : : : : : : : イニニニ=ァ゙.:.:.:.:.:.: ,〈ニニ',/.: : :./: : 」⌒`
.      ヘ : : : : : ,イニニニイ三三三=/ニニ./乂ノ  イ`
      ゝー,イニ>''" ̄ ̄ ̄¨ヾ/ニニ/三三ハ

         ̄´         /ニニ/ヾ三三i}

                     }ニニニム  `¨¨¨´
                       {三三ニム
                       ヾ==ニ三}
                       `く三三リ

「…」
「すまない、バーサーカー。君を働かせるのはまだ先だ」
「…██████」

理性無きその唸りは、それでも彼に肯定の返事を返しているかのよう。
実際のところはもはや思考すらも狂気に呑まれ、機械的な返答を繰り返しているに過ぎないのやもしれないが。

「…この声が聞こえているかは分からないが、僕は君が無意味な殺人を行わないことは理解しているつもりだ」
「…」
「だが、君が動くとやはり目が付けられてしまう。だから…、すまない」

頭を下げるクラウディオに気づいているのか、それとももはやすべてが同じなのか。
狂人はただ静かな唸りと呼吸で返す。

「…僕は君を尊敬しているつもりだ。相反するものでありながら、誰よりも命の意味を知っている君を」

その矛盾した言葉にクラウディオは気づかない。彼は小心でありながら優しく、それでいて残酷だった。

「…しかし、確かにそろそろ動くべきなのかもしれないね。東方屋の、…フランさんの言葉を考えるならば」

バーサーカーは何も返すことはなかった。

【他陣営の行動描写を終了します】


直下、トカゲ判定。大成功以上で誰かと接触

9:トカゲ接触


直下、誰と接触

12:ルージュ
34:ディエゴ
56:錬太郎
78:貴方
9:英雄

7:貴方と接触

「とりあえず、セイバー陣営の目標は聞けたから御の字か。おい、●頭」
『吾輩のことであろうが、そのような呼び方はいただけんな』
「うっせ、ホントに教える気はねえのかよ」
『ない。吾輩結構頑固だった!』

城戸ビルからの帰り道、ライダーにそれとなく水を向けてみるが話すら聞きやがらねえ。それどころか嘘かホントか分からねえ冒険話を始めやがった。
…チッ、ノイローゼになりそうだ。もう少し仲良くすべきか? 
と、突然ライダーの声が止まる。

「どうした?」
『…誘っているな』
「何が」
『あの路地だ、敵意は無い。吾輩が保証しよう』

いまいち要領を得ない。ライダーが言うにはこの路地の先に誰かが待っているらしいが…。

「行けってか?」
『好きにすればいい。吾輩も好きにした』
「…どう思うよ、月」
『んー…、ライダーの勘は結構当てになるからね、悪いことにはならないんじゃないかって思うよ』

…何でそんな信用してんですかねえ。まあ、なら行ってみるか?
そんなことを考えながら、路地裏へ向かう。

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「来たか、若人」
「…トカゲ?」

そこにいたのは巨大なトカゲだった。…え、ちょい待とう、何だコレ、サーヴァントか!?

「ぬっはっは、驚くのも無理はないわい。まあ、好きに呼ぶといい、名などあってないようなもんじゃからのう」

…とりあえずライダーの言うように敵意は無いみてえだが。
にしても気持ち悪い顔だな、おい。

◆【異貌・蜥蜴人】

                {\       __从从/       ___
                  ヽ::\  / iヽ´;';';';';} ;';';';>イ   , /::::/⌒
              ノ:::::::ヾ/;';'{  \;';';|;';/ '⌒ヽ/'´::::::/

           __,∠ ====イ.  /⌒ヽ, -- 、 r=ミ. ∨__ヽ、_
          '⌒ヽ:::::::::/:::i.=人::::::::ノ'´j`ヽ{:::::::::i={':::::::::::::::::ノ⌒`

             / /::::::/ト、\`¨´ ミ{ 彡 辷彡' ハ:::::\:::{´
            /'⌒ヽ:::/::::| _ゝ  .{     ,イ::ヽ::::::::\
               {:レヘ|{ {'`i ̄` ¨ ´ ̄Y¨7 /,-、ヽ:/⌒゙

               リ  |.ヽ∨クー──v ^v; /;|  `リ
                 / /ヽ ___,ノ'./;';'|
                />イ ∧ヽ __, ./;';';'|
              // .|///≧= __ =≦;';';';';';'|ア

.               //    |////////ニア;';';';';';|イ
            /¨/     |///////{ニア ;';';';';'|´
.        ヒクヽ' /.      ノ|// ニニニ{.ニア  ;';';';';| 、jヽ、  r、ハ
.        ヽ-┘,、    //|//マニニ{ニア   /;';';';|、}三三ヽ三三{、
          /./   ///イ`ヽ:{  /  i  彡;';';';'`ヽ三三三三三}   `);/
     __  /⌒'∨   ////〈 :::::. i  /  {: 彡 ;';';';';';/三三三三三三≧=';/
  /{((. \:::. / __,ノ////∧ .::::::     ノ 彡イ;';';'/三三三三三三三三 {

.,.イ__, - 、 \レ'´ ///////⌒ヽ  /⌒ヽ、/  ;';';'/三三//⌒リ三三三三(_, _,
.{     ̄`ヽ、ノ ///   {_      __  \ __}三ィヘ'/=='=ミ、 三三三し';/
ハ ___  )////     /  /:.       /,--イ./ィ-リ===彡 三三三シ"
|   ____} ///        {::::.      i /  `¨Y | 三三三三三三三{

 人ならざる異形の肉体。見た目通り、蜥蜴の再生能力と高い身体能力を誇る。
 しかしながら、常人がその風貌を目撃した場合、嫌悪感を抱かれることは避けられない。

 【一度の休息で負傷を回復することが可能】
 【重傷を負っても二回の休息をとることで回復することができる】

 【初対面の人物と接触した場合、感情判定を行う】
 【判定に失敗した場合、不快感・嫌悪感などのマイナス感情を与えてしまう】


「…で、クソトカゲ。わざわざこんなとこに呼びつけて何の用だよ、襲撃か?」
「お前さん口が悪いのう、ま、安心せい。今ここで取って食おうという話じゃないわい」

そう言いながらトカゲはキセルを口に含んで一つふう、と息を吐いた。
…何かイライラすんな。

「用があるなら早く言え、俺はそれほど暇してねえんだよ」
「…まあ、そう急ぐない。…一つ問いたいことがあってのう」

トカゲの眼光が真っすぐに俺を見つめる。

「…お前さん、何を目的に戦う?」
「は?」
「お前さんの戦う理由を聞いとんじゃ、若いの」

…いや、これそのまんまの意味か?

『おそらくはそうだろうな、正直に答えるも適当な嘘を吐くもマスター次第、君の器が試される場所だ』
『ちょっと待て、ライダー、どういうこった!』
『どういう事も何も、吾輩、紳士であった故』

それきりライダーは黙り込む。…クソ、何と答えりゃいいんだ?


23:55から↓2、返答

1:自分の体を手に入れるため
2:街を護るため
3:家族を守るため
4:自由安価

自分の体を手に入れる事
ただ、体を手に入れても街が滅茶苦茶じゃ意味が無い
街が無事でも、家族が居なきゃ価値が無い
俺自身の為に、123全部やり切るつもり

連投になる?
ダメなら安価下

>>826 まあ、人もいないようなので良しとしましょう】

【そして本日ちょっと早いですがここまで、お疲れさまでした】

【かなり遅くなりましたが少しだけ再開】

しばらく考える、俺は何のために聖杯が欲しいのか。
ずっと前から抱いていた、俺が生きていると気付いてから持ち続けていた。
この体は借り物で、俺自身は体が無ければ認めてすら貰えない。

…だから俺は体が欲しい。カラダが、俺を俺と認めてくれるカラダが。

「…詳しいことは言えねえが、俺は体が欲しい」
「…ふむ、ワシには分からんが事情があるようだな、なるほ」
「まだ続きがあんだよ、黙って聞いてろ」

でも、でもそこには。身体を手に入れて俺が俺になったそこには。
…クソが、恥ずかし過ぎんだろうが。

俺を今まで許してくれた、俺がいることを認めてくれた。

                                              、  〈:::'イ∠::ー:::::イ                  _,,,,,,,,,,,__,,,,,,,,_
           ト、 ,ィァ‐<フ≦至圭圭≧x、                      ,χゞ チ´:`::::::::>:::::::::::::<.               ,.イ'//////////>- _       ト,
      __ゝ(,,,ィ幺圭圭圭圭圭圭ミ心、                   /爪∨::::::::∨:::::ヽ::ヽ::::ヽ:::ヽ ̄          ///////////////////>‐--イノ

