【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい (1000)

安価やコンマで、剣と魔法な世界で主人公が姫と結ばれる為に頑張りましょう
亀更新、深くは考えていない行き当たりのため、途中で色々変わってしまうかもしれませんがご容赦を


~簡単な舞台解説~

剣と魔法のよくあるRPGな世界の大陸の一つ
『現状』は三つの大国が大陸を統べています


【公国】
広大な領地を貴族達が治める国
自国の発展に力を注いでおり、使えそうなものはなんでも使う主義
この性質により民を含めて異国民にも寛容な者が多い
幅広い種類の道具を取り扱い、商業に力を注いでいる


【鉄国】
屈強な戦士の多い無骨な国
規模はまだ公国より下だが、鉱物や魔道を組み合わせ急速発展中
独自の工学文明により、高い技術力と戦力を保有
世界全体の工学発展を謳い、鉄工業に余念がない


【森国】
深い森の中にある神秘の国
自然の恵みに感謝し、他国には無い魔法を操れる者が多い
人と異なる外見の者達も住む影響か、少々閉鎖的
変わらぬ安寧を良しとし、林業や農業が発展している

~その他解説・留意事項など~

・このスレは参加して下さる皆さんのおかげで成り立ちます
・頻繁にコンマ判定や安価が飛びます
・コンマ判定は連取有。安価や多数決の時は連取無効となります
・質問には答えられる範囲で答えます
・判定内容により、高コンマがよかったり低コンマがよかったりと変化します
・多数決時以外のゾロ目は、ボーナスがつくことが多いです↓

『奇数ゾロ目』
良結果判定。しかし判定内容次第では最悪の結果になることもあります

『偶数ゾロ目』
基本は良結果判定。しかし敵のレベルアップ判定、国の損害判定など極一部ではマイナスになることも

『コンマ00』
ハイパークリティカル。どんな判定内容であれ主人公にとっての確定最良結果となります


※コンマ結果は全て運です。誰かを責めたりせずに楽しみましょう。自分を責めるのもやめましょう
 ここが一番大事です


・メイン級キャラクターは、その都度安価募集。のちに多数決で採用キャラを決めたりします
・敵、サブキャラクターは私が拾えそうなものを勝手に拾うことがあります
・多数決が同票の場合、コンマ判定。コンマ合計値が多いものを採用します(ゾロ目優先)
・キャラクターはあまりに設定が細かすぎると私が処理しきれない可能性が高いです。ご了承ください
・どんな強いキャラクターも、基本は複数の敵に囲まれると負けてしまいます
・諸事情につき、竜の力を持つキャラクターの登場は難しいです

※このスレは姫と結ばれることを目的としているため、主人公のハーレム化はまず無理です。ご了承ください

※展開によっては姫含むキャラクターの凌辱や死亡もあります。こちらもご了承ください

~キャラクターシートテンプレ~

【名前】
【年齢】
【性別】
【所属】
【外見】
【使用武器】
【性格】
【その他備考】

※このシートを元にしますが、フレーバー判定等で設定が増えることもあります

それではかなり見切り発車ではありますが、最初に時間かかるのはわかっているので出来るうちに出来るだけ……

まずは姫と結ばれたい主人公の募集から
主人公のみ勝手ですが、私が動かしやすそうかな?と思ったキャラクターを採用させていただきます

メインヒロインの姫は主人公決定後に再度募集をかける(どの国のどんな姫になるかわからない)ため
姫との深い設定は現時点では不要です


【主人公】

【名前】
【年齢】
【性別】男
【所属】
【外見】
【使用武器】
【性格】
【その他備考】


だいたい↓1~3あたりで募集

【名前】ギド
【年齢】17歳
【性別】男
【所属】【公国】
【外見】黒髪の170cmの男。一見は優男系イケメン。中肉中背と思われガチだが結構筋肉質
【使用武器】ナイフ(通常装備。実際は使えるものならなんでも使う)
【性格】計算高いタイプで目的のためならなんでもする男。普段は舐められないように大人しいタイプを演じているが切れるとチンピラみたいに怖い態度を出す。こう見えても一途(場合によって女と関係をつくってもいいタイプ。あくまで本命は別)
【その他備考】元々、孤児。両親の顔も知らず、幼い頃からスラムで盗みなどの犯罪者をしていて、ある日ドジって殺されそうになったところにとある姫に助けられて、九死に一生を得る。その後、彼女に心を奪われて彼女の近くにいくために地獄のような努力をする。
公国の「使えるものならなんでも使える主義」を実践しており、いろんな知識を取り入れて、いろんな武器を使い、使えるものならなんでも使う(犯罪をおかしていいと思っている)
基本的に自分を助けてくれた姫以外はどうでもいいと思っていたりする(場合によるが)
魔法も薬などの知識や能力もできるだけ取り入れている
元盗賊で身体能力は高い

建て乙です
もう新作が建てられていてビックリしました

>>9
引き続きのご参加ありがとうございます
悩みましたが、最初の設定をある程度固めるのに時間かかる+固めないと展開構成もできないので……

【主人公】
【名前】ジーク
【年齢】21歳
【性別】男
【所属】フリー
【外見】少し燻んだ白髪のセミロング。くたびれた焦げ茶コートに破けたマント
【使用武器】片手剣+体術
【性格】感情が薄いが冷血ではない。姫相手だと口数が増える
【その他備考】
決まった国を持たない傭兵。物心ついた時には傭兵団に拾われていて両親の顔も知らない。育て親の団長には感謝してる
生きるために戦う日々ばかりで少し感情が薄れているが、傭兵の信条として「信頼関係」は何より大切にする
腕も立つ優秀な傭兵だが「生きること」には密やかな執念があり、食欲や性欲は強い


思ったより集まるのが早い……
所属国フリーが予想外だったのでジークを採用したいと思います。姫以外にはクールな感じかな?
人が思ったよりいらっしゃるようなので、このまま続いてメインヒロインの『姫』の募集をしたいと思います
こちらはある程度集まったら多数決コンマ採用となります

なおジークが所属国無しのため、三国どこの姫相手でも偏見なく接せられると思います
採用されなかった姫は後日、所属国の姫として採用される可能性もあります

【姫(メインヒロイン】

【名前】
【年齢】
【性別】女
【所属】
【外見】
【使用武器】
【性格】
【その他備考】

それでは再び
↓1~4あたりで募集

すみません、流石に姫は所属国有りでお願いします


【名前】 ヴァイオレット・ヴァン・ハーレンヴァルド
【年齢】 19
【性別】女
【所属】 公国
【外見】 金髪を足元まで伸ばした縦ロール
爆乳だが陥没乳首が悩み。瞳は紫色。肌は色白で身長は160センチほど。ボンキュボンのダイナマイトボディ
【使用武器】 魔術を使い、味方の強化・治癒など補助系統が得意。身の丈以上に杖を使う
【性格】 性格は傲慢不遜でお嬢様口調だが、心優しいがわかりづらい損な性格。ツンデレ気味
【その他備考】
公国の姫。政略結婚の道具になることは承知している。
補助系統の魔術が得意で攻撃はあまり得意ではない

【名前】リュノ
【年齢】17
【性別】女
【所属】森国
【外見】光沢ある緑髪の超長髪を三つ編みにしている。大抵眠そうな目。エルフ耳。ツルペタ
【使用武器】杖(植物使役魔法)
【性格】おっとりしてそうな見た目によらずおてんば基質。喋りは基本敬語。興味がある事にはのめり込みやすく周りが見えなくなることも
【その他備考】森国どころか居城からも出た事の無い彼女はジークの話す他国の事にとても興味深々

【名前】リメル
【年齢】17
【性別】女性
【所属】公国
【外見】白い髪のロングストレートを後ろで縛ってる 小柄で華奢
【使用武器】小刀等の暗器
【性格】引っ込み思案で気弱 常に何かに怯えている
【その他備考】
公国のトップ大公(でいいのでしょうか?)の娘であるが、自室に引き籠っていることが多く文字通りの箱入り姫
自身や他人意識を操作できる特別な魔法を持っている
意識を操作することで、他人に自分の存在を気付かなくする事ができ(元々影が薄い存在であるが)、拒絶する意識を強くすることで疑似的なバリアのような物も作れる
現在は「逃げる」為にこの魔法を使う時が多いが、もし心身ともに成長することがあれば攻撃にも利用するかも知れない

【名前】アリシア
【年齢】19
【性別】女
【所属】森国
【外見】金の透き通るようなロングストレートに同じく金色の瞳。華奢だが胸は対照的にとても大きい。エルフ耳。
【使用武器】身の丈ほどの大きな杖
【性格】誇り高く高潔な精神の女性。しかし子供や甘いものなどを好む年相応な面もある。
【その他備考】
森国を治める王家の姫で森に住むと言われる『エルフ』という種族。
魔道に長けており杖は武器ではなく魔法の触媒として使う。……が、たまにぶん殴ったりもする。本人の腕力はそんなでもないが、何分杖自体が重いので威力は高い。
なお杖には魔法がかけられており、アリシア自身は全く重さを感じることはない。

【名前】レイナ
【年齢】17歳
【性別】女
【所属】森国
【外見】髪も目の色も緑の美少女。身長は160cmで巨乳(Eくらい)。服は清楚なものが多い。
【使用武器】笛
【性格】おしとやかで天然。天真爛漫だか、優しく慈悲深い。また探求心が強い。
【その他備考】
森国のお姫様………だが、結構城から出て自由にやっていることが多く家族や兵士はひやひや。
しかし、国民からの好感度と信頼度は高い。結構な頻度で関わっていて、仕事なども手伝っている。
誰とも直ぐに仲良くなれる
動物と会話できて、植物なども心がわかるらしい。
魔法は一通り出来て、特に自然関係の魔法が得意(その次は回復)
笛を吹くことであらゆる補助作用や限定的な魔法を使える

【名前】リーチェ
【年齢】16
【性別】女 (妖精)
【所属】森国
【外見】金の長髪(毛先は癖毛)に碧眼でかなり小柄だが、意外と胸はある
背中に蝶のような羽を持つが出し入れ自由
【使用武器】杖(魔法メイン)
【性格】優しく礼儀正しいがいわゆる箱入りで世事に疎い。妖精らしく無邪気な面を見せることもある
【その他備考】
森国の姫。高い魔法才能を持つ為に姫の座についているが、政治的知識はまだまだ足りない
見た目通りに幼い印象を受けるが、時折姫らしいカリスマを見せることも
回復魔法を得意とする

【名前】 フランチェスカ(通称フラン)
【年齢】 21
【性別】女
【所属】 鉄国
【外見】 肩で切りそろえた赤髪に赤光の瞳。プロポーションの取れたボディスタイル(胸は大きめ)。ちょっと身長が高いのを気にしている
【使用武器】 ハルバード。鎧は白銀のフルプレートに薔薇の意匠がされている
【性格】 竹を割ったような明るい性格。誰に対しても敬意を持って接する
【その他備考】 戦場を駆け抜ける姫にして騎士。
傭兵も信頼しており人命を重視する。

【名前】リアローズ
【年齢】18
【性別】女
【所属】鉄国
【外見】褐色肌に青みがかった髪でおかっぱ目隠れ 身長も胸も大きい
【使用武器】からくり人形【性格】無口で大人しいが心優しい
【その他備考】人間サイズもある、巨大な多種多様なからくり人形を操作して戦う
彼女曰く人形たちは友達で普通に生きているかのように会話したりする

【名前】サクヤ
【年齢】17歳
【性別】女
【所属】森国
【外見】金とピンクの入り混じる不思議な髪色。目は緑色の美少女。胸はDカップくらい
【使用武器】刀と魔法
【性格】普段はおっとりおしとやかだが、たまにテンションが上がると大胆になる。花見とお茶が趣味
【その他備考】
森国の姫だが、かつての異国の迷い人とエルフの間に生まれたハーフ
その生い立ちから閉鎖的な自国の在り方には疑問をもっている
森国の中でも特に特異体質の持ち主でもあり、身体から植物を生やしたり、他の植物を成長加速させたりもできる
本人の感情が喜びに傾くと髪の毛の先から花が咲き、悲しいと枯れるので感情は非常に読みやすい
親譲りなのか公国にもない珍しい品ももっているとか……

すみません想像以上に多く来たので一度ここで募集を停止します(白目)
こんなに早く多くの案をありがとうございます
少し各姫の把握を行いたいと思いますが、これだけ人がいれば投票まで移れるかな?
少々お待ちください

はいー

1:公国姫・ヴァイオレット(>>12
2:森国姫・リュノ(>>13
3:公国姫・リメル(>>14
4:森国姫アリシア(>>15
5:森国姫レイナ(>>16
6:森国姫・リーチェ(>>17
7:鉄国姫・フラン(>>18
8:鉄国姫・リアローズ(>>19
9:森国姫・サクヤ(>>20


……この時間でこれだけ集まるものなんですね
そして全体の人数もさることながら森国の激戦っぷり
これは誰になるか予想できませんね……

人もいらっしゃるようですので、10分後くらいに投票を行いたいと思います
↓1~7多数決、同票時コンマ判定で大丈夫かな?

ご指摘あればお願いします

自分で投票したところはダメという認識でOK?
自分のにいれてもいい?

自分のに入れていいなら2
駄目なら8で

これだったら各国の姫を一人決める
姫オブザ姫の「姫ファイト」をやったほうがいいかも

頭部を破壊されたら失格、みたいな

>>25>>26
一応公平をきすために自作キャラ以外でお願いします
>>27
面白そうというか森国そんなこと起きかねない事態ですが、今回は見送りで

では8で

1:公国姫・ヴァイオレット(>>12
2:森国姫・リュノ(>>13
3:公国姫・リメル(>>14
4:森国姫アリシア(>>15
5:森国姫レイナ(>>16
6:森国姫・リーチェ(>>17
7:鉄国姫・フラン(>>18
8:鉄国姫・リアローズ(>>19
9:森国姫・サクヤ(>>20


番号か名前での投票とします
なお今回はメインの姫の決定の為、三国全ての姫の決定ではありません


それでは……

↓1~7多数決コンマ

ごめん…
8

これは参った早すぎる……(白目)
↓7でも足りなかったかなぁ……
しかし全票を含めてもリーチェとリアローズの同票で>>39がほぼ最大ゾロ目のため、
メイン姫はリアローズとなりました。リーチェは出番があれば小ボーナスかな?

主人公と姫が決まったあたりで、各判定の用意をしてきます
再度お待ちください。おそらく結構な数のコンマ判定です

とりあえず最初の設定のコンマを取っていきます
このスレでは基本、展開は全てコンマ任せです
ですので超ヌルゲーになったりハードモードになったり落差も激しいですが、それもコンマと楽しみましょう

それでは
↓1~10コンマ二桁(連取有り)

基本高いな

すみません思いっきり大事なもの抜けてますね(白目)
↓14までです(私のこのコンマは飛ばしてください)

ってうわあああああぁぁぁぁぁぁ!?(吐血)
埋まるの早いというかちょっとこれはどうしよう……
少々お待ちください……

とりあえず汗が止まりませんが、安価も発生したので先に判定結果を……


1ジークの戦闘力コンマ二桁1/2+歴戦傭兵(+20)
コンマ82→41+20=レベル61

2ジークの『夜』レベル(キャラシート性欲補正+10)
94+10

= 1 0 0( 歴 戦 の 兵 大きさ技量ともに尋常じゃない!)

3リアローズの戦闘力コンマ二桁1/2+からくり操作(+5)
コンマ64→32+5=レベル37

4リアローズの『夜』レベル
48(ある程度の教養はあるけど平均以下。性欲よりお人形と話すの優先?)

5ジークの傭兵稼業
01~50:まだ育ての団長の下
51~00:立派な一人前。一人で仕事をこなせます(姫遭遇率アップ)

コンマ78
51~00:立派な一人前。一人で仕事をこなせます(姫遭遇率アップ)

6リアローズの自由度
01~50:鉄国の名の通り自由はあまりない
51~00:自由に出歩ける(イベント率アップ)

コンマ67
51~00:自由に出歩ける(イベント率アップ)


7ジークの姫に焦がれた理由

01~33:一目ぼれ
34~66:以前窮地を救われたことがある
67~99:自由安価

コンマ67
67~99:自由安価

8リアローズのジークへの初期好感度
94 ( ! ? 一目ぼれなのでしょうか?)

9リアローズのからくりの特殊能力

01~50:強固なからくりだが小まめな手入れを
51~00:オプションパーツでカスタム可能

コンマ46
01~50:強固なからくりだが小まめな手入れを

10???の勢力

81>75

※基準値を超えた為、活性化中。以後の判定に影響あり

11鉄国の現状

コンマ33

 3 3

奇数ゾロ目:滅亡の危機

※10の判定が基準値超えの為、確定で???勢力によるもの

12公国の鉄国への欲望(負)(鉄鋼業補正+10)

コンマ88

 8 8

88×2(ゾロ目)+10

= 1 8 6 ( 全 て 我 が 国 の も の に ! ! !)

※貴族の欲望大爆発。手段を選ばず取り込みにくるでしょう

※10の判定が基準値超えの為、???と結託している可能性ありです(白目)
※間接的に森国も狙われる可能性ありです(白目)


13森国の鉄国への友好度(閉鎖的補正-10)

79-10

=69(自然は大切にして欲しいけど、鉄国の文明も便利なものは便利だよね)

14予期せぬ勢力からの救援(各所判定のお助け)

95>29

※基準値を下回った為、都合のいいことはおきません。頑張って姫と結ばれましょう




とりあえず、情勢をまとめます……

・???が活動中
・鉄国は襲われて壊滅寸前に
・しかも公国からは強烈に狙われている
・まさかの森国は意外と友好的
・森国もとばっちりで公国に狙われるかも
・最悪???+公国が手を組んでる


…… 開 幕 か ら 想 定 外 に ベ リ ー ハ ー ド 

どうしてこうなった(空中爆散)


追加判定も取らざるをえませんがまずは
7ジークの姫に焦がれた理由

01~33:一目ぼれ
34~66:以前窮地を救われたことがある
67~99:自由安価

コンマ67
67~99:自由安価

なので、↓1~3コンマ判定でそれらしい理由を(混ぜれそうなら混ぜます。既存のものもあり)

↓1~3コンマ二桁安価

三国間で絶賛謎の勢力暗躍中って完全に風花雪月じゃねーか!(白目)

実は幼少(ジーク11歳・リアローズ8歳)の時に互いに素性はおろか名前も知らないまま一度だけ会ったことがある
その時に小さなお守りを渡し合っており、今でも大切なものとして肌身離さず持ち歩いている

コンマで>>69採用ですが、素性を知らないとのことですので
お守りを持ちつつ、暗殺者からリアローズを助けた際の笑顔に惹かれて
ということにします

さて判定は残っていますがいい加減少し本編を書いていきたいと思います
しかし始まる前からプロット粉砕されるってもう(白目)

コンマさんはプロット壊し大好きだからな

――


ヒュオオォォォ…



ザン!


賊「がはぁ!?」バタッ!


ジーク「……こいつで最後の一人か」チャキン


俺は、物心ついた時から剣を握っていた。

親の顔は知らない。だが、そんなことはどうでもいい。

俺を育ててくれたのは団長や傭兵団のみんなだ。


ジーク「これで依頼達成……」クル…


仕事はいくらこなしても足りない。

生きる為には、金が要る。どれだけあっても足りない。

美味い食事を腹一杯に食べるには、傭兵の稼ぎではなかなか大変だ。

わかってはいるが、きっと俺はこの後も酒場に向かうのだろう。

傭兵団のみんなが、そうであったように。


ジーク「……」


傭兵という稼業が白い目でみられることを、俺は身を持って知っている。

その気持ちはわかる。人の命を奪い稼ぎを得ているのだから。さっきの賊と大差ないとされても仕方がない。

だから、その線引きが必要だ。

奴らになくて、俺達にあるものを作ればいい。それが――『信頼関係』だ。

仕事を確実にこなし、煙たい顔をされようが構わず続ける。

失敗をした時も、隠さずに打ち明ける。

生き延びて依頼主に報告できれば、依頼主は次の手を打てるのだから。

そう、傭兵に大切なことは生きること。今日も俺は、生き延びた。

生きて、美味い飯を食うことができる。

ジーク「……」


……だが、かつての仲間達と同じように娼館に向かう気にはなれない。

美味い飯は喰いたいが、女は今はいらない。

こんなことを仲間達に言えば、きっと騒ぎながら俺の頭を叩いたんだろう。

よくわからないが、俺のそれは仲間達の中でも一際大きいらしく、羨ましがられたのを覚えている。

わからない。娼婦も俺を見るなり引きつるばかりで、少し弄れば情けない声をあげていた。

あいつらには、興味を持てなかった。

……違う。俺は、何に対してでも興味を持ったことがない。

……生きること。喰うこと。戦うこと。それ以外存在しない。


ジーク「……」クル…


だと言うのに、俺の足は予定地とは別の方向に向かっている。

そうだ、今の俺はおかしくなっている。

死ぬまで一緒だと思っていた傭兵団から、自分で抜けた。

独り立ちしたいなどと、生意気なことを言って。

……本当の理由は、言わなかった。

生まれてから初めて、嘘をついたかもしれない。

だが、この感情は俺でもよくわからない。だから、仕方がない。


ジーク「リアローズ……」


気がつけば、勝手に口がその名前を呼んでいた。

リアローズ……

鉄鋼業が盛んで俺達みたいな戦慣れした戦士も多い、鉄国。そこの姫。

鉄国らしく、姫も自ら巨大なカラクリを操り戦えるという。

口数も少なく長身。まさに、鉄の姫。



……だが、俺は彼女がそういう人間ではないということを知っている。



彼女のからくりも万能ではない。鉄国の文明はまだ発展中であり、それは国全体に言えることだ。

ある日、暗殺者がその隙を狙い彼女を狙ったことがある。

俺が彼女を庇ったのは、本当に偶然だった。傭兵の性で暗殺者に剣を抜き返しただけだ。

だから、俺に礼を言う必要などない。

それでも、彼女は……


ありがとう、と。控えめながらに……愛らしい笑顔を、俺に見せてくれた。


あの時、俺はちゃんと言葉を返せたのだろうか。

あんな経験は初めてだった。仕事をしていれば感謝をされることはあるが、彼女のそれは違った。

あれから、俺は……彼女の様子が気になるようになった。


ジーク「……」スタスタ…


一人で傭兵をするようになったのも、自由に鉄国に向かいやすくするためだ。

彼女は、人形たちにも笑顔で語りかけている。その笑顔も、実に愛らしい。

笑顔……俺には、わからない。

俺が知らないものを持っているから、こんなにも姫のことが気になるのか。

わからない、わからない。

俺が、普通の人間であればわかったことなのだろうか。


ただ姫の笑顔がみたい。それだけの為に、足は動く。

――


【鉄国への街道】


ジーク「……っ!?」


どうして、もっとはやく気がつかなかったのだろう。

やはり最近の俺はどうかしている。


ジーク「……」スゥ…


冷静さを失えば、戦場ではそいつが真っ先に死ぬ。

呼吸を整えろ。

ああ、だが吸い込んだこの臭いは……!」


ジーク「……っ!」タタタタタ!


堪らず駆ける、駆ける。

嗅ぎ間違えるわけもない。俺が知る戦場以上に濃い――血の臭い。

鉄と油の臭いも、普段の鉄国のものではない。


ギィン! ギィン!


嫌な金属音。それに混じるさらに不快な音。


何が、何が起きている?


鉄国の戦士は優秀だ。守りも堅い。軍事力は三国一の筈だ。


顔に熱風が吹き荒れる。どれだけ大きな火災が起きているんだ。

工業に手を出せば、事故は起きやすいのかもしれないが……

これは、事故ではない。

もっと大きな……


ジーク「姫……っ!」グッ…!


嫌な考えが頭を過ぎる。

最悪の事態を想定する。それも傭兵には必要なことだ。

それでも……

駆けずには、いられなかった。

ここで追加特殊判定
※一部判定結果次第で追加キャラ募集出ます

↓1~5コンマ二桁

なー

おう、おう……(白目吐血)

申し訳ないが草

1???の襲撃。公国の関与は?

コンマ偶数:無関係
コンマ奇数:???との協定

※公国、姫以外とは敵対決定!(白目)


2鉄国王の安否

コンマ22

2 2

偶数ゾロ目:城内奮戦で生存確定+再会時協力確定

※キャラ募集も確定

3姫の負傷具合
コンマ20

『負傷判定』※特別仕様

01~10:重傷
11~30:重傷
31~60:中傷
61~95:軽傷
96~00:無傷

11~30:重傷

4???の戦力

80>75

※基準値を超えた為、追撃発生

5姫の護衛騎士団の残存戦力

15≧15

※基準値と同じ値のため、壊滅

※騎士団長のみ、後ほど再判定発生


鉄王生存確定だけは最良ですが他がハードモードすぎぃっ!(ビターン!)
キャラ募集は後ほどかけますが、とりあえず続きを書いていきます……

――

……

傭兵団長「いいか、ジーク。俺達は傭兵。いつ死んだって不思議じゃねえ」

ジーク「……俺は、生きる」

傭兵団長「ああ、その気概は大切だ。生きて依頼主に報告する……それが大切だ」

傭兵団長「だがジークよ。生き延びるにはどうすりゃいいと思う?」

ジーク「……強くなる。素手でも戦えるように」

傭兵団長「まあ、それも間違っちゃいねえが……」

傭兵団長「大切なのは、油断をしないことだ。常に最悪を考えろ」

ジーク「……?」

傭兵団長「何が起きても、動けるようにする。そうすれば、生き延びやすくなるぜ?」

ジーク「……最悪を……」


……


ジーク(団長の教えは、正しかった)

ジーク(でも、間違ってもいる)

ジーク(考えた最悪が、目の前で起きている時……どうしても、反応してしまう)



近衛騎士1「逃げろ、はやく……!」ボロボロ…

近衛騎士2「姫様の回復を……!」ボロボロ…

近衛騎士3「わかっている! だが、今はどうしても逃げねばならない……!」ボロボロ…


リアローズ「……う……」チマミレ


近衛騎士団長「振り返るな! 陛下はお強い! 姫様もだ! 我らは、我らの責務を……!」ボロボロ…


ジーク(燃え盛る鉄国。それを背に、騎士団が駆けてくる)

ジーク(屈強な鉄国騎士団が、あんな傷を負うのか?)

ジーク(だが、そんなことはどうでもいい)

ジーク(ああ、あの騎士団長が庇うようにしているのは、姫だ。見間違いようもない……!)

近衛騎士団長「むっ……!? 貴様も姫を狙うか!?」シャキン!

近衛騎士団「「っ!!」」ババッ!

ジーク「ま、待てっ! 俺は姫を狙いなどしていない!」

ジーク「一体鉄国に、何があったというんだ!」

近衛騎士団長「……!」


特殊判定
↓1コンマ二桁

近衛騎士団長の信用(傭兵-25、暗殺阻止+30で+5補正)


コンマ51+5>50

※基準値を上回った為、信用

※騎士団長の生存の可能性が出て来ました

――


騎士団長「……その顔、傭兵のジークか!?」

ジーク「っ! ああ、そうだ!」

近衛騎士1「団長、この薄汚い男は……」

騎士団長「馬鹿者! この男は以前、姫様の暗殺を防いでくれた者だ!」

近衛騎士団「「!?」」

ジーク「いや、俺は……」

騎士団長「ああ、改めて礼を言いたいところだが今はそれどころではない……!」クッ…!

騎士団長「しかしこの状況下でお前のような者に出会えたのは、地獄に仏というもの……!」

騎士団長「不躾ですまないが、ジークよ……どうか、姫様を連れてはやくここから逃げてくれ」

ジーク「待て、説明を……!」

騎士団長「お前達もジークと同行し、姫様を守り抜くのだ!」

騎士団長「私はこの場に残り――」





近衛騎士1「だ、団長―――ッ!?」




ジーク(戦場では、冷静さを失ってはいけない)

ジーク(だが、またしても俺の身体は固まった)

ジーク(俺がおかしい? いや違う)


ジーク(――今、この世界がおかしいんだ)


ジーク(俺はどこか冷静に、その結論を出していた)



ジーク(目の前で、近衛騎士の一人が吹き飛んだ光景を目の当たりにしても)

騎士団長「くっ……!?」バッ!






飛竜「グオオオオオォォォォォォォン!」




近衛騎士2「く、そ!? 姫様だけは、なんとしてでも……!」バッ!

近衛騎士3「団長、しんがりは俺達がっ!」バッ!

近衛騎士4「来いよ化け物っ! 姫様に手出しは――」



飛竜「……」ニィ…



ジーク「やめろっ! 下がれっ!」ゾワ…!



ズギャアアアァァ!



近衛騎士団だったもの「「」」グチャァ!



騎士団長「くっ……!」

ジーク「尾の一振りで騎士団をまとめて……っ!」



ジーク(考えろ、考えろ……!)

ジーク(敵は有翼の怪物、逃げ切れるか……!?)

ジーク(しかし戦うにしても、勝てるのか……!?)

ジーク(姫はとても戦えない。俺と騎士団長の二人だけで……!)

ジーク(どうする……!?)


――

――

※追撃判定が出たため、戦闘その他解説を行います

【戦闘】

・戦闘は敵味方共に基礎耐久2

・味方陣営の合計レベルVS敵陣営の合計レベルで戦闘します

・コンマ判定を行い、相手に優勢をとれれば敵の耐久を1減らし、0にした方の勝利です

・レベルとスキルで補正差が50を越えれば戦闘前から確定勝利です

・スキルにより補正は増減し、中には特殊な攻撃や最低保証により戦闘を継続する者もいます

【逃走】
基本成功率はコンマ50以上。敵スキルによっては逃走できないこともあります
戦闘に敗北した際も、再度逃走判定が発生します

【負傷】
戦闘敗北逃走などをした場合判定。
一定の基準値で無傷~死亡まで。
回復魔法の使い手がいれば、死亡を回避できる可能性が高まります
傷を負っていると戦闘に参加できません


※現在リアローズレベル37は重傷(からくりも全て破壊されています)で戦闘参加不可

※近衛騎士団は壊滅。ジークレベル61と騎士団長レベル??の二人のみ戦闘可能

上気を踏まえて、行動を選択してください


1:逃走不可と判断。騎士団長と二人で差し違え覚悟で飛竜撃破を狙う

2:団長と姫を先に逃がし、ジークが殿を務める

3:ジークと姫が先に逃げ、騎士団長が殿を務める

4:一か八か。三人揃っての逃走を試みる

※いずれにせよコンマ判定出ます

※開幕から重要な選択です

↓1~5多数決

3

まだ安価募集中ですが、一度離席します
夜にまたこれれば再開します

たんおつです
きたい

コンマ最大より3であってる?

今来たんだけどこれアベル達のやつ書いてた人のスレ?

それではぼちぼち再開していきたいと思います

>>108
そうです。見切り発車気味ですが、そちらの世界観と同一の別大陸上の物語という体です
なお現在ベリーハードモードになってます……

3:ジークと姫が先に逃げ、騎士団長が殿を務める
(騎士団長の戦闘持続時間分、ジークと姫の追撃判定緩和)

――


騎士団長「……」スッ…

ジーク「……!?」

騎士団長「この馬を使ってくれ。そしてどうか、姫様を……」

ジーク「馬鹿な、一人で残るつもりか……?」

騎士団長「ふっ、そういうお前も自分が残ることも考えていたのではないか?」

ジーク「……」

騎士団長「……私は既に手負いだ。仮にこいつを振り切ったとしてその後どうなるかわからない」

騎士団長「お前を雇えるような報酬を用意できないのは申し訳ないが……」

騎士団長「姫様がご無事であれば、いつか陛下とお会いした時に望むだけのものが得られる筈だ」

騎士団長「だからどうか、頼む……!」バッ!

ジーク「……っ」

ジーク(そう。この場であの化物と戦って、勝てる保証は無い)

ジーク(そして有翼。三人を乗せて速度を落とした馬で逃げ切れる確証もない)

ジーク(追手の可能性も捨てきれない。それを考えれば……)

ジーク(俺が、姫を連れて逃げるのが最善……間違ってはいない)

ジーク「……」

ジーク「……その依頼、確かに引き受けた」バッ!

ジーク「傭兵の誇りにかけて、必ず姫を逃がそう……!」

騎士団長「頼んだぞ……!」

馬「ヒヒーン!」


ドドドドドドド!


……

飛竜「グオオオオオオオオ!」



騎士団長(出来る限り、時間を稼がねば……!)

騎士団長(狙うは、敵が私を狙い急降下をしてきたその一瞬!)

騎士団長(身体は貫けずとも、その翼の膜を割くことさえできれば……!)



飛竜「グルル……」ジロ…




騎士団長「さあ、来るがいい……!」シャキン!



飛竜「グオオオオォォォォォン!」




――戦闘開始!!!


飛竜「……」バサァ!




騎士団長「なにっ、さらに上空へ? 一体何を――」











――『高空からの閃雷』発動――




バチバチバチ!



騎士団長「っ――――!?」ゾクッ!




飛竜「ガアアアァァァァァ!」バチバチバチィ!





ズドオオォォォォォォン……!




★『高空からの閃雷』
雷属性・鉄国兵に対して常時補正+20を得る
戦闘開始時、敵に2劣勢を与える
以後、戦闘中にコンマ奇数ゾロ目時も発動


騎士団長残耐久2-高空からの閃雷威力2

= 0



騎士団長「っ……ぁ……」ドシャァ…



騎士団長(我が国の鉄鋼装備の、意味を為さぬ……雷……)

騎士団長(ひ……め……さま……)


騎士団長「」プスプス…



特殊判定
↓1コンマ二桁

んおぉっ!?(白目射出)
えー……ど、どうしよう?
少々お待ちください……

コンマさん「もっともっと>>1の困惑顔が見たい!」

どういうことなの騎士団長……


騎士団長負傷判定(既に手負いの為判定激化の特別仕様)

01~10:死亡
11~30:死亡
31~60:死亡
61~95:死亡
96~00:重傷

コンマ44

4 4


偶数ゾロ目:生存確定+反撃の一撃命中

※攻撃命中により敵情報一部開示

※騎士団長キャラ募集確定です

※重傷ではあるので即時合流は不可能です

――


飛竜「グルル……」バサァ…


騎士団長「」プスプス…


飛竜「……」チラ…


姫達の逃げた森「……」


飛竜「……」バサァ!




ザシュッ!




飛竜「ガアアアァァァァァァァ!?」ブシャアアァァ!



騎士団長「いか、せぬ……! この身が砕け散るまで……!」プルプル…!

騎士団長(完全に油断していたようだな……私も、何故生きているのか不思議だが……!)

騎士団長(翼を裂き、身体にまで攻撃は通った! これならば……)


飛竜「グガ、ガアアァァァァァ!」ブオン!

騎士団長「がはっ……!?」ドシャァ…!


騎士団長(ばか、な……普通の魔物なら、これで……)


パキィン…


――『竜鱗』発動――

『竜鱗』
戦闘時、一度だけ劣勢を無効化
その後自身に常時補正+15を加える



騎士団長(な、なんという強度の鱗だ……)ググ…

騎士団長(もう、動けぬ……)



飛竜「グガアアァァァァ……!」ビキビキ!



バサァ!



ワイバーン「グオオオオオォォォォォォォォ!!!」


ビリビリビリ!



騎士団長(――っ! やはり、こいつはただの魔物ではない……っ!)



ワイバーン:レベル200
【スキル】
★『嘶く脅威』
戦闘時、攻撃状態を解除されない
またこのスキルを持つ限り、受けられる劣勢回数を3にし、
補正差が50以上であったとしても35まで軽減し戦闘を行う




騎士団長(――に、逃げろジーク……! こいつは、人の手には余る……っ!)ガク…


……

――

※団長の奮戦により、ジーク達の逃走判定緩和+α

――

――

……


ドドドドドド!


ジーク(森の中を馬で駆けるのは厳しいが……)

ジーク(平原を行けば、あの化物から逃れることはできん……)

ジーク(しかし、さっきの轟音はまさか……?)


リアローズ「う……うぅ……」


ジーク(姫の傷も心配だ。どこでもいい。水場と薬草を見つけ、応急手当だけでもしなければ……)

ジーク(落ち着け……)


特殊判定1
↓1コンマ二桁

三段逃走判定

1:団長1ターン戦闘→クリア

2:団長ゾロ目反撃→クリア

3:ジーク逃走判定


ジーク逃走判定

逃走基準値50

ワイバーンスキル『翼竜の暴風』-補正25

ワイバーン翼の損傷+10

=基準値65

コンマ61

65>61

※基準値を下回った為、ワイバーンの追撃!

――


バキバキ!


ジーク「……!」ピク!



ワイバーン「ガアァァァァァァァ!」



ジーク「……っ!」

ジーク(ま、まさか空からではなく、直接樹を薙ぎ倒しながら追ってくるとは……!)


ワイバーン「ガァ……グガアァァァァ!」ボロボロ…


ジーク(しかしやはり狭い森地形には適さぬ身体、身体を傷めながらの突進……)

ジーク(……怒りで、前が見えなくなっているのか?)

ジーク(なんとか、この場を凌ぎきれば……っ!)



ワイバーン「……ッ、グオオオォォォォォ!」ガバァ!


ジーク(翼爪の叩きつけ……! 姫を狙っているのか……!?)




※逃走判定最終段階です


1:相手を弱っていると判断し、カウンターを狙う(判定有)

2:姫を庇い、負傷を覚悟する(ジーク負傷判定後、逃走)


↓1~3安価多数決

1

ジークチャレンジャー過ぎぃ!?

