これは造られた戦争。
本来の目的を大きく外れた物語。
外典では無く、偽書でなく、番外でなく、初版でもなく。
そう、言うなれば遊戯。
ほんの戯れ、一夜の夢、そこで奔流するは嘘か真か。童の戯れ、付き合ってくれるならばこれ幸い。
遊戯聖杯戦争、ここに開催を告げよう。
私は作り物のカラダです、私は作り物のココロです、でも、それだからと言って、私たちを否定する理由にはならないでしょう?
_,,_ / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :、:. : : : : : : : : .:ヽ: : :V : : :ヘ
.,r:'/ ./ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 1: :、: :ヽ: : : : : :V : :}、:. : :ヽ
!:.::{ .': : : : : : : : : :! : : : : : : : : : : : : : : : l:..:1:、:.:i、: : : : :1: :i1、: : : ヘ 「いつか、私たちが人と同じように生きられればいいのですが」
V: i、 ,.:イ : : : : : : : : : :i、:、: : : : : : : : : : : : : :l、:.1ヾ:.::k、: : :. :゚;∥!1: : : : :ヘ
.ヽ:::ヽ. ,.r:'シ l : : : : : : : : : : :ヽ :'、: : : : : : : : : : : :i:.l ':_}...>:-H:. : : : :!:..:l. V: : : : : :、
ヾ:.:`:'::'^:.:/ {: : : : : : : : : : : :ヾ::ヽ、: : : : : : : : :ィ:}´i;:! '::} 1:: : : .;N:! V: : : : : ヽ
`'' ^~ |: : : : : : : : :、: : i、:ト:;ヾx、 : : : : : .:j::! リ_,.。xl}=l:l、:. :jリ }_ ヾ:. : : : : :ヽ
|: : : : : : : : :ヘ: : :ト、:i,_>xTヽ、__:: :: :l1} .X)i<ソ-' .リ1::/j /、`ヽ`'''ヾ=ミ:、:.;_::\
1:! : : : : : : : :ヽ : i, /ミ:, `ヾk、::.、:.:j リ `^,,,,,,, l' レ゙ l/ 1 `^ヾ、 「いえ、きっとその日は訪れます」
i;:.、:: : : : : : : :ヘV:.、 ,。=天` `^'’ } : ! / ヽ
V:.、:: :: : : : : : :ヽヾ/C:jシ'^ 、 ,:} : | / ヽ
ヽ:V、:: 、:. :. :. :. :.:\ ,,,,,, // :| ./ ヽ
ヾrヘ::`ヾ、:: :. :. : :`:x.、_ ,_ .ノ ./:'゜ .: j. / _,. へ
,。-='^ ̄=:\ `'ーミ:x'ー=r-'F、 ,.。r‐= くx、,_ .:: j ,' . '^ ̄ \
/ .>'⌒'' ー-、,_=::、 ヽ `ミX-.、..,.'^ / ノ `^''ー-=、j_ _,.。_-==く 「希望は、何よりも美しく強いものですから!」
ノr'^x----- 、..,,__ヽヾ:、 :、 ,>''´ '、 / `^' ー-<r..,^_ \
.//´  ̄`^' ー-=< ...,,,__,___ノ__!  ̄ヽ \
/ 〈 /  ̄1'ー-、,_ 、 '、
./ \ '、 j `丶、 〉 }
・また、当スレの方針上、他のスレとは異なった価値観の元運営される可能性があります。
・Grand Orderの設定は、明確に準拠しない方針を取らせていただきます
・サーヴァント、マスター、舞台は完全オリジナルのモノを利用します。
・サーヴァント、マスターは皆さまから募集したものを利用します。
・マスターは最初に主人公としての貴方を作成、その後、参加マスターを作成します。
・本スレは基本的にAA使用頻度が控えめです。
・作中内における設定の齟齬はひとえに >>1 の知識不足によるものです。そういった事態は発生しないように心がけますが、もし発生した場合はご容赦ください。
・日常、戦闘パートにおいては簡易判定による判定となります。判定は以下の表を使用します。
1:ファンブル
2:大失敗
3、4:失敗
5:継続
6、7:成功
8:大成功
9:クリティカル
0:特殊、もしくはイベント判定
77:自軍に有利な特殊イベント
99:自軍に不利な特殊イベント
基本的に遅筆ではありますが、どうぞお付き合いください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1481811740
25時を駆ける聖杯大戦:固茹弁舌貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 25【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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37普通に聖杯戦争:兎耳探偵貴女 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 37【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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38普通に聖杯戦争~合間の神屋戦争:兎耳探偵貴女~喪失善行貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 38【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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39合間の神屋戦争:喪失善行貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 39【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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40合間の神屋戦争~第二回座談会~四大家戦争:喪失善行貴方~悪口憑依貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 40【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
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41四大家戦争:悪口憑依貴方 【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 41【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1476368325/)
有志の皆様によるWiki http://www2.atwiki.jp/pastimegame/
【サーヴァントテンプレ】
≪クラス≫:
【真名】:
【属性】:
【筋】:
【耐】:
【敏】:
【魔】:
【幸運】:
【宝具】:
【特徴】:
【クラススキル】
◆
【保有スキル】
◆
◆
◆
【宝具】
◆
◆
【来歴】
【聖杯への願い】
【性格】
【AAもしくは容姿】
【行動方針】
一応これを使用しますが、他スレのテンプレでも構いません。
また、簡易判定を使用する以上、宝具やステータスが飾り物になる可能性は十分にあります。そこはご容赦ください。
【現在は募集を停止しています】
【日常パート】
朝・昼・夜の三回日常パートが行われます。
索敵やコミュをすることが可能で、結果次第では戦闘パートへ突入することになります。
また、日常パートにおいては、他陣営の描写も同時に行われます。
【戦闘パート】
≪通常戦闘≫
ルールは以下の通り
1:十の位を【筋】【敏】【魔】とし、各ランクごとの点数として取り扱う
2:十の位の結果を一の位に足したものを結果とする。
3:【耐】のステータスをその結果から引く(結果は切り上げ)
4:そこで発動する宝具、スキルがあればそこで発動、その結果を取り入れ、最終的な数字で優位を決定する。
5:特殊は特殊
6:各ステータスは以下の通りE:1 D:2 C:3 B:4 A:5
7:10の位0の時は幸運で判定、一の位0のときは強制有利
8:最大は15、それ以上はカウントオーバーとする
9:宝具は、一定の条件を満たしたときに発動、もしくは戦闘時に任意で発動するものとする
10:スキルも同様の条件で発動する。
11:三回優位を取った時点で勝利とする
≪共闘ルール≫
共闘する場合、メインで戦うキャラクターとサブで戦うユニットを決定します。
ステータスはサブユニットのステータスを二分の一(切り下げ)したモノをメインユニットのステータスに付与。
スキル、宝具の効果はそのまま使用します。
≪マスター戦≫
だいたいはサーヴァント戦と同じ。
【筋】を【体】、【耐】を【心】、【敏】を【知】、【魔】を【質】として判定します。
≪マスターVSサーヴァント≫
サーヴァントと戦闘可能なユニットの場合、戦闘時にマスター側に強制-5の補正が付与されます。
共闘時の補正はマスターだけの場合は-4、マスター&サーヴァントの場合は-3となります
≪負傷、重傷の取り扱い≫
負傷、重傷時の戦闘は判定に-1が付与されます。
≪かばう≫
一方的なマスター戦を仕掛けられたときに使用可能。
相手マスターの【体】と自サーヴァントの【敏】を使用し判定を行います。
初期値は5、【敏】-【体】÷2の分だけプラスされ、成功した場合、マスター戦は無効となります。
【魔力切れシステム】
朝、昼、夜行動の際、連続して宝具、一部のスキルを使用すると戦闘時に-補正が発生します。可能連続使用回数は【質】÷2の切り捨て。
可能連続使用回数+1で戦闘時-1、+2で戦闘時-2、+3以上で戦闘終了時、消滅判定。
魔力切れは、二日経過することで一回分回復します。それ以外に回復するためには、令呪、特定の礼装、魂喰いなどを必要とします。
【負傷・重傷の扱い】
【負傷】
・サーヴァント
戦闘に-1補正、一回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-1補正、二回休息を取れば回復。
【重傷】
・サーヴァント
戦闘に-2補正、二回休息を行えば回復。
・マスター
戦闘その他に-1補正、シナリオ中には回復せず。
【四大家一覧】
【終原家】
【報復呪術】
自らに与えられた損害、危害、攻撃をそのまま、あるいは倍加して与える呪術。
心身共に攻撃や干渉が可能であり、その使い方は使用者によって異なる。
西洋の魔術体系とはまた異なっており、独自の進化を遂げた魔術の一つ。
【家の概要】
街を統べる四つの家の中で最も立場が低く、最も陰惨かつ卑劣な術を使用する家。
本来は街を古来より守っていた統治者の家であり、他三つの外来家が霊地を狙い攻め入った際に交渉することで現在の地位を確保し、戦争の末席についた。
しかし、使用する術やその境遇にも拘わらず、その家には何故か正しき心の持ち主が集まる傾向にある。
また、健全な心は健全な体に宿るとの言葉を体現するように、筋肉質なメンバーが多い。
現在は半分暴力団、半分自警団といったような街の護り手となっており、街を愛する気持ちは強め。
そのため、戦争においては霊地の貸借に加えカバーストーリーの流布や資金調達のような雑用諸々を担当している。
【願い】
戦争を目的としている他家等からこの街を守る
【所属メンバー】
◎悪口憑依貴方(終原 真・月)【AA:獏良了(遊戯王)】
今回の貴方かつ終原の末っ子。他者に憑依する能力を持つ魂だけの存在。自分の体が無いことにコンプレックスを抱いている。
また、ものすごく口が悪く、いざというときに相手の神経を逆なでしてしまう。何だかんだで家族思い。
○終原 一【AA:比那名居天子(東方Project)】
終原家長女にして、現状両親がいない終原家の精神的支柱にして家の歴史を知る女。
ただし極度のマゾヒスト。弟妹思い。
○終原 英雄【AA:握野英雄(アイドルマスターSideM)】
終原家長男にして警察官。街を護ることに関しては家の人間で一番執着しているため少し危なっかしい。
誰かの受けたダメージを報復する使い魔を使用する。顔が怖い。
○終原 眸【AA:黒木智子(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!)】
終原家次女。コミュ障にして出不精気味。
写した写真を使用した索敵や、呪いの共有が得意技。夜型人間。
●ライダー【AA:球体紳士(2ch)】
うさんくさいながらも紳士な顔の見えない男。ギャグマンガみたいな戦い方が得意。
真名はほら吹き男爵ことミュンヒハウゼン男爵。願いは夢を見続けることらしいが詳細は不明。
【カレルレン家】
【動物使役】
その名の通り、動物を使役する魔術。
斥候から戦闘、あるいは小型の礼装として使用が可能。
血液を利用したリンクで完全に指揮下におく一派、あるいは信頼を勝ち得その加護を受け共に行動する一派が存在している。
そのため意味こそ違えどどちらの派閥も動物を大切に扱う。
【家の概要】
戦争を行う四つの家の中で動物使役を得意とする魔術一派。
元々、獣の加護を受けることで力を増す少数の魔術集団のまとまりに端を発する一家である。
そのため動物を人間、魔術師より優れた存在とする白派、あくまでも道具として使役することを望む紅派が存在しており、常に冷戦状態。
白派は獣の加護を受け自らを強化したうえで共に戦闘する魔術を主に使用し、哺乳類を使用する。
紅派は血液を利用し制御下に置くことで動物を武器として使用する魔術を主に使用し、爬虫類を使用する。
現在は家内の冷戦状態もあるものの、戦争には協力が必要だとしぶしぶ休戦状態にある。また、どちらにも属さない第三派も存在しており混乱している。
戦争では主に令呪の作成を担当している。
【願い】
生物進化の果てを
【所属メンバー】
◎ガディア・カレルレン【AA:新城直衛(皇国の守護者)】
カレルレン家当主代理。傍らに巨大な野獣を連れた茫洋とした男。
詳細は不明だが、赤白両家に疎まれている模様。苦労人属性。
○マツミ・カレルレン【AA:松実玄(咲-saki-)】
カレルレン家紅派筆頭。威圧的な笑顔を絶やさない女性。
弱肉強食理論の元、龍的な魔獣を使役する。コンマ神のお告げでポンコツ疑惑が浮上中。
○マイケル・カレルレン【AA:ゴリラ(動物)】
カレルレン家白派筆頭。ゴリラ。
紳士的なゴリラ。理知的なゴリラ。現在気絶中。
○ディエゴ・カレルレン【AA:ディエゴ・ブランド―(ジョジョの奇妙な冒険)】
カレルレン家紅派。野心的な青年。
能力は不明だが、利用できるものは何でも利用する泥くさい戦い方が基本の模様。
○ククルン・カレルレン【AA:エーリカ・ハルトマン(ストライクウィッチーズ)】
カレルレン家白派。自称クッキー。
犬を操る子犬系女子。あまり頭はよろしくない模様。
○トカゲ(“ヤクシャ” ガンホー・シヤン)【AA:シン・メーン・アルティエン(モンスターコレクション 魔獣使いの少女)】
カレルレン家第三派。まんまトカゲ染みた剣士らしい。
カレルレン家の古老的ポジション。だったが、現在は『若い世代を護る』との願いの元、終原と共闘中
●ランサー【AA:早坂美玲(アイドルマスターシンデレラガールズ)】
詳細不明。高慢な女。
触媒は大英霊を呼び出せるものだったらしいが…?
【城戸家】
【基礎魔術】
物体の強化、自己の防御、探索、人払いなど基礎的な技術を高い水準まで修めている。
言ってしまえば万能なオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏。
どれか一つを特化するよりも、まんべんなく強化しようという安定志向の産物である。
【家の概要】
舞台となる街において学校を経営している一族。
もちろんそれは表の顔であり、本質は誰よりも純粋な魔術師然とした一家。
ただし、全体的に派手好きな成金趣味。そのため経営及び家系は常に困窮気味。
過去にはそれ相応の私財を得ていたようだが、徐々にその収入減が不足しかつての栄光はいつやら落ち目に。
構成メンバーはかなり血統を重視しており、外部の人間はほとんど存在していないかつ、少々プライドが高い。
戦争においては、魔法陣の生成を担当している。
【願い】
根源への到達
【所属メンバー】
◎城戸 槙名【AA:七転福音(紅殻のパンドラ)】
城戸家マスター。明るく朗らかでフレンドリーな非の打ち所の無い少女。ロボットだった。
能力はロボットゆえの電気操作、どうやら父である沖名と血は繋がっていない模様。
○城戸 晴真【AA:八神庵(THE KING OF FIGHTERS)】
城戸家長男。なんかものすごく個性的になろうと頑張ってる感じがする男。
能力はどうも爆発や火炎に関係しているらしい。高校教師。
○城戸 錬太郎【AA:納村不動(武装少女マキャヴェリズム)】
詳細不明。
○城戸 沖名【AA:アーノルド・ラスキン(宵闇眩燈草紙)】
城戸家現当主。威圧的な禿頭の大男。巨大ロボットはロマン
娘の槙名を気にかけており、何だかんだ他の息子二人も大事には思っている模様。刀剣のコレクターのようでもある。
●セイバー【AA:シェゾ・ウィグィィ(ぷよぷよ)】
錆びた大剣を背負った戦士。無口で恥ずかしがり。
真名は不明。大剣は真名解放で透き通った透明の剣と化し、性格も結構イケイケになる。
【ゾラ家】
【錬金術】
万物、物質の流転をテーマとする学問。西洋魔術の影響を受けたものであり、自然に干渉して物を造る魔術。
主に非金属を金に等が挙げられるように最高クラスであれば人体錬成も可能。
最終目標は「完全」に近づくことであるとされる。
【家の概要】
舞台となる街において医療機関を営む一家。
サンジェルマンの指導を受けているといわれるが真偽は不明な本来流れ者の謎が多い一家。
戦争開始時に、何処からともなく流れ着いた男を始祖とする一家であり、一族としての意識は薄い。また、少々貧乏性。
少しマッドの気はあるが、仕事には真面目で忠実な職人気質。「賢者の石」の錬成を目指しているといわれているが詳細は不明。
一種の職業ギルドの様相を見せ、有能な魔術師、錬金術師を積極的に引き抜いている。
戦争においては聖杯の作成を担う一家である。
【願い】
真理の追及
【所属メンバー】
◎ラプーペ=ゾラ【AA:ジェイド・カーティス(テイルズオブジアビス)】
ゾラ家当主。淡々とした優男だが、死生観を理解できない破綻者。
医者としての高い技術と、ホムンクルスの生成を得意とする。
○ルージュ=ゾラ【AA:シャルラッハロート(アルカナハート)】
ゾラ家戦闘員。出るところは出て引っ込んでるところは引っ込んでる高校生とは思えないほどのボディ持ち。
鎖を操る技を持つ。好戦的な性格だが、あまり当主の事は信頼していない模様。
●アーチャー【AA:プロテクトギア(人狼 JIN-ROH)】
軍服に身を包んだ軍人。規律正しく真面目な性格。
真名は不明。どうやら守備戦に長け、多くの部下を持つ指揮官のようだが…?
【外来】
◎東方屋 麗右衛門 霊夢【AA:博麗霊夢(東方project)】
金融業を営む冷徹果断な女性。ビジネスではちゃんと笑顔もできる。
どうやら自分の魔力を貸し与える能力を持っているようだが…?
●キャスター【AA:先代巫女(東方project)】
包容力のある大人らしい女性。キャスターであることが疑わしいほどの肉体派。
真名は不明。どうやら信仰心は強いようだが…?
◎カストゥサルファー・ジーレイト【AA:紅麗(烈火の炎)】
全身に火傷、焦げ跡を持った男。前回参加したマスターの息子らしい。
能力の詳細は不明。聖杯奪取に並々ならぬ信念を抱いている模様。
●アサシン【AA:春麗(ストリートファイター)】
さばさばとした気風のいい中華風の女性。拳法家。
真名は不明。どうやら優れた中国武術の使い手らしいが…?
◎クラウディオ・ストゥルルソン【AA:サント・クラウディオ・パラディーゾ(リストランテ・パラディーゾ)】
街医者。何処か頼りなく冴えない印象を受ける。
能力は不明。
○フラン=ゾラ【AA:斑木ふらん(フランケン・フラン)】
ゾラ家のはぐれ者。医者であり、街医者である外来マスターの補佐に回る。
能力は不明。協力こそすれどうにか相棒を止められないかとは考えている。
●バーサーカー【AA:レッドピラミッドシング(SILENT HILL)】
刑死者のような雰囲気を纏った詳細不明のサーヴァント。
真名は不明。
【テンプレここまで】
6:セイバー側へ
アーチャーは考える。
「…まさか朝駆けとはな。油断が無かったかといえばそうは言わんが」
呟きながらも傍らのマスター、まだ本回復からはほど遠く、骨折を無理に押しやっているような状態のラプーペを見、悲し気に目を伏せる。
「…そして相手は遊撃の通じない巨大な機械絡繰り。…坑道もキャスターの一撃で潰された、宝具を使おうにもせめて行動の入り口までは向かわねば」
そこまでを一瞬で思考し、自らの最適解を考える。
つまりは、戦い、勝つ方法ではなく、逃げ、生き延びる方法を。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…やはり待ち伏せされていたか」
「もちろんです! 神妙にお縄に付きなさい、アーチャー!」
アーチャーが向かった先、そこには既に切り伏せられた先遣隊と立ち塞がるセイバー。
「…覚悟を決めるときが来たのか、それとも因業のツケが回ったか」
肩に負う物言わぬ主をちらと見、連れた兵士に安全なところまで運ばせ、退路を断たれたアーチャーはその手に銃を持った。
すなわち、逃げるのではなく、戦うために。その目に闘気がこもる。
「相手は一人、何を恐れんや、我らは一人十殺、国土を護る神兵であり、同時にかけがえのない個である」
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‘,;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : : : :. ∨三三三三三三三三三三三三三三三ヘ....乂 ⌒! 三三三.⌒‐、 >
そこに宿る噎せ返るまでの熱と生きようという執念、それを感じたのか、セイバーの目が険しく変わる。
「我らは一兵、しかしてその力は鬼神にも勝る。英雄何するものぞ、【死シテ護國ノ鬼トナレ】ッ!!!」
檄。ただその一言で、轟かんばかりの声が上がる。戦況が大きく変化したことを、セイバーも理解していた。
だからこそ、セイバーもその剣を抜く。すなわち、全てを斬り去るその剣を。
「…たかが一兵卒、俺の美しき剣戟に耐えられるか!? さあ、歌え【風絶麗剣(スクレップ)】ッ!!!」
ぶつかり合うは英雄と人、その結果がどう動くかは、誰であろうと予想はできない。
どのくらいで合流できるか判定
直下、バーサーカー【同じチーム】+2
↓2、その他陣営【半分詰れず】-3
123:5ターン目
456:4ターン目
789:3ターン目
5:バーサーカー4ターン後
1:その他5ターン後
【戦闘まで終わらせようと思いましたが、ちょっと限界が来てしまった。今日はここまで、おつかれさまでした】
【再開。大体ネタ割れてるのでステータスと宝具開帳状態で戦闘開始】
【その前に、バーサーカー陣営よく考えても遅いなと思ったので再判定】
直下、バーサーカー【同じチーム】+2
123:4ターン目
456:3ターン目
789:2ターン目
4:3ターン目に到着
【セイバー】
【筋】:6
【耐】:2
【敏】:2
【魔】:3
【幸運】:4
【クラススキル】
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆心眼(真):D+
長年、沈思黙考する事で得た洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】
◆豪腕:C
並みの剣では振るっただけで破壊してしまう、セイバーの膂力に由来するスキル。
接近戦での格闘ダメージを向上させる効果がある。
【戦闘判定で【筋】が選択された場合、ランク分の+補正】
◆『風絶麗剣(スクレップ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大補足:1 消費魔力:1回分
【自身の全ステータスを1ランクアップさせると共に、敵の【耐】をE(0)に低下させる】
【宝具解放後、自身も含め場に存在する味方に精神干渉系スキルに対する強い抵抗を付与する】
【アーチャー】
【筋】:2
【耐】:0
【敏】:3
【魔】:1
【幸運】:1
【クラススキル】
◆対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『死シテ護國ノ鬼トナレ』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:21,000人
【敵の【筋】・【耐】・【敏】のステータスを-1】
【一部のスキルや対軍系宝具の効果を一つ封印。更に魔力消費を増加させる】
【1ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、アーチャー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
セイバー【敏】選択
2+4=6
アーチャー【魔】選択
1+2-3=0
【セイバー、有利獲得】
【2ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、アーチャー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
セイバー【魔】選択
3+1-1=3
アーチャー【運】選択
1+7=8
【アーチャー、有利獲得】
戦況は一進一退だった。もはや背水の陣、手負いの虎と化したアーチャーの猛攻はセイバーの予想をはるかに上回るものであり。
同時にその生に対する異常なまでの執着は、セイバーほどの勇士を以てもその背に粟を立たせた。
その指揮能力、数で個を倒す、地の利を以て制圧する。アーチャーが纏うは兵士の信頼、覚悟、そして命。
一個小隊を相手にするかのごとき徒労感、だが、そこに一人の罪を裁く戦士が現れた。
「██████ーーーーッ!!!」
「隊長殿! 6時の方角から敵が、アバッ」
伝令の首が飛ばされ、現れたのは一人の執行人、手に持つ刃は紅に濡れ。
「…いかれか」
「遅れてすまない!」
「構いませんわ! それよりも」
「ああ、頼むぞ、バーサーカー! 彼らは罪人、君の刃でその魂を」
「██████ーーーーッ!!!」
クラウディオの指揮もそこそこにバーサーカーはアーチャー目がけ走り出す。
そしてそのアーチャーもまた、混乱を一瞬で立て直し迎撃の体制を取っていた。
「誰が罪人か、国を、人を護って、何が悪い! 諸君、義は我らにあり! けして自ら死のうとするな! 突撃ッ!!!」
そして、戦況は目まぐるしく変わっていく。
【セイバー&バーサーカー】
【筋】:7
【耐】:3
【敏】:3
【魔】:3
【幸運】:5
【クラススキル】
◆対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆心眼(真):D+
長年、沈思黙考する事で得た洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】
◆豪腕:C
並みの剣では振るっただけで破壊してしまう、セイバーの膂力に由来するスキル。
接近戦での格闘ダメージを向上させる効果がある。
【戦闘判定で【筋】が選択された場合、ランク分の+補正】
◆『風絶麗剣(スクレップ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大補足:1 消費魔力:1回分
【自身の全ステータスを1ランクアップさせると共に、敵の【耐】をE(0)に低下させる】
【宝具解放後、自身も含め場に存在する味方に精神干渉系スキルに対する強い抵抗を付与する】
【アーチャー】
【筋】:2
【耐】:0
【敏】:3
【魔】:1
【幸運】:1
【クラススキル】
◆対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『死シテ護國ノ鬼トナレ』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:21,000人
【敵の【筋】・【耐】・【敏】のステータスを-1】
【一部のスキルや対軍系宝具の効果を一つ封印。更に魔力消費を増加させる】
【3ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、アーチャー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
セイバー【魔】選択
3+3-1=5
アーチャー【魔】選択
1+3-3=1
【セイバー陣営有利獲得】
【4ターン目】
直下、セイバー判定
↓2、アーチャー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
セイバー、【筋】選択
7+3=10
アーチャー【運】選択
1+2=3
【セイバーの勝利です!】
直下、アーチャー逃走判定、成功以上で一画消費し撤退、失敗で???【ラプーペ重傷】-2
2:アーチャー一画消費&…?
バーサーカーの加入は、明確にアーチャー陣営を掻き乱した。
ただでさえ、英霊たるセイバーの攻撃を数で押しとどめていたところに、新たな相手、それも疲れ、痛みを知らない狂戦士が飛び込んできたのだから。
そしてその指揮は的確で、アーチャーは次々に攻撃の軛を刈られていく。
慈悲さえも感じさせるその剣技、セイバーですら一瞬その姿に見惚れるも、同時に何かうすら寒いものを感じていた。
そしてアーチャーの指揮ももはや届かない、バーサーカーの攻撃が最も起こしてはならない混戦を引き起こしてしまったのだから。
その混乱の中、それでも戦おうとする部下等の姿を見、アーチャーはまだ立ち上がる。
だが、その背を力無く何かが叩いた。アーチャーが振り向くと。
「…! マスター!」
そこには力無く立つラプーペの姿。ただ立っているだけでも死にかけているその姿に思わず手を伸ばしたその隙に。
「██████ーーーーッ!」
「しまっ…!?」
バーサーカーの首狩り刀が迫っていた。
もはやこれまでかとアーチャーの走馬燈が回る。だが、その傍らで、ラプーペは。
「今です!」
その叫びの直後、バーサーカーの軌道がブレた。
そして、繰り出されたのは不可視の一撃。それには魔力こそないが、バーサーカーを吹き飛ばすには十分で。
一瞬凍結した戦場、そして新たな声が響いた。
直下、奇襲対象判定
12345:マスター
6789:サーヴァント
7:サーヴァント
直下、奇襲対象サーヴァント
12:キャスター
34:ライダー
56:セイバー
78:バーサーカー
9:ライダー従者
↓2、負傷判定【???】+3
123:無傷
456:負傷
78:重傷
9:消滅
0:特殊判定
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直下
123:2騎消滅判定
456:機械人形破壊
789:何とか阻止
9:消滅
5:機械人形破壊
それは、轟音だった。思わず見上げたセイバーは、そこからでも姿の見えていた機械人形が前倒しになるのが見えた。
胴体には、まるで拳を撃ちこまれたような破壊痕。何者かが一撃を叩きこんだのは明白だった。
そして、視線を戻すと、バーサーカーの一撃を逸らした男もまた、そこに立っていた。
「…」
長外套、焦げたような匂い、そして何処か虚無的ながらも熱を持ったその瞳。
/´
/ ,ィ≦<人_ノ、 /∥
_ {iγ´i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:=- /i:i:∥
__ヾヽ|fi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:爻 ∥i:i:i/ /
`>i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:r-ミi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:<´  ̄ ̄``
/´〃i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ミ、 ヽi:i:i:i:i:i:i:i:i-=ニムi:i:ニニニ===--― 、
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{' i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:从λ_ } ./ニニ/ニニニニ>=ミx`\
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Y=へ/》ニニニ=-/ニニ∥ニムヽ、i}
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Y―‐f ̄i}ミニニ\ニニ.i}/ニニニニニニi} -=ニニニニニニニニニ
i}―‐{―i}-<``-=ニニ//ニ/ニニニニ``ゞ、___,-=ニニニニニニニニニニニニ
∥__廴_i}_>、 `` ̄...\=/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
r-ゞ、 .∥ i} ``ー―{i Yニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
/{iニニニニニニ``ニニニニ/ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ
カストゥサルファー・ジーレイトがそこには佇んでいた。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
俺達は困惑していた。アーチャーとの接触を確認した俺達は、残ったアーチャーの兵隊を吹き飛ばしながらセイバーらの救援へ走っていた。
そう、まさに俺達は勝利を確信していた、簡単なものだと思い込んでいた。
だが、それは直後の一撃で吹き飛んだ。轟音、振り向くと、機械人形はその腹に風穴を空けられている。
何が起こったのか分からない困惑、そこから真っ先に気を取り直したのは二人、キャスターとグスタヴァス。
「…この攻撃、千里耳男!」
「ええ、聞こえていました! 今は分かりませんが、おそらくそこにいます!」
「了解! そこだあッ!!!」
キャスターが放った拳は何か、いや、何処かで見た顔に受け止められた。
「…私の拳を正面から受け止められるのは貴女ぐらいでしょうね、…出てくる必要は無かったのでしょうに」
「私にも罪悪感があるのよ、顔見知りのよしみで仕留めないようにしようとしたんだけどね」
「答えなさいな、何故貴女が敵に回るの?」
「回ってるわけじゃないけどね」
軽妙ながらも命をやり取りしていることが感じられるやり取り。
そこにいたのは、見知った顔。快活そうだったその表情は何処か沈んでいる。
/
/
__(::( ,r─- 、
/ /てつヾ>-―…―-<⌒て ヽ
/ __ルヘr/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`寸⌒) .
.' (__,,ろ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.ノ"⌒ヾ:.:.:.:.:.V⌒) i
| 乙,ソ/:://:::::: // `ヾ\ヽ:V⌒) !
人..ろソ/:://:::::::// `ヾ??:}入 丿
( ̄`ヽ`T{:|:::i::i:::// __ ....... ミ刈:K⌒Y´ ̄ ̄`ヽ
> イ乙:|:::|::|/ ̄`ヽ , '´ ミリ八_入 ̄`ヽ イ
. ( / / `Y|:::|:イ茫ミヾ:. イ茫ミメ、 }リ=ミ|:!ヘ \ ∨
`ヽノ ノ从乂`¨¨´ `¨¨´ j/て}从 \ __丿
人__爪しヘ\ \ /し小ハ\ \____ 、
厶ト \ ′ヽ __丿l| ヽ、、 / / )
ノハ\` ー- 、 ,. -‐- .、 /V⌒Y 、 ヽヽノ`ー<____)_____
( `ーて \\ ` ー―-- __ / 人....ノ \ \` ー=ニ二 __ `ヽ
\ て、 \ ー―-- __  ̄ ──< \入\  ̄`ヽ
`¨´ヽ\(_` ー一 ´  ̄}二ニr辷´ ̄ ..-‐…‐- 、
\\ )) (( ̄_:.:.:| /: : : : : : : : : : : \
____ ト ` ー―=て 丿:.:| /: : : : : : : : : : : : : . . .ヽ
/  ̄`ヽ |:.:.:.)ー-- _ノ:.:.:.:.l /: : : : : : : : : : : : : : : : . . . .
. / . . : : : : : : . Y ノ:.:.:.| {:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.八 ___ 丿: : : : : : : : : : : : : : : : : . . . .
′. . : : : : : : : : : ノ__ ..<:.:.:.:.xj__丿:.:.:.:_彡'´: : : : : : : : :Y¨Y: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . . . .
/ . . : : : : : : : : /.:.:.:.:.:.:.:.:.:x≪´ ̄: : : : : : : : : : : : : : : : : : :| :|: : : : : : : : : : : : : : : : : : . . . .
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「答えなさい、アサシン!」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…? あれはアサシンのマスター!?」
「そのはずですわ、…まさか、貴方!」
槙名の叫びにゆっくりとカストゥサルファーは顔を上げ、首を振った。
「お前たちは勘違いをしている」
「何を」
クラウディオの声が聞こえないようなそぶりでカストゥサルファーはそのままラプーペに近づき、その背に手を当てる。
直後、業火がラプーペの身を焼いた。
「…ぐぁっ!」
「マスター!」
絶えられず漏れる苦悶の呻き、その声に、セイバーら同様放心していたアーチャーも正気付き、カストゥサルファーへ銃口を向けた。
だが、ラプーペは手を出して止める。
「…安心、なさい、アーチャー。少々見栄えは悪いですが、これは彼なりの」
「黙れ、傷口が焼きにくい」
そう言いながらカストゥサルファーはラプーペをアーチャーへ放り投げる。
受け止めたアーチャーはラプーペの傷が、酷い火傷を負いながらもほとんど回復しているのを見て取った。
◆錬金術
アトラス院の錬金術よりもアインツベルンのそれに近い。
一般の物質を「完全な」物質に変化・精錬しようとする技術のことであり、更には人間の霊魂をも「完全な」霊魂に変性しようという意味を持つ。
彼の錬金術は、神に等しい超人の境地、アルス・マグナを目的とする。
起源の関係上、彼の錬金術は火属性に酷く偏っている。
【火に関わらない魔術を使用できない】
【他者が受けている負傷以外のバッドステータスを、治療扱いで負傷に置き換えることができる】
そしてラプーペを放り投げたカストゥサルファーはまた槙名らを見つめ、ただ一言告げた。
「俺の名は、カストゥサルファー・ジーレイト・…ゾラ。分かるだろう、それだけのことだ」
「!?」
それはあまりにも大きな衝撃だった。だが、想像しなかったことも間違いだったと言えるだろう。
ゾラ家は他家を取り入れることを厭わない家、そしてそれに乗ずる誰かがいても、そしてそれを隠したうえで行動していても、おかしくはないのだから。
そしてその混乱の隙を突き、カストゥサルファーは右手を挙げた。
「お前もやれ、それくらいには回復させた」
「…やれやれ、人使いの荒い」
「こっちの台詞だ。…俺を連れて」
「最期の一画だというのに、…私を連れて」
「【撤退せよ、アーチャー、アサシン】」
セイバーが不味いと気付いた時にはもう遅く、二人の影はアーチャーの兵隊もろとも消えていた。
それは勝利だった、だが、あまりにも苦く、損失は大きかった。
【朝行動を終了します】
直下、ランサー陣営行動。成功以上で有り、失敗で無し【色々あった】-1
2:動きなし
【というわけで本日ここまで、おつかれさまでした】
【今日はお休みドスエ】
【再開】
…どっと疲れた。勝敗で言えば完全にこっちの勝ちだ。
アーチャーにはダメージを与えられたし、その仲間も判明した。
それはいいんだ、だが、何というのか。
「…疲れたなあ」
『そう、だね…』
それだけだった。
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価
6:休息
…とりあえずはひとまず警察署に帰るか。
「…我々はアーチャーの捜索を継続する。もし、何か同盟に関してあれば今夜訪ねてくれ」
「…お父様、無茶はなさらないように」
城戸の家と、東方屋、バーサーカーのマスターは帰っていった。
「あと一歩だったんだけどなあ…」
「兄貴、あのアサシンのマスターは」
「裏切ってたってことになるんだろうよ。…でも、何というかだな、俺の見立てでは」
「言うなよ、そんなんだからダメなんだよ、兄貴は」
返事は帰ってこなかった。
【休息の時どうしてるか忘れてたので】
直下、ランダムイベント発生
123:自陣営に不利なイベント
456:何もなし
789:自陣営に有利なイベント
3:自陣営に不利なイベント
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直下、成功以上で家が。失敗で誘拐事件【初めの一歩】+1
2:誘拐事件
直下、一の位下手人判定、成功以上でゾラ、失敗でカレルレン【初めの一歩】+1
十の位被害者判定、成功以上で眸、失敗で一
9:ゾラ
2:一
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
時を遡り、二人が署を出て約一時間ほど。
「…そ、そろそろ始まってるかな」
「おそらくはのう」
「…」
朝の光が徐々に差し込む室内で、珍しく起きている眸とヤクシャがコーヒーを啜っていた。
「ね、姉さんは、大丈夫?」
「? 大丈夫よー? むしろこれくらいしんどい方が気持ちいいわ!」
「あ、う、うん。身体の方もだけど、その、アレだ。ヤクシャさんが言ってたことで、その」
完全に場の状況を読まない一撃。空気を読むといった要素に致命的に欠けたその発言。
さしものヤクシャも恐る恐るといった様子で一の表情を見守る。
だが、一は常の笑顔で答えた。
「…眸ちゃん、大丈夫よ。私は」
「そ、そう? ホントに? い、いや、何か知ってるみたいだけど、その」
「…大丈夫」
「…あー、お前さんら、その」
流石に見かねたヤクシャが声を掛けようとしたその時。その眼がきらりと光った。
直後、眸の背後のガラスが、まるでアクリル板をカッターナイフで切るがごとく十字に裂かれた。
入り込むのは鎖。それが眸に巻き付き、自由を奪う。突然のことに対処できない彼女は、そのまま地面へと。
「…え、え!?」
「アーッハッハッハッ!!! 油断大敵って奴よッ!!!」
幼さの残る高笑い、ルージュ=ゾラは鎖を使いまるで宙を飛ぶように。
常人ならばもはやこの時点で追いつけないだろう。
「待たんかいっ!!!」
だが、常人なら躊躇うその高度を躊躇うことなく飛び出す男が一人。
その異形に、ルージュは顔を顰めた。
直下、トカゲ追跡判定、成功以上で追跡成功、失敗でルージュ逃走【初めの一歩】+1
5:ギリ失敗
だが、三次元を縦横無尽に飛び交う鎖を相手には、さすがのヤクシャも翻弄されるばかりで。
「クッ! ぬかったわあッ!!!」
全身を絡めとる蜘蛛の糸が如く配置されたその包囲を抜けるころ、すでにルージュの存在は消えていた。
ヤクシャが拳を叩きつけ、ひびを入れる。
「ワシとしたことがあッ! あれほど言っておいてこの体たらくかッ!!!」
【昼行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1
5:他陣営の行動描写
直下、描写陣営
123:ゾラ
456:カレルレン
789:城戸
9:城戸
直下、場面
123:倒れる爺
456:動き回る次男
789:突き止めた
7:見つけた…
【ミスった】
城戸ビル廃墟跡。アーチャー撃退に失敗したセイバー陣営は意気消沈していてもおかしくはなかった。
だが、そこに広がるのは、城戸の持つ自立人形の全て。崩壊を生き残ったそれらは今、アーチャーにも負けないほどの人海戦術を繰り広げている。
そしてその中心に立つのは。
「みなさん! 些細な情報で構いませんわ! これ以上アーチャーを見逃すわけにはいきません!」
休むことなく指示を続ける城戸槙名、疲れを知らぬ自立人形であり、何よりもその前を向くことしか知らないといったような明るさが、それを可能にしている。
彼女の明るさは、作られたころからか、それとも手に入れたものか。
それを理解できるものはおそらくあまりにも少なく、彼女自身は後者を選ぶだろう。
その気に当てられたのか、セイバーを初めとして、同盟間の結束はさらに固いものとなっているように思われた。
それを見る沖名の顔も、心なしか緩んでいた。
そして、一体の自立人形、彼女の友人が明確な一報を運んでくる。
「…! ここですか!」
直下、アーチャー陣営陣地。成功以上で適当な場所、失敗で終原邸【連れ去られた眸】-2
6:ここで適当な位置を選ぶとは
___ __
__ - ´ `ヽ'´`´`´ `'}
ヽ 〈 森林・山岳地区
} ◎カレルレン邸 `ヽ ,r 、
`! {
ト、 }
ノ /ヽ ノ´ ────────────────────────────
`〉 ○教会
} `‐ 、
___ノ `ヽv' ‐ 、
ノ´ ◎城戸ビル ヽ,
__〕 ゝ' ̄〈____
_/ ◎ゾラ邸 `i 市街地区
_i ○歴史保護地区
/ ○ゾラ医院 ' i
〈 ○中心街 〈__
. く ◎終原家 `ニ=
/ ○肆姫警察 〉
. ゝ, ○肆姫高校 } ─────────────────────
〈 _〈{_,r、__ -- _ `i
. 〈,r、_ノ ` ‐ _ ____ 〉
__ ,r, _ `‐ _ ,r'´ ヽ- ´ 港湾地区
'‐' `´ソ `‐‐ 、_ ○港
「…港、ですか!」
「確かか? 槙名」
「ええ、間違いありませんわ!」
「ふむ、分かった。終原へ誰か使いを送れ」
「…いつやるんですか? 私としては早いに越したことはないと思いますが」
直下襲撃日時【回復する前に叩け】+2
123:明日の夜
456:明日の朝
789:今夜
0:特殊判定
_,,..-‐- 、
,. '" ヽ.
,.-‐- 、 / ',
i _,.>__ィ'"=--─- 、 |
i _,.-,ゝ'"`::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ. |
ア:/::::::::::::/::::::ハ:::::::ト、:::::ヽ.::::ヽ::::::i |
`/::::/::::/:/ |:::/、 ';::、:!,,_ヽ:::::!:::::::::';:::i ,!
,:7::::::i:::::iV,.イ/ ヽ、! ___ヽ!:::::::::::i/-‐''"く
/ .i:::::::|::::::!/ヽ!_ '"´ ,,,oヽ:::___! `>
\i:::::::i::::::i '"´ ___ ⊂⊃|「 |___,,..-'"´
/;':::::::ハ/::;' _,,..-''" __`ヽ. L____!::::::|
:  ̄レ|::::/::⊂⊃ i、_r'" ̄ :::ヽ-', !:::l::|::::ハ::::!
ノ::/「 .|i ';:::::::::::::::::::::::::::::i !:::l::|::::::;::::!
〈ヽ/L__!ヽ. ヽ、:;__________;ノ く!:::l::|::::ノ::::!
,くヽ,ィ´::::::::::7ヘ_彡ヘ `"7´____,./ ハ::!:::/イ ノ、二ニ='ン
)':::;/____,,..ン _,r-─イ/⌒ヽ/ /ヽ___,.へ. )_,./
ヽr'" )ン´/´rヘ ! / /」 )'ン´ ̄`ヽ`(
/´ ̄`ヽ、ヽヘ_ノ`ヽrン´ ̄`7 ,ァ''´  ̄`ヽ. Yヽ.
i -‐‐-、ノ`iYi::::::::ンヘ-:::::::::〈 i´〉-‐-‐ i ', ヽ.
〈 -─-〈. ノ レ'/| |`ヽ、___」!、!-─- 〉ン'ヽ、.,__>
「´i ─--ン'ヽ く__,! L__;ゝ !--‐‐ ,! i
iヽ`'ーァ''7´,.イ/ ハ r`ァ--‐ァヘ,./ヽ. 、
123:アサシンのエントリーだ!
456:アーチャー側から何か来たよ
789:既に誰かが仕掛けてる
7:仕掛けてる
直下、誰が仕掛けてるのかな
123:ルージュを何とか追っかけたヤクシャ
456:暴走気味の紅
789:ランサー
5:功を焦った紅
直下、ガディアどうしてんのさ【これ以上人減るのはヤバい】+1
123:知らない
456:知ってて放ってる
789:流石に救援に向かってる
↓2、流石にそこまで馬鹿じゃないよね判定
123:二人そろって本陣突撃
456:二人そろって奇襲狙い
789:ディエゴの奇襲狙い
2:ガディアの目は節穴
2:ちょっと暴走しすぎじゃないですかね
【というわけで本日ここまで、カレルレンの内情とガディアの胃はボロボロ。おつかれさまでした】
【再開】
時を同じくして港。
逃げ延びたアーチャー、アサシン陣営が潜伏するそこは、人目に隠れながらではあるが、その兵隊らによって順調に支配されていた。
人払いの結界がかけられたそこに動くのは、兵隊とホムンクルスのみ。
つまり、彼らの駒のみであり、それ以外に動くものは皆、敵である。
そして、まさしくその敵が今、兵隊の一人を打ち倒した。
「…ふう、あっけないわね」
「気を抜くな、マツミ。お前は俺に劣るのだからな」
「…言ってくれるわね。…ま、今は事実ですし大人しく受け取っておきましょう。でも、覚えておきなさいよ?」
「ふん、その前に死ぬなよ、流石に面倒だ」
「私は強い相手とは戦わない主義なのよ」
アーチャーの兵隊を、ホムンクルスを、死角が多い地の利を生かし一体ずつ葬るマツミとディエゴ。
アーチャーの敗走を知り、いち早くその潜伏先を洗い出した二人は、戦争での功績を優先し、独断で奇襲に向かっていた。
今のところ共同戦線を取っているが、もちろんのこと、互いに腹の中では相手を見捨てる気持ちのみ。そしてそれをお互いに理解していた。
「…数が多いわね」
「早く潰さねば増援を呼ばれる、もしくは気づかれる可能性が高い。急ぐぞ、足を引っ張るなよ」
「こっちの台詞よ」
直下、ディエゴどうなったか。【???】+1【数量差】-2
↓2、マツミ同様判定【数量差】-2
123:捕まる
456:見つかる
789:奇襲可能ゾーン
2:おーっとディエゴ捕まったー!
4:マツミ見つかる
そして、あまりにも無謀な行軍。その顛末はといえば。
「ぐううぅ…!」
「…いや、まさか単独で乗り込んでくるとは。馬鹿ですか?」
「舐めるな!」
「それはこっちの台詞なのだが…」
ディエゴは多勢に無勢で完全に囚われ。
「カストゥサルファーくん、そちらは」
『女を発見した、おそらくはマツミ・カレルレン。どうする?』
「…とりあえず捕縛を。上手くやればカレルレン家の協力を得られますから」
『了解した、行くぞ、アサシン』
マツミは暗殺者に追われるのだった。
直下、マツミどうなったか判定【多勢に無勢】-2
123:捕まった
456:行方不明
789:逃げ延びた
4:行方不明
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「おや、お帰りなさい。どうしたのですか?」
「…海に飛び込まれた」
「ほほう、それはまた。逃げたということですね」
「そうなるな、今からなら探せるがどうする?」
「いえ、もう一人捕まえてますしね。大丈夫でしょう」
簀巻きにされたディエゴを足で転がしながらラプーペは殊も無く答える。
そしてそれに対するカストゥサルファーも、全くと言っていいほど表情を変えず、そのまま座ると目を閉じた。
ただ、怒りと羞恥に満ちたディエゴの呻き声だけが響いていた。
直下、そういや姉ちゃんどうしたよ【ゾラの現状】-2
123:ディエゴと同じだよ
456:終原邸に監禁されてるよ
789:実はルージュの独断だったよ
↓2、襲撃日時再判定【回復する前に叩け】+2
123:明日の夜
456:明日の朝
789:今夜
見返して思ったんだけど連れ去られたのってコンマだと一じゃない?きのせい?
3:ディエゴと同様に
3:明日の夜
【他陣営の行動描写を終了します】
…!? 姉貴が!?
「浚われた!? お、おい、どういうことだ爬虫類ッ!!!」
「…すまん、ワシの落ち度じゃわい。腹あ切れちゅうたら切る」
しかも浚われたのはゾラ…、マズい、マズいだろそれッ!!!
「…俺が、俺が不甲斐ないばかりに!」
「英雄くん…」
「豚姉貴も姉貴だ! 放っておいたってのかよ!」
『真! 八つ当たりは止めろ!』
「黙ってろ月ッ! 何で、何でだ豚ッ! トカゲッ! お前らが付いておきながら、お前らが付いておきながらッ…」
俺が二人に掴みかかろうとしたそのとき、拳が俺の顔面に飛んできた。
割れる様な痛みが顔面に届き、頭を揺らす。その一撃は。
「ライダーッ! 何しやがんだ、クソボケがッ!!!」
「…流石に見過ごせん。君の苛立ちは分かるが頭を冷やせ」
…頭冷やせったって、落ち着けるわけがねえ、クソがッ、どうすりゃいいんだよ!
そんな俺を、ライダーは咎めるように見つめ。
「…はあ、アルブレヒト」
「…へい、わかりました、旦那様。グスタヴァス、アドルファス。大旦那を少し放しておく。手伝え」
「そうですね、少し距離を置いた方がいい」
「だな、どうどう、暴れんなよ」
そのまま俺は三人に連れられて、いや、引きずられるように部屋を出された。
クソが、クソがッ、家族一人守れねえ、俺ができそこないだから、人間ですらない何かだから。
クソッ、クソッ、クソがッ!!!
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…これで少しは落ち着くだろう。一殿、お怪我はないか? ヤクシャ殿に英雄殿もそう気を落とさず。吾輩もよく失敗したものだ」
「…大丈夫です、ライダーさん」
その顔こそ笑っているが、声に力は無い。
ライダーは言葉をかけるべきではないと判断したのか、窓を開け、薄闇に包まれる空を眺めた。
「…ふむ、そんなことを言っているとどこぞから使い魔のようだな」
直下、使い魔どこから
123:ゾラ
456:城戸
789:同時
【>>103 ホントだ、ミスですね。とりあえず現時点で支障は無さそうなので申し訳ないがこのままで】
6:城戸
ライダーの手に止まった使い魔は、槙名の声を伝えてくる。
『こんばんはですわ! って、あら? ライダーさん?』
「ああ、吾輩だ。すまんがマスターは今所用で外している。吾輩が代わりに承ろう」
『そうですか、残念ですわ…。まあ、それはともかくとして、逃走したアーチャー陣営の居場所が分かりましたの!』
「ほほう! 迅速な手腕、感服する。吾輩、手の早い人間は好きだった!」
使い魔越しに交わされるやり取り。ライダーはそれとなく追及する槙名の言葉をのらりくらりとかわし、現状の伝達を保留する。
『そういうわけで、それぞれの消耗も考え、明日の夜、改めて攻勢をかけようということになったのですわ!』
「なるほど、委細承った。このライダー、身命に変えても伝えておきますとも!」
『では、よろしくお願いしますわ! …それと、そちらに何かありましたの?』
「…ははは、何。単なる兄弟喧嘩だ。よくあること。吾輩も色々な喧嘩を仲裁したが一番厄介だったのは…」
『そう、ですか』
ライダーはそれでも何か聞きたそうな槙名の沈黙に彼女の優しさを感じ取った。
――ああ、人間よりも人間らしい。美しく、強い魂の少女だ。
『…分かりました。私からは何も聞きませんわ。でも、もし何かあれば、必ず私にご相談を、と月さんにお伝えください』
「了解だ。…それと、貴女の優しさに免じ一つだけ伝えておこう」
『?』
「彼の名前は、月ではない、真だ」
『…はい、分かりました、月さんだけでなく真さんによろしくお願いしますね』
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…落ち着いたか?」
…何とか考えるだけの冷静さは取り戻し、部屋に戻った俺を迎えたのはライダーだけだった。
「…兄貴と姉貴は?」
「先に休ませておいた。ヤクシャ殿は外で鍛錬を行っている。謝るのは後にしておきたまえ。城戸から使い魔が来ていたぞ」
ライダーから伝えられた情報。それは今の俺にとっては。
「…悠長すぎるだろうが」
「…アーチャーの潜伏場所は分かっている、では君はそこへ向かうかね?」
「当然だ」
俺が言葉を続けようとするのを、ライダーが突如突きつけた剣が食い止めた。喉を的確に狙ったそれに思わず冷や汗が垂れる。
「考えろ、今君は何をすべきかを。誇りを、家族を、大切なものを、奪われ、踏み躙られ、傷つけられた君が何をすべきかを」
その表情は見えない。だが、ライダーが動かす口元だけは妙にはっきりと見えていた。
「もしそれが突撃だというのであれば吾輩はそれに従おう。無能な臣下を御するも騎士の務め。だが、吾輩は城戸槙名との語りを全て詳らかにした」
「…」
「彼女は吾輩が何も言わなかったのに、相談してくれ、と言っていた。君のことを心配していた」
「…」
「それだけではない。君にはまだできることが、すべきことが山ほどある。頼れる人が、頼ってくれる人がいくらでもいる。憎き敵を倒すため、奪われたものを取り返すため。そして」
その表情は俺を。
「君が寄生する怪物ではなく、君だと証明するために。…吾輩も、私も、善なる君を信じている。勇敢で臆病な君を、認めている」
俺は。俺で。
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価
眞名に相談して襲撃を早められるか聞く
ついでにトカゲに頼んでカレルレンにも参加して貰えるよう渡りをつけて貰う
うーんこんなんで良いのか…?分からん。
>>112
【まあ、突撃してもいいですし、誰かに連絡とってもいいですし、姉貴の行方探してもいいですし、家を取り返しに行ってもいいですし、まずごめんなさいしてもいいですし】
【次の夜まで割と自由です。ただ、時間経過で何か発生する可能性は往々にしてありますが。現状のお家とか】
【というわけで少し早いですが今夜はここまで、おつかれさまでした】
【ディエゴとマツミに関してはまた判定しておきましょう。大丈夫大丈夫、捜索得意なワンチャンいるし】
【申し訳ないですが、本日お休み】
【再開】
>>112
…とりあえず、とりあえず、だ。
「ライダー、城戸に連絡を取る」
「了解した。吾輩はそれに従おう」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
『…成程、お姉さまが連れ去られた、と』
「ああ、だから襲撃を早められるかどうかを確認しておきたい。…あの糞ヒキニートのことだ、ほっときゃ死ぬかもしれねえ」
『つまり、早く助けたい、ということですわね。…分かりました。お父様に聞いてみますわ』
「頼む」
直下、返答【緊急事態】+1
123:不可
456:不可だが一つ情報
789:可能
3:不可
『…申し訳ありません、やはり損傷復旧の度合いから、どうしても時間をそれ以上早めることはできないと』
「…そうか、いや、こっちの都合で振り回して悪かった」
『いえ、本当にお役に立てず。…それと、同盟の内容上、お一人で突撃した場合制約がかかる可能性があります。もし、それを望むのならこちらへいらしてくださいね』
…チッ、そうか。ここに来て同盟が足を引っ張ってやがる。
「分かった。よろしく言っておいてくれ」
『はい、決して短慮に走りませんよう』
クソ、打つ手なしか?
