【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい8 (1000)
安価やコンマで、剣と魔法な世界で主人公が姫と結ばれる為に頑張りましょう
亀更新、深くは考えていない行き当たりのため、途中で色々変わってしまうかもしれませんがご容赦を
1スレ目:【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい - SSまとめ速報
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2スレ目:【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい2 - SSまとめ速報
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3スレ目:【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい3 - SSまとめ速報
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4スレ目:【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい4 - SSまとめ速報
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5スレ目:【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい5 - SSまとめ速報
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6スレ目:【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい6 - SSまとめ速報
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7スレ目:【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい7 - SSまとめ速報
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~簡単な舞台解説~
剣と魔法のよくあるRPGな世界の大陸の一つ
三つの大国が大陸を統べていましたが……
【公国】:大公エルクラッド
広大な領地を貴族達が治める国
自国の発展に力を注いでおり、使えそうなものはなんでも使う主義
この性質により民を含めて異国民にも寛容な者が多い
幅広い種類の道具を取り扱い、商業に力を注いでいる
1スレ目開幕から怒涛のコンマを叩きだし、一躍世界の覇者となった
現在各地に展開している公国兵の多くは傭兵や賊である
ゾロ目の応酬により将軍と龍の思惑も交錯し、筆頭将軍が休まる時はない
【鉄国】:鉄国王フリーデシルト
屈強な戦士の多い無骨な国
規模はまだ公国より下だが、鉱物や魔道を組み合わせ急速発展中
独自の工学文明により、高い技術力と戦力を保有
世界全体の工学発展を謳い、鉄工業に余念がない
1スレ目開幕から公国の奇襲により壊滅するという憂き目に……
しかし国王と騎士団長が揃って偶数ゾロ目を叩きだし生還するという意地を見せる
娘達の活躍により、国は奪取。これからの復興に注力する
【森国】:森国王カタリナ
深い森の中にある神秘の国
自然の恵みに感謝し、他国には無い魔法を操れる者が多い
人と異なる外見の者達も住む影響か、少々閉鎖的
変わらぬ安寧を良しとし、林業や農業が発展している
1スレ目から鉄国同様にコンマが荒ぶり、公国の奇襲により文字通りの大炎上
しかし国王が次々に荒ぶり、公国の隠し玉の一体を粉砕し逆襲の機会を狙う
女王カタリナが公国軍に敗れてしまう事態に陥ったが、秘蔵の二将が非常に優秀だった
~主人公や姫の簡易紹介~
【ジーク】レベル277
生きることと食べることに執着を持つフリーの傭兵。21歳
このスレの主人公。頑張って姫と結ばれたいけど、正直今はまず生き延びることが大事
鉄国姫リアローズとは幼少期から出会っており、十年ぶりに互いの想いを自覚した。
過去に公国姫セレスティアの命も救っており、四姫中三人の危機を救っていることになる
リアローズより最強の剣を贈られ、一気にパワーアップ
・夜レベル100
・料理レベル100
・酔いやすさ27
・乗馬レベル95
・清掃レベル31
・お洒落レベル79
・歌唱レベル56
・細工レベル15
【リアローズ】レベル231
鉄国の姫。18歳
メカクレで基本は大人しい。お人形大好きの優しい子
苦難の果てに、ついに祖国を取り戻した
変装時は傭兵シェリルと名乗り、ジークを援護する
リーチェの想いを知っても一切の嫉妬をしない広い心の持ち主でもあった
その心の広さは、公国姫セレスティアを助けることにも繋がった
こう見えて傭兵団で最も攻守のバランスがよかったりする
・好感度154
・夜レベル48
・料理レベル90
・酔いやすさ94
・人形作成レベル100
・鍛冶レベル100
・装飾レベル100
・乗馬レベル6
・お洒落レベル100
・清掃レベル2
【リュノ】レベル170
森国の姫。17歳だが奇跡のようなツルペタちっぱい
ぼんやり優しげな見た目とは裏腹に探究心が強い行動派
戦闘能力は妹に劣るが、拠点作成と防衛に凄まじい才能を開花させる
妹リーチェが心配のあまり、父ソウキに拠点防衛を任せてジーク達に合流
変装時は傭兵ノエルと名乗り、その長髪を生かして髪型も好きに変えられる。
母カタリナが敗れた氷帝龍の知識もある。いつか雪辱を果たせるか?
・好感度77
・酔いやすさ96
・夜レベル84
・料理レベル78
・龍知識99
・乗馬レベル61
・お洒落レベル63
【リーチェ】レベル266
森国のもう一人の姫。16歳
真面目で礼儀正しい妖精姫。羽の出し入れは自由自在
森国でジークに助けられて以後、彼と行動を共にすることに
変装時は傭兵ルーチュと名乗り、ジークを援護する
嫌な場面を見ることが多いが、脅威の鋼メンタルを手に入れた強き姫
敵側のゾロ目により、因縁ある敵将ニイハオの影が再びちらつき始めたことはまだ知らない
・好感度162
・夜レベル34
・料理レベル82
・酔いやすさ14
・乗馬レベル6
・お洒落レベル83
・歌唱レベル71
【セレスティア】レベル156
公国の姫。18歳
表向きは大人しい金髪美少女
しかしその本質は欲しい物は絶対手に入れるという、公国の体現者
ここまでならまだよかったが、コンマが荒ぶった結果その執着心は限界突破
ひたすら愛しい人を求める乙女であるが、愛する人以外はどうでもいい思考だったが……
リアローズとリーチェを追い詰めるが、彼女達の想いの強さの前に敗北、その後浄化された
以後は生来の大人しさを取り戻すが、過去の行いに悩まされることもしばしば
リアローズから贈られたシャリオのケープはお気に入り
・好感度149
・夜レベル100
・酔いやすさ1
・料理レベル25
・お洒落レベル42
・乗馬レベル20
・竜操レベル52
・清掃レベル2
【ユージーン】レベル94
元・セレスティア直属の傭兵。25歳
見た目はヘラヘラした金髪糸目の男
情報を持ち帰ることに特化した傭兵だったが、ひょんなことからジークと遭遇
帰還用のワイバーンを倒されお縄となり、説得の末にジーク達に寝返る
実は現時点で登場人物中最も料理の腕が壊滅している
ちっぱいスキーだが、何故か男性陣は巨乳派ばかりで仲間が欲しい今日この頃
・夜レベル11
・酔いやすさ36
・料理レベル壊滅
・乗馬レベル91
・歌唱レベル54
【イアン】レベル179
鉄国騎士団の長。30歳
壊滅した鉄国からリアローズを逃がし、ジークに託した
ほぼ死亡確定の状況からゾロ目により一矢を報いつつ生存
その後無事にジークとリアローズとの合流を果たす
傭兵団一の巨乳趣味であることが発覚すると同時に、温泉でミナの嬌声を聞いてしまう
自制心は強いが、なかなか彼女の魅惑の身体の誘惑に抗うのは大変
・夜レベル91
・酔いやすさ40
・料理レベル61
・乗馬レベル74
【ミナ】レベル164(消耗時は2)
鉄国のシスター。子供体型だが20歳
優しく献身的で礼儀正しい、シスターの模範
瀕死のイアンの命を救ったが、その後は逆にイアンに庇われながら旅をしていた
実は希少な回復魔法の使い手ではあるが、最大魔力は控えめ
その為、自分の体力を削って他者を癒していたことが判明した
鉄国奪還後の姫達との交流でイアンを意識するようになってしまう
教会の仲間のシスターも全員無事であり、日頃の信仰のおかげなのかもしれない
・夜レベル68
・酔いやすさ39
・料理レベル41
・乗馬レベル100
・お洒落レベル76
【マリリン】レベル228
元・公国六将の一人。見た目はまさにアイドルだが22歳の男である
誰がどう見てもイロモノ、大公エルクラッドからは視界にも入れたくない程嫌われていたが……
実は内面はすごくまともな感性の持ち主であり、公国将ネーロ以外の上層部の全員に敵意か殺意を持つほど
耐えきれなくなり公国を飛び出し、やがてジーク達と出会い行動を共にすることに
森国に来てから強力なライバル候補が出てきて内心焦っていたりする
・夜レベル36
・料理レベル50
・乗馬レベル71
・酔いやすさ24
・お洒落レベル74
※詳しいキャラ設定や他の登場人物は前スレにて
~その他解説・留意事項など~
・このスレは参加して下さる皆さんのおかげで成り立ちます
・頻繁にコンマ判定や安価が飛びます
・コンマ判定は連取有。安価や多数決の時は連取無効となります
・質問には答えられる範囲で答えます
・判定内容により、高コンマがよかったり低コンマがよかったりと変化します
・多数決時以外のゾロ目は、ボーナスがつくことが多いです↓
『奇数ゾロ目』
良結果判定。しかし判定内容次第では最悪の結果になることもあります
『偶数ゾロ目』
基本は良結果判定。しかし敵のレベルアップ判定、国の損害判定など極一部ではマイナスになることも
『コンマ00』
ハイパークリティカル。どんな判定内容であれ主人公にとっての確定最良結果となります
※コンマ結果は全て運です。誰かを責めたりせずに楽しみましょう。自分を責めるのもやめましょう
ここが一番大事です
・メイン級キャラクターは、その都度安価募集。のちに多数決で採用キャラを決めたりします
・敵、サブキャラクターは私が拾えそうなものを勝手に拾うことがあります
・多数決が同票の場合、コンマ判定。コンマ合計値が多いものを採用します(ゾロ目優先)
・キャラクターはあまりに設定が細かすぎると私が処理しきれない可能性が高いです。ご了承ください
・どんな強いキャラクターも、基本は複数の敵に囲まれると負けてしまいます
・諸事情につき、竜の力を持つキャラクターの登場は難しいです
・展開巻き戻しはありません
・本編、雑談時問わずゾロ目が3つ連続で出た場合はゾロ目チケットを進呈(所持上限は5枚)
※このスレは姫と結ばれることを目的としているため、主人公のハーレム化はまず無理です。ご了承ください
※展開によっては姫含むキャラクターの凌辱や死亡もあります。こちらもご了承ください
~キャラクターシートテンプレ~
【名前】
【年齢】
【性別】
【所属】
【外見】
【使用武器】
【性格】
【その他備考】
※このシートを元にしますが、フレーバー判定等で設定が増えることもあります
~自由行動基本表~
所持アイテム
『ゾロ目チケット』×3(上限5)
『リアローズハンマー』
『連絡用信号弾』
『鉄鉱石』×4
『地帝の鱗』×1
『風帝の翼膜』×1
【○○での行動での行動】2/2
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬
※団体鍛錬(味方全体のレベル上げ。各コンマ一桁+3のレベルアップ)
※共同鍛錬(2人を選択しレベル上げ。コンマ一桁レベルアップ+スキルチャンスがあればスキル獲得処理)
※個別鍛錬(一人で影の特訓レベルアップ。コンマ一桁×2+スキル獲得難易度緩和)
3:調査(辺りを調べる。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり)
4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
そろそろ狙う宣言>>1から注意した方が良くない?発言するたびに荒れるのに懲りずに続けてるようだけど(宣言せずに「あ」とか「お」とかレスするだけで済む話)
以前も狙うとかは思ってても口に出さないでほしいと伝えた筈なんですけどね……
スレを跨ぎましたが戦闘を続けて行きます
――
コンマ82
――リーチェ優勢!
リーチェ(もう、回復している余力もありません……!)
リーチェ(せめて、一矢報いるには……)
リーチェ(……)
★『覇者の片鱗』
戦闘時、常時補正+20
優勢取得時、コンマが偶数であった場合は敵の★を含む防御スキルを貫通する必中攻撃となる
リーチェ「――私もエーテルさんみたいに突撃しますっ!!!」ドォン!
一同「「頭突き!?」」
エーテル「!!??」ビックゥ!
バッ!
鏡像エーテル「……!」
★★『シャドウサーバント』★★
戦闘開始時、自身の分身体を召喚する
以後、劣勢判定を受けるまで自身の優勢攻撃、スキル攻撃を2回連続で行う
劣勢判定を受けた時、その攻撃を確定無効停止させた後このスキルは効力を失う
――貫通劣勢を無効化し、攻撃強制終了
パリィィィン…
シュゥゥゥ…
エーテル「あ……ぅ……!?」
リーチェ「や、やりました……!」
――
※シャドウサーバントが盾となり消滅
※森国軍レベル438→219
――
スナイプ宣言に関する一番の懸念点は宣言した上でやらかした時だと思う
取った人に対するヘイトがそれはそれは凄いことになりそう
※戦況変化
リーチェ:レベル266
『四元の加護』+30
『妖精光壁』+20
『覇者の片鱗』+20
エーテル:レベル219
『月光障壁』+30
『ムーンライトレイ』+60
弱体
『四元の加護』-20
レベル差47…補正+40
スキル補正0
補正+40
特殊軽減
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1コンマ二桁
はい
あ
コンマ17
――リーチェ劣勢!
ザワザワ…
リーチェ(思いつきの突進でしたけど、思いがけずエーテルさんの分身を倒せたようです)
リーチェ(これはもしかすると、新しい攻撃の手段になるのではないでしょうか?)
エーテル「……」オロオロ…
リーチェ(エーテルさんも慌てている……今!)
リーチェ「――もう一回です!」ドォン!
リュノ「ああっ!? 駄目ですリーチェェ!?」ガタ!
エーテル「……ひぃ!?」ビクン!
キィィィィン!
光壁球体「……」ガキーン!
一同「「あ」」
リーチェ「あ」
ゴオオオォォォォォォォン……
リュノ「リーチェェェェェェェェェェェ!?」ウワーン!
リーチェ「」ポテ…
リアローズ「い、痛そう……」プルプル…
マリリン「全速力で鉄板に頭突きしたようなもんだもの……」
ユリーカ「えっとえっと、こんな時に使うお薬どこにしまったかな!?」アセアセ
エーテル「ご、ごめんなさい……ごめんなさい……!」ジワァ…
リーチェ「」キュー…
敗北……
――
これはたんこぶできますわ……
痛そう
――
……
パアアァァ…
ミナ「だ、大丈夫でしたか……?」パアアァァ…
リーチェ「まだ頭がふらふらします……」
ユリーカ「リーチェ様、これ痛み止めのお薬。少しは和らぐかも……」
リーチェ「ありがとうございます……」ヌリヌリ…
エーテル「……」プルプルプル…
リュノ「な、泣かないでエーテルさん!?」アセアセ
ジーク「そ、そうだ! とても強かったぞエーテル……!」アセアセ
エーテル「でも……でも……」ジワァ…
リーチェ「だ、大丈夫です。これは、私の自滅でもありますし……」フラフラ…
リーチェ「それに……エーテルさんが、森国の為にこの力を鍛えてきたことを知れて、嬉しかったです」
エーテル「……!」
リーチェ「どうか、これからも……お願いできますか?」
エーテル「……はい!」コクン!
――
特殊模擬戦ボーナス
↓1~2コンマ二桁
あ
はい
っ
え゛っ!?(白目射出)
エーテルちゃんまだ強くなるのか……?
ナイスゾロ目
特殊模擬戦ボーナス
1リーチェ
コンマ22
2 2
偶数ゾロ目:★スキル獲得
リーチェ:レベル266+10+10=286
※後日、★スキル獲得
2エーテル
コンマ49
エーテル:レベル219+4+9=232
――
リュノ「もう、考え無しに突っ込んだら駄目ですよぉ……?」ハラハラ…
リーチェ「ご、ごめんなさい。エーテルさんの分身を倒せたので、いけるかもと……///」
ジーク「あの魔法の原理はわからないが、単純に同じ相手を二体同時に相手にする必要に迫られるわけだ」
ジーク「……相当に厄介な魔法だが、さっきの様子を見れば主に危険が迫れば勝手に護衛に動くようでもあった」
ジーク「一度分身が消えれば、少しは楽に戦えるだろう」
ジーク「攻めるよりも、その状態まで持っていく耐久性の方が重要なのかもしれないな」
リーチェ「なるほど……」
リーチェ(そうです。つい飛びこんじゃいましたけど、普段の私はそんなことはしません……)
リーチェ(攻めることではなく、耐久力……守る力……)
リーチェ(……私も、光の力を使えるなら……もしかして?)
エーテル「……」
ミリア「いやぁ、どきどきしました、色々な意味で……」
ミリア「――では、折角なので私も模擬戦をお願いしたいと思います!」ビシィ!
一同「「!!」」
ミリア「……エーテルさん程綺麗に立ち回れなくて、物足りないかもしれませんけど……」
――
※続けて森将ミリアとの模擬戦を行います
※模擬戦を行うキャラクターを傭兵団、親衛隊、クリスの中から選んでください(リーチェは除外)
↓1~3多数決コンマ
リアローズ
マリリン
リアローズ
クリス
まさかのミリリア連戦
最初の団体鍛錬と同じ組み合わせは駄目だったかな
描写的に若干違和感はあるけど破綻するほどでもないかな?
ジークとリアローズが模擬戦した時は接戦ボーナスあったけど今回のリーチェとエーテルにはないのかな?欲しい(欲張り)
>>30
勘弁してください(白目)二人のレベルがおかしなことになってきてます(白目)
サーバント剥げてもエーテルはまだ高確率カウンターと防御残していて余力もありましたし
リアローズと
――
ミリア「――そして、できればリアローズ様! もう一度だけお願いします!」バッ!
リアローズ「ええっ!? わ、私……!?」
ミリア「はい。先程の戦いは見事でした」
ミリア「でも……それでもまだ、全力を出されていないようでしたので」
ミリア「……改めてその力を拝見し、そしてより深く自分の未熟さを刻み込もうかと……」
ジーク「……勝てない相手と思っても、いきなり負ける前提で挑むのはよくないな」
ミリア「……そうですね。私も、精一杯抗います」
ミリア(とはいえ、あのフラネッタから感じた威圧感は……)タラリ…
リアローズ「ほ、本当に私でいいの……?」
フラネッタ「……!」ガキョーン!
真銀の大剣「……」ギラン!
ミリア「お、お願いしますぅ……!」プルプル…
エーテル「……ミリアさん……」
ミリア「だ、大丈夫です……! わ、私だって末席とはいえ森国の将なんですから……!」
ミリア「絶対に敵わないような相手でも、勇気を持って挑めるようにならなきゃ……!」グッ!
リアローズ(ミリアさん……森国の為に……)
リアローズ(……私も、精一杯応えないと……!)
――特別模擬戦開始!!!
どーなる
エーテルは確かに強いけど、ここから先半月に渡って弱体化していく一方と考えると頼りになるかは微妙な気もする……
【ジーク傭兵団】
リアローズ:レベル231
【スキル】
★★『からくり乱舞・銀雷騎士フラネッタ』★★
雷属性。★を含む鉄国対象スキルを全て無効化し、戦闘時、常時補正+45を加える
優勢取得時、敵の所持する通常防御、回避スキル効果全てを貫通し無効化する
劣勢判定を受けた時、二回まで無効化。さらに再度判定を行いコンマ50以上で相手に劣勢を跳ね返す
また雷属性攻撃の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させる
さらに追撃優勢取得時、その成功率を10上昇させる
★『からくり護操・蜘蛛糸』
劣勢判定を受けた時、一度だけ判定を無効化し敵を防御状態にする
さらに次ターン、敵の戦闘及び逃走に-25の補正をかける
★★『鉄姫の制裁』★★
戦闘時、常時補正+40。攻撃状態時さらに補正+30
敵の回避とカウンターを無効化
優勢取得時、そのまま敵に対し判定表から劣勢判定を除いた連続攻撃を仕掛ける
この効果は優勢を防がれても発動するが、1ターンに一度のみ
★『思い出のお守り』
自身が一人で戦闘を行う際、敗北判定時に耐久値1で復帰しジークの場所まで確定逃走が可能となる
このスキルを持つ者は死亡判定が発生しない
★『封縛の鋼糸』
戦闘時、常時補正+15
優勢取得時、敵を防御状態に固定し-10の補正をかける
さらに敵の★以外のスキル、武器スキルを全て封じる
VS
【森国軍】
ミリア:レベル190
【スキル】
★『森を駆ける覇者』★
戦闘時、常時補正+40、逃走補正+40。自身に対する弱体補正、奇襲、罠を全て無効化する
さらに森での戦闘時、常時+60の補正を得る
★『猫の生命力』★
自軍の耐久値を1上昇させ、特殊弱体を無効化する
このスキルは他のスキルの影響を受けない
★★『絶対支援射撃』★★
味方が3人以上いる時のみ発動
戦闘時、常時補正+50。さらに敵の持つ★を含む回避、カウンタースキルを無効化する
★『ゲイルショット』★
風属性。戦闘開始時と敵の耐久値が1になった時、最速で成功率50の奇襲とは異なる特殊攻撃を行う
戦闘開始時:敵のスキル発動を許さず1劣勢を与える
耐久減少時:成功した場合、敵の逃走判定及び死亡時発動スキルを消滅させ撃破する
★『スウェイダガー』
戦闘時、常時補正+10。劣勢判定を一度だけ回避する
さらに以後の劣勢時、コンマ一桁が0の時、劣勢判定を回避する
※張ったスキル表が古いままだった(白目)
――
イアン「はじめっ!」バッ!
リアローズ「よし、いくよフラネッタ!」バッ!
ミリア「――失礼します!」キィィィン!
一同「「!?」」
リアローズ(……! 風魔法の弓矢……!?)
リアローズ(そうか、本当のミリアさんに矢が尽きることなんてないんだ……!)
――『迅風の一矢』発動――
★『迅風の一矢』★
風属性。戦闘開始時と敵の耐久値が1になった時、最速で成功率50の奇襲とは異なる特殊攻撃を行う
戦闘開始時:敵のスキル発動を許さず1劣勢を与える
耐久減少時:成功した場合、敵の逃走判定及び死亡時発動スキルを消滅させ撃破する
ミリア「――あたれぇ!」バシュッ!
リアローズ「!!」
――
命中判定・基準値50
↓1コンマ二桁
はっ
87>50
※基準値を上回った為、リアローズ回避成功!
――
リアローズ(フラネッタは間に合わない……! それなら……!)
リアローズ「――やぁっ!」
鋼糸「……」シュバッ!
風矢「」バシュゥ…
ミリア「――っ!? 人形を使わずに弾くなんて……!」
ミリア(やっぱり、もう少し精度を上げないと……!)
――
レベル差+スキル差によりミリア最低保証戦闘
――
リアローズ「あ、危なかった……! 今度こそいくよフラネッタ……!」
フラネッタ「……!」ガシーン!
ミリア「こ、これはきつそうです……!」タラリ…
――
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1コンマ二桁
*
こっちはあっさり決着つきそう
リーチェって防御特化に見えて実際は対属性攻撃限定なのよね
コンマ73
――リアローズ優勢!
リアローズ「やぁ……!」
フラネッタ「……!」グオッ!
ドガァン!
ミリア「ひいぃ、自分で言ったこととはいえ、やっぱり重装な方は苦手ですぅ!?」ヒラリ…
ミリア(しかも、剣はミスリルで鎧は魔法強化が施されているんでしょうか……?)
ミリア(というよりも、このフラネッタという人形……)
フラネッタ「……!」ブオン!
ミリア(――なんだかカタリナ様とリーチェ様の魔力も感じるんですけど!?)チラ…
リーチェ「……」ペコペコ
ミリア「っ、そこにリアローズ様の操作技術が加わって、こんなにも素早いのですか……!」
――『スウェイダガー』発動――
――劣勢判定を回避
ミリア「でも私だって、素早さには――」
リアローズ「フラネッタ、そのまま……!」ギュリン!
ミリア「え!?」
――
フラネッタ追撃
★★『からくり乱舞・銀雷騎士フラネッタ』★★
雷属性。★を含む鉄国対象スキルを全て無効化し、戦闘時、常時補正+45を加える
優勢取得時、敵の所持する通常防御、回避スキル効果全てを貫通し無効化する
劣勢判定を受けた時、二回まで無効化。さらに再度判定を行いコンマ50以上で相手に劣勢を跳ね返す
また雷属性攻撃の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させる
さらに追撃優勢取得時、その成功率を10上昇させる
コンマ10以上で追撃
↓1コンマ二桁
お
>>40
グランシャリオメタみたいなところはあったからね、仕方ないね
コンマ14
――追撃優勢!
ミリア「は、速い……!?」ギィン!
ミリア「うわ、うわわ……!?」
ミリア(お、大人しいお姫様かと思っていましたけど……)
リアローズ「よし、このままいこうフラネッタ……!」
ミリア(私の隙を逃さずに、重装騎士を操作して前に詰めてくるこの人は……)
ミリア(――公国の重装兵よりずっと制圧精神が強いっ!?)ガーン!
ミリア「な、なんとか体勢を立て直さないと……!」
ミリア「折角無理なお願いしたんだから、もう少しぐらいは……」
リアローズ「……」ギュリ!
フラネッタ「……」ダァン!
ミリア「想像以上の容赦の無さです……!?」ヒラリ…
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1コンマ二桁
あ
はい
エーテルもミリアも割り込み系のスキルがあっていいな。仮に傭兵団入りしてたらバランス調整の一環で消えてたんだろうなあ
コンマ89
――リアローズ優勢!
ミリア「とりあえず、矢を撃ちつつ距離をとらないと……!」バシュ!
フラネッタ「……」ググ…
ミリア「あれ?」
フラネッタ「……!」ブオン
小石「……」グオン!
ミリア「あいたぁ!? そ、そんな動きもできるんですか!?」
ミリア(……実戦だったら剣とかも投げてきたのかな……)ドキドキ…
リアローズ「ご、ごめんなさい!」
ミリア「いえ、戦場を利用するのは基本ですから!」
――『猫の生命力』発動――
ミリア「それに私、猫の血入ってて少し頑丈だから大丈夫です!」エヘン!
ミリア「知っていますか? 猫には九つの命があると言われ――」
フラネッタ「……」グオッ!
ミリア「お喋り厳禁!?」
コンマ10以上で追撃優勢
↓1コンマ二桁
はい
コンマ04
追撃失敗……
ミリア「さ、流石にこれで負けるわけにはいきません!」ググ…
ミリア「ジャーンプ!」ピョーン!
フラネッタ「……!」スカッ…
リアローズ「す、すごい!?」
クリス「――ミリアさん! その格好で跳び過ぎはよくないですっ!」ウッ!
ユリーカ「?」
ミリア「だ、駄目でしたか!? でも、あそこはそうしないと躱せない――」
リアローズ「やっぱりミリアさんの身軽さに対抗するには……」
ジーク「攻め続けることだ!」
フラネッタ「……!」ブオン!
ミリア「ひいいぃぃぃぃ!?」
コンマ20以上で優勢
コンマ19以下で劣勢
↓1コンマ二桁
てい
今更だけどフラネッタの見た目が気になる
ジークが選んだボディ的にさまようよろいなイメージで固定されつつあるけど
コンマ51
――リアローズ優勢!
ダァン! ダァン! ゴガァン!
ミリア「わわわわわ……!」ゴロゴロ…
フラネッタ「……」ブオン!
ユージーン「……今更だけどよ、攻めの姿勢維持してるリアローズ様って……」
イアン「……鉄国でも類を見ない程に『高い攻撃性能』があると言えるだろうな……」ウム…
ジーク「シェリルの剣を受け取ってから、ますます動きが鋭くなったしな……」
ミリア「っと、っとと!?」ドン…
ミリア(……! 壁際に追い詰められた!?)
フラネッタ「……」グオン!
ミリア「わー!?」
ポン…
リアローズ「こ、これで私の勝ちかな……?」
ミリア「降参ですぅ……」ヘナヘナ…
ミリア(駄目だ、もっと強くならないと……)
――勝利!!!
リアローズの勝利が決まったあたりで今日はここまで
懸念材料だったレベル問題が解消されたリアローズを単騎で抑えるのは実はもうジークでも無理です(白目)
大体これまでの判定でフラネッタがバキバキに強化されているせいでもありますが……
リーチェも一人で先に300の大台入りそうだし……
これでひとまず森国の強化鍛錬は終了→公国の割り込みターンとなります
そして模擬戦ボーナスも先に判定取っておきましょう
↓1~2コンマ二桁
本日もありがとうございました!
乙です
おっつ
また質問の回答が抜けてる……
>>52
だいたいそれであってます。操り糸のついたさまよう鎧が、
大型の剣を振り回したり体内にギミック仕込んでいたり稀に放電する感じです
コンマ踏んでいたら↓で
乙でした
おつおつ
エーテルは予想通りに強かったけど、ミリアの支援スキルと2回の割り込みスキルもかなり強いな
なんとかこの後も手伝って欲しい
乙です
前回ネーロ幕間含めてかなり波乱があった公国パートだったけど、次はどうなるかな
レベルアップ以外の形でも構わないから勝ったリアローズとエーテルに何かしらの勝者ボーナス欲しいなあ。複数回判定取った上での勝敗結果が無意味なのは少し勿体ないような
★『迅風の一矢』★
風属性。戦闘開始時と敵の耐久値が1になった時、最速で成功率50の奇襲とは異なる特殊攻撃を行う
戦闘開始時:敵のスキル発動を許さず1劣勢を与える
耐久減少時:成功した場合、敵の逃走判定及び死亡時発動スキルを消滅させ撃破する
これもしかしてミリア初撃命中してたらリアローズ耐久は2のままだから即座に追撃発動して勝ててた可能性あった?
命中精度に不安あるけど場合によっては反撃の機会与えないとかかなり強い
多分リーチェ同様にお守りで復活してたんじゃない
耐久0~1の時でも敗北時でもなく死亡時発動とかいう物騒なワード出てきたって事なんだよな
流石に敗北時の間違いやろ。最初も間違えてたみたいだし
エーテルがガチガチのカウンター構成でミリアがサポガンみたいだけど連れてけるならどっちがいいかな
個人的にはエーテルかな
防御無視が無いからポラリスの北極星の裁定のダメージを1に抑えられるのデカイ
こんばんはー
急いでスレ建てしてたら支援絵のリンクまで張り忘れていることに気がつきました(白目)
次スレでは……
>>61
この追加戦闘がなまじボーナスなので難しいところですね……
勝敗も有利な側が勝利していますので(不利側が相手の耐久値を削る等あればボーナスは入りましたが)
>>62
二回とも命中していればリアローズの耐久を0に出来ていましたが、お守りでリアローズが復帰、
その後リアローズは防御とカウンターも残しているので勝率はかなり低かったでしょう
ミリアは一発で相手を倒すというよりも、味方がいる時削りや仕留めをサポートするイメージで作っています
あと流石にエーテルもミリアも正式に傭兵団入りはしません
主に森国での防衛、安価やコンマ次第で公国戦の補佐をしてくれる感じです
少し判定がドキドキですが、鍛錬を終えて特殊公国ターンに移りたいと思います
――
特殊模擬戦ボーナス
1リアローズ
コンマ91
レベル231+9+1=241
2ミリア
コンマ18
レベル190+1+8=199
……
ミリア「あうぅ……無理を言ったのに、情けない姿ですみません……」ヘナ…
マリリン「落ち込むと耳そうなっちゃうんだ……」
ミナ(可愛い……)
リュノ「落ち込まないで大丈夫ですよミリアさん」
イアン「ああ。弓兵が最前線で戦わないような状況を作るのも、我らの役目だ」
マリリン「盾になってくれる人がいると、後衛の人も安心して戦えるもんね♪」
リアローズ「う、うん。あんなに速く魔法の矢が飛んでくるなんて思わなくて……」ドキドキ…
ジーク「ミリアは通常の矢と魔法の矢を併用しているのか?」
ミリア「はい。矢は消耗が激しいですし、少しでも継戦能力を上げたくて」
ミリア「それに武器を取られるか魔法を封じられるかしても、どっちかで戦えるかもしれないし」
ミナ「魔法に頼り切らない、ということですね」ウンウン
エーテル「……」ショボン…
ミナ「エ、エーテルさんは大丈夫だと思いますよ?」アセアセ
クリス「ううむ……私の未熟さを突き付けられるようないい戦いでした」
クリス「私も誰かと……と、言いたいところではありますが」
ユリーカ「過度な鍛錬は身体に悪いといいます!」
ジーク「そうだな。また明日もある。今日はここで解散するとしよう」
リュノ「そうですね。……ほらリーチェ頭だして。お姉ちゃんが氷で冷やしてあげます」ヒュオオオ…
リーチェ「ご迷惑をおかけします……」
ミリア「リーチェ様がちょっと心配だけど、やっぱりジークさんの傭兵団って凄い人が集まっているんですね」
エーテル「……」コクリ
ミリア「……それでも、正面から公国に挑むのは危ない。その為に私達も……」
エーテル「……うん」
……
――
――
……
【公国・???】
コツ…コツ…
ゼルガー「よろしいのですか? まだ安静にしているべきだと思うのですが……」
ネーロ「……大丈夫です。これを終えたら、しっかりと『長期のお休み』を頂戴しようと思いますので」
ゼルガー「それがいい。鉄国も森国も脅威は無くなり、『外』の侵攻は慎重に……あなたを船に乗せるわけにもいきませんから」
ネーロ「……お気を付けください。また同一の『外』の勢力と遭遇するとは限りませんが」
ゼルガー「わかっておりますとも。今はネーロ殿はご自愛だけを考えてくださって結構」ククク…
ネーロ「しかし、ゼルガー将軍もお忙しいのではありませんか?」
ゼルガー「……ええ。つい先日、どうにもエルクラッド様が曲者に狙われたようでして」
ネーロ「……!」
ゼルガー「エルクラッド様はただ『問題ない』とだけしか仰らず……」
ゼルガー「確かにエルクラッド様自らが造作もなく賊を始末されたのかもしれません」
ゼルガー「ですが問題なのは、侵入を許したということです。またしても私が至らないばかりに……!」グッ…!
ネーロ(きっと、あの金色の男のこと……ゼルガー将軍すら知らないというの……?)
ゼルガー「……エルクラッド様は『外』の攻略を望まれていますが、やはり私としては『内』の防御も捨て置けませんからね」
ゼルガー「改めて公国全体の防衛網を見直す為にも、丁度ベルゲ殿には相談したいと思っていたところなのですよ」
ゼルガー「兵の配置であればマリリン殿が適任ではあるのですが、あまり長時間話すのも疲れますからねぇ……」
ゼルガー「私の部下達まで彼の親衛隊とやらに引き抜かれたら堪ったものではありませんよ……」ククク…
ネーロ「そ、そうですね……」
コツ…コツ…
ネーロ「それにしても、捕虜の解放ですか……」
ゼルガー「あなたも、やはり不服ですか?」
ネーロ「いえ。私はゼルガー将軍の策を支持します」
ネーロ「大量の捕虜を収容しているのも、公国の利になると判断されてのことだと思います」
ネーロ「ですが、捕虜の生活の維持も大変な筈です。労働力足りえない人を解放するのは、逆に公国の利になるかと」
ゼルガー「ええ。生産よりも消費が上回っては意味は無いですからねぇ……」
ゼルガー「それに、理由はどうあれ解放された捕虜は安堵することでしょう」
ゼルガー「生きて故郷の土を踏めた……エルクラッド様の寛大なる慈悲の心で、帰ってくることができた」
ゼルガー「一度死にかけてからの生還……それはただの生よりも遥かに大きな喜びだ」
ネーロ「……」
ゼルガー「全員がそうなるとは思えませんが、どうあれ『死からの生』を与えてくれた者は大きな存在となる」
ゼルガー「エルクラッド様への感情が敵国の兵に僅かでも根付けば……それは敵を内側から蝕む毒になります」
ゼルガー「あの女王様は、人一倍民や兵に甘そうな印象も受けましたからねぇ……」ククク…
ゼルガー「そしてエルクラッド様への感謝も無く……ただ純粋に安堵するだけの者もいるでしょうが、これはこれで構いません」
ネーロ「どうしてでしょう?」
ゼルガー「安堵の感情も、一種の挫折だからですよ。ああ、生きて帰ってこれた――やっぱりここが一番だ」
ゼルガー「それを実感すれば、勇猛な兵士であってもどうしても生への未練が出てきます」
ゼルガー「無意識のうちに、公国と戦いたくない……また負ければ、あの環境に送られるのだ……」
ゼルガー「その感情が膨れ上がれば、もう兵士としてはまともに機能しません。敵前逃亡も辞さないことでしょう」
ゼルガー「人はどうしても、変わらぬ日常……不変を求めてしまう。事なかれ主義、保守的であるとも言えるでしょう」
ネーロ「どうあれ、解放した兵士はもう脅威足りえないということですか」
ゼルガー「その通りです」
ゼルガー「兵士の全てが、エルクラッド様のように現状を良しとしない強き意志を持っていれば、話は別ですがねぇ……」ククク…
ネーロ「ありえませんね」
ゼルガー「ええ、ありえません。森国はただでさえ閉鎖的な国でしたからね」
ネーロ「……」
ゼルガー「……」
ネーロ「…………」
ゼルガー「……もしかして、ジラワーク殿のことを考えました?」
ネーロ「え、ええ……」
ゼルガー「彼は森国では珍しい……現状に満足しないという精神は非常に評価できたのですが」ハァ…
ネーロ「あの人の場合、それと同等なくらいに自己顕示欲が強すぎたのが問題かと」
ゼルガー「ははは! やはり手厳しいことで」
ゼルガー「ですが実際問題、彼も珍しい精神の持ち主であったからこそ……周囲から浮いて孤独だったのでしょう」
ゼルガー「どれだけ珍しい魔法を操ろうとも、それを理解してくれる者がいない。異物は無視し、変わらぬ状態を求める……」
ゼルガー「彼の存在そのものが、森国の性質を示しているのですよ」
ネーロ「なるほど……」
ゼルガー「近年になり、フリーデシルトとカタリナの二王は歩み寄ったようですが……根付いた風習はそう容易くは消えません」
ゼルガー「エルクラッド様の様な、より強固で確固たる強き信念を持たない限りね……」ククク…
コツ…
ゼルガー「おっと、話していたらいつの間にか着いていましたねぇ」
ネーロ「……」ゴクリ…
ゼルガー「ご安心を。捕虜全員を一気に解放するわけではないのです」
ゼルガー「負担は少ないですよ」
ネーロ「はい」
ネーロ(……これが、終われば……)
ギィ…
……
……
【公国・捕虜収容所】
ベルゲ「おお、これはこれは。わざわざご足労頂き申し訳ありません」
ベルゲ「何ぶん、手が離せないものでしてな」
ゼルガー「大丈夫ですよ。各々がエルクラッド様の為に動いているのですから」
ネーロ「……」
ベルゲ「ネーロ将軍も、お顔の色が……あまり変わっておられないような?」ハテ…
ネーロ「……っ」ドキ…
ベルゲ「……いけませんな。もしかすると、魔力消耗の衰弱から本当に体内異常が出ているのかもしれませんぞ」
ベルゲ「この一仕事が終われば休暇だと言いますし、折角ですから検査をしておきましょう」
ネーロ「け、検査?」
ベルゲ「はい。なに、難しいことは私めが全てやっておきますので心配はいりませんよ」
ベルゲ「――ただ、検査の為に血液を頂戴するだけですよ」
ネーロ(打ち込む、わけではない? それなら大丈夫かな……?)
ネーロ(ここで断って、これ以上怪しまれるわけにも……)
ネーロ「……わかりました。お願いできますか?」スッ…
ベルゲ「むむ、細腕ですな。将たるもの、もう少し鍛えねばなりませんぞ?」ムン!
ゼルガー「ネーロ殿がベルゲ殿と同じようなメイスの素振りをすれば、即日昏倒しますからやめておきましょう」
ベルゲ「いい運動になるんですがな。それでは失礼して、早速血を抜きましょう」ブスッ!
ネーロ「ん゛っ……! ぃっ……っ!」
キュウウゥゥゥゥ…
ベルゲ「……はい、おわりましたよ。検査結果はまた後日報告致しましょう」スッ…
ベルゲ「それではお二人とも、早速捕虜共を……」スタスタ…
……
絶対この血悪用されるやつだ……
血からクローンを作るって奴か……
コツ…コツ…
ベルゲ「それではネーロ将軍、この部屋に適当に転移陣を描いておいてください」
ベルゲ「どうせ今回使えばすぐに脱走防止の為に消します故、荒くて大丈夫です」
ネーロ「わ、わかりました」
ザリ…ザリ…
ベルゲ「さて、その間にゼルガー将軍には捕虜の確認をしておきましょう」
ゼルガー「お願いします」
ベルゲ「まず、今回返す捕虜は、森国の者でよかったですな?」
ゼルガー「ええ」
ベルゲ「今更森国に帰ったところで、絶望するだけでしょうがな」
ベルゲ「鉄国はまだ人の住む場所が残っているでしょうが、森国はもう焼野原ですからな……」クックッ…
ベルゲ「私のこの素晴らしい清潔感溢れる収容所に戻って来たいと思っても、もう入れてやりませんがな」ニヤリ…
ベルゲ「ゼルガー将軍も人が悪い……」
ゼルガー「なに、どのような形であれ解放した捕虜が脅威となることはありません」
ゼルガー「言ったでしょう? ただの気まぐれだと」
ベルゲ「そうでしたな。確かに……」
ベルゲ「ゼルガー将軍の仰る通り、解放した捕虜達が我々の脅威となることはないでしょう」
ベルゲ「……」
ベルゲ「それでは、少々お待ち下され」
……
ジャラ…
ベルゲ「……この者達がそうです」
ゼルガー「!!」
特殊判定
↓1コンマ二桁
ベルゲの返却捕虜
01~50:森国兵
あ
たあ
判定表漏れ取る(白目)
ミスが続くと色々不安になります
ベルゲの返却捕虜
01~50:森国兵
51~00:妖精兵
コンマ78
51~00:妖精兵
――
妖精兵達「「はなせよー! はなせよー!」」ギャーギャー!
ゼルガー「よ、妖精ですか。これはやかましい……」
ベルゲ「全くです……」ハァ…
ベルゲ「ニイハオ将軍がいた時は、彼の為にと上質な状態で用意しておいたのですが……」
ベルゲ「彼が亡くなってしまった今、はっきり言ってこいつらは邪魔なのですよ」
ベルゲ「身体が小さい為、労働には不向き」
ベルゲ「魔法の才はあるが、子供を産ませるには小さすぎる」
ベルゲ「ニイハオ将軍の悩みが、よくわかりますな……」ハァ…
ゼルガー「なるほど、それで解放しても問題ないと」
ベルゲ「ええ。こやつらに費やす時間を他の捕虜の時間にまわした方が、遥かに有意義ですな」
ベルゲ「これでゼルガー将軍にも私にも、そして森国にも利点ができた……」
ゼルガー「ありがとうございます、ベルゲ殿」ペコリ
ザッ…
ゼルガー「ふふ……あなた達は運がいい。これから母国に帰れるのですよ?」
ゼルガー「戦い続けた女王様と……そして寛大な心を持つエルクラッド様に感謝を――」
妖精兵達「「うるさーい!」」ギャーギャー!
ゼルガー(……これは、感謝の念の欠片も持ちそうにありませんね)ヤレヤレ…
ネーロ「……転移陣、用意できました!」
ベルゲ「流石、仕事が早いですな。それではこのやかましい連中を一刻でも早く送り飛ばしておやりなさい」
ネーロ「はっ!」
妖精兵達「「お前達! おぼえて――」」
シュイン!
ネーロ「……」フゥ…
……
――
――
……
ヒュオオオォォォォ…
【森国・地上】
シュイン!
妖精兵1「!?」
妖精兵2「こ、ここは……!?」
妖精兵3「酷い状況だけど……」クンクン…
妖精兵4「森国だ! 森国には違いないよ!」
妖精兵5「こ、公国の奴らが本当に約束を守るだなんて……」
森国兵1「おい、こっちから声が聞こえたぞ……?」
森国兵2「妙だな。こっちは巡回路からは離れているんだが……」
妖精兵達「「!!!」」
妖精兵達「「……」」ジワァ…
妖精兵達「「か、帰ってこれたんだ――――っ!!!」」パタパタパタ!
森国兵達「「!?」」ビクゥ!
森国兵1「お、お前達……もしかして随分前に行方不明になった……?」
森国兵2「無事だったのか!? 待っていろ、すぐに安全な場所に送ってやるからな!」
……
――
――
【森国・地下拠点】
ザワザワ…
ジーク「なんだ? 今日は朝から随分と騒がしいが……」
バァン!
ユージーン「おい大将、大変だ!」
ジーク「ど、どうした?」
ユージーン「なんでも、何人かの妖精が公国から逃げてきたらしい!」
ジーク「……!」
……
森国民「おかえり、おかえり!」
森国兵「よく無事だった! カタリナ様も喜ばれることだろう!」
妖精兵達「「えへへ……///」」パタパタ…
ジーク「少しやつれて見えるが、本当に妖精兵が……」
ユージーン「よくわかんねーけど、生きて帰れたんならあいつらも嬉しいだろうよ」
ユージーン「ただ、落ち着いたら少しは情報を貰いたいところだが……」
妖精兵1「って、喜んでばかりもいられない!」
妖精兵2「カタリナ様がいらっしゃらないなら、リュノ様かリーチェ様は!?」
妖精兵3「お伝えしなければいけないことが!」
リーチェ「はぁ、はぁ、私はここですよ……!」パタパタ!
妖精兵達「「リーチェ様ぁ!」」ブワッ!
リーチェ「み、みんな……!」ウルッ…
妖精兵達「「うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁん……!」」
リーチェ「みんな、よく無事で……!」
妖精兵達「「ひっく、ひっく……」」
――
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
にゃあ
はい
……oh(白目吐血)
帰還した妖精兵
1???判定
コンマ04
01~10:??
2ジークの??
40>15
※基準値を上回った為成功
――
――ざわりと、全身から血の気が引いた
――団長に扱かれ、ワイバーンに殺されかけ、シャリオに出会い……
――生に執着する俺だからこそ、恐ろしい気配にはより敏感になっていた
ジーク「――リーチェ! 離れろっ!!!」
――だが、身体は勝手に動いていた
――離れなければと思っているにも関わらず、俺はそこ目がけて全力で走っている
――もう、間に合わないのは嫌だ
リーチェ「え?」
――小柄なその身体を掴んで、遅れて危機を察したらしいユージーンに投げ渡す
妖精兵達「「あー!? 何するんだよお前ぇぇぇぇぇぇ!?」」
――そんな暴挙に出た俺の身体に、小さな妖精が群がった
――無理もないだろう。だが……
妖精兵達「「―――――――ベルゲサマノテキヲコロシソビレタジャナイカ」」キィィィィィィィン!
ジーク「――――ッ!?」
いやこれほんとベルゲはやくどうにかしねぇと……
死亡判定ないが為にこういう庇う場面増えそうジーク
妖精兵達「「――ワタシタチニイキルカチハナイ」」
★『非国民への無慈悲』★
敗北判定時に発動
このスキルを持つ者は逃走ができず、確定で死亡する
妖精兵達「「――シンデオヤクニタツシカナイ」」ゴポ…
★『溶解爆血』★
死亡時に発動
火水属性。判定を無視し、敵に貫通する必中の3劣勢を相手に与える
このスキルで相手を倒した場合、敵に確定で負傷判定を与える
妖精兵達「「――ワタシタチノマリョクハソノタメニ」」オォォォォォォ…!
★『フェアリーボム』
死亡時、敵に確定で負傷判定を与える
ドバアアアアアアアアァァァァァァァァ!!!
――
コンマ04
01~10:死亡
―――
ジーク「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」ジュワアアァァァァァァ!
ジーク(お、れ、は……!)チャリ…
★『双姫のお守り』★
敗北判定時、一度だけ発動
敵の全ての攻撃を確定停止させ、耐久値1の状態で耐える
発動後、判定表そのものに+10の補正を得る
このスキルを持つ者は死亡判定が発生しない
01~10:死亡→重傷
ジーク「……がっ…………!」
ドシャァ…
ビチャビチャビチャ…
リーチェ「――っ、い……いやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
ユージーン「ジークッ!?」
……
――
まあベルゲならこれくらいやるよな(白目)
これは流石にリーチェにメンタルダメージはいっちゃいそう
イベント途中ですが、今日はここまで
リーチェの回復で一段緩和されますが、緩和位置も11~30:重傷なのでジークの容態は変わりません
死亡は無いし緩和もあるから大丈夫と判定じゃ無くしたら大変なことに(白目)
このイベントにより判定が色々控えていますが、それはまた後日
本日もありがとうございました!
乙
ここまで徹底的に振り切れた外道は逆に好きだわ
乙です
おつー
外道なんて言葉じゃ生温いと思うくらいにベルゲお前……
てかこれネーロとのやりとり見る限りゼルガーすら知らない……?
乙
やるとは思ってたけど本当に人間(妖精)爆弾だった……
これ妖精兵じゃなくて森国兵でも爆弾になってたのか別のトラップ仕掛けていたか
リーチェがヒロインしてるのはいいけど、毎度誰かの負傷が前提なのは困る……
おつおつ
何がやべぇかってこれ、直前にネーロの血液採取してるから仮にネーロが転移させられない、最悪ネーロがいなくなったとしてもネーロの代わりを作ったり爆弾自身を転移させるのが可能になりえるってことよな……
戦争とはいえ普通ならある程度ルールは決める物なんだけど(何でもありだとお互いに恐ろしいことやりだして戦争が止まらなくなるから)ベルゲにそういうのはない模様
民間人まで含めて全滅させること前提なら話しは別だけど
乙です
しかしコンスタントにリーチェに受難が降りかかる(その代わりなのか、戦闘力やヒロイン力も強まっているが)
姉のリュノや生まれる前から呪われていたセレスティアもあるから、
同じ初期からのヒロインで最初の鉄国壊滅の時以外は、家族や騎士団長イアン達と無事再会して、最終的に仲間と一緒に鉄国奪還と結構順調に進んでいたリアローズは恵まれていたけど、(その分リアローズ自身のヒロイン力はリーチェと比べるとそんなに感じられなかったけど)、そのリアローズにも反動で大きな受難が来るのだろうか?
リアローズもまたジーク同様に死亡判定が消滅してるから仮に不幸が降りかかってもメタな観点からだとそこまでハラハラしなくなっちゃってるのよね
死亡回避が逆に作用して味方が全滅する中自分だけ[ピーーー]ないみたいな惨劇が起きたりするかもだけど
死亡「判定」が発生しないだけであって、どう足掻いても死しか待っていない(判定を挟む余地すらない)状況に陥ったら流石に二人とも死んじゃうのでは……?
作中のキャラ視点じゃ「治癒すら意味を為さない程の重傷」扱いな訳で大分重い空気になりそう
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VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
もしかしなくてもミリアの速射スキルはこれの発動阻止の為か
でもそれって仲間を守る為にかつての仲間を撃ち抜くってことだよね
イベント一個でこんな鬱々することになるとは……
やっぱり死亡時発動って表記は間違ってなかったのかな
こんにちはー
ちょっと先に判定だけ取っておきたいと思います
なおこの後は再び公国に視点が切り替わりますが、ご了承ください
>>90
正直この事態はあまり想定していなかったので、私もそう思います……
補正値をつけて判定を取りたいと思います
>>94
知りません。水帝龍や捕虜洗脳諸々は以前のベルゲ判定で隊の完成度の振り切り(度を過ぎた行為)
が発端であり、ベルゲの独断です
>>95
森国兵も同様ですが、その場合狙われていたのはリュノになっていました
>>96
一応の対応策は現時点でも可能です(今回は初回イベント+運による重傷です)
>>101
こちらから即死イベントを作ることはまずありませんが、あまりに無謀な行動を安価などで行うと
判定すら発生せずに死亡はあります
また氷帝龍の刻印による後遺症などは防げないです
――
和やかな朝の空気は瞬く間に消し飛んだ
眼前で起きた、あまりにも受け入れ難い光景
それを現実だと突き付けるような、異臭
帰ってきたと思った妖精達は、跡形もない
どろりと溶け爛れた、煙をあげる小さな欠片達がそうだというのか
精神を弄られた妖精達は本来の獲物を殺せなかった腹いせに、次善の行動を選んだ
邪魔をしてきた者の、抹殺。自分達が唯一役に立てるという方法
元より純粋な種族である妖精は、そうと思いこまされた行動にも疑問を抱くことは無い
細工された身体を、血液を、己が魔力でもって炸裂させる
「うあああぁぁぁ……!」
運悪く妖精の血を浴びてしまった森国の民は叫び声をあげる
何が起きたかもわからず、咄嗟に腕で身を庇った筈
結果として、彼の行動は正しかった。そうしなければ、命を落としていたであろう
だが正しい行動を選んだからと言って、無事でいられたというわけでもない
血を浴びた部分は、妖精だったもの同様に焼け爛れ、溶けたようですらあった
少量でこれだ。では姫を咄嗟に庇い、複数の妖精に囲まれていた傭兵はどうなったのか
「どうして、どうして……!」
考えるまでも無い。妖精の姫が懸命に回復を行うものの、その効果が表れないほどの重傷
一瞬の惨劇
「……あ……」
遅れて、所縁のある者達もようやく事態を把握する
――
特殊判定
↓1~4コンマ二桁(一部補正有)
お
ベルゲは許されない
よ
き
ここで00クリティカルは何かありそう
関係者のメンタル判定?ここで案外セレスティアあたりが耐えてリーチェケアとかだといいな
仮にこれ全部メンタル判定なら、数値が高い方ほどダメージがでかい筈だから軒並ダウンしたっぽいか
>>113
好意を抱いてる3姫+誰かっぽいのは何と無く予想つくよね
こういう時は結構分かりやすい素直な順番になりそうだから最後の00がセレスティアになるかな
補正ありそうなリーチェは最初か最後に移動して順番変わりそうなのはあるけど
>>115
好感度設定があるリアローズ・リュノ・リーチェ・セレスティア(>>2での登場順)の4姫のメンタル判定だと思った
>>2の順番通りに判定したかのか、順番をシャッフルしていたのかは分からないけど誰がハイパークリティカルの00踏んだかな
モルスァ…
姫メンタルダメージ判定
1リアローズ
57(ジ、ジークさんならきっと大丈夫に決まってるもん……!)
2リュノ(森国関係者爆破+30補正)
74+30
= 1 0 0 (???)
※深刻なダメージを負いました
3リーチェ(森国関係者爆破+30補正、鋼メンタル補正-50)
79+30-50
=59(は、はやく……はやく回復を……!)
4セレスティア
コンマ00
0 0
ハイパークリティカル!!!(鋼メンタル+???)
まさかここでクリティカルとは……
そして出す前に当てられるという(白目)
夜に再開できそうならまた再開ですが、その後の公国での判定も結構大事かも?
リュノがちょっと不安だけどセレスティアのゾロ目力相変わらずすげぇ
やっぱり最後の00はセレスティアが当たったか
しかしハイパークリティカルのセレスティアとメンタルダメージ100のリュノと既に鋼メンタル判定+庇われてジークの重傷を間近で見たリーチェと比べると、可もなく不可も無い値のリアローズは結果的にこの後も空気になりそう
これは鋼メンタル化も相まってクリス・セレスティア・ユリーカの公国兄妹達の団結力すごいことになりそう
あとマリリンやユージーン含めた公国関係者ならやったのはベルゲって気付くだろうからそこの打倒を目指すとか
(ついでにマリリンはブチキレそう)
こんばんはー
それでは判定後から再開していきますが、00の恩恵は少し先となります
――
「ジークさん……!」
真っ先に駆け寄って来たのは鉄国の姫
まだ状況の整理はできていないが、敬愛する青年がまた目の前で重傷を負ったことだけはわかった
大丈夫。あの時も瀕死の傷を負いながらも自分を守り抜いてくれたのだから
今回だって、無事でいてくれる
自分に言い聞かせるように、彼女はただただ無事を祈る
それでも、涙は止まらなかった。彼が好きだという笑顔には、なれそうにもない
「あ……あぁ……」
森国の姫はしかし、駆けることもできずにその場に座り込んだ
自他共に認めるお転婆姫も、この時ばかりは年相応の無力な少女のようであった
それも無理はないこと。無事だったと思われた自国の兵が目の前で爆ぜ散ったのだ
それだけではない。危うく大切な妹がそれに巻き込まれ、庇った青年が吹き飛ばされた
いい人間だと、気兼ねなく話せていたあの青年が、見るも無残な姿で横たわっている
妹の回復も、まるで意味を為していない
最悪の結末を想像し、身体は竦み頭は真っ白になっていた
「あぁぁぁ……!」
妖精の姫は、ただただ必死だった
また、自分のせいでこの人を巻き込んでしまった
しかも今度は以前とは状況が違う。自分は無事で、彼が重傷
この旅の中で心身共に鍛えられたとは思うが、流石に恩人がこのような姿にされては動揺を隠しきれない
それでも、特に損傷の酷い部位に回復を続けていく。たとえ効果が薄くとも、無ではないと信じて
「――皆さん落ち着いて! ジーク様が、死ぬはずがありません!」
そんな時に、公国の姫の声はよく響き渡った
その声は狂気を含んだものではなく、強い意志の力を感じさせるものだった
内心の動揺が無いと言えば嘘になる
しかし彼の信念、自分を支えてくれた言葉の主であるからこそ、断言できた
彼は、生きる。ここで死にはしないのだと
「リーチェさん、ジーク様の呼吸は!?」
「か、微かですけど……!」
「では、そのまま回復をお願いします! 私はミナさんとユリーカを連れてきます!」
「それからリアローズさんはフラネッタを使えるように! 第二波が来ないとも限りません!」
「は、はい!」
「ユージーン、あなたは――」
「わかっていますよ姫様! 伝達はお任せあれってね……!」
姫が駆けると同時に、残された者達も動き始める
冷めやらぬ混乱
誰もが冷静さを欠いている中で、凛とした号令の様な声は僅かに正気を取り戻させることに成功する
「ジークさん、しっかりして……! リーチェさんも回復してくれているし、もうすぐミナさん達も……!」
「……」
「え……?」
涙が止まらない鉄国の姫に、弱弱しい言葉が告げられた
それは謝罪や生にしがみつく為の言葉ではなく……
――ベルゲ――
確かに妖精達から聞き取った、元凶の名前であった
(……覚悟しなさい……ベルゲ……)
――公国姫セレスティアは、冷静さの裏で体内が煮えくり返っていた
突然の出来事に対する悲しみ以上に、怒りの感情が勝ったのだ
ああ、やはり自分はどこか激昂しやすい性質なのだと、他人事に思える様な冷静な頭を残したまま
自分を救ってくれた人達を害そうとした敵への、明確な殺意の感情を募らせる
思い当たる節の人間を『呪い』ながら
今は、まだ。しかし然るべき時がくれば……
――
※イベント後、姫達の特殊イベントが発生します
――
――
……
【公国・捕虜収容所】
ネーロ「では、私はこれで失礼させていただきます」ペコリ
ベルゲ「ええ、お気をつけて」
ベルゲ「もしまた捕虜共を送るようなことになれば、その時はよろしくお願いしますよ?」
ネーロ「はい」
ゼルガー「まあ、そういう機会もそうそう無いでしょう」
ゼルガー「どうかゆっくりとお休みください」
ゼルガー「それでは私も、別件で忙しい為これにて失礼」
ベルゲ「はい。ゼルガー将軍もどうかお身体を大切に」
ゼルガー「ええ、わかっていますとも」
ガチャン…
ベルゲ「……」
ベルゲ「ククククク……! さてさて、今頃どうなっているのでしょうな……」
ベルゲ「このベルゲが念入りな調教をした妖精……同郷の者と言えども、疑うことはできますまい……」
ベルゲ「森国が完全に滅んでいるのであれば、そのまま野垂れ死ぬといい……」
ベルゲ「しかしもし、まだ残党が潜んでいる様なら……気がつかずに引き入れた自分達を呪いながら死ぬがいい……!」
……
コツ…コツ…
ゼルガー「……」
――
特殊判定!
↓1コンマ二桁!
はい
ここで冷静な指示を出せたセレスティアあーめっちゃ好き
ゼルガーの『今の』ベルゲへの信用
25>14
※基準値を下回った為……!
――
コツ…コツ…
公国上級兵「こ、これはゼルガー様! お疲れ様です!」ビシィ!
ゼルガー「お疲れ様です。ああ、不躾で申し訳ないのですが、少し伝令を頼まれてくれますか?」
公国上級兵「わ、私めがですが!? 勿論でございます!」
ゼルガー「助かります。今から言うことを、多くの兵に伝えて欲しいのですよ」
公国上級兵「はっ!」
ゼルガー「……ネーロ将軍は、度重なる任務でお疲れです。些細なことでお休みの邪魔をしないこと」
ゼルガー「これはエルクラッド様もお認めになられていることですから、努々お忘れなきよう」
公国上級兵「心得ております!」
ゼルガー「そして……」
ゼルガー「この私、ゼルガーももうすぐ新たな策が考えつきそうでしてねぇ……」ククク…
ゼルガー「ここまで来て、無粋な輩に邪魔をされたくはないのですよ」
ゼルガー「あとは言わなくても、わかりますよね?」
ゼルガー「私も、少々部屋に籠って集中したい……いいですね?」
公国上級兵「しょ、承知致しました! すぐに伝令をまわしますっ!」タタタ!
ゼルガー「……」
……
【公国・ゼルガーの私室】
ゼルガー「……」
ゼルガー「……あまり、仲間を疑う真似はしたくなかったのですが」
ゼルガー「……」ハァ…
ゼルガー「……炎よ」
――公国六将・ゼルガーは己の部屋で手を前へと突き出す
――その手は開かれ、伸びた五指の先に魔力が集中する
――しかし、そこから炎が現れることはなかった
ゼルガー「……」ハァ…
傭兵団が動けない間に公国が海外侵略、奇しくも同じ状況
ありえるかは知らないけどエルクラッドの狂気(呪い?)がベルゲにも伝播してる説ない?
