モバP「もしも文香が、とんでもなく面倒くさい性格だったらだとぉ――ッッ!?」 (108)

★注意☆


○キャラ崩壊成分が少しあるかもです。苦手な方はブラウザバック推奨です



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468843101


夏樹「ったく、だりーはいつまで経ってもにわかだなぁ」

李衣菜「もぉ~~! なつきちってば!」


キャッキャッ ウフフフ アハハハハ



文香「………」ジーッ


文香「はぁ………」


P「どうした文香、そんな溜め息ついて」

文香「あっ、プロデューサーさん………」



P「何か悩み事でもあるのか?」

文香「い、いえ………別にそんなことは………」

P「そうは見えなかったぞ? ほら、遠慮せずに言ってみなって」

P「俺はお前のプロデューサーだ。どんな悩みでも聞いてやるぞ?」

文香「プロデューサーさん………」


文香「いえ、本当に大したことではないんです」


文香「ただ、多田さん達が羨ましいなと思っただけで………」

P「うん?」



P「どういう意味だ?」

文香「多田さんや木村さん達みたいに、仲のいい親友みたいな存在が羨ましいなと思いまして………」

P「何を言ってるんだ。友達ならお前にだってたくさんいるだろう?」

P「事務所の仲間達がそうじゃないか! みんなお前のことを友達だって思ってるはずだぞ?」


文香「確かに、事務所のみなさんには、とてもよくしてくれています………でも」

文香「言い方が悪いかもしれませんが………友達ではありますが、親友と言う程の関係ではないと思うんです………」


P「あー……そう言われると、そうかもしれんかなぁ………」


P「いや、待て! お前にはありすがいるじゃないか!」

P「数々のユニットで一緒になった仲のありすがいるじゃないか!」

P「公式でも推されてる感もある、正に大親友という間柄じゃないか!」

文香「確かに、ありすちゃんとはとても親しいですけれど」


文香「でも、それは妹のような存在で………親友とは呼べないのでは………」

P「確かに歳離れてるしな………」





文香「ご存知かと思いますが、私は昔から気が弱くて、引っ込み思案な性格で、いつも部屋の片隅で本ばかり読んでいました」

P「ん? 急にどうした?」

文香「だから、あだ名で呼び合うような親友なんて、私には一人もいなかったのです」

P「ああ、そうか………俺も友達多くなかったから気持ちわかるな」

文香「だから子供の頃から、ずっと孤独でしたから………親友という存在に、憧れを抱いていたんです」


文香「なので、多田さん達が本当に羨ましいです………あんな親友は、私にはいないから………」

P「………」


P「あだ名で呼ぶ親友か………」


P「――よし!」





P「ふーみちゃん♪」


文香「えっ!?」ピクッ




P「今度一緒に、遊びに行こうぜ―――っ♪」


文香「!!!!」




P「はははっ、なーんちゃt」


タタタタタタタタタタッ!

 ガシッ!



文香「本当ですか!! プロデューサーさん!!」


P「えっ!?」ビクッ



文香「いつ! いつですか!? いつ遊びにいきますか♪」キラキラキラ

P「えっ、いや、あの………」



文香「あっ………」ガ――ンッ!!



文香「そ、そうですよね………今のは社交辞令ですよね………」


文香「すみません………私、勘違いしちゃって………」


文香「その気になったりして………ううっ、うえぇ………」ジワァ



P「いやあのちょ! ま、待って!」アセアセ



P「そ、そんなことないさ! 今のは本心だよ!!」

文香「本当ですか!!??」ガタッ

P「!?(素早く立ち直った!?)」


文香「プロデューサーさん……本当の本当なんですか?」キラキラキラキラ

P「も、もちろんさ………」



P「きょ、今日から俺は、お前の担当プロデューサーであると同時に――」

P「お、お前の………親友………だよ?」

文香「わぁ………♪」キラキラキラキラ




文香「う、嬉しい……/// 私にも等々、親友ができました………」


文香「ありがとうございます、プロデューサーさん………こんな私と、親友になってくれて………」

文香「ほ、本当に………嬉しくて………言葉で表現できないです………ううっ……」ポロポロ

文香「ご、ごめんなさい………な、涙がでてしまいました………ふふっ、嬉し涙というものですね………」ホロリ


P「あ、あははははは………そ、そうか………」


P(ど、どうしよう………軽い気持ちで言っただけだったのに………)



