【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」瑞鶴「その10……ふふっ」【安価・コンマ】 (1000)

提督と艦娘達が学校生活を送る何番煎じか分からないスレです。
艦娘の設定は安価で決める為、原作設定と著しく異なる場合があります。その為、キャラ崩壊注意です。

前スレ

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」【コンマ・安価】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」清霜「その9!」【安価・コンマ】
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★1周目:高校生編
雷:友人の妹
神通:学校のクラスメイト
五月雨:未来から来た娘
U-511:最近海外から近所に引っ越して来た子

U-511END

★2周目:大学生編
羽黒:幼少時に引っ越してその後大学で再会した元幼馴染
加賀:ゼミの教授
阿武隈:家が隣同士の幼馴染
矢矧:セフレ

矢矧・羽黒・加賀END

★3周目:教師編
衣笠:同僚
伊168:性奴隷
山城:弱みを握った調教相手で高校3年生
伊13:学生時代の恩師の娘(双子の姉の方)

衣笠END

★4周目:高校生編
時津風:飼ってた犬が変化した
舞風:ダンス部の後輩
潮:近所に越してきた新婚の幼妻
漣:性処理メイド(借金のカタで売られて強制されて嫌々やってる感じ)

舞風END

★5周目:大学生編
浜波:引きこもり中の妹
朝雲:家庭教師バイトの教え子で小学生
那珂:大学の同級生で風俗嬢(風俗で身体を売ってるのを提督に見つかっちゃう)
清霜:元気印の妹で、朝雲と同い年

那珂・清霜END

★6周目:教師編
霞:町の平和のために夜な夜な戦ってる魔法少女
如月:実は初心な見習いサキュバス
熊野:学校の理事長の娘&子供のときからの友人
瑞鶴:虐められてクラスの肉便器に(教師である提督も使用してる)

瑞鶴・熊野END

★7周目:高校生編
夕立:街で出会った不良少女
漣:生まれる前から家に使えているメイドで、筆下ろしをしてもらって以降性処理をしてくれるようになった
ジェーナス:提督家が雇っているメイドの一人娘
青葉:提督のストーカー兼写真部員

漣END

★8周目:大学生編
大井:同居する兄の嫁で提督の性奴隷兼托卵相手。チン堕ちして托卵された子供を夫との子供として産んでも愛情だけは夫に向けている。元は結婚を誓い合った幼馴染みで、初キスも処女童貞も互いで失った
暁:3000年の時を経て現代に転生した最強の魔王様(現代においては学生)
大和:失恋したが、諦めきれずに時間を遡って提督と結ばれようとしに来た
アブルッツィ:学生にまぎれてる潜入捜査官

暁・大和END

★9周目:教師編
朝風:身体は堕ちてるけど心までは堕ちてない提督のおまんこ奴隷。口では嫌がってもちんこ入れられただけでイキまくって提督に逆らえなくなるチョロチョロおまんこに調教済み
ウォースパイト:紅茶の国のお姫様。パンジャンドラムとマーマイトをこよなく愛する英国人で ロイヤルな血筋の家に生まれた次女。幼少期に提督とした婚約を果たすために諸々の反対を押し切って無理やり来日してきた。得意料理はスターゲイジーパイとウナギのゼリー寄せ(ちゃんとおいしい)
対馬:両親(提督の姉夫婦)を亡くした姪。提督が引き取って育てていたが、ある日媚薬を一服盛られ理性を失わされた状態にされ、処女を捧げられる。その一部始終を撮影した動画をネタにされて肉体関係を継続中。脅しているのは対馬で脅されているのは提督
弥生:オナニー依存症の妹。提督の精液を子宮に入れることで疼きが収まる。罪悪感を覚えながらも提督との禁断のセックスがやめられない

朝風END

★10周目:高校生編
ビスマルク:借金漬けで売られた良家の令嬢。提督に買われて性処理肉便器として生きている。提督を殺したいほど憎んでいるが犯されて感じたくないのに惨めにイき狂わされてプライドがズタズタに傷付けられる毎日。同級生なので学校でも犯され家でも犯されもはや提督専用の形になるぐらい犯されまくってる。勿論肉便器らしく避妊なし危険日中出し当たり前で妊娠の恐怖に怯えてる
迅鯨:提督の妻を騙る担任教諭
不知火:元カノ。提督曰く『その日まではごく普通の彼氏彼女だったがある日突然別れを言い渡された。その時の顔は今までの笑顔溢れる彼女とははまるで違った"全てを諦めた"ような顔だった』とのこと。実は大和の時空魔法の間接的な被害者。彼女はその時代ではとても珍しい特殊な体質だった。そのため大魔導師だった大和の行使した巻き戻しの影響を中途半端に受け、大和と同じ回数のループを経験することになる。何度あらがおうとも気付けばすべてなかった事になる恐怖に晒され続けた結果、自分と提督が作る未来はどこにも存在しないのだと諦めてしまい、別れを伝えてしまった。皮肉にもそれは大和が魔力を封じられ、形は違えど思い人と結ばれる周だった
大井:提督の幼馴染みで相思相愛で共依存なセフレ。お互いに告白はしたものの、恋人として付き合っていない(50にならないと恋人として付き合えない)

不知火END

★11周目:大学生編
阿武隈:提督の幼馴染。提督に脅されて性処理オナホをやってる
山雲:提督の家の畑を出口としてやってきたお野菜の国の姫君。植物と会話が出来る
夕張:寮に住んでいる工学部の紅一点兼性処理肉便器。学部ぐるみで夕張を肉便器にしてる。男しかおらず肉欲に飢えている環境で唯一の女である夕張が毒牙に掛けられるのは必然だった。寮という逃げられない閉鎖的環境で強引に男どもの性欲を一身に受け続ける内にだいぶ開発され今では夕張の意思関係なく身体が常時発情状態に
明石:提督の願いを叶えた対価として悪事を強要してる悪魔

※システムについて
★読むのが面倒な人は『提督orヒロインの行動を安価で指定し、コンマ判定でヒロインの好感度を上げていく』と考えていただければ大丈夫です。

・期間が入れ替わる(例:4月1週→4月2週→4月3週……)ごとに反転コンマでどのヒロインと交流するかを決めます。最大値のヒロインと交流します。

・交流相手を決めた後は、提督とヒロインが何をしているかを安価で募集します。
 ただ、提督やヒロインの設定次第では、取っていただいた安価の内容を若干アレンジさせていただくか、進行形式を変更することがあるかもしれません。
 また、提督の行動を安価で決める際、そのヒロインからの評価が下がりかねない内容の場合も若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただく場合があります。

・好感度上昇率・好感度上昇判定も全て反転コンマを使用します。

・好感度がMAX50まで貯まった状態で、交流相手を決める際にそのヒロインが最大値になれば無事HAPPYENDです。


・好感度が40に到達した場合は『リーチ』状態となり、ヒロインが提督に対して恋愛感情を抱いている、あるいは恋愛感情をはっきり自覚した状態となります。
 進行そのものは通常時と変わりませんが、この状態で他のヒロインがENDを迎えてしまうと、そのヒロインは失恋してしまいます。

・ただし2番手以降のヒロインが好感度50に到達した場合、正妻による妨害判定が入ります。
 好感度上昇判定の次に妨害判定を行い、そこで妨害された場合は好感度が49で打ち止めとなります。

・2番手以降かつ好感度49で打ち止めとなったヒロインは、交流相手を決める際に最大値になった場合、すぐに妨害判定を行います。


・ヒロインを決める際の安価でR-18系の内容にしていただくことは大丈夫ですが、本編作中における提督やヒロインの行動については基本的にR-18系の内容は安価下とさせていただきます。
 理由としましてはエロ描写を毎回書くことになってしまった場合、更新スピードが非常に遅くなってしまう為です。申し訳ございません。
 その為、エロが関わらない設定のヒロインにつきましては、R-18系の内容は余程のことが無い限りは安価下と考えていただければ幸いです。
 
・ただしR-15程度の内容や、ヒロインの設定がエロと密接に関わっていた場合はその場限りではありません(例:セフレ)。しかし、その場合も描写はかなり簡略化させていただきます。

・R-18G系の内容は余程のことが無い限り全て安価下とさせていただきます。ただしこれもヒロインの設定次第では一時的に解禁する場合もあります。


※その他注意事項

・ヒロインの設定を決める際、基本的には何でもありです。ただし、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は再安価or多数決にさせていただく場合があります。

・提督とヒロインの行動を決める際の安価も、あまりにも飛躍し過ぎた内容の安価や、脈略が無さすぎる内容の安価は若干アレンジさせていただくか、安価下とさせていただきます。

・コンマ判定(反転含む)時、00もしくは0は最大値(10もしくは100)とします。

・交流相手を決める際のコンマや、好感度上昇判定時(上昇度小~大を決める部分)は反転コンマとします。
 好感度上昇コンマは一の位で判定します(例:18:00:00:93の場合、好感度の数値上昇は3が適用されます)。

・提督とヒロインが何をしているかの安価や、ヒロインを決める際の安価での連取りは基本的にNGです。交流相手を決める際や好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。

・高校生編→大学生編→教師編→高校生編……このサイクルを繰り返していきます。

・ヒロインから提督への呼称は、基本的に『提督』で統一させていただきます。


★埋めネタ安価について

★本編終了時、あるいは埋めネタ投下終了時に埋めネタ安価を取ることがあります。埋めネタはスレが残り僅かになったタイミングで投下します。
 採用条件等は基本的に以下の通りですが、場合によってはこちらで追加条件を指定することがあります。

・あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。また、埋めネタの内容は『本編の設定を踏まえた世界観』が主軸となるようにしていただけると幸いです。
 パラレルワールドに分岐させるかどうかはこちらで判断させていただきます。その時に周回指定が無ければ、こちらで埋めネタにあった周回を決めさせていただきます。

・同一ヒロインの似たような内容の埋めネタor前回と同一周での連続R-18系埋めネタは、最低でも埋めネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。
(例:前回『○○とお花見』→今回『○○とピクニック』、前回『□□とエッチ』→今回『□□と▽▽エッチ』等はNGとさせていただきます)

・似た内容の埋めネタが範囲内に複数含まれていた場合、その中で1番先に書かれている埋めネタの反転コンマのみ判定対象とし、残りは安価下とさせていただきます。

・R-18系埋めネタにつきましては、本編で一度でもヒロイン安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。

ここからは各ヒロインのプロットを投下していきます。全体的に長文になってしまった為、分割して投下します。

・ビスマルク

(20到達時)
提督の両親に負けず劣らずの莫大な資産を持つ良家の1人娘として生まれる。両親は敏腕な実業家で、自らの仕事に誇りを持っていた為、ビスマルクも両親の影響を受けて自信家に育つ。
提督とはライバル企業の関係であり、大井とは違い家が近所という訳では無かったが、ビジネスの場でたまに顔を合わせることがあった。
当時はビスマルクは提督に『自分の両親の方が凄いこと』をアピールしていたが、提督は挑発されていることに気付かず、彼にとってビスマルクは顔見知り程度の存在だった。

ビスマルクは、提督や彼の両親のことを一方的にライバル視していたが、幼稚園や小学校自体は別々だった為、大井のように幼馴染と呼べるほどの関係では無かった。
それだけでなく、このタイミングで大不況が発生してしまう。ビスマルクの両親は業績悪化による赤字や倒産を防ぐ為に死に物狂いで働いたが、それでも赤字は拡大していく。
(※ここが提督や大井の両親との違いであり、提督の両親は上手く立ち回って赤字を最小限に留め、大井の両親は自分達が会社を経営していた訳では無かったのが逆に幸いした)
当初は有名私立小学校に通っていたビスマルクだったが、両親の業績悪化に伴い一般的な小学校へ転校することになる。

ビスマルクにとって、誇りに思っていた自分の社会的立場や尊敬する両親の立場が危うくなっていることを幼いながらに悟り、良家の令嬢としてのプライドが徐々に崩れていく。
他のクラスメイトに『両親はお金持ちで仕事が出来る。私はお嬢様』と説明しても信じて貰えず、それどころか『じゃあどうしてこんな普通の学校に通ってるの?』と反論されてしまう。
それでも、ビスマルクはいずれ今までのように華やかな生活に戻れることを信じ続けた。しかし、両親の顔は日に日にやつれていく。

中学生になる頃には、かつて住んでいた家さえ売り払い、比較的安い賃貸マンションで暮らすことになってしまう。
既に令嬢としてのプライドが崩れかけていたビスマルクは、両親に『どうして今までの生活に戻れないの?』と問いかける。
すると、両親は疲労困憊した様子で『……大丈夫。いつかは元の生活に戻れる……今は辛抱する時……』と、消えそうなほどに小さな声で呟く。

両親の疲れ果てた様子を見たビスマルクは、それ以上の追及は出来なかった。それどころか、嫌な予感が頭をよぎってしまう。
『このまま私達は没落し続けて、最終的に家を失って路頭に迷うことになっちゃうんじゃ……』そんな考えが浮かんだビスマルクは、言いようのない不安に駆られるようになる。
中学校でも、ずっと嫌な想像が頭から離れない。劣化していく生活環境、弱っていく両親……悪い想像ばかり浮かぶ要素が揃い過ぎていた。
そして、ビスマルクの悪い予感は……予想の斜め下、言い換えれば、最悪の形で現実のものになってしまう。

中学3年生になり、そろそろ高校入試本番や卒業が近付いて来たある日……この頃になると、ビスマルク達はマンションさえ住めなくなり、アパートで質素に暮らさざるを得なくなっていた。
ビスマルクの令嬢としてのプライドはほぼ崩れ去ってしまっていた。両親の実績や立場を自慢するようなことはせず、学費が安いという理由で公立高校合格に向けて受験勉強をしていた。
かつての栄光に縋ろうにも、厳しい現実がビスマルクの自信家だった性格を打ち砕く。彼女はもはや、両親に以前までのような期待は全く抱いていなかった。
だが、決して嫌っている訳では無い。虚ろな目になりながらも、自分や生活の為にと働いてくれている両親を、ビスマルクはむしろ心配していた。

そんな両親は、既に正気を失うほどに追い詰められていた。負債が膨れ上がり、それを返済する為に借金を繰り返した結果、もはや全てが手遅れになってしまっていた。
通常なら自己破産を考えるところだが、精神的に参ってしまっていた両親は、そのような真っ当な手段を取る選択が出来るほどの思考力は残されていなかった。
そして両親は……あろうことか、ビスマルクだけを家に残して夜逃げしてしまう。受験勉強や日々の不安で疲れ果てて眠っていたビスマルクは、そのことに気付けなかった。

翌朝、ビスマルクが目を覚ますと……部屋には借金取りが座っていた。不審者に恐れながらも、ビスマルクは不法侵入だと訴える。
しかし借金取りは、ビスマルクに小さな紙きれを差し出す。そこに書かれていたのは、ビスマルクにとって信じ難い内容だった。
『置いて行ってごめんなさい、ビスマルク』この一言だけで、ビスマルクは全てを察した。自分は借金返済の為に、両親に捨てられたのだ。
(※借金取りが不況に加えて7周目提督の父親がとどめを刺したことを伝える)
借金取りが色々と説明する中、ビスマルクは目の前が真っ暗になった。心配していた両親に裏切られてしまい、もはやプライドなんてものは粉々に破壊され尽くしてしまった。
(※この時点でビスマルクは提督のことをすっかり忘れていた。というより、そんなことを考える余裕さえ無かった)

(30到達時)
借金取りに連れられ、住所さえ分からない場所へ閉じ込められてしまう。ビスマルクは自分の運命を呪い、今後自分がされるであろうことを想像して怯えてしまう。
そんな時、自分より年下であろう少女……漣(4周目)が、大人数の男達に強姦されている様子を目撃する。
自分も彼女のように、あの男達に強姦されてしまうのだろうか……そう考えたビスマルクは、ただ涙を流して体を震えさせるしかなかった。

だが、その心配とは裏腹に、ビスマルクをここへ連れて来た借金取りが『お前さんの買い手が見つかった。喜べ、処女でここを出られるなんて相当運が良いぞ』と説明する。
『買い手』という単語に理解が追い付かなかったビスマルクだが、借金取りに説明され……再び絶望することになる。
そう、自分は肉便器として、心無い人間に購入された……人身売買により、自分は奴隷として人権さえ失った状態で、他人の所有物になることが決定してしまったのだ。
ここで強姦され続けるよりはマシかもしれないが、それでも誰かの手によって自分の体を汚されることに変わりは無い。ビスマルクは自分の体を抱き締め、震え上がることしか出来なかった。

数日後、ビスマルクは購入者の元へ連れて行かれることになった。ビスマルクは抵抗することをやめ、全てを諦めた表情で借金取りに同行した。
しかし、目的地に到着したビスマルクは唖然とする。何故なら、自分を購入した相手は……かつて一方的にライバルだと思っており、今ではその存在を忘れていた提督だったのだ。
あまりの衝撃で借金取りの話が頭に入らず、最終手続きを終えた提督から声を掛けられるまで、ビスマルクは思考が追い付かなかった。

ビスマルクは『あれだけ明るい性格だった提督が、人身売買に手を染めるはずが無い。もしかして、私を助けてくれた?』と、僅かに残された可能性に縋ろうとする。
だが、そんな希望は瞬時に打ち砕かれてしまう。提督は虚無が支配した目を向けながら『いつまで突っ立ってるつもりだ?とっとと歩けよ、肉便器』と言い放つ。
それを聞いたビスマルクは驚愕しながら『どうして!?貴方、そんな性格じゃ無かったはずでしょう!?』と言うが、提督は『黙って歩け』と言いながらビスマルクを蹴り飛ばす。
(※提督はビスマルクのことを思い出していたが、そこに何の感情も無かった。不知火に裏切られ絶望した提督にとって、ビスマルクは性欲発散用の便器としか見ていなかった)

その後、ビスマルクは表向きは10周目家の『養子』ということになっていたが、その実態は当然、性欲処理用の肉便器である。
提督からありとあらゆる凌辱を受けることになる。ビスマルクがどれだけ拒絶しようとしても、提督は『便器は黙ってろ』と言いながら強姦し続ける。
ビスマルクは何度も提督に犯されてしまい、彼に殺意を抱いていた。隙さえあれば、少年院へ入ることを覚悟の上で殺害することも本気で考えていた。

しかし、提督に媚薬漬けにされたり、調教されることを繰り返されている内に……いつしかビスマルクは、心では嫌がっているはずなのに、体が感じるようになっていく。
半年も経つ頃には、ビスマルクの体は提督の性器を挿入れられただけで絶頂するほどになってしまっていた。
ビスマルク自身も、彼への殺意や嫌悪感は決して忘れていないものの、彼に犯されてしまったが最後、まともな思考さえ出来ないほどの快楽に染まってしまう。
それどころか、学校や外での青姦でも体が反応してしまう始末。危険日に膣内出しは当たり前で、妊娠や中絶の恐怖に震えながらも、彼からの快楽には逆らえないのだ。

しかし提督が時折、女性を肉便器として扱っているとは思えないほどに悲痛な表情を浮かべたり、酷い場合は涙を流していることに気がつく。
もちろん、それだけで提督への評価が上がることは無い。だが、1度や2度では無く、何度もそのような姿を見ていると……どうしても疑問に思ってしまう。
何が提督をここまで変えてしまったのか、どうしてここまで歪んでしまったのか……無論、その問いに答えてくれるとは考えていない為、ビスマルクはそれ以上の追及をしなかった。
(※30到達回想パート終了時に、ビスマルクの提督への感情が憎悪・殺意から疑問・興味・心配に変わりつつあることを心情描写で明言する)
提督が大井と関係を持っていることも知っている。否、彼から知らされた。だが、そこに何の感情も抱かなかった。自分が強姦される日々から抜け出せないことに変わりないからだ。

好感度20到達で、プロット前半部分を回想として描写。同時に提督が『肉便器の癖に反抗しやがって……やっぱり、こいつを買ったのは失敗だったか……?』と考える。

好感度30到達で、プロット後半部分を回想として描写。同時に提督が『……こいつはこいつで不幸だったんだろうが、所詮は肉便器だ。同情するだけ無駄だ……でも……』と考える。

リーチ到達で、ビスマルクは調教された結果なのか、それともかつてライバル視していた相手を間近で見て来たからか……いつしか提督に憎しみを抱いていないことを自覚する。
それどころか、いつも辛そうな表情で自分を犯す理由が気になり……自分の為にも、提督の為にも、その理由を聞いて何とかしたいと考える。
そこには殺意や憎悪は無い。ビスマルクの心には、提督への純粋な疑問や関心、そして……例え人身売買だとしても、自分をあの恐ろしい場所から助けてくれた感謝が芽生えていた。
ストックホルム症候群かもしれない。自分の精神を守る為に脳が無意識の内に憎悪を好意に変換しただけかもしれない。いずれにせよ、ビスマルクは提督に複雑な想いを抱いていた。

END開放時、ビスマルクはもはや提督に対してネガティブな感情は抱いていなかった。苦痛を浮かべながら自分を嬲る提督を、救ってあげたいとさえ思っていた。
自分でも信じられない思考に陥っていると考えつつも、ビスマルクは提督を優しく抱き締め……自分の気持ちや考えていることを、全て提督に打ち明ける。
当然、人間不信に陥っている提督は『……今更媚びを売っても無駄だ。お前を手放すつもりは……』と言うが、ビスマルクは『元から離れるつもりなんてない』と告げる。

提督はビスマルクの豹変振りに驚くが、同時に『思えば最近、こいつの態度が丸くなり始めていたとは思っていたが……まさか、そんな……』と考え出す。
提督の迷いに気付いたビスマルクは、提督を優しく撫でながら『……辛かったんでしょう?この家、家政婦さん以外いないもの……ずっと、寂しかったんでしょう?』と呟く。
そのままビスマルクに慰められ、提督の心の壁は少しずつ崩れていく。ビスマルクは続けて『不知火とか言う人って、提督にとって……大切な人で、今も苦しめている人よね?』と言う。
ビスマルクから『私は彼女と違って、提督を裏切ったりしない。裏切られることの辛さは痛いほど分かるから。それに、私は提督に購入された身だから、既に提督のものだけど』と告げる。

提督が『……信じて良いのか?こんなことをした俺を、許してくれるのか?俺を、愛してくれるのか……?』と言うと、ビスマルクは笑顔で肯定する。
そして、ビスマルクが『ただ、出来れば肉便器じゃなくて恋人が良いけど。同じ苦しみを味わった者同士、お互いを支え合う関係になりたいから』と言うと、提督はビスマルクを抱き締める。
提督は涙を流しながらビスマルクに謝罪し、これからは肉便器ではなく、ストレスや性欲を発散する存在では無く……お互いを支え合う恋人として向き合うことを決意する。

エピローグは、好感度の数値次第で展開が大まかに分岐します。

0~19:エピローグをご参照下さい。

20~29:交渉する展開は変わりませんが、ビスマルクが提督の事情を聴き、その後の対応がやや丸くなります。

30~39:提督が『通報しても良い。訴えてくれても良い。俺は許されないことをした』と言いながら土下座し、ビスマルクに許して貰う展開になります。

50到達:これからは親の財産はもちろんのこと、恋人として、身寄りを失ったビスマルクを一生支えていくことを誓う。

※失恋時や複数END時の展開については、実際にそうなった場合に改めて考える予定でした。

・迅鯨

(20到達時)
母親が世間でも優秀と有名な高校の教師を務めており、その凛々しい姿に憧れて教師の道を目指すようになる。
両親は内心「僕(私)のことは気にせず、自分の進みたい道を歩んで欲しい」と思っていたが、迅鯨が自らの意志で熱心に勉強する姿を見て、彼らも応援することにした。
幼稚園時代から母親監修で勉強を始めたお陰で、小学校に入学してからも優秀な成績を維持することが出来た。

そのまま順調に勉強を続けられると思っていた迅鯨だったが、夢を目指すあまり勉強以外のことを無意識の内に優先度を下げていた。
決して人と話すことが苦手という訳では無いが、授業が終われば帰宅して勉強する毎日だったので、親しい友人はほとんど出来なかった。
それどころか迅鯨の優秀さに嫉妬するクラスメイトが現れてしまい、中学年になる頃には軽い虐めを受けるようになってしまった。

最初は上履きや教科書を隠されるだけだったが、高学年になると虐めがエスカレートしていき、直接嫌味を言われるようになってしまう。
迅鯨も当初は教師の卵らしく、正面から「どうしてこんなことをするの?」と理由を聞いたこともあったが、最終的に「言っても無駄だから、無視して勉強に集中しよう」と考えるようになる。
しかし虐めが酷くなるにつれて周囲から孤立していき、クラス内には味方が誰1人いなくなってしまう。

虐めの影響で成績も下がってしまい、両親からも心配されてしまうが、迅鯨は心配をかけたくないと考え「大丈夫」と言いながら無理を続けてしまう。
限界まで溜め込んでしまった迅鯨は精神的に追い詰められてしまい、ふと「死ねば楽になれるかもしれない」という危険な考えが浮かんでしまう。
そのまま虚ろな目で住宅街から離れ、フラフラと街を彷徨い、気が付くと今まで来たことも無い場所に辿り着く。
それに加えて土砂降りの雨だった為、迅鯨は足を滑らせて道路に転んでしまう。しかし頭の中に「自殺」ばかり思い浮かんでいた迅鯨には、起き上がる気力さえ残っていなかった。

そのまま車に轢かれれば楽になれると考えていると、誰かに引っ張られる感覚がした。振り向いてみると、まだ幼い提督が必死に自分を歩道まで引き寄せようとしていた。
迅鯨が歩道まで引き寄せられたところで、提督は微笑みながら「もう大丈夫!」と言う。彼女は顔を上げて提督に「どうして?」と聞く、提督は「車が走ってて危ないでしょ」と言う。
提督から「どうして車が走ってる道でお昼寝してたの?」と聞かれた迅鯨は内心「貴方には関係無い」と思いつつも、虚ろな目で「道に迷っちゃったからかな」と告げる。

すると提督も「てーとくと同じ!てーとくも道に迷っちゃった!」と答え、そのまま提督達は近くの屋根がある公園で雨宿りすることにする。
最初は口を閉ざしていた迅鯨だったが、提督の純粋故に投げかけて来る質問を聞いている内に、少しずつ愚痴をこぼしていく。
内心「こんな小さな子供に話して何になるの?」と考えながらも、溜め込んでいた負の感情は留まることを知らず、涙を流しながら提督に自分の辛さを語ってしまう。
虐められていることの辛さ、夢を叶えられなかった時の不安、両親への申し訳無さ、誰も味方がいない等、提督にはまだ理解するのが難しい話だとしても、迅鯨の口は止まらない。

しかし提督は幼いながらに迅鯨がどれほど追い詰められていたかを理解し、迅鯨の頭を撫でながら「偉い偉い。お姉ちゃんは頑張ったね」と告げる。
この時、提督は「おとーさんとおかーさんがこうしてくれたら悲しくなくなる!」と考えており、泣いている迅鯨を見てそれを実践しようと思ったのだ。
迅鯨は感極まって、提督を抱き締めながら声を上げて泣いてしまう。提督は「ちょっと苦しい」と思いながらも、泣き叫ぶ迅鯨の頭を撫で続けた。

しばらくして迅鯨が泣き止み、溜め込んでいたストレスを少し発散出来て自殺を思い留めるようになる。だが、それでも迅鯨はまだ不安を抱えていた。
「このまま教師になれなかったらどうしよう」「このまま虐められ続けたらどうしよう」「私はずっと1人……皆から嫌われて……」という考えばかりが募っていく。
まだ幼い提督は、迅鯨の悩みを完全に理解することは難しかったのだが、それでも「何とか励ましてあげたい」と考え、咄嗟に「それならてーとくがいるよ!」と告げる。
迅鯨は驚いた表情で振り返り、提督は続けて「てーとくはお姉ちゃんのこと、すきだもん!」と言いながら迅鯨に抱き着く。

迅鯨は突然のことで慌てるが、提督は笑顔で「きらわれてなんかないよ!てーとくがいるもん!」と言う。すると混乱した迅鯨は「……どれくらい好き?」と聞き返す。
提督は「んー、おとーさんとかおかーさんと同じくらい!」と答え、更に迅鯨が「それって、結婚したいと思うほど?」と聞き返す。
この時点で迅鯨は自分がいかに変なことを聞いているかを自覚しており、「幼稚園児に何を言っているんだろう、私は……」と軽く自己嫌悪に陥っていた。
しかし提督は幼い故に深く考えず「そうかも!お姉ちゃんのお婿さんになりたい!」と言い出し、不意打ちを受けた迅鯨は赤面して慌て出す。

(30到達時)
その直後、提督の両親がやって来る。両親は迅鯨にお礼を言い、提督は彼らに連れられて公園を後にした。
迅鯨は先程の「お婿さんになりたい!」という言葉が脳内で反復され、同時に潰されそうだった心が元に戻っていくのを感じた。
流石に幼稚園児の言葉を本気にすることは無かったが、虐められていて孤独だった自分のことを、それほどまで励ましてくれる子がいることに感動する。
迅鯨は教師を目指そうと思った頃の活力を取り戻し、自分を励ましてくれた提督の為にも、何が何でも教師になってみせると固く誓う。
そして叶うことなら、いつか教師になった時に恩返しとして提督の勉強を見てあげたいと考えるようになる。

自宅に戻った迅鯨は学校で虐められていることを両親に打ち明ける。両親は迅鯨に「気付いてあげられなくてごめんなさい」と謝罪しつつ、学校に連絡を取ってくれた。
その後、連絡を受けた学校は問題解決に動き、虐めっ子達は両親や先生達からきつく叱られてしまい、最終的に迅鯨に頭を下げて謝罪することになる。
迅鯨は「教師を目指すなら、道を踏み外した生徒のことも考えないと」と思い、笑顔で「もう気にしてないから。でも、これからはそんなことしちゃダメだからね?」と許すことにする。

それからと言うものの、迅鯨の器の広さが生徒や教師の間で評価され、中学校から高校にかけて1度も虐められることなく順調に勉強を進める。
途中で「本当に教師になれるのか分からない」という不安がよぎったとしても、その度に提督からの励ましの言葉を心の支えにし、めげずに努力を続けた。
あの日のことを思い出すたびに、迅鯨の中では提督の存在が大きくなっていき、彼のことを考えない日は無いと言って良いほどになる。
その甲斐あって無事に教育大学に合格し、4年間のキャンパスライフを送った後、資産家の子供達が通うことで有名な10周目高校で勤務出来ることが決まった。

迅鯨は提督のことを1度も忘れたことは無く、「いつかお礼を言いたい。恩返ししたい」と考え続けていた。
それだけでなく「お婿さんになりたい」という言葉を思い出しては赤面し、幼稚園児の言葉を真に受ける自分を情けないと思いながらも、やっぱり提督と再会したいと持っていた。
そんな時、初めて担任を受け持つことになったクラスで、高校生になった提督と12年振りの再会を果たすことになる。
あの頃と比べて背も伸び、顔付きも男子らしくなっていたが、同姓同名かつ面影が残っていたこともあり、迅鯨は一目ですぐに提督と見抜く。

すぐにでも提督に話しかけたかったが、公私混同は良くないと自分を律し、最初は『教師』として提督と交流することになる。
しかしあの頃とは違い提督は常に暗い顔付きで、クラスメイトの誰とも打ち解け合おうとしない。それどころか無断欠席を繰り返すようになってしまう。
流石にこのままにしておく訳にはいかないと考えた迅鯨は、表向きは個人面談(悩み相談)として提督と2人きりで話し合うことにする。

迅鯨が何を話しかけても、提督は嫌そうな表情で『先生には関係無いことだろ』と言い、まともに取り合おうとしない。
あまりの変わり様に迅鯨は驚くも、かつて自分を救ってくれた男の子の為にも、迅鯨は真剣に提督と向き合おうとする。
それでも提督は「どうでも良いだろ。俺に関わるな」と言って聞かない為、迅鯨はショックを受けつつも、それとなく自分の正体を伝えようとする。

しかし不知火に裏切られたと思い込んでいた提督にとって、自分に好意を向ける異性を信用出来なくなっていた。
そんな時、迅鯨はあの日のことを思い出し、赤面しながら「ほら、話しづらいことなら、先生のことを友達……いや、親友、恋人……いっそのこと、奥さんだと思って……」と言ってしまう。
だが、提督には異性からの好意は強烈に不快感を抱くことであり、反射的に「やめろ。迷惑なんだよ、そういうのは」と言い放つ。
提督から拒絶された迅鯨は、自分の心が凍えていくのを感じた。提督はそのまま無言で部屋を出て行ってしまい、残された迅鯨は放心するしかなかった。

かつて自分を温かく励ましてくれた提督が、今では問題児になってしまっており、あろうことか自分を冷たくあしらって来たのだ。
そのショックは計り知れないものであり、迅鯨はあの日以来流したことのなかった涙を零す。だが、既に挫折を乗り越えた迅鯨はすぐに正気を取り戻す。
「恩人に忘れられているどころか、拒絶されたことは確かに辛く胸が痛む。でも、それ以上に提督が何か追い詰められているのでは?余裕が無くなるほどに深刻な悩みがあるのでは?」
そう考えた迅鯨は、今度は自分が提督を救う番だと考え、『教師』として、『恩返しをしたい身』として、そしてあわよくば『将来の妻』として、彼を元の明るい少年に戻すことを決意する。

好感度20到達で、プロット前半部分を回想として描写。同時に提督が『あの教師、俺に関わって来て鬱陶しいんだよ。全く、嫌になる……』と考えるも、無関心では無いことに気付く。

好感度30到達で、プロット後半部分を回想として描写。同時に提督が『……妻?バカバカしい。教師の癖に、生徒に何を言って……でも、どうして俺にそこまで関心を……』と考え始める。

リーチ到達時、確かに『妻として支えても良い』とは考えていたが、成長した提督と触れ合うことで、心から『彼と結婚……まではいかなくとも恋人になりたい』と思ってしまう。
元から提督のことを恩人として慕っていたこともあり、一旦想いに本格的に火がついてしまったら、もう抑えることが出来ない。あの日言ってくれたことを事実にしたい。
だが、自分は教師で相手は生徒。それだけではなく、年齢も一回り近く離れている。自分が彼とそのような関係になって、彼の可能性や未来を潰してしまわないかと考え、不安を抱く。

END開放時、どうしても想いに蓋をすることが出来ず、迅鯨は『最初に2人きりで話し合った』教室に提督を呼び出し、玉砕覚悟で告白する。
提督、迅鯨が自分に対して何かしら好意を向けていたことに気付いていた為、返事よりまず『……どうして、こんな問題児を好きになった?』と理由を聞く。
迅鯨は『……やっぱり、覚えてないんですね』と言い、答えになっていない返答を聞いて困惑する提督を、おもむろに抱き締める。
すると提督は一瞬だけ抵抗するも、懐かしい香りが漂って来る。すると迅鯨が『"あの日"も私が貴方に抱き着きながら泣いちゃって……その後、慰めてくれたよね?』と告げる。

その言葉を聞いた提督は、すっかり記憶から薄れていた"あの日"の出来事を思い出す。迷子になり、年上のお姉さんと出会い、彼女のことを慰めたことを。
そして、彼女に『お婿さんになりたい!』と言いながら励ましたことも思い出す。提督は『……ずっと、覚えてたのか。俺でさえ完全に忘れてたことを』と呟く。
迅鯨は嬉しそうな表情で『貴方のお陰で自殺を思い留まったから』と告げる。しかし、提督は先程よりも暗い表情になり『……だったら、俺は先生と付き合う資格は無い』と言う。

迅鯨が理由を問いただすと、提督はビスマルクや大井と関係を持っており、不知火に振られたことを未だ引きずっていることを打ち明ける。
その話を聞いた迅鯨は優しく、それでいて先程より強い力で抱き締め、あの日とは逆に迅鯨が提督の頭を撫でながら『そうだったの。辛かったわね』と慰める。
提督が『責めないのか?軽蔑しないのか?』と聞くが、迅鯨は『確かに褒められたことじゃないけど、それでも貴方は私の恩人で……貴方の奥さんになりたい気持ちは変わらない』と告げる。
ここで迅鯨が『貴方は私と逆だったのね。私は貴方のお陰で立ち直れたけど、貴方は後から道を踏み外して……だから今度は、私が貴方を救う番ね』と考える。
迅鯨の言葉を聞いた提督は、ようやく心に宿る不信感を取り払い、引きずっている過去から脱却出来たことを実感し……今までの態度を謝罪しつつ、迅鯨の告白を受け入れる。

エピローグは、生徒と教師という関係上、周囲に隠して交際することになるが、卒業と同時に結婚することを迅鯨に伝える。

※失恋時や複数END時の展開については、実際にそうなった場合に改めて考える予定でした。

・大井(リーチまで到達している為、END開放時~エピローグについて解説します)

END開放時、大井は提督に『肉体関係だけでなく恋人になりたい』と告げる。
提督もそのことについて悩んでおり、大井に対して既に幼馴染以上の感情を抱いていた。
しかし、それでも不知火に裏切られたことが不安として心を締め付け、提督は最後の決断を出せずにいた。

大井はすかさず提督を抱き締め、普段と同じように……否、普段以上に優しく触れ合うキスをする。
そして大井は『不知火さんに縛られないで。私は彼女と違って、提督を絶対に裏切らない。貴方を一生愛する』と告げる。
その言葉を聞いた提督は、大井の言葉から想いを感じ取り、かつて不知火に別れを告げられたトラウマを乗り越える。

提督は大井に今までの行いを謝罪しつつ『俺は馬鹿だった。こんなに俺のことを想ってくれる人が傍にいたのに、それを信じられなかっただなんて』と罪悪感に苦しむ。
それを聞いた大井は『私も、最初は貴方を依存させることしか考えていなかったからおあいこよ。でも、今は違う。恋人として、貴方を支えていきたい』と告げる。
提督は不知火の未練を断ち切ること、そしてビスマルクとの関係をやめることを約束し、今後は大井だけを愛することを約束する。

エピローグは、大井に『不知火のことはもう引きずっていない。俺が愛しているのは大井だけだ』と言いながら、改めて肌を重ね合い、お互いの愛を感じ合う。

※複数END時の展開については、実際にそうなった場合に改めて考える予定でした。

プロットはここまでです。今周は本編も回想もエピローグも書き進めるのが本当に大変でした(白目)。
ここからは11周目のプロットを組み立てていく為、しばらくお時間を頂くことになりそうです。

ヒロイン安価の募集時における注意事項についてですが、次回までに過去の質疑応答等を反映させておきます。
様々なご意見やご指摘、ありがとうございます。こちらが至らず度々申し訳ございません。
埋めネタにつきましては、11周目オープニング投下後に書き進め、改めて投下する予定です。
最後に、前スレにて個人的に気になったご質問・ご意見に回答して終了したいと思います。


・長い文章の設定安価について
今のところ字数制限は考えていません。ただ、既にご指摘があった通り、提督の行動やその後の展開等を細部まで指定するのは避けて頂けると幸いです。
また、どうしても書きづらい設定等が続いた場合は、申し訳ありませんがこちらである程度の字数制限を設ける場合があるかもしれません。

・『>>1がこれまでのヒロイン安価の中で好きなものを採用』という内容で安価を狙っても良い?
はい、大丈夫です。私としても『これは書いてみたい!』と思う設定が沢山ありますので、そのような内容の安価が最大値だった場合、ありがたくこちらで選ばせて頂きます。
ただ、このスレの方針が『読者の方々に取って頂いた内容の安価で話を組み立てる』ことを前提としている為、採用するとしても原則『一人まで』にします。

・非R-18周とR-18周を完全に分けて欲しい
これにつきましては、私もどうすべきか答えが出ていません。4人全員が非R-18はまだしも、全員が確定でR-18となると、書くのが大変になってしまいますので……
だからといって、こちらの都合で非R-18周だけを採用する訳にもいかない為、しばらくは現状維持(R-18ヒロインと非R-18ヒロインの割合は安価次第)になりそうです。
ただ、スランプが酷い場合は、一時的にR-18ヒロインに制限をかける場合があるかもしれません。こちらが至らずご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません。

プロット見るに10代目はビス子30代迅鯨40未満かつ大井不知火二股ENDが一番幸せだった?

今のところ艦娘安価のNG設定は
既出艦娘と同一設定又は既出キャラとの兄弟設定等
広島弁及び深海組
提督又は他キャラが存在しなくなるような設定
プロットを指定したり他キャラの設定に干渉するような設定
申し訳ないがTSした父親

だっけ?今さらだけど月島さんなゴトランドってセーフですか?

月島って誰だよ

BLEACHのキャラクター
過去改変的な能力を使って「あの時○○できたのは月島さんのお陰」だったことにして主人公を追い込んだ

>>26
ネタにマジレスすると、週刊少年ジャンプで連載されていたBLEACHって漫画のキャラクターの月島秀九郎の事
斬った人間(物質)の歴史(過去)を改変するって言う能力持ちのキャラ
なので>>25

ゴトランド
提督以外が提督の幼馴染み扱いするが提督に心当たりの無い自称提督の幼馴染み
周りが「大会で結果出せたのも受験が上手くいったのも全部ゴトのおかげだろ?」とか言っちゃうヤツ

がOKか聞きたいのだと思われるよ?

〇〇と付き合ってるけど、四姉妹全員で共有され逆輪姦されてる
と言う設定はOKかな?

>>25>>28
「過去を改変する能力を持つ」という設定については、8周目の大和という例がありますのでOKです。
ただ、私はBLEACHを読んだ(視聴した)ことがない為、>>27-28の方の解説がなければ設定の解釈の仕方を間違っていたかもしれません。

他作品キャラの設定となると、私が元ネタ(原作・アニメ等)を知らない場合や、こちらで調べたとしても誤解や解釈違いが出てしまう可能性があります。
もし他作品と関係する設定で安価を取って頂く場合、申し訳ありませんがキャラ名(作品名)や簡単な説明等ではなく、設定内容を具体的に記述して頂けると幸いです。
>>28の場合は『ゴトランド:過去改変能力者であり、提督の歴史を弄ることで強引に彼の幼馴染になり、裏で彼をサポートした』といった感じでしょうか?解釈が間違っていればすみません。
ですが、上記の誤解や解釈違いによる問題を防ぐ為、出来る限り他作品と関連する設定は避けて頂けると幸いです。

>>30
R-18ヒロインにつきましてはNGとさせて頂きます。
理由としましては、複数人のR-18描写を同時に書くのが大変なことと、安価で選ばれたヒロインの活躍が少なくなってしまうことを避ける為です。

非R-18ヒロインにつきましては、3周目の伊13や9周目のウォースパイトの例もありますので、現時点ではOKです。
ただ、上記の通り安価で選ばれたヒロインの活躍が少なくなってしまいかねない為、姉妹艦の人数にかかわらず出来る限り避けて頂けると幸いです。
また、こちらも字数制限と同様に、あまりに書きづらい設定が続いてしまった場合は一時的に制限を設けることがあるかもしれません。



様々なご意見・ご質問、ありがとうございます。上記の内容も注意事項に反映させておきます。
こちらの知識不足、そして力量不足でご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません。
また、今回の質疑応答以外にも、疑問等はございましたら可能な限り回答致します。

>>40
>>40
長文失礼いたします、邪魔ならNGお願いします。
厳密に言うならば「月島さん」と言う言葉は、月島の能力じゃなくて月島が起こしたシチュエーションの方を指していると思われます。

そもそも月島の能力は、対象の過去に事象を挟み込む能力で、個の過去改変はできても大和のように世界全部の改変はできません
なので、「月島さん」がゴトランドの能力のことを指していた場合、『提督の幼馴染だが、周りは幼馴染ではないと言ってくる』と言うシチュエーションになります

次に、月島がどんなシチュエーションを作ったかと言うと
主人公の仲間全てに能力で干渉し、主人公にとっては存在しないが、仲間にとっては存在する「月島さん」と言う仲間を作り、
上手くいったのは全て月島のおかげ、という事にしました

なので多分、>>26,>>28のゴトランドは
・提督は、ゴトランドの事を幼馴染では無いと認識している
・周りの人間は、ゴトランドを提督の幼馴染と認識している
・周りの人間は、提督が上手くいったのはゴトランドのおかげと認識している
の3点さえ満たせれば、ゴトランドの能力の種類は指定されてないと思われます。

オープニングはもうしばらくかかりそうです。お待たせして申し訳ございません。
明石や山雲の世界観はある程度固まったので、ここからはヒロインのプロットを組み立てる段階です。

皆様のお陰で1周年を迎えることが出来ました。いつも読んで下さりありがとうございます。
次の目標は2周年……自分のペースで少しずつ着実に進めていこうと思います。

お待たせしてすみませんでした!オープニング、投下します。

――オープニング

――人通りの少ない道


モブ子「はぁ……」トボトボ…

モブ子(まさか、また残業を任されることになるなんて……バイト先変えようかしら……)

スタスタ…

モブ子「………」チラッ

シーン…

モブ子(……さっきから、誰かにつけられてる気がする。まさか、ストーカー……な訳ないか)

モブ子(私を狙う物好きなんて、流石にいないだろうし……もっとスタイル良くて美人を狙うはず)

モブ子(自意識過剰も甚だしい……さっさと帰って寝よっと……)スタスタ…

スタスタ…

モブ子「………」

モブ子(……いや、絶対つけられてる。嘘でしょ……よりによって私を狙う?)

モブ子(うぅ、どうしよう……この辺りは交番も無いし……仕方ない。ちょっと怖いけど、こっちから近道して……)スタスタ…

「………」スタスタスタ

バチッ!

モブ子「うぐっ!?」バタッ

(……相変わらず強力だな、このスタンガン)

モブ子「いっ、ぁ……!?」ガクッガクッ

モブ子(か、体中が、痛……動けない……!)

「………」グイッ

モブ子「ひ……や、め……!」ガクガク

モブ子(ま、まさか……やめて!嫌っ!やだぁっ!)

(……悪いな。でも、こうするしかないんだ。恨むなら、犠牲に選ばれた自分の不運を恨んでくれ)

モブ子(嫌ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!)

――数十分後


モブ子「………」ガクッ…ガクッ…

「……はぁ」

明石『いや~、流石の手際の良さですね、提督。流れるようなスタンガンからの挿入!私でなければ見逃してましたよ~!』フワッ…

提督「………」

明石『おや、無視ですか?つれないですねぇ』

提督『……話すこともないだけだ。それで、ちゃんと吸収出来たのか?』

明石『もちろんです。この方が感じていた絶望や苦痛を、それはもうしっかりと』

提督「………」チラッ

モブ子「………」ハイライトオフ

提督「………」

明石『で、どうします?もう一発ヤりますか?』

提督「………」フルフル

明石『あら、それは残念』

提督「………」スタスタ…

明石『あ、そうそう。今日はレイプだけじゃなく、"別の悪事"も頼みますよ?』

提督「………」コクリ

明石『では私は一足お先に戻ってます。"あの子"がまだ部屋に残っていないか、確かめてきますね』フワッ…

提督「………」スタスタ…

提督(いつから、この状況に慣れてしまったのか……今ではもう、罪悪感も後ろめたさも感じない)

提督(ただひたすら、指示された通りの悪事をこなす……常識や倫理観なんて、持っていても邪魔なだけだったからな……)

提督「………」スタスタ…

――10分後・11周目提督家(賃貸マンション)


提督「………」

提督『……"あいつ"はいるのか?』

明石『もう帰ったみたいですね。家の中はもちろん、周辺からも生体反応を感じません』

提督『……そうか』つ鍵 カチャッ…

提督「………」ガチャッ バタン…

明石『おや?家に戻った時は"ただいま"と言うべきでしょう?』

提督「………」

明石『ふふっ……そんなことより、早速……』

提督『先に体を洗わせて欲しい。下半身が気持ち悪い』

明石『え~?急いで下さいよ~?』

提督(俺が風呂に時間をかけないことを知っている癖に……)


――15分後・自室


提督「……で、今日は?」つPC カタカタ

明石「いつも通り、ウイルスでもばら撒いて貰えますか?出来れば人々が困りそうなものを」

提督「分かった。となると、今回は……よし、こうするか」カタカタ

明石「目にも止まらぬ早さでウイルスが作られていきますね。これも"勉強"の成果ですか?」

提督(……こいつ、今わざと勉強を強調したな)カタカタ

提督「………」ッターン!

