【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい2 (1000)
【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい2
安価やコンマで、剣と魔法な世界で主人公が姫と結ばれる為に頑張りましょう
亀更新、深くは考えていない行き当たりのため、途中で色々変わってしまうかもしれませんがご容赦を
1スレ目:【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1613877615/)
~簡単な舞台解説~
剣と魔法のよくあるRPGな世界の大陸の一つ
三つの大国が大陸を統べていましたが……
【公国】(大陸外侵略視野)
広大な領地を貴族達が治める国
自国の発展に力を注いでおり、使えそうなものはなんでも使う主義
この性質により民を含めて異国民にも寛容な者が多い
幅広い種類の道具を取り扱い、商業に力を注いでいる
1スレ目開幕から怒涛のコンマを叩きだし、一躍世界の覇者となった
現在各地に展開している公国兵の多くは傭兵や賊である
【鉄国】(壊滅)
屈強な戦士の多い無骨な国
規模はまだ公国より下だが、鉱物や魔道を組み合わせ急速発展中
独自の工学文明により、高い技術力と戦力を保有
世界全体の工学発展を謳い、鉄工業に余念がない
1スレ目開幕から公国の奇襲により壊滅するという憂き目に……
しかし国王と騎士団長が揃って偶数ゾロ目を叩きだし生還するという意地を見せる
【森国】(壊滅)
深い森の中にある神秘の国
自然の恵みに感謝し、他国には無い魔法を操れる者が多い
人と異なる外見の者達も住む影響か、少々閉鎖的
変わらぬ安寧を良しとし、林業や農業が発展している
1スレ目から鉄国同様にコンマが荒ぶり、公国の奇襲により文字通りの大炎上
しかし国王が次々に荒ぶり、公国の隠し玉の一体を粉砕し逆襲の機会を狙う
~主人公と姫の簡易紹介~
【ジーク】
生きることと食べることに執着を持つフリーの傭兵。21歳
鉄国姫リアローズとは幼少期から出会っているが、お互いに覚えていない
このスレの主人公。頑張って姫と結ばれたいけど、正直今はまず生き延びることが大事
ジーク本人の能力はありえないくらい高いのだが、何しろ世界情勢が世紀末過ぎる
・レベル112
・夜レベル100
・料理レベル100
【リアローズ】
鉄国の姫。18歳
メカクレで基本は大人しい。お人形大好きの優しい子
いきなり祖国を滅ぼされるわ重傷負わされるわで苦難の連続
それでもめげずにジークと共に祖国奪還を誓う
変装時は傭兵シェリルと名乗り、ジークを援護する
・好感度94
・レベル55
・夜レベル48
・料理レベル90
【リュノ】
森国の姫。17歳
ぼんやり優しげな見た目とは裏腹に探究心が強い行動派
戦闘能力は妹に劣るが、拠点作成と防衛に凄まじい才能を開花させる
鉄国と森国が壊滅している為、完全な安全地帯は彼女の拠点しかない
夜のお勉強も意外としているようだ
・好感度67
・レベル40
・夜レベル84
・料理レベル78
【リーチェ】
森国のもう一人の姫。16歳
真面目で礼儀正しい妖精姫。羽の出し入れは自由自在
森国でジークに助けられて以後、彼と行動を共にすることに
回復魔法が得意だが、単純な戦闘能力はジークを上回る実力者
変装時は傭兵ルーチュと名乗り、ジークを援護する
・好感度97
・レベル112
・夜レベル19
・料理レベル82
【セレスティア】
公国の姫。18歳
表向きは大人しい金髪美少女
しかしその本質は欲しい物は絶対手に入れるという、公国の体現者
ここまでならまだよかったが、コンマが荒ぶった結果その執着心は限界突破
ひたすら愛しい人を求める乙女であるが、愛する人以外はどうでもいい
強力なペットと殺人的な料理の腕を持つなど、あらゆる面で突き抜け過ぎている
・好感度???
・レベル???
・夜レベル???
・料理レベル1
※詳しいキャラ設定や他の登場人物は前スレにて
~その他解説・留意事項など~
・このスレは参加して下さる皆さんのおかげで成り立ちます
・頻繁にコンマ判定や安価が飛びます
・コンマ判定は連取有。安価や多数決の時は連取無効となります
・質問には答えられる範囲で答えます
・判定内容により、高コンマがよかったり低コンマがよかったりと変化します
・多数決時以外のゾロ目は、ボーナスがつくことが多いです↓
『奇数ゾロ目』
良結果判定。しかし判定内容次第では最悪の結果になることもあります
『偶数ゾロ目』
基本は良結果判定。しかし敵のレベルアップ判定、国の損害判定など極一部ではマイナスになることも
『コンマ00』
ハイパークリティカル。どんな判定内容であれ主人公にとっての確定最良結果となります
※コンマ結果は全て運です。誰かを責めたりせずに楽しみましょう。自分を責めるのもやめましょう
ここが一番大事です
・メイン級キャラクターは、その都度安価募集。のちに多数決で採用キャラを決めたりします
・敵、サブキャラクターは私が拾えそうなものを勝手に拾うことがあります
・多数決が同票の場合、コンマ判定。コンマ合計値が多いものを採用します(ゾロ目優先)
・キャラクターはあまりに設定が細かすぎると私が処理しきれない可能性が高いです。ご了承ください
・どんな強いキャラクターも、基本は複数の敵に囲まれると負けてしまいます
・諸事情につき、竜の力を持つキャラクターの登場は難しいです
・展開巻き戻しはありません
※このスレは姫と結ばれることを目的としているため、主人公のハーレム化はまず無理です。ご了承ください
※展開によっては姫含むキャラクターの凌辱や死亡もあります。こちらもご了承ください
~キャラクターシートテンプレ~
【名前】
【年齢】
【性別】
【所属】
【外見】
【使用武器】
【性格】
【その他備考】
※このシートを元にしますが、フレーバー判定等で設定が増えることもあります
~自由行動基本表~
【○○での行動】(朝と夜二回行動)
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬(レベル上げやスキル習得。コンマ下一桁判定。レベルは確定上昇)
3:散策(辺りを散策。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり。誰かとの遭遇も)
4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
前スレ>>1000、できればハッスル避けてほしいところですが……
イベントの希望は無しということでよろしいでしょうか?
無ければ後日、このスレにて先着ボーナス安価を取りたいと思います
遅くなりましたが、改めて本日もありがとうございました!
褐色娘いいよね……
https://i.imgur.com/FWREVUF.jpg
不手際に加えてスレの確認が遅れて本当に申し訳ございません
私としては>>1000ボーナスでまさか完全デメリットなイベントの選択がされるというのは、完全に想定外でした
加えて今回の『ユージーンとの遭遇』はまさに急所を突かれたと言っていい案件で、
・『通常の散策の時に極低確率(33or99)でも遭遇してしまう相手』であるため、>>1000の除外対象外
・ユージーンに遭遇しても絶対にマイナス直行とは限らない(コンマ判定)
・こちらは事前に情報を出しており、イベント選択者にしばらく思考時間があった後に出した結論である
・安価の変更及び取り下げは認めない(加えて今後は『無理なら~』と二択にするのも禁止しておきます)
なので、今回は後から訂正が入っていますが『ユージーンとの遭遇』を採用とします
なお付け加えると、セレスティアは張り紙攻勢はしていません(情報が少なすぎる+自由に動かせる駒の限度)
正直なことを申してしまいますと、コンマではなく安価で人為的にプロットを破砕されたことは初めての経験で、かなり困惑している状態です
以後もこの急所を突かれ続けるととても苦しいため、以後は『>>1000ボーナスシステムは廃止』とさせて頂きます
(まず現状このスレの>>1000までジーク達が生き延びるかも怪しいですが)
代わりに一定周期でスレ内で小イベント案を募集→多数決コンマ採用の形を取らせていただきたいと思います
またユージーンの登場によりこちらが用意していたこの後のイベント複数の廃棄も確定した為、現在急いで練り直しの最中です
今日も更新できるか怪しいですが、ご了承ください
私の不備や説明不足諸々で皆様を混乱させてしまい、誠に申し訳ございません……
そして今回の件で最も痛感したのは、私と参加してくださっている方々の認識の相違があったということです
これが今回の不手際の根源でもあり、改善すべき点でしょう
私としては、これでもコンマ難易度は高めに設定しているつもりです
その中でいい結果もあれば悪い結果もある、それを楽しみながら最後には『スレタイを回収したい』という思いがあります
当然、主人公の生存は絶対条件となります(二週目などはないので)
その為、危機的状況に陥った場合などは『』で要点を強調したり敵勢力の強さを少し開示する『ヒント』などを出しています
ですが
・ストーリ開始直後『ワイバーンのレベル開示』をしてもなおカウンター狙いの人が多かった
・公国将募集で味方になりそうな存在以上に強敵になりそうなキャラの案が多かった
・今回は私の『遭遇後に陥る危機』を理解した上で、それでもユージーンとの遭遇を選ばれた
これらから考えるに、皆さまが求めているのは『死んでも構わない。凌辱の方がみたい』ということなのではないか
それでなくとも『もっと困難を乗り越えた果てに姫と結ばれたい』のか……
どちらにせよ『現時点での展開及び難易度に不満を持たれている』と判断しました
その為、現在考えているのは
・低確率成功判定の消滅=良結果消滅による難易度上昇(>95、5>の基準値判定を無くします)
・ゾロ目チケットの廃止(戦闘時の確定クリティカル、死亡回避による危機感の無さを無くします)
・全体的な判定の激化(コンマ基準値を一律で10上げる)
・一部敵を(弱)→(強)へ(スキル追加、レベル上昇など)
となります。
23時ごろに一応多数決安価を取りたいと思います
新スレ早々に本編を始めずに本当に申し訳ありませんが、よろしくお願いします
※なお現在の難易度の状態でもコンマ次第ではジーク達は窮地に陥ります
※リアローズ人形作成後に遭遇となりますので、鍛錬等はできません
そして先にコンマ判定も取っておきます
↓1~2コンマ二桁
>>36さん
支援絵本当にありがとうございます!
リアローズは『青みがかった』だからそういった髪色が正解なのですね
描写する時がくれば注意したいと思います
とりあえず取る
――
姫お抱え傭兵との遭遇
1・ユージーン戦闘レベル(姫配下の為1/2撤廃+歴戦傭兵補正+20)
コンマ26+20
=レベル46(逃げすぎて腕がなまったかもなー……)
2・ユージーンのジークへの直感
30>14
※基準値を下回った為、感づかれました
――
ユージーンに感知されました
ただレベルはかなり低めになった為『ユージーンに殺される、攫われる』ことはなくなりました
それでは……
難易度上昇か否か
↓1~7多数決コンマ
満場一致で否ですね
……一部の人がハイリスクでハイリターン狙っているということなのでしょうか?
あらかじめ言っておきますと、リターンがあるときもありますがハイリスクノーリターンもあります
とりあえず、現状の難易度で続行します
ユージーンに感知はされたものの、まだ希望はある状態でしょうか
とりあえずリアローズ人形の解説くらいはしたいので、日付跨ぐ辺りにまた来れたら来ます
皆さま、お騒がせして大変申し訳ありませんでした
なおコンマは狙えるかどうか定かではありませんが、00を狙ってすかして99では地獄ですし、戦闘以外では低コンマが良い結果の時もあります
そのため反転コンマ採用は見送りとさせていただきます(先にネタバラシですが、敵に戦闘時のコンマを反転+ゾロ目無効化させる奴の用意はあります)
今後ともご参加いただけると幸いです
特殊イベント【リアローズのお人形】
――
ジーク「まずは変装をして、一度外に出るとしよう」
ジーク「戦禍を被った場所以外がどういう状況なのか、知っておきたいからな」
リアローズ「わ、わかりました……!」
リーチェ「すぐに着替えて……ん?」コツン…
ジーク「どうした?」
リーチェ「ジークさんから頂いたコートの中に何かが……」ゴソゴソ…
リアローズ「あれ、私の方にも……」ゴソゴソ…
ジーク「妙だな。一応中身は全部出した筈だが……」
コロン…
リーチェ「こ、これは……」
魔導石「……」キラキラ…
リアローズ「お人形の……?」
鉄鋼石「……」キラキラ…
ジーク「俺の物ではないな」フム…
ジーク「そうなると、カタリナが入れたのか?」
リーチェ「……そのようですね。これはお母様の雷の魔力が込められています」
ジーク「雷の魔力?」
リーチェ「ええ。普段は樹に当たるからとあまり使われないのですが、間違いありません」
リーチェ「リアローズ様の石からは、魔力を感じませんけれど……」
リアローズ「こ、これは多分、お人形の『核』です……」
ジーク「……核?」
リアローズ「え、えっと、お人形って、実はみんな意思を持っているんですよ?」
ジーク「……」
リーチェ「……?」
リアローズ「ほ、本当なんですよっ///」
リアローズ「確かに個人差がありますから、ぼんやりとしか感じられない子もいますけど……」
リアローズ「大きな子になると、その日の調子くらいはわかりますよ?」
ジーク「な、なるほど。それで、核というのはつまり……」
リアローズ「鉄国のお人形は、二種類いるんです」
ヒュパ!
リアローズ「一つは、こうやった糸を繋いで誰かが動かす『からくり人形』」
リアローズ「戦闘用は硬くて頼もしいですけれど、時々自由になりたいって訴えかけられたりとか……」
ジーク「そういえば、リアローズの人形は……」
リアローズ「からくりでした。でもあの日に、みんな……」
リアローズ「そしてもう一つは、この鉄鋼石を核とした『自立人形』です」
リーチェ「もしかして、自分の意思で動くのですか?」
リアローズ「はい。からくり人形よりも、明確な意思があります」
リアローズ「私も、からくりだけど自立もするお友達がいたんだけど……」
リアローズ「みんなに……お父さんを助けてって、お願いしちゃいました……」
リアローズ「……」ウツムキ…
ジーク「……意思があるなら、それを断ることもできた筈だ」
ジーク「それをしなかったということは、リアローズは人形達から信頼されていたのだろう」
ジーク「俺には人形と信頼関係を結ぶことは難しいだろう」
ジーク「それができるリアローズは立派だし、誇るべきだ」
ジーク「人形はリアローズの為に戦った。それなら、鉄国を取り戻してそれに応えればいい」
リアローズ「は、はい……!」
ジーク「しかし、凄いな。核とはつまり人間の脳や心臓に位置するということか」
リアローズ「そう、ですね。理屈としてはこの鉱石に宿っている魔力から自我が、ということらしいけど……」
リーチェ「鉄国では珍しい鉱石が掘れるといいますものね。それを人形に組み込んで……」フムフム…
ジーク「からくりの上位互換、その気になれば兵の代わりにもなるか?」
リアローズ「いえ、そうでもないんです……」
リアローズ「からくりは『私達が操って』戦います」
リアローズ「ですから『操者の技量が直接反映されるので、熟練者が使えば強くなります』」
リアローズ「あとは『もし一部分を壊されても、修理すればまた元に戻れ』ますね……」
リアローズ「核のある人形は『自分の意思で』戦います」
リアローズ「『操者がいなくても戦え』ますが『元からある強さより上にはいけません』」
リアローズ「『元から高い水準の力がある』けれど『核を破壊されたらもう動けない』んです……」
ジーク「なるほどな……つまり『地道に鍛えていけるからくり』と『即戦力として消耗する核人形』か」
リアローズ「ジークさん! 自立人形の子も生きているので、大事にしてあげてください……!」
ジーク「す、すまない」
リーチェ「……」コロコロ…
リーチェ「原理としては、以前お母様からうかがった『魔法人形』に近いのですね」
リアローズ「魔法人形……?」
リーチェ「はい。やはり『核』が使われるそうですが『鉱石ではなく高位の術者の魔力を固めたもの』を使うとか」
リーチェ「『製作者の魔力次第では複雑な命令式を内包できる』ため『戦闘能力は非常に高い』そうです」
リーチェ「ただ魔力固めるという行為そのものの難易度が高い為『耐久性に難がある』ようですね」
リーチェ「『術者とは別に行動できる』けど『術者が倒れれば消滅』して『作り直し』が必要らしいですよ」
ジーク「色々な人形がいるものだな。全てが利点と欠点を備えているようだが……」
ジーク「……カタリナがわざわざそれを用意したということは、リアローズの自衛の為かもしれんな」
リアローズ「……!」
ジーク「これからを考えると、やはり一体は人形を用意しておいた方が安全だろう」
ジーク(しかし、何故二つの核を用意したんだ?)