     《圭圭圭圭≫=ミ圭圭圭圭ア⌒`ヾ>=<⌒ヽ             ////.:::/:::∧:',',::::::::∨:ヽ::::ヽ:::∨    (、 __,..イ//////////////////////////
      寸圭≫'".:.:.:.:./``寸圭ミ{    }   ト⌒)〉         . _/ ///ソ:/:!::::::/∨:ヘ::::::::∨:::∨:∧入     `"ーァ/////////////////////////く
      ,..-‐'":.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:`寸ミ`ー-t"   丿}、         / ソ///' ∥::i/i::! `K',::::∧、∨::∨::::',` ー`   _,.イ/////////////ハ'////////////∧
    //:.:.:./;,_:/:.:.:.:.:.:/:.:./.:.:.:.:`寸l圭ゝ _.. ノヾ}       /    イ/ /`| ',' マa.Ⅹ>::',匕∨ ',:::.        //////////////-V////////////ハ
    {:/{:.:.:.:/.:.:./ト、:.:.:.:/:.:ノ:.:.:}:.:.:}.:.:`寸圭圭心、       ./   ノ  /.   ',Ν  ¨¨ ` ヘセ_ '.∨i ヾ.       ,イ///////////!'/  ヽ////////////ハ
    ヾノノ:.:j:.:.;zミx:.:.:.:.:.:/_};,;_/:.:.:j:.:.:.:.:.:l`ミ圭圭心、    /    γ て     ヘi.       l ヘ,// 1i      ,イ/.!//⌒!////,l,.|'厂下、 \/////////、//\
   ー彡 {.:.:{:.:.《 {沁:.:.:./ _,,,_j.:/l~`メ:.:.:.:.:.:}.:.:.:.:.`l圭ミ沁   ,.'    ,.'         ',' 、 Kx _ '  Λ.  !         l/,{ !ゝ|////,l 乂..ソ,    \'///////!`ー '"´
      ゞ:ト、:.} 込リヽ{ "らミx、:/:.:.:.:.:.:.i.:.:.:.:.:.:lミ圭彡  , '    ,.'         く,  ヽ .`≠イ./     .        l//\`l////,l `ー ‐       〉V/////,l
        /:j  r   弋i劭)〉:.:/:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.l     , '    ,.' _ ,r ≡三ー〈  へ  `ー 〆、             l//////////,!          V/////!
         /:.{         __ン:.://.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.ll   ., '    // . \ 三 ≦ ',   > ./  ヘ 、           l'//////////,!   `   -   /!////,l
       /:.:..:.:>、 ゞ>/:.:.:.://.:.:.:.:.:.:!:.:l:.:.:.:.l:゙, . , '    ./勲',   ヘ     ',  / ,' ', く i ≠ニ 、       j////////V//ト        .イ }ハ///
      ,{/彡 /ヽ _{:.:.:.:.:.:.:.ノ{.:.:.:.:.:.:.l:.:.i:.:.:.:.i:.゙、,     / /,     i     .∨ヘヘ.ゝ i / .ヘ  て へ      ノ/イ///////V/,!  ` -  イ//l ' V/
     〈({{ /:.:.:.:./   ̄ヾ"  l.:.:.:.:.:.:.:゙、i:.:.:.:.゙、\   .,'、 /.      !        ヘヘ', 'ソ .     i  \   ,イ/ .|'//////∧V,ハ` ‐- ,kV,//八、 ソ,
     ,..-‐''"-―//      } } l:.:.:.:.:.:.:.:゙、゙、.:.:.:\:.:`ー- ., ヘ      ,'         ヘ ̄|    _   ! ∧. \/"  .l'///////∧ヽ,ヘ.  {:::::::V//ハー'''"
   //   /:.:.f    ゙、 ∨  ∨:.:.:.:.:.:.:\.:.:.:.:.:.:\.:.:.:/| ヘ  、.  ,          ├く',  i巡査i i ハ   \   l/////∨/,∧\ ゝー`;::::::ヽ//∧
  /:.:./   /:/.:ノ{     ヽ ∨  \:.:.:.:.:.:.:.:`''ーノ  / .〉 , ニ ‐ >   ,――――‐; .i:::::∨.r―――! .        j////  ヽ'/,∧  > 、:::::::::V/,∧
  乂(   /./.:.〈 ト、  ヽ   ヽ    `ー-:.:.:,;,;,;,:.:.:./<.又"     ',   ,<  ○ >.! !::::::∨ < ○ ハ.        ///,/ -- }//∧、   , >、:::V/∧
   `  /:.:l{.:.:.jヽ  ヽ  `つ / / ̄ ̄ ~~`ニ<て          ', .  ',  ><  i i::::::::∨  ><i .        ///,/    .l'ハ'/∧\ ./ !   ヽ//∧

…ウゼエ、ああ、本当にウゼってえモンに絡めとられた。
俺はいなくて当たり前なのに、死んだほうが良かっただろうに。

「…ただ、体を手に入れても街が滅茶苦茶じゃ意味が無い」
『真』
「…」

正直街なんざどうでもいい、好きにぶっ壊れてくれればいい。
でも、それを絶対に許さないから。許すことのできないバカなお人よしばかりだから。
本当に救われないいいモンばかりだから。だから俺はこんなに捻じ曲がっていても、前を向ける。

「…街が無事でも、家族が居なきゃ価値が無い。俺自身の為に、カラダも、街も、家族も全部護り切る。文句あるか、クソトカゲ」

ああ、クソ、顔が熱い、柄じゃねえんだよ、クソが。俺の言葉に、トカゲは何かを心得たように頷いた。


直下、トカゲ反応。成功以上で一回去る、失敗でならばそれを示してみせい【悪口雑言】-2【新たな世代の決意】+4

5:ならば示してみせいその覚悟

「善哉、若き代の息吹、しかと感じた」

そう言いながらトカゲは笑い、そして。

「ならばその意気、見せてみせい若人」

その手に一振りの日本刀、腕には大量の刀傷。
豪快に笑うその瞳に、俺は一瞬死を確信した。

左詰め

    __ノ//`ヽ.                 .イ
   ///i}///ヽ/ハ.         ,イ/レ1 ィ //{_/   /{⌒
  ノ/////////l}/{!      .ィ/≠≠=く{/ }//廴_..ィ///
.  |//////////i} リ  ト. / 〈!     >彳//////廴_  __           .==ミ
.  |///////////メ \} Ⅳ/ 〈!   \ // 厶イ////////i}/⌒ヽ            / /⌒ヽ}
. _}//////////   _}ヽ !、 〈!  ィ  i/// l!/厶===ミ///l|           i⌒V /    l}
. \///////厶=ミ  \_ノ __ l} { _ ィ{ 》==リ'' ̄    ∨/廴__/         }⌒Ⅳ ー=彡′
   片////廴)个'_ 、//{__{:::::}'⌒{:::::::}’/\/   uuu u ∨///{         ′ i}′           .
    ∨r廴廴廴廴) i///∧¨ {  ¨¨ノ{!77{   uuuu  nl}///∧       /  l}        .<///
    廴イ__}/////ヽ∨///ヽ 、__ .ィj/斗イ i! u    n/}////∧     /   /  __.. イ//// 厂
     ゙廴)///////心、////>‐彳´ uu∧ ノ  n  .イ ト ////l}  ,.--…==彡イ/////////イ
      廴)///厂 ̄:uuu\////   / uuU /  メ  }/////リ///////////////////////ノ
        ∨/   ヽ uun  ̄   ̄ / uu  ´   /   / ////〃//////////////////////(__,ィ
      厂レ'∧    \   uu  /     _ .イ  / ///// /////////////////厶--===彡’
.     ゝ--’ ヽ      \    "  __ .<////∧ / //// ////////////广´ ̄
             \          /i .ハ////////∧{!/彡’ /////////////∧_.ィ
           ォ=ニ三≒ュ ===…===…=ミ====ミ=ミ=ォ…ォz彳厶===ミ…====‥==し=……=======…
.        /イ//{!_|!__|!__|!__|!__|!__|!__|!__;} }::::::::::}}::}}::::}Иl}::::イ//////∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
.         {ミi!//{l7}}777i广´\_!`7乂_ノ.ノ7Z彡イ777Z< /////////∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.         ゙戈__リ/}}ム彳  _庁////// ///// /イ///〃////////爪
         `⌒¨¨    ////////// ///// ///// 〃///////// }/\
                 .< ////////// ///// ///// イん//////////}///ヽ、
           . <//////} } ////// ///// ///// ///リ/////////l}////{⌒
.         ///////////l} } ///// 厶イ/{iイ//// ∧∨{ハ////////リ///バ
      ////////////く..丿//// イ/////////ヽ.ハ∨//l} //////〃/////´

「さあ、勝負じゃ、若人。なあに、命までは取りはせん。その意気、ぶつけにこいやあッ!!!」
「なあッ!?」

そしてトカゲ男は勢いそのままに、此方へ向かってくる。

『…成程、決闘か。…マスター、吾輩は逃げる手伝いも、代わりに戦うこともやってやらんでもない。…しかし、おそらく彼が望んでいるのはそういうことではないだろうな』


23:35から↓2、行動選択

1:一対一
2:ライダーにチェンジ
3:逃走
4:自由安価

1:決闘

その言葉に、震える足を踏み出した。

「上等だクソトカゲッ!!!」

…なーんでこんなことになったんだか。そう考える俺は、少しだけ遠くに行っていた。



【戦闘を開始します(貴方の【体】【知】は5換算)】

【加えて、マスター戦では数値そのままで戦闘することにしますね】

【貴方】

【体】:5
【心】:6
【知】:5
【質】:7
【運】:3


【トカゲ】

【体】:6
【心】:6
【知】:7
【質】:1
【運】:6


【1ターン目】

直下、貴方判定

↓2、トカゲ判定


147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】

貴方【質】選択

7+9=16

トカゲ【運】選択

6+7=13


【貴方、有利獲得】


…おかしい。一撃一撃があまりにも軽すぎんだろ。
まるで、致命的な一撃になる前に、一瞬間を空けられているような…。

「おい、ざけてんじゃねえぞクソトカゲッ!」
「何もふざけておらんわい、さあ、殺す気で来んかあッ!」
「それはこっちの台詞だ糞野郎ッ!!!」

呪術で強化したとはいえ、このトカゲについていけるはずがねえ。
…かんっぜんに手ェ抜いてやがるなッ!? いいぜ、なら本気でぶっ殺すッ!!!


【2ターン目】

直下、貴方判定

↓2、トカゲ判定


147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】

貴方【質】選択

7+7=14

トカゲ【質】選択

1+2=3

【貴方、有利獲得】


刃は完全に俺を捉えたうえで芯を外している。
踏み込みも全体的に浅い。そのくせ俺には一瞬完全な隙を見せてくる。

「…何のつもりだ」
「さてなあ? 考えるといいやもしれんぞ?」
「ざけんな、覚悟きめろっつたのはそっちだろうがッ!!!」

キレた一撃を腹に叩きこむ。鱗ががさりと揺れ、大げさにトカゲが呻いて見せる。

「…フハハ、覚悟はこちらも決めとるわい」


【3ターン目】

直下、貴方判定

↓2、トカゲ判定


147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】

00:超特殊判定

         `}ヽ、
          j、 ヽ、
   r 、     | ヽ .|
、  `} ヽ ト、 }ヽj  i i
、\ '´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧ヽ/{

 ヽヽ、 ;';' U    / j  `ヽ、
  j .j     U    u  ヽ \/{
  ' `::ゝ:::::⌒>' , ニミ、._,ノハ u   }
    __:::::::::::::i .i   i |ノイ-、>=、ノ

   ´  ' {:ハ.i   .ノノ゙⌒ヽ'j  .i
        ヽ 辷彡へ_,   j、 ノ
       U   u ゝ  ⌒ヽ `j、
               u.    ´\          ━━┓┃┃
     U               ヽ            ┃   ━━━━━━━━

                 U    i               ┃               ┃┃┃
                        |                               ┛
                     /

                   _人
               ゝ'゚     ≦ 三 ゚。 ゚
              。≧       三 ==-
      ,    '⌒ ー‐┬-ァ,        ≧=- 。
    /         イレ,、       >三  。゚ ・ ゚

.   /          ≦`Vヾ         ヾ ≧
   /           。゚ /。ゝ'゚        ≦ 三 ゚。 ゚
.  /               。≧          三 ==-
 /                -ァ,             ≧=- 。

直下

123:警察署もてんやわんや
456:無粋な闖入者
789:クリティカルッ!

