【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」加賀「その5ね」【安価・コンマ】 (1000)

提督と艦娘達が学校生活を送る何番煎じか分からないスレです。
艦娘の設定は安価で決める為、原作設定と著しく異なる場合があります。その為、キャラ崩壊注意です。

前スレ

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」【コンマ・安価】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1582710453/)

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」U-511「その2……!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」U-511「その2……!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
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【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」矢矧「その3!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」矢矧「その3!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1585922203/)

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」羽黒「その4です!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」羽黒「その4です!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1588416054/)


★1周目:高校生編
雷:友人の妹
神通:学校のクラスメイト
五月雨:未来から来た娘
U-511:最近海外から近所に引っ越して来た子

U-511END

★2周目:大学生編
羽黒:幼少時に引っ越してその後大学で再会した元幼馴染
加賀:ゼミの教授
阿武隈:家が隣同士の幼馴染
矢矧:セフレ

矢矧・羽黒・加賀END

★3周目:教師編
衣笠:同僚
伊168:性奴隷
山城:弱みを握った調教相手で高校3年生
伊13:学生時代の恩師の娘(双子の姉の方)

衣笠END

★4周目:高校生編
時津風:飼ってた犬が変化した
舞風:ダンス部の後輩
潮:近所に越してきた新婚の幼妻
漣:性処理メイド(借金のカタで売られて強制されて嫌々やってる感じ)

舞風END

★5周目:大学生編
浜波:引きこもり中の妹
朝雲:家庭教師バイトの教え子で小学生
那珂:大学の同級生で風俗嬢(風俗で身体を売ってるのを提督に見つかっちゃう)
清霜:元気印の妹で、朝雲と同い年

那珂・清霜END

★6周目:教師編
霞:町の平和のために夜な夜な戦ってる魔法少女
如月:実は初心な見習いサキュバス
熊野:学校の理事長の娘&子供のときからの友人
瑞鶴:虐められてクラスの肉便器に(教師である提督も使用してる)

※システムについて
★読むのが面倒な人は『提督orヒロインの行動を安価で指定し、コンマ判定でヒロインの好感度を上げていく』と考えていただければ大丈夫です。

・期間が入れ替わる(例:4月1週→4月2週→4月3週……)ごとに反転コンマでどのヒロインと交流するかを決めます。最大値のヒロインと交流します。

・交流相手を決めた後は、提督とヒロインが何をしているかを安価で募集します。
 ただ、提督やヒロインの設定次第では、取っていただいた安価の内容を若干アレンジさせていただくか、進行形式を変更することがあるかもしれません。
 また、提督の行動を安価で決める際、そのヒロインからの評価が下がりかねない内容の場合も若干アレンジさせていただくか、安価下にさせていただく場合があります。

・好感度上昇率・好感度上昇判定も全て反転コンマを使用します。

・好感度がMAX50まで貯まった状態で、交流相手を決める際にそのヒロインが最大値になれば無事HAPPYENDです。


・好感度が40に到達した場合は『リーチ』状態となり、ヒロインが提督に対して恋愛感情を抱いている、あるいは恋愛感情をはっきり自覚した状態となります。
 進行そのものは通常時と変わりませんが、この状態で他のヒロインがENDを迎えてしまうと、そのヒロインは失恋してしまいます。

・ただし2番手以降のヒロインが好感度50に到達した場合、正妻による妨害判定が入ります。
 好感度上昇判定の次に妨害判定を行い、そこで妨害された場合は好感度が49で打ち止めとなります。

・2番手以降かつ好感度49で打ち止めとなったヒロインは、交流相手を決める際に最大値になった場合、すぐに妨害判定を行います。


・ヒロインを決める際の安価でR-18系の内容にしていただくことは大丈夫ですが、本編作中における提督やヒロインの行動については基本的にR-18系の内容は安価下とさせていただきます。
 理由としましてはエロ描写を毎回書くことになってしまった場合、更新スピードが非常に遅くなってしまう為です。申し訳ございません。
★その為、エロが関わらない設定のヒロインにつきましては、R-18系の内容は余程のことが無い限りは安価下と考えていただければ幸いです。
 
・ただしR-15程度の内容や、ヒロインの設定がエロと密接に関わっていた場合はその場限りではありません(例:セフレ)。しかし、その場合も描写はかなり簡略化させていただきます。

・R-18G系の内容は余程のことが無い限り全て安価下とさせていただきます。ただしこれもヒロインの設定次第では一時的に解禁する場合もあります。


※その他注意事項

・ヒロインの設定を決める際、基本的には何でもありです。ただし、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は再安価or多数決にさせていただく場合があります。

・提督とヒロインの行動を決める際の安価も、あまりにも飛躍し過ぎた内容の安価や、脈略が無さすぎる内容の安価は若干アレンジさせていただくか、安価下とさせていただきます。

・コンマ判定(反転含む)時、00もしくは0は最大値(10もしくは100)とします。

・交流相手を決める際のコンマや、好感度上昇判定時(上昇度小~大を決める部分)は反転コンマとします。
 好感度上昇コンマは一の位で判定します(例:18:00:00:93の場合、好感度の数値上昇は3が適用されます)。

・提督とヒロインが何をしているかの安価や、ヒロインを決める際の安価での連取りは基本的にNGです。交流相手を決める際や好感度上昇コンマ判定等、数字のみが関わる場合はOKです。

・高校生編→大学生編→教師編→高校生編……このサイクルを繰り返していきます。

・ヒロインから提督への呼称は、基本的に『提督』で統一させていただきます。


※小ネタ安価について

・本編終了後や本編開始前に小ネタ安価を取ることがあります。採用条件等は基本的に以下の通りですが、場合によってはこちらで追加条件を指定することがあります。

・あまりにも支離滅裂な内容は安価下とさせていただきます。また、小ネタの内容は『本編の設定を踏まえた世界観』が主軸となるようにしていただけると幸いです。
 パラレルワールドに分岐させるかどうかはこちらで判断させていただきます。その時に周回指定が無ければ、こちらで小ネタにあった周回を決めさせていただきます。

・同一ヒロインの似たような内容の小ネタor前回と同一周での連続エロ小ネタは、最低でも小ネタ5回分以上間隔を空けていただければ幸いです。
(例:前回『○○とお花見』→今回『○○とピクニック』、前回『□□とエッチ』→今回『□□と▽▽エッチ』等はNGとさせていただきます)

・似た内容の小ネタが範囲内に複数含まれていた場合、その中で1番先に書かれている小ネタの反転コンマのみ判定対象とし、残りは安価下とさせていただきます。

・エロ小ネタにつきましては、本編で1度でもヒロイン安価で選ばれたことがある艦娘でお願いします。ENDを迎えたか否かは問いません。

――帰り道


提督「………」スタスタ…

提督(夏休み中に残業する羽目になるとはな……2年担当でこれなら、生徒が受験生になる来年は……)

「あっ、ちょ、ちょっと……んぅっ!///」

提督「……ん?」

提督(何だ?路地裏から、聞き覚えのある声が……ま、まさか……!)ダッ

提督「霞ちゃんっ!」

インキュバス「ほ~ら、どうしたぁ~?」ウネウネ

霞「ひ、卑怯よっ!こ、拘束するなんて……ひぅっ!?///」

霞(あっ、か、体中にネトネトの触手が……気持ち悪い……!)

提督「………」

インキュバス「俺達の中には突然変異で身体能力が強化されていたり、こういう特殊能力を持つ奴がいることを知らなかったのか~?」ウネウネ

霞「うぎぃ……っ!?///」ギチギチ

霞(触手が、締め付けてぇ……っ!)

提督「………」

提督(えっ、何これ。AV?それとも薄い本の世界?)

インキュバス「ハッ!お前がもう少しナイスバデーだったら、迷わずこの触手と俺のチンコで犯しまくってやるところなんだがな!」ウネウネ

霞「んっ……あっ……!///」

霞(だ、ダメ……触手を通じて、魔力を吸い取られるぅ……)

インキュバス「とりあえずお前が動けなくなるまで魔力を吸い取って、後はトンズラだ!」ウネウネ

霞「んあっ、こ、このっ……いぁっ、はぅっ……!///」ギチギチ

提督「………」

提督(と、とりあえず俺はどうすれば良いんだ!?インキュバス相手だと、真正面から戦っても勝てないし……)


好感度上昇率判定:提督の行動は?

01~49:性欲に抗っている内に霞が倒れてしまい、インキュバスに逃げられてしまう
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:近くにあった消火器を使う
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:ボコられるのを覚悟の上でタックルする
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

77:捨て身のタックル! 6×2.0=12 6+12=18/50


提督「……っ!」ダッ

提督(いや、迷ってる場合じゃない!早く霞ちゃんを助けないと……!)

提督「うおおおおおっ!」ダダダッ

インキュバス「よし、そろそろ……あん?」クルッ

ドガァッ!

インキュバス「がふっ!?」バタッ

霞「うぁ……」シュルシュル… バタッ

提督「この……っ!」ググッ

インキュバス「いっつつ……何すんだテメェ!」バキッ!

提督「ぐふっ……!?」バタッ

霞「て、提督さん……!」

インキュバス「邪魔すんじゃねえよ!殺すぞ!?」ガスッ!

提督「がはっ……!?」

霞「……死ぬのはアンタよ!」バッ

インキュバス「なっ!?しまっ……」

霞「とっとと消えなさいッ!」カッ

インキュバス「うがあああああああああああああああッ!?」シュウウゥゥ…

霞「はぁはぁ……提督さん!」タタタッ

提督「っぐ……だ、大丈夫か……?」ヨロヨロ

霞「それはこっちの台詞よ!人間がインキュバスに勝てるはずないのに、どうしてそんな無茶を……!」

提督「だって……子供が襲われてるなら、助けるのが……教師、だろ……?」

霞「あっ……」

提督「ゴホッ……無事で、良かった……」

霞「……ごめんなさい。私が巻き込んだせいで……」

提督「いや、俺が勝手に……うぐっ、首を突っ込んだのが悪い……っく……!」ズキッ

霞「無理しないで!今、治癒魔法で怪我を治すから……!」ポウッ…

提督「………」

提督(凄い……殴られたり、蹴られて軋んでいた体が、どんどん楽になっていく……)

霞「………」

霞(馬鹿……勝手に油断して追い詰められた私なんかの為に、そこまでするなんて……一歩間違ったら、大怪我じゃ済まなかったかもしれないのに……)

~ 8月4週 ~

――霞家


霞「……本当に大丈夫?」

提督「あぁ、お陰様で完治した。ほら、傷跡なんて残ってないだろう?」

霞「………」

提督「……何度も言うけど、霞ちゃんが気にすることじゃない。俺が勝手にやったことだから」

霞「………」

提督「………」

提督(これ以上説得するのは、返って霞ちゃんを追い詰めることになりかねないか……)

提督「……話は変わるんだが、インキュバスにはあんな厄介な奴がいるのか?」

霞「……初めて知ったわ。突然変異なんて、聞いたこともない……」

提督「そうか、それであの時……」

霞「迂闊だったわ。先入観に囚われて、隙を見せるなんて……魔導士になる為には、相手がどんな手段を講じて来ても、それに対抗する方法を冷静に考え出さなきゃいけないのに……!」ギリッ

提督「……仮にあのインキュバスと戦っていたのが魔導士だったら、どんな戦法を取っていたんだ?」

霞「そうね……相手が触手を出して来た瞬間、すぐに防御壁魔法で身を守って……そこから別の魔法で触手を切り裂いた後、そのまま奴を消滅……かしら」

提督「防御壁魔法か……意外と堅実的な戦法だな」

霞「……むしろどんな戦法を取ると思ったのよ」

提督「いや、てっきり時間を止めたり時間を巻き戻してインキュバスの不意を突くもんかと」

霞「魔導士クラスでもそんなの不可能よ!ただ、大魔導士クラスになれば……出来なくはないけど」

提督「え、マジで?」

霞「実際、大魔導士は異世界に出向いて凶悪な魔王を討伐しているくらいだから……それくらいの魔法は使えないと、きっと歯が立たないわ」

提督「……そ、そうなのか」

提督(冗談半分で言ったのに、本当に時間を止める魔法や時を戻す魔法が存在していたなんて……流石に人間界の技術では勝てそうにないな……)










五月雨「へくちっ!」

1周目提督「大丈夫か?」

五月雨「う、ううん。ちょっと鼻がくすぐったくなっただけ」

1周目提督「それにしても、本当に人類がタイムマシンを開発することになるなんてなぁ……」

五月雨「タイムマシンだけじゃないよ?他にも色々と便利な物が……」


↓1霞のコンマ     好感度:18/50
↓2如月のコンマ    好感度:37/50
↓3熊野のコンマ    好感度:34.5/50
↓4瑞鶴のコンマ    好感度:40.5/50 <リーチ!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します

熊野は何をしている?もしくは提督と熊野は何をしている?

20:10以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:14の時点で3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※現在は夏休みの為、基本的には学校で軽く仕事をしているだけの状況か、休日を想定したシチュエーションでお願いします。
※ただし霞や如月、瑞鶴が登場する場合、2人が魔法少女及びサキュバスであることや、瑞鶴を強姦していることは隠した状態で交流します。

少し休憩します。21:30~22:30頃再開予定です。
先に連絡しておきます。今回の更新終了後、小ネタ安価を取る予定です。
ただしR-18やR-18G系の小ネタはNGとさせていただきます。R-15や殺傷沙汰等はOKです。

再開します。

――6周目提督家


如月「はむっ……あっ、美味しい……♪」

熊野「お代わりもありますわよ」ニコッ

如月「ありがとうございます……♪」モグモグ

提督「………」

提督(家に飯を作りに来てくれるのはありがたいんだが……何だろうな、この光景。まるで餌付けでもしてるみたいだ)

熊野「ほら、ムニエルもありますわ」コトッ

如月「わぁ……♪こっちも美味しそう……♪」モグモグ

提督「……熊野」

熊野「どうかなさいました?」

提督「いや、いつにも増して如月に飯を食わせてるなと思って……」

熊野「ふふっ♪この子、凄く美味しそうに食べてくれるんですもの♪」

如月「~♪」モグモグ

提督「………」

提督(それは多分、人間界の飯が珍しいからだと思うが……そんなこと言える訳無いしなぁ)

如月「あの、お代わりを貰っても良いですか?」

熊野「もちろんですわ!」

如月「……♪」

提督「………」

提督(如月ちゃんは如月ちゃんで、見てる方が腹減ってくるレベルで美味そうに食うし……)

熊野「どうぞ、召し上がれ!」コトッ

如月「ありがとうございます!はむっ……♪」

熊野「提督も早く食べないと覚めますわよ?」

提督「……あ、あぁ」

提督(いや、そもそもここ最近……熊野が俺の家に来たり、俺達を家に呼ぶ頻度が増えてる。去年はここまでじゃなかったはずだが……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、特に気にせず食べる
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:如月が質問する
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、思わず指摘する
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

01→10:最初は無自覚だったのが…… 9×1.0=9 9+34.5=43.5/50 <リーチ!>


提督「……いただきます」

提督(まぁ、変に考え込むことでもないな。素直に熊野の料理を味わうか……)

提督「あむっ……本当に、いつ食っても美味いな……」モグモグ

如月「これだけ美味しいなら、いくら食べても飽きないわね……♪」モグモグ

熊野「ふふっ……喜んでもらえて何よりですわ♪」ニコッ

提督「………」モグモグ

如月「~♪」モグモグ

熊野「……///」ギュッ

熊野(あぁ、やっぱり……そう、だったんですのね……自分でも、提督に料理を振舞う回数が増えたと思っていましたけど……///)

熊野(提督が心配だからだとか、家族のように仲が良いだとか……自分で言い訳をしていましたけど……///)

熊野「……///」ジー

提督「………」モグモグ

熊野(ずっと一緒にいたお陰で、中々気付けませんでしたわ。いつしか『Like』だった感情が……『Love』に変わって……///)

熊野(親愛だと思い込んでいた感情は……実は、恋愛感情だったなんて……///)

提督「……熊野?」

熊野「ふぇっ!?な、何ですの!?///」

提督「お前は食べないのか?さっきから俺達を眺めてるけど」

熊野「あ、は、はい。では私も……///」

熊野(ど、どうしましょう……1度自覚してしまうと、今まで仲良しだった分……自分の中でも、想いが膨れ上がっていくのが分かって……///)

熊野「………」

熊野(でも、提督は私のことを……どう考えているのかしら。私だけが舞い上がっていても、仮に提督が私のことを意識していなかったとしたら……)

熊野「……っ」ズキッ…

熊野(提督……うぅっ……)

如月「……?」モグモグ

如月(熊野さん、さっきまで嬉しそうだったのに、急に悲しそうな表情になっちゃった……どうしたのかしら?)

~ 9月1週 ~

――6周目高校までの道


熊野「……///」スタスタ…

熊野(こ、これから提督とどう接していけば……///)

熊野「……あっ///」

提督「………」スタスタ…

提督(とうとうこの日が来たか……結局、夏休み中は瑞鶴と会うことは無かったが……)

熊野「……て、提督っ///」

提督「……ん?あぁ、熊野か。おはよう」

熊野「おっ、おはようございます……///」

提督「今日から新学期だな。また忙しくなりそうだ……」スタスタ…

熊野「え、えぇ、そうですわね……///」

熊野(うぅ、提督の顔を直視出来ませんわ……数日前までは普通に会話出来ましたのに……///)

提督「……熊野?」

熊野「とぉぉ↑おう↓!?///」ビクッ

提督(相変わらず変な叫び声だな……いやそんなことより)

提督「さっきからどうしたんだよ。俺と目を合わせてないけど」

熊野「そ、そうでしょうか?///」

提督「まさか、俺の顔に何か付いてるのか?鳥の糞とか」

熊野「い、いえ、そういう訳では……実は昨夜、少し首を寝違えてしまいまして……///」

提督「そ、そうか……あまり無理するなよ?」

熊野「はい……///」

熊野(我ながら酷い言い訳でしたが、とりあえず信じてもらえたようで何よりですわ……///)

提督「………」

提督(絶対に何かあったな。昔から熊野は嘘をつくのが下手だし……まぁ、無理に聞き出すのも良くないか。俺だって、話せないことは山ほどあるから……)


↓1霞のコンマ     好感度:18/50
↓2如月のコンマ    好感度:37/50
↓3熊野のコンマ    好感度:43.5/50 <リーチ!>
↓4瑞鶴のコンマ    好感度:40.5/50 <リーチ!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します

霞は何をしている?もしくは提督と霞は何をしている?

22:52以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:56の時点で3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※提督と霞は平日は別行動していることが大半の為、基本的には休日に交流する形となります。
※また、他のヒロインについては提督と霞の関係や霞の正体を知っている如月のみ交流可能です。
※普通の交流はもちろん、魔法が関わる交流でもOKですが、プロットと矛盾しそうな場合は少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。

――霞家


提督「霞ちゃんから呼び出すなんて珍しいな。何かあったのか?」

霞「いや、そうじゃなくて……これ」スッ…

提督「……犯し?」

霞「えぇ。この前、襲われてた私を助けてくれたでしょ?そのお礼」

提督「……いや、だから気にしなくて良い。俺が勝手に……」

霞「ダメよ、私の気が済まないもの。最初に助けてもらったことは、熊野さんを助けたことで貸し借り0だけど……」

霞「この前のことは、私から貴方に何もお返しが出来ていないわ」

提督「貸し借りって……」

霞「お願い、受け取って」

提督「………」

提督(これ以上断るのも失礼、か……)

提督「……分かった。それなら、ありがたく受け取っておく」

霞「……助かるわ。ただ、魔界から取り寄せて貰ったお菓子だから……口に合うかは分からないけど」

提督「まぁ大丈夫だろ。霞ちゃんのことだから、人間の俺が食べられない物を渡すとは思わないし」

霞「………」

提督「早速食べても良いか?」

霞「……えぇ」

提督「よし。どれどれ~……クッキーか。美味しそうだな」ガサガサ

霞「クッキー……あぁ、人間界にもそんなお菓子があったわね。それの魔界版だと思ってくれれば良いわ」

提督「そうか。さて、どれから食おうか……これにするか。黒色だし、多分チョコみたいな味だろ」スッ…

霞「………」

提督「いただきます。はむっ……」

霞「………」ドキドキ

霞(だ、大丈夫よね?ちゃんと人間に無害なことは調べたし……問題は、口に合うかどうかだけ……)

提督「………」


好感度上昇率判定:クッキーのお味は?

01~09:………
10~49:普通
↑のどちらかなら好感度上昇:小 ×1.0

50~98:美味しい!
好感度上昇:中 ×1.5

ゾロ目:最高!!
00:美味過ぎて涙を流す
↑のどちらかなら好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
これから小ネタ安価を募集しますが、その前に形式について軽く説明します。

提督やヒロインの行動を決める安価と同様に、指定範囲内における反転コンマ最大値の安価を採用します。
安価を取っていただく際は、基本的に『提督orヒロインが〇〇する』等の形でお願いします。
例:『阿武隈が提督達の関係を親に密告する』、『潮が全てを捨てて提督と結ばれるIFルート』etc

それ以外の注意点につきましては>>4をご参照下さい。また、先程も連絡しましたが、今回はR-18及びR-18Gの小ネタはNGです。
R-15程度や殺傷沙汰等、軽度のグロ描写であればOKです。ややこしい説明で申し訳ございません。

小ネタ安価
23:22以降から先着6つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:27の時点で6つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

一周目提督とU-511のイチャイチャ

言い忘れていました!次は引き続き月曜の夜か、火曜の夜に更新予定です。
小ネタにつきましてはコンマ判定の結果、>>52を採用させていただきます。
6つ目どころか、まさか一瞬で10個以上埋まるとは……次の小ネタ安価募集時は数を増やします、はい。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

21:30~22:30頃開始予定です。

始めます。

26→62:高級店のお味 4×1.5=6 6+18=24/50


提督「……おぉ、美味い!」

霞「……!」

提督「予想通りチョコみたいな味で、口の中に甘さとほろ苦さが広がって……それでいてクッキー特有のサクサクとしか食感……!」モグモグ

提督「これは1度食い始めると病み付きになる……!手が止まらない……!」モグモグ

霞「……そんなに美味しい?」

提督「あぁ!こんなに美味いクッキーは久々に食った!」モグモグ

提督(随分前に熊野父さんから頂いた高級クッキー以来だ……!)

霞「………」ホッ…

霞(良かった……口に合ったみたいで……)

提督「しかし、本当に貰って良かったのか?このクッキー、かなり値段が張ったんじゃ……」

霞「え?あ、いや、大したことないわ」

提督「マジか……美味い上に手頃な値段なら、隙が無いな……」モグモグ

霞「………」

霞(咄嗟に誤魔化しちゃったけど、本当はそれなりの値段なのよね……助けて貰った以上、安物なんて出せないし)

霞「………」ジー

提督「はむっ、はむっ……!」モグモグ

霞(……本当に、どうして私のことを気に掛けるのかしら。貴方と私は、所詮は他人同士……)

霞(……いえ、ここまできたら、もう知人と呼べる程度にはなってるかしら。でも、特別親しい訳でもないのに……)

霞「………」

霞(一般人が私……魔法少女に関われば、危険に巻き込まれる。それを間近で目撃したにも関わらず……)

提督「いや~、いくらでも食えるな!」モグモグ

霞「……はぁ」

霞(助けて貰った立場である以上、あまり強くは言えないけど……提督さんには、もう少し危機感を持ってほしいものね……)

霞「………」

霞(思えば私は物心ついた時から、ひたすら魔法の勉強ばかりしていたわね……)

霞(もちろん、それ以外を疎かにしていた訳じゃない。学校での行事も積極的に参加したし、クラスリーダーも自ら引き受けた)

霞(とにかく私は努力を惜しまなかった。そのきっかけになったのは、両親の存在かしらね……)


――約数十年前(人間界換算)・魔界


霞母『……大魔導士様がまた異世界の窮地を救ったそうよ』

霞父『そうか……出来ることなら、僕らも……』

霞『だいまどうし?』

霞母『色々な魔法を使って人々を救う人のことよ?』

霞『わぁ~!凄~い!』

霞父『昔は僕らも目指していたんだけど……』

霞『……?』

霞母『……いくら努力しても、大魔導士にはなれなかった』

霞『……!』

霞父『いや、それでも魔導士にはなれたんだ。これ以上の贅沢は言っちゃいけない』

霞母『……そう、よね。ただ、大魔導士の活躍を耳にする度に……昔の未練が……』

霞『………』

霞(おとうさんとおかあさん、だいまどうしになれなかったんだ……だから、かなしそうなかおして……)

霞『……そうだ!じゃあかすみがだいまどうしになる!』

霞両親『……!』

霞『おとうさんとおかあさんのかわりに、かすみがなってあげる!』

霞母『……ふふっ、そっか』ナデナデ

霞父『霞ならなれるよ、きっと』ナデナデ

霞『えへへっ!がんばるっ!』

霞父(……いきなり夢を壊すようなことを言うのはダメだ)

霞母(まずはダメ元でも……やらせてあげないとね)


――


霞「………」

霞(両親では叶えられなかった夢を、私が代わりに叶えてあげたい……こうして思い返してみても、子供の妄言そのものよね)

霞(でも、その妄言を現実にする為に……私は今も努力を続けている。例え、両親以外の理解者がいなくとも……)

霞「………」

霞(……初めて、だったかも。両親以外に、普通に雑談する知人が出来たのって……)

霞(人間界に来てからも、ずっと奴らの討伐のことしか考えていなかったから……何だか、新鮮……)

霞「……っ!」フルフル

霞(余計なことを考えちゃダメ!大魔導士を目指す為には、奴らを討伐することだけに集中しないと……!ただでさえ勉強時間が取られてるのに……!)

~ 9月2週 ~

――6周目提督家


如月「………」ペラッ…

提督「……何読んでるんだ?」

如月「教科書よ?たまにはこうして、学んだ内容を確認しないとね」

提督「教科書?前に言ってた魔術のか?」

如月「いえ、あれはサキュバスなら誰でも使えるわ。そうじゃなくて、行為に関する本よ」

提督「行為って……」

如月「人間界で言えば保健体育の教科書に近い感じかしら?もっとも、こっちの本はもっと過激だけど」ペロッ

提督「……要するにエロ本か」

如月「あながち間違いとも言い切れないけど、内容は真面目よ?」

提督「読んでみても良いか?」

如月「えぇ、どうぞ」スッ

提督「………」マジマジ

提督(体位やプレイ内容、行為時の注意点……内容そのものは薄い本並のエロさだが、確かに解説は真面目だな……)

如月「……サキュバスと言えども、誰もが最初から男の人を魅了出来る訳じゃないのよね」

提督「まぁ、如月ちゃんも少し前まで初心だったもんな」

如月「うっ……す、すぐに体力が尽きてしまう提督さんに言われたくありません!///」

提督「ぐっ……」

如月「とにかく!私達サキュバスは言葉を理解出来るようになった頃から、学校で行為についてを学ぶのよ」

提督「……そ、そうなのか」

提督(サキュバスの学校とか聞いたことないぞ……)

如月「まぁ、どれだけ知識を深めたとしても、実戦はぶっつけ本番になっちゃうんだけどね。行為しようにも相手がいないもの」

提督「それで良いのか教育機関」


↓1霞のコンマ     好感度:24/50
↓2如月のコンマ    好感度:37/50
↓3熊野のコンマ    好感度:43.5/50 <リーチ!>
↓4瑞鶴のコンマ    好感度:40.5/50 <リーチ!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します

瑞鶴は何をしている?もしくは提督と瑞鶴は何をしている?

22:29以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:33の時点で5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※休み時間や授業中(基本的に提督が行う授業)、放課後、昼休み、部活、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただしR-18系安価の場合、『提督や瑞鶴が社会的に死んでしまう』内容や『提督や瑞鶴の命にかかわる』内容はNGとさせていただきます。

――放課後・空き教室


瑞鶴「ここに呼び出したってことは……また、するの……?///」ドキドキ

提督「………」

瑞鶴「……先生?」

提督「……っ」ギリッ…

瑞鶴「……!」

提督(俺は……どうして、性欲に逆らえないんだ……こんな物を買ってまで、瑞鶴を……!)

提督〈いやでも、こいつは最近全く抵抗しないしな。この際だから色々とヤらせてみたいし……〉

提督「………」スッ…

瑞鶴「……これって」

提督「明日はこれを、ノーパンかつノーブラの状態で胸とマンコに付けて来い」

瑞鶴「……!///」

提督「………」

瑞鶴「……いつもみたいに、襲わないの?」

提督「……うるさい、黙ってろ」

瑞鶴「……うん、分かった」

瑞鶴(さっき、一瞬だけ辛そうな顔してたから……やっぱり、何か理由があるのかも……)

瑞鶴(しかも、わざわざ私に頼むくらいだから……それって、私に興味があるってことよね……?///)

提督「……放課後になったら俺が外す。それまでは絶対に自分で外すなよ?」

瑞鶴「……///」コクリ

瑞鶴(明日は、部活休まないと……こんな物を付けていたら、集中出来ないだろうから……///)

――翌日・教室(2年)


提督「三角関数は難しいからな。集中して取り組むこと」

モブ達「は~い……」

ヴヴヴッ

瑞鶴「んっ……///」モジモジ

瑞鶴(胸と下半身がムズムズする……ブラはともかく、パンツ履いてないから……濡れないよう、我慢しないと……///)

提督「まずはサイン、コサイン、タンジェントの意味を……」カチッ

ヴヴヴヴヴッ!

瑞鶴「っ!?///」ビクッ

瑞鶴(し、振動が激しくなって……うぅっ……!///)

提督「………」チラッ

提督〈瑞鶴、凄く感じてるな……顔が真っ赤なことに気付いてないのか?〉

ヴヴヴヴヴッ!

瑞鶴「ぁ……っく……!///」ビクビクッ

瑞鶴(胸と、お腹の奥に……快感が、ビリビリきてぇ……っ!///)

提督「それじゃあ、まずはこの例題を……瑞鶴、やってもらおうか」

瑞鶴「は、はい……えっと、答えは……///」

提督「………」カチッ

ヴヴヴヴヴヴヴヴッ!!

瑞鶴「んひぃっ!?///」

提督「……どうしたんだ?」

瑞鶴「な、何でもない、ですっ……ちょっと、しゃっくりが……変な、感じにぃっ……!///」ガクガク

アハハハハッ

提督「そうか。それで、答えは?」

瑞鶴「……-1、です///」

提督「正解だ。よく聞いていたな」カチカチ

ヴヴヴヴッ ヴヴヴヴッ

瑞鶴「い、いえっ……///」ガクガク

瑞鶴(か、緩急をつけるの……やめてぇっ……!///)ガクガク

提督「………」ニヤッ

提督〈このまま昼休み以降も続けてやろう。必死に我慢する姿がエロいからな〉ニヤニヤ


好感度上昇率判定:放課後、提督の心情は?

01~49:性欲が勝る
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:最初はニヤつくも、途中で正気に戻る
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:既に正気に戻っていた
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

※50到達時は上昇率に関わらず、展開が少し変わります。

07→70:こ、この数値は…… 6×1.5=9 9+40.5=49.5/50 <リーチ!>

――放課後・空き教室


提督「………」

ガラッ…

提督「……!」

瑞鶴「せ、せんせぇ……///」ガクガク

提督「おぉ……顔がとろけてるな」ニヤッ

瑞鶴「だ、だってぇ……せんせぇが、こんな……///」

提督「授業中も快楽に耐える姿がエロかったぞ」ニヤニヤ

瑞鶴「うぅ……///」

提督「本当に、傍から眺めているだけで興奮して……」

提督「………」

瑞鶴「……せんせぇ?///」

提督「……っ」ギリッ…!

瑞鶴「……!」

提督「あっ、あぁっ……!」ガクガク

提督(お、俺は……一体、何を考えて……瑞鶴に、何をやらせて……!)

提督(1歩間違えれば、瑞鶴の人生が破滅していたかもしれないのに……!)

瑞鶴「……先生?」

提督「……今すぐローターを外すんだ」

瑞鶴「えっと……」

提督「早く!」

瑞鶴「あっ、う、うん!んぁっ……ひぅっ……!///」

瑞鶴(胸はともかく、お腹の奥に入れ込んだ方は……指を入れるだけで……///)

提督「……すまなかった。もう、帰ってくれて良い……」

瑞鶴「……今日も、しないの?」

提督「………」

瑞鶴「……そっか。じゃあ、先生……また、明日……」

スタスタ…

提督「……畜生ッ!俺は……俺はぁっ……!」ダンッ!