ジーク(……ん?)
ジーク「リーチェ、さっき雷の魔力と言ったな?」
リーチェ「は、はい!?」ピクン!
リーチェ(い、今、名前で……///)
ジーク「雷の魔力を核とした場合、できあがる人形も雷を主軸とするのか?」
リーチェ「はい。核の魔力はそのまま戦闘方法に直結しますね。『身体その物が雷の魔力』になりますから」
ジーク「……雷に雷は、効き目が薄い。その石を使った人形なら『ワイバーンの奇襲に対抗できる』か?」
リアローズ「……!!」
リーチェ「そう、ですね……おそらく、可能かと」
リーチェ「ですが飛竜の脅威は、雷だけではありません。翼から繰り出される強風に、強固な尾……」
リーチェ「雷を耐え凌いだとしても、次の攻撃で砕かれてしまいます……」
ジーク「……鉄鋼石の核を持った人形なら、逆に強風や尾撃に耐えられないか?」
リアローズ「あ、確かに雷さえこなければ……!」
ジーク「『鉄国の鉄鉱石の核』と『森国の魔法の核』を同時に使用すれば――『ワイバーンそのものに対抗できる』と思わないか?」
リーチェ「な、なるほど……!」
リアローズ「で、でも掛け合わせなんて私も経験が……」オロオロ…
ジーク「リアローズは元々、人形の知識が豊富だ。そしてリーチェは魔道に精通している」
ジーク「『二人が協力すれば』できるんじゃないか?」
リアローズ「ジ、ジークさんは……?」チラ…
ジーク「……」
ジーク「お、俺は、その……外側だ。人形の外側の素材を探せる。多分……」ダラダラ…
リーチェ「リアローズ様との、共同作業……」ゴクリ…
リーチェ「ならばお母様のこの石だけでなく『私の魔力も注がなければ』なりませんね!」
リアローズ「あ、新しいお人形……」ソワソワ…
ジーク(……『雷対策をしてくれるカタリナの石は一つだけ』つまりは『今作れる人形も一つだけ』だな)
ジーク(リーチェの魔力はわからないが『攻撃』か『防御』かに割り振ることは出来る筈だ)
ジーク(そして『からくり』にするか『自立人形』にするか……)
ジーク(『リアローズと共に強くなることを期待してからくり』か『今すぐ戦力となる自立人形』か……)
ジーク(どちらにしたものか……)チラ…
リアローズ「~~♪」ワクワク
ジーク(……やはり、彼女は笑っていた方がいいな)
ジーク(最後は、リアローズ自身に決めさせよう)
……
――
すみません、遅いので多数決決定はまた明日に
まとめると
・大器晩成型、壊れても直しやすいからくり
か
・即戦力。だけど致命傷を負った場合はさよならな自立人形
を
・リーチェの『攻撃』を生かした型にするか
・リーチェの『防御』を生かした型にするか
の4択の安価となります
これで選ばれた人形がそのままリアローズ強化or同行戦力となります
本日もありがとうございました!
お疲れ様でし
今のうちに確認しておきたいけど転移アイテムって発動範囲とか決まってる?(敵に組みつかれている時に使うと敵諸共ワープしちゃうんじゃないかとか)
おつおつ
ついでに質問ですー
フリーデシルトを守ったお人形ちゃん達や、最初にリアローズとジークがワイバーンから逃走してた場面で破壊されちゃったお人形ちゃん達の核って完全に全て砕けてしまって居ますか?
もしも無事だった場合はベリィさんのツテとか使ってお人形ちゃんの新しい身体作ってあげたり出来ますか?
リアローズがより喜ぶ人形を選びたいな
もし可能ならジーク達の今のレベルやスキル公開ってできる?それ参考にしたいんだけど
>>92
いやいやめちゃ好みなんでできれば全キャラ描いて欲しいくらい
厳密には多少違うけど、スーパーマリオRPGのジーノみたいに人形にやがて自我が芽生える可能性とかあるのかな?
こんにちはー
>>101
カタリナ製転移の護符は特別仕様で『味方全体のみを確定転移』させられる救済道具です
以後、確率入手可能な通常の転移の護符は『一枚で一人だけ転移』なので人数分必要になります
なおどちらも敵がくっついてくることはありません
>>105
残念ながら鉄国壊滅+リアローズ重傷判定で人形は完全に破壊されています
このまま鉄国奪還まで人形が無いのも可哀相なので、色々考慮した結果人形作りイベントとなった次第です
>>108
ジーク:レベル112
【スキル】
★『姫との生の誓い』★
敵の奇襲攻撃を無効化。判定を伴わない攻撃を受けた際は受けるダメージを半減させる(小数点切り捨て)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても35まで軽減し戦闘を行う
戦闘不能時は一度だけ耐久1の状態で復帰し、逃走判定に30の補正を得る
さらに姫と共に行動時は奇襲無効化時に優勢判定を得、姫への致死攻撃を肩代わりすることができる
『傭兵流戦闘術』
戦闘時、常時補正+10
『戦場を熟知する者』
戦闘時、地形や天候等による影響を受けない
また奇襲成功時、与えるダメージを1増加させる
リアローズ:レベル55
【スキル
★『???』
※からくり人形を作成した場合、武器獲得によるリアローズのレベル上昇+このスキルが解放となります
スキル性能は作成人形決定後のコンマで少し変化します
『絡み付く鉄の糸』
優勢取得時、コンマ一桁が3、6、9なら敵を防御状態に固定し-10の補正をかける
さらに敵の★以外のスキルを全て封じる
リーチェ:レベル112
【スキル】
★『癒しの大妖精』
戦闘時、劣勢を一度だけ無効化
さらに負傷判定を一段階緩和させる
『エアスラッシュ』
風属性。攻撃状態時、補正+20
敵が飛行している時、優勢取得時のコンマ偶数で与える優勢値を2にする
『スコール』
水属性。敵の戦闘、逃走にそれぞれ常時-15補正
『ストーンバレット』
土属性。戦闘時、常時補正+10
現段階の強さや獲得しているスキルはこんな具合です
なお説明が漏れていましたが★のついているスキルはキャラ固有スキルや上位スキルとなっていて
発動優先順位が上がり、また敵の通常スキル封印などの影響を受けなくなります
>>109
自立人形は軽い意思を持ちますが、明確な自我を持つのは難しいですね
『魔法人形』は作成者のレベルがあがると自我を持つ設定がありますが、今回は関係ないです
それでは少し早いですが、今後の為にも早めに決めておきたいと思います
※からくり人形→リアローズの『武器』となり、彼女のレベルやスキルが増加(以後強化判定あり)
※自立人形→ジーク達の『同行者』となり、人形のレベルそのものをジーク軍に加算できる(以後強化判定は無し)
※いずれも人形タイプ決定後のコンマ判定有
1:リアローズの武器となる『からくり人形』を『攻撃重視』で作る
2:リアローズと武器となる『からくり人形』を『防御重視』で作る
3:リアローズと共に戦う『自立人形』を『攻撃重視』で作る
4:リアローズと共に戦う『自立人形』を『防御重視』で作る
↓1~7多数決コンマ
1:リアローズの武器となる『からくり人形』を『攻撃重視』で作る
思ったよりも票がよりましたね
ではこのタイプで作成後、ユージーンとの遭遇に入ります
(なおユージーンとの遭遇一連の流れを全て凌ぎきった場合でも、公国サイドに一度視点が変わります)
なおフレーバーですが、リアローズ人形に名前案がある方がいらっしゃいましたらお願いします
(からくりの外見は実戦用のため、全身鎧騎士のようなものです)
そしてコンマ判定も先に取っておきましょう
↓1~3コンマ二桁
これはジークひっそり落ち込みそう
リアローズからくりの出来栄え
※合計値165以上で性能アップ
1リアローズの人形『作成』技能(キャラシートより補正+15)
コンマ91+15
= 1 0 0 (お人形は友達。丹精込めて作り上げるのがからくり士の義務……!)
※鉄国に並ぶ者はいない程の技量だったようです。
※もう一つの技能『???』もいつかいい値がでれば鉄国歴代最高の姫となるでしょう
2ジークの素材探し
コンマ50>03 (…………団長、助けてくれ)
※いい素材を見つけられませんでしたが、リアローズとリーチェが頑張ってくれました
3リーチェの魔法協力
コンマ85>50 (コツは掴めました。初めての経験だけど楽しいです♪)
※初めての作業でしたが呑みこみがはやかったようです
※合計値100+3+85=188
合計値が165を超えたため、人形作成大成功!
スキル強化+リアローズのレベルがさらに+5されます
――
これはかなりの良結果ですね
それではまた夜に更新再開したいと思います
あれ、団長ってイアン団長は事?それともジークの所属してた傭兵団長の事?
こんばんはー
それではゆるりと本編を再開していきたいと思います
>>128
ごめんなさい、傭兵団の団長です
ややこしいから今度団長案だけ募集した方がいいかな……
――
……
リアローズ「――作るなら、『からくり』の方でも大丈夫でしょうか……?」
ジーク「俺はリアローズの考えを尊重するが、理由を聞いてもいいか?」
リアローズ「……カタリナ様が用意してくださったこの石を核に自立人形を作れば、きっと強い子ができあがります」
リアローズ「でも、そうしたらきっとそれに頼り切っちゃいます……」
リアローズ「それじゃあ、駄目なの……『私が』ちゃんと、強くならないと……!」グッ…!
ジーク「リアローズ……」
リアローズ「あ、あと、核の魔力がカタリナ様のものだと、なんだかカタリナ様に命令を下している感じが恐れ多いというか……///」
リーチェ「鉄国の技術と合わさった場合はわかりませんが……」ウーン…
リーチェ「『魔法人形』は核の魔力の作成者の影響が大きいですからね。お気持ちはよくわかります」ウンウン
リアローズ「だ、だから、この二つの核を『補佐』に使った『からくり人形』を作りたいんです……!」
ジーク「なるほど、わかった。俺に何か手伝えることはあるか?」
リアローズ「えっと、それじゃあからくりの『外見』になる素材を探して貰っていいですか……?」
リアローズ「ばらばらでも、糸で上手く繋げますから……」
リーチェ「私も魔力を使いリアローズ様を補佐してみせます!」ビシ!
ジーク「わかった。すぐに戻るが、注意しておいてくれ」ザッ!
リーチェ「はい!」
リアローズ「ジークさん、よろしくお願いします……!」ペコリ
リーチェ「それではジークさんを待っている間に、私は知識を深めたいと思います」
リーチェ「からくりを作る……核を使わずに補佐に回すとなるとどうするのでしょうか?」
リアローズ「えっと、私も初めてだけど、たとえばこうすれば――」
……
――
――
……
ジーク(……からくり、からくり)
ジーク(……要は、動く人形だ)
ジーク(実戦用なら、大きさも必要だろう)
ジーク(加えて魔法人形ではできない、硬さが必要……)
ジーク(鉄国の姫が操るのだし、やはり鉄製がいい筈だ)
ジーク(その弱点を補うための森国の技術だからな。そうなると……)
ジーク(いや待て、あの小さな石をそもそもどうやって使うんだ?)
ジーク(鉄を含んだ石を幾つも固めて中央部に埋め込む……?)
ジーク(いやいや、細かい部分が多いとその分操る手間が増えるのではないか?)
ジーク(そうなれば操者のリアローズの負担が増す……)
ジーク(…………な、何を素材にするのが正解なんだ?)グルグル…
武器屋「おっ、そこの兄ちゃん傭兵かい?」
ジーク「……そうだが」
武器屋「駄目駄目、そんな軽装じゃそこら辺の魔物にだってやられちまうよ?」
武器屋「どうだい、最近入荷したばかりなんだが……」チラ
フルプレートアーマー「……」ズドーン!
武器屋「どうだい、この重厚な鎧! どんな攻撃でも跳ね返すぜ!」
ジーク「……」
武器屋「安くしとくよ兄ちゃん!」
ジーク「…………」
……
――
――
……
ジーク「……今戻った」
リアローズ「あ、おかえりなさいジークさ――」
フルプレートアーマー「……」ズドーン!
リアローズ「」
リーチェ「……も、もしかして?」
ジーク「……すまない。俺では、これくらいしか思いつかなかった」ガクリ…
ジーク「わかっている。買ってから気が付いた」
ジーク「これをこれからリアローズの武器にすれば、重量の問題があると……」
ジーク「俺は担げるが、これでは……」ガクーン…
ヒョイ
リアローズ「大丈夫です……」ニコリ
ジーク「リアローズ……?」
リアローズ「確かに、これを着て戦う……とかは無理だけど」コンコン
リアローズ「私だって、鉄国の姫だもの……鉄鋼物を持ったり触ったりはよくします」
リアローズ「これくらい、頑張って背負ってみます……!」
リーチェ「ま、待ってください! 私なら潰れてしまいそうな鎧を、分割してでも担ぐのは無茶です!」
リーチェ「ここは、私にお任せください!」ゴニョゴニョ…
リーチェ「風の加護を、ここに!」カッ!
フォン…
リアローズ「わっ!? 鎧が軽くなった……!?」
リーチェ「風魔法を応用して、少し浮かせてみたんです」
リアローズ「すごい……あ、これを全体に応用して、鉄鋼核を経由させれば――」
リーチェ「なるほど! では、同様に雷の魔力も鎧全体に巡らせるように――」
リアローズ「駆動部分には――」
ワイワイキャッキャッ…!
ジーク「……」ポツン…
ジーク「…………」
ワイワイキャッキャッ…!
ジーク(…………座ってよう)ストン…
―――
……
ジーク「……」ジー…
リアローズ「ここを、こうしてこうすると……」
リーチェ「へぇ~! 面白いです!」キラキラ!
ジーク「……」ジー…
リーチェ「魔力を試しに流してみます。これで普通の鎧よりも硬く……」キィィィン!
リアローズ「やっぱり、森国の魔法は凄いなぁ……」ワクワク!
ジーク「……」ジー…
リーチェ「むむ、リアローズ様ならここは――」
リアローズ「あ、あの……リーチェ様? もしよろしければ、様付けは無しでお願いできますか……?」
リーチェ「え?」
リアローズ「わ、私……お人形や家族以外で、こんなに楽しくお喋り、したことないから……」モジモジ…
リアローズ「わ、私と、お……お友達、に……///」カァ…!
リーチェ「!!」パァ!
リーチェ「ふふ、ありがとうございます! それでは私にも様付けは不要ですよ? 元より未熟な身ですので」
リアローズ「そ、それは流石に……難しいかな、って……リーチェ……さん?///」
リーチェ「わ、私もです/// では、これからも宜しくお願いしますねリアローズさん!」
リアローズ「は、はい!」パアアァァ!
リーチェ「ではリアローズさん、ここの構造はどうしましょう?」
リアローズ「そうですね……ここはしっかりと――」
ジーク「……」ジー…
…………
ギュギュ…!
リアローズ「で、できた……!」ギュルン!
からくり騎士「……!」ガシーン!
リーチェ「す、すごい!」パチパチ!
リーチェ「私もこの子を作る役に立てたのかと思うと、感慨深いです……!」
リアローズ「ありがとうリーチェさん!」ギュッ!
リーチェ「///」
リアローズ「ジークさんジークさん! 見てください! こんなに凄いお人形ができました!」
ジーク「あ、ああ……本当に二人だけでこれを作り上げるとはな……」タラリ…
リアローズ「リーチェさんの風の魔力で重さを感じにくいですし、素早い動きが可能になっています!」グイ!
からくり騎士「……」シュバッ!
リアローズ「最後に、この子の名前をつけて完成です! 何がいいかな……?」ワクワク!
――
リアローズからくり、名前は?
1・リアン
2・フラネッタ
3・リーローク
↓1~3多数決コンマ
2・フラネッタ
――
リアローズ「……」ウーン…
リアローズ「……」
リアローズ「……うん! この子の名前は『フラネッタ』にします!」
フラネッタ「……!」
リーチェ「いい名前だと思います!」
ジーク「そうだな。なんだか強そうな響きだ」
リアローズ「えへへ……///」
リアローズ「フラネッタ、今日からよろしくね?」クイッ
フラネッタ「……」ガキョーン!
