【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」【安価・コンマ】 (1000)

提督と艦娘達が学校生活を送る何番煎じか分からないスレです。
艦娘の設定は安価で決める為、原作設定と著しく異なる場合があります。その為、キャラ崩壊注意です。

まずはヒロインの設定を安価で決めます。4人分行います。
提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

1人目

↓1~↓3で反転コンマ(例えば19:00:00:『59』だった場合は『95』)が最大の艦娘を採用



※基本的にはどんな設定でもOKですが、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は、申し訳ありませんが多数決or再安価させていただくかもしれません。

※提督は高校生設定です

※浦風・日進・深海棲艦は安価下とさせていただきます。申し訳ございません。

※19:03の時点で↓3まで安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます。

1人目
雷:友人の妹(68→86)

2人目

↓1~↓2で反転コンマ(例えば19:00:00:『59』だった場合は『95』)が最大の艦娘を採用



※基本的にはどんな設定でもOKですが、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は、申し訳ありませんが多数決or再安価させていただくかもしれません。

※提督は高校生設定です

※浦風・日進・深海棲艦は安価下とさせていただきます。申し訳ございません。

※19:10の時点で↓2まで安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます。

2人目
神通:学校のクラスメイト(65→56)

3人目

↓1~↓3で反転コンマ(例えば19:00:00:『59』だった場合は『95』)が最大の艦娘を採用



※基本的にはどんな設定でもOKですが、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は、申し訳ありませんが多数決or再安価させていただくかもしれません。

※提督は高校生設定です

※浦風・日進・深海棲艦は安価下とさせていただきます。申し訳ございません。

※19:13の時点で↓3まで安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます。

3人目
五月雨:未来から来た娘(39→93)

ラスト4人目

↓1~↓3で反転コンマ(例えば19:00:00:『59』だった場合は『95』)が最大の艦娘を採用



※基本的にはどんな設定でもOKですが、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は、申し訳ありませんが多数決or再安価させていただくかもしれません。

※提督は高校生設定です

※浦風・日進・深海棲艦は安価下とさせていただきます。申し訳ございません。

※19:15の時点で↓3まで安価が埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の艦娘を採用させていただきます。

4人目
U-511:最近海外から近所に引っ越してきた子(74→47)

という訳で、以下の4人がヒロインとして登場します。

雷:友人の妹
神通:学校のクラスメイト
五月雨:未来から来た娘
U-511:最近海外から近所に引っ越してきた子

いきなりとんでもない設定がこないかドキドキしていましたが、これなら何とかなりそうです。
それでは急いで4人のプロットを組み立て、オープニングを書いてきます。深夜までには投下出来るよう努力します。
システムや進行形式等はオープニング投下後に説明する予定です。

オープニングが完成しましたので、早速投下していきます。

※ヒロインから提督への呼称は、基本的に『提督』で統一させていただきます。

オープニング


ジリリリリーン! ジリリリリーン!

提督「んぐぅ……」

ジリリリリーン! ジリリリリーン!

提督「むにゃ……んん……?」

提督(うるさいな……目覚ましの音か?俺、どうして目覚ましなんて……まだ春休みだってのに……)

提督「っく……」カチッ

シーン…

提督「………」

提督(……よし、静かになった。ったく、折角の休み中に起こすなよ……)

提督「……すぅ」

雷「朝よ!起きなさーいっ!」つ布団 ガバァッ

提督「んぅ……何すんだよ……」

親友「何だじゃないぞ~?今日が何の日か忘れたのか~?」

提督「……親友?それに雷ちゃん……?何でここに……」ポヤー

雷「あらら、まだ寝ぼけてるみたいね」

親友「スマホで日付を見てみろって」

提督「日付……」つスマホ スッ

提督(4月6日……6日?あれ、確か4月6日……って……えっ、4月……?)

提督「………」

雷「思い出した?」

提督「……うおおおおっ!?今日って始業式じゃないかああああっ!?」ガバァッ!

親友「ようやく目が覚めたか……」

提督「やべーぞ遅刻する!?いや待った!何で2人が俺の部屋にいるんだ!?」

雷「昨日、提督に頼まれたからよ?」

親友「『どうせ俺のことだから明日の始業式寝過ごしそうだし、窓の鍵開けとくから寝ぼけてる俺を叩き起こしてくれ』って」

提督「……そういえばそうだった」

提督(案の定寝ぼけてたよ、俺……そうだよ、昨日の夜に頼んだじゃないか!遅刻しないように起こしてくれって)

提督(親は仕事で忙しいせいでめったに家に帰って来ないし、こういう時に頼りになるのは隣に住んでる親友と雷ちゃんだけなんだよな……)

――10分後


ガチャ バタン…

提督「悪い、待たせたな」キリッ

雷「………」

親友「………」

提督「……な、何だよ。寝ぐせならちゃんと直したぞ?」

雷「服がよれよれだし、ズボンのファスナーも空いてるわよ?」

提督「へ?あっ、ヤバッ」カチャカチャ

親友「しっかりしろよな~。見られたのが俺達で良かったぞ?」

雷「本当にね。お外でこんなことしちゃったら、おまわりさんに捕まっちゃうわよ?」

提督「流石にファスナー閉じ忘れてたくらいで逮捕されることはないだろ……」

雷「あっ、ほら。ネクタイも曲がってるわよ?」スッ

提督「………」

雷「……どうしたの?」

提督「いや、中学生に世話焼かれてる俺って情けないなぁって」

雷「そんなこと気にしないの!幼馴染みたいなものなんだから!」

親友「そうだ!俺なんていつも雷に耳かきしてもらってるんだぞ!」フンス

提督「偉そうに言うなよ。あのなぁ、兄妹で仲が良いのは見てて微笑ましいが、妹に甘え過ぎるのはどうかと思うぞ?」

親友「現在進行形でネクタイ直してもらってるお前には言われたくないけどな」

提督「うぐっ……」

雷「はいはい、しょうもないことで言い合いしないの。よしっ、出来た!」

提督「……ありがとな、雷ちゃん」ナデナデ

雷「んっ……えへへ♪」ニパッ

親友「一応、時間に余裕を持って起こしたつもりだけど、本当に朝飯食わなくて大丈夫なのか?」

雷「そうよ?1食でも抜くと、栄養のバランスが偏って……」

提督「2人は俺の母さんかよ!平気だって、1日くらい。それに今日は始業式だろ?午前中に終わるしさ」

親友「それはまぁそうなんだけどな。んじゃ行くか」

提督「あぁ」

雷「えぇ!」

提督「それにしても、雷ちゃんがもう受験生か……月日が経つのは早いもんだなぁ」スタスタ

親友「本当になぁ……その割には胸も身長も小学生の時から止まってるけど」スタスタ

提督「……おい。そういう発言は……」

雷「そうなのよねぇ……出来ればもう少し大きくなりたかったんだけど」スタスタ

提督(……凄ぇ。兄貴のセクハラ発言を全く気にしてない。2人共マジで仲良過ぎだろ……思春期どこいった)

雷「でもそんなこと気にしてる場合じゃないわ!これから1年はしっかり勉強しないと!」

提督「そういえば、もう進路は決めたのか?」

雷「当たり前じゃない!お兄ちゃんと提督がいる高校よ!」

親友「去年、俺達が合格した時から意見を変えないんだよ」

雷「だって私もお兄ちゃんや提督と一緒に学校生活を送りたいもの!そしてもっとお世話してあげるの!」フンス

親友「嬉しいこと言ってくれるなぁ~!」ナデナデ

雷「ふふっ♪」

提督「ははっ、なら俺はもう少ししっかりしないといけないな」

雷「え~?どうして~?」

提督「いやだって下級生に世話焼かせる先輩ってどうよ?情けなくないか?」

親友「いや別に」

雷「微笑ましいじゃない!」

提督「……そ、そうか。まぁ、雷ちゃんの成績なら、ウチの高校くらい余裕で受かると思うけど。最後に受けた模試もA判定だったんだろ?」

雷「えぇ!だけど油断しないわ!本番で実力を出せないと意味無いもの!」

親友「偉いぞ雷!勉強を教えて欲しくなったら、いつでも俺や提督に言ってくれ!全力で教えるからな!」

雷「うんっ!」

提督(教えるとはいっても、俺は特別成績が良い訳じゃないんだが……まぁ、これでも2年前は受験生だったし、基本的な問題なら何とかなるか)

スタスタ…

提督「……ん?」チラッ



U-511「………」トボトボ…



提督「………」ジー

親友「どした?」

提督「いや、あの子……」

雷「……あら?あんなに綺麗な子、この辺りに住んでたかしら?」ジー

親友「……俺も初めて見た」ジー

提督「………」ジー

提督(銀色の綺麗な髪だな……それに肌も白いし、外国人か……?)

雷「……あら。2人共、もしかしてあの子に一目惚れしちゃった?」クスッ

親友「いや、確かに可愛い子だとは思ったけどさ……」

提督「流石に一目惚れは無いな。少女漫画じゃあるまいし」

雷「そう?同性の私から見ても凄く可愛いと思うけど……そんなに身長高くないみたいだし、私と同じか少し年下くらいかしら?」

親友「何にせよ俺達には関係無い話だな」

提督「あぁ。彼女いない歴年齢の俺達にはな……はぁ……」

雷「……え、えっと、元気出して?ほら、私がいるじゃない、ね?」アセアセ

提督「……ははっ、ありがとな」ナデナデ

雷「ん……♪」

提督(流石に雷ちゃんをそういう目で見るのは難しいよなぁ……昔から親友と一緒に遊んできた、俺にとっての妹みたいな存在だし……)

親友(確かに妹は目に入れても痛くないほどに可愛いが、俺だって他の女の子に興味が無い訳じゃない。でも、ああいうのは高嶺の花で一般人の俺達じゃ無縁だよな……)

雷「……それじゃ、また後でね?」ノシ

提督「中学はそっちだもんな。あぁ、また後でな」ノシ

親友「俺達の元担任によろしくな!」ノシ

雷「えぇ!」タッタッタ…

提督「……相変わらず元気一杯だな、雷ちゃんは」

親友「自慢の妹だからな!俺みたいな冴えない奴と可愛い雷が同じ両親から生まれてきたのが未だに信じられないぜ」

提督「………」

親友「おい!そこは『親友だって冴えない男じゃないさ!』と爽やかに返してくれるとこじゃないのかよ!」

提督「すまん、冗談だよ冗談」

――高校・掲示板前


ワイワイ ガヤガヤ

親友「さてと、俺達のクラスは~……」ジー

提督「………」ジー

提督(……おっ)

親友「え~、嘘だろ~!今年も提督とは違うクラスかよ~!」

提督「……え?そうなのか?」

親友「だって俺のクラスに提督の名前が書かれてないしさ」

提督「えっと……あ、そうみたいだな」

親友「チクショー!でも決まってしまったもんは仕方ない!また来年に期待だな!」

提督「おう。教室が分かれても、会おうと思えば休み時間にも会えるし」

親友「つー訳で一先ずさらばだ!"あの子"とも仲良くな~!」

提督「………」

提督(気づいてたのか……ま、別に隠すようなことでもないけど)


――教室


提督「おはよ~」ガラッ

モブA「おっ、提督!おはよ!」

モブB「今日から同じクラスだな!よろしくな!」

提督「あぁ、1年間よろしくな。さてと……」キョロキョロ

提督(出席番号順だとしたら……おっ、いたいた)チラッ



神通「………」ポツン…



提督「………」

提督(……あの時と同じか。これじゃますます声をかけないとな……)

提督「………」スタスタ

神通「………」

提督「……よっ、神通」

神通「ひゃうっ!?えっ、あ、て、提督……さん……」

提督(やっぱり『さん』付けか。クラスメイトなんだし、別に呼び捨てでも良いんだけど……)

提督「今年も同じクラスになれたな、俺達」

神通「は、はいっ……えっと、あの……」

提督「落ち着いて。ゆっくりで良いから」

神通「……こ、今年もっ、よろしくお願いします……!」ペコッ

提督「あぁ、よろしく」ニコッ

提督(相変わらず硬いなぁ……でも、春休みの間に全く変わってないみたいである意味安心したけど)

神通「………」

神通(よ、良かったぁ……提督さんと、同じクラスになれて……!)

――1時間後


提督「あ~やっと終わった~!毎回思うけど校長先生の話、長過ぎるんだよな~!」ググーッ

神通「……そう、ですね」

提督「………」ジー

神通「……な、何ですか?そんなに見つめられると、その……//」モジッ

提督「……う~ん、やっぱり硬い」

神通「ふぇ……?」

提督「俺達もう1年以上一緒にいるんだしさ。敬語で話さなくてもいいんじゃないか?」

神通「す、すみません……でも、あの……」

提督「……あ、ごめん。別に無理強いするつもりはないんだ。ただ、もう少し砕けた話し方でも大丈夫だと言いたくて」

神通「うぅ……」

神通(私も、同じことを考えていたけれど……どうしても、昔からの癖で……)

提督「………」

提督(やっぱり、まだ無理そうか……自惚れじゃなければ、少なくとも嫌われてるとは思わないけど……俺ってそんなに話しづらいのかな)

神通「………」

神通(あぁっ、提督さんが少し困った顔を……うぅ、私の馬鹿……どうして私は、あの時から……)

ガララッ

提督「……!」

神通「……!」

担任「皆揃ってるか~?」

モブA「先生!」

モブB「早くHR終えて解散しましょうよ!」

担任「分かってるって。だけどその前に……転校生の紹介だ」

提督「……転校生?」

神通「………」

担任「さぁ、どうぞ。入って来てもらえるか?」

スタスタ…

提督「……あっ!」

神通「……?」

神通(……提督さん?)

U-511「……U-511、です。よろしくお願い……します……」

パチパチパチ…

提督(あの子、さっき道で見かけた……!)

神通「……?」

神通(提督さん、どうしたのでしょうか……?凄く、反応してます……)

担任「はるばるドイツから来てくれたんだ。皆、仲良くしてあげるように」

男性陣「はーーーーーーいッ!!」

モブA(ヒャッホー!美少女だー!)

モブB(これは俺達に春が来るかもよ!)

提督「………」

提督(さっきも見たけど、やっぱり綺麗な子だな……)ジー

神通「………」

神通(もしかして、あの人に……その、気があるとか……?)

担任「落ち着け男子!君の席はあそこだ。分かるか?」

U-511「………」コクリ

スタスタ…

提督(お、俺の隣……!)

U-511「………」ポスッ

提督(新学期そうそう美少女を見つけ、しかもその子が転校生で席が隣……学校めんどくさいと思ってたけど、たまにはこんなナイスなイベントもあるもんだな……!)

神通「………」

神通(提督さん、嬉しそう……やっぱり、男の子って……可愛い子が好き、なのでしょうか……?)

モブA「ドイツ人なの!?」

モブB「やっぱりプレッツェルとか美味しかったりする!?」

U-511「………」

担任「落ち着けって言ってるだろ!U-511への質問はHRが終わってからだ!」

モブ「はーい」

U-511「………」

提督「……?」

提督(何だろう。ずっと俯いてるけど……やっぱり、海外の学校だから緊張してるのか?無理もないか。俺も同じ立場なら緊張でカチコチになるだろうし)

――HR終了後


モブ子A「ねぇねぇ!どうして日本に来たの!?」

U-511「……両親の、仕事の都合で……」

モブ子B「日本語上手いね!昔住んでたとか?」

U-511「……親が色々な国の言葉を、話せるから」

モブA「彼氏いたことある!?」

U-511「………」フルフル

モブB「じゃあさじゃあさ!どんな男がタイプ!?」

U-511「………」

神通(U-511さん、でしたっけ……凄い勢いで、質問されてます……私なら絶対、オロオロしちゃいそう……)

提督(あいつら、一気に質問し過ぎだろ……どう見てもU-511さんビビッてるじゃないか)

提督(そりゃ俺だって質問したい気持ちは分かるけど……一斉に押しかけたら、誰だって混乱するに決まってるよな。仕方ない……)

U-511「………」

U-511(……こんなの、今だけ。どうせ、その内……)

提督「……おい、ちょっと落ち着けって」

U-511「……?」

モブ達「……!」

神通「あ……」

提督「そんな大勢で質問攻めしたらU-511さんが混乱するだろ。せめて1人ずつにしたらどうだ?その方がU-511さんも答えやすいと思うし」

モブ達「あ~……ごめん。珍しさで興奮して、そこまで気が回らなかったわ」

U-511「………」

提督「……U-511さん?」

U-511「……だ、Danke」

提督「………」

U-511「………」

提督(やっぱり俯いてる……こりゃ相当緊張してたんだろうな……)

U-511「………」

U-511(今まで、質問されることはあっても……こんな風に、誰かが周りをたしなめてくれたこと……1度も無かった……)

U-511「………」シュン

U-511(……でも、どうせ……しばらくすれば、きっと……この人も……)

神通「………」

神通(提督さん、やっぱり凄いです……あの勢いに負けず、自分の伝えたいことをはっきり言うなんて……私には、無理です……)シュン

――始業式終了後・自宅


提督「いや~今日はまさかの出会いだったな~。まさか外国人の美少女が転校してくるなんて!」

提督「とはいっても、それで何か変わる訳でもないんだけどさ。さっきだってロクに話しかけられなかったし」

提督「質問攻めにあっていた時はつい口出ししちゃったけど……引かれてないよな?『何コイツキモッ』とか思われてたら俺、しばらく立ち直れないわ……」

『大丈夫。そんなことないよ?』

提督「……ん?今、何か聞こえたような……気のせいだよな。この家には俺以外いない訳だし」

『気のせいなんかじゃないよ!』

提督「……えっ」

提督(い、今……確かに聞こえた。女の子の声が……いやいやちょっと待て!俺の耳か頭がおかしくなっちゃったのか!?)

『ちょっとお父さん!聞いてる?』

提督「……お、お父さん!?」

『あっ、しまった!これって多分言っちゃダメなやつ!?』

提督「だ、誰だ!?どこから話しかけてるんだ!?」キョロキョロ

『ど、どうしよう~!?えぇい!もうなるようになれだよね!』

カッ…!

提督「うおっ!?天井から光が……眩しい……!」

「……あ、あれっ!?床じゃない!?空中……きゃあああああああああああああっ!?」ヒュウウウゥゥゥッ…

ドシーンッ!

提督「おごぉッ!?」

五月雨「いっ、痛たたた……おかしいなぁ、確かに座標はお父さんの実家の部屋に設定したはずなのに……」

提督「………」

五月雨「だけど良かったぁ!成功して!間違って変な場所に出ちゃったらどうしようかと……」

提督「……お、おい」

五月雨「そういえば、お父さんがいないなぁ……さっきまでここにいたはずなのに……」

提督「い、いいから早く降りてくれぇ……!背中が、腰がぁ……!」プルプル

五月雨「へ?きゃっ!?あわわわっ、ご、ごめんなさぁ~い!」

提督「……で、君は一体誰なんだ。どうして俺のことをお父さんって……それにどうやって空中からここに……」

五月雨「い、いっぺんに聞かれると困っちゃうなぁ……あはは……」

提督「……じゃあ1つずつ聞く。俺のことをお父さんと呼んだ理由は?」

五月雨「もちろん!私が貴方の娘だからだよ?本当は黙っておいた方が良かったんだけど、つい言っちゃった……」

提督「娘ぇ?俺、独身どころかまだ学生だし彼女すらいたことが無いんだぞ?なのに娘だなんて……」

五月雨「まぁ、今の説明だけ聞いたらそう思うよね……えっとね?私、五月雨って言います!タイムマシンで22年後の未来からやって来たの!」

提督「……はい?」

五月雨「だから、タイムマシンで……」

提督「いやいやいやいや!?ちょっと待って理解が追い付かない!?えっ、何!?タイムマシン!?それって空飛ぶ絨毯みたいなやつ!?それとも車!?」

五月雨「あー、ちょっと違うけど……ほら、これ」スッ

提督「……どう見てもドラえもんのタイムベルトじゃんこれ。じゃあマジで君は……待った。もしかしたら俺をドッキリか何かで騙そうとしてる可能性も……」

五月雨「空中から突然人が現れる現象をドッキリで片付けられると思う?」

提督「……確かに、こんな超常現象は普通に考えて無理だ。でもなぁ……」

五月雨「まだ疑うの?それじゃ……そこの天井裏の小箱の中に、中学生の頃に書いた痛い妄想ノートがあるでしょ」

提督「」ピシッ

五月雨「………」

提督「……ダ、誰カラ聞イタ?」ギギギッ

五月雨「紛れも無くお父さんからだよ?何年か前に笑いながら話してくれたっけ~。『お父さんな?昔はこんな風に腕から黒魔術を発動する妄想を』」

提督「わあああああああああああああああああッ!それ以上言うなッ!!分かった!信じる!信じるからそれ以上言うのはやめてくれぇッ!!」

提督(こんなこと誰にも話してないのに!?両親はもちろん親友や雷にさえ!!それを知ってるということは……この子は間違いなく、俺の……!)

五月雨「やっと信じてくれた!」パァッ

提督(……めっちゃ可愛いじゃん。この子本当に俺の娘なの?俺の遺伝子、もはや髪の色しか仕事してないじゃねーか)

提督「……と、とりあえず君が……えーっと、五月雨だっけ?五月雨が俺の娘だということは信じる。でもそれならどうしてここに来たんだ?」

五月雨「うっ……」

提督「まさか、俺の将来が悲惨だったりするのか?ドラえもんののび太みたいに借金まみれとか……」

五月雨「いや、そんなことはないけど……」

提督「じゃあタイムマシンが開発されたせいで第三次世界大戦が勃発したりとか……」

五月雨「未来は平和そのものだよ」

提督「平和……まさかディストピアに」

五月雨「全部違うよ~!私がこの時代に来たのは……お父さんと、喧嘩しちゃったから」

提督「……は?未来の俺と?」

五月雨「うん……」

提督「………」

提督(……おい、22年後の俺。こんなに可愛い娘と喧嘩するってマジか。何をどうしたらこんな美少女と喧嘩になるんだよ)

提督(俺ならこの子が……五月雨が何やっても許す自信があるわ。それなのに五月雨と喧嘩……何か未来の俺に対して無性にムカついてきたぞ)

五月雨「だから、その……勢いでここに来ちゃったといいますか……」

提督「……五月雨はどうしたい?」

五月雨「へ?」

提督「君が未来の俺を説得して欲しいというなら、俺がそのタイムマシンで未来へ行って俺自身にキレまくってやる。何でこんな可愛い娘を叱りつけるんだよって」

五月雨「そ、それはちょっと……出来れば、少しの間だけ……ここにいても良いかな~……なんちゃって」

提督「良いぞ」

五月雨「ふえっ!?」

提督「1日でも1週間でも1ヶ月でも半年でも1年でも無問題。どうせ毎月貰ってる生活費は余るほどあるんだ。遠慮なくここに住んで貰って大丈夫だ!」

提督(五月雨の分に使った生活費は、将来俺が働いた時に返せば良い。何より娘に金を出させる訳にはいかないだろ、親として……いや俺まだ彼女すらいないけど)

五月雨「………」ジー

提督「……もしかして、ドン引きした?」

五月雨「えっ!?ううん!そんなことないよ!?むしろ本当に良いのかなって……」

提督「もちろん。俺だってこんなに可愛い娘と暮らせるなら大歓迎だ!」

五月雨「……あ、ありがとう。じゃあ……しばらく、お世話になりますっ。若い頃のお父さん」ニコッ

提督(あ~可愛い……俺は将来、こんなに可愛い娘を授かることになるのか……なんか滅茶苦茶生きる気力が溢れて来た……!)

五月雨「……♪」

五月雨(勢いでタイムマシン使っちゃったけど、まさかこんなことになっちゃうなんて……さっきのお父さんとは喧嘩しちゃったけど、やっぱり昔から優しい……)

五月雨(今のお父さんも素敵だけど、昔のお父さんも……カッコ良いなぁ。ふふっ……♪)ニコニコ


オープニング・END

五月雨につきましてはほのぼの路線かシリアス路線かで迷いましたが、いきなりシリアスもどうかと思いましたのでほのぼの路線にしました。
お気に召さない内容でしたら申し訳ありません。
以下はシステム・進行方式についての説明となります。質問等があれば随時受け付けます。
既にご指摘がありましたが、前作のシステムをほぼ流用しています。ただし変更した部分もあります。
特に前作における告白キャンセルは全て運が絡むものとしました。

本編開始は本日夜からの予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。


・期間が入れ替わる(例:4月1週→4月2週→4月3週……)ごとに反転コンマでどのヒロインと交流するかを決めます。最大値のヒロインと交流します。

・交流相手を決めた後は、提督とヒロインが何をしているかを安価で募集します。
 ただ、提督やヒロインの設定次第では、取っていただいた安価の内容を若干アレンジさせていただくか、進行形式を変更することがあるかもしれません。

・好感度上昇率・好感度上昇判定も全て反転コンマを使用します。

・好感度がMAX50まで貯まった状態で、交流相手を決める際にそのヒロインが最大値になれば無事HAPPYENDです。


・好感度が40に到達した場合は『リーチ』状態となり、ヒロインが提督に対して恋愛感情を抱いている、あるいは恋愛感情をはっきり自覚した状態となります。

・進行そのものは通常時と変わりませんが、この状態で他のヒロインがENDを迎えてしまうと、そのヒロインは失恋してしまいます。

・ただし2番手以降のヒロインが好感度50に到達した場合、正妻による妨害判定が入ります。
 好感度上昇判定の次に反転コンマで妨害判定を行い、そこで妨害された場合は好感度が49で打ち止めとなります。
 妨害判定は2番手以降でEND開放まで辿り着いたヒロインが増えれば増えるほど、妨害判定の範囲が広くなります。

・2番手以降かつ好感度49で打ち止めとなったヒロインは、交流相手を決める際に最大値になった場合、すぐに好感度上昇判定&妨害判定を行います。

・ヒロインを決める際の安価でR-18系の内容にしていただくことは大丈夫ですが、本編作中における提督やヒロインの行動については基本的にR-18系の内容は安価下とさせていただきます。
 理由としましてはエロ描写を毎回書くことになってしまった場合、更新スピードが非常に遅くなってしまう為です。申し訳ございません。
 ただしR-15程度の内容や、ヒロインの設定がエロと密接に関わっていた場合はその場限りではありません(例:セフレ)。しかし、その場合も描写はかなり簡略化させていただきます。

・あまりにも飛躍し過ぎた内容の安価や、脈略が無さすぎる内容の安価は若干アレンジさせていただくか、安価下とさせていただきます。

・コンマ判定(反転含む)時、00もしくは0は最大値(10もしくは100)とします。

・交流相手を決める際のコンマや、好感度上昇判定時(上昇度小~大を決める部分)は反転コンマとします。
 好感度上昇コンマは一の位で判定します(例:18:00:00:93の場合、好感度の数値上昇は3が適用されます)。

・提督とヒロインが何をしているかの安価や、ヒロインを決める際の安価での連取りは基本的にNGです。交流相手を決める際や好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。


※小ネタ安価について

・本編終了後や本編開始前に小ネタ安価を取ることがあります。採用条件等は基本的に以下の通りですが、場合によってはこちらで追加条件を指定することがあります。

・あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。また、小ネタの内容は『本編の設定を踏まえた世界観』が主軸となるようにしていただけると幸いです。
 パラレルワールドに分岐させるかどうかはこちらで判断させていただきます。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

~ 4月1週 ~


提督「と、ところでさ……」

五月雨「なぁに?」

提督「五月雨が俺の娘ってことは……その……」

五月雨「うん」

提督「か、彼女……いや、奥さんがいるんだよな?俺に……」

五月雨「もちろん!」ニコッ

提督「やっぱり……じゃあ、俺にもいずれ彼女が出来るってことだよな……?」

五月雨「うんっ!お父さんとお母さん、凄く仲良しなんだよ?夫婦喧嘩してるところは見たことないなぁ」

提督「ということは相性もバッチリって訳か!それでさ、相手は……」ドキドキ

五月雨「えっとね~……あっ、ダメ!ダメダメダメっ!」

提督「………」

五月雨「ごめんねお父さん!でもそれだけは言えないの!」

提督「………」ジー

五月雨「み、見つめてもダメだよ!」

五月雨(あ、でも今とは違ってあどけなさが残るお父さんの顔、ちょっと可愛いかも……)

提督「……まぁ、そう言うと思ってたけど」

五月雨「え?」

提督「もし俺が相手を先に知ってしまって、それで未来が変わっちゃったりしたら……五月雨が生まれなくなる可能性もある。それを避ける為だよな?」

五月雨「……わ、分かってるんだったら聞かないでよ~。さっきだって私、また口が滑りそうになっちゃったのに」

提督「悪い悪い。ただ、ダメ元で聞いてみたら教えてくれるかなっていう……ちょっとした好奇心でさ」ポリポリ

五月雨「もうっ……」

五月雨(……でも、好奇心か。きっと私、そういうところはお父さん似なんだろうなぁ……今だってこうして、好奇心で過去に来ちゃった訳だし……)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:0/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:0/50
↓4U-511のコンマ    好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

U-511は何をしている?もしくは提督とU-511は何をしている?

直下

※休み時間や授業中、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

U-511「………」

提督「………」

提督(昨日は質問攻めだったけど、流石に落ち着いたか……でも、今度は……)

U-511「………」

提督「………」

提督(……見事に孤立してるな。U-511さん、あまり積極的に話すタイプじゃないみたいだし……)

U-511「………」

U-511(……ほら、やっぱり。私のことなんて……最初しか、興味が無い人……ばかりで……)

U-511(数日も経てば……誰も、相手にしてくれなくなる……)

提督「………」

提督(神通と同じタイプか?いや、それとはまた違う感じで人と関わるのが苦手なのか……?)

U-511「………」

U-511(だけど、この学校のことは……最低限、知っておかないと……いざという時、困りそうだから……)

U-511「………」チラッ

提督「……!」ビクッ

提督(あっ、ヤベ。チラチラ見てたのがバレたか!?)

U-511「………」

U-511(……他の人には、話しかけづらいけど……昨日、周りを宥めてくれた……この人なら……)

U-511「………」フルフル

U-511(……ううん。期待し過ぎちゃ、ダメ……ただの、気まぐれかもしれないし……きっと、この人も……)

U-511(だけど、今は……この人しか、頼れそうな人……いない、から……)

提督(き、気持ち悪がられたか?どうしよう……謝った方が良いかな。でも、俺の勘違いだったら滅茶苦茶恥ずかしいし……)

U-511「……あの」

提督「へっ!?あ、う、うん。どうした?」

提督(うわ俺めっちゃキョドったよ……今ので引かれてないよな……?)

U-511「学校……案内、して……下さい……」

提督「……案内?」

U-511「私、まだ……この教室しか、知らないから……どこに、何があるのか……分からなくて……」

提督「………」

提督(……あぁ、そういうことか。転校生なら、どの場所にどの部屋があるかなんて分からないよな。しかも1人で探して迷ったら大変だし)

提督(だけど、どうして俺に頼むんだろう……女子の方が話しやすいと思うんだけどな。いや、そんなこと考えてても仕方ない)

提督「……分かった、俺で良ければ案内するよ。ただ、次の授業に遅れるといけないから、まずはこの教室の周辺からで良いか?」

U-511「………」コクリ

提督(ここで失敗したら超カッコ悪いぞ、俺……折角の外国人の美少女さんが俺を頼ってくれたんだ。俺が頼りになるところを見せるんだ……!)グッ


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、張り切り過ぎて2人揃って授業に遅刻
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:そこそこ案内したところで教室に戻った
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、手際の良さを見せ、休み時間内に完璧に案内してみせる
好感度上昇:大 ×2.0

直下

U-511の好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

38→83:無難無難&無難 2×1.5=3/50


提督「……で、ここが図書室。その隣が文芸部室だ」

U-511「………」コクリ

提督「後は向こうの校舎が……いや、これ以上は無理か」

U-511「……?」

提督「ほら、後3分で次の授業が始まるし、そろそろ戻った方が良いと思う」チラッ

U-511「あ……」

U-511(本当だ……いつの間にか、10分以上……)

提督「本当は別の校舎や上下の階も案内してあげたいけど、休み時間で全部回るのは無理だな……」

U-511「………」

U-511(……うん。教室の周りに何があるかは、大体……分かった、かも)

U-511(後は、自分で探すしか……これ以上、案内を頼んでも……きっと、迷惑に……)

提督「そうだ。U-511さんが良ければ、昼休みに他の場所も案内しようか?」

U-511「……え?」

提督「昼飯食った後でも20分くらい休み時間があるんだ。これなら全部の校舎を回れると思うけど……」

提督「もちろん無理強いはしない。ただ、中途半端に済ませるのもどうかと思ってさ……はは」ポリポリ

提督(もっと俺が要領良く案内してあげられれば……いや、10分くらいの時間じゃこれが精一杯か)

U-511「………」ジー

提督「……えっと、U-511さん?」

U-511「……良いの?迷惑じゃ……」

提督「いや、どうせ暇だしさ」

U-511「………」

U-511(暇つぶし、なのかな……だけど、この人がそう言うなら……)

U-511「……えっと、じゃあ……お願い、します……」

提督「了解。じゃあ、昼飯食べたら教室に来てほしい。待ってるから」

提督(後で親友には『今日は野暮用があるから昼休みダベるのは無理』って言っとかないとな)

U-511「………」

U-511(……珍しい、人……)

~ 4月2週 ~

――親友家


提督「………」ジー

親友「このこのこのこぉっ!」つジョイコン ピコピコ

雷「えいえいえいえぇいっ!」つジョイコン ピコピコピコ

ドガァァァァンッ! ゲームセット!

親友「だぁっ!また負けたぁっ!」

雷「ふふん♪そこでホームランバットを使おうとするからよ?」

提督「……お前達って本当に仲が良いよなぁ」

親友「ん?いきなりどうしたんだよ」

雷「そうよ。そんな当たり前のことを言うなんて」

提督「いや、俺は一人っ子だから兄弟姉妹がいる奴の気持ちはよく分からないけどさ。流石に兄妹2人ピッタリくっ付いてゲームするのは普通じゃないと思うんだよな」

提督「特に妹って、中学生から高校生くらいは思春期で兄や弟を毛嫌いするイメージなんだけど」

親友「嘘だろ!?マジでそんな家庭があるのか……!?」ガクガク

雷「信じられない……!家族ならいつも仲良しが普通じゃないの……!?」ガクガク

提督「………」

提督(心の底から驚いてる……いや、流石に俺でもお前達2人がレアケースってことくらいは理解出来るぞ)

親友「大体思春期って何だよ?あれか?反抗期とかいう奴か?」

提督「あぁ。何か無性にイライラして家族に辛辣になるやつ」

親友「あり得ないだろ!妹はもちろん、父ちゃんや母ちゃんだっていつも世話になってるのに!」

雷「そうよ!お兄ちゃんだって私のこと気遣ってくれるし、どこにイライラする要素があるっていうの!?」

提督「………」

提督(これは心が幼いままなのか、反抗期さえ来る必要が無い程恵まれた家庭なのか……後者だな。親友と雷ちゃんの両親、凄く良い人だし)

提督(俺も今までよく世話になったからなぁ……俺にとっての、第2の両親みたいなものだ)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:0/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:0/50
↓4U-511のコンマ    好感度:3/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

U-511は何をしている?もしくは提督とU-511は何をしている?

直下

※休み時間や授業中、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

教師「であるからして、この単語は日本語で……」

提督「………」

提督(今時『であるからして~』なんて言う教師いるんだな。にしてもウチの高校は進んでるよなぁ……)チラッ

U-511「………」カキカキ

神通「………」カキカキ

提督(必修科目の英語だけでなく、生徒にグローバルな可能性を持たせるとか何とかで、第二外国語まで学ばせるなんてさ)カキカキ

提督(受験に必要は無いから、大学受験で審査される通知表の成績には反映されないけど……こっちとしては良い迷惑だよ)カキカキ

提督(英語でさえ難しいってのに、その上ドイツ語まで学ばないといけないとかさぁ……)カキカキ

提督「………」チラッ

U-511「………」カキカキ

提督(でも、そんなこと考えてたらU-511さんに悪いよな。U-511さんからすれば、慣れない海外生活で唯一、母国を感じることが出来る授業だし……)

提督(……真面目にやるか。正直、あまり良い成績が取れる気はしないが……もしテストで良い点を取ったら、U-511さんとの話題作りにもなりそうだしな……!)カキカキ

U-511「………」チラッ

モブA(あ~だりぃ……)

モブB(受験にいらない科目の勉強なんかさせんじゃねーよ……)

U-511「………」

U-511(他の人、あまり真面目に受けてない……ドイツ語、そんなにつまらない……かな……)

U-511「………」チラッ

提督「……!」カキカキ

U-511「……!」

U-511(あっ……この前、学校の案内してくれた人……真面目に、勉強してくれてる……もしかして、ドイツ語に興味が……?)

教師「はい、じゃあここで抜き打ちテストします」

モブ達「えぇーーーーーーッ!?」

提督(なっ!?嘘だろ!?抜き打ちとか聞いてないぞ!?)

教師「そう焦るなって。生徒の理解度を確認する小テストだ。成績には反省しないから、気軽に解いてくれ」

提督「………」

提督(くっそぉ……!分かってたらせめて前回習ったところの復習くらいはしたのに!ここで悪い点を取ったらU-511さんに幻滅されそうだ……!)チラッ

U-511「………」ジー

提督(ほら、やっぱり見てる……隣に座ってるし、やっぱり多少は興味あるに違いない……!何としても0点だけは避けなければ……!自信無いけどやるしかねぇ……!)

U-511「………」


好感度上昇率判定:提督のテスト結果は?

01~09:壊★滅
10~29:ギリギリ赤点回避
30~49:平均点くらい
上記範囲内なら好感度上昇:小 ×1.0

50~98:クラス上位
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:まさかの満点!
好感度上昇:大 ×2.0

直下

U-511の好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

93→39:ノー勉にしては上出来 6×1.0=6 3+6=9/50


教師「はい終了。ではテストを隣の人と交換して採点だ。今から答えを配るぞ?」

提督「………」

提督(とりあえず、分かるところは全部書いたけど……)

U-511「………」つテスト用紙 スッ

提督「……え?あ、ごめん。はい」つテスト用紙 スッ

提督(頼む……せめて赤点だけは免れていてくれ……!馬鹿と思われるのは嫌だ……!)

U-511「………」つテスト用紙 マジマジ

U-511(……ところどころ、空白はあるけど……書いてある問題は、全部合ってる……)

U-511「………」チラッ

モブA「あちゃ~、10点だったか~!」

モブB「俺は15点。ま、成績に関係無いし~」

U-511「………」

U-511(他の人は、あまり出来ていないみたい……だけど、案内してくれた人は……60点……)

U-511(適当じゃ、無理な点数……じゃあ、この人は……真面目に、この授業を……?)チラッ

提督「おぉっ、流石はドイツ人……100点じゃないか……!」

提督(それに比べて俺は、どうせそんな良い点数じゃないんだろうな……)

U-511「……あの、これ……」

提督「ありがとう。えっと、俺のは……60点!?」

提督(すげぇ!意外と良い線いってた!俺ってばドイツ語のセンスあるとか!?)

U-511「……Danke」

提督「え?」

U-511「えっと……ドイツ語の授業、真面目に……受けて、くれて……」

提督「あ、その……ま、まぁ、学校の授業は大事だからな。うん」

提督(よっし!これはきっと好印象だ!この調子でこの授業を真面目に受けて、U-511さんと仲良くなれるよう頑張るぞ!そして親友に自慢してやろう!)

U-511「………」

U-511(日本人で、ドイツに興味を持ってくれた……日本には、こういう人……いたんだ……少し、嬉しいかも……)







神通「………」チラッチラッ

神通(うぅ……出来れば私も、提督さんとテスト用紙の交換を……)

モブ子「はい、神通さん。いつも通り満点よ?」つテスト用紙 スッ

神通「ひうっ!?あっ、は、はい……ありがとう、ございますっ……」

神通(うぅ……やっぱり、他の人だと……緊張、しちゃいます……全然、話し慣れていないせいで……)

~ 4月3週 ~

――廊下


親友「はぇ~。お前がドイツ語のテストで60点か~。さてはU-511さんがいるから頑張ったな?このこのっ!」

提督「そりゃ、なぁ?お前だって俺の立場ならそうするだろ?」

親友「当たり前だ!それにしても、まさかお前のクラスにあの子が転校して来たなんて羨まし過ぎるだろ!この野郎っ!」

提督「ははっ、そうだろうそうだろう?」ニヤニヤ

親友「こいつ、良い気になりやがって……!でもまぁ、そっちは新しいクラスに馴染んでるみたいで安心したぜ」

提督「親友もな。楽しそうに過ごしてるみたいで良かったよ」

神通「………」ジー

神通(提督さん……やっぱり、休み時間は親友さんとお話していることが多いです……)

神通「………」ポツン…

神通(私には、友人と言える人は……提督さんくらいしか、いませんし……親友さんとは、あまり話したことが……)

親友「あっ、そうそう。次の体育はスポーツテストやらされるからな?恥をかかない程度には力を入れろよ?」

提督「あー、今年はそれがあったか……マラソンとかよりはマシだけど、地味に辛いんだよな……」

親友「特にシャトルランはキツいよな~」

神通「………」シュン

神通(私にも、提督さんのような……誰とでも、気兼ねなく話せる勇気があれば……)

U-511「………」ジー

U-511(あの人……さっきから、1人で俯いてる……もしかして、私と同じタイプの人……かな……)

U-511(……まぁ、別に……気にすることでも、ないけど……)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:0/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:0/50
↓4U-511のコンマ    好感度:9/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

U-511は何をしている?もしくは提督とU-511は何をしている?

直下

※休み時間や授業中、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

――校庭


提督「ん~っ……今日も良い天気だなぁ……」スタスタ

提督(親友は体育の着替えで教室にいないし、たまにはこうしてブラブラ外を歩くのも良いもんだ……ん?)チラッ

U-511「………」

猫「………」

提督(あれはU-511さん?傍にいるのは……学校に住み着いてる野良猫じゃん。あいつ、俺が近づくとすぐ逃げるんだよな)

U-511「……貴方も、1人?」

猫「にゃ?」

U-511「………」ソーッ…

猫「………」

U-511「………」ポフッ

猫「にゃ~♪」

U-511「……♪」ナデナデ…

猫「~♪」ゴロゴロ

U-511(……可愛い。動物は、癒される……人と違って、余計なことを……考えなくて、良いから……)ナデナデ…

U-511(こんな私にも、仲良くしてくれる……私を、癒してくれる……)ナデナデ…

U-511「……♪」ナデナデ…

猫「~♪」ゴロゴロ

提督「………」ジー

提督(いいなぁU-511さん。俺、あの猫撫でたことないんだよな……)

提督(それに、U-511さんの表情……いつもより、柔らかいような気がする……)

U-511(……ずっと、撫でていても……飽きないかも……♪)ナデナデ…

猫「~♪」ゴロゴロ

提督「………」

提督(う~ん、どうしよう。声をかけてみるか、それともこのまま通り過ぎるか……)

提督(U-511さん、あまり騒ぐような人じゃなさそうだし……もしかすると、休み時間まで誰かと一緒にいるのが苦手なのかも……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、立ち去ろうとするも足音で猫が逃げてしまい……
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:U-511が振り返って提督に気付く。しかし猫は逃げてしまい……
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、U-511と一緒に猫を撫でる
好感度上昇:大 ×2.0

直下

の好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

75→57:猫「美少女大歓迎!男?いらね」 1×1.5=1.5 1.5+9=10.5/50


U-511(……?誰か、いるの……?)チラッ

提督(あっ)

猫「……!」

U-511「……案内、してくれた人……?」

提督「え、えっと……奇遇、だね?あはは……」

提督(いや俺なんでドモってるんだよ。別にやましいことなんて無いし、見てはいけないものを見たって訳じゃ……)

猫「っ!」ダッ

U-511「あっ……!」

提督「お、おい!人の顔見て逃げるってどういうことだよ!」

猫「……っ!」タタタタタッ…!

提督「………」ポツーン…

U-511「………」ポツーン…

提督「……ごめん。その、俺のせいで……折角、猫と遊んでたのに……」

U-511「……う、ううん。気にしてない、から……」

U-511(猫が、逃げちゃったのは……残念だけど……それよりも……)

U-511「……案内してくれた人、よく……私に、話しかけてくれる……よね……?」

提督「え?あ、うん。そりゃクラスメイトだし……」

提督(本当は可愛い女の子とお近づきになりたいからだけど)

U-511「……名前」

提督「へ?」

U-511「貴方の、名前……聞いて、なかったから……」

提督「あー、そういえばそうだっけ……俺は提督。どう呼んでくれても良いぞ」

U-511「……提督、さん」

提督(……神通二世かな?U-511さんも『さん』付けって……いや待った。俺も『さん』付けで呼んでるじゃんか。だったら……)

提督「……じゃあ、俺も君のこと……呼び捨てで呼んで良いか?」

U-511「………」コクリ

提督「ありがとう。改めてよろしく、U-511」

U-511「……うん」

U-511(今まで、1週間も経ったら……なのに、案内してくれた人は……ううん、提督さんは……)

U-511「………」フルフル

U-511(いや、きっと……他の人より、興味が続いてるだけ……だと思う。だから、どうせ……1ヶ月も、経てば……)

提督「……?」

~ 4月4週 ~


五月雨「あの~、お父さん……」

提督「ん?どうしたんだ?」

五月雨「その、ここに住ませてくれるのはありがたいんだけど……その……」

提督「あっ、もしかして生活用品が足りなくなったか?ごめんな気付かなくて!すぐに金を下ろして……」

五月雨「えっと、そうじゃなくて……私、戸籍が無いから学校にも通えないし、アルバイトも出来ないでしょ?」

提督「……あー、そういうことか。別に気にしなくて良いぞ?元々は未来の俺がキレたのが悪いんだし」

五月雨「でもっ!このままじゃ私、お父さんのヒモみたいだし……せめて家事くらいは手伝わせて!」

提督「いや、娘に負担をかけさせるのは……」

五月雨「良いのっ!むしろやらせて!お父さん1人で家事を全部やるのって大変でしょ?せめて私がその負担を和らげてあげたいから……!」

提督「う~ん……分かった。じゃ、少しだけお願いしようかな?俺は風呂掃除するから、五月雨は洗い物を頼む」

五月雨「ありがとう!よーし!お父さんの為に頑張るぞー!」

提督(良い子だなぁ……きっと母親に似たんだろうな。俺自身は結構ズボラな方だし)


――1時間後


提督(よし、こんなもんで良いだろ。さて、五月雨の方はどうなったかな?)スタスタ

提督「五月雨~。こっちは終わ……って何じゃこりゃああああああッ!?」

五月雨(泡だらけ)「ぐすっ……うぅっ……お父さぁん……」ポロポロ

割れた皿×大量「」

割れたコップ×大量「」

提督(皿やコップが滅茶苦茶割れてるし、台所が泡だらけになってる……!?)

五月雨「ごめんなさい……洗おうとしたら、手や足を滑らせて……」グスグス

提督「……こんな惨状になっちゃったと」

五月雨「うぅ……」グスグス

提督「……あー、まぁ、なんだ。皿やコップは買い直せば良いし、とりあえず洗剤を流そう。な?」ナデナデ

五月雨「うん……ごめんなさい……」グスグス

五月雨(昔からお父さんやお母さんのお手伝いをすると、絶対にこうなっちゃう……今度こそ失敗しないように気を付けたのに……)

提督「………」

提督(娘が家事ダメダメだったとは……だが、それもまた可愛い!ドジっ子最高!)グッ


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:0/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:0/50
↓4U-511のコンマ    好感度:10.5/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

今回はここまでです。深夜までお付き合いいただきありがとうございました!
とりあえず今のところはこのシステムで進行していきたいと思います。

引き続き本日夜に本編更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~22:30頃開始予定です。
出来るだけ本編をスムーズに進行させる為、先に安価を出しておきます。

U-511は何をしている?もしくは提督とU-511は何をしている?