ゼルガーとネーロはエルクラッドへの信頼の強さ、ニイハオは元よりの呪術の影響、ジラワークは強烈な自己顕示欲、マリリンは殺意感情と他5人は弾き返せるだけの何かがあるけどベルゲはそれに当たる何か強い思いというものが無いような気がする
★『手中の命灯』★
触れた任意の対象にこのスキルを付与する
敵対者の場合は成功率50の判定を行う
対象者の残耐久値を常時把握できるようになり
その値が1となった時、任意で0に変え死亡させることができる
ゼルガー(……何故、私はあの妖精達にこれを使ったのでしょうか)
ゼルガー(……わかりきったことですか)
ゼルガー(――ベルゲ殿が用意した捕虜の妖精に違和感を覚えたから、でしょうねぇ……)ハァ…
ゼルガー(妖精というのは、純粋な生き物で……わがまま、悪戯好きな子供のような者が多い筈)
ゼルガー(だがあの時の妖精達は『全員が口を揃えて示し合わせたような反抗的な態度をとっていた』)
ゼルガー(ベルゲ殿の捕虜にされ、仲間の一部はニイハオ殿の慰みの道具にされていると知れば……)
ゼルガー(心を砕かれる者、怯える者、従順になる者、そして反抗する者……少なからず、感情はばらける筈だ)
ゼルガー(それがないというのは……『そういう態度をとるように教育されたから』ということなのでしょう)
ゼルガー(役に立たない反抗的な妖精など、必要ないと誰にでもわかりやすく示す為に)
ゼルガー「……」ハァ…
ゼルガー「保険のつもりで使った、魔法だったのですがねぇ……」
ゼルガー「私の指先に一つも炎が灯らないとは」
ゼルガー「五人全員……死んだのですね」
ゼルガー「まさか、お優しい森国の兵士が怪しいからといって処罰するとは思えない」
ゼルガー「仮にするにしても、こうも早く殺さない。私なら、情報を聞き出しますからねぇ……」
ゼルガー「つまりこれは……」
ゼルガー「――ベルゲ殿、あなたが死ぬように仕向けた。恐らくは、同族を殺す為に」
ゼルガー「そういう、ことなのですね?」
ジークとリュノが共にダメージ受けて、あまり嬉しい形では無いけど1000自由安価のイベントに繋げられそうだな(白目)
そういえばエーテルの月盤って敵味方をどうやって区別するんだろう?場合によっては捕虜爆弾を見分ける為の対策となるかも?
>光魔法によって起動する魔翌翌翌力盤。森国を含む広域の地形情報に加えて敵味方の位置を把握することができる
ゼルガー「……」ハァ…
ゼルガー(……迂闊でした。森国の残党がどの程度生き延びているのかはわかりませんが)
ゼルガー(目の前で仲間が凶器にされ死んでいく光景を見せられたら、怒り狂うことでしょう)
ゼルガー(私も駒に爆弾を括りつけて送り込む策は考えてはいましたが……)
ゼルガー(これではもう、こちらも使えそうにありませんね。賊共をまとめて消すいい機会だとも思ったのですが……)
ゼルガー「……」ハァ…
ゼルガー(ベルゲ殿、これは明らかな失策であり……エルクラッド様の命の中にもない行為だ……)
ゼルガー(捕虜、人質は労働力にもなりますが、交渉の材料にもなる)
ゼルガー(それこそ、万が一ネーロ殿が捕らわれる等の事態に陥った時にも、全ての捕虜と引き換えることなどができたかもしれない)
ゼルガー(だがこうして、あまりにもはやく殺してしまえば……もう他の捕虜も死んでいる、同様のことをされると相手にもされない)
ゼルガー(……こうなると、検査と称して抜き取ったネーロ殿の血も怪しいものです)
ゼルガー「……」ハァ…
冷めた紅茶「……」
ゼルガー「……」グイ…
ゼルガー「……嫌な気分です。エルクラッド様の為に『外』の対策を考えなければならないというのに」
ゼルガー(いや、まずはネーロ殿の安全が先ではないか……?)
ゼルガー(エルクラッド様もきっと、『外』とネーロ殿を天秤にかければ……)
ゼルガー「……仲間を疑いたくはありません。ですが、こうして命の灯が5つ消えた証拠がある以上……」
ゼルガー「――少し、ベルゲ殿には気をつける必要がありそうですね……」
――
※公国内で将軍の連携に軋みが発生しました
※ゼルガーの警戒により、海外侵攻が遅れます
――
ベルゲが酷すぎてゼルガーがまともに見えてくる
ゼルガーはエルクラッドからの信頼判定33で化けた感ある
――
……
【公国・ネーロの私室】
ネーロ(これで、しばらく任務は無い……)
ネーロ(エルクラッド様……)ギュッ…
ネーロ(あの時の言葉は、どういう意味なのですか……?)
ネーロ(あの成金趣味の男は、見たことも無い……)
ネーロ(それでいて、圧倒的な力の持ち主だった……かつて、私が対峙したあの金髪の剣士と同等かそれ以上……)ゾクッ…
ネーロ(あの力なら、公国六将にも抜擢されていた筈。それなのに何故……?)
ネーロ(エルクラッド様を狙う賊でもない。あの男は、エルクラッド様を知っているようだった)
ネーロ(今もエルクラッド様がご無事であるということは、少なくとも今すぐにエルクラッド様の命を欲しているわけではない?)
ネーロ(わからない。何者なのです……)
ネーロ(それに、セレスティア姫の事も……)
ネーロ(あれだけ身勝手でエルクラッド様の為に動かないお姫様を、どうして……)
――
若エルクラッド「ネーロ、この子が私の娘のセレスティアだ」
幼ネーロ「よ、よろしくおねがいします!」
幼セレスティア「……」コソコソ…
幼ネーロ「あ……」
若エルクラッド「……すまない。この子も、心無い言葉を浴びて塞ぎこんでいてな……」
若エルクラッド「ネーロ、無理にとは言わない。ただ偶にでもいい。セレスティアのことも、気にかけてくれると嬉しい」
――
ネーロ「……っ……」
ネーロ「……わかりません、何もかも」
ネーロ「今まで、あなたの言葉を生きる糧としてきた私が……」
ネーロ「……あなたに、疑念を抱いてしまった……それだけで、こうも全てがわからなくなるものなのですか……?」ポロ…
ネーロ「……」グシグシ…
ネーロ「……泣いている暇はありません。あの男は、私を狙って攻撃してきた」
ネーロ「エルクラッド様のお言葉通りなら、私は……」
ネーロ「それに……」
ネーロ「……」
ネーロ「――姫様の真意を、知るには……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
ぬ
リュノやリーチェのこと考えると、カタリナ敗北の報せが入るタイミングが被らないといいなあ……
ネーロのシャリオへの恐怖
50>13
※基準値を下回った為、先にシャリオとアネットのもとへ向かいます
――
ネーロ「……今更、恐れるものなどありません」
ネーロ「あの惨劇の日と、黄金の雨に晒された日……」
ネーロ「どちらも、私はエルクラッド様に救われたのです」
ネーロ「エルクラッド様がいなければ、とうに死んでいる身」
ネーロ「……エルクラッド様と姫様の真意を知る為ならば、銀龍程度……!」グッ…!
……
【公国・セレスティアの私室】
アネット「……」ハァ…
アネット(ゼルガー将軍の手引きで、なんとか姫様の部屋の爆破は免れたとはいえ)
アネット(やはり姫様には追手が向けられている。なんとか止めたいところではあるが……)
アネット(私も……シャリオも、下手には動けない)
アネット(今はまだ、姫様の突発的な単独行動という認識……そのお蔭で、まだ隙はある)
アネット(だが私達まで動けば、戦力を保有しての公国離反……死罪とされるだろう)
アネット(あぁーーー! 心配だ! 姫様は念願の殿方と幸せな時を過ごせているのだろうか!?)クネクネ!
シャリオ『……アネット、オチツケ』
アネット「これが落ち着いていられるか! お前は姫様が心配ではないのか?」
シャリオ『……モンダイナイ。アノモノタチナラバ……」
コンコン…
シャリオ『ム……』
アネット「何者だ!?」バッ!
ネーロ「……公国将・ネーロです」
アネット「なに……?」チラ…
シャリオ『……』
ガチャ…
アネット「……何の御用でしょうか。生憎とセレスティア様はおりませんよ」
アネット「あなたもそれはよく御存じだとは思いますが」
ネーロ「はい。わかっています」
ネーロ「……」
アネット「……?」
ネーロ「……あなた達のことは、嫌いです。エルクラッド様の為ではなく、セレスティア様の為にばかり動くから」
アネット「それは申し訳ありません。ですがあなたの主人がエルクラッド様ただ一人であるように……」
アネット「我々の主人もセレスティア様ただ一人である。それだけのことです」
シャリオ『……』
ネーロ「……」ポツリ…
アネット「……え?」
ネーロ「……大切な、この身を賭してお仕えしたい方に疑問を持ってしまうということは……いけないことなのでしょうか……?」
アネット「……」ポカン…
シャリオ『……』
ネーロ「す、すみません。突然こんなことを。でも……」
アネット「……事情はわかりませんが、エルクラッド様にあなたが疑問を持ったと?」
アネット「これは珍しい。明日は星が降るかもしれません……」
ネーロ「っ……」
アネット「――ですが、別に不思議なことではないと思いますよ」
ネーロ「え?」
アネット「私も姫様のことは大切です。ですが、その全てを肯定したことはありませんから」
ネーロ「!!」
アネット「焦がれた男性の為に一途に動き続ける姫様はとても素晴らしいものでした」
アネット「しかし、お食事はちゃんと摂らないしお部屋は散らかすし……」ハァ…
アネット「そういうところに関しましては、私もかなり厳しく言ってしまった記憶があります」
ネーロ「それは……」
アネット「……これも姫様を想ってのこと。姫様の願いは成就させたいですが、その前に何より姫様の御身が一番大切ですから」
アネット「姫様ご自身がご自愛してくださらないなら、側近の私達がそれを支えなくてはならない。違いますか?」
ネーロ「……!!」
ネーロ「し、しかしそれがもし主君の意思と違ったら……」
アネット「ただ主君の命令を全て聞き届けるのは、盲信です。忠誠、忠愛とは別だと私は思いますよ」
ネーロ「……」
アネット「最も、提言が受け入れられる保証もありませんけどね」
アネット「それで首を切られたとしても、それはそれでいい最期だとも思いますが」
ネーロ「……それが、あなたの姫様への……」
アネット「ええ。それで、改めてご用件を伺いましょうか」
アネット「いつか姫様が戻られた時に、伝えておきましょう」
ネーロ「……いえ、今日は姫様に用があったのでは……」
ネーロ「正しくは、あるにはあるのですが……その前に、あなた達に聞きたいことがあったのです」
アネット「私達に……?」
シャリオ『……』ズイ…
ネーロ「……この話は、他言無用でお願いできますか?」
アネット「……ああ」
シャリオ『……ヨカロウ』
ネーロ「――エルクラッド様の謁見の間に、全身に装飾をつけた金髪の男がいたのです」
ネーロ「――男は私を攻撃し、しかしエルクラッド様が庇ってくださいました」
シャリオ『……!』
ネーロ「――その直前、エルクラッド様は私にこう仰ったのです」
ネーロ「――セレスティアと共に逃げろ……と」
アネット「……!」
ネーロ「……私には、この言葉の意味がわかりません」
ネーロ「金髪の男から逃げるだけならわかりますが、何故姫様と一緒に……」
ネーロ「あなた達ならば、姫様の真意を知っているのではありませんか……?」
アネット「……」チラ…
シャリオ『フム……』
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
シャリオとアネットの秘匿(ポラリス目撃により基準値+25)
50>08
※基準値を下回った為、隠しません
――
シャリオ『……アネット。コノムスメニハハナシテモヨサソウダ』
アネット「だ、大丈夫なのか?」
シャリオ『アア。ワレモシリタイジョウホウヲ、コノムスメハテニイレテイルヨウダ』
ネーロ「え……?」
アネット「……私達の話も他言無用です。万が一誰かに漏らしたら……蹴り殺す!」キッ!
ネーロ「は、はい!?」ビクゥ!
アネット「私もシャリオ……この龍から聞いた話で、直接その場に居あわせられなかったことが心残りではあるのだが……」
アネット「仕方がない。教えてやろう、姫様のことをな……」
……
ネーロ「姫様が、呪術に……それを、森国と鉄国の姫が……!?」グルグル…
アネット「……私も耳を疑った。しかし、わざわざこいつがそのような嘘を口にする利点も無い」
シャリオ『……オマエモオサナキコロヨリエルクラッドノソバニイタノナラバ、シッテイルハズダ』
シャリオ『セレスティアガ、ドノヨウナアツカイヲウケテキタノカ』
ネーロ「……呪われた、子……」
アネット「くっ……! もっと早くから姫様と出会えていれば、そんなことを言う連中全員蹴り潰してやったというのに!」
ネーロ「では、今はその傭兵団と共に鉄国に……?」
シャリオ『オソラクハナ。デハネーロヨ、ツギハワレノバンダ』
シャリオ『オマエガミタオトコハ――マチガイナク、オウゴンノリュウポラリスダ』
ネーロ「お、黄金の龍……!? ですがあの姿は……」
シャリオ『ヤツハニンゲンニスガタヲカエルトクイナリュウナノダ』
シャリオ『……ドノヨウナミタメダッタノダ?』
ネーロ「えっと……」
フレーバー判定
↓1コンマ二桁
ん
ネーロ画力判定
32(う、うーん……一応、特徴でわからないこともない、のか……?)
――
ネーロ「……何か、描く道具はありますか?」
アネット「ここにあるが」サッ
ネーロ「……あの男は、金髪で……」カキカキ…
ネーロ「全身に装飾品をつけていて……」カキカキ…
ネーロ「成金趣味といいましょうか……」カキカキ…
ネーロ「……目に悪い見た目をしていました」カキ…
ネーロ「だいたい、こんな感じだと思います」フゥ…
ごちゃごちゃした絵「……」ドーン!
シャリオ『……』
アネット「……」
シャリオ『……ワレニ、ニンゲンノゲイジュツトヤラハワカラヌ』フイ…
アネット「こ、こら!? くっ……」ジー…
アネット「……と、とにかく金髪で服も金色で動きにくそうな、そんな男がいたのだな!?」
ネーロ「は、はい! そうです!」
アネット「……」
シャリオ『……アネット。サグリハフヨウダ。オマエガシヌゾ』
アネット「くっ……!」
ネーロ「……このポラリスという男は、それほどまでに?」
シャリオ『ワレガカツテヤブレタアイテダ。セレスティアトデアワナケレバ、ワレハイマゴロシンデイル』
ネーロ「……!!!」
ネーロ(エルクラッド様は、そんな恐ろしい相手と……だから、逃げろと……?)
シャリオ(ポラリスハ、カワッテオラヌヨウダナ……)
シャリオ(シカシ、ソレイジョウニキニナルノハエルクラッドノゲンドウ……)
シャリオ(ワレラリュウスラウワマワリカネナイヨクボウヲモツアノオトコガ、ナゼ……?)
――
※一定時間経過後、ネーロのイベントが発生します
――
公国ターン終了まで行ったところで今日はここまで
次から再度ジーク達の場面に切り替わりますが、森国内でのイベントがあふれかえっており、処理の順番に少し悩んでいます
とりあえずジークが重傷なので、セレスティア00による姫達のイベントが先かな?
公国も強化はどんどん入る一方でコンマで暴走や離反で本当混沌とした状況に……
本日もありがとうございました!
乙
おつおつ
少し情報のすれ違い(今ジーク達は森国)あるのが怖いけど、ネーロも完全に公国の為だけに動くことは無くなったかな?
とりあえずゼルガーは頑張ってベルゲどうにかしてくれ
転移陣が秘匿情報だからなぁ
タイミング的にジーク重傷はきついけど、ユージーンマリリンにクリス達とベルゲの手の内知れそうなメンツ多いのは救いか
メンタル判定って基準値50を上回ればペナルティ、下回れば回避みたいな判定だったと思う(リーチェの鋼メンタルの-50ってつまりそう言うことよね)けど、それに倣うならリアローズリーチェもリュノほどでは無いにしろカウンセリングが必要な状態なのかね?
ガーネル奇襲時とユージーン料理時が50
ニイハオの時だけ基準値が85になってたけど判定タイミング的な意味でここは救済措置っぽいなぁ
名も知らぬ男を心の拠り所にして十数年迫害に耐え続けたセレスティアのメンタルが弱い訳ない
それはそれとして、今回のリュノのように戦争に対してどこか楽観的な姿勢だったキャラが現実の過酷さを理解した途端に弱々しくなるの良いよね。それを乗り越えて大人びていくのもまた、良いよね
セレスティアは公国姫としての責任もあるだろうけど、それ以上に『かつての自分であれば他の姫達に容赦なく同じようなことをやっていたであろうということ』『よりによってその方法でジークが死にかけたこと』も逆鱗に触れてるような感じがする
こんばんはー
>>152
気丈に振る舞うけど、動揺は隠せないラインでした
ですがセレスティアが00を出した為、二人は大丈夫です(リュノは振り切れてしまった為、追加が必要かもしれませんが)
>>153
あれは戦闘が突然でしたし、いきなり高確率で戦闘離脱とか聞いてないってなりそうだったので……
ただ、これ以後一部ベルゲ隊を相手にした時などの判定基準は50に戻ります
ゆったり再開しつつ、このイベントの後どうしようか考え中です
――
……
【森国・治療室】
バタバタ…!
ユリーカ「ソウキ様から回復薬頂いて来ました!」
ミナ「はぁ……はぁ……」パアァァ…!
イアン「ミナ、それ以上は危険だ……!」
ミナ「で、ですがジークさんが……!」
イアン「……この男は、そう簡単に死ぬような男ではない」
イアン「死ぬものか……!」
マリリン「……みんな」
セイム「心得ております。すぐに入り口を封鎖し、外の警戒にあたります」ビシィ!
アッシュ「お、俺も手伝います!」
バタバタ…!
リーチェ「ジークさん……私の、せいで……!」パアァ…
リアローズ「リーチェさん、一回休んで……! このままじゃリーチェさんまで……!」
リュノ「た、助かりますよね? ジークさん、また元気に……お喋り、してくれますよね?」ポロポロ…
ジーク「……」
ユージーン「ジーク……くそっ……」スッ…
……
――
……
セレスティア「……様子はどうでしたか?」
ユージーン「とりあえず、なんとか一命は取り留めたってところです」
セレスティア「よかった……」ホッ…
ユージーン「ただやっぱり……姫様達、特にリュノちゃんはショックが大きかったみたいで」
クリス「リュノさん……しかし、無理もありません」
クリス「妖精達の無事を喜んでいるところに、その妖精達が自爆し大切な妹と友人を殺そうとしたのです」
クリス「あまりにも、惨すぎる……!」
ユージーン「ああ。それに……」チラ…
エーテル「……」ポロポロ…
ミリア「な、泣かないでエーテルさん……!」ポロポロ…
エーテル「……ま、た……守れ、なかった……!」ポロポロ…
エーテル「み、視てたのに……味方の印、だったのに……!」ヒック…
エーテル「また……私の、せい……! ジーク、さんがぁ……!」ポロポロ…
ミリア「違います……! 私がもっと警戒していれば……!」ポロポロ…
ミリア「私が、気付いて矢を撃っていれば……!」ポロポロ…
クリス「お二人の責任ではないというのに……」クッ…!
セレスティア「ええ……」
ユージーン「……やったのは、やっぱり奴ですか?」
セレスティア「……ベルゲ。リアローズさんがジークさんから聞き取った名前とも合致しますし間違いありません」
ユージーン「捕虜をあんな爆弾にして返すなんて、いくら戦争ったって狂ってやがる……」
ユージーン「こうなると、あのゼルガーも……?」
クリス「いやユージーン、この件に関してはゼルガーも関与していないだろう」
クリス「奴も冷酷で容赦の無い性格だが、何よりも優先するのは……他国の侵略以上に、自国の防御だ」
クリス「捕虜を兵として送り、こちらの攻撃の手を怯ませる。捕虜がいるからと、公国への上空からの攻撃を抑制する……」
クリス「そういった使い方をする筈だ。或いは前段階で、捕虜がどうなってもいいのかと脅してくるか」
セレスティア「そうですわね……あの人はそういう類の人です」
クリス「捕虜を管轄しているのもベルゲな以上、奴の単独……いや、突然現れたとなるとネーロ将軍もか?」
ユージーン「ネーロちゃんが? それはないでしょうあの子に限って」
セレスティア「それもベルゲにそそのかれたのでしょう……」ハァ…
クリス「……近いうちに、ソウキ様も交えて対策を練る必要があるな」
ユージーン「現状の森国の一番のお偉いさんか。今はどこに?」
クリス「最初に狙われていたのはリーチェさん……つまり、森国の上層部が狙われた可能性もあるからな」
クリス「まだ敵の全容がわからない以上、ソウキ様には今しばらく身を隠していただくよう説得したよ」
ユージーン「それがいいですね。今ちょうど、マリリンの親衛隊も警戒任務に出ているようですし」
セレスティア「とにかく、まずはジーク様の容態が安定するまでは持ち堪えないと……」
セレスティア「森国の将であるお二人とリュノさんは心の傷が深いようですし」
セレスティア「リアローズさんとリーチェさんも気丈に振る舞われてはいましたけど……」
セレスティア「あの二人だからこそ、ジーク様が大怪我をなされて、動揺しないわけがありませんもの……」
ユージーン「……姫様は?」
セレスティア「勿論、私も動揺が無いと言えば嘘になります。ただ、それ以上に……」
セレスティア「ベルゲを昏い闇の底に引き摺り込んで殺したい」ゴゴゴゴ…
ユージーン「!!」ゾクッ…
セレスティア「そういう、怒りの感情が強いのです……」
クリス「セレスティア……」
セレスティア「……やはり、これが私の本質なのでしょう」
セレスティア「私は、広く強く優しい心を持つリアローズさん達とは違う……」
セレスティア「――でも、彼女達と違うからこそ。私にしかできないこともきっとある」
セレスティア「今は、そう思うのです……」
クリス「そうだな……とりあえず、セレスティアもジーク殿の傍にいるといい」
クリス「私も皆に混じり、警戒にあたるとしよう」ザッ…
ユージーン「俺もお供しますよ」ザッ…
セレスティア(ジーク様……)
……
――
――
――その日の夜……
リーチェ「ジークさん……」ギュ…
ジーク「……」
リアローズ「……」
フラネッタ「……」
リュノ「あ、あの、リアローズさん……? どうしてフラネッタを?」
リアローズ「……私は、回復魔法は使えないから」
リアローズ「せめて、弱ったジークさんを狙う人がいたら……私が止めないとって……」ギュリ…
リュノ「……強い、ですね。リアローズさんも、リーチェも……」ブル…
リアローズ「そんなこと……ありません……」
リアローズ「自分でも何かできる……そう思わないと……」
リアローズ「また、何もできない自分が嫌で……」
リアローズ「このままじゃ、あの日と何も変わらない……」
リュノ「……」
リュノ「……私、最初リアローズさんとジークさんの出会いを聞いた時、心の何処かで『いいな』と思っていたんです」ポツリ…
リアローズ「え?」
リュノ「……絶体絶命のお姫様を、白馬に乗った王子様が助ける。読み物としては、結構定番なものです」
リュノ「ジークさんは白馬には乗っていませんけど、それでも……まるでお話の中の出来事が現実に起きたようで」
リュノ「きっと、リアローズさんを助けた時のジークさんも格好良かったんだろうなって……」
リュノ「――でも、いざその現場を目の当たりにしたら……怖くて、怖くて、震えが止まらない……」ブル…
リュノ「ジークさんは、形振り構わずリーチェを助けてくれましたけど……あんな、あんな酷い姿に……!」
リュノ「でもジークさんが動いてくれなかったら、リーチェが……もしかすると、私が吹き飛ばされていた可能性もあります」
リュノ「それも、怖くて……どう転んでも誰かがあんな目にあう……しかも、原因は無事と思わされた妖精達です……」
リュノ「あんな恐ろしいことが……人の手で行われる……さっきまで話していた人が、動かなくなる……」
リュノ「これが……『戦争』なんだって……今更になって、突きつけられたようで……」ブルブル…
姫四人もだけど、年齢と信念を考えるとユリーカも精神的にキツそうだなこれ……
リュノ「ジークさんでさえ、こんな目に遭うだなんて……」ポロ…
リュノ「どうして、リアローズさんもリーチェも……前を向いていられるんですか……」
セレスティア「――ジーク様の姿を見てきたから。そして、ジーク様を信じているからでしょう」
リュノ「セ、セレスティアさん……」
セレスティア「寝ずの番をしたいお気持ちはよくわかりますが、無理をしてはいけません」
セレスティア「ジーク様が目を覚まされた時、あなた達が倒れていればジーク様は困惑してしまいます」
セレスティア「軽食ですが……あ、ミリアさんが用意してくださったものですよ?」アセアセ
セレスティア「とにかく一息をいれましょう。リーチェさんも、ほら」
リーチェ「は、はい……」ノソリ…
セレスティア「リアローズさんも。あなた程は戦えませんが、私だって不埒者の一人や二人なら相手にできますから」シャキン
セレスティア「糸をそんなに握りしめないで。大丈夫、ジーク様ですもの。そんなに思いつめなくて大丈夫……」
リアローズ「は、はい……」スッ…
セレスティア「それと、これはユリーカから」
セレスティア「元々は私用に考案していたみたいですが、心を落ち着かせる薬湯……ふふ、もうハーブティーと言うべきかしら?」
リュノ「あの、セレスティアさん……さっきの言葉の意味は……?」
セレスティア「……これを飲みながら、ゆっくりと話しましょう」
セレスティア「効能は私がこの身を持って知っています。あの子も誰かを『想って』何かを作るのが、得意な子ですから」
セレスティア「……ジーク様には申し訳ありませんが、またここに小さな『女子会』を始めましょう」
セレスティア「マリリン将軍のように上手くはできませんが、そこは許してくださいね」トポトポ…
リアローズ「……セレスティアさん、カップの中に葉っぱも入っちゃってるよ?」
セレスティア「ご、ごめんなさい。これは私のカップにしますね……///」アセアセ…
……
――
>>161
正直内容がキツすぎて誰でも精神にくると思うの
この捕虜爆破って今回きりじゃないだろうし……
――
……
リーチェ「美味しい……」モムモム…
リアローズ「そういえば……朝から何も食べてなかったんだ……」モムモム…
セレスティア「ちゃんと食べないと、ジーク様に怒られてしまいますよ?」モムモム…
リュノ「……」モム…
リュノ(味を、感じない……)
リュノ(お茶さえ、喉を上手く通ってくれない……)
リュノ(こうしている間に、ジークさんが死んでしまったらと思うと……)
リュノ(どうして、みんな……)
セレスティア「……」コクリ…
セレスティア「……リュノさんは、初めての経験だったのですね」
リュノ「え?」
セレスティア「――親しい人が、目の前で傷つき倒れることがです」
リュノ「……!」
セレスティア「……全て、私達が原因の戦争です。弁解のしようもありません」
セレスティア「そんな戦争の中で……リアローズさんもリーチェさんも、もう辛い経験をしてきた」
リュノ「あ……」チラ…
リアローズ「……うん。私……お城から逃げ出す時に、大怪我しちゃって……」
リアローズ「イアン達に迷惑をかけて、そして……みんな、ワイバーンに……」
リアローズ「意識が戻った時に見たのは、ワイバーンと刺し違えようとしたジークさんの姿……」
リーチェ「ジークさんはそんな怪我を負ったまま、森国にやってきて……私を助けてくれました」
リアローズ「ユージーンさんが連れていたワイバーンと戦った時も、酷い怪我で……」
リーチェ「その後も……私が羽を千切られちゃった時も……ニイハオ将軍に妖精の子が殺された時も、シャリオさんの攻撃を受けた時も……」
リーチェ「そして……今朝も……っ」ジワァ…
リュノ(そうだ……私が見ていないところで、この二人はもう経験してきたんだ……)
リュノ(自分が死にかけることも……ジークさんが深い傷を負っていることも……)
リュノ(私だけ、それを知らずに……皆さんと一緒に……)シュン…
セレスティア「……本来であれば、リアローズさんもリーチェさんも経験する必要はなかったのです」
セレスティア「何度も言いますけど、悪いのは私達……リュノさんが気に病む必要はありません」
リュノ「あの、セレスティアさんは……」
セレスティア「……私も、リュノさんと同じ。あんな光景は、初めて見ました」
セレスティア「でも、私はジーク様だけを求めて全てを捨てていた女ですから……」
セレスティア「普通の人なら備えている常識、良識に欠け……戦争での人の生き死にへの興味が薄かった」
セレスティア「……この手で、ジーク様を侮辱する兵士を殺したり、シャリオのおやつにしたことさえあります」
セレスティア「だからなのでしょうか……怒りの感情こそ強いですが、こうして比較的落ち着いているのも」フゥ…
セレスティア「やはり私は、壊れたままなのかもしれません」
リアローズ「そ、そんなことは……!」
セレスティア「……今回、捕虜達をあのような扱いにした男には、心当たりがあります」
セレスティア「今だからこそ、よくわかります。男の名はベルゲ……」
セレスティア「かつての私のように、他者の命などなんとも思わない様な、冷酷な将です」ギリッ…
セレスティア「……残酷なことを申し上げますが、おそらく……他の捕虜も同様の状態にされる可能性が高い」
姫達「「!!」」
セレスティア「いずれお父様、公国は止めなくてはなりませんが……このベルゲも、早急に倒さねばならない相手です」
セレスティア「これから先、このままでは……きっとジーク様は、何度でもあなた達を庇って怪我をなされるでしょう」
セレスティア「――元凶が何をと思うでしょうが……悔しくはありませんか? 辛くはありませんか?」
セレスティア「――でも、そこで止まってはいけない……自分の意思で、前に進まないといけない。私が学んだ、大切なことです」
セレスティア「――哀しいから、もうジーク様や大切な人が傷つかなくてもいいようにしたい」
セレスティア「――悔しいから、ジーク様や大切な人を害そうとする存在を倒したい」
セレスティア「――考えは、違うかもしれません。でも、ここでただ悔やみ続けるよりも……ジーク様に、前を向いている姿を見せるべきです」
姫達「「……!」」
特殊判定
↓1~4コンマ二桁
あ
を
っ>>1にリレイズ
わ
まーたセレスティアっぽい位置でゾロ目出てる
おっふぅ……!?(白目射出)
しょ、少々お待ちください……
爆散してないからまだマシだな!
奇数ゾロなのはちょっと気になるけど
もしかしてセレスティアフィーバー来てる?
登場からコンマ神のお気に入りが過ぎる
四姫の覚悟と決意の方向性
01~50:悲しみ、防御・回復型
51~00:怒り、攻撃型
ゾロ目:両方
1セレスティア
コンマ51
51~00:怒り、攻撃型
2リーチェ
コンマ49
01~50:悲しみ、防御・回復型
※初期からずっとスタックされていた★スキルと統合強化、スキル渋滞中
3リュノ
コンマ23
01~50:悲しみ、防御・回復型
※コンマ50を下回った為、メンタル回復しきらず
4リアローズ
コンマ11
1 1
ゾロ目:両方
※困った(白目)
――
セレスティア「……私は、先程も言った通り怒りの想いが強いです」
セレスティア「ジーク様を害したことも当然ですが……あの光景は、あまりにも……」ワナワナ…
リーチェ「……私は、もっと……回復の力を高めたいと思います」
リーチェ「この力が、皆さんには無いものなら……この力で、ジークさんや皆さんの怪我ももっと治して見せます……!」ポロポロ…
リュノ「……まだ、怖いです……」ギュ…
リュノ「でも、ここで怖がってちゃ、駄目なんですよね……私も、誰かを守れるようにならないと……」ギュ…
リアローズ「……」
リアローズ(私は……魔法が使えない……)
リアローズ(出来ることといえば、お人形を作ったり動かしたり……)
リアローズ(……捕虜の人を、あんな目に遭わせる公国の将軍……)
リアローズ(きっと……鉄国の人も……)グッ…!
ゴゴゴ…
セレスティア「っ……!?」
リアローズ「――鉄国の姫として……私も、戦わないと……」
リアローズ「――そして、みんなのことも……守らないと……!」
姫達「「……」」ゴクリ…
セレスティア(ジーク様への想いだけじゃない……きっとこれは、鉄国の捕虜も案じての想い……)
セレスティア(姫としての、在り方ですか……)
――
コンマ00:鋼メンタル+他姫の奮い立たせ
※セレスティアの鼓舞により、姫全体の士気が上がりました
※後日、それぞれ対応するスキルを習得します
>>120で『リアローズ空気になりそう』とか言ってたらこれだよ!
今度は反転されてたか
しかしリアローズも大概ゾロ目モンスターな気がする
ゾロ目自体は所詮10分の1だから皆割と出してるのよね
ゾロ目はリアローズだったか
(ジークの)愛と怒りと悲しみのシャイニングフィンガーソード使いそう
この後はミリアとエーテルのケアかなあ
これ、カタリナの敗北がどう伝わるかも重要になってきたよなぁ……本人が帰って来れば一安心だろうけど伝令が飛んできて負けた事実だけ伝わっちゃったら士気の低下が深刻なことになりそうな気が……
カタリナに懐いてるエーテルが本当に心配
※何が困るって、これ先のイベントにも影響出かねないんですよね(白目)
――
……
セレスティア「……お茶も食べるものも、無くなってしまいましたね」
セレスティア「そろそろ、お暇するとしましょう」カタン…
セレスティア「ジーク様なら、大丈夫です。私達がここで泣いて落ち込み続けても困らせてしまいます」
リアローズ「そう、ですね……」
リアローズ「ジークさんの前では……笑っていないと、ですよね……?」ニコリ…
リュノ「……本当に、大丈夫でしょうか……」
リュノ「また、ジークさんとお喋り、できるんでしょうか……?」
リュノ「命が無事でも、もしかしたら後遺症が……」オロオロ…
セレスティア「リュノさんも、ジーク様を信じてください」
セレスティア「あの方は、私に生きるように告げられて……ご自身では、それを押しつけだと仰っていました」
セレスティア「勿論、私はそのように感じたことなど微塵もありませんが……」
セレスティア「ジーク様は、ご自身にも他人にも生を望まれる方。ここで死んでしまわれるようなことはありません」
セレスティア「あのシャリオにだって、臆することがなかったのですよ?」
リュノ「そ、そうですよね。大丈夫、大丈夫に決まっています……」ブル…
セレスティア(……これは、相当堪えていますわね。何か、気分を変えられるようなことがあればよいのですが)
リュノ「大丈夫……も、戻りましょうかリーチェ?」
リーチェ「あ、ごめんなさい。最後にジーク様の包帯を変えたら、戻りますので……」
セレスティア「そうですの? それでは、お願い致します」
……
リーチェ「……」
ジーク「……」
リーチェ「ジークさん……」
追加特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
おお
リーチェもゾロ目だ()
あ
今度はリーチェがゾロ目出してる
おぼああああぁぁぁぁぁぁ!?(空中爆裂四散)
ここ最近の姫達のゾロ目率どうなってるんですか!?(白目射出)
再び少々お待ちください……
草
二人きりの時に出すあたりリーチェのヒロイン力ェ
よしリュノ、流れに乗るんだ
鉄国デートで全くゾロ目が出なかった反動かな
おでこキス期待して良いんですか
ここはやはりキスする流れかな
ゾロ目だからキス以上のこともありそうだけど果たしてどうなるか
リレイズって大事やな
展開も大事だがスキル獲得に期待したい
ジーク追加回復、リーチェの献身
コンマ11
1 1
奇数ゾロ目:???
――
シュルシュル…
汚れた包帯「」
リーチェ「全然、ですね……」
リーチェ「……普段のジークさんなら、きっとここまでの怪我は負わなかった筈です」
リーチェ「私を、助けてくれたから……」ポロ…
ジーク「……」
リーチェ「……どうして、そこまで私を……」ポロ…
リーチェ「近づき過ぎは、いけないのではなかったのですか……?」
リーチェ「私では、あなたのその優しさにお返しできるものが何もないのです……」ポロポロ…
リーチェ「……あるのは、この身体だけです」
シュルリ…
リーチェ「……なんて、そんなことを言えばまた怒られてしまいますね」フフ…
リーチェ「……このままもっと優しくされたら、勘違いをしてしまいますよ?」スッ…
チュ…
リーチェ「……っ/// 狡い妖精ですね、私……」
リーチェ「……」
リーチェ「……大好きです、ジークさん……」
リーチェ「でも……」
そういえば双姫のお守りってリーチェ分がどこまでなのか謎のままだよね
判明分の効果に既に含まれているのか、それとも今後効果が追加されるのか……
ジークの★『双姫のお守り』★の★二つに対して、リアローズの★『思い出のお守りとリーチェの★『透華のお守り』は★一つだから既に判明分の効果でリアローズとリーチェの二人分の効果が含まれていると思ってた
解禁時にリアローズ+リーチェって書いてあるから多分もう組み合わさった効果なんだと思う
>※ジークのスキル『????』が『????』となりました
>『????』た時『????』します
でもこれが結局なんだったのかは気になる
シュル…
パサ…
リーチェ「私があなたに、一番望む感情は――生きていて欲しいということなんです」
リーチェ「ジーク傭兵団で過ごす時間……それはきっと、私だけじゃなくてみんなが大切だと思っている筈です」
リーチェ「ジークさん……あなたが生きていないと、きっと……」
リーチェ「……」
リーチェ「……絶対に、助けてみせます」キッ!
リーチェ「ジークさんばかりが、辛い傷を負う必要はないんです……」
リーチェ「私は……」
リーチェ「……」スー…ハー…
ガッ!
リーチェ「ん、くうぅぅぅ……!」ミチミチ…
リーチェ(神経接続を絶っても、まだ痛い……! でも、このくらい……!)ブチ…
ブチブチ…!
リーチェ「っ……ぁ……はぁ……!」
綺麗な妖精の羽「……」キラキラ…
リーチェ「我ながら、上手く取れましたね……これなら、生えなおしも楽そうです……」ハァハァ…
リーチェ「この羽の魔力を全て、癒しの力へ変換して被せる……」
ファサ…
シュワアアアァァァァ…
ジーク「う……」
リーチェ(まさか、私が一晩中抱きついて魔力を流し続けるわけにもいきませんからね……)
リーチェ(ミナさんもやっている、体力を削っての回復……になるのでしょうか?)
リーチェ(これでジークさんの回復、早くなるといいんですけど……)ヨロ…
リーチェ(あとは、誰にも感づかれないように、頑張って歩いて行かないと……)ヨタヨタ…
リーチェ(ジークさん。あなたの為なら、私だって……身を削ってみせます)
――
奇数ゾロ目:捨て身の回復
※ジークの怪我が二段階回復 重傷→軽傷
※リーチェが後日★スキルを獲得
※さらに双姫のお守りも後日……?
――
身を削る(物理)
あんだけ怖がってたのに自分でそれやるってどんだけの覚悟だよ……
リーチェの羽の力でジークの回復だけでなく双姫のお守りもパワーアップするのかな
パワーバランスの関係もあるから無理そうだけど、リアローズも何かしらの行動やイベントを起こしてさらに双姫のお守りパワーアップしてほしいな
リーチェなんか特にスキル増えてごちゃごちゃしそうだし余程スキルの系統が異なる訳でもないなら増やしていくよりは既存の同系統スキルに効果上乗せして強化って形にした方がスッキリしそう
――
※双姫のお守りはリアローズとリーチェの効果合算しての性能です
>>200
実はジークはまだいくつか条件トリガーで取得するマスクスキルが残っている状態でして、
そのスキルもそれです。ただ現状だとちょっと解放条件を満たすのは難しいです
代わりに姫達のスキルがえらい勢いで増えていっています(白目)
>>204
リーチェは統合強化しやすいので一部重ねる予定です
――
……
リアローズ「あれ? リーチェさん……」
リーチェ「な、なんでしょうか?」トテトテ…
リアローズ「さっきからずっと……歩いてる?」
リーチェ「は、はい。私も飛んでばかりでは体力が落ちてしまうかなと思って」アセアセ
リアローズ「そっか……うん、私も頑張らないと……!)
リーチェ(羽を形成していた魔力を使っても、ジークさんのあの傷の具合では完治には至らないでしょう……)
リーチェ(もうしばらくは、ジークさん不在が続く……)
リーチェ「が、頑張りましょうね!」グッ!
リアローズ「うん……!」グッ!
【森国拠点での行動・特殊】1/2
※現在ジーク行動不能状態の為、動きに制約あり
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
×:鍛錬
※団体鍛錬(味方全体のレベル上げ。各コンマ一桁+3のレベルアップ)
※共同鍛錬(2人を選択しレベル上げ。コンマ一桁レベルアップ+スキルチャンスがあればスキル獲得処理)
※個別鍛錬(一人で影の特訓レベルアップ。コンマ一桁×2+スキル獲得難易度緩和)
マリリン(40、★95)、リュノ(50)、リュノ&リーチェ(★50)※第一段階、ジーク(★60)※第一段階
×:調査(辺りを調べる。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり)
×:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
※エーテル、ミリア、クリス、ユリーカとの交流も可能
※ソウキ達との会議がは延期状態です
しばらくしたら多数決コンマ
カタリナもだけど魔翌力を扱えるキャラは他者の強化に携わりやすいね。それ以外だとどうしても絆とか奇跡とかそういった類の物に頼らざるを得なくなるし
それでは自由行動安価
↓1~5多数決コンマ(10分以内に埋まりきらない場合、その時点で締めます)
1
とりあえず姫たち主体で将軍二人を慰めよう
1姫達でエーテルとミリアのメンタルチェックしつつ、もしメンタルダメージが高かったらリュノと合わせてメンタルケア
リュノエーテルミリアでジークのお見舞い
全部組み合わせられそう?
将軍(&リュノ)ケア→お見舞いの順で
票数が被りましたが、コンマ合計値により
リュノとエーテルとミリアでジークのお見舞いですね
ジークが物理的、リュノはメンタル的にダメージ残っていますが、前スレよりエーテルお絵描きイベントもあるので
ジークが治ればリュノのメンタルも大丈夫でしょう
そして終わりに重要なアナウンスです
リアローズがゾロ目を繰り出しましたが、ここで彼女のスキルストックが底を尽きました(白目)
いずれされるフラネッタの最終強化を除くと、ガッチガチのバトルマシーンと化しています
その為、今後ゾロ目リアローズが発生した場合、スキル獲得権利を他キャラに回す可能性(多数決)
が出てきていますので、どうかご了承ください
(追加スキルを考えてもいいのですが、色々と問題が)
本日もありがとうございました!
あー、流れからすると>>213のほうが自然ですかね?
ちょっと展開を考えておきます
リアローズ自身も限界を感じてる描写あったしやっぱりそうか
でも00くらいは本人の強化に充てて欲しいかなとか(小声)
乙です
リアローズの攻撃性能の高さはフラネッタの強化を通して皆で協力して手に入れたものって感じがするからあまり不快に感じないから好き
おつー
怒涛の姫ちゃんズゾロ目ラッシュだったもんな……
メンタルケアは勿論したいけど、今のしょげかえリュノも可愛いなと思ってしまう自分はどうしたら(ry
乙です
そしてリアローズスキル上限と聞いて前作メイドヒロインを思い出したけど、あっちはレベルもぶっ飛んでいた
リアローズは鉄国奪還の上で集中した強化が必要不可欠だったから仕方ない
最終装備パワーで当分は楽ができるとポジティブに考えよう
乙
リアローズのスキル移譲了解です リュノもこの流れでゾロ目出るかな
ステータスに影響しそうな判定で00出たのって初めて?
ベリィの鍛治才能判定も00ならリアローズ超えてたらしいしやはり特別枠なのか
技能値カンストって85~98の出目にキャラシ補正を足して100になってるのが殆どなんだよな。セレスティアの00メンタルは勿論の事、リアローズのお洒落やミナの乗馬みたいにゾロ目による上限突破は何か特別感出して欲しい気もする
リーチェの自ら羽根をむしり取るシーンが初めて捧げるシーンにも見えなくないので
滾る
もうそうとしか見えなくなってきたぞ……?
ところでこの後の展開的にエーテルとミリアもメンタルダメージ受けたらリュノみたいになっちゃうん?
今更だけどリュノや森国兵が他と比べて楽観的だったのってカタリナが強すぎて帝龍すら蹴散らしたのも大きいよね
そして今度はそのカタリナが別の帝龍には負けたと知ったら3人揃ってやばそう
やっぱ俺以外にもそう見えるのいて安心した
少なくとも>>201の
綺麗な妖精の羽「……」キラキラ…
この行より上までは明らかにそっちよな
そう言えば>>175の困ったはリアローズのスキルのストックが無くなったからだと思ったけど
>>183のイベントに影響や>>214で追加スキルだと色々と問題がとか言ってると後々リアローズが強化されすぎで不都合なイベントがあるのかな
魔法や呪術やベルゲの薬等で敵になる展開とか
ベルゲの薬や魔法とかはソウキさんが打ち消す薬とかを作って抗体をつくれればなんとかなるきがするけど
ベルゲに洗脳された人を解放する事って出来たりするのかな?
>>227
後出しでスキルを作るとゲームバランスがおかしくなっちゃうからじゃないかな?
こんばんはー
>>222
>>223
技能系は上限100で、通常ゾロ目と補正合計100は=扱いとしていますが、
00に限り100↑で更に上という扱いになっています
>>224
>>226
誤解招く描写ですみません(白目)
包帯全部取って、その上にちぎった羽を乗せて癒した感じです
>>225
仰る通り、森国壊滅時のブチ切れカタリナの勇姿がそのまま森国の士気の高さと隙になっています
将二人のメンタル判定はこの後に
>>227
正直なことを言ってしまいますと、リアローズメンタルダメージからジーク慰めしたいなー
とか考えていたのですが、かなり逞しい子になってしまったのでそのイベント無くなりそうというか、
下手するとイアンの方がメンタルダメージ大きくなるんじゃないかという(白目)
リアローズが敵に回るイベントは考えていませんでしたが、純粋に一極化でヒロインが強くなることを危惧していました
拙作ですが以前書いたこの世界の別大陸の話において、とあるヒロイン(16)がいたのですが……
とにかくゾロ目をゴリゴリに繰り出して、レベルが一人突き抜けて700オーバー(同期の2倍近く)、スキルを作って増やし続けた結果、
そのスペックは大体ジーク+リアローズ+リーチェ+αの超人と化してしまい、強いが故に死地に送られ続ける事態が発生したので……
(今回に当てはめると、一人で帝龍全員楽に捻り潰せる人外レベル)
>>228
先に言われてしまいましたが、特殊行動二回後のソウキとの会議での判定の一つがまさにそれです
遅くなりましたがゆったり再開
――
――
……
セレスティア「ふっ……! たっ……!」ヒュオン!
リアローズ「セ、セレスティアさん朝から鍛錬を……?」
リーチェ「セレスティアさんも無茶は駄目ですよ……?」
セレスティア「あら、おはようございます」
セレスティア「これはただの素振りですよ。感情の発散といいましょうか」
セレスティア「……じっとしていると、やっぱり怒りの感情が煮えたぎってしまうのです」
リアローズ&リーチェ「「……」」ゴクリ…
セレスティア「その点、やはりお二人は強いですね。もう、立ち向かわれる想いを感じますもの」
リアローズ「……うん。立ち止まれないから」
リーチェ「辛いのは、私達だけじゃありません。あの子達だって……」ギュ…
セレスティア「そうですね……」
セレスティア「ところで、リュノさんはご一緒ではないのですか?」
リーチェ「お姉様ですか? それが、行かなきゃいけない場所があるとかで……」
セレスティア「……大体、察しがつきました」
セレスティア「おそらく……森国将のお二人のところでしょう」
リアローズ「あ……」
セレスティア「……昨日も、泣き腫らしていましたからね……」
セレスティア「リュノさんも、気になったのではないでしょうか?」
リアローズ「ど、どこにいるんだろう……?」
リーチェ「……昨日からなら、きっとエーテルさんの家です」
リーチェ「お二人とも真面目な方ですから、ジークさんの負傷を防げなかったことを悔やんでいるのかもしれません……」
リーチェ「せめて、ジークさんがご無事であることだけでも伝えないと」
リアローズ「う、うん! それにエーテルさん達は悪くないもの……!」
セレスティア「……私もご一緒してよろしいでしょうか?」
リーチェ「勿論です。えっと、エーテルさんのお家は……」
……
――
――
……
【森国・エーテルハウス(仮)】
コンコン…
ガチャ…
リュノ「はい、どちらさまって……あれ?」
リーチェ「やっぱり、こちらでしたか……」
リアローズ「リュノさん、大丈夫……?」
リュノ「……まだちょっと怖いですけど、昨日のセレスティアさんの言葉で立ち直りはしましたよ」
リュノ「私だって、森国の姫ですからね。毅然とした態度じゃないと、他の人達にまで不安が広がってしまいます」
リュノ「……だから、あなた達の前でだけは……」
リュノ「たまには、弱音を吐いてもいいですか……?」
リアローズ「うん、大丈夫……」ギュ…
リュノ「……ごめんなさい。もう少しで、私もふんぎれると思いますから……」
セレスティア「それでも、あの二人が気になったのですね……」
リュノ「……ええ」
リュノ「ミリアさんはジークさんと楽しそうにお料理していましたし、エーテルさんにとっても貴重な怖くない人ですからね」
リュノ「妖精が犠牲になったばかりか、心を許したばかりの人までもが傷ついたんです……」
リュノ「きっと、私以上に動揺していると思って……」
リュノ「あ、立ち話も駄目ですよね。エーテルさんのお家ですけど、中へどうぞ」
ギィ…
エーテル「……」
ミリア「……」
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
やい
はい
またゾロ目だあ!
二人のメンタル判定かな?これ
開幕ゾロ目www
これはミリアかな?
将の判定っていつもミリアエーテルの順な気がするけど今回は逆か?
森将強すぎて予定が全部吹き飛んだんですけどぉ!?(白目射出)
これリュノ違った意味で凹むんじゃ……
少々お待ちください……
開幕ゾロ目が来た
>>230
返信ありがとうございます。ジークのリアローズ慰めイベント無くなりそうなのは良い事だけど少し残念
片方はゾロ目でピンピンしてるし、もう片方ももう片方でメンタル05だから立ち直ってそうという
メンタルは確か低いほど低ダメージ扱いだからどっちもオリハルコン化したのかこれ
お絵描きイベント、リュノとジークをどういった構図で描くのだろう
エーテルは設定に反してコンマが逞しすぎる
森将メンタルダメージ判定(森国関係者爆破+30補正)
1エーテル
05+30
=35(……泣いてばかり……駄目……)
※まさかの強メンタル。涙目でも心は折れない
2ミリア
66
6 6
ゾロ目:鋼メンタル
※一頻り泣いてすっきりしたんでしょう(白目)
※鍛錬時の勘違いしていた二人が、結局遅れて★スキル覚えちゃうのですね(白目)
※森国陣、リュノ以外メンタルバッキバキの強さのようです(白目)
――
ミリア「あ! リーチェ様、ご無事で何よりです!」ビシィ!
エーテル「い、いらっしゃい……ませ……?」ビクビク…
リアローズ「……あれ?」
リーチェ「……だ、大丈夫なんですか?」
ミリア「も、申し訳ありません! 昨日はお見苦しいところを!」ビシィ!
ミリア「ですが、私も森国の将! 優先すべきはこの国と姫様達をお守りすることですから!」
エーテル「……んっ!」ビシィ!
セレスティア「……そういえば、ミリアさんは昨日普通に夜食を作ってくださいましたものね」
ミリア「あ、お口に合いましたでしょうか?」
セレスティア「え、ええ。羨ましいほどの腕をお持ちの様で……」ガクリ…
リアローズ「しょ、将軍って凄い……」
ミリア「恐れ入ります!」ビシィ!
ミリア「次の攻撃がいつあるかもわかりませんから、泣いている暇があれば打開策を探さないといけませんからね」
リアローズ「……エ、エーテルさんも?」
エーテル「…………」
エーテル「……私……しっかりしないと……」
エーテル「……森国……守りたいから……」ギュッ…
リアローズ「エーテルさん……」
リュノ「……」イジイジ…
リーチェ「お姉様ぁ!?」ガーン!
……
エーテルがコンマのせいで普段の涙目がただあざといだけみたいになってるの草
リュノって内面が年相応というか、そういうところ可愛い
……
ミリア「ですので、どうやら卑劣な公国将が用いてきた今回の外法はエーテルさんの監視でも判断ができません」
エーテル「……」フォン…
エーテル「……青い点……守る人」トン
エーテル「……赤い点……怖い人」トン
エーテル「……黄色い点…………いい人」ニコリ…
リアローズ「わっ、この部屋を上から眺めた光景なの……?」
セレスティア「そうなると……私は、この青い点ですか?」
エーテル「……ん」コクリ
リアローズ「私やリーチェさんは……き、黄色なんだ///」
セレスティア(赤くなかっただけでも奇跡ですの……)ホッ…
エーテル「……この魔法……もう使わない……」フッ…
リアローズ「え?」
ミリア「……以前の襲撃の時は、あちこちから敵が沸いてきて対処ができず」
ミリア「今回は、味方の状態のまま利用された為にやはり対処ができず」
ミリア「……頑張っていますけど、エーテルさんやっぱり相当堪えているみたいで……」
エーテル「……」ジワァ…
エーテル「……」ゴシゴシ…
エーテル「……もっと、鍛えて、みます……!」
リーチェ「……うん。頑張ろうねエーテルさん……!」
ミリア「私も私なりに、策を考えてみました」
ミリア「エーテルさんで判別不可能であれば、私達でも判別は難しいです」
ミリア「実は昨夜、クリスさんからも件の公国将の話は少し伺ったのですが……」
ミリア「おそらく……同じ手を何度も使ってくる筈です」
ミリア「かつての仲間を爆弾にされ、私達を狙い続ける……普通の人なら、すぐに心が折れてしまいうかもしれません……」
一同「「……」」
ミリア「……だからこそ、私は戦おうと思います。傷つく人は、少ない方がいいに決まっていますからね!」
ミリア「きっと、あの子達も……はやく仇を討って欲しい筈だもん……」グッ…
リーチェ「ミリアさん……」
エーテル自身が仮にその人物に対面したらどう思うかで判別されてるのか。そりゃ判別厳しいわね
ミリア「そして……昨日の様子から、いくつか私達でもできそうな対抗策を考えてみたんです」
セレスティア「あ、あるのですか? あのような攻撃に対して……」
ミリア「……当然、完璧なものではありませんよ?」
ミリア「第一に『爆発の威力を上回る回復』をすれば、一応は耐えたことになります」
ミリア「ジークさんの怪我は酷いものでしたけど……」
ミリア「もし、あの場にミナさんとユリーカさんもいらっしゃれば、かなり傷を抑えられた筈です」
セレスティア「……『負傷した人のすぐ傍に3人以上の治療師』を用意するということですね?」
ミリア「はい。『或いは高位術士一人ともう一人』、二人でも大丈夫かもしれません」
ミリア「もっともこれは、あの爆発の威力から推測したものですから、対策し過ぎるにこしたことはありません」
ミリア「第二に『あの攻撃に対して特化した技を生み出すこと』ですね」
リアローズ「特化した技……」
ミリア「……あまり解説はしたくないのですが……」
ミリア「あの妖精の子達は……『火と水の混成魔法』を仕込まれていたようです」
ミリア「そしてさらに、妖精の魔力量が多いことを利用したのか『相手を負傷させることに特化』して……」
リーチェ「……」グッ…
ミリア「……つまり、原理は魔法爆弾……爆破魔法に近いものであり、欠点も同類かと推測されます」
リーチェ「……『魔力が爆発する前に、中心部に一撃を与えて霧散させる』、ですね」
ミリア「はい。『突然の爆発に備えてカウンターを叩きこむ』ことができれば、爆発は防げる筈です」
ミリア「……当然、そんな一撃を撃てばその爆弾にされていた人も普通に死んでしまいますけど……」
一同「「……」」
ミリア「なんとか、助けてあげられる方法も探したいな……」
エーテル「……」コクリ…
とりあえず奇襲を防ぐなら行方不明者を見つけた時の決まりを作れば良いんじゃないかな?具体案はまだ浮かばないけど
ミリア「リアローズ様には通用しませんでしたが、私の風の矢ももう少し精度を上げれば、対策になるかもしれません」
リアローズ「あの矢を……でも、それは……」
ミリア「……エーテルさんにそんなことはさせられませんよ。素早い一撃が求められているなら、それは私の領分です」
ミリア「大丈夫です! こう見えて私、強い子ですから!」フンス!
セレスティア「ええ、本当に……」
セレスティア(悩んだり落ち込んだりする前に行動する……本当に、見習いたいです)
エーテル「……でも……」
ミリア「う……」タジ…
リアローズ「ど、どうしたんですか?」
エーテル「……」
エーテル「…………ジークさん…………」ジワァ…
リアローズ「!!」
ミリア「……はい。森国の為に頑張らなきゃって、思ってはいるのですが」
ミリア「私もエーテルさんも、ジークさんの容態が気になってしまいまして……」
セレスティア「お気持ちはよくわかりますの。昨日もかなり辛そうにしていましたし……」
ミリア「あ、あれはですね……///」ワタワタ
エーテル「……はず、かしい……///」
リーチェ「それでしたら、これからジークさんのお見舞いにみんなで行きませんか?」
一同「「!?」」
エーテル「で、でも……」アセアセ
ミリア「そ、そうですよ。まだジークさんは絶対安静の状態じゃあ……」
リーチェ「……大丈夫。ジークさんならきっと……」
セレスティア「……そうですね。少し驚きましたが、ここに来たのはあなた達にジーク様の無事を教える為でしたもの」
セレスティア「流石に傷に響いてしまいますから大勢で押しかけることは避けた方がいいでしょうけど……」
リアローズ「……それじゃあ、エーテルさんにミリアさん。それに……」チラ…
リュノ「なんで……みんなそんなに強いの……私がおかしいの……?」イジイジ…
リアローズ「やっぱりまだ辛そうなリュノさんの三人にお願いしようかな……?」
リーチェ(お姉様は多分今、違う理由で落ち込んでいるんだと思います……)
エーテル「……ジークさんの……」
ミリア「……お見舞い……」
……
――
――
……
【森国・治療室】
リュノ「……」ドキドキ…
エーテル「……」ドキドキ…
ミリア「……」ドキドキ…
三人「「……緊張、します」」
セレスティア「もう! 皆さんジーク様を信じるのです!」プンプン!
リーチェ「ジークさんなら、きっと大丈夫ですから」
リーチェ(羽の効果、出ているといいなぁ……)
リアローズ「リーチェさんも遅くまで治療してくれていたし……」
リュノ「そ、それでもやっぱり……」ブル…
セレスティア「だからこうして、結局病室の前まで付き添いで来たではありませんか」
セレスティア「このまま、ジーク様が完治なさるまでここで待つつもりなのですか?」
ミリア「そ、そうですよね。覚悟を決めないと!」
エーテル「……!?」オロオロ
リュノ「ま、待ってミリアさん!? 私まだボロボロのジークさんを直視できる自信が……」オロオロ
ミリア「ジークさん! お身体は大丈夫でしょうか!?」ガチャン!
リュノ「あー!?」
ユリーカ「すごい、凄いです! あんなに酷い怪我だったのに、もうここまで治られるなんて!」キラキラ!
ユリーカ「やはりセレスティア姉様の仰る通り、ジークさんは凄いお方なのですね!?」
ジーク「い、いや……俺もまだ状況を把握できていないんだが……」
ジーク「確か俺はリーチェを投げて、妖精達に囲まれて……」
ジーク「そうだ……なんだか優しいものに包まれたような……」
ユリーカ「でも、まだ完治はしていません。この身体にいいものを配合した特製――」
セレスティア「ユリーカッ! ジーク様の病室では静かにするように!」クワッ!
ユリーカ「ひゃっ!? 姉様ぁ!?」ビックゥ!
リーチェ(よかった、効果あったみたい……///)
リュノ「ジ、ジークさぁん……」ポロポロ…
ジーク「!?」アセアセ
……
――
イベント途中ですが、今日はここまで
……みんなメンタル強いなぁ(白目)
傷が治り次第、割り込みでお絵かきイベントに移行できそうでもありますが
フレーバーですが、リュノ・エーテル・ミリアの三人がお見舞いの品を持ってきていそうだったら
品の案をあげていただけると助かります
本日もありがとうございました!
乙です
乙
お見舞いの品は花束とかフルーツセット思い浮かんだけど、花はリュノの植物魔法で用意できるけどフルーツは難しいかな?
おつおつ
トラウマ負うよりも強メンタルの方がずっといい
お見舞いはリュノが花でミリアが果物、エーテルは文化あるかわからないけど千羽鶴的なものとかどうかな?
乙です
エーテルちゃんは子守唄歌う準備してきましたとか……?
乙
鋼メンタルの誰かに天啓が降りて
ジークの前でChoo Choo TRAINのあれを披露して
ジークさんが思わず吹き出したら傷口が開いてみんな大慌て
……ごめんさすがにねーわ
セレスティアが頑張った事は何らかの形でジークに伝わって欲しいな……
これ次の自由行動で鉄国に捕虜の襲撃あるって伝えられるかな?
今ならネーロが動けないから鉄国は先に防御策練って事前に危機回避するって感じで
森国の自由行動2回って同じ日の昼と夜っぽいからジークがついていけない現状分断リスクがありそう。傭兵団以外の人に頼むにしてもワープポイントの存在を一般の兵に教えて良いのかとかまた別の問題が?