―――――――――――

―――――――

―――



P「―――ってなことがありまして」

ちひろ「なーにやってんですか、貴方は」


P「ま、まぁでもいいじゃないですか! 俺はアイドルの恋人になったわけじゃありません! 親友になったんです! ベストフレンドになったんです!」

P「だからこれはセーフです! いやむしろ、スキャンダルとは縁のない極めてKENZENな間柄だから、奨励されてもいいぐらいかもです!!」

ちひろ「まぁ、そうかもしれませんが」




ちひろ「それにしても、文香ちゃんのリアクションが凄いですね。あの子、あんなに面倒くさい性格でしたっけ?」

P「まぁ、それは………あいつにとって初めての親友ができたのですから、そりゃテンション上がるってものでしょう?」

ちひろ「う~ん………まぁ、気持ちはわからんでもないですが」

P「ともかく! 俺は文香と親友になっただけ! だから何も問題ではございません!!」


P「そもそも、元からプロデューサーとアイドルの関係なんて親友みたいなものじゃありませんか?」

P「いつも一緒にいるし、協力して助け合ったりしますし」


P「だからこれはその関係の延長線に入っただけのこと。何らこれまでと変わりないということですよ」

ちひろ「なんかフラグ臭いんだよなぁ」


ガチャリ


文香「おはようございます」

ちひろ「あっ、噂をすればなんとやら」

P「おう、おはよう文香!」

文香「あっ♪」



文香「おはようございます♪ P-ちゃん♪」


P「!?」

ちひろ「Pちゃん!?」


文香「ちひろさんは知らないかもしれませんが、私達、親友の関係になりました」

文香「親友といえばあだ名で呼び合うのが普通です………だから、今日から私はプロデューサーさんをPちゃんと呼ぼうと思いまして………フフフフッ♪」

ちひろ「えぇぇ~………」


文香「いいですよね? Pちゃん♪」ニコッ

P「いや、でも文香………Pちゃんというのはちょっと………」

文香「えっ?」


P「ほ、ほら! みくやきらりとも被っちゃうし………それにポンキッキーズのマスコットキャラにも間違えられそうだし………ねぇ?」


文香「」ガ――ン!