提督(これでよし。もっと悪質なウイルスでも良かったが、今回はまだやりたいことがある)カタカタ…

明石「おや?ハッキングですか?」

提督「………」カタカタ

提督(大学や教授のPCから試験問題や課題内容、それに関するデータを入手する。こうすれば、ただでさえ簡単な試験が更に楽になるからな)カタカタ

明石「……問題を暴かなくとも、提督なら"勉強"すれば楽勝じゃないですか?」

提督(……人の勝手だろ)

明石『はいはい。では私はそろそろお暇しますね。今日の予定分のエネルギーは、もう吸収出来ましたから~……』スゥッ…

提督「………」

提督(ようやく帰ったか……さて、俺もそろそろ寝よう。明日は1限からだ……)

提督「……はぁ」

提督(レイプ、ハッキング、ウイルス開発、その他不正行為……これでもう、何度目だろうな……)

――翌朝


「……さ~い」ユサユサ

提督「ん……」

提督(体が、揺れて……こんなことをするのは、"あいつ"しかいない……)

「起きて下さ~い。朝ですよ~?」ユサユサ

提督「………」

「あ、やっと起きました~」ニコニコ

提督「……山雲」

山雲「おはようございます~」ニコニコ

提督(昨日の朝は現れず、俺が帰った時もいなかったからな……今日は来るだろうなと思っていたら、予想通りか)

提督「……起こしに来るのは構わないが、近くないか?」

山雲「うふふー♪寝顔を観察してました~♪」ニコニコ

提督「………」

提督(道理で目を開けたら山雲の顔がアップだった訳だ……)

山雲「朝ご飯、用意しておきましたよ~?」

提督「……悪いな」

山雲「いえいえ~、私がしたくてやっていることですから~」ニコニコ

山雲(提督さんのこと、放っておけませんし~……それに、最近……)

山雲「………」

提督「……山雲?」

山雲「……そんなことより、早く身支度を整えて下さいね~?ご飯が冷めちゃいますから~」

提督「……そう、だな」

提督(毎日ではないとはいえ、2~3日に1度はこうして起こしに来るんだよな……)

提督(正直に言えばお節介なんだが、自分で呼び出した手前、邪険に扱うのも……)

――10分後


提督「………」

提督(案の定、机には野菜中心の朝食が……)

山雲「……もしかして、まだお野菜が嫌いなんですか~?」

提督「……こればかりは、治りそうもない」

山雲「ダメですよ~?偏った食生活は、万病の元ですから~!」

提督「だから、好みの問題じゃないんだって……」

山雲「じゃあ好き嫌い関係なく、普通に食べることは出来るんですよね~?」ズイッ

提督「……分かった。ちゃんと食うから、隣で俺の顔を凝視するのはやめてくれ」

山雲「見張ってますから~」ジー

提督「はぁ……いただきます。あむっ……」

山雲「……どうですか?」

提督「……美味い」

山雲「良かったぁ~♪遠慮せず食べて下さいね~?」

提督「………」モグモグ

提督(……野菜、というより、農作物全般に良いイメージがないんだよ。こればかりは、一生このままだろうな……昔から、そうだったから)

山雲「~♪」ニコニコ

山雲(そうそう、栄養はしっかり取らないとね~?提督さん、きっと1人の時はご飯に気を遣わないだろうから~……)

山雲(こうして、私がバランスの良いご飯を作ってあげないと~……体調を崩してからじゃ、遅いものね~……)

――30分後・11周目提督家玄関前


提督「……さて、そろそろ行くか」

山雲「今日も遅いんですか~?」

提督「……分からない。多分、遅くなると思う」

提督(明石のこともあるしな……)

山雲「そう、ですか……」シュン

提督「………」

山雲「あの、なるべく早く帰って来て下さいね~……?」

提督「………」ガチャ

山雲「あっ……」

バタン…

山雲「………」

山雲(やっぱり、大学が忙しいのかしら~……じゃあ、せめて……)クルッ

山雲「……よ~し!提督さんの負担を少しでも減らす為にも、頑張らないと~!」グッ


――数分後・11周目大学までの道


提督「………」スタスタ…

明石「朝から辛気臭い顔してますねー」フワッ…

提督「……テレパシーじゃなくて良いのかよ」ボソッ

明石「今は周りに誰もいませんから。あ、でも傍から見れば提督が1人で喋るヤバい人になっちゃうかも?」

提督「………」スタスタ…

明石「冗談ですってば。そんな怖い顔しないで下さいよ~」

提督「はぁ……」

提督(ただでさえ、"植物の位置にも警戒する必要がある"ってのに……)

「それでねー?昨日は久しぶりに山雲姫と科学王子が協力する話だったの!」

「えっ、嘘!?よりによって私が見逃した時に~!」

提督「………」

明石「おや?今の話題は……」

女子小学生A「録画してなかったの?すっごく面白かったよ!」

女子小学生B「番組表の予定が変わったせいで、録画時間がズレちゃって……」

女子小学生A「あちゃ~、それは災難だったね。新しい敵キャラが出て来たんだけど、そこから先の展開がハラハラしちゃった!」

女子小学生B「何それ見たい!ねぇAちゃん!今日遊びに行っても良い!?昨日やってた山雲姫見せて!」

女子小学生A「良いよ!一緒に見よっか!」

女子小学生B「やったー!」

明石「やっぱり『山雲姫』かぁ。"当時"は打ち切りが決まっていたのに、今じゃ人気アニメですもんね~」チラッ

提督「………」

明石「まさか、"彼女"の為にそこまでするなんて……もっとも、その"彼女"は今、提督の……」

提督「……嫌味か?」

明石「いえ、ただの雑談ですよ。私自身、別に貴方を困らせる為に"彼女"を指定した訳じゃありませんから」

明石(まぁ、私としては提督が苦しんでくれれば、その分だけ多くのエネルギーを吸収出来るのでありがたいですが)

提督「………」

明石「……おや、そんなことを話している内に来たみたいです」

提督「……来たって、誰が」

明石「"彼女"ですよ、"彼女"」スッ…

提督「……!」チラッ

阿武隈「………」スタスタ…

提督(……こいつ、分かってて話題に出したのか)

明石「………」ニヤニヤ

提督「……よう」

阿武隈「……おはよ」

提督「阿武隈も、今日は1限からだったんだな……」

阿武隈「うん……」

提督「………」スタスタ…

阿武隈「………」スタスタ…

提督(……会話がない。まぁ、当然だな……阿武隈にとって、俺は……)

明石『幼馴染同士なのに黙りっぱなしだなんて、随分と冷え切ってますねぇ』

提督『……お前』

明石『大丈夫ですってば。私の声は、阿武隈さんには聞こえていませんから』

提督『そんな心配はしてねぇんだよ……俺はお前に』

明石『ふふっ、そうやって怒りを抱いてくれれば、私としては美味しい限りです』ニヤニヤ

提督「………」

提督(……落ち着け、こいつのペースに乗せられるな。いちいち感情を駆り立てていたら、俺が疲れるだけだ)

阿武隈「……ねぇ」

提督「……ん?」

阿武隈「どうせ、今日も……するんでしょ?」

提督「………」チラッ

明石『そうですね……昨夜は赤の他人でしたから、今夜は阿武隈さんから吸収しちゃいましょうか』

明石『いくらヤっても損はありませんし、気が済むまでズッコンバッコンしちゃって下さい!』

提督(こいつ……)

提督「……あぁ。講義を終えたら、いつもの場所で待ち合わせだ」

阿武隈「………」コクリ

提督(……今日は家へ帰れそうにない、か。まぁ、珍しいことでもないが)

――数十分後・講義室


教授「この理論は、かの有名な……」

提督「………」

提督(メモなんて取らなくとも、一度聞けば全て頭に入る……世の中の秀才は皆、こんな頭を持って生まれてきたのか)

明石『提督も優秀じゃないですか。もっとも、私のお陰ですけどね』ニヤニヤ

提督「………」

明石『そんなことより、昨夜の被害者のことですが……』

提督『……いつも通り、泣き寝入りするよう"干渉"したんだろう?』

明石『ご名答。騒ぎになると、その分だけ対処が面倒になりますから』

提督「……はぁ」

提督(今の話を聞いて安心する俺も、こいつと同じように……悪魔、なんだろうな。今更だが……)

明石『では、伝えるべきことは伝えたので、そろそろ他の契約者の様子を見に来ますね』

提督「………」コクリ

明石『それじゃあまた~』フワフワ…

提督「………」

提督(やかましい奴が行ったか……これでようやく、勉強に集中……)

「………」ジー

提督「………」

提督(……しようと思ったが、どうやら無理そうだ)

夕張「……///」ジー

提督「………」

提督(見られてる。振り向かなくとも、後ろから凝視されていることが分かるほどにな……)

夕張「……///」ジー

夕張(早く終わらないかしら……もう、体が疼いちゃって……あぁ、挿入れたい……早く挿入れて貰って、気持ち良くなりたい……!///)モジモジ

――約1時間後


教授「……よし、今日はここまで」

夕張「提督っ!///」タタタッ

提督「………」

夕張「もう我慢出来ないの!お互い次は講義ないでしょ!?だから……ね?///」

提督「……場所は?」

夕張「いつもの所で!///」

提督(向こうのキャンパスか。この時間帯は人がほとんどいないしな……)

提督「……分かった」

夕張「じゃあ早速行きましょう!ほら、早く早く!///」ガシッ

提督「おい、引きずって行こうとするな。落ち着けって」グイッ

夕張「はぁはぁ……///」スタスタ

提督「………」スタスタ

提督(昨夜ヤったばかりだし、今夜は阿武隈を犯すから……出来れば体力を温存しておきたかったが、仕方ないか)


――数十分後・別館の空き講義室


提督「相変わらず、ガバガバだな……っ!///」

じゅぶっじゅぶっ!ばちゅっばちゅっ!

夕張「んあぁっ!そこっ!そこぉっ!///」

提督「乳首もこんなに立たせて……そんなに待ち遠しかったのかよ……!///」

どちゅどちゅどちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

夕張「だっへぇっ!てぇとくとするのっ、すっごいきもちぃからぁっ!///」

提督「そうかい。悪い気はしないな……っ!///」

ごりゅっごりゅっ!ぐりゅぐりゅっ!

夕張「んぎぃっ!お、おくぅっ!しょこっ、よわいのぉっ!///」

提督「くっ、そろそろ……外に出すか?///」

夕張「な、なかでだひへぇっ!///」

提督「言うと思ったよ……くうっ!///」ゾクゾクッ

ビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!

夕張「で、でへるぅっ!あったかいザーメンでへるううううぅぅぅぅっ!///」ガクガクッ

提督「ふぅ……」

夕張「はぁ~っ……はぁ~っ……///」ヘナヘナ

提督「……スッキリしたか?」

夕張「ぅん……///」

提督「なら良い。後でピルを飲んでおけよ。お前が言った通り、出来ても責任は……」

夕張「分かってる……私が言い出したことだもの……///」

提督「………」クルッ

提督(こいつとの行為は、余計なことを考えなくて良いから……嫌いじゃない)スタスタ…

夕張「あっ、待って……」

提督「………」ピタッ

夕張「どうせなら、夕方も……///」

提督「……悪いが、先客がいる。そもそもお前には、俺以外にも相手してくれる奴らがいるだろ」

夕張「……残念。貴方とシてる時の方が、気持ち良いんだけどなぁ……///」

提督「………」スタスタ…

提督(こいつも"犠牲者"のはずなんだが、とてもそうは思えない。阿武隈と違って、現状に適応……いや、違うな。話を聞く限り、調教されただけか)


――数時間後・11周目大学正門前


阿武隈「………」

スタスタ…

阿武隈「………」チラッ

提督「……待たせたな」

阿武隈「……ううん、大丈夫」

提督「………」スタスタ…

阿武隈「………」スタスタ…

提督(互いに無言で歩き、"植物を避けつつ"ラブホへ向かう。無理に話そうとすれば、より気まずくなるだけだ)

提督(……本当は俺の家が1番手っ取り早いんだが、山雲と鉢合わせする可能性が高い)

提督(阿武隈は実家暮らしだから論外。そうなると、必然的にラブホという選択肢しか残らなくなる)

――数十分後・ラブホテル


提督「………」

ぐちゅっぐちゅっ!ずぷっずぷっずぷっ!

阿武隈「んっ……あっ……」

提督(……夕張とは違い、阿武隈は対価の為に犯す)

ずちゅっずちゅっ!ぱちゅっぱちゅっ!

阿武隈「くぅっ……」

提督(最初は罪悪感で苦しむこともあったが……いつしか、慣れてしまった)

どちゅどちゅどちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

阿武隈「んぁっ……」

提督(もはや、ただの作業のようになってしまっている。それほどまでに、俺は歪んで……いや、違うな)

じゅぷっじゅぷっ!ずぷっずぷっずぷっ!

阿武隈「いっ……んんぅ……」

提督「……出すぞ」

提督(……割り切ったんだ。いちいち胸を痛めていたら、ストレスで心がやられるだけだから)

ビュルビュルビュルッ!ドプッドプッ!

阿武隈「……っ」ガクガク

提督「………」

ちゅぷっ……どろぉっ……

阿武隈「ひぁっ……」

提督(ちんこを抜いた瞬間、精液が溢れ出る……我ながら、よく夕張とヤった後でこんなに出せたもんだ)

阿武隈「………」

提督「……先にシャワー浴びて来い。俺は後で良いから」

阿武隈「……うん」

――30分後


阿武隈「………」つシャワー シャー…

阿武隈(……提督がこうなっちゃったのは、私のせい。だから、私が受け止めないといけない)

阿武隈「………」キュッ…

阿武隈(私があの時、提督の辛さを理解してあげられなかったから……)

阿武隈「………」つバスタオル フキフキ…

ガチャ…

阿武隈(バスタオル姿)「………」チラッ

提督「……交代だ。お前はもう帰って良い」

阿武隈「……うん」

提督「……分かってるとは思うが」

阿武隈「このことは誰にも言うな、でしょ?というより、言いたくても言えないし……」

提督「………」ガチャ

バタン…

シャー…

阿武隈「……はぁ」

阿武隈(例え、脅されてなかったとしても……弱みを握られていなかったとしても……)ゴソゴソ…

阿武隈「………」ファサッ…

阿武隈(私は元から、このことを両親や山雲姫に伝えるつもりはない。だって、私が悪いから……)

阿武隈「………」スタスタ…

阿武隈(提督を、こんな歪ませてしまったのは……きっと、私があんなことを言っちゃったせいだから……)ガチャ バタン…

スタスタ…

――15分後・11周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

提督(2日連続、しかも2人続けてヤるのは流石に疲れたな……明日、マムシドリンクを買い足すか……)

「もっと奥まで咥えろ!」

「おぉっ!今ので締まりが良くなった!」

「んぶっ!んぎゅぅっ!」

提督「………」

提督(工学部の寮からか。あいつ、真昼間に俺とヤったばかりだってのに……)

「うっ、出る!全部飲み込めよ!」

「こっちも出すぞ!」

「んぐぅぅぅぅっ!」

提督「………」スタスタ…

提督(いや、余計なことは考えるな……今は部屋に帰って、休むことだけを……)


――10分後・11周目提督家


提督「………」ガチャ

明石「先程まではお楽しみでしたね」ニヤニヤ

提督「………」

提督(……こいつがいるということは、山雲はいないみたいだな)

明石「はぁ~、人が折角お出迎えしてあげたのに無視ですか。つまらない男ですねぇ」

提督「……悪かったな、つまらん男で」

提督(人じゃなくて悪魔だろ、お前は……)

明石「ふふっ、冗談です。今回も提督がギシギシアンアンしてくれたお陰で、バッチリ回収出来ましたよ!」

提督「はぁ……」

提督(こいつといると、猶更疲れる……だが、立場が立場だから拒絶することも出来ない……)

提督「……ん?」

明石「あ、気がつきました?」

提督「……これだけ部屋が綺麗になっていて、しかも洗濯物が畳まれていればな」

明石「ちなみに私じゃありませんよ。さっきまで他の契約者の様子を見に行ってましたから」

提督「……山雲か」

明石「恐らくそうでしょうね」

提督(いつも『自分でやるから良い』と言っているはずなんだが……あいつ、近頃お節介を焼くようになったな……)

提督(しかも机の上には、朝と同じように野菜中心の晩飯が用意されている。ご丁寧に『しっかり食べて下さいね』という書き置き付きで)

明石「愛されてるじゃないですか~このこの!」ツンツン

提督「……分かってて言ってるだろ、お前」

明石「あ、そうそう。また良さそうな相手が見つかったので、明日も一発ヤっちゃって下さい」

提督「………」

明石「別に拒否してくれても良いんですよ?ただし、その場合は"契約"に基づいて……」

提督「……今更、俺が断ると思うのか?」

明石「いえ、言ってみただけです。提督の嫌そうな顔を見たくて」

提督「……本当に性格悪いよな、お前」

明石「それはもう、悪魔ですから」ニコッ

明石(ただ、私は友好的な方ですよ?悪魔の中には、私ですら厄介だと思うほど悪質な奴もいますから)

提督「………」

提督(……俺が自分で選んだ道だ。悩むのも、苦しむのも、時間の無駄でしかない)

提督(余計な感情は捨てて、全て割り切ってしまえば良い。淡々と対価を支払えば良い)

提督(……悪魔と"契約"を結んででも、俺はこの生活を望んだんだ。それを捨てるくらいなら、悪事でも何でもやってやる……!)

明石「………」ニヤリ…

明石(それで良いんです。私は貴方の望みを叶え、貴方は私の為に対価を支払う……お互いWin-Winでしょう?)

明石(人としての道を外れてしまうことを、貴方は承知の上で……私、いえ、悪魔と取引をしたのですから……ふふっ)


――オープニング・END

明石と山雲の世界観までは比較的スムーズに決まりましたが、その後のプロットでかなり苦戦しました。
提督は悪事に対してどのような考えで臨むのか、提督と阿武隈・夕張の関係をどうするか……様々な箇所で詰まりました。
最終的に、提督の性格としては『自分が悪人という自覚はあるが、罪悪感等は既に麻痺してしまい淡々と悪事をこなす』という感じで落ち着きました。
提督が人の道に戻るのか、あるいは悪事に手を染め続けるかは、特定のヒロインの好感度次第で大まかに分岐します。

次回の更新は埋めネタを投下する予定です。ただ、スランプ続きでプロットがまだ組めていないので、もう少しだけお時間を頂けると幸いです。

22:30~23:30頃に埋めネタを投下します。
投下終了後に新しい埋めネタ安価を募集します。

それでは埋めネタを投下していきます。

『矢矧達との初デート』
※本編と同一世界です。

――2周目大学・ゼミ室


提督「………」モグモグ

矢矧「………」モグモグ

羽黒「………」モグモグ

加賀「………」モグモグ

提督(数日に一度、昼休みに4人でゼミ室に集まって昼食を取るのが普通になってきたな……)

提督(……表向きは、講義時間外でのゼミ活動ということになっているが)

矢矧「……ねぇ、提督」

提督「ん?」

矢矧「考えてみたんだけど、私達って……4人で交際するようになってから、まともにデートしたこと……ないわよね?」

羽黒「……!」

加賀「……!」

提督「……言われてみれば、確かにそうだな」

羽黒「この関係を隠すことばかり考えてましたから……」

加賀「……恋人、いえ、愛人らしいことをするという発想自体、思い浮かばなかったわ」

提督「………」

提督(本来なら、俺が気付かなければならないことだよな……自分達の関係の後ろめたさばかり考えて……)

提督(恋人として大事なことを、後回しにしてしまった自分が情けない……)

矢矧「提督……少しだけ、我儘を言って良いかしら?」

提督「……我儘?」

羽黒「矢矧さんはもちろんですけど、私達にも……」

加賀「愛人として、一緒に過ごす時間が欲しいの……」

提督「……もちろんだ。むしろ、俺の方こそ……配慮が足りず、すまなかった。これからは出来る限り、皆と恋人に相応しい時間を過ごそうと思う」

矢矧「ありがとう。ただ、流石に私達3人が1人の男性とイチャつくのは……」チラッ

羽黒「……悪い意味で目立ちますよね」チラッ

加賀「となると、やはり……」チラッ

矢矧達「………」コクッ…

提督「……?」

提督(矢矧達、一体何を考えて……)

――数日後・繁華街


提督「………」

タッタッタ…!

提督「……!」

矢矧(※ローソンコラボ時の私服姿)「遅れてごめんなさい!待たせたかしら……」

提督「いや、俺も来たばかりだから大丈夫だ。それで、今日は……」

矢矧「……えぇ。事前にLINEで連絡した通りよ」

提督「………」

提督(帰宅した後、矢矧からデートのお誘いがきて……俺は矢矧達が何を考えていたのかを察した)

提督(自分で言うのもどうかと思うが……恐らく俺と2人きりでデートしたいが為に、その順番を決めていたのだろう)

提督(話し合いの結果、今週は矢矧の番ということになったらしい。まぁ、最初に俺が付き合った相手だもんな……)

提督「それにしても……」マジマジ

矢矧「……どうしたの?」

提督「……ズボン姿も似合うな。大学での私服とはまた違った良さがある」

矢矧「ふふっ、ありがとう。そう言って貰えると、時間をかけて選んだ甲斐があったわ」ニコッ

提督(まぁ、俺のことだから、矢矧がどんな服を着てきたとしても同じ感想を抱いただろうけどな)

矢矧「それじゃ、早速行きましょうか。時間に余裕を持たせたとはいえ、遅れると大変だもの」ギュッ

提督「……!」

矢矧「恋人なら、腕を組むくらい普通よね?」

提督「……あ、あぁ///」

提督(腕に柔らかい感触が……他の女性ならまだしも、矢矧が相手となると……///)

矢矧「……♪」

――15分後・映画館


矢矧「………」チラッ

矢矧(今日見る映画は、確かこれよね……最近公開されたばかりの『遠い国の少女』)

矢矧(人間の少年と、異次元の少女の不思議な遠距離恋愛を描いた作品……)

矢矧「………」

提督「……ポスターを見てたのか」スタスタ

矢矧「……えぇ。それにしても、意外と早かったわね」

提督「案外空いてたからな。並ばずに買えたぞ、ほら」つポップコーン&ジュース スッ

矢矧「ありがとう。私の分の料金は後で渡すわ」

提督「………」

提督(ここで『気にしなくて良い』と断ることも出来るんだが、矢矧の性格を考えれば……)

提督「……あぁ、分かった。相変わらず真面目だな」

矢矧「当たり前のことを言ったまでよ。例え恋人同士ども、こういうのはしっかりしておかないとね」

矢矧「……ただ、私が真面目というのは違う。少なくとも、真面目ならあんな関係にはならないと思うから」

提督「……すまない」

矢矧「……いえ」

提督(迂闊だった。地雷を踏んでしまうとは……とにかく、この微妙な空気を変えなければ……)

提督「……ほ、ほら、もうすぐ上映が始まるみたいだし、そろそろ座席へ行こう」

矢矧「………」コクリ

矢矧(……馬鹿ね、私。余計なことを言わず、流しておけば良かったものを……気まずい空気にしてごめんなさい、提督……)

――2時間後


提督「……面白かったな」スタスタ…

提督(最終的には会えなくなってしまったが、それでも2人の想いは繋がっている、か……)

提督(映画を見慣れた人には、ありきたりな展開なのかもしれないが……少なくとも、俺にとっては感動するラストだったな)

矢矧「………」スタスタ…

提督「……矢矧?」

矢矧「………」

提督「もしかして、つまらなかったか?」

矢矧「……違うの。その、何と言えば良いのかしら……色々な感情が混ざり合っちゃって……)

提督「色々な感情?」

矢矧「少年達がお互いを直向きに想い合う姿は感動したけれど、それに比べて私は貴方と乱れた関係になってしまった」

提督「……!」

矢矧「途中から、純粋な少年達と自分を……どうしても、比べてしまって……」

提督「………」

提督(矢矧……)

提督「……それなら、こう考えることも出来ないか?」

矢矧「え……?」

提督「ヒロインの少女は外見こそ人に近いが種族は人外だ。それでも、人間の少年と愛を育むことが出来た」

提督「種族が違う者同士でさえお互いを愛し合うことが出来たんだ。だとしたら、俺達のような関係だって……愛の形の1つだ」

矢矧「……!」

提督「結局、愛に正解はないんだよ。少なくとも、俺達はお互いに理解した上で……この関係を認め合った」

提督「だから、周囲に対して後ろめたい気持ちはあったとしても……今の関係に後悔していない。むしろ、矢矧と恋人になれて嬉しいと思うほどだ」

矢矧「………」

提督「……こんな答えじゃダメか?」

矢矧「………」ダキッ

提督「あ……」

矢矧「……ありがとう。そう言って貰えると、気が楽になったわ」

矢矧「周りから認められない関係だとしても、私は貴方の恋人でいても良いんだって……」ギュッ

提督(……ま、また腕にあの感触が///)

矢矧「ねぇ、提督……この後、繁華街を色々と見た後は……私の家に来てくれる?///」

提督「……元より、そのつもりだ///」

矢矧「ふふっ……♪///」

――1週間後・遊園地


提督「……着いたな」

羽黒「はい……」

提督(今週は俺の予想通り、羽黒とのデートだった。矢矧が最初の時点で察してはいたが)

羽黒「わぁ……全然変わってないなぁ……」マジマジ

提督「……羽黒?」

羽黒「……提督君、覚えていませんか?」

提督「覚えてって……ん?そういえば、この遊園地……」

提督(かすかな記憶だが、確かにここへ来たことが……)

羽黒「今から10年以上前、提督君と私、阿武隈ちゃん、そして私達の両親で訪れた遊園地です」

提督「……そう、だったか。あまりに昔のことで、うっすらとしか……」

羽黒「ふふっ、遊んでいる内に思い出しますよ」ギュッ

提督「……!」

提督(腕に抱き着いて……いや、既に矢矧で通った道だ。変に動揺することもないだろう)

羽黒「今日はお互い童心に返って、時間の許す限り遊び尽くしましょう」ニコッ

提督「……あぁ、分かってるさ」

提督(羽黒の為にも、そして羽黒に気を遣ってくれた矢矧と教授の為にも……)

羽黒「……♪」

羽黒(貴重な、提督君と2人きりの時間……今日だけは、私が提督君を独占出来る……!)

――ジェットコースター


ゴオオオオォォォォッ!

提督「……っ!」

羽黒「きゃああああぁぁぁぁっ!」

提督(ぜ、絶叫系は中々キツいな……!そうだ、確か最初に来た時も……こんな風に、驚いた記憶が……)

羽黒(け、景色が目まぐるしく変わってるぅっ!?で、でもっ、これはこれで楽し……やっぱり怖いかもぉっ!?)


――空中ブランコ


羽黒「わぁ……♪」

提督「……やっぱり、俺達にはこれくらいの乗り物が合ってるな」

羽黒「はい……♪緩やかな回転と、空を飛んでいるような感覚が気持ち良いです……♪」

提督(顔に当たる風も強過ぎず弱過ぎない程度で心地良い……ジェットコースターは刺激が強過ぎる)


――お化け屋敷


ヒュードロドロ…

羽黒「……っ」ドキドキ

提督「……大丈夫か?」

羽黒「な、何とか……」

提督「苦手なら、無理して入ることは……」

羽黒「で、でもっ、折角来ましたから……どのアトラクションも楽しむくらいじゃないと……」

お化け役「バァーッ!」バッ

羽黒「ひううううううっ!?あぅ……」カクン…

提督「お、おい、羽黒!?まさか、気絶したのか……?」


――コーヒーカップ


羽白「………」ポー…

提督「……大丈夫か?」

羽白「あぅ……」

提督「………」

提督(……ダメだ、完全に放心している。やはり俺が止めておくべきだったか……?)

羽黒「……ふぇ?」

提督「……ん?」

羽黒「あ、あれ?私、さっきまでお化け屋敷にいたはずじゃ……」キョロキョロ

提督「それならさっき終わったぞ。今はこうしてコーヒーカップに……」

羽黒「えぇっ!?い、いつの間に……」

提督(……そういえば、あの時も羽黒は気絶したんだったな。俺と阿武隈で羽黒を外まで連れて行って……)

――夕方・観覧車


羽黒「……夕焼けが綺麗です」

提督「あぁ。町一帯を見渡しながらの夕日は、いつもとは違う魅力がある」

羽黒「……提督君、思い出してくれましたか?」

提督「……お陰様で。あの日の記憶が鮮明に蘇った」

羽黒「……!」

提督「あの日も最後はこうして、観覧車に乗ったよな。もっとも、当時は阿武隈や両親達も一緒だったが」

羽黒「………」

羽黒(提督君……)

羽黒「……でも、今は2人きりです」ギュッ

提督「……!」

提督(羽黒が、俺の手を……)

羽黒「ん……///」チュッ

提督「んむっ……!?」

羽黒「……あの日は出来なかったことも、今なら出来ます///」

提督「……そ、そうだな///」

羽黒「提督君……もしかして、照れてます?///」

提督「ふ、不意打ちだったんだ……これで狼狽えない男は、中々いないと思うぞ……?///」

羽黒「……///」ダキッ

提督「……!///」

羽黒「……この後は、予約しておいたホテルに行くんですよね?///」

提督「あ、あぁ、そういう予定だったからな///」

羽黒「今日は一杯、愛して下さい……矢矧さんにしていることを、私にも……して下さいね?///」

提督「……分かってるさ///」

羽黒「えへへっ……///」

――更に1週間後・加賀家


加賀「………」ソワソワ…

加賀(そろそろ、約束の時間ね……学生、いえ、彼氏を呼ぶなんて初めてだから、どうしても緊張して……)

ピンポーン

加賀「……!は、はい……」カチッ

提督『2周目提督です』

加賀(やっぱり、時間通りに来たわね……部屋の掃除、早めに終わらせて正解だったわ)スタスタ…

ガチャ

提督「こんにちは、教授……いえ、加賀さん。本日はお招き頂き、ありがとうございます」ペコッ

加賀「……えぇ、こんにちは。どうぞ、入って」スッ…

提督「……お邪魔します」

加賀「何もない所だけど、ゆっくりしていって頂戴」

提督「お心遣い、感謝します。それにしても、僕としてはてっきりどこかへ外出するものと考えていました」

加賀「……最初はそうするつもりだったわ。けれど、折角の機会だから……貴方と落ち着く場所で、2人きりになりたいと思って」

提督「……それで、自宅に?」

加賀「………」コクリ

提督(所謂、家デートというやつか……)

加賀「お茶を入れてくるから、適当にくつろいでくれて構わないわ」スタスタ…

提督「あ、お構いなく……」

提督(それにしても、加賀さんの部屋……片付いてるな。イメージ通り……ん?)チラッ

提督「……お菓子の袋?それに、よく見ると家具の陰にプラスチックの容器も……ん?これ、埃の塊……?」

加賀「麦茶で良かったかし……あっ……」

提督「……え?」

加賀「い、いや、その、これは違うのよ」アセアセ

提督「あの、加賀さん?俺、まだ何も……」

加賀「決して研究に夢中になるあまり、家事が疎かになっていた訳じゃなくて……たまたま、捨て忘れたり掃除し忘れただけで……」アセアセ

提督「………」

提督(……こういう一面もあったのか。意外だな)

――数分後


加賀「……見苦しいところを見せてしまって、ごめんなさい」

提督「いえ、そんな……むしろ、加賀さんの新しい魅力に気付けました」

加賀「魅力だなんて……これはただ、私がだらしないだけで……」

提督「だらしないかどうかはともかく、今まで知らなかった一面を知ることが出来るのは嬉しいです」

加賀「……///」

提督「それに、僕だけにそのような一面を見せてくれるというのも……交際している人同士の特権だと思いませんか?」

提督(『恋人』と言ってしまいそうになったが……俺と加賀さんは、あくまでも『愛人』なんだ)

提督(いくら2人きりの状況だとしても、『恋人』という言葉を使うのは……矢矧を裏切ることになる)

加賀「……か、からかわないで頂戴///」

提督「からかってなんかいません。そんなところも、その……愛おしいと言いますか……///」

提督(……いや、何で俺まで赤くなってるんだよ。加賀さんの反応につられたか……?///)

加賀「うぅ……///」

提督「……そ、それより、加賀さんの部屋はやはり経済学に関する資料が沢山ありますね!」

加賀「え?あ、そ、そうね……私自身、経済学を研究している身だから……それに、父も……」

提督「お父様、ですか?もしかして、この写真に写っている方が……」

加賀「……えぇ。昔、学会で高く評価され、その功績を称えられた時の写真ね。あの頃から、私は父に憧れて……」

提督「……教授の道を目指したんですね」

加賀「………」コクリ

提督「だとすれば、加賀さんのお父様にも感謝しなければなりません」

加賀「……?」

加賀(どうして、貴方がお父さんに感謝を……)

提督「お父様がこうして経済学の道を進んでくれたからこそ、僕は加賀さんと出会うことが出来たのですから」

加賀「あ……」

提督「本当なら、直接お礼を言うことが出来れば良かったのですが……こればかりは、どうしても……」

加賀「……そう、よね。私と貴方の関係は、表沙汰には……」

提督「……ごめんなさい」

加賀「いえ、気にしないで。私は納得した上で、貴方と今の関係になったのだから……」

加賀(それに、貴方が私との関係を真剣に考えてくれていることは……今の言葉で十分伝わったもの)

――数時間後


提督「ふぅ……ごちそうさまでした。もう満腹です」

加賀「そうなの?まだ具材は沢山あるけれど……」

提督「い、いえ、流石にこれ以上は食べられません……」

加賀「………」

加賀(提督と私が思う存分食べられるよう、鍋にしたのだけれど……まさか、想定の半分も食べないなんて……)

加賀(……いえ、単に私が食べ過ぎているだけよね。前に定食屋へ行った時や、お弁当を分けてあげた時も……)

加賀「……ごめんなさい。貴方が食べる量に合わせておけば……」シュン

提督「そんな、気にしないで下さい。僕は加賀さんが美味しそうに食べる姿が好きですから」

加賀「……!」

提督「お鍋そのものも美味しかったですし、むしろまた食べたいです……加賀さんと一緒に」

加賀「……提督」

提督「………」

加賀「……///」ダキッ

提督「……!」

提督(加賀さんが、抱き着いてきて……)

加賀「……本当に物好きね、貴方。こんな、研究ばかりしてきたおばさんのことを……受け入れてくれるなんて……///」

提督「……おばさんだなんて、とんでもないです。僕とそれほど歳も離れていませんし、自分の道を信じて進み続けた素晴らしい人じゃないですか」

提督「僕はそんな加賀さんについていきたいと思ったからこそ、貴女のゼミに入りましたから」

加賀「……もう///」

加賀(……他の教授は私を小馬鹿にしてきたけれど、貴方は違った)

加賀(初めて出会った時から、私の話を真剣に聞いてくれて……慕ってくれた。そんな貴方だからこそ、私は……)

加賀「……ねぇ、提督///」

提督「何ですか?」

加賀「今日は、泊まっていくのよね……?///」

提督「……!は、はい……事前に連絡を頂いた通り、両親には連絡済です……///」

提督(矢矧、羽黒と続いて……今回は加賀さん、なんだよな。俺、本当に良い死に方しなさそうだ……///)

加賀「……♪///」ギュッ

――翌日・2周目大学正門前


阿武隈(2周目)「………」トボトボ…

阿武隈(今日も、あんまり熟睡出来なかったな……もし寝付けたとしても、提督と離れ離れになる悪夢ばっかりで……)

阿武隈「……提督」ポツリ…

阿武隈(まさか、あんなことになるなんて……私だけ、置いてかれちゃうなんて……)

阿武隈(家が近いこともあって、提督とはよく鉢合わせしちゃうから……それが余計に辛くて……)

阿武隈(だからこそ、あんまり眠れなかった日は……こんな風に、朝早くから大学へ……)

阿武隈「……え?」



提督「………」スタスタ…

加賀「………」スタスタ…

提督「……流石に、この時間はほとんど人がいませんね」

加賀「……えぇ。だからこそ、こうして2人で大学へ行っても怪しまれることはないわ」

加賀(仮に教授仲間と鉢合わせても、提督は元から真面目だから……言い訳がききやすいもの)

加賀「……///」ギュッ

提督「か、加賀さん……大学付近でそれは……///」

加賀「……どうしても、ダメかしら?」

提督「……講義室に着くまでなら///」

加賀「ふふっ……♪///」スリ…

提督(……俺も甘いな。本当なら、リスクを考えてやめるよう促さなければならないのに……///)



阿武隈「………」ハイライトオフ

阿武隈(何してるの?何で提督と教授が腕を組んで歩いてるの?ねぇ、何で?どうして?)

阿武隈「……っ」ジワッ…

阿武隈(よりによって、私が眠れなかった日に……いつもより早く大学に行こうと思った日に、何で……?)

阿武隈「………」ポロポロ…

阿武隈(私がいつも、どんな気持ちで過ごしてるか……知らない癖に……)ポロポロ…

阿武隈(毎日、提督がいない寂しさに苦しんでるのに……私への嫌がらせなの?ねぇ、そうなんでしょう!?)ポロポロ…

阿武隈「……もうやだ」ポロポロ…

阿武隈(どうして私だけが取り残されるの?提督と1番長く一緒にいたのは私なのに……何で、私から提督を取って行っちゃうの?)ポロポロ…

阿武隈(羽黒ちゃんも、矢矧さんも、教授も……酷いよ。私だって、提督のこと……好きなのに……)ポロポロ…

阿武隈「うっ……うぐっ……!」ポロポロ…































「何で、私だけが……こんなに苦しまなきゃいけないの……?寂しいよ、提督……傍にいてよ……ねぇってば……ぐすっ、うぅっ……あぁっ……!」





























おしまい♪

矢矧達とのデート内容で少し詰まってしまい、それぞれどうするかを考えた結果、最終的に上記の形になりました。
また、前回とは違い今回は矢矧の他に羽黒・加賀についても細部まで描写する必要があった為、各ヒロインのデート内容は3レス前後に留めました。
お気に召さない内容でしたらすみません。


ここからは埋めネタ安価を募集します。

提督やヒロインの行動を決める安価と同様に、指定範囲内における反転コンマ最大値の安価を採用します。
安価を取っていただく際は、基本的に『提督orヒロインが〇〇する』等の形でお願いします。
例:『阿武隈が提督達の関係を親に密告する』、『潮が全てを捨てて提督と結ばれるIFルート』etc

それ以外の注意点につきましては>>5をご参照下さい。また、今回はR-18、R-18G系の内容はNGです。
ただ、R-15程度はOKです。ややこしい説明になってしまい申し訳ございません。

埋めネタ安価
23:15以降から先着10個までで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:25の時点で10個まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

全てを察している時津風による潮アニマルセラピー

大和が罪を償う為にコネを使い手を尽くした事で、提督と不知火の記憶を全て消された10週目大井が、10週目提督家のメイドになる
できれば本編でお願い致します
大井に救いがありますように

採用対象:>>120 (79→97)

ご協力ありがとうございます。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

別に無茶苦茶な内容でも小ネタ時空やIFならいいけど本編にしろってのは厚かましいというか
前回前々回の小ネタのような本編の延長線上ならいいけどあまりにも本編から乖離した展開を正史にされるのは御免被りたいな
下手すりゃ気に入ってた周の結末を後付けでぶち壊される事になりかねん

22:00~23:00頃開始予定です。

>>122の方が書いて下さった内容についてですが、既に説明した通りパラレルワールドに分岐させるかどうかはこちらで判断させて頂きます。>>5もご参照下さい。
仮に「本編設定」であることを記載して頂いたとしても、>>133の方がご指摘して下さった通り、後付け設定での矛盾や世界観の崩壊等を防ぐ為、こちらの判断で分岐ルート(パラレルワールド)に設定する場合があります。
また、本編での行動安価と同様に埋めネタ安価につきましても連取はNGです。その場合は安価下とさせて頂きます。
次回の埋めネタ安価までに上記の注意事項も反映させておきます。こちらが至らず申し訳ございません。

始めます。

~ 4月1週 ~

――11周目提督家・自室


提督「………」つPC カタカタ

明石「おや?私に言われるまでもなく犯罪に走ってくれているんですか?感心ですねぇ」ニヤニヤ

提督「………」カタカタ

明石「あれま、無視ですか。折角1人暮らしで暗い部屋の中、寂しく資産運用に勤しむ殿方の話し相手になってあげようと思ったのに」

提督(白々しい……)カタカタ

提督「……こんなもんか」カチッ

明石「にしても随分溜めましたね。ぶっちゃけ大学卒業して就職するどころか無職でも余裕で生活出来るんじゃないですか?」

提督「………」

明石「わぁ怖い。そんな睨まないで下さいよ。軽いジョークですってば」ニヤニヤ

提督「……俺を煽る暇があるなら、他の奴へ契約を取りに行けば良いだろ」

明石「はいはい、ユーモアが足りない人はモテませんよ?おっと、既に2人ほど手を出している提督には余計なお世話でしたか」スィー

提督「……ようやく行ったか」

提督(あいつ、隙あらば癇に障ることばかり言いやがって……)

提督「………」カタカタ

提督(……金が欲しいだけなら、今の生活を望むだけなら、最初から大学へ通うことなんかしない)

提督「………」カタカタ

提督(あいつは、それを……俺の意図を分かった上で煽るからタチが悪い……)

提督「……よし、こっちも上手くいった」カチッ

提督(だが、俺も人のことは言えない。こうして自らあいつと契約し、終わることのない悪行を繰り返している)

提督(今もこうして、ダークウェブを通じた違法な手段で金を得ているくらいだからな……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:0/50
↓2山雲のコンマ    好感度:0/50
↓3夕張のコンマ    好感度:0/50
↓4明石のコンマ    好感度:0/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

明石は何をしている?もしくは提督と明石は何をしている?

22:20以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:24までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★提督は明石の存在を周囲に隠している為、他のヒロインと交流する展開はやめて頂けると幸いです。
★悪事を行う場合、基本的には『山雲・夕張を除いた同年代の異性の強姦(ただし描写は省略します)』、『PC等を用いた犯罪』がメインとなります。

★その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

申し訳ございません、少し訂正します。『山雲・夕張を除いた』の部分は『他のヒロインを除いた』の間違いでした。
このレスは安価下でお願いします。

申し訳ございませんが、少しアレンジさせて頂きます。

――休日・繁華街


提督「………」スタスタ…

提督(人目の付く場所だけならまだしも、植物の存在を避けるのは難しい……)

提督(だからこそ、目立った場所では迂闊な真似は許されない。もっとも、今は犯罪目的で動いている訳ではないが……)

明石『休日に1人でお出かけとは、相も変わらず寂しい人生を送ってますね~』フワッ…

提督「………」スタスタ…

明石『まーた無視ですか。定期的に人と会話しないと、その内声の出し方を忘れてしまいますよ?』

提督『……何しに来たんだよ』

提督(最初からテレパシーで語りかけてきている時点で故意犯だろうが……)

明石『お、反応してくれましたね。いや~、今日は他の契約者達も目立った動きを見せないので暇なんですよ』

提督「………」

明石『ということでしばらく』

提督『断る』

明石『即答と来ましたか。私、まだ何も言ってないんですけど』

提督『どうせ話し相手になってくれ、とでも言うつもりだったんだろう?伊達に10年近くの付き合いじゃない』

明石『でしたら会話に付き合って下さいよ。長年寄り添い合った仲じゃないですか』

提督(どの口が言うんだよ……)

提督『今は数少ない俺の自由時間なんだ。こうして脳で会話するだけでも疲れるんだよ』

明石『普通に会話すれば良いのでは?』

提督『俺が1人で喋り出す不審者として連行されても良いならな』

提督(もしそんなことになれば、俺はもちろんお前にとっても都合が悪い。お前だって、そんなことくらい分かってるだろ)

明石『つれないですねぇ。私のような美人が、恋人のように貴方とイチャつきたいと言ってるんですよ?』ニヤニヤ

提督「………」

提督(……畜生、やっぱりこいつがいると気分が悪い。生活に必要な物を買いに行くがてら、日頃のストレスを解消しようとしたってのに)

明石『………』ニヤニヤ

明石(良いですよ~その表情。貴方がそうやって苛立ちを感じるほど、悪事ほどではないにしてもそこそこ"回収"出来るんですよねぇ)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、無視を決め込む
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:明石、ひたすら煽りまくる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、根負けして大人しく明石に付き合う
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

62→26:餅つけ 6×1.0=6/50

――デパート・本売り場


提督「ふむ……」

提督(この本、中々興味深いな……)

明石『何々~?"研究者が教える物理学の世界"……うわっ、つまらなさそう』

提督「………」スッ…

明石『おや?もしかして怒っちゃいました?』

提督(……こっちの本も捨てがたい)

明石『"最先端科学を極めた先の未来"、ねぇ……』

明石『言っときますけど、科学なんて進歩したところでどうせ悪用する人が現れて罪の無い人が被害を受けるだけですよ?』

提督「………」

提督(こいつ、さっきから……いや、落ち着け。いちいち気にしたらキリがない)

提督「………」スタスタ…

明石『両方買うんですか。まぁお金だけは沢山持ってますもんね』ニヤニヤ

提督「………」スッ…

提督("科学王子の葛藤"……こんなのも出てたのか。児童文庫とはいえ、気になるな……)

明石『今度は"山雲姫"の小説版ですか。しかもスピンオフ……彼女が見たら嫌がったりして』

提督「………」

明石『あれ?戻すんですか?てっきり即買いすると思いましたが』

提督「………」スタスタ…

明石『我慢はよくないですよ~?普段から欲望のままに腰を振ってるんですから、今更理性的な人アピールしなくても』

提督(こいつは……!)

明石『………』ニヤニヤ

明石(人間なんて、どんなに冷静な人でも心を完全に無にすることは不可能ですからね)

明石(ちょっと煽れば、すぐ平常心を見出す人が大半です。そこをつけばこの通り……ふふっ)

~ 4月2週 ~

――11周目提督家・ベランダ


山雲「ふんふんふ~ん♪」つジョウロ ジャー

山雲(元気に逞しく、そして美味しく育って下さいねー?)

提督「……なぁ」

山雲「は~い」チラッ

提督「アニメを見ている時から思っていたことなんだが、どうしてわざわざ普通に育てようとするんだ?」

山雲「普通に、とは~?」

提督「お前の能力を使えば、種から一瞬で成長させることも……」

山雲「……あ~、そういうことですか」

提督「あぁ。水をやって、肥料の量を調節する……そんなまどろっこしいことをしなくても……」

山雲「………」フルフル

提督「……!」

山雲「いくらお野菜さんや植物さん達に干渉出来るとはいっても~、無理矢理はよくありませんから~」

山雲「私はあくまでも、弱ってしまったお野菜さん達を助けてあげたり~……元気に育つ手助けをしてあげるだけなんです」

提督「………」

山雲「お野菜さん達も、私が必要以上に助けようとすれば『ありがとう、でも大丈夫。気持ちだけで十分』と言ってくれますから~」ニコニコ

提督「……そうかい」

山雲「効率を求めることばかり考えていたら~、それこそ科学王子のようになってしまいますから~……」

山雲「全てを人の手で何とかするのではなく~、自然に任せることも大事なんですよ~?」

山雲(私の能力も、お野菜さん達が力を貸してくれるからこそ活用出来ますから……)

提督「……あいつはあいつで苦労してるんだがな」ボソッ

山雲「……?」


↓1阿武隈のコンマ   好感度:0/50
↓2山雲のコンマ    好感度:0/50
↓3夕張のコンマ    好感度:0/50
↓4明石のコンマ    好感度:6/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

夕張は何をしている?もしくは提督と夕張は何をしている?

23:26以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:30までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。
★R-18系安価の場合、『提督や夕張が社会的・物理的に死ぬ内容』、『工学部の寮生達を含めた多人数プレイ』、
『提督と夕張の肉体関係が明石以外の人物にバレてしまう内容』、『阿武隈を含めた3P』等はNGです。

★その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。


少し休憩します。0:00~0:20頃再開予定です。明石については説明不足で申し訳ございません。

夜中に「祝・初妊娠&初堕胎パーティー」と称した乱交パーティーに参加するために寮を訪ねる提督 

寮生達と夕張を散々弄んだ後 最後に両乳首にエッチなデザインのピアスをプレゼントして帰宅

男子トイレに縛り上げて肉便器のように夕張を犯す

お買い物

どっかで安価下の時は追加で採用みたいな事を作者が言ってた気がして探してみたら5スレ目にあったわ

961
無効安価が含まれる時って下4以降で取ってもいいのん?

無効っぽい安価含めて範囲丁度で、尚且つ無効にならなそうなレスが採用みたいなこともあったけど、これってよくよく考えたら枠だけ潰されてる可能性あるよね

962
そのままは無理でも多少アレンジすれば採用できるパターンもあるから>>1が何かしらアナウンスしないとその辺は判別しようがない

963(作者)
>>961-962
ご指摘ありがとうございます。
可能な限り内容をアレンジする形で採用致しますが、確かに安価下にする時は残り2枠から選ぶことになってしまっていますね……
次回からは、安価下にする措置を取る場合かつ締め切りの時点で安価が3つ(あるいは5つ)しか埋まっていなかった場合、『安価下にした分の1枠のみ』締め切りを過ぎていても有効とします(先述の状況かつ安価下にする際はこちらでアナウンスさせていただきます)。
こちらが至らず、何度もシステムを修正してしまい申し訳ございません。

>>164については、申し訳ございませんが安価下とさせて頂きます。
採用対象についてですが、>>173の方がご指摘して下さった通り、安価下にした分の枠を1つ追加して>>168が採用になります。
その一方で、安価下=元々書いていないものと見なすことも出来るので、その場合は通常のルールに基づき>>166が採用になります。
しかし、読者の方々にとっては『これは有効?安価下?』という曖昧なラインはこちらのアナウンスが判断材料になるというご指摘の通り、もし『これは有効だろう』と思った方が時間内に安価を書き込むことをやめた場合、実質的に枠が1つ無くなってしまうことになります。

自分で決めたルールを自分で疑うことになってしまい申し訳ありません。
>>164を取った方が『安価下』と言って下さいましたが、既に締め切り時間5秒前だったこともあり、>>166>>168のどちらを採用すべきか悩んでいます。
再開時刻を過ぎてしまったことにつきましても、重ねてお詫び申し上げます。よろしければご意見等を頂けると幸いです。

そこまで迷ってるなら後腐れなく再度コンマ振り直して決めたらいいのでは?
前に同値コンマでやってたあれよ

お手数おかけしてしまい申し訳ございません。今回は>>176の方のご意見を参考にさせて頂きます。

↓1 >>166のコンマ
↓2 >>168のコンマ

反転コンマが高い方を採用させて頂きます。

ま、まさかの同数……(白目)
もう一度判定しようと思いましたが、こうなったらもう両方混ぜて書くことにします(グルグル目)。
前回の大井安価時のW00判定の時も、何だかんだで両方混ぜて書いたので……

――夕方・アダルトショップ


夕張「ふふ……♪///」ニヤニヤ

提督「………」

提督(夕張から『講義が終わったら買い物に付き合って!』と言われ、幸い悪事の予定もなかったから付き合ってみれば……)

夕張「これが私の膣内に……///」

夕張(考えただけで体が疼いちゃう……っ!///)ゾクゾク

提督「……なぁ」

夕張「え、何?///」

提督「これ、俺が付き添う必要あるのか?」

夕張「当たり前じゃない!提督が使いたい玩具を選んで貰う為に連れて来たんだから!///」

提督「………」

提督(こいつ、本当に変わったよな……去年の今頃は、まだ……)

夕張「それで、提督ならどれが良いと思う?///」

提督「そう言われてもな……」

提督(普段から女を強姦してる俺だが、それは対価を支払う為だ。自らの快楽の為なんかじゃない)

提督(だからこそ、どの器具が欲しいかと言われても……逆に、どれも夕張なら喜ぶ気がしてならない)

提督(大体、いつもはこいつがヤりたいプレイに合わせてたからな……)

夕張「私としてはこれがオススメ!///」ズイッ

提督(目隠し、SMプレイ用の縄……要するに、今日はこれを使ってヤりたいのか)

提督「……分かった。これにするか」

夕張「……っ!///」ダッ

提督(一目散に会計しに行きやがった……やっぱりこれ、俺が付き添う必要なかったんじゃないのか?)