メタだけど鉄国襲撃は最悪チケット使って凌げば良いんじゃないかなと思ってる
流石に死亡判定のあるフリーデシルトやバレットの被弾判定では使えると信じたい
夜レベル最大でメンタルもリーチェ以上とか、セレスティアがくっ殺の対義語みたいな存在になってしまった
荷物にならないか、その場で消費できる者なイメージ
リュノなら防腐魔法をかけた(もしくは元から萎れない性質の)草花のお守り?
ミリアはファッション判定も兼ねてジークの服作ってきましたみたいな
エーテルならジークに月の加護を分けてあげるとか考えたけど、既にあがってるお歌なんかも良さそう
こんばんはー
>>262
確かに状況的にそれが最善かつ自然ですね……
ゾロ目リアローズの決意もありますので、これは自由行動ではなく
強制イベントとしてこちら側から用意致します
>>264
負傷(死亡)回避は可能ですが『連続爆破』には対応しきれない(判定一個につきチケット一枚)
なので頼り過ぎもご注意ください
遅くなりましたがちょっとだけ再開
――
……
パタン…
リュノ(ユリーカさんは渋々といった様子でセレスティアさんに連れていかれましたけど……)
ミリア「よかったぁ! ジークさん思ったよりも元気そうで!」
ミリア「あ、果物とか食べられます? お見舞いということで色々持って来たんですけど……」
ミリア「食べたいものがあれば言ってください。すぐに用意しますから!」
ジーク「そ、そうか。それならその林檎を……」
ミリア「林檎ですね。わかりましたー」シャリシャリシャリ…
エーテル「……」クイ…
ジーク「……エーテル?」
エーテル「……」
エーテル「……痛く、ない……?」
ジーク「そうだな……」
ジーク「万全、とは言えないが……傭兵をしていれば、このぐらいの痛みは慣れたものだ」
ジーク「心配する必要はない」
エーテル「……」パァ…
リュノ(……どうしよう、ボロボロのジークさんも嫌だけど)
リュノ(思っていたよりもずっと元気なジークさんにもなんて声をかければ……)オロオロ
ミリア「リュノ様、どうしたんですか? 折角お見舞いの花を持って来たんですからはやくはやく!」トン
リュノ「わ、ちょ……!?」ヨロ…
ジーク「ん? リュノまで来ていたのか」
リュノ「あ、あの……その……えっと……」
リュノ「い、言いたいことは沢山、あるんですけど……」
リュノ「――リーチェを助けてくれて、本当にありがとうございました!」バッ!
ジーク「そうか……リーチェは無事だったか」
リュノ「はい。ジークさんのおかげです……」
……
――
ジークが動けるようになってから皆で行くのであれば鉄国への報告は実行しても問題なさそうだね
――
……
ジーク「……つまり俺は、リーチェを庇って重傷を負って倒れたと」モグモグ
リュノ「はい。突然の出来事でみんな気が動転して……」
リュノ「セレスティアさんだけは冷静に指示を出してくれたので、なんとか動けたんですけど……」
ジーク「そうか、セレスティアが……」
リュノ「……私も、ジークさんがあんな酷い傷を負って頭が真っ白になっちゃって」
リュノ「リアローズさんもリーチェも頑張って耐えている様子でしたけど、やっぱり無理していて」
リュノ「セレスティアさんに鼓舞されていなかったら、きっと今ここに来る勇気も持てなかったと思います」
ジーク「……そこまで傷を負わされていたのか?」モグ…
リュノ「だから! 頭真っ白になっちゃうくらい! 死んじゃったのかと思うくらい! 酷い怪我だったんですよ……!」
リュノ「エーテルさんとミリアさんだって、泣いていたんですから……!」
ジーク「何?」
ミリア「……取り乱して申し訳ありませんでした///」
エーテル「……///」
リュノ「……私も……泣いてしまいました……」
リュノ「もうジークさんとお喋りできないのかなって……」
リュノ「治療しても、後遺症が残っていたらどうしようって……」
リュノ「怖くて、怖くて……」ギュ…
ドン!
巨大花束「……」フラワアァァァァ!
リュノ「――無事に治りますようにって願いを込めながらこれだけ大きな花束も用意したのに!」
リュノ「どうして、そんなに元気そうなんですかっ!」ポカポカ
ジーク「わ、悪かった!?」アセアセ
ジーク「エーテルとミリアも、心配をかけた……!」
ギュ…
リュノ「……本当に、元気なんですよね?」
リュノ「また、私ともお喋りしてくれるんですよね……?」
ジーク「……俺でよければな」
リュノ「……よかったです。本当に、よかった……」ポロ…
……
――
リュノかわ
システム的な話であればリアローズ単独で動いてもらう手もあるけど、お守りあっても無茶したら流石に死にますよの無茶がどの程度のものを指しているのかが分からないな
リュノ可愛い
これでジト目っぽい目つきとか絶対可愛い
――
……
花瓶1「……」フラワァ!
花瓶2「……」フラワァ!
花瓶3「……」フラワァ!
ミリア「うん、流石リュノ様のお花。お部屋が一気に明るくなりましたね!」
ミリア「果物もここに置いて……あ、バナナはいかがですか?」ムキムキ…
ジーク「もう皮を剥いているじゃないか。いただこう」モグモグ…
リュノ「うー……ジークさんがここまで元気になっているなら、私も果物にしておくべきでしたかね?」
リュノ「お花がジークさんに食べ散らかされるのは想定していませんし……」
ジーク「俺をなんだと思っているんだ……」
ジーク「まあ、花を食べた経験は結構あるんだが」
ミリア「えっ!? そうなんですか!?」
ジーク「昔の話だ。人間その気になれば世の中の大抵のものは食える」
ミリア「なるほど、その逞しさがジークさんの強靭な体力を支えていると……」ゴクリ…
ジーク「話を聞く限り、俺の傷がこの程度になっているのは回復魔法のおかげだろう」
ジーク「リーチェやミナ、それにユリーカもか……随分と助けられたな」
リュノ「あ、そうだ薬草を持ってくる手だってあったのに……」ガクーン…
リュノ「やっぱり慌てるとよくないですねぇ……」
ミリア「仕方がないですよ。あの状況下で指示を出せたセレスティア様が凄いんです」
エーテル「……」
エーテル「……」トテトテ…
エーテル「……」ニギ…
ジーク「エーテル? どうしたんだ?」
エーテル「……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
エーテルの月の加護譲渡(特殊魔法の為判定最激化)
偶数ゾロ目でのみ成功
コンマ57
……失敗
――
エーテル「……」ニギ…
ジーク「……」
エーテル「……」ニギ…ニギ…
ジーク「……」
エーテル「……」ニギニギ…
ジーク「……」
エーテル「……」
エーテル「……」ジワァ…
ジーク「!?」アセアセ
エーテル「……」ハッ!
エーテル「……」ゴシゴシ…
エーテル「……駄目だった」ショボン…
ジーク「な、何がだ?」
ミリア「うーん……今の様子を見る限り、もしかして魔力譲渡をしたかったんじゃないかなぁ?」
エーテル「……」コクリ
リュノ「流石にそれは難しいですよ。基本の魔法でさえ失敗する確率が高いのに月の魔法ともなれば……」
エーテル「……」
エーテル「…………お見舞いに、したかった……」ショボン…
リュノ「あ、あー……私が原因でもありましたか……」
ミリア「大切なのはその気持ちですよエーテルさん! それにほら、この葡萄はエーテルさんが選んだものだし!」
エーテル「あ……」
ミリア「ジークさん、エーテルさんの葡萄も食べてくれますよね?」
ジーク「勿論だ」
エーテル「……」ホワァ…
リュノ(やっぱり今度は食べ物……)
リュノ(……)
リュノ(いや、今度が起きないで欲しいな……)
……
――
リュノの好感度今どうなってるんだろう
――
……
ジーク「ふぅ……結構食べた気がするな」
リュノ「うーん、普段のジークさんならもっと食べますよね?」
リュノ「当たり前ですけど、やっぱり本調子じゃないんですよ」
ミリア「もうしばらくは、安静にしているのが一番です」
ミリア「今、マリリンさんとその部下の皆さんが周辺の警戒を続けてくれています」
ミリア「私達も、今度はジークさんやリーチェ様が怪我をしなくて済むように対抗策を模索している最中です」
ミリア「ジークさん御不在の中でも頑張りますので、安心してお休みください!」ビシ!
ジーク「……いや、このくらいの傷なら大丈夫だ。俺も参加しなければ駄目だろう」ムクリ
リュノ「わーっ!? 何考えているんですかジークさん!?」ワタワタ
ミリア「安静にって言ったのにー!?」ワタワタ
ジーク「問題ない。痛みを感じるということは肉体は正常ということだ」
リュノ「痛みを感じるのは間違いなく身体の異常ですっ!」グイグイ!
エーテル「……」
エーテル「……――♪」
一同「「!?」」
ジーク「な、なんだこの綺麗な歌声は……」フラ…
エーテル「~~♪」
ジーク「エーテル……眠気……が……」カクン…
ミリア「!! おねむの時はしっかりここで休みましょう!」シュバ!
ポスン…
ジーク「……」スー…スー…
ミリア「……すごい、ぐっすりだぁ……」ツンツン…
リュノ「い、今のエーテルさんが?」
ミリア「すっごい上手くてびっくりしちゃいました! もう少し聞かせて――」
エーテル「……///」カアァァァァァ!
エーテル「……」
エーテル「……無理!///」トテテテテテテテテテ!
リュノ&ミリア「「あ!?」」
パタン!
リュノ&ミリア((……なんだか得した気分))ホクホク
エーテルちゃんさんは恋愛云々関係なく純粋に懐いてそうで可愛い
>>277
現在値77で落ち込みからのお見舞い交流でボーナス込み+15で92ですね
お絵描きイベントで多分100を超えると思われます
――
……
パタン…
リアローズ「あ、今エーテルさんが真っ赤になって走って行ったんだけど……」
リュノ「だ、大丈夫ですよ。ちょっと照れちゃっただけです」
リーチェ「その……ジークさんは……?」
ミリア「はい! まだ療養は必要ですがお元気になられていました!」
ミリア「果物でお腹も膨れて……今は、ぐっすりお休み中です!」
リーチェ「よかったぁ……」ホッ…
リュノ「ジークさんもリーチェの無事に安堵していましたからね」
リュノ「リーチェも無茶をしては駄目ですよ?」
リーチェ「は、はい!? 勿論です!」ドキドキ…
リーチェ(羽の事は絶対に黙っていましょう……)ドキドキ…
セレスティア「リュノさん達が終われば、次は私達と考えていましたが……」
ユリーカ「お休みになられた人を起こすのは可哀相ですよね!」
リアローズ「うん。今日はやめておこうかな……?」
リアローズ「リュノさん達の顔を見れば、ジークさんが元気になっていたって、よくわかるもの……」
リュノ「そ、そんなにわかりやすいものですかねぇ?」
セレスティア「……かなり」
リーチェ「はい……」
リアローズ「特にリュノさん……嬉しそう」
リュノ「あ……う……///」
リュノ「……」
リュノ「う、嬉しくないわけがないでしょう! あまりからかわないでください!」プンプン!
リュノ「ほら、ジークさんは安静にしなきゃいけないんですから、そろそろ帰りますよ皆さん!」
一同「「……」」ニコニコ
リュノ「な、なんですかもー!」
リュノ(……本当によかった……)
……
――
※リュノのメンタルダメージが回復しました
――
――
……
ミナ「ジークさんがお元気になられて何よりです」パアアァァ…
ミナ「これなら、もうすぐ動いても大丈夫になるかもしれませんね」
ジーク「そうか。心配をかけた分は、働いて取り戻さないとな」
ミナ「……くれぐれも、安静になさってくださいね?」
ジーク「昨日もそう言われたが……」
ミナ「?」
ジーク「連日……優しいものに包まれたり、心地良い歌を聞いたおかげなのかもしれん」
ジーク「身体の調子はとてもいいと思うぞ?」グッ!
ミナ「駄目です! リーチェさんからも、ジークさんが無理をしないよう気をつけて欲しいと言われているんですからね?」
ジーク「そ、そうなのか。そういえばリーチェは?」
ミナ「ジークさんのおかげで外傷は無かったのですが……」
ミナ「先程は何故か、魔法も羽も使わずに走る特訓をなさっていましたね」
ジーク「?」
……
【森国拠点での行動・特殊】2/2
※現在ジーク行動不能状態の為、動きに制約あり
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
×:鍛錬
※団体鍛錬(味方全体のレベル上げ。各コンマ一桁+3のレベルアップ)
※共同鍛錬(2人を選択しレベル上げ。コンマ一桁レベルアップ+スキルチャンスがあればスキル獲得処理)
※個別鍛錬(一人で影の特訓レベルアップ。コンマ一桁×2+スキル獲得難易度緩和)
マリリン(40、★95)、リュノ(50)、リュノ&リーチェ(★50)※第一段階、ジーク(★60)※第一段階
×:調査(辺りを調べる。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり)
×:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
※エーテル、ミリア、クリス、ユリーカとの交流も可能
※ソウキ達との会議がは延期状態です
しばらくしたら多数決コンマ
※アナウンス漏れ リュノ好感度92に
それでは自由行動安価
↓1~5多数決コンマ(10分以内に埋まりきらない場合、その時点で締めます)
1
ジークが魚を食べたいとのことで姫達で釣り
1
今度はリアローズ、リーチェ、セレスティアでジークのお見舞い
姫達で魚釣りですね
その後は会議の予定でしたが、戦争ムードに戻りきる前にエーテルお絵かきのイベントを挟みたいと思います
……今更だけどエーテルはどんな絵を描くんでしょうね?
ちょっと考えておきます
本日もありがとうございました!
乙です
レッツフィッシング
おつー
釣り技能判定とか誰が一番大物釣ったとかあるのかな
またベルゲに何かされる前に楽しいイベントは見ておきたい
乙
リュノの100到達が楽しみでもあり不安でもあり……姫達の仲良しっぷりを見てるとそこまで心配する必要もなさそうだけど
なんとなくセレスティアは大物釣ろうとしてブラックバスやスズキばかり釣れて凹みそうなイメージある
ユリーカは参戦するのかな?
乙ん
書物による知識ならリュノが多少持ってそうだけど他の姫達は流石に無補正かな?
乙です
次のお絵かきイベントで姫全員が好感度100越えになるけど、裏を返すと最終的に失恋する姫が更に1人増えることになると少し辛い
魚釣りは何とかコンマ活用して釣れた魚の数や種類、釣れた魚の大きさの判定を纏めてできないかな?
惹かれるまでの過程が見れるという意味ではリュノが一番美味しいのよな~
リーチェは体に力入れられないだろうから大幅にマイナス補正かかりそう。個人的には休んでいて欲しいけど
歌や画力みたいな芸術関連ならともかく姫という立場で釣り技能極端に高いってのも違和感あるし、技能値自体はぼかしてそれぞれの運気判定で釣りの成果決めれば良いんじゃないかなあ
プロでも釣れない日はさっぱりだしね
持ち前のセンスとその日の運を総合した数値をコンマで出すが一番自然なのかな
森国内限定だろうしそうなると川釣りなのかな
ジークは結構やってそうだけど姫達は経験無さそうというか生き餌をまず触れるかどうか
こんばんはー
釣りは少し悩みましたが、他と比べても運にもだいぶ左右されるため、技能判定ではなく
コンマ二桁目と一桁目を使った釣果判定にしたいと思います
あと森国内なので渓流釣り、大きさや種類とかまでは今回の判定では見送りです
いつか海釣りができたらその時は色々変えてみましょう
とはいえ遅くなってしまったので、今日はなんとかその判定までいければと思います
ジークの為に魚釣り
――
……
ジーク「まだ動いては駄目なのか……」
ミリア「ミナさんによると、今の時期が一番大切みたいですよ?」シャリシャリ…
ミリア「治ったと思ってまた傷口が開くと大変だし……」シャリシャリ…
ミリア「もう少しだけ、我慢してください。はい林檎剥けましたよー」
ジーク「すまないな」モグモグ…
ジーク「相変わらずミリアは手際がいい」
ミリア「いえいえ、ジークさん程では……」
ミリア「エーテルさんもあの時のシチューを気に入ってくれたみたいですよ?」
ジーク「全部食べてくれたみたいだからな。作った甲斐があるというものだ」
ミリア「うんうん、嬉しかったなぁ」
ミリア「そういえばジークさん、食べたいものはありませんか?」
ジーク「ん?」
ミリア「いえ、こうして林檎も沢山食べられるわけだし。ちょっとした料理ならもう食べても大丈夫かなって」
ジーク「そうだな。今は……」
ジーク「――魚が食べたい」
ミリア「お魚ですか! いいですよねぇ。私もお魚大好きです!」ピョコピョコ
ジーク「おお、魚の良さがわかるか」
ミリア「もっちろんですよ! お休みの日は思わず魚の刺繍が入った服を着ちゃう程ですよ?」
ジーク「そ、そういう方面の好きか」
ミリア「食べるのも大好きです。余計なことをしないで塩焼きにしたお魚を前にすると、尻尾も勝手に揺れてしまいます!」フリフリ
ジーク「ああ、いいなぁ、塩焼き……」
ジーク「じっくり焼き上げて……こう、がぶりと……」ジュル…
ミリア「いいですねぇ……」ジュル…
???「「……」」コソコソ…
……
――
――
……
ササササ…
セレスティア「……聞きましたか皆さん?」
リュノ「ええ、ばっちりと!」
ユリーカ「お魚、それも塩焼きが食べたいと仰っていました!」
リーチェ「食べることが好きなジークさんには、あまり食事制限したくないですものね」
リアローズ「うん、それに……」
……
ソニア「ご褒美のフィッシュケーキだ!」
ジーク「!?」
……
リアローズ「……今度こそ、ジークさんには美味しいお魚食べて欲しいです」
リーチェ「あの日の誓いを叶えるべき日が来たのかもしれません……!」
セレスティア「大好物の焼き魚を、私達からジーク様へのお見舞いの品としましょう!」グッ!
リュノ「やっぱりジークさんにはお花よりも食べ物なんですね!」
セレスティア「……ところでユリーカ、あなたも?」
ユリーカ「はい! 私も姉様を助けてくださったジークさんにはお礼をしたいですから!」
セレスティア「……仕方がありませんね」フゥ…
セレスティア「万が一誰も釣れなかったという不測の事態に備える意味でも、ユリーカにも手伝って貰いましょう」
ユリーカ「やったぁ!」
リアローズ「でも、どこでお魚を……?」
リュノ「流石に、この地下拠点に天然の魚は泳いでいませんからねぇ……」
リュノ「でも、食糧調達用……地上の川への転移陣を使えばいけるかもしれません」
ユリーカ「で、でも地上は……」
リーチェ「……王都は結界も破壊され焼き尽くされましたが」
リュノ「公国の狙いが魔道具等の略奪も込みであれば、辺境の自然保護区までは手を回していないでしょう」
リアローズ「自然保護区……は、入っちゃっていいのかな?」
リュノ「私とリーチェの権限で許可しちゃいましょう」
リュノ「大丈夫ですって。ジークさんに元気になってもらうためなんですから」
セレスティア「ええ」
セレスティア「……」
セレスティア「……ところで皆さん、釣りの経験は?」
姫達「「……」」
リュノ「が、頑張ればなんとか……なりますよ!」
セレスティア「それに釣ったとして、美味しく焼けるか……そうでした、リアローズさんがいたのでしたね」
リアローズ「お、お肉と比べると焼いた経験は少ないかも……?」アセアセ
ユリーカ「リアローズ様はお料理が得意なのですか?」
セレスティア「ええ、私とは比べものになりません……」ガクリ…
フレーバー判定
↓1コンマ二桁
な
ユリーカ料理レベル
76(年齢も考えたら相当な料理上手。手当てだけじゃないもん!)
※まだ現れないユージーンの仲間
――
ユリーカ「そ、その、勉強させていただいてもよろしいでしょうか!?」
リアローズ「えぇっ!? わ、私はその……///」
セレスティア「……大丈夫です」
リアローズ「え?」
セレスティア「ユリーカは、どうやら私と違ってお料理はかなりできる部類……」
セレスティア「間違っても、私のように厨房を焼くことはありえませんの……」ガクリ…
ユリーカ「セレスティア姉様、焼いちゃったんだ……」
リアローズ「べ、別にあれは問題ないというか……」
リアローズ「私が誰かに何かを教えるのが恥ずかしいというか……///」モジモジ…
ユリーカ「できれば、でいいのでお願いします!」ワクワク!
リュノ「ふぅむ、お父さんに薬の調合も褒められていましたし、ユリーカさんは多才なようですねぇ」
リュノ「でもリアローズさんを筆頭に料理経験者が多いのは助かりますね」
リュノ「これで魚が釣れさえすれば、ジークさんに喜んで頂けることは確実ですよ!」
セレスティア「うぅ……」ショボン…
セレスティア「し、しかし私とて以前よりは改善されたのです……! 魚の塩焼きくらい……!」グッ!
リアローズ「う、うん。基本を押さえておけば大丈夫だと思うから、頑張りましょうセレスティアさん……?」
セレスティア「ええ! 必ずやジーク様に美味しさをお届けします!」
リーチェ「それでは、釣りの道具とその後の調理器具を5人分でしょうか?」
リーチェ「使いやすいように予め用意はされていると思いますが……」
リュノ「とりあえず、まずは行ってみましょう! 釣り糸を垂らさないと釣れるものも釣れませんからね」
……
――
――
……
【森国・保護渓流】
サアアァァァァァ…
ユリーカ「うわあああぁぁぁぁ……!」キラキラ!
セレスティア「綺麗な川……」
リーチェ「よかった、流石にこの辺りは戦火を逃れていたみたいです」ホッ…
リュノ「貴重品を置いていないのが幸いしたのかもしれませんねぇ……」ホッ…
リアローズ「これが、本当の森国の光景なんだ……」
リュノ「……ええ。いつか、取り戻してみせますよ」
リュノ「――さて!」パン!
リュノ「ジークさんの為とはいえ、揃って拠点を離れすぎるわけにもいきません」
リュノ「釣竿や餌は用意しましたので……」カチャカチャ…
リュノ「皆さんこれでなんとか、美味しい魚を釣り上げてください!」
リアローズ「え、えっと、まずはどうしたらいいのかな……?」
リュノ「私も本の知識だけですけど、とにかく針に餌をつけて糸を垂らして、食いついたなと思ったら引き上げるんです」
リュノ「ここでよく釣れるのは……」
・ニジマス
・ヤマメ
・イワナ
リュノ「……の三種類のようですね」
リュノ「ジークさんのことですから、一杯食べるでしょうし色々な魚を沢山釣りたいところですね」
リュノ「まあ、やっているうちに慣れますよ! はい、皆さん竿を持っていってくださーい」
姫達((……緊張する……!))ドキドキ!
――
特殊判定
↓1~5コンマ二桁(全員補正無し)
まう~
あ
や
大漁
や
イワナ食いたい
ゾロ目でた
ゾロ目はリーチェな気がする(謎の直感)
短いですが判定を取ったあたりで今日はここまで
料理上手が多いので、折角釣れた魚が全滅するということはありません
コンマを拾ったのち、結果発表は明日行いたいと思います
本日もありがとうございました!
おつん
乙
おつおつ
料理下手ばかりだったはらわたやエラの処理しないとかで地獄絵図になってそう
今料理下手ってユージーンとソニア団長がツートップだっけ?
んー、ちょっと困りましたね
今回表がかなり特殊で
特殊判定
↓1~5コンマ二桁(全員補正無し)
コンマ二桁:獲物のサイズ
1ニジマス大
2ニジマス中
3ニジマス小
4ヤマメ大
5ヤマメ中
6ヤマメ小
7イワナ大
8イワナ中
9イワナ小
0全種類中
コンマ一桁:釣果
0~3:あまり釣れず
4~6:結構釣れた
7~9:大漁!
になっていて、ゾロ目の処理を考えていなかったんですよね……
かといって毎回ゾロ目チケットにするのも(もうすぐ所持上限ですし)
味気ないですし、ゾロ目チケットとは別の
【自由安価イベントチケット】(このスレの終わり時に二案採用)に変換してもよろしいでしょうか?
明日改めて確認が取れればと思います
希少な魚が釣れた!(再判定)とかで良いんじゃない?
イベント増加も捨てがたいけど、せっかくの釣りだし川のヌシ的なものを吊っちゃったとかどうかな?
伝説のキノコあるんだし伝説のサカナがいてもいいと思うんだ
伝説の超魚釣りたい
伝説の魚を釣るのは誰になるかな
いつか言ってたペット枠を魚にするとか……森国姫二人の……
伝説の魚とかなら食べるのもアリかもだけどペット枠にするのも確かに面白そうだよね
ポケモン例えになって申し訳ないけど、群れてないヨワシくらいのサイズならペットとしても水槽とか魔法で空中に水球とか作って飼えそうだし
川で釣れそうな範囲であれば魚にこだわる必要もなさそう
ニャメロン!釣れるわけがない!あいつは伝説の超サカナなんだぞ!
魚以外で生息してそうな生き物だとワニとかカメみたいな爬虫類とか?
あとはウーパールーパーやサンショウウオや淡水に住む蟹やエビとかもいるけど
水棲竜の幼体とか?
5スレ目を最後に3連ゾロ目出てないね
確率の収束を感じる感じる
こんばんはー
こちらの不手際で混乱させてしまい申し訳ありません…
伝説魚案とペット案が出ているので、これもコンマに委ねたいと思います
そしてちょっと今仕事が立て込んでいる為、今日の更新もお休みさせて頂きたいと思います……
特殊判定↓1~2コンマ二桁
ほーい
あ
報告乙
1獲物階級
01~33:レア
34~66:超レア
67~99:激レア
00:???
コンマ76
67~99:激レア
2ペット
奇数:魚(レベルアップ+スキル)
偶数:ペット(可愛がる)
コンマ34
偶数:ペット
偶数ゾロ目結果…激レアなペットを釣り上げた!
……これはあれを持ってくるしかないかなぁ?
反省点としてキノコの時もてんぱりましたが、食べ物系のゾロ目を予め考えておくことにします
明日は更新できると思いますので、宜しくお願いします
おつおつお仕事お疲れ様です
乙
ペットたり得る魚という時点で既に普通の魚でないことは分かる
乙
ペット枠案出した人は森国姫前提だったけど森国姫のどちらか或いはゾロ目出した姫のペットになるのか、それともジーク傭兵団全体のペットになるのかな
あ、ペットは魚ってわけじゃないのか。早とちりした
リアル大事に
レアペットとなるとなんか恩恵もありそう
こんばんはー
遅くなりましたが釣りから再開していきたいと思います
フレーバーですが自由安価があると思うので、よろしくお願いします
釣り判定表(>>320)
1リーチェ
コンマ29…ニジマス中を大量に釣り上げた!
2リュノ
コンマ80…イワナ中をなんとか釣れた!
3リアローズ
コンマ44…
4 4
偶数ゾロ目:…激レアなペットを釣り上げた!
4セレスティア
コンマ92…イワナ小をなんとか釣れた!
5ユリーカ
コンマ82…イワナ中をなんとか釣り上げた!
――
……
リュノ「それじゃあ、一応森国領ですからねぇ」
リュノ「ここは私達が先陣を切って、美味しい大物を釣り上げましょう!」フンス!
リーチェ「お、お姉様? 私達も初心者だと思うのですが……」
リーチェ「大物は釣るのも大変だと思いますし、私は小さい魚を確実に釣りたいと思います」
リュノ「おや、そうですか。皆さんはどうされます?」
セレスティア「私もリュノさんと同じく、美味しい大物を狙ってジーク様に満足していただこうと思います」
ユリーカ「私もセレスティア姉様と同じく! もし釣れなくても、人数が多ければ機会も増えます!」
リアローズ「わ、私はリーチェさんと一緒かな。簡単な魚でも釣れるかわからないし……」
リュノ「では二手に分かれて釣るとしましょうか」
リュノ「釣った魚は川の水を汲んだこの入れ物に入れておいてくださいね」
リュノ「ジークさんがお腹一杯になれるほどに釣っちゃいましょう!」
リュノ「もし余っちゃっても、ミリアさんが食べてくれそうですから安心です」
ユリーカ「わ、私も釣りたてのお魚の塩焼きは食べてみたいかも……///」
リュノ「ふふ、それじゃあなおの事一杯釣れるように頑張りましょうねユリーカさん」
リュノ「あまり遅くなって皆さんに心配をかけるわけにもいきませんし、気を引き締めて行きますよ!」
……
――
――
……
リーチェ「こ、これでいいのでしょうか?」タポン…
リアローズ「う、うん。針に餌をつけて糸を垂らしてじっとするだから……」
リアローズ「多分、これで合っている筈……」タポン…
リーチェ「……」ジー…
リアローズ「……」ジー…
サアァァァァ…
リアローズ「なんだか、落ち着くなぁ」
リーチェ「ふふ、それが森国の良さですもの」
リーチェ「川の流れる音、そよぐ風、草花の香り、透き通った空……」
リーチェ「鉄国のような活気や人々の逞しさはありませんが、私は森国が大好きです」
リアローズ「うん。私も……」
リアローズ「……この時間を、森国の人みんなが取り戻せるように頑張らないと」
リーチェ「ええ、必ず……」
ピクン!
リアローズ「あ!」
リーチェ「こ、これは食いついたのでしょうか? え、えーい!」グイ!
ニジマス「……」ピチピチ!
リーチェ「や、やりました!」ホクホク!
リアローズ「おめでとうリーチェさん!」
リーチェ「大きさも小さすぎるという感じではありませんし、初めてにしては上々なのではないでしょうか?」
リーチェ「あとはこのお魚が美味しくてジークさんのお口にあえばいいのですが……」
リアローズ「そのお魚は私も料理したことがあるから大丈夫だよ」
リアローズ「塩焼き以外にも、燻製やムニエルも出来るから……」
リーチェ「よかった、これでジークさんをがっかりさせずに済みそうです」ホッ…
……
タポン…
クイクイ!
リーチェ「! やっ!」グイ!
ニジマス「……」ピチピチ!
リーチェ「ま、また釣れました!」ホクホク
タポン…
クイクイ!
リーチェ「また来ました!」グイ!
ニジマス「……」ピチピチ!
リーチェ「け、結構釣れるものなのでしょうか?」
リアローズ「わからないけど、沢山いるのは間違いないかも?」
リアローズ「よ、よし。私も……!」グッ!
タポン…
シーン…
リアローズ「……あれ?」
リーチェ「来ませんね……?」
リーチェ「やはり、私の運が良かっただけなのでしょうか?」タポン…
クイクイ!
リーチェ「も、もう!? たぁ!」グイ!
ニジマス「……」ピチピチ!
リーチェ&リアローズ「「あれぇ……?」」
……
――
――
……
サアアァァァァァ…
リュノ「……」ジー…
セレスティア「……」ジー…
ユリーカ「……」ジー…
サアアァァァァァ…
リュノ「……」ジー…
セレスティア「……」ジー…
ユリーカ「……」ジー…
サアアァァァァァ…
リュノ「……」ジー…
セレスティア「……」ジー…
ユリーカ「……」ジー…
釣竿「……」シーン…
三人((つ、釣れる気配がしない……))
サアアァァァァァ…
リュノ(リーチェの言う通りだったかもしれません……)
……
――
――
……
ユリーカ「つ、釣りって大変なんだ……」
セレスティア「まさか、こんなにも釣れないものだなんて……」
リュノ「私達が狙っている魚の警戒心が強いのかもしれませんけど……」
シーン…
リュノ「これほどまでとは思いませんでしたよ……」
ユリーカ「せめて、この辺りに住んでいることがわかればいいんだけどなぁ……」
リュノ「住んではいる筈なんですけどねぇ……餌の問題とか?」
魚卵「……」
リュノ「これでも釣れるという触れ込みだったんですけど……」
リュノ「やっぱり、ちゃんと虫や生きた餌じゃないと駄目なんでしょうか?」
セレスティア「虫、ですか……」チラ…
川虫「……」スイィー…
セレスティア「――ジーク様の糧となるのですっ!」ガシッ!
川虫「!?」
セレスティア「ていっ!」ヒュパ!
リュノ「た、逞しいですねセレスティアさん……」
ユリーカ「姉様は、やると決めたことは突き進むお方ですので……」
セレスティア「ジーク様の為に、一匹でも構いません! 必ずや……!」キッ!
リュノ「それに、成し遂げようとする意志の強さ……」
リュノ「私も、見習いたいものです」
ユリーカ「……わ、私も姉様に続きます!」ガシッ!
リュノ「……お二人が虫を鷲づかみなさるなら、私もやるしかないじゃないですかぁ!」ガシッ!
リュノ&ユリーカ「「一匹だけでいいから釣れてくださいお願いします!」」タポン!
……
――
……
グイイィ…!
三人「「!!」」
リュノ「き、きたぁ……!」ガシ!
リュノ「逃がしませんよ、絶対に……!」グググ…!
ザパァ!
イワナ「……」ビチビチ!
リュノ「や、やったぁ……!」ホクホク!
グイイィ…!
ユリーカ「あ、私の方にも……!?」
セレスティア「ユリーカ、身体は支えますから竿の方に集中を!」ガシ!
ユリーカ「は、はい姉様! ん、んんんんん……!」ググググ…!
ザパァ!
イワナ「……」ビチビチ!
ユリーカ「やった! やったやったぁ!」ピョン!
リュノ「やりましたね! これで後は、セレスティアさんが釣れれば……!」
セレスティア「ええ……!」
グイグイ…!
セレスティア「っ! ついに来ましたか!」カッ!
ユリーカ「姉様、慎重に!」ドキドキ
リュノ「焦らないで!」ドキドキ
セレスティア「はい。心を鎮めて……今ですっ!」グググ!
ザパ!
小イワナ「……」ピチピチ!
セレスティア「う……ちょっと小ぶりですけど、釣れたことは間違いありません!」キラキラ!
セレスティア「やりましたよジーク様! 私、初めての釣りでお魚を釣れたのです!」
……
イワナ達「「」」キンキン
リュノ「こういう時、氷魔法は本当に便利だと思います」
セレスティア「この入れ物、氷がたっぷり入っていましたのね」
リュノ「魔力で薄ーく障壁も張ってありますから、氷が触れて傷むこともありませんよぉ?ドヤ
ユリーカ「凄いです! 魔法っていいなぁ……」
リュノ「えへへ、それほどでも。本当はもう少し釣りたかったですけど……」
セレスティア「一匹釣れたら、なんだかほっとしてしまいました……」フゥ…
リュノ「私もです。とりあえず美味しい魚は釣れたわけですから、欲を張らずにここは一度戻りましょう」
リュノ「もしかすると、リーチェとリアローズさんも釣れずに困っているかもしれませんからね」
キャアアアァァァァァ――!?
三人「「!?」
リュノ「い、今の悲鳴は!?」オロオロ
セレスティア「リアローズさんとリーチェさんです!」
ユリーカ「ま、まさか誰かに襲われて!?」オロオロ
セレスティア「くっ……! 私が先頭に立ちますから、二人は後ろを!」バッ!
リュノ&ユリーカ「「は、はい!」」
タタタタタタ!
……
――
……少し前
大漁のニジマス「「」」キンキン!
リーチェ「そ、そろそろ止めておきましょう。入れ物に入り切らなくなります……」ボーゼン…
リアローズ「すごい、これだけあればジークさんも絶対にお腹一杯になれる筈……!」
リアローズ「……」
リアローズ「で、でも私も一匹くらいは釣りたいかなって……///」カラッポ
リーチェ「ごめんなさい!? きっと、私がリアローズさんが釣るべき分も釣ってしまったんですよね!?」ワタワタ
リアローズ「そ、そんなことはないと思うよ? 餌の位置とか、運とか……」
リーチェ「位置も関係するのでしょうか? 少し移動して、あちらで釣ってみましょうか」
トン、トン…
リアローズ「よーし……」タポン…
リアローズ「……」ジー…
リーチェ「……」ドキドキ…
グイ…!
リアローズ「!!」
グイン!
リアローズ「えっ……!?」ミチミチ…
ブチィ!
リーチェ「糸を切られた……!?」
リアローズ「リーチェさんの釣った魚よりも、ずっと力強い……!?」
リーチェ「も、もしかすると大物なのではないでしょうか!?」
リアローズ「えええぇぇぇ!? えっと、えっと……」ワタワタ
リアローズ「お、落ち着かないと。まだ傍にいるかもしれないんだから、音をたてないように……」ソー…
リアローズ「糸は……これなら切れないかな?」ゴソゴソ…
鋼糸「……」バキーン!
リーチェ(戦闘用の糸じゃないですか!? で、でも糸の扱いに長けているリアローズさんならではかもしれません!)
リーチェ「で、では私は魔力で竿の強度を上げます!」キィィィン!
カスタム竿「……」ジャン!
リアローズ「これならどうかな……!」トポン!
グイ…
リアローズ「!!」
リーチェ「き、来ました!」
リアローズ「……ううん、これは違う……」
リアローズ(集中して……糸の動きをよく見るの……)スゥ…
グイ…
グイン!
リアローズ「……今だっ!」グググググ…!
カスタム竿「」メキメキ…
リアローズ(お、重い……!? でも、これくらいなら……!)グッ!
ザパアアアアアァァァァァァァ!
水幼龍「キュイイイイイィィィィィィィィ―――!?」ビターン!
リアローズ&リーチェ「「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」
水幼龍「!?」ビックゥ!
……
――
ガノトトス的なもんかと思ったらなんかすごいの釣った!?
誰に懐くかの判定もあるか?
――
……
リュノ「……それで、その妙な子を釣り上げて悲鳴をあげてしまったと」
ユリーカ「お魚じゃないですけど、可愛い……///」
リーチェ「どうやら、ここの魚を主食にしていたみたいでして……」
リアローズ「私が釣ろうとしていたお魚を食べてて、そこを無理矢理引き揚げちゃったから……」
水幼龍「キュイ……」ビクビク…
リーチェ「ご覧の通り、かなり怯えた様子で……」
リアローズ「逃がしてあげてもよかったんだけど、正体も気になって……」
リアローズ「とりあえず、空いていた私の入れ物にいれたんです」
リーチェ「ちなみに氷は抜いておきました。それでも冷たい水でも平気なところを見ると、寒冷には耐性があるようですね」
セレスティア「ヒレのようなものもついていますから、やはり魚の仲間でしょうか?」
ユリーカ「でもでも、どこかトカゲのようにも見えるかも?」
リュノ「ふむ……」ジー…
水幼龍「キュ……?」
リュノ「……」
リュノ「…………」ダラダラ…
リーチェ「リュノお姉様?」
リュノ「……えーっと、ですね」
リュノ「多分、なんですけど……」
リュノ「その子――水帝龍の子供ですよぉ!?」
一同「「!!??」」ガーン!
普通に釣り上げたリアローズに一番なついて欲しい
成長した幼龍が現在進行形で公国で産む機械扱いされてる母を救うために……みたいな展開行けるかな?
>>356
なにそれ熱い!
でも帝龍って特定の個体を指す名称じゃなくて皇帝ペンギンみたいなノリの種族名っぽいし、保護区で連れたともなると血の繋がりあるかは怪しい気がする
リアローズ「す、水帝龍って前に聞いた凶暴な……!?」ワタワタ
リーチェ「あ、でも確かに森国領にいたから、ここに子供がいても不思議ではない……!?」ワタワタ
リュノ「……セレスティアさん、シャリオさんをペットにしていたあなたなら何かわかりませんか?」オロオロ
セレスティア「ペ、ペットはあくまで便宜上のものでしたし、種族も違いますし……」オロオロ
ユリーカ「!!」ピコーン!
ユリーカ「――この子をペット……お友達にするのはどうでしょうか!?」キラキラ!
一同「「!?」」
リュノ「し、しかし小さいとはいえ帝龍ですよ!? 何が起きるか……」
ユリーカ「それもそうなのですが……」
ユリーカ「でも、セレスティア姉様はシャリオさんとお話をして、仲良くなったのですよね?」
セレスティア「え、ええ、まあ……ほとんど、私からの一方的なものだったとは思いますけど」
ユリーカ「これだけ小さくて可愛いのですから、もしかしたらまだ私達を敵視していない……仲良くなれるかもしれません!」ワクワク!
リーチェ「まだ染まっていない、純粋な子供だから……?」
リュノ「確かに、龍の生態はわかりませんけど……親とはぐれてしまったか捨てられたか……」
リュノ「そう考えると可哀相ですし、かといってこのまま放置するとそれはそれで危険で……」ムムム…
リアローズ「……」
水幼龍「キュイ……」
リアローズ「……」
リアローズ(仲良く……)
恐らくこの後に名前募集とかありそうだし案でも考えておくか
リアローズ「……」スッ…
水幼龍「キュ……?」ビク…
リアローズ「ご、ごめんね……? ご飯の邪魔をして、無理矢理釣りあげちゃって……」
リアローズ「痛いところとか、ないかな……?」
水幼龍「キュイ……?」
リアローズ「あなたを傷つけようとか、そういうつもりじゃなかったの……」
リアローズ「ただ、お魚を釣りたかっただけで……」
リアローズ「あ、そうだ。邪魔をしちゃったからちゃんと食べられてないよね?」
リアローズ「待ってて、すぐに釣ってくるからね」
リーチェ「そ、それでしたら私のものをどうぞ。釣り過ぎたくらいですし……」サッ!
リュノ「え!? リーチェそんなに釣ってたんですか!?」ガーン!
セレスティア「私達の頑張りは無意味だったのですか!?」ガーン!
ユリーカ「姉様、今はそれよりもあの子のことですよ!」
リアローズ「ありがとうリーチェさん」
リアローズ「……はい、どうぞ」スッ…
ニジマス「」
リアローズ「あ、でもこのままでいいのかな? ちゃんと捌いた方が――」
水幼龍「キュイイ♪」パク!
リアローズ「あ」
水幼龍「~♪」モグモグ
リアローズ「……か、かわいい……///」
水幼龍「……キュイ?」
リアローズ「えっと……もしかして、おかわりかな?」
リーチェ「ま、まだありますからどうぞ!」サッ!
リアローズ「リーチェさんからもあげたらいいと思うんだけどなぁ……」スッ…
水幼龍「キュイィィ♪」モグモグ
……
――
水龍って確か水の中でしか本領発揮できなかった筈だから完全に愛でるだけのペットって感じかね
――
……
水幼龍「キュイ~♪」スリスリ
リアローズ「な、なんだか懐かれちゃったような……?///」
リュノ「んー……やっぱり、はぐれちゃった子だったんですかねぇ?」
リュノ「今まで自力で餌を取ってきたけど、誰からか貰った経験が無かった……」
リュノ「そこをリアローズさんが優しく食べさせてくれた為に……と言ったところでしょうか?」
ユリーカ「わーいわーい! やっぱり、お友達になれましたよ!」ホクホク!
リアローズ「……」スク…
水幼龍「キュ」ジャパ
リアローズ「……」テクテク…
水幼龍「キュキュ」テテテテ…
リーチェ「んっ……///」
リュノ「一生懸命歩く姿、確かに可愛いですね……///」
セレスティア「子供でも、陸地での移動が可能なのは流石帝龍と言うべきなのでしょうか……?」
セレスティア「でもまだ鱗も揃っていないようですし、まだ水の中の方がいいのでは?」
リアローズ「う、うん。戻れるかな? さっきの入れ物の中だけど……」
水幼龍「キュイン」コクリ
水幼龍「キュキュー」テテテテ…
ジャパン!
リュノ「……どうやら意思疎通は可能なようですね」
リュノ「そして、やっぱりリアローズさんに懐いてしまっていると」
リアローズ「ど、どうしよう……」
リアローズ「このまま川に帰す……は、駄目だよね……」
ユリーカ「駄目ですよ! この調子でもっと仲良くなってみましょうよ!」ワクワク!
リアローズ「確かに、私もこの子は可愛いと思ったけど……」
リアローズ「……」チラ…
水幼龍「キュ?」
リアローズ「う……」ドキッ
リアローズ「……」
リアローズ「――つ、連れて帰るならこの子の名前を決めないと///」
セレスティア「名前ですか……」フム…
――
※リアローズが釣り上げた水幼龍に名前をつけてあげましょう
↓1~3自由安価多数決コンマ
鳴き声からキュイ
キュイ
キュイちゃん
オスかメスかわかるかな?
やっぱり皆考えることは同じか
まさかの満場一致
キュイ
――
セレスティア「……いずれはこの幼い龍も、強く逞しくなる筈です」
セレスティア「誰にも負けないような、そして輝かしい未来を約束するような……」
セレスティア「……」
セレスティア(……ご飯をあげたりするときにも、名前を呼びますわよね?)
セレスティア「――この子の名前は『ジー
リュノ「却下です!」
ユリーカ「姉様、流石にそれはジークさんとシャリオさんから怒られそうです!」
リーチェ「名前……意外と難しいですね」
リュノ「偽名を考える時も悩みましたけど、これからずっと呼んでいく名前だと悩みますよねぇ」
リアローズ「すぐに、この子の名前だってわかるようにしないと……」
リアローズ(シェリルみたいに、お人形の名前を借りるわけにはいかない)
リアローズ(この子は、この子なんだから)
一同「「うーん……」」ムムム…
水幼龍「キュイー?」
リアローズ「……決めた! この子は、キュイ!」ビシ!
リュノ「直球!?」
リーチェ「で、でもわかりやすいです!」
ユリーカ「それに呼びやすくて、かわいいです♪」
セレスティア「ええ、悪くないと思います」
リアローズ「よ、よかった。あとはこの子が気にいってくれるといいんだけど……」
リアローズ「……」スッ…
リアローズ「……あなたを、今日からキュイって呼んでいいかな?」
キュイ「キュ? キュイイィィィ♪」パチャパチャ!
リアローズ「これは、喜んでくれているのかな?」ホクホク
リアローズ「……よろしくね、キュイ♪」
キュイ「キュイー!」
……
――
フレーバー判定
↓1コンマ二桁
キュア
コンマは高いが果たして?
性別の偶奇判定かな
汚い花火にされそう(DB並感)
キュイ性別
奇数:雄
偶数:雌
コンマ96
偶数:雌
――
チャプチャプ…
リュノ「リアローズさん、重くないですか?」
リアローズ「大丈夫、このくらいなら」ヨイショ
キュイ「キュイィ~……」キョロキョロ
ユリーカ「あれ? キュイちゃんどうしたんでしょう?」
リーチェ「おそらく、入れ物ごとリアローズさんが持ち上げたから……」
リーチェ「高さが変わって、今までみたことのない景色を見ているのかもしれません」
リュノ「まだ子供のようですからね。地上での活動がそもそも少ないのでしょう」
リュノ「ただ懐いてくれたのはいいですけど、これからが大変ですよ?」
リュノ「これから面倒を見てあげなきゃいけないわけですけど……まずは食事」
リュノ「今日は運よくリーチェが沢山釣れたみたいですけど、いつも釣れるとは……」
セレスティア「食事は大丈夫でしょう。シャリオの話では、帝龍はかなり雑食とのことでしたし……」
セレスティア「シャリオも好んでいたのは果実ですが、私のブイヤベースを食べても……いましたし……」
リーチェ「果物なら、用意できそうですね」
リアローズ「うん。でも、まずはジークさんにもキュイを見せないと……」
リアローズ「もし傭兵団ではペット禁止って言われたら、お城の方に連れて行くしかないし……」
セレスティア「流石のジーク様も困惑なさるでしょうね……」
リュノ「釣りをしていたら帝龍釣れましたですからね……」
リュノ「その困惑を吹き飛ばすためにも、本来の目的を達成しましょう!」
リュノ「予想外のものが釣れたとはいえ、お魚も沢山釣れたんです!」
セレスティア「ええ! これでジーク様も……!」
……
――
イベントの途中ですが、今日はここまで
大物を釣って忘れそうですが、ジークにもちゃんと魚を食べさせてあげてこのイベントはおしまいです
なおキュイは幼体+水場でないと本領発揮出来ない為戦力にはなりませんが、とあるイベントで力を貸してくれるかもしれません
そしてこの後はエーテルによるジークとリュノの絵を描くイベントなのですが……
どんな感じの絵を描くかいい案があればお願いします。思いつきませんでした(白目)
あればでいいので、緩く募集します
本日もありがとうございました!
乙
旅に連れて行かずとも森国の澄んだ川で飼育するとかにして、平和になった後もリアローズが遊びに行く理由の一つにするとかどうだろう
絵の方はわからないな~
おつおつ
キュイは傭兵団のマスコットになるかそれともリアローズ専属ペットになるかどっちかな
絵は裸婦と裸夫画でお願いします!
エーテルちゃん夜レベル高いし意外とありだと思うんだ
乙
キュイはベルゲの所から逃げ出した子かベルゲに捕まる前に産んだ子か(それはそれで相手が気になる)それとも全く別の個体なのかな
絵のイベントはリュノの好感度が100越えするし、一枚の絵におさまるように互いに密着した状態の二人の絵を書くとか?
乙
皆で食事している光景とか平和な日常風景の絵を推す
乙乙
キュイ可愛いくてこれから色々と期待
絵の案は自分も>>378か、ジークとリュノのそれぞれ一番楽しそうな時の瞬間の絵を
エーテルが読んでた恋愛小説の主人公と恋愛対象がたまたまリュノとジークにそっくりな設定で、このシーンの挿絵を自分で描きたいから手伝って……とかどう?
>>380のいいなぁ
挿絵ならストーリー要所要所のってことで他の案全部盛り込めそうだし
こんな構図いいよねって案なら幾つかあるけどそれを説明しちゃうと白けそうで難しい
向き合って見つめ合う、相手の肩を抱きながら手を取って引き寄せる、うっかり押し倒してお互い困惑してる図
この辺好き
こんばんはー
昨日はすみません、PCが不調により起動すらできない状態でした……
お絵かきイベントは>>380さんの案を主軸にいくつか混ぜられたらと思います
また夜に再開予定ですが、先に判定部分までだけ投下しておきます
――
……
【地下拠点・治療室】
ニジマス達「「」」ドン!
イワナ達「「」」ドン!
ジーク「おぉっ……!」ソワソワ
ミリア「お、お魚がこんなに沢山……!」フリフリ!
セレスティア「ジーク様が早く元気になるよう、そしてジーク様の願いを叶える為に、みんなで頑張りましたの」
セレスティア「……まあ、ほとんどはリーチェさんが釣りあげたものなのですが///」
ユリーカ「でも、私とセレスティア姉様も一匹づつ釣り上げました!」
リュノ「私も一匹だけ。初めてやりましたけど、釣りって難しいんですねぇ……」
リーチェ「私は多分、運がよかったんだと思います」
セレスティア「次の機会があれば、その時はもう少し釣ってみせましょう」
ジーク「すまないな……」
ジーク「身体はだいぶ楽になっている。もうしばらくすれば、復帰できるだろう」
ユリーカ「治りかけの時は、無茶はしちゃ駄目なんですよ?」
ジーク「わ、わかっている……」
ジーク「だが、これだけの魚を前にすれば起き上がるのは止む無しだろう?」ムクリ
ジーク「魔法で鮮度を落とさないようにしているようだが、やはり処理は急いだ方がいい」
ジーク「特にエラや内臓は――」
リアローズ「あ、待ってジークさん……!」アセアセ
リアローズ「実は、お魚以外にも凄い子を釣っちゃって……」
ジーク「な、なに?」
リアローズ「その……」スッ…
キュイ「キュイィ?」
リュノ「……多分、水帝龍の幼体です」
リアローズ「名前はキュイにしたんですけど……」
ジーク「」
ミリア「」
……
――
――
……
ミリア「こっちは塩焼き、こっちは燻製、そしてこっちは……」ドキドキ…
リアローズ「だ、大丈夫。私の手からは食べてくれたし……」
ミリア「で、では……」ゴクリ…
スッ…
キュイ「キュイー♪」モグモグ
ミリア「や、やった! 食べてくれましたよ!」
ユリーカ「ミリアさん、果物はありますか?」
ミリア「ジークさんのお見舞いならここにありますけど……」チラ…
ジーク「……構わない」
リュノ「で、では今度は私が……」
スッ…
キュイ「キュ? キュィキュィ♪」シャクシャク
セレスティア「林檎は大丈夫のようですね」
リーチェ「見た目に惑わされそうですけど、本当に雑食なのですね……」
リアローズ「そして思ったよりもよく食べる子だね……」
ジーク「……」ジー…
リアローズ「ど、どうかなジークさん……?」ドキドキ
ジーク「……確かに、その様子を見る限りでは人を襲うことも食うこともしないだろう」
ジーク「地帝や風帝のような、恐ろしい気配も感じない」
ジーク「龍とは名ばかりの、愛玩動物に見えないこともない」
リアローズ「……」
ジーク「……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
こんばんはー
それでは判定結果から再開していきます
キュイの処遇(どちらにせよ恩恵はあります)
奇数:森国でお留守番
偶数:傭兵団についてくる
コンマ07
奇数:森国でお留守番
――
ジーク「……セレスティアとシャリオの例があるからな」
ジーク「人と龍が共に在る、ということも否定はしきれん」
ユリーカ「!!」
リアローズ「じゃ、じゃあ……」
ジーク「――だが、俺達に同行させるわけにはいかない」
キュイ「キュ?」
リアローズ「やっぱり、駄目……ですか?」
ジーク「別に世話が無理だから返して来いという話ではないぞ」
ジーク「……リアローズのことだ。世話をすると決めれば、人形と同じくちゃんと可愛がるのだろう」
ジーク「そもそも一国の姫が決めたことを、俺が口出しするのは間違っているとは思うが……」
ジーク「……その龍、キュイはシャリオとは違う。戦う力を持っていない」
ジーク「今の公国軍は、これまで以上に容赦の無い攻撃をしかけてくるだろう」
一同「「……」」
ジーク「俺達が守り抜くことも、翼を持たない水龍ともなれば逃げることも難しい」
ジーク「そして何より、俺達はこのまま進めば……残る帝龍達との戦いは避けられない」
ジーク「同族と俺達が殺し合う姿は……龍とはいえ、幼い子供には酷だろう」
ジーク「子供でも耐えねばならない時はあるが、しなくていいものを無理にする必要は無い」
ジーク「……俺が、そいつも守れるくらいに強ければよかったんだがな。すまないリアローズ」
リアローズ「そ、そんなこと!」ワタワタ
リアローズ「うん。可愛いけど……この子やみんなを守る為。ジークさんが正しいと思います」
キュイ「キュイー……?」
リアローズ「もし、公国に捕まっちゃったら……戦争の駒にも、されちゃうかもしれない」ギュ…
リアローズ「キュイも、戦うよりご飯食べてる方が幸せだよね……?」スッ
キュイ「キュイーン♪」モグモグ
リュノ「確かに、今の公国に捕まったら何されるかわかったもんじゃありませんね……」ブル…
セレスティア「龍は自分よりも強い者に従う……キュイが帝龍に逆らえず従ってしまう可能性もあるわけですね」
リーチェ「そうなるとこの子が危険でなくとも、連れて行くことはかなり危険なのですね……」
ユリーカ「お留守番、ですか……」ショボン…
ユリーカ「あ、でも私もきっと兄様にそう言われてしまいますし、一緒なら寂しくないよキュイちゃん!」パン!
キュイ「キュキュー?」
ミリア「あ、やっぱり森国にお留守番する感じです?」
リュノ「ちょっと民の目が気になりますけど、それしかないでしょうねぇ」
リーチェ「鉄国は暑いですし、川の状態もわかりませんし……」
リーチェ「森国であれば、元々釣れた場所。住んでも問題ない場所なのは確かですからね」
リュノ「私とリーチェの権限で、なんとか頑張ってみますよ」
ミリア「私もエーテルさんと一緒に……いや、少しづつならしていかないとお互いびっくりしちゃうかな?」
リュノ「それがいいかもしれませんね。お父さんにも会議の後に伝えておきます」
ミリア「食べ物はなんでも大丈夫となると、やっぱり住む場所だけど……」ムムム…
キュイ「キュイー……?」
リアローズ「……」ナデナデ…
キュイ「キュキュ♪」パチャパチャ
ジーク「リアローズには特に懐いているみたいだな……」
リアローズ「ごめんね、キュイ……」ナデナデ…
リアローズ「ジークさんもキュイのことを考えてくれたからこそ、だよ?」
キュイ「キュー……?」
リアローズ「……私、頑張るからね。だから、少しだけ待っていてね……?」ナデナデ…
――
※キュイが森国でのお留守番となりました
※???イベント時、大きな恩恵を受けられます
――
ミリア「さてさて、キュイちゃんのことは後々考えるとして……」
ジーク「ああ。折角姫達が釣ってきた魚、鮮度がいいうちにいただかねばな」
ミリア「一応、下処理はさっき私が済ませておきましたけど……」
リーチェ「ありがとうございますミリアさん。せめてここからは私達が!」
リュノ「とは言っても、塩焼きの方はただ串を打つだけになりそうですが……」
ジーク「いや、美味い塩焼きを食う時には打ち方にも気をつけた方がいい」ズイ
リアローズ「ジ、ジークさん!? まだ横になっていないと……!」ワタワタ
ジーク「す、すまない。どうにも、はやる気持ちを抑えられないようだ」ソワソワ
ジーク「では簡単に口頭で言うとしよう。難しいことはないからな」
ジーク「串を打つ時はそのままでは駄目だ。森国での串はどんな串だ?」
リュノ「割と一般的ではないでしょうか? 竹串の分類ですけど……」
ジーク「それならば、串は水に浸けておいた方がいい。串が焼け焦げて折れることがあるからな……」
セレスティア「そ、そうなのですか?」
ジーク「ああ……当然そうなれば、魚は見るも無残な姿に成り果てる……」
ジーク「それと串はそのまま打つのではなく、背骨を縫うようにしてくねった打ち方にするんだ」
ジーク「これは想像に容易いと思うが、そのまま打つとやがてそのまま魚が落ちてくるからな……」
ジーク「あとはヒレを焦がさないように飾り塩も忘れずにだな……」
リアローズ「なるほど……」テキパキ
リーチェ「これくらいでしょうか?」テキパキ
リュノ「前に本で読んだかもしれませんけど、ジークさんが傍にいる方がわかりやすくていいですねぇ」テキパキ
ユリーカ「私もお手伝いします! かけすぎると身体に悪いし、お塩はこれくらいでいいかな?」テキパキ
リアローズ「飾り塩は多めにつけるから、もう少し……これくらいかな?」テキパキ
ユリーカ「勉強になります!」ホクホク
セレスティア「……」
セレスティア「…………」
セレスティア「……よく見て聞いて学びましょう……」グッ…
セレスティア(私が言っても泣き言かもしれませんけど、一国の姫という立場でどうして皆さんこんなにお上手なの……)グヌヌ…
……
……
【地下拠点・焼き場】
パチパチ…
塩焼き「……」
ジーク「……よし、頃合いだな」
ジーク「折角釣ったんだ。まずは姫達から食べるといい。ミリアも遠慮はするな」
ミリア「ご相伴に与ります……!」キラキラ!
リュノ「け、結構長時間焼くんですね? 待っている間のジークさんの顔も面白かったですけど」
リアローズ「声に出てなくても、我慢我慢って聞こえたね」クスリ
ジーク「し、仕方がないだろう……それよりも、だ」
「「いただきます!」」
セレスティア「お、美味しい……!? ただ塩を振っただけですのに……!?」ハフハフ!
ユリーカ「香ばしいのに、ふっくらしています!」ハフハフ!
リュノ「これは絶妙な……焼き過ぎかと思ったのに全然そんなことありません!」ハフハフ!
リアローズ「火で直接焼いたわけじゃないから、時間がかかるんです。……本当に美味しい」ハフハフ!
リーチェ「自分が釣ったものをこうして美味しく食べる……初めての経験です」
リーチェ「……釣り過ぎた気もしますけど、命に感謝です」ハフハフ!
ミリア「おいしいおいしい……♪ やっぱり新鮮なお魚はいいですねー♪」ハフハフ!
ジーク「ああ、やはりたまらんなこれは……!」ガツガツ!
ジーク「残った魚はやはり全て燻製にしよう。もう何日か楽しめそうだ」ガツガツ!
ジーク「今日は俺の為に、すまなかったな。……ありがとう」
姫達「「いえいえ///」」
キュイ「キュキュイー……?」チョウダイチョウダイ
リアローズ「え……もしかして、食べたいの?」
リーチェ「や、焼いちゃってますけど大丈夫でしょうか……?」
リーチェ「火傷しないか心配だな……まず、一口だけね?」スッ…
キュイ「キュ!」パク!
キュイ「……キュイイイ♪」パアァァ!
リアローズ「よ、喜んでる! 焼いても大丈夫なんだ……!」
リュノ「龍の生態、面白そうですねぇ」ワクワク
ジーク「そういえばリアローズは、キュイを釣って魚は釣れなかったのか?」
リアローズ「う、うん。だから……」
リアローズ「またいつか、みんなでもう一度……やってみたいな」
姫達「「勿論!」」
リアローズ「えへへ……/// ジークさんとミリアさんもどうかな? 色々教えて貰いたいし」
ミリア「釣りは運もかなり影響しますから御力になれるかはわかりませんが、是非とも!」ピョコピョコ!