9:クリティカルッ!

その言葉と共に、トカゲ野郎の目が何かを帯びた。
何かは分からない、でもそれはどこかで見たような。

ああ、そうか、この眸は。

『覚悟』

なら、俺も負けられねえ、覚悟を見せろとコイツは言った。ならこっちだって決め打つ必要がある。
降り被られた剣を、もはや先程までの油断は一切ないその一撃を、俺は迷うことなく。

「合格じゃい、小僧ッ!」
「は?」

振り下ろされる刃は俺を切り捨てることはなかった。
その代わりに、俺の脳天めがけ、トカゲの右手が落とされた。
手には何かの紋章、そして傷、滴る血。そこから何かが俺の中へ流れ込む。

「小僧、その意気や良し、その覚悟や良し、この身、お前さんに預けよう。…今からワシを扱ってみせいッ!」


◆【色褪せた血環】
 カレルレン家、紅派の魔術師が用いる契約術式の名残。
 既に契約は失効されており、残滓が痕として右掌に薄らと残るのみ。
 術式自体は未だ破棄されておらず、血を捧ぐことで彼との主従契約を結ぶことが可能。
 しかしながら、本人が納得し許可するかは別問題である。

 【シナリオ中、主に相応しいと認めた相手が居た場合、そのキャラクターと契約することができる】

 【その場合、【体】と【心】のステータスを9へと上昇、固定する】


…は?

「どうした、ハトが豆鉄砲食らったような顔しおってからに」
「ちょ、ちょっと待て、トカゲッ!」
「おう、名乗らねばならんのう、ワシの名はヤクシャ、本来の名はガンホー・シヤン。カレルレンの契約獣にして隠居の身」
「そ、そう言うことじゃねえ!」

契約って…!

「はは、積もる話はあるが、まあ、まずは落ち付け」
「そういうことじゃ、ねえだろうがクソトカゲッ!!!」

『…どうもマスターは人徳に恵まれているようだとは思わんか?』
『うん、そう思う。人を引き付ける何かがあるのかもしれないね。…ライダーもそういう口?』
『さてな、吾輩、ほら吹き男爵故』
『吾輩はそうでも、私は違うんでしょ?』
『…さてな』

【“ヤクシャ” ガンホー・シヤンと契約を結ぶことに成功しました】

【トカゲターンを終了します】


【というわけで本日ここまで、次回昼行動から】

【申し訳ない、本日お休み】

【遅くなりましたが少しだけ】

【TIPS:託】

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「のう、ヤクシャよお」
「何だ」

「儂は死ぬぞう」
「そうかよ」

「お前はよう生き残ったのう」
「お前よりは数倍生きるからな」
「そうかい、ならよう、ヤクシャ。頼みがあるんじゃわい」
「何だ」

「もし、もしだ。次の戦までお前が生き残っとりゃでいい」
「生きるだろうさ」
「そんときは、若いモンを助けてやってくれ。若いモンを殺さんでやってくれ」
「…おい、戦うしか能のない俺にそんなことをぬかすか、耄碌爺」

「頼む、主にしか頼めん」
「…何だってそんな」
「…もう飽きたわい。餓鬼が死ぬのは。…流れモンの錬金術師、城戸の女、儂らやゾラの若いの、終原は生きてこそおるが長くはあるまいよ」

「もう飽きたわい。順番を繰り越すのは」
「…魔術師として失格じゃないのか?」
「そうかもしれん。そうかもしれんのう」

「…あい分かった。このガンホー・シヤン、その命、甘んじて受けよう」
「感謝する。我が使い魔、信ずる唯一の臣よ。託すぞ、儂の呪いにして願いを」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

遠い昔の記憶を思い返す。忘れることなくただセピア色に変わったその記憶。
手に持つ一升瓶を墓石に傾ける。

「…主よう、戦が始まるぞ。またこの街にあの戦が舞い戻るぞ」

墓石が注がれた酒を吸い込み月光にてらてらと光る。
その様子を見ながら、ヤクシャもまた自らの盃に酒を注ぎ入れた。

「皆変わらん、だからまた血が流れるじゃろうて」

一息にそれを飲み干すヤクシャ。その傍らには大ぶりな刀、人の血を吸い、魂を吸ったその刀が立てかけられていて。

「だからのう、主。ワシはどうやら託された務めを果たさねばいかんようじゃ」

その眼に表情は見えず、だが口調は何処か苦み走っていた。

「まだ覚悟は決まらん。出れんで済むならそれに越したことはないしのう。…だが、行かねばならんのじゃろうて」

ふう、と息を吐き、ヤクシャは杯へ新たな酒を注ぐ。

「なあ、ワシは護れるか? 人を殺すことしか知らぬこのワシが、救っても構わんのか?」

月を沈めた杯を、墓石にぶつけヤクシャは一人心地た。そこにいる誰かを見るように、そして、どこか緩く微笑んで。

「まあ、安心せぇ……。お前さんが守ろうとしたものはワシが面倒みちゃるけん。ゆっくり休むとええわ」

                ___    }ヽ.    iし'´:/
                ⌒ヽ:::\ ヽ、ノ ゝ┴-、|:::/:{__
               __,ノ::::::::ソ´ ;';';';';';'  レ::::/`

              ‐─ 、:::::::::シ ;';' 、__   .:::i/::ハ_,、
              _ ,、ノン´、、    ミ\ミミ|:::::i:::. {
             _) ゛ ミ゙゙ ;';';';'  ヾミ\ミミ |:::ノ:::::ノ

             ヽ'´  ミ ;';';';'   __ヾ、::.{j::::::::|
            __/_j  ミ.           `゛ 、::ノ        /{
               /⌒}  ミ  .:::/  ;';';';';';'     `ヽ、/⌒゛ー‐'-、_{__
           /  《    .::    ;';';';';';'   / ̄ ̄ ー─ 、 ;';';';ヽ;';'\
          ノ:. 《      /        /  ;';';';';';';'    ∧  ;';';';';';' ∨フ
         /.::__ソ..     /  ////////  ;';';';';';';';';'.   //∧ ;';';';';';';' ∨
        /  ⌒}  .:::::  /        ;';';';';'            \ ;';';'i
         /   《 ::::::::::::::.イ      / ;';';';';';';'   }      ;';';';';';';' ヽ- イ
    , - イ  .:::::: }::::   八///.  /  ;';';';';';';'    {:::::::::::人  ;';';';';';';'  i  ヽ
 r─/;';';' i:. .::::: ノ ;';';';';'  > //{  ;';';';';';';'    ハ::/  i  ;';';';';';';'    ト、
 `i/;';';';'  .:::;';';' イ  ;';';';';'     `i//  ;';';';';'  ////|::.   |         ,ハ

聖杯戦争の開幕を、数日後に控えた夜のことだった。

【TIPSを終了します】

結局契約は果たされたらしく、トカゲ、…ヤクシャは警察署までついてきた。
流石に顔見せるのは不味いと思って被せた上着が逆に怪しいが…、まあ、仕方ねえ。
で、家族に顔合わせしたんだが。

「!? 真! どういうこった! カレルレンの重鎮が…、何で!?」

…そりゃそういう反応するわな。どうすっか、兄貴は完全に警戒してるし、ニートはもう何か驚いて声もあげれねえみてえだし。

「…そうか、真を人質にまた俺らを手玉に取る気だな!? 下衆野郎がッ!!!」

鬼の形相浮かべた兄貴は、腰元のホルスターに手を伸ばしてる。…流石にマズいな!
何とか止めようと言葉を考えるが…、クソッ、あんなこと今の状況で信じてもらえる気がしねえぞ!?
一旦退くことも考えた俺だが、そこに一つ声が飛んだ。

「あら、新しいお客さん? 姉さん頑張ってお料理しなくっちゃ!」

それは豚姉貴の声。すっとんきょうにも事態の深刻さを全く理解していない。馬鹿だ。
だが、その声に大きな笑い声が上がった。…ヤクシャの爺だ。

「ハッハッハッ!!! 何じゃこの陣営は、カレルレンとは全く違うわい!」
「ちょ、笑うなって! 兄貴が撃ってきたらどうすんだクソトカゲッ!」
「笑わずにおれるかいッ! いやあ、いい家じゃ、若さと熱が混じり合う粗削りながらも通じ合う家、悪くないわい」

そしてヤクシャは兄貴に近づくとその顔をまじまじと見る。突然のことに反応が遅れた兄貴が気を取り戻す前に、ヤクシャが兄貴の頭を撫でた。

「主は母親によく似とうのう」
「…え?」
「なるほど、上の二人は母親似、下の二人は父親似か」

…知ってんのか、親爺とおふくろ、俺はもうほとんど覚えてない二人の顔を。

「まあ、積もる話はあとじゃ、若人共。…のう、美味い飯は食えるか?」
「…ええ、もちろんよ!」


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

2:コミュ

↓2、コミュ相手を選択してください(複数選択可能)

ヤクシャ

>>867 ヤクシャ

「美味い!」
「だろう! 一殿の料理は天下一品! 吾輩が認める!」
「うむ! 気が合うのう、ライダー!」
「お代わりたくさんありますからねー」

…えらく和気藹々としてんな。

「…真、本当に信用できるのか?」
「いや、そう言われても俺にも突然のことだったしな…」
「す、少し話してみればいいんじゃないのかな?」
「そうだね、気になることがあるなら真正面からぶつかるべきだと思うよ」

…そうかい、ならまあ。

「おい、クソトカゲ爺」
「む、何じゃい」

さて、何話すかね。


23:50から↓2まで、話したい内容。それ以上なければ「なし」と記入

そもそも契約って何だ。
何で俺に味方する。
カレルレン家の奴らと敵対する事になるけど、良いのか?