リーチェ「わ、本当に生きているみたい……」ドキドキ…
ジーク(俺が買ってきたただの鎧が、妙に圧を放って見える……)ゴクリ…
ジーク(これが、リアローズの技術とリーチェの魔力が合わさったからくり……)
ジーク(言うならば、魔鉄騎士か……)
――
※リアローズの人形スキルが解放!※
★『からくり戦操・魔鉄騎士フラネッタ』
鉄国特効を無効化し、戦闘時、常時補正+10を加える
さらに優勢取得時、コンマ一桁が3、6、9なら判定表から劣勢判定を除いた連続攻撃を仕掛ける
この効果は優勢を防がれても発動するが、1ターンに一度のみ
※さらに作成大成功により、リアローズのレベルが+5+5!
リアローズ:レベル55→レベル65
――
フラネッタ「……」ガシーン!
フラネッタ「……」シュバッ!
リアローズ「ふふふ……♪」ニコニコ
リーチェ「~~♪」ニコニコ
ジーク「……」ジー…
リアローズ「!!」ハッ!
リアローズ「ご、ごめんなさいジークさん……! つい、はしゃいでしまって……///」
ジーク「い、いや。大丈夫だ」フイ…
リーチェ「ジークさん?」
ジーク「……昼になったら、外で買い物だ。それまで好きにしていていい……」
ジーク(……)
ジーク(……笑顔、か……)
……
――
【特殊イベント・公国姫の傭兵】
――――
―――
――
―
【???】
バサァ…!
ワイバーン「グルゥ…」スッ…
ユージーン「ほい、ご苦労さんっと」スタッ
ユージーン「うーーーーーーん……!」ノビー!
ユージーン「うん、樹が一杯で自然豊かって感じだ。嫌いじゃないねぇ、こういうの」
ユージーン「ここらは森国の田舎の方ってことらしいが、遠目でも町が見えるじゃないか」ジー…
ユージーン「いいね、金を稼げるだけ稼いだ老後は、こういう場所でのんびりするってのも悪くない」
ユージーン「……」
ユージーン「……はぁ。それまでに、姫様がもーちょい落ち着いてくれたらなぁ……」
ワイバーン「……」ジロ…
ユージーン「……俺の安寧の前に、姫様の幸せを探さないとなぁ!」
ユージーン「こういう田舎は、探し漏れしやすいからな! 遠征で大変だけど頑張りますかぁ!」グッ!
ワイバーン「……」
ユージーン(くっそ、こいつらは一体どれくらい俺達の言葉わかってるんかねぇ……あぶねえあぶねえ)
ユージーン(あの一際ヤバいペットが従っているせいか『ワイバーンの一部まで姫様に従っている』のは本当みたいだな)
ユージーン(とにかく、最近の姫様は苛烈さが増している。下手すりゃ俺まで『おやつ』だしな……)
ユージーン(せめて情報が増えるまで、遠くの田舎を調査しつつ避難しておくのが賢い選択だよなぁ……)
ワイバーン「……」
ユージーン「……さてさて、今日も元気に白髪の男を探しますか!」
ユージーン(ほんっと、滅茶苦茶な仕事量だよなぁ……嬉々として従うアネットはまじ尊敬するわ……)スタスタ…
ユージーン(あの町ついたら、適当に探しつつ一杯やろうかなぁ……)
……
――
――――
……
ワイワイ…
ユージーン「ほぉー……?」キョロキョロ
ユージーン(公国が鉄国も森国も滅ぼしたのは間違いないっぽいが……)
ユージーン(見たところ、領地全部の支配は出来ていないし広まってもないって感じかね?)
ユージーン(大公様の性格じゃ、主要な拠点さえ潰せば蟻は放置してもいいって考えるか……?)
ユージーン(それならそれで、こういった場所は狙われない可能性が高い)
ユージーン(よし、やっぱ今日は久々に飲もう。ずっと姫様の仕事続けてたら身ぃもたねーし)
ユージーン「……」ポンポン…
みっちり財布「……」ミチミチィ…!
ユージーン「でも金払いはいいからやめらんねーよなぁ……」
ユージーン「さーて、どこかにいい酒場はねーかなっと」
ユージーン「公国じゃ真昼間から酒なんて……ん?」
ワイワイ…
ユージーン「んん……?」ジー…
ジーク「道具の確認は、怠るな。これも傭兵の心得の一つだ」
ジーク「忘れたら死に直結するような道具は余分に買うといい」
ジーク「あとは紙に自分を戒める言葉を書くんだ。あれは持ったのか? とな」
シェリル「わ、わかりました!」
ルーチュ「これも生き残る術なのですね……!」
ユージーン(ありゃあ、同業者か……?)
ユージーン(フードを被ってて見にくいが……)
ユージーン(……)
ユージーンのジークへの直感(>>45)
30>14
※基準値を下回った為、感づかれました
――
ユージーン(……! あいつ、白髪か!?)ピクン!
ユージーン(あーーーーーっ、くそ! 人が飲もうかって時に出てくるか普通!?)
ユージーン(っても、白髪って意外と少ないしなぁ……)
ユージーン(……)
ユージーン(もし、もしありえないとは思うが、あれが姫様の探し人だったら……)
ユージーン(俺はきっと、途方もない程の報酬が手に入る……そうすりゃ、すぐにこういった田舎で……)
ユージーン(……やばくなったら、逃げりゃいい)ソッ…
ユージーン「へへ、ちょいといいかい兄さんよ」
ジーク「ん? 俺のことか?」
ジーク「……」スッ…
シェリル「……!(待て、の合図……)」ピタ
ルーチュ「……!(近づいてくる者には全て気をつけろ……こういうことなのですね)」ピタ
ジーク「なんのようだ?」
ユージーン「あんた、俺と同じ傭兵じゃないか?」
ユージーン「実は美味い話があるんだが、俺一人じゃあ不安でね……」
ユージーン「報酬は山分けでいいからさ、ちぃーっとばかし手伝ってくれねえかね?」
ジーク「……」
特殊判定
↓1コンマ二桁
ジークのユージーンへの信用(キャラシートの騙されるもの続出より補正+25)
コンマ23+25=48<50
※基準値を下回った為、ジーク孤立化回避!
※全員揃った状態で戦闘に移行します
――
ヒュオン!
ユージーン「っとぉ!?」ヒラリ!
シェリル「ジークさん!?」アセッ
ジーク「……人に物を頼むにしては、随分と警戒心が強いな」
ジーク「俺の一撃もかわす辺り……お前、相当に『慣れて』いるな?」
ジーク(……姫達を狙うか!)
ジーク「……」チャキン…
ユージーン「……まいったね、俺これでも周りからは信じて貰えること多いんだぜ~?」
ユージーン「ほらほら、この笑顔に免じて――」
ジーク「……」ブオン!
ユージーン「おわああぁぁぁっ!?」ヒラリ…
ユージーン(あ、こいつたまにいるやべータイプの奴だわ……アネットと同類……)タラリ…
ユージーン(何か、しっかりとした意志を持つ奴……こりゃ、騙して連れてくのは無理だ)
ジャラ…
ユージーン(仕方ないねぇ……一人でやるのは苦手なんだが!)
ユージーン「俺はちょーっと、話がしたいだけさ!」
ユージーン「そんなに怒んないで、大人しくしてくれると嬉しいかなぁ!」バッ!
ジーク「……! 構えろ!」
シェリル&ルーチュ「「は、はい!」」
――戦闘開始!!!
【ジーク傭兵団】
ジーク:レベル112
リアローズ :レベル65
リーチェ:レベル112
レベル総計:289
VS
【セレスティア軍】
ユージーン:レベル46
レベル差289-46=243…補正+240
※補正差が50を超えた為、ジーク達の勝利確定!
――
ユージーン「へへ、悪く思うな――」
シェリル「――お願い、フラネッタ!」ギュリン!
フラネッタ「……」ブオン!
ゴガア!
ユージーン「うおお!?」ヒラリ…
ルーチュ「岩の弾丸よ!」キィィィン!
バババババ!
ユージーン「ちょっ……!?」
ジーク「……死ね」ヒュオン!
ユージーン「あばあぁぁぁ!?」チッ…!
ユージーン(あ、あっぶねえええぇぇぇぇぇぇ!? 俺のほっぺた今穴ぁあいてない!?)ドキドキ!
ユージーン(いや、こいつら詐欺だろ!? なんだこれ、4人って普通駆け出しの――)
ジーク「……次は首を飛ばす」
ユージーン(――これ、相方いても無理な相手ぇ!? 逃げだ、逃げの一択しかねぇ!)
ユージーン(意味わかんねぇ任務で、意味わかんねぇ傭兵に殺されてたまるかってーのぉ!?)
ユージーン(とりあえず、こいつが『ジーク』って名前なのは……あ、ペットと名前同じ……?)
――『逃げ帰る傭兵』発動――
★『逃げの帰る傭兵』
奇襲判定を確定逃走判定に変えることができる
また敗北判定時、自身だけ負傷判定を一段階緩和して逃走判定に移行する
ユージーン(いや、そんなことはどうだっていい! うおおおぉぉぉぉぉ!)バッ!
――
※逃走判定!※
↓1コンマ二桁
まじかー……(白目)
逃走判定
基準値50
逃走:ユージーン
『神速の男』
逃走判定に常時+45補正
基準値5
妨害:リーチェ
『スコール』
水属性。敵の戦闘、逃走にそれぞれ常時-15補正
5+15=20
コンマ20以上で逃走成功!
コンマ03
※ユージーン逃走失敗!
――
ブオン!
スカッ…
ジーク「……!」
ジーク(こいつ、ちょこまかと……!)
ユージーン「へへ、悪いねジークとやら!」
ユージーン「お前さんは頭に血がのぼっちまってるみたいだし、ここは一度退かせて貰うぜ!」バッ!
ユージーン「俺は腕っぷしはイマイチだが、この健脚は自慢なのよぉ!」ムキィ!
ユージーン「ははははは! またなぁジーク!」シュタタタタタタタタタ!
シェリル「は、はやい!?」
ルーチュ「……」ブツブツ…
ルーチェ「天の恵みを!」カッ!
ドザアアアアアァァァァァァ!
ユージーン「うぶぇぇぇぇぇぇぇ!?」ビショビショォ…
ユージーン(な、なんだこの大雨!? あいつさっき、土魔法使ってたろうがよぉ……!?)
ユージーン(やっべ、いい天気なもんで雨対策してねぇから前見えにくいし足下が急にぬかるむしぃ……!?)ヌチョ…
ヒュオン…
ジーク「――鍛錬不足だな。どんな天候でも戦えるよう訓練しておけ」
ユージーン「げっ……!?」
ユージーン(こ、こうなったら最後の手段だ……! ああ、さよなら俺の昼飲み!)
追加特殊判定
↓1コンマ二桁
あばぁぁぁぁぁぁ!?(白目吐血)
しょ、少々お待ちください……
ゾロ目チケット使用も視野に覚悟お願いします……
逃げの天才ユージーン、転移の護符持ってたり?
コンマ99
9 9
奇数ゾロ目:護符はないけどワイバーン呼ぶ笛あるよ!
――
ユージーン「ピィィィィィィィィィィィィィ!!!」
ジーク「っ!?」ピクン!
シェリル「!?」ビクン!
ルーチュ「!?」ビクン!
ユージーン「おい、巻き込まれたくなきゃ後ろのお嬢ちゃん達はとっとと逃げな!」
ユージーン「俺はとりあえずこいつに用があるだけだからなー!」
ジーク「どういう意味……っ!?」
バサァ…
シェリル「あ、ああ……っ!?」ガタガタ…
バサァ!
ルーチュ「こ、この音は……」ゾクッ…!
バサア!
ワイバーン「グオオオオオォォォォォォォォン!」ギロリ!
ジーク「また、お前か……!」
ジーク(今度は、イアンが残した傷も無い。前よりも手強い相手だ……!)
ジーク(だがそれでも、やるしかない……!)
――戦闘開始!!!
【ジーク傭兵団】
ジーク:レベル112
リアローズ :レベル65
リーチェ:レベル112
レベル総計:289
VS
【セレスティア軍】
ワイバーン:レベル200
ワイバーン「……!」グルル…
ユージーン(!! ワイバーンが、怯んだ!? やっぱりこいつら相当強いみたいだな……)
ユージーン(だが、ワイバーンには『アレ』がある……!)
ワイバーン「ガアアアアアア!」バチバチバチ!
シェリル(来る……!)
――『高空からの閃雷』発動――
★『高空からの閃雷』
雷属性・鉄国兵に対して常時補正+20を得る
戦闘開始時、敵に2劣勢を与える
以後、戦闘中にコンマ奇数ゾロ目時も発動
カッ!
ジーク「うおおおおぉぉぉぉぉ!」バッ!
★『姫との生の誓い』★
敵の奇襲攻撃を無効化。判定を伴わない攻撃を受けた際は受けるダメージを半減させる(小数点切り捨て)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても35まで軽減し戦闘を行う
戦闘不能時は一度だけ耐久1の状態で復帰し、逃走判定に30の補正を得る
さらに姫と共に行動時は奇襲無効化時に優勢判定を得、姫への致死攻撃を肩代わりすることができる
『高空からの閃雷』を半減
2→1
ジーク(以前聞き取った情報では、こいつはこれを連射はできない! この一撃さえ躱せれば、勝機はある……!)グン!
※公国兵からの情報を全て聞きとった判定より、さらに威力減少
1→0
※閃雷の無効化に成功!
ドォォォォォン!
ジーク「くっ……!」ザザッ!
ワイバーン「!?」ギョッ!
ユージーン「ば、馬鹿なっ!?」
シェリル「ジークさん!」ギュリン!
フラネッタ「……!」
ルーチュ「大丈夫ですか!? 今、お助けします!」
ワイバーン「グガアアアアアァァァァァァ!」ブオンブオン!
ジーク「これは……!」
ワイバーン「グルルルル……!」フシュゥゥゥ…
――『薙ぎ払う龍尾』発動――
★『薙ぎ払う龍尾』
戦闘時常時補正+10
敵対象が複数の場合、自身の基礎レベルを(敵人数-1)×50上昇させる
ワイバーンレベル200+2×50=300
ワイバーン「グラアアアアアァァァァァァァ!!!」ビリビリ!
ユージーン「お、おいおいおい……!?」
ユージーン(くそ、やっぱあのペット以外は馬鹿なのか!?)
ユージーン(雷を防いだのは俺も驚いたが、ありゃそれでキレてやがる……!)
ユージーン(頼むぜおい、殺して持って帰ったら俺もお前も姫様に殺されるんだからな!?)ドキドキ
ジーク(凄まじい殺気、以前よりも強い……)
ジーク(だが……)
ザッ!
シェリル「怖い、けど……ジークさんはもう、傷つけさせない……!」バッ!
ルーチュ「雨はこのまま降らせ続けます……!」バッ!
ジーク「今の俺は、一人ではない……!」チャキン!
戦闘続行!!!
ワイバーン「グオオオオオオ!」バサァ!
『翼竜の暴風』
敵を常時防御状態とし、さらに戦闘と逃走に-25の補正をかける
ジーク「くっ……!」ズズ…
ジーク(流石にこの強風では、上手く姿勢を保てないか……!)
【戦況:拮抗】
【攻撃状態】
【ジーク傭兵団】レベル合計289
『傭兵流戦闘術』+10
『からくり戦操』+10
『ストーンバレット』+10
『翼竜の暴風』-25
レベル差11=-10補正
スキル補正+5
VS
【ワイバーン】レベル300
『薙ぎ払う龍尾』+10
『スコール』-15
スキル補正-5
最終補正=-10+5+5=0
コンマ50以上で優勢
コンマ49以下で劣勢
↓1コンマ二桁
ミスってますね。防御固定です
――
コンマ15
――ジーク傭兵団劣勢!
ワイバーン「ガアアアア!」ブオン!
ドガアアァァァ!
ジーク「ぐ、お……!?」ミシミシ…
ルーチュ「ジークさんっ!」パアァァァ!