文香「そうですよね………いきなり馴れ馴れしいですよね………」ズーン


文香「ごめんなさい………私、人づきあいが苦手で………ううっ………」ジワァ


P「いや、ちょ!」


文香「本当にすみませんでした………こんな、空気も読めない私には、貴方の親友である資格だなんて………」ポロポロポロ


P「そ、そんなことないさ!! Pちゃんでいいじゃないか!」


P「Pちゃん最高! Pちゃんいいぞぉ!!」


文香「ほ、本当………?」キラキラキラキラキラ


P「う、うん………な、なんなりと呼んでしまえ―――ッ!!」



文香「わぁ、よかったぁ………♪」


文香「これから、こう呼ばせてもらいますね………P-ちゃん♪」

P「あ、あははははは………」


ちひろ「うわぁ………こいつはめんどくせぇ!」



P「さ、さて………それじゃあ今日のスケジュールを消化しなきゃな」

P「まずはレッスンだな。行こう、文香」

文香「むぅ」プクー

P「えっ、どうした文香? そんなむくれて………?」



文香「文香ではありません………ふみちゃん、でしょう?」

P「ええええぇぇぇぇぇッッッ!!!??」

ちひろ「ふみちゃん!?」


文香「私達は親友なのですから、お互いにあだ名で呼び合った方がいいに決まっています」


文香「それにPちゃんの方から言ってくれたことでしょう? ふみちゃんって………」

P「そ、そうだったな………じゃあ、行こうか?」


P「ふ、ふみちゃん………?」

文香「はい♪」ニコッ

P「あ、あははははは………」




文香「では、一緒にレッスン場に行きましょう」ギュウッ

P「ちょ、文香――じゃなかったふみちゃん!? 何してんの!?」

文香「なにって………手を繋いでるだけですけど?」キョトン

P「手繋いでるだけっておま―――それでレッスン場まで行く気か!?」

文香「私達は親友ですし………特に変なことではないのでは?」

P「十分変だよ!! 俺とお前は男と女わけだし! 手なんか繋いだら余計な噂が広がっちまうだろ!?」


文香「」ガーン


文香「………そうですね。私達の関係なんて、その程度のものですよね」

P「えっ、いやあの………そういうわけじゃなくてだな」

文香「ごめんなさい………私、人との距離の測り方わからなくて………調子に乗ってしまって………」ジワァ

P「いや、だからあのね!」

文香「や、やっぱり………私に親友なんて持つ資格なんて―――」

P「そ、そんなことないよ文香――じゃなかったふみちゃん!」

P「ほら、手を繋ごう! 親友同士が一緒に学校へ登校するみたいに、手を繋いでレッスン場まで行こう!」


文香「い、いいんですか!」キラキラキラキラ

P「も、もちろんさ………オッケー、オー、ライノス!」


文香「あ、ありがとうございます! えへへ……///」ギュウッ

文香「では、Pちゃん………このまま一緒に歌いながらレッスン場まで行きましょう♪」

P「歌いながら!?」

文香「大好きだ~よ♪ 貴方だーけよ♪ ほっぺが真っ赤~♪」


P「しかもエブリイディドリーム!? そこはお前の歌じゃないのかよ!?」



キャキャッ♪ ウフフフ♪ エエエェェェェェッッ!!??



ちひろ「マジ、めんどくせぇ………」





―――――――――

―――――――

――――

P「さて、今日のレッスンは上手くやれててよかったぞ文香―――じゃなくて、ふみちゃん!」

文香「フフッ、大親友であるPちゃんのために、いつもよりも頑張った次第です♪」

P「そ、そうか………あははは………(いつの間にか大親友になってる!?)」


P「それじゃあ、今日のスケジュールは以上だし。帰るとするか? 送ってくよ」

文香「はい、お願いしま―――あっ、待ってください」

P「ん?」

文香「まだ引っ越しの支度が済んでいませんでした……なので、送ってもらうのはその後ででお願いします」

P「引っ越し?」

文香「はい」



文香「今日から、私とPちゃんは一緒に暮らすわけですしね。フフッ♪」

P「はい!?」




P「い、一体何の話だ文香!?」

文香「何って………私達は親友同士ですし、一緒に暮らすのが普通なのでは?」

P「いやいやいや! それは関係ないだろ!?」


文香「ですが………前読んだ小説には、気心の知れた親友同士は、一緒に暮らしているシチュエーションが多かったですけど……?」

P「それルームシェアじゃね!?」


P「いや、あれやる人達は親友だからとかいう理由じゃなくてだな!」

P「どちらかというと、家賃を共に折半するために一緒に暮らしてることが多いわけで」

P「だから俺達のようなケースがルームシェアする必要なんてないと思うけど………」



文香「」ガーン!



文香「そ、そうですか………Pちゃんは、私と暮らしたくは、ないのですね………」ジワァ


P「違う違う!! だからつまり―――」



文香「そうですよね………私達、日の浅い関係ですよね。プライベートなんてとても一緒にできませんよね………」


P「いや、だからさ!!」


文香「うううっ、やはり私に、親友なんてできる資格は………うっ、うえぇぇ………」ポロポロポロポロ


P「ああ、もう………!!」



P「わ、わかったよ………ほら、合鍵だよ! いつでも来てくれ!」

文香「い、いいんですか!?」キラキラキラ


P「も、もちろん………俺達、気心の知れた親友ですしおすし?」

文香「わぁ………♪」



文香「あ、ありがとうございます! Pちゃん!」

文香「急いで家に帰って、引っ越しの準備を終わらせてきますね」

P「そ、そんなに急がなくてもいいけど………」

文香「いえ、光速でやっておきます。一時間後に迎えに来てください」

P「い、一時間!?」

文香「それではまたあとで………フフッ♪」


タッタタタタタタタタッ


P「ああっ………どんどん事態が面倒になっていく………」


―――――――――――

――――――

―――

★Pの自宅★


文香「では、お邪魔します………」

P「ど、どうぞ………お構いなく………」

P(結局一緒に暮らす流れになってしまった………)


文香「あっ、これをどうぞ………つまらないものですが」スッ


つ引っ越し祝い


P「これは引っ越し祝いか? そんな気を遣わなくてもらわなくてもよかったのに」

P(ってか、自分の引っ越しに引っ越し祝いなんておかしくない?)