夕張「買って来たわ!早速ヤりましょう!///」ガシッ

提督「は?」

夕張「もう我慢出来ないの!早く早くっ!///」

提督「いや、ちょっと待て。そっちはトイレ……いや男子トイレだぞ?」

夕張「異性のトイレで縛られながら犯されるなんて最高に興奮するもの!///」

提督「………」

提督(こいつ……寮生達に犯され過ぎて、やっぱりおかしく……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:明石『今晩も一発頼むわ』
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:夕張、イかされ続けて満足する
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、気絶するまで夕張を犯し尽くす
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

74→47:流石に悪事優先 10×1.0=10/50

――男子トイレ・個室


提督「………」ギュッ!

夕張「んうっ!///」ビクッ

夕張(あぁっ、私、男子トイレで縛られてる……しかも目隠しされてるから感覚も敏感になって……!///)

提督「………」

ぢゅぷっ……

夕張「あんっ!///」

提督「もうこんなに濡らしてるのか……じゃあ、遠慮なく挿入れられるな」ズブゥッ!

夕張「んぎぃっ!はっ、入って来たぁっ!///」

どちゅっどちゅっどちゅっ!ぱんっぱんっ!

夕張「ああぁぁっ!一気にっ、奥ぅっ!///」ガクガク

夕張(快楽のあまり体をねじらせたくても動けないっ!おちんぽの衝撃がガンガン伝わって来るっ!///)

提督「いつ挿入れてもガバガバだな……昨日は一体何回犯されたんだか」

じゅぼっじゅぼっ!ずじゅっずじゅっ!

夕張「ひぎぃっ!しょ、しょれはっ!ひょひんれふっ!///」

提督「………」グイィッ!

夕張「んうぅっ!///」ゾクゾクッ

夕張(縄引っ張られたっ!前と後ろの穴に食い込んで……余計、感じちゃうぅっ!///)

提督「馬鹿か。バレたら俺も夕張も面倒なことになるぞ?ちゃんと声を抑えろ」グイッグイッ!

夕張「はぁっ、あっ、んぐっ……///」コクコクッ

提督「……続けるぞ」

ずぶぅっ!どちゅっどちゅっ!ごりゅごりゅっ!

夕張「んぎゅぅっ!んっ、んんぅっ!///」ガクガク

夕張(ダメダメダメっ!こんな突かれてっ!声抑えるなんて無理ぃっ!///)

明石『おや?提督、こんな所にいたんですね』フワッ

提督「……!」ピタッ…

夕張「ふ、ふぇ……?///」

提督『……わざわざ冷やかしに来たのかよ』

明石『違いますよ。今夜、襲って欲しいターゲットがいまして』

提督(あぁ、悪事についてか……それなら仕方ない)

提督『……分かった、後で詳細を教えてくれ。ヤり終えたらすぐ戻る』

明石『頼みましたよ~』フワッ…

夕張「て、てぇとく……?何で、やめちゃうの……?///」

提督「……いや、何でもない。ただ、今回はあまり長時間は出来ないぞ?後2~3回で終わりだ」

夕張「えぇっ……そんな、もっとぉ……///」

提督「うるさいな。こっちにも体力とか、色々都合があるんだよ」

ぐりゅっぐりゅっ!

夕張「んあぁぁっ!?///」

提督「声出すなって言ってるだろ」グイィッ!

夕張「んむっ、んぐぅぅぅぅっ!///」ビクビクッ

夕張(いきなり子宮をゴリゴリ刺激されてっ、縄引っ張られてっ、それで我慢しろだなんて……っ!///)

ずぷっずぷっずぷっ!ばちゅっばちゅっ!

夕張「んんっ!んぅっ、んぁっ!///」

提督「出すぞ。全部受け止めろよ……っく!///」ゾクゾクッ

ブビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!ビュクッ!

夕張「んぎゅううううぅぅぅぅっ!///」ガクガクッ

夕張(てーとくのザーメンっ!あっつあつのザーメンがっ!奥の奥まで注がれるぅっ!///)

提督「ふぅ……後2回だ。終わるまで声を出すなよ」

提督(……悪事として犯すのは一度で済むが、最低限の体力と性欲は残しておく必要があるからな)

じゅぶっじゅぶっ!ずじゅっずじゅっ!

夕張「ひぎぃっ!?あっ、あぁっ!?んぐぅっ!?///」ガクガクッ

夕張(だ、ダメっ!わたしっ、まだイったばかりだからぁっ!でもっ、もっとおかしてぇっ!///)

提督(――数回の行為を終えた後、俺は精液だらけで白目をむいた夕張を無理矢理帰宅させた)

提督(下半身をガクガク震えさせていたが、いつもの調子なら寮まで無事に着くことだろう)

提督(……もっとも、着いた後の無事は保証しないが。恐らく高確率で寮生達に……まぁ、今のこいつにとってはご褒美なのだろうが)

今回はここまでです。深夜までお付き合い頂きありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

~ 4月3週 ~

――11周目大学・講義室


教授「――なので、これは――」

阿武隈「………」カキカキ

阿武隈(……講義に集中しようとしても、どうしても考えてしまう)

阿武隈("あの日"、私がもっと提督の立場になってあげられていたら……)

阿武隈「………」ハイライトオフ

阿武隈(……今のような状況には、なっていなかったのかも)

教授「――では、そこに座っている人」

阿武隈「……はい」

教授「……?」

教授(な、何だか、妙に元気がないな……まさか、講義を受けるのが嫌だったり……)

教授(いや、流石にそれはないか。この講義を受けている時点で、自らの意志で農学部に進んだはずだし……)

教授「……えっと、君はこの問題について――」

阿武隈「……私は――」

阿武隈(贅沢を言えば、提督とは笑顔で一緒に大学へ通いたかった。でも、それは叶わない……)

阿武隈(私のせいで、提督を傷付けてしまったから。それなのに、仲良く通うだなんて……)

阿武隈「――と思います」

教授「うん、良い着眼点だ」

阿武隈「……ありがとうございます」

阿武隈(……自分のしたいことを勉強しているはずなのに、全然楽しくない)

阿武隈(でも、投げ出す訳にもいかない……この為に、ずっと勉強してきたんだから……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:0/50
↓2山雲のコンマ    好感度:0/50
↓3夕張のコンマ    好感度:10/50
↓4明石のコンマ    好感度:6/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

明石は何をしている?もしくは提督と明石は何をしている?

22:21以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:25までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、他のヒロインと交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※悪事を行う場合、基本的には『他のヒロインを除いた同年代の異性の強姦(ただし描写は省略します)』、『PC等を用いた犯罪』がメインとなります。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

――11周目提督家・自室


提督「またサイバー攻撃か?」

明石「はい。ただ、今回は特に手広くやってもらいますよ」

明石「今この瞬間にネットが妨害されれば、多くの人が被害を受けることが発覚したので」ニヤリ

提督「………」

提督(いつも思うことだが、そんな情報を一体どうやって掴んでいるんだ?)

提督(……いや、相手は大抵の願いを叶えられる力を持つ悪魔だ。常識が通用する相手じゃない)

提督「……分かった。俺の方でも足がつかないようにするが、万が一の時は……」

明石「言われなくても。契約者の犯罪がバレないようにするのも、私達の仕事ですからね」

提督「………」カタカタ

明石「お、ちゃんとあちこちの海外サーバーを経由してますね。感心感心!」

提督「……誰かさんに、この手の知識を身に付けろと言われたからな」カタカタ

明石「そんな優秀な方がいたんですか。いや~誰なんでしょうね~?」ニヤニヤ

提督(こいつは……)カタカタ

提督「……どうする?襲撃するにしても色々あるが」カタカタ

明石「そうですねぇ……とりあえずここから攻めていきましょう」

提督「……1番セキュリティ突破が難しい所を選んだな。ワザとか?」

明石「それもありますけど、私としても被害は大きい方が都合が良いんです」

提督(相変わらず、俺への嫌がらせであることは否定しないんだな……)カタカタ

明石「お、早速……♪」

明石(提督のサイバー攻撃を通じて、被害を防ごうとする人々や既に被害を受けてしまった人々の混乱や苦痛がどんどん伝わって……)

提督「………」カタカタ

提督(にしても、予想通りセキュリティの壁が厚いな……ただ、決して破れないレベルではないが……)カタカタ


好感度上昇率判定:その後どうなる?

01~49:短時間だった為、日本のメディアではほぼ取り上げられず
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:翌日、ニュースで取り上げられる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:速報で世界規模の大ニュースになる
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

53→35:広く浅く 3×1.0=3 3+6=9/50

――数十分後


提督「……よし、突破出来た」カタカタ

明石「あ、じゃあそろそろ次のサーバーに移って下さい」

提督「………」

明石「おや?もしかして『折角セキュリティを破ったのに?』とか思ってたりします?」ニヤニヤ

提督「………」

明石「図星ですか。でもまぁ、これにはちゃんと理由があります」

明石「特定のサーバーをネチネチ攻め続けても良いんですが、私としては広範囲に攻撃して欲しいんですよ」

明石「さっき言いましたよね?"手広く"お願いしますって」

提督「……分かったよ。やれば良いんだろ、やれば」カタカタ

明石「素直な方は好きですよ」ニヤニヤ

提督「………」カタカタ

明石「無視ですか。やっぱりつれませんねぇ」

提督(減らず口叩きやがって……)カタカタ

明石「おっ、こことか良さそう。提督、次はここを軽~く八つ裂きにしちゃって下さい」

提督「……あぁ」カタカタ

明石(そうそうその調子!お陰でまた効率良く"回収"出来る!人間界の情報化社会万歳!)

提督(――それから1時間ほど、俺は世界各地のサーバーを広く浅く攻撃した)

提督(俺としては翌日にはニュースになるものと思っていたが、被害が致命的なものではなかったことと……)

提督(日本のサーバーのほぼ全てが無事だった為、海外で起きた事件として一瞬だけ取り上げられる程度だった)

提督(明石は嫌な笑みを浮かべながら『ありがとうございます』と言ってきたが、当然無視した)

提督(相手にしていているだけで疲れるし、ただでさえ頭を使ったんだ……余計なことを考えるのも嫌だったしな)

~ 4月4週 ~

――住宅街


明石『………』フヨフヨ

明石(提督は大学でつまらない勉強に勤しんでることだし、今日はあっちの契約者の所へ……)


「……消えなさい」

「ギャアアアアアアッ!?」


明石『……!』

明石(今の叫び声……これは、恐らく……)チラッ


インキュバス「ぢぐじょおおおおぉぉぉぉ……」シュウウゥゥ…

霞「……はぁ」

霞(最近、インキュバスが現れることに期待を抱く私がいる……)

霞(自分でも最低なことを考えている自覚はある。でも、仮にインキュバスが全滅すれば……)

霞「……人間界で活動する必要はなくなる」ポツリ…

霞(そうなったら、提督さんを陰で見守ることも出来なくなって……)

霞「……っ」ズキッ…

霞(ダメね、私……魔法少女として、魔導師を目指す者として失格じゃない……)

霞(……だとしても、今更提督さんのことを忘れることなんて出来ない。だって、好きだもの……好きになっちゃったんだもの……!)

霞「うぅ……」


明石『……やっぱり魔族とインキュバスか。姿を消しておいて正解だったかも』

明石(かつて私達の先祖が魔導師と戦って相討ちになって以来、悪魔は魔族とは関わらないようにしてきたんだよね)

明石(下手に突っついて全面戦争とかになったら面倒だし、何よりあいつらはかなり強い)

明石(私達だって、決してそんじょそこらの奴らに負けるほど弱くないけれど……相手が魔導師となると苦戦は必至)

明石(幸い、魔族側は悪魔の存在を把握出来ていないから、私達は極力姿を見せないことで対処している)

明石『……さて、私もさっさと退散しないと』フワー

明石(触らぬ神に祟りなし……人間界のことわざ通り、厄介な奴らとは関わらないに限る!いや本当に!)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:0/50
↓2山雲のコンマ    好感度:0/50
↓3夕張のコンマ    好感度:10/50
↓4明石のコンマ    好感度:9/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

山雲は何をしている?もしくは提督と山雲は何をしている?

23:16以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:20までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★提督は山雲がアニメキャラであることや、アニメ通りの能力を行使出来ることを周囲に隠している為、
他者と交流する場合は山雲姫であることは伏せる形となります(ただし阿武隈は例外です)。

★明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。

★その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

――休日・植物庭園


山雲「今日は無理を言ってごめんなさいね~?」

提督「……気にしなくて良い」

提督(仮に悪事を指示されていたとしても、山雲が傍にいる状況では流石に無理だからな……)

山雲「提督さん、最近……家へ帰って来ない日が増えましたよね?」

提督「……まぁ、な」

山雲「だから、たまにはこうして……一緒にお出かけして、沢山お話したかったの~!」ニコニコ

提督「………」

提督(山雲の希望通り、植物園に来たのは間違いだったか……さっきから神経が休まらない)

提督(俺にとって、植物は山雲専用の監視カメラと同義だ……迂闊な発言は許されない)

山雲「それにしても、周りは建物ばかりだと思っていたけれど……こんな素敵な場所もあるのね~!」クルクル…

提督(両手を広げながら回っている……アニメの主人公だけあって、見映えのある光景だな……)

提督(いや、正確にはアニメ主人公というより、アニメとほぼ同じ世界からやって来た異世界人……いや、似たようなものか)

提督「……どれだけ科学技術が発展しても、自然を愛する人は一定数存在するからな」

提督「ここは正しく、その例だろう。実際、ここを訪れるのは自然や花が好きな人が多い」

山雲「提督さんは~?」

提督「………」

山雲「……まだ、好きになってくれないんですね」シュン…

提督「……こればかりは、な」

提督(悪事を抜きにしても、農作物は……)

山雲「………」

山雲(でも、提督さんは私の為にここへ来てくれました。つまり、心の底から嫌ってる訳ではないんですよね?)

山雲「……今日は沢山楽しみましょう?ここへ連れて来てくれたお礼に、私が植物やお野菜の魅力についてお話しますから~!」ニコニコ

山雲「ここで元気に過ごしている、植物さん達のリアルな体験談も交えてね~?」

提督「……あ、あぁ」

提督(正直、気は進まないが……ここで断るのも不自然か)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、途中で嫌な記憶が蘇り……
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督(……山雲と一緒なら、悪くないかもな)
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:植物『2人共カップルじゃないの?お似合いなのに~』
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

69→96:山雲と自然の相乗効果? 2×1.5=3/50


山雲「わぁ~……♪」スタスタ…

提督「………」スタスタ…

提督(見渡す限り、植物や花ばかり……畜生、思い出したくない記憶が……)

山雲「いえいえ~、こちらこそありがとうございます~!」ペコッ

提督「……どうした?」

山雲「こちらの植物さんが話しかけてくれたので、挨拶してたんですよ~」ニコニコ

提督「あぁ、そういうことか……何て言ったんだ?」

山雲「えっと~……『今日は来てくれてありがとう。ゆっくりくつろいで行ってね』です」

提督「………」

山雲「提督さんも、何か話しかけてあげて下さい」

提督「……いや、人と意思疎通なんて」

山雲「出来ますよ~?植物さんは言葉を発しないだけで、提督さん達のことをいつも見守ってくれていますから~!」

提督(やっぱり見張られてるのかよ……いや、流石に歪んだ受け取り方をし過ぎているだけか)

提督(別に植物達は、俺が不審な行動を取らなければ怪しむこともないだろうし……)

提督「……じゃあ、少しだけ。嫌な質問をするが、人のエゴでこんな場所に植えられて気分が悪くなったりしないのか?」

山雲「提督さん、そういうこと言うのは良くないと思います~……」

提督「……悪い、つい」

山雲「もぉ~……ふむふむ、なるほど~……」

提督「で、何て言ったんだ?」

山雲「えっと~……『そんなことないよ。僕達、私達はこうして人々の役に立てるだけでも嬉しい』です」

提督「………」

提督(予想以上に良い奴らだった。てっきり、人間の勝手な伐採や植え替えに怒っているとばかり……)

山雲「ね~?植物さん達は、人に寄り添ってくれる優しい方なんですよ~!」ニコニコ

提督「……あぁ、そうだな」

提督(いつもは俺を監視する奴らとしか考えていなかったが……山雲のお陰で、少し印象が変わったかもしれない)

提督(……だが、それでも警戒すべき存在であることにも変わらない。俺が悪事をやめない限り、結局は敵に回すと厄介な存在に違いないんだ)

山雲「………」

山雲(提督さん、また暗い顔してます……そんなに大学での勉強が大変なのかしら……)

山雲(……やっぱり放っておません。こうして一緒にいられる間だけでも、私が支えてあげないとねー?)

今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

~ 5月1週 ~

――11周目大学・キャンパス内


提督「………」スタスタ…

提督(次は選択科目か……俺の目指す道とは直接の関係はないし、話半分に聞いておけば……)

「昨日も研究室に泊まり込みだったのか」スタスタ…

「あぁ。まさか、理系がこんなに大変だとは思わなかったな……」スタスタ…

提督「………」チラッ

モブA「そりゃそうだろ。理系って言うと忙しいことで有名じゃん」スタスタ…

モブB「就職のことだけ考えて理系に進んだのが間違いだった!俺のバラ色の大学生活が……」

モブA「就職が有利なだけマシだろ。こっちは文系ってだけで下に見られることもあって中々辛いぞ」

モブB「その代わり休みを満喫してるじゃんか!こっちは研究室に籠り切りなんだぞ!」

モブA「そう言われてもな……理系科目が苦手で文系に逃げた俺からすれば、お前のことはむしろ尊敬してるんだが」

モブB「尊敬より自由と時間をよこせ!コンチクショー!」

提督「……馬鹿らしい」ボソッ…

提督(俺からしてみれば、お前が羨ましい限りだ……理系学部に入れる実力を持っている時点で贅沢だというのに)

提督(文系の奴も、得意科目があるというだけでも十分な強みを持っている。"あの頃"の俺と違ってな……)

提督(……阿武隈だってそうだ。俺とは対照的に、あいつは昔から……)

提督「………」スタスタ…

提督(いや、余計なことは考えるな。今更、過去を振り返ったところで何の意味もない)

提督(俺は淡々と、自分の進みたい道を……いや、"汚れた"道を歩めば良い。ただそれだけだ)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:0/50
↓2山雲のコンマ    好感度:3/50
↓3夕張のコンマ    好感度:10/50
↓4明石のコンマ    好感度:9/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

明石は何をしている?もしくは提督と明石は何をしている?

22:43以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:47までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、他のヒロインと交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※悪事を行う場合、基本的には『他のヒロインを除いた同年代の異性の強姦(ただし描写は省略します)』、『PC等を用いた犯罪』がメインとなります。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

――11周目提督家・自室


明石「という訳で、今回は少し趣向を変えてみようかと」

提督「……文句を言うつもりはないが、単なるスキャンダルの暴露は悪事に入るのか?」

明石「広義の意味では含まれますね。人1人の輝かしい人生を台無しにしてしまうことに繋がりますし……」

明石「他人が築いた功績を叩き潰すという意味でも、いつも提督にしてもらっている悪事と大差ありません」ニヤリ

提督「今回のケースに限って言えば、アイドル自身やそいつと関係を持った奴の自業自得だと思うが」

明石「いえいえ。人間なんて醜いもので、例え自分に非があったとしても逆恨みするケースが多いんですよ」

明石「その身勝手な感情や捻くれた感情も、私達にとっては……ふふっ」ニコッ…

提督「……分かった。で、そのスキャンダルに関する情報はどう仕入れば良い?」

明石「お得意のハッキングですよ。監視カメラの映像や、記者達が保有する画像データ、他にもより取り見取りじゃないですか」

提督(意外と骨が折れそうな作業だが……やるしかないか)

提督「……お前が指定したアイドルだけで良いんだな?」

明石「はい。あることないこと、比較的些細なものから致命的なものまで、バンバン晒しちゃって下さい!」

提督「………」カタカタ

明石「………」ニヤニヤ

提督「……気持ち悪い笑みを浮かべながら凝視されると気が散るんだが」カタカタ

明石「悪魔の性ですから♪」ニヤニヤ

提督「………」カタカタ

明石「………」ニヤニヤ

明石(そうやって、提督が抱いている僅かな苛立ちも"回収"対象に含まれますからね。私としては美味しい限りです♪)ペロッ


好感度上昇率判定:その後どうなる?

01~49:軽く炎上するが、あまり有名ではなかったので短期間で鎮静化
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:案の定ネットで大炎上してしまう
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:↑に加えて、アイドル本人がSNSに……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

36→63:失望しました。モブアイドルちゃんのファンやめます 6×1.5=9 9+9=18/50

――翌日


『モブアイドル、実は枕営業!?更には裏で複数の男性と交際していた!?』

『こんな奴だったのかよ。応援して損したわ』

『他の男に汚された奴なんて誰が応援するか!』

『枕営業だけならまだしも、これじゃただのビッチじゃん』

『気持ち悪い……男の敵だ』

『特定した。この店は○○で、住所は△△』

モブアイドル『違うんです!これは誤解です!嘘です!出鱈目です!』

『必死に弁解しようとしても無駄だから』

『ここまで証拠が揃ってて誰が信じると思う?』

『もう二度と表舞台に出て来るな。不愉快だわ』

『お前ら言い過ぎだろ。誰だって過ちの1つや2つくらいあるんじゃないのか?』

『こんな奴を擁護するのか!?お前さては信者だな!?』

『アンチは引っ込んでろ!』

提督「……見事に燃えてるな」

明石「大炎上してますねぇ」ニヤニヤ

提督「火をつけた俺が言えたことではないが、こいつらは名誉棄損や誹謗中傷が犯罪ということを知らないのか?」

明石「ネット上で他人を必要以上に攻撃する人々に、そんな常識や正論が通用すると思います?」ニヤニヤ

提督「……思わないが、お前はお前でニヤけ過ぎだろ」

明石「これぞ人間の悪意の集合体!という感じで凄く愉悦を感じてますから。バッチリ"回収"も出来ましたし♪」ニヤニヤ

提督「………」

明石「それに加えて、モブアイドルさんの絶望や苦痛も沢山"回収"出来ました。やっぱりSNSでの炎上は稼げますね~♪」

明石(もっとも効率の観点を考えれば、叶えた願いに対応した悪事をしてもらう必要があるので、全てを炎上で賄う訳にもいきませんが)

提督「……お前」

明石「おっ、もしかしてドン引きしました?ですが、提督が何かを言える立場ではないでしょう?」

明石「私達からすれば、悪魔の力を借りてでも……そして他人を蹴落としてでも、野望を成し遂げようとする契約者も中々の悪党だと思いますが?」ニヤニヤ

提督「……分かってるよ、そんなことくらい」

明石「ふふ……♪」

提督(……俺にはこいつを非難する資格はない。ただ、こいつの悪魔としての本性を改めて感じただけだ)

提督(契約者から見れば比較的話が通じる奴だが、犠牲として選ばれた奴らにとっては……)

ナンテコッタナカチャンガヒダルマニナッチャッタ

>>252-253
那珂(5周目)「別人!別人だってば!そもそも私(5周目終了時点では)まだほとんど無名に近いから!」アセアセ


~ 5月2週 ~

――11周目提督家・リビング


提督「………」ズルズル

提督(食事なんて、野菜料理以外なら何だって良い……)

明石「最近、あの子が来る日以外はカップ麺ばかり食べてますね。そんな食生活を続けていたら、いずれ体を壊しますよ?」

提督「……お前には関係ないだろ」

明石「関係ありますよ。もし急病でぶっ倒れて入院にでもなってしまったら、私は誰から悪事を遂行してもらえば良いんですか?」

提督(他の契約者がいるだろうに……)

明石「……おふざけは抜きにしても、実際病気になられると私達としても困るんですよ」

明石「1人だけならまだしも、複数人が倒れちゃったら"回収"出来る量が減ってしまいますし」

提督「……いざとなれば、お前と再び契約する」

明石「お、自分から負担を増やしていくスタイルですか?提督、中々のドMですねぇ」ニヤニヤ

提督「………」ズルズル

明石「はいはい、いつも通り無視ですか。まぁ、いざとなれば私から契約を持ち掛けますけどね」

明石「病気や怪我で死なれるよりは、契約者の負担を増やしてでも全快させた方が私達にとっても有益ですし」

提督「……断る場合は?」

明石「言わなくても分かりますよね?」

提督「………」

明石「ということで、今後ともよろしくお願いします」ニヤニヤ

提督(……もう少し栄養価の高い食事を取ることも考えるか。それでも野菜は最低限しか取らないが)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:0/50
↓2山雲のコンマ    好感度:3/50
↓3夕張のコンマ    好感度:10/50
↓4明石のコンマ    好感度:18/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

夕張は何をしている?もしくは提督と夕張は何をしている?

23:48以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:52までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※R-18系安価の場合、『提督や夕張が社会的・物理的に死ぬ内容』、『工学部の寮生達を含めた多人数プレイ』、
『提督と夕張の肉体関係が明石以外の人物にバレてしまう内容』、『阿武隈を含めた3P』等はNGです。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。


少し休憩します。0:20~0:40頃再開予定です。

再開します。

――11周目大学・空き講義室


夕張「よいっしょっと!」ドサッ!

提督「……ここに来た時点で目的は分かったが、その箱はなんだ?」

夕張「それはね~……これよっ!」パカッ

提督「……!」

提督(禍々しい形をしたディルドに、大量の拘束具……)

提督「……また変な物を買い込んだな」

夕張「そう思うでしょ?全部手作り!」

提督「は?」

夕張「だから、全部自分で作ったの!」

提督「………」

提督(才能の無駄遣い……いや、この場合は努力の方向音痴か?)

提督(どちらにせよ、力の入れどころを確実に間違えている気がしてならないんだが)

夕張「~♪」ヌギヌギ

提督「それで、俺は何の為に呼び出されたんだよ。ここでお前がよがるのを眺めていれば良いのか?」

夕張「良い線いってるけど、正確には違う。ディルドは良いとして、この拘束具……複雑過ぎて自分では着脱出来ないのよね」

提督「……あぁ、手伝って欲しいんだな」

夕張「流石提督!私がナニを求めているのか、いつもすぐ理解してくれるのね!///」ハァハァ

提督「………」

提督(寮生の奴ら、一体どこまで調教したんだよ……)

夕張「ディルドや拘束具がどれだけ"使える"かを試した後は、いつも通りハメてくれて良いから!///」ハァハァ

提督「分かった。ならさっさと……ん?これ、リモコンか?」

夕張「ディルドの強弱調整用よ。提督が自由に弄っちゃって!自分でスるより興奮するから!///」ハァハァ

提督「………」

提督(……淫乱女と化した奴に技術を持たせた結果がこれか)


好感度上昇率判定:提督のテク(リモコンによる緩急)は?

01~49:結構感じる
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:凄く感じちゃうっ!
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:しゅごひぃぃぃぃっ!
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

10→01:ここまで低いと、もはや拘束具やディルドの欠陥? 1×1.0=1 1+10=11/50

――数十分後


提督「………」カチカチ

提督(拘束具を全て着けたら、だらしなく足を開いたM字開脚になるとはな……見せ付ける気満々じゃないか)

じゅぼっじゅぼっ!ずじゅずじゅっ!

夕張「はぁっ、はぁっ……んんっ!///」ガシャガシャ

夕張(提督に見られてる……!こんなだらしない格好を見られながら、感じちゃって……///)

提督「……いつもほど喘がないな」カチカチ

どじゅっどじゅっ!ずぽっずぽっ!

夕張「そ、そんなことないけどっ……んあっ///」ガシャガシャ

夕張(確かに、どこか物足りない……ディルドが小さかったかしら?///)

夕張(それとも、拘束が緩いせい?どっちにしても、これじゃ満足出来ないかも……///)

提督「………」カチッ

どちゅどちゅどちゅっ!ずぷっずぷっ!

夕張「んあぁっ!?そ、そんなっ、いきなりぃっ!///」ガシャガシャ

提督「いや、何か微妙そうな顔を浮かべてたから」カチカチ

ずちゅっずちゅっ!じゅぼっじゅぼっじゅぼっ!

夕張「あっあっあっ、い、イくっ!そろそろイくぅっ!///」ガシャガシャ

提督「どうせ誰もいないんだ。好きなだけイっちまえ」カチカチカチッ

ずじゅずじゅずじゅっ!じゅぶっじゅぶっ!

夕張「んぎぃ……っ!///」ガシャガシャッ!

提督「……で、手作りの玩具の感想は?」

夕張「はぁはぁ……わ、悪くないけど、やっぱり提督のおちんぽじゃないとぉ……///」トローン

提督「……だろうと思ったよ。お前、イってる途中も俺の方を物欲しそうに見てたもんな」カチャカチャ

夕張「あっ……///」

提督「……今日は先約もいないし、予定もない。お前が満足するまで付き合ってやる。んっ」

ずぶぅっ!

夕張「あぁんっ!これっ!やっぱりこれなのぉっ!///」ガシャガシャ

提督(――この後、俺達は夕日が沈む間際まで行為に及んだ。案の定夕張は白目を向いたが、叩き起こして帰路につかせた)

提督(アヘ顔ダブルピースで意識が飛んだ夕張は、こうでもしないと起きないからな……)

今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

~ 5月3週 ~

――繁華街


阿武隈「………」スタスタ…

阿武隈(ノートパソコンくらい買うべきだとは思うけど、お金に余裕がある訳じゃない……)

阿武隈(それに実家がある場所は田舎だから、必要な物は大学の近くのお店で全部揃えなきゃいけないし……)

阿武隈「………」

阿武隈(……それでも、私はきっと恵まれてる。だって、提督は……私なんかより、もっと……)

「……これ下さい」

「1100円になります」

阿武隈「……?」

阿武隈(今の声、凄く聞き覚えが……というより、私とほとんど同じ……?)チラッ

阿武隈「……っ!?」

阿武隈(2周目)「………」スッ

店員「1500円お預かりします。400円のお釣りとレシートです」スッ

阿武隈(2)「………」スタスタ…

店員「ありがとうございました。またお越し下さいませ」

阿武隈「………」

阿武隈(思わず目を疑った。まさか、自分と瓜二つの人と遭遇するなんて……でも、驚いたのはそれだけじゃない)

阿武隈(2)「………」ハイライトオフ

阿武隈(2)(提督が、教授と腕を組んで……こんなのって……)

阿武隈「………」

阿武隈(私と同じ顔色だったから。理由は分からないけど、とても辛いことがあったんだと思う)

阿武隈(そうでなければ、私がいつも鏡で見ている表情と同じはずないよね……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:0/50
↓2山雲のコンマ    好感度:3/50
↓3夕張のコンマ    好感度:11/50
↓4明石のコンマ    好感度:18/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

明石は何をしている?もしくは提督と明石は何をしている?

22:35以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:39までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、他のヒロインと交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※悪事を行う場合、基本的には『他のヒロインを除いた同年代の異性の強姦(ただし描写は省略します)』、『PC等を用いた犯罪』がメインとなります。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

――11周目提督家・自室


ガチャ…

提督「………」バタン…

明石「いや~、今日も提督のお陰で中々の量を"回収"出来ました」

提督「……なぁ」

明石「はい?もしかして、もっとヤりたかったんですか?」ニヤニヤ

提督「………」

明石「あはっ、良いですねぇその表情!もっと嫌そうにして下さい!」ニヤニヤ

提督「……今まで、あえて聞かないようにしてきたが」

明石「まーた無視ですか。もう慣れましたけど……で、何が聞きたいんです?」

明石(予想はついてるけど)

提督「お前、いつも人間の"負の感情"を回収しているよな」

明石「……そうですね。まさか、今更『そんなことするな!』なんて偽善者全開の説教をするおつもりで?」

提督「そんなつもりはない。ただ、気になっただけだ。一体、そんなものを回収して何の……」

明石「人間界には『好奇心は猫を殺す』ということわざがあるのをご存知ですか?」ニコ…

提督「……っ」ゾクッ…

明石「ふふっ、冗談ですよ。別に話してはいけないことでもありませんから」

提督「………」

明石「前にもお話した通り、人間の負の感情……所謂苦痛や悲しみ、怒り、憎悪等、これらは全て私達にとって必要なものです」

提督「……負の感情なら、悪魔同士で回収し合えば良いだろう」

明石「それが出来れば最初からそうしてます。出来ないから人間に頼っているんじゃないですか」

明石(より正確に言えば、悪魔同士では効率が最悪だから……回収したところで、すぐ枯渇するだけだけど)

提督「………」

明石「おや、その顔は納得していませんね?」

提督「………」

明石(んー、そうですね……詳しく話せば長くなっちゃうから、正直面倒なんだけど……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督「……分かった、もう良い」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:明石「人間がそこまで知ったところで、どうせ無意味ですから」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:明石「出血大サービスということで、特別に話してあげます」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

※好感度30以上に到達した場合、自動的にゾロ目と同じ展開になります。

19→91:知る必要はない 6×1.5=9 9+18=27/50


明石「……そもそも、それを知ったところで何になるというんです?」

提督「……!」

明石「提督が……いえ、人間がいくら悪魔に対する理解を深めたところで、何の意味もありません」

提督「………」

明石「それとも提督は『悪魔側にも何か事情があるのかもしれない』という純粋な善意のみで、今の質問をしたんですか?」

提督「………」

明石「違うでしょう?大方、ただの好奇心か……自分が悪事を働くことを正当化出来る理由が欲しい。そんなところでは?」

提督「……前者については否定しないが、後者は違う」

明石「……ほう」

提督「自分の悪行に言い訳なんてしない。俺は自分の願いを叶える為に、悪事をこなすことを受け入れた」

提督「今更、そんなことをグチグチ悩む訳ないだろ。そんな人間らしい感情は、とっくの昔に捨てて来た」

明石「ふむ……」

明石(嘘はついていない、か……)

明石「……貴方のような、悪事に対して割り切れる人は好きですよ」ニコッ

提督「……『命令通りに動く人間は使える』ということか」

明石「いえいえ、滅相もない。未だに罪悪感で潰れそうだったり、言い訳ばかりで悪事に集中出来いい人よりも余程重宝しますから」

提督「……重宝、ね。最初からそう言えば良いだろうに」

明石「おっと、口が滑りました」ニヤニヤ

提督「白々しい……」

提督(結局、お前にとって人間は……いや、それは既に分かり切っていたことだろう)

提督(ただ、やはり悪事をさせられている身としては……せめて"回収"する具体的な理由を知っておきたかった。ただそれだけだ)

明石「………」

明石(まぁ、貴方をそれなりに評価しているのは紛れもなく本心だけどね)

明石(そうでもないと、こうして頻繁に貴方の様子を見に来ることはしないもの)

短くてすみませんが、今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
次は明石の好感度20到達パートからです。今回のプロットは流石に前周ほど長文ではないので、それほど時間はかからないと思います……多分メイビーきっと。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

明石「………」

明石(提督と初めて出会ったのは、今から10年ほど前……まぁ、私達悪魔にとっては大して長い時間ではないけど)

明石(当時の人間界は不景気や自然災害が起こったことで、これまで以上に負の感情を溜め込んだ人間が増えてたんだよね)

明石(だからこそ、私達はここぞとばかりに新たな契約者を探し回った。回収出来るエネルギーが多ければ多いほど得だし)

明石(もちろん、闇雲に探す訳じゃない。契約を取り付ける前に、対象者の性格や境遇を調べた上で交渉に臨む)

明石(目的の為なら手段を選ばない人間や、罪悪感等を感じにくい人間こそ……契約するに相応しい相手ですから)ニヤリ


――約10年前・辺境の地


明石『さて、次は誰にしようかな~?』フワフワ…

明石(他の悪魔は今頃都会を中心に探してるだろうけど、私はあえて穴場を突く)

明石(案外、こういう場所こそ鬱憤を溜め込んでる人間がいたりするのよね)

明石(特に人里離れた場所は閉鎖的な環境になりがちだから、その状況に合わない人は本当に病みやすい)

明石『……おっ?』チラッ

提督(小学校中学年)「………」トボトボ…

明石『ふむ……あの子、中々良い顔してますねぇ』ニヤリ…

明石(あの幼さで、既に結構な闇を抱えていらっしゃる……これは期待出来そう♪)ペロッ

明石(とはいえ、ここでいきなり契約を持ち掛けるのは素人。慌てずに様子を伺うことから始めてこそ玄人ってね!)


――数日後・11周目提督実家


明石『………』ジー

提督「ぐぅっ……」カキカキ

提督(何で分からないんだよ……こんなに一生懸命勉強してるのに……)カキカキ

提督(毎日毎日、遊ぶ時間も犠牲にして勉強してるのに……どうしても、頭に……)カキカキ

父「おい提督、何やってんだ?」

提督「……!」

母「勉強なんか後にして、私達の作業を手伝っておくれ」

提督「……嫌だ。そんなつまらない作業より、勉強の方が……」

父「まだそんなこと言ってるのか!お前には俺達の畑を継いで貰わないと困るんだよ!」

母「私達がいなくなったら、一体誰がこの畑を耕すというの?」

提督「………」

提督(うるさい。父ちゃんも母ちゃんも、農業以外の勉強なんてしたことない癖に……)

提督(顔を合わせればいつも農業農業……俺の夢なんて無視かよ。くそっ……)

提督(それだけじゃない。俺がどんなに努力しても、阿武隈には敵わない……どうして俺ばっかり、こんな目に……)

提督(……いつか絶対に、こんな場所から出て行ってやる。ここにいたら、夢なんて一生叶えられない……!)グッ…!

明石『……なるほど。どうやら私は大当たりくじを引いたみたい』ニヤッ…

明石(ざっと見たところ、この子……11周目提督は、両親の遺伝子に恵まれず平均より低い知力になってしまった)

明石(それに加えて両親は頭が固く、子供の夢を認めない。おまけに幼馴染は常に自分の先をゆき、強い劣等感を抱えている)

明石(努力しても報われず、親からは夢を否定され、身近な人に嫉妬……中々の好条件が揃っている)

明石『後は私が上手くその気にさせれば……ふふっ』

――数時間後・自室


提督「………」カキカキ

提督(うぅっ、農作業の疲れで集中出来ない……いや、ダメだ。ここで怠けていたら、一生成績なんて上がらない……)カキカキ

提督(俺は何としてでも、この家を飛び出して……夢を叶えるんだ。親の言いなりになってたまるか……!)カキカキ

「その願い、私が叶えて差し上げましょうか?」

提督「……え?」

提督(今、どこからか声が……阿武隈、じゃないよな。一体誰が……)キョロキョロ

「後ろですよ、後ろ」

提督「………」クルッ

明石「ふふっ……初めまして、11周目提督君」ニコッ

提督「……っ!?」

提督(知らない、女の人……それに、宙に浮かんで……!?)

明石「私は明石。貴方から見れば、私は悪魔と呼ばれる存在ですね」

提督「あ、悪魔……?」

提督(俺、まさか勉強のし過ぎで寝ちまったのか……?いやでも、意識ははっきりしてるし……)

明石「あれ?疑ってるんですか?でしたら頬をつねりますけど」

提督「………」

明石「そんなに警戒しなくても大丈夫ですよ。私は貴方を助ける為に、姿を現したんですから」

提督「俺を、助ける……?」

明石「しばらくの間、姿を消した状態で貴方を観察させてもらいました。どうやら貴方は、自分の頭の悪さに悩んでいますね?」

提督「……!」

明石「それでいて、両親は自分の話を聞いてくれないし、幼馴染は自分を置いて先へゆく。もう、イライラして仕方ないんでしょう?」

提督「……っ」ギリッ…

明石(良いですよ~その表情!これでもかとばかりに悩んで、苦しんで、辛しむ顔……まさに契約者にうってつけの顔です!)

明石「ですが、私なら貴方の望みを叶えてあげられます」

提督「………」

提督(正直、凄く怪しいけど……さっきは突然目の前に現れたし、今も宙に浮かんでるもんな……まさか、本当に……)

明石「おや、さては胡散臭いと思ってますね?」

提督「っ、い、いや、そんなことは」

明石「良いんですよ。安易に儲け話に乗らない考え方は、人間界で生きていく上で大事なことですから」

明石(悪魔にとっては面倒な考え方だけどね。警戒心が強い人間が増えたせいで、こっちは契約を取りづらくなってるし……)

提督「………」

明石「話を続けます。確かに貴方が疑っている通り、私達は何も無料で願いを叶える訳ではありません」

明石「願いを叶える代わりに、しっかり対価を支払って貰っています」

提督「……対価?」

明石「はい。とはいっても、お金や物品ではなく……叶えた願いに関係する犯罪をして貰う、ただそれだけです」

提督「は、犯罪!?」

明石「例えば欲しい物を手に入れる願いなら窃盗、病気を治す願いなら無関係の人に危害を加えるといった感じですね」

提督「………」

明石「もちろん、犯罪がバレないよう私達も協力します。こちらとしても、願いを叶えた相手が逮捕されるのは都合が悪いので」

提督「………」

提督(やっぱり夢か?それとも、勉強のし過ぎで幻でも見てるのか?)

提督(願いを叶える代わりに犯罪をしろだなんて……でも、どうせ夢や幻なら……)

明石「………」ニヤリ…

提督「……後から、願いの取り消しは出来るのか?」

明石「おっ、食いついてきましたねぇ。基本的には出来ません」

提督「………」

明石「ただ、願いを叶えた相手……長いので『契約者』と言いますね?」

提督(契約者……悪魔に願いを叶えてもらうのは『契約』ってことか……?)

明石「契約者が私達の指示に従わなかったり、罪の意識に耐えかねて自首した場合……これまで叶えた願いを全て無効にします」

提督「無効?」

明石「さっきの例なら欲しい物を没収したり、病気を治す前の体に戻すことになりますね」

明石「願いを叶えて貰っておきながら、やっぱり気が変わったから取り消し!な~んて甘い考えは通用しないってことです」

提督「………」

明石「とはいえ、私達も万能ではないので、叶えられない願いもありますが」

提督「……そうなのか?」

明石「当たり前じゃないですか。例えば、貴方が『何でも出来る神様になりたい!』と願ったとするでしょう?」

明石「もしそんなことが出来るなら、わざわざ悪魔がこうして人間に時間と労力を割いて契約を持ち掛けると思います?」

提督「……思わない」

明石「おりこうさんです。まぁ、余程無茶な望みでもない限り叶えられますけどね。それと、願いを叶える回数に制限はありません」

提督「……!?だったら、沢山願った方が……」

明石「た・だ・し!多くを望めばその分だけ犯罪をして貰う回数も増えるので、体力的にも精神的にも、契約者が苦しむ羽目になります」

提督「……!」

明石「当然ですが、悪事をこなせないなら契約は無効にします。なので、私としては調子に乗って何度も願いを叶えることはおすすめしません」

提督「………」

明石「これで契約に必要な情報は全て話しました。さて、どうしますか?」

提督「……先に聞かせてくれ。『俺を天才にしてくれ』という願いは出来るのか?」

明石「不可能ではありませんが、犯罪の負担が増えるのでやはりおすすめはしません」

提督「どういう意味だ?」

明石「天才になった場合、世界各地に存在する天才や秀才達の研究を手段問わず毎日妨害してもらうことになります」

明石「いくら天才と言えども所詮は人の子です。悪魔ですら面倒だと考える行為を、貴方にこなせるでしょうか?」

提督「………」

明石「叶える願いが大きくなればなるほど、やって貰う悪事の規模も大きくなります。素直に身の程を知った願いを叶えた方が良いと思いますよ?」

提督「……なら『勉強が出来るようになりたい』という願いは?」

明石「その程度なら貴方でも大丈夫です。成績優秀になるだけなら、やって貰う悪事も大したものではありませんから」

提督「………」

明石「さて、どうしますか?叶うかも分からない夢の為に無駄な努力を続けるか、それとも悪の道に進む代わりに確実に夢を掴み取るか……」

提督「………」

明石「私はあくまでも選択肢を提示するだけです。契約をするかしないか、どちらを選ぶかは貴方が決めて下さい」

明石(……人間に契約を取り付ける場合、決して嘘を吹き込んだり、こちらにとって不都合な情報を隠すことはしない)

明石(これは私達が暮らす世界の規則により定められている。破れば当然罰せられるから、私を含む大半の悪魔はその規則に従うしかない)

提督「………」

提督(この悪魔……明石の言う通り、このまま勉強を続けたところで成績が上がるとは思えない)

提督(……夢でも良い。幻だとしても構わない。これがもし、俺にとって最初で最後のチャンスだとすれば……)

提督「……夢を」

明石(おや?)

提督「夢を叶えられるなら……この家から出られるなら、勉強が出来るようになれるなら……犯罪でも、何でもしてやる……!」グッ…!

明石「……承知しました。これで契約成立ですね」

明石(まぁ、最初から分かってたけど。貴方は、葛藤しているように見せて……無意識の内に、私の言葉に救いや希望を見出していたのだから……♪)

明石「では、早速……えいっ!」カッ…!

提督「うっ……!」

提督(あ、頭が急に重くなって……ダメだ、目の前が真っ暗に……)バタッ…

明石「これで貴方は優秀になりました。明日の授業からは今までの苦労が嘘のように……」

提督「………」

明石「あらら、急に頭を弄ったから気絶しちゃった。でもまぁ、朝になれば目が覚めるし大丈夫か。では提督、おやすみなさい……良い夢を」フワッ…

提督「………」

――翌日・地方小学校


先生「であるからして……ぶっちゃけ『であるからして』と言う先生って中々見かけないよな。ははっ」

阿武隈(小学校中学年)「う~ん……」カキカキ

提督「………」

提督(おかしい、どうなってるんだ……!?今まで、全然分からなかった先生の話が……すんなり理解出来る)

提督(それどころか、一度聞けば完全に頭に入って忘れない……まさか、昨夜起きたことは夢じゃなかったのか……!?)