直下

※休み時間や授業中、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。
★通常とは違い事前予告なしの安価募集ですので、19:20以降からの安価を採用させていただきます。

始めます。

キーンコーンカーンコーン…

教師「よし、今日はこのくらいにしておくか」

提督(あ~やっと終わった……数学は話聞いてるだけで脳が焼けそうになるわ……)ググーッ

U-511「………」

U-511(授業、終わった……お昼、食べなきゃ……)

提督(さて、いつもなら親友と一緒に昼飯を食うところだが、今日は確かクラスメイトと食うからパスって言ってたっけ)

提督(んじゃ俺はどうしようかね~。別に1人で黙々と食うか、その辺のクラスメイトと喋りながら食うか……)キョロキョロ

神通「……!」

神通(提督さん、今日はここでお昼を食べるのでしょうか……だ、だったら、勇気を出して……私から、誘ってみたり……)

U-511「………」チラッ

提督「ん~と……」キョロキョロ

U-511(……提督さん。いつもならすぐ外へ行くのに……今日は行かないみたい)

U-511(……どうしよう。いつもみたいに、1人で……でも、提督さんは……他の人と、ちょっとだけ違うから……)

U-511「……あの」

提督「ん?U-511?昼飯食わないのか?」

神通(あっ……)

U-511「……今、食べようと思ってた。提督さんは……?」

提督「いや~、いつもなら親友と食うんだけど、生憎クラスメイトと食うって言ってたからさ。俺はどうしようかなって」

U-511「……その、もし……迷惑じゃ、なければ……一緒に、食べる……?」

神通「!?」

提督「えっ、良いのか?むしろU-511の方こそ、男子と一緒に食べるのって気まずかったりは……」

U-511「……大丈夫」

U-511(他の人は、誰も……私のことなんて、気にしてないから……)

提督「……分かった。じゃあ一緒に食おうぜ?よし、机を引っ付けて……」ガタガタ

U-511「ん……」ガタガタ

神通「………」シュン

神通(うぅ……まさか、U-511さんが提督さんを誘うなんて……)

提督「よいしょっと」ファサッ

U-511「……それ、Mamaの手作り?」

提督「いや、俺が自分で作ったんだ。両親は仕事で忙しいからさ、ほとんど1人暮らし状態なんだよ」

神通「………」チラッチラッ

神通(確か、1年前からそうでしたっけ……以前、昼食をご一緒した時にお聞きして……)

提督(本当は滅茶苦茶可愛い娘と共同生活状態だけど、話したところで『妄想でもしてるの?』って思われるのがオチだろうし)

提督「とはいっても早起きするのが苦手だから毎日じゃないけどな。それでも食費を出来るだけ抑える為に、週2~3日は作ってるけど」

U-511「……そう、なんだ」

U-511(提督さん……料理、出来たんだ……意外……それに、美味しそう……)

提督「それより、U-511の……その、昼飯って……」

U-511「……これで十分」

提督(小さなサンドイッチ……確かに、そんな沢山食べるようには見えないけど……)

提督「……それだけだと、午後に腹が減らないか?」

U-511「………」フルフル

提督「そ、そうか……」

U-511(……1人で食べるお昼なら、これで良い。目立たず、すぐに食べられるから……)

U-511(少し、お腹が空いても……夜まで、耐えられないほどじゃない……)

U-511(ただ、今日は……例外になっちゃったけど……本当なら、1人で食べるつもりだったから……)

U-511(……そう。今日だけが、例外。たまたま、提督さんがここにいて……少しだけ、私が……気まぐれで、誘っただけ……)

U-511(きっと、明日からは……また、いつものように……)

提督「………」

提督(う~ん……悲しそうに俯いてるし、何か訳ありなんだろうけど……)


好感度上昇率判定:提督はどう出る?

01~49:あまり深入りしない方が良いだろうと思い、ここはスルーする
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:U-511の普段の様子から、何となく理由を察する
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:↑+僕の顔……じゃなくてお弁当のおかずを食べて?
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

76→67:身近に似たタイプの同級生がいるし多少はね? 3×1.5=4.5 4.5+10.5=15/50


提督「……!」ハッ

提督(もしかして、U-511……あまり目立ちたくないからじゃ……)

提督(U-511も神通と同じで、基本的に1人で過ごすタイプに思えるし……)

提督「………」チラッ

U-511「………」モグモグ

提督(あ、食べてる姿可愛い……じゃなくて、『1人で昼飯食うと周りから目立つ』とか考えてるのかも……)

提督(だからこそサンドイッチなら、弁当とは違って手っ取り早く腹に放り込める……そう考えると納得がいくな)

提督「……?」

提督(あれ?だとしたら、どうして俺を誘ったりしたんだ……?)

U-511「……提督、さん?」

提督「……あ、いや。やっぱさ、俺と一緒に昼飯食うのって……U-511にとって、気まずくないか?」

U-511「………」フルフル

提督「……!」

U-511「……誰かと、食べてみたいって……思ったから……」

U-511(私の、気まぐれで……提督さんは、まだ……私に、関心を持ってくれているみたいだから……)

提督「……ならさ。U-511さえ良ければ……こうやって、たまに一緒に昼飯を食わないか?」

神通「!?」

U-511「え……?」

提督「流石に毎日は無理だけどさ。でも、お互いの都合が合えば……もちろん、無理にとは言わないけど」

提督(俺を誘ってくれた真意は分からないが、少なくとも……嫌われてはいないはず、だよな?)

提督(だったら、また一緒に食べれば……U-511も、1人で食べるよりは周りを気にせず……いや、男女ペアの時点で目立ちそうだけど)

提督(でも、他の奴らは俺達に全然興味を示してないし……これなら1人で黙々と食うよりは……)

U-511「………」

U-511(……こんなこと言われたの、初めて。気まぐれでやったことなのに……)

U-511(……あまり、期待し過ぎるのはダメだけど……でも、向こうがこう言ってくれてるから……)

U-511「……うん。また、食べよ……?」

提督「……!」

U-511「あまり、私と話しても……楽しく、ないかも……だけど……」

提督「そんなことないって!女の子と昼飯をご一緒出来るなんて、大半の男子にはご褒美だ!もちろん俺もな!」

U-511「………」

U-511(やっぱり、変わってる……)

神通「………」ジー

神通(うぅ……U-511さん、羨ましいです……私、未だに自分から提督さんをお昼に誘えたこと、1度もないのに……)

~ 5月1週 ~


五月雨「………」つPSvita ピコピコ

五月雨(このゲーム、懐かしいなぁ……昔、お父さんの実家……ここでやらせてもらえたっけ)

五月雨(だけど、このゲーム機……私にとっての10年前だから、今から12年後に壊れちゃうんだよね……)

ガラッ

五月雨「っ!?」ビクッ

雷「提督ー!お母さんが煮物を作り過ぎちゃったんだけど、良かったらおすそ分け……って、え?」

五月雨「あっ……」

五月雨(し、しまった!?そういえばお父さんが実家にいた頃って、こんな風に親友さん達が屋根をつたって……)

雷「……あ、貴女……誰……?」

五月雨「え、えっと……その……」

雷「まさか……提督の彼女!?」

五月雨「ふえっ!?」

雷「お、お兄ちゃああああああん!提督が家に女の子連れ込んでるううううううッ!!」ダッ

五月雨「あぁっ!?ちょ、ちょっと待って!?違うの!私は……あの、とにかく違うのーーーーーー!」ダッ


――数分後


提督「……とまぁそんな感じで、遠い親戚の子を預かってたんだよ。昨日来たばかりだったから、2人にはまだ説明してなかったんだけどさ」

五月雨「お、お騒がせしました……」

雷「なぁ~んだ。彼女じゃなかったのね」

親友「だから早とちりし過ぎだって言ったんだ。こいつなら彼女が出来たら、絶対俺に自慢するだろうからな!」

提督「そ、そうだよ。流石は親友、よく分かってるじゃないか」

五月雨「あぅ……ごめんなさい。私、またやっちゃった……」ボソッ

提督「いや、これは仕方ない。何せ親友も雷ちゃんも、本当にいつ俺ん家に来るか分からないからな……」ボソッ

提督(かと言って『女の子と2人きりで生活中です!』なんて言ったら怪しまれそうだったから、今まで親友達に説明出来なかったけど……)

親友「それにしても、お前の親戚にこんな可愛い子がいたなんてな~。俺、親友ってんだ。よろしくな!」

雷「五月雨ちゃんよね?私、雷(いかづち)よ!雷(かみなり)じゃないわ!よろしくね!」

五月雨「は、はい……よろしくお願いします……」

五月雨(本当は2人のことを知ってるけど、言えないよね……それどころか、今でも仲良しだから……)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:0/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:0/50
↓4U-511のコンマ    好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

神通は何をしている?もしくは提督と神通は何をしている?

直下

※休み時間や授業中、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

提督「なぁ、さっきの化学の授業、理解出来た?」

神通「えっ……は、はい。何とか……」

提督「そっか……俺なんてチンプンカンプンだったよ。有機化合物って何?ただの六角形にしか見えないんだけど」

神通「ま、まぁ……有機化学と無機化学は、暗記が多い分野ですから……」

提督「そりゃそうなんだけど、あんなの1年どころか10年かかっても覚えられる気がしないんだよな……」

神通「えっと……」

提督「そう考えると神通って凄いよなぁ。どの教科も成績優秀だし、苦手科目なんて無いんじゃないか?」

神通「い、いえっ!私なんて、そんな……!」アセアセ

提督「謙遜しなくても良いって。1年前から真面目に授業聞いて、努力してたことは知ってるからさ」

神通「うぅ……///」

神通(は、恥ずかしい……それは、勉強しかすることがないだけで……///)

神通(私にとっては、提督さんの方が凄いんですよ……?私にはないものを、沢山持っていますから……)

神通「………」ジー

提督「……神通?おーい、神通~?」ノシ

神通「ひうっ!?あっ、え……」

提督「どうしたんだ?急にボ~っとしちゃってたけど」

神通「あっ、い、いえ……何でもありません……///」

提督「そっか。でもなぁ、いくら何でもこの宿題は多くないと思わないか?」

神通「しゅ、宿題……?」

提督「問題集10P、しかも1Pには練習問題がギチギチ……出来る気がしないんだけど……」ズーン

神通「………」

神通(提督さん、余程有機化学が苦手なんですね……だ、だったら……ここで、私が勇気を出して……!)ドキドキ


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:神通「わ、私が……分からないとこr」親友「提督っ!助けてくれぇっ!」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:神通「わ、私が……分からないところを、お教えしまひょうか……!?///」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:神通「わ、私が……分からないとこr」提督「そうだ!神通、分からないところを教えてくれないか?」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

88:不意打ち(良い意味で) 5×2.0=10/50


神通「わ、私が……分からないとこr」

提督「そうだ!神通、分からないところを教えてくれないか?」

神通「……え?」

提督「そうだよ!俺には神通という心強い友人がいたじゃないか!な、頼むよ!この通り!」

神通「………」

提督「……神通?」

神通「……あの、今……何と……?」

提督「だからさ、分からないところを教えてくれないか?」

神通「………」

提督「あ、用事があるなら無理にとは言わない。神通に時間の余裕があればだけど……」

神通「……!」パァッ

神通(て、提督さんから……頼って、いただけるなんて……!)

神通(いつもなら、私がウジウジして……結局、何も出来ずに終わってしまうばかりで……)

神通(それが……提督さんから、私に……!これって、正に友人と言える関係ですよね……友人らしい会話、ですよね……!)

提督「………」

提督(目をつぶってプルプル震えてるけど、どうしたんだ……?)

神通「わ、分かりましたっ!私で良ければ、誠心誠意どこまでもお教えしますっ!」ズイッ

提督「うおっ!?ち、近い近い!」

神通「あ……す、すすすすすみませんっ!///」バッ

神通(うぅ……つい、嬉しさのあまり……みっともないことを……///)

提督「……あー、その、ありがとう。じゃあ、早速……放課後、教えてもらっても良いか?」

神通「……は、はい///」

神通(や、やっと……1年かけて、やっと友人として……1歩、踏み出せたような気がします……!)

~ 5月2週 ~

――近所のスーパー


提督「悪いな……買い出しの手伝いまでしてもらっちゃって」つ袋 ガサガサ

五月雨「良いの!むしろこれくらいさせてもらわないと……ひゃあっ!?」ツルッ

提督「おっと!」ガシッ!

五月雨「あ、危なかったぁ……!ありがとう、お父さん……!」

提督「はぁはぁ……一体誰だよ!こんな所にバナナの皮を捨てたのは!お陰で娘が怪我するところだったじゃないか!」

五月雨「……ウ、ウン。ソウダネ」

五月雨(本当は、そのバナナの皮を踏む前に足を滑らせちゃったんだけど……あはは……)

「……あっ」

提督「……ん?」チラッ

五月雨「……え?」

U-511「……提督、さん」

五月雨「……っ!」グッ

提督「U-511?どうしてここに……」

U-511「……Mamaから、お使い……頼まれて……」

提督「そうか……俺も買い出しだったんだけど、ここを利用するってことは……U-511って、俺ん家の近所に住んでたんだな」

U-511「……1ヶ月前、ここに……引っ越して、来たから……」

提督(まぁ、大体それくらいの時期か。だって始業式の朝、登校中に見かけたし)

五月雨「………」

U-511「えっと……また、明日……」

提督「あぁ、またな!」

五月雨「………」

提督「……あれ?そういえば、五月雨のことを聞かなかったな……まぁ、別に疑問に思ってないなら良いか。クラスメイトならいくらでも誤魔化せるし」

五月雨「……ぷはっ!」

提督「えっ、五月雨?どうした?」

五月雨「えっとね?私のことだから、また余計なことを言っちゃいそうで……それを防ぐ為に息を止めてたの!」

提督「いや、流石にそこまでしなくても……その様子だと、五月雨は未来でU-511と会ったことがあるのか?」

五月雨「……の、ノーコメントで」

提督「………」

提督(雷ちゃんはともかく、U-511とも面識があるのか……?いや、それとも、俺の結婚相手が変わらないよう、あえて黙ってるだけかもしれない)

提督(それなら、五月雨の為にも……こんなに可愛い娘を消してしまわない為にも!余計なことは聞かない方が良いな、うん!)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:10/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:0/50
↓4U-511のコンマ    好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

少し休憩します。0:00~0:30頃再開予定です。

再開します。

神通は何をしている?もしくは提督と神通は何をしている?

直下

※休み時間や授業中(座学・体育等)、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

――スーパーへ行く道・ゲームセンター前


提督「………」スタスタ

提督(今日の晩飯は何にしようかな……?たまには少し豪勢に、鍋でも作って五月雨と一緒に……)

「うぅ……」

提督(ん?何か聞き覚えのある声が……)チラッ

神通「……っ」ソワソワ

提督(……神通?どうしてゲーセンの前に……神通って、こういう類の場所は苦手と思ってたんだけど)

神通「………」ソワソワ

神通(あ、あのUFOキャチャーのぬいぐるみ……凄く可愛いです……!)

神通(だけど……この中に、1人で入るのは……うぅ……む、無理です……)

提督「………」

提督(いや、決め付けはダメだな。俺が知らなかっただけで、神通もゲーセンに興味があるのかもしれない)

提督(ただ、その割には入るのに戸惑ってるみたいなんだよな……もしかして、ゲーセンに入ったことがないとか……よしっ)

神通「………」シュン

神通(こういう時、提督さんがいてくれたら……)

提督「神通。こんな所で奇遇だな」

神通「ひうぅっ!?て、提督さんっ!?ど、どうしてここに……」

神通(う、嘘っ!?まさか、本当に提督さんが近くにいたなんて……!)

提督「いや、俺は晩飯のおかずを買いに行こうと思ってたところだけど。それより神通は?」

神通「えっ……あ、あの……それは……そのぅ……」スッ…

提督「……?」チラッ

提督(ゆっくり指をさしたけど、確か向こうにあるのって……ははぁ、そういうことか)

提督「……あのぬいぐるみが欲しいのか?」

神通「……///」コクリ

提督「なるほど……それなら俺が取ろうか?」

神通「そ、そんなっ!申し訳ないですっ!」アセアセ

提督「気にすることないって。こう見えて俺、親友と何度もゲーセンに通ってるから腕には自信があるんだ!」

提督「あの人形なら……う~ん、流石に1回では無理かもしれないけど、5回くらいやれば取れると思う」

神通「………」

神通(5回というのが、どれほどの腕前かは分かりませんけど……折角、提督さんがこう言ってくれていますし……)

神通「……わ、分かりました。お金は後でお支払いしますので……お願い、します……///」モジモジ

提督「分かった。任せとけ!」ポンッ

提督(最初は下手くそだったけど、親友と何度もプレイしてる内にコツを掴んだんだ!あの程度の人形なら、すぐに……!)


好感度上昇率判定:人形は何回で取れた?

01~09:結局自力では取れず、店員さんに取ってもらった
10~19:10回
20~39:5回
上の範囲内であれば好感度上昇:小 ×1.0

50~98:3回
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:まさかの1回!
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

57→75:実力だけでなく運も味方した 6×1.5=9 9+10=19/50


ワイワイ ガヤガヤ

提督「~♪」スタスタ

神通「………」キョロキョロ

神通(は、初めて入りましたけど……大きな音と、沢山の人が……や、やっぱり、私1人だと……この雰囲気に耐えられず、すぐに帰ってしまっていたかもしれません……)

神通「………」チラッ

提督(ようし!絶対取ってみせるぞ!何より女の子に対してカッコつけちゃったんだ……これで失敗したら情けないってレベルじゃない!)

神通(ですが、こうして提督さんがいてくれると……何とか、耐えられそうです……!)

提督「……よし、着いた。神通、まずは100円を」

神通「あ、はいっ……」つ100円玉 スッ

提督(流石にここから1発で取るのは厳しいな……最初の2回で取りやすい場所までズラして、次の数回で……)チャリン


――数分後


提督「おぉっ!2回目でかなり良い場所にズレたぞ!これならもしかすると、後1回でいけるか……?」カチッ

ウィーン… ガシッ!

提督「……っ」ゴクリ…

神通「……っ」ドキドキ

ウィーン…

提督(落とすなよ……ここで落としたら、一気に無理ゲーに……!)

神通(ぬいぐるみが……どんどん、取り出し口に……!)

ウィーン… ガコンッ!

提督神通「あっ……!」

ぬいぐるみ「」ゴロン

提督「よっしゃ!」

神通「わぁ……!」パァッ

提督「まさか3回で取れるなんて……!ほら、神通!」つぬいぐるみ スッ

神通「……ありがとうございます、提督さんっ……!何とお礼を言ったら良いか……!」つぬいぐるみ ギュウッ

提督「いや、これは俺の実力というより……運も味方してくれた感じだと思う。まさか2回目であんな絶妙な場所に誘導出来るとは……」

神通「それでもっ!提督さんに取っていただいたぬいぐるみに変わりないです!大切にしますね……!」ニコッ

提督「……!お、おう。喜んでもらえて何よりだよ」

提督(神通、今……笑顔になったよな?神通って、いつも困り顔を見せてばかりだったから……)

提督(何か、凄く新鮮だな……そして何より可愛い!普段から整った顔立ちとは思ってたけど、笑うと一層可愛いな……)

提督(ようし!今度、親友に『神通の笑顔を見た。めちゃ可愛かった!』って自慢してやるか!)

神通「……♪」ギュッ

神通(友人からの……私の、高校で唯一の友人からのプレゼント……部屋に飾って、大事にしないといけません……!)

~ 5月3週 ~

――提督家


提督のテスト用紙×複数枚「」ピラッ

親友のテスト用紙×複数枚「」ピラッ

提督「………」マジマジ

親友「………」マジマジ

親友「……お互い、最悪の事態は避けられたようだな」

提督「……あぁ。にしても、どうしてこう理系科目ってのはあんなに難しいんだ……」

提督(ただ、有機化学は神通から教わったお陰で……いつもよりは良い点取れたけど)

親友「同感だな。かといって文系科目が優秀かと言われると……」

提督「……気持ちは分かるぞ。年号とか、事件の名前を覚えるのって……大変だよな」ポンッ

親友「分かってくれるか、相棒……!」

提督「……で、それはそれとして」

親友「……あぁ」

――

神通『………』

神通(……いくら勉強が出来たところで、人との会話が苦手では……意味がありません)←全教科90点以上

U-511『………』

U-511(休み時間、勉強くらいしか……することがないから……)←全教科90点以上

――

提督「神通は既に知ってたけど、U-511まで頭脳明晰だったなんて……!」ズーン

親友「何だか、格の違いを見せつけられた気分だよな……うぅ……」ズーン

雷「だ、大丈夫よ!えっと、比べる人を間違ってただけよ!だから落ち込まないで!」アセアセ

五月雨「そうだよお父……提督さん!大学受験まで後1年以上あるし、今からコツコツ勉強すれば間に合うから!」アセアセ

五月雨(危なかった!今、凄く自然に『お父さん』って言っちゃうところだった!2人の前では『提督さん』って呼ぶと決めたばかりなのに!)

五月雨(それにお父さんは何だかんだで志望校に合格して、大学でお母さんとイチャついてたらしいから大丈夫!多分!)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:19/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:0/50
↓4U-511のコンマ    好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

五月雨は何をしている?もしくは提督と五月雨は何をしている?

直下

★五月雨は現在、学校に通えない状況ですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

今回はここまでです。深夜までお付き合いいただきありがとうございました!
引き続き本日夜に本編更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

18:00~19:00頃開始予定です。
途中で休憩を挟むと思います。

始めます。

五月雨「………」つ掃除機 ギュイーン

五月雨(さ、流石にお掃除なら失敗したりしないはず……せめて、これくらいはお父さんの役に立たないと……!)

五月雨「……机の周りはこれくらいで良いかな?次はベッド……あれ?」

五月雨(ベッドの下に何か落ちてる……本?片付けるのを忘れたのかな……?)スッ…

五月雨「えっと、『禁断の愛!?弟に貞操を捧げる淫乱お姉ちゃん』……ふえっ!?///」ポヒュン!

五月雨(あわっ、あわわわわっ!?これっ、こ、ここっ、これって……///)

ガチャ

五月雨「っ!?///」ビクッ

提督「ただいま~。おっ、もしかして掃除してくれてたのか?ありが……なッ!?そ、それ……!」

五月雨「あっ、い、いや、これはその……///」

提督(し、しまったああああああッ!?よりによってその本が見つかるなんて!?)

提督(いつもならエロ本は机の引き出しの奥深くに隠してるけど、昨日一発抜いてそのまま放置してたの忘れてた……俺の馬鹿ッ!!)

五月雨「……///」

提督「……いや、違うんだ。これは……誤解で……」

五月雨「……お父さん、こういう趣味があったの?///」

提督「だから違うって!普段は普通のエロ本を……」

五月雨「普通の!?他にもあるの!?///」

提督(ヤバッ墓穴掘った!?)

五月雨「……///」ジー

提督「……本当に違うんだって。その、興味本位で……いやさ、俺って一人っ子だし、近親物に抵抗が無いと言いますか……」

提督(って何言ってんだ俺は馬鹿じゃないのか落ち着けこれ以上五月雨にドン引きされるようなこと言ってどうすんだよ!!)

提督(というか実の娘にエロ本見つかって言い訳するとか罰ゲーム以外の何物でもないだろこれ!?新手の拷問か!?)

五月雨「………」

提督「………」

提督(これは確実にドン引きされてるな……あぁ、死にたい……)

五月雨「……お、お父さん」

提督「……はい」

五月雨「もしかして……私のことも、そんな目で……見てたり、する……?」

提督「う……」

五月雨「………」ジー

提督(やっぱりそう思われたか……ど、どうする?これ、答え方次第では五月雨から絶縁食らうかもしれない……!)

提督(いいか?恐らく最底辺まで下がったであろう信頼を、せめて赤の他人レベルまで戻さなければ……絶対に変なこと言うなよ、俺……!)


好感度上昇率判定:提督が出した答えは?

01~49:流石にそれはない
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:エロい目では見てないけど、少しは意識してしまう
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:「………」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

89→98:娘と言われても同世代の美少女だもんね、仕方ないね 8×1.5=12/50


提督「……見てない」

五月雨「……!」

提督「少なくとも、そういう風には見てない。けど……」

五月雨「……けど?」

提督「頭では五月雨が娘だと理解していても……今の俺は、それこそ彼女すらいない高校生だし……」

提督「俺からすれば、五月雨は俺より少し年下の……可愛い女の子としか、思えないと言うか……」

五月雨「……!」

提督「だって、まだ結婚すらしてないのに娘と言われてもさ……どうしても、こう考えちゃう時もあるんだよ」

提督「こんな美少女が、本当に俺の娘なのかって……それで、つい……1人の女の子として、見てしまう時も……」

五月雨「………」

提督「……ごめん、何言ってんだろ俺。キモいよな……」

五月雨「……ううん、そんなことないよ」

提督「……!」

五月雨「確かに、いくら私が娘だって言っても……この時代のお父さんにとっては、よく分からないもんね」

五月雨「私だって、急に同い年くらいの男の子が目の前に現れて『貴女の息子だよ』と言われても……実感湧かないと思う」

提督「………」

五月雨「それに……お父さんから見た私って、可愛いんだ……美少女なんだ……褒めてもらえて、嬉しいかも……♪」

提督「五月雨……」

五月雨「それより、本当に謝らなきゃいけないのは私の方。ごめんなさい、勝手に部屋のお掃除しちゃって……」

提督「いや、それこそ俺に問題があるだろ!実の娘と暮らしてるのに、あんな分かりやすい場所に……そういう本を放置しちゃうなんてさ」

五月雨「……じゃあ、おあいこってことにする?」

提督「……君がそれで良いなら」

五月雨「うんっ。じゃあ、私とお父さん両方に非があるってことで、この話はおしまいっ!」ニコッ

提督「………」

提督(うぅ、良い子過ぎる……何で俺のような馬鹿から、こんな出来た娘が生まれたんだ……!)

五月雨「……♪」ニコニコ

五月雨(えへへ……可愛い、かぁ……美少女かぁ……♪この時代のお父さんにまで褒められちゃった。嬉しいなぁ……♪)

~ 5月4週 ~

――教室


モブA「それでさ~、昨日はモブBが……」

モブB「お、おい!バラすなよ!恥ずかしいじゃないか!」

提督「そりゃ災難だったな……」チラッ


神通「………」ポツン…

U-511「………」ポツン…


提督「………」

提督(神通は去年からそうだったけど、U-511……転校初日以来、ほとんど誰とも話してないよな……)

モブB「大体、お前だって先週思いっきり……」

モブA「やめろ!その話は……」

提督「だ、大丈夫だったのか?それ……」チラッ


神通「………」つ教科書 マジマジ

U-511「………」カキカキ


提督(2人共、次の授業の勉強してる……道理で成績優秀な訳だ)

提督(でも、その分……それ以外の時も、クラスメイトと会話してる姿を見たことないし……俺は例外として)

提督(もしかして、中学校まで虐められてたとか……いや、流石にそれは失礼だろ、俺。何考えてんだ……)

モブA「ん?提督、どした?」

モブB「さてはエロいこと考えてたな?」ニヤニヤ

提督「お前と一緒にするな!」

提督(……とりあえず、可能な限り気を配るようにした方が良いかもしれない。幸い、このクラスでは虐めは無いから大丈夫だとは思うけど)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:19/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:12/50
↓4U-511のコンマ    好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

神通は何をしている?もしくは提督と神通は何をしている?

直下

※休み時間や授業中(座学・体育等)、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

――繁華街


提督「………」スタスタ

提督(五月雨、そんなに気を遣わなくても良いんだけどな……)

提督(たまには外食でもどうだと誘ったけど『私は居候だから、そんな贅沢は言えないよ!』か……)

提督(それで結局、五月雨に押し切られて俺だけ外食することになったけど……やっぱり申し訳ないし、持ち帰りの飯でも買って帰ろうか)

提督「う~ん……どの店が良いかな?どうせなら普通の店じゃなくて、少しお高い店が良いけど……」キョロキョロ

提督「……おっ、あれは……!」


――綺麗な洋食店


神通「……♪」モグモグ

神通(あぁ、やっぱり美味しいです……♪このお店、昔からのお気に入りなんですよね……♪)

神通(他のファミリーレストランやファーストフード店と違って、お1人様が多いお陰で……人混みが苦手な私でも、落ち着けますから……♪)

カランコロン…

店員「いらっしゃいませ!」

神通(あっ、また他のお客様が……ふえっ!?)

提督「すみません。こちらのお店って、お持ち帰りはやっていますか?」

店員「はい、大丈夫ですよ」ニコッ

神通「て、提督さん……!?」

神通(ど、どうしてここに……そういえば、この前もゲームセンター前で偶然出会って……)

店員「では、店内ではお召し上がりにならないということでよろしいですか?」

提督「あ、いえ。後で家族の分だけお持ち帰りにしようかなと」

店員「分かりました。席へご案内しますね?」

神通「………」オロオロ

神通(ど、どうしましょう……?勇気を出して相席にしてもらって……で、でもっ、それって提督さんに迷惑では……!?)

神通(このお店に来たということは、きっと提督さんも1人でゆっくりくつろぎたいと考えているかもしれませんし……)

提督「~♪」スタスタ

提督(この店、雰囲気良いなぁ~。近くにこんな穴場があったなんて……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:結局、神通は提督が食べ終わった後まで気付かれなかった
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:神通「……て、提督さんっ!」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「お、神通!奇遇だな!」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

87→78:神通、勇気を出す 3×1.5=4.5 4.5+19=23.5/50


神通「……っ!」グッ

神通(い、いえ……誘うだけなら、ご迷惑になりませんよね……?あくまでも、声をかけるだけであれば……!)

店員「こちらの席へどうぞ」

提督「はい、ありがとうござ……」

神通「……て、提督さんっ!」

提督「ん?今の声は……神通!奇遇だな!」

店員「お知り合いですか?」

提督「はい、クラスメイトなんです」

神通「あ、あのっ、その……良ければ、一緒に……お昼を、食べませんか……?えっと、ご迷惑じゃなければ……」

提督「そうだな。折角会えたんだし……すみません、相席って大丈夫ですか?」

店員「はい、構いません」ニコッ

提督「ありがとうございます!」スタスタ

神通「あ……」

提督「んしょっと!いや~、この前のゲーセンといい、俺達って街中でよく会うよな~」

神通「……は、はいっ。えっと、どうしてこの店に……?」

提督「えっとな……」

提督(五月雨のことは……別に言わなくても良いよな。無暗に話すことじゃないし……お持ち帰りのことは、適当に誤魔化せば良いか)

提督「たまにはこうして外食しようと思ってさ」

神通「そ、そうですか……すみません。あの、突然……こんなことを、言ってしまって……」

提督「とんでもない!友人、それも女の子と飯を食えるなんて、大抵の男子からすればご褒美じゃないか!もちろん俺もその1人だ!」

神通「……!」パァッ

提督「さて、何食べようかな~?おっ、このチーズインハンバーグ美味そうだな……いや、こっちのナポリタンも……」

神通「……♪」

神通(友人……そう、ですよね……!提督さんと私は、友人ですよね……!そう言ってもらえるだけで、私は……凄く、嬉しいんです……!)

神通(……思えば、あの時の出来事が無ければ……私と提督さんは、知り合うことさえ無かったかもしれません)

神通(思い返せば1年前……私が信じられないミスをした時のこと……)


――1年前・高校(受験日)


神通『うぅ……!』キョロキョロ

神通(ど、どうしましょう……!よりによって、受験票を落としてしまうなんて……!)

神通(あれが無いと、無条件で不合格になってしまいます……!この日の為に、一生懸命勉強したのに……!)

神通『……っ』ウルッ

神通(後15分で、集合時間……あぁ、もうおしまいです……!)

『……どうしたの?』

神通『……!』クルッ

提督『何か慌ててるみたいだけど……』

神通『えっ、あ、う……』

神通(し、知らない人に話しかけられてしまいました……!うぅっ、で、でも……今は、オドオドしている場合じゃ……!)グッ…!

神通『あ、あのっ!受験票を探すのを手伝って下さいませんか!?』

提督『受験票……?まさか、受験票を落としたのか!?』

神通『……!』コクコク

提督『それは大変だ!急いで探さないと!どこを探せばいい!?』

神通『あ、あっちは探しましたので……そっちを……!』

提督『分かった!手分けして探せば……君の名前は?』

神通『あっ、えっと、神通……です……』

提督『神通さんか!よし、見つけたらすぐ持って来るから!』ダッ

提督(親友にも連絡して、3人で探せば見つかるはず……!)

神通『ありがとうございますっ!』

神通(残り12分……早く見つけないと……!)

――5分後


提督『神通さん!あったよ!』タッタッタ

神通『……ほ、本当ですか!?』

提督『はぁはぁ……ほら、これ……!』つ受験票 スッ

神通『た、確かに私の受験票です……!ありがとうございます!本当に助かりました……!』

提督『見つかって良かった。それじゃ、俺はこれで!お互い合格出来るよう頑張ろうな!』タタタ…

神通『あっ……』

神通(行ってしまいました……せめて、名前だけでも聞いておけば良かったです……このご恩は、一生忘れません……!)


――


神通(それから私は、提督さんのお陰で入試を受けることが出来……無事に、合格しました)

神通(ですが、私はまた……提督さんと出会い、再び助けられることになるのです)


――数ヶ月後・教室


ワイワイ ガヤガヤ

神通『………』

神通(うぅ……他の人達、躊躇いも無く周囲の人々と話しています……)

神通(それに引き換え、私は……昔から、人と会話することが苦手で……)

神通(幸い、小学校から中学校までは……2人ほど、優しい方とお友達になれましたけど……)

神通(受験校の関係で、離れ離れになってしまって……ここには、私1人……誰も、知り合いが……)

提督『……あっ!君はあの時の……!』

神通『……え?』

提督『良かった……!君も合格出来たんだ!まさか同じクラスになれるなんて!』

提督(こんな綺麗な人と1年間同じクラスか……!いやぁツイてるな~俺!後で親友に自慢しよっと!)

神通『あ、貴方は……あの時の……!』

提督『……そういえば、まだ名前を言ってなかったっけ。俺は提督って言うんだ。今日からクラスメイトとしてよろしくな!』ニコッ

神通『……は、はいっ!こちらこそ、よろしくお願いします……!』


――


神通「………」

神通(提督さんのお陰で、私は恐怖の1人ぼっち生活から逃れることが出来ました……!)

神通(これも全て、提督さんが受験票を一緒に探してくれたお陰です……!)

神通(そして、2年生になってから……学校の外でも、よく顔を合わせたり……お話する機会が増えて……)

神通「………」ギュッ

神通(……提督さん。これからも、クラスメイトとして……友人として、仲良くして下さいね……?)

~ 6月1週 ~


提督「徐々に暑くなってきたなぁ……」スタスタ

親友「6月だからな~。長袖じゃ汗だくになっちまうぜ」スタスタ

雷「同感……でも女子はまだマシね。スカートだから通気性抜群だもの!」スタスタ

親友「確かにそうだが、風がふいた時にパンツが見えちまわないか?」

雷「まぁね。それが嫌な子は下にズボン履いてるけど、私は涼しさを取ったわ!」

提督「そ、そうか……」

雷「それにクラスの男子はお子ちゃま体型に興味無いみたいで、私のことを全然エロい目で見ようとしないのよね~」

雷「お陰で他の女子達と違って変な視線を向けられないから快適だけど、それはそれで複雑というか……」

親友「現在進行形でブラが透けてても周りの男達は誰1人振り返らないもんな」

提督「だからそういう発言はやめろって……」

雷「ちょっとお兄ちゃん。私ブラジャーなんて付けてないわよ?」

提督「………」

親友「無論、知ってて言ったんだよ。コイツがどんな反応するか気になってさ」

雷「あ、なるほど。ただ、案の定大した反応見せてくれなかったわね」

親友「だな。期待外れだぞ、提督」

提督「何で俺が責められてんだ。というか年頃の兄妹の会話とは思えないんだが」

親友「何言ってんだ!これが普通だろ!」ニカッ

雷「えぇ!普通よ!」ニコッ

提督「………」

提督(暑さで思考がおかしくなったとかじゃなく、2人は年中これだからなぁ……)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:12/50
↓4U-511のコンマ    好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

U-511は何をしている?もしくは提督とU-511は何をしている?

直下

※休み時間や授業中(座学・体育等)、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

――運動場


提督「はぁはぁ……!」つボール ダンダン

モブA「提督、パス!」

提督「……おうっ!」つボール ビシュッ!

提督(いくらプール開きがまだだからって、この暑さでバスケはキツいわ……)

モブA「どりゃー!」ポイッ

モブB「ああああっ!チャンスだったのに外してんじゃねーよ!」

提督「………」

提督(せめて親友でもいてくれれば、もう少しやる気が出たってもんだが……)チラッ

U-511「………」タタタッ

提督(……女子もバスケか。それにしても、U-511……意外と素早い動きだな。もしかして、向こうで何かスポーツでもやってたとか……)

U-511「………」タタタッ

U-511(どうせ、私には……あまり、ボールが回って来ない。今はもう、誰にも目立たないし……あっ)ズルッ

U-511「……っ」ズデッ!

提督「っ!?お、おい、U-511!大丈夫か!?」

U-511「……提督、さん?ん……これくらい、平気……」スクッ

提督「平気って、膝を擦りむいてるじゃないか!」

U-511「……本当。でも、大丈夫……」

提督「いや、地面での傷は油断出来ない。そこからばい菌が入ると、最悪……重症になることだってある」

提督(本当なら、他の女子に頼んだ方が良いけど……U-511にとって、あまり会話したことない人に頼むのは気まずいかもしれない)

提督(神通は体調不良で欠席してるし……だったら、時々昼飯を一緒に食ってる俺が連れて行った方が……まだマシだよな?)

U-511「………」

U-511(他の人は、誰も私のことなんて……気にしてないのに。提督さん、こんな時まで……私を、気にして……)

提督「先生!U-511さんが怪我したみたいなので、保健室に連れて行って来ます!」

体育教師「おいそこ!もう少し頑張れ!」

モブ達「は、はい!」

提督(ダメだ聞いちゃいねぇ。仕方ない、後で叱られるのを覚悟で……!)

提督「……よし。行こう、U-511」ガシッ

U-511「あっ……」

提督「………」スタスタ…

U-511「………」スタスタ…

U-511(強引……でも、それだけ……私を、気にかけて……)


好感度上昇率判定:保健室には……

01~49:普通に保健室の先生がいた
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:誰もいなかったが、途中で……
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:誰もいなかった
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

87→78:先生「不純異性交遊は禁止!」 10×1.5=15 15+15=30/50

――保健室


ガラッ

提督「失礼します!怪我をした生徒がいるので、治療を……」

シーン…

U-511「……誰もいないね」

提督「何だよこんな時に……仕方ない。U-511、そこのベッドに座って」

U-511「……うん」ポフッ

提督「えっと、救急箱は……どこだ?普段利用しないから全然分からないぞ……」ゴソゴソ

U-511「………」ジー

U-511(提督さん……どうして、私のことを……私なんかの、ことを……)

提督「あった!こんな分かりづらい所にしまっとくなよ……後はアルコール消毒液……」つ救急箱 ゴソゴソ

U-511「………」ジー

提督「……これだよな?よし……U-511、この消毒液で傷を……」

U-511「……やってくれる?」

提督「へ?」

U-511「自分でやると……染みるのが嫌だから、上手く出来なさそう……」

U-511「だから……提督さんが、やって……くれる……?」

提督「いや、それは……」

U-511「………」ジー

提督「……良いのか?もしかしたら、自分でやるより染みて痛みが……それより、男子が女子の身体に触れるのも……」

U-511「……大丈夫。こんなこと……提督さん以外の人に、頼まないから……」

提督「っ!?」

提督(い、今のって……いやいや落ち着け!きっとあれだ!男子の中では俺を信用してくれてるってことだ!他意は無いはず!)

提督「……分かった。じゃあ……出来るだけ、優しくするから……」つ綿 スッ

U-511「………」

提督「………」ドキドキ

提督(何か、イケナイことしてるみたいだ……だから何考えてるんだ俺は!U-511の傷を消毒するだけ!それ以外に何が……)










保健室の先生「いけないいけない!つい話し込んじゃった!」ガラッ

提督「っ!?」ビクッ

U-511「あ……」

先生「あら?靴が2足……あら?貴方達、何してるの?」

提督「あっ、い、いや……怪我をした生徒がいたんですけど、先生がいなかったので……その、俺が消毒しようと……」

U-511「………」

先生「そうだったの……ごめんなさい、ちょうど席を外しちゃってて……ここからは交代ね?」

提督「は、はい……お願いします……」

U-511「………」シュン

U-511(……ちょっと、残念。折角、提督さんと……"友達"らしいこと、出来たかもしれないのに……)

少し休憩します。22:00~22:30頃再開予定です。

再開します。まずはU-511パートからです。長くなったので複数回に分けて投下します。

――U-511家


U-511「……ただいま」ガチャ

U-511母「あら、おかえりなさい……って、その足の怪我はどうしたの?」

U-511「体育の時……転んじゃって……」

U-511母「そうだったの……でも、その様子だと手当してもらえたのね」

U-511「………」コクリ

U-511母「なら良かった。擦り傷でも、そこからばい菌が入れば……大変なことになってしまう場合があるもの」

U-511「………」ジー

U-511母「……ゆーちゃん?」

U-511「……Mama、提督みたい」

U-511母「提督って……確か、貴女と仲良くしてくれてる男の子だっけ」

U-511母(それに、いつもは『さん』付けで呼ぶのに……呼び捨てだなんて……)

U-511「……提督も、Mamaと同じこと……言ってたから」

U-511母「まぁ……じゃあ、その子も貴女のことを、心配してくれていたのね」

U-511「……きっと、そう。だって、初めて出来た……Freundeだから……」ニコ…

U-511母「……!」

U-511母(今まで、あまり笑わなかったゆーちゃんが……笑顔に……!)

U-511「………」


――


U-511『……提督さん』

提督『ん?どうした?』

U-511『どうして……私のことを、そこまで……気にかけてくれるの……?』

提督『どうしてって、友達のことを心配するのは当然じゃないか』

U-511『友、達……?私、提督さんの……友達……?』

提督『……え゛っ、もしかして違った?俺、U-511とはもう友達だと思ってたんだけど……うわああああっ!俺、滅茶苦茶痛い勘違いしてんじゃねえかああああッ!!』

U-511『あっ……』

提督『ゆ、U-511……今の発言は忘れてくれ!勝手に勘違いして、馴れ馴れしいこと言っちゃって……本当にごめん!』ペコッ

U-511『………』

U-511(友達……Freunde……私と、提督さんは……Freunde……!)

――


U-511(私は、昔から……あまり、感情豊かでは無くて……人と話すことも、苦手だったから……)

U-511(ドイツにいた頃は、ずっと……学校で、1人……孤立していて……)


――10年前・ドイツの小学校


モブ子A『ねぇねぇ!今日はあたしの家で一緒に遊ばない?』

モブ子B『いいね!行く行く!』

U-511『あっ……えっと……』

モブC『それじゃ、放課後モブ子Aの家に集合ね!』

タッタッタ…

U-511『………』シュン…

U-511(私、声が小さい……それに、地味だから……誰にも、相手にされない……)


――帰宅後


U-511『……ただいま』ガチャ

U-511母『おかえりなさい。学校、楽しかった?』

U-511『………』フルフル

U-511母『……え?』

U-511『ずっと、1人で……ただ、勉強するだけだった……』

U-511母『………』

U-511母(ゆーちゃん……)


――


U-511(それから何度か、Papaの仕事の都合で……転校を、繰り返したけど……)

U-511(最初だけは珍しさで人が寄って来ても……数日も経てば、やっぱり……誰も、私に興味を示さなくなる……)

U-511(きっと、私が……つまらない人間だから。話すのが苦手で、いつも無表情で……変な子、だったから……)

U-511(それで、私は……孤独に、慣れていって……いつしか、1人でいることが……当たり前に、なっちゃって……)

U-511(日本の学校に転校した時も、同じことの繰り返し……そう、思っていたけれど……)

――


U-511『……ううん、勘違いじゃない』

提督『……え?』

U-511『今の言葉……嬉しかった。友達って、言ってくれて……嬉しかった……!』ギュッ

提督『……!』

提督(ゆ、U-511が……俺の手を握って……)

U-511『……私と、提督さんは……友達……だよね?友達、なんだよね……?』

提督『……少なくとも、俺は前からそう思ってた。でも、これではっきりしたよ』

U-511『……?』

提督『俺もU-511も、お互いがお互いのことを……友達と思っていたことが、な?』ニコッ

U-511『あっ……う、うんっ……!』パァッ

提督(今、U-511が……笑った……!ただでさえ可愛いのに、笑顔になると……!)

U-511『……提督』

提督「な、何だ……って、今……呼び捨てで……』

U-511『……友達なら"さん付け"はしないかなって……ダメ、だった……?』

提督『……いや、むしろU-511と一層仲良くなれたみたいで嬉しいよ。じゃあ、俺も……そうだな、"ゆー"って呼んで良い?』

U-511『……うんっ』

提督『よし決まり!これからはお互いを提督、ゆーと呼び合おうな?ははっ、これこそ友達って感じだ!』

U-511『………』ニコ…


――


U-511(提督は……私が転校して来た時から、ずっと……私のことを、気にかけてくれていた)

U-511(もちろん、それは私だけじゃなくて……神通さんや、他の人に対しても言えることだけど……)

U-511(それでも、提督は……周りの人と違って、こんな地味で目立たない私に……話しかけてくれた)

U-511(ずっと欲しいと思ってた、友達……もう、諦めてたけど……私はずっと1人だと、覚悟してたけれど……)

U-511「………」ギュッ

U-511(提督が、友達になってくれた……初めての、Freundeになってくれた……!それだけで、心が……温かく、なっていくのを感じる……!)

~ 6月2週 ~

――教室


U-511「ふぅ……///」

提督「……ゆー、大丈夫か?」

神通「……?」

神通(え?提督さん、いつからU-511さんのことを……あだ名で呼ぶように……?)

U-511「……え?」

提督「いや、随分と暑そうだからさ……顔も火照ってるみたいだし」

U-511「……平気。耐えられないほどじゃない……ありがとう、提督……心配、してくれて……」ニコッ

神通「……!?」

神通(U-511さんまで提督さんを呼び捨てに……!?それに、嬉しそうな顔まで……)

提督「そっか。でも油断は禁物だぞ?水分補給はしっかりな?」

U-511「……うんっ」

提督「………」

提督(あの白い肌じゃ、紫外線とかが危険そうだけど……本人が平気って言うなら、俺が必要以上に口出しすることじゃないか)

提督「………」ジー

U-511「……?」

提督(いや、もしかすると……日に焼けた姿も、案外似合ってたりして……)ホワンホワンホワン…




U-511(呂500Ver)『提督~!こんなに焼けちゃった!どうかな?がるるー♪』




提督「………」ホワンホワンホワン…

提督(……ベネ!)b グッ!

U-511(提督、ずっと私を見て……どうしたのかな……?)

神通「………」シュン

神通(うぅ……私の方が、提督さんと長く過ごしてきたのに……U-511さん、いつの間に提督さんとそんな親しい仲に……)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:12/50
↓4U-511のコンマ    好感度:30/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

U-511は何をしている?もしくは提督とU-511は何をしている?

直下

※休み時間や授業中(座学・体育等)、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

U-511『……ねぇ』

提督『ん?どうした?』

U-511『今度の休日……提督の家に、遊びに行っても……良い?』

神通『!?』

提督『今度の?え~っと、予定は……うん、何も無かったはずだ。良いぞ。後でLINEで地図送っとく』

U-511『……うんっ』

神通(わ、私でさえ提督さんの家に行ったことがないのに……!)


――


提督「……なんてやりとりがあったのが数日前。まさか、俺の家に女の子が遊びに来てくれることになるなんて……!」

提督「あの時は思わずOKしちゃったけど、よく考えなくてもウチには女の子が喜びそうな物なんて無いぞ……!?」

五月雨「そうかな?私、いつも楽しくゲームしてるけど」

提督「それはまぁそうなんだけど、五月雨の場合は娘だからな……雷ちゃんは幼馴染みたいなもんだし……」

提督「クラスメイトの女子が喜ぶ物って、全然思いつかない……」

五月雨「大丈夫だよ。お父さんなら、いつも通りにしていれば上手くいくから!」

提督「……そうかなぁ」

五月雨「だって、最終的に私が生まれるくらいなんだよ?つまり女の人と結婚するまでに至るってことだよ!自信を持って!」

提督「……そう言われると確かに希望が湧いてきた。そうだよな……俺、いずれは素敵な女性と巡り会って結婚するんだもんな……いける!俺ならいけるぞ!」グッ

五月雨「そうそう、その意気!」

ピンポーン!