提督(最低な、クズ教師だ……!どうして、なんだよ……!今まで、こんなこと……なかったのに……ッ!)


――部屋の外


瑞鶴「………」

提督『クソッ……クソォッ……うっ、うぅっ……!』

瑞鶴「先生……」

瑞鶴(やっぱり、先生も……苦しんでるんだ。理由は分からないけど……だからこそ、私にあんなことを……)

瑞鶴「……っ」グッ…

瑞鶴(先生には、私がいてあげないと……先生の辛さや苦しさを、私が受け止めてあげないと……!)

瑞鶴(例え、性欲の捌け口に過ぎなかったとしても……今の関係が崩れるよりは、マシだから……!)

~ 9月3週 ~

――6周目高校・職員室


提督「………」カキカキ

提督(俺はクズだ……最低だ……手を出すだけでなく、あんなことまで……!)

提督(本当にどうしちまったんだよ、俺は……!ほんの1年前まで、こんな……性欲が暴走することなんて、無かったのに……!)

提督「……っ!」クシャクシャ

提督(まさか、ストレスで頭がおかしく……いや、そんなはずない!確かに仕事で疲れることはあっても……)

提督(それを嫌だと感じたことはない!だから、仕事は関係無い……関係無いはず、なんだ……)

熊野「……提督先生?」

提督「……っ!?」ビクッ

熊野「だ、大丈夫……?さっきから頭を掻きむしったり、辛そうな顔をしていますけれど……」

提督「……大丈夫だ」

熊野「でも……」

提督「頼むから、今の俺には話しかけないでくれ……」

提督(万が一、お前まで襲ってしまったら……俺は、もう……)

熊野「……っ」ズキッ…

提督「………」カキカキ

提督〈いっそのこと、開き直ってやろうか……何も考えず、瑞鶴や如月ちゃんを犯しまくれば……〉

提督「……ッ!」クシャクシャ

提督(油断するとすぐにこれだ!俺は……もう、今までのようには戻れないのか……畜生ッ……!)

熊野「………」

熊野(どうして、頼ってくれませんの……?私は提督にとって、悩みを相談するに値しない存在なんですの……?)

熊野「……っ」グッ…

熊野(でも、それ以上に……目の前で好きな人が苦しんでいるのに、何もしてあげられない自分が憎いですわ……!)


↓1霞のコンマ     好感度:24/50
↓2如月のコンマ    好感度:37/50
↓3熊野のコンマ    好感度:43.5/50 <リーチ!>
↓4瑞鶴のコンマ    好感度:49.5/50 <リーチ!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし瑞鶴が最大値の場合はEND開放が確定します

熊野は何をしている?もしくは提督と熊野は何をしている?

23:35以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:39の時点で3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※休み時間や放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です(ただし提督と熊野は教師同士の為、授業中は除きます)。
※ただし霞や如月、瑞鶴が登場する場合、2人が魔法少女及びサキュバスであることや、瑞鶴を強姦していることは隠した状態で交流します。

――熊野家


熊野「………」

提督「……急にどうしたんだ?如月ちゃんは家で留守番させて、俺1人で家に来いだなんて……」

熊野「……言わないと分かりませんの?」

提督「………」

熊野「はぁ……提督、何かとてつもなく重い悩みを抱えていますわよね?」

提督「……悩みなんて」

熊野「無い、とは言わせませんわよ。あれだけ乱暴に頭を掻きむしっていれば、余程のお馬鹿さんでも一目瞭然ですわ」

提督「………」

熊野「……言えないこと、ですの?」

提督「………」

熊野「それとも……私程度の存在には、話すに値しないということかしら……」シュン

提督「っ!?ち、違う!そんなことは……」

熊野「でしたら、どうして話してくれませんの?」

提督「それ、は……」

熊野「この前の、物欲が抑えられないと言うのも……嘘、よね?」

提督「………」

熊野「図星かしら?でも、それを責めるつもりはありませんわ。私は別に、提督を責めるつもりはありませんもの」

提督「………」

熊野「私と提督はもう、家族のような……とても親しい仲でしょう?」

熊野(もっとも、私は既に……家族以上の感情を、貴方に向けていますけど……)

熊野「どんな悩みだとしても……それこそ、犯罪紛いのことだとしても……引きませんわ」

提督「……!」

熊野「私は何があっても、提督の……貴方の味方ですもの。今まで、ずっとそうだったでしょう?」ニコッ

提督「……熊野」

熊野「………」

熊野(……話してくれないのなら、それでも良い。ただ、私は提督の味方だということだけは……伝えておかなければなりませんから)

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:それでも拒絶されるのが怖くて言えない
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:本当のことを言おうとするが……
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:何も言わず熊野を抱き締め……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

※50到達時は上昇率に関わらず、提督が熊野に全てを打ち明けます。

44:今の提督にはこれが精一杯 2×2.0=4 4+43.5=47.5/50 <リーチ!>


提督「………」ダキッ…

熊野「あっ……!」

提督「すまん……しばらく、こうさせてくれ……」ギュウッ

熊野「提、督……?」

提督「うっ……うぅっ……!」ウルッ

提督(畜生……畜生ッ……!)ウルウル

熊野「………」

提督「……っ」ポロポロ

熊野「………」ナデ…

提督「……!」ポロポロ

熊野「……大丈夫ですわ。提督には、私がいますから……」ナデナデ…

提督「……熊野……っ、あ……!」ポロポロ

熊野「………」ナデナデ…

熊野(やはり話してくれませんか……でも、提督が追い詰められているということは分かりましたわ)

提督「すまない……うぐっ、すまない……!」ポロポロ

熊野「………」ナデナデ…

熊野(まるで昔に戻ったようですわ……いえ、昔から変わっていないと言った方が正確かしら……)

熊野(提督も、私も、そして……私と提督の関係性も……)

提督「……っ」ポロポロ

提督(本当は、俺が慰められる資格なんか無いのに……本当は、軽蔑される存在なのに……!)ポロポロ

提督(それでも、こうして熊野の優しさに甘えて……畜生ッ!俺は、どこまで……クズなんだよ……!)ポロポロ

熊野「………」ナデナデ…

熊野(提督……心配しないで。例え貴方が何か間違いを犯したとしても……私は決して、貴方を見捨てませんわ)ナデナデ…

~ 9月4週 ~

――霞家


霞「………」カキカキ

提督「………」

霞「……大丈夫?」カキカキ

提督「え……?」

霞「随分とやつれた顔してたわよ?もしかして、働き過ぎじゃない?」カキカキ

提督「……いや、大丈夫だ」

霞「本当?無理は体に毒よ。仕事と休息のメリハリを……」カキカキ

提督「………」

霞「……ごめんなさい。そんなこと、提督さんなら……言われなくても、分かってるわよね」カキカキ

提督「……どうしてそう思うんだ?」

霞「だって、困っている子供を見捨てておけない教師なんでしょ?」カキカキ

提督「……!」

霞「人の道しるべとなる人が、そんな基本的なことを理解してないはずがないもの」カキカキ

霞(だって、自分の身を挺して……傷付きながらも、私を助けてくれたから……)

提督「………」

提督(やめてくれ……俺は、そんな評価される人間なんかじゃない……)

提督(あの時はたまたま正気だっただけなんだ。もし、あの場で性欲が暴走していたら……)

提督「……っ」ギリッ…

霞「………」カキカキ

霞(でも、どう見ても疲れ切ってるようにしか見えないのよね……癪に障るけど、あのサキュバスに聞いてみようかしら……)カキカキ


↓1霞のコンマ     好感度:24/50
↓2如月のコンマ    好感度:37/50
↓3熊野のコンマ    好感度:47.5/50 <リーチ!>
↓4瑞鶴のコンマ    好感度:49.5/50 <リーチ!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし瑞鶴が最大値の場合はEND開放が確定します

瑞鶴「よ、よしっ!何とか49.5の壁を越えられたわ!危ない危ない……!」ドキドキ

熊野「くっ……!ま、まだチャンスは残されていますわ!最後まで諦めませんわよ……!」

如月(この状況だと、むしろ現状維持を目指した方が良いのかしら……)

霞(せめて30台にはいきたいところだけど……下手にコンマが暴発して失恋するのも嫌だし……う~ん……)


今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は本日の夜か、明日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。まずは瑞鶴のEND開放パートからです。

――放課後・空き教室


瑞鶴「………」

瑞鶴(あの日以来、先生は私を呼び出さなくなった。それはきっと、良いことなんだと思う……一般的に考えれば)

瑞鶴(でも、私にとっては……不安が募っていくばかりで……だって、こうしている間にも……)

瑞鶴(先生は、苦しんでいるかもしれないから……1人で、辛い思いをしているかもしれないから……)

瑞鶴「……っ」ギュッ…

瑞鶴(そして……私も、先生の温もりに飢えて……夏休み前から、ずっとしてもらえてないから……)

瑞鶴「……先生」

瑞鶴(体だけの関係でも良い。性欲の捌け口でも良い……少し前までは、そう考えてたけど……)

瑞鶴(やっぱり、そんなの……嫌だよ。だって、私は……先生から、離れられなくなって……)

瑞鶴(先生に何度も犯されて、辛そうな顔を見ていたら……放っておけなくなっちゃったもの……)

瑞鶴「……あははっ」

瑞鶴(自分でも何言ってるか分かんないや。強姦された相手に想いを寄せるだなんて……)

瑞鶴「……だけど」

瑞鶴(もう、私は……戻れないところまで来ちゃったから。こうなったら……)

ガラッ…

提督「……瑞鶴」

瑞鶴「……良かった、来てくれた」ニコ…

瑞鶴(例え、先生から拒絶されたとしても……正直に、自分の気持ちを伝えるだけ……!)

提督「……自分からここに呼び出すなんて、どういうつもりだ?」

提督〈さては俺に襲われたいのか?そうとしか考えられ……〉

提督「……ッ!」フルフル

瑞鶴「……!」

提督(馬鹿野郎!どうして俺は……いつも、性欲に振り回されてばかりで……!)

瑞鶴「……やっぱり、何かあるんだよね」

提督「……何かって、何だ」

瑞鶴「先生が突然、私を強姦して……それなのに、辛そうな顔をする理由」

提督「……!」

瑞鶴「先生、前に私を襲った時……泣いてたよね?」

提督「………」

瑞鶴「……どうして?」

提督「それ、は……」

瑞鶴「普通、強姦するような人が……被害者を襲っている時に、涙を流したりしない」

提督「……目にゴミが」

瑞鶴「嘘。仮にそうだとしたら、あんなに涙を流す訳ないじゃない」

提督「………」

瑞鶴「……何か、事情があるの?」

提督「……!」

瑞鶴「私を襲ってしまう理由……もしくは、私を襲わざるを得ない理由……」

提督「……っ」

瑞鶴「だって、そう考えないとおかしいもん。ただ性欲を満たす為だけなら、悲しむ必要なんてない」

提督「………」

瑞鶴「……あ、ごめんね?怒ってる訳じゃないの。むしろ、先生の本音が聞きたいだけで……」

提督「……何で」

瑞鶴「え……?」

提督「何で、そんなに……優しく、問いかけてくれるんだ……俺は君に、許されないことをしたんだぞ……?」

提督「本当なら、今すぐにでも……通報して、俺を陥れることだって……」

瑞鶴「……それが出来ないって分かってて言ってるなら、嫌味じゃない?あの日の映像、まだ持ってるんでしょ?」

提督「………」

瑞鶴「まぁ、今はもう先生を通報する気は無いけどね。むしろ、その逆かな」

提督「……逆?」

瑞鶴「私は、先生を助けてあげたい。辛い思いをしているなら、私が力になりたい……そう考えてるから」

提督「……おかしい、だろ。強姦してきた相手に、そんな……慈悲をかけるだなんて……!」

瑞鶴「……うん、そうよね。自分でもおかしいって思う」

提督「………」

瑞鶴「……でもね」































「何度も襲われて、先生の辛い顔を見て……いつの間にか、先生のことが好きになっちゃってたの。もう、絶対に離れたくないと思うほどに……」





























提督「ッ!」

瑞鶴「えへへ……やっぱり、変だよね……?///」

提督「……ダメだ」

瑞鶴「……!」

提督「そんな感情、間違ってる……それはきっと……」

瑞鶴「……ストックホルム症候群?」

提督「………」

瑞鶴「そんなこと、とっくに分かってるよ。でも、それでも……私は先生のことが、好き……///」ダキッ…

提督「う……」

瑞鶴「もう、先生のことしか見えないほどに……先生の為なら、何でもしてあげたいと思っちゃうほどに……///」ギュウッ

提督「……っ」ギリッ…

提督(……俺のせいだ)

瑞鶴「だからさ、話してみて?先生が、どうして私のことを……襲っちゃったのかを……」

提督「……うぅっ」

提督(俺のせいで、瑞鶴は……歪んでしまったんだ。重く圧し掛かるストレスで心が壊れないよう、俺を好意的に見ようとして……)

瑞鶴「……もしかして、私があまりに魅力的だから……襲っちゃったり、する……?///」

提督「……っ」

提督〈あぁ、そうだな。胸は残念だが、それ以外はスレンダーで整った……〉

提督「………」

提督(……正直に告げるしか、ない。せめて、俺がどうしようもないクズであることを説明して……瑞鶴を、正気に戻すしか……!)

提督「……それも理由の1つだ」

瑞鶴「あ……///」

提督「だが、それ以上に……俺は、性欲を制御出来なくなってしまったんだ……」

瑞鶴「……どういう、こと?」

提督「瑞鶴のような、俺にとって魅力的な女性を見る度に……理性で抑えられないほどの性欲が湧き上がって来て……」

提督「思考が性欲で染まり切って、気が付いたら……瑞鶴や、きさ……他の女性に、手を出してしまっているんだ……」

提督(如月ちゃんのことは、流石に話せない……いや、話したところで、サキュバスの存在なんて……信じてもらえるはずがない……)

瑞鶴「……他の女性?」

提督「その子については、一応合意の上だが……どちらにしても、俺が性欲しか頭に無いクズ野郎であることに変わりはない」

提督「教え子である君に手を出してしまった時点で……あの日、男子生徒達を指導せず、彼らと共に君を襲ってしまった時点で……」

瑞鶴「………」

提督「行為を終えた後、俺は何度も後悔した!そして自分が嫌になったんだ!こんなことをする為に教師になったはずじゃないって……!」ギリッ…!

提督「でも、それでも……爆発的に湧き上がる性欲を制御出来ないんだ!心を性欲が支配したら最後、君を……!」

瑞鶴「………」

提督「……すまない。謝って許されることでは無いが、すまない……うぅっ、すまない……!」ウルッ

瑞鶴「……先生」

提督「だから、君の感情は……間違いなんだ……!俺のようなクズに、好意を抱くなんて……!」ウルウル…

瑞鶴「………」ナデ…

提督「あっ……」

瑞鶴「……それが、本音なのね?」ナデナデ…

提督「………」

瑞鶴「そっか、性欲が抑えられなかったんだ……それで私のことを……ありがとう、正直に話してくれて……」ナデナデ

提督「……やめろ」

瑞鶴「……むしろ、嬉しかったかも。私が先生にとって、魅力的だったんだって……///」ナデナデ…

提督「だから、やめろ……俺は、君に……」ウルウル…

瑞鶴「うん、強姦したよね。でも、そんなことはもう良いの……だって、私の方が先生に惹かれちゃったから……///」ナデナデ…

瑞鶴「むしろ、先生の悩みや本音を知ることが出来たから……一層、好きになっちゃったかも……///」ナデナデ…

提督「……っ!」ギュウッ

瑞鶴「あっ……///」

提督(畜生……畜生ッ……!俺は、やっぱり最低なクズ野郎だ……!本当は、瑞鶴の目を覚まさせなければいけない立場なのに……!)ポロポロ

提督(その言葉を聞いて、嬉しいと思う俺がいる……安心してしまった、俺がいる……畜生……ッ!)ポロポロ

瑞鶴「……ねぇ、先生の気持ちも……聞かせて欲しいな?///」ナデナデ

提督「……!」ポロポロ

瑞鶴「強姦魔と被害者だとか、教師と生徒だとか……そんな建前はいらないからね?ただ、心で思ったことを……言ってほしいな///」ナデナデ…

提督「………」

提督(……もう、俺に出来ることは……彼女に伝えられることは、1つしかない……)

提督「……瑞鶴」

瑞鶴「……うんっ///」































「俺も君のことが好きだ。手を出してしまった以上、責任はしっかり取る……!」





























瑞鶴「……えへへっ///」ギュウッ

提督「………」

瑞鶴「これで両想いだよね?夢みたい……先生と、体だけの関係じゃなくて……こうして、相思相愛になれるなんて……!///」

提督「………」

瑞鶴「あっでも、流石にこの関係を公にするのはまずいよね。やっぱり、私が卒業するまではこっそり付き合って……」

提督「……瑞鶴」

瑞鶴「え、何?」

提督「……本当に、良いのか?」

瑞鶴「……答えは変わらないよ。私は、先生の悲しむ顔を見た時から……先生の傍にいてあげたいって、思うようになったもん」

瑞鶴「それに、性欲を制御出来ないんでしょ?だったら、これからは堂々と私に手を出してね?恋人とのエッチは普通のことだし!」

提督「そういう、訳には……」

瑞鶴「じゃあ、先生の暴走を止められる人が……あっ、合意の上で手を出した人がいるんだっけ。その人とは付き合ってるの?」

提督「……いや」

瑞鶴「じゃあやっぱり私がいないとダメじゃない。先生の性欲は、恋人の私が全部受け入れてあげるから……///」

提督「……すまない」

瑞鶴「どうして謝るの?」

提督「俺のせいで……すまない……うぅっ……!」ポロポロ

瑞鶴「あーもう、だから泣かないで?よしよし……」ナデナデ…

提督「……っ」ポロポロ

提督(瑞鶴、気付いてないのか……?君が俺に告白した時、その顔は確かに喜色を浮かべていたが……)






瑞鶴「ふふっ……///」ハイライトオフ






提督(瞳は、輝きを失っていて……俺が歪めてしまったんだ。瑞鶴の心を、どうしようもないほどに……壊してしまったんだ……!)

提督「うぅっ……あっ……!」ポロポロ

提督(俺のせいで、瑞鶴は……瑞鶴の人生は……いや、問題はそれだけじゃない……)

提督(今もなお、瑞鶴を強姦している男子生徒のことも……何とかしなければ……いや、本当なら、俺がそんなことを考える資格さえ無い……)

提督(だが、責任を取ると決めたからには……何としてでも、解決しなければ……これ以上、瑞鶴を傷付ける訳にいかない……)

瑞鶴「……先生っ///」

提督「うっぐ……」ポロポロ































「これからは、ずっと先生の傍にいるからね?///」


「……あぁ」

(俺が責任を取らなければ……瑞鶴をこうしてしまったのは、紛れも無く俺なのだから……)





























――瑞鶴END・開放

~ 10月1週 ~

――6周目高校までの道


提督「………」スタスタ…

熊野「………」スタスタ…

提督(一体、どうすれば良い?俺と瑞鶴の関係は、誰にも明かさずにいれば何とかなるが……)

提督(瑞鶴は、今もなお男子生徒達からの被害を受けている……一刻も早く対処しないといけないが……)

熊野「……提督?」

提督「………」

提督(彼らが素直に俺の言うことに従うか?いや、それだけじゃない。俺と彼らは実際、グルと言われても仕方ない関係なんだ……)

提督(下手に刺激すると、その場で例の映像をSNSにばら撒くような暴挙に出るかもしれない……)

熊野「ちょっと、聞いてますの?」

提督「……え?あ、どうした?」

熊野「……こちらの話し声が聞き取れないほどに、悩んでますのね」

提督「………」

熊野「提督、私は……」

提督「……分かってる。でも、今は……」

熊野「……無理に聞き出すつもりはありませんわ。ただ、どうしようもなくなってしまったら……すぐに相談して下さい」

提督「……すまない」

提督(言えるはず、ないだろ……それに、こんな言い方は酷いとは思うが……熊野が解決出来るような問題じゃない……)

提督(男子生徒以外にも、瑞鶴と交際している状況で、如月ちゃんとの関係をどうするか……問題は山積みなんだ……)

熊野「……っ」ズキッ…

熊野(やっぱり、私は信用に値しないのかしら……出来ることなら、すぐにでも力になりたいのに……)


↓1霞のコンマ     好感度:24/50
↓2如月のコンマ    好感度:37/50
↓3熊野のコンマ    好感度:47.5/50 <リーチ!>
↓4瑞鶴のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし瑞鶴が最大値の場合はその場で終了です

熊野は何をしている?もしくは提督と熊野は何をしている?

23:01以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:05の時点で3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※休み時間や放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です(ただし提督と熊野は教師同士の為、授業中は除きます)。
※ただし霞や如月、瑞鶴が登場する場合、2人が魔法少女及びサキュバスであることや、瑞鶴を強姦していることは隠した状態で交流します。

――6周目高校・屋上


提督「………」

提督(クソッ……本当に、どうすれば……)

ガチャッ…

提督「……っ!」ビクッ

熊野「……やはりここにいましたのね」

提督「……熊野」

熊野「去年『生徒から授業が難しい』と言われて落ち込んだ時も、こうして屋上で黄昏ていたでしょう?」

提督「……そんな些細なこと、よく覚えてたな」

熊野「ふふっ……」

熊野(貴方にとっては些細でも、私には大切な思い出ですから……)

提督「……それで、どうしたんだ?呼び出しか?」

熊野「いえ、今朝も言いましたけど……提督の悩みについてです」

提督「……っ」

熊野「私には話せないことですの?」

提督「……あぁ」

熊野「ですが、少しでも力になりたくて……」

提督「……話せば、きっと……お前は俺のことを、拒絶する……」

熊野「しませんわ!私は貴方の味方だと……」

提督「………」

熊野「……提督」

熊野(どうして……どうして、話してくれませんの……?)

提督「……っ」ギリッ…

熊野「……っ」ズキッ

熊野(やはり私は、提督にとって……家族以上の関係には、なれませんの……?)


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:恐怖で何も言えない
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:言おうとするが、途中で口ごもってしまい……
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、自責の念に耐え切れずに……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

※50到達時は瑞鶴による妨害判定が発生します。

77 7×2.0=14 14+47.5=61.5 → 50到達……その前に妨害判定を行います。

直下のコンマ一の位が『1』もしくは『2』だった場合、好感度が49で打ち止めとなります。

提督「う……」

提督(クソッ……ダメだ、これは俺の問題なんだ……だから、熊野に話すのは……)

熊野「………」

提督「うぅっ……」

提督(……やめろ。全てを打ち明ければ、俺は……きっと、破滅する……)

提督「……実、は」

熊野「……!は、はいっ!」

提督(やめろって、言ってるだろ……!熊野に、拒絶されたいのか……?通報、されたいのか……!?)

提督「俺は……俺、は……」

熊野「………」ダキッ

提督「……!」

熊野「落ち着いて……ゆっくりで、良いですから……」ギュウッ

提督「……ぁ」

提督(……違う。俺は、例え教師人生が終わるリスクを背負ってでも……熊野に、話を聞いてもらいたいんだ……)

提督「……俺は、とんでもないことを……してしまったんだ……」

熊野「とんでもないこと……?」

提督(自業自得の癖に、自分の罪に圧し掛かられるのが辛くなって……救いを、求めているんだ……)

提督「……――」

熊野「――!」

提督(俺は、どこまでも最低で、クズで、非道な人間なんだ……瑞鶴の責任を取ると言いながら、こうして……)

提督(その瑞鶴との関係の悩みを、家族とも言える熊野に聞いてもらって……あろうことか、彼女の優しさに甘えて……ッ!)


――10分後


提督「……という訳、なんだ」

熊野「………」

提督「……幻滅、しただろ?俺が、こんな……どうしようもない、性犯罪者だったことに……」

熊野「………」

提督「………」

提督(きっと、心の底から軽蔑してるだろうな……当然だ。もう、覚悟は出来た……通報するというのなら、それを拒みは……)

熊野「……提督」

提督「……あぁ」

熊野「どうして、もっと早く……話してくれなかったんですの……?」ギュウッ

提督「言い訳はしない。どんな処分でも受け入れ……え?」

熊野「それほどまでに、思い悩んでいたと知っていれば……私が、心の支えになってあげましたのに……!」

提督「……何を、言って」

熊野「確かに、その……提督が、性欲を抑えられず……瑞鶴さんに手を出したことは、褒められたことではありませんわ」

提督「………」

熊野「ですが、それは……提督自身も、悩んでいたのでしょう?」

提督「……当たり前だ。俺は、こんなことをする為に……教師になった訳じゃ……いや、説得力無いな……」

熊野「いえ、提督をずっと間近で見てきた私だからこそ……どれほど提督が苦悩していたかが、手に取るように思い浮かびますわ」

熊野「あれほど真面目で誠実だった貴方が、心から欲望のままにそんなことをするとは……思えませんもの」ギュッ

提督「……熊野」

熊野「それだけではありませんわ。ただの性犯罪者なら、やつれ果てるほどまでに悩むはずありませんから」

提督「………」

熊野「処分なんて……そんなこと、私がするはず無いでしょう?前にも言いましたけど、私は……何があっても、提督の味方ですから」

提督「……っ」ジワッ

熊野「辛かったのよね?苦しかったのよね?その気持ちを、せめて私にぶつけて下さい……」ナデナデ…

熊野「私なら、瑞鶴さんと違って……色々なことを気にする必要はありませんもの」ナデナデ…

提督「……俺は……うっ、ふぐぅっ……!俺はっ……最低だ……畜生っ……!」ポロポロ

熊野「………」ナデナデ…

提督「瑞鶴に手を出して……何度も……こんなこと、ダメだって……分かってたのに……っ!」ポロポロ

提督「もう、嫌だ……!自分で自分が、憎くてたまらないんだ……ひっく……ちくしょぉっ……うぅっ……!」ポロポロ

熊野「………」ナデナデ…

熊野(流石に、私達の教え子である瑞鶴さんと肉体関係を持っていたことは予想外だったけれど……)

熊野(提督の、この様子を見れば……わざとでは無いことくらい、分かりますわ。そうでなければ……)

提督「うあぁっ……!」ポロポロ

熊野「………」ナデナデ…

熊野(これほどまでに、追い詰められるはず……ありませんもの。やはり提督は、昔から……変わっていませんわ)

提督「……すまない、みっともないところを見せた」グシグシ

熊野「今更でしょう?それこそ、一緒にお風呂に入った仲ですのに」クスッ

提督「何年前の話だよ、それ……」

熊野「……安心して下さい。貴方のことは、絶対に誰かに話したりしませんわ。むしろ、私も問題解決に協力させてほしいくらいですもの」

提督「……でも、それは」

熊野「無論、私に出来ることは限られていますが……それでも、提督の力になりたいんです」ギュッ

提督「……!」

提督(熊野……)

熊野「………」

熊野(ただ、提督が既に瑞鶴さんと交際されていることは……正直、悔しいですわね)

熊野(私だって、提督のことが好きなのに……今だって、むしろ彼を支えたいとさえ思うほどに……)

熊野「……っ!」グッ…!

熊野(提督や瑞鶴さんがこのようなことをしてしまっているなら、いっそのこと……私も……!)

熊野「……提督、少し付き合って欲しい場所がありますわ」

提督「……?」


――弓道部・部室


提督「ここって……」

熊野「私が味方だということは、ちゃんと伝えておいた方が良いと思いましたから」

熊野(ちょうど瑞鶴さん1人みたいですし……ふふっ)

提督「……なるほど」

瑞鶴(弓道衣)「……ふっ!」グググッ… ビシッ!

ズバァンッ!

瑞鶴「よしっ!」

提督「……瑞鶴」

瑞鶴「あっ、先生!それに……熊野先生?」

熊野「……少し、お時間を頂いてもよろしくて?」

瑞鶴「は、はい。大丈夫ですけど……」

熊野「……瑞鶴さん」

瑞鶴「何ですか?」































「私も提督のことをお慕いしていますわ。ですから、2人目の彼女として認めてくれるかしら?」





























提督「なっ!?」

瑞鶴「……!」

熊野「………」

提督「く、熊野!?お前、一体何を……」

瑞鶴「……全部、知ってるんですか?」

熊野「えぇ、事情は提督から聴きましたわ。それを踏まえた上で……私を2人目の彼女として……」

提督「ま、待ってくれ!?冗談だろ!?」

熊野「冗談でこんなことを言うとお思いで?」

提督「いや、だが……」

瑞鶴「………」

熊野「……別に、教師と生徒が爛れた関係だとか、そのようなお小言を言うつもりはありません」

熊野「増して、2人の関係を周りに暴露するようなことも致しませんわ」

瑞鶴「………」

熊野「ですが、貴女が倫理観を取り払って提督と交際すると言うのなら……私も倫理観を取り払いますわ」

熊野「私だって提督のことが好き。一緒にいた時間も、貴女の何倍も上ですのよ?」

瑞鶴「………」

提督「お、おい……」

熊野「ですが、提督が貴女の告白を受け入れた以上……私も譲歩しないといけませんわ」

熊野「ですから、提督の愛人になることを許していただけるかしら?」

瑞鶴「……嫌だと言えば?」

熊野「別に何もしませんわ。周りにバラさないという約束は守ります」

熊野(最愛の提督と交わした約束ですもの)

熊野「ただ、貴女は私の申し出を断れるような立場ではありませんわよね?」

瑞鶴「………」

熊野「酷い言い方になりますが、提督と交際している時点で……常識や倫理なんて、まるっきり無視しているのでしょう?」

熊野「でしたら、今更愛人が1人増えたところで……気にしませんわよね?」

提督「く、熊野……」

熊野「………」

熊野(これは決して脅しではありませんわ。ただ、最愛の人を教え子に取られた身としては……これくらいの悪あがきをしても、許されますわよね?)

瑞鶴「………」

瑞鶴「……まぁ、別に良いですけど」

熊野「……!」パァッ

提督「瑞鶴!?」

瑞鶴「だって、私は先生が傍にいてくれるなら……何でも良いし」ハイライトオフ

提督「……っ!」ゾクッ

熊野「……!」

瑞鶴「先生は、熊野先生が愛人になっても……私と一緒にいてくれるよね?」

提督「あ、あぁ。いや、愛人はともかく、瑞鶴の責任を取ると約束したからな……」

瑞鶴「えへへっ♪それなら良いよ!熊野先生の言う通り、倫理とか常識なんてどうでもいいし……///」

瑞鶴「むしろ先生が私を見捨てさえしなければ、いくら愛人を作っても気にしないよ?///」ハイライトオフ

提督「……っ」ギリッ…!

提督(これも、俺が瑞鶴の心を傷付けてしまったせいだ……クソッ!俺は……うぅっ……)

熊野「………」

熊野(よ、予想以上に提督に対して盲目的な愛情を向けていますわね……)

熊野(私自身、かなり常識外れな発言をしたとは思っていましたが……彼女の歪んだ愛は、それを遥かに超えて……)

瑞鶴「……熊野先生」

熊野「……何かしら」

瑞鶴「愛人でもセフレでも何でも良いけど、私から先生を取って行っちゃうのだけはやめてね?」

瑞鶴「だって、私……もう、先生から離れられないから……///」ハイライトオフ

熊野「……分かってますわ。私だって、提督が最初に貴女を彼女にしたことを否定するつもりはありませんもの」

提督「………」

熊野「………」

熊野(提督……貴方、一体どうやって……瑞鶴さんのことを、これほどまでに歪ませて……いえ、歪んだ愛を芽生えさせて……)

熊野(ただ強姦するだけでは、こうはならないはず……もしかして、提督が抱いていた罪悪感が、瑞鶴さんに伝わって……?)