先生「では提督。この問題の答えは?」

阿武隈「あっ……」

阿武隈(せ、先生……提督を当てるのは、その……)アセアセ

提督「115です」

阿武隈「……!?」

先生「よし、正解だ。今日は『分からない』で終わらせず、ちゃんと解けたんだな。偉いぞ」

提督「……ありがとうございます」

阿武隈(う、嘘!?この問題、結構難しいと思ったんだけど……)

提督「………」


――放課後・11周目提督実家までの道


阿武隈「提督、今日は凄かったね!当てられた問題を全部答えちゃうなんて!テストも調子良さそうだったし!」スタスタ…

提督「……あぁ」スタスタ…

阿武隈「やっと……やっと提督の努力が実ったんだと思うと、私まで嬉しくなっちゃうなぁ~!」

提督「………」

提督(違う、努力なんかじゃない。いや、確かにこれまでは必死に勉強してたけど……さっきのは違う)

提督(多分、いや、絶対に悪魔のお陰だ。明石に願いを叶えて貰ったから、俺は……)

明石『その通りです。悪魔の力は凄いでしょう?』フワッ…

提督「っ!?」ビクッ

提督(頭の中に声が響いた……!?しかも、この声って……)

明石『落ち着いて下さい。貴方以外の人には私の姿を見えなくしておきましたし、隣にいる女の子には私の声は聞こえません』

阿武隈「提督?どうしたの?」

提督「……あ、いや、何でもない」

提督(急に現れるから驚いたじゃないか……危うく叫び声を出すところだった)

明石『いや~ごめんなさい。ですが私としても提督に伝えておかなければならないことがあったものですから』

提督「……!?」

提督(ちょっと待て。何で俺の考えてることが……)

明石『あー、すみません。説明不足でした。私が姿を消している時は、伝えたいことを心で思うだけでこちらに伝わります』

明石『訳あって私は契約者以外の人間には姿を見せないようにしているので、こういう状況ではテレパシーで意思疎通を図るしかないんです』

提督『……こんな感じか?』

明石『そうそう、上手いですよ。以後はそんな感じでよろしくお願いします』

提督「………」

明石『話を戻しますね?私が伝えたいことは……契約の時に話した通り、悪事についてです』

提督「……!」

明石『今晩、早速やってもらいます。初仕事ですよ~?覚悟を決めておいて下さいね?』

提督「………」コクリ

提督(一体、何をやらされるんだろう……)

阿武隈「それでね?今日は山雲姫のスペシャルがあるんだけど、一緒に見ようよ!」

提督「……今日はちょっと」

阿武隈「え?何か予定あったっけ?」

提督「家で勉強に集中したい。今日のはまぐれかもしれないから、油断したくないんだ」

提督『……これで良いんだよな?』

明石『はい。余程の事情がない限り、基本は悪事優先と考えて下さい』

提督「………」

阿武隈「そっか……なら仕方ないね」

阿武隈(提督が頑張ってるのに、私が邪魔する訳にはいかないし……)

明石『時間は夜の11時くらいです。貴方の両親が寝静まったら決行ですからね~』フワッ…

提督「………」

提督(……いや、願いを叶えて貰ったんだ。ちゃんと明石の言うことは聞かないといけない。そういう約束だからな……)

今回はここまでです。今回の更新でプロット(前半)部分の半分~2/3を投下したので、次回の更新で明石の回想パートその1を終える予定です。

――数時間後・地方小学校職員室


明石『警戒が緩いですね~。まさかどの扉も施錠されていないなんて』フワフワ…

提督『……この町は家も店も学校も、鍵をかける習慣がないからな』

明石『えぇ、知ってます。だからこそ、こうして提督には学校に不法侵入してもらったんですから』

提督「………」ガサガサ…

明石『さすがの私も、いきなり凶悪犯罪を犯してもらおうとは考えていません』

明石『そこで入門として、まずは学校の書類の改竄から初めてもらおうかなと思いまして』

提督『……それが、同級生の答案の書き換えか』つ答案の束 スッ…

明石『はい。学力向上が願いとすれば、それに対応する悪事は……他者の成績を悪化させること』

明石『解釈の範囲を広げれば、他者の努力や功績を徹底的に妨害する……といったところでしょうか』

提督「………」

提督(正直、拍子抜けしたな……それこそ、いきなりヤバいことをやらされると思ったから……)

明石『いえいえ、あくまでも入門だからですよ?悪事に慣れてきたら、更に悪質な犯罪をしてもらいます』ニヤッ

提督「……っ」ビクッ

明石『ほら、さっさと終わらせないと貴重な睡眠時間が失われていきますよ~?』ニヤニヤ

提督『……わ、分かった。でも、俺の字で先生にバレたりしないか?』

明石『それを何とかするのが私の役目です。筆跡が違う程度のことなら、多少認識を弄れば済みますから』

提督(認識を弄る……?いや、そんなこと考えてる場合じゃない。寝ている親の目を盗んで来たんだ……早くしないと)カキカキ

明石『………』


――


明石「………」

明石(私達悪魔は契約者を含む人間に対し、最小限の干渉しか許されていない)

明石(強引に洗脳して悪事でもやらせようものなら、やはり規則により罰せられてしまう)

明石(これは悪魔側の暴走を防ぎ、回収相手である人間の数を無暗に減らさない為……)

明石(まぁ、規則がないと過激な行動を取る者が現れるのは悪魔も人間も同じってこと。同じ悪魔として情けない話だけどね)

明石(ただし、例外として……契約者による犯罪が周囲に発覚することを防ぐ為であれば、必要な範囲での干渉は認められている)

明石(もっとも、やり過ぎればペナルティが科せられるけど……そんなミスをするのは、それこそ回収担当に選ばれたばかりの悪魔だけ)

明石(私のように、長年契約を取り続けた悪魔は……こんな初歩的なミスで躓くほど、未熟ではありませんから)

――翌日・地方小学校


先生「今回はどうしたんだ?全体的に点数が悪いぞ?さては勉強をサボったんじゃないか?」

モブ1「嘘だろ!?俺、今回のテスト自信あったのに……」

モブ2「ど、どうしよう……帰ったら母ちゃんに叱られる……」

ザワザワ… ザワザワ…

提督「………」

提督(昨夜、俺が答案の答えを書き換えたことで……予想通り、クラスの平均点が酷く下がったようだ)

提督(それだけじゃない。俺の字と他の奴の字なら明らかに違うはずなのに、誰もそのことを疑問に思ってないだなんて……)

提督(これも、明石が上手くやってくれたからか……?俺としては、バレずに済んだから助かったけど……)

提督「………」つ答案 チラッ

提督(100点……今まで落ちこぼれだった俺では、考えられない点数……)

提督「………」チラッ

阿武隈「う~、最後の2問だけ間違えちゃった……惜しかったなぁ……」シュン

提督「……そうか、これが」

提督(勉強が出来る奴の立場……阿武隈が、いつも感じている感覚か……)

提督「………」チラッ

明石『いや~大量大量!子供達が抱いた不安や悲しさ!正しく私が求めていたものです!回収が捗りますねぇ!』フワフワ…

提督「………」

明石『ありがとうございます、提督。初っ端から良い仕事してくれましたね。次も期待していますよ?』

提督『……あぁ』

提督(これからはもう、俺は自分の馬鹿さ加減に悩まなくて良い……明石の言うことさえ聞いていれば……)

提督(俺は、馬鹿とは正反対になれる……難しいと思っていた目標に、辿り着ける……!)

明石『……くすっ♪』

明石(そうそう、その意気ですよ?罪悪感に苛まれず、己の欲だけを見据える人間こそ私達と契約するに相応しい人間ですから♪)

――


明石「………」

明石(その日から私は提督に簡単な悪事を"何度も"やらせることで、悪事そのものの抵抗が無くなるよう仕向けた)

明石(特に、提督のような子供は良くも悪くも周囲の影響を受けやすい。価値観が定まったが故に、後から罪悪感に苦しむ大人より余程"使える")

明石(実際、最初は多かれ少なかれ後ろめたさを感じていた提督も……10回を超えた頃には、流れ作業で悪事をこなすようになっていた)

明石「……今思い返してみても、提督は優秀な人材だったなぁ。ふふ……」

明石(とはいえ、いつまでも些細な悪事ばかりやらせていては元が取れない。そう考えた私は、次の段階へステップアップすることにした)


――約1ヶ月後・本屋


提督『……ハッキング?』

明石『はい。流石にこんな効率の悪い悪事ばかり続けると、私達ばかり損してしまいますから』

明石『だからこそ!スキルとパソコンさえあれば、いつでもどこでも様々な犯罪が出来るハッキングは効率が良いんです』

提督(損?効率?さっきから、一体何を言って……それに、ハッキングしろって言われても……)

提督『……それって難しいんじゃないのか?俺、まだ小学生なんだけど』

明石『何の為に私が貴方の知力を向上させたと思ってるんですか。それくらい、学ぶ意志さえあれば楽勝ですよ?』

提督『……!』

明石『ということで、早速貴方が良さそうだと思う本を適当に選んで下さい。多少高価でも、それだけの所持金があれば買えるはずです』

提督(……だから明石は『親の財布から金を抜き取れ』と命令したのか)

明石『………』

明石(親から金銭を奪うことに対しても、既に抵抗や罪悪感がほとんど見られない……提督、良い感じに倫理観が麻痺してきてますね)ニヤリ…


――2週間後・深夜の地方小学校パソコン室


提督「………」カタカタカタカタ

明石『いや~、本を流し読みしただけでここまでのレベルに達するとは流石ですね。まぁ私のお陰ですが』ドヤァ

提督『……そう、だな。明石が願いを叶えてくれたお陰だ。これは、俺の力なんかじゃない……』カタカタカタカタ

提督『それでも、まさか俺が……こんな、ドラマに出て来そうな大人の真似が出来るようになるとは思わなかった』カタカタカタカタ

明石『むしろタッチタイピングを習得する方が苦労している様は滑稽でした。見ていて笑っちゃいましたよ』クスクス…

提督「………」カタカタカタカタ

明石『あ、もしかして疑問に思ってます?貴方の望みは知力の向上であって、それ以外は契約前の能力と何ら変わりません』

明石『それこそタッチタイピングのような"技能"は、知識を頭に叩き込むだけで習得出来るほど簡単ではありませんからね』

提督「……っ」カタカタ…

明石(あらら、ちょっと落ち込んじゃったみたい。でも、契約者が感じる苦痛も回収対象だから、ありがたく頂戴するけど♪)

提督『……それで、俺はこれから何をすれば良いんだ?』カタカタカタカタ

明石『う~ん、そうですね……一先ず他人の資金をぶん取っちゃいましょうか!』

提督「……っ」

提督(それって、泥棒だよな……?確かに、パソコンを使えば出来そうだけど……)

明石『今更何怖気づいてんですか。こんなところで躓くというなら、契約を破棄するとみなしますよ?』

提督「……!」

明石『私がバレないよう手を回しますから、貴方は私の指示通り……あらゆる方法で金を巻き上げれば良いんです』

提督『……分かった』カタカタカタカタ

提督(えっと、まずはIPアドレスがバレないように細工するんだっけ……それから、海外のサーバーを経由して……)カタカタカタカタ

提督(……契約を守れなくなる訳にはいかない。折角、夢が叶うかもしれないチャンスを掴んだんだ……ビビるな、俺……!)カタカタカタカタ

――数時間後


提督『……とりあえず、こんなもんか?』カタ…

明石『上出来です。これで世界各地の人間が半狂乱で泣き叫ぶはず!何せ口座がスッカラカンになったんですから!』

明石『これまでの積み重ねは全て水の泡で、その後の人生も悲惨極まりない!考えただけで笑いが止まりませんねぇ……ふふっ♪』ニヤニヤ

明石(おっと、むしろ現在進行形で発狂してる人間がいますね。これで回収効率が一気に高まったし、余裕で元が取れそう!)

提督「………」

明石『どうです?今、貴方が開設した口座には多額の資金が入っています。これだけあれば、しばらくは豪遊出来ますよ?』

提督「………」

明石『……!』

明石(……ふむ、なるほど)

提督『……なぁ、明石』

明石『何ですか?』

提督『確か、追加で願い事を頼んでも良いんだよな?』

明石『はい。ただ、負担が増えるのでおすすめはしませんが』

提督『例えば、俺が億万長者になりたいと願うのは……止めた方が良いか?』

明石『そうですね。この前話した天才の例と同じです』

提督「………」

提督(やっぱりそうなんだな。だとしたら、金は自分で稼ぐしかない……将来、大金が必要になるだろうから……)

提督(でも、今は明石の指示だから良いとしても……俺が勝手にパソコンで他人の金を盗んだら、やっぱりバレるんじゃ……)

明石『むしろバンバンやっちゃって下さい!』

提督「……!」

明石『私の指示以外にも提督が自ら犯罪を犯してくれるなら、喜んで力を貸しますよ?』ニヤリ

提督「………」

提督(それなら大丈夫か……?いや、だとしても毎回ハッキングするのは疲れるし……)

提督『……出来れば犯罪以外の方法で、小学生の俺でも大金を稼げる方法はないか?』

明石『両親のお手伝いをしてお駄賃を貰うのが1番手っ取り早いかと』

提督「………」

明石『も~、冗談ですよ。そこまで嫌そうな顔しなくたって良いじゃないですか』ニヤニヤ

明石(まぁわざと言ったんだけどね♪)

提督「………」

明石『今の提督のスキルを活用しつつ、正攻法で大金を得る方法……やっぱり資産運用ですかね』

提督『資産運用?』

明石『自分の貯金を投資して……いや、何で私がそこまで説明しなきゃいけないんですか。それくらい自分で調べて下さいよ』

明石『貴方には私が優秀にしてあげた頭脳があるんですから、独学でも十分その道のプロと渡り合えるはずです』

明石『仮に大失敗して貯金が空っぽになったとしても、こうしてハッキングすればいつでも調達出来るんですから』ニヤッ

提督『………』

提督(……よく分からないけど、とりあえず勉強してみるか。明石の言う通り、金がなくなっても泥棒すれば何とかなるからな……)

明石『……ふふっ』

明石(さっきは一瞬だけ常識や倫理観が邪魔したみたいだけど、貴方はやっぱり契約者に相応しい……)

明石(すぐに気持ちを切り替えて、自分の夢の為ならば他者を容赦なく蹴落とす選択を取れる……いや~、この子の将来が楽しみですねぇ♪)


――


明石「………」

明石(それからというものの、提督は私の指示に従ってパソコンを利用した犯罪を繰り返し……)

明石(同時並行で資産運用についての理解を深め、昼は勉強、夜は金策に犯罪……おおよそ小学生とは思えない日々を過ごした)

明石(そのお陰で、提督は日に日に犯罪への躊躇いや後ろめたさが失われていって……)

明石(半年も経つ頃には、息をするようにハッキングして様々な犯罪に手を染めるようになった。我ながら本当に良い人材を手に入れたと思う)

明石「………」チラッ

提督「……何だよ」

明石「………」クス…

提督(だから、その不気味な笑みを浮かべながら俺を眺めるなって……全てを見透かされているようで気持ち悪いんだよ)

明石「………」ニヤリ…

明石(これからも、私達の為にしっかり悪事を働いて下さいね?11周目提督君♪)

今回はここまでです。次回から本編に戻ります。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

~ 5月4週 ~

――11周目提督家・リビング


山雲姫(ドレス姿)『植物さん、力を貸して下さ~い!』カッ…!

ズモモモモモッ…!

科学王子『うわっ!?ツタが絡まって動けない!?なんのこれしき……!』つレバー カチャカチャ…!

バキバキッ!

科学王子『ギャーッ!?僕のマシンがー!?折角作ったのにぃーっ!?』

山雲姫『自然の力を侮らないで下さいね~!それぇ~!』

グググッ…!

科学王子『ちょっ、おい!?やめろ!城壁の外まで押し出すな!うわああああぁぁぁぁ……』

山雲「……やっぱり、不思議な感覚ですね~」

提督「……だろうな。俺だって自分が主役のアニメが放送されていれば、どんな顔をすれば良いか分からなくなる」

山雲「私がこれまで経験してきたことが、こうして動く絵……じゃなくて、テレビで映像として再現されるなんて……」

提督(動く絵、ね……野菜王国には、電化製品があまり普及していないからな)

提督(科学王国と似た文明を持つ、この世界の技術には……やはり馴染みにくいんだろう)

山雲姫『山雲姫オススメ~!秘伝のレシピコーナー!』

山雲「……!」

山雲姫(エプロン姿)『今週はこちらの具材を使って、美味しい美味しい――を作りま~す♪』

山雲「……このレシピ、国民以外の誰にも話したことがないはずなのに」

提督「前にも説明したが割り切るしかない。こっちの世界では、お前のプライベートはアニメや特別コーナーという形で赤裸々に語られることになる」

山雲「うぅ……見られて困るようなことはしていないけど、ちょっと恥ずかしいかも~……///」モジモジ

提督「………」

提督(このコーナー、料理の完成度が非常に高いこともあって……献立に困る主婦や主夫から凄く支持されてるんだよな)

提督(現に先週、いや、今までずっと、このコーナーが放送された後はSNSで料理を再現した写真が沢山投稿されている)

提督(その中でも所謂ガチ勢と呼ばれる人達は、レシピを更にアレンジした料理の写真を投稿し……それが公式に逆輸入されることさえある)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:0/50
↓2山雲のコンマ    好感度:3/50
↓3夕張のコンマ    好感度:11/50
↓4明石のコンマ    好感度:27/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

阿武隈は何をしている?もしくは提督と阿武隈は何をしている?

23:03以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:07までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。

★R-18系安価の場合、提督は基本的に阿武隈を強姦していることを周囲に隠している為、
『提督や阿武隈が社会的・物理的に死ぬ内容』、『提督と阿武隈の関係が明石以外の人物にバレてしまう内容』、『夕張を含めた3P』等はNGです。
また、阿武隈と行為に及ぶ場所は基本的にラブホテルのみとなります。

★その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

申し訳ございませんが、少しアレンジさせて頂きます。

――夕方・11周目大学正門前


提督「………」スタスタ…

提督(卒業が懸かっていなければ、今日の講義なんて……俺が目指す道に関係無い講義なんて、最初から取らないんだがな……)

阿武隈「……あっ」スタスタ…

提督「……!」

阿武隈「………」

提督「……確か、今日は5限までじゃなかったか?」

阿武隈「……休講だったから」

提督「……そうか」

阿武隈「うん……」

提督「………」

阿武隈「………」

提督(少なくとも、今日は明石からの指示はない……つまり、こいつを犯す理由もないということになる)

提督(だとしたら、こんな所で余計な話をせず……さっさと帰って、次の悪事に備える為にも体を休めなければ……)

阿武隈「……今日は、シないの?」

提督「……!」

阿武隈「提督、いつも私のこと……」

提督「……毎回ではないだろ」

阿武隈「それは、そうだけど……ほとんど、その……」

提督「………」

阿武隈「……提督がシたいなら、別に良いよ」

阿武隈(だって、提督がこうなっちゃったのは……私のせいだから……)

提督「………」

提督(これも明石のフォローの影響か……?いや、もしかしたら明石が間接的にこいつを誘導しているのか?)

提督(明石が非常識な存在である以上、可能性はいくらでも思いつく……だとすれば、これは断る方がまずいかもしれない……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:明石『いや私のせいじゃないんだけど』※R-18展開は無し
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督「……分かった」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「どうして、お前は……」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

中途半端な所で申し訳ありませんが、少しだけ休憩します。0:00~0:20頃再開予定です。

再開します。

88:自分を責め続けているが故に 2×2.0=4/50


提督「………」

提督(周囲に目立った植物はないな……よし)

提督「……1つ、聞いても良いか?」

阿武隈「………」

提督「どうして、お前は……俺を拒絶しない?」

阿武隈「………」

提督「もちろん、お前が俺を通報出来ないことは分かっている。その上での質問だ」

提督「嫌々ならまだしも、一般的に考えれば……強姦してきた相手に、自分から『シても良い』なんて言わないだろう?」

阿武隈「……それ、は」

提督「………」

阿武隈「……っ」グッ…

阿武隈(言って、良いのかな……"あの日"のことを蒸し返して、また提督を傷付けてしまったら……)

提督「………」

提督(もし明石のフォローだとすれば……俺が下手に干渉したせいで、状況が悪化してしまったらまずいからな)

提督(確か、明石は被害者や関係者の認識を弄ると言っていたはず……俺が自分で、明石の干渉を妨げるような真似をすれば本末転倒だ)

阿武隈「うぅ……」

提督「……言いたくないなら、無理には聞かない。ほら、行くぞ」クルッ

阿武隈「……!」

提督「………」スタスタ…

提督(明石による誘導か、それとも阿武隈自身の意志なのか……答えがはっきりしない以上、ヤっておいた方がマシだろう)

提督(いや、仮に自分の意志だとしても……俺のやるべきことは変わりない。契約を破棄しない限り、俺は定期的に阿武隈を襲わなければならないのだから)

阿武隈「………」スタスタ…

阿武隈(ダメだ、私……提督に、気を遣わせちゃうなんて……こんなことじゃ、また提督を苦しめちゃう……)

阿武隈(でも、考え方によっては……提督が私のことを、労わってくれたとも言えるのかな……?)

阿武隈(こんな私のことを、提督は心配してくれて……ううん、そんな訳ないよね。提督はきっと、私のことを憎んでるはずだから……)

阿武隈「……っ」ズキッ…

~ 6月1週 ~

――早朝・ラブホテル


提督「………」

どちゅっどちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

阿武隈「んんぅっ……くぅっ……」

提督(はっきり言って俺は異常だ。女を犯すことを、快楽を求める為の行為ではなく……)

ぐちゅぐちゅぐちゅっ!ずぶっずぶっ!

阿武隈「そ、そこは……あんっ……」

提督(……対価を支払う為の作業だと感じるようになってしまった)

ずちゅっずちゅっ!ばちゅっばちゅっ!

阿武隈「いぃっ……んあぁっ……」

提督(ただ、夕張は唯一の例外だ。あいつは対価とは無関係に、お互いヤりたいと思った時にヤる)

提督(その時だけは、俺は何も考えず……あいつの体を貪る。そしてあいつも、俺の体を……)

ずじゅっずじゅっずじゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

阿武隈「あっ、あぁっ……いぅっ……」

提督「……出すぞ」

提督(……いや、あいつも契約の被害者か。だとしても、俺には関係ない話だが)

ビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!

阿武隈「んぐぅっ……!」ガクガク

提督「………」ズルッ

どろぉっ……

阿武隈「はぁっ、はぁっ……」ヘナヘナ…

提督「……先にシャワーを浴びる。お前は少し休んでろ」スタスタ…

阿武隈「………」

阿武隈(提督……ごめんね……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:4/50
↓2山雲のコンマ    好感度:3/50
↓3夕張のコンマ    好感度:11/50
↓4明石のコンマ    好感度:27/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

阿武隈は何をしている?もしくは提督と阿武隈は何をしている?

0:32以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし0:36までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。

※R-18系安価の場合、提督は基本的に阿武隈を強姦していることを周囲に隠している為、
『提督や阿武隈が社会的・物理的に死ぬ内容』、『提督と阿武隈の関係が明石以外の人物にバレてしまう内容』、『夕張を含めた3P』等はNGです。
また、阿武隈と行為に及ぶ場所は基本的にラブホテルのみとなります。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

――11周目大学・キャンパス内


提督「………」

提督(次は共通科目か……どうせ話を聞けば全て理解出来るし、俺が目指す道には関係ないんだ。少し心身を休める時間として……)

ポスッ…

提督「………」チラッ

阿武隈「………」

提督(……こいつ、あんな目に遭わされてよく俺の隣に座れるな)

阿武隈「……ねぇ、提督」

提督「……何だ」

阿武隈「えっと……」

阿武隈(これを聞いたら、提督はきっと機嫌が悪くなる。でも、どうしても……気になって……)

阿武隈「……勉強、大丈夫?」

提督「………」

阿武隈「あっ、そ、その、決して提督を馬鹿にしてるとか、そういう訳じゃ……!」アセアセ

提督「………」

提督(……こいつにとって、俺はいつまでも『勉強が出来ない馬鹿』なのか。あぁ、その通りだよ)

提督(俺がこうして11周目大学へ通うことが出来るのは、明石のお陰だ。俺自身の力じゃない)

提督(俺は悪魔と契約でもしないと、ここに存在することさえ許されない劣等生なんだよ……優秀なお前とは違ってな)

提督「……こうして2年に進級出来ている時点で、分からないのか」

阿武隈「……それ、は」

提督「お前は良いよな。昔から頭が良くて、勉強に苦労なんてしなかっただろうに」

提督「今もそうやって、人の心配が出来るほどに……余裕があるんだろう?羨ましい限りだ、全く……」

阿武隈「……っ」ズキッ

提督(……ダメだ。冷静にならないといけないのに、どうしても……"あの頃"抱いていた、みっともない感情が込み上がって来る)

提督(だが、お前に俺の苦しみなんて……分からないだろうな。必死に勉強しても、何1つ分からなかった絶望感が……)

提督(お前だけが恵まれた環境で、どんどん先へ進んで……自分だけが置いて行かれることの、屈辱が……)

阿武隈「………」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:その後、お互い無言で講義を受ける
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:阿武隈「……ごめんなさい」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……悪い」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

74→47:未だ圧し掛かる劣等感 5×1.0=5 5+4=9/50


提督「………」

阿武隈「………」

阿武隈(……やっぱり、こうなっちゃった。でも、私は……本当に、提督のことが心配で……)

阿武隈(でも、それを説明したとしても……きっと、提督を余計怒らせることになりかねない……)

阿武隈(……ううん、それじゃダメ。誤解は解けなくても、せめてちゃんと謝らないと……)

阿武隈「……あの」

キーンコーンカーンコーン…

阿武隈「……!」

教授「よし、始めるぞ。先週はどこまでやったかな……」カタカタ…

提督「………」

阿武隈「……うぅ」

阿武隈(タイミング、逃しちゃった……)

教授「そうそう、ここだ。まずは軽く前回の復習から……」

提督「………」

阿武隈「………」カキカキ

提督(……何をしているんだろうな、俺は。いつも、過去を振り返らないと考えておきながら……)

提督(阿武隈が少し、勉強のことを話しただけで……頭に血が上ってしまうなんて、情けないにもほどがある)

明石『私としては提督達から負の感情を回収出来るので、むしろありがたいですけどね』フワッ…

提督「………」

明石『この前も自主的にヤってくれましたもんねぇ。いや~お陰で回収が捗りましたよ』ニヤニヤ

提督『……お前の仕業じゃなかったのか』

明石『はい?何のことですか?』キョトン

提督『……いや、知らないなら良い』

明石『はぁ。とにかく、その調子で阿武隈さんをどんどんを曇らせて下さい!』

提督「………」

提督(明石の差し金じゃなかったのか……だとしたら、この前の阿武隈の言動は……いや、それが何だと言うんだ)

提督(阿武隈が何を考えていようと、俺の行動は変わらない。全ては契約の為、そして……俺自身の夢の為なのだから)

阿武隈「……っ」カキカキ

阿武隈(今度、改めて謝ろう……また怒られるかもしれないけど、それでも……何も言わないより、マシだと思うから……)

今回はここまでです。深夜までお付き合い頂きありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

~ 6月2週 ~

――11周目大学・学食


提督「………」モグモグ

提督(自分が食いたい物を自分で選ぶことが出来る……野菜に嫌悪感を抱いている俺には、学食はありがたいシステムだ)

提督(高校までは、ほぼ親が作る野菜だらけの弁当を食わざるを得なかったからな……それで一層、野菜が嫌いになった)

提督(だが、最低限の野菜くらいは摂取しなければ、体調を崩して明石と余計な契約をしなければならなくなってしまう……)

提督「……本当に、人間の体は不便なもんだ」ポツリ…

夕張「そうでもないと思うけど。だって犯された時の快感は人間じゃないと感じられないじゃない」

提督「………」

提督(いつから背後にいたんだ……まぁ、別に聞かれて困る内容でもないが)

夕張「ご一緒して良いかしら?」

提督「……好きにしろ」

夕張「では遠慮なく♪」スッ…

提督「……野菜炒め定食か。好きなのか?」

夕張「いや、美味しそうだから頼んでみただけ。それより提督こそ、また随分と偏ったメニューね」

夕張「お肉や炭水化物ばかり取っていると、いずれ病気になっちゃうわよ?」

提督「それくらい分かってる。だからこうして、食いたくもないサラダを嫌々頼んでるんだよ」

夕張(本当に野菜が嫌いなんだ……って、今はそんなことより……///)

夕張「今日も講義が終わったら、いつもの場所でシない?貴方のが欲しくなっちゃって……///」ハァハァ

提督「……分かった」

提督(俺やあいつらと延々ヤり続けて、よく単位を落とさないな……やはりこいつも、阿武隈と同じ優秀な人間……)

提督「………」フルフル

提督(……やめよう。自分と他人を比べれば、それだけ惨めな思いをするだけだ。それこそまた明石に煽られてしまう)

提督(こいつと俺はセフレのような関係なんだ。余計な感情を持ち込む必要はない……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:9/50
↓2山雲のコンマ    好感度:3/50
↓3夕張のコンマ    好感度:11/50
↓4明石のコンマ    好感度:27/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

阿武隈は何をしている?もしくは提督と阿武隈は何をしている?

22:24以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:28までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。

※R-18系安価の場合、提督は基本的に阿武隈を強姦していることを周囲に隠している為、
『提督や阿武隈が社会的・物理的に死ぬ内容』、『提督と阿武隈の関係が明石以外の人物にバレてしまう内容』、『夕張を含めた3P』等はNGです。
また、阿武隈と行為に及ぶ場所は基本的にラブホテルのみとなります。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

申し訳ありませんが、少しアレンジさせて頂きます。

――ラブホテル


提督「………」

どぢゅっどぢゅっ!ずちゅずちゅずちゅっ!

阿武隈「んくっ……んうぅっ……」

阿武隈(て、提督……いつもより、激しい……)

提督「………」

ばちゅばちゅばちゅっ!ぐりゅっぐりゅっ!

阿武隈「はぁっ……そ、そこはっ……」

阿武隈(乱暴で、強引で、私をまるで道具のように扱って……)

提督「……チッ」

阿武隈「……っ」ズキッ

阿武隈(今、舌打ち……したよね……?やっぱり、この前のことを怒って……)

提督(……いい加減切り替えろよ、俺。今は明石からの指示で、阿武隈を犯すんだろう?)

提督(未だに夕張へ抱いた劣等感を引きずって……いや、襲う相手が阿武隈だからか……?)

じゅぶっじゅぶっ!ずぷっずぷっずぷっ!

阿武隈「んぎぃっ……あっ、ふぅっ……」

提督(俺は無意識の内に、自分とこいつを比べて……それで、みっともなく嫉妬してるのか……)

阿武隈「……て、提督っ」

提督「………」

阿武隈「怒ってる、よね……?この前の、こと……」

提督「……突然何を言い出すんだ」

阿武隈「あぅっ、そ、それは……いつもより、乱暴だから……」

提督「………」

どじゅっどじゅっどじゅっ!ばちゅっばちゅっ!

阿武隈「ひぐっ!?や、やだ……あんっ!ねぇっ、私のこと……嫌いになっちゃった……?」

提督「……!」

阿武隈「私が、この前……提督に酷いこと、聞いちゃったから……それで、舌打ちしたのかなって……」

提督「………」

提督(……さっきの舌打ちが聞かれていたのか。また面倒なことに……いや、これは俺の自業自得だが)

提督(それに『私のことが嫌いになった?』か……今まで、そんなこと聞かれたこともなかったが……)

提督(……当然だ。普通は強姦してくる相手に、そんな質問をぶつける方がどうかしている。一体、こいつは何を考えて……)


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:好きだと告げた後、そんな訳ないと言い放つ
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:無言
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……お前に」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

22:コンプレックスは中々拭えない 5×2.0=10 10+9=19/50


提督「……お前に」

阿武隈「え……?」

提督「お前に、俺は……」

阿武隈「て、提督……?」

提督「………」

提督(……いい加減学習しろよ、俺。こいつに八つ当たりしたところで、何の意味もないだろ)

提督「……何でもない。ただ、少なくとも……これだけは言える」

阿武隈「……?」

提督「俺がお前をこうして犯してるのは、別にお前が憎いからじゃない」

阿武隈「……!」

阿武隈(提督は、私のことを……嫌って、ないの……?)

提督(……この言い方には語弊がある。襲う理由に俺の感情が関係ないだけだ)

提督(俺自身、こいつのことをどう思っているかと問われれば……)

提督「………」

阿武隈「あ、あの……」

提督「………」

ずじゅずじゅずじゅっ!どちゅっどちゅっ!

阿武隈「んあぁっ!そ、そんな、いきなりっ……!」

提督(……出る)

ブビュルルルルルルッ!ビュクッビュクッ!

阿武隈「あっ、ああぁぁぁっ……」ガクガク

提督「………」スタスタ…

提督(……憎かった。俺にないものを、なかったものを全て持っているお前に……嫉妬していた)

提督(だが、同時に……罪のない阿武隈に見苦しい感情を向ける自分のことを、醜いと思っていた)

阿武隈「て、提……督……」ヘナヘナ…

提督「……先に体を洗う」ガチャ

提督(この歳になって、少しはマシになっていたかと思ったが……俺が阿武隈へ抱く嫉妬心は、予想以上に強かったらしい)

提督(それだけ、当時の俺はこいつのことを妬んでいたんだ……そして、それは今も……きっと、この先も……)バタン

阿武隈「………」

阿武隈(……提督に、嫌われている訳じゃない。それが分かっただけでも、少しだけ……心が軽くなったかも)

阿武隈(でも、いくら私のことを憎んでいないとしても……私のせいで提督が歪んでしまったのは、変わらない……)

阿武隈(それでも、期待してしまう……仲良しだった頃に戻れるかもしれない、そう思っちゃって……)

阿武隈「……っ」ズキッ…

~ 6月3週 ~

――深夜・人気の少ない場所


提督(変装)「………」キョロキョロ

提督(……人の目だけでなく、植物にも警戒しなければならない。本当に厄介だ……)

明石『油断すると山雲姫にバレちゃいますもんねぇ』フワフワ…

提督「………」スタスタ…

提督(……お前が俺に強姦する指示を出さなければ、まだ動きやすいんだがな)

明石『それは出来ません。願いを叶えた以上は、対価を支払って貰うのが約束でしょう?』

提督『……いちいち人の心を読むな』

明石『これは失敬』ニヤニヤ

提督「………」

明石『にしても、よくここまで人間も植物も少ない道筋を調べ上げましたね』

提督『そうせざるを得なかったからだよ。悪事をこなせなければ契約を破棄されてしまう』

提督『だからといって、無暗に動き回れば山雲にバレて面倒なことになりかねない』

明石『……1人暮らしする家を選ぶ時も、可能な限り植物が植えられていない場所を探してましたっけ』

明石『そこまでするくらいなら、素直に山雲姫との関わりを断てば良かったのでは?』

提督「………」スタスタ…

明石『そんなことも決断出来ないから、こうして心身共に無駄な苦労をする羽目になるんですよ』

提督「………」スタスタ…

明石『おっ、図星ですかぁ?何だかんだ言いつつ、阿武隈さんや山雲姫のことを気にかけているんですねぇ』ニヤニヤ

提督「……っ」スタスタ…

提督(落ち着け、俺……こいつの煽りに反応すれば、それだけ俺が疲れるだけなんだ……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:19/50
↓2山雲のコンマ    好感度:3/50
↓3夕張のコンマ    好感度:11/50
↓4明石のコンマ    好感度:27/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

明石は何をしている?もしくは提督と明石は何をしている?

23:49以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:53までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、他のヒロインと交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※悪事を行う場合、基本的には『他のヒロインを除いた同年代の異性の強姦(ただし描写は省略します)』、『PC等を用いた犯罪』がメインとなります。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

申し訳ありませんが、少しアレンジさせて頂きます。

――11周目提督家・自室


提督「……はぁ」ガチャ

明石「今日もご苦労様です。お陰様で回収が捗りました」

提督「………」

明石「と、言いたいところなんですが……提督、もしかして阿武隈さんを犯す時だけ手加減してませんか?」

提督「……何故そう思った?」

明石「いえ、ここ最近阿武隈さんを犯した時だけ回収出来る量が少なくなってるんですよ」

提督「………」

提督(そんなはずは……俺はいつも通り、阿武隈を襲って……)

明石「……ふむ」

明石(なるほど、無意識か。道理で心を読んでも、提督が動揺する様子を全く見せない訳だ)

明石(だとすれば、私がやるべきことは……決まってるよね。ふふっ……)

明石「……そんなに気が進まないなら、これからは担当を変えましょうか?」

提督「……は?」

明石「私達としては、阿武隈さんを強姦する人間は別に提督でなければならないことはないので」

提督「どういう意味だ?」

明石「あれ~?分かりませんか~?私が与えた頭脳をもってすれば、すぐに理解出来ると思いますけど~?」ニヤニヤ

提督「………」

提督(……明石の言う通り、説明されずとも……それがどういうことかはすぐに分かった)

提督(明石は、俺にこう告げている……『まともに阿武隈を犯さないなら、別の男に犯させるぞ』と)

提督「………」

明石「………」ニヤニヤ

明石(さて、どう出るかしら?私としてはどっちでも良いんだけど、これで提督が悩んでくれればそれだけで回収が捗るし……)

明石(おまけに阿武隈さんを犯す時に激しさが増せば、人間界の言葉で言うところの一石二鳥だもの!ふふっ♪)

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:提督「やめてくれ。阿武隈のことは俺が犯す」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督「……分かった」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……悪かった」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

※好感度30到達で、上昇率にかかわらずゾロ目と同じ展開になります。

明石「あ、あはは……まさかこれで一気にリーチになるとは思わなかったかも……」

阿武隈「うぅっ、今回こそ汚名返上したいのに……このままじゃ、また負けちゃう……」

夕張「あちゃ~、引き離されちゃったわね……でも、まだチャンスはあるんだから!」




山雲「………」

山雲(え、え~っとぉ……私だけ、明らかに置いて行かれちゃってるような~……)




今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
ここからは明石の回想パートその2に入ります。少しずつでも書き進めていきますので、しばらくお時間を頂けると幸いです。
1つだけ補足(?)しておきますと、提督が悪の道を進み続けるか、人の道に戻るか、今まさに大きな分岐点に差し掛かっています。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

96→69:悪魔だって、恋の1つや2つくらいするんですよ? 10×1.5=15 15+27=42/50 <リーチ!>


提督「……悪かった」

明石「……え?」

提督「お前の言う通りだ。願いを叶えて貰っておきながら、指示された悪事さえまともにこなせないようでは……警告されても仕方がない」

明石「あの……」

提督「きっと、俺は無意識の内に阿武隈へ手加減していたんだろう。だとすれば、俺はあいつを犯すのに向いていない」

提督「明石の回収効率を上げる為であれば、少なくとも俺より他の契約者に任せるべきだ」

提督(……阿武隈の心情を聞いたことで、俺の中に迷いが生じてしまっていたのかもしれない)

提督(罪悪感や倫理観等、既に捨て去ったと思い込んでいたが……まさか、まだそんな無駄なものが残っていたとはな)

提督「………」グッ…

明石「………」

提督(いつも明石の煽りや毒舌に嫌気が差しているとはいえ、俺をあの状況から抜け出させてくれた恩人に変わりない)

提督(だとすれば、明石の期待には応えたい。いや、応えなければならない……それが契約であり、約束なのだから)

明石「………」ジー

提督「……明石?」

明石「……いえ、その、答えが想定外だったと言いますか」

提督「俺が拒否すると思ったのか?」

明石「はい。彼女は幼馴染ですし、せめて自分で犯したいものかと」

提督「……そんな我儘を言える立場じゃない。むしろ、警告程度で済んで良かったと思っている」

提督「1歩間違えれば、俺はお前から貰ったものを全て失っていたからな……寛大な措置に感謝しなければならないほどだ」

明石「………」

提督(……一体どうしたんだよ。いつものお前なら、ここぞとばかりに俺を煽るだろうに)

明石「……貴方は今までそんなこと、全然思ってなかったじゃないですか」

提督「そうでもない。お前が傍にいる時は言動に惑わされていただけで、決してお前への恩を忘れた訳じゃない」

明石「……あーもう、調子狂うなぁ」ボソッ

提督「聞こえてるぞ」

明石「ワザと聞こえるように言ったんです。でもまぁ、貴方がそこまで反省しているなら……不問にしましょう」

明石「次からは、これまで通り徹底的に犯して下さいね?それが、私との約束なんですから」

提督「……あぁ、肝に銘じておく」

明石「………」ギュッ

明石(本当に、調子狂うんだから……いつもは嫌そうな顔ばかりなのに、急に真剣な態度になっちゃって……)

明石「………」

明石(思えば、私と提督の付き合いは長い。他の契約者は罪悪感に耐えかねて契約破棄になってしまうか、悪事以外は最低限の交流ばかり)

明石(でも、提督は子供の時に契約を交わしたこともあって……ずっと傍で見続けていたから、必然的に長期間行動を共にしている)

明石(もちろん、彼は契約者の1人に過ぎない。特定の契約者に入れ込み過ぎることは、避けるべきだったんだけど……)

明石「……はぁ」

明石(やっぱり、情がわいちゃったのかなぁ。最初は『回収が捗る人材』としか思ってなかったのに……)

明石(いつしか、気の置けない相棒みたいな関係になって……それどころか、提督が予想以上に私へ恩義を感じてくれていて……)

明石「………」


――約数年前・11周目提督実家


明石「~♪」フワフワ…

明石(あれからどんどんハッキングの腕を上げてくれたお陰で、回収が凄く捗るのよね~♪)

明石(しかも他の子供より早く悪事に慣れてくれたし、こんな良い人材を見つけた私を自分で褒めてあげたいくらい!)

提督(中学生)「………」

明石「……で、どうしたんですか?さっきから妙に暗い顔してますけど」

提督「……何でもない」

明石「そんな分かりやすい嘘に騙されると思います?」

提督「………」

明石「もしかして、今更悪事に嫌気が……」

提督「そうじゃない。ただ、あいつと喧嘩しただけだ……」

明石「あいつ……あぁ、阿武隈さんですか。だったら謝れば良いのでは?」

提督「………」

明石「そこで意地張っちゃうんですか。まぁ、私としては悪事さえこなしてくれればどうでも良いですけどね」

提督「………」

提督「……なぁ、明石」

明石「はい?お悩み相談なら他を当たって下さい」

提督「違う。新しい願い……いや、契約についてだ」

明石「そういうことでしたらお聞きします!何がお望みですか?」

提督(一瞬で掌を返したな……)

明石「悪魔ですから♪」

提督「心を読まないでくれ。それより、叶えて欲しい願いだが……山雲姫を現実に呼び出すことは出来るか?」

明石「山雲姫と言うと、提督と阿武隈さんが見ているアニメの主人公ですか?」

提督「あぁ。あいつにはかなりキツく当たっちまったからな……せめて、これくらいはしないと許して貰えそうにない」

明石「今まで散々嫉妬や劣等感を抱いていた割に、やっぱり彼女に嫌われるのは嫌なんですか。人間の思春期ってのは面倒ですねぇ」

提督「………」

明石「あーはいはい、煽らず真面目にやれってことですね。分かりましたよ……架空の存在の具現化ですか。流石にその願いは悪魔の力でも厳し……」

明石(……待てよ?確かに0から生み出すのは難しいけど、私達が普段使っている技術を応用すれば……)

提督「……やっぱりダメか」

明石「……いえ、そうでもないかもしれません。本来なら無理だと断言するところですが、案外何とかなるかも?」

提督「ほ、本当か……!」

明石「おや、嬉しそうな顔しちゃって。単純なんですから~……私達が人間界へ出入りする為の技術を使えば、疑似的に提督の願いを実現出来ます」

提督「……どういうことだ?」

明石「いや、それくらい自分で考えて下さいよ。何の為に私が貴方の知力を向上させたと思ってるんですか」

提督「………」

提督(さっき、架空の存在を具現化するのは厳しいと言っていたよな。だが、明石がこっちへ出入りする技術を使えば実現可能……)

提督「……まさか、山雲姫が存在する世界とこの世界を繋ぐつもりか?」

明石「ご名答。そうした方が消費エネルギーも少なくて済みますからね。機転を利かせた私に感謝して下さいよ~?」

提督「……無理難題を言ってすまない、明石」

明石「いえいえ。お礼は後でちゃ~んと受け取ります」ニコッ

提督「………」

――


明石「………」

明石(そして私は、人間界と山雲姫の世界を繋ぐワームホールを生成し、人間界側の出入り口を提督の畑に設定した)

明石(山雲姫が本当に出現した時の、提督のあの呆気にとられた顔は一生忘れないだろうなぁ……ふふっ)

明石(その後、提督は山雲姫を阿武隈さんに紹介することで、無事仲直りすることが出来たらしい。この辺りは提督から聞いた話だけど)

明石(ただ、山雲姫は別世界の力……私達が把握していない力を行使する以上、魔導師と同じで油断出来ない相手なのよね)

明石(だからこそ、山雲姫の前では一度も姿を現したことはない。実力をはかれない存在と戦争するのは避けたいから)

明石「………」

明石(それだけじゃない。私は今回、山雲姫を出現させた願いに対応する悪事を決めかねていた)

明石(ワームホール生成に見合う悪事なんて、流石に人間にどうこう出来るようなことじゃない)

明石(……そこで私は発想を変え、『ワームホールの生成』ではなく『特定の女性と出会いたい』という願いを叶えたものと見なした)

明石(そうすることで、これまでのケースと同じ例として扱うことが出来た。我ながら良い解釈の仕方だと思う)

明石(……ただ、そのせいで提督と阿武隈さんの仲に亀裂を与えることになっちゃったけど)


――1週間後・11周目提督実家


山雲「それではまた~♪」パシュンッ…!

提督「………」

明石『あれからほぼ毎日、阿武隈さんと共に山雲姫に会ってますね。もしかして彼女に惚れちゃいましたか?二股でもかける気ですか?』ニヤニヤ

提督『……山雲はもう帰ったぞ。姿を現しても大丈夫じゃないか?』

明石「スルーですか、つまんないなぁ……それより、山雲姫を呼び出したことに対する悪事について話があります」

提督「……!」

明石「そろそろ、対価を支払って貰おうかと思いましてね。正直、今回はどんな悪事を働かせるか迷いましたよ」

提督「……まぁ、願いが願いだからな。それで、俺は何をすれば良い?」

明石「異性を強姦して貰います」

提督「……は?」

明石「ですから、異性を強姦……」

提督「いや、聞こえなかった訳じゃない……あまりに予想外で、自分の耳を疑っただけだ……」

提督(強姦、だって……?いや、ちょっと待ってくれ。それは流石に……)

明石「何を驚いているんですか。貴方は私と契約する時、確かに考えましたよね?」

明石「夢を叶えられるなら犯罪でも何でもしてやる、と……その言葉は嘘だったんですか?」

提督「それ、は……違う。でも……」

明石「………」ギラッ

提督「っ!?」ゾクッ

提督(明石の目が、真っ赤に染まって……)

明石「はぁ~。提督、貴方は自分の立場を理解していないようですね。拒否権なんか、最初からありません」

明石「人間としての道を自ら踏み外し、己の都合で他者を奈落に陥れる……貴方はそれを理解した上で、悪魔である私と契約を交わした」

明石「今まで散々、他者を不幸に陥れておきながら……こんな悪事は嫌だ、やりたくない……そんな我儘が通用すると思います?」

提督「う……うぅ……っ」

提督(いつものような、人を小馬鹿にする声色じゃない……こっちの心を蝕むかのような、冷たくて平坦な声色で……)

明石「とはいえ、私も鬼ではありません。貴方が本当にやりたくないと言うのなら、その意志は尊重します」

明石「ただし、その場合は契約に基づき……ここから先は、賢い貴方なら言わなくても分かりますよね?」

提督「………」

明石「……さて、どうしますか?つまらない罪悪感を選び、夢を投げ捨てるか……このまま、他者を蹴落としながら夢を叶える道を進むか……」

提督「……る」

明石「聞こえませんよ。はっきり言って下さい」

提督「強姦……する。明石の言う通り、強姦……するから……契約破棄だけは、やめてくれ……」

提督(嫌だ……契約破棄だけは、嫌だ……!今更、この頭脳を……折角手に入れた優秀な頭脳を捨てるなんて、絶対に嫌だ……っ!)

提督(それなら、強姦だろうが殺人だろうが……どんな凶悪犯罪でも、やってやる……!契約破棄されるより、遥かにマシだ……!)グッ…!