>>869-870

まずはこれのことだな。手に宿ったなんかよく分からん紋章。

「なあ、そもそも契約ってなあなんだ」
「ああ、小僧はマスターだな? まあ、言ってしまえばその契約とさして変わらん。もっとも、小僧が儂に魔力を譲る必要はないが」
「? それで成り立つのか?」

俺の疑問にヤクシャはやれやれと首を振る。…何かウゼエ。

「成り立つ成り立たんの話ではないわい。ワシらカレルレンの得意な魔術は知っとるじゃろ」
「動物使役、だったか?」
「そう、そしてワシはその使役される側じゃい。主死んでからはそれだけが残ってのう。死に花咲かせようと小僧を主にした、それだけじゃわい」
「それに意味はあんのかよ」
「おう、契約を行うことで自らのリミッターを外すことができる、飼われる代わりに力をくれるというわけじゃわな」

…なるほど、それは分かった。

『でも、そうなると一つ気になるのは』
「ああ、…なら爺、何で俺に味方する。カレルレン家の奴らと敵対する事になるけど、良いのか?」


直下トカゲ返答。成功以上でカレルレンへの不信感、失敗で気に入ったから以外にない

2:気に入ったから

「まあ、一言で言えば気に入ったからじゃわい。カレルレンには覚悟を固めた輩はおらんでな」
「だからって」
「敵対…、そうさな、ワシはあの小僧どもを切るのに躊躇うことはない」

そう言うトカゲは、本気だった。
だが、すぐにその顔を崩す。

「だが、ワシは遠き昔、主と果たした約束がある。それ故に、奴らを殺すことはない。それだけは分かってくれるか?」
「…つまり、戦うことはするが、殺しはしないってことかよ」
「おう、そしてその契約はワシを縛る、故に小僧の家も守るし、他の連中も殺すことだけはさせん。どのような禍根があろうとも、この爺が死んでも止めてみせるわい」


◆【主無き刃】
 一人の魔術師を主と定め、一振りの刃として生きたのは遠い昔。
 主を失った刀は時と共に緩やかに朽ちゆき、折れるのを待つのみ。
 されど、ただ一つ決して折れぬ誓いがある。それは、次代の輝きを守り抜くこと。

 【このキャラクターは肆姫に存在するユニットを守護するために身命を賭す覚悟を持つ】

 【シナリオ中一度だけ、このキャラクターが守護するユニットが失われる判定を取り消すことができる】

 【上記の効果が使用された場合、このキャラクターは死亡する】


その言葉に、兄貴が少しだけ表情を緩めた。
俺にも分かる、この爺、本気だ。本気でこの街に存在する全員を護ろうと考えている。
…クソ青くせえ、気持ちわりい。

「ケッ、何か胸焼けがするな」
「ガハハ、自分の顔を鏡で見てみろ、小僧。で、他に聞くことはないか?」
「他に聞くこと、ねえ」

…なら、一つだけ。

「…両親の、オヤジとおふくろの話を聞かせてほしい。他所の家から見たらどんな人物だったんだ?」

俺の記憶にすら残っていない二人、俺と月を生んですぐに死んだ二人。
もし、覚えているのなら、聞かせてほしい。どんな奴だったのか、どんな人だったのか。


直下、生前の両親判定、1ほどクズクズ、9ほど聖人君子【正しき心】+2

8:相当良い人

ヤクシャはしばし考え込むようにして、少しずつ、途切れ途切れに語ってくれた。

「…ワシもそんな頻繁におうとったわけじゃないからのう。しかし、穏やかな二人じゃった。黒服を大量に引き連れてはおったが、人の良さが滲み出てたわい」

…そうかよ、俺達の家を一代で潰したにしては、何か、違和感があるな。

「警察のトップでもあったからのう。隠蔽にてんてこ舞いながらも、各陣営の調停を行い、負傷者を救うためにゾラに頭を下げたこともあったと聞く」
「あのゾラにか!?」
「うむ、カレルレンにも時折訪れておったが…、ワシの主などは相当気に入っとたようじゃの。華のような娘と、巌のような男じゃったわ」
「…だ、だったら、何で、母さんと、父さんは」

そうだ、戦争の後、姉貴を、そして俺達を残し、権力も全て擲つようにして二人は死んだ。
普通なら少しくらいは残っていてもおかしくはないのに、なのに。

「…」

そう言えば、姉貴はずっと黙っている。姉貴は何かを知っているのか?

「なあ、何か知らねえのかよ、ヤクシャ。戦争でオヤジとおふくろに何かあったのか、そのあと二人は、どうなったのか」
「…」

直下、ヤクシャどの程度まで二人の顛末を知っているか。1ほどまったく、9ほど詳細に【他家】-2

7:すっげえ知ってたけど、最期までは欠けてる


直下、ちょっと色々あった理由判定

123:泥
456:呪いの暴走
789:暗殺

5:両親の呪いの暴走

【というわけで今夜は一旦ここまで、次回、ヤクシャの語る呪いの真実。お疲れさまでした】

【遅くなりましたが再開】

「…その後どうなったかまでは知らんが、戦争が終わるときの奴らなら知っておる」
「それは」

俺の言葉にしばらくトカゲは口ごもり。意を決したように答えた。

「…奴らはのう、戦争内に渦巻く悪意と懸命に立ち向かった。街を護らんと、人を護らんと、その姿は、ワシの主に感銘を与えるほどに」

滔々と、静かにヤクシャは語っていく。

「それが為に、奴らの呪いは自らの身を蝕んでいった。人を呪わば穴二つ、奴らが呪ったのは力無き物に対する不条理だったのやもしれん」
「不条理…」
「そう、奴らは憎まなかった、恨まなかった、ただ悲しんでおった。誰かが傷つくことだけをな」

それが、それが…。

「そして呪いは全て誰かを護るためだけに使われた。代償は…、使用者のお前たちなら分かるじゃろう。呪いは代償を求めた」
「それが、オヤジとおふくろの命だったってのかよ!」
「…それだけで済んで幸いだったと言うべきじゃろう。あの呪いは関わったもの全てを巻き込みかねなんだ。…お前たちの勢力が無くなったのも、大方逃がされたのじゃろうてよ」
「護るために、か?」
「おう、…しかし、何故主らを残したのかまでは知らぬ。あの性分であれば可愛い娘息子じゃ、真っ先に逃がしてもおかしくはなかろうがなあ」

…そんなこと、今まで全く知らなかった。
オヤジとおふくろは、そんなことをしてまで護ったってのかよ。
ヤクシャが語り終えて、俺達の間に言葉を発する奴はいなかった。
だが、兄貴が何かを決したように口を開く。

「…なあ、姉さん。…父さんと母さんがいなくなったとき、それを覚えてるのは姉さんだけのはずだ。なあ、姉さん、姉さんは何を知ってるんだ?」

兄貴の問いに、姉貴は、何かを言おうとして首を振った。

「…ごめんなさい、約束なの。その時が来るまで、私の口から話しちゃダメって」
「姉さん…」

その顔は笑っていた。でも、いつものアホ丸出しの笑い方じゃなくて、どこか寂しそうで。
俺達はそれ以上何も聞けなかった、何も、問えなかった。

【昼行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1

1:他陣営の友好的交流

直下、↓2、交流陣営

12:ゾラ
34:カレルレン
56:カストゥサルファー
78:クラウディオ
9:城戸&霊夢

8、6:暗&狂

【そういやカストゥサルファーさんバーサーカー退治しようとか言ってた気が】

直下、状況

123:友好的敵対接触
456:浚われたフラン女史
789:恥を忍んで大同盟へのお誘い

9:恥を忍んで大同盟にお誘い

肆姫の路地裏、人通りが無いわけではないが、話し込むくらいなら気づかれない。
そんな場所で立つ長外套の男、人を寄せ付けないかのようなカストゥサルファー・ジーレイトに、クラウディオは意を決するように話しかけた。

「は、初めまして、かな。貴方が」
「…カストゥサルファー・ジーレイト。…クラウディオ・ストゥルルソン、バーサーカーのマスターが何の用だ?」

クラウディオに向き直るカストゥサルファー。その眼は明らかに警戒の色を宿す。
一方のクラウディオはその目線にビクつきながらも早速本題を切り出した。

「…アーチャーの事を知っているのだろう?」
「ああ、知っているとも、この街全域に坑道を張り巡らせ、現在時点で最脅威の一つだ」
「…そこまで知っているなら話は早い、対アーチャー同盟に入ってくれないか?」

突然の訴え、それも自分が狙っていた人物からのそれに、カストゥサルファーはやや面食らったようになりながらも、幾分か警戒をやわらげ問い質す。

「…俺がお前のことを狙っていたと知ってそれを言うのか?」
「ああ、だから半分襲撃されるのは覚悟しているさ」
「…俺が一度会合に出ていないのも」
「知っている、そしてその上で、私の勝利の為、アーチャーの排除に協力してほしい」

どこまでも付いてこられそうなその頼みに、カストゥサルファーはしばし考えて答えた。

「クラウディオ・ストゥルルソン、お前は参加しているのか?」
「あ、ああ、もちろんだ。現状でセイバー、ライダー、キャスター、そして私、バーサーカーが参加している」
「…そうか」

直下、カストゥサルファー返答、成功以上で参加承諾、失敗で拒否【一回断ってる】-2

3:拒否

だが、カストゥサルファーは首を横に振ることで答える。

「…いや、それだけの人数がいれば俺がわざわざ消費する必要性を感じない」
「そこを何とか!」
「しつこい。…今この場にはアサシンが控えている。首を飛ばされないだけ感謝しろ」

追いすがるようなクラウディオを引き離すカストゥサルファー。
突き飛ばされるように離され、クラウディオは転び、その拍子に眼鏡が傾いた。
それを横目に路地を去ろうとするカストゥサルファー。クラウディオの声が少しだけ耳を掠める。