――『癒しの大妖精』――
戦闘時、劣勢を一度だけ無効化
ジーク「すまない、助かった……!」バッ!
ワイバーン「グルァ!」ギロリ…
ルーチュ「っ!」ビクン!
シェリル「つ、強い……」
シェリル(動きを、止められたら……!)
コンマ50以上で優勢
コンマ49以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ48
――劣勢!
ワイバーン「グオオオォォォ!」ブオン!
ルーチュ(……! 私に、狙いを……!)
ワイバーン「ガアアア!」ゴッ!
バギィ…!
ジーク「がっ……!」ポタポタ…
ルーチュ「ジ、ジークさん……!?」ガタガタ…
ジーク「落ち着け……! 冷静さを失えば、やられるぞ……!」ギィン!
ワイバーン「ガァ!」ヒラリ…
シェリル「あ、あぁ……!」フルフル…
シェリル(どうしよう、このままじゃ……)
コンマ50以上で優勢
コンマ49以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ70
――ジーク傭兵団優勢!
ワイバーン「グオオオオオオオ!」ブオン!
ジーク「……っ!」
ジーク「調子に乗るな……っ!」ガキィン!
ワイバーン「ガ!?」
ジーク「でああああああ!」ズバァン!
ワイバーン「……!」ヨロ…
ユージーン「おぉっ……!? あいつ、一太刀いれやがった!?」コソコソ…
ルーチュ「や、やった……!」
ジーク「いや、これは……」ゾク…
『竜鱗』
戦闘時、一度だけ劣勢を無効化
その後自身に常時補正+15を加える
パリン…
ワイバーン「グガアアアアアアアアアアアアアアア!!!」ビキビキ!
ジーク「――本気になったようだ……!」タラリ…
※戦況変化
竜麟によりワイバーンに+15補正
コンマ65以上で優勢
コンマ64以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ31
――劣勢
シェリル「そん、な……」ガタガタ…
ワイバーン「……」ギロッ!
ジーク「っ!」
ワイバーン「グオオオオオオオ!」ギュオン!
ジーク(勢いをつけた突進……いや、違うこれは――)
ワイバーン「ガアアアアア!」ブオン!
ルーチュ「ジークさん、よけてえええぇぇぇぇぇぇ!」
ザシュゥ!
ジーク「かはっ……」
ジーク(速い……前にうまくいったのは、イアンの、おかげだな……)
ドシャ…
シェリル「い、いやああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
――敗北……
★『姫との生の誓い』★
敵の奇襲攻撃を無効化。判定を伴わない攻撃を受けた際は受けるダメージを半減させる(小数点切り捨て)
またこのスキルを持つ限り、補正差が50以上であったとしても35まで軽減し戦闘を行う
戦闘不能時は一度だけ耐久1の状態で復帰し、逃走判定に30の補正を得る
さらに姫と共に行動時は奇襲無効化時に優勢判定を得、姫への致死攻撃を肩代わりすることができる
耐久値0→1
※戦闘続行!
――
ジーク「……っ、まだだ……っ!」ダン!
ワイバーン「!?」
シェリル「あっ……!」ジワ…
ルーチュ「ジークさん……!」ジワ…
ユージーン(す、すげえなあいつ……)
ユージーン(だが、流石にこれ以上は……)コソコソ…
ジーク(俺は、生きる……!)
ワイバーン「ガアアアアァァァァ!」
ジーク「っ……!」
コンマ65以上で優勢
コンマ64以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ65
――優勢!
ジーク「身体は硬いが……!」グリン!
ジーク「――目玉はどうだ!?」ザシュッ!
ワイバーン「ガアアアアアアアアア!?」ブシャアアアア!
ユージーン「!?」
ジーク「はぁ……はぁ……ようやく、まともに入ったか……!」
シェリル「ジークさん、怪我が……!」ウルウル…
ルーチュ「魔力、早く戻って……!」ウルウル…
ジーク「大丈夫だ、まだ生きている……俺も、奴も……」
ワイバーン「ガアアアア……」ボタボタ…
コンマ65以上で優勢
コンマ64以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ63
――劣勢
※復帰不可による敗北確定
※ゾロ目チケットを使用することで、このコンマを00(ハイパークリティカル)にできます
※ハイパークリティカルは威力2の確定優勢で、ワイバーンの残耐久2を削り取れます
※ゾロ目チケットを使用しますか?
↓1~5多数決
※ゾロ目チケット使用
コンマ63→コンマ00!
――
チケット使用(ワイバーン撃破+ユージーン逃走手段消滅)
が決まった辺りで今日はここまで
……最初の撃破は、特殊状況とイアンの偶数ゾロ目があってこそです
今回は発動しませんでしたが、ワイバーンは威力増加攻撃スキルも持っています
なんか皆さん雑魚敵認識されている方もいらっしゃったようですが、立派なボスの一体です
まあ、それと殴り合いできるくらいまでには強くなっているのがおかしいんですけど(白目)
コンマが上手く入ると、リアローズが拘束(暴風封印)から追撃かけれたんですけどね
また今回の戦闘で『姫の前で』『姫との生の誓い』が発動した為、両姫にもスキル獲得機会がやってきましたので
先に↓1~2コンマ二桁で判定を
遅くまで申し訳ありません
本日もありがとうございました!
あ
おつ
乙でした!
これワイバーン鱗含めて実質耐久4(しかも判定厳しくしてくる)ってことは、こっちが二回優勢取ってなかったらチケット使っても負けてた?
乙です
今回一頭でかろうじて倒せたけどこれさ、公国に沢山居るわけだよね……ちょっと考えたくない理不尽軍団過ぎる
何かワイバーン軍団対策するために弱点とか探れないかな、雷が連発出来ない以外のやつ
乙
公国への直航便は潰せたが、ジークの治療を考えるとユージーン捕らえている暇は無さそうだな。リーチェの治癒だけで間に合うと良いな
>>239
はい。負けています
なのでワイバーン耐久が3以上残っていた場合は転移の護符使用の多数決予定でした
(リュノ拠点で一命は取り留めますが、ユージーン確定逃走+セレスティア激化)
ですので、チケットを使ってでも撃破できたのは大きいでしょう
>>240
公国でも国を焼き払う主力兵器という扱いになっていますので……
これでも実はボスの中では性能は控えめではあります
とにかくレベルはともかくリアローズの人形スキル復活=ようやく物語開始的な位置で遭遇したのが不味かったですね……
だって、本来なら最初の戦闘予定は公国兵(レベル20)×2だったんですよ?
ちなみにシャリオはこれの比ではないスペックです
>>243
敗北しない限りジークは動ける+ユージーンは戦況見守って逃げ損ねているので、この後処遇安価が飛びます
基本的に敗北しない限り死亡判定(負傷判定)は出ず、今はまだリーチェのスキルでジークの死亡は全回避できます
こんにちはー
ちょっと安価コンマ部分が多いので、姫スキルは後に回してユージーンの結末を先に決めたいと思います
コンマ00
――ハイパークリティカル!!
ワイバーン「グアアアアアアアア!」ブオン!ブオン!
ジーク「ちぃ……!」ガキィン!
ワイバーン「グルオォォォ……!」ドガァ!
ジーク「くっ……!」ズザザ…
ジーク(攻撃が重い……! 片目を潰された怒りで俺への憎悪に溢れている……!)ミシミシ…!
ジーク「だが……!」
シェリル「――お願い、フラネッタ!」ギュン!
フラネッタ「……!」バッ!
ドガァ!
ワイバーン「ガッ……!?」ヨロ…
ユージーン(目が潰れて死角になった側からの奇襲……! ワイバーンがぐらついた……!?)
ワイバーン「ガアア……!」バサァ…!
ワイバーン「……」スゥゥゥゥゥ…
ワイバーン「グオオオオォォォォ……!」バチバチバチ!
ジーク(……! 雷が再び溜まったのか……!)
ユージーン(馬鹿馬鹿馬鹿!? あの傷のあいつじゃもう最初みたいに雷はかわせないぞ!?)
ユージーン(黒焦げ死体持って帰って、あなたが探している男はこの男ですかなんて言えるかぁ……!)
ユージーン(くそ、流石に止めねぇと……!)バッ!
ルーチュ「――風の刃よ!」キィィィン!
『エアスラッシュ』
風属性。攻撃状態時、補正+20
敵が飛行している時、優勢取得時のコンマ偶数で与える優勢値を2にする
クリティカル威力2→飛行特効×2=威力4
ワイバーン残耐久2-4=-2
ザシュザシュ!
ワイバーン「ガッ……!?」グラ…
飛竜翼「」ドサ…
ドシャアァァァァ!
ワイバーン「」
ジーク「……」フゥ…
ユージーン「うそ、だろ……!?」アゼン…
――勝利!!!
――
※強敵・ワイバーン撃破ボーナス判定
※単独撃破ではないため個別ボーナスは無し
※強敵戦時ゾロ目ボーナスによりレベルアップ+10
個別判定
↓1コンマ二桁、↓2コンマ一桁
ジークレベル:112+5+10=127
リアローズレベル:65+3+10=78
リーチェレベル:112+6+10=128
――
ジーク「……」ゲホッ…
シェリル「ジークさん……!」パタパタ!
ルーチュ「すぐに、回復を……!」パタパタ!
ジーク「いや、後でいい」スッ…
ジーク「それよりも……」
ユージーン「……」ソローリ…
ガスッ!
ジーク「この男をどうするか、だ」フシュゥゥゥ…
ユージーン「あばばばば……!?」
ユージーン(や、やばい……まさか、ワイバーンを力づくで倒せるなんて……!?)
ユージーン(あの鎧は『人形』、鉄国の兵士か……!?)
ユージーン(でもあっちのちっこいのは、土に水、そしてさっきは風……! 三属性も使えるなら森国の上級兵!)
ユージーン(一体なんだってんよぉ……!?)ガタガタ…
ジーク「お前、公国の人間だな」
ジーク「この笛で飛竜を呼び出すのか」グシャア!
ユージーン「ま、待てジーク! 落ち着こう、話し合おう、なっ!?」アセアセ
ジーク「……」
――
【重要】
ユージーンの処遇
※単発無効でユージーンの処遇を多数決安価で決めます※
1:この場でトドメ(特殊イベント終了。公国サイドに視点切り替わり)
2:尋問する(コンマ判定あり)
3:懐柔する(選ばれた場合、その後に方法決定)
4:その他自由安価
流石にこの時間は人がいらっしゃらないと思いますが、一応開始準備を
10分後くらいに開始予定です
なおゾロ目チケットの入手手段は結構厳しいです(戦時に使われると確定優勢もですが全体レベルアップ10も入るので)
・こちらが致命的なミスをやらかした時の補填
・簡単な判定(偶数or奇数、コンマ49以下or50以上判定など)の時にゾロ目が出てしまった場合
・雑談含む範囲外のやりとりでゾロ目が3回以上続けて出た場合
・散策やミニイベントなどでコンマ95以上を繰り出す
・スキル獲得チャンスで、特定のキャラが異様に強化され過ぎた場合
が主です
改めて参加表明
自分としては4で、リアローズのワイヤーでガチガチに縛り上げた上で尋問、つけ込む隙があれば懐柔、かな
※自由安価は混ぜられそうなら混ぜます
それでは……
↓1~7多数決コンマ
すみません、遅れました
>>268さんの自由安価をベースに信用させたり食事ですね
ここでまさかセレスティアの料理レベル1が引き合いに出されるとは……
書きつつ順次投下していきます
4リアローズのワイヤーでガチガチに縛り上げた上で尋問、つけ込む隙があれば色々な手で懐柔
――
ジーク「安心しろ。今は殺さない」
ユージーン「ほ、本当か!?」パアァァ!
ジーク「ああ、だが……シェリル、頼む」
シェリル「は、はい……!」
――『絡み付く鉄の糸』発動――
ギュリリリリ!
ユージーン「いてててててて!? ちょ、食いこんでる食いこんでるっ!?」ミチミチ…
ジーク「当たり前だ。逃げられては叶わんからな……」
ジーク「ルーチュ、鉄糸に魔力を流し込んで切れ味を出すことは可能か?」
ルーチュ「は、はい。風の魔力ならより鋭利に……」
ジーク「だ、そうだ」
ユージーン「」
ジーク「――下手に動いてみろ。お前の身体は細切れになって明日には市場にならぶぞ……」ボソリ…
ユージーン「」ガタガタガタ…
ジーク「お前には聞きたいことがあるが……」
ワーワー…!
ジーク(街中にワイバーンが現れ、それを撃墜したんだ。騒ぎになって当然か……)
ジーク「……少し用を済ませたら、お前の尋問を始める」
ジーク「覚悟は決めておけ」
ユージーン「」ガタガタガタ…
ルーチュ「ジークさん、まずは回復を……!」アセアセ
……
――
――――
―――
――
―
【辺境の町・大きな倉庫】
ジーク「気前のいい町長だったな。まさかワイバーン討伐でこんなに報酬をくれるとは」ドッチャリ…
ジーク「受けた依頼以外の報酬を受け取るのは、気乗りしないが……」
ルーチュ「今はそれどころではありません! 傷薬も頂きましたし、回復を……!」パアァァ!
シェリル「ジークさん……! 死なないで……!」ウルウル…
シェリル(私、また何もできなかった……)
シェリル「……っ!」グッ…!
ギチィ!
ユージーン「いてぇ!?」ミチミチ!
ユージーン(くそ、これは抜け出せそうにないな……)
ユージーン(あー、やべぇ……どうすりゃ助けてくれっかなぁ……)
ユージーン(それにしても……)
ジーク「お、おい。ここまで回復すれば後は……」
ルーチュ「駄目です……!」ペタペタ…
ルーチュ(動けなかった……私に、もっと力があれば……)
シェリル「こっちの傷薬も飲んでください……!」ゴポポ!
ジーク「もがが……!?」
ユージーン(二人とも可愛いじゃねえか……)
ユージーン(それにあんなに甲斐甲斐しく治療されるなんて、羨ましいぜ)
ユージーン(傭兵なんて、使い捨てって認識してる奴がほとんどなのにな……)
ジーク「……仕方がない。このまま尋問しよう」
ユージーン(見せつけながらかよぉ!?)イラッ…!
ジーク「まず、お前は何者だ?」
ユージーン「へいへい、大人しく白状しますから、ちょっと拘束緩めてくれねえかなぁ……?」
ユージーン「俺はユージーン。金さえくれりゃ、なんだってする傭兵さ」ヘラヘラ
ユージーン「あ、あんたも金をくれたら仕事を割引きで請け負う――」
ドゴォ!
ジーク「……」ギチギチ…
ユージーン「おごぉっ……!?」
ジーク「世の中、金は大切だ。だが――信頼を金で売る奴は虫以下だ」ギチギチ…
ユージーン(や、やべぇ……!?)
ジーク「お前に、傭兵としての誇りは無いのか?」
ユージーン「……!」
ジーク「……だが」スッ…
ジーク「今は逆に好都合か」
ユージーン「……?」ゴホゴホ…
ジーク「――言え。お前の雇い主は? 目的はなんだ?」
ユージーン「それは……」
特殊判定その1
↓1コンマ二桁
ユージーンの自白(キャラシート逃げ出し補正-25)
32>50-25
※基準値を上回った為自白
――
ユージーン「……」
ジーク「ほう、最後に傭兵の誇りに目覚めたか」
ジーク「いいことだ。そのまま誇り高く死ね」ブオン!
ユージーン「わ゛ああぁぁぁぁ!? 待て、待て言うよ!?」
ユージーン「――公国の、セレスティア姫様だよ!」
一同「「!?」
ユージーン「姫様には、探し人がいるらしいんだ」
ユージーン「なんでも、昔助けられた『白髪の男』に一目会いたいとかでさぁ……!」
ジーク「……白髪」ミョン…
ジーク「待て、探す条件はそれだけなのか?」
ユージーン「あー、あと一応、腰に武器つけてる戦えるやつってのもあるな」
ユージーン「んで、お前さんがその条件に当てはまったから、着いてきて貰おうと思っただけだっつーの……」ハァ…
ユージーン「俺だけじゃなくて、姫様の私兵が何人か同じように扱き使われているよ……」ハァ…
ユージーン「別に取って食おうってわけじゃないんだ」
ユージーン「あんたが姫様の探し人かは怪しいが、一応見つけたら報告する義務なもんで……」
ユージーン「俺を助けると思って、ちーっとばかしついてきてくれないかねぇ?」
ジーク「……」
特殊判定2、3
↓1~2コンマ二桁
セレスティアに会う?会わない?