明石「………」クス…

明石(やっぱり、子供はコントロールしやすい。少し脅しを……いや、契約を続けるか破棄するかは本人が決めることか)

明石(少しだけ心に揺さぶりをかけてあげれば、こんな風に……欲望、あるいは恐怖に負けて悪事を続ける道を選んでしまう)

明石(ここで罪悪感に潰される程度の人間なら、折角契約した意味がない。貴方には、まだまだ回収を手伝って貰わないとね……ふふっ)

提督「……それで、誰を強姦すれば良いんだ」

明石「そうですねぇ……今回は二重の意味で初めてなので、手近なところからいきましょうか」

提督「………」

提督(手近なところ……まさか、いや、流石にない……はず……)

明石「中々鋭いですね。予想通り、ターゲットは阿武隈さんです」

提督「……っ!?」

明石(おー、露骨に動揺してる。でも、今回ばかりは別に提督を狼狽えさせるつもりで彼女を選んだ訳じゃないけど)

提督「……別の相手は」

明石「ダメです」

提督「ま、前に言ってたよな?確か、負の感情を回収してるって……だ、だったら、阿武隈以外の人でも……」

明石「確かにそうですけど、周囲の人間を分析した結果……現時点で最も効率良くエネルギーを回収出来るのは、彼女しかいないんです」

明石「思春期の子供はただでさえ精神的に不安定になりがちで、そこに提督という親しい人物から強姦されたとなれば……そこから生まれる負の感情はかなりのものです」

明石「悪魔としては、その機会を逃す訳にはいかないんですよ。最大効率が確定している相手と、普通くらいの効率の相手なら……誰だって前者を選びますよね?」

提督「……っ、そもそも、お前は何の為にエネルギーを」

明石「話の論点をすり替えようとしても無駄ですよ。悪魔相手に人間、それも子供が勝てるだなんて思わないことです」

提督「くっ……」

明石(……でも、論点のすり替えは効果的かも。その戦法、そっくりそのままお返ししちゃいましょう♪)

明石「ところで、提督は阿武隈さんにかなりの嫉妬心を抱いていましたよね?それに加えて、強烈な劣等感も……」

提督「……急に何を」

明石「私からの指示を理由にして、彼女に八つ当たりするチャンスと思えませんか?今はもう優等生とはいえ、これまでの鬱憤が消えた訳ではありませんよね?」

提督「……っ」ズキッ…

明石「もちろん、彼女が貴方のことを周囲にバラさないよう私もフォローします。ですから、何の心配もする必要はありません」

提督「………」

明石「さぁ、提督……全てを私のせいにして、彼女を奈落に落としましょう」ニコ…

提督「………」

明石「………」

提督「……いや、お前のせいにするつもりはない」

明石「……!」

明石(おっ、この反応は……)

提督「俺が、自分の意志で明石と契約した以上……お前に責任を被せることは出来ない」

提督「だからこそ、これから阿武隈を犯すのも……俺の意志だ。言い訳なんて、しちゃいけないんだ……」

明石「………」

提督「……それに、明石の言う通りだ。俺は阿武隈に対して、ずっと最低な感情を抱き続けてきた」

提督「この前、阿武隈と喧嘩してしまったのも……俺が劣等感や嫉妬心を抱いていたことが原因だ」

提督「それどころか、明石から『八つ当たりしろ』と言われて……一瞬『それも良いかもしれない』と思ってしまった」

提督「それなのに『阿武隈を犠牲に出来ない』だなんて、よく考えられたもんだよな……あまりに自分が非道過ぎて、逆に冷静になれたほどだ」

明石「………」

提督「……この期に及んで、みっともない泣き言を言って悪かった。今度こそ、本当の意味で覚悟を決めようと思う」

提督(八つ当たりしてやりたい、幼馴染に手は出したくない……悪事をこなす上で無駄な感情は全て捨ててしまえ)

提督(夢の為に、そして対価の為に……指示された悪事を、淡々とこなすことだけを考えれば良い)

明石「……それは何より。では、深夜2時に決行です。後で『やっぱり嫌だ』なんて言わないで下さいよ?」

提督「……あぁ、分かってる」

明石「………」

明石(ヤる前から一皮剥けたみたい。この調子なら、もうウジウジ悩むことはなさそう♪)ニヤッ…


――


明石「………」

明石(その後、私と提督は予定時間になった直後に阿武隈さんの家へ忍び込み……私は彼女の両親の眠りを深くし、提督は彼女を強姦した)

明石(お陰で私は阿武隈さんの絶望と、提督の葛藤という負の感情をしっかりと回収することが出来た)

明石(行為を終えた後、提督は一瞬だけ自己嫌悪に陥っていたみたいだけど……私が少し煽ったら、すぐに立ち直った)

明石(思えば、提督の常識や倫理観が完全に壊れてしまったのは……この時だったのかもしれない)

明石(元からそれらの感覚が麻痺していたとはいえ、阿武隈さんを強姦しろと指示した時は……しばらく悩んだくらいだもの)

明石(でも、この一件で提督は本当の意味で覚悟を決めた。実際、それ以降は息をするように異性を強姦するようになったから)

今回はここまでです。今回の更新でプロット(後半)の半分を投下したので、次回の更新で明石の回想パートその2を終える予定です。

――数時間後・11周目提督実家


提督「………」

明石「……童貞卒業したというのに、まるで人生の壁にぶつかったような顔してますね」

明石(まさか、阿武隈さんがあんな思考に陥るとは……お陰で色々と弄る手間が省けたから、私としては好都合だけど)

提督「……むしろ、壊してはいけない壁を強引に突き破ってしまった気分だ」

明石「つまり最悪の気分と?」

提督「………」

明石「まーた無視ですか。それはともかく、覚悟を決めたんでしょう?まさか前言撤回なんてしませんよね?」

提督「……する訳ないだろ。俺はもう、迷わないと決めたんだ」

明石「……さっきも思っていたことですけど、やっぱり一皮剥けましたね。それも二重の意味で」

提督「上手いこと言ったつもりか?」

明石「ちょっとしたデビルジョークですよ」クスクス

提督「………」

明石「露骨に顔をしかめているところに追い打ちをかけるようなことを言いますが、強姦は今回だけでは終わりません」

提督「……!」

明石「それだけでなく、常に阿武隈さんばかりを犯してもらう訳にもいかないんですよ」

明石「同じ相手を犯し続けると、どうしても慣れが生じて……いえ、被害者にとっては諦めですかね」

明石「とにかく、回収における効率が少しずつ低下してしまうんです。なので……」

提督「……今後は無作為に選んだ女を犯せ、と」

明石「理解が早くて助かります。ただ、定期的に阿武隈さんのことも襲ってもらいますが」

明石「効率低下を考慮したとしても、いつでも犯せる相手が身近に存在するなら回収しない手はありません」

提督「………」

提督(回収、か……)

提督「……なぁ、明石。さっきは話を遮られたが、どうして悪魔は人間の負の感情を回収するんだ?」

明石「私達にとって必要なものだからです」

提督「それは前に聞いた。俺が知りたいのは、もっと具体的な……」

明石「人間が悪魔のことなんて、知る必要はありません。仮に知ったところで、どうすると言うんですか?」

提督「………」

明石「余計なことは考えず、貴方は対価を支払うことだけを考えれば良いんです」

明石「より正確に言えば、理屈を問う暇があるなら黙って悪事をこなして下さい」

明石「私と貴方はあくまで契約上の関係に過ぎません。変に慣れ合って、また貴方にどうでも良いことで悩まれると面倒ですし」

明石(……契約者を含む人間に入れ込んではいけない。これは罰則がある訳じゃないけど、悪魔達の間では暗黙の了解になっている)

明石(何故なら、負の感情を吸収する相手に歩み寄り過ぎた悪魔は……えてして契約を取れなくなる傾向があるから)

明石(だからといって、距離を置き過ぎると契約者にやらせる悪事の回数や効率が悪化してしまいかねない)

明石(故に、悪魔と人間はつかず離れずの関係を維持しなければならない……その匙加減が中々難しいんだけど)

提督「………」

提督(要するに『聞かれたら困ること』か。なら、これ以上の詮索はすべきではないな……)

明石「いえ、別に話せないことでもないんですけどね」

提督「……だから心を読むな」

明石「すみません、つい癖で」クスクス

提督「………」


――


明石「………」

明石(あの時、そしてこの前……提督には話さなかった、悪魔が人間の負の感情を回収する理由)

明石(それは、悪魔にとっての生命力であり……同時に、生活基盤を維持する上で必要な資源だから)

明石(これらが枯渇すると、私達の生活が苦しくなり……すぐに死ぬことはないにしても、飢えに苦しむ羽目になる)

明石(このことを話せば、契約者によっては悪魔を同情的な目で見る人も現れるかもしれない)

明石(でも、出来ることならそれは避けたかった。悪魔と人間が歩み寄っても、きっとろくなことにならない)

明石(悪魔からすれば、人間は貴重なエネルギー源……それなのに、彼らに想いを寄せるような真似をすれば……)

明石「………」

明石(……今の私みたいに、複雑な気持ちを抱くことになっちゃうから)

明石「………」

明石(それからは今まで通り、私が悪事を指示して提督がそれをこなし、ターゲットから負の感情を回収する日々がが続いた)

明石(提督は私が与えた頭脳で勉強を難なくこなし、優秀な高校へ合格した。これは当然よね、私の力だもの)

明石(並行して新たな契約者を探すことも欠かさず……少しでも多くのエネルギーを回収出来るよう努めた)

明石(そして提督が高校卒業を迎えたある日、彼からまた相談を持ち掛けられることになる)


――約1年前・11周目提督実家


明石「とうとう提督も大学生ですか~。お望みの11周目大学に合格出来て良かったですね」ニヤニヤ

明石「親からの猛烈な反対を無視して、あらゆる手段で得た資金で学費から生活費、その他諸々の費用……」

明石「その全てを自分で賄うことで、強引に1人暮らしを実現するなんて……まぁ、私がいたからこそ実現出来た訳ですが」

提督(18)「………」

明石「そういえば、実家を出るということは山雲姫とも疎遠になりますよね?」

明石「私としては、警戒すべき相手から離れられるので好都合ですけど……どうやら、貴方はそうでもないみたいですけど」

提督「……明石、相談がある」

明石「はいはい、どうせワームホールの出口を修正して欲しいとでも言うつもりでしょう?」

提督「………」

明石「折角悪事がしやすい環境へ出向くと言うのに、どうしてわざわざ自分からやりづらい環境を維持しようとするんですかねぇ……」

明石「ここはただでさえ植物が多いせいで、深夜にこっそり出かけるだけでも一苦労だったというのに……」

提督「………」

明石「まぁ、それくらいでしたら契約を交わすまでもありませんけどね。ちょこっと出入り口を弄ってあげれば良いだけですし」

明石「た・だ・し!山雲姫にバレない為の対策は全て提督にやって貰います。私としても、彼女を敵に回すことは避けたいので」

提督「いや、お前ほどの力を持つ存在なら……山雲に限らず、特殊な力を使って来る相手にも簡単に勝てそうだと思うが」

明石「確かに私達は決して弱くはありませんが、異世界の存在となると……相手の実力を正確に推しはかれない分、どうしてもリスクが生じます」

明石「そんな得体の知れない相手との、全滅の可能性を含んだ戦闘を積極的に行うほど……私達は好戦的ではありませんから」

明石(もっとも、敵対せざるを得ないと判断した場合は……リスクを承知で戦闘に臨むことも視野に入れてるけど)

提督「……分かった。すまない、俺の都合でこんなことを頼んで」

明石「別に構いませんよ、今まで通り悪事さえしっかりこなしてくれれば。それが出来ないようなら契約を破棄するだけなので」

提督「………」

――


明石「………」

明石(提督が大学へ通うことになっても、私達の行動は変わらない。ただ、1つだけ変わったことと言えば……)

明石(11周目大学周辺で、新たな契約者の願いを叶えたことかな。でも、それだけなら別に取り立てて珍しいことでもないんだけど……)

明石(まさか、他の契約者にやらせた悪事が……間接的に、提督の日々の生活に影響を与えることになるなんてね)


――約1ヶ月後・工学部寮


モブ契約者「まさか、本当に俺があの子(※ヒロインとは無関係のモブです)と付き合えることになるなんて……」

明石「信じてなかったんですか?」

モブ契約者「いや、そういう訳じゃなくてさ。夢でも見てるんだと思って、軽はずみで契約したら……は、ははっ」

明石「とにかく、これで貴方の願いは叶えました。後は契約に基づき、私が指定した悪事を働いて貰います」

モブ契約者「うっ、やっぱりそうなるか……具体的には、何をさせられるんだ?」

明石「異性を手に入れるという願いに対応した犯罪として、願いで手に入れた人間とは別の異性を強姦して下さい」

モブ契約者「ご、強姦!?流石にそれはまずいだろ!?」

明石「嫌なら良いんですよ?契約を破棄し、貴方の願いを無かったことにするだけですから」

モブ契約者「いや、そうじゃなくて……絶対バレるだろ。いくら何でも、この歳で人生終わらせたくないんだけど」

明石「あぁ、それについては心配ありませんよ。貴方の悪事がバレないよう、私が裏で手を打ちますから」

モブ契約者「……マジ?じゃあ、俺は彼女をゲットした上に他の女も犯せるのか?」ゴクッ…

明石「はい、そういうことです」

モブ契約者「だったら喜んでヤらせて貰う。丁度勉強ばかりの生活で溜まってたんだ……それを発散出来るなんて、まさに夢のような話だ……!」

明石「やる気に満ち溢れているようで結構です。では、貴方に犯して貰うターゲットですが……同じ寮に住む夕張さんで」

モブ契約者「あの子か!俺の彼女に負けず劣らずの美人だし、今から楽しみになってきた……!」

明石「………」

明石(人間界の男性が全員、この人のように単純なら契約も取りやすいものなんですけどね……)

――


明石「………」

明石(それから数ヶ月後……提督と夕張さんは肉体関係になっていて、彼は悪事が絡まない日も時折朝帰りするようになった)

明石(私がそれを知った時は、流石に少し驚いたかな……契約者同士の住む場所が近かったとはいえ、こんな偶然もあるんだなと)

明石(まぁ、夕張さんはあくまで他の契約者のターゲットである以上……提督に強姦して貰う異性の対象外になる)

明石(だからこそ、提督には『好き放題ヤっても良い』と伝えたけれど……まさか、本当に好き放題ヤりまくる日々を送るなんて)

明石「………」チラッ…

提督「………」

提督(煽る訳でもなく、ただ静かに俺を見つめるなんて……明石らしくもない。やはり、俺が無意識に手を抜いてしまっていたせいか……)

明石(……私らしい、か。確かに、いつもの私なら……ここぞとばかりに提督を煽り倒していたと思う)

明石(それはもちろん、提督から負の感情を回収したいから。被害者ほどではなくとも、多少はエネルギーを稼げるから)

明石(……そう、考えていたはずなんだけどな。まさか、私が悪魔にあるまじき感情を抱いてしまったなんて)

明石「……今日はもう帰ります」クルッ…

提督「……あぁ、また明日な」

提督(明石、本当に……すまなかった)

明石「……っ」フワーッ…

明石(いくら付き合いが長いとはいえ、提督とはつかず離れずの関係を維持するよう心掛けていたのに……)

明石(さっきの、提督の本音を聞いたせいで……彼に愛着が湧いて……いや、多分違う……元から、愛着は湧いてたんだ……)

明石(悪事以外でも、こうして提督の前に現れて……エネルギー回収目的で煽っている内に、提督と過ごす時間を悪くないものだと捉えて……)

明石『……どうしよう。私、やっちゃったかも……』

明石(提督のことを『契約者』として見られなくなっちゃった……良くて『気の置けない相棒』、突き詰めて言えば……)

明石(『親しい友人』……いや、そんな緩い感情じゃない……いつの間にか、私は提督のことを……)

明石『……そっか。人間に歩み寄り過ぎた悪魔が、契約を取りづらくなる理由は……こういうことだったんだ』

明石(一度自覚してしまえば、もう歯止めが効かない……これ以上『好きな人』に悪事を働かせて辛い思いをさせたくない……)

明石(それどころか、人間へ好意を抱いてしまったせいで……被害者側の気持ちまで、嫌でも頭に思い浮かぶようになって……)

明石『……っ』ズキッ…

明石(でも、それは悪魔としての役割を自分から投げ捨てることになっちゃう……そんなこと、許されるはずがない……)

明石(例え罰則が無かったとしても、人間に歩み寄る悪魔なんて……仲間からは、良い顔されないに決まってる……)

明石(こんなことになるなら、こんな悩みを抱くくらいなら……ずっと無自覚のままでいたかった……どうして、私は気付いてしまったの……?)

明石(今更、提督に……好きな人に嫌なことをさせるなんて、そんなこと……でも、悪魔である以上、人間の負の感情は必要で……うぅっ……)

今回はここまでです。次回から本編に戻ります。
30台を通り越して一気にリーチに到達してしまったせいで、明石が提督に想いを寄せる展開をどうすれば自然に書けるかで少し悩みました(白目)。

二周目阿武隈「エッ」
潮「そうでしょうか……」
浜波(ハイライトオフ)
霞「フン、何がハッピーエンドよ……」
夕立「ぽいぃ……」
10周目大井「<●><●>」

22:00~23:30頃開始予定です。

SS速報VIP・Rが復旧したみたいで良かったです。
突然閲覧が出来なくなった時は驚きました。

始めます。

~ 6月4週 ~

――悪魔界(※霞や如月の故郷である『魔界』とは別世界です)


明石「………」フワフワ…

明石(一応、前回稼いだ分のエネルギーを管理局に渡して、残りは貯蓄に回したけど……これから私は、どうしたら良いんだろう……)

明石(エネルギーを回収しなければ、私や悪魔達は普通の暮らしが困難になってしまう……)

明石(でも、これ以上提督に……好きな人に、嫌なことをさせるのも……犠牲者だって、その度に苦しんで……)

明石「……はぁ」

同期悪魔「何暗い顔してるの?」ヒョコッ

明石「同期悪魔……」

同期悪魔「見てたよ~。今回もたっくさんエネルギー渡してたよね?やっぱり11周目提督のお陰?」

明石「………」

同期悪魔「沈黙は肯定と受け取りますぞ?いいなぁ、私ももっと上手く稼いでくれる人と契約結びた~い!」

明石「………」

明石(この前までの私なら、ドヤ顔を浮かべながら『皆とは目の付け所が違いますから!』なんて言ったんだろうけど……今はそんな気分じゃない)

同期悪魔「ねぇねぇ、私に11周目提督譲ってよ~」

明石「――!」

同期悪魔「私も優秀な子の元で沢山エネルギーを稼……」

明石「ダメに決まってるでしょうがッ!!」

同期悪魔「ひうっ!?」ビクッ

明石「……あっ、いや、今のはその」

同期悪魔「……ご、ごめん。いつもの冗談のつもりだったんだけど」

明石「………」

同期悪魔「本当にどうしたのさ。さっきからおかしいよ?エネルギー集めに必死になり過ぎて、心や体を休めることを忘れてない?」

明石「……そうかも。たまには、ペースを落とそうかな」

同期悪魔「うんうん、それが良いよ!多少回収量が落ちたところで、私達がすぐ飢え死にする訳でもないしさ!」

明石「………」

明石(……違う。今更、エネルギー回収程度のことで疲れる訳がない。それより、もっと大事なことで悩んで……)

明石「………」チラッ

同期悪魔「んー?そんなに見つめないでよ~。それとも、可愛い私の顔に見惚れちゃった?えへへっ」

明石(昔から天真爛漫な……いや、"悪魔から見れば"天真爛漫な彼女でも、私が人間に恋をしてしまったことを話せば……軽蔑されるのかな……)

明石(契約者に対して、私情を挟んではいけないのが暗黙の了解……私はそれを、破ってしまったから……提督に、歩み寄り過ぎてしまったから……)

明石「………」


↓1阿武隈のコンマ   好感度:19/50
↓2山雲のコンマ    好感度:3/50
↓3夕張のコンマ    好感度:11/50
↓4明石のコンマ    好感度:42/50 <リーチ!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します

夕張は何をしている?もしくは提督と夕張は何をしている?

23:02以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:06までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※R-18系安価の場合、『提督や夕張が社会的・物理的に死ぬ内容』、『工学部の寮生達を含めた多人数プレイ』、
『提督と夕張の肉体関係が明石以外の人物にバレてしまう内容』、『阿武隈を含めた3P』等はNGです。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

縛ってバイブ突っ込み放置

いつものようにヤろうと誘ってきた夕張の乳首にピアスが…
わけを聞いたら工学部の連中に妊娠&堕胎記念に乳首とクリにピアスを開けてもらったと笑顔で告白

夕張の夜這いでハメながら、前の危険日周りは提督としかしてないから多分提督の子供を妊娠しちゃった、明日堕胎しに行ってくるけと提督は本当に堕胎してほしい?
と相談される

範囲内に安価無し、なおかつ範囲外に複数……今までにないパターンですね(白目)。
どうすれば良いか迷いましたが、こういう場合はいつもコンマ判定で乗り切って来たので、今回もコンマに委ねようと思います。

↓1バイブ突っ込み(>>488)のコンマ
↓2乳首ピアス(>>489)のコンマ
↓3堕胎するか相談(>>491)のコンマ

反転コンマが最大の安価を採用します

――11周目大学・空き講義室


夕張「はい、これっ!///」つ極太バイブ&縄 ズイッ

提督「……この前、似たようなことをヤっただろ」

夕張「アレは微妙だったから、今度はやり方を変えてみようと思ったの!///」

提督(それで放置プレイか……ん?待てよ?)

提督「じゃあ、俺をここへ呼んだのは……見張りか?」

夕張「その通り!私ってこんな変態だけど、退学は避けたいから……///」

提督(顔を赤らめながら言ったところで、手に持っている物が全てを台無しにしてるな……)

夕張「もちろん、後で提督とはたっぷりセックスさせてね?どうせこんなんじゃ私欲求不満になるだけだと思うし……///」

提督「………」

夕張「……ダメ?///」

提督「……別に構わない。だが、万が一バレそうになったら中止するぞ」

夕張「分かってる分かってる!ほら、早く私の服を引き裂いて縄でギュウギュウに縛って!///」ハァハァ

提督「………」

提督(一体、どこまで調教されたんだろうな……まぁ、俺にとっては関係無い話だが)


――数分後


夕張(※全裸で亀甲縛りの状態)「んっ……はぁっ……///」モジモジ

提督「後はバイヴだけだな……」グイッ

ずぷぅっ……

夕張「ひぃんっ!?そ、そんな、いきなり……///」

提督「やれと言ったのはお前だろうに。それで、ここからはスイッチをONにして放置すれば良いのか?」

夕張「え、えぇ!お願い!///」

提督「………」カチッ

ヴヴヴヴヴッ

夕張「んぎぃっ!?さっ、最初から強いぃっ!///」ビクビクッ

提督(しかし、2時間放置は暇だな……スマホで資産運用でもしておくか)

ヴヴヴヴヴッ

夕張「待ってっ、これで……あんっ!2時間は、耐えられ……んんぅっ!///」ガクガクッ


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:不運にも教授が近付いて来たので中断
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:夕張、イキまくる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:夕張、良い感じにもどかしさばかりが蓄積して……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

68→86:絶頂が止まらない 2×1.5=3 3+11=14/50

――2時間後


ヴヴヴヴヴッ

夕張「ま、またイくっ!んううううぅぅぅぅっ!///」ガクガクッ

ぷしゃああああああああっ!

提督「………」つスマホ スッスッ

提督(あれで何回目の絶頂だ?10回を超えたところで数えるのを止めたから分からないが)

ヴヴヴヴヴッ

夕張「ひゃあっ!い、いっへるのにっ、いくのがとまら……ひぎぃっ!///」ガクガクッ

ぷしゃっ!ぷしっぷしっ!

提督「………」

提督(おまけに潮も吹き続けてるときた。冷房が効いていなければ、今頃脱水症状に陥ってるだろうな)

ヴヴヴヴヴッ

夕張「いっぎゅううううぅぅぅぅっッ!!」ビクッビクッ

ぷしゃああああああああっ!

提督「……よし、2時間経った」カチッ

ヴヴヴ…

夕張「はぁ~っ……はぁ~っ……///」ヘナヘナ…

提督「おい、大丈夫か?」

夕張「あ、あへぇ……///」

提督「………」

提督(イき過ぎて気絶したか。このまま縄を解いた後、服を着せた状態で無視して帰っても良いが……)

提督「………」カチャカチャ

提督(……夕張のよがり狂う姿を見て、俺も多少なりとも興奮したからな)

ずぶぅっ!

夕張「っぎ!?///」ビクビクッ

提督「お前に2時間付き添ってやった分、俺の欲も発散させて貰う」

どちゅどちゅどちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

夕張「て、てーとくっ!?いま、わたしっ……ひゃんっ!びんかんだからぁっ!///」

提督(――その後、俺は数回ほど夕張の膣内に出した。元から緩い穴だったが、バイヴでイき続けたせいで一層緩くなっていた)

提督(だが、そんなことはどうでも良い。悪事が一切かかわらず、本能のままに行為が出来るというのは……悪い気分じゃないからな)

~ 7月1週 ~

――11周目提督家・リビング


山雲「………」つ掃除機 ギュイーン

山雲(家電製品……やっぱり、まだ扱いに慣れないかも……お城では皆で協力して、箒と塵取りでお掃除してるから……)

山雲(でも、提督さんは大学生活が忙しいみたいだから……こうして、私が代わりにお掃除して差し上げないと~!)

テレビ『それでは総監督の○○さんに、山雲姫の裏話についてお伺いしたいと思います』

山雲「……?」

山雲(私の裏話……?)

テレビ『では○○さん。視聴者やファンの皆様があっと驚くような、山雲姫のこぼれ話はございますか?』

山雲「………」

山雲(今更、何を言われても驚きませんよ~?今まで、何度もテレビで私しか知らないはずのお話をされてきたもの~……!)

テレビ『そうですね……本編では明かしたことのない裏設定なんですが、山雲姫は周囲の状況で強さが変動するんです』

山雲「……え?」

テレビ『強さが変動?それは初耳ですね……』

山雲(私も初耳なんだけど……?)

テレビ『山雲姫の力の源は、アニメ作中や公式サイトでも"自然や野菜の恵み"と紹介していますが……この"自然"という部分に注目して欲しいんです』

テレビ『自然の恵みというのは、多くの生物と何かしらの形で密接に関わっています。故に、山雲姫の力は応用が利くんです』

山雲「応用が利く……?」

テレビ『応用が利く、とは?』

テレビ『山雲姫本人も気づいていませんが、ただ植物を操って戦うだけでなく……どんな相手の能力にも対応出来るほどの万能性を秘めています』

山雲「………」

テレビ『ただ、今のところは山雲姫が本当の意味で己の力を戦闘に特化させるほどの強敵は登場させていないので、実質裏設定みたいなものですね』

テレビ『なるほど』

山雲(……私も知らなかった。自分の中に、便利と言えば良いのか……物騒と言えば良いのか、よく分からない力が眠っていたなんて……)

山雲「………」ギュイーン

山雲(でも、この世界では私は山雲姫としての能力は極力隠さないといけないし……結局、いつも通りに過ごせば良いってことよね~……?)

山雲(それより、今は私自身のことよりも……提督さんのお部屋をお掃除することに集中しないとね~?)ギュイーン

テレビ『ただ、自然を主なエネルギーとしているということは……裏を返せば、自然が少ない場所では――』

山雲「~♪」ギュイーン ←掃除に夢中で聞いてない


↓1阿武隈のコンマ   好感度:19/50
↓2山雲のコンマ    好感度:3/50
↓3夕張のコンマ    好感度:14/50
↓4明石のコンマ    好感度:42/50 <リーチ!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します

山雲は何をしている?もしくは提督と山雲は何をしている?

0:38以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし0:42までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※提督は山雲がアニメキャラであることや、アニメ通りの能力を行使出来ることを周囲に隠している為、
他者と交流する場合は山雲姫であることは伏せる形となります(ただし阿武隈は例外です)。

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

――11周目提督家・リビング


山雲「どうぞ~♪」膝ポンポン

提督「………」

山雲「ご遠慮せずに~♪」ポンポン

提督「……一応聞くが、何をしているんだ」

山雲「膝枕と耳かきですよ~?」

提督「………」

山雲「提督さん、最近家へ帰って来ない日が増えていますよね?」

提督「………」

山雲「そこで、私が提督さんの日々の疲れを癒して差し上げようかと思いまして~♪」ニコニコ

提督「………」

提督(俺が話した『大学が忙しい』という嘘を、全く疑わず信じているからこそ……そう考えてくれたんだろうな)

提督「いや、大丈夫だ。忙しいとは言っても、別に余裕がない訳では……」

山雲「そうやって、自分は大丈夫と思い込むのが一番危険なんですよ~?」

提督「………」

山雲「だから……ね~?」ポンポン

提督「………」

提督(これは、俺がいくら断っても引き下がりそうもないな……)

提督「……分かった。少しだけ、お願いしようか」

山雲「は~い♪」ニコニコ

提督「……失礼する」スッ…

ポフッ…♪

山雲「んっ……どうですか~?」

提督「……悪くない寝心地だ」

提督(少し小さいが、柔らかい膝の感触に……女性特有の良い香りがする。それに、山雲は見た目が幼いせいか……今まで犯した女より、人肌の温かさを感じる)

山雲「うふふー♪良かった~♪では、早速耳かきしていきますねー?それと、ぐっすり眠れるように……――♪」つ耳かき スッ…

提督「……!」

提督(子守歌まで歌うのか……てっきり、耳かきだけだと思ったんだが……)


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:提督(……やっぱり、落ち着かないな)
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:そこそこリラックスする
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:あまりの心地良さで眠ってしまう
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

28→82:姫の温かさに触れる 6×1.5=9 9+3=12/50

――数十分後


山雲「~♪」つ耳かき カリカリ… ※どんな曲を歌っているかはご想像にお任せします

提督「ん……」

山雲「~♪あっ、また大きいのが取れました~♪」スッ…

提督「そう、か……」

山雲「~♪」カリカリ…

提督「………」

提督(……最初はあまり気が進まなかったが、中々リラックス出来ている気がする)

提督(膝の柔らかさや温もりはさることながら、耳かきを優しく動かされる感覚は……言葉では言い表せない気持ち良さがある)

山雲「~♪」カリカリ…

提督「んくっ……そこ、良い……」

提督(そこに山雲の歌声だ。アニメと同じ歌声が耳と脳に響き渡る)※山雲と同じで、アニメにおける山雲姫のCVは堀江由衣さんが担当している設定です

提督(ゆっくりと、それでいて優しい歌声……油断すると、そのまま眠ってしまいそうになるな)

山雲「~♪」カリッ…

提督「おっ……」

山雲「また、大きいのが取れました~♪」

提督「………」

山雲「提督さ~ん?定期的に耳掃除はしなきゃダメですよ~?」

提督「……すまない」

山雲「でも、そのお陰で私が提督さんに耳かきをしてあげられると考えると……やっぱり、適度に耳掃除をサボってて欲しいような~……」

提督「………」

山雲「私って、意外と我儘なお姫様かもしれませんね~♪」カリカリ…

提督「ん……」

提督(……そんなことない。お前がいつも、俺がいない間に家事をしてくれていることは……全て把握している)

提督(だが、お前が家にいる間は……少なくとも、PCを使った犯罪は出来なくなる。そういう意味では、お節介とも言えるが……)

山雲「~♪」カリカリ…

提督「………」

提督(……いや、そもそも山雲を呼び出すよう依頼したのは俺だ。この状況も、俺が蒔いた種とも言える。お節介だなんて、俺に言う資格はないか……)

山雲「………」

山雲(これで、少しでも提督さんの心と体の疲れが取れると良いけど~……)

山雲(……提督さん。無理だけはしないで下さいね~?貴方が倒れてしまうと、阿武隈さんだけじゃなくて……私も、心配しちゃいますから~……)

今回はここまでです。深夜までお付き合い頂きありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~22:30頃開始予定です。

始めます。

~ 7月2週 ~

――11周目大学・講義室


提督「………」つスマホ ポチポチ

提督(そろそろ講義が始まるし、この辺りでやめておくか……)スッ…

プチッ

提督「……?」

提督(今、スマホから何か外れた音が……ストラップがない?まさか……)チラッ

コロコロ…

阿武隈「……!」

阿武隈(前の方に転がって行ったのって……拾って渡してあげたい。でも、私なんかが……)グッ…

夕張「ん?これって……科学王子のストラップ?もしかして……」ヒョイッ

阿武隈「ぁ……」

提督「……拾ってくれたのか」

夕張「やっぱり提督が落としたのね。道理で見覚えあるはずよ」スッ…

提督「すまない。流石にもう鎖が持たなかったみたいだ。だが、このタイミングで外れるとはな……」

夕張「そういえば、これっていつから付けてたの?」

夕張(少なくとも去年から付けてたとしたら、こんなボロボロにはならないだろうし)

提督「何年も前だ」

夕張「そっか。それだけ大事にしてたのね」

提督「……俺がこの道を目指そうと思ったきっかけだからな」

阿武隈「……っ」

阿武隈(……私と買いに行ったことには、触れてくれないんだ。でも、当たり前よね……だって、私は……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:19/50
↓2山雲のコンマ    好感度:12/50
↓3夕張のコンマ    好感度:14/50
↓4明石のコンマ    好感度:42/50 <リーチ!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します

山雲は何をしている?もしくは提督と山雲は何をしている?

22:13以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:17までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※提督は山雲がアニメキャラであることや、アニメ通りの能力を行使出来ることを周囲に隠している為、
他者と交流する場合は山雲姫であることは伏せる形となります(ただし阿武隈は例外です)。

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

――11周目提督家・リビング


山雲「………」ソワソワ

山雲(提督さん、今日は帰って来てくれるかしら~……?出来れば、新鮮な内に……)

ガチャ…

山雲「……!」クルッ

提督(明石、最近悪事を指示して来ないな……まさか、この前のことが原因か……?)スタスタ…

山雲「提督さ~ん!」パタパタ

提督「……今日も来てたのか」

山雲「うふふー♪それより、帰って来た時の挨拶を忘れてますよ~?」

提督「……ただいま」

山雲「は~い、お帰りなさ~い♪」ニコニコ

提督(前に挨拶を無視しようとしたら、ずっと『ただいまって言って下さい~!』とうるさかったからな……)

山雲「今日も1日お疲れ様でした~。という訳で、これを飲んで下さいね~?」スッ…

提督「ん?何だ、これは……ジュースか?」

山雲「さっき、お野菜さんや植物さん達にお願いして、特製の蜜ジュースを……」

提督「結構だ」スタスタ

病まぐも「あぁっ、待って~!」ガシッ

提督「いつも言ってるだろ。俺は農作物に良いイメージを持てないんだ」

山雲「食べず嫌い……じゃなくて、飲まず嫌いはダメですってば~!」

提督「………」

山雲「うぅ……どうしても、嫌ですか……?」

提督「……はぁ」

提督(これ以上断っても、ずっと勧め続けてくるだろうな……仕方ない)

提督「……分かった。飲めば良いんだろう?」

山雲「……!」パァッ

提督(全く、俺が原因とはいえ……どうしてそこまで世話を焼きたがるんだ)

提督(元々は、阿武隈の為……やめよう。いい加減、過去は振り返らないと決めたんだ……)

山雲「うふふー♪」ニコニコ

山雲(提督さん、口では嫌だと言っていても……私が出した物は、最後には頂いてくれるのよね~♪)


好感度上昇率判定:蜜ジュースの味は?

01~09:………
10~49:普通
好感度上昇:小 ×1.0

50~98:中々美味い
好感度上昇:中 ×1.5

ゾロ目(00以外):めっちゃ美味しい
00:………
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

だれか病まぐもにツッコめ

>>537
またミス……度々すみません。『病まぐも→山雲』です。

44:うっま… 3×2.0=6 6+12=18/50


提督「………」マジマジ

提督(見た目はオレンジ色の液体か……少なくとも、ゲテモノには見えないが……)

提督「………」チラッ

山雲「大丈夫ですよ~。提督さんがお野菜さんに苦手意識を持っていることは知ってましたから、飲みやすい味に仕立てておきました!」ニコニコ

提督(そう思うなら、野菜ジュースなんて最初から出すなよ……飲むと言った以上、今更撤回はしないが)

提督「……いただきます。んっ……」ゴクッ

山雲「どうですか~?」

提督「………」

山雲「……あの、提督さん?」

提督「……美味い」

山雲「あっ……えへへ、良かった~♪」パァッ

提督「いや、何だよこれ……本当に野菜ジュースか?」

山雲「そうですよ~?正確には、お野菜さんと植物さんの蜜を混ぜて作りましたけど」

提督「それでか……生野菜にありがちな青臭さがない。マイルドで、優しい甘さが広がって……」

提督「野菜を飲み食いすることを避けがちな俺でも、かなり飲みやすい……これなら何杯でもいけそうだ」

山雲「栄養もたっぷり入れておきましたから、どんどん飲んで下さいね~?」

提督「あぁ、そうさせて貰う。ありがとうな、山雲」

山雲「いえいえ~♪」ニコニコ

提督「ごくっ……」

提督(ここまで美味いジュースは初めて飲んだな……それ以上に、野菜を原料にした飲み物でそんな感想を抱いた自分に一番驚いている)

提督(……だからと言って、この程度で農作物への嫌悪感は消えないけどな。それだけ、俺にとっては……あまり思い出したくない記憶なんだ)

山雲「………」

山雲(私には、これくらいのことしか出来ませんけど……大変な時はいつでも相談して下さいね~……?)

山雲(微力ながら、私もお手伝いします。提督さんには、いえ、どんな人にも、やっぱり暗い表情ではなく笑顔でいて欲しいですから……!)

~ 7月3週 ~

――高級住宅街


明石『………』フワフワ…

明石(どうしよう……あれ以来、まともに提督と顔を会わせてない……それどころか、悪事の指示すら……)

明石(悪魔としては、少しでも多くエネルギーを回収しないといけないのに……だけど、それは……)

「……ん?」

明石『……っ!?』ビクッ

4周目提督「どうしたの?」

犬「いや、今……何か、ほんのちょっとだけ嫌な気配を感じたんだけど……」

4周目提督「嫌な気配?まさか、幽霊とかじゃないよね?」

犬「それはないよ~。今のところ、この辺りには地縛霊や悪霊はいないもん」

4周目提督「"今のところ"って……」

犬「大丈夫。もし提督に変な奴が憑りつこうとしても、私が守るから!」

4周目提督「……ありがとう。凄く頼もしいよ」ナデナデ

犬「んふー♪」

明石『………』

明石(まさか、こんな近くに精霊の類がいるとは思わなかった。動物に擬態してるせいで、私達としても見分けをつけにくいのが難点なのよね……)

明石(かつての失敗を活かして来たお陰で、精霊達と戦う羽目になったことはないけど……実力が分からない以上、察知されたら厄介なのは大魔導師と同じ)

明石(でも、私達悪魔も生活が懸かってる以上……人間への干渉を止める訳にはいかない。だからこそ、こうして人間界にやって来て……)

明石『……っ』

明石(その人間に、恋してしまった馬鹿な悪魔が私……はぁ……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:19/50
↓2山雲のコンマ    好感度:18/50
↓3夕張のコンマ    好感度:14/50
↓4明石のコンマ    好感度:42/50 <リーチ!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します

明石は何をしている?もしくは提督と明石は何をしている?

23:33以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:37までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、他のヒロインと交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※悪事を行う場合、基本的には『他のヒロインを除いた同年代の異性の強姦(ただし描写は省略します)』、『PC等を用いた犯罪』がメインとなります。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

――深夜・11周目提督家


提督「すー……」

明石「………」

明石(何やってるんだろ、私は……エネルギーを回収する為には、提督が起きてる時間に来なきゃいけないのに……)

明石(提督に悪事をさせたくない……でも、提督の顔を見たい……そう悩み続けてる内に、こんな時間になって……)

明石「………」

提督「ん……」

明石「……眠ってる時でさえ、険しい表情を浮かべてるなんて」

明石(これも全て、私が提督と契約を交わして……ずっと、悪事を働かせ続けたから)

明石(提督自身は既に割り切ってくれているけど……だからこそ、余計に私の心が苦しくなる)

明石(提督をここまで悪の道に染めてしまった、責任を感じて……でも、それは提督が望んだことでもあって……)

明石「……提督」

提督「………」

明石「私、どうしたら良いのかな……?」

提督「………」

明石(最初は回収効率の良い契約相手としか思っていなかったのに……いつしか、気の置けない仲になっていって……)

明石(そして、私は……貴方のことを、好きになってしまって……でも、それは褒められたことではなくて……)

明石「………」スッ…

明石(……やっぱり、私は悪魔なんだ。こんな、卑怯な手を使うなんて……)

明石(提督が眠っているのを良いことに……貴方が知らない間に、この気持ちをぶつけようとして……)

明石「……///」

明石(提督……///)

提督「……ん、ぅ」パチッ…

明石「え……」

提督「……は?あ、明石……?」

明石「あ、そ、その……これは……///」

明石(う、嘘でしょ!?どうしてここで起きちゃうの!?さっきまで呼吸も安定してたのに!?///)

提督「………」

提督(早い時間に目が覚めてしまったと思ったら、明石の顔が視界に広がって……えっ、何だ、これ……?俺、まだ寝ぼけてるのか……?)

明石「えっと……///」

明石(どうしようどうしよう!?どう言い訳すれば!?まだ何もしてないけど、この状況はまずいよね!?///)

明石(というか私さっきから提督の顔見つめちゃってる!?余計怪しまれるってば!?でも今更目を逸らしても……///)

明石「う、うぅ……///」

提督「………」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

50未到達:提督「悪事か?」
50到達:明石、そのままキスをする

01~49なら好感度上昇:小 ×1.0
50~98なら好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目なら好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

明石「え、えっと……」

阿武隈「………」ジトー ←まだ10台

山雲「………」ジー ←まだ10台

夕張「………」ジー ←まだ10台

明石「………」

明石(これ、喜んで良いのかな……?いや、失恋するより余程嬉しい状況ではあるんだけど……)

山雲「……やっぱり悪魔なんですね~」

阿武隈「自分だけ正妻の座を勝ち取るつもりなんだ」

夕張(ぶっちゃけ私は提督とヤれるなら何でも良いけど)←まだ10台なので提督のことはセフレと思っている

明石「いや、その……あはは……」


今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
既に予想がついている方もいるかと思いますが、これで提督の進む道が確定しました。
詳しい説明はプロット投下時に行う予定です(とはいえ、今回はそこまで複雑な分岐ではありません)。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:30~23:30頃開始予定です。

始めます。まずは明石の告白パートからです。

66 (50到達):明石、自分の想いを抑え切れず…… 8×2.0=16 16+42=58 → 50/50 <END開放!>


明石「………」

明石(いや、ここで怖気づいてしまったら……きっと、私は二度と踏み出せなくなる)

明石(提督が起きてしまったのは想定外……でも、逆に言えば……私の気持ちを、彼に伝える最大のチャンスでもある)

明石(さっき、自分で考えたでしょう?私は悪魔だって……だったら、最後まで悪魔らしく卑怯であれば良い)

明石「……提督」スッ…

提督「……?」

提督(明石が、俺の頬に両手を――)

明石「んっ///」チュッ…

提督「――!?」

明石「んふっ……ちゅうっ、じゅるっ……///」

提督「んむっ!?んぐっ、んんぅ!?」

明石「ちゅぷっ……れろれろっ、はむっ……///」

明石(勢い余って、舌まで入れちゃった……でも、ここまで来たら止まれない……!///)

提督「むぐっ、あ、あかっ……んっ、んむぅっ……!」

明石「ちゅううううっ……はぁっ……///」スッ…

提督「ぷはっ!?はぁはぁ……お、お前、何を考えて……」

明石「……言わないと、分かりませんか?」

提督「……そういう意味で言った訳じゃない。俺には全く心当たりがないんだよ」

明石「長年一緒に行動していれば、多少なりとも親しい気持ちを抱くものでしょう……?」

提督「だとしても、お前は悪魔で俺は人間だ。悪魔にとって、人間は負の感情を回収する相手で……」

明石「……その通りです。悪魔の大半はそう考えていますし、事実私もそう"でした"」

提督(『でした』……?)

明石「ですが、私は……そう思えなくなったんですよ」

提督「……え?」































「貴方と過ごした日々が、私にとって心地良い時間だった。そのせいで、私は貴方に……恋してしまったんです……!」





























提督「……!?」

提督(……そんなこと、あり得るのか?今まで、一度もそんな素振りを見せたこと……なかったじゃないか)

提督「………」

明石「……っ///」

提督(だが、明石は……顔を赤く染めつつ、潤んだ瞳で俺を眺めている)

提督(夕張が俺に犯されている時や、阿武隈達が俺に襲われている時とは違う……熱の籠った眼差しだ)

提督(こいつが俺に対して、そんな嘘をつく意味もない……だとしたら、本当に……)

明石「……えぇ、その通りです」

提督「………」

明石「悪魔としての役目を果たすべきか、貴方に想いを打ち明けるべきか……最近、ずっと悩んでたんです」

提督「……俺に悪事を指示しなかったのは、それが理由なのか?」

明石「………」コクリ

提督「………」

明石「私は、悪魔失格です……役目を投げ捨ててでも、貴方と添い遂げたい……いえ、貴方が欲しいと思ってしまいました」

提督「………」

明石「……私ではダメですか?悪魔なんて、貴方にとっては……願いを叶える代わりに煩わしいことをやらせる、面倒な存在でしかありませんか?」

提督「………」

明石「答えて下さい、提督……」

提督「………」

提督(明石は『長年共に過ごせば愛着が湧く』と言った。確かに、俺も明石を全く好意的に見ていないかと言われれば……嘘になる)

提督(負の感情を回収する為に、傍で煽られるのは良い気分ではなかったが……明石が願いを叶えてくれた恩人なのは事実だ)

提督(対価を支払う為に悪事を働くにしても、俺が罪悪感や自身の失態で潰れてしまわないよう……欠かさずフォローしてくれた)

明石「……!」パァッ

明石(それじゃあ、提督も私のことを……!)

提督(……だが、こう考えることも出来ないか?)

明石(……え?)

提督(明石は願いを叶える力を持つ悪魔だ。それほどの能力があれば、人1人を手玉に取るくらい……造作も無いことのはずだ)

提督(それこそ、能力にしろ実力にしろ……俺を巧みに騙し、今まで以上に悪事を積極的に行わせることが目的だとしたら……)

明石「っ!」ズキッ

提督(あるいは、俺はキスされた時点で洗脳されていて……)

明石「……そんな、こと」

提督「……!」

明石「そんなこと、するはず……」

提督「………」

提督(明石が急に、今まで見せたことのない……辛そうな顔で、俯いて……)

提督「……また、心を読んだのか?」

明石「………」

提督「……明石。俺は……」

明石「……いえ、そうですよね。貴方は、私が扱う力を間近で見て来ましたもんね。確かに、そう考えるのも無理はありません」

提督「………」

明石「私も逆の立場だとしたら……きっと『自分が良いように誑かされているかもしれない』と、多少なりとも警戒しますから……」

明石「それを抜きにしても、私は貴方を散々煽ってしまいましたし……時には脅すようなやり方で、貴方に悪事を強制して……」

提督「………」

明石「願いの代償として、貴方に嫌なことをさせておいて……今度は貴方に惚れたから、恋人になりたいだなんて……」

明石「こんな身勝手な悪魔、いえ、仮に人間だとしても……誰も好きにならないですよね……」

提督「………」

明石「自分勝手なことばかり言って、ごめんなさい……でも、これだけは信じて欲しいんです」

提督「……!」

明石「私は貴方を洗脳したことなんて、一度もありません。さっきのキスも、私の気持ちが高ぶってしまっただけです」

明石「それに、私はもう……貴方に悪事をさせたくない。好きな人に、これ以上嫌な思いをさせたくない……心から、そう考えています」

提督「………」

明石「ただ、こればかりは……提督に分かる形で証明する方法はありません。私の本心を、貴方に信じて貰うしかないんです……」

提督「………」

明石「お願いします……どうか、私のことを……信じて下さい……」

提督「………」

明石「……っ」

提督「……どうやら、俺はまだ甘さを捨て切れていなかったらしい」

明石「え……?」

提督「あらゆる可能性を疑う前に……かつて俺を救ってくれた恩人が、これほどまでに辛そうな顔をしている姿は……これ以上見たくない」

提督「恩人の言葉を、共に行動し続けた相手の言葉を……信じたい。もし利用されていたとしても、それでも構わない……そんなことばかり思う程度にはな」

明石「……!」

提督「……すまなかった。俺は、明石に対して……酷いことを考えてしまった」

明石「い、いえ!こればかりは仕方ないですから!それより、あの……」

提督「……俺は明石の言葉を、本心を信じる。もう、疑うことはしない」

明石「あ……!」

提督「そして、明石の言葉が真実だとすれば……俺がお前に抱いている感情も、紛れもなく俺自身の気持ちということになる」

明石「そ、それって……!」































「……俺も明石と同じだ。一緒に過ごす内に、いつの間にかお前に……いや、君に惚れ込んでいたらしい」





























明石「……っ!」ダキッ

提督「うおっ……!?」

明石「嬉しい……嬉しいです……!提督と、本当に恋人になれるなんて……!」ギュウッ

提督「………」

明石「悪魔だとか、人間だとか……そんなことが気にならないくらい、嬉しくてたまりません……!」

提督「……俺の方こそ」

明石「もう離れません!誰に何と言われようが、絶対に貴方の傍を離れませんから!」

提督「元から君は俺に付き纏っていただろう」

明石「そ、それは……でも、これからは違います!今度は契約者ではなく、恋人としてです!」

提督「そしてまた、俺は君から煽られる日々が始まる訳か」

明石「……意地悪言わないで下さい」

提督「ははっ、悪い悪い」

明石「……!」

明石(提督、今、笑って……)

提督「だが、変に気遣う必要はないからな。今まで通り、自然体で接してくれると嬉しい」

明石「自然体……それって、やっぱり私が貴方を煽り倒すってことですか?」

提督「少し語弊があるが、まぁそんなところだ。その方が俺達らしくないと思わないか?」

明石「……そうかもしれませんね」クスッ

提督「………」

提督(やっぱり、明石にはこの笑顔が似合う。人を小馬鹿にしているようで、自分の使命を果たしていることに自信を持つ……悪魔のような笑顔が)

明石「それって褒めてます?それとも悪口ですか?」

提督「だから心を読むな。これまでなら後者だが、今は前者だ」

明石「……ふふっ///」ギュッ

明石(なるほど。今のやり取りで、提督の意図が理解出来ました///)

明石「……提督///」

提督「……ん?」































「お互い、道を踏み外した者同士……これからも、一緒に歩んで行きましょうね?」


「……もちろんさ。こんな俺だが、今後ともよろしく頼む」





























――明石END・開放

~ 7月4週 ~

――11周目提督家・リビング


提督「そろそろ夏休みか……さて、どうするかな」

明石「何か予定でもあるんですか?」

提督「明石からの指示次第だな」

明石「あっ、そ、そうですよね……あはは……」

明石(……どうしよう。本当はまだ、提督に悪事を働かせることへの後ろめたさが消えてなくて……)

提督「ただ、それ以外の予定も……あると言えばある」つスマホ スッ…

明石「……LINE?」チラッ

夕張『提督、お盆になったら私の寮へ来ない?他の寮生達は帰省するから、2人きりでずっとセックス出来るから!』

夕張『それとも提督の家でスる?ラブホでも良いわよ!というか、寮生がいなくなるから提督に相手して欲しいの!』

明石「………」

提督「……今まで異性を強姦し続けて来た俺がこんなことを言ったところで、説得力が皆無なのは理解している」

提督「だが、俺には既に君がいる。夕張は俺の悪事がかかわらない相手である以上、この関係を続けるべきではないと思ったんだ」

明石「………」

提督「……明石?」

明石「あー、まぁ、そうですね……別に構いませんよ?セフレとヤるくらい」

提督「……!?」

明石「さっき、提督は『異性を強姦し続けて来た』と言いましたけど、そもそも私の指示が原因ですから」

明石「むしろ私が『他の女に手を出すの!?』なんて言い放つ方が、余程説得力がありませんよ」

提督「いや、それを言い出したら俺が君に願いを叶えて貰ったせいじゃないか」

明石「それなら最初に私が契約を持ち掛けたのが事の発端では?」

提督「違う!俺が原因で……!」

明石「違いますよ!私が原因で……!」

――以下、無限ループ。


↓1阿武隈のコンマ   好感度:19/50
↓2山雲のコンマ    好感度:18/50
↓3夕張のコンマ    好感度:14/50
↓4明石のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし明石が最大値の場合はその場で終了です

夕張は何をしている?もしくは提督と夕張は何をしている?