1:相手を弱っていると判断し、カウンターを狙う(判定有)

――


ジーク(このままでは、追いつかれる……!)

ジーク(それにさっきの轟音を考えれば……)



バッ!



ワイバーン「!?」


ジーク「……来い。自分の領域も弁えない獣が……!」スゥ…!


ワイバーン「グガ……!」ビキビキ!



ワイバーン「グオオオオオオォォォォォォ!」ブオン!

ジーク「うおおおぉぉぉぉぉぉ!」バッ!




リアローズ「う、うぅ……?」パチ…



特殊判定
↓1~2コンマ二桁

綱渡り過ぎる……(白目)

下手すりゃ死んでるよぉ!?

1ジークカウンター時負傷判定

01~10:死亡
11~30:重傷
31~60:中傷
61~95:軽傷
96~00:無傷

コンマ14

11~30:重傷

2ジークカウンター判定
特殊戦況

ジーク:レベル61

ワイバーン:レベル200

※ジーク固有スキル
★『生を誓う傭兵』
敵の奇襲攻撃を無効化し、判定を伴わない攻撃を受けた際は受けるダメージを半減させる(小数点切り捨て)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても40まで軽減し戦闘を行う

※最低保証戦闘可能の為カウンター可能

50+40=命中率コンマ90以上

※ワイバーン判定弱体補正(団長反撃-10+森林突進-10)

ワイバーンの判定値に-20

最終命中率90-20=70以上

コンマ72

72>70

※ジークカウンター成功!

※でも重傷負った!(白目)

――

ひえぇすまん
団長が凄すぎたんだなって……

ザシュゥ!!!


――朦朧とする意識の中で、嫌な音で目が覚めた

――霞む視界の先にいたのは……





ジーク「……っ、がっ……!」ザックリ…

ワイバーン「ガ……アァァ……?」ヨロ…



ビチャビチャ…


リアローズ「あ……あぁ……っ!」フルフル…


ジーク「……俺の方が、少しだけ速かったみたいだな……!」グググ!

ワイバーン「ガッ……」グシュゥ!


ワイバーン「」


ズウゥゥゥゥゥン……



ジーク「ごぼっ……!」ビチャビチャ…

ジーク(たお、せた、のか……)


リアローズ「……ジーク、さん……?」ヨロ…


――大きな音と共に沈む恐ろしい怪物と……

――前にも私を助けてくれた、でもあの時と違って血塗れの傭兵さんの姿……


ジーク「っ!? 姫……気づい、たのか……」ヨロ…

ジーク「待っていろ……必ず……」

リアローズ「あぁ、ああぁ……!」ポロポロ…

ジーク(違う、俺がみたいのは、姫のこんな顔じゃない……)

ジーク(姫、また……笑ってくれ……どうか……)

ジーク「……掠り傷だ。姫が、先に……」ヨロ…

リアローズ「……!!」フルフル!

ジーク(……回復を、急がねば……)

――

※特殊状況の連続の末、ワイバーンの討伐に成功してしまいました

ボーナス特殊判定
↓1コンマ二桁

――

――

ジークレベル

61+5+1+25(超格上撃破)

=レベル92

――


ボーナス判定を取った辺りで、今日はここまで

……うん、見切り発車でもある程度のプロットはあったんですよ
傭兵だからね、仕事をこなして信頼を得て王族御用達になって近づいてとかね?

まさかこんな開幕から生きた心地しなくなるなんて考えていないです(白目)
騎士団長がまさかの生存も驚きましたけど、ゾロ目ボーナスでワイバーンの能力を見せたのに
なおカウンターを選ばれて、しかも死にかけたけど初撃で倒しちゃうってもう処理が追いつかないです(白目)


なんとか一段落の位置まで来ましたけど、ここからまた展開を考えていきたいと思います

そして無事生き延びた鉄国王と騎士団長のキャラ募集も行います
時間がとれれば、明日の夜にキャラクター採用投票を行いたいと思います

今日みたいに時間が取れることは稀で亀更新になるかもしれませんが、よろしくお願いいたします
本日もありがとうございました!

おつでした
生き残ることができてよかったぁ…!

すみません、補足を
鉄国王と騎士団長の性別は女性でも問題ありません

なお↑でジークが死亡した場合はどうなるかとのご指摘がありましたが、
現時点だと『そのまま死』にます。その後はヒロインの凌辱的なことになるかと……
とりあえず、早いところ『回復魔法』が使える仲間を確保するのが安全策ではあります
(が、鉄国は魔法を工業利用に回している+公国完全敵対化の為、森国の判定を切り抜けるしかないでしょう)

騎士団長案を一つ

【名前】イアン
【年齢】30
【性別】男
【所属】鉄国
【外見】銀髪のオールバック。重い鉄鎧を苦もなく着こなす
【使用武器】槍
【性格】質実剛健な武人だが、酒は好き
【その他備考】
鉄国の姫リアローズの護衛騎士団長を務める若き武人。揺るぎない鉄のような忠誠心で王からの信頼も厚い
絡繰など文明が発達した鉄国だが、武具はあえて昔ながらの騎士のものを貫いている
リアローズを大切に思っているが、それは異性としてではなく父親のような感情である
しかし姫への父性や真面目な立ち振る舞いに隠れて周りにも気がつかれることは無いが、実は結婚願望はかなり強い
本当は30前に結婚したかった

鉄国王案投げときます

【名前】ラオルクローズ
【年齢】52
【性別】男
【所属】鉄国
【外見】褐色肌に短く刈り込んだ銀髪、がっしりした体躯
【使用武器】左腕の機械腕(義手)。変形して銃にも剣にもなる
【性格】寡黙だが工学には人一倍情熱を持つ
【その他備考】鉄国工学発展の第一人者。リアローズのからくり人形も彼の作品。王の仕事で忙しく思う存分機械いじりが出来ないのが最近の悩みだった

騎士団の案考えたのであげます、あと鉄国陣営の諜報員の案も一応…それは別けてあげますすいません【名前】 ヨツバ
【年齢】 25
【性別】女
【所属】 鉄国
【外見】 黒色のセミロングの髪の緋眼の美しい女性、パットで盛っている虚乳の持ち主で薄緑の軽鎧を着用している
【使用武器】 片手細身剣及び召喚魔術(蝶&蜂)
【性格】 男勝りなところもある戦乙女であるがかわいい物とスイーツに眼がない
【その他備考】 他の戦乙女騎士団のメンバーが巨乳であるためにギリギリAである貧乳を気にして盛っている。
若いながらも騎士団の中で女性のみで構成される女王及び王女専門の護衛に当たる戦乙女騎士団の団長を勤めている鉄国の若い女性騎士の中ではNo.1の実力者
細剣術だけでなく、召喚魔術を扱い戦闘を行う。
彼女が召喚するのは、魔法の力を持った下級の魔物の蝶と蜂である。
魔法の蝶は主に麻痺や幻惑などの効果のあるりんぷんをまいて敵を妨害してくれたり癒しの効果のあふりんぷんをまいて味方を支援してくれる。
魔法の蜂は体内で生成されるエキスを針で味方に注入して味方の能力にバフをかけてくれたり、敵を攻撃してくれたりする。

取り敢えず鉄国王のキャラ案
【名前】エルライザ
【年齢】43
【性別】女
【所属】鉄国
【外見】銀髪の髪をして真紅の剣と鎧を装備
【使用武器】魔石を活用した魔法剣
【性格】自分にも他人にも厳しい性格であるが、国や国民、子どものことは深く愛してる
【その他備考】
鉄国で採掘される鉱物の中でも特に貴重な高純度の魔翌力を有した魔鉱石を加工した魔石を使い様々な属性の魔法剣を使いこなす(形状は宝石のついたアクセサリー) また単純に剣術の腕も優れており、若い頃は剣と鎧の色もあって鉄血姫と呼ばれていた

前作にいなかった女王キャラで

【名前】ミリア
【年齢】41
【性別】女
【所属】鉄国
【外見】蒼銀の長髪をポニテにしている。瞳の色は紫。年齢を感じさせない張りのある引き締まった体の持ち主
【使用武器】機甲斧
【性格】凛とした女王。曲がったことは嫌いで、一度決めたことは貫き通す意思の強さを持つ
【その他備考】
鉄国王、そしてリアローズの母
国の技術を応用して作られた剣にも変型する斧を振り回す女傑でもあり、自ら最前線に出陣したり兵士を鍛えたりとアクティブ
鉄鋼業に力を入れるのも純粋に鉄国ひいては世界の暮らしがより良くなると判断してのことで、世界を武力制圧する気はない
森国からの自然を大切にという警告も真摯に受け止めており、従来と比べて森国と友好関係を築けているのは彼女の功績である

団長案をば

【名前】アルト
【年齢】28
【性別】女
【所属】鉄国
【外見】フルフェイスの兜と重厚な鎧を身に纏った重騎士。ブロンドのロングヘアーと碧の瞳、高身長で女性的ではあるが引き締まったしなやかな体躯のクールビューティー。胸はかなり大きい。
飛竜から受けた『高空からの閃雷』による火傷の痕が身体の各所に残っている。
【使用武器】ハルバード
【性格】厳格で曲がったことを嫌う。堅物ではあるが女性的な優しい一面もたまに見せる。
【その他備考】
鉄国のリアローズ親衛騎士団団長を努める女性騎士。新米の頃からリアローズに仕えているので国及び彼女への忠誠は厚く、それを原動力に若くして騎士団団長を努めるまでになった。
騎士として女扱いされることを嫌い素顔や体格を隠しており、兜で声もくぐもっているので彼女を女性と知る者は国王やリアローズ、古参の騎士など限られた者のみ。少なくともジークは全く知らなかった。
リアローズのことは妹のように大切に思っており、リアローズもまた彼女を姉のように慕っている。そのためかつてリアローズを救ったジークには厚い信頼を寄せている。

世界樹やってるイッチなら分かりそうだけど、イメージ的には完全にⅡのあの人

団長案を
【名前】ユリウス
【年齢】37
【性別】男
【所属】鉄国
【外見】2mある長身で筋肉質な褐色の銀髪銀眼の男
【使用武器】大盾、たまに大剣
【性格】戦闘時や非常事態以外では寡黙な男であり、どんなときでも生き残れるように万全の備えをする慎重な面も持っている歴戦の戦士
【その他備考】
鉄国第一騎士団の団長で鉄国王への忠誠を誓い信頼されていて子供たちの守護を任されている
彼はその体躯から繰り出す大剣の一撃は高い破壊力を誇り鉄国の中でも上位に位置するが、彼の一番の十八番は彼の体躯すら覆い隠す大盾を用いての防護戦である。
守護の魔術をかけた上に鉄国の技術を詰め込んで堅牢に造られた大盾で身を護り、敵を盾で押し潰したり叩きつけたりして攻撃をする。

送って平気っぽいか、感謝
鉄国王

【名前】クシュリナータ
【年齢】41
【性別】女
【所属】鉄国
【外見】年齢を感じさせない長い黒髪、褐色肌の美女。ひらひらした服を好まず、軍服を纏う
【使用武器】大口径リボルバー
【性格】陽気で朗らかでジョークも言える愉快なお姉さん。どんな窮地でもノリを崩さずマイペース。目的の為にはどんな犠牲も躊躇わない
【その他備考】
鉄国女王。軍総司令官を兼任する独裁者。王家の血は引いていない田舎生まれの成り上がりで、王になる前の名前は「ナータ」
鉄国が小国だった頃から最前線で戦い続け、軍の機械化と技術発展を推し進め、幾度となく勝利を収めてきた英雄にして天才指揮官
幼き王子と結婚して間もなく、他の王位継承者の不可解な死と失脚が多発し、夫となった幼き王子が王位につく。そして一年後に夫から正式に王位を譲り受け、女王となった
偉大なる英雄にして革命家、時代の革新を推し進めるおそるべき独裁者。国も家族も故郷の村も愛しているが必要なら「悲しいけど仕方ないよね!」と切り捨てるヤベー奴

騎士団長案

【名前】ロジェ
【年齢】25
【性別】男
【所属】鉄国
【外見】赤髪赤目に赤鎧の真っ赤コーデ
【使用武器】両手剣(炎)
【性格】暑苦しい熱血だが冷静な戦況判断もできる
【その他備考】
弛まぬ努力で若くしてリアローズの護衛団長となった熱血漢。何事も全力投球主義。
その情熱が昇華されたのか、鉄国騎士ながらに炎の魔法も操れ魔法剣として振るう。
口数の多さや髪色など色々とリアローズとは対極に位置しているためより目立ち、国民からの知名度や人気も高い。
実はリアローズに抱いてはならないと思いつつも、淡い恋心を抱いている。

鉄国王案です
【名前】 アクセル
【年齢】 47
【性別】男
【所属】 鉄国
【外見】 青髪紫目で戦場と化した現在は常に迷彩の軍服と狙撃を補助する機能のあるゴーグルを着用、平時はTHE王族という装いをしている。
【使用武器】 突撃銃&ドローン的なラジコン銃火器
【性格】 愛妻家で子供達を愛し国民を愛する善き国王、物理的な戦闘は苦手だかトリガーハッピーな一面がある
【その他備考】
鉄国の王族の中で近接戦闘においては正直一番の雑魚なのだか、銃撃による中・遠距離戦に関する指揮や戦術にたけた人物でゴーグルと複数のドローンをリンクさせて操り偵察や奇襲等も広く行っている
鉄国の王族の中でも機械の工作に長けて様々な銃器やカラクリを造り上げた職人であり、学識にたけた人間であるため長きに渡り対立していた森国と調停を結び、自然の保護や工業の発達に伴う公害対策に力をいれた政策をしている。

【名前】バンテス
【年齢】46
【性別】男
【所属】鉄国
【外見】
身長は高く筋肉質な体つきで日焼けした浅黒い肌。厳めしい顔つき。短く刈り上げた黒髪とカイゼル髭。
【使用武器】
ハルバード、自分限定の回復と強化の魔法。
【性格】
厳格だが義理堅く情に厚い。愛妻家かつ親ばか。
【その他備考】
鉄国の騎士団長。先祖代々から王に仕える騎士の家の出で王からの信も厚い。
伝統的な(悪く言えば古臭い)騎士的な価値観の持ち主だが、出身や戦い方で差別しない程度には柔軟な考え方をしている。
魔法で自分を回復・強化しながら武器を叩きつける戦い方をするが、魔法はあまり得意ではなく自分にしかかけられない。
一回り歳の離れた妻と娘がおり強く愛しているが、最近の油断ならない情勢が原因で年単位で家に帰れず娘とすれ違いが発生しており悩みの種になっている。

色々考えたけどネタキャラっぽいキャラを投稿
鉄国王
【名前】フリーデシルト
【年齢】40
【性別】男
【所属】鉄国
【外見】白い髪をした小柄で華奢な男性 子持ちの親とは思えない程童顔でリアローズの弟と言っても通じるレベル
【使用武器】魔導式二丁拳銃と体術を組み合わせたガン=カタスタイル
【性格】子どものように自由奔放だがやるときはやる憎めない性格
【その他備考】
幼いころから周囲を巻き込むトラブルメーカーだったが、そのときから工学分野において理論・実践共に非凡の才能を見せており鉄国の技術分野に大きく貢献していた
まだ父である先王(リアローズの祖父)が健在で身分が王子だったときは社会勉強と称して身分を隠して大陸各地を旅をしていた
そのため現在でも手紙をやり取りしたり、たまにお忍びで会いに行ったりとして公国・森国両方共に個人的に友好関係が続いてる人が多くいる
特に昨今の公国の動きに関してはに警戒しており、密かに公国の友人を通して情報収集をしていたが……

こんばんはー
再び沢山のキャラクター案をありがとうございます

騎士団長
1:イアン(>>151
2:ヨツバ(>>156
3:アルト(>>164
4:ユリウス(>>165
5:ロジェ(>>169
6:バンテス(>>171


鉄国王
1:ラオルクローズ(>>155
2:エルライザ(>>162
3:ミリア(>>163
4:クシュリナータ(>>168
5:アクセル(>>170
6:フリーデシルト(>>172

が候補ですかね。
人が先日と同じくらいいるかはわかりませんが、10分後くらいに次の私の書き込み
から↓1~7で多数決を取りたいと思います

今回は同時に取りたいと思いますので、番号を続けて記載してください

例:イアンとラオルクローズの場合→1、1など
先の数字が騎士団長、後ろが国王です

それでは……

騎士団長と国王

↓1~7多数決コンマ

速いですね……

騎士団長
【名前】イアン
【年齢】30
【性別】男
【所属】鉄国
【外見】銀髪のオールバック。重い鉄鎧を苦もなく着こなす
【使用武器】槍
【性格】質実剛健な武人だが、酒は好き
【その他備考】
鉄国の姫リアローズの護衛騎士団長を務める若き武人。揺るぎない鉄のような忠誠心で王からの信頼も厚い
絡繰など文明が発達した鉄国だが、武具はあえて昔ながらの騎士のものを貫いている
リアローズを大切に思っているが、それは異性としてではなく父親のような感情である
しかし姫への父性や真面目な立ち振る舞いに隠れて周りにも気がつかれることは無いが、実は結婚願望はかなり強い
本当は30前に結婚したかった

鉄国王
【名前】フリーデシルト
【年齢】40
【性別】男
【所属】鉄国
【外見】白い髪をした小柄で華奢な男性 子持ちの親とは思えない程童顔でリアローズの弟と言っても通じるレベル
【使用武器】魔導式二丁拳銃と体術を組み合わせたガン=カタスタイル
【性格】子どものように自由奔放だがやるときはやる憎めない性格
【その他備考】
幼いころから周囲を巻き込むトラブルメーカーだったが、そのときから工学分野において理論・実践共に非凡の才能を見せており鉄国の技術分野に大きく貢献していた
まだ父である先王(リアローズの祖父)が健在で身分が王子だったときは社会勉強と称して身分を隠して大陸各地を旅をしていた
そのため現在でも手紙をやり取りしたり、たまにお忍びで会いに行ったりとして公国・森国両方共に個人的に友好関係が続いてる人が多くいる
特に昨今の公国の動きに関してはに警戒しており、密かに公国の友人を通して情報収集をしていたが……

となりました

そして申し訳ありませんが、展開の関係で森国の姫も人がいるようなので決めてしまいたいと思います
森国は以前の段階で十分に人数もいたので……
5分後くらいにかいしです

森の姫

1:リュノ(>>13
2:アリシア(>>15
3:レイナ(>>16
4:リーチェ(>>17
5:サクヤ(>>20

それでは……

森国の姫

↓1~7多数決コンマ

……やっぱりこれもう少し範囲広げた方がいいんでしょうかね?

票数とコンマゾロ目によりリュノ採用なのですが、以前の判定の時に私リーチェに小ボーナスとか言っちゃってるんですよね……
そして範囲外を含めると票数はリーチェも同票
ちょっとこちらの不手際が否めないので、このまま二つ程ご意見を伺いたいです

・以後、単体キャラ多数決の時は↓9まで取るべきか?

・リーチェを特別採用するか否か(リュノの妹や魔法の才で例外的に姫二人にとか)

すみません反応が遅れました
多数決連取無効というのは『一つの投票内で複数回投票すること』を指します
範囲内を全部同一人物が同じキャラで埋めるとかそういった事態ですね
ですのでここまでの票は全て有効です

森国姫
【名前】リュノ
【年齢】17
【性別】女
【所属】森国
【外見】光沢ある緑髪の超長髪を三つ編みにしている。大抵眠そうな目。エルフ耳。ツルペタ
【使用武器】杖(植物使役魔法)
【性格】おっとりしてそうな見た目によらずおてんば基質。喋りは基本敬語。興味がある事にはのめり込みやすく周りが見えなくなることも
【その他備考】森国どころか居城からも出た事の無い彼女はジークの話す他国の事にとても興味深々

特別姫
【名前】リーチェ
【年齢】16
【性別】女 (妖精)
【所属】森国
【外見】金の長髪(毛先は癖毛)に碧眼でかなり小柄だが、意外と胸はある
背中に蝶のような羽を持つが出し入れ自由
【使用武器】杖(魔法メイン)
【性格】優しく礼儀正しいがいわゆる箱入りで世事に疎い。妖精らしく無邪気な面を見せることもある
【その他備考】
森国の姫。高い魔法才能を持つ為に姫の座についているが、政治的知識はまだまだ足りない
見た目通りに幼い印象を受けるが、時折姫らしいカリスマを見せることも
回復魔法を得意とする

ご意見ありがとうございます
特に反対もないようなので、状況に合わせて↓9まで、リーチェ特別採用にしたいと思います
リーチェの備考欄に都合よく魔法の才で姫になっているとあるので、リュノとの血縁は無しの形で
才能によって森国王の養子になった形にしたいと思います

さて、長々お時間頂戴しましたが、このままだとまたこの後キャラ募集確定なんですよね……(しかも多い)
少し本編を進めていきたいと思います
やっぱり判定多いですけど

――


ジーク「はぁ……はぁ……」ズキズキ…

ジーク(くそ、こんな傷を負ったのはいつ以来だ……?)

ジーク(俺は……いや、傭兵団のみんなも、あんな魔物を相手にしたことはない)

ジーク(この傷の代償に倒せはしたが……運が良かっただけだろう)

リアローズ「ジーク、さん……どうし、て……」ゴホ…

ジーク「……喋るな、姫」

リアローズ「イアンは……みんな、は……」

ジーク「……」

ジーク(イアン……騎士団長のことか)

ジーク(あの化物は、傷を負っていた。それは彼がつけた傷に違いない)

ジーク(だがあの轟音は、おそらく化物が繰り出した攻撃だろう)

ジーク(それはつまり……)

ジーク「……」

リアローズ「……っ」

ジーク(……信頼を得る為には、失敗も全て報告する。そう習った……)

ジーク「……姫の護衛騎士は、皆死んだ」

リアローズ「……!」

ジーク「イアンは……」

ジーク「……」

ジーク(死んだ、筈だ。ここで下手な希望を持てば、あとが辛くなるだけだ)

ジーク(だが、他の騎士達と違い、俺は彼の遺体は確認していない……)

ジーク「イアンは…………傷を負っているが、上手く逃げた筈だ」ズキズキ…

リアローズ「ほ、本当に……?」ケホ…

ジーク「……二手に、別れた。化物は姫を、狙っているから……俺の方に来た……っ」

ジーク「彼は、傷を負っていない軽装の俺ならば姫を逃がせるかもと、託したんだ……」ズキズキ…

ジーク(思った以上に、傷が深い。俺もあまりしゃべらない方がいいか……)

リアローズ「そう……ですか……」

ジーク「だから姫、今は少し、休め……すぐに、安全な場所に連れて行く……!」


……

――

……

サアァァァァァ…


ジーク(……!よし、川だ!)

ジーク(気休めだが、汚れを落としてこの傷薬を……)チラ…


リアローズ「……」ボイン!


ジーク「…………」ムラ…

ジーク「………………」

ジーク(…………俺は、生きる。美味い飯を喰う)

ジーク(死の危険などどこにもない。だから子孫を残そうなどと思うわけがない)

ジーク(血を集める場所が違う。今は、頭にまわせ……っ!)

ジーク「……」スゥー…フゥー

ジーク「……よし」グッ

ジーク「……無礼を許せ、姫」グイ…

リアローズ「んっ……」ピク…

ジーク(……俺と違い、腹部への裂傷はないか)サワ…

ジーク(しかし血は吐いている。……骨を折られているのか)スス…

ジーク(っ、左腕も折れている。打撲や骨折の負傷ばかり……)

ジーク(……倒壊した瓦礫にやられたか。半身に傷が寄っているのは、誰かが庇った為か)

ジーク(これではこの傷薬はあまり役にたたん。折れた腕の固定くらいはするが……)ギシ…

ジーク(諸々を考えれば、まずは姫の傷の手当てが最優先だ)

ジーク(……通常の回復手段では遅い。『魔法』が必要……)

ジーク(……魔法と言えば、森国だが……距離がある)

ジーク(何より閉鎖的な国だ。突然押しかけて受け入れられる保証もない)

ジーク(……いや)チラ

リアローズ「……ぅ……」

ジーク(確か姫の父親、鉄国王フリーデシルトの代になってからは森国との関係は改善されたと聞く)

ジーク(……だが国王も、おそらくはもう……)

傷薬「……」

ジーク(……まずは、自分のことを考えろ)ヌリヌリ…

ジーク(痛みを感じているなら、まだ生きている。戦える……!)

ジーク(姫を逃がす為にも、俺は生きねばならない……!)


……

――

――

……


メラメラ……


【鉄国・燃え盛る王城】


バキュン! バキュン!


フリーデシルト「いやぁ、ははっ、まいったねどうも……!」



ワイバーン1「グオオオオオオ!」

ワイバーン2「ガアアァァァァ!」

ワイバーン3「グアアアアアアアア!」



フリーデシルト「公国の動きには気をつけてたつもりなんだけどなぁ……!」

フリーデシルト「まさかこんな魔物に僕の国を焼かれるなんて、思わなかったよ……!」


鉄国兵だった山「「」」プスプス…


フリーデシルト「……っ!」ギリィ!



特殊判定
↓1コンマ二桁

※本来この人負傷判定イアン以上にきつくてゾロ目以外で死んでました

鉄国王フリーデシルトの生存理由

01~33:鉄国兵の必死の肉盾ガード
34~66:リアローズの置き土産
67~99:国王と兵団の底力

ゾロ目:???

コンマ63

34~66:リアローズの置き土産

――


フリーデシルト「よくも、よくも……っ!」ジャキン!


バキュンバキュン!


ワイバーン1「グガァッ!?」ブシャ!


フリーデシルト(くそ、効き目が薄い! もっと強力な魔弾を作っておくべきだったか!)

フリーデシルト(空を飛ばれちゃ殴れもしない!)

フリーデシルト(翼さえ破壊できれば――)


ワイバーン1「……」スウウゥゥゥ…

ワイバーン2「……」スウウゥゥゥ…

ワイバーン3「……」スウウゥゥゥ…


フリーデシルト(あ、あの構えはまずそうだねぇ……!?)タラ…


バチバチバチ!



――『高空からの雷閃』発動――
――『高空からの雷閃』発動――
――『高空からの雷閃』発動――



カッ!



フリーデシルト「……っ!?」

フリーデシルト(なんなんだ、この異常な出力!?)


フリーデシルト(回避が間に合わな――)



ズドオオオォォォォォォォン!

パラパラ…



フリーデシルト「……!? 生きて……」


パラ…



からくり人形達「「ギギ……」」プスプス…



フリーデシルト「これは、リアローズの大切な……」


ガシャアァン…


フリーデシルト(操り糸が無くても動く、あの子の大切な友達……)

フリーデシルト(僕を庇って、くれたのかい……?)

フリーデシルト(この城に残せば、そんな命令を与えれば、どうなるかなんてわかるだろうに……!)


ワイバーン達「「グオ!? グオオオオオオ!」」



フリーデシルト「……っ!」グッ…

フリーデシルト(やはり、銃と同じ。あんな出力の攻撃は連続しては撃てないようだな……!)



バタバタ!


鉄国兵1「陛下っ! 生き残った民や兵達の避難完了致しました!」

鉄国兵2「やはり敵の攻撃は、王城に集中しているようです!」

鉄国兵3「陛下も早く!」


フリーデシルト「……っ!」


フリーデシルト(……国王が、国と運命を共にしないのは愚かかもしれない)

フリーデシルト(だが、それでも……!)

フリーデシルト(今も皆が、リアローズが僕を生かそうとしてくれているんだ……!)



フリーデシルト「……全軍退却! ――今この時をもって、鉄国を一時的に放棄する!」




フリーデシルト(壊れたものは、また作ればいい。鉄国は作ることを生業にしているんだから)

フリーデシルト(でも、人はそうはいかない。これは、未来の為の退却だ……っ!)


フリーデシルト「地下道を使え! あの図体では追ってこれまい!」

鉄国兵達「「はっ!」」



……

――

――


【鉄国・燃え盛る王都】



メラメラ…


魔物「」

鉄国兵「」



ザリ…



公国兵1「おーおー、すげえことになってるな」

公国兵2「さて、と……」


特殊判定
↓1コンマ二桁

鉄国の被害状況

コンマ64+15(上位魔物襲来)+15(公国軍襲来)

=94

81~95:秘匿核以外破壊&強奪(公国大強化)

※ギリギリ最重要部分は守り抜いたようです

――


公国兵2「いいよなぁ、鉄国は。こんな面白そうなものがゴロゴロとあるんだぜ?」ドッサリ

公国兵1「ああ、まさに宝の宝庫。機密書類っぽいのも焼ける前に持ち出せたぜ」

公国兵2「これで俺達も大公様にお褒め頂けるぜ……!」

公国兵1「鉄国も馬鹿だよなぁ。もっと早くから色々と公国に献上すればよかったものを」

公国兵2「全くだな。頭も鉄みたいに硬いんじゃねえか? ははははは!」



ギイン…


公国兵1「ん?」


鉄国城兵器「……」キュイイィィィィィン…!



公国兵1「やばいやばい、まだ生き残ってるやつがあるぞ!?」アセアセ

公国兵2「こんだけとりゃほかに目ぼしい物もないだろ! とっととずらかるぞ!」



……

――

――

……

【鉄国領森林】


馬「ヒヒーン!」ドドドド!

ジーク(くそ、馬の揺れも傷に響く……)ズキズキ…

ジーク(だが、まだ鉄国領内……油断はできない……)

リアローズ「……お父、さん……」ポロ…

ジーク「……っ」ギュ…

ジーク(フリーデシルト王は、イアンよりも生存は絶望的だ……)

ジーク(……いきなり父親を喪うというのは、どういったものなんだ?)

ジーク(俺に父親はいない……)

ジーク(団長はいるけど、傭兵はみんないつ死んでもおかしくない)

ジーク(俺もみんなも、覚悟はできている。だからきっと、悲しくはない)

ジーク(だが姫は、傭兵じゃない……)

ジーク(俺は、姫になんと言えばいいんだ……?)


ジーク「……ぐっ……」ズキズキ!

ジーク(無茶をしすぎたか……)

ジーク(もう少し進んだら、どこかで……)

ジーク「……っ!」


特殊判定
↓1コンマ二桁

一発で来るか……

ジークの発見・初回

10>09

※基準値を下回った為、発見成功!

※初回クリアの為、スキル獲得チャンス追加

――


ジーク(……止まれ!)グッ!

馬「……!」ピタ!

ジーク(人の気配……だと?)


ガサガサ…


ジーク「…………」ジッ…


ガサガサ…


ジーク「………………」ジッ…


ガサガサ…!



公国兵3「なあ、鉄国の姫が逃げたってのは本当なのか?」

公国兵4「ああ。数人の騎士を連れて逃げ出したらしい」

公国兵4「器量のいい姫だっていうし、楽しまなきゃ損だろ?」

公国兵3「へへへ……確かにな」ジュルリ…

公国兵3「だがよ、こんな森奥まで来るかぁ?」

公国兵4「隠れるには適してるしな。なによりあの飛竜達がいる以上、平原で逃げれるわけがない」

公国兵3「ああ、確かに見つかりゃすぐに消し炭だもんな……」ブル…

公国兵4「それに鉄国が森国に救援を求めるかもしれないしな。ここらを張る意味はあるぜ」

公国兵3「なるほどなぁ」


ジーク「……」ジッ…


特殊判定
↓1~3コンマ二桁

1・公国兵の奇襲感知

50>26

※基準値を下回った為、ジークの奇襲成功。公国兵2人を戦闘無しで始末

※初回発見+奇襲成功の為、公国兵から得られる情報は全て獲得

2・公国の森国への侵攻(公国の欲望値が尋常ではないので+15補正)

コンマ78+15>85

※基準値を超えたため、森国にも同時侵攻中!

3・ジークスキルチャンス

60>16

※基準値を下回った為習得失敗。次回判定緩和

――


判定結果を公表したあたりで今日はここまで

……これ、明日のコンマ次第では森国も焼ける可能性出て来ましたね(白目)

そしてこうなってくるとやはり固めるべき人達が出てきます。

・森国王
・公国大公
・公国姫追加(以前の姫+の形なので、先着3~4名ほど)

を募集したいと思います。キャラ作成ばかりで申し訳ありません……

もう当初のプロットは彼方にぶっ飛んでいきましたので、なんとか今後の展開を考えていこうと思います

本日もありがとうございました!