ジーク「ああ。俺ものんびり釣り糸を垂らしたのは随分前だからな。楽しみにしておく」
ジーク(姫達が望む、平和な世界。その為にも……)
……
――
――『森将エーテルの描きたいもの』――
……
リーチェ「よかった、ジークさん……」ホッ…
ミナ「痕が残ってしまった部分もありますが、傷はこれで治った筈です」
ミナ「本当に凄い回復力でびっくりです……」
リーチェ「そ、そうですね。でも、ジークさんですから」アセアセ
ジーク「その理屈はどうなんだ……しかし、リーチェが無事でよかった」
リーチェ「本当に、ありがとうございます……ジークさんには、幾度となく……」
ジーク「俺もこうしてリーチェやミナに救われている。気にすることはない」
ジーク「それよりも、俺の傷も治ったことだ。そろそろ……」
ミナ「も、もう少しだけお待ちいただけますかジークさん?」アセアセ
ミナ「イアン様もそうなのですが、少しはご自愛ください。経過観察というものも大切で……」
リーチェ「お父様も、ジークさんの容態は把握されていますから、もう少しだけ猶予はあるかと思います」
ジーク「……俺の身体を気遣ってくれるのはありがたいが、しかし連中が悠長なことをするだろうか?」
リーチェ「……あの子達は、地上で保護されたあとにここにやってきました」
リーチェ「つまりまだ、公国にはこの拠点の存在はばれていないということになります」
ミナ「ですので、今はマリリンさん達に森国の兵士の皆さんも加わって厳重警戒が続いているそうです」
ジーク「瀬戸際で食い止める、か」
リーチェ「はい。それと、リアローズさんとイアンさんは一度鉄国に戻られるとのことです」
ジーク「……同様の攻撃を警戒する為か」
ミナ「はい……今の鉄国は、対龍対策が主になっています」
ミナ「あのような恐ろしい攻撃は、誰も想定できていないでしょう……」ブル…
リーチェ「ええ……絶対に、許されません……!」グッ…!
リーチェ「せめて鉄国だけでも、被害を事前に防げれば……」
ジーク「そうだな……そうか、リアローズ達がいないから作戦会議を開けないという面もあるんだな」
リーチェ「はい。鉄国との連携も視野にいれると、まずはフリーデシルト様への報告をしてからの方がいいかと」
ミナ「ですから、ジークさんはゆっくり休んで大丈夫なんですよ?」
ジーク「うーむ……」
ジーク(身体に負担をかけず、しばらく時間を潰せと……何をすべきだ?)
……
――
――
……
【森国・エーテルハウス(仮)】
エーテル「……」
エーテル(……ジークさん……怪我、治った……)ホワァ…
エーテル(……リーチェ様も、無事……)
エーテル(……守れなかった……けど……良かった……)
エーテル「……」
エーテル「…………」
エーテル(……でも……もうすぐ、リーチェ様も……リュノ様も……ジークさんも……)
エーテル(……公国に、行っちゃう……)
エーテル(みんなを……守る、ため……)
エーテル(また……大怪我、しちゃう……?)
エーテル「……」ジワァ…
エーテル「……!」ゴシゴシ…
エーテル(私は……守らないと……)
エーテル(カタリナ様……戻ってきた時……安心、できるように……!)
エーテル「……」
エーテル(でも……)
エーテル「…………寂しい」ポツリ
エーテル(……駄目、前……見ないと……)
エーテル(防衛陣形……書き上げて……)
コツン
エーテル「……?」
恋愛小説「……」
エーテル「あ……」
……
――
そういえば森姫二人は転移護符作成技術等の技能判定するって言ってた気がするけどどのタイミングで挟まるんだろう
>>396
森国作戦会議中になります
――
……
ジーク「……絵を描く参考に俺を使いたい、だと?」
リュノ「はい。正しくは私とリーチェも対象のようですが、今日は私とジークさんの二人がいいと」
ジーク「……経緯を教えてくれないだろうか?」
リュノ「えっとですね……やっぱり、あの件は森国全体にやっぱり少なくない衝撃と恐怖を与えているんです……」
ジーク「……当然だろうな」
リュノ「私は皆さんほど強くありませんでしたけど……皆さんのおかげで、こうしてなんとか前を向けています」
リュノ「昨日は楽しく美味しい息抜きもできましたしね」
ジーク「ああ、美味かった」
リュノ「ミリアさんも楽しめたようで何よりだったんですけど、やっぱりエーテルさんのことが心配になって……」
リュノ「それで何か彼女にも息抜きになるような休日を用意できればなぁって思って伺ったら……」
ジーク「……俺達を描きたいと?」
リュノ「はい。ジークさんの怪我が治って今は暇にしていると言ったら、そういうことに」
ジーク「……確かに、絵を描かれるだけなら身体にも負担はないだろうけども」
ジーク「リュノはいいのか?」
リュノ「ちょっと気恥ずかしいですけどね。ただ……」
ジーク「ただ?」
リュノ「あのエーテルさんが……結構強めに願望を口に出すって、珍しいんですよ」
リュノ「だから、私が手伝えることであれば出来る限り手伝いたいなって……」
ジーク「それを言われたら、俺も可能な限り応えるしかなくなるだろう……」
ジーク「ただ時間を潰すよりも、エーテルにとって有意義な時間になるというなら、俺も構わない」
リュノ「ありがとうございます。流石ジークさん!」
ジーク「しかし、どうして俺なんだ? それこそリュノとリーチェをあわせて描いてもいいと思うんだが……」
リュノ「なんでも、読んでいる小説の挿絵を自分描きたいそうなんです」
ジーク「なるほど、そういうことか」
リュノ「挿絵ということは、何枚かあるんでしょう。向かうなら早速行きましょう!」
……
――
――
……
【エーテルハウス・作業場】
エーテル「い、いらっしゃいませ……」
エーテル「突然……ごめんなさい……」
ジーク「いや、構わない。俺も時間が余っていたところだ」
リュノ「私もです。エーテルさんが楽しい時間を過ごせるっていうなら、どんどん協力しますよ?」
エーテル「ありがとう……ございます」ニコリ
ジーク「小説の挿絵の参考にしたいと聞いたが、着替えた方がいいのか?」
リュノ「あ、確かに。小説の人物の格好に近づけないと挿絵に違和感でてしまいますよね?」
エーテル「……」フルフル
エーテル「これ……」スッ…
リュノ「ほうほう、この小説の挿絵を描きたいと」
リュノ「えっと確かこの小説は……」ウーン…
リュノ「……!?」ハッ!
エーテル「――お姫様と、騎士の……恋愛小説///」ポッ…
ジーク(……エーテルが読むものとしては、意外な感じがするな)
ジーク(いや、確か団長もこの手のものは読んで……んん?)
リュノ「ちょ、ちょっと待ってください? えーと、どんな内容だったかなぁ……」
ジーク「読んだことがあるのかリュノ?」
リュノ「いえ、読んだというか……憶えてないというか……」
エーテル「……くれたの、リュノ様」
ジーク「……記憶に残らない本を渡したのか」
リュノ「い、いえそういうつもりじゃなかったんです!?」
リュノ「ただエーテルさんが恋愛小説にも興味を持っていたんで、何冊か譲渡しただけで……」
リュノ「その、私はいまいち恋愛小説に興味をもてなかったといいますか」アセアセ
ジーク「まあ、俺もその自信はあるが……好む者が多いことは、知っている」
ジーク「エーテルにとっては、いい小説だったということだろう?」
エーテル「……」コクリ
ジーク「しかし騎士物語なら、イアンとリアローズが適任じゃなかったのか?」
ジーク「あの二人が恋愛関係になるかと言われたら……」
リュノ「それはちょっと、難しそうというか想像つきませんけど」
エーテル「……」フルフル
エーテル「――お姫様、緑色の髪の毛で三つ編み。目は金色」
リュノ「!?」
エーテル「――騎士様、白髪に深紅の目。……身分を隠して、傭兵のふりしてる」
ジーク「!?」
エーテル「――――適材!」ニコリ
リュノ(エーテルさんの笑顔が眩しいけど、そんな人物像だったんだぁ!?)
ジーク(そんな偶然があるのか……)ゴクリ…
エーテル「……だから……」
エーテル「……お願い、します……!」ペコリ
リュノ「……まあ、ちょっと驚きましたけど、ただ描くだけなら問題はありませんよね」
ジーク「ああ。一度引き受けたからには、どんな依頼であっても責任は持つ」
エーテル「……!」パアァア!
エーテル「そ、それじゃあ……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
お
エーテルの一枚あたりの描画所要時間
25>07(神速にして圧倒的なクオリティ。高品質な絵をガンガン描きます)
※エーテル、猛烈なスピードで二人にどんどん要求します
※基準値を下回ったため……?
――
エーテル「ま、まずは……お城から落ち延びたあと……」
ジーク(内容やはりイアンとリアローズが相応しいと思うが……)
リュノ(現実じゃ起こりえない。そう思って小説に書かれたんでしょうけど、現実になるとは……)
エーテル「――森の中……お姫様を守り抜く誓いをたてる騎士」
ジーク「」ゴフ!
エーテル「――それをまっすぐ受け止めるお姫様」
リュノ「!?」
エーテル「――向かい合って、見つめあって……ください///」
ジーク&リュノ「「」」
エーテル「……」ワクワク!
ジーク&リュノ((あ、あんな顔をされては断れない……!))
……
――
神絵師だった
ひとりぼっちで沢山描いてきた賜物なのかな……
それはそれで寂しいけど速くて上手いとか最高じゃないか
――
……
エーテル「……いい♪」カキカキカキカキ!
リュノ「お、お役にたててなによりです///」
ジーク(エーテルの速度が、普段の比ではないほどに機敏だ……)
エーテル「……♪」シャカシャカシャカ!
リュノ「……///」ジー…
ジーク「……///」ジー…
ジーク「これは……動いたら、駄目なんだよな……?」
リュノ「駄目ですよ、動いたら元の位置に戻れる気もしませんし……///」
リュノ(ああぁぁぁぁ……! な、なんですかこの感じは……!?)
リュノ(ジークさんと正面からずーっと見つめあうだなんて、こんな……!)ドキドキ
リュノ(今まで、こんなにじっくりジークさんの顔を見ることなんてなかったですけど……)
リュノ(なるほど、セレスティアさんの印象に残るわけです)
リュノ(夜中でもわかるであろう、綺麗な白い髪……お手入れ、しっかりしていそうです……)
リュノ(それに、深い紅色の瞳が……私を、ずっと……///)
リュノ(ぱっと見は怖さすら感じるのに、しばらく見つめていると……優しさが含まれているのも感じられます///)
リュノ(少しお顔も紅いのは、ジークさんも照れていると思っていいんでしょうか……?)
ジーク(なんだ、この感じは……)
ジーク(思えば、リュノの顔をこうもまじまじと見たのは初めてなのか……)
ジーク(リアローズとも、リーチェとも違う金色の瞳……)
ジーク(だが、これも……綺麗だと、そう思えるな)
ジーク(少し眠たげな……目だけじゃない、全体が柔らかい雰囲気……カタリナの血なんだろうな)
ジーク(リーチェをよく案ずる、優しい姉だ。この柔らかさも、リュノの人となりがあらわれている……)ジッ…
ジーク(……俺には、できない。俺の瞳の色は血の色……)
ジーク(俺は……どう見られているんだろうか……)
エーテル「――できた!」シャッ!
リュノ「え、もう!?」ビク!
リュノ(……もう少し、見ていたかった、ような……)
エーテル「……次、は……」パラパラ…
ジーク&リュノ「「!?」」
エーテル「――お姫様を庇ったら、押し倒してしまったような格好になった場面……!」
ジーク&リュノ「「」」ゴフッ!
ジーク「ま、待てエーテル。それは……」
リュノ「そ、そうですよ。見つめあうだけでも――」
エーテル「――身を挺してお姫様を庇った騎士……リュノ様、前にいいなって……」
リュノ「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?///」パタパタ!
リュノ「そ、それはその、ですねぇ……!?」アセアセ
ジーク「リュノ、無理は――」
エーテル「……」ワクワク
リュノ「くっ……!」ガクリ…
リュノ「わ、わかりました……!///」
ジーク「お、おいリュノ……?」
リュノ「……ジークさん、優しくお願いしますよ?」
ジーク「誤解されかねない言葉を使うな……!」
リュノ「わ、私も恥ずかしいですけど……見てくださいよ、エーテルさんのあの顔」
ジーク「……」チラリ
エーテル「……」ワクワク
リュノ「……口数も増えて、楽しそうなエーテルさんがどれだけ希少だと思います?」
ジーク「くっ……!」
ジーク「…………優しく、だな?」
リュノ「は、はい……」
ジーク「……」
トン…
リュノ「……ふぇ?」トサ…
ジーク「……これで大丈夫か、リュノ?」
リュノ「ひゃ、ひゃい!?///」
リュノ(ジ、ジークさんの顔がまた近い……!///)
リュノ(それにこんな体勢……本当に、ジークさんに迫られているような……///)
リュノ(こ、これもし本当だったら……)ゴクリ…
リュノ(私……逃げられないじゃないですかぁ……///)ドキドキ…
ジーク「……っ///」
ジーク(や、優しく横にした筈なんだが……)
ジーク(どうしたんだリュノ、何故そこまで頬を赤らめる!? 何故そこまで瞳を潤ませる!?)
ジーク(普段のリュノは眠たげながらに快活な印象があったが……)
リュノ「……///」ドキドキ…
ジーク(こ、こんなしおらしい表情も……するのか……///)ドキドキ…
ジーク(……落ち着くんだ。これはエーテルの絵の為であって、今は動かないことに注力するんだ……!)
エーテル「……!!!」シャシャシャシャシャシャ! シュバァ!
リュノ(視界の片隅に、嬉しそうに筆を奔らせるエーテルさん……)
リュノ(正面には、少し呼吸が乱れたジークさん……)
リュノ(あの速度なら、きっとまた次が来る……)
リュノ(こ、今度はどんな場面を描くのでしょう……!?///)ドキドキ!
……
――
イベントの途中ですが、今日はここまで
エーテル戦闘技能以外も軒並み相当なスペックに……
異様な速度でかきあげるので、リュノとジークはもう何枚かモデルをやることになります
本日もありがとうございました!
乙です
おつおつ。神絵師エーテルもリュノもみんな可愛い
意識していなかった人を何かのきっかけで急に意識し始めちゃうのいいよね
乙
互いに意識しあうのが良い感じ
しかし姫同士が仲良しだから平和な時は本当に平和だけど、最終的にジークが誰と結ばれるか気になる反面、選ばれず失恋した姫は見たくは無いというジレンマ
正直姫それぞれの結ばれた後の恋人や夫婦としての様子を見たい
乙乙
リアローズとキュイが離れ離れなのは少し残念だけどその後のイベントでの活躍に期待
ハーレムが一番平和なんだけど、ジークも姫達もそれは否定しそうなんだよなぁ
> その、私はいまいち恋愛小説に興味をもてなかったといいますか
ここからリュノも考え始めると思うとぐっとくるな
というか姫たち仲良すぎて全員諦めちゃいそうなのがな
エーテルは能力的にも森国防衛ついた方が安心安全なんだよね(妖精爆弾も分身ガードと反射ガードで二発までは耐えられる)
キュイ共々外に出してやりたいけどまずはベルゲどうにかしないとやっぱ危ないか
森将二人が留まるのはどのルートでも確定で、公国編での補佐って迎撃作戦とかで最終決戦の戦場が森国になった時とかなんじゃないかなと予想してる
こんばんはー
遅くなりましたがゆったり再開です
森国での作戦会議が大きなルート分岐点ではありますね
――
……
エーテル「……寝込んだ騎士を看病して、手を握りしめながら無事を願うお姫様」
ジーク「今度は俺が横になるのか……さっきと比べたら随分と楽だな」
リュノ「リーチェはジークさんに実際にやってたみたいですよぉ~?」ウリウリ
ジーク「う……///」
リュノ「まあ、折角ですから私も完治するようにって願いながら握りしめてあげますよ」
ギュ…
リュノ「っ……///」ドキ…
ジーク「……///」
エーテル「……ジークさん、片腕脱力。リュノ様、両手で包み込んで」
ジーク「瀕死の状態ということか……」ダラン…
リュノ「りょ、両手でって……」
ギュゥ…
リュノ(ジ、ジークさんの手大きいですねぇ……///)
リュノ(それに、傷が多くて硬くて……私やリーチェとは全然違う……///)
ジーク(リュノの手も小さくて柔らかいな……)
ジーク(そして、温かい……もう傷は治っている筈なのに、不思議と落ち着けるような……)
エーテル「……♪」カキカキカキ!
リュノ(……ジークさんは、今ここにいる)
リュノ(でも何故でしょう……この手を離したら、どこか遠くへいってしまいそうな……)
リュノ(やだ、なぁ……)ギュッ…
ジーク「……リュノ?」
リュノ「……もう少し我慢してください。絵が描き終わるまでは、このまま……」
……
――
――
……
エーテル「……お姫様の決意。杖を構えて、騎士との共闘」ワクワク
ジーク「これは一番自然にできそうな気がするな」ジャキン!
リュノ「ええ、演技ではなく今となっては普段の姿になっていますもんねぇ」ブオン!
エーテル「……!」ババババババ!
リュノ「……」
ジーク「……」
リュノ「…………」
ジーク「…………」
リュノ「……この姿勢で杖を掲げ続けるの凄く辛いですぅ!?」プルプル!
ジーク「やはりか。俺も言うべきかどうか悩んだんだが……もう少し、耐えてくれ」
リュノ「はいぃ……」プルプル…
ジーク「……」ジャキン!
リュノ(腕力……だけじゃないですね……)
リュノ(同じ姿勢で重い武器を持ち続けられる持久力もあるんだ……)
リュノ(やっぱり私とは違う、鍛えられた身体なんですねぇ……)
リュノ(……小説の中のお姫様は、勇敢に戦っている)
リュノ(リアローズさんのように、前で)
リュノ(私は……似ているけど、このお姫様のようには戦えない……)ギュッ…!
ジーク「……リュノ、無理はするな」
ジーク「……俺も辛くなってきた」プルプル…
リュノ「ジークさんもですか!?」
エーテル「……!」シャシャシャ!
ジーク「も、もうすぐだ。耐えるぞリュノ……!」プルプル…!
リュノ「はい……!」プルプル…!
……
――
――
……
エーテル「いっぱい、描けた……!」ホクホク!
ジーク「そ、そうか……」ハァハァ…
リュノ「エーテルさん、描いてて腕が疲れないんでしょうか……?」ハァハァ…
エーテル「……」パラパラ…
エーテル「……もうすぐ、おしまい」
ジーク「延々と続くかと思ったが……小説は、いつか終わりがくるか」フゥ…
リュノ「各場面の抜粋だけでも、色々経験した二人の旅ももうすぐ終わるんですね……」フゥ…
ジーク「敵国を倒し、祖国を奪還……上々な成果だ。この後に挿絵を必要な場面などあるのか?」
リュノ「救国の騎士ともなれば、やっぱり誉れ高い勲章の授与式とかでしょうかね?」
エーテル「次、は……」パラ…
エーテル「……」
エーテル「…………///」ポッ…
リュノ「……んん?」ブル…
リュノ(な、何か嫌な予感が……)
エーテル「――お姫様と騎士の、初夜の場面……///」カアァァ…!
リュノ「ひぎぃっ!?」ビクゥ!
ジーク「そ、それは……!?」ビクッ!
エーテル「あ……ふり、で……大丈夫……」アセアセ
リュノ&ジーク((た、助かった……))ホッ…
エーテル「――服を脱いで見つめあうだけでいいから///」
ジーク「」
リュノ「」
リュノ(私はなんて本をエーテルさんに譲ってしまったんでしょう……?)
リュノ(ふ、服を脱ぐ……?)グルグル…
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
高い
リュノのエーテルへの献身
89>75
※基準値を上回った為、全て脱ぎ捨てます
※追加判定が発生します
――
リュノ「わ、わかりました!? 脱がないと、絵が完成しないんですね!?」グルグル
リュノ「こ、ここまで来たら私も挿絵の入った小説を読みたいですし……」
リュノ「エーテルさんの絵にかける想いに応える為にも、今更服の一枚や二枚がなんですか///」
シュル…
ジーク「お、おいリュノ!? 流石にこの依頼は――」
リュノ「――私は、お酒飲んで全部脱いじゃった女ですよぉ!? 怖くなんてありませんからぁ!///」バッサァ!
ジーク「リュノォォ!?///」
エーテル「……リュノ様の身体、私に似てる……///」
ジーク「エーテル!? どうしてそんなに平然と……!?」
リュノ「……絵を描く上で、裸体は意外と基本だそうですよぉ……?」ユラリ…
ジーク「リュノ、正気になれ。流石にこれはまずい……」ダラダラ…
リュノ「あれあれぇ? 私にだけ脱がせてジークさんは脱いでくれないんですかぁ?」
ジーク「また誤解されかねん言葉を……!」
リュノ「……別に、私の貧相な身体くらい見られても減るもんじゃありませんよ」
リュノ「……ジークさんは、大きな胸の方がお好みのようですし」ボソリ…
ジーク「う……」
リュノ「……ここを乗り切れば、依頼達成です。ジークさんの傭兵精神は、この程度ですか?」
ジーク「くっ……!」ガクリ…
リュノ(ああぁぁぁぁ……! エーテルさんの笑顔のためとはいえ、やっぱり無茶しすぎましたぁぁぁ!///)カアァァァァ!
リュノ(ジークさんに、露出魔とか思われてませんよね……?)ドキドキ…
――
追加特殊判定
↓1~2コンマ二桁
ほれ
んにゃ
ムードもへったくれもねえ!
予期せぬ裸婦(夫)画。惑わされたのはどっち?
1リュノ
コンマ62
2ジーク
コンマ40
62>40
※リュノの方が惑わされたようです
――
パサ…
ジーク「……流石に、下着はつけさせて貰うぞ?///」ホボゼンラ
リュノ「そうですね……///」ホボゼンラ
エーテル「ん……/// ん……!///」コクコク!
エーテル「――上手くはいていないような構図で、ベッドへ……///」ポッ…
ジーク「……リュノ」
リュノ「もう失うものはありませんよ……」
リュノ「で、でも……」
リュノ「……あまり、みないでいただけると嬉しいです///」モジモジ
ジーク「も、勿論だ……!」
ギシ…
リュノ「……///」ドキドキ!
ジーク「……///」ドキドキ!
エーテル「……!!!」フンフンフンフン!
ジーク(……見ては駄目だ見ては駄目だ見ては駄目だ見ては駄目だ)
リュノ(ジークさん……本当に真面目ですねぇ)
リュノ(心ここに在らずといった具合で、遠くを眺めています……)
リュノ(……私のこの身体に、魅力をまるで感じていないだけの気もしますけど)ツルペター!
リュノ(はぁ……私もつい勢いで突っ走っちゃいましたし、これでよかったのかな……)
リュノ(冷静に考えるとジークさんも止めて当然ですよ。これがユージーンさんとかなら、私襲われていたかも……)チラ…
ジーク胸板「……」ムキィ!
リュノ(あ……///)
リュノはえっちぃなあ
リュノ(ジークさんの身体……すごい……///)
リュノ(痛々しい傷痕だらけですけど……それは、ジークさんが困難を乗り越えてきた証でもある……)
リュノ(何かに抉られたような痕、でもそれ以上に目を惹く鍛えられた身体……///)
リュノ(こ、これは直視し続けたらどうにかなりそう……///)モゾ…
リュノ(ああでも向きを変えれば、やっぱり逞しい腕が……)
リュノ(どこもかしこも、傷だらけの逞しい人……)
リュノ(もし、この人にこのまま押し潰されたら、どうなってしまうのでしょう……?///)
リュノ(さっきの押し倒された構図の比じゃない……もっと、密着した……///)
リュノ(逃げ道なんてどこにもない。腕の中に捕われた獲物……///)
リュノ(……)ゴクリ…
リュノ「ジークさん……」
ジーク「な、なんだ……?」
リュノ「……流石に、あらぬ方向を見過ぎですよ。少しは、私も見て欲しいです……」
ジーク「それは駄目だ……」
リュノ「大丈夫ですよ。だってほら……」シュルリ…
ファサ…
リュノ「私の髪の毛、長いですから。こうすれば、乳首も大事なところも隠せちゃいます……///」ドキドキ!
リュノ「だから……」
リュノ「だから――私も、見てくださいジークさん……」
リュノ「お願い、ですから……」
ジーク「リュ、ノ……」
ジーク「……」
ジーク「……」ファサ…
リュノ「あ……/// 髪、動かしちゃ……///」アセ…
リュノリュノしてきた
ジーク「……綺麗な髪だ」スッ…
リュノ「あ、ありがとうございます……///」
ジーク「――だが、こんな男を惑わすような使い方をするんじゃない」ズイ!
リュノ「ひぅっ!?」ビク!
リュノ(ジ、ジークさんの顔が……!? 身体が……!? ふ、触れちゃ……///)
ジーク「……性に興味を持つことも、生きているならば当然のことだろう」ボソリ…
リュノ(耳元で、ジークさんの声が、息がぁ……!?///)
ジーク「だが不必要に男を惑わせば、癒えぬ傷を負うのは姫の方なんだぞ……?」ボソリ…
ジーク「軽い気持ちで踏み込むな……戻れなくなっても、知らないからな……?」ボソリ…
リュノ「あ……/// あ……///」ゾクゾク…!
ジーク「……俺に見て欲しい、という願いなら……」ソッ…
リュノ「……!」
ジーク「――顔でも、いいだろう?」ジィ…
リュノ「ふあ、あ、ぁっ……///」ドキドキ…!
リュノ(ジークさんの顔が、もっと……!///)ドキドキ…!
リュノ(ふ、触れちゃう……! このままじゃ、唇も……///)
リュノ(全身も触れて、ジークさんに押し潰されちゃう……///)
リュノ(こんな身体で迫られたら、私は……///)ドキドキ!
エーテル「……完成!」シャ!
リュノ(……!)
エーテル「……次が、最後。一番大切な場面……」
リュノ(次……一番、大事……)ドキドキ…
リュノ(私……このままジークさんに……///)ドキドキ!
夜レベル高くても知識ばかりで経験ないリュノ可愛い
ジークは経験ありでレベル100だから相当なんだよな……
エーテル「――最後は……幸せな場面。誰もが望むもの……」
リュノ「ジークさん……私……」
ジーク「……」
エーテル「――全ての戦いが終わって、結ばれた二人の平和な時間」
エーテル「――なんでもない平凡な朝食の場面……いつものありふれた日常」
エーテル「――でも、大切な……ずっと続いてほしい時間……」
エーテル「――私が……一番、描きたい場面……」ニコリ
ジーク「……ああ、いい場面だ」
ジーク「……服はもういいな?」
エーテル「……ん」コクリ
エーテル「……裸ご飯……平凡じゃない……」
ジーク「そうだな……」
リュノ「」
リュノ「……」
リュノ「…………」
リュノ「……!!!///」カアアァァァァァ!
リュノ「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!///」ゴロゴロゴロゴロ!
ジーク「!?」ビク!
エーテル「!?」ビク!
ジーク「お、落ち着けリュノ! その髪の守りでも限界がある! これを羽織れ!」バサ!
エーテル「こ、これも……!」バサ!
リュノ「いやあああぁぁぁぁぁぁぁ!/// こ、これは違うんです違うんですぅぅぅぅ///」ゴロゴロ!
ジーク「……これではしばらく描けないな。今の内に朝食……時間的には夜食だが、用意した方がいいか?」
エーテル「お願い……します」ペコリ
……
――
イベント終了間際ですが、今日はここまで
リュノもエーテルも夜レベルは高めですが、本の知識によるところが大きいのです
(フリーデシルトとセレスティアは知識も技能も兼ね備えています)
このイベント後は少し鉄国に場面が代わり判定を取った後、ようやく作戦会議予定です
本日もありがとうございました!
乙です
ニヨニヨが止まらない
おつー。ひたすらリュノかわ
もし何かの間違いで女子会で『ジークとあんなことやこんなことしてもらった暴露大会』的なもんがあったら
『お互いほぼ裸でベッドインした(嘘は言ってない)』でリュノ優勝できそう
まさかのお泊まりまで!?
乙
乙
森姫姉妹が(ジークとの親密イベント的な意味で)強い
リアローズとセレスティアは姫達や女子会とかのグループでのイベントが主でジークと二人きりのイベント(特にセレスティア)余り無いから、二人にもこういうイベントいつか出していきたい
乙
乙乙
リアローズリーチェセレスティアは開始時点で好感度振り切れてたから、惚れているという結果だけが先にあって過程が見れなかったのが残念なんだよなあ……(恋心の自覚云々の描写はあったけども)
やっぱり恋愛ってお互いが惹かれ合うまでの流れが重要だと思うので……
姫達の中では一番ジークへの初期好感度が低かった(というかむしろ他が高すぎた)リュノが最初にこうなるとは予想だにしてなかったなぁ
両想いに近いけど身分の差で深く踏み込めない恋愛も、初期好感度は低くても交流をを重ねて関係を深めて行く恋愛も、最初は強い片思いに戸惑いながら段々絆されていく恋愛もどれも好き
だからこそ、今更な上>>1の負担が大変なのは重々理解してるけどハーレムの厳しさや今回の絵の参考にした小説の内容見てると、
ヒロインの姫1人につき相手候補1人の疑似的な複数主人公・ヒロイン形式で物語が見たかったと少し思ってしまう
どうしてもハーレムを狙いたい場合最も障害になってるのは姫達の身分だから、それこそ姫達が『姫』という立場を捨てるしか無いと思われるんよね
(一応後継者として公国はクリス&ユリーカ、鉄国はバレットがいる。森国は……ソウキとカタリナ頑張って)
まぁハーレムじゃなくても姫達には幸せになってもらいたい
ちなみに個人的に姫達以外で結構幸せに、というか報われてほしいキャラはユージーンだったりする
セレスティア浄化展開を公国の説得判定成功で引っ張り出した影の功労者だし
最終的には多数決で結末決めるとは言ってたけど、そこは読者による運命干渉じゃなくて姫たちやジークの意思(コンマ?)で決めて欲しいなあと思う
セレスティアは公国編に期待
FE紋章だと、7つくらいあった国が戦争終結後に主人公の国に全部自治権譲渡して大陸統一国家になるんだよね
王女は生き残っていれば村娘になったりシスターになったり失踪(敵騎士に恋して追った?)したり結構自由に動けてる
でもここだと譲渡する国がないから誰かしらは姫の座に残るだろうし、やっぱり難しいな……
もうしわけありません、PCの不調が続いている為本日の更新はおやすみさせていただきます……
割と最近直した筈なのですが……
報告乙です
今日も無理そうかな……?
こんばんはー
遅くなりましたが、本編ゆっくり再開したいと思います
ファイルの小まめな保存は大切ですね……
――
……
一般的な朝食セット「……」キラキラ!
ジーク「奇妙な気分だが、たまにはこういうものもいいな」
リュノ「……」ゴクリ…
エーテル「……すごい」ゴクリ…
ジーク「別に大したことはしていないぞ?」
ジーク「平凡な朝食の様子を描きたいと言っていたから、それにあわせたつもりなんだが……」
リュノ「いやいや、朝からこれが出てきたら気分上がっちゃうと思いますよ? 実際羞恥心を食欲が上回りましたし……」
エーテル「……いい、匂い」
リュノ「香ばしいパンに瑞々しい彩りサラダ、ぷるんとした目玉焼きにカリっと焼かれたベーコン……」
リュノ「それにとうもろこしのポタージュまで……夜ごはんでも十分お腹一杯になれそうです」
ジーク「一応、食後にフルーツヨーグルトも用意してあるぞ?」
エーテル「……」ホワァ…
エーテル「い、急いで……描かないと……」
ジーク「エーテル、先にこれを食べてからまた作り直すのも手だと思うが」
エーテル「……」フルフル…
エーテル「一番、描きたいもの……この気持ちのまま、描きたい……」
ジーク「そうか……」
ジーク「それなら、エーテルの分はまた後で作っておこう」
リュノ「なんだか申し訳ない気分ですけど、私とジークさんがこの席に座ってご飯食べていればいいんですか?」
エーテル「ん……」コクリ
エーテル「……できれば……幸せそう……楽しそう、に……」
リュノ「い、意外と難しそうです……」
ジーク「だがここまで来たんだ。やれるだけやるとしよう」
……
――
――
……
リュノ「美味しい……簡単だからこそ、料理人の技能の差が如実に出ている気がします」モグモグ
リュノ「やっぱりジークさんの腕前と言いますか、探究心が凄いですよねぇ……」
リュノ「このサラダも、しっかり森国風にしてくれていますし」シャクシャク
ジーク「仕事柄、各地をまわったからな……」モグ…
ジーク「色々と食べて舌で味を覚えたり、安い食材でいかに美味いものを作るかを考えたり……色々あった」
リュノ「いいなぁ……私はこの歳まで、森国というか王都周辺からすらも出たことがなかったんで羨ましいですよ」モグモグ
リュノ「鉄国でいいお店は知れましたけど、ジークさんの知っている各地の味に比べたらまだまだ全然……」
リュノ「それにジークさん達は各地を回ってきたということは、食べ物以外の珍しいものも見てきたのでしょう?」ワクワク!
ジーク「リュノと比べれば、確かに俺の方が見たものは多いのだろうが……」
リュノ「本も面白いですけど、やっぱり直接見聞きする方が楽しいでしょう?」
リュノ「食べながらでいいんで、ちょっと聞かせてくださいよ?」
ジーク「そうだな……」フム…
エーテル「……」カキカキ!
ジーク「――ということがあり、団長が来なければ俺は死んでいたかもしれない」
リュノ「えー? ジークさんがそんな失敗しちゃいますかー?」アハハ!
ジーク「あの頃は俺も子供だったからな……そういえば、その後だが――」
エーテル「……」シャッ! シャッ!
ジーク「――この時に学んだが、あの魚は見た目に惑わされなければ食うにはうってつけだった」
リュノ「う、海にはそんな妙な魚までいるんですか……? 話を聞いている限りかなり怖いんですけど」
ジーク「そうか? それならば森国領で見つけた珍しい生き物――」
エーテル「……!」シュバババババ!
エーテル「――できた!」バッ!
ジーク&リュノ「「!!」」
エーテル「……いい出来」ホクホク
リュノ「ちょ、ちょっとだけ見てもいいですか?」ドキドキ
エーテル「……どうぞ」サッ
穏やかな食卓画「……」ジャーン!
リュノ「うわあぁぁ……!」
ジーク「これは、凄いな……」
リュノ「私、笑って……あ!? 髪の毛ちょっと跳ねてる!?」クシクシ
ジーク「転がった時の影響だろう。だが逆に朝らしさはあるんじゃないか?」
リュノ「むむむ……おお、ジークさんの方も見事に笑顔が再現されていますよ?」
ジーク「お、俺はこんな顔をしているか……? 流石にエーテルから何か脚色を……」チラ…
エーテル「……ありのまま」
リュノ「もしかして気づいていません? ジークさんご飯の時は結構表情崩れて笑っていますよ?」
ジーク「く……改めて指摘されるとなんとも言えないな。だが、美味いものを前にすれば誰でも……」ブツブツ…
エーテル「……リュノ様と話している時、も……」
ジーク「そ、そうか……///」
リュノ「な、なんだかそれも恥ずかしいですけど……///」
リュノ「私から一方的にジークさんの経験談聞いてただけなのに……」
エーテル「……私も、楽しかった……」ホワァ…
エーテル「あり、がとう。すごく……自然に、描けた……」
エーテル「この小説の……一番大事なところ……」
エーテル「――そしてこのまま、楽しそうなリュノ様とジークさんの絵でもある……」ギュ…
エーテル「――これで、二人が公国に行っちゃっても……寂しくないの……」ジワァ…
ジーク「エーテル……」
リュノ「そうでしたか、それで……」
エーテル「……私、森国を守りたい……」
エーテル「怖いけど……今度こそ……」ブル…
エーテル「リュノ様達には……ついていけない…」
エーテル「だから……絵を、描きたかった……絵なら、一緒にいられる……」
エーテル「この絵を、現実にする為に……私でも、頑張れるかもしれないから……」
エーテル「……大切な、思い出。満足、です……」
ジーク「……この絵は、ありふれた光景を描いたんだろう?」
ジーク「なら、特別なものではない。機会があれば……」
リュノ「いえ、またいつか……今度はもっと大勢で、またエーテルさんに絵を描いて貰いましょう」
エーテル「……!」ジワァ…
ジーク「そうだな。俺達は死なない。生きて、またこんな光景をエーテルに見せよう」
リュノ「私も、目標があった方が頑張れる性格ですからねぇ」
ジーク「絵の中だけに留めない。約束しよう」
エーテル「……あり、がとう……」ゴシ…
エーテル「……」
エーテル「…………///」
エーテル「ジーク、さん……」
ジーク「ん?」
エーテル「……思い出……もう一つ……欲しい……///」
リュノ「んなっ!?///」ガタ!
キュゥー…
エーテル「……ジークさんの、ご飯……食べたい……///」カアァァ!
ジーク「すまない急いで作る!?」バタバタ!
リュノ「エーテルさんすみませんでした!?」バッ!
……
――
――
……
エーテル「……お休み、なさい……」フリフリ…
リュノ「お休みなさいエーテルさん」
ジーク「……リュノ、一人で戻れるか?」
ジーク「俺はやはり、さっきの食器を洗ってから戻ろうと思う」
エーテル「……///」
リュノ「ふふ、エーテルさんも美味しそうに食べていましたからねぇ」ニヤニヤ
リュノ「いっそのこと、今度は私達でエーテルさんの色々な姿を描くのも面白いかも?」
エーテル「!?」ワタワタ!
ジーク「あまり負担になることは避けるべきだと思うが……」
リュノ「冗談ですよぉ。……今はね?」
リュノ「でも実際問題、平和が戻ってくれば……エーテルさんも、みんなも……」
リュノ「きっと、描き残しておきたいと思うほどに笑ってくれると思うんです」
エーテル「リュノ様……」
リュノ「それじゃあ、改めてお疲れ様でした。お休みなさーい」
……
タッタッタッ…
リュノ「……」
リュノ「…………///」
リュノ「うぅぅぅ~~~~……!///」パタパタ!
リュノ(な、なんとか誤魔化せましたよね……?)
リュノ(あの二人の前で、この顔を見せるわけにはいきません……///)
――リュノ、好感度100突破――
リュノ(……エーテルさんの楽しい思い出作りには成功しました)
リュノ(でも、その代わりに……)
リュノ(私のこの感情は……///)
リュノ(……あのまま、少しでも私が身体を浮かせたら……)
リュノ(私の身体と、ジークさんの身体は……)
リュノ(思い返すだけで、顔を身体が熱くなります……///)
リュノ(……まったく、私は何を考えているんだか)
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
あいさ
はい
てい
ぬわー下の人に譲ればよかった…
好感度100突破ボーナス
1スキル覚醒
コンマ75
失敗……
※以後個別鍛錬、イベント時などのボーナスでゾロ目時、再取得のチャンス発生
2レベルアップ
コンマ79
リュノ:レベル170+9=179
――
リュノ(……ずるいなぁ……)
リュノ(ジークさんが森国に来てから、私は初めてのことばかり経験して……)
リュノ(あ、あんなに私をドキドキさせて……///)
リュノ(でも、ジークさんは慣れた感じの……本当に、大人で……)
リュノ「……」ハァ…
リュノ(……私の身体が、リーチェやリアローズさんくらい育っていればジークさんもドキドキしたのかな……?)
リュノ(……駄目駄目、こんなこと考えちゃ!)ブンブン!
リュノ(リーチェにリアローズさん、それにセレスティアさんもいるんです……私の入る余地なんて……)
リュノ(私のこのすらっとした身体の良さがわかる人を探した方が、ずっと得策ですよね。うん)
リュノ「……」
リュノ(――それでも、ジークさんとのお喋りを楽しむくらいは……許されますよね……?)
リュノ(――もっと、色々話したいな……)
……
――
こっからよつどもえ、でもそれぞれがそれぞれに負い目や引け目あって遠慮するという大変な構図か……
――
……
【拠点・治療室】
ジーク(まだここを使っていていいのだろうか?)
ジーク(一人落ち着ける個室という面では、重宝するとは言えるが……)
ジーク「……」
ジーク「…………っ」ムラムラァ…
ジーク「――っおぉ!」ブオン!
ジーク「はぁ、はぁ……寝る前に、素振りしておいた方がいいか……」
ジーク(まさか絵を描くうえで、リュノとあんな格好になる羽目になるとは……)
ジーク(……胸は無かったが、透き通るような肌……)
ジーク(それに、あの艶やかな髪の毛で覆い隠された身体が……余計に……)ゴクリ…
ジーク「ふんっ!」ブオン!
ジーク(俺は何を考えているんだ……!)
ジーク(……一応は怪我人という扱いの俺が、まさかここで一人処理するわけにもいかないだろう)
ジーク(何よりエーテルから聞いた、広範囲の索敵魔法の存在……)
ジーク(もし、誰がどこで何をしているのかさえわかる魔法にさえ昇華可能だとすれば……)
ジーク(……とてもではないが醜態を晒せん)ブルブル…
ジーク(エーテル達からは侮蔑の視線を浴び、いずれ団長に素手で去勢される羽目になる……)
ジーク(……雑念を払え。これまでも、耐えてこれただろう……)
ジーク(リュノはあくまで、エーテルの為に動いていたんだ……)
ジーク(……)
ジーク(……髪、リーチェとは違う甘い匂いがしたな……)
ジーク「――弛んでるぞ、俺っ!」ブオンブオン!
ジーク(このままでは、一晩中素振りをする羽目になりそうだ……)
ジーク(横になれば、睡魔が襲ってくるだろうか……)
ジーク(……そういえば、先日も急に柔らかいものに包まれてゆっくり眠れたような?)
ジーク(あの感じは……リーチェ……?)
チャリ…
ジーク「……ん?」
ジーク(リーチェの蝶羽のお守り……色が濃くなっているような……?)
ジーク「……寝よう。今俺がすべきことは、いちはやく復帰することだ……)モゾモゾ…
――
※双姫のお守りのリーチェ部分が強化!
★『双姫のお守り・癒』★
敗北判定時、一度だけ発動
敵の全ての攻撃を確定停止させ、耐久値2の状態で復活する
発動後、判定表そのものに+10の補正を得る
さらに単独戦闘時、負傷判定を一段階緩和させる
このスキルを持つ者は死亡判定が発生しない
――
リュノはクリスと……と思ってた時期もありました
そういえばセレスティアって味方時のスキルひとつも開示されてないけどどこかのタイミングで見れるかな
――特殊イベント『鉄国への事前警告』――
【鉄国・ジーク傭兵団拠点】
シュイン!
イアン「ううむ、こうして両国間が繋がっているということはいまいち実感が持てませぬ」
リアローズ「私も、転移魔法そのものが結構ドキドキするかも……」
リアローズ「でもこれのおかげで……お父さん達に伝えられる」
イアン「ええ。あのような非道な行い……未然に防ぐのが一番です」
リアローズ「でも、伝えるだけなら私にもできたよ……?」
リアローズ「私の我儘でイアンの時間まで……」
イアン「私が姫様をお守りしたいからこそです」
イアン「いくら機密の転移陣とはいえ……公国は常識が通用しません」
イアン「我々の動きを既に予測し、姫様の護衛が減ったところを狙ってくるかもしれない」
イアン「そんなことは……断じて許しませぬ」ダン!
イアン「ジークが傷を負っている今……姫様をお守りできるのは、私しかおりません」
リアローズ「イアン……ありがとう」
イアン「勿体なきお言葉」
リアローズ「私も、そんなに森国からは離れるつもりはないよ」アセアセ
リアローズ「お父さんなら、きっと何か解決策を見つけてくれる……」
イアン「はい。あのお方ならば……」
イアン「……ただ問題は、今も王の間にいらっしゃるかどうかですね」ハァ…
リアローズ「いない時は、別の人に伝えておくしかないかな……」
……
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
や
遭遇判定
01~33:ベリィ(イアン恩恵)
34~66:バレット(リアローズ恩恵)
67~99:フリーデシルト(イアン&リアローズ恩恵)
コンマ28
01~33:ベリィ(イアン恩恵)
判定を取ったあたりで今日はここまで
リュノは妹リーチェ筆頭に他の三姫がいる為表立っては動きませんが、好感度は現在107です
森国編でゴリゴリにスキル増加と強化が行われた為、
会議終了後に一度傭兵団の現状を整理したリストを用意し、
そこから多数決でルート分岐の流れにしようかと思っています
(未収得スキル、連携スキルは未開示で)
本日もありがとうございました!
乙です
戦争終結まではイアンミナの恋模様に期待かな
ユージーンも相手見つかるといいけどなぁ
おつー
ほんと姫みんな幸せになってほしい
ベリィさんはこれイアンの装備くれたりするのかな?
>>465
俺もその二人の組み合わせ結構好きだしジーク駄目ならありかも……と思うけどそっちはそっちで無知エロ巨乳ミリアが立ち塞がりそうというね
乙
>>464見るとお守りリアローズ部分の強化もある感じかな
ユージーンの好みに合いそうなキャラは現状だとエーテル、リュノ、ユリーカ、マリリン(詰め物なし)の4名かな?
どうしてもユージーンに付き纏うホモエンドの可能性
鉄国でのユージーンとマリリンのやりとりが良かったから余計にホモォ…になりかねないのあるのよね……
しかしそろそろ連携スキルとかも気になるな。今のところ森国姉妹のは確定してるぽいけど
最初の方のキャラ募集でユージーンと関係が深い女性キャラ案が出ていたけど、彼女は果たしてこの後登場するのか
後極めて個人的だけど、今回の話を見ると好感度が設定されてる姫達は基本的にジークに一筋なのは最初から決めていた気がするけど、
キャラ募集でもしも特定の姫に明確な好意を持ってるキャラが登場していたら姫とそのキャラにフラグが建って恋愛関係になるパターンもあったのかなと少し気になった
こんばんはー
ユージーンは一応女の子スキーな感じなんで、ホモエンドは無いんじゃないかなぁ……
>>472
元々二人のお守りスキルを一つにまとめたものなので、
リアローズ部分もあります
>>472
実はエニックはもう2スレ目からずーっと調査で遭遇の可能性だけ残したまま
出番が回ってこないまま今に至っていたりします(白目)
姫に好感度を持つキャラクターがいれば競合している可能性はありました
(たとえばお付きの騎士とか、他国の王子とか)
ただ開幕で鉄国と森国両方が吹っ飛んだせいで、恋愛している場合じゃねえ!
なこともありライバルキャラの募集がおしゃかになり、その他キャラクター達も明確に姫に
好意を持っているのはいなかった為、今の状況になっていますね
アネットがセレスティアへの好意が強いですが、キャラシートにそういう感情ではないと明言されていますし
遅くなりましたがゆったり再開です
遭遇判定
01~33:ベリィ(イアン恩恵)
34~66:バレット(リアローズ恩恵)
67~99:フリーデシルト(イアン&リアローズ恩恵)
コンマ28
01~33:ベリィ(イアン恩恵)
――
……
【鉄国・王の間】
バン!
イアン「陛下! 火急の――」
ベリィ「あら……イアン? それにリアローズも」
リアローズ「お、お母さん!?」
イアン「し、失礼致しました!」バッ!
ベリィ「良いのですよ。あの人に大事な用事があったのでしょう?」
イアン「はっ……! 公国との戦いにおいて、どうしてもご報告せねばならないことが」
ベリィ「……ごめんなさい。あの人は今外出中なのです」
ベリィ「そしてわかってしまうとは思うけれど……」
リアローズ「いつ戻ってくるかも、今どこにいるかもわからないんだね……」
ベリィ「えぇ、あの人は自由な人ですから……」
ベリィ「あ、遊びに行っているわけではありませんからね?」
イアン「それは承知しております」
ベリィ「……あなた達も、まだやるべきことがある筈」
ベリィ「ここでいつになるかわからないあの人の帰りを待つよりも、私が後で伝えておきましょう」
ベリィ「一体、何があったのですか……?」
リアローズ「じ、実は……」
……
――
――
……
ベリィ「なんと恐ろしい……」ブル…
ベリィ「リーチェ王女とジークさんが犠牲とならなかったことだけが救いではありますが……」
リアローズ「……あんなの、もう二度と……」グッ…
イアン「鉄国の民は魔法の適正が低いとはいえ、同様の細工を施される可能性は捨てきれません」
ベリィ「……そうですね」ハァ…
ベリィ「妖精の方は、恐らく生まれ持った高い魔力をそのまま攻撃の手段に転化されたのでしょう」
ベリィ「イアンの言う通り、私達の魔力は少ない……同じ手でも、殺傷能力は大きく下がる筈」
ベリィ「でも……」
リアローズ「でも?」
ベリィ「……この鉄国が近年、急速に発展した原因はわかりますね?」
リアローズ「えっと、森国の技術も取り入れて、どんどん鉄工業を発展させて……」
ベリィ「そう……そして、あなたのお人形もそうです」
ベリィ「――魔力核を持たせた人間は、妖精の魔力を持ったのと同義です」
ベリィ「――鉄国の民も、たった一手加わるだけで同一の脅威とされてしまうでしょう」
イアン&リアローズ「「……!」」ゾクッ…
ベリィ「……なんて、惨いことを……」
ベリィ「発展した技術を民の為に活かせれば、公国だって……」
リアローズ「お母さん……」
ベリィ「……ごめんなさい。今は嘆いている時ではありませんね」
ベリィ「確かにこれは恐ろしい報せ。あの人にも、生き残った騎士団にもすぐに伝えましょう」
ベリィ「森国では、これから対策を……?」
イアン「はい。ジークの傷も癒えてまいりましたので、この報告の後に……」
ベリィ「そうですか。あの人も早めに戻ってきてくれるとより動きやすいのだけど」
イアン「やはり、見知った顔でも突然帰ってきた場合は警戒するしか手立てはないのでしょうか?」
ベリィ「それは難しいでしょう……民達は、兵の顔を全て記憶しているわけでもありません」
ベリィ「あの日、鉄国騎士団の装備も奪われていますから、それを装備すれば誰でも偽れてしまう恐れもあります」
リアローズ「そんな……」
イアン「民を巻き込んだ、無差別爆破の危険性すらあるということですか……」
ベリィ「ええ……」アタマオサエ
ベリィ「……私が考えつける国としての対策は」
1城壁を高く頑強に
2森国に転移魔法の使い手がいれば協力して転移妨害結界の作成
3この王都までの経路をごく一部に絞り、門番を配置する
ベリィ「これくらいでしょうか……?」
リアローズ「城壁の強化は、無理矢理入ってこないように……」
イアン「妨害結界は、城壁を無効化する転移攻撃の対策ですね」
ベリィ「この結界は完成すれば役立つでしょうけど、問題点は転移以外には脆弱ということです」
ベリィ「私達が進めているワイバーン対策も併用しなければ、結局容易に侵入を許してしまいます」
イアン「やるべきことは山積みと……」
イアン「そして門番、ですか」
ベリィ「はい。騎士団の顔をよく知る屈強な者が望ましいですね」
ベリィ「……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
に
ベリィ試作装備性能(高技能により失敗なし)
01~50:中
51~85:上
86~00:特
コンマ69
51~85:上
――
ベリィ「実は、元々は対ワイバーン用に考えていたのですが……」ゴトゴト…
銀の鎧「……」ドン!
イアン「これは……」
ベリィ「私が思いつきで作った試作品段階だから、まだ改良の余地はあると思うけれど」
ベリィ「それでも、なかなかいい出来でしょう?」
ベリィ「大きさはイアンに合わせてあるから、このまま使える筈ですよ」
イアン「私などに……よろしいのですか?」
ベリィ「あなた程の騎士は鉄国にいませんよ」フフ…
ベリィ「耐雷性能は無いけれど、丈夫さはかなりのもの」
ベリィ「きっと、あなたの身体を守ってくれる……」
――
※イアンは『真銀の守護』を手に入れた!
★『真銀の守護』★
戦闘時、常時補正+20
さらに耐久値を1増加させる
※装備の質向上によるレベルアップ
イアン:レベル179+15=194
――
最大ライフ上昇はでかい
――
……
イアン「……素晴らしい鎧です」ガシャン!
イアン「この鎧に恥じぬよう、さらなる精進を誓いましょう」バッ!
リアローズ「イアン、よく似合っているよ……?」ニコリ
ベリィ「ええ、本当に」
イアン「あ、ありがとうございます///」
イアン「しかしベリィ様、試作ということはいずれはこれを騎士団の正装に?」
ベリィ「それができればよかったのですが……」
ベリィ「流石にミスリル製の装備を量産するのはまだ難しいですね……」ガクリ
ベリィ「……」
ベリィ「あなた達にはとても酷だとは思いますけれど……」
ベリィ「『命の爆弾』も『飛竜の先制雷撃』も……極論を言ってしまえば、同一の手で防ぐことは可能です」
イアン「……『我が身でもって耐え抜く』ということですね」
イアン「ご安心ください。元よりそれは我らが得意とするもの」
イアン「この鎧を頂いた今、私はより強力な攻撃も耐え抜くことが可能となったでしょう」
ベリィ「私にできることは、少しでも傷を負わないように武具を作ることだけです……」
ベリィ「ですが、どんな武具であろうとも絶対はありません」
ベリィ「どうか、気をつけて……」
イアン「勿論でございます」
ベリィ「あなたもですよ、リアローズ?」
リアローズ「はい……!」
ベリィ「……あなたにも鎧を用意できればよかったのですが」
リアローズ「だ、大丈夫! 私にはフラネッタがいるから……!」アセアセ
ベリィ「……」
リアローズ「お、お母さん……?」
ベリィ「……たとえ、相手に人形がいても躊躇っては駄目ですよ?」
リアローズ「え?」
ベリィ「……公国は、鉄国と森国の技術を奪いました」
ベリィ「つまり――『魔導核で動く自立人形を戦力とする可能性が高い』のです」
ベリィ「公国のこれまでの所業から考えれば……まさに『捨て駒』とされるでしょう……」
リアローズ「っ……!」
ベリィ「『一度作れば強化される可能性が低い』ことは弱点とも言えますが……」
リアローズ「……大丈夫」ギュ
リアローズ「守りたい人達の為になら、私だって……!」
ベリィ「……良い返事です」ナデナデ
イアン「……」ウンウン
ベリィ「ですが、脅威はそれだけではありませんよ?」
リアローズ「ま、まだあるの?」
ベリィ「……鉄国の防衛兵器。あれも盗用……森国の技術でより強力になった『固定砲台』も警戒すべきです」
ベリィ「『遠距離攻撃が可能』な反面『命中精度にやや難あり』ではありますが……」
イアン「捕虜の兵、自立人形、固定砲台……公国の守りは今や鉄国以上ですか……」
ベリィ「空にはワイバーンも控えているわけですからね……」
ベリィ「森国での会議で、何か打開策が見つかると良いのですが」
リアローズ「うん。……そろそろ戻ろうかイアン?」
イアン「そうですね。フリーデシルト様にも今日中には伝わるでしょうし……」
タタタタ!
イアン「……ん?」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
飛び込んできた者
奇数:鉄国兵
偶数:森国兵
コンマ70
偶数:森国兵
――
バターン!
森国兵1「はぁ、はぁ……! フ、フリーデシルト様……!」
森国兵2「お伝え、しなければならないことが……!」
イアン「な、何奴!」バッ!
リアローズ「ま、待ってイアン……! この人達の格好……」
ベリィ「もしや、森国の……? 王は今視察に出ておりまして……」
森国兵1「なんと……な、ならばすぐにでもお伝え頂きたい……!」
森国兵2「――カ、カタリナ様が……我らが王が、敗れました……っ!!!」ワナワナ…!
森国兵1「――敵は、恐ろしい三つ首の氷龍です……!」
一同「「!?」」
……
――
――
……
【???・???】
妖精兵「ぐー……ぐー……」
カタリナ「……」ヨシヨシ…
カタリナ「……」グッ…
カタリナ(あれから、どれだけ経ったのかしら……?)
カタリナ(氷の龍に深手を負わされ、結界を強行突破するのに無茶な魔力の使い方をして……)
カタリナ(あの赤い公国将から逃げるのに、さらに魔力を使って……)
カタリナ(こんなに回復に時間をかけたのは、いつ以来でしょう……)
カタリナ「……」ググ…
カタリナ「……身体は、動くようになっているけど~……」
カタリナ「……」
――
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
せい
はい
まだ本調子ではなさそうだなあ
1カタリナの転移魔法(陣無し)才能
85>43
※基準値を下回った為、転移不可能
2カタリナの現存魔力
50>18(……まずは体力の回復が優先されちゃったみたいね~)
※基準値を下回った為、まだ動けず
※カタリナはまだしばらく森国には戻れそうにありません……
――
判定を取ったあたりで今日はここまで
カタリナさん今回はかなり堪えているようですね
(本来重傷でチケット使わないと片腕もがれているんでそれと比べたらましですが)
鉄国への報告と同時に森国の兵もやってきたので、このあとは
・鉄国の兵器が公国の防衛に盗用されている
・カタリナが氷帝に敗れた
・カタリナしばらく帰って来れない
っていう結構-情報ばかりで森国会議開始な流れになりそうですが
結局はコンマなので上手くいくかもしれません
なお、転移才能判定を取るのはリュノリーチェのみで、エーテルとミリアは除外とします
明日はちょっと仕事で更新厳しいかもしれません
本日もありがとうございました!
乙です
おつおつ
大変な状態だけど姫達のお母さんが生きているのは救いだよね
でも
>> (本来重傷でチケット使わないと片腕もがれているんでそれと比べたらましですが)
さらっとエグい事実明かされててマジで震えたわ……重傷でも5体満足なジーク相当凄いのでは
氷龍はスキルによる後遺症判定があるからじゃないかな
乙
次の更新で多数決までいくかな
リュノやリーチェが転移使えたらすごいけどネーロの唯一無二の個性としてあり続けて欲しい気もする
乙
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転移強力だけど妨害結界も存在するなら付け焼き刃の転移って危ない気もするんだよね。逃げるのには使えるけど攻め込むのに使うと痛い目見そう
てかこれまでの情報まとめると公国軍はワイバーン、自動人形、爆弾妖精、水龍ってかなり戦力やばそう
過去スレでユージーンの嫁枠のエニックを確認してきたら胸の大きさは設定されてなかった
恐らくコンマ判定だろうが、ユージーンのためにも絶壁が来てくれると面白い
こんばんはー
>>494
氷帝の刻印によるダメージですので、ジークも刻印されたら腕か脚吹っ飛びます
>>497
仮に00が出ても、森国姉妹の転移技術はネーロには遠く及びません
他の全てを犠牲にしており、ネーロの転移能力は他とは次元が違う扱いとなっています
>>500
公国ターンで妨害結界の有無判定もあります
>>501
まず彼女を出現させられるかどうか……
この後の行動指針決定後、内容次第ではこちらも傭兵募集とかしてみるとか?
遅くなりましたがぼちぼち再開です
ちょっと判定量が多いのでいつも以上に亀ですが最後に安価内容の公開までは行きたいところです
1カタリナの転移魔法(陣無し)才能
85>43
※基準値を下回った為、転移不可能
2カタリナの現存魔力
50>18(……まずは体力の回復が優先されちゃったみたいね~)
※基準値を下回った為、まだ動けず
※カタリナはまだしばらく森国には戻れそうにありません……
――
カタリナ「……」フラ…
カタリナ(駄目ね~……大きな技を使おうとするとふらついちゃう)
カタリナ(思っていた以上に、身体の傷が深かったということなのかしら……)
カタリナ(……あの子達は、大丈夫なのかしら?)
カタリナ(でも、焦っちゃ駄目……)
カタリナ(今の状態の私では、とても勝ち目がないのは明らかです……)
カタリナ(今はたとえゆっくりでも、力を戻しつつ森国に戻ることを優先しないと……)
カタリナ(すごく、嫌な予感がするし~……)ブル…
妖精兵「ぐー……」
カタリナ「……」ナデ…
カタリナ(……守ってばかりでは勝てない)
カタリナ(大切なものを守るには、もっと力を……)
――森国王カタリナが療養中に感じ取った不穏な空気
――それは遠方の地で、現実のものとなっていた
――人を人と思わない戦術を繰り出してきた公国と、それに怯える森国
――そして彼女の敗北の報せもまた、森国に重くのしかかることとなる……
……
――
――
――緊急イベント【対公国会議】――
……
【森国・会議室】
ソウキ「……すまないね。碌な挨拶もないまま呼び集めたりしてしまって」
ソウキ「俺はソウキ。頼りないかもしれないが、今は森国王代理と言ったところかな」
ソウキ「色々と伝えたいのはやまやまなんだけれど……」
ジーク「……構いません」
ジーク「俺も正直……突然の報せに、驚いているので」
リアローズ「私も……だって、カタリナ様は……!」
リュノ「そうですよ! お母さんが、負けるだなんて……」
リーチェ「信じられません……」
アッシュ「ああ! あの方は、公国の軍勢をあっさりと蹴散らせるんだ!」
アッシュ「それに、俺なんかの命まで救ってくれた……あの回復力で、カタリナ様が負けるわけ……」
ユージーン(姫様……)ボソ…
セレスティア(氷の龍……回復を妨害された可能性が高いですね……)ボソ…
ユリーカ「……」ウツムキ…
クリス「なんということだ……」
ソウキ「……彼らが、嘘をつく利点はどこにもない」
ソウキ「つまり……」
エーテル「……」
ミリア「……」
――
特殊判定
↓1~4コンマ二桁
な
あ
はい
えい
あ
開幕からこれは笑わざるを得ませんね(白目笑)
少々お待ちください
森国陣営・カタリナ敗北メンタルダメージと兵の士気(エーテルカタリナ懐き+30、ミリア鋼メンタル-50補正)
1ソウキ
14(敗れただけで、死んだわけではない。慌てる必要はないさ)
2エーテル
29+30
=59(……カタリナ様……無事に決まってるもん……)ジワァ…
3ミリア
49-50
=0(敗走でも、生きて帰れば勝ちです! カタリナ様は負けていません!)フンス!