1ジークの記憶(セレスティア)
75>63
※基準値を下回った為、ジークは覚えていなかったようです
2ジークの揺らぎ(セレスティア記憶が無かった為+30補正無し)
鉄国森国壊滅補正計-50
コンマ29-50<50
= -21 ( 誰 が 行 く か )
※ジーク、不動の志
※-まで突き抜けた為、以後ユージーン以外のセレスティア軍と衝突した場合、全て戦闘となります
――
ジーク「……断る」
ユージーン「なっ……!?」
ジーク「俺は、一国の姫がそれほどの好意を持つようなことはしていない」
ジーク「人違いだろう」
シェリル「……」モジモジ…
ルーチュ「……」モジモジ…
ジーク「だが、仮に俺が当人であったとしても――公国には絶対に行かん」
ジーク「公国の傭兵なら知っているだろう。お前達が、鉄国と森国にした仕打ちを……!」
ユージーン「……わかっているよ」
ユージーン「だが、姫様は今回の戦争とはまるで関係ないんだよ」
ユージーン「いや、もっと言っちまうと公国そのものか……」
ジーク「どういう意味だ?」
ユージーン「大公様は、姫様を含む自分の子供達の誰も信用しちゃいないんだ」
ユージーン「だから『姫様は公国軍とは完全に別行動』しているに過ぎない」
ジーク「……」
ユージーン「な……? 考え直してくれないかねー……?」
ジーク「……俺は今、ある依頼を受けている」
ジーク「その依頼がある以上、どうしてもお前の依頼を受けることはできない」
ジーク「――公国は、敵だ」ギロリ
ユージーン「……っ!」
ユージーン(くそぉ、鉄国と森国の兵連れてるからまさかとは思ったが……)
ユージーン(こいつ、どっちかの国から雇われた傭兵だったのか……)
ジーク(……公国の姫、か)
ジーク(一途な姫なのかもしれないが、それと俺の任務は別だ)
ユージーン「……」ドキドキ…
ジーク(この男から、もっと情報を引き出すか……?)
ジーク(――或いは、抱きこむか)
ジーク(こいつは思った以上に口が軽い。傭兵としての信用は下の下だが……)
ジーク(『姫に使われる』ということは、腕は確かだ)
ジーク(『抱き込めれば、公国の地理や人物の把握に大きく役立つ』だろう)
ジーク(問題はどうするか、だ。金では公国を上回ることは不可能)
ジーク(金以外の何かで、こいつを揺さぶることができれば……?)
――
※ユージーンゆさぶり1。味方にならない奴はこうなるぞぉ!
1・目の前で姫達の料理を食べる(ついでにジークの傷も緩和)
2・擽りなど死なない程度の責め(姫達が何かに目覚めてしまうかもしれません)
3・その他自由安価
↓1~3多数決コンマ
質問
白髪のキャラって今後作成時に何かしら制限かかる?比率的にどれくらいいるのか知りたい
あ自分も質問良いですか?
次キャラ募集あったら投げようかな~と考えてるキャラが人物とペット枠をセット設定してる感じで考えてるんだけれどそういうのアリですか?
>>304さん
特に制限は無いです。割合も深くは決めていないので、街中で見つけたら「お、珍しい!」程度です(捕まえて売れレベルではない)
>>305さん
大丈夫ですが、双方に設定をモリモリにされると私が捌ききれない可能性はあります
募集は一連の流れが一段落したら行おうかと思います
1・目の前で姫達の料理を食べる
――
ジーク(考えろ……)
ジーク(こいつは腐っても、姫に使われている傭兵だ)
ジーク(口は軽くとも、真に重要なことを話していない可能性は十分ある)
ジーク(そんな男を抱きこむには、どうすればいい……?)
ユージーン「おーい、黙られるとめっちゃこえぇんだけどー……」
ジーク(……もし、俺が奴の立場ならばどうする?)
ジーク(諦めずに抵抗することも叶わない状態で、もし惑わされるものがあるとすれば……)
――
傭兵仲間『あー、早く稼ぎを安定させて、いい女と家庭でも持ちたいもんだぜ』
幼少ジーク『そういうものか……』
――
ジーク(……女?)チラ
シェリル「……」ドキドキ
ルーチュ「……」ドキドキ
ジーク(――ありえん! こんな軽薄そうな男に差し出せるわけもない)
ジーク(そうなると……)
キュキュー…
ジーク「ん?」キュー…
ジーク(そういえば、こいつとワイバーンのせいで昼飯を食い損ねていたな)キュルル…
ジーク「……っ!!!」ピコーン!
ジーク( あ っ た ぞ ! こ の 世 で も 最 上 位 の 責 め 苦 が ! ! ! )
ジーク「……」
ジーク「仕方がない。尋問は一端中止だ。お前も縛られたまま少し楽にするといい」
ユージーン「無理に決まってんだろぉ!?」ギチギチ!
ユージーン(あれ? でもなんだか殺されずには済みそうじゃね……?)
ジーク「さて、それでは二人に頼みがあるんだが……」
シェリル&ルーチュ「「?」」
……
――
――――
ジュー…
コトコト…
ジーク「……」ワクワク!
シェリル「あの、本当に前と同じものでいいのですか?」ステーキィ!
ルーチュ「ワイバーンを倒してくれたお礼だと、お野菜やお肉まで格安で頂いてしまいましたけど……」ポトフゥ!
ジーク「ああ、素晴らしい味だったからな。毎日でも食べたいくらいだ」ソワソワ
シェリル「~~~っ///」パタパタ…
ルーチュ「……/// あ、ご飯とパン、両方用意しておきましたけどどちらに致しましょう?」
ジーク「両方だな。体力を戻す為にも、沢山食べねば」
ユージーン「……お、おい」ギチギチ
フワァ…
ジーク「うむ、今日も最高の焼き具合だが……もしかしてソースも作ってくれたのか?」
シェリル「は、はい。全く同じだと、ジークさんが飽きちゃうんじゃないかなって……」←料理レベル90
ジーク「塩と胡椒も捨てがたいが、これはまた肉の旨味が引き立って飯が進む……!」ガツガツ!
ユージーン「…………」ダラダラ…
ユージーン(な、なんなんだよぉ、あの美味そうなステーキはよぉ……!?)
ユージーン(ああ、この距離でもわかっちまう……! 表面をやり過ぎたんじゃないかってくらい高温で一気に焼く!)
ユージーン(少しでも間違えたら炭なるってのに、うまく肉汁を閉じ込める絶妙な焼き加減じゃねえか……!)ジュルリ…
ユージン(くそぁ! 俺もお前さん達と遭遇したせいで昼飯食い損ねてんのわかってんのか!?)
ユージーン(粒が立った米をこっちに見せつけるんじゃねぇぇぇぇぇぇ!)ギュルル…
フワァ…
ルーチュ「わ、私の方は具材を少し変えてみました!」
ルーチュ「燻製肉も入れてみましたから、より香ばしいかと思います」←料理レベル82
ジーク「うんうん、この凝縮された野菜の旨味、肉とはまた違った美味しさ……!」モグモグ…
ジーク「強靭な身体を作るには肉だけでなく、野菜も必要だからな。俺の身体が悦んでいるのがわかる……!」ゴクゴク!
ジーク「これはパンが進むな……!」ムシャムシャ!
ユージーン「…………」ダバダバ…!
ユージーン(や、やべぇ、なんだこのいい匂いは……!?)
ユージーン(野菜以外に、なんかやべぇもん入れてんじゃねえのか……!?)クラクラ…
ユージーン(肉ほど強烈に刺激してこないが、ゆったりと頭ん中を惑わすこの野菜の匂い……!)
ユージーン(ぜってぇ味が染みてるってわかる……! パンも進んで当然だよなぁ……!)ジュルジュル…!
ジーク(注意しないと、俺が溺れてしまいそうだ)
ジーク(さて……)チラ…
ユージーン(あれ、全部あの嬢ちゃん達が作ったのか? あれ見ちまったら酒場もういけねーぞ……)
ユージーン(いや、それ以上に……)
――――
―――
――
―
『過去公国・セレスティアの私室』
ユージーン『……』セイザ
アネット『……』セイザ
セレスティア『今日も、あの方の情報はないのですね……』ハァ…
アネット『申し訳ありません。すぐに、調査に戻ります』バッ!
ユージーン(滅茶苦茶過ぎるぜ……まだ昼飯も食ってねぇのに……)
セレスティア『……いえ、少し休んでから向かってください』
ユージーン『えっ!? いいんですか!?』ガバッ!
アネット『し、しかし姫様』オロオロ
セレスティア『クリスお兄様の持論ですけど……』
セレスティア『大事なモノは、壊れないように扱わないといけませんからね』ニコリ
セレスティア『今は丁度、いつかあの方に食べて頂こうとお料理をしていましたの』
セレスティア『折角ですから、あなた達もいかが?』
アネット『お、おぉ……!』フルフル…
アネット『な、なんという幸福でしょうか! 姫様手ずから頂けるなど……!』
ユージーン『ほ……本当にいいんですか?』
セレスティア『ええ。一杯食べて、また元気にあの方を見つけ出してくださいね?』ニコリ
セレスティア『では、ちょっと待っていてください』スタスタ…
アネット『うぅっ……! 姫様が、姫様が探し人以外のことに興味をっ……!」ウッ!
ユージーン『いや、お前聞いてた? 結局行動理念は白髪の男のためじゃねぇか……』
アネット『ひたすらに貫き続ける愛っ! あぁ、やはり姫様こそが愛の神なのではなかろうか?』クネクネ…
ユージーン『へいへい……』
ガチャ…
セレスティア『――お待たせしました』
暗黒物質『……』ズゴゴゴゴゴゴゴゴ!
ユージーン&アネット『『』』ゴパァ!
セレスティア『どうですか? とっても鮮やかな色になったと思うのですが……』
アネット『ひ、姫様? それは……』カタカタ…
セレスティア『シチューです』
アネット『シチュー!?』ガーン!
セレスティア『はい。家庭的で喜ばれる男性は多いと聞きましたので』
セレスティア『あ、でもポトフも結構人気はあったみたいなんですよ……』ムムム…
ユージーン(いやいやいやいや、シチューだとかポトフとかそんなん些細なことすぎんよ姫様よぉ!?)
ユージーン(あれ……シチューって、光ながら山を形成するブツじゃねぇよなぁ!?)
ユージーン(俺の知ってるシチューじゃねぇ!)
セレスティア『おかわりは沢山ありますから、どうぞ?』ニッコリ!
アネット『……』チラ…
ユージーン『……』チラ…
アネット(い、今こそ姫様への忠誠心をお見せする時だ! たとえ、この身がどうなろうとも!)
ユージーン(俺の傭兵の勘が、全力で逃げろと訴えかけてくる。だが、食わなきゃ俺が多分食われる……!)
アネット&ユージーン『『……いただきます!』』
パクッ!
アネット『』パタリ…
セレスティア『あら?』
ユージーン『……』ゴリゴリィ!
ユージーン(あれ、おかしいな……? シチューって、固形物だったかなぁ……?)
ユージーン『』パタリ…
セレスティア『???』
―
――
―――
――――
……
ユージーン「おぶっ……うぅぅ……!」ポロポロ…
ジーク(泣き出すのは想定していなかったぞ!?)ガーン!
ユージーン(いいなぁ、ジークよぉ……)
ユージーン(可愛い子を部下にして、あんなに慕われて……しかも美味い料理を食わせてくれる……?)
ユージーン(おまけに、逃げてばっかりの俺と違って腕っぷしも強い……)
ユージーン(俺とは、何もかもが違い過ぎる……同じ、傭兵の筈なのにな……)
ユージーン(……あぁ、違うかぁ)
ユージーン(俺は……)
ジーク「……お前も、食うか?」
ユージーン「!?」ガバッ!
ジーク(流石に、泣きながら腹を鳴らしているこいつを見ると罪悪感が……)
ユージーン「……」
特殊判定4
↓1コンマ二桁
――
※いったんここまで。また夜に再開できればと思います
――
――
ユージーンの躊躇い
基準値50
一応の義理立て+5
公国資金補正+20
シャリオの存在+40
食欲責め-25(料理技能差極高)
最終躊躇い補正+40
コンマ04+40<50
※基準値を下回った為、ユージーン躊躇いなく公国裏切り!
※ジーク達には朗報
※でもユージーンは今後アネット及びセレスティアに見つかった場合、最重要『抹殺』対象となりました
――
すみません、まさか一発クリアとは思ってなかったので追加の多数決もとっておきます(白目吐血)
※ユージーンが寝返りましたが、二人が鉄国と森国の姫であることも伝えますか?
※他言無用は釘刺します
↓1~5多数決コンマ
逃走前提の負けイベント(からの主人公修行パート)みたいなの期待してるんだけど、がめおべらからやり直せないこのスレの仕様上無理あるかなぁ
エルクラッドorシャリオとどう足掻いても勝てない段階で一度銭湯になって欲しいのは何となくわかる(勿論転移するのは大前提)
>>319
シャリオが既に怪しいんだよな。テレパシーって伝えるだけじゃなくて読み取る能力が含まれる場合もあるから
こんばんはー
それではまさかの一発寝返り成功からの(完全な仲間入りにはもう一段判定ありますが)再開です
>>326
当初の予定では、カタリナに瞬殺→リアローズ人形強化→俺も修行しないとなって流れだったんですが
ユージーン襲来→ワイバーン追加→ユージーン寝返りと展開が休まっていない状態なのです……
>>328
シャリオは特殊スキル持ちなんで現時点だと転移前に全員まとめて死にます(直球)
ちょっとどこかで少し顔見せした方がいいかなぁ……
>>329
この世界に読心系の魔法や能力は無いのでそこはご安心ください
大抵、そんなことをする前に物理的に潰しに来ます
――
ユージーン(ああ、きっと俺はもう駄目だ)
ユージーン(鉄国と森国からしたら、公国は倒すべき共通の相手……)
ユージーン(この後、どこかへ監禁されて拷問は続くんだろうなぁ……)
ユージーン(もしここを抜け出せても、まさかワイバーンが殺られるなんて思ってもねぇ……)
ユージーン(俺の人相ばら撒かれるだけで、もう逃げ場はどこにもない……)
ユージーン(そもそも、姫様の任務がある限り……俺は、どこにも逃げられなかったか……)
ユージーン(なら、せめて最期に……)
ユージーン「た、頼む……食わせてくれ……!」
ジーク「……わかった。だが逃げ出したら……」
ユージーン「もうにげねぇよぉ! 脚は縛ったままでいいから、食わせてくれ!」ギュルルル…
シェリル「わ、わかりました……」クイ…
パラ…
ユージーン「おぉ……!」
ジーク「……」スッ…
ユージーン「……はぐっ!」バク!
ユージーン「!!」
ユージーン(やべぇ、想像していたよりもっとうめぇ……///)プルプル…!
ユージーン「……!」ビクンビクン!
シェリル「け、痙攣しているけど大丈夫ですか!?」アセアセ
ジーク「……料理が美味すぎたのかもしれない」
シェリル「そ、そんな……///」テレテレ…
ルーチュ「し、しかし私の料理でこれだと、ジークさんのお料理を食べたら召されてしまうのでは……?」
ユージーン「え゛!? なにお前料理できんの!?」
ジーク「……一応な。あと食事中に叫ぶな」
ユージーン「いや、それは悪かったが……」ガツガツ!
ユージーン「これより美味いって、想像つかねぇなぁ……」モグモグ!
ユージーン(最後の晩餐がこれとは……運が悪いのかいいのか、どっちだろうなぁ……)
……
――
――
……
カラン…
ユージーン「ごっそーさん!」ポンポン!
ルーチュ「……傭兵の方は、皆こんなに食べるものなのでしょうか?」
ユージーン「いや、ほんと俺ら普段から扱き使われているからなぁ……」
ユージーン「ありがとよ嬢ちゃん達。いい最後の晩餐になったよ……」
シェリル「最後って……」
ジーク「……もう覚悟はできているようだな」ジャキン!