文香「どうぞ、開けてみてください」

P「ああ、うん………何が入ってるのかな?」ガサコガサコ


P「こ、これは………!?」



つ詩集らしき本




文香「詩集です………私の手作りの………///」


P「お前の手作り!?」



P「手作りの詩集って………これつまり、同人誌の一種ってことか?」

文香「心の友である、Pちゃんのために、一語一句厳選したものを載せました………どうか寝る前にでも読んでください///」

P「そ、そうか………あ、ありがとう………」

P(正直、この手の物を渡されても困るんだけどなぁ~………なんか気持ちも重たいし)



P「さ、さて………もう夜も遅いし。荷物の整理等は明日にして、今日はもう風呂入って寝るとしよう」

文香「そうですね」


P「それじゃあ、文香――じゃなかった、ふみちゃんが先風呂入っていいよ」

文香「えっ、でも………」


P「遠慮しなくていいって。やはり一番風呂は女の子が入るべきでしょ」

文香「いえ、そうではなくて」



文香「一緒に入るのではないのですか?」


P「!?」



P「な、何言ってんだお前!?」

文香「仲のいい者同士は一緒に背中を洗いあったりする。それが、親友同士のルールではないのですか?」

P「そんなルールあるかぁッ!!!」

文香「で、でも………裸の付き合いで絆を深めるものだと………」

P「それは同性同士のことやろ!!」


P「親友といえど、男女が一緒に風呂なんて入っちゃいけないに決まってるだろ!! いい加減にしろ!!」


文香「」ガーン!!