「…今攻撃できないのは、戦力の問題、ということなのだろうか」
「ああ? …聞いた限りはそんな感じだったな。かなりダメージはデカかったっつうこったろ」
「ふむ、それならば一つ手があるのではないか?」
「?」
「まだ一つ、この状況を静観している陣営があるであろう?」
…! カレルレンか! 確かにあの戦力がありゃあ!
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「っつうわけで、どうにかなんねえのか、爺」
「…むう、流石に何も言わずに出奔した身だからのう。今更おめおめと戻るのもそれはまた」
「そこを何とか頼む!」
「…ぐう」
嫌がるトカゲに無理くり押し込む。頼む!
直下、トカゲ返答【緊急事態】+1
123:それでも無理
456:同行頼む
789:許諾
7:許諾
頭を下げる、今は何だってやってやる。だから。
トカゲはしばらく黙りこくって、俺の頭にその手を乗せてきた。
「男にそこまでされて嫌と言ったら名折れじゃわな…」
「なら!」
「分かった、行くだけ行ってやろう。ただし、お前さんに協力している、という種は割れるぞ?」
「構わねえよ、ンなこと!」
「まあ、あれだけの人数おれば既に情報は掴んどるだろうがの。ククルンも復活しとるじゃろうし。…では、行ってくる」
躊躇うのは一瞬、それだけ言うと、トカゲは夜の街へ消えていく。
「…君はやはり何らかの運を持っているのかもしれないな」
「…ンなことねえよ。俺はただ、甘えてるだけだ、縋ってるだけだ」
「それで何が悪い? 甘えられる、縋れる相手がいるということは、それをしても許されるだけの徳を君が持っているということ。そして、君は応えることができる人間だ」
…褒められてんのか?
「だから、しっかりと返したまえ。吾輩、受けた恩は忘れなかった」
「…あんがとよ」
「ふん、それしきでは足らん!」
【夜行動を終了します】
【おそらくここで敵対的、友好的にそう動かんとも思うので描写陣営のみ】
直下、描写陣営
123:ゾラ+人質
456:カレルレン+トカゲの交渉
789:城戸
7:城戸
直下、城戸の何を描写する
123:爺
456:長女
789:次男
9:次男
ゞ、 {、 _
≧ -_- ゝzt〕ミ't≦く
>彳 / ,  ̄ メ ≧=-ァ
./ イ,ィ イ;tjt z/i人 ト, ム
イイ,./v/i;;/ft t//.i./マ;;;ハ从;ヽ、
ム;;;;;i.i;;イ-レ'´マ〉゙'`ソト-Ⅵ;;;;;;;;ム
/;;;;;;;;;!i‐'' ̄ Y `  ̄_`リ;;;;;;;;;;ムヽ
./ マ;k;;;;,''゙ ̄ !  ゙̄'' i;;;;kミ;i .',
i ', N _,, =--= .._ ゙/ .ソ.マ
マ ', .ゝ .-- .イ /孑i'
.hx ィク´
t≦ .リ> <メ i'> 、_
.t 。≦込kヘ アゝイ 劣^k h
_ r 、 .ft jN-込〉 ! `'tYr斗/V .> /;;;;;! , ‐ァ
ミ `ミt _.i.ム ,ク ト、 ! .til 7 /;;;;;;;ム/ / _ ,,,,,,
寸 ミ i Y''-Y .', .i ,i;i;! .7 ./;;;; Y ¨´ 彡 シ'
> 。_ i イi .', .! ムi;l 7 ./;;;;;;;;;vi jr - _ /
直下、今何してんの
123:ビル倒壊したので手助け
456:カレルレンへ
789:潜入
7:潜入
港には夜風が吹く。潮の匂いを乗せたその風が、アーチャーの兵隊にも吹き付ける。
「…流石に海辺は風が強いな。異常は無いか?」
「ああ、今のところ攻め込まれる気配はない。…アサシンの加入はありがたいものだな」
「そうだな、隊長もそう言っていた。…しかし、隊長の義理堅さもどうにかならんものか。あのマスターはどうにも」
「そう言うな、そんな隊長だから俺達も付いてきた、そして共に果てたのだ」
「間違ってもそんなことを隊長の前で言うなよ? あの人は俺達の命を何よりも…?」
和気藹々と話していた兵士の目が一瞬コンテナの陰に向かう。
「どうした?」
「いや、何かいた気がしたが」
「…気のせいにするのも危険だな、見に行こう」
駆ける二人。だが、その陰にはだれもおらず。
「ふう、見間違いか。神経が立ってるのかもしれんな。すまない、付き合わせて」
「いや、別にこれくらい構わんさ。さて、そろそろ交代の時間だ」
そのまま去っていった二人は、彼らの背後で一つの影が動いたことに気が付かなかった。
「…行ったみたいだなあ? いやあ、肝が冷えた、ヒエヒエだ」
胸をなでおろす影。城戸家次男、城戸錬太郎。
けだるげな眼をこすりながら、にやりと笑いまた歩を進める。
何故彼がそこにいるのか、その理由を理解できるのは彼一人だけだろう。
「さあて、行きますか。もしかしたら、なあんてガラにもない事言っちゃって。ヘラヘラヘラ」
直下、錬太郎行動判定
123:見つかる
456:見つける
789:救出に動く
あう、すみません連取しちゃってます
安価下でお願いします
4:見つけた…!
直下、誰を見つけたのさ。成功以上で人質二人、失敗で海の藻屑と化したマツミ【潜入の意義】+1
【>>134 あ、ホントですね。というわけで申し訳ないがやり直し。見逃したのでケジメ補正付き】
直下、錬太郎行動判定 【ケジメ】+1
123:見つかる
456:見つける
789:救出に動く
9:救出だ!
闇夜に紛れ動く錬太郎。
その動きはおどけたようでありながら、堅実に、確実に。
時に遠回りをしながら、時にショートカットをしながら。最適な手段とルート、方法を以て陣営内部へ潜入を果たしていった。
「うはは、こんな上手くいくと嫌な予感するでしょうに」
それを気づけなかったのは、兵隊の落ち度ばかりでもないだろう。
闇夜を進み、笑う錬太郎はそこで何かを見出した。
「…んー、アレは」
直下、どちらを見つけたか。成功以上で眸、失敗でディエゴ【初めの一歩】+1
9:眸
直下、眸状況
123:何か写真持ってる
456:特に何も
789:錬太郎の目にはディエゴしか見えない
2:何か写真持ってる
彼の目が捉えたのは一人の女。
どこか暗い瞳の女は、震えるように左手で写真を持ち、右手に何らかの武器を持っているようだった。
「あー、やべえ感じか、これは。そして、此処で動ける人間は俺しかいない、と。なるほどなるほど…!」
その体に巻き付けられた鎖、虚ろな目、そこから漂う不穏な気配を錬太郎は直感的に察し、その行動を止めようと跳んだ。
女、終原眸は、写真に向かって一撃を。
直下、錬太郎間に合うか。成功以上で間に合う。失敗で間に合わずどこかの陣営に奇襲判定【初めの一歩】+1
5:放った
それを弾くには、少しだけ遅かった。
「…あー、やっぱり慣れないことはするもんじゃアないねえ」
「…え? だ、誰?」
「どうも、通りすがりの素行不良優等生でございます」
直下、奇襲先【流石に家族】+2
123:終原
456:城戸
789:カレルレン
5:城戸
直下、対象
123:槙名
456:沖名
789:晴真
↓2、負傷判定
123:無傷
456:負傷
78:重傷
9:死亡
2:槙名
9:死亡
【*おおっと*】
【う、ううむ。救済判定入れたいのはやまやまですが、ちょっとそういう要素も無いしなあ。入れたとしてもクリ以外アウトな感じですかね】
【よりによって負傷しないユニット暗殺するとはなあ…、城戸との関係が…】
【というわけで今夜はここまで、ちょっと考えときますが希望は薄い。おつかれさまでした】
【もうしわけないが、現段階で号泣してるので本日お休み。私はこれが見たかったんです…!】
【ヒャッハーしつつちょっとだけやるよ】
【一応の救済措置】
直下、これって結局ゾラさんの仕業なんですか判定。成功以上で全て掌の上、失敗でここまでやるとは思ってなかった
↓2、錬太郎どうするよ。成功以上で今は隠れとこう、失敗でとりあえず終原家に連れ帰ろう【初めの一歩】+1
4:ほう、上手くやってくれたものですねえ
0:特殊判定
r -='ミ !ィ ヒ7
ヽ ィi〔/。----,.∠´。 _ i},斗 ヾ /
>v〃イ斗 ‐‐‐‐‐‐‐ 三ノ´ .ヾ Σ_
_斗≪彡´ 〃//7 ./ ,イ// /Ⅵ V} ≧o。_
/ィ / { //7 ./ /イ/::::::::ヽヾ::ヽ /;iムiヾ ヾ<
./ィ:7 .i/! イ::::i イ//:イ::::fニヘ:::::::ヾ::::::}:::::iA :tマミ寸
//! / ::::,i 7::,:::::i7.:::::i,.斗リr寸ヽヾヽヾ:::リミト_:::リ:7::ヾ、
ノ::/〃.i;i::::i7.i::V::i! iヘリ゙ 弋リ .,lilli lii ソ-(リ`ソ::::::::マ ヾ
イi77 付t;;;;;;!.i:::x::iゝ!ュ、 ノ!llill !'' .人 .シ::::付ヽ
. 7イ.ム.i::::::::ムi::i.!寸 ゙`ミ≡''" __ ゙'‐〃ア ソ
.7k!/チi:::::::::::::::N し /T ̄厂.「.〕't ´ i'',/
/寸i fマ-寸:::::iミ /-宀¨ニニv-sj .i ノ
/i;, √ .マ:iヘ .U / :::::::::::`´,' i/
/ ル .i_ ゝ ゙ マ .斗 _::::::::;' /
j Vゝニ ノ\ , ィ i〔 ./≦´ : : : :`:ツ /
Vト、::::::斗〉´ λ。二 _〃-,i ,イ
く / .廴!_!_止ノノ.'_
/∧ .i ≧ト、 .ィi´  ̄ニニ=.、
123:とりあえず潰しとくか
456:死ぬことが変えられないのなら
789:一瞬で能力を突き止める有能
6:死が覆せないのならば、せめて代わりに何かを
そしてその前に直下、セイバーどうなるよ【奇襲】-1
123:消滅
456:令呪一画消費し誰かに委譲
789:誰かに委譲
6:令呪一画を用いて
直下、誰に。成功以上で晴真、失敗で沖名
2:爺
純真なる魂を作ろうとした男がいた、純粋なる生を作ろうとした男がいた。
彼はきっと、人を作ろうとしていた、理想の人を。しかし、出来たのは不完全な自動人形。
笑い、泣き、怒る。あまりにも人間味を持ち過ぎた自動人形。
だが、その不完全さは、一つの力だった。不完全だからこそ、そこには光があった。
彼は死の間際、人形を託す間際、彼女にこう言った。
「お前に指輪は必要ない」 「お前は人ではないが、きっと誰よりも人らしい。私の光だ」
だが、凶弾は、一撃の内にその魂をも打ち砕いた。
「…え?」
あり得ないことではなかった、けして想像できないことでもなかった。
だが、だからこそか。彼女の胸を、魂の詰まった円筒を打ち抜いたその一撃は、誰も気づけなかった。
/ヽ
\ ロ\ , -==x
___\__| , . . ── . 。 }:|
/ /ニ/ 〉、 |./: : : : : : : : : : :.`. 、__,イ/
 ̄ ̄ ̄ _`/__: : : : : : : : : : : : : ヾ~
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|:.:ト.、\: : : : : : : : : :.:.|: :.:l:|
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. l: :| \___,、__/ ノ
j!: | z┴- 、l'-- <
く: :〈 ノ── 、ヽ
ヽ:.〉 / / `ー 、
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7ー 、_! _',__ /V___∧
/ー.、 / 〉{0___0} / .∧z-.、!
/l__,-/ ! 〈 / | ',_∧
. / ./ /二二二二ニヽ! ', ',
とさり、と音も無く倒れる女。その異常に気づいたのは誰だったか。
慟哭。それを聞きながら、逃げ行く魂の中で、彼女は一言だけ呟いた。
「ありがとう」
誰に当てたものか、聞こえない、届かない、無垢なる魂は、そこで潰えた。
【城戸槙名、死亡】
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…何をした」
「あ、あう…、こ、こんなはずじゃ、脅されて、痛めつけられた、でも、殺すつもりなんてッ…!」
完全に錯乱した終原眸。その写真を通して視た光景は、まるで映画のようだ。
だが、錬太郎はそれを事実として受け止めた。自分の妹が、死んだのだと。殺したのは、此処にいるこの女なのだと。
湧き上がるのは怒りか、それとも哀れみか。喪失感と、それを上回る何か。
「…おい、終原」
「そんなはずじゃ、ぞんなはずじゃあ! わ、私、いつも虐められてて、それで、ああ、怖かったんだ、そうなんだ、そうなんだよ!」
「…ぶん殴られたくなかったら俺の言うこと聞けッ!」
「ひ、ひいっ!? ごめんなさい、殴らないで…!」
怯え、震える眸に錬太郎は詰め寄る。
「力を貸せ」
「え…?」
「…この期に及んで出し惜しむ必要も無いしな」
「何を、何をするの…?」
「俺はできることをやる。それだけだ」
直下、錬太郎行動判定
123:一旦退避
456:掻きまわす
789:こっちも奇襲
9:奇襲に動く
直下、相手
123:アーチャー
456:カストゥサルファー
789:ラプーペ
1:アーチャー
闇夜を駆ける錬太郎。その動きは今までのものと明らかに別種と言わざるを得ない。
人間離れした、とまでは言えないが、明らかに人間の限界を体現したようなその動き。
そして彼は、1枚の写真を手に入れる。
「よし、これで奇襲ができるんだな、終原」
『う、うん、できるけど…、でも』
「でももへったくれもない、今、お前の汚名を晴らせるのはお前だけだ」
会話の相手はいない、錬太郎と眸は今、呪いによって繋がっている。
彼女の呪いの特質は共有、そしてそれは他者の体を間借りするほどの域にある。
すなわち、現状で錬太郎の中に眸が存在していた。
「俺が合図をしたらやれ」
『…あ、貴方は?』
「俺も直接奇襲をかける」
『…!? ど、どうなるか分かって』
「タイミングを合わせればできないことはない」
錬太郎の視線の先には1枚の写真。軍服の男、アーチャーが捉えられた写真。
そして、彼がそこに到達するまでには、おそらく数秒もかからない。彼と眸の同時奇襲。彼が考えた作戦はそれだった。
『何で、何でそんなことができるの!?』
「言っても分かんないだろうけどな、俺は優秀なんだよ」
『わけが』
「分からないだろ、俺は優秀だった。でも、一番にはなれない半端者だった」
淡々と語る彼の口調にはもはやふざけた調子は一切なく。
「半端だから、強いものには敵わない、弱いものにはイジメになる。友達なんかいなかった」
『う…』
「…その中で、槙名くらいだったんだよ。マトモに話せたのは。まあ、俺の辛さは伝わってなかったけどな。アイツは善いやつだから」
『…』
「でも、だから、少しくらいはできることやっておくかと思って。家は嫌いだけど、俺は弱い者の味方だし、アイツの兄貴だ」
言い終え、錬太郎の目が光る。
「だから、仇討ちだ」
『ゴメンなさい…、本当に』
「脅されてたとはいえ絶対に許さねえ。だから、これ以上俺を怒らすなよ。これが最大の譲歩だ」
『…うん、分かった』
「覚悟しろ、俺がやられたらお前も死ぬ、そう思っとけ。そして、俺はそれでもいいと思ってることもな」
錬太郎の体から眸が分離する。涙の痕、震える指。だが、それでも眸は手に武器を持った。
そんな彼女を冷ややかに見つめ、錬太郎は魔力を身体に充填する。限界を超える。
錬太郎は跳んだ。全力で、できることを。
アーチャーが気づく。月光を背に、襲い掛かる。
「今だッ!!!」
「うりゃあっ!!!」
錬太郎の一撃と、眸の弾丸がアーチャーを襲う。
直下、アーチャー負傷判定【サーヴァント】-3【同時攻撃】+1【???】+2
123:無傷
456:負傷
78:重傷
9:消滅
5:負傷
一撃は完全に防がれた。だが、二撃目、臆病者の銃弾はアーチャーの体を傷つけた。
近代とはいえ、仮にも霊基を保つ英霊に喰らわせた一撃は大きいだろう。
だが、あまりにも無力だった、あまりにも矮小だった。
その証拠に、アーチャーは立ち上がる。一撃が掠めた傷などものともしないように。
「…君は」
「チッ、浅かったか…、城戸錬太郎」
「成程、つまりは敵だな」
「そういう事だ、殺すか?」
錬太郎の挑発的な問いにアーチャーは沈黙を返す。
直下、錬太郎の運命
123:戦闘
456:逃走
789:対話
1:戦闘
「…ああ、そうだな。ここまで乗り込まれ、あまつはて攻撃を仕掛けられた。それに応えるには」
アーチャーが沈黙を破ると銃口を向ける。錬太郎は満足げに頷いた。
死を覚悟したかのように。
「そうだよ、そうしろ。だが、一撃で倒せると思うなよ」
「ああ、君の勇気には敬意を表そう、名を聞いても?」
「城戸錬太郎」
「了解した。我が名はアーチャー。だが、少々蛮勇が過ぎたな!」
対峙する二つの影、交錯は、数瞬で終わる。
【というわけで今夜はここまで、お疲れさまでした】
【いよいよランサー味方に引き込まなヤバいですね。アーチャーがここまで動くとは】
【諸君、聖夜です。再開】
【とりあえず次の判定で次男パートは終了。戦闘はテンポ考えて省略】
直下、戦闘結果どうなったか
1:死亡
23456:二人とも捕まる
78:錬太郎のみ捕まる
9:勝利
9:うせやん
直下、その結果
123:アーチャーに重傷、及び錬太郎、眸逃走確定
456:アーチャーに重傷、及び↑+全陣営に即時連絡
78:アーチャーに重傷、及びラプーペ捕獲
9:アーチャー消滅
9:うせやん
過去が彼を追いかけていた。
完全ではなく、完璧ではなく、それでもなお、優秀だった彼を。
彼は強かった、しかし弱かった。
本当の強さは無く、かといって弱くもなれず。
何処にいても居場所は無く、何処にいても求められなかった。
過去が彼女を追いかける。
陰鬱で、臆病で、それでもなお、善良だった彼女を。
彼女は弱かった、しかし優しかった。
日常のごとく虐められ、かといってそれを倒す覚悟は持てず。
何処へ向かえど攻撃され、何処にいても求められなかった。
彼は失った者の罰を己に問い、彼女はその手で奪った罪を負う。
故に、例え状況が。万に及ぶ兵隊がなだれかかるこの状況が、絶望だったとしても。
彼らは止まるわけにはいかなかった。その背に負う罰と罪。二人はあまりにも哀れな道化。
頂点にも、下層にも居付くことのできなかったはぐれ者、陰に篭り、光を否定しきれなかった臆病者。
「持ってけ、俺の命。此処で潰れることぐらい覚悟しろッ…!!!」
「ああ、ああ、ああ、嫌だ、私は、で、でも、それでも…!」
覚悟を決めたその目はあまりにも悲壮だった。
./ ././;j ; i;;;;' j! /! / i i .j j i;;;i, !ハ;;;,i .;;i マ;,,;;,.;;;;;;;;;, } i i;!)I ;ムヽ
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.../ .!; .i;/,';;; ム .j; ;;;;;;;;;;;;; j;;;j t.;;;;Vリ;;, i! ' it /;;;;;;;;;;' .;;;;; 斗;リ .斗!''フ;;;! ,;' マ;V;;/ ゝ
/ ';;;,, ',.';;;;; !;;;, .;;;;;;;;;;;;;;;;; i;;;; .t.;;; .V;;;;,川 'vV;;;;;;;/;;j i;;;_/ Y _,, f! ソ / .;;;i .,;' ノマVリ
Y;',';;;;;;;;/リ;;;;;, j;;;;;;;;;;;;;;;;;!.;;;' t;;i .V;;;;.;;;;;;; V;;;;;;;;;7.;;;' イ _,,ィ ´゙'‐´ .メ j;リ ,;'´ .∧ i
ノ/;;;;'' !;;;;;;;;;;;;;,t;;;;;;;;;;;;;;;;i ;;j_ tリ .V;;;;;;;;;;, ;;;;;;;;;7 .ijイ lリ'アウ .ン リ ,! _ン〈 \_
./ Y;;;;;;,.i;;;;;;;;;;;;;;;,マ;;;;;;;;N;;,.;;i ≧lト - =k;;;;;;;;,.;;;;;;;7 リ .i! ´`¨ '' ¨ レ'.j .寸\'_-_。..,, _
.';;;;;;;ム マ;;;;;;;;;;;,マ;;;;;;i _マi;i。-リ‐_匕.。s*;;;;;;,;;;;7 / j! リ.,' 寸\ニ-ニ-ニ-ニ-
i;;;;;7,;;;;;,;;;;;;;;;;;;;;,'';;;;;;ア'V;i''” ̄ゝ ソ >';;;;;;;7 / .// .ヾ.>.- ̄
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◆我流魔術殺法城戸流
城戸家の得意とする基礎的な魔術をフルに扱う喧嘩殺法。
強化、置換、ルーン等々。様々な魔術を駆使して殴りかかる様は混乱と衝撃を蓄積させる。
欠点としては、あくまで喧嘩なので本来の格闘技能には遠く及ばず、また、それぞれの魔術もその魔術に特化した者には及ばない。
【魔力一回分を使用することで、【体】の攻撃結果、防御結果に+3補正】
全身にあるだけの魔力を回す錬太郎。それは呪いによってリンクした眸の体からも引き出される。
体中が軋みを上げる、細かな血管がぷつりぷちりと断絶する音が聞こえる。
目は充血し、血の涙が頬を伝う。いつ死んでもおかしくないほどに傷つけたその体。五分と持たないであろう限界。
彼と彼女でなければ、最高峰の魔術師であればそれすら御せたのかもしれない。しかし、彼は万年の二番手、そして彼女は日陰の華。
だが、それはこの一瞬だけ英霊にも肉薄する。
「…さあ、行くぜ」
「…やめたまえ、それは小手先に過ぎない。ほんの一瞬、その一瞬肉薄するためだけにその命を失おうというのか? 考え直せ、君は」
「御託は、いらねえ」
駆け出した錬太郎、やむを得ずアーチャーが発砲する。その弾丸は虚空からの一撃にかち合い落ちる。
遠隔地からの攻撃と察し、アーチャーは飛び退く。風を切らんとするその速さはアーチャーに手負いの獣を思わせた。
「馬鹿め、若き命を自ら散らすことはないだろう!」
「…うる、せえッ!!!」
全身を覆う負荷はもはや言葉も失わせた。一歩一歩ごとに血が噴き出す。全身を覆う魔力が逆に彼を蝕んでいく。
戦術も何もないがむしゃらなだけの攻撃。命が刻一刻と削られる、無意味に消費されていく。
そしてそれは、眸も同じく。写真を持つその手に血が垂れる。
アーチャーは目の前に立つ一人の男に、かつての戦場を思い出した。
絶望の孤島、補給は絶え、残ったのはほんのわずかな兵隊のみ。
それでも、彼らは生きようとした。最後のその一瞬まで、生きるために戦った。
だが、彼がこの戦争で行ったことは、いや、彼のマスターが行ったことは何だっただろうか。
彼は自らの戦術を否定しない。彼が勝つためにはそれが必要だった。
理解している、理解していた。だが、彼のマスターは破綻者だった。
人の生が分からない、人の死が分からない、それでは人が分からないも同然だ。
ならば、とアーチャーは考える。ならば、今、此処での戦いは。
獣が彼の肩を抉る。無軌道だった攻撃に、どこか流れが生まれていた。
肩から溢れる血、たった一発、死するどころか攻撃するにも支障はない。
だが、その一撃は錬太郎の、いや、アーチャーの予想以上に打撃を与えていた。
「勝てないのに、だというのに。その命をかけて何とする」
「命…、それをかけても、…そそがなくちゃ、ならねえ。俺は常に、ビビってた、全力、じゃなかった。だから! 失った!」
「だが、それは」
「死は負けだ。でも、負けても、それでも」
理性を帯びた言葉は、呻きにかき消される。だが、アーチャーにはその続きが伝わった。
敗軍の将たる彼には、絶望の戦線で戦った彼には。
だからこそ、眼前の獣の強さを知る。
此処での敗北を考える。
逃げるべきだと脳が叫んでいた。戦うべきでないと本能が察していた。
だが、アーチャーは退かなかった。
「覚悟、受け取った」
彼は銃を持つ。言葉は無い。彼の背には兵隊が集まっていた。
獣が勝てる可能性は万に一つも無い。
だが、彼はどこかで負けを確信していた。
もしも、アーチャーは思う。もしも、これがあの戦場であれば。例え敵が数倍であろうとも、負けを思うことは微塵も無かっただろう。
だが、その心は満開の桜のごとく晴れ渡っていた。
獣が、罰と罪の具現が、万に一つも勝てぬはずの彼らが。今、その可能性をもぎ取った。
「…天晴」
血塗れの腕が、その胸に大穴を空けていた。
銃弾がいくつも貫通し、刀傷を全身に受け。負荷により崩壊する身体。だが、それでも彼は戦いきった。
どしゃりと錬太郎が崩れる。同時に補佐を行っていた眸も意識を失い、血塗れの体を横たえる。
崩れたその姿をアーチャーは一瞥し、消滅しようとする身体を無理に動かし、駆けていく。
「伝えねばな。我、戦闘二敗北セリ。…ははは、まるで焼き増しだ」
「…隊長、よいのですか、これで、これで本当に」
「…よかったとは言えない。私はマスターを護ると誓い果たせなかった。…だが、きっとこの戦いはこれでよかったのだ」
追いすがる兵を前に、アーチャーは笑う。
「すまない、諸君。結局は私の満足に付き合わせてしまったようだ」
兵たちは応えない。だが、その顔にアーチャーを責める者は無かった。
「…しかし、もはやここまでか。…諸君、いい戦いだっただろうか? …いや、そう思わねばやっておられんな。…だが」
消えゆく身体でアーチャーは倒れた錬太郎に振り返る。
「いいものは見れた。永ヘニ御別レ申シ上グ、強敵ヨ。願ワクバ、其ノ敢闘ヲ祈ル。では、さらば」
――-囗 ロ 。 .||
/: : : : : : : : : : :ロ [] ロ 。
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!: : : : : : : : : : : : : : : 囗ロ [] [] ロ
}: : : : : : : : : : : : : : : : [] ロ 囗 [] ロ
!:: __.... 斗-―-= .....__: : □ □ [] ロ
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//ソゝ ◯ __ニ__ ◯ ._ノソ.∧ [] ロ [] 。 。
ノ/ !ヘュ/ .| \.ュ勹 囗 ┌┐[] ロ ロ
` ヾ ィニニト、 .イ / 囗└┘ [] ロ
ノ‐ ヘ`-彡ハ___ハ `ー´)二` 、.囗 ロ ロ
/-=ュ f ∧ { | 三ミ| ./ ノ)-‐ l□ [] ロ 。
_斗-=_ .=-{ニ‐、 .ノ ハl |__厂} l / .l"-‐ 1 囗ロ 。/`: :>ー- _
..-‐´: : : / rヽ/: :/ `〉ム- _/ .ソ (/⌒j_/: : : ロ ロ: : : : : :/´.`Y: :\___
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│: : : : : : : : : : : : :| | ソ.__: : : : : ヽヽ_ :/: : : : : : : .,,.: : :_: ヘ‘, ∨: : : : : : : : : : : : : : : : r‐.、、
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': : : : : ,.イ ̄ キキ二ミミ.ニ| -ー 、゙ー‐: : : : |: : : : : : : 丨_..‐ ,......--- .j 〈二二ニン.| \: : : : : : : : : : :∧
. {: : : :/´.ハ / ././二二ミ |.: :` ー.\: ::::__|____: : : ゙/ ...--‐'': :ノィマ 二 彡ニ.| | | \.: : : : : : : : : ∧
{: : ::/ 〈 弋 ././ミミ.二二‘,: : : :`ー'' ./,―――‐∧: :l,,./´: : : /.イ二彡ニ彡'ニ | | ‐- 、 \: :__...-‐- .、」
|.丿 .八弋.ノ./.ト二 三 / ̄∨: : : : //: : : : : : : : : : .∧__/i: :/: /ノ二.ンン 二ソ | | | .}
´ ノ`二_ゞ二二二 |ィ=‐.∨: : : :|: : : : : : : : : : : : : ヽ l: :/ /^: .‐- .二二ハ.| | `冖-、}
/ソ/: : `ヽ 二二 | |: : : ::‘,r-―- 、,: : : : : :`ー::工Y´: : : : : : : :`: :‐-.二| | ‐- 、.}
【ここらへんで一旦次男ターン終了。次男と次女の生死は別タイミングで判定】
直下、トカゲ訪問のタイミング
123:全てが終わったとき
456:槙名死亡直後
789:諸々起こる前
戦闘結果死亡を乗り越えたんだからそれはねぇべ
【>>209 ええ、それもそうなんですが…、やはり一騎消滅をマスターの身でやるならばと思いまして。それどうしようかなってのも含め時間置くってことで一つ】
8:諸々起こる前
直下、そういやディエゴのお話知ってるの?【一百一犬兵隊】+1
123:こういうとこ抜けてるよね
456:知ってる上で無視してる
789:知ってるしそれなりに気にしてる
だったらその後の判定表に消滅する方が間違ってるだろ本末転倒じゃん
0:特殊判定
ッソXYルツMイfZイkィz
ァツ三三三三三三三三z、
ィミ三三三三三三三三三三ィ
メ三三三三三三三三三三三ミ
ミ三三三三三三三三三三三ミ
ム三三三三三三三三三三三__
「三三三( ゚ j;三三;{ ゚ };三三ニ}
| { ス三三 ー' 三三 `ー'三三´ノ/
ヾ . 〉ニニニニニニニニニニニニニニニ_ノ
ッッ`Z''Y <Y> リ;;;;;;x
ミ;;;;;;;;;;;;;ハ ー=ニニニニ=- .ノ|;;;;;;;;;;,,ミ
ィニ'',, ;;;;;;;;;{、ヽ、__ y-‐‐イ,,, ;;;;;;,,, ミx
rj三三三`,, '' ;;;;;;;;;;;;;;;;;,{,,,,,,,,j } },,'''' ,,, ,,''三三三ミ、
zニ三三三三三'',,, ,,'' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ''' ,,''三三三三三ニニ
直下
123:裏切者が何の用ですかねえ
456:諸々終わってしまったのでキンクリ
789:人員を派遣した
2:トカゲの危機
【というわけで今夜はここまで、おつかれさまでした。よき聖夜を】
【>>213 ふむ、それもそうですね。では、死亡は特殊でも出ない限り無し】
【その代わりではないですが、身体障害等のバッドステータス付与も有りの判定を再登場時に行うとしましょう】
【今日はもう、何かアレなのでお休みします。何かもう、ねえ?】
【申し訳ない、今日もちょっと体調悪いのでお休み】
【再開】
「さて、これはどういうことか説明してもらおうかのう、ガディア」
「説明するも何も、当然の処置でしょうに」
膝立ちの状態で拘束されているトカゲ。ガディア・カレルレンはまるで興味が無いというような視線を向けていた。
遡ること数分、来訪を告げたトカゲを待っていたのは、ククルンの使役する犬達。
そして戸惑うこともできず彼は拘束されたのだった。
もちろん、その気になれば彼の体を縛る拘束など簡単に破壊できる。
しかし、現在状況が同盟の使者であるがゆえに、無駄な騒ぎは避けておきたい。おそらくガディアもそれを知っているだろうとトカゲは推測した。
雪風を足元に置きながらガディアはまるで天気の話でもするように。
「僕らを裏切ったのは貴方の方だ、ならばここで捕らえておくべきでしょう」
「ふん、お前さんには分からんじゃろうよ」
「僕はこういう性分なのでね」
「知っとるわい。別にお前さんを否定するわけじゃあない。ただ、お前さんの考えでは至らんだろうと思うたに過ぎんわ」
トカゲの返答に、ガディアは少しだけ鼻を鳴らした。
「で、ワシをどうする気じゃ」
「どうするも何も、既にこちらに付く気はないのでしょう?」
「お前さんの返答次第だと言ったら?」
「なら尚更だ。僕は貴方への回答を持ち合わせない」
直下、ガディアはどうする気【戦力差】+1
123:殺す
456:軟禁
789:情報だけ聞いて追い返す
2:何で敵陣営はそんなに血気盛んなのかな?
「と、いうわけで罠にかかった貴方が悪い」
ガディアの目が、氷のように澄み、尖る。
トカゲはほほうと喉を鳴らす。
「ほう、お前さんともあろうものがワシを殺す気か?」
「ええ、まあ、正直な話、僕は貴方がどこに付こうと構わない。ただ、この戦争の行方を見るに貴方という戦力をこのまま放置しておくのは色々と問題がある」
「それだけか」
「はい」
頷き、トカゲは腕に力を籠める。まるで飴細工のように彼を縛る鎖は千切れ、自由になった手に得物を持つ。
「では仕方ないのう。…お前さんもワシの言う新しい世代、じゃ。手加減はせんぞ」
「結構」
雪風の唸り声が大きくなる。一触即発の気配が充満していく。
直下、戦闘内容
123:ランサー
456:ガディア
789:マイケルストップ
6:ガディアと戦闘
【今データ見直したら、とあるスキルでガディアヤバかったので、そのスキル判定】
直下、雪風参戦するか。成功以上で参戦せず、失敗で参戦。
8:何とか参戦せず
【ヤクシャ】
【体】:9
【知】:6
【心】:9
【質】:1
【運】:6
◆【色褪せた血環】
カレルレン家、紅派の魔術師が用いる契約術式の名残。
既に契約は失効されており、残滓が痕として右掌に薄らと残るのみ。
術式自体は未だ破棄されておらず、血を捧ぐことで彼との主従契約を結ぶことが可能。
しかしながら、本人が納得し許可するかは別問題である。
【シナリオ中、主に相応しいと認めた相手が居た場合、そのキャラクターと契約することができる】
【その場合、【体】と【心】のステータスを9へと上昇、固定する】
【ガディア】
【体】:9
【心】:8
【知】:8
【質】:6
【運】:1
◆射撃術
銃器を扱う才能を示すスキル。
元々ハンターを生業にしていたガディアは、火器を戦闘での主武装にしている。
野獣だろうが魔獣だろうが、一般人だろうが魔術師だろうが、弾丸をブチ込めば死ぬだろうという物騒な思案によるもの。
機敏かつ靭やかな雪風に騎乗した状態でも、雪風と呼吸を合わせる事で神業的な腕前を発揮する。
と言うよりも、雪風に乗っていないと高い命中精度を維持できず、普段のガディアは弾が後ろに飛んで行くような射撃下手である。
正確な射撃は「雪風が」ガディアに合わせているからこその技であり、猫にまで気を使わせる驚異的なセンスの無さと言える。
更に言うなら、“銃器を扱う才能を示すスキル”である射撃術スキル所持者は実は雪風の方であったりする。出来る猫。
雪風と出会う前のハンター時代のガディアは、高い身体能力を活かし、主に銃剣を用いての近接戦闘で獲物を仕留めていた。
【戦闘時、【体】に+1補正】
【【白虎】ユニットとの共闘時は、【体】を除く全ステータスに+1補正、【体】には+2補正】
【1ターン目】
直下、ヤクシャ判定
↓2、ガディア判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヤクシャ【知】選択
6+9-8=7
ガディア【質】選択
6+3=9
【ガディア、有利獲得】
合図となったのは、ヤクシャが雪風放った何か。
それは小さな袋、ガディアが目を細め、直後に叫んだ。
「雪風! 逃げていろ!」
途端に袋が解け、中から何かが舞い散った。
と、炸裂とほぼ同じタイミングで雪風の動きが怪しくなる。
足はふらつき、顔をさかんに舐め回す。そして挙句の果てに、大きな音を立て倒れこんだ。
「ぬはは、効いたわい」
「…貴方も人が悪い。木天蓼とは。雪風にはあまり吸わせないようにしているのを知っているでしょう」
「これに関しては許せよ、ガディア。流石にアレとお前を同時に相手しておってはワシでも厳しいからの」
カラカラと笑うヤクシャにガディアは表情を変えず。
いや、目ざとい人間なら気づけるほどの微かな笑いを浮かべながら。
「まあいい、僕らの戦いに雪風を巻き込むのもしのびないことですしね。人は人同士、健全に殺し合うべきです」
「…お前さんならそう言うじゃろうなあ」
「では、やりましょう。貴方を人と呼んでいいのかは疑問が残りますが」
<三三三三三三三三/ /三三三三三三三三三三三三三三三三三三三
≦ニ二三三三三三/__/三三三三三二ニ==───<777´/////
/i∧///i ・ ヽ//////////////// ・ ヽ//////
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/ .ヽ }` ヽ_ _./ }/´ ̄ `ヽ///ゝ=====''´
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./ \ ', V゙ ヾ ∧ ヽ `ヽ ̄ ,ィ 、 / / /
/ 、 ヽ } .Y 二ニ ヽ \ \ ´ ´ / /
【2ターン目】
直下、ヤクシャ判定
↓2、ガディア判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヤクシャ、【質】選択
1+2=3
ガディア、【運】選択
1+4=5
【ガディア、有利獲得】
ガディアの戦法は単純だった。
「猟師ってのはですね、確実性が必要なんですよ。経験、知識、そして実力。それら全てを確実に組み合わせる」
それは、止まることない魔術と実弾の連続射撃。
一撃一撃は狙いさえあっておらず、攻撃にすらなっていない。
しかし、その連射はヤクシャに付け入るスキを与えない。
「…ぬう、卑怯モンと言う気はないが」
「当たり前でしょう。人が他の動物に比較して有利な点の一つとして、その手の長さ、そして目の精度がある。これらは何に使われたか知っていますか?」
「投擲、人類の武器じゃ」
「然り。そしてそれは他の巨大生物に対し有利に働く。いわば貴方はマンモスですよ。僕に狩られる巨大な脅威」
調度や屋敷が傷つく事を気にせず、ガディアは攻撃の手を休めない。
「流石に貴方に攻め寄られては僕でも危うい。このまま範囲外から嬲り殺させてもらう」
「…ちと、厳しいかのう」
【3ターン目】
直下、ヤクシャ判定
↓2、ガディア判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヤクシャ【知】選択
6+7-8=5
ガディア【知】選択
8+3-9=2
【ヤクシャ、有利獲得】
完全に有利を獲得したガディア。余裕さえも感じさせるその態度に、トカゲもまた問う。
「では聞こう、もし、もしも。その投擲すら潜り抜ける化け物がいるとするならば」
「ああ、それは逃げるが勝ちだ」
「ならばお前は」
ヤクシャは回避を諦めたというように動きを止める。怪訝な顔をしつつ掃射するガディア。
しかし、全身に弾丸を受けながらもヤクシャはまるで砲弾のごとくガディアに飛びかかった。
一瞬で距離を詰められる。ヤクシャの体には無数の弾痕が。だが、その多くは鱗に止められ内部までは至っていない。
「…逃げた方が」
「良いんじゃないかっ!?」
ヤクシャの一刀が、ガディアの銃へ襲い来る。
【4ターン目】
直下、ヤクシャ判定
↓2、ガディア判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ヤクシャ【体】選択
9+3-8=4
ガディア【運】選択
1+5=6
【ガディアの勝利です!】
しかし、その一撃は。
「…残念ですよ、爺様」
受け止められ、そして。
「僕は銃が得意でないと言っていたでしょうに」
銃剣がヤクシャの腹を深く抉った。
「…ッ、…そうじゃったわい」
人の色では有りえない極彩色の血液が流れ出る。痛みが彼を支配する。
ガディアは剣を引き抜くと、絡みつく血液を振り落とした。
「貴方の時代は終わった、老兵は速やかに去ることをお勧めしますよ。僕は兵士じゃないのでどうでもいいんですが」
直下、ヤクシャ判定【一応穏健派しかいないし】+1
123:死亡
456:重傷のち捕獲
789:重傷のち逃走
4:補正に救われたな
【というわけでカレルレンにトカゲがとっつかまりました。ギリギリでゴリラアシストでも入ったのでしょう。描写はここまで】
【八日目】
直下、そういや槙名の諸々とか伝わってるの?【パニック】-2
123:伝わってないよ
456:槙名死亡だけ聞こえてくるよ
789:どうもアーチャーが消滅したっぽいよ
1:何も聞こえてこないよ
…トカゲ爺が帰ってこねえ。
ヒキニート姉貴もいねえし、城戸に送った使い魔も帰ってこねえ。
「…ライダー」
「ふむ、何か大きな動きがあったようではあるが、それがどういったものかまでは分からんな。吾輩、千里眼は持ってなかった」
「…月」
『…何かは分からないけど、ものすごく嫌な予感がする。…とにかく動いた方がいいんじゃないかな』
…動くっつても、何処に行きゃあいいんだ? 城戸か? カレルレンか? ゾラか?
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価
↑
>>265 城戸へ
…考えてても仕方がねえ、か。とりあえずは城戸のところへ行こう。
カレルレンはあの爺さんだし問題ねえだろ。気になるのは姉貴だが…、こっちはゾラが関わってこない以上仕方がねえ。
「…とりあえず城戸に行ってみるか」
「うむ、分かった。…どうやらまだお二人は休まれておられるようだからな。帰ったら」
「…チッ、仕方がねえな」
「その言葉さえなければな、まあ、若者はそれくらいでいいのやもしれん。吾輩も…」
ライダーの言葉は、どうにもざわつく俺の耳には入ってこなかった。
直下、城戸の状況
123:奇襲方法から眸の関与を確認
456:てんやわんや
789:アーチャー消滅を把握
5:てんやわんや
到着した俺を待っていたのは、予想もしていなかった出来事だった。
「…城戸槙名が」
「ああ、死んだ。死んだのだ、終原月」
珍しく言葉少なめな糞教師の背中に付いていくと、簡単なベッドがあった。
そして、その上に横たわっていたのは。
「…」
静かに目を閉じている。そして胸にはもう戻ることの無い大穴が。
まるで心に穴が空いたという言葉そのままのように。穴から覗く身体は、人間の物ではなかった。
「おい、ポンコツロボット」
答えは無い。いつものように肩を怒らせて少しずれた説教をする声は無い。
「おい、ふざけてんのか」
「…ふざけてなどいないさ」
背後からの声。そこで俺はようやく城戸槙名の肩を揺さぶっていた自分に気が付いた。
振り返ると、顔を険しくしたセイバーが立っている。声はあいかわらず小さいが、でも、何故か聞き取れた。
「セイバー」
「死んだんだ。…マスターの死が、人間の言うそれと同じかは分からない。だが、死んだ」
「…どうして」
「恐らくは狙撃。だが、何もない虚空から一瞬で攻撃された。アーチャーの仕業だろうが…」
淡々と答えるセイバーに、俺は何故か怒りがこみあげて。その胸ぐらをつかむ。
「どういうことだよ、何で、何で、お前がいながら!」
「…答えることはできない、答えられるはずもない」
「何でッ!!!」
振り上げた拳。だが、それはライダーに止められた。
「…落ち着け」
ライダーの言葉で、俺の体は力を失う。そうか、これが死ぬってことか。
今まで何度も経験したはずのそれが、どうにも俺を立ち上がらせなかった。
「…すまない」
「君が謝る必要はない、セイバー。…いや、こんな言葉は慰めにもならんな。吾輩、語ることは得意だがどうにもこういうのは向いていない」
「いや、そうやって普通に話しかけてくれる方が…、助かる」
「…そうか。そういえば、君のマスターは」
「令呪を使用して咄嗟に沖名に変更した。…彼は今眠っている。酷く堪えたんだろう、声を掛けないでやってくれ」
セイバーが指す先に、槙名と同じ簡易なベッドがあった。きっとそこで城戸沖名は眠っているのだろう。
「…他の連中は?」
「バーサーカーのマスターは沖名に付いている。東方屋は分からんが、キャスターがここにいる以上戻っては来るだろう」
「…そうか」
「ああ、すまないな。同盟の方はまだ続いている。…どうなるかは分からんが、もう少し落ち着いたら指針は立てられるだろう」
そう言うセイバーの声は沈んでいた。…まるで、ここら一体が、墓場のように静かだった。
『…虚空からの襲撃?』
直下、気づくか。成功以上で気づく、失敗で気づかない【家族】+2
3:お前らの目は節穴か
【朝行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【一週間経過】+1【朝】-1
2:他陣営の友好交流
【といっても他陣営、アサシンとランサーしかいないよねってことで】
直下、どんな感じの交流か
123:まあ、ランサーとアサシンだよね
456:ディエゴとカストゥサルファー
789:マツミとルージュ
2:ことごとく
直下、で、ラプーペどうなったのよ
123:嬉々として協力
456:ホムンクルス貸出マン
78:監禁
9:死亡
7:監禁されてホムンクルス製造マシンになってます
【というわけで本日ここまで。次回、あまり考えたくないコンビの話から。おつかれさまでした】
【本日はお休みなのねん】
【再開】
カレルレンを訪れた一人の男、すなわち、カストゥサルファーは館の惨状を見ると思わず声を漏らした。
「一体何があった」
「いや、お見苦しいところですまないね。少々家族喧嘩という奴だ。ようこそ、カストゥサルファー・ジーレイト」
呟きにも近い声に答えたのはガディア。先導され、カストゥサルファーは戦禍の匂いを色濃く残すカレルレン家を進んでいく。
一室のソファに座らされ、机越しにガディアとカストゥサルファーは向かい合う。ガディアの表情に浮かぶ疲れをカストゥサルファーは読み取られた。
「では、早速話を聞こうじゃあないか。君はゾラ陣営のはずだな? ならば僕達と接触する理由は考えられる」
「隠す必要も無い。単刀直入に言おう、アーチャーが消滅した」
「…ほう、中々愉快な話だな」
「冗談じゃない。証拠が欲しければいくらでもくれてやる」
ガディアはカストゥサルファーの表情を値踏みするように観察しながら、質問を投げかける。
「ふむ、ではラプーペ=ゾラはどうした?」
「アーチャーの消滅が判明した時点で拘束、監禁し、従わせている」
「あの男ならまあ、大人しく従っているだろう」
「ああ、ニヤニヤ顔に耐えられなかったのもここに来た理由の一つだ」
カストゥサルファーの真面目腐った答えにガディアが噴き出した。
しばらく腹を抱えて笑いながら、ガディアは手を待ての形に差し出す。
「いいだろう、君の言を信じる。ならば二、三確認しておくことがあるな?」
「そうだな」
「まず、アーチャーを倒したのは誰だ」
直下、カストゥサルファーの把握度合い【初めの一歩】+1【流石に陣地内】-2
123:首謀者は捕らえた
456:おそらくはマスター
789:分からない
7:未だに生死不明の真ん中っ子共
「それに関しては不明だ。すぐさまアサシンに向かわせたが夥しい血の跡と、それが海へと近づいていったのが確認できるだけ」
「調べる方法は無いのか?」
「生憎だが俺の能力はそれに向いていない。それも含めてお前に会いに来た、ガディア・カレルレン。いや、カレルレンの血筋に」
「なるほど、僕らは探索が得意な人間もいるからね。それには力を貸さんでもない」
「…早く本題に入れ」
声を荒げてこそいないものの、カストゥサルファーの苛立ちが伝わったのか、ガディアに嫌らし気な笑みが浮かぶ。
「ああ、では最も重要な質問だ。君は僕と同盟を組もうと考えているのかな?」
「答えはイエスだ。アサシンだけで進むにはいささか不安要素が大きいのでな」
「答えがはっきりしているところは好印象だ。だが、現状僕にとってのメリットがあまりない。君は何を対価にしようというのかな?」
「…少なくともホムンクルス等のユニット貸し出しは可能だ。そして、同盟の続行権を譲ろう」
ガディアはその答えに満足げに頷いた。
「悪くないな」
「だが、戦闘中の裏切りは禁止する。戦闘が終わる度、でどうだ?」
「妥協点か、…まあ、いいだろう」
「加えて、だが…、お前のところの人員を一人預かっている。これも返却要請があれば返すが…」
直下、ガディアのディエゴに対する感覚【命令無視】+2
123:返して
456:好きにしろ
789:そんな奴いたっけ
9:ディエゴなんていなかった
「ああ、そんな奴は知らない。僕の記憶にはない」
「? そうなのか?」
「ああ、大方カレルレンを名乗るチンピラだろう。関わり合いになりたくもないね」
「分かった、ではこちらで処理しておこう」
そう言いつつも、カストゥサルファーはガディアの心中を予想する。
自分もおそらく似たような態度を取るだろうと思いながら。
「では、聞かせてもらおう。俺と組むか? ガディア・カレルレン」
「…ふむ、そうだね」
直下、同盟を受け入れるか。成功以上で組まない、失敗で組む【好条件】-3【令呪三画】+1
1:補正無しでも組んでたよね、お前ら
「いいだろう、カストゥサルファー・ジーレイト・ゾラ。君を僕たちの同志と認めよう」
「…あくまでもビジネスだ。余計な干渉は抱くなよ?」
「当然だ、それを知って僕を選んだのだろう?」
ガディアがにやりと笑みを作る。カストゥサルファーは表情を変えず咳き込んだ。
「さてな。ではさっさと契約に移るぞ。それが終われば俺はいったん自分の工房へ帰還する。何かあれば港へ連絡をよこせ」
「了解した、では場所を移すとしよう」
目には燃え滾る炎が。
【槍暗同盟が締結されました】
【他陣営の行動描写を終了します】
…少しだけ混乱が収まってきたような印象を受ける。
今なら話を聞いたりもできるかもな。
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価
2:沖名とコミュ
…爺と話してみるか。
即席のベッドの上に体を横たえた禿頭の大男。
その目には昨日まで漲っていた生気が微塵も感じられなかった。
「…どうも」
どう言っていいのか分からない。もそもそと声を漏らすと、爺は無理矢理なのが一目で分かるほど力無くベッドの上に上半身を起き上がらせた。
「…ああ、終原か。すまん、…こんなことになって」
目は落ちくぼみ、頬はげっそりとしている。
それでも毅然とした表情を保てる爺を俺は素直にスゴイと思った。
『…真、今は僕が変わっておく。君の言葉はどうあれ、少し面倒を引き起こしかねない』
『ああ、頼む』
↓2まで、話す内容。なければ「なし」と記入。ただし、該当コンマが3以下の場合、その話題は会話失敗。
月並みだが、お悔やみ申し上げとく。
だが、どうして聖杯戦争にあいつを送り込んだんだ。
あいつなら聖杯なんかなくても願いを叶えられたように思う。
これからどうする?