4森国兵の士気
50>07(もう駄目だ……おしまいだぁ……)
※基準値を下回り、かつ非常に低い値で兵の士気はどん底です
※対して上層部の動じなさです……
――
ソウキ「……カタリナは、氷帝龍との戦いで敗れた。これは事実だろう」
エーテル「……っ!」ジワァ…
ザワザワ…!
森国兵1「も、もう森国はおわりだああぁぁぁぁ!」
森国兵2「俺も爆弾にされるんだああぁぁぁぁぁ!」
ギャーギャー!
エーテル「……」ムス…
ソウキ「――落ち着けっ!!!」ダン!
森国兵達「「!?」」ビックゥ!
ソウキ「カタリナは確かに敗れたのかもしれない。だが、何故そこまで慌てる!?」
ミリア「そうですよ! 敵わない相手がいたら逃げ帰るのが普通です!」
ミリア「なんで皆さんまるでカタリナ様が亡くなられたかのような反応なんですかっ!?」
エーテル「カタリナ様……生きてる……!」ジワァ…
ソウキ「そうだとも……! 俺にはわかる!」
森国兵達「「し、しかしあのカタリナ様が敗れるなど!?」」オロオロ
つよい
エーテルがちょっとダメージ入った程度なのにモブ兵達のパニックが悲惨すぎる
ソウキ「まったく……お前達はカタリナの何を見て来たんだ?」
ソウキ「カタリナと言えば、まず真っ先に何を思いつく?」
ソウキ「そこの君、答えを!」ビシ!
アッシュ「は、はい! カタリナ様と言えばその美しさもですが何よりもその優しさです!」ビシッ!
ソウキ「そう、その通りだ……!」
ソウキ「カタリナは普段は実にのんびりおっとり愛らしく美しいが……」
ソウキ「それ以上に、誰もが彼女の優しさに触れてきた筈だ」
エーテル「……」コクコク…
ソウキ「そんなカタリナは優しいからこそ……戦えない俺に代わって、この国を守ろうとしてくれた」
ソウキ「あの力は、俺達を守る為に手に入れた力なんだ」
ソウキ「元々カタリナは争いを好む性格じゃない」
ソウキ「必要に迫られれば振るうが、それ以外は守りを固める方が得意なんだ」
ソウキ「それにカタリナは寒いのが苦手だったからね。相手が氷を操る龍ともなれば、相性の問題もあるかもしれない」
森国兵達「「……」
ソウキ「鉄国まで逃げ延びてくれた彼らは、こう言っていた」
ソウキ「カタリナ様がいなければ逃げることもできずに全員殺されていました……と」
ソウキ「カタリナは誰かを守る為に戦う。公国を一人で打ち倒す為に戦うわけじゃないんだよ」
ソウキ「今もきっと、どこかで生き延びて俺達のことを心配してくれているさ。だから、驚きこそすれ心配する必要は無いんだよ」
ミリア「はい!」
ジーク傭兵団((つ、強い……))
ソウキ「俺達がすべきことは、ただ一つ」
ソウキ「カタリナがいない今こそ俺達が森国を守る。そうだろう?」
森国兵達「「ソウキ様……」」
兵士達よこれが王配だ
なお性癖
ソウキ「……まあ、戦えない俺が言っても説得力は無いよね」ハァ…
ソウキ「でも、俺は俺にできる全力を尽くすつもりだ」
ソウキ「カタリナは無事だ。皆で、はやく帰ってくることを祈ってくれればありがたいかな」
ソウキ「――問題なのは、公国の戦力の方だよ」
ソウキ「相性が悪かったにせよ、帝龍一体にカタリナは敗れた」
ソウキ「こうなると『雷帝龍』と『光帝龍』も同等の力は有していると見るべきだろう」
ソウキ「そして……先日あったという非人道的な戦術」
ソウキ「捕虜を生きた爆弾とする、許せない手法だ」
ソウキ「これは公国の事情を知る人達の情報によると、公国六将・ベルゲという男の仕業らしい」
ザワザワ…
ソウキ「……軽く話を聞いただけで俺は眩暈がしそうになったよ」
ソウキ「『説得や懐柔は不可能。もはや迅速な抹殺以外に被害を食い止める手はない』だろうね」
ソウキ「鉄国はベリィ王妃が対策に動いてくれるそうだが、それもなかなか難しいだろう」
ソウキ「ベルゲ将軍を倒せたとして、捕虜達が救われるわけではないからね……」
リュノ「あの……お父さん」
ソウキ「なんだいリュノ?」
リュノ「その……」
特殊判定
↓1コンマ二桁
はい
捕虜の洗脳を回復する薬
75>
56>50
※第一基準値を超えた為、条件付きでならば作成可能
(治療不可能な場合もあり)
――
リュノ「妖精達は……洗脳されたいたのでしょうか……?」
ソウキ「それは、なんとも言えないね。俺もその場にいればよかったんだけど……」
ジーク「……妖精達は、俺を吹き飛ばす直前に抑揚のない……感情の無い声に感じました」
ソウキ「そうか……」
ソウキ「……」
ソウキ「……世の中の薬には、人の記憶に影響を及ぼす薬もある」
ソウキ「傷薬の様に万人を治す薬の対、誰かを壊してしまう危険性すらある薬がね」
ユリーカ「……っ!」
クリス「……」ギュ…
ソウキ「……あまり深くは問い詰めないで欲しいんだけど、俺もある程度は薬の調合ができるからね」
ソウキ「流石に、出会いがしらに即座に洗脳を解くなんて真似はできないけれど」
ソウキ「『なんとか生きた状態で操られた捕虜を捕縛できれば』薬を試してみれないこともない」
リュノ「か、可能性はあるんですね!?」
ソウキ「そうだね。0ではないよ」
ソウキ(だが、捕虜を救おうとして……それでお前達が倒れては意味がない)
ソウキ(リュノ、覚悟は決めておいた方がいいよ……?)
ソウキ(願わくば、カタリナが見いだしたこの傭兵団が支えてくれることを)
ソウキ(そして俺も……諦めるわけにはいかない)
ソウキ(戦えない、魔法も使えない……駄目な俺に唯一与えられた取り柄が、この調合の技術なんだからな)
……
――
※ベルゲ隊との戦闘時、行動選択肢が増えました
――
ソウキ「現状では、この拠点の入り口を特に警戒して塞いでおくことだね」
ソウキ「そして万が一に備えて回復の用意を怠らないこと」
ソウキ「今回の襲撃でここがすぐに狙われていないということは、敵にここはばれていないということになる」
ソウキ「転移で攻め込まれないだけ、まだ状況はましだと思うことにしよう」
ソウキ「――その分、俺達も鉄国への協力を惜しまないように」
森国兵達「「な……!?」」
リアローズ「……!」
ソウキ「カタリナが予め用意していて、フリーデシルト様も転移陣を起動された……」
ソウキ「全ての民の反発が無いとは言い切れないけど、俺は鉄国との共同戦線を提案するよ」
ソウキ「きっとカタリナも、鉄国とは協力するつもりだったろうしね」
森国兵達「「しかしソウキ様! 我々だけでも手一杯で……」」オロオロ
ソウキ「鉄国も被害は似たようなものだ。魔法に対する対抗手段が乏しい以上、俺達よりも事態は深刻だろう?」
森国兵達「「う……」」
マリリン「……ネーロちゃんが手を貸すとは、思えないけどなぁ」
セレスティア「……無理矢理、という手もあるのですよ」
ユージーン「あれは本当にひでぇもんでしたよ……」ハァ…
ユリーカ「姉様が何をなさったのか、想像できてしまうのが悲しいです……」
セレスティア「うぐぅ……」
クリス「公国には、転移の護符も保管されています。ネーロ将軍でなくとも……」
クリス「……」
クリス「そういえば、リュノさんとリーチェさんは転移魔法は?」
リュノ「わ、私達ですか?」
リーチェ「えっと……」
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
えい
ぞろ!
久しぶりに白目来るかな?
ごはぁ!?(白目射出)
姫達のゾロ目率が最近本当にもう……
これはセレスティアリーチェリアローズときて順番的にリュノかな?
森国姉妹の転移魔法(陣無し)才能
1リュノ
コンマ22
22
偶数ゾロ目:護符作成可能。無しでも転移先の詳しい情報があれば何人かまとめて転移可能(後日追加判定)
2リーチェ
85>32
※基準値を下回った為、使用不可
――
リーチェ「私は、多分無理ですね……」ショボン…
リーチェ「私では今の五属性を操るのに必死で、転移魔法までは学んでいる余裕がとてもありません」
クリス「五属性も扱えるというだけで、凄まじいと思いますが……」タラリ…
クリス「リュノさんは?」
リュノ「んー……試したことはないんですけど、多分『頑張れば使えます』ね」
一同「「!?」」
リュノ「……リーチェって、昔よく迷子になっていたんですよ」
リュノ「それを安心して探せるようにって、昔転移魔法を齧ったことはありまして」
リーチェ「……///」
リュノ「まあ結局、個人を対象にした転移なんて難易度が高すぎて諦めて」
リュノ「お母さんとも話して、結局一度きりの『道具に込めて発動』という形をとったんですよ」
リュノ「ですから『人物を狙っての転移はできませんけど、場所を狙っての転移ならできる』かなって」
リュノ「それがどうかしましたか?」
クリス「……凄いですねリュノさんは」
クリス「いえ、ふと考えたのですが……」
クリス「――我らきょうだいが揃っている今、公国深部へ転移してしまうのも手の一つかと思いまして」
一同「「!!??」」
ソウキ「……なるほど。そういう手もあるか」フム
ソウキ「俺達の目の前には、やることが山積みだ」
ソウキ「しかし、殆どの者は同じことを考えている筈だ」
ソウキ「――公国を、止める」
ソウキ「転移を使って、一気に公国中心を叩く手も策の一つだ」
ソウキ「だけど、敵もそれを想定していないとも限らない」
ソウキ「……」
ソウキ「このまま公国を野放しにすることはできない」
ソウキ「カタリナを傷つけられて、ただ黙って待っているだけなんていうこともできない」
ソウキ「みんな、どうか一緒に考えて欲しい」
ソウキ「俺達が、今後どう動くべきか……」
――
※重要安価※
※ストーリーの分岐点です※
※いずれを選んでも結局はコンマ運です
※クリス&ユリーカを連れていくか否かは行動決定後
1:『ジーク傭兵団のみで公国に正面から挑む』
・ジークと姫達の手で直接決着をつけにいく
・公国軍とのあらゆる衝突が想定され、危険はあるが経験を稼ぎやすいかもしれない
・鉄国と森国の防衛戦力は高くなるため、守りやすい
・ポラリス、エルクラッド、ゼルガー、ベルゲそれぞれが独立した攻撃をしかけてくる危険性もあり
(部隊の分断、罠、捕縛etc…)
2『鉄国と森国と共同で公国に正面から挑む』
・1番に鉄国部隊と森国部隊も同行する形。途中で三手に分かれる
・バレットは公国の防衛兵器に対する知識持ち
・森国の防衛はエーテルかミリアが主に担当。鉄国は防衛兵器と自立人形が担当。マリリン親衛隊は自由配置可能
・公国軍の注意と戦力が分散され、ジーク達の危機は減る
3『鉄国と森国で連合軍を結成。鉄国or森国が公国に宣戦布告を行い、大規模な陽動作戦を行う』
・ジーク達ではなく、鉄国と森国が前線を張る陽動作戦。ジーク達は隠れて公国に向かう
・戦闘結果次第では、ジーク達は損害を受けずに公国深部まで乗り込める可能性あり
・鉄国主体の場合、物理型。森国主体の場合は、魔法型。どちらが主体になるかは決定後に改めて
・判定次第でソニアが加勢してくれる可能性あり
4『鉄国と森国で連合軍を結成。かつジーク達も国に残り、防衛戦を行う』
・国として公国に宣戦布告を行うが攻め込まず、攻め入ってきた公国軍を返り討ちにしていく
・最大戦力での防衛の為、防衛力は一番高い
・しかし公国が海外侵略主体に切り替えた場合、戦力の強化&補充が起きて長引く恐れがある
・判定次第でソニアが加勢してくれる可能性あり
5『リュノの転移魔法で、一気に公国中心部への転移。短期決戦を狙う』
・クリス達と協力し、公国内部へ転移
・一部ボスなどをすっ飛ばして最速でエルクラッドのもとへ向かう
・うまくいけば最速クリア
・しかし公国に妨害結界がある、誘いこまれるなどの危険性も含む
おそらく大型分岐では最後となるであろう重要安価を提示したあたりで今日はここまで
明日の夜、多数決投票を行いたいと思います
なお各国と傭兵団の現在のステータス表は明日の昼ごろに貼れればと思います
ちょっとイアンとミナのレベル間違えているとか不備見つけたので(白目)
この土壇場でリュノが転移覚えたのも非常に大きいですね……
真っ向からやってもネーロには敵いませんが、転移才能がある=転移妨害結界の作成も可能になるので……
本日もありがとうございました!
乙です!
個人的には3が1番良さそう
おつー
リュノは防御固める方に力使って貰いたいな
個人的には2か3にしたいけどまず兵士達の士気上げなきゃ駄目かな
とりあえずクリスとユリーカだけ公国に飛ばして現状どうなってるか見てきてもらうとかダメなんかな
こんにちはー
>>530
可能ではありますが、戻って来れるかはコンマ運次第ですね
6『自由安価』
も加えておきましょう
そして現在の傭兵団のステータス
鍛錬を積むか短期決戦を狙うか守りを固めるかなど参考までに
一部はこの後の話の流れで鍛錬を積んだということで、先にスキル習得統合済みです
ジーク:レベル277
★『姫との生の誓い』★
敵の奇襲攻撃を無効化。判定を伴わない攻撃を受けた際は受けるダメージを半減させる(小数点切り捨て)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても35まで軽減し戦闘を行う
戦闘不能時は一度だけ耐久1の状態で復帰し、逃走判定に30の補正を得る
さらに姫と共に行動時は奇襲無効化時に優勢判定を得、姫への致死攻撃を肩代わりすることができる
★★『覇鱗の煌剣』★★
戦闘時、常時補正+60
自身の攻撃が常時万能属性となり、物理無効及び魔法無効のスキルを確定貫通する
また魔法剣使用時、練磨によりその性能を上げることができる
この装備は敵のスキルでは奪われず破壊もされない
★『煌破断』★
優勢取得時、一度だけ発動可能
敵に対しダメージ軽減を無視する固定3劣勢を与える
★『感情爆発・憤怒』★
公国の敵に対して、常時+100の補正を得る
★『感情爆発・庇護』★
自身の耐久値を1上昇させ、姫と共に行動時は劣勢判定を一度だけ無効化する
★『双姫のお守り・癒』★
敗北判定時、一度だけ発動
敵の全ての攻撃を確定停止させ、耐久値2の状態で復活する
発動後、判定表そのものに+10の補正を得る
さらに単独戦闘時、負傷判定を一段階緩和させる
このスキルを持つ者は死亡判定が発生しない
★『いつかの団欒の為に』★
敵が特定の相手に対する特効攻撃を所持していた場合、それを無効化する
更に戦闘時一度だけ、劣勢判定を無効化する
★『傭兵団戦術』
戦闘時、常時補正+20
さらに逃走判定に20の補正を得る
『戦場を熟知する者』
戦闘時、地形や天候等による影響を受けない
また奇襲成功時、与えるダメージを1増加させる
リアローズ:★レベル241
★★『からくり乱舞・銀雷騎士フラネッタ』★★
雷属性。★を含む鉄国対象スキルを全て無効化し、戦闘時、常時補正+45を加える
優勢取得時、敵の所持する通常防御、回避スキル効果全てを貫通し無効化する
劣勢判定を受けた時、二回まで無効化。さらに再度判定を行いコンマ50以上で相手に劣勢を跳ね返す
また雷属性攻撃の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させる
さらに追撃優勢取得時、その成功率を10上昇させる
★★『鉄姫の舞踏』★★
戦闘時、常時補正+60。攻撃状態時さらに補正+50
優勢取得時、敵の防御、回避、★を含むカウンターを無効化し、
敵の★以外のスキル、武器スキルを全て封じる
さらにそのまま敵に対し判定表から劣勢判定を除いた連続攻撃を仕掛ける
この効果は優勢を防がれても発動するが、1ターンに一度のみ
★『からくり護操・蜘蛛糸』
劣勢判定を受けた時、一度だけ判定を無効化し敵を防御状態にする
さらに次ターン、敵の戦闘及び逃走に-25の補正をかける
★『からくり護操・銀剣』
劣勢判定を受けた時、一度だけ判定を無効化
発動後の次ターンに優勢を取得した時、与える優勢を1増加させる
★『思い出のお守り』
自身が一人で戦闘を行う際、敗北判定時に耐久値1で復帰しジークの場所まで確定逃走が可能となる
このスキルを持つ者は死亡判定が発生しない
リュノ:レベル179
★『緑姫の樹縛』
防御状態時、補正+10
戦闘時一度だけ、★を含む敵の回避、逃走スキルの発動を無効化する
さらに次ターン敵の戦闘判定に-20の補正をかける
★『知識の探求』
敵種族が龍種であった場合、戦闘前に全ての情報を解析する
★『氷華の加護』★
氷属性。戦闘時自身に常時補正+20、敵に常時-20の補正を与える
優勢判定を得た時、敵の回復行動と回避行動を無効化する
また氷属性の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させる
★『???』
※追加判定により若干変化
リーチェ:レベル286
★★『天癒の妖精姫』★★
自身の耐久値を1増加させ、戦闘時は劣勢を二回まで回復無効
無効化に成功する度、常時補正+10を加える
自身に対する★を含む回復不可・回復貫通の異常攻撃も確定無効化する
さらに負傷判定を二段階緩和させる
★★『五光障壁』★★
炎水風土光属性。戦闘時、常時補正+60。★を含む森国対象スキルと状態異常を全て無効化
敵の所持する通常防御、回避スキル効果全てを貫通し無効化する
また炎水風土光属性の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させる
さらに敵の戦闘、逃走にそれぞれ常時-20補正を与える
★『覇者の片鱗』
戦闘時、常時補正+20
優勢取得時、コンマが偶数であった場合は敵の★を含む防御スキルを貫通する必中攻撃となる
★『透華のお守り』
自身が一人で戦闘を行う際、敗北判定時に耐久値1で復帰する
セレスティア:レベル156
★『光を得た闇』
戦闘時、常時補正+10
自身は呪属性の影響を受けない
★『想いの障壁』
呪属性。
敵が判定を無視した呪属性の攻撃をしかけてきた時、自身と仲間の想いの合算値で防御行動を行う
★『瞬黒貫』★
戦闘時、常時補正+20
優勢取得時、一度だけ発動。敵の★を含む全ての防御を貫通する優勢を与える
敵が身代わりを呼び出していた場合は、1体を条件を無視して破壊する
★★『七星の守護』★★
戦闘時、自身に対する状態異常を全て無効化し耐久値を1増加させる
さらに劣勢判定時、コンマ一桁が7の度に判定を無効化しその場で敵の行動を強制終了させる
この装備は敵のスキルでは奪われず破壊もされない
イアン:レベル211
★『不屈の騎士団長』★
戦闘時自軍の耐久値を1増加させ、味方全体に対する弱体補正を全て無効化する
さらに敵スキルによる一定のレベル以下で戦闘不能となる効果も無効化する
★『不退の剛槍』
防御状態時補正+15
敵に自身よりレベルが30以上高い者がいた場合、
さらに常時補正+15を加える
★『鉄鬼の鍛錬』
防御状態時補正+20
さらに鍛錬を『団体』とし、恩恵対象を増加させる
このスキルを持つとき、対象者全員にレベルアップ判定時のコンマ1/2を撤廃する
★『鋼の叛逆』
自身が一人で戦闘を行う際、敗北判定時に負傷判定を重傷まで留めて確定逃走を可能とする
さらにその際、敵の基礎耐久値を1減らす
★『真銀の守護』★
戦闘時、常時補正+20
さらに耐久値を1増加させる
ミナ:レベル179
★『献身の聖女』★
負傷判定を一段階緩和させ、戦闘時一度だけ敵のゾロ目攻撃を確定防御する
また自軍の全防御手段が枯渇した時に劣勢判定を2回まで回復するが、発動後自身は虚弱状態(軽傷と同様のペナルティー)となる
このスキルは敵の全てのスキルの影響を受けないで発動する
『スイングクラッシュ』
攻撃状態時、補正+20
優勢取得時、コンマ一桁が9なら敵にスタンの状態異常を与える
『小さな天使』
負傷判定を一段階緩和させる
『人馬一体』
騎乗戦闘中、常時補正+20
さらに逃走判定に+30を加える
マリリン:レベル228
★『偶像陣形』★
戦闘時、味方が複数人存在する時のみ特殊な『無双状態』となる
自軍の攻撃状態時補正及び防御状態時補正を全て常時補正として扱い、
さらに敵軍の攻防状態指定効果、全体攻撃スキルを全て無効化する
★『響き渡る声援』
戦闘時、味方が複数人存在する時、味方全体のレベルを+10増加させる
この効果は敵スキル発動よりも優先される
★『影の努力』
鍛錬を『団体』とし、恩恵対象を増加させる
さらに判定結果に加えて3の固定レベルアップを加算する
★『惑乱音響』
攻撃状態時、補正+20
戦闘時、敵の戦闘補正と逃走に-25の補正を加える
さらに劣勢判定を受けた時、一度だけ無効化する
★『羽ばたく未来の為に』
自身が一人で戦闘を行う際、敗北判定時に負傷判定を中傷まで留めて確定逃走を可能とする
質問などあれば受け付けておきます。22時過ぎに投票を行えたらと思いますので、よろしくお願いします
エーテルやミリアも参戦の可能性あるみたいだし、二人の追加獲得スキルも知りたい
リアローズだけ強くなりすぎってより、イベント(特にフラネッタ強化)だけで大体のスキルを獲得できてるリアローズに対して他キャラは鍛錬による獲得待ちなとこが多い上に鍛錬が中々選ばれづらいってのが大きいと思うんだ
個別鍛錬は判定失敗したらレベル上昇量的に全体鍛錬の劣化でしかないのが……自由行動の回数も限られているから尚の事選びにくいというのが実情かと
選択肢については5以外かなぁと言う感想
ラスボス戦でもチケットが使えるなら話は別だったんだけどな
ミナとリュノは上手いこと交流でレベルアップ(スキル獲得)狙ってみたいけど、見た感じスキルだいぶ強くなってるし装備品の恩恵もあるから
むしろ敵の特殊対策になる?好感度を上げた方が安全なんかな
>>534
エーテルの★は既に前回の時点で統合済みだったりします
ミリアは今回のが統合後になります
エーテル:レベル232
★『月影の民』
戦闘時、月の力が不足している時、
『俯瞰の鏡盤』と『月光障壁』以外の自身のスキルを使用不可とする
★『俯瞰の鏡盤』
敵の奇襲を無効化し、自軍の奇襲成功率に補正+50
さらに戦闘時地形や天候等による影響を受けない
★『月光障壁』★
光属性。戦闘時、自身を常時防御状態へ移行させる
防御状態時、補正+30。また劣勢判定を2回まで無効化し
無効化する度に敵に成功率60のカウンターを行う
さらに光属性の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させる
★★『シャドウサーバント』★★
戦闘開始時、自身の分身体を召喚する
以後、劣勢判定を受けるまで自身の優勢攻撃、スキル攻撃を2回連続で行う
劣勢判定を受けた時、その攻撃を確定無効停止させた後このスキルは効力を失う
★『反月鏡』★
敵が判定を無視した3劣勢以上を与えるスキルを使用した時、一度だけ発動可能
受ける劣勢を1まで軽減し、残りの数値の半分に貫通効果を付与し相手へカウンターを行う
★『ムーンライトレイ』★
光属性。戦闘時、常時補正+60
優勢取得時、コンマ一桁が9だった時は敵に貫通する2劣勢を与える
★★『フェイタルミラー』★★
戦闘時敵が複数の時、一度だけ発動可能
自身が受ける劣勢の威力を倍増させ、敵対象一人に個別で回避不能の貫通カウンターを行う
ミリア:レベル199
★『森を駆ける覇者』★
戦闘時、常時補正+40、逃走補正+40。自身に対する弱体補正、奇襲、罠を全て無効化する
さらに森での戦闘時、常時+60の補正を得る
★『猫の生命力』★
自軍の耐久値を1上昇させ、特殊弱体を無効化する
このスキルは他のスキルの影響を受けない
★★『絶対支援射撃』★★
味方が3人以上いる時のみ発動
戦闘時、常時補正+50。さらに敵の持つ★を含む回避、カウンタースキルを無効化する
★『迅風の剛弓』★
風属性。戦闘時、常時補正+10。
戦闘開始時と敵の耐久値が1になった時、最速で成功率70の奇襲とは異なる特殊攻撃を行う
戦闘開始時:敵のスキル発動を許さず耐久値を1減らす
耐久減少時:成功した場合、敵の逃走判定及び死亡時発動スキルを消滅させ撃破する
★『スウェイダガー』
戦闘時、常時補正+10。劣勢判定を一度だけ回避する
さらに以後の劣勢時、コンマ一桁が0の時、劣勢判定を回避する
>>535
>>536
初期はここまで傭兵団人数増えない予定+マリリン味方入りも考えていなかった(団体効率アップ)
のも個別鍛錬が劣化となってしまう一因なんですよね……
なおそれを抜きにしても姫達がゾロ目率が高い+チャンス場面でセレスティアが00を繰り出すなども
大きいです
>>537
元々リュノとミナはちびっ子大杖使い同士で鍛錬一緒にすることも多かったので、
交流→一緒に鍛錬なども流れが汲みやすいです
あと前回ミナが教会のイベントで回復力を上げているので、お守り作成チャレンジもできますね
好感度の上昇はジーク+姫一人or二人の交流で上がります
(姫全員とかだと駄目にしてあります)
兵士も鍛えてたの見るとそれも出番ある感じ?
三国の今の兵士レベル見たい
こんばんはー
>>539
鉄国兵:レベル43
森国兵:レベル33
公国兵:レベル35(この後の公国ターンでほぼ確実に上昇)
になります
それでは22時より、>>526
+
6『その他自由安価』
を加えて多数決を行いたいと思います
それでは……
↓1~7多数決コンマ
2
悩ましいが3
3
3
2
22時15分までに埋まらなければこのまま先に進み……3連ゾロ目が出現したのでチケット一枚も贈呈です(白目)
(3→4)
3『鉄国と森国で連合軍を結成。鉄国or森国が公国に宣戦布告を行い、大規模な陽動作戦を行う』
――
……
ガヤガヤ…
リュノ「クリスさんの作戦はちょっと止めておきましょう」
リュノ「私の転移魔法にかかる重圧に耐えきれる気もしませんし……」
クリス「そうですね……リュノさんの身を考えれば、やむをえません」
マリリン「ネーロちゃんが転移対策取ってないとも限らないしねぇ…」
ザワザワ…
ジーク「俺達で公国とケリをつけたいところではあるが……」
イアン「いくらなんでも、無謀が過ぎる。兵力差を考えれば、お前でも圧殺されかねんぞ?」
ミナ「戦いが続けば、回復も追いつかなくなると思います……」
ユージーン「とてもじゃないが、公国の軍勢と真正面からやり合うのは無理だぜ大将」
ワイワイ…
セレスティア「……捕虜収容場所に興味を持って記憶できていればよかったのですが」ガクリ…
リーチェ「お気になさらないでください。セレスティアさんのせいではありませんよ」
リアローズ「うん。それでセレスティアさんが調べに行って何かされたら心配だよ……」
ユリーカ「……公国には、よくない兵士の人も沢山いますからね……」
……
ソウキ「……エーテル、ミリア」
エーテル「……!」ビシ!
ミリア「はっ!」
ソウキ「カタリナがいない今、厳しい戦いになるかもしれない」
ソウキ「それでも、まだ森国の為に戦ってくれるかい?」
エーテル「……」コクリ
ミリア「勿論です!」
ソウキ「そうか……ありがとう」
ソウキ(もし、ここにカタリナがいれば……きっと彼女が選ぶ道は……)
……
――
――
……
ソウキ「……大体みんな、考えは一つになったかな」
ソウキ「公国軍は龍だけでなく、人間の兵力も今や我々の比ではなく強大だ」
ソウキ「一つや二つの部隊なら蹴散らせるかもしれないが、連戦となれば疲弊するのはこちらだ」
ソウキ「そして、我らの持ちうる最大の戦力は……」バッ
ジーク「……」
ジーク傭兵団「「……」」ゴクリ…
ソウキ「彼ら、ジーク傭兵団となる」
ソウキ「面白いことに、俺の娘達を含む各国の姫を内包している傭兵団だ」
ソウキ「特に鉄国の姫君は、ミリアを苦も無く倒しているという」
リアローズ「……///」
ザワザワ…
ソウキ「その実力は疑うまでもないが、当然彼らも人間であり……」
ソウキ「どんな優れた戦士であっても、状況によっては敗れるということはカタリナが証明してしまった」
ソウキ「つまり『ジーク傭兵団を消耗させないように戦う』というのが、一番勝率の高い作戦だと俺は判断する」
ソウキ「鉄国の奪還を為すまでは、カタリナも陽動に動いていたようなものだが……」
ソウキ「今度は、それを更に大がかりにする。公国も無視できない程のね」
ソウキ「――鉄国と連携……連合軍を結成し、公国軍に正式に戦いを挑もう」
ソウキ「――その隙を突いて、少数精鋭のジーク傭兵団を、公国大公エルクラッドにぶつける!」
ザワザワ!
カタリナ、地味に危ない気がするけど放っておいて大丈夫なのかな
――
……
ソウキ「いやぁ、悪かったね。大役を押しつけるみたいになってしまって……」
ソウキ「その……報酬とかは……」チラ…
ジーク「今は置いておきましょう。森国も地上の立て直しには色々と入り用でしょう」
ジーク「公国には元々、依頼に関係なく……俺自身の感情で、怒りを覚えています」
ジーク「姫を連れ歩く不届きな傭兵が、勝手に公国を打ち倒した……それでも問題はありません」
ソウキ「はは、欲の無い傭兵だね……」
ソウキ「まあ、流石に無報酬ってわけにはいかないよ。俺も何か考えておこう」
ソウキ「何しろ、最たる危険地に乗り込む役を任せてしまうんだからね」
ソウキ「俺達はいずれフリーデシルト王達とも連絡を取り、本格的に公国とことを構えようと思う」
ジーク「陽動作戦……確かに、二国が再度動けば公国も完全な無視はできないでしょう」
ジーク「しかし、先程の兵士達の様子を見る限りでは……」チラ…
森国兵達「「お、俺達だけで公国軍と……!?」」
ミリア「ああもう、カタリナ様の分まで頑張るぞーって気概の人はいないんですかぁ!?」
エーテル「……」ギュッ…
ソウキ「……面目ない。俺もだけど、みんなカタリナに甘えちゃってたんだね」
ソウキ「カタリナが森国を変えていきたいと思った気持ち、今ならよくわかるよ」
ソウキ「とりあえずまずは鉄国ともよく相談することから始めないとね」
ジーク「フリーデシルト王なら、その策に乗ってくれそうな気もしますが」
ソウキ「ただ実行するだけじゃ、公国に勝てないよ」
ソウキ「『いずれ策がまとまったら、もう一度君の意見も聞きたい』な」
ソウキ「それまではもう少し、ここで英気を養っておいてくれ」
ジーク「……わかりました」
……
――
※後日、陽動作戦の部隊割振りなどを決定します
――
奪われた結晶経由で居場所サーチとかされそうで怖い
そういやネーロについてマリリンに話聞いてみたいな
一番親しそうだし何ができるとかそれなりに詳しく知ってそう
――
……
リュノ「……前回は不意を突かれた形でしたけど」
リュノ「今回は、正面切って……本当の全面戦争になるんですね……」ブル…
リアローズ「鉄国のみんなも、また……」ブル…
ミナ「リアローズ様のお気持ちは、よくわかります……」
ミナ「ですが、鉄国の民は強かったのです。私の教会の神父様も、シスター達も……」
イアン「ああ。そして、我が騎士団の仲間達もな。彼らは士気はかなり高いと言えるだろう」
リュノ「仕方がないとはいえ、ちょっとうちの兵士の皆さんにも教えたい情報ですねそれ……」
リーチェ「お姉様、無理強いはよくありません。進んで戦いたがる人なんていないでしょうし……」
イアン「公国の実働部隊……傭兵崩れや賊はそうでもないのが困りものですが……」ハァ…
アッシュ「……俺も思わず飛びついてしまったくらい、金は手に入るんです」
アッシュ「それに武勲を上げれば、正規兵どころか正規将……貴族以上の地位が手に入る」
アッシュ「相手が手強いとわかっても、この魅力的な餌に飛びつく奴は多いですよ……」
イアン「……ふと気になったのだが、公国兵がそういう連中の集まりなのはわかった」
イアン「だが、公国正規兵……その者達は、どういった存在なのだろうか?」
クリス「そうですね……」フム
クリス「今は傭兵達が公国兵の扱いですので、従来の正規兵は上級兵という扱いになっていますが……」
クリス「基本は、貴族や騎士の家系、由緒ある血筋の者が多いですね」
クリス「……」
――
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
やあ
あ
1公国上級兵の清濁割合
70(まともな者が多いが、腐敗貴族も少しいる)>50
※基準値を上回った為、大部分は戦いの感性はまとも
※ベルゲ隊とは別個での行動となりました。また、一部ユリーカの説得の可能性が出て来ました
2公国上級兵の基準値レベル(最低保証35)
レベル42+???
――
クリス「……少なくとも、今の公国兵よりはまだ秩序ある方ですね」
クリス「中には、あまり公国に相応しくない者もいるようですが」
ユリーカ「でもでも、中には私のお話を聞いてくれる人もいるのです!」
セレスティア「ゼルガー将軍から私に流されてきた兵士は……」
クリス「……『処理』しても問題のない者という扱いだったのかもしれないな」
クリス「しかし今は置いておきましょう」
クリス「正規兵とはいえ、公国も最近までは戦争を経験していない……」
クリス「つまり、形式的な貴族剣術の使い手が多い筈です」
イアン「打ちあえない相手ではないということか」
クリス「はい。ただ……」
リュノ「……鉄国から、どれだけベリィ様の装備が取られたかっていう話ですよね」
リアローズ「お母さんのものじゃなくても『鉄国製』っていうだけで公国の武具よりいいかも……」
リーチェ「『森国の魔道具が悪用される』可能性も0ではありませんからね……」
クリス「今となっては、彼らも油断ならない相手ということですね……」
ミナ「ああ、神よ。どうか皆さんをお守りください……」
ネーロ対策に関してはこの流れで自然にマリリン、クリスに聞けそう?
リュノ「……ただじっとしているわけにもいきませんね」
リュノ「相手はお母さんすら倒してしまうんです……」
リュノ「もっと、技に磨きをかけないと……!」
リーチェ「はい!」
リアローズ「うん、もっと……守れるように、素早く……!」
セレスティア「……今更公国に刃を向けることに後悔はありません」
セレスティア(アネットやシャリオ、お母様達は気がかりではありますが……)
ミナ「私も、もう少し鍛錬を積まないと……」
イアン「お、落ち着くんだミナ。無理はいけないぞ?」アセアセ
クリス(ミナさん、杖を振るうキレがよかったように見えたのだが……)
クリス(私も煩悩を振り払い、精進せねば……)
ユリーカ「私も、もっと頑張ります!」
アッシュ「ユ、ユリーカ様は今のままの方がいいんじゃないかなぁ……」ドキドキ…
ソウキ「……あそこだけを見れば、戦争なんて嘘のように思えるな」
ユージーン「同感ですよ。んで、俺達を呼んだのは公国の情報を知りたいからですか?」
マリリン「クリス様の方が知っていそうですけどぉ……」
ソウキ「いや、ちょっと君達には頼みたいことがあってね」
ソウキ「ユージーンは情報を伝えることに特化した傭兵だというし、マリリンは多くの兵を従える将だと言うじゃないか」
ソウキ「この状況下でこういう人材に巡り合えるのは僥倖だな。実は……」
ユージーン&マリリン「「?」」
……
――
――
――混乱を鎮めつつ、森王代理ソウキが奮戦する中
――現時点では、鉄国も森国も脅威と見なしていない公国は
――『外』の力を求めて海に繰り出していた
……
【公国・大公の間】
エルクラッド「……」
ゼルガー「……」
エルクラッド「……ゼルガーよ」
ゼルガー「はっ!」
エルクラッド「『外』への策は、どうなっている……?」
ゼルガー「……前回の失態につきましては、弁明のしようもございません」
ゼルガー「ネーロ殿の力で最たる危険人物は抹殺できましたが、残りは討てていないのが現状」
ゼルガー「そしてジラワーク将軍が討たれ、ネーロ殿が休養中の今では再度遭遇した場合の勝ち筋はございません」
エルクラッド「……」
ゼルガー「現状の我々では、荷が重い……そう判断をせざるをえない相手でございます」
ゼルガー「ですが、かの者は『技術力は低い』という弱点はあるようでした」
ゼルガー「そしてかの者達はあまりにも派手に船団を潰した為――『兵士達の間でも出会ったら逃げる』が総意となっています」
ゼルガー「船の性能差で逃げることは容易なわけですから、触れなければ『もう二度とあのような事態は起きない』ということです」
エルクラッド「ふむ……」
ゼルガー「『外』の力はあれだけではございません。他の外の力を奪い、公国をより発展させたのちに……討ち取ってみせましょう」
エルクラッド「うむ……」
ゼルガー「そろそろ、第一報が届く頃合いなのですが……」
――
特殊判定
※エルクラッドの『運命歪執』により判定激化
↓1コンマ二桁
どあ
あれ海外侵攻判定って高いほどやばいんじゃ!???
吉と出るか凶と出るか、目玉は出るか
良くても悪くても何かしらいつも反応するからこれは次のレスが来てからのお楽しみってことかな
公国海外遠征・成功度
95(大勝利! 我ら公国こそが最強なのだ!)>85
※基準値を上回った為、公国軍が『外』の船団を撃破
※公国兵10+コンマ一桁分練度上昇+スキル獲得+次回判定緩和
レベル35+10+5=50
――
バタン!
公国上級兵「ご報告致します!」
ゼルガー「……!」
公国上級兵「先刻、我が国の船団が『外』の船団と衝突!」
公国上級兵「――我が国はこれを一蹴、全てを奪い沈めたとのことです!」
公国上級兵「さらに『外』の者共が記したらしき航路図より、『外』の大陸の場所も把握できました!」
公国上級兵「これ以上ない成果と言えるでしょう……!」
ゼルガー「……そうですか。正規兵やネーロ殿無しでどこまでやれるかは、少し気がかりではありましたが」
公国上級兵「いえ、ゼルガー将軍自らが兵に的確な戦い方を叩きこまたのでしょう?」
公国上級兵「こうも上手くいくとは……感服致しました!」
ゼルガー「何、たまたまうまくいっただけですよ。油断はできません」
ゼルガー「深追いし全てを失っては意味がありませんからねぇ。総員、帰還命令を出してください」
ゼルガー「……私から褒美の酒を出すと言う文言もお忘れなく」
公国上級兵「かしこまりました!では!」
ゼルガー「……」フゥ…
エルクラッド「……ゼルガーよ」
ゼルガー「はっ!」
エルクラッド「……やはり、お前は素晴らしい……」
エルクラッド「公国を想い……考え、動き……我に成果を見せてくれる……」
エルクラッド「……次も、期待しておるぞ……?」
ゼルガー「も、勿体なきお言葉……!」バッ!
ゼルガー(……ああ、エルクラッド様は私などを評価なさってくださる)
ゼルガー(確かに、人よりは策を考える頭と魔法を使える自信はあります)
ゼルガー(でもそれも、ネーロ殿の魔法と比べれば……)
ゼルガー(エルクラッド様から頂くこの信頼、裏切るわけにはいきません……!)
ゼルガー(次は、さらなる成果を……!)
……
――
ほぎゃあ
しっかり失敗取り戻すゼルガー有能だけどジークサイドからすれば勘弁してくれ
――
……
【公国・ベルゲの実験室】
コポコポ…
ベルゲ「ああ、堪らない……!」ゾクゾク…!
ベルゲ「家畜共を、我が手でこれほどまでに公国に有用な存在に変えられるなんて……!」
ベルゲ「龍なる家畜も我が手に墜ちた……」
ベルゲ「ゼルガー将軍も張り切っておられましたし、『外』の家畜もいずれ……」フフフ…
ベルゲ「やはり、この世に公国以外の国も大陸も不要なのですよ……!」
コポコポコポ…!
ベルゲ「おっと、いけないいけない……」
ベルゲ「かつてない上り調子なのです。これを失敗するわけにはいきませんからな……」
ベルゲ「これが完成した暁には、公国はより良き国へと変貌を遂げる……!」
ベルゲ「さぁ……!」
コポポポポポポポ!
ベルゲ「さぁ……!」
特殊判定!
↓1~2コンマ二桁
あ
はい
ベルゲの研究成果
1ニイハオ
86>85
※基準値を上回った為……?
2ネーロ
95>26
※基準値を下回った為失敗
――
ゴポォ…!
ドロ…
ベルゲ「ぬぅ……そう簡単に、上手くは作れませんか」
ベルゲ「やはり、体調管理の名目で抜き取った血液だけではとても足りないということですかな……」ハァ…
コポポポポポポポ!
パリィン!
ベルゲ「――ああ、だがこちらは上手く行ったようで何より……!」
ズル…
ニイハオ「ヨウセイ、ハラマセル……リーチェ、ハラマセル……ハネホシイ……!」
ベルゲ「お久しぶりです。ニイハオ将軍。私が誰かわかりますかな?」
ニイハオ「……ベルゲサマ? ……ヨウセイクダサイ」
ベルゲ「ククク……! いいですとも!」
……
――
※ベルゲ隊の戦力が増強されてしまいました
――
これネーロに裏切られたことバレちゃうのかな
記憶の混濁具合とか追加判定あるかな
公国ターン途中ですが、今日はここまで
森国兵ががたついている中、公国は中々調子がいいようですが、
ネーロ研究が失敗したのは救いですね(成功していたら森国と鉄国結構大変)
この後は実験成功によるベルゲの追加行動、その後ネーロの行動となりますが、コンマ次第では……?
本日もありがとうございました!
>>572
ベルゲはもう然程ネーロの裏切りを気にしていない状態です(ほぼ黒扱い)
このニイハオもエルクラッドとゼルガーには見せれない代物の為、ばれてもばれなくても影響ありませんが
半ばベルゲは独断専行状態です。ニイハオは妖精100パーセント
乙です
ベルゲも正気失ってそうだなあ
乙
おつー
とうとうリビングデッド的なもの持ち出してきたベルゲはほんと早くどうにかしないと
そして大変なのは承知だけどジラワークもワンチャン……?
おつ。ゼルガーもエルクラッドが正気ならまともになるかな?
乙です
ネーロの行動は前回からの続きなら今度はアルテミシアに話を聞きに行くのかな?
流石にセレスティアを探しに鉄国には行かないとは思うけど
>ニイハオ「……ベルゲサマ? ……ヨウセイクダサイ」
そんなファミチキみたいに…w
でもこれ陽動部隊に妖精入ってたらかなりやばい事態だよね
書き方からして今度はニイハオも隊で動くんだろうしベルゲも細工してそうだし
ゼルガーなんだかんだでカタリナ撃破に外の力も撃破とかしっかり仕事しちゃってるんだな……ベルゲのことも警戒してるぽいし
この手のキャラにありがちないずれ私がこの国を支配するー的な野望も無さそうだしエルクラッドの信頼高いのも納得かも
今回の判定ではあくまで船団撃破止まりだけど、次回判定で大陸侵攻まで完了したら外の世界も物語の舞台になったりするんじゃろか
他の島に逃げる選択肢もあったし設定自体は用意してありそう
こんばんはー
>>581
初回の評価判定でゼルガーだけ思いっきり-補正入れてたんですけどねぇ……
それ以外でも公国の守りをガチガチに固めているのもゼルガーのコンマなので、
仲間の裏切りに気がつかないこと以外は本当に隙の無い将軍になっちゃってます
>>582
>>583
一応、序盤に姫との逃避行ルートのゾロ目で他大陸発見……な考えもありました
ただ、初期に没となった案なので現時点では公国とぶつかり合う(戦力分散or強化)
以外では出番はないと思われます
ゆったりベルゲ追加判定から再開です
――
……
ニイハオ「ヨウセイヨウセイ……」カクカク…
ベルゲ「以前の作品同様、知性に難があるが戦闘には支障は無さそうですな」フム
ベルゲ「しかしまさかここまで上手く行くとは……」
ベルゲ「――龍の力の片鱗をもっと取り込めば、もしや死をも超越できるのではなかろうか?」
ベルゲ「家畜には過ぎた力。我らが公国の役に立ってこそ意味がある……」
ベルゲ「これは本格的に、家畜龍の育成と抽出する環境を整えるべきか」
ベルゲ「しかし、手厚く葬ると言ってしまった手前このニイハオ将軍をゼルガー将軍達に見せるわけにもいきませぬ」
ニイハオ「キラキラノハネ、ホシー……」カクカク…
ベルゲ「実験に成功したという証拠を提示しなければ、いくらエルクラッド様でも新たな研究の予算は下さらない……」
ベルゲ「悩ましい問題ですなぁ……」ムムム…
ベルゲ「ならば残る龍から力を吸い取る……いや、それで公国を守る力を失っては意味がない」
ベルゲ「公国を守る力が無ければ奴らは家畜以下の存在……この手は使えませんな」
ベルゲ「そうなると、既に討たれた龍だが……」
ベルゲ「いくら家畜とはいえ、ある程度の考える頭はある筈」
ベルゲ「倒した龍から身体の一部を剥ぎ取り利用することぐらいは考える筈」
ベルゲ「ああ、公国であれば有効に使えた素材も家畜の国ではくだらないものになってしまう……」
ベルゲ「風帝は鉄国で討たれたとわかっている以上、探す手間は省けるが……」
ベルゲ「……ん? 待て、場所のわかっている……敵に奪われることの無い素材……?」
ベルゲ「……」
――
追加特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
ベルゲの次のターゲット
奇数:ジラワーク
偶数:風帝龍
コンマ31
奇数:ジラワーク
――
ベルゲ「……風帝は諦めるとして、あの国にはもう一つ素材があるではないか」
ベルゲ「――ジラワーク将軍……!」グッ!
ベルゲ「彼も明確に鉄国の、それも王都で討たれたと所在がはっきりしている」
ベルゲ「しかも龍とは違い、流石に彼の毛を毟って武具にしようと考える変人もおりますまい」
ベルゲ「ニイハオ将軍は、成功したのだ……」
ベルゲ「『次はさらに上手くいく』に違いない……!」
ベルゲ「それになにより、ジラワーク将軍なら素材として申し分無し!」
ベルゲ「戦力としても素晴らしいが……」
ベルゲ「――ゼルガー将軍もエルクラッド様も嫌っている人だ」
ベルゲ「――実験台にしたと公表しても、私が許される可能性は高い……!」
ベルゲ「――そしてその成果を元に、龍牧場計画を進める……!」
ベルゲ「――見えた、見えましたぞ……! 公国の輝かしい未来への道がっ!!!」
ベルゲ「こ、こうしてはいられませんな……」ソワソワ…
ベルゲ「すぐに、調教した鉄国の捕虜を向かわせねば!」
――
※ベルゲがジラワークの遺体にも目をつけました
※後日、回収判定を行います
――
やったねジラワーク!
と言いたいが抜擢された理由が死後も酷すぎて泣けてくる
――
……
【公国・ネーロの私室】
ネーロ(あれから、エルクラッド様は以前のように……)
ネーロ(いえ……他国を滅ぼしても動じない冷徹な状態に戻られてしまった)
ネーロ(あの日、私が見聞きしたことは全て夢?)
ネーロ「……」フルフル…
ネーロ(いいえ。アネットさん……そしてシャリオさんの話に偽りの気配は感じなかった)
ネーロ(黄金の龍……ポラリスは、今も公国の何処かに存在している)
ネーロ(そしてそれは、エルクラッド様のお命を狙うわけでもなく……)
ネーロ(エルクラッド様も、その存在を容認なさっている)
ネーロ(それでいて、私を救ってくださって……セレスティア姫共に、逃げろと……)
ネーロ(……)
ネーロ(姫様の、呪術……)
ネーロ(エルクラッド様の為に動かなかったのは、それが原因なのでしょうか?)
ネーロ(……そもそも、エルクラッド様の為とは、一体何をすれば……?)
ネーロ(公国の利となることであれば、それがたとえどのような行為であっても遂行すること……?)
ネーロ(でも、昔のエルクラッド様は……)
ネーロ「……盲信と、忠誠は違う……ですか……」ポツリ…
ネーロ(……エルクラッド様が、本当に望まれていること……)
ネーロ(それが、あの時の言葉なのだとしたら……?)
ネーロ(私は、本当のエルクラッド様を理解できていない……?)
ネーロ(…………昔、エルクラッド様に頼まれたこと……)
ネーロ(セレスティア姫を、気にかけること……)
ネーロ「…………もう一つ、確かめておきましょう」
ネーロ「アネットさんも、シャリオさんも知りえないことを……」
ネーロ「座標は、確か……」
シュイン!
……
――
ジラワークが復活したら、ニイハオ・リーチェみたく実質単独で完封されたという因縁があるリアローズに執着するようになるのだろうか
――
……
【公国・アルテミシアの教会】
アルテミシア「ああ、神よ……」オイノリ
シュイン!
アルテミシア「!?」ビク!
ネーロ「……突然の来訪、どうかお許しください」ペコリ
ネーロ「お久しぶりです。アルテミシア様」
アルテミシア「あ、あなた……ネーロ? ネーロなの?」
ネーロ「はい。エルクラッド様に救われた、ネーロでございます」
アルテミシア「まぁ……立派になって……」
アルテミシア「……クリスとユリーカから、話だけは聞いていますよ」
アルテミシア「あなたが、あの人の軍に志願して……将軍にまで至ったと……」
ネーロ「……はい。その通りです」
アルテミシア「ごめんなさい……あなたが戦争に加わってしまったのも、元をただせば私の責任……」
ネーロ「え……?」
アルテミシア「全て、私が悪いのです。私の欲が無ければ……」
ネーロ「ま、待ってくださいアルテミシア様!?」ワタワタ
ネーロ「私は、私の意思でエルクラッド様の為に!」
アルテミシア「っ……そう、あなたは今も変わらないのですね……」
アルテミシア「……ごめんなさい。私なんかに会いに来てくれたのだもの。今、お茶を用意しますね……」
――
フレーバー判定
↓1~3コンマ二桁
ほ
えい
はい
公国のコンマは極端なことが多いなぁ(白目)
フレーバーでまだよかった……
料理技能判定・ネーロとエルクラッド達
1ネーロ
20(……転移魔法以外はからっきし、こんなところにも?)
2エルクラッド
10(かなりやばいブツしか作れない。自分の技術の発展には無頓着か?)
3アルテミシア
98(かぎりなく最高に近い料理を生み出せる。これも、エルクラッドと結ばれる未来を想ってのこと……)
――
アルテミシア「……どうぞ」コト
薫り高い紅茶「……」フワァ…
ネーロ「いい香り……///」
アルテミシア「誰かの為に淹れたのは久々だから……鈍っていなければいいのですが」
ネーロ「そ、そんなことはありません……!」ブンブン!
ネーロ「い、いただきます……」コク…
ネーロ「……美味しいです。とても……」
ネーロ「――それに……懐かしい……」ポロ…
アルテミシア「……そうですね」
アルテミシア「あの人があなたを保護して……」
アルテミシア「あなたの為になれないことをして、ものすごいお茶を出してしまったこともありましたね……」フフ…
ネーロ「……あの後、エルクラッド様に思いっきり謝られたことは覚えています
アルテミシア「あの人、公国のことばかり考えて……自分のことは、あまり執着していませんでしたからね」
アルテミシア「……憶えているかしら? 落ち込んだあの人の為に、私が頑張るって……」
ネーロ「うっ……」
アルテミシア「……その様子だと、あなたも今も苦手なままなのね?」
ネーロ「……///」カアァァ…
アルテミシア「ふふ……」
アルテミシア「――本当に、あの頃が懐かしいですね……」
ネーロ「アルテミシア様……」
セレスティアにお母さんの遺伝はなかったか……
アルテミシア「……でも、ネーロ……?」
アルテミシア「どうして今になって……」
ネーロ「……エルクラッド様の命令は、絶対です」
ネーロ「エルクラッド様が、病に臥せるあなたに近づいてはならないと……」
アルテミシア「そう……」
ネーロ「……申し訳ありません」
アルテミシア「いえ、私が臥せっているのは事実……」
アルテミシア「こんな姿で本当にごめんなさいね……?」ヤツレ…
ネーロ(アルテミシア様が憔悴しきっているのは間違いない……)
ネーロ(……本来であれば、この方もエルクラッド様の力に、公国の利になれる方だ)
ネーロ(エルクラッド様にそぐわない人を、私は嫌う。でも……)
アルテミシア「あなたは今も昔も変わらないですね……」
アルテミシア「あの人が変わってしまっても、迷いなくついていける……」
ネーロ「当然です」
ネーロ「私は、エルクラッド様にこの命を救われたのです」
ネーロ「本来失っていた命。あのお方の為に役立ててこそ意味があります」
ネーロ「私にとってエルクラッド様は全てなのです。エルクラッド様以外は――」
アルテミシア「……少し、セレスティアに似てしまったのかしら……?」フフ…
ネーロ「……っ!!!」
アルテミシア「……いえ、それも元は私なのですね」
アルテミシア「ただ一人……どうしても、振り向いて欲しい……」
アルテミシア「その為ならば、どんな労力も惜しまない……」
ネーロ「あ……」
アルテミシア「……」
アルテミシア「その想いの――『欲望』の果てが、この有様だというのに……」ポロ…
ネーロ「アルテミシア様の……欲望?」
アルテミシア「ええ……公国の土地柄なのか、理由はわかりませんが……」
アルテミシア「公国の人間は、多かれ少なかれそれぞれの『欲』を持ちます」
アルテミシア「私の『欲』は……エルクラッドの傍に一生いること……」
アルテミシア「子供の頃から、あの人の姿を見続け、焦がれ続け……諦めることなんてできなかった……」
ネーロ「子供の頃の、エルクラッド様……」ゴクリ…
アルテミシア「……私の家は、代々大公に仕える近衛騎士の家系でした」
アルテミシア「でも、私は武芸には恵まれず……他の貴族の娘に対抗できるほどの取り柄も無く……」
アルテミシア「それでも……諦めることをせずに……エルクラッドを、ただ想い続けたのです」
アルテミシア「この紅茶も、お料理も……せめて何かできることを増やそうと、頑張って……」
アルテミシア「手段を選ばずに、なんとかエルクラッドの傍に居続けようと……足掻き続けたのです」
ネーロ「そんなことが……」
アルテミシア「ですが、付き合いが長いだけで大した技能も持たない私が、選ばれる筈もありません」
アルテミシア「大公の妻、妃の地位は周りの貴族の推薦もありますからね……」
アルテミシア「……選ばれたのは、ローレシア様。文武両道才色兼備、それに類稀な魔法の才まで持つ……完璧な女性でした」
アルテミシア「あれではどう頑張っても勝てるわけがない。私の欲は……粉々に打ち砕かれたのです」
ネーロ「……っ」
アルテミシア「ですが……」
ネーロ「え?」
アルテミシア「……彼は、エルクラッドは、私を側室としてくれたのです」
アルテミシア「側室の一人や二人いて当たり前だろうと周りを説得してまでね……」
アルテミシア「……一番じゃなくてもいい。彼の傍にいられるのだと……」
アルテミシア「私は、喜び……泣き続けました」
アルテミシア「――ここで満足していれば、今の惨劇も起きていなかった筈です」
アルテミシア「――罪があるのは私。私の欲が、この世界に戦争をもたらしている……」
ネーロ「ど、どういうことでしょう?」
アルテミシア「私は、弱い女なのです……」
アルテミシア「彼の傍にいられる。その願いが叶って尚……満足した態度で、満足しきれていなかった」
アルテミシア「……」
ネーロ「……?」
アルテミシア「――彼に迫られた時、拒むこともせずによがり狂ってしまったのです///」
ネーロ「」
アルテミシア「愛する人に悦びを刻み込まれ、私は何もできませんでした……」
アルテミシア「自分の立場も忘れ、ただエルクラッドを求めてしまった……」
アルテミシア「そして……正妻のローレシア様より先に――あの人の子を、クリスを宿してしまった」
ネーロ「……///」
アルテミシア「そして……その後も、私は止まることができなかった」
アルテミシア「ローレシア様に子供がまだできないという状況下で……」
アルテミシア「私は、セレスティアを身籠りました……」
アルテミシア「それこそ……全てが狂う切っ掛け……」ウツムキ…
アルテミシア「罰せられるは私であるべきだったのに……」
アルテミシア「セレスティアは……」ポロポロ…
ネーロ「……!」
ネーロ(全ての切っ掛け……セレスティア姫……)
ネーロ(……その身の呪術が、鉄国と森国の姫によって払われたということ……)
ネーロ(これは、アルテミシア様にお伝えすべき……?)
――
※アルテミシアに、セレスティアの呪術が払われたことを伝えますか?
※リアローズ達が関係していることも伝えますか?
↓1~5多数決コンマ
どっちも伝える
両方伝える
隠す旨味も特にないし伝えちゃおう
んー……難しいのか人がいなくなってしまったのか……
とりあえず明日まで募集を続けて、状況を判断したいと思います
本日もありがとうございました!
アルテミシア的にはセレスティア開放はプラスのはずだし全部伝えちゃおう
乙です
どっちも伝えるで
おつおつ
エルクラッドがアルテミシア選んだ一因に料理の腕もありそうだけどやっぱり性格なのかな
セレスティアを道具認識してるローレシアとはあまり仲良くしたいとは思えんし
唐突にノーヒントの多数決出されたから固まっちゃったんじゃないの。別にそれ自体が悪いわけじゃないけど
乙
そう言えばジークの料理技能は補正ありで100だったから素の数値の大きさだとアルテミシアの98が現時点では最高なのか
取り合えずアルテミシアの料理をシャリオとアネットのお土産にしたい
アルテミシアの罪は側室だけど正室のローレシアより恵まれてしまったからってことなのか
イメージしやすいようにローレシアの見た目や性格募集はないのかな?今ならゲスい性格もわかったし
別にアルテミシアがエルクラッドを昏睡逆レイプ妊娠から責任取ってくださいねのコンボしたわけじゃないし、悪いことはしてないよねこれ
一途さや後から色々思い悩んでるのはセレスティアの母親っぽいけど
そういえばユージーンの仲間(料理下手の男性)が見つかったな(なお雲上人)。ちっぱい好きなら完璧だ。
こんばんはー
確かに急な安価だったかもしれませんね……
ただネーロの行動理念はひたすらエルクラッド第一+少し展開変化の為多数決をとりました
>>610
ローレシアさんそもそもこんなに話題に出てくる人になる予定じゃなかったからなぁ(白目)
性格が歪んでしまっているのは確定ですが、ある程度の設定も固まっているため、
性格募集はやめておこうと思います
ただ外見は確かにあった方がイメージ楽かな? 今日の終わりから緩く外見だけ募集しようと思います
遅くなりましたがちびちび再開です
全て伝える
――
ネーロ「……アルテミシア様」
ネーロ「そのセレスティア様のことで、一つ大切なお知らせがございます」
アルテミシア「な、なんでしょう?」
ネーロ「――私自身が目撃したわけではありませんが……」
ネーロ「――彼女の側近達の話によれば、セレスティア様の呪術が先日解かれたそうです」
アルテミシア「!!??」ガタ!