23:43以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:47までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※R-18系安価の場合、『提督や夕張が社会的・物理的に死ぬ内容』、『工学部の寮生達を含めた多人数プレイ』、
『提督と夕張の肉体関係が明石以外の人物にバレてしまう内容』、『阿武隈を含めた3P』等はNGです。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

申し訳ございませんが、内容をアレンジさせて頂きます。
夕張自身が付ける、もしくは寮生達にピアスを付けられる展開は想定内でしたが、提督が付ける展開は予想外でしばらく唖然としてしまいました。
これはちょっと色々な意味で書くのが厳しいと思ったので、重ねてお詫び申し上げますが、描写をマイルドにさせて下さい(白目)。

――11周目大学・空き講義室


提督「………」ガチャッ…

提督(あの後、夕張から新しくLINEで呼び出された。セックス関係のことではないらしいから、明石に断りを入れて了解を得てきたが……)

夕張「ふふっ、予定より早く来てくれたわね」

提督「……それで、大事な話というのは何だ?」

夕張「私達、危険日でもお構いなしにヤりまくったでしょ?ゴムも付けずに」

提督「……!」

夕張「それで、案の定妊娠しちゃって……気がついたのはこの間だけどね」

提督「………」

提督(……だろうな。夕張の言う通り、こんなことを繰り返して妊娠しないはずがない。むしろ、今まで妊娠しなかったのが奇跡と言っても良いほどだろう……だが、その前に聞かなければならないことがある)

提督「……身籠ったのは、本当に俺との子供なのか?」

提督(夕張は俺とは別に、寮に住む同期達に普段から襲われている。その状況では、誰の子供かを判別するのは……)

夕張「多分ね。妊娠が発覚した日から逆算してみたんだけど、その時は提督としかヤってなかったもの」

提督「……そうか」

夕張「あ、大丈夫大丈夫。別に責任を取って欲しいとか、そういうことを言う為に呼び出した訳じゃないから」

夕張「というより、事前に約束したしね。『万が一デキちゃっても、提督には責任を追及しない』って」

提督「………」

夕張「だから、その約束通り……堕ろして来たの」

提督「……!」

夕張「というより、仮に出産を考えたとしても……私は寮生達の性奴隷だし、あの人達が私の都合を考えてセックスするとは思わない」

夕張「提督とは約束があるし、あの人達に相談すれば『さっさと堕ろせ』と言われて終わっちゃうだろうから……」

提督「……それで、出産を諦めたのか。いや、決してお前を責めるつもりはないが……」

提督(これまで数多くの異性を強姦して来たんだ。そんな俺が、夕張の中絶に意見を言う資格は……ないだろう)

夕張「……うん。でもまぁ、一番酷いのは……やっぱり私かな。子供を堕ろしたのに、そんなにショックを受けなかったというか」

夕張「それどころか、むしろ『これでまた思う存分セックス出来る!』とさえ考えちゃって……」

提督「………」

夕張「そこでこれ!」スッ…

提督「……針?」

夕張「提督の子供を妊娠した記念として、乳首にピアスを付けて欲しいの!」

提督「……!?」

そうすれば、堕ろした子供のことをヤる度に思い出せるでしょ?私も興奮出来て、提督も子供のことを忘れない!まさに一石二鳥だと思わない?///」ハァハァ

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:提督「……分かった」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督「……本気か?」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……すまなかった」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

48→84:流石の提督も正気を疑った 1×1.5=1.5 1.5+14=15.5/50


提督「……本気で言ってるのか?」

夕張「当たり前じゃない!今だって、穴を開けられる想像して乳首立っちゃってるもの!///」ハァハァ

提督「………」

夕張「ちゃんと消毒液も用意したし、もし失敗しても提督のせいにしたりしないから!///」ハァハァ

提督「………」

提督(……孕ませてしまった側の俺には、妊娠する側がどんな気持ちを抱くかは想像することしか出来ない)

提督(夕張に限らず、俺に襲われたことで望まぬ妊娠をしてしまい……出産するか、中絶を選ばざるを得なかった犠牲者もいるはずだ)

提督(そんな非道極まりないことを続けている俺でさえ、今の夕張の反応は……狂っているとしか思えない)

夕張「ほら、早く付けて!早くっ!///」

提督「………」

提督(だが、そんなことを考えたところで……犠牲になった子供が帰って来ることはない)

提督(俺がまた1人、生まれるはずだった生命を犠牲にした事実は変わらない。むしろ、今更悔やむだけ無意味だ)

提督「……本当に良いんだな?」

夕張「えぇ!思いっきりヤっちゃって!///」

提督(俺が自分で選んだ道なのだから。既に覚悟を決めた以上、後戻りする気はない)

提督「……恐らくかなり痛むだろうが、大声は出すなよ?」スッ…

夕張「……!///」コクコク

提督「よし……ふっ!」ブスッ

夕張「んぎいいいいいいぃぃぃぃぃぃっ!?///」ビクビクッ!

夕張(ち、乳首に激痛と快感が同時に……痛い!泣きそう!でも気持ち良いっ!あぁダメっ!これ頭おかしくなるかもぉっ!///)

提督「だから声を出すなって……バレたらどうする気だよ。それに、ちゃんと入ってるのか?これ……」チラッ

夕張「くふっ……いぃっ……///」ビクンビクンッ

提督「………」

提督(白目を向きつつ、涎を垂らしながら絶頂している……俺の声も届いてないらしい)

提督(――その後、左右両方の乳首にピアスの穴を開いて解散したが、夕張は目の焦点が合っていなかった。俺も夕張も、良い死に方しないだろうな……)

~ 8月1週 ~

――11周目提督家・ベランダ


ミーンミンミンミーン…

提督「………」

明石「……この暑いさなか、わざわざベランダから空を眺めてどうしたんです?」

提督「……なぁ、明石」

明石「はい?」

提督「君の力を使えば、死者を蘇らせることは出来るのか?」

明石「……流石に無理ですね。悪魔の力を持ってしても、既に失われた生命の復活は出来ません」

明石「もしそれが可能ならば、私達もその力を使い……寿命以外で亡くなった仲間を蘇らせていますから」

提督「……そうだろうな。死を覆すのは、やはり並大抵のことではないか」

明石「……何かあったんですか?私で良ければ相談に乗りますよ?あ、これは別に契約の勧誘じゃありませんから!」アセアセ

明石「むしろ、貴方の為なら契約なんてしなくとも……私に出来ることなら、何でも……!」

提督「……夕張が俺との子を妊娠した後、中絶した」

明石「……っ!」

提督「今まで、多くの人を不幸にしてきた俺だが……間接的とはいえ、ついに自分の子供の命さえ奪ってしまった」

提督「俺はきっと、まともな死に方はしないだろうなと……そう思えてきてな」

明石「………」

提督「だが、悪事をやめるつもりはない。君から受け取った、この頭脳を……腐らせたくなんだ」

明石「……!」

提督「ここまでのことをした以上、俺は……必ず夢を叶える。そして、明石との契約を……決して、無駄にはしない……!」

明石「提督……」

提督「……この時期にジメジメした話をして悪かった。そろそろ部屋に戻る」スタスタ…

明石「………」

明石(……まともな死に方をしない?そんな訳、ないじゃないですか。私が傍にいる限り、あなたが望む道は……全て叶えます)

明石(犠牲者の遺族だろうと、同じ悪魔だろうと……貴方が進む道の邪魔なんて、させるものですか)

明石(元々、私が契約を取り付けたことがきっかけなんです。だからこそ、私が責任を持って……貴方の夢を応援しますから……!)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:19/50
↓2山雲のコンマ    好感度:18/50
↓3夕張のコンマ    好感度:15.5/50
↓4明石のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし明石が最大値の場合はその場で終了です

今回はここまでです。深夜までお付き合い頂きありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

ところで>>594みたいなのはセフセフ?

19:45~20:15頃開始予定です。途中で休憩を挟むかもしれません。
先に安価を出しておきます。通常とは違い事前予告無しの安価募集ですので、募集開始時間を少し長めに設定します。

夕張は何をしている?もしくは提督と夕張は何をしている?

19:20以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし19:30までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※R-18系安価の場合、『提督や夕張が社会的・物理的に死ぬ内容』、『工学部の寮生達を含めた多人数プレイ』、
『提督と夕張の肉体関係が明石以外の人物にバレてしまう内容』、『阿武隈を含めた3P』等はNGです。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。


>>612
これは『提督と部屋でダラダラするという内容はセーフなのか?』というご質問でしょうか?
それとも『既に書き込まれた安価を他の方が指定するのはセーフなのか?』というご質問でしょうか?
前者については大丈夫です。後者については、現時点ではOKです。ただ、このような状況が続く等で問題になった場合は制限を設けることになるかもしれません。
もし私の回答(ご質問に対する解釈)が間違っていた場合、申し訳ございませんがご意見等を頂けると幸いです。

始めます。

――ラブホテル


夕張「今日もいっぱい犯してね?寮生達のも悪くないんだけど、やっぱり貴方のおちんぽが恋しくて……///」ハァハァ

提督「………」

夕張「ちょっと、どうして真顔で突っ立ってるの?いつもみたいに私のこと襲ってよ!///」ハァハァ

提督「………」

夕張「……もしかして、私が妊娠したことや堕ろしたことに責任を感じてる?」

提督「……当たらずとも遠からず、だな」

夕張「やっぱり」

提督「妊娠については、俺だけでなく夕張にも原因がある。そして、例の約束のことを考えれば……俺ばかり悔やむことでもあるまい」

提督「我ながら冷酷な考え方だとは思うが、こればかりは夕張が言い出したことだ。俺はその約束を守っているに過ぎない」

夕張「それは考え過ぎよ。提督の言う通り、私が持ち掛けた話だもの。貴方が重く受け止める必要はないわ」

提督「………だが、中絶については」

夕張「……!」

提督「自分の血を受け継いだ子供を……見殺しにしたも同然だ」

提督(今まで、他人の人生を破壊してきた俺でさえ……流石にこればかりは、気持ちをすぐに切り替えることは難しかった)

提督(妊娠や中絶の可能性も、決して考えなかった訳ではない。だが、所詮は想像に過ぎない。いざ現実を目の当たりにすると……)

夕張「はぁ……何度も言うけど、私は堕ろしたことなんて全然気にしてないわ」

提督「………」

夕張「そんなことより、提督や寮生達に犯して貰うことの方が大事だもの!今だって、貴方のおちんぽのことを考えるだけで……///」ハァハァ

提督「………」

夕張「……でも、提督はそんな気分じゃないみたいね」チラッ

提督「……そういう訳では、ないんだがな」

提督(夕張からの誘いに乗った以上……何も考えず快楽に身を委ねたい気持ちは、確かにある)

提督(だが、夕張の乳首についているピアスを見ると……どうしても、モヤモヤした感情が性欲を邪魔してしまう)

夕張「しょうがないわね~。じゃあ私がご奉仕してあげる!あ~むっ♪」

じゅぽっ……

提督「う……」

夕張「ちゅぽっちゅぽっ……れろれろっ、じゅるっ……///」

提督「くふっ……」

夕張「じゅぷっじゅぷっ……んじゅる、あむっ……///」

提督(あ、相変わらず上手いな……これなら、俺の精神状態とは関係なく勃ちそうだ……!)


好感度上昇率判定:提督(の息子&性欲)の反応は?

01~49:一応勃つものの、いつもほどの絶倫さは発揮出来ず
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:子供のことは一旦忘れ、目の前の夕張を貪ることに集中する
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:ヤる気スイッチが入り、夕張を犯し尽くす
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

99:ヤる気が最大値まで上がった 5×2.0=10 10+15.5=25.5/50


夕張「じゅぼっじゅぼっ!じゅるじゅるっ!///」

提督「っぐ……!」

夕張「ごちゅっごちゅっ!んぐぅっ!んむぅっ!///」

提督「かはっ……!」

提督(奥まで咥え込まれると……喉の締まり具合が、絶妙な加減で……!)

夕張「れろっれろっ!じゅぷじゅぷじゅぷっ!///」

提督「ゆ、夕張……そろそろ出すぞ……!」

夕張「んふぅ……♪じゅるじゅるっ!んうぅっ!///」

提督「くっ……!」ゾクゾクッ

ブビュルルルルルルッ!ドプドプッ!ビュクッ!

夕張「んむううううううっ♪ごきゅっごきゅっ♪///」

夕張(きたぁっ♪提督の濃厚おちんぽミルクっ♪ドロドロしてて、喉に絡みついて、美味しいぃっ♪///)

提督(さっきより奥まで咥えて、全部飲むつもりか……)

夕張「ぢゅううううううううっ♪///」

提督「うぅっ……!」ガクガクッ

提督(にょ、尿道の奥に残っている精液まで……!)

夕張「ぷはぁっ♪ご馳走様でした♪///」

提督「はぁっ……はぁっ……」

夕張「……んふふ♪提督のおちんぽ様、すっかりヤる気になってくれたみたいね♪///」スリスリ…

提督「………」ガバッ

夕張「あんっ♪///」ポフッ

提督「……ここまでされたからには、俺もお前を気持ち良くしてやらないとな」

夕張「そう来なくっちゃ!ほら、早く私の卑しいガバマンに貴方の太くて熱い肉棒を突っ込んで!それでグチャグチャにかき乱して!///」ハァハァ

提督「言われなくても……!」

ズブゥッ!

夕張「んあぁっ!///」ビクビクッ

夕張(きたっ!これよこれっ!これを待ってたのぉっ!///)

夕張「あっあっ!しゅ、しゅごいのぉっ!///」ガクガクッ

夕張(今じゃ、こんな風に提督と寮生達からオナホみたいにされてるけどっ……!///)

夕張(少し前までの私が、真面目な優等生だったなんて……自分でも信じられないぃっ!///)


――約1年前・11周目大学


ワイワイ ガヤガヤ

夕張(19)「わ、わぁ……やっぱり、男の人が多いんだ……一応、私以外の女の人もいないことはないけど……」ボソッ

夕張(幼い頃から『山雲姫』が大好きで、科学王子に憧れを持って……私は理系の道へ進むことに決めた)

夕張(私も科学王子のように、高度な技術を身に付けて色々な物を開発したい……その一心で勉強を続けて、無事に11周目大学に合格することが出来た)

夕張(寮暮らしか実家暮らしかで迷ったけど、少しでも大学での研究に集中したいと考えた私は……両親と相談して、寮で暮らすことに決めた)

夕張「………」キョロキョロ

夕張(でも、せめて1人くらいは気軽にお喋り出来る友人を作りたいけど……誰か話しやすそうな人は……)

提督(19)「………」つスマホ スッスッ…

夕張「……!」

夕張(隣に座っている人が付けているストラップって、もしかして……!)

夕張「……あ、あのっ」

提督「……はい?」

夕張「そのストラップ、山雲姫に出てくる科学王子ですよね?」

提督「そうですが」

夕張「私、科学王子の大ファンなんです。この大学に来たのも、科学王子の技術に憧れて……」

提督「……奇遇ですね。俺も科学王子に憧れを持って、この大学へ進学することを決めたんです」

夕張「じゃあ、私と同じですね!あの、科学王子が活躍する話の中で、一番好きな回は……?」

提督「山雲姫の油断を突いて、彼女を確保する寸前まで追い詰めた回です。あの時の科学王子の勇姿は今でも記憶に残っています」

夕張「ですよねですよね!私もあの回を初めて見た時はすっごく興奮して……!」


――


夕張「んっ、そ、そこっ!そこもっと突いてぇっ!///」

夕張(入学説明会の、あの日こそが……私と提督が初めて出会った日……あの頃はまだ、健全な知人同士で……///)

夕張(今みたいな関係になるのは、もうちょっと先の……んぎぃっ!ゴリゴリっ!子宮口ゴリゴリってぇっ!///)ガクガクッ

――数時間後・工学部寮


夕張「えっ、女性の入居者は私だけなんですか?」

管理人「そうなんですよ。去年までは何人かいたんだけど、皆卒業しちゃってねぇ」

夕張「………」チラッ

寮生達(※全員男性)「――?――!」ワイワイ ガヤガヤ

管理人「まぁでも、ここに住む学生は大抵真面目な人ばかりだから、そんな肩身が狭くなることはないと思いますよ」

夕張「だと良いんですが……」

夕張(確かに、理系かつ工学部だけあって……一見すると、どの人も真面目そうに見えるけど……)

夕張(う~ん、頑張って話しかけてみようかな?同じ寮に住む以上、ある程度は仲良くしておいた方が良いだろうし……)

夕張「……えっと、こんにちは」

モブ寮生「え?あ、あぁ、初めまして。もしかして、君もここに?」

夕張「は、はい。夕張です。今日からよろしくお願いしますね?」


――


夕張「んぎゅうううううっ!?ち、乳首っ!乳首のピアス引っ張っちゃらめぇ!///」ガクッガクッ

夕張(さ、最初は不安だったけど、話してみたら寮生の人達も『最初は』穏やかで……そこそこ仲良く……あぁんっ!だからピアス弱いんだってばぁ!///)

夕張(それからしばらくは、提督と山雲姫について語り合ったり……寮生とはどの研究室に入るかで、色々相談したり……///)

夕張(本当に、入学直後はまともな大学生活を送ってたのよね……今じゃ犯されてないと落ち着かなくなっちゃったけど!///)

夕張(あぁそうそう!1ヶ月を過ぎた頃だったっけ!私が今みたいな変態淫乱女になっちゃったのは……んうぅっ///)ビクビクッ


――約1ヶ月後・裏庭


夕張「……?」スタスタ…

夕張(こんな夜遅くに、しかも寮の裏庭に呼び出すなんて……まさか、告白でもされちゃったり?)

夕張(……いや、流石にそれはないわよね。寮の皆、勉強や研究のことしか頭にないくらいだし……)

明石『とまぁこんな風に警戒心をちょっぴり弄っておけば、どんな人間でも露骨に怪しい状況を疑わず、ノコノコとやって来ちゃうんですよね』フワフワ…

モブ契約者「……ごめんね、夕張さん。こんな時間に来て貰って」

夕張「ううん、それは構わないけど……どうしたの?」

モブ契約者「………」チラッ

モブ寮生達「………」ザッ

夕張「え?何?貴方達、いつからそこに……あの、目が怖いんだけど……?」

モブ契約者「……っ!」ガバッ

夕張「ヒッ!?」サッ

モブ寮生達「おっと、逃がさないぞ!」ガシッ

夕張「や、やだ!やめて!まさか、貴方達……嫌っ!誰かぁっ!」

――数分後


モブ契約者「おい、ちゃんと撮ってるか?」

モブ寮生A「バッチリだ!」つスマホ ジー

モブ寮生B「約束通り、後でちゃんと僕達にもヤらせてくれよ?」つスマホ ジー

モブ契約者「分かってるって」

夕張「嫌……嫌ぁっ……お願い、やめて……離して……!」

モブ寮生C「悪いけど、それは出来ない相談だ」ガシッ

モブ契約者(仕方ないんだよな~。これはあくまでも契約の為なんだから……ははっ)

明石『うわっ、悪そうな顔してますね~。でも、わざわざ共犯者を用意してスマホで録画までしなくても……』フワフワ…

モブ契約者『過剰なくらい徹底しておかないと、どうしても不安なんだよ』

明石(まぁ、最初は提督もそうでしたからねぇ……どんな契約者も、初めはこんなもんですか)

モブ契約者「じゃあ、まずは俺からな……」

夕張「い、嫌ああああぁぁぁぁっ!」


――


夕張「い、イくっ!イっちゃううううううぅぅぅぅぅぅっ!///」ガクッガクッ

夕張(そのまま寮生達に思う存分嬲られて、当時の私は絶望しちゃって……えっ、今度はお尻でスるの?///)

夕張(良いわよ!むしろおマンコでもアナルでも喉マンコでも良いから、もっと私を犯して!///)

夕張(んぎいいいいぃぃぃぃっ!きたっ!私のガバガバアナルにザーメンだらけのおちんぽ入ってきたぁっ!///)


――約1時間後


夕張「……っ」ビクッビクッ

モブ契約者「ふぅ……///」

モブ寮生達「えがったぁ……///」

モブ契約者『……こんなもんで良かったか?』

明石『バッチリです!お陰で大量に回収出来ました!今後も定期的にお願いしますね?』

モブ契約者『言われなくても!さて……』チラッ

夕張「………」

モブ契約者「通報とか、変なことは考えない方が良い。その瞬間、この映像を世界中に公開する」

モブ寮生達「もちろん、僕達の顔はバレないよう加工しておく。つまり、君の痴態だけが晒されることになるからね」

スタスタ…

明石『とりあえず、泣き寝入りするよう精神を少しだけ弄っておきましょうか。まぁ、そんなことしなくてもさっきの脅しで何も出来ないだろうけどね』パァッ…

夕張「………」ハイライトオフ

夕張(どうして……どうして私が、こんな目に……)

夕張「……っ」ジワッ…

夕張(同じ道を目指す、仲間だと思ってたのに……こんなことって……!)ポロポロ…

夕張「ぐすっ……えぐっ……」ポロポロ…

――


夕張「お゛っお゛っお゛っ!お゛ぉ゛っ゛!///」ガクガクッ

夕張(スマホでハメ撮りされてたせいで、私は結局誰にもこのことを相談出来ず……ただ泣くことしか出来なかった)

夕張(まぁ、今はこうやって鳴かされてばっかりなんだけどっ!だって気持ち良いんだから仕方ないじゃない!///)

夕張(最初は私も嫌々だったけど、講義を終えて寮に帰る度に襲われ続けてたら……嫌でも感じるようになっちゃって!///)

夕張(しかも寮生達の強姦は日を追うごとに激しさを増して、途中からはアダルトグッズを使うのが当たり前になったのよね!///)

提督(……どっちの穴も緩過ぎるな。本当に、どれほどの人数に犯されてきたんだろうか)

夕張「おっ、お腹の奥っ!奥の奥までっ!腸までゴリゴリ突かれでぇっ!///」

夕張(酷い時は媚薬漬けにされて、1日中犯されて……その間、ずぅっとイき続けて……もう、天国のような地獄を味わわされてぇっ!///)

夕張(数ヶ月も経った時には、私の体は調教され尽くされちゃった!大学で勉強してる時でさえ、欲求不満になるほどになっちゃったぁっ!///)

提督「……出すぞ」

夕張「だひへっ!わらひのいやひいあにゃるに、おちんぽミルクだひへぇっ!///」

提督(とは言っても、流石にアナルセックスの時はゴムを付けるけどな。避妊以前に、性病にかかるのを避ける為だ……っく!)ゾクゾクッ

ドプドプッ!ビュクビュクッ!ドプゥッ!

夕張「ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!あ、あひゅいっ!あひゅいジャーメンがおにゃかにいいいいいいぃぃぃぃぃぃっ!///」ガクッガクッ

提督「………」ズルッ…

夕張「ひっ……んぐぅっ……///」ピクピク…

提督(また気絶したか。入学直後に出会った時は、俺と同じ理由で工学の道を目指す人として……純粋に意気投合した相手だったんだがな)

提督(……いや、決して今の夕張に不満を持っている訳ではないが。少し前までは、契約とは無関係にヤれる相手だから、むしろ会っていて気が楽だった)

提督(だが、今は事情が変わった。明石と交際している以上、あまり夕張と会うのは避けた方が良いだろう……例え、明石が許可を出してくれていたとしてもだ)

提督(それこそ、また子供を中絶するようなことになりかねない……夕張はそんなことを気にも留めず、俺との行為をせがむだろうが)

提督「………」チラッ

夕張「あへぇ……///」ピクピク…

提督(やはり、今後はゴムを付けるべきだろうか。いくら夕張と約束したとはいえ、自分の子を堕ろすというのは……)

提督「………」

提督(……今更、そんな心配をしたところで何になるというんだ。俺は既に、戻れないところまで来ているだろうが)

提督(常識や倫理なんて、持っていても邪魔なだけだ。そう決めたのは、俺自身なのだから。余計なことは考えるな、俺……)

提督(これまでも、そしてこれからも……明石と添い遂げることと、自分の夢を実現することだけを考えれば良い。それが、俺の選んだ道なのだから)

少し休憩します。23:00~0:00頃再開予定です。
次から本編パートに戻ります。

再開します。

~ 8月2週 ~

――11周目大学・図書館


阿武隈「………」カキカキ

阿武隈(本当は、交通費を考えれば実家で過ごすべきなんだけど……いつ、提督から呼び出されるか分からない)

阿武隈(実家から提督の所へ向かうとなると、2時間以上かかっちゃうから……日中はここで勉強するしかない)

阿武隈(お父さんとお母さんには『大学の勉強が忙しくて休む暇がない』と言って、上手く納得して貰ったけど……)

阿武隈「……っ」カキカキ

阿武隈(……これは仕方がないことなの。私が、提督のことを……あんな風に……)

山雲「えっと~……確か、ここに~……」スタスタ…

阿武隈「……?」

阿武隈(向こうから、聞き覚えのある声が……あっ……)

山雲「あっ、見つけましたわ~!阿武隈さ~ん!」トテテ…!

阿武隈「………」

阿武隈(……落ち着いて、私。今まで通りに振舞わないと……)

阿武隈「……山雲ちゃん!しばらく振りだね!」ニコッ

山雲「さっき、提督さんの家へ向かう時に見かけたの~!それで、最近話せてなかったと思って~……」

山雲(本当は提督さんの家で、ベランダの掃除をしている時に見かけたんだけど……)

阿武隈「最後に会ったのって、いつだったっけ?確か去年の春頃?」

山雲「確か、そうだったはず……提督さんと阿武隈さんが、この大学へ通うことになった時ですね~」

山雲(その日以来、暗い顔の提督さんの世話を焼いてばかりで……阿武隈さんと会う機会が、中々無かったのよね~……)

阿武隈「提督とは会ってるの?」

山雲「はい。ただ、この前お会いした時は……大学が忙しいみたいで、疲れた顔をしてました……」

阿武隈「……そうなんだ。提督ったら、私にも相談してくれたら良いのになぁ」

山雲(どうやら、阿武隈さんは前と変わっていないみたい。これなら安心ね~♪)ニコニコ

阿武隈「………」

阿武隈(提督がしていることを、山雲姫に知られる訳にはいかない。絶対にボロを出さないようにしなきゃ……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:19/50
↓2山雲のコンマ    好感度:18/50
↓3夕張のコンマ    好感度:25.5/50
↓4明石のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし明石が最大値の場合はその場で終了です

夕張は何をしている?もしくは提督と夕張は何をしている?

23:17以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:21までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※明石は基本的に提督(契約者)以外の人物には自分の姿を隠している為、明石と交流する展開はやめて頂けると幸いです。
※R-18系安価の場合、『提督や夕張が社会的・物理的に死ぬ内容』、『工学部の寮生達を含めた多人数プレイ』、
『提督と夕張の肉体関係が明石以外の人物にバレてしまう内容』、『阿武隈を含めた3P』等はNGです。

※その他、プロットに矛盾が出てしまいかねない場合は内容をアレンジさせて頂く場合があります。申し訳ありません。

――工学部寮・夕張の部屋


夕張(※アニメで披露した作業姿)「~♪」カチャカチャ

提督「………」

提督(『お盆で寮生達がいないから部屋でヤりましょう!』と、LINEで連絡を受けて来てみれば……)

提督「……凄いな」

夕張「でしょでしょ!?寮生達から渡された物もあるけど、半分以上は自分で……///」ハァハァ

提督「アダルトグッズじゃない。その周辺に置かれている、謎の機械の方だ」

夕張「あぁ、そっち?こんなんでも工学部志望だし、並の学生よりはその手の知識を持っているつもりよ」カチャカチャ

夕張「それこそ、高校卒業までは自分で変な物を作っては親から叱られてたくらいだしね」カチャカチャ

提督(叱られてた、か……つまり……)

提督「……どれも失敗作なのか?」

夕張「うん。無謀にも永久機関を作ってみようと考えたり、何ならタイムマシンも本気で作れると考えてた時期もあって……」カチャカチャ

提督「………」

提督(悪魔、いや、明石の存在を知っている俺からすれば、どちらも十分実現可能だと思えてしまう)

夕張「まぁ、最近は純粋な発明よりエロ方面の機械を作ることの方が多いけどね!///」カチャカチャ

提督「……この前使った、あのバイヴ付き拘束具のことだな」チラッ

夕張「そうそう!あれはどちらかと言えば失敗寄りだったけど」カチャカチャ

提督「………」

提督(……これほどの知識や才能を持っていながら、寮生達による調教で肉欲ばかり欲してしまうようになったのか)

提督(持ち前の能力も、俺からすればかなり無駄遣いしているように思えてしまう。だが、夕張自身は……)

夕張「で、今作ってるのはそれの改良版!バイヴや拘束の加減を更に微調整出来るようにして……」カチャカチャ

提督「……なぁ、1つ聞いて良いか?」

夕張「何?」カチャカチャ


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督「……夕張は」夕張「そんなことよりセックスしましょう!」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督「……夕張は今、幸せか?」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……技術者の道を歩む夢は、諦めていないんだな?」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

夕張「……まさか、ここから一気に距離を詰められるとは思わなかったわ」

明石「中々やりますね。ただ、油断すると失恋してしまいますよ」

夕張「それがネックなのよね。でも、折角ここまで来たんだし……いやでも……う~ん……」









阿武隈「………」

山雲「はぁ……」

阿武隈「……私達、見事に置いて行かれてるよね」

山雲「はい……このままじゃ、回想すら描かれないまま……」


今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
ここからしばらく夕張の回想パートその2に入りますが、文章量としては先程の回想と同じくらいなので、それほど時間はかからないと思います。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

今さらだが>>255で那珂(5周目)はまだほとんど無名
かつ
01~49の『あまり有名ではなかった』

って事はコンマ神次第で膣内ちゃんが狙われたかもしれなかった?

20:30~21:00頃、夕張の回想パートその2と本編パートを投下します。
明石以外のヒロインが行動権を得た場合、そのヒロインの行動安価を募集して終了します。
明石がENDを迎えた場合、再び時間を空けた上でヒロイン安価を行います。

>>660
いえ、どの結果になったとしても那珂(5周目)とは別人かつ無関係のアイドルが狙われていました。
基本的には、歴代ヒロインが後付けで不幸になってしまう展開にすることはありません(埋めネタの場合はその場限りではありませんが)。
この場合、>>251で炎上していたモブアイドルが無名(という設定)になり、あまり炎上しないという展開になっていました。

25→52:幸せの形 6×1.5=9 9+25.5=34.5/50


提督「……夕張は今、幸せか?」

夕張「どうして急にそんなこと聞くの?」カチャカチャ

提督「……何となくだ。答えたくないなら、無理には聞かない」

夕張「ふーん。そうねぇ……一般的に見れば、私は提督を含む男性達から嬲られる不幸な女性ってところかしら」カチャカチャ

提督「………」

夕張「実際、私も寮生達に犯された直後はそう考えてたもの。でも、何度も犯されてる内に私自身の考えも変わっちゃった」カチャカチャ

提督(……そうだろうな。出会ったばかりの頃のお前と、今のお前の知っている俺から見ても……それはよく分かる)

夕張「もう犯されてないと満足出来ない体にされちゃったし、襲われてる時も頭の中は快楽を貪ることばっかり」カチャカチャ

夕張「襲われてる時は、私にとって……本当に最高の時間ね。考えただけで子宮が疼いちゃう///」カチャカチャ

提督「………」

夕張「その中でも、提督は特別よ?」クルッ

提督「……え?」

夕張「だって、提督のテクってば寮生達より凄いんだもの!最初に貴方を襲ったのは私だけど、その日から虜にされちゃった///」

提督「………」

夕張「しかも寮生達とは違って、提督は私の都合に合わせてくれる。変なお願いも聞いてくれる」

夕張「無理矢理されるのも悪くないんだけど、やっぱり私のことを考えてくれる人の方が好感持てるしね」

提督「……俺にとって、大した負担じゃないからだ。別に夕張のことを思っての行動という訳じゃない」

夕張「あ。もしかして照れてる?」ニヤニヤ

提督「………」

夕張「まぁ、セックス抜きにしても、提督とは科学王子や進路のことでも話が合うし……」

提督「……!」

夕張「普通に仲の良い友人として、これからも一緒に行動したいと思う人は提督くらいよ?」ニコッ

提督「………」

夕張「……さて!作業の続きをしないと!早く終わらせて提督とヤりたいし!」カチャカチャ

提督「………」

提督(夕張、気付いてるか?お前が話している間、一度も……『私は幸せ』とは言っていないことに)

提督(だが、お前の心の中に進路、いや、将来の夢への思いが残っているのは……少し安心した)

提督(……いや、夕張の人生は、夕張が決めるものだ。他人の俺がとやかく言うことではない)

提督「………」

提督(……他人、か。本当に、そうなんだろうか……)

夕張「………」カチャカチャ

夕張(今でこそセックスのことばかり考えてる私だけど、襲われ始めた直後は……流石に嫌で仕方なかったっけ)

夕張(それでも毎日何度も犯され、調教され続けていれば……体ばかり快楽の味を覚えてしまう。人間、やっぱり本能には逆らえないのよね)


――約1年前・11周目大学


教授「ここは難しいぞ?ちゃんと聞いておくように」

提督(19)「………」カキカキ

夕張(19)「……っ///」モジモジ

夕張(うぅ……講義に集中しなきゃいけないのに、体が疼くなんて……///)

夕張(あいつらに強姦されて、毎日のように酷い目に遭わされて……嫌なのに、嫌なはずなのに……///)

夕張(どうして、私は『行為をしたい』と考えちゃってるの……?これじゃ、私……変態みたいじゃない……///)

キーンコーンカーンコーン…

教授「……今日はここまで」スタスタ…

提督「……おい、大丈夫か?」

夕張「え……?///」

提督「さっきから手が進んでなかったぞ?その様子じゃ、まともにレジュメを書けてないんじゃないか?」

夕張「あっ……///」

提督「もし良ければ俺のレジュメを貸すが」

夕張「……///」ジー

夕張(提督、いつもは落ち着いた振舞いだけど……やっぱり、男だから……性欲、あるのかな……?///)

夕張(それこそ、裏では女を犯して屈服させたいとか考えてたり……大きさとか、太さはどのくらい――///)

夕張「――っ!///」フルフル

夕張(い、今、私は何を考えてた!?知人をそんな目で見るなんて……!///)

提督「……夕張?」

夕張「え、あ、レジュメ?うん、貸して!急いで書くから!///」

提督「いや、返すのは明日で良いぞ」

提督(さっきの内容は既に頭の中へ全て叩き込んだからな)

夕張「……ごめんなさい///」

提督「謝るほどのことでもないと思うが」

夕張(違う……今のは、レジュメのことじゃなくて……///)

提督「………」

提督(さっきから様子がおかしいな。顔を赤らめ、落ち着きがないが……深入りすることはないか)

提督(現時点では、夕張とは大学での知人だが……明石の指示次第では、俺はこいつを犯すことになるかもしれない)

提督(そんな俺が、夕張……悪事の対象になり得る異性と必要以上に交流するのは……避けるべきだろう)

提督(……いや、山雲姫の話で意気投合し、こうして共に講義を受けている時点で説得力はないのかもしれないが)

――


夕張「………」カチャカチャ

夕張(大学では常に悶々とし、寮へ戻れば犯される日々を送る内に……私はどんどん、思考が性欲で支配されていった)

夕張(でも、夏休みに入った途端……寮生達は一斉に帰省してしまい、寮には私だけが取り残されてしまった)

夕張(彼らはどうも私を犯す気満々だったみたいだけど、親から『たまには顔を見せなさい』と言われたことで渋々帰らざるを得なくなったらしい)

夕張(でも、私にとってはたまったものじゃなかった。あれだけ犯しておいて、いざ都合が悪くなったら放置するなんて……)

夕張(……いやまぁ、それがきっかけで提督とセフレになれた訳だから、今となってはむしろ結果オーライなのかもしれないけど)


――約数ヶ月後・工学部寮


夕張「はぁはぁはぁはぁ……///」

ぐちゅぐちゅぐちゅっ!じゅぶっじゅぶっ!

夕張「んぅっ……やっぱり、ダメ……///」ムラムラ

夕張(いくらオナニーしても、全然満足出来ない……そのせいで、夜もまともに眠れないし……///)

夕張(寮生達が帰省して数日経つけど、性欲が治まらない……しかも寝不足で、まともに頭も回らない……///)

夕張「はぁっ……はぁっ……///」フラフラ…

夕張(誰か……誰か、私を犯して……自分の指ではイけないの……もっと、激しい刺激がないと……///)


――数分後・繁華街


夕張「はぁはぁはぁはぁ……///」フラフラ…

夕張(誰でも良いから、私を襲って……グチャグチャに犯し尽くしてぇ……///)

提督「………」スタスタ…

夕張「あ……///」

夕張(見つけた……私を犯してくれそうな人……♪///)

提督(やはり都会は良い。必要な物を、近くの店で全て揃えることが出来るからな……)

提督(実家から出る前は、いちいち遠出しなければ欲しい物を調達することさえ……)

夕張「……っ!///」ガシッ

提督「うっ、誰だ?いきなり……あぁ、夕張か。こんな所で会うのは奇遇……ん?」チラッ

夕張「はぁはぁはぁはぁ……///」

提督(……夏休み前より悪化していないか?)

夕張「……来て///」グイッ

提督「お、おい、どうしたんだ?」

夕張「お願い……!///」グイグイ

提督「……分かった。ついて行くから腕を引っ張るな」

提督(その気になれば、強引に振り払うことも出来るが……一応、こいつは大学での知人だ)

提督(無視するか、話だけでも聞いてやるかは……実際に、こいつの意図を知ってからでも遅くないだろう)

夕張「はぁはぁ……///」スタスタ

提督「………」スタスタ

提督(……だが、必要以上に踏み込むことは避けなければ。いつ、こいつが俺の悪事の被害者になるか分からないからな)


――数分後・工学部寮


夕張「……///」スタスタ

提督「……工学部寮?」

夕張「……来て///」グイッ

提督「分かった。だから引っ張るな……」

提督(こいつ、俺を部屋へ招こうとしているのか?それにしては、態度があまりにも必死だが……)

夕張「……///」ガチャ バタン

提督「……俺を部屋に招待するなら、こんな方法でなくとも連絡を入れてくれれば」

夕張「……///」カチャリ…

提督(鍵をかけた?それほどまでに重大な用が……いや、ただ話をするだけにしては明らかに状況が変だ。こいつ、一体何を考えて……)

夕張「……っ!///」ガバッ

提督「うっ!?」ポフッ

夕張「はぁはぁはぁはぁ///」ヌギヌギ

提督「ちょ、ちょっと待て。お前、何をする気だ?」

夕張「ナニに決まってるでしょう!?///」スルッ…

提督「その為に俺を部屋へ連れ込んだのか?普通、男女逆じゃないのか?」

夕張「そんなことどうでも良い!早くセックスして!ヤらせて!もう我慢出来ないの!///」カチャカチャ

提督「有無を言わさずズボンを下ろそうとするな。お前、自分が何をしようとしているのか、分かっているのか?」

夕張「うるさいッ!!///」

ずぷぅっ!

提督「うっ……」

夕張「んっはああああぁぁぁぁっ♪///」ビクビクッ

夕張(な、何これっ!?何これぇっ!?今までの誰よりも大きくて、太くて、硬ぁいっ♪///)

――数時間後


どぢゅっどぢゅっどぢゅっ!ばちゅばちゅっ!

夕張「ん゛お゛っ゛、お゛ぉ゛っ゛!んぎゅうぅっ!///」

夕張(そう、これよっ!これが欲しかったのぉっ!///)

提督「……っ!」

提督(訳が分からない。いきなり夕張が俺を部屋に連れ込んで、そのまま襲ってくるなんて……)

夕張「ほらっ!出してっ!貴方のおちんぽミルクっ!全部出しちゃってぇっ!///」

ずちゅずちゅずちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

提督「っぐ……!」

提督(既に何度も膣内に出してしまっているが……仮に孕んだとしても、こいつが襲って来た以上……責任を取る必要はないな)

提督「……っ!」ゾクゾクッ

ブビュルルルルルルッ!ドプドプッ!ビュクッ!

夕張「ああああぁぁぁぁっ!お腹の奥っ!奥にザーメン注がれてりゅううううぅぅぅぅっ!///」ガクガクッ

提督「はぁはぁ……」

夕張「はぁ~っ、はぁ~っ……///」ヘナヘナ…

提督「………」

提督『……明石、近くにいるか?いるなら返事をして欲しい』

明石『んー?何ですかー?別の契約者の所へ向かう途中なんですけど』フワッ…

提督『夕張が俺を襲って来たのは、お前が関係しているのか?』

明石『そうですね。正確に言えば、彼女は私が契約を交わした人の被害者です』

提督『被害者……』

明石『彼女ってば毎日のように寮に住む人から襲われて、すっかり調教されちゃったみたいなんですよ』

明石『で、今は契約者を含む寮生達がこぞって帰省したもんですから、彼女は欲求不満を拗らせて提督で満足しようと思ったんじゃないですかね?』

提督「………」チラッ

夕張「あっ……えへぇ……///」ガクッガクッ

明石『あ、そうそう。他の契約者による犠牲者は、提督の悪事の対象外です。なので、彼女を犯したところで悪事を働いて貰ったことにはなりません』

明石『なので、彼女を好き放題犯そうが健全なお付き合いをしようが提督の自由です。そういうことで、また夜に会いに来ますね』フワッ…

提督(……そういうことだったのか)

――数十分後


夕張「………」

提督「……土下座はもう良いから、いい加減頭を上げてくれ」

夕張「無理っ!わ、私っ、何てことを……ご、ごめんなさいっ!謝って許されることじゃないけど、その、ごめんなさいぃっ!」

提督「………」

夕張「うぅ……」

夕張(いくら性欲で我を忘れたからって、同期を襲っちゃうなんて……!私、最低じゃない……!)

提督「……どうして、あんなことをしたんだ?」

提督(理由は既に知っている。だが、夕張は恐らく明石の存在を知らないはず。だとすれば、こちらから質問を投げかけた方が自然だろう)

夕張「……その、どう説明すれば良いのかな。えっと――」

夕張(私は、自分が何故提督を襲ったのか、何故あんな状態になっていたかを……全て説明した。説明、するしかなかった……)

夕張「――という訳、なの。ごめんなさい……」

提督「……そうだったのか」

夕張「………」

提督「だったら、俺も似たような経験があるから……お前を責めることは出来ないな」

夕張「……え?今、何て……」

提督「だから、俺にも似た経験があるんだよ。だから、お前のヤったことを責めるつもりはない」

提督(これは本心だ。明石から理由を聞いた時点で、俺は夕張を責める気なんて無くなった)

提督(異性を強姦し続けている俺と比べれば、夕張はせいぜい俺1人を襲った程度)

提督(それなのに、自分の罪を棚に上げて夕張を責めることなんて……出来るはずがない。いや、してはいけない)

夕張「……許してくれるってこと?」

提督「あぁ。だからもう、土下座はやめろ」

夕張「………」

夕張(『似た経験』って、一体……いや、私にはそれを聞く資格はない。むしろ、許してくれただけでも感謝しなきゃ……)

夕張「……っ///」ムラッ

提督「……夕張?」

夕張(う、嘘でしょ!?この期に及んで、私……まだ性欲が治まらないなんて……!///)

夕張「はぁっ……はぁっ……///」

提督「お前、まさかとは思うが……」

夕張「……ごめん、なさい。その、私……また、提督と……///」

夕張(あんなことがあったのに、頭にはヤることしか思い浮かばない……もう一度、あの太いのを挿入れることしか……!///)

提督「………」

提督(こいつはどれだけ寮生達から嬲られたんだ?自分の意志とは無関係に発情するなんて、普通は……)

提督(……いや、悪魔が関与しているんだ。『普通』等という、常識に囚われるだけ無駄か……)

夕張「お、お願い……最低なことを頼んでる自覚はあるんだけど……もう1回、私と……シてくれる……?///」ギュッ

提督「………」

夕張「ううん、1回だけじゃ嫌……貴方さえ良ければ、これからも……その、もしものことがあっても責任なんて取らなくて良いから……!///」

提督「……その言葉が何を意味するのか、分かっているのか?」

提督(決して、夕張を叱責するつもりで投げかけた言葉ではない。実際に妊娠し、様々な苦しみを経験するのは夕張の方だ)

提督(その言葉の重みを、意味を、危険性を……しっかり理解して貰わなければ、安易に肉体関係を結ぶことは出来ない)

提督(……色々と御託を並べたが、結局のところは……俺が責任を取るつもりがないことを、夕張に理解させる為に過ぎないか)

夕張「分かってる!でも、我慢出来ないのよ!赤ちゃんのことなんてどうでも良いくらい、貴方に犯して貰いたいの!///」

提督「……本当に良いんだな?お前から言い出したことだ。万が一妊娠しても、俺は一切責任を取らないぞ?」

夕張「それで良いから!貴方には絶対に迷惑をかけない!ヤった後でピルもちゃんと飲む!だから、お願い……!///」

提督「………」スッ…

夕張「あっ……///」ポフッ

提督「……さっきは不意打ちだったが、今度はそうはいかない。俺が満足するまで、付き合って貰う」

夕張「……えぇ、思いっきり犯して!何なら私が気絶しちゃうくらいに!///」ハァハァ

――


夕張「………」カチャカチャ

夕張(その日から、私と提督は肉体関係……セフレになった。私は昼から夕方は提督に犯して貰い、寮では寮生に襲われる毎日を過ごすことになった)

夕張(この頃になると、私の頭の中にはセックスへの嫌悪感なんて無くなっちゃった。もう、犯して貰うことしか思い浮かばなくなった)

夕張(大学入学直後の私が、今の私を見たら……心底驚いて、軽蔑するでしょうね。あれだけ理系への憧れを抱いていた私が、こんな淫乱で変態な女に……)

夕張「………」チラッ

提督「………」

夕張「……♪」カチャカチャ

夕張(提督のテクは、本当に凄かった。寮生達より、提督とヤってる時の方が何倍も気持ち良くなれる)

夕張(前に『似た経験がある』って言ってたけど、それって……風俗かどこかで、沢山の女の子に手を出したってことかしら?)