提督「……!」

五月雨「ふふっ、そう言ってる内に来たみたい。じゃあ私、隣の部屋にいるね?」

提督「なぁ、本当に五月雨は隠れないとダメなのか?別に一緒に遊んでも……」

五月雨「念の為だよ。私のことだから、また失敗しでかしちゃいそうだし……」

提督「……分かった。でも、何かあったらすぐに呼んでくれよ?」

五月雨「うんっ。ほら、早く迎えに行ってあげて?」

提督「……あぁ」スタスタ

提督「はーい、今行きまーす」ガチャ

U-511「……こんにちは」

提督「……おぉ」

提督(真っ白のワンピース……ヤバい。滅茶苦茶似合ってる……!)

U-511「……提督?」

提督「へ?あ、あぁ、ごめん。暑い中来てくれてありがとな。ほら、上がって」

U-511「……お邪魔、します」

U-511(Freundeの家に、遊びに行く……私の夢が、叶う時が来るなんて……!)


――自室


提督「えっと、飲み物の好き嫌いはあったりする?」

U-511「………」フルフル

提督「そっか。じゃあ、すぐにジュース入れて来るから、適当にくつろいで待ってて」ガチャ

提督(確かオレンジジュースとりんごジュースがあったはず……ここは無難にりんごにするか)スタスタ…

バタン…

U-511「………」キョロキョロ

U-511(ここが、提督の部屋……同性の友達の部屋を通り越して、異性の友達の部屋……)

U-511「……♪」

U-511(あまりゴチャゴチャしてないからかな……落ち着くかも……♪)

U-511「……?」チラッ

U-511(これは……パソコン?そういえば、ドイツでも日本でも……PCで出来るゲームの話題を話してる人がいたっけ……)

U-511「………」つマウス スッ

U-511(確か、こうやって……)スィーッ

ブゥン…

U-511(あっ……ど、どうしよう。つい、触っちゃった……画面がついて……)


好感度上昇率判定:PC画面に映った映像は?

01~49:何の変哲も無いゲームの公式サイト
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:深夜アニメのちょっとエッチなシーン
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:エ★ロ★ゲ……かーらーのー?
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

88:初のラッキースケベ! 1×2.0=2 2+30=32/50


『○○の膣内に挿入れる。その瞬間、下半身に想像もつかない快感が駆け抜けていく』

U-511「……!///」

U-511(こ、これって……///)

『あんっ!△、△△のおち○ちんが……んうっ!入って、きたぁ……!』

U-511「……///」ドキドキ

U-511(て、提督も……こういうゲーム、してたんだ……///)

提督「お待たせ。りんごジュースで良かった……ってぎゃああああっ!?そ、そのゲームはああああっ!?」ダッ

U-511「……えっ!?///」

ズルッ

提督「あ゛っ!?」

ツルッ

U-511「あっ……!」

ズデーンッ!

提督「いったた……ゆ、ゆー、大丈……」ムニッ

提督(……ん?何か、右手にどことなく柔らかい感触……ま、まさか……)チラッ

U-511「ん……提督、そこは……///」

提督「……ご、ごごごごごめん!?わ、わざとじゃないんだ!転んだ時に、その……とにかくごめんなさいッ!!」バッ

U-511「……う、ううん。私こそ、その……勝手に、パソコン触っちゃって……ごめんなさい……///」

提督「いやいや!あれをちゃんと消しとかなかった俺が悪かった!ごめん!本当にごめん!」ペコペコ

U-511「……///」

提督「………」

提督(き、気まずい……折角、遊びに来てくれたのに……俺のせいで……)

U-511「……え、えっと……ジュース、Danke……ま、まずは……飲んで、落ち着こ……?///」

提督「……は、はい」










U-511(この後、私と提督はジュースを飲んで……お菓子を食べたり、"普通の"ゲームをしたりして……色々、遊んだけど……頭の中には、ずっと……さっきのことが……///)

U-511(提督……やっぱり、男の子なんだ……"あの"ゲームもそうだし、その……私の胸、触った時……意識、してたみたいだから……///)

U-511(……こんな幼児体系の身体でも、提督は……意識、してくれたんだ……恥ずかしかったけど、女の子として……少しだけ、自信がついたかも……///)

~ 6月3週 ~

――高校のプール


提督(待ちに待ったプール開き!俺達男子の目の保養タイム!)

提督(何せ女子の水着姿を堂々と……いや、チラチラと眺めることが出来る!)

モブA「おぉっ!あの子すげぇおっぱいデカくないか!?」ハァハァ

モブB「いやいや、向こうの女子もかなりのスケベボディだぞ!」ハァハァ

モブ子A(うわっ……これだから男子は)

モブ子B(早く授業終わって……)

提督「………」

提督(だが俺はそこで興奮している、良くも悪くも正直な男子達とは違う。むっつりな俺はたま~にチラッと見るだけに留めるのだ!)

提督(でないと女子達からゴミを見るような目で見られて、俺の精神が大破してしまう。生憎、俺にはMの素質は無い。ついでにSでも無い)

提督(さて、まずは誰の水着を見ようかな……やっぱり神通か?普段が大人しいから誰も注目してないけど……)チラッ

神通「……ぷはっ!んっ……はぁっ!ふっ……!」バシャバシャ

提督(実際にはかなりスタイル良いんだよな~神通。普段から話す機会が多い俺だからこそ知っている事実!)

提督(泳ぐ度に豊満な胸が揺れるその様は、俺の日頃の勉強のストレスを癒してくれると言って良い)

提督(さて、神通はこれくらいにして……次はゆーだな。この前は……えっと、偶然触っちゃったけど……やっぱり女の子なんだなって)

提督「………」チラッ

U-511「……!」

U-511(あっ……提督が、今……私を、見たような……)

提督(……何か、スク水が滅茶苦茶似合ってるように感じる。いや、俺は別にスク水フェチという訳じゃないんだが、何故かゆーだけ別格に似合ってると思う俺がいる)

U-511「……!」ヒュッ! ザブンッ!

提督「!?」

U-511「……っ!」バシャッ! バシャッ! バシャッ!

提督(泳ぐの上手ぁッ!?えっ、何だあれ!?水泳部か!?いや違う!ゆーは確か帰宅部だったはず!なのにどうしてあんな綺麗に泳げるんだ!?)

提督(神通もかなり泳ぐのが上手いと思ってたけど、ゆーはその数十倍だぞ!?何なら今すぐ水泳のコーチしても食っていけるレベルじゃないか!?9

U-511「……っ!」バシャッ! バシャッ! バシャッ!

U-511(小さい頃から、何故か水泳だけは得意だった……!提督が、見てくれているなら……良いところ、見せないと……!)

神通「……ゴボッ!?」

神通(えっ、えぇっ!?U-511さん、どうしてそんな上手に泳げるんですか!?)


↓1雷のコンマ     好感度:0/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:12/50
↓4U-511のコンマ    好感度:32/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

雷は何をしている?もしくは提督と雷は何をしている?

直下

★雷は中学3年生ですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。ただ、高校関係でも行事等、他校の生徒が来る状況なら大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

U-511「このまま、ゴールを目指す……!」

神通「私も続きます……!」

五月雨「わ、私だって……!」

雷「ちょっと!?私だけ置いていかないでよ!絶対追い付いてみせるんだから~!」


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
引き続き本日夜に本編更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

18:00~19:00頃開始予定です。
途中で休憩を挟むと思います。

始めます。長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。

提督「あ~やっと終わった……」スタスタ

提督(掃除当番で頑固な汚れを取ろうとついムキになってたら、いつもより遅くなっちゃったな……さっさと家帰っておやつでも……)

ドカッ

提督「うっ……!」

DQN1「あぁ?どこ見て歩いてんだよ!」

DQN2「お前、今俺達に体当たりしてこなかったか?」

提督「……!?」

提督(ヤバッ!?いかにもアレな奴らに絡まれちまった!?しかも体当たりって、どう見てもお前達の方からぶつかって来てただろ!?)

DQN1「あ~あ、俺、今ので腕怪我したかもしんねぇわ~」

DQN2「これは治療費を貰わないとな~?」

提督「う……」

提督(出たよ!やっぱりカツアゲが目的じゃねーか!)

提督「………」キョロキョロ

DQN1「まさか金持ってないとか言うんじゃねーだろうな?」

DQN2「無いならそれなりに痛い目に遭ってもらわないとな?」

提督「くっ……」

提督(近くに交番は無さそうだし、助けてくれそうな知り合いもいない……足にはあまり自信が無いけど、全速力で逃げるか……?)

「おまわりさんこっちよ!不良が人を襲ってるの!」

DQN達「!?」

提督「……!」

DQN1「け、警察だと!?」

DQN2「畜生!お前、顔は覚えたからな!おい、逃げるぞ!」ダッ

DQN1「あ、あぁ!」ダッ

提督「………」

提督(この声は……)チラッ

雷「提督!大丈夫だった!?」タッタッタ

提督「やっぱり雷ちゃんだったか……でも、どうしてここに?」

雷「中学校の帰りよ。歩いてたら提督を見かけたけど、悪そうな人に絡まれてたから……」

提督「それで咄嗟に警察を呼びに来たフリをしてくれたのか」

雷「えぇ!ああいう奴は何だかんだ言って、先生やおまわりさんが怖いものよ!」

提督「……お陰で助かったよ。ありがとう」ナデナデ

雷「んっ……えへへ♪」

提督(しかし、中学生に助けられる高校生か……あぁ、我ながら情けない……いや、そんなことより)

提督「何かお礼をしないとな」

雷「え?別に気にしなくても……」

提督「そうはいかないって。ピンチを救ってもらったんだぞ?ここまでしてもらって、ただお礼を言うだけじゃなぁ……」

雷「………」クスッ

雷(こういうところ、昔から変わらないわね。本当に気にしなくて良いのに……)

提督「何かして欲しいことはあるか?」

雷「そうね……急に言われても思いつかないかも」

提督「なら後日でもいい。俺に出来ることなら何でもするから」

雷「えっ、何でも?」

提督「常識の範囲内ならな」

雷「ふふっ、それくらい分かってるわよ。そっか、何でもかぁ……」

提督「………」

提督(雷ちゃんなら無理難題は言わない。そう信じているからこそ、俺は『何でも』と言ったんだ。伊達に長い付き合いじゃないからな)

雷「んー……」


好感度上昇率判定:雷のお願いは?

01~49:そこのお店のパフェを奢って?
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:私に甘えて!
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:このまま頭を撫でて?
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

23→32:妥当と言えば妥当? 10×1.0=10/50

――喫茶店


雷「はむっ……んぅ~♪」

提督「……なぁ、本当にこれで良かったのか?」

雷「えぇ!このお店のパフェ、凄く美味しいんだけどちょっと高くて……お小遣いだと中々手が伸びなかったのよね」

提督「まぁ、確かにこの量であの値段は少し割高だとは思うけど……不良から助けてもらったお礼には安過ぎるくらいじゃないか?」

雷「こういうのは気持ちの問題なの。本当なら、その感謝の気持ちだけで私は嬉しかったけど……」

雷「それじゃ納得してくれそうになかったし、どうしようかと考えたらスイーツを奢ってもらうくらいしか思いつかなかったわ」

提督「……そうか」

雷「あむっ……ふわぁ……♪」

提督「………」

提督(まぁ、こうして雷ちゃんが美味しそうにパフェを頬張ってるし、お礼になった……と考えれば良いか)

雷「提督も一口食べてみる?」スッ

提督「いや、遠慮しとく。家に帰ったらおやつ食うつもりだったから」

雷「そうなの?美味しいのに~……あむぅ♪」

提督「………」

提督(それ以前に間接キス……なんて気にする関係じゃないか。雷ちゃんにかかれば兄貴にも同じことしてるくらいだし)

雷「はぁ~幸せ~♪」

提督「………」

提督(何はともあれ、本当にありがとうな。雷ちゃんがいなかったら、俺……家まで逃げ切れたらともかく、最悪ボコられてただろうから)

~ 6月4週 ~


五月雨「暑いよぉ……」グデーッ…

提督「………」

五月雨「お父さぁん……アイスぅ……」

提督「……年頃の女の子がそんな恰好でいちゃいけません」

五月雨「だってぇ……暑いんだもん……」

提督「それに、確かに俺は君の父親だけど……前にも言ったじゃないか。どうしても1人の女の子として意識しちゃうんだって」

提督「流石に下着でゴロゴロするのは……目のやり場に困るというか」

五月雨「お父さんだから気にしないよ~……」

提督「……いくら肉親でも恥ずかしくないのか?」

五月雨「ううん。私、昔から家ではこんな感じだよ……はふぅ……」

提督「………」

提督(こういうところは俺に似たんだろうか……俺も去年まではパンツだけで転がってたこともあるし)

五月雨「エアコン付けないの~?」

提督「……そうだな。少し早い気もするけど、そろそろ解禁するか」

五月雨「やったぁ……でも、先にアイス食べたい……」

提督「了解。ちょっと待ってろ。今持って来るから」

五月雨「ありがと~……あぁ、暑い……」

提督「………」

提督(干物状態の娘、か……むっつりな俺には刺激が強いけど、これはこれで可愛いな、うん)


↓1雷のコンマ     好感度:10/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:12/50
↓4U-511のコンマ    好感度:32/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

U-511は何をしている?もしくは提督とU-511は何をしている?

直下

※休み時間や授業中(座学・体育等)、放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

――帰り道


提督「あ~暑い……」スタスタ…

U-511「……うん」スタ…スタ…

提督(掃除を終えて帰ろうとしたら、ちょうどゆーも同じタイミングだったから……友達らしく、一緒に帰ることにした)

提督(親友は『悪いな!今日はクラスメイトと遊ぶ約束してるんだ!』って言ってたし……何より家が近所同士だから、帰り道もほとんど同じだからな)

U-511「………」スタ…スタ…

提督「7月ならまだしも、6月でこの暑さはヤバいって……やっぱり地球温暖化のせいなのか……」

U-511「………」

提督(そういや五月雨がいた時代ではどうなってるんだ?タイムマシンが開発されたくらいだし、多少はマシに……)

U-511「………」フラッ…

提督「ゆーはどう思う……ん?ゆー?どうした?」チラッ

U-511「はぁはぁ……」パタッ

提督「……ゆ、ゆー!?大丈夫か!?おい、しっかりしろ!ゆー!」

U-511「………」

提督「まさか熱中症か!?この暑さだし十分あり得る!まずいぞ!おーい!誰か!誰かいませんか!?」キョロキョロ

提督(……ダメだ。周囲に俺達以外誰もいない。他の人の協力を得るのは無理だ!俺が何とかしなければ……!)

提督「えっと、まずは……そうだ!日陰に移動させないと!ゆー、背負うぞ!よいしょっと……!」

U-511「ん……」

提督(うわっ、滅茶苦茶軽いな……ちゃんと飯食ってるのか?いやそんなこと気にしてる場合じゃない!)

提督(どこか木陰は……ん?公園……そうだ!あそこの木陰に……!)タタタッ…!

――公園・木陰


U-511「はぁ、はぁ……」

提督「ゆー、大丈夫か!?」

U-511「ん……」

提督「……まさか、もう意識が無いのか?とにかくまずは救急車だ!」つスマホ スッスッ

提督「あっ、もしもし!友人が熱中症で倒れたんです!急いで救急車を……住所ですか?えっと……はい、そうです!お願いします!」

提督「これで良し!後は救急車が来るまでにゆーの身体を冷やさないと!」

U-511「………」

提督「俺の水筒……ダメだ、さっき飲み干した。近くに自動販売機は……あった!」ダッ

提督(財布には……2000円か。とにかく、これで買えるだけ水とスポドリを……!)ピッピッピッピ! ガシャガシャンッ!

提督「とりあえずこれだけあれば足りるはず!えっと、確か保健体育の授業では……そうだ!血管が集中してるところを冷やすんだっけか!」

提督「その為に水を買って来たんだ!後、ハンカチを水で濡らして顔や手足を冷やさないと……!後は下敷きで風を……!」パタパタ

U-511「んっ……」

提督(首、脇、太ももの上……とりあえずペットボトルを押し当てたけど、これだけじゃダメだ。熱を逃がす為にも、服をはだけさせないと……)

U-511「はぁ、はぁ……」

提督「………」グッ

提督(……ごめん、ゆー。君の命を救う為だ……後で親や学校に連絡しても良い。だから今だけは許してくれ……!)プチプチ

U-511「………」ファサッ…

提督「後は水分補給だ。スポドリは沢山買って来た。問題はゆーが自力で飲めるかどうか……」

提督(無理に飲ませるのは危険だ。喉に詰まらせたら、それこそ救急車が来る前に重症化してしまう。くそっ!どうする……!)

U-511「………」


好感度上昇率判定:ゆーはどのタイミングで目が覚める?

01~49:病院に搬送されてから
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:救急車が来る直前
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:今
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

90→09:応急処置をしていなければ致命傷だった 9×1.0=9 9+32=41/50<リーチ!>


U-511「………」

提督「……っ」グッ…!

提督(ダメだ、一向に目を覚まさない……!頼む、救急車が来るまで持ちこたえてくれ……!)

ピーポーピーポー…!

提督「……!」バッ

提督(この音は……来た、やっと来てくれた……!)

提督「おーい!こっちです!早くー!」

キキーッ!

救急隊員「連絡をくれたのは貴方ですか!」タタタッ

提督「はい!応急処置はしました!ですが意識が戻らないんです!」

U-511「はぁはぁ……」

救急隊員「分かりました!急いで病院へ搬送します!貴方も同行願えますか?」

提督「もちろんです!」

救急隊員「ありがとうございます!おい!患者を運ぶぞ!担架を出すんだ!」

救急隊員達「はい!」

U-511「………」

提督(ゆー……大丈夫だ。君は絶対に助かる……!)


――1時間後・病院


U-511「………」

提督「………」ギュッ

提督(ゆー……)

U-511「……んっ」

提督「……!」

医者「……!」

U-511「ここ、は……?」

提督「ゆー……良かった!目を覚ましたんだな……!」

U-511「私……さっき、暑さで朦朧として……」

医者「……U-511さん。貴女は1時間前、熱中症で倒れたんです」

U-511「……!?」

医者「ですが、そこにいる提督さんが病院に連絡し、応急処置を行ってくれたお陰で……幸い、後遺症はありませんでした」

U-511「熱中、症……?」

提督「あぁ。2人で下校してる途中で、ゆーがいきなり倒れたんだ。大慌てで救急車呼んで、咄嗟に思いつく限りの応急処置をした」

U-511「………」

U-511(確か、熱中症の応急処置って……あっ……///)

U-511「……もしかして、服……///」

提督「……ごめん。ゆーの命を助ける為に、仕方なかったんだ……」グッ…

U-511「……///」

医者「彼を責めないであげて下さい。彼がもし何も処置を施していなければ、重症化していた危険性もあったんです」

U-511「あっ、いえ……その、責めるつもりは……///」

医者「……一先ず今は安静にしていて下さい。ご両親にも連絡をしましたので、そろそろ到着するかと思います」スタスタ…

U-511「……提督が、助けて……くれたの?///」

提督「当たり前だろ。友達なんだから……無事に目を覚ましてくれて、良かった……!」ギュッ

U-511(あっ、手を……///)ドキッ…

提督「本当に、良かったよ……!」

U-511「……///」

U-511(提督……私の為に、必死になってくれて……それどころか、一歩間違えれば……提督自身の人生さえ、滅茶苦茶になっちゃうかもしれなかったのに……)

U-511(その危険を冒してまで、私を助ける為に……///)

U-511「……///」ドキドキ…

提督「……大丈夫か?やっぱり、まだ辛いか?」

U-511「あっ……ううん、大丈夫……///」ドキドキ…

U-511(ど、どうしよう……私、提督のこと……初めての友達だと、思ってたのに……///)ドキドキ

U-511(それ以上の感情を、抱いちゃった……だって、私の命を救ってくれた人……だから……///)ドキドキ

提督「……ゆー?」

U-511「……///」ドキドキ

U-511(もう、提督のことを……友達だと思うのは……無理、かも……///)ドキドキ

~ 7月1週 ~

――教室


キーンコーンカーンコーン…

提督「やっと終わったぁ~!さて、お待ちかねの昼飯タイムだ!今日は親友はクラスメイトと食べるみたいだし、どうしようか……」

神通「……っ」グッ

神通(今日は……今日こそは、私から……提督さんを、昼食に誘って……!)

U-511「て、提督っ……!///」スッ

神通「!?」

提督「おっ、ゆーか。どうした?」

U-511「あの……お昼、一緒に……食べよ……?///」

提督「いいぞ!ちょうど誰と食べようか迷ってたところなんだ!」

U-511「だ、Danke……///」

神通「………」

神通(あ、あのU-511さんが……大人しくて、物静かなU-511さんが……自分から、提督さんを……!?)

提督「あれ?今日は弁当なのか」

U-511「うんっ……Mamaに、作ってもらった……///」

U-511(提督と、いつでも一緒にお昼を食べられるように……!///)

提督「そっか。やっぱり昼飯はしっかり食わないとな!特に俺達のような成長期は!」

U-511「……///」コクリ

神通「………」

神通(ど、どうしてあんな積極的に……この短期間で、何があったというのですか……!?)


↓1雷のコンマ     好感度:10/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:12/50
↓4U-511のコンマ    好感度:41/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘と交流します

さみちゃんす!

五月雨は何をしている?もしくは提督と五月雨は何をしている?

直下

※五月雨は現在、学校に通えない状況ですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

提督の[田島「チ○コ破裂するっ!」] 目撃

正しくは提督の[田島「チ○コ破裂するっ!」]目撃

フィルター忘れてた

提督のオナニー目撃です

悩みに悩みましたが、流石にオナニーそのものは直球過ぎると考えましたので、内容を少しアレンジさせていただきます。申し訳ございません。


五月雨「~♪」ホカホカ

五月雨(お風呂気持ち良かった~♪だけどお父さん、私に気を遣わずに最初に入れば良いのに……)

五月雨(私、別に『お父さんが入った後のお湯は嫌!』なんて言わないのに……)

五月雨(……でも、それだけお父さんが私のことを考えてくれてるってことだよね。そう考えると嬉しいかも)

五月雨(さて、いつも通りお父さんに『お風呂上がったよ』って言わなきゃ……)

『……さて、どれにするかな』

五月雨「……?」

五月雨(部屋からお父さんの声が……もしかして、勉強中かな……?)ソーッ

提督「流石に五月雨の前でこんなことは出来ないからな……五月雨が風呂に入ってる内に……」

五月雨「………」

五月雨(何してるんだろう……?パソコンを使ってるように見えるけど……ふえっ!?///)

提督「エロゲにするか、AVにするか……それとも画像にするか、悩むな……」カチカチ

五月雨(お、おおっ、お父さん!?が、画面に映ってるのって……///)

提督「この前はエロ本をしまい忘れて五月雨に見つかったからな……同じ過ちを繰り返す訳にはいかない」

提督「パソコンなら余程のことが無い限り見つからないはずだ!いや、そう思って油断したせいでゆーにバレたけど……」

五月雨(ゆーって、もしかして……あの日に何かが……?///)

提督「今の内にオカズを決めて、五月雨が寝静まってからシコる。これなら大丈夫だろ……オカズ選びって、意外と時間がかかるからな……」

提督「幸い、俺と五月雨は別々の部屋で寝てるから、臭いでバレることもないだろうし……」

五月雨「……///」ジー

提督「……こんな姿、五月雨には絶対見せられないな。だけど、俺だってエロいことには興味あるんだ!せめて人知れずオナるくらいは許してくれ!」

提督「って、1人で何喋ってんだろ、俺……こんなこと、もし五月雨に聞かれてたら自殺ものだな。ははっ」

五月雨「……///」

五月雨(ど、どうしよう……全部聞いちゃった……///)


好感度上昇率判定:

01~49:見なかったことにして自室に戻る
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:自室に戻ろうとして、物音を立ててしまう
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:見なかったことにして、自室に戻ろうとすると……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

65→56:人生オワタ\(^o^)/でも五月雨は天使 5×1.5=7.5 7.5+12=19.5/50


五月雨「……///」クルッ

五月雨(み、見なかったことにしよっと……うん、それが1番良いよね……///)ソーッ

ツルッ

五月雨(っ!?)

ズデーンッ!

提督「ッ!?な、何の音だ!?」ガチャ

五月雨「痛た……また転んじゃうなんて……あっ」チラッ

提督「」

五月雨「……えっと」

提督「……モシカシテ、今ノ話……聞イテタ?」ギギギッ

五月雨「そ、それは……その……///」

提督「………」

五月雨「……ご、ごめんなさい。でも、わざとじゃなくて!お風呂上がったことを言いに行こうとしたら……」アセアセ

提督「……そうか」

五月雨「………」

五月雨(あれ?お父さん、意外と冷静……)

提督「ちょっと今から庭で首吊って死んでくる」ダッ

五月雨「MA☆TTE!!」ガシィッ!

提督「HA☆NA☆SE!!」グググッ

五月雨「おおおお落ち着いて!?私なら気にしてないから!!」

提督「お願いだ!死なせてくれ!エロ本見られただけでもアレなのに、あんなとこ見られたらもう死ぬしかないだろ!!」

五月雨「大丈夫だから!本当に気にしてないから!」

提督「だって引いただろ!?実の親父がパソコンでエロ画像とか漁ってんだぞ!?これでドン引きしない娘がいるかってんだ!もう無理!死ぬッ!!」

五月雨「そ、そんなことないよ!!前にお父さんとお母さんがエッチしてた所を見ちゃった時よりは驚いてないから!!」

提督「………」ピタッ

五月雨「……お、お父さん?」

提督「俺は……オカズ探しだけでなく、セックスまで見せてしまっていたのか……なんて馬鹿な親父なんだよ……」ズーン

五月雨「え、えっと……だから、気にしてないよ?私だって、これでも未来では学校で色々勉強してるから……その、そういうことを否定するほど、何も知らない訳じゃないから……」

提督「……ごめん。こんなダメな親父で……本当に、ごめん……!」

五月雨「あわわっ!?な、泣かないで!?ダメな父親なんかじゃないよ!普段、私やお母さんの為に頑張ってくれてることは知ってるから!」アセアセ

提督「……五月雨ぇ」

五月雨(あ~びっくりしたぁ……お父さんが死んじゃったら、私が生まれなくなっちゃう……でも、それ以上に……私がそんなことでお父さんを幻滅する訳ないのに……)

五月雨(それに、今のお父さん……父親というより、弟みたいで……ちょっと可愛いかも。こんなお父さん、未来では見られないよね……ふふっ)クスッ

少し休憩します。22:00~22:30頃再開予定です。

再開します。

~ 7月2週 ~

――自室


提督「あーくそっ!何で高校ってのは長期休暇の前に必ずと言って良いほどテストがあるんだ!」カキカキ

親友「全くだぜ!こちとら勉強から逃れて夏休みを満喫したいってのにさ!」カキカキ

提督「いいか?この前のテストのように、赤点だけは死ぬ気で避けるぞ!」カキカキ

親友「分かってる!どちらか片方でも補修を食らったら、それだけで夏休みの魅力が半減するからな!」

五月雨「………」ジー

親友「しかし俺達には最大の困難が待ち受けている!」カキカキ

提督「あぁ、理系科目だよな……幸い、定期試験は問題集の範囲から出題される!だからぶっちゃけ覚えゲーだ!」カキカキ

親友「それにしたって公式と問題タイプを暗記するのがキツいけどな!」カキカキ

提督「やるしかないだろ!夏休みの為にも!どうせ来年は受験勉強で潰れるんだ!全力で夏を楽しめるのは今年が最後だぞ!」カキカキ

親友「おう!補修如きに休みを潰されてたまるかってんだ!」カキカキ

五月雨「……♪」クスッ

五月雨(お父さん達、やっぱりこの頃から仲良しだったんだ……ふふっ)

雷「ここがこうで、これはこう解いて……」カキカキ

親友「……あああああッ!やっぱもうダメだ!頭がオーバーヒートする!雷~!兄ちゃんを癒してくれ~!」ガバッ

雷「え?あらら、無理し過ぎちゃダメよ?」ナデナデ

親友「あぁ^~」

提督「おい!雷ちゃんの受験勉強を邪魔しちゃダメだろ!」

雷「大丈夫!今日のノルマはとっくに終わらせたもの!今やってるのは復習だから!」

提督「……そ、そうか」

提督(流石は雷ちゃん。兄貴に似ず成績優秀だな……というかここに勉強しに来てるみたいだけど、俺達がこんだけ騒いでる状況で捗るんだろうか)


↓1雷のコンマ     好感度:10/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:19.5/50
↓4U-511のコンマ    好感度:41/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘と交流します

五月雨は何をしている?もしくは提督と五月雨は何をしている?

直下

※五月雨は現在、学校に通えない状況ですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

提督「………」カキカキ

提督(ちっとも分からん……大体、三角関数なんて何に使うんだよ……俺の脳もそろそろ処理落ち起こしそうだ……)カキカキ

提督「っち、あ~……」カキカキ

五月雨「……お父さん、大丈夫?夜まで勉強漬けだと疲れない?」

提督「ぶっちゃけ辛い。でもやるしかないんだよ……赤点取ったら折角の休みがパーになるし……」カキカキ

五月雨「でも無理するのは良くないよ?少し休憩しない?」

提督「う~……そう、だな。このまま続けても全然捗る気がしないし、一旦休むか……」つペン スッ

五月雨「うんうん。未来のお父さんも言ってたよ?無理するとロクなことがないって」

提督「その割には五月雨にキレたんだろ?何がしたいんだよ、未来の俺は……」

五月雨「あ、あはは……それよりも、はいっ」ポンポン

提督「……ん?」

五月雨「……♪」ポンポン

提督「何してるんだ?膝なんか叩いて」

五月雨「何って、お父さんに膝枕してあげようと思って」ポンポン

提督「膝枕……えっ、膝枕!?」

五月雨「うんっ」

提督(それって恋人同士やバカップルがやるやつじゃないか!?俺も1度はやってもらいたいと思ってたけど……ついにそれが叶うのか!?)

提督(相手が実の娘ってのはちょっと気が引けるけど、可愛い女の子の膝枕……この魅力に抗える男がいるだろうか?いや、いるはずがない……!)

提督「……じゃあ、少しだけ」

五月雨「えへへっ♪どうぞ!」

提督「え~っと……失礼します」ポフッ

五月雨「んっ……」

提督(お、おおおおっ!柔らかっ!女の子の膝って、こんなに柔らかいもんなのか……!)

提督(くぅっ、感動した……!親友が雷ちゃんに甘える気持ちがちょっと分かった気がする……これは確かに……!)

五月雨「……♪」ナデナデ

五月雨(お父さんの頭、大きくてちょっと重たいけど……まるで私がお姉ちゃんみたいで、ちょっと新鮮……♪)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、眠ってしまう
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督、五月雨の女の子特有の良い香りで少し意識する
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:↑+おや?近くで見ると、小さいながらに確かな膨らみが……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

54→45:女の子って何で良い香りがするんだろうね? 10×1.0=10 19.5+10=29.5/50


五月雨「……♪」ナデナデ

提督「………」

提督(柔らかい膝の感触に……女の子特有の、甘い匂いが漂ってくる……)

提督(あぁ、最高の枕だわ……これ以上の贅沢は無いってくらい、寝心地最高だ……!)

提督(それだけじゃない。優しい手つきで頭を撫でられて……これ、病み付きになりそう……!)

五月雨「……ふふっ」ナデナデ

五月雨(お父さん、気持ち良さそう……喜んでもらえてるみたいで良かった……)ニコッ

提督「……足、痺れてないか?俺の頭、重くないか?」

五月雨「大丈夫だよ。そんなことより、お父さんは頭を休めることを考えて、ね?」ナデナデ

提督「……ありがとう」

五月雨「……♪」ナデナデ

提督(本当に出来た娘だよ……俺なんかにはもったいないくらいに……)

提督(というか、俺のエロ本やオカズ探しを見ても普通に接してくれるって……もはや天使じゃないか)

提督(きっと、俺が結婚することになるであろう奥さんは……それこそ五月雨に負けないくらいの良い人なんだろうな……)

提督(俺なんかじゃ、釣り合わないくらいに……こうして、五月雨が未来から来てくれたことに感謝しないと……)

提督(五月雨を見ているだけで……五月雨と過ごしているだけで、頑張ろうという気力が溢れてくるから……!)

五月雨「………」ナデナデ

五月雨(この時代に来て、良かった……私が知らないお父さんを、この目で見ることが出来たんだもん……!)

五月雨(タイムマシンを作ってくれた人や、私を生んでくれたお母さん……そして……)チラッ

提督「……♪」

五月雨「……えへへっ♪」ナデナデ

五月雨(お母さんと結婚してくれた、お父さんに……感謝しないと……!私の大好きな、お父さんに……!)

五月雨(……私はきっと、ファザコンの気があると思う。物心ついた時から、お父さんのことが大好きだから)

五月雨(もちろん、お母さんのことも大好きだけど……どっちの方が好きかと言われたら、迷わずお父さんと答えるほどに)

五月雨(学校でもそのことを話したら、必ずと言って良いほど『え?その歳で父親が好きなの?変わってるね』と言われちゃうんだよね……)

五月雨(どうしてだろう?お母さんや私のことを……家族を大切にしてくれる、優しいお父さんなんだよ?嫌いになる理由が無いのに……)

五月雨「………」

五月雨(だからかな。成長していくにつれて、私はもっとお父さんのことが知りたくなった)

五月雨(ことあるごとにお父さんに若い頃の話を聞かせてもらったり……何度もアルバムを見せてもらったりした)

五月雨(そして……私がアルバイト出来るくらいの年齢になった時、テレビで衝撃のニュースを見て……)


――21年後・提督家


テレビ『ついにタイムマシンが一家に一台の時代に!?量産化技術が確立しました!』

テレビ『お値段は何と25万円!どうです?自動運転車より安いでしょう!これを機に、ご家族でタイムトラベルしてみてはいかがでしょうか?』

テレビ『この最安値のベルト型タイムマシンでは、精々25年ほどしか移動出来ませんが……高価な品であれば、更なる過去や未来へ旅立てます!』

提督『……そうか。ついに……』

五月雨『た、タイムマシンが量産化!?それって、ドラえもんみたいに過去や未来へ行けるってこと!?』

提督『あぁ。この20年で、科学は本当に進歩したよ……』

五月雨『わぁ……!』キラキラ

五月雨(タイムマシンがあれば、昔のお父さんに会えるんだよね……?写真でしか見たことがない、若い頃のお父さんを……見に行けるんだよね……!)


――


五月雨(タイムマシンが喉から手が出るほど欲しかった私は、翌日からすぐにアルバイトを始めた)

五月雨(毎月貰うお小遣いはもちろん、お父さんやお母さんに内緒でアルバイトをし続けて……少しずつ、貯金を増やしていった)

五月雨(そして、1年くらい経ったある日……ようやく25万円が貯まった。私はお札を握り締めて、タイムマシンを買いに行った)

五月雨(値段が高ければ高い程、性能も上がるみたいだけど……私は1番お手頃価格のタイムマシンを買うことにした)

五月雨(そしてルンルン気分で家に帰ったら……お父さんと、人生で初めての言い合いになっちゃって……)

――


提督『ただいま……五月雨?それは……』

五月雨『あっ、お父さんお帰りなさい!これ?タイムマシン!』

提督『……まさか、買ったのか?』

五月雨『うんっ!お小遣いを全部貯金して……アルバイトもして、ようやく買えたの!ごめんね?黙ってて……』

提督『いつの間に……危ないバイトじゃないよな?』

五月雨『大丈夫!飲食店のウェイトレスや、ファーストフード店の店員さんとか、普通のお仕事ばかりだったから!』

提督『そ、そうか……でも、それなら一言相談してくれても……』

五月雨『だって、どうしてもタイムマシンが欲しかったんだもん。お父さんだって、私から25万円頂戴って言われても、流石に断るでしょ?』

提督『あ~……確かに、流石に25万はキツいかも』

五月雨『だから自力で貯金したの!これで若い頃のお父さんに会って来るんだ~!』

提督『なっ!?い、今、何て言った!?』

五月雨『えっ?若い頃のお父さんに会って来ようかなって……』

提督『それだけはダメだ!』

五月雨『な、何で!?』

提督『歴史が変わるからに決まってるじゃないか!』

五月雨『だ、大丈夫だよ!ほんのちょっと、見るだけだから……』

提督『いやダメだ!万が一、五月雨が過去の俺に干渉することで……お前が生まれない未来になったらどうする気だ!?』

五月雨『そうならないように気をつけるから!』

提督『何も意地悪で言っている訳じゃないんだ。お前を……五月雨が生まれた歴史を守る為に……!』

五月雨『……どうしても、ダメ?』

提督『……あぁ。でないと、そのタイムマシンを返品しなきゃいけなくなる』

五月雨『………』

五月雨(お父さんの分からず屋……良いもん。だったら……)

五月雨『……うん、分かった。じゃあ、このタイムマシンは……万が一のことがあった場合に備えて、保管しとくね?』

提督『そうか……納得してくれたか。良かった……』


――


五月雨(私がお父さんに初めてついた『嘘』……その夜、私はお父さんとお母さんが寝静まったことを確認して……こっそりタイムマシンを使っちゃった)

五月雨(そして、この時代のお父さん……22年前の、私と同い年だった頃のお父さんの前に……現れることになった)

五月雨(だから最初に『どうして過去に戻ったんだ?』と聞かれた時は、ちょっと焦ったんだよね……『お父さんに無断でタイムマシンを使った』とは言えなかったから)

五月雨(それで、ある意味では本当の理由……『お父さんと喧嘩して、思わずこの時代に来ちゃった』と説明しちゃった……この時代のお父さんは、今もこの理由を信じてくれている)

五月雨(……いずれは、ちゃんと話そうと思ってる。ずっとこのまま、この時代に……この時代のお父さんの家に、居候し続ける訳にはいかないから……)

五月雨(だけど、この時代に来たことは……正解だったかも。昔のお父さん、今のお父さんよりもカッコ良いし……何より、やっぱり優しいから……!)

~ 7月3週 ~

――教室


提督「……!」カキカキ

提督(夏休みを楽しむ為だ……!絶対に赤点だけは回避するんだ……!)カキカキ

U-511「………」ジー

U-511(提督……最近、ずっと……勉強してる。いつもみたいに、話しかけてくれないのかな……)シュン

神通「………」カキカキ

神通(提督さんが勉強を頑張っています……!私も提督さんを見習って、頑張らなければ……!)カキカキ

神通「………」カキ…

神通(それにしても、どんどん暑くなってきましたね……身体が火照っちゃいます……)胸元パタパタ

提督「……はぁ」カキ…

提督(とはいっても、ず~っと勉強に集中ってのも疲れるんだよな……ちょっと休憩……おぉっ!)

神通「ふぅ……///」パタパタ

提督「………」チラチラ

提督(い、いや~、目にやり場に困るなぁ……神通って胸大きいから、そうやって服を動かすと……あっ、ブラが見え……)

U-511「………」ジー

U-511(神通さんの胸ばっかり見てる……別に、責めるつもりはないけど……男の子なら、仕方ないと思うから……)

U-511「………」チラッ

神通「はぁ……///」パタパタ

U-511(神通さんは神通さんで、見られてることに気付いてない……私も同じことしたら、提督……見てくれるかな……?)パタパタ

提督「……!」

提督(今度はゆーまで……見た目で判断してはいけない。大きさとしては小さいが、確かに柔らかさがあったからな……!)チラチラ

U-511「……♪」パタパタ

U-511(あっ、やっぱり見てくれた……♪)


↓1雷のコンマ     好感度:10/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:29.5/50
↓4U-511のコンマ    好感度:41/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘と交流します

五月雨は何をしている?もしくは提督と五月雨は何をしている?

直下

※五月雨は現在、学校に通えない状況ですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※ただし、あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

何度もすみません!少しトイレに行ってきます!15分後~30分後に再開します!

再開します。

五月雨「どうしてもダメ?」

提督「ダメ!」

五月雨「は~い……」トボトボ…

提督「………」

提督(いきなり何を言い出すかと思えば『一緒にお風呂入ろう!』だなんて……いくら実の娘とはいっても、流石にそれはヤバいだろ)

提督(まして俺は五月雨を1人の女の子として見てしまう時があるくらいなのに……五月雨には悪いけど、こればっかりはなぁ……)

五月雨「………」

五月雨(断られることは想定内。次はもう1つの作戦を……ふふっ♪)


――15分後


五月雨「お父さ~ん!お風呂上がったよ~!」ガチャ

提督「ん?いつもと比べて早いな……まぁ良いか。そんじゃ交代っと」スタスタ…

五月雨「………」ニコッ

五月雨(作戦成功。後はお父さんがお風呂に入ってしまえば……!)


――浴室


ザバァーッ…

提督「ふぅ……1日の疲れが吹き飛ぶなぁ……風呂を考えた人はマジで天才だと思う」

「お父さん!お湯加減はどう?」

提督「うおっ!?さ、五月雨!?何で脱衣所に……風呂はもう入ったんじゃ……」

「ごめんね?さっきのは嘘!」

提督「おい!?」

「だってどうしてもお父さんとお風呂入りたかったんだもん!最近、一緒に入ってくれないし……」

提督「いや、それは五月雨がもう高校生だから……ま、待った!それ以上は本当にまずいって!」

五月雨(バスタオル姿)「お邪魔しま~す♪」ガララッ

提督「……おうふ」

五月雨「さ、流石に裸はちょっと恥ずかしいけど……家族で一緒にお風呂入ることは普通だよ?///」

提督「………」

五月雨「……どうして目をそらしてるの?」

提督「いや、だって……」

五月雨「えへへっ♪それじゃ、お父さんの横に……♪///」ザプン…

提督(あわっ、あわわわっ……美少女が、タオルを巻いた美少女が俺の隣に……!いや落ち着け!相手は実の娘なんだ!だから絶対に欲情するな俺!落ち着け……!)

五月雨「ふふっ……お父さんとのお風呂、何年振りかな……♪///」

提督「……///」

提督(浴槽自体そんなに大きくないから、五月雨の身体が……柔らかい身体が俺の身体に当たって……///)

五月雨「今のお父さんはね?お風呂に入ろうって誘っても、絶対に一緒に入ってくれないんだよね……」

提督「そ、そりゃ高校生の娘と風呂に入る父親は珍しいんじゃないかな……///」

五月雨「だけど、まさかこうして若い頃のお父さんとお風呂に入れる日が来るなんて……えへへ///」

提督「……///」

提督(か、顔が近い……それに、あまり近付かれると……うなじが、鎖骨が……///)

提督(そして、決して大きいとはいえないけど、確かに膨らんでる2つの丘が……///)

五月雨「……♪///」

五月雨(お父さん、焦ってるみたい。やっぱり実の娘でも意識しちゃうのかな……?///)

五月雨(だけどそれって、お父さんにとって……私が女の子として魅力的だってことだよね?///)

提督「……お、俺、やっぱり上がるよ。五月雨はゆっくり温まって……」

五月雨「ちょっと待って!それじゃ一緒に入った意味が無いよ!」グッ

提督「で、でもなぁ……///」

五月雨「あ、そうだ!折角だし洗いっこしようよ!」

提督「ファッ!?///」

五月雨「お父さんの背中、流してあげるね?その後、私の背中も流してくれる?///」

提督「……きょ、拒否権は?」

五月雨「………」シュン

提督「うぐっ……」

提督(その悲しそうな顔はやめてくれ……!何だか罪悪感が……!)

提督「……分かったよ。で、でも、背中だけだからな?///」

五月雨「やったぁ!」

提督(……俺、甘いなぁ。将来、娘を甘やかすタイプになるだろうな……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:何事も無く洗い終える
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:五月雨の背中を洗う提督。すると……?
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督の背中を洗う五月雨。すると……?
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

22:おや?五月雨の様子が…… 4×2.0=8 29.5+8=37.5/50


五月雨「どう?痛くない?」ゴシゴシ

提督「……いや、ちょうど良い」

五月雨「良かった~!じゃあ、このまま洗うね?」ゴシゴシ

提督「……あぁ」

五月雨「………」ゴシゴシ

提督「………」

提督(最初は緊張してたけど……実際、こうして娘に背中を流してもらうのって……良いかもしれない)

提督(エロい考えとか、そういう気持ちが自然と薄れて……本当に、家族で風呂に入るような安心感があるというか)

五月雨「……///」ゴシゴシ

五月雨(お父さんの身体……今よりも、ガッチリしてるような……///)

五月雨(それだけじゃない。若くて、今よりも元気で、カッコ良いお父さん……///)

五月雨「……///」ドキドキ

提督「……五月雨?」

五月雨「ふぇあっ!?な、何!?///」

提督「いや、手が止まってるからどうしたのかなって……」

五月雨「な、何でもないよ!えへへ……///」ゴシゴシ

五月雨(……いけないいけない。相手はお父さんなんだよ?そんな、同級生の男の子を見るような目で見ちゃ……///)

五月雨「……///」ゴシゴシ

五月雨(だけど、やっぱり……鏡に映るお父さん、カッコ良くて……若いからこその、あどけなさがあるというか……///)

五月雨(だって、私と同い年だもんね……お父さんが、私を意識する気持ち……分かったかも……///)ドキドキ

提督「……?」

提督(さっきから背中を洗う力が弱くなってるような……もしかして腕が疲れたとか?う~ん……そろそろ交代した方が良いか)

五月雨「………」

五月雨(私、ここまでファザコンだったかな……この時代のお父さんと一緒に過ごしている内に……)

五月雨(他の男の子よりも……お父さんが、魅力的見えてきちゃった……///)

五月雨(だ、だって!今のお父さんもカッコ良いのに、若くて可愛いお父さんなんだよ!?///)

五月雨(ファザコンじゃなくても、誰だってお父さんが一層好きになっちゃうに決まってるよ!///)

五月雨「………」

五月雨(それに、お父さんはずっと……この時代のお父さんはまだ知らないけど、今まで……私のことを、凄く可愛がってくれたから……)


――8年後


五月雨(3)『おと、さん……!』

提督『ほ~ら、こっちだ!』

五月雨『……ぎゅ~っ!』ダキッ

提督『お~よしよし!よくここまで頑張って歩いたな!偉いぞ~!』ナデナデ

五月雨『えへぇ……♪』


――12年後(※上の『8年後』から更に4年後)


五月雨(7)『あわっ、あわわわ……!?』フラフラ…

提督『大丈夫だ!父ちゃんがちゃんと抑えてるからな!』

五月雨『んしょ、んしょ……あっあっ、わぁっ!お父さん!乗れた!乗れたよ~!』

提督『凄いじゃないか!こんな短期間で自転車に乗れるようになるなんて!』

五月雨『えへへ~♪お父さんやお母さんがいつも手伝ってくれたお陰だよ!』キキーッ

提督『流石は俺達の娘だ!よしよし……!』ワシャワシャ

五月雨『きゃっ!お父さん、くすぐったいよ~♪』

――21年後・高校受験発表日


五月雨(15)『えっと……あった!あったよお父さん!』

提督『どこだ……あっ、あった……確かに、あった……!やった、やったなぁ、五月雨……!本当に、良かった……!』ウルッ

五月雨『……お父さん、泣いてる?』

提督『ぐすっ……す、すまん……五月雨が合格したことが、嬉しくて……!』グシグシ

五月雨『………』ギュッ

提督『……!』

五月雨『ありがとう、お父さん……私が今日まで勉強を頑張ってこられたのは、お父さんやお母さん達が応援してくれたお陰だよ?』

提督『……五月雨』

五月雨『だから、私……高校でも頑張るから。そして……立派な大学に行って、お父さんに……沢山恩返しするからね!』

提督『うぅっ……また、泣かせることを……だけど、無理だけはするなよ……!俺は、五月雨が元気でいてくれることが1番の望みだからな……!』

五月雨『うん、分かってる……』


――


五月雨「………」ギュッ

五月雨(いつだって、そう。お父さんは、私に……沢山の愛情を注いでくれた)

五月雨(それは、この時代のお父さんも同じ。私が生まれる前から、優しくて……)

五月雨(今と比べて、ちょっとエッチなところもあるけれど……やっぱり、私の大好きなお父さん……!)

五月雨「………」

五月雨(きっと、私がタイムマシンを使ったこと……今のお父さんに、バレてると思う……だから、正直……未来へ帰るのが、怖いけど……)

五月雨(それでも……近い内に、決心して……未来へ帰らないと。そして……お父さんに、謝らないと……)

五月雨(それだけじゃない。この時代のお父さんにも、本当の理由を話して……そして、お礼を言わないと……)

五月雨「………」

五月雨(だけど、その勇気が出るまで……もう少しだけ、ここにいさせて……?この時代のお父さんと暮らす時間が、凄く楽しいから……!)