ネーロ「しかも、解呪を行ったのは鉄国と森国の姫だという話です」
アルテミシア「ど、どういうことなの……? それにあの子の呪いを払えるだなんて……」グルグル
ネーロ「……私もまだ、状況を把握しきれていないというのが本当のところです」
ネーロ「ただセレスティア様、ついに長年追い求めていた男性を鉄国で見つけ……」
ネーロ「私を拉致し、その身一つで転移なされたのです」
ネーロ「その後どういう流れで解呪にまで至ったのかはわかりかねますが……」
ネーロ「側近達の反応からすると、セレスティア様は呪いを解かれ……すくなくとも、無事ではあるようですね」
アルテミシア「ああ、そんな……」フラ…
アルテミシア「あの人も私も、もう駄目だと思っていたのに……」フラ…
アルテミシア「神よ……私の願いを聞き届けてくださったのですか……?」
アルテミシア「セレスティア……何もしてあげられなかった私を、どうか許して……」ポロポロ…
アルテミシア「だけど、本当によかった……!」ポロポロ…
ネーロ「アルテミシア様……」
ネーロ(当たり前だけれど、やつれた御姿はすぐには元に戻ることはない)
ネーロ(でも『光』がある。セレスティア姫と同じ、昏く沈んでしまった瞳に、光が……)
ネーロ(元よりここは人の立ち入らない場所。アルテミシア様にお伝えしても何の問題もない)
ネーロ(私のこの行動は、きっと正しい筈だ)
ネーロ(……この後の、正しい行動は……)
……
――
――
アルテミシア「ごめんなさい。情けない姿を見せてばかりで……」
ネーロ「いえ。私もアルテミシア様の立場であればきっと同じ反応をしたことでしょう」
ネーロ「ですが一つ、わからないことがあるのです」
ネーロ「私もかつてはエルクラッド様のお役にたとうと、多くの魔導書を読み漁りました」
ネーロ「その中で呪術の存在も知りましたが、あれは生まれ持った存在は外部からの解呪を受け付けないとあった筈です」
ネーロ「セレスティア様は一体……」
アルテミシア「……」
アルテミシア「……あなたの言う通り。セレスティアの呪いの力は生まれ持ったものだけどそうでもない特殊なもの……」
ネーロ「?」
アルテミシア「……公にしてはなりませんよ? もっとも、信じて貰えるとも思わないけれど」
ネーロ「……はい」ゴクリ…
アルテミシア「……」
アルテミシア「原因は、先程も述べた通り私。正妻のローレシア様の怒りを買ったのが、全ての始まりでした……」
アルテミシア「――生まれ持っての呪術の使い手。それはローレシア様です」
ネーロ「なっ……!? それでは、呪われた子は……!」
アルテミシア「……全て、知るのが遅すぎました。ローレシア様は……ローレシアは、あまりにも呪術の扱いに長けていたのです」
アルテミシア「周りに感づかせないことは勿論……私ではなく、胎内のセレスティアに毎日毎日直接呪術を刻み込むことさえも……」
ネーロ「……!!!」
アルテミシア「あの人からエルクラッドを奪ってしまった……私はその罪を受け入れる覚悟はできていました」
アルテミシア「しかし彼女は、私ではなくセレスティアを呪った……」
アルテミシア「あの人は、あの子の傍で常に周囲に極めて弱い呪術を使っていたようです……」
アルテミシア「それを、全てセレスティアの力なのだと広めて……やがてセレスティアは、呪われた子と呼ばれました」
ネーロ「そ、そんな横暴……! エルクラッド様がお認めになるわけがありませんっ!」
アルテミシア「……言ったでしょう? ローレシアは隠すのが上手かった」
アルテミシア「私は対象ではなかったとはいえ、ローレシアにずーっと呪力の宿った手で撫でられ続けたからか微かに感じ取れただけ……」
アルテミシア「完璧な正妻と、呪われた子を産んだとされる取り柄のない側室。どちらの言葉を皆が信じると思いますか?」
ネーロ「それは……」
アルテミシア「……それに、呪術は年を重ねるごとにその力を増す性質もあるそうです」
アルテミシア「最初はローレシアの策略でも、物心ついたセレスティアはもう、本当に呪いの力の一部が宿っていましたから……」
アルテミシア「あとはもう……ローレシアが手を出さずとも……」
ネーロ「そんな……」
アルテミシア「……この話は、クリスとユリーカにも伏せてあります。あの人……エルクラッドにも」
ネーロ「ど、どうしてですか! 伝えていれば――」
アルテミシア「……あの人にとっては正妻ですよ? そしてあの子達は、セレスティアのことを気にかけていましたから」
アルテミシア「生まれ持った不幸であればともかく、身近な存在に仕込まれたものだと知ったらどうします……?」
ネーロ「……私であれば、許せません」
アルテミシア「ええ。そして……ローレシアを問い詰めれば……彼女は、何かしらの理由をつけてあの子達も害した筈です」
ネーロ「……何故、ローレシア様はクリス様とユリーカ様には手出しをしなかったのでしょうか?」
アルテミシア「クリスはセレスティアが成長している頃にはもう優秀な子に育っていて……」
アルテミシア「多くの人々から、期待されていました。邪魔と思っても、流石に周りの目が気になったのでしょう」
ネーロ「ではユリーカ様は? セレスティア様と同じ手を使われる危険もあったのでは……」
アルテミシア「……その時から、私はこの教会にいましたから。ここはあの人が作った、光の魔力に守られた教会なのです」
ネーロ「呪術の効力が発揮しきれない可能性を危惧した、というところですか……」
アルテミシア「ええ、おそらくは。でも、それ以上に子供達に直接手を出すことは難しかったのでしょう」
アルテミシア「エルクラッドは、あの子達を愛してくれていましたから……」
アルテミシア「――下手をすれば、自分の命が無いと。そう感じたのかもしれません」
ネーロ「そういえば、エルクラッド様は……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
に
公国パートのゾロ目ニアは心臓に悪い
ストーリーの方向性を決定する極端な目が多いのが公国の魅力だから()
エルクラッドの操る追加属性魔法
コンマ奇数:攻撃
コンマ偶数:防御
+
01~33:氷特化
34~66:雷追加
67~99:光追加
コンマ87
67~99:光の攻撃
※エルクラッドの戦闘能力が攻撃系に振りきれました
――
アルテミシア「ええ、公国ではとても珍しい二属性を操る強者……」
ネーロ「賊も一瞬で殲滅されていましたものね……」
ネーロ「思えば、どうしてエルクラッド様はあれ程までの強さを……?」
アルテミシア「あの人は、本来は大公になるつもりはなかったのです……」
アルテミシア「尊敬していたお兄様達を守る、近衛騎士を考えていたとかで」
アルテミシア「根底にはやっぱり、公国の為にという想いもあったのだとは思いますが……」
ネーロ「そうだったのですか……」
ネーロ「……」
アルテミシア「ネーロ?」
ネーロ(……誰よりも優しく、強く、公国を……)
ネーロ(そして、アルテミシア様のお話通りならばやはりエルクラッド様は――セレスティア姫を想っていた)
ネーロ(今は討伐命令さえ出されてしまっているけど……)
ネーロ(あの日、私が聞いた言葉はやはり……)
ネーロ(……これ以上、伝えて大丈夫なのでしょうか?)
ネーロ(いや、今更……?)
ネーロ(……私は既に、身に余る程のことを知ってしまっている)
ネーロ(いつ誰からか殺されても、おかしくない状況……)
ネーロ(それなら、いっそ……)
ネーロ「……そのエルクラッド様に傷を負わせる程の存在が、先日宮殿の中に入り込んでいました」
アルテミシア「!?」
この書き方だとエルクラッドのもう一つの属性は氷か?
シャリオがセレスティア守ってくれてたことも伝わるといいんだけど
ネーロ「詳細は私もしりませんが、金髪の成金趣味の若い男性……名はポラリス」
ネーロ「決して他言してはなりませんが、万が一見かけてしまった時はどうかお逃げください……」
アルテミシア「え、ええ。でもあの人は大丈夫なの……!?」
ネーロ「はい。関係性はわかりませんが、エルクラッド様のお命を狙う賊ではないようです」
ネーロ「ただ……」
ネーロ「その場に居合わせてしまった私は、ポラリスからの攻撃を受けました」
ネーロ「エルクラッド様は、私を庇われたばかりに……」
アルテミシア「そんなことが……」
ネーロ「そして、その時にエルクラッド様は確かに仰ったのです」
ネーロ「――セレスティア様と共に、逃げてくれ……と」
アルテミシア「……!!!」
ネーロ「……私はエルクラッド様の真意がわかりません……っ」
ネーロ「でも、アルテミシア様のお話通りであれば……」
アルテミシア「そう、ですか……エルクラッドが……」ポロ…
アルテミシア「ああ、神よ……セレスティアに奇跡が起きながら、まだ欲を持つ私をお許し下さいませ……!」
アルテミシア「どうか、どうか今一度……!」
アルテミシア「もう、許されないところまで沈んでしまったことは承知しています! それでも――エルクラッドにも、奇跡を……!」
ネーロ「……っ」
アルテミシア「いえ……たとえ一瞬であったとしても……あの人が、セレスティアを案じてくれたことが奇跡なのかしら……?」
ネーロ「アルテミシア様、エルクラッド様は……」
アルテミシア「……あなたが聞いたその言葉が――エルクラッドの本音の筈です」
ネーロ「!!」
アルテミシア「……」
アルテミシア「ネーロ……」
――
特殊判定!
↓1コンマ二桁!
よし
クリアしちゃうかー……(白目射出)
これはまたプロット練り直す必要ありそうですが頑張ります(白目)
ネーロちゃんこれもう公国サイドの主人公では?
公国サイドの展開は本当にジェットコースター
ネーロのセレスティアの為の行動(アルテミシアからの真実によりぐらつき、基準値に-10)
93>85
※基準値を上回った為……!?
――
ネーロ「……何も言わないで下さい」
アルテミシア「あ……」
ネーロ「私はエルクラッド様の為だけに動きます」
ネーロ「私はエルクラッド様の為にならないことや人が大嫌いです」
ネーロ「エルクラッド様の命令は絶対であり、それを上回るものなど存在しません」
ネーロ「アルテミシア様、たとえあなたの言葉であっても……」
アルテミシア「……」
ネーロ「私は、私の意思でエルクラッド様の命を果たします」
ネーロ「――セレスティア様と共に逃げる。これが、エルクラッド様の命ならば……それに従うだけです」
アルテミシア「……!!!」
ネーロ「……あなたに会いに来た時から……本当はもうわかっていたんです……」
ネーロ「私は今、エルクラッド様に……自分がしていることの正しさに、疑問を持ってしまっていることに……」
ネーロ「ですが……やはり、エルクラッド様はお優しい方でした……」
ネーロ「光の教会を作ってまで、あなたやセレスティア様のことを気にかけていた……」ポロ…
ネーロ「どうしてエルクラッド様が変わられてしまったのかはわかりません……」ポロポロ…
ネーロ「でも、確かにあの時のエルクラッド様の声は昔のもので……!」ポロポロ…
アルテミシア「ネーロ……」
ネーロ「すみません、こんな……」ゴシゴシ…
ネーロ「……アルテミシア様、こちらをお持ちください」スッ…
アルテミシア「これは……?」
ネーロ「万が一の為の即時発動する転移の護符です」
ネーロ「先程のポラリスを含め、今の公国はかつてとは比べものにならない程に危険な存在が増えています」
ネーロ「……長年、セレスティア様を守っていたらしい銀龍もいますが、それさえもポラリスには勝てないと」
ネーロ「ですから、いざという時は……」
アルテミシア「ネーロ、あなたは……?」
ネーロ「……私は迅速にエルクラッド様の命を果たすまでです」
ネーロ「今日、私とあなたは会わなかった。もう、しばらくここに飛んでくることもないでしょう」
ネーロ「……それでは」スッ…
アルテミシア「……」
ネーロ「……アルテミシア様」
アルテミシア「……?」
ネーロ「……私は、アルテミシア様に罪があるとは思えません」
ネーロ「……エルクラッド様を深く愛されていた。それだけです。罪になるわけがありません」
ネーロ「……子供に呪術を植え込む人の方が、よっぽど罪人ですよ。いかにエルクラッド様の奥さまと言えどもです」
アルテミシア「ネーロ……」ジワ…
ネーロ「……今の言葉も、忘れてください」
ネーロ「私は、ただエルクラッド様の為に」
シュイン!
アルテミシア「ネーロ……どうか、気をつけて……」
……
――
※ネーロが一時的に公国を離れました(白目)
※イベント、今後の展開に大幅な変更が入ります
――
えー……まだイベント判定は残っていますが、ネーロが公国出ちゃっただけでも大変ですね(白目)
ちょっと色々練り直しもいるので今日はここまで
ただ全体的に見るとベルゲのコンマの方がイっちゃってるので楽勝にはならないという……
そして冒頭にも書きましたが、ローレシアの外見イメージを緩く募集したいと思います
軽くであれば性格もあって大丈夫かな? ポラリスのように原案と被せやすいものがくるかもしれないし……
本日もありがとうございました!
おつおつ
ローレシアの外見は銀のロングストレートで身長はアルテミシアよりやや高めでスタイルはアルテミシアよりスレンダー
性格は温和でエルクラッドを甲斐甲斐しく支える良妻……に見えるが実際は深い独占欲と嫉妬を持ちエルクラッドに取り入ろうとする者は容赦しない(浄化前のセレスティア以上)
陰湿かつ狡猾でセレスティアの呪術のように直接ではなく間接的に標的を排除するやり方を好む
アルテミシアとその子供であるクリス・セレスティア・ユリーカ、さらにもしも面識があればエルクラッドの庇護を受けているネーロに対して憎しみを抱いている
本編の描写絡めるとこんなんかなぁ
名前の響きがローレライに似てる(破滅に導く存在という意味でも)から妖艶な雰囲気の少女ってイメージ……?(精神年齢は年相応で)
おつおつ
ネーロがセレスティアの為に動いてくれるのはでかいけど、万が一転移失敗したらこの子強さはクソ雑魚らしいからそこは心配かも
ローレシアはアルテミシアの対な感じで銀髪碧眼の長身、自分に絶対の自信を持つ傲慢な性格とか(アルテミシアに先越されてプライド傷ついた的な)
エルクラッドのキャラシにローレシアの末路?書かれてるけどこの部分は採用されてるのかな
何となく、歳取ってもあまり見た目年齢変わってなさそう。魔女?
乙
容姿については個人的にはローレシアの背丈や胸の大きさがアルテミシアの背丈や胸の大きさと対になるイメージ
(アルテミシアやローレシアの胸の大きさ判定や、エルクラッドの胸の好み判定はまだしてなかったはず)
性格はかつては子供らしい純粋さと残虐さを持った自他共に認める天才少女であったが、アルテミシアにささいな勝負をしたときに初めて負けて、屈辱を与えたアルテミシアに強く執着するようになつた
性格の記述は「軽くであれば」って言ってるしその背景まで指定するのは如何なものかと思うが
>>621
付け加えるなら氷の方も攻撃系ってとこかな?
しかしポラリスの7劣勢を耐えている所を見るに、本来の力とは別に何かしら盛られてる可能性大?
防御特化のカタリナでも耐久値自体は4止まりだし、エルクラッドが素の耐久値だけで受けてたとは思えないな
>>635眠りかけで記憶曖昧だったけど後半の性格かなり書いてしまってた失礼
後半部分の性格の所は無しで
乙でした
アルテミシアは物語の途中で亡くなりそうな雰囲気があったけど今回の話を見ると大丈夫かな
ローレシアの外見は銀か白のゆるふわロング 人形みたいな可愛らしさと男を惑わす色気が同居してるイメージ
性格も二面性が強いというか、アルテミシアといった敵と認識した極一部の人間以外には才色兼備な理想の正妻として他の貴族や兵の評価も高かった
アルテミシアに対してもあからさまに敵対した態度はとってなさそう
遅効性の毒のようにじわじわと蝕んできて気付いたその時になってようやく「思えばあの時……」ってハッとなるタイプ
髪はウェーブのかかったブロンズヘアな印象
>>637
六将も深淵セレスティアも基本耐久は4だったし、装備ブースト無しだと人間の限界耐久値って感じなのかも?そもそもシャリオすら耐久7だし
ローレシアはとにかく陰湿狡猾なイメージ強いな。あとセレスティア見てると妊娠願望と性欲もやばそう
こんばんはー
すみません、ちょっと急な案件入って今日明日明後日の更新ができないかもしれません……
とりあえずローレシアはアルテミシアの対と考えておられる方もおられるようなので判定だけとっておきます
↓1~2コンマ二桁
お?
何の判定だろ
1アルテミシア胸サイズ
21(控えめ微乳。セレスティアは全体的にお母さん似?)
2エルクラッドの好みの胸の大きさ
86(……国も胸も、豊かなのが一番だ)
……おっぱいが全てではないということでしょう(白目)
ローレシアが対となると巨乳、エルクラッドの好みには当てはまりはしそうです
できるだけ早い更新再開を目指すので、よろしくお願いします
報告乙です
これはセレスティアが母親遺伝でクリスが父親遺伝ですわ……
乙
エルクラッドとアルテミシアの幼少時やアルテミシアに本格的に惚れて側室に選んだ経緯はますます気になる
こんばんはー
かなり間が空いてしまい申し訳ありません……
今月ちょっと更新不安定になるかもしれません
ローレシアの性格は
>>631、>>632を足したもの(本来の予定に近いもの。実際はこれにさらに+αありますが)
見た目は折角判定も取ったので>>635のアルテミシアの対となる形で
・金髪長身
・胸サイズ100-21=79(豊乳)
としておこうと思います
まあ故人なんでたまの回想で出番があるかどうかですが……
それではぼちぼち再開していきます
――
……
【公国・セレスティアの私室】
シュイン!
ネーロ「……」
アネット「……つくづく、その瞬間転移は便利なものだ」
アネット「もし私も使えたならば、姫様の為にさらに色々なことが出来たであろうに……」
ネーロ「……使いますか?」
アネット「何?」
ネーロ「……少し、確認したいことができましたもので」
ネーロ「すぐにでも鉄国に――セレスティア姫を追おうかと」
アネット「……!」
シャリオ『……』
ネーロ「あなたは巨体過ぎて転移が厳しそうですが、アネットさん一人なら問題はありません」
アネット「……いや、折角の申し出だが遠慮しよう」
ネーロ「何故ですか?」
アネット「わかっているだろう。公国内での姫様の立場は現在非常に危ういものとなっている」
アネット「あのお方にとって公女の地位など些細なものに過ぎないだろうが、追手を放たれるわけにはいかん」
アネット「心苦しいが、私も姫様に愛想を尽かしたという仮面を被らなければならないな……」クッ…
アネット「シャリオの話では、我らの部隊程度は造作もなく蹴散らせる集団だというから心配はいらないだろうが……」
アネット「万が一、姫様がお一人のところを狙われたらまずい。私の方からも上手く根回しをして、兵の動きを把握しておくつもりだ」
ネーロ「そうですか……」
シャリオ『ワレモポラリスノウゴキニキヲツケヨウ』
シャリオ『セレスティアガ、ヨウヤクツカンダイイコトダ。ヤツニジャマハサセヌ』
シャリオ『ニンゲン……イヤ、ネーロヨ』ズイ
ネーロ「は、はい」
シャリオ『オマエノココロハ、ワレニハワカラヌ』
シャリオ『ダガ……セレスティアノチカラニナルトイウノデアレバ、カンシャシヨウ』
ネーロ「……あの人の為ではありません。だから、感謝は不要です」
ネーロ「……」
ネーロ「……あなた達も、お気をつけて」
シュイン!
アネット「……言われずとも」
シャリオ『……ワレハジョウホウソウサニハムカヌ』
シャリオ『ハムシノソウジイガイハ、マカセルゾ』
アネット「ああ。姫様の為にまずは……」
……
――
――
……
【公国・ネーロの私室】
マリリン親衛隊「そうですか、セレスティア様を追われるのですね……」
ネーロ「はい。色々と悩みましたが……」
ネーロ「動くのであれば、早く動いた方がいいと思いましたから」
マリリン親衛隊「というと?」
ネーロ「……これまでの情報を統合すると、セレスティア姫は傭兵団の男性に恋焦がれていたようです」
ネーロ「そしてその傭兵団は歴戦の猛者であり、ジラワーク将軍と風帝龍……そしてニイハオ将軍を殲滅しています」
マリリン親衛隊「少し公国の部隊が動いた程度では、問題ないということですね」
ネーロ「はい。そして……その傭兵団には――鉄国姫と森国姫、そしてマリリンさんも所属しているようです」
マリリン親衛隊「!?」
ネーロ「マリリンさんの真意はわかりませんけど……」
ネーロ「将軍と帝龍を相手取り、鉄国を奪還する……公国の、エルクラッド様に対する完全なる敵対行為……」
マリリン親衛隊「……」ゴクリ…
ネーロ「……でも、マリリンさんはしっかりとした自分の芯を持つ人です。あなた達にもわかるでしょう?」
マリリン親衛隊「はい! マリリン様はその外面の美貌もさることながら、心も美しい方です!」
ネーロ「……私も、エルクラッド様の為だと……ニイハオ将軍達の行為から目を背けて来ました」
ネーロ「マリリンさんはきっと、公国の中で一番……正常な判断ができる人だったのかもしれませんね」
ネーロ「セレスティア姫を追っていれば、マリリンさんと再会することもあるでしょう」
ネーロ「あなた達は、どうしますか? 私は……しばらく、公国を離れます」
マリリン親衛隊「……マリリン様にお会いしたい気持ちは、私も仲間達も強いことでしょう」
マリリン親衛隊「ですが、我々がマリリン様より頂いた命はあなたをお守りすることです」
ネーロ「……お気持ちはありがたいのですが」
マリリン親衛隊「ええ、わかっております。転移先ですぐに見つけられるとは限りませんが……」
マリリン親衛隊「一人の方が、隠れて動きやすいですものね。何しろ公国の兵とばれたらどうなるかわかりませんし」
マリリン親衛隊「合流さえできれば、マリリン様ご自身がきっと力になってくれる筈です。我々では、力不足……」
マリリン親衛隊「ならば、次善です。元よりマリリン様の命は公国内の敵からあなたをお守りすることですからね」
マリリン親衛隊「なんとか、この転移のことをぎりぎりまで明るみにでないように頑張りますよ」
ネーロ「……」フルフル…
ネーロ「……あなた達に何かあれば、マリリンさんにあわせる顔がありません」
ネーロ「……今ある分全部。ちょうどあなた達の人数と同じ枚数の転移の護符です」バサッ
マリリン親衛隊「こ、これは……!?」
ネーロ「しばらくは、休養期間で誤魔化せます。あなた達も無理をしないで、どうか……」スッ
マリリン親衛隊「……ありがたく頂戴致します。ご武運を……」バッ!
ネーロ「戦えはしないのですけどね。それでは……また」
シュイン!
……
――
――
……
【公国・備品庫】
シュイン!
ネーロ「……」キョロキョロ…
ネーロ(そう、私は戦えない……)
ネーロ(逃げることはできても、見つかれば鉄国の警戒は強まる)
ネーロ(そして……捕えられることでしょう)ブル…
ネーロ(私の力は偏ったもの。鉄国でも森国でも、珍しいもののはず)
ネーロ(姿を隠して、なんとかセレスティア姫の居場所を探り当てないと)
ネーロ(ああ、こんなことなら宝珠を渡しておけば……)
ネーロ(でも今から護符や宝珠を作っている余裕はありません)
ネーロ(エルクラッド様のお言葉、あの日からの経過日数……少しでも急いで見つけないと)
旅人のコート「……」
ネーロ(これがちょうどよさそうですね)
ネーロ(転移先の座標は……)
ネーロ(……)
ネーロ(ジラワーク将軍を見送った、王都周辺が妥当……?)
ネーロ(……)
特殊判定
↓1コンマ二桁
は
鉄国転移先での人の混み具合
50>39
※基準値を下回った為、騒がれることなく溶け込みます
――
【鉄国・王都周辺】
シュイン!
ワイワイ…
ネーロ「……っ!」タタ!
ネーロ(あ、危ないところでした……思っていたよりも、人がいます……)ドキドキ…
ネーロ(本当に、復旧が急がれているようですね……)チラ…
ネーロ(ですが、転移の瞬間を見られていないのであれば好機です)
ネーロ(この人混みに紛れて、旅人を装い……)
ネーロ(そして、あのお姫様を見つけ出してみせます……!)
ネーロ(エルクラッド様の真意を、知る為にも……!)タタタ…!
鉄国商人「おーい、そこの旅の人?」
ネーロ「は、はい!?」ドキィ!
鉄国商人「随分服が傷んでいるじゃないか。どうだい、このマントとかが今お買い得なんだが……」
ネーロ(ば、ばれたわけではないのですね……)ドキドキ…
ネーロ(自然に、堂々と旅人を演じないと……)
ネーロ「……かなりの距離を移動しましたから。そちらの商品の見どころは?」
鉄国商人「いいかい? こいつはだな――」
――
※ネーロが鉄国に転移しました
※鉄国でのイベント時、ネーロの判定が追加されます
※ネーロは現時点で、セレスティアの現在位置が森国拠点であることを知りません
――
――
……
【森国・地下拠点】
ジーク「もうしばらく待機だと?」
ユージーン「ああ。あの森王代理様いわく、もう少しだけ準備をしてから鉄国と例の話をしたいんだと」
マリリン「マリリンちゃんの親衛隊もできれば森国の防衛に回して欲しいっていうから、そっちは快諾したんだー」
マリリン「鉄国との協議次第では、誰か前線に出ちゃうかもしれないけど……」
ユージーン「あと、リュノちゃんが回収していた帝龍の一部から薬も作りたいとか言っていたな」
マリリン「ユリーカ様も手伝うらしいけど、凄いよねぇ……」
ユージーン「…………」
ユージーン「あの子にゃ、あんな惨いもんは見せたくなかったぜ……」
ユージーン「仮に見てなくても、今の公国がどんな手を使ってるかってのは嫌でも耳に入っちまっただろうけどさぁ……」ハァ…
ユージーン「……これでも俺、やばかった時の姫様の姿は極力見せないように頑張ってたんだけどなぁ」
マリリン「ユージーン……」
ジーク「……クリスも、セレスティアも強い心の持ち主だ。きっとあの子も……」
ユージーン「ああ。きっとな……だから、薬を作るのを手伝いたいんだろうさ」
マリリン「みんな、自分にできることで戦っているんだね」
マリリン「それじゃあ、今の私達は何をするべきだろう?」
ジーク「ふむ……」
――
【森国拠点での行動・特殊】1/3
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬
※団体鍛錬(味方全体のレベル上げ。各コンマ一桁+3のレベルアップ)
※共同鍛錬(2人を選択しレベル上げ。コンマ一桁レベルアップ+スキルチャンスがあればスキル獲得処理)
※個別鍛錬(一人で影の特訓レベルアップ。コンマ一桁×2+スキル獲得難易度緩和)
マリリン(40、★95)リュノ&リーチェ(★50)※第一段階、ジーク(★60)※第一段階
3:調査(辺りを調べる。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり)
×:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
※エーテル、ミリア、クリス、ユリーカ、親衛隊ズ、ソウキとの交流も可能
※自由行動終了後、ソウキとフリーデシルトが行動を開始します
しばらくしたら多数決安価(↓1~3にします)
それでは
自由行動多数決安価
↓1~3コンマ二桁
2
ジーク特化
1
リアローズとリーチェがジークの服作成に本格的に動く
1
すっかり忘れてたけどマリリンちゃんのメガホン強化イベントみたい。魔翌力系アイテムでもあるから、リアローズだけじゃなくリュノリーチェも絡めそう
1
リアローズとリュノ一緒にキュイと戯れながら色々調べる
1
リュノリーチェ連携特訓
やっぱりどうしても皆普通の交流を選びたいだろうし、鍛錬パートは別で儲けても良さそうじゃない?ここから全く鍛錬しないで公国戦を迎えるというのも違和感あるし
イメージとしては2を選ぶことが前提の自由行動的な
人いらっしゃいましたね……
磁界からまた↓5まで広げようかと思います
あと鍛錬はそうですね。基準値はそのままで対公国に向けての傭兵団での鍛錬を固定で発生させようと思います
今回はコンマにより
リアローズとリーチェがジークの服作成に本格的に動く
ですね
――
ジーク「……やはり、鍛錬をしておくべきだと俺は思うんだが」
ユージーン「もーちょい待っとけ大将」
マリリン「みんな……特にお姫様達はジークが大怪我してからもの凄い心配しているからねぇ」
マリリン「治ってはいても、もう少しだけ様子を見よう?」
ユージーン「経過観察ってやつだな。ま、もしかしたら明日にはできるかもしれないし、あまり難しく考えるな」
ジーク「そういうものか……」
ジーク「しかし、せめて軽い運動はしなければ身体が鈍ってしまいそうだ」ヨット
マリリン「言ってるそばから跳ね起きて……」ハァ…
ジーク「別にいいだろうこれくらいは……」
ジーク「セイム達親衛隊は変わらず地上を警戒しているんだろう?」
マリリン「うん。異常はないってさ」
ジーク「ならば俺も、散歩がてら警邏に混ざろう」
ジーク「戦わずとも気を張るのは勘を忘れずに済む」
ユージーン「……お前さん、一応公国の連中に見つかったらまずそうだから姿は隠しておけよ?」
ジーク「わかっている。これまでもそうしてきただろう?」
ジーク「いつも通りの格好で――」
いつもの服の残骸「」ボロ…
ジーク「」
ユージーン「……あの妖精の爆発、溶解性だったみたいだからな……」
マリリン「服はあれだけ残骸が残っていただけでも奇跡じゃないかな……」
リアローズ「……」コソコソ…
リーチェ「……」コソコソ…
これで心置きなく鍛錬以外が選べるようになるから良きわね
リアローズ「ジークさんもだいぶよくなったみたいだけど……」
リーチェ「ええ。何しろあれだけ酷い傷でしたからね……」
リーチェ(私の一部でもお役にたてて本当に良かったです……)
リアローズ「お洋服……装備品もほとんど駄目になっちゃったみたいだね……」
リーチェ「リアローズさんが打った剣以外は、ほぼ使用不可能な状態みたいですね」
リアローズ(……お守り、大丈夫だったのかなぁ)
リアローズ(ジークさんのこと、守れてないけど……)ショボン…
リーチェ「……」
リーチェ「あと無事なのは、ジークさんが大事そうに握りしめていたお守りだけのようです」
リアローズ「え? ジークさんが、握りしめていた……?」
リアローズ「……///」
リーチェ(本当に酷い怪我で、回復魔法も最初は全然受け付けていなかった)
リーチェ(そんな状態でもジークさんを『生』にとどまらせたのはきっと……)
リアローズ「……!」ハッ!
リアローズ「お、お守りが大丈夫だったのはよかったけど……!///」ワタワタ
リアローズ「今は、着るもののことに集中しよう……!」
リーチェ「一応、私のルーチュ変装用一式をお渡しすればしばらくはしのげそうですけど……」
リアローズ「……ちょ、ちょっと丈が違い過ぎるかも?」
リーチェ「で、ですよね……///」
リーチェ「それにその……すごく、わがままですけど」
リーチェ「……着ているとジークさんに包まれた気がして……手放せそうに……///」
リアローズ「うん……///」
リーチェ「……ん、ん……///」コホン
リーチェ「こうなるとやはり、当初の予定とは大きく異なってしまいましたが……」
リアローズ「――ジークさんにいいお洋服を送るしかない!」グッ!
リーチェ「ええ、それしかありません……!」グッ!
アローズ「でも、いざ用意するにしてもどうしよう……?」ウーン…
リーチェ「リアローズさんが本気を出せば『確実に良質以上の服は生み出せる』と思いますよ?」
リアローズ「そ、そこはちゃんと頑張るつもりだけど……」
リアローズ「……」
リーチェ「?」
リアローズ「その……できれば、リーチェさんも一緒に作ってくれたらなって……」
リーチェ「わ、私がですか……!?」
リアローズ「う、うん。前に話していた時もそうだったし……」
リアローズ「やっぱり私とリーチェさんはジークさんのあの服に助けらてきた期間が長いし……」
リアローズ「そのお礼……恩返し? の意味も込めて、一緒にお返しが出来たらいいなって思ったんだけど」
リーチェ「リアローズさん……」
リアローズ「駄目、かな……?」
リーチェ「……」
――
フレーバー判定(一部最低保証あり)
↓1~3コンマ二桁
そい
お
あ
oh…
森国姉妹とお母さん、装飾技能
1リュノ
05(不器用!興味を持ってやったら悲惨なことになったのでお母さんに止められました……)
2リーチェ
18(お姉ちゃんよりはマシだけどやっぱり不器用。魔力を固めるならともかく縫い針は指に刺さりまくる)
3カタリナ(最低保証70)
70(元々変装用のコートを調整したのはこの人。残念ながらリュノには継がれず)>03
――
リーチェ「……」
リーチェ「……」ダラダラ…
リアローズ「リ、リーチェさん?」
リーチェ「……ご、ごめんなさいリアローズさん!」バッ!
リーチェ「じ、実は私とリュノお姉様はその……」
リーチェ「お裁縫だとか、装飾とか……こ、細かい作業が大の苦手なんです……!」
リアローズ「ええっ!?」ガーン!
リアローズ「あ、でも普段から道具は持ち歩いているんだよね?」
リーチェ「実はお母様を真似てでして……///」
リーチェ「それに私は指を怪我しても回復させることができますから、それで大丈夫かなと……///」
リアローズ「そ、そうだったんだ……」
リーチェ「ですので、私が手を加えてしまうとリアローズさんの作品を台無しにしてしまうのです」
リーチェ「だから、そうですね……」ウーン…
リーチェ「ここは森国ですから、私が素材だけを探して作るのはお任せにしてしまうとか?」
リーチェ「あ、それなら転移陣を使って素材も鉄国のものを使った方が……?」
リアローズ「……」
――
※まさかのリーチェぶきっちょ
1:服の作成はリアローズのみで行う(確定で丈夫で見栄えの良い服作成。ジークレベルアップ確定)
2:それでもリーチェと一緒に(リアローズの助けもあるが、出来栄えはコンマ判定成功すれば魔力付与で上よりも良いものになるかも?)
ついでに作成する服の系統も
従来のジーク(焦げ茶コートに破れマント)orネオジーク(決定後、新服案募集)
※参考ジークの外見は白髪セミロング(手入れすれば夜でもわかるくらい目立つ色)に深紅の瞳
↓1~5多数決安価
せっかくだし2がいいな
気持ちが大切だと思うし2
服はせっかくだからニュータイプ
2でネオジーク
容姿設定的に従来の服装で完成されてる気がするんだよな
2 従来の服装
系統忘れてた
(ちょっとアレンジはしつつ)従来のジークで
普段のいつもコートとオシャレ用のおニュー二着作ればいいかも?
これ日付変わっちゃうわね
2
従来の服装にするか否かまで含めて1日かけて案を募れば良いんじゃない?
>>678で書き忘れた
従来のジークベースで若干のアレンジ
時間考慮すべきでした
頑張リーチェ確定
+
>>676さんの意見を採用し、従来の傭兵服強化型+おしゃれ用のネオジーク服作成
で行きたいと思います
そして妙なところですが今日はここまで
明日の夜までジークのおしゃれというか傭兵以外の服案も緩く募集したいと思います
本日もありがとうございました!
乙です
おつおつ
どんな服でもリアローズ達からならジークは着てくれそう
服案いいの思い浮かばないけど取り合えず乙
おつおつ
オシャレ用だから軽装で防御考えなくてもいいよね
陸上ウェアみたいなぴっちりした腹筋を見せつけるトップス着せたい肉見せたい
普段の格好が暑そうだから涼しげな格好をってことで>>635がいい感じかも
通気性いいから鍛錬とかの普段着に的な
間違えた>>685だ
傭兵服かネオジーク服に姫達のワンポイントの刺繍(リアローズとリーチェならお守りと同じ形の刺繍?)とかちょっと考えた
ジークは私服でもポロシャツとかカーゴパンツとか実用性のあるものを選びそう。
帯剣できるようになっていたり胸の部分に胸当てを兼ねた傭兵団のエムブレム(みたいなもの)とかが付いたり。
>>689の上にジャケットとか羽織ったり。と想像した。
こんばんはー
ネオジーク服はこの後の事も考え
>>685を採用したいと思います
アクセントの刺繍も入れておきましょう
ジークが服は実用(戦闘)向きなものを好んでいるのは間違いありません
それでは遅くなりましたがちょっとだけ再開です
2:それでもリーチェと一緒に
――
リアローズ「それでも、リーチェさんと一緒に作りたいな……」ニコリ
リアローズ「私も、教えられそうなところは教えるから……ね?」
リーチェ「リアローズさん……」ジーン…
リーチェ「は、はい! 精一杯頑張らせて頂きますっ!」
リアローズ「頑張ろうね……!」グッ!
リーチェ「でも、大丈夫でしょうか?」
リーチェ「お洋服って作るのが大変だといいますけど……」
リアローズ「うん。でも慣れてくると楽しいよ?」
リアローズ「お人形用から作ってみると楽しみやすいかも……?」
リーチェ「なるほど……」
リアローズ「でも、今はジークさんの為だからね。決まったからには、急いで動かないと……」
リーチェ「まずは、生地探しでしょうか?」
リアローズ「鉄国に戻るにしても時間がかかるし、勝手にいなくなると心配させちゃうし……」
リアローズ「私も気になるし、森国の生地で作ってみようかな?」
リーチェ「わかりました。とはいっても、生地に然程違いがあるというわけでもないのですけど」
リーチェ「森国では、食べるもの同様に着るものもあまり弄ることはしないんです」
リーチェ「あえて特徴をあげるとするなら、後から宝飾をつけたり魔導文字を刻んだり……でしょうか?」
リアローズ「魔導文字……リーチェさんやリュノさんの普段着にあった刺繍がそうなのかな?」
リーチェ「はい。少しは丈夫になって破けにくくする等の効力があります」
リアローズ「私にはそれはできないし……うん、リーチェさんと一緒に作るんだからそれもいれてみよう……!」
リーチェ「緊張します……」ドキドキ…
リーチェ「それでは、早速生地を探しに……」
リーチェ「と言いたいところですが、まずはどのようなものをジークさんにお贈りするかを決めないといけませんね」
リアローズ「うん。誰かに贈る服は、自分の趣味を押しつけちゃ駄目だから……」
リアローズ「ジークさんが好きそうな、着てくれそうなものにしないとね」
リーチェ「うーん……」ムムム…
リーチェ「ジークさんの好みでわかっていることは、清潔さと……動きやすさを重視したものでしょうか?」
リアローズ「あのコートとマントの組み合わせは、ジークさんも慣れ親しんだ……お気に入りだったんだと思う」
リアローズ「だから、まず一つはあれを再現しつつ、私達でもっと着やすくて丈夫にしたものを作ろうかな」
リーチェ「なるほど、それならば外しませんしジークさんにも満足して……」
リーチェ「……」
リーチェ「まず一つ……?」
リアローズ「う、うん。無くなっちゃったぶんの補填と、違う格好のジークさんになれるもの二つを用意できればなって……」
リーチェ「……二品で緊張も倍になってきました……」ガタガタ…
リアローズ「だ、大丈夫だよ……!」アセアセ
リアローズ「傭兵服は見本が手元にあるから作りやすいし、もう一つも少し考えているから……」
リーチェ「ど、どのような?」
リアローズ「ジークさんのあの格好……姿を隠したり、雨風が強いところでも動きやすいとか利点はあるけど……」
リアローズ「……ちょっと、暑いと思うんだ」
リーチェ「言われてみると、そうかもしれませんね。あの頃は姿を隠すことが優先されていましたし」
リアローズ「だから、せめて鉄国や森国にいる時は安心して……」
リアローズ「もっと気楽に、気軽に着れる……軽いものがいいかなって……」
リーチェ「薄着、ということでしょうか?」
リアローズ「ミリアさんに近いのかな? こう、軽装というか……」
リーチェ「なるほど。確かにそんなジークさんの姿は少し見てみたいかもしれません……」ドキドキ
リアローズ「決まりだね……!」
リーチェ「色はどうしましょう?」
リアローズ「ジークさんは多分、暗めの色の方が好きそうだし……」
リアローズ「濃紺とか、黒の方がいいかな? 茶色だと傭兵服と一緒になっちゃうから……」
リーチェ「うーん、それだと黒でしょうか? ジークさんの白髪も映えそうですし」
リアローズ「それじゃあ黒い薄着で……これで生地も決まったね」
リアローズ「……風通しがいい生地とかあるかな? あまり厚手じゃないもの……」
リーチェ「森国は元々薄い生地が多いから大丈夫ですよ。生地の問題も無さそうですね」
リアローズ「道具はいつも持ち歩いているから、落ち着ける場所があればそこで縫えるし……」
リーチェ「これで、滞りなく進められるのでしょうか?」
リーチェ「あ、あまりお手伝いはできませんけどせめて魔導文字だけは頑張ります……!」
リアローズ「……」
リーチェ「あれ? リアローズさん?」
リアローズ「……じ、実は……最後に一つだけ問題があるかも……?」
リアローズ「傭兵のコートとか、マントは……少し大きくても大丈夫だけど……」
リアローズ「軽装服の方は、大きさが合ってないと動きにくいしお洒落じゃないから……」
リアローズ「その……」
リーチェ「?」
リアローズ「――ジークさんの寸法を測らないと……///」
リーチェ「」
……
――
……
【地下拠点・とある一室】
ジーク「何? 俺の服を……?」
リアローズ「は、はい。ジークさんのお洋服、駄目になっちゃったって聞いて……」
リーチェ「私達もジークさんから変装用とはいえ頂きましたし、そのお返しの意味も込めて……」
ジーク「……気持ちはありがたいが、姫達の手を煩わせるわけにもいかないだろう」
ジーク「幸い、服は病人用以外のものも貸し出してもらった。これで問題は無い」
魚刺繍服「……」ニャーン!
リーチェ「……ミリアさんですか?」
ジーク「……ああ」ガクリ
リアローズ「お魚が可愛い……」
ジーク「俺に可愛さなどというものを求めるな……」
リーチェ「女性用の服でも着れるものなのですね……」
ジーク「ミリアいわく『部屋でごろんごろんする時ように大きめのものを用意したけどあまり使わなかった』からだそうだが……」
ジーク「確かに、俺でだぼつく服をミリアが着ることはないだろうな……」ダボ…
ジーク(……クリスが言っていたが、こんな服を着て着崩していればそれは当然……)ゴクリ…
リアローズ「ジークさん?」
ジーク「な、なんでもない。とにかく、服は……」
リアローズ「……」ジー…
ジーク「うっ」
リーチェ「……」ジー…
ジーク「……」
リアローズ&リーチェ「「……」」ジー…
ジーク「……わかったからその目で俺を見ないでくれ……!」
ジーク「ああ、そうだ……! 落ち着かない……!」
ジーク「ミリアには悪いが、俺にはこの色合いもだぼつき具合も合わないんだ……!」
リアローズ(やっぱり、ジークさんは無駄のない機能性重視だよね……)
リアローズ「……大丈夫。私、お裁縫で楽しい気分にもなれるから……」
リアローズ「どうか、ジークさんのお洋服……作らせてください!」
リーチェ「お願いします……!」
ジーク「っ……」
……
……
ジーク「……」
リアローズ「……」
リーチェ「……」
ジーク「……俺も、知識としては知っている」
ジーク「個人に合わせた服を用意する時は、寸法を測るとな」
ジーク「しかし、姫達の前で……」
リアローズ&リーチェ「「……」」ジー…
ジーク「……わかった」ハァ…
ジーク(……まあ、逆よりはずっといいか……)
ジーク(上だけでいいというのなら、リュノの時よりもずっと健全でもある)
ジーク(それにリーチェはわからないが、リアローズの腕ならば……)
ジーク「……」ヌギヌギ…
パサ…
ジーク「……これでいいか?」ムキッ!
リアローズ「は、はい……!///」ドキッ!
リーチェ「だ、大丈夫です……!///」ドキッ!
リアローズ「それじゃあ……は、測りますね?」
ジーク「ああ」
リアローズ「……」
リーチェ「……」
――
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
あ
はい
はい
ちょっと二人揃って興奮しすぎじゃないですかねぇ……?(白目)
ジークの引き締まった筋肉美。より反応したのは?
1リアローズ
96(ジークさんの身体すごいよぉ……!///)
2リーチェ
89(このままだっこされたら……///)
※二人とも大興奮状態ですが、僅差でリアローズ
――
……
ジーク「……」
リアローズ「……はわぁ……///」ペタペタ…
リアローズ「……///」ナデ…
リアローズ「……///」サワ…
ジーク「……」
リーチェ「……ん///」サワサワ…
ジーク「……」
ジーク「……寸法とはそうやって測るものだったか?」
リアローズ「ひゃい!? あ、あの、これは……!///」ワタワタ!
リーチェ「リ、リアローズさん程になると、直接触れることでより精密に……!」ワタワタ!
ジーク「……なるほど。そういう、ことなのか……?」
リアローズ(リーチェさんありがとう……!///)
リーチェ「わ、私はついつられてと言いますか……」
リーチェ「……もう、酷い傷も無くなったかなって、気になって……」
ジーク「……大丈夫だ。心配をかけた」
リーチェ「いえ……」
リアローズ「……う、後ろも失礼します……///」ペタペタ…
リアローズ(これが、ジークさんの身体……)
リアローズ(この逞しい腕で、私は抱き抱えられたんだ……)ゴクリ…
リアローズ(……傭兵服だと、ジークさんの身体がよく見えない……)
リアローズ(動きを読まれにくくするためなら、それが正解なのかもしれないけど……)
リアローズ(……)
ジーク「……そろそろいいか?」
リアローズ「あ、ごめんなさい……!? 最後にいつもの道具で測るからリーチェさん持ってきてくれる……?」
リーチェ「は、はいただいま!」パタパタ!
ジーク「普通の道具も使いはするんだな……」
ジーク(……俺は自分の理性を褒めてやるべきかもしれん)グッ!
ジーク(下まで脱いでいなくて助かった……)
……
――
――
……
リアローズ「……決めた」
リーチェ「な、何をですか?」
リアローズ「ジークさんに贈るもう一つのお洋服」
リアローズ「……」
リアローズ「……リーチェさん、見たよね?」
リーチェ「は、はい」
リアローズ「さ、触ったよね……?///」
リーチェ「は、はい///」
リアローズ「……どうだった?」
リーチェ「……なんだか、きゅうってなるというか……///」
リーチェ「ジークさんの逞しさに、凄く安心できるというか……///」
リアローズ「うんうん……///」
リアローズ「あんな風に見たことなかったけど、ジークさん……///」ホゥ…
リアローズ「いつもコートやマントで隠れていたら、もったいないと思うんだ」
リアローズ「だから……」
リアローズ「――ジークさんの身体が服の上からでもわかる動きやすい服にしようと思うの///」
リーチェ「ふ、服の上からわかる……!?」ゴクリ…
リアローズ「ちゃんと寸法も測ったし、今ならこの両手が覚えている……」
リアローズ「……急ごうリーチェさん!」タッ!
リーチェ「は、はい!」タッ!
……
――
草
ゼル伝でも勇者にジャストフィットする鎧を秘密裏に作ってる姫いたけどそれ思い出した
――
……
リーチェ「リアローズさん、生地はこちらとこちら、どちらが良いでしょう?」
リアローズ「うーん……この肌触り、風通し……こっちかな?」
リアローズ「あ、でもそっちの生地もマントに使えるかも?」
リーチェ「では、こちらとその生地ですね。次は……」
……
リアローズ「この生地を組み合わせて耐久性もあげるとして……」
リーチェ「縫い糸……でしょうか?」
リアローズ「うん。鉄糸でやってもいいんだけど重くなっちゃうし……」
リーチェ「そうなると、生地同様に魔力が付与されているものがいいかと」
リーチェ「えっと……」ゴソゴソ…
リーチェ「あった。この風の力が宿った糸なら、動きの妨げにはなりません!」
リアローズ「それにしよう……!」
……
リアローズ「留め具はこれでいいかな……」カチャ…
リーチェ「わぁ、目立たないけどお洒落です……!」
リアローズ「お母さんがよく言ってたの。見えないところにこそ気を使いなさいって……」
リーチェ「このさり気なさが、本当のお洒落なんですね」ゴクリ…
……
リアローズ「あとは……あれ?」
キュイ「キュキューイ!」パタパタ!
リアローズ「キュイ! どうしたの?」
キュイ「キュイン♪」モグモグ
リアローズ「そっか、お魚貰えたんだね?」ナデナデ
キュイ「キュキュー♪」
リアローズ「ふふ……♪」ナデナデ
リーチェ「本当にリアローズさんによく懐いていますね」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
ナルガメイr
わぁい!?(白目吐血)
本当に姫のコンマ運どうなってるのか(白目)
リーチェ共同判定その1・水帝水
コンマ77
77
ゾロ目:キュイから追加プレゼント
――
リアローズ「キュイは冷たくて気持ちいいねぇ……」ナデナデ
キュイ「キューイ♪」ホクホク
リアローズ「……この涼しさ、ジークさんのお洋服にも使えたらいいんだけどな」
キュイ「キュ?」
リーチェ「……」
リーチェ「キュイの協力があれば、できるかもしれませんね」フム
リアローズ「!?」ガーン!
リアローズ「だ、駄目だよ!? キュイの鱗や皮を剥ごうとしちゃ……!?」ワタワタ!
リーチェ「さ、流石にそれはしませんよ!?」
リーチェ「……効果があるかはわかりませんし、龍の身体の仕組みもわかりませんけど」
リーチェ「この子の吐き出す水液に、生地を浸けこんでみたらどうかなって思ったんです」
リーチェ「少し勝手は違いますけど、森国ではよくある生地の強化方法なんですよ」
リアローズ「そ、そうなんだ。……キュイ、ちょっとだけお水貰えるかな?」
キュイ「キュ……」
キュイ「キュイー!」ジャパァ!
リアローズ「あ、ありがとう!」
キュイ「……キュ!」ペリペリ…
リアローズ「え!? う、鱗は大丈夫だよ!? ああ、もう……!?」
水帝幼鱗「……」ピカー!
キュイ「キュ!」アゲル!
リアローズ「うぅ、ごめんねキュイ……」ナデナデ
リーチェ「……私の言葉を、理解していたのでしょうか?」
リーチェ「これは、ありがたくいただいておきましょう」
リーチェ「予定外ですけど、これはきっとジークさんの身を守る力になってくれる筈です」
――
※完成服の性能にスキル付与が確定しました
――
服作成途中ですが、今日はここまで
ただの服どころか強化服確定……これ結構今後に有利なんですよね(白目)
このあとリアローズとリーチェが縫い上げ完成となりますが(最後の判定あり)そちらは大人しいコンマが出ることを祈ります
本日もありがとうございました!
おつです
乙
ジークの肉体に反応しちゃうリアローズとリーチェも、鱗をあげる健気なキュイも可愛い
おつおつ
まさに戦闘服になりそうで幸先いいな
腹筋見せつけ服着たらセレスティアとリュノも反応しそう
乙です
リアローズとリーチェがお互いの得意分野活かせるのはまさに合作な感じでいいね
キュイの恩恵は素材なのかな
服でジークの強化も入ると安全圏ぽく見えるけどジークスキル取得も狙ってみたいな
自由行動外で鍛錬できるようになったみたいだけど何回できるんだろ?
2回くらい?
8月は更新少なくなりそうね
そろそろ公国姫の絵が見たい(チラッ
今まで小まめに更新してくれた>>1が来てくれないと、エタはないと思うけど体調の方が心配になるな
止まってしまったか
こんばんはー
また凄まじく間が空いてしまい申し訳ありません……
なんとか職場の方も落ち着いてきたので、明日よりまたぼちぼち元のペースに戻せればと思います
金曜日だけはちょっと怪しいかもしれませんが
>>712
今回もメリットはありましたが、キュイの本来の恩恵は別イベントになります
>>713
団体一回、個別二回の計三回を予定しています
>>716
ご心配おかけして申し訳ありません
体調崩す時は普通に崩しますが、その時もアナウンスはいれるようにします
前回のあらすじ:リアローズとリーチェがジークの為に服作り
それではゆったり再開していきます
――
……
リアローズ「よし……」
服の材料「……」
リアローズ「ジークさんの型はもう用意したから、いよいよだね……」
リーチェ「はい。緊張します……」ドキドキ…
リアローズ「まずは、これをキュイの水に浸すんだよね?」
リーチェ「こう、広げた状態で……」
パチャ…
リーチェ「ここに、さっき貰った鱗も使わせて貰いましょう」
リアローズ「でも、どう使うの? 一枚だけじゃ全身を覆うにはとても足りないし……」
リアローズ「ま、まさかもっとキュイから……」ガタガタ…
リーチェ「だ、大丈夫ですよ。この鱗は、細かく砕いて一緒に浸け込むんです」
リアローズ「砕く……」
リーチェ「はい。それも粉々にです。そうすることで、少量でも確かに全体に馴染むのです」
リアローズ「うう、ごめんねキュイ……」っリアローズハンマー
ガンガンガン!
リアローズ「でも、これでキュイもジークさんを守ってくれるってことかも……?」
リーチェ「はい。あとはこれを全体に塗しつけて……」ファサァ…
リーチェ「私が魔力を流して馴染みやすくすれば……」キィィィィン!
強化布「……」ジャーン!
リーチェ「ふぅ……これで、従来のものよりもだいぶ丈夫な生地になったと思います」
リアローズ「ありがとう、リーチェさん」
リアローズ「私だけじゃ、こういう鍛え方はできなかったから……」
リーチェ「いえ、私だけではそもそも服を用意することができませんから……///」
リーチェ「私は素材に少し手を加えただけ。本番は、ここからです」
リアローズ「うん……!」
……
……
強化布「……」
リーチェ「鋏の方にも私が魔力を流し続けて、切りやすいようにしておきます」
リーチェ「あとは……ここからは、見てお勉強したいと思います」
リアローズ「誰かに見られてると思うと、緊張するなぁ……」ドキドキ…
リアローズ「でも、難しく考えなくても大丈夫だよリーチェさん?」
リーチェ「私はまず、まっすぐに布を断てるかも怪しいのです……」
リアローズ「うーん……」
リアローズ「こうして、型を乗せて、それにそう感じで……」シャキー
リーチェ「え!? も、もう断っちゃうんですか!?」
リアローズ「う、うん。ジークさんの身体はよく調べたから、多分これで大丈夫だと思うし……」
リアローズ「慣れてきたら、もう型も使わなくても大丈夫になっちゃうかも……?」ポイー!
リーチェ「あぁっ!?」
リアローズ「布に印をつけておけば大丈夫だし、下手に迷っちゃうとぶれちゃうからね……」シャキー!
リーチェ「……」ドキドキ…
シャキシャキ…
シャキン!
ジャキ!
リーチェ(す、凄い……迷いなく、あんなに綺麗に……)
リーチェ(型も本当なら作るのは大変の筈ですし……)
リーチェ(リアローズさんだからこそ、簡単にしているようで……私やお姉様にはとても真似できません)ドキドキ
リアローズ「ふぅ……」シャキン!
リーチェ「も、もう終わったんですか? 二着とも?」
リアローズ「ジークさんのお洋服今作ってるんだって思うと、熱が入っちゃって……」ソワソワ
リアローズ「でも、ここはまだ下準備の段階だよ? 次は……」スッ
リーチェ「縫い、ですか……!」ゴクリ…
……
……
リアローズ「糸は、この強化糸にしておこうかな?」
リアローズ「リーチェさんの魔力付与があると、強力な針じゃなくても縫えていいなぁ」ヌイヌイ
リーチェ「あ、ありがとうございます。私にはこのくらいしかお手伝いできないのが心苦しいですが……」
リアローズ「ううん、もの凄く嬉しい……///」
リアローズ「私……お人形のお洋服作る時も、いつも一人でもくもくとやっていたから……」
リアローズ「リーチェさんと一緒に、お話しながら作ると……いつもより、わくわくして、楽しいし……///」
リーチェ「……ええ、私も。こうしてリアローズさんの腕前を直に見させて頂いて……」
リーチェ「私も家族以外との共同作業なんて、数える程しかありませんでしたからね……」
リーチェ「やはりこうして、お友達と一緒に何かをするということは……いいものですね」ニコリ
リアローズ「うん……」ニコリ
リアローズ「……リーチェさんも、ここはこうした方がいいと思ったら言ってくれていいんだよ?」ヌイヌイ
リーチェ「い、いえ。私の目から見ても、一切の無駄が無いといいますか美しいといいますか……」
リーチェ「どうして、そこまで淀みなく針を動かせるのか……?」ハテ?
リアローズ「頭の中に、完成形をしっかり考えておくといいかも……?」ヌイヌイ
リーチェ「そしてこうお喋りをしているだけで、いつの間にか袖がもう出来上がっているという……」ゴクリ…
リアローズ「……」
リアローズ「リーチェさんも、縫ってみる?」
リーチェ「え!? わ、私がですか……!?」
リアローズ「うん。やっぱり二人で作っているんだし……」
リアローズ「私も、最初は失敗ばかりで……経験を積んでいかないと、上手にはなれないから……」
リーチェ「だ、大丈夫なのですか? 既にリアローズさんの手で、完璧な服ができあがりそうなのに……」
リアローズ「……リーチェさん、やってみたいっていう顔してる」
リーチェ「!?///」
リアローズ「リーチェさんも、ジークさんの為に頑張りたいんだよね……?」
リーチェ「……」ゴクリ…
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
きたか!
不器用リーチェの奮闘(リアローズ補佐により緩和)
15>12
※基準値を下回った為、悪戦苦闘!
※技能上昇、完成への補正無し
――
リーチェ「や、やってみます!」ドキドキ!
リアローズ「うん。それじゃあ、針と糸だよ」スッ…
リアローズ「こうやって持って、こうして布に潜らせて縫っていくの」
リーチェ「頑張ります!」
リーチェ「えっと、こうもって、糸を通して――」
プス…
リーチェ「っぅ……!?」
リアローズ「だ、大丈夫!? 針を持つときはいつも先端に気をつけないと……」ワタワタ
リーチェ「だ、大丈夫です。このくらい。ちょっとちくっとしただけですし……」
リーチェ「ここに糸を通して……」
リーチェ「通して……」プルプル…
リーチェ「通し……」フニャ…
リーチェ「あ、あれ?」ヘニャ…
リーチェ「お、おかしいですね? 強化糸なのにふにゃふにゃと違う方向に曲がって……」クニャ…
リーチェ「まず針に糸が通ってくれないと……」スカッ…
リーチェ「……」スルン…
リーチェ「……」ダラダラ…
リーチェ「……お、お願いします!」スル…
リーチェ「ど、どうして……? 前はもう少し……」フニャン…
リーチェ「……」チラ…
リアローズ「リーチェさん、諦めないで頑張って……!」グッ!
リーチェ「は、はい!」
リーチェ「あれ……これでも!?」スカッ!
リーチェ「も、もっと勢いをつけて――」
プスッ…
リーチェ「っぁ……!? ま、負けません……!」プルプル…
……
――
……
リーチェ「や、やった……やっと通りました……!」ハァハァ…
リアローズ「おめでとう……!」パチパチ!
リアローズ「で、でも指大丈夫……?」
リーチェ「このくらいは大丈夫です。回復魔法を使うまでもありません」
リーチェ「それに、ここからが正念場……」ゴクリ…
リーチェ「リアローズさん、もう一度お手本を見せていただいてよろしいですか?」
リアローズ「えっと、こうしてこうやって、こう……」ヌイヌイ
リーチェ「……」ジー…
リアローズ「あまり力を入れすぎない方がいいと思うな……こう、軽く」ヌイヌイ
リアローズ「あとは間隔を広げすぎないように、しっかりと……」ヌイヌイ
リーチェ「なるほど……こうやって、こう――」
ブス!
リーチェ「あつぅ……!?」ジワ…
リアローズ「大丈夫!? さっきより深く刺さった感じがするけど……!?」ワタワタ
リーチェ「だい、じょうぶです……自分の魔力で強化しておいてなんですけど、思ったよりも針がすんなり入ってしまって……」
リアローズ「これも一応、鉄国製の丈夫な針だから気をつけて……?」
リーチェ「心得ました。そして間隔を狭く……」
リアローズ「うん。こうしてこうして……これで、ほつれにくい丈夫な服になるよ」
リーチェ「こ、こんなに細かく……えっと、ここで通してすぐにこちらに――」
ドス!
リーチェ「あうぅっ!?」ジワ…
リアローズ「リーチェさん!? 今、しっかり刺さってたよ……!?」オロオロ
リーチェ「ま、負けません……ジークさんの為に……!」グッ!
リーチェ「この程度、耐えてみせます……!」
リアローズ「う、うん。でも手当と消毒はした方がいいと思うな……!?」ワタワタ
ヌイヌイ…
プス!
ヌイヌイ…
ヌイヌイ…
ドスッ!
ヌイヌイ…
チク…
ヌイヌイ…
ヌイヌイ…
ヌイヌイ…
……
……
キュッ…!
バサァ!
リーチェ「で、できたぁ……!」ボロボロ…
リアローズ「頑張ったね、リーチェさん……!」ジワァ…
リーチェ「いえ、ほとんどリアローズさんに助けられてしまいましたが……」ガクリ…
リーチェ「でもこれでついに……」
リアローズ「ジークさんへの贈り物ができた……!」
リーチェ「ジークさん、喜んでくれるかな?」
リアローズ「出来栄えは……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
にあ
うーん
服の完成度(技術合算で基準値変動)
(リアローズ100+リーチェ18)×1/2=59
100-59=41
41>26
※基準値を下回った為、リアローズオンリー製作よりは耐久性ダウン
※しかし魔力付加には成功
――
新傭兵服「……」ジャジャン!
肉体強調服「……」ジャジャン!
リアローズ「うん、よく出来ていると思うな」
リーチェ「うう、でもやっぱりリアローズさんお一人で作られた方がきっと……」
リアローズ「……ジークさんは、リーチェさんも一緒になって作ってくれた方がきっと喜んでくれると思うよ?」
リアローズ「それに、さっきも言った通り私一人だけだと魔力強化もできなかったし……」
リーチェ「それは……」
リーチェ「でも、なんだか新品なのに私が縫った部分とかくたびれた雰囲気が……」
リアローズ「ふふ……ジークさん、そっちの方が好きなんじゃないかな……?」
リアローズ「前に着ていたものもそうだったし……」
リーチェ「……お洋服を作るのって、とても大変なんですね」
リーチェ「今度から、より一層感謝の気持ちを込めて服を着たいと思います」
リアローズ「うん。誰が着る服にも、作った人の想いは込められているから……」
リアローズ「それじゃあ、早速ジークさんのところに行こう……?」
リーチェ「……」ゴクリ…
……
――
――
……
ジーク「こ、これを俺に……!?」
リアローズ「は、はい! 頑張ってリーチェさんと一緒に作りました!」
リーチェ「ほとんどは、リアローズさんの力なのですが……」
ジーク「……」チラ…
リーチェ指「」ボロボロ…
ジーク「……いや、リーチェも頑張ってくれたというのがよくわかる」
リーチェ「……///」
ジーク「姫の縫い上げてくれた服を着るなど、とても光栄なことだが……」バサァ
ジーク「……この、とてもしっくりとくる感じは……」
ジーク「家宝としてしまい込むよりも、今からでも着続けて使いたくなるな」
ジーク「色合いも大きさも、俺好みだ……前のものよりも、数段いい」
ジーク「それに使いやすいように作られているし……この小さな刺繍は、もしかして二人の?」
リアローズ「せ、折角だから、二人で作った記念にいれておきたくて……///」
ジーク「……ありがとう。大切に使わせてもらおう」
――
※装備品の質向上によりジークのレベルが上昇
ジーク:レベル277→287
※さらに装備スキル『双姫の護服』を習得!