熊野「………」

熊野(いえ、それよりも……瑞鶴さんの許可を得た以上、後は……)チラッ

提督「………」

熊野「……提督は私のことを、どう思っているんですの?」

提督「……!」

熊野「先程述べた私の気持ちに嘘偽りはありませんわ」

提督「………」

瑞鶴「……♪///」ダキッ

提督「……!」

熊野「……むっ」

瑞鶴「私のことは気にしなくて良いよ?ほら、熊野先生に……先生の気持ちを伝えてあげて?///」

提督「瑞鶴……」

瑞鶴「えへへ……///」ハイライトオフ

提督「……っ!」ギリッ…

提督(クソッ……本当は、ここで熊野の告白を拒否すべきなのに……)

提督「……熊野」

熊野「……はい」

提督「お前はいつも、俺が困っていた時や……苦しんでいる時、そして……今のように、悩んでいる時も……励ましてくれた」

提督「瑞鶴から告白される直前……お前の家に呼び出された時だって……優しく俺を慰めてくれたよな」

熊野「……そうですわね。あの時の提督は、見ていられないほどにやつれていましたから」

提督「そのお陰で、俺はかなり救われたんだ……こんなクズにも、心配してくれる存在がいるんだって」

熊野「……!」

瑞鶴「む~、私だって先生のことしか考えてないのに~……ふてくされちゃうぞ~!」ギュッ

提督「いや、あれは瑞鶴が告白してくる前で……と、とにかく、昔はもちろん、今も熊野には感謝しきれない!」

熊野「提督……」

提督「だから……その、俺は今から……本当に、最低なことを言う……でも、どうか……聞いてほしい……」

提督(最後まで、熊野の優しさと好意に甘えて……俺と言う奴は、どこまでクソッタレなんだ……畜生……!)

熊野「………」コクリ































「俺は、熊野のことも好きだ……2人目の彼女、いや、愛人か……?とにかく、俺と一緒にいてほしい……」


「……えぇ、もちろんですわ!」


「私のことも忘れないでよね?先生が傍にいてくれないと、私……」





























――熊野END・開放

――現在の到達予定ENDが『瑞鶴・熊野END』となりました。

~ 10月2週 ~

――熊野家


熊野「それで、今は大丈夫ですの?」

提督「……何とかな」

提督(最近、悩んでばかりで……そういうことを考える余裕さえ無かったからな)

提督(今だって、瑞鶴だけでなく熊野と付き合い始めたことを……いや、これは悩みというより懸念だな)

提督(2人の女性と付き合うだなんて、到底認められることじゃない。増して片方は教え子だぞ……?)

瑞鶴「……先生、また悩んでる」

提督「………」

熊野「私達がついていることをお忘れかしら?」

提督「いや、そんなことは……」

熊野「……確かに、このような関係は誰からも祝福されませんわ」

瑞鶴「私は卒業してしまえば堂々と付き合えるけど、愛人がいるのはね……」

熊野「……私に対する当てつけ?」ジトッ

瑞鶴「いえ、違いますけど。私は先生さえいれば、後のことはどうでも良いので」ハイライトオフ

提督「……っ」ズキッ…

瑞鶴「ただ、先生が悩む姿を見るのは辛いですから……」

提督「……すまない。元はと言えば、俺のせいで……」

熊野「私は最初から気にしていませんわ」ニコッ

瑞鶴「……私はもう、先生のことしか考えられなくなっちゃったから///」

提督「……うぅ」

提督(俺のせいで、瑞鶴だけじゃなく……熊野まで巻き込んでしまった……)

提督(でも、そのことばかり考えている場合じゃない訳で……瑞鶴の問題を、早く解決しなければ……)

提督(熊野に男子生徒を指導してもらおうとすれば、最悪の場合……彼女も強姦被害に遭いかねない。実際に1度、襲われかけて……)

提督「……っ」ギリッ…

提督(クソッ、打つ手無しなのか……!?)


↓1霞のコンマ     好感度:24/50
↓2如月のコンマ    好感度:37/50
↓3熊野のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>
↓4瑞鶴のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし熊野か瑞鶴が最大値の場合はその場で終了です

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
コンマの影響で色々とプロットから逸脱してしまいましたが、本来のプロットも含めて6周目終了後に全て解説予定です。
次は引き続き本日の夜か、明日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

>>219
作者が加賀さんを准教授に設定していたしそこは問題じゃないんよ
准教授と助教授を一緒に使っていて提督を後者にしようとしていたから
助教もしくは助手と混同していたと思われ

22:00~23:00頃開始予定です。先に安価を出しておきます。通常とは違い事前予告無しの安価募集ですので、募集開始時間を長めに設定します。

霞は何をしている?もしくは提督と霞は何をしている?

19:30以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:00の時点で3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※提督と霞は平日は別行動していることが大半の為、基本的には休日に交流する形となります。
※また、他のヒロインについては提督と霞の関係や霞の正体を知っている如月のみ交流可能です。
※普通の交流はもちろん、魔法が関わる交流でもOKですが、プロットと矛盾しそうな場合は少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。
★現時点では詳しく言えませんが、エピローグと密接に関わる内容だった場合も少しアレンジさせていただきます。申し訳ございません。

准教授と助教授については、>>220の方がご指摘して下さった通りです。完全に混同してしまっていました。度々申し訳ございません。

始めます。

――霞家


提督「………」

霞「………」カキカキ

霞(この前と比べて、少しだけ表情が和らいだような……悩みがある程度解決したのかしら)カキカキ

提督「……霞ちゃん」

霞「……何?」カキカキ

提督「目玉焼きって知ってるか?」

霞「……随分と唐突な話題ね」カキカキ

提督「……すまない、勉強の邪魔だったか」

霞「いえ、話しながらでも勉強は出来るもの。それくらいこなせないと、大魔導士なんて夢のまた夢ね」カキカキ

霞「それで、目玉焼きだったわね。一応、人間界での暮らしは一通り予習しておいたから、それくらい知ってるけど」カキカキ

提督「予習か。相変わらず真面目だな……」

提督(俺なんかより、よっぽど立派だ……)

霞「当たり前のことをしているだけよ」カキカキ

提督「……それで、味付けや焼き加減は?」

霞「硬めに焼いて塩胡椒ね。中途半端に火を通すくらいなら、芯までしっかり焼かないと気が済まないわ」カキカキ

霞「味付けだって、余計な調味料を足せば本来の味を潰してしまう。だから塩は当然として、後は胡椒だけ振りかけてるけど」カキカキ

提督「シンプルイズベスト、か……」

霞「まぁ、あくまで私の好みだけど。にしても、どうしてそんなこと聞くのよ」カキカキ

提督「いや、同僚や教え子で目玉焼きの話題になって……それで、ちょっとな……」

提督(まさか目玉焼きの食べ方で瑞鶴と熊野が言い争いになるとは思わなかった。食い方なんて人それぞれだろうに……)

提督(それ以前に、目玉焼きのことで揉めてる場合じゃないんだよな……もっと重大な問題が……)

霞「………」カキカキ

霞(まさか、そんなことで真剣に悩んでたなんて……流石に無いわよね。仮にそうだとしたら、こんな雑談みたいに話さないだろうし……)カキカキ

霞(それとも、世間話でもして悩みを忘れたいだけ……こっちの仮説の方があり得るわね。前に助けてもらったこともあるし……ここは話に付き合うべきね)

霞「……提督さんは?」カキカキ

提督「え?」

霞「目玉焼きの好みよ。人に質問するくらいだし、何かこだわりがあるんでしょう?」カキカキ

提督「いや、俺は……」


好感度上昇率判定:提督の返答は?

01~49:提督「半熟で醤油」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督「霞ちゃんと同じ」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「半熟にケチャップだったけど霞ちゃんと同じ味付けにしてみるか」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

98→89:偶然の一致 10×1.5=15 15+24=39/50


提督「……霞ちゃんと同じだな」

霞「え……」

提督「人の食い方にケチをつけるつもりは無いけど、俺も硬めが好きなんだよな」

提督「味付けだって、ダバダバ調味料をかけなくても……潮と胡椒だけでも十分美味いからさ」

霞「………」プルプル

提督「この前のクッキーも美味しかったし、俺達って案外味の好みが似てるのかもな」

霞「……そ、そうね」プルプル

提督「……霞ちゃん?」

霞「な、何?」プルプル

提督「大丈夫か?震えてるみたいだが……」

霞「そ、そう?気のせいじゃない?」プルプル

提督「………」

霞「………」プルプル

提督「……そうだな、俺の勘違いだったらしい」

提督(これはきっと、何か追及して欲しくないことがあるんだろう……だったら、霞ちゃんの気持ちを尊重すべきだ)

霞「………」プルプル

霞(ど、どうしよう……私、顔がニヤけてないわよね?だらしない顔してないわよね……?)

霞(今まで、こんな会話……両親以外と、したことがなかったから……それに……)

霞「……え、えへへ」

提督「……!」

霞(好みが同じ、かぁ……何だか、友達みたいな会話……もう、諦めてたのに……)

霞(人間界に来て、やっと……こんな風に、雑談が出来る仲の人と知り合えて……)

提督「………」

提督(霞ちゃんの笑顔、初めて見た気が……俺からすれば、外見相応で可愛らしいな。もっとも、こう言うと霞ちゃんはムッとしそうだけど)

霞「………」

霞(魔導士……いえ、大魔導士になる為、私は真剣に勉強し始めた)

霞(クラスリーダーも引き受けて、皆を引っ張ろうとした。でも、その選択は……今思えば、間違いだったのかもしれない)

霞(私は良かれと思って、クラスメイト達によく注意や叱責をした。だけど、それがきっかけで……)


――約数十年前(※人間界換算)・魔界


霞『アンタ、また課題やって来なかったわね!』

モブ1『うっ……し、仕方ないでしょ。私だって、魔法以外にもやりたいことが……』

霞『言い訳しない!そんなことじゃ、いつまで経っても見習いから抜け出せないわよ!』

モブ1『………』

霞『何も意地悪で言ってる訳じゃないわ!アンタの将来のことを考えて……』

モブ1『……う、うん。分かったから、次は絶対やってくるから……』

霞『その台詞、もう何度聞かされたか……怠けていたら、後で後悔するわよ』スタスタ…

モブ2『……大丈夫?』

モブ1『何とかね……ったく、あいつ一々うるさいのよ。たまに課題忘れたくらいで、あそこまでキレることないじゃん』

モブ2『まぁ、確かにそうかも。言ってることは間違いじゃないけど、自分の意見を押し付けてくるのはちょっと……』

モブ1『これだからクラスリーダーってのは、どいつもこいつも正義感に燃えためんどくさい奴ばっかりなのよね』

モブ2『普通の人は、あんな面倒な役目を引き受けたりしないし……必然的に、そういう人が集まるのかも……』

霞『………』

霞(……全部、聞こえてるんだから。どうして……私は、皆の為を思って……)


――


霞「………」グッ…

霞(クラスリーダーとしての仕事を続けている内に、私はどんどん孤立していって……気がつけば、友人さえいない状況になった)

霞(幸い、私は先生達からの信頼は厚かったから……虐めのターゲットにされることは無かった)

霞(まぁ、そんなことをしてきたらすぐにでも両親や先生に相談するけど……)

霞「………」

霞(誰も私に話しかけなくなって……いつしか私は勉強も訓練も、常に1人でこなすようになっていった)

霞(最初は『勉強するのに余計な邪魔が入らなくて良い』……そんな風に、強がってた時期もあったけど……)

霞(学校でいつも孤立して、誰の輪にも入れない……両親がいてくれなければ、私は途中で心が折れていたかもしれない)

霞(あの頃の私は、自宅だけが心を休められる場所だった。それほど、学校は居心地が悪かったから……)

霞「………」

霞(それでも、私は夢を諦めるようなことはしなかった。孤立は確かに辛かったけど、それでも勉強と訓練だけは人一倍やった)

霞(そのお陰で、魔法使いの資格を得た時の成績は学年1位……いや、入学から卒業まで、ずっと学年1位を維持することが出来た)

霞(普通ならここがゴールで、そのまま魔法使いとしての生活を送ることになるけれど……私は違う)

霞(魔導士になる為の学校に入学し、そこでも私は勉強を続けた。ただ、これまでと違うのは……)

霞「……っ」ズキッ…

霞(既に私は、他者と仲良くなることを諦めていたことね。最初から他人に期待せず、ひたすら勉強と訓練に明け暮れた)

霞(もう、それで良いと思ってた……どうせ人と関わりを持てなくとも、勉強さえしていれば良いって……)

霞(だけど、人間界で言う1年ほど前に……魔法使いに対して、サキュバスの連中からインキュバスの討伐依頼が出された)

霞(それで時間に余裕のある魔法使いが招集されて、一斉に人間界の各地に飛び立って……)

霞「………」

霞(あの時、本当は勉強に集中しようと思っていたけど……学校時代の私の成績を調べられて、結局人間界に向かう羽目になって……)

霞「……今思えば、その通知を突っぱねなくて正解だったかも」

霞(人間界に来た直後は、厄介な役割を背負わされたと気落ちしてたけど……そのお陰で、私は提督さんと出会うことが出来た)

霞(最初は人間界の、それも一般人を巻き込むことは言語道断だと考えていた。でも、それは違った)

霞(提督さんと知り合えたお陰で、私は彼にピンチを救われて……)

霞(種族が違うからこそ、魔法使いとしての立場を気にすることなく会話することが出来た)

霞(私にとって、初めて……"友人"と呼べる存在が出来た。人と触れ合う温もりを感じることが出来た)

霞「……ふふっ」ニコッ…

霞(提督さん……いつも険しい顔をしていたり、あのサキュバスがくっ付いてるのが不安だけど……)

霞「……こんな不愛想な私と、仲良くしてくれて……ありがとう」ポツリ…

提督「……!」

霞(貴方と出会えたお陰で、私は……孤独の辛さから抜け出せたから……!)

提督「………」

提督(霞ちゃん、今……いや、きっと気のせいだな、うん……そういうことにしておいた方が良い)

潮っぱいを目玉焼きといっしょに食べるだって!?

>>253
またミス……ご指摘ありがとうございます。『潮→塩』です。度々すみません。


~ 10月3週 ~

――6周目提督家・玄関前


霞「………」スッ…

ピンポーン!

霞「………」ソワソワ

霞(な、仲の良いお隣さんに、おかずのおすそ分け……別に、何も変じゃないわよね?)

霞(今まで、こんなことしたことなかったから……ちょっと、緊張するかも……)

ガチャッ

霞「あっ、て、提督さん!その、おかずを作り過ぎちゃって……良かったら、えっと……」

如月「……何しに来たの?」ジトッ

霞「」

如月「提督さんなら、さっき買い物に出かけたけど……さっさと帰ってくれるかしら」

霞「……何でアンタが出るのよビッチ」ジトッ

如月「び、ビッチ!?失礼ね!そっちこそぼっちの癖に!」

霞「ぼっ……な、何を根拠に……!」

如月「昔から1人で訓練してたじゃない。何度か魔族の居住区域を訪れたから、全部知ってるわよ」

霞「ぐっ……!だ、だったらそっちこそ!今まで卑猥な単語を聞くだけで赤面するほどの初心だったでしょうが!」

如月「も、もう初心じゃないもの!昔の話をしないで!///」

霞「アンタこそ昔の話を持ち出さないでよ!私はもうぼっちじゃない!」

如月「むぅっ……!」

霞「くっ……!」





提督「………」

提督(いや、頼むから俺の家の前で言い争うのはやめてほしいんだが……ご近所さんからの俺を見る目が……)

提督(……教え子を強姦したクズ野郎が、近所の評判なんて気にするだけ無駄か。はぁ……)


↓1霞のコンマ     好感度:39/50
↓2如月のコンマ    好感度:37/50
↓3熊野のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>
↓4瑞鶴のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし熊野か瑞鶴が最大値の場合はその場で終了です

霞は何をしている?もしくは提督と霞は何をしている?

23:55以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:59の時点で3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※提督と霞は平日は別行動していることが大半の為、基本的には休日に交流する形となります。
※また、他のヒロインについては提督と霞の関係や霞の正体を知っている如月のみ交流可能です。
※普通の交流はもちろん、魔法が関わる交流でもOKですが、プロットと矛盾しそうな場合は少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。
※現時点では詳しく言えませんが、エピローグと密接に関わる内容だった場合も少しアレンジさせていただきます。申し訳ございません。

瑞鶴「ステンバーイ」熊野「ステンバーイ」

――霞家


霞「それで、攻撃魔法には種類があって……!」

提督「……そうなのか」

提督(あれ以来、霞ちゃんは俺に積極的に話しかけてくるようになった。いや、元からある程度の会話はしていたが……)

霞「他にも、この魔法を使えば……」

提督「……魔法も奥が深いんだな」

霞「そうなのよ!だから習得するのが大変で……」

提督「なるほど……そういえば、前に魔法は学校で学ぶって言ってたっけ」

霞「えぇ。それがどうかしたの?」

提督「だったら、学校以外にも……何と言うか、魔界独自の設備はあったりするのか?」

霞「……!」

霞(それって、提督さんが魔界に興味を持ってくれたってこと?だったら一生懸命教えてあげなきゃ!)

霞「そうね……人間界の人々にとって、1番興味深いと言える場所は……古文書の間かしら」

提督「古文書の間?」

霞「古の大魔導士達が、いつか子孫が使う時に備えて……自ら生み出した魔法の使用法を記した古文書が大量に保管されている場所よ」

霞(もっとも、古文書を読む為には大魔導士の資格が必要だから、今の私はまだ中に入ったことさえ無いけど)

提督「……こっちでいう図書館みたいなものか」

霞「古文書の中には、魔界が滅びかねないような黒魔術もあるのよね……」

提督「大問題じゃないか!?」

霞「大丈夫よ。既に先祖から現代の大魔導士が封印を施して、古文書自体が中を見られないようになっているから」

提督「そ、そうか……なら安心、なのか?」

霞「他には魔力変換の間ね」

提督「……こっちで言う発電所みたいなもんか?」

霞「鋭いわね、正解よ。魔法を使うとはいっても、全てを個人の魔力で補っている訳じゃない」

霞「魔力を大量に持つ大魔導士や魔導士、あるいは生まれつき魔力を沢山宿す特殊な魔法使いが……定期的に自らの魔力を注いでいるの」

霞「その魔力を魔界各地に送り込んで、生活に必要不可欠な物……人間界で言うインフラや電化製品を動かしている訳!」フンス

提督「………」

提督(やっぱり『魔法で自由自在に!』とはいかないんだな……)

霞「……それで、提督さん」

提督「……ん?」

霞「あのね?えっと……」モジモジ


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:霞「私が……」熊野「提督ー!」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:霞「………」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:霞「……私が魔界、案内してあげようかなって」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

※50到達時は妨害判定が入ります。妨害された場合は上昇率小と同じ展開になります。

???「こっちへおいでぇ……」

阿武隈「イイノヨ……?」
潮「コッチニ」
浜波「キタラァ……?」

41→14:熊野「旧友ガード!」 2×1.0=2 2+39=41/50 <リーチ!>


霞「わ、私が……!」モジモジ

『提督ー!』

霞「っ!?」ビクッ

提督「ん?今の声は……熊野?」

熊野『留守かしら?でも、さっきLINEした時は予定は無いと言っていましたし……』

提督「………」チラッ

霞「……行ってあげて。私のことは良いから」

提督「……すまない。その、おすそ分け……ありがとう」

霞「……えぇ」

ガチャ バタン…

熊野『えっ、提督?どうしてお隣から……』

提督『いや、さっきまで雑談してて……言ってなかったか?この前から良くしてもらっててさ……』

霞「……///」ギュッ

霞(ど、どうしよう……私には、大魔導士になる夢があるのに……その為に、頑張って来たのに……///)

霞「……っ!///」フルフル

霞(ち、違う!これはきっと、初めて友人が出来た喜びを……その、そういう感情だと誤解して……///)

霞(その証拠に、自分に対して精神干渉魔法をかけて……心の中を覗き込めば……!///)カッ…

霞『私、提督さんのことが好き。友人ではなく、恋人になりたい。提督さんのことを考えると、勉強にも集中出来ないかもしれない』

霞「う……///」

霞(そんな……いや、私の魔法に間違いは無いはず。だとしたら、これが正真正銘……私の本音……///)

霞「……///」ドキドキ

霞(恋愛に、現を抜かしてる場合じゃないのに……私はまだ、努力を続けなきゃいけないのに……///)

霞(でも、頭の中は提督さんのことで一杯になって……うぅっ、こんなことしてるようじゃ、ダメなのに……///)

霞「……っ!///」フルフル

霞(自分の役目を忘れちゃダメ……私が人間界に来たのは、手っ取り早く奴らを討伐する為……)

霞(だから、この気持ちは……抑え込まなくちゃ……例え、辛くても……我慢、しなくちゃ……)

霞「……っ」ズキッ…

霞(……提督、さん)

~ 10月4週 ~

――霞家


提督「………」

霞「……っ///」カキカキ

霞(うぅ……提督さんがいるから、どうしても彼のことばかり……いや、ダメよ私!ちゃんと集中しないと……!///)ドキドキ

提督「……霞ちゃん」

霞「ひゃいっ!?///」ビクッ

提督「えっ、あ、すまない。邪魔したか?」

霞「そ、そういう訳じゃ……えっと、どうしたの……?///」

提督「……この前、突然変異したインキュバスに襲われてただろ?」

霞「……えぇ」

提督「霞ちゃんは初めて見たケースと言っていたが、他に危険なインキュバスはいるのか?例えば、強力な魔法を使ってくる奴とか……」

霞「……いるわ。それはもう凄く厄介な奴が」

提督「……!」

霞「提督さんが出会ったインキュバスは人型。こいつらは比較的楽に討伐出来る方よ。魔族なら一目で見分けがつくから」

提督「………」

霞「ただ、奴らは人型だけじゃない……」

提督「……こっちで言う魔物みたいな外見なのか?」

霞「それならまだマシな方ね。もう片方の奴らは……見えないの」

提督「見えない……?」

霞「正確には"実体を持たない"と言うべきかしらね。人間界で言う幽霊やお化けのような存在だと思ってくれて良いわ」

提督「幽霊!?」

霞「そいつら単体なら、全然力を持たないから雑魚同然だけど……他の人間に憑依してしまうのよ」

提督「憑依……」

霞「こうなると、私達のような魔法使いでも簡単には見つけられなくなる。あぶり出す為には、憑依が疑われる人に精神干渉魔法をかけないといけない」

霞「ただ、この魔法はデリケートだから……慎重に扱わないといけない」

霞「1歩間違えれば、その人の精神がインキュバス諸共破壊されて……廃人になってしまう危険があるのよ」

提督「……っ」ゾクッ

提督(廃人……正に、今の俺のようだ……時々、性欲が暴走して……理性が無くなってしまうから……)


↓1霞のコンマ     好感度:41/50 <リーチ!>
↓2如月のコンマ    好感度:37/50
↓3熊野のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>
↓4瑞鶴のコンマ    好感度:50/50 <END開放!>

反転コンマが最大のヒロインと交流します
ただし熊野か瑞鶴が最大値の場合はその場で終了です

ショウタイム

ゲームオーバー…

知ってた

瑞鶴「ゴール!やったね!えへへ……///」ハイライトオフ

熊野「ふぅ、何とか滑り込めて良かったですわ」

霞「……っ」ウルウル

霞(そんな……最後の最後で、こんな仕打ちって……!)ウルウル

如月「………」

如月(いくら魔族と仲が悪いとはいえ、流石に失恋した人を煽るようなことはしないわ……)


……という訳で5周目が終了です。続いて7周目に登場するヒロイン及び設定安価へと移りたいと思います。

※このレスではまだ安価は取りません。次に注意事項を投下します。

注意事項です。


※今回ENDを迎えたヒロイン(瑞鶴、熊野)はNGです。

※今回登場したヒロイン(霞、如月)はNGです。

※今までの周で既にENDを迎えたヒロインはNGです。>>3をご参照下さい。

※浦風・日進・深海棲艦は安価下にします。申し訳ございません。

※名前が違う同一艦は、同じ周に2人登場させることは出来ません(例:大鯨と龍鳳)。
 ただし周を変えれば登場可能です(例:2周目でU-511、4周目で呂500)。
 また、連続で登場させることも出来ません(例:響が出た次の周でヴェールヌイを登場させる)。

※反転コンマで判定します。

※基本的にはどんな設定でもOKですが、あまりにもぶっ飛んだ設定や飛躍し過ぎた設定は、申し訳ありませんが多数決or再安価させていただくかもしれません。

★★今までに登場したヒロインを、過去の周と同一人物として登場させることは出来ません(例:阿武隈が2周目と同一人物であり、失恋を引きずった教師として登場させる等)。★★
  ただし、設定によってはこちらで過去の周で登場したヒロインと関連付けることはあります(例:雪風が幸運の女神として登場した場合、4周目の時津風とは友人同士等)。

★提督は高校生設定です。


次に>>1が投下したレスからスタートです。

1人目

↓1~↓8で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※1:08までに↓8まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

阿武隈
生徒(特に下級生)に慕われている生徒会長

天霧
TSした悪友

木曽
ツルハシ持って特攻(ブッコミ)かける感じの不良

峰雲
提督が所属する部のマネージャー
試合で活躍した部員には活躍度合いに応じたエッチな御褒美をくれる(峰雲も楽しんでる)

1人目
夕立:街で出会った不良少女(09→90)

2人目
↓1~↓12で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※1:09までに↓12まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

天霧
TSした悪友

木曽
ツルハシ持って特攻(ブッコミ)かける感じの不良

峰雲
提督が所属する部のマネージャー
試合で活躍した部員には活躍度合いに応じたエッチな御褒美をくれる(峰雲も楽しんでる)

阿武隈
生徒(特に下級生)に慕われている生徒会長

2人目
漣:生まれる前から家に使えているメイドで、筆下ろしをしてもらって以降性処理をしてくれるようになった(79→97)

性処理メイド漣、再び……!

3人目
↓1~↓13で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※1:12までに↓13まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

天霧
TSした悪友

木曽
ツルハシ持って特攻(ブッコミ)かける感じの不良

峰雲
提督が所属するサッカー部のマネージャー
試合で活躍した部員には活躍度合いに応じたエッチな御褒美をくれる(峰雲も楽しんでる)

阿武隈
生徒(特に下級生)に慕われている生徒会長

3人目
ジェーナス:提督家が雇っているメイドの一人娘(19→91)

メイドが2人……来るぞ遊馬!冗談はさておき、2人目のメイドは予想外でした。

ラスト4人目
↓1~↓15で反転コンマが最大の艦娘を採用

提督との関係(例:幼馴染、親友、妹etc)、もしくはヒロインの設定そのもの(例:未来人、宇宙人etc)を書いて下さい。

※同数の場合は再び反転コンマで最終判定します。
※1:16までに↓15まで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大のヒロインを採用させていただきます。

青葉
提督のストーカー兼写真部員

天霧
TSした悪友

峰雲
提督が所属する野球部のマネージャー
試合で活躍した部員には活躍度合いに応じたエッチな御褒美をくれる(峰雲も楽しんでる)

阿武隈
生徒(特に下級生)に慕われている生徒会長

それよりもレスから30秒以内までとかじゃないと参加できんわ
こっちは数秒以内にレスできる環境じゃないんだorz

諦め半分で不良からストーカーにしたら・・・

こんなときどういうかおをすればいいのかわからないよ

阿武隈に幸せになって欲しいという願いは次回にお預けなのです

>>385
数秒感覚で更新しないと取れないよね。スマホじゃ無理

4人目
青葉:提督のストーカー兼写真部員(99)

という訳で、以下の4人が7周目のヒロインとして登場します。

夕立:街で出会った不良少女
漣:生まれる前から家に使えているメイドで、筆下ろしをしてもらって以降性処理をしてくれるようになった
ジェーナス:提督家が雇っているメイドの一人娘
青葉:提督のストーカー兼写真部員

6周目と比べるとかなりまともに見えますね。
今回は4周目との差別化、漣の年齢や夕立が不良になった理由、青葉がストーカーになった理由等が悩みどころになりそうです。
既にご指摘がありましたが、確かにヒロイン安価募集時のみ『↓〇』から『〇秒以内』という方式に変更した方が良いかもしれません。
私としても、ここまでの速度で埋まることに驚いています。次回(8周目)からは募集形式の変更を検討しようと思います。

それでは今回はここまでです。夜遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
エピローグは大まかな構想は既に出来上がっている為、それほど時間はかからないと思います。
プロット&オープニングは少しお時間をいただくことになりそうです。
どちらも出来る限り早く完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。

おつでした

青葉は某ヤンデレ青葉のせいで提督を殴り付けて逆レしそうなイメージ

ぽいぬとはエロいことにならないだって?今時の不良JKが処女なワケ無いだろ常考
???「援交でもしないとお金足りないっぽい!」

なんでか青葉と漣は負ける気がする

エピローグ、投下します。

――エピローグ

――6周目提督家


提督「………」

如月「………」

如月(最近、提督さんってば……全然私を襲わなくなったわね。こっちから誘惑した方が良いのかしら……?)

提督(あれからどうすれば瑞鶴の問題を解決出来るかを考え続けた。瑞鶴本人や熊野と相談しながらも、中々打開策が浮かばなかった)

提督(それだけじゃない。長年一緒にいた熊野はともかく、以前から何度も襲っていた瑞鶴と過ごしていると……どうしても性欲が暴走しそうになる)

提督(しかも、自宅に戻れば如月ちゃんがいる。幸い、今はまだ俺の精神は落ち着いているが……このままで良いはずがない)

提督「……っ」グッ…

提督(瑞鶴の責任を取ると決めた。熊野とも添い遂げると約束した。この言葉に嘘は無い。だが、もしかすると……俺はしばらくの間、2人と離れ離れになってしまうかもしれない)

提督(だが、その代わり……瑞鶴の問題を何とか出来るかもしれない策を思いついた。その為には……)

提督「……如月ちゃん」

如月「なぁに?」

提督「大事な話がある。今から俺と一緒に、霞ちゃんの家について来てほしい」

如月「………」

提督「君と霞ちゃんが犬猿の仲なのは理解している。だが、どうしても2人に相談したいことなんだ……頼む」

如月「……分かったわ。気が進まないけど、私は居候の身だし……その顔を見れば分かるわ。かなり重要なのよね?」

提督「あぁ。すまない……」

提督(……霞ちゃんと如月ちゃん。どちらかか、あるいは2人の協力が必要だ。事情を伝えれば、2人は俺のことを軽蔑し……すぐさま通報するかもしれない)

提督(それでも、せめて瑞鶴を男子生徒達から解放しなければならない……例え瑞鶴とは刑務所でしか会えなくなったとしても、彼女を救う為だ)

提督(本当は、このことを瑞鶴や熊野に話しておくべきだが……魔法使いとサキュバスのことを話しても、間違いなく信じないだろう)

如月「………」

如月(日頃から、険しい顔をしていることと……何か関係があるのかしら)

――霞家


霞「……///」カキカキ

霞(うぅ、どうしても提督さんのことばかり考えちゃう……それじゃダメ!勉強に集中しないと……!///)カキカキ

ピンポーン!

霞「……!///」

提督『6周目提督だ。霞ちゃん、いるか?』

霞「……っ!///」ダッ

ガチャッ

霞「て、提督さん!遊びに来て……///」チラッ

如月「………」

霞「………」

霞(何でアンタまで一緒なのよ……折角、提督さんと2人きりになれると思ったのに……)

提督「……急に訪ねてすまない。大事な話があるんだ。今、大丈夫か?」

霞「大事な話……」

霞(サキュバスがいるってことは、少なくとも……告白だとか、そういう類の話じゃないわよね……って、何考えてるのよ私は!///)フルフル

如月「……!」

霞「……えぇ。ほら、入って」スッ…

提督「……お邪魔します」

如月「………」

如月(この子、もしかして……)

霞「……それで、大事な話って?」

如月「私達を集めたということは、少なくとも……普通の悩み相談じゃないわよね?」

提督「………」コクリ

提督(覚悟を決めろ、俺……瑞鶴を救う為だ……!)

提督「……実は、俺が受け持つクラスの生徒が強姦被害に遭っている」

霞「っ!?」

如月「えっ……!?」

提督「いや、インキュバス関係じゃない。加害者は生徒の同級生だ」

霞「インキュバス関係無く大問題じゃない!」

如月「そうよ!提督さん、ひょっとしてそのことで悩んで……」

提督「そして……俺も、加害者の1人なんだ……」ギリッ…

霞「……はぁ!?」

如月「ちょ、ちょっと待って!?加害者って……」

提督「今から半年……いや、もう1年ほど前か?その生徒が男子生徒に強姦されている所を目撃して……」

提督「すぐにでも止めに入ろうと思ったはずなのに、急に性欲が湧き上がって来て……!」

霞「……!」

如月「……!」

提督「理性で抑えようとしても、思考が性欲で染まってしまって……その生徒を襲ってしまったんだ……!」

提督「その後も、何度も何度も同じ生徒を襲って……自分で自分を制御出来なくなって……っ!」ギリッ…!