公国が黒すぎるので姫は白くしてみた

【名前】ブラン
【年齢】17
【性別】女
【所属】公国
【外見】ピンクのロングヘアーにピンクの目。服装は白くてフリフリしたものを好む
【使用武器】レイピア
【性格】まったり温厚で少女趣味。心優しいが甘ちゃんな部分もある
【その他備考】
公国の姫。ザ・姫な感じのドレスと見た目だが、中身は甘さの残る少女
争いごとは嫌いであり、好きなものは貴族的なティータイムとお菓子
公国の姫ではあるが欲望は薄く、国全体の雰囲気には正直辟易し困惑気味。童話のような白馬の王子が現れないかな~とか考えてる
こんなだが、何故かレイピアの刺突速度は異様に速い

【名前】 エリザベート
【年齢】 108
【性別】女
【所属】 森国
【外見】 長く美しい緑髪ののエルフ、人間からするととても若く美しい女性
【使用武器】 魔杖(植物&聖属性魔法)、召喚術(蝶)
【性格】 自然を愛している優しく穏やかな女性、争いは嫌いだが戦闘を避けられない場合は苛烈に容赦なく蹂躙する気質がある
【その他備考】
森国の女王、エルフなのでまだまだ働き盛りの年頃で森国のエルフ以外の妖精族や樹人族との繋がりが強く、気性の粗い獣人族や龍翼族からも信頼をされる人望の持ち主。
戦いでは植物魔法で妨害や攻撃を、聖属性魔法で防護や回復をして味方を護り、召喚魔術で森にすむ魔法のりんぷんを持つ蝶の魔物達を呼び出して毒や幻惑に麻痺で敵を苦しめたり癒しのりんぷんによる回復や能力強化をして戦う。

公国大公さん

【名前】ジャダ・ドーグ・フォンハイム
【年齢】49
【性別】男
【所属】公国
【外見】年齢よりとても若く見える痩身。糸目。赤髪を長く伸ばしている
【使用武器】無し。強いて言うなら話術
【性格】人当たりよく弁も立つ。他国は公国のため尽くすにのが当たり前との思想
【その他備考】此度の戦乱の公国側首謀者。本人的には公国発展のため最善手を取っただけ
自国兵士には他国からの自分達への悪評を拡大して伝え、国民には情報を遮断するなどその権力と話術を使って情報操作している(優しい公国民は他国民にすら慈悲深いから他国に負けないようにという本人の配慮)
他国を恨んでいるとかはなく、本心から公国民以外は人じゃないと思っている

?【名前】パスカル・フォン・リーベル
【年齢】42
【性別】男
【所属】公国
【外見】紫の髪をうなじ辺りで纏めて腰まで伸ばし服装は装飾はあるが動きやすいもの。チョビ髭だが手入れに余念が無い
【使用武器】状況で変化
【性格】公国領民には善政を行う名君だが、公国の生活向上心が強すぎる
【その他備考】
公国のトップであり民からの信頼は厚い。また彼自身も民を大切に思っておりその地位は盤石
名門貴族であり、民と国の為に尽くすのが貴族の務めであるという家訓を忠実に守り日夜働く
しかし公国のお国柄である使えるものはなんでも使う精神が加速していて、他国や魔物すら使える道具認識
このため他国の侵略も本人は心から民の為に行っており、民もどんどん生活を豊かにする彼を支持
そしてさらに期待に応えようと行動が激しくなっていくというサイクルに陥っている
武器や戦術も使えそうなものを片っ端から試すスタイルで行動が予測困難な厄介さを持つ

公国姫を

【名前】アルセナ
【年齢】17
【性別】女
【所属】公国
【外見】白いロングヘアーに上品な白いドレスを身に着けた清楚可憐優美を地で行く女性
【使用武器】聖剣+聖盾(偽)
【性格】慈愛に満ち誠実だが無理をしすぎてしまうことも
【その他備考】
公国の姫で、幼少時より学問や教養・武術を含む鍛錬等の大公の娘としての英才教育を受けている
彼女主導で平民層への慈善活動も行い平民からの信頼は高いが、貴族の間からは偽善・その場しのぎと批判する人も少なくない
現状の社会情勢について自分は何をするべきか、大公である父の情も合って苦悩している

彼女の使用武器については、遥か昔に聖剣と聖盾で世界を救ったという勇者の御伽話を読んだ幼い頃のアルセナの「自分も勇者様みたいになりたい」
という言葉がきっかけで作られたもので、彼女自身としては周囲に無茶をかけ迷惑をかけたという意味で半ば黒歴史
しかし切れ味・強度・軽さを兼ねそろえた最高クラスの品質であることは間違いない

森国王
【名前】カタリナ
【年齢】見た目は20代前半
【性別】女
【所属】森国
【外見】穏やかな翡翠色の目に若草色の長ロングヘアで地面を引きずりそうだが魔翌力でちょっと浮いている。美人だが胸は娘に似て控えめ
【使用武器】樹、魔法全般
【性格】穏やかで包容力に溢れている。誰とも別け隔てなく気さくに接するタイプ
【その他備考】 森国のエルフの女王。いつもにこにこと優しい癒しオーラを振りまいている
これは比喩ではなく森国の自然の力を特に強く持った結果本当に身体から癒しの力が漏れていて
本人の見た目や性格も相まって並の人間ならそばにいるだけで戦意を失って甘えたくなるほど
娘リュノを可愛がっておりはぐれ妖精のリーチェを養子に迎えるなどお母さんとしても慈悲深いが
基本は平和主義であるが戦えないわけではなく必要に迫られれば自ら戦う女王の強さも持っている
なお実年齢の話だけは禁句であり下手をすると記憶を飛ばされる

こんにちはー

森国王
1:エリザベート(>>239
2:カタリナ(>>243

公国大公
1:ジャダ(>>240
2:パスカル(>>241

公国姫
1:ヴァイオレット(>>12
2:リメル(>>14
3:ブラン(>>238
4:アルセナ(>>242

が候補でしょうか
各自もう一人づついても大丈夫ですが、いなければこちらで今日の夜辺りに投票を行いたいと思います

そして先にコンマ判定を
↓1~3コンマ二桁

公国大公

【名前】エルクラッド・ルミニス・フラウス
【年齢】48
【性別】男
【所属】公国
【外見】鋭い目をした固い表情をし、細身だが筋肉質で、肩までの長さの灰色の髪
【使用武器】武器・体術・魔法を満遍なく使える
【性格】用心深く隙を見せず、冷静を通り越して冷徹
【その他備考】
現在の公国のトップ
兄が二人いたが、兄二人が相次いで亡くなったことで彼が爵位を継いだ
大公就任当初は穏健的な政治だったが、正室と正室との間に生まれた嫡男、更に幼なじみの親友と言ってもいい側近が急死したことで、急進的な富国強兵を進めていき、遂に他国の侵略を開始した
国民から見たら、多くの死の悲しみを乗り越えて公国の発展に身を捧げる名君として支持されている
その一方で兄については自分が爵位を継ぐために、正室と嫡男と側近については嫡男が正室と側近の不義密通の生まれた子である事が判明したため殺害したという黒い噂があったりするが、彼自身は信じる者は勝手に信じればいいと意に介さない


【名前】セレスティア
【年齢】18
【性別】女
【所属】公国
【外見】金髪ロングのストレート(腰の辺りまでの長さ)。瞳は深淵を思わせるような深い青色。身長は平均くらいでやや痩せ型
【使用武器】???(あえて詳細不明で。>>1さんの好きなようにやっちゃって下さい)
【性格】表向きはとても大人しく、人並に社交性もある少女。しかしその本質は欲しいものは何としてでも手に入れようとする、公国の在り方を体現したかのような性格(ただし公国そのもののように何でもかんでも欲しがるわけでは無い)
【その他備考】
 公国の姫。幼い頃から文武共に優秀だったが自分自身を定義する芯といえるものが無く、表向きは聞き分けも良かった為に都合の良い道具のように育てられた。
 ある時、この世で生きる意味を見出せなくなり自ら死を選ぼうとしたが、その際に既の所で自身を引き留めた男に心を奪われ、以降は自身の本質を露わにして名前も知らないその相手を探すことだけに執着するようになる。
 戦闘スタイルについては彼女自身が戦う事自体が稀な為に極めて謎が多く、呪術を使うだの悪魔に魂を売っただの、根も葉もない噂だけが一人歩きしている

公国大公案を考えました
【名前】カトリーナ?ジベール?エーシェンハルト
【年齢】34
【性別】女
【所属】公国
【外見】漆黒のドレスを纏う白髪の女性、妖しくも男を引き寄せる美貌の持ち主
【使用武器】鞭&暗黒魔術
【性格】公国の民以外にはまるで悪逆非道な悪魔の心の持ち主であるが、公国の民であるなら彼女の逆鱗に触れない限りは聖母のように寵愛を注ぐ優しさがある。
【その他備考】
十年前から謎の呪いに犯されて人目に立てぬ夫に代わり現在公国を統治している。
彼女の夫は他国に対して穏健に接していたが、彼女は鉄国と森国が夫を害したと考えを国民を煽動して兵を募り現在の侵攻を開始した。
彼女は有力な家から家督を継ぐ立場を放棄してまで大公を支えるために嫁いでいる。
鞭術と(扱う属性はあまり知られていないが)魔術に秀でたに才女であり、国民からもその婚姻を祝福された理想の夫婦として公国の民から愛されているために彼女の夫への思いを汲んで公国の国民達の戦意も恐ろしいまでに高まっている。


こんばんはー

森国王
1:エリザベート(>>239
2:カタリナ(>>243

公国大公
1:ジャダ(>>240
2:パスカル(>>241
3:エルクラッド(>>248
4:カトリーナ(>>250

公国姫
1:ヴァイオレット(>>12
2:リメル(>>14
3:ブラン(>>238
4:アルセナ(>>242
5:セレスティア(>>249

が最終候補ですかね?
とりあえずどれだけの方がいらっしゃるかわかりませんが、10分後くらいに私のレスの後に投票を開始したいと思います

森国王、大公、公国姫の順番で数字の選択をお願いします

今回も↓1~7範囲で多数決、状況次第で↓9までになります

それでは……
↓1~7多数決コンマ

すみません連投報告ありがとうございます
事前に多数決に関する警告文は載せていたはずなんですが……
同キャラにではなくとも、多数決での連投は禁止です
不手際で大変もうしわけありませんが、以後キャラ投票の際に単発防止を考慮します
5分後にお手数ですが、再投票を行いますので、よろしくお願いします……

すみません
再度↓1~7多数決コンマ

1、2、5

>>284さん、一応確認ですが一回目と投票対象が変わられていますが、284が最終決定でよろしいですね?

了解しました。一回目の番号を採用します
少々お待ちください

森国王
【名前】カタリナ
【年齢】見た目は20代前半
【性別】女
【所属】森国
【外見】穏やかな翡翠色の目に若草色の長ロングヘアで地面を引きずりそうだが魔翌力でちょっと浮いている。美人だが胸は娘に似て控えめ
【使用武器】樹、魔法全般
【性格】穏やかで包容力に溢れている。誰とも別け隔てなく気さくに接するタイプ
【その他備考】 森国のエルフの女王。いつもにこにこと優しい癒しオーラを振りまいている
これは比喩ではなく森国の自然の力を特に強く持った結果本当に身体から癒しの力が漏れていて
本人の見た目や性格も相まって並の人間ならそばにいるだけで戦意を失って甘えたくなるほど
娘リュノを可愛がっておりはぐれ妖精のリーチェを養子に迎えるなどお母さんとしても慈悲深いが
基本は平和主義であるが戦えないわけではなく必要に迫られれば自ら戦う女王の強さも持っている
なお実年齢の話だけは禁句であり下手をすると記憶を飛ばされる


公国大公
【名前】エルクラッド・ルミニス・フラウス
【年齢】48
【性別】男
【所属】公国
【外見】鋭い目をした固い表情をし、細身だが筋肉質で、肩までの長さの灰色の髪
【使用武器】武器・体術・魔法を満遍なく使える
【性格】用心深く隙を見せず、冷静を通り越して冷徹
【その他備考】
現在の公国のトップ
兄が二人いたが、兄二人が相次いで亡くなったことで彼が爵位を継いだ
大公就任当初は穏健的な政治だったが、正室と正室との間に生まれた嫡男、更に幼なじみの親友と言ってもいい側近が急死したことで、
急進的な富国強兵を進めていき、遂に他国の侵略を開始した
国民から見たら、多くの死の悲しみを乗り越えて公国の発展に身を捧げる名君として支持されている
その一方で兄については自分が爵位を継ぐために、正室と嫡男と側近については、
嫡男が正室と側近の不義密通の生まれた子である事が判明したため殺害したという黒い噂があったりするが、
彼自身は信じる者は勝手に信じればいいと意に介さない

公国姫
【名前】セレスティア
【年齢】18
【性別】女
【所属】公国
【外見】金髪ロングのストレート(腰の辺りまでの長さ)。瞳は深淵を思わせるような深い青色。身長は平均くらいでやや痩せ型
【使用武器】???
【性格】表向きはとても大人しく、人並に社交性もある少女。しかしその本質は欲しいものは何としてでも手に入れようとする、
公国の在り方を体現したかのような性格(ただし公国そのもののように何でもかんでも欲しがるわけでは無い)
【その他備考】
公国の姫。幼い頃から文武共に優秀だったが自分自身を定義する芯といえるものが無く、表向きは聞き分けも良かった為に都合の良い道具のように育てられた。
ある時、この世で生きる意味を見出せなくなり自ら死を選ぼうとしたが、
その際に既の所で自身を引き留めた男に心を奪われ、以降は自身の本質を露わにして名前も知らないその相手を探すことだけに執着するようになる。
戦闘スタイルについては彼女自身が戦う事自体が稀な為に極めて謎が多く、呪術を使うだの悪魔に魂を売っただの、根も葉もない噂だけが一人歩きしている


となりました。
お手数おかけしまして申し訳ありません
私の更新日時が不定期の為、たまたま書き込める人なども踏まえると単発禁止はあまりしたくないのですが……
キャラクター決定、重要安価の際は注意したいと思います

不手際の補填として、ゾロ目チケットを一枚配布致します

※ゾロ目チケット※
戦闘時に使用でコンマを00に強制変換(一気に2優勢)
さらに一部の判定においても使用可能
(○判定×特殊判定)

そして実はこの後結構重要な安価あるので、できればお付き合い頂けると幸いです
それでは本編再開します

――


ジーク(武装した二人組……)ジッ……

ジーク(飛竜とはあの化物のことだろうが……)

ジーク(あれの脅威を知りつつ平然としている)

ジーク(そして姫が逃げたことを知り、捕えようともしている)

ジーク(森国への救援も阻止したい……)

ジーク(……この男達、公国の兵か)ジッ……

ジーク(まさか公国が飛竜を操り、鉄国を襲ったのか……?)



公国兵3「んで? その森国への侵攻は上手く行ってるのか?」

公国兵4「流石にそれは知らねえよ。まず俺、森国がどこにあるか知らねえし」



ジーク(な……っ!?)

ジーク(鉄国だけでなく、森国にまで……)タラリ…

ジーク(公国は一体何を考えているんだ)



公国兵3「でも武力は鉄国の方が上だろ? 飛竜達で楽に制圧できちまうんじゃないか?」

公国兵4「いくらあの飛竜が強いったって、あの雷はそう何度も吐けるもんじゃないらしい」

公国兵4「森奥にあるらしい森国にでたらめに雷を落としても効率が悪すぎるだろ」

公国兵3「かぁー、めんどくせえなぁ……」



ジーク(……なるほど。そうなるとあの轟音は雷によるものか)

ジーク(イアンの生存はますます期待できないが……)

ジーク(奴らは、飛竜『達』と言った。俺達が相手にしたのはそのうちの一体に過ぎないのか……)ゾク…

ジーク(今の情報は、また奴と遭遇した時に使えるな)



――

※ワイバーンと再遭遇した際、補正が加わるようになりました

――

公国兵3「そもそも鉄国にしろ森国にしろ、勿体つけが過ぎるんだよなぁ」

公国兵4「公国は全てを受け入れるって言っているんだから、大人しく傘下に入ればいいのにな」

公国兵3「それを断り続けたから、今みたいなことになってるんじゃないのか?」

公国兵4「俺からすれば、断る理由が見つからないよ」



公国兵4「――俺みたいな根無し草の傭兵も、正規兵に格上げしてくれたんだぜ?」

公国兵3「あ、昨日酒一緒に飲んだあいついただろ? あいつなんて元は山賊らしいぜ?」

公国兵4「まじかよ。あー、だからあんなにやる気だったのか?」

公国兵3「ああ。拾って貰った恩を返して、功績も挙げて更にのし上がるつもりだとよ」

公国兵4「使える者は使う。力を見せれば正当な評価を下さる大公様には頭が上がらないねぇ……」



ジーク(……傭兵や山賊も雇用しての、大規模な軍事侵略)

ジーク(いや、魔物もいた。正気とは思えん……)

ジーク(だが、これもいい情報だ)

ジーク(公国軍は玉石混交……その全てを恐れる必要はないということだ)

ジーク(それに部隊の人数を増やし過ぎれば、部隊管理や情報の伝達もしにくくなる)

ジーク(現に、この二人の兵士でさえ情報の認識に差があった)

ジーク(自分が配属された部隊に誰がいるかなども、把握しきれていない可能性が高い)

ジーク(…………あまり気は進まないが、試す価値はあるか?)

ジーク(どの道、警戒網を張られていてはこの傷で正面突破は難しい……)



公国兵3「そういえばよ」

公国兵4「ん?」



ジーク「……」ピク…

ジーク(もう少し、情報を聞き出せるか)

ジーク(試すのは、もう少し後にするとしよう……)

公国兵3「今回の作戦って、鉄国の王都の襲撃なわけだろ?」

公国兵4「ああ」

公国兵3「王都から離れた……港町とかはどうなってんだ?」

公国兵3「あっちもやっぱり飛竜が焼き払ったのか?」

公国兵4「あそこは別に特別凄い技術やらが使われているわけじゃないし、今回は対象外だとよ」

公国兵3「おおそうか! それはよかったぜ。あの港町って結構暇を潰せるし、なによりいい酒場があるからよ」ヘヘ…

公国兵3「それに公国からしても、制圧した鉄国領に物資送るのに船が泊まる港までは焼けないもんな」

公国兵4「住んでいるのも一般人ばかりだしな。王都が墜ちたと知ればすぐに公国に頭を下げるに決まってるぜ」

公国兵3「あー、やっぱこの仕事終わったらあの酒場に行こうかなー……」



ジーク(港町は無事か)

ジーク(万が一森国が戦火に包まれていた場合、救援は望めない)

ジーク(港町まで完全に公国の手に墜ちる前に辿りつければ……)

ジーク(姫にもう少しまともな手当ができる。船に乗れば、遠くまで逃げ延びることができる)

ジーク(姫をより安全に逃がすには、どうするべきか……)




公国兵3「でもちょっと遠いしなぁ……やっぱこっちに鉄国の姫こねぇかなぁー」

公国兵4「俺の歴戦の傭兵の勘は、ここが正解って言ってるんだがなぁ……」




ジーク「……」ジッ…


ジーク(これ以上、有益そうな情報はないか)

ジーク(なら、もう用はない)

ジーク(最期に少し、試させて貰うとしよう)スッ…

ガサ!


公国兵3「っ、誰だっ!?」


ガサッ!


ジーク「助かった……」ボロボロ…

公国兵3「あん? なんだお前、鉄国兵か!?」ジャキン!

公国兵4「いや、にしちゃあ軽装過ぎねえか?」

ジーク「……俺も、今回の作戦で雇われた傭兵だ」

ジーク「……だが鉄国の兵器にやられて、このザマさ」

公国兵3「うへぇ……お前よく生きてたな……」

ジーク「す、済まないが、傷薬があればくれないか……?」ヨロ…

ジーク「折角、いいものを見つけたのに、死んでは意味が……」

公国兵3「いいものだって?」

ジーク「あぁ……薬をくれたら、あんた達にやる……」

公国兵4「薬ねぇ……」

三連特殊判定結果(>>245より)

公国兵の持ち物

1:傷薬(上)

61>25

※基準値を上回った為所持

2:地図

74>50

※基準値を上回った為所持

3:水と食料

80>75

※基準値を上回った所持

※判定全てクリアのためジーク、奇襲抹殺からの根こそぎ強奪成功!

――


公国兵4「勿論、持っているに決まっているだろう?」

公国兵4「しかも公国産の上質な傷薬だ」チャプチャプ…

公国兵4「傭兵やってるなら、これくらい常備しておくのは常識だぜ?」ニヤニヤ

ジーク「流石、だな……」

公国兵4「ふふん……まあ、二本あるから一本ならやってもいいが」ポイ

ジーク「十分だ、ありがたい……」パシ

公国兵3「おい! それでいいものって、なんなんだ!?」

ジーク「そうだ、約束だったな……そっちの茂みの、奥だ」

ジーク「もうあんた達のものだ。好きに使ってくれ……」

公国兵3「使う?」ガサガサ…

公国兵4「鉄国の兵器を盗み出したのか?」ガサガサ…





リアローズ「……ぅ……」






公国兵達「「」」


公国兵3「こっ、これ、鉄国の姫か!? そうだよな!?」ドキドキ

公国兵4「ああ、違いない! 褐色の肌に目元を覆う青髪、そして巨乳! 情報通りだ!」ドキドキ

公国兵3「お、おいお前!? 本当にいいのかっ!?」

ジーク「命を助けられたんだ。それくらい譲る……」

公国兵4「まじかよ、傷薬一本がこんな上玉になるなんて……!」ドキドキ

公国兵3「おほぉぉ……! 俺、もう我慢できねえよ!」ガチャガチャ!

公国兵4「ま、待てよ! お前だけ抜け駆けはさせねえからな!?」ガチャガチャ!


ガチャン…ドサドサ…


公国兵3「はぁはぁ、怖がらなくていいぜぇ……? すぐに天国にイかせてやるからなぁ?」ボロン!

公国兵4「そんな粗末なもんじゃお姫様は満足しないと思うぜぇ? 俺がお姫様を女にしてやる……」ボロン!

リアローズ「……」


バッ!


ゴキィ!


公国兵3「はへ……?」ブラン…

ドシャァ…

公国兵4「!?」

ジーク「戦場で雑談し任務放棄、素性を知らない相手を信用する、武具を投げ捨てる、背を見せ全裸になる……」ギチギチ…

ジーク「想像以上の間抜けで助かったぞ、傭兵の面汚し」ゴキィ!

公国兵4「」ブラン…

ドシャァ…

ジーク「……」フゥ…

ジーク(一人は締め上げつつ尋問しようかと思ったんだが)

ジーク(つい力が入りすぎたな……)

ジーク(……姫が起きる前に処理しておこう)ザッ…

……

――

――

……

ゴソゴソ…


ジーク「……」ペロ…

ジーク(この匂いと味は間違いなく傷薬だな)

ジーク(しかもこれなら、姫の体内の傷の痛みも緩和できる)

ジーク(それに地図と食糧、水まであるときた。これは本当にありがたい)

ジーク(そして……)チラ…


公国装備「……」


ジーク(鎧の一部と上着も頂いておくとしよう)ガチャガチャ…

ジーク(業物でなくとも予備の剣が2本増えたのも大きい)ガチャン

ジークの剣「……」ボロ…

ジーク(飛竜は相当に硬いようだしな……)

ジーク(まさに最悪な状況だが、それでもこれは幸運に違いない)

ジーク「さて……」

ジーク「まずは姫に薬を飲まさないとな……」




リアローズ「……っ……」

ジーク(傷もあるが、疲労も尋常ではない筈だ)

ジーク(俺の体力に合わせていればいずれ……)

ジーク(だが、急がなければならないんだ……!)

ジーク「……」キュポン…

ジーク「姫、傷薬だ。飲めるか……?」グイ

リアローズ「うっ……?」


特殊判定
↓1コンマ二桁

リアローズ、飲める?

01~50:目覚めてゆっくり飲みだす
51~00:飲めそうにないので口移し

コンマ03

01~50:目覚めてゆっくり飲みだす

※姫の傷は癒えつつあるようです

――


リアローズ「ジーク、さん……?」

ジーク「中身は確認した。公国産の傷薬だ」

ジーク「無理はしなくていい。ゆっくり」

リアローズ「あっ……」コク…

リアローズ「んっ……んっ……」コクコク…

ジーク「……」

リアローズ「はふ……」コトン…


リアローズの唇「……」ツヤツヤ…


ジーク「……」ムラッ…

ジーク「…………」グッ…

ジーク(……俺は何を考えているんだ?)

ジーク(姫の体力が戻りつつあるのはいい傾向だ)

ジーク(これからどうするかを考えねば……)

リアローズ「……」チラ…

リアローズ(折れた腕も、他の怪我も、手当てされてる……)

リアローズ(つい飲みきっちゃったけど、私よりジークさんにあげた方よかったんじゃ……)

リアローズ(ジークさんの方が怪我も酷い筈だし……)

リアローズ「あ、あの……」

ジーク「落ち着け姫。大丈夫だ、必ず逃がす……」

リアローズ「うぅ……」ショボン…

ジーク(俺は完治はしていないが、だいぶ動けるようにはなった)

ジーク(姫の傷も、即座に命に関わるほどではなくなった筈だ)

ジーク(装備に水と食料、地図も手に入った。上々の戦果……)

ジーク(最初に比べれば、少し余裕が生まれて取れる手段も増えた)

ジーク(だからこそ、もう一度よく状況を整理して考えろ)


・今回の騒動の首謀者は公国であり、傭兵に山賊に魔物に使えるものは全部使う

・傭兵達の装備の質はそこそこ。使い捨ての駒にされているのかもしれない

・公国兵の情報把握は雑。姫の容姿だけは伝わっているようだが、部隊把握は出来ていない

・戦力として強力な飛竜は複数体いるが、雷閃は連続では使えない

・鉄国だけでなく森国にまで侵略行為を行っている。森国の被害状況は不明

・鉄国の港町は現時点では無事。船着き場や酒場など規模は大きい


ジーク(鉄国王都に戻ることはできない。この森の中に居続けることもできない)

ジーク(イアンは……生きていても、合流は難しい)

ジーク(俺が為すべきことは、姫を生かすこと……)

ジーク(そうなると現状取れる道は……)ムゥ…


リアローズ「……」オロオロ…

リアローズ(どうしよう、何か話した方がいいのかな……)

リアローズ(でも、お人形やイアン以外とは、あまり話せないし……)

リアローズ(どうしたら、いいの……?)


ジーク(ここは……)


――

――


※重要安価※
※今後のジーク達の行動に大きな影響を与えます※

1:『完全な回復と救援を求めて森国へ向かう』

・森国の状況は不明のため、場合によっては戦火に自ら飛び込むことになる
・上記の場合、ジークとリアローズが森国の救援を行うことなる可能性あり
・森国の王、姫と遭える可能性あり
・ジーク達の戦力増強の可能性あり
・森国が無事であった場合、森国が無事でなかった場合、どちらにせよストーリー分岐あり(安価決定)

2:『より確実に安全な場所を求めて港町へ向かう』

・森国とは状況がどうあれ離れるため、森国は自力で公国軍を相手取る
・既に相当な劣勢だった場合、森国が滅びるor森国姫が攫われる可能性あり
・港町はしばらくは安全の為、ジーク達のマイナス判定緩和
・判定次第で船を使い鉄国領から離れることが可能。しばらくの安息を得る
・港町そのものは一定時間で危険域となるが、酒場で情報収集が可能

3:『公国兵に扮装し、公国に乗り込む』

・敵陣に直接潜り込むため、情報の精度は最も高い
・情報を上手く入手できた場合、イアンやフリーデシルトと合流できる可能性あり
・奪われた鉄国の物資を取り戻せる可能性あり。公国の便利な道具の入手も
・公国の拠点に潜入できれば、内部工作で公国の戦力を下げられる可能性あり
・公国の姫と遭える可能性あり
・もしばれた場合のペナルティは極大

※よく考えてお選びください。いずれのルートでもコンマ判定次第なのは変わりません※

10分後くらいに投票を開始します

序盤から大事な分岐かぁ……
これ3番選ぶと森国安全になるとかあります?

>>316
申し訳ありません、記載が抜けてますね
3の場合も森国は自力で公国軍の相手をします

ここさえ決めれば万事解決みたいなタイミングで貰ったチケットが使えるなら3はめっちゃ美味しそうだけど、それにしてもリスクが大きすぎるか?

リアローズを安全な場所かつ仲間に護らせてジークが3をとれる状態だったら3はチャレンジしても可能性あったかもしれないよね
そうだ質問、港から出る船は森国もしくは公国のどちらに向かう予定ですか?

>>318
多数決時にゾロ目チケットは使えません
そもそも基本特殊判定なので、チケットな主な用途は戦闘時のピンチ回避
或いは倒すとボーナスの敵を強引に粉砕する時などになると思います
また、キャラクターの死亡回避にも使用可能です

>>319
森国よりですが、乗船のコンマ判定は厳しめです
なお海上でも低確率でとある危機があります

それでは……
↓1~7多数決コンマ

1:『完全な回復と救援を求めて森国へ向かう』(追加判定複数追加)

――

ジーク(……ここは、森国に向かうべきだ)

ジーク(公国が森国にまで侵略をしているとなると、危険は伴うが……)

ジーク(俺と姫の治療、そして大国としての設備と人員……得るものも大きい)

ジーク(……あんな傭兵崩れ共も、のさばらせてなるものか)


地図「……」パラ…


ジーク(鉄国周辺の詳細な地図……これは簡単には作れまい)

ジーク(公国の侵略は、緻密に考えられたものだろう)

ジーク(兵士の質はともかく、上層部は厄介な相手に違いない)

ジーク(それでも……)パサ…


ジーク「……姫」

リアローズ「は、はい……!?」ビク

ジーク「怪我は、痛まないか?」

リアローズ「だ、大丈夫……じゃないけど、ジークさんより、大丈夫……!」アセアセ

ジーク(姫をこれ以上戦いに巻き込みたくないが……)

ジーク「……」

ジーク「姫、よく聞いてくれ」

ジーク「……今から、森国に向かう」

リアローズ「……!!」

ジーク「……鉄国を襲ったのは、公国の連中だ」

リアローズ「……っ! やっ、ぱり……」ウツムキ…

ジーク「……やっぱり?」

リアローズ「お父さん……国王も、警戒、していました……」

ジーク(……それでいて鉄国が壊滅的な被害を受けたというのか?)

ジーク(……いや、あの飛竜が原因か)

ジーク(複数体の飛竜から雷撃を撃たれ、鉄国の機能が文字通りに麻痺したのだとすれば納得もいく)

ジーク「……鉄国も、公国も、今は危険すぎる」

ジーク「姫の怪我を治す為にも、まずは森国へ向かうのが得策だろう」

リアローズ「……! ジークさんの怪我も、治る……?」

ジーク「……俺は、掠り傷だ」

リアローズ「……」ジッ…

ジーク「……」

ジーク「……勿論、治る」

リアローズ「す、すぐに向かいましょう……!」バッ!

リアローズ「わ、私、頑張ります、から……!」

ジーク(頑張らなくていい、そう言いたいが……)

ジーク「……すまない、姫」カカエ

リアローズ「ひゃ……!?///」

ジーク「馬を飛ばす。頑張って、俺にしがみついて欲しい」

リアローズ「は、はい……!?」ギュゥ…!

ジーク「……っ……!」ズキ…!

ジーク(この程度の痛みがなんだ……!)

ジーク「……いくぞ!」パァン!

馬「ヒヒヒーン!」


ドドドドドドド…!


……

――

※森国行きルートになりました※

特殊判定
↓1~3コンマ二桁

ウボアアアアァァァァァ!?(臓物破裂)
ちょ、ちょっとお待ちください……

三連特殊判定結果

※この世界で完全な戦争が始まりました(白目)



1ジーク道中の障害(地図と食糧で判定二段緩和)

75>69

※基準値を下回った為、鉄国森突破!

2森国の被害状況

95+15(上位魔物襲来)

= 1 1 0 ( 限 界 突 破 の 大 火 災 )


※とばっちりの筈なのにダメージが鉄国を上回りました(白目)

※第三判定がカタリナの死亡判定に変化します

3森国王カタリナの奮戦(回復魔法の存在により通常仕様。森のホームグラウンド補正+15、火災補正-10)

01~10:死亡
11~30:重傷
31~60:中傷
61~95:軽傷
96~00:無傷

コンマ93+5=98

96~00:無傷

※森を焼かれても私は元気です。女王様大奮戦

※先に追加特殊判定
↓1~2コンマ二桁

1燃え盛る森国、至急を告げる使者

偶数:リュノ
奇数:リーチェ

コンマ43…リーチェ

2リーチェ初期好感度(非常事態に現れた味方補正+15)

82+15

=97(こ、こんな状態だけど、胸が高まります……///)

※そんな状況ではない!

――

判定結果を公表したあたりで今日はここまで

……おかしい。なんで三国あってその内の一国が開幕で二国を潰しているんだ???(白目)
混乱が収まりませんが、無傷を引き当て奮戦しているエルフの女王様は頼もしいと前向きに考えましょう
なお、鉄国に加えて森国の技術もパクリ(被害100超えの為確定)、公国の戦力がえげつないことになっています

はっきりいって、もうジーク単体でどうこうできる相手じゃないです(白目)
色々今後を考えますが、大変な道になるでしょう
ストーリー分岐安価はまた後日

本日もありがとうございました!

乙です
もはや難易度インファナルで草も生えない……
ところでそれどころじゃないけど、リアローズ以外ともエッチできますか?リアローズのみ攻略可?

>>362
R版なのに本当にそれどころじゃなくてごめんなさい(白目)
一応ほかの国の姫も姫ではあるのでスレタイ詐欺にはならないかもしれないけど、正直この事態が想定外ですのでなんとも……
ジーク達が安息を得られたら色々考えます

そうだ、こんな空気の中でこんなこと効くのはどうかと思いますけど質問です
エルフ族の平均寿命ってどのくらいを想定してますか?
だいたいエルフって3桁の年から千年出前くらいの年齢とか結構設定や作品によっては結構違いがあるので一応エルフ族のキャラシ造るときあったらそれを考慮したいなーと思うので

こんばんはー
公国サイドは何パターンか考えてはいるのですが、私も何故かもう嫌な予感が止まりません

>>389
あえてそこは濁します
今回の場合、リュノが17歳と他の姫に近い年齢なので人と同じように歳を取るのだという解釈もできますし、
母親のカタリナの実年齢が不明なので長寿の種族という解釈もできる為です
ごりごりに設定固めすぎるといざという時確実に自分の首締まるんで(白目)

でも実は私が以前も言っていなかったせいで独自の設定を盛り込むことになったキャラクターはおりまして、
コンマ任せのスレですが私の中でこの世界の魔法の扱いだけは定義をある程度決めていたりしました

・まず『魔法を使える者』が希少で『回復魔法』は更に希少かつ『一人の術士の回復量に限界がある』(ヒーラーはいればいるほどいい)
・使える魔法は基本一人『一属性』で複数属性を操る者は『魔法に恵まれた土地柄の者か、天賦の才の持ち主のみ』
・異なる属性の者が『お互いの魔力を手から流しあい波長があえば譲渡可能』
・基本は『火・水・風・土』で上位が『氷・雷・光』で『闇は存在せず代わりに呪術がある』

これを事前に言わなかったが為にヒロインの一人にハーフ設定がついたり、大ボスの強さが増したりなどのことがありました
で、何故今これを説明したかといいますと……

【名前】エルクラッド・ルミニス・フラウス
【使用武器】武器・体術・魔法を満遍なく使える←

森国住人ではないのに魔法が使える現時点で既に強く、今後の判定で複数魔法が使えたりなどになると(満遍なくとのことなので)
大公の戦闘能力がどんどん上がるんですね(白目)
加えて鉄国と森国両国からほぼ全てを奪っているんで、コンマ次第では本当に大変なことになりかねません

さて、それではぼちぼち本編再開していきましょう

――――
―――
――




ジーク(……本当に、運が良かった)

ジーク(生きて森を出ることにも苦労するかと思ったが、収獲は予想以上)


ジーク「……姫、食べられるか?」スッ…

リアローズ「は、はい。こっちの腕は、動くから……」

ジーク「いや、それもそうなんだが……」

リアローズ「……?」モヒモヒ…

ジーク「あるだけいいんだが、安物の干肉だ。姫の口に合うか?」

リアローズ「鉄国では、安くて沢山食べられるお料理、人気です……」

リアローズ「みんな、いつも身体を動かしてお仕事するから、お腹が空くんです」

リアローズ「わ、私はお人形といることが多いから、そんなに食べられないけど……」

リアローズ「…………ぼ、没頭して時間忘れた時とか、あって」

リアローズ「とりあえずお腹にいれなきゃって時は、こういうものは、その……よく、食べてました///」モヒモヒ…

ジーク「い、意外だな……」

ジーク「しかし、よかった」

リアローズ「え?」

ジーク「姫も、喋れるようになってきた。傷薬が効いたんだろう」

リアローズ「あっ、その、それは……///」

ジーク「……待っていろ。必ず、無事にこの場を切り抜ける」

リアローズ「ジークさん……」


ジーク(薬だけでなく、食料と水は姫の体力を戻していった)

ジーク(育った鉄国を失うという、俺にはわからない心の痛みはあるのだろうが……)

ジーク(予定よりも早く、馬は飛ばせた)

ジーク(そして森を駆けている最中から驚いてはいたが……)

ジーク(鉄国は、存外森が広かったということだ)

ジーク(川も埋められることなく流れ、水を補給することもできた)

ジーク(これが今の鉄国王の、森国と友好関係を築き上げ始めた理由なのか……?)

ジーク(この森は、森国ならば鉄国の姫でも受け入れてくれるであろうと……)

ジーク(そういう期待を、抱かせてくれた)






ジーク(この森を抜けて、本格的に森国に向かう道に入った日)

ジーク(俺の期待は、別の意味で打ち砕かれた)





ブワ…





ジーク「――っ、この臭いは……!?」バッ!

リアローズ「強い、火の気配……」ゾク…

ジーク「ま、まさか……」

リアローズ「ジークさん……!」

ジーク「掴まれ、姫!」



ジーク(馬を急かす。風が顔を切る)




ジーク(穏やかな森に相応しくない、熱風が)



……

――




――

――



【燃え盛る森国への道】



メラメラメラ!


ジーク「……っ!」

リアローズ「そんな……」


バキバキバキ…


ズウゥゥゥン…



ジーク(くそ、まるで考えていなかったわけではないが……!)ギリ…!

ジーク(なぁ、団長? 最悪な事態って、現実に連続で起きるものらしいぞ?)

リアローズ「どうして……」ポロ…

ジーク(姫を逃がす為なら、森国を見限り別の道を探すべきか……?)

ジーク(しかし、森奥に潜み魔法の扱いに長ける森国が、早々に全滅するだろうか?)

ジーク(森国には独自の結界とやらもあると聞く)

ジーク(もしかすると、結界外の森だけが焼かれているのかもしれない)

ジーク(それに……)チラ…

リアローズ「……」ポロポロ…

ジーク(……この光景を見てしまった姫はきっと、森国を見捨てられない)

ジーク(……)

ジーク「……」グッ…

リアローズ「ジーク、さん?」

ジーク「……無事な者がいるかもしれない。向かって構わないか?」

リアローズ「は、はい……!」


……



――

――

……

カアアァァ!



ジーク「……っぅ」

リアローズ「……っ!」

ジーク(水に限りがある状態で、この炎と熱の中に長時間はいられない)

ジーク(濡らした布で覆えているのも頭部のみ。脚を焼かれたら終いだな……)

ジーク「姫、大丈夫か……?」

リアローズ「は、い……! 鉄国の火で、慣れて、います……!」

ジーク(……ここ数日、姫と過ごしてわかったことがある)

ジーク(彼女は物静かで、イアン達に庇われていたが……無力な少女ではない)

ジーク(やはり、逞しい鉄国の姫なのだと、改めて思い知らされる)

リアローズ「まだ、まだ先にいるかも……!」

ジーク(そして、自分も辛いであろうに……誰かに手を差し伸べようとする優しさを持つ)

ジーク(俺は……)



……!



ジーク「っ!?」ピク!

リアローズ「っ!?」ピク!

ジーク「姫……」

リアローズ「今、声が……」


ぁぁぁぁぁ……!


リアローズ「や、やっぱり! 誰かが……」


ああああああ……!


ジーク「こっちに――」



羽の生えた少女「誰かああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ビューン!


ドゴォ!


ジーク「ぐほぉ……っ!?」メリィ…!


リアローズ「ジークさんっ!?」

ジーク「だ、大丈夫、だ……!」ヨロ…

羽の生えた少女「あ、あれ……?」ムクリ

羽の生えた少女「ひ、人!? 人なのですか!?」バッ!

ジーク「俺が化け物に、み……え……?」

羽の生えた少女「……」パタパタ…

リアローズ「ちょ、蝶々の羽……?」

ジーク「まさか、これが噂に聞く妖精なのか……?」

羽の生えた少女「あっ! 申し遅れました……!」


リーチェ「私、森国のリーチェと申します」ペコリ


リアローズ「リーチェ……もしかして、森国の第二のお姫様……?」

ジーク「!?」

リーチェ「は、はい。僭越ながら……///」

リーチェ「とは言っても、お母様とは血の繋がりはありませんし、色々未熟なのですが……///」

リーチェ「っと、それどころじゃないんです! 森国が……!」ワタワタ

ジーク「見ればわかる……済まないが……」

ジーク「……」

ジーク「…………」

ジーク「……姫、俺の上からどいてくれないか?」

リアローズ「ぁ……」

リーチェ「はわっ!? も、申し訳ありま――!?」

リーチェ「わ、私がぶつかったせいでこんな大怪我を!?」ガーン!

ジーク「いやこれは――」

リーチェ「ごめんなさい! すぐに、治しますからね……!」パアアァァ!

ジーク「う……!?」

ジーク(な、なんだ、この温かさは……)

――


……


ジーク「おぉ……」グッ!グッ!

リアローズ「よかった、ジークさんの傷が……!」ポロ…

ジーク(まだ細かい傷は残っているが、戦う分には支障はない!)