★『双姫の護服』★
自身の耐久値を1増加させる
さらに水属性の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させる
――
ジーク「これで悩みだった服の問題も解決したな」
ジーク「ところで……」チラ
リアローズ「……」ドキドキ…
ジーク「リアローズが持っているもう一着は?」
リアローズ「じ、実はいつもジークさん着込んでいて暑そうだから……」
リアローズ「う、薄い普段着も作ってみたんです……!」バッ!
肉体強調服「……」バーン!
ジーク「!?」
耐久アップと水耐性で自爆耐えられるようになってる?
リーチェ「き、きっとジークさんに似合うと思って……」ドキドキ…
リアローズ「こっちは、丈夫さよりも動きやすさと快適さを重視していて……」ドキドキ…
リアローズ&リーチェ「「ぜひ、こっちも着ていただきたいなと……」」
ジーク「も、勿論だ。まさか二着も服を用意して貰えるとは……」
ジーク「少し、待っていて欲しい。すぐに着替えてくる」
リアローズ&リーチェ「「……」」ドキドキ…
……
ガチャ…
薄着ジーク「……待たせたな」ムキィ!
リアローズ&リーチェ「「!?///」」ドキィ!
薄着ジーク「……これも着心地がいいが……似合うだろうか?」ムキィ!
リアローズ「は、はい! とっても!///」ドキドキ!
リーチェ「凄くいいと思います!///」ドキドキ!
リアローズ(ああぁぁぁ……! ジ、ジークさんの身体、やっぱりすごい……///)ドキドキ!
リーチェ(ふ、服を着ているのに、ジークさんの逞しい身体が一目でわかっちゃう……///)ドキドキ!
リーチェ(ちゃんと機能性の高い服なのに、ジークさんを引き立てるお洒落服……流石ですリアローズさん!)グッ!
リアローズ(作ってよかった……!)グッ!
薄着ジーク「そ、そうか/// 本当にありがたい……」
薄着ジーク「俺はこれでも、武器を持たないで戦うこともあったからな」グッ、グッ…
薄着ジーク「身を守るため、長旅のため、諸々の理由で厚着になることが多いが……」
薄着ジーク「こういった、動きやすい服も好きなんだ」ムキッ!
薄着ジーク「さっそく、今度の鍛錬……いや、いっそこのコートとマントの下をこれにしようか?」
リアローズ&リーチェ「「!?///」」ボッ!
薄着ジーク「ん……? 二人とも顔が赤いが、大丈夫か?」
薄着ジーク「この短時間で二着も用意するなど、やはり無茶をしたのでは……」
リアローズ「だ、大丈夫……!///」
リーチェ「ジークさんのお気に召したようで、何よりです……!///」
薄着ジーク「そうか。……改めて、礼を言おう」
リアローズ&リーチェ「「い、いえ……///」」テレテレ…
リアローズ&リーチェ((作戦は大成功だけど……))
リアローズ&リーチェ((薄着のジークさんに慣れる特訓もしないと……///))
……
――
――
……
ジーク「……」グッ、グッ
クリス「おや、ジーク殿」
ジーク「……クリス。朝の鍛錬か?」
クリス「ええ、まあ。ただの素振りですけどね」
クリス「……少し、煩悩を打ち払わないといけません故に」
ジーク「払えるうちに払っておいた方がいいとは思うが……」
ジーク「別に、クリスは正常だと思うがな」
クリス「以前も言った通り、ミリアさんが起床する前に脱出しないと……」
ジーク「……確かに話を聞く限りでは刺激は強そうだ」
クリス「ええ、本当に……」
クリス「それにしても……」チラ…
肉体強調服「……」ピチピチムキィ!
クリス「……ジーク殿の身体も凄いですね」ゴクリ…
ジーク「……」
ジーク「……まさかとは思うが、誰の肉体であっても刺激を受けるのか?」
クリス「違いますよ! ただ、私の未熟さを痛感しただけです!」
クリス「……この後は、どうなるかわかりません」
クリス「私は未熟。しかし時は止まってくれない……」
クリス「ジーク殿は、この後何かご予定は?」
ジーク「そうだな……」
……
【森国拠点での行動・特殊】2/3
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬
※団体鍛錬(味方全体のレベル上げ。各コンマ一桁+3のレベルアップ)
※共同鍛錬(2人を選択しレベル上げ。コンマ一桁レベルアップ+スキルチャンスがあればスキル獲得処理)
※個別鍛錬(一人で影の特訓レベルアップ。コンマ一桁×2+スキル獲得難易度緩和)
マリリン(40、★95)リュノ&リーチェ(★50)※第一段階、ジーク(★60)※第一段階
3:調査(辺りを調べる。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり)
×:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
5:森国兵を扱く(自分達ではなく兵を鍛える。コンマ一桁+3のレベルアップ)
※エーテル、ミリア、クリス、ユリーカ、親衛隊ズ、ソウキとの交流も可能
※自由行動終了後、傭兵団鍛錬+ソウキとフリーデシルトが行動を開始します
しばらくしたら多数決安価(↓1~5。時間内で埋まらなければその時点のもので決行)
それでは…
自由行動多数決コンマ
↓1~5二桁
1 セレスティアとリュノも何か贈りたい流れに
折角ならここで呪術のカミングアウトを先にリュノにする展開とか
リーチェリュノ連携
2
リーチェリュノ共同鍛練
票数は同じですが、ゾロ目込みで
1 セレスティアとリュノも何か贈りたい流れに
ですね
……何を贈ればいいのかは後ほど募集するかもしれません。少々お待ちください
オシャレ度には期待できないから二人の個性を活かした魔翌力アイテム?
呪術と氷のコラボレーションとかすげえもん出来上がりそう()
1 セレスティアとリュノの贈り物
――
ジーク「今は、この服を着てしばらく身体を動かしていたいかな」
ジーク「きつい鍛錬は釘を刺されそうだが、動かなければ身体も鈍ってしまうからな」
クリス「なるほど。確かにそれがいいかもしれませんね」ウンウン
ジーク「そういえば、クリスのその格好は……」
クリス「……戦闘に不向き、ということはわかっているのですが」スーツ!
クリス「昔の教養で染みついてしまったのか、私はこういう服ばかりなものでして……」
ジーク「……いや、立場を考えれば、身嗜みにより一層の気を使うだろう」
クリス「ジーク殿の服は動きやすそうですが、やはり傭兵団で?」
ジーク「いや、これは先日リアローズとリーチェに貰ってな……///」
クリス「なんと!?」
セレスティア「……」コソコソ…
リュノ「……」コソコソ…
タタタタ…
セレスティア「……リュノさん、聞きましたか?」
リュノ「聞いちゃいましたねぇ……」
セレスティア「まさか、リアローズさんとリーチェさんがジーク様に服を贈るだなんて……」
リュノ「リーチェ、私程ではありませんが相当に不器用な筈なのに……」
セレスティア「……」
リュノ「……」
――
フレーバー判定
↓1~3コンマ二桁
はい
お
呪氷って強力そう
00で草
セレスティア00二回目って……(白目射出)
フレーバーとはいえこれは何かボーナスつけた方がいいかなぁ(白目)
さすセレ
貰えるのならボーナス欲しいよね
ジークの引き締まった筋肉美への興奮、残る二姫の反応は?
1リュノ
68(やっぱり凄いですよねぇ。……でもエーテルさんの時に服無しで見てますし///)
2セレスティア
00
100↑臨界突破(ジークさまああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ///)ビクンビクン!
※セレスティアの振り切りっぷりは呪術とは無関係のようです(白目)
3セレスティアの装飾技能
29(……女子力の低い私に何を求めているのです?)
※リアローズ以外の姫は全員お裁縫とか苦手のようです……
――
リュノ「それにしても、リアローズさんとリーチェが、あんな服を……」ゴクリ…
リュノ「ジークさんの身体……腹筋なんて、ほぼ全部浮き出ているじゃないですか……」
リュノ(いけない、あの日を思い出してしまいそうです……///)
リュノ「でも、黒くて格好いい感じもしますし、ジークさんにも似合って――」
セレスティア「」ビクンビクン!
リュノ「ひゃわああぁぁ!?」ビクーン!
リュノ「だ、大丈夫ですかセレスティアさん!? く、口の端から何か出ていますよ!?」オロオロ
セレスティア「し、失礼致しました///」ゴシゴシ
セレスティア「上どころか下も濡れてしまっている気もしますが……///」
リュノ「……///」
セレスティア「ジ、ジーク様のお身体を……ご、合法的に見ることができるなんて……///」ハァハァ!
セレスティア「お二人は、天才であるとしか言えませんわ……!///」
リュノ「いや、あれは多分、動きやすさを重視して――」
セレスティア「……リュノさんも凄いですね」
リュノ「え?」
セレスティア「だって! ジーク様の肉体美が! ほぼ上半身が丸わかりなのですよ!?」
セレスティア「しかも見せていないからこそ逆にその奥に潜む神秘により焦がれてしまう……!」
セレスティア「これで興奮しない人がいるのですか!? きっとリアローズさんもリーチェさんも興奮した筈です!」
リュノ「いや、流石に――」
セレスティア「もちろん、私もご覧の有様です……! それなのに、リュノさんは平静を装っていらっしゃる……」
セレスティア「一体、どれほどの精神鍛錬をしたらそのように……?」ゴクリ…
リュノ「いや、精神はセレスティアさんの方がずっと強いと思いますよ? 私はたまたまですよ……」アハハ…
リュノ(……服の奥の神秘を見ているからだなんて、言えません……)ドキドキ…
これはさすセレと言って良いのだろうか
ジークへの想いは本物だな……
四人中三人大興奮とかジークの身体魔性過ぎる
これは流石に95のリアローズが一番かなと思ってたら余裕で超えてくるセレスティアが怖いよ
セレスティア「いえ、素晴らしいです……」
セレスティア「先程のお兄様とジーク様の様子も、見ましたでしょう?」
リュノ「え、ええ」
セレスティア「……ジーク様の身体は、お兄様も惑わしていました」
リュノ「あれ、惑わされていたんです……?」
セレスティア「そうに決まっています! ジーク様の身体は、性別を問わず人を惹きつけるのです……!」グッ!
セレスティア「それをリュノさん、そこまで耐えきるだなんて……!」
リュノ「……いえ、私もドキドキはしていますよ?」
リュノ「ジークさんの身体、凄く逞しいですし……///」
セレスティア「まあ、やっぱり!」パン!
リュノ「……これからジークさん、鍛錬の時はあの格好になるんですかねぇ?」ドキドキ…
セレスティア「……自分の中の何かを抑える訓練も必要になりそうですね」
セレスティア「ですが、あの逞しい身体をみれば……」
セレスティア「きっと、他の皆さんも触発されて――より鍛錬に身が入ると思いますっ!」クワッ!
セレスティア「ええ、絶対に!」
リュノ「イ、イアンさんとかでも?」
セレスティア「素晴らしい肉体だ、私も頑張ろう……と思ってくれるはずですの!」
リュノ「暴論に聞こえて、イアンさんならそうなりそうな気もしますね……」
セレスティア「ミナさんも、マリリン将軍にユージーンも細身……ジーク様に憧れない道理はありませんもの!」
――
※薄着ジークとセレスティアの熱弁により、鍛錬成果向上
※団体時の恩恵+3→+4、ジークとの個別鍛錬時に+5の補正が入るようになります
――
リュノ「……ところでセレスティアさん、興奮してばかりもいられないのでは?」
セレスティア「はっ!? そうでした、ジーク様の身体に溺れてしまうところでしたの……」フキフキ…
リュノ「……私だって、できることなら……ジークさんに贈り物をしたいです」
リュノ「きっと、セレスティアさんも同じでしょう?」
セレスティア「ええ。あの方からは、頂いてばかり……対する私は、ご迷惑をおかけしてばかり……」
セレスティア「あの素晴らしい服を贈るようなことは、とても真似はできませんが……」ガクリ…
リュノ「……参考までにセレスティアさん、お裁縫の方は?」
セレスティア「……黙秘します///」
リュノ「あはは、大丈夫ですよ。……私よりも悲惨な人はそういませんから」トオイメ
セレスティア「リュノさんも苦手ですの? 少し意外ですが……」
セレスティア「困りましたね。ジーク様にどのような贈り物をすれば……」
リュノ「できれば、間をあけたくないんですよねぇ。あの二人に続く感じで贈りたいといいますか」
セレスティア「わかります。ですが、どうすればいいのか……」
リュノ「……何か、私にも本の知識以外の取り柄があればよかったんですけどねぇ」
リュノ「明確にあの子に勝っていると言えるのは本の知識と、氷魔法くらいですよ」ハァ…
セレスティア「私なんて何もかもがリアローズさん達に遠く及びませんの……」
セレスティア「それこそ、勝っていると言えるものがあるとすればこの呪術くらいですけど……」
リュノ「え? セレスティアさん、呪術の力戻っちゃったんですか!?」
セレスティア「ご、ご安心ください。以前とは性質が全く別物になっていますから」アセアセ
セレスティア「……想いを込める。呪術の基本ではありますが、贈り物はどうすればいいのでしょう……?」
リュノ「うーん……」ムムム…
……
――
イベント途中ですが、今日はここまで
まさかの00で驚きましたが、この後二人は贈り物について考えます
ということで
『リュノとセレスティアのジークへの贈り物』案を緩く募集したいと思います
簡単なものでも問題はありません
更新が途絶えてしまい申し訳ありませんでした
またゆるゆる亀ペースで更新していきますので、よろしければお付き合いお願い致します
本日もありがとうございました!
おつおつ
凝ったものじゃなくても、二人もお守り贈るとかどうかな?
スキルにならなくてもこれで姫全員のお守りが揃うし
想いとか魔翌力とかを込めるとその性質に応じた輝きを放つようになる魔鉱石とかどうだろう。二人で探しに行くところまで含めて見たい
祝福したアクセサリー類とか?
おつおつです
乙
リアローズも結構ゾロ目出してるはずなんだけど、その前後で他の姫たちもゾロ目出したり極端な数値出してる為か影の薄さや地味なイメージがどうも拭えない
案はリュノの生み出した植物を素材にしてセレスティアの想いを込めた装飾品か何かを
乙
ボーナスって思いが振り切れたから呪術関連の強化かとおもてた
>>760
姫に限らずゾロ目以外の数値に関してはまたかーくらいにしか思わなくなってるんじゃないかな
あまり言いたく無いけど現実的な話、コンマって完全な運任せな人ばかりでは無いわけで(テストスレに連投してるIDを割と見かける)、それによって80~99、00~10は比較的多い傾向があって95~99、00~05の範囲は特に判定結果が極端化するから白目だらけになって、ゾロ目以外はここぞでいいコンマ引きました感は無いよね
自分はこれはこれで楽しめば良いと思ってる立場だけど
>>1も言ってるけど純粋にコンマで楽しんだ方が色々気楽だと思うんだけどな
そしてまるで話違うけど、兵士鍛えないと今後まずいんじゃない?
>>732で選択肢増えてんのと前の公国の遠征成功して公国兵のレベル上がってるわけだし
>5:森国兵を扱く
これか
自分の書き込みで変な流れになってしまった? コンマ云々についてはむしろ別コンマスレで何故かコンマ操作してる荒らし扱いされて煽られた嫌な思い出あるし下手なこと言わないように気を付ける
今の状態でも公国兵と森国兵がぶつかってもレベル補正はプラマイ0でゾロ目考えれば5割強で勝てるし、心配ないんじゃないかな
行動限られてるし、交流しつつジーク達の鍛錬極めた方が良さそう
こんばんはー
二姫の贈り物は
>>758+>>757で進めていきたいと思います
コンマに関しては本当に運任せで一喜一憂してほしいというのが正直なところではあります
ただこちらも要所にマイナスイベントを仕込んでいる以上、いいコンマを取りたいという気持ちもわかります
ただ、狙っていても宣言だけはしないでおいてください。心の中でお願いします
遅くなりましたがゆったり再開です
――
リュノ「とりあえず、状況を整理しましょう」
リュノ「リアローズさんとリーチェが、ジークさんに服を贈った」
リュノ「マリリンさんの言う『女の子』の圧倒的な力を持つリアローズさん作の服は確かな性能でしょう」
リュノ「これに加えてリーチェも手伝っているとなると、魔力付加もされている筈です」
セレスティア「私達では、どう頑張っても並び立つことは不可能ですね……」ガクリ…
リュノ「ええ……」ガクリ…
リュノ「私達の手先の問題もありますし、服は却下。お料理も駄目です」
リュノ「ちなみに、とある理由から歌や絵も駄目ですね。身内に相当な人がいますし……」
セレスティア「すぐに思いつきそうな贈り物は軒並み駄目ですか……」
セレスティア「……アネットが持たせてくれたお金はまだ幾許か残ってはいますけど」ジャラ…
リュノ「生憎と森国はこの有様です。この拠点も食べて寝ることを優先していますから、娯楽品はほとんど残っていません」
セレスティア「お店も何もかも、焼き払われてしまったのですね……」
リュノ「残念ながら……」
リュノ「お父さんが秘蔵している道具ならまだ残っているかもしれませんけど……」
セレスティア「この状態の森国から、これ以上何かを頂くなんて真似はできません」フルフル
セレスティア「……!」ピコーン!
セレスティア「リュノさん、転移の護符はどうでしょうか?」
リュノ「護符ですか? 作ったことはないんですけど……」
セレスティア「リュノさんの転移魔法才能と、私の物に想いを込める力を合わせれば、転移の護符も楽に作れるのではないでしょうか?」
セレスティア「万が一の時ジーク様をお守りできますし、かつかさばらずに持ち歩けますし」
リュノ「……」
特殊判定
↓1コンマ一桁
えい
リュノ転移護符、同時転移可能人数
コンマ56
4~6:2人
――
リュノ「うーん、仮に作れてもジークさんとあともう一人誰かを飛ばせるかどうかですよ?」
リュノ「確かにジークさんの逃走の手助けにはなるかもしれませんが、もし傍に誰か倒れていたら……」
セレスティア「ジーク様なら、手を差し伸べるでしょうね……」
リュノ「ええ。そしてもしそれが二人以上いたら……」
セレスティア「……」
セレスティア「……ジーク様はご自身が残られて、倒れている二人を転移させてしまいそうです」ダラダラ
リュノ「逆にジークさんが犠牲になる可能性高まるなんて冗談じゃありませんよ……」ダラダラ
リュノ「やっぱり、護符は止めておきましょう。人数の問題もありますけど……」
リュノ「せめていくつか試作して、ちゃんと使えるかどうか試さないと危ないですからねぇ」
リュノ「嫌ですよ。ジークさんを石の中に転移させちゃうとか……」ブル…
セレスティア「そ、それは確かに……」ブル…
リュノ「……でも、物にお互いの魔力を込めるというのはいいかもしれませんね!」
セレスティア「と言うと?」
リュノ「セレスティアさんは、森国の魔導石をご存じですか?」
セレスティア「え、ええ。魔力を込めておけば、使いたい時にその込められた魔法を使える……」
セレスティア「魔法が使えない人でも、簡単な魔法を操れる……お料理の時の着火とかでもよく使われますね」
リュノ「その通りです。いい石ほど、より沢山魔力を込められて長持ちしたり強力になったりします」
リュノ「鉄国の真銀……ミスリルも魔力を宿しやすい強力な鉱石ではありますが、実は森国の石……魔鉱石とはまた少し違うんです」
セレスティア「?」
リュノ「ミスリルは元々が綺麗で頑丈で魔力を宿しやすいといいことづくめの希少鉱石です」
リュノ「対して魔鉱石は、そのままでは脆いですし見た目も黒ずんでいますし……ほとんどの人がミスリルを選ぶでしょう」
セレスティア「確かにその二択では、私もミスリルを選んでしまいそうですね」
リュノ「ですけど、森国では魔鉱石の方が重宝されてきたんです。どうしてかわかりますか?」
セレスティア「……外見や強度以外の利点。つまり、魔力を込められる量がミスリルよりも優れていた?」
リュノ「正解です! 元々閉鎖的な森国は戦闘を重視しない……ミスリルのような実戦的な強度は不要だったんですよ」
リュノ「セレスティアさんの仰る通り、森国の魔鉱石はミスリル以上に魔力を含めて長持ち――結界を張るのに適しているんです」
セレスティア「なるほど。その石を要所に安置するだけで長年結界を維持できると……」
リュノ「……ただまぁ、どうしても強度はミスリルに負けますからねぇ」
リュノ「一応、強力な魔法を込めた分だけ硬くなりはするんですけど、結界を展開するとその分魔力を使うわけでして」
セレスティア「……ある程度の年数結界を張った魔鉱石は、物理的に破壊され結界も消えてしまうと」
リュノ「正解です……」
リュノ「結界向きの魔鉱石は水晶のようになっていて、かつ込められた魔力に応じた光を放って目立ってしまう問題もあります」
セレスティア「見つかってしまえば、結界だとすぐにわかってしまうと。うまくはいかないものですね……」
リュノ「魔鉱石を使わないで、熟練の使い手は自分の魔力を直接固めて使うこともあるんですけど……」
リュノ「それもやっぱり、水晶や宝珠のようになってわかりやすいんですよねぇ」
セレスティア「ふむふむ……しかし魔力を直に固めるのは技術と労力を伴う筈」
セレスティア「それを踏まえるとやはり、魔鉱石は森国には欠かせない存在なのですね」
リュノ「はい。で、この魔鉱石は先程も言いましたが――込められた魔力に応じた色の光を放つんですよ」
リュノ「ですので、ちょっと魔力を流して研磨するだけで宝石のように……つまりは売り物にもなる便利なものなんです」
セレスティア「森国ならではの装飾品ということですね」
リュノ「そうです。さらに一杯魔力を込めれば――ただの装飾品からお守りにまで昇華されるかもしれません」
セレスティア「!!」
リュノ「……どうです? お守りにもなって、見た目もよくて、細工はちょっと金具をつけるだけで済むんです」
セレスティア「それにしましょう!」グッ!
リュノ「セレスティアさんの力は、正しく使えばお守り向きですからね。ぴったりでしょう?」
セレスティア「考えたこともありませんでした……私の力は、忌み嫌われる呪いでしたから」
リュノ「……考え方ですよ。『呪い』は『おまじない』で、加護を与えることもできる」
リュノ「今のセレスティアさんなら、きっとできますよ!」
セレスティア「リュノさん……」ジーン…
リュノ「……あと、呪術が込められた魔鉱石がどんな色になるのかも興味があります///」ワクワク
セレスティア「ふふ、それは私も気になりますね。それでは、早速探しに向かいましょう」
リュノ「魔鉱石なら、地上に出ずとも地下探索で見つけられる筈ですからね」
リュノ「それじゃあ、行きますよー!」バッ!
……
――
良質なもの見つかると良いね
のろいとまじないは字は同じだしやってることも同じだもんな
大切なのはその中身ってことか
――
……姫達探索中……
リュノ「……」キョロキョロ…
セレスティア「……」キョロキョロ…
リュノ「うーん……」
セレスティア「……リュノさん?」
リュノ「なんでしょう?」
セレスティア「先に聞いておくべきだったとは思うのですが……」
セレスティア「魔力を込めていない状態の魔鉱石はどういった具合なのでしょうか?」
リュノ「ああ、そうでした。実物を見せないとわからないですよね」
リュノ「えっと……」キョロ…
リュノ「これがそうですね」ズボッ
魔鉱石「……」モロ…
セレスティア「……なるほど。そそられないといいますか、土塊に近いような……」
リュノ「これはあまり質がよくないですからねぇ……」モドシ
リュノ「いいものでも、魔力を込めていないと今みたいな色なんです」
リュノ「探す目安としては、この色の水晶のようなものが埋まっていたらそれが当たりです」
セレスティア「これは思ったよりも探すのが大変そうですね……」キョロキョロ…
リュノ「日常で使う分にはその辺のもので十分なんですけどねぇ……」キョロキョロ…
セレスティア「ジーク様への贈り物に、妥協は許されません!」
リュノ「そうですね。最低限、黒曜石のような状態のものぐらいは見つけたいところです」
セレスティア「黒曜石……次点の品質がいいものの状態ですね?」
リュノ「はい。加工もしやすいので、これも十分お守り向きではあるのですが」
セレスティア「できることなら、やはり水晶状のものを見つけたいところですわね」
リュノ「深追いして帰れない……なんてことにならないように、注意して進みましょう」
セレスティア「ええ。ジーク様を心配させては、意味がありませんものね」
……
――
――
……
リュノ「むむむ……」キョロキョロ…
セレスティア「流石に、そう簡単にはいきませんか……」キョロキョロ…
リュノ「まあ、簡単に見つからないからこそ価値があるわけですけどねぇ」キョロキョロ…
セレスティア「リュノさんは、探し慣れているのですか?」
リュノ「ほどほど、と言ったところでしょうか」
リュノ「私、ずっと外に憧れていて……」
リュノ「それでも出して貰えなくて、お城の周りだけでもってよく勝手に飛びだして探検して……」
セレスティア「行動的だったのですね……」
リュノ「セレスティアさん程ではないと思いますけどねぇ……」
セレスティア「うっ、私はその……ジーク様第一でしたので」アセアセ
セレスティア「リュノさんはこう……お部屋で黙々と本をどんどん読んでいる印象といいますか」
リュノ「本も好きなんで、リーチェと一緒によく読んでいましたよ?」
リュノ「でも、外に出てよくわかりました」
リュノ「本の知識も大切ですけど……やっぱり一番なのは、この目で見ることです」
リュノ「見ることのできない人の為に、お家でもどこでも楽しめる為の本もいいけれど……」
リュノ「この目で見られるものなら、見たいです」
リュノ「……見たくないものまで、見てしまうかもしれませんけど。それでも……」
セレスティア「リュノさん……」
リュノ「今は、ジークさんへの贈り物の為。本じゃ見つけられない、この目でしか見つけられない魔鉱石を必ず……!」グッ!
セレスティア「ええ! 私もかつてはジーク様を求めて森に乗り込んだ身です。石の一つや二つ……!」グッ!
……
――
――
……
リュノ「……」ハァハァ…
セレスティア「……」ハァハァ…
リュノ「もっと頑張りたいところですが……」
セレスティア「だいぶ時間も経ってしまいましたね……」
リュノ「ここで諦めるなんてことはしたくないです……!」
セレスティア「私もですの……!」
リュノ「とはいえ、ここまで見つからないのは計算外です……」
リュノ「やっぱり、地上の森を焼き払われたのが響いているんですかねぇ……」
セレスティア「……やはり、影響はでますか」
リュノ「森国が魔法で栄えているのは、自然で栄えているのと同じこと……」
リュノ「樹は大気中の魔力も吸い集めて、地にも巡らせます」
リュノ「そうすることで大地は豊かになりますし、とうぜんその下……この地下も潤うんです」
セレスティア「……やはり、公国の所業は……」
リュノ「満遍なく焼け野原ですからねぇ……私やお母さんの魔法を使っても、そうすぐには戻りませんよ」
リュノ「見た目は元通りにできても、いままで蓄えてきた資源や魔力……そういったものは戻りません」
リュノ「樹だって、魔法で成長させたものと自然に成長したものとでは、重みが全然違いますしね」
セレスティア「……」
リュノ「セレスティアさんが気にすることではありませんよ?」
リュノ「逆に言えば、これだけ焼かれていても森国は滅んでいない……蘇ることができるんですからねぇ」
リュノ「公国の連中にも、目にもの見せてやりますよ……!」フンス!
セレスティア「……」
セレスティア(今、私の中にあるこの『想い』は……以前とは違う)
セレスティア(ジーク様は勿論……新しい光を、皆を……守りたい)
セレスティア(この力を、正しく使いたい……どうか……お願いします……!)ギュッ…!
キラッ…
リュノ「……!」ピク!
セレスティア「今の光は……?」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
はい
ナイスゥ
セレスティアの念力半端ねぇ…
うっそでしょう!?(白目爆散)
いやぁ……えぇぇ……?
少々お待ちください
伝説の超鉱石さん!?
これは効果持ち確定しそうな
魔鉱石の品質(コンマ値そのまま採用)
コンマ99
99
ゾロ目:物理耐久もあり、破壊されない
99(限りなく超最高品質+ミスリルを上回る高耐久!)
※00に次ぐ最良品質の魔鉱石を発見!(白目)
――
リュノ「今、確かに光ったような……」
セレスティア「あっ……! リュノさん上です!あの樹の根の先……!」
最上鉱石「……」ピカピカ!
リュノ「あ! あんなところに!?」
リュノ「あれです、あれあれ! あの状態で光っているとか、とてつもない上物ですよ!?」ワクワク!
セレスティア「で、でも高いです! どうすれば……!」
リュノ「お、落ち着きましょう。根の先で運よく絡まっているだけのようですから、慎重にいかないと……」ゴクリ…
リュノ「魔力を込めなければ、あれの耐久力なんて知れています。あの高さから落ちたら木端微塵です……」
セレスティア「……」ゴクリ…
リュノ「ゆっくり、ゆっくり私が植物を操って……」ニョロ…
最上鉱石「……」グラ…
リュノ「え?」
最上鉱石「……」コロ…
セレスティア「!?」
ヒュー…
リュノ&セレスティア「「ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――!?」」
ガツーン!
コロコロ…
リュノ「……へ?」
コロ…コロ…
セレスティア「割れて……ない?」
リュノ「……」ドキドキ…
リュノ「……」ソッ…
リュノ「……」
最上鉱石「……」ピカピカ!
リュノ「それどころか、傷一つありませんよ!?」
セレスティア「あ、当たり所がよかったのですか!?」
リュノ「いえ、そもそも鉱石そのものが変異して硬い珍しいものです!」ソワソワ!
リュノ「そ、それにこの感じ……! 魔力も存分に宿せそうです……!」ソワソワ!
リュノ「これ以上ない、最高の鉱石ですよセレスティアさん!」
セレスティア「……諦めないで、生き続けていれば……いいことがある……!」ジワァ…
リュノ「ええ、諦めなかった私達の勝利です……!」グッ!
リュノ&セレスティア「「やったぁ♪」」パァン!
……
――
――
……
最上鉱石「……」ピカピカ!
リュノ「まさか、最後の最後でこんな代物が手に入るとは……」ゴクリ…
セレスティア「ジーク様の教えは、やはり正しかったです!」
リュノ「あとは、これにありったけの魔力と想いを込めるだけです!」
セレスティア「ジーク様を想えばいいのですね? 得意分野です!」フンフン!
セレスティア「では……」
リュノ「いきますよ……」
キィィィィィィィン!
セレスティア「ジーク様ジーク様ジーク様ジーク様ジーク様ジーク様ジーク様ジーク様ジーク様ジーク様ジーク様ジーク様……」ブツブツ…
リュノ「声に出す必要はありませんよぉ!?」ビクビク!
セレスティア「ご、ごめんなさいつい……///」
リュノ「あ、でもすごい!? 石が紫色になっていっています!?」
セレスティア「私の魔力の色が紫、ということなのでしょうか?」
リュノ「ちょ、ちょっと待っててくださいね!」キィィィィン!
セレスティア「あ、紫に青が混じったような……透き通った色に?」
リュノ「今頑張って氷の魔力を流しています……!」ムムム!
リュノ「セレスティアさんの想いが強いせいか、紫主体になっていますけど……っ!」
リュノ「わ、私だってジークさんの為にぃ……!」グググ!
セレスティア「……これは!?」
キィン!
コロ…
紫氷のお守り「……」キラキラ…
セレスティア「透き通った紫の水晶の中に……雪の結晶が? 綺麗……///」ホワ…
リュノ「まともに流し合っても勝てる気がしないんで、中のお洒落に気を使ってみました……」ゼェゼェ…
リュノ「我ながら、これは……」
セレスティア「いい出来です……!」ホクホク!
リュノ「大成功ですね!」ホクホク!
……
――
イベント途中ですが、今日はここまで
姫4人の手でジークがゴリゴリに強化されていく……(白目)
そしてジークはこれで姫全員分の想いのこもったお守りをもらっていることになります
この後は完成したお守りをジークに渡した後、作戦前最後の自由行動となります
(その後、鍛錬が挟まれます)
本日もありがとうございました!
乙です
これはリアリーの二人にも負けてないというか、今回に限ってはこっちのが勝ってそう(質的な意味で)
乙です
本当ジーク姫全員と結ばれて欲しい
乙
おつおつ
これだけ姫みんなから思われてるんだからいつかジークも覚悟は決めて欲しいな
ジーク包囲網だぁ
おつおつ
ジークはそろそろ攻撃面で新しい強化欲しいよなあ
こんばんはー
このスレの終着点でもあるので、ジークもいずれ誰かを選ぶことになるでしょう
そして攻撃面ですが、ジーク(傭兵団)で現時点でトリガーはもうあったりします
前みたいに誰かに速攻当てられなければいいのですが(白目)
遅くなりましたがちょっとだけ再開です
――
……
紫氷のお守り「……」キラキラ…
ジーク「これを、俺に?」
リュノ「はい。リアローズさんとリーチェがジークさんに服を贈ったようだったので」
セレスティア「私達もジーク様に何かできないかと思い……」
リュノ「色々悩んだ結果、その魔鉱石のお守りに落ち着きました」
セレスティア「私とリュノさんの想いと魔力が相当に込められています」
リュノ「セレスティアさんの呪術が復活しているのには驚きましたけど……」
リュノ「この色合いと気配は、以前とは違い重々しいものは感じません」
セレスティア「はい。ただジーク様の無事を願い……想いを込めさせて頂きました」
リュノ「また、あんな目には遭って欲しくないですからね……」
ジーク「……ありがとう、二人とも」
ジーク「これならば、普段から身に着けていても問題ない。大切にしよう」チャリ…
リュノ「……二人揃って細かい作業が苦手で行き着いたものなんですけどね///」
セレスティア「金具部分が簡素で申し訳ありません……///」
ジーク「いや、十分だ。俺などの為に、すまないな……」
リュノ「いえいえ。ジークさんには元気でいて貰いたいですからねぇ」
セレスティア「生きていればいいことがある……その通りでした」
ジーク「?」
セレスティア「諦めかけていたところに、その良質な鉱石と出会えたのです」
セレスティア「私の祈りが届いた……というのは都合が良すぎますけれど、確かに出会えたのです」
セレスティア「きっと、天もジーク様の味方を――」
ネエサマー!
セレスティア「っと、いけません。ユリーカには話さないで探索に出たのでした」
リュノ「そういえば私もリーチェに話していませんでしたね……」
ジーク「ありがたいが、妹達にあまり心配させるべきではないな」
リュノ「ですね。それじゃジークさん、また!」タタタ!
……
ジーク「……」
チャリ…
双姫のお守り「……」
紫氷のお守り「……」
ジーク「……姫達からの、お守り……か」
ジーク「いや、それだけではないな……」
双姫の護服「……」
ジーク「俺は、姫達に守られている……」
ジーク「本来は、俺が……」
覇鱗の煌剣「……」ギラン…
ジーク「……鉄国と森国を焼き、捕虜すら利用する公国……」ギリ…
ジーク「大公エルクラッドと、金龍ポラリス……」
ジーク「……あの笑顔を、もう一度見れる日々を、必ず取り戻してみせる」
ジーク「姫達の想い……俺の『生』を望む想いは、無駄にしない」ギュッ!
ジーク「――俺は、俺達は生きて、必ず……!」
――
※ジークは紫氷のお守りを習得した!
★『紫氷のお守り』★
このスキルを持つ者は、回復・復帰無効の影響を受けない
また???の行う???を無効化する
――
……
――
――
……
ジーク「……」チャリ…
ユージーン「ん? なんか大将首から下げてるもん増えてないか?」
マリリン「わっ、綺麗な色だしお洒落かも?」
ジーク「先日、リュノとセレスティアから貰ったお守りだ」
ジーク「様子から察するに、少し無茶をしていそうだったが……」
ユージーン「かーっ! 羨ましいくらいにモテモテじゃないの大将よぉ?」ウリウリ
ジーク「からかうな。不意の一撃で昏倒し、姫達に相当な心配をかけたのだと改めて痛感する……」
マリリン「……あれは、仕方がないよ」
マリリン「それにお姫様達は、ジークが生きていてくれたことが何よりも嬉しいに決まっているもの♪」キュルン!
マリリン「あ、もちろんマリリンちゃんもだからね?」
ユージーン「ははは! こいつからまでモテちまったか大将? こりゃ大変だー」ヘラヘラ
ジーク「ユージーン……」ハァ…
マリリン「……そういえばちょっと気になったんだけどさ」
マリリン「そうやってからかっているけど、ユージーンは女の子に好かれたことないの?」
ユージーン「」ゴフッ!
ジーク「その反応は……」
ユージーン「う、うるせぇ! 俺は金さえあればいい男だぜ? 女なんていなくても――」
マリリン「大丈夫♪ ユージーンの中身をわかってくれる子はちゃんといるから♪」キュルン!
マリリン「勿論、マリリンちゃんも――」
ユージーン「俺にその気はねえからやめてくれないかねぇ!?」
ジーク「やれやれ、朝から元気な奴だ。その元気、別の事にいかせばどうだ?」
ユージーン「つってもなぁ……」
――
【森国拠点での行動・特殊】3/3
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬
※団体鍛錬(味方全体のレベル上げ。各コンマ一桁+4のレベルアップ)
※共同鍛錬(2人を選択しレベル上げ。コンマ一桁レベルアップ+スキル獲得処理。ジークと共に鍛錬時は+5)
※個別鍛錬(一人で影の特訓レベルアップ。コンマ一桁×2+スキル獲得難易度緩和)
マリリン(40、★95)リュノ&リーチェ(★50)※第一段階、ジーク(★60)※第一段階
3:調査(辺りを調べる。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり)
×:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
5:森国兵を扱く(自分達ではなく兵を鍛える。コンマ一桁+4のレベルアップ)
※エーテル、ミリア、クリス、ユリーカ、親衛隊ズ、ソウキとの交流も可能
※自由行動終了後、傭兵団鍛錬+ソウキとフリーデシルトが行動を開始します
しばらくしたら多数決安価(↓1~5。時間内で埋まらなければその時点のもので決行)
それでは
自由行動多数決コンマ
↓1~5
新しくなったメガホンで森国の兵達にガツンと喝入れる?それともマリリンらしくエール送る?そんな展開期待して>>658
なんならマリリンちゃんのスキルチャンスm(強欲)
5
5
票数とゾロ目でマリリン拡声器強化イベントですね
少々お待ちください
いずれ来るジークの選択に関しては読者の意思が干渉しないといいなぁ。このスレらしくコンマとか
ジーク「俺の身体も、ほぼ本調子だ。暇ならば、鍛錬でもするか?」
ユージーン「や、やめろよなそういうこと言うの……」
ジーク「動かなければ鈍る。傭兵たるもの、依頼主の期待に応えられるように鍛錬を重ねることはだな……」
ユージーン「俺も脚は鍛えてるっての!?」
ジーク「お前はもう少し上半身も鍛えるべきだと思うんだがな……」
ユージーン「お前さんやおっさんみたいな身体にはそう簡単にはならねーって……」
ユージーン「というか、それ言うならこいつこそ鍛えるべきじゃないのか?」
マリリン「マリリンちゃんは~、か弱い乙女なんだぞ♪」キュルン!
ジーク「人はそれぞれ向き不向きがある。マリリンはどちらかと言えば陣形を考える頭と魔力の方だろうな」
ユージーン「ちくしょぉ!」
マリリン「ふふーん♪ 身体もちゃんと鍛えてはいるよー?」
マリリン「大きな声出し続けたりとかって結構体力使うし、お肌のハリの為にも適度な運動は欠かせないしね♪」
マリリン「でも、鍛えるかぁ……」
ジーク「ん?」
マリリン「いや、ジークのそのお守り見て思ったんだけど……」ゴソ…
拡声器「……」
マリリン「マリリンちゃんのコレも、森国の技術で鍛え直せないかなぁーって」
ユージーン「これ、変わってるよなぁ。魔力と声を飛ばすんだろ?」
マリリン「うん。この傭兵団では無くても指示は出せるけど、敵の足止めとかにも使えるからね」
マリリン「これからを考えたら、もう少し強くした方がいいかと思ったんだー」
ジーク「武器の強化か……」
……
――
そもそもこの拡声器がどういう存在なのか普通に気になってた
マリリンもなんだかんだで魔翌力持ちなんだよな
適正属性とか何かあるのかな
――
……
リアローズ「そ、それで私のところに……?」
マリリン「うん。ジークもリアローズ様の腕なら間違いないって♪」
リアローズ「そ、それは嬉しいけど……///」テレ…
拡声器「……」
リアローズ「……マリリンさんの武器、鉄国では見かけないし……」
リアローズ「外見はともかく、中身は魔法よりだと思うし、リーチェさんやリュノさんの方が適任かも……?」
リアローズ「……あ」
マリリン「ど、どうしたの?」
リアローズ(そうだ、リーチェさんもリュノさんも細かい作業は苦手だって……)
リアローズ(そうなると、やっぱり私がやった方が……?)
マリリン「うーん、難しいなぁ」
マリリン「あくまでこれは補助具で、飛ばしているのはマリリンちゃんの魔力なんだよね」
マリリン「そして自慢じゃないけれど、マリリンちゃんの総魔力はあんまりないんだ」
マリリン「だから補助具そのものを強化できそうなリアローズ様ならって思ったんだけど……」
コンコン
マリリン「あれ?」
ガチャ…
イアン「姫様、ただいま戻りました」
ミナ「以前負傷なされた森国民の方の傷も、もう大丈夫そうでした」
リアローズ「あ、ありがとう二人とも……」
リアローズ「ジークさんの方が怪我が酷いからって、リーチェさんやお薬も優先して回されているみたいだったから、心配で……」
イアン「彼も、気にした様子はありませんでした」
ミナ「はい。リーチェ様を救ってくれた恩人だと、ジークさんの完治の方を喜ばれていて……」
マリリン「あー、あの時傍にいた人か……」
イアン「む?」
ミナ「マリリンさん、珍しいですね? このような時間からリアローズ様のお部屋に……」
マリリン「ご、ごめんね押しかけちゃって。実は……」
……
――
――
……
イアン「なるほど、武器の強化か……」フム…
ミナ「以前から気になっていたのですが、どのような仕組なのですか?」
マリリン「基本は中に仕込んである魔導石のおかげなんだー」
マリリン「あんまり使われることってないけど、拡声魔法……音や声を大きく広範囲に広げる魔法が込められているの」
マリリン「これで、マリリンちゃんの声を大きくして遠くの仲間にも聞こえるようにして……」
マリリン「これに魔力を込めて叫べば、魔力も音と一緒に拡散されて相手の耳をキーンってさせちゃうの!」
マリリン「だから、障壁を張られちゃうと効果が無くなっちゃうんだよねぇ……」
ミナ「なるほど……しかしそうですと、魔導石の扱いに詳しそうなのは森国の方になりそうですが?」
マリリン「うん。そうなんだけど……実は、これ外見というか外側も大事な代物なのよね……」
イアン「どういう意味だろうか?」
マリリン「声を飛ばすだけならともかく、マリリンちゃんの魔力を飛ばすってなると、普通に飛ばすだけじゃ効果が薄いの」
マリリン「だから、この補助具の内側で反射……共鳴させて放つって言えばいいかな?」
マリリン「この中で声と魔力をある程度溜めて撃ちだしているから……それがぶつかりあっても耐えきれる素材じゃないと壊れちゃうんだ」
イアン「なるほど、それで姫様に……」
マリリン「魔導石は今のままでも使えているから、もっと大きな声や魔力で戦える……」
マリリン「つまり、より丈夫な状態にできればいいなって思って」
イアン「ふむ……」
イアン「……」
リアローズ「イアン、どうしたの?」
リアローズ「ちょっと心配だけど、私なら……」
イアン「いえ、姫様ならばこの器具も強化できましょう」
イアン「私が気になったのは……強化したところで、これが補助具のままに過ぎないという点です」
マリリン「え?」
イアン「――より頑強に、何もにも挫けぬ鋼鉄製の鈍器にしてしまうのはいかがかと」
マリリン「」
この3人にマリリンが混ざるのは少し新鮮かも
イベント途中ですが、今日はここまで
次の更新で、多分マリリン拡声器の方向性の変化で多数決安価を取ることになると思います
まあマリリンは初期スキルでほぼ完成型なので、どの型になっても問題はありませんし弱体化もしませんのでご安心ください
本日もありがとうございました!
おつ。
ジークの攻撃スキルのトリガーは感情かな?憤怒の代わりに美徳が入るとか。
あるいは傭兵団単位なら姫との連携が絡むか?ジークのほうから姫達に歩み寄ったり。
おつおつ
多分イアン大真面目なんだろうけど鋼鉄メガホンはマリリンには文字通りに荷が重そう
ジークの攻撃はやっぱシャリオの剣にも思える
より魔翌力を宿せる剣ならリーチェ(火水土風光)だけじゃなくてリュノ(氷)にセレスティア(呪)にリアローズ(雷)も乗せて擬似グランシャリオ的な
今更だけど777のレスでゾロ目出てるのシャリオの加護って感じですき
この感じだと物理型に転向か魔法型続投かかな?
マリリン陣形崩れるとやばそうだし後衛のままの方が安定しそう
一般兵はマリリンちゃんが男だと知らない人も結構いそうだし拡声器で広域にエール送ったら士気上がりそう
こんばんはー
昨日は抜けてしまいもうしわけありません
遅くなりましたが、マリリン多数決含みつつ再開します
イアン「戦いが激化すれば、私やジークが抑えきれぬ敵が出てくるやもしれません」
イアン「帝龍も恐ろしい存在ではありますが、たとえ相手が雑兵であったとしても、多勢に無勢……」
イアン「押し通られ、後衛を先に倒されてしまうという事態はそう珍しいものではないのです」
リアローズ「そ、それはわかるけど……」
マリリン「鋼鉄製はマリリンちゃんの腕が辛いかなーって……」アセアセ
イアン「何、徐々に重くしていけばそれも気にならなくなる」
イアン「そして敵も油断することだろう。まさかこんなもので殴りかかられるとは思うまい」
ミナ「……ですがイアン様、この補助具は武器にするにしても小型過ぎないでしょうか?」
ミナ「私やリュノ様の杖は比較的大型だからこそ、攻撃にも転じられるような……」
ミナ「その、なんと言えばよいのでしょう?」
リアローズ「……射程範囲、かな?」
ミナ「あ、それです!」ポン!
マリリン「まあ確かにこれを硬くしても、攻撃射程は杖や槍よりもずっと短いよねぇ……」
イアン「むぅ、いい手だと思ったのだがな」
イアン「では従来品をそのまま強化する形でいいのか?」
ミナ「あ、マリリンさん。少しよろしいでしょうか?」
マリリン「なに?」
ミナ「その武器は外側を硬くもできますけど……中身を強化することもできるのですよね?」
マリリン「うん。でもマリリンちゃんの魔力だとこれ以上の強化は難しいよ」
マリリン「誰かに強化して貰うにしても、それを受け入れる魔導石を新調しないといけないし……」
マリリン「もしそうしても、たとえばフラネッタの石……雷の魔力を入れたとする」
マリリン「そうすると多分、マリリンちゃんも扱い慣れてない魔力だから四方八方に雷を飛ばしちゃうかも……」ブル…
イアン「それは悪夢だな……」ブル…
リアローズ「うん……」ブル…
ミナ「い、いえ。攻撃の為ではなく……」
ミナ「――回復の魔力を、広範囲に拡散できないかと思ったのです」
マリリン「へ?」
ミナ「回復魔法とは、自分の魔力を変換して他者に分け与える魔法……」
ミナ「術者の腕にもよりますけれど、基本は対象に触れているか自分自身にしか使うことができません」
ミナ「……」
ミナ「戦争は、多くの人が傷つきます。世のシスター達が総出で治療を行っても、怪我人の方が勝ってしまう可能性もあります……」
イアン「……そもそも、回復魔法の使い手が希少だからな」
リアローズ「普通の人は、怪我をしてもそのまま……」
リアローズ「薬で、なんとか痛みを和らげながら……」
ミナ「はい……」
ミナ「ソウキ様が立案されたのは、鉄国と森国の兵の皆さんと……公国との、正面衝突です」
イアン「……我が騎士団も、苦戦は免れんだろう」
ミナ「多くの人が、傷つくことでしょう……」
ミナ「ですが、もし回復の魔力も広範囲に飛ばすことができれば……」
マリリン「少ない治療師でも、怪我人を救いやすいってことだね?」
イアン「救える筈だったのに救えなかった命も、減る可能性があるということか……」
リアローズ「……でも……」
マリリン「……うん。多分、リアローズ様が気にしていることが正しいね」
ミナ「ど、どういうことでしょうか?」
リアローズ「マリリンさんは、元は回復魔法は使えないから……」
リアローズ「魔導石に込めた回復魔法を拡散することはできても……すぐにその分が尽きちゃうと思うの……」
マリリン「それに魔力が増える程、飛ばす私も負担が増えちゃう」
マリリン「今の私じゃ、回復魔法をみんなに飛ばせても瀕死の状態からなんとかぎりぎり助かる程度じゃないかな……」
イアン「拡散する分、一人あたりの回復量が低下するわけか……」
ミナ「やはり、うまくはいかないものなのですね……」
イアン「だが、ミナの発想は素晴らしいものだと思うぞ」
リアローズ「うん。たくさんの人の怪我を、治せたら……」
マリリン「マリリンちゃんが回復魔法に適正があればよかったんだけどねぇ……」
マリリン「……」
マリリン「でも……考えた事なかったや」
ミナ「え?」
マリリン「ミナちゃんもだけど、おじ様のも」
イアン「む?」
マリリン「おじ様の言うように、マリリンちゃん自身がもっと接近戦もできるような強化」
マリリン「ミナちゃんが言うような、みんなを回復できるような強化」
マリリン「勿論、リアローズ様に今まで通りのものを純粋に強化して貰うことも魅力的」
マリリン「自分一人じゃ思いつかなかったけど、どうしようかなぁ……」
……
※マリリン戦闘スタイル安価※
1:サポート型(現状のスタイル)
・リアローズによる拡声器の性能強化
・純粋にレベルとスキルが強化
・リアローズ技能により確定で成功する
2:アタッカー型(イアンスタイル)
・拡声器を鈍器として使用できるように
・物理攻撃面が強化され、魔法耐性が強い相手にも戦えるかもしれない
・他スキルも物理寄りに
3:ヒーラー型(ミナスタイル)
・拡声器で拡散回復を使用可能に
・魔法攻撃面も強化され、物理耐性が強い相手にも闘えるかもしれない
・他スキルも魔法寄りに
10分後辺りに↓1~5多数決安価
質問があれば受け付けます
拡散回復って具体的にはどういったスキル?ゲームシステム的に何が起きるのか分からないから気になる
現時点だと
・戦闘メンバーが分断された時、メンバーにいなくても遠距離から味方全体の負傷判定を緩和(妨害不可)
と言った具合です
うお、思ったより強いスキルだった……
マリリンちゃんの強みがやっぱり無双状態の陣形だし、気になるけどサポートのままが良さげ?
ジークの剣で魔法耐性持ちも物理耐性持ちもまとめて相手できる?
陣形に関しては現状メガホン使わずに指示飛ばしてるっぽいから今回は関係ない気もするけどどうなんだろう
ジークの覇鱗の煌剣は敵の物理魔法耐性を無視できます
それでは
↓1~5多数決コンマ
3
1
1
1
1
1:サポート型(現状のスタイル)
――
マリリン「……」ウーン…
マリリン「でも、やっぱり普通に今の性能をそのまま上げておこうかな?」
マリリン「思いつかなかった、魅力的な発想ではあるんだけどね……」
マリリン「これからもっと戦いが厳しくなって、今までと戦い方をいきなり変えるのが間に合うのかなって」
マリリン「ちょっと、不安になっちゃって……」ブル…
リアローズ「マリリンさん……」
ミナ「お気持ちは、よくわかります……」
イアン「……案ずるな。これまでも、その声援と陣形展開には助けられてきた」
イアン「お前はその長所を伸ばし続けるといい」
イアン「……武器が鋼鉄でなくとも、問題は無い」
イアン「私達の手で、後衛まで敵を進ませなければよいだけの話なのだからな」
ミナ「はい。回復も……私が、皆さんの分まで頑張ってみせます!」
マリリン「そ、それはちょっと心配かなぁ!?」アセアセ
リアローズ「……いつでも、みんなで助け合っていければ……」
マリリン「うん。それが一番だね♪」キュルン!
マリリン「それじゃあリアローズ様、悪いんだけれど……」
リアローズ「ま、任せて……! 絶対に、もっと丈夫にしてみせるから……!」
イアン「姫様の腕は確かだ。何も心配はいらない」
ミナ「ええ。あ、折角ですから以前話したように色を変えられてみてはどうでしょう?」
マリリン「あ、それいいかも♪ もっと可愛く……ピンクにできたりするかな?」ワクワク
リアローズ「ピ、ピンク? や、やってみます……!」
マリリン「完成が楽しみだなー♪」
……
――
リアローズのジーク以外のキャラとの絡みが好きなんだよな
――
……
リアローズ「……」
解体した拡声器「」
リアローズ「こういう仕組みなんだ……」シゲシゲ…
リアローズ「マリリンさんが悩んだ末に出した答え……」
リアローズ「絶対に、前よりも良い物にしないと……!」グッ!
リアローズ「……あと、お洒落にもしないと? こことかもう少しいじれそう……」
リアローズ「えっと、素材は確かここにいくつか溜めておいたけど……」ゴソゴソ…
リアローズ「……重すぎちゃ駄目だし、脆すぎても駄目……」
リアローズ「それならこっちかなぁ……?」ウーン…
リアローズ「染料……あ、これなら……」
魔導石「……」コロ…
リアローズ「あ……」
リアローズ「……」
……
リュノ「え? 協力して欲しいこと、ですか?」
リーチェ「私達は大丈夫ですけれど、一体何でしょうか?」
リアローズ「実は……」
……
――
――
※後日、マリリンの強化判定が行われます(成功は確定)
――
次は鍛錬パートか
マリリンちゃん影の功労者かわいい
――
……戦いに備えて・傭兵団の鍛錬……
ジーク「……」グッ…
ジーク「……」ダン!
ジーク「……よし。跳ね起きてもどこにも痛みは無いな」
……
ジーク「すまない。随分と心配をかけたが、もう大丈夫だ」
リアローズ「本当に、心配しました……!」ギュ…
リーチェ「傷痕、残ってしまったものはごめんなさい……」
ジーク「これまでに数え切れなかったんだ。今更一つや二つ」
リュノ「生きていてくれれば、それでいいですよ……!」
セレスティア「ええ。生きていれば、いいことがあるのですから!」
ミナ「今度は、私ももっとお役にたてるように……」
イアン「お前にばかり身体を張らせるわけにはいかん。私もより一層の精進を誓おう」
マリリン「うん。ジークも、誰も酷い怪我をしなくていい陣形も考えてみるからね♪」
ユージーン「やっぱり、大将が元気な方がみんなも元気だしなぁ」
ユージーン「それじゃ、大将の復活を祝ってまたみんなで酒――」
ジーク「――身体が鈍っている可能性があるからな。できればみんなで鍛錬をしたいのだが」
ユージーン「」
ジーク傭兵団「「はい!」」
ジーク「一人で鍛錬をしていた者もいるかもしれないが……とりあえず、まずは全体で軽くしてみるか」
――
特殊判定
↓1~4コンマ一桁二桁
まあ
あ
どら
あ
団体鍛錬・コンマ一桁+4レベルアップ(ゾロ目は両者スキル)
コンマ94
1リアローズ:レベル241+9+4=254
2イアン:レベル211+4+4=219
コンマ89
3リーチェ:レベル286+8+4=298
4ミナ:レベル179+9+4=192
コンマ27
5セレスティア:レベル156+2+4=162
6リュノ:レベル179+7+4=190
コンマ87
7マリリン:レベル228+8+4=240
8ジーク:レベル287+7+4=298
――
リアローズ「いくよ、イアン……!」ギュリン!
イアン「お相手致しましょう……!」グッ!
リーチェ「ミナさん、今日はお姉様とではなく私とお手合わせお願いできますか?」
ミナ「お、お手柔らかにお願いしますっ!?」
セレスティア「鉱石探しで少し疲れてしまった気もしますが……」
リュノ「私達なら、同条件ですね。お相手願います!」
マリリン「マリリンちゃん、今武器をリアローズ様に預けてるんだー」
マリリン「だから蹴り主体になっちゃうけど、いいかな?」シュッ!
ジーク「ああ。俺も病み上がりだからな。素手で身体の動きを思い出そう」グッ
キィン! ガキン! ババッ! バシッ!
ジーク傭兵団「「……」チラッ…
薄着ジーク腹筋「……」バキバキィ!
ユージーン(……みんな、鍛錬しながらジークの腹見てないか?)
ユージーン(いや、確かにすげーけど。いつも以上に気合入っているような……?)
……
――
――
……
ジーク「ふぅ……久々に動いた気がするな……」
マリリン「とても病み上がりとは思えないねジーク……」ハァハァ…
ジーク「心なしか、みんないつも以上に得る物があったように見える」
セレスティア(ジーク様の腹筋が気になり過ぎただなんて言えません……///)
セレスティア(リアローズさんはかなり充実した様子ですし……)ガクリ…
ジーク「無茶をして身体を傷めすぎるのもよくないが……」
ジーク傭兵団「「……」」
ジーク「……まだ、やる気の目もあるな」
ジーク「よし、もう少しだけ続けてみるとするか」
――
※個別鍛錬or共同鍛錬を二回行えます
※ジーク+誰かは+5補正有
※個別鍛錬は通常時よりもスキルチャンス緩和
1回目自由安価
↓1~3コンマ二桁
ジークとセレスティア
ミナマリリン
リュノ リーチェ
リーチェとリュノ
1回目
コンマゾロ目によりジーク&セレスティア
2回目
上記二人以外で自由安価
↓1~3コンマ二桁
あ、リュノリーチェって合体スキルチャンスだっけ?
次狙おう
再びリーチェとリュノ
失礼、リュノリーチェ
リュノとリーチェ
1回目
ジーク&セレスティア
2回目
リュノ&リーチェ(特殊スキルチャンス)
鍛錬相手が決まったところで今日はここまで
この鍛錬終了後、各国がそれぞれ動いていくこととなり、ジーク達は裏から公国を攻めることとなります
なお、公国に向かう途中でも拠点休憩での鍛錬、イベント戦闘などでレベルアップの機会はあります
次の多数決安価はおそらく、
『陽動作戦・公国へ宣戦布告を行うメインの国は鉄国と森国どちら?』
になるかと思います(鉄国は物理、森国は魔法寄りです)
本日もありがとうございました!
乙乙
乙です
セレスティアも鍛錬でスキル増えてくよって書いてあった気がするけどどういったタイミングで判定があるんだろう
おつー
傭兵団レベルはみんな相当になってるし、次は国の兵をどうするかか
鉄国の方が士気は高そうだけど森国はエーテルとミリアって強力な味方いるしなぁ
どうなるセレスティアの理性
できれば足並み揃えたいし、リュノミナセレスティアはどこかで個別かジーク鍛錬でレベル上げたいな
イアンに惹かれてるミナもジークの腹筋は気になるのかな
予定調和ストーリーをだらだら書いてつまらんなぁ
こんばんはー
>>855
今回のような共同、或いは単体鍛錬やイベントで発生します
鍛錬からぼちぼち再開していきます
なんとか国の選択まで行けたらと思います
1回目
ジーク&セレスティア
――
セレスティア「……では、ジーク様」スッ…
セレスティア「つ、次は私と……///」モジモジ…
ジーク「俺は構わないが、セレスティアは大丈夫か?」
ジーク「俺の怪我とは違い、セレスティアの身体は長年呪術で蝕まれてきたものだ」
ジーク「少しは勘を取り戻せていたとしても、過度な鍛錬は逆効果になるぞ?」
セレスティア「いえ、大丈夫です!」
セレスティア「い、今の私ならきっと実のある鍛錬ができそうですので……!///」ハァハァ!
ジーク「そ、そうか。そこまで言うのであれば……」
ミナ「いざという時は、私がおります」
セレスティア「ミナさんにご迷惑をおかけしないよう、節度は守ります」
セレスティア「そう、良識の範囲内で、最善を尽くします……!///」ハァハァ!
ユージーン「どうしたんだ姫様……何か知って――」チラ…
リアローズ「あ……私も、志願した方がよかったかな……///」ドキドキ…
リーチェ「正面から、ジークさんと……///」ドキドキ…
ユージーン「……」
リュノ「……うん、私もあの経験が無ければ危なかったかもしれません」ウンウン
リュノ「上手い言葉が見つかりませんけど、あれが男の人の魅力……なのでしょうか?///」ドキドキ…
ユージーン(姫様達すっげぇジーク見てるなぁ……)
ユージーン(惑わされていないのはミナちゃんくらいか?)チラ…
ミナ「……」キョロ…キョロ…
イアン「どうしたミナ?」
ミナ「……イアン様の勝ちです!」グッ!