夕張(だとしたら、あれだけ上手なのも納得出来る。寮生達はきっと私を襲うまでは経験が無かったんだろうけど、提督は……///)ムラッ

夕張「ん、んんっ……///」カチャカチャ

夕張(ヤバッ、そんなこと考えてたらもっと子宮が疼いちゃった……そろそろ我慢出来ないかも……///)ムラムラ

提督「………」

提督(夕張は、俺にとっては数少ない……悪事が一切関わらず、無心で快楽を貪れる異性だ)

提督(いつも襲っているターゲットは、あくまでも明石へ支払う対価の為。義務感や作業感ばかりちらついて、純粋に性欲を発散することは出来なかった)

提督(夕張も、肉体関係を持つまでは……いつ、俺の悪事の犠牲者になるか分からなかった。だからこそ、あまり踏み込んだ関係になるのは避けたかった)

提督「………」チラッ

夕張「はぁはぁ……///」カチャカチャ

提督(だが、今はもうその心配はない。犠牲者になる可能性が無くなった以上、余計なことを気にせずセックスすることが出来る)

提督(それだけじゃない。俺にとって、夕張は……行為を抜きにしても、科学王子や将来の夢のことで気が合った数少ない人物だ)

提督(夕張は、俺のことを友人だと言ってくれた。そして、俺も……)

提督「……他人、ではないな」ポツリ…

提督(夕張のことを、少なからず……気の置けない人物だと思っている。無論、明石には及ばないが)

夕張「やっぱりもう無理!提督、今すぐヤりましょう!///」ハァハァ

提督「……あぁ、分かった」

夕張「どうせ寮生達は来週まで帰って来ないし、思う存分私のことを嬲ってね!///」

提督「………」

提督(寮生達、か……行為を抜きにすれば、夕張は俺のことを友人と考えてくれているようだが、行為を含めればどうなんだろうか)

提督(やはり俺は、夕張にとって……自分を襲ってくれる異性の1人に過ぎないのだろうか。いや、だから何だという訳ではないが)

提督「……途中で気絶しても、構わず犯すからな」

夕張「望むところよ!///」

提督(……やめよう。俺には明石がいる。夕張との行為を容認してくれているとはいえ、明石を悲しませるような真似はこれ以上したくない)

~ 8月3週 ~

――11周目提督家・リビング


提督「………」つPC カタカタ

明石「……ハッキングですか?」

提督「いや、資産運用だ」カタカタ

明石「まだ続けてるんですね……もう、一生遊んで暮らせるお金が手に入ったというのに」

提督「金はいくらあっても困らないからな。枯渇するよりは余程良い」カタカタ

明石「………」

提督「……今までは、夢の実現の為に必要な金と、最低限自分が食って生きているだけの金を求めるだけだった」カタカタ

明石「……?」

提督「だが、今は違う。明石と共に暮らす為の金を稼ぐのが、1番の目的になっている」カタカタ

明石「……!」

提督「いや、悪魔は人間界の金銭が無くとも普通に過ごせることは、これまでの経験で理解している」カタカタ

明石「………」

提督「それでも、最愛の人には出来る限りの贅沢をさせたい。明石は俺の願いを叶えてくれた。その恩を、少しでも返したいんだ」カタカタ

提督「その為なら、どんな努力も惜しまないつもりだ。夢の実現を目指すのはもちろんだが、明石から受け取った頭脳を……明石の為に役立てたいと思っている」カタカタ

明石「提督……」

提督(……悪魔にとっては、人間の不相応な背伸びにしか見えないかもしれないが)

明石「……そんなことありません」ギュッ

提督「……!」

明石「凄く、嬉しいです……私のことを、とても深く愛してくれている気持ちが……伝わりましたから」ニコッ

提督「……そうか。なら良かった」ニコ…

明石「……!」

明石(提督、また笑って……)


↓1阿武隈のコンマ   好感度:19/50
↓2山雲のコンマ    好感度:18/50
↓3夕張のコンマ    好感度:34.5/50
↓4明石のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし明石が最大値の場合はその場で終了です

レッツ悪行

終わった

明石「ゴール!提督の隣は貰って行きますね♪」

夕張「う~ん、あとちょっとだったんだけど……まぁ、失恋するよりは良いかな?」




阿武隈「………」

山雲「……え、えっと、元気出して下さいね?」オロオロ

阿武隈「……気にしてないもん。幼馴染なのに全然出番が無かったことなんて、別に気にしてないもん」

山雲「うぅ……」

山雲(ど、どう慰めれば良いかしら~……いや、私も全然過去を掘り下げて貰えなかったけど……)


ということで、明石が悪魔らしくヒロインの座を独り占めした11周目が終了です。
続いて12周目に登場するヒロイン及び設定安価へと移りたいと思いますが、先程連絡した通り、少し時間を空けようと思います。
22:30~23:30頃に単発回避&募集を開始する予定です。その際はこちらでアナウンスを行います。

先に注意事項だけ投下しておきます。

23:30ごろになると、00:00過ぎのID変化に巻き込まれる可能性がありますが問題ないとしますか?

注意事項です。★以前連絡した通り、今回はかなり加筆修正を行いました。


※今回ENDを迎えたヒロイン(明石)はNGです。

※今回登場したヒロイン(阿武隈・山雲・夕張)はNGです。

※今までの周で既にENDを迎えたヒロインはNGです。>>3-4をご参照下さい。

※浦風・日進・深海棲艦は安価下にします。申し訳ございません。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、4周目で呂500)。
 また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。



★基本的にはどんな設定でもOKですが、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定、無理があり過ぎる設定等は、申し訳ありませんが多数決or安価下にする場合があります。
★多数決の結果やこちらの判断で安価下となった場合、直前に募集した範囲内で2番目に数値が大きいヒロイン安価を採用させていただきます。

※今までに登場したヒロインを、過去の周と同一人物として登場させることは出来ません(例:阿武隈が2周目と同一人物であり、失恋を引きずった教師として登場させる等)。
★それだけでなく、過去の周のヒロインの姉妹として登場させることも出来ません(例:5周目の熊野の姉妹という設定で、鈴谷を教師として登場させる等)。

★ただし過去の周との関連付けが全てNGという訳では無く、過去の周のヒロインや他のヒロインの設定に大きな矛盾が生じない範囲であればOKです(例:10周目の不知火)。
 また、設定によってはこちらで過去の周で登場したヒロインと関連付けることはあります(例:6周目の霞と8周目の大和等)。

★『>>1がこれまでのヒロイン安価の中で好きなものを採用』等の内容につきましては、採用するのは1周につき1人までとさせていただきます。

※一度でもヒロイン安価を取っていただいた場合、申し訳ございませんが、以後の連取(ヒロイン2人分以上の安価取得)は安価下とさせていただきます。



★TS等、ヒロインの性別が『(元)男性』及び『性別不明』になってしまいかねない設定はNGです。

★ヒロインは基本的に一人っ子設定となります(提督の妹、友人の妹等、設定次第ではその場限りではありませんが)。
★R-18ヒロインにおける姉妹艦等の存在を設定に組み込むことは、R-18描写が大変になってしまうことと、該当ヒロインの活躍が少なくなってしまうことを防ぐ為、申し訳ありませんがNGとさせていただきます。
★非R-18ヒロインについてはOKですが(3周目の伊13、9周目のウォースパイト等)、やはり該当ヒロインの活躍が少なくなってしまうことを防ぐ為、姉妹艦等の人数にかかわらず出来れば避けていただけると幸いです。

★他のヒロインの設定や舞台設定に影響が出てしまう設定も避けていただけると幸いです(例:昏睡状態の提督の夢を分析する主治医、提督と共に無人島へ漂着した友人等)。

★提督の行動やその後の展開等を細部まで指定する等、イベント内容の記述は申し訳ありませんがやめていただけると幸いです。

★他作品のキャラクターや世界観を元にした設定については、出来る限り避けて頂くか、設定の内容を詳細かつ具体的に記述して頂けると幸いです。

★提督は教師設定です。


>>688
なるほど、確かにその通りですね……ご指摘ありがとうございます。
23:00頃に単発回避を開始出来ればそのまま募集を行い、時間的に無理そうだと判断すれば回避開始時間を0:00頃に繰り下げます。
こちらが至らず何度も訂正してしまい申し訳ございません。

択捉:親友の妹(小学生)
択捉:死別した妻の連れ子
対馬:ベテランサキュバス
対馬:近くに引っ越してきた兄の娘、生まれた時から知っている
松輪:歳の離れた妹
石垣:小さい頃に死んだ提督の姉
佐渡:死別した妻の連れ子、年々妻の面影が出てきた
潮:許嫁
潮:いとこの後輩
潮:現在居候中のいとこ
潮:不良グループの肉便器
潮:最近結婚したばかりの同僚
潮:提督の財布にされてるイジメ被害者
潮:失恋して自暴自棄になってる元教え子
満潮:夜に出歩き補導される問題児
満潮:6週目霞と敵対している組織の幹部
浜波:現在不登校中のクラスメイト
浜波:最近やって来た転校生、実は宇宙人
浜波:提督の受け持つクラスの生徒だが不登校
浜波:痴漢願望持ちのJC、通学時など近くにいたら痴漢してあげてる
浜波:かつての初恋の人にそっくりな少女、しかし浜波本人は別人だと言ってる
浜波:クラスメイト、元々家族ぐるみの付き合いの幼馴染だったが、小学生時代の保健体育からの興味本位での初体験未遂がきっかけで現在気まずい関係に
夕雲:保健室の先生
夕雲:幼い頃に死んだ姉(霊体)実は悪霊化している(本人自覚無し)
島風:事故で片脚を失った提督が顧問をしている部活のエース
島風:擬人化したペットの兎、生まれた時から提督に育てられているため提督を父親と慕っている、兎らしく性欲が非常に強く頻繁におねだりしてくる
浜風:純愛、性奴隷、同い年の幼馴染
浜風:自分の体がどれだけ扇情的かまったく理解してない系幼馴染
浜風:提督を慕う後輩、先輩が好きすぎて軽くストーカー入ってる(微笑ましいで済むレベル)
浜風:昔孕ませた女が産んだ法的に認知していない提督の娘、母親と一緒に親子丼でハメて以降ズルズルと生ハメする関係が続いている、提督のクラス1番の美少女
涼月:高嶺の花なお嬢様。実は提督に片想い(50になるまでは主人公特有のフラグへしおりで告白できない的な)
涼月:エロ可、実家の支援の条件として婚約者候補兼性奴隷として送られてきた少女、破談になれば借金返済の為に他の姉妹も売られると親に言い含められどんな行為でも受け入れ最低でも孕めと命じられている
天津風:後輩
天津風:タルパ
天津風:飛び級の同級生
天津風:教え子、自称提督の彼女なストーカー
天津風:提督のTシャツにくっついちゃった何か
天津風:2000年前からタイムスリップしてきた15歳の姫君
天津風:世界を滅ぼすべきか思案中の天界の最高神。高校生に扮して視察中
天津風:両思いだがお互いに告白できていない(50にならないと告白まで踏み切れない)天才美少女
天津風;文武両道の完璧超人な学年首席……なのだが提督のことが好きで裏でストーカーしている(提督しか知らない)
天津風:提督のカキタレ幼馴染、普段はツンツンしてるけど提督の都合のいい時におまんこを貸してくれる都合のいい女、提督にべた惚れ
神風:大正時代の女学生の亡霊
山風:年の離れた兄の娘、兄夫婦が亡くなった後提督の家に居候している
卯月:この世界の創造神。全てのものは彼女を楽しませるためだけに存在する
山雲:田舎に住んでいた提督の姪っ子で小学生、地元の大人と婚約をつけられた事をきっかけに自由を求めて家出してきた
弥生:天使
時津風:スケバン
初風:純粋なセフレ
海風改二:別居中の妻
電:提督に取り憑いた悪霊
如月:家庭教師バイトの教え子
初春:近所の祠に封印されていた怪異
秋月:実年齢不明の見た目ロリっ子な学長
夕立:提督達が作り出した感情学習AI、You ダチ
初雪:うっかり具現化して以来提督の妹として振る舞う女神
霞:提督を厚生させようとしてレイプされ弱味を握られた後輩
涼風:過去からタイムスリップしてきた提督の母、現代では既に母は亡くなってる
高波:幼馴染で霊体。提督が小さい頃、目の前で事故で亡くなった、実は悪霊のたぐい
峰雲:提督が所属する部のマネージャー、試合で活躍した部員には活躍度合いに応じたエッチな御褒美をくれる(峰雲も楽しんでる)
白露:氷漬けになっていた石器時代の原人、偶然に偶然が重なった保存状態だったため、解凍されたあとよみがった、お肉大好き、言葉はすぐ覚えた
初霜:古代文明に関わり地球に骨をうずめた宇宙人の子孫、祖先譲りの強力な超能力を身に付けてる、普段は学生で、こだわりがあるのかどんな時も学生服を着てる、必殺技はエネルギー衝撃波
若葉:気がつくといる、というただ存在感を発するだけの妖怪、もちろん決め台詞はあの一言\ワカバダ/今は提督のいる学校の学生たちに扮してる雪風:自分の死因と生前を思い出せない幽霊(ただし本人はあまり気にしてない)
曙:提督の幼馴染でお隣さん、不況のせいで1人で暮らしておりよく提督の家に泊まっている、クソ提督!などと罵ってきながらも料理から洗濯はてには下のお世話などなんでもしてくれるツンデレ、提督も曙に依存している節がある
睦月:最近人気上昇中の地下アイドル、自称2000年前に魔王とも争ってた覇王の生まれ変わりで、「転生しちゃったから魔力はないけどまた睦月派信者を増やすにゃしい」、とのこと、真偽は不明だが天性のアイドル気質なのは確か、提督はファンではないけど、会場のバイトで知り合った

龍田:セフレ
龍田:提督の通う魔導学校の先生
龍田:本当になんでもいうことを聞いてくれて実行してくれる幼馴染み、危険日生ハメSEXで妊娠させた子供を1人で育ててくれるし、いつでもどこでも性奴隷にもなってくれて愛してくれる
天龍:盗んだバイクで走り出す感じの悪友
天龍:隠れて煙草や万引きをやってる問題児
天龍:セフレ、元はただの友人で提督に対してだけは男友達のようなスキンシップや態度をとっていた、紆余曲折あって提督に犯されてしまうがその時にセックスの気持ちよさに目覚め以降猿のようにヤリまくる関係になった
神通:従妹で同じ学校の生徒
神通:阿武隈(11)の親友の剣道少女
神通:大学で再開した中学生時代の元カノ
神通:小学校の時から通っている武道道場の跡取り娘
長良:同じ競技をやっている高校からの付き合い、長良は全国大会優勝の有力選手だが提督は普通、そんな長良に対し提督は複雑な感情を抱いている
五十鈴:母乳体質のサークル共有肉便器、同じサークル(只のヤリサー)の紅一点、普段の大学生活では勝気な態度を見せるがサークル内ではメンバー達の性処理を喜んで遂行するドスケベ肉便器に豹変する、エッチなことをすると母乳が溢れちゃう特異体質で性処理時はエロ水着乳牛コスに着替えさせられ搾乳されながら体の内外に延々と精液を浴びせられている
名取:中学時代に付き合っていた元カノ
名取:提督が務めるスパイ養成学校の生徒、ハニトラが苦手なので提督から個別レッスンを受けている
由良:電波なストーカー
由良:提督に優しくも厳格な大学生の姉、前世で敵対して最後に刺し違えた女将軍の生まれ変わり
阿武隈:留年して同級生になった姉
阿武隈:提督達を肉バイブにしてる淫乱生徒
阿武隈:生徒(特に下級生)に慕われている生徒会長
阿武隈:子宮に精液満タンでないと平静を保てないセックス依存症の生徒、毎日のように乱交してる
阿武隈:ベストセラーを複数持つ人気絵本作家、提督への面倒見が良くて距離感がとても近い義理の姉
阿武隈:提督のなくなった恋人の妹で、提督を健気に支える、生徒から大人気の数学教師で有段者の剣道部顧問
阿武隈:引越し先の隣の家に住んでいる提督の担任教師でセフレ、提督を生まれた時から一緒にいる幼馴染みで恋人だと思い込んでいる
阿武隈:全国優勝経験を持つ剣道有段者。文武両道で特に後輩から慕われている(というか懐かれている)提督とは隣の席で、良くお弁当を提督にお裾分けしている
阿武隈:中学時代のクラスメイトで、勉強を提督に教えたり調理実習のお菓子をあげたりと世話焼いてるうちに仲良くなっていき、中学卒業時に付き合いだした恋人(エロあり)
阿武隈:提督の彼女の妹(双子)、姉(提督の彼女)は最近交通事故で亡くなった、幼少より何かと比較され劣っていると言われ続け屈折しており、提督の彼女になる事で姉に勝つつもりで接近してきた(エロ有り)
北上:優等生だがニンフォマニア、提督の弱味を握って定期的に呼び出して性欲発散している
北上:同居するいけすかない兄と政略結婚した兄嫁で提督を性奴隷にしたご主人様、マン堕ちした提督に托卵させた子供を兄の子供として産んでいる、元は提督の許嫁だった幼馴染みでお互いが恋とABCを初体験した相手
木曾:学校一番の不良
夕張:成績トップの才女、提督のことを必要以上に尊敬している
夕張:工学科の学生、実は魔界の魔女界から来た、チャレンジ精神溢れる若い魔女、魔女界に蔓延するマンネリ感を打破するため地上を調べた際、技術の発展や進歩ぶりに、もはや魔法はアドバンテージにならないと痛感、古参の魔女たちにそれらを取り入れようと提案するも保守的で聞く耳持たずだったため、頭にきて一人で人間界へ飛び出してきた、好きなものは夕張メロンジュース
鹿島:提督を含むサークルメンバーと毎日乱交を繰り返し顔出しオナニーやセックス配信もしてる超絶ビッチ特に提督がお気に入りで竿役として配信の手伝いをさせてる
鹿島:提督の親友の恋人で、親友の寝取らせ趣味のために、避妊なしで寝取りSEXしている(鹿島承諾済み)相手、初愛撫も初SEXも奪い、体は提督以外では感じる事が出来ず、提督が触るなら全身性感帯となり感じ、チンポを入れられただけでイキ狂い、中出しされれば幸福感と快楽で頭が満たされるようになるまで寝取ったが、心は彼氏に向いている、元は幼少期の引っ越しで別れた初恋の幼馴染、お互いで初キスをするほど相思相愛で結婚の約束をしていたが、今は結婚の約束を忘れているし、提督が幼馴染だと気づいてもいない。(50になるまで提督が幼馴染である事と、結婚の約束をした事を思い出さない)
足柄:セフレ
足柄:婚期を逃し焦る同僚
鈴谷:クラスメイトのギャル
愛宕:父親の若い後妻で提督の義母。しかし、過去に泥酔した愛宕に押し倒され肉体関係を持ち、体の相性が互いに最高だったため止められずに今も関係が続いている。
金剛:同じゼミの同級生
金剛:提督がプレイしているゲームの中の嫁で、ある日画面の中から飛び出して実体化した。好感度MAXな状態で実体化したため最初からアクセル全開の提督LOVE勢。
榛名:自称前世の恋人
榛名:教育実習にきた先生
榛名:提督がストーカーしてるミスキャンパス
榛名:親戚で提督の事好き好きお姉さん、教育実習生で来た
榛名:提督の子供を孕んだから捨てたセフレ、榛名が女手一つで育てていた子供の担任となった事で再会してセフレとして依を戻した
霧島:借金取り
扶桑:学園長の親族、提督が弱みを握られ扶桑から性的な調教を受けている
陸奥:隣の部屋の夜の仕事しているらしい人
陸奥:提督の所属する学校の教頭先生で押しかけ奴隷、別居中の旦那がいる、寂しさからちょっとした火遊びのつもりで提督を誘惑したがあまりの快楽にドはまりしてしまい関係を維持するためなら何でもする便利な女に成り下がってしまった
陸奥:肉体関係を持っちゃった人妻教師、単身赴任中の夫の浮気を知って落ち込んでいるところを提督に慰められて衝動的にお持ち帰り。その時夫よりも深い所まで来る提督のアレにドはまり、以降提督との不倫セックスを楽しむようになる。
陸奥:肉体関係を持っちゃった人妻、提督のお隣さん、単身赴任中の夫が浮気していることを知ってしまい落ち込んでいるところを提督に慰められてなし崩し的に関係を持ってしまう、その時夫以外の男とする背徳感溢れるセックスにハマってしまい夫が居ないのを幸いと提督との爛れた関係を楽しむようになった
武蔵:絶対裏家業してると思われる人
武蔵:提督を幼い頃から若い燕として飼っている人妻で資産家、避妊なしで生ハメ中出しSEXをしているため、子供は全員提督の托卵、提督は托卵したことを一切知らない

千歳:クラス委員長
龍驤:年齢不詳の学園理事長
隼鷹:行き付けの居酒屋の店長
隼鷹:バイト先の個人経営居酒屋の店長
蒼龍:やたら絡んでくるサークルの仲間
飛龍:提督行きつけのお好み焼き屋「多聞亭」で働くバイトのお姉さん
雲龍:近所に住んでる不思議系お姉さん、提督が惹かれていって告白は提督から
雲龍:提督の母、実は提督は息子ではなく自身の遺伝子に手を加え作り出したクローン、自分が提唱したクローン技術が倫理的な観点から認められず異端児扱いの果てに学会から追放され、それを見返すために提督を作った、しかし提督を育てるうちに反骨心は消え、代わりに愛情が満ちてきていて、今の生活に満足している、マザコン
大鳳:同級生のお嬢様
大鳳:親の再婚による義理の妹
大鳳:提督の命を救った罪で天界から追放された天使様
大鳳:文武両道な双子の妹。提督が劣等感で鬱になるくらい優秀
迅鯨:提督の妻を騙る用務員(入籍した事実は無い)
迅鯨:提督のオナホを騙る用務員(まだ既製事実は無い)
瑞穂:先輩
瑞穂:近所に住んでるヤンデレのお姉さん
瑞穂:提督が付き合いたいと思っている学内でも噂のおっとり鈍感お嬢様
間宮:喫茶店の店主、金持ちの箱入り娘で、小さくても自分だけの喫茶店を持ちたいという夢を父に反対され家出同然に飛び出してきた、しかし立地の悪い物件を引き当ててしまい、せっかく開いた店に客が訪れず失意の中にあった、提督はたまたま店へ辿り着いた客でリピーター
秋津洲:余命一年の病弱転校生。彼女にだけ見える「大艇ちゃん」なる謎存在がいる
伊13:担任の女教師
伊13:提督を父と慕う天涯孤独の女の子
伊168:中学の時に転校してきた伊168が隣の席に座って以来の友人、今は性奴隷とご主人様ごっこをして遊んでいる仲、性奴隷とご主人様は交代制
伊168:水泳部の性処理肉便器、弱みを握られていつも部員に輪姦されてる、敏感過ぎる身体に開発までされて無理矢理犯されても感じちゃうエッチな身体に
伊19:水泳部の先輩、提督の初体験の相手、付き合っているかは微妙な関係(R-18ヒロイン)
伊58:提督の妹、ヒロインたちの今の好感度具合を提督に教えてくれるメタな存在
ポーラ:近所の露出魔のおねーさん(酔)
レーベ:教室で全裸になっていた露出癖の娘(受け持ち)
マックス:同棲中の実妹で肉体関係あり
サラトガ:男子に人気の先生
アイオワ:大学ではメガネ掛けて大人しい地味系で通しているが、その裏で艦娘衣装艦娘テンションでゲーム配信やってる
Richelieu:保健室の先生
アトランタ:留学生
ビスマルク:異能力を持つ提督の通う学園の理事長、但し性格はへっぽこ
グレカーレ:6周目の如月と同期のメスガキサキュバス、ぐいぐい誘惑してくるが実は攻められると弱い、提督と初めてあった時に誘惑し過ぎてしまい暴走した提督に襲われチン堕ち完全服従で人権無しのオナホサキュバスに成り下がる
ゴトランド:存在しないはずの幼馴染
ゴトランド:提督を催眠術で操る自称幼馴染
ゴトランド:『アイシテル』から、DVと逆レイプをしてくる押し掛け女房の幼馴染み
ゴトランド:提督以外が提督の幼馴染み扱いするが提督に心当たりの無い自称提督の幼馴染み、周りが「大会で結果出せたのも受験が上手くいったのも全部ゴトのおかげだろ?」とか言っちゃうヤツ
ガンビアベイ:海外からの留学生
ガンビアベイ:隣の家でホームスティ中の留学生
ガンビアベイ:英語の教師にして中学時代の元カノ
ガンビアベイ:交換留学生で日本に来て、現在提督の家にホームステイしている
ガンビアベイ:提督の父親に家を没落させられて提督を憎む元幼なじみ、元々提督が大好きだった
ガンビアベイ:提督を前世からの結ばれた相手と思い込んで自ら性奴隷と化しているドMな表向き優等生
ウォースパイト:家出してきた某国の姫
コマンダン・テスト:提督兄の恋人で、提督の初恋の相手、しかし提督兄は不慮の事故で死亡、そのショックで提督を提督兄だと思い込んでる等記憶が混乱し改竄してる

それではこれから単発回避を開始したいと思います。
23:00になったタイミングで改めて回避開始のアナウンスを行います。

このレス以降から23:10までに一度でも書き込んだIDのみ有効とします。
それ以降の単発ID及び単発回避範囲に含まれないIDは安価下とさせていただきます。

運試しの時間だおらぁん

はい

ひぇー

ぽい

全部月島さんのおかげだろ?

23:10になりましたので、単発回避を締め切らせていただきます。
>>697-732の範囲内に含まれるIDのみ有効とし、それ以外は申し訳ございませんが安価下とさせていただきます。

それでは次に私が行うアナウンスにて募集を開始します。

1人目

↓1~↓35で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※23:16までに↓35まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

ゴトラント 『CENSORED』

年齢や国籍等個人を特定するための情報がことごとk『CENSORED』

ゴトランド
提督以外が提督の幼馴染み扱いする提督が知らない自称提督の幼馴染み
周りが「大会で結果出せたのも受験で合格できたのも全部ゴトのおかげだろ?」とか言っちゃうヤツ

夕立
提督達が作り出した感情学習AI
You ダチ



子供の時の初恋相手(現在生き霊で提督だけに見えるし触れる)

1人目
初春(69→96):妖狐

時津風と知人設定にしたら書きやすそうだと思いました(小並感)。

2人目

↓1~↓35で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※23:22までに↓35まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

ゴトラント 『CENSORED』

年齢や国籍等個人を特定するための情報がことごとk『CENSORED』



子供の時の初恋相手(現在生き霊で提督だけに見えるし触れる)

ゴトランド
提督以外が提督の幼馴染み扱いする提督が知らない自称提督の幼馴染み
周りが「大会で結果出せたのも受験で合格できたのも全部ゴトのおかげだろ?」とか言っちゃうヤツ

夕立
提督達が作り出した感情学習AI
You ダチ

2人目
鳳翔(100):提督兄の妻で提督の初恋の相手。提督兄は不慮の事故で死亡し、現場にに居合せた鳳翔はそのショックから逃避する為に自分の記憶を改竄した。
事故で死んだのは提督で、今生きて同棲している”提督”は提督兄だと思い込んでおり、提督の妻として振る舞い夫婦の営みもしている。R-18。

( ゚д゚)

( ゚д゚)

( ゚д゚)

…………つ、次逝きましょう(白目)。

3人目

↓1~↓35で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※23:29までに↓35まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

ゴトラント 『CENSORED』

年齢や国籍等個人を特定するための情報がことごとk『CENSORED』

ゴトランド
提督以外が提督の幼馴染み扱いする提督が知らない自称提督の幼馴染み
周りが「大会で結果出せたのも受験で合格できたのも全部ゴトのおかげだろ?」とか言っちゃうヤツ



子供の時の幼なじみ(現在生き霊で提督だけに見えるし触れる)

夕立
提督達が作り出した感情学習AI
You ダチ

イッチ枠か~どの設定を選ぶのか楽しみ

一覧上げたかいがあったかな

3人目
>>1がこれまでのヒロイン安価の中で好きなものを採用(19→91)

この内容で安価を取って下さり、本当にありがとうございます!
私としても『これは書いてみたい!』と考えていた設定が沢山ありましたので、凄く嬉しいです!

ラスト4人目!

↓1~↓35で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※23:39までに↓35まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。


許嫁

ゴトランド
提督以外が提督の幼馴染み扱いする提督が知らない自称提督の幼馴染み
周りが「大会で結果出せたのも受験で合格できたのも全部ゴトのおかげだろ?」とか言っちゃうヤツ

ゴトラント 『CENSORED』

年齢や国籍等個人を特定するための情報がことごとk『CENSORED』



子供の時の幼なじみ(現在生き霊で提督だけに見えるし触れる)

石垣ニキおめb

785 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2021/04/21(水) 23:21:00.78 ID:rqicImRR0
叢雲
提督の幼馴染で同僚
ツンデレでよく罵ってくるが基本的に世話焼きで提督の事をいつも気にかけている

806 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2021/04/21(水) 23:26:33.61 ID:rqicImRRo
 曙
提督の同期でお隣さん
提督とは学生時代からの付き合いでよく提督の家に遊びに来ている
糞提督! などと照れ隠しで罵ってきながらも提督とは非常に仲が良く料理に洗濯はてには下のお世話などなんでもこなしてくれるツンデレ
頼んでもないのになんでもやってくれるため提督も曙に頼りっぱなしで依存している節がある


あのさあ
ヒロイン決めの最中だったから黙ってたけどあまりにもお粗末な不正票恥ずかしくねえの?
専ブラ噛ませただけでID変わったラッキーとばかりに二刀流してるけど残念ながら末尾しか変わらねえんだわ
ばっかじゃねえの

妖狐、錯乱兄嫁、>>1選出枠、幽霊

パワポケかな?

悪いのは不正投票したやつでキャラを出禁はやりすぎだと思うが

4人目:
石垣(19→91):小さい頃に死んだ提督の姉

ということで、以下の3人+1人が12周目ヒロインとして登場します。

初春:妖狐
鳳翔:提督兄の妻で提督の初恋の相手。提督兄は不慮の事故で死亡し、現場に居合せた鳳翔はそのショックから逃避する為に自分の記憶を改竄した。事故で死んだのは提督で、今生きて同棲している"提督"は提督兄だと思い込んでおり、提督の妻として振る舞い夫婦の営みもしている(R-18)
(>>1がこれまでのヒロイン安価の中で好きなものを採用)
石垣:小さい頃に死んだ提督の姉

開始時点で提督が肉親を2人も失っているだなんてドウイウコトナノ……更に人外枠が2人……
ただ、これでも過去の周と比べてまだ書きやすそうだと感じました(白目)。
それはともかくとして、教師編の提督にしては珍しく、そこまでクズにはならなさそうで少し驚いています。
もちろん鳳翔さんの設定(の匙加減)や、こちらで選ばせて頂くヒロイン次第ではありますが……

今回はここまでです。お付き合い頂きありがとうございました!
エピローグは既に構想がある程度決まっているので、そこまで時間はかからないと思います。
オープニングはそこそこ時間がかかりそうですが、どちらも出来る限り早く完成させますので、それまでお待ち頂けると幸いです。
こちらで選ばせて頂くヒロインにつきましては、折角なのでオープニング投下時に公開する形にしようと思います。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

やけに不正した野郎を擁護するからもしやと調べたらやはりお前も不正してんじゃん
お前しか使ってなさそうな特徴的な単発回避の掛け声でバレバレだぜ

過去につぇt-と単発回避レスした奴は6スレ目では武蔵をヒロイン安価で出していた
そしてその同一のヒロイン安価で他の奴が龍田を安価で出していた
逆に8スレ目ではつぇt-と書き込んだ奴は龍田をヒロイン安価で出して
同時に他の奴が武蔵をヒロイン安価で出している

これは明確な二刀流で常習的かつ悪質なものだわ
つまりルールが厳しくなって締付けを食らうのがヤダから同じ不正野郎同士庇いあったんだろ
ほんとゴミみたいなやつらだな
今回のもどうせ二刀流やってんだろ?

713 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2021/04/21(水) 23:01:35.19 ID:1YSS3BwsO
つぇt-

751 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2021/04/21(水) 23:13:39.52 ID:1YSS3BwsO
鳳翔
提督兄の妻で提督の初恋の相手
提督兄は不慮の事故で死亡し、現場にに居合せた鳳翔はそのショックから逃避する為に自分の記憶を改竄した
事故で死んだのは提督で、今生きて同棲している”提督”は提督兄だと思い込んでおり
提督の妻として振る舞い夫婦の営みもしている
R-18

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」衣笠「その6!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」衣笠「その6!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1593702012/)

210 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2020/07/10(金) 00:06:43.65 ID:lCT4gRV/0
つぇt

242 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2020/07/10(金) 00:14:51.21 ID:lCT4gRV/0
武蔵
提督を若い燕として飼っている資産家の人妻
武蔵が結婚する前かつ提督が精通する前から提督を若い燕として飼っており
危険日だろうと事前事後の避妊なしで生ハメ中出しSEXをしている

249 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2020/07/10(金) 00:14:58.78 ID:+Em6zQvVO
龍田
本当になんでもいうことを聞いてくれて実行してくれる幼なじみ
毎日起こして弁当を作るのも即尺も青姦も危険日生ハメSEXもなんでもしてくれる

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」那珂「その8!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」那珂「その8!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1601655119/)

436 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2020/10/21(水) 22:22:03.77 ID:31BFO7MI0
つぇt

474 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2020/10/21(水) 22:34:22.82 ID:31BFO7MI0
龍田
何でも言うことを聞いてくれる幼馴染み
毎日起こして弁当を作るのも即尺も青姦も危険日生ハメSEXもなんでもしてくれる

488 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2020/10/21(水) 22:34:40.56 ID:Z9l9Y7k10
武蔵
提督を幼い頃から若い燕として飼っている人妻で資産家
避妊なしで生ハメ中出しSEXをしているため、子供は全員提督の托卵
提督は托卵したことを一切知らない

言っちゃなんだけどID:rqicImRRoのは子供のイタズラレベルだしな
すぐ見抜けるから実害0だけどID:1YSS3BwsOのはクッソ悪質だな

安価取れない人が出たから範囲拡大
ID変えて何回も狙う人が出たから単発回避
今まで作者が何回かルール変えてたけど二刀流とか防ぐの無理じゃね?

さあそこまでは
ただ過去に>>30と似たような方向性の質問してたり読点多めの癖のあるレスしてたりそこそこ一致してるかもね性癖も合わせて
完全に同一人物とは言い切れないけど

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」衣笠「その6!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」衣笠「その6!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1593702012/)
386 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2020/07/10(金) 18:35:17.41 ID:+Em6zQvVO
既存のキャラの姉妹(該当周では未登場)ってヒロインにできるのでしょうか?
熊野の年が離れた姉で同僚の鈴谷とか?

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」清霜「その9!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」清霜「その9!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1605971470/)
767 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2021/02/15(月) 01:53:33.09 ID:F6mzAqeiO
つぇt

914 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2021/02/15(月) 02:48:50.81 ID:F6mzAqeiO

個人的には明石に責任を全部押し付けて、
提督も阿武隈も、明石が全部悪くて自分達は悪くないって言い張ってるのも見てみたい

680 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2021/02/15(月) 00:19:52.25 ID:F6mzAqeiO
混ぜても問題ないなら、混ぜるをルールにしてしまっても良いでしょうし…

922 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2021/02/15(月) 12:45:36.98 ID:F6mzAqeiO
>>921
それ決めるのはスレ主であって君じゃないよ?
まだ学園ものはしてるのに、破綻してると言うのも違うかなぁ…

889 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします sage 2021/02/15(月) 02:28:31.05 ID:F6mzAqeiO
>>865
R-18がきえてるなら、IDが同じ人が追加してって言わないといけませんが?

>>852の方がご指摘して下さった内容について
>>890の方がご指摘して下さった通り、発覚次第安価下にすれば対処が可能なので、>>865では触れませんでした。
しかし、こちらの説明不足が原因で読者の方々を混乱させてしまい、本当に申し訳ございません。
幸い、今回のヒロイン安価では採用に至りませんでしたが、このようなことが採用時点あるいは後から発覚した場合、全て安価下or再安価とさせて頂きます。

>>883の方がご指摘して下さった内容について
こちらは完全に気がつきませんでした。お手数おかけしてしまい、重ねてお詫び申し上げます。
私の方でも色々と考えたのですが、>>891の方がご指摘して下さった通り、複数端末については防ぐ方法が中々思い浮かばず、現在も悩んでいます。
採用対象となった鳳翔についても、どうすれば良いか未だに決めかねています。

流石に『○○(艦娘名)は今後のヒロイン安価で全て無効』は無理ですが、こうして>>883の方がご指摘して下さった為、対処をしない訳にはいかないと考えています。
とはいえ、肝心の対処の方法や方針も思い浮かばず、上記の複数端末を防ぐ方法・鳳翔の扱いと同じで、現在も悩んでいます。


鳳翔については、私の方で思い浮かんだは良いものの、この方針で良いか迷っている案としては以下の通りになります。

・鳳翔はそのままで、設定のみ再安価

・鳳翔を無効とし、ヒロイン1人分を再安価

・今回はそのまま採用

・事前に単発回避を行った上で、上記の案を多数決により決定


複数端末による安価取得が発覚したことへの対処については、該当する艦娘を無効にすることは出来ませんが、私の方で思い浮かんだ方針は以下の通りです。

・次回以降のヒロイン安価にて、過去に複数端末による安価取得が発覚した際の艦娘・設定内容と同一の艦娘・内容が最大値だった場合、全て安価下

・上記に加えて、艦娘が違う場合や設定内容がやや似ている場合(例:武蔵で提督の弟の妻、天龍で提督に懐いている幼馴染、龍田で提督の言いなりの性奴隷等)も含めて安価下or多数決
※一歩間違えれば今回の騒動と無関係の読者の方が取って下さった安価が再安価になってしまうことに繋がりかねない為、どう見分けるか、どのような基準で判断するかが問題になってしまいます。


ヒロイン安価を行う際、複数端末による安価取得を未然に防ぐ方法については、現時点では全く案が思い浮かんでいません。
こちらの不手際で読者の方々にご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません。何かご意見や良い案等がありましたら、ご提示して頂けると幸いです。

>>917
お疲れ様です
鳳翔は多数決で決めるのに1票
完全一致が安価下なら公平ですが似てるからで規制されるのは巻き添えがきついかと
複数端末への対処はID数を数えて3/4ぐらいに減らせば良いと思われます

とりあえず一番多い組み合わせであろう0(o)& O対策として末尾O全部弾いちゃえばいいんじゃね?家にWi-Fi通ってなくて携帯からしか書き込めないんです……なんて人そうそうおらんでしょうし

>>922
これいいな携帯無効にすれば二刀流できないし
鳳翔も多数決で決めるのに賛成
不正した人へのペナルティは完全一致だけ安価下でいいと思う

>>925
読点の多さからしてめっちゃ怪しいんだけど

枠が狭いから広げて欲しいって意見を取り入れた結果今の形式になったのに、それをまた元にもどしても同じ問題が定期的にループするだけじゃね?

まさかまたSS速報Rが落ちてしまうとは思いませんでした。
したらばの『SS作者生存報告スレ』にて、既に連絡をさせて頂きましたが、Twitter等で速報が落ちている時も閲覧・書き込みが出来る方法を確認しましたので、こちらでも連絡致します。
現在は復旧を待っていますが、このような状況が頻繁に続くようでしたら、他サイト(おーぷん等)への移転も視野に入れています。
いずれにしても速報が復旧次第、再びこちらで連絡致しますので、それまでお待ち頂けると幸いです。

SS速報VIP・Rが復旧したみたいで良かったです。
速報が落ちている間にエピローグを完成させましたので、後で投下する予定です。22:30~23:30頃の投下になるかと思います。
一先ずこれまで通りこちらで更新致しますが、再び落ちてしまった場合はおーぷん2ちゃんねるの創作発表にてスレを立て、そちらで進行しようと思います。

鳳翔の扱いや複数端末への対処等についでですが、様々なご意見を出して下さりありがとうございます。
ただ、ご意見を集めているところで速報が落ちてしまった為、多数決等は今回は見送ります。
翌日以降、こちらで単発回避のアナウンスを事前に行います。お手数おかけして申し訳ございません。


・鳳翔の扱いについて
次点で最大値の伊168について考慮することを忘れていました。ご指摘して下さりありがとうございます。
また、鳳翔の扱いは多数決で決定に賛成の方が多かった為、今回は多数決で決定させて頂きます。
伊168につきましても多数決の選択肢に反映致します。選択肢については単発回避を行う前に、事前に記述する予定です。


・複数端末による安価取得への対処について
これにつきましては読者の方々のご意見を確認し、>>917にて記述した『過去に複数端末による安価取得が発覚した際の艦娘・設定内容と同一の艦娘・内容が最大値だった場合、全て安価下』とさせて頂きます。


・複数端末による安価取得の防止策について
>>922>>927の方のご意見を見て『確かにこれなら同一端末での複数回線を防げそう』だと思いました。
ただ、有効範囲を狭くすることは>>929の方がご指摘して下さった通りで、私としても悩んでいました。
未だに結論が出ていませんが、現在の方針としましては>>922>>927の方のご意見を参考にしたいと考えています。

エピローグ、投下します。

――エピローグ

――11周目大学・講義室


教授「この理論は……」

提督「………」

提督(やはり話を聞くだけで全て頭に入り、完璧に理解出来る。これも、明石が願いを叶えてくれたお陰だな……)

阿武隈「………」カキカキ…

キーンコーンカーンコーン…

教授「……よし、本日はここまでにしておきましょうか」

提督「………」スクッ

提督(これで今日の講義は終了した。後は夕張の所へ……)

阿武隈「……ま、待って」

提督「………」ピタッ

阿武隈「あの、提督……」

提督「……どうした?」

阿武隈「……最近、私に『連絡』しないよね」

提督「連絡……あぁ、そういうことか」

提督(場所が場所だから、直接的な表現を避けたんだろう。だが、言いたいことは凡そ理解した)

提督「……今はそういう気分じゃないだけだ」

提督(もちろんそれは建前で、実際には明石からの指示がない以上……阿武隈を襲う必要がないだけだが)

阿武隈「………」

阿武隈(それって、私はもう襲う価値もないってこと……?提督に、本当の意味で見限られちゃったってこと……?)

阿武隈(……当たり前だよね。私は、提督の辛さを理解してあげられなかった。それで、思わず心無いことを言っちゃって……)

阿武隈(それなのに、見限られない方がおかしいよね……今まで、自分への罰だと思ってたけど……それすら、与えてくれないほどに……)

阿武隈「……っ」

提督「だが、いずれはまた連絡する」

提督(流石に、このまま阿武隈を襲わないままでいられるとは思っていない。いずれ、また指示される時が来るだろう)

阿武隈「……!」

提督「……話はそれだけか?」

阿武隈「え、あ、う、うん……」

提督「………」スタスタ…

提督(だが、そう思い続けて数週間……未だに指示が出される気配がない。やはり、明石に何かあったのだろうか……)

阿武隈「……提督」

阿武隈(私、まだ見限られた訳じゃなかったんだ……でも、それってつまり……提督には、また犯されちゃうってことで……)

阿武隈「………」フルフル

阿武隈(……ううん、私にそれを拒絶する資格はない。提督が罰を与えるというのなら……私はそれを、受け続けないとダメ)

阿武隈(それが、私の罪だから。あの日、私があんなことを言わなければ……提督はきっと、歪まなかっただろうから)

阿武隈「……ごめんなさい」ポツリ…

阿武隈(私のせいで、貴方を歪ませてしまって……ごめんなさい。そして、今も貴方を苦しめてしまって……ごめんなさい)

阿武隈「……っ」


――数分後・空き講義室


夕張「……///」ソワソワ…

夕張(提督、まだかしら……?早く犯して貰いたいんだけど……///)

ガラッ…

夕張(来たっ!///)クルッ

提督「……待たせたな」

夕張「ううん、そんなことない!今日も来てくれてありがとう!じゃあ早速……///」

提督「……お前、LINE見てないのか?」

夕張「もちろん見たわよ?私が誘ったら、すぐ『分かった』って……」

提督「いや、その後『だが、今回はセックスしない。大事な話がある』と送ったはずだが」

夕張「そうなの?返事が貰えた時点でスマホしまってオナったから、それは知らなかったわ」

提督「………」

提督(……夕張らしいと言えば夕張らしいか)

夕張「で、大事な話って?まさか告白?」

提督「違う」

夕張「じゃあ新しいプレイを提案してくれたとか!?///」ハァハァ

提督「それも違う。恋人が出来たんだよ」

夕張「……へ?」

提督「だから、俺に恋人が……」

夕張「聞こえなかった訳じゃないから。恋人ってどういうこと?」

提督「そのままの意味だが」

夕張「……それを私に伝える意味は?」

提督「頭の良い夕張なら、俺の今の発言を聞いて……既に予想がついたんじゃないか?」

夕張「………」

提督「沈黙は肯定と受け取る。恐らく夕張の予想通りだろうが……お前との肉体関係を、やめようと思う」

夕張「……それは、恋人に悪いから?」

提督「………」コクリ

夕張「嫌よ!私、貴方のおちんぽの味が忘れられないの!テクだって、寮生達とは比べ物にならないくらい……!」

提督「………」

提督(……そんなことを言いながら拒否するかもなと予想していたが、まさか本当に言うとはな)

提督「……元々は、お前が言い出したことじゃないか。しかも、お前が俺を襲ったことがきっかけだ」

夕張「う……」

提督「もちろん、前にも言った通り……俺はお前を責めるつもりはないし、お前に嫌な感情を抱いたことはない」

提督「だが、俺がいつお前との関係をやめようと……文句を言われる筋合いもない」

夕張「………」

提督「……嫌な言い方になってしまったが、何もお前との関係を完全に断ち切ろうと言いたい訳じゃないんだ」

夕張「……え?」

提督「体の関係を持たなくとも、俺とお前は元から知人……いや、友人同士だろう?」

夕張「……!」

提督「この前、お前の部屋を訪れた時……俺のことを『友人』と言ってくれた」

提督「だからこそ、俺は思ったんだ。肉体関係でなくとも、俺と夕張はこれまで通りやっていくことが出来るはずだと」

夕張「………」

提督「……もちろん、恋人を傷付けたくないという理由もある。だが、今言った理由も俺の本心だ」

夕張「………」

提督「……頼む。これからは、セックスフレンドではなく……ごく普通の友人として、付き合いを続けて欲しい」

夕張「………」

夕張(提督の表情は、真剣そのもので……何となく、目の奥にも決意が秘められているように思える)

夕張(これは、私がいくら駄々をこねても……提督はきっと、さっきの発言を撤回してくれないわよね)

夕張(それどころか、私のことを見損なって……友人としても、接してくれなくなるかもしれない)

夕張(それだけは嫌。あのおちんぽとテクを味わえないのも辛いけど……友人としての交流すら持てないのは、もっと辛いから……)グッ…

提督「………」

夕張「……分かったわ」

提督「……!」

夕張「そこまで本気で頼まれたら、先に襲っちゃった加害者として……そして、大学で初めて仲良くなった友人として……断れないもの」

提督「………」

夕張「今後、子宮が疼いた時は寮生達に犯して貰うことにして……提督とは健全なお付き合いをする。出会ったばかりの頃のようにね」ニコッ

提督「夕張……」

夕張「ただ、二度と貴方の体を味わえないのは名残惜しいけど……本ッ当に!名残惜しいけど!」

提督「………」

提督(最後までブレないな、夕張は……)

――15分後・11周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

明石『……断ってくれたんですね』フワッ…

提督『あぁ。俺は君を、君だけを愛すると決めたからな』

明石『………』

提督『……明石?』

明石『……やっぱり、恥ずかしいですね。誰かから、これほどまでに真っ直ぐな好意を向けられたことがありませんから』

提督『それは俺も同じだ。いや、友人としての好意なら経験があるが……恋人からの好意を向けられたのは、君が初めてだからな』

明石『提督……』

提督(だが、俺は悪事を続けなければならない以上……今後も不特定多数の異性を強姦することになる)つ鍵 カチャリ

明石『……っ』

提督(それは俺自身の夢の為であり……同時に、明石のエネルギー回収に貢献する為でもある。こればかりは、やめる訳には……)ガチャッ…

明石『……あの、それについてなんですけど』

山雲「お帰りなさ~い!」ニコッ

提督「……!」

明石(あっ……)

山雲「今日は帰って来てくれたんですね~♪」

提督「……ただいま。来てたんだな」

山雲「いつも大学でのお勉強でお疲れの提督さんを、放っておくことは出来ませんから~」ニコニコ

提督「………」

明石『……しばらく静かにしてますね?提督が私とのテレパシーに集中して、山雲姫に不審に思われると厄介ですから』

提督『……すまない』

――11周目提督家・リビング


提督「………」

提督(相変わらず、部屋が綺麗に片付いている……)

山雲「お掃除とお洗濯はやっておきました。お料理はもう少し待って下さいね?作るにはまだ少し早い時間帯なので~」

提督「……いつも悪いな」

山雲「いえいえ~、私がしたくてしていることですから~♪」ニコニコ

提督「………」

山雲「それより、お買い物に行ったらお買い得のお野菜さんを見つけたんです。私から見ても、元気に育っていて~……」

提督(……結局、俺は山雲に明石のことを伝えずにいる。理由はもちろん、山雲が明石と敵対してしまうことを防ぐ為だ)

提督(ただ、それだけじゃない。俺の悪事に、根っからの善人である山雲を巻き込むことを避ける為でもある)

提督(アニメはもちろん、こうして実際に交流を続けて……もう10年近くになる。流石に山雲がどういう人物なのかは把握している)

提督(争い事を好まず、無暗に相手を傷付けることをしない。そんな山雲が、俺の悪事や明石の存在を知れば……恐らく葛藤するだろうな)

提督(俺に悪事をやめさせることか、俺と明石を引き離すか……少なくとも、事情を知って何も反応しないということはないはずだ)

山雲「……なんですよ~」

提督「……そうか」

山雲「あ~!提督さん、全然聞いてませんね~?」

提督「いや、そんなことはない」

山雲「でしたら、私がさっきまで何を話していたか、答えられますか~?」

提督「買って来た野菜の健康状態が良く、その野菜を栽培している農家の人々も野菜への愛情に溢れていることだろう?」

山雲「……ごめんなさい。ちゃんと聞いてくれてたんですね」

提督「………」

提督(これも、明石から受け取った頭脳のお陰だ。決して、俺自身の力ではない)

明石『………』

明石(提督……)

――2時間後


提督「………」モグモグ…

山雲「どうですか~?」

提督「……美味いな」

山雲「良かった~!お代わりもありますから、どんどん食べて下さいね~?」ニコニコ

提督「………」モグモグ

提督(もし、俺が山雲に明石のことを全て打ち明ければ……どうなってしまうだろうか)

提督(やはり山雲が悩み、俺を説得して自首を勧めるのか……あるいは、明石と敵対するのだろうか)

提督「………」

山雲「……?」

提督(万が一、俺に敵意を向けて……何かしら攻撃を受ける可能性は?流石にないと思いたいが、0とは言い切れないだろう)

提督(相手が何を考えるか、どう反応するかなんて……所詮は予測に過ぎない)

提督(いざ、本人がどう感じるかなんて……本人にさえ、その時になってみなければ分からないのだから)

山雲「あの~、提督さん……?」

提督「……山雲。お前は俺のことを、どんな人間だと捉えている?」

山雲「えっ、急にどうしたんですか?」

提督「……大学での研究に必要なんだ。参考程度で良いから、答えて欲しい」

山雲「そうですね~……お野菜が苦手なのは困ったものですけど、一生懸命お勉強を続ける努力家、でしょうか?」ニコッ

山雲「ただ、目を離すと倒れるまで無理をしてしまいそうなのが困りものですね~」

提督「……追加で質問だ。もし、俺が勉強に耐えかねて犯罪に走ってしまった場合、お前ならどのような対応を取る?」

山雲「えっ!?そ、それは難しいかも~……う~ん、やっぱり説得して自首して貰うかもしれませんね~……」

提督「……そうか。山雲なら、そう言うと思った」

提督(やはり、明石のことは黙っておくべきだな。温厚とはいえ、やはり山雲は『主人公』なのだろう)

提督(不正を許容し、受け入れることが出来るほど……甘い人物ではない。明石とは、恐らく相容れない存在だ)

提督(今後も、山雲とはこの距離感を維持し続けていこう。元々は俺が蒔いた種である以上、ここへ来るなと言う訳にもいかないからな)

山雲「………」

山雲(ただ、提督さんが本当に追い詰められていたとしたら……流石に犯罪への加担は出来ませんけど、見て見ぬ振りはしてしまうかも……)

――1時間後


山雲「では、洗い物も終えましたし……そろそろ帰りますね?また明日~!」パァッ…

提督「あぁ、また明日な」

シュン…

提督「……帰ったか」

明石「……みたいですね」スッ…

提督「それで、さっきは何を言いかけたんだ?」

明石「……いきなり本題に入りますか」

提督「何か思い詰めていたようだったからな。最愛の人が悩んでいるようなら、全身全霊で力になりたい」

明石「………」

提督「……明石?」

明石「……その想いが、その気持ちが、返って辛いんです」

提督「……どういう意味だ?」

明石「既に疑問を抱いていますよね?最近、私が貴方に悪事の指示を一切していないことに」

提督「………」

明石「……貴方のことを愛してから、愛してしまってから……私は、貴方に悪事をさせたくないと考えるようになってしまいました」

提督「……!」

明石「だって、好きな人にあんな……あんな、嫌なことをさせるなんて……!でも、私は今までずっと貴方に悪事を強いて来ました」

明石「自分でも、今更こんなことを言い出すなんて……我儘だと思います。そんなこと、誰に言われなくても分かってるんです……」

提督「………」

明石「でも、それでも……私はこれ以上、貴方に悪事をさせたくない!嫌なことを無理にやらせたくない!」

明石「例え貴方が心を無にして、それこそ淡々と悪事をこなしていたとしても……私が、辛いんです……!」

提督「……そう、だったのか」

明石「………」

提督「……何度でも言うが、俺はもう今の現状を受け入れている。今更、嫌がることもしない」

明石「………」

提督「君が自分を追い詰めることはないんだ。元々は、俺が君の条件を呑んで契約を……」

明石「だとしても、私は……貴方に、あんなことをさせたくない。もう、苦しい思いをさせたくないんです……」

提督「………」

明石「でも、それは悪魔として許されざること。悪魔と人間が親密になるだけでも、決して良い顔はされないのに……」

明石「エネルギーの回収が出来ない、犠牲になる人間の心の痛みを考えるようになってしまえば……きっと私は、仲間から軽蔑されてしまう」

提督「………」

明石「いや、軽蔑されるだけなら良い。でも、私は提督以外の人間とも契約を交わしている以上……悪事を遂行させない訳にはいかなくて……」

提督「……!」

明石「もう、自分でもどうすれば良いか分からなくて……」

提督「………」

明石「………」

提督「………」ダキッ

明石「あ……」

提督「すまなかった。ずっと、俺の為に悩んでくれていたんだな……そんなことも知らずに、俺はただ悪事の指示を待っていただなんて」ギュッ

明石「んっ……」

明石(提督の体が、体温が、私を包み込んで……)

提督「……さっきは『気にしなくて良い』と言ったが、言い方を変えよう」

明石「……?」

提督「これからは、君の為に悪事をさせて欲しい」

明石「……!」

提督「自分の夢の実現や、契約を守る為だけでなく……君の悪魔としての立場やエネルギー源を守る為に、俺に悪事をさせて欲しいんだ」

提督「何なら、他の契約者の所へ行かなくても良い。彼らの分も、俺が何とかする。どんな悪事でも、やってみせる」

提督「だから、もう……悩まないでくれ。そして、他の契約者の所へ行かないでくれ……ずっと、俺の傍にいて欲しい……」

明石「………」

明石(提、督……)

提督「……いや、言葉が足りなかった。何も、未来永劫俺の元へ束縛するつもりはない」

明石「……!」

提督「悪魔と人間なら、寿命も違う。悪魔の方が長く生き続けることくらい、容易に想像がつく」

明石「………」

提督「だから、せめて……俺が君と共に人生を歩み、いつか年老いて死ぬ時まで……その間だけで良い」

提督「どうか、俺の隣で笑っていて欲しい……俺の命が尽きるその瞬間まで、一緒にいて欲しい……!」

明石「………」

提督「……ダメか?」

明石「……貴方だけ、ですよ」ギュッ

提督「……!」

明石「私がこれまで関わって来た人間の中で、私の心を震えさせるほどに……深く、真っ直ぐな愛をぶつけてくれたのは……」ギュウッ…!