ジーク(これが、森国の回復魔法か……)

ジーク「すごいな……」

リーチェ「これでも、回復魔法は得意ですので」

ジーク「すまないが姫、姫にも……」

リーチェ「?」

リアローズ「……」

ジーク「あー……」

リアローズ「あ、ぅ……」

リアローズ「……」

ジーク「……」

リアローズ「……」

リアローズ「…………」



特殊判定
↓1コンマ二桁

姫と姫、呼び方ややこしいよ?


01~50:リアローズ「やっぱり無理……!///」
51~99:リアローズ「な、名前で……///」

コンマ67
51~99:リアローズ「な、名前で……///」

――


リアローズ「そ、その……」

リアローズ「リーチェ様は、私なんかと違って……」

リアローズ「ジークさんの怪我も治せる、凄い方です……」

リアローズ「でも、私はジークさんに、何もできなくて……」ウツムキ…

ジーク「待て、姫。そんなことは……」

リアローズ「……リアローズ」ボソリ

ジーク「え?」

リアローズ「今の私には、何もありません……」

リアローズ「だから、ただの、リアローズ。そう呼んでは、貰えませんか……?」

ジーク「……っ」

ジーク「姫が……いや、リアローズが、そう望むのであれば……/」

リアローズ「……!」パァ…!

ジーク(な、なんだ? このよくわからない感情は……)

リーチェ「えっ!? リアローズってまさか、鉄国のお姫様ですか!?」

リアローズ「ああぁぁっ!? ご、ごめんなさい! 私の方が先に名乗るべきだったのに……!?」

ジーク「い、いや待て! 姫、とにかくひ……リアローズの回復を頼む!」

リーチェ「か、かしこまりましたっ!」パアァァ!


……

――

――

……


リアローズ「……! ありがとうございます、リーチェ様……!」グッ!

リアローズ(両手が動く……身体ももう、ほとんど痛くない……)

リアローズ(お人形は今はいないけれど、これで少しは……)

リーチェ「でも、まさか鉄国まで襲われていただなんて……」ガクリ…

ジーク「姫は、ここまで一人で逃げて来たのか?」

リーチェ「はい。私は見ての通り身体が小さいですし……」


ボイン!


ジーク「……」

リアローズ「……」

二人((大きい……))

リーチェ「この羽もあるので、急いで救援を呼びに行くのには適任だって、お母様が……」シュン…

ジーク「……鉄国へ救援を要請しようとしていたのか」

ジーク(両国が互いを頼ることを見越しての同時侵略、なのか……?)

リアローズ「ごめんなさい……」

リーチェ「い、いえ! リアローズ様が謝られることではありません……!」アセアセ

ジーク(話を聞く限り、まだ森国王は無事のようだな……)

リアローズ「……ジークさん」

ジーク「……わかっている」

リアローズ「え?」

ジーク「……ここまで来て、引き返すことはできん」

ジーク「下手に戻れば、倒木で道も変わり迷う可能性すらある」

ジーク「……可能であれば、できる限りの森国民を救おう」

リアローズ「!!」パアァァ!

リーチェ「!!」パタパタパタ!

ジーク「姫は――」

リアローズ「大丈夫、です」


シュルリ…


リアローズ「……もう、守られてばかりは嫌……!」キュッ!

ジーク(人形を操作するためのワイヤーか……! まさか姫も戦うなどと……)

ジーク(いや、しかし……)ムム…

リーチェ「……」



特殊判定
↓1~3コンマ二桁

何故か一向に起きない本来の戦闘チュートリアル

侵略される森国での公国兵との遭遇(判定激化で3連)

第一遭遇
50>37

第二遭遇
50>28

第三遭遇
50>38

※全て基準値を下回った為、公国兵との戦闘無し!

※これにより……?

――


リーチェ「その、そこまでは身構えなくても大丈夫ですよ?」

リアローズ「え?」

ジーク「どういう意味だ?」

リーチェ「突然救援を要請すること自体、虫がいい話なのです……」

リーチェ「それにジークさんもリアローズ様も、完治はしていません」

リーチェ「鉄国でも、辛い思いをなさってきた筈です……」

ジーク「……」

リアローズ「……」

リーチェ「だから……」


追加特殊判定
↓1~2コンマ二桁

やだこの子バトルマシーンになりそう……(白目)

道中の公国兵を全て『倒して』きたリーチェの実力は?


1リーチェ戦闘レベル(三連突破により1/2撤廃。キャラシート魔法才能より+20)

コンマ86+20

= 1 0 6

2リーチェの夜レベル

19(かろうじて男女の違いを知る程度の性知識です……)

※回復魔法+攻撃魔法確定。ジーク達の戦力となります

――


リーチェ「リアローズ様達が苦しんでいるというのに、私達だけ泣き言を口にするわけにはまいりません」キリッ!

リーチェ「私も森国の姫として――戦いますっ!」ゴオオォォォ!


ジーク「っ!?」ビク!

リアローズ「!?」


ジーク(魔法を使えない俺でも、はっきりとわかる魔力の鋭さ……!)ピリピリ…!

ジーク(これが、森国の姫か……!)

リアローズ「す、すごい……」

リーチェ「いえ、まだまだです……」

リーチェ「森国は平和でしたから、あまり戦闘訓練はしていなくて」

リーチェ「できたのは、ここに来るまでに遭った公国の人を吹き飛ばすことくらいでした」

リーチェ「お母様なら、もっと……」グッ…

ジーク「お母様……」ゴクリ…

リアローズ「森国王、カタリナ様……」ゴクリ…

リーチェ「はい。お母様なら……」


……

――

――

……

【森国・中心部】


メラメラ…



カタリナ「……そろそろリーチェは救援を呼べたかしら~?」

リュノ「……お母さんも、ずるいですね」

リュノ「公国の人、鉄国諸共って言っていました。あちらも手一杯の筈です」

カタリナ「……」

リュノ「あの子を逃がす為についた嘘でしょうけど、残酷です……」

カタリナ「そんなつもりではなかったのだけれど~……」

カタリナ「それこそリュノ? あなたもみんなを連れて逃げてよかったのですよ?」

リュノ「お断りです」プイ!

リュノ「こんな形で私をお城の外に引きずりだした挙句、私の外の世界への夢まで壊して……っ!」プルプル…

リュノ「全員の顔、思いっきり殴らないと気が済みませんよっ!」プンプン!

カタリナ「……ええ、そうですね」


ワラワラ…


公国兵団1「「いたぞー!」」


公国兵団2「「男は殺せ! 女だけでいい!」」


ワイバーン達「「ガアアァァァァァ!!!」」


カタリナ「……」ハァ…

カタリナ(……粗野な言動。兵士の質はあまりよろしくないようね~)

カタリナ(でも、我が国の護りの結界の要所を先に狙って破壊してきている……)

カタリナ(作戦を考えている人は、相当手強い相手みたいですね~……)

カタリナ「さて……」スッ…


特殊判定
↓1~4コンマ二桁

あ(白目吐血)

輸血せにゃ…

1:誰にでも分け隔てなく温厚で優しい慈母カタリナの公国軍への慈悲(鉄国の件で-5補正)

3-5


=……


 0 


 お い た す る 悪 い 子 に は お し お き ~ !


※誰にでも堪忍袋の緒はあります(白目)

※0を下回った為、問答無用のフルパワー殲滅


2:森国を焼いた要因は?

81>75

※基準値を上回った為、公国隠し玉投入!

※でもカタリナさんブチ切れたから……


3:リュノ戦闘レベル(リーチェが撤廃になった為こちらも撤廃)

リュノレベル:32

4:リュノ夜レベル

84(森国に閉じ籠もってなんのお勉強していたんですかねぇ……? かなりの知識です)


――


……1つならともかくふたつ綺麗にぶち抜けるのは想定外です(白目)
ちょっと展開書き直しが必要なので、今日はここまで

少し対公国の光が見えてきたかもしれませんが、とりあえず落ち着いたらジークはリアローズと鍛錬しましょう(白目)

本日もありがとうございました!

鍛錬(意味深)ですか?!
おつでしたー

こんばんはー
なんとかストーリー分岐安価までいけたらなぁと思いながら
振り切れた森国王から再開です

――


リュノ「……」ゴクリ…

カタリナ「……皆さん? もう無益な争いはやめにしませんか?」

カタリナ「――これは、警告ですよ?」


ゴゴゴゴゴ…



公国兵団「「うっ……」」タジ…

公国兵1「ひ、ひるむな! いくら女王とて、この人数には勝てん!」

公国兵2「それに魔導師なんざ、接近しちまえばこっちのもんよ!」


ウオオオオオオォォォォォ!


カタリナ「……」ハァ…

カタリナ(やはり、外は悲しい世界なのですね……)


公国新兵「……」ゴク…

公国新兵(森国の女王、カタリナ……彼女を討ち取るか捕えれば、今回の作戦は終わる)

公国新兵(そうしたら、まだなんの功績も挙げていない俺は……金は貰えない……)

公国新兵(今なら、みんな王族に竦んで自分を鼓舞しているところだ)

公国新兵(女王も、武器を構える気配も無い。まだこっちが退く可能性を考えている……)

公国新兵(…………俺には、金が必要なんだっ!)ダン!


公国兵1「あっ!? あいつ抜け駆けしやがった!?」



公国新兵「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」グオォ!

カタリナ「……」スッ…

公国新兵(え!? 守りの構えも取らず、無防備に……!?)アセ…

公国新兵(か、かまう、ものか! このまま振り下ろせば……っ!」ブオン!



パシ…



公国新兵「……へ?」

カタリナ「……あなたは、殺意を抑える気持ちがまだあるのですね」

公国新兵(す、素手で俺の剣を……)ガク…

公国新兵(なんだ? この人の傍にいると、なんだか落ち着く……?)

カラン…

公国新兵「うっ……うぅ……!」

カタリナ「……よしよし。争いなんてしないのが一番ですよ~?」

公国新兵「俺は……」

カタリナ「皆さんも、どうか落ち着いて――」


ドスッ!


公国新兵「がっ……は……?」ブシュゥ!

カタリナ「なっ……!?」

カタリナ(私では無く、彼の方を!?)


公国弓兵「へっ、腰抜けが! 満足に剣も振れねえようなやつは邪魔だからどきなぁ!」

公国斧兵「どんな魔法を使ったが知らねえが、俺様の斧なら真っ二つよぉ!」

公国槍兵「おいおい、それじゃあ楽しめないだろ?」


カタリナ「…………」ポワ…

公国新兵「うっ……?」パアァァァ!


公国兵団「「!?」」


公国新兵(俺、死んだんじゃ……あたたかい……?)

カタリナ「……リュノ」

リュノ「は、はい!?」

カタリナ「この兵士を連れて、離れてください」

カタリナ「――もっと、遠くに」

リュノ「……!」ゾク…

リュノ「わかりましたっ!」グググ!

公国新兵「うおぉぉ!?」ズルズル!

カタリナ(いけませんね。私もいい加減、大人にならないと……)

カタリナ(平和が一番、話し合えば分かり合える人もいる。穏やかな日常が一番)



カタリナ(――この国をこんな無慈悲に蹂躙するような人には、それ相応の対応をしないと~……)ピキ…



ゴゴゴゴゴゴ…!



カタリナ「……忠告を無視して、あまつさえ仲間さえ手にかけようとする。ちょっとおいたが過ぎますね~?」ピキピキ…

公国兵1「はん! なにがおいた――」



カタリナ「 す こ ー し 痛 い お し お き が 必 要 ね ぇ ~ ? 」プツン…


公国兵2「……っ!?」ゾクッ!


カタリナ「……」スゥッ…


ゴゴゴゴゴゴゴ!


大樹「……」ニョキィ!


公国兵2「へ、へっ! 驚かせやがって! 木を一本生やしたからって何ができ――」


ズボッ!


カタリナ「……森王の武器は代々樹ですよ~? お勉強不足ですねぇ」ジャキィン!


公国兵団「「」」


カタリナ「樹はとっても凄いんですよぉ? 皆さんの生活に欠かせないのは当たり前のことですけど~……」ブオンブオン!

カタリナ「――鋭い葉っぱや枝は相手を斬り裂けます」

カタリナ「――堅い幹は相手の意思諸共にその身体を打ち砕きます」

カタリナ「――そして、張り巡らされる無数の根は相手を串刺しにできます」




カタリナ「 ど れ が い い で す か ? 」




――『フォレストランペイジ』発動――


――

『フォレストランペイジ』
戦闘時、敵の逃走補正-25
敵の人数が自軍より多い時、 自軍の合計値に自身のレベル×(敵軍人数-1)を加算する

公国兵×30:レベル総計600

VS

森国王カタリナ:レベル500
500+500×29=15000

※補正差が50を超えた為、公国兵団強制敗北

――


ズシャア!


公国兵1「」ドシャ…


バギィ!

公国兵2「」グチャ…


ドスゥ!


公国兵3「」ドサ…



公国兵団「「う、うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!? にげろおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」」ダダダダダ!

カタリナ「今日ばかりは、甘さは捨てます。あなた達には、然るべき報いを」ブオンブオン!

公国兵団「「おいワイバーン!? 見てねえでこの化け物をどうにかしやがれええぇぇぇぇ!」」


ワイバーン「グオ!?」


カタリナ(……明らかに格下の兵士の言葉を、おそらくは上位種の魔物が聞いている?)

カタリナ(色々気になりますが……今はこの状況を鎮めるのが先ですね)


ワイバーン達「「ガアアァァァァァ!!!」」


――『高空からの閃雷』発動――
――『高空からの閃雷』発動――
――『高空からの閃雷』発動――


カタリナ「無駄です」キィン!


――『ミラーシールド』発動――

★『ミラーシールド』★
敵が判定を無視した2劣勢以上を与えるスキルを使用した時、そのスキルを無効化
さらに貫通2劣勢判定として相手に反射する


チュイン!


ワイバーン達「「ガアアァァ……!?」」グシャァ…!


公国兵団「「う、嘘だろ!? ワイバーンがまとめて落とされた……!?」」

カタリナ「次はあなた達ですよ~?」ブオンブオン!


カタリナ(思った以上に高威力。雷を上空から浴びては、鉄国はひとたまりもないない筈……)

カタリナ(だけど、森国をここまで焼くことは難しい)

カタリナ(――まだ、上位の魔物か兵器を持った人間がいますね……)



……

――

――

……

タタタタタ!


リアローズ「カ、カタリナ様はそんなにお強いのですか……!?」

リーチェ「はい。私でも倒せた公国の兵士の人には、絶対に負けません……!」パタパタ!

ジーク「……戦場での慢心は、死を招くぞ」

リーチェ「え?」

ジーク「……強者であればあるほど、それは顕著だ」

ジーク「森国の者は自然の恩恵を受けるのだろう。これだけ燃えれば、それもない可能性がある」

ジーク「万が一にも母を失いたくなければ……」

ジーク「……このまま案内してくれ。数人程度なら、俺がまとめて相手をできる」

リーチェ「は、はい……!」

リーチェ「こっちです!」パタパタ!



――

特殊判定
↓1コンマ二桁

カタリナへの救援(一応)

15>02

※基準値を下回ってしまった為、公国兵の奇襲妨害!
(奇襲ダメージはジークのスキルで無効化)

※カタリナの元への到着が遅れ、公国隠し玉の情報が一部マスクされます

――


ガサッ…!



リーチェ「えっ!?」


バッ!


公国兵「きたきたぁ! 極上の得物だああぁぁぁぁ!」ガバッ!

リーチェ(燃える森の中から!? だめ、構える暇が――)


ジーク「姫っ!!」


★『生を誓う傭兵』
敵の奇襲攻撃を無効化し、判定を伴わない攻撃を受けた際は受けるダメージを半減させる(小数点切り捨て)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても40まで軽減し戦闘を行う

――公国兵の奇襲を無効化――

ギィィン!


公国兵「うおっ!?」グラ…

ジーク「しっ!」ヒュオン!

公国兵「うがぁ!?」ズバァ!


リーチェ「あ……」ヘタ…

ジーク「……だから言っただろう。油断はするな」チャキン

ジーク「……姫、怪我はないか?」

リーチェ「は、はい……ありがとう、ございます」ドキドキ…

リアローズ「だ、大丈夫でしたか……!?」

ジーク「……まだ伏兵がいるかもしれん」

ジーク「女王は気になるが、もう少し注意をして進もう」

リーチェ「はい……」


……

――


――

……


ワイバーン達「「」」

公国兵達「「」」



カタリナ「……」フゥ…

カタリナ「……」


バサ…


カタリナ「……来ましたか」


バサァ……!





炎帝龍「グラアアアアアアァァァァァァァァァ!!!」ギロリ!





カタリナ「……まさか、書物の中にしか存在しえないドラゴンとは驚きました」

カタリナ(一体、どうやって……公国の底が見えません……)ブル…

カタリナ「……ですが、その炎の力は間違いない」ドン!




カタリナ「――この国を焼き払ったあなたを、許すことはできませんっ!」

カタリナ「森国の女王として、全力で倒させていただくわっ!」バッ!





炎帝龍「グオオオオオォォォォォォォォ!!!」ギュオン!




……

――

――

……


リーチェ「……」キョロキョロ…

ジーク「……姫、油断はするなと言ったが」

リーチェ「す、すみません。またさっきのようなことがあるかと思うと……」ブル…

ジーク「あの程度の相手なら、心配はいらない。また俺が守ろう」

リーチェ「あ……///」ドキッ…

リーチェ(な、なんでしょう? なんだか熱い……///)

リーチェ「……///」

リアローズ「リ、リーチェ様!? お顔が真っ赤です……!?」ワタワタ

ジーク「いや、この熱気だ。俺達も――」



――グオオオオオォォォォォォ!



一同「「!?」」ビクッ!

リーチェ「い、今の音は一体……!?」ゾク…

リアローズ「鉄国を襲った、飛竜……!?」ブル…

ジーク「いや、あいつよりももっと凄味のあるものだ……!」

ジーク(あの飛竜が、既に普通ではない。ではそれを超えるこの気配はなんだ?)

ジーク(公国は、一体どれだけの力を持っている? 本当に、俺は姫を無事に逃がせるのか……!?)

ジーク「っ……」タラリ…


――ガアアアァァァァァァァ!


リーチェ「っ! この方角は――お母様、お姉様!?」パタパタパタ!

リアローズ「ま、待って……! 一人じゃ危ない……!」タタタ!

ジーク「っ……! くそっ!」ダダダ!


……

――

――


……

チュイン!

キィン! ガキィン!

ゴオオォォォ!


リーチェ「お母様――」

ジーク「こ、これは――」






カタリナ「――これでトドメです」ゴオオォォォォ!


――『四元の覇者』発動――

★★『四元の覇者』★★
戦闘開始時、攻撃の補佐を行う4体の護衛を召喚できる
また戦闘開始時に敵に貫通する4劣勢を与え、以後は
優勢判定時のコンマ一桁が4の時に発動


ズドオオオォォォォォォン!



炎帝龍「ガッ……」ヨロ…

炎帝龍「ガアァァァ……」



ズウウゥゥゥゥゥン……

炎帝龍「」



リアローズ「……え?」


ジーク(リアローズの口から、どこか間の抜けた可愛らしい声が漏れた)

ジーク(彼女が漏らさなければ、きっと俺の口から生涯吐いたことのないようなそんな音が出たに違いない)

ジーク(それほどまでに、目の前の光景は異常だった)


カタリナ「……あら? リーチェ、どうして戻ってきたのです!?」

リーチェ「お、お母様が心配で……あっ、救援の方もしっかりと!」

ジーク「」

リアローズ「」

カタリナ「あらまぁ、本当に?」ビックリ

カタリナ「でも、ごめんなさいねぇ……?」

カタリナ「今ので、森国を焼いた悪い人は全員倒してしまったみたいで……」

ジーク「」

ジーク「」

ジーク(大木を担ぎ、飛竜以上の化け物を下したらしいこの女性の勇姿を、俺は多分一生忘れないだろう)


……

――

あの島の関係者でしたか~(違う)

――――
―――
――



カタリナ「そう、もう鉄国も……」ウツムキ…

リアローズ「はい……」

カタリナ「……ごめんなさい。辛い思いをして、私達を頼ってきてくれたのに」ギュッ…

リアローズ「あっ……」

カタリナ「……大丈夫。フリーデシルト王は強く聡明な方。きっと逃げ延びています」ナデ…

カタリナ「今はもう、ちゃんとしたおもてなしもできないけれど……せめて……」ナデナデ…

リアローズ「うっ……うぅっ……!」ポロポロ…



ジーク「……」

リーチェ「……どうして、こんなことに」ウツムキ…

ジーク「……わからん。だが、公国は……」




リュノ「あっ! よかったリーチェ、無事だったんですね!」パァ!

リーチェ「お姉様! お姉様もよくぞご無事で……!」

リュノ「いやぁ、私も公国の人の顔面殴りたかったんですけどねぇ……」

リュノ「あんな怒ったお母さん、初めてみたもので……」ブルブル

リュノ「ところで……」



特殊判定
↓1~3コンマ二桁(おまけあり)

もげぁ!?(白目吐血)

500も行ってないのにこのスレ血のにおいすごいな!?

コンマは連投オッケーです

でもなんでおまけでゾロ目るのか(白目)

1森国では籠って色々(色々)本を読んでいたリュノ。龍の知識は?

コンマ99

9 9

ゾロ目:書物知識完璧+公国対策技能(防御)獲得

2リュノ初期好感度(キャラシートの興味より+15)

52+15

=67(おぉー、これが悪くない人間。初めてみましたねぇ)

3リュノの植物操作技量

64>50

※基準値を上回った為、森国の軍勢は避難できていたようです

※リュノ、拠点+防衛を同時に実行(白目)

――


リュノ「そこに転がっているドラゴンにも興味がありますけど……」ワクワク!

リュノ「こっちの白髪のお兄さんは誰なんですかねぇ?」ジロジロ

リーチェ「ジークさんです! 私も、危ないところを助けて頂いて……」

リュノ「ほうほう、公国とは違う悪くない人間ということですね?」ワクワク

リュノ「なるほどなるほど、これが悪くない人間……」ジー…

ジーク「いや、俺は別に……」

リュノ「よし、悪くない人間ならば私達の隠れ家にご案内しましょう!」

ジーク「隠れ家?」

リュノ「ええ!」

リュノ「……お母さんが、いつかこういう日が来るかもって恐れてから何年ですかねぇ?」

リュノ「とにかく、私が長年かけて作った自慢の場所ですよ」

リュノ「逃げ延びた森国の民もいますし、あなた達もそこで休んでください」


……

――

――――
―――
――



【森国・地下】


ザワザワ…


ジーク「こ、これは……」

リアローズ「すごい、地下に街が……!?」

リュノ「いやぁ、植物を操作しながら安全に地下にこれだけの空間を作るのは苦労しました」

リュノ「外に出ないで潜るなんて私何やっているんだろうって、時々嫌にもなりましたけど……」

リュノ「こうして役に立てたのなら、悪い気はしませんねぇ」



森国民1「カ、カタリナ様だ! リュノ様とリーチェ様も!」

森国民2「カタリナ様達が勝たれたのだ! やはり、公国軍に屈する森国ではないのだ!」



ワアアァァァァ!


ジーク「……森を焼かれたというのに、士気がまるで落ちていない」

カタリナ「……えぇ。森を焼かれたことは辛く悲しいですけれど」

カタリナ「――何度でも、蘇ることもできるのです」



ジーク(強い、な……)

ジーク(森国のこの気迫、そして女王の実力……)

ジーク(もしかすると、公国軍とも渡り合えるかもしれない)

ジーク(俺には、何ができる?)

ジーク(俺が、できることは……)

……

――

まさかの狙撃をされましたが、今日はここまで
この後、ストーリー分岐の予定でしたが、時間が時間ですので先に分岐内容だけ提示します↓



1:『全ては姫を守る為。カタリナ達残党に公国軍との戦いを任せ、海へ』

・海を渡り、どこかの島へと身を隠して戦いから離れたジーク達は平穏を得る
・誰も自分達を知らない島。姫達と交流し、あわよくば関係をもてるかも……?
・マイナスイベントはほぼ起こらない
・しばらく本土の様子はわからない

2:『姫の無念を晴らす。傭兵団を装い旅をして力を蓄えていき鉄国の奪還を目指す』

・カタリナ達とは別行動。ジークと姫達で旅をし、まずは祖国の奪還を目指す
・フリーの傭兵行動のため、マイナス判定は控えめで平穏な日常を過ごせることも
・ただし、姫も同行するため、低確率で襲われる可能性はある
・姫達は見た目や名前を偽る必要があるかも
・反乱軍の様子はわからない。祖国奪還後合流可能

3:『カタリナ達と共に、反乱軍の一員になる』

・正面切って公国軍との衝突を繰り返す。運がよければ最短攻略
・ジークの負傷率は上がるが、成長速度は一番
・姫はリュノの防御もある安全な場所で匿うため、ほぼ身の安全が保障される
・姫達との平穏な交流はほぼできない


明日、単発無効で投票を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。
そしてどのルートでも使う判定を先に↓1~5コンマ二桁で

本日もありがとうございました!

いやあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! ! ? (爆裂四散)
すみません、判定表透かして見えてません? その組み合わせはシャレになってないです(滝汗)

公国5連判定

1:とある男に夢中なセレスティア。どういう類……?
(まっさらピュアラブ)0←50→99(まっくろドロリ)

コンマ66

6 6

ゾロ目、×2


= 1 3 2  ( あ は は は は は は は ♪ )

※常識外れの激烈執着。ジーク、捕まったが最後かもしれません(白目)


2:とある男の周りに女がいても大丈夫? 害意は?(キャラシートの公国欲補正+15)


コンマ97+15

= 1 0 0 ( 私 以 外 の 人 は 全 て 不 要 で す ♪ )

※姫に限らず、親しい存在全てをターゲッティングします(白目)


※世界の惨状もですが、ある意味こっちの方がやばい

ちょっとどうしようか吐き出したい思いもあるので特別に先に一部公開です
……これ、結ばれる(意味深)ってスレタイは回収できそうだけど……
なおこっちが凄すぎて感覚麻痺ってるけど残りも大変なんです(白目)

こんばんはー
色々ご意見はありますが、プロットが塵と化してもこのまま進めます
コンマが上手くいけばいいこともありますし、逆も然りです
悶えてはいますが、予想できないからこそあれこれ考えるのが楽しいのです

なおセレスティアの相手がジークというのは、一応スレの趣旨の為にそうしたのと、
自ら死を選んだのを止める=生に執着するジークらしいかなと
なお既に名を挙げられてしまいましたが、白髪繋がりでフリーデシルトにも危険信号あったりします(白目)

今日はあまり進めなさそうですが、ゆったり再開です

――――
―――
――




リアローズ「は、反乱軍……!?」

カタリナ「えぇ。幸い、リュノの作った領域のおかげで、戦えない民はここに避難できています」

カタリナ「ですが陽の光を浴びられなず、風に頬を擽られることもない生活は辛いことでしょう」

カタリナ「このまま隠れ続けてても、やがてはここも滅ぼされてしまうだけ」

カタリナ「――ならば、立たねばなりません」

カタリナ「リアローズ、あなたのお父様もきっとそうする筈です……」

リアローズ「……」

カタリナ「私は彼の無事を信じています。そして森国が焼かれた報を受けたとして、彼も私が死んだとは思わないでしょう」

カタリナ「戦える者を集め、まずは一度この森国を離れます」

カタリナ「そして、各地を転戦しつつ公国へと進軍……撃滅は難しくとも、飛竜の出処さえ抑えれば被害は激減します」

カタリナ「そうすれば鉄国も復興がしやすいですからね」

リアローズ「……でも……」

カタリナ「わかっています。公国軍の力は、私にも底が見えません」

カタリナ「彼の話を聞いても、謎は深まるばかりですからね……」

リアローズ「彼……?」


公国新兵「……」


ジーク「公国兵の生き残りか?」

カタリナ「彼だけは、戦うことに迷いがあったようですので。民と同様に匿うことにしたんですよ」

公国新兵「……カタリナ様、俺は……」

カタリナ「……良いのです。悔いる気持ちがあるのなら、あとで民達の手伝いをお願いしようかしら?」ニコリ

公国新兵「は、はい! 喜んで!」バッ!


リュノ「やれやれ、態度が随分と……外の人間はみんなこうなんですかねぇ?」ジー…

リーチェ「教えてください。何故公国は、鉄国と森国を襲ったのですか……!?」

公国新兵「……俺は、兵士になったばかりなんです。前は、その日暮らしの傭兵を」

リアローズ「ジークさんと、同じ……?」

ジーク「……」

公国新兵「あんたも、傭兵なのか?」

ジーク「……ああ」

公国新兵「はは……金に釣られて、雇い主を選び間違えたなぁ……」

公国新兵「今の公国軍は、ほとんど俺と似たような奴らばっかりなんだ」

公国新兵「稼ぎが少なくて、その日食う物にも困る連中もいれば、捕まった賊が放免の代わりに兵士になったり……」

公国新兵「凄く、居心地が悪かった。みんな金を、戦果を欲しているから蹴落としあいもあった」

公国新兵「それでも、とにかく金払いはよかった。今もきっと、新しい公国兵が増えて……」

公国新兵「カタリナ様達を、討ち取ろうとするんだ……」ブル…

公国新兵「末端には、ほとんど公国の秘密は明かされていない。飛竜が味方ということぐらいで……」

ジーク「……戦争の動機は?」

公国新兵「昔から公国は変わらないよ。もっと、自分の国を大きくするためさ」

公国新兵「……鉄国も、森国も、滅んだ。公国に帰れば、少しはマシな生活ができるかもしれない」

公国新兵「……今は本当に、後悔しているよ。欲に従い過ぎなければ……」

ジーク「……」

ジーク「お前は、公国に戻るつもりはないのか?」

一同「「!?」」

公国新兵「な、無い! 俺は……」

ジーク「地表は滅びた森国につくのか?」

公国新兵「……ああ! カタリナ様は、俺なんかを救ってくださったんだ! だから……」

ジーク「――隙を見て脱出。そしてこの隠れ家のことを公国に報告しないのか?」

ジーク「――間違いなく、莫大な報酬を得ることができると思うがな」

リーチェ「ジ、ジークさん……?」

公国新兵「俺は……っ!」

ジーク「証明できまい。騙し討ちや裏切りは珍しいことではない」

公国新兵「うっ……」ウツムキ…

ジーク「お前の選択が招いた結果だ」

公国新兵「……」

ジーク「……」

ジーク「……お前に、覚悟はあるのか?」

公国新兵「……え?」

ジーク「公国に情報を伝えず、敵国に寝返る。傭兵としての信用は地の底だ。二度と誰も雇わない」

ジーク「森国からしても、怨敵の一人だ。女王の見ていないところで、始末されるかもしれない」

ジーク「それを覚悟した上で、まだここに留まるというのなら……お前にも傭兵の心構えを教えてやる」

公国新兵「……!」

ジーク「……女王は、お前を生かした。それは女王がお前を『信頼』したからだ」

ジーク「傭兵にとって大切なものは『信頼関係』だ。公国でそれを築けなかったなら、ここで試してみろ」

ジーク「どんな目で見られようとも、積み重ねてな……」

公国新兵「あ、ああ! 誓うよ……!」ポロ…

ジーク「……俺ではなく、女王と姫に誓え」スタスタ

公国新兵「誓いますっ!」グッ!

リュノ「いや、私に言われてもぉ!? お母さーん!?」



カタリナ「あらあら」フフフ


ジーク(……下級兵は予想通り、ごろつきとほぼ変わらない)

ジーク(公国の資金で釣れば、名ばかりの傭兵もすぐに飛びつくだろう)

ジーク(程度は知れているが、数が多い。そしてあの飛竜……)

ジーク(あいつの話を聞く限り、やはり公国が使役しているとみて間違いない)

ジーク(野生の魔物なら、統率の取れた動きは取らないだろうしな)

ジーク(しかし、女王が倒した赤い化物はそれ以上……)

ジーク(女王の言う通り、公国は謎が多すぎる。今、一体世界で何が起きている?)

ジーク(反乱軍が立ち上がれば、局所的な戦闘にしろ戦闘範囲そのものは広がっていく)

ジーク(もう間もなく、この大陸全土が戦火に呑まれる……姫はどうすればいいんだ?)


ジーク(俺が為すべきことは、姫の無事……いっそ、大陸から逃れてしまうか)


ジーク(だが、姫に祖国を捨てろなどとは……)

ジーク(……戦争が激化すれば、傭兵の需要も増える。いっそ傭兵団として身分を隠せば……?)


ジーク(いや、この場がしばらく安全ならば、ここに匿えばいいのではないか?)

ジーク(そして、ここが攻められる前に――公国さえおとせれば……!)


ジーク「……」


カタリナ「……彼は、随分と悩まれていますね?」

カタリナ「まさか、彼の方が公国に寝返ろうと?」クスクス

リアローズ「そ、そんなことありませんっ!」ズイ!

カタリナ「ごめんなさい。冗談ですよ」

リュノ「そうですねぇ。なんというか、私もそんな気がします」

リーチェ「はい。ジークさんなら、きっと……」

カタリナ「……」

カタリナ(揺るぎ無い瞳……この子達からも、『信頼』を得ているのかしら?)

カタリナ(……それなら……)

……

――

※重要安価※

※ストーリーの分岐点です※

※公国判定を受けて、少し注意書きが変わっています※


1:『全ては姫を守る為。カタリナ達残党に公国軍との戦いを任せ、海へ』

・海を渡り、どこかの島へと身を隠して戦いから離れたジーク達は平穏を得る
・誰も自分達を知らない島。姫達と交流し、あわよくば関係をもてるかも……?
・マイナスイベントはほぼ起こらないが、セレスティアは例外
・しばらく本土の様子はわからない
・公国には有翼のワイバーンがいます

2:『姫の無念を晴らす。傭兵団を装い旅をして力を蓄えていき鉄国の奪還を目指す』

・カタリナ達とは別行動。ジークと姫達で旅をし、まずは祖国の奪還を目指す
・フリーの傭兵行動のため、マイナス判定は控えめで平穏な日常を過ごせることも
・ただし、姫も同行するため、低確率で襲われる可能性はある。姫の単独時は危ないかも
・姫達は見た目や名前を偽る必要があるかも
・騎士団長イアンとの合流の可能性あり
・反乱軍の様子は情報収集が上手くいけば断片的に。祖国奪還後合流可能

3:『カタリナ達と共に、反乱軍の一員になる』

・正面切って公国軍との衝突を繰り返す。運がよければ最短攻略
・ジークの負傷率は上がるが、成長速度は一番
・姫はリュノの防御もある安全な場所で匿うため、『ほぼ』身の安全が保障される
・姫達との平穏な交流はほぼできない
・鉄国王フリーデシルトと合流の可能性あり
・捕まった場合……


※よく考えてお選びください。いずれのルートでもコンマ判定次第なのは変わりません※

人がいるかわかりませんが、10分後くらいに投票を開始したいと思います

※申し訳ありませんが、単発無効でお願いします※
※日付変更前に締め切ります※

セレスティアの戦闘手段が不明なのがなあ
わかってりゃ如何様にも対策できるのに

>>561
セレスティアの『戦闘』手段は???ですが、『用いる』手段は『公国が可能なこと全て』です

間もなく開始します

それでは
↓1~7多数決安価

2:『姫の無念を晴らす。傭兵団を装い旅をして力を蓄えていき鉄国の奪還を目指す』

――


カタリナ「……ジーク、少しよろしいですか?」

ジーク「!! ……な、なんでございましょうか女王陛下?」カチカチ

カタリナ「ふふ、そんなにかたくならなくていいのにぃ。もっと砕けて大丈夫ですよ~?」

ジーク「いや、それは……」

カタリナ「見た目もあまり歳は変わらないんだから、気にしなくて大丈夫~」

カタリナ「友達みたいに呼んでくれてもいいんですよ?」ニコリ

ジーク「そ、そうか……」

ジーク(……ん? 待て、姫の母親ということは少なくとも――)

グイ!

ジーク「!?」

リュノ「……」バツ!

ジーク「…………わかった、カタリナ」

カタリナ「ふふ、嬉しい」



カタリナ「――あなたとは、私も『信頼関係』を築き上げたいですからね」キリッ



ジーク「!!」

カタリナ「ジーク、あなたは傭兵です。でも、お金の為だけに動く人ではない」

カタリナ「この子の反応を見れば、それはわかります」

リアローズ「あ……///」

カタリナ「あなたは、鉄国の姫の彼女と『契約』をかわしているのですか?」

ジーク「……いや。ただ、姫を……リアローズを無事に逃がす」

ジーク「鉄国騎士団長イアンとは、約束はしたが……正式な契約はしていない」

カタリナ「そうですか……」


カタリナ「――でしたら、私カタリナも、あなたに依頼を出していいかしら?」


ジーク「依頼……?」

カタリナ「ええ。私達は、撤退しつつも公国軍への反乱軍を作り上げるつもりです」

ジーク「……俺に、それに加われと?」

カタリナ「いいえ――あなたには、リアローズを伴って、別行動をして頂きたいのです」

カタリナ「――狙うは、敵の注意が私達に向いている隙に鉄国を奪還することです」

リアローズ「!!!」

カタリナ「鉄国は公国に支配されているかもしれませんが、公国本土ほどの力はありません」

カタリナ「そこをあなた達が奪い返す。姫のリアローズが帰還すれば、鉄国の民の士気もあがることでしょう」

ジーク「……なるほど」



ジーク「――俺も丁度、身分を隠しつつ動く算段を考えていたところだ」

ジーク「リアローズを連れての、鉄国の奪還か……望むところだ」グッ!


