モバP「俺がJK大好きの変態野郎だと? ふざけるな―――ッ!!」 (222)

凛「ちがうの?」

P「当たり前だ」

凛「本当に女子高生が大好きじゃないの?」

P「そうだよ」

凛「じゃあ、女子高生が嫌いなの?」

P「嫌いってわけではないが………」

凛「やっぱり好き?」

P「いや、好きではないよ」

凛「じゃあ、性的な目で見てるとか?」

P「見てもいないよ。ってかそれ好きよりやばいじゃないか」


P「ともかくだ。俺はそんな変態野郎じゃないから凛も安心してくれていいよ」

凛「……ふ~ん……」


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凛「本当は好きだけど、私に気を遣って否定してるとか?」

P「いやいや、そんなことないよ」

凛「でもさ。仮にプロデューサーが女子高生大好きの変態野郎とするでしょ」

凛「そしたら、私が『女子高生のことが大好きなの?』って質問されたらどう答える?」

凛「素直に『はい、そうです』って言う?」

P「そりゃ………答えないわな」

凛「むしろ知られまいと、『いやいや、そんなことないよ』って答えるよね?」

P「まぁ、そうかもな」


凛「やっぱり好きなんだね」

P「違います」

P「そもそも、なぜそうまでして疑うんだ?」

凛「だってさ……プロデューサーってよく道端で女子高生に声かけてるよね?」

P「いやあれはスカウトのためにやってるわけで。凛もわかってるだろう?」

凛「それでも、女子高生ばかり狙い過ぎじゃない?」

P「いやいや、そんなこともないだろう? 十代から二十代後半まで幅広くスカウトしてると思うが……」

凛「でも、一番多いのはJKの年代……だよね?」

P「それは……そうかもしれないけど」


凛「それは深層心理的に女子高生を求めているからじゃない?」

P「求めていません」

凛「じゃあ、なんでうちの事務所には私と同年代の女子高生が多いの?」

P「それはだな……なんていうかその……一般的にアイドルってのは、凛ぐらいの年代の娘がなるようなものなんだよ」

凛「そうかな?」

P「厳密に言えば違うかもだけど、だいたい世間一般的にはそういうイメージがついてるものなんだよ」

凛「ふ~ん……そうなんだ……。でも、なんでそんなイメージがついてるんだろう?」

P「そりゃ、男ってのは若い女の子に目がないからだよ」

凛「そうなの?」

P「ああ、そうなんだよ。困ったことにな」

凛「ふ~ん、つまり言い換えると。男性は私ぐらいの年代の女の子が好き。つまり女子高生が好きってことだよね」

P「あ―――え~と……」

凛「更に言い換えると、性別的に男に分類されるプロデューサーも女子高生が好r」



P「お待ちください!」

P「俺の言い方が悪かった。別に世の中の男性が全てそうだってわけじゃないんだ」

P「ただあれだ。統計的に見ればという話だ。統計というのは大事なんだよ。多くの需要を知ることができるからね」

P「多くのニーズを知ることによりそれを提供することにより利益を得る」

P「商売の基本ってやつさ。芸能活動も商売の一環だからね。だからファンのニーズを得るためにも、俺は自然とJK年代のアイドルを多くスカウトしたんだと思うよ」

凛「でも、それってさ」

P「うん?」

凛「統計的に見て、多くの男の人は女子高生が好きだってことを証明してるんでしょう?」

P「ま、まぁ……そうだな」

凛「つまり私の目の前にいる男性―――つまりプロデューサーも女子高生が好きである確率が高いとも言えるよね?」

P「そうだな」



P「いや、違う!!」


P「多くの男性はそうでも、お前を担当している俺は例外だよ」

凛「本当に?」

P「ああ。担当アイドルに欲情なんてしたらプロデューサーとして失格だからな」

凛「私を見てもムラムラしない?」

P「まったくしないな」

凛「…………」








凛「実は今日私ノーパンなんだよね」

P「ダニィ!?」ガバッ


凛「嘘だけど」

P「なーんだ………」ガックリ











P「―――ってハッ!?」

凛「」ニヤリ

凛「今露骨に落ち込んでいたよね?」

P「お、落ち込んでない。凛が痴女ではないとわかってホッとしただけだよ」

凛「私がノーパンだと嬉しいの?」

P「だ、だから違うって。それに全然嬉しくない」

凛「期待してたよね?」

P「そのようなことあろうはずがございません」

凛「ノーパンだって聞いたとき野獣のような目をしてたけど?」

P「俺は生まれつきこんな目つきなだけでございます」

凛「私に欲情したんでしょう?」

P「してない」

凛「本当はした」

P「していません」

凛「ずっと以前から欲情してた」

P「してないっての」

凛「本当は今現在も私にたいしてムラムラしている」

P「お前ぇ、ちょっとしつけぇぞ……」

P「少し落ち着け凛。なぜそこまでしてしつこくこだわるんだ?」

凛「ニュースとかでさ」

P「うん?」

凛「大人の男性が女子高生とかに淫らな行いがどうとかで逮捕されたってのが多いよね?」

P「あー、うん……そうだな」

凛「最近だと、女子高生に耳かきやプロレス技などをかけてもらって商売しているお店とかが問題になってるよね?」

P「そうだな……結構前にそんなニュースもあったよな。結局経営者は逮捕されたらしいが」

凛「うん。やっぱり男の人ってさ女子高生のことをそう言う風に見てるんだなって思ってさ。それで何だか不安になって……」


凛「私にとって一番身近な男性はプロデューサーだからさ。やっぱりそういうところが心配になったんだよ」

P「そ、そうだったのか……」

P「そうだな……。お前の心配事は最もなことだよ」

P「だからお前を安心させるためにハッキリ言おう!」

P「俺は女子高生などには興味はない!!」

P「なにせ、十歳以上歳が離れてるんだぞ? 恋愛の対象はおろか、性的な目でも見れやしない」

P「せいぜい可愛い妹的な感情しか持ち合わせないよ」




凛「…………」イラッ


凛「じゃあ、もう一回聞くけど。プロデューサーは女子高生が好きじゃないんだよね?」

P「ああ、そうだ」

凛「私のことを性的な目で見ていないんだよね?」

P「オフコース!」

凛「……………じゃあ、テストをするね」

P「テスト?」

凛「まずはそこのソファーに座って」

P「そ、ソファーにか? わかった」

ボスッ



P「座ったぞ」

凛「それじゃあ、私はプロデューサーの膝の上に座るね」ストン

P「ファ!?」

P「ちょ、おま凛!? な、なに座っちゃってんだよ!?」

凛「私のことを性的な目で見てないなら、こんなことをしても問題ないでしょう?」

P「い、いやしかしだな……」

凛「それとも……やっぱり私のことをそんな目で見てるからつらいとか? もう襲いたいとか?」

P「そ、そんなわけないだろ!」

凛「じゃあ、問題ないよね」

P「は、はい………」

凛「……………」


P「……………」


P(くっ……どうしてこんなことになったんだ?)