提督「最終的には、その生徒には許してもらい、俺が責任を取ることにしたが……それでも、俺が教師失格だということに変わりない……!」

霞「ッ!」ズキッ

霞(えっ、う、嘘……責任を取るって、それ……じゃあ……提督さんには、もう……)

霞「……っ!」フルフル

霞(い、今はそんなこと考えてる場合じゃないでしょうが!提督さんが話した内容って……!)

提督「……生徒は今も、同級生達に弱みを握られた状態なんだ。強姦された日の映像を録画されているから、迂闊に他の教師に相談も出来ない」

霞「………」

如月「………」

提督「俺が指導しようとしても、説得力も無ければ……同級生を刺激してしまって、彼らが生徒の映像をSNS……インターネットに流出してしまいかねない」

提督「だからこそ、魔法や魔術という不思議な力を扱える……2人にしか頼めないことなんだ……!」スッ…

霞「……!?」

如月「て、提督さん!?土下座なんて……」

提督「頼む……!俺のことはどうしてくれても良い!通報したり、今すぐここから叩き出してくれても良い!」ジワッ…

提督「俺が許されないことをしたという自覚はある……それでいて、今まで自首さえ出来なかったクズ野郎だということも分かってる……!」ポロポロ

提督「だけど、生徒のことは……今も同級生からの強姦被害に苦しむ生徒だけは、助けてやってほしいんだ……!」ポロポロ

霞「………」

如月「………」

提督「こんなこと、虫が良い話なのは分かってる……!だけど、頼む……!生徒の為に……!」ポロポロ

霞「………」チラッ

如月「………」コクッ

霞「……顔を上げて、提督さん」

提督「だが……」ポロポロ

如月「……結論から言うと、提督さんは悪くないわ」

提督「なっ……!?そ、そんなはずないだろ!俺は、自分の教え子に手を出して……」ポロポロ

霞「その時、まるで自分が自分で無いかのような錯覚に陥らなかった?」

如月「性欲が暴走している時、誰かに乗っ取られたかのように……思考が働かなくなって……」

提督「……!」ポロポロ

提督(た、確かに……瑞鶴を襲った時は、まるで自分とは思えないような状態になって……)

霞「……前に説明したわよね?インキュバスには、人型だけでなく憑依する奴もいるって」

提督「あ、あぁ……ついこの間、そんな話を……ま、まさか!」

如月「えぇ。提督さんの心には、インキュバスが憑依している可能性が高いわ」

霞「半年前から1年前という話も、魔界から奴らが逃げ出した時期と一致するもの」

提督「そ、そんな……だが、今は正気で……」

霞「奴らも決して馬鹿じゃない。普段は心の奥底に潜んでいて、私達のような魔族やサキュバスにバレないようにしているの」

如月「だけど、憑依した人間が性欲を掻き立てられた時や……インキュバス自身が誰かを襲いたいという欲求に駆られた時……」

提督「……宿主の性欲を刺激、するのか?」

霞「そうよ。しかも、奴らは宿主の性欲だけでなく倫理観や理性さえ一時的に欠如させる」

如月「だからこそ、宿主は突然湧き上がる性欲を抑え切れなくなって……ターゲットの女性を強姦してしまうのよ」

如月(最初は単に行為の時だけ性格が豹変すると思い込んでいたけど……まさか、提督さんにインキュバスが憑依していたなんて……!)

如月(どうして初対面の時に気付かなかったのよ、私……!いや、あの時の私は初心だったから、インキュバスの憑依を考える余裕なんて無かったけど……)

提督「………」

提督(俺の、心の中に……インキュバスが……じゃあ、今まで頭の中に不埒なことばかり浮かんでいたのは……)

霞「……その生徒さんのことより、まずは提督さんね」スッ…

提督「……!」

霞「今から提督さんに精神干渉魔法をかける。それで心に寄生しているインキュバスを引きずり出して討伐するわ」

如月「で、でも、精神干渉魔法って……」

霞「……そんじょそこらの魔法使いと一緒にしないで。伊達に魔法の勉強を積み重ねて来ていないわ」

霞「戦闘時は厳しいけど、こうして魔法を確実に発動出来る状況なら……失敗なんてしないんだから!」カッ…

提督「………」

提督〈俺の中にインキュバス?そんなのいる訳ないだろうが!こっちは真剣に話してるんだぞ!?こうなったら、こいつらを犯して……!〉

提督「っ!」フルフル

霞「……!」

如月「どうしたの!?」

提督「い、今、また……いつもの衝動が……!」

霞「こいつ!無駄な抵抗を……さっさと出て来なさいったら!」パァッ

提督「うっ……!?」ドクン…

提督(む、胸が……苦し……っ!?)

『……ぐああああああああッ!?』シュルルルッ…!

提督「ッ!?」

提督(な、何だこれは!?俺の胸から、真っ黒な霧が……!?)

霞「………」

霞(よりによって、提督さんに憑依するなんて……しかも、提督さんを苦しめ続けて……!)ギリッ…!

霞(許さない……よくも私が初めて好きになった人を、ここまで追い詰めて……絶対、許さないんだから……!)

霞「……死ねッ!!」カッ…!

『畜生!こんなことでバレるなんて!ぎゃああああああああああああああああッ!?』パァァ…ッ

サァーッ…

提督「……き、消えた」

如月「……消滅させたのね」

霞「……あんなクズ、消し去った方が良いのよ。世の中の為にも……」

如月「………」

如月(でも、本当は……怒ってたんでしょう?提督さんを苦しめた相手だから……)

提督「……っ」ウルッ…

霞「……!」

如月「……!」

提督「そう、か……俺に、インキュバスが憑依して……それで、俺は……あんなことを……」ポロポロ

提督「でも、そんなの言い訳だ……俺が生徒に手を出してしまったという事実は、変わらない……」ポロポロ

提督「結局、俺は……教え子に欲情して、挙句の果てに強姦してしまった……クソ野郎じゃないか……!」ポロポロ

霞「……自分を責めないで。奴らに憑依されてしまえば、その干渉に抵抗出来る人間はいないもの」

如月「そうよ。悪いのは提督さんを操っていたインキュバスで、貴方に罪は……」

提督「くっ……うぅっ……!」ポロポロ

霞「……っ」ズキッ…

如月「………」

霞(提督さん……ずっと、悩み続けていたのね。私と出会った時も、私を助けてくれた時も……だから、いつも辛そうな顔をして……)

霞「……!」グッ…

霞(……安心して。私が絶対、貴方の悩みを……何とかするから。その生徒さんのことを……必ず、救ってみせるから……!)

霞(惚れた相手の頼みだもの……全力を尽くさないと、魔法使いの名が廃るわ……!)

霞「……大丈夫よ、提督さん。私なら、その生徒さんを救ってあげることが出来る」

提督「……!本当か……?」ポロポロ

霞「生徒さんを強姦している同級生の顔写真とか……何でも良いから、特定出来る物は持ってる?」

提督「あ、あぁ……これだ」スッ…

霞(スマホに撮影された学生名簿……その内の数人に印が……なるほど、彼らね)

霞「……よし、覚えたわ。恐らく彼らにもインキュバスが憑依している可能性が高いから、私が魔法で奴らを引きずり出す」

霞「そして透明化魔法を駆使して彼らの自宅に侵入した後、スマホやパソコンの電子機器に保存された動画も削除する。それで全て解決よ」

如月「……仮に、その同級生の子達が自分の意志で強姦していたら?」

霞「精神干渉魔法の応用で、彼らの罪悪感を強めて自白を促すわ。ただし、提督さんに関する記憶は消しておくけど」

提督「……!」ポロポロ

霞「提督さんは悪くないもの。全て奴らの仕業だから……それに生徒さんが許している以上、提督さんを罪に問うのはおかしいでしょ?」

如月「まぁ、そうするしかないわよね。出来れば私も協力したいけど……」

霞「性行為に関する能力以外ロクに扱えないサキュバスは黙ってなさい」

如月「うぐっ……」

如月(悔しいけど、事実だから言い返せない……!)

提督「……霞ちゃん、如月ちゃん……すまない、本当に……こんな俺なんかの、いや、俺の教え子の為に……!」ポロポロ

霞「……気にしないで。貴方には何度も助けられたもの」

提督「うぅっ……ありがとう……この恩は、一生忘れない……!」ポロポロ

霞「……っ」グッ…

霞(これで良い……好きな人の役に立てるだけでも、私にとって……幸せなことなんだから……)

如月「………」

如月(貴女は、それで良いの……?このまま、何も言わずにいるなんて……)

――数日後・熊野家


瑞鶴「あれから、クラスメイトが全然襲って来なくなったのよね……」

熊野「まぁ、そうなんですの?」

提督「………」

提督(霞ちゃん、上手くやってくれたみたいだな……ただ、彼らが強姦したことを俺や熊野に言い出さないということは……)

提督(恐らく、インキュバスが憑依していたせいか……今の俺のように、彼らは罪悪感を感じて何も出来なくなっているのかもしれない)

提督(どちらにせよ、瑞鶴に被害さえ及ばなければ……それで良い。俺は彼らを咎められる立場では無い以上、これ以上を望むのはダメだ……)

瑞鶴「まぁ、別にどうでも良いけど。私は先生さえいてくれれば、他のことは気にならないし……ふふっ♪」ハイライトオフ

提督「……っ」ズキッ…

熊野「そ、そう……瑞鶴さんが納得しているなら、私からはこれ以上何も言いませんわ」

熊野(下手に告発でもして、提督のことまで暴露されてしまっては本末転倒ですもの。それより、瑞鶴さん……)

熊野(どことなく、危うげな雰囲気がありますわね……提督がいなくなってしまうと、途端に壊れてしまうかのような……)

瑞鶴「……私のことは良いの。それより、もっと重大な問題があるでしょ?」

提督「………」

熊野「……私達が3人で交際していること、ですわね」

瑞鶴「どうするの?一応、私は卒業さえしてしまえば、大っぴらに先生と付き合えるようになるけど……」

提督「……瑞鶴のことは、前に話した通りだ。卒業までは周りには隠し続けるしかない」

提督(逆に言えば、瑞鶴が卒業した後……彼女の両親と、俺の両親に……お互いを紹介するということになるが)

熊野「生徒と教師が交際していることが知られれば、大騒ぎですものね……」

瑞鶴「……熊野先生と付き合ってることは?」

提督「それは……」

熊野「……黙っておくしかありませんわ。瑞鶴さんが卒業した後も、ずっと……」

提督「……っ」ズキッ…

熊野「いくらお父様やお母様が私に甘いとはいっても、提督の愛人になっているだなんて話せば……間違いなく否定するに決まってますもの」

提督「……すまない」

熊野「提督が謝る必要はありませんわ。元はと言えば、私が無茶を言い出したことがきっかけですし……」

瑞鶴「親に話さないってことは、縁を切るの?」

熊野「……最終的にそうなってしまう可能性も、否定は出来ませんわ」

提督「………」

瑞鶴「ふーん、そうなんだ」

熊野「……随分と軽いですわね」

瑞鶴「だって他人事だもん。私は別に熊野先生がいてもいなくても、どっちでも良いから」ハイライトオフ

熊野「……っ」ゾクッ

提督「……瑞鶴」

瑞鶴「あっ、せ、先生、怒った……?ごめんなさい、その……」

提督「いや、違う……違うんだ……そうじゃ、ない……」

提督(俺のせいで、瑞鶴は……クソッ、畜生っ……!)ギリッ…

熊野「………」

熊野(提督……やっぱり、責任を感じて……)

熊野「……決してこの関係を明るみには出来ませんけど、悲観することばかりでもありませんわ」

提督「……え?」

熊野「幸い、私と提督は既に定職についていますから……このまま何事も無ければ、食べて生きていくのには困りません」

熊野「例え結婚出来なくても、子供だって持てますし……共働きですから、学費や生活費も何とかなりますわ」

提督「……確かに、そうだ。でも、俺達が働いている間は、誰が子供の面倒を見るかが問題になる」

熊野「……えぇ、そこなのよね。ずっと育児休暇を取り続けるのは不可能ですし……」

瑞鶴「………」

瑞鶴「……私が面倒見ようか?」

提督「……!」

熊野「……!」

瑞鶴「高校を卒業して……とりあえず、大学を出たら……先生と結婚して、専業主婦になる」

瑞鶴「そうすれば、先生も熊野先生も……仕事に専念出来るでしょ?」

提督「……良い、のか?」

瑞鶴「もちろん!私と先生の子供はもちろん、熊野先生との子供だって……先生の子供に違いないでしょ?だったら、私がしっかり子守りしてあげる!」

熊野「瑞鶴さん……」

瑞鶴(そう、例え血が繋がっていなかったとしても……先生の子供なら、将来の奥さんである私の子供でもあるから……♪)ハイライトオフ

熊野(……あんな真っ黒な目で頬を染める姿を見ると、瑞鶴さんにに任せるのが不安に思えてきましたわ)

提督「……っ」ギリッ…

瑞鶴「……!」

熊野「……!」

提督(俺は、どこまでも最低な野郎だ……インキュバスのせいとはいえ、瑞鶴を強姦し……あまつさえ、俺に好意を寄せてくれていた熊野を愛人にして……)

提督(霞ちゃんと如月ちゃんは、俺のせいじゃないと言ってくれているが……それでも、瑞鶴に辛い思いをさせてしまったのは事実なんだ……)

瑞鶴「………」

熊野「………」

提督(だが、俺は霞ちゃん達に慰められて……その優しさに、やはり甘えてしまった。こんな俺でも、普通に過ごして良いとさえ考えてしまった……!)

提督(自分で自分が嫌になる……!でも、この状況から……3人で共に過ごす、このぬるま湯から……抜け出したくない……ずっと、ここにいたいと思って……)

瑞鶴「………」ダキッ…

熊野「………」ダキッ…

提督「っ!」

瑞鶴「先生……私はもう、気にしてないから……それどころか、先生しか見えないもん……///」ギュウッ

熊野「これ以上、自分を責めるのはやめて下さい……何度でも言うけれど、私は何があっても提督の味方ですわ///」ギュウッ

提督「……瑞鶴、熊野……」ジワッ

瑞鶴「先生がいてくれるだけで良いんだよ?だから、もう……余計なことは考えないで?」ニコッ…

熊野「惚れた弱み……いや、少し違いますわね。とにかく、ここまできたからには……どこまでもお供します」ニコッ

提督「……すまない。うっ……すま、ないっ……!」ポロポロ

瑞鶴「……先生///」ハイライトオフ

熊野「……提督///」































「離さないからね?だから、私の傍にいて……ずっと、ずぅっと……」


「これからも、愛人として……よろしくお願い致しますわ」


「……あぁ。俺もこれからは、2人の為に生きる……2人の為だけに、生きるから……!」





























――同時刻・霞家の玄関前


霞「………」シュタッ…

霞(これで、今夜の仕事もおしまいね……後は復習して寝るだけ……)

如月「………」

霞「……何しに来たのよ」

如月「……一旦魔界に戻る前に、貴女の様子を見ておこうかと思って」

如月(提督さんに彼女が出来た以上、居候を続ける訳にはいかないものね……でも、折角仲良くなった提督さんと離れるのも寂しいし……)

如月(魔界で正式に人間界で暮らす手続きを取って、今度は提督さんのお隣の部屋に引っ越せば……そう考えたけど、この魔法少女のことも気になったから……)

霞「ふん……余計なお世話よ」

如月「私が気付いていないとでも思っているのかしら?サキュバスは人の性欲……もとい色恋沙汰には敏感なのよ?」

霞「………」

如月「……本当に良いの?」

霞「………」

如月「このまま、自分の気持ちを伝えることもしないままで……」

霞「……サキュバスに心配される筋合いは無いわ」

如月「………」

霞「早く行きなさいな」

如月「……分かったわ」カッ…

如月(強がりを言ってるのが丸分かりよ……それで辛い思いをするのは、貴女なのに……)シュパッ…

霞「………」

霞(目障りなサキュバスが消えて清々したわ……)ガチャ…

バタン…

――数十分後・霞家


霞「………」カキカキ

霞(人間界に逃げ出したインキュバスは徐々に討伐されていったけど、まだまだ多くの奴らが残ってる)カキカキ

霞(憑依型の奴らもどれだけ潜んでいるか分からない以上……私達、魔法少女の役目は終わらない)カキカキ

霞(まだまだ人間界に滞在し続けて、奴らを討伐しなきゃいけない……全く、お陰で勉強が進まないじゃない……)カキカキ

霞「………」カキカキ

霞(……大魔導士になる夢だって、諦めてない。こうして今でも、勉強を続けて……)カキカキ

霞「………」カキカキ…

霞(そのことだけを考えて、勉強を……大魔導士になること、を……)カキ…

霞「………」ピタッ…

霞(あ、あれ……どうして、手が止まっちゃったのかしら……早く、勉強を続けないと……)

霞「………」

霞(続けなきゃ……大魔導士に、なる……為に……)ジワッ…

霞「……っ!」グシグシ

霞(馬鹿!泣いちゃダメ!孤独なんてとっくに慣れてるでしょうが!どうして今更……)

霞「……っ」ジワッ…

霞(……違う。これは孤独なんかじゃない……私が初めて、失恋したから……)ウルウル…

霞(好きな人への想いが、実ることが無い……それが、分かってしまったから……)ウルウル…

霞「………」ポロポロ…

霞(好きな人が、他の女の人と一緒になって……それを考えたら、胸が痛くなって……!)ポロポロ

霞(……寂しい。初めて、仲良くなれた人が……自分以外の人と添い遂げるのが、辛くて……!)ポロポロ

霞「ぐすっ……うぁっ……!提督さん……提督、さんっ……!」ポロポロ

霞(初めて出来た知り合いが、友人に変わって……それから、初恋の人になって……それなのに……)ポロポロ

霞(その人は、私の手の届かないところに行っちゃって……私は、置き去りになって……!)ポロポロ

霞「えぐっ……ひっく……!」ポロポロ

霞(提督さんに、生徒さんのことを相談された時だって……本当は、心が苦しかった……!)ポロポロ

霞(叶わないのが分かった初恋の相手、それも……彼の想い人の為に、力を貸さなきゃいけないだなんて……!)ポロポロ

霞(でも……でもっ!断れる訳、無いじゃない……!好きな人の頼みなのよ……?)ポロポロ

霞(好きな人が、涙を流して……地面に頭を付けてまで、頼んで来たのよ……!?)ポロポロ

霞(だったら……何とか、してあげなきゃ……あそこまでされて、拒絶なんて……出来るはず、無いでしょ……!)ポロポロ

霞「うあぁっ……提督さんっ……どうして、私じゃないのぉっ……!」ポロポロ

霞(だけど、それでも辛かった……!恋敵の為に、私が動かなきゃいけないことが……凄く、辛くて……!)ポロポロ

霞(それでも、好きな人の役に立ちたくて……その感情がぶつかりあって、訳が分からなくなってぇっ……!)ポロポロ

霞「うわぁぁぁぁん……提督さんっ……てぇとくさぁんっ……ぐしゅっ、うあぁぁっ……!」ポロポロ

霞「ぐすっ……えぐっ……ひっく……でも、泣いている場合じゃ、ない……のよね……」ポロポロ

霞(今も奴らは……インキュバスは、女性を狙って……こうしている間にも、犠牲者は増え続けて……)ポロポロ

霞(提督さんの同僚……熊野さんという人が、強姦されかけて……私がいなければ、今頃……)ポロポロ

霞「……守らなきゃ」ポロポロ

霞(例え、私の想いが実らなくても……提督さんに、私の気持ちを伝えられなくても……)ポロポロ

霞(初めて出来た友人で、初恋の人の……提督さんの人生を……守らなくちゃ……)ポロポロ

霞(せめて、奴らを全員討伐して……提督さんが安心して暮らせる状況になるまでは……!)ポロポロ

霞「……私が、守ってあげなくちゃ……だって、好きだから……!」ポロポロ

霞(私と仲良くしてくれた人で、私のピンチを救ってくれた人だから……今度は私が、提督さんを守らなきゃ……!)ポロポロ

霞(どれだけ心が痛くても、寂しくても……辛くっても、泣きたくなっても……!)ポロポロ































「ぐすっ……私が、守るから……えうっ……絶対、守って……うぐっ、うぅっ……うわぁぁぁぁん……!」





























――瑞鶴・熊野 GOODEND

ここからは各ヒロインのプロットに加えてEND分岐の条件、そして世界観についての簡易的な解説を投下していきます。
ただ、今回はコンマの影響で途中の展開がややプロットから外れてしまったこともあり、以下のプロットは参考程度に考えていただけると幸いです。
まずは作中に登場した3つの勢力について解説します。


・霞含む『魔法少女』
魔界に存在する、魔法を行使出来る種族。人間と同様に、男女両方が存在する。
全員が魔力を宿した状態で、成長した後は魔法小学校で基本的な魔法を学ぶ。そしてある程度の課程が修了した後、まずは新人として簡単な活動をすることになる。
その後、実績を積んだ後に魔術中学校で少し難しい魔法を学ぶ。そして課程を修了した後、ようやく実践を伴う活動をすることになる(霞はここからしばらく経験を積んだ状態)。
そして、更に実績を積むと魔導高校~大学で強力な魔法を身に付ける訓練が出来るようになる。こちらはかなり難しい為、義務教育では無い。更なる高みを目指す人のみが学ぶ。
要するに、魔法とは言っても簡単に使用出来るものではない。しっかりと知識を学び、何度も訓練して初めて身に付けることが出来る。

階級としては魔法を覚えたての『見習い』、ある程度実績がある『魔法使い』、難しい魔法をも操り強大な敵とも戦える『魔導士』が存在する(霞は魔法使いかつ女子なので『魔法少女』)。
魔導士クラスになると、時を操る魔法や瀕死の人間を瞬時に完治させる等、物理法則を超越した強力な魔法を行使出来る(その分、魔力消費も多くなるが)。
霞のような魔法使いクラスは、自由に飛行したり姿を消す魔法、ある程度の攻撃魔法等を扱えるが、魔導士のような難しい魔法は流石にまだ使用出来ない。

体に宿る魔力を利用して魔法を発動させるが、魔力が尽きると普通の人間と変わらないほどに弱体化してしまう。
魔力は魔法を使わずにいると自然に回復する。仲間の魔法使いがいれば魔法で回復させることも可能。
寿命は存在しない訳では無いが、やはり人間と比べても長寿。霞は既に100年近く生きているが、人間で言えば10代後半程度の扱い。
中には死を恐れた大魔導士が年齢操作や完全治癒魔法、不死の魔法を生み出し、自分や不死を望む者に対して行使することで、数百年~数千年生き続けている者もいる。
年齢操作や完全治癒魔法は言葉通りの効果で、不死の魔法はオンオフの切り替えが可能である為、不死の体を得て絶望してしまう等の悲劇が起こったことは無い。
『それほどまでに有能なら大魔導士がインキュバスを討伐すべきでは?』という指摘もありそうだが、彼らは色々な世界から救助を依頼されることが多く、全ての事件に手が回らない。

普段は自分達が住む世界の治安を維持しているが、たまに魔法使いが魔法を悪用する為、そのような者と交戦して無力化している。
それだけでなく、如月のようなサキュバスとも『一応』面識があり、彼女らから協力を依頼されれば力を貸す。
とはいえサキュバスとはあまり仲が良くない。インキュバスによる悪事を頻繁に耳にし、実際に魔法使い達も被害に遭っている為、サキュバスには良いイメージを持っていない。

人間界については、基本的に他の世界からやって来た悪人を討伐する為に出向く程度。永住する者はあまり多くない。
それでも、人間に世話になったりする等で互いに惚れてしまい、定住先を人間界にする者もいない訳では無いが。
実際に昔から人間界に移り住み、そこから魔法使いとして活動している者も一定数存在する。今回のインキュバス騒動では、既に人間界に定住している彼らに討伐依頼が来た。
もっとも、それだけでは不足する為、霞達のような魔法使いも人間界に派遣された。

技術レベルは魔法が存在する分人間界より発達しているが、科学文明も馬鹿には出来ないと考えている。
特に、魔力を必要とせず長距離で会話可能なスマホや、電力さえあれば誰でも使える家電製品等、人間の技術も侮れないと考えている。

・如月含む『サキュバス』
魔法使い同様、魔界に存在する。性交渉によって活力を得る種族。全員が女性であり、古来から魔界の魔法使い達、及び人間界で人間と性行為に励むことで栄えてきた。
下記のインキュバスとは違い、こちらは事前に事情を話した上で相手からの合意を得て行為に及ぶ。その為、人々からはむしろ歓迎されていた。
例え性行為をしなくとも死ぬことは無いが、性行為をしない期間が長くなるほど活力を失っていく。

サキュバスは全員が不老不死。ある程度の年齢まで成長した後は年を取らなくなる。しかし人間界含む色々な世界へ行ける『ゲート』がある為、人口爆発はしない。
不老不死とは言っても完全無敵という訳では無く、人間よりは頑丈だがある程度の肉体的・精神的苦痛は感じる。
基本的には不特定多数の男性と関係を持つ。飲食は可能だが、性行為からの精液さえあれば事足りる為、食費等はかからない。
しかし、中には特定の男性に心から惚れてしまい、その男性と一生を添い遂げる者も存在する。
それでもいずれは先立たれてしまう為、そうなった場合は自分が出産した子孫か、再び別の相手を探すことになる。

出産した場合、娘の場合は全員がサキュバスになる。息子の場合は普通の人間と変わりないが、通常の人間よりも性行為に関する技術が向上する。
通常であれば後の世代になればなるほど血が薄まっていくが、サキュバスの遺伝子は非常に強く、サキュバスとしての特性が無くなることは無い。
だからこそ昔から今までサキュバスが絶滅せず子孫が栄えてきた。
種族が種族な為、近親相姦に抵抗が無い。特に、特定の男性を愛し、寿命により先立たれた場合は孫や玄孫と関係を持つ者もいる。理由は惚れた者の面影がある為。

単に性行為すれば良いという訳では無く、サキュバスとして生まれた者は男性を喜ばせる為の教育を受ける。
その課程を修了した後に、人間界に出向いて色々な人と関係を持つ、あるいは特定の男性と何度も性行為をすることで、サキュバスとしての経験を積むことになる。

ただし最近は科学の発達により、人々がオカルト等に懐疑的になってしまっている。その為、人間界で活動する場合は戸籍の捏造が必要になる場合がある。
理由は『人間界で滞在するにしても、社会の中に溶け込むことで怪しまれないようにする為』。
幸い、様々な人間と関係を持ってきたサキュバスにはそういったコネが多数存在する為、戸籍を捏造するだけならば容易い。
如月はまだ課程を修了したばかりの新人サキュバスの為、まずは人間社会に溶け込む前に男性と性行為を繰り返して経験を積むことからスタートする。

魔法少女達とはあまり仲が良くない。しかしサキュバスは性関係以外の能力が皆無に等しい為、何かしらの争いが起これば魔法少女に頼らざるを得なくなる。
それでも相手は『サキュバス=インキュバス』と考えている為、『同族の争いくらい同族で対処してほしい』と散々嫌味を言われる。
サキュバス側も『あんな奴らと一緒にするな!』と反論しているが、一度植え付けられた偏見は中々取り払われない。


・魔法少女及びサキュバスと敵対している『インキュバス』
サキュバスの別種族で、男女両方が存在している。人型の存在もいれば魂だけの存在もいる。
前者は自らの欲を満たす為、人間を強姦する。流石に性欲を失った老人には手を出さないが、子供でも容赦無く襲い掛かる。
霞含む魔法少女達や如月含むサキュバス達と対立しており、特にサキュバスは『自分達の評判を落とす厄介な存在』と考えている。

今回、かつて人間界で悪事を働いた為に幽閉されていたインキュバス達が、同族の攻撃で人間界に逃走してしまい、罪の無い人々が強姦被害に遭う事態に陥ってしまった。
霞含む魔法少女達はサキュバスから『緊急事態』という連絡を受け、魔界や他の世界で治安を守っていた一部の魔法少女が人間界に派遣されることになった。
如月達サキュバスは戦闘能力がほぼ皆無の為、インキュバス討伐は魔法少女達に全面的に任せる形になる。
また、人型のインキュバスはサキュバスと違い、ある程度の戦闘能力を持っている。その為、油断していると返り討ちにされる危険がある。

人型のインキュバスは人間には見分けがつかないが、魔法少女やサキュバスから見れば一目瞭然。
しかし魂だけのインキュバスは人間の心に入り込み、性欲を刺激しつつ倫理観を取り払い人間に潜んで活力を得る為、魔法少女やサキュバスにも見分けがつかない。
その為、魔法少女達は人型インキュバスの討伐をしつつ、人の心に隠れたインキュバスを探さなければならない。

ここからは各ヒロインのプロットを投下していきます。

・霞(リーチまで到達している為、END開放時~エピローグの展開を解説します)

END開放時、霞は自分の心の弱さを、すなわち己に課せられた役目より自分の気持ちを優先してしまうことを情けなく思う。
しかし無意識の内に提督のことばかり考えてしまい、淫魔討伐の効率が下がってしまっている。この現状を打開する為には、もう想いを伝えるしかないと判断する。
今まで恋人どころか友人さえいなかった霞は、いざ告白しようとしても言葉に詰まってしまう。しかし提督が『ゆっくりで良いから』と言ってくれた為、霞は心を落ち着かせる。
そして自分の想いを告げ、それを聞いた提督は『告白してくれたのは嬉しいけど、俺は如月と肉体関係を持つ不潔な男だから……』と言う。
霞は『そんなこと分かってるけど、あいつはサキュバスだから例外よ!むしろそれが気にならないほど、提督さんのことが好きなのよ!』と断言しながら抱き締める。
提督、霞が本気で自分のことを好いてくれていることを感じ取り、彼女の告白を受け入れる。その瞬間、霞の魔力が増大する。両想いになったことで、宿る魔力が強化されたのだ。
しかしその一方で提督は『結局、瑞鶴のことを言えなかった……どうしよう』と考える。

エピローグは上記の展開が少し変化した形になる。瑞鶴の問題解決後、人間界に定住する手続きを取り、提督と同じ部屋で同棲生活を始める。その際、如月は霞に追い出される。
また、提督が瑞鶴の問題を何とかしてほしいと頼み込む展開は同じだが、瑞鶴の好感度の数値により、その後の展開が変化する。

好感度0~19では、何も知らない間に瑞鶴は記憶を消され、治癒魔法の応用で体も処女の状態に戻し、瑞鶴は今まで通りの生活に戻ることになる。
好感度20~29では、瑞鶴が提督の謝罪と霞(如月との複数ENDの場合は如月も含む)から事情を聴き、あまり納得はいかないが提督を許すことにする。
好感度30~39では、むしろ提督とセックスすることにある程度の快感を感じており、強姦のトラウマも乗り越えた為、あっさり許すことにする(※後述の補足もご参照下さい)。
失恋時は、強姦した事実を明るみにすると脅して提督と恋仲になろうと考えるが、好きな人の人生を壊したくないと考え、涙を流しながら失恋の悲しさに耐える。

また、上記のエピローグのように、霞以外のヒロインとENDを迎えた場合も霞に協力を依頼し、瑞鶴の問題を解決する展開になる。
こちらは霞の好感度の数値により、提督の話を聞いた時の霞の反応が変化する。

好感度0~19では、提督が瑞鶴のことを打ち明けた際、当然罵倒はするものの……最終的にはインキュバスのせいということに落ち着く。
好感度20~29では、提督のことを罵倒……しようとするがやめる。こうして正直に打ち明けてくれたし、元はと言えばインキュバスのせいである為、提督を責めないことにした。
好感度30~39では、もはや提督のことを最初から責めるつもりは無い。むしろ『全部インキュバスのせいだから提督さんは悪くない』と慰める。
失恋時は上記のエピローグを参照。


・如月(好感度30まで到達している為、リーチ~エピローグの展開を解説します)

好感度40到達で、何度も性交した為か、互いに体の相性が抜群になってしまう。それだけでなく、身も心も提督にどっぷり浸かってしまい、彼以外の人間とは性交したくないと考える。
それが単なる快感だけでなく、明確に恋愛感情を抱いてしまったことを理解する。最初は提督で体を慣らしてから他の男性とも関係を持つつもりだったが、それは嫌だと思ってしまう。
しかし『提督には人間としての人生がある為、サキュバスである自分が彼に言い寄るのは迷惑では?』と考えてしまい、告白に踏み切れなくなってしまう。