カタリナ「ふふ、契約成立……と言いたいところだけど」チラ…


リーチェ「……」ソワソワ…


カタリナ(……すごく、着いていきたそうねぇ)

カタリナ(この子の力なら、ジークの助けになれる筈だし、私といるよりも安全)

カタリナ(でもそうなると、リュノはどうしましょう……?)


※鉄国奪還ルートとなりました※

※リュノ特殊状況の為、多数決安価

・リアローズは鉄国姫+この後の技能的に必須同行です
・リーチェも好感度+戦闘力的についてきてくれます

・リュノは戦闘レベルが低め、かつ強力な拠点防衛技能を獲得しています
・森国跡地に残し、いつかの為に拠点強化をさせるか、同行させるかを選択してください
・現在は戦闘技能がありませんが、経験を積めば強くなれます

リュノは防衛?同行?
下1~5多数決

リュノ、森国拠点防衛

――


リュノ「……」ジー…

リュノ「ジークさん、この子も連れて行ってくれますか?」

リーチェ「お、お姉様!?」ワタワタ

リュノ「この子はお母さんが見つけた、秘蔵っ子です」

リュノ「戦うことに関しては私よりもずっと才能がありますから……」

リュノ「きっと、鉄国を取り戻す力になってくれる筈ですよ」

カタリナ「リュノ、あなたは……」

リュノ「んー、私も外には出てみたいんですけどねぇ……」

リュノ「ちょっとあのドラゴンにも興味がありますし……」ワクワク!

リュノ「あれを調べて、今度は森国を焼かれないで済むように防御の方に力を入れたいかなって」

リーチェ「お姉様……」

リュノ「公国兵を殴るのは、リーチェに任せます」

リュノ「あ、あと戻ってくることがあれば、お土産と外のお話も聞きたいですね!」ワクワク!

ジーク「……わかった」

カタリナ「……わかりました」

カタリナ「二人とも、森国の姫として……力を尽くすのですよ?」

リュノ&リーチェ「「はい!」」


……

――

※リュノが拠点防衛につきました

※???襲来による拠点確定破壊を阻止します

――

※???襲来は現時点では奇数ゾロ目を2回踏みでもしない限り大丈夫です

――


――

……


カタリナ「ごめんなさいねぇ。リーチェの面倒を見るも追加依頼していいかしら?」

ジーク「問題ない。むしろ、戦力的にはありがたいくらいだが……本当にいいのか?」

カタリナ「この子はリュノの言う通り、優れた魔法の才を持ちますが……」

カタリナ「実戦はおろか鍛錬も不足しているのです。私と同行するのは、すこし危険すぎます」

カタリナ「あなたと同行させるのは、この子を守る意味もあるのです」

カタリナ「さて、今度こそ契約成立……と言いたいのだけれど」

ジーク「? まだ何かあるのか?」

カタリナ「もう……あなた本当に傭兵なの~?」



カタリナ「――『報酬』はいらないのですか?」



ジーク「あ」

リーチェ「わ、忘れていたんですか!?」

ジーク(……守ることばかり考えて、すっかり忘れていたな)

カタリナ「生憎と、今は私も手持ちが少ないですけど……」

――

※傭兵ジーク、何か報酬を要求しますか?

※要求しないも可。混ぜれそうなら混ぜます

下1~3自由安価

ジークらしい報酬+守れそうなもの

――


ジーク「……そうだな」

ジーク「…………では、報酬は全て前払いで貰えるか?」

ジーク「――それに見合うだけの仕事をすることを、誓おう」

カタリナ「わ、わかりました。それでは、どれだけのお金を――」


ジーク「……料理を」ボソリ…


カタリナ「……はい?」

ジーク「森国の、美味い料理を食わせてほしい。リアローズにも頼む」

リアローズ「えっ!? えっ!?」オロオロ

ジーク「ここのところ、まともな物が食えていないからな……」

ジーク「見たところ、ここは食糧もあるんだろう?」ソワソワ…

リュノ「え、ええまあ。ちょっとずるいですけど、成長を早めて収獲しちゃうこともできますねぇ」

ジーク「それで頼む」

リュノ「……外の人って、やっぱり面白いですねぇ!」ワクワク!

カタリナ「も、勿論食事は用意しますけど~……ほ、他にはいらないのですか?」

ジーク「むぅ、報酬を欲張りすぎるのは好まないんだがな」

ジーク「では、何か姫を守れそうな道具があれば、それを頼めるか?」

カタリナ「う、うん」


カタリナ(傭兵の印象、随分変わっちゃうかも~……)


……

――

報酬前払い前ですが、今日はここまで
報酬受け取り後、一旦場面が公国に切り替わります

さて、奪還ルートの解説にも書きましたけども

・リアローズとリーチェの偽名(+変装)

案を緩く募集してみます。本名のまま通しちゃうこともできます
あとは深く考えなくても大丈夫な判定を↓1~7コンマ二桁で

本日もありがとうございました!

リーチェって種族妖精みたいだけど身長?というか大きさ?どれくらいなんだろう?
https://i.imgur.com/ytP6xBr.jpg

変装って隠し過ぎるとかえって怪しまれるし、自然に別人感を出すのが中々難しそう

こんにちはー

>>615さん
うおおおおぉぉぉぉ! まさかの支援絵、本当にありがとうございますっ!
お恥ずかしいことに、姫募集で妖精が来ることを想定していなかったため、がばがばです(白目)
ただ個人的に普通の妖精は小型で、魔力が大きいほど大型化するイメージがあります
エルフ同様普通の人間と変わらない大きさ+かなり小柄という設定を考えると140ちょっとでしょうか?
リアローズは高めに170手前、リュノは160手前かな……
ジークは175くらいの感覚です

そしてフレーバーだったのにまさかの結果過ぎたのでこちらも先に公開

――

フレーバー判定+前払い報酬

1『いつか素敵な男性に振る舞いたい?各国姫の料理技能』
(50が平均。70以上で料理上手。00(最強)→偶数ゾロ(100)→奇数ゾロ(壊滅))


1セレスティア:01( 暗 黒 物 質 降 臨 ! こっちまで黒くなくていいのに……)

2リーチェ:82(真面目な姫はこちらのお勉強もしっかりと。かなりの腕前です)

3リアローズ:90(兵士達に振る舞ったら一発で胃袋鷲づかみ。料理長泣かせの達人級)

4リュノ:78(興味をもったら色々試す。それで偶に妙なものもできるけど十分高レベル)


2『食べるの大好き傭兵とおまけで女王様の料理技能』


1ジーク(キャラシート食への拘り補正+5)

コンマ96+5= 1 0 0 (美味い物がない? 俺 が 作 る ! )

※食欲は技能にまで昇華されていたようです

2カタリナ:50(最低限作れます。でも食事は自然の味をそのまま頂く派なのです)


3前払い報酬

01~50:森国産装備(レベルに装備品ボーナス加算)
51~85:幻惑の香(戦闘から確定逃走+追撃確定無効)
86~00:転移の護符(戦闘前確定逃走可能+一度訪れた任意の場所へ移動)

コンマ87

86~00:転移の護符(戦闘前確定逃走可能+一度訪れた任意の場所へ移動)

――

姫達がめちゃ高レベルの中でセレスティアが奇数ゾロ相当を叩きだしたのもあれですが、
報酬貰う側のジークが一番上手いってリアローズ達もちょっと複雑でしょう……
そして物的報酬がガチなもの貰っているのも大きいですね。リュノ拠点と合わせると一回は確実にどんな窮地からも復帰可能です

そしてリアローズの変装は顔出しという案があったので、先にちょっとした安価募集


普段隠れているリアローズの目の色、何色?(ついでにジークもあれば)

↓1~3多数決コンマ

こんばんはー
予想外に埋まるのが速かったので↓4までをカウントし、コンマより
リアローズの瞳は明るい紫、ジークは深紅となりました(フレーバーなのであまり影響ありませんが)
それでは報酬受け取りからゆるりと再開です

――


カタリナ「それでは、私は使えそうな道具を探してきますね」

カタリナ「料理は~……」

リーチェ「わ、私が……!」ズイ!

リーチェ「ジークさんには助けて頂きましたし、これでは全然恩返しにもなりませんが……」

リーチェ「せめてもの想いを込めて、ご用意させていただきます!」

リアローズ「っ、私も……! 私、まだジークさんに、何もお礼できてない……!」ズイ!

リアローズ「これでも、お料理は少しはできるから……!」

リュノ「おぉ? なんだか楽しそうですねぇ。では報酬になるかわかりませんけど私も一つ」ズイ!

リュノ「いやぁ、ちょうど試してみたいソースあったんですよねぇ」ワクワク

ジーク「おっ、おぉ……!?」

カタリナ「あらあら、これは思ったよりも沢山報酬が得られそうですねジーク?」ニコニコ

ジーク「……ああ。この昂揚感、久々だ……!」ワクワク!


……


森国民「調理場の用意、整いましたぁ!」



リーチェ「……どうしよう、緊張してきました」

リーチェ「森国の料理……お野菜多めのものがいいのでしょうか?」

リーチェ「あれとこれと、これも入れて……」セッセッ!

リーチェ「うぅ、今はちょっと火が怖いけど、ちゃんと焼かないと……!」ジュー!

リーチェ「あとはよく煮込んで、一度冷やしてからもう一回温めて……」コトコト…


リアローズ「ジークさん、何が好きなのかな……?」

リアローズ「男の人だし、やっぱりお肉? それなら私も慣れているけど……」

リアローズ「あ、お肉あるんですか? すみません、それをちょっといただきます……」ヒョイ

リアローズ「ちゃんと筋を切ってから、叩いて伸ばして戻して……」スパ!ドンドンドン!

リアローズ「味付けは、塩と胡椒だけで大丈夫かな……?」ジュー!


リュノ「むむ……いい匂いがこっちまで!」

リュノ「というよりも、二人ともなんだか妙に熱が入っているような……?」

リュノ「あまり作りすぎて食べきれず残すなんてもっての外ですし、私は副菜程度にしておきますかねぇ」サッサッ!

リュノ「果たしてこれが料理と呼べるかは怪しい……いや、ただの茹で野菜ですねこれ」ホコホコ…

リュノ「でも、私が年月をかけて改良したこのソースなら……」トポポ…



カタリナ「……」

カタリナ(みんな、私よりも上手くてちょっと寂しい~……)ガクリ…

ジーク「?」

カタリナ「な、なんでもありませんよ~? それでは今の内に探してきますね~」アセアセ


……

――

――

……

ジャーン!


ポトフ「……」ホカホカ

ステーキ「……」ホカホカ

茹で野菜「……」チョン


ジーク「おおぉ……!」ガタ!


姫達((ジークさんが立ちあがった!?))


ジーク「そ、それでは頂こう」ゴクリ…

姫達「「……」」ドキドキ…

ジーク「……」モグ…

ジーク「……!」モグモグ!

ジーク「う、美味い……っ!」ガツガツ!

姫達「「よかったぁ……」」ホッ…

ジーク「いや、これは……」ゴクッ…

ジーク「どれも、店で売られていても、不思議では……」モグモグ

ジーク「ない……!」タン!

ジーク「まずこのポトフだが……野菜を丸ごと焼いてから煮込んでいるのか?」

ジーク「香ばしさと凝縮された野菜の旨味が普通じゃない。味付けもおそらく塩と胡椒、それににんにくくらいか?」

リーチェ「は、はい! 森国のお野菜は新鮮でそれだけでも十分美味しいですから、それを知って頂きたくて……」

ジーク「なるほど……味もだが見た目も華やかでいいな。ありがとう姫」

リーチェ「……///」パタパタ!

ジーク「そしてこのステーキ、簡単そうに見えて下準備がしっかりしている」

ジーク「丁寧な処理をし、適切な焼き加減を選ばねば豚肉は硬く喰いにくくなるが、これは食べ応えがありつつ柔らかい……!」

リアローズ「そ、その、鉄国では簡単に作れてお腹が膨れるものが好きな人が多いけど……」

リアローズ「誰かの為に作るなら、簡単でも手を抜いちゃいけないなって。火加減も、少しは自信があったから……」

ジーク「流石鉄国の姫だな。ありがとうリアローズ」

リアローズ「……///」テレテレ

リュノ(リーチェのことは知ってたけど、リアローズ様も凄い腕前ですねぇ……お母さんあとでちょっと凹みそうです)

ジーク「そして、この口の中をさっぱりさせてくれる茹で野菜だが……」

リュノ「あ、それが私ですよ。お二人がしっかり作っていたんで軽めのものを」

ジーク「いや、それはありがたいんだが……この風味豊かな黒いソースはなんなんだ?」

リュノ「あ、やっぱり気が付きます? それね、私も今も研究中の大豆を発酵させて作ったソースなんですよ」

ジーク「これが……」

リアローズ「研究中……?」

リーチェ「お姉様は、気になったものにはどんどんとのめり込む人なんですよ?」

リュノ「森国の暮らしは平和でしたからねぇ。色々本を読んだり、思いつきで料理を作ったり」

リュノ「そんな中で、公国とかではカビを生やしたものを使ったり作成に年月を費やすものもあると知りまして」

リュノ「折角上等な大豆がありますし、私にも作れないかなーって。失敗してお腹壊すこともあったけど……」

リュノ「改良を重ねて味が変わるのも楽しいですし、今こうしてあなたにも認められて、頑張った甲斐がありますねぇ」

ジーク「なんというか、眠たげで動きそうにない見た目をしているが……」

リアローズ「とっても行動的な方です……」ビックリ

リュノ「世界は色々なことで溢れています。あれこれ気になるのも当然でしょう?」

ジーク「確かに、俺も世界の美味い飯は気になって色々と知りたいからな」

ジーク「……そしてこうして、知ることができた」

ジーク「身に余るほどの報酬の前払いだ。傭兵の誇りにかけて、俺も全力で応えよう」バッ!

リアローズ「ジークさん……」


クゥ…


ジーク「……ん?」

リアローズ「あ……///」カアァァ…

リアローズ「ごめんなさい、こうやって久々に楽しいことができて……」ポロ…

リアローズ「美味しそうな匂いも嗅いだら、なんだか気が抜けちゃったのかな……?」

リアローズ「……お、お腹が空いちゃいました///」クゥゥ…

リーチェ「わ、私も実は……///」クゥゥ…

リュノ「私なんて作っている最中からですよぉ///」クウゥゥ…

ジーク「す、すまない!? 美味すぎて全部食べてしまった!?」カンショクー!

リアローズ「い、いえ。それはジークさんの為のものですし……」アセアセ

ジーク「俺がリアローズの分も求めておきながら、なんてザマだ……」

ジーク「……」

ジーク「このまま終わるわけにはいかない。リアローズの空腹を満たす為……」

ジーク「そして姫達にも想像以上の報酬を貰った礼をしたい……」


ジーク「――今度は、俺が料理を作ろう」


姫達「「!?」」

ジーク「安心して欲しい。一人で暮らして自分の舌を満足させるために、ある程度の経験は積んだ」

リアローズ(ジークさんの、手料理……)ドキドキ…

ジーク「あまり手の込んだものは作れない、どちらかといえば鉄国の文化に近いだろうが……」

ジーク「実は姫達の料理を食べて、俺も少しやってみたいことができたんだ。さっきの黒いソースはまだあるか?」

リュノ「えぇ。結構大量にあるんで、お気に召したなら……」チャプン

ジーク「ありがたい。それではしばらく待っていてくれ」

姫達「「……」」ドキドキ



ジーク(さて、どうするか。姫達の腕前は素晴らしいものだった)

ジーク(あまり多くの食材を拝借せず、かつ全員の舌に合わせやすいもの……)

ジーク(このソースは風味もいいが、米にあいそうな感じがしたな)

ジーク(森国は野菜が主食、食材の旨味を引き立てるのが上手だ)

ジーク(鉄国は肉が主食、民も兵も労働が激しい故だろうが、食べ応えのあるものが多い)

ジーク(公国は見た目が華やかで高級……これは今は置いておこう。姫も二国の姫だしな)

ジーク(これらを両立したような料理を振る舞えればいいんだが……)

ジーク「……」

ジーク「……!」ピコーン!

ジーク(これなら、然程材料を使わず……かつ肉と野菜を同時に楽しめる筈だ)

ジーク(それにあのソースなら調和も取れる。これでいこう)

ジーク(調理時間はかかるが……戦いの後だ。これも休息時間と考えよう)

ジーク「……よし」



リアローズ(き、気になる……)コソコソ…

リーチェ(すごく、真剣な眼差しです……)コソコソ…

リュノ(結構備蓄ありますからねぇ。何が出てくるのか予測できません)ワクワク…!



――

……


ジーク(豚バラ肉の塊まであるとは驚いた。家畜の飼育もしていたんだな……)

ジーク(自然豊かな森国なら、城以上の籠城戦もこなせそうだ)

ジーク(……今は目の前に集中しよう)


ドサ!


ジーク(まずは森国産の瑞々しく新鮮なリーキ。このまま喰えそうだが……ここは半分くらいに切ろう)ザクザク!

ジーク(鍋底にしっかり敷き詰めて、上にも同様にリーキを向きを変えて敷き詰めて格子状に……)ギュッ…

ジーク(……よし。この上に切り分けた豚肉を……もう少し小さい方が食べ易いか? このくらいで並べよう)ゴトゴト…

ジーク(この黒いソースは……)ペロ…

ジーク(やはり、塩が効いているいるな。あとは俺が持っている少し高い酒も入れてしまおう。割合は等分で……)トポトポ…

ジーク(火にかける時間を考慮すると、今入れた調味料と同量の水がいいか。焦げては堪らん)トポトポ…

ジーク(これで蓋をしてしばらく煮込めばいい。あとは……)



リーチェ(あ、あれ? もう終わっちゃったみたいです?)ヒョコ

リュノ(切って、お鍋に入れただけみたいですけどねぇ?)

リアローズ(あ、お鍋の前で座っちゃった。じっと火を見つめています……)


ジーク「……」

ジーク(上手く行くといいんだがな。極力失敗しにくいものを選んだつもりだが……)


コトコト…


ジーク(あぁ、しかしやはり飯を待つ時間はいいものだな……)ジー…


コトコト…


……

――

――――
―――
――



ジーク「……待たせて済まない。俺もこれまでの経験から初めて作ったものだが」


豚の煮物「……」テローン…


リアローズ「……」ゴクリ…

リーチェ「いい匂い……」クンクン…

リーチェ(で、でも味の濃そうなお肉がゴロゴロと……食べきれるかな?)

ジーク「ああ、肉が無理ならと思ってリーキも一緒に煮てある。あとは……」

茹で野菜「……」ソッ…

リュノ「おや、さっき私が用意した……以上にあっさりしていそうですね?」

ジーク「完全に洗ってそのまま茹でただけの葉野菜だ。口の中を切り替えたい時に食べて欲しい」

ジーク「それと無理を言って、これも用意して貰った」ドン!

炊きたて飯「……」ホカホカ…

ジーク「みんな細いからな。しっかり食べて、力をつけてほしい」

姫達「「……」」ゴクリ…

リアローズ「そ、それじゃあ……」


「「いただきます!」」


パクッ!



姫達「「!!??」」



リアローズ(お、お肉美味しい……!? 柔らかい、蕩けちゃう……!?)トロン…

リアローズ(普通にお鍋で煮るだけだと、硬くなっちゃう筈なのに……)モグモグ!

リーチェ(森国産の太いリーキが、こんなに見る影もなくトロトロに……)トロトロ…

リーチェ(でも、それが美味しい! お野菜の甘みとお肉の旨味でご飯が進んじゃいます!)パクパク!

リュノ(ソースを作った私でも、こんな風にはできませんよぉ……。料理も奥深いんですねぇ……!)ハフハフ!

リュノ(そして脂っこさを流してくれるこの葉野菜まで、私のものより美味しい謎ですよ)シャクシャク…

リュノ(食感が違う……茹で時間の差なの? これは……)


姫達((ジークさんが一番料理上手っ!?))ガーン!

姫達((でも食べちゃう!))パクパク!


ジーク(……良かった。気に入って貰えたようだな)ホッ…

ジーク(……)

ジーク(俺も喰いたくなってきたが、またの機会にしよう)


……

――

――

……


カタリナ「ありましたよ~! 宝物庫が焼かれて殆ど残っていなかったけれど……」

カタリナ「攻めに護りに便利な『転移の護符』が~……あら?」



リアローズ「ジークさん、あの料理はどうしてあんなにお肉が柔らかいの……!?」

ジーク「ああ、リーキを敷いて鍋の中で蒸し焼きにしたんだ」

ジーク「肉にリーキの旨味も染み込むし、リーキにも肉の旨味が染み込む」

リーチェ「なるほど……勉強になります!」

ジーク「他に考えた鉄国と森国を併せた料理だと、やはりリーキに肉を巻きつけて強火で焼いて――」



カタリナ「……」クンクン…

カタリナ「何かいい残り香がしますけど、あれは……」

リュノ「……お母さん」

カタリナ「リュノ、一体どうし――」

リュノ「……お料理、もっと勉強しましょう」

カタリナ「……はい?」

リュノ「確かに、食材をほぼそのままで食べるのも美味しいです」

リュノ「でも、きっと世界にはもっともっと美味しい食べ物や食べ方があるに違いありません!」ワクワク!

リュノ「落ち着いたら、やっぱり私も外の世界に行きたいですねぇ!」ワクワク!

カタリナ「そ、そうですか……」

カタリナ「……」チラ…


リアローズ「鉄国では――」ワイワイ

リーチェ「森国では――」ワイワイ


カタリナ(たとえ一時であっても、沈んでいたあの子達があんなに明るく……)

カタリナ(報酬以上に、彼があの子達に与えたものは大きいのかもしれませんね)

カタリナ(それに、リュノもこんなに……)

カタリナ(……また、あの時間が。平和な時が戻ってくれば……)

カタリナ(いえ、それを取り戻す為に、戦わねばならないのですね)ギュッ!

カタリナ(でも今は、もう少しこの和やかな空気を大切にしたい……)

カタリナ(公国……一体何故、突然このような暴挙に?)

カタリナ(魔物の使役、それに緻密に練られた森国と鉄国の襲撃……)

カタリナ(やはり噂通り、大公エルクラッドが……?)

カタリナ(それとも……)


……

――

――

……

【公国・姫の私室】


金髪美少女「……それでは、今日の報告をお願いします」

姫私兵「はっ! セレスティア様!」

姫私兵「我が公国軍は、鉄国と森国双方の奇襲に成功し――」

セレスティア「そんなことはどうでもいいのです」ニコリ

姫私兵「は!? い、いえしかし、二国を陥落させたことは我が国、ひいてはセレスティア様の――」

セレスティア「どうでもいいのです」ニコリ

姫私兵「っ……」ゾクッ…

セレスティア「確かに、その二つの国が我が公国に敗れたということは……」

セレスティア「歴史書にも刻まれる、大きな出来事なのでしょう」

セレスティア「公国はより多くの物資、知識を得て、ますます発展していく……」

セレスティア「今まで以上に豊かな暮らし……民の労働は減り、娯楽に興じられる時間も増えるかもしれませんね」

セレスティア「そして、私も。こうして都を眺めながら、ゆっくりともっと紅茶を楽しめるのかもしれません」

姫私兵「そ、その通りでございま――」


パリン!


セレスティア「――どうでもいいのですっ!」

セレスティア「私は、私はただ……! ただ……!」

セレスティア「……っ!」

――

公国5連判定(>>492より)

1:とある男に夢中なセレスティア。どういう類……?
(まっさらピュア)0←50→99(まっくろドロリ)

コンマ66

6 6

ゾロ目、×2


= 1 3 2  ( あ は は は は は は は ♪ )

※ジーク、捕まったが最後かもしれません(白目)


2:とある男の周りに女がいても大丈夫? 害意は?(キャラシートの公国欲補正+15)


コンマ97+15

= 1 0 0 ( 私 以 外 の 人 は 不 要 で す ♪ )

※姫に限らず、親しい存在全てをターゲッティングします(白目)


――



セレスティア「――ただ、あの方さえいればいいのです♪」ニッコォォォォ…!

セレスティア「他には、何もいらないの」

セレスティア「私の命を繋ぎ止めた、あの方がいれば、私はそれだけでいいのです……♪」

セレスティア「ああ、どうしてあなたは私の元を去ってしまわれたの……?」

セレスティア「この世に光を見出せなかった私が、唯一見つけた光だというのに……」ガクリ…

セレスティア「私をこの世界に繋ぎ止めておきながら、なんて罪なお方……」スク…




セレスティア「――今度お会いできたら、もう二度と、絶対に、生まれ変わっても、離しませんわぁっ♪」ニコニコニコォ!

セレスティア「私と、ずーっと一緒です♪ すーーーっと、すーーーーーーーーーーーっと……♪」トロン…




姫私兵「……」ゾワ…

姫私兵「で、ですがセレスティア様。いくらなんでも名前も知らず『白髪の男』という情報だけでは……」

セレスティア「あら? ほかにも『戦いに覚えのある者』ということも伝えたはずですが……」

セレスティア「飛び降りようとしていた私の手を咄嗟に掴める反応速度、戦場にでもいなければ無理ですもの」

セレスティア「それにコートか何かではっきりとは見えませんでしたが『腰に何か武器を持っている』のは間違いありません」

セレスティア「探すには、十分な情報ではありませんか?」

姫私兵「……」

姫私兵「セレスティア様、お言葉ですが……」

姫私兵「姫様の御手を恐れ多くも掴みながら立ち去る無礼な男など、やはり相応しくありませぬ」

姫私兵「っ、私ならば!」

姫私兵「私ならばっ、常にセレスティア様の傍にお仕えし、御身をお守り――」



グシャア…


姫私兵「」


セレスティア「――あの方を悪く言わないでください。身の程を弁えぬ駒が」

セレスティア「私もお父様と同じ考えです。使えるものは使います」

セレスティア「当然、使えないものは使わないのです。当然のことでしょう?」

セレスティア「あなたはただ、私の言う通りにあの方を探し出してくれればいいのです」


姫私兵「」


セレスティア「あなたに何がわかるのですか? どれだけ頑張っても、道具のようにしか見られない私の何が?」

セレスティア「貴族達もそう。上辺の言葉ばかり、私の外見しかみていないではないですか」

セレスティア「でも、あの方はそうじゃない……! このつまらない世界で見つけた初めての光なのです!」

セレスティア「他には何もいらないのです! ただ、あの方がいれば私の世界はそれで完成するの……!」


姫私兵「」


セレスティア「……ああ、でも」ポン

セレスティア「あの方が私だけを見てくださるように、身嗜みと作法だけはやっぱり必要でしょうか?」

セレスティア「うん、興味はありませんけど新しいドレスは……あら?」クルリ


姫私兵「」


セレスティア「もう、聞いておりませんでしたのね。新しい駒を探さないと……」


セレスティア(……お父様が仕掛けた戦争も、私にはどうでもいいことです)

セレスティア(でも、戦争をすれば死人は沢山生まれる)

セレスティア(……ねぇ、名前も知らないあなた?)

セレスティア(私が命を落とすようなことになった時――また私の手を握ってくださる……?)

セレスティア(――もし、私以外の手を握るのならその時は……)


セレスティア「あはっ♪ あはははははははは……♪」


……

――

――



……

【公国・大公の間】


公国上級兵「――以上が、報告になります」

公国上級兵「鉄国、森国共に制圧はほぼ完了しております」

エルクラッド「……そうか」

公国上級兵「これでもう、この世界に公国に並び立つような国はありません!」

公国上級兵「この世は全て、公国の……エルクラッド様の物となったのです!」

公国上級兵「民もセレスティア様も、皆がこの報告を喜ぶことでしょう!」

エルクラッド「……」

公国上級兵「エ、エルクラッド様……?」

エルクラッド「……」

――

3大公エルクラッドの娘セレスティアへの感心(セレスティアキャラシートより-15補正)

コンマ12-15

=……

 0 ( 心 底 ど う で も い い )

※完全なる無関心。駒の一つとしてしか見ていないようです……



4二国をあっという間に制圧した公国。まだ欲しい物あるの?(富国強兵精神+15補正)

コンマ84+15

=99(足りぬ……! 全然足りぬわ……!)>95

※基準値を超えてしまいました。エルクラッドの欲望は底なしだったようです

※これにより……


5エルクラッドの魔法才能

30>25

50

※第一基準のみ突破のため、使える属性は二つのみ。流石に本場の森国には及ばないようです

――


エルクラッド「……あの出来損ないのことなど、どうでもよい」

エルクラッド「兵を誑かし、またつまらぬものを探すことに固執する、つまらぬ者だ」

公国上級兵「……」

エルクラッド「しかし……」スッ…

エルクラッド「公国が栄え、民が喜ぶことは素晴らしい……」

エルクラッド「鉄国と森国からは、生き延びる為に公国に下る者もいるだろう」

エルクラッド「……存分に受け入れてやるがよい。公国に利をもたらすものは、拒む道理が無い……」

公国上級兵「はっ!」ビシ…

エルクラッド「……」

エルクラッド「……しかし」

公国上級兵「!?」ドキ!

エルクラッド「――しかし、足りぬ。まだ足りぬ!」クワッ!

エルクラッド「公国は、もっと……もっと発展せねばならぬのだ!」

エルクラッド「この程度では、足りぬのだ!」

公国上級兵(な、なんというお方だ)ゴクリ…

公国上級兵(この世界を支配したも同然なのに、まだ公国のことを考えておいでとは……!)

エルクラッド「そう……全ての民が幸せとなれるような……」

エルクラッド「兄上達では為し遂げられなかったであろう程の、豊かさを! この公国に……!」

エルクラッド「もっと、もっと……!」ググ…

公国上級兵「し、しかしここからは少々難しいかと……」

公国上級兵「各国の王都は陥落させましたが、周囲の町や村も制圧するとなると時間が……」

エルクラッド「……何を言っておる?」

公国上級兵「い、いえ。我らが公国の勝利は確実ではありますが、完璧な制圧となると……」

エルクラッド「王都の技術を奪えば、末端などに用はない……兵達の好きにさせよ」




エルクラッド「まだだ――次は、この海の先。まだ見ぬ世界の力を、公国のものとするのだ……!」




公国上級兵「!?」

エルクラッド「ある筈なのだ。無人ではあるが、海に浮かぶ小さな大陸……島はあるのだから」

エルクラッド「――必ず、まだ見ぬ国が、力が! 公国はそれらも全て手に入れ、より大きくならねばならぬ……!」

エルクラッド「既に焼き払い残った燃え滓になど興味はない……すぐに、海路を調べ新たな手に入れるべき力を探れ……!」

公国上級兵「か、かしこまりましたっ!?」バッ!


――

※公国が、力を求めて大陸外まで侵略の対象としました

※これにより、若干反乱軍への攻撃が軟化します

※しかし大陸外の国が滅ぼされた場合(一定周期コンマ判定)、公国の手強さが上限突破します

※また既に滅ぼした鉄国及び森国の統制管理を放棄しました
 公国本土との連携が緩みますが、完璧な無法地帯と化してしまいます

※またエルクラッドは無関心、セレスティアは自身の目的の為だけに動きます
 これにより連携は起きませんが(利用はある)それぞれが独自に動く為、予想外の事態(プラスマイナス双方)起こることも……?

――

1選んでたらやばかったやん……

以前の判定を公表したあたりで今日はここまで
正直言って5番目以外は相当に荒ぶっている大変な値ですね(白目)

さて、次回よりジークと姫達は潜伏しながら鉄国奪還へと動き始める予定です。
ここで

・公国の下級~上級の将
・その他、こんなキャラクター出てもいいんじゃない?(セレスティアの母(側室)、イアン団長の嫁さん候補などetc…)

をしばらく募集したいと思います(こちらは投票ではなく、私が拾えそうなキャラクターを拾います)
なお、募集しておきながら全てを採用することは私の技量では難しいです(白目)
採用されたらいいな程度で、軽く案を頂けると助かります
キャラ案が万一重複し、これは投票で決めた方がいいと判断した時は、告知後に投票を行います

そして最後にちょっとした判定↓1コンマ二桁を

本日もありがとうございました!

>>646さん
いえ、エルクラッドが狙うのは『大陸』であり、取るに足らない『島』はガン無視して影響はありませんでした

乙でした~
ちなみにですけれどアベル達の大陸とこの大陸の二大陸を除いて、いくつ大陸があるとかって決まってたりしますか?

っておいおまけ判定ェ……(白目)

おまけ判定

以前ご指摘のあったカタリナの夜レベル(子持ち補正+15)

05+15

=20(どういうことなの、リーチェと同レベルだよ……!?)

※森国は不思議でいっぱいのようです(白目)

>>654さん
いえ、特に決めていません
一応大陸外侵略はまず起こらないだろうと考えていましたが……
そもそもの成功率は低めにしてあります。あくまでこの大陸が部隊なので
成功したらジーク達は苦労しますが、もし侵略に『完全失敗』した時はジーク達へのリターンもあります

公国将案
【名前】ドラグ
【年齢】24
【性別】男
【所属】公国
【外見】赤髪で爬虫類のような目をしている、龍の翼が背から生えていて一部の皮膚が鱗になってる
【使用武器】弓
【性格】自己肯定が低め、公国を嫌っている
【その他備考】
彼は森国に対抗するために、獣や龍の因子組み込んだ人間を生産する実験のモルモットにエルグラットの子種を仕込んで奇跡的に産まれた唯一の成功例、龍人のような存在
しかし皮膚の一部が鱗である事と翼の飛行能力があるだけで、欠陥品として扱われた
便宜上は公国第一皇子に当たるが彼は王族&人間をされずに公国の道具扱いをされて嫌われている為、公国から解放されて自由になりたいと思っている
戦闘は空を飛んで上空から弓で射撃するスタイル

【名前】レイ
【年齢】16
【性別】男
【所属】公国(現在はフリー)
【外見】鮮やかな青色の髪に明るく澄んだ青の瞳 背は高めで華奢な優男
【使用武器】魔法、護身用の短剣
【性格】冷めた雰囲気だが冷酷ではなく、ともすれば『甘さ』とも取られる不器用な優しさがある
【その他備考】
数人の兵と共に旅をしている青年。一人称は『俺』。
正体は公国大公エルクラッドの息子であり公国姫セレスティアの弟。本名はレイフォール。
幼少期は家族仲は良かったが、嫡男である兄の死以降強行策に走るようになった父・想い人を求めて狂った姉の両方と衝突した結果現在はどちらとも関係は冷えきっている。
父から離れるために見聞を広めるためと称して身分を隠して鉄国に留学していたがその最中戦争が勃発。
幸い護衛のために連れていた兵達と共に命からがら鉄国から脱出したが、他国を容赦なく侵略した父と姉に絶望し、王族及び息子としてエルクラッドを止めるために各地で戦力を探している。
なお本来はセレスティアと同じ金色の髪だが、身分の偽装と家族との決別のために色を変えている。

【名前】クリス
【年齢】22
【性別】男
【所属】公国
【外見】金髪を伸ばして後ろで結んでいて目の色は明るい青。服装はスーツのような軽装
【使用武器】双剣
【性格】真面目で使命感が強いが、家のこともあり背負い込みがち
【その他備考】
公国姫セレスティアの実兄。ぱっと見女性に見えるくらい整った容姿をしているが、体は鍛えられて引き締まっている
公国の使えるものは使う精神を良い意味で体現しており、年齢性別種族問わず他国への敬意を忘れない
特に鉄国王フリーデシルトを尊敬しており、彼に公国の内情を流していたが、何故かこのようなことになり深い後悔をしている
表向きは親エルクラッド派だが、現在は取り返しのつかないとこまで染まった父と妹を見限り、自分が公国や民の為に何ができるかを悩んでいる

【名前】ユリーカ
【年齢】13
【性別】女
【所属】公国
【外見】灰色のツインテールにブルーの眼 小柄なつるぺたロリ
【使用武器】なし
【性格】明るく心優しい少女だが、年齢以上の慈悲の心や包容力に溢れている
【その他備考】
公国大公エルクラッドの娘であり公国姫セレスティアの実妹
エルクラッドにとっての『公国の発展』、セレスティアにとっての『ジーク』のように幼い彼女にもひたむきに追い求めているものがあり、それは『他者と分かり合うこと』
そのため征服ではなく他国と分かり合えないかと心を痛めているが、父や姉、主要貴族や将からは子供の戯れ言として放置されている
しかし戦争に疲弊した一兵卒の中にはユリーカの思想に理解を示す者もいるらしく、兵への対応がぞんざいな父や姉とは違い負傷した公国兵に自ら治療を施すこともある彼女を慕う兵も多いようだ
なお前述の思想の違いを除けばセレスティアとは仲は良く、彼女の話す『白髪の男』に少し興味があるらしい
(姉の様子から即座に恋愛云々ではないと訂正したので事なきを得たが)

こんにちはー
一日と経たずにこれだけの案がきていてびっくりです(白目)
主だったところが集まっている、増えすぎると私の処理能力が追い付かないため、一度サブキャラクターの募集を停止させていただきます
(不採用率も上がってしまい申し訳ないですし)
そしてストーリー展開構築の為に、まずは少しコンマを取りたいと思います

↓1コンマ二桁

セレスティアの(不仲な)兄弟の人数

コンマ08

01~33:一人

続けて判定
↓1~2コンマ二桁

こんにちは~>>1
たいした事ではないのですが、しかしたら募集するかもって思って投げなかったのですが
公国新兵君の名前とか考えてみるのありですか?
出番無いかも知れませんが

1セレスティア兄弟、誰?
01~33:ドラグ>>666
34~66:レイ>>667
67~99:クリス>>679

コンマ94
67~99:クリス>>679

2白髪の男以外父親にも戦争にも興味ないセレスティア、妹と仲いいの?