イアン「何がだ!?」
ユージーン(あー、違うこれおっさんの方に反応してんだ)
ポン…
マリリン「ユージーン、お部屋でできる腹筋教えてあげようか?」
ユージーン「べ、別に気にしてねぇぞ!?」
……
ジーク「では……」ジリ…
セレスティア「……お願いします」ジリ…
ミナ「セレスティア様は二刀流……」
ミナ「手数で考えると、セレスティア様の方が有利に思えてしまいますね」
イアン「確かに、両手で武器を扱えるということは強みになる」
イアン「しかし、扱いが難しいこともまた事実だ」
マリリン「いくら細剣が軽いっていっても、魔力補助が無ければ重い金属には違いないからねぇ……」
ユージーン「軽さと速さで敵を翻弄できるかもしれないが、軽い武器ってのは防御面が厳しいんだよ」
ユージーン「俺の得物だって、防御には向かない。大将が本気で振りおろしてきたら、武器ごと俺は真っ二つだろうしな」
マリリン「ジークの腕力だと、二本とも弾かれてすぐに決着って可能性もあるね~」
ミナ「なるほど……そうなると、重い一撃を放てる方が有利?」
ユージーン「いんや。それを躱せさえすれば、軽い武器の方が隙を狙える筈だ」
イアン「結局、使い手の技量が大きく影響してくるということだ」
ミナ「……」ゴクリ…
イアン「さて、準備はできたようだな」
イアン「――それでははじめっ!」バッ!
ジーク「……!」バッ!
セレスティア「……!」バッ!
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
@
スキル判定は二人分あるだろうしこの後別にある感じかな
コンマ24
1ジーク:レベル298+2=300
2セレスティア:レベル162+4+5=171
――
ジーク「はぁっ!」ブオン!
セレスティア「っと……!」ヒラリ…
セレスティア(ああ、ジーク様が剣を振るう度に、身体に力が籠っているのがわかります……///)
セレスティア(ジーク様、本当に素晴らしいお身体……///)ポワ…
ジーク「まだだセレスティア!」グオン!
セレスティア「っ!」タッ!
ズガァ!
ユージーン「姫様相手でも容赦ねえよな大将……」ゴクリ…
リアローズ「……」フルフル…
リアローズ「ジークさんは……私達を、大切にしてくれている……」
リアローズ「そして、信頼してくれているの……だからこそ、だと思うよ?」
ユージーン「……」
リアローズ「……勿論、私達もジークさんを信頼しているけど」ニコリ
ユージーン「まったく、色々な意味で羨ましいぜ大将……」ハァ…
セレスティア「ふっ……!」ダン!
ジーク「む……!?」ギン!
セレスティア(……ジーク様の身体に酔ってしまってはいけません)キッ!
セレスティア(この私の為に、ジーク様の時間を頂いてしまっているのですから……!)
――『瞬黒貫』発動――
ドッ!
ジーク「なっ……!?」キィン!
カラカラ…
ジーク傭兵団一同「「!?」」
リアローズ「ジークさんが、剣を弾かれた……!?」
ジーク「……驚いたな。見事だセレスティア」
セレスティア「わ、私が……ジーク様の剣を……?」
ミナ「い、今何が起きたのでしょうか……!?」オロオロ…
イアン「……ジークが一撃目を剣で防いだ時とは別方向から、より速い一撃を与えたのか?」ウウム…
リーチェ「セレスティアさんの刺突の瞬間だけ、強い魔力を感じました……」ゴクリ…
マリリン「瞬撃……予想外の一撃を剣の側面に一点集中でぶつけられたら、これも仕方がないことかも?」
ジーク「……俺も、まだまだ甘いな」
セレスティア「……いえ。これはあくまで鍛錬に過ぎません」
セレスティア「勿論、ジーク様が手を抜いていたとは思いません」
セレスティア「ですが、武器は鍛錬用の軽いもの。それに殺意は籠っていません」
セレスティア「リアローズさんの剣にジーク様の殺意が乗った一撃であれば、私は二刀諸共に切り捨てられていたでしょう」
ジーク「いや、今の一撃は本当に見事だった」
ジーク「それこそ実戦であれば、セレスティアの一撃は確実に敵に痛手を与えていただろう」
ジーク「誇るべき、セレスティアの力だ」
セレスティア「ジーク様……」
――
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
こい
ろん
1ジーク
60>09
※基準値を下回った為、スキル獲得失敗。以後判定緩和
2セレスティア
74>60
※基準値を上回った為、後日スキル獲得!
――
セレスティア(確かに、夢中でしたけれど……)
セレスティア(あのジーク様の剣を弾けた……)
セレスティア(逆に言えば、ジーク様ほどの方でも、不意をつかれれば……)
セレスティア(今のこの感覚を忘れずに。ジーク様を、皆を守れるような……!)ギュッ!
ジーク(……セレスティアは、何かを掴めたようだな)
ジーク(対して、俺は……)
ジーク(二刀の使い手、異なる方向からの攻撃……対策を考えておいた方がいいな)
……
セレスティア「ジーク様のお身体を拝見しつつ、何かも掴めた気がします……!」
セレスティア「やはりこれも、ジーク様のおかげです……///」クネクネ…
リアローズ「う、うらやま……けふん!///」
リアローズ「流石に、またジークさんと鍛錬は駄目だよね……」
リュノ「それこそ、ジークさんの言う過度な鍛錬になりかねませんしねぇ」
リュノ「ほら、見てくださいよ。ジークさん顔こそ涼しげですけど身体の汗が――」
薄着ジーク筋肉「……」ムワァ…
セレスティア「ん゛っ!///」ビクン!
リアローズ「は、張り付いて……///」ドキドキ…
リーチェ「あ……あ……///」ドキドキ…
リュノ「これは目の毒になりそうですねぇ……///」ドキドキ…
ユージーン(……腹筋、やろうかな……)
2回目
リュノ&リーチェ(特殊スキルチャンス)
――
リーチェ「い、いけませんこんな……!///」ブンブン!
リーチェ「こ、これから先はさらに厳しい戦いがあるのです……!」
リーチェ「私達も、もっと頑張らないといけません!」フン!
リーチェ「お姉様、一緒に……!」グイ!
リュノ「わ、私ですかぁ……!?」
リーチェ「はい。少し、気になっていることもありまして……」
リュノ「?」
……
ジーク「次はリュノとリーチェか」フゥ…
ミナ「この場合、どちらが有利になるのでしょうか?」
イアン「純粋な力量ではリーチェ様の方が上だろう。しかし、状況次第ではそれも変わるやもしれん」
ミナ「と言うと?」
マリリン「んー、マリリンちゃんの武器の時と同じかな?」
マリリン「二人の武器は両方とも杖だけど……」
マリリン「リーチェ様のは完全に魔法特化。詠唱を助け、操作をより精密にする補助具だね」
ユージーン「対してリュノちゃんのは……まぁ、もう説明不要だわな……」ゴクリ…
ミナ「鈍器……! 接近戦も可能ということですね!」フンス!
イアン「あ、ああ。だがミナ、杖と言うものは本来人を殴る為の武器ではなくてだな……」アセアセ
リュノ「……まあ、可愛い妹を公国の敵同様にぶん殴ることはしませんけどね?」チャキ
リーチェ「わ、私も本気の魔法は放ちませんよ?」アセアセ
リュノ「とはいえ、リーチェの言う通りこの後を考えれば……!」バッ!
リーチェ「手を抜くことはできません……!」バッ!
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
はい
コンマ98
1リュノ:レベル190+9=199
2リーチェ:レベル298+8=306
――
キィィィィン! ドォン!
ザアァァァァ!
ゴオォォォ!
マリリン「やっぱりリーチェ様の魔法は凄いよねぇ……」
マリリン「あんなに沢山の種類の魔法使える人は見た事ないよ」
リアローズ「うん。憧れちゃう……」
イアン「この肉体に不満はないが、使えればより祖国の為に働けるかもしれない……」
イアン「そう思うと、やはり魅力的に見えてしまいますね」
ジーク「公国や鉄国の技術が発展したとして、やはり魔法の有用性は間違いないからな」
セレスティア「ええ。ですが、魔法も完璧ではない……」
セレスティア「特にリーチェさんは、優しすぎる節もありますから……」
リーチェ(お姉様、雪を降らせて姿を眩ませているのでしょうか……?)
リーチェ(もう少し威力をあげれば、この氷魔法も吹き飛ばせないことはないと思いますが……)
リーチェ(もし、当たり所が悪かったら……)ゾク…
リーチェ(……よし。ここは火球を)ボッ!
リーチェ(お姉様の足下付近にぶつけて、私は火球の後ろから迫る……!)ドォン!
リュノ「……甘いですよ、リーチェ」キイィィィィン!
リーチェ「……! お姉様の杖の先端に魔力が集中している!?」
リュノ「普段なら押し負けますけど、牽制の火球と魔力を集中させた私の一撃なら、流石に私の方が上です!」グッ!
リュノ「――飛んでけええぇェェェ!」カキーン!
リーチェ「ひやぁぁ!?」サッ!
リュノ「……ま、流石に同じ方向に跳ね返しはしませんよ」
リュノ「でも、実戦ならやっています。リーチェ、私を気遣ってくれるのは嬉しいですけど、気をつけてくださいね?」
リーチェ「はい、ありがとうございました……」ガクリ…
今更だけどガルムがエーテルと手合わせした時に取得したらしい★スキルって公開されたっけ
ユージーン「はぁ~……こういうこともあるもんか」
マリリン「まあ、さっきのジーク達の鍛錬もそうだけど……魔法はもっと加減が難しいからね」
イアン「とはいえ、扱える魔法はリーチェ様の方が多岐に渡っていた」
ジーク「氷を解かす炎で来る、かつ手心を加えれば火球になると予測し、それを打ち返す魔力を溜める……」
ジーク「力量差があるからこそ、リュノはリーチェの行動をよく観察し、対策を打った」
ミナ「そしてそれが、見事に決まったのですね……」
セレスティア「リュノさんのお花の魔法も好きですが、氷の力も強力ですわね……」
セレスティア「それこそ、リーチェさんですら持ち合わせていない力なわけですし」
リュノ「大丈夫ですか? 火傷はしていないですか?」ペタペタ
リーチェ「だ、大丈夫です。ちょっと、驚いてしまいましたけど……」ドキドキ…
リーチェ「やはりあの雪は、私に火の魔法を使わせる為に……?」
リュノ「まあ、それもありますけど……」
リュノ「元々私は、樹を操るか氷かの二択。そしてリーチェもその気になれば樹を操れる」
リュノ「そして魔力差を考えれば同じ樹では分が悪いですからねぇ。リーチェの使えない力で抵抗したまでですよ」
リュノ「いやでも本当に火球で助かりましたよ。もし全部込みの魔力弾だったらと思うと……」ドキドキ
リーチェ「……」
リュノ「……」
特殊スキル判定(第一段階)
↓1~2コンマ二桁(どちらか一方でも基準値を満たせば成功)
へいやっ
はい
くさ
ダブルゾロ目!?
ヤダナニコレコワイ(爆裂四散)
……想定外ですので、少々お待ちください(白目)
連携奥義・きっかけ(基準値50。姉妹どちらかが気がつけばクリア)
1リーチェの閃き
コンマ99
99
ゾロ目:???
2リュノの閃き
コンマ11
11
ゾロ目:???
※???
――
リーチェ「……」
リュノ「……」
リーチェ「もしかして、同じこと考えていますか?」
リュノ「多分ね?」
リュノ&リーチェ「「――お互いの魔力を混ぜ合わせて放てばより強力な一撃になる」」
リュノ&リーチェ「「そして、今ある属性は合わせて6属性……」」
リュノ&リーチェ「「……」」ユラリ…
ガシ!
リアローズ「ひゃあ!?」ビクーン!
リュノ&リーチェ「「ここにリアローズさんの、フラネッタの雷も合わせれば7属性……!」」
リュノ&リーチェ「「――シャリオさんの虹色の吐息と似たようなものが生み出せるかもしれませんっ!」
セレスティア「!!」ガタ!
リアローズ「え、えっと、その……?」グルグル…
リュノ「こ、これはいけるかもしれませんよ……!」ワクワク!
リーチェ「私の力だけで足りないところを補えれば……!」ソワソワ!
リュノ&リーチェ「「さあ、リアローズさんも!」」
リアローズ「ええぇぇぇー!?」
ジーク傭兵団「」
追加特殊判定
↓1コンマ二桁
いあ
流石に追加のリアローズ判定?はゾロ目にならなかったか
ワンチャン呪術は加われない?
2連ゾロ目ボーナス
連携第二段階展開基準値半減+コンマ一桁リアローズレベルアップ
34>30
リアローズ:レベル254+4=258
※基準値を上回った為、さらに追加判定!
――
……
フラネッタ「……」バチバチ!
リュノ「うん、これなら……」ヒュオオォォ…!
リーチェ「いけます……!」キィィィィン!
七色魔力「……」ゴゴゴゴゴ…
リアローズ「フ、フラネッタをこういう風に動かすのは初めてだけど……」ギュリ…
リアローズ「こ、これでよかったのかな?」
リュノ「ばっちりですリアローズさん!」
リアローズ「私でもわかるほどに凄い魔力を感じるけど……」ゴクリ…
リアローズ「えっと……こ、これをフラネッタから撃てばいいのかな?」
リーチェ「とても多用はできそうにありませんが……」
リーチェ「ここぞ、という場面の切り札になるかもしれません」
リアローズ(……リュノさんと、リーチェさんの魔力)
リアローズ(今のフラネッタなら、確かに一回分なら、溜めておけるとは思うけど……)
リアローズ(七つの属性、シャリオさんに近い力……)
リアローズ(なんだろうもう少しで、何かが……)
リアローズ「……」
特殊スキル習得最終判定!(基準値は通常)
↓1コンマ二桁
いけ
わお一発(白目吐血)
なお、特殊スキルにつき通常時は使用できないことをご了承ください(白目)
連携・極致の八番目
87>85
※基準値を超えた為……!?
――
リアローズ(……核に込める魔力……)
リアローズ(誰かを、守る為の……想い……)
リアローズ「……!」ハッ!
リアローズ「そ、そうだ……! セレスティアさんの力は……!?」バッ!
セレスティア「わ、私ですか!?」ビックリ!
リアローズ「うん。魔力、想いを込めることはセレスティアさんが得意なことだったし……」
リュノ「……なるほど。呪術は確かに闇……第八の属性とも言われています」
リーチェ「しかも、龍すら持ちえない力……」ゴクリ…
リュノ「八属性が混ざり合ったら、どうなるのか……怖くもありますが、興味も尽きませんね!」ワクワク!
セレスティア「私の、力を……」
リアローズ「でも、問題もあるかな……」
リーチェ「フラネッタが耐えきれなくなってしまう可能性もそうですが……」
リュノ「複合魔法は扱いが極めて難しいです」
リュノ「自分の魔力でも大変なのに、さらに複数人の魔力を合わせるとなると……」ムムム…
セレスティア「……」
セレスティア「いえ、合わせることは可能かもしれません」
姫達「「え!?」」
セレスティア「……リアローズさんの仰る通り、私は想いの力にはそれなりの自負があります」
セレスティア「ですがそれを打ち破ったのはリアローズさんとリーチェさん」
セレスティア「そして、抑えてはいるようですが……」チラ…
セレスティア「リュノさんも、想いの力は強いことでしょう」
リュノ「え、あ、な……!? そ、そんなことないですよぉ!?///」ワタワタ!
セレスティア「……私達の、共通した想い。それに合わせて魔力を合わせるのです」
リアローズ「――ジークさん!!!」
セレスティア「えぇ♪」パン!
セレスティア「ふふ、そうと決まれば私も……!」ゴゴゴゴゴ…!
ジーク傭兵団「「」」
ジーク(な、なんだかとんでもないことになっているような……?)ダラダラ…
……
――
※後日、四姫連携奥義『???』習得イベントが発生します
――
まさかの姫全部盛りになるとは
凄いことになった
――
……
――ジーク傭兵団が戦いに備えて鍛錬を続けている頃……
――最大戦力である彼らを大公エルクラッドにあてる為の策
――陽動作戦が鉄国と森国の間で練られていた
――鉄国の兵の士気は高い
――祖国を奪還し、王と王妃に王子に王女も無事だったのだから当然とも言える
――対する森国の兵の士気は低い
――六将ベルゲの卑劣な策に加えて、女王カタリナのまさかの敗北
――その安否もわからぬ不安の中では、それも仕方がないことなのかもしれない
――それを承知した上で、森王代理ソウキは極秘に鉄国を訪れていた
――両国共に、公国の前に一瞬にして敗れ去った
――これは揺るぎ無い事実であり、その爪痕はあまりにも大きい
――だからこそ、手を取り合い……共に戦う
――鉄国王フリーデシルトと森国王カタリナの政策により歩みよっていた二国
――それは公国の台頭により、より強固なものへとなっていく……
……
――
――
……
【鉄国・ジーク傭兵団拠点】
フリーデシルト「いやぁ、王都の然るべきところでなくて申し訳ない」
フリーデシルト「でもこの場所こそ、僕達の希望……」
フリーデシルト「かの者達の拠点であり、有事の際の逃避先……安全地帯でもあるのです」
ソウキ「ええ、承知しております」
ソウキ「妻よりその手腕は聞き及んでいましたが……」
ソウキ「まさか公国も、王都ではなくこちらの家の地下に二国を結ぶ陣があるとは思わないことでしょう」
フリーデシルト&ソウキ「「とはいえ、油断もできない」」
フリーデシルト「まさか、カタリナさんが負けるだなんて夢にも思ってなかったからねぇ……」
フリーデシルト「まだ安否が確認できないそうだけど……」チラ…
ソウキ「妻なら心配いりません。敗れただけであり、絶対に生きています」
ソウキ「……とはいえ、兵に大きな同様があることもまた事実です」ハァ…
フリーデシルト「それは仕方がないことだよ。僕も驚きなんですから森国なら尚更だ」
フリーデシルト「ソウキさんがジーク傭兵団を最大の戦力として考えるのもわかる」
フリーデシルト「カタリナさんの敗北で同様する森国は勿論、手酷くやられた鉄国も含め……」
フリーデシルト「現状、公国に挑める『団』としての戦力は、ジーク達が最も優れている筈だ」
ソウキ「はい。ですが、公国の戦力は底がしれない……」
ソウキ「先日、我が国の領土で水帝龍……の子供らしき存在が保護されましたが、水帝龍は見つからず」
ソウキ「娘達が持ち帰ってくれたものを含めて、私の手元には炎・土・風の龍の片鱗」
フリーデシルト「残りは4体らしいね。こっちもワイバーン対策をしているから、雷帝にも少しは対抗できるかもしれないけれど……」
ソウキ「氷帝はカタリナを破った存在……油断できない相手でありますし、光帝の力も未知です」
フリーデシルト「そんな戦力を抱えた国相手にし続けていれば、いくらジーク達でも途中で倒れてしまう」
ソウキ「はい。だからこそ」
フリーデシルト&ソウキ「「我々が公国へ宣戦布告を――」」
フリーデシルト&ソウキ「「ん……?」」
イベント途中ですが、今日はここまで
まさかの森国姉妹両方ゾロ目から最後の判定までクリアはかなり想定外でした(白目)
なお連携奥義は他スキルとは比較にならない性能となりますので、重要な決戦時のみ使用可能となります
この後は少しジーク達の行動がお休みとなり、鉄森国と公国の動きとなります
本日もありがとうございました!
おつです
おつおつ
書き方からして連携はほんとにグランシャリオ級なのか……
公国との決戦前に覚えられたのはでかい
乙
乙です
こんばんはー
それでは作戦主体決めより再開していきます
フリーデシルト「いやいや、ここは鉄国が担当するべきだと思うな?」
ソウキ「いえ、我ら森国こそが相応しいでしょう」
フリーデシルト「無理はいけない。焦土にされた被害の深刻さは森国の方が酷いと聞きましたが?」
ソウキ「それは鉄国もでしょう。確かに王都を含め森国の地上部分が完全に焼き払われたのは事実ではありますが……」
ソウキ「鉄国はその物資の大部分を公国に奪われ、軍を再編する余裕もないのでは?」
フリーデシルト「それは認めましょう。ジーク達に満足な報酬を用意できない程度には財政面も厳しい」
フリーデシルト「だがそれは森国も同じこと。地下にも生活できる空間があるというのは同条件ですが……」
フリーデシルト「我が国は地上でも再興を進めています。森国は現状ではそれも厳しいはずです」
ソウキ「ぐ……」
フリーデシルト「そして」ビッ!
フリーデシルト「我が国とあなた方森国とでは、決定的に異なる点があるのが大きい」
ソウキ「な、なんでしょうか?」
フリーデシルト「――鉄国は明確に奪還されたが、森国はまだ公国からは滅亡したと思われている点です」
ソウキ「!!」
フリーデシルト「これは思っている以上の差ですよ?」
フリーデシルト「自国を奪還し、その勢いで公国に叛逆せんとする愚かな王……」
フリーデシルト「公国からすれば、僕はこう映ることでしょう。そして愚かながらも、当然だとも思う筈だ」
フリーデシルト「対して森国は滅亡したという認識を持たれている」
フリーデシルト「ここは静観……いえ、生き延びた者達が鉄国と合流して公国に仇討を考えている体にすべきだ」
フリーデシルト「そうすれば少なくとも、滅びた国の地下にまでは注意は向かない」
フリーデシルト「戦禍を免れた森国の民達を、守ることができる」
フリーデシルト「違いますか?」
ソウキ「……確かに、そうなのかもしれません」
ソウキ「ですが、もしカタリナが今この場にいれば……きっと、俺と同じ選択をしたと思います」
ソウキ「民を想うからこそ、戦う」
ソウキ「カタリナが敗れ、その報復の為に公国に宣戦布告をする……こちらも理由としては十分」
フリーデシルト「ふむ……」
ソウキ「逆に滅亡したと思われていた国からそんな真似をされれば、公国も考えることでしょう」
ソウキ「今までどこにそんな戦力を残していたのか。勿論、地下であるということを察せられてしまう可能性もあるが……」
ソウキ「いかに公国といえど、その規模まではわからない。わかったところで、一気に攻め落とすことは難しい」
ソウキ「地中から攻められるのは懸念すべき点でしたが、幸い地帝龍は討たれている」
ソウキ「地下拠点の方にも既にいくつか転移陣も備えてあるから、万が一の際に退避することも容易です」
フリーデシルト「なるほど、防御と逃走面において我が国を上回っていると」
ソウキ「はい。そして先程仰っていましたが、鉄国は地上の復興を進めて森国はまだそれが手付かずという問題……」
ソウキ「これも今回に限れば、利点となるでしょう」
ソウキ「何しろ我が国は焼け野原。これ以上焼かれようもありません」
ソウキ「復興中の鉄国、民の生活を守ることを考えれば……影響の少ない我が国が立ち上がるべきなのです」
フリーデシルト「なるほど……」
――
※二国の陽動作戦・主体(VS公国軍前線)はどちら?
『鉄国・フリーデシルト』
・一般兵士レベル:43
・魔法耐性持ちの相手にも攻撃が通る
・王都まで攻め込まれた場合、国王と民も応戦可能
・兵士の士気が森国よりも高い
・転移攻撃に弱い
『森国・ソウキ』
・一般兵士レベル:33
・物理耐性持ちの相手にも攻撃が通る
・拠点まで攻め込まれても、判定によりしばらくは見つからない
・森将エーテルとミリアが同時に行動可能(鉄国の場合はどちらかのみ)
・転移攻撃に耐性あり
10分後辺りに↓1~5で投票開始
質問があれば受け付けます
質問
鉄国主体にした場合はエーテルかミリアがどっちかは加勢してくれるってことでいいのかな?
その通りです。森将のどちらか一人は鉄国と合流して前線で戦闘、もう一人は万一の備えとして森国の防衛配置につきます
二度手間になるかもしれませんし、鉄国を選ばれる場合はどちらの将を貸してほしいかの記載もお願いします
森じゃないかなあ
すごーーーく前の判定で拠点効果で一度は何かしらの龍を確定で凌げるようだし
それでは……
鉄国(エーテルかミリアも併記)
or
森国
↓1~5多数決コンマ
森国
鉄国、ミリア
エーテルのスキルでポラリス開幕無効化できるって事で
このレスのコンマが偶数なら森国、奇数なら鉄国でエーテル
鉄国 ミリア
よく考えたらカタリナ撃破時に水晶片奪われたの忘れてた
鉄国 ミリアに変えられたら変更したい
どれにするか悩んだけど鉄国ミリア
もう転移の心配も殆どないし森国を選ぶ旨味があまり無かったな。申し訳ない
この手の多数決の時、ちょっとだけでもいいからみなさんの考察的なものを聞かせて欲しい。判断材料になるので
エーテルを貸し出すと森国の防御が死ぬから必然的に森国か鉄国(ミリア)のどちらかに絞られると思た
エーテルがガチガチ防御タイプかつ、ポラリス相手でも開幕防げるから森国配置は確定
鉄国はフリーデシルトが兵士には絶対負けないのが大きいと思ったので
鉄国主体+ミリア貸し出し
――
フリーデシルト「そちらの主張もよくわかります」
フリーデシルト「ですが……」
フリーデシルト「――やはりここは、我が国にお譲り頂きたい」ズイ
ソウキ「……理由を聞いても?」
フリーデシルト「お互い、公国には並々ならぬ感情を持っている」
フリーデシルト「それは民も兵も同じことです」
ソウキ「……」コクリ
フリーデシルト「勿論、僕自身も。ソウキさんもそうでしょう」
ソウキ「……ええ。俺が戦えたなら、森国を……民に、妻に、娘達に……」
ソウキ「これほどの仕打ちをした公国を、八つ裂きにしたいと飛び出したことでしょう」
フリーデシルト「うん。誰もが、自分の国や……かけがえのない大切な人を持っている」
フリーデシルト「――そして、あなたは戦えない。僕は少しは戦える」
ソウキ「……っ!」
フリーデシルト「僕も戦えるからこそ、兵も気にせず前を見て戦える」
フリーデシルト「そしてやっぱり、士気が高まっているのも大きい」
フリーデシルト「カタリナさんが敗れて士気が落ちている森国の兵が……」
フリーデシルト「全員が満足に戦えるだろうか? 万が一、ソウキさんまで怪我をしたら?」
ソウキ「う……」
フリーデシルト「……万が一。抗って抗って、それでもどうしようもなかった時」
フリーデシルト「僕が倒れても、まだベリィがいる。彼女なら鉄国をより平和に発展させることができるし、民の信も厚い」
フリーデシルト「森国の兵を、民を安心させる為にも……」
フリーデシルト「ソウキさん、あなたはもっと自分を大切にするべきだ」
ソウキ「ぐ……」ガクリ…
後、森国は敵が攻めてくるまで何もできなそうなイメージが強そうだと思った。それと、カタリナの慎重さを理解しているゼルガーに「彼女が自分から喧嘩を売ってくるわけがない」と疑われそう
この後の公国の海外侵攻判定の2回目がどうなるか気になる
ソウキ「……公国の危険性は理解している筈です」
ソウキ「あなたこそ、ご自愛をすべきだと思うのですが……」
フリーデシルト「あはは、それはみんなからも言われるなぁ」
フリーデシルト「ただ……まがりなりにも戦える力を持ってしまっている以上」
フリーデシルト「戦える者は、戦うべきだと僕は思うんだ」
フリーデシルト「矛盾しているかもしれないけれど、平和の為に」
フリーデシルト「戦う力が必要ない世界にする為に、僕らは戦わなくてはならない」
フリーデシルト「……鉄国奪還を僕の手で為し遂げられなかったから、余計にそう感じてしまっているかもね」
ソウキ「……そうですか」
ソウキ「……本当に、よろしいのですね?」
フリーデシルト「ええ。森国には援護をお願いしたいのだけれど、大丈夫でしょうか?」
ソウキ「……我が国は、協力を惜しむつもりはありません」
ソウキ「俺も、俺にできる戦いを……したいと思います」
ソウキ「森国の兵の士気の低さは痛いところを突かれましたが」
ソウキ「そうでないものも、少数ですがおります。その中でも……」
ソウキ「――ミリア! 入ってきてくれ!」
ガチャ…
ミリア「し、失礼致します!」ビシ!
フリーデシルト「君は?」
ミリア「森国の将、ミリアと申します! 末席の未熟者ではありますが、よろしくお願いします!」ビシ!
フリーデシルト「あはははは! 随分と真面目で可愛らしい将だ。もっと楽にしていいよ?」
ソウキ「彼女は真面目ですから。しかし、その力は森国でも随一」
ソウキ「必ずや、鉄国の力となることでしょう」
フリーデシルト「ありがたい話ではるけど、森国の防衛の方は大丈夫なのですか?」
ソウキ「ご安心を。元より要のエーテルという将に加え、公国を離反したマリリン将軍より選りすぐりの三名も協力してくださるとのことです」
フリーデシルト「なるほど、あの変わった将の配下も……」
鉄国は騎士団副団長とかいう最大級のメンタル破壊爆弾が待ち構えてるからそこは怖い
フリーデシルト「それならば、まず森国は防御の方に注力して頂きたい」
フリーデシルト「森国そのものを守る為でもありますが、万が一の時はここの転移陣がある」
フリーデシルト「そんな事態に陥る真似はしたくないけど、もし、その時は」
フリーデシルト「……どうか、我が国の民を受け入れて頂きたい」
ソウキ「……無論です」
フリーデシルト「ありがとうございます……」ペコリ
フリーデシルト「……よし! それじゃあ方針も決まったし、早速動かないとね!」パン!
フリーデシルト「まずはミリアを騎士団にも紹介して馴染んで貰わないと!」
ミリア「えええぇぇぇぇ!?」ビクゥ!
フリーデシルト「大丈夫大丈夫! 公国が動きをより強くする前に、こっちもできることはしないといけないからね」
ソウキ「ミリアは、諜報にも長けた将ですが……」
フリーデシルト「そうなんだ!? それじゃあ今度はあれやこれもお願いしようかなぁ……」
ミリア「ソウキ様ぁ!? わ、私にはやはり荷が重いような……!?」グルグル…
ソウキ「が、頑張ってくれ……! 森国だけ、ただ指を咥えて待つような真似はできないんだ!」
ソウキ「そして情けないが俺は戦えず、エーテルが鉄国騎士団に囲まれたら……」
~~
エーテル「……」ビクビク…
鉄国騎士団「「なんだぁ、この小さな子供は!?」」ムキィ!
鉄国騎士団「「本当に、戦場に出して大丈夫なのか!?」」ムチィ!
エーテル「」パタ…
~~
ソウキ「と言うことになりかねないかもしれない!」
ミリア「が、頑張りますぅ!?」ビシ!
フリーデシルト「……ちょっと、鉄国の騎士団の印象が偏ってないかな?」
フリーデシルト「ま、そんなことはないから安心して。よろしく頼むよミリア?」
ミリア「はいっ!」ビシ!
……
――
前のセレスティアの時も思ったけどフリーデシルトが中身すごくできてんだよなぁ……
――
……
――鉄国と森国の共同戦線……
――国王フリーデシルトから伝えられた内容に反発する騎士はいなかった
――森国も鉄国と同様に手酷い損害を被った仲、それもないわけではなかったが……
――彼らは皆、打倒公国に燃えていた
――ここに魔法に優れる森国の協力も加わり、かつ以前のような不意討ちでもないのであれば
――今度こそ、奴らに一泡をふかせることができる
――高まっていた士気は、より一層のものとなった
――加えて、本隊には鉄国を取り戻してみせたジーク傭兵団
――そこには騎士団長のイアンに、姫君のリアローズもいる
――少しでも彼女達の力にならねば。それも追い風となっていた
――そんな様子を目の当たりにした森将ミリアと森国の兵士達は面食らう
――閉鎖的であった森国の自分達を受け入れてくれるかという不安は、一瞬で消し飛んだ
――少々手荒く、むさ苦しい感じこそあったが……
――それでも、共に戦う仲間であると受け入れてくれた
――女王カタリナが鉄国に対して少しづつ国を開いていったことは、無駄ではなかった
――それを教えられたようで、やがて作戦に参加する森国の兵の士気も高まっていく
――これから行うのは、強大な公国との正面切っての戦争
――戦力差は把握しきれていない。それでも、彼らはやる気に満ち溢れていた
――公国を倒し、再び平和な時と取り戻す
――同じ目的の為に、鉄国と森国の結びつきはより強固なものへとなっていく
――そして……
……
――
――
【鉄国・会議室】
ミリア「せ、戦力を増やす……ですか?」
フリーデシルト「うん。君達の士気が高まっていることは知っているよ」
フリーデシルト「それでも、埋めようがないものが存在するのも確かだからね」
フリーデシルト「リアローズ達は、まだ森国に?」
ミリア「は、はい。クリスさん達も……」
フリーデシルト「やれやれ、やりたいことが多いのは困るね」
フリーデシルト「それでも、順序は大切だ。戦力を整える前に宣戦布告してそのまま圧殺されちゃ意味がない」
フリーデシルト「かといって、公国の注意をこちらにはやく向けないと、嫌な予感がするんだ」
ミリア「予感……」ゴクリ…
フリーデシルト「……件の、捕虜の非道な扱いもある。でも、それ以上の何かをしてきそうな……」
フリーデシルト「だから、戦力を整えて早く公国とぶつかる必要もある」
フリーデシルト「ジーク達に公国の戦力の情報を知って貰いつつ、できるだけ早く進軍して貰うにはね」
ミリア「ですが、そんなに簡単に戦力を増やせるのでしょうか?」
フリーデシルト「基本は、君達に頑張ってもらうほかない」
フリーデシルト「この戦力を増やすって言うのは……出来るかどうか、わからないことでもあるんだ」
ミリア「??」
フリーデシルト「なに、難しいことはないよ? 僕らも公国の真似をするだけさ」
フリーデシルト「――僕らも、傭兵を募ろう」
ミリア「!!!」
フリーデシルト「これも、森国主体だとちょっと難しい発想だったんじゃないかな?」
フリーデシルト「でも考えてごらん? ジークも傭兵だけど、僕達についてくれている」
フリーデシルト「傭兵だからと言って、全てがお金に目が眩んだ存在ばかりじゃない筈だ」
フリーデシルト「それに、いい具合にジーク『傭兵団』の噂も広まっているからね」
フリーデシルト「多少俗でも……自分も続こうだとか、今波は鉄国に来ていると思う傭兵もいるかもしれない」
ミリア「なるほど……」
フリーデシルト「さて……上手くいくといいけどね」
……
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
ほりゃあ
傭兵募集・成果(ジーク傭兵団の各地での活躍により基準値-20)
75>41
41>30
※第一基準を下回った為、ソニアは加勢ならず(以後の判定で再チャンスあり)
※第二基準を上回った為、鉄国にも傭兵参加(ジーク達への注意がさらに減ります)
――
――『各地で暴虐を尽くす公国をこのままにしておいていいのか?』――
――『腕に覚えのあるものよ来たれ!』――
傭兵1「おいおい、鉄国が公国軍を退けたって話は聞いていたが……」
傭兵2「こりゃ、まじで公国とやりあうつもりか? おもしれぇ……!」
傭兵3「なんでも、鉄国を取りもどす働きを見せたのも傭兵団だって話じゃねえか」
傭兵4「傭兵を差別することはない、か。公国よりも信用できそうだな」
……
傭兵5「……いくらなんでも、公国の侵略行為は目に余るぜ」
傭兵6「ああ、ベリィ様の展覧会まで台無しにされたみたいだしな……」
傭兵7「私は森国の美しい自然を破壊したことが許せませんな」
傭兵8「公国は強すぎると思っていたけど、鉄国が立ち上がった今なら……」
……
巨大な剣を背負った女性「傭兵の募集……?」
巨大な剣を背負った女性「あ……公国と違って、拠点防衛の任務もあるの?」
巨大な剣を背負った女性「それなら、私でもできるかな。また、前みたいに……誰かを守れるかな?」
巨大な剣を背負った女性「……ユージーンも、こっちに来てたらいいな」ボソリ…
……
鉄国兵「陛下! 予想以上に傭兵達が集まりました!」
フリーデシルト「よかったよかった。世の中まだ捨てたものじゃないね」
ミリア「うう、傭兵の人達とも上手く連携できるかなぁ……」ドキドキ…
フリーデシルト(……ジークの育て親、傭兵ソニアは来ていないか)
フリーデシルト(彼女がいれば心強かったけど、公国も当然彼女の力を欲しつつ警戒もしている筈)
フリーデシルト(まずは上々と言ったところかな?)
……
――
イベント途中ですが今日はここまで
ソニアは駄目でしたが、相当以前から遭遇判定だけはあった巨剣傭兵エニックはここにきてようやくの登場ですね……
この後は鉄国内でネーロ判定と公国判定、その後公国本土での海外判定の流れになるかと思います
出目次第で結構大変なことになるかもしれませんが、よろしくお願いします
また昨日質問への回答が漏れていましたが、ガルムのスキルは森国防衛戦が発生した場合公開となります
本日もありがとうございました!
乙ゥです
おつー
誰かと思ったらユージーンの恋人候補だっけ?
キャラシの場所とあとできれば胸判定もお願いしたい(ry
乙
おつおつ
乙
カタリナは絶対安全なんだろうか
過去スレ調べて見たら2スレ目の>>479にエニックのキャラシートあったから一応
【名前】エニック
【年齢】21
【性別】女
【所属】フリー
【外見】肩を少し超えるくらいの紺色の髪。黒い目でじっと見つめられるとちょっと怖い
【使用武器】全身を覆う程の巨大な大剣。基本的には防御用だが、その重さで叩き斬られると大抵の敵は耐えられない
【性格】誰にでも優しく丁寧に接するが、誰かを守る事に病的な程囚われている。幼い頃に両親が自分を守って死んだ事によるトラウマが原因
【その他備考】フリーの傭兵で比較的善性だが、味方を守る事に囚われすぎて敵を[ピーーー]事には特に何も感じない
その体からは信じられない程の怪力を持っていて、自分より大きい大剣を軽々振り回す
過去にユージーンと組んでいた事があり最終的にユージーンは逃げたが、逃げた事を恨むどころか「自分が彼を守って逃がした」と思っていて、自分が誰かを守れた事を証明する為にもう一度会いたいとすら思っている
殺すが[ピーーー]になってた失礼
乙でした
立場がまだ未定なジークの元同僚の傭兵達はどうなるかな
決戦前に全姫の絵揃わないかな~
ぶっちゃけ終盤も終盤すぎてフラグ立ててる暇無くないか
鉄国編終わる辺りとかだったらまだ時間的に余裕もあったろうけど
前作は参加してないけど後日談たくさん書いてくれてたようだしワンチャン……
ジークの傭兵仲間は多分イリアスかな?
一応ジークが話してる仲間の特徴的にそうだと思うけど、敵として遭遇したらジークのメンタルにダイレクトアタックが来そうだよね
こんばんはー
後日談は余ったゾロ目チケットを消費して書こうとは思いますが、
まずはちゃんとエンディングまでたどり着かないことには意味がないので頑張ります
そしてエニックはご指摘の通りフラグどころか出番の数も危ういですが、
とりあえず胸判定取っておきましょう
その後に遅くなりましたが本編ちょっとだけ再開です
エニック胸判定
↓1コンマ二桁
ほー
47…41~60:普乳
――
……
【鉄国・王都】
ザワザワ…
ガヤガヤ…
ネーロ「……」コソ…
ネーロ(旅人としては馴染めたとは思いますが……)
ネーロ(まさか、鉄国が傭兵を募るだなんて)
傭兵「御触れを見た者だ。雇って貰いたいんだが――」
鉄国兵「ならばこの道を――」
ネーロ(公国も今の主力は傭兵と賊……五分に戦えるという考えなのでしょうか)
ネーロ(既に公国に所属している傭兵が紛れ込むという考えは――)
鉄国兵「募集は短期間である! 故に迷っている者は――」
ネーロ(……持っているようですね。公国本土から潜入命令が出るよりも早く、募集は打ち切られる筈)
ネーロ(各地に散っている公国兵では、潜入するという発想もできないでしょうし)
ネーロ(ゼルガー将軍も手を焼いたという鉄国王フリーデシルト……)
ネーロ(成程、ただの放浪王ではないということですね)
ネーロ(しかし公国を、エルクラッド様を傭兵を集めた程度でどうにかできると考えているのであれば)
ネーロ(それは、見通しが甘いとしか言えませんね)
ネーロ「……」
ネーロ(私自身が、傭兵のふりをして王城内に潜入する?)
ネーロ(……いえ、無理ですね。彼らのような目に見えて屈強な肉体は持ち合わせていない)ホッソリ…
ネーロ(かといって魔法は転移魔法しか使えない……)
ネーロ(別の手を考えましょう……)タタタ…
……
――
……
ネーロ(……セレスティア姫の居場所は、未だに掴めないまま)
ネーロ(普通に考えれば、如何な理由があろうと鉄国にとって公国は敵)
ネーロ(鉄国を救った……ジラワーク将軍達を倒したジーク傭兵団)
ネーロ(それの口添えがあったとしても、公国の姫という立場を考えれば拘束されている……?)
ネーロ(処刑が行われていないということだけは、確かなようですが……)
ネーロ(鉄国の動きからして、傭兵団をより増やして公国と一戦交えるつもりなのも確かな事)
ネーロ(いざと言う時の保険、交渉材料に……?)
ネーロ(マリリンさんの姿もありませんし、こちらは王城で接待でもされているのでしょうか?)
ネーロ「……」グルグル…
ネーロ(駄目です、わからないことが多すぎる……)
ネーロ(ポラリス、ローレシア妃、呪術、エルクラッド様のお言葉……)
ネーロ(この短い間で、多くのことがあり過ぎた。私如きでは、考え至らないような……)
ネーロ「……」フルフル…
ネーロ(……それでも、エルクラッド様の命を果たさなければ)
ネーロ(今はとにかく、セレスティア姫を見つけること。他のことは、その後に考えればいい)
鉄国子供「おとーさーん、おかーさーん! はやくはやくー!」
子供父親「こらこら、そんなに慌てるな」
子供母親「王都が賑わっているのは、お祭りがあるからじゃないのよ?」
ネーロ「……」
ネーロ(……平凡な、家庭……どこにでも、どの国にもある……)
ネーロ(私が奪われたもの……)
ネーロ(……そして、公国が勝利した暁には、あの子も……)
ネーロ「くっ……!」フルフル!
ネーロ(考えては駄目。エルクラッド様の命だけを考えるの……!)
ジークが誰に決めるかもそうだけど、スキルあるって予告されてるからせめてイアンとミナをどこかで成立させてあげたいな
ネーロ(怪しまれないように、馴染もうとして……)
ネーロ(他国の暮らしに、触れすぎてしまったせいでしょうか……)
ネーロ(壊滅した状態、あの頃と比べれば確かに復興はしています)
ネーロ(でもそれはかつての鉄国には遠く及ばない筈。当たり前のことです)
ネーロ(それなのに、さっきの家族も……他の人々も……)
ネーロ(すごく、生き生きとしていた……)
ネーロ(まだ辛い筈なのに。まだ苦しいこともある筈なのに)
ネーロ(鉄国は蘇るんだって、心の底から信じているような……)
倒壊した家屋「」グシャ…
ネーロ(……それを見る前に、亡くなった人もいる)
ネーロ(ジラワーク将軍の玩具にされた鉄国の兵士達も、その家族も……)
ネーロ(公国が、エルクラッド様が……)
ネーロ(ああ、駄目だ……)ポロ…
ネーロ(エルクラッド様の為だけに生きてきた筈なのに……どうして、こんな……)ズキッ…
ネーロ(エルクラッド様は、どうして……)
ネーロ(……何度も同じ思考に陥るな私! 今は、セレスティア姫を探す、それだけを考えて……!)フラ…
鉄国兵?「ん……?」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
鉄国兵?の感知
58>50
※基準値を上回った為、ネーロを感知
――
ネーロ(前と同じように……)
ネーロ(エルクラッド様のことだけを、考えて……)
ネーロ(エルクラッド様は、私を救ってくれたお方なのだから……)
鉄国兵?「おーい、そこの君!」
ネーロ「!?」ビクゥ!
ネーロ「わ、私でしょうか?」クルリ
鉄国兵?「ああ、驚かせてすまない」
ネーロ(装備からすると、傭兵ではなく鉄国の正規兵……)タラ…
ネーロ(まさか、気がつかれた……?)
鉄国兵?「……実は、この辺りで女の賊が現れたとの通報があってな」
ネーロ「賊、ですか……」ピク…
鉄国兵?「目撃者の情報によれば、その女は金の長い髪だったそうなんだが……」
鉄国兵?「確認の為に、そのフードをとって貰えないだろうか」
鉄国兵?「面倒だとは思うが、これも仕事でね」
ネーロ「……いえ、賊を放置などできませんからね」
ネーロ「これで、よろしいでしょうか?」パサ…
鉄国兵?「ああ。……白金色の癖毛か」
ネーロ「はい。賊の容姿とは異なると思いますが」
鉄国兵?「そうだな」
判定(ゾロ目の仕様が変わっています)
↓1コンマ二桁
はい
てい
『負傷判定』
01~10:死亡
11~30:重傷
31~60:中傷
61~95:軽傷
96~00:無傷
奇数ゾロ目:重傷は負った状態で連行される
偶数ゾロ目:重傷は負うが保護される
コンマ37
31~60:中傷
――
ドスッ
ネーロ「……え?」ゴプ…
ネーロ(お腹に……何かが……ささ、って……?)グラ…
鉄国兵?「――まさか、こんなところにいるとはな」グリィ…!
ネーロ(へ、兵士に刺されたの……? ナイフ……?)ボタボタ…
ベルゲ隊兵「――ネーロ将軍の裏切り。ベルゲ様の読みは正しかったようだなぁ!」グリィ!
ネーロ「か、は……!?」ゴポ…!
ネーロ(ち、違う、もっと、酷い状況……!)
ネーロ(はやく、逃げないと……!)
判定(補正有り)
↓1コンマ二桁
よ
セレスティアのついでか~
『逃走判定』
ネーロ基準値0
+
中傷による魔力乱れ(20)
基準値20
97>20
※基準値を上回った為、逃走成功!
――
ベルゲ隊兵「裏切りが確定すれば、死体でも構わないと――」
ネーロ「くっ……!」キィン!
シュィン!
ベルゲ隊兵「うおっ!?」スカッ!
ベルゲ隊兵「……嘘だろ、腹を刺してる状態で自分だけ転移で逃げられるのか……」ガクリ…
ベルゲ隊兵「あの状態から取り逃がすだなんて、ベルゲ様になんとご報告すれば……」
ベルゲ隊兵「い、いや。あの女が裏切って鉄国に亡命しようとしていたことは確かなんだ」
ベルゲ隊兵「これだけでも、ベルゲ様に報告する価値はある……」ウンウン…
ベルゲ隊兵「そもそもこんなところで出会うことが想定外……」
ベルゲ隊兵「本来の目的を見失い、肝心なことができなければそれこそベルゲ様はお怒りになる……」
ベルゲ隊兵「……この先だな」タタタ…
……
シュイン!
ネーロ「げほ、ごほっ……!」ビチャ…!
ネーロ(に、逃げられた……?)ビクビク…
ネーロ(私、まだ生きている……?)
ネーロ(痛い……お腹が、焼けるよう……)ズキィ!
ネーロ(どうすれば……治療、どこで……)
ネーロ(目立てば、本当に鉄国の兵に捕まる……)
ネーロ(でも、このままじゃベルゲ将軍に……)
ネーロ(エルクラッド、さま……私……)フラ…
――
※ベルゲにネーロの裏切りが完全にばれました
※以後、ベルゲ隊の標的にネーロも加わります
――
姫達もだけどネーロちゃんも大概ハードモード
――
……
【鉄国・墓地】
鉄国兵?「すまない、ちょっといいだろうか?」
鉄国民「な、なんでしょうか?」
鉄国兵?「ああ、そう身構えなくても大丈夫だ」
鉄国兵?「何も君達まで徴兵しようというわけではない」
鉄国兵?「陛下がそのような方で無いことは知っているだろう?」
鉄国民「は、はい」
鉄国兵?「実は私は、最近まで地方の警備にあたっていてな」
鉄国兵?「聞けば、傭兵団が公国の将を討ったというではないか」
鉄国兵?「愚かにも我が国に牙を剥いたその公国の将の末路を知りたくてな……」
鉄国民「はぁ……」
鉄国兵?「ここに埋葬されているのだろう?」
鉄国民「……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
はいよ
ジラワークの遺体の残存率
83>75
※基準値を上回った為、回収成功!
――
鉄国民「ええ。許し難い敵とはいえ、陛下は死者を丁重に扱われるお方」
鉄国民「何やら巨大な化け物は別の場所に埋めたそうですが、公国の将はしっかり埋まっていますよ」
鉄国兵?「ふふ、流石は陛下だ」ニヤリ…
鉄国民「確か、あっちの区画だったかと……」
……
ザク…
ザク…
ベルゲ隊兵「……お?」
ジラワーク屍「」ドシャ…
ベルゲ隊兵「あったあった……!」
ベルゲ隊兵「それも、思っていた以上に残ってるな……」
ベルゲ隊兵「これも自慢していたという特殊な魔法の力なのか?」
ベルゲ隊兵「何にせよ、これでベルゲ様の命は達成した……!」グッ!
……
――
※ジラワークの遺体が回収されてしまいました
※後日、ベルゲの手で……
――
――
……
【???・???】
ソニア「……いい加減、てめぇらもしつこいな……」ピキピキ…
ソニア「そんなに俺にぶっ飛ばされたいのか?」
公国兵1「ひひひ……!」
公国兵2「お前を連れ帰れば、あのお方は喜んでくださる……!」
ソニア「やれやれ……」ハァ…
ソニア「いい加減、雑魚の相手すんのも飽きてきたよ。一発くらい先に攻撃させてやってもいいぜー?」
公国兵達「「……」」ニヤニヤ…
ソニア「――なんて言って、油断するとでも思ったか?」ダン!
公国兵達「「!?」」
ソニア「おらぁ!」ブオン!
公国兵1「」グチャァ!
公国兵2「……!」バッ!
ソニア「……てめぇら、何者だ? 少なくとも俺を追っていた連中は金に目が眩んだ連中ばかりだった」
ソニア「誰かの為に俺を捕えようとする忠誠心は無かったし、何よりも……」
ソニア「……そんな妙な気配はなかったぜ?」
公国兵2「……全ては、あのお方の為に……!」ゴゴゴゴ…
バリバリ!
ソニア「!!」
ベルゲ龍兵「コノスガタニサセタノハ、キサマノユダン! リュウノチカラヲオモイシルガイイ……!」ギラン!
ソニア(おいおい、公国は一体どこにいこうってんだ……!?)
……
――
イベント途中ですが、今日はここまで
ジラワークはもしかすると初めてコンマでいい結果出せたかも?
(ベルゲに利用されることをいい結果と言えるかは別ですし、リアローズにとってはマイナスイベントですが)
スレ残量が微妙ですので、明日は先に1000代わりの自由安価イベントの決定から行いたいと思います
本日もありがとうございました!
おつーです
乙
おつー
とりあえずベルゲはネーロ刺したことエルクラッドにバレたら処刑されんじゃないかな?下手すりゃゼルガーにバレてもやられそう
そして復活?おめでとうジラワーク
乙です
セレスティア遅くなってごめんなさい
https://i.imgur.com/0DZ4OI4.jpg
支援絵乙です
やっぱりセレスティアが一番「姫」らしい
無事にエンディング迎えた後の後日談でのジークと姫以外の恋愛模様も気になるけど、ジークと選ばれた姫との恋愛風景だけでなく選ばれなかった姫達にも後日談で救済みたいなのも見たいと改めて思ってしまう
セレスティアかっこ可愛い
でもこのなりで夜レベル最大でエロ下着でジークの身体に興奮するという凄まじさ
自由安価行動は見たいモノが多すぎて困るけど堅実に行くべきか冒険すべきか
やっぱり支援絵があるとキャラが実際に動いてるイメージがつきやすくなるから良いな~
今のところ夜レベル100がギャグ寄りな描写にしかなってないから自由安価イベントでセレスティアの自慰シーンとか希望したい
セレスティアの設定上想いを募らせる事で強化にもなるだろうし
セレスティア可愛いやったー!
羽があるし呪術時代ぽいけど今の状態でも生やせるのかな?
>>965
個人的には折角鍛錬の時に興奮してたし
「女子会ならぬ姫会で四人の姫がちょっと踏み込んだ話題になってジークの身体を見て広げた妄想(自慰シチュ)暴露大会に」
とか考えてた
こんばんはー
>>960
ネーロがそれを報告できない為、エルクラッドにばれることはありません
>>961
支援絵ありがとうございます!
四姫が出そろって感慨深いものがあります……!
>>962
まずは欠けずにエンディングに行ってからですが、色々考えておきます
>>966
呪術の性質が変わっている(ローレシア産→セレスティア産)ため、黒翼や深淵状態の技は使えません
今日の更新はお休みですが、前日の告知通り自由安価イベントを募集したいと思います
・ゾロ目チケットが増える
・○○を無条件撃破
等の無茶や急な無理のある展開は御遠慮ください
15分後辺りに募集予定。質問などがあれば受け付けます
それでは……
『自由安価イベント』
↓1~5多数決コンマ
このレス以外で一番票数が少なくかつ一番コンマが低い安価に一票
ミリア、はもういないからエーテル込みの第二次女子会
酒もあるよ!
ちゃんとした鉄国サイドの人間によるネーロ保護イベント
ユージーンとエニックが遭遇する
もうすぐ夏が終わるし水着回ということで森国の川か湖で皆で遊ぶイベント
前にリーチェとリュノの自慰シーンがあったから、今度はリアローズとセレスティアの自慰シーンを
早すぎぃ!
>>969により>>971が二票という形になるため
ちゃんとした鉄国サイドの人間によるネーロ保護イベント
ですね
内容的にこれはこのままイベントを繋げたいと思います
元々偶数ゾロ目時に考えていたイベントでもあるのでやりやすいかな?
次スレと更新はまた明日に
本日もありがとうございました!
乙です
ネーロがここで鉄国とコンタクト取れるのは大きいか
勘違いだった失礼
乙
乙です
多分誰が保護してもフリーデシルトの耳には入るだろうし、そこからジーク達にも伝わるかな?
セレスティアの反応も気になるけどマリリンちゃんブチ切れそう
加齢臭がすごいなこのスレ…いろいろ
こんばんはー
遅くなりましたが、とりあえず本編を進めて行きつつネーロ保護に移行します
……
ズガァ!
ドォン!
ソニア「ち……!」
ベルゲ龍兵「オノレ、チョコマカト……!」
ベルゲ龍兵「シカシ、サスガノキサマモニゲルシカテガナイヨウダナ?」
ソニア「ふん……」
ソニア(馬鹿かてめぇは。後々の為に、お前から引き出せそうな情報探ってるんだよ)
ソニア(確かに驚いたが、なんのことはねぇ……)
ソニア(――こいつら、基礎はほとんど変わっていない)
ソニア(『どこにでもいそうな兵士が、不相応な力を手に入れて持て余している』ってところか)
ベルゲ龍兵「クラエ!」
ソニア「おっと!」ヒラリ
ソニア(とはいえ、多少の相手なら技が無くても押しとおれるくらいの力はあるな)
ソニア(時たま使っているのは、水の力……)
ソニア(それにあの爪に鱗……俺が殴り飛ばした地龍とは違う、水の龍の力か?)
ソニア(ジーク達なら、難なく倒せるだろうが……)
ソニア(こいつらの狙いが変わらず俺なら、こいつらを引き寄せておいた方があいつの助けになれるか?)
ベルゲ龍兵「オノレ……! ドコヲミテイル!」ドン!
ソニア「ん?」
タン…
グオン!
ソニア「――ずーっと隙だらけなお前の顔だけど?」
ベルゲ龍兵「ハ、ハヤ――!?」
ソニア「おらぁ!」
グシャア!
ベルゲ龍兵「」ビクンビクン…
ソニア「……死んでも、変化したままなのか」
ソニア「まさかたぁ思うが、龍の力を人間に取り込ませようとしてんのか?」
ソニア「いよいよもって公国も無視できない相手になってきたが……」
ソニア「そんな力に頼ったところで、積み重ねてきた力には敵わないぜ?」
ソニア「俺にも、あいつらにもな」
ソニア「……」
ソニア「…………」
ソニア「でも、まだ鍛えたりない感じもしたしなぁ……」
ソニア「適当にぶらついて、会えでもしたらもう一回鍛えてやった方がいいか?」
ソニア「けど、あいつももう団長なわけだし……」ブツブツ…
ソニア「ま、いいや。その時のことはその時考えるとすっか」スタスタ…
……
――
――忠将の保護――
――
……
【鉄国・???】
ネーロ「はぁ……はぁ……」フラ…
ネーロ「げほ……」ズルズル…ストン
ネーロ「た、立つことも、辛い……」
ネーロ「それに、息もしにくい……」
ネーロ「少し刺されただけだと、思ったのに……」ググ…
ネーロ「……ぐっ!?」ズキィ!
ネーロ「手当、治療……怪しまれないように……」フラ…
ネーロ「……どうやって?」
ネーロ(この傷で公国に戻ったとして、誰が相手でも騒ぎになります……)
ネーロ(ベルゲ将軍に見つかれば、それこそ……)ブル…
ネーロ(……)
ネーロ(私は、死ねない……死にたくない……)
ネーロ(エルクラッド様の命を果たさないで、そんなこと……)
ポタ…ポタ…
ネーロ(それなのに、どうして私の血は流れ続けるの……?)
ネーロ(早く止血しないと、転移もできなく――)
???「おい、お前」
ネーロ「っ!?」ドキィ!
ネーロ(ま、またベルゲ将軍の兵!? どこでもいい、転移を――)
???「怪我、しているのか? 血の跡がかなり酷いが……」
ネーロ「お、おかまい、なく。少し、転んだだけで……」フラ…
ネーロ(話すな。早く、早く……!)
???「……」
???「あー、くそっ!」ジャキッ!
ネーロ(じゅ、銃……!? やはり――)
パァン!
ネーロ「う……!?」
ネーロ(地面を、撃った……? 威嚇……?)
モワァ…
ネーロ(っ! ち、違う! これは……!)
バレット「――母さん試作の魔封弾を持っててよかったぜ」
バレット「――魔力の集中を邪魔されたら、どんな高等魔法も使えない」
バレット「――そうだろ? 公国の将軍ネーロ……!」
ネーロ「!!!」ゾクッ!
ネーロ(この人、私を知って……!)
ネーロ(駄目、頭がうまく……)フラ…
ドシャ…
ネーロ「う、うぅ……!」
ネーロ(……こ、このままじゃ……私……)
バレット「……」ジャリ…
ネーロ「や……め……」
バレット「……」スッ…
ネーロ「……っ!」ギュッ…!
バレット「ったく、やっぱひでぇ怪我してんじゃねえか……!」バッ!
バレット「とりあえず、応急処置だがしないよりマシだろ……!」
ネーロ「え……?」
バレット「な、なんだよえって? まさか、本当に怪我してた自覚がなかったのか?」
バレット「とりあえず傷薬に……あとは麻酔弾用だけど麻酔粉も使っておくか」ガチャガチャ…
ネーロ「どう、して……」
バレット「……あー」
バレット「どうして俺が、鉄国の敵である公国の将を助けてんのかってことか?」
ネーロ「……」コクリ
バレット「公国のことは大嫌いだ。俺の家族を、鉄国をあんな目にあわせやがったんだからな」
ネーロ「……」
バレット「……それでも、公国の人間全員を撃ち殺そうとは思わない」
バレット「公国にも、話していて楽しい奴がいるってわかったしな」
ネーロ「わた……しは……」
バレット「……」
バレット「……俺、前にお前を見た事あるんだ」
ネーロ「!!」
バレット「みんなの仇、ジラワークって奴に宝珠渡そうとして……投げ返されたただろ?」
ネーロ(あれを、見られていたのですか……)
バレット「横からゼルガーって奴が止めてくれたけど、もしいなかったら……」
ネーロ「……」
バレット「……お前、弱いんだろ?」
ネーロ「ぐふぅ!?」ビクン!
まさかのバレット
バレット「……弱いけど、なんつーのかな」
バレット「弱いけど弱いなりに頑張ろうとしてる感じがしたというか……」
バレット「あの汚い犬相手でさえ気遣ってやろうって雰囲気も出していたし……」
バレット「……ただの悪い人間にも、見えなかったんだよ」
ネーロ「……」
バレット「……勿論、俺もみんなも公国の連中は嫌いだ。倒せるなら倒したいさ」
バレット「でも少なくとも、公国の将を見つけたらまず部隊や父さんに連絡がある筈だ」
バレット「一人で突っ込んで、刺し殺そうなんてする奴はいない」
ネーロ「……」
バレット「……まさかとは思うけどさ、本当に仲間割れでもしたのか?」
ネーロ「……っ!!!」
バレット「だって、変だろ?」
バレット「俺達にやられたんだったら、転移魔法で公国に帰ればいいだけだもんな」
バレット「それをしないってことはつまり……」
ネーロ「……」
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
お
ネーロの諦観
85>25
※基準値を上回った為、余計な抵抗はせず
判定直後ですがちょっと次スレの準備をしてきます
【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1629902463/)
次スレになります
そういえば、ゾロ目チケット適用のレス含めてゾロ目が3つ続いてもボーナス入るの?
それではこのスレは埋めてしまって大丈夫です
>>995
流石にそれは無しです
純粋ゾロ目三連打のみです
回答ありがとうございます
>>1000なら支援絵さんが一番好きなキャラを描く
>>1000ならユリーカ絵ください
最後の自由安価イベント全然取れないから次こそ取りたい
このSSまとめへのコメント
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