END開放時、とうとう自分の気持ちもとい欲望を我慢出来なくなり、提督にキスしながら告白する。
提督は一瞬驚くも、彼も何度も性交している内に彼女の体に病み付きになってしまい、同時に心も彼女に惚れ込んでいたのだ。
だからこそ『如月を他の人に渡したくない』と考え、提督は彼女の告白を受け止め、自分も好きだと告げる。
如月は想いが実った嬉しさでサキュバスとしての本能が刺激されてしまい、そのまま提督を押し倒して獣のような激しいセックスに持ち込む。
(※後述の補足もご参照下さい)

エピローグは上記のように1度魔界へ戻る展開は同じだが、正式に手続きを取って戸籍を用意した後に、居候では無く恋人として同棲生活を送ることになる。
そしてやっぱりセックス三昧の日々を送り、提督も如月も互いに相性抜群な体で爛れているも充実した毎日を送る。
また、如月ENDの場合は他のヒロインの好感度の数値によって、エピローグの雰囲気(明るさ及び暗さ)が変化する。

如月ENDにおけるベストENDの順位としては、ベストが瑞鶴の好感度30~39、2番目は瑞鶴の好感度20~29、3番目は瑞鶴の好感度0~19、4番目が瑞鶴失恋。
それぞれ4つのEND分岐を更に細分化すれば、ベストが霞の好感度30~39、2番目が霞の好感度20~29、3番目が霞の好感度0~19、4番目が霞失恋。
熊野は失恋以外は直接の影響は無い。


※補足
本来は瑞鶴及び如月は『提督に散々襲われた結果、快感や体の相性で身も心も堕とされてしまう』という展開にする予定でした。
しかしこちらが想定していた以上に提督の性欲が中途半端な状態になってしまいました。
その為、プロットを変更して『瑞鶴はストックホルム症候群のように提督を慕うことで絶望から逃れる』という展開に変更しました。
如月についても、仮にこのままリーチになれば『最後まで体力が持たないのがネックだけど、そこがまた可愛いかも……///』という展開になっていました。

また、本来は瑞鶴や熊野にも他のヒロインによる好感度の数値次第でENDの内容が変化するというプロットを組み立てていましたが……
しかし瑞鶴が想定外の病み方をしてしまい、熊野のEND開放もこちらが想定していた内容とズレてしまった為、終盤は即席で考えて書き進める状況になっていました(白目)。

そして提督にインキュバスが憑依していたという展開ですが、既にお気づきの方もいるかと思いますが『提督〈○○〉』という文章がインキュバスによる精神干渉です。
正確には、通常の提督の思考は『提督(○○)←()が使用されている』ですが、インキュバス干渉時は『提督〈○○〉←〈〉が使用されている』です。

プロット等の投下は以上です。オープニングはもうしばらくお待ち下さい。

すみません、少し訂正します。>>460のインキュバスについての記述『男女両方が存在する』は誤りです。正しくは『男性のみ存在する』です。
6周目のオープニングを描く途中で設定を変更したのですが、プロットに反映するのを忘れていました。

何とか大まかなプロットは出来ましたが、オープニングはもう少しだけお時間をいただくことになりそうです。
スランプなのか、6周目以上に苦戦してしまいました……上手くいけば投下は本日の夜、もしかすると2~3日後になるかもしれません。
必ず完成させますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

お待たせしてすみませんでした!オープニング、投下します。

――オープニング


漣『……ご主人様』

父『………』

漣『息子様が、幼稚園の演劇の主役に選ばれて……』

父『……忙しいんだ。話しかけないでくれ』

漣『……申し訳ございません』

提督『……おとう、さん』

父『………』

提督『もう、いっちゃうの……?』

父『……あぁ』

提督『でも、かえってきてくれて……まだ、ちょっとしか……』

父『………』クルッ

提督『あっ……』

父『………』スタスタ…

提督『………』

漣『……7周目提督様』ギュッ

提督『……さざなみ、おねえちゃん』

漣『ご主人様は、今は忙しいだけです。きっと、落ち着いたら……また、提督様と……』ナデナデ

提督『……ん、がんばる』

漣『………』ナデナデ

提督『………』

提督(おとうさん……)

――早朝・自室


ジェーナス「起きて~!朝だよ~!」ユサユサ

提督「ん……」

提督(今のは、夢か……また、随分と昔の……)

ジェーナス「お母さんがご飯作ってくれてるから、早く早く!」ユサユサ

提督「……あぁ、いつもありがとう」ムクッ

ジェーナス「えへへっ!だってメイド見習いだもん!将来は提督のメイドさんになるんだから!」

提督「………」

提督(相変わらず姉さんの教育が行き届いてるな……いや、ジェーナスが望んでやってくれてることか。嫌ならこんなことしてくれないだろうから)

提督(……あんなことを知らされても、変わらず僕を慕ってくれる。本当に、"あいつ"とは大違いだ……)

ジェーナス「……提督?」

提督「……顔洗って歯を磨いて来る」

ジェーナス「うんっ!その間に、提督の学校の用意をしておくね!」

提督「……あぁ」スタスタ

提督(はぁ……朝から嫌なことを思い出してしまった……)


――10分後・ダイニングキッチン


漣「……おはようございます、ご主人様」ペコッ

提督「……おはよう、姉さん」

提督(別に血の繋がった姉妹という訳ではないが、僕にとっては……事実上の母親であり、姉のような存在だ)

提督(だからこそ、僕は彼女を"姉さん"と呼ぶ。メイドという立場ではあるものの、僕を育ててくれた人を……呼び捨てには出来ない)

漣「本日は和食です。お代わりもありますから、沢山食べちゃって下さい」ニコッ

提督「……ありがとう」

ジェーナス「私も手伝ったのよ!」

提督「……そうか、偉いな」ナデナデ

ジェーナス「ん……♪」

漣「まだまだ未熟ですけどね。他の人より習得が早いとは言っても、完璧には程遠いですしおすし」

提督「……いつも思うんだけど、姉さんが使うネットスラング……古くないか?」

漣「mjd!?いやでも匿名掲示板では何度も使われて……」

提督(……見てるサイトが古いんだな、きっと)

――15分後


提督「……ご馳走様」

ジェーナス「ご馳走様ー!」

漣「お粗末様でした。いつもながらテーブルマナーも完璧ですね」

提督「姉さんからしっかり教え込まれたからな」

ジェーナス「私も出来てたでしょ?」

漣「……頬にご飯粒がついてる時点でお察し」

ジェーナス「へ?あっ……えへへ///」

提督「………」チラッ

テレビ『○○企業が破産手続きを開始するとの情報が……』

提督(……またか。さっきの夢と言い、今のニュースと言い……)

提督「……さて、腹も膨れた。そろそろ学校へ……」

漣「……ご主人様?」

提督「………」

漣「……今日は朝から"なさらない"んですか?」

提督「……悪い、そんな気分じゃ無いんだ。ちょっと嫌な夢を見て……」

漣「そうですか。では夜までお預けですね」

ジェーナス「………」

提督「……その時は頼むよ」

漣「おまかせあれ!」

ジェーナス(……"あの日"以来、私の前でも遠慮なく"そういう"会話するようになっちゃったのよね。う~ん、やっぱり複雑……)

ジェーナス「……っ!」フルフル

ジェーナス(おっといけない!メイドの極意を思い出さなきゃ!こういうことだって、立派なメイドの仕事の1つだもんね!)

提督「……それじゃ、行って来る」ガチャ

漣「気を付けて行ってらっしゃいませ」ニコッ

ジェーナス「行ってらっしゃい!」

提督「………」バタン…

ジェーナス「さて、私もそろそろ行かないと!」パタパタ

漣「………」

漣(ご主人様……)

――高級住宅街・7周目高校までの道


提督「………」スタスタ…

提督(僕が通っている7周目高校……それは大金持ちかつ日本屈指のエリートしか入学出来ない、選ばれし者のみが集う場所……)

提督(……何が選ばれし者だよ。本当にそうだとすれば、"あいつ"があんな風に……そして、僕がこんな風には……)

青葉「おはようございまーす!」タッタッタ…

提督「………」

青葉「いや~奇遇ですね~!またまた登校中に提督君と出会うなんて!」

提督「……毎日同じ台詞ばかり言って楽しいか?」

青葉「……つれませんね。それとも青葉流ジョーク、面白くありませんでした?」

提督「全然」

青葉「手厳しい!まぁでもこうして同じ道で登校するのは本当のことですし、折角なので一緒に行きましょう!」

提督「……好きにしろ」

青葉「はいっ!好きにします!」

提督「………」

提督(こいつ、1年前からずっとこんな調子なんだよな……もっとも、どうして僕に近付くかは既に見抜いているが)

青葉「……おっ!」つカメラ パシャッ!

提督「………」

青葉「見て下さいこの写真!マンションで干されていたお布団が、通行人の上に覆い被さる瞬間を激写出来ちゃいました!」

提督「………」

青葉「……あの、ちょっとくらい興味を持ってくれても良いと思うんですけど」

提督「……生憎、写真については疎い」

青葉「学年主席で入学した超優等生が何言ってるんですか!ほらほら、何か感想は無いんですか?」

提督「………」

――昼休み・教室


青葉「相変わらず色とりどりで綺麗なお弁当ですね~!メイドさんに作ってもらってるんでしたっけ?」モグモグ

提督「………」モグモグ

青葉「私のお母さんも料理は出来る方ですけど、流石に提督君のメイドさんには負けますね」モグモグ

提督「………」モグモグ


――男子更衣室


モブ1「体育なんてやる暇があれば、少しでも座学を進めるべきだよな」ヌギヌギ

モブ2「同感だ。確かに運動は健康を維持する為に必要不可欠だが、各自で行えば良いのにカリキュラムに加える意味が分からない」ヌギヌギ

提督「………」ヌギヌギ

提督(あいつのことだ。どうせ……)チラッ

青葉『………』ジー

提督「………」ヌギヌギ

モブ1「……ん?どうした?」

提督「……いや、何でも無い」

提督(……女子が男子の着替えを覗くなんて聞いたことが無いぞ。ただ、こいつの場合は覗きが目的では無いだろうけどな)

青葉『………』ジー

提督「………」

提督(その気になれば、社会的に抹殺することも出来るが……その労力が無駄だ。現状は無害である以上、わざわざ騒ぎ立てる必要もあるまい)

提督(……姉さんやジェーナスに直接迷惑をかけるようなことをするなら容赦しないが)

青葉『……っ』ゾクッ

青葉(あ、あれ?今、一瞬だけ寒気が……)


――放課後


青葉「一緒に帰りましょう……と言いたいところですけど、部活をサボる訳にはいかないんですよね~」

提督「………」

青葉「私が活動を終えるまで待ってくれたりは」

提督「………」スタスタ…

青葉「ですよね、あはは……う~ん、やっぱりガードが固いなぁ……こうしてずっと見てるのに……」ボソッ

提督「………」スタスタ…

提督(ようやく解放される……学校にいると、こいつが四六時中絡んで来てうざいんだよ……)

――15分後・7周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

提督(……いつから、こうなったんだろうな。やっぱり、"あの日"が原因か……いや、それだと姉さんを責めているみたいじゃないか)

提督(姉さんは何1つ悪く無い。こうなってしまった僕か、"あいつ"だ……いや、"あいつ"が全部……)

提督「……?」チラッ

夕立「………」フラフラ…

提督「………」

提督(……どうでも良いな)スタスタ…

夕立「……そこのお兄さん、彼女いるっぽい?お金くれたら、私が良いことしてあげる!ほら、おっぱいだってこんなに……」ムニッ

提督「………」スタスタ…

夕立「ちょっ、無視!?待って待って!ちょっと待つっぽい!」

提督「……は?もしかして、僕に言ってるのか?」

夕立「アンタ以外にいないでしょうが!その、自分でも言うのも何だけど、この身体を見て何も思わないの?スタイル良いでしょ?ほらっ!」ポヨンッ

提督「………」

提督(今時、僕を知らない奴がいるとは。うちの企業、知名度だけはズバ抜けてるのにな……いや、無理も無いな。こいつの様子を見る限り……)

提督「………」スタスタ…

夕立「……っ!」ガシッ!

提督「……何するんだよ」

夕立「ま、また無視するなんて……どういうつもり!?馬鹿にしてるの!?」

提督「はぁ……ならはっきり言ってやる。僕はその手の相手や金には困ってないんでね。早く帰りたいから腕を離してくれるか?」

夕立「ぐぅッ!」ギリッ…!

夕立(こ、これだから金持ちは……私が、どれだけ苦労して……このぉっ……!)

提督「………」

提督(また面倒な奴に絡まれたもんだ……よし、ちゃんと起動してるな。厄介ごとはいつ、どこから降りかかるか分からないからな……)チラッ

夕立「……いいから私とヤるっぽい!でないと、ここでアンタに乱暴されたって大声を上げて……」

提督「……嘘をつく訳か」

夕立「そうよ!それが嫌なら、すぐに私と……」

提督「……今の会話、録音してるんだが」

夕立「は?」

提督「ほら。お前はたった今、自分で自分の首を絞める発言をしたんだ」スッ…

夕立「あっ……」

提督「この録音内容を周りに聞かせれば、一体どっちの言い分を信じるだろうな?」

夕立「くっ……」

提督(まぁ、仮に証拠が無かったとしても、理不尽なイチャモンを付けて来る輩に情けなんてかけないけどな)

提督(大抵の奴は"あいつ"の企業を知るだけで掌を返して謝罪するだろうし、それでも喧嘩を売って来るなら……あらゆる手段で相手を叩き潰すだけだ)

提督("あいつ"は金と権力、そしてコネだけは無駄に沢山持っている……本当に、うんざりするくらいにな)

提督(それを利用するのは癪に障るが……自分や姉さん達の身を守る為なら、そんなこと言っていられない)

夕立「……っ」ヘナヘナ

夕立(こいつの目、凄く冷たい……まるで、他の奴がどうでも良いかのような……全てに冷め切ってるような……)

夕立(今ので、分かった……私程度の奴じゃ、こいつには……勝てない。絶対に……)

提督「……やっと離したか。ったく、学校外でも面倒な奴に……」

夕立「………」ハイライトオフ

提督「………」

提督(目が絶望で染まり切ってるな。放っておくと、そのまま自殺でもしかねないような……いや、援交持ちかけてる時点で強かだな)

提督(でも、このまま逆恨みで毎日絡まれるのも厄介だな……血色も悪いし、放置して野垂れ死にでもされたら面倒だ……仕方ない)スタスタ…

夕立「……?」

夕立(あいつ、急に目の前の……銀行に入って……)

――5分後


提督「……ほら」ポイッ

バサァッ!

夕立「……何、これ」

提督「10万円。これだけあれば1ヶ月は食い繋げるだろ」

夕立「……金持ち自慢でもする気?」

提督「違う。それで飯でも何でも買えば良い。もう僕に絡んで来るなよ」スタスタ…

夕立「えっ!?あっ、ちょ、ちょっと待って!?」

提督「……まだ何かあるのか」

夕立「いや、その……これ、くれるの?」

提督「あぁ」

夕立「ほ、本当に貰って良いの!?」

提督「しつこいな……絡んで来るなって言っただろ。僕も暇じゃないんだ」スタスタ…

夕立「………」ポカーン…

夕立(な、何、あいつ……絡んだ私を返り討ちにしてきたかと思ったら、10万円くれるなんて……)

夕立「………」つ札束 パラパラ…

夕立(……全部、本物っぽい。子供の玩具とかじゃなくて、本物の1万円札……!)

夕立「あ、あはっ、あははっ……やった。これで1ヶ月……いや、切り詰めれば、1ヶ月半は……!」

夕立(援交で数万円稼げれば良い方だと思ってたけど……まさか、こんな大金を簡単に手に入れられるなんて……!)

夕立「……金持ち様様っぽい」

夕立(あいつ、確か『絡んで来るな』って言ってたよね……だったら、もっとしつこく絡めば……もっと……!)

夕立「……金が足りなくなったら、またたかれば良いや」

夕立(今までみたいに援交とかも続けるけど……それが上手くいかなかったら、また……)

夕立「………」ニヤッ

夕立(貧乏人をあざ笑う金持ちは全員、敵……!毟れるだけ毟り取るっぽい……!いや、それだけじゃなくて……)

夕立「……私に興味が無いなら、意識させてしまえば……そうすれば、私は……!」

夕立(今までの、そして今の辛い生活から解放される……人生、大逆転出来るかも……!)

――7周目提督家・玄関前


提督「………」スタスタ…

提督(我ながら、金銭感覚がイカれてるな……赤の他人に対して、10万円を投げ付けるなんて……)

提督(だけど、あの場ではとっとと金を渡して立ち去るのが……少なくとも、僕には最適解だと思ったんだ)

提督(相手を潰すにしても、相応の時間と労力がかかる。そんなことの為に時間を割くなんて、バカバカしいにもほどがある)

提督「………」チラッ

提督(周囲に車が3台……どうせ粗探しでもしてるんだろうな。"あいつ"なら、どうせほとんどここに帰って来ないのに……それだけじゃない)

提督「………」スッ…

機械『生体認証……7周目提督と一致』ピッ

ウィーン…

提督「………」チラッ

青葉「………」ジー

提督(あいつ……毎度毎度、よくあんな死角を見つけられるな。でも、こっちも簡単にボロを出すつもりはないが)スタスタ…

青葉「………」

青葉(う~ん……今日も収穫無しですね。1度家の中に入ってしまうと、それ以降は一切動きがありませんし……明日、また出直して来ましょうか)


――7周目提督家


提督「………」スタスタ…

漣「お帰りなさいませ。お荷物をお預かりします」

提督「ただいま、姉さん……いつもありがとう」

漣「ご主人様専属のメイドですから、これくらい当然ですよ」

ジェーナス「あっ、提督!お帰りなさい!」パタパタ

提督「……ただいま、ジェーナス」ナデナデ

ジェーナス「ん~♪」

漣「夕食はもちろん、お風呂の用意も致しました。どちらにします?」

提督「……風呂で」

漣「畏まりました。では、本日もお背中をお流ししますね?」

ジェーナス「あっ、じゃあ私も入る!」

提督「………」

提督(今日は厄日だ……さっさと風呂に入って、美味い飯を食べて眠りたい……いや、その前に学校の課題を済ませないとな)

――数時間後・自室


提督「……よし、終わった」

漣「流石はご主人様です。あっという間に終わらせましたね」

提督「この頭脳が"あいつ"譲りだと思うと、反吐が出るけどな……」

漣「………」

提督「……ごめん」

漣「いえ、むしろ愚痴でも何でも言って下さい。全部受け止めるのがメイドってもんですから!」

提督「姉さん……」

漣「……どうします?今日はそのまま眠りますか?それとも……しますか?」

提督「……頼む」

漣「分かりました。では、早速……んっ」チュッ

提督「んむっ……」

漣「ぷはっ……ふふっ、楽にして下さい。いつも通り、私が動きますから……」

提督「………」

漣「嫌なことや辛いこと、全部私に吐き出して下さい。こんな幼児体系で良ければ、何度でも致しますから」ニコッ

提督「………」ダキッ

漣「あっ……」

提督「……いつも、ごめん」ギュッ

提督(これも、全部……"あいつ"のせいで……)

漣「謝ることないですって。何度も言いますけど、ご主人様に仕えることが出来ることが、メイドである私の……1番の幸せなんですから」ナデナデ

提督「……姉さん」

漣「ふふっ……最初からクライマックスでイきますから!」

提督「……あぁ」

――数十分後


提督『はぁっ、はぁっ……!///』

どちゅっどちゅっ!ずちゅっずちゅっ!

漣『んっ、ご主人様……もっと、腰を振って……!///』

ジェーナス「……///」ジー

ジェーナス(わ、わぁ……やっぱり、今夜もヤってる……///)ドキドキ

提督『分かって、る……っ!///』

ばちゅっばちゅっ!ずぷっずぷっずぷっ!

漣『ふあっ!ふ、ふふっ、昔より、立派になっちゃいましたね……あんっ!///』

提督『だってっ、姉さんが……何度もっ……!///』

ぐりゅっぐりゅっ!じゅぷっじゅぷっ!

漣『んぅっ!は、はいっ……ご主人様の筆下ろしや性処理も、メイドの務め……ですからぁっ!///』

ジェーナス「……っ///」ゴクッ

ジェーナス(わ、私も……いずれは提督と、こういうこと……するのか?今はまだ、お母さんに止められてるけど……///)

提督(な、何回ヤっても……姉さんの膣内に挿入れると、腰が止まらなくなる……っ!///)

どちゅどちゅどちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

漣『ひゃあっ!そ、そこは弱……いえっ!ご主人様が望むのであれば……んぁっ!どんどん突いて下さいっ!///』

ジェーナス「……でも」

ジェーナス(私と提督って……異母兄妹、なんだよね……戸籍上は他人同士になってるけど……)

提督『ね、姉さんっ!出るっ!///』

漣『は、いぃっ!そのまま、出して下さいっ!全部っ!///』

提督『ぐうぅ……っ!///』ゾクゾクッ

ビュルルルルルルッ!ドプッドプッ!

漣『んっ、あぁっ……ゴム越しとはいえ、感じてますよ……ご主人様の、温かさ……///』

ジェーナス「………」スタスタ…

ジェーナス(でも、私の中では……提督は昔から、お兄さんとして尊敬してた人。血の繋がりがどうとかは、別に関係無いよね)

ジェーナス(私は今まで通り、提督をメイド見習いとして支えて……妹みたいに、仲良くするだけだもの!)

――数十分後


提督「………」

漣「……スッキリしましたか?」ナデナデ

提督「……あぁ」

漣「それなら良かったです。これで嫌なことを忘れて安眠出来ますね」ナデナデ

提督「………」

提督(こんな日々を繰り返しているせいか、僕は……世の中を冷めた目で見るようになってしまった)

提督("あいつ"のことは、はっきり言って軽蔑してるけど……僕がこうして生活出来ているのが"あいつ"のお陰であることも事実)

提督(そう考えると、余計にやるせなくなって……でも、この生活を手放す気も無くて……それでも、僕の中で何かが壊れてしまっていて……)

提督(さっきだって、面倒な奴をあしらう為に10万円を……今思えば、正気の沙汰じゃない)

提督(だけど、やっぱり……姉さんやジェーナス以外の奴らは、どうでも良い)

提督(こっちに迷惑さえかけてこなければ、どうなっても良いと思ってしまう……)

漣「……ご主人様は、何も悪くありません」ナデナデ

提督「……!」

漣「私がメイドとして至らないばかりに……」ナデナデ

提督「そんなこと無い!全部、"あいつ"が……」

漣「………」ナデナデ

提督「……ごめん。今日はもう、余計なことは考えないようにする」

漣「……ご主人様」

提督「……寝る」

漣「……分かりました。ご主人様が完全に眠るまで、こうしていますね?」ナデナデ

提督「……ん」

漣「………」ナデナデ

漣(メイドの分際で、ご主人様やかつての主に歯向かうような言動は……決して許されることじゃない)

漣(だけど、それでも……一言だけ、私から"かつての"ご主人様に物申したいことがあるとすれば……)

提督「………」

漣「………」ナデナデ

漣(7周目父様……せめて、息子様から目を背けるのは……やめるべきです。やはり子供には、親からの愛が必要不可欠なのですから……)


――オープニング・END

漣とジェーナスの関係をどうするかでまず悩む。

やっぱり親子設定にしようと決めた次はジェーナスの父親をどうするかで悩む。

異母兄妹にすると決めた次は漣が何故ジェーナスを出産することになったかで悩む。

その後は青葉の設定(提督のストーカーになった理由)で悩み、比較的短時間で決まるものの夕立の設定で悩む。

夕立をどういう形で提督と関わらせていくかでかなり悩む(候補:不良仲間、援交でセックスする関係etc)。


このような状況が続き、最終的に上記のオープニングで落ち着きました。お気に召さない内容でしたら申し訳ございません。
特に夕立をどうするかは本当に悩みました。提督(の実家)がメイドを雇えるほどの資産家なのは確定なので、夕立をどう関わらせるかがかなり難産でした。
また、ジェーナスの生い立ちもかなり悩みました。最初は提督と漣&ジェーナスが別居状態にしようとも思いましたが、メイド感が薄れてしまいそうなので没にしました。
しかし同居するとなると、ジェーナスの作中における扱いをどうするかでまた悩み……正直に申しますと、今回は少し無理があるプロットになってしまったかもしれません。

提督と夕立の出会いについてですが、この部分もどうするかで非常に悩みました。2人に殴り合いをさせる訳にはいかず、かと言って夕立を良い子にしてしまうと不良設定が意味を成さなくなってしまうので……
7周目提督の性格設定も、最終的には『身内(漣・ジェーナス)には優しいが他者には非常にドライで、知識としての常識はあるがどこか壊れている』という形で落ち着きました……コンマ次第では、またプロット崩壊が起きかねませんが(白目)。

乙です
R-18可能なヒロインは漣だけですか?

基本的に前作がそうだったけど
正史が同じ時空で繋がっていってる筈だし
ゴールしなかった4週目漣が今回の漣と同一人物は
現状ではまああり得んでしょ

>>524
これについてもかなり悩みましたが、明確にR-18設定が明記されていたのは漣だけだった為、最終的にR-18系安価OKのヒロインは漣のみにしました。

また、漣(7周目)が漣(4周目)と同一人物なのかというご指摘もありましたが、これについては別人であり、顔と名前こそ同じですが赤の他人です(知人同士ではありますが)。
それだけでなく、7周目提督(の生い立ち)と4周目提督も全くの無関係です(こちらも知人同士ではありますが)。時系列は6周目終了直後なので、4周目提督は現在も高校2年生です。
>>538の方がご指摘して下さっている通り、前作と同様に今作も世界観が全て繋がっています(ただしサザエさん時空なので、本編作中における登場人物の年齢的な成長は基本的にありませんが)。

提督&漣&ジェーナスの関係ですが、分かりづらい描写をしてしまい申し訳ございません。提督と漣は血縁関係が無く(赤の他人同士)、漣とジェーナスは血の繋がった親子であり、提督とジェーナスは異母兄妹(父親は同じだが母親が違う)という関係です。

本編の更新につきましては、本日はお休みさせていただきます。申し訳ございません。他にも質問や疑問等がございましたら、現時点で答えられる範囲で回答させていただきます。

現在は基本的にいないけれど
今後エロ設定からくっついた週のカップルを
後の週のエロ絡みの安価でゲスト出演させることは可能?

万が一6週目提督絡めようとしたら
悲恋にも強く生きる魔法少女にムッ殺されちゃいそう

>>544
これは例えば『○周目提督と○○が青姦しようとしたら、既に2周目提督と矢矧が青姦していたので、この際だから一緒にセックスする』等の内容は可能か、という質問でよろしいでしょうか?

その通りです
6週目提督が学内で堕とした瑞鶴と盛っていたところを偶然見かけてムラムラして……みたいな
ただ今週は唯一日常でエロいけそうな2週目も舞台が大学ですし
あくまで今後可能性が見えたら……という感じで

でもそれやると別の周のヒロインに交流シーン食われかねんしな
こっちから意図的に出すんじゃなくて今まで通り好感度判定前のシーンで作者がたまに出す程度でいいよ

>>546
返答ありがとうございます。
これにつきましては、その周におけるヒロインや提督の設定次第でしょうか。
例えば上記の2周目提督と矢矧であれば、他の提督&ヒロインと青姦しても特に問題は起こりませんし、ラブホテルに入ろうとした際に他の提督&ヒロインと鉢合わせしても違和感はありません。
しかし周囲に自分達の関係を隠していた3周目提督と伊168等の例であれば、3周目提督達が『誰かに目撃される=通報待ったなし』と考えている為、他の提督&ヒロインの情事に関わらせることは不可能です(本編作中における伊168は3周目エピローグで描写した通り、既に里親の元で暮らしていますが)。

ただ、>>547の方がご指摘して下さった通りなので、基本的には『その週の提督&ヒロインの交流が中心』と考えて頂ければ幸いです。

>>548
3周目の168ですが6周目終了時点だと、里親の所で中学生か高校生のどちらをやってるんでしょう?

>>550
サザエさん時空により伊168の年齢は変化していない為、中学生ということになります。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

~ 4月1週 ~

――繁華街


漣「……申し訳ございません。ついて来て貰って」スタスタ…

提督「気にしなくて良い。僕が無理を言っただけだ。普段から色々な意味で世話になってるし、むしろ手を貸して欲しい時はいつでも言ってくれ」スタスタ…

提督(……本当に、"色々な意味で"な)

漣「ご主人様……」

提督「他に必要な物は?」

漣「これで全部です」

提督「分かった。じゃ帰……」



夕立「………」スタスタ…

夕立(……今日はまぁまぁの収穫っぽい)



提督「………」

漣「……どうかなされましたか?」

提督「……何でもない。帰ろうか」

漣「うはwwwwwwおkwwwwww」

提督「……やっぱり古いぞ、そのネットスラング」

漣「そうですか?これでもパソコンは普段から弄ってるんですけど……」

提督「………」

提督(あいつ、ネットカフェ難民だったのか……別にどうでも良いが)

漣「まさか私、時代の流れに取り残されて……うぅ、もうだめぽ」

提督「だから古いって」



夕立「………」

夕立(いくら10万円があるとはいえ、節約したり自分で金を増やさないとすぐ無くなるし……やっぱりあいつから……)


↓1夕立のコンマ      好感度:0/50
↓2漣のコンマ       好感度:0/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:0/50
↓4青葉のコンマ      好感度:0/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

漣は何をしている?もしくは提督と漣は何をしている?

22:45以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:49までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★漣は基本的に提督家でメイドとして活動している為、高校関係以外のシチュエーションでお願いします(学校行事に観客として参加する等はOKです)。
★R-18系安価の場合は『提督や漣が社会的に死ぬ内容』、『提督や漣の命に関わる内容』、『青姦等、青葉含むパパラッチに激写されかねないプレイ』はNGです。

――自室


漣「生、ですか?」

提督「あぁ。妊娠のリスクを考えれば、ゴムを使った方が良いのは分かってるんだが……」

漣「……生の感触が恋しいと」

提督「………」

漣「ふふっ。そんな顔しなくても、ご主人様の頼みであれば拒絶することなんて致しません」ニコッ

提督「……ごめん。ピルは副作用が少ない高品質な物を用意するから」

漣「お心遣い感謝します。とはいっても今日は安全日ですから、余程のことが無い限り妊娠はませんよ」

提督「………」

提督(僕は"あいつ"とは違う……あんな、無責任なことは……だけど、欲はどうしても……)

漣「………」ダキッ

提督「……!」

漣「ご主人様が思い詰める必要はありません。元々、私がやり始めたことですから……」ナデナデ

提督「……姉さん」

提督(だけど、それも……"あいつ"の指示で……でも、それを断り切れずにいる僕も……)

漣「さぁ、今夜も思う存分……気持ち良くなって下さいませ///」ニコッ

提督「……っ」ムラッ

提督(火照らせた顔に、上目遣いの表情……ダメだ、これを見ると……僕は……!///)

提督「……姉さんっ!///」ガバッ

漣「あっ……///」

漣(ご主人様の苦悩は、メイドである私が全て受け止めますから……)

――数十分後


どちゅっどちゅっどちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

漣「んぅっ!ご、ご主人様……///」

提督「うっ……あっ……!///」

提督(や、やっぱり生だと全然違う……ゴム越しでは分からない、ヒダの感触が……!///)

ばちゅっばちゅっ!ずぷっずぷっ!

漣「あっ!ど、どうですか?気持ち、良いですかぁ?///」

提督「……最高、だ……!ゴムを付けてる時より、ずっと……!///」

提督(一突きする度に、ヒダが絡み付いて……ヌルヌルで生温かい感触が、包み込んできて……!///)

ぐっちゅぐっちゅ!じゅぷっじゅぷっ!

漣「そ、そう……ですか、良かっ……ふぁっ!良かった、です……!///」

提督「姉さん……姉さんっ……!///」グイッ

ごりゅっ!ぐりゅぐりゅっ!

漣「んぐぅっ!い、一気に奥まで……!///」

漣(子宮に、ご主人様のが……ゴリゴリ当たって……!///)

どちゅっどちゅっ!ごりっごりっ!