シェリル&ルーチュ「「!?」」
ユージーン(あー、目的聞いたら即座に始末する方だったか)
ユージーン(ま、どうせ後から苦しんで死ぬよりも、腹一杯で死んだ方がいいよな……)
ジーク「……」グッ…
ブオン!
ユージーン「っ……」
ユージーン「…………え?」
床板「……」ザックリ…
ジーク「――今、お前は死んだ」
ユージーン「!!」
ジーク「傭兵はいつどこで死んでも不思議ではない」
ジーク「信頼関係を築いてこなかったお前なら、気に留める者もいない」
ユージーン「ま、まさかジーク……お前、俺を逃がしてくれ――」
ガッ!
ジーク「――そんな甘いことは言わん」ギリギリ…
ユージーン「はなひぇっへ!? わるふぁっはっへ!?」ジタバタ
ジーク「――俺は『生きる』ために『お前を利用する』というだけだ」パッ…
ユージーン「り、利用……?」サスサス…
ジーク「――寝返れ、ユージーン」
ユージーン「!!」
ジーク「お前の信用など、地の底だろう。今更躊躇う必要がどこにある?」
ジーク「公国の姫に義理立てがあるのか? 無いな。余りに口を割るのが早すぎた」
ジーク「お前をお前たらしめているのは――金と恐怖か?」
ユージーン「そ、それは……」
ユージーン(いや、その通りだ……金払いが段違いにいい公国に、姫様に雇われ続けている)
ユージーン(そして、あのいかれたペットの『おやつ』になることを、恐れている……)
ジーク「……お前はこれまで、誰かを『信頼』したことはあるか?」
ジーク「誰かを信頼しない者が、誰かから信頼されることはない」
ユージーン「……っ」
ジーク「……公国のユージーンは死んだ。今一度よく考えろ」
ジーク「――恐怖と金に縛られ続け、そのまま誰も信頼できないされない傭兵を続けるのか」
ジーク「――腐った性根を捨てて、やりなおすのか」
ジーク「……俺と同じ『生きたがり』なら、どうすべきかわかりそうだがな」
ユージーン「ジーク、お前……」
ユージーン「俺は……!」
ユージーン「俺は、お前の――」
ジーク「寝返れば今の料理もまた食べることができるぞ」
ユージーン「――傭兵団に下るっておいいいぃぃぃぃぃぃ!?」ガーン!
ジーク「どうした?」
ユージーン「どうした? じゃねぇーよ!? お、俺の一世一代の決意をお前ぇぇぇぇ!?」ガシ!
ユージーン「どうすんだよ!? これじゃあ俺、料理につられてほいほい寝返ったみてぇじゃねえかよぉ!?」
ジーク「違うのか?」
ユージーン「違うわっ! その、なんていうか……あれだ。お前が……」
ジーク「そうか。いらないならお前の料理は、毎日干し肉だけにしてやろう」
ユージーン「料理は食う! 食わせてくださいっ!」ガバッ!
……
――
――
……
ユージーン「あー……なんか、色々と疲れたよ……」
ジーク「鍛錬不足だな」
ユージーン「うるせぇ……って言うか、いいのかよ拘束本当に全部解いちまって」
ユージーン「俺、逃げ足には自信あるって言っただろ? 今から姫様のところに逃げちまうかもしれないぞ?」
ジーク「さっき泥濘に足をとられているところを見たが」
ユージーン「ぐっ……! だ、大体なんなんだよこのちっこい嬢ちゃんは!?」
ユージーン「三属性扱えるってことは『少なくとも魔法の才能は大公様以上』ってことだろ?」
ジーク「……ほう、さっそく公国の情報をくれるとは。やるなユージーン」
ユージーン「なっ……あ、ち、違う……///」
ユージーン「そうじゃなくて、この子は……」
ジーク「……」
ジーク(生きていく上で、金は大切だ。ここは一応、念を押しておくか)
ジーク(あの様子、この男なら……)
ジーク「……二人とも、『戻って』いいぞ」
シェリル&ルーチュ「「!!」」
ユージーン「へ?」
シュル…
リアローズ「だ、大丈夫なのですか……?」ビクビク…
リーチェ「ジークさんの考えならば、従いますけど……」パタパタ
ユージーン「ちょ、ちょっと待て!? その見た目、それにその羽って……」
ジーク「――鉄国姫・リアローズと森国第二姫・リーチェだ」
ユージーン(お、俺すんごいのと遭遇してたあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?)ガタガタ!
ジーク「俺の任務は、姫を護りつつまずは鉄国の奪還。その後に森国の奪還だ」
ユージーン「な、なるほどなぁ……そりゃあ公国にどんな理由があれ行く気がおきないわけだ……」
ユージーン「……え? 二人とも本当にお姫様なの?」
リアローズ「は、はい……」
リーチェ「お姉様と比べると、至らぬ点が多いですけど……」
ユージーン「お姫様が、さっきの美味い料理作ったり、ジークの手当をしてたの?」
リーチェ「お母様みたいに、もっと強力な治癒の力が使えればよかったのですが……」
リアローズ「私は魔法適正がないから、傷薬を塗ったり包帯を巻いたりくらいしか……」
ユージーン(……国が違えば文化も人柄も違うなんてのは、当たり前のことだ)
ユージーン(だからってよぉ……!? ここまで、ここまで違うものなのぉ!?)ガーン!
ユージーン(いや、公国にもユリーカ様いたけど、戦えはしないし……)
ユージーン(でも、この二人は違う。飯美味いし、優しいし――ワイバーンに立ち向かえる強さを持っている)
ユージーン「ははっ……まいったねぇー、いろいろとさぁ……」
ジーク「今は難しいだろうが、二姫を護り国を奪還できれば、その達成報酬はみたことのない額になるかもしれんな」
ユージーン「……なぁ、ジークよ?」
ジーク「なんだ?」
ユージーン「お前さん、俺を試そうって思っているのかもしれないけど、これは悪手だぜ?」
ユージーン「鉄国と森国の姫が生きていて、しかもワイバーンとも戦える。これ聞いちゃ流石に大公様も黙ってないと思うぜ?」
ジーク「聞かれなければ問題ない」
ユージーン「だ、だから! 俺が――」
ジーク「――俺が、今のお前なら大丈夫だと思ったから話した。それだけのことだ」
ユージーン「――――ッ!?」
ジーク「……少しは、誰かに信頼されるという感覚がわかったか?」
ユージーン「はっ……ははっ……!」グイ…
ユージーン「はははははははははははは……!!!」
ジーク「さてユージーン。お前はどうする?」
ユージーン「ああ、そうだな。とりあえず……」
……
――
――――
―――
――
―
【辺境の町・酒場】
ザワザワ…!
ユージーン「マスター! つまみ追加で頼むわぁー!」
ユージーン「へへ、料理の味はさっきよりずっと落ちちまうが、やっぱ酒は美味いな!」
ジーク「……」
ユージーン「おうどうした大将! もっと飲んでいいんだぜ!」
シェリル「……」ドキドキ…
ルーチュ「……」ドキドキ…
ユージーン「流石に嬢ちゃん達にはまだ早いからな。ジュースで我慢してくれよ」
ユージーン「心配すんなって! 全部俺の奢りだし、金はまだあるからなぁ!」ミチミチィ!
ジーク「……何故、酒場で飲むなどと言い出した?」
ユージーン「俺が誰かに酒奢るなんて、初めてのことなんだぜ?」
ユージーン「……まぁ、やり方がわかんねぇーんだわ。今更、どうすりゃ信頼されるかなんてな」
ジーク「……今はとりあえず、二人のことを他言しないのが一番の近道だろうな」
ユージーン「それはわかってるよ。こんなん誰に話しても全員仰天もんだからなぁ……」グビッ…
ユージーン「だが……」タン…
ユージーン「正直俺は――お前さんの方が心配だよジーク」
ジーク「……俺が?」
ユージーン「ああ。いくら……嬢ちゃん達を守る為だったとはいえ、ワイバーンにあれだけやられたら普通死ぬってのもあるが……」
ユージーン「……公国には、あれよりも遥かにやばい奴がいる」グビッ…
シェリル「……!?」ゾクッ!
ユージーン「そいつがさ、よりによってあの姫様のペットなんだわ……あ、心配しなくても大丈夫」
ユージーン「酒場ってのは騒がしいし酔った奴が多いし、誰かの話に聞き耳立てる奴が意外といねーんだわ」グビッ…
ユージーン「下手にどこかの個室借りて囲まれるよりも、ずっと安全だぜ? で、話を戻そうか」
ユージーン「そのペットは……もう何人も俺の仕事仲間を食ってる怪物だ。『常人なら無抵抗のまま殺されて食われる』な」
ユージーン「問題なのは――そいつの名前が『ジーク』ってところだ」
ジーク「俺と、同じ名前?」
ユージーン「勿論、ただの偶然かもしれない。だが、白髪の男を探す姫様のあの異常な執念……」
ユージーン「俺はこれでも逃げの勘はよく働くんだけどさ。それがずーっと警鐘ならしてんのよ」
ユージーン「お前さんに記憶が無くとも、もし姫様の探し人なら――何をされるかわかんねぇぞ……」ブルッ…
ジーク「……」ゾクッ…
ユージーン(そして、その傍にいるこの優しい方の姫様達もな……)
――
※ジーク達がセレスティアと『ジーク』(シャリオ)の情報を入手しました
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
――
――
1『ジーク』の追加情報
84>75
※基準値を上回った為、追加獲得!
2ユージーン、戦える?
56<75
※基準値を下回った為、直接戦闘には参加しません
※イベントや通常行動時などは様々なスキルで援護してくれます
――
シェリル「そ、その公国のお姫様のペット? どれだけ強いんですか……?」ブルブル…
ユージーン「……止めておいた方がいい。あれはまじもんの化け物なんだよ」ブル…
ユージーン「わかりやすく言っちまえば『ワイバーン程度が群れても意味が無い』ってところだ」
ルーチュ「……森国王カタリナも、複数のワイバーンをまとめて撃破しています。対抗は不可能ですか?」
ユージーン「……え、女王様もそんな化け物染みてんの?」タラリ…
ジーク「俺が知る限りでは、間違いなく一番強い女性だとは思う……」
ユージーン「はっはーん……世の中って広いもんだねぇ。『公国もまだこれは知らない』と思うぜ」
ユージーン「あの化け物をもし、倒したいっていうんなら……」
ユージーン「『完全に人外域に到達した一人』をぶつけるか『最低限ワイバーンと同等以上になった複数人』でぶつかるしかない」
ユージーン「俺は勿論、『今のお前さん達じゃ万が一にも勝ち目はない』とは言っておくよ」
ジーク「そうか……」
ユージーン「ま、朗報があるとすれば『あのペットは普段はとても大人しい』ってことだ」
ユージーン「『姫様以外に興味が無いから、基本公国から離れない。いや、離れられない』と言えばいいか」
ユージーン「だからジークに嬢ちゃん……『強くなるか仲間をまず増やせ』」
ユージーン「『俺もあのペットの力を全て把握しているわけじゃない。下手すりゃ姫様さえ理解していない』」
ユージーン「取れる手は、攻めだろうが逃げだろうが、沢山あった方がいいと思うねぇ……」グビッ…
ユージーン「俺は後ろから、精々頑張ってサポートさせて貰うとするよ」
ルーチュ「えっ!? 一緒に戦ってはもらえないのですか!?」ガーン!
ユージーン「っははは! さっきまで敵だった俺を、大将と言い嬢ちゃんといい、どうして信用できんのかねぇ……」
シェリル「……」ジー…
ユージーン「……さっきの戦いを見て、わかったよ。俺は、大将達ほどの才能は無い」
ユージーン「元から俺は、誰かと組んで戦うことばっかで、それでも逃げてばっかで……」
ユージーン「――それでも、役にはたってみせるさ。絶対にな」
ユージーン「……なーんて、何言っても信じてもらえねーよなー。あ、酒追加でー!」バッ!
ジーク「……」
ユージーン(……どうせ、死んだ身だ。このあといつ死んでも、俺はそれまで『余計に生きられた』ってことになる)
ユージーン(ならせめて、そのおまけみたいな人生でくらい……『傭兵』として仕事をするのも、悪くないよな)
シェリル「……」ジー…
ユージーン(……姫様、こっちの方がいいし)グビッ…
……
――
――
……
【公国・大公の間】
エルクラッド「……」
ゼルガー「……」
公国上級兵「……」ドキドキ…
特殊判定
↓1コンマ二桁
あっぶねぇ……
公国の大陸外侵略
95>94
※基準値を下回った為、まだ侵略ならず
――
エルクラッド「……わかった。下がってよい」
ゼルガー「流石に私も、こんな短期間で標的が見つかるとは思っていませんよ」
ゼルガー「しかし律儀に報告を怠らないその姿勢は素晴らしい」
ゼルガー「今後もエルクラッド様の為に、尽力するのですよ?
公国上級兵「はっ! 失礼致します!」ビシ!
……
エルクラッド「……ゼルガー」
ゼルガー「はっ!」
エルクラッド「万事、ぬかりはないな?」
ゼルガー「はい。勿論でございます」
ゼルガー「全てはエルクラッド様と公国の為に、このゼルガー、持てる智略の全てを捧げましょう!」
エルクラッド「うむ……お前は、この公国においても稀有な存在……」
エルクラッド「期待しておるぞ……?」
ゼルガー「ありがたきお言葉……!」スッ…
エルクラッド「『海の外』の進展がないのであれば次は『残党』共だが……」
ゼルガー「すぐにでも……」
……
――
――
【公国・宮殿内】
ゼルガー(さて、残党共……)
ゼルガー(エルクラッド様からの命を頂く前から、兵を飛ばしてはいますが……)
ゼルガー(――兵の何人かが、戻っていない)
ゼルガー(セレスティア様の兵士は仕方がないでしょう。遠くまで飛んでいるか、食われているか……)
ゼルガー(ですが、それ以外の兵士には全て帰還命令を出している筈)
ゼルガー(鉄国と森国の王都を落とす際の犠牲は計算の上ですが、残党の調査でこれはよろしくない)
公国上級兵「お疲れ様です、ゼルガー将軍!」ビシ!
ゼルガー「お疲れ様です。頼んでおいた『駒』と『道具』の調達はどうなりましたか?」
公国上級兵「……」
――
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
1『傭兵』の補充
50>36
※基準値を下回った為、まだ『ジークの元仲間達』は参加していない模様
2『道具』の補充
01~33:すみませんまだです!
34~66:『花』ですね!仕入れておきました!
67~99:『爆弾』ですね!もうつけました!
コンマ48
34~66:『花』ですね!仕入れておきました!