「…はあ、そちらにも都合がある、仕方ないと言えば仕方ないかな。…ところで君、火傷をしているんじゃないか?」
「…」

答えず、カストゥサルファーはそのまま路地を後にした。

「…ああ、火傷なら常にしているさ、治ることはないだろうがな」

奥歯が砕かれんばかりに軋る音がした。


【他陣営の行動描写を終了します】


『と、いうわけで東方屋さんの伝手でバーサーカー陣営も協力してくれるのですわ!』
「そうかい」

耳にキンキンと響く声。…まあ、あのなんか微妙な空気の中にいるくらいならこっちの方がマシだ。

「で、行動はいつ取るんだ」
『ええ、それですけど…、アーチャーの探索に手間取っていまして』


直下、アーチャー陣営襲撃リミット

123:深夜に(夜行動後、特別ターン)
456:次の夜
789:朝方

0:特殊判定

                      /` 、
                       //7/
                  〈∂/ ___
.           , . .----. 。 ./´,ィ{0{)ニlニi}
        /: : : : : : : : : :.メ´-.、  ̄ ̄

        /: : : : : : : : : : : : : : ヽ:.ヽ
 ,.ィ    /: : : : : : : : : : : |、: 、 : : ',: :',
 i:{_.z=,': : : : :.ヽ: : : : : :_!_X: V:.| :l: :ハ

. ゙ー''´ l: : : : : : : ト、,、 : :.:|l' ヽj: |、:! : ハ

.     l : 、 : :、:_|ノ \/ ○ W)}'|: : : !
      ',:i: \: :ヽ! ○      |' |: : : |
      '|\: \_ヽ         / !: : :.|
.        ヽiゝrヽ._  '⌒ イ 〈: : : :`-.、
.           | | ,、_ フ、¨´,イヽ. `ァ : :/
.          _| i//∧ /文 /` ー` -゙、           r.,  _
          / i!   l゙'¨゚ヽ-{`      i!ヽ           | | //
.        / .i!  .i!  {Xi}      ',l j!          | zュ'-_っ
.          / /\, '‐┐ .{Xi} | ̄ ̄| V j!          |' / r‐'
      ∠./ \,.イ─┤o{Xi} ol ̄ ̄ i  ヽ         !_.' ./
      {i/  / ,'   i  {Xi}  !    l   ヽ、    >'ニ.ソ
.     λ   X  /    l  {Xi}  !    ,'   .X   >'´ ./
     !_l_, ィ__|/ }    l o.{Xi} o !   i!   / /7´   /
            !   l  {Xi}  l   i!` ´\//_ ./
            〉    ! o{Xi} o !   ',   `ー ´
              {    i  {Xi}  |    〉
            ヽ-t‐┴‐ヽ/----t-〈
            ノt┴┬‐t‐┬‐┬{l!}‐'、
           /ニ/ニニ|ニ|二|十i|十メヽ’,
            /ニ/二ニ|二|二|十i|十ヽ+ヽ’,
.          /ニ/二二|二|二|十i|十トヽ+ヽj!

直下

123:あれ、そういえば誰かいない?
456:そういえば家にホムンクルスいたね
789:そんなときのライダーですよ

2:誰がいない?

直下、自陣営

12:一
3:眸
45678:英雄
9:トカゲ


↓2、あっち

123:沖名
45:晴真
6:キャスター陣営
789:そもそもいない人は無し

2、5:一応保護者コンビ


直下、どうした。成功以上で何かを預けた、失敗でいつの間にかさらわれてた【状況的にアレだ】-1

7:じゃあ次回、何でこいつに預けたんだと思いながら過去話へ

【というわけで、今夜はここまで、おつかれさまでした】

【何か貴方の過去にいろいろ出てきそうな予感、お姉ちゃんとかトカゲとかライダー突っつけば出てくるかもしれません】

【あと、自分の家がまだホムンクルス溜まってることお忘れなく】

【そしてあまり何事もなさそうな安価だったので最後に判定】


直下、アーチャー陣営襲撃リミット

123:深夜に(夜行動後、特別ターン)
456:次の夜
789:朝方

9:翌朝襲撃

【というわけで本当にここまで、ホントに姉貴は何をとち狂えばアレに渡そうと思うのか】

【申し訳ない、本日お休み】

【今日は七章を進めるのでお休み。その代わり明日はちょっと早めにやります】

【ちょっと早め(当社比)再開。全てFGOが面白いのが悪い】

【TIPS:託2】

日が落ちた警察署近辺の公園で、晴真は現れた人影をダサいとカッコいいのボーダーを彷徨っているようなポーズで出迎えた

「…フン、何だ、わざわざこの俺、城戸晴真を呼びつけて! PTAとか教育委員会は止めてくださいお姉さん!」
「いえ、そういうわけじゃないんですよ、先生」

現れた影、一はいつもと変わらない笑みを浮かべている。
と、少しだけその眉が傾いた。晴真が一瞬内心で怒らせたかと冷や汗をかく。

「先生、月くんは学校ではいい子ですか?」
「? この前も言ったとおりだ」
「…では、たまに何だか偉そうなことを言っているときも、いい子ですか?」

一の言うそれ、時折起こる終原月の妙な言動。思い出しつつ晴真は答えた。

「…まあ、口は相当悪い。相手のことを考えないで馬鹿にしているようだな」
「…そう、ですか」
「だが、話してみると決して間違ったことは言っていない。確かに人のどうしようもないとこをあげつらって馬鹿にするのはいかがかと思うが」

口が悪いながらも、何だかんだでいつもまっとうな一人の少年を思い出し、晴真はよどみなく心から考えていることを。

「捻じれてはいるが決して根は腐っていない。むしろ真面目な顔してサボる人間に比べれば数倍はマシだ」
「そう、ですか…!」
「ああ、まあ、この俺、城戸晴真の審美眼ゆえの賜物だがなッ! ハーッハッハッ!!! あ、痛いッ!?」

折れた左腕の激痛に悲鳴を上げる晴真。
その様子に、ようやく一の表情に笑顔が戻る。

「…先生、これをお願いします」
「何だ? …手紙? …まさか! こいぶ」
「ラブレターじゃありません。…もし、私に何かがあったとき」

その言葉に、晴真は何か怪訝なものを感じ取った。
気づいているのかいないのか、街灯を受け、一はその手紙を差し出して。

「それを、月くん、…いいえ、真くんに渡してください」
「…」

晴真は返す言葉が出ない。ようやく絞り出した言葉はあまりにも直接的で。

「死ぬ気か?」
「いいえ、これっぽっちも」
「そうか、…今から独り言を言うぞ」
「?」

そう言いながら晴真は一に背を向ける。そして、独り言というには余りにも大きい声量で。

「終原真は、幾分捻じれてはいるが、芯は決して曲がらない。それはきっと優れた支柱があったからだ。そして、その支柱を失ったとしても今の奴なら立っていられる」

そしてそのまま手紙を大事にしまい、公園を抜けていく。

「心配する必要はない。だから生き延び、俺の栄光を語り継げ」

その後ろ姿に、一は頭を下げていた。

「…先生、ありがとうございます」

【TIPSを終了します】


『ですが、おそらく明日の朝には補足、行動できます。同行してくださいますね?』
「まあ、断る必要もねえしな」

魔力もちょうど回復するだろうしな。

『では、明日の朝。もし今夜中にやりたいことがあればやっておくべきだと思いますわ』
「おう、じゃあ明日の朝」

さて、中途半端な時間が空いちまったな。家の方取り返すにも微妙だし…。
何をしとくかね。…あれ? そういや豚姉貴どこ行った?


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

【あー、コナンかあ。まあ、ゆっくり進行ですね、明日お休みだし】

2:コミュ

↓2、コミュ相手を選択してください(複数選択可能)(一は選択不可、同盟済み陣営とは可)

>>917 槙名

「っと、ちょっと待て城戸」
『ですから名前でお呼びくださいまし!』
「うっせえ、どう呼ぼうが俺の勝手だろ。それとも何か、お前は警察かなんかかバーカ!」
『もう、そんな悪い言葉遣いはいけませんのよ? それで、何かまだご用事がありましたか?』


22:43から↓2まで、話したい内容。それ以上なければ「なし」と記入

【10分経過】

直下、話す内容

123:槙名の存在について直で
456:現在集まってるメンバーについて
789:上+そういやお前って何ができんの?

2:槙名の存在について

…やっぱ気になんのは。

「なあ、お前って結局何なんだ?」
『何、とは?』
「そのまんまの意味だよ、あのときお前が口ごもった、というか無口根暗に止められた」
『…!』

言いたかねえかもしれねえがここで聞いておく。後腐れが無い方がいいだろ。

「言いたかない、というか言えねえのかもしれねえけどよ」
『む、…私としては別に構わなくはあるのですが、…少しお待ちを』
「却下だ。待たせたらセイバーやそっちの爺さんと話すだろ?」
『ぐ、むむう…』


直下、槙名返答【やっぱり言いにくい】-2

123:ダメです
456:アーチャー戦が終わったら
789:仕方ない

77:おっと自陣営に有利な特殊判定

  _,,_           / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :、:. : : : : : : : : .:ヽ: : :V : : :ヘ
.,r:'/           ./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 1: :、: :ヽ: : : : : :V : :}、:. : :ヽ
!:.::{         .': : : : : : : : : :! : : : : : : : : : : : : : : : l:..:1:、:.:i、: : : : :1: :i1、: : : ヘ
V: i、      ,.:イ : : : : : : : : : :i、:、: : : : : : : : : : : : : :l、:.1ヾ:.::k、: : :. :゚;∥!1: : : : :ヘ