漣「くふっ……んんぅっ!///」

提督(……"あいつ"が姉さんを……その癖に、あんな……!)

提督「……っ!」

ぐちゅっぐちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

漣「あっ、そ、そろそろっ、出るんですか……?///」

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:無言で射精
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:"あいつ"への怒りを見せながら射精
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:射精後、自己嫌悪に陥る
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

37→73:失望 2×1.5=3/50


提督「……"あいつ"のせいで」

漣「え……?」

ぱちゅっぱちゅっ!ずちゅっずちゅっ!

提督「"あいつ"のせいで……姉さんは、苦労して……!」

漣「ご、ご主人様……んっ……///」

ずぷっずぷっずぷっ!じゅぷっじゅぷっ!

提督「しかも、僕やジェーナスのことなんて……!」

漣「……!」

提督「"あいつ"は結局、今も……うっ……!///」ゾクゾクッ

ブビュルルルルッ!ドクッドクッ!ビュルルッ!

漣「あぁっ、くっ、んんぅっ……!///」

漣(ご主人様の精液が、直接……私の子宮に注ぎ込まれて……///)

提督「ぜぇっ、ぜぇっ……///」

漣「はぁはぁ……スッキリ、しましたか……?」ナデナデ

提督「……うん」

漣「そうですか。なら良かった……」ニコッ

提督「………」

漣「………」

漣(……私では、"元"ご主人様の代わりにはなれません。そして、"彼女"の代わりにもなれません)

漣(もちろん、私はメイドとして……全身全霊でご主人様に仕えています。ですが……)

提督「……ごめん、姉さん」

漣「……良いんですよ。ご主人様は何も悪くありませんから」ナデナデ

提督「………」

漣「………」ナデナデ

漣(……代わりになることは、決して出来ません。そういう意味では、ご主人様は……ジェーナスよりも、辛い思いを……)

~ 4月2週 ~

――リビング


ジェーナス「~♪」つ掃除機(最新モデル) ギュイーン

漣「隅っこもしっかりするのだぜ?」つ掃除機(最新モデル) ギュイーン

ジェーナス「分かってるってば~!」ギュイーン

提督「………」

提督(本当は手伝うべきなんだろうが、姉さんは『家の中くらいおくつろぎ下さい!』と言って止めるからな……)

提督「………」チラッ

最新式ルンバ×複数「」ウィーン…

提督(……僕も"あいつ"も、本当に金銭感覚が狂ってる。こんなところまで"あいつ"に似てしまったのが、身の毛がよだつ……)

ジェーナス「ふぅ……よし、おしまいっ!」

漣「本当に?」

ジェーナス「うんっ!ほら、綺麗になってるでしょ!」

提督「……あぁ、塵1つ無いな」

ジェーナス「えへへっ♪」

漣「………」ジー

ジェーナス「……お母さん?」

漣「………」スッ…

提督「……姉さん?」

漣「ここに埃残ってるじゃないですかヤダー!」

提督「意地悪な姑かよ」

ジェーナス「えっ、嘘!ごめんなさい!」

漣「ジェーナスは確かに同世代の子供達と比べても優秀だけど、慢心ダメ絶対!こんなんじゃいつまで経っても立派なメイドになれませんぞ!」

ジェーナス「うぅ……は~い……」

提督「………」

提督(厳しいな……でも、僕が『もう少し優しくしても良いんじゃないか?』と言っても『メイドというのは厳しい修行に耐えて初めてなれるものなのです!』と返されるだけだし……)


↓1夕立のコンマ      好感度:0/50
↓2漣のコンマ       好感度:3/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:0/50
↓4青葉のコンマ      好感度:0/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

夕立は何をしている?もしくは提督と夕立は何をしている?

23:49以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:53までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★夕立は学校に通えていない状況なので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
★また、プロットとズレそうな展開になる場合、こちらで少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。

ラブホから出てくる夕立とばったり会いウザ絡みされる提督 聞いてもいないのに情事をペラペラしゃべってきた

これ連取じゃね?

反転したコンマは90で一番高いから連取になっちゃうね もう一個募集かな?

>>584>>585の方がご指摘して下さった通り、連取ですので今回は>>583を採用させていただきます。

――夕方・7周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

提督(帰った夕飯食べたらすぐに課題を済ませないとな。と言っても、すぐに全部出来てしまうのが……本当に、癪に障るが……)

提督「………」

提督(……流石にもういないか。まぁ、別にどうでも……)

おっさん「いや~、良かったよぉ夕立ちゃん」

夕立「私もお金沢山貰えて満足っぽい!」ニコニコ

提督「………」

おっさん「あ~えがったぁ~!」スタスタ…

夕立「……うげぇーっ!金に困って無かったら、絶対あんなことしないのに……」

提督(……無視するか。どうでも良いし)スタスタ…

夕立「あーっ!この前の金持ち男!」

提督「………」スタスタ…

夕立「だから無視するのやめるっぽい!折角再会出来たのに!」ガシッ!

提督「……また恐喝か?」

夕立「きょーかつ?何それ?」

提督「………」

夕立「そんなことより、あのおっさんと出て来た私を見て何か感じなかった?」ニヤッ

夕立(男なんて頭の中ではエロいことしか考えてないっぽい!この前は10万円渡されただけで終わったけど、流石にこんな光景を見たら……)

提督「別に」スタスタ…

夕立「ちょっ!?わ、私が腕掴んでるのに歩き出すのやめて!あわわっ!?力強っ!?」

提督「だったら腕を離せば良いだろ」

夕立「つれないっぽ~い!さっきね?あのおっさんにナニされたと思う?チューされたり、胸を乱暴に揉まれたり……」

提督「………」

夕立「それで次は、一気に服を脱がされて……そのまま……」

提督「………」

提督(何で僕はこんな心底どうでも良い話を聞かされてるんだ。他人の情事の話なんざ死ぬほど興味無いのに)

夕立(こうやってエロい話をすれば、こいつもその気になって……)


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01~49:腕を振り払って帰宅
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:仕方ないので最後まで聞いてやる
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:とっとと金渡して帰宅
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

『9×2.0=18』


( ゚д゚)<………


_人人人人人_
>  18  <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


( д )     ゚ ゚


い、いやぁ、まさかお金を渡す展開でいきなりこんな展開になってしまうとは……(白目)
ま、まぁまだプロットから大きくズレた訳では無いのでセーフです、はい(グルグル目)。
という訳で今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は明日の夜か、もしくは明後日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

夕立「金持ち男!夕立と遊ぶなら30分で5万っぽい!」

提督「……」札束スッ

夕立「大金が入りました」

申し訳ございませんが、本日予定していた更新を明日へ繰り下げます。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

11:今1番欲しいもの?金っぽい! 9×2.0=18/50


夕立「してる時も気持ち悪いアヘ顔して……」

提督「………」

提督(……仕方ない)

提督「………」スタスタ…

夕立「あっ!まだ話の途中っぽい!えっ、や、待って!だから引っ張って行かないでってば!」ズルズル

提督「………」スタスタ…

夕立「……え?銀行?」


――数分後


提督「ほら」ポイッ

バサッ!

夕立「………」

提督「どうせ僕にたかりに来たんだろ?だったら最初からそう言え」スタスタ…

提督(また無駄に金を使うことになってしまった……でも、こいつから解放されるには、こうするのが1番手っ取り早いんだ)

夕立「………」スッ

夕立(1、2、3……前と同じ10万円っぽい。ど、どうしよう……今日は金じゃなくて、あいつをその気にさせようと考えてただけなのに……)

夕立「……あはっ」

夕立(臨時収入が手に入っちゃった……これで後2ヶ月は暮らせそう……!)

夕立「………」ニヤニヤ

夕立(もしかして、口ではあんなこと言ってても……実は私のことを気に入ってたり……?)

夕立(そうでもないと、いきなりあんな大金を渡すとも考えにくいし……あの冷たい目も、ツンデレとか言う奴っぽい?)

夕立「……だったら、あいつの気持ちを利用しない手は無いよね」

夕立(これからもあいつに付きまとっていれば、いずれは……ようし!そうと決まったら明日も待ち伏せしなきゃ!)

夕立「金持ちは皆、クズばっかり……奴らから金を巻き上げられるなら、自分が這い上がる為なら……!」

~ 4月3週 ~

――繁華街


青葉「………」ジー

漣「………」スタスタ…

青葉(提督君をストーキングすることだけが私の仕事ではありません。時にはこうして彼の関係者のことも観察して……)

不良A「よう、そこのかわい子ちゃんよ」

青葉「……!」

漣「………」スタスタ…

不良B「おい、無視かよ」

漣「……私のことですか?」

不良C「君しかいないっしょ。もし暇ならさ、俺達とデートしない?」

漣「……結構です」スタスタ…

漣(いくら私の見た目が幼いからって、不良DCにナンパされるとか無いわ~……これでも1児の母なんですがそれは)

不良A「……おい。ちょっと可愛いからって調子乗ってんのか?」グイッ

漣「………」

青葉「………」オロオロ

青葉(え、えっと、どうすれば……まさかこんな事態になってしまうなんて……)

不良B「舐めてると犯すぞ?」

漣「……録音してるし、いざとなれば正当防衛に持ち込めるか」ボソッ

不良C「は?」

漣「……はっ!」バキッ!

不良A「ぐっ!?」バタッ

青葉「!?」

不良B「不良A!?このっ……」

漣「……っ!」バキッ!

不良B「がっ!?」

不良C「お、おい!大丈夫か!?」

漣「………」ギロッ

不良C「ヒッ!?す、すみませんでした!お、おい!行くぞ!しっかりしろお前ら!」グイグイ

不良AB「」チーン

漣「……邪魔が入りましたね。早く必要な物を買い揃え、ご主人様の元へ戻らなければ」

漣(護身術もメイドの極意ってそれ1番言われてるから)

青葉「………」ブルブル

青葉(お、おっそろしい……!一昔前に少し騒ぎになったメイドと思ってましたけど、まさかあんなに強いなんて……!)


↓1夕立のコンマ      好感度:18/50
↓2漣のコンマ       好感度:3/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:0/50
↓4青葉のコンマ      好感度:0/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

青葉は何をしている?もしくは提督と青葉は何をしている?

23:09以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:13までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※休み時間や放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
★ただし『漣やジェーナスに対し、直接迷惑をかけるような行動』はNGです。
★また、プロットと大きくズレそうな場合も少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。

申し訳ございませんが、青葉のプロット(性格設定等)と照らし合わせ、そして状況的に裸は無理があると考えた為、少しアレンジさせていただきます。

――女子更衣室


青葉「………」ヌギヌギ

青葉(相変わらず提督君には隙が一切ありませんね……やはり大企業の息子とあれば、スキャンダルに警戒するんでしょうか)

青葉(ですが私は諦めませんよ!粘り強く観察を続けていれば、いつかはボロを……その前に早く着替えちゃいましょう)

青葉(休み時間ギリギリまで提督君を観察していたせいで、次の体育の授業に遅れちゃいそうですし……)

カサッ…

青葉「……ん?」

青葉(今、何か嫌~な音が聞こえたような……)

青葉「………」チラッ

G「やぁ」カサカサ…

青葉「」


――廊下・男子更衣室前


提督「………」つ鍵 ガチャッ

提督(これで良し。後は運動場に……)

青葉『きゃああああああああっ!?』

提督「………」スタスタ…

青葉(下着姿)「こっ、こっち来ないで下さああああいっ!?」バターン!

提督「………」

青葉「あっ、提督君!こ、更衣室にゴキブリが出たんです!何とかして下さいっ!」

提督「………」スタスタ…

青葉「いやちょっと!?無視しないで下さいよ!?」ダキッ

提督「離せ。下着姿で抱き着くな。僕は関係無い」

青葉「このままじゃ着替えられません!お願いですから何とかして下さいよぉ!でないと離しませんから!」ギュウッ

提督「………」

提督(これは本気で錯乱してるのか?どちらにせよ今の会話は録音済みだから、冤罪に問われない為の最低限の対策は出来ているが……)

G「」カサカサッ

青葉「ひいいいいぃぃぃぃっ!?」ギュウッ

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の対応は?

01~49:ガン無視して立ち去る
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:女性教員に連絡すると言って立ち去る
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:迅速にGを処理して立ち去る
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

36→63:流石に無視するほどの塩対応はしなかった 2×1.5=3/50


G「」カサカサッ

青葉「お願いです!後生ですからぁ!」

提督「……男子の僕が女子更衣室に入る訳にもいかないだろ」

青葉「それなら私が事情を説明しますから!」

提督「ダメだ。疑われたらたまったものじゃない」スタスタ…

青葉「て、提督君!見捨てないで下さぁい!」ズルズル…

提督「………」

提督(面倒なことになった……仕方ない)

提督「……分かった。今から女性教員に伝えに行って来る。それまでは我慢しろ」

青葉「絶対ですよ!?そのまま授業に出ないで下さいよ!?」

提督「いいから離せ。でないと伝えに行くことさえ出来ないだろ」

青葉「あっ、は、はい……」

提督「………」スタスタ…

青葉「信じてますからね!ほったらかしにしないで下さいね!」

G「」カサカサッ

青葉「ヒッ!?い、嫌ああああぁぁぁぁーーーーっ!?」

提督(……普段、僕に付きまとって来る奴がよくものを頼めるな)スタスタ…


――1分後・職員室


提督「……という訳なので、早く処理してあげて下さい」

女教師「うっ、ご、ゴキブリかぁ……でも、生徒が困っている以上、何とかしなきゃダメだよね……」

提督「男子である僕が女子更衣室に入る訳にもいかないでしょう」

女教師「うん、確かに正論だ……殺虫剤10本あれば足りるかな?」

提督(ゴキブリ1匹如きにそこまでするか。どうでも良いが)

青葉『やめてやめてこっち来ないで飛んで来ないで下さいいいいいぃぃぃぃーーーーーーっ!?』

女教師「うわっ、ここまで叫び声が聞こえて来てる……」

提督「………」スタスタ…

提督(……いつも人をストーキングしているからだ。これに懲りたら少しは頭を冷やせ)

~ 4月4週 ~

――高級住宅街


漣(4周目)「………」

漣(7周目)「………」

漣(4)「……何度見ても瓜二つですね。しかも名前まで同じだなんて」

漣(7)「禿同」

漣(4)「……へ?」

漣(7)「いや、だから禿同……激しく同意の略だけど」

漣(4)「意味は知ってますよ。ただ、随分と古いネットスラングをお使いだと思いまして」

漣(7)「……そ、そんなに古い?」

漣(4)「少なくとも、私は使ったことありませんね」

漣(7)「………」

漣(7)(う、嘘……だって、私がパソコン触り始めた時のネットには……)

漣(4)「………」

漣(4)(あっ、これもしかして地雷踏んだ?でも流石に『禿同』は死語じゃないかな……いや、とにかく話題を変えないと)

漣(4)「そ、そういえば、最近どうですか?」

漣(7)「……いつも通り、かな」

漣(4)「そですか……」

漣(7)「………」

漣(4)「……あの、あまり思い詰めない方が良いですよ?少なくとも、私は貴女が悪いとは思いません」

漣(4)(むしろメイドの鑑だと思う。私より、ずっと……)

漣(7)「……そう言ってくれると、少しは気が楽になるかも。でも、私よりも貴女の方が……」

漣(4)「……昔のことですから。今はもう、最高のご主人様と出会えましたし」

漣(7)「……そっか」





提督「………」ジー

提督(世の中には顔が似ている人間が3人存在すると言うが、あの2人はもはや同一人物だろ……れっきとした赤の他人同士なのに)


↓1夕立のコンマ      好感度:18/50
↓2漣のコンマ       好感度:3/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:0/50
↓4青葉のコンマ      好感度:3/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

ジェーナスは何をしている?もしくは提督とジェーナスは何をしている?

0:01以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし0:04までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

★ジェーナスは中学生ですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
★また、プロットと大きくズレそうな内容だった場合、少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。

漣×2は知り合いなのか……

>>699
どちらも高級住宅街に住むご近所同士といった関係で、特に深い理由はありません。
現時点では複数回登場しているヒロインは漣のみですが、基本的に同じ艦娘同士は(双方の設定に無理が無ければ)知人となります。


――リビング


ジェーナス「………」つアイス ペロペロ

ジェーナス(提督とお母さん……昨日の、その……ヤって……///)

ジェーナス「……///」ペロペロ

ジェーナス(確か、あれもメイドの役割だって言ってたけど……やっぱり、何度見ても……///)

ジェーナス「……///」ペロ…

ジェーナス(しかも、昨日は……ただヤるだけじゃなくて、お母さん……提督の……///)

ジェーナス「……っ///」つアイス ジー

ジェーナス(ちょうど、こんな感じで……///)

ジェーナス「……あむっ///」

ジェーナス(お母さんは『ジェーナスにはまだ早い』って言うけど……私だって、こういうことには興味あるもの……///)

ジェーナス「じゅるっ……んむぅっ……///」

ジェーナス(こうやって、舌を絡める感じで……///)

ジェーナス「あむっ……ちゅぷっ、れろっ……///」

ジェーナス(……何だろう、変な気分になってきちゃった///)ドキドキ

ジェーナス「じゅるぅっ……んむっ、はむっ……れろぉ……///」

ジェーナス(ただアイスを舐めてるだけなのに……いかがわしいことしてるみたいで……///)

ジェーナス「……あっ、垂れてきちゃった。もったいない……///」ツーッ…

ジェーナス(こうして、指で取って……///)スッ…

ジェーナス「ぺろっ……やっぱり、甘い……いや、アイスだから当たり前なんだけど……///」

ジェーナス(……提督のって、どんな味なのかな。お母さんに聞いても、どうせ『まだ早い』で終わっちゃうだろうし……///)

提督「……何やってるんだ、ジェーナス」

ジェーナス「ぶふっ!?ゲホッゲホッ……て、提督!?いつから……///」

提督「顔を赤らめてアイスを舐め出すところからだけど」

ジェーナス「あぅ……///」

ジェーナス(ま、まさか見られてただなんて……///)

提督「………」

ジェーナス「……///」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:漣「まだ早いって言っただろ!コラッ!」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督「……流石は姉さんの娘だな」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……正直、エロいと思ってしまった」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

12→21:お前にはまだ早い! 9×1.0=9/50


漣「えっちなのはいけないと思います!ただし私は除く!」ガチャ

提督「……!」

ジェーナス「うぇっ!?お、お母さん!?」

漣「前に言ったでしょ?確かにメイドの役目ではあるけど、ジェーナスにはまだ早いって」

ジェーナス「……うん、そうだけど」

漣「いや、別にそういうことに興味を持つなとは言わないけどさ。中高生は本来、そういうことにお盛んになりがちだし」

提督「………」

漣「でも、ジェーナスは……その……」

漣(ご主人様とは異母兄妹な訳じゃん?だからほら、倫理的にさぁ……)

ジェーナス「………」

漣「………」

提督「……ごめん」

ジェーナス「……!」

漣「あ……」

提督「僕が、姉さんにあんなことをしてもらってるせいで……」

漣「……ご主人様は悪くありません。全て私の責任です」

提督「でも……」

ジェーナス「………」

ジェーナス(まただ……提督も姉さんも、そのことになると……顔つきが険しくなる)

ジェーナス(お母さんは命令に従っただけだけど……きっと、提督はお父さんに……良い印象は抱いてないだろうから……)

ジェーナス(正直、私も……お父さんのことは、好きになれないけど……でも、お父さんがいなかったら、私は生まれてない訳で……)

提督「………」

漣「………」

ジェーナス「………」

ジェーナス(……次からは自分の部屋でやろうかな。お母さんに見つかると、今みたいに微妙な雰囲気になっちゃうし)

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!今周は書き進めるのが本当に難しいです(もちろん私の力不足が原因ですが)。
青葉の設定につきましては、オープニングが描写不足でした。誤解を与えてしまい申し訳ございません。
現時点で説明出来ることとしては、青葉は病んでいたり、変態だからという理由で提督をストーキングしている訳ではありません。
次は引き続き本日の夜か、明日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

19:00~20:00頃開始予定です。途中で休憩を挟むかもしれません。

始めます。

~ 5月1週 ~

――7周目高校・講義室


教師「よし。ここまでを振り返り、手持ちのタブレットに自分ならどのように経営するかを書き込んでみてほしい」

モブ達「はい」

提督「………」スラスラ

提督(学費が高額な分、この高校は常に最新技術が取り入れられている。それだけじゃなく、教師陣や教材等も国家最高水準だ)

提督(その他も手厚いサービスやサポートを24時間いつでも受けられるようになっている。学問を深める生徒にとっては最高の環境と言えるだろう)

提督「………」スラスラ

提督(……だが、これはあくまでも一般論だ。僕自身は……つまらない個人的な感情で、この高校を良く思っていない)

教師「……ほう」

提督「………」スラスラ

教師「流石は"彼"の息子だ……私から見ても素晴らしい方針だよ。やはり血は争えないようだな」

提督「………」スラスラ

提督("あいつ"の母校というだけで、途端に嫌気が差してくる。でも、僕にはここ以外の学校へ通うという選択肢は存在しない)

提督(感情論を抜きにして、客観的な視点……いや、わざわざ堅苦しい言い方をする必要は無いな)

提督(将来の道をより良いものにしたければ……あるいは、自分の能力を高めたいというならば……)

提督(……ここに通うのがベストであることは分かり切っている。誰に質問しても、同じように答えるだろう)

提督「………」スラスラ

提督(……それでも、僕はロボットでも無ければ達観した大人でも無い。どうしても、"あいつ"の母校という事実が僕の神経を逆なでする)

提督(育てられている立場?学費を支払ってもらっている立場?そんなこと、僕だって分かってるんだよ)

提督(それでも……あんな奴を尊敬するなんて、出来ないに決まってるだろ……!)

提督「……っ」スラスラ

提督("あいつ"のせいで、姉さんはずっと苦労して……ジェーナスだって……)


↓1夕立のコンマ      好感度:18/50
↓2漣のコンマ       好感度:3/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:9/50
↓4青葉のコンマ      好感度:3/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

青葉は何をしている?もしくは提督と青葉は何をしている?

19:24以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし19:28までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※休み時間や放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし『漣やジェーナスに対し、直接迷惑をかけるような行動』はNGです。
※また、プロットと大きくズレそうな場合も少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。

――廊下


提督「………」つ鞄 ゴソゴソ

提督(よし、忘れ物は無いな。さっさと帰るか……)スタスタ

青葉「え~何か無いんですか~?」

提督(ん?)

モブ1「と言われてもな……何も思いつかない」

青葉「分かりました……あっ、そこの人!ちょっとお尋ねしても良いですか?」

モブ2「えっ、何?」

青葉「最近、提督君に何か変わったことはありませんか?」

提督「………」

モブ2「いや、いつも通りだけど」

青葉「さっきも同じ答えを聞きましたよ……他に、何かこうスクープになりそうなネタとか無いんですか?」

モブ2「青葉も知ってるだろ。ちょっととっつきにくい性格であることを除けば、あいつが完璧超人だってことは」

青葉「それはそうですけど……」

提督「………」

提督(あいつ、また聞き込みしてるのか。何度やっても同じなのにな)スタスタ…

青葉「う~ん……」

青葉(本当に隙が無いんですよね、提督君……これだけいつも念入りに調査しても、怪しい噂は何1つ……)

青葉(自分でも効率が悪い方法だとは分かっていますが、現状では彼やその周囲の人々を観察するしか……)

提督「………」スタスタ…

提督(むしろ、僕に付きまとっても無駄だ。僕自身、"あいつ"に腹を立てて……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:青葉、今日は一先ず聞き込みを断念する
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督を発見し、ここぞとばかりに質問攻め
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:モブ3「そういや前に提督が女の子に札束渡してたな」青葉「!?」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

24→42:なんの成果も!!得られませんでした!! 3×1.0=3 3+3=6/50

――10分後


青葉「はぁ……」トボトボ

青葉(あれから何人にも聞き込みを続けたけど、結局良い情報は得られなかったなぁ……)

青葉(提督君、やっぱり警戒してるのかな。でも、私がこっそりストーキングしてることは気付いてないはず……)

青葉「………」トボトボ

青葉(となると、単純にいつも警戒を怠っていないだけ……?それじゃ、気を休める暇が無さそうだけど……)

青葉(せめて、提督君の家の中を覗くことが出来れば……ダメ。"そんなことをしたら私や家族が取り返しのつかないことになる")

青葉(それに覗こうとしたところで、"セキュリティが頑丈過ぎて突破するなんて絶対に無理"だし……)

青葉「……地道にやっていくしかないのかなぁ」ボソッ

「そうそう。千里の道も一歩からってね」

青葉「うひゃう!?ぶ、部長!?いつからいたんですか!?」

写真部部長「いや、青葉ちゃんが部室のドアの前で立ち止まってたから、普通に声かけただけだけど」

青葉「あっ、そ、そですか……」

部長「それに青葉ちゃんは良い写真ばかり撮ってるんだし、もっと自信を持って!」

青葉「は、はい……」

青葉(部活動も決して疎かにはしてないけど、今はもっと気になることが……)


――同時刻・7周目提督家への道


提督「………」スタスタ…

提督(……僕を付け狙ったところで、何の意味も無いのにな。今の状況だって、"あいつ"が……)

提督(僕らのことなんか見向きもしない、"あいつ"が全部……招いた種で……)

提督「………」スタスタ…

提督(……いや、どうでも良いな。余計なことは考えず、すべきことだけをしていれば良い……)

提督(その為にも、早く帰って課題と自主学習を進めなければ。他でも無い、姉さんとジェーナスの為に……)

~ 5月2週 ~

――7周目提督家までの道


夕立「ふふん!」

提督「………」

夕立「隠すこと無いっぽい!アンタが私をそーゆー目で見てるのは分かってるんだから!」

提督「………」スタスタ

夕立「ちょっと!だから無視はやめてってば!」ガシッ

提督「……はぁ」

夕立「うっわ、心底嫌そうな顔で傷付くっぽい。あ、でも、確かツンデレとかいうやつだよね!」

提督「………」

夕立「一生懸命興味無い振りしながらも、実は私とエロいことしたいんでしょ?」ニヤニヤ

提督「別に」

夕立「つれないっぽ~い!どう?前に20万貰ったし、1回だけなら無料でヤらせてあげても」

提督「結構だ。前にも言ったが、相手は間に合ってるんでね」

夕立「またそんなこと言って~」ニヤニヤ

提督「それに、変な病気持ってそうな奴と行為なんて出来るか」

夕立「変な病気?私、別に風邪とかインフルエンザにかかってないっぽい」

提督「………」

夕立「……えっ、何?その冷め切った目は……」

提督「……"性病"でネット検索すれば分かる」スタスタ…

夕立「あっ、ちょっと!待って……行っちゃった。せいびょう?生病?生きる病気ってこと?訳分かんないっぽい……」

提督「………」

提督(ネットカフェで暮らしている割に、そういう知識は無いんだな……いや、僕には関係無いか)


――数時間後・ネットカフェ個室


夕立「……っ!///」プルプル

夕立(あ、あの金持ち男……!女の子に向かって言う台詞じゃないっぽい!だ、誰が変な病気持ちよ……!///)

夕立(ネットで調べたら、何かエロいことしたらかかるエグい病気ばっかり……!///)

夕立「………」

夕立(……気が進まないけど、一応病院で検査してみようかな。手元に20万や自分で手に入れた金があるし、流石に足りるよね……?)


↓1夕立のコンマ      好感度:18/50
↓2漣のコンマ       好感度:3/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:9/50
↓4青葉のコンマ      好感度:6/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

夕立は何をしている?もしくは提督と夕立は何をしている?

20:26以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:30までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※夕立は学校に通えていない状況なので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※また、プロットとズレそうな展開になる場合、こちらで少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。

――7周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

提督(……よし、今日は待ち伏せていないな)

夕立「おじさぁ~ん♪私とイイコトしなくないっぽい?」

提督「………」チラッ

おっさん(※前回とは別人)「い、いや、僕には愛する妻が……」

夕立「どうせおっぱい垂れたりおばさんになってるんでしょ?私なら若いしおっぱいも張りがあるよ?」ムニムニ

おっさん「うっ……///」

夕立「今なら1回5万……いや、3万でシてあげるけど」ボソッ

おっさん「……っ///」ムラッ

おっさん(ごめん、妻……!///)

おっさん「……お願い、しても良いかな///」

夕立「了解っぽい♪」

夕立(よし、これで3万ゲット!でもこのおっさんの相手か……やだなぁ……)

夕立(病院で調べたら、そーゆー病気は無かったから安心したけど……こんなこと続けるなら、マラ病院に行かなきゃ……)

提督「………」

提督(この前は援交終了後だったが、今度は援交途中かよ……あいつ、どれだけ金に飢えてるんだか)

夕立「ほら、早く早く!」グイグイ

おっさん「あ、あぁ……///」

夕立(金持ちからは金を毟り取るっぽい……!どいつもこいつも、クズばっかりだから……!)

提督「………」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、何事も無かったかのようにスルー
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:夕立、提督に気付いてにおっさんとイチャつく演技をするが……
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、無視しようと思っていたが、つい声をかけてしまう
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

マラ病院(意味深)

『8×1.5=12 12+18=30/50』

(;゚д゚)<………


え、えっと、夕立だけとんでもない勢いで爆走していますね……
あぁ、プロットが……本来なら段階を経て提督を意識していくはずのプロットがぁ……(白目)
……少し休憩します。21:30~22:30頃再開予定です(ゲッソリ)。

>>739
またミス……度々申し訳ありません。『マラ病院→また病院』です。

再開します。まずは夕立の好感度20&30到達パートからです。

57→75:提督の嫉妬心を刺激しようとしたが…… 8×1.5=12 12+18=30/50


夕立「……あっ」

提督「………」

夕立(金持ち男……相変わらず冷たい目で私を見てるっぽい。どうせ本心は興味津々の癖に……)

夕立(……こうなったら、嫌でも意識させてやるんだから!)ダキッ

おっさん「……!///」

夕立「今日は私のこと、一杯可愛がって欲しいっぽ~い♪」スリスリ

おっさん「え、えっと……///」

夕立(どーだ!これなら金持ち男も嫉妬して、すました顔なんて出来ないはず……)

提督「………」

夕立「……むぅ」

夕立(全然表情変わってないっぽい……それどころか、呆れてるような……)

提督(……金の為にそこまでするのか)

夕立「………」

おっさん「……ど、どうしたんだい?///」

夕立「……ううん、行こ」

おっさん「うん……///」

夕立(……私の勘違い、だったのかな。でも、いきなり10万円を、それも2回もくれるなんて……普通ならあり得ないし……)

夕立(あぁもう!何か訳分かんなくなって来た!とにかく、今度会ったら問い詰めてやるっぽい……!)

スタスタ…

提督「……はぁ」

提督(恐らく両親と不仲だったり、何か深刻な理由があるんだろうな。そうでもないと、体を売ってまで金を得ようとはしないだろ……)

提督「………」スタスタ…

提督(……いや、何をそんな考え込んでいるんだ、僕は。あいつがどんな人生を送ろうと、僕には何の関係も無いのに)

提督「………」ピタッ…

提督(……それとも、あまりに珍しい奴だったから……いつの間にか、僕はあいつに関心を抱くようになっていたのか?)

提督(あいつは僕の境遇を知らない。どうせ僕のことを、金持ちのボンボンと思っているだけだろう……だから、なのか?)