>>295
【というわけでかなり早いですが本日ここまで。今年の当スレは明日で終了。お疲れさまでした】
【再開】
>>295
俺達の方を見ているのか見ていないのか、虚ろな目をした爺。
「…まずは、お悔やみを。そんな場合じゃないかもしれませんが」
「…ああ、そう、だな。そんな場合じゃないのは分かっているんだが」
やつれたその姿はまるで十年近くを一気に年取ったような顔で。
それほどまでにアイツの存在は大きかったんだろう。だから俺はついつい聞いてしまう。
「…沖名さん。…こんなことを聞くのもぶしつけかもしれませんが、何故彼女を、城戸槙名をこの戦争の主役に押し出したんですか?」
月の、俺の言葉は爺の目に何かを灯らせた。
いや、それは鋭い刃。相対しているだけで切り刻まれそうなその視線。
「…彼女の願いは、人形たちが人と友達になること」
瓦礫の中を、今でもアイツの仲間たちが動き回っている。
もちろん、人というには不格好だ。でも。
「彼女なら聖杯なんかなくても願いを叶えられたように思います」
俺達の言葉に、爺は。
直下
123:何が分かる
456:沈黙
789:そうかもしれんな
6:沈黙
ただ、俺達と外の光景を見比べ、眼を閉じた。
…何も答えねえ気かよ。
『…分かってくれているとは思いたい、けど』
『…これ以上はこの事何言ったってだんまり決め込む気だろうな』
『だろうね。…しかたがない、とりあえずは今後この同盟をどうするか、どう動くかだけでも聞いておこう』
「…答え辛い質問をすいません。では、僕達の行動について話しておきたいのですが、対アーチャー戦線は城戸が主体となっています。ですから、これからどう動きますか?」
直下、沖名返答【場所は分かってる】+1
123:沈黙
456:予定通り、夜に行動
789:一旦、アーチャー陣営に探りを入れている
6:このまま夜に決行
「…問題は無い、このまま今夜港を攻める」
「他の陣営には」
「まだ伝えてはいない。…すまないが連絡は頼んだ」
「…」
おい、大丈夫なのか?
俺が訪ねる間もなく、爺はまた倒れこんだ。
「…すまない、それまでもう少し休ませてくれ」
「…分かりました」
『どうすることもできないね』
『…まあ、仕方がねえことだけどよ』
『その通り。…あれは時間が解決するのを待つしかない傷だな。…吾輩であってもどうしようもなかった』
なすすべなく爺から離れた俺達に先公が近づいてきた。
「…終原」
「何だよ」
「…いや、何でもない」
…そしてそのまま何処かへ歩いていく。…アイツもやられてんのかもな。
『…とりあえず、攻撃前にそれぞれの陣営に改めて確認するべきだろうね』
『もしくは、敵陣営の調査などをする時間くらいは設けられるだろう。…君の姉上に関しても、な』
…ああ、そうだな。少し気を取り直さねえとアーチャーにも負けちまう!
【夜行動前に一回分自由行動を設けます】
【昼行動を終了します】
直下他陣営判定、成功以上で対アーチャー陣営の誰かと接触可能。失敗で槍暗の描写
6:誰かと接触可能
…まだ時間はあるし、誰かと話してみるか?
↓2、誰とコミュを行うか(複数選択不可)
1:キャスター陣営
2:バーサーカー陣営
3:残った姉兄
4:晴真
キャスターかな?一番話の取っ掛かりがありそう。
いちおうは親戚だし。
>>309 キャスター陣営
…と、ちょうど東方屋がいるな。
「姐さん、今大丈夫か?」
「…その呼び方はあまり好きじゃないな。まあ、いつぞやの罵倒に比べればマシだが」
煙草をもみ消しながら姐さんは振り向く。
見ていた方向ではキャスターが瓦礫の片づけを手伝っていた。
「で、私に何か用か?」
「まあ、用ってほどでもねえけど…」
何を話すかね?
23:35から↓2まで、話したいこと。なければ「なし」と記入
アーチャーを倒したあとどうするのか
>>313-314
「とりあえず、聖杯にかける願いとかあるのかと思ってな。聞きそびれてたし」
「…あー、聖杯への願い、か。正直にいえば特に無い」
「無い?」
そりゃまた、爺に聞かせたらぶん殴られそうな…。
「ああ、沖名氏には既に伝えている」
「心読むんじゃねえよ」
「それくらいはビジネスの基本だ。話を戻すが、私は巻き込まれた人間だしな。まあ、獲得者という拍が付けば借金を踏み潰そうとする輩も減るかとは思うが」
「あくまでビジネスライクってことかよ」
…何かなあ。
「はあ…、お前の考えていることなんて百も承知だから言うがな、私は商売人だ。今この状況が私の利益になっていると判断しているから動いている。そして」
「そして?」
「現在時点では聖杯の獲得はどうやら利益になりそうだからな。まあ、大金でも願うさ」
「…うげえ」
分かんなくはねえんだが、何というか。
「悪い人だな、アンタ」
「ふん、正義と自らを誤魔化して悪徳に走る人間よりは余程マトモだ」
「然り、貴女のいう事ごもっとも、ミス・霊夢。そうでなければキャスターのような人間は召喚できんだろうよ」
「急に出てくんじゃねえよ」
突然現れたライダーに驚く。…ん?
「キャスターのような?」
「うむ。彼女はおそらく修行を重ねた賢者。…この国では何というのかな?」
「仙人、だったか。本人としてはもっと真面目に人助けをしたいんだと。まあ、悪い女じゃあないから付き合ってやらんでもないが」
「そのような清廉潔白の人間を呼べる、そしてそれに相手が応える。その時点で貴女の本質が伺えると言うものだ」
「止めろ、別に嬉しくない」
心底迷惑そうに東方屋は手を振る。
「そういやキャスターの願いってのは」
「ん、まあ、大体は私と一緒で、特に無かったようだが、もし取れるならば受肉したいとか言っていたな」
「キャスターも優先順位低めかよ」
「で、受肉したら四国に遍路を回るんだと。物好きな奴だ」
…わざわざ受肉してするのがそれか。
「話しは終わりか? 今は大きな用事もないからもう少しくらいなら付き合ってやるが?」
「あー、そうだな。じゃあ姐さん、アーチャーを倒したあとどうする気だよ」
「そうだな、一応プランは立てているが…」
直下、成功以上で一旦契約解除し、フリーに。失敗で城戸と引き続き
2:契約続行
「現在段階では城戸との契約を続行するつもりだ」
「理由とかあんのかよ」
「金払いがいい。そしてお前たちは貧乏人で、ゾラとカレルレンは踏み倒されそうな予感がする」
いや、まあ、…反論はできねえが。
「それでもほら、親戚のよしみとか」
「生憎、仕事には情を挟まない主義でね。またのお越しをお待ちしております。営業トークとスマイルくらいならくれてやる」
取りつく島もねえ。
「まあ、客として来るなら迎えてやる。もちろん、契約はしっかり履行してもらうがな」
…こうなると、明確な味方に迎えるのは難しい、か。
今んとこは心強い味方だが…。
『敵に回られると少し厳しいかもね…』
『というか今更だが、アレは本当にキャスターか?』
【他陣営の行動描写を終了します】
…さて、そろそろ動き出すころだが。
『まだ時間はあるね。できることをやっておくべきだと思うよ』
『そうだな、今はバーサーカー陣営との接触、あるいは敵情の視察などか。それ以外のことをするのもありだろうが…。まあ、君が決めろ。吾輩は時たま人に放り投げた!』
『旦那、それスゴイ迷惑だったから、やめて、やめろ』
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価
↑
>>320 眸捜索
…とりあえずは姉貴、か。
さらっていったのがアーチャー陣営だからその拠点を調べた方がいいのか?
「とりあえず目標決めて探せば何とかなるだろ」
「そうだな。魔力を消費することにはなるが、グスタヴァスに探らせるのも一つだ」
『今の魔力は…、グスタヴァスの能力を使用すれば、普通の宝具一回分の消費状態かな』
↓2、索敵方法
1:使い魔作成 (成功率5割、使い捨て)
2:グスタヴァスに依頼(魔力使用。現在2と2分の1)
3:自由安価
姉貴はもう行方不明だし、アーチャー拠点探っても空振り確定じゃないか?
メタ情報だが。
ダメ元で1
【>>323 まあ、姉個人を探す、ということにするので】
「アーチャー戦を控えてる状況で魔力失うのは怖えな」
「ふむ、それもそうだな。吾輩、納得した」
じゃあ、使い魔に挑戦してみっか。
直下、使い魔判定、均衡以上で成功
6:何とか成功
直下、見つけた情報
123:特に何も
456:アーチャー消滅してね? &血痕
789:↑+居場所と状況
999:自陣営に超不利な特殊判定
\ 〈 /
\ ヽ. /
├────- ヽ| : 分 ち
じ 負 ま | / , | : が い
. ゃ け だ | _,.ィ'´ ,. ィ ´ / | : 悪 と
ね た lイ__/,. <´ / / :! : い ば
. ぇ ワ | lヽ´` ‐-X───イ ! : が か
. : ケ | |__', >-、∨ :! り
. : .l | \ ,イ>・_{/ >、
/ |  ̄ ̄ ̄7 ,. -=''{///ノ>、
________x.〈 | /‐'´  ̄ヽ /´ /イ` ー '
. / | ヽ. ! \
/ l. │ ( ,.ィ ' ´
/ ハ. |ヽ  ̄ 一/:!
/ / `、 . ヽ / │
/ / `、 i ヽ ∧. |
123:アサシンのしゅうげき!
456:爺、知る
789:出会ったのは、マツミでした
7:どうやら次男次女を連れて行ったのは因縁のある
,. -‐ ‐- 、
////////////,ヽ
,.'///////////////ハ
,.、 .//////,ハ'///,lヽ/////ハ
r 、 i .l /////V/{ ∨/,ハ.‐V////ハ
'. ', l .l {'i///ハィf;示 `ヾ 示;卞l'//ハ
. 、 , j .l .!.l'//,{ vzリ .vzリ リ//∧
. , '. ', .///ハ ' ノ///∧
. ;l .!,.. ' ゝ -‐ー、////ハ {  ̄ } //////,ヘ、
lイ、 l._,.ィ'' <///////> _` ´_ イ////////,\
' `|| '" ,.' `</-、///-, 二 ‐V///////////> 、
l| |l イ .l、 ; `ヽ./ ,.-‐_-ヽ//‐- 、///////,> 、
. ―=二 二=― .!.', l.; r―-ヽ{r'" \ ./ .V/////////,> 、
,.ィ/l| |l///,>.、 ヽ .ノ } ,ィ、` 、 ', .l'/////////////,\
,.ィ'////,ll///////,\.; ' ./-‐イ/ l.ゝl,{ l .l'///////////////,ヽ
. /'///////l'///////// ⌒ ∧/l__,.lハ l / !//////////////,ヘヾヘ
,イ/'////////////////{ o ヾ! ', {'///////////////ハ. V',
// ./////////////////ハ:.. , :. !. \ }'/////////ハV///ハ. V}
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. !/ '//////////////////////iー o ` ーヽ .八////ハ∨/,ハ V///! ,ソ
l{ .{////////////i///,i////,l/,l `iヽ .イ//ハ'///,ハ∨//,!. }'//リ
. ゙、 l////!'///,i///l l///{////,l/,! l//!///! V////,!. !//リ !'//
ヽ∨//,l////l///l V//V////,r' o. Vl.}//,リ }//リ}/! .}/// ノ/
\ハ、/ハヾ'/,{ ヾ'ハ\'//リ iノ/.jソ .j//ノj,リ ノ/ソ
`"'ゝー-ゝ ヾ、 ``ー `./ ' ' .// '゙ '"´
/ ', ´
【次回、描写に加えて姉と次男が魔獣の餌とか改造施術とか洗脳とかされていないかの判定から再開】
【新年は3日くらいから再開します。皆さま、よいお年を】
【あけおめ再開】
姉貴の魔力残滓を追っていく。そこまで得意な作業じゃあないが、月の補助もあり、なんとか切れそうな線を追っていけた。
…その結果はどうにもおかしい。街の外れ、廃屋。そこへ辿り着いた。
「…ここにゾラが潜んでんのか?」
「あの性格の悪さを見るに、本丸が移動している可能性はなきにしも。しかし、微妙に違和感を感じなくもないな」
「…とりあえず何か分かればいいんだが」
『…!? ちょっと、真!』
月の叫びで見たそこには。
「…メンヘラ?」
「ふむ、カレルレンの彼女か」
「…やけにボロ雑巾だがよお」
髪は乱れ、服はあちこちにほつれが見られる。
だが、いつものごとく笑顔を。…嫌な予感がする。
「追うぞ」
『うん、ゾラと繋がってる可能性もあるけど、此処は見ておいた方がいい』
使い魔に後を追わせ、俺達はメンヘラ女の後を追う。
直下、姉の生死【初めの一歩】+1【因縁】-1
123:肉塊
456:通信断絶
789:生存
4:通信断絶
だが、次の瞬間、メンヘラ一号は振り向き。
『蟲は嫌いなのよね』
そう言うと何かを振り抜き、使い魔との通信は途絶えた。
「…バレたか」
『ううん…、姉さんの痕跡は確実にあの場所にあった。そしてそこにはマツミ・カレルレン…』
「ゾラと関係しているとみるべきかどうか、というところかな」
…クソ、此処でこれは痛い。痛すぎる。
『とにかく、もうアーチャー陣営との戦闘が始まる』
「何が言いたいんだよ」
「分かっているのに無茶をするな。…君の姉を救いに行くか、彼らと行動を共にするか、二つに一つだ」
分かってんだよ、畜生。
「…言わなくても分かっているだろうが、吾輩だから一応は言っておく。どちらを選ぶにしろ、君にはなにがしかの問題が発生する」
『姉さんを助けた場合は、まず間違いなく城戸との同盟を破棄しなくてはいけない。城戸に協力した場合は姉さんが危機に陥る』
「家族を選ぶか、戦争を選ぶか、…もっとも、他の方法もあるやもしれんがな」
俺は体も欲しい、そしてここで城戸と手を切る、それも最悪の状態で。これはそこから遠ざかることになる。
だが、いくらヒキニートであろうが姉貴は姉貴、此処で動かなきゃ色々と気持ち悪いもんが残っちまう。
「…選べねえだろうが、クソ」
「…それでも選ばなければならないのが君だ。それが戦争であり、責任なのだ。吾輩はそう思っていたし、私はそうでなければいけないと考える」
…どうしろってんだ。
22:25より↓2、行動選択
1:城戸との同盟を破棄し、眸救出へ
2:眸を放置し、港への攻撃
3:自由安価
じゃあ>>341で
>>343
【実は宝具解説文に【召喚後は他のマスターへ譲渡することも可能だが、各サーヴァントはライダーの存在する陣地内でのみ使用可能】、ってあったんですが】
【よくよく見てみると、>>1 が解説文読み違えただけのようなのでここで正式に撤廃しときます】
「ライダー」
「何だ」
「お前の従者の力を借りたい」
「…! 成程な、吾輩の従者を…、考えたではないか」
うるせえ、必死に脳味噌こねくり回したんだ。時間がねえ、今すぐ兄貴を呼んで…!
「して、誰を渡す?」
「ああ?」
「聞いているのだ。現在召喚しているのはアルブレヒト、グスタヴァス、アドルファスの三人。そのうちの誰かを付けてもいいし、新たに召喚してもいい」
「…ああ、そういうことか、…っと、兄貴! 糞姉貴の居場所が分かったが俺は動けねえ、だから」
説明しながら考える。…誰にするか?
『これから向かう場所への戦力として考えられるのはアルブレヒトとグスタヴァス、妥当なところならアドルファスだけど…』
何で口ごもんだよ
『いや、槙名の奇襲を考えると、下手にアドルファスを渡すのも怖い。敵には回らないだろうけど、もし、兄さんが脅されたりしたら』
…有りえなくはないが。
『新しく召喚してもいいかもしれないね。幸い魔力は全回復だ』
…どうすっかねえ。
【【快速男】:【敏】がAランク。逃走判定に+3補正】
【【千里耳男】:一日に一回のみ、他の陣営の情報を把握可能、戦闘時相手の【耐】【敏】に-1補正】
【【鉄砲名人】:一日に一回のみ、他陣営の陣地に奇襲可能】
【【怪力男】:【筋】がAランク。相手の【筋】による攻撃に-1補正】
【【ブケパロス】:【敏】がAランク。騎乗礼装として使用可能】
23:45から↓2、誰を付けるか(複数選択可)
1:怪力
2:千里耳
3:鉄砲名人
4:快速(魔力消費)
5:ブケパロス(魔力消費)
3と4
>>346 バートホールドとアドルファス
…月の言うことは考え過ぎだとして、これは要するに、上手く姉貴をさらえるかどうかって話になる。なら。
「ライダー、足が速い奴だ」
「つまりはバートホールドを呼び出すのだな、了解した」
ライダーが高らかに叫ぶ。俺の魔力が吸われる感覚。
「我が冒険をここに語れ、来い、バートホールド! 【ほら吹き男爵の冒険譚】!」
その呼び声と共に、一人の男がまた姿を見せた。
「ば、バートホールド! ここにぃ! 何でございましょうか、旦那様!」
――――― 、
/ \
/ u. \
X / ` \
/ ゞ _丿 ゝ_ノ ヽ
/ /:::ヽ ヽ / /:::ヽ ヽ i
ゝゝ- ' ノ ゝゝ‐ ' ノ |
|. / / / | / / / |
|/ / / .| / / / l
| | |
| \ |
| ______ |
| 丶 ) |
./^Y^Yヽ ヾ / u. u |
/^ヽ | ! ヽ._ / / |
{ | `ヽ `ヽ `i ` ー―´ ´ /ヽ
ヽ `ヽ } } } ー┬―‐―‐―‐―‐―‐ヾ |
`i | ヽ ヽ ハ l l l |
{ 〉 | | | |
「ええ、歓迎しましょう」
「まーた騒がしいのが。でもまあ、らしくなりましたね、旦那」
「うむ、よくぞ来た、バートホールド」
「おお、アルブレヒト、グスタヴァス、アドルファス! ということは私が最後なのですね!」
…再開の感動中悪いが。
「悪い、雑魚共、時間が無い」
「雑魚ぉっ!? こ、このバートホールドに向かい」
「おちつくでがすよ、大旦那はちいと口は悪いがいい人でがすから」
あんまり嬉しくねえんだよなあ、お前のフォロー。
「ああ、そうだ。アドルファス、バートホールド、すまないがお前たちには一旦戦線を離脱してもらう」
「まあ、妥当なとこでしょうや。で、そのマスターはあのキッチリした兄さんってことですね?」
「そう。マスターの兄上である英雄殿をよく守り、眸殿を救出する。それがお前たちに託す使命だ。受けてくれるな?」
「もちろんです! 不肖このバートホールド! あの時の居眠りのようなヘマは致しませんとも!」
「…本当かねえ。ま、その時はまた俺が叩き起こせばいいだけさ。じゃ、そろそろだろ。行ってきます、いい知らせ待っといてくださいや」
そして合流した兄貴に二人を託し俺は。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…動けんのかよ、あの爺」
俺達の前に立つ城戸沖名、その表情はもはや最初にあったときのそれとは大きく違っていた。
「では、諸君。アーチャー討伐を開始する」
「行先は港でいいのですね?」
「ああ、…我々はあまりにも大きなものを失った。それを取り返すのは今だ、諸君」
「動きはどのように?」
…かなり無茶をしてんのは目に見える。…何か言うなら今しかねえだろうが。
「…敵にアサシンが加わっていることは判明している。それに対応するために、アサシンを食い止める陣営、アーチャーの兵士を倒す陣営、アーチャー本体を倒す陣営を」
そこで爺はいったん目を閉じた。
「…作る。最終的にはその陣営を以て」
「待った、アサシンの情報は掴んでるんだよな?」
アーチャーの情報はそれなりに掴んでるが、そっちはまるで0だ。せめてそれだけでも分かってれば勝負はかなり傾くだろ。
直下、アサシン情報【沖名憔悴】-2【時間経過】+1
123:無し
456:スキル数個
789:宝具
3:まさかのなし
「…むう、情報は無い」
「ちょ、ちょっと待てよ!? その状況で」
「戦える」
…突然放たれたその威容、…何も言い返せねえ。
そしてそのまま計画はつつがなく進んでいく。…本当に大丈夫か?
『…優秀な王はときに他者の意見を退けるべきだ。だがそのトップが疲弊すると』
『皮肉か?』
『もっと直接的な物だ。…彼は少し危険かもしれない。よほどの痴れ者でない限り全員がそれを感じているだろう。…気を付けたまえ、吾輩、この先は幾度も無く観てきた』
『…どうなるんだよ』
『…流石の吾輩でも、これを語るすべは持ち合わせない。吾輩、あくまでも英雄譚の主人公である故に』
つまりはヤベえってことかよ。
「そういえば、どの班に着くんだっけか?」
「話しを聞いておけ」
「ああ、姐さん」
「私とキャスターが対アサシンだ。アサシンは近接格闘が主体。ならば一番相性がいいのはキャスターだからな」
「なるほど」
…それってキャスターの仕事なのかね。
「そして、ライダー、つまりお前の陣営とバーサーカーが兵士の担当」
「…やっぱりか」
予想は付いたが、あの爺…。まだアーチャーがやったとも決まってないのによ。
「言ってやるな、感情とはそう言うものだ」
「だけどよ」
「…一番逃げやすいのはお前たちだ。私は契約した身だからな、ある程度のリスクは背負う必要があるだろう」
「…ビジネスか?」
「ああ、そうだ、ビジネスだよ。キャスターも納得しているしな」
本当にそれでいいのか、…それは多分聞くまでも無かった。
「では…総員、行くぞ。奴に、ゾラに奪われたものを取り返しに!」
呼応する声は、気のせいか小さかった。
直下、港はどうなっている
123:槍暗
456:もぬけの殻
789:アサシンのみ
9:アサシンのみ
直下、アサシンの方向性。成功以上で逃走重点、失敗で俺は奇襲するぞ【???】-1
7:逃走重点
【というわけで本日ここまで、もう少しで大決戦だった。おつかれさまでした】
【再開】
「…やはり向かってくるか」
「そのようね、少し留まりすぎたんでしょうに」
アサシン陣営は港のコンテナから迫りくる気配を感じていた。
それは押し寄せる津波を思わせ、カストゥサルファーは街の夜景へ目を細め、アサシンを見る。
その目をどう受け取ったのか、アサシンは怪訝な表情で。
「…まさか戦う気じゃないでしょうね?」
「そこまで馬鹿ではない。現状お前と俺だけだ、流石に勝てん。もっとも、俺の心が燃え滾っているのは事実だがな」
「案外冷静なのよね、貴方。もっと暴走しがちな直情的人間だと思っていたのに。陣営を渡り歩いて絶妙に上手いところだけを掠めている」
「不満か? 望むなら奇襲を中心とした迎撃を考えてもいい。勝ちの目は十分にあるのだしな。お前の意見は最大限尊重すると言ったはずだ」
「こそこそしたのは好きじゃないってだけよ。アサシンなのにね」
自嘲するように薄く笑ったアサシン。表情の読めないカストゥサルファーは小さく頷いた。
「では、逃げるとしよう」
「逃げられる? 私は大丈夫だけど…」
「何、お前から指南されたのだ。できないことはあるまい」
「上手な口ね」
直下、カストゥサルファー所持【???】判定。【時間経過】-1
123:C
456:D
789:E
000:超特殊判定
, -----、_____ ____
_Lr'´⊥ミ、ー‐‐//ヽ /ヽ
///ハ ヾ`ヽ --| レ⌒l´゙レ!
〃!/// | | ヽヽ ヾヽ、!ヽ_/ Y |
,-、. || |/|l/ | | ヽヽ ヽl彡ヽ`ニrイ、ヽ
|_ ヽ ! |!.|ー‐'ヽ! ` ̄`ヾ ヾ|‐<ヾl | ト、_j
Lヽ ヽ ! !,:== ヽ ==、 | 〉__j. |トr'
| !| lヽ,-、 | ノ |、_,イヽ|| |
| || || | | ヽ `‐____ / 〃 || |
| ||‐'ー| r| ,>、ヽi ̄ノ /〃 j//``ヽ、
| ! _!__ ! / \ ̄ /// /=ニニヽ\
| // ` Y  ̄ >、Y / ┌<. ┌:┐ ヽ. \
| / _r┬<ノ\ _| └、| | ヽ ヽ
r<ヽ ___,ィ' , -| └レ'/ヽヘ、|_ ∠| | ', ヽ
| ヽニニソ |_)/  ̄| | 〉 〈ヽ'/V __|ー' \ ヽ
|‐、ーr‐く. レ' | ̄ _|' ,ヘ/ く ,ィ_ハ__l ○ \|
rハ∠__`==' ^、 / ̄ヽ/ヽ Y'| ヽ ヽ
l/ レ'′ l⌒ヽヽ | | / `ヽ、 __ ヽ
| / | ヽ!| ||/ ̄ ̄`ヽ、`ヾー、 \
`ヽ、 ______/ ヽ !ヽ|| ヽ. | \ \
\ ヽヽ | | //`ヽ、 ヽ
123:あれ、お前サーヴァントじゃね?
456:省略のち場面転換(劇的)
789:そのとき、ラプーペが動いた
9:お前瀕死だろ?
アサシン陣営がやり過ごそうと動き始めたその時。
『みなさーん、今からアサシン陣営の座標を送ります。あ、私はラプーペ=ゾラです。アーチャーが消滅してアサシン陣営に拷問を受け、何とか生き残っているラプーペです』
「!?」
港全域に鳴り響いた音声。スピーカーを通じ行われたそれは、本来聞こえないはずのラプーペ=ゾラの声。
「…クッ」
「あの状態で喋れるの!? 化け物か何か!?」
『で、まあ、出来れば私を助けてくださるとありがたいのですが、信用されないことを繰り返しましたし多くは望みません、ご自由に―』
カストゥサルファーが念入りに外部への通信手段を潰したにも拘らず、その声は何処か朗々としているほどで。
「…不味い、今は逃げるぞ!」
「了解、まあ、座標を送られようが私なら何とかなる! 付いてきなさいよ、マスター!」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
その声が聞こえていたのはアサシン陣営だけではなかった。
「…今、聞こえた声は」
「ラプーペ=ゾラ…、アーチャーが消滅していたと言っていたな」
困惑する俺たちの元に一体の使い魔が送られてくる。
「…ゾラ家の物です」
「…」
その使い魔が運んできたのは、今なお移動する影と、明らかに存在を主張する一つの点。
「信用すべきだと思うか?」
「これまでがこれまでだからよ…」
「…だが、ここに来てまだアーチャーの持つ兵士らの姿が見えないのもまた事実」
確かに、港の入り口近くまで来たってのに、アーチャーの気配すら感じねえ。
…疑念は尽きないが。そして、爺が決心したように頷いた。
「…港に二陣営、相手を追う側に二陣営を分散させる。構わないな?」
妥当なとこか、異論はない。
「ならば、恐らくこの動く点がアサシン陣営。補足範囲外に出る前に私とキャスターは確定として」
「儂はラプーペと思われる方のの元へ向かおう」
「と、なると、また私とライダー陣営ですね」
…どっちを選んでもいい、か、とすれば。
23:25から↓2、どちらへ向かうか
1:逃げる点を追う(アサシン)
2:留まった点に向かう(ラプーペ)
1:アサシンへ
今、アサシンは潰しておきたい。…それを考えると。
「…もし本当にアーチャーが消滅してるってんなら、俺達が向かう方がいいだろう」
「そうだな、人数差もあるが、グスタヴァスの能力を使えば捕捉も容易になる」
「…了解した。では、ストゥルルソン、バーサーカーはこちらに」
姐さんと目線を交わす。頷いた。
「急ぐぞ、終原」
「誰に言ってんだ、行くぜ、ライダー!」
「それこそ誰に言っているのだ! 吾輩は英雄無双の頂点となる…」
「ああ、うるさい! 走るわよ!」
俺達は二手に分かれ、夜の街へ駆け出した。
直下、並行して三つ動いているのでどれから描写するか
123:城戸
456:姉救出
789:アサシン追跡
2:城戸描写
マーカーを頼りに沖名が到着したその場所は、血と焼け跡のような匂いが充満していた。
その中心には、穏やかな笑みを浮かべた一人の男。
「…ラプーペ=ゾラ」
「ええ、そうですとも。ようこそいらっしゃいました。城戸沖名、クラウディオ・ストゥルルソン」
身体には無残な焼け跡、首に走った傷は声帯を壊すためだろうか。
贔屓目に見ても無事とは言えないその姿に、沖名は躊躇うことなく剣先を向けた。
「おっと、止めてくださいよ」
「答えろ、槙名を狙撃したのはお前か?」
「…少しお待ちを、私の体がこうなっているのは分かるでしょう? 怪我人は労わるものです。でしょう、ストゥルルソンさん」
「え、あ、…ま、まあ、そうだが。…いや、よくその傷で生きているな。…沖名さん」
「…その答えもお前の回答による。…答えろ!」
裂帛。惨めに落ちくぼんだその目の何処に宿っていたのかと思わせるほどの覇気が部屋を包む。
動じることなくラプーペは引き攣る手で眼鏡を押し上げ、答えた。
直下、ラプーペの答え
123:終原ですよ
456:私が脅した誰かですよ
789:私ですよ
77:自陣営に有利な特殊判定
, '´ ̄ ̄` ー-、
/ \
/ ,' / イ λ ヘ
| { { ノ_イノノ ヽ}_}ハ
| | 从 ノ `ヽl小N
| | | [_●`r-r'_●.} |ノ
| | ⊂⊃ 、_,、_,⊂.ノ |
| | |> 、 __. f⌒ヽ!
| ヘ. ∀三ETヨミi i
|∧_| | \|||/ /! !
123:問答無用で首を刎ねられた
456:「取引をしましょう」
789:「…その答えは知っている」
8:何とまあ
「もちろん、それは」
「…その答えは知っている」
ラプーペの言葉を遮り現れた影。
その姿に、沖名は目を見張った。全身はもはや取返しも付かないほどになっている、血塗れになっている、だが、見間違えようもない。
いつもへらへらと笑っていた、頼りないと思い込んでいた、この戦争においてもなんら役に立たないと考え込んでいた。
「…錬太郎!?」
「…よう、どうやらちょっとはカッコつけられたらしいや、親爺」
その背に一人の女を抱え、ボロボロの城戸錬太郎がにやりと笑みを浮かべ、立っていた。
i
ト, .,ィ
ヽ、 j .i /ノ / __
ゞ - ‐‐- 、.Vヽ/ .}//r - '<_ ,.。s*''"
`ト。;;;。_ 寸マ / 〃。+・´ ≦≫´
-z‐==ニ´ ト、 寸〃シィ へ、
` フ-‐‐ラ≧三三升ト三≧ト、  ̄ヾミぃ、
/ , ィi〔彡‘≦三ミマ三≧ト、 ` ム`ヾ
イ,イ彡 ∠*''"彳升付ミミ寸 ヽ ヾ ム
イィ /ア イ7 / 7 ', 寸マ 寸;;ムマヽ,
斗ィ≪ //〃 / イ i マヽマヾ ヾ:::::ヽ寸L
ア//::::/:::/{{〃/ ∥ii; .i ; k);;}i;;寸,,}; .::::::::::::/
´ //:::::::::::i ムi:::::i イ{i:::::ム リ }7::iV}マム:::ム:::::::::::}
メ´/{:::::::i::,i::::::::N∥l.i:::::ムソ7!:::::リ斗劣::::::ソ::/:::lリ
' / i/::::::マ:マ::::i 寸≧マ::::リ/:::::/l_lリ_メ!::::::::::::7
! j i ヾiマY::,ト - '´ /寸Y ` ̄´}〃イ
)迅ヾ、 .r、, /ム
, s≦ ヽ ヽ `' ' , / .マL
イ 7 マ、 _ z- =ヲ'´ .イ マL≧トュ、
イ 〃 _ ',..ト、` ‐‐ '´ イ/ _, ィチ `寸ュ、
イ 〃孑マ三V マn、V...`.....__/...ノ斗チ`!寸/ ̄.\ >マ
/ i {≧=-=、〉ニ .Y y ゝ _........../´ l;;/ ; リ〈 _》_ / イ
r;;';;i .∧ Ⅵ√ ̄ 寸 ', '´ 寸Lム..{イアン j ソ ゝ之_ 〉' 〉
〃/;;} .i ! マヘ マ i .寸三三イ .j / .i。./
〃 iiY ム i ! マ ', Y三Y ! 〃 !ム
【というわけで本日ここまで、次回は場面転換して、救出に向かった兄貴たちから。おつかれさまでした】
【主人公補正でもついてるんじゃないか、この万年二番手少年】
【場面転換して再開】
夕闇の中、目的であるあばら家を見ながらつぶやくのはアドルファス。
動きが見えないことを確認すると、傍らの英雄に問う。
「内部での動きは確認できないね。グスタヴァスがいれば何か分かるかもだが、…さて、旦那、どう動く?」
「使い魔が破壊された以上下手に動くのは危険だな」
「それは俺も同意だ、だが、時間がかけられないというのも事実だと思うぜ」
「私めが走って様子を見てきましょうか?」
「それはいい案だな、バートホールド、死ぬかもしれないってことを除けば。ああ、俺も奇襲は掛けられるが、あくまでもそこに撃ちこむってだけで誰に、何に当たるかは」
分からん、とだけ言い、アドルファスはまた目を向ける。
「選択は旦那に任す。このまま突っ込むのも間違いじゃないだろうが」
「…時間が無い、俺が選ばなけりゃ」
直下、英雄行動
123:突撃
456:狙撃
789:様子見
0:はいはい
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-、 r-、__
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \ / / ,' ヽヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヽ / /ヽヽ_ノ/
/:::::::::::::::::::::::::::::::::__, i / /〃/ /
}:::::::::::::::::::::::::::::::::__ ,, } / /〃/ /
}:::::::::::::::::::::::::::::'``'(;;;;;)ヾ\ \ | ./ /〃/ /
|::::::::::::::::::::::::: ' ̄´ ..,,_=ミ、 i / /〃/ /
}:::::::::::::::::::::::::::::  ̄`V l. /\〃/‐-!
}:::::::::::::::::::::ヽ '´ ’/'_,. ! .ム/ /ヽ} }l
!:::::::::::::::::::::::::.. .. _ | . /7ァLゝL/〈ヘ/ノ
}:::::::::::::::::::::::::::‘ー-‐==ニ=:、__j:) l ../// /フ77,.ヘ==〉
人:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ー、 `'''´ / ../ヽ' / ////こ!} } )
/::::... ...::::::::::::::::::::::::::::/ ̄´ / [ゝ/  ̄ ̄ ./j .j`ヽ、
/ :::::::::::\::::::::::::::::::::::{ / / _// /__)
::::::::::::::\::::::::::::::::::} ,./ ./ _∠「フ/ / ̄/
:::::::::\__:::::::::`'-‐::"/ ,/  ̄ \ノ、
「`''''''''"´:::::::;;:" 人 . | 、 -───‐ 、ヽ
.:.::::::::;;″ /' | ,. -‐─- 、ヽ〉
.:.:::::::::::::i' .:/'"´ . | i \>
123:実は脳味噌弄られてた感じだよ
456:もぬけの殻
789:誰か来た
3:脳味噌ちゅくちゅく
だが、英雄が飛び出すことは無かった。
理由は単純、あばら家から二つの影が現れたから。
そしてその影の一つに、英雄は気づいた。よく知る誰かであると。
「…眸!?」
「…ひで、お、にいさん?」
血塗れでがくがくと動くその影に駆け寄ろうとした英雄をアドルファスの手が止める。
「待ちな」
「放せ!」
「…おかしいとは思わないのかい、旦那。この状況下、ああやって生かされて出てくるってのは」
「だが!」
それでも向かおうとする英雄をアドルファスがさらに強く引き戻す。
「落ち着け、俺は何もそれが正しいと言ってるわけじゃあない。ただ、少しくらいは見極める時間を作れと言っている」
「…しかし」
「私もアドルファスに賛成です。…この状況、どうにもきなくさい」
バートホールドも加わった説得に、英雄は顔を歪め。
直下、英雄行動【初めの一歩】+1【二人の説得】+1【自責】-1
123:それでも
456:仕方なく
789:気づいた
7:気づいた
進もうとしていた足を止めると、自らの顔を一発殴った。
唇から血が滲み、その表情にはさらに拍車がかかる。
「…悪い、落ち着いた」
一定の距離を保ち、英雄は問いかける。
「眸、その隣は誰だ?」
「え、っと…、城戸、城戸錬太郎」
「…城戸の次男か。何で一緒にいる?」
「それは…、私が捕まってたところに来て、助けてもらった。…ぅ、痛い」
やり取りには、時折苦痛で表情を歪める以外、違和感はない。
英雄には決定打を打てない。話せば話すほど、目の前の妹は何でもないように思えてきてしまう。
そして、苦しんでいる。
「…ッ」
「な、何か自分たちだけでしか分からないことなどは無いのですか!? おそらくまだ初期段階で済んでいるのならば思考は鈍っています!」
バートホールドの悲痛な叫び。いくらでも考え付くが、そのどれも何かしらの洗脳を受けているのならば、簡単に答えられる。
だが、そこで英雄は思いついた。
「…眸、最後の質問にする」
「な、何…?」
「…俺達の、終原のマスターの名前は?」
その問いに、眸は沈黙を返す。英雄の背に脂汗が滲む。
沈黙を眸の陰気な声が破る。
「それは、もちろん」
英雄が生唾を飲んだ。
「真、だよ」
「そうか」
答えた眸に英雄は頷き、悪辣な笑顔で近寄る。
そして、一瞬で距離を詰め、一撃で意識を刈り取った。
「アドルファス! バートホールド!」
「了解、さて、撃ち捉える」
「えっと、この場合はこうですな!」
直後、アドルファスの銃弾があばら家目がけ放たれ、バートホールドは一瞬で錬太郎へ迫り意識を潰す。
同時に、扉から転がり出すように現れた一人の女。
「マツミ・カレルレンだな?」
「…よく分かったわね、洗脳されていることが」
「俺達はそう聞かれた場合は、月って答えることにしていたからな。ま、暗示には敵わないんだが」
「もし間違えていたらどうする気だったの?」
「そうだったとしても意識は奪っとく。そっちの方が処置はしやすいからな」
ぐったりとした眸を優しく寝かせ、英雄はマツミへ向かう。
「…よくもやってくれた。これは解除できるんだろうな? …もし、解除できない、とか言えば」
表情は悪鬼のごとく歪み、常人なら泣いて逃げ出すだろう。
「お前には相応の報復が待っている。地獄の獄吏も泣き出すほどの復讐が」
直下、洗脳って結局どうなの? 【そもそもそういった能力が無い】+2
123:ラプーペならできる
456:戦争終了する頃には解ける
789:普通に明日の朝くらいには解ける
え?場面転換って事は前回のラプーペとは近いタイミングだよね?
で、城戸次男がラプーペの前にいるのになんでここにもいるのさ
3:ラプーペならできる
悪鬼を前にし、菩薩の如き笑みを浮かべるマツミ。それだけでも正常ではないと分かる光景。
やれやれと言ったようにマツミは口を開く。
「さて、分からないわね」
「…」
「そんな怖い顔しないでちょうだいな、苛立ってるのは私も同じなのだから」
「俺は言ったな?」
英雄の背後に凝り始めた何かの気配に気が付いたのか、マツミは僅かに焦った様子を見せる。
「待ちなさいって…、私がやった洗脳は、あそこに忍び込んだとき手に入れた霊薬や装置を使っただけ」
「あそこってのはゾラか」
「ええ、ご丁寧に準備してたから、結局は同じことされたんじゃないの?」
英雄の殺気が膨れ上がる。
「…御託はいい」
「解決策ってだけね。だからその通り、私はやるようにやっただけ。だからこれを作った人間なら何とかできるでしょう」
「…ラプーペ=ゾラだな」
「そう。…で、貴方達が今やっていることは」
そこで英雄は気づき、港の方向を顧みた。
マツミが我が意を得たりとばかりにクスクスと笑う。
「その通りよ、さあて、娘を失った老人は、その主犯に出会ったらどうするでしょうねえ?」
英雄は怒りに満ちた目で笑う女を睨みつける。
「バートホールド!」
「は、既に抱えています」
バートホールドは力尽きた二人を抱え、英雄に頷いた。
英雄もまた頷き返すと、バートホールドは重荷を感じさせないほど一瞬で姿を消す。
「…で、どうするの? あんな弱っちいのに任せる気?」
ケラケラと笑うマツミは腹の底からおかしくてしようがないといった表情で。
英雄はそれを睨みつける。拳を一回鳴らすと、笑い声は鳴りやんだ。
「旦那、アンタが選べ」
アドルファスの声だけが低く響いた。
直下、英雄はどうするか。成功以上でそのまま港に合流、失敗でマツミをのしてから合流【家族】+2
【>>400 バートホールドの連行でほぼ同タイミングに着いたってことにしときました。本来なら判定かもですが、77派生ですしね】
3:マツミをのすぞー
悪鬼は笑う。
「決まってる」
その顔をさらに凶悪に歪めながら。
「俺の始末は俺が付ける」
「…ちょっと挑発しすぎたみたいね」
【戦闘を開始します】
直下、英雄【報復の尖兵】使用するか。成功以上で使用せず、失敗で使用【あまりゲージ溜まってない】+2【色々吹っ切れた】-1
↓2、マツミ、ここまで引っ張ったということは奥の手の一つや二つあるんだろうな判定。ファンブル以外で無し
4:使いおった
5:もちろんないよ
【終原英雄&尖兵】
【体】9
【心】8
【知】5
【質】7
【運】6
◆報復の尖兵
所有する霊地とそこに住む人々を最大限に利用した報復呪術。
“危害を加えられた霊地内の住人”の血肉や強い感情から戦闘用使い魔を生成する。
使い魔は報復を完遂するか破壊されるまで危害を加えた対象を追い続ける。
【魔力一回分を使用し、戦闘用使い魔を作成可能】
【指定したユニットに、何らかのダメージを与えたユニットを追跡、攻撃する】
【使い魔のステータスは与えられたダメージに比例する(現在全ランクD)】
【マツミ・カレルレン】
【体】 3
【心】 8
【知】 8
【質】 8
【運】 5
【そういやこの判定してませんでしたな。戦闘なので一応】
◆威圧の笑顔
常に笑顔を浮かべている。
…だが、笑顔とは本来獣が浮かべる威嚇の表情。ゆえに、彼女は出会うもの全てに威嚇を行っている。
彼女の顔は確かに笑顔だが、威圧しか感じない。
【初対面時に判定、成功した場合、このユニット存在時のみ【知】をワンランク減少させる】
直下、成功以上で【威圧の笑顔】発動。失敗でなし
要するに
ひでお次女発見→次女気絶→ラプーペ救出?組に合流
の流れでいいの?
【あと、アドルファスも参加しているので、マツミ側の結果には-3の補正がかかります】
【>>409 ですね、俊足のバートホールドですし、流れ的にも辻褄がギリギリ合うので】
5:失敗
【1ターン目】
直下、英雄判定
↓2、マツミ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
【描写は次回に回します】
英雄【質】選択
7+6=13
マツミ【知】選択
8+2-8-3=-1
【英雄、有利獲得】
【2ターン目】
直下、英雄判定
↓2、マツミ判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
00:何でここで出すのかな特殊判定
_
\ヽ, ,、
`''|/ノ
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__ |
\`ヽ、|
\, V
`L,,_
|ヽ、) ,、
/ ヽYノ
/ r''ヽ、|
| `ー-ヽ|ヮ
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ヽ、 |
ヽ______ノ
/ ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: `:..、
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{: /.! :|.:.:..::|:/ -- _}:/ノ' /十/,「:..ハ:.i
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123:ランサー乱入!
456:アサシン&ライダー、キャスター乱入!
789:逃げ足と生き汚さに定評のあるマツミ
0:特殊判定
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1234:乱入四陣営
56789:マツミ、取引を申し出る
2:槍暗VS騎魔の四つ巴勃発
【というわけで本日ここまで、お疲れさまでした。まあ、兄貴が殺さずに済んでよかった】
未だに流れがよくわからない……
次男登場→実はラプーペが洗脳してたんだよ!って事?
【再開】
【>>425 そこら辺はあとで適当につじつま合わせます。特にこれだからこう、とか考えてない。安価だししかたがないということで】
【順序としては、マツミがラプーペの技術パクって不完全な洗脳→英雄阻止→バートホールドと共に爺の元へ→到着】
【のような感じでしたが、台詞言わせちゃったので、あの場面だけおれはいっしゅんしょうきにもどった! みたいな感じかなと】
【で、その後もう一回気絶、ラプーペが一旦場の空気を握り、ほら見たことかと交渉開始、な感じですかね】
英雄の殺気が形となる。
その体に復讐の瘴気を纏い、報復の呪詛を持つ使い魔。
/ 〈l /l\ l〉 \
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/ 〈l / /l\ \ l〉 ∨
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, '`ヽ、`ヽ、`ヽ ヽ∧l | l/`ヽ`ヽ‐、_
>‐‐- 、ヽ、`ヽ `ヽヽ \ | /ム ハ ハ ハ
> ´ __ヽ__ヽ、 ヽ、 ヽヽ,`´マム/ }___}__}
{_厂≧=-=<::`ヽ:::、`ー ´ゝ- 'ゞ ∧ ヽ:::!i
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∧__`>`ヽ__}-,‐, }} ∧ { {/_ ̄\{ }‐‐,
, <≪ ≫l ̄} //´ \ { /、/  ̄/ {_ノー‐〉
, <≪ ≫>{ ノ´´ i´ \ { {、_) { 〉ー‐{
, <≪ ≫>´ `´ i´\ \ i {ノノi\_ゞ 〉ー‐〈
――‐ 、 ,/ ̄\<≪ ≫>´ } \ { (( { //`ー´
>x´`ヽ. \ ≫>´ / ̄ )、 { /\`ヽ// ゙ ========
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声なき悲鳴を、形無き怨嗟の声を上げるそれは、ただひたすらに復讐を果たすだけの人形。
終原の呪詛が凝った異形は、マツミ目がけ距離を詰める。
「…ちょっと無理ね、これは」
もはや戦意を喪失した彼女に迫る一撃。受けた損害を返すのみの刃は命までは奪うまい。
そうであったとしても、確実に戦線からは離脱する。そこまでマツミは考えを巡らせた。
刃が迫る。金属音。
「…金属音?」
「何をしている、マツミ」
マツミの視界が徐々に現実味を帯びていく。そこには、異形の一撃を受け止めた白虎の姿が。
そして背後から襟をつままれ、引きずられる。見上げたそこには少し不機嫌そうな。
「…ガディア、助けに来てくれたのかしら?」
「君は僕という人間を全く理解していないな、マツミ。僕が勝手に暴走した人間を助けるとでも?」
「実際問題助けてくれてるじゃないの」
「これは成り行きだ、使える駒は多い方がいい」
そのままぽいっとマツミを投げ捨て、ガディアは英雄に向き直る。
「やあ、初めましてになるか。僕はガディア・カレルレン。一応カレルレン家の臨時当主にして」
ガディアの指示で退いた雪風を傍らに、そしてもう一人が姿を見せる。
「このランサーのマスターだ」
「ランサーだ!」
明らかな敵意を感じ、英雄の表情が変わる。
「どういうことだ、ガディア・カレルレン」
「それは僕の台詞だ。僕の予定ではもうそろそろだったのにイレギュラーが過ぎる」
「イレギュラー?」
「そうだ、例え僅かな要素でも狂わせる要因にはなりかねない。正直なところ君を排除しておきたいが…、少し遅すぎたな」
ガディアの視線が英雄の背後に向かう。思わず振り向いた英雄は迫るいくつかの影を見た。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
ついにアサシンの影を捉えた。…正確にはそのマスターだけだが。
「…しつこい」
「何とでも言いやがれ!」
アサシンのマスターが身を翻し駆け出す。…ここに来て走って逃げる気かよ!?
すぐにでも追いかけようとした俺をライダーが止める。
「…マスター、確実に誘い込まれている。吾輩、そういう事はやる側だった」
「だが、此処で逃がすわけには」
「そうね、正直アサシンの気配遮断は危険すぎるわ。大丈夫、私がいれば陣地は一撃よ!」
「いや、それは心強いが、何というか、こう、猟犬が」
「まだるっこしい! 行くぞ!」
ライダーを振り払い、追う。早い、だが見逃すほどじゃあない。
だが、そこで俺は知った顔を見た。
「…!? 糞兄貴!?」
「し、…月! 何で此処に!?」
アサシンのマスターが立ち止まる。そこには糞兄貴と、ボロボロの獣臭いオッサン。…ガディア・カレルレン!
「…こういうことだ。此処は僕らの迎撃地点だった」
「まさか、既にアサシンとランサーは…!」
「その通り、すまないな、ジーレイト。色々とイレギュラーが混ざりこんだ」
「…往々にして起こりうること。では、どうする」
「決まっているだろう。血で血を洗う戦争だぞ?」
自体をまだ把握しきれない俺達に向かい、ガディアが笑う。
「殺し合いだ、行くぞ、ランサー」
「おう! ついに私の出番だな、どれほど待ったことか!」
その目は、まるで獣のように鈍く光った。
「…やはり猟犬、いや、狂犬が待っていたか。来るぞ、マスター。犬で済めばいいがな!」
直下、ランサー宝具判定
12:全力本気
345:斧
678:獅子
9:棍棒
1:全力本気
ライダーの忠告をかき消すように、ランサーが吼えた。
「此処でお前たちを叩き潰す! 十二の試練を超えたアイツのように! 大地の根源を我が身に! これは虚飾と言えど我が力! 装飾せよ! 【着飾る地母王(オンファール)】!!!」
◆『着飾る地母王(オンファール)』
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ヽ /ニ Y / .-=ミ、\. ハ: |!:.:.:.:.:.:.’
ト、 _ .-‐ ´ニニニニ| /| /〃._)ハヽ \|:.:.:|∨:.:.:.:.:.’