97>75

※基準値を上回った為、セレスティアにも人の心あり
ユリーカ>>681採用

>>691さん
現状では出番はないので、出番が出そうになったら募集するかもしれません
今はちょっと新規キャラや敵キャラの把握と能力、スキル設定で手一杯なので……

お昼から判定参加ありがとうございました
3時くらいにまたちょろっと投下するかもしれませんが、基本の再開は夜となります

今後、人外も投げていい?ジーク達のペットになりそうな生き物とか

※次の判定部分まで少しだけ再開です。
>>693さん、ペットは現状難しそうですが、展開で必要になれば募集するかもです
――

……

【公国・宮殿内】


コツコツ…


ベルゲ「おや、これはゼルガー将軍。お疲れ様です」ペコリ

ゼルガー「おお、ベルゲ殿! お疲れさまです!」ペコリ

ゼルガー「家畜共の調教の帰りですかな?」

ベルゲ「いやいや、小休止をしたらまた調教に戻るつもりですよ」

ベルゲ「何しろ此度の戦は、我らの快勝ですからね……」

ベルゲ「お恥ずかしい話ですが、家畜の調教が追いついていないのです」ポリポリ…

ゼルガー「いやはや、申し訳ない。ですが、あれはあれで使える駒なのですよ」

ベルゲ「わかっておりますとも。公国の民が裕福な暮らしを堪能する為にも、欠かせない労働力です」

ベルゲ「雌豚は兵士達の捌け口として使えますし、森国の上物は次代の公国兵を産む道具になる」

ベルゲ「全て残さずきっちりと、この国の役に立てる栄誉を授けてやるのが私の役目でございます」ニコニコ

ゼルガー「流石はベルゲ殿。その徹底した姿勢、感服致します……」

ゼルガー「ところでベルゲ殿、申し訳ないのですが……調教の済んだ家畜を何人かお預かりできませんか?」

ベルゲ「構いませんが、どうなされたのです?」

ゼルガー「いえ、今回の戦では傭兵や野盗を多く使いましたが……やはり、消耗が激しいのですよ」

ゼルガー「当初から各国の拠点の調査等は正規兵に任せ、戦闘はあの駒共を捨石にするつもりではありました」

ゼルガー「ですが、それにしても私の想定よりも被害が大きいのです。腐っても国を名乗るだけの力はあったようですな」

ベルゲ「ふむ……」

ゼルガー「駒を買うにも金が必要ですが、消耗品にかけるにしては贅が過ぎると思いまして……」

ベルゲ「なるほど。それで調教さえ済んでしまえばタダで動かせる家畜が欲しいと」

ゼルガー「その通りです。上手くいけばどんどんと登用を進めていこうと考えております」

ゼルガー「浮いた資金はエルクラッド様と……勿論、ベルゲ殿の為に使わせて頂きますよ?」

ベルゲ「ふふ、それはありがたい。では一つ、捕虜収容所の増築や清掃の資金に回していただいても?」

ゼルガー「いやいや、それは今すぐに手配しましょう。公国が家畜の糞尿で穢されるなどあってはなりませんからな!」

ベルゲ「ふふ、流石ゼルガー将軍は話のわかるお方だ」



???「……」コソッ…


ベルゲ「しかしゼルガー将軍、あなたの作戦通りに事が運んだから良いのですが」

ベルゲ「何故、急に正規兵ではなく傭兵達を使うようになさったのです?」

ベルゲ「あなたの信条はエルクラッド様の道の実現。万全を期すならば、正規兵でもよかったと思うのですが……」

ゼルガー「ええ、私もそこは悩みました。悩んだ末……不穏分子を危惧し、金で使い捨てられる駒を選んだのです」

ベルゲ「不穏分子……穏やかではありませんね」

ゼルガー「私の思い過ごしの可能性もあるのですがねぇ……」ハァ…

ゼルガー「どうにもここ最近、鉄国の守りが堅くなっていましてね? まるでこちらの動きを把握しているような」

ゼルガー「兵士の誰かが愚かにも公国を裏切っているかもしれない。しかし確証も無いのに公国兵を処断できません」

ゼルガー「ですので、私が信頼する兵以外には此度の戦のことは伝えず……結果として勝利に繋がったのですよ」ククク…

ベルゲ「そうだったのですか……いや、私も話を聞いた時は驚きましたよ」

ベルゲ「敵の前に味方から騙すとは……ゼルガー将軍も人が悪い」ククク…

ゼルガー「それについては申し訳ありません。ですが、全てはエルクラッド様の為なのです」

ゼルガー「戦とは、勝って初めて意味があるのです。その為ならば、私はどんな手段でも使いますとも」ククク…

ベルゲ「いやはや、本当に恐ろしい人だ。あなたに目をつけられた鉄国と森国が滅びるのも、道理ですな」

ゼルガー「私などまだまだですよ。それよりもベルゲ殿の方が――」


ハハハハ…!



???「……」スッ…


パサ…


クリス(やられた……っ! ゼルガー、やはりあの男の罠だったか!)グッ…

クリス(私はまんまと奴に騙され、偽りの公国軍の動きを掴まされてそれを鉄国に流してしまった……)

クリス(鉄国の滅亡は、私が招いたも同然ではないか……っ!)

クリス(……)

クリス(いや、今は悔いている時ではない……!)

クリス(兵士の報告を聞く限り、鉄国と森国の要の都は制圧したが……フリーデシルト様の遺体は見つかっていない)

クリス(おそらく、王都から脱出なされて何処かに潜伏しているのだ)

クリス(このまま何もしないなど、あの方に合わせる顔がない……)

クリス(そして森国もまだ希望がある)

クリス(森国深部まで送った兵と飛竜が、まだ誰も戻っていないという報せ……)

クリス(直接お会いしたことはないが、女王カタリナ様は美しくそして――強大な力を持つという)

クリス(もしこれが本当ならば、公国軍を全て討伐なさったのかもしれない)

クリス(如何に慈悲深い方でも、治める国を焼かれてなお温厚でいられるわけがないだろう)

クリス(……そうなると、近いうちにカタリナ様とフリーデシルト様は動かれる筈だ)

クリス(この、愚かな国に報いを与えるために……)

クリス「……」ハァ…

クリス(いつからだろう。この国がおかしくなってしまったのは……)

クリス(今の父上もセレスティアも、正気ではないとわかっていた筈なのに……何故、私は止められなかった!)

クリス(鉄国と森国に対する暴挙に私兵の派遣、もう二人は手遅れだ。しかしせめて民だけでも……!)

クリス(それに……あの子も……)

クリス(今、私がやるべきことは……)

クリス「……」

クリス「…………」

クリス(その前に、セレスティアの様子も確認しておこう)

クリス(あの異常な執着心は、父上とは違った意味で危険だ)

クリス(しかも白髪の男などと……)

クリス(まさか、フリーデシルト様のことではないだろうな……)



……

――

――

……

【公国・セレスティアの私室前】


テテテテ…


ユリーカ「あ、クリス兄様!」テテテ!

クリス「おお、ユリーカ。お前もセレスティアに会いにきたのかい?」ナデナデ

ユリーカ「はい! 新しい薬湯ができたので、姉様にも飲んで頂きたくて!」

ユリーカ「これを飲めば、痛いのも少し楽になるし、気分も落ち着けるんです」

ユリーカ「これで、姉様も、兵士の人も……」

クリス「……ユリーカは、本当に優しい子だな」ナデナデ

クリス「それじゃあ、セレスティアに――」


シュタ!


ユージーン「あー、ちょーっと待って貰えますかお二人とも?」アセアセ

ユリーカ「きゃ!?」

クリス「……ユージーン、あまり妹を驚かすな」ハァ…

ユージーン「いやーすみませんね。姫様は今ちょっと、お部屋のお掃除をしておりまして……」

クリス「っ!」バッ!



<『ジーク』! キョウノオヤツデスヨ

<ガアアア!


バキバキ…グチャ…



ユージーン「……」ドキドキ…

クリス「……」ギュ…

ユリーカ「?」ミミフサギ




クリス(……まず、セレスティアがあの規格外の怪物を飼育している時点で不味い)ダラダラ…

ユージーン(あー、まじ姫様怖い。最近おやつにされる奴多すぎんだろ。可哀相に……)ダラダラ…


バサァ…


ユージーン(お、帰ったか……姫様、ペットの趣味悪すぎだよなぁ……口が裂けても言えねーけど)


……

――

――

……

【セレスティアの自室】


セレスティア「あら、お兄様にユリーカではありませんか」

セレスティア「ごめんなさい。ちょっといらなくなったものの整理をしていましたの」

セレスティア「もう処分は済んだから大丈夫。なんの御用かしら?」ニコリ

ユリーカ「姉様、この薬湯を……」サッ…

ユリーカ「あら、また? 私、身体はどこもおかしくないのだけれど……」

ユージーン「いやいや、アネットがいたらまた小言が飛びますよー?」

ユージーン「ユリーカ様の薬湯はよく効くって評判ですし、ここは……」

セレスティア「……仕方がありませんね」ゴクッ…

セレスティア「……うん。確かに甘くて身体は落ち着きそうではありますね」

セレスティア「ちょっと不快なことがありましたけど、良くなりました。ありがとうユリーカ」

ユリーカ「えへへ……」

セレスティア「でも私に一番の薬があるのだとしたら、それこそあの方なのに……」クネ…

ユリーカ「セレスティア姉様を救われたという、白髪の方ですね!」

セレスティア「ええ。今も方々を調べさせているのですが、見つからなくて……」ハァ…

セレスティア「ユージーン、アネットはまだですの?」

ユージーン「いやいや、あいつ結構遠くまで調査に出たりして忙しいですしねー……」アハハ…

セレスティア「もうっ、いると小言が煩いですけど、いないとやはり不便ですね」

セレスティア「ではユージーン、再び調査に向かってください」ニコリ

ユージーン「うっへ、まじですかー!?」

セレスティア「あと、また駒の補充も」

ユージーン「えぇー……それ、またゼルガー将軍にこっそり――」

セレスティア「……」ニッコリ

ユージーン「……行って来まーす」シュタタ!

クリス「……」

クリス「セレスティア、その……白髪の男性だったか」

クリス「その者を探す気持ちはわかるが、もう少し落ち着いたらどうだ。あまりに性急過ぎる」

セレスティア「そんなことはありません。あの方は今もどこかを歩かれているかもしれない……」

セレスティア「動かれる方を探し出すには、こちらも常に動かねば無理というものでしょう?」

クリス(困難だとわかっていながら、何故ああも部下を扱き使えるんだ……?)

セレスティア「あの方は、私の光なのです。ああっ、はやく、はやくお会いしたい……!」

セレスティア「そして、ずーーーっと、ずーーーーーーーーーっと一緒に♪」クネクネ…

クリス「……焦がれるのはいいが、少しは自分の身体を大切にすることを覚えろ」

クリス「ユリーカだけじゃない。お前付きのユージーンとアネットからも言われているのではないか?」

セレスティア「もう、煩いですね……」

セレスティア「あの方にお会いすることこそが、何よりの最優先事項なのです!」プイ!

クリス「……そうか」

クリス「わかった。では私も仕事があるから今日は失礼するよ」

クリス「行こう、ユリーカ」スッ…

ユリーカ「あっ……姉様、また薬湯を持って来ますからね!」

セレスティア「……えぇ。今度はもう少し甘さを控えてね?」



パタン…



セレスティア「……私の身体など、二の次です」

セレスティア「あの方が傍にいれば、もう何も要らない……」

セレスティア「――この身体が無くなっても、ずーっと……♪」



……

――

――


……


【公国・クリスの私室】


ユリーカ「に、兄様? 急に走られてどうしたのです?」

クリス(怪物の咆哮、窓枠に僅かに付着した血痕……『処理』されているのは間違いない)

クリス(そしてユージーンが漏らしていたが、やはり兵を流しているのはゼルガー……)

クリス(おそらくはアネットを介し、偵察部隊の一員という扱いなのだろうが……)

クリス(あの男がその気になれば、気に食わぬ兵をそちらに流し……セレスティアの逆鱗に触れさせ処理させることもできる)

クリス(民達はおろか、もはや兵までもが……この公国の大半が父上達一握りの道具とされてしまっている)

クリス(私は……)

ユリーカ「兄様……?」

クリス「すまない、ユリーカ……私は……」

クリス「……」



特殊判定
↓1~2コンマ二桁

――

※ここまで。続きはまた夜に

――

こんばんはー
それではゆったり本編再開です
まずは判定結果と各所の様子から

――
ここに来てこのコンマ運よ……

1公国の良心、クリスの離反・初回

83>75

※基準値を超えたため、初回離反!

※ゼルガー将軍に目をつけられる前の為、脱出確定成功


2揺れ動く公国の花、ユリーカの思い
(自分の『欲』)0←50→99(姉への『未練』)


コンマ09 (小さくても公国第二姫。『他者と分かり合うこと』を求めずにはいられない)

※未練はほぼ無く、小さいながらに姉の重症さを悟れる聡明さだったようです

――


クリス「――私は、この公国を出ようと思う」

ユリーカ「……!!!」

クリス「民を見捨てるわけではない。このままでは、戦争はますます激化してしまう……」

クリス「公国は父上以外は勝利に浮かれているが……フリーデシルト様とカタリナ様も、このままなわけがない」

クリス「局所的な戦闘となれば、王を率いる鉄国と森国が勝つだろう。犠牲になるのは、公国が雇った傭兵達」

クリス「そして抵抗が激しいとわかれば、父上も本腰を入れ……再びの全面戦争だ」

クリス「そうなれば、三国が流す血はさらに増える。これを止めるにはもう……父上を止める以外ない」

ユリーカ「兄様、それは……」

クリス「それにセレスティアもだ。兵士達が玩具のようにされている現実も恐ろしいが……」

クリス「心配なのは、あいつが探している白髪の男性だ。あの様子では何をされるかわかったものではない……」ブル…

クリス「もうこの国は、戻れない場所まで来てしまった。わかってくれユリーカ……っ!」ポロ…

ユリーカ「……」スッ…

ユリーカ「泣かないで、兄様……」ナデ…

クリス「ユリーカ……?」

ユリーカ「……私も、本当は気付いていたの。姉様が、兵士の人達に何をしているかって」

クリス「!!」

ユリーカ「兵士の人ってね、いっつも傷だらけなの」

ユリーカ「薬湯を飲んだり、傷薬を塗っても、真っ赤な血が止まらないことはあるの……」プルプル…

ユリーカ「さっき、姉様の部屋でも……同じ臭いがしたの……」

ユリーカ「でも、姉様は何事も無く笑っていて……どこか、違うところを見ていて……!」ポロポロ…!

ユリーカ「も、もうっ……姉様には、どんなお薬も効かないんだって……!」ポロポロ!

クリス「……」ギュッ…

ユリーカ「うああああぁぁぁぁぁぁ……っ!」ポロポロ!

クリス「……すまない、すまないユリーカ……」ナデナデ…


……

――

――

……

ユリーカ「ご、ごめんなさい……もう、大丈夫です」グシグシ…

クリス「いいんだよ。せめて、私の前では楽にしてくれ」

ユリーカ「……うん」コクリ

ユリーカ「兄様は公国を出て、どうするつもりなの?」

クリス「あてが無いのが情けないが……まずは公国領を離れる」

クリス「父上にとっては、私達は全て駒に過ぎないだろうからな」

クリス「手元ならばすぐに処断するだろうが、わざわざ探し出してまでは処断しないだろう」

クリス「父上は公国発展の妄執に囚われているが、だからこそ駒一つ一つの関心は薄い。そこを突く」

ユリーカ「……わ、私も、兄様についてく!」ズイ!

クリス「なっ!? ユリーカ、これは遊びではない。命の危険だってある――」

ユリーカ「だったら、絶対についてく! 兄様までいなくなったら、私……!」ポロポロ…

ユリーカ「もし兄様が怪我をしちゃっても、お薬用意してあげるから……」ポロポロ…

クリス「……私の考えに、お前を巻き込むわけにはいかない」

ユリーカ「ううん、私だって……やりたいこと、叶えたい夢はあるもの!」

ユリーカ「私は――戦争なんかじゃなくて、『他の国の人と分かり合い』たいの」

ユリーカ「お父様や姉様達には笑われたけど、兄様はそうじゃないでしょう……?」

クリス「……その通りだ、ユリーカ。私も、お前と同じだよ」ナデ…

クリス「そしてその夢は、まだ絶たれていない……!」

クリス(フリーデシルト様なら、私はともかくユリーカの助命はしてくれる筈)

クリス(強く優しいこの子が残れば、きっと公国は……)

ユリーカ「兄様……?」

クリス「……なんでもないよ。ユリーカ、本当に後悔はないな? 今ならまだ引き返せるぞ?」

ユリーカ「……姉様の真似じゃないけど、今の私の光は兄様だけ」

ユリーカ「兄様なら、きっとこのおかしくなっちゃった公国を戻せると思うから……!」

クリス「……はは、責任重大だな」ナデ…

クリス「――面倒なゼルガーに気が付かれる前に、すぐに出るぞ!」バッ!

ユリーカ「はいっ!」タッ!


……

――

この判定数値ってどうやって決めてるの?

>>718
私が一定の基準で決めています(個人的には少し厳しめのことが多いです)
コンマ後に内容公表しているのは、『コンマを狙った~』とかいうごたごたを無くしたい為です
低いコンマがよかったり高いコンマがよかったりなのも同様な理由です。最初の注意書きにもありますが、
誰かを責めたり逆に自分を責めたりということはして欲しくありません
たまにマスクしてても何故かばれることがあるのですが……
――


【公国・門前】


ガラガラ…


クリス「やあ、ご苦労」

門番「ク、クリス様!? い、異常ありません!」ビシ!

クリス「そう畏まらなくていい。そうだ、君も少し息抜きをするといい」スッ…

門番「こ、これは……! こんな上等な酒を頂いてしまって宜しいのですか!?」ドキドキ

クリス「この戦争は公国の勝利だ。君だって祝い酒を飲む資格はあるだろう?」

門番「あ、ありがとうございますっ!」

門番「それにしても、随分と大荷物のようですが……」

酒樽「……」ドーン!

クリス「ああ、これは今回各地で戦ってくれた兵士の為の酒だよ」

クリス「各地で配りながら、ついでに視察でもしてこようかと思ってね」

門番「なんと……あのような『駒』にまでそのような慈悲を……」

クリス(……知ってはいたが、やはりお前もゼルガーの配下か)

クリス「……確かに傭兵や野盗など駒だ。使える道具に過ぎない」

クリス「だが私は、物を買い直す面倒が嫌いでね。使えるものは擦り切れるまで使うのさ」

クリス「ゼルガー将軍ならもっといい手を思いつくかもしれないが……」

クリス(捕虜収容所は、私とユリーカだけでは崩しようもない。できるだけ早く……)

クリス「新たに駒を買い直すよりも、この安酒で士気を保った方が安く済むんだよ」

門番「な、なるほど……!」

クリス「ああ、君に渡したそれは安酒じゃないから安心してくれ。それじゃあ、行ってくるよ」ガラガラ…

門番「お、お気をつけて!」バッ!



……



クリス「……」

酒樽「……」

クリス「……まさか全く調べられもしないとはな。やはり今の公国兵は緩んでいるようだ」

酒樽内ユリーカ「今の内に、もっと遠くに行ってしまいましょう……!」ゴトゴト…

クリス「すまない。もうしばらく辛抱してくれユリーカ」


クリス(フリーデシルト様にお会いできれば……!)

クリス(それが無理でも、せめて公国軍への抵抗勢力と接触はしたい……!)


……

――

※クリスとユリーカが公国を脱出しました

※判定でジーク達と遭遇する可能性があります

――

――

……その頃……


【鉄国・廃墟】


パチパチ…


イアン「ここも、駄目か……」ガクリ…

イアン(兵の拠点となる場所は軒並み破壊され、武具までほとんど持ち出されているか……)

イアン(鉄の如き堅牢な守りを誇った我が国が、ここまで敗れるとはな)

イアン(我が身の未熟もあるが、それ以上に……)


タタタ…!


ミナ「はぁ、はぁ……! い、いけませんイアン様!」

ミナ「まだお怪我も完治していません、どうかご自愛ください……!」

イアン「ミナ……」

イアン「飛竜に為す術無く敗れた私を救いだしてくれた君には、本当に感謝している」

イアン「だがこうして命を救われたからこそ、私は動かねばならないのだ。わかってくれ……」

ミナ「……わかっております。でも、それでも……」

イアン「陛下は、今もどこかで戦っておられる。そして姫様も、ジークも……」

イアン「私には、詫びねばならない人が沢山いる。勿論、君にもだ……」

ミナ「いいえ、いいえ……!」フルフル…

ミナ「イアン様達は、勇敢に戦われました……! 神も、きっとそれをご覧になっています……!」

ミナ「だから、少しは休んでも許されるのです……」ポロポロ…

イアン「……」


特殊判定
↓1~6コンマ二桁

……いや、ある意味設定通りになったけども(白目)
少々お待ちください……

1ミナ戦闘レベルコンマ二桁1/2

コンマ04

= レ ベ ル 2

※守ってあげてください(切実)

2ミナ『夜』レベル

24(リーチェ、カタリナとほぼ同レベル。敬虔な聖職者過ぎたか……?)

3初期好感度(ミナ→イアン)

94(イアン様……///)

※なんかこの世界一目ぼれ多くないかなぁ……?


4イアン戦闘レベル(ワイバーン時の反撃を考慮し1/2撤廃)

レベル76


5イアン『夜』レベル

91(嫁さん欲しい! いつかの為にそういった技術も相当習得しているようです)

6イアンの直感

コンマ偶数:フリーデシルトの使った地下通路(反乱軍方面へ)
コンマ奇数:ジークが取るであろう行動(ジーク方面へ)

コンマ19
コンマ奇数:ジークが取るであろう行動(ジーク方面へ)

――

すみません、ちょっと悩んでいます
ミナのこのレベルはまさに子供のそれで、鍛錬も危ういレベルです(白目)
とても戦闘補佐はできないでしょう
保証値をつけたいのですが、職業もキャラシートも補正つけれそうな余地がありません……

なのでこんな状況ですが多数決を……

1・ミナのレベルだけコンマ振り直す

2・このまま。イアン頑張れ

↓1~5多数決

2・このまま。イアン頑張れ

――


ミナ「……?」ゼヒュー…ゼヒュー…

イアン「……私よりも、君が休んだ方がいいと思うのだが」ダラダラ

ミナ「そ、そんなことは……!」フラフラ…

イアン(というか、原因は私か!?)ガーン!

イアン(いや、しかし姫様が……)ムムム…

イアン(しかし彼女に無理をさせるわけにも……)ムムム…

イアン(ああっ! しかし見れば見る程なんと儚い……!)



ジャリ…


イアン「!!」



はぐれ公国兵「へへ! 迷子になって途方に暮れてたがまさかこんなところでいい女が――

ミナ「!?」ビクゥ!


イアン「ぬおおおおぉぉぉぉぉぉ!?」ドゴォォ!

はぐれ公国兵「ぐぱぁ!?」ベチャ!

イアン「やめぬか馬鹿者がぁ!? ミナが驚いた拍子に心臓を止めたらどうするのだっ!?」

イアン「この子は、それが現実になりかねんほど華奢なのだぞっ!?」グイッ!

イアン「おい、聞いているのか貴様ぁ!?」グワングワン!

はぐれ公国兵「」チーン…

ミナ「あ、あの……私、一応20歳ですので、子という表現は相応しくないかと……」プルプル…

イアン(むしろ『仔』っ! 生まれたての鹿のようではないかっ!?)ガーン!


イアン(うぐ……姫様をお探ししたい! しかし、このままミナを歩かせるわけにも……!)

イアン(もしかしたらこの子は、石段に躓いただけでも命を落としてしまうのではないか……!?)ハラハラ…

ミナ「でも、イアン様……ありがとうございます///」

ミナ「私を、助けてくださったのですね……///」

イアン(我が鉄国に、ここまでか弱い民がいたのか……!?)

イアン(だが彼女はこんな身体で、私を救ってくれたのだ! その負荷はどれほどだったことだろう……!?)

イアン(姫様が子供の時でさえ、もう少し体力はあった……いや、子供の姫様はもう鉄製の人形を弄っていた!)

イアン(ミナはどうだ!? スプーンを持っただけでも腕が折れてしまうのではないか!?)グルグル…

ミナ「こ、今度は、ちゃんと自分の身は自分で守りますので……」スッ…


治療用の大きい杖「……」ズシ…


ミナ「……ん……」プルプル…



イアン「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!?」ダキッ!

ミナ「きゃっ……!?///」カカエラレ

イアン「決めたぞ! 私は君を抱えつつ姫様をお探しするっ!」

ミナ「あっ……/// あっ……///」パクパク

イアン(ジークは傭兵だ。戦況を判断し、森国へと救援を求める筈……!)

イアン(しかし、森国も戦場となった場合、森国に留まり続けることも危ない……!)

イアン(私が彼なら、森国で補充を済ませ、身分を偽り全体の情勢を探るために街に向かう……!)

イアン(森国から近い街を目指せば、あるいは……!?)


イアン「ミナ、捕まるのだ! 絶対に私を離すな!?」ガシ!

ミナ「ひゃ、ひゃい、イアン様……///」ドキドキ…

イアン「ぬおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」


ドドドドドドド!

――

※騎士団長イアンが、頑張りながら森国方面に向かいました

※ジークとの合流の可能性が高まりました

※おまけの救済?判定
↓1コンマ二桁

――

ミナ、自分が虚弱と気が付く?

69>5

※基準値を上回ったため、途中で気が付きます

※戦闘鍛錬は無理ですが、自主的に体力作り(レベル上げ)をすることでしょう

※機会が来たら、いいコンマが出ることを祈りましょう

――

――


同刻……

【鉄国・南部鉱山】


ヒュオォォォ…



公国兵1「んだよ、しけた場所だなぁ……」

公国兵2「取りこぼしたお宝でもあるかと思って足をのばしてきたが……」ヒョイ

屑鉄「……」

公国兵2「ゴミしかねえじゃねえか畜生!」ガン!

公国兵1「都市の方も誰もいねえし、みんな逃げたか死んじまったか?」

公国兵2「あーあ、もう引き上げようぜ。まだ王都を漁ったほうが出てきそうだ」

公国兵1「だなー……っておい待て、あれって!?」



金塊「……」ズドーン!



公国兵達「「うっひょぉぉぉぉぉ! お宝はっけーーーん!?」」

公国兵2「お、おい? 全部持ってくなよ!?」

公国兵1「わーってるよ! 丁度2つあるんだ。ここは後腐れないように半分――」


ダァン! ダァン!


公国兵1「」ドサ…

公国兵2「」ドサ…



バレット「へっ! 道の真ん中に金塊が並んでるわけねーだろばーかっ!」ニヤリ

鉄国兵「バ、バレット様! もう少しお静かに……!」アセアセ

バレット「なんだよー、いいじゃねえか。父さん達を襲った公国の奴らを二人仕留めたんだぜ?」

バレット「きっと父さんも喜んで……よ、よろこ……」プルプル…

バレット「うああああああぁぁぁぁぁぁ! とうさああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」ビエエエェェェェ!

鉄国兵「あああぁぁぁぁ!? だからお静かに!?」アセアセ

鉄国兵「すまない、王子を鉱山内に引き摺り戻すのを手伝ってくれ!」

鉄国民生き残り「「わ、わかりました!?」」

鉄国民達「「……」」

鉄国民達((公の場所にリアローズ様しか姿を現さないのは、これが原因かぁ……))ナットク!


……

――

――

……


バレット「ごめん、落ち着いた……」グシュ…

鉄国兵「王子のお気持ちはわかります。ですが、陛下はお強いではありませんか」

鉄国兵「きっと王子と同じく、公国への反撃の機会を探っている筈です!」

バレット「そ、そうだよな! 父さんはすげーんだ! 両手で銃撃てるんだぜ!」ドヤァ!

バレット「空飛ぶ蜥蜴だかなんだかしらねーけど、そんなもん父さんが全部撃ち落とすに決まってる!」

鉄国兵「その通りです! しかも陛下は銃がなくとも戦えます!」

バレット「そうだよ、そう! 俺なんて近づかれたらちょっとやべーけど、父さんはそうじゃない!」

バレット「蹴って殴って、公国の奴らなんてボッコボコだ!」

バレット「……」

鉄国兵「……王子?」

バレット「でも、妹は? リアローズは大人しくて控えめで可憐で優しくていい子なんだぞ!?」ガタガタ…

バレット「流石に父さんみたいには動けないし、もし空飛ぶ蜥蜴に見つかったら……」ジワ…

バレット「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁ! やめろおおおぉぉぉぉぉぉぉ! 俺の妹を食べるんじゃねえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!」ビエエエエエエ!

鉄国兵「お・ち・つ・い・てっ! 姫様の傍には、常にイアン団長がついております故っ!」

バレット「そ、そうだ! イアンがいるじゃないか! あいつも凄いんだ! 重い鎧着て荒地だって平気で走れるくらい体力自慢!」

鉄国兵「その通りです! 正直イアン団長の鍛錬にはついていけない時もあります!」

バレット「槍なんて古い武器使ってるけど、それでもつえぇんだ! 蜥蜴の羽にだって風穴開けてくれるぜ!」

鉄国兵「ええ! 翼どころか胴体にまで刺すでしょう!」

バレット「だよな! こう、グサーってよ!」

バレット「いやーよかったよかった……」

鉄国兵(きっと明日になったら、また何かと理由をつけて泣かれるのだろうなぁ……)ゲソ…

鉄国兵(あの日、イアン団長は姫様と少数の仲間を連れ裏口から逃げたが……)

鉄国兵(すぐに、あの飛竜がその後を……)ブル…

バレット「~~♪」

鉄国兵(言える、わけがない……)

鉄国兵(ああ、陛下、姫様、団長……どうかご無事で……!)

バレット「さーって……」


特殊判定
↓1コンマ二桁

――

バレットの戦術

01~50:勢いのまま飛び出して公国兵狩
51~00:辛抱して鉱山内での籠城を続ける

コンマ54

51~00:辛抱して鉱山内での籠城を続ける

――

バレット「それじゃあ安心したところで、籠城の準備をもっと進めるかぁー!」ノビー!

鉄国兵(よ、よかった。突撃とか言わなくて……)ホッ…

バレット「あ、なんだよ? 俺が全軍突撃ー! なんて言うと思ったか?」

鉄国兵「いえそんなことは!?」ブンブン!

バレット「俺だって、考える時は考えるさ……」

バレット「父さん達は勿論、お前達だって強いんだ。正面から戦えば、公国にだって負けない」

バレット「なのにこんなことになっちまったのは、空飛ぶ蜥蜴……飛竜だったか?」

バレット「そいつが雷を吐きまくったからだ。鉄製の武具は雷撃には弱いからな……」

バレット「だけどそいつらは話を聞く限りじゃ、飛んでそれを吐いてくるから手強いんだ」

バレット「少なくともこの鉱山の上から雷は俺達に当てられないし、中に入ってくりゃ上手く飛べねえ」

バレット「ここにいる限り、飛竜の脅威からはとりあえずみんなを守れるってことだ」

バレット「さっきみたいな公国兵が来たって結果は変わらねえ。鉱山の地形や性質は俺達の方が熟知してんだ」

バレット「隠れやすい岩場もごろごろ。俺も戦いやすいしな」ジャキン!

バレット「崩落に備えて水と食料の備蓄だってある。まだまだ全然やれるぜぇ……?」

バレット「俺だって王子なんだ。民やお前達のことは守ってやらないとな!」ニッ!

鉄国兵「バレット様……!」ジーン…

バレット「おいおい、人に泣くなって言ってお前が泣くなよなー?」

バレット「大丈夫さ。父さんさえ戻ってくれば……!」


――

※バレットが鉄国南部で籠城しつつ公国兵を警戒します

※鉄国訪問時などに有利な補正が働きます

――

――

その頃……

【森国・地下拠点】


カタリナ「さて~!」パン!


一同「「!!」」ピク!


カタリナ「もっとのんびりさせてあげたいんだけれどぉ……」

カタリナ「そろそろ動かないといけませんよ~?」

ジーク「……そうだな。俺も色々と考えたが――」

カタリナ「ああ、ちょっと待って~?」ピシ!

カタリナ「これから先、あなた達には苦難がつきまとう筈です……」

カタリナ「特にジーク、リアローズとリーチェを守ろうとするあなたは」

ジーク「……」

カタリナ「万が一の為の『転移の護符』をあなたに授けますけど、残っていたのはそれ一枚だけ」

カタリナ「本当に危機的状況を回避することに使うのが主だとは思うのだけど……」

カタリナ「『使わずとも敵を撃退できる程強くなれば、それは必殺の道具になる』筈ですよ~?」

ジーク「……どういう意味だ?」

カタリナ「この護符は『訪れたことのある場所に転移する』ものです」

カタリナ「――つまり、リアローズとリーチェを連れるあなたは『鉄国中心部』と『森国中心部』に『直接転移』できるの」

ジーク「!! なるほど、想定外の奇襲ができるわけだ」

カタリナ「その通り~。『公国はまだ転移を妨害できる高度結界の用意はできない』ですからねぇ」

カタリナ「そしてこれを必殺の切り札にする一番の近道は――強くなること」スッ…


カタリナ「――ジーク、あなたの力を少し見させてください」

ジーク「……っ」

カタリナ「模擬戦で大丈夫です。誰か、相手を選んでください」


――

※戦闘チュートリアルがことごとく潰れたので、もう強制的に挟みこみます※

※鍛錬(負傷なし)の相手を選んでください。選ぶ相手によって、少し戦後ボーナスの内容が変わります

1:リアローズ
2:リーチェ
3:リュノ
4:カタリナ(手心あり)

↓1~5多数決コンマ

コンマ合計値により、1:リアローズ

――

ジーク「……そうは言うがカタリナ」

ジーク「それは、あんたが力を見定めるつもりってことだろう?」ゴク…

カタリナ「ふふ、どうでしょう……?」




リアローズ「ま、待ってください……!」バッ!



一同「「!?」」

リアローズ「わ、私が……!」

カタリナ「リ、リアローズ……?」

カタリナ(ジークは公国の傭兵よりもよほど経験を積んでいる筈)

カタリナ(生まれ持った魔力の才を持つリーチェで、ようやく五分といったところ……)

カタリナ(この優しい子では……)

ジーク「リアローズ……俺が戦うのだから、リアローズは前に出ずとも……」

リアローズ「――嫌ですっ!」ジワ…

リアローズ「イアンや、ジークさん達に護られてばかりで、私は何もできていない……っ!」

リアローズ「お父さんやお兄ちゃんも、きっと戦っているのに、私だけなんて……っ!」

ジーク「リアローズ……」

ジーク(……ん? お兄ちゃん?)

リアローズ「カタリナ様、お願いしますっ!」ペコ!

カタリナ「……わかりました」フゥ…

ジーク「カタリナ……!」アセ…

カタリナ「この子の意志は固いようです。準備をしましょう」

リアローズ「あ、ありがとうございます!」

ジーク(……流石に、手加減をしないと不味いか)

――

※鍛錬時、ジークの手心でレベルが半減します

――

――

……


カタリナ「……用意はいいですか?」


ジーク「……ああ」スッ…

リアローズ「……はいっ!」スッ…



リーチェ「ど、どうしましょう? とりあえず回復の用意をしておいた方が?」オロオロ…

リュノ「それがいいですねぇ。ジークさん、かなり戦い慣れしていそうですし……」



リアローズ(今は、お人形もいない。だけど……っ!)グッ!



カタリナ「――はじめっ!」


ジーク「!」バッ!

リアローズ「!」バッ!



――鍛錬開始!!!

※戦闘チュートリアル※

・互いの基礎耐久は2

・コンマによって優勢と劣勢を判定。基準値は50

・ここにレベル差、スキルによる補正増減をしたものが判定表となる

【状況・拮抗】

ジーク:レベル92→手心で46
【攻撃状態】
【スキル】
★『生を誓う傭兵』
敵の奇襲攻撃を無効化し、判定を伴わない攻撃を受けた際は受けるダメージを半減させる(小数点切り捨て)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても40まで軽減し戦闘を行う

『傭兵流戦闘術』
戦闘時、常時補正+10

『戦場を熟知する者』
戦闘時、地形や天候等による影響を受けない
また奇襲成功時、与えるダメージを1増加させる


VS


リアローズ :レベル37
【攻撃状態】
【スキル】
★『???』
※現在使用不可

『絡み付く鉄の糸』
優勢取得時、コンマ一桁が3、6、9なら敵を防御状態に固定し-10の補正をかける
さらに敵の★以外ののスキルを全て封じる


・レベル差10につき、補正+10

・今回の場合、レベル差は46-37=9のため、レベル補正は無し

・またジークはスキルにより、いかなる状況下でも補正+10の能力を持つ

・このため今回はレベル補正0、スキル補正+10がジークに入る

よってジークの攻撃優勢率は以下の通り


コンマ40以上で優勢
コンマ39以下で劣勢


↓1コンマ二桁

コンマ13

――ジーク劣勢!