~ 7月4週 ~

――親友家


提督「やった……俺達はやったんだ……!全教科赤点回避……やり遂げてみせたんだ……!」

提督「喜べ親友!これで俺達は夏休みを思う存分遊びまくれるぞ!」

提督「もちろん夏休みの宿題とかいうめんどくさいにもついてくるが、補習に比べたら100倍マシだ!」

提督「終業式も終えたことだし、さぁ親友!まずは何して遊ぶ!何でも良いぞ!ほら、言ってみろ!」




親友「声デケェよ……脳に響くぅ……」グデーン

雷「良かったわね……提督……はふぅ……」グデーン




提督「……人が張り切って窓から遊びに来てみればこれだよ。この前までの熱意はどうしたんだ!」

親友「エアコンが壊れてそれどころじゃないんだよ……」

雷「お陰で受験勉強も捗らないわ……」

提督「あっ、そうだったのか……悪い、知らなかった。にしても親友は良いとして……雷ちゃん」

雷「なぁに……?」

提督「いきなり入って来た俺が言うのも何だが、せめて服くらいは着た方が良いんじゃないか?」

提督(隣に兄貴がいる状況で下着でゴロゴロ出来る妹ってすげーよな。一般的な思春期の兄妹じゃまず見られない光景じゃないか?)

雷「別に良いじゃない……家の中だし……」

提督「それはそうだが、俺に見られて恥ずかしくは……ないか」

雷「もちろんよ……お風呂だって、一緒に入ったことあるでしょ……?」

提督(何年も前の話だけどな)

提督「……とりあえずあれだ。涼みたいなら俺ん家来るか?俺の部屋、エアコンガンガンに効かしてるからさ」

親友雷「行くッ!!」ガバッ!


↓1雷のコンマ     好感度:10/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:37.5/50
↓4U-511のコンマ    好感度:41/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘と交流します

雷は何をしている?もしくは提督と雷は何をしている?

直下

★現在は夏休みですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

今回はここまでです。遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
次回の本編更新は本日夜、もしくは明日の夜になりそうです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:00~22:00頃開始予定です。

始めます。長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。

――プール施設


ワイワイ ガヤガヤ

提督(水着)「流石に混んでるなぁ……」

親友(水着)「やっぱり考えることは皆一緒か」

雷(子供用水着)「だけど、賑わってる方がいかにも夏って感じで良いじゃない!」

親友「まぁな。この時期に人が少なくてシーンとしてたら逆に不気味だ」

提督「……雷ちゃん、本当に良かったのか?俺達に気を遣うことは……」

雷「もぉ~、提督は心配性ね。大丈夫よ!受験生とはいえ、こうした息抜きは必要よ!」

提督「……そっか」

提督(本人が大丈夫と言うなら、これ以上勉強に関することを言うのはやめとくか)

提督(それにしても、五月雨も遠慮せず来たら良かったんだけどな……多少ボロを出しても、俺が何とかフォローするのに)

親友「んじゃ俺1番乗りなー!」ダッ

提督「おーい!急に走ると転ぶぞー!」

親友「おぉっ!ちょうど良い冷たさだ!雷と提督も早く来いよ!気持ち良いぞー!」ザブン!

提督「分かってるって!よし、俺達も泳ぐか!」

雷「えぇ!」

ザブン! ザブン!

提督「お~、確かに温くもなく冷た過ぎない……泳ぐのにぴったりな水温だ」

雷「しっかり準備体操はしたけど、これなら足をつる心配も無さそうね!」

親友「よし!まずは体ならしにあちこちを泳いで見て回ろうぜ!」

雷「賛成~!」

提督「………」

提督(今更だけど、雷ちゃんの水着って小学校低学年の頃に買ってもらったやつじゃ……いや、余計なことを考えるのはやめよう、うん)

――15分後


親友「ふぃ~っ!どこもかしこも面白そうなアトラクションで一杯だな!」バシャバシャ

提督「そうだな。どれから楽しもうか?」バシャバシャ

雷「沢山あって迷っちゃうわね~!」バシャバシャ

親友「おっ、あれなんかどうだ?」

提督「浮輪と一緒に流れ落ちていくやつか……確かに面白そうだ!」

雷「あっちのウォータースライダーも捨てがたいわね!」

提督「あのグネグネしてやたら長いやつか。よくあんな風に建設出来たよなぁ」

親友「俺はどっちからでも良いぜ!」

雷「私も!」

提督「俺も同感だが……それならウォータースライダーからの方が良いな。行列具合がまだマシに見えるし」

親友「よし決定!早速並ぶぞ!時間の許す限り遊びまくらないと損だ!」バシャバシャ

雷「えぇ!」バシャバシャ

提督「あっ、おい!待ってくれ!置いて行くな!」バシャバシャ


――20分後・ウォータースライダー前


提督「案の定、結構待たされたな……」

親友「そりゃ~あれだけ並んでたらな……」

雷「でも、これでようやく滑れるわね!」

店員「お待たせしました!では滑る順番を決めて下さい!」

親友「なら俺が1番!」

提督「俺は何番でも良いけど、雷ちゃんは?」

雷「う~ん、それじゃ……お兄ちゃんの次で!」

提督「じゃあ俺は3番だな」

店員「ではここから滑って下さい!出来る限り浮輪から手を離さないで下さいね?」

親友「分かりました!親友、行っきまーす!とりゃ~!うおおおおぉぉぉぉ……」バシャシャシャ

提督(け、結構速いんだな……あっという間に親友が見えなくなった……って眺めてる場合じゃない。後ろがつかえてるし、俺達も早く滑らないと!)


好感度上昇率判定:滑ってる途中でハプニングが……?

01~49:滑り終えた直後に提督が雷とぶつかってしまい……
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:雷の水着が外れる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督の水着が外れる
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

32→23:ラキスケとまでは言わない 2×1.0=2 2+10=12/50


雷「きゃー♪」バシャシャシャ

雷(滑る度にグネグネ曲がって、振り落とされそう……!だからこそスリルがあって楽しいわね!)

提督「うおおおおっ!?」バシャシャシャ

提督(こ、これはヤバいぞ!?油断すると浮輪から振り落とされる!?)

親友「ヒャッホォーーーーッ!」バシャーン!

親友「いや~最高だった!やっぱプールに来たからにはこれがなくっちゃな!」

バシャシャシャシャッ!

「いぇーい♪」

「あわっ、あわわわわっ!?」

親友「おっ、雷と提督もそろそろゴールか?」

雷「ひゃっほー!」バシャーン!

親友「どうだ?楽しめたか?」

雷「最っ高!もう1回やりたいくら……」

提督「どどどどどいてくれええええぇぇぇぇッ!?」バシャシャシャッ!

雷「えっ?」

ズバシャーンッ!

雷「きゃああああっ!?」

提督「うわああああっ!?」

親友「い、雷!?提督!?大丈夫か!?」

提督「ぷはっ!?いくら何でも早すぎるだろ!?」ザバァッ

雷「ぷあっ!て、提督!?大丈夫!?怪我してない!?」

親友「………」

提督「いや、雷ちゃんこそ無事か!?悪い!思いっきりぶつかっちゃって!」

雷「私は平気!それより提督こそ!どこか打ったりは……」

提督「幸い、下が水だったから……俺のことは良い。それより雷ちゃんに怪我は……」

親友「……お~い。いつまでそうやってるつもりだ~?」

提督「へ?」

雷「何が?」

親友「まさかの無自覚。お前達、まるで抱き合う感じで引っ付いてるぞ?」

提督「……あっ、ご、ごめん!」バッ

雷「あら、本当!提督、もしかしてそれを狙ってたの?」クスッ

提督「いやいやそれは無いって!仮に本気で抱き着こうとしたとしても、スライダーの出口で飛び掛かるのは危険過ぎるだろ!」

雷「ふふっ、冗談よ」

提督「………」

提督(相手が雷ちゃんだから笑って流してもらえたけど、他の女の子だと最悪セクハラ扱いされてたかもな……昔からの顔馴染みで良かった……)

親友(提督め……雷に抱き着くなんて羨まけしからんことしやがって!よし、俺も後で真似しよっと!)

~ 8月1週 ~


五月雨「はむっ、はむっ……♪」つかき氷

五月雨(やっぱり夏はこれだよね~♪冷たくて美味しい~♪)

提督「……なぁ五月雨」

五月雨「んくっ……何?お父さん」

提督「あのタイムマシン、一体いつ開発されたんだ?」

五月雨「えっとね~……そういえば、いつだったかなぁ……」

提督「覚えてないのか?いや、別に興味本位で聞いただけだから、無理に思い出そうとしなくて良いけど」

五月雨「量産化されたことのインパクトが強過ぎて……天才発明家?いや、科学者?とにかく、凄く頭が良い人が発明したのは知ってるけど……」

提督「そうなのか……後20年後にそんなことが起こるなんて、やっぱり実感が湧かないな……」

五月雨「だけど、何事も無ければタイムマシンはいずれ開発されるはず……はむっ、んんっ!?」キーン!

提督「……きたか?」

五月雨「うぅっ……き、きたぁ……!」プルプル

提督「かき氷食ってると必ずと言って良いほど起こるよな。頭がキーンとするやつ」

五月雨「はぅぅ……よし、治まった!はむはむっ……♪」

提督「そういやタイムマシンが開発されたくらいだし、他に便利な物も出来てたりするのか?」

五月雨「もちろん!自動運転車はこの時代よりも普及してるんだよ!技術進歩のお陰でコストを抑えられるようになったの!」

提督「へ~。今より事故が減ってそうだな」

五月雨「他にも反重力技術が確立して、自由に空中散歩出来る乗り物とかも売り出されてるんだ~!」

提督(それってあれか?ドラえもんのタケコプター的な?それともBTTFに出てきたホバーボードか何かか?)


↓1雷のコンマ     好感度:12/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:37.5/50
↓4U-511のコンマ    好感度:41/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘と交流します

U-511は何をしている?もしくは提督とU-511は何をしている?

直下

※現在は夏休みですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

――砂浜


ザザー… ザザー…

U-511「わぁ……♪」

提督「……どう?ここ、あまり知られてない穴場なんだ」

U-511「……海も、砂浜も……綺麗……♪でも、どうして……私を、誘ってくれたの……?」

提督「他に誘おうとした人は皆予定があるみたいでさ。OKくれたのがゆーしかいなかったんだ」

提督(親友と雷ちゃんはこの前プールに行ったばかりだし、五月雨は相変わらず遠慮してるし、神通は……)

神通『ごめんなさい!その日は祖父母の家に里帰りしないといけないので……本当にごめんなさい!あの、よろしければ、また誘って下さい!』

提督(……とまぁこんな感じな訳で)

U-511「……そっか。そうなんだ……私だけ……♪」

U-511(今日は、私だけが……提督を、独り占め出来るんだ……♪)

U-511「……水着、持って来た方が良かった?」

提督「いや、今日は……こうして、海を眺めたかったんだ」

U-511「……!」

提督「どうせ来年には受験で忙しくなる。だからこそ、今年は色々なことをしようと思って」

U-511「……そう、なんだ。その気持ち、分かるかも……」

提督「……ゆーなら、そう言ってくれると思った」ニコッ

U-511「あ……///」

提督「他の知り合いなら、大体の奴は間違いなく泳ごうとしていただろうからな……俺も普段ならそうしてるところだけど……」

提督「ゆーは、どちらかと言うと……静かに過ごすのが好きなタイプだと考えてさ」

U-511「……私の、為に……?///」

提督「おう。それとも泳ぎたかったか?だとしたらごめん!今度は水着を持って……」

U-511「ううん……Danke。提督の、言う通り……静かに過ごすのが、好き……///」

提督「そ、そっか。なら良かった。俺の勝手な勘違いじゃなくて……あはは……」

U-511「……///」

U-511(やっぱり、提督は優しい……こんな私の為に、色々考えてくれて……///)

U-511(こんなに綺麗な場所を、見せてくれて……///)


好感度上昇率判定:ゆーの行動は?

01~49:ドキドキしたり色々考えて海を見るのに集中出来ない
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:このまま夕方まで静かに海を眺めた
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:このまま夕方まで静かに海を眺めつつ……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

75→57:もはやカップル 10×1.5=15 15+41=56 → 50/50<END開放!>


ザザー… ザザー…

提督「……夕日が沈んでいくな」

U-511「……うん」

提督「………」

U-511「………」

U-511(私は、提督と2人きりで……静かに、海を眺め続けた……)

U-511(ただ、それだけなのに……提督が隣にいてくれるだけで……)

U-511(私の想いは……気持ちは、どんどん膨らんでいって……///)

U-511「……///」ドキドキ

U-511(……もう、無理かも。この気持ちを……抑え切れない……///)ドキドキ

U-511(Freundeという関係じゃ……やだ……!もっと、それ以上に……近い関係に、なりたい……!///)ドキドキ

U-511「……///」スッ…

提督「……!」

提督(ゆ、ゆーがもたれかかって来て……小柄な身体が、俺の身体に触れて……)

提督(な、何だか恋人同士みたいだな……いや何考えてるんだ俺は!ゆーとはあくまでも友達で……)

U-511「……提督///」ギュッ

提督「……!?///」

提督(う、腕を抱き締めて……これじゃ、本当に恋人みたいなんだけど……///)

U-511「……今なら、2人きり///」

提督「へ?あ、そ、そうだな……周りには、誰もいないな……///」

U-511「だから……勇気を出して、言うね……?///」ジッ…

提督「……!///」ドキッ

提督(えっ、この雰囲気って……まさか、いや待て!俺に限ってそんな……でも、この状況って……!///)ドキドキ































「Ich liebe dich……提督のことが、好き……!///」





























提督「っ!///」

U-511「……///」

提督「ど、どうして……俺のことを……?///」

U-511「だって……貴方は、私の"初めて"の友達で……"初めて"、好きになった人だから……!///」

提督「初めての友達……?///」

U-511「……私、ドイツにいた頃は……ずっと、友達が出来なくて……」

提督「……!」

U-511「Papaの仕事の都合で、何度も転校したけど……それでも、私のことなんて……誰も、相手にしてくれなくて……」

提督「………」

U-511「日本に来た時も、どうせ……私は1人ぼっちだって、思ってた……でも、違った……!」ギュッ

提督「あ……」

U-511「提督……貴方が、いてくれた……!こんな地味で、暗い私のことを……気にかけてくれた……!///」

U-511「足を擦りむいた時も、熱中症になっちゃった時も……誰よりも、私のことを心配してくれた……!///」

提督「………」

U-511「だから、私は……貴方に、惹かれていって……気がついたら、好きになっちゃってた……!///」

提督「……ゆー」

U-511「その"ゆー"ってあだ名も……好き。貴方が付けてくれた名前だから……!///」

提督「………」

提督(そう、だったのか……ゆーは、過去に虐められていた訳じゃなくて……"諦めていた"だけだったんだ)

提督("どうせ私は1人なんだ"って……だから、転校して来た時も……ずっと、俯いて……)

提督「……全く、酷い話だ」

U-511「え……?」

提督「どいつもこいつも、見る目が無さ過ぎるじゃないか……!ゆーのような、綺麗で可愛い女の子に見向きもしないなんて……!」

U-511「……!///」

提督「だけど、俺は違ったみたいだな。こうして……ゆーの魅力に、気が付くことが出来たから」

提督「それだけじゃない。ゆーと友達になれて……しかも、告白までされて……こんなの、嬉しいに決まってるじゃないか……!」

U-511「じゃ、じゃあ……!///」































「俺も君のことが好きだ!こんな俺で良ければ……ぜひ付き合って下さい!」





























U-511「……っ!///」パァッ

提督「……あ、あはは。告白するのって、こんなに恥ずかしんだな……///」ポリポリ

U-511「……提督っ!///」ダキッ

提督「うおっと!?」ドサッ

U-511「嬉しい……!凄く、すっごく……嬉しいっ……!///」ギュウッ

提督「……俺だって。こんなに可愛い彼女が出来て……嬉しくない訳、ないじゃないか……!///」ギュッ

U-511「可愛い……私、可愛い……かな……?///」

提督「当たり前だ!もしブサイクなんて言う奴がいたら俺がぶん殴ってやる!」

U-511「……暴力はダメ///」

提督「あ、はい。すいません」

U-511「だけど……今の言葉も、嬉しかった……!今まで、PapaとMama以外から……可愛いなんて、言われたことなかったから……///」

提督「むしろゆーのような美少女に言い寄らない男子が信じられねーよ!実際、俺はすぐ声をかけたのに!」

U-511「……うん///」

提督「……でも、これからは他の男なんて関係無い」

U-511「……?」

提督「だって、ゆーは俺の彼女だからな。むしろ今更言い寄って来ても、ゆーは誰にも渡さない!」

U-511「……///」

提督「……もしかして引いた?ごめん、ちょっと調子に乗り過ぎました……」

U-511「……そんなこと、ないよ///」

提督「……!」

U-511「むしろ、そこまで大事に思ってもらえて……幸せだなって……///」

提督「ゆー……俺こそ、幸せだよ。ゆーのような子に、想ってもらえるなんて……!///」

U-511「……///」

提督「……///」

U-511「……身体、砂で汚れちゃったね///」

提督「……どうせ誰もいないんだ。しばらく……このまま、抱き合っていても……良いよな?///」

U-511「……うんっ///」































「これからは……恋人として、よろしく……お願い、しますっ……!///」


「こちらこそ!これからは、今まで以上に仲良くしような……恋人として!」





























――U-511END・開放

~ 8月2週 ~


親友「かっ、かかっ……彼女が出来ただとぉ!?」

雷「彼女!?それって本当なの!?」

提督「おう!俺なんかにはもったいないくらい良い子だろ?」

U-511「……///」モジモジ

五月雨「………」

親友「まさかあの時見かけた転校生が、提督と付き合うことになるとはなぁ……畜生!先を越された!」

提督「大丈夫だって!お前にもいずれは春が来るから!」

親友「その余裕がムカつくぅーっ!とまぁ冗談は置いといて、おめでとう提督!こんな可愛い彼女が出来て良かったじゃないか!」

提督「……ありがとな」

提督(こういう時、本当に祝福してくれる……お前のような親友を持てて、俺は本当に幸せ者だよ)

親友「U-511さん!どうかこいつのことをよろしく頼む!」

雷「意外と抜けてるところがあるから、しっかりフォローしてあげてね?」

U-511「……///」コクリ

五月雨「………」

五月雨(そっか……お父さん、無事に……お母さんと、恋人になることが出来たんだ……!)

五月雨(ほら、やっぱり何の心配もいらなかったでしょ?私が過去に戻るくらいじゃ、お父さんがお母さんと結婚する歴史は変わらないもん)

提督「……五月雨?」

五月雨「へ?あ、ううん!何でもない!おめでとう提督さん!」

提督「あぁ、ありがとな」ニコッ

U-511「……?」

U-511(この子、前にも見かけたけど……提督と、どういう関係なのかな……?)チラッ

五月雨「……!」

五月雨(あっ、お母さん、私のことをちょっと不思議に思ってるみたい……でも、この状況で『貴女の娘です!』とは言えないよね。流石に……)


↓1雷のコンマ     好感度:12/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:37.5/50
↓4U-511のコンマ    好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘と交流します
ただしU-511が最大値の場合はその場で終了です

雷は何をしている?もしくは提督と雷は何をしている?

直下

※現在は夏休みですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※あまりに飛躍し過ぎた内容であれば若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただくかもしれません。

――親友家


雷「動いちゃダメよ~?」つ耳かき カリカリ

親友「ほわぁ……♪」キラキラ

提督「………」カキカキ

提督(おかしいな。俺は親友に誘われて一緒に夏休みの宿題を進めることになっていたはずだが……)

提督(何故に親友が妹に耳掃除されてるところを眺めているんだろう)

雷「はい、これでおしまい!」

親友「おおっ!両耳がスッキリ爽やか!今なら猫にしか聞こえない超音波さえ聞き取れる自信があるぜ!」

雷「大げさね~」クスクス

提督「……仲睦まじいことで」

親友「おっ、もしかして羨ましいのか?お前はU-511さんにやってもらえるから良いじゃん。さては俺へのあてつけか!?」

提督「違ぇよ!そもそも俺がここにいるのはお前が誘って来たからだろ!『宿題やろうぜ』って!」

親友「ははっ、冗談だよ冗談!いやでも雷の耳掃除はマジヤバいんだって!誰でもトロトロになるんだぞ!」

提督「それは、まぁ……俺もやってもらったことがあるから、気持ちは理解出来なくもないけど」

雷「提督もしてほしいの?」

提督「いや、そういう訳じゃ……というか俺、彼女いるし」

親友「これくらいなら浮気にはならないんじゃね?赤の他人相手ならアレだが、お前と雷は家族みたいなもんだしな」

雷「そうよ。遠慮しなくて良いわよ?ほらっ」ポンポン

提督「………」

提督(雷ちゃんがいつぞやの五月雨みたいに、膝を叩いて誘ってくる……う~ん、どうしようか……)


好感度上昇率判定:提督の行動は?

01~49:流石に断る
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:大丈夫だと思い耳掃除してもらう
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:痺れを切らした雷が……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

69→96:まぁ幼馴染みたいな関係だし多少はね? 5×1.5=7.5 7.5+12=19.5/50


提督「………」

提督(まぁ、確かに親友の言う通り……別にやましいことじゃないし、相手は雷ちゃんだからな。これくらいは大丈夫か)

提督「……じゃあ、ちょっとだけ」

雷「そうこなくっちゃ!」

親友「はっはっは!やはり雷の耳掃除の魅力には逆らえなかったか!」

提督「うるさいな……」


――


雷「痛くない?」つ耳かき カリカリ

提督「ん……大丈夫」

雷「ならこのまま続けるわね?」カリカリ

提督「………」

提督(今まで何度かやってもらったが、雷ちゃんって本当に耳掃除が上手いんだよな……)

提督(俺より年下のはずなのに、まるで母親に優しく掃除してもらってるような……)

親友(う~む、分からん……英語って何でこう文法だの読解だの色々な問題があるんだ……)カキカキ

提督(耳掃除のお陰か、親友も宿題に集中出来るようになってるし……)

雷「はい、右耳はおしまい!次は左耳ね!」

提督「あぁ。んしょ……」ゴロン…

雷「それじゃいくわよ?動かないでね~?」カリカリ

提督「あ~……♪」

提督(久々にしてもらったけど、やっぱり気持ち良い……折角だし、今度はゆーにやってもらおうかな……)

雷「~♪」カリカリ

雷(提督ったら、凄くリラックスしちゃって……まるで弟みたい♪)クスッ

雷(だけど、そんな提督にもU-511さんという彼女が出来たのよね……)カリカリ

雷「………」カリカリ

雷(私達と提督の関係が変わっちゃう訳ではないんだけど……何となく、寂しいような……)カリカリ

~ 8月3週 ~


提督「………」つスマホ スッスッ

提督(LINEって便利だよな。メールよりも手軽に連絡が取り合えるし)

――

提督『俺さ、彼女が出来たんだ』

神通『えっ!?そ、それは本当なのですか!?』

提督『あぁ。同じクラスのU-511なんだけど』

神通『そ、そうですか……えっと、おめでとうございます』

提督『ありがとう。だけど、俺やU-511に気を遣わず、これからも友達として仲良くしてほしい』

神通『は、はい!それはもちろんです!』

――

提督「……これで良し、と」

提督(友達だし、やっぱり伝えといた方が良いよな。隠すのは何か違うと思うし)


――神通家


神通「………」つスマホ

神通(提督さん……私が知らない間に、U-511さんとお付き合いを……確かに、2人共……凄く仲が良いみたいでしたし……)

神通「………」

神通(えっと、提督さんは『友達として仲良くしてほしい』と言ってくれていますから……)

神通(いつも通り、教室で話しかけたりしても……良いですよね……?)

神通「………」シュン

神通(それ以前に、私が提督さんに話しかけるほどの勇気が出ないことが大半ですけど……)


↓1雷のコンマ     好感度:19.5/50
↓2神通のコンマ    好感度:23.5/50
↓3五月雨のコンマ   好感度:37.5/50
↓4U-511のコンマ    好感度:50/50<END開放!>

反転コンマが最大の艦娘と交流します
ただしU-511が最大値の場合はその場で終了です

U-511「ゴール……!」

五月雨「う~ん、もう少しだったんだけど……」

神通「うぅ……次に期待します……」シュン

雷「私、結局20にすら到達出来なかったわね……はぁ……」


という訳で1周目が終了です。続いて2周目に登場するヒロイン及び設定安価へと移りたいと思います。

※このレスではまだ安価は取りません。次に注意事項を投下します。

注意事項です。


※今回ENDを迎えたヒロイン(U-511)はNGです。

※今回登場したヒロイン(雷、神通、五月雨)はNGです。

※浦風・日進・深海棲艦は安価下にします。申し訳ございません。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、4周目で呂500)。
また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。

※基本的にはどんな設定でもOKですが、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は、申し訳ありませんが多数決or再安価させていただくかもしれません。

★提督は大学生設定です


次に>>1が投下したレスからスタートです。

1人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※23:57までに↓5まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

1人目
羽黒:幼少時に引っ越してその後大学で再会した元幼馴染(46→64)

2人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※23:58までに↓5まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

深海棲艦はまあともかく浦風と日進はなにゆえ?

方言キャラだからでは?

広島弁は馴染みが薄いし難しいけえね
仕方ないね

>>397
>>398>>399の方が仰った通り、広島弁が書けない為です。申し訳ありません。

2人目
加賀:ゼミの教授(97→79)

3人目

↓1~↓5で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※0:03までに↓5まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

3人目
阿武隈:家が隣同士の幼馴染(67→76)

ラスト4人目

↓1~↓6で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※0:05までに↓6まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

4人目
矢矧:セフレ(79→97)

という訳で、以下の4人が2周目のヒロインとして登場します。

羽黒:幼少時に引っ越し、その後大学で再会した元幼馴染
加賀:ゼミの教授
阿武隈:家が隣同士の幼馴染
矢矧:セフレ

2周目となれば流石にぶっ飛んだ設定が来るかと思っていましたが、1周目同様に比較的書きやすそうな設定で少し驚きました。
それではエピローグ&各ヒロインのプロット&オープニングを書いてきます。今回はここまでです。
お付き合いいただきありがとうございました!

エピローグはそれほど時間がかからないと思いますが、オープニングは少しお時間をいただくことになるかもしれません。
また、エピローグを投下した後、U-511以外の各ヒロインが好感度を50まで稼いだ場合のプロットを公開しようと思っています。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

エピローグ、投下します。

――エピローグ


ガチャ

提督「すまん、待たせたな」

親友「おし。じゃあ行くか」

雷「えぇ!」

提督「それにしても、ついに夏休みも終わりか……」スタスタ

親友「だな……次に思う存分遊べるのは冬休みかぁ……」スタスタ

雷「2人共、夏休みの宿題はちゃんとやったの?」

提督「もちろんさ。成績優秀のゆーに教えてもらったお陰でバッチリだ!」

親友「いいよな~お前には頭の良い彼女がいてさ~」

提督「そうは言うけどな?提出するだけなら答え丸写しでも良いんだから何とかなっただろ?」

親友「お前には分かるか?親友が彼女とイチャついてる裏で、1人寂しく自分で答え合わせする虚しさが!」

雷「お兄ちゃん、提督がU-511さんと勉強してる時は気を遣って家で勉強してたものね」

提督「……なんかすまん」

親友「そう思うなら俺にも良い人を紹介してくれよ!」

提督「大丈夫だって。お前も近い内に彼女が出来るから」肩ポンッ

親友「くぅ~っ!持つ者の余裕が心に刺さる~!」

提督「違う。本当に出来るさ」

親友「……え?」

雷「私もそう思う!お兄ちゃんは明るくて家族や友達のことを大事にする良い人じゃない!」

親友「そ、そうか?」

提督「あぁ。お前が良い奴なのは俺も保証する。だから自信を持て」

親友「……提督、雷」

提督(まぁ、これは五月雨情報なんだけどな。親友は大学に入ってから可愛い彼女が出来るらしいし)

提督「それより、雷ちゃんは大丈夫なのか?そろそろ追い込み時だろ?」

雷「心配いらないわ!模試の結果も夏休み前と同じA判定だったし、後はケアレスミスと油断に気をつけるだけね!」

提督「そうか。だけど無理はするなよ?」

親友「いくら受験生だといっても休憩は大事だからな?」

雷「うん。ありがとう、お兄ちゃん、提督!」ニコッ

提督(……このままいけば、雷ちゃんは無事に合格出来るだろう。何せこれも五月雨情報だし)

U-511「……提督っ」

提督「お、ゆー!おはよう!」

U-511「Guten Morgen……!」

親友「おっ、愛しの彼女のご登場だな」ニヤニヤ

雷「提督、この分岐道に近付くにつれて嬉しそうな表情になってたものね」ニヤニヤ

提督「う、うるさいな……良いだろ別に」

U-511「ふふっ……3人共、やっぱり……仲良し……」ニコッ

提督「それは否定しないけどさ」ギュッ

U-511「……♪」ギュッ

親友「当たり前のように恋人繋ぎかよ!」

雷「お熱いわね!」

提督「あーもう黙れって!彼女と手を繋いで何が悪いんだよ!」

U-511「……///」

親友「別に~!ただ、やっぱりお前だけズルいよな~!」

提督「……もう無視するか。行こうぜ、ゆー」

U-511「……うんっ///」

スタスタ…

親友「ぶーぶー!」

雷「お兄ちゃん。嫉妬はみっともないわよ?」

親友「ははっ、分かってるって。流石に本気でこんなこと言わないさ」

提督「……♪」

U-511「……♪」

親友「あいつらの幸せそうな顔を見てりゃ、嫉妬どころか……むしろ心から応援してやりたくなったくらいだ」ニコッ

雷「そうそう、それでこそ私の大好きなお兄ちゃんよ。それに、提督の恋人なら……U-511さんだって、私にとってはもう家族みたいなものね!」

――教室


ガラッ

提督「それでさ、この前あいつが……おっ」

U-511「そんなことが……あっ」

神通「……おはようございます、提督さん、U-511さん」

提督「おはよう神通!」

U-511「Guten Morgen……」

神通「えっと、既に提督さんからのLINEで聞きました……おめでとうございます」

提督「ははっ、サンキュー!」

U-511「……Danke///」

神通「………」チラッ

U-511「……!」

神通「………」シュン

神通(提督さんは『遠慮しなくて良い』と言って下さいましたけど……やはり、U-511さんに申し訳ない気が……)

神通(私が話しかければ、お2人の時間を邪魔してしまうことに……)

U-511「……あの、気を遣わなくても、大丈夫……」

神通「……!」

U-511「提督のFreundeなら……私のFreundeでも、あるから……」ニコッ

神通「U-511、さん……」

提督「ん?もしかして女の子同士の内緒話か?俺がいると話しにくいなら、どこかで時間を潰して来るけど」

U-511「あっ……う、ううん。そうじゃなくて……神通さんは、私と提督のFreundeだって……」

提督「Freunde……確か、ドイツ語で友達だったか?そりゃそうだろ!俺達と神通は友達だ!」

神通「……提督さん」

U-511「私達のことは、気にせず……いつでも、話しかけて……?」

提督「俺もゆーと同意見だ。友達なんだから、これまで通り仲良くしよう!」

神通「は、はいっ……!」パァッ

神通(良かった、です……!私は今までと同じように、提督さんと……そして、U-511さんも加えて……友人同士でいられるんですね……!)

――放課後・U-511家前


提督「………」

U-511「……大丈夫?」

提督「お、おおっ、おう!へき、へへへっ、平気だ!」

U-511「……凄く、緊張してる」クスッ

提督「だって、ゆーのご両親に挨拶って……今まで顔を合わせたことないし、変なこと言ってしまわないか不安で……」

U-511「大丈夫……PapaもMamaも、優しいから……」ニコッ

提督「そ、それなら、安心だけど……」

ガチャ

提督「っ!」ビクッ

U-511母「おかえり、ゆーちゃん。そして……貴方が提督君?」

提督「は、はいっ!はじ、初めまして!1周目提督と言いますっ!」ペコッ

U-511母「ふふっ、そう固くならないで?ほら、上がって下さいな」

提督「ひゃい!お、お邪魔しますっ!」

U-511「………」クスッ

U-511(提督、ガチガチになり過ぎ……ロボットみたい……)

U-511母「娘から話は聞いているわ。ゆーちゃんと仲良くしてくれてありがとう」

提督「いえ、こちらこしょ……!」

提督(お、落ち着け俺!相手はゆーの母親だ!少なくとも父親よりは話しやすいはず!幸い今日は平日だし、父親が家にいることは……)

U-511父「ゆー、お帰り。おや?隣の子は……?」

U-511「あれ?Papa……?」

提督「」

U-511「どうして、家に……?いつもなら、夜までお仕事じゃ……」

U-511父「あぁ。今日はいつもより早く仕事を終えることが出来てね」

提督「」

U-511母「貴方!ほら、この子がゆーちゃんと仲良くしてくれている……」

U-511父「……おぉ、君が提督君か。初めまして」ニコッ

提督「」

提督(ま、まさかの父親がご在宅……俺、詰んだ……?)

U-511父「ほら、そんな所に立っていないで、ソファに座ると良い」

提督「……シ、失礼シマス」スッ…

U-511父「ど、どうしたんだい?随分と緊張してるみたいだけど」

U-511母「それが、家に入る前からこの調子で……」

U-511「PapaやMamaと顔を合わせるのが、緊張してるみたい……」クスッ

提督「………」

提督(これはあれか?『こんな馬の骨に娘はやらん!』とか言って殴られるやつか!?あぁどうしよう!?せめて救急箱くらいは持って来た方が……)

U-511父「……娘と仲良くして、それも交際まで……ありがとう。本当に、何とお礼を言って良いか……!」

提督「……はぇ?」

U-511母「貴方は……提督君は、この子にとって初めて出来たお友達で……そして、初めて出来た彼氏さんだったから……」

U-511父「どうか、これからも娘と仲良くしてあげて欲しい」

提督「………」

提督(あれ?何か普通に祝福されてる?)

提督「……あ、あの、ゆー……じゃなくて、U-511さんのお父さん」

U-511父「何だい?」

提督「お、怒らないんですか?娘と付き合うなんて許さないとか、どこの馬の骨だとか……一発、殴らせてくれだとか……」

U-511父「何を言っているんだい!?仮にも娘のボーイフレンドにそんなことする訳ないじゃないか!?それ以前に暴力は犯罪だろう!?」

提督「す、すみません!ですが、その……日本のテレビ番組だと、父親がよく『娘は渡さん!』と言っていることが多かったもので……」アセアセ

U-511父「あー、そういうことか……僕は生まれも育ちもドイツだから、日本人とは価値観や感性が違うのかもしれない」

U-511父「少なくとも、僕は君のことをそんな風には思わない。むしろ、娘を好きになってくれた大事な人として感謝しているくらいだよ」ニコッ

提督「……あ、ありがとうございます!こちらこそ、U-511さんのような可愛くて優しい女の子と親密になれて、凄く幸せです!」

U-511「……提督///」

U-511母「あらあら、まぁまぁ♪」

U-511父「……良かったじゃないか、ゆー。彼に、ここまで大切に思ってもらえて」

U-511「……///」コクリ

提督「そ、それではお邪魔しました!」ペコッ

U-511母「また遊びに来てね?」

U-511父「いつでも歓迎するよ」

提督「あ、ありがとうございますっ!では、また……!」ペコペコ

バタン…

提督「……はぁ~っ」ヘナヘナ

U-511「……大丈夫?」

提督「い、一生分の神経を使った気がする……」

U-511「大げさ……」クスッ

提督「……だけど、来て良かった。ゆーのお父さんとお母さん、2人共……凄く良い人で」

U-511「……うん。自慢の、両親……」ニコッ

五月雨「……お父さん」

U-511「……!」

提督「……五月雨?どうしてここに……いや、それよりも、お腹に巻いてる物って……」

五月雨「……うん、そういうこと」

提督「……帰るんだな?」

五月雨「………」コクリ

U-511(この子、確か提督が預かってる親戚の子……でも、今……『お父さん』って……)

提督「それに、ゆーの前で俺をそう呼ぶということは……伝えるのか?」

五月雨「……うん。だって、未来のお父さんから聞いた話では……2人はこのまま、大学卒業後に……」

提督「……そ、そっか///」

U-511「えっと……一体、何の話……?」

提督「実はな?信じてもらえないかもしれないが……五月雨は未来から来た、俺達の娘なんだ」

U-511「……え?」

五月雨「このタイムマシンを使って、22年後の世界から……」

U-511「……ど、どういうこと?」

提督「混乱するのも無理ないけど、この子は間違いなく俺達の娘なんだ。何せ、俺しか知らないはずのことを知っていたから……」

U-511「提督しか、知らないこと……?」

五月雨「天井裏に隠してあr」

提督「わああああッ!?だから言うなって!?本当に恥ずかしい黒歴史なんだから!!」

五月雨「あっ、ご、ごめんなさい!とにかく、私はお父さんと……お母さん、貴女の娘なの」

U-511「………」

提督「……信じられないのも無理はない。でも、それを今から証明することは……」

U-511「……信じるよ」

提督「……!」

五月雨「……!」

U-511「提督が、言ってくれたことなら……全部、信じる……」

五月雨「……お母さん」

提督「………」

提督(……信頼されてるのは嬉しいけど、詐欺に引っかからないか心配になるな)

U-511「それにしても……貴女が、私の娘……」マジマジ

五月雨「……?」

U-511「……提督の遺伝子、髪の毛にしか……現れてないね」クスッ

提督「俺も同じこと思った。でも、五月雨が可愛くて良い子なのも納得だわ。ゆーの血を引いていれば、そりゃ天使になるに決まってる」

五月雨「お、お父さん……///」

U-511「ううん。きっと、提督の血を引いているから……優しい子になったんだと思う……」

五月雨「お母さんまで……///」

U-511「でも、どうして……貴女は、この時代に……?」

提督「どうも未来の俺と喧嘩したみたいで……」

五月雨「……ごめんなさい。本当は少し違うの」

提督「え?」

五月雨「タイムマシンで若い頃のお父さんに会いに行くって言ったら、お父さんから『歴史が変わるからダメ』と猛反対されて……」

五月雨「だけど我慢出来ずに、こっそりタイムマシンを使っちゃった……だって、どうしても昔のお父さんに会ってみたかったから……」

提督「……そうだったのか」

U-511(お父さんに会いたい……この子、もしかして……ファザコン……?)

五月雨「でも、私はずっと信じてたから。例え私がいたとしても、お父さんとお母さんが結婚する未来は変わらないって!」

U-511「け、結婚……!?///」

提督「そ、そう言われるとやっぱり照れるな……///」

五月雨「若い頃のお母さんとも会えたし……ちょっと怖いけど、そろそろ未来に帰ってお父さんに謝らないといけないかなって」

提督「……心配するな!俺のことだから、何だかんだ言って娘には甘いはずだ!あっさり許すだろ!」

五月雨「だと良いんだけど……お父さん!お母さんと仲良くしてね?喧嘩はダメだよ?」

提督「もちろんさ!」

五月雨「もちろんお母さんも、ね?」

U-511「………」コクリ

五月雨「約束だよ!じゃあね、お父さん、お母さん……!」カチッ

提督「また、いつでも遊びに来いよ!待ってるからなー!」ノシ

五月雨「うんっ!」シュパッ…!

U-511「……消えちゃった」

提督「………」

提督(未来の俺、分かってるよな?五月雨が謝ってきたら、笑って許してあげろよ……!)

――22年後・提督家


五月雨「………」パシュッ…!

五月雨(戻って来た……お父さんの実家じゃなくて、見慣れた我が家に……)

「お帰り、五月雨!」

「時間旅行、楽しかった……?」

五月雨「っ!?」ビクッ

五月雨(こ、この声って……)クルッ…

提督(39)「過去の俺達は元気だったか?」

U-511(39)「昔の私……今より、暗かったでしょ……?」

五月雨「……お父さん、お母さん」

提督「ん?」

U-511「どうしたの……?」

五月雨「お、怒ってないの……?私が勝手に、タイムマシンを使っちゃったこと……」

提督「何言ってるんだ?さっき俺達が笑顔で送り出してやったじゃないか!」

五月雨「……えっ?」

U-511「むしろ、貴女が過去に行って……昔の私達と出会うことが……私達が知っている、歴史だから……」

五月雨「……!」

五月雨(それって、私が過去に戻ったことで……お父さん達にとっては『若い頃に私と出会ったこと』が正しい歴史になったから……)

五月雨(さっきまでの私が『若い頃のお父さんに会いたい!』と言っても、止めるどころか『予定調和』になったってこと……?)

提督「それに、あの時も言ったじゃないか。こんなに可愛い娘を叱りつける訳ないだろって」ニコッ

五月雨「……うんっ!ただいま、お父さんっ!」ダキッ

提督「おっと!相変わらず甘えん坊だな……よしよし」ナデナデ

五月雨「えへへ……♪」

U-511「………」ジー

U-511(やっぱり、ファザコンになっちゃった……あの時の、この子の様子から……もしかしてとは、思ってたけど……)

――現在・提督家


提督「……五月雨が未来に戻って3日、か」

U-511「あの子……私達の娘、なんだよね……?」

提督「あぁ」

U-511「じゃ、じゃあ……いずれは私達、結婚……するんだよね……?///」

提督「……そう、だな」

U-511「そ、その後は……えっと、赤ちゃんを産むから……///」

提督「……まぁ、そういうことになる///」

U-511「う、うん……///」

提督「……///」

U-511「……///」モジモジ

提督(ちょ、ちょっと気まずい……娘が存在してるってことは、俺達……近い将来、やることヤっちゃうわけで……///)

U-511(わ、私が、お母さんに……まだ、実感が湧かないけど……いつかは、あの子を妊娠することになるから……///)モジモジ

パシュッ…!

提督「え?」

U-511「……?」

提督(天井が光って……まさか……!)

五月雨「えへへ、また来ちゃっ……あうっ!?」ズデッ

U-511「きゃっ!?だ、大丈夫……?」

提督(……また来いとは言ったけど、たった3日で再会することになるとは)

五月雨「いったた……だって、お父さん達に全然怒られなかったから。これならいつでも遊びに行けるかな~って!」

提督(……そうか。未来の俺は、今の俺と同じように……叱らなかったんだな。それでこそ俺だ!)

U-511「……やっぱり、不思議な感覚。まだ、付き合ったばかりなのに……娘が、目の前にいるなんて……」

提督「……それは、これから俺とゆーが2人で歩んで行くからだ。ここに五月雨がいることが、それを証明してる」ギュッ

U-511「あっ……///」

五月雨「……♪」ニコニコ

五月雨(うんうん!2人共、若い頃からラブラブだね~!これでこそお父さんとお母さんだよ~!)































「今は恋人だけど……いずれは、その……夫婦として、よろしくな……?///」


「……うんっ。こちらこそ、よろしくお願いします……///」





























――U-511 HAPPY END!

オープニングはもう少しお待ち下さい。加賀さんのプロットで悩み、次に矢矧のプロットをどうするか考えています。
矢矧のプロット次第で提督の性格や境遇、矢矧の境遇等が変わってきますし、場合によっては他のヒロインのプロットも調整することになりそうなので……

ここからはU-511以外のプロットを紹介していきたいと思います。

・雷

好感度20到達で、提督のことを少し意識するようになる。それでもまだ『年上の幼馴染』としての意識が強い為、本人も無自覚。
同時に雷の回想として、提督と初めて出会った時や3人で仲良く遊んでいた幼少期を描写。

好感度30到達で、雷は自分自身が提督を異性として認識していると自覚し始める。この段階から提督への接し方が少し変わってくる。
それでもまだ恋愛感情までは抱いていない為、至近距離まで接近すると恥ずかしがったりする程度。
親友(兄)はこの段階で、雷が提督に対してその手の感情を抱いているのではないかと気づき始める。

好感度40以上で、雷は提督に明確に恋愛感情を抱く。今までは幼馴染かつ兄の友人として接していたけど、『妹』では満足出来ない!
自分のことを『1人の女の子』として見て欲しいと考えるようになる。同時に親友も雷が提督に対して恋をしていることを確信する。しかしそれを提督に言うことはしない。
親友は「雷だって、俺から自分の想いを勝手に伝えられたら嫌なはず。こういうことは自分で伝えてこそだからな」と考える。
それでいて提督にはそれとなく「妹のことをどう思っているんだ?」と聞くようになる。

END開放時、雷は提督に対して『1人の男の人として好きなの!私と付き合って!』と告白する。
提督は驚くも、自分が雷を『妹』ではなく『異性』として見ていたことに気がつき、提督も『雷が好きだ』と返事し、2人は恋人同士になる。
その後、親友は妹と友人(提督)が付き合うことに複雑な気持ちになるが、2人の幸せを願って提督と雷を心から応援することにする。

エピローグの内容は上の内容とほぼ同じ。ただし提督が挨拶に行く相手が雷・親友の両親になる。


・神通(1周目本編で好感度20まで到達しているので、好感度30以降のプロットを公開します)

好感度30到達で、提督とは念願の『親友』になれる。今までよりも落ち着いて話すことが出来るようになり、提督からも褒められる。
いつものオドオドした表情ではなく、少しずつだが提督といると笑顔を見せることが多くなっていく。
しかし、提督と親友になれたは良いがどこか物足りない。この時点で提督に対し親友以上恋人未満の気持ちを抱いているが、本人がそれを自覚していない。
提督が他の誰かと話している様子を見た時は寂しそうにする。

好感度40以上で、神通は自分の気持ちを自覚し、『親友』という関係では我慢出来なくなる。自分なんかがおこがましいとは思うけれど、提督と付き合いたいと考え始める。
しかし神通自身の引っ込み思案な性格が災いし、恥ずかしかったり勇気が出なかったりで、提督に告白することが出来ない。

END開放時、神通はついに勇気を振り絞って『お慕いしています』と告白する。
提督は驚くも、高校入学時から1番近くにいた異性であり、最初は友人として接していたが、徐々に惹かれていったことを自覚する。
そして提督は『これからは親友じゃない。恋人として、付き合おう』と返事し、2人は恋人同士になる。

エピローグの内容は上の内容とほぼ同じ。ただし提督が挨拶に行く相手が神通の両親になる。

・五月雨(1周目本編で好感度30まで到達しているので、好感度40以降のプロットを公開します)

好感度40以上で、ついに禁断の感情を抱いてしまう。五月雨は「ど、どうしよう……私、お父さんのこと……本気で好きになっちゃってる……!///」と考え始める。
相手は実の父親だというのに胸の高鳴りが抑えられない。今更未来へ帰っても、この気持ちを抑えられる自信が無い。
ドキドキしつつも本気で悩む。気持ちに蓋をすべき?でも、1度芽生えた気持ちはもう止まらない。しかし提督に想いを伝える勇気が出ない。

END開放では、ついに五月雨が告白する。提督は一瞬驚くも、冷静に自分を見つめ直し、五月雨を異性として見てしまい……
五月雨から告白されたことで、もう実の娘という目では見られないことを打ち明ける。
しかし提督は自分達が親子だから、結ばれることは出来ないと言う。だが五月雨は「そんなこと関係無い!好き!お父さん、好きなのっ!」と訴えかける。
提督も五月雨も葛藤するが……やはり自分の気持ちに嘘をつけない。2人はキスし、禁断の関係に足を踏み入れることを決意する。

だが提督は、自分と五月雨が付き合ったら、未来が変わって五月雨が生まれてこなくなる危険性を懸念する。
それでも五月雨は構わないと言い、自分が消える最後の瞬間まで提督を抱き締めることにする。
そして五月雨は自分の存在が消えることを覚悟するが……消える兆候さえ表れない。提督も五月雨も理由が分からないが、一先ず五月雨が消えなかったことを安心する。

1周目本編ではU-511が五月雨の母親ということになっていたが、実は最初に結ばれた相手次第で五月雨の母親は変わっていた。
例えばU-511ではなく神通が最初にEND開放に到達していた場合、五月雨の母親は神通ということになっていた。

エピローグでは、五月雨が未来に戻ると『大人になった自分自身』が立っていた。
提督と五月雨が結婚し、そこから生まれた娘に同じ名前を付け、その娘がやはり『若い頃のお父さんに会いたい!』と言い出したことになっている。
提督も五月雨(大人)も、この行いが色々な意味で危険なことは理解しているが、お互いを愛する気持ちには勝てなかったと述べる。
そして五月雨も、自分が将来は提督と結婚し、後に過去へ遡ることになるであろう娘を産む覚悟を決める。

※五月雨の存在が消えない理由
この世界(作品?)では過去を変えると未来が上書きされるが、時間移動をした者は因果の摂理から外れてしまい、過去改変の影響を受けなくなる為。
仮に過去の両親を殺害した場合、今いる自分の存在は消えないが、『自分が生まれた』歴史は消滅し、『自分が存在しない』歴史に未来が上書きされる為、未来での自分の居場所が無くなってしまう。

おつです
プロット助かる助かる
タイムパラドックス系統はそう捌くかなるほど

質問ですが、安価で馴れ初めを思い出すといった風のは(好感度による開示を>>1が行うようなので)しない方がいいですか?