.ヽ:::ヽ.     ,.r:'シ l : : : : : : : : : : :ヽ :'、: : : : : : : : : : : :i:.l ':_}...>:-H:. : : : :!:..:l. V: : : : : :、
  ヾ:.:`:'::'^:.:/  {: : : : : : : : : : : :ヾ::ヽ、: : : : : : : : :ィ:}´i;:!  '::} 1:: : : .;N:!  V: : : : : ヽ
    `'' ^~     |: : : : : : : : :、: : i、:ト:;ヾx、 : : : : : .:j::! リ_,.。xl}=l:l、:. :jリ }_   ヾ:. : : : : :ヽ
            |: : : : : : : : :ヘ: : :ト、:i,_>xTヽ、__:: :: :l1} .X)i<ソ-' .リ1::/j /、`ヽ`'''ヾ=ミ:、:.;_::\
           1:! : : : : : : : :ヽ : i, /ミ:, `ヾk、::.、:.:j リ  `^,,,,,,, l' レ゙ l/ 1        `^ヾ、
           i;:.、:: : : : : : : :ヘV:.、 ,。=天` `^'’           }  : !       /    ヽ
           V:.、:: :: : : : : : :ヽヾ/C:jシ'^    、           ,:}  : |       /        ヽ
             ヽ:V、:: 、:. :. :. :. :.:\  ,,,,,,            //  :|    ./          ヽ
             ヾrヘ::`ヾ、:: :. :. : :`:x.、_     ,_ .ノ    ./:'゜  .: j.    /           _,. へ
          ,。-='^ ̄=:\ `'ーミ:x'ー=r-'F、       ,.。r‐= くx、,_ .:: j    ,'     . '^ ̄    \
        / .>'⌒'' ー-、,_=::、    ヽ `ミX-.、..,.'^ /   ノ    `^''ー-=、j_        _,.。_-==く
        ノr'^x----- 、..,,__ヽヾ:、   :、 ,>''´    '、 /            `^' ー-<r..,^_     \
      .//´            ̄`^' ー-=< ...,,,__,___ノ__!                      ̄ヽ   \
    / 〈                             /  ̄1'ー-、,_                    、    '、
    ./   \                         '、   j    `丶、                  〉    }

直下

123:教えてくれるしついでにバーサーカー情報だ
456:教えてくれるしついでにロボットも動かせるぞ
789:教えてくれるし、ちょっと思ったこと言ってくれるぞ

4:教えてくれるしロボット動かせる

しばらくの逡巡

『…仕方がありませんわね、おそらく月くんは蟠りを失くそうとしているのでしょうし、…お教えしましょう、私、城戸槙名の秘密を!』

【城戸槙名のスキルが判明します】

◆ガルバニズム
 生体電流と魔力の自在な転換、および蓄積。
 魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気へ変換し、周囲に放電することで無効化する。
 また、蓄電の量に応じて肉体が強化され、ダメージ修復も迅速に行われるようになる。
 このスキルにより、電力を魔力として扱う事ができるが、電力の無い場所では当然ながら使えない。

 ――コンセントにプラグ直結。延長ケーブルで魔力問題は解決です!(バチン)あっ、ブレーカーが・・・。

 【【質】の代わりに電力ゲージを使用可能】

 【電力ゲージ:最大値は3。充電を使用することで溜めることが可能だが、一日に一つ強制的に消費する】

 【電力ゲージの充填量により、ステータスの向上、負傷状態の回復が早まる】

 【魔力による攻撃を無効化し、電力ゲージに変換可能】


…ガルバニズム?

「これって…」
『はい、私は電力を自在に魔力へと変換させることができるのですわ!』
「ちょ、ちょっと待て、それってあり得んのかよ!?」
『いや、真、できないことはないが魔力回路を持つ僕らとしては常識的にあり得ない! それこそ、人間じゃないくらいじゃない…と』

そこで俺達は気が付いた。そういうことか。

『あり得ませんわ! つまり、私は!』

       ____
      /:z─t:',
.     |: !  |/     ,. . . : : : ̄ ̄ ̄: :~: : .。.
.     |: |    , . : ゚: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :` . 、          , 、
      ヽミx.、/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\      /、. \
        / : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \   /、. ヽ/
.      , ' : : : : : : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ く .<>`/

.       /: : : : : : : : !: : : : : : : : : : : : ,: : : :,: : : : : : : : : : : : : :.:',/ヽ/ _____
       ': : : : : :.:.l: : |: : : : : : : : : : : /:__/ヽ: :、: : : : : : : :l: : : : !___r'´rt ヽ   | .|
.       |: ,: : : : : :| :∧__ : : : : : : : ''7:/ ̄ヽ!:.:l: : : : : : : :.|: : : :.|: :ヽ ヽ U .ノ  | .|
     | l|: : : : : :| :|´ヽj、: : : : :./l/ __  .|: | : : : : : : : |: : : :.l : : ',   ̄ ̄ ̄ ̄

      | l.!: : : : :.:.V ,z==ミ、l、 : /   芯テミx. ! |: : : : : : : /: : : :,'!: : :.|
      l/ !: : : : : : |/ ら心 `'´   {zJ/:} 》|/: : : : : : :/ : : :.:' |: : : |
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        /  .|´r-、!_,}    .|x/ヽ_>'´   /      l.  `~、,\
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       /     .|   |     .//       /  /       .|.  く:<_
.     /  l   /-、__!/⌒∨/         | /       |    ~フノ
.      /   .l-./`ー-.|──''|/ ./ニニニニレ'´          |    ´

『自動人形(オートマタ)! 人間ではありませんの!』


◆自動人形(オートマタ)
 人間の手によらず内部駆動装置により自立して動くことのできる機械仕掛けの人形の総称。
 瞳は宝石。血は水銀。心は円筒(シリンダー)。その瞳と同じ宝石の指輪と共に作られる。
 この指輪は自動人形の主人である証明であり、絶対の命令権として機能する。

 が、彼女は指輪を失い、主人を得る事ができない状態にある。
 
 ――人形は顔がいのち。と、お父様が言っていました。だから、私の命はきっと顔にあるんです。

 【負傷判定を行わない】

…アリかそれ!?
というか、今の今まで気づかなかったんだが。

『む、乙女の秘密を覗くとは、君も助平だな。吾輩は高潔だった!』
「うっせえライダー!」

…頭が痛くなってきた。

「あー、つまりお前んちの家族と血は繋がってないのな?」
『お父様はお爺様から私を引き取ってくださいました! そしてお兄様と主に暮らしています故、実の兄弟家族よりも仲良しですわ!』
「そこか? …ああ、そこなのか」

だからあの望みか。…自分はいいのかよ。

『あ、それとですわね、お父様が実はあの機械人形(キシオムバーグ)をもう一回使えるかもしれないとのことです』
「マジか!?」

それは早く言えよ!? いや、お前の正体も大事だけどさ!
…いや、でもあれだけのブツ、そう簡単には動かせねえだろ、何か必要なんじゃねえのか?

「どんくらい使えそうなんだ?」
『…? …ああ! 必要なものということですわね?』


直下、機械人形作動に必要な条件【魔力食い】-1

123:サーヴァント一騎行動不可
456:魔術師二名行動不可
789:リスクなし

6:魔術師二名行動不可

『そうですわね、生き残っていたビルの電気設備を利用しても、まだ足りませんわ』
「なら」
『魔術師が二名ほど必要です。マスターは動けないとして、こちらは晴真お兄様が大けが、錬太郎お兄様は行方知れずですから…』
「…そっちの爺さん出すにしても、こっちから一人出さなくちゃいけないって訳か」
『そういう事になってしまいますの。…ええ、もちろん、無理無茶ならよろしくてよ!』

相手は軍団と拠点を同時に持つサーヴァント。…あの大火力は欲しいな。

「分かった、考えとく。…ああ、それと」
『? 何ですの?』
「別にロボットだからって気にすんじゃねえぞ、いつも通りしてろ、俺にはどっちでもいい、役に立つんだったらな」

それに、ロボットの方が何かと便利だしな。
と、息をのむような音が聞こえた。そしてしばらく静かになって。

『…ありがとうございますの! 明日、頑張りましょうね!』

そして電話は切られた。…何がありがとうなんだ?

【夜行動を終了します】


直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【夜】+1

3:他陣営の行動描写

直下、描写陣営

12:ゾラ
34:カレルレン
56:カストゥサルファー
78:クラウディオ
9:剣魔

7:最近よく出るバーサーカー陣営


直下、何をしているのか。成功以上でカレルレンとの交渉に、失敗で治療活動

6:使い走られるクラウディオ

「ようこそ、と言っておきましょうか。クラウディオ・ストゥルルソンさん」
「は、ははは…、ありがとうございます」

カレルレン邸で一人、恐縮したように差し出された紅茶を啜るクラウディオ。
その表情は警戒と緊張を隠しきれてはいない。そんなクラウディオを値踏みするように見ながら、ガディアもまたカップに口を付けた。

「…不味いな、やっぱりマツミには無理だったか。申し訳ない、少し人手が足りませんので」
「あ、いえ、別に大丈夫ですよ」

そう言いつつ、緊張のせいで味の分からない紅茶にクラウディオは口を付けた。

「では、早速ご用件をお聞きしても? アーチャーに対する同盟の件でしょうか」
「え、ええ。実はですね。…え?」
「あそこまで大きな動きをしていて気づかないというのが無理な話ですよ」

表情を変えず、ガディアは一息に紅茶を飲み込んだ。
一方のクラウディオは完全にペースを奪われ、陸に打ち上げられた魚の様に喘いでいる。

「え、あ、う…」
「落ち着いて。今ここで貴方を殺す気などといったことはないですので。フラン女史の頼みもありますが、あれだけの陣営に標的とされるのは避けたい」
「で、では、改めて。…対アーチャー同盟に協力をしてはくれませんでしょうか?」

そう言うクラウディオの顔を、どこか値踏みするように見ながらガディアは答える。


直下、ガディア返答【混乱中】-2

123:今はそれどころではない
456:参加せず、ただしアーチャーにも協力はしない
789:条件付きで了解

1:むべなく拒否

「…申し訳ない、先程言った通り、現状僕達も人員が諸々の要因で不足している。そちらへリソースを回す余裕はないのですよ」
「そ、そうですか…、本当に、まったく」
「ダメですね。貴方が私たちに協力をしてくれるというのなら考えなくもないですが、その協力行為には時間を使う。明朝にでも攻撃を仕掛けようとしている貴方方とは少々都合が悪い」

淡々と説明をするガディアに、気圧されたのか、クラウディオはそれ以上を言うことなく、その場を辞する。

「では…」
「ええ、次に会う時もこういった穏やかな場で会いたいものですね。…ディエゴ、見送ってやってくれ」

クラウディオの姿が消えたことを確認したのか、雪風の背に乗ったランサーが現れる。
雪風は無理矢理乗られていることに不満なのか、首を振っているが、ランサーはお構いなしだ。

「此処で同盟に乗っておけばいいんじゃないか? アーチャーは私たちにとっても敵だろ?」
「雪風を虐めないでくれ。…確かにそれはそうだが、白派が倒れ、爺様が行方不明の今、下手な行動をしてこれ以上手数を減らすのは避けたい」
「ふむ、それもそうだが、あの同盟がそのままこちらを襲うという可能性は」
「無くも無い。…だが、状況から、…これは僕の勘もあるが」

そこまで言うと、ガディアは目を細め呟く。

「あの狐、ラプーペ=ゾラがこんなところであっさり終わる気がしないんだ」
「…ほほう、評価しているのだな」
「人間としては外道にして破綻者の部類だが、策略家の面は高く買っているのさ。…そういえば医者で思い出した。白派はどうしてる?」


直下、白派の容体【時間経過】-2

123:二人とも目覚めている
456:ククルンだけ目覚めている
789:まだ気絶中

6:クッキー

「私は起きたよ!」
「寝てろ、まだ傷は癒えてないだろうに」
「そうだけど!」

犬のように飛び出したククルン。その表情は明るいが、体中の包帯が痛々しい。

「まあ、それでも犬たちは使えるから」
「…やけに熱心だな」

その理由を知っておきながら、ガディアは問いかけるように呟いた。

「…うん、父さんはまだ寝てるし、流石にこのまま赤ばっかりに手柄を取らせるわけにはいかないなって」
「そうか、僕にはどうでもいいことだ」
「…なにをすればいい?」
「…まずはアーチャー戦の監視を頼む。できるか?」
「任せて!」

犬の様に頷くククルンを見て、何処か呆れたようにガディアは頷いた。

【他陣営の行動描写を終了します】


【七日目】

…朝、か。
アーチャーに攻勢をかける準備ができたと連絡があった。
だが、まだ微妙に時間はあるな。何かしておくか?