P(それにしても、凛のやついい匂いするな……)

P(膝の上に座られてるのにまったく重さも感じないし)

P(それにあらためて見ると、凛は本当に可愛いよなぁ~……)

P(担当アイドルだというのに見惚れてしまう―――)


ムクリムクリ!


凛「ん? 今ズボンが―――」

P「シュワット!?」

凛「もしかして興奮して―――」

P「違うよ。凛の気のせいだよ」

凛「いや、確かに何か感じた」

P「気のせいだって」

凛「やっぱり私で興奮したんだよね?」

P「ハハハッ、凛は自意識過剰だなぁ~」

凛「素直に認めたほうが楽だと思うけど?」

P「証拠はあるのかね?」

凛「………ふ~ん……あくまでしらを切り続けるつもりなんだね」




凛「じゃあ、今度は体勢を変えるね」

P「えっ」

ドサッ


P「!?(俺の正面に向き合うように座って―――これは対面座位の姿勢!?)」

凛「ん―――♪」ギュウウウ

P(更に足を俺の腰に絡ませてきて―――これは噂のだいしゅきホールドってやつか!?)


凛「プロデューサー……///」

P「ひいぃぃぃ!? この姿勢でそんな甘い声を出さないでくれぇぇッ!!」



P「り、凛……この体勢はまずいって。は、離れて………」

凛「なんで? JKには興味ないんでしょう?」

凛「それとも……やっぱりプロデューサーは変態なの?」

P「ち、違う!」

凛「へぇ……だったら………」


凛「ふぅー……」

P「ふぉぉぉ!? きゅ、急に耳に息を吹きかけるな!」

凛「……はむっ♪」

P「!?(今度は耳を噛まれ―――!?)」

P「り、凛! やり過ぎだ! これはシャレにならん!!」

凛「プロデューサーは変態じゃないから、私が何をしても欲情したりしないでしょ?」

P「そ、そうだけど! け、けれど……こういうことを嫁入り前の娘がするのは―――」

凛「古臭い言い回しだね………はむっ♪」

P「だから耳を噛むなぁぁぁぁぁ!!!」


P(あ、あかん! さっきから心臓が破裂しそうなぐらいドキドキしっぱなしだ!)

P(この事は絶対に凛にバレてしまっては、俺のプロデューサーとしての人生は何もかもお終いだぁ)


ムスコ(気が高まる………溢れるゥ……!!)


P(くっ! 思った矢先で反応しやがって……このクソ息子がッ!!!)

P(こ、このままではいきり立ってしまう! 凛にバレないようにしなければ―――)



凛「………ねぇ、プロデューサー?」

P「な、なんだ?」

凛「なんで膝を閉じてるの?」

P「べ、別に閉じてなんかいないけど?」

凛「いや閉じてるよ。きっちりと隙間なく………なんで?」

P「そ、その方が姿勢がよくなるかなと思って……」

凛「いや、すごく不自然だけど?」

P「そ、そうかな……? あはははは………」


凛「……………」

凛「ねぇ、そのままだとなんか変だから膝を広げてよ」

P「えっ!? い、いや……そんなことないだろう?」

凛「変だから。だから広げてよ」

P「別にいいだろう? 凛がその恰好するのに不便になるわけじゃないんだし」

凛「いいから早く広げて」

P「ちょ、やめ―――」



ムスコ『やぁ』モッコリ



P「」

凛「…………」ニヤリ

P「り、凛待ってくれ! ち、違うんだ! これは―――」

凛「もうすでに私に欲情していたんだね」

P「こ、これはただズボンが体制的に折れて膨らんだだけで―――」

凛「そんな言い訳が通るような状態じゃないけど?」チラッ



ムスコ『もう、ギンギンのギンギンです……』モッコシモッコリ



P「この愚息がぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」


凛「変態」

P「うぐっ!」グサッ!