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:::::ノ/ノ` ‐-----------------.| } マニニニ.∧
/ / .|ハ /| /レ|ハ/\|.i __ |:\ 、ニニニ∧
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/ ̄≧ イ \::::::::::::/
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
衣装を取り換える事で権限を交換する、臍にある地母神の要石。
大地の中心を意味する要石は、世界の根源としての意味も併せ持つ。
衣服や道具を交換し、他者の持つ宝具や能力を手に入れる宝具。
ランサー自身の技量が問題となり、得た物を完全に扱える訳ではない。
キャスターなら他サーヴァントに使用して、様々な能力を奪う事が出来るが、現在は生前の宝具を持ってくるのが精一杯で、他サーヴァントには使用不可能。
【魔力一回分を消費することで下記の宝具いずれかに換装することが可能】
【別の宝具に換装する場合、さらに一回分の魔力を使用する】
ランサーの臍が、いや、臍に埋め込まれた石が光だし、それと共にランサーの体を光が包む。
「着飾るは最強、その名は英雄、我が手に棍棒を! 【打ち倒す撃槌(エライアー・ロパロ)】!!!」
その手に巨大な棍棒が出現する。
◆『打ち倒す撃槌(エライアー・ロパロ)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ: 最大捕捉:1人
ある英雄が愛用した、オリーブの木で作られた棍棒。
特殊な効果は特になく、ただ只管に頑丈でかなりの重量を持つだけ。
だが、英雄が振るうことで、あらゆる怪物を打ち倒して葬り去る。
ランサーは棍棒を持つ事は出来るが、満足に扱うことは不可能である。
【【筋】をAランクまで上昇させる】
【怪物の属性を持つ相手に対して戦闘結果にプラス1補正】
◆心眼(偽):C
英雄ヘラクレスの経験の賜物。
直感・第六感によって危険を回避する。
【奇襲に対しての対処に+2補正】
【消滅判定に+1補正】
巨大な棍棒を抱えたランサー、全員が身構える。ステータスの変動こそまだ弱いものだが、油断はできないと。
…だが、そんな全員を嘲け笑うようにランサーはたどたどしくその棍棒を地面に突き立てた。
直後、ランサーを起点に魔力が溢れ返る。ランサーの光が目を焼かんばかりの輝きに。
「その名は英雄、我は虚飾。しかして、其方を模倣する愛は真実なり!」
膨大な魔力、ランサーの周囲にいくつもの宝具が出現し、組み合わさっていく。
「私に力を! 【虚飾の英傑王(ヘーラクレース)】!!!」
咆哮にも近い愛の叫びと共に、その身に常人ならざる力が溢れ出る。
◆『虚飾の英傑王(ヘーラクレース)』
, < .i | 7 :/ :/ / / :i ハ .ハ ハ ’>,
Σ ̄”“''< .j | / :, /:/ :/ ,′ / | | / | i i y-―ー-= >
´ ̄ー _> ’ 三三三三.′i , / j{: :/i j{:i| .イ .!| i! i! | 丶 /
ゝー,ニニニ/ニニニニニニi /! i i| /|`ヽ i| ハ || ハ !| i | :ミ/
< )ニニ |ニニニニニ:ニ:|:/:!| i! | _=-_ \ :| || |: ‘, iト. :ト :|: /|
>イニニx‘≦ニニニニニ ´ニ!| |i |! イ\ ̄仍ヽ ,ハ :| ヘi! ‘, | ‘ | √ !|
イ `ー― ´ ―=ニニニニ| |i: ハ: |{ {ri::::j示ヘ: ‘. :!|: ヘ_-ヘ T十 , :| :|
,.. : : :´ : : >| |ト, | :∨i|弋 込_歹 ヘ ! 彡≧≠ ミー-, ハ /ハ
/: : : : : ,: :´: : '!.|i |iヘ `ヽ ー ' ヘ| {ri::::j:}::} }.イ //ヘ /ヘ
/: : : : : /: : : : : : ヘi! | ` 込_歹イイ:|/ :/ ): ∨ ,∧
/: : : : : /: : : : : : :*'”:| ト ’ ー ' / ∧ }__∨/∧
/: : : : : イ: : : : : : :/:_ - | |i ヘ ▼  ̄`^; :,イ / ( )ニニニニ=―_
./: : : : /: /: : : : : /:/ >}! |i: : 丶 、 / /:イ /ニ7 くニニニニニニ=―
. ./: : : : /: : :/: : : : :/::/ ∠ 人 i! i!_三iヽ ー' _ =///: /ニ { }ニニニニニニ=―
/: : : : / : : : /: : : : :/,イ /‘, / ‘,| i|: : : : :メ: 丶- ニ: > ’ イ :/: /ニニ ゝ `}ニニニニニニ=―
イ : : : :/: : : : : /: : : : :// /: :‘. | イ ト ‘,ニニy0 }: : : : : | i´:/ :/:: /ニニニ`ヽ`ヽニニニニ=― ̄
: : : /: : : : : : :/: : : .:.,': /: : : : 〉i: | ヽ レ/ヘヘ: : :ゝ | |:/ :/ /: /ニニニニ人 ムニニ=―:::::::::.
.:/: : : : : : : ::/: : : : // 人: : : :i i ‘ ̄| 冫´.^ ̄ `=-:::´十^ニ_:/イ::: /ニニニニニ人_人イ:::::::::::::::::::::::.
. : : : : : : : :.:./: : : : :.{,' /::::::ヽ: ::L ニヽ: ::レ' |_} | !|ニ'::::::マ:: /ニニニ=―::::'.::/- ‘.`:::::::::::::::::::::::::.
『着飾る地母王(オンファール)』と巫術、女王特権を併用して発動できる派生宝具。
ギリシャ随一の英雄ヘラクレスのステータスや宝具の他、“技術”までもをその身に降ろす。
ランサーは、ヘラクレスの宝具『打ち倒す撃槌(エライアー・ロパロ)』を用いてこの宝具を発動している。
だが、それだけでは完全には程遠く、ヒッポリュテーの『戦姫の紋章斧(ツェクリ・アマゾネス)』や
ネメアーの獅子の『傲慢なる獅子(ネメアー・アルマトシィア)』を用いて、ようやく五割程度の再現が可能。
棍棒を持ち獅子の毛皮を纏う英雄は再現できたが、十二の試練を乗り越えた英雄までは再現できなかった。
また、幾つもの宝具を併用して発動するため、膨大な魔力消費で使用後しばらくは活動に支障が出る。
【【打ち倒す撃槌】を使用している場合のみ発動可能】
【魔力を二回分使用することでステータスを【筋】:A 【耐】:B 【敏】:B 【魔】:B 【幸運】:A 【宝具】:B+へ変化させる】
【使用後、二ターンの間、全ステータスがEに変更され、宝具の使用が不可能になる】
【発動時、以下のスキルを入手する】
◆心眼(偽):C
英雄ヘラクレスの経験の賜物。
直感・第六感によって危険を回避する。
【奇襲に対しての対処に+2補正】
【消滅判定に+1補正】
◆戦闘続行:C
ネメアーの獅子が持つ脅威の生命力。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。
【敗北時に判定、ランクが高ければ高いほど、成功率が高まる】
◆勇猛:C
アマゾネスの女王が持つ怖気ぬ心。
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク÷2(切り上げ)の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】
あまりの力量差に全員が絶句する。
味方であるはずのアサシン陣営ですら言葉を発せないその空間で、一人鼻を鳴らすランサー。
「さあて、妾に立ち向かうか? もっとも、勝つ覚悟があるのならばだがなあ」
声も出せなくなった彼らを準に眺める、それだけでも、ただの人間なら気を失いかねない覇気。
ランサーはそれを満足げに見ながら、ライダーで目を止めた。
「…ほほう? 面白い技を持っているようだな」
「…何のことだ?」
「お前は虚妄であり集合であるがゆえに可能性の塊というわけか。面白い、その力、いただくぞ!」
「何を」
「【女王特権】を使用! 【無辜の怪物】を貸してもらおうか!」
◆女王特権:EX
対峙した対象のスキル一つを、対峙している間だけ獲得できる。
ただ、完璧な状態では獲得できず、1ランクダウンした状態で獲得する事になる。
巫術と併用する事で、衣装や道具からもスキルを獲得できるようになる。
【戦闘している相手のスキルをランクを一つ下げた状態で一つだけ取得することができる】
◆無辜の怪物:D+
本人の意思や姿とは関係なく、風評によって真相をねじ曲げられたものの深度を指す。
現在ライダー本来の人格はライダーが語った後世の風評によって別の人格に塗りつぶされていると同時に、塗り潰した物語を再現できる。
【判定時、安価時、自由安価が行われた場合、クリティカルだった場合その内容を再現可能】
【ただし、その対象はライダーのみであり、他者への干渉は不可能である
(例として、一瞬で別の場所に「ライダーが」移動する、「ライダーが連れて移動する」は可能であるが、「他者を自動で」移動させることは不可能)】
「…!? だ、だがそれは吾輩にも操れな」
「承知しておるわ! だが、『可能性をあげることはできるな』? ガディア、魔力を回せ!」
「…人使いの荒い」
「ふはは! 黙っておれ! 【巫術】を使用する!」
◆巫術:A+
神や精霊などへの祈願という原始宗教系の魔術体系。
祈祷者の願いに霊的存在が答えることで、様々な奇跡を行使する。
その特性上、消費する魔力は祈願分のみである。
【魔力を一回分消費することで任意の判定に+2の補正】
「なぁっ!?」
何回目になるか分からない叫びが響いた。
「さあ、祈れ、最強の英雄が前に頭を垂れるがいい! 妾は、「妾との戦闘に敗北した者に強制的な消滅を与える」!!!」
直下、クリティカルで対ランサー戦闘敗北の場合、消滅判定【巫術】+2
弱点は単純に魔翌力消費量の多さじゃね
この一戦だけで宝具4回分魔翌力消費とか桁外れの燃費の悪さ
少なくともこの聖杯戦争中はこのスペックはもう発揮出来んだろう
【>>440 ですね、あまりにも燃費が悪い上に、一回逃すとその直後攻撃されるだけでほぼ詰み】
3:こっちの判定だからってファンブルにしないで良かった
全員が思わず周囲を見回した。だが、幸いにもランサーは首をかしげる。
「ふむ、どうやら失敗したようだな。まあいい、アサシン」
「は、はい!?」
「行くぞ、目の前に立つ有象無象を蹴散らす、圧倒的な力で。これぞ英雄の流儀、あの男のあるべき姿!」
ランサーの目がぎらぎらと光を増す。
「…力量差は完全にあちらの方が上」
「最悪なことに私も突破口は無い。そちらの従者は?」
「全員を回せば活路は見いだせるやもしれんが…、あちらは」
ライダーの目が向けられたのは唸る猛獣を従えるガディアと、掌に炎を灯したカストゥサルファー。
「サーヴァントはランサーに任せる。こっちはマスターを狙うぞ、ジーレイト」
「了解。…さあ、ようやく修行の成果を見せる時が来たな」
◆指南の心得 C+
数々の人間を育て上げた者が得るスキル。指導者としての手腕。
対象の才能を見極めたうえで隠れたスキルを対象に習得させる。
ランクCなら自らの持つ技能であれば習得させる事も可能。
アサシンとの訓練を通して中國武術、それ以外の武術に関係したスキルの修得、ランクアップができる。
【コミュにおいて、修練を行い、判定に成功することでアサシンの持つスキルを入手、ランクアップが可能】
直下、カストゥサルファー修練度【時間経過】-2
123:全スキルをランク-1程度で
456:全スキルを低ランクで
789:一部スキルのみ
0:特殊判定
__ r ヽ─-- __
_ __ / | ` 、
/: : : : Y: : : : :ヽ ─-- / | \_ヽ_
l: : : : : : : : : : : : : :! ヾ: :>/ | ! \ ヽ__\
,: : : : : : : : : : : : ,' /Y / / / / ! |l ト、 ヽ | l ヽ: : /
ヽ : : : : : : : : :/ !/W ' _A/、 ! | 斗‐,- | ! ! l Nイ. r‐、,-、
' ,: : : : / -‐ |ハ │ | / |'ヽ ', ! Y ヽ ト | │ ト| ! i : : : ノ
> l| | | ハ! __ ', | ヽ ヽ! !ハ | !Y | 丶/ ─ 、
, ' /ヘ N z=≡ ヽ ミ≡=ゝ リ !ィ ! /: : : : : i
/ , ' ヘ|| ヽ , / /Y | /: : : : : : : :L __
/ / | ト、 / ' イ | | /: : : : : : : : : : : : ヽ
ヽ -イ、 ', ヽ ゝマヘ ∠イ /Y ! ! i: : : : : : : : : : : : : : |
\ \ l |\ `´ / / イ ∨ |: : : : : : : : : : : : : :/
\ \ } | ゝ --‐ / /〉Y ∧ i: : : : : : : : : : : /
\ \ _/_', ! ノノ | / イ / イ ∧ ∟ --─  ̄
\ ', |\__│ / ′!' Y ヽ
ヽ 、 ヽ! ー、 ′'/ 「:に!:T ̄ ̄ \ ヽ
' , | ノ' ー7´ |V ヽ \
/ />、ノ l ル ', ヽ
/ / /!/レ | / ソ、 ∧ ヽ \
/ / /-─┐ |,イ / /\/ V Y \ \ ',
/ / / / |__ Y∨ / ̄Τ¨ \ ! \ \ l
/ / l \レ^ヽ/ ! ト /. \ ヽ
/ / 、 ! | i ハ/ \ \
/ イ 丶ヽ ! / / 〉 \ \
// | / ヽ ___ 人 / ノ ハ ヽ 〉
// | / | ハ o イ ‐---─ / l / /
{ { | / j ! > Y < ! / | / /
直下【初めの一歩】+1
123:アンタ、サーヴァントですか!?
456:魔力すっからかんのガディア、カストゥサルファー強化後帰還
789:バートホールド、荷物背負って帰還
2:ぼくのかんがえたさいきょうのかすとぅさるふぁー
【うーむ、ちょっと勝ち目が見えませんね。一応令呪撤退は可能ですが、少し人数が増えたので消費厳しいかも】
【こちらも【無辜の怪物】に賭けられる可能性はありますが、正直アサシンも敵に回したくない性能してますし】
【昨日の段階では、この戦闘で互いに令呪大量消費を考えてたんですが…、ちょっと一方的すぎるなあ】
【とりあえず本日私も整理したいのでここまで、リトライ含めて考えておきます。おつかれさまでした】
【申し訳ないが本日お休み】
【再開、の前に少し調査】
【現状、このままでは勝ち目がないです。一応令呪大量消費等すれば、勝てる目は十分にあるんですが】
【ランサーもさることながら、現在マスクデータ中のマスター二人が割とヤバい】
【そこで、コンテは二回までなのですが、コンテするという選択肢もありです】
【今のところの方針としては】
①負け覚悟で戦闘
②令呪大量消費で勝ちを狙う
③この場で令呪撤退(ただし、人数が少し多いので消費量増大の可能性)
④コンテニュー
【といったところですね。コンテニューも、今回から三つ前まで縛りはやめて、区切りのいいところにしようと思います】
【具体的には、>>417 >>428 >>443 くらいですかね。再開までコンテ意見が多ければコンテニューにしようと思います】
【再開は22:40頃に】
【まあ、妥当にコンテですかね。一応22:45まで待って、反対意見来なければコンテにします。何処から始めたいか考えといてくださいね】
じゃあ①で
【>>457 で進行】
【コンテ数2→1】
00:何でここで出すのかな特殊判定
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\ヽ, ,、
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|ヽ、) ,、
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/::.:′. .: }::斗/L/!::.:.:. /::、i:.:.:.}......:.
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イ.:/::.:.:.:. / /\ { {:小{
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123:ランサー乱入!
456:アサシン&ライダー、キャスター乱入!
789:逃げ足と生き汚さに定評のあるマツミ
4:二対一
英雄の殺気が形となる。
その体に復讐の瘴気を纏い、報復の呪詛を持つ使い魔。
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>‐‐- 、ヽ、`ヽ `ヽヽ \ | /ム ハ ハ ハ
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, <≪ ≫l ̄} //´ \ { /、/  ̄/ {_ノー‐〉
, <≪ ≫>{ ノ´´ i´ \ { {、_) { 〉ー‐{
, <≪ ≫>´ `´ i´\ \ i {ノノi\_ゞ 〉ー‐〈
――‐ 、 ,/ ̄\<≪ ≫>´ } \ { (( { //`ー´
>x´`ヽ. \ ≫>´ / ̄ )、 { /\`ヽ// ゙ ========
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声なき悲鳴を、形無き怨嗟の声を上げるそれは、ただひたすらに復讐を果たすだけの人形。
終原の呪詛が凝った異形は、マツミ目がけ距離を詰める。
「…ちょっと無理ね、これは」
もはや戦意を喪失した彼女に迫る一撃。受けた損害を返すのみの刃は命までは奪うまい。
そうであったとしても、確実に戦線からは離脱する。そこまでマツミは考えを巡らせた。
その視界が何かを捉える。
「…え?」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
ついにアサシンの影を捉えた。…正確にはそのマスターだけだが。
「…しつこい」
「何とでも言いやがれ!」
アサシンのマスターが身を翻し駆け出す。…ここに来て走って逃げる気かよ!?
追う。早い、だが見逃すほどじゃあない。
だが、そこで俺は知った顔を見た。
「…!? 糞兄貴!?」
「し、…月! 何で此処に!?」
「…、まあ、なんでもいい! そこ走ってる相手止めてくれ!」
突然のことで何も分かってないみたいだったが、とりあえず兄貴はアサシンのマスターに目がけ蹴りを放つ。
「…チッ」
その向こうで、兄貴の使い魔が襲ってるのは…。
「メンヘラ一号!?」
「その言い方はムカつくわね、終原真!」
兄貴の制御を離れたからか、大振りになった攻撃を何とかかわしているマツミ。
一方で、アサシンのマスターは、その走りを止めていた。
「…囲まれた状況だな。仕方ない、アサシン」
「あら、奇襲かけなくてもいいの?」
「かけてもいいが、その後を考えると面倒だ。戦況は非常に不利だが、覆せないほどでもあるまい」
その目に殺気が灯る。今までの言葉が猫を被っていたのだとそのとき俺は気が付いた。
コイツはまるで燃え尽きかけた魂を持っている、俺はそう直感した。
「さあ、俺達を消せるか? 否、それは断じて不可、俺とお前たちには決定的な覚悟の差がある」
. _..-シ'′ ,ノ./ .,ν ,/゛ ./ / ._..-'"゛ _..-'″
../ . l゙ .,i''レ′ ,ノ/゙,, ,..-'" / _../ .,i',゙_z-‐'" メ し¨¨" ̄ ̄ ̄゛て_ニニ--‐''" ̄ ̄ ̄
/゛ ./ / ,i〃゙ ,..-'"゛ .,/゙`ヾ}ⅣY. ‘゛ . _ノ
'" ..i | /..ィ ≧¨ニニミ . _,, -ー'''"゙゙'”
〃./. , ィ./ 〃ニニニニ爻 ______
/ し ,イ / 爻ニニニOニミ.. _z-ー¨¨¨⌒´ ⊇ニニ二二二二
/゛ / ノ ___ ,イ'..ニニン' ,ィ
/ / ´>-=-. ' '{ . ニニi}へ=-ミ ,イ{ '-.,゙'
. Z ( , イてィ. 〃-=ニニ..゙,イ ニニ/ニニ/ゞ、 ト}ア ,ィ..゙、
. / ,ィ′ {iヾニニ >゙`ニ./ヾヾヽ∥ニi} '´. ´`´. ゙ `''-..、
て' >-ァ ,ィ′ __《ニマニニニニニニゞ才{ニニ=-,ィ f{_》} /i} _. ___
'´ / 7'′ 〃 __i}ニニニニマニニニニ.゙, イ..iニニ , ゞ ニ≧}》ニ/ニi}/∥ ,...`\ ̄´
t (. ,ィ..-'ニ圦∥、-==へ/ニムニニニi}ニニ.. ,イ' (.圦/.. /( ,ィ.゙ニ/.゙,ィ , i'゙- '' -=.../|. ヽ
. i''゙`-r'´j ーへニニニマニニ``ニニニ/.Yニ≦ニニ..゙{ 》..., ,} てyZ.ニニ.゙} ´{ィ/゙i \_jI才´ . ,.ィ { ミ
|..../´ィ て_. /ニー/ニニ/ニニニ/. `「 ̄ ̄ ̄ 」 ,イ.゙ ゞ-. {_, イ ィ...ニニニニニ...7,,,,}ィイ
│ ゙ ′... /ニ=-./ニ==-/.., イてィ′ _} ̄ ̄ ̄...レイ..__. , ィ. -=ニニ ′.ニニニニニ . ム. ,イ /
. l.. ,イ.. /ニニ''´ニニニ..'´..=/ γ{i=\ニニニニ``圦__.r-′ {_ y ,イz ,ィ ,イ ' {
===='7..゙=≠´ニニニニ=-/ニ/ ./ニム.ニ.\ニニニニニ....レ,ィ゙ ′ ゙´{_,イ }ィ 弋彡 _
ニニ . >...ニニニニニ=-/../..>z,.... /ニニムニ,イ /!....ニニ . ナ{ iZ , ィ 7 /,, ,、 ,,,,___
ニ.. / ニニニニニニニ./. イ 7 ,ィ゙/ニニ=-.゙´ レ' ` 、ィ´ ,'イ/´ ァ'.. =-. レ'. ,Σイ /,ィ_.゙、
´ ̄. { ̄ ̄ ̄` .-=/ , ュ. √.゙/ニニニz-ム.. ,ィ.ニ., イュ彳 ,rzア レ'. ニニニニ=...r',ァ=i'/ ' ゛
..ヽ、i7. `´ '´ . /,イ /ニニ { ,,. ,イ/ェノ ゙ノt,ィ匕,..ニニニニニニニ..゙/イ. リ...-.i
. ゙! i' ′ナ/レ. ニニ゙イ' ,イ ,' z/{,ィ. {, イ´..ニニニニニニニ..゙マ、.ニニニニニ=-
l レl... 彡 z_, ィ'´. /' /ニニニニ ハ i / ',i', ニ\ニニニニニニニニニニ ,ィ...ニニニ
i !., イ /, Z ,イ ,ィ . ニニニニ゙i. ニ゙弋、i....ニニ. ヽ..゙ニ\ニニニニニ ,イ r'( ,.ィ.゙ニ.. |{
ヽ... / , ′ゝ' } ゙`´,....ニニニ..ィ'r゙ ニ=...`.ニニニ....弋ュ、.\ニニニ....,ィ/ ヾ、`¨´..゙ニニ . ノ し
、.\ i ,ィ ,イ/i / ニニ /'. i. ニ. , ト、.゙ニニニ.  ̄~゛'ー-ェ彡'´ , ィァ' 廴. ,ィ| ./ イ
. `-. ィ ヾ!. , イ/ ,ィ√ i!. ,,,, ェ'´. ド! ニ iハ i `ヽ、 _..ニニ . r'´`´_,..-‐'.ア ,ィ',.ィ''ゞ'^´....ニ }
〟 ' イ 廴/i',イ ,'!_,廴ノ 乙ィ ,!.゙ニニ.゙` ゞ|k=゙¬'´z_>. ニ゙` ー'´ . ニ ゞ彡ゞ´...ニニニニニ.... /リ
. \. ', ( `レ' } ,ィ. マ...ニニニ..マ`ヽ、 ニニ...`ゞ==Z. ニニ\....イェェェァ.゙ニニニニニ. {
「我が名はカストゥサルファー・ジーレイト。さあ、俺の開闢たる炎の前に燃え尽きる覚悟は、命を懸けても勝つ覚悟はあるかッ!!!」
直下、カストゥサルファー修練度【時間経過】-2
123:全スキルをランク-1程度で
456:全スキルを低ランクで
789:一部スキルのみ
5:低ランクのスキル
燃え滾るその表情は狂笑を孕み、爛々と輝く瞳は執着を覗かせる。
カストゥサルファーの発する噎せ返るほどの熱気にも関わらず、霊夢はその目を見て、ほうと、息を吐く。
「…絶え間なき欲望、止まることない前進、商売人向きだな」
「いや、んなこと言ってる場合じゃねえだろ、姐さん。おい、糞兄貴、何をぼーっと突っ立ってんだ、協力しろ!」
「お、おう!」
英雄がライダー側に駆け寄り、その一方で。
「…どうも私の敵の敵、ってところみたいね。正直強そうなのはあちらだけど、彼方に付いたら死ぬ可能性があるのよね…」
「あら、貴女カレルレンの人間ね? 生きてたの」
「生きてたわよ」
「殆ど死人も同然の扱いだったがな」
マツミはアサシン側へ付く。
戦況は二つに分かれた。
「さて、マスター。覚悟はいいかね? これは避けられない戦いだ」
「おう」
「うむ、少々粗野だが悪くない返事だ。では、行くぞ」
二対一、けして不利ではない戦い。だが、それでも終原真は、冷たい汗を滲ませていた。
【戦闘を開始します】
【おっと、3ですね、処理はそのように行います】
【戦闘開始前に諸々判定】
◆【呪銭術】
金銭に憑り付いた人の情念を増幅さえ、対象へと放射する術式。
多くの人の手に渡り、数多の欲望を浴びた金銭であればあるほど、その威力は増していく。
なお、この街に訪れた本来の目的は借金の取り立てであり、魔術戦は想定していなかった。
そのため現在、所持している術具の数は豊富とは言えない。
【戦闘時に使用することで戦闘結果に+補正】
【聖杯戦争開始時点で以下の呪術用金銭を所持している】
【禍々しい小判×1、赤茶けた古銭×1、血痕が付着した紙幣×2(左の金銭ほど使用した際の効果は大きい)】
直下、1の位、霊夢、【呪銭術】判定【まだ決戦がありそう】-2
123:紙幣(+1)
456:古銭(+2)
789:小判(+3)
◆圏境
ランク:- 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:‐
常時発動型の宝具、というより武術の神髄である圏境のもう一つの姿。
相手との距離を正確に測り、応戦する技術。瞬間的に変化する圏内と圏外、その境である圏境を理解する必要がある。
徒手同士で戦い相手の攻撃(打撃)を受けることを前提とした格闘技と違い、武器を装備した相手を想定し攻撃を回避することを重視した中国武術の神髄。
マスターしたアサシンなら、複数の相手であってもそれぞれに対して発動することができる。
【常時魔力消費無しで発動している】
【戦闘開始時に他ユニットの位置が【圏外】【圏内】のどちらであるかの判定を行う】
圏外
相手の攻撃を予測し身を翻して回避する、または予見して相手の攻撃を受けない位置に移動して回避する技法。
均衡未満の判定が出たときに+の補正をかけて均衡に近づける(均衡より大きくはならない)。
対戦相手の情報が開示されているほど+の補正は大きくなる。敏捷の差が大きくても補正は+される。
【【耐】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(最大+3)】
【【圏外】において【有利】を獲得した場合、【圏内】の効果に変更される】
圏内
自分の攻撃範囲内に入った相手が構える前に、相手の動きを抑えて捕らえることでこちらの攻撃を打ち込み続ける技法。
有利以上の判定を取る、または透明化した状態で接近した後に戦闘を開始することで、こちらにシフトする事ができる。
圏外と同じく対戦相手の情報が開示されているほど+の補正は大きくなり、敏捷の差が大きくても補正は+される。
圏内発動後、補正を含めて不利以下の判定をとると解除され圏外に戻る(もう一度有利判定を取れば圏内になる)
【【筋】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(最大+3)】
【【圏内】において【不利】を獲得した場合、【圏外】の効果に変更される】
直下、10の位、アサシン、【圏境】判定、偶数で圏外、奇数で圏内
◆中国武術 A+++
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく”修得した”と言えるレベル。
+++ともなれば達人の中の達人。
【戦闘前に判定を行い、成功した場合、戦闘中に使用するスキル、宝具の効果に+1補正】
下2、1の位カストゥサルファー、10の位アサシン
1:紙幣
7:圏内スタート
【明記してませんでしたが、いつもどおり、成功以上で成功な】
7:カストゥサルファー成功
5:アサシン失敗
【ライダー陣営】
【筋】:7
【耐】:4
【敏】:6
【魔】:3
【幸運】:6
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『ほら吹き男爵の冒険譚(アドバンス・オブ・バロン・ミュンヒハウゼン)』
【【千里耳男】:一日に一回のみ、他の陣営の情報を把握可能、戦闘時相手の【耐】【敏】に-1補正】
【【鉄砲名人】:一日に一回のみ、他陣営の陣地に奇襲可能】
【【怪力男】:【筋】がAランク。相手の【筋】による攻撃に-1補正】
◆法術(結界):C
神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
が、キャスターは、自らの拳や蹴りに法力結界を宿す形で使用している。
【霊的、魔的な属性を持った存在に対する攻撃に+2補正。戦闘時【耐】に+1補正】
【アサシン陣営】
【筋】:3
【耐】:3
【敏】:5
【魔】:1
【幸運】:4
◆圏境
【常時魔力消費無しで発動している】
【戦闘開始時に他ユニットの位置が【圏外】【圏内】のどちらであるかの判定を行う】
圏外
【【耐】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏外】において【有利】を獲得した場合、【圏内】の効果に変更される】
圏内
【【筋】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏内】において【不利】を獲得した場合、【圏外】の効果に変更される】
【まだ判定せなアカンことあった】
◆収斂 B
マトリクスで開示された、またはアサシンが直接目撃した技術によるスキルと宝具を、八極拳にとって最適な形にして取り込む技術。
八極拳は単なる拳術ではなく、槍、刀、棒等の武器を使った武術とも密接な関係にあるので、武器を用いたスキル・宝具であっても取り込むことが可能だが
彼女が取り込んだのはもっぱら徒手の武術だったため、武器を用いたものを取り込む場合は直接目撃orマトリクスの修得に加えて鍛錬による修得が必要。
最適な形にできるとはいえ、適用できるスキルが少ないあたりは劣化版神授の智慧
【判定に成功した場合、徒手による他サーヴァントのスキル、宝具をワンランク下げた状態で取得可能】
【武器を持つスキル、宝具は上記の内容に加え、マトリクスの入手を条件とする】
加えて直下、1の位アサシン【収斂】判定【時間経過】-2
123:【逼割禅定】
456:◆心眼(真)
789:何も無し
10の位カストゥサルファー【収斂】判定【時間経過】-2【ランク低下】+1
123:我流魔術殺法城戸流
456:操鎖技術
789:何も無し
下2、カストゥサルファー【???】使用判定、成功以上で使用せず、失敗で使用【デメリット】+2
【確かにめっちゃ多いので参加】
0:アサシン特殊判定
3:我流魔術殺法城戸流
4:使用
【戦闘まで行きたかったんですが、予想以上の判定量だったので、今回はここまで】
【もっとスリムにできればいいんですが、今次アサシンはどうも判定が多くなってしまった】
【次回、アサシンの特殊から。おつかれさまでした】
【再開】
0:アサシン特殊判定
_ _,. -‐<⌒ヽ、
/ }: : :_: : :_;≧、!
{ ,イ/: ;∠Vコ: :l: : ヽ
// //-|: ,仮丁 Zィfリ川V
レ' / ヽ、」/,,,`´ `´!′
V ,.ニ=ミュ- 二..ノ_ /_フ‐-、
/ 弌ー-キく ヽ._」z_`ヽ ノ
l_jYァ ノ__,ィ `夊`xレミミAr'´
7 `テく 尢ニ-‐-コ〈 ソ┴′
ヽ._犬式チェ‐- -‐ヘ`.´
Kl{ l]! l!
7入_/|! iv|!
《_rj _ lVL,彡イ
人7ァイ 〕┬イ_
/ ̄`マl { ̄ ̄/ ⌒ヽ
l ,// ミ=士ー--_!
ミ=キ"´  ̄
123:何でそんな宝具習得しとんのさ
456:マスタースキルかあ
789:何でそんな宝具習得しちゃったのさ
7:うっかり
直下、どの宝具、あるいはスキル
123:【虚飾の英傑王】
456:医術
789:話術
5:医術持ち
【ライダー陣営】
【筋】:7
【耐】:4
【敏】:6
【魔】:3
【幸運】:6
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『ほら吹き男爵の冒険譚(アドバンス・オブ・バロン・ミュンヒハウゼン)』
【【千里耳男】:一日に一回のみ、他の陣営の情報を把握可能、戦闘時相手の【耐】【敏】に-1補正】
【【鉄砲名人】:一日に一回のみ、他陣営の陣地に奇襲可能】
【【怪力男】:【筋】がAランク。相手の【筋】による攻撃に-1補正】
◆法術(結界):C
神仏の教えに、己の力を上乗せして成立させる仏教系の魔術。
その特性上、霊的・魔的なモノに対しては絶大な威力を持つ。
が、キャスターは、自らの拳や蹴りに法力結界を宿す形で使用している。
【霊的、魔的な属性を持った存在に対する攻撃に+2補正。戦闘時【耐】に+1補正】
【アサシン陣営】
【筋】:3
【耐】:2
【敏】:4
【魔】:1
【幸運】:4
◆圏境 (現在圏内スタート)
【常時魔力消費無しで発動している】
【戦闘開始時に他ユニットの位置が【圏外】【圏内】のどちらであるかの判定を行う】
圏外
【【耐】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏外】において【有利】を獲得した場合、【圏内】の効果に変更される】
圏内
【【筋】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏内】において【不利】を獲得した場合、【圏外】の効果に変更される】
◆医術:B-
【負傷状態を低確率で治療可能】
【マスター、前回面倒だからとそのまま計算しましたが、人数差が付くと少しヤバくなったので元のままに戻します】
【12→1、34→2、56→3、78→4、9→5、0はテキストによる】
【貴方陣営】
【体】6
【心】7
【知】5
【質】7
【運】4
◆【呪銭術】
【戦闘時に使用することで戦闘結果に+1補正】
【ゾラ陣営】
【体】5
【心】6
【知】5
【質】7
【運】3
◆『万物融化液(アルカヘスト)』
錬金術の秘薬の一つ。「燃える水」との別名を持つ。
あらゆる物質を融かして「第一質料(プリマ・マテリア)」へと還元する黒い虹の炎。
始まりに還元するという性質上、十分な量を浴びれば不死の存在であっても耐えられはしない。
アルカヘストはあらゆる物質を融かしてしまうが故に、これを入れておく容器が無い。
故に使用するときはその場で錬成する他なく、発動までに時間がかかる。
【相手の【耐】を-2し、耐性と蘇生能力を全て無効にする】
【戦闘時は発動までに3ターンの錬成が必要であり、その間は戦闘の判定に-2補正】
◆我流魔術殺法城戸流
城戸家の得意とする基礎的な魔術をフルに扱う喧嘩殺法。
強化、置換、ルーン等々。様々な魔術を駆使して殴りかかる様は混乱と衝撃を蓄積させる。
欠点としては、あくまで喧嘩なので本来の格闘技能には遠く及ばず、また、それぞれの魔術もその魔術に特化した者には及ばない。
【魔力一回分を使用することで、【体】の攻撃結果、防御結果に+3補正】
【1ターン目】 (連投可)
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
↓3、貴方判定
↓4、カストゥサルファー判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
ライダー【魔】選択
3+1=4
アサシン【魔】選択
1+1+1-2=1
【ライダー、有利獲得】
【アサシン、圏外へ変更】
貴方、【運】選択
4+6+1-3=8
カストゥサルファー【運】選択
3+7-2=8
【均衡】
【2ターン目】 (連投可)
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
↓3、貴方判定
↓4、カストゥサルファー判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
【ミス、さっきのマスター戦、-3補正間違えたので、貴方有利獲得です】
ライダー【運】選択
6+4=10
アサシン【筋】選択
3+7-1-4=4
【ライダー、有利獲得】
貴方【知】選択
5+3+1-6=3
カストゥサルファー【知】選択
5+8-7=6
【カストゥサルファー、有利獲得】
【3ターン目】 (連投可)
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
↓3、貴方判定
↓4、カストゥサルファー判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
【アサシンは【圏内】に変更されてますね】
ライダー、【体】選択
7+2-2=7
アサシン【敏】選択
4+3-4+1=4
【ライダーの勝利です!】
貴方【知】選択
5+7+1-6=7
カストゥサルファー【体】選択
5+6-7+3=7
【均衡】
◆神通力(飛行):B
人間の思慮では測れない、不思議な霊力によるもの。
神足通とも。キャスターは、空中を自在に飛行できたとされる。
【自身の逃走判定に+2補正、相手の逃走判定に-2補正】
直下、アサシン撤退判定、成功以上で二画消費、失敗で一画消費【神通力】+2
0:えー
‐-z_::.\
‐- :::::``::.... }:Y
― `ー―::::::::``.. `ヾ 入ゝ
―――――z__:::`ー―..ミ ヾY
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ー ̄ ̄::::::::::ー―― ´ ̄ ̄ ̄`` :::{
::::  ̄ ̄ ̄ ̄-‐ ''゙~´:::::::::::/:::::∠ ::::::::::: < 斗―― ::`ヽ
>-‐ ''゙´ ::::::::::::: ::/''゙´/ / / / ´..:::-=_> ::::.
:::::::::::: __ / : / / / / -‐ ..:::`≧⌒`ヽ ∨/
-‐ / -‐  ̄ ̄/ :::/''゙´ ://才´ ..:::: `ヽ :', ∨/
/:::::::::´ ̄ / :/ _,ィ ::::::::/´ `>''´ :::::::::::<_ .. : ::.∨/
::::::::::::::::: : : / ...:::::/ -‐/ _ -‐ ´ ̄ ̄``__ <´_ ヽ :.∨/
::::::::才´ :// :::::/ ´:. . /:/:::/ ...::/-‐―ラ´::::::::::斗 ´ :::::::::::‐- ::.∨{i
:/::::::::/'゙/:::::::::::::::::::::::/''゙´.......´ : :.才/´ //_z-‐―――――― ::::::::::: ∨ヽ
:::/ :/''゙/::::::/´/:::::才´ /::::::-‐ ´ ̄ ̄>...::::::::::::::::-== ::::::::::.{ _ヾ{,ィ
'' :/ /:::/ /:/ /斗/:.._:::::::::::::::-‐::::::/:::::::: ̄ ̄>::::入 爻i:i:i:i:ミ
..:// :/''゙ /´ .://...:::::::: :/-― ..::::::``>:::::::. ヽ从从i:i:メ
/ _ -‐, ./'/-‐=== ...:::::::-=z ..::: ̄>--< ,斗∥ヽイ圦
/:::....才 / /´ -‐= ―=''゙´ ..::::-=:::::::::fニニ∥≧ニニ=-``
ノγ)/ /''゙´ /斗 ''゙~^´ ̄ ̄>―__/ニマ.∥ヾ/ニニ/ゝ、_
γー '' /' // /ー<_/=/ニニ》'ニニ=-マ./ニニニム___ __
:/ ー=ン::..ノ _ノー´⌒/´ニ=´/Yニニニニリ``マニニニニニ======≠ ̄ ̄
/ 〃っ -‐''゙´ ´> -=ニ´ニニf ノ----{ }-{ ヾニγ ̄ ̄ ̄ ̄ ´
/, /´ _____jI才´ニニニ=-//ニニニニム  ̄`ヽ孑λ ̄´
ノー''/ 〃 /ニニニニ''´ニニ===ニニ./ニニニニニニ{i { __ ゞ
γ/´ /ニニニニ=- ''´ /才´/ニニ{ニニニニ={i ゞ ヾ}
/´ ´ ̄ ̄ ̄ ̄ -=ニニニ./ニ∥{ニムニニニニニ{i
γ´ニニニニニ=-./ニニニニニニニニニニム
直下
123:全てを飲み込む万物融化液
456:カレルレンの補助
789:おまけに負傷判定だ!
9:負傷判定
直下、どちらに
123:カストゥサルファー
456:どっちも
789:アサシン
6:どっちも
直下、アサシン負傷判定【サーヴァント】-1
↓2、カストゥサルファー負傷判定【基本的に殺す気ない陣営】-1【生き急ぎ】+1
123:無傷
456:負傷
78:重傷
9:死亡
6:アサシン負傷
7:カストゥサルファー重傷
【というわけで令呪二画失い負傷したところでちょっと早いですがここまで、カストゥサルファー一人がバッドなのは追々分かります】
【それでは、描写は次回、おつかれさまでした】
【今日はお休みなのねん】
【申し訳ないが、今日もお休みなのだな】
【少しだけ再開】
肌を焼くような風、全身の水分が奪われるような熱を前に、俺は冷たい汗を滲ませていた。
ライダーはキャスターを連れアサシンへ向かった。兄貴は使い魔の関係もあってか、マツミへと。
相手は間違いなく、強い。カストゥサルファー・ジーレイト、長ったらしくて舌を噛みそうな名前の相手は。
「我に大いなる業を、黄金に至る力を! その為ならば、死すら恐れないッ!!!」
カストゥサルファーが炎を迸らせる。
それと同時に外套の内から取り出した液体を広げていく。
液体は炎と混ざり合うと粘り、黒色に変えていった。
「…錬金術師か。魔術師同士の戦闘の中、錬成をする輩は初めて見るな」
「攻め込んだ方がいいな、姐さん」
「ああ、アサシンはキャスターとライダーに任せておく、あの錬成を放置するのは危険だ」
姐さんが袂から一枚の紙幣、血のこびり付いたそれを取り出し。
「さて、焼かれてくれるなよ」
カストゥサルファー目がけ投げ放った。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
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「ずっと裏切ってたって訳ね?」
「心外よ、戦いとはそういうもの。…私も好きじゃないけど、マスターがそういう人間だからね」
「主の言葉なら何でも従うっていうの?」
「違うわ。私がそんな女に見える?」
「…そうね、ならばもはや言葉はいらない。拳同士で語り合いましょう」
アサシンを前に、キャスターはその脚で地面を強く踏み鳴らした。
一度は共闘し、そして親交を深めた相手、それと戦う諸々をその一撃に乗せるかのように。
それを知ってか知らずか、ライダーは珍しく二人のやり取りに一切口を挟まない。
「さて、アサシン。覚悟はいいかしら?」
「それはこっちの台詞、なあんてカッコいい事言えたらいいんだけど…」
「すまぬな、日の出処、東方から来たりしレディ。吾輩の主義としても多対一は好まぬところではあるが」
アサシンに水を向けられ、ライダーがようやく口を挟む。
「君はここで倒さねばならんというわけだ。さあ、我が物語を語れ、従者よ!」
「…ちょおっと、厳しいわね」
そう言いつつも、アサシンは跳んだ。
歓びと哀しみの入り混じったような表情で。
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燃える、燃える、全てが燃える。
俺の人生はそれが常だった。俺の人生はその為にあった。
賢者の石、遠き、遠きその高み。我らの渇望。俺はそこへただひたすらに駆け急いでいた。
燃える、燃える、燃える。
命の燃え尽きる音がする、命の焦げ付く音が聞こえる。
止まらない、止まる気などない。全てを黒く焼き、全てを白に戻し、全てを赤く変える。
その先の黄金へ、俺は急ぐ。
死などは恐れない、それよりも、目的を果たせず中途で果てる方が余程怖い。
覚悟はできている。死ぬ覚悟ではない。
「生き抜く覚悟は、できているか?」
眼前の敵に問う。万物融化液が錬成されていく。
この俺を斃し、生き延びる覚悟は、あるか?
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姐さんの放った呪符は間違いなく相手を射抜いた。
だが、その傷すら意にも解さないようにカストゥサルファーは立ち上がり、こちらへ向かってくる。
炎の反動を加えた蹴り、なんとか防ぐが腹の中の息が全部抜けた。
間近で相手の顔を見る。瞳も、何もかもが燃えていた。執念で、戦い抜こうとする覚悟で。
一撃一撃が重く、熱い。姐さんが補助してくれるものの、俺の体には徐々に火傷が刻まれていく。
片手間で錬成しているにもかかわらず、次々に炎が放たれていく。
「遅い遅い遅いッ!!! あまりにも遅すぎるわッ!!!」
「お前が速いだけだろう…! もう少し上の呪を持ってくるべきだったか」
もつれ、転びかける。身体のすぐ横を炎がすり抜けた。
足が震える、冷たい汗が流れる。正直ビビってる。トカゲの時も感じた死の予感。だが、今回はその非じゃねえ。
『真!』
「…怖い、怖えよ、正直このまま逃げ出してえ」
でも、それでも、俺は一歩を踏み出した。
カストゥサルファーを精一杯の虚勢でにらみつける。
「覚悟、だあ?」
「…」
「知ったこっちゃねえ! クソ熱血の勘違い野郎がッ!!!」
「…勘違い?」
「ああ、そうだ、俺は覚悟なんてしちゃいねえ、ただ、ただ、ただ!」
トカゲの時も感じた。相手は覚悟を決めている。だが俺は正直なとこ、そんなもの持っちゃいねえ。
俺は人未満だから、俺は人にすらなれていないから。俺はただ、家の総意だとしても勝手な理由で戦って、巻き込んだ。
だから、そんな覚悟に決め打てんのは。
ノク: : : : : :/ . : : : : : : . \ ヽ {_
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「生きていたいんだよ、ボケがッ!!!」
それだけだ。俺は、家族と、生きていたいだけだ。
覚悟なんざねえ、俺はそう願うだけ、望むだけだ。
叫んだ喉が熱風で焼ける。だが俺は立って、カストゥサルファーを睨む。
その思いだけは、願いだけは、死を前提にした覚悟に対抗できる。俺は、生きるために戦う。
「…ク」
カストゥサルファーの表情が少しだけ歪んだ。まるで笑いを押し堪えているかのように。
「…悪くない、悪くないぞ! お前も俺と同じか、いや、真逆、お前は覚悟など何一つしていない、流されるがまま。だからこそここまで愉快なのか!」
「何言ってやがる!」
「いい、いいぞ、生き急ぎ! その魂を留めるがために生き急ぐ愚か者! 俺の覚悟とお前のそれと」
その背から、これまでの非にならないほどの炎が噴き出した。
「どちらが先に消え落ちるかの勝負だッ!!!」
攻撃に備える。だが、今にもカストゥサルファーが一撃を放とうとした瞬間、炎を破り、何かが飛んできた。
「破ァッ!!!」
それは蹴り飛ばされたアサシン。キャスターの声が炎をも振るわせた。
アサシンは受け身を取り立ち上がる。だが、ダメージは大きいのか足元はふらついていた。
そんなアサシンにカストゥサルファーが声をかける。
「アサシン、どうだ?」
「…正直きっついわね。キャスターだけならともかく、ライダーの従者が」
「まるで吾輩自体は眼中に入ってないとでも言いたげなセリフだな。アサシン」
ライダーとキャスターが炎の向こうに姿を見せる。よくみると糞兄貴とマツミもこちらへ移動してきていた。
周囲の様子を見回し、カストゥサルファーはもう一度俺を睨んだ。
「ここは退く」
「はあッ!?」
「俺の目的はあくまでも聖杯を利用した賢者の石への到達だ。そのためにアサシンを失うことはできない」
「…あれ、そうなの? あなたの言い分じゃ」
「黙っていろ」
カストゥサルファーの刺すような言葉にアサシンはやれやれと言った様子で言葉を止めた。
そして、その手に令呪を構え。
「待…」
「…このまま行けばいずれ戦うこともある。決着はその時だ。生を求めるがゆえに命を燃やす生き急ぎ。【アサシン、俺とそこの女を連れ撤退せよ】」
俺の伸ばした手は空を切る。
ただ、焦げた匂いが残っていた。
『…カストゥサルファー・ジーレイト。きっとまた』
『ああ、なんとなくそんな予感がする。俺には到底理解できねえ』
『…きっとだけどね、彼は死にたいんじゃない。彼は死ぬことすら厭わない目的があるだけで』
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
撤退先で、カストゥサルファーは崩れ落ちる。
「マスター…!」
「…構わん、少し動きすぎただけだ」
「無茶はやめなさいな。…全身を焼いてまで。ちょっと、カレルレン。水持ってきてもらえる?」
「何で私が使い走りを…、まあ、いいけど。私、強い者には逆らわない主義なn」
「早く」
全身に広がった火傷がじくじくと彼を蝕む。
だが、彼の表情はどこか愉し気で。
「くは、くはは…、成程な、生きるために生きる、か。それならば死すら恐れない覚悟など、持ち合わせん、か…」
◆起源『黒化』
「黒化(ニグレド)」は賢者の石を作成する過程の一つで、物質を混合して、腐敗させたり加熱したりする過程のこと。
この過程で物質は「死」を迎え、全ての源たる第一質料(プリマ・マテリア/イリアステル)に戻される。
この過程を行うに際し、術者の意識も「黒化」の過程を通過しなければならない。
この起源を持つ彼は、死に近づくにつれ肉体の不浄を腐敗させ、その存在を純粋化させていく。
起源に覚醒するほど彼は死に近付き、死を越えられずに遠からず死亡する。
【1日に1回しか戦闘に参加できない】
【自身が受ける全てのバッドステータスを負傷に置き換えることができる】
【重傷時【質】+3補正】
【自身が負傷した時、宝具1回分の魔力を獲得する】
「すまん、アサシン…、少し、休む」
「…ええ、ゆっくり休むといいわ。少なくとも寝首を掻かせはしない」
「お前は」
「掻けると思う?」
「…すまない、愚問だった」
カストゥサルファーはゆっくりと目を閉じた。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
【港】
突然現れた息子に沖名は言葉を失った。
全身が酷く傷ついている。立っていられるのが不気味なほどには。
そして、その口から放たれた言葉を、沖名は聞き逃さなかった。
「…答えを、知っている? どういうことだ、錬太郎!」
駆け寄ろうとする沖名。だが、それよりも早く、錬太郎の意識をバートホールドが一瞬で刈り取った。
「あ、危ないところでありました…!」
「お前は、ライダーの…、どういう理由だ。言わねば」
「ちょ、ちょっとお待ちをォッ!!! これにはやむをえない事情がありまして、ですからその手を、どけてくださいましっ!」
慌てふためくバートホールド、その口からもたらされた言葉は、俄かに信じがたいものだった。
「…つまり、錬太郎と、そこの娘が」
「はい、洗脳を受けている、というわけです」
「…そして、それを解除できるのが」
「そこなる男のみ、と」
バートホールドの指さす先で、セイバーに生殺与奪の権利を握られてなお、ラプーペは不敵に笑った。
「ええ、そういうことです。いやあ、まさかアレを使われるとは」
「…全て読んだうえで、ではないのか?」
「ある程度は」
今にも走りそうになる刀を押さえつつ、沖名はあくまで冷静に問い詰める。
「…では、お前しかいないというのも」
「事実ですね。そして、それを応用し、終原眸に狙撃させたのが貴方の娘、城戸槙名が死した理由ですとも」
「…! この、娘が」
沖名の目がボロ雑巾のようになった眸を睨む。だが、その怒りは寸でのところでラプーペへ逸れ。
「何をした」
「いえ、彼女が陰湿ないじめにあっていたのは知っていましたから、薬品その他を利用したうえで最も適切な心へのダメージを。ああ、洗脳も軽く」
「屑が」
「何とでも言えばいい。私はあくまでも私の目的のために行動したまでです。そして、これからも、ね。お判りでしょう?」
ラプーペの眼鏡に月光が反射する。
「彼らを救えるのは私だけですよ? 今、ここで私を殺したならば、それはきっと叶わないものとなる。それでも、殺しますか?」
冷静かつどこか不敵にラプーペは現実を、そう、現実のみを並べる。
「ええ、もちろん、貴方の娘が死んだのは私のせいだ。そこの彼女に非は…、まあ、ない。ですが、私を生かさねばそこの彼は救えない」
「…お前は、死を知りたかったのではないか?」
「そうですね。ですが、私自身で試してしまっては元も子もない。ええ、まあ、貴方の娘の死は中々興味深かった」
ラプーペの言葉には研究者としての喜びしかない。快楽も、愉悦も無く、ただ、実験に成功したといった無機質な喜び。
それを感じるからこそ、沖名はこめかみに青筋を立てた。
「さて、どうします? まあ、ここまでしましたし、殺されても仕方がないとは考えていますが…」
直下、沖名行動判定【肉親の情】+2
123:ラプーペ一刀両断
456:苦渋の決断
789:ラプーペ追加条件
6:苦渋の決断
しばらく沖名はその手を彷徨わせ。そして、力無く下ろした。
憔悴しきったその表情にセイバーが声をかける。
「…無理はするな」
「ああ、無理はしておらん。…少し、疲れただけだ。…ラプーペ=ゾラ、その条件、飲もう」
「ありがとうございます。とりあえずそこのストゥルルソンに応急処置は頼めるでしょうから、それが終わればしばらく拘束を。私が治癒し次第取り組みます」
ラプーペの言葉を待つまでも無く、すでに倒れた二人へ治療を施していたクラウディオが顔を上げる。
「城戸さん。外傷もそうですが全身の魔力回路が限界近く傷ついています」
「治るか」
「まだ何とも。そこのラプーペ君の力を借りれば、といったところですね。…忌々しいですが」
「そうか。とりあえずはよろしく頼む」
沖名は視線をラプーペへ戻す。その目は、怒りに満ちていて、並の人間なら失神するほど。
ラプーペはその表情に僅か顔を歪ませた。
「…忘れていた」
「おや、まだ何かおありで?」
ラプーペが言葉を言い終る間もなく、沖名の拳がラプーペの脳天めがけ振り落とされる。
頭蓋骨がへし割れるかと思われるほどの一撃。ラプーペの意識は一瞬で沈み、床に落ちた眼鏡が割れた。
それを見届けると、沖名は踵を返し海へ向かう。波止場に一人立つその背を、セイバーだけが声をかけることもできず見つめていた。
「…マスター」
「…少し、疲れた。すまないな、セイバー」
その声は弱弱しく、潮騒へ吸い込まれていく。
【終原眸、城戸錬太郎、ラプーペ=ゾラ、脱落】
直下、そういやディエゴどうしたの
123:洗脳されてる
456:逃げてた
789:普通に見つかってる
↓2、そういやルージュどうしたの
123:カレルレンと合流
456:解放されたので別の街へ(脱落)
789:カレルレンへ潜入
4:逃げた
7:カレルレンへ潜入中
【というわけで短いですが、本日ここまで。次何すればよかったっけ、お疲れさまでした】
【今日はお休み】
【再開】
【どうも敵陣営判定からっぽいので】
直下、他陣営判定、成功以上でそのまま次の日、失敗で敵陣営描写【激戦】+3【夜】-1
9:そして次の日
【八日目:現在、魔力一回分消費中。次の朝に全回復】
とりあえず一つ大きい勝負が終わって朝。
クソ姉貴はどうやら城戸の指示の元、あの陰険腹黒眼鏡にどうにかしてもらうらしい。
「さて、我々はどうするかな。マスター」
「…正直疲れた」
『ちょっと変わっておく?』
「…頼む」
身体の疲労が取れるわけじゃねえけど、まあ、気休めにはなるだろ。
…はあ、で、何すればいいんだ?