――
公国上級兵「はっ! 傭兵共は現在も適宜補充中でございます」
ゼルガー「そのままお願いします。ちょっとですね、私でも計算を間違える程に消耗が激しくて……」
公国上級兵「やはり『残党』が抵抗しているのでしょうか?」
ゼルガー「その調査に向かっている者がやられているので、なんとも……」イヤハヤ…
ゼルガー「『次はもう少し大々的に』やってみましょうかねぇ……」
ゼルガー「おっと、すみません。『道具』はどうなっていますか?」
公国上級兵「ゼルガー将軍のご命令通り、この『花』を仕入れ、栽培もしておりますが……」
花「……」フラワァ…
公国上級兵「一体、何にお使いになるので? 公国の美しさをさらに増大させる為でしょうか?」
ゼルガー「んんー、それも悪くありませんが……」
ゼルガー「残念ながら今は戦時中です。勝利したとはいえ、兵士が消されている以上は『続いて』いるのです」
ゼルガー「ここで手を緩めては、エルクラッド様のご尊顔に泥を塗ることになってしまいます」
ゼルガー「……まぁ、私がいくら策を練り奔走しても、現地の『駒』が十全に動いてくれませんがねぇ」ムムム…
ゼルガー「――この花は、そんな駒共の為に用意したのですよ」
公国上級兵「な、なんとお優しい……!」
ゼルガー「いえいえ、私も先日までは思いつきもしなかったのですがねぇ……」
ゼルガー「我が配下の門番が先日、クリス様より酒を頂いたそうなんですよ」
公国上級兵「ああ、そういえばクリス様自らが視察に向かわれたのでしたね?」
ゼルガー「はい。あの方も、エルクラッド様のお役に立ちたくて仕方がないのでしょう……」
ゼルガー「そんなクリス様ですが『駒の士気を上げる為に安酒を配る』策を考えられたそうです」
ゼルガー「いやはや、クリス様は実にお優しい方だ」
ゼルガー「私は駒を駒としてしか見れませんが、クリス様は駒の習性を理解しようとなさっているのですよ」
公国上級兵「ああ、確かに傭兵も野盗も、飲めればどんな酒でも喜ぶ輩が多いですからね」
公国上級兵「なるほど、低い予算で駒を長持ちさせるおつもりなのか……」
ゼルガー「はい。私には到底考え付かない策でしたが……」
ゼルガー「――このゼルガーも、エルクラッド様の参謀を預かる身。このままでは駄目だと考えましたよぉ?」ニタリ…
ゼルガー「確かにクリス様の策は低予算で駒の士気を保つにはうってつけでしょう」
ゼルガー「……しかし、完璧ではない」
公国上級兵「……と言うと?」
ゼルガー「いくら士気を保ったところで『力は変わらない』ですし『負傷は治らない』のですよ」
ゼルガー「最悪なのは、酔い潰れて仕事をしないことですね」
公国上級兵「あぁー……」
ゼルガー「……そこで私は考えました。一手間が加わりますが『配る安酒に少し細工』をしようとね」ブチッ
花「……」
ゼルガー「この花はですねぇ……『粉末』にすると水分によく溶けるのですよ」
ゼルガー「そして服用した者は『なんだかとろん』として『幸福感を得られます』」
ゼルガー「そして『やがてこれを求めずにはいられなくなり』、『ますます戦う気持ちが強くなる』のです」
ゼルガー「『筋力増強』の効果もありますからねぇ。これでしばらくすれば『少し強くなった働き者が沢山増えます』よぉ!」ククク!
公国上級兵「さ、流石はゼルガー将軍。恐ろしい方だ……」
ゼルガー「クククク……!」
――
※公国兵全体の強さが微上昇
※公国兵と遭遇時、情報を聞き出すことに失敗判定が発生するようになりました
――
【幕間・各地の情勢】
※ジーク達の町行動、公国の動きが一段落しました
続きまして、気になる人物の行動にスポットライトを当てたいと思います
(選ばれずとも、行動はしています。選ばれた場合、行動中の様子や+補正が発生したりします。
例としてイアンやクリスなどはジークとの合流確率アップなど)
・鉄国王フリーデシルト
・鉄国王子バレット
・森国王カタリナ
・森国姫リュノ
・鉄国騎士団長イアン&ミナ
・公国王子クリス&ユリーカ
・公国姫セレスティア&シャリオ(※コンマ判定で犠牲者が生まれます。モブ~ネームドまで)
10分後あたりに投票開始です
選ばれずともシャリオによる被害自体は出るの怖いな???スキル含め強さの確認がてら選びたい……
>>357
すみません、セレスティア達のみ選ばれなければ行動はしません……
流石に普段からアレ野放しは詰むので
それでは……
様子を見たい人物を選んでください
↓1~7多数決コンマ
・公国王子クリス&ユリーカ
となりました
やはりシャリオの力を知りたいという方は多いようなので、本当にちらみせですが載せた方がいいですか?
(なお選択肢に加えたのは一応00と偶数ゾロ目でシャリオの負傷もあったためです)
なおちらみせの場合は公国内でのちょっとした一コマになりますが……
では少々お待ちください
なおシャリオはユージーンにも語らせた通り、基本動きません
が、興味本位で突っ込みたいという方への注意喚起もかねてちらみせです
――【小イベント・公国姫のペット】――
――
……
【公国・飛竜の巣】
ワイバーン1~30「「グオオオオオォォォォォ!!」」ミチミチィ!
公国兵1「……いつみても、地獄だよなこの光景……」
公国兵2「あぁ、こんなやばい森、いつの間にできたんだろうな……」ブルブル…
公国兵1「一応、俺達は襲わないってことらしいが……」
ワイバーン「……」フン…
公国兵1「……馬鹿にはされている気がする」
公国兵2「ああ。だが実際問題、俺達じゃ何人束になっても一薙ぎにされちまうからなぁ……」
公国兵2「……で、なんでこいつら今日こんな密集してんの?」
公国兵1「わかんね……あ」
公国兵2「どうした?」
公国兵1「きっとあれだわ。きまぐれなセレスティア様のペットが来てるんだわ」ポン
公国兵2「え……あの噂の銀の怪物が!? だ、大丈夫かそれ!?」
公国兵1「ああ、セレスティア様の命令は忠実に守るらしいからな」
公国兵1「噂だが『ゼルガー将軍すら足下にも及ばないらしい』が……」
公国兵2「ひぇぇぇ……」
公国兵1「多分、運動不足解消の為にセレスティア様が……ん?」
バサァ!
シャリオ「…………」バサァ!
公国兵達((で、でけええええぇぇぇぇぇぇぇ!?))
公国兵1「間違いない、あいつだわ……」
公国兵2「顔つきからしてワイバーンの比じゃねえぞ! いやこいつらも十分こえーんだけど!」
シャリオ「……」スッ…
公国兵1「あ、一番でかい樹の天辺で寝た……」
公国兵2「大人しいってのは本当なんだな……」
ギャーギャー!
公国兵1「んおっ!?」
バサァ!
バサァ!
バサァ!
ワイバーン1「グルルル……!」ビュン!
ワイバーン2「グアアアアアァァァ!」ビュン!
ワイバーン3「グオオオオオ!」ビュン!
公国兵2「な、なんだあいつら!?」
公国兵1「なんか切れてるような……そこは俺達の場所だって怒ってんのか!?」
公国兵2「おいおい、いくらなんでも三体に囲まれたら……!」
シャリオ「……」ムク…
シャリオ「……」フワァ…
ワイバーン軍「「グガアアア!!!」」ブチッ!
シャリオ「……」
シャリオ「……」
※ ※ ※ ※ ※ ※ 警告 ※ ※ ※ ※ ※ ※
――ダマレ、ムシケラドモ――
※ ※ ※ ※ ※ ※ 警告 ※ ※ ※ ※ ※ ※
ワイバーン達「「グオオオオォォォォォ!」」バチバチバチィ!
公国兵1「や、やばいんじゃないかあれ――」
ブワッ……
シャリオ「……」
シャリオ「 ガ ア ア ア ア ア ア ア ァ ァ ァ ァ ! ! !」
覇銀龍シャリオ:レベル777
★『覇銀龍の咆哮』★
戦闘開始時、レベル200以下の敵を強制的に戦闘不能(負傷判定有)状態にする
さらに敵の逃走成功判定に-100の補正をかける
★『歴戦の竜麟』★
劣勢判定を4回まで無効化する
無効化する度に、自身に常時補正+30を加算していく
★『――
グジャアアァァァァァ!
ワイバーン達「「」」シュゥゥゥゥ…
公国兵達「「」」ジョバアァァァァ…
シャリオ「……」フワァ……
シャリオ「……」Zzz…
公国兵達「「」」
公国兵達「「」」
公国兵達「「」」
公国兵1「か、かえろっか……?」プルプル…
公国兵2「うん、きょうもいじょうなーし」プルプル…
――【小イベント・公国姫のペット】おしまい――
ちらみせ終了した辺りで今日はここまで
次回更新からはクリスサイドになりますが
こうも生きた心地がしないと、どこかで強制的にジークと姫の日常挟みたくなりますね……
本日もありがとうございました!
ちょっと前スレの話にもなっちゃって済まないんだけど、ワイバーンの『薙ぎ払う龍尾』の『複数相手に対してレベル上昇』って前シリーズのラスボスも持ってたんよ(しかもレベルそのものが倍加する鬼畜仕様)
幸い演習みたいなので最初見た時に仲間の一人が『相手の"多人数相手の場合レベルを上げるスキル"を無効化するスキル』を修得出来たんだけど、それ踏まえるとこっちでも鍛練か何かで修得しときたい
そういえば、フリーデシルトやバレットにイアン団長達のスキルやレベルどうなってるんだろう、クリスとユリーカは多分この後判るかもしれないけど
>>396
あのスキルは『対人専用』で『人外』には使えない設定だった筈
今回だとカタリナがレベル増加のフォレストランペイジ使ってたけど、やっぱり★ついてないからスキル無効できるけど、シャリオやワイバーンには★あるから無効化できないかと
人の王様→レベルそのものを倍増する高威力だが対策も可能なスキル
竜族→レベル増加率は王と比べれば控えめだが対策不可能
って線引きがされてるんじゃないかな?まあエルクラッド対策でも覚えておきたいスキルなのは間違いない
>>398
イアン団長は前に判定して70オーバー出してる。でも同行者のロリシスターがまさかのレベル2という
気になったんだけどワイバーン×3とか相手にするとスキル重複するのかな
一部のスキルについてる★ってなんなん?
>>110にあるけど、ようは妨害されない上位スキル
次キャラ募集の時公国の強い敵をキャラ案出さないほうが良い?というか現状ヤバすぎるし、鉄国か森国やフリーの傭兵中心で考えようとは思うけど…
こんばんはー
>>396
>>399
その通りです。
『人間』の全体攻撃は『発動者の技能』で複数人を相手取っているイメージ
なので間合いをとる、陣形を作るなど同じく人間の技能(スキル)で打ち破れる
『ドラゴン』の全体攻撃は『群がる虫が多いほどいらついて一息に潰そうとする』イメージ
強力な種族差、体格差による暴力なので人間の戦術、技能(スキル)では打ち破れない
なのでシャリオに真正面からぶつかりたければ『レベルを上げる』以外方法はありません
>>398
スキルはある程度設定してあって、出番が出てきた時にレベル判定
予定より高ければスキル追加、低ければスキルカットなどをしています
クリスとユリーカはこの後他のものとまとめて判定を取ります
>>401
イベントでは閃雷を連発していますが、実際に戦う時は同名スキルは重複しません
が、レベル上昇だけは発動するので、ワイバーン×3に遭遇すると敵軍のレベルは300×3の900となります
また同名でなければ類似効果のスキルは発動するので、閃雷相当の攻撃を続けて被弾する可能性もあります
>>402
既に>>403さんが解説してくださっていますが、★が増える程上位スキル、
★スキルを大量に抱えているほどに強敵だと思って頂ければ
>>405
いえ、大丈夫です。このあと募集予定ですがそれがちょうど公国軍と傭兵なので
(当初のストーリー予定とまるで異なり、しばらくは公国軍を相手にしていくので)
確かに強敵の存在はジーク達を苦しめますが『倒せれば』リターンにはなりますので
ただ、流石にシャリオクラスはちょっとこれ以上は厳しいです
少し判定が多い(取れるときに取っておかないと忘れる)ですがちびちび再開です
――幕間・公国の良識人――
――
【???・???」
馬車「……」ゴトゴト…
クリス「ユリーカ、大丈夫かい?」
樽ユリーカ「はい、大丈夫です!」ヒョコ!
クリス「すまない。ワイバーンを使えば移動は楽だったとは思うが……」
ユリーカ「だ、駄目です! ワイバーンは、今回の戦争で主力として使われたのですよね?」
ユリーカ「それに乗っていたら、みんな怖がっちゃいます……」ブル…
クリス「ああ、その通りだ。たとえ便利であったとしても、私はあれを使うわけにはいかない」
クリス(しかし、なんなのだあの飛竜という種族は?)
クリス(近年まで、あれほどの力を持つ魔物は見つかっていなかった筈なのだが……)
ゴトゴト…
ユリーカ「そういえば、兄様が探しているフリーデシルト様はどのような方なのですか?」
クリス「そうだなぁ……」
クリス「一言で言ってしまえば、自由な人だ」
ユリーカ「自由?」
クリス「ああ。身分も気にせず世界各地を回って見聞と友好関係を広めているんだ」
クリス「そして勇敢で博識だ。鉄国の者は頭が固いなどと言う者がいるが、そんなことはない」
クリス「鉄は鉄でも、融けた鉄と言えばいいか。自由になにものにも囚われない人さ」
クリス「私も……いや、公国もいつかそうあれればいいと思うのだがな……」フゥ…
ユリーカ「……」
クリス「だが、探しているのはフリーデシルト様だけではないぞ?」
クリス「本当に自由だからな。身を隠されたら、そう簡単には見つからないだろう」
クリス「森国のカタリナ様、公国への抵抗勢力……そちらにも接触したい」
ユリーカ「カタリナ様はどのような方なのですか?」
クリス「こちらはお会いしたことがないから噂程度だが……」
クリス「とても慈悲深く、優しい方だそうだ。身体から癒しの魔法を常に放っているという噂さえあるぞ?」
クリス「ユリーカには、カタリナ様の方が憧れてしまうかな?」
ユリーカ「は、はい! そんなに凄い方なら、戦争で負傷してしまった方も……」
クリス「そうだね。だがユリーカも知っての通り、回復魔法は決して万能ではない」
クリス「戦争は起こさないのが一番だが、起きてしまったのであれば次はその被害拡大を食い止めるしかない」
クリス「状況は最悪ではあるが、公国につけいる隙があるのも事実だ」
クリス「抵抗勢力は確実に生まれている。そして父上はそれをしばらくは放置する」
クリス「なんとか私が先に接触し、公国の現状を伝え……余計な血が流れるのを避けねばならない」
ユリーカ「はい!」
クリス「後は、優先順位は下がるがもし白髪の男性と出会えたならセレスティアのことを伝えておきたいな」
クリス「父上とは違った意味でセレスティアの思想は危険だ」
クリス「そして、考えたくはないが……」
クリス「『万が一セレスティアと父の利害が一致した時、あの規格外の怪物が公国を飛び出す』ことは絶対に避けたい」
ユリーカ「お姉様のペット、『ジーク』……あれも、ワイバーンなのでしょうか?」
クリス「姿は似ているが、色も大きさも強さも何もかもが違い過ぎる。あれは一体何者なのだ……」
クリス「ああ、改めて公国はいくつもの問題を抱えているのがよくわかるよ」
クリス「ゼルガーにベルゲも無視できぬ存在であるし……うっ、胃が……!?」キリキリ…
ユリーカ「た、大変! 胃薬をどうぞ!」シュパ!
クリス「あ、ああすまない……」ゴクン…
クリス「……全て、もっと早くに決断をしなかった私の責任だ」
クリス「この背にはあまりにも大きすぎるものが載っているが……折れるわけには……!」ググ…!
ユリーカ(クリス兄様、いつも自分を追い詰めちゃう……)
ユリーカ(何か、いい話題はないかなぁ……)
ユリーカ(うーん……)
――
特殊判定
↓1~6コンマ二桁(おまけ含む)
わぁい、どうしようこれ!?(吐血笑)
大人しくいつも通りにしていればよかったかなぁ……
少々お待ちください……
1おまけ・公国兄妹の夜レベル
1ユリーカ:83(誰だ教育係はぁ!? ……原因は身近にいたようです)
2クリス:54(最低限。国がアレ過ぎて色ボケしている余裕も無い苦労人)
3セレスティア(キャラシートの焦がれっぷりより+10)
コンマ97+10=……
1 0 0 ( あ の 方 に 会 え た ら そ の 日 の 内 に 孕 み ま す ♪ )
※姫様は全方位でぬかりがないようです。ついでに妹にも多大な悪影響を与えているようです(白目)
2戦闘、技能レベル(一応ユリーカも)
1クリス(キャラシートより1/2撤廃+鍛えた肉体補正+10)
コンマ71+10=81
2ユリーカ(コンマ1/2)
コンマ50=25
※公国兵:レベル20
3ユリーカの治療技能
74>70
※基準値を超えたため、相当なもの
※戦闘はできませんが、拠点などにいると回復を補佐してくれます
※クリスの胃痛の種が増えてしまいました(白目)
――
ユリーカ(いい話題、明るい話題……)
ユリーカ「……」ピコーン!