凛「やっぱり私をそういう風に見ていたんだね………」

P「ま、待ってくれ凛! これにはわけが―――」

凛「ショックだよ。今までずっと私はプロデューサーのことを信じていたのに………」

P「ち、違うんだ! これは何かの間違いで―――」


凛「もう、そんな見苦しい言い訳しないでよ………」

P「り、凛…………」

凛「どういう経緯であれプロデューサーは私に反応したんだよ。嘘をついていたんだよ」

凛「それだけでもショックなのに。これ以上嘘を嘘で塗りかえようとするなんてさ」

P「ううっ……」

凛「これじゃあ、ちょっと前まで話題になってたゴーストライターや偽装とかの問題と同じようなことだよ」

凛「見苦しくてしょうがない。大人がするようなことじゃないよ」

P「ぐぬっ……」

凛「せめて………」


凛「せめて私には、正直に答えて欲しかった」


凛「今までずっと一緒に頑張って来た私に対しては」


凛「私は今までプロデューサーのことを心の底から信じていたんだから……」


P「り、凛………」ガクリ


P「すまなかった凛………全てはお前の言う通りなんだ……」



P「本当は俺………俺は………」



P「俺は――――」








P「女子高生が好き好きでたまらない変態野郎なんだぁぁぁぁぁッッッッ!!!」



凛「………ふ~ん」



P「昔から自分のこの性癖の事は理解していた。こんな性癖の俺がプロデューサーなんて職に就いてはいけないことも―――」

P「でも、俺にはこの仕事しかなくて………」


P「初めてお前をスカウトした時も、アイドルとしてティンと来た以上に、お前に対して言い様にないトキメキをも感じてしまっていたかもしれない……」

凛「へぇ……そうだったんだ」

P「お前の前では良き兄貴分でいるように心がけていたけれど、実は夜一人家の中では、お前のあられのない姿を想像しながら……し、してしまったりしていたんだ………」

凛「ふ、ふ~ん……/// そ、それは知らなかった……///」

P「見ての通り俺はこんな男なんだ……十歳近く歳が離れてる女の子に対し、欲情してしまうクソに劣る変態野郎なんだッ!!」

P「すまない凛………お前の担当プロデューサーがこんな変態野郎で……」


P「ごめんよ………本当にごめんよぉ………!」


P「うううっうっ………」ポロポロポロ


凛「…………」






凛「大丈夫だよプロデューサー」抱きっ


P「り、凛………?」


凛「プロデューサーは確かにJK大好きの変態野郎だけど、だからと言って私は見捨てたりなんかしないから……」

P「で、でも……こんな変態クソ野郎な俺がお前の担当プロデューサーである資格なんて……」

凛「確かにプロデューサーはとんでもない変態だよ。でも、今まで私に対してそういう行為は一度もしてないよね?」

P「そ、それはそうだけど……」

凛「それはつまり。まだプロデューサーにはまだ希望があるってことだよ。救いようのない変態じゃないってこと」

P「そ、そうなのかな……?」

凛「そうだよ」ギュウウ

凛「安心してよプロデューサー。私は絶対に見捨てたりしないから」

凛「一緒にその病気を治していこう」

凛「だって、私の担当は…………プロデューサーしか考えられないんだから………」

P「り、凛………」グスッ


P「ありがとう……ありがとぉ……こんな俺を見捨てないでくれて……」

凛「ふふっ♪」







凛「だからプロデューサーの家の合鍵を頂戴♪」


P「…………へ?」

P「えっ、いやなんで……?」

凛「だってプロデューサーはJK好きの変態野郎でしょ?」

凛「だったらそばにJKが必要になるじゃない」

P「いや、その理屈はおかしくないか!? 普通遠ざけるもんじゃないの!?」

凛「でも、それじゃあプロデューサーが色々と我慢できなくなって、その辺のJKに襲い掛かっちゃうかもしれないじゃない」

凛「たいていそういう性犯罪する人の理由ってそんなものじゃない?」

P「いや、一概にそうとは………」

凛「だからここで私が犠牲になって、プロデューサーの気を引かせれば万事解決になるからOKってことだよ」

P「根本的な解決になってなくね!?」

凛「そもそも変態なんて治そうと思っても治せないものだろうし」

P「言い切られた………」

凛「だから、私がずっとそばにいることで治療はできなくても抑制はできるでしょ?」

P「いや、でもこんなこと………」

凛「なに、私じゃ不満なの?」

P「め、滅相もございません!」

凛「だよね。何しろ私をおかずにしてたみたいだし」

P「うぐっ………」

凛「まぁ、ともかく。そういうわけだからカギを早く渡してよ」

P「い、いやそういうわけには―――」

凛「早く頂戴」

P「アイドルに一人暮らしの男の家の鍵を渡すなんてことしていいはずが………」

凛「頂戴ってば」

P「だから―――」

凛「………………私に渡してくれないの?」

P「えっ! だ、だってそりゃ―――」




凛「………………………………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ






P「ど、どうぞ……」つ鍵

凛「うん。確かに受けとったよ♪」

凛「よし。じゃあ、私は先に家に帰ってるね」

P「えっ!? い、家って―――」

凛「もちろんプロデューサーの家だよ。今日から私の家でもあるけど」

P「ちょ!? そ、そんなことしたら凛のご両親が心配―――」

凛「大丈夫。もう、親には話してあるし」

P「!?」

凛「残業とかがあるのはわかってるけど、なるべく早めに帰って来てね」

凛「それじゃ」


タッタッタッタ


P「……………」



P「どうしてこうなった?」




おしまい
ではございません。

ただいま一生懸命飯を食べております。今しばらくお待ちください!!