「そうだね、アサシンの行方を追ってもいいし、沖名さんと現状の確認をしてもいい。…ヤクシャさんを探すのもありだし」
「あとはすっかり忘れているが君の家がどうなっているかも見ておくべきではないか? 吾輩、魚の腹中も体験したが」
『そういやそれもあったな…、一度家の人間で集まるのも一つか?』
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価
剣魔狂が対アーチャーで組んでてそれは終わったはずだし。
狂陣営と会話してみる?これからどうする?って。
>>537 アーチャー陣営敗退はおそらく連絡来てるとして、その後の対応から
直下、同盟はどんな感じなの?【爺憔悴】+2
123:まだやりたい
456:残りたい奴は残って
789:解散
9:解散!
同盟もアーチャーが何でか解散してて、解散しちまったし。
東方屋の姐さんは城戸に付いたみたいだが…。
『一度バーサーカーの方に当たってみるか? あのなんか冴えないオヤジ狩りされそうなオッサン』
「ああ、これからどうするか、みたいな感じで?」
『そうそう』
「ライダーはどう思う?」
月の問いにライダーは少し考え。
「悪くないであろう。だが、あの御仁は吾輩の見る限り、それなりに打算的な人物と見た。過度の信用は避けた方がいいやもしれんな」
それは誰だって一緒だろ。じゃあ、その方向で行くか。
「あれ? そういや僕らあの人の連絡先持ってた?」
『…あ』
直下、連絡可能か【街医者】+1
123:連絡先無し
456:診療所の場所を知っている
789:連絡可
8:持ってるよ
「吾輩が持っている」
「何で!?」
「それはな…! 吾輩だからだ!」
予想はできてた。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
とりあえず連絡を取ってみる。
『ああ、ライダーのマスターくん』
「どうも、姉さんの件は」
『いいんだよ。応急処置しかできなかったし、それに、私は医者だから。それくらいはね』
…いいオッサンだな!
『ところで、どういった御用かな? もしかして容体が…』
「いえ、そういうわけではないんですが、同盟も解体され、どう動く気なのかな、と」
『う、ううん…、そうだね…』
歯切れが悪くなったな。気持ちはわかるが。
直下、クラウディオ返答
123:答えない
456:まだ決めてない
789:積極的に同盟を狙っていく気
8:積極的に同盟を狙う
しばらく何か言おうとしては止めを繰り返し、オッサンは。
『そうだね、私のバーサーカーは正直強いとは言えない。だから積極的に同盟を狙っていこうと考えてるよ』
「なるほど、そうですか」
『うん』
…それ、言ってよかったのか?
(…しかし、そうであれば吾輩たちとの同盟も望めるのではないか?)
(そうかもしれないね、ライダー)
確かに、それはそうなんだが…。どうにもこのオッサン頼りないよなあ。
23:10から多数決、同盟を打診してみるか。先に二票
霊夢が城戸付いたなら、消去法でオッサンしか残って無いんだよなぁ…
打診してみる
>>546-547 してみる
…まあ、他に当てもねえし。
「なら、僕らと組むのはどうですか?」
『え? えーっと、それはつまり、ライダー陣営と組むってことかな?』
「はい、悪い提案ではないと思いますよ。条件は追々相談でもいいですし」
『う、うーん…、そ、そうだねえ』
直下、クラウディオ返答【優柔不断】-1【勝利の道】+1
123:もう少し考えさせて(他の陣営に打診しに)
456:もう少し考えさせて(言葉のまま)
789:うーん、じゃあ、そうしよっかなあ…
6:もう少し考えさせて
『も、もう少し考えさせてもらってもいいか、な…』
「い、いえ、別に構いませんが」
そんなビビんなくてもよくね?
「では、いつまでに返事を頂けますか? なるべく早い方がありがたいのですが…」
『え、あ、そう、だねえ…』
直下、いつまで?
123:明日の夜
456:明日の朝
789:今日の夜
0:特殊判定
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, . . :´: : : :,.ィ´/ ,.ィ jl .! ., |:.:.:.:.:.:.:.:``''ハ: : : : : : : : : : : :`: . 、
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123:>突然の爆音<
456:とりあえず気が向いたらで、今は不戦だけ締結しとこう
789:フラン乱入
5:とりあえず不戦だけ決めといて、あとは無期限延長
電話の向こうで何やらもごもご言っている。…流石にイラついてきた。
『あ、あの…、今更なんだけどね?』
「は、はい」
『返事はいつになるか分からないけど、その時まで互いに戦闘をしない、っていう条件の同盟だけ決めておくってのはどうだろう』
「…つまり、明確な答えが出るまで戦闘を互いに禁止する、と?」
『そう、もちろん、それを破棄する権利はお互いにある。ただし、破棄するときは前もって宣言する。こんなところでどうだろう?』
…ううむ、優柔不断の極みみたいな返事だな。
「ちょっと待ってくださいね。…少なくとも断られるよりはよっぽどマシな返答だと思うけど」
「…個人的には賛成しがたいな。吾輩、こういう輩をよく知っている。悪人ではないが常に勝ち馬の尻に乗る性格だ」
「そうなんだよねえ…、悪い人じゃなさそうなんだけど」
「どうするかね? マスター?」
条件は
・クラウディオが同盟に具体的な返答をするまで互いに休戦
・契約の破棄はそれぞれの意思で可能
・破棄する際は事前に通告を行う
か。…悩むな、これは。
23:45から↓2、この条件で同盟締結するか。条件の付け足し等も可能。
城戸組に姉を預けてるのもあるし、城戸組とは仲良くしつつ姉を守らないとな気もする。
とりあえず、しない。で。
>>561
…正直ここまで優柔不断なのはなあ。
「…だよね。…申し訳ないですが」
『あ、ああ、こっちこそ申し訳ない。いや、その、すまないね。…どうにもこういったところがホントに』
「いえ、大丈夫ですよ、では、互いに頑張りましょう」
『…命の奪り合いを頑張るというのも変な話だけどね。ああ、健闘を祈るよ』
失敗か。いや、こっちから断ったんだけどよ。
「さて、どうしようか」
『あとは城戸とカレルレン、か』
「カレルレンはトカゲ氏が帰ってこないことを考えると不穏だが…、一応話してみる価値はあるやもしれんな。吾輩の勘は否定するが」
【朝行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【朝】-1
5:他陣営描写
直下、描写陣営
123:槍暗
456:剣魔
78:狂
9:その他
5:剣魔
直下、描写人員
123:沖名&セイバー
456:霊夢&キャスター
789:晴真
77:自陣営に有利な特殊判定
__ ィ
ト > イ
- ≠ ⌒ヽ! ν´ -≠  ̄ ¨ メ
_≧s、 ′ / へ ィ 、 丶 `
./ - イ ./ V \ \=z_ \
/ イ ./ . / A_,ム 丶 丶⌒、ヽ
/ / ィ ′ ′ / /三三ム ハ ヽ \
7 / ! i! / / /三三三ム i! ト. 丶
./ .イ , イ | .ハ j! ,イ三三三三i! /! λiト. `)
jイ´i イ | i ! ! i! /{ イ二≧z、_j !斗' ¨} /i ) ヽ
!イ 1! 八 川 {'ィ' ¨ tッ¨㍉,ィj! i|_ィ=≠/ .ト.. Y
リ ∧ ヽN ≧≠-' { 辷’, ィ 人 lヽ i!
i λ リ ! - 、_〕 i/ }ヽ! )ノ
| l 丶 .! 丶 ′ィ'⌒ ー ┬ 、ヽ /ヽ i! ′
| 人 ヽ! ヽ l ! l ! ノ ノリ
. '.Y ハ | i`¨⌒ー ┴ i l/
. ) i λ`¨≧s。! L_i_i i_」 l
ノ’ ハ j ゝ  ̄ ィ
___ f¨k{ > ⌒ /
ニニニニ≧s、 _jト.`≧s。 __ _≧=介zz、_
ニニニニニニニYニノノニ≧ュ r‐┐Y r.ュ 化ニニニニニニ≧s 、
直下
123:憔悴しすぎた沖名脱落
456:姐さん有能
789:セイバー、提案する
4:東方屋、カレルレンとカストゥサルファーの同盟をすっぱ抜く
【というわけで本日ここまで、次回は同盟すっぱ抜いた剣魔がどう動くかから。おつかれさまでした】
【遅くなりましたが少しだけ再開】
朝焼けの海、先夜の激戦が嘘のように思える穏やかな表情。紫煙が何処へ向かうとなく立ち上っては解けてゆく。
それを見つめる霊夢は、背後からの足音へ振り向くことも無く問うた。
「キャスター、城戸翁の様子はどうだった?」
「…かなり参ってるわね。身体もそうだけど、気の弱りが身体に回ってる。よくはない」
「となると、今はほとんど惰性で動いているようなものか」
「ええ、おそらくはセイバー、そしてマスターとの契約を果たすために。…あるいは」
それ以上キャスターは続きを語らない。霊夢も気づいているのだろう。沈黙を保った。
キャスターの表情は沈んでいる。城戸沖名、多くの目標を失い、気力を削がれた彼は今や、行ける死体の如き状態と化していた。
生気を失った枯れ木のような沖名の表情を思い出し、霊夢は煙草をもみ消すと海へ投げる。
「結構なことだな。いや、商売人冥利に尽きるというものだ」
「もう少し人情味のある発言はできないのかしら、まったくもう」
「そろそろ諦めていると思っていたがな。さて、では仕事は果たすとしよう」
霊夢の元に一羽のカモメ、彼女の使い魔と化したそれを捕らえ、キャリーバッグを持ち上げた。
何も言わずすり抜けるその姿に振り向きながら、キャスターは僅か笑う。
「あら、その対価は与えられていないのでは? もしかしてついに献身の精神に至ったのかしら?」
「記憶が正しければ、お前の教義は即身成仏だろうに」
「だとしても、人を救うことは必ず力になる。大師様だってそう言うはずよ」
「生憎、私にとってはそれも金のタネだ。私は将来に投資しているにすぎんよ」
表情は変わらず、事実、彼女はそれしか考えていない。
だが、そうであるがゆえに彼女はきっと悪人ではないのだろう。キャスターはそんなことを思いながらその後を追った。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
虚ろを見つめるガラス玉のような瞳。
もはやすべてが曖昧とした領域に、何かが這入ってきたことだけを城戸沖名は理解した。
「誰だ」
「私です」
「…東方屋か」
「ええ、少し情報を手に入れましてね」
沖名の目に光が戻る。だが、その光はどこか今にも消えそうな灯心を無理に継いだような、そんな光。
霊夢の提示した情報に目を通し、沖名はそれを整理する。
「…ランサーとアサシンの繋がり」
「はい、おそらくは」
「危険度は」
「高いでしょう。特にランサーは危険な難敵と判断するべきです」
「…ふむ」
沖名は思考する。もはやそれすらが苦痛に近い。
だが、そうだとしても考えねばならない。せめて、この戦争が終わるまでは。
「どう動くかはそちらにお任せしますが、アサシンのこれまでの動きを見るに悪辣な行動を取ることは否めませんね」
直下、沖名行動【気力弱】-1
123:剣魔で突撃
456:様子見
789:かつての同盟陣営に声をかけよう
3:突撃
それは自らも理解しない破壊願望ゆえか、それとも死に場所を求めてか。
過去の彼を知るのであれば、到底出ることはないであろう言葉がその口からは漏れ出ていた。
「…ならば、早めに潰すべきだ」
「つまり、私たちで攻撃をかける、ということですね? 他陣営には」
「必要ない」
気力は無く、もはや立っているだけでも命をすり減らす。彼の周囲は趣味であった刀剣のコレクション。
だが、それすらももはや彼の目には映っていない。何処から間違えたのだろうか。いや、どこも間違っていない。
強いて言うのであれば、彼が魔術師であることから僅かに逸れてしまった、あの時。
『貴方が、私を?』
『そうだ、これからは槙名を名乗り、儂の娘として振る舞うがいい』
『城戸槙名、槙名…!』
何故その名を付けたのだったろうか。機械を意味するその名を。
皮肉だったのだろうか、戒めだったのだろうか、それでも、だとしても。
, 、
/ ヽ
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l、 / : : : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : :.:\-〈◎ {二} |
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l: : : : : : :.|/! \: : : : : :l:/ __Vヽ: : : : : :.、 lヽ: :\
|: : : : : : :'|ヽj__ \|\/'ィfテミ、V : : : : : トj V: : \
|:,: : : : :、: l /ィfテヽ 乂ziソ l:.ト,: : : / V: : : :ヽ
l'ヽ: : : : ヽ!l!弋ziソ |//|:.:./ V: : : :.:ヽ
ヽ: : \ヽ ' ,')!./ V : : : : ヽ
. \:| |ヽゝ , -‐┐ ,'_ノ’ V: : : : : `ー‐.、
\_.>. ヽ ノ /'´ `ー──┐: :|
今。  ̄ イ | : /__
>. - < └─ァ /
/~!、___ _ノ~ヽ /ノ
>{! /-'-j!. 〉ー - _ ´
_> '´ \∧XX∧/ ~ヽ
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. / j! {//} | ',
.
あの笑顔に出会ってしまったことが、間違いだったとは、思いたくない。
―――ほんの少しだけ、城戸沖名は優しすぎた。
「…日は」
「ちょっと待ってください。少し時間をいただけますか?」
「…早くしてほしいが、まあ、どうでもいいことか。構わない」
「ありがとうございます。…セイバー」
セイバーを手招き、キャスターと霊夢は沖名の前から離れる。
「…すまない、東方屋、キャスター」
「…ふふ、喋れるようになったじゃないの。私はマスターに従うだけよ」
「そして私はあくまでビジネスだ。謝ることは無い。ただし、老人の自殺に付き合う気はないと言っておくだけだ」
「ああ、…ありがとう。マスターに代わって感謝の、その、何だ」
言葉を探しあぐねるセイバーを制し、霊夢は声を潜めた。
「面倒な礼はいい。今は、どうするかだ」
「…マスターははっきり言って限界だ。俺やそっちの協力に答えるために動いてるだけみたいなもんだ」
「…なら、あまり早急に動くのはよくないわね」
「ああ、なるべく時間を置きたいが…」
セイバーは口ごもる。沖名の表情を思い出したのか、悔しげに俯いた。
それを受けて、霊夢が腕を組む。
「…とにかく、なるべくうまく交渉し、突撃の時間を遅らせる。そしてその間にできることをしよう」
「頼めるか? …その、対価は用意できないんだが」
「この世界には先行投資、という言葉があってな。まあ、末代まで東方金融をよろしく頼む。それだけだ」
悪辣ながら、筋の通った笑み。その表情にセイバーとキャスターは僅かに苦笑した。
「素直じゃない…、というわけではないんだな」
「ええ、きっと本心からそう思ってる。だからこそ、マスターは裏切らない」
「もちろん、金融業にとっては信用を失うことが銀行、不良債権、不渡り手形の次に恐ろしいことだからな。…さて、では動くぞ」
直下、いつ突撃?【霊夢必死の説得】+2
123:今日の昼
456:今日の夜
789:明日の朝
5:今日の夜には
【というわけで、今夜の他陣営行動は剣魔VS槍暗に確定】
【他陣営の行動描写を終了します】
「オッサンをすげなく振った俺達は」
「とにかく、今やるべきことを考えるべきだな」
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価
剣魔同盟になんとか連絡とりたいなあ
ライダー単体だと槍暗倒せないだろうし
>>583 剣魔同盟に連絡とりたい
…なら、ダメもとで東方屋の姐さんに連絡入れてみっか?
「どう思う?」
「ふむ、…もしその問題が君の家、つまりは終原に関連するものであれば彼方も容易には話を聞いてくれないだろう」
「敵同士だしな…」
『まあ、現状どうなってます? みたいな感じでもいいんじゃないかな。眸姉さんのことも心配だし』
それもそうか。連絡とっただけで殺すなんてことも無いだろ。
「じゃあ、いっちょ連絡してみるか」
直下、連絡判定
1:出ない
234:出る
567:出るし、槍暗の話してくれる
89:出る上に協力依頼
8:出る上に協力依頼
…さて、出るか出ないか。
『こちら東方金融…』
「っと、終原です」
『ちょうどいいところに連絡してきたな、協力しろ』
「…は?」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「…つまり、ランサーとアサシンが同盟してて、耄碌した爺さんが突撃かまそうとしてるってことっすか」
『そういう事になる。それを踏まえて、お前に協力してもらいたいわけだ』
『条件が気になるね、少し聞いてみて、真』
「えっと、条件とかは…」
直下、条件【弱った爺さん】-2
123:明確な同盟ではなく協力
456:あくまでも互いの敵を倒す同盟
789:此方にかなり有利な同盟
0:特殊判定
_r'ニ二> 、
_,. :'´ ̄: :`ヽ\::.::`ヽ
_,.:'´: : : : : : : : : : ヽ ';:.::.::ハ
l/ \_ _ _‐-、 : : : : : : : : : :}_j::/::.::i
,,l |! , rィ¨ リ フ'^ー、: : : : : : :/'イ::.::.::{ ,.、
/ k:ヽ:レy_. Vム . ト_>;.-'TT´::::::.::.::.:;ノ _,.f´__,\
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}n.n r}
´ ゙′
123:突然の爆音
456:同盟ではない、だが確実に見返りは用意する
789:突然の爆音
4:後方支援を頼む
俺の問いに姉さんが返してきたのは。
『ああ、お前に頼みたいことだが、正確には同盟ではない』
「同盟じゃねえ?」
どういうことだ?
『城戸翁はどうも、これ以上の戦力を投入したくないようでな』
「んだよそれ! 自分らで取っちまうつもりか?」
『違う、察せ』
「察せっつったって…」
そこで、ライダーが強引に通信を代わった。
「…吾輩、明確な言葉でのみしか語れぬ。つまり、セイバーのマスターは死に場所を求めている、ということでいいな?」
「…!? ンだよそれッ!!!」
思わず叫ぶ。確かに弱っちゃいたが、そんなのってありかよ…!
『…そこまでを考えているかは知らん。もしかすると、聖杯で娘を甦らせようとしている可能性もある。…だが』
「あまりにも行動が破滅的、かつ短絡的、針の穴にラクダを通そうとするが如き愚行。吾輩ならできるかもしれんが」
『少なくとも、あまり正常な判断はできていないというわけだ』
ライダーから通信をひったくる。
「だったら!」
『…だからこそ、だ。お前たちを表だって参加させることはおそらく翁の本意ではない。そして無理矢理入れたところで罅が入る』
「…だったら、俺に何をしろってんすか」
姐さんは躊躇うことなく言い切った。
『ライダーの宝具、従者たちを貸せ。流石に道具を借りることまでは否定しないはずだからな』
「…ちょっと待て、姐さん。そりゃいくら何でも」
『ああ、無理を言っているのは理解している。だからこそ見返りを用意した』
◆【魔力融資】
毛髪を媒介とすることで他者へと魔力を定期的に貸し与えることができる。
自身と相手、双方の同意を得ることで契約の術式が自動的に形成。
契約を破った相手には一転、恩恵を受けるはずの魔力は呪いへと変貌し、対象の魔術回路を直接蝕む。
相手の同意を求めず一方的に融資することも可能だが、その場合は対価や契約術式は発生しない。
【他のキャラクターへ任意の値の【質】を貸与することができる】
【貸与されたキャラクターは自身の【質】とは別枠の【質】ステータスを得る】
【例:【質】9のキャラクターが【質】3の融資を受けた場合→【質】:9, 3といった表記となる】
【契約を結んだ相手の現在位置を常に把握することができる】
【契約の対価が支払われない場合(例:期日までに金銭を払う、特定の陣営と~回戦闘するなど)、貸し付けた魔力は毒性を帯び、呪いとなって対象を蝕む】
『私の魔力を、四騎分。つまり2回分くれてやる。消滅した場合はさらに追加。これは貸与ではなく譲渡だ、返済の義務はない』
「つまり、デメリットは無いって」
『そういうことだ。この条件でどうだ? もちろん、戦闘後に返還、令呪による自害の禁止なども盛り込んでやる』
…ライダーの宝具を全て譲渡、それはつまり、ライダーがほぼ丸裸になるってことだ。
そして、俺はセイバーとキャスターがランサー、アサシンと戦闘するところを、指を咥えて見ることしかできない。
…考えようによっては、勝手に消費させ合うだけだ。破格の条件俺には少しのデメリットしかない。
「それでいいのか?」
「…」
ライダーが静かに俺に聞く。きっとライダーは俺の意見なら異を唱えないだろう。
だから、今聞いてきたんだ。…俺はどうすべきだ?
【協力条件】
・ライダーの現在召喚している従者四騎全てを東方屋に貸与する
・貴方はその分の融資(【魔】:4)を譲り受ける。デメリットは無し
・従者が消滅した場合、2騎に付き【魔】:1を譲り受ける。一騎だけの場合は【呪銭術】における【赤茶けた古銭】を譲渡(戦闘結果に+2)
・従者は戦闘後に返還され、令呪による自害等は禁止される
【というわけで本日ここまで、次回は協力するかどうかの決から。戦闘に介入、同盟に入る場合は数回の判定で行こうと思います。おつかれさまでした】
【22:40ごろ再開】
【再開】
22:50から↓2、協力の提案をどうするか。条件の付け足し等も可能。
↑で。
ついでに、戦う時と場所を教えておいて欲しい。
(介入するとは伝えない)
>>603
「…分かった、ライダー、いいな?」
俺の返答にライダーはどこにあるのか分からない目を細め。
「いいだろう。吾輩、弱気を助け強きを挫くが生きがいにて」
『感謝するよ、では…』
「その前に、だ」
姐さんを遮る。…言っておくことがいくつかある。
「戦う時間と場所を教えてくれ」
『…、お前』
「教えてくれ」
声だけでも、姐さんが俺の考えを察していることは分かった。
だが、その声は静かに答えてくれる。
『今晩、カレルレンに仕掛ける』
「分かった」
『それだけでいいのか?』
「あと1つ、爺に伝言がある」
何でか分かんねえけど、言っておくべきだと思った。
「これ以上、アイツを悲しませんじゃねえよ」
『…承知した。では、学校に来てくれ。受け渡しを行いたい』
連絡を終えると、ライダーが俺の頭に手を乗せてきた。
そんなまじまじと見ることは無かったから気づかなかったが、結構デカくてごわごわしている。
「鬱陶しいんだけど、何様だ?」
「マスター、吾輩、君の考えていることを言い当ててやろうか? 吾輩、口は達者なのでな」
「うっせえ。どうするかは直前に決める」
「そうか、君には覚悟が無いのだもなあ」
そのままぐしゃぐしゃと髪を掻き回された。ウザいくらい鬱陶しかったが、そのままにさせておいた。
【ライダーの従者が0になりました】
【魔力が別途に+4されました】
【昼行動を終了します】
直下、他陣営判定、成功以上で敵対交流、継続以下、失敗以上で他陣営の行動描写、大失敗以下で他陣営の友好交流【昼】-1
99:自陣営に不利な特殊判定
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直下【初めの一歩】+1
123:先手必勝
456:またもや襲撃される家族
789:裏切りのバーサーカー
9:バーサーカー、ひっそりと槍暗に取り込まれる
連絡を絶たれ、クラウディオは診療所で一人、天を仰いだ。
「…ああ、またやってしまった」
自分の優柔不断、押しの弱さでこれまでどれだけの機会を逃しただろうか。
そんなことをくよくよと思い出しながら、クラウディオは窓辺の写真立てに目を向ける。
穏やかな顔の男女、片方は若かりし頃の彼、そしてもう片方は。
「こんな調子で、君を取り戻せるのか?」
感傷的な思いを膨らませるクラウディオ。だが、その背後に影が伸びた。
「その手段は、今まさに失われる瀬戸際ね」
「ッ!? バーサー…!」
バーサーカーを呼ぶまでも無く、その喉元は突如現れたアサシンに掴まれ、締め上げられる。
徐々に少なくなっていく血流にクラウディオは喘ぎながら、眼前に立つ笑顔の女、マツミ・カレルレンの姿を認めた。
「か、は…!」
「おっと、バーサーカーを動かさないで。アサシン、そこまで締め上げなくていいわ。さて、これ、見えるかしら?」
「ふ、フランさん…!?」
少しだけ緩められた首元に噎せながらも、クラウディオはマツミの差し出した端末に写された人物を見た。
この街に来てから出会った無二の友、フラン=ゾラの拘束された姿を。
「彼女はカレルレンが預かってるわあ。そして、私の言いたいこと…、分かってくれるわね?」
「あ、貴女達に従え、と!?」
「そう、そういう事なの。まあ、この時点で? 断ったら殺すだけだけど?」
マツミの笑顔が凄みを増す。
「なら何故彼女を!」
「保険よ保険、ガディアはそういうところしっかりしたいから。…貴方、私と似た匂いを感じるわ。いえ、正確には正しき魔術師の匂い。目的の為なら」
蠱惑的にも見えるその笑みは、自らが絶対的な有利に立っているこの環境に酔っているからだろうか。
アサシンが僅かに眉を顰めるが、マツミは気づくことなく言葉を続けた。
「一切を捨てる外道の匂い」
「そんなことは…!」
「あるのよ、だって、ここでこうやって首を掴んでなければ、貴方、平気でこの人を見殺しにするでしょう?」
クラウディオはその考えに一瞬でも行き着いていた自分を自覚した。
そして同時に、否定しようと僅かに頭を振る。だが、それはけして離れないだろう。
マツミの笑顔だけが彼の視界を埋めた。
「願いがあるから、望みがあるから。…ま、いいわあ、返事は聞かない。貴方に返せるのはイエスのみ」
「そんな…!」
絶望にも近い呻き。診療所に臨時休診の看板が掛けられた。
直下、槍暗、もしかして襲撃に気づいてる? 成功以上で気づいてない。失敗で気づいてる【ククルン】-1
0:倍プッシュ
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.:.:.:.゚,:.:.:.|:.:.:.:.:.i| マY:.:oノ マY:.:oノ/厶イ!{
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し ー |ニニニ{ニ}ニニニニ} / ,ノ、 rヘ,_〉
} / ニニニィ¨ト=ニニ7 { ‘,  ̄}::.
. イ∧ /ニニニ/ マニニニ\ :, /し':::::::.
/ ゝ /'⌒ヽ/ マ> ´ \ /::::::::::::i::}
123:気づいてるどころか、すでに仕掛けてるよ
456:偉くなったもんじゃのう、マツミィ
789:バーサーカー、断罪の時
4:ポンコツの気配
「さあ、とっとと歩きなさい」
意気揚々とクラウディオとバーサーカーをまるで虜囚の如く連行するマツミ。
その手には何らかの通信機、おそらくはフランに関連したそれを握り、笑みを浮かべている。
霊体化したアサシンがいる以上、クラウディオも迂闊には動けない。
強者。自らが望んだその位置に、一瞬でもいることにマツミの笑みはより深さを増した。
まさしくその瞬間。マツミが幸福の絶頂に立つその瞬間。
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/,'/
/,'/,'/,'/,'/
/,'/ / /,'/
/ '/,'/
/〈\
∨〉、
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L___./
「ばーか」
突如、放たれた鎖が彼女の持つ装置を弾き飛ばした。
「…え?」
一瞬、笑顔を失うマツミ、その背後に大きな影が現れる。
「な、何で、此処に」
「偉くなったもんじゃのう、マツミィ…?」
「あ、アサシン! 出てきなさいアサシン!」
その声に答える相手はいない。そもそもマツミは気づくべきだった。
もしこの場にいるのであれば、襲撃すら容易に破ったであろうと。
では、何故いないのか?
直下、アサシンがいない理由。成功以上で業を煮やした、失敗でマツミは捨て駒だった【諸々】-1
4:マツミ捨て駒説
理由は簡単だ。
「…!? な、何でバーサーカーしかいないのよ!?」
マツミの連行していたクラウディオの姿は無く、そこにはバーサーカーが立っているのみ。
そのバーサーカーもまた、突如姿を消した。マツミは気づいてしまった。
「令呪みたいね」
「そのようじゃなあ、…逃がしたか」
「で、どうするの? コイツ。多分これって」
「…せめてもの情けじゃい、言うてやるな。…まあ、散々掻き回してくれたようじゃしのう」
マツミは笑みを浮かべた。だが、その笑みは引き攣り、震えて。
「ちょ、ちょっと」
弁解を並べる間もないまま。
「ここで戦線離脱してもらうかのう」
直下、クリティカル以外でマツミ脱落
↓2、この後の乱入者の動き
123:カレルレン潜入
456:城戸に合流
789:終原に合流
8:惜しい
9:終原に合流
【マツミ・カレルレン脱落】
【バーサーカー陣営、令呪一画消失、残り一画】
【他陣営の行動描写を終了します】
ヽ\ r、,ノ|- 、_,ィ ,イ __
__,ノ:::::Y i⌒i==r‐、レ'::/ ___|: ヽ
`i:::::リヾ¨´^i^゙ー'ハ::::{_ }ヘ `ヽ: : : : /: : :|_____ ,./:|
_/`ヽ厂ヽ 人:::ト、ンヘ-‐r、Y::::{ i/.| \:/: : : : :}: i: : : : :`ヽ: :|___
. 〈⌒i、 ト、 __j ⌒i、 - 二ヽイ\` j/.∧ /: : : : : :ノ: i: :r: : : : : : : : /
/. | | レ ト|ノ__,ノ |::`´::::::>‐'| //\ノ///∧ /: : : : : : :イ/ レ<フ: : : r-:}
|77ヽ_,ノ-ヘ_,ノ |ミ|ニニア彡|//// 〈\r┐∧ /: : : : : : イ_ 、___ '´_三}: :|i
|///////// / ∧ミニア彡 ハ//// >ゝ'//{_ノ} /: : : : : :イ=| |ヽ . ',=イ: : ::|
〈////////ン′ /∧|ニ|彡/ >=ミ、///////⌒′ /: : : : : :/三三三=-=-.イ=l|: : : :|
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|/////// | レ'´;';'; / { __/// レ'// j ;';' /{;';';' `フ/: : : : :// ̄`ヽ、三三>=-=三--´三>、___r==i___/:::::::::::::,.ト、_ |_,|,||
∨///// ∧_ , ---.( _/ ;';';' ///////// / ヽ ;';';';';';' i /: : : : :// , />'´ ヽ ヽ=t三/ }:::|;;;;;;ヽ::::::::::|三三ヽ!|
|////>'⌒ i / ;';';'' .::| / ::::://////////// ヽ|::. |, /: : : : ,イ// r/ / ̄ i`ヽ、_!___ノ ヽ//ヽt―-/::::::::-/ ̄\::ヽ三三三|
|/⌒´ | :::::. 八:::. ノ--Y /////////////.|::::::::ヽ、_ i ;/: : : : / // ////iー、!____,ノ!____i_,.ノ/////l/:::::::::::/ `ヽ、_三三|
ノハ ヽ ヽ::::::::::::`¨´ ヽ::::|::://///////////// | :| /: : : : /__/ /////|フ=<ニニ|__| ,/////||´ ̄ ̄
'´ ';:::::.ゝ-::::::::ノ ∠⌒::::::レ'/////////////////|-'´:| /: : : : / ヽ:::ー――-,_ヽ//ヽ `‐'´ `‐´ |////||
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ヽi ::::::レ' ´ |/////////////////// ∧:::: /: : : : :/ //////\;;;;;/::::::::::| ヽ///|
「いや、あのな?」
「厄介になるわよ」
「…話を聞けよッ!!!」
姐さんとの受け渡しを終え、日が沈むころ、突然帰ってきたトカゲ爺とおまけにメンヘラ二号は、俺の混乱を無視してそう言った。
…いや、な?
「…まあいい、何があったんだよ?」
「簡潔に言えば、だな。カレルレンに交渉しに行ったんじゃが、ものの見事に返り討ちにされてのう」
「その後、幽閉されてたところをアタシが助けたのよ。陰険眼鏡も負けたっぽいから、暇つぶしに潜入してたんだけどね」
「はあ…、まあ、何にせよ良かったんだが…」
『少し喜んでる?』
ンなわけねえだろ。…まあ、だけど戦力が増えたのはいいことだな。
「ふむ、ヤクシャ殿はいいとして、そこのレディも我々に協力するのか?」
「乗り掛かった舟よ。アタシのことはアタシで決める。指図される方が嫌よ」
「そうか、ならば歓迎しよう! いや何吾輩、美しい娘は丁重に扱わねばという紳士的精神に満ち溢れているがゆえに!」
「…キモッ」
打ちひしがれているライダーは放置しておく。
「で、今の話は」
「本当じゃわい。バーサーカーはあちらについた。…すまん、ワシの手が行き届かなんだわ」
「まあ、その代わりと言ったらアレだけど、何かアレな女病院に叩きこんどいたわ」
「…もしかして笑ってたか? その女」
「さあ? 顔を重点的に攻撃したからしらなーい」
トカゲがぷるぷると首を振る。…メンヘラどうし何か思うことでもあんのかね。まあ、冥福を祈っとこう。
「…はあ、どうすっかなあ。他に何か情報はねえのかよ?」
「情報、か」
直下、何か情報を持っているか。
123:持ってない
456:潜入路
789:戦力を減らす案
2:持ってない
【というわけで今回ここまで。次回は夜行動と、戦闘に干渉するかどうかから。おつかれさまでした。エンドも近い】
【そういや、脱落メンバーのデータ公開した方がいいですかね?】
【再開はもう少し後で】
【とりあえず遅くなりましたが再開】
「悪いけど脱出で精一杯よ。鼻の利く犬がいたから」
「まったく、しつこい猟犬じゃったわい」
…ああ、あの犬女か。
「そうか、まあ、仕方ねえ」
「ではマスター、新たな戦力も加わったが…、今回の戦闘、どうするのだね? まだ時間はあるぞ?」
「…分かってるよ」
とにもかくにも、どうやら俺達だけが蚊帳の外だ。
どう動くかは重要だし、どう動きたいかと言えば…。
23:15より↓2、この戦闘に対しどう行動するか
1:無視して傍観
2:陰から参加する
3:正面から城戸に掛け合う
4:自由安価
2:陰から参加する
「気に入らねえ」
「…ほう?」
「俺らだけ蚊帳の外かよ、なあ」
気に入らねえ。いや、関わらねえことが一番なんだろうとは思う。だけど、ここまで来ちまった。
覚悟なんてしてねえし、死ぬ気なんざさらさらねえが。
「このままただ見てるのは嫌だ」
今までみたいに。
俺の言葉に場の全員が頷いた。
「まあ、乗るって言ったのはアタシだしね。でもあたしは気紛れだから、覚悟しときなさいよ」
「呵々、善哉、その意気や良し、共に行こう、我が主よ」
「ふはは、吾輩の新たな英雄譚、此処に! というわけか! うむうむ、気に入った!」
うし、まだ時間はある。…それまでに何をやっておくか。
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価
最後の従者召喚
>>641 ブケパロス召喚
俺と月、ライダー、トカゲ、メンヘラ二号。現在の戦力はこんなところだ。
…糞兄貴は引きこもり姉貴の方についてるし、豚姉貴は純粋に戦闘力が無い。
「まあ、並の人間ならワシらで優に倒せるんじゃが」
「問題は吾輩だな。至極、まっこと残念なことに! 本来なら吾輩」
だな。ライダーのステータスは並のサーヴァントより少し劣るくらい。
スキルも運任せで決定打に欠ける。…とりあえずは。
「馬呼んどくか」
「そうだな」
よく考えたら魔力があっても生かせないんだな…、現状。
「我が冒険をここに語れ、来い、ブケパロス! 【ほら吹き男爵の冒険譚】!」
__,,/)_,イ,,ィァ_,
,ゞ=-'´ノ:$::::::≧ ,,、、 __,,...,,__ ,,::ィ:ァ
/ ,.):::::、j.、::ミ、 ヾr゙'"´ (!´:::/
/ ~` ゙'^''"´ ヾミ /・ '・ `゙゙´ \
/ ,ノ、 ヾト / ,..、 ヽ
i′ ,r ,r''" ヽ ヽ ,r/ `´ ヽ
ヽ._,ノ-‐'" ヽ ヽ / / ,r'⌒ヽ i!
゙i, ゙i、,.r‐イ,ノ '′ i! l
l! ヾ-‐'" 、 ~;`' i, l
,.、,.、,」 l :: l l ※イメージ
fv'ィ ゙' l! ヽ, l! リ
ヾシ-''´l ヽ ,/ ,ノ i′
i, , ゙i / ,/ ,. l
___ヽ、 〈i′ ノ- 、、 ,/ /,.ィ'"´ ,!
f´0  ̄ ̄~`゙゙゙`o、=‐-、二fニ" /゙r:、゙i! /
ヽ、..,,_____σσ,. =:'┴rニ′ jt:、ノ l ,/
i, ト、 ̄!´ `≡''" l Λ f′
ヽ 〈 i, ヽ i, l! 〉 l!
゙i lヽ. 〉 l ,! l! l ,,..,、
l ,/ l! リ l ,リ l! ,i' f´;;oヽ
j ,i' l i′ l i′j__l、 f8゚ヾ::::ノ
/、ゝ j ヽ / ,j! {::::::jo。 (0)
r'::::Y:l /^ヽ,i ,.ィ" l,.ノ ̄)`゚・=・”
`-‐''" (::::::j:」 `=-―(彡__ノ´
「さて、とりあえずこれで吾輩の宝具は使い切った。…あとは」
「令呪使えばいいんじゃないの?」
「それが一つ、そして【無辜の怪物】に懸けるのも一つ。おそらく令呪を使用すれば確率も上がるだろうが、大博打だ」
今んところ一画も令呪は使ってない。…これが上手く回ればいいが。
「考えていても仕方あるまい。そろそろ彼方も動くころだろう…。行くぞ」
「…そうだな」
できることからやるしかねえ。そうだな、そうするしかねえんだ。
『じゃあ、頑張ろうね。真』
「おう、気い張っていくか、めんどくせえけどよ」
…目指すはカレルレン邸、上手いこと掻き回せればいいけどな。
【夜行動を終了します】
直下、決戦初期状況
123:サーヴァント二騎
456:サーヴァント一騎
789:白派の洗礼
00:超特殊判定
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,.亥丁゙辷辷}ノ仆゙ヾ、`ヾ、::::::ト、:::::`:::::::::l
,ィ升∠ノヾゝ>≦=ーミ辷xーニ´ ム::::::::::::/
/ /)/>'´≠´ : : : : : :::::`ヾミヌヘ}z_rく
} r升//:;::::::/:.,.. ___、 、`:::::::::}::::.::\{ヾ夊辷ニフ
j 人//::'" /"´ `ヾ`ヽ、::l: :: :}ヽV }乂_そ
、_/ て ll{:::. .../゙ ,,. : ::::i::::::::ヾ{ `:i:く从ゝ_\
ト、_ノ/} ハi从:::::/゙ : : :::::::::::::/ : ::::ノ、:::::、弋: :ヽヾ}Yiハ~`
ヽ / ' / 〉i∧'j′. :'/ / {. .:/::´ ̄`:::`≒x;;::}iゞ∧ __
く/. ∨ )} ∧:. ::{:'.. ´´ :l:: {:::´/´: : : :: ::::::::: `ヾj ゝ-z≠''"´ヾ;
/Y i ゝ ´~~ヽ{: :l::: ヽ ':;;jヾ;;;;:::::::: :: -=-:::;;:::);:\ jバくヽ... ,,ベト,
て j/ '´ ヾx、 ハ: :ト;:::.. 、 __,ヾ辷zzzz=彡`: ::: :,,`ヽ;::\|ーヽ'´ ,,人}
´)l ( | ヾ\. ∧, ヾ;:::::.. ´: .._ `ヾ, ヾ_.=..´~::::``ヾx,ヽヽノ 、/ ,)}
__/'| ノ l ヾミx、`\:ヾ;;::::.. ニミ;;;;;;、;;;:.´ \::. : :ヽ;: : :`ヽヽ≦__,/ '|} ___ ,x=- .、__
/ }/ : \ ` `ヽ、ヾ;:.. ヽ,, `ヽ;::.. \:.. : :`::;;/´ `ヽ<_/ ソ′.... r-、ヽ
´~ヽイ}/ } : ヽ \`,,_ 、__`ヽ,,..、`ヾ;_::...`ヾ;;;:::/ ./ >-(´_... ヽ,...、ヽ/ )
ヾ j! j ヽ : :. /ヽミ`¨¨´:..  ̄: : :゙ヾx::::.. / / ,.イ'´ `ー 、"/} ̄`ー‐′
儿 j \:. / `ヾミ::::::::::::::::... `ー:/ /' ノ从、` :. \'ゝ、__
ヽ人 .: ヽ. // \`ヾヾゝ::::,,... | // / ⌒ヾミ`ゝ、 ( ̄ヽ、` ゝ,,._
´ヾ ヽ. ヽ. /// \.. `゙`ー::| |/ /、.' `ー、ゝ、ー_'ノ、 , `' 、_
', ヾ. ヾ_ /// /ー-,,,__,V l! ./ ゙`ー..、 r-、ヽ¨--≠ヽ( ::`i
', ヾ \___/// / , ノ`>z、 ゙! {, ,.-、j/`z-、ゝ'/´ ` ー‐ '
ヽ ヾ `== ' / /.,zzzz≠´ ̄ヾ ̄~``ー≧ゝ: `ー 、 `´
\ ヽ `′ ,,,, >'´xzz>'´ j `ヽ、 `ヽ __r- ノ
ヽ、 ` __ // /ZZ>'´/ , j `ヽ、 i ミ` 三≧z,、
直下
123:剣魔分断危機一髪
456:あ、やせいのホムンクルスがあらわれた!