↓2、貴方は何をしますか?

1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価

ライダーと会話。対アーチャーに宝具で誰か召喚しておいた方が良いか。

>>947

【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした】

【申し訳ない、今夜はお休み、明日も不安】

【七章は面白かったです。個人的にはもっとオールスター感あってもよかったなとは思いますが、終章に期待ですね】

【申し訳ない、今日もちょっとお休み、明日はできますので】

【再開】

>>947 ライダーと戦術相談。

そこにライダーが声をかけてきた。

「マスター」
「んだよ」
「現在、吾輩の部下はアルブレヒト、グスタヴァスの二人を召喚しているな」
「おう、そうだな」
「そこで、現状魔力も回復している処であるし、もう一騎この間に召喚しておくのはどうか、という提案だ。吾輩、準備は怠らなかった」

…ふむ、悪い提案じゃねえな。

「もちろん、強制はしないが」
「ならお前のお勧めはあんのかよ」
「これから向かうは大戦の中、故に、立ち回ることを考えれば逃走に秀でたバートホールド、あるいは吾輩の愛馬、ブケパロスといったところだろうな」
「…成程ねえ」
「無論、何度も言うが強制はしない。そして今すぐに結論を出せとも言わん。吾輩、わりとゆっくりしていた!」

今んところ魔力は回復してるしな、悪い提案じゃあねえが。
だが、何かあったときの為に魔力は温存しておくべきかもしれねえ、最悪、ヒキ姉貴の力を借りてもいいけど…。
どうすっかね?


22:48から↓2、召喚するか(複数選択可能)

1:快速男を召喚
2:鉄砲名人を召喚
3:ブケパロスを召喚
4:保留する


  【【快速男】:【敏】がAランク。逃走判定に+3補正】

  【【鉄砲名人】:一日に一回のみ、他陣営の陣地に奇襲可能】

  【【ブケパロス】:【敏】がAランク。騎乗礼装として使用可能】

2:鉄砲名人を召喚

…いや、攻撃こそ最高の防御、今拠点が割れてんだったらその選択肢も悪かねえ。

「ライダー」
「む、決めたか」
「鉄砲名人、アドルファスを頼めるか?」
「…ほほう! それを選択するか! 構わん、吾輩、攻め込むその姿勢は嫌いではない! 此処で召喚するか?」
「おう、頼めるか?」

俺の質問にライダーは答えず、ただ親指を挙げた。
そしてライダーが指を鳴らす。

「我が冒険をここに語れ、来い、アドルファス! 【ほら吹き男爵の冒険譚】!」

その言葉と共に、また一人の男が現れる。

            ,..¨ ̄ ̄¨丶
  .         /        \,,.,,,,.,,,,,.,,,,.,,.,,
          / \、:::::::      ヽ,      ミ
         /[|_|ュ__:::::::: ─    i   -   ソ
  .       /-|,-‐-、|]  ( ●)   /       ミ
        |__l {◎}l|. ´      /          ミ
       ミ   《===》⌒   /         __f` ト、
      ≧、 l| __ |l` fゞ'/        、‐-く    ! ヽ
      |丶`‐| [r‐‐ュ]|'´ ヽ`ゞ´/ /        |  /
      l ヽ ,r〉/.皿 l.|   ト´、/メ    _   |_/
      |  r‐,Υ⌒_〈|ノ⌒ヽ_! | _ ニ  ̄    ,|____
      rヾ、 ,〉 ','´-ヽ{  r |i _ -      / !ヽ、 _, -`=ー-- 、
     / __ l `y‐ゝ(::)y'`´ r/lヽ -ー-    /  !   ヽ、       `ヽ、
    rゝ‐ /l  ヽ、`_´ _.ノ l l`ヽ、   ,〈 ゙,'      \        \
    {  '  |  l T` ´_ / |  !   / ヽヽ                 \
    \     l  ヽ ヽゝ- /  l     / οl l       l ̄`ー- 、      ヽ、
      >、  ゝ‐-ゝ‐-‐'´  /    , <ヽ_ ノ /_       |     |        ヽ
    / \ ,'   l ̄l`ーく  _ , <  ヽ - '   ` ー- 、 l     | \       ヽ、
   <_  / \ __ /i `ー- ' ´  | \ ` 、       /     l   `丶、      ヽ
    /`´/   イ  l_| ir=、i rー-l `ヽ\  、     /      /     ヽ、      l
   /_‐ '´ , ' ´!   |  l !_! | |___|\ ゝ〈\ 丶、 <´      /        i     |
  /  , '´   ゝ_ l‐ヽ `i`T‐' l  |  l\_j \    `丶、  /         !     |

「アドルファス、此処に。じゃあ、男爵、命令をどうぞよろしく」
「おお、よく来たな、アドルファス!」
「はいはい、お久しぶりですね。で、目標は何処にいるんです?」
「ああ、それはもう少し後で知らせることになる」
「そうですか、じゃ、それまでお休みですね」

また、独特なのが来たなあ…。

「ん、そこのが男爵のマスターですか? 頼んなさそうですね、もやしみたいだし」
「こら、アドルファス。失礼にも程があるぞ」
「そうでがすな!」
「おや、アルブレヒト、グスタヴァス、相変わらずだな」

先に召喚されていた二人とアドルファスは和気藹々と話し始めた。

「ははは、また騒がしくなりそうだな!」
「…そうだな」
「では、マスター、行くとしよう。吾輩、いつでもこの時は胸が高鳴った!」

…うし、じゃあ行くか、でっかい戦い。
ドブネズミみたいに動き回るゾラ、そしてアーチャーをぶっ潰しによ!

【朝行動を終了します】

直下、他陣営の行動発生するか。成功以上で発生せず、失敗で発生【時間そこまでない】+2

8:特に何もなし

【そういや忘れてた。機械人形動かすなら一人確定で連れて行かなくてはいけないので】

23:10より↓2、誰か連れていくか(複数選択可能)

1:一
2:英雄
3:眸
4:トカゲ
5:誰も連れて行かない

2:英雄を連れていく

そのあと、城戸のロボットのことを相談した結果、兄貴が付いてくることになった。
本人はかなり息巻いてたけどまあ、妥当な判断だろ。

「じゃあ、行ってくる」
「風邪ひかないようにね、ちゃんと挨拶するのよ?」
「姉さん、もっと心配するところがあるんじゃないかと俺は思うんだが…」
「まあ、こっちの護りは任せとけい、ワシが身を切ってでも護っちゃるわい」
「ええ、お願いします、ヤクシャさん」

…ここで一生の別れでもねえしな、さっさと行くか。

「真」
「んだよ」
「が、がんばって」
「…言われなくても分かってるっつうの」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「来たか、終原」
「…お久しぶりです、沖名さん」
「お前も来たか、いや、今回は儂が頼る立場、どんな面罵でも甘んじて受けよう」
「…いえ、そんなことは言いませんけど、本当に貴方は街を護る立場なんですね」
「…正直に話すべきだな、儂は街にはさして興味が無い、しかし、家族を守るために街は必要だ。ここまで言えば分かるな? 終原英雄」

来るなりこの空気。冗談きつくね?
しばらく兄貴は黙りこくって、まだ納得はしていない顔で頷いた。

「…分かりました、納得はできませんが理解はできます」
「それで十分。今この時だけは互いの禍根を無き物としよう。…儂の言いだすことではないがな」
「いえ、俺も分かってはいますから」

それだけ答えて、兄貴は少し城戸の爺から距離を置いた。城戸の爺も一回だけ頷いてそのままこっちへ向き直る。
…冷や冷やさせんなよ。ったく、これだから。文句の一つでも言ってやるか。

『やめときなって』
「わーってるよ、…で、これで全員か?」
『そうみたいだね。あれ、あの人は…! あれが、バーサーカーみたいだね』

月の声にその方向を見てみると、何処かさえないオッサン。つまりはこの前学校の前で会ったオッサンが立っていた。
そしてその傍らに、明らかに異質な何かが立っていた。

【バーサーカーのステータスを公開します】


≪クラス≫:バーサーカー

【真名】:???
【属性】:秩序・狂
  
【筋】:C+
【耐】:C+
【敏】:C
【魔】:E
【幸運】:E
【宝具】:C

.',>、                                                               -=ニニニニニニニニニニニニニ/
. ',//>                                                       -=ニニニニニニニニニニニニニニニニ/
. ',/////>                                              -=ニニニニニニニニニニニニニニニニニレ'
.  ',//////////>                                            -=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
  r‐xi//////////////>                                   -=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
  ゝイ////////////////////>                             -=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
    ',ニ///////////////////////>                     -=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
    ',ニ///////////////////////////>                   -=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
    (__)=///////////////////////////////>.         -=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
.     ',ニニ////////////////////////////////////> ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
.      ',ニニ////////////////////////////////>=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
.     Vニ>'"二二二二二ニニニニニニニニニニニニニ>.=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/

        〉":::::::::::::::/   /    ー''" ̄¨`>''" |ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ/
.     《:::::::::::::::::/,,,;;;,イ        __,:::::{、   |ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- ''"´

      `''≪::::::{ ,,,イ' 乂.......::::::::弋 _, \:::ヽ.   ',ニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- ''"´
         \:::〉、{', ,,,,,,,,,>''''" ̄`ゝ ----',   ',ニニニニニニニニニニニニニニ=- ''"´
           \ゝ>、_____ノlニ≫''":. : :/ /. ',   ',ニニニニニニニニニニニ=- ''"´
            rイヽ {:.:.:.:.:∨{ニ{.:.:.:.:/ /:.:.: ',   ',ニニニニニニニニ=- ''"´
            ¨ ゞヘ!:. {:.:.:.:',lニ}. / /.:.:.:.:.: ',   ',ニニニ=- ''"´
                `ヽー:. : :/ />====∨¨ヽ',ニ ''"´

                      ',.:.: / / _,ィニニニニニニニハヾ
                     へニ/=イニニニニニニ≫三三≫x
                    ∧三三三イ三三三三≫三≫x
                    ∧三イ三三三三三≫三三三≫x


【特徴】:英霊・???・???