提督「……明石」

明石「……分かりました。そこまで言われれば、私も腹をくくらないといけません」

明石「特定の人間を愛しつつ、他の人間を犠牲にすることでエネルギーを回収する……」

明石「その両方をこなせるくらいでないと、貴方と恋人でい続けることは……難しいでしょうから」

明石「流石に、他の契約者を無視することは出来ないとしても……今後は、提督以外の人間との関わりは最小限に留めます」

提督「………」

明石「……嬉しかったです」

提督「……!」

明石「貴方が、私の為に悪事をすると言ってくれたことが……そこまで愛して貰える私は、きっと幸せ者だと思います」

明石「幾多の人間を犠牲にした、文字通りの悪魔が……人間と添い遂げて幸せになるなんて、本当なら許されざることなのかもしれませんけどね」

提督「……それは俺も同じだ」

明石「……!」

提督「俺も自分の夢の為に、幾多の人間を犠牲にした。そんな俺と明石だからこそ、2人で寄り添い合うことが出来る」

提督「進むべき道が歪んでいても、いずれ地獄へ落ちることになるとしても……君と一緒にいられるだけで、俺は世界一の幸せ者だ」ギュッ

明石「……貴方を地獄へ落とすなんて、そんなことさせません。貴方の幸せは、私が守ります」

明石「いつか貴方が天寿を全うした時も……貴方の魂を私の手元に置いておいて、死後も貴方の傍にいますからね?」

提督「……君なら出来そうだから困るな」

明石「出来そうではなく、やります。死者蘇生は出来なくとも、それくらいのことなら……前例はありませんけど、絶対にやってみせます!」

提督「そうか……それは良い。死してなお、君の隣にいられるなら……これ以上の幸せはないな」ニコッ

明石(……また、笑ってくれましたね。その笑顔を、独り占め出来るのも……恋人の特権ってね。ふふっ♪)

明石「……提督」

提督「……ん?」































「これからは、他の悪魔からの嫌味を跳ね返せるくらい……私達の絆の強さを見せてやりましょう!」

「……望むところだ。君の為なら、君がいてくれれば……どんなことでもやり遂げてみせる」





























――明石 HAPPY END!

ここからはプロットを投下していきます。まずは明石と山雲に関する世界観についてです。

・明石含む悪魔達が住む『悪魔界』

人間界はもちろん、魔族(魔法少女)やサキュバスが住む魔界とは別次元に存在する世界。それだけでなく、人間が想像する地獄とは似て非なる世界でもある。
悪魔界に住む悪魔達は、魔族やサキュバスとはまた違った独自の文化を築き上げており、人間や動物の『負の感情』(悲しみ、苦痛、悪意等)をエネルギーとして活用している。
人間界でいう電気やガス、雑貨を作る材料のような存在であり、己の生命力や戦闘力、生活環境の整備等、様々な手段として利用している。これがなければまともな暮らしが出来ない。

遠い昔、かつて明石達の先祖は互いの悪意をエネルギーとして取り込んでいたが、あまりに効率が悪く、生きていくのが精一杯のエネルギーしか得られなかった。
そこで先祖は悪魔界から勢力を広げ、異世界の生物から負の感情を取り込むことを考え、なけなしのエネルギーを駆使して次元を超える魔術を完成させる。
藁にも縋る思いで魔術を行使したところ、偶然にも人間界の地球へと繋がり、弱肉強食の動物達による生存競争を目撃した先祖は魔術の成功を確信する。

それ以降、しばらくの間は生存競争に敗れたことで息絶える動物達から負の感情を吸収し、その効率の良さから悪魔界では革新的な発展が進む。
だが、人間の欲に上限がないのと同じように、先祖も味をしめて更に効率良く負の感情を吸収して潤沢なエネルギーを確保したいと考え始める。
すると猿から進化を遂げた人類の祖先(原始人)が現れ、先祖は彼らの知能が他の動物と比べ極めて高いことを見抜く。

先祖はここぞとばかりに原始人達による狩りや戦争に目を付け、すかさず負の感情や悪意を取り込み続ける。
他の動物とは違い人間は生存の為ではなく憎しみから他人を攻撃する為、今までの動物達を遥かに上回る効率の良さでエネルギーを得ることが出来た。
それだけでなく、人類は更に進化を続け、行動や感情もより高度になっていく。すると先祖は現在の公立では物足りないと思い、ついに人間に干渉することを決意する。

だが、人間達は他の動物より高度な知能を持っている為、ただ頼み込むだけでは怪しまれたり拒否される可能性が高い。
また、人間は悪魔にとって膨大なエネルギーを生み出す貴重な存在であり、指示に従わないからといって命を奪うような真似は出来ない。
仮に人間達を大量に殺害してしまった場合、超効率のエネルギー源の大部分を失うことになり、自分で自分の首を絞める結果になりかねない。

そこで先祖は人間界で活動する際の『規定』を定め、それを破った者には相応の罰を与える『罰則』を定めた。
規定は様々だが、最も重要とされるのは『人間は"餌を生み出す貴重な存在"であり、"餌"そのものではない』ということ。
この規定により、悪魔達の大部分は人間に対し不必要な武力行使等を行わず、あくまでも対話や交渉により人間達へ干渉することになった。
また、悪魔の全員が人間に干渉する訳ではなく、ある程度人間界で成果を残した者が『契約者』を探す役に抜擢され、それ以外の悪魔達は必要に応じて人間から直接エネルギーを吸収する。

先祖は彼らと『契約』を取り付け、悪魔側は人間達に率先して悪事を働かせることで効率良くエネルギーを吸収し、余剰分を悪魔界の発展の為に捧げる。
ただし一方的にこちらの欲求を押し付けるのではなく、自分が保有するエネルギーを利用し、契約した人間の願いを叶えることを対価として差し出す。
この仕組みが出来上がり、先祖含む悪魔と人間は奇妙な関係を続けていくことになり、悪魔達はより多くのエネルギーを得ることに成功する。

しかしある時、悪魔が人間に対し悪事を行わせているところを魔導師に目撃され、互いに死闘を繰り広げた結果、双方が相討ちで死亡してしまう。
それ以来、悪魔界では魔族(魔法使い、魔導師)は警戒すべき組織とされ、人間界で活動する間は魔族に見つからないよう細心の注意を払うようになる。
幸い、魔族には悪魔界の存在がまだ明らかになっておらず、唯一それを知った魔導師は死亡している。故に現在も魔族の中で悪魔の存在を知る者は皆無に等しい。

戦国時代までは、悪魔達は多くの人間と契約を結んできたが、江戸時代に入ると人間は常識や倫理を学び始め、悪事を働かない者が増えていく。
これは悪魔達にとって予想外の打撃であり、契約しようにも悪魔の存在を信じなかったり、あるいは率先して悪事を働くことに抵抗を覚え、契約しない者も現れる。
それだけでなく、悪魔が人間に対し深い愛情を抱いたことでそのまま人間界へ永住する者も現れ始める。

その後、世界的な戦争で一時的に爆発的なエネルギーを得られるも、それ以降は人間達が他人を傷つけることに嫌悪感を示してしまい得られるエネルギーや契約が減少する。
悪魔達は『これまでのような、人間を無作為に選んで契約を持ち掛ける方法では効率が悪過ぎる』と考え始める。
そこで悪魔達は方針を変え、人間の中でも闇を抱えている者や、悪行に対しそれほど罪悪感を抱かない者を優先的に探すことで少しでも契約を取り付けられるよう努力する。

悪魔達は人間に対し友好的であり、契約した相手のことを無暗に傷つけるような真似はしない。契約する際も、事前に説明した上で同意を得るようにしている。
しかし悪魔の中にはエネルギーを得ることばかり考えてしまい、嫌がる人間に無理矢理契約を迫った上で悪事を働くことを強要する者もいる。
明石含む一般的な悪魔にとって、そのような同族は悩みの種であり、見つけ次第悪魔界へ連行して罰することになっている。

また、悪魔の寿命は人間と比べて非常に長い。平均寿命は1500年、中には3000年も生き続けた盛者も存在する。
ただしエネルギーが枯渇した場合は『消滅』してしまうこともあり、老化と共に生命活動の維持に必要なエネルギーも増えていく為、いずれは消滅を迎えてしまう。
得られたエネルギーを己の体に蓄え、それを行使して様々な現象を引き起こす。移動の為に飛行したり、契約者の悪事が暴かれないよう根回しする等、応用が利く。
ただし、流石に何でも出来るという訳ではない。仮にあらゆる事象を実現可能ならば、悪魔達は自力でエネルギー問題を解決している。
とはいえ、人間基準であれば十分非現実的な現象を引き起こすことが可能。だが、エネルギー消費の釣り合いを取る為、願いの内容に応じて悪事のレベルも変動する。

・山雲が住んでいる世界=彼女が主人公のアニメ『野菜の国の山雲姫』

主人公である山雲姫は、代々伝わる『野菜王国』の姫であり、その大らかで笑顔を絶やさない性格から国民に慕われている。
野菜と植物で建設された城に住んでおり、普段は城の畑で野菜を作って国民に提供したり、国中の植物の成長を見守っている。
また、彼女は野菜王国一族の血を引く者の証として、野菜等を含む植物や自然と心を通わせる能力を持ち、時には自然の力を借りて様々な現象を巻き起こす。
それだけでなく、彼女は能力を抜きにしても野菜を材料とした料理の腕前が非常に高く、国民に振舞えば全員が笑顔で『美味しい!』と言いながら完食するほど。

彼女はその能力を国民や植物の為に活用している。普段は国民からの頼みで町や森林に出向き、枯れかけている野菜や植物を元気にしたり、中々育たない植物を成長させている。
自分の力を悪用すれば人々を傷付けたり、食糧難に陥れる等の悪行も出来てしまうことを理解しており、同時に王国を統治する者として、その力を平和利用することを誓っている。
しかし、彼女の能力は外国の王族や権力者等の悪人に目をつけられており、時には彼女が暮らしている城が襲撃されることもある。
彼女はその度に能力を駆使し、国民や自然の平和を守る為に望まない戦いを強いられている。彼女自身もそのことについて悩んでおり、いつか皆が平和に暮らせる日々を願っている。

山雲姫の能力を狙う悪人は数多く存在するが、その中でも悪役として頻繁に登場するのが、科学の力で現実世界と似た文明を築き上げた『科学王国』のトップである科学王子。
彼は幼いながらも、持ち前の頭脳と技術で帝国の問題を解決してきた。しかし自然の力だけは科学で解明出来ず、隣国の山雲姫の能力に対し複雑な感情を抱いている。
その為、ことあるごとに野菜王国へ襲撃しては、山雲姫を捕らえることで彼女の能力を研究することを企んでいる。

だが山雲姫の能力は非常に強力で、科学王子がどれほど策を練って様々な技術で対抗しても、最終的には自然の力に負けてしまい、泣きながら逃げ帰るのがお約束になっている。
当初(アニメ放送開始直後)は山雲姫に嫉妬していたり一方的に敵意を向けていたが、時間が経つ(物語が進展する)につれ、山雲姫の能力より彼女自身に興味を抱くようになる。
また、彼女を狙っているのは科学王子だけではない為、山雲姫を他の国や人間に渡したくないが為に、稀に彼女と共闘して他国を追い払うこともある。
アニメ視聴者の間では『レア回』とされており、山雲姫と科学王子が共闘する話が収録された円盤は比較的高い売り上げを記録することが大半である。

山雲姫自身は科学王子を『困った男の子』として見ており、敵対する意思はない。しかし相手が攻めて来る以上、国を守る為に応戦せざるを得ないことを少し悩んでいる。
それだけでなく、あまりに隣国や他国から襲撃され続けている為に、山雲姫や国民達の精神は疲労困憊していたのだが、彼女は国民を不安にさせいない為、弱さを見せないようにしていた。
アニメ視聴者からすれば、国民が知らない部分(山雲姫が自室で頭を抱えている場面)を知っている為、彼女を応援する声が相次いでいる。
かつてはそれなりに人気だったが円盤やグッズの売り上げが伸びず打ち切りが決定したものの、提督及び明石の行動でこれらの問題が解決し、現在は長期に渡り放送するアニメになっている。

山雲姫は外見こそ人間と同じだが野菜が擬人化した姿の為、生きる為の栄養補給は植物と同じ光合成で事足りる。
その一方で人間と同様に食事を取ることも可能だが、動物の肉を扱ったは料理は受け付けない。理由は『野菜だけで過ごせる以上、動物さん達を頂くのはどうしても抵抗がある』。
しかし肉を食べる人間や他国の人々を否定するつもりはなく、あくまでも山雲自身は食べないだけというスタンスを取っている。
アニメ作中では登場人物達が歳を取らない設定になっているが、提督と出会った山雲も例外ではなく、基本的に不老であり若々しい姿を維持することが出来る。
とはいえ不死という訳ではなく、栄養を得ることが出来なかったり自然治癒不可能なほどの傷を負ってしまった場合、植物と同様に枯れて(=死亡)してしまう。

山雲にとって、提督達が住む世界は科学王国と同等の技術力と感じており、提督と出会ったばかりの頃は科学王国へ移動してしまったと勘違いした。
その為、人々が利用する現代文明の利器を見てもそれほど驚かず、むしろ見よう見まねで使いこなせるほど。
その一方、自国とは異なり人間同士の争いが絶えない為、平和を望む山雲は提督達の世界を見て『どこの世界でも平和を実現するのは難しい』と考えている。
また、提督達の世界でも山雲の能力は有効だが、提督から『異世界の人間であることは隠すようにしろ』と注意されている為、基本的には能力を使わないよう心掛けている。

続いて各ヒロインのプロットです。

・阿武隈

(20到達時)
家が近所で家族同士の仲も良い。幼い頃から11周目提督家に出向いては提督と遊んだり、農作業を手伝っていた。
また、阿武隈の両親は子供の進みたい道を応援するスタンスだった為、提督とは違い阿武隈は両親と仲が良い。
それだけでなく、休みの日に放送される『山雲姫』の大ファンであり、放送日は必ず提督と一緒に視聴していた。
(※この時点では、阿武隈は提督のことを『友人として』好きであり、異性としては見ていなかった。これは提督も同様)

しかし、阿武隈と提督は成長するにつれて互いの考えや能力に差が出てきてしまう。
阿武隈は『山雲姫』では主人公の山雲姫がお気に入りであり、彼女の活躍をテレビで見ては目を輝かせていた。
それに対し、提督は悪役の科学王子に感情移入しつつ憧れを抱いていた為、視聴後はよく阿武隈と意見が分かれることが多かった。
お揃いのストラップを買いに行くことになった時も、山雲姫を選んだ阿武隈に対し、提督は科学王子を選ぶほどである。

学力面でも、普通に勉強するだけで好成績を維持出来る阿武隈に対し、提督は勉強が苦手で比較的低い成績に悩んでいた。
(※幼少期の頃は提督も普通に阿武隈と毎日遊んでいたが、将来の夢を抱いた段階で勉強に集中するようになった)
それに気づいた阿武隈は提督に勉強を教えてあげるのだが、提督は阿武隈に感謝しつつも、無意識の内に『阿武隈が羨ましい』という劣等感を抱いてしまっていた。
提督と阿武隈は『一見』仲良しの関係を続けていたが、提督の心には着実に劣等感や嫉妬等の複雑な感情が少しずつ募っていく。

その後、小学校中~高学年になった頃から提督の成績が急激に上昇する。阿武隈は提督の努力が実ったと喜んだが、実は明石との『契約』によるもの。
提督が学年上位の成績を叩き出すようになったと同時に、クラス全体の平均点が少しずつ下がり始め、提督も以前より表情に陰りが増えたのだが、阿武隈はそのことに気付かなかった。
かつては勉強を教えてあげていた提督が自力で高得点を狙えるようになり、阿武隈は嬉しさと同時に少し寂しさを抱いていた。

中学生になったある日、提督から『理系に進み、大学で工学を学ぶ』という話を聞いた阿武隈は『どうして両親の力になってあげないの?あんなに仕事を継いで欲しいって言ってるのに』と聞き返し、提督を説得しようとする。
(※提督が工学の道を歩みたいと考えた理由は科学王子への憧れから)
彼女は決して悪気はなかったのだが、既に劣等感やストレスを溜め込んでいた提督にとっては、両親の話は地雷そのものだった。
彼女の言葉で劣等感を刺激された提督は『親が優しいお前には分からないんだよ!俺の気持ちなんて!俺の辛さなんて!』と怒り出し、そのまま立ち去ってしまう。
阿武隈は初めて提督が抱えていた闇に気がつき、慌てて謝罪しようとするも既に彼はいなくなっていた。彼女は自分の軽率な発言を後悔しつつ、帰宅するしかなかった。
(※ここで提督は自分が抱えていた劣等感を初めて阿武隈にぶつける。描写としても強調する)

提督と初めて喧嘩をしたことで落ち込む阿武隈だったが、そこへ追い打ちをかけるようにテレビで『山雲姫』の放送終了が決定したことを告げられる。
阿武隈はショックを受け、三日三晩寝込んでしまう。学校も休み、心配する両親にも反応する気力が湧かず、部屋に引き籠り続けてしまう。
しかし三日後、提督から電話がかかってくる。阿武隈は提督と顔を合わせるのが怖かったが、彼から『どうしても会わせたい人がいる』と言われ、恐る恐る提督家へ向かう。

すると、アニメで見た山雲姫もとい山雲が立っていた。最初は顔が似ているだけと考えたが、目の前で花を急成長させる姿を見せられ『どうしてアニメのキャラが現実に?』と混乱する。
提督は三日前の八つ当たりを謝罪しつつ『急に畑から山雲姫が現れたんだ。俺も原因は分からない』と誤魔化し、阿武隈は感激しながら提督を抱き締める。
その後、山雲は阿武隈の怒涛の質問攻めについていくのが必死だったものの、最終的には仲良くなり友達になる。

山雲と別れた後、阿武隈は提督に抱き着きながら三日前の謝罪と山雲姫に会わせてくれたことのお礼を告げる。
それだけでなく、阿武隈は提督の『工学部へ進む』道を応援し、自分も一生懸命勉強して提督と同じ大学へ進学したいことを伝える。
提督は一瞬だけ複雑な表情を見せたが、すぐにどこか陰りがある表情を浮かべつつ、阿武隈と共に勉強を頑張ることを約束する。
(※ここで提督は、八つ当たりしてしまった相手が自分のことを考えてくれていた罪悪感と、簡単に進路を決められる恵まれた家庭に嫉妬する気持ちが混ざり合う)

(30到達時)
阿武隈が両親に相談すると『貧乏なので奨学金になってしまうが、娘の進路を応援する』と答えてくれた為、意気込んで勉強し始める。
進学する学部は少し迷ったものの、阿武隈自身は提督の両親の農作業を通じて植物に関心があったことや、山雲姫の能力に憧れていたこともあり、農学部を目指すことにした。
その後、しばらくは山雲からアニメでは描写されない貴重な話を聞いたり、模試で高得点を叩き出す等、充実した日々を送っていた。
しかしある日、勉強を終えた阿武隈が眠りにつくと、深夜に人の気配がした。目を擦りながら確認すると、提督が目の前に立っていた。

真夜中、しかも連絡も無しに部屋まで来たことに阿武隈は驚くものの、余程の事情があるのかもしれないと思い、一先ず提督から話を聞こうとする。
だが提督は無言で阿武隈に襲い掛かり、彼女の口に猿ぐつわをすることで大声を出せないようにする。
阿武隈はどうして提督がそんなことをするのかが分からずパニックになったが、流石に男性の力には抗えず、そのままなす術も無く強姦されてしまう。

行為を終えた後、阿武隈は傷物にされた苦痛で涙を流しながらも、何故提督がこんな酷いことをしたのかを問い詰める。
提督は冷え切った表情を浮かべながら『……ただ女とヤりたかっただけだ』と呟き、その言葉を聞いた阿武隈は絶望する。
そのまま提督がスマホを取り出して『さっきの映像は録画した』と告げるが、阿武隈は話を聞ける状況ではなかった為、提督は『変なことは考えるなよ』と言い残して立ち去る。

部屋に残された阿武隈は、まず提督がこんなことをした理由を考える。すると『自分のせいで提督を歪ませてしまった』という考えが浮かび上がる。
自分があの日、提督が抱えていたストレスに気付くことが出来ずに彼を苦しめてしまったことへの後悔だった。
今まで仲良しで、山雲姫に会わせてくれた提督が、好きでこんなことをするはずがない。何か理由があるはず……やっぱり、私が彼を傷付けたから?
そのような考えばかりが脳を反復し、現実を受け止め切れなかった阿武隈は『自分のせいで提督のストレスを爆発させてしまった』と結論づけてしまう。

その後、阿武隈は定期的に提督から強姦される。仮に拒否しようとすればスマホの映像をSNSに投稿すると脅される為、彼女は言われるがままにするしかなかった。
だが、阿武隈は元より提督のことを拒絶するつもりはなかった。強姦されることは当然嫌だが、彼がこうなったのは自分と家庭環境のせいだと考えていた。
提督への同情心と罪悪感が阿武隈の心を縛りつけ、彼女は強姦されることを拒めず、提督はそんな彼女を容赦なく強姦するという悪循環に陥ってしまう。

阿武隈は提督に強姦されていることを、両親や山雲に相談することはしなかった。"出来ない"のではなく"しない"。
もちろん、脅されている立場である以上、阿武隈には助けを求めるという選択肢は最初から存在していなかった。
しかし、阿武隈は『強姦されるのは提督の気持ちを理解してあげられなかった自分が悪い』と思い込んでいた。その為、周囲の人々は彼女の状況に気付けなかったのだ。

それでも阿武隈は提督と同じ道を進む為に勉強を続け、何とか11周目大学に合格することが出来た。
入学後も勉強で忙しくアルバイトをする余裕もない為、必然的に実家暮らしとなり、毎朝2~3時間(往復4~6時間)かけて通うことになる。
しかし、ただでさえハードスケジュールにもかかわらず、提督は入学後も阿武隈を犯すことをやめる気配はない。
阿武隈はストレスと疲労でやつれてしまうも、こうなってしまったのは自分のせいだと思い続け、現状を打開することが出来ずにいた。

好感度20到達で、勉強と通学と強姦でボロボロになりながらも、脅されていることを抜きにしても提督を拒絶せず自分を責める阿武隈の心情を描写。
同時に、提督は既に罪悪感等が消え失せてしまっており、明石の指示だけでなく嫉妬で阿武隈を襲っていると考える場面を描写。

好感度30到達で、強姦されることの辛さよりも、どうすれば提督に"あの日"のことを許して貰えるかを考えるようになっていく阿武隈の心情を描写。
同時に、提督も自分の行いが犯罪かつ最低であることを理解しつつも、もう後戻り出来ず、元よりそれを承知の上で明石と契約したと考える場面を描写。

リーチ到達で、阿武隈は自分を責め続けてしまったことで歪んでしまい、このままずっと強姦されることで提督の心の支えになりたいと考え始める。
それだけでなく、今まで提督のことを責めなかったのは、自分が好意を抱いていたからだと錯覚し、彼に対し歪んだ愛を向ける。
しかし、彼を傷付け歪ませた自分なんかが好意を抱くなんておこがましいと考え、自分のドロドロに濁った気持ちを打ち明けられず思い悩んでしまう。

END開放時、阿武隈は自分の犯した罪や提督への歪んだ想いを胸の内に留めておくことが出来なくなり、そのまま告白する。
提督は当然『……俺を油断させるつもりか?』と問いかけるが、阿武隈はめげずに『そうじゃなくて、本当に好きなの!』と言い返す。
その瞳には提督しか映っていない。それどころか、彼の姿さえ歪み切っており、それ以外は深い闇で支配されている。

提督は自分が阿武隈を壊してしまったことを自覚するが、それは最初から覚悟していたことであり、むしろ『……とうとうこうなったか』とさえ考える。
阿武隈が『提督を傷付けた私を許して。いくらでも犯して良いから、貴方のストレスでも性欲でも何でも受け止めるから』と呟き、それを聞いた提督は更に暗い表情になる。
しかし、それは罪悪感を抱いてるからではない。むしろ『阿武隈をここまで歪ませておいて、罪悪感を感じない俺も既に壊れている』と考えていた。

だが、阿武隈に告白された以上、今までの悪事を黙ったままではフェアじゃないと考えた提督は、阿武隈に全てを打ち明ける。
その上で提督が『俺はこんな奴だぞ?本当に良いのか?』と告げると、阿武隈は『提督じゃないと嫌。今更、他の人に襲われるなんて』と返し、提督は阿武隈の告白を受け入れる。
しかし内心は『契約がある以上、阿武隈以外の女も襲わなければならない。ダメ元で明石に相談するか?だが、今更……』と悩む。

エピローグは明石の好感度の数値で僅かに分岐。

明石の好感度が0~29:提督は表向きは阿武隈を彼女にするも、裏では今まで通り他の女性を強姦したり、悪事を続けるしかないと割り切る。

明石の好感度が30以上:見かねた明石が提督を解放する。今後は悪事を止めて阿武隈のことだけを見ると決め、お互い歪み壊れた者同士、2人で歩んで行くことを決意する。

・山雲

(20到達時)
城の敷地内の畑で野菜達の健康状態を確認していると、突然地面の中に吸い込まれてしまう。
目が覚めると、見たことのない畑で横たわっていた。状況が読めずにいると、横から声をかけられる。
振り向くと、そこには科学王子と同い年くらいの少年もとい提督が立っており、何故かこちらを見て絶句していた。

最初は科学王子や隣国の策略かと警戒したが、提督は武装しておらず、周囲の環境も平和そのもの。
山雲は一先ず冷静になり、唖然としている提督に声をかける。提督はダメ元で頼んだ願いが実現したことに驚き、内心混乱していた。
それでも何とか落ち着きを取り戻した提督は、山雲に嘘を交えた事情を説明する。
(※明石のことは山雲には見えていない為『突然畑が輝いたかと思えば山雲が現れて驚いた』と説明する)
自分が主人公のアニメが放送されていることに驚愕した山雲だったが、現にこうして異世界へ来ている為、提督の話を信じるしかなかった。

山雲としては困っている人の役に立てることを嬉しく思っていたが、同時に『まさか元の世界に戻れないのでは?』という最悪の可能性が頭に浮かび上がる。
しかし提督が明石に確認を取り、この畑がこの世界と向こうの世界の出入り口になっていることをそれとなく説明する。
それを聞いて安心した山雲は提督の希望を聞き入れるべく阿武隈と会うことを約束する。
提督は内心『アニメ通りお人好しな性格だな。俺を含む悪人に騙されないか心配だ』と考えていたが、流石に口に出すことはしなかった。

翌日、山雲は提督と共に阿武隈へ会いに行く。案の定大興奮の阿武隈から、しばらくの間質問攻めにされてしまう。
最初は少し困惑していたが、無邪気に自分のことを慕ってくれる阿武隈と意気投合し、そのまま仲良くなることが出来た。
同時に提督にも『阿武隈さんと出会わせてくれてありがとうございます~』と礼を言うと、提督は一瞬だけ表情に陰りを見せるも、すぐに元の無表情に戻る。
山雲はその表情を見逃さなかったが、出会ったばかりの相手にそこまで聞くのは失礼だと考え、ここはあえて気にしないことにした。

それ以降、1日置きの頻度で提督達の世界へ遊びに来るようになる。それでいて、この世界が科学王国に近い文明を持っていることに気付く。
山雲はこの世界のことをもっと知りたいと思ったが、提督から『君が山雲姫本人だと分かればまずいことになる』と注意される。
それでも好奇心が抑えられず、阿武隈からお下がりの服を譲って貰い、髪形を微妙に変える(原作における改造前から改造後)ことで、山雲姫と似ている少女として過ごすことにした。
また、提督はもちろん彼の両親とも親睦を深めていく。特に、山雲の野菜や植物が好きな所が彼の両親の心に響き、1ヶ月も経つ頃には半ば家族のような扱いを受けることになった。
(※提督としては今の状況をやりづらく思っていた。事情を知らない山雲に自分の悪事を知られない為に、植物を避けて動く必要があるから)

提督や阿武隈が高校を卒業するまでは、山雲は自分の世界で普段通りの活動をすることはもちろん、こちらの世界での生活を満喫する。
提督家で育てられている野菜に声をかけたり、少し育ちが悪い野菜に自らの能力を使って元気にしたり、提督や阿武隈と共に農作業を手伝うこともあった。
それだけでなく、提督が野菜や農業に苦手意識を持っていたことを知ると、手作りの野菜料理を振舞う等、彼に野菜を好きになって貰えるよう努力した。
そして、提督達と『山雲姫』を見た時は、本当に自分が主人公のアニメが作られていることを知り、嬉しいような恥ずかしいような複雑な気持ちになった。

(30到達時)
あれから山雲はこちらの世界で楽しい日々を過ごしていたが、最近になって提督が暗い表情になっているのが多いことに気付く。
山雲は提督に話を聞くも、どちらからもはぐらかされるだけ。そこで両親や阿武隈、植物にも事情を聴こうとしたが、やはり明確な答えが返ってこない。
(※提督は山雲の能力を知っている為、悪事を行う際は植物には出来るだけ近付かないようにしており、阿武隈は山雲の前では気丈に振舞っていた)

そんな状況が続き、提督と阿武隈が大学へ進学する日がやって来る。提督は既に1人暮らしを決めており、それは山雲とは会えなくなることを意味していた。
山雲としては、折角仲良しになった人と疎遠になるのは寂しく、同時にお人好しな彼女としては暗い表情でいることが多い提督を見過ごすことは出来なかった。
提督としては山雲が傍にいない方が動きやすいのだが、数年一緒にいたこともあり、少しばかり後ろ髪を引かれる部分もあった。
再びダメ元で明石に相談すると『出入り口の座標をズラせば良い』とのことなので、提督は複雑な気持ちを抱きつつ、畑に植えられている一部の植物を出入り口に指定する。
(※植物はベランダの隅に飾る。理由は提督の悪事や明石との会話を花に知られることで、山雲に提督達の秘密がバレることを防ぐ為)
(※山雲は明石のことを知らない為、提督は『どうも出入口は場所ではなく、この植物が起点になっているらしい』と説明して誤魔化す)

大学入学後、実家から持ち込んだ植物をベランダに置いたことで、山雲は半ば通い妻のような状態になり、1人暮らしで勉学に励む提督を様々な方面でサポートすることにした。
野菜を中心とした料理はもちろんのこと、提督が家事をサボっている時は代わりに引き受けたりと、少しでも提督が笑顔になってくれるよう努めた。
しかし彼女の努力とは裏腹に、提督は以前にも増して暗い表情……否、もはや無表情で過ごすことが多くなっていく。
(※提督が悪事を行うことに慣れ過ぎてしまい、かつては抱いていた罪悪感さえ無くなってしまい、同時に『どんな手を使ってでも農業を継がない』という思いが強くなった為)

それだけでなく、夏に入った頃から提督が家に帰らない日が多くなり、山雲はやや寂しさを感じるようになる。
(※理由は『阿武隈や夕張とラブホテルで行為に及んでいる』せいなのだが、当然山雲はそれを知らない)
その分、提督が家に帰って来た時はこれまで以上に喜び、その日は提督から目を離さないようになる。
しかし提督からは『俺にも色々あるから、夜になったら元の世界へ戻って欲しい』と言われ、彼女はやはり寂しさを抱きつつも言う通りにする。

元の世界へ戻った後も、山雲は提督のことを気にかけ過ぎるあまり、本来の活動が疎かになりがちになってしまう。
部下や国民達からも上の空であることを指摘され、隣国と争いになった時も隙を突かれて攻撃されてしまうほど。
山雲自身も原因は分かっている。しかし公私混同をしてはいけないと考え、頭の中を切り替えようとするが、どうしても提督のことばかり考えてしまう。

それでも何とか姫としての役目を果たすが、山雲は予想以上に提督のことを気にかけていることにまだ気づかない。
野菜や植物にそのことを相談しても『姫様がしたいことをなされば良い』という返答しか貰えず、より一層モヤモヤすることになる。
(※山雲は今まで一度も恋愛をしたことがない為、この時点では自分がどうして提督のことをこれほど意識しているのかに気付いていない)

自分ばかりが悩んで提督や国民のことを疎かにしてしまえば本末転倒なのだが、こんな感覚は初めてなので、どうすれば良いか分からない。
かつて他国との争いや平和が実現しないことを1人悩むこともあったが、今回はいつに増して悩みが晴れない。
ただ、提督と一緒にいる時はモヤモヤが頭から消える。彼女は以前よりもこちらの世界へ滞在する期間が長くなり、提督にも『もう少しだけ』とせがむようになる。

好感度20到達で、山雲は提督や阿武隈と出会えたことを嬉しく思い、こうして今でも一緒に過ごせることを感謝する場面を描写。
同時に、提督としては山雲の存在が悪事を行う際に邪魔だと考えているが、阿武隈の次に付き合いが長い相手でもあるので、やはり拒絶出来ない自分は甘いと考える場面を描写。

好感度30到達で、山雲にとって提督と一緒にいる時間こそ心が安らぎ、気がつけば提督のことばかり考えていると自覚する場面を描写。
同時に、提督も山雲がいる時は悪事がやりづらいが、裏を返せば彼女がいる間は悪事をしなくて済み、何だかんだで彼女との時間に癒しを感じている場面を描写。

リーチ到達時、山雲はようやく自分が提督に対し抱いている感情を自覚する。
だが、自分と提督は互いに異世界の存在であり、こちらの世界で恋にうつつを抜かしている訳にはいかない。向こうの世界を守る役目がある。
それを分かっていても、一度自覚してしまうと想いが留まるところを知らず、彼と添い遂げたいと考えるようになってしまう。
同時に、提督も山雲に対し他の人間より心を許している自分がいることを自覚するが、自分が今までしてきたことを思い出し、そんな資格はないと割り切る。

END開放時、悩みに悩んだ末、やはり自分の気持ちに嘘はつけず、提督に自分の気持ちを打ち明ける。
提督は一瞬だけ無表情が崩れるも、すぐに平静を取り戻し『……別世界とはいえ一国の姫が、俺のような平民に恋して良いのか』と告げる。
しかし山雲は『そんなこと分かってます!でも、この気持ちを抑えられないんです!姫の前に1人の女です!』と言い放つ。

提督としても山雲と過ごす時間を悪くないものだと考えていた。しかし彼女の裏で散々悪事を働いてきた提督にとって、彼女の告白を受け入れる訳にはいかない。
提督は『……俺よりも良い男はいる』と言うが、山雲は『提督さんじゃないとダメなんです!貴方と過ごした日々は、私にとってかけがえのない時間なんです!』と言い返す。
このままでは平行線だと考えた提督は、意を決して明石や悪事についてを全て話す。それを聞いた山雲は、提督が何故無表情かつ家に帰らない日があったのかを察する。

提督は『拒絶されるだけならまだ良いが、悪事を止めようとしてきたらどうすれば……』と悩み、最悪の場合は明石に相談することも考えた。彼は既に、真人間に戻る道は捨てていたのだ。
山雲は衝撃を受けつつもすぐ冷静になり『……要するに、明石という悪魔から提督さんを解放してあげれば良いんですね?』と問いかける。
もちろん提督は『それは危険だ。相手は願いを叶える力を持った悪魔だぞ?お前でも勝てるかどうか……』と止めるが、山雲の決心は変わらない。
彼女の意志の強さを見せられた提督は観念し、悪事について謝罪した上で自分の気持ちを打ち明け、山雲の告白を受け入れる。すると彼女は微笑み『必ず貴方を救いますから』と告げた。

エピローグは、山雲が初めて自分の能力を『恋人を悪事から解放する』という私利私欲の為に使うことを決意する。
しかし山雲としては少しでも有利な状況で話を進める為、提督と共に実家近くの町まで移動する。
そこで明石と対峙し、山雲は『提督さんの悪事をやめさせて下さい。拒否するなら実力行使も考えています』と告げる。

ここからは明石の好感度の数値次第で僅かに分岐する。その後は山雲がこちらの世界では姫としての立場を捨て、提督の恋人として彼を支えることを誓う。

0~19:山雲と敵対することは避けたかった明石だが、悪魔として貴重なエネルギー回収源(提督)を失う訳にもいかない為、危険を覚悟で対抗することに決める。
山雲から提督の悪事をやめさせるよう交渉された明石は、すかさず山雲の世界と繋がるワームホールを閉じ、『私に逆らうなら貴女は永遠に元の世界へ戻れませんよ?』と告げる。
山雲は元の世界へ戻れない恐怖と提督の傍にいたい気持ちで葛藤するが、提督の為なら故郷を捨てる覚悟を決め、断固として明石と徹底抗戦しようとする。
しかし最終的には山雲の危険を悟った提督が先に折れ、明石に『今後も悪事はやめないからワームホールを元に戻して欲しい』と告げる。

20~29:山雲は真正面から明石と衝突することは危険だと考え、提督と相談して少しでも交渉を有利に進める為の作戦を練る。
山雲自身は相手と戦う為に植物から力を借りることに抵抗はあったが、全ては愛する提督の為だと考え、ワームホール経由で自国と提督の実家の畑から自然の力を吸収する。
同時に山雲がワームホールに込められた明石(悪魔)の力に触れることで、悪魔が行使する力の源を心と体で感じ、少しでも力の特性を理解することに努める。

数日後、提督と山雲は明石に悪事をやめたいことを打ち明ける。すると予想通り明石がワームホールを閉じようとした為、山雲は自然の恵みの力で対抗する。
明石は規格外の力を行使されたことで動揺し、やはり山雲が自分達にとって脅威に値すると判断する。しかし明石としては回収源を失いたくない為、そのまま戦闘へ移行しようとする。
一方で山雲も徹底抗戦の構えで、明石は彼女の『提督を解放する為なら死闘になっても構わない』という決意を読み取り、このままではお互い無事では済まないことを悟る。
明石は『これ以上無駄な戦闘でエネルギーを消費出来ない』と考え戦闘を中断し、特例で提督の契約破棄を代償無しで渋々認めることにする。

30以上:山雲が説得するまでもなく提督の契約破棄を認める。その上で山雲との仲を応援する。

・夕張(好感度30まで到達している為、リーチ以降のプロットを投下します)

好感度20到達で、提督や寮生から襲われ続けて心も体も堕ち切ってしまっているが、それでも辛うじて勉強は続けられていることを考える夕張の心情を描写。
同時に、提督が夕張のことを『契約とは無関係で、しかも合意の上でヤれる相手だから気が楽だ』と考える場面を描写。

好感度30到達で、夕張が提督のことをセフレとして、そして親友として傍にいたいと考えるようになり、彼と行為に励むことばかり思い浮かぶ夕張の心情を描写。
同時に、提督も夕張のことをセフレとしてだけではなく友人として接していることを自覚し、彼女が寮生とも関係を持っていることに少し嫉妬する場面を描写。

リーチ到達で、夕張は寮生との行為では満足出来ず、このままずっと提督に犯して貰いたいと考えるようになる。
しかし寮生には弱みを握られていることや、提督にとっては単なるセフレに過ぎないかもしれないと考え、自分が予想以上に提督へ惚れ込んでいることを自覚する。
(※子供を堕ろしてしまったことを後悔し、自分を責める描写も追加。失恋時も)
同時に、提督も夕張が自分以外の男と行為に励んでいることを考えるだけで苛立ってしまうが、自分にはそんなことを考える資格はないと割り切る。

END開放時、夕張はついに我慢出来ず告白し、今後は提督だけと行為に及びたいと告げる。
提督はその言葉を聞いて嬉しく思うも、寮生と夕張の間には明石の契約がかかわっていることを知っている為、どう返事をすれば良いか迷ってしまう。
それだけでなく、提督は自分が既に幼馴染に手を出していることや、他にも色々な悪事に手を染めていることを白状する。

それを聞いた夕張は少し驚くも、彼女は『前にも言ったけど、私も貴方のことを襲ったからお互い様』と言い、提督の悪事なんて全然気にしないと断言する。
提督は『……そうか、お互い様か。俺達、悪人同士だからこそ……相性が良かったのかもな』と呟き、夕張も『そう、悪人同士だもの』と笑顔で答える。
最終的に夕張の告白を受け入れ、彼女と恋人になった提督は『悪事はともかく、せめて夕張を俺だけのものに出来ないものか』と考える。

エピローグは明石の好感度の数値で僅かに分岐。

明石の好感度が0~29:提督は明石に頼んで夕張を自分だけの女にするが、裏では今まで通り阿武隈や他の女性を強姦したり、悪事を続けるしかないと割り切る。

明石の好感度が30以上:明石は願いを叶えた上で提督を解放する。提督は今後は悪事を止めて夕張のことだけを見ると決め、お互い肌を重ねつつ工学の研究も極めようと誓い合う。

プロットはここまでです。ここからは本編の補足・今後の方針になります。

提督が悪事から足を洗うか、それとも悪の道を進み続けるかは、大きく分けて『明石が正妻(単独END)になるかどうか』で決まります。

本編は明石の単独ENDだった為、提督はこのまま明石の為に悪事を続ける決意を固めることになりました。
仮に阿武隈、山雲、夕張の誰かが正妻だった場合は、プロットに記述した通り明石の数値により変化します。

それ以外の展開につきましては、各ヒロインの進行具合や好感度の数値次第を見て、エピローグの展開を決める形を取りました。
夕張は好感度30以上だった為、大学入学時の健全な仲に戻りましたが、好感度20未満の阿武隈は今後も提督に犯され続け、同じく20未満の山雲は今後も蚊帳の外です。


・鳳翔の扱いについて

様々なご意見を出して下さり、ありがとうございます。
私が伊168について考慮することを忘れていたこともあり、それでいて鳳翔が続投してしまうと不公平という意見は仰る通りです。こちらの不手際で混乱させてしまい、重ねてお詫び申し上げます
ただ、既に『多数決で決定します』と言ってしまい、読者の方々からも多数決の賛成意見が多いこともあるので、申し訳ございませんが今回は多数決で決定させて頂きます。現在考えている選択肢は以下の通りです。

・次点で最大値の伊168を採用

・もう一度再安価


山雲姫の設定こんなに練り込まれてたのに回収されなかったの残念だな
山雲エンドのみ代償なしで契約破棄って明石好感度20のところに書かれてるけど他のヒロインでも明石好感度30越えてたらお情けで代償無しで契約破棄認めてあげたって認識でいいのだろうか

21:30~22:30頃、鳳翔の扱いについての多数決・単発回避を行う予定です。
このスレの残りが少ない為、単発回避に参加して頂いた人数次第では、多数決を次スレで行うかもしれません。
事前に次スレを立てた上で単発回避のアナウンスを行い、その後に多数決を行います。多数決における選択肢は以下の通りです。

・次点で最大値の伊168を採用

・もう一度再安価(鳳翔を無効にした分のヒロイン1人を選び直す)

また、単発回避を行う際、試験的に>>922>>927の方のご意見を導入してみたいと思います。
それで特に問題がなければ、以後もこのシステムを採用させて頂きます。
多数決で『もう一度再安価』が選ばれた場合、次スレにてもう一度単発回避を行い、改めてヒロインの設定安価を募集する予定です。


>>968
言葉足らずで申し訳ございません。
山雲以外のヒロインについても、明石の好感度が30に到達していた場合、代償無しで契約破棄を認める展開になります。
また、追加で補足しますと、明石が正妻かつ他のヒロインが愛人だった場合、提督は明石の意見を最優先に考える為、悪事を続ける展開になります。
しかし他のヒロインが正妻かつ明石が愛人だった場合、提督や他のヒロインから説得され、明石は『好きな人を苦しめたくないし、提督の傍にいられるならそれ以上は望まない』と考え、やはり代償無しで契約破棄を認める展開になります。

すみません、開始予定時刻を22:30~23:00頃に繰り下げます。

始めます。先に次スレを立てて来ます。

立ててきました!

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」熊野「その11ですわ!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」熊野「その11ですわ!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1619617633/)

うーん、単発回避をするには、スレの残りが少ないような気がしますね……
申し訳ございません。予定を変更して、単発回避は次スレにて行います。
埋めネタも完成次第、次スレにて投下することにします。こちらは埋めて頂けると幸いです。

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 03:49:59   ID: S:dL_aKr

今夜セックスしたいですか?ここに私を書いてください: https://ujeb.se/KehtPl

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