オープニング、投下します。

――オープニング

――阿武隈家


阿武隈「んふふぅ……てーとくぅ……」

提督「………」

阿武隈「ダメぇ……わたさないんだからぁ……」

提督「………」

阿武隈「ふぁ……や、やだ……いかないでぇ……」

提督(……一体どんな夢を見ているんだ)

提督「ほら、そろそろ起きないと遅刻するぞ」ユサユサ

阿武隈「んうぅ……あれ?てーとく……?」ウトウト

提督「おはよう。いい加減起きないと1限目に間に合わないぞ」

阿武隈「1げんめ……そっか。大学……行かないと……えっ、提督?」

提督「ん?」

阿武隈「……どうしてここにいるの?」

提督「お前を起こしに来たからだよ」

阿武隈「私、パジャマ姿だし寝癖も凄いんだけど」

提督「デリカシーが無いって?今更そんなこと気にするような関係でも無いだろ」

阿武隈「そ、それはそうだけど……」

提督「第一、お前のお母さんから頼まれたんだ。『あの子ってばまだ起きないから、提督君が起こしてくれない?』って」

阿武隈「………」

阿武隈(お、お母さぁん……確かに寝坊助の私を起こすには効果覿面だけど、いきなり提督を部屋に入れないでよぉ……)

阿武隈(お陰でみっともないとこ見られちゃった……髪だってボサボサだし……)

――10分後


阿武隈母「……どうだった?」

提督「寝ぼけ眼を擦って起きて来ました。まだ春休み気分が抜けていないみたいです」

阿武隈母「あの子ったら……昨夜『遅刻しないように起こしてね!』って言って来たのに、私が声をかけても起きないんだもの」

提督「昔から休み明けはあんな調子でしたもんね」

阿武隈母「そうそう。この間は提督君が先に行っちゃうわよ~って言ったら大慌てで飛び起きて、そのままスカートを履かずに……」

阿武隈「お母さんっ!その話は秘密って言ったでしょ!?」ガチャッ!

提督「やっと準備出来たのか」

阿武隈「う、うん。前髪整えるのに時間かかっちゃって……」

阿武隈母「ごめんなさい。だってあの時の阿武隈、傍から眺めていて面白いくらいに慌てちゃって……」クスクス

阿武隈「も~!」

提督「それに俺はいつも時間に余裕を持って起こしに来てるだろ?実際、俺がお前を置いて先に行ったことがあるか?」

阿武隈「それは、無いけど……でも……」

阿武隈母「……ふふっ、相変わらず仲良しね」

提督「まぁ、幼馴染ですから」

阿武隈「………」

阿武隈(うん、確かにそうなんだけど……私的には、それ以上の関係になりたいな~って……)モジモジ

提督「では行って来ます。ほら、早く行くぞ」

阿武隈「あっ、ま、待って……!」

阿武隈母「行ってらっしゃい」ノシ

バタン…

阿武隈母「………」

阿武隈母(あの調子じゃ、再会したお友達に提督君を取られちゃいそうね……幼馴染だからこそ、その立場に甘えているようじゃダメよ?)

――電車


ゴトンゴトン…

提督「……なぁ」

阿武隈「なぁに?」

提督「いつものことだけど……近過ぎないか?」

阿武隈「提督が痴漢冤罪に引っかからないようにする為だから仕方ないのっ!」ギュッ

提督「まぁ、実際助かってはいるけど……」

提督(だからって抱き締めることは無いんじゃないか?相手が相手なら、流石に意識していたところだ……)

阿武隈「♪」ギュッ

阿武隈(普通なら満員電車は皆嫌がるけど、私は逆!だって提督に堂々と抱き着けるもん!)

アナウンス『まもなく~、2周目大学前~。2周目大学前~。右側の扉が開きます。ご注意下さい』

提督「……よし、降りるぞ」スッ…

阿武隈「あっ……うん」

阿武隈(あ~あ、今週の抱き着きタイムはこれでおしまい……明日は2限目からだし、来週までお預けかぁ……)

プシューッ…!

提督「20分程度とはいえ、やっぱり満員電車は良いものではないな……」

阿武隈「そ、そう?私はそんなに……」

羽黒「提督君、阿武隈ちゃん……おはようございます……!」ペコッ

阿武隈「………」

提督「おはよう、羽黒。いつもこの時間に会うな……って、同じ講義を取っているから当たり前か」

羽黒「はい。学部も同じですし……」スススッ

阿武隈「……むっ」

阿武隈(相変わらず自然な動きで提督の横に……)

提督「……近くないか?」

羽黒「そ、そうですか?」

提督「……いや、羽黒が気にしないなら良い」

羽黒「……♪」

羽黒(阿武隈ちゃん……貴女だけに、提督君を独り占めなんて……させませんから……!)チラッ

阿武隈(んんっ!て、提督は渡さないんだから……!)

提督「………」

提督(歩きづらい……少し前までの俺なら、こんな状況に少し慌てただろうけど……今は……)

――2周目大学・キャンパス内


羽黒「提督君。この前の講義内容についてですけど……」

提督「あぁ、あれか。確かこのレジュメに……」

阿武隈「………」

モブA「……なぁ、あいつらまたやってるぜ?」ヒソヒソ

モブB「あぁ。女2人侍らせてるとか、彼女いない俺達への嫌味かっつの」ヒソヒソ

提督「ほら、ここが該当箇所だ。ただ、教授の解説だけでは少し難しかったから、俺なりにかみ砕いた説明も書き足してあるけど」

羽黒「わぁ……!凄く分かりやすいです……!」

提督「そうは言うけど、羽黒の理解力の方が凄いと思うぞ?阿武隈だったら2~3回は話さないといけない内容を、羽黒は1回で把握するからな」

阿武隈「うっ……」

羽黒「そ、そうですか?えへへ……///」

阿武隈「……むー」

モブA「今だって片方の女を口説いてるぞ」ヒソヒソ

モブB「畜生!俺だって両脇を女の子で固めて口説いてみたいわ!」ヒソヒソ

阿武隈「で、でもっ!羽黒ちゃんは書くのが遅いじゃない!提督がいなかったら、レジュメの抜けた所はどうするつもりだったの?」

羽黒「うっ……そ、それは……その……」

提督「確かにそれは阿武隈の言う通りだ。幸い俺達は同じ講義を取っているから、こうした助け合いが出来る」

提督「だけど、仮に違う講義を取ってしまったら……流石にこればかりはどうしようもないからな。もう少し書き取る速度を上げることも考えた方が良い」

羽黒「……はい」シュン

阿武隈「その点、私は今まで書き忘れたりしたことはないよ!どう?凄いでしょ!」フンス

提督「その分、阿武隈は後で『さっきの解説ってどういう意味だっけ?』って何度も聞いて来ることがあるじゃないか」

提督「レジュメに書き込むことは大事だが、ただ書き写すだけじゃあまり勉強していることにはならないぞ?」

阿武隈「あぅっ……」

羽黒(……阿武隈ちゃんも人のこと言えないじゃないですか)

モブA「何だ何だ?修羅場ってるのか?」ヒソヒソ

モブB「痴話喧嘩か?こんな県内トップの大学に来てまでわざわざそんなことするなっつの!」ヒソヒソ

モブC(指定校推薦で入学して来た奴がよく言うよ……こっちは普通の入試だったから苦労したのに)カキカキ

モブD(他人の色恋沙汰に嫉妬してる暇があるなら勉強しろよ。そんなことだから単位落とすんだろ)カキカキ

提督「………」チラッ

矢矧「………」カキカキ

提督「………」

提督(同じ講義を取っていたんだな……とはいえ、今の状況で声をかけるのは無理だ。せめて、阿武隈と羽黒がいない時でないと……)

――数時間後・ゼミ室


提督「こんにちは」ガチャ

加賀「……こんにちは」

提督「今日もよろしくお願いします、教授」

加賀「……正確には准教授よ」

提督「いえ、僕にとっては教授ですから」

加賀「……そう」

提督(加賀教授の経済学……俺は正にそれを学ぶ為、そして教授指導の下で経済学を自分なりに研究する為に、このゼミを選んだくらいだからな)

提督(それだけじゃない。飲み会等のような、大学にありがちな学問とは無関係の活動も無い。今の俺にはピッタリのゼミだ)

加賀「………」

加賀(今年の2年生は真面目ね……今までの学生とは違って)

提督「……で、お前達はいつになったら入って来るんだ」クルッ

阿武隈「どうして邪魔するの!?」

羽黒「そ、それはこっちの台詞ですっ!少しくらい私にも……」

阿武隈「やだ!羽黒ちゃんこそ遠慮無さ過ぎでしょ!」

提督「………」

加賀「……やる気が無いなら受けなくても結構よ。単位はあげないけれど」

阿武隈「ハッ!?す、すみません!」

羽黒「す、すぐ準備しますっ!」

提督「……いつも2人がすみません」

加賀「……いえ、あの子達も始まれば真面目に受けるから問題無いわ」

加賀(もっとも、始まる前や終わってからは騒がしいことこの上無いけれど)

モブC「こんにちは」

モブD「お、提督。今日もよろしく」

提督「あぁ、こちらこそ」

阿武隈「………」

羽黒「………」

阿武隈(もう少し緩いゼミを選んでくれたら良かったのに……受けるからには真面目にやるつもりだけど……)

羽黒(提督君、昔はもっと朗らかでしたけど……いつの間にか、優等生になっていたんですね……ですが、そんな提督君も……///)

――


提督「……といったように、需要が増えるからといって価格を下げるのは……」

モブC「いや、待った。だったらこうすれば……」

羽黒「そ、それならこういう方法は……」

阿武隈「そっか!あっ、でも、その方法だと……」

モブD「う~ん、どうしても社会余剰が減少してしまうな……」

加賀「………」

加賀(各学生が自分の意見を持っていて、互いに意見を交換し合う……これこそ、正しい大学生の姿と言える)

加賀(少人数だけど、今ここにいる学生達は……皆、真剣に取り組んでいる。特に、提督……2周目提督は、1番熱心に……)

加賀「……っ」ズキッ…

加賀(それなのに、以前までの学生達は……)

提督「教授は我々の意見について、どうお考えですか?」

加賀「……!そうね、私は……」

キーンコーンカーンコーン…

加賀「……それはまた次回にして、今日はここまでにしましょう」

提督「……分かりました」

モブC「さて、今日までやった分を後でまとめておくか」スタスタ…

モブD「だな。いずれは卒論を書かなきゃいけないし、今の内にこういうのに慣れておかないと……」スタスタ…

提督「では教授。また来週お会いしましょう」ペコッ

加賀「……えぇ」

阿武隈「教授、さようなら!」

羽黒「し、失礼します!」

バタン…

加賀「………」

加賀(……期待、して良いのかしら)

――15分後・電車


提督「………」つスマホ チラッ

提督(……分かった)

提督「………」スクッ

阿武隈「今日もバイトだっけ」

提督「あぁ」

阿武隈「……無理してないよね?」

提督「大丈夫だ。あくまでも社会経験の為であって、学業を疎かにするような真似は……」

阿武隈「前も同じこと言ってたよね……まぁ、大丈夫なら良いけど」

プシューッ…

阿武隈「じゃあ、また明日ね?」ノシ

提督「……ん、また明日」

プシューッ… バタン…

ゴトンゴトン…

提督「………」

提督(……さて、行くか。今日は……遅くなるな)スタスタ…


――カラオケ店


提督「こんにちは」

店長「お、提督。いつも時間に余裕を持たせて来て感心だな!」

提督「……えぇ」チラッ

矢矧「………」

店長「んじゃ、今日も夜まで頼むぞ?」

提督「はい」

矢矧「……よろしく」

提督「……あぁ」

矢矧(……メール、見てくれたわよね?)チラッ

提督(……当然だ)コクッ

――数時間後


提督「ありがとうございました!」

矢矧「またのお越しをお待ちしています!」

店長「……お疲れさん、提督、矢矧。そろそろ上がって良いぞ」

提督「分かりました」

矢矧「ありがとうございます」

提督(……この状況に慣れてしまった自分に反吐が出る)

矢矧(だけど、やめられない……)


――15分後・矢矧家


提督「………」

提督(ここに来るのも、何度目だろうな……矢矧が1人暮らしだからこそ、こうして俺が出入り出来る訳だが)

提督「……お邪魔します」

矢矧「……どうぞ」

提督「それで、どうする?先に風呂に入るか、それとも……」

矢矧「……っ///」スルッ…

提督「……!」

矢矧「……来て。もう、我慢出来ないの……///」

提督「………」スッ…

矢矧「あっ……///」

ポフッ…

提督「……ゴムは?」

矢矧「……後でピル、飲むから///」

提督「……分かった」スッ…

矢矧「んっ……///」

――


ぐちゅっぐちゅっ!ずちゅずちゅっ!

矢矧「あんっ!そ、そうっ!もっと、もっと激しくぅっ!///」

提督「分かって、るよ……っ!///」

ぱんぱんぱんぱんっ!ずぷっずぷっずぷっ!

矢矧「はぁぁ……っ!あっ、んんぅっ……!///」

矢矧(そ、そう!これっ!これよっ!これが欲しかったのぉっ!お、玩具じゃ無理っ!提督のじゃないとぉっ!///)

提督「はぁっ、はぁっ……!///」

提督(くそっ……!何度やっても、矢矧の膣内(ナカ)……ヌルヌルで、絶妙な締め付けで……っ!///)

ぐりゅぐりゅぐりゅっ!ごりゅごりゅっ!

矢矧「かはっ……!お、奥っ!おきゅうっ!///」

提督「や、矢矧……!それ、強過ぎ……っ!///」

提督(肉壁が俺から精子を絞り出そうと、ギュウギュウに締まって……!///)

どちゅっどちゅっどちゅっ!ばちゅっばちゅっ!

矢矧「あっあっあっ!提督っ!もっとっ!もっと突いてぇっ!///」ギュウウウッ!

提督「んっ、ぐ……!くふっ……!///」

提督(だ、抱き締めてきた……!?膣内の快感だけでも強烈なのに、豊満な胸の感触が俺の身体に……!///)

ぐちゅっぐちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

提督「っく……!矢矧、俺、もうっ……!///」

矢矧「だ、出してっ!貴方の精子っ!全部……私の膣内に、ありったけ注いでぇっ!///」

提督「くあぁっ……!///」

ビュルルルルルッ!ドプッドプッ!ビュクビュクッ!

矢矧「あああああっ!で、出てるっ!お腹の膣内に熱いのがドクドク出てるぅっ!///」

提督「……っ!///」

提督(い、1滴残らず搾り取られる……っ!///)

提督「ふぅ……///」ギュッ

矢矧「はぁはぁ……///」ギュッ

提督「………」

矢矧「………」

提督「……何やってんだろうな、俺達」

矢矧「……言わないで。どうせ、お互い……我慢出来ないんだから」

提督「……そう、だな」

矢矧「……えぇ、そうよ」

提督「………」

矢矧「………」

提督「……シャワー、先に入って良いか?」

矢矧「……えぇ。終電を逃すと、面倒だものね」

提督「……すまん、助かる」スタスタ…

ガチャ バタン…

矢矧「………」

矢矧(どうして、こんなことに……いえ、原因は分かり切っているけれど……)

矢矧(それだけじゃない。よりによって、私達は……)

矢矧「………」フルフル

矢矧(……いえ、考えるだけ無意味よ。何度もやめようと思っていても……結局、どちらかが折れてしまったのだから……)

矢矧(その証拠に、こんな……いつ、破綻するか分からない……危うい関係が、続いてしまっている……)

ガチャ…

矢矧「……!」

提督「……交代だ。俺は家へ帰るから、シャワーを浴びる前にドアの鍵を閉めておけよ?」ホカホカ…

矢矧「……えぇ。今日もありがとう……そして、ごめんなさい。こんな、最低な私の為に……」

提督「……俺の方こそ。ありがとう……そして、ごめん。こんな、最低な俺の為に……」

提督「………」

矢矧「………」

――15分後・2周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

提督(こんなこと、阿武隈と羽黒には……絶対に、言えない……言えるはずが無い……)

提督(だけど、やめたくても……やめられないんだ。こんなこと、俺も初めてなんだ……!)

提督「……っ」ギリッ…

提督("身体だけの繋がり"だなんて……話には聞いたことがあっても、実際にはあり得ないと考えていた)

提督(けど、現実は違ったんだ……例え、お互いに恋愛感情が無かったとしても……身体だけの繋がりは成立する。成立して、しまったんだ……)

提督(俺も矢矧も、こんな関係はダメだと分かっている。分かり切っている……だけど……!)

提督「……ただいま」ガチャッ

母「お帰り。今日も残業?」

提督「……あぁ。さっき、LINEで連絡した通りだよ」

父「そうか……無理だけはするなよ?」

提督「大丈夫だよ。阿武隈にも同じこと言われたけど、学業に支障が出ない程度に留めてるから」

提督(息をするように、両親にさえ嘘をつく……残業なんかじゃない。あの店は良心的で、今まで1度も残業なんてしたことが無い)

提督(唯一の例外は、"あの日"……俺と矢矧がこんな関係に陥ってしまった、"あの日"だけ……)

母「ご飯とおかず、温めてくるね?」

提督「……ありがとう、母さん」

提督(……今でも鮮明に思い出せる。そして……その度に、抑えつけている欲が込み上がってくる)

提督(1度でも、あの身体の味を知ってしまえば……もう、戻れない。そして、矢矧も……俺の味を知ってしまったんだ)













提督(……俺と矢矧は離れられない。少なくとも、この関係を断ち切れるほどの出来事が無いと……絶対に、離れられないんだ……)


――オープニング・END

提督の性格を「エロ魔人」にするか「真面目(表向きは)」にするかで悩みましたが、最終的に後者になりました。
他にも「提督と矢矧の家庭環境がかなり悪く、行為を通すことでお互いに依存してしまう」という展開も考えましたが、阿武隈と羽黒という幼馴染の存在を考慮して没にしました。
ちなみに1周目と同じ世界ですので、安価で1周目提督やU-511を絡ませることは可能です。

>>454
ご指摘ありがとうございます。
そうですね……出来れば避けていただけるとありがたいです。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

~ 4月1週 ~

――2周目大学・食堂


提督「……今日はこれにするか」スッ

提督(安くて美味い学食は学生の強い味方だな。もっとも、俺は節約というより単純に美味いから利用しているが)

提督「じゃあ席を取ってくるから、2人はゆっくり選んでくれ」

阿武隈「うんっ!」

羽黒「は、はい!」

提督「………」スタスタ

阿武隈「……提督の隣は私が座るんだからね」

羽黒「そこは譲って下さいよ!私は何年も待たされたんですから!」

阿武隈「それとこれとは別っ!」

羽黒「別じゃありません!」

阿武隈「大体、何でそんなスタイル良くなってるの!?あの時はお互いペッタンコだったじゃない!」

羽黒「……努力しましたから。距離が近いからと浮かれている阿武隈ちゃんと違って」

阿武隈「むぅ……!」

羽黒「………」

阿武隈「……ジャンケンで決めよっか」

羽黒「……それしかなさそうですね」

阿武隈羽黒「せーのっ……ジャンケンポン!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこでしょ!あいこで……」

提督「……何やってんだお前達。ジャンケンの声が食堂中に響いてるぞ」

阿武隈羽黒「え?あっ……///」

提督「席ならとっくに取ったんだが。早く食べないと次の講義に間に合わなくなるぞ?」

阿武隈羽黒「……は、はい///」

阿武隈(うぅ……また提督にみっともないところを見られちゃった……もうっ!羽黒ちゃんのせいで……!///)ジトッ

羽黒(提督君に、はしたない姿を見られちゃいました……全部、阿武隈ちゃんのせいですよ……!///)ジトッ


↓1羽黒のコンマ   好感度:0/50
↓2加賀のコンマ   好感度:0/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:0/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

阿武隈は何をしている?もしくは提督と阿武隈は何をしている?

直下

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――キャンパス内


阿武隈「うぅ……」

提督「おい、大丈夫か?」

阿武隈「な、何とか……それで、ここも分からないんだけど……」

提督「ここはだな、まずは図を書いて……」

阿武隈「………」

阿武隈(提督と一緒に講義を受けたかったから、同じ講義を選んだけど……この講義、難し過ぎでしょ……!?)

阿武隈(レジュメに書き込むのが精一杯で、教授の話なんて聞いてる暇ないし……)

提督「後はこの式を使って……こうなる訳だ」

阿武隈「……えっと」

提督「………」

阿武隈「ろ、6割くらいは理解出来たけど……」

提督「6割……どうしてこの式を使うかが分からないんだな?」

阿武隈「………」コクリ

提督「これはレジュメに書いてないけど、教授が補足説明で言っていたんだ。この理論に基づいて……」

阿武隈「………」

阿武隈(だけど、提督の話はしっかり聞かなきゃ……!折角、提督が自分の時間を割いて教えてくれてるんだもん……!)

阿武隈(何より、私だけ単位落としちゃったら提督に幻滅されちゃう……!)

提督「………」

提督(だから予め『この講義は難しいらしいぞ?楽に単位を取りたいなら避けた方が良い』と言ったんだ。案の定こうなったか)

提督(とはいえ、こうして講義の内容を理解しようと努力している阿武隈を見放すような真似はしないが。俺に教えられることはしっかり伝えるつもりだ)

提督(だが、このまま続けて良いものか……阿武隈の脳、そろそろ限界みたいだからな)

阿武隈「あぅ……」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、それでも時間の許す限り教え続ける
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:阿武隈、気合と根性で提督の解説を全て理解する
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、残りは家でやることにして、休憩がてら大学内のカフェに誘う
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

76→67:恋する乙女は強い 9×1.5=13.5/50


阿武隈「………」

提督「……どうする?少し休憩するか?」

阿武隈「……ううん。ここまできたら、最後まで教えて!」

提督「……!」

阿武隈「後少しで分かる気がするの……!」

阿武隈(それだけじゃない。この程度で弱音を吐いていたら羽黒ちゃんに笑われちゃう……!)

阿武隈(そして何より、提督が羽黒ちゃんに取られちゃう……それだけは嫌……!)

提督「……分かった。なら、次の講義が始まる時間ギリギリまで付き合う」

阿武隈「ありがとう、提督……!」

提督「気にしなくて良い。今までだって、何度もこうして教えてきただろ?」

阿武隈「……うんっ」

阿武隈(そう。提督、私がいつ『勉強教えて!』って頼んでも、嫌な顔1つしないで教えてくれたもんね……!)

提督「解説を続けるぞ?この式になる理由は、教授が言っていたこの理論に基づくからだ」

阿武隈「えっと……それって、こういうこと?」カキカキ

提督「そうだ。後はこの式にこの値を代入して……」

阿武隈「これがこうで、こうなるから……あっ、そっか!そういうことだったんだ!」カキカキ

提督「……正解だ。やったな」

阿武隈「うんっ!ありがとう、提督!お陰でやっと分かったよ!」

提督「いや、阿武隈の根気があったからこそだ。お前がこの大学にいるのも、お前自身が粘り強く頑張った結果だからな」頭ポンポン

阿武隈「そ、そんなことないよ。提督がいっぱい勉強を教えてくれたお陰だもん///」

提督「教えられるだけじゃダメだ。結局、自分が努力出来るかどうかだからな」ポンポン

阿武隈「んっ……ま、前髪が崩れちゃう……///」

提督「おっと、悪い。昔からの癖で」

阿武隈「あっ……」シュン

阿武隈(私の馬鹿!前髪より提督に頭ポンポンされてる方が気持ち良いのに……それに、提督と一緒にいたいからこそ……私は頑張れたんだから……えへへっ///)

~ 4月2週 ~

――キャンパス内


加賀「………」スタスタ

提督「……あれ?教授?」

加賀「その声は……提督?」

提督「はい。随分と重そうですね……レポートですか?」

加賀「えぇ。担当講義で集めたレポートに、ゼミ生が作った資料よ」

提督「それだけの量ですと、持ち運ぶだけでも大変そうですね……お手伝いします」

加賀「いえ、大丈夫。貴方は貴方のやるべきことを……」

提督「いつもゼミでお世話になっていますから。これくらいはさせて下さい」

加賀「………」

提督「あ、すみません。無理にとは言いません」

加賀「……半分、お願いしても良いかしら」

提督「分かりました。よいしょっと……!研究室ですよね?」

加賀「……えぇ」

提督「では運んでしまいましょう。わっせ、わっせ……」スタスタ

加賀「………」

加賀(少なくとも、"下心"があるようには見えないわね。となると、本当に……私を助ける為に……)

提督「結構重いな……」スタスタ

提督(ただでさえ教授は研究に講義にゼミと大変なんだ。せめてこれくらいのことはしないとな……ゼミ生として)


↓1羽黒のコンマ   好感度:0/50
↓2加賀のコンマ   好感度:0/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:13.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

羽黒は何をしている?もしくは提督と羽黒は何をしている?

直下

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――朝・2周目提督家


コンコンコン…

羽黒「て、提督君?入っても良いですか……?お、お邪魔します……」ガチャ

提督「すぅ……」

羽黒「……あれ?」

羽黒(昨日、LINEで『ゼミでの研究について話し合いたいから、家に来て欲しい。住所は前と変わってないから』と連絡を貰いましたけど……)

羽黒(提督君、まだ眠っていたんですね……もしかして、日頃の疲れが溜まっていたんでしょうか……?)

提督「ん……」

羽黒「………」

羽黒(提督君のお母さんは『気にしなくて良いわよ?あの子に限って、見られて困るようなことはしてないと思うから』と言っていましたけど……)

羽黒(これって、起こした方が良いんでしょうか……?それとも、このまま……)

提督「ふぁ……」

羽黒「……ふふっ」

羽黒(昔……10年以上前、私達がまだ小さかった頃……こうして、提督君と私……ついでに阿武隈ちゃんの3人で、お昼寝をしたことがありましたっけ……)

羽黒「……♪」スッ…

提督「くぅ……」

羽黒(えへへ……懐かしいなぁ♪あの時は、提督君を挟んで川の字になって……こんな風に、お昼寝したっけ……♪)

提督「すぅ……」

羽黒「……♪」

羽黒(成長して、カッコ良くなったと思ってたけど……寝顔は昔みたいに、可愛いまま……♪)

提督「………」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:阿武隈「は?何してんの?は?え?は?ん?お?喧嘩売ってるの?買うよ?」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督、目を覚ます
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、寝返りからの抱き着き攻撃
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

15→51:ハプニング発生せず 6×1.5=9/50


提督「………」

羽黒「……♪」ジー

羽黒(ずっと、2人きりで……こうしていたいなぁ……♪)

提督「……ん」

羽黒「……っ!?」

羽黒(あっ、て、提督君が起きちゃいます……!出来れば、もう少し寝顔を見ていたかったんですけど……)スッ…

提督「あ、れ……俺、寝ちゃって……」グシグシ

羽黒「……目が覚めましたか?」

提督「羽黒……?あっ、そうだった!確か朝からゼミの研究について……すまん!誘った奴が寝坊するなんて!」

提督(昨日、終電に間に合うギリギリまで矢矧と身体を合わせていたせいだ……!糞っ!何やってんだよ俺は……!)

羽黒「いえ、大丈夫です。むしろ提督君こそ、寝不足だったり……疲れが溜まっていたりしませんか?」

提督「だ、大丈夫だ!今日みたいに寝坊することが珍しくて……いや、言い訳だな。すまない、本当に……」

羽黒「そ、そんなに気を落とさないで下さい!ミスなら誰にだってありますから!」アセアセ

提督「………」

提督(むしろ俺は現在進行形で、人として大きなミスを犯し続けている……それこそ、他の人間ならまずしないであろうミスを……)

ガラッ

提督「……!」

羽黒「……!」

阿武隈「おはよう提督~!と、羽黒ちゃん……」

提督「……おはよう、阿武隈」

羽黒「……おはようございます、阿武隈ちゃん」

阿武隈(羽黒さんの方が先に来てただなんて……むぅっ、ちょっと悔しい!)

羽黒(阿武隈ちゃん、未だに窓から出入りしているんですね……でも、さっきの提督君の寝顔……独占出来ちゃいました!)

~ 4月3週 ~

――キャンパス内


羽黒「次の講義って、確か○○教授の……」スタスタ

提督「あぁ。教科書は必須だぞ?忘れてないよな?」スタスタ

阿武隈「……どうして私の方を見て言うの?」スタスタ

提督「前に1度忘れたからだろ」

阿武隈「あ、あはは……ごめんなさい」

提督「俺と羽黒がいたから良かったものの、知り合いがいなかったら……っ!」ハッ

矢矧「……!」スタスタ

提督「………」

阿武隈「……提督?」

羽黒「どうかしましたか?」

矢矧「………」スタスタ…

提督「……いや、何でもない。とにかく、忘れ物には気をつけろよ?」

阿武隈「は~い」

提督「………」

矢矧「………」スタスタ…

提督(俺達は、あくまでも"身体だけの関係"なんだ……)

矢矧(だからこそ、こうして大学内で偶然顔を合わせたとしても……)

提督(……話しかける訳にはいかず、こうして黙ったまま通り過ぎるしかない)

矢矧(この関係は、決して明るみにして良いものではないから……)


↓1羽黒のコンマ   好感度:9/50
↓2加賀のコンマ   好感度:0/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:13.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

羽黒は何をしている?もしくは提督と羽黒は何をしている?

直下

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――2周目大学・食堂


阿武隈「………」ムスッ

羽黒「それで、中学1年生の時の学期末テストで学年1位だったんです……!」

提督「おぉ、凄いな。そこに至るまで相当苦労したんじゃないか?」

羽黒「い、いえっ、目標がありましたから……///」

提督「……そうか。だから羽黒は頑張れたんだな……その目標を達成する為に」

羽黒「……はいっ///」スススッ

阿武隈「むぅ……」

阿武隈(ジャンケンで負けたから仕方ないとはいえ……羽黒ちゃん、提督に引っ付き過ぎ……!)

提督「……なぁ、近くないか?」

羽黒「えっ、そ、そうですか?これくらいの距離なら、普通だと思いますけど……///」

阿武隈(よく言うよ!たった今あらかさまに接近した癖に!)

提督「……まぁ、別に構わないが」

提督(今更こんなことでドキドキするほど、俺は"綺麗ではない"からな……)

羽黒「あ、あのっ!高校に合格してからも、油断せずに……///」ムニッ

阿武隈(あーっ!あぁ~っ!?)

提督「………」

羽黒「……どうかしましたか?///」

提督「……いや、何も」

提督(胸が当たってることに気付いていないのか……?)

羽黒(こ、こうすれば、提督君も少しは私のことを意識してくれるかも……!///)ムニムニ

阿武隈「………」プルプル

阿武隈(そ、そんな反則技まで……!?私が胸大きくないことへの当てつけのつもり……!?)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:阿武隈「羽黒ちゃん!胸当たってるよ!あーはしたないなー!」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督「……胸、当たってるぞ。流石にこれ以上はまずいだろ」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:羽黒(もっと近づけば……!)
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

43→34:阿武隈「現幼馴染バリヤー!」 6×1.0=6 6+9=15/50


阿武隈(んんっ!もう我慢出来ないっ!自分ばっかり提督にひっついちゃってぇ~!)

阿武隈「……あ、あーっ!羽黒ちゃんの胸が提督に当たってるー!そーゆーの良くないと思うなぁー!」

羽黒「なっ……!?///」

提督「……無自覚だったのか?」

羽黒「い、いえっ、その……ご、ごめんなさい。いつの間にか、提督君の方に詰め寄っちゃって……」

提督「いや、俺は別に気にしていないが……」

羽黒「………」ジトッ

阿武隈「~♪」

羽黒(じゃ、邪魔しないで下さいよ……!折角、提督君と良い雰囲気だったのに……!)

阿武隈(私の前で提督を独占しようとするからよ!絶対に渡さないんだから!)

提督「……そろそろ食べ終えないと次の講義に間に合わなくなる。急いで食べるぞ」

羽黒「あっ……は、はい……」

阿武隈「うんっ!」

羽黒「………」

羽黒(阿武隈ちゃん……今度、貴女が提督君の隣になった時……同じことをしますからね……!)

阿武隈(お昼休みが終われば、またさっきみたいに提督の隣に……♪)







矢矧「………」モグモグ

矢矧(提督、男友達はいないのかしら。いつもあの2人と一緒にいるわね……)

矢矧「………」スクッ

矢矧(いえ、所詮は"身体だけの関係"である私には、何の関係も無い話か……)スタスタ…

~ 4月4週 ~

――カラオケ店


提督「では、4番のお部屋をご利用下さい」ペコッ

矢矧「ありがとうございました!」ペコッ

提督「………」

矢矧「………」

提督(今日はメールが来ていない。つまり……)

矢矧(身体を重ねず、普通にアルバイトをこなすだけ……)

矢矧「……ねぇ」

提督「……ん?」

矢矧「△△教授の講義って、どう思う?」

提督「あぁ、それは1年生の時に取ったな。講義内容そのものは簡単だが、試験範囲が広いから勉強は必須だ」

矢矧「やっぱりそうなのね。噂通りだわ」

提督(……こういう日だけ、俺達は……普通に雑談が出来る)

矢矧(大学から距離もそれなりに離れているから、知り合いが来ることもない……)

提督「……単位、大丈夫なのか?」

矢矧「……今のところはフル単よ」

提督「……そうか」

矢矧「……えぇ」

提督(だけど、友人のような感覚で話すことは……出来ない)

矢矧(お互い、後ろめたいという気持ちと……罪悪感を、抱いているから……)

提督「………」

矢矧「………」


↓1羽黒のコンマ   好感度:15/50
↓2加賀のコンマ   好感度:0/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:13.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

羽黒は何をしている?もしくは提督と羽黒は何をしている?

直下

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
引き続き本日夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

18:00~19:00頃開始予定です。途中で休憩を挟むと思います。

始めます。

――コンピュータ室


羽黒「これは載せた方が良いでしょうか?」つPC カタカタ

提督「う~ん、あまりに詰め込み過ぎると何を伝えたいかが分かりづらくなるから、統計データだけで良いな」つPC カタカタ

羽黒「分かりました!後は……」

阿武隈「むぐぐ……!」

阿武隈(2人の話が難しくてついていけない……何とか理解出来たと思ったら、すぐに次の話題に移っちゃうし……)

阿武隈(無理してこのゼミを取ったのがいけなかったかなぁ……いやいやっ!提督と一緒にいる為だもん!ここで弱音を吐いちゃダメっ!)

提督「問題はどこまで口頭で説明すべきか、だな……」カタカタ

羽黒「えっと……だったら、この分野はこうで、こっちはこれくらい……というのは?」カタカタ

提督「なるほど、確かにちょうど良い割合だ。よし、それでいこう」カタカタ

羽黒「……♪」

羽黒(提督君ほどではありませんけど、私だって……勉強、頑張ったんです。阿武隈ちゃんには負けません……!)

羽黒(お陰でこうして、提督君とゼミの研究について隅々まで話し合うことが出来ます……!)

阿武隈「う~っ……!」プルプル

阿武隈(この前とは違って話す内容が内容だから横やりは入れられないし……でも、羽黒ちゃんばっかり提督と話して……!)

羽黒(私が何もしてこなかったと思ったら大間違いですよ、阿武隈ちゃん……!)チラッ

阿武隈「……!」

阿武隈(あっ!今こっち見た!絶対こっち見たよね!?悔しい……!え~い!やっぱり邪魔してやる~!このまま2人だけの世界でいられると思ったら大間違いなんだから!)

提督「………」

提督(阿武隈、どうも苦戦しているようだな……流石に俺達だけで進め過ぎたか……?)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:阿武隈「休憩しようよ!」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督「……一旦休憩するか」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:ずっと羽黒のターン!
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

81→18:阿武隈「貴女だけ先へは行かせないんだから!」 2×1.0=2 2+15=17/50


阿武隈「……ね、ねぇ提督!そろそろ休憩しようよ!ずっとパソコンの前で作業してたら疲れちゃった!」

羽黒「……!」

提督「……そうだな。悪い、阿武隈。俺達のペースで進めてしまって」

阿武隈「ううん、良いの!ゼミの単位を取る為なんでしょ?だけど、適度に休むのも大事だと思う!」

羽黒「……そう言って、本当はこの作業が面倒なだけだったりしませんか?」

阿武隈「そ、そんなことないもん!」

提督「いや、阿武隈の言う通りだ。人間の集中力は基本的に90分が限界だと言われている」

提督「それが大変な作業だとしたら、猶更集中力は続かないだろうしな。ここで休憩を挟むのは良い案だと思う」

羽黒「う……」

羽黒(提督君にそう言われると、これ以上……何も言えません……)

阿武隈「じゃあ早速何か食べに行こうよ!そこのお店のスイーツとか!」

提督「それは構わないが……あまり食べ過ぎると太るぞ?」

阿武隈「だ、大丈夫!多分……」

羽黒「………」ジトッ

阿武隈「~♪」

羽黒(また邪魔しましたね……!)

阿武隈(私、別に間違ったことは言ってないもん。提督だってそう言ってるし!)

羽黒「………」プクッ

阿武隈「ほら提督!早くっ!」

提督「分かったから引っ張るな」

羽黒(……絶対に、仕返ししますから。阿武隈ちゃんがその気なら、私だって……!)

~ 5月1週 ~

――キャンパス内


提督「………」カキカキ

阿武隈(うぅ、この課題……やっぱり難しい……)カキカキ

羽黒「………」カキカキ

提督「………」チラッ

矢矧「………」カキカキ

提督(この講義も同じ、か……だが、俺と矢矧はアルバイト中以外は赤の他人。お互いに知らないふりをしないとな……)カキカキ

モブA「え~っ!?そいつ二股がバレたのか!?」

モブB「あぁ。ラブホから出て来た所を、もう1人の彼女に見つかっちまったんだってさ」

モブA「で、そいつはNiceBoatされたと」

モブB「そこまでヤバいことにはなってねぇよ!まぁかなりの修羅場にはなったみたいだけどな」

提督「………」カキカキ

矢矧「………」カキカキ

提督(……聞きたくもない話が耳に入ってくる)

矢矧(そういう話はプライベートでしなさいよ……)

モブA「で、そのクズ野郎はどう言い訳したんだ?」

モブB「何て言ったと思う?聞いて驚け、セフレだぜ?セ・フ・レ!」

提督矢矧「ぶっ!?」

阿武隈「て、提督!?」

羽黒「大丈夫ですか!?」

提督「あ、あぁ……少ししゃっくりがな……」

矢矧「……ケホッケホッ」

モブA「ははっ、そいつは傑作だな!」

モブB「案の定両方から強烈なビンタ食らったんだとよ。自業自得だな!」

提督「………」

矢矧「………」

提督矢矧(二股はともかく、セフレは……他人事とは思えない……)


↓1羽黒のコンマ   好感度:17/50
↓2加賀のコンマ   好感度:0/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:13.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

加賀は何をしている?もしくは提督と加賀は何をしている?

直下

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――ゼミ室


提督「こんにちは」ガチャ

加賀「………」つ論文 マジマジ

提督「……教授?」

加賀「………」マジマジ

提督「………」

提督(集中して論文を読んでいる……これは邪魔しない方が良さそうだな)

提督(開始時間までは余裕があるし、とりあえず準備だけはしておくか)つPC カタカタ

加賀「………」マジマジ

提督(……これで良し。教授は……まだ俺に気付いてないのか)

加賀「………」マジマジ

加賀(……いつ読んでも凄いわ。私では、まだこの境地には辿り着けない)

加賀(けれど、いずれは追い付いてみせる……いえ、追い付かなければならない……)

加賀「………」マジマジ

提督「………」ジー

提督(一体、何の論文を……ん?この著者って……そういうことか)

加賀「………」マジマジ

提督「………」

提督(目標を持つ人間は強い。だからこそ、俺は教授を尊敬している……もちろん、今も努力を続ける阿武隈や羽黒もな)

提督(少なくとも、教授達は俺のような"間違いを犯す"人間とは違う。見習わないと……)

加賀「………」マジマジ

提督「………」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:阿武隈羽黒「置いて行くんじゃねー!」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:加賀、提督に見られていることに気が付く
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:加賀、実は途中から提督に見られていることに気が付いており……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

73→37:阿武隈羽黒「現・元幼馴染包囲陣!」 9×1.0=9/50


加賀「………」マジマジ

提督「………」ジー

提督(それにしても、教授……)

阿武隈羽黒「提督(君)っ!」バターンッ!

加賀「……!」

提督「……ようやく来たか」

阿武隈「どうして先に行っちゃったの!?」

羽黒「そうですよ!置いて行かないで下さい!」

提督「いや、ちゃんと声はかけたぞ?それを無視して言い合いしていたのはお前達じゃないか」

提督「それにゼミは遅刻厳禁。だからずっとその場で待っている訳にはいかなかったんだよ」

阿武隈羽黒「うっ……」

提督「………」

阿武隈羽黒「……ごめんなさい」

提督(無理に仲良くしろとは言わないが、せめて事あるごとに喧嘩するのは何とかならないのか……)

加賀「……いつから来ていたの?」

提督「数分前からです。教授、論文を読むのに集中していましたよね?僕が声をかけても無反応でしたし……」

加賀「……ごめんなさい。学生からの挨拶に返事しないようでは、教授以前に人として失格ね」

提督「いえ、お気になさらないで下さい。誰だって何かに対して夢中になることはあります」

提督「それこそ、周囲が気にならないほどに熱中するのは悪いことではありません」

加賀「……!」

提督「もっとも、それが結果的に自分の首を絞めるようなことになれば話は別ですが」チラッ

阿武隈「あ、あはは……」

羽黒「うぅ……」

加賀「………」

加賀(本当に、出来た学生ね……以前までの学生とは大違いだわ)

~ 5月2週 ~

――2周目提督家


阿武隈「助けて提督えも~ん!」ガラッ

提督「誰が提督えもんだ」

阿武隈「レポートが終わらないの!何とかして~!」

提督「レポートって、もしかして明日に提出するやつか?」

阿武隈「そうなの!一生懸命考えたんだけど、何を書けば良いかサッパリで……」

提督「………」

提督(確か、あのレポートの課題は『高齢化について』だったはず……)

阿武隈「どうしよ~……提出しないと単位落としちゃう……」

提督「……分かった。それなら俺が作成したレポートを参考にすると良い」

阿武隈「えっ、まさかコピペ!?流石にそれはまずいよ!絶対にバレちゃう!」

提督「違う。いや、仮に頼まれてもコピペなんてさせないけどな。そうじゃなくて、俺と同じ部分に着目して、そこから自分で問題提起していけば良い」

阿武隈「……どういうこと?」

提督「例えば高齢化の原因の1つとして、平均寿命の上昇がある。俺はそこに焦点を置いたが、お前は別の観点からアプローチするんだ」

提督「平均寿命の上昇の原因は主に医学の発達だが、他にも戦前に比べて日本が経済的に豊かになったことも大きい」

阿武隈「あ……何となく、どうすれば良いか分かったかも」

提督「俺もつきっきりでアドバイスするから、今日中に終わらせるぞ」

阿武隈「うんっ!ありがとう、提督!」

提督「気にしなくて良い。幼馴染の好だ」


↓1羽黒のコンマ   好感度:17/50
↓2加賀のコンマ   好感度:9/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:13.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

加賀は何をしている?もしくは提督と加賀は何をしている?

直下

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――ゼミ室


提督「教授、このデータについてですが……」つ資料 スッ

加賀「これは……そうね。例えば……」

提督「なるほど!上手くまとまりました!ありがとうございます!」

加賀「いえ……」

加賀(熱心な子は教え甲斐があるわね……)

阿武隈「………」

羽黒「………」

提督「では、こちらの内容は……」

加賀「……そのまま作成するべきね。これ以上情報を追加してしまうと……」

提督「やはりそうですよね。となると……」

阿武隈(こ、今度は教授とお喋りし始めちゃった……いや、話してる内容は凄く真面目だけど……)

羽黒(うぅ……確かに、私と教授なら教授を選びますよね……ゼミ活動に熱心な提督君なら……)

加賀「……疑問を持つことは大事だけれど、あまり誰かの意見を参考にし過ぎると、オリジナリティが無くなるわよ」

提督「もちろんそれは理解しています。ですが議題について探求するとなれば、教授の知識やアドバイスは必要不可欠です」

提督「僕達はまだ未熟な学生に過ぎませんし、教授のアドバイス無しでは研究を進めることも困難ですから」

加賀「………」

加賀(……そう。そうよ……この子のような学生こそ、私が想像していた……)

阿武隈「………」ムスッ

羽黒「………」シュン

阿武隈(怒っちゃダメなのは分かってるけど……どうしてもイライラしちゃう……!)

羽黒(提督君……私では、役者不足ですか……?私では、お力になれませんか……?)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:阿武隈と羽黒、何とか疑問をひねり出して加賀に質問する
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:モブCとモブDも提督に便乗する
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「これからも教授の意見を参考にさせてもらっても良いですか?」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

86→68:モブ達、意図せず提督と加賀の恋路を応援する 9×1.5=13.5 13.5+9=22.5/50


モブCD「僕達も提督と同意見です」

提督「……!」

加賀「……!」

羽黒「……!?」

阿武隈(ちょっ……!?)

モブC「教授がいてくれるからこそ、僕達は研究に取り組むことが出来るんです」

モブD「仮に僕達が独学で行おうとすれば、きっとどこかで手詰まりになることが目に見えています」

加賀「………」

提督(モブC、モブD……)

提督「……教授。僕達はまだ研究を始めたばかりで、様々なことで迷惑をかけてしまうと思います」

提督「ですが、どうかお願いします。僕達が道を逸れてしまわないよう、正しい方向へ導いて下さい」ペコッ

加賀「貴方達……」ジーン…

加賀(……こんな言葉、前は1度も言われなかったのに……本当に、今の2年生達は……)

加賀(……その中でも、特に……提督、貴方は……1番熱心に、私のゼミに取り組んで……)

阿武隈「………」

羽黒「………」

加賀「……えぇ。受け持ったからには、必ず貴方達の研究をより良いものにしてみせます」

提督「ありがとうございます!」

モブCD「ありがとうございます!」

加賀「………」

加賀(きっと、提督達は……貴重な学生。もう2度と、会えないかもしれない……大事にしないと……!)

阿武隈(あわわわ、さっきよりも良い雰囲気になっちゃってる……!)

羽黒(まさか、教授も恋敵に……う、ううん!流石にそれは……ない、よね……?)

加賀「………」

加賀(私が教授の道を歩もうと決めた理由。それは……父にある)

加賀(父は学会でも有名な学者で、経済について斬新な切り口で説いた論文が注目され……一躍有名となった)

加賀(……そんな父の血を受け継いだ私は、幼少期の頃から父の研究に興味を持っていて……物心がついた時には、父と同じ道を歩もうと決心していた)


――約15年前・中学校


加賀『………』マジマジ

友人A『あら、加賀さん。何を読んでいるんですか?』

加賀『……父が書いた本よ』

友人A『何だか、凄く分厚くて……手に取るだけで眠くなりそうね……』

加賀『………』

加賀(普通の人には分からないわ。この本の……父が説く経済学の深さは……!)