789:バーサーカーが反抗
7:バーサーカーが反抗の狼煙
直下、成功以上でクラウディオの意志、失敗で純粋に暴走【性格】-1
8:クラウディオの反抗
【というわけで少しだけ早いのですが、本日ここまで】
【今後はバーサーカーの無謀な戦闘→剣魔の戦闘→その結果、自陣営の行動を決定といった流れですかね】
【おそらく自陣営は、①剣魔との共闘、②槍暗の片方を分離させ、そっちと戦闘、③サーヴァント以外の戦闘員潰し、のどれかになると思われます】
【明日はお休み、その間に脱落組のデータ出しとこうかと思いますが何か意見有ればどうぞ。お疲れさまでした】
【かなり遅れましたが再開】
【再開】
カレルレン邸、交錯していたのは、二つの視線。
両手に水を湛え、床を濡らすクラウディオ。その老いた瞳には澄んだ氷のごとく鋭い感情が。
「何の真似だ? クラウディオ・ストゥルルソン」
その視線を受け止め、ガディアはどこかつまらなさそうに問う。
足元には唸りを上げる雪風、背にはランサー。
「ここで戦おうと、君には勝ちの目が無い。僕はそう判断して君への強制を行わなかったわけだが」
ガディアの言葉にクラウディオは反応しない。
その手がわずかに震えるのを見て取ると、ガディアは銃口を突きつけた。
「もう一度言うぞ、君は負ける。バーサーカーは消滅し、君の願いは断たれる。君の、愛する人を取り戻そうという儚くも切実な夢は」
ガディアの言葉を、まるで蚊の鳴くような震えた声でクラウディオは遮る。
「…私は、…気づいた」
体は恐怖の為か、それとも本能的な怯えか、細かく振動している。
だが、その目だけは真っすぐにガディアを睨んでいた。言葉を続けていく。
「気づいてしまった。私が嫌悪したものに私はなりかけていたと」
「何を」
「私は魔術師を嫌悪した。自らの私利私欲が為に、自らの追及のために、他者を喰ろうと歯牙にもかけぬ連中だと」
「何をいまさら。当たり前だ、弱肉強食…とは少し違うが、人間である限り欲望は肥大する。そしてその欲望が人を喰う」
ガディアは淡々と言葉を返す。狩人であり、はぐれ者であるガディアにとってはそれが真実であり、事実。
「私はそれを嫌悪した、私はそれを認めたくなかった」
「何を」
だからこそ、目の前のクラウディオが放つ言葉も、彼にとっては風が吹く程度にしか感じない。
だが、それでもクラウディオはぶちまける。
「しかし、私はそれを否定しきれなかった。私は結局のところ魔術師に過ぎなかったのだろう」
己の弱さを、己の卑怯を、全てを巻き込む、あまりにも身勝手な方法で。
「だから、これは決別の戦いだ。哀れで、惨めで、無意味な、私の決裂の戦いだ。嫌だと言っても離しはしない、付き合ってもらおう」
震えを押さえつけ、ガディアを睨む。
「バーサーカー!」
クラウディオの声に答え、処刑人が姿を現す。雪風の唸りが大きくなる。
現れたバーサーカーに、クラウディオは静かに頭を下げた。
「…バーサーカー、君は誰よりも正義を愛した、命を尊んだ」
「…███」
「その力を、私はフイにする。でも、戦ってくれ、私の為に、私の膨らみきったエゴイズムの為に戦ってくれ、死んでくれ」
言葉が通じたかは分からない、思いが通じているかすら分からない。
しかし、バーサーカーは罪を裁く者、罪を洗い流す者。表情の見えないその顔をガディアへ向け、低く唸ると得物を躊躇うことなく構えた。
クラウディオは頷く。
「令呪において命じる。【命の限りに戦え! バーサーカー!】」
「███ーーーーーーーーーーッ!!!」
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'.: ´. /ニニ∧
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V ,': , 、 ∨ニニニニニニニ/ イ ノ. ( , '´
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\ゝ. V V :::::::::::::::::::::::::::::};;|::::::::::::::::> |i:| っ: . '';;;; ’´ V _ .;'` /
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こ_ '' ー _ ゝ:. . V |;;|:::::::::::-/;;;;:'´.:. ´ ,.: ''´ ´ ,’ `゙゙゙¨¨¨ ,_ .: ’´
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ハ .V;;;ヾ;;;;;;/ .{ ゙’
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令呪がその身勝手を助長する、今この時だけは、それすらももはや、正義と言えるのだろう。
「哀れ、実に哀れ。そしてアタシには到底理解できん! だが、その性根だけは買ってやる! 指示を出せ、ガディアッ!」
「…どいつもこいつも、仕方がない、切り替えよう。頼むぞ、ランサー」
直下、ガディア戦闘判定【令呪使用】+1
123:余ったホムンクルス&ランサー
456:アサシン&ランサー
789:令呪一画使用
8:令呪一画使用
「万全を期す。【力をくれてやる、ランサー】」
「おおうッ! 乗ってきたあッ!!!」
ランサーの目が煌々と輝き、ガディアが銃を構え、雪風が唸る。
戦況は加速していく。
直下、【着飾る地母王】使用判定【令呪使用】+1
1:王
23:獅子
456:斧
78:使用せず
9:棍棒
7:使用せず
【バーサーカー】
【筋】:3
【耐】:3
【敏】:3
【魔】:1
【幸運】:1
【令呪使用】判定に+3
【ランサー】
【筋】:2
【耐】:1
【敏】:1
【魔】:4
【幸運】:5
◆対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆神性:C
臍にある要石より獲得した神霊適正。
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
ランサーは大地信仰や女神信仰と結びつくオムパロスと同一視される。
【【神性】を持たないサーヴァントとの戦闘で結果にランク÷2分の+補正】
【令呪使用】判定に+3
【クラウディオ】
【体】:3
【知】:8
【心】:3
【質】:8
【運】:2
【魔術属性「水・水」】
二重属性が同一の属性で構成されている稀有な才能。
魔術属性が異なる場合よりも汎用性の面で劣るものの、水の操作や支配に特化することで強力な効果を発揮する。
クラウディオの家系に伝わる魔術特性「治癒」とも相性が良く、主に防御や回復の魔術として使用される。
【雨天時、あるいは水場の近くでのマスター戦で補正+2】
【マスター戦時の自身の不利を一度だけ取り消す】
【ガディア】
【体】:13
【心】:12
【知】:12
【質】:10
【運】:5
◆剣牙虎(けんきこ)
ガディアが幼獣の頃から育て上げた、相棒である巨大な猫(?)。名は「雪風」。
見た目も生物学的にも完全に白虎の魔獣だが、にゃあと鳴くから猫だとガディアは言い張っている。
鋭い眼光と強靭な牙と爪を持ち、巨大な体躯を音一つ立てず標的に近づき襲い掛かる、天性のアサシン。
ガディアとの共闘時は、彼を背に乗せ縦横無尽に街を駆け巡る虎騎兵…もとい、猫騎兵として人猫一体となり戦闘を行う。
見た目に反して非常に人懐っこい性格なので、カレルレン家の面々も最近は慣れ、ガディアにならい猫扱いしている。
【【筋】C【耐】E【敏】B【魔】E【運】D、【気配遮断】Cランク相当のユニットとして【白虎】ユニットを使用可能】
【対マスターには全ステータス7相当のユニットとして使用可能】
【ただし、戦闘、暗殺時にガディア・カレルレンが存在しない場合は、全ステータス、ランクがワンランクダウンする】
◆射撃術
銃器を扱う才能を示すスキル。
元々ハンターを生業にしていたガディアは、火器を戦闘での主武装にしている。
野獣だろうが魔獣だろうが、一般人だろうが魔術師だろうが、弾丸をブチ込めば死ぬだろうという物騒な思案によるもの。
機敏かつ靭やかな雪風に騎乗した状態でも、雪風と呼吸を合わせる事で神業的な腕前を発揮する。
と言うよりも、雪風に乗っていないと高い命中精度を維持できず、普段のガディアは弾が後ろに飛んで行くような射撃下手である。
正確な射撃は「雪風が」ガディアに合わせているからこその技であり、猫にまで気を使わせる驚異的なセンスの無さと言える。
更に言うなら、“銃器を扱う才能を示すスキル”である射撃術スキル所持者は実は雪風の方であったりする。出来る猫。
雪風と出会う前のハンター時代のガディアは、高い身体能力を活かし、主に銃剣を用いての近接戦闘で獲物を仕留めていた。
【戦闘時、【体】に+1補正】
【【白虎】ユニットとの共闘時は、【体】を除く全ステータスに+1補正、【体】には+2補正】
【1ターン目】 (連投可)
直下、バーサーカー判定
↓2、ランサー判定
↓3、クラウディオ判定
↓4、ガディア判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ランサー、1の位0選択、強制有利
【ランサー、有利獲得】
クラウディオ、【知】選択
8+3-12=-1
ガディア、【筋】選択
13+9-3=19
【ガディア、有利獲得】
【2ターン目】 (連投可)
直下、バーサーカー判定
↓2、ランサー判定
↓3、クラウディオ判定
↓4、ガディア判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー、【筋】選択
3+2-1=5
ランサー、【筋】選択
2+5-3+1=5
【均衡】
クラウディオ、一の位0選択、強制有利獲得
【クラウディオ、有利獲得】
【3ターン目】 (連投可)
直下、バーサーカー判定
↓2、ランサー判定
↓3、クラウディオ判定
↓4、ガディア判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー【魔】選択
1+2-4=-1
ランサー【運】選択
5+4+1=10
【ランサー、有利獲得】
クラウディオ、【知】選択
8+6-12=2
ガディア、【筋】選択
13+6-3=16
【ガディア、有利獲得】
【4ターン目】 (連投可)
直下、バーサーカー判定
↓2、ランサー判定
↓3、クラウディオ判定
↓4、ガディア判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
バーサーカー【魔】選択
1+1-4=-2
ランサー【魔】選択
4+6+1=11
【ランサーの勝利です!】
クラウディオ【質】選択
8+8=16
ガディア【知】選択
12+5-3=14
【クラウディオ、有利獲得】
直下、バーサーカー消滅判定、クリティカル以外で消滅
3:消滅
クラウディオ、【医療魔術】使用
【医療魔術】
魔術と科学を効果的に組み合わせた医療技術。
怪我の治療や呪いの除去が可能となる他、霊体であるサーヴァントに対しても効果を発揮する。
サーヴァントの負傷の回復を早める他、霊核が傷付いた場合でも一時的に延命させる事が可能。
【戦闘終了後、サーヴァントの負傷状態を健常に回復させる】
【戦闘に敗北し自サーヴァントの消滅が確定した時、1ターンだけ戦闘を続行させる事が可能】
【といっても、有利数で勝てないのは確定しているのでマスター戦の判定のみ行い、クラウディオが勝利した場合は剣魔の合流に大きな補正かけます】
【5ターン目】 (連投可)
直下、クラウディオ判定
↓2、ガディア判定
147:【体】
258:【知】
369:【質】
0:【運】
クラウディオ【質】選択
8+4=12
ガディア【質】選択
10+1=11
【クラウディオの勝利です!】
直下、勝利したので豪華特典
123:アサシンに感知されないまま剣魔との連戦開始
456:↑+ガディア重傷
789:↑2+雪風脱落
3:アサシンに感知されないまま剣魔連続戦闘に成功
【というわけで本日ここまで。いやあ、まさか勝つとは】
【こういう結果に終わったので、ライダー陣営としては、アサシンと戦闘する方向になりますかね】
【ついでに、バーサーカーの宝具は、バーサーカーが勝利することで発動する宝具だったので今回はお預けでした】
【次回、描写と剣魔合流、貴方の判断くらいまで。もしかして今月中には終わるかな? おつかれさまでした】
【申し訳ない、本日お休み。明日も危ないかも】
【脱落メンバーデータ公開】
≪クラス≫:アーチャー
【真名】:栗林 忠道
【属性】:秩序・中庸
【筋】:D
【耐】:C
【敏】:C
【魔】:E
【幸運】:E
【宝具】:C
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:i:i:i:i:i:i:>-‐== .! :}:i:i:i:,'7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
:i:i< ´ :/ O :O O:,’:i:i/.7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
:i:i〈 ヘ :< ` 、 O O !:i:i/ 7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
i:i:i:i〕 :ヘ: 7.¨o、 ._` ニ冖ー i > ゝ、 .7:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i_:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
:i:i:i:i,,.。< ´ :7i:i:i:iィ 〇 ̄.} ¨´ イ -、.:i:i:i:i:>‐- < 〉:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
:i:iヘ .ャ≦´:i:i:i/ ヘ_ ノ | :>、´.、ー、-,/´:i:i) ヽ__:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
i:i:i:ifヘ :i/^¨Y 人,,.ャ≦ 三 Y Y } }:i:i:i/ > ´ ゝ、):i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
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iヘ :Yノ イ} 」 ,,.ャ≦彡三三.f `.ノ } ノ ゝ´ ∧:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
:i:ヘ :( .<´ ^⌒斤ミ三 彡三三三| .Y !ノ f--、:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
i:i:iヘ :}≧、`ニ‐- ..._ミ 三三三三彡 .! { 〈ヽ. ヽ >:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
i:i:i:iヘ ! r ´≧‐-ュ、_ ⌒>-、r 、 〉 } ヘ ) ゝ,´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
:i:i:i:i:f-.| :`! :i:ヘ ヘ > 、ノヽ `⌒.ノ ノ 〈ノ Y:i:i:i:i:i:. ャ<
:i:i:i:i/ :人 |>-ヘ >r 、< 彡,r 、ュ´ .>´ > < __ ! ャ<´> ´
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:i:i:i\ :/ 心 `ー― ´ノ>'´ ,.. 、 { ノ彡三彡<´ 、.( 〉 .〉 ,ャ<´ >
:i:i:i:i:i:⌒≧=- __ ム.__O__ノ >''´ .) 〉'彡<´| ,,.。 ノ/_{ (j´ > ´:i:i:i:i:i:i:
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【特徴】:英霊・軍人
【クラススキル】
◆対魔力:E
魔術に対する守り。
無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆単独行動:B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【一シナリオ中ランク分魔力消費無しで宝具、スキルを使用可能】
【マスターを失った場合、ランク数と同ターン消滅しない】
【保有スキル】
◆陣地作成:A-
軍人として、自らに有利な陣地を作り上げる。
このランクであれば、島一つを丸ごと要塞に造り変えることも不可能ではないが、魔術師の工房とは本質的に異なるため、魔力の上昇は望めない。
【要塞を作成可能】
【要塞はニ日経過ごとに【筋】【敏】による攻撃に+2補正】
◆カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させ る。
カリスマは稀有な才能で、一軍の将としては破格のランクと言える。
【複数戦闘時に発動、本来二分の一になる+補正をランク数の分だけそのまま加えることが可能】
◆軍略:B+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具の行使や逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
特にアーチャーは篭城・消耗・奇襲戦を得意とする。
【同ランクまでの対軍以上の宝具に対して、効果を減退させる】
【『死シテ護國ノ鬼トナレ』発動中は敵陣営のカリスマ、軍略等の連携スキルを無効にする】
【宝具】
◆『死シテ護國ノ鬼トナレ』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:21,000人
全長18kmの坑道及び地下陣地と大日本帝国軍小笠原兵団を展開する。
無論、現代の一卒兵に過ぎない彼らは旧き神代の英雄たちに遠く及ばないものの、数と戦術そして鋼の遺志により、持久戦においては無類の強さを誇る。
結果、アーチャーとの戦闘は如何な英雄であれど、徹底的なまでの消耗戦を強要される。
【敵の【筋】・【耐】・【敏】のステータスを-1】
【一部のスキルや対軍系宝具の効果を一つ封印。更に魔力消費を増加させる】
◆『我ハ敵十人ヲ倒サザレバ死ストモ死セズ』
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ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
硫黄島の将兵に下した、一人十殺の命令に由来。
彼我の戦力差を最大10倍まで埋めることが可能であるが、効果が終了した場合、この宝具は消滅してしまう。
【アーチャーの【筋】・【耐】・【敏】の戦闘結果に+3補正】
【Aランク相当の勇猛と戦闘続行を得る】
【戦闘終了後にこの宝具は消滅する】
【来歴】
栗林中将。第二次世界大戦(大東亜戦争、太平洋戦争)に活躍した大日本帝国陸軍の将校。
小笠原兵団長として硫黄島守備隊を総指揮。硫黄島の戦いにおいて守備隊指揮官として戦死した。
アメリカ・カナダに駐在武官として駐在していた経験から、対米開戦には当初から批判的であった。
1944年米軍迎撃の為、硫黄島に赴任するも当初より米軍の撃退は不可能と判断。
敵軍の足止め及び消耗を目的とした、堅牢な地下陣地による長期間の持久戦・遊撃戦(ゲリラ)を計画・着手する。
最終的に全長18kmにわたる坑道および地下陣地を建設。そこで、2万1千人の将兵と共に米軍を迎え撃った。
更に将兵に対しては万歳突撃・自決を強く戒め、あくまで陣地防御やゲリ ラ戦をもっての長期抵抗を徹底させた。
結果、局地戦においては敗北したものの日本軍の3倍以上の兵力および絶対的な制海権・制空権を持ち、
予備兵力・物量・補給線・装備全てにおいて圧倒的に優勢であったアメリカ軍の攻撃に対し、
最後まで将兵の士気を低下させずに、アメリカ軍の予想(5日)を上回る1ヶ月半も防衛することに成功しており、
太平洋戦争における優秀な帝軍指揮官として、真っ先に「栗林将軍」の名が挙がる程米国では栗林の知名度は高い。
2000年代においては映画『硫黄島からの手紙』にて、日本においても一躍その名が知られるようになった。
【聖杯への願い】
マスターの願いを叶える。
但し、帝国軍人とし て日本国へ大打撃を与えるような事象は見逃せない。
【性格】
几帳面で情愛深い人柄。幼い子供に絵葉書を送ったり、堅苦しい言い回しは避けるなど、
軍人であると同時に良き家庭人でもある。
一方で合理主義者としても知られ、効果が見込めない水際作戦や万歳突撃などは一切許可せず、
配下の兵士には一分でも長く生き延び、一人でも多くの敵兵を殺害せよ、と命令を下している。
事実、栗林の戦術と方針は実際の戦闘に強く反映され、アメリカ軍攻略部隊の損害実数が日本軍を上回っている。
【AAもしくは容姿】
――- . .||
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//ソゝ ◯ __ニ__ ◯ ._ノソ.∧ || i
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ノ‐ ヘ`-彡ハ___ハ `ー´)二` 、. | |}ニ{
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_斗-=_ .=-{ニ‐、 .ノ ハl |__厂} l / .l"-‐ 1⌒冖| |/`: :>ー- _
..-‐´: : : / rヽ/: :/ `〉ム- _/ .ソ (/⌒j_/: : : ://./: : : : : :/´.`Y: :\___
/: : : : : : : { { |: :{ .f .( rイ 丿 ./丿‐-.//〈:: : : : : :弋___/: : : : : 、 : ,>
/: : : : : : : : : ∧∧/ー弋 ゝ、_ ∨∧_,,,...斗´ ノ`: : : : : .l .}: : : : : : : : : : : : : : : >´、
/: : : : : : : : : : : ./ | |: : : : : ヽ、 .ノ/: :二 ∧ヘ__ ..-‐´ 「二」: : : l ノ: : : : : : : : : : : : : : : : : ∧
│: : : : : : : : : : : : :| | ソ.__: : : : : ヽヽ_ :/: : : : : : : .,,.: : :_: ヘ‘, ∨: : : : : : : : : : : : : : : : r‐.、、
. /\__...--、.: : : : :.l !イヽ-.. \: : : : `: :|: : : : : : : / _....---'゛ .| .|`Y ‐- = __: : : : : : : : : : :| ( )
/: : : : : : : : : :.>‐ニ´ .{l,,..__\J: : : : : :」: : : : : : !__-'´....----: :| .| |/二彡 .冫: : : : : : : : : `‐´.∧
./: : : : : : : : : /キ二二二.! ` ‐-.\: : : : : :「: : : : : : : : _/ ,..---': :| .| /二二ノ \: : : : : : : : : : : : ∧
': : : : : ,.イ ̄ キキ二ミミ.ニ| -ー 、゙ー‐: : : : |: : : : : : : 丨_..‐ ,......--- .j 〈二二ニン.| \: : : : : : : : : : :∧
. {: : : :/´.ハ / ././二二ミ |.: :` ー.\: ::::__|____: : : ゙/ ...--‐'': :ノィマ 二 彡ニ.| | | \.: : : : : : : : : ∧
{: : ::/ 〈 弋 ././ミミ.二二‘,: : : :`ー'' ./,―――‐∧: :l,,./´: : : /.イ二彡ニ彡'ニ | | ‐- 、 \: :__...-‐- .、」
|.丿 .八弋.ノ./.ト二 三 / ̄∨: : : : //: : : : : : : : : : .∧__/i: :/: /ノ二.ンン 二ソ | | | .}
´ ノ`二_ゞ二二二 |ィ=‐.∨: : : :|: : : : : : : : : : : : : ヽ l: :/ /^: .‐- .二二ハ.| | `冖-、}
/ソ/: : `ヽ 二二 | |: : : ::‘,r-―- 、,: : : : : :`ー::工Y´: : : : : : : :`: :‐-.二| | ‐- 、.}
【行動方針】
マスター優先。但し魂食い等はNG。
『死シテ護國ノ鬼トナレ』は陣地作成により効果がアップする。
対軍特化。本体の戦闘能力はそれほどでもないものの、敵に徹底的な消耗戦を仕掛けることで魔力切れまでに追い込む。
アーチャーという特性上、高ランクの単独行動スキルを持っていることから、長期に渡り持久戦を行うことを可能としている。
宝具『我ハ敵十人ヲ倒サザレバ死ストモ死セズ』は切り札。ここぞというときでしか発動しない。
【名前】ラプーペ=ゾラ
【性別】男性
【令呪】死死死
【属性】混沌・善
【所属】ゾラ家
【体】2:貧弱
【知】8:優秀な頭脳
【心】7:メンタル強め
【質】9:大魔術師級
【魅】3:陰険腹黒
【運】5:普通
__
<: : : : : : : :.>、
/: : : : : : : : : : : : : :.\
/: : : : : : : : γ: : :./ : : : :ヽ
/: : : : : : !: : : !: / / /: ;イ: :∧
/ : :/: :γ;|: : : |/:ノメ//: イ: :|
./ : :/ : : { Ψ: : :| {叉ヽメノノリノ
/ : :/: : : ∧_!: : : ! `ー `(a(゙\
/ : :/: : : :/:/ |: : : | 、 ゝ rヽ ヽ_
./ : :/: : : ://ヽ.|: : : | 丶 イ .|_」ノ ヽ
/ : :/: : : :/∧ミ.|: : : |ゝ _ / !⊂_, - '  ̄ヘ
/ : :/: : : :// 圭ヨ|: : : |′|: : :| `厂 ̄\!
./ : :/; <ミ、> 、E|: : : |へ|: : :| し' ヽ
./: :/圭\ヽ ヽ ヽ |: : : |Ⅱ|: : :| ヽ i
/ :/圭圭圭ヘ.ヽ ヽ |: : :リヽ |: : :ト. | .|
_ノ :/圭圭圭圭ム ヽヽ リ: : |三 リ: :.| .ヽ、 | .|
 ̄ //`ヽ、圭圭》λ|| ||从レ厂 .レリ || ||ヽ.| |
|' ,、 ヽ.圭 / | || || .//O リ| || || ||| .|
./|/ \ \/ | || |レ / ∨ || | |
ノイ| \ / ! !! レ/.|O O∨|| | |
} У .| ||// ゞ ___. ∨ | /
/| A | /  ̄ ̄ ̄ヾ、∨ /
.//} {.∧ レ ○ O))O代_乂
//ヨ 厶 〉 // }
| |ヨ| ´ \|============f´⌒≫ョ
| |圭! .|============乂ゝ≫ヨ
| |圭> 、 了 ∧∨ 入
【特徴・能力など】
◆生死の無理解
生来抱いている重大な欠落。
生と死について膨大な知識を持ちながら理解する事は出来ず、理解する為の研究に命を費やす。
研究の為に平気で躊躇なしに数多の命を犠牲に捧げる。死に対する恐怖もない。
【危険な行動に対する判定に補正】
【非人道的な行為に対する判定に補正】
◆名医
患者の状態を知識・経験のデータと照らし合わせ的確な診断を下し、
感情や自身の状態により全く左右されない精密で同一の正確な治療的処置を施す。
その神業的手腕は絶大な信頼を集めているが、担当する患者からの評判は悪い。
【【軽傷】【重傷】状態を、一回の【休息】で回復可能】
【【死亡】判定を受けたマスターを低確率で蘇生可能】
◆錬金術
ゾラ家の研究する錬金術。彼の研究テーマは「生命」。
ホムンクルス製造において偉大な功績を残しており、その分野で彼の右に出る者はいない。
【ホムンクルスユニットを作成可能】
【来歴】
ゾラ家一族の営む医療機関の名を高めている外科医。
そしてホムンクルス製造において、ゾラ家の錬金術のレベルを数段階上に引き上げる偉大な功績を残した魔術師。
「生と死を理解出来ない」という重大な欠落を抱えており、「命」を理解する為に知識・経験を集め、「生命体」を作る研究に没頭している。
「完全」に近づく事を目標とするゾラ家に生まれたラプーペにとってその「欠落」は大きなコンプレックスだった。
彼自身においては医学に携わるのも錬金術を研究するのも生死を理解する為の一手段に過ぎない。
【性格】
冷徹冷静で研究の為に命を犠牲にする事を厭わぬ魔術師らしい魔術師。
研究者気質だが、メスを手にすると決して手を抜かぬ職人気質に切り替わる。
権力や名誉、人間関係などにはまるで興味を示さない。
生と死を理解出来ず、生命に対して無感動で、物質のように「壊れる」「壊れない」でしか認識出来ない。
それは動じない精神の恩恵を与えるが、同時に重大な欠落として彼のコンプレックスとなっている。
【(個人的な)聖杯への願い】
聖杯戦争で死を観察する。
また、生と死に対する理解を我に齎すこと。
【AA】
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({ // /.// / //|| ∨ .|
`ー |/./// ./ //E!! |
| .// / //圭|| |
レ' ./ //圭E!! |
【名前】 マツミ・カレルレン
【性別】 女
【令呪】強強強
【属性】秩序・中立
【所属】カレルレン
【体】 3:平均より劣る
【知】 8:生物学者並み
【心】 8:サバンナメンタル
【質】 8:優れた魔術師
【魅】 3:口を開くな
【運】 5:人並み
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` `ー――- __ , イ/::/::::/:,. 、::l:::::l伝丁` ム '乏灯ハn /.ハ
`二ニ=‐-::::::::::::::::::::/:/:: {⌒゚l :::代ツ ゞ' ハ::〈イ ヾ {
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.\` `>==イ`ー┴' ̄`´ ̄`ー….  ̄ - _ \ | ヽlλ|/Yヽ_レ、 人/イ::ハ ` 、 }
.r- ` /ミ ` ー _ - _ \ .| ヾ「 ̄`r{:.:.:.:.{ { 彡イ::::::ヽ_ ヘ __ノ
. `  ̄└- _ ― ` / 入:.:.:水\__ト |  ̄ ヽ:::::ヾ、  ̄ ̄ ̄ ̄¨¨ ̄
アァ―ァ‐‐ァ‐-‐ァ…'ー―‐-- ____/ ー、:.`:./ λ:.:/ :. }::::::|ヽ.
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`ー=ニ二二__::::::::::::イ:::::::::::::::/_r‐く ` o 丿 ノイ:::ノ
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` ー―一「 ̄ ̄:.:/ くヽ ー一o /
マ:.:.:.:.:./ \\ o r´
}:.:.:.:ハ ー` -―一 ´ r'ーf
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ヽ:.:.:.:.:.:.:/\__ ` 大o /:.:.:.:`ヽ
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` ̄` <_入  ̄ ̄_ハ|////////|
`マ ̄ ̄///ハ.////////|
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【特徴・能力など】
◆動物使役・D-32396号君
彼女が作り出した最新の研究結果の一つ
いろいろゴテゴテに混ぜ、龍を目指すための研究の最新結果。蛇を根幹に置いての雑竜種であり魔獣。
/∠、 ,,,ィェェニ三/ / ゝヽ、
l/,>-<l`ヽ|ゝニ三= ゙||" 、 / | `ヽl|llヽ
ヽイ/ } ィ/ゝ}||〈 、、l\, ',', 从 |.| \\マム、 。
//ニ从ニ=、/_,,/l ,,>=ニ三从 ゙、゙、从,,,,,,,| | ヽゝ〉ヽ
l/ .,/ 'l|| // ゙、゙、从 | .|`ヽ ||、ヽllヾ
,}|/ l| }|_ノ|l ヽ廴}{ ゙、 ゙、从| ゙、 ゙、ェゝェノ ゙l,
||{ ,ィ=ニl|| ヾ、ヾゝ ゝl|l゙゙゙ヽヽノゝ|\||ヽ〉 ゙、 ゙l,
.冫|| ∥ 廴 |;;>、二ニ=\\ /ヽ:::::::::::l、 l |
.ヽム〃 ,ィl||l |;;;;;;;;;;| ゙゙゙ヽll、:::::::Θ゙==゙l、 ゙| .|
マ ヽ /" 人 .|;;;;;;;; | ゝ|、_/\::::::::::゙|l ||、 人 人 |l
\ lゞ 从爪 \|;;;;;;;;;;| ゝ二ニ=- l|;;;;;;;;;llゝィ‐-|l ||ゝイヽ|ヽ|l,/||
\〃洲洲ニ=ェェニニ三三Eゝ ト、;;;;;|| ヽヽイ l| ゙l ゙洲
。゚ ,,/三"" `ヽ `ヽヽニ=、 ‐ゝ三、 ゙||,,,||ゝ / |
}l/ ゛|、 }l| ゙、|l、゙ミ==ェェイ从/ ィィ /
/ 人 人ヽ ヽll|>三ゝ ゙、|l、 \゙、 //_, イ /
/ 从从人゚。゙、\\};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ=、洲〉 >三/ /l" /|
ゝニ/ ヽ廴洲洲ゝ从人,,,,,,,,,,,,,,,,,洲爻||E 〉彡" //./
洲{ 〉トニ\从゙、 >/ `ミ //
}三゙、 ゙|||、 /〃" , イマ
゚ ゙||、 ヽ〉=、、 マ< //
゛|ム、l、  ̄゛ 〉> _,,ェェイ/
マニヽ_ __ィイ三三三ニ=-‐彡"
 ̄゛゛=ェェェ二二三イ
【戦闘ユニットとして、全ステータスD相当の【魔獣】ユニットを召喚可能】
【マスター戦においては、全ステータス7程度のユニットとして扱う】
◆弱肉強食系女子
弱いものが強いものに淘汰されること事こそ、この世の法則と考え、その法則にのっとって動く彼女の行動原理。
つまりは長いものには巻かれやすく、弱者にはとことん冷たくなれる。
彼女に負けるなんて選択肢は存在しない。負けたら死ぬのだから。
【対人関係に何らかの補正】
◆威圧の笑顔
常に笑顔を浮かべている。
…だが、笑顔とは本来獣が浮かべる威嚇の表情。ゆえに、彼女は出会うもの全てに威嚇を行っている。
彼女の顔は確かに笑顔だが、威圧しか感じない。
【初対面時に判定、成功した場合、このユニット存在時のみ【知】をワンランク減少させる】
【来歴】
カレルレン極紅派の一人。
動物の加護ではなく、加護を与えているのは人間と思っているため、人間を至上においている人間至上主義者。
しかし、現実問題、人間よりはるかに優れてる生物が存在するため、それらの生物を管理下に置くことにより、人間の絶対性をほかの生物に誇示することが最終の目的。
虎の威を借りる狐でいい、支配さえできれば。
人がほかの生物の下にならないためにも、いつか虐殺される側に回らないために。
よって自分の手によって作られた最強の生物を支配に置くことで目的を達成しようとしている。
【性格】
動物ともに戦場を駆ける白派の行動理念が理解できない
人間の安全性を考えるなら獣のみを操って相手を倒したほうがリスクが少ないから。
(例えるとなんで銃もって一緒に突撃してるの?ロボット操って殺したほうがいいじゃん)
それに支配しているのは人間であって、加護されているのは動物の方。
いくら人間より優れてようと支配されているのだから動物を人間の横に並べるのはおかしい。
弱肉強食の理念を抱えてるだけに全方位に敵を作りやすいが、積極的には攻撃したりしない。攻撃して来たら迎撃するが。
一応、人と歩調を合わせることはできる。
行動だけで思考は合わせられないが。
【(個人的な)聖杯への願い】
龍よ、私に跪け
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ヽ、;:;:;:ノ.}'// ./////////////////ハ:.. , :. !. \ }'/////////ハV///ハ. V} ; ! `
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`"'ゝー-ゝ ヾ、 ``ー `./ ' ' .// '゙ '"´ / ノ ソ
【名前】 終原 眸
【性別】 女性
【令呪】 写写写
【属性】 秩序・悪
【所属】 終原家
【体】 3:得意ではない
【知】 6:少しだけ頭いい
【心】 4:少しだけメンタル弱め
【質】 6:少しだけ優れている
【魅】 5:人並み
【運】 2:ツイてない
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【特徴・能力など】
◆同化呪詛「モニタリング写真術」
彼女の操る特殊な呪詛、同化による等倍返し呪いの応用独自発展形。
彼女の撮った写真や映像、書いた絵などは現実と同化し、その視点が変わらず中身の絵や人物が実際と同じように動く術。
なお絵などで使用する場合は一定以上の絵の能力が必要。
この呪詛の真髄は写真を経由して絵の向こうに物を送り込める所にある。極端な話家の前で写真を撮り
持ち帰った写真に銃を向け出てきたところに弾丸を撃ち込むだけで完全奇襲が可能となる。
ちなみに最新機器との相性も良く、デジカメやスマートフォンなどにも適応可能。
【写真を撮ったり絵を描くことでその写真の視点の中が現実と同じになり索敵できる】
【物を視点のほうに向かって打ち込むことで奇襲可能、打ち込める大きさは写真等の大きさに比例する】
【撮影は彼女が行わないと使用できない(現像は他人の手が入っても問題ない)、また能力視聴中以外は普通の写真となる】
◆同化呪詛「自他同化」
自身と対象者を同化させ感覚と状態を共有させる呪い。
主に自身と相手を繋ぎ攻撃させず牽制するといった使い方をするが、応用として自らの感覚を封じた上で一方的に呪いを起動
自分が相手側の感覚を察知し偵察等を行うといった使い方ができる。
またもともと負っていた傷は健常者とつながった場合、平均値になるという特性を利用して
治療を受けるまで死亡に至らせず生きながらえさせる応急処置としての使い方もできる応用力の高い魔術。
いろいろ出来る反面盤上をひっくり返すほどの強力な力を持たない器用貧乏魔術。
【魔力一回分を使用することで、他者と【呪い】でつながることが可能】
【呪いで繋いだ場合、起動中に自身か相手がダメージを負ったり、魔力を消費した場合、もう一方も消耗する】
【呪いは繋いだままON、OFFが可能(戦闘中に細かく切り替えられるほど素早くは無理)】
【呪いをONにした場合、状態に差があれば両者の平均値になる】
◆同化呪詛「一体化」
自身と他人を一つの体にしてしまう同化魔術の発展形。他人の体に潜り込む事が出来る。
何処まで共有するかを細かく設定できる事が大きな特徴で、意識を二つにするのか一つにするのか、傷や消耗を共有するのかしないのか、自在に設定できる。
ただし乗っ取りといったような事はできない。
他者に隠れていたいという臆病さの発露なためか内部からの攻撃なども行う事が出来ない。
【【呪い】で繋がった他人の中に引きこもれる】
【来歴】
終原家が持つ健全な精神を持って生きた結果、歪んでしまった女性。
家の多くの人間が持つ正しさや価値観、倫理を正しく見聞きし成長しかけの彼女は、その正しさと
家が半暴力団というバックボーンのせいか幼小中高とずっと虐められる生活をしていた。
正しい倫理を持ち、街を愛する心を持っていた彼女は解決に魔術や枠外の力を用いる事を良しとせず結果としてこの家の人間としては珍しく強い陰気を持つ人間へと育った。
しかしその陰気自体は報復魔術との相性をいっそう強める結果となり、魔術師としての視点で見るならば良い成長だったのかもしれない。
そのため街を愛する心も持つが街の人間を嫌う心を持ち、町の人間を護る気持ちもあるが
報復したいという気持ちもあるいくつもの矛盾を抱えたまま家族の一員といて街を護っている。
本来家の扱う魔術は報復であり、受けた某を相手に返すといった形になるが彼女はそれをさらに短縮し
同化という形で扱う。対象を対象を同調させることで瞬時に報復を完遂するという単純化した報復呪詛の応用だったのだが、
いろいろな物に更なる応用が利き、まったく独自の運用方法に発展している。
【性格】
どちらかといえば善良で心優しい悪い人間じゃあないものの根暗で陰湿、臆病でビビり。恨みは忘れないタイプの人。
ルールの範囲内で狡くズルい。逆に言うならばルールは自体は非常に守るタイプ。社会一般的に見るなら模範的
一般人。
人とコミュニケーションをとるタイプのコミュ障で、問題なく会話できるものの人の期待する事や
暗に言う事を理解する事が苦手で、真っ正直な会話しかできない。
【(個人的な)聖杯への願い】
虐めた対象への報復を願っているもののそれが倫理的に正しいとは思っていないため迷っている。
またその願いも魔術を悪用すれば自力で叶える事のできる願いなためその辺も迷っている。
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ヽ'/ ! l /:::l / l-―' ./ .l///////ハ
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【備考】
要するに出来る魔術は同化魔術だけでスキル覧にあるのもそれの使い方3通り。
それぞれ一方的な攻撃や監視、同化による報復、他人の中への引きこもりと大体陰気。
【名前】城戸槙名
【性別】女
【令呪】人人人
【属性】秩序・善
【所属】城戸家
【体】0:ロボット
【知】2:一般常識の欠如
【心】9:鋼メンタル
【質】2:自動人形
【魅】7:美人
【運】5:人並みにツイている
, 、
/ ヽ
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. , . . . :゚: : : : : : : : : : : : `. . |◎/
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l: : : : : : :.|/! \: : : : : :l:/ __Vヽ: : : : : :.、 lヽ: :\
|: : : : : : :'|ヽj__ \|\/'ィfテミ、V : : : : : トj V: : \
|:,: : : : :、: l /ィfテヽ 乂ziソ l:.ト,: : : / V: : : :ヽ
l'ヽ: : : : ヽ!l!弋ziソ |//|:.:./ V: : : :.:ヽ
ヽ: : \ヽ ' ,')!./ V : : : : ヽ
. \:| |ヽゝ , -‐┐ ,'_ノ’ V: : : : : `ー‐.、
\_.>. ヽ ノ /'´ `ー──┐: :|
今。  ̄ イ | : /__
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>{! /-'-j!. 〉ー - _ ´
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/ {米} | ',
. / j! {//} | ',
. /. ‘, , {//} ', | '
/ ‘,. l _____ {//} ┌──ュj! ヽ
/ ヽ! | | {//}. └t─‐ ' ! \
. / |.  ̄ ̄ ̄!O {//} O j | \
〈 ,l! !. Vi∧ l !ヽ X’
/\ / ! ! Vil∧ ! | ヽ / ヽ
. /__ 7ー-- ' ‘, l Vi!∧ l | ヽ/\ r‐‐.ヽ
. /´ ! / ', l V/∧ ! .! ヽ__ !ヽ
/! l/ ‘, lO V/∧. l ! ヽ¨´ ヽ
【特徴・能力など】
◆自動人形(オートマタ)
人間の手によらず内部駆動装置により自立して動くことのできる機械仕掛けの人形の総称。
瞳は宝石。血は水銀。心は円筒(シリンダー)。その瞳と同じ宝石の指輪と共に作られる。
この指輪は自動人形の主人である証明であり、絶対の命令権として機能する。
が、彼女は指輪を失い、主人を得る事ができない状態にある。
――人形は顔がいのち。と、お父様が言っていました。だから、私の命はきっと顔にあるんです。
【負傷判定を行わない】
◆基礎魔術(偽)
物体の強化、自己の防御、探索、人払いなど基礎的な技術を高い水準まで修めている。
というのは大嘘。 各種センサー、監視システムのハッキング、スタンガンによるもの。
このスキルにより、「基礎魔術」と同等の効果を発揮できるが、彼女の場合は電力を消費する。
――高度に発達した科学は魔術と見分けがつかない。そうなってくれると嬉しいなって。
【電力ゲージを消費して基礎的な魔術全般が使用可能】
◆ガルバニズム
生体電流と魔力の自在な転換、および蓄積。
魔光、魔風、魔弾など実体のない攻撃を瞬時に電気へ変換し、周囲に放電することで無効化する。
また、蓄電の量に応じて肉体が強化され、ダメージ修復も迅速に行われるようになる。
このスキルにより、電力を魔力として扱う事ができるが、電力の無い場所では当然ながら使えない。
――コンセントにプラグ直結。延長ケーブルで魔力問題は解決です!(バチン)あっ、ブレーカーが・・・。
【【質】の代わりに電力ゲージを使用可能】
【電力ゲージ:最大値は3。充電を使用することで溜めることが可能だが、一日に一つ強制的に消費する】
【電力ゲージの充填量により、ステータスの向上、負傷状態の回復が早まる】
【魔力による攻撃を無効化し、電力ゲージに変換可能】
【来歴】
城戸槙名(しろと・まきな) 16歳の女子高生。
学園理事である城戸沖名の一人娘。として生活している活発な少女。
少女の魂を円筒(シリンダー)に定着させた城戸沖名の師匠が作り上げた最高傑作の一つ。
第三魔法「天の杯」に見えるが、その意味では失敗作で彼女の魂は少しずつ劣化している。
とはいえ、自動人形の身体という違和感は通常の人間には耐えられず数日で精神が破綻する。
そうして主人に言われた通りの事をこなす。文字通り「人形のようになってしまう」のだ。
が、彼女は本人のポテンシャルによるものか、人間らしさを失わず、破綻をきたさなかった。
数年の後、師匠は彼女の人間性を失わせない為にどうするべきかを考えていた。
そして考え抜いた末に城戸沖名と接触。技術を継承させる事と引き換えに彼女を託した。
いずれ来る聖杯戦争。その戦いで彼女に自らの願いを叶えさせる事ができれば…。
師匠は自身の死を看取る沖名と槙名の前で、槙名の指輪を破壊している。
「お前に指輪は必要ない。」「お前は人ではないが、きっと誰よりも人らしい。私の光だ。」
お爺様=師匠。 お父様=城戸沖名。 家族=自動人形たち。 友達=人間全般。
【性格】
「私の願いは私たちが皆さんとお友達になることです!」
明るく素直。加えて極度のお人好しであり、他人に対する警戒心・懐疑心が全くない。
簡単に騙されるし、おかしいな?と思ってもよっぽどでないと、まあいいか。と許してしまう。
日々、誰かにちょっとした親切を焼くことが生き甲斐。話した事のある相手は勝手に友達認定する。
助けられた誰かが困ってる誰かの助けになる。そんな輪が広がれば、世界はきっと平和になる。
そんな理想論を恥ずかしくもなくぶちまける位に夢想家、理想を実現すれば結果は後からついてくるんです。
祖父(師匠)や父(沖名)に対して、理解できない部分や理不尽な所は多々あるのだけれども。
凄い人たち。と尊敬したり、仕方ない人だなあ。と呆れたり、とひどく好意的な意味でも甘ちゃんすぎる。
精神強度がハンパないので、凹んでもすぐに立ち直って向き合える。ただ、問題を解決できる頭はない。
大体そういう時は家族や知り合いに相談して、うーんうーん唸りながら実行に移すこととなる。
【(個人的な)聖杯への願い】
自動人形が人間の友達として平和に暮らせるようになること。
【容姿(AA)】
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1:! : : : : : : : :ヽ : i, /ミ:, `ヾk、::.、:.:j リ `^,,,,,,, l' レ゙ l/ 1 `^ヾ、
i;:.、:: : : : : : : :ヘV:.、 ,。=天` `^'’ } : ! / ヽ
V:.、:: :: : : : : : :ヽヾ/C:jシ'^ 、 ,:} : | / ヽ
ヽ:V、:: 、:. :. :. :. :.:\ ,,,,,, // :| ./ ヽ
ヾrヘ::`ヾ、:: :. :. : :`:x.、_ ,_ .ノ ./:'゜ .: j. / _,. へ
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/ .>'⌒'' ー-、,_=::、 ヽ `ミX-.、..,.'^ / ノ `^''ー-=、j_ _,.。_-==く
ノr'^x----- 、..,,__ヽヾ:、 :、 ,>''´ '、 / `^' ー-<r..,^_ \
.//´  ̄`^' ー-=< ...,,,__,___ノ__!  ̄ヽ \
/ 〈 /  ̄1'ー-、,_ 、 '、
./ \ '、 j `丶、 〉 }
【名前】城戸錬太郎
【性別】男性
【令呪】片片片
【属性】秩序・中庸
【所属】城戸家
【体】7:平均以上に動ける
【知】7:平均以上に賢い
【心】7:平均以上に強い
【質】7:平均以上に魔力を保有する
【魅】3:魅力的には見えない
【運】2:あんまりツイてない
〃//:::/ / /7:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r‐ヘ::::::寸ヾ ヽ ヾ .ム ム:::ムミヘ
/イ7/:::/ 〃 ィ7 /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ::マ ヽ .ヾ ヽ...::ヽム ハ::::ム `' ゙'
'゚ i::::::/ チ,:::7ィ:/ ノ北/7:::::::州::::Nヾ寸ヾ.ヽV ' Vヽ h::::::::::ハ.ハ Ⅵ::::ム
i:::::ア И:::::::7 / .// k川 ママ ', h .i, ii::::ハi::::::::::::::::::i .i:::::::::ム
i::::,' ,::::::::::::7.7ノ!/ // ママ iムヽ iN!i:::::V:i::N::::::::::::t .i:::::::::i:ム
Y' ,':::::::::::7/:ii:i,'} 77.〃//ム ム/i:::::ム iムム i::!i::::!.V::i ,ィ;::::::::::i j::::::i::t
.i .,:::::::::::77::::::!!i{ ,':i./:i/::::::!:ム.イ:::::::i::::::::ム , i;;N::! .i:リ::::i ∠, _マ:::::::jリ::::::iマt
.} ,7::::::::j ,':::::::i.!i !::::::::::::::::i::::::::::::::/{:::::::::iム i, .t::::ハ ::::::j!:!'゚.Ⅵ , マ::::Vイマ:i マ
j i,':::::::::j j::::::::::i::! i::::::::::::::::i::::::::::::/ .i:::::::::i::ムh .i::::::t.i::::ア _斗'_。'1:::::7 .∧ ヽ
,' /マ::::::j i:::::::::::::ハ !:::::::::::::::i:::::::::Y ',::::::::ム::::ハ !::::::i.!:,'/.ヒ_,cソ /::::7!!7_ソ
..,ア マ::i/i::::::::::::::ム t:::::::::::::::i:::::::::i Ⅵヾ::::::::ハ!::v:::/ /{´__ ,ノ .i::7.iノ
ノ マj /:::::::::::::::ム.':::::::::::::::i:::N:::i _, 斗tセ::::::::::7!イ  ̄ .}'゚ !,ノ
マ::::::::::::::::::::ムマ:::::::::::,::::i-;:! ´ ,r-t_ムv:::::i ! ; ./ .i マ
マ :::::::::::::::ムマ::::::::ム:::´ ィ_.ィi'¨jアヽ寸.'.;;.ヘ .' >
マ::::::r‐マ::::ムマ::::ム::::i ._ ≦ソ / ゙ ゝt ヽ ヽ ' >
マ:( ( (ヾ::::ムマ:::ムマ、__,.。s'゙ ..ヘノ .,'
h:ヽ、、 ヽ:::::::::ムjゞi ̄ ´` ' _ イ ,'
V 寸:ヾ,_ヽ_::::xゝ.` イ^ ./ ,' _
ン .i::「`l寸t-マム. 。 _, 彳 ._。 ' ,' ', ィi〔::::::::
イ ノ:::t:::t ヾ ヾム ミh 。 -イ>イ。 ´ .イ i ィi〔:::::::::::::::
イ ア:::::::t:::i ヽ 〕iト ミトhz 。,,,, _ / i ,ィi〔:::::::\:::::::::::::
,イ ア:::::::::::::〉:t 〕 iト- 。 ̄.t'´f´ ィ! j::::::::::::::::\:::::::
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【特徴・能力など】
◆真面目に不真面目風来坊
意図して自らの能力をセーブする。自己に掛けている縛りプレイ。
具体的には、満点であろうテストをわざと50点にしたり、トップになれそうな競争でも手抜きする。
これは単に相手を舐め腐っているからではなく、そうでもしないと面白味が無い。つまらないからである。
【通常時は【魅】【運】を除く全ステータスが1減少した状態で行動する】
◆ノブレス・オブリージュ(偽)
高貴なる精神から発せられる義務感ではなく、興味本意で弱者に入れ込む。
相手を侮辱するに等しい行為だが、そんな事は気にせず無断で手を貸す。嫌がられても気にしない。
助ける時にのみ本気を出すが、それが良い方向に転ぶかはわからない。
【自分よりステータス総計の低いユニットに協力する可能性がある】
【協力時には【真面目に不真面目風来坊】の効果は封印される】
◆我流魔術殺法城戸流
城戸家の得意とする基礎的な魔術をフルに扱う喧嘩殺法。
強化、置換、ルーン等々。様々な魔術を駆使して殴りかかる様は混乱と衝撃を蓄積させる。
欠点としては、あくまで喧嘩なので本来の格闘技能には遠く及ばず、また、それぞれの魔術もその魔術に特化した者には及ばない。
【魔力一回分を使用することで、【体】の攻撃結果、防御結果に+3補正】
【来歴】
城戸 錬太郎(きど れんたろう)。
所属:城戸家の運営する学校の生徒。そして城戸家。
受賞歴:地区空手大会準優勝。地区珠算コンクール三位。校内マラソン大会準優勝等々。
御四家が支配する町に生まれ、その中の一つ城戸家に生まれた青年。
幼き頃から様々な才覚に優れた人物であり、参加した大会からは何かしらの賞を受賞する天才。
魔術の才能も十全であり、将来的には根源への到達を担わされる、聖杯戦争のマスターとして有力視されていた。
と、言うのは過去の話。現在では進学したはいいものの、ボイコットや途中退席等の目立つ問題児。
しかも、町の不良と喧嘩騒ぎを起こした等という噂もあり、幼かった頃の面影は見られない。
城戸家には教師や学校運営を務める者もおり、そちらからは頻繁に警告を受けている。
魔術師としては一定の評価があるので不問だが、実際はかなり鬱陶しがられている籏迷惑な人物である。
彼が変わった切欠は、幼少期の頃まで遡る。
様々な大会で賞を受賞していた彼は、それを疎んじた同級生の手でイジメの標的とされていた。
その時に言われた”お前といると楽しくない”という言葉は、現在のおちゃらけた性格を形作っている。
この事は当然城戸家にも知られていたが、不祥事を揉み消す為に、一部の人間の手で抹消された。
上記の事件以降ふざけたキャラクターを押し通しており、当初城戸は聖杯戦争から省く予定であった。
しかし、その素養と武力から役立つだろうと複数の人員と共に聖杯戦争へ出場する。
自己の内にある寂しさと、それを満たす欲求を秘めて。
【性格】
飄々とした軽い青年。ふざけた態度で結果を出す、人によっては相当に嫌われるタイプ。
普段から気の無いふわふわとした振る舞いであり、教師職を勤める城戸内部からも諫言される程。
もっとも本人としては適当に受け流して結果さえ出し続けていればいいと考えているのだが。
なんでも器用にこなせる反面、一位にはなれない事に無力感を感じている。
彼自身は平均以上の実力を持つが、何れかに特化した人物には及ばない。
下の相手にはトコトン強いが、上が相手なら歯が立たない。ある種の弱い者イジメになってしまう。
故に自身の力に制限をかけ、出来るだけ歩幅を合わせようと。誰かに手を貸す事で仲良くしようとする。
しかし、制限をかける。誰かに手を貸そうとすると舐められたと思われ、結果的に距離を置かれる。
普段のふざけたチャラチャラとした態度はその裏返し。実の所は色々と不器用な人間である。
城戸の家に不信感と嫌悪を抱いているが、聖杯戦争という非日常への期待。
そして、もしかしたら、自分と仲良くなれる人がいるかもしれない。そう信じて聖杯戦争に赴く。
【(個人的な)聖杯への願い】
対等に殴り合える隣人。
いくら能力がずば抜けていても、独りの寂しさだけは絶対に克服出来ない。
【AA】
./イ;;;;/.ア ア / jIr .。* / /! 、ヽ ム ハ ヽヽヽ
/''’ /;;;;;;;/ ア/ ィi〔_。イフ´/./ //;;! / i;} ム 、.l,ハ ;, .ムムム
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iiii::::t::;;;lllllllllll' Y-ム\_-_マヽ く´゙ ≦v√ ,.イ マ/ ヾi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
く:::::::liiiiiiiiiiiiij {;, 丶.ンク/、 .ヽ./ イ l ヽ {i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i
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;;;;;;;マllllllll' lトliム ;i;i;, ._ニイ ¨´ Y´ .j 彳 .it ‐===i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
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マ,,,iiillhト,ミlil;;;;,, ilj;;;;;;;;V;;, 寸 .j .,' i/_-_/ .イ_-/ ノニムイi;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
ミ;;;;;;;;;ミiiiillllllliム );;;;;;;;;;;;ム .ゞ、 .j i-_./ .イニ-/ /二/i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;i;
イi;i;i;i;i;i;iチ''''  ̄` ̄´`
{i;i;i;i;i;i;i/
ゞ‐===‐-
納村不動(武装少女マキャヴェリズム)
【とりあえずここまで、今日は恐らく休み。できそうなら日付変わる前までにはアナウンスします】
【加えて、避難所でも言ってる通り、おそらくもう一回くらい四大家やってみようと思います】
【ですので、マスターもう一回募集すると思います。その時にはお暇ならば力をお貸しください】
【ちょっと遅いですが再開】
クラウディオが虎の咆哮へ向け、懐から薬瓶を取り出した。着弾より僅かに早く、内部の液体を床へぶちまける。
薬瓶から放たれたそれは、間欠泉のように吹き上がると、波となって弾丸を防ぐ盾となり、また、押し戻す攻撃の第一波となった。
「小癪なッ!」
ランサーが波を真一文字に切り裂く。だが、その切断面から一振りの処刑刀が抜き放たれる。
「██████!!!」
波を超え、バーサーカーがランサーに組み付く。
ランサーはそれを飛び退いて躱すと、反動を加え、その背に蹴りを放った。
一方で、荒れ狂う雪風の背に乗り、ガディアはクラウディオ目がけその本能を尖らせる。
本来は大きく逸れるはずの銃弾も、雪風の巧みな重心移動で致命の一撃となるだろう。
だからこそ、クラウディオは常に水の盾を張り、また、同時に近づかなかった。
「悪いが、正面からやり合えば勝てないのは分かっているんだ」
「賢明な判断だな。だが、僕は逃げる獣くらいなら何百回と相手にしているんでね」
その言葉通り、ガディアと雪風は高圧で放たれる水の盾をうまく掻い潜り、徐々にクラウディオへと詰めていく。
それはまるで詰将棋のようであり、クラウディオの腋にじっとりと不快な汗が滲む。
「戦いの何たるかを知らない処刑人如きがッ! アタシに! 勝てるかッ!」
「…██████ッ!!!」
本来、ランサーとバーサーカーは共に戦闘を行うようなサーヴァントではない。
それもあり、ランサーとバーサーカーの戦いは一見互角。しかし、小さいながらもランサーはバーサーカーへしっかりと傷を付けている。
理性の有無がその理由か、それとも彼女の持つ地母神の加護のおかげか。
徐々にバーサーカーの攻勢が緩む。その動きに無駄が増える。
痛みも恐れも知らない狂戦士、しかし、攻撃は軽く、動きは鈍く。
ついに、その剣がランサーの槍に弾かれた。
それとほぼ同時、水壁を抜けたガディアと雪風がクラウディオに肉薄する。
クラウディオとバーサーカーが背を合わせる。もう退く場所は無い、彼らは追いやられていたのだから。
策略と罠が二人を絡めとる。
ランサーの槍が、バーサーカーの胸に刺さり、霊核を砕く。雪風の牙が、満身創痍のクラウディオへ迫る。
ランサーとガディアはその口の端に嗜虐的な笑みを浮かべた。勝利を確信した笑みを。
だが、少しだけ足りなかった。何が足りないのか、それは彼らにすら分からないだろう。
クラウディオが喉を切り裂かれる直前、彼は背後のバーサーカーへ手を伸ばす。
バーサーカーを貫通した槍がクラウディオの腹部に鈍い痛みを与える。だが、まだ死んではいない。
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ヘi:.:.:.:.:i/ー|:./ ソ _、 \`|:.:.:.:.:.:|:.::.:.:.:.:.:.:/
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「バーサーカーッ!」
瞳に輝きと熱が宿る。バーサーカーの中で何かが繋ぎ止められた。
ランサーの槍を強く握る。それは予想外の行動、本来ならばもう即座の消滅すら当然の状況。
しかし、その手は力強く握りしめ、放さない。そして、彼らは一瞬で立ち位置を変更した。
バーサーカーに理性の光は無い。だが、彼は恐らく殉じた。最後の一片に。狂気に陥ってなお、望んだものに。
だからこそクラウディオの無謀に頷いた。クラウディオの玉砕に付き従った。
バーサーカーの握る槍がランサーごとガディアを吹き飛ばす。予想外の一撃に、飛びかかった雪風は対処できない。
吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる直前、ガディアと雪風を水が覆い囲んだ。
衝撃に空気はほぼ抜けきっている。もがけどもがけど抜け出せない水牢。ガディアの肺に水が流れ込む。
意識を失いかけてなお、ガディアはランサーに指示を飛ばす。
一時的に繋ぎ止めたとはいえ、バーサーカーは消滅寸前。クラウディオを守るモノはもういない。
ランサーが消滅しかけのバーサーカーごとクラウディオへ襲い掛かり。
その一撃は錆び塗れの大剣に阻まれた。
沖名は憔悴しきったクラウディオと水牢にもがくガディアを交互に確認し、静かにその名をだけ呼ぶ。
「…クラウディオ・ストゥルルソン」
「…このまま、彼を潰せればいいんですが。…すみません、限界、です」
気を失うように倒れこんだクラウディオは、消滅寸前のバーサーカーを見た。
その表情は悲しげであり、また同時に喜んでいるようで。消滅の間際、理性の断片がようやくその口の端から。
「ああ、我が願いは叶わず。…しかしここに、私は正義を」
しかし、その理性ある言葉は彼には届かない。だが、それでも、バーサーカーは少しだけ何か、満ち足りたようで。
囗 ロ 。
/:i:i:i:i:i:i:i|;i!i!i!i!i!iロ [] ロ 。
/:i:i:i:i:i:i:i:il}i!i!i!i!i!ii!i: ロ ロ ロ ロ
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}i!i!i!i!i!i!i!囗ロ [] [] ロ
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i!i!i!i!i!i!i!i!i:[] ロ 囗 [] ロ
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/}圭}i!i!i!i!i!i □ □ [] ロ
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ii圭|i!i!i!i!i!i:囗 [] ロ []
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}iiiLi!i!i!i!i!!沁[] ロ [] 。 。
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ix//三ニ=/囗 ┌┐[] ロ ロ
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i///////-=f千囗└┘ [] ロ
/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i////-._.. ハ. 囗 ロ ロ
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/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/´//. //. ./ / } 囗ロ 。
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Y//////////////.. ヽハ ハ |//∧ ' / 八 ノ l゙ _.:|
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| .| / } .///////∧ 寸\ 八///|/// ∧//∧ | l __, |
| .レ' //////////∧ / \ V////{ ∨////∧ |. |.'゛ !
倒れ伏した彼に駆け付けた剣魔同盟が壁となる。
水牢から解かれたガディアは荒い息を吐きながら憎悪を宿した眼で彼らを見つめた。
「…やって、くれたな!」
立ち塞がるは二騎の英霊。
「こっちの台詞よ、ガディア・カレルレン」
「アサシンはいないようだな。…では、ランサー。勝負と行こう」
「…ふふん、言ったな、セイバー、キャスター。ガディア! そんなとこで溺れてないで」
「分かっているさ! ランサー! 奴らを狩り尽くせッ!」
「おうともっ!!!」
二人の男が決死で守った死線は、今ここに新たな戦いを生み出した。その戦いに意味はあったのだろうか。
いや、少なくともこの場にいる全員が応えるだろう。そして、新たな戦いが幕を開ける。
【というわけで戦闘に入る前にこっちの描写から】
剣魔同盟の姿を見送り、いよいよ館へ侵入した俺達は。
「…どうやら既に戦闘が始まったようじゃな」
「突入のタイミング考えておかしくない?」
「獣の唸り声のような声が聞こえていたところを考えるにバーサーカー陣営かと推測するが…」
と、なると俺らはあっちに行くべきか?
「声のする方向に全ての陣営がいればいいが…」
「そうね、アタシ達はなるべく分断を狙うべきじゃない?」
…分断狙うなら、館の中を探ったほうがいい、よな?