タイトルを見た時点で作者が誰だかわかってしまった



もしかして、飯食ってるって職場で仕事しながら……とかじゃないよな

食べ終わりました。投下いたします。

>>62 仕事はちゃんと終わらせました。残業に見せかけて投下しているので大丈夫です。


P「ど、どうしよう………?」


P「勢いで思わず凛に合鍵渡しちゃったけど、これって色々な意味で不味いよな………」

P「しかもなんだか同棲するような流れになってしまったし………これがちひろさんや社長に知られたら……」ガタガタガタ


P「と、とにかく急いで仕事を終わらせよう! この件は帰って凛と話し合って―――」


蘭子「滅亡の未来を予兆してしまったのか? 我が友よ(浮かない顔ですね。プロデューサーさん)」


P「うぉっ!? ら、蘭子か!?」

蘭子「マヌスの封印が解けたりでもしたのか?(何だか元気なさそうですけど……何かあったのですか?)」

P「い、いや……なんでもないよ」

蘭子「それは嘘偽りなき言葉か?(本当ですか?)」

P「まぁ、ちょっと疲れてる感じだけど、だ、大丈夫だから」

蘭子「……………」



蘭子「貴公のことはすでに、我が千里眼が捉えていた(実はさっきの話を聞いていました)」


P「!?」

P「なっ………まさか凛との会話を全部聞いて―――」

蘭子「はい」コクン


P「あっ、あっ………ら、蘭子……これは………その………」

蘭子「……………」


P「………言い訳できないよな。そう、全ては凛の言うとおりだ」

P「俺はプロデューサーという職に就いていながら、JKが大好きでたまらない変態野郎なんだ……」

蘭子「………………」

P「聞いてしまって驚いちゃったかな? それとも、軽蔑したかな………まぁ、無理ないよな」

P「本当にすまない………。お前の担当がこんなんじゃ嫌になるよな………」

P「もし、担当プロデューサーを変えて欲しかったら……俺からちひろさんに―――」


蘭子「一つ……奇妙な質問をしてもよいか?(一つだけ聞きたいことがあるのですが?)」

P「えっ、なんだ?」

蘭子「何故、蒼の者と共に歩もうとするのか?(それでどうして、凛さんと同棲することになったのですか?)」

P「そ、それはだな………」

P「な、なんだか凛は勘違いしちゃってるみたいなんだよな。確かにこんなことするのは間違ってるよな……はははっ………」

蘭子「………」

P「ま、まぁ……ともかく凛は俺から説得させとくから、だから安心してr」

蘭子「もう一つ聞こう」

P「な、なんだ?」

蘭子「貴公は蒼の呪いにかけられし者のようだが(プロデューサーはJK大好きの変態野郎みたいですけど)」


蘭子「瞳に囚われた者ではないのか?(それと同時にJCが大好きの変態野郎ではないのですか?)」

P「ちょ」

P「おいおい、何を言って――――――いや、もっともな心配事だよな………」

P「俺がこの通り変態野郎だから、自分の身に危険が及ぶのではないかって、そのことを心配してるんだよな?」

蘭子「…………」

P「本当にごめんな蘭子。俺がこんなにもだらしないプロデューサーだから、こんなことにまで気をもませることになってしまって……」


P「でも、それは大丈夫だよ。蘭子は心配する必要はない」

蘭子「………なぜ?」


P「それは俺が女子中学生にはまったく興味がないからさ」





蘭子「…………」イラッ


蘭子「………それが真実だと?(本当ですか?)」

P「まぁ、確かに疑うよな。でも、安心してくれ。俺は本当の本当に女子中学生に対してそんな目で見ることはないからさ」

蘭子「我らの魔力が貴公に通じぬというのか?(なんでそこまで言い切ることができるんですか?)」

P「だって、そりゃ……女子中学生は、もう完璧に子供だろう? 小学生上がったばかりの」

P「そんな子供にまで欲情するなんて……ないないない。欲情しようがないよ」

P「中学生にまでそういう風に見ちゃうなんて、もはや病気を超えた何かだよ。あはははははははっ」


蘭子「……………」イライラッ

蘭子「ならば、この魔王の瞳に囚われはしないと?(私には欲情なんてしないと?)」


P「うん、そうだよ。確かに蘭子は凄く可愛いよ。第二回シンデレラガールに選ばれるのも当然だってぐらいにね」

P「でも、いくら可愛くても所詮は女子中学生。結婚できない年齢だしね」

蘭子「蒼の者と我に、如何様な差があるというのか?(凛さんと歳は一つしか違わないのですけど?)」

P「そ、そうだな……確かに凛に欲情してしまう俺がこんなこと言っても説得力ないよな……」

P「じゃあ、ぶっちゃけて言っちゃうとな」

蘭子「?」


P「俺は凛に対し、夜な夜な、あらぬ妄想を抱いて……その抜いていたりしていたのだが」

P「蘭子に対しては一度もそういうことしてないんだよな……あははは……」



蘭子「は?」




P「す、すまん! 下品なことを言ってしまって……で、でもそういうことだから! 蘭子は自分の身を心配する必要はないから! ね?」


蘭子「………………」イライライライライライライラッ

蘭子「ならば証を示すがいい!(信用できません。そうじゃないという証拠を見せてください)」

P「証拠と言われてもどうすれば………」

蘭子「…………そこのソファーに座ってくれますか?」

P「いいけど………でも、どうして―――」

P(あれ、なんだかデジャブ?)

蘭子「よいしょ……と♪」ストン


P「ちょ!? なんで俺の膝に座るの!?」

蘭子「博愛の固め♪」ギュウウウウウ

P「ひいいぃぃぃぃ!! まただいしゅきホールドォォォォッッ!!??」

P「な、何のつもりだ蘭子!? 凛と同じことをするなんて!?」

蘭子「我も蒼の者と同じ道を歩んだだけのこと(理由も凛さんと同じです)」

P「―――ってことは俺がJCに欲情しないかをテストしてるってこと?」

蘭子「瞳の力は貴公には効果がないのだろう?(JCに興味がなければ問題ないですよね?)」

P「そ、それはそうかもしれないが………」


蘭子「そういうわけだから」ギュウウウウ

P「ふぉぉぉぉぉぉ!!??」

蘭子「ん……♪」ギュウウウウウウウウ

P「ら、蘭子……やっぱりくっつき過ぎじゃないかな……?」

蘭子「問題はない」

P「そ、そうだけど……でも―――」

P(密着してるせいで、蘭子の色々なものが当たっているんだよぉぉぉぉ!!)

蘭子「んっ……はぁ……あっ///」

P(なに急に色っぽい声出してんだよォォォォ!!!)

蘭子「プロデューサー……///」スリスリスリ

P「くっ……おおっ………!」


P(ちくしょう! やっぱり可愛いッ!!)

P(中学生の癖にッ! 中二病の癖にッッ!! なんでこんなにも色っぽいんだぁぁぁぁぁッッ!!)


ムクムクムクムクムク


P「ん?」


ムスコ(ソイル! 我が力!!)

P(やっべ!)


蘭子「むっ、動いた?」

P「動いてない!!」

蘭子「いや、今確かに………」

P「いや、気のせいだよ気のせい!」

蘭子「………」

P「ほら、蘭子。もういいだろう? 俺はこの通り欲情してないんだから……な?」

蘭子「…………」

P「だからそろそろ離れてくれないか?」

蘭子「……………」


P「ら、蘭子?」

蘭子「……………」


蘭子「んっ………///」

P「!?(目を閉じて、唇を突き出してきただと!?)」

蘭子「…………///」

P「ら、蘭子………ど、どういうつもりだ……?」

蘭子「…………///」

P「お、俺を試しているのか?」

蘭子「…………///」

P「そ、そんなこと俺がするわけないだろう!」 

蘭子「プロデューサぁ………///」ウルルルル

P「そ、そんな潤んだ声を出したって………」

蘭子「…………///」

P「はわわわわ」

P(お、落ち着くのだ俺よ! 落ちつけェ!!)

P(今まで中学生に欲情したことがないというのは本当なんだ!)

P(この程度の誘惑なんぞ、わけなく我慢できるはずです!!)

P(さぁこの誘惑に耐え抜き、蘭子にこう言ってやるんだ!)

P(俺がJCに欲情するなどと、その気になってたお前の姿はお笑いだったぜ。ってなぁ!!)


ムスコ『―――などと、その気になってたお前の姿こそがお笑いだったぜwww』

P(!?)