――


加賀(中学生から高校生にかけて、私は父が執筆した本を読破した)

加賀(お陰で友人はほとんど出来なかったけれど、そんなことは全く気にならなかった)

加賀(私にとって、経済学と研究はそれほど重要で……何としてでも、その道を目指したかったから)

加賀(もちろん並行して勉強に取り組み続け……日本でもトップと言える大学に合格した)

加賀(そこでも私は学問に取り組み続け……ゼミでの研究も人一倍行い、提出した論文は教授をうならせることが出来た)

加賀(その甲斐もあってか、私は飛び級が認められ……卒業を迎えることなく、大学院に進むことが出来た)

加賀(私は更に研究にのめり込むようになった。他の大学院生からも『どうしてそこまで?』と、何度も聞かれたけれど……その度に、こう返した)

加賀(父と同じ道を歩む為。そして、私自身も……独自の切り口で、経済学を突き詰めたいと)

加賀(そして、大学院の卒業が迫っていた時……父から、ある話を持ち掛けられることになった)

――数年前


加賀『……どういうこと?』

加賀父『もう1度言おう。私がお前を教授にする』

加賀『それって……コネを使え、ということ……?』

加賀父『聞こえは悪いが、端的に言えば……そういうことになる』

加賀父『それでも、いきなり教授になることは難しいだろうが……准教授なら、何とかなるだろう』

加賀『……私は実力で教授になりたいの。親の力を利用するなんて……』

加賀父『だろうな。加賀ならそう言うと思った。だが、私は何もお前にズルをさせようとしている訳じゃない』

加賀父『いや、違うな。お前の実力を信じていない訳ではないんだ』

加賀『……え?』

加賀父『私がこうして学会で活動出来るのは……自らが努力し、成し遂げた結果であることは間違いない』

加賀父『だが、運も強く絡んでいたことは決して否定出来ないだろう』

加賀『………』

加賀父『例え実力があったとしても、大学側から受け入れてもらわなければ……その才能と実力を評価されず、茨の道で苦しむことになる』

加賀父『実際に、私はその例をいくつも見てきたんだ。努力しても、どれだけ優れた結果を出しても……最後の運が無かった為に、消えていってしまった人達を』

加賀『………』

加賀父『だからこそ私は、娘に……せめて、実力さえあれば前に進むことが出来る道を用意したい。ただそれだけなんだ……!』

加賀父『それ以外の手助けはしない。加賀ならきっと、実力で周囲の人間を認めさせることが出来ると信じている』

加賀父『だが、その前に門前払いされてしまってはどうしようもないんだ。頼む……抵抗があるのは分かるが、どうか……私の提案を受け入れて欲しい』

加賀『………』

加賀父『母さんだって、私の考えに賛同している。後は加賀が承諾してくれるかどうかだけなんだ……!』

加賀『………』

加賀(真っ直ぐな瞳……お父さんは、本当に……私の為に……それも、私を甘やかすのではなく……私が実力を発揮する為に必要な道を、用意する為に……)

加賀『……分かったわ』

加賀父『……!』

加賀『だけど、これだけは約束する。貴方の力を借りてしまったからには、貴方の顔に泥を塗るようなことはしない……』

加賀『必ず、貴方に追いつけるほどの結果を出して……貴方が驚くような研究を、してみせる……!』

加賀父『……あぁ、約束だ。楽しみにしているからな……!』


――


加賀「………」

加賀(そして私は、父の力を借りて……20代という若さで、2周目大学の准教授になることが出来た。けれど、私を待っていたのは……)

加賀「………」フルフル

加賀(いけない、余計なことを考えている場合では無かったわ。早く提督達が作成した資料に目を通さないと……)

加賀(……2周目提督を始め、今回の2年生は真面目な学生ばかり。大学生となれば、それこそ騒いでいる人が多いけれど……彼らのように、学生の本業を全うする人は珍しい)

加賀(特に、提督……彼は普段の振舞いだけでなく、学業も優秀……あまり1人の学生に入れ込むのは良くないけれど、期待してしまうわね……どんな成果を出してくれるのかしら)

少し休憩します。22:00~23:00頃再開予定です。

再開します。

~ 5月3週 ~

――羽黒家


羽黒「………」つアルバム

羽黒(……懐かしいなぁ。初めて提督君と出会った時の私は、今よりも引っ込み思案で……まともに話すことさえ出来なくて……)

羽黒「………」

羽黒(だけど、提督君と離れ離れになってしまったことで……気がついた。気がつくことが出来た……)

羽黒「………」ギュッ

羽黒(これがあったから、私は……頑張れた。いつか提督君と再会出来ることを信じて……努力することが出来た)

羽黒(当時の私にとって、このアルバムだけが……提督君を感じられる、唯一の物だったから……)

羽黒「………」スッ…

羽黒(だけど、今は違う。私は提督君と再会することが出来た)

羽黒(それこそ、もっと先だと思っていたけれど……まさか、大学で会えるなんて……)

羽黒「……よしっ」

羽黒母「羽黒ちゃん?そろそろ行かないと遅刻しちゃうよ?」

羽黒「うん、分かってる。行って来ます……!」ガチャ

羽黒母「行ってらっしゃい」

バタン…

羽黒母「………」

羽黒母(ふふっ……提督君と再会出来てから、目に見えて元気になったわね。だけど、阿武隈ちゃんが強力なライバルなんだっけ……)

羽黒母(出来ることなら、娘の恋が実って欲しいけど……ずっと一途に、彼のことを想っていたから……)


↓1羽黒のコンマ   好感度:17/50
↓2加賀のコンマ   好感度:22.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:13.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:0/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

矢矧は何をしている?もしくは提督と矢矧は何をしている?

直下

★矢矧は提督と違う学部・ゼミなので、ゼミ以外のシチュエーションでお願いします。
★R-18系の内容でもOKですが、あまりにアブノーマルな内容だった場合はアレンジ・安価下にさせていただくかもしれません。
★また、提督と矢矧は阿武隈と羽黒に自分達の関係を隠している為、この2人が絡まない内容のシチュエーションでお願いします。

――キャンパス内


提督「………」つスマホ

提督(矢矧からメールが来たと思ったら……あいつ、正気か……?)

提督(……いや、こんな関係を持ってしまっている時点で、俺も人のことは言えないか)

提督「……悪い、少しトイレに行って来る。時間がかかりそうだから、2人は先に教室へ行って待っていてくれ」

阿武隈「あっ、うん」

羽黒「分かりました」

提督「………」スタスタ…

提督(……大丈夫だ、嘘はついていない。それこそ時間がかかり過ぎなければ、2人から怪しまれることはないはずだ)


――人がいないキャンパス・男子トイレ前


矢矧「……っ///」モジモジ

ザッ…

矢矧「あっ……!///」

提督「……まさか、大学内で呼び出すとはな」

矢矧「ご、ごめんなさい……だけど、その……///」

提督「……分かっている。あまり時間をかけると不審に思われるから、早く済ませるぞ」グイッ

矢矧「んっ……え、えぇ///」

提督(『我慢出来ないから、ひとけが少ないキャンパスのトイレでシたい』……俺達、いよいよ不味いな……)

――男子トイレ・個室内


提督「脱がすぞ?」

矢矧「……っ///」コクリ

矢矧(狭い男子トイレの個室、それも壁に手をついてる状態で……私、こんな変態染みた真似をするほどに……)

提督「……!」ネトッ…

提督(もう濡れている……お前……)

矢矧「お、お願い……早く、挿入れて……っ///」

提督「……あぁ。んっ……!」

ずぷぅっ……!

矢矧「はぁ……っ!挿入って、きた……ぁ……っ!///」ガクガク

提督「う、動くぞ……!いくら人がいないからって、あまり大声は出すなよ……!」

矢矧「……っ!///」コクコク

提督「……!」

ぱちゅっぱちゅっ!ずぷっずぷっ!

矢矧「あっ……んんっ、くぅっ……!///」

矢矧(こ、これっ!これが欲しかったのぉ……っ!///)

ぐちゅっぐちゅっ!ぱんぱんぱんっ!

矢矧「っ、あ……!ふぅっ……んぅ……!///」

提督「くっ……!///」

提督(一突きするだけで、痺れるような快感が……!どうして矢矧の膣内は、こんなに……っ!///)

ごちゅっごちゅっごちゅっ!

矢矧「ひゃあっ!奥までぇ……っ!///」

提督「馬鹿!声を抑えろっ!///」ヒソヒソ

矢矧「だ、だって……!///」

ぐりゅぐりゅっ!ごりっごりっ!

矢矧「ひぐぅっ……!子宮の入り口、ゴリゴリってぇ……っ!///」

提督「はっ、はっ……!///」

提督(くそっ……!矢矧の身体を労わるようにセックスすれば、当然時間がかかってしまう……!)

提督(だからといって、短時間で済ませられるよう急いでしまえば……矢矧が満足出来ず、同時に俺も返ってムラムラしてしまうかもしれない)

提督(どうする……悩んでいる時間はない。早く決めなければ……)


好感度上昇率判定:提督の取った行動は?

01~49:時間を優先し、高速ピストンですぐにイかせ、自分もすぐに射精する
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:自分や矢矧の快楽を優先し、可能な限り時間をかけ、最終的に外へ出す
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:自分や矢矧の快楽を優先し、可能な限り時間をかけ、外へ出そうとするも……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

59→95:快楽には勝てなかったよ…… 8×1.5=12/50


提督「……くっ!///」

提督(ダメだ!ここで中途半端にシたら、間違いなく後で欲求不満になる!)

提督(それほどに、俺と矢矧は……お互いの身体に、縛られて……!)

ばちゅっ!ばちゅっ!ばちゅっ!

矢矧「あぁっ!もっとっ!もっと突いてぇっ!///」

提督「……分かって、るっ!///」

ずちゅずちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

矢矧「あんっ!は、激し……いぃっ!これ、しゅごいぃ……っ!///」

矢矧(腰が砕けるっ!砕けちゃうぅっ!///)

提督「はぁはぁ……!///」

提督(講義、少し遅刻してしまいかもな……でも、仕方ないじゃないか……!///)

ぐちゅっぐちゅっ!ずぷっずぷっずぷっ!

矢矧「あっあっあっあっ!///」

矢矧(子宮に響くっ!提督のが、お腹の奥までズンズン入ってきてりゅぅ……っ!///)

提督(くそっ……くそぉっ!どうして、俺達は……くぅっ!///)

ごちゅっごちゅっ!どちゅどちゅどちゅっ!

矢矧「て、提督っ!私っ、イくっ!もうイくぅっ!///」

提督「俺、も……くっ、出る……っ!///」

提督(いや待て!ゴム無しで射精はまずい!せめて外で……!)ズルッ

矢矧「んああぁぁっ!///」ゾクゾクッ

ビュルルルルルルルッ!ドクッドクッ!ドプゥッ!

矢矧「あっ……」

提督「はぁっ、はぁっ……///」

矢矧「……どうして、外に出したの?」

提督「決まってる、だろ……妊娠を防ぐ為に……」

矢矧「私、ピル……持って来てるんだけど……」

提督「……先に言ってくれよ」

矢矧「……そうね。ごめんなさい……」

提督「……悪い。スカートを汚してしまった」

矢矧「……これくらい、水で流してハンカチで拭けば良いわ。それくらいのリスクは承知の上よ」

提督「……そうか」

矢矧「……えぇ」

提督(幸い、俺の方は汚れていない……矢矧も次の講義は俺と別だから、バレることはない……か?)

提督(強いて言えば臭いだが、とりあえず水道と石鹸で洗い流すしかないな……)

矢矧「………」

矢矧(……ごめんなさい。私の我儘に、付き合わせてしまって……だけど、どうしても耐えられなかったの……)

~ 5月4週 ~

――2周目大学・食堂


提督「さて、今日はどこで食べるかな……」チラッ

阿武隈「今日こそは私が……!」

羽黒「いえ、私です……!」

提督(あいつらは相変わらず喧嘩か。よくネタが尽きないな……ん?)

加賀「………」モグモグ

提督「教授?」

阿武隈羽黒「え?」

加賀「……あら、提督。珍しいわね、食堂に来るなんて」

提督「いえ、それは僕の台詞です。いつも見かけなかった教授が食堂に来ていたなんて……」

加賀「私、前からここを使用しているのだけれど……」

提督「あれ?つまり僕達は入れ違いか、これまでお互いが視界に入らないほど離れた席で食べていた……ということでしょうか?」

加賀「きっとそうね」

提督「ちょうど良かったです!ゼミの研究で少し話したいことがあるのですが、もし宜しければ食べながら聞いて下さいませんか?」

阿武隈羽黒「!?」

加賀「……構わないわ」

提督「ありがとうございます!阿武隈と羽黒もそれで良いか?」

阿武隈「……う、うん」

羽黒「……はい」

提督「すまん、迷惑をかける。では教授、よろしくお願いします」ペコッ

加賀「……えぇ」

加賀(学生と一緒に昼食……こんなこと、今まで無かったわね……)

阿武隈(……どうして教授がこんなところにいるのよ)ガクッ

羽黒(お陰で提督君の隣に座ってご飯を食べる至福の一時が無くなっちゃった……)シュン


↓1羽黒のコンマ   好感度:17/50
↓2加賀のコンマ   好感度:22.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:13.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:12/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

阿武隈は何をしている?もしくは提督と阿武隈は何をしている?

直下

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――2周目大学・食堂


阿武隈「ねぇ提督!私のおかずと交換しない?」

提督「……別に構わないが」

阿武隈「やたっ!じゃあ提督のハンバーグちょっとだけちょうだい!代わりに私のコロッケちょっとあげるから」ヒョイヒョイ

提督「あぁ」

羽黒「………」ジトッ

羽黒(私が隣にいた時は邪魔するのに、自分が隣の時は凄くはしゃいでますね……)

阿武隈「はむっ……ん~♪提督から貰ったお陰で凄く美味しい~♪」

提督「………」

提督(別に俺から貰ったことで味が変わるとは思わないが……なんて言うのは無粋か)

羽黒「………」

羽黒(あざといです……実にあざといです……)

阿武隈「こっちのお浸しも貰って良い?私のサラダ食べても良いから!」

提督「……あ、あぁ」

提督(今日の阿武隈、やたら俺のおかずと交換したがるな……いつもなら交換するとしても、精々一品なのに)

阿武隈「えへへ~♪それじゃ遠慮なく~♪」ヒョイヒョイ

阿武隈(この前まで羽黒ちゃんばかり提督と楽しげにしてたけど、やっと私に運が回ってきた!このチャンスを活かさない手は無いわよね!)

羽黒「………」ムスッ

羽黒(今まではずっと阿武隈ちゃんに邪魔されてきたんです……だったら私だって、やり返しても良いですよね……?)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:羽黒「そんなに交換ばかりするなら、最初から同じ献立を頼めば良かったんじゃないですか?」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督「……そろそろ食べることに集中しないか?」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:ずっと阿武隈のターン!
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

21→12:羽黒「やられたらやり返します。倍返しです!」 1×1.0=1 1+13.5=14.5/50


羽黒「……そんなに交換ばかりするなら、最初から同じ献立を頼めば良かったんじゃないですか?」

阿武隈「へっ?」

提督「それは確かに俺も思ったな」

羽黒「それに、あまり交換ばかりすると提督君が食べたいと思って頼んだオカズが無くなってしまいますよ?」

阿武隈「あっ、そ、それは……その……」

提督「いや、それは気にしていないが……」

阿武隈「ほ、ほらっ!提督もそう言ってるし!」アセアセ

羽黒「……なら良いですけど。提督君、嫌だと感じた時は遠慮せず言って下さいね?」

提督「あ、あぁ……」

阿武隈「………」ジトーッ

羽黒「~♪」

阿武隈(……どうして邪魔するのかな?かな?)

羽黒(自分の胸に手を当てて考えてみたらどうですか?)

阿武隈「……っ」イラッ

羽黒「それより提督君、そろそろ食べ終えないと次の講義に間に合わなくなりますよ?」

提督「……そうだな。早く食べてしまうか。阿武隈も急いだ方がいいぞ?」

阿武隈「……うん」

阿武隈(見てなさいよ……羽黒ちゃんが良い雰囲気になりそうだったら、絶対邪魔してやるんだから……!)

羽黒(因果応報ですよ、阿武隈ちゃん)ニコッ

~ 6月1週 ~

――電車


ゴトンゴトン…

阿武隈「6月に入ってから段々暑くなってきたよね~……」

提督「……そうだな」

提督(そんな状況で俺に抱き着いているんだから凄いよな。お陰で助かっているのも事実だが)

阿武隈「それにこれだけ満員だと、外より暑いよ……」

提督「………」

阿武隈「ふぅ……///」

阿武隈(ほらっ!汗でブラが透けてるよ!女の子のブラが偶然を装って見られるんだよ!提督、ほらほらっ!)

提督「………」

提督(汗で阿武隈の下着が透けている……まぁ、幼馴染の下着を見たところで、今更何も感じないが)

阿武隈「……?」

阿武隈(あ、あれ?思ったよりも反応が薄いような……というか全然反応してないよね!?)

阿武隈(もしかして私、女として見られてない!?こ、これでも昔よりは色気とか増したと思うんだけどっ!ほらほらぁっ!)

提督「………」

提督(早く大学に着いてくれ……電車内は暑くてかなわん……)

阿武隈「………」ガクッ

阿武隈(ま、全く眼中にないみたい……大学生にもなって幼馴染を意識させることすら出来ない私って……)


↓1羽黒のコンマ   好感度:17/50
↓2加賀のコンマ   好感度:22.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:14.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:12/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

矢矧は何をしている?もしくは提督と矢矧は何をしている?

直下

※矢矧は提督と違う学部・ゼミなので、ゼミ以外のシチュエーションでお願いします。
※R-18系の内容でもOKですが、あまりにアブノーマルな内容だった場合はアレンジ・安価下にさせていただくかもしれません。
※また、提督と矢矧は阿武隈と羽黒に自分達の関係を隠している為、この2人が絡まない内容のシチュエーションでお願いします。

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
提督・ヒロインの行動安価についてですが、次回から『↓1~↓○で反転コンマが最大の安価を採用』という形式で進行してみます。
これで様子を見て、もし安価が埋まるのに時間がかかるようでしたら元の形式に戻そうかと思います。引き続き本日夜に更新予定です。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

18:00~19:00頃開始予定です。途中で休憩を挟むと思います。

始めます。長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。

――2周目大学・図書館


提督「ふむ……」マジマジ

提督(阿武隈や羽黒を先に帰らせて、ゼミの研究に必要な資料を探しに来たは良いが……中々良いのが見つからないな)

提督(この辺りはもう探し終えたし、次の本棚を……ん?)

矢矧「……!」

提督「………」

提督(矢矧……そうか、お前も資料を探しに……)

矢矧「………」スタスタ…

提督「………」

提督(俺から遠ざかる、か……良い判断だ。俺の知り合いはいないとはいえ、ここは大学内。誰が見ているか分からな……)

矢矧「………」スッ…

提督「……は?」

提督(何故近付いて来る?おい、まさかとは思うが……)

矢矧「……はぁはぁ///」ニギッ

提督「っ!?///」

矢矧「……ごめんなさい。貴方を見ていたら、その……///」ヒソヒソ

ぎゅむっぎゅむっ……ぐにぐに……

提督「ば、馬鹿、やめろ!本当にまずい……っく!///」ヒソヒソ

提督(ズボン越しに、矢矧の柔らかい手の感触が……!///)

矢矧「さ、流石に本番は出来ないけど……て、手でスるくらいなら……///」

ぐにっぐにっ……ぎゅうううっ!

提督「落ち……んっ、落ち着け……!ここは図書館だぞ……!?///」

矢矧「分かってる、けど……ほら、貴方も……///」グイッ

提督「……!?///」

提督(手を掴まれた!?いや待て、こんな場所では……!)

ぬちゃっ……

矢矧「んぁっ///」

提督(……この状況で、濡れているのか?やめろ……そんなことをされたら……!///)

ぐちゅっ、つぷぅっ……

矢矧「んんっ!///」

提督(俺だって、止まれなくなる……!///)

矢矧「はぁはぁ……///」

ぐにゅぐにゅっ!しゅこしゅこしゅこっ!

提督「うっ……!///」

提督(そ、そんなに激しく擦られると……お前がその気なら、俺も……!///)

じゅぷっじゅぷっ!ぐちゅぐちゅっ!

矢矧「うぁぁっ……!///」

提督「声を出すな!人が少ないとはいえ、遠くでは本を選んでいる学生がいるんだぞ!///」ヒソヒソ

矢矧「ご、ごめ……んぅっ!はぁっ……///」ズボッ!

提督「っ!?///」

提督(こいつ、ズボンの中に手を……!///)

ぐにっぐにっ!ずりゅずりゅっ!

提督「っ、あ……!///」

矢矧「貴方だって、こんなに……それに、先端からカウパーが……///」

提督「………」

ぐりゅぐりゅっ!ぎゅうううっ!

矢矧「ッ!?あっ、んんっ、くふ……っ!?///」ガクガク

矢矧(く、クリを摘まれて……っ!///)

しゅこしゅこしゅこっ!ぎゅううううっ!

提督「うっ、く……!///」

ぐちゅっぐちゅっ!にゅぷにゅぷっ!

矢矧「あぁっ!んっ、んぅぅっ!はぁっ、くぅっ……!///」

提督(だ、ダメ、だ……!このままでは、ズボンの中に出してしまう……!///)

提督(幸い、阿武隈と羽黒はいないから、2人にバレることはないが……この状態で電車に乗るのか……!?///)

提督(いくら何でも臭いで怪しまれる!くそっ、どうする……!///)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:矢矧だけをイかせ、自分は理性を総動員させて耐える
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:我慢出来ず矢矧と共に絶頂してしまう
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:矢矧を先にイかせ、自分は耐えようとしたら……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

83→38:最後の最後で理性が勝つ 3×1.0=3 3+12=15/50


提督「……っ!」フルフル

提督(絶対にダメだ!それだけは避けなければ……!矢矧だけをイかせて、俺は耐えるんだ……!)

じゅぷじゅぷじゅぷっ!ぬちゃぬちゃっ!ぎゅううううっ!

矢矧「あっ……っく、んんぅっ!?んぅーーーーッ!!///」ビクビクッ

提督「………」

矢矧「はぁーっ、はぁーっ……!///」ガクッガクッ

矢矧(い、イっちゃった……腰が、抜けて……///)

提督「……満足出来たか?」

矢矧「……えぇ///」

提督「なら良かった。流石にこれ以上は無理だからな?むしろバレなかったのが奇跡だ」

矢矧「……ごめんなさい」

提督「……せめて、スるなら前のように人がいない場所で頼む。こんなことが周囲にバレれば、お互いに破滅だぞ?」

矢矧「………」コクリ

提督「………」

提督(とりあえず、矢矧は落ち着いたか……だが……)チラッ

提督「………」ギンギンッ!

提督(……今にも暴発しそうなコレをどうしようか。やはり駅のトイレで1度抜くしかないな……)

矢矧「……!」

矢矧(提督、貴方……まだイってないのに、私を満足させる為に……ごめんなさい。また、迷惑をかけてしまって……)

矢矧(だけど、どうしても……我慢出来ないの。私の身体が、貴方を欲してしまっていて……)

~ 6月2週 ~

――キャンパス内


阿武隈「だ~か~らぁ~!羽黒ちゃんが妨害するから10台で止まっちゃってるんでしょ~!?」スタスタ

羽黒「それは私の台詞です!うまくいけば今頃は20台に突入したはずなのに……!」スタスタ

提督「………」スタスタ

提督(毎度のことながら、本当に水と油かと言いたくなる仲の悪さだな……ん?)チラッ

加賀「………」

提督(あれは……教授?カフェで休んでいるみたいだが……)

阿武隈「幼馴染は負けフラグだなんて言わせな……提督?何を見て……」チラッ

羽黒「その点私は再会という運命の赤い糸で結ばれた……提督君?何を眺めて……」チラッ

加賀「……ふぅ///」つハンカチ フキフキ

加賀(もう夏が来たのね……冷房が効いたキャンパスの中にいないと、汗が止まらないわ……///)

提督「………」ジー

提督(確か、教授って20代後半だったよな……とてもそうには見えない。20代前半と言われても納得出来る若々しさだ……)

提督「………」ジー

阿武隈「………」ガクガク

羽黒「………」ガクガク

阿武隈(えっ!?提督ってあーいう大人の女性が好みなの!?)

羽黒(私にあんな色気を出すなんて無理ですっ!)

提督「………」ジー

提督(その若さで准教授だから本当に尊敬する。恐らく学生時代から努力してきたに違いない……!)


↓1羽黒のコンマ   好感度:17/50
↓2加賀のコンマ   好感度:22.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:14.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

羽黒は何をしている?もしくは提督と羽黒は何をしている?

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――2周目大学・食堂


羽黒「~♪」ゴソゴソ

阿武隈「………」

羽黒「はい、提督君!」つお弁当 スッ

提督「ありがとう」

羽黒「こっちが私の分……ではいただきましょうか」

提督「あぁ」

阿武隈「………」

羽黒「……事前に連絡しましたよね?今回は恨みっこなしですよ?」ボソッ

阿武隈「……分かってるわよ」

阿武隈(昨日、羽黒ちゃんから突然『明日は提督君にお弁当を作ります。阿武隈ちゃんはどうしますか?』ってLINEがきて……)

阿武隈(恐らく抜け駆けと言われたくないからこそのLINEだったんだろうけど、生憎私はあまり料理をしたことがなくて……)

阿武隈(結局、私は断らざるを得なかった。悔しいけど、私がお弁当を作ってきても……提督が微妙な顔をする未来しか想像出来ない)

提督「……美味そうだな」パカッ

提督(肉と野菜のバランスが良い。それだけでなく、色合いや配置も考え抜かれていて……食べる人のことを真剣に考えているのが伝わって来る)

羽黒「一生懸命作りました!」

羽黒(提督君との再会を待つ間、本当に頑張って来ましたから……!)

提督「いただきます。はむっ……美味い。羽黒、料理出来たんだな……凄いじゃないか」

羽黒「えへへ……喜んでもらえて良かったです」ニコッ

阿武隈「………」モグモグ

阿武隈(うぅ……目の前で好きな人が、恋敵のお弁当を美味しそうに摘んでる……私から見ても美味しそうだから余計悔しい……!)

羽黒「……♪」

羽黒(胃袋から掴むのは基本中の基本です。阿武隈ちゃん、慢心していると私が提督君の恋人になっちゃいますよ?)

阿武隈「むぅ……」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:阿武隈「わ、私にも味見させて!」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:羽黒「毎日作って……」提督「いや、流石にそれは悪い」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:ずっと羽黒のターン!
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

49→94:あくまでも相手を思いやっている故の言葉 5×1.5=7.5 7.5+17=24.5/50


提督「あむっ……ハンバーグにサラダ、おにぎり……どれも美味いお陰で箸が進む」モグモグ

阿武隈「……冷凍食品?」

羽黒「いえ、全て手作りですよ?」

阿武隈「えっ!?」

提督「そ、そうなのか?なら、かなり手間がかかったんじゃ……」

羽黒「確かに時間はかかりましたけど、手間というほどでは……」

羽黒(好きな人に食べてもらえるというだけで、お弁当を作っている時間は楽しかったですから♪)

羽黒「もし良ければ明日も……いえ、毎日でも作りますよ?」

阿武隈「!?」

阿武隈(ちょっ、羽黒ちゃん!?いくら何でもそれは……)

提督「いや、それは遠慮しておく」

羽黒「え……」

阿武隈「……!」

提督「ここまで丁寧で時間がかかる弁当を毎日作ってもらうのは流石に申し訳ない」

羽黒「わ、私は気にしませんよ?」

提督「そうは言うけど、恐らくこの弁当……早起きして作ったんだろう?」

羽黒「え?は、はい。そうですけど……」

提督「だとしたら、その分の時間を睡眠や勉強、あるいは趣味に回すべきだ。俺に弁当を作ってもらったことで、羽黒の自由時間が減ってしまうのは悪いだろ」

提督「何より、そろそろ定期試験のことも考えないといけない。単位を確実に取る為には、最低でも試験3週間前からは地道に勉強することが必須だ」

羽黒「……分かりました」

提督(俺のせいで羽黒が単位を落としてしまうなんて、絶対にあってはならないことだからな)

羽黒(提督君……私のことを気遣っての発言は嬉しいですけど、本当に毎日作っても良いんですよ……?勉強や睡眠時間はしっかり確保していますから……)

阿武隈「……!」ガッツポ

阿武隈(ナイス判断だよ提督!お弁当より勉強の方が大事だよね!うんうん!)

羽黒「………」

羽黒(私は昔、引っ込み思案で……幼い頃、友達と呼べる人はいなかった)

羽黒(遊び相手は、両親や祖父母以外に誰もいなくて……両親が公園に連れて行っても、いつも1人で遊んでいた)

羽黒(そんな時、1人で遊んでいる私に声をかけてくれたのが……提督君だった)


――約17年前・公園


羽黒(3)『………』つスコップ ポンポン

羽黒(砂のお城……作るの、楽しい……でも、寂しい……)

『……ねぇねぇ!』

羽黒『……?』クルッ

提督(3)『てーとくと一緒に遊ばない?』

羽黒『えっ、あ……』

阿武隈(3)『て、てーとく……待ってよぉ……!』トテトテ

提督『あぶくま!こっちこっち!ほら、かくれんぼして遊ぼうよ!』

羽黒『か、かくれんぼ……?』

提督『まずはてーとくが鬼やるから!君とあぶくまは隠れて!い~ち、に~い、さ~ん……』

阿武隈『あわわわっ!?は、早く隠れないと見つかっちゃう!一緒に隠れよ!』グッ

羽黒『ふえっ!?ま、待って……!』


――


羽黒「………」クスッ

羽黒(あの時はちょっと怖かったけど、そうやって一緒に遊んでいる内に……私の両親と、提督君の両親が仲良くなって……)

羽黒(家が近所だったから、よく遊ぶようになったんだよね……ふふっ、懐かしいなぁ……)

羽黒(それから幼稚園に行くことになって、やっぱり私は提督君にベッタリだったっけ……)


――約16年前・幼稚園


阿武隈(4)『やっ!てーとくはあぶぅの!』グイッ

羽黒(4)『う、ううんっ!はぐろの……!』グイッ

提督(4)『あぶくま、はぐろ……歩きにくいよ……』

阿武隈『だって!はぐろがあぶぅのてーとく取ろうとするから……!』

羽黒『ち、違うもん……あぶくまちゃんが、てーとくを……!』

提督『あぅ……』

先生『お、おぉ~……!』ジー

先生(この歳で三角関係!?最近の子は進んでるわね……修羅場になったりしないかしら?)ワクワク

――


羽黒「………」ギュッ

羽黒(そして、私が提督君に恋をしていることを自覚して……同時に、阿武隈ちゃんを明確にライバルだと考えるようになったのは……)

羽黒(今でも忘れることがない。年長組の時の、バレンタインデー……)


――約13年前・幼稚園


羽黒(6)『………』ドキドキ

羽黒(うぅ、緊張する……で、でもっ、お母さんと一緒に……頑張って、作ったもん……!)

羽黒(バレンタインデー……好きな男の子に、チョコをプレゼントする日……!)

羽黒(だから、はぐろも……ていとく君に、チョコを渡すの……!)

提督(6)『………』トテトテ

羽黒(き、来たっ……!)

羽黒『あ、あのっ……!』

羽黒阿武隈『ていとく(君)っ!』

羽黒『……え?』

阿武隈『……へ?』

提督『えっ、何?ていとくのこと、呼んだ?』

阿武隈『……何、そのチョコ』

羽黒『あ、あぶくまちゃんこそ……!』

阿武隈『……ていとくには、あぶくまがチョコを渡すの!』

羽黒『……ううん、はぐろが渡すの……!』

阿武隈『むぐぅ……!』

羽黒『むぅ……!』

提督『……?』キョトン

提督(あぶくまとはぐろ、何してるんだろ……?)


――


羽黒「………」

羽黒(それ以来、私は何かあると提督君のことで阿武隈ちゃんと言い合いになって……それは小学生になっても続いて……)

羽黒(でも、あの頃は楽しかったなぁ……阿武隈ちゃんはともかく、提督君と……一緒にいられたから……)

羽黒(同級生の子から『2人は付き合ってるの?』と聞かれて、提督君が『幼馴染だよ』と答えて……)

羽黒(……それからだったかな。私が提督君に、女の子として見てもらおうと考えたのは)

羽黒(だけど、そんな日も長くは続かなかった。両親の仕事の都合で、転校しなきゃいけなくなって……)

羽黒「……!」フルフル

羽黒(いけない、今はそんなこと考えてる場合じゃなかった……!早くゼミの資料をまとめて、提督君に渡さなきゃ……!)つPC カタカタ

羽黒(少し難しいゼミだけど、提督君と一緒なら……頑張れるから……!今までだって、ずっと……頑張ってきたから……!)

~ 6月3週 ~

――カラオケ店


提督「では、10番のお部屋をご利用下さい」

1周目提督「ありがとうございます!よし、今日は思いっきり歌おうぜ!」

U-511「……うんっ」ギュッ

スタスタ…

提督「………」

提督(そろそろ試験のことも考えないといけない。店長に相談して、一時的にシフトを変えてもらおうか……)

提督「………」チラッ

矢矧「………」

提督(しかしそうなると、矢矧と身体を重ねる時には外出する理由が必要になる。まさか『同期とセックスしてくる』なんて言える訳がない)

提督(やはり無難なのはアルバイトのシフトを変えたことを伝えないことか……矢矧からの連絡がない日は、図書館で勉強すれば……)

矢矧「……提督」

提督「……ん?」

矢矧「その……そろそろ、試験のことを考えないといけないでしょう?店長に頼んで、アルバイトのシフトを変えてもらおうと思っていたんだけど……」

矢矧「そうなると、こうして私達がもっともな理由で顔を合わせられる日が減ってしまう。お互い性欲が抑えられなかった時、どうすれば良いと思う?」

提督「………」

矢矧「……?」

提督「……考えることは同じか。俺達、やっぱり……沼に嵌ってしまっている気がする」

矢矧「えっと、どういうこと……?」


↓1羽黒のコンマ   好感度:24.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:22.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:14.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:15/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

矢矧は何をしている?もしくは提督と矢矧は何をしている?

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※矢矧は提督と違う学部・ゼミなので、ゼミ以外のシチュエーションでお願いします。
※R-18系の内容でもOKですが、あまりにアブノーマルな内容だった場合はアレンジ・安価下にさせていただくかもしれません。
※提督と矢矧は阿武隈と羽黒に自分達の関係を隠している為、この2人が絡まない内容のシチュエーションでお願いします。

少し休憩します。21:30~22:30頃再開予定です。

再開します。長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。

提督は基本的に終電までに自宅へ帰らないといけない&いきなり全裸青姦は流石にレベルが高過ぎると考えましたので、申し訳ありませんが少しアレンジさせていただきます。


――矢矧家までの道


提督「………」スタスタ

矢矧「………」スタスタ

提督(あの後、結局俺達はまた身体を重ねることになってしまった……)

提督(今のところは学業に支障が出ない程度の頻度だが、このままエスカレートしてしまったら……)

矢矧「……っ///」モジッ

提督「………」フルフル

提督(……いや、余計なことを考えるな。今日もいつものように、矢矧と互いの欲を発散することだけを考えれば……)

矢矧「……///」ギュッ

提督「……ん?」

矢矧「ご、ごめんなさい……また……///」

提督「……おい、待て。この前も図書館で……」

矢矧「だ、だって……貴方の身体のことを考えたら……///」スリスリ

提督「……っ」ゴクッ

提督(や、やめてくれ……そんな、身体をすり寄られたら……///)

矢矧「提督……///」スリスリ

むにっむにっ……

提督「くっ……!///」

提督(相変わらず豊満で張りがある胸が、腕に当たって……///)

提督「……近くに公園があったよな。そこの茂みで良いか?」

矢矧「……!え、えぇ……!///」

提督「………」

提督(とうとう青姦か……俺達は一体、どこまで堕ちていくんだ……)

――公園・茂み


矢矧「はぁはぁ……///」

提督「……本当にやるんだな?」

矢矧「早くぅ……っ!///」フリフリ

提督「……分かったよ。だが、万が一見つかったら俺達は社会的に死ぬ。そのことは頭に入れておけよ……っ!」

ずぷぅっ……!

矢矧「んぎゅぅっ!///」

提督「う……!///」

提督(こんな状況でしっかり濡れて……膣内のヒダが、俺のに絡み付いてくる……!///)

ずぷっずぷっ……じゅぷっじゅぷっ!

矢矧「んくっ、はぁっ……あっ、んやっ……!///」

提督「……出来るだけ、声を抑えろよ?///」

ぐちゅっぐちゅっ!ぱちゅっぱちゅっ!

矢矧「ふぅっ!んんぅっ!くふっ……!///」

矢矧(あ、あぁっ……私、こんな外でシて……しかも、感じてるだなんて……っ!///)

提督「ぐっ……!///」

提督(やっぱり凄い締まりの良さだ……!突く度に腰が砕けそうになる……っ!///)

ずちゅっずちゅっずちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

矢矧「ひゃあっ!あんっ!ふあっ!///」

提督「だ、だから声を抑えろって……!///」グッ

矢矧「むぐっ!?///」

矢矧(く、口を押えられて……!///)

ごりゅっごりゅっ!ぐりぐりぐりっ!

矢矧「んんぅーっ!?んっ、んむぅーっ!?///」

矢矧(だ、だからそれ弱いんだってば……!奥をゴリゴリされるの、ダメぇ……っ!///)

提督「はぁはぁ……っ!///」

提督(このまま、周囲にバレず最後までイけるか……?///)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:矢矧の喘ぎ声を聞いた人が近くまで……
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:矢矧、絶頂時に大声をあげてしまい……
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:何事もなく膣内出し成功
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

92→29:そりゃエロい声が聞こえたら、ねぇ? 3×1.0=3 3+15=18/50


モブ1「おい、さっきから変な声が聞こえないか?」

提督「……!」ピタッ

矢矧「っ!?///」ビクッ

モブ2「確かに聞こえた。何か女の子が喘いでるみたいな……」

モブ1「だよなだよな!すっげえエロい声!」

矢矧「……っ」

提督「……良いか?絶対に声を出すなよ?」ボソッ

矢矧「……!」コクコク

モブ1「この辺から聞こえてきた気がするんだけど……」キョロキョロ

モブ2「まさか青姦してるバカップルとか!?」キョロキョロ

提督「………」

矢矧「………」

提督(頼む、早く行ってくれ……!)

モブ1「……もしかして、もう終えて帰っちゃったか?」

モブ2「何だよ。折角バカップルがヤってるとこを眺めて今夜のオカズにしようと思ったのに」

スタスタ…

提督「……はぁ、行ったみたいだな」

矢矧「……ご、ごめんなさい。私のせいで……」

提督「……断り切れなかった俺にも非はある。ほら、早く服を整えて公園を出るぞ。ずっとここにいたら、今度こそ見つかるかもしれない」

矢矧「……ねぇ。その、続きは……」

提督「お前の家でヤるしかないだろ。俺だって不完全燃焼で、まだ……足りないんだ」

矢矧「あ……え、えぇ……!」パァッ

提督「………」

提督(こんなことが癖になってしまえば、俺達は本当に破滅する……ただでさえ脆い繋がりなんだ。わざわざ危険を冒すような真似をするのは……)

~ 6月4週 ~

――コンピュータ室


モブC「提督、こっちは出来たぞ」カタカタ

提督「了解。そっちはどうだ?」カタカタ

モブD「後少しで完成だ」カタカタ

提督「よし。このペースならゼミ発表までに間に合いそうだな」

阿武隈「う~ん……」カタカタ

阿武隈(これ、どうまとめたら良いのかな……?闇雲に全部載せてもダメだよね……)

羽黒「……阿武隈ちゃん、大丈夫ですか?」

阿武隈「ふえっ!?だ、大丈夫!後ちょっとだから……」

羽黒「それにしては苦戦しているみたいですけど」

阿武隈「うぐっ……」

羽黒「このデータはカットした方が良いです。その代わり、口頭で少しだけ説明を……」

阿武隈「……どうして助けてくれるの?貴女にとって私はライバルなのに」

羽黒「……そう、ですね。私にとっても貴方はライバルです。だけど、提督君が絡まない限り……私達は幼馴染で、お友達ではないですか?」

阿武隈「……!」

羽黒「それに阿武隈ちゃんが手詰まり状態だと、提督君にご迷惑がかかってしまいますから」

阿武隈「………」

阿武隈(そっちが本音だ。絶対そっちが本当の理由だ……!)

羽黒「なので、早く完成させましょう」

阿武隈「……うん」

提督「………」チラッ

阿武隈「ここはどうすれば良い?」カタカタ

羽黒「えっと……じゃあ……」カタカタ

提督(……珍しく喧嘩していないな。いつもこうだと良いんだが)


↓1羽黒のコンマ   好感度:24.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:22.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:14.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:18/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

羽黒は何をしている?もしくは提督と羽黒は何をしている?

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――キャンパス内


提督「阿武隈、大丈夫だと良いんだが……」

羽黒「この時期に夏風邪をひいてしまうなんて……」

羽黒(でも、お陰で今日は私が提督君を独占出来ることになっちゃいました♪)

提督「とにかく、阿武隈の為にも次の講義はしっかり耳を傾けておかないとな」

提督(帰ったら様子を見に行くか。本人は大したことないと言っていたが、熱が38度もあれば立派な風邪だからな……)

羽黒「………」

羽黒(確かに提督君ならそうなりますよね。ただ、今回の講義は試験範囲と無関係ですし、単位を取るだけであれば出席する必要がありません)

羽黒(いつもの私であれば、それでもしっかり出席するでしょうけど……折角提督君と2人きりですし、ここは……!)

羽黒「……提督君。次の講義、サボっちゃいませんか?」

提督「……は?」

羽黒「その、今回の内容は試験と関係ありませんよね?だったら、いっそのこと気晴らしにお出かけでも……」

提督「……羽黒がそんなこと言うなんて珍しいな。阿武隈なら言い出しそうだが」

羽黒「私だって、たまにはそういうことを考えますよ?もちろん、出席必須の講義なら絶対サボりませんけど」

羽黒「無理強いはしませんけど……どうですか?提督君はいつも勉強ばかりしているからこそ、たまには休むことも必要だと思います」

提督「………」

提督(普段なら講義をサボることは言語道断と言い放つところだが……羽黒にはこの前、弁当を作ってもらったからな)

提督(その時のお返しも兼ねて、羽黒の提案を受け入れるのも良いかもしれない)

提督(幸い羽黒の言う通り、次の講義は試験範囲に含まれない。すなわち欠席しても俺達にはほぼノーダメージだ)

提督「……分かった」

羽黒「……!」パァッ

提督「たまには羽を伸ばそうじゃないか。大学の周辺から離れる訳にはいかないが、その範囲内であれば羽黒の行きたい場所に付き合うぞ?」

羽黒「ありがとうございますっ!」

羽黒(や、やった!提督君と2人きりのデートですっ!阿武隈ちゃん、ごめんなさい。だけど、このチャンスを利用しない明けにはいきません!)グッ

提督「で、どこに行きたいんだ?」

羽黒「え、えっとっ、それじゃ……」

――繁華街


羽黒「……♪」

提督「……こんなことで良いのか?」

羽黒「はいっ。大抵の女の子はウィンドウショッピングが大好きですから!」

提督「そうか……」

提督(俺なら必要な物を買う時以外はまず来ないが、この辺りが男女の感覚の違いなんだろう)

羽黒「えへへ……♪」ギュッ

提督「……!」

羽黒「こうしていると、何だかカップルみたいですね……♪」

提督「……そうかもしれないな」

提督(胸が腕に当たってるんだが……無自覚か?それとも狙っているのか?)

羽黒(阿武隈ちゃんよりは大きいですよ?ふふっ……)

提督「それにしても、普段はあまり来ないから分からなかったが……色々な店があるんだな」

羽黒「ここなら生活必需品はもちろん、娯楽にレジャー用品まで何でも揃うんです」

提督「だろうな。この店の多さならそうだと思ったよ」

羽黒「私もここで大学生活に必要な物を……あっ」

提督「……ん?」

羽黒「………」ジー

提督「………」チラッ

提督(羽黒、何を見て……アクセサリー?)

羽黒(綺麗……これを付ければ、提督君も……私を女の子として、見てくれるかな……?)

提督「………」

提督(欲しいのか?値段は……高い方が2万円、安い方が5000円か……ふむ、手持ちの金なら何とか払えそうだが……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、安い方のアクセサリーを買ってあげる
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督、思い切って高い方のアクセサリーを買ってあげる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、アクセサリーを買おうとするが……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

22:気持ちが大事 2×2.0=4 4+24.5=28.5/50


提督「……欲しいなら買おうか?」

羽黒「……え?」

提督「いや、このアクセサリーを見つめていたからな。てっきり欲しいのかと」

羽黒「………」

提督「もしかして違ったか?」

羽黒「……提督君は、このアクセサリーを私に……プレゼントしようとしてくれたの?」

提督「あぁ。この前、美味い弁当をご馳走になったからな。その分、俺も何か羽黒にお返しが出来ないかと思ったんだ」

羽黒「………」

羽黒(提督君が、私の為に……あの時のお弁当を、そこまでしっかり考えてくれて……!)

提督「……羽黒?」

羽黒「……いえ、違うんです。欲しかった訳じゃなくて、ただ……綺麗だなぁって」

提督「……そうか。悪い、早とちりした」

羽黒「いえ……嬉しかったです」

提督「……え?」

羽黒「私の為に、何かをしようとしてくれた……その気持ちが、凄く嬉しかったんです」ニコッ

提督「……羽黒」

羽黒「そのお金は、もっと大切なことの為にとっておいて下さい。紛れも無く、提督君が自力で手に入れた……努力の結晶なんですから」

提督「……分かった」

提督(気持ちだけで嬉しい、か……本当に、俺なんかとは比べ物にならないほどに……綺麗な人間だ)

羽黒「………」ギュッ

羽黒(貴方のその気持ちと言葉で、私の心は……すっかり、満たされちゃいました……ふふっ♪)

~ 7月1週 ~

――キャンパス内


加賀「……定期試験が近付いて来ているけれど、貴方は……」スタスタ

提督「準備は万全です。既に試験に向けた勉強は始めていますし、ゼミ発表に必要な資料もほぼ完成しました」スタスタ

加賀「……でしょうね。貴方なら、そう答えると思っていたわ」

提督「両親に学費を負担してもらっている以上、単位を落とす訳にはいきませんから」

加賀「………」

加賀(どこまでも真面目ね……もし、彼のような学生と最初に出会うことが出来ていれば……)

提督「………」

提督(そう言いつつ先週は講義をサボったんだよな、俺。だが、あれは羽黒へのお返しも兼ねて……いや、言い訳だな。すまない、父さん、母さん……)

加賀「……その当たり前の考えが出来ていない学生もいるようだけど」チラッ

提督「………」チラッ

モブA「な、なぁどうする?このままだと俺達、間違いなく単位落としまくるぞ?」

モブB「くっ……テスト用紙に『単位下さい』って書くしかないな。いや、今から土下座しに行った方が良いか?」

モブA「いっそカンニングするとか……」

モブB「バレたら前期の単位が全部パーだぞ!流石にリスクが高すぎる!」

モブA「あぁくそっ!どうしてこうなったんだよ!」

モブB「そうだ!先輩から過去問を貰えば……」

モブA「5年くらい前から問題用紙も回収することになったから無理らしいぞ」

モブB「終わった……」ガクッ

加賀「はぁ……」

提督「………」

加賀「普段から普通に講義を受けていれば、余程理不尽な教授でなければ単位くらい取れるはずなのに……」

提督「……あの手のタイプの人間は、決まってアルバイトを優先して学業を疎かにするか、単純な勉強嫌いのどちらかです」

加賀「その通りね。全く、何の為に大学へ来ているのかしら……」

提督「………」

提督(もしくは、阿武隈のように真面目だが講義が難しくてついていけないパターンか……少なくともあの2人は違うようだが)


↓1羽黒のコンマ   好感度:28.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:22.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:14.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:18/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

加賀は何をしている?もしくは提督と加賀は何をしている?

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――ゼミ室


提督「………」カタカタ

加賀「……随分と熱心ね。他の皆はもう帰ってしまったわよ?」

提督「いえ、中途半端なところで終えるのが少し気持ち悪かったもので……」

加賀「……そう」

提督「すみません。僕の我儘に付き合わせてしまって……」

加賀「構わないわ。貴方の研究内容……私も少し、興味を持っていたもの」

提督「えっ、そうなんですか?」

加賀「………」マジマジ

加賀(提督が研究している内容……私の父や、私自身が研究している内容と類似している……)

加賀(もちろん、全てが一致している訳ではないけれど……彼が独自に着目した部分。そこが興味深いのよね……)

提督「……教授?」

加賀「……貴方がこの学問に興味を持ったのって、確か……」

提督「……はい。1年生の時に教授の講義を取ったことがきっかけです」

加賀「………」

提督「教授のお話を聞いたからこそ、僕はこの学問……経済学に関心を持つことが出来ました」

加賀「………」

加賀(もしかすると、この子なら……私が進めている研究に、更なる発見をもたらしてくれるかもしれない)

加賀「……提督」

提督「何でしょうか?」

加賀「貴方は……大学院への進学は考えているの?」

提督「大学院、ですか……流石にまだそこまでは考えていませんでしたね」

提督「大学院へ進むとなると、更に学費がかかってしまいますし……何より、そこで成果を出したからといって将来の道が安泰になる訳ではありません」

加賀「………」

提督「もちろん、就職する場合も大学院とは違ったリスクとリターンがありますけど。僕自身の進路としてはまだ未定、と言ったところでしょうか」

加賀「……貴方に学問を究める気があるのなら、私の助教授になるという道も……」

提督「……え?」

加賀「……っ!?」

加賀(わ、私は……今、何を口走って……!)