『うん、そうだね、館の中であっちに下手な邪魔が入らないよう動くこともできるから』
さて、どう動くかね。
23:25から多数決、先に二票
1:音の方向へ(ランサー陣営と三騎で戦闘。アサシンは中途参戦判定、奇襲可能性もあり)
2:館の探索へ(アサシン陣営との戦闘、警戒補正かかったうえでの奇襲可能性あり)
2:アサシン陣営との戦闘
直下、アサシン陣営の状況
123:奇襲どんどこ+白派
456:+白派
789:カストゥサルファーは孤独
9:カストゥサルファーは孤独
「…いや、あの爺さんは俺達の参加を嬉しくは思わねえだろうよ」
「…そうか。そうかもしれん、だが」
「分かってる、本格的にヤバそうになったらすぐに駆けつけよう、今は馬もどきもいるしな」
「…分かった。君の信頼を吾輩も信じよう。吾輩、信じることは尊き事と知っている」
戦闘の喧騒を背に、俺達は屋敷の探索へと向かう。
トカゲの案内で、敵になりそうな連中のいる場所を抜け、そして、開けた場所に出た。
「…大広間、か?」
「そうじゃな。…そして」
俺達の目は一人の男へ向けられた。全身に火傷の痕を浮かべたその男を。
覚悟を決め、命をすら燃やそうとするその男を。相手は俺を認めると引き攣った笑みを浮かべた。
「来たか、生き遅れ」
「うるせえ、生き急ぎ」
壊れたかと思った。でも、そうじゃねえんだ、コイツは常に覚悟しているんだ。
それは発狂しているに近いと思う。だが、そうだとしても。
「アサシン」
「奇襲、しなくていいの? というか、あっちでもなんかやってるみたいだけど、参加しなくてもいいの?」
「お前は望まんだろ?」
「…分かった、そういうことなら、私も全力で行かせてもらう」
「ああ、お互いに後悔しないように。立ち止まり、振り返るなど必要ない」
アサシンが生き急ぎの前に立ちふさがり、独特の構えを取った。
生き急ぎもその体から炎を生む。熱と光、眼を焼くその中心で、鬼神の如き二つの影が俺達に立ちふさがった。
「さて、私の言葉じゃないけど八極參劈掛、神鬼都害怕。鬼神すらも恐れるこの一撃、魅せてあげるわ」
ぞわりと毛が逆立つ感覚がする。本気で殺しにかかってきている。それだけが感じ取れた。
心臓が震える。だけど、それでも、俺は一歩を踏み出し。
「ならば吾輩も応えよう! 吾輩にできることは全てであり、吾輩ができなかったことは全てである! おおよそ人の望むことなら全てを叶え、全てを成し遂げる」
その肩を、俺の隣に立ったペテン師が支えてくれた。その顔は一瞬優しさと臆病さを備えた鷲鼻の男に。そして一瞬で消えた。
////メ///,>.、
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/////'。s≦´//////////////////////////ハ、 //ハ..、 j/////!.:.:.:.:.:.:V`< ><
耳が痛いほどの名乗り。朗々と響いたそれは、俺の背中を押す。
「行くぞ、我が主」
「付き合ってあげるわ、暇つぶしにね」
『行こう、真。姉さん達と兄さんも君の勝利を願っている』
俺の背を押す手が。見える手が、見えない手が。
今までを支えてくれた人が、今を戦う仲間が、人ですらない俺を、俺の魂を、押してくれる。
俺が何であろうとも、俺が体を手に入れることができなかろうと。
俺は生きなければならない。
「おう、覚悟しろ、糞野郎がッ!」
【というわけで少し早いですが、本日ここまで、次回、アサシン戦。おつかれさまでした。明日はお休み】
【申し訳ない、本日もお休み。ロンパが悪いんや…】
【チャプター3、学級裁判中断中。再開】
【ライダー】
【筋】:3
【耐】:2
【敏】:6
【魔】:2
【幸運】5
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『ほら吹き男爵の冒険譚(アドバンス・オブ・バロン・ミュンヒハウゼン)』
【【ブケパロス】:【敏】がAランク。騎乗礼装として使用可能】
【アサシン】
【筋】:3
【耐】:3
【敏】:5
【魔】:1
【幸運】:4
直下、1の位、アサシン、【中国武術】判定、成功以上で発動
直下、10の位、アサシン、【圏境】判定、偶数で圏外、奇数で圏内
9:中国武術、発生
3:圏内スタート
【アサシン】
【筋】:3
【耐】:3
【敏】:5
【魔】:1
【幸運】:4
◆中国武術 A+++
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく”修得した”と言えるレベル。
+++ともなれば達人の中の達人。
【戦闘前に判定を行い、成功した場合、戦闘中に使用するスキル、宝具の効果に+1補正】
◆圏境
【常時魔力消費無しで発動している】
【戦闘開始時に他ユニットの位置が【圏外】【圏内】のどちらであるかの判定を行う】
圏外
【【耐】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏外】において【有利】を獲得した場合、【圏内】の効果に変更される】
圏内
【【筋】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏内】において【不利】を獲得した場合、【圏外】の効果に変更される】
【初期スタート位置】
【貴方陣営】
【体】:8
【心】:6
【知】:7
【質】:6
【運】:5
◆操鎖技術
鎖を自分の手足のように自在に振り回す技術。
鞭のように相手に攻撃したり、縄のように相手を拘束するために使用するほか、
鎖をひっかける、突き刺す、引き戻すなどの動作を巧みに利用して空中を自在に移動する。
【戦闘時、【体】【知】に+1補正】
【カストゥサルファー】
【体】:4
【心】:4
【知】:3
【質】:8
【運】:2
◆我流魔術殺法城戸流
城戸家の得意とする基礎的な魔術をフルに扱う喧嘩殺法。
強化、置換、ルーン等々。様々な魔術を駆使して殴りかかる様は混乱と衝撃を蓄積させる。
欠点としては、あくまで喧嘩なので本来の格闘技能には遠く及ばず、また、それぞれの魔術もその魔術に特化した者には及ばない。
【魔力一回分を使用することで、【体】の攻撃結果、防御結果に+3補正】
◆起源『黒化』
「黒化(ニグレド)」は賢者の石を作成する過程の一つで、物質を混合して、腐敗させたり加熱したりする過程のこと。
この過程で物質は「死」を迎え、全ての源たる第一質料(プリマ・マテリア/イリアステル)に戻される。
この過程を行うに際し、術者の意識も「黒化」の過程を通過しなければならない。
この起源を持つ彼は、死に近づくにつれ肉体の不浄を腐敗させ、その存在を純粋化させていく。
起源に覚醒するほど彼は死に近付き、死を越えられずに遠からず死亡する。
【1日に1回しか戦闘に参加できない】
【自身が受ける全てのバッドステータスを負傷に置き換えることができる】
【重傷時【質】+3補正】
【自身が負傷した時、宝具1回分の魔力を獲得する】
【重傷】全判定に-1
直下、ルージュ【???】使用判定、成功以上で使用【正念場】+2
↓2、カストゥサルファー【万物融化液(アルカヘスト)】使用判定、成功以上で使用【正念場】+2
8:使用
8:使用
◆ 鎖錬金
腕につけた籠手と自分の髪の毛に魔力を通して鎖を生成する。
籠手を通して体と繋がっている限りは、鎖は自在に伸縮・操作、形状の変化が可能。
先端部分を鋭利にした後に対象に突き刺すことで自分と接続
自分の身体から離れた場所に対しても、鎖を接続することで手元にあるのと同様に物質の変換や生成を行うことができる。
【一回分の魔力を使用することで、周囲の物質をランダムに武器として使用可能。能力は武器化した物質に依存する】
直下、【鎖錬金】判定
123:【心】【運】に+1
456:【知】【体】に+1、【質】に-1
789:全ステータスに+1
さらに23:25より↓2、令呪を使用するかどうか。使用する場合は何画使用するか
↑
2:【心】【運】に+1
>>749 一画使用
【最終ステ】
【ライダー】
【筋】:3
【耐】:2
【敏】:6
【魔】:2
【幸運】5
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『ほら吹き男爵の冒険譚(アドバンス・オブ・バロン・ミュンヒハウゼン)』
【【ブケパロス】:【敏】がAランク。騎乗礼装として使用可能】
【令呪】攻撃判定に+3
【アサシン】
【筋】:3
【耐】:3
【敏】:5
【魔】:1
【幸運】:4
◆中国武術 A+++
【戦闘前に判定を行い、成功した場合、戦闘中に使用するスキル、宝具の効果に+1補正】
◆圏境
【常時魔力消費無しで発動している】
【戦闘開始時に他ユニットの位置が【圏外】【圏内】のどちらであるかの判定を行う】
圏外
【【耐】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏外】において【有利】を獲得した場合、【圏内】の効果に変更される】
圏内
【【筋】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏内】において【不利】を獲得した場合、【圏外】の効果に変更される】
【初期スタート位置】
【貴方陣営】
【体】:8
【心】:7
【知】:7
【質】:6
【運】:6
◆操鎖技術
鎖を自分の手足のように自在に振り回す技術。
鞭のように相手に攻撃したり、縄のように相手を拘束するために使用するほか、
鎖をひっかける、突き刺す、引き戻すなどの動作を巧みに利用して空中を自在に移動する。
【戦闘時、【体】【知】に+1補正】
◆ 鎖錬金
【【心】、【運】に+1】
【カストゥサルファー】
【体】:4
【心】:4
【知】:3
【質】:8
【運】:2
◆我流魔術殺法城戸流
【魔力一回分を使用することで、【体】の攻撃結果、防御結果に+3補正】
◆起源『黒化』
「黒化(ニグレド)」は賢者の石を作成する過程の一つで、物質を混合して、腐敗させたり加熱したりする過程のこと。
この過程で物質は「死」を迎え、全ての源たる第一質料(プリマ・マテリア/イリアステル)に戻される。
この過程を行うに際し、術者の意識も「黒化」の過程を通過しなければならない。
この起源を持つ彼は、死に近づくにつれ肉体の不浄を腐敗させ、その存在を純粋化させていく。
起源に覚醒するほど彼は死に近付き、死を越えられずに遠からず死亡する。
【1日に1回しか戦闘に参加できない】
【自身が受ける全てのバッドステータスを負傷に置き換えることができる】
【重傷時【質】+3補正】
【自身が負傷した時、宝具1回分の魔力を獲得する】
◆『万物融化液(アルカヘスト)』
【相手の【耐】を-2し、耐性と蘇生能力を全て無効にする】
【戦闘時は発動までに3ターンの錬成が必要であり、その間は戦闘の判定に-2補正】
【重傷】全判定に-1
【1ターン目】 (連投可)
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
↓3、貴方判定
↓4、カストゥサルファー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ライダー【敏】選択
6+4-3+3=10
アサシン【運】選択
4+9=13
【アサシン、有利獲得】
貴方【質】選択
6+8=14
カストゥサルファー【質】選択
8+3-2-1=8
【貴方、有利獲得】
【2ターン目】 (連投可)
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
↓3、貴方判定
↓4、カストゥサルファー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ライダー【筋】選択
3+5-3+3=8
アサシン【筋】選択
3+1-2+1+1=4
【ライダー有利獲得】
【アサシン、【圏外】へ変更】
貴方、【質】選択
6+6=12
カストゥサルファー【知】選択
3+6-7-2=0
【貴方、有利獲得】
【3ターン目】 (連投可)
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
↓3、貴方判定
↓4、カストゥサルファー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【とりあえず、まず99から】
,...:::::::::...,
_ __. /::::::::::O::::ヽ
ljjし 弋ヽ\__ !::::::::::::::::::::::::l
ー⌒=ソ \ ̄丶-、┼、::::::::::::::::::: '
 ̄ -- 、 l | ー-ェィl
丶、丶 | ゝ丶Lゝ<
ヽ- \ l lヲ、
| l vイ
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r、T 丶/ | ── ____/\ \/ / /_ -.、
LT)、 | / \ \ /。 ( / Y ノ
( \|__ ────── __ | /l \レ-'
\ノ ── __ |__/ \ \
─ 、=ニ  ̄ ̄- 、
r=≠ / ヽ \
/ ---|___ 丶
 ̄ 丶 _____ノ
123:まさかのセイバーキャスター敗北、ランサー合流
456:アサシン宝具フレーバー、鯖鱒共に有利一回消滅
789:騒ぎを聞きつけた白派合流
9:白派合流
【カストゥサルファー、データ更新】
【カストゥサルファー陣営】
【体】:8
【心】:6
【知】:6
【質】:10
【運】:4
◆我流魔術殺法城戸流
【魔力一回分を使用することで、【体】の攻撃結果、防御結果に+3補正】
◆起源『黒化』
「黒化(ニグレド)」は賢者の石を作成する過程の一つで、物質を混合して、腐敗させたり加熱したりする過程のこと。
この過程で物質は「死」を迎え、全ての源たる第一質料(プリマ・マテリア/イリアステル)に戻される。
この過程を行うに際し、術者の意識も「黒化」の過程を通過しなければならない。
この起源を持つ彼は、死に近づくにつれ肉体の不浄を腐敗させ、その存在を純粋化させていく。
起源に覚醒するほど彼は死に近付き、死を越えられずに遠からず死亡する。
【1日に1回しか戦闘に参加できない】
【自身が受ける全てのバッドステータスを負傷に置き換えることができる】
【重傷時【質】+3補正】
【自身が負傷した時、宝具1回分の魔力を獲得する】
◆『万物融化液(アルカヘスト)』
【相手の【耐】を-2し、耐性と蘇生能力を全て無効にする】
【戦闘時は発動までに3ターンの錬成が必要であり、その間は戦闘の判定に-2補正】
◆夢遊歩獣(ワンダー・ワン)
獣の加護による身体強化。
犬をモデルに、全体の膂力、感覚、反射速度など、あらゆる能力を飛躍的に向上させる。
何よりもその真価は、この状態になると限りなく犬に近づくために犬たちへの指示に言葉を必要としなくなること。
彼女こそ「一百一犬兵隊」の絶対指揮官、魔犬クッキーである。
【魔力を一回分使用】
【戦闘時、【体】【知】に+1補正】
【使用したターンのみ、【一百一犬兵隊】の効果にプラス補正、使用不可制限を撤廃する】
【重傷】全判定に-1
【というわけで再判定】
【3ターン目】 (連投可)
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
↓3、貴方判定
↓4、カストゥサルファー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ライダー【敏】選択
6+2-3-1-1+3=6
アサシン【筋】選択
3+8-2=11
【アサシン、有利獲得】
【アサシン、【圏内】に変更】
貴方【体】選択
8+3-6-3=2
カストゥサルファー【質】選択
10+3-1-2=10
【カストゥサルファー、有利獲得】
【万物融化液】発動
【4ターン目】 (連投可)
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
↓3、貴方判定
↓4、カストゥサルファー判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【ライダーの敗北が確定+これかあ…】
,. -─- 、
/:::::::::::::::::::::::::\
. -、 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、 { \
ヽ / /`ヽ l:::::::::::::::::◯::::::::::::::::::::l { \ \{
}. / / /丿 l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::! . ∧ \
}/ / / , く 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ { ' . ヽ
〃 ' / / ノ \::::::::::::::::::::::::::/ |、 ヽ
、 ' / ` ー- -‐´ | \ _ヽノ
: .ヽ _/ /:::lニ厶=‐<イi::::;′:ヽ._:::::::::::人 . : : : :
: : : : : / ::: / ::::ト^Y^ヽ/ ノリ ::::::::ト=ニ. __`ヽ : : : :
ー-=r ' ____/::::::::::::::.∨∧.:/彡::::: .::::::::::i , , , , , /∧二ニ
ー-ァ′,.-< , , , , ,〃::::::::::::::::::ハi「:.:.\l::::::i:! .::::::::::::. .:::::::/∧::{7 ノ
:∨ /∧::::::::::::/{::::::::::::::::::: ::|∧:.:.:.:.: ‐- ... _::::::. .::://.::::.Vくo
::::\, /.::::ヽ::/.::::::::::::::::::::::::::リ{:.:.\:.:.:.:.)ヽ:.:.:.:.:.:.:/.:::::::∨ ::::::::::| >'
o::/,'.:::::::/.::::::::::::::::::::::::::::::::::::》、:.:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:./.::::::::::::V.::::::::::l/o::
' .::/.:::::::::::::::::::::::::.::::::: 人 /,= ).:.:.:.:.)ー-、:.:ヽ-=ニ二_:::::::::.\:::::
:::::::`二ニ=-、:::::::::::::::::::::::( // /ー‐‐く )'⌒::::::::::::/.::::::::::::∧::
123:コンテニュー
456:連鎖敗北
789:逃走判定時、誰か捕まるよ
4:剣魔も連鎖敗北
直下、セイバー、キャスターの状況【初めの一歩】+1
123:セイバー消滅、キャスター令呪消費
456:セイバー消滅
789:キャスター令呪消費
7:キャスター令呪消費
【というわけで今夜はここまで、次回は描写と逃走判定他諸々】
【ううむ、勝てると思ったんですがね…、前回とは打って変わってアサシンのスキルがハマってしまった。お疲れさまでした】
【申し訳ない、今日はお休み。明日はやる予定ですが少し遅くなるかもです】
【申し訳ない、本日描写のみ】
「【ライダー、勝利をッ!】アサシンは任せるぞ!」
「任された! こちらは気にするな!」
ライダーと別れ、俺達三人はカストゥサルファーに向かう。
他の二人に比べりゃ戦力は落ちるが…、数で押し切る!
ライダーはアサシンと対峙する。
無貌は、ゆるりと落ち着いた構えで剣を引き抜いた。
「余裕じゃないの、誰とも知らない騎士様」
「余裕などではないさ、麗しきオリエンタルレディ。私の心は今も震え、足は逃げ出そうと欲している」
ライダーの言葉を裏付けるように、その体がぶれる。だが、それは何人もの人間の写真を同時に重ねたかのような異常なブレ。
いわば、どこか多層的なブレだった。だが、徐々にそのブレは治まり、確固とした無貌はやれやれと目を細める。
「しかし、私は吾輩なのだ。臆病で安寧を望んだ話好きの私ではない。勇猛果敢で英霊にふさわしき吾輩、一炊の夢を泳ぐ旅人」
朗々と、それでいて力強く、ライダーは語り上げる。
その声に、アサシンも目に火を灯す。
「吾輩の名はほら吹き男爵、ヒエロニュムス・フォン・ミュンヒハウゼン。レディ、お名前は」
「…河北は滄州羅瞳、神槍、呉鐘が娘、呉栄」
「呉栄、良き名だ。では、正々堂々と決闘を挑もう。互いに、後悔無きよう」
「ええ、八極參劈掛、神鬼都害怕、我が拳、思い知るがいい!」
交錯、激しい衝撃が周囲へ伝わった。
真っ先に飛びかかったのはルージュ。表情は歪んだ歓びを浮かべ、どこからともなく鎖を出すと、その鎖を転がった調度に突き刺し、黄金の鎖鎌を作り出した。
「行くわよッ!」
放たれる鎖鎌は俺の目では捉えきれない。だが、カストゥサルファーは炎と拳でもってそれをいなし、叫ぶように笑う。
全身の火傷も合わさり、どこかスプラッターホラーのようなその光景。
「遅い遅い遅いッ!!! そんなものか! ゾラの改造人間はッ!!!」
「改造人間って言うなッ!!!」
ルージュが距離を取り、カストゥサルファーが一瞬踏みとどまった。
そこを狙い、トカゲが一太刀を怒号と共に浴びせかける。
「応ッ!」
だが、その一撃もカストゥサルファーの力押しで相殺された。
「軽い軽い軽いッ!!! 軽すぎるぞ、化生がッ! 俺の拳の一発にも及ばんッ!!!」
「…城戸の次男坊の戦法か。厄介なものを!」
「頂に至れずとも、この拳は俺の戦いを変えていくッ!!! さあ、来い来い来い来いッ!!! 俺を止められるかッ!!!」
カストゥサルファーの攻撃は素人の俺でも分かるくらい無駄が多い。
だが、それを魔力によって無理矢理回している、無理矢理に繋げ、渡り合っている。
トカゲも距離を取り、俺の横に。
「お前ら二人でも駄目なのかよ!?」
「ハアッ!? 誰がダメって!? アンタの脳味噌どうかしてんじゃないのッ!?」
「落ち着かんかい。…このまま膠着が続くのは危険じゃ、特に、アレがな」
トカゲの指さす先には、前回も見た黒い虹、まるでコールタールのようなどろどろした何か。
全てを溶かす炎、あるいは溶液、万物融化液。
まだ完全なものじゃない、それを分かってはいるが、相手は相当強い。そこでルージュが痺れを切らしたのか、俺達に中指を立て、飛び出した。
「落ち着いていられないってのッ! いいわ! アタシだけでやる! そこで指咥えて見てろッ!」
鎖を振り回し、ルージュは炎舞う中へ飛び込んだ。
「…はあ、年頃の娘は分からんわい。…仕方あるまい、時間も無い、此方が合わせるぞ」
「つまり、あの攻撃に」
「そうじゃ、主はワシが指示を出す。その瞬間に」
「分かった」
「ほほう、聞きわけがずいぶんよくなったのう。善哉、…では、行くぞ、途中まではワシの背に隠れとれい」
返事をする間もなくトカゲは肌を焼く熱と鎖の舞う只中へ向かっていく。
中心部では激しい金属音と噎せる様な熱。
「遅いわッ!!!」
「バッカじゃないのッ!!!」
打ち合い、押し返し、血反吐を吐き、それでもカストゥサルファーは燃えカスのようなその体を燃やし笑っていた。
狂っていると思う。だが、その表情に俺は何かを感じていた。
連撃が続き、一瞬、双方の体がのけぞった。トカゲが叫ぶ、俺も続く。
「…今じゃッ! オオオオオーーーーーッ!!!」
トカゲの太刀筋はカストゥサルファーを完全に捉えた。そしてその逃げる先を、俺とルージュが抑える。
身体は所々炭化していた。よくこれで生きていると思う。だが、これで終わりだ。生き急ぎ野郎ッ!
「かっ…! 俺は、ここで墜ちるッ…!?」
カストゥサルファーの目に一瞬諦めが見えた。汗の一滴落ちるまでの間がまるで数時間に感じた。
「…否」
「…否、否否否」
「…否、否否否否ッ!!! 断じて否ァッ!!! この俺が、ここで燃え墜ちるなど、あり得ないッ!!!」
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' イ 廴/i',イ ,'!_,廴ノ 乙ィ ,! ` ゞ|k=゙¬'´z_> ` ー'´ ゞ彡ゞ´
', ( `レ' } ,ィ. マ マ`ヽ、 `ゞ==Z. イェェェァ
回避などできるはずはない、俺達の勝ちだ。そう思っていた、でもどこかで考えていた。この炎に、俺達は勝てるのかと。
それを証明するように二つの咆哮が響き渡る。
三三三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニ===========─────
', \_/: : : : : : : : : : : : '、: : :ヽ___〃
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',: : : : : ',: : i:i: : :\: : : : : : : :/|: ./: : /
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',: : :ヽ、_', //
/ ≧=-\ イヽ
三三三三三三三三三三三三ニニニニニニニニニニニニニニニニ===========─────
─────===========ニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三三三
洲州州笊笊笊三ミミミミミミ
洲洲笊笊笊笊气ミミミミミミ
州㌢ _竺_ ヽミミミミミ
笊 丞沙゛ !ミミミミミ
《 |ミミミミミ
Y、 iミミミミミミ
iト }ミミミミミミミ
|i, z /ミミミミミミミミ
,ィニュ Ⅷ圦ニ坏州ミミミミミミミミミ
─────===========ニニニニニニニニニニニニニニニニ三三三三三三三三三三三三
「【夢遊歩獣】ッ!!!」
「ゴリ―――ッ!!!」
トカゲの一撃を黒き剛腕がいなし、俺とルージュを黒犬が弾き飛ばした。
「な…ッ!?」
炎渦巻く中に現れたのは巨大な類人猿と、まるで犬のように四足で立つ女。
類人猿、ゴリラの方が手を払いながら深いバリトンボイスを響かせる。
「ふう、危ないところだったな、カストゥサルファー君…ゴリ」
「ああ、助かった。感謝する」
「素直で結構。…さて、トカゲ翁」
最大のチャンスを妨げられた俺達は新たな戦力の出現に歯噛みする。
「…マイケル、ククルン。…お前たち、完治しておったか」
「ええ、正確には非常に乱暴な方法で治療を受けたというべきですが」
「とんだマッチポンプになってしまったな」
言いながらもゴリラと…、あいつ、この前の犬女か、犬女はこちらへ敵意を向ける。
俺達もそれぞれの武器を持って立ち上がる。…3対3、厳しくなったな、こりゃ
「…そして、ワシらの前に立ちふさがるというわけじゃな」
「私個人としては戦いを好みません。ゴリラは紳士であるべきですので。…しかし」
ゴリラが鷹揚に頷き、その手を挙げた。
「ここで貴方方を逃す必要性も、意味も無い。…クッキー、攻撃を許可する」
「…ッ! リョウカイッ! オォーーーーンッ!!!」
同時に獣の咆哮が響き渡る。襲撃に備え、構えた俺の耳に絶望的な言葉が。
「そして俺も準備が整った、時間稼ぎ、感謝しよう。借りを作りっぱなしだ」
「構わないさ、互いに助け合い、許し合うのがジャングルだ」
「では、その礼ではないが。…形勢逆転だな、【万物融化液】ッ!!!」
言葉と共に、どす黒い何かが、全てを溶かしながら噴出する。
万物融化液の噴出にライダーの視界から真の姿が消えた。
思わず首を百八十度回転させ、眼で追うライダーに、アサシンの声が届く。
「マスターッ!」
「よそ見、してていいの!?」
「しま…っ」
「【八極參劈掛】ッ!!!」
〈
r'"`ヽ-、_
〈 `、/
i /
/`ヽ、_/i '
li l ヽ'-,
i`'r――ヽ (~´
/ヽ、 irヘ /i/l ノ / i. l 〈 ,
〈 ヽl `'"ヽ' / /ヽ--┤ ///
`゙ヽ'"`ヽヽ _ , -‐'"ヽ、 i / i' /`゙゛ヽ、
r' r'" ̄ l l ヽ___/ /'" i
___l lヽ、 ノ l l ´(_ `i__
ヽ、 l ヽ _,r-'" l,-、 ヽ、 ~´/
ヽ、 l i l、 / `ヽヽ, ヽ、 (__
`ヽ ヽ l / / / i `゙゛‐i
_ヽ ヽ'" ヽ、 i / / _ i、 i--、
`゙゛ヽ `゙ヽ、 l / /_ /‐- `ヽ,`ヽr―‐、 〈
_,- 、` `l l /l`゙./ `i l /i' i /
_ , -‐〈 i i ' / i l / l l l
_ ,-'"-/'"--、 `ヽ、`゙‐- l i iヽl i' l 〉
_ ,-'". /"-‐/ ` ̄ ̄l / ' / / `゙ヽ、_
_ ,-': :'" /_,-、___,-、`ヽ 、」_ ,'ヽ〈__/ / l`'
'"/-, /: /r, _,-、-‐ヽ r'
/ /-‐- :'".〈 r'"`ヽ l: ヽ、`゙
/ / l r- 、 ヽ、 l l l ヽ
./ / i ヽ `゙゛ ヽl ヽ、 l l
/ / ヽ、 ヽ l _-'
. / / ヽ、 :、 l _,-:'"
' / 〈 `ヽ
/-‐, l, `,
/ ヽ、__ /
/ l__ ,-―、_/
ギリギリのところで万物融化液の噴出を避けた俺が見たのは、ライダーが弾き飛ばされたその瞬間だった。
叫び、近寄ろうとするが、黒い炎が俺達を阻む。
「ライダー!」
「何よ、これっ!」
「近づけん…!」
あと数歩が、どうしても足りない。
「どうにかなんねえのか! ライダー!」
俺の叫びはただ響くだけだ。
「霊核は、何とか守った…、だが、少し戦える状況では、ない」
「本気でかッ!」
「ああ、…ここで戦えぬことも無いが、…それはきっと、よほど悪い結果を招く」
「…仕方ねえかッ! 畜生があッ!!!」
予想もしていなかった敗北の形に、俺は絶叫しながら左手を構えた。
【というわけで次回、各判定から】
【再開】
直下、一の位、逃走判定、成功以上で二画消費、失敗で一画消費
直下、十の位、ライダー【八極參劈掛】判定
◆八極參劈掛
ランク:- 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大補足:1
神や鬼でも恐れるとされた八極拳と劈掛掌が合わさった状態。
相手の防御を打ち破る接近戦に優れた八極拳により、防御系のスキルと宝具を破って攻撃可能。(特別な神秘の力で破壊している訳ではないので普通に直る)
更に遠い間合いからの戦闘が得意な劈掛掌で回避、撤退する敵を逃がさずにダメージを与える。
最初から防御を無視して一撃で命を奪える(仮に負傷していても9割は持っていく)无二打に劣る。
【相手の防御に関するスキル、宝具効果を貫通する】
【撤退する陣営に対し、負傷判定を与える】
1234:無傷
56:負傷
78:重傷
9:消滅判定
↓2、一の位、キャスター消費令呪判定、成功以上で一画、失敗で二画
↓2、十の位、ランサー消費判定
123:魔力のみ
456:令呪
789:令呪+魔力
1:一画消費
0:特殊判定
-─- 、
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、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.../:::::/" ̄ ̄Y ̄7ヒi゙、 ヽ レ
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.`ー- -‐ .! /: /:: {:::::/ヽ ヽ__.Or、L__ `Y''"r'_⌒ミ゙、ヽ
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⌒`、~ー-__ フ"/::::{ j ! /:::: { ::.{ヒ{ノ:j、{`ー-t) ___ ゝ`ー- 、__ メ ヽ└-‐'ソ ノ
ゝ、__,,.r'''",、 1/.::::ノ Y::::::::、 {:::゙、::::ノ:::::`ー´(::::::::\ノノ゙/゙) `ーヽ、`,.-‐"
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123:重傷&マスター流れ弾
456:ブケパロス消滅、代わりにアサシン負傷
789:トカゲ捨て身の一撃、敵マスター全員に負傷判定
4:二画消費
2:魔力のみ消費
9:トカゲのすてみタックル!
直下、どんな感じか
123:白派重傷、カストゥサルファー気絶
456:全員重傷
789:全員負傷
【あ、判定表ミスですね。次の判定にケジメ補正入れておきます】
3:全員負傷
その手に念じる直前、何かが俺の横を駆け抜けた。
光沢のある鱗を纏った皮膚、抱えた太刀。僅かに感じるその感覚。
「爺ッ!」
「死なば、諸共ッ! 冥途への道、悪いが相乗りじゃあッ!!!」
どろりと溶かす黒を突き抜け、神速の太刀が、三人を一刀のままに切り伏せた。
しかし、それは僅かに踏み込みが甘く、相手の動きを阻害するほどの物ではない。
爺の顔が曇ったのが分かった。同時に、犬女がその牙を。
「チッ、浅いッ!」
「オォーーーーンッ!!!」
爺の背後には黒い炎、思わず手を伸ばした俺をライダーが引き止め。
「ブケパロスッ!」
その声に合わせ、ライダーの愛馬が爺へ向けタックルを食らわせた。馬諸共吹き飛ぶ爺は牙をすれすれでかわし。
ライダーは背後のルージュへも指示を飛ばす。
「レディ! 鎖を!」
「誰に言ってんのよッ!!!」
怒りながらも飛ばされた鎖に馬と爺は絡めとられ。
「マスター! 令呪を!」
「【ライダー、撤退だッ!】」
俺達はその場から撤退することに成功した。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
辛くも撤退に成功した俺達は、カレルレンから離れた場所でようやく息を吐く。
「…全員、無事か」
疲労の色濃く、爺が問う。全員が力無く頷いた。
「何とか。…無理すんじゃねえよ、爺」
「ははは、年寄りはな、若いモンに背中見せるのが唯一の仕事じゃわい」
「…死ぬ気だったろ」
「おうとも。ワシの徒花で主ら若いモンが生き延びりゃあ、本望じゃ」
…これに関しては説得はできねえだろうな。
「…まあ、死ぬなよ」
「善処しよう」
「で、どうすんの? また馬鹿正直に攻め入る?」
「吾輩の勘から言えばお勧めはできんな。いや、相手に与えたダメージを考えて早めに動くのもアリではあるだろうが、もう少し情報を集めるべきだろう」
『僕も賛成だね』
そうかよ…、どうすっか。
↓2、貴方は何をしますか?
1:索敵
2:コミュ
3:散策
4:憑依
5:脳内会話
6:休息
7:自由安価
>>813
…とりあえずは、姐さんに連絡を取ろう。
「あー、そういえばアッチがどうなったか聞いてなかったわね」
「ああ、それもあるし…」
「吾輩の従者も気になるところではある。吾輩、とても部下思いだった!」
さて、どうなってるかね…。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
『終原だな』
「ああ、そうっす。えっと」
『分かっている、契約の件だな』
「おう、それと…」
俺がその疑問を放つ前に、姐さんは答えを返してきた。
『負けた』
「…そうかよ」
『ああ、情報は集めていたが、予想以上に強力な敵だな』
「被害は」
『詳しいことは後で話す。…そうだな』
直下、霊夢どうするか【ケジメ】+1
123:霊夢だけ来る
456:城戸に来てくれ
789:城戸引き連れてくる
8:来るよ
『…いや、私たちが其方へ向かおう。場所を教えてくれるか?』
「あ、ああ…」
とりあえず連絡を切って、仲間にその旨を伝える。
…姉さんも相当参ってんな。…城戸の爺は大丈夫か?
直下、沖名の具合【結果的には惨敗】-1【貴方の励まし】+1
123:脱落
456:もはや魔力供給装置
789:何とか大丈夫
↓2、従者【結果的には惨敗】-1【流石に疑似でもサーヴァント】+2
123:二騎消滅
456:一騎消滅
789:無事
3:沖名脱落
9:とりあえず全員無傷
しばらく経って現れた姐さん。その後ろには、かなり傷跡の目立つライダーの従者とキャスター。
そして、セイバーだけがいた。
「…そちらもやられたか」
「姐さん、何で、セイバーだけが」
「…沖名氏は、傷を負ってしまってな」
姐さんは煙草を一本取り出し、表情を変えず火を点けた。
…あの爺がか。
「致命傷までは至っていないが、もはや戦える状況ではないと判断した」
「…」
「身体はまだどうにかなるやもしれんが、もう心が付いていかんだろうよ。…いいクライアントだったがな」
『…真、セイバーの現状を聞いてみて』
「じゃ、じゃあ、セイバーは…」
直下、セイバーの現状。成功以上で晴真、失敗で霊夢
99:うせやん
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123:「すまんな」
456:「…礼を言いたかったそうだ」
789:ほむんくするのしゅうげきだ!
9:抜け目ないカレルレンが奪ってたホムンクルスをけしかけてきたぞ!
直下、状況【初めの一歩】+1
123:倍くらい
456:同じくらい
789:少な目
↓2、結局セイバーはどうなの。成功以上で晴真、失敗で霊夢
4:現在メンバーと同じくらい
5:霊夢の担当
【というわけで本日ここまで。当主代理の有能さがめっちゃ光ってる。おつかれさまでした】
【申し訳ない、本日お休み】
【再開】
俺の質問に答えたのはセイバーだった。暗かった表情はさらにその暗さを増している。
「現在時点で…、東方屋をマスターとしている」
「そういう事だ。加えてバーサーカーは消滅、辛うじてストゥルルソン氏は救い出したが…」
「ここにいるのが、対ランサーの全勢力、ということじゃな」
トカゲの言葉に姐さんは重々しく頷き、その顔を珍しく顰めた。
「ああ、どう動こうとも、現状奴らに対抗できるのはここにいる三騎のみ。…そして、これを持ちかけることは私のプライドに反するが」
だが、その言葉を甲高い鳴き声のようなものが遮る。
「ピィーーーーーーーーッ!!!」
/⌒ヽ
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/: : :./ /7: : : : : : : : : : : : : : : : :', ',: : :',
「なっ!?」
「ホムンクルス、だと!?」
そう、それはホムンクルス。俺の家を襲っていたのと同じそれが、俺達目がけその不格好な手足を伸ばしていた。
ルージュの鎖が最初の一匹を吹き飛ばし、まとめて連鎖的に崩れていく。だが、それも一時的な物。
「何でこいつらがここに!?」
「…ふむ、ラプーペがカレルレンと協力していたときに何体か譲ったと言っていたが」
『これがそれってこと!?』
すぐに起き上がり、進撃を続けるそれは、完全に俺達を敵視している。
「マズいな、これがどういった存在かは分からんが、ここで出会った以上、彼方が追撃をかけてくる可能性は高い」
「どうすんっすか!」
「逃げるのも一つ、戦うのも一つ。…さて、どうするべきか」
判断の時間は無い。
23:05から↓2、どうするか
1:戦闘
2:逃走(ライダーの騎乗補正アリ。ただし、失敗した場合はマイナス補正付きの戦闘、かつ分断判定)
3:自由安価
1:戦闘
「…戦うしかないな。終原、そしてそこの二人、協力を頼む」
「まあ、アイツらは俺の敵でもあるしな、了解!」
【簡易戦闘で行きます、三回判定し、その内容如何で最終結果決定】
直下、1に近いほどホムホム、9ほど四家代表同盟【連戦】-1【流石に鯖三騎】+3
3:ホムホム有利
直下、1に近いほどホムホム、9ほど四家代表同盟【連戦】-1【流石に鯖三騎】+3
8:同盟有利
直下、1に近いほどホムホム、9ほど四家代表同盟【連戦】-1【流石に鯖三騎】+3
9:まあ、流石に
直下、結果
1:一部逃し、誰か負傷
234:一部逃す
56789:殲滅
5:殲滅成功
「キモいんだよォッ!!!」
「ふんぬっ!!!」
「…」
「一徹ッ!!!」
「弱敵! 吾輩の敵ではないわあッ!」
初動こそ奇襲に近い形で崩されたが、流石にサーヴァントと武闘派たちだ。
一瞬の間にホムンクルス共は肉塊へ姿を変えた。
「…いつの間にこれほどの勢力を味方につけてたんだ、お前」
「こいつらが勝手についてきたんだよ」
「ほう、言いおるわい」
「どうでもいいわよ、で、これで全部?」
全身をぬらぬらとテカらせたルージュとトカゲ。…何かアレだな。
「変態」
「思考読むんじゃねえよ。で、姐さん」
「ラプーペが言っていた数とは一致するようだな。おそらくあちらの手持ちは全部だろう」
「しかし、こうやって斥候を向けてきたということは、だな」
「そうだな、少し場所を変えよう」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
移動した先で、姐さんは改めて話を切り出した。
「では、話の続きだな。もちろん、ライダーの従者は返そう。…そしてもう一つ頼みがある」
『予想はつくけどね』
俺が言葉を返さずにいると、姐さんがしっかりと頭を下げた。
「お前に譲渡した魔力を返還してほしい」
「返還、やっぱそうですよね…」
「ああ、私はこのまま夜明けとともに再度襲撃をかけようと考えている。ランサー陣営の魔力が回復しないうちにな」
「…勝算はあるんすか」
「今しかないのは事実だろう。これ以上時間を置くと令呪量、魔力量ともにランサーへの勝利は厳しい」
…確かに、そうかもしんねえけど。
「もちろん、強制はしない。そして、この戦いに同行しなくとも構わない。これはあくまでも契約違反を依頼しているわけだからな」
姐さんの顔は俺が何と言おうと決意しているようだった。
「何でそんなに」
「沖名氏に依頼されてな。残った城戸の財産を抵当に入れてもいいから、最後まで戦い抜いてくれ、と」
「…」
「何のつもりなのかは私も知らん。私はあくまで金貸しだ。そこまで踏み入るわけにもいかんからな。だから、最低限の金額と共に依頼を引き受けた」
「…優しさはなく、情もないが、信頼できる女性だからな、貴女は」
ライダーが悲しそうな表情で浅く頷いた。
「…さて、どうするかね、マスター。余剰な魔力、いざというときに使える可能性もある」
「また俺に任せんのか。…いや、そうするって決めたんだったな」
23:45より↓2、どうするか
1:魔力を返却し、次のターンに共闘
2:魔力を返却するが、共闘はしない
3:魔力を返却しないが、次のターンに共闘
4:魔力を返却せず、共闘もしない
5:自由安価
【ふむ、どうも人がいないようですし、本日ここまでにしておきましょう】
【再開時はこの続きから。どう動いても、ここで剣魔が襲い掛かってくるようなことはないでしょう。お疲れさまでした】
【判定から再開】
22:45より↓2、どうするか
1:魔力を返却し、次のターンに共闘
2:魔力を返却するが、共闘はしない
3:魔力を返却しないが、次のターンに共闘
4:魔力を返却せず、共闘もしない
5:自由安価
1じゃー
>>860 1
…。
「分かった、返却する」
「すまんな。いずれこの損失は補填させてもらう」
「なら、今頼む」
「…何?」
虚を突かれたのか、珍しく呆けた顔を浮かべる姐さんに向かい俺は指を突きつける。
「その戦闘、俺達を連れてけ」
俺の言葉はさらに姉さんの目を丸くさせ、そして、しばらくしたのち、その目はにやりと笑みを浮かべた。
「了解した、私も商売人だ。二言はない」
余計な説明はいらないようだった。背後でライダーがひときわ大きく鼻を鳴らすのが聞こえる。
「では、それに加え、この情報を伝えておこう」
【ガディア・カレルレンのスキルを公開します】
◆獣の加護(猫)
カレルレン家が得意とする、動物を使役する魔術。
当主代理として派閥争いには努めて関わろうとしないガディアであるが、性格的に白派の魔術を好んで使用する。
加護とはいうが、実は雪風からの恩恵は特に無く、一方的にガディアの魔力が雪風に貢がれているだけの契約になっている。
共に在ってくれる事こそが見返りである、というガディアの考えによる物で、本人はこの契約に非常に満足している。
一応、副次的な効果で、雪風の身体能力強化、雪風との視界共有、簡単な感情伝達等が行える。
ガディアは令呪の作成にも関わっており、これらの技術はパスの構築やサーヴァントへの魔力供給にも応用されている。
【宝具、スキル使用時の魔力消費を確率で減少可能】
「…これって」
「ランサーの膨大な魔力使用を完全に補完する技術の持ち主、というわけだ。アレが呼ぼうとした大英霊を考えると実に厄介な組み合わせだったな。まだランサーがアレで救われた方かもしれん」
「…ちなみに、どれくらい相手には消費させたのよ」
直下、ガディア消費魔力量【獣の加護(猫)】-1【令呪消費無し】+1
1:1
23:2
456:3
789:4
9:4回分
「幸い、バーサーカーの健闘のおかげか、魔力は消費しきらせたはずだ」
「それは重畳。…しかし、令呪は残っとるんじゃよなあ」
「そう、二画。私とお前の令呪はそれぞれ一画ずつ。そしてそれに加えあちらは魔力消費ほぼ関係なしのアサシンがいる」
…ランサーの宝具、スキルは確認できたが。
「これは吾輩、ランサーに近寄らん方がいいな。吾輩、不可能を可能にされるのは流石に経験が無い」
「そうだな、ランサーをこちらが担当して、そちらにアサシンを引き付ける方がいいだろう」
「…つまり、さっきと同じわけか」
「やはりお前たちもアサシンに接触していたか。道理で此方に合流してこなかったわけだ」
「悪いな、…で、ランサーへの勝率は?」
セイバーが首を振り、キャスターが眉を寄せる。
「いいとこ五分。セイバーの宝具でガードは崩せるけど、そんなことお構いなしのパワーが来るからね」
「…おそらくだが、あちらもこれを最終決戦と捉えているだろう。令呪の出し惜しみも考えてすらいないはずだ」
「…そうか。こっちはライダーの従者は加わるんだよな。なら、まあ」
可能性はある。
「そして、それに加え、カレルレンの厄介さは戦闘員の多さにある。サーヴァントが無事でも、我々マスターが倒れてしまえば支障が出るのは当然」
「かつ、カレルレンは基本的に殺しを厭わん。マイケルはまだ分からんが、クッキー、ガディアは敗北がその時点でイコールに繋がると考えてもいいじゃろう」
『そう考えるとやっぱりあの白虎が厄介だね』
…カレルレンの虎か。
「爺、あの虎どうにかする方法ないのかよ」
「雪風か? ううむ、木天蓼は前回使ってしまったしのう…」
直下、トカゲ、何かいい案はあるか
123:ない、現実は非情である
456:ある、ただし博打である
789:ある
6:ある、ただし博打である
しばらくトカゲは頭を捻る。そして、何かに気づいたように目を見開いた。
「ないことは、ないのう」
「ホントか!?」
「カレルレンは動物と関係を持つ家系、その為、対動物用の礼装がいくつかある。ワシと主の契約のようにな」
…成程、これを使うわけか。
「その中に一つ心当たりのあるものがある」
「マジか、ならそれで」
「…ただし、それを使うには一時的に主とのリンクを切る必要がある。そしてワシはそもそも魔術師ではないからな、扱いに時間を喰う」
「それってつまり…」
『一時的にヤクシャは弱体化して、僕達とは別行動をとる必要があるってことだね』
それは、どうなるんだ…!?
「ククルンやマイケルがどう動くかもわからん以上、正直な話、主についておきたい。そもそも、アサシンがライダーを狙うか、ということすら確定しておらんしな」
「そうだな、あくまで我々がランサーを狙ったとして、アサシンがこちらへ見向きもしない可能性はある」
「まあ、礼装そのものは屋敷の中だから、今決めんでも、潜入時に決定すればいいことではあるな」
「アサシンのマスターは動けない…、ってことも考えて」
…そうだな、その場その場で判断するしかねえか。
「とりあえず、現状の確認はそれくらいか。他に何か確認しておくべきことはあるか?」
23:35まで、何か確認しておきたいこと(次ターンでは自由行動無しで直接乗り込みます)
ククルンやマイケルなどのスペックや能力
>>869-870
「爺、そういやあの犬女とゴリラについて何か知らねえのか?」
「む、知らんではないが、二派に別れているカレルレンの特性上、少々秘密主義なとこはあるからのう…」
直下、トカゲ知っているか。成功以上で判明していないスキル、ステータス公開、失敗でステータス公開【一応同じ家】+1
4:ステータス公開
「まあ、というわけで、どれくらいのことができる、としか分からん。すまぬな」
「…チッ、まあ、分かるだけマシか」
【ククルン、マイケルのステータスを公開します】
【名前】クッキー・カレルレン
【性別】女性
【令呪】犬犬犬
【属性】秩序・中庸
【所属】カレルレン家
【体】7:犬並み
【知】3:あまりよろしくない
【心】5:平均的
【質】4:平均よりわずかに劣る
【魅】5:犬にはモテる
【運】6:少しツイてる
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【名前】 ゴリラ(本名カレルレン・マイケル)
【性別】ゴリラ(ゴリラの雄、または人間の男)
【令呪】 ゴリラ
【属性】ゴリラ・ゴリラ(秩序・善)
【所属】カレルレン家
【体】 8:ゴリラはたくましい
【知】 6:ゴリラはそれなりに賢い
【心】 5:ゴリラのメンタルは普通
【質】 6:ゴリラの魔力はそれなり
【魅】 5:ゴリラの美醜はゴリラのみ分かる
【運】 5:ゴリラの運は普通
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「ゴリラ、ゴリラのくせに強くねえか?」
「まあ、野性の獣というものは概して人より強いモノよ。あと、マイケルはもともと人間じゃぞ?」
「!?」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「そうだ、姐さん。ライダーの従者で役に立った奴っているか?」
もしいるんなら、そっちに少しでも貸し出すべきかと思ったんだが…。
「ふむ、そうだな。戦力としては十把一絡げなのだが、バートホールドの逃げ足と、アルブレヒトの怪力は多少なりとも役に立ったか」
「ま、そんなとこだろうな、俺は特にだが、グスタヴァスはセイバーもいるし、あまり効果的じゃねえから」
「成程な…」
「と、いうことはどちらかを貸し出す、という選択肢もあり、か」
どうすっかね?
00:00から↓2、誰か貸し出すか
1:バートホールド(快速男)を
2:アルブレヒト(怪力男)を
3:どっちも貸し出さない
4:どっちも貸し出す
【【快速男】:【敏】がAランク。逃走判定に+3補正】
【【怪力男】:【筋】がAランク。相手の【筋】による攻撃に-1補正】
2:怪力男を貸し出す
…ランサーへの戦力は多い方がいいよな。
「なら、アルブレヒト、行け」
「命令権は吾輩であるな。頼めるか?」
「ええ、もちろんでがす。改めてよろしくお願いするでがすよ」
「ああ、此方も歓迎しよう」
さて、じゃあ準備は整ったわけだ。
「では、小休止後、ランサー陣営、カレルレン邸へ再度襲撃を掛ける。おそらくはこれが最後の決戦になるだろうな。全員、無理はするなよ」
腹に力を入れ深く息を吐く。ふとライダーを見ると、静かに目を閉じていた。
…声をかける必要はないだろう。どう足掻いてもこれが最後の戦いになるだろうから。
直下、他陣営の行動判定、成功以上で発生せず、失敗でカレルレン【最終決戦間近】+1
9:そのまま
【というわけで本日ここまで】
【次回、いよいよ最終決戦(おそらく)。お疲れさまでした】
【再開】
俺達が辿り着いたのは、もう日も高くなるころだった。
カレルレン邸は所々が破損し、既にその面影はない。
「もはや隠れる必要も無いがな」
そう言いつつも警報を無効化する姐さんを先頭に俺達は向かう。
嫌な汗が滲み出る。前回の敗北が脳裏を過る。
『…どう、真?』
『…どうも何もねえよ』
正直なとこビビってる。今すぐにでも回れ右して逃げ出したい。
だが、それでも、進む理由はある。俺の願いを叶えるためにも、そして、色々とあったこの戦争を終わらせるためにも。
『…ライダー』
『む?』
『戦争ってな、面倒だな』
『ああ、多くの場合は面倒なものだ。そして、多くの場合は何かを失うものだ』
…失う。色々と思い巡った。
『だが、吾輩は得たぞ』
『何を』
『中々に面白き英雄譚を、そして、その証言者、吾輩を英雄と語るであろう誰かを』
『…』
それが誰の事かは分かっている。だからあえて答えてやらねえ。
『何処が英雄だ、似非紳士のバケモンが』
『…私は生前、私の物語に翻弄され、そして憧れた。私も彼のようになりたいと』
声はいつものものとは違っていて。顔を見ると、やっぱり特徴的な鷲鼻が見えた。
『私の夢はただ一つ。夢を見続けることだ、いつまでもこの夢に浸ることだ』
『今から叶えに行くんだろうが』
『…いや、おそらくな、私の願いは叶ったのだ。この戦闘の結果がどう転び、座に戻り、記録となろうとも』
一瞬、笑ったような気がした。
『私は吾輩として戦った。それを忘れず、語ってくれる誰かがいるのだから。…マスター』
『んだよ』
『臆病者の君に、人ならざる君に誓おう。吾輩は君を護ろう。吾輩の夢の為にも、吾輩の誇りの為にも、君の、願いの為にも』
オッサンにそんなこと言われても気持ちわりいだけだ、背中に鳥肌が立つだろうが。
…まあ、でも、それだけは。
『信じるぜ』
『もちろん、吾輩はほら吹き男爵、ヒエロニュムス・フォン・ミュンヒハウゼン! その名に掛けて』
…それ、大丈夫かよ?
直下、初手遭遇判定【一回目】
12:槍暗
34:槍+白派
56:暗+白派
78:白派
9:ディエゴ
3:槍+白派
カレルレン邸、内部へ入ったとたん背中に粟が立つほどの殺気。
その源は冷たい目でこちらを見つめる一人の男。
「ようこそ、よくもまあ、これほど意のままに動いてくれる」
「やはり待っていたか。逃げられてないだけマシといったところだな」
「…確かにそれもそうだ。だが、それはそちらの台詞ではないかな?」
…ホムンクルスとの戦闘は確かに効いた。そして僅かだがその分あちらは休息をとっている。
「まあそれほどでもないさ。あの程度はな」
「そうか。…こちらに付く気はないかな? 東方屋、金額は出せるが」
「生憎、この商売は信頼が第一だ。金でコロコロ変わると悪評を立てられるのはよしたいのでね」
「残念、実に残念だ。では」
ガディアが表情を変えず片手を上げる。俺たちの背後を二つの影が固めた。
「ここで終わらせよう、僕も少し疲れた」
「ああ、終わりにするぞ! ガディア!」
そして、ランサーが飛び出し、ぎらつく目で俺達を睨む。
姐さんが目配せをしてきた。
「さて、どうする? マスター」
「アタシはこっちにつくわ、ムカつくしね」
そういいながらルージュは嗜虐的な表情で鎖を構え。
「ワシはどうする? 雪風に対する手段を探すこともできるが、此処に残って戦う、主についていくも一つ」
「つまり、爺は俺の判断、ルージュは残るってこったな」
『アサシンのマスターは動けていないはずだ。だからアサシンに向かう側にマスター戦の戦力は必要ないと思うけど…、このままここでランサーを片付けるのも一つ』
「でも、アサシンの奇襲が怖いだろ」
さて、どうすっか。
…はは、何度目の選択だ。もう、慣れてるはずなのに手が震える、心臓が高鳴る。
でも、決めなくちゃならねえ。生きるためにも、願いを叶えるためにも。
23:10から↓2、どうするか
1:離脱し、ヤクシャと共にアサシン側へ
2:離脱し、単騎でアサシン側へ
3:離脱せず戦闘、ヤクシャは離脱
4:離脱せず戦闘、全員で対ランサー
5:自由安価
1:離脱し、ヤクシャとアサシン側へ
…うし。
「姐さん、ここは任せる…、というか頼んだ!」
「了解だ、端からそういう約束だったのだからな」
俺達が離脱しようと動く。だが、虎の咆哮がそれを遮った。
「行かせると思ったか?」
「るせえぞッ! 獣くせえんだよ!」
「むしろ褒め言葉だ。悪いが、アサシンの到着まで」
ガディアの言葉は、一発の銃弾が遮った。
高らかに鳴ったその音に虎が一瞬怯む。その隙を狙い、トカゲが俺を抱え脱兎のごとく駆け出した。
「よくやった! アドルファス!」
「はいはい、ま、俺は戦闘になったら出番有りませんからね、此処でカッコつけるくらい許されるでしょうに」
包囲網を潜り抜け、俺達は走る。目標は、カストゥサルファー、この館のどこかにいるアイツさえ見つければ、アサシンも見逃せねえだろ!