P「―――チュ♪」

蘭子「ん……はぁ……/// んちゅ……♪」



P「――――ってハッ!? お、俺はなんてことを………!?」

蘭子「瞳に囚われたな///(しちゃいましたね)」

P「ち、違うんだ蘭子!! い、今のは物の弾みというかなんというか―――」

蘭子「弾みだと? だか貴公の魔銃は―――(弾み? この状態でですか?)」チラッ

P「えっ………」チラッ



ムスコ『魔銃………解凍!』ギンギンギンノギンギン!



P「」


蘭子「この変態」

P「うぐっ!」グサッ!

P「な、なんてことだ………俺はここまで節操のないクズ野郎だったというのか……!」

P「凛だけでなく、蘭子までもそんな目で………」

蘭子「我が千里眼に誤りはない!(私の言った通りでしたね)」

P「ああ……JKだけでなくJCまでも………」ガクリ


P「もう俺は、プロデューサーとして何もかもお終いだぁ………」

P「うううっ………」ポロポロ


蘭子「……………」

蘭子「案ずることはない友よ(大丈夫ですよ、プロデューサー)」抱きっ

P「ら、蘭子………?」

蘭子「我には力がある。貴公の魂を浄化する力が……(私がプロデューサーの病気を治してみせますから)」

P「な、治すってどうやって……?」

蘭子「これを受け取るといい」つカギ

P「なんだこれ……? 鍵……?」




蘭子「魔王城へと招待しよう♪(私の家の鍵です♪)」

P「へ?」


P「な、なんでそんなものを俺に!?」

蘭子「貴公の中に眠る破壊の悪魔を祓うためだ!(プロデューサーの病気を治すためです)」

蘭子「悪魔を倒せるのは、力を持つこの私だけ……(そのためには常に私と一緒にいる必要があります)」

蘭子「ゆえに魔王城への道を示したまでよ!(だから合鍵を渡しました♪)」

P「いや、なんで!? なんでそうなるの!? だいたいそんなことお前のご両親が許すはずが―――」

蘭子「心配無用。すでにプリーステス達の赦しは得ている(大丈夫です。許可はとってあります)

P「なんで凛といい、蘭子といい、お前らのご両親はそんなに物わかりがいいんだ!?」


蘭子「フフフっ……では、魔王城にて待っているぞ……(では、待ってますから………///)」

P「えっ、いやちょ! ま、待って蘭子! 待ってくれってば!! お―――い!!??」



P「ええええええぇぇぇぇッッッ!!!???」



P「ど、どうすればいいんだ………」


P「仕事は終わった。後は家に帰るだけ。しかし………」


P「どっちの家に帰ればいいんだ……?」


P「凛が待っている俺のアパートか……蘭子がいる神崎家か………」


P「だいたいなんでこうなってしまったんだ?」


P「………これも全部この愚息のせいだ!」ギロッ


ムスコ『お前に相応しいソイルは決まった!!』


P「黙れこのクソ野郎ッ!! お前なんか大嫌いだッ!! 氏ねッ!!」






ありす「なに独り言を言ってるんですか?」

P「ファ!? あ、ありす!?」


ありす「人の顔見ていきなり悲鳴を上げないでください」

P「す、すまない。急に声をかけられたからびっくりしちまってな………」

P「ってかありす! お前まだ事務所にいたのか? もう、遅い時間だぞ!」

ありす「事務所で忘れ物をしちゃいまして。それで取りに戻って来たんですよ」

P「そうだったのか……でも、もうこんな時間だし俺が送っててやるよ」

ありす「わざわざすいません」

P「な~に、いいってことだよ。でも少し待ってくれ。俺も帰る支度をするから」

ありす「わかりました」

P「え~と……車のカギ持ってと―――」ガサコソ

ありす「…………」

ありす「ところでプロデューサー。一つ聞いてもいいですか?」

P「ん、なんだ?」

ありす「…………」





ありす「JK」ボソッ


P「!?」ビクッ!

ありす「―――ってのは『女子高生』の略称なんですか?」

P「えっ……あっ……ああ! そ、そうだよ! それで当ってるよ!」

P「ネット内では『常識的に考えて』の略にも使われるけどな……ははははっ………」

ありす「そうなんですか………なら―――」


ありす「JC」ボソッ


P「!?」ビクッビクッ!



ありす「―――は『女子中学生』の略で当ってますか?」

P「えっ!? あっ……はい……それで……いいよ?」

ありす「ふ~ん、そうなんですか………」

P「………………」

ありす「………………」

P「………………」

ありす「………………」



P「あの……ありす……? お前ひょっとして―――」

ありす「はい」


ありす「渋谷さんと神崎さんとのやりとりをガッツり聞いていました」

P「」

P「あ、あ、あ……ありす……これはその―――」

ありす「最低ですね。プロデューサーという職に就いていながらこんな有様なんて……」

P「こ、これにはその―――」

ありす「近寄らないでください! この変態!」

P「ぐほぁ!」グサッ!