――


ジーク(リアローズ相手に、本気は出せん……)タタタ…

ジーク(なんとか武器を弾くに留めなければ)チャキ…



リアローズ(優しいな、ジークさん……)

リアローズ(まだ、私のことを考えてくれている。こんな、我儘を言っちゃった私のことを……)



リアローズ(――それに甘えちゃ駄目っ! 私だって、鉄国の姫なんだからっ!)ゴッ!



リアローズ「――やあぁぁぁ!」ヒュパン!

ジーク「っ!?」バッ!

ジーク(想像以上に、リアローズの攻撃が鋭い!? 鉄糸の薙ぎ払いか!)サッ…!

リアローズ「!! ――そこですっ!」ギュリン!


――『絡み付く鉄の糸』発動――

優勢取得時、コンマ一桁が3、6、9なら敵を防御状態に固定し-10の補正をかける
さらに敵の★以外のスキルを全て封じる

※ジークを強制防御+-10補正+★以外スキル封印


ジーク「なっ……!?」ギュルン!


ギチィ!


ジーク「ぐっ……!?」ギシギシ…

ジーク(身体が、うまく動かせん……!?)


リアローズ「……っ!」

――

※状況変化※

【状況・劣勢】
【強制防御】
『絡み付く鉄の糸』により『傭兵流戦闘術』封印と-10補正


コンマ60以上で優勢
コンマ59以下で劣勢

↓1コンマ二桁

コンマ70

――ジーク優勢!



リアローズ「今っ……!」タタタ…!

ジーク「ぐっ、おぉぉぉ!」ギシ…!

リアローズ「っ!」

リアローズ(あの状態で、あんな風に身体を動かせるの……!?)

リアローズ(いけない、糸を掴まれた……!)

ジーク「ぐ……許せっ!」グイ!

リアローズ「きゃっ……!」ズシャ…!

リアローズ「いたた……」

リアローズ「……!」キッ!

ジーク「……っ」

リアローズ(ちょっと転ばされたくらい……!)タタ…!

リアローズ(ジークさんは、もっともっと酷い怪我をしたんだから……!)

ジーク「リアローズ……っ!」



双方劣勢。最終判定

コンマ60以上で優勢
コンマ59以下で劣勢

↓1コンマ二桁

コンマ81

――ジーク優勢!


ジークの勝利が決まったあたりで今日はここまで
開幕で束縛くらった時は普通に負け筋もありましたが、運が良かったようです
明日はようやく旅立てたらいいなぁと思います

本日もありがとうございました!


単純な勝ち負け以上に精神的に得るものがあった鍛錬だった これからもお互いの成長に期待

そういえばクリスとユーリカの母親はセレスティアの母親(アルテミシア?)と同じなのか、また違う母親なのかどっちだろうか
脱出するときも一切母親の話題出なかったからちょっと気になった

角の解釈がよく分からないけど姫様のワイバーン強そう
https://i.imgur.com/AdRZrDe.jpg

00が出たらあり得るくらいかねぇ(浄化)
しかし誰がラスボスになるのか???かエルクラッドのどっちかなんだろうけど

こんばんはー

>>785さん
三人ともアルテミシアが母親となっています
彼女は隔離状態+速攻脱出コンマになった為に触れることはありませんでした
一定時間経過後、彼女でもコンマ判定発生予定です

>>786さん
まさかの支援絵再びで本当にありがとうございます!
……既にお気づきの方がほとんどだと思いますが、キャラクターの強さや補正の
参考になっているのは当然キャラシートです(これにコンマ判定)
シャリオ(『ジーク』)のキャラシートを見ればわかりますが、強烈に能力補正入ってます(白目)
現時点でジーク達では足下にも及ばず、カタリナがフルパワーでコンマノッて五分かなぁ……?
こっちもワイバーン飼いならしている判定とろうと思っていたらその前にそれ以上がきて驚きました

>>792さん
一応、敵役にも改心判定というものは存在します
ただし基本は該当イベントでの天然の偶数ゾロ目(00含む)のみで難易度は高いです
ストーリー、安価展開によっては改心値に補正が入ってゾロ目以外での改心もあるかもしれませんが……
現状、セレスティアはかなり厳しいです。キャラシート+ゾロ目+補正込みで100突破っていうガチガチ状態なので……

あと現在公国が色々凄まじすぎて???が介入するタイミングが見つからないです(白目)

まあ全部結局今後のコンマ次第なんですけどね!
あまり進めませんがゆったり再開です

コンマ81

――ジーク優勢!


ジーク(彼女は……俺と正面から向き合おうとしている)

ジーク(戦うことなど好きではないだろうに、それでも必死に)

ジーク(俺は……)


リアローズ「やあああ!」タタタタ!


ジーク(……戦わせたくない)

ジーク(――だが、彼女はそう思っていない)

ジーク(姫と言う立場でも……いや、姫だからこそ祖国の為に立ち向かおうという気持ち)

ジーク(まさしく王族。見事な心意気だ)



ジーク「――だがっ!」クン!

リアローズ「っ!?」グイ!

リアローズ(こ、今度は全身を捻って……私ごと!?)ポーン!

ジーク「鉄糸の拘束は強力だが、場所を誤ったり体躯差が大きいと跳ね返る」

ジーク「そして空中では踏ん張りも効かず、腕の力だけでは拘束も緩む」バラ…

リアローズ「……!」



ポスン



リアローズ「……え?」

ジーク「……今は受け止めたが、これが実戦なら剣か拳を落下に合わせて打ちこんでいる」ギュ

ジーク「勝負ありということでいいな?」チラ


カタリナ「えぇ。そこまでです。――勝者ジーク!」





――勝利!!!

――


リアローズ「……」ズゥゥン…

リュノ「あららぁ……落ち込んじゃいました?」


ジーク「……」ズゥゥン…


リュノ「そして何故かこちらも?」ツンツン

リーチェ「……ジークさんが、油断をしてしまったからですね?」

ジーク「……!」ピク!

リュノ「え?」

リーチェ「森の中で、ジークさんが教えてくれたことです」

リーチェ「強い人ほど慢心しやすく、そして戦場での油断は死に繋がる……」

リーチェ「私は、直接の戦闘はほとんどしたことがない未熟者です」

リーチェ「そんな私から見ても……リアローズ様の最初の一撃は見事でした」

リアローズ「……え?」ムクリ

リーチェ「ジークさんの油断を見逃さず動きを封じ、締め上げる」

リーチェ「確かに、ジークさんもここで不味いと本来の力を発揮したのか、拘束ごとリアローズ様を破りましたが……」

リーチェ「これが、鍛錬でなかったなら。もし、最初に――」



カタリナ「――首だけに鉄糸を絡められていたら、死んでいましたよ~?」



ジーク「……っ」

ジーク「ああ、その通りだ……」

ジーク「俺は偉そうなことを口にしておきながら、俺自身が駄目な見本を披露した……」

ジーク「リアローズは、姫は守るものだと……戦えないと決めつけた」

ジーク「傷つけるわけにはいかないと……手を抜いた」

ジーク「そして結果は見ての通りだ。首を狙われていたら死んでいた」

ジーク「その後の突破方法も、強引なものだ。そう何度も使える手ではない」


ジーク「リアローズは、ずっと強かった」

ジーク「俺に護られる姫ではなく、鉄国の為に戦う意志と力を持った……立派な姫だったよ」


リアローズ「ジーク、さん……!」ポロポロ…


リーチェ(……鍛錬で、このやりとりです。実戦はもっと厳しい筈)ゴクリ…

リュノ(リーチェは、ジークさんの油断を見抜けていた。これが、戦うということ……)ゴクリ…

リュノ(腹が立ったから相手を殴りたいという短絡的なものではない、技術と知識も入り乱れるもの……)

カタリナ(リアローズがジークを捕えた時は、本当に驚いたわぁ……)

カタリナ(……油断は死を招く。これは、今の私が一番刻み込んでおくべきことかもしれませんね)


※接戦にもつれ込んだ為、ギャラリーにもボーナス発生
↓1~2コンマ二桁、↓3コンマ一桁

ナンデヨリニヨッテェ……!?(七孔噴血)
えぇー……?
えぇー……!?

少々お待ちください……

レベルアップ判定
※特殊状況の為、効果増強。ゾロ目で……?

↓1コンマ28
2:ジーク
レベル92+2+5(接戦鍛錬)
=レベル99

8:リアローズ
レベル37+8+5(接戦鍛錬)+5(人形無し初戦闘)
=レベル55

↓2コンマ68

6:リーチェ
レベル106+6
=レベル112

8:リュノ
レベル32+8
=レベル40

3コンマ55

5 5

ゾロ目:レベル+10×2+スキル獲得(双方)

ゾロ目:カタリナ
レベル500+20+???+???

――

ジーク「俺も、教えられたよ」グッ

ジーク「ありがとう、リアローズ」

リアローズ「い、いえ……! 私の方こそ……!」

リアローズ(ジークさん、本当に強かった……)

リアローズ(でも、私の事も認めてくれた……///)

リアローズ(鉄国の為に、お人形無しでも戦えるようにもっと頑張らないと……!)

リーチェ「お二人とも、お見事でした!」パチパチ!

リュノ「ええ。ちょっと見ていてかなりドキドキしましたけどねぇ」




ゴゴゴゴゴゴゴ…!




一同「「!?」」ビクゥ!



カタリナ「本当に、ありがとう二人とも?」ゴゴゴゴゴゴ…

カタリナ「――私も、今の力に慢心しないように一から鍛え直そうと思えました」



ジーク「なっ……なんだこの寒気は……!?」タジ…

ジーク(こ……これは……『死』……!?)


カタリナ「あなた達も、その気持ちをずっと忘れないでね……?」

カタリナ「公国には、私よりも手強い相手がいるかもしれないのです」

カタリナ「お互いを高め合うことを忘れずに」

カタリナ「――この気配にも、慣れておくといいかもしれません」



――戦闘開始!!!

ジーク「こ、これは……」

カタリナ「ジーク」

ジーク「……っ!」

カタリナ「敵は、あなたが思っている以上に強大です」

カタリナ「もし、私が倒れたとしても……」

カタリナ「どうか、あの子達を守ってください」

カタリナ「――このような状況に、陥っても」


森国王カタリナ:レベル520
★★『四元の覇者』★★
戦闘開始時、攻撃の補佐を行う4体の護衛を召喚できる
また戦闘開始時に敵に貫通する4劣勢を与え、以後は
優勢判定時のコンマ一桁が4の時に発動

キイィィィィィン!

赤の水晶「……」フヨフヨ…

青の水晶「……」フヨフヨ…

黄の水晶「……」フヨフヨ…

緑の水晶「……」フヨフヨ…


護衛水晶:レベル250×4
レベル総計:520+1000=1520


ジーク「う……!?」ジリ…

カタリナ「……」スッ…


連結水晶「「……」」キュイイイィィィィィン!


――『四元の覇者』発動――

判定無視貫通4劣勢!


ズドオオオォォォォォォン!


ジーク「う、うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!?」

――『生を誓う傭兵』発動――

★『生を誓う傭兵』
敵の奇襲攻撃を無効化し、判定を伴わない攻撃を受けた際は受けるダメージを半減させる(小数点切り捨て)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても40まで軽減し戦闘を行う


ジーク「……!」バッ!

カタリナ「!!」

カタリナ(私の初撃をかわした! やはり、彼は……)

カタリナ(でも……)

カタリナ「お見事。でも――追尾もできるの」キュオン!


四元の覇者威力4→2

ジーク残耐久2-2
= 0


ズドオオォォォン!

ジーク「ぐあああああぁぁぁぁぁ!?」ズザアァァァァァァ!


――敗北……

姫達「「ジ、ジークさぁぁぁぁぁん!?」」ダダダ!


ジーク「」プシゥ…


カタリナ「大丈夫、大丈夫~。鍛錬の為に派手なのは見た目だけですよぉ?」

カタリナ「それに一撃目を躱されて威力は半減していましたし、なお大丈夫~」

リーチェ「ほ、本当ですか……!?」

ジーク「あ、ああ……思ったよりは、な……」プシゥ…

リアローズ「ジークさんから煙がぁ……!?」ポロポロ…

カタリナ「ごめんなさいねぇ? ほら、もし怪我をしていたら私の傍に寄って寄って」グイグイ!

ジーク「お、おい!?」ムギュ!


――『翠緑領域』発動――

★『翠緑領域』★
劣勢判定を受けた時、常時その値を1減少させる


パアァァァ…

ジーク「ぉ……?」

カタリナ「私の身体からは、どうにも癒しの力が漏れているみたいで~」

カタリナ「一緒にいられれば、いつでも撫でて怪我を治してあげられたのだけれど~……」ナデ…

ジーク「っ、もう十分だ」バッ

カタリナ「あら~、残念」

ジーク(……今のは、油断ではない。俺を『殺さないようにするための慈悲』で助かったに過ぎない)

ジーク(……)

ジーク(……これまでの自分を捨てろ。俺は――まだ弱い!)

ジーク(リアローズを……守れるような力を、もっと!)


追加特殊判定
↓1コンマ二桁

緩和したとはいえ一発かよぉ!(白目)
ジーク追加レベルアップ&スキル覚醒判定(緩和)

コンマ94>75

ジークレベル99+9+4

=レベル 1 1 2

※基準値を超えた為、ジークスキル覚醒!

※次回交流時、スキル覚醒イベント

――


ジーク「……」フゥゥゥゥ…


リュノ「す、凄い。お母さんのアレを見ても心が折れていないです……」ビックリ

リアローズ「ジークさん……」

リーチェ「私もいつか、お母様みたいに……」


カタリナ(一瞬怯んだ様子はあったけど……ジークの眼は、全然諦めていなかった)

カタリナ(どんな絶望的な状況でも、きっとあなたは『生きることを諦めない』のですね……)

カタリナ(あなたなら、きっとこの子達を……)


カタリナ「……さてさて!」パン!


一同「「!!」」ビックン!


カタリナ「……だ、大丈夫ですよ? またさっきの撃ったりしませんよ?」オロオロ…

一同「「……」」ジー…

カタリナ「ちょ、ちょっと彼の覚悟を見たかっただけですよ~!?」ワタワタ!

カタリナ「ほ、ほらジーク! そろそろあなたの口から今後の事も話してあげてください!」サッ!

ジーク「む……そういえば、そうだったな」

ジーク「色々あって記憶が飛んでいたかもしれん……」

リュノ「……お母さんのせいじゃないですか?」ジトリ…

カタリナ「こらリュノ!?」アセアセ

ジーク「いや、俺の自己責任だ。気にするな」

ジーク「とにかく、そろそろ語ろう」


ジーク「――俺達のこれからの動きを」

姫達「「……」」ゴクリ…


……

――

――

……

ジーク「さて、簡単にだがこれからのことを改めて説明しようと思う」

ジーク「まず、当面の目標は『リアローズの故郷、鉄国の奪還』だ」

リアローズ「……」ゴクリ…

ジーク「これはリアローズの為というのもあるが、軍事面でも意味合いが大きい」

ジーク「鉄国を取り戻せれば『公国軍との正面からの戦いに備えられる』からだ」

ジーク「そして余裕があれば『森国の復興』もしたいところだ」

ジーク「理由は鉄国と全く同じだが、こちらはカタリナ達と地下拠点の存在が大きい」

ジーク「ここまでは大丈夫か?」

リーチェ「はい!」

ジーク「そして俺達は『傭兵団に扮する』ことで、身を隠しながらそれを目指すことになる」

ジーク「これだけ公国が掻き回した世界だ。傭兵は確実に増えるだろうからな」

ジーク「ただ傭兵と一口に言っても仕事は多い。戦闘の代役、指定区域の調査、完璧な雑用もある」

ジーク「姫達に妙な仕事をさせるつもりはないが『簡単な仕事が出てきても引き受けた方がいい』だろう」

ジーク「最初は実入りが少ないが、信頼は得られる。信頼されれば『大きな仕事』も来るからな」

ジーク「仕事が無い、やる気分でない時は『鍛錬』や『散策』を勧める」

ジーク「公国軍は『強さの幅がかなりある』からな。俺達の目的を考えれば、強さはいくらあっても困らない」

ジーク「だからと言って鍛錬ばかりでは息が詰まるだろう。気分転換も必要だろう」

ジーク「情報というものは思わぬところにあるからな。『何か有益なものが手に入るかもしれん」

リアローズ「あ、あの……! 息抜きは、ジークさんとお喋りとかでも……」

ジーク「…………俺は、誰かを楽しませるような軽口は言えんぞ?」ダラダラ…

ジーク「だが、まあ……どうしてもというなら、それも引き受けよう」

ジーク「傭兵団でも確かに『仲間との交流』はあったからな……」

ジーク(流石に酒を浴びるように飲ませるわけにはいかんが……)

ジーク「そして『ある程度留まったら次の場所へ』向かう。留まり過ぎは身の危険もある」

リーチェ「……」メモメモ…


……

――

――


ジーク「――つまり簡単にまとめると、こうなる」



【現在地での行動】

1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど)

2:鍛錬(レベル上げやスキル習得。コンマ下一桁判定。レベルは確定上昇)

3:散策(辺りを散策。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり)

4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)




【鉄国への進行】(状況により戦闘発生)

1:次の場所へ

2:状況を見て留まるor引き返す



ジーク「こうなるな」

ジーク「あくまで現時点での予定だ。今後変わることもあるかもしれない」

リーチェ「わかりました!」

カタリナ「私達が公国軍を相手取りますが、その全てを相手にすることは不可能です」

リュノ「お母さんも拠点の防衛に回る可能性が無いこともないですからね……」

カタリナ「『公国兵や公国将との遭遇』には、十分気を付けてくださいね?」

リアローズ「はい!」

ジーク「最初の内は、危険も少ないだろうが……まさに、油断は禁物だ」

ジーク「俺は一応、昔はとある傭兵団に所属していたからその振る舞いはできるが……」

ジーク「ここで少しだけ、問題がある」

リアローズ「問題?」

ジーク「……名前だ」ハァ…

ジーク「姫と呼ぼうが、リアローズと呼ぼうが、公国兵に聞かれたらまずい」

ジーク「窮屈で慣れないかもしれないが、二人には偽名を名乗って欲しい」

ジーク「あとは、変装か」

ジーク「これはあとで何か探すとして……まずは名前からだ」

ジーク「生憎と俺は、この手のものは全く思い浮かばない」

ジーク「本名以外で、これなら……というものがあれば聞かせて欲しい」

ジーク「まずは、リアローズから頼む」

リアローズ「ええっ……いきなりですか!?」ガーン!

リアローズ「うーん……?」



――

※リアローズの偽名
1:リア
2:リズ
3:アリー
4:ローズ
5:あえてそのまま
6:その他自由安価

↓1~3多数決コンマ

コンマ最大値より、シェリル。不幸は呼ばない

――


リアローズ「……シェリル?」

ジーク「……ほう?」

リュノ「随分と大きく変えて来ましたね? 偽名ってもう少し本名に寄せるのでは?」

ジーク「……いや、これはリアロー……シェリルが正しいな。俺も驚いたが」

リアローズ「お、お人形の名前の一つなだけなんだけど……///」

ジーク「勘のいい者なら連想する可能性もある」

ジーク「手持ちの道具でできる変装にも限度がある以上、余計にな」

ジーク「俺も、はやくシェリル呼びに慣れよう」

ギュ…

ジーク「ん?」

リアローズ「その、絶対に大丈夫な時は、やっぱりリアローズって呼んで、欲しいです……///」

ジーク「……わ、わかった」

ジーク「素早く決まって何よりだ。次は、姫の番だな」

リーチェ「むぅ……ジークさん、私も名前……あ、今から偽名になるんでした」ガクリ…

リーチェ「うーん……どうしましょう?」

――

※リーチェの偽名
1:チェリー
2:ルーチュ
3:ルーチェ
4:あえてそのまま
5:その他自由安価

↓1~3多数決コンマ

満場一致。少しずらしてみたルーチュ

――


リーチェ「……ルーチュ、では駄目でしょうか?」

ジーク「……こちらは少し面影を残した具合だな」

リーチェ「すみません。あまりに変わり過ぎると、自分が呼ばれたと気がつけない可能性も考えたのです」

リアローズ「そうですよね。私はお人形の方で慣れた名前だから反応できるけど……」

ジーク「いや、大丈夫だ。ルーチュでいこう」

リーチェ「ごめんなさい、我儘を言って……」

リーチェ「……」

リーチェ(私も、姫じゃなくてリアローズ様みたいに名前で呼んで欲しい……)

リーチェ(それが無理なら、せめてそれに近い音で、だなんて……)

リーチェ(私、なんでこんなことを考えてしまうのでしょうか……?)

ジーク「これで最初の問題は解決したな。あとはお互い、偽名に慣れよう」

リアローズ「ジークさんは、偽名や変装は大丈夫なのですか?」

ジーク「俺は一国の姫ではなく、ただの傭兵の一人だぞ?」

ジーク「わざわざ名前を変えたり姿を隠したりしても、俺を探す奴がいなければ意味はない」

リーチェ「つ、つまりジークさんと呼び続けても大丈夫なんですね?」

ジーク「ああ」

リアローズ「~♪」

リーチェ「~♪」

ジーク「?」

ジーク「……一応、傭兵団だからな。さっきは情けないところをみせたが、一応俺が団長ということにしてほしい」

ジーク「そして二人は、ジーク傭兵団に所属する『傭兵シェリル』と『傭兵ルーチュ』だ」

ジーク「これで、大丈夫か?」

二人「「はい!」」

……

――

まだ旅立てていませんが、今日はここまで。大体カタリナさんが荒ぶるからです(白目)
本来はキャラシートの癒し領域主軸の人だったのに無傷だったりリーチェが三段判定越えたり公国兵に無慈悲になるから……
次回こそいい加減に旅立ちたいというか、スレ後半まできてまだ旅立ってないってまずいですね(白目)

なお↑でご指摘のありました敵のレベルアップですが、一例をあげますと

・一部敵は『逃走スキル』で敗北前に逃走を試みます。逃がしてしまうと次回遭遇でレベルアップ
・公国上層部が危機感を持った場合(反乱軍やジークが快進撃を続ける等)は公国兵全体の底上げレベルアップ
・その他、敵ターン時に奇数ゾロ目を引いた時

などです。機会はあまりないと思います。

最後に↓1コンマ二桁をとっておきしょう
本日もありがとうございました!

ぶべぇ!?(白目吐血)
お、おちつけ、影響の少ない軽い判定でよかったと……

――

変装の服、どうするの?

ゾロ目:ジークの服そのまま(いっぱい持ってた。マイナス判定緩和効果あり)

※好感度高い二人は意味もわからず昂ぶることでしょう

――

二国の姫に自分の服を遠慮なく着せる傭兵……今更ながら普通なら首が数度吹っ飛んでいますね……(白目)
なお、アナウンスが漏れていましたが、現状ではジークは『変装と偽名』を使えません
(セレスティアの存在と執念をまだ知らないため)

おつおつ
リアローズはともかく無知なリーチェがクンカーになってしまう可能性も……?
ところで好感度高いなら旅先エッチできますか(小声)

乙いきなり100レベル越えたけど前作みたいに強敵襲撃はあるのだろうか来ても最悪逃げれるけど

とりあえず軽い判定で良かった
しかし、リーチェは始めての自慰のオカズはジークの服になりそう
ギリギリ平均以下の夜レベルのリアローズは自慰の経験あったりするのだろうか

レベル520(ジーク5人分弱)

『フォレストランペイジ』
戦闘時、敵の逃走補正-25
敵の人数が自軍より多い時、 自軍の合計値に自身のレベル×(敵軍人数-1)を加算する

★『ミラーシールド』★
敵が判定を無視した2劣勢以上を与えるスキルを使用した時、そのスキルを無効化
さらに貫通2劣勢判定として相手に反射する

★★『四元の覇者』★★
戦闘開始時、攻撃の補佐を行う4体の護衛を召喚できる
また戦闘開始時に敵に貫通する4劣勢を与え、以後は
優勢判定時のコンマ一桁が4の時に発動

★『翠緑領域』★
劣勢判定を受けた時、常時その値を1減少させる

カタリナさんこれ無敵になってない?
単体では素のレベルで潰して多数相手でもランペイジで潰せる
半減してもなお即死の攻撃してきて、敵が似た攻撃してもミラー反射
通常攻撃ヒットさせても領域で常時カットだから負ける要素ないやん……

バッドエンド後にやり直せるのなら凄惨な展開も見ていきたい
その為の公国って感じ

ジークの傭兵設定と公国の傭兵を雇いまくってる設定を考えると昔の仲間と戦う展開をどうしても考えてしまう
仲間から離れた時点でジークも覚悟してるのかな

こんばんはー
まずは回答を

>>846
戦況が戦況なのと、相手が姫の為すぐに……というのは難しいですね
好感度は高いので、お触りくらいはできるかもしれません

>>847
その本来の相手が冒頭のワイバーンです(白目)
戦闘チュートリアルコンマ避けたりカタリナハッスルしたり、
はっきり言って戦闘系は最初から今に至るまで予定狂いっぱなしです

>>849
折を見てその判定とれそうならとっておきましょう
なお以前取ってみて一部大変なことになったので純愛願望度は取りません

>>850
味方陣営では間違いなく最強ですが、敵にも彼女の高耐久を貫く相手がいます
例としてシャリオの攻撃などが該当します。逆に言うとそのクラスの力が必要ですが(白目)

>>851
このスレは基本的にストーリーのやりなおしはありません
こちらも非常に危ない状況(ヒロインロスト)を感じた場合ゾロ目チケット使用を提言
しますが、迂闊な行動やコンマ運が悪いと……

>>855
すみません、普通に衝突予定です……(状況では団長や団員募集あるかもです)

それではちびっと再開です

――


……


ジーク「これで名前はよし。次は見た目だな」

ジーク「これも嫌かも知れないが、姫の高貴な服は着させることはできない」

ジーク「いくら名前を偽っても、見た目で気づかれてしまうからな」

リーチェ「私の服は、高貴という感じではないと思いますが……」ヒラヒラ

ジーク「十分上品だろう。そうだな……」

ジーク「リアローズならわかるかもしれないが、鉱山で働く者のような労働に適したものといえばいいか?」

リアローズ「動きやすさ重視、ですか……?」

ジーク「そういうことだ。傭兵は仕事柄各地を転々とするからな」

ジーク「都合よくそういう服があればいいんだが……」

ジーク「流石に森国には、そういった服は無いか?」

リュノ「そうですねぇ……」

リュノ「傭兵の格好ということは、つまりジークさんが今着ているような服ですよね?」

リュノ「そういう服は、探さないと難しいかもです」ウーン…

カタリナ「せめて地上が燃えていなければ、探せたかもしれませんが……」ウーン…

ジーク「そうか。……ん、まて。そういえばあったな」

リュノ「?」

ジーク「俺の……元はイアンのだが、馬と荷物はどうなっている?」

リュノ「ああ、あの子なら寂しかったのかあなたを追ってこの辺りまで来ていましたよ?」

リュノ「勿論、ちゃんとこの地下に匿って無事です!」ドヤ!

ジーク「助かった。ちょっと待っていてくれ」スタスタ…


……


――

――

……


ジークお揃い服「……」ジャーン!


リュノ「逃げてきたにしては結構大荷物と思いましたが、まさか着替え入りとは……」ビックリ

ジーク「元々、とある任務を完了させた帰りだったからな。荷物もそのままだ」

カタリナ「とはいえ……これは、全く同じコートに、マント……?」

ジーク「傭兵だからといって、不衛生なのは駄目だろう? 服は着回すさ」

リュノ「でも、どれもくたびれているというか……マントも、ちょっと破けていません?」

ジーク「仕事をしていたらそうなる。確かに王族からすれば、いつでも新品のように美しいのが一番だろう」

ジーク「しかし傭兵の場合はそうでもない。装備が真新しいというのは、仕事をしていないと受け取られる」

リュノ「なるほど、傭兵の在り方も興味深いです……!」ワクワク!



ジーク「――ちょうど2着あるから、これを着てくれ」マガオ


一同「「!?」」


カタリナ「ジ、ジーク~? いきなりそれはどうかな~って思いますよぉ?」ガシ!

ジーク「な、何がだ!? 変装するにはうってつけの道具があったんだぞ?」

ジーク「我ながら、珍しく自分の閃きを褒め――」

カタリナ「……」ニッコリ

ジーク「……??」アセアセ



リアローズ&リーチェ「「き、着替えて来ます……!」」タタタ!




リュノ&カタリナ「「!?」」ガーン!


ジーク「ど、どうだ。問題ないだろう?」

カタリナ「う~ん、私の感覚が古いのかしらぁ……?」

リュノ(上着だけとはいえ、男の人の服を……///)ゴクリ…



……

――

――

……


リアローズ「お、お待たせしました……!」キッチリ!

ジーク「おお、やはりうまくいったか」ヨシ!

ジーク「俺の服が大きすぎないかとふと思ったが大丈夫そうだな」

リアローズ「コートとマントだから、ちょっと折り曲げれば……」

リアローズ(ジ、ジークさんの服……なんだか、ドキドキする……///)ドキドキ…




リーチェ「た、助けてくださーい!」ダボーン!



一同「「!?」」


リアローズ「リ、リーチェ様!? 大丈夫ですか……!」スポッ!

リーチェ「あう、私には少々大きすぎたみたいで……」

ジーク「いや、当然だろう……だって……」


リーチェ「……?」チョコン


ジーク「……こんなに、背が低かったか?」

リュノ「ああ、それは飛んでいたせいですねぇ」

リュノ「いくら妖精では大型とはいえ、この子は小さい部類ですもの」

リュノ「ちゃんと足を着けて立てば、これくらいですよ?」

ジーク「そうだったのか……しかし、その羽は?」

リーチェ「あ、私の羽はその気になればしまえるのです」

リーチェ「羽で妖精とばれてしまいますし、ジークさんの服に穴をあけるわけにもいきませんし……」

カタリナ「そうですね。でも、流石にこれは動きにくいでしょう? 私がぱぱっといい大きさに整えますよ~?」

リーチェ「あ……」

カタリナ「?」

リーチェ(……ジークさんの大きさがわかって、良かったのに……なんて///)

リーチェ「……いえ、お母様よろしくお願いします」ペコリ

カタリナ「任せて~? それじゃあ整えている間に、最後の問題を解決した方がいいかも?」

リアローズ「最後の問題……?」

ジーク「……服が隠せるのは、胴体と脚だけだからな」

ジーク「――頭部が残っている」


――

……


ジーク「一応、俺の使っているこのコートはフードもついている」

ジーク「こうして……」カブリ

ジーク「目深にかぶれば、顔までは隠せないこともないが……いつもいつもこうはできん」

ジーク「印象を手っ取り早く変えるには、髪を切ることだが……」


リーチェ「……っ!!!」タジ…


ジーク「……」

ジーク「…………一度それをやって失敗すると、取り返しがつかない」

ジーク「万が一を考えると、状況で変えられるのが一番だ」

リーチェ「……」ホッ…

ジーク「そうなると、今できる手は一つ。――髪型を変えることだ」

ジーク「これなら切らずとも、結んだり結えば印象はだいぶ変えられる筈だ」

リーチェ「それでしたら……私は、こうして結い上げてみていいですか?」グイ

ジーク「ああ、いい感じだ。髪が長いと幅も広い。その日毎に変えてみるのもいいかもしれないな」

リアローズ「うっ……」ミジカイ…

リアローズ「わ、私はどうしたら……!?」オロオロ

ジーク「リアローズは簡単だろう?」

リアローズ「え?」

ジーク「普段から顔が見えにくいんだ。ここは逆に顔を出してしまった方が――」ファサ…

リアローズ「あっ……///」ムラサキオメメ


ジーク「……!」


特殊判定
↓1~2コンマ二桁

1ジークの過去の記憶

85>25

※基準値を下回った為、まだ思い出せず

2ジークのリアローズアイの気に入り

偶数:「目が見えた方がいいな」
奇数:「恥ずかしいなら無理をすることはない」

コンマ58
偶数:「目が見えた方がいいな」
※少しだけリアローズの積極さが増します

――


ジーク(薄く綺麗な、紫色の瞳……)

ジーク(俺は昔、これを見たことがあるような……)


リアローズ「あ、あぅぅ……///」プルプル…

リュノ「ジークさん、どうしたんです?」

ジーク「っ、いや、なんでもない」

ジーク「ただ……」

ジーク(リアローズの雰囲気もあるが、落ち着いた色合いで……)

ジーク「目が見えた方がいいな」

リアローズ「!?///」ボッ!

リーチェ「ええ、とっても綺麗な色です……」

ジーク「何故、わざわざ前髪で隠してしまうんだ?」

リアローズ「あ、あの、その……! め、目線ずっとあわせるの、恥ずかしくて……!///」ワタワタ!

ジーク「……一応、表立って依頼人たちとの会話は俺が担当するが」

ジーク「傭兵は、依頼人の顔を見て喋るからな? 変装の意味もあるが、今後も考えてしばらくはその状態に慣れてもらおう」

リアローズ「はわわわ……!?」グルグル…

リアローズ(で、でも、ジークさんが……///)

リアローズ「……が、がんばります……///」プルプル…

ジーク「これで今打てる手は全て打ったか。あとは……」



カタリナ「リーチェの服の調整、終わりましたよ~?」

カタリナ「リアローズの服の方も、一緒にやっておきましからね~」



カタリナ(……こっそり、服の中に餞別を入れておきましょう)コロン…

カタリナ(状況は最悪ですけれど、これを機に二国の姫の交流が増えれば……)コロン…

カタリナ(どうか、協力し合ってくださいね……?)



ジーク「よし。そろそろ出発の準備を整えよう」スク

カタリナ「ええ……」


――――
―――
――




カタリナ「それでは、この場所を敵に悟られない為にも……」

カタリナ「あなた達をこれから、森国領の少し離れた場所に転移させます」

カタリナ「この転移と転移先は、本来の用途が緊急避難です」

カタリナ「片道だけですが、少し移動すれば街に辿りつける場所と繋がっています」

ジーク「……感謝する」

カタリナ「いえ、それは私達もです」

カタリナ「しばらくは、連絡を取ることは難しいでしょう」

カタリナ「それでも、忘れないで?」

カタリナ「私達はどこにいても、あなた達の無事を祈っています」

リュノ「どうしても困ったら『ここに転移して逃げてきて』もいいですよ?」

リュノ「私、絶対にここを守り切ってみせますからね!」

カタリナ「勿論、前を見続けて鉄国を目指すことも構いません」

カタリナ「ただ、無理だけはしないでね……?」


ポゥ…


カタリナ「――さぁ、お行きなさい『ジーク傭兵団』よ」


傭兵ジーク「……」

傭兵シェリル「……」

傭兵ルーチュ「……」



カタリナ「――どうかご武運を」



シュイン!



カタリナ「……」フゥ…

カタリナ「……リュノ」

リュノ「わかっています。私達も、動きましょう……!」バッ!


……

――

――

……


【森国・森林転移先】


シュイン!


ジーク「っと……!?」グラ…

ジーク(これが、転移の力か)

ジーク(かなりの高等魔法と聞くが、確かに便利なものだな)

ルーチュ「ここは、どこでしょう?」キョロキョロ…

ルーチュ「私もここまで遠出をしたことがないので……」

シェリル「私も……」

ジーク「……」キョロキョロ…

ジーク「いや、俺はあるな。以前簡単な依頼で一度だけだが」

ジーク(まさか、その付近が森国の緊急避難先の一つとはな……)

ジーク(確かにこれでは、どれだけ公国の兵が優秀でも待ち伏せはできまい)

ジーク「となると、確か町はこっちの筈だ」スタスタ

ジーク「二人とも、はぐれずについてきてくれ」

シェリル「は、はい!」

ルーチュ「頑張って歩きます!」トコトコ

ジーク「いや、そう距離は無い筈だ。安心していい」



ジーク(――もう、カタリナ達の庇護もない)

ジーク(これからは、自分達の手で道を切り拓くしかない)

ジーク(困難な道だろうが、俺は諦めない)

ジーク(俺は――生きる!)


……

――

――

……


【森国・辺境の町】

ガヤガヤ…


ルーチュ「わああぁぁ……!」キョロキョロ

シェリル「も、森国領内ですよね……?」キョロキョロ

シェリル「鉄国みたいに、人がたくさん……」

ジーク「森国領全てが森国王都みたいな自然の要塞なわけではない」

ジーク「単純に農業に力を入れたい者、喧騒から離れたい者……」

ジーク「そういった人間も、多く住んでいる」

ジーク「さて、今日は時間も時間だが……どうするか」




【辺境の町での行動・夜】

※初回なので夜からですが、フリー行動は基本的に朝と夜の二回行います



1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)

2:鍛錬(レベル上げやスキル習得。コンマ下一桁判定。レベルは確定上昇)

3:散策(辺りを散策。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり。誰かとの遭遇も)

4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)


↓1~2高コンマ安価採用

※アナウンス漏れですが、交流は基本内容が混ぜれそうなら混ぜます

――

1・今日は宿屋へ

――


ジーク「……今日は宿屋に泊ろう」

ジーク「二人とも、疲労はかなりの筈だからな」

シェリル「わ、わかりました」ドキドキ

ルーチュ「が、外泊というものですね……! お姉様にも今度お伝えしないと……!」ドキドキ



……


【宿屋】


宿屋店員「いらっしゃいませ! 三名様ですね?」

ジーク「ああ」

宿屋店員「それでしたら……」


――

※初宿屋。部屋割りどうする?