見てるだけで何か怖気がする。…言っちまえば、…気味わりい。

「…ふむ、血の匂い、死臭、おそらくは数多の人間を葬ってきた英霊。…しかしその割にはどうも鍛えている様子ではないが?」
「ンなこたどうでもよくねえがどうでもいいだろうよ、そら、城戸の爺が話し始めるぞ」

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「さて、諸君、よく集まってくれた。これより行動を開始する」

そういう声には力がある。…あの年でこの声だ、バケモン染みてるな。

「まず、アーチャーだが、その宝具の性質上、本拠地にたどり着くまでにおそらくは妨害、そしてその間に脱出という作戦を取るだろう」
「つまり、正面から戦おうとはしないってことですか?」
「おそらくはな、陣地の方はキャスターの宝具で何とかなる、厄介なのは足止めをする兵隊と、そこからの逃走を許してしまうことだ」

一度あの坑道に逃げられちまったら、そっから追っかけるのは至難の業だろうしな。

「と、いうわけで、ますキャスターの宝具で陣地を破壊、その後、アーチャー本体へ攻め入るメンバーと、逃げ道を防ぐメンバーに分かれる」
「具体的には?」
「アーチャー本体へ迫るメンバー、これがいわば陽動だ。アーチャーの召喚する使い魔を排除し、アーチャーの逃走を促す」
「なるほど、そしてそのメンバーから通信やら何やらを受けて」
「そう、止めを刺すのが逃げ道を防ぐメンバー。これが直接アーチャーと戦うメンバーと考えてもらいたい」

…なるほどな。どっちに付くかで相手が変わるわけか。

「メンバーだが、まず儂の機械人形を本体チームの主功とする。これは純粋に巨大であり、範囲的な攻撃が可能だからだな。同様の理由でキャスターにも同行を願おう」
「了解しました」
「そして、逃げ道を防ぐ陣営は対人戦に強いセイバーを主軸に動いてもらう」
「はい! お父様!」
「ライダー、バーサーカーはどちらについてくれても構わない。ただし、片方に偏らないようにはしておいてくれ。では、どちらを選択するね?」

…本体に攻め入るのは機械人形とキャスター、戦うのはほぼ無尽蔵に湧いてくるアーチャー使い魔。とにかくアーチャーに何らかの決着がつくまでの消費戦になる。
で、アーチャーの逃げ道を塞ぐのがセイバー、こっちはアーチャー本体との戦い。数は少ないが死に物狂いで向かってくる可能性は高い、か。

「ああ、私はどちらでも構わないから、君の判断に任せるよ」
「そうか、じゃあありがたく選ばせてもらうぜ、オッサン」
「お…!?」

さて、とじゃあどっちに付くかね。


23:55より↓2、どちらのチームに付くか

1:本体チーム【メンバー:機械人形、キャスター 戦闘相手:アーチャーの兵隊】
2:逃げ道チーム【メンバー:セイバー 戦闘相手:アーチャー】

1:本体チームへ

今のメンツ考えるに、俺は陽動の方向かった方がいいだろうな。

「じゃあ、俺は本体チームに入る、オッサン、頼んだぜ」
「お、オッサンかあ…、ああ、うん、分かった、それでいいよ」

とりあえず決まりだな。

「…むう」
「? どうした城戸槙名」
「いえ、何でもありませんのよ」
「そうかい、…あ、そういや」

アドルファスの奇襲忘れてたな。…一応やっとくか?


直下、そういやゾラは傷どうなってんの。成功以上で重傷、継続以下、失敗以上で負傷、大失敗以下で完治【???】-1

↓3、アドルファスの奇襲を行うか、行う場合は同時に負傷判定【???】-1


123:無傷
456:負傷
78:重傷
9:死亡

9:重傷

【重傷】で+1されるも変わらず

3:無傷


【というわけで今回ここまで、次回、アーチャー戦から。おつかれさまでした】

【アーチャー戦は、本体チームが一回戦闘終えるごとにアーチャーの移動判定及び、接近判定行う感じで行きますね】

【申し訳ないが本日はお休み】

【ちょっと遅くなりましたが再開】

「アドルファス、奇襲ってできるか?」
「ん、やってできないことはないですね、やりますか?」
「できるんなら」
「あいあい、対象の写真とかありますか?」

アドルファスにラプーペの情報を渡す。すると、これまでの軽薄な態度が嘘のようにアドルファスは目を細め、狩人の表情に。

「…確認、どうやら手負い、…貰ったッ!」

銃声が鳴り響き、アドルファスがしばらく目を細めて首を振った。

「ダメっしたわ」
「失敗したってことかよ、使えねえな」
「いやいや、それ言われてもですねえ、俺は仕事ちゃんとこなしましたけど、横からなんか来て掻っ攫って行ったんすよね」
「なんか?」
「どんなのかまでは見えなかったですけど、…ちぇー、今のはイケてたのになあ」

ぶつくさ言うアドルファス。…いや、でも、なあ?

…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
                            ┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━

「うわっほーっ!!!」

遥か下の街を見て、思わず声が上がる。
俺が今乗っているのは城戸の機械人形の上、つまりは、男の子なら一度は憧れるあの位置だ。

『テンション上がってるね』
「だってよお!」
「静かにしろ、終原。そろそろ敵の陣地内だ」

東方屋の姐さんが静かに注意を加える。…城戸の爺と兄貴は魔力の関係上後方待機、俺と姉さん、そして機械人形がここの布陣だ。
前方に広がるのは肆姫の山野。既にここは敵の領域、思わず唾を飲む。
そんな俺に気が付いたのか、姐さんがどことなく商売っ気のある笑顔で声をかけてきた。

「何、そう気負うことはない。お前はお前のしたいことをすればいいのさ。終原という家は昔からそうだったと聞いている」
「…そうなのか?」
「ああ、自分に忠実で、そして曲がったことを嫌う。その分直情的で脳味噌の回らない人間が多いとも聞くがな」
「…そっか。…姐さんは俺の両親のこと、知ってるのかよ」
「…知っているが、私の話すべきことではない、話す時が来れば、一が話すだろうよ」

姐さんがそういった直後、銃声が響いた。

「さあ、おいでなすったようだ。キャスター」
「はいはい、任せなさいって!」
「行くぞ、終原。私はあくまでも商人だ、戦線の維持はお前に任せるぞ」

キャスターが飛び出し、その拳に力がこもる。目には光、そして、その体が落下すると同時に、地面へ拳を突き立てた。

「宝具開帳! 我が一手は此処に! 我が信仰は此処に! それは、山をも割るッ!!! 【逼割禅定】ッ!!!」

それが戦いの合図となった。


直下、第一戦。戦力判定

123:かなりわらわら
456:そこそこ
789:少ない

7:少なめ

【本戦闘まで面倒なので、二回有利先取ってことで進めますね】


直下、戦闘判定、1ほどアーチャー斥候、9ほどライダーら有利【人数差】+1【少なめ】+1

9:ライダー有利

直下、戦闘判定、1ほどアーチャー斥候、9ほどライダーら有利【人数差】+1【少なめ】+1【有利】+1

6:ライダー有利

キャスターに引き寄せられ、わらわらと集まる…、なんてことはなく。
攻撃は起これど姿は見えず。森林地帯はアーチャーの兵隊によるトラップハウスに変貌していた。

「…完全に伏兵戦で挑む気みたいね」
「作戦としては間違っておるまい、ただ、この機械人形のことを考慮に入れておらんがな。吾輩、突飛な作戦で敵陣を翻弄した!」

そう、たとえこそこそ動こうが。

「行け、鉄人!」
『指示を出しとんのは儂だ!』

巨大な機械人形の足が塹壕と森林ごとアーチャーの兵隊を踏み潰した。
まるで葉っぱみたいに吹き飛ばされる兵隊たち。…あっけねえなあ。


直下、アーチャー反応、成功以上で撤退、セイバーらとの戦闘に、失敗でそのまま【重傷】+2【まだまだこれから】-3

↓2、ライダーら到達判定、一の位で計算、0は0(現在20)

1:まだ動かず

8:残り12


直下、第二戦。戦力判定【二回目】-1

123:かなりわらわら
456:そこそこ
789:少ない

【次スレだ 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 42【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481811740/) そして人数差は+2ですね】

8:少ない

直下、戦闘判定、1ほどアーチャー斥候、9ほどライダーら有利【人数差】+2【少なめ】+1

7:普通に有利

直下、戦闘判定、1ほどアーチャー斥候、9ほどライダーら有利【人数差】+2【少なめ】+1【有利】+1

7:ライダー有利

「うぜえってのッ!」

…サーヴァントではあるんだが、正直一体一体は低級霊レベルだな、こりゃ。


直下、アーチャー反応、成功以上で撤退、セイバーらとの戦闘に、失敗でそのまま【重傷】+2【そろそろヤバい?】-2

↓2、ライダーら到達判定、一の位で計算、0は0(現在12)

【続きは次スレで】

8:アーチャー撤退

1:残り11


直下、アーチャー逃走先判定

123:狂
456:剣
789:二騎

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