ありす「そこまで性根が腐っていたなんて……見損ないましたよ!」

ありす「その歳でいながら渋谷さん達の年代の人に欲情するなんて!」

ありす「これじゃあテレビとかで報道される性犯罪者と同じじゃないですか!」

P「うっ……おっしゃる通りです……」

ありす「もしかしたら私のような小学生―――いわゆるJSに対してもそんなふしだらな感情を抱いていたりしてるんじゃないですか?」

P「そ、それはないよ! こんな俺が言っても説得力はないと思うが……」

ありす「……いずれにしても。このような事実を知ったからには、今後プロデューサーとの付き合い方を考えなければいけませんね」



ありす「むしろもう関わらないようにするべきかも……」

P「そ、そんな………」



P「いや……その通りだよな」

P「ありす、本当にすまなかった。小学生のお前に対し俺のあんな醜態を見せた挙句、信用を失うようなことをしてしまって……」

ありす「………」

P「もうどう詫びればいいのかもわからないけれど……本当にごめんよ……」

ありす「………」

P「せ、せめて今後のアイドル活動についてはできるだけお前の希望通りにしようと思うから」

P「担当プロデューサーを変えたいと思うなら、俺の方からちひろさんに連絡しておくし」

P「お前の望むように、なんでもしようと思うから―――」




ありす「ん? 今……なんでもするって言いまいたか?」


P「え?」

ありす「なんでもするって言ったのかと聞いているんです」

P「あっ、はい。そう言ったけど………」

ありす「そうですか。なら―――」



ありす「とりあえずソファーに座ってください」

P「!?」

P「ちょ、なんで!? なんでまたソファー!?」

ありす「それはもちろん検証するためですよ。プロデューサーがJSにも反応するかどうか」

P「なぜに!? いや、検証する必要ないだろう!? そんなことしなくても俺は変態野郎に違いない!!」

ありす「ダメですよ。まだプロデューサーがJSに反応するかどうかハッキリしていません!」

P「ハッキリさせる必要なんてないだろう!?」

ありす「ありますよ! さっきはああ言いましたけど、やはり検証もしないで一方的にプロデューサーを変態扱いするのは間違いでしょうし」

P「間違ってない間違ってない! もはや断定していいよ!」

ありす「そうはいきません! プロデューサーはSTAP細胞や美味しんぼ鼻血問題のニュースを見ていないんですか!?」

ありす「あれらの問題があそこまでこじれているのは、検証方法に問題があったからですよ! この件に関しても、あんな風にならないためにも徹底的に調べないといけません!」

P「いや、しかし……ケースバイケースという言葉もあってだな……」

ありす「とにかく、なんでもいいからソファーに座ってください」

P「ちょ、待って―――」


ありす「えい!」

P「うぉ!?」ドサッ

ありす「そしてこうです!」ギュウウウウウウウウ!!

P「ひぃぃぃぃ!? またまただいしゅきホールドォォォ!!???」



ありす「プロデューサー、どうですか? 反応しちゃいますか?」

P「そ、そんなことは―――」

ありす「本当ですか? ん~~~///」スリスリスリ

P「ああ、そんなに可愛く引っ付かないでくれぇぇぇ!」



P(こ、このままでは俺は真性のロリコン野郎に成り下がってしまう!!)

ムスコ『ありすカワイイ!!』

P「ひぃぃぃぃ!! 思った矢先でまたムスコがぁぁぁぁぁ!!」

ムスコ『でも―――』



ムスコ『性的な目では見れないです……』




P「おっ」


ありす「な、なにぃ………!?」


P(よかった! 俺のムスコもそこまで節操がなかったわけじゃなかった!!)


ありす「そ、そんな………反応しないなんて………」

P「ほら、ありす。見ての通り俺は小学生にまで欲情するまでは堕ちてはいないよ」

ありす「こんなことが……もしかして私に魅力がないから―――」

P「そんなわけないだろう? ありすは可愛いよ」

ありす「で、でも―――」

P「ありすは可愛いなぁ~♪」ナデナデ

ありす「ふわぁ……/// ―――って撫でないでください!///」

P「おう、悪い悪い。ありすがあんまりにも可愛くてついな」

ありす「くっ……/// その余裕のある態度、腹が立ちます!」



P「それじゃあ、ありす。もういいだろう? そろそろ帰ろう」

ありす「ダメです! まだ検証は終わっていません!!」

P「しかしだな―――」

ありす「こうなったら、増援を呼びます!」

P「増援ってお前……」

ありす「ちょっと失礼しますね」ピポパ


トルルルルルルルルルルッル



ありす「あっもしもし? 私です。今大丈夫ですか? 実はかくかくじかじかなので来てほしいのですが……」

ありす「えっ近くにいる? だったらすぐ来てください。お願いします!」カチャ


P「だ、誰を呼んだんだ?」

ありす「すぐにわかります」



タッタッタッタッタッタッ!




晴「ありす! Pが大変な目にあってるって本当か!?」


P「は、晴ッッッッ!!???」



ありす「よく来てくれましたね結城さん。あと、私は橘です」

晴「そんなことよりも! Pが大変って聞いたけど一体何が―――」

P「ひいぃぃぃぃ!!!?? 晴はぁぁぁぁ!! 晴はアカン!! 何故か知らないけど晴はアカンのやッッッ!! 俺の魂がそう叫んでいるんだぁぁぁッッッ!!!??」


晴「な、何だか凄く動揺してやがる……だ、大丈夫なのか!?」

ありす「実はかくかくじかかで―――」

晴「はぁ? Pが変態野郎? そんなの元からだろ」

晴「オレにあんな衣装着せるぐらいだし……///」

ありす「そういう可愛いものじゃないんです。もしかしたら私たちぐらいの年代の女の子に対し欲情し、警察に捕まってしまうような事態に発展するかもしれないんですよ!」

晴「そ、そんなことに!?」

P「いや。別に俺はロリコンじゃないとさっき証明して―――」

ありす「まだ検証は終わってないと言ったでしょう! というわけで結城さん。この衣装に着替えてもらえますか?」

晴「なっ!? こ、これに着替えろって……マジかよ!?」

ありす「プロデューサーのためです。お願いします!」

晴「うっ………わ、わかったよ! 着ればいいんだろ。着れば」スタッスタッ


P「晴に一体何を渡したんだ?」

ありす「すぐにわかりますよ」



晴「き、着てきたぜ………///」

P「!? こ、これは………!?」




P「さ、サイズが小さいステージ衣装だと!?」


晴「ううっ………///」

晴「こ、これはヤバい……/// きついし………それにスカートが短い……///」

晴「た、ただでさえ露出してるのに……/// もう………///」カァァァァ


P「はわわわわわわわわわわわわ!」

ありす「あっ、プロデューサー。かなり動揺してますね?」

P「し、ししししてないよ!?」ドギバクドギバクッ!

ありす「嘘ですね。心臓の鼓動がこっちにまで聞こえてますよ」

P「ちちちちががががががががうううううう!!!???」

ありす「本当ですか?」ギュウウ

P「ふごぉ!? このタイミングでくっついてきただと!?」


ムスコ『晴きゅんカワイイ!!』

ムスコ『あと、ありすは性的な目で見れないと言ったな? あれは嘘だ』



P「やめろムスコ!! やめるんだ! やめろぉぉぉぉッッ!!」

ありす「なるほど……さっき私に反応しなかったのはただのやせ我慢だったんですね」

P「ち、違う!! そんなわけない! 俺はロリコンなんかじゃない!! ロリなんて最低だッ!!」

ありす「強がりを………ならば!」

ありす「結城さん! あなたもこっちに来てください!」

晴「は、はぁ!? で、できるわけないだろ!/// い、今動いたら……絶対Pに見えちまう///」

ありす「むしろ見せてください!」

晴「なんでだよ!?」

ありす「いいから早く来てください!」

晴「くっ……/// わ、わかったよ……///」


スタッスタッスタッ


晴「うっ……/// んあっ……/// や、やばい……布が肌に磨れて……///」

晴「あ、歩くたびに……まるで締め付けられてるみたいに……うあっ/// あああっ///」


P(な、なんでそんな艶のある声を出すんだよぉぉぉぉ!!!)