P「ちょ、ちょっと待って! ガーンしないで! 落ち込まないで!!」


文香「ふっ、ふえぇぇぇ………」ポロポロポロポロ

P「な、泣かないでくれよぉ~~頼むから!!」


文香「そうですよね………私達、裸で付き合えるほど、仲が進展なんてしてませんよね………」


文香「その気になってた私の姿は………お笑いでしたね………うううぅっ……うえぇぇぇ…」ポロポロポロポロ


P「ああもう、結局こうなるのね………」ガクッ


P「わかった! 入ろう文香! バスタオルを用意しよう!!」

文香「本当ですかPちゃん!!」キラキラキラキラ

P「もうヤケだ!! 身体も洗ってやるし、背中だって流してやる! もうなんだってしてやらぁ!!」

文香「わぁ………♪」


文香「ありがとうございます、Pちゃん………やはり私達の絆は、宇宙を掴める程のものだったのですね///

P「俺達は仮面ライダーか何かで?」


文香「あっ、石鹸の他にマットとローションも持っていかないと………」

P「おい、ソーププレイでもする気かっ!? やめろぉぉぉぉッッッ!!!???」

―――――――――

―――――――

―――


文香「ふぅ………いいお湯でしたね///」

P「ああっ、もう………男として色々とつらい………」ギンギン


文香「二人でお風呂は楽しみタイガーでしたね、Pちゃん♪」

P「正直、心臓がバクバクコロコダイルだったよ俺は………」


文香「でも、Pちゃんのタスクくんは、ジュウオウエレファントに本能覚醒して――」

P「その表現はやめろぉッ!!」



P「ハァ……ハァ………もういいや。今日はもう色々あって疲れたし、もう寝るとしよう」

文香「そうですね」


P「それじゃあ、文香――じゃなくて、ふみちゃんの分の布団を用意しないとな」


文香「えっ、必要ないでしょう?」

P「えっ」


文香「だって、一緒の布団で寝るわけですし」

P「!?」

>>54

★訂正

×P「正直、心臓がバクバクコロコダイルだったよ俺は………」

○P「正直、心臓がバクバクロコダイルだったよ俺は………」


コが一つ多かったです。誤字ってしまいすみませんでした。

P「ちょ、待って!? なんで一緒の布団で!?」

P「まさかこれも………親友だから云々で!?」

文香「もちろん」ニッコリ


P「だから絶対に違うってそれ!! 少なくとも親友同士が一緒の布団で寝るなんて聞いたことねぇぞ!!」

文香「ですが、前読んだ雑誌に、異性で添い寝するだけの関係………俗に言う、『ソフレ』というものもあるそうですよ?」

P「『添い寝フレンド』で『ソフレ』だって? またまた~~! そんなのあるわけが――」ピッピッ



P「―――って本当にあった!? ネットで検索したら『ソフレ』って本当にありやがったよ!!」

文香「そういうことです。だから、私達のような絆の力で未来を掴み取る親友同士が添い寝しても、何もおかしいことはないのです」


P「うぐぐぐぐぐ………こ、今回は否定できないかも………!?」

文香「ではPちゃん、一緒に寝ましょうか♪」ニコリ


P「いやでも、しかし―――」


P「や、やっぱりまずいんじゃないかな~? いくら添い寝だけとはいえ、やらない方がいいと思うんですけど………」

P「ほら、俺達その、親友である前に、アイドルとプロデューサーという関係だからさ……ねぇ?」


文香「私達は親友ではない………!?」ガーン ガーン

P「待て違う!! そうは言ってないぞ俺!!」




文香「やはり私には………Pちゃんの隣で寝る資格なんて、ないのですね………」ガクッ

P「だから違うんだってぇ~~!」

文香「ううっ……やはり、私達は……親友ではないのですね……うえぇぇ………」ポロポロポロポロ


P「………もう何言っても無駄か(達観)」


P「わかった、わかったよ! 添い寝でもなんでも好きにしろ―――ッッ!!!」

――――――――

―――

――



文香「では、失礼します………」スッ

P「ど、どうぞ」

文香「ふふっ、こうして一緒の布団で寝るなんて、傍から見ても、親友以外の何者でもありませんね」

P「親友ってなんだろう………?(哲学)」


文香「………本当にありがとうございます、Pちゃん………」

P「えっ?」



文香「いつも私のために気を遣ってくれて………貴方は、初めて会った時から色々してくれましたね」

文香「貴方のような優しい人が、私の親友になってくれてよかった………」

文香「本当にありがとうございます………感謝しきれてもしきれません」

P「いや、そんな、別に俺は………」


文香「だから私は、貴方のことが大好きです………Pちゃん///」

P「えっ///!!」ドキッ



P「ふ、文香………そ、そんな俺は………///」ドキドキドキ


文香「んっ………Pちゃん……///」ギュウウウ

P「ちょ、やめ……急にそんな密接されたらムスコが―――」


ムスコ『野生大開放!!』シュバーン!!