加賀「……ごめんなさい。今の発言は、忘れて……」

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:「……まずは無事に卒業することが最優先、ですね」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:「可能性の1つとして考えておきます」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:「確かにそれも良いかもしれません」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

02→20:流石に教授を目指すのはハードル高い。けれど…… 7×1.0=7 7+22.5=29.5/50


提督「………」

加賀「………」

加賀(どうして、あんなことを……学生の将来は、学生自身が決めることなのに……)

提督「……まずは無事に卒業することが最優先、ですね」

加賀「……!」

提督「就職するにしても、大学院へ進学するにしても……大学を卒業出来なければ、全てが水の泡ですから」

加賀「………」

提督「……ありがとうございます、教授」

加賀「……え?」

提督「助教授を勧めるということは、僕の研究は……教授にとって、高い水準だったということですよね?」

加賀「………」

提督「先程の言葉のお陰で自信がつきました。これからもしっかりと研究に取り組みますね」

加賀「……提督」

提督「ですから教授。後2年……ご指導ご鞭撻、よろしくお願いします」ペコッ

加賀「……えぇ、約束するわ」

加賀(この子の才能と努力を、潰す訳にはいかない……何としてでも、私が守らなければ……)

加賀(同じ分野に興味を抱き、探求する者として……何より、指導者として……!)

提督「………」

提督(大学院、か……3年生になったら、両親と相談してみるか?)

~ 7月2週 ~

――阿武隈家


阿武隈「~♪」つアルバム マジマジ

阿武隈(ふふっ♪提督との思い出の写真なら、羽黒ちゃんに負けないんだから!)

阿武隈(しかも私と提督が出会ったばかりの頃の写真だって……あっ、懐かしい~!これって提督が転んで大泣きした時のだ!)

阿武隈(あの頃の提督はまだ普通の子供だったっけ……今の真面目な提督も好きだけど、昔の提督も可愛い~!)

阿武隈「………」ペラッ

阿武隈(これは……羽黒ちゃんと初めて会った時の写真?そう、この時から私と羽黒ちゃんは提督を取り合う関係になったんだよね……)

阿武隈「……ふえっ!?///」ペラッ

阿武隈(こ、ここっ、これって……私と提督が一緒にお風呂入ってる写真!?///)

阿武隈(しかも普通にカメラに向かってピースしてるし!?ちょっとは恥ずかしがってよぉ!?///)

阿武隈「……あっ///」

阿武隈(よく見ると、湯船に入った提督の下半身が写ってる……こ、この下って……!///)ドキドキ

阿武隈「……///」ジー

阿武隈(昔のカメラだから、解像度が低いけど……目をこらせば……あっ、見えそう……!///)ドキドキ

コンコンコン

阿武隈「ふぇあっ!?///」ビックゥッ!

阿武隈母『阿武隈~?お風呂沸いたわよ~?』

阿武隈「う、うううううんっ!いっ、今から入るからっ!///」

阿武隈(わ、私、今……何して……!?どう考えても変態じゃない……!うぅっ……///)


↓1羽黒のコンマ   好感度:28.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:29.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:14.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:18/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

加賀は何をしている?もしくは提督と加賀は何をしている?

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

加賀「このままトップを維持しなければ……」

羽黒「幼馴染だからと慢心しない方が勝つことを証明してみせます!」

矢矧(……大丈夫。私は他の3人と違って、既に提督とやることヤってるもの……1番アドバンテージがあるはず……!)

阿武隈「そ、そんな……どうして提督と長い間一緒にいた私が最下位なの……!?ねぇ、何で……!?」ガクガク


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
引き続き本日夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

――繁華街


提督「………」スタスタ

提督(ゼミのデータを保存し続けている内に、USBメモリの容量が限界になってしまった。自宅周辺の店で買っても良かったが……)

提督(どうせ新しく買うなら、値段が張ったとしても大容量の物を選んだ方が良いだろう。そう考えれば、この繁華街が正にうってつけの場所だ)

提督(それにしても、再びここを訪れることになるとは……羽黒のお陰で良い場所を知ることが出来た。改めてお礼を言わないとな)

提督「さて、どの店で買おうか……ん?」

加賀「………」スタスタ

提督「……教授?」

加賀「……提督?どうしてここに……貴方、今日は休みだったはずだけど……」

提督「新しいUSBメモリを購入しに来たんです。前のメモリがゼミのデータで容量が限界に達してしまったので」

加賀「……そう」

提督「それにしても奇遇ですね。大学以外の、それも休日に顔を合わせることになるとは……」

加賀「えぇ。ところで、今日はいつもの2人はいないのかしら」

提督「阿武隈と羽黒なら自宅で試験勉強中です。声をかけるのも悪いと思い、外出には誘いませんでしたが」

加賀「………」

加賀(となると、今は彼と集中して会話が出来るということよね……)

提督「……教授?」

加賀「……貴方、もう昼食は取ったの?」

提督「いえ、USBメモリを購入した後に、大学に寄って学食で済ませようと思っていました」

加賀「そう……私が奢るから、提督さえ良ければ一緒にどうかしら。おすすめの店を紹介するわ」

提督「そんな、申し訳ありませんよ。あ、いや、昼食をご一緒するのは大丈夫ですが、流石に奢っていただくのは……」

加賀「気にしないで。私が無理を言って誘っているもの」

提督「………」

提督(これ以上俺が断ろうとしても、返って教授に気を遣わせてしまうか……)

提督「……分かりました。では、ご馳走になります」ペコッ

加賀「……ありがとう。こっちよ」

――定食屋


提督「………」モグモグ

加賀「………」モグモグ

提督(唐揚げ定食を注文してみたが……中々美味いな。それにしても、大学の周辺にこんな店があったとは……)

提督(雰囲気で最初は居酒屋と思ったが、どうやら定食屋らしい。普通の昼食や夕食に出しても違和感がない献立がメニューに書かれている)

提督(それにしても小盛りや大盛りは良いとして、特盛りでこの値段は安過ぎないか?いや、俺達のような利用者にとってはありがたい話だが……)

提督(実際、目の前にいる教授は大量のとんかつと白飯をかき込んでいる。眺めていると、思わず食欲を刺激される……良い食べっぷりだ)

加賀「……意外だったかしら」

提督「何がですか?」

加賀「私が、その……とんかつ定食の、特盛りを頼んだことが……」

提督「いえ、特には」

提督(……俺が矢矧と"身体だけの関係"を持っていることに比べれば、その程度のことでは驚かないな)

加賀「………」

提督「そういえば、教授がこの繁華街に来た理由って……ここで食事する為ですか?」

加賀「……えぇ。大学での研究って、世間が思っているよりも楽ではなくて……ストレスが溜まるものなの。だからこうして、適度にストレス発散しているわ」

提督(教授にとっては、食べることがストレス解消か……体を壊さない程度に留めてくれていれば良いんだが、俺がとやかく言うことではないか)

加賀「好きなことに集中出来るのは1番のメリットと言えるけれど、研究だけに従事していれば良い訳ではないもの……」

提督「なるほど、勉強になります」

提督(当然だ。余程恵まれた職場や仕事でなければ、多かれ少なかれストレスはあるものだからな。これは俺のアルバイト先にも言えることだが)

加賀「……やっぱり、珍しいわ」

提督「珍しい?」

加賀「私がこれまで担当した学生の中でも、貴方ほど学業に熱心で……周りと比べても優れた内容の研究を行っている学生はいなかったわ」

加賀(それに、私が沢山食べる様子を見ても何も思わず……『特には』で済ませた人も、貴方だけだった)

提督「……!」

加賀「貴方は……提督は、どうしてそこまで……研究に対して、熱心に取り組めるの?」

加賀(今まで見たことがなかったからこそ、気になってしまう……彼のような学生が存在していたことに……)

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:「……よして下さい。僕は教授が考えているような人とは程遠い存在です」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:「……前にも言いましたが、貴方が伝えてくれた学問が……僕にとって、非常に革命的だったからです」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:「……元々は、こんな人間ではありませんでしたけどね」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

30→03:言えるはずがない 2×1.0=2 2+29.5=31.5/50


提督「……よして下さい。僕は教授が考えているような人とは程遠い存在です」

加賀「……!」

提督「確かに、僕は他の学生と比較しても……研究に熱心だと言えるでしょう」

提督「ですが、それは決して……真面目だから等という、立派な理由ではありません」

加賀「………」

提督「もちろん、教授から教わった学問に関心を持ったことも理由の1つです」

提督「ただ、それがすべての理由かと言われると……違うと言わざるを得ません」

加賀「………」

加賀(何か、言いづらいことがあるのかしら……少なくとも、後ろめたい悩みを抱えていることは分かるけれど)

提督「……っ」グッ…

提督(言えるはず、ないだろ……ある種の"現実逃避"だなんて……)

加賀「……提督」

提督「……はい」

加賀「深くは聞かないわ。誰にだって、話したくないことの1つや2つは……あって当然だと思うもの」

加賀「けれど、私は貴方の教授。何か悩みや相談事があれば……何でも話しなさい。力になれるかどうかは分からないけれど……」

加賀「……貴方の話を真剣に聞いた上で、一緒に考えることくらいは……してあげられるから」

提督「………」

提督(教授……)

提督「……ありがとうございます」

提督(ただ、こんなことを教授に打ち明ける日がやって来るかは……分からないが)

加賀「………」

加賀(だって、貴方は……私が初めて信頼した学生だもの。だからこそ、指導者として……何とかしてあげたいから)

加賀「………」

加賀(父のお陰で准教授となった私は、2周目大学で勤務することになった)

加賀(当然、私は周りに認めてもらえるよう、一生懸命研究したけれど……風当りは強かった)

加賀(教授や准教授の肩書きを持つ人達は、若くても30代後半……ほとんどが40代後半から、50代を超える人々ばかり)

加賀(その中で、ただ1人……20代だった私は、どうしても……)


――数年前


教授A『それにしても、あの若さで准教授なんて務まるのか?』

教授B『ですが彼女の研究内容は侮れません。論文を読んだ時、僕も驚きましたから』

教授A『それは私も思ったさ。だが、20代の小娘だぞ?学生に馬鹿にされるのではないか?』

教授B『……確かに否定出来ませんね。特に大学生は、一部の者を除いて遊ぶことばかり考えていますから』

教授A『だろ?俺達でさえ手を焼いているほどだ。青二才がどうこう出来るとは思えんがね』

加賀『………』


――


加賀「………」

加賀(決して実力が評価されなかった訳ではない。だけど、年配層の人はどうしても年功序列を重視しがちで……)

加賀(虐めにまで発展しなかったものの、陰で私を馬鹿にしている人がいることは……把握していた)

加賀(それでも学会で研究内容を発表したり、少しずつ成果を積み上げて……周囲の人々に侮られないよう努力した)

加賀(けれど、困難はそれだけでは終わらない。教授である以上、大学の講義とゼミを任されることになった時は……)


――


モブa『ね~教授~。飲み会とかやらないんですか~?』

モブb『仲間同士の親睦を深めるのに良いと思いますけど』

加賀『……ゼミは研究を行う場よ。学問と関係無い遊びをする場ではないわ』

モブa『……はい』

モブb『……失礼しました』

バタン…

加賀『………』

『なんだよあの糞教授!講義も難しくて訳分かんねえし、ゼミも糞つまんねえ!』

『気持ちは分かるけど、講義については真面目に聞いてりゃ何とかなるぞ?』

『はぁ?単位以外どうでもいいっつーの!もっと簡単な内容にしろよ、ったく……何でこんなゼミ取っちまったんだろ、俺……』

『新しく開講された講義とゼミだからな……口コミが無いんじゃ、こういうこともあるだろ』

加賀『………』


――


加賀「……っ」ズキッ

加賀(学生からも陰口も言われるようになって……理想と現実のギャップに苦しむことになった)

加賀(私はただ、教授になって……父を驚かせるような、人々が関心を抱くような研究をしようと思っていただけなのに……)

加賀(いざ大学教授になってみれば、辛辣な言葉を突きつけられて……こんな状況が数年続き、私は自信を失ってしまった)

加賀(……けれど、ちょうど1年前……私にとって、暗闇だった教授生活を変える出来事が起こった)

――1年前・キャンパス内


加賀『需要曲線と供給曲線の関係は……』

加賀(学生の口コミで、私の講義はつまらない……そして難しい。そんな情報が流れて……今では募集をかけても定員割れを起こすほど)

加賀(私、こんな思いをする為に教授を目指した訳じゃないのに……どうして、こんなことに……)

加賀『………』チラッ

加賀(どうせ今回の講義も、5割以上の人が単位を落とす結果になるのね……誰も真面目に受けようとしないから……え?)

提督『……!』カキカキ

提督(この加賀教授の講義……聞けば聞くほど、凄く興味が湧いてくる……!)

加賀『……!』

加賀(最前列の席に座って、私の話を熱心に聞いている……?今まで、こんな学生はいなかったのに……)

提督『教授、1つ質問してもよろしいでしょうか?』

加賀『……え、えぇ。何かしら』

提督『社会余剰が減少してしまうと、具体的にどのようなことが起こるのですか?』

加賀『それは……』

加賀(……質問までしてくれるなんて。どの学生も、スマホをいじりながらか……あるいは眠っているかのどちらかだったのに……)


――


加賀「………」

加賀(あれから私は、彼……2周目提督に興味を持った。最初は『どうせすぐに私の講義に飽きて見向きもしなくなる』と思っていたけれど……)

加賀(毎回の講義を真剣に聞いて、期末試験も満点を取ってしまうほど……彼は私の話を真面目に聞いてくれた)

加賀(常に彼の隣で講義を聞いていた、阿武隈と羽黒も……彼ほどではないけれど、やはり真面目に聞いてくれていた)

加賀(そして1年後、2年生がゼミの選択をする時も……)


――数ヶ月前


加賀『……どうして、このゼミに入ろうと考えたの?』

提督『教授が教えて下さる学問に関心を持ち、是非探求してみたいと考えたからです』

加賀『……!』

提督『講義を取っていた頃からそう思っていました。ゼミで研究すれば、より知識を深められるかもしれない……』

提督『それに加えて、教授が指導して下さるなら……きっと良い成果を出すことが出来ると感じ、このゼミを取ろうと決意しました』

加賀『……このゼミは、他のゼミとは違って……本当に、淡々と研究するだけよ?』

提督『はい、理解しています。むしろ余計な邪魔が入らず研究に集中出来るということですよね?正に僕が探していたゼミです』

加賀『………』

加賀(この子は、本気で……私のゼミの内容を理解した上で、本気で入りたいと考えてくれているの……?)


――


加賀「………」

加賀(それからというものの、やはり彼は1年前と同じように……真面目に研究に取り組んだ)

加賀(他の学生も、彼と同じように真面目な人が集まって……口コミが広がったからこそ、本当に私のゼミを必要とする人が集ってくれた)

加賀(お陰で私は、学生への印象を改めることが出来たのよね……全員が勉強嫌いで、遊ぶことしか考えていない訳ではない)

加賀(提督のように、学生としての自覚を持ち……学業に専念する、真っ当な人もいるということを……!)

加賀(その中でも、提督……貴方だけよ?私の講義に、ゼミに……ここまで真剣に取り組んでくれた人は)

加賀(だからこそ、私は貴方を……2周目提督を、信頼することにした。むしろ、本人がその気なら……私の助教授に推薦したいと思うほどに……!)

~ 7月3週 ~

――2周目提督家


阿武隈「助けて提督えも~ん!」ガラッ

羽黒「何ですか、それ?」

提督(またか……何を困っているかは大方予想出来るが)

阿武隈「このままじゃ試験が大変なことになっちゃう!勉強教えて~!」

提督「そんなことだろうと思ったよ。早速始めるぞ」つ机 ゴトッ

羽黒「……準備が良いですね」

提督「春休み前も、去年も、今まで何度も泣きつかれたからな……もう慣れたさ」

阿武隈「どこを重点的に勉強すれば良いかな!?範囲が広いし難しいしで自分じゃどうしようもなくって……」

羽黒「どんな問題が出やすいかは、教授や講義によって変わりますからね……」

提督「とにかく俺が指示した個所は確実に理解・暗記するんだ。それを心がければ最低でも合格点は取れる」

羽黒「えっ、提督君は出題傾向が分かるんですか?」

提督「流石に知らない教授の講義は分からないが、1度でも講義を取ったことがある教授なら既に癖は掴んでるからな」

阿武隈「す、凄い……!」

提督「とはいえ100%当たるとは限らないがな。とにかく、俺が指定した範囲とその前後を集中的に勉強するぞ」

阿武隈「うんっ!」

提督「羽黒はどうする?」

羽黒「もちろん参加します。試験勉強はしっかり行っていますけど、復習として」

提督「分かった。まずはこの講義の対策から始めるぞ」

阿武隈「よーし!頑張って合格最低点は取るぞー!」


↓1羽黒のコンマ   好感度:28.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:31.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:14.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:18/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

阿武隈は何をしている?もしくは提督と阿武隈は何をしている?

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

――2周目提督家


提督「……で、どうして俺と阿武隈はスマブラしているんだ」つジョイコン ピコピコ

阿武隈「試験勉強の休憩!」つジョイコン ピコピコ

ズガァァァァンッ! ゲームセット!

阿武隈「やった~!また勝てたね!やっぱりチーム戦最高~!」

提督「……あぁ。でも、少し遊んだらすぐに……」

阿武隈「よしっ!この勢いでもう1戦!」

提督「………」

提督(全然聞いてないな……確かに勉強の合間に休憩することは大事だが、そこからズルズル遊び続けたら本末転倒だぞ?)

阿武隈「コンピュータのレベルは9にしよっと!見てなさい!私と提督の華麗なコンビネーションを見せちゃうんだから!」

提督「……次で最後だからな?」

阿武隈「え~?もうちょっとだけ……ダメ?」

提督「ダメだ。単位を落としたいのか?」

阿武隈「うぐっ、それは嫌だけど……じゃ、じゃあ!こうしようよ!私と提督が1対1で戦って、提督が勝ったら私はこれから勉強に集中する!」

阿武隈「逆に私が勝ったら、後1時間だけスマブラで遊ぶ!これでどう?」

提督「………」

提督(俺はお前の為を思って言ってるのに、何故俺が勝負を持ち掛けられているんだ……?)

提督(だが、このまま阿武隈に正論を言い続けても聞く耳持たないだろうな……仕方ない)

提督「……分かったよ。俺が勝てば、本当に勉強に集中するんだな?」

阿武隈「女に二言は無いよ!逆に私が勝ったらもう少しだけ遊ばせてね?」

提督「あぁ。条件はどうする?」

阿武隈「終点……いや戦場アイテム無しで!」

提督(不確定要素抜きの真剣勝負か……ゲームなんて久しぶりだし、手加減なんてしたら普段からプレイしている阿武隈に容赦なくやられるだろう……本気で挑むしかないか)

阿武隈(ごめんね、提督……いくら勉強しなきゃいけないとはいえ、ずっとレジュメとにらめっこしてたら頭がパンクしちゃう……!)

阿武隈(後少しだけ脳を休める為にも、絶対に勝たないと!)


好感度上昇率判定:勝負の結果は?

01~49:提督の圧勝
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:阿武隈の圧勝
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:僅差で阿武隈
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

44:実力はほぼ互角 5×2.0=10 10+14.5=24.5/50


提督「………」ピコピコ

阿武隈「むむっ……!」ピコピコ

提督(普段からやり込んでいるだけあって、中々隙を出さないな……)

阿武隈(提督、普段あまりゲームしてないはずなのに……私の動きについてくるなんて、凄い……!)

提督(……よし、ここだ)

ズガァンッ!

阿武隈「あわわっ!?な、何とか耐えて……!」

ガシッ!

提督「……仕留め損ねたか」

阿武隈「ぎ、ギリギリセーフっ!」

提督(だが、ダメージ%は俺の方が少ない。まだこちらが有利な状況が崩れた訳では……)

阿武隈「……っ!」

提督「……!」

提督(くっ、緊急回避か……!技を出した時の、僅かな隙を突かれ……)

阿武隈「そこぉっ!」カチッ

ズガァァァァンッ! ゲームセット!

提督「……負けた、か」

阿武隈「私も危なかったよ……まさか提督があそこまで食らいついてくるなんて……!」

提督「いや、随分前に阿武隈とプレイしていた時の記憶を頼りに操作していたんだが……」

阿武隈「……それって、本当に何年も前だよね?」

提督「あぁ。確かあの時、阿武隈が操作していたカービィに吹き飛ばされた記憶がある」

阿武隈「……うん、そうだったっけ」

阿武隈(……提督、覚えてくれてたんだ。私でも忘れかけてた、昔のことを……)

阿武隈「………」

阿武隈(私と提督が生まれた時から、お互いの両親は隣同士の家に住んでいて……)

阿武隈(そのお陰で、私と提督は……生まれたばかりの頃から、本当に仲良しだった)

阿武隈(羽黒ちゃんとは私が3歳の時に初めて会ったけど……提督と出会ったのは、もっと前で……)


――約18年前・阿武隈家


提督(2)『あー、うー……!』

阿武隈(2)『きゃっきゃ!』

母『あらら、2人共……もう仲良しになったの?』

阿武隈母『良かったわね~阿武隈。初めてのお友達よ?それも男の子なんて……ふふっ』

阿武隈『んぇへへ~♪』ダキッ

提督『ふぇ……?』

阿武隈『て、と……く……♪』スリスリ

提督『……えへぇ♪』


――


阿武隈「………」クスッ

阿武隈(お母さんが言うには、2歳の時から遊んでたんだよね……流石にまだ幼かったから、その頃の記憶はないけど……)

阿武隈(でも、物心ついた時には……提督とは、凄く仲良しで……いつも一緒にいて、沢山遊んだっけ……)

阿武隈(羽黒ちゃんとは違って、私は家が隣だから……家族での付き合いも多かった。そのお陰で……!)


――約16年前・遊園地


提督(4)『いけー!』

阿武隈(4)『わぁ……♪』

父『おーい提督ー!こっちだー!』つカメラ パシャパシャ

阿武隈父(メリーゴーランドはグルグル回るから、写真を撮りづらいのが難点だな……!)つカメラ パシャパシャ

阿武隈『……てーとくっ♪』ギュッ

提督『ふぇ?あぶくま?』

阿武隈『えへへ~♪』スリスリ


――


阿武隈「……♪」ニヤニヤ

阿武隈(羽黒ちゃんと違って"私と提督だけの思い出"が沢山あるんだよね……♪)

阿武隈(家族と一緒に"2人"でお出かけしたり、お互いの家で"2人"で遊んだり……家が隣だからこそ出来る特権!ふふっ♪)

阿武隈(幼稚園に入った後も、ずっと提督と一緒だったなぁ……その頃には羽黒ちゃんが横入りしてきたけど)

阿武隈(お陰で提督を巡って羽黒ちゃんとは喧嘩ばかり……でも、家に帰れば提督と2人きりになれた分、私の方が上だけどね!)

阿武隈(そして、今でも忘れない日……私が提督への気持ちを自覚して、羽黒ちゃんを本格的にライバルだと確信した日がやって来て……)


――約13年前・幼稚園


阿武隈(6)『えへ……♪』

阿武隈(お母さんと一緒に作ったチョコ……ていとく、喜んでくれるかな……?)

阿武隈(お母さんが、今日はバレンタインデー……好きな男の子にチョコをプレゼントする日だって……)

阿武隈(これを渡して、ていとくともっと仲良しになるのっ!ていとく、早く来ないかな~?)

提督(6)『………』トテトテ

阿武隈(あっ、来た!ていとくだ~!)

阿武隈『ねぇねぇ!』

阿武隈羽黒『ていとく(君)っ!』

阿武隈『……へ?』

羽黒『……え?』

提督『えっ、何?ていとくのこと、呼んだ?』

阿武隈『……何、そのチョコ』

羽黒『あ、あぶくまちゃんこそ……!』

阿武隈『……ていとくには、あぶくまがチョコを渡すの!』

羽黒『……ううん、はぐろが渡すの……!』

阿武隈『むぐぅ……!』

羽黒『むぅ……!』

提督『……?』キョトン

提督(あぶくまとはぐろ、何してるんだろ……?)


――


阿武隈「………」

阿武隈(あの日以来、私は羽黒ちゃんとはいつも喧嘩ばかりして……提督、困惑してたっけ……)

阿武隈(しかも小学生になってからも、羽黒ちゃんは提督のことを諦めなかった。もうっ!提督には私がいるんだから、身を引いてくれたら良かったのに!)

阿武隈(時々、クラスメイトから『2人は付き合ってるの?』と聞かれたけど、提督は決まって『幼馴染だよ』と答えるから……)

阿武隈(その時から、提督に女として見てもらえるようアピールし始めたんだっけ。あははっ、懐かしいなぁ……)

阿武隈(そして羽黒ちゃんが転校することになって、あの時は『私の時代が来たのね!やったぁ!』って思ったけど……それから先も、提督には全然……)

阿武隈「……え?そ、そんなことないよ!ちゃんと集中してるから!」アセアセ

阿武隈「分かってるよ~!私だって単位落としたくないもん!」

阿武隈(い、今は思い出に浸ってる場合じゃなかった!?単位を取る為に勉強しないと……!)

~ 7月4週 ~

――キャンパス内


阿武隈「……あぅ」プシュウウゥゥ…

羽黒「だ、大丈夫ですか……?」

阿武隈「や、やっと試験が終わったぁ……」

提督「……よく頑張ったな。あれだけ勉強したから、恐らくどの科目も合格点には達しているはずだ」

阿武隈「うぅ……しばらくレジュメは見たくないよぉ……」

提督「羽黒はどうだ?」

羽黒「あ、はい。事前に対策していたお陰で、特に問題は……」

提督「だろうな。念の為に聞いただけだ」

阿武隈(提督と羽黒ちゃんは良いよね、成績優秀だもん……私は2人、いや、提督についていこうとするだけで精一杯だよ……)

提督「………」チラッ

矢矧「………」

矢矧(よし、今回もバッチリね)

提督「………」

提督(矢矧も問題無く切り抜けたようだな。まぁ、1年生の時にフル単だった奴ならm余程のミスが無ければ大丈夫か)

阿武隈「でもこれでようやく提督とたっぷり遊べる……!」

羽黒「あ……」

羽黒(そう、でした……夏休み中は、ゼミ関係以外では大学に行かないから……こちらから出向かないと、提督君に会えません……)

提督「………」

提督(後で教授に連絡するか。夏季休暇中のゼミに関する予定を聞いておかないとな)


↓1羽黒のコンマ   好感度:28.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:31.5/50
↓3阿武隈のコンマ  好感度:24.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:18/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

加賀は何をしている?もしくは提督と加賀は何をしている?

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価を採用

※休み時間や講義中、講義終了後、昼休み、休日、ゼミ等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は本日夜もしくは明日の夜に更新予定です。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

――ゼミ室


提督「………」つPC カタカタ

加賀「……もう夏休みだというのに、相変わらず熱心ね」

提督「夏季休暇が始まるからこそですよ。秋からの準備はもちろん、休暇中のゼミ活動に向けた資料も今の内に作成しておけばスムーズに研究を進められますから」カタカタ

提督「それより、教授が大学にいてくれて助かりました。やはり指導者がいるといないとでは、作業効率が全然違いますから」カタカタ

加賀「………」

加賀(やっぱり、私には彼が真面目な学生としか思えないわ。彼自身は『自分はそんな人間じゃない』と言っていたけれど……)

加賀(教授としてはもちろん、私個人としても……ここまで研究に真剣な彼を見ていると、好印象を抱いてしまうもの)

提督「……ふぅ、終わりました。すみません、付き添っていただいて」

加賀「いえ、学生が研究したいとなれば……教授がそれに協力するのは、当然のことだから」

加賀(そして、私個人としても……彼の研究を応援しているから)

提督「……ありがとうございます。では、僕はこれで失礼します」

加賀「えぇ。そういえば、そろそろお昼時だけど……昼食は用意しているの?今日は学食、休みだから……」

提督「問題ありません。親が持たせてくれた弁当が……」ゴソゴソ

提督「………」

加賀「……提督?」

提督「………」

提督(嘘だろ……昨日、確かに母さんに弁当を作って欲しいと頼んだよな……?いや、よく思い出せ、俺……)

提督(昨日は矢矧と激しく身体を重ねて、お互いに疲労困憊だった……そうだった。俺、昨夜は家に帰った後、そのまま眠って……)

提督(そして昼食のことをすっかり忘れて、大学に……ダメだ。油断するとすぐこれだ……自分で自分が嫌になる……)

加賀「……もしかして、忘れたのかしら」

提督「……はい」

加賀「珍しいわね、貴方がそんな初歩的なミスをするなんて……でも、そういうことなら……」ゴソゴソ

提督「……?」

加賀「私のお弁当で良ければ、半分分けてあげても良いけれど」ゴトッ

提督「いや、それは申し訳ないですよ。僕の自業自得なのに、教授の昼食をいただくのは……」

加賀「気にしないで。教え子が困っているなら、それを助けるのが教授の役目よ」

加賀(それが貴方なら……普段から私のゼミに真剣に取り組んでくれている貴方なら、猶更……)

提督「ですが……」

加賀「………」ジー

提督「………」

提督(この前、定食屋に誘われた時と同じだな……これ以上断るのも、教授に失礼か……)

提督「……分かりました。では、お言葉に甘えさせてもらっても良いですか?」

加賀「えぇ。ただ、貴方の口に合うかは分からないけれど……」

提督「いえ、そんな……ありがとうございます」

提督(食べ物の好き嫌いは無い。あまりに不味いというレベルでなければ大丈夫だろう……恐らく)


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01:提督?まあ、いいやつだったよ……
02~09:微妙
10~49:普通
↑の範囲内であれば好感度上昇:小 ×1.0

50~98:凄く美味しい!
好感度上昇:中 ×1.5

ゾロ目:うーまーいーぞー!
00:あまりの美味しさに涙を流す
↑のどちらかであれば好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

27→72:料理は淑女の嗜み 6×1.5=9 9+31.5=40.5/50<リーチ!>


提督「……!」マジマジ

提督(これは……量が多いことは想定内だったが、ここまで美味そうなのは予想外だな……)

提督「……では、いただきます」

加賀「………」ドキドキ

加賀(……変ね。教え子に自分が作った料理を分けるだけなのに、どうしてこんなに緊張して……)

提督「はむっ……んんっ!」

加賀「あっ……も、もしかして、不味かったかしら……?」

提督「んくっ……いえ、逆です」

加賀「……!」

提督「下手な店の料理より美味しいです。はむっ……こんなに美味しい弁当は、初めて食べました」

提督(羽黒が作った弁当も中々美味かったが、それ以上じゃないか……?)

加賀「……そ、そう。良かった……」ドキッ

加賀(……え?)

提督「あむっ、あむっ……個人的には、この前の定食屋で食べた料理より好みかもしれません」

加賀「……っ///」ドキドキ

加賀(ど、どうして……胸の高鳴りが治まらないの?口に合わなかったらどうしようという不安はあったけれど……///)

加賀(それ以上に、今は……彼に美味しいと言ってもらえて、喜んでいる私がいる……本気で嬉しいと感じている、私がいる……///)

加賀(これって、まさか……いえ、私に限って、そんな……今まで、研究が恋人だった私が……///)

加賀「……///」ドキドキ

提督「……教授?」

加賀「あっ……///」

提督「食べないんですか?」

加賀「え、えっと……///」

提督「いえ、僕ばかり食べ続けるのもどうかと思いましたので……」

加賀「……そ、そうね。私も、食べないと……いただきます。はむっ……///」

加賀(……味なんて感じない。目の前に、彼がいると思うと……落ち着いて食べる余裕なんて、無くなって……///)モグモグ

提督「……?」

提督(この前の時より、箸が進んでないな……やっぱり、俺に気を遣ってくれてるのか……?)

加賀「……///」モグモグ

加賀(……認めるしか、ないわね。今まで、勉強や研究のことばかり考えて……男のおの字さえ考えていなかった、私が……///)

加賀(まさか、よりによって……教え子である、提督に……恋をしてしまうなんて……///)

提督「………」モグモグ

提督(それにしても美味いな……だが、教授の分まで食べてしまう訳にはいかない)

加賀「……っ」グッ…

加賀(だけど、私は教授で彼は学生……年齢差だって、決してないとは言えない……)

加賀(彼の将来を考えれば、私が身を引くことが最善……それは、分かっているけれど……)

加賀「……///」

加賀(それでも、生まれて初めて恋をしたのよ……?相手に向ける気持ちを自覚したと同時に、諦めなければならないなんて……!)

加賀(無理よ、そんなこと……!私の初恋なのよ……?頭ではダメだと理解していても、心が……感情が、抑えられない……!///)

加賀(いつも私のゼミ活動を真剣に取り組んでくれて、私の講義を真面目に聞いてくれて……///)

加賀(私にとって、何もかもが理想の子で……信じられなかった学生で……!///)

加賀「……///」

提督「………」

提督(明らかに、この前より食べるのが遅い……俺、既に食べ終わってしまったんだが……)

加賀「……っ///」ギュッ

加賀(……あぁ、私は……彼を慕ってしまった……学生としてではなく、1人の男の子として……///)

加賀(もう、今までのように接することは……出来ないかもしれません……///)

~ 8月1週 ~

――カラオケ店・従業員室


提督「よっ……」つ制服 ファサッ

提督(8月に入ってから、より一層暑くなってきたな……幸い、店内は冷房が効いているお陰で快適だが)

提督(長期休みである以上、アルバイトのシフトや時間も少し増やした。無論、ゼミに支障が無い範囲に留めるが)

ガチャ

提督「……!」

矢矧「……おはよう。外は暑くて参っちゃうわね……///」

提督「……おはよう」

提督(汗で下着が透けて……他の女性ならあまり意識しないが、相手が矢矧となると……)

矢矧「……あっ///」

提督「……すまん///」フイッ

矢矧「……いえ、不可抗力だもの。仕方ないわ……///」

提督「……///」

提督(あぁ、くそっ……矢矧相手だと、どうしても……意識してしまう……///)

矢矧「……今日、私も提督も……昼過ぎには終わるでしょ?///」

提督「……!」

矢矧「だから、ね……?///」

提督「……っ///」ゴクッ

提督(火照った顔で、それも上目遣いはやめてくれ……///)

提督「……分かった///」

提督(……結局、俺も矢矧も、お互いに対して抱く劣情に耐えられない)

矢矧「……///」モジモジ

矢矧(だけど、どれほど自己嫌悪に陥っても……やめられない)

提督「……今はアルバイトに集中するぞ。前のように、突然盛るのは勘弁してくれ」

矢矧「……善処するわ」

提督(そこは『分かった』と言い切って欲しかったが……)


↓1羽黒のコンマ   好感度:28.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:40.5/50<リーチ!>
↓3阿武隈のコンマ  好感度:24.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:18/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

矢矧は何をしている?もしくは提督と矢矧は何をしている?

↓1~↓3で反転コンマが最大の安価を採用

★現在は夏休みですので、大学関係以外のシチュエーションでお願いします。
※矢矧は提督と違う学部・ゼミなので、ゼミ以外のシチュエーションでお願いします。
※R-18系の内容でもOKですが、あまりにアブノーマルな内容だった場合はアレンジ・安価下にさせていただくかもしれません。
※提督と矢矧は阿武隈と羽黒に自分達の関係を隠している為、この2人が絡まない内容のシチュエーションでお願いします。

――矢矧家


提督「はぁっ、はぁっ……!///」

ばちゅっばちゅっ!ずちゅずちゅっ!

矢矧「あぁっ!も、もっとっ!もっと突いてぇっ!///」

提督「くっ……!///」

ずぷっずぷっずぷっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

矢矧「おっ、奥っ!それ良いっ!んきゅぅ……っ!///」

提督「や、矢矧……そろそろっ……!///」

じゅぷっじゅぷっ!どちゅどちゅっ!

矢矧「えぇっ!出してっ!膣内にぃ……っ!///」

提督「……くふっ!///」

ビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!ビュクビュクッ!

矢矧「ふああああぁぁぁぁっ!あ、熱いのがっ!熱いのがいっぱぁい……!///」

提督「はぁはぁ……///」

矢矧「ふぅ~っ、ふぅ~っ……まだ、いけるわよね?///」

提督「……確かに時間的には余裕があるが、これ以上は親に怪しまれる」

矢矧「………」ギュッ

提督「……おい」

矢矧「私、まだ……満足してない……」

提督「そう言われてもな……」

矢矧「だったら、LINEで嘘をつけば何とかなるでしょ?急に残業が入ったとか、飲み会で調子に乗ったとか……」

提督「……まさか、一晩まるまる続ける気か?」

矢矧「貴方だって、本当はまだ足りないんでしょ?」サスサス…

提督「うっ……///」

矢矧「我慢は身体に毒よ?ほら、もっと……お互いを、味わいましょう……?」

提督「……っ///」つスマホ スッスッ

提督(あぁ……俺と矢矧は、どうして……こんなにも……)

提督「……これで、良いか?」

矢矧「えぇ。ありがとう……そして、ごめんなさい……」

提督「……断り切れない俺も同罪だ」

矢矧「……そう、ね。だったら……もっと激しくシて、忘れましょう?罪悪感も、後ろめたさも……」

提督「………」

提督(……最低だ、俺は)ガバッ

矢矧「あっ……///」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督が先に力尽きる
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:矢矧が先に力尽きる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:丸1日ずっとセックスし続けた
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

48→84:矢矧の弾道が1上がった 8×1.5=12 12+18=30/50

――数時間後


提督「っぐ……!///」

どちゅっどちゅっどちゅっ!ずぷっずぷっずぷっ!

矢矧「あっあっあっ!も、もう無理っ!もう無理だかりゃあっ!///」

提督「誘ってきたのは、お前……だろっ……!///」

ばちゅっばちゅっばちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

矢矧「しょ、しょうだけどっ!お腹がっ、腰がぁっ!もう限界にゃのぉっ!///」

提督「だったらせめて……後1回は、耐えてもらうぞ……!///」

ごりゅごりゅっ!ぐりっぐりっ!ぐりゅっぐりゅっ!

矢矧「あああああっ!?そ、それ弱いのぉっ!?ダメぇっ!?///」ガクガク

提督「お前、子宮をこうやってグリグリされるの……好き、だもんな……!///」

ずちゅっずちゅっずちゅっ!ぱちゅぱちゅっ!

矢矧「ほ、ほんろに……むり、らからぁ……っ!///」

提督「くっ……ま、また出る……っ!///」

ドプゥッ!ビュクビュクッ!ビュルルルルッ!

矢矧「あっ、ああぁぁぁ……っ、お、お腹……お腹が、提督の精液で……タプタプ……はぁぁっ……///」

提督「ぜぇぜぇ……///」

矢矧「……っ///」ガクッガクッ

提督(よ、ようやく満足したか……どれだけ欲求不満だったんだよ、お前……)

提督「………」

提督(……いや、矢矧の性欲についていくことが出来ている俺も……異常だ。常人なら、こんな長時間……セックスし続けられるはずが無い)

提督(これも、全ては"あの日"が招いたことだ……そして、俺達の身体の相性も……)

提督「………」チラッ

矢矧「はぁ……///」

提督(……いつになったら、俺達は……この状況から、抜け出すことが出来るんだ……くそっ……!)

矢矧「………」

矢矧(彼と身体を合わせれば合わせるほど、いかに私達がお互いを気持ち良くすることが出来るかが……分かる。分かってしまう……)

矢矧(だけど、それは……決して褒められた行為じゃない。やめないといけないことくらい、分かってる……けど、本能がそれを拒んでしまう……)

矢矧(理性で抑えつけようとしても……どうしても、本能に勝てない……!)

矢矧「………」

矢矧(私が提督と初めて出会ったのは……1年前の秋。アルバイト先をカラオケ店に変えた直後)

矢矧(2周目大学に合格した私は、両親に負担をかけさせまいと奨学金を借り……1人暮らしを始め、仕送りとアルバイトで生計を立てていた)

矢矧(最初は飲食店でアルバイトをしていたけれど、予想よりも激務だったから半年で辞めた。そして夏休み明けからカラオケ店で再び働き始めた)

矢矧(それが偶然にも、提督が同じ店でアルバイトを始めるタイミングで……同じ大学に通っていたこともあって、私達は意気投合した)

矢矧(彼とは講義の話やゼミの話、高校までの話で盛り上がって……少なくとも、友人と言える関係になっていたわ)

矢矧(だけど、私達の関係は……全て狂ってしまった。忘れもしない"あの日"……1年前の12月、アルバイト仲間と忘年会をしたことが……引き金になってしまった)


――1年前・カラオケ店


提督『……忘年会、ですか?』

先輩A『あぁ!年末年始は会えなくなるだろ?だから今の内にパァ~っと騒ごうと思ってな!』

先輩B『店長に頼んで、この店で開くことにしたんだ!食べ物はもちろん、お酒もジュースも飲み放題!』

矢矧『店長、よく許可しましたね……』

先輩A『あ、もちろん無理強いはしないぞ?今時はアルハラやらパワハラやらうるさいからな……』

先輩B『だけど、俺達としては是非参加して欲しいのが本音だな。無論、未成年のお前達に酒を飲ませるような真似はしない』

矢矧『……どうする?』

提督『そうだな……特に断る理由も無いし、俺は参加するか。矢矧は?』

矢矧『……貴方が参加するのなら、私も』

先輩A『決まりだな!』

先輩B『サンキュー!日程は……』


――


矢矧「………」

矢矧(それから1週間後、私と提督は忘年会に参加することになった)

矢矧(店長が用意してくれた食べ物をつまみながら、先輩達の歌を聞いて……最初の内は楽しかった)

矢矧(そして、私が歌う番になって……少し恥ずかしかったけれど、知っている曲を歌った。提督も私の歌を熱心に聞いてくれて……)

矢矧(……そこから、全てが狂ってしまった)

下1-3じゃなくて2-4にすればいいんじゃないかな
あまりにも直下が踏まれなければ頃合い見計って>>1自身が加速するとかで

安価下

――カラオケ店・パーティ室


矢矧『~♪』つマイク

提督『おぉ……!』パチパチ

提督(矢矧、上手いな……!)

先輩A『持って来たぞ~!ほら、ジュースとカクテル!///』コトコトッ

先輩B『いいねいいね~!うっし!もっと飲むぞ~!///』

店長『若いからって羽目を外し過ぎるなよ~……ヒック///』

採点マシン『95点!プロ並み!』バーン!

矢矧『……ふぅ』

提督『凄いじゃないか、矢矧!95点を出すなんて!』

矢矧『ふふっ、ありがとう……それにしても、思いっきり歌ったから、喉が渇いちゃた』

提督『んーと……お、ここにジュースがあるな。先輩、これ、貰っても良いですか?』

先輩A『お~いいぞ~!///』

先輩B『ジャンジャン飲め~!///』

提督『おいおい、見事に出来上がってるな……』

矢矧『もうそんなに酔っぱらうなんて……私達未成年は、大人しくジュースでも飲んでましょう』スッ

提督『あぁ。この様子だと、俺達が店の戸締りをすることになりそうだからな……』スッ

提督矢矧『……乾杯』カンッ

提督『ごくっ……美味いな、このジュース』

矢矧『こくっ……えぇ。こういう雰囲気だから、いつもより美味しく感じるのかも』


――


矢矧「……っ」ギリッ

矢矧(あの時、ちゃんと確認しなかったのが運の尽きだった……私達が飲んだのは、ジュースじゃなくて……カクテルだった)

矢矧(ジュースと見た目が似ていて、私や提督は歌に夢中で……先輩達がカクテルを用意していたことを、うっかり聞き逃してしまっていた)

矢矧(カクテルをジュースだと思い込んでいた私達は、そのまま気付かず沢山飲んでしまって……)


――1時間後


提督『矢矧って可愛いよなぁ~!うりうり~!///』ツンツン

矢矧『やぁんっ♪やめなさいよぉ~♪///』クネクネ

先輩A『……ど、どうしよう』

先輩B『まずいことになった……!』

店長『提督と矢矧が、ジュースと間違えてカクテルを飲んでしまうなんて……!』

提督『先ぱぁ~い!次は貴方の番でしゅよ~!///』つマイク スッ

矢矧『ほらほらぁ♪歌っちゃって下しゃ~い♪///』

店長『あ、い、いや~、そろそろ忘年会はおひらきにしようかなと』アセアセ

先輩A『そ、そうっすね!これ以上長引いて、終電逃がしたら洒落にならないっすもんね!』アセアセ

先輩B『そうしましょうそうしましょう!えっと、提督、矢矧……家まで、その……帰れるか……?』アセアセ

提督『だ~いじょうぶですよぉ~!///』グデングデン

矢矧『家までの道を忘れたらおしまいでしょ~!///』グデングデン

提督『あ~視界がグルグルするぅ~///』フラフラ

矢矧『世界が回ってるように感じるわぁ~♪///』フラフラ ヨロッ…

むにゅん♪

提督『おぉっ!や、矢矧~!おっぱい当たってるぞ~!///』

矢矧『え~?そぉ~?///』

むにゅむにゅ……♪

提督『俺に寄りかかってきておっぱい擦りつけるとかさぁ~?ひょっとして誘ってんのか~?///』

矢矧『うぇへへ~♪///』

むにっむにっ……♪

提督『……///』ムラッ

提督(こ、こんな可愛い子が俺におっぱい押し付けて来るんだ!これはもうそういうことで良いよな!?///)

提督『矢矧~!こうなったらラブホ行くぞ~!お前が誘ったのが悪いんだからなぁ~!///』グイッ

矢矧『ちょっと~!その気になっちゃったの~?仕方ないわね~♪今日だけよ~?///』


――


矢矧「……っ」アタマカカエ

矢矧(本当に、あの時の私達は……馬鹿だった。世界で1番の大馬鹿だったわ……!)

矢矧(ムラムラした提督と、そんな彼に対してノリノリだった私……あっという間に、近くのラブホテルにチェックインして……)

矢矧(……そのまま、泥酔した状態で……避妊もせず、身体を重ねて……!それも、一晩中……!)


――ラブホテル


ぐちゅっぐちゅっ!ぱちゅっぱちゅっぱちゅっ!

矢矧『はぁっ……き、気持ち良いっ!何これっ!?こんなの知らなぁいっ!///』

提督『す、凄いぞ!?今まで自分で抜いてたのが馬鹿みたいだ……っ!腰が止まらない……っ!///』

ずぷっずぷっずぷっ!どちゅっどちゅっ!

矢矧『ひゃああああっ!そ、そう!もっとっ!もっとぉっ!///』

提督『くっはぁ……っ!ち、ちんこにひだがグニュグニュ纏わりついてくるっ!この刺激……たまらんっ!///』

ずちゅずちゅずちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

矢矧『あんっ!さ、さっきから激し過ぎっ!お腹が抉られちゃうっ!///』

提督『お、お前の膣内が良すぎるのが悪いんだよ!///』

矢矧『そんなこと言ったら提督のおちんちんだって!太くて、しかも硬くて……一突きするたびにお腹がビリビリってぇっ!///』

ぐっちゅぐっちゅぐっちゅ!ずぷっずぷっずぷっ!

提督『も、もうダメだ!出るっ!///』

ブビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!ビュクゥッ!

矢矧『ふああああああっ!?お、お腹がっ!奥が熱っ!熱いぃっ!?///』

提督『はぁはぁ……ま、まだムラムラする!もう1回いくぞっ!///』

ぬちゅっぬちゅっ!ぱちゅっぱちゅっ!

矢矧『ひゃあっ!?わ、私っ、まだイってるっ!イってるからっ!それにっ、精液がっ、精液がお股から出てるっ!ドロドロってぇっ!///』

――翌朝


提督『………』

矢矧『………』

提督(お、俺は……何ということを……!)

矢矧(恐らく、ジュースとカクテルを間違えて……それだけでなく、こんな……!)