P(や、やばい! このままでは……マジでアカン!)


ありす「いい加減認めたらどうです? 楽になれますよ?」

P「お、俺はロリコンじゃない!!」

P「こんなことをして無駄だありす! 俺はJSになんか興味はない! 変態の俺といえど欲情するのはJCの年代までだ!!」

P「だから早く晴を着替えさせろ! いや、着替えさせてください! いや、マジでお願いします!!」

ありす「今にも限界が来てるって感じの人の言うことを聞くとでも?」

P「ち、違うから! 俺は絶対にJSなんかには―――」


晴「う、うわぁぁぁ!」ズデン!


ありす「あっ、転びました」

P「!!(見えた! 白!!)」




ムスコ『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!』




P「あ」




P「あっ……あああ……」

晴「うわぁ……/// で、でかい……///」

ありす「よし!!」グッ


ムスコ『やぁ、モッコリーです……』モッコシモコモコ!




P「」

ありす「反応しましたね…………プロデューサー!!」

P「ち、ちがっ! こ、これは!」

ありす「こんなに大きくして言い訳ができるとでも!?」

P「こ、こんなの卑怯だ!! やり方が汚い!! こんなのやられたら誰だって―――」

ありす「何を言ってるのですかプロデューサー?」


ありす「普通の人なら……正常な男性ならば」


ありす「私に抱きつかれた状況で、ワンサイズ小さい衣装を着て恥らってる結城さんを見ても」



ありす「欲情なんてしません!!!」



P「!?」


ありす「確かに私は策を講じました。でも、普通の人からすればなんてないことです」


ありす「それなのにプロデューサー、貴方は、みっともなく、どうしようもないぐらいに、完璧に欲情してしまいたね!」

P「あ、あああ……」


ありす「もう、言い逃れできませんよ」


ありす「プロデューサー………貴方は!!」


ありす「私たちのような小学生に対しても!」


ありす「普通の人には絶対に持ち合わせない感情を抱いてしまう――――」






ありす「変・態・野・郎なんですッッッ!!!! はい、論破!」







P「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!?????」



P「あ、ありすの言うとおりだ……俺はロリコンの色情魔だ…………」

P「プロデューサーとしてだけじゃない……人としても失格じゃないか……」

P「もうダメだぁ………お終いだぁ………」ガクリ

P「本当にもう、何もかもお終いだぁ」

P「わひゃはははははははははははははwwwww(泣)」


晴「P………」


ありす「大丈夫ですよプロデューサー。まだ望みはあります」

P「えっ……」

ありす「タブレットで検索しました。この病気にはちゃんと治療法があります!」

P「ほ、本当なのかありす!?」

ありす「ええ。だから今すぐ治療に行きましょう! 一刻も争いますから!」

P「ええちょ、今から!?」

ありす「急がないと間に合いません! あと、結城さんも来てください!」

晴「お、オレも!? じゃ、じゃあ……着替えてから―――」

ありす「そんな時間はありません!」

晴「なっ!? こ、この格好で外に行けって言うのかよ!?///」

ありす「早くして下さい!! 間に合わなくなっても知りませんよ!!」

晴「ちょ、待って……うわぁぁぁぁ!?」ズルッズルッ




☆ラ○ホテル前☆



P「おいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!??? なんでここ!? なんでここに来たわけ!?」

ありす「タブレットで検索したら、ここに行くのがベストだと出たんです」

P「ありす、タブレットをよこしなさい。ぶっ壊してやる!」

ありす「いいから入りますよ。このままじゃプロデューサーの病気が治りません」

P「もういっそ治さなくていいから! 通報して豚箱にでも入れてくれ!!」

ありす「そんなのダメです。そうしたら事務所のアイドル達の活動にも支障が来てしまいますから」

P「なんでところどころ正論で返すのに、肝心なところはおかしいんだよ!?」


P「晴ッ! お前からもありすに言ってくれ!」

晴「な、なんだろう……/// か、体が熱い……///」

晴「こ、この建物……夢で見た気が……そ、そこで……オレは……///」


P「お前は何を言ってるのだ!?」

P「とにかくありすやめるんだ!! こんなことしちゃいけない!! 俺だってこんなことは望んでいない!!」

ありす「………本当にそうですか?」

P「ど、どういう意味だ!?」

ありす「プロデューサーは口ではそう言ってますけど」


ありす「まったく抵抗しませんよね?」

P「ハッ……!?」


>ありす「変・態・野・郎なんですッッッ!!!! はい、論破!」
P「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!?????」


なんか逆転裁判思い出した

ありす「プロデューサーの力なら私達なんて楽に退けることができるでしょう?」

ありす「なのにまったくそうしないじゃないですか」

P「ば、バカな………」

P「う、動け俺の体! なぜ動かん!?」


ムスコ『はるあり+ラ○ホ=最強というわけだぁ!』


P「この愚息ぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!???」


ありす「体は正直ってやつですね」

P「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ありす「さぁ、入りましょう」

P「やめるんだありす! やめろぉぉぉぉ! 落ち着けェ!!」

ありす「こんな所をクズクズしてたら誰か来てしまいます!」

P「むしろ来てくれて通報してくれた方がマシだ!!」



P(だ、ダメだ! このままではマジで俺は晴とありすを欲望のままに汚してしまう!!)


P(だ、誰か助けてくれ!! 誰でもいいから助けてくれ!!)


P(この欲望に逆らえない哀れな俺を、誰か止めてくれえェェェェッッッ!!!)