P「もう元気になってるし………本当この愚息は……!!」ガクリ


文香「………んっ///」ギュウウウウッ

P「ちょ、本当やめて………俺は立場上、添い寝で我慢しなきゃならないんだから本当にやめて!!」


文香「んっ……むにゃ………Pちゃん………」Zzzz

P「ああっ、もう寝てるし………」



文香「んっ………すぅ………」Zzzz

P「………あれ? もしかしてこの生殺しが、これから毎日続くのか?」


文香「んっ………Pちゃん………好きぃ……///」ギュウウウウウッ


P「そ、そんな………」



P「もうダメだぁ………お終いだぁ………」ガクッ



―――――――――――――

―――――――――

―――――――


★数日後☆



ちひろ「それで、結局どうなったんですか?」

P「どうもこうもありませんよ。俺は文香――じゃないふみちゃんとKENZENに毎日暮らしています」

ちひろ「そ、そうですか………」


文香「この前の休日も、二人仲良く映画を観に行ったり、食事に行ったり、カラオケ等をしてきました」


文香「そして家では一緒にご飯を食べ、一緒にお風呂に入って、そして一緒の布団に入っています」


文香「まさに、理想通りの関係を築けていますね。フフッ……私達の友情パワーは天をも貫くほどでしょう♪

P「そ、そうだな………あはははは……(白目)」


ちひろ「………………」


ちひろ「休日に一緒に遊びに行って、しかも同棲してる………」






ちひろ「あの、プロデューサーさんに文香ちゃん?」

P「はい?」

文香「なんでしょうか?」



ちひろ「貴方達の関係って、親友というよりか――」





ちひろ「恋人同士じゃね?」


P&文香『あっ………』





終わり

 
 お・ま・け


※さっきのPとは別人でお願いします



P「晴、誕生日おめでとう――ッ!」パチパチパチ

晴「ああ、ありがとよ。へへっ、なんだかんだでお前は毎年必ず祝ってくれるよな」

P「当たり前だ。俺は晴のパートナー当然だからな。誕生日を忘れるわけないだろう?」

P「さて、早速プレゼントを渡そう――と言いたいところだが」


P「今年はいつもと趣向を変えようと思ってな。プレゼント代わりに特別な場所に連れてってやるよ」

晴「特別な場所?」

P「そう特別な場所だ………ふっふっ☆」ニヤリ

――――――――――

―――――――

―――


★サッカーバー★



晴「あっ、ここってサッカーバーってやつか!」

P「そうだ。サッカー観戦を楽しめながら食事とかもできるところだ。スポーツカフェとも呼ばれてもいるな」

晴「すげぇ……オレこういうとこ行ってみたいと思ってたんだ!」

晴「でもいいのか? オレみたいな子供がこんな店入っても………?」


P「今回は誕生日ということで特別だ。店側の人にも許可もいただいている」

晴「そうなのか! ありがとよP! へへっ、オレにとって最高のプレゼントだよ!」

P「喜んでくれて何よりだ」


P「それじゃあ改めて………誕生日、おめでとう晴! 今日は思う存分に楽しんでくれ!」

晴「おう♪」


――――――――――

――――

――


晴「いやぁ~………楽しかったぜ♪」

晴「料理も美味かったし、他のファンの人達とも交流できたしな」

P「俺は正直、アイドルだとバレるんじゃないかとヒヤヒヤしたよ」

晴「今日はありがとうなP………本当に楽しかったよ」

P「お前が満足してくれて何よりさ」


晴「流石はオレのパートナーだな。来年もこういうプレゼント期待してるぜ?」

P「おう、まかせとけ!」



P「あっ、そうだ(唐突)」


P「実はもう一個プレゼントがあるんだけど、いかがかな?」

晴「えっ、もう一個?」

――――――――――

――――――――

―――――


★ラ××テル☆


晴「おい、なんだよここは!? どこがプレゼントなんだよ!?」

P「いやまぁ、ここもお前ぐらいの年齢の子じゃ入れないからね」

晴「そらそうだろうよ! ってかここってエロいことする場所だろうがッ!!!」

P「そんなことしないさ! うん、絶対にしないしないしない。本当だって! プロデューサー、嘘つかない」

晴「くっ………お前、最初からこれが狙いで………!?」

P「だから違うって。ほら、もう夜も遅いし、このフカフカなダブルベッドで休もうじゃないか」

晴「なんでダブルベッドなんだよ!?」


晴「やっぱりお前オレにエロいことする気満々じゃねーか!!」

晴「一瞬でも信じたオレがバカだったぜ!!」


晴「………」


晴「………でも、今日はこいつに楽しませてもらったしな………」


晴「………………」


晴「………しかたねーな///」ポッ



晴「しゃ、シャワー浴びたまで待ってろ………///」



タッタタタタタ


P「計 略 通 り」ニヤリ


>>80

☆訂正


×晴「しゃ、シャワー浴びたまで待ってろ………///」

○晴「しゃ、シャワー浴びるまで待ってろ………///」


誤字多くてごめんなさいです


P「クククク、どうよこの見事な作戦!!」

P「最初に晴を上機嫌にさせてることにより、見事、同意を取ることができたぞ―――ッッ!!!」

P「我ながら上手いことを考えたものよ」


P「これで晴とは合意でレッスン(意味深)することができる! 合意だからこれすなわち合法!!」

P「さぁ、良い子のみんな、よーく見ておけ!」


P「これから晴を、俺なしでは生きていけないよう、ゆっくりと調教してやる」


P「ふふふふっ………ふぁ~はははははッッッッ!!!」

P「俺の勝ちだぁ―――ッッッ!!!!」


コンコン!


P「わっ、なんだ!? だ、誰だ!?」ビクッ


『すいませーん、ルームサービスですが』


P「あれ? そんなの頼んだったけ………まぁいいや」


P「はい、今開けますよー」


ガチャリ



???「ハーイ♪」


P「お、お前は――――!!??」



ドゴッ バキッ ドガガガガガ グチョ!!



ギャアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!???




晴「ふぅ、浴び終わったぜ………ほら、次いいぞP」


シーン


晴「あれ、おいP、どこだー? P―?」キョロキョロ


シ―――ン


晴「あれ? どこ行ったんだあいつ………?」










早苗「………フフフッ」ニヤリ



おわり


これで終わりです。クソSS失礼しました


ニチアサで登場した某世界の王者さんが凄くいいキャラしていたので、思わずネタにしてしまいした


ぶっちゃけ、面倒くさい性格の女の子は大好きです

>>1の前作です。よろしければどうぞ?


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晴ちん誕生日おめでっとぉぉぉぉぉッッッッ!!!
でも一日遅れてしましました………。

まぁ、一日ぐらい誤差ということで………許して(懇願)



クソSS失礼しましたァァァッッ!!!!!!!


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