提督『……矢矧、その……すまなかった!いや、謝罪して許されることではないが……本当にすまなかった!』

矢矧『い、いえ、私こそごめんなさい!泥酔していたとはいえ、貴方に……あんな、誘惑するようなことを……!』

提督『いや、俺が全部悪い!矢矧は何も……』

矢矧『そんなことないわ!元はと言えば私が……』

提督『………』

矢矧『………』

提督(……俺も矢矧も、同じくらいの罪悪感を抱いて……)

矢矧『……忘れましょう』

提督『……!』

矢矧『私達には何も無かった。昨夜のことは、何もかも……忘れましょう。それしかないわ……』

提督『……分かった、君がそう言うなら。だが、俺達は避妊していなかった。急いでアフターピルを購入する必要がある』

矢矧『……!』

提督『金は俺が出す。お互い身体を綺麗にしたら、一刻も早く病院へ行くぞ』

矢矧『……えぇ』

提督(両親や阿武隈には……『忘年会で羽目を外してしまい、終電に間に合わなかったからカプセルホテルに泊まった』と連絡しておくしかないか……)


――


矢矧「………」

矢矧(それから私達は大急ぎで身体をシャワーで洗い流し、近くの産婦人科でピルを買った)

矢矧(そのお陰で、妊娠だけは回避することが出来たけれど……私達の関係は、それで終わらなかった)

矢矧(私から『忘れよう』と言い出したのに……それでも、彼との行為を忘れられず……)


――矢矧家


くちゅくちゅっ……じゅぷじゅぷっ

矢矧『はぁっ、はぁっ……!///』

にちゃにちゃっ……ぎゅううううっ!

矢矧『んぃっ……!あっ……うぅっ……』

矢矧(だ、ダメ……いくら自分で発散しようとしても、どうしても……満足出来ない……!)

矢矧(提督の身体が……おちんちんが、忘れられない……!あの感触を、もう1度……味わいたい……!)

矢矧(あの1回だけで、分かってしまった……私と提督の身体の相性が、とてつもなく良かったことに……!)

矢矧(いくらオナニーしても、返って欲求不満になるだけ……提督と……提督と、シたい……!)

中途半端で申し訳ありませんが、今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は明日の夜に更新予定です。矢矧の好感度20&30到達パートの途中からスタートする予定です。
安価形式につきましては、試しに>>849の方の案を採用してみます。これで問題が無ければ、そのまま進行させていただきます。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。まずは矢矧パートの続きからです。

――数日後・カラオケ店


提督『………』

提督(くそっ……あれ以来、矢矧との行為を思い出してしまう……お互い、無かったことにしようと約束したはずなのに……)

提督(自分で処理しても、あの時の快感が忘れられない……身体の相性が良過ぎたせいで……)

提督『……っ』フルフル

提督(いけない、仕事中にそんなことを考えるな……あの夜は何もなかったんだ。そう考えろ……)

矢矧『……っ///』ウズウズ

矢矧(うぅっ……家や大学でもムラムラしてしまう日々に……隣に提督がいる状況なんて……///)

矢矧(もう、ダメ……これ以上、耐えられない……また、彼と交わって……あの快楽を……///)

矢矧『……提督///』

提督『……な、何だ』

矢矧『……また、シたいの///』

提督『っ!?お、おい……自分が何を言ってるか、分かって……』

矢矧『お願い……もう、我慢出来ないの……貴方と激しく身体を重ねた感覚が、忘れられなくて……!///』

提督『だ、ダメだ……!あの日は、何も無かった……そういうことにしようと、決めたじゃないか……!』

提督(そんなことになれば、恐らく俺は……性欲を抑えられなく……)

矢矧『そんなこと、言わないで……?///』

提督『う……///』

提督(耳元で囁くな……!ただでさえ、俺は……この前から、ムラムラして……!///)

矢矧『仕事帰りに、ね……?///』

提督『……っ///』コクリ…


――


矢矧「………」

矢矧(そして私は提督を誘って……あの夜と同じホテルで激しく交わってしまった。それも、日付が変わる直前まで……)

矢矧(私が耳元で囁いた時、彼は既に息が荒くなっていた。きっと、私と同じように……我慢していたんでしょうね)

矢矧(それからも私は、彼を何度も誘ってはホテルへ行き……少なくとも週1日は身体を合わせた。そして、こんなことを続けて1ヶ月経ったある日……)

――1ヶ月後・ラブホテル


提督『ふぅっ、ふぅっ……///』

矢矧『はぁっ、はぁっ……ね、ねぇ……次からは、私の家で……シない?///』

提督『……!』

矢矧『何度もここに通うのも、出費がかさむし……だったら、私の家でシた方が安上がりよ。1人暮らしだから、邪魔も入らないわ……』

提督『……俺のような人間を、家に入れても良いのか?』

矢矧『貴方だからこそよ。お互いの性欲を発散しあう関係……そうね、セフレとでも呼ぼうかしら』

提督『セフレ……』

矢矧『最近は貴方から誘うことも増えたでしょ?恋愛感情は無いけど、互いに身体だけは重ねる……今の私達、もはやセフレの典型例じゃない』

提督『………』

提督(……否定、出来ない。俺と矢矧は、正しくセックスフレンドとしか例えようがない……)

矢矧『……どう?』

提督『……分かった。次からは、お前の家に……上がらせてもらう』

矢矧『……決まりね』


――


矢矧「………」

矢矧(それ以来、私は彼を自宅に連れて……そこで誰にも邪魔されることなく、誰にも知られることなく……交わり続けた)

矢矧(途中から、彼は両親に連絡を入れることさえしなくなった……きっと、向こうの両親も『遅くなる=残業』と考えるようになったんでしょうね)


――矢矧家


提督『くっ……!///』

ぱちゅっぱちゅっ!ずぷっずぷっずぷっ!

矢矧『んんっ!そ、そうっ!もっと突いてっ!もっとぉっ!///』

ずちゅっずちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

提督『うっ、ぐ……!///』

矢矧『あっあっあっ!んくっ、ふぁっ!///』

提督(あぁ、ダメだ……!こんなこと、本当は……間違ってると、分かっているはずなのに……!///)

矢矧(どうしても、やめられない……!お互いの身体の味から、離れられない……!///)

矢矧『て、提督……もっと、激しく……!///』

提督『……あぁ///』

提督(俺達は……一体、いつまで……)

矢矧(この関係を……続けるのかしら……)

――


矢矧「……っ」ズキッ…

矢矧(ごめんなさい、提督……私の醜い欲の発散に、貴方を利用して……)

矢矧(そして、貴方が私を求めた時に……断ることが出来なくて、ごめんなさい……)

矢矧(いつまで続くか分からない……いつ崩壊するかさえ分からない、負の連鎖を断ち切れずに……ごめんなさい……!)

矢矧「………」ギュッ

矢矧(それだけじゃない……お互いをセフレ、性欲を処理するだけの関係と言っておきながら……)

矢矧(私は、最近……貴方と身体を重ねている時以外も……それこそ、大学で講義を受けている時も……)

矢矧(いつしか、貴方のことばかり……考えるようになってしまったわ……)

矢矧(貴方と一緒にアルバイトしたり、大学ですれ違う瞬間……そんな、普通に過ごす一時が、楽しいと思えてきて……)

矢矧「……っ!」フルフル

矢矧(それが、恋愛感情か……単なる友情なのかは、分からない。だけど……)

矢矧(そんな、綺麗な感情を……私が抱く資格なんて、無い……セフレより普通の関係や、セフレ以上に親しい関係を望むなんて……そんな資格、あるはずがない……!)

矢矧(私と提督は、所詮は身体を重ねるだけの関係……それ以上でも、それ以下でもないのだから……!)

矢矧「………」

矢矧(だけど……一緒にアルバイトをしている間だけなら、普通の友人として……同じ大学の同期として……話しかけても良いわよね……?)

矢矧(せめて、それくらいのささやかな望みだけなら……抱いても、許されるわよね……?)

矢矧「……っ」ギリッ

矢矧(あぁ、やっぱり私は最低ね……こんな、おこがましいことを考えてしまうなんて……ごめんなさい、提督……)

矢矧(私のような、面倒な女が……貴方と関わってしまうことになって、ごめんなさい……だけど、それでも……!)

~ 8月2週 ~

――2周目提督家


阿武隈「~♪」つ素麺 ズルズル

提督「………」つ素麺 ズルズル

阿武隈「ちゅるっ……はぁ~♪やっぱり夏と言えばこれよね!」

提督「……いつも悪いな。こんな美味い素麺を頂いて」

阿武隈「気にしないでってば!毎年、お中元だと余るくらいに素麺が届くんだもん!」

提督「………」

提督(教授なら、1人で1箱全て食べ切ってしまいそうだな……)

阿武隈「それに、お礼を言うのはこっちだよ?提督だって毎年美味しいスイカをくれるでしょ?」

提督「あぁ、あれか……俺や両親だけでは食べ切れないからな……」

阿武隈「あのスイカ、すっごく美味しいの!いつも種ごと食べちゃうくらい!」

提督「……昔、スイカの種を飲み込んで大慌てしたことがあったよな」

阿武隈「うっ……まだ覚えてたの?そのこと……///」

提督「……すまん。忘れた方が良かったか?」

阿武隈「あっ、ううん!私達の大切な思い出だし、むしろ覚えててくれて嬉しい!」

阿武隈「ただ、思い出すなら私が恥ずかしいと感じない思い出が良いかな~って……///」

提督「……気を付ける」

提督(恥ずかしい、か……今の俺は、恐らく周囲の人間の誰よりも愚かでみっともない人間だろうな……)

提督(少なくとも、矢矧との関係をズルズルと続けてしまっている時点で……)


↓1羽黒のコンマ   好感度:28.5/50
↓2加賀のコンマ   好感度:40.5/50<リーチ!>
↓3阿武隈のコンマ  好感度:24.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:30/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

羽黒は何をしている?もしくは提督と羽黒は何をしている?

↓2~↓4で反転コンマが最大の安価を採用

※現在は夏休みですので、大学関係以外(ただしゼミに関する内容はOKです)のシチュエーションでお願いします。

――プール施設


ワイワイ ガヤガヤ

羽黒(水着)「わぁ……やっぱり混んでますね……!」

提督(水着)「流石は夏休みだな……」

羽黒「……♪」

羽黒(お母さんから貰った、プールの割引券……阿武隈ちゃんがちょうど帰省中だったお陰で、提督君と2人きりに……♪)

羽黒「……提督君///」チラッ

提督「……ん?」

羽黒「その……この水着、どうですか……?///」モジモジ

羽黒(お、思い切ってビキニにしちゃったけど……これなら、提督君も……意識、しちゃいますよね……?///)

提督「あぁ、似合ってるぞ」

羽黒「あ、ありがとうございます……えへへ……♪///」

提督「それにしても色々なアトラクションがあるな……」

羽黒「……あれ?」

羽黒(な、何だか、予想よりもリアクションが薄いような……男の子って、こうやって胸が出た水着が好きなんじゃ……)

提督(てっきり胸元を覆う水着を選ぶと思っていたが、意外に大胆なんだな……)

羽黒「……それだけですか?」

提督「え?あ、そうか……可愛いと言った方が良かったか?」

羽黒「か、可愛い……♪いや、それは嬉しいですけど、そうじゃなくて……」

提督「………」

羽黒(だ、ダメ……やっぱり意識されてないみたい……少し前までは、私を見て緊張してるような雰囲気を見せたことがあったのに……)

提督「さて、どれに乗りたいんだ?」

羽黒「うぅ……」

羽黒(こ、こうなったら意地でも提督君にそういう感情を抱いてもらいます……!///)

羽黒「……あれが良いです!」スッ

提督「浮輪に乗って滝のように滑り落ちていくアトラクションか?分かった。早速並びに行くか」

――10分後


店員「……えいっ!」グイッ!

ズバシャシャシャシャ!

1周目提督「うわわわっ!?振り落とされる~っ!?」

U-511「……♪」ギュッ

店員「ふぅ……お待たせしました。では、浮輪に座って下さい」

羽黒「は、はいっ!」

提督「はい」

店員「良いですか?出来るだけ浮輪から腕を離さないで下さいね?それではいきますよ~?」

羽黒「……!///」ドキドキ

羽黒(す、滑ってる途中で、どさくさに紛れて提督君に思いっきり抱き着けば……!///)

店員「3、2、1……えいっ!」グイッ!

ズバシャシャシャシャ!

提督「うおっ!?」

羽黒「ひゃああああっ!」

ズバシャシャシャシャ!

提督(お、思ったより揺れるな……!油断していると振り落とされそうだ……!)

羽黒「……!」

羽黒(これだけ勢い良く滑ってるなら、今がチャンスかも……!)

羽黒「きゃ、きゃあ~っ!///」ダキッ

提督「……!」

提督(羽黒が抱き着いて……いや、これだけ揺れていれば、こちらに倒れこむのも無理はないか……!)

羽黒(や、やったっ!上手く自然な流れで提督君に抱き着けました!後はこのまま下まで……!///)

ズバシャシャシャシャ!

提督「っく!?」

羽黒「……♪///」ギュッ

羽黒(揺れが激しいけど、提督君にしがみ付いていられる……♪///)


好感度上昇率判定:何かハプニングが起こった?

01~49:まさかの提督の水着が脱げる
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:特に何事もなく終了
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:羽黒の水着(上)が脱げてしまい……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

79→97:ラッキースケベor逆ラッキースケベ発動せず 3×1.5=4.5 4.5+28.5=33/50


ズバシャシャシャシャ…

提督「……ふぅ」

提督(どうやら、無事に下まで流れ着いたようだな……)

羽黒「……♪」ギュッ

提督「……羽黒」

羽黒「えへへ……♪振り落とされないように……♪」ギュウッ

提督「……もうゴールに着いたぞ?」

羽黒「え?あっ……ご、ごめんなさいっ!///」バッ

提督「いや、それは構わないが……怪我は無いか?」

羽黒「は、はいっ!それは大丈夫です……///」

羽黒(うぅ……調子に乗っちゃった……まさか、気がつかない内にゴールに着いてたなんて……///)

羽黒(ハッ!それより、提督君の反応は……!)クルッ

提督「………」

羽黒「………」シュン

羽黒(や、やっぱり無反応……私、そんなに魅力がありませんか……?)

提督「……こんなことを言っても良いのかは分からないが」

羽黒「……?」

提督「……色々と、昔より成長してるんだな」

羽黒「あ……!」パァッ

提督「いや、悪い。ただ、どうしても……真正面から、抱き締められると……」

提督(水着と肌だと、ほぼ直で抱き締められていることになってしまう……)

提督(だからこそ、どうしても……少し、意識してしまうな……矢矧ほどではないが)

羽黒「……努力しましたから///」ニコッ

羽黒(や、やった……!提督君が、私のことを……ちゃんと、そういう目で見てくれました……!///)

羽黒「………」

羽黒(忘れもしない、あの日……両親の仕事の都合で、引っ越ししなきゃいけなくなってしまった日……)

羽黒(私は、生まれて初めて……別れの辛さを知った。初恋の人と離れ離れになることが、凄く辛いことだと……知った)


――約10年前・羽黒家


提督(9)『……本当に言っちゃうの?』

羽黒(9)『ぐすっ……うん……』ポロポロ

阿武隈(9)『そっか……寂しくなっちゃうなぁ……』

羽黒(絶対、嘘……!心の中で、提督君を独り占め出来て嬉しいって、思ってるでしょ……!)

阿武隈(羽黒ちゃんと会えなくなるのは、ちょっぴり悲しいけど……私が、提督を独り占め……それは嬉しいかも……)

羽黒母『……羽黒ちゃん。そろそろ……』

羽黒『ひっく……わ、分かってる……あ、あのっ……提督君……!』ポロポロ

提督『……?』

羽黒『え、えっとっ……わ、私……そのっ……あのね……?』ポロポロ

羽黒(……ダメ。好きだなんて、言えない……怖くて、言えないよ……でも、でもっ……!)

羽黒『……また、会おうね』ポロポロ

提督『……!』

羽黒『絶対に……また、遊ぼうね……!』ポロポロ

提督『……うん、もちろん!』ニコッ

羽黒(せめて、これだけは……伝えたかった……!例え、離れ離れになっても……提督君のこと、忘れないからね……!)


――


羽黒「………」

羽黒(そして私は、そのまま提督君や阿武隈ちゃんが住む所から離れた場所の小学校に通うことになった)

羽黒(だけど、私の頭の中は提督君のことで一杯……幸い、向こうでもお友達は出来たけど……頭にはいつも、提督君がいた)

羽黒(いつか再会出来ることを信じて、私はずっと……努力し続けた)

羽黒(運動は昔から苦手だったけど、その代わり……沢山勉強して、成績は学年トップになることが出来た)

羽黒(もちろん、それだけで終わらせずに……私はいつ提督君と再会しても良いよう、自分磨きをし続けた)


――約6年前・羽黒家


羽黒(14)『……!』カキカキ

羽黒母『羽黒ちゃん?無理はしちゃダメだからね?』

羽黒『うん、分かってる……!』カキカキ

羽黒(中学生になってから、勉強が一段と難しくなったけど……大丈夫。何とかなる……!)

羽黒(決めたから……提督君と再会出来た時、昔より魅力的になったって……褒めてもらうの……!)

羽黒(阿武隈ちゃんには……阿武隈ちゃんにだけは、負けないから……!)

――


羽黒「………」

羽黒(勉強している時は、頭の片隅にいつも……『阿武隈ちゃんが提督君を独り占めしてる』という嫉妬が芽生えていた)

羽黒(その気持ちもバネにして、私はとにかく自分を磨き続けた……と言っても、努力したのは勉強だけじゃない)

羽黒(スタイルだって、阿武隈ちゃんみたいにぺったんこのままだったら嫌だから……お風呂に入る時、毎日豊胸マッサージを続けた)

羽黒(そのお陰か、それとも偶然かは分からないけど……15歳の誕生日を迎えた頃には、同級生の中でも胸が大きくなってたっけ……///)

羽黒(高校は県内トップの進学校に合格して、そこでも油断せずに勉強を続けて……大学も無事、偏差値が凄く高い2周目大学に合格することが出来た)

羽黒(そして、1年前……ずっと努力し続けた私に、最高のご褒美……ずっと会いたかった、彼と……!)


――1年前・電車


ゴトンゴトン…

羽黒(18)『………』

羽黒(今日は大学の入学式……提督君と離れ離れになって、もう10年近くが経つんだよね……)

羽黒(これまで、ずっと努力してきたけど……いつになったら、提督君と……)

羽黒『……っ』フルフル

羽黒(いけない……弱気になっちゃダメ。あの時より、私は……少し、ううん、ちょっとは……魅力的になったはず……!)

羽黒(いつか、提督君と出会える時が来るまで……頑張らなくちゃ……!)

羽黒(でないと、提督君に幻滅されちゃう……それだけは、嫌……!)

プシューッ…

羽黒『あっ、着いたみたい……早く、降りないと……えっ?』

阿武隈(18)『いよいよ私達も大学生かぁ……受験勉強、本当にキツかったよ……』

提督(18)『だけど、無事に2人共合格出来たじゃないか。それは紛れも無く阿武隈の努力の成果だよ』

阿武隈『ううん、提督が隣で勉強を教えてくれたお陰!ありがとう、提督!』

羽黒『……提督、君?』

提督『ん?えっと、貴女は……もしかして、羽黒……なのか……!?』

阿武隈『……え゛っ、羽黒ちゃん……嘘……!?』

羽黒『……は、はいっ!えっと、あのっ、ひ、久しぶり……です……!///』ドキドキ

羽黒(えっ、えええええっ!?まさか、こんなタイミングで……提督君と、再会出来るなんて……!?///)ドキドキ

羽黒(しかも、提督君……あの時よりも、ずっとカッコ良くなって……ど、どどっ、どうしよう!?直視出来ないよ……!///)ドキドキ

提督『……///』

提督(羽黒……お前、いつの間に……そんな、綺麗になって……///)

羽黒(……でも)チラッ

阿武隈(そ、そんな!どうして……折角提督と2人きりのキャンパスライフを楽しめると思ったのに……!それに、どうしてあんなに胸が大きくなってるの……!?)

羽黒(……スタイルは私の勝ち、みたいです)


――


羽黒「………」ギュッ

羽黒(それから私は、ずっと提督君と一緒に……講義を受けたり、ゼミに入ったりして……)

羽黒(ただ、阿武隈ちゃんが昔のように妨害してくるのが少し厄介だけど……それでも、ずっと会いたかった提督君の傍にいられるだけで……♪)

羽黒(同時に、実感したんだよね……私は、ずっと……提督君と会えなかった分、胸に宿っていた想いが……より一層、強くなったことを……)

羽黒(だけど、まだ……久しぶりに会えた気恥ずかしさと、昔からの引っ込み思案が治っていないせいで……提督君に、告白出来ずにいる……)

羽黒(後、もう少し……私に、勇気があれば……もうちょっとだけ、この気持ちに……火が付けば……!)

~ 8月3週 ~

――ゼミ室


加賀「……///」ジー

提督「……アンケートの集計結果はこれで良いな」

モブC「次は結果から分かることを分析していかないとな……」

モブD「羽黒さん、このデータの整理を頼む」

羽黒「はい、分かりました。阿武隈ちゃん、そっちはどうですか?」

阿武隈「えっと、何とか完成……」

阿武隈(……理系はともかく、文系の大学生って、もっと遊んでるイメージなんだけど)

加賀「……///」ドキドキ

加賀(夏休みでも、こうしてゼミ生が集まって自主的に研究を進める……これこそ、大学生の正しき姿ね……///)

加賀(特に提督は、こんな暑い状況でも……私のゼミの為に、わざわざ電車に乗って来てくれるなんて……///)

加賀(それでいて、誰よりも熱心に取り組んで……///)

加賀「……///」ジー

提督「……教授?どうかしましたか?」

加賀「えっ!?な、何かしら!?///」

阿武隈「あの、声が裏返ってますよ?」

提督「いえ、ずっとこちらを見ていたようなので、何か連絡があるのかと思いまして」

加賀「い、いえ、真面目に研究していたから感心して……///」

羽黒「……?」

羽黒(何だか、教授の様子がおかしいような……ま、まさか、提督君に……いえ、教授に限って、そんな……)

加賀「……///」

加賀(う、うっかりしていたわ……流石に、この状況で彼を見つめるのは怪しまれて当然よね……気をつけないと……///)


↓1羽黒のコンマ   好感度:33/50
↓2加賀のコンマ   好感度:40.5/50<リーチ!>
↓3阿武隈のコンマ  好感度:24.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:30/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

矢矧は何をしている?もしくは提督と矢矧は何をしている?

↓2~↓4で反転コンマが最大の安価を採用

※現在は夏休みですので、大学関係以外のシチュエーションでお願いします。
※矢矧は提督と違う学部・ゼミなので、ゼミ以外のシチュエーションでお願いします。
※R-18系の内容でもOKですが、あまりにアブノーマルな内容だった場合はアレンジ・安価下にさせていただくかもしれません。
※提督と矢矧は阿武隈と羽黒に自分達の関係を隠している為、この2人が絡まない内容のシチュエーションでお願いします。

――矢矧家


矢矧「はぁはぁ……///」つ体温計 スッ

矢矧(38.2度……流石に半日で熱は下がらないわよね……全く、こんな時期に風邪をひくなんて……)

矢矧(でも、冷静に考えてみれば当たり前かも……あれだけエアコンをガンガンに効かせた部屋で、提督と裸で肌を重ね合っていれば……)

矢矧「……ゴホッ///」

矢矧(頼れる人がいないから、咄嗟に提督にメールを送ったけど……来て、くれるかな……)

矢矧(……何を期待してるのよ、私。自分で言ったんでしょ……私と提督はセフレで、それ以上でもそれ以下でもないって)

矢矧(それなのに、彼を頼るだなんて……彼からすれば、いい迷惑かもしれないのに……)

コンコンコン

矢矧「……!///」

『2周目提督だ。矢矧、大丈夫か?』

矢矧(……来て、くれた……私の為に……!)

矢矧「……今、開けるわ///」フラフラ

ガチャッ…

提督(E:マスク)「邪魔するぞ。よし、エアコンは寒過ぎない程度には効かせてるな」

矢矧「……///」

提督「食欲はどうだ?俺にメールを送ってから、何か飲んだり食べたりしたか?」

矢矧「……///」フルフル

提督「分かった。なら、せめてこれだけは飲んでおいた方が良い」スッ

矢矧「スポーツ、ドリンク……///」

提督「いくら涼しい室内とはいえ、この時期は熱中症や脱水症状になりやすい。特に風邪で汗が出るからこそ、水分補給は必須だ」

提督(実際、知り合いから聞いた話だと、彼女が熱中症になって倒れてしまい、救急車を呼ぶ事態になったらしいからな……)

矢矧「あり、がとう……ケホッ……んっ、ゴクッ……///」

矢矧(あぁ、ひんやりして美味しい……)

提督「……少し待ってろ、今からお粥を作る。材料はさっき買って来ておいた。玉子はどうする?入れた方が良いか?」

矢矧「……無しで良いわ」

提督「分かった。台所と調味料、食器を借りる」

矢矧「……ねぇ、どうして……来てくれたの……?///」

提督「ん?どういう意味だ?」

矢矧「だって……私と貴方は、ただのセフレでしょ……?///」

提督「……!」

矢矧「だから……私が困っていても、助ける義理なんて……コホッ……///」

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:「……日頃の恩返しだよ」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:「……助けを求められて、それを無視出来るほど……俺はドライにはなれない」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:「……確かにそうかもしれない。けどな……」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

41→14:お礼したいからお礼している 2×1.0=2 2+30=32/50


提督「……日頃の恩返しだよ」

矢矧「……え?///」

提督「矢矧にはいつも、俺の性欲を発散させてもらっている……こういう時くらい、そのお礼をさせてほしい」

矢矧「お礼って……それを言ったら、私だって……ゴホッゴホッ!///」

提督「無理するな。今は安静にしてろ」

矢矧「……うん///」

提督「矢矧はこう言いたいんだろ?『私だって自分の性欲を発散してもらってる』つガスコンロ カチッ ボゥッ…

矢矧「……///」コクリ

提督「傍から見れば、確かにそうかもしれない……実際、俺もお互いの性欲を発散し合っているという事実を否定するつもりはない」グツグツ…

矢矧「……///」

提督「だが、そうだとしても……俺が日頃から、矢矧に性欲を発散してもらっているという事実も変わらない」グツグツ…

提督「それは矢矧が俺の身体で満足しているかどうかは関係ない。俺個人が勝手にそう考えているだけだ」つ塩 パッパッ

矢矧「……!///」

提督「だから、そうだな……俺が勝手に恩を感じ、俺が勝手にその恩返しをしているだけだ。矢矧が気に病む必要は無い」グツグツ…

矢矧「……///」

矢矧(提督……)

提督「……出来た。上半身だけでも起き上がれそうか?」

矢矧「……何とか///」

提督「分かった。そこの机に置くから、自分のペースでゆっくり食べてくれ」つお粥 コトッ

矢矧「……ありがとう///」

提督「気にしなくて良い。むしろお節介と思われなくて良かったよ。メールを貰ったとはいえ、どこまですれば良いかは俺の感覚だけで決めたからな」

矢矧「……いただきます。はむっ……///」

矢矧(……美味しい。1人暮らしって、こういう時は心細いけど……誰か1人でも頼れる知り合いがいると、こんなに……安心するものなのね……)

提督「………」

提督("身体だけの関係"だからといって、お前の身体だけを見ている訳じゃない……何て、俺が言ったところで説得力など……あるはずがない、か)

~ 8月4週 ~


提督「………」つスマホ スッスッ

――

提督『体調はどうだ?』

矢矧『お陰様で完治したわ。ありがとう』

提督『なら良かった。だが、まだ病み上がりなんだ。無理はするなよ?』

矢矧『分かってるわ。それと、相談なんだけど……』

提督『何だ?』

矢矧『……週末のアルバイトの日、ダメかしら』

提督『……分かった。でも、本当に大丈夫か?』

矢矧『えぇ。むしろ、しばらく寝込んでいた分……溜まっちゃって』

提督『……そうか』

――

提督「………」つスマホ

提督(……治ったそばからこれか。確かに俺も、全く溜まっていないと言えば嘘になるが……)

阿武隈「誰かとLINEでもしてるの?」ヒョコッ

提督「っ!?あ、阿武隈……いつからそこに……」

阿武隈「いや、たった今来たばかりだけど」

提督「……そうか。いや、風邪をひいた奴がいてな。体調を聞いていたところだ」

阿武隈「えっ!?この時期に風邪……ただでさえ暑いから、凄く辛そう……」

提督「………」

提督(……嘘は行っていない。だが、今の誤魔化し方は羽黒には通用しないだろうな……)


↓1羽黒のコンマ   好感度:33/50
↓2加賀のコンマ   好感度:40.5/50<リーチ!>
↓3阿武隈のコンマ  好感度:24.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:32/50

反転コンマが最大の艦娘と交流します

矢矧は何をしている?もしくは提督と矢矧は何をしている?

↓2~↓4で反転コンマが最大の安価を採用

※現在は夏休みですので、大学関係以外のシチュエーションでお願いします。
※矢矧は提督と違う学部・ゼミなので、ゼミ以外のシチュエーションでお願いします。
※R-18系の内容でもOKですが、あまりにアブノーマルな内容だった場合はアレンジ・安価下にさせていただくかもしれません。
※提督と矢矧は阿武隈と羽黒に自分達の関係を隠している為、この2人が絡まない内容のシチュエーションでお願いします。

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
引き続き本日夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~22:30頃開始予定です。

始めます。長くなってしまいましたので、2回に分けて投下します。

――プール施設


ワイワイ ガヤガヤ

提督(水着)「………」

提督(まさか、もう1度ここに来ることになるとはな……)

矢矧(水着)「………」

矢矧(ゼミの教授から貰った割引券……きっと教授は『同じゼミ仲間と行ったらどう?』という意図を持って渡してくれたんだと思うけど……)

矢矧(私は、迷わず提督を誘った。誘ってしまった……自分でセフレと言っておきながら……)

矢矧「……ごめんなさい。急に連絡して……迷惑だった?」

提督「いや、大丈夫だ。幸い、今日は何も予定が無かったからな」

提督(阿武隈と羽黒には『アルバイト先の友人と出かけてくる』と言っておいた。嘘はついていない)

矢矧「良かった……」

矢矧(……罪悪感はあるけれど、後悔はしていない。彼と過ごす時間は、私にとって……意味がある、から……)

提督「……っ///」ドキッ

提督(それにしても、羽黒よりも大胆な水着だな……増して相手が矢矧だから、どうしても意識してしまう……///)

矢矧「……えっと、この水着……どうかしら?高校生の時に買った水着だから、やっぱりサイズが合ってなかったり……」

提督「……凄く、良いと思う。ただ、目のやり場に少し困るけどな……///」

矢矧「……あ、ありがとう///」

矢矧(褒めてもらえたのは嬉しいけど、目のやり場に困る、か……やっぱり、新しく買った方が良かったかしら……///)

矢矧(提督はともかく、他の人にいやらしい目で見られるのは……ちょっと、恥ずかしいかも……///)

矢矧「……っ///」ムラッ

矢矧(い、いけない……変なことを考えていたら、また……///)

提督「……ま、まずはどのアトラクションにするんだ?///」

矢矧「……流れるプールで///」

提督「本当に、何もしなくても勝手に流れていくな……」

矢矧「……///」モジモジ

矢矧(どうしよう……落ち着かないといけないのに、どんどん……///)

提督「これはこれで中々楽しいな……矢矧?」

矢矧「……ごめんなさい、提督///」スッ…

提督「……っ!?///」

提督(こ、股間を弄られて……お前、まさかこの状況で……!///)

矢矧(わ、私の水着をズラして……んっ///)

ずぷぅっ……!

矢矧「んぅっ///」

提督「うっ……や、矢矧!場所を考えろ……!周りには一般客がいるんだぞ!?///」ヒソヒソ

矢矧「分かってる、けど……どうしても、抑えが効かなくて……っ!///」

どちゅっどちゅっ!ぐちゅっぐちゅっ!

矢矧「んはぁっ!み、水の中だと、いつもと違う感覚が……!///」

提督「うっく……!お、落ち着け……!やめ、ろ……!///」

矢矧「そうは言うけど、貴方のココ……大きくなってるわよ?///」

ぐりっぐりっ!ごりゅごりゅっ!

矢矧「んんぅっ!や、やっぱり、これ好き……!入口にゴリゴリ押し付けられるの……っ!///」

提督「……っ///」

提督(矢矧の水着姿を見ていれば、多かれ少なかれ……興奮してしまうに、決まっているじゃないか……だからって、こんな場所でするのは……!///)

提督「矢は、ぎ……!本当に、ダメだ……!客の中には、水中メガネを付けて潜っている人も……!///」

ずぷっずぷっずぷっ!ぱちゅっぱちゅっ!

矢矧「だけ、どぉっ……!我慢、出来なくてぇ……っ!あぁっ、き、気持ち良い……んぁっ///」

提督「くぅっ……!///」

提督(冷たい水の感触と、矢矧のヌルヌルと生温かい膣内の感触が混ざり合って……ダメだ、この快感には……逆らえない……!///)

提督(いや、ここはプールなんだ……前後左右に子供からお年寄りまで色々な客がいる!こんな状況で俺達が行為をしていることがバレれば……!///)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、ギリギリの所で理性を発揮し、矢矧を連れて男女共用トイレへ駆け込む
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:矢矧が先にイく
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:そのまま膣内出ししてしまう
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

08→80:しゃ、射精してないからセーフ(震え声) 7×1.5=10.5 10.5+32=42.5/50<リーチ!>


ぐっちゅぐっちゅ!ぱちゅっぱちゅっ!

矢矧「あっあっあっ……!///」

提督「うぅっ……くふっ……!///」

提督(も、もうダメだ……!これ以上、耐えられ……!///)

じゅぷっじゅぷっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

矢矧「あっ、くぅっ……んんぅーーーーーーーーッ!!///」ガクガク

提督「……!」

矢矧「はぁっ……はぁっ……///」ヘナヘナ

提督「や、矢矧……?」

矢矧「……い、イっちゃった///」

提督「……そ、そうか」

提督(良かった……万が一、ここでお互い絶頂していたらと思うと……)ゾクッ

矢矧「……///」ギュッ

提督「……頼むから、こういう場で急にことに及ぼうとするのはやめてくれ。バレれば社会的に死ぬんだぞ?」

矢矧「……ごめんなさい。だけど、それほどに……貴方を欲していたの……///」

提督「……っ///」ドキッ

提督(そ、その言い方は卑怯だ……いや、俺の身体を指していることは分かっているが、それでも……///)

矢矧「……///」

矢矧(……これ以上、自分を誤魔化すのは無理だわ。私……本当に、最低ね……)

矢矧(元々、自分から"身体だけの関係"……"セフレ"だと言い出しておいて……)

矢矧「……っ///」

矢矧(身体だけでなく、心まで繋がりたい……今の関係から抜け出して、その先へ進みたいと思ってしまっているなんて……)

提督「……矢矧?」

矢矧「……もう少しだけ、こうさせて///」ギュッ

提督「あ、あぁ……」

提督(水着越しに、矢矧の胸が……///)

矢矧「……///」

矢矧(あぁ、やっぱりそうだわ……私は、こうして貴方と身体を重ねている間に……心まで、奪われちゃって……)

矢矧(……もう、貴方無しの生活は考えられない。身体の繋がりだけじゃない……身も心も、貴方と共にありたい……)

矢矧「……っ」

矢矧(だけど、私がそんな感情を抱く資格はない……当然よ。あの日、あんなことをしでかした人間が……)

矢矧(そんな気持ちを、あろうことか……被害者とも言える、提督に抱いてしまうことなんて……許されるはずがない……!)

矢矧「………」ギュウッ

矢矧(だから、せめて……セフレとして、肌を重ねている時だけは……貴方を感じさせて……)

矢矧(これ以上の、贅沢は言わないから……これ以上を、望むことはしないから……)

矢矧(せめて、今だけは……貴方のことを、心と身体で感じさせて……!)

矢矧「………」ギュウッ

提督「………」

提督(……抜いて良い、よな?流石にこの状態でプールサイドに上がってしまえば、俺も矢矧も……人生が終わってしまう……)

~ 9月1週 ~

――カラオケ店


提督「ありがとうございました!」

矢矧「ま、またのお越しをお待ちしています……」

提督「……大丈夫か?」

矢矧「えっ、な、何が……?」

提督「さっきから接客態度が少し硬いぞ?まるでアルバイト初日のような……」

矢矧「……大丈夫。何でもないから」

提督「……そうか。なら、深くは聞かない」

矢矧「……ありがとう」

提督(俺には言いづらい事情があるかもしれないからな……こういう時は、あまり詮索するのはやめておいた方が良い)

矢矧「……///」

矢矧(言えるはず、無いでしょう……?性欲とは別に、貴方のことを意識してしまっているだなんて……///)

矢矧(今までは、貴方の身体のことを思い出してムラムラすることが多かったけれど……いや、今はそうじゃないと言えば嘘になるけれど……///)

矢矧(それ以上に、貴方と深い仲になりたい……快楽を抜きにしても、貴方と親密になりたい……そんなことばかり、考えちゃって……///)

提督「………」

矢矧「……///」

提督(いや、それとも単に性欲を持て余しているだけか?矢矧のことだから、それが1番あり得るな……)

矢矧「……っ///」ドキドキ

矢矧(今まで、身体を重ねることへの罪悪感に悩んだことはあったけど……まさか、恋という感情に悩まされることになるなんて……!///)ドキドキ


↓1羽黒のコンマ   好感度:33/50
↓2加賀のコンマ   好感度:40.5/50<リーチ!>
↓3阿武隈のコンマ  好感度:24.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:42.5/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘と交流します

羽黒は何をしている?もしくは提督と羽黒は何をしている?

↓2~↓4で反転コンマが最大の安価を採用

※現在は夏休みですので、大学関係以外(ただしゼミに関する内容はOKです)のシチュエーションでお願いします。

――夏祭り会場


提督「………」

提督(ここの夏祭りも息が長いな……俺が幼かった頃から、毎年必ず開かれている……)

提督(この季節になると、必ず阿武隈からこの祭りに行かないかと誘われたからこそ……この祭りの長さを実感出来る)

提督(……もっとも、今年は阿武隈は欠席だが。アイスの食べ過ぎで腹を壊すとは……その代わり……)チラッ

羽黒(浴衣)「て、提督君……!」パタパタ

提督「急がなくて良い。転ぶとまずいから、ゆっくりな?」

提督(羽黒が参加することになったんだよな。いや、3人で回るはずが阿武隈欠席で2人という状況になっただけか)

羽黒「す、すみません……着替えるのに時間がかかっちゃいました……」

提督「……綺麗だ」

羽黒「え……?」

提督「浴衣、似合ってるぞ。羽黒……改めて見ても、綺麗になったな」

羽黒「て、提督君……///」

羽黒(えへへ……♪お母さんに手伝ってもらって、浴衣を着てきた甲斐がありました……♪///)

羽黒(それ以上に、阿武隈ちゃんが欠席したお陰で……提督君と、2人きりでお祭りを回れるなんて……♪///)

羽黒「……そういえば、提督君はいつもの私服なんですね」

提督「あぁ。浴衣は持ち合わせがなくてな」

提督(子供時代の浴衣なら残っているが、当然ながらサイズが合うはずもない)

羽黒「あっ、いえ!他意はないんです!ちょっと気になっただけで……」アセアセ

提督「そんなことより、まずはどこから回るんだ?俺はどこでも良いぞ?」

羽黒「は、はい!えっと、じゃあ……」

――30分後・金魚すくい


羽黒(顔の横にお面)「……えいっ!」パシャッ

おじさん「残念!網が破れちまったな!」

羽黒「あぅ……」

提督「……気にするな。俺も0匹だったからな」

羽黒「は、はい……」

提督「………」

提督(少し落ち込んでしまったか……焼きそばやりんご飴も食べ切ってしまった。他に羽黒を喜ばせることが出来る催しは……)

おっちゃん「射的だよ~!やってかないか~!」

提督「……そういえば、まだ射的はやってなかったな」

羽黒「あっ……確かに……!」

おっちゃん「おっ、そこのお嬢ちゃん達!やってくか?」

提督「はい」

羽黒「は、はいっ!」

おっちゃん「よっしゃ!ならこの輪ゴム銃で景品を狙うんだ!後ろに落っことせたらプレゼントするぜ!」

提督「……よし」つ輪ゴム銃 スッ

羽黒(さっきは1匹も金魚をすくえなかったから……せめて、射的くらいは……!)つ輪ゴム銃

提督「………」

提督(輪ゴムは3発。景品の位置は……あれは無理か。だったら……よし、あれならいけそうだ)

羽黒(どれを狙おうかな……?あまり大きな景品はきっと落ちないだろうから、出来るだけ小さい景品を……)


好感度上昇率判定:射的の結果は?

01~09:2人共失敗
10~49:羽黒のみ成功
上の範囲内なら好感度上昇:小 ×1.0

50~98:提督のみ成功
好感度上昇:中 ×1.5

ゾロ目:2人共大成功!
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

62→26:どんまい提督 8×1.0=8 8+33=41/50<リーチ!>

――広場


提督「………」

羽黒「……そんなに落ち込まないで下さい、ね?」

提督「いや、そういう訳ではないんだが……まさか、1つも取れないとはな……」

羽黒「それを落ち込んでるって言うんですよ」クスッ

提督「……そう、だな。変な意地を張っても無駄か……」

提督(後少しで落ちそうだったんだが……くっ、まさか夏祭りの催しでこんな悔しい思いをするとは……!)

提督(羽黒がぬいぐるみを落としただけに、俺だけが失敗した……そのせいで、一層やるせなさが……いや、羽黒が成功したことはもちろん褒め称えたが)

羽黒「………」

羽黒(阿武隈ちゃんは、ずっと……今の私のように、提督君を独り占めして……)

羽黒(私が努力を続けてきた裏で、阿武隈ちゃんは……提督君の隣で、良い思いをし続けて……)

羽黒「………」

羽黒(……今なら、提督君に告白出来る気がする。だって、いつもなら恥ずかしいと感じるはずなのに……)

羽黒(私、凄く落ち着いて……ううん。きっと、落ち着いてるんじゃなくて……"怒ってる"んだ……!)

羽黒(恥ずかしさよりも、怒りが勝つほどに……私は、阿武隈ちゃんに対して……"嫉妬"、してるんだ……!)

羽黒(自分ばっかり提督君を独占して……自分ばっかり、提督君と親しくなって……!)

羽黒(だったら、私だって……!提督君のことが……!ずっと離れていた分、心に募らせた想いは……!)

羽黒「……っ!」グッ…!

提督「……羽黒?」

羽黒「て、提督君!」ズイッ

提督「な、何だ?どうした?」

羽黒「わ、私……っ!///」

ヒュルルルル… パァーーーーーーンッ!

羽黒「っ!?」ビクッ

提督「うっ……!あぁ、ようやく始まったか」

羽黒「あっ……」

羽黒(花火……うぅ、折角勇気が出たところだったのに……)

提督「……いつ見ても綺麗だ。毎年の恒例行事だが……最後の締めを飾るだけあって、何度見ても飽きない」

羽黒「………」

ヒュルルルル… パァーーーーーーンッ!

提督「……そういえば、今、何かを言いかけていなかったか?」

羽黒「………」フルフル

提督「……?」

羽黒「いえ……何でも、ありません」

提督「……そうか」

羽黒「……♪」スッ…

提督「……!」

提督(羽黒が、よりかかってきて……)

羽黒「………」

羽黒(ま、また恥ずかしさが上回っちゃったけど……次は、大丈夫……!)

羽黒(だって、さっきメラメラと湧いた嫉妬は……私の心に、強く残ってるから……!)

羽黒(阿武隈ちゃん……貴女が勇気を出さないなら、私が……提督君を、貰っていきますよ……?)

羽黒(もちろん、提督君が受け入れてくれればの話ですけど……ここで立ち止まっていたら、いつまで経っても……)

ヒュルルルル… パァーーーーーーンッ!

羽黒「……先へは、進めませんよ?」ボソッ…

~ 9月2週 ~

――2周目提督家


阿武隈「あ~あ、今週で夏休みも終わりかぁ……」ゴロゴロ

提督「………」

阿武隈「提督~、秋学期の講義はどうするの~?出来れば難しい講義は避けて欲しいな~……なんて」ゴロゴロ

提督「………」

阿武隈「……提督?」

提督「……ん?あぁ、どうした?」

阿武隈「もしかして、何か悩みでもあるの?さっきから考え事してるみたいだったけど」

提督「いや、大したことじゃない。ただ、少し気になることがな……」

阿武隈「気になること?」

提督「近頃、よく視線を感じることがある。無論、俺の気のせいや自意識過剰という可能性もあるが」

阿武隈「視線……ハッ!?」

阿武隈(まさか、講義中に私が提督をチラチラ見たり眺めてることがバレちゃった!?)

阿武隈(どうしよ~!?きっと提督のことだから『講義に集中しろ。でないと留年するぞ』って叱るつもりだよね!?)

提督「………」

提督(特に講義中やゼミ、アルバイト中に感じることが多い。とはいえ、時間と場所がバラバラだな……やはり俺の気のせいか……?)

阿武隈「え、えっとね!?その、講義がつまらないとかじゃないよ!?いや中には微妙な講義もあるけど、でもでもっ!その……」アセアセ

提督「……?」

提督(阿武隈は一体何を慌てているんだ……?)


↓1羽黒のコンマ   好感度:41/50<リーチ!>
↓2加賀のコンマ   好感度:40.5/50<リーチ!>
↓3阿武隈のコンマ  好感度:24.5/50
↓4矢矧のコンマ   好感度:42.5/50<リーチ!>

反転コンマが最大の艦娘と交流します

00って0扱い?
100扱い?

>>979
00はMAX100です。詳しくは>>38をご参照下さい。

矢矧は何をしている?もしくは提督と矢矧は何をしている?

↓2~↓4で反転コンマが最大の安価を採用

※現在は夏休みですので、大学関係以外のシチュエーションでお願いします。
※矢矧は提督と違う学部・ゼミなので、ゼミ以外のシチュエーションでお願いします。
※R-18系の内容でもOKですが、あまりにアブノーマルな内容だった場合はアレンジ・安価下にさせていただくかもしれません。
※提督と矢矧は阿武隈と羽黒に自分達の関係を隠している為、この2人が絡まない内容のシチュエーションでお願いします。

すみません、先に次スレを立ててきます。

立ててきました!

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」U-511「その2……!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」U-511「その2……!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1584112236/)

こちらのスレは矢矧の好感度上昇率判定と好感度上昇数値判定を行うまで使用します。
それ以降は次スレで進行します。

――美術館前


提督「……確か、ここだよな?」

提督(この前のプールといい、矢矧は最近……行為目的ではなく、普通の目的で俺を誘うことが増えてきたな)

提督(いや、プールは結局あんなことになってしまったが……いくら何でも美術館で盛ったりしないよな……?)

矢矧「提督、お待たせ……!」タッタッタ…

提督「いや、俺も今来たばかりだ」

提督(お互いに待ち合わせ時間15分前に到着……考えることは同じか)

矢矧「……///」

矢矧(到着時間が同じ……偶然なんだろうけど、ちょっと嬉しい……///)

提督「……矢矧?」

矢矧「え?あっ、そ、そう。待たせてないなら良かったわ……それじゃ、中へ入りましょう?///」ギュッ

提督「……!」

矢矧「どうしたの?」

提督「い、いや、そうだな……///」

提督(……いつもながら大きいな///)

矢矧「ふふっ……♪///」

矢矧(提督、やっぱり意識してる……いつもなら私もつい興奮しちゃうところだけど、今日は本当に……普通のデートのつもりだから……♪///)


――館内


提督「ふむ……」

矢矧「へぇ~。これが有名画家○○が描いた絵かぁ……味があるわね……」

提督「そうだな……」

提督(……今日の矢矧は本当に普段通りだな)

矢矧「あっちの彫刻はどう思う?」

提督「あれか?そうだな……一見、乱雑な彫り方に思えるが、よく見ると……細部まで彫られている」

矢矧「えぇ、じっくり眺めないと分からないわ。よく出来てるわよね……」

提督「……同感だ」

矢矧「……♪///」ギュッ

矢矧(こうしていると、本当にカップルみたい……♪私には、それを望む資格はないけど……でも、せめてこれくらいは……良いわよね?///)

提督「………」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、特に疑問を抱くことなく矢矧と美術品を楽しむ
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督、少し違和感を覚えながらも矢矧と美術品を楽しむ
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、いつもと違う様子の矢矧に気がつく
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

残りは埋めていただけると幸いです。

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