凛「何してるのプロデューサー………?」

蘭子「我が想いを裏切る気か!?」



P「Oh……よりにもよって………」

凛「なかなか家に帰って来ないと思ったら……」

蘭子「旅人を惑わすピクシーに遭ってしまったようだな……」


P「よ、よりによってこのタイミングで……」


凛「……何しようとしてるのありす?」

ありす「別になんでもないですよ。ただ、プロデューサーの病気を私と結城さんで治そうと思いまして」

蘭子「治す? 戯言を! 貴公の行いのどこにその要素がある!?」

ありす「そっちこそ! 体よくプロデューサーを独占しようとしたじゃないですか!」

凛&蘭子『ぐぬぬぬぬ……』

ありす「むむむむむ………」

P「えっ、ちょ……あ、あの………」


凛「このまま言い争ったところで、互いに譲らず平行線のまま話が進まなくなるってオチか……」

凛「…………しょうがない。共有するしかないね」

蘭子「是非もなし」

ありす「仕方ないですね」


凛「それじゃあプロデューサー。病気を治療しに行こっか♪」

P「ええぇぇぇッッッ!? ちょ、今までの会話でどうしてそうなるの!?」

蘭子「今こそ我らの力を一つにする時!!(みんなで力を合わせてプロデューサーの病気を治しましょう!)」

ありす「まぁ、これだけの人数がそろえば余裕ですね」


P「わ、わからねぇ……何が何だか俺にはもう……」

晴「P………」

P「は、晴! お前だけは―――」


晴「お、オレは……Pとだったら……別に…………///」

P「おま」



凛「それじゃあプロデューサー、行こうか♪」


P「ま、待て……」


P「や、やめろお前ら……落ち着けェ!!」



P「やめろ―――ッ!! やめてくれ―――ッ!!!」


P「こ、ここに入ったら俺が! 俺そのものが―――ッ!!」


P「俺が俺でなくなってしまうんだぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!!」





P「うわぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!???」



P「あああぁぁぁぁぁ―――」



P「…………」




P「―――」








P「うひひひひ♪」



―――――――――――――――

―――――――

―――



ちひろ「プロデューサーさんは死にました」



ちひろ「凛ちゃん達の手により、二度とアイドルをプロデュースすることはできなくなったのです」

ちひろ「けれど彼の死は無駄ではありません」

ちひろ「私たちに多くの教訓を残してくれたのですから」

ちひろ「彼の勇姿を、私たちは決して忘れはしません」


ちひろ「………………」


ちひろ「まぁ、あんな最低な変態野郎には何も未練はありませんけどwwww」


ちひろ「この事務所には彼以上に優秀なクール担当のプロデューサーさんがまだいるのですからwww」


アーニャ「プロデューサー…貴方は……イズヴラシェーニェッツ……変態なんですか?」

P(さっきとは別人)「はっはっはっ。急に何を言ってるのかね?」

アーニャ「だって……凛と蘭子達の担当プロデューサーがあんなことになりましたから……」

P「人それぞれだよ。同じプロデューサーとはいえ俺は違うから」

小梅「ほ、本当………ですか?」ギュウウ

P「本当だよ小梅。だから心配なんかしなくていいよ」

アーニャ「でも、ヴァルヌイシァ……心配です」ギュウウ

雪美「P……変態………なの?」ギュウウウウ

P「大丈夫だって。俺は変態なんかじゃないよ」


P「でもちょっと離れてくれないかな? 抱きつかれるのは嬉しいけれど、その……色々と当たるからね……あははは……」

アーニャ「…………」ギュウウウ

小梅「…………」ギュウウウウウ

雪美「…………」ギュウウウ


P「いや、あのだから離れて―――」


ムクムクムクムクムク


アーニャ「!! 今動いて―――」

P「いや、違う!!!」

小梅「わ、私も……感じた……///」

P「ハッハワロス。気のせいだよ気のせい」

P「いくらアイドルとはいえ、アーニャ達の年代の女の子たちに欲情するなどと、そのようなことあろうはずが―――」


ムスコ『―――と思っていたのか?』ムクヌクヌクヌク


P「シュワット!?」


雪美「ふふっ……大きい………」

P「この恥さらしがぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


アーニャ「………」ニヤリ

小梅「…………」ニヤリ

雪美「………」ニヤリ


P「ま、待ってくれお前ら! ち、違う!違うんだ!!」

P「お、俺は変態じゃ、変態じゃないんだぁぁぁぁぁッッッ!!!!!!」

P「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」






ちひろ「…………」


ちひろ「やっぱりCoPは変態ばっかだわ♪」


ちひろ「わひゃはははははははwwwwwwwww(泣)」



おしまい。

これで終わりです。長々と駄文を失礼しました。

本当はJDと大人のお姉さん達もいれたかったのですが、流石に長すぎるってのとくどいかなっと思ったので断念しました。
期待してくれた方が何人かいましたが、ご期待に添えず申し訳ございませんでした。(次はJDメンバーから誰かを書こう……)

職場での新人歓迎会の時に変態芸をして、場を思いっきし盛り下げた>>1の前作です。なんなりとお読みください。

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モバP「加蓮が再び病弱になってしまった」 - SSまとめ速報
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モバP「すまんな晴……俺は死ぬかもしれん……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397825259/)


晴マゲドン……大爆死……つらいです。


駄文失礼しましたッ!

>>33
>P「り、凛! やり過ぎだ! これはシャレにならん!!」

>凛「プロデューサーは変態じゃないから、私が何をしても欲情したりしないでしょ?」

>P「そ、そうだけど! け、けれど……こういうことを嫁入り前の娘がするのは―――」

>凛「古臭い言い回しだね………はむっ♪」

>P「だから耳を噛むなぁぁぁぁぁ!!!」


>P(あ、あかん! さっきから心臓が破裂しそうなぐらいドキドキしっぱなしだ!)

>P(この事は絶対に凛にバレてしまっては、俺のプロデューサーとしての人生は何もかもお終いだぁ)


>ムスコ(気が高まる………溢れるゥ……!!)


>P(くっ! 思った矢先で反応しやがって……このクソ息子がッ!!!)

>P(こ、このままではいきり立ってしまう! 凛にバレないようにしなければ―――)

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月15日 (日) 16:45:03   ID: KIuc7aeE

>P「ファ!?」
こいつホモかよぉ!?

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