ライダー陣営が走り去ったのを見届け、ガディアはやれやれと言ったように口を曲げ、霊夢がクツクツと笑う。
「…」
「さて、逃げられたようだな、ハンター」
「…人間とは面倒だな、獣ほどではないが」
「此の世に面倒でないものなどないよ」
「確かに、それは真理だ。僕はそういうものに関わる気はあんまりないのだけども、巻き込まれたからには仕事を果たすだけだ」
ガディアが剣を引き抜き、銃を構える。それを見、霊夢もアタッシュケースを開くと禍々しい呪銭をその手に握る。
鎖の音、荒い息遣い、血と玉薬。その匂いに誘発されたのか、雪風の唸り声が大きくなった。
ガディアが残忍な笑み、微笑みとも見えるそれを口の端に浮かべる。
「…さて、東方屋、悪いがこれも仕事だ」
「まったくもって残念だ、出会いが違えば私とお前はいい商売相手になれただろう」
セイバーとキャスターが互いに目を交わし、眼前の難敵を見据える。
「さて、凡百の英雄ども。アタシの大英霊の前にまた頭を垂れに来たか?」
「…俺は仮にも王子なんでね」
「同じく、貴女のような狐、とっとと追い出す必要があるわ」
「…言ってくれる。まあ、覚悟しろ。その臓物、その血潮、アイツの復活の贄となれッ!!!」
もはや戦いは避けられない、既に決まり、終わったことだ。
そして、これからは始まるのだ。新たに、そして最後の戦いが。
「では、血腥い殺し合いを始めるとしようか」
「これは避けられない戦いのようだからな」
直下、アサシン行動、成功以上で正面衝突、失敗で奇襲【何だかんだのマスター狙い】+1
3:奇襲
直下、対象
123:貴方
456:ライダー
789:トカゲ
000:なんでや
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. 八:::::::::::::::ハ::::,:::':::::::>`Y>' ー '゙ _ 彡.'/ ム
く:::::::::::::彡'∨.::::::::::::::// 彡' ∨.::}
ト、:::::::::::::::{:::::::::::>'´ヽ ___,..<>.--イハ、:\
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123:対象は貴方だし、カストゥサルファーが謎の強化復活だし
456:どうせだからオールスター
789:謎の貴方強化イベント
8:謎の貴方強化イベント
【ここに来て明かされる、正直もう、エピローグでそれなりに適当な理由でっち上げようとしてた貴方の体消滅の謎!】
【というわけででっちあげる必要が出てきたので、早いですが本日ここまで、お疲れさまでした。明日はお休みの可能性あり】
`` ‐- ..,_ |
,. ┴、``'' ‐- ..,,_ _,.. r‐''" 「やっぱり今日はお休みですね」
,. < \\ フー──----─一 '''":::::::::{ヽ
,. < ヽ ヽヽ /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ |}
/ n ヽ i i i /::::::::::::;:::::;__::::::::::::::::::::::::::::::;ィ7ノ ノ_,,.. -、
,. -─{ U } |. | | /::::::::::::::く (.・) ̄ヽ:::::::::r┐/゚'.ノイ ヽ
, '´ ヽ. ノ / ./ / 〈:::::::::::::::::::`ー‐一'´`::::::/. ::|:`'"l |::.
/ `'''"- ..__/ ノ/. ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/;;〉:::!:::: / !::: 「その穴埋めというわけではないのですが、次代のマスター募集かけておきます」
|  ̄ヽ \ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ :::|:/ l:::
| :: ::ヽ \ ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ-、__」 |:::
l ::::\.\ ヽ::::::::::::::::::::::::::_;:::/ |::
i. :::::::\ \ \:;:::ィエ工⊥ノ」 l::
', ::::::::\ \ `ヾr┬tェ-/ i
ヽ :. :::::::::\ \  ̄ __.ム / 「募集開始はこのレス以降ならいつでも」
ヽ :: ::::::::::::::ヽ、ヽ、, -‐_ニ-‐''{ / .. .:
ヽ:: :::::::::::/ `ヽ>'" ,. -| /! :::.. ..:::
\ :::::/ ヽ, ‐'" ,,.| / | :::::::....:::
ヽ、 \ r''´ \, ‐'" ! / | ::::::::::
`ヽ、 ∨ ヽ、_,ノ/ | :::
「要件は以下の通りで、だいたい今代の六十年後くらいを想定してもらえばいいです」
*一人につき作成可能鱒は三人まで、締め切りは随時
*システム上、マスターではないサブキャラになることもある
*基本的には終原、カレルレン、城戸、ゾラ、その他外来枠で送ってほしい。外来に関しては以前に送られたデータを利用する可能性あり
*前回応募したキャラクターの設定を再構成して送ってくることは可能。その場合はそれを明記。これは募集上限には含めない。
【テンプレ】
【名前】
【性別】
【令呪】
【属性】
【所属】
【体】
【知】
【心】
【質】
【魅】
【運】
【特徴・能力など】
◆
◆
◆
【来歴】
【性格】
【(個人的な)聖杯への願い】
【容姿、もしくはAA】
【各家概要】
【終原家】
【報復呪術】
自らに与えられた損害、危害、攻撃をそのまま、あるいは倍加して与える呪術。
心身共に攻撃や干渉が可能であり、その使い方は使用者によって異なる。
西洋の魔術体系とはまた異なっており、独自の進化を遂げた魔術の一つ。
【家の概要】
街を統べる四つの家の中で最も立場が低く、最も陰惨かつ卑劣な術を使用する家。
本来は街を古来より守っていた統治者の家であり、他三つの外来家が霊地を狙い攻め入った際に交渉することで現在の地位を確保し、戦争の末席についた。
しかし、使用する術やその境遇にも拘わらず、その家には何故か正しき心の持ち主が集まる傾向にある。
また、健全な心は健全な体に宿るとの言葉を体現するように、筋肉質なメンバーが多い。
現在は半分暴力団、半分自警団といったような街の護り手となっており、街を愛する気持ちは強め。
そのため、戦争においては霊地の貸借に加えカバーストーリーの流布や資金調達のような雑用諸々を担当している。
【願い】
戦争を目的としている他家等からこの街を守る
【カレルレン家】
【動物使役】
その名の通り、動物を使役する魔術。
斥候から戦闘、あるいは小型の礼装として使用が可能。
血液を利用したリンクで完全に指揮下におく一派、あるいは信頼を勝ち得その加護を受け共に行動する一派が存在している。
そのため意味こそ違えどどちらの派閥も動物を大切に扱う。
【家の概要】
戦争を行う四つの家の中で動物使役を得意とする魔術一派。
元々、獣の加護を受けることで力を増す少数の魔術集団のまとまりに端を発する一家である。
そのため動物を人間、魔術師より優れた存在とする白派、あくまでも道具として使役することを望む紅派が存在しており、常に冷戦状態。
白派は獣の加護を受け自らを強化したうえで共に戦闘する魔術を主に使用し哺乳類を使用する。
紅派は血液を利用し制御下に置くことで動物を武器として使用する魔術を主に使用し、爬虫類を使用する。
現在は家内の冷戦状態もあるものの、戦争には協力が必要だとしぶしぶ休戦状態にある。また、どちらにも属さない第三派も存在しており混乱している。
戦争では主に令呪の作成を担当している。
【願い】
生物進化の果てを
【城戸家】
【基礎魔術】
物体の強化、自己の防御、探索、人払いなど基礎的な技術を高い水準まで修めている。
言ってしまえば万能なオールラウンダー、悪く言えば器用貧乏。
どれか一つを特化するよりも、まんべんなく強化しようという安定志向の産物である。
【家の概要】
舞台となる街において学校を経営している一族。
もちろんそれは表の顔であり、本質は誰よりも純粋な魔術師然とした一家。
ただし、全体的に派手好きな成金趣味。そのため経営及び家系は常に困窮気味。
過去にはそれ相応の私財を得ていたようだが、徐々にその収入減が不足しかつての栄光はいつやら落ち目に。
構成メンバーはかなり血統を重視しており、外部の人間はほとんど存在していないかつ、少々プライドが高い。
戦争においては、魔法陣の生成を担当している。
【願い】
根源への到達
【ゾラ家】
【錬金術】
万物、物質の流転をテーマとする学問。西洋魔術の影響を受けたものであり、自然に干渉して物を造る魔術。
主に非金属を金に等が挙げられるように最高クラスであれば人体錬成も可能。
最終目標は「完全」に近づくことであるとされる。
【家の概要】
舞台となる街において医療機関を営む一家。
サンジェルマンの指導を受けているといわれるが真偽は不明な本来流れ者の謎が多い一家。
戦争開始時に、何処からともなく流れ着いた男を始祖とする一家であり、一族としての意識は薄い。また、少々貧乏性。
少しマッドの気はあるが、仕事には真面目で忠実な職人気質。「賢者の石」の錬成を目指しているといわれているが詳細は不明。
一種の職業ギルドの様相を見せ、有能な魔術師、錬金術師を積極的に引き抜いている。
戦争においては聖杯の作成を担う一家である。
【願い】
真理の追及
ヽ/ ヽ
_____,,.. ===彡 ', 「また、今代のメンバーと関係のあるマスターを送る場合は以下の事に注意を」
',
ト
} \
} ',
/ ',
斗 ´‐- .,_ ≧=- 「まあ、このスレに来てくださる人も少なくなってきたようですし」
_______,,. -‐ヽ l| | | ヽ } ≧=-
::::::::::::::::::___:::::::::::∨| l l } i}
_.、:::::/r ァ ヽ:::::::/ l| ノ ノ斗' } `ヽ
}:::::::`'ー==彳::::/ |斗 '' ” ′ \
.〈_:::::::::::::::::::::::::::/ ., / '、
',::::::::::::::::::::/ / / 「気がまえずのんびりと作ってください」
/:::::::::::::::::::/ / ゚
_, ′:::::::__,,::/ , / ∨
エエエ亠ィ / / ∨
亠亠亠'´ / ,
===ミx、/ /
ヾ' / { | 「何か質問あればお気軽にどうぞ」
-‐‐/ 彡 { |
*メンバーに血縁関係の有無が必須なのは城戸と終原。ゾラとカレルレン、外来は今代に関係のない人物でも可
*次代で死亡確定済みなのは、今回死亡の槙名、年齢的な問題で沖名、ラプーペ、マイケル、クラウディオ。身体的な問題でカストゥサルファー、眸、錬太郎
*死亡確定メンバー以外は、送られてきた設定如何によります
*また、今代の結果を経て、城戸が没落傾向、終原が徐々に復活、カレルレンは白優勢といった形になります。
*もちろん、今後の結果によって大きく変化する可能性はあります
こいつらの戦争まだ続くんか……
おー、これは楽しみ
やっぱり1回、普通の聖杯戦争を挟む感じ?
それとも、今代終わったらすぐ始まるのかな?
,..<¨ ̄ ̄\
,..< _,..ァ=ニ¨:::::\\ 「>>903 まあ、モノは試しですしね。個人的には面白かったのでもう一回くらいやってみます」
,..<>㍉i:i:i:i:i: /ィfji:ハ::'チY:}} }
,..< }i:i:i:i: {i::::,ィTT㍉:/}T=‐ァ
,.< _,,,xz彡/八\「「「「i/ 八/
,..<__,,.. .-.`ー‐‐\ ̄-㍉イ}⌒
-‐ ¨ ̄ /⌒| 「廴_/ .ii|ミ、
_,. ‐ /i:i:i:i:i:i\.`ー' ./ |i:i:i:\
/ {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\ {i 从i:i:i:∧.._ 「>>904 一応、連続してやろっかなあとは思ってますね」
/⌒ _.ィヽ \i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:}}i:i:i:i:i:i:/ } \
/ / 、_ ̄} ` 、i:i:i:i:i:i:i:}i:i:i:i:/ イ⌒\
面白いけど長いとちょっとダレる感じがするのが気になる
ゴリラやトカゲ爺の子孫作ろうと思ったとしてメスゴリラやメストカゲはいるのかしら
*前回応募したキャラクターの設定を再構成して送ってくることは可能。
前回送ったキャラクターは再構成しない限りは、次代のマスターとして採用されないですか?
∨ \\ \
∨ .\i} \ 「>>906 確かにその面はありますね。私があんまり長く時間取れなくなったのも大きいですが」
∨ .\ \
.\ ̄ヽ
气、 .\ i .\
/ftix `ー‐‐'}
i:/7:rx .i
人ー'::::`'::〕>.___/__ 「もうちょいサクサク動けるように少しシステム面等々見直してみますか」
イハ`ー‐‐ "/{/⌒)i:i:i:i∧
く__i_ノzzzz彡/乂_/i:i:i:i:i:i:i:}
〉/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:イ
/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:_,..
/i:i:i:i:i:彡< ̄
./i:i:i:/ 「AA主体にすりゃいいのかもしれませんがね。皆さんも何かご意見有れば是非」
{i / ∧
/ .∧
/ \ /i:
「>>907 そんなことはないです。前回のまんまでも大丈夫ですよ」
前回のままで大丈夫
というのは、前回送ったのは特に何もしなくとも次代の候補になっているor中身まんまでもメールでもう一回送ったら候補になる?
【申し訳ない、今日もお休み】
【>>912 前者ですね。前回のデータはそのまま次代候補になっています。何か新しく付け加えたいことがあれば、改めて送ってくださいということですね】
ちなみに来歴を次代にあわせて調整した場合3枠内に入るのかい?
【申し訳ない、今日もお休みです】
【>>914 入りません、「再構成して送ってくる」の内に入ると判断します】
*メンバーに血縁関係の有無が必須なのは城戸と終原。
ゾラとカレルレン、外来は今代に関係のない人物でも可
城戸、終原は必ず今代と血縁関係がある設定にしないといけないということ?
また、前回送ったマスターも城戸か終原だったら、最低でも今代のメンバーと血縁を持たせるような
来歴に修正して再構築が必要なのだろうか
あるかないか、それを判別できれば良いってことでしょう。
城戸太郎って送っても、誰の子供なのか養子なのか判らない。みたいな。
【>>916 だいたい>>917 みたいな感じです】
【別に書いてなくてもこっちで勝手に組み入れますが、他の家系からの参入とかは養子とかでない限り発生しない、みたいな感じで捉えてくれれば結構です】
【申し訳ない、描写だけ】
駆け出した俺達、広い邸内をひたすらに。
時折現れる犬やその他の獣を倒しながら目的地へ突き進んだ。
「爺! 場所は分かるか!?」
「応とも、主はそのまま先へ行け、おそらくアサシンのマスターはその先、ワシの目当ては上じゃ」
「分かった、…死ぬなよ」
「カッカッカ、主が死なねば死ぬことはなかろうよ」
トカゲはそれだけ言うと一瞬で飛び上がり、上階への吹き抜けへ姿を消す。
残ったのは俺と月、そしてライダーとその従者。一番初めのメンバーだ。
色々な人間に会った。知ってた奴の知らない部分も見れた。そして、いろんな奴らと戦って、別れも経験した。
…俺は。
「アドルファス、グスタヴァス、警戒を怠るなよ」
「…つっても、アサシンの能力はちと厄介ですぜ。少なくとも五感では捉えられない。可能性があるなら出てくる瞬間ってのが」
「言っても仕方あるまい。我々はできることでやれることをやるだけだ」
「…なら俺達にはこの世界でできること全てができますね」
「む、確かに。吾輩がいるのだからな!」
…考える暇もないほどの陽気な声。…ああ、そうだ、今はそんな糞しみったれたこと考えてる場合じゃねえな。
俺たちの前に、扉が現れる。この先にいる相手が、きっとこの戦争で最大の敵だ。ライダーたちのお喋りを手で制す。
「ホントよく喋るよな…、だけどもう黙ってろ」
「…ああ、吾輩、状況と場合は理解していた」
扉に手を掛ける。熱気が伝わってくる。この熱、確実に相手はここにいる。
「…開けるぞ」
扉を思い切り引き開けた。
「は」
カストゥサルファーの姿は、ない。おかしい、その思考に至るより早く。
溢れ出る熱気と何かが燻る音、そして焦げた匂いが殺到し。思わず身を引いた瞬間、目の前で炎が爆ぜた。
爆発するように吹き上がった衝撃、受け身も取れず諸に背中を打ち付ける。何かが折れたような感触、だが、まだ何とか生きている。
「マスター!」
「大丈夫だ、この程度…」
「! 旦那様! 大旦那様の背後です!」
「! しまったッ!?」
叫びが聞こえた。その瞬間、対応する暇もないほどの速度で何かが殺到し、俺の首を。
「え」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
昼の光穏やかな終原邸。
ホムンクルスが出払ったそこに、終原一と英雄の姿があった。
「…姉さん、本当にホムンクルスはいなくなってるみたいだ」
「そう、よかった」
「まあ、眸の部屋とか色々と荒らされてたけど、そこまで酷いもんじゃない。…なあ、姉さん」
台所を見回り、安堵する一に、英雄がどうしていいのか分からない、といった表情で一枚の封筒を見せる。
「これ、見つけた」
封筒には「遺書」の文字。
そして筆跡は彼にとって見慣れたもので。
封筒を一瞥し、一は寂しげな表情を静かに浮かべた。
「…あら、見つけちゃった」
「…じゃあ、これは本当に姉さんの」
「うん…、そう。…そうね、うん、話しておくべきかな、やっぱり」
穏やかな微笑みを浮かべたまま、終原一は語る。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
アサシンは確実な手ごたえを感じていた。すなわち、相手の命を奪ったという明確な手ごたえ。
しかし、実際はそうではなかった。殺したはずの相手から噴き出すのは、黒々とした何か。
目を背けたくなるような、魂まで侵されるようなそれ、アサシンは思わず飛びずさり、終原月、いや、真は黒々としたそれを吐き出し続けていく。
「ぎ、ギィ…!」
「…マスター?」
「何、この感覚…!」
獣の逃走本能に近いそれ、彼女ほどの人間が感じるはずもない感情、それに突き動かされ、アサシンはその場からの脱出を図る。
その一方でライダーは直感した。これは、おそらくは己が否定すべき何かなのだと、そして、ライダーは自分の役目を理解した。
「…諸君、吾輩はそうであった。何故、彼の元に呼び出されたのか、吾輩は今」
その目を開く。無貌は呪いに浸食されることすら厭わず、彼の主へ駆け寄った。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「お父さんとお母さんは、かつての戦争で発生した泥を、自分たちの呪いで抑え込んだ」
「泥?」
「ええ、聖杯に凝っていた人の悪意。…いつからそんなものが混ざっていたのか、誰かがそれを知っていたのか、分からないけど」
日向の縁側に座り、語られる過去。緩やかに語られるそれは、どこか中世の叙事詩を語るようで。
「で、でも、人類史の悪をどうやって」
「だからお父さんとお母さんは命を失った。そして自分の周りに累が及ぶのを恐れ、全てを投げ捨て、今の生活になった」
「その呪いの余波が? でも、だったら何で俺たちは」
困惑する英雄に、一はゆっくりと指を向ける。
「…私は被虐、英雄くんは復讐、眸ちゃんは陰性」
「…え?」
挙げられた姉弟の名前。英雄はそこに意味を見出すことができない。
三人の名前を唱え終わると、一は話を広げていく。
「私たちはそれぞれ、終原の持つ陽性の素質には似合わない淀んだ特質を持つ」
「それは、俺たちの呪術の影響で」
「もちろん、それもあるわ。…でも、それだけじゃない」
「それだけ、じゃ、ない…?」
言葉の裏に含まれた意味、それを英雄は理解してしまった。
一が静かに頷く。
「まさか」
「父さんと母さんは、私たちに僅かながら呪詛を流し込んだ、希薄し、命にかかわらない程度に」
「そんな…!」
「…苦しんでいた、悲しんでいた、二人とも、優しい人だったから。でも、そうするしかなかった、そうしなければ、私たち以外の人がたくさん死んでいた」
「…なら、月は、真は」
「その方法も限界が来た。父さんと母さんの体がもたなくなった、でも、まだ二人が受け持った呪詛は消えなかった」
語られる真実は、優しく、そしてあまりにも残酷で。
「…だから、二人は決断した」
語る一の顔には、微笑みながらも一つの線が。
「宿った二つの子を、犠牲にしようと、それをもって、この呪いを失くそうと」
「それが、月と、真…」
「そう。…本当なら、二人は父さんと母さんごと死ぬはずだった。…いえ、おそらくは死より辛い苦しみを」
「じゃ、じゃあ、何で月と真は!」
「…ここからは、私の想像に過ぎないけど」
一は頬を伝う線を拭き取った。
「きっと、真くんは優しい子だったのよ」
「…え?」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
…どこまでも、何かが広がっている。泥のように重く、暖かい何かが。
叫びが聞こえる、泣き声が聞こえる、悲劇の音が聞こえる。
人の形は崩れていく、人の心は光を失っていく。ずぶり、ずぶりと命が沈む音がして。
俺の魂は、悪意の泥へ埋まっていく。温かな呪いへ沈んでいく。
…ああ、思い出した。あのときもそうだったんだ。ずぶり、ずぶりと沈んでいく俺たちの体。
でも、俺はどうにかしてそれを認めたくなくって。そして、誰かを押し上げて…。
ああ、このまま、眠ってしまいたい。願いも、何も、もう。
『真、…真!』
叫び声が聞こえた。知っている誰かの声が。
重たい瞼を開ける。目の前には俺の映し身があった、いや、俺の。
『大丈夫だ、今度は僕が真を護る、今度は僕が真を信じる!』
『何を』
もう、いいじゃないか。俺は、もう、生きることを。
『吾輩の、名はァッ!!!』
世界が、震えた。声が、響いた。
知っている。俺はこの声を知っている。
『だって! 僕の!』
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「まだきっと、真くんの体には呪いが残っている。…いえ、もしかしたらその呪いこそが真くんなのかもしれないわ」
「真が…、呪い?」
「ええ、生きたいという、みんなを、私たち家族を生かせたいという、呪い。だからこそ、その根底は捻じ曲がってしまった」
「真は、じゃあ」
「違うわ、英雄くん。真くんはね、私たちの大切な」
一は、何かが聞こえたかのように天井を見上げた。
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
『何でもできて、何にもできない! そう、私は語り部!』
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::乂__ノ::::::::::::::::::::::::::::!
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;::イ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ノ{
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::::::::::::::::: / /.::ノ:\
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄`7iヽ! / __| ....::"::/'.::::::::\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ j:::!.∠、/..::::::::::::::::/ ,'.:::::::::::::::.\
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /{.:::::::::::::ヽ.::. イ´厂 /:::::::::::::::::::::::::\
『吾輩の名に誓って! 君たちの声を届けよう! マスター! 君は誰だ!』
俺は。しまいばら―――
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
「弟なのよ」
/  ̄ \
/ }
/ /
/ /
/ /
/ / ___
/ / /  ̄ ̄ヾ、
/ / //
/ / / .{ }
/ / / ヽ: : : : : : : :ノ
/ / / : : : : :イ
/ \/ : :/
/ /
/ /
___ / 〈 > '´ ̄ \
, ´ ̄  ̄ `¨ ‐--‐ ¨´ ´ ヽ
. { \ / ̄ ̄\}
.八 \ \ ', }  ̄ ̄\}l、
\ \ \ '八 : : :| \
≧=‐- ., \ \ \: : : : : : :ノ
`⌒≧=- ., \ \ `¨¨¨´ ‘,
` ., ヽ ` :、 ‘,
≧z=‐-- ., . : : ≧=‐-\
 ̄\ . : : : : : : : : : : : :} |
\ . : : : : : : : : : : : : : } /
終原、真―――!
『その声を、―――待っていたッ!』
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
ライダーが抱き留めた手を離す。放たれたその体はべちゃりと崩れるも、すぐさま立ち上がった。
意識を失ってから取り戻すまではほぼ一瞬。実際の時間も大差はない。
まるで初めて意識を持った赤子のように、終原真はその手を握り、見つめる。
どこか虚ろな意識が徐々に戻っていく。周囲に飛び散ったはずの何かは、影すら消えていた。
覚醒した意識の中、今までとは違った実在性を感じ、終原真は問う。
「…月?」
身体に流れる魔力の質が明らかに変貌したことには気づいたが、彼にとってそんなことはどうでもよかった。
しばらくの呼びかけののち、聞こえてきた寝息のような音に彼は一つ、息を吐く。
「…眠ってる、だけ、か?」
「マスター」
ライダーの呼びかけに終原真は完全に覚醒した。
「大丈夫だ、何とか、やれる…!」
「…説明は、可能か?」
「説明は後でいくらでもする! …ライダー、アサシンを倒すぞッ!」
「…この世はまことに摩訶不思議。…ククク、アッハッハ! 了解した! その権化たる吾輩、深くは聞くまい、ただこう言うのだ!」
逃げたアサシンの後を、追い、ライダーは笑う。快活に、そして愉快気に。
その身を焦がす呪いなど吹き飛ばすかというように。
「そのとき、吾輩は閃いたのだよ! 諸君! 吾輩の名は、ほら吹き男爵! ヒエロニュムス・フォン・ミュンヒハウゼン!」
…━…━…━…━…━…━…━…━…┓
┗…━…━…━…━…━…━…━…━…━
【呪心転花】
< ~ ヽ、 , - '  ̄ >
, -'ー 、ス v' /~
,, - '' ''~ ̄ ̄\ _
, - ' ` 、
_,, - ' ̄ ` 、
 ̄フ´ ` .、
_, -'' ̄ ` 、
ーニ二 ̄ ,/ ` 、
 ̄ フ' ,, -'' 、 ` 、
, -'~ ,, ''~ _ `ー 、_ ` 、 _
,; - '' /~ /~ ` ト、___二ニ=-
ーニ二__ /~ / |
ナ ̄ /~ ./ , `!
/ ∠二 __,, / ,!' / / i. `!
/ T''  ̄ ,!' ,!' / ./ _, - i ! `!,
, ''~ / | / ,, - ''て!/./ ,∠_メ、, -'7’ | | | \ i
ー='ニ,,_ _i'! ,! ! r't'~ </X ̄iア''ヘ∠_ / / ! i i i\ !
!!i .,| i ! ヽ. >、 \ ` ' 久~'7 ,ノ ,∠ヒ_ト. ,i .ト、 ! \ i
,// ,! . ! i i |\. `t-i 二,__ レ', ィ' ィ,__ソ ./i~ ./ | `ー、 ; ヽ、
// ,! | ! .| |_ `ーニ! ,ニ=-/'フ _ ,,イー--ーラii i. | ` 、 ';
/'!. ヘ ! /! .∧ iーミー-┘.ヒ- 、,__~ ̄ ! !テ!∧ ! \!
,i i / ! , i //i / `! | ~`7 几 ̄ > / ト, ヽ. ! . \
! ! / i' !i // i i. i i\ レ' `、、._ '´ ヘ ! \ \i
i ,i ,;' | ' i' /.∧! i .i i | \ ! `ー二ニ='´./i \| | `
! ! / | ./ | .i/ i,/ |! `i \ /! 'i. ` 'i
レ' .| /' レ'\ i! | >、. / `>、`i、 / |
/ i ,i' \ !、 /ヽ `iー .' | / \i, / ∧
/ i ,! \ \ ./ \| i / ` ,i ./ .〉
/ !,! `;、 ` 、 ( , -ー' | | .,i / ̄ / .〈
i! _ ` `ト-、 ,ノ | レ' ./ ./ \
\ ! ` | i´ / /
\ | i / /
\ | |
その身には呪詛が魔力の代わりに循環している。
一般的な魔力としての代用も可能であり、契約者の身体能力を引き上げることが可能。
ただし、契約者はこの呪いに蝕まれ、心身、あるいは霊核にダメージを受ける。
≪【質】が9に上昇する≫
≪サーヴァントの全ステータス、スキルランクを一ランク引き上げる≫
≪シナリオ終了時、サーヴァントの保持に関する判定にマイナス補正≫
【というわけで今回これだけ。最近来れなくて申し訳ないが、明日もお休み。よろしくお願いします】
【ですね、分裂というか、本人が役割を自覚したことで魔力回路が開いたイメージ】
【そしてコイツも多分呪い関連で早死にする】
【七家さんも復活しましたね。戦闘判定から再開】
【ライダー】
【筋】:4
【耐】:3
【敏】:9
【魔】:3
【幸運】6
◆対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『ほら吹き男爵の冒険譚(アドバンス・オブ・バロン・ミュンヒハウゼン)』
【【快速男】:【敏】がAランク。逃走判定に+3補正】
【【千里耳男】:一日に一回のみ、他の陣営の情報を把握可能、戦闘時相手の【耐】【敏】に-1補正】
【【鉄砲名人】:一日に一回のみ、他陣営の陣地に奇襲可能】
【【ブケパロス】:【敏】がAランク。騎乗礼装として使用可能】
【呪心転花】
≪サーヴァントの全ステータス、スキルランクを一ランク引き上げる≫
【アサシン】
【筋】:3
【耐】:3
【敏】:5
【魔】:1
【幸運】:4
直下、1の位、アサシン、【中国武術】判定、成功以上で発動
直下、10の位、アサシン、【圏境】判定、偶数で圏外、奇数で圏内
9:発動
8:圏外
【ライダー】
【筋】:4
【耐】:3
【敏】:9
【魔】:3
【幸運】6
◆対魔力:C
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『ほら吹き男爵の冒険譚(アドバンス・オブ・バロン・ミュンヒハウゼン)』
【【快速男】:【敏】がAランク。逃走判定に+3補正】
【【千里耳男】:一日に一回のみ、他の陣営の情報を把握可能、戦闘時相手の【耐】【敏】に-1補正】
【【鉄砲名人】:一日に一回のみ、他陣営の陣地に奇襲可能】
【【ブケパロス】:【敏】がAランク。騎乗礼装として使用可能】
【呪心転花】
≪サーヴァントの全ステータス、スキルランクを一ランク引き上げる≫
【アサシン】
【筋】:3
【耐】:3
【敏】:5
【魔】:1
【幸運】:4
◆中国武術 A+++
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく”修得した”と言えるレベル。
+++ともなれば達人の中の達人。
【戦闘前に判定を行い、成功した場合、戦闘中に使用するスキル、宝具の効果に+1補正】
◆圏境
【常時魔力消費無しで発動している】
【戦闘開始時に他ユニットの位置が【圏外】【圏内】のどちらであるかの判定を行う】
圏外
【【耐】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏外】において【有利】を獲得した場合、【圏内】の効果に変更される】
【初期スタート位置】
圏内
【【筋】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏内】において【不利】を獲得した場合、【圏外】の効果に変更される】
23:05より↓2、令呪を使用するかどうか(現在一画)。また、【千里耳男】の効果を発動するかどうか
↑
>>933 どちらも使用
【ライダー】
【筋】:4
【耐】:3
【敏】:9
【魔】:3
【幸運】6
◆対魔力:C
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『ほら吹き男爵の冒険譚(アドバンス・オブ・バロン・ミュンヒハウゼン)』
【【快速男】:【敏】がAランク。逃走判定に+3補正】
【【千里耳男】:一日に一回のみ、他の陣営の情報を把握可能、戦闘時相手の【耐】【敏】に-1補正】
【【鉄砲名人】:一日に一回のみ、他陣営の陣地に奇襲可能】
【【ブケパロス】:【敏】がAランク。騎乗礼装として使用可能】
【呪心転花】
≪サーヴァントの全ステータス、スキルランクを一ランク引き上げる≫
【アサシン】
【筋】:3
【耐】:2
【敏】:4
【魔】:1
【幸運】:4
◆中国武術 A+++
中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。
修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく”修得した”と言えるレベル。
+++ともなれば達人の中の達人。
【戦闘前に判定を行い、成功した場合、戦闘中に使用するスキル、宝具の効果に+1補正】
◆圏境
【常時魔力消費無しで発動している】
【戦闘開始時に他ユニットの位置が【圏外】【圏内】のどちらであるかの判定を行う】
圏外
【【耐】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏外】において【有利】を獲得した場合、【圏内】の効果に変更される】
【初期スタート位置】
圏内
【【筋】に+1補正】
【戦闘において【不利】の判定を受けた場合、他サーヴァントの情報の入手度、敏捷の差によってプラス判定が発生する(現在+1)】
【【圏内】において【不利】を獲得した場合、【圏外】の効果に変更される】
【1ターン目】
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
【令呪効果書き忘れてますけど、作用してます】
ライダー【筋】選択
4+1+3-2-2=4
アサシン【筋】選択
3+4-3=4
【均衡】
【2ターン目】
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ライダー、【筋】選択
4+8+3-2-2=11
アサシン、【運】選択
4+3=7
【ライダー、有利獲得】
【3ターン目】
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ライダー【敏】選択
9+1+3-2-2=9
アサシン【魔】選択
1+9-3=7
【ライダー、有利獲得】
【アサシン、【圏境】の効果発動、結果に+1、【中国武術】でさらに+1】
【均衡】
【4ターン目】
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ライダー【筋】選択
4+3+3-2-2=6
アサシン【筋】選択
3+4-3=4
【ライダー、有利獲得】
【アサシン、【圏境】の効果発動、結果に+1、【中国武術】でさらに+1】
【均衡】
【5ターン目】
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
ライダー【筋】選択
4+8+3-2-2=11
アサシン【筋】選択
3+5-3=5
【ライダー、有利獲得】
【6ターン目】
直下、ライダー判定
↓2、アサシン判定
147:【筋】
258:【敏】
369:【魔】
0:【運】
77:自陣営に有利な特殊判定
,. -─- 、
./:::::::::::::::::::::::::\
./::::::::::::::::::::::::::::::::::::`、
l:::::::::::::::::◯::::::::::::::::::::l
l::::O::::::::::::::::::::::::::::::::::!
、::::::::::::::::::::::::::::::::::::/.;;ヽ、
\::::::::::::::::::::::::::/.;;;i;;;;;;ヽ、_
/) ` ー- -‐´.;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`‐-、
_ / :/ |;;;; /;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ヽ、
ノヾ `‐-" l , -‐"i /;;;ノ;;;;;;;/;;;;;;,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙ヽ,
ノヽ | / .ヽ!;;:/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;li
l , :l / , ;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
( ヽノ .i i; ;l ,, ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
ヽ、 \l/_,-‐ 、:;| :;\,,-‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
ヽ、i \i;;;;;:));| ;;;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;‐、;;;;;;;;;;/
\ \´);;| ;;;;;;;/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;;
123:アサシン消滅判定&ランサー戦に早期加入
456:アサシン確定消滅&ランサー戦に早期加入
789:アサシン確定消滅&ランサー戦に何らかの有利なイベント
8:アサシン確定消滅&ランサー戦に何らかの有利イベント
直下、イベント内容
123:自陣営、一ターン目に参戦可能
456:↑+マスター戦発生せず
789:ランサー消滅判定
3:自陣営、一ターン目に参戦可能
【おそらくランサーがなんか演説ぶちかました模様】
【本日この判定だけ終わらせますのでご了承を。確定で全員宝具、スキルぶっぱで行きます】
【また、令呪使用の魔力回復量は二回分に。つまり、ランサーは魔力フル回復】
【ライダー陣営】
【筋】:15
【耐】:6
【敏】:9
【魔】:5
【幸運】9
◆対魔力:C
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『ほら吹き男爵の冒険譚(アドバンス・オブ・バロン・ミュンヒハウゼン)』
【【快速男】:【敏】がAランク。逃走判定に+3補正】
【【千里耳男】:一日に一回のみ、他の陣営の情報を把握可能、戦闘時相手の【耐】【敏】に-1補正】
【【鉄砲名人】:一日に一回のみ、他陣営の陣地に奇襲可能】
【【怪力男】:【筋】がAランク。相手の【筋】による攻撃に-1補正】
【【ブケパロス】:【敏】がAランク。騎乗礼装として使用可能】
【呪心転花】
≪サーヴァントの全ステータス、スキルランクを一ランク引き上げる≫
◆心眼(真):D+
【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】
◆豪腕:C
【戦闘判定で【筋】が選択された場合、ランク分の+補正】
◆『風絶麗剣(スクレップ)』
【自身の全ステータスを1ランクアップさせると共に、敵の【耐】をE(0)に低下させる】
【宝具解放後、自身も含め場に存在する味方に精神干渉系スキルに対する強い抵抗を付与する】
◆道具作成:D+
魔術的な道具を作成する技能。
”護符”の形成が可能。
【護符:一度だけ不利補正を無効。使い捨て。】
◆法術(結界):C
【霊的、魔的な属性を持った存在に対する攻撃に+2補正。戦闘時【耐】に+1補正】
◆逼割禅定(せりわりぜんじょう)
【戦闘中、【筋】に+2補正】
【工房、陣地に由来する効果を無効化、初期化する】
【ランサー】
【筋】:4
【耐】:0
【敏】:3
【魔】:4
【幸運】:5
◆対魔力:B
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
【保有スキル】
◆神性:C
【【神性】を持たないサーヴァントとの戦闘で結果にランク÷2分の+補正】
◆『着飾る地母王(オンファール)』
◆『虚飾の英傑王(ヘーラクレース)』
【【打ち倒す撃槌】を使用している場合のみ発動可能】
【魔力を二回分使用することでステータスを【筋】:A 【耐】:B 【敏】:B 【魔】:B 【幸運】:A 【宝具】:B+へ変化させる】
【使用後、二ターンの間、全ステータスがEに変更され、宝具の使用が不可能になる】
【発動時、以下のスキルを入手する】
◆心眼(偽):C
【奇襲に対しての対処に+2補正】
【消滅判定に+1補正】
◆戦闘続行:C
【敗北時に判定、ランクが高ければ高いほど、成功率が高まる】
◆勇猛:C
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク÷2(切り上げ)の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】
直下、令呪の運用。成功以上で一画はステータス向上。失敗で魔力に回し【女王特権】
【前言撤回。判定までって言いましたが残りレス数も少し不安なので、戦闘前の諸々判定処理まで終わらせます】
1:【女王特権】
直下、入手スキル【残り魔力一回分】-1
123:無辜の怪物
456:剛腕
789:対魔力
0:特殊判定
\///> ´ .ト、/| ヽ////////////>、´
>///}ヽ _ |l`´レ ∨/////////////
|/、_ノ_人O)__-―――- .,//////////
|/> ´////////>=‐- .,,__,,.>‐- .,_
/´////> ´::::::::;イ::::::::::::::/::::::::\::::::::::::::::::`
///////:: 、_:::/ \::::Χ ::::::::::::::::::\::::::::::::::
{/////::::::::::::::::/`‐- .,_\:::\ :::::::::::::::::::\::::::::
`¨¨7:::::::::::::::,z==ミ {ニ 、::ヾx、_::::::::::::::::\::
|::::::::::::;イ んィハ Vニ\∨ニ>――一
/|Vi∧/ヾ V :::リ ///ー―\.、´|:::ヽ::::::::::::
:::|;;;;;;;;;ハ `¨´,.._ ,r― ´∨`ヽヽヽ:::::∨:::::::
i:::|;;;;;;;;i::::\__,.イ } i:::ヽ:::∨::::
l:::ト、;;;;;{、::::イ { / ,/:}::::i:::::∨_
∨ ∧;;∨::::{ \ //イl::::|:::::::}: :
|::::\、\> .,_ ー__ ´ィ /:::ノイ:::::/ : :
∧:::::::::::::::::::、_>| | 〉 ー=ニア:::::::::::::/ : : :
∧:::\::::::::\_.∧ V´ <二 イ/\: : :
\::::::::ー...、く i ∧ \_.ノ ∥ ヽ: :
` ー┬ ´ ヽ \ \/ /-、 !Y.!∨
|: : : : :',_ f´r 、 Oヽ/i ^ノ _ | |.| `
|.: : : :.∧)_>ヽハ マ、' )、_( |.|
123:そこにはラプーペの忘れ形見が!
456:実はスキル強化もできるんだよッ!
789:消滅したサーヴァントのスキルも候補に入る
2:ラプーペの秘密道具、なんか人間から魔力搾り取る的なアレ。カストゥサルファーが回収してた
直下、いけにえをせんたくせよ!
123:マツミ&ディエゴ
456:ディエゴ
789:白派のどっちか
7:白派のどっちか
直下、成功以上でククルン、失敗でマイケル
1:マイケル吸われた―
【これにより、ランサーの全ステータスに+1】
直下、結局入手スキル【残り魔力一回分】-1
123:無辜の怪物
456:剛腕
789:対魔力
1:無辜の怪物
【巫術】使用
直下、7以上で成功
同時に、その場合の使用法
7:全ステータスアップ(+3)
8:弱体無効
9:一回のみ不利無効
4:発動せず
【というわけでランサーが博打に負けたところで今夜はここまで】
【次回、マスター側の判定を行って最終戦に突入します】
【まだ剣魔いるので厳密には最終戦ではないですが、大きな敵との戦闘はこれで恐らく最後。お疲れさまでした】
【次スレ:【二次創作聖杯戦争】Pastime Game 43【募集鯖鱒】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486562377/) 】
【再開】
【貴方陣営】
【体】7
【知】6
【心】6
【質】9
【運】5
◆ 呪心転花
【【質】が9に上昇する】
【サーヴァントの全ステータス、スキルランクを一ランク引き上げる】
【シナリオ終了時、サーヴァントの保持に関する判定にマイナス補正】
◆ 鎖錬金
【一回分の魔力を使用することで、周囲の物質をランダムに武器として使用可能。能力は武器化した物質に依存する】
◆操鎖技術
【戦闘時、【体】【知】に+1補正】
◆呪銭術
【戦闘時に使用することで戦闘結果に+補正】
【聖杯戦争開始時点で以下の呪術用金銭を所持している】
【禍々しい小判×1、赤茶けた古銭×1、血痕が付着した紙幣×2(左の金銭ほど使用した際の効果は大きい)(今回は+3)】
【ガディア陣営】
【体】15
【知】13
【心】12
【質】8
【運】6
【特徴・能力など】
◆剣牙虎(けんきこ)
【【筋】C【耐】E【敏】B【魔】E【運】D、【気配遮断】Cランク相当のユニットとして【白虎】ユニットを使用可能】
【対マスターには全ステータス7相当のユニットとして使用可能】
【ただし、戦闘、暗殺時にガディア・カレルレンが存在しない場合は、全ステータス、ランクがワンランクダウンする】
◆射撃術
【戦闘時、【体】に+1補正】
【【白虎】ユニットとの共闘時は、【体】を除く全ステータスに+1補正、【体】には+2補正】
◆夢遊歩獣(ワンダー・ワン)
【魔力を一回分使用】
【戦闘時、【体】【知】に+1補正】
【使用したターンのみ、【一百一犬兵隊】の効果にプラス補正、使用不可制限を撤廃する】
直下、ルージュ【鎖錬金】判定
123:【心】【運】に+1
456:【知】【体】に+1、【質】に-1
789:全ステータスに+1
さらに↓2、トカゲ到着ターン
123:3
456:2
789:1
4:【知】【体】に+1、【質】に-1
8:1ターン目
直下、トカゲの秘策はどうか
123:ステータスの減少には成功
456:3ターン目に無力化
789:無力化成功
4:3ターン目に猫を無効化
【最終ステータス】
【ライダー陣営】
【筋】:15
【耐】:6
【敏】:9
【魔】:5
【幸運】9
◆対魔力:C
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
◆『ほら吹き男爵の冒険譚(アドバンス・オブ・バロン・ミュンヒハウゼン)』
【【快速男】:【敏】がAランク。逃走判定に+3補正】
【【千里耳男】:一日に一回のみ、他の陣営の情報を把握可能、戦闘時相手の【耐】【敏】に-1補正】
【【鉄砲名人】:一日に一回のみ、他陣営の陣地に奇襲可能】
【【怪力男】:【筋】がAランク。相手の【筋】による攻撃に-1補正】
【【ブケパロス】:【敏】がAランク。騎乗礼装として使用可能】
【呪心転花】
≪サーヴァントの全ステータス、スキルランクを一ランク引き上げる≫
◆心眼(真):D+
【相手サーヴァントが取得した最終値が自分が取得した最終値と誤差スキルランク-2以内の場合、均衡に持ち込むことが可能】
◆豪腕:C
【戦闘判定で【筋】が選択された場合、ランク分の+補正】
◆『風絶麗剣(スクレップ)』
【自身の全ステータスを1ランクアップさせると共に、敵の【耐】をE(0)に低下させる】
【宝具解放後、自身も含め場に存在する味方に精神干渉系スキルに対する強い抵抗を付与する】
◆道具作成:D+
魔術的な道具を作成する技能。
”護符”の形成が可能。
【護符:一度だけ不利補正を無効。使い捨て。】
◆法術(結界):C
【霊的、魔的な属性を持った存在に対する攻撃に+2補正。戦闘時【耐】に+1補正】
◆逼割禅定(せりわりぜんじょう)
【戦闘中、【筋】に+2補正】
【工房、陣地に由来する効果を無効化、初期化する】
【ランサー】
【筋】:6
【耐】:0
【敏】:5
【魔】:5
【幸運】:6
◆対魔力:B
【ランク分の【魔】による攻撃にマイナス補正】
【保有スキル】
◆神性:C
【【神性】を持たないサーヴァントとの戦闘で結果にランク÷2分の+補正】
◆『着飾る地母王(オンファール)』
◆『虚飾の英傑王(ヘーラクレース)』
【【打ち倒す撃槌】を使用している場合のみ発動可能】
【魔力を二回分使用することでステータスを【筋】:A 【耐】:B 【敏】:B 【魔】:B 【幸運】:A 【宝具】:B+へ変化させる】
【使用後、二ターンの間、全ステータスがEに変更され、宝具の使用が不可能になる】
【発動時、以下のスキルを入手する】
◆心眼(偽):C
【奇襲に対しての対処に+2補正】
【消滅判定に+1補正】
◆戦闘続行:C
【敗北時に判定、ランクが高ければ高いほど、成功率が高まる】
◆勇猛:C
【戦闘時、【筋】【敏】による攻撃にランク÷2(切り上げ)の+補正、【筋】によるダメージにランク分の-補正】
【貴方陣営】
【体】8
【心】6
【知】7
【質】8
【運】5
◆ 呪心転花
【【質】が9に上昇する】
【サーヴァントの全ステータス、スキルランクを一ランク引き上げる】
【シナリオ終了時、サーヴァントの保持に関する判定にマイナス補正】
◆ 鎖錬金
【一回分の魔力を使用することで、周囲の物質をランダムに武器として使用可能。能力は武器化した物質に依存する】
【知】【体】に+1、【質】に-1
◆操鎖技術
【戦闘時、【体】【知】に+1補正】
◆呪銭術
【戦闘時に使用することで戦闘結果に+補正】
【聖杯戦争開始時点で以下の呪術用金銭を所持している】
【禍々しい小判×1、赤茶けた古銭×1、血痕が付着した紙幣×2(左の金銭ほど使用した際の効果は大きい)(今回は+3)】
【ガディア陣営】
【体】15
【心】12
【知】13
【質】8
【運】6
【特徴・能力など】
◆剣牙虎(けんきこ)
【【筋】C【耐】E【敏】B【魔】E【運】D、【気配遮断】Cランク相当のユニットとして【白虎】ユニットを使用可能】
【対マスターには全ステータス7相当のユニットとして使用可能】
【ただし、戦闘、暗殺時にガディア・カレルレンが存在しない場合は、全ステータス、ランクがワンランクダウンする】
◆射撃術
【戦闘時、【体】に+1補正】
【【白虎】ユニットとの共闘時は、【体】を除く全ステータスに+1補正、【体】には+2補正】
◆夢遊歩獣(ワンダー・ワン)
【魔力を一回分使用】
【戦闘時、【体】【知】に+1補正】
【使用したターンのみ、【一百一犬兵隊】の効果にプラス補正、使用不可制限を撤廃する】
【判定は次スレで】
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|: : :|: : : l:斗:十:|-: : : :|l_:_:_:_:_ィf示芋ミ、|l : : :!: : !: : : : : : :::|
|: : :|: : 斗-‐ ,ィ示芋ミ ¨ 弋zzソ 》7: : :|: : l: : : : : : : :| 「参照性その他が恐ろしいほど向上していますし、見やすい!」
ヽ_ -‐ ¨Ⅳ 《 弋zzリ ¨¨ , : : :l: : :! : : : : : : :|
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|: : : : |::/ |: : : :.. /: : :/: : : :_:_:_|: : : : : : :::| 「シェルターの方ではあの方による鱒鯖wiki勢を使ったスレも始まったようですし」
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. \{ |: : : : : : : :x<ヽ/_:_:_:/-‐ ¨ ´∨ : : : : : |
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从: : : //`' ¨¨ヽ /:::::::::::::/::::::::::_:_∨ : : : |
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「これはちょっと足向けて寝れませんよ…!!!」
鱒鯖wiki http://www60.atwiki.jp/ssfate/
ここに乗る条件ってなんなのかね。編集者の気が向いたら?
シグムントやらここに出たけど乗ってないのもそこそこいるね
/: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : :` 、 : : : \
/: : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : : : :ヽ
/: : :/ : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : \: : : : :\ : : : :. 「>>995 ええ、当時はあんまり使用されてないなかったので、初期の鯖、それも一部分しか」
/ : :/: : : : : : : /: : : : : : : : /: : : : : : : : : ヽ: : ヽ : : : : : : :.
i: : /: : : : : : : /: : : : : : : : /: : : : /: : : : : : :!: : : !: : : :ヽ. :∧
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|: |: : : : : : : :|: : : : |: : : : |: : : : : :!: : : : : : : |: : : !: : : : : !: : | !
|: |: : : : : : : :|: : : : |: : : : |: : : : : :|: : : : : : : |: : : !: : : : : !: : | !
|: | : : : :i: : : |: : : : |: : : : |: : : : : :|: : : : : : : |: : : !: __ : : |: : j/ 「登録はされてないですね。クロムウェルの作者さんなんかは自分で登録されているようですが」
|: | : : : :|: : : !: : : : !: : : : |: : : : : :!: : : : : : : !: : :/: : : : レ'
|: | : : : :|: : : |: : : : |__|__: :!: : : : : : _j_∠ -=ニ/:「
|: | : : : :|: : : |__|__| ̄_二>― 〃 ,.ィf斥F7: :!
|: | : : : :| : : : :!: : : | _,>rf赱ミ、 込r彳 /: : :!
|: | : : : :| : : : :|: : : :≪ 弋z少 ,' ': : : :|
|: ! : : : :!: : : : :|: : : :! { ,': : : : :! 「どうやら編集権限無しでも登場済みサーヴァントは弄れるようですので、製作者さんは気軽に登録してみては」
|: : : : : :| : : : : :!: : : :! _ ノ /: : : : : |
∧: : : : :| : : : : :| : : : ! _ ,イ: : : : : : |
/: : \: : :! : : : : :! : : : !\ '´_ /: :|: : : : : : :!
/: : : /: \|: : : : : |: : : : ! ` 、 / L_: :!: : : : : : |--、
/ /: :/:/\: : : :! : : : |ヽ > ‐ァ'、三三≧ 、 : : : |三∧
/ : : //三/三ニ>、|\: : | \ / \三三三 > 、!ニ /∧ 「>>1 的には権限は作者さんの方にあると考えるので、ご自由に。>>1 に登録任せるという人は」
/: : /三三:|三三三∧ \| \ / \三三ニ:/三ニ!三∧
/ /三三三ニ!三三三 ∧ | >― 、___\三 /三三:!三 ∧
/三三三三ニ:|三三三ニ∧ | / \三三三三三 |三三 |
「連絡いただければこちらで少しずつやりますので。折角の機会ですしね」
【そして申し訳ないけど本日もお休みです】
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