提督「………」

夕立「………」

夕立(金持ちは皆クズっぽい。どいつもこいつも、人を見下すことしか考えてないっぽい)

夕立(実際、私はずっと馬鹿にされてきたから……貧乏と理由いうだけで、周りと比べられることばっかりで……)

夕立(それもこれも、全部両親のせい……あいつらがもっと、いや、まともに金を稼いでいたら……)

夕立「……っ」ギリッ…

夕立(私が生まれた時から、両親は貧乏で……どれだけ働いても安月給のせいで、幼稚園さえ通わせてもらえなかった)

夕立(ただ、2人共『苦労を掛けてごめん』と言いながら頭を撫でてくれて……あの頃の私は、両親の為に貧乏でも頑張ると思ってた)

夕立「……でも、現実は辛かったっぽい」ボソッ

夕立(幼稚園に行けないまま、いきなり小学校に入学することになった私は……当然、勉強についていくのが難しかった)

夕立(それだけならまだ良かった。でも、周りは皆、私よりも金に困っていない奴らばっかりで……)


――約6~7年前・小学校


夕立『………』カキカキ

モブa『えっ、アンタまだその問題解き終わって無かったの?馬鹿みたい』

モブb『こんなの、先生の話聞いてたら一瞬で出来るのに』

夕立『………』カキカキ

モブa『それに、いつ見ても同じ服ばっかり着てるよね。たまには違う服で来ないの?』

モブb『無理無理。この子の家は貧乏だから、新しい服を買う余裕すら無いから』

モブa『あ~だからシミで汚れても着続けてるんだ』

夕立『……っ』カキカキ

夕立(やめてよ……私だって、好きで同じ服を着てる訳じゃないのに……)カキカキ


――


夕立「………」

夕立(最初はちょっと小馬鹿にされる程度だった。でも、学年が上がっていくと……私はどんどん他の奴らより遅れていく)

夕立(欲しいゲーム機や漫画があっても、当然買って貰えないし……文房具でさえ、同じ物をボロボロになっても使い続けて……)

夕立(その度に、あいつらから馬鹿にされて……あざ笑われて……段々、学校へ通うのが辛くなっていった。でも……)


――約数年前・夕立家


夕立『……ただいま』ガチャ

夕立母『あっ、お帰りなさい』

夕立『あれ?お父さん、お母さん……今日は早いっぽい』

夕立父『久々に定時で終われたんだ。どうだ?今日もしっかり勉強してきたのか?』

夕立『……っ、う、うん。楽し、かったよ……』ニコ…

夕立(本当は、嘘……全然、楽しくなんかない……だけど……)チラッ

夕立母『良かった……私達のせいで、貴女が虐められていないか心配だったけど……』

夕立父『安心したよ。僕らのせいで、お前には迷惑かけっぱなしだからさ……』

夕立『………』

夕立(ただでさえ貧乏なのに、余計な心配をかけられない……だから、これで良いっぽい……辛くても、私が我慢すれば良いだけだから……)

――


夕立「………」

夕立(あの頃の私は、両親に心配かけたくないと思ってたから……ずっと、嘘を付き続けた)

夕立(もちろん、凄く辛かった……周りはよってたかって私を馬鹿にしてくるし、貧乏というだけで変な噂まで流れ出して……)

夕立「……っ」ギリッ…

夕立(それでも、馬鹿だった私はずっと耐え続けた。両親を安心させる為に、我慢し続けたっぽい……)

夕立(両親が仕事で苦労してることを知ってたから、私は無理して……虐められていることを、隠し続けた)

夕立(でも、学校では嫌なことばかり言われて、家は貧乏で欲しい物さえ買って貰えない……それで、イライラがどんどん溜まって……)

夕立(中学生になる頃には、爆発寸前まで追い詰められていた。ちょっとしたことがきっかけで、本気でキレてしまいかねないほどだった)

夕立「……それで、私は……何もかもが嫌になって、あの時……」


――約1~2年前・豪雨の日


夕立『………』スタスタ…

夕立(ようやく、今日も地獄の1日が終わったっぽい……でも、どうせ家には誰も……)

モブa『うっわ、あのボロい傘って小学生の時から使ってる奴じゃん!キモ~!』

夕立『……っ』

モブb『やめなさいって!あいつん家は新しい傘さえ買って貰えないほど貧乏なんだから~!』

モブc『私なんて壊れる度に買い替えて貰ってるのよ?あ~、貧乏じゃなくて良かったぁ~!』

夕立『………』

夕立(……相手にするだけ無駄。さっさと帰って……)






モブa『あははっwwww貧乏な親の元に生まれた時点で人生詰んでるわよねwwww』






夕立『』ブチッ

モブb『言えてるwwwwどうせこの先人生真っ暗なんだから、学校に通うだけ無駄じゃない?wwww』

モブc『いっそ中卒で働いた方が良いレベルwwwwロクな仕事に就けないだろうけどwwww』

モブd『現実突き付けるのはやめてあげなさいwwww下手したら自殺しちゃうからwwww』

モブ達『wwwwwwww』

夕立『………』つ傘 ググッ…!

夕立(私が、考えないようにしていたことを……辛いから、あえて考えようとしなかったことを……こいつらは……ッ!)ギリィ…ッ!

夕立『………』ズカズカ

モブa『ひっwwwwダメ、ツボったwwwwえ?何?何か文句あんの?貧乏人は黙って猫まんまでも食べ……』

夕立『……っあぁ!』バキィッ!

モブa『がっ!?』バタッ

モブb『ちょっ、モブa!?このクソアマ!』

夕立『がぁッ!』ガスッ!

モブb『うっ!?ゲホッゲホッ……』

モブc『お、おい!傘で人を突くとか、とうとう頭までおかしく……』

夕立『うあぁッ!』バッキィッ!

モブc『ごほっ!?』バタッ

モブd『あっ、あぁっ……』

夕立『………』グイッ

モブd『ヒッ……!?』

夕立『お前、どういうつもりっぽい?人が貧乏なことが、そんなにおかしいの?』

モブd『えっ、あ、そ、その……』

夕立『……何とか言えよ!!』ガスゥッ!

モブd『ごふっ!?』バタッ

夕立『うわあああああああああああああああああッ!!』

ドカッ! バキッ! ガスッ! 


――


夕立「………」

夕立(1番言われたくないことを……ずっと、考えないようにしてきたことを言われた途端……積もりに積もった怒りとストレスが、大爆発して……)

夕立(そのまま我を忘れて、いつも私を馬鹿にしてきた奴を……素手で殴ったり、傘でぶっ叩いたりして……4人共、ボッコボコにしてやったっぽい)

夕立(正直、少しだけスッキリしたけど……その時の光景を、1番知られたくなかった奴らに見つかって……)


――


モブ達『』ピクピク…

夕立『ぜぇ……ぜぇ……ざまあみやがれっぽい……』

夕立(……全身ズブ濡れになっちゃった。家に帰って、冷水でも浴びて……)クルッ

夕立父『………』

夕立母『夕立、ちゃん……?』

夕立『……どうして、ここに』

夕立父『仕事が早く終わって、家に戻ろうとしたら……』

夕立母『貴女を、見かけて……』

夕立『………』

夕立(……見られちゃったか。でも、別に良いや……もう、我慢の限界だったし……)スタスタ…

夕立父『……待て!』ガシッ

夕立『……離してよ』

夕立父『ダメだ!どうしてこんなことをしたんだ、お前は……!』

夕立母『今まで、ずっと良い子だったのに……人を怪我させるなんて……!』

夕立『』ブチッ

夕立父『今すぐ先生の所へ行くんだ。気絶している子達も保健室へ……』

夕立『……誰のせいで』

夕立父『……え?』

夕立『誰のせいでこうなったと思ってんの!?』バキィッ!

夕立父『がはっ……!?』

夕立母『貴方っ!』

夕立『何も知らない癖に……今まで、お前達が貧乏だったせいで、私がどれだけ嫌な思いをしてきたか……知らない癖に……!』ジワッ…

夕立父『な、何を言って……』

夕立『お前達のせいで、私は……ずっと、あいつらから馬鹿にされて……虐められて……!』ポロポロ

夕立『それだけじゃない!服も文房具も!玩具にゲームだって!欲しい物は何も買って貰えない!』ポロポロ

夕立『親の癖に子供の傘すら買い替えられないなんて、情けないと思わないの!?どうして子供なんて作ろうと思ったの!?』ポロポロ

夕立『どうして私なんかを産んだの!?貧乏の癖に、子供が苦労することになるのを考えなかったの!?』ポロポロ

夕立父『夕、立……』

夕立母『……っ』ズキッ

夕立父(僕は、何て馬鹿だったんだ……!子供が、夕立がこんなに悩んでいたのに……!)

夕立母(それに気付くことさえ出来ないまま、この子を責めて……この子の話を聞こうともしないで……!)

夕立『……ッ!』グイッ!

夕立父『あっ!』

夕立母『私達の、財布……!』

夕立『もう嫌……何もかも、嫌っ……!』ダッ

夕立父『まっ、待つんだ、夕立!』

夕立母『私達が間違ってたわ!だからお願い、待って……!』

夕立(こんな所、もういたくない……あいつらだって、顔も見たくない……!うぅっ……!)タタタッ…!


――


夕立「………」

夕立(両親から財布を奪い取って、電車に乗って……とにかく遠い駅を目指した)

夕立(あいつらのせいで、私は……ずっと馬鹿にされ続けてきたっぽい。だから、二度と会わないつもりで……)

夕立(その日はネットカフェに泊まったけど、他に行く当ても無いから……しばらくの間、ネカフェに寝泊まりする日々が続いて……)

――ネットカフェ


夕立『………』

夕立(どうしよう……もう、金が底をついて……このままじゃ、ここを追い出されちゃう……)

夕立『……っ』ギリッ…

夕立(でも、あいつらの所へなんか……絶対、帰りたくないっぽい。また、周りから馬鹿にされる日々が続いて……)

夕立(いや、それだけじゃない。私がボコボコにした奴らの親も、どうせキレてるに決まってる……多分、戻ったらめんどくさいことに……)

夕立『……自分で何とかするしかないか』

夕立(ここで生きていく為には……とにかく、金を稼がなきゃ……それこそ、どんな手を使ってでも……!)

夕立(どうせ、金持ちはクズしかないんだから……奴らから毟れるだけ金を毟り取れば良いっぽい)

夕立(不幸中の幸いと言えば良いのか、私はあいつらが美男美女だったお陰で……自分で言うのも何だけど、見た目も悪くないはず)

夕立『……絶対、帰ってやるもんか』

夕立(あいつらの元で過ごすくらいなら……ここにいた方がマシっぽい……!)


――


夕立「………」

夕立(それから私は、思いつく限りの方法で金を得ようとした。援交はもちろん、時には電車の中で金を盗んだりすることもあった)

夕立(罪悪感なんて全く無い。金持ちは全員どうしようもないクズばかりだから。むしろ貧乏人の私に金をよこせと考えてた)

夕立(たまに不良の縄張り争いとか、不良同士の喧嘩に巻き込まれることもあったけど……)

夕立(そいつらだって、親が普通に金持ってたりするから……嫉妬のあまり、皆殺しにする勢いでボコボコにしてやった)

夕立(でも、そんな手段で安定した収入を得るなんて出来る訳が無い。どうしても金が足りない時もあって……)

夕立(そんな時、ネットで金持ちの中でも凄い奴らが集まる7周目高校のことを知って……そいつらとヤって大金を得ようとした)

夕立(まさか、最初に援交を持ち掛けようとした相手に無視されて……その後に10万円、それも2回貰うことになるのは予想外だったけど)

夕立「……金持ち男」

夕立(あいつは確かに私を冷たい目で見てるけど……何となく、あれは私を馬鹿にしてる目じゃないような気がする)

夕立(むしろ、私の興味が無いような……でも、それならどうして20万円をくれたのかな……?やっぱり、実は私に興味があったり……?)

夕立「……変な奴」

夕立(……でも、馬鹿にしてこないだけ良い方なのかも。どいつもこいつも、私を貧乏だとあざ笑ってきた奴ばっかりだったから……)

夕立(つれない態度だけど、ちょっと新鮮かも……いやいや、何考えてるの私は!あいつに金をたかるって決めたっぽい!)フルフル

夕立(金持ちは皆汚い奴ばかりなんだから!私に惚れさせて、あいつの金で悠々と暮らすと考えてるくらいで十分……)

夕立「………」

夕立(……そういえば、名前聞いて無かったっぽい。今度、聞いてみようかな……)

すみません、名前欄に記入し忘れました。次からは本編パートに戻ります。

~ 5月3週 ~

――運動場


モブ3「……はっ!」ビシュッ

提督「………」カキーン!

モブ3「くそっ!また打たれた!」

提督「………」ダッ

モブ1「あいつ、勉強だけじゃなくて運動も出来るとか反則だよなぁ」パシッ

モブ2「そういうお前もそつなくこなしてるじゃないか」

モブ1「まぁそうだけどさ。本人は『運動に特化した奴らには敵わない』って言ってたけど、それって特化型以外の奴らには勝てるってことだろ?」

モブ2「器用貧乏……いや、提督の場合は器用万能寄りか。実際、スポーツテストの成績も学年上位だったし」

モブ1「やっぱり反則だろ」

提督「………」

提督(これは"あいつ"の遺伝ではなく、姉さんから護身術を教わったお陰で……いや、今はあの援交少女のことだ)

提督(僕はどうして、あいつに関心を抱いているんだ……?今まで、他人のことなんて心底どうでも良かったのに……)

提督(やはり、あいつが僕のことを色眼鏡で見ないからか?実際、僕を"あいつ"の息子として見ている奴が大半だからな……)

モブ4「そっちにボール行ったぞー!」

提督「………」パシッ

モブ4「ナイスキャッチ!」

提督(……考えていても結論は出ない、か。よし、ここからは授業に集中しよう)ビシュッ

モブ1「……上の空だったのにボールを取ってスムーズに投げたぞ、あいつ」

モブ2「ハイスペック過ぎだろ……これも"あの社長"の遺伝子の力なのか?」

提督「………」


↓1夕立のコンマ      好感度:30/50
↓2漣のコンマ       好感度:3/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:9/50
↓4青葉のコンマ      好感度:6/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は火曜日の夜か、水曜日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。先に安価を出しておきます。通常とは違い事前予告無しの安価募集ですので、募集開始時間を長めに設定します。

19:30以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:00までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※漣は基本的に提督家でメイドとして活動している為、高校関係以外のシチュエーションでお願いします(学校行事に観客として参加する等はOKです)。
※R-18系安価の場合は『提督や漣が社会的に死ぬ内容』、『提督や漣の命に関わる内容』、『青姦等、青葉含むパパラッチに激写されかねないプレイ』はNGです。

始めます。

――リビング


漣「………」フキフキ

漣(油断するとすぐ埃溜まるからなぁ……こうやってしっかり拭いておかないと)

スタスタ…

漣「……!」

提督「……ただいま、姉さん」

漣「お帰りなさいませ、ご主人様」ペコリ

提督「ジェーナスは?」

漣「部屋で勉強中です。お呼びしましょうか?」

提督「いや、それなら後で良い。勉強の邪魔するのも悪いしな……」ガサガサ

漣「……それは?」

提督「姉さんやジェーナスにはいつも世話になってるからさ。たまには僕からもお礼をさせてほしい」スッ…

漣「鯛焼き……わざわざ、買って来て下さったんですか?」

提督「本当は最高級品を買おうと思ったけど……姉さん達が気を遣いそうだと思ったから、あえて市販品にした」

提督「それでも事前に評判は徹底的に調べておいたからな。味は保証する」

漣「ご主人様……」

提督「………」

提督(毎晩、性処理までしてもらっておいて……その対価が鯛焼きだなんて、誰がどう考えても釣り合っていない)

提督(無論、僕だって理解している。でも、姉さんとずっと過ごしてきたから……どうすれば喜んでくれるかは、手に取るように分かる)

提督(下手に高額の物を買い込むより……常識的な範囲の値段で、僕が真剣に選んだ物の方が……姉さんは笑顔を見せてくれると思ったんだ)

漣「……ありがとうございます。私のような、ただのメイドの為に……」

提督「……そんな言い方はやめてくれ。僕にとっては……」

提督(姉であり、親のような存在なのだから……)

漣「………」

提督「……とにかく、早く食べよう。出来たてを買って来たから、冷めると味が落ちる」

漣「あ……そ、そうですね。では、いただきます……はむっ」

漣(あっ、美味しい……サクサクの皮に、熱々で程良い甘さの餡子が口の中に広がって……♪)

提督「………」

漣「……ご主人様?お食べにならないのですか?」

提督「……姉さん、頭からかぶりつく派なんだと思って」

漣「え?あぁ、そうですね。何となく、ですけど……」

漣(というか、鯛焼き自体滅多に食べる機会が無いんですがそれは。最後に食べたのは……)

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の食べ方は?

01~49:尻尾から
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:頭から
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:あえて真ん中から
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

58→85:お揃い♪ 1×1.5=1.5 1.5+3=4.5/50


提督「……いただきます。あむっ」サクッ

漣「……!」

提督「………」モグモグ

提督(安価だから低品質とは限らない、か……本当にその通りだな。かなり美味いぞ、これ)モグモグ

漣「……頭から思いっきり食べましたね」

提督「あぁ。何となくな……」

漣「ふふっ、理由も私と同じですか」クスッ

提督「別に拘りなんて無いしな。美味しく食えればそれで良い」

漣「仰る通りです」

提督「………」モグモグ

漣「………」モグモグ

漣(小さい頃、私がご主人様に鯛焼きを差し上げた時……中心からかぶりついてたけど……)

漣(やっぱり、そんな些細なことは忘れちゃってるか。ううん、むしろ覚えてる方が凄いけど……)

提督「……姉さん?」

漣「え?」

提督「どうしたんだ?急に僕のことを見つめて……」

漣「……あっ、いえ。ご主人様が頬に餡子を付けてしまったら、すぐにお拭き出来るようにと」

提督「子供じゃ……いや、未成年の時点で子供か。幼稚園児や小学生じゃあるまいし、流石にそんなことはしない」

漣「それでも念の為です。メイドたるもの、常に最悪の事態を想定して行動してこそですから!」フンス

提督「大袈裟だな……姉さんらしいけど」モグモグ

漣「………」モグモグ

漣(あの時はまだ小さかったご主人様が、今や私の身長を追い越しちゃうくらいだもんなぁ……)シミジミ

ジェーナス「勉強終わり~!あっ、提督!お帰……ちょっと!2人だけ美味しそうな物食べてズルい!」

提督「ただいま、ジェーナス。安心しろ、ちゃんとジェーナスの分も買って来たから」スッ…

ジェーナス「わぁ~!ありがとう提督!」

漣「食べる時、皮や餡子を床にこぼさないようにね?さっき掃除したばかりだから」

ジェーナス「それくらい分かってるわよ~。子供じゃあるまいし」

~ 5月4週 ~

――リビング


ジェーナス「美味し~!」

提督「……どんな料理よりも、姉さんの手料理が1番だな」

漣「ふふっ、褒めても何も出ませんよ?後ジェーナス、ナイフ使う時に音を立てない」

ジェーナス「うっ、ごめんなさ~い……」

提督「家の中くらい、別に気にしなくても良いんじゃないか?」

漣「いえ、こういう時に油断するからこそ、重要な場面でとんでもないミスを……」

スタスタ…

提督「………」

ジェーナス「あっ……」

漣「……っ」

父「………」スタスタ…

漣「……お帰りなさいませ、7周目父様」ペコッ

父「………」スタスタ…

提督「………」ジトッ

ジェーナス「………」

漣「お荷物をお持ち……」

父「必要無い。ここに保管されている書類を取りに戻っただけだ」

漣「……出過ぎた真似をしてしまい、申し訳ございません」

提督「謝ることないぞ、姉さん。こんな奴なんかに……」

父「………」

提督「………」

父「………」スタスタ…

ジェーナス(……いきなり帰って来るとは思わなかった)

提督「………」

漣「……ご主人様」

提督「……僕なら大丈夫だ。それより、姉さんは……」

漣「いえ……"もう慣れました"から」ニコ…

提督「……っ」ギリッ…

提督("あいつ"の勝手な行いのせいで……クソッ!"あいつ"、姉さんの優しさに付け込むような真似しやがって……!)

提督(その癖、未だにあの態度だと……!?誰のせいで姉さんが苦労したと思ってるんだ……!"お前"のせいだろうが……!)


↓1夕立のコンマ      好感度:30/50
↓2漣のコンマ       好感度:4.5/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:9/50
↓4青葉のコンマ      好感度:6/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

漣は何をしている?もしくは提督と漣は何をしている?

23:33以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:37までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※漣は基本的に提督家でメイドとして活動している為、高校関係以外のシチュエーションでお願いします(学校行事に観客として参加する等はOKです)。
※R-18系安価の場合は『提督や漣が社会的に死ぬ内容』、『提督や漣の命に関わる内容』、『青姦等、青葉含むパパラッチに激写されかねないプレイ』はNGです。

申し訳ございませんが、提督の性格設定に合わせて少しだけアレンジさせていただきます。

――7周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

提督(昨夜は就寝時間ギリギリまで勉強して、今朝も早起きして勉強したせいで……ムラムラする)

提督(いつも姉さんに朝か夜に処理してもらう生活に慣れていたせいで……今でも油断すると下半身が盛り上がってしまう)

提督(……同級生の奴らが女子をチラチラ見ていた気持ちが少し理解出来た。でも、僕は可能な限り他者に劣情を抱くことは避けたつもりだ)

提督(そういう仲でもない人間に、見境無く性欲を抱けば……それこそ、姉さんにあんなことをした"あいつ"と同じじゃないか……!)

提督「……っ」スタスタ…

提督(いや、僕も姉さんに処理してもらって……それでも、僕は合意の上だ。"あいつ"とは違う……)


――10分後・7周目提督家


漣「………」つ掃除機 ギュイーン

漣(後はこの部屋を終えればお掃除完了っと。次は夕食の用意をしなきゃ……)

スタスタ…

漣「……!」

提督「………」

漣「お帰りなさいませ、ご主じ……」

提督「……っ!」ガバッ

漣「きゃっ!ご、ご主人様……?」

提督「……ごめん。昨日から処理してもらってないせいで……我慢、出来ないんだ……」ギュッ

漣「……分かりました。では、すぐに準備致しますので……」

提督「……っ!///」グイッ

漣「えっ!?あ、あの、ご主人様!?まさか、ここで……///」

漣(いきなり下着を下ろしてくるなんて……よっぽど我慢してたのかな……)

提督「はぁはぁ……!///」カチャカチャ… ズルッ

漣「……っ///」ドキッ

漣(……いかなる時でも主人の為に尽くすのがメイド。主人がこの場で行為を望むとあれば……受け入れるのみ……それが、メイドの極意だから……///)

提督「ご、ごめん……んぅっ!///」

ずぷぅっ!

漣「んんっ!///」

提督「あ、後で高品質のピルを……用意、するからっ……!///」

つぷぷぷっ……にゅぷんっ!

漣「は、はいぃっ……!///」ビクビクッ

漣(ご主人様のが、奥まで……い、いきなりだったから、ちょっと痛いけど……///)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:ジェーナス「………」
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:提督、1回出したらスッキリした
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:お互い気持ち良くなる
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

90→09:ジェーナス様がみてる 9×1.0=9 9+4.5=13.5/50


ずぷっずぷっ!ばちゅっばちゅっ!

提督「うっ……くっ……!///」

漣「あんっ……ご、ご主人様、気持ち良いですか……?///」

提督「あ、あぁ……いつ挿入れても、格別だ……!///」

ぐちゅっぐちゅっ!ぱんぱんぱんぱんっ!

漣「それなら、良かった……ですぅっ!?んんっ……!///」

漣(やっぱり、成長するごとにこっちの大きさも……!///)

ずちゅっずちゅっずちゅっ!どちゅどちゅっ!

提督「はぁはぁ……!///」

提督(僕の形を、すっかり覚えてしまったせいか……相性が抜群過ぎて、頭と下半身にとんでもない快感が……!///)

漣「んぁっ、くふっ……はぁっ……!///」

漣(ご主人様、意図してなのか無意識なのかは分からないけど……私の弱いところを、的確に突いて……!///)

ジェーナス「……あ、あの///」

提督「……!///」

漣「あっ……!///」

ジェーナス「……ただい、ま?///」

提督「じぇ、ジェーナス……///」

漣「いつからそこに……///」

ジェーナス「ついさっき……えっと、まさかリビングで堂々とヤってるとは思わなかったな~……なんて///」

提督「……ごめん///」

漣「……ごめんなさい///」

ジェーナス「いや、責めてる訳じゃないけどさ……いくら私にバレてるからって、大胆だなぁと思って……///」

提督「……///」

漣「……///」

提督(やってしまった……ジェーナスには、見せるべきではない行為だったのに……///)

漣(まさか、またジェーナスに目撃されちゃうなんて……で、でも!普段の行為は見られてないはずだからセーフ!///)

ジェーナス(いつもは提督かお母さんの自室でヤってるのに、夕方からリビングでかぁ……私もいずれはこうなるのかな?あはは……)

~ 6月1週 ~

――7周目提督家までの道


提督「………」スタスタ…

青葉「………」コソコソ

青葉(提督君、今日もボロを出さないなぁ……何とかして決定的な情報を手に入れたいんだけど……)

綺麗な蝶「………」パタパタ…

青葉「……!」つカメラ バッ

青葉(シャッターチャンス!)ピッ…

青葉「……よしっ!」

青葉(綺麗な蝶の写真が撮れました!これを見せたら部長、きっと驚きますね!)

花「」キラキラ…

青葉「……!」つカメラ バッ

青葉(おっと!こっちも激写激写!)ピッ…

青葉「……!」グッ

青葉(良い感じに水滴で光り輝くあじさいの写真が撮れちゃいました!これも我ながら良い撮り映え!)

青葉(提督君のストーキングだけでなく、こうして写真部としての活動もしっかりこなさないと!)

青葉(さて、良い写真も撮れたことだし、提督君の観察を続けて……あれ?)

青葉「………」キョロキョロ

青葉(し、しまった……!写真撮るのに夢中になってたら、見失っちゃった……!)


――同時刻・7周目提督家付近


提督「………」スタスタ…

提督(あいつ、急に尾行して来なくなったな……まぁ、どうでも良いが。帰ったら勉強の続きをするか)

ジェーナス「あっ、提督!今帰ったの?」

提督「ジェーナスか。あぁ、お互い同じタイミングで帰宅するのは珍しいな」

ジェーナス「うん。いつもどっちかが先に帰ってるもんね」

提督(……姉さんとジェーナスの為にもな)


↓1夕立のコンマ      好感度:30/50
↓2漣のコンマ       好感度:13.5/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:9/50
↓4青葉のコンマ      好感度:6/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は引き続き本日の夜か、明日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

青葉「青葉、見ちゃいました。女の子がワンコに変身するとことか、サイドテールの魔法少女が怪人と戦ってるとことか……。本当です!信じてください!」

提督「お前は謹慎だ!」

22:00~23:00頃開始予定です。先に安価を出しておきます。通常とは違い事前予告無しの安価募集ですので、募集開始時間を長めに設定します。

青葉は何をしている?もしくは提督と青葉は何をしている?

19:30以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:00までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※休み時間や放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし『漣やジェーナスに対し、直接迷惑をかけるような行動』はNGです。
※また、プロットと大きくズレそうな場合も少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。


過去に登場したヒロインを同一人物設定で登場させることについてですが、以前述べた通りNGとさせていだたきます。
理由としましては、過去のヒロインを同一人物として登場させてしまうと、場合によっては該当ヒロインの以前までのプロットに矛盾が生じてしまいかねない為です。
それに加えて、再登場によって生じる該当ヒロインの後付け設定等が広がり過ぎてしまい、収拾がつかなくなってしまうことを防ぐ為でもあります。
何せ現時点でも、コンマの影響でプロットにズレが生じてしまっていますので……(白目)。

始めます。

――7周目提督家付近


青葉「………」

青葉(この前は見逃しちゃったから、やり方を変えてみました。追いかけるのではなく、待ち伏せです!)

青葉(幸い、1年間ずっとストーキングしてきましたから、提督君がどこで何をするかは凡そ検討がつきます)

青葉(そこで提督君より常に先回りして、彼が何か重要な情報を漏らさないかを観察すれば……!)

提督「………」スタスタ…

青葉「……!」

青葉(来た!ここからは提督君の動向を探ることに意識を集中させて……)

提督「………」スタスタ…

青葉「………」

青葉(提督君、まさか私が先回りしているとは考えていませんよね……ふっふっふ)

提督「………」スタスタ…

青葉「………」

青葉(……本社や支店に近付けない以上、こうして提督君や彼の関係者を観察するしか無いのがネックと言いますか)

青葉(それでも、こうして彼を追いかけていれば……いつかは何か決定的な情報を……)

提督「………」スタスタ…

青葉「………」

青葉(それにしても、やはりいつも通り淡々と歩いているだけですね……私がここで眺めていることは気付いていないはず)

青葉(だとすると、純粋に警戒して……でも、1年365日外にいる時ずっと警戒するなんて、普通なら心が疲れてしまいそうですが……)

提督「………」スタスタ…


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、何事も無く帰宅する
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:青葉、つい物音を立ててしまい……
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督、青葉の所へ近付いていき……
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

70→07:やはり隙が無い 5×1.0=5 5+6=11/50


提督「………」スタスタ…

青葉「………」ジー

青葉(う~ん、やっぱり目立った動きを見せませんね……いつも通り)

提督「………」スタスタ…

青葉(いや、いつも通りじゃダメなんですってば!記者を目指す者として、ほんの僅かな情報だとしても……!)

提督「………」スッ…

青葉「あっ……」

機械『生体認証……7周目提督と一致』ピッ

ウィーン…

提督「………」スタスタ…

青葉「………」ガクッ

青葉(うぅ、結局今日も収穫無しでした……でも諦めません!いつか必ず、決定的な情報を掴んでみせますから……!)


――7周目提督家・リビング


漣「お帰りなさいませ、ご主人様」ペコッ

提督「ただいま、姉さん……今日も相変わらずいたよ」

漣「……パパラッチ、ですか?」

提督「当たらずとも遠からず、だな」

漣「そうですか……私達を調べたところで、綻びなんて見つかるはず無いでしょうに」

提督「それが分かるのは、"あいつ"と僕らだけだ。全く、"あいつ"は本当に……ロクなことをしない。あれで社長だなんて、笑わせる……」

提督(……あいつはあれで隠れているつもりだったのか。僕から見れば丸分かりだったが)

提督「………」

提督(……いや、どうでも良いか。見られて困るようなことなんて、外では一切していない)

提督(強いて言えば、家の中で姉さんとヤっていることだが……仮にそれを知られたところで、僕自身は別に気にならない)

提督(そもそも家の中を盗撮なんて、ここの無駄に"強固なセキュリティを突破しない限り不可能"だ)

提督(それが出来る奴は……少なくとも、"僕の周りには存在しない")

提督「ただ……」チラッ

漣「……?」

提督(姉さんやジェーナスを陥れようとするなら……親の権力でも金でも、使えるものは全て使って……そいつを叩き潰してやる)


――7周目提督家付近


青葉「っ!?」ゾクッ

青葉(ま、また寒気が……風邪でも引いたのかな……今日はもう帰ろうっと……)

~ 6月2週 ~

――7周目提督家までの道


夕立「……ネットのニュースで偶然知ったんだけどさ」

提督「………」

夕立「アンタ、凄い奴だったっぽい?まさか大企業の息子だったなんて……」

提督「……別に、凄くなんて無い」

夕立「あっ、それ嫌味?」

提督「………」

夕立「でも、道理で金持ちな訳だよ。そりゃ父親がそれだけ金稼いでたら……何でも出来るもんね」

提督「………」

夕立「はぁ……私もそーゆー親の元で生まれたかったっぽい……」

提督「……お前には」

夕立「え?」

提督「お前には、僕が羨ましく見えるんだろうな」

夕立「当たり前でしょ!世の中は結局金が物を言うんだから!」

提督「……金、か」

提督(きっと、こいつは金銭面で苦労したのだろう……でないと、援交しつつネットカフェで暮らすはずが無い)

提督(貧乏は確かに考え物かもしれないが、金があれば良いというものじゃない。経済力だけが、良い親の条件……?)

提督「……っ」ギリッ

提督(……そんな訳、無いだろうが)

夕立「……あっ、そうそう!私、まだアンタの名前を聞いて……」

提督「………」スタスタ…

夕立「また無視!?待ってよ~!」

提督「………」スタスタ…

提督(……きっと、僕もお前も、お互いの気持ちを理解するなんて……無理だろうな)


↓1夕立のコンマ      好感度:30/50
↓2漣のコンマ       好感度:13.5/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:9/50
↓4青葉のコンマ      好感度:11/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

夕立は何をしている?もしくは提督と夕立は何をしている?