1:ジーク、姫二人(何かあるかなどの追加安価あり)

2:ジーク+シェリル、ルーチュ(ジークスキル覚醒イベントあり)

3:ジーク+ルーチュ、シェリル(ジークとルーチュ(リーチェ)との交流。追加安価あり)

4:3人一緒(ジークスキル覚醒イベントあり。追加安価あり)

↓1~3コンマ多数決

あまり安価変更というのはしたくないのですが、
初回チュートリアルみたいなもの+大勢に影響はないので4への変更了解です

4:3人一緒

――


宿屋店員「ああ、申し訳ございません!」

宿屋店員「お部屋の空きが二部屋でございまして、どちらも三名様となると……」

ジーク「構わない。ではその部屋を二つ――」


ルーチュ「いえ、一部屋でお願いします。私は小柄なので大丈夫ですよ」


ジーク&シェリル「「!?」」

宿屋店員「よ、よろしいのですか?」

ルーチュ「はい。傭兵として稼ぎ始めたばかりの身ですので」

ルーチュ「よろしいですか? 『団長』」

ジーク(……確かに、初めての街中での夜だ)

ジーク(疲労している二人が戦えない場合、俺が同時に守れる可能性は高いが……)チラ…

シェリル「あうぅ……!?///」ドキドキ



ジーク(そこは、俺一人と姫二人ではないのか……!?)

ジーク(い、いくら鉄国奪還の為に動いているとはいえ、俺は傭兵! 二人は姫だ!)

ジーク(とても同じ部屋に放り込むような存在ではない……)ダラダラ…

ジーク(鉄国から退避している際は、状況が状況なだけにやむを得なかったが、これは……)

ジーク(そもそも身分差がなくとも、男と女が同室というのは……)

ジーク(ルーチュ、一体何を考えているんだ……!?)



ルーチュ(お金は大切ですからね。これからを考えたら、節約が大切です!)エヘン!



シェリル(リ、リーチェ……じゃなかった、ルーチュさん、どうして……!?)ドキドキ

シェリル(あうあぅ……///)


……

――

むぎゅっと相部屋が決まったあたりで今日はここまで
ジークのスキル覚醒1段階目の条件が『敗北経験』(カタリナ戦)後の『リアローズとの会話』なので
相部屋でも発生するため、今回は安価変更を行いましたが、基本的に安価、コンマ変更は行いません
(どうしてもこちらが処理不可能と判断したコンマは多数決を取り、振りなおしか否かを決めることがあります)

システムが増えてくると疑問は増えると思うので、質問はいつでも受け付けています
それでは最後におまけ判定を↓1コンマ二桁で

本日もありがとうございました!

――


おまけ・リアローズ、自慰経験ある?

※ほぼ基準値の48のため、若干しにくい程度で判定


87>52

※経験はあったようです(程度は不明)

※なおリーチェは低すぎるため自慰経験無しです

※カタリナさんは……どうしよう?

おつおつ
知識平均以下だけどオナったことはある姫と男女相部屋の危険を理解してない無知姫に挟まれる……(しかも2人ともおっぱい大きい)
キャラシで性欲強いの確定しているジークは耐えきれるのだろうか?

リアローズとの純愛目指したいけどリーチェも捨てがたいというか無知親子丼も食べたい(ry
しかし>>861見る限りリーチェは髪斬りいやなんかな

子持ちキャラは前みたいに最低保証が必要だったのでは?

前作なんてヒロイン5人中4人が一桁台叩き出して相対的に高いシスター(夜レベル51)が性教育担当にされた後、
本人のエロパートでゾロ目三連打だしてドエロ超覚醒とかいろんな意味でやばかったからな……
カタリナママンからどうやってリュノ産まれたか気なるし、夫のキャラ募集とかどうでしょう?リアローズのお母さんもできれば

そういや開幕鉄国崩壊のインパクト強すぎて忘れてたけどジーク夜レベル最大なんだな
女公国兵とかいたら性的に屈服させて情報引き出せたりするのかな

ユリーカも誰かと結ばれるのかとか気になりまさ

変更じゃなくて安価の取り消しはあり?あまりにもやらかし選択しちゃった時とか(後から指摘されて気付くパターン)

こんばんはー
カタリナさんはとりあえず保留にしておきます。現状全く影響のない値ですしね

>>897
悶々としますが『信頼関係』の為に簡単には手をだせないでしょう
そもそも現状では性欲よりも生存欲を高めないと死にますし

>>901
あれこれ考えていますが、現時点で仮に複数人と関係を持ててもリアローズ、リュノ、リーチェが限度ですね……
リーチェの髪はカタリナとリュノが髪の毛自慢ぽかったのでそこから憧れた……というイメージです

>>905
最低保証50つけておくべきでしたね……

>>907
やはり避けて通れない人物達ですよね……
これまでの会話に挙がっていない(あまり心配されていない)ので当時は戦地から離れていた
という体で募集をかけるのが無難でしょうか?

>>908
ちょっと考えていなかったです
ただジークは『姫を護る』ことを優先する+自分のものが凶悪という自覚はありますから、
状況次第では使えないこともない手の一つとして留意しておきます

>>909
13歳のロリっ子ですからねぇ……流石に難しいでしょう
誰かに憧れる程度ならありかもしれません

>>910
無しです。特に重要な安価は多めに多数決をとりますので大丈夫でしょう
一応私も『この状況でこの選択したら即死するよ?』な時は注意書きはつけるようにします

遅くなりましたがほんの少し再開です

――

……

【宿屋・寝室】


ジーク「……」

シェリル「……///」ドキドキ

ルーチュ「これが外の宿泊施設……」ドキドキ

ジーク(結局、相部屋になってしまった……)

ジーク(だが姫を護るという意味では、一番の選択でもある)

ジーク(まだ街の状況もわからない以上、今日は寝ずの番だな)

ジーク「……」ソッ…

ジーク(外に誰もいないな。鍵をかけて……)カチリ…

ジーク「……よし『戻って』いいぞ」


リアローズ「ふ、ふぅ……」パサ…

リーチェ「上手く演技、できていたでしょうか?」パサ…


ジーク「ああ。少し、驚いたがな……」

ジーク「俺が番をしておくから、二人は服を脱いだら今日はもう休め」

ジーク「明日から、動き始めるんだからな……」

リアローズ「……」

リアローズ「……」トコトコ…

ジーク「リアローズ?」

――特殊イベント【傭兵の誓い】――



リアローズ「ジ、ジークさんも、服を脱いで、休んでください」

ジーク「いや、俺は大丈夫だ。心配せずにゆっくり休め」

リアローズ「……そう、ですか」

リアローズ「……」スッ…


――『絡み付く鉄の糸』発動――


ジーク「なっ……!?」ギュル!

ジーク「っ!」パシィ!

ジーク「……惜しかったなリアローズ。俺はもう油断は――」

リアローズ「……やっぱり、ジークさん――片腕しか使ってない……!」

リーチェ「え……?」

ジーク「……っ!」

リアローズ「本当は……まだ、傷が痛むのですか……?」フルフル…

リアローズ「あの日、私を逃がす為に戦った時の傷が……」

ジーク「……何日経ったと思っている。傷薬に回復魔法も使った。血も出ていない。完治しているだろう?」

リーチェ「……どこに傷を負ったか、覚えていますか?」

リアローズ「か、肩からお腹にかけてざっくり……」ブルッ…

リーチェ「なるほど。ジークさん、念の為に確認してもよろしいですか?」

ジーク「っ……ああ。痕にはなっているかもしれないがな」スッ…


リアローズ「……!!」

リーチェ「……!!」

リアローズ(す、凄く逞しい……でも、それ以上に……)

リーチェ(夥しい傷痕……裂傷、火傷、凍傷の痕もあります)

リーチェ(そして、私が飛び込んでしまったお腹の傷に……)


肩の傷痕「……」ザックリ…


リーチェ(おそらく、最近で一番深かったであろう傷……)

ジーク「どうだ? 傷痕なんて今更だ。傷が塞がればどれも変わらない」

ジーク「また戦うことができる。だから心配する必要は無いんだ」

リアローズ「ジークさん……」ジワ…

ジーク「……心配するな。片腕しか使っていないように見えたのは気のせいだろう」

ジーク「料理だって、しっかりと作った筈だ」

リアローズ「それは……」チラ…

傷痕「……」

リーチェ「……」ジー…

リーチェ「……」チラ…

リーチェ「……」コクン

リアローズ「……!」

ジーク「ど、どうした二人とも?」


トコトコ…


リアローズ「……ジークさん、ごめんなさい!」ブオン!

傷痕「」ペシーン!



ジーク「っ……がっ……!?」ズキ…!



リアローズ「……やっぱ、り……」ポロポロ…

リーチェ「これが治っているように見えるのは、本当に外見だけです……」ジワ…

ジーク「く……」

ジーク(ま、まさか素手で傷跡をはたかれるとは……!)

リーチェ「……もう、隠し通せませんよ。ジークさん、そこに座ってください」

リアローズ「お願いします……!」ポロポロ…

ジーク「……わかった」トサ…


パアァァァ…


リーチェ「もう効き目が薄いとは思いますけど、もう一度しっかり回復魔法をかけておきます」

リアローズ「リーチェ様、どうしてジークさんの怪我は……」オソルオソル…

リーチェ「……森でお会いした時から、ジークさんは大怪我を負っていました」

リーチェ「傷薬を使ってあれなら、負った直後は更に酷い……死に、近い傷だったんだと思います」

リーチェ「そして回復魔法も、万能ではありません。私が未熟なのを差し引いても、一人の術師には限界があるんです」

リーチェ「お母様の力も加わったことで、ちゃんと回復こそしていますが……効果はゆっくりとしたもの」

リーチェ「表皮や骨は回復も速いですが、内側の傷は治りが遅い……」

リーチェ「ジークさんもそれがわかっているから、治りかけの傷に負担がかからないように動かしていたのではないですか?」

ジーク「それは……」

リアローズ「……」ジッ…

ジーク「う……」

リアローズ「……」ジー…

ジーク「…………」ハァ…

ジーク「……その通りだ。確かに見た目の傷は塞がっているが、力の入れ方次第ではまだ痛むことがある」

ジーク「だが、見てくれ。こうして動かせるし……」グッ、グッ…

ジーク「鍛錬で動いたように、戦うこともできる。こうして改めて回復されたなら、今度こそ本当に心配はいらない」

リアローズ「……」ウルウル…

ジーク「だというのに、何故泣く……? よかったと、笑ってはくれないのか?」

リーチェ「……確かに、もうしばらく安静にしていれば、完全に痛みはなくなるかもしれません」

リーチェ「――でも、リアローズ様が不安に思っているのは『それだけ大きな怪我を最初に負った』ということだと思います」

ジーク「……!」

リアローズ「……」

リアローズ「ジークさん。初めて会った時のこと……憶えていますか?」

リアローズ「私が外でお人形の手入れをしていた時……暗殺者に襲われて」

リアローズ「それをジークさんが、護ってくれた……///」

ジーク「……そうだったな」

リアローズ「私あの時、何が起きたのか、わかっていなくて」

リアローズ「ジークさんにも、ちゃんとお礼を言えてたかな……」

ジーク「……ああ。十分すぎるほどのものを、貰ったよ」

リアローズ「もっと、ちゃんとお礼を言いたかったのに。すぐにジークさんは何処かに行っちゃって……」

ジーク「……護衛の兵からすれば、姫の傍で剣を抜いた俺も疑われる」

ジーク「俺は咄嗟に動いただけだ。契約をしたわけでもないから報酬もいらない」

ジーク「何者かと聞かれたから、身分がわかるように傭兵であることと名前だけ告げて、本来の仕事に戻っただけだ」

リアローズ「うん、わかってる……」

リアローズ「それでも、ジークさんが私を助けてくれたのは事実で……」

リアローズ「ずっと、覚えてた……///」

ジーク「そ、そうか……」

リアローズ「……そんな人が、また目の前で私を助けてくれた」

リアローズ「今度は、あんな傷を負って血塗れになってまで……!」エグ…

リアローズ「わ、わたしのせいでっ……ジークさんがって……!」ヒグ…

リアローズ「リーチェ様の力で治ったのかなって思ったら、鍛錬の時の動きが……っ!」ヒック…!

ジーク(まさか、その段階から見られていたとはな……)

ジーク(腕を庇ったつもりはないんだが、俺もまだまだ未熟だ)

リアローズ「うぅ……!」ゴシ…

リアローズ「……」ゴシゴシ…

リアローズ「……ジークさん!」キッ!

ジーク「!?」

リアローズ「た、頼りないかもしれませんけど! 私も、戦います!」

リアローズ「だから、ジークさんはもうあんな無茶はやめて……?」

リアローズ「私じゃなくて、ジークさん自身を大切にして、『生きて』ください……!」ポロ…

ジーク「……っ」

リーチェ「……ジークさん、私からもお願いします」ペコリ

リーチェ「ジークさんは、お強いです」

リーチェ「リアローズ様だけでなく、森では私もあなたに命を救われました……///」

リーチェ「でも、もしあの時の相手が――飛竜だったとしたら……」ブル…

リーチェ「私の迂闊な行動で、ジークさんの命が失われていたかもしれません……」

リーチェ「……私も、微力ですが戦います」

リーチェ「回復魔法は万能ではありませんが……『生きている限り』は機能しますから」

リーチェ「だから、危ないことをしないで……『生きて』ください……」ポロ…

リアローズ&リーチェ「「お願いします……!」」

ジーク「二人とも……」

ジーク「……」

ジーク(……俺は、普通の人間とは違うらしい)

ジーク(傭兵団の暮らしの中で人並みの感情はついたとは思うが……どこか違うらしい)

ジーク(時々、わからない感情に襲われることがある。今のこれも、それだ)

ジーク(だが、心当たりはある。これはきっと――嬉しい、という感情だ)

ジーク(俺は、俺の為に『生きる』。だが……)

ジーク(誰かにこうして面と向かって『生きて』と言われたのは……おそらく、初めてのことだろう)

ジーク(……リアローズだけでなく……リーチェまで、泣かせてしまった)

ジーク(俺が『生きれば』彼女達は、笑ってくれるのだろうか……?)

ジーク(俺が、自分の望むままに『生きる』、たったそれだけのことでも……)

ジーク(ならば、誓おう)




ジーク「……わかった。二人の為にも『生きる』ことを誓おう」

リアローズ&リーチェ「「!!」」パアアァァァァ!




ジーク(そう、俺は『生きる』)



ジーク(ただ自分の為だけではなく――『護りたいものを護る為』に……)


――

※ジークの生を誓う傭兵が覚醒!※


★『姫との生の誓い』★
敵の奇襲攻撃を無効化。判定を伴わない攻撃を受けた際は受けるダメージを半減させる(小数点切り捨て)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても35まで軽減し戦闘を行う
戦闘不能時は一度だけ耐久1の状態で復帰し、逃走判定に30の補正を得る
さらに姫と共に行動時は奇襲無効化時に優勢判定を得、姫への致死攻撃を肩代わりすることができる

――

……

――

――


ジーク「……その為にも、休息は必要だ」

ジーク「さっきも言った通り、この傷もほぼ治っている状態だ」

ジーク「疲労度を考えれば二人の方が上なんだから、はやく休め」

ジーク「……これからは、一緒に戦うのだろう?」


リアローズ「は、はい……!」バッ!

リーチェ「お、お休みなさい……!」バッ!


ジーク「……おやすみ」




――

※宿屋の一泊、まだこの後なにかあった?

※無しも可能。その場合翌日の自由行動が3回になります

↓1~3自由安価多数決

泥酔して声を荒げた男達の会話が聞こえてくる

――

……

ジーク「……」


リアローズ「ん……」モゾ…

リーチェ「すやすや……」


ジーク「……」フゥ…

ジーク(無防備が過ぎる……)

ジーク(それだけ俺が『信頼』されているのだとすれば、いいことなのかもしれんが)

ジーク(やはり朝まで俺が――)


ンダテメェ!?

ヤンノカオラァ!


ジーク「……」ヒク…

ジーク(泥酔した連中か)

ジーク(普段なら放っておくが……)チラ…


リアローズ「ん、んん……!」モゾ

リーチェ「う、ううーん……」


ジーク(……これは眠りの妨げになりかねん)イラッ…

ジーク(しかし、妙に騒がしい……)



特殊判定
↓1コンマ二桁

泥酔者の会話

01~33:ただの喧嘩(収穫なし)
34~66:下世話なもの(リアローズorリーチェ好感度上昇)
67~99:有益なもの(収穫あり)

コンマ71

67~99:有益なもの

――


ジーク「この下か……」ソッ…


泥酔者1「おら、かかってこいよぉ……!」フラフラ…

泥酔者2「ああん!? てめぇがかかってきやがれぇ!」ヒック…

泥酔者1「俺はなぁ、いま気がたってんだよぉ……!」フラ…

泥酔者1「おれぁこうこくへぇーなんだぞぉ……?」

泥酔者1「なぁのになぁんだあのワイバーンのやつはよぉ……!」

泥酔者1「おれをはなで笑って、一人でかえりやがってよぉ……!」

泥酔者1「ご主人さまぁお、連れて帰れってんだぁよなぁ……!」

泥酔者2「ああん!? おれだって、そうだからこおなってんだろぉがよぉ……!」

泥酔者2「だいたいよぉ、森国ってどこにあんだよくそがぁ……!」

泥酔者2「おれたちまだ着いてねえのに『帰還命令』ってなんだよくそぁ……!」


ジーク「……!」スッ…

ジーク(帰還命令……本当ならば、少しの間は『拠点は確実に無事だろう』)

ジーク(そして『この辺りの公国兵は雑兵』で『ワイバーンもいない』)

ジーク(……少し、気になるとすれば……)


※追加特殊判定
↓1コンマ二桁

公国軍の警戒

85>19(鉄国も森国も大したことねえな!)

※基準値を下回った為、まだ無警戒

※カタリナ及びフリーデシルトは水面下で着々と準備しているようです

――


泥酔者1「鉄国と森国がよわすぎんのもわりぃんだよなぁ!」ヒック!

泥酔者2「作戦うまく行き過ぎてひきあげって、俺らの報酬どうなんだよぉ……!」

泥酔者達「「……んぶっ」


オロロロロロロロ…



ジーク「……」

ジーク(唯の馬鹿共だったか。そして存外、公国は詰めが甘いか――自国の戦力に自信を持っていることになるな)

ジーク(あの二人の顔は覚えた。散策の時は気を付けるとしよう)

――

※次回散策時、-判定緩和

――

初日のイベントが終わった辺りで今日はここまで
……もうすぐこのスレ1000行きそうなのに初日って(白目)

次回は再びの自由行動→敵サイド判定になると思われます

そして急ぎではありませんが、

『カタリナの夫(リュノの父親)』

『フリーデシルトの妻(リアローズとバレットの母親)』
を少し募集します。
こちらは基本裏方、戦闘技能は無い予定ですのでお願いいたします

本日もありがとうございました!

そういえば、同じ公国兵でもセレスティアが動かしてる駒に遭遇したら息の根止めないとやばい?(ジークは気付けないだろうけど)

おつです!
ついでに早速リアローズとバレットのお母さん案も
【名前】リーリア
【年齢】38
【性別】女
【所属】鉄国
【外見】青髪の美しい長い髪をポニーテールにしている、パステル系のドレスの上から白衣を来ている美人
【使用武器】なし
【性格】元公爵令嬢らしく基本はおしとやかだが、怒ると爆発(物理)して過激だったりする
【その他備考】
鉄国王妃、元鉄国公爵家の長女でフリーデシルトに嫁いできた爆発系(爆竹レベルの物理)お転婆令嬢。
王妃としてだけでなく爆薬及び銃器やカラクリの開発に精通した学者としての一面もあり、鉄国の学院で教鞭を取る程。
公国が強襲してきた時は第三子もしくは第四子以降の子供を出産間近であり、本人の希望で今回は静な場所で出産して育児に専念たいと、王城の使用人や子供の為の教育係と騎士の一部を連れて鉄国王都から少し離れた離宮で過ごしていた。

【名前】ブライトン
【年齢】見た目は30前後、カタリナより年下。
【性別】男
【所属】森国
【外見】
中肉中背、短い茶髪、エルフ耳。糸目。柔和な顔つき。
【使用武器】短剣(護身又は自害用)
【性格】
気さくで穏和な人物。若干臆病なきらいはあるが責任感が強く努力家。プラトニックな恋愛観。
【その他備考】
カタリナの夫で戦闘能力は無きに等しいが優れた政治手腕によってカタリナを補佐している人物。
カタリナとは恋愛結婚で元々は身分違いだったが努力と才能によって宰相に出世しカタリナとの結婚を勝ち取った。
ジークがカタリナの元を訪ねていた時は各地の兵力・避難民などの集結や鉄国の残存戦力の把握、公国に対する情報収集など多忙によりジークと出会う機会を逃してしまった。
なお、彼の夜レベルは不明だが近くでいちゃいちゃできれば満足というプラトニックな恋愛観はカタリナの夜レベルの低さの一因になっていると思われる。

【名前】ソウキ
【年齢】見た目は20代後半の青年
【性別】男
【所属】森国
【外見】黒髪でエルフ耳、獅子の牙と鋭い爪がありしっぽが腰から生えている。
【使用武器】もしも戦闘になった場合は自衛のために爪&牙を使った体術を使う
【性格】基本的には温和だが、危機が迫ったり興奮すると獰猛になる…そのせいでカタリナに対して起こしたある過去の出来事をずっと後悔している
【その他備考】
獅子獣人の父親とエルフの母との間に産まれたハーフ、そのためか他のエルフと比べて攻撃や回復魔法が不得手で他の獣人よりも俊敏性に欠けていてそこまで戦闘技能はあまり高くない。
しかし薬学に秀でているため、様々な薬を調合して魔法では治癒仕切れない病や呪いを癒す事でカタリナを延いては森国を支えている。
過去カタリナとの初夜を迎えた際に、彼女が性的な事に無知ながら赤ちゃんが欲しいと願ってくれた事に興奮してガッついてカタリナを傷つけて怯えさせてしまい、その恐怖の記憶を忘れさせる魔法の薬を彼女に与えている。
実はその初夜でカタリナは妊娠していたが、彼女は近いのキスで妊娠したと勘違いをしていて彼はその事をとても後悔し続けている。
公国からの襲撃の際は国民の避難誘導と治療の指示に当たっていた為ジーク達に接触していない。

フリーデシルトの妻(リアローズとバレットの母親)
【名前】ルルディ
【年齢】36
【性別】女
【所属】鉄国
【外見】ジーク以上の長身の深い青色をした髪をした女性
【使用武器】無し
【性格】寡黙で冷静沈着で感情を感じられないが、好きな事・大切な事に関しては表情を変えずに熱中するタイプ
【その他備考】
フリーデシルトの妻であり、リアローズとバレットの母親 
物作りが趣味で一度何かを作ろうと思ったら数か月籠って作業することもざらにある
今回も物語開始一か月程前にインスピレーションが湧いたと家族に告げ、鉄国の中でも特に貴重な鉱物を産出する鉱山を複数有する集落に移っている(バレットがいる鉄国南部の鉱山の大都市とはまた違う場所)
集落自体が貴重な鉱物を扱っている関係上王族や彼らに認められた作業者しか立ち入ることが許されないほぼ国家機密レベルの隠れ里である上、
到着してからずっと作業場の一室に籠り何かを作り続けているため、彼女は現在の世界情勢について全く知らない可能性も高い

余談ではあるがフリーデシルトとルルディが結婚し、16でバレットを出産したときは年齢と身長の関係から周囲の一部の人を混乱させた

【名前】ミハエル
【年齢】見た目は30代
【性別】男
【所属】森国
【外見】 肩までの緑髪に動きやすい作業着。眼鏡を愛用している
【使用武器】無し
【性格】基本は誰にでも紳士的で穏やか。しかし性欲は強く独自の性癖を持つ
【その他備考】
カタリナの夫で本来は森国王だが、彼女とは対照的に戦闘力はからっきしなので王位につかず、仲間と共に平の官僚として働いている
植物の知識に長けており、魔法に頼らずとも効果の高い傷薬や美味しい野菜の生産など後方支援で国を支える縁の下の力持ち
この努力は元はカタリナと結ばれたいという願望からきたものだが、カタリナ好きを拗らせ続けた結果
『優しく無知な彼女のまま乱れようにしたい』という性癖が生まれ、結果それは上手くいきやがてリュノが産まれた
なお現在リュノにはこの性癖がバレており『変態の研究も面白いかもしれません』と言い放たれた時はガチ凹みした。でもやめない

カタリナ様の夫…というかリュノいるのに何でそんな無垢なの?という所から考えてみた

【名前】フライザー
【年齢】1000
【性別】一応男
【所属】森国
【外見】実体はない。彼に宿られた者の共通イメージとして黄金に輝く大樹をみる
【使用武器】無し。やろうと思えば精神干渉による攻撃ができるが好まない
【性格】種を残す事を第一に考えている。宿主が本当に命の危機に瀕しない限り直接に語りかけては来ない。基本眠っている
【その他備考】対象の精神に共存し、代わりに対象の潜在能力を大幅に引き上げる精神生物。森国の王は代々彼を宿す者が務める。最大の特徴は宿主が単為生殖が可能になるという事。単為生殖で生まれた子供は初めから彼を宿すようになる(増殖する)。宿主が死ぬとその中に宿るフライザーの個体は消失する。

フリーデシルトの妻案
【名前】ベリィ
【年齢】35
【性別】女
【所属】鉄国
【外見】青髪のセミロング、華奢なモデル体型だが結構大きな胸で色気がある
【使用武器】 なし、強いて武器というのなら独自に築き上げた女性同士の情報網
【性格】 物静かで温和、しかしバレットが原因で最近は頭痛に悩まされている苦労人
【その他備考】
鉄国の王妃でバレットとリアローズの母親、鉄国の工業を支えている貴族で鍛冶職人の一族出身。
度々王城で社交会や貴族の女性達と交流をして、鉄国各地の情勢を独自に情報収集をして夫へ政策の提案をすることで国を支えている。
王城で行う社交界で彼女が身に纏うドレスや提供する食事等は、鉄国の女性達や他国の穏健派の令嬢や夫人達にとって、トレンドの発信源であるため鉄国の女性達から力強く支持をされるカリスマ。
バレットが舞踏会でやらかしたときは余りのショックで気を失ってしまっていた、その事件の後はバレットを公の場所に出すことを控えるようにフリーデシルトと話し合って決めたらしい。

死ぬことが前提のキャラを作るのはアリなんでしょうか(キャラシで事前申告)

フリーデシルトの妻案
【名前】クラーリア
【年齢】39
【外見】青髪ポニーテールをしたかなりちっこい体型 何処から子供に長身の遺伝子が入ったのかは永遠の謎
【性別】女
【所属】鉄国
【使用武器】無し
【性格】基本物静かだが、気まぐれで活動的な所もある
【その他備考】
鉄国の中では中堅の貴族の娘だったが、後の夫であるフリーデシルトとは幼少期から馬が合い、彼に振り回されたり、逆に振り回したり、2人で周囲を振り回したりと漫才コンビみたいな関係を続けているうちに何だかんだで結婚し母になっていた
いつの間にかいなくなったと思ったら、しばらくして何処で手に入れたのかも分からないお土産を持って帰ってくる……というのが現在の鉄国王家では割とよくある光景であり、行方不明となっている現在でも「きっと無事だろう」と他の家族から無意識に思われている程度には妙な信頼感を持たれている

ジークのスキルって主人公にしてはかなり防御寄りなんだな
レベルも上がったし三人ならワイバーンも敵じゃなくなってるしかなり順調っぽい?

【名前】ガブリエル
【年齢】見た目30歳程度の男性
【性別】男
【所属】森国
【外見】緑髪のエルフ耳でそれなりにガタイが良い動きやすそうな服を着ている
【使用武器】なし
【性格】気さくでおおらかなお父さん、本人はムッツリと思っているがカタリナに対してはわりとオープンなスケベ
【その他備考】
森国女王カタリナの夫、彼女のような戦闘技能は持っていないが農工製作や作物の知識に優れていて森国の農工関係の官職について国の中枢部で特に活躍をしている。
カタリナが性的な事に無知なことを利用して、これはとても気持ちよくなるマッサージと言いくるめて無知ックスや色々な性的な事を重ねている超スケベな面がある。

こんばんはー
少しの募集がまた沢山集まってびっくりです(白目)
コンマで決めようと思いましたが、人数が多いため投票にしたいと思います
なお>>941フライザーは私が上手く処理できるかが怪しいため、除外させて頂きます
誠に申し訳ございません……

>>931
ジークは不穏なモブ兵士は確実に始末しますので大丈夫です
ただ、ユージーン及びアネット例外です(ばれたり戦闘などはコンマ判定)

>>943
難しいですね……
一応名有りキャラが全員死亡リスクを秘めていると同時に、コンマ次第では生存もします(フリーデシルトとイアン)
公国の下級兵、魔物は基本倒せばそのまま死亡となります(00で奇跡的に生き延びます)ので、そういった意味では
死ぬ前提キャラクターもありですが、扱いに困ってしまうのは死に至るまでの経緯が固定されている場合でしょうか?
(最後は~~を庇って死ぬなど)

>>945
最低保証を持っている敵は誰であれ油断するとやられますのでご注意を


フリーデシルト妻
1・リーリア(>>935
2・ルルディ(>>939
3・ベリィ(>>942
4・クラーリア(>>944



カタリナ夫
1ブライトン(>>937
2ソウキ(>>938
3・ミハエル(>>940
4・ガブリエル(>>946

投票は再び番号2つを続けてお選びください
人がいれば10分後辺りに投票開始したいと思います
なお勝手ながら、今日は更新はお休みとさせていただきます
次スレ用のテンプレやキャラ構築が完了しきってないんです(白目)

>>947
呪いか病の影響で後~回魔法使ったら死にます的なのは大丈夫ですか?解呪しても別に構わないです

単発回避
追加の質問で悪いんだけど、カタリナの餞別はどうやったら見れる?

あーそうだ質問です、仮にですけどセレスティアにジークが連れ去られたとしたらリアローズ達動かしてジーク救出をするもかになったりしますか?

それでは……

フリーデシルト妻
1・リーリア(>>935
2・ルルディ(>>939
3・ベリィ(>>942
4・クラーリア(>>944



カタリナ夫
1ブライトン(>>937
2ソウキ(>>938
3・ミハエル(>>940
4・ガブリエル(>>946

↓1~7多数決コンマ

キャラ案出した人にはもう一度書き込みして欲しいかな
一応自分の出した案には投票しては駄目なルールだから、案投げた後ID変えてない?

アナウンス漏れていましたし、単発でも問題ありません
今回は結果も変わりませんし

【名前】ベリィ
【年齢】35
【性別】女
【所属】鉄国
【外見】青髪のセミロング、華奢なモデル体型だが結構大きな胸で色気がある
【使用武器】 なし、強いて武器というのなら独自に築き上げた女性同士の情報網
【性格】 物静かで温和、しかしバレットが原因で最近は頭痛に悩まされている苦労人
【その他備考】
鉄国の王妃でバレットとリアローズの母親、鉄国の工業を支えている貴族で鍛冶職人の一族出身。
度々王城で社交会や貴族の女性達と交流をして、鉄国各地の情勢を独自に情報収集をして夫へ政策の提案をすることで国を支えている。
王城で行う社交界で彼女が身に纏うドレスや提供する食事等は、鉄国の女性達や他国の穏健派の令嬢や夫人達にとって、トレンドの発信源であるため鉄国の女性達から力強く支持をされるカリスマ。
バレットが舞踏会でやらかしたときは余りのショックで気を失ってしまっていた、その事件の後はバレットを公の場所に出すことを控えるようにフリーデシルトと話し合って決めたらしい。


【名前】ソウキ
【年齢】見た目は20代後半の青年
【性別】男
【所属】森国
【外見】黒髪でエルフ耳、獅子の牙と鋭い爪がありしっぽが腰から生えている。
【使用武器】もしも戦闘になった場合は自衛のために爪&牙を使った体術を使う
【性格】基本的には温和だが、危機が迫ったり興奮すると獰猛になる…そのせいでカタリナに対して起こしたある過去の出来事をずっと後悔している
【その他備考】
獅子獣人の父親とエルフの母との間に産まれたハーフ、そのためか他のエルフと比べて攻撃や回復魔法が不得手で他の獣人よりも俊敏性に欠けていてそこまで戦闘技能はあまり高くない。
しかし薬学に秀でているため、様々な薬を調合して魔法では治癒仕切れない病や呪いを癒す事でカタリナを延いては森国を支えている。
過去カタリナとの初夜を迎えた際に、彼女が性的な事に無知ながら赤ちゃんが欲しいと願ってくれた事に興奮してガッついてカタリナを傷つけて怯えさせてしまい、その恐怖の記憶を忘れさせる魔法の薬を彼女に与えている。
実はその初夜でカタリナは妊娠していたが、彼女は近いのキスで妊娠したと勘違いをしていて彼はその事をとても後悔し続けている。
公国からの襲撃の際は国民の避難誘導と治療の指示に当たっていた為ジーク達に接触していない。

が採用となりました
なお募集しておいてあれなのですが、頻繁な出番の用意は難しいかと思われます……(土下座)

質問への回答は少々お待ちください

>>951
一応『回復魔法に反応するカウンター呪術』という設定がこちら側の用意でもあるので可能ではあります
採用できるかはわかりませんが、よろしければ次スレの汎用キャラ募集の時に

>>952
フリー行動時に、交流→リアローズとリーチェでイベント開始です

>>955
状況というか、相手によって展開が変わりますね
現段階ではまず遭遇はしない相手ばかりですが

・セレスティア→ほぼ確実に姫の抹殺も同時に行うのでその場で総力戦

・シャリオ→ジークのみを連れていくので、リアローズ達で救出に

・ゼルガー将軍→ジークと姫を連れて行くので仲間がいれば救出、いなければジーク達の脱出

・ユージーン→判定次第で即逃走。以後セレスティアの強烈な攻勢開始

・アネット→ジークのみを連れて行くので、リアローズ達で救出に

・その他公国兵→まず負けない

こんな具合です

>>968
はからずも変わってしまう人もいるでしょうし、そこまでガチガチには縛りません
変えて自己投票をしても1票だけでは他の人も票を入れてくれないと結局厳しいでしょうし

ほんの少しだけ、次の行動決定まで投下することにします

――

……

チュンチュン…


リアローズ「ん……ふぁ……」ノビ…

リーチェ「……ん……」ムニャ…


ジーク「……起きたか、二人とも」


リアローズ&リーチェ「「!?」」ビクン!


ジーク「ど、どうした?」

リアローズ「あ、あの、その……おはよう、ございます……!」

リーチェ「も、もしかしてジークさん……」

ジーク「ん……あぁ、大丈夫だ」

ジーク「夜中に酔っ払いが煩くてなかなか寝付けなかったが、寝てはいる」

ジーク「もたれる柱があれば、俺には十分だからな」



リアローズ&リーチェ((今度は私が床に寝よう……))


ジーク「??」

ジーク「とにかく、今日から行動開始だ」

ジーク「まずは……」

――


【辺境の町での行動・朝】

1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)

2:鍛錬(レベル上げやスキル習得。コンマ下一桁判定。レベルは確定上昇)

3:散策(辺りを散策。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり。誰かとの遭遇も)
※-判定緩和中

4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)


↓1~2高コンマ安価採用

んー……ちょっと悩ましい
先にばらしてしまうと姫二人の交流内容が『合作でリアローズの人形作りチャレンジ』でした
ですので今回は混ぜて『ジークを含めた三人でリアローズの人形作りチャレンジ』としてもよろしいでしょうか?

今回で言うと1~42行目をきちんと読んでから内容考えたいって人もいると思うんだけど、即取りは対処しない感じ?

むしろ3人で作った方が楽しそうなのでお願いします
カタリナの餞別が道具だったのかな?

>>979
・フリー行動は前回と変わっていない+散策緩和は昨日アナウンス済み

・フリー行動選択そのものでは致命的な戦局変動は起きない

・フリー行動まで10分後~とかやると遅筆の私の速度が更に下がる

などありますので、即取り対応は難しいです。次回以降↓3まで伸ばす程度でしょうか
あとは次スレでフリー行動の流れを予めテンプレに入れておくとか

>>980
次回更新時に解説入れます

特に否定も無いようですので、次行動は三人によるリアローズ人形となります

とりあえず、二刀流だとかコンマを狙った(外した)とかで誰かを疑ったりすることはやめましょう
基本はコンマを眺めながら、ゆったりと楽しんでいただければ幸いです

本日もありがとうございました!



文章読ませて欲しい問題の解決策、★★★の部分までで一度投下して、30秒くらい挟んでから安価部分をレスするとかどうだろう??



ジーク「まずは……」

――

★★★

【辺境の町での行動・朝】

1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
………
……

3の散策の-判定について今回だけの使用だと気づかず迷惑かけて申し訳ありません

残量不味いんでなんとか今夜中に次スレ用意します
一度書き込み停止をお願いします

>>991さん、ありがとうございます。次回少し試してみます
>>992さん、散策緩和は今回の街にいる限り有効ですので大丈夫です

>>1000ボーナスは
・ゾロ目チケット配布
・急激なストーリー変化などの無茶ぶり
以外でお願いします。
~~なイベントが起きるとか、そんな感じで

以後、埋めてしまって大丈夫です

流石に人がいないか……
>>1000お願いします

>>1000ならコンマ神が次スレもハッスルする

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