23:33以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:37までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※夕立は学校に通えていない状況なので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※また、プロットとズレそうな展開になる場合、こちらで少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。

――数分後


夕立「………」ギュウッ

ふにふに……♪

提督「……離してくれないか?」

夕立「やだ」

提督「帰りたいんだが」

夕立「だって……」ギュウッ

むにっむにっ♪

提督「………」

夕立(名前、まだ聞いてないもん……)

提督(……また僕に援交を持ち掛けているのか。何度も断っただろうに)

提督「……はぁ」

提督(仕方ない。ここまでバストアピールしてくるんだ……たまには要求に応えてやるか)

提督「………」スッ…

夕立「へ?」

むにゅん♪

夕立「………」

むにむにっ♪もにゅもにゅっ♪

提督「………」

夕立「……えっと、何してるっぽい?」

提督「お前の誘いに答えてやっただけだが。無論、本番は論外だがな」

夕立「誘い?」

提督「いつも僕に性行為を迫って来るじゃないか。いい加減しつこいから、こうして胸を揉むくらいは……」

夕立「え?い、確かに援交してくれるなら大歓迎だけど、今回は違うよ!」

提督「……!」

夕立「私はただ……」

提督「……悪い、早とちりした」

夕立「え?」

提督「少し待ってろ」スタスタ…


――5分後


提督「ほら」バッ

バサァッ

夕立「あっ……」

提督「いつもの3倍だ。これだけあれば良いか?」

夕立「………」

夕立(ぶ、分厚っ……この前の10万が馬鹿らしくなるっぽい……)

提督「………」

夕立「………」


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、そのまま立ち去る
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:夕立、ぎこちなくお礼を言うが……
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:夕立「……名前」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

13→31:あまりの金額にフリーズする夕立 4×1.0=4 4+30=34/50


夕立「………」

夕立(こ、これだけあれば……今の貯金と合わせて、2~3ヶ月は生活出来るかも……)

提督「………」

夕立「あわっ、あわわっ……」

夕立(コンビニで美味しい物沢山買えるっぽい……いや、銭湯も週何回か通えそう……!)

提督「……はぁ」

提督(札束握り締めてて目を輝かせてるな……どうやら満足したらしい)

提督「……じゃあな」スタスタ…

夕立「……っ」ゴクリ…

夕立(これなら、援交やスリの回数を半分にしても……いや、それだと怠ける癖が付いちゃいそうだし……)

夕立(胸揉ませただけで、こんなに貰っちゃって良いのかな……?いや、それよりまず名前……)チラッ

夕立「……あれ?」

夕立(金持ち男?おーい?)キョロキョロ

夕立「………」ポツーン…

夕立(……うぅ、また帰っちゃった。あいつ、本当に何考えてるんだろ……)

夕立(私が無理に引き留めたと思ったら、胸揉んで札束渡して来て……勝手に、いなくなっちゃって……)

夕立「……はぁ」

夕立(名前、聞きそびれちゃったっぽい……次に会った時こそ、聞かないと……)

夕立(金持ちは敵だけど……あいつは何か、今までの奴とは違って……冷めてるけど、嫌な感じはしないというか……)


――7周目提督家付近


提督「………」スタスタ…

提督(援交を持ち掛けた訳じゃない、か……だとしたら、どうして胸を押し当ててきたんだ?)

提督(普段のあいつの行動から推測すれば、あれはどう考えても援交しろという意味にしか捉えられないが……)

提督「………」スタスタ…

提督(……今度顔を合わせたら、聞いてみるか?しかし、そこまでする意味は……いや、だが……)

提督「………」

~ 6月3週 ~

――7周目高校・学年別大型掲示板前


ワイワイ ガヤガヤ

青葉「………」

提督「………」

提督『5教科合計点 500/500』

青葉『5教科合計点 420/500』

青葉「……相変わらず優秀な頭脳ですねぇ」

提督「………」

青葉「うぅ、私ももう少しで全教科90点超えだったのに……」

青葉(提督君のストーキングや部活動の合間に一生懸命勉強したんですけど……)

提督「………」

青葉「大体、提督君は経営分野志望ですよね!?どうして理系科目まで満点なんですか!?」

提督「どうでも良いだろ」

提督(どこを志望してようと、結局は全科目をこなせないようでは……ここを卒業なんて不可能だからな)

青葉「相変わらずつれませんね……何か秘策でもあるんですか?効率の良い勉強法とか……」

提督「………」

青葉「やっぱりスルーですか。1年の付き合いですし、もう少し親しくしてくれても良いと思いますけど」

提督(……人の粗探しをしている分際でよく言う)

青葉「次のテストも頑張らないと……油断して留年でもしてしまえば大変ですし……」

提督「………」

提督(特別な対策なんて必要無い。教師の話を聞いて、日頃から学習していれば、試験なんて普通に乗り切れる)

提督「……っ」ギリッ…

提督(かつての"あいつ"のように……結局、僕は"あいつ"の息子なんだ。その事実からは、逃れられない……)

提督(この頭脳も、"あいつ"譲りだと思うと……惨めで、悔しくて……たまらない)


↓1夕立のコンマ      好感度:34/50
↓2漣のコンマ       好感度:13.5/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:9/50
↓4青葉のコンマ      好感度:11/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は引き続き本日の夜か、明日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

22:00~23:00頃開始予定です。先に安価を出しておきます。通常とは違い事前予告無しの安価募集ですので、募集開始時間を長めに設定します。

漣は何をしている?もしくは提督と漣は何をしている?

20:00以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし20:30までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※漣は基本的に提督家でメイドとして活動している為、高校関係以外のシチュエーションでお願いします(学校行事に観客として参加する等はOKです)。
※R-18系安価の場合は『提督や漣が社会的に死ぬ内容』、『提督や漣の命に関わる内容』、『青姦等、青葉含むパパラッチに激写されかねないプレイ』はNGです。

1/64の確率で4ターン連続同一キャラが選ばれる

1%の確率で好感度20UP、約7%の確率で好感度15以上UP

4回連続で選ばれつつ15+15+20+ENDになる確率は1/64×0.01×0.07×0.07×100(%表記にするため)でいいはず

多分約0.0000765625%の確率で4ターンキルが発生するはず

4ターン連続なら1/64じゃなくて(1/4)^4=1/256じゃね?

一ターン目は誰でもいいんじゃないの?
二ターン目からは一ターン目に選ばれた人が選ばれるが

>>895
>>896の言う通り「4人の中の誰か」が4回連続で選ばれる確率で計算してます

なので不知火(仮)が4月でテイトククンポケットかます確率は>>895の言う通り更に1/4

まぁこれ見る限り5、6月中に提督をメス堕ちさせる確率ですら低そうなのでぽいぬのプロットもまだ死なないはず
おそらく、多分、きっと、メイビー

始めます。

――水族館


ワイワイ ガヤガヤ

ジェーナス「わぁ~!色々な魚が沢山いる!」

漣「……本当に宜しかったのですか?」

提督「あぁ。2人にはいつも世話になってるからな。ジェーナスが『水族館に行きたい』というなら、それくらいお安い御用だ」

漣「……ありがとうございます。貴重な休日のお時間を割いていただいて」

提督「……姉さん。こんな時くらい堅苦しい敬語は」

漣「ダメです。私はメイドである以上、ご主人様に失礼があってはなりませんから」

提督「………」

提督(相変わらず固いな……いや、今更か)

ジェーナス「あぁっ!向こうにイルカとマンボウがいる!大きいなぁ~!」

提督「……嬉しそうだな」

漣「はい。ですが、ジェーナスったら……自分がメイド見習いである自覚が足りませんね……」

提督「良いじゃないか。まだ中学生だし、こうして自然体でいられる時間も必要だと思う」

漣「……お優しいですね、ご主人様は」

提督「……身内に甘いだけだ」

ジェーナス「提督ー!お母さーん!早く早くー!」

提督「おっと、悪い悪い。今行く」スタスタ…

漣「………」スタスタ…

漣(ご主人様は、こんな私にも……まともに接して下さるんですね。"元"ご主人様の指示とはいえ、突然あんなことをした私に……)

提督「………」

提督(自分を責めないでくれ、姉さん……姉さんは何も悪くないんだ。むしろ被害者なんだよ……全部、"あいつ"が……)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:普通に3人で水族館を楽しんだ
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:漣「……覚えていますか?」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……懐かしいな」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

39→93:黒歴史と化した記憶 8×1.5=12 12+13.5=25.5/50

――数十分後


ジェーナス「向こうでイルカショーやってるんだって!見に行こうよ!」タタタッ

漣「コラ!あまり走り回ると迷子に……行っちゃった」

提督「……元気だな、ジェーナスは」

漣「元気過ぎるのも考え物ですけどね……」

提督「僕らがこうして休暇で外出すること自体珍しいからな。普段は家で勉強漬けの分、羽目を外したくなるんだろう」

提督「増して水族館なんて、初めてだからな……僕も来たことが無いから新鮮だ」

漣「………」

提督「……姉さん?」

漣「……覚えていますか?」

提督「え?」

漣「ご主人様は、今から10年以上前にも……ここに来たことがあるんですよ?」

提督「……!」

漣「ご主人様や、まだ新人だった私はもちろん……ご主人様のご両親も……」

提督「やめてくれ」

漣「……!」

提督「"あいつ"のことなんて……思い出したくも……」

漣「……申し訳ございません」

提督「……!」

漣「………」

提督「……いや、僕こそごめん。反射的に、つい……」

漣「………」

提督「……ジェーナスが待ってる。早く行こう」

漣「………」コクリ…

漣(ご主人様……)

漣「………」

漣(私が生まれ育ったのは、代々7周目企業に仕えるメイド・執事の家系で……当然、私も幼い頃からメイドとしての教育を受けて来た)

漣(それ自体は、別にどうってことは無い。私自身、メイドとして華やかに活躍する姉やお母様達に憧れを抱いていたから)

漣(むしろ私もノリノリで勉強しましたとも。まぁ、性欲処理までメイドの嗜みと聞かされた時は流石に驚いたけど……)

漣(それでも、勉強を続けている内に……そういったことへの嫌悪感も無くなった。いや~メイドの極意ってエグいっすわぁ)

漣(両親が真剣な表情で『主人の為に滅私奉公してこそ真のメイド・執事』と言うものだから……それで私も覚悟が決まったと言いますか)

漣(そんなこんなで大真面目に勉強や修行に励んだ結果……100点満点パーフェクトメイド漣ちゃんが誕生した訳であります!)

漣(その後、私は10代という若さで、7周目企業3代目社長……7周目父様の専属メイドとして送り出されることになった。もちろん、私はメイドとして精一杯彼に尽くした)

漣(7周目父様から『先代のメイドより有能だな』と言われた日には……努力がようやく実った気がして、それはもう凄く嬉しかった)

漣「……っ」グッ…

漣(そして、7周目父様は……人生の絶頂期を迎えることになる。もう10年以上前の話だけど……)


――約1X年前・7周目提督家


父『………』つPC カタカタ

母『……お疲れ様、貴方』つお茶 コトッ

父『お、すまないな。ずずっ……美味い!腕を上げたな!』

母『ふふっ……実は、漣さんに教わったんです』ニコッ

漣(※約10代後半~20代前半)『はい。7周目母様、ご主人様のお役に立ちたいと私に頼み込んで来たんですよ』

漣『それでお恥ずかしながら、ご主人様好みのお茶の入れ方をお伝え致しました』

父『そうだったのか。ありがとう、2人共。私の為に……』

母『妻の務めですから』ニコッ

漣『メイドとして当然の行いをしたまでですよ』ニコッ


――


漣「………」

漣(お見合いで顔を合わせて、お互いに一目惚れして……そのまま結婚だなんて、まるで漫画みたいだぁ……)

漣(冗談はさておき、その後も7周目父様と7周目母様の仲は良好で……結婚して1年足らずで、お子様にも恵まれたんだよね)

漣(その子こそが……"今の"ご主人様である、7周目提督様。7周目父様と7周目母様の、実の息子様……)

漣(初めてご主人様を抱き上げた時、まるで自分の子供……いや、弟が出来たみたいで……今でも、あの温かさと柔らかさを覚えてる)

漣(でも、7周目父様はその日から忙しくなってしまい……7周目母様も、彼のサポートとして一緒にあちこちへ飛び回る日々が増えて……)

――


提督(0)『あぶあぶ……』

漣『は~い、ミルクでちゅよ~?』つ哺乳瓶 スッ…

提督『ん……♪』チュパチュパ

漣『お~飲んでる飲んでる。これは将来、大きく育ちそう……!』

父『ふぅ……』スタスタ…

母『ただいま……』スタスタ…

漣『お帰りなさいませ、ご主人様、7周目母様』ニコッ

父『……すまないな。いつも君に……』

母『提督の面倒を見て貰って……』

漣『いえ、これもメイドの業務の1つですから』ニコッ

父『そう言ってもらえると助かるよ……先に着替えて来る』スタスタ…

母『………』

漣『……ご主人様、やはり大変なのですか?』

母『……えぇ。でも、倒れる程じゃないわ。何より私が……いえ、私達がいるもの』

漣『……!』

母『あの人だけでなく、貴女も……私にとって、大切な家族よ?』

漣『7周目母様……』

母『これからも、2人で……7周目父さんとこの子を、助けていきましょう』ニコッ

漣『……はい、もちろんです』ニコッ

提督『えへ……♪』

漣『あっ、7周目提督様が笑顔になりましたよ!』

母『え?あっ、本当……ふふっ、可愛い……』ナデナデ…

提督『きゃっきゃ♪』


――


漣「………」

漣(7周目母様とも意気投合して、仲良くなって……これからも、ご主人様や7周目父様のことを支えて行こうと約束したっけ)

漣(7周目父様はもちろん、ご主人様のことも……お世話をしている内に、母性みたいな感情も芽生えて来て……)

漣(例え自分の子供ではなくても、本当の子供のように……年の離れた弟のように……凄く可愛がっちゃって……)

漣「………」ギュッ…

漣(そして、その気持ちは今でも変わらない。ご主人様の専属メイドとして……今後も彼に尽くしていこうと思っている)

漣(例え、そのやり方が歪んでいたとしても……私が責任を持って、最後まで彼の傍に居続けようと思う。ずっと……この先も……)

~ 6月4週 ~

――リビング


ジェーナス「う~ん……」

提督「どうだ?解けそうか?」

ジェーナス「途中式までは分かったんだけど……ここから先のやり方が……」

提督「あぁ、ここか。これはな、2ページ前の問題がヒントになってるんだ」

ジェーナス「2ページ前……あっ、この定義ね!それからこうして……出来た!どう?」

提督「……正解だ。よくやったな」ナデナデ

ジェーナス「えへへっ♪提督の教え方が上手いからよ!」

提督「……違う。ジェーナスの理解力が、平均より優秀だからだ」

ジェーナス「そう、なのかな?いつもお母さんに怒られてばかりだから、そんな感じしないけど」

提督「だが、学校の勉強で躓いたことは無いんだろう?」

ジェーナス「うん。だって、家でやる勉強の方が難しいもん」

提督「………」

提督(ジェーナスにまで、"あいつ"の遺伝が現れているのか……)

ジェーナス「……提督?」

提督「……いや、何でも無い。他に詰まっている問題はあるか?」

ジェーナス「えっとね……」





漣「………」ジー

漣(……ご主人様とジェーナスが今も仲良くしてくれていて、本当に良かった)

漣(真実を告げるのは、凄く不安だったけど……2人共、それを受け止めてくれて……)

漣「……っ」

漣(ただ、ご主人様は……"あの人"に対して失望してしまった。これは正しく、私のせいで……)

漣(私が"あの人"を、励ますことが出来なかったから……今でも"あの人"は……)


↓1夕立のコンマ      好感度:34/50
↓2漣のコンマ       好感度:25.5/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:9/50
↓4青葉のコンマ      好感度:11/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

ジェーナスは何をしている?もしくは提督とジェーナスは何をしている?

23:27以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:31までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※ジェーナスは中学生ですので、高校関係以外のシチュエーションでお願いします。
※また、プロットと大きくズレそうな内容だった場合、少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。

R-18系安価OKのヒロイン以外で直接的なエロ描写(R-15は除く)がある場合は、申し訳ありませんが少しアレンジさせていただきます。

――深夜・ジェーナスの部屋


ジェーナス「……///」ドキドキ

ジェーナス(……ど、どうしよう。ちょっとした好奇心だったんだけど……///)

ジェーナス「……///」チラッ

スマホ『姉さん……姉さんっ……!///』

スマホ『あぁっ、ご、ご主人様……んうぅっ///』

ジェーナス「う、うわぁ……///」

ジェーナス(つい、提督とお母さんがヤってるところを録画しちゃった……///)

ジェーナス(いや、別にやましいことは無いよ?2人がシてるところを覗くのだって、初めてじゃないし……///)

ジェーナス「……でも、録画はまずかったかなぁ///」

ジェーナス(あまりに激しかったから、その……何となく……///)

スマホ『ね、姉さん……っぐ……!///』

スマホ『んくぅっ!今回も、沢山出しましたね……///』

ジェーナス「……///」ゴクッ

ジェーナス(提督もお母さんも、気持ち良さそう……あんなに、激しく……///)

ジェーナス「……もし、私が正式に提督のメイドになったら……こういうこと、するのかな……?///」

ジェーナス(あっ、でもお母さんはあんまり私にそういうこと教えてくれないし……でも、メイドなら必要だって……///)

ジェーナス「……///」ドキドキ…

ジェーナス(本当なら、ドン引きするのが正しいんだよね……母親と、兄が……そういうこと、してる訳だし……)

ジェーナス(でも、お母さんは私と同い年くらいにしか見えないし……提督も、半分は血が繋がって無いからかな……)

ジェーナス(あんまり、違和感が無いというか……むしろ私も、いずれこういうことをするようになると思うと……何だか、ドキドキして……///)

ジェーナス「……///」ドキドキ


好感度上昇率判定:ジェーナスの行動は?

01~49:流石にこれ以上は自重する
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:つい映像を何度もリピートしてしまう
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:↑+提督の主砲(意味深)に興味津々
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

25→52:むっつり? 7×1.5=10.5 10.5+9=19.5/50


スマホ『はぁはぁ……///』

ジェーナス「あっ……終わっちゃった……///」

スマホ『ふふっ……スッキリしましたか?///』

ジェーナス「……///」

ジェーナス(も、もう1回……///)つスマホ スッ…

スマホ『姉さん……っう……!///』

スマホ『あっ……ご主人様のが、入って……///』

ジェーナス「……///」ドキドキ

ジェーナス(お母さん、手慣れてるなぁ……それだけ、提督と何回も……///)

ジェーナス(もしかして、お母さんが未だに中学生と間違われるほど若々しいのって……///)

スマホ『姉さん……ごめん……!///』

スマホ『気に、しないで……下さいっ!これも私の、役目……ですからぁっ……!///』

ジェーナス「……///」

ジェーナス(毎晩、ヤってるからだったりして……///)

スマホ『はぁはぁ……///』

スマホ『ふふっ……スッキリしましたか?///』

ジェーナス「……///」

ジェーナス(……も、もう1回///)スッ…

スマホ『はぁっ、はぁっ……!///』

スマホ『あっ、ご、ご主人様……んうぅっ……!///』

ジェーナス「……///」ドキドキ

ジェーナス(やっぱり、私も……いずれは、お母さんのように……その為には、こういう予習も必要よね……?///)ドキドキ

ジェーナス(いや、提督が望まなかったら意味無いけど……お母さんは『メイドたる者、あらゆる可能性を想定して行動するのが基本だろ常考』って言ってたから……///)ドキドキ

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は引き続き本日の夜か、明日の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

提督んは高校生=15歳以上、結婚から1年足らずで提督出産

現時点での提督を15と仮定した場合でも「1X年前」は16年以上前になる

「1X年前」の「漣(10代後半)」を16と仮定した場合でも16+16=32

大人の事情に配慮し提督が18、1X年前の漣も18以上とした場合19↑+18↑=37↑



身体は小中学生でも中身はアラサー~アラフォーだね、35くらいじゃない?

すみません。体調を崩してしまいまして、しばらく本編の更新は難しそうです。
本日・明日の更新はお休みさせていただきます。申し訳ございません。
体調が回復次第、あるいは長引きそうな場合も定期的に連絡致しますので、それまでお待ちいただけると幸いです。

漣の年齢についてですが、実はどれくらいの年齢に設定するかを迷ってしまい、いっそのことあえてはっきりさせず読者の方々のイメージに合った年齢を想像してもらおうと考えていました。
その為、回想で年齢や時系列を明言しなかったのは仕様です。しかし、>>933の方が考察していただいた内容を見て、回想時の年齢表記及び設定を少し間違ってしまったと思いました。
こちらが想定するイメージとしては、現在の漣の年齢は20代後半~30代前半だったので、>>909の漣の年齢は10代前半~10代半ばを想定していただけると幸いです(当時の漣が幼いながらもメイドとして活躍出来ているのは、提督の実家や漣の実家の権力等を想像していただけると幸いです)。
提督や青葉の年齢については、高校2年生という設定なので16~17歳になります。

ジェーナスって中学何年生なんだろう?
ジェーナスが1年生(12~13歳)で漣が30歳だとしても、種付けが16~17歳で出産が17~18歳になるんだよね…
ジェーナスの学年が上がるか、漣の年齢が若くなるほどさらにやばくなるんだよ…
具体的には、ジェーナスが3年生(14~15歳)で漣が28歳だと、種付けが12~13歳で出産が13~14歳になる

何とか体調が回復致しました。明日からは更新再開出来そうです。

>>941
これについても漣と同様の理由で、あえてジェーナスの明確な年齢・学年を明言しませんでした。
最初は小学校高学年にしようかと思いましたが、少し幼いかなと思いプロットを組む段階で中学生に変更しました。
流石に12歳で妊娠してしまったということはありませんが、13~14歳での妊娠はこちらの想定するイメージに含まれます。

22:00~23:00頃開始予定です。

始めます。

~ 7月1週 ~

――7周目高校・グルメホール


ワイワイ ガヤガヤ

提督「………」モグモグ

青葉「珍しいですね~。提督君がお弁当ではなく、学食のメニューを食べるなんて」

提督「………」モグモグ

青葉「……やっぱり無視ですか」

提督「………」モグモグ

提督(いつも姉さんやジェーナスに弁当を作ってもらうのは悪いからな。たまにはこうして自費で高校の飯を食べることもある)

提督(だが、それをわざわざこいつに説明してやる義理も無い。そもそも、僕が1人で食べていたところにこいつが強引に座って来ただけだからな)

青葉「それにしても、ここのご飯はいつ食べても最高ですよね!ほっぺが落ちちゃいそうです!」

提督「………」モグモグ

提督(ここを高校だと知らなければ、超高級ホテルのレストランだと勘違いする人間が大多数だろうな)

提督(無駄に広く、膨大な金で機器や食材、シェフを用意し、下手な三ツ星レストランを遥かに上回るクオリティの料理を提供する……)

青葉「個人的にフワッフワのオムレツを食べた時は、あまりの美味しさで飛び上がりそうになりましたもん!」

提督「………」モグモグ

提督(……だがな、金をかければ全てが良質と思ったら大間違いだ)

青葉「……ちょっとは反応してくれたって良いじゃないですか」

提督「興味無い」モグモグ

青葉「はぁ……」

提督(少なくとも、僕にとっては……いつも気持ちを込めて作ってくれる、姉さんやジェーナスの弁当の方が余程美味い)

提督(特に姉さんの手料理は、長年食べ慣れていることもあって……正にお袋の味だ。美味く無いはずが無い)


↓1夕立のコンマ      好感度:34/50
↓2漣のコンマ       好感度:25.5/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:19.5/50
↓4青葉のコンマ      好感度:11/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

青葉は何をしている?もしくは提督と青葉は何をしている?

22:19以降から先着3つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし22:23までに3つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※休み時間や放課後、昼休み、休日等、どんなシチュエーションでも大丈夫です。
※ただし『漣やジェーナスに対し、直接迷惑をかけるような行動』はNGです。
※また、プロットと大きくズレそうな場合も少しアレンジさせていただく場合があります。申し訳ございません。

――講義室


提督「………」つ鞄 ゴソゴソ

青葉「………」

青葉(このまま観察を続けるにしても、ただ眺めているだけだと情報を掴むのは難しそうですね……)

青葉(何とか、提督君がボロを出してくれればやりやすいんですけど……う~ん……)

提督「……よし、帰るか」

青葉「……!」

青葉(あっ、提督君が下校しちゃいます!何か良い方法は……うぅっ、こうなったら……!)

提督「………」スタスタ…

青葉「て、提督君!青葉、見ちゃいました!」

提督「………」スタスタ…

青葉(やっぱり無視!?でも、今回は引きませんよ!)

青葉「あれ?良いんですか~?提督君があんなことをしている場面を目撃しちゃったんですよ~!」

提督「………」ピタッ

青葉(足が止まった!カマをかけるつもりだったけど、やっぱり何か思い当たることが……!)

提督「………」

青葉「まさか提督君が、ねぇ……?思わず声を上げてしまうところでしたよ~」

提督「………」

青葉「ふふっ……バラされたくありませんよね?」

提督「………」

青葉(さぁ提督君!知っていることを全て話してもらいますよ!)

提督「………」


好感度上昇率判定:提督の反応は?

01:提督「調子乗ってると社会的に潰すぞ」ギロッ
02~49:無視して帰宅
↑のどちらかなら好感度上昇:小 ×1.0

50~98:提督「……カマをかけようとしても無駄だ」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……どうしてそこまでするんだよ」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

無効安価が含まれる時って下4以降で取ってもいいのん?

無効っぽい安価含めて範囲丁度で、尚且つ無効にならなそうなレスが採用みたいなこともあったけど、これってよくよく考えたら枠だけ潰されてる可能性あるよね

>>961-962
ご指摘ありがとうございます。
可能な限り内容をアレンジする形で採用致しますが、確かに安価下にする時は残り2枠から選ぶことになってしまっていますね……
次回からは、安価下にする措置を取る場合かつ締め切りの時点で安価が3つ(あるいは5つ)しか埋まっていなかった場合、『安価下にした分の1枠のみ』締め切りを過ぎていても有効とします(先述の状況かつ安価下にする際はこちらでアナウンスさせていただきます)。
こちらが至らず、何度もシステムを修正してしまい申し訳ございません。

62→26:心当たりが無いなら堂々としていれば良い 7×1.0=7 7+11=18/50


提督「………」スタスタ…

青葉「だからあの!見ちゃったんですってば!」

提督「………」スタスタ…

青葉「良いんですか!?周りに広めちゃいますよ!?」

提督「………」スタスタ…

青葉「………」

青葉(……これ、完全に嘘だとバレてますよね。カマかけ作戦は失敗かぁ……)

青葉「……っ!」フルフル

青葉(でも諦めません!私にとって、提督君ほどに有力な情報源はありませんから!)

青葉(どんな小さな情報でも見逃さないことが記者の条件です!提督君、そうやって余裕でいられるのも今の内ですから!)

提督「………」スタスタ…

提督(あんな雑なカマかけで僕を嵌められると思ったのか……?せめてもう少しマシな方法があるだろうに)

提督(いや、それ以前に見られて困るようなことを外でするはずが無いだろう。無論、家の中は"絶対に盗撮出来ない"ようになっているが)

提督「………」スタスタ…

提督(あいつに限らず、もし家の中を盗撮されたところで……僕はノーダメージだ。他人からの評価なんてどうでも良いからな)

提督(それ以上に、もし盗撮で姉さんやジェーナスを悲しませるようなことをしたら……)

提督「……その時は容赦しない」ボソッ

青葉「……?」

青葉(提督君、今、何かぼやいていたような……ここからだと聞こえませんね……)

提督(ただでさえ姉さんとジェーナス……特に姉さんは"あいつ"のせいで苦労したんだ。だからこそ、これからは僕が守る……どんな手段を講じてでもな)

~ 7月2週 ~

――自室


提督「………」カキカキ

漣「……お疲れ様です」つ紅茶 コトッ

提督「……いつもありがとう」

漣「いえ、メイドとして当然のことをしたまでです」ニコッ

提督「………」カキカキ

漣「……経営学って、やっぱり難しいのですか?」

提督「全然」カキカキ

漣「……!」

提督「自分でも驚くほどにスラスラ頭に入っていく。1度勉強すれば、その分野の知識は2度と忘れない」カキカキ

漣「そ、そうですか……」

提督「……これも、"あいつ"譲りの頭脳のせいだ」カキカキ

漣「……っ」

提督「自分でも嫌気が差すほど簡単に理解出来る……畜生……」カキカキ

漣「………」

漣(ご主人様……)

提督「……だが、目的を果たす為なら、使えるものは何でも使ってやる」カキカキ

漣「……!」

提督「今はこうして、"あいつ"の金に頼らざるを得ない状況だけどな……いずれはこんな状況から抜け出してみせる」カキカキ

提督「それだけじゃない。どうせ僕も、"あいつ"に代わり社長になる日が来る。その時こそが絶好のチャンスだ」カキカキ

漣「……応援しています」

提督「ありがとう。姉さんにそう言ってもらえれば、何でも出来る気がする……"あいつ"の遺伝子による力と考えると、反吐が出るけどな」カキカキ

漣「いえ、こうして自分で目標を設定し、それに向けて努力しているのですから……間違い無くご主人様の実力です」ニコッ

提督「……姉さん」カキカキ

提督(あぁ、そうだ……姉さんとジェーナスは、いつだって僕を支えてくれる。だからこそ、僕は……!)カキカキ


↓1夕立のコンマ      好感度:34/50
↓2漣のコンマ       好感度:25.5/50
↓3ジェーナスのコンマ   好感度:19.5/50
↓4青葉のコンマ      好感度:18/50

反転コンマが最大のヒロインと交流します

漣は何をしている?もしくは提督と漣は何をしている?

23:31以降から先着5つまでで反転コンマが最大の安価を採用
ただし23:34までに5つまで埋まらなかった場合、それまでで反転コンマが最大の安価を採用させていただきます

※漣は基本的に提督家でメイドとして活動している為、高校関係以外のシチュエーションでお願いします(学校行事に観客として参加する等はOKです)。
※R-18系安価の場合は『提督や漣が社会的に死ぬ内容』、『提督や漣の命に関わる内容』、『青姦等、青葉含むパパラッチに激写されかねないプレイ』はNGです。

――ダイニングキッチン


漣「~♪」ジュー…

漣(料理はメイドの嗜みなのだぜ……っと!)クルッ…

漣(後はこのまま焼き続けて……)ジュー…

漣「……これで良し!」スッ…

漣(最後にバターとシロップをかけて……出来た!)

漣(お~、自分で言うのも何だけど美味しそう……さて、ご主人様に持って行って差し上げますか!)


――自室


提督「………」カキカキ

コンコンコン…

提督「……どうぞ」カキカキ

漣「失礼致します」ガチャ

提督「姉さん……ん?それは……」カキカキ

漣「ご主人様が愛してやまないホットケーキです!」

提督「いや、確かに好物ではあるけど、愛してやまないは大袈裟じゃないか?」

漣「ふふっ……あれからずっとお勉強なさっていますし、少し休憩してはいかがですか?」コトッ

提督「……その為にわざわざ作ってくれたのか」

漣「はい。ご主人様の心と体のケアは、メイドの務めですから」

提督「いつも悪いな……じゃあ、お言葉に甘えるとするか。いただきます」

漣「どうぞお召し上がり下さい」

提督「……はむっ」

漣「いかがでしょうか?」

提督「……美味い。いつもながら、甘さ控えめで……それでいてフワフワで温かい生地、最高だ」

漣「それなら良かったです。牛乳のお代わりもありますので、存分にご堪能下さいませ」ニコッ

提督「ありがとう……あむっ……」モグモグ

漣「……♪」

漣(こういう時の笑顔は、年相応なんだよね……ふふっ、がわ゛い゛い゛な゛ぁ゛ごじゅ゛じん゛ざま゛♪)


好感度上昇率判定:この後どうなる?

01~49:提督、普通に食べ終えて勉強再開
好感度上昇:小 ×1.0
50~98:漣「どうしてそこまで必死に経営学のお勉強を?」
好感度上昇:中 ×1.5
ゾロ目:提督「……懐かしいな」
好感度上昇:大 ×2.0

直下

好感度上昇数値判定 コンマ一の位×上昇率分上昇

↓2

今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
次は引き続き金曜の夜か、土曜の夜に更新予定です。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

すみません言い忘れました!先に次スレを立ててきます。

立ててきました!

【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」衣笠「その6!」【安価・コンマ】
【艦これ】提督「安価とコンマで学校生活」衣笠「その6!」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1593702012/)

こちらは埋めて頂けると幸いです。それではまた次回の更新でお会いしましょう。

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