ユリーカ「ねぇ、兄様?」
クリス「ん、どうしたユリーカ?」
ユリーカ「――兄様には、姉様みたいに心に決めた方はいらっしゃるのですか?」
クリス「……いいや」フルフル
クリス「私はまだまだ未熟だ。やるべきことは多い」
クリス「そういう浮ついたことをするよりも、まずは勉学に励み、心身を鍛える」
クリス「フリーデシルト様の様に、両の手で武器を扱える応変さも身につけねば」
クリス「それから――」
ユリーカ「えぇっ!? エッチなことをしたいとかは思われないのですかっ!?」ガーン!
クリス「」ゴバアァァァァ!
クリス「がふっ、げほ、ごぼぉぉぉぉ……!?」ビチャビチャ…
ユリーカ「に、兄様大丈夫ですか!? 気持ち悪いのですか!?」オロオロ…
クリス「いや、私は大丈夫だ……」ヨロ…
クリス「これでも、それなりに鍛えているからな……」
ユリーカ「はい! 私も兵士の方から、簡単な体力作りは教わっています!」エヘン!
クリス「ああ、本当にユリーカは偉い子だ……」ナデナデ
ユリーカ「えへへ……///」ホクホク
クリス「……だからさっきの言葉は私の幻聴――」
ユリーカ「え? 兄様がエッチなことを――」
クリス「」ウボァー!
馬「ヒィン!?」
ユリーカ「にーさまあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
クリス「おぶ、お……おぅぅ……!?」オロロロ…
クリス(へ、兵士か!? 兵士の誰かか!?)
クリス「っはぁ……はぁ……」ナミダメ
ユリーカ「兄様、はやく、はやくお薬を……!」
クリス「ほ、本当に大丈夫だから……」
クリス「そ、それよりユリーカ? その……なんだ」
クリス「……男女のお付き合いに、興味があるのはわかる。ユリーカもお年頃――」
ユリーカ「お突き合い……はい! 男性のお尻の穴にも――」
クリス「ガハァァァァァ!?」トケツ!
クリス残耐久2→1
クリス「」ビクンビクン…
ユリーカ「うわあああぁぁぁぁぁぁぁん……!?」
……
――
――
……
クリス「」コヒューコヒュー…
ユリーカ「兄様、兄様しっかり……!」ポロポロ…
クリス「だ、大丈夫だよユリーカ……」ムクリ…
クリス「私はまだ倒れるわけにはいかないからね……」
ユリーカ「兄様!」パアァァ!
クリス「……」スゥー…ハァー…
クリス「……よし!」グッ!
クリス「ユリーカ、一応確認をしておきたいんだが……」
クリス「…………男性と女性が出会い、やがて恋に落ちる。ここまでは大丈夫かな?」
ユリーカ「はい! 私にもいつか素敵な出会いが訪れるのでしょうか?」ワクワク
クリス「ああ、勿論さ。ユリーカは可愛くて優しいいい子だからね……」ナデナデ…
ユリーカ「~~♪」ホクホク
クリス「……」ゴクリ…
クリス「で、では。恋に落ちた男女はその後はどうなるのかな?」
ユリーカ「え、えっと……///」カアァァァ…
クリス(よかった、ちゃんと羞恥心は残っているようだ……)ホッ…
クリス(だが、純粋無垢な妹にこのような下卑た話題を振るなど、私はなんと愚かなのか……!)キリキリ…
ユリーカ「誰も入ってこられない秘密の部屋でお互いを結びあって24時間ずーっと裸でお互いのあらゆる体液――」
クリス「ユリーカッ! 誰から聞いたんだそんな間違った話ォォォオオォォオオオオ!?」チノナミダ
ユリーカ「え? 違うのですか? セレスティア姉様がうっとりとしながら語られていたので……」
クリス「」カタカタカタ…
クリス(――白髪の男性が、もしかするとフリーデシルト様が危ない……!!!)
――
※予期せぬところから予期せぬ危機が生まれました
※とばっちりでフリーデシルトにも危険信号です(白目)
――
――――
―――
――
―
クリス「――いいかい? だからセレスティアの言っていることは間違っているんだ」
ユリーカ「そうだったのですか……」ショボン…
クリス「あいつが白髪の男性に向ける執着心の強さはユリーカもわかっているだろう?」
クリス「それは歪になってしまった愛だ。ユリーカが望む素敵な出会いとは無縁のものなんだよ」
ユリーカ「お姉様……」ジワ…
クリス「セレスティアは手遅れだ。だがユリーカ、お前はまだ道を正せるんだ」
クリス「焦らずに、ゆっくりと、本来の道に戻ろうユリーカ……」ナデナデ…
ユリーカ「……はいっ!」グス…
クリス「いい子だ……」ナデナデ…
クリス「……」
クリス(セレスティア、この恨みは忘れないからな……!)ゴゴゴゴ…
ユリーカ「――では、兄様が正しい愛を教えてくださるのですね!?」ワクワク!
クリス「!?」
ユリーカ「お姉様以外は、まだ早いって誰も教えてくれないもん……」プゥ…
クリス「……」ダラダラ…
クリス「わ、わかった。落ち着いたら、ちゃんと私が教えてあげるよ……」
クリス「だから、だから二度とセレスティアの間違った知識は口にしないでくれ……」ガクリ…
ユリーカ「はい!」
クリス(拝啓、フリーデシルト様)
クリス(私は、純真な妹を真っ当な道に連れ戻す為なら、この身を捧げる覚悟をきめました……)
ゴトゴト…
クリス「む……!?」
特殊判定
↓1コンマ二桁
反乱軍との遭遇・1
92>75
※基準値を超えた為、遭遇成功!
――
クリス(止まれ!)
馬「」ピタ!
ユリーカ「!?」
クリス「……」スタッ…
クリス(あれは……見えにくいが、森国の兵士か?)
クリス(何かを話しているようだが……っ!?)
公国兵「」
森国兵1「くそ、やられた……」ボロ…
森国兵2「待っていろ、今手当する」
森国兵1「どこへ向かっても遭遇するな。一体公国の戦力はどれほどなのだ……?」
森国兵2「わからん。わからんが、我らにはカタリナ様がいる」
森国兵2「それにソウキ様にリュノ様も。お二方がいれば、守りの心配もいらない」
クリス(森国と公国の遭遇戦があったのか……)ゴクリ…
クリス(そしてやはり、森国の主要な人物は無事なようだな)コソ…
クリス(それにどうやら、かなり大がかりな拠点もあるようだ)
森国兵1「ああ、そうだな……」
森国兵1「それにリーチェ様も、あの小さな身体で公国兵を倒されているんだ。俺達ももっと頑張らないとな!」
森国兵2「しかし、やはり不安だ。いくらカタリナ様が認めた腕が立つとはいえ、あのジークという男は傭兵だろう?」
森国兵2「果たしてリーチェ様をお守りできるかどうか……長旅の途中で襲われてはいまいか」ハラハラ…
クリス(『ジーク』……? セレスティアのペットと同名……)
クリス(いや、それよりも……女王カタリナ様自ら、自国の姫を傭兵に預けた……?)
※遭遇が一発成功したため、選択分岐※
1:クリス、拠点の話に興味を持ちリュノ拠点へ(防衛力さらに上昇+ユリーカで回復力アップ)
2:クリス、姫と傭兵の話に興味を持ちジーク方面へ(ジークとの遭遇率大幅アップ)
↓1~5多数決
しまった……
すみません、改めて
↓1~5で投票お願いします……
ごたついてしまい申し訳ありません……
クリス達はリュノ方面に向かうことになりました(時間的にまだ即時合流はできませんが)
クリスは今日の判定だけで一気に負担が増えた気がしますが、頑張ってもらいましょう
セレスティアは今度違うフレーバー取るときあったら落ち着いてほしいです……
さて、混沌としている状況ですが、また少しキャラ募集を
これは拾えたら拾う感じなので、採用できなかった時はごめんなさい……
・公国兵(ジークとの衝突が主)
・傭兵(ジークの元仲間なども可。ただし、場合によってはゼルガーの『花酒』を使われる可能性も覚悟してください)
本日もありがとうございました!
おつおつ
セレスティアさんもうクレイジーサイコエロヤンデレとかいう状態なのでこれ以上ヤバさは増えない……よね?
リアローズの程よい夜知識(48)が癒し過ぎるのではやくちゅっちゅしたい
あとクリスに救いを(小声)
これは傭兵の方も敵オンリーよね?一応確認
(セレスティアって設定は美味しいのだけど、バッドエンドでやり直せないとなるとジークと結ばれる未来はやっぱり見えてこないから代わりになる男作っちゃダメかなぁとかとか……)
セックスで屈服させるのも考えたけど今回判明した夜レベルの所為でそれさえ無理そうだし……
森も鉄も主要人物が大体生存してるからそこまで悲観的でも無いんだよな。読者視点の考えではあるが
こんばんはー
皆さんはどうしてそんなにたくさんのキャラをすぐに思いつけるのか……?
想定以上に集まった為、また一度募集を締め切らせて頂きます
何人かはすぐに使えそうな塩梅で本当に助かります
>>464
はっきり言って全ての判定で01か100オーバーに突き抜けているセレスティアはもう何が起きても不思議じゃないなと……
他のフレーバーというと以前は各キャラの酒の酔い易さや清掃技能を取ったことがありますが、
セレスティアがコンマ90以上を出して脱ぎ魔なんて属性までついたらもう手におえないかも(白目)
>>466
味方は思ったよりも増えてきたので、敵オンリーの予定でした
元仲間なら判定で寝返るかもとかも考えていたので
>>467
私も正直救済は出してあげたいところですが、ここまで来た彼女に他の男ができるかなぁ……
話を進めながら色々考えておきます
なおジークとセレスティアの夜レベルは互いにカンスト値の為、仮に持ち込めば夜戦の勝敗は五分五分となります
>>480
鉄国はフリーデシルトとイアンが揃ってゾロ目で死亡回避しているのが非常に大きいですね
森国はカタリナがコンマの積み重ねで予定より数段強化されたからこそですし
ですが両国とも上級兵はほぼ全員戦死か公国捕虜(ベルゲの登場によりさらに待遇悪化)の状態
王都から離れた田舎はまだ無事ですが、逆に言うと無事なのはそこらへんだけという状況です
それではクリス達の移動後、再び視点をジーク達に戻す感じで再開です
なおユージーン襲来→即寝返りはかなりのイレギュラーですので、
町行動後にコンマ判定で遭遇する敵を決め、再び戦闘に突入しますのでご了承ください
1:クリス、拠点の話に興味を持ちリュノ拠点へ(防衛力さらに上昇+ユリーカで回復力アップ)
――
クリス(――いや、気になる話ではあるがそれは後で確認すればいい)
クリス(この機会を逃してはいけない!)バッ!
ガサ!
森国兵2「っ、何者だ!」バッ!
クリス「我が名はクリス! 公国大公エルクラッドの実子だ!」
森国兵2「な、なにぃ!?」
クリス「信じては貰えぬかもしれぬが……まずは、戦う意思がないことを示そう」ポイッ
双剣「」ガシャン!
森国兵1「何が狙いだ……?」
クリス「我が父の横暴を止める……その為に、森国へくだるつもりだ」
森国兵1「それを信用できるとでも? いきなり我らが森を焼いておいて……!」
クリス「誠に申し訳ない……謝って許される問題ではないことは、わかっている」
クリス「私の命をご要望であれば、喜んで捧げよう。だが――」
ユリーカ「だめっ! にいさまっ!」ガバッ!
クリス「っ、ユリーカ!?」
森国兵2「な……小さな女の子だと?」
森国兵1「武器も持っちゃいないし、魔力も感じないぞ?」
クリス「失礼した。この子はユリーカ、私の大切な妹だ」
クリス「私が持つ限りの情報は全てお話する。だからどうか、この子の命だけは……」
ユリーカ「駄目です! 兄様が犠牲になるなんて……!」イヤイヤ!
森国兵1「っ……」
森国兵2「…………いいだろう。だが拘束はさせて貰う」
クリス「!! ああ、それは勿論構わない」
ユリーカ「わ、私も!」
森国兵1「……いくら公国の人間とはいえ、こんな小さな子を縛るのは気が引けるな」
森国兵2「だが油断はできん。我慢してもらうほかないだろう」グルグル…
クリス「……先に言っておくと、残念ながら私達に人質としての価値は皆無だ」
クリス「エルクラッドは、私も兵も駒としてしか見ていない……」
森国兵1「とんでもない国だな……カタリナ様とは大違いだ」
クリス「カタリナ様はやはりご無事なのか?」
森国兵2「ああ。とりあえず、このまま進め。俺達もお前達も無駄話が過ぎた」グイ
クリス「承知した」コクリ
ユリーカ「……」ドキドキ…
……
――
※クリスとユリーカがリュノ拠点に向かいました
※重要な情報が揃った為、一定時間後にリュノ拠点のイベントが強制的に発生します※
――
――幕間・公国の良識人―― おしまい
――――
―――
――
―
――【辺境の町・朝】――
ユージーン「ふぃー、いい朝だねぇ……」ノビー…
ユージーン「宿屋代までタダにしてくれるってすげぇよなぁ?」
ユージーン「これも大将達がワイバーンを倒したから――」
シェリル「……ユージーンさん」ジト…
ユージーン「うおっと、な、なんだいシェリルちゃん?」ヘラヘラ
シェリル「手伝ってくれるのは、嬉しいです……」
シェリル「――でもジークさんに大怪我させたことはちょっと……」ムスッ…
ルーチュ「はい。連れて行くだけなら、途中でワイバーンを止めるべきだったかと」ムスッ…
ユージーン「あいたたた……いや、それは本当に悪かったと思ってるよ」
ユージーン「ただ、一応弁明させて貰うと『ワイバーンに限らず上位の魔物はプライドが高い』んだわ」
ユージーン「俺がもうちょい強かったら止められたかもしれねえけど……」
ユージーン「……ま! 色々切り替えて行こうぜ! 俺も切り替えるからさ! な?」
ジーク「……確かにな。幸い、ルーチュのおかげもあり前ほど傷も深くない」
ジーク「しっかり食って寝たからもう支障もないぞ」
シェリル「ジークさんがそう言うなら……」
ユージーン「たはは、こりゃ俺が本当に信頼されるのはいつ頃かねー?」ヘラヘラ
ジーク「安心しろ。少なくともお前の傭兵人生の中では、今が一番信頼されている方だと思うぞ」
ユージーン「はは、確かにそうかもなぁー」
ユージーン「んじゃま、俺もお前さん達に殺されるのは嫌だし、こつこつ頑張っていくかねぇ……」
ユージーン「俺は戦闘は苦手だが、こんなことができたりする。助けにはなれると思うぜ?」
『生存本能』
散策、一部イベントのマイナス判定を緩和させる
ユージーン「これでも勘は働く方でね。特に嫌な気配には敏感なのよ」
ルーチュ「嫌な気配、ですか?」
ユージーン「そ。まあこの辺りだと『公国兵崩れ』かな。結構うろついてそうなのよ」
ユージーン「多分『帰りのワイバーンに逃げられた』んだろうけどな」
ユージーン「ま、無理に散策しなくても大丈夫さ」
ユージーン「んで、今日はどうするつもりなんだ?」
ジーク「そうだな……」
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬(レベル上げやスキル習得。コンマ下一桁判定。レベルは確定上昇)
※リアローズorリーチェスキルチャンス有
3:散策(辺りを散策。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり。誰かとの遭遇も)
※イベント+ユージーンによりマイナス消滅中
4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
※しばらくした後、↓1~3コンマ二桁判定を行います
自由行動選択
↓1~3多数決コンマ
変装については自動でイベント挟む予定ありますか?
もしそうなら1回分行動消費するの悪いので狙うのやめます
>>499
すみません、ジークの変装話はこのイベント→戦闘→戦闘終了後に話題になる予定でした
2:鍛錬
――
シェリル「あ、あの……!」
ルーチュ「特に予定が無ければ、でよいのですが……」
ジーク「ん? 何かやりたいことがあるのか?」
ユージーン「俺はお前さん達が選んだ行動ならそのまま従うぜー?」
シェリル&ルーチュ「「た、鍛錬をしたいんですっ!!!」」
ジーク「なん……だと……!?」ゴクリ…
ユージーン(わーお、本当に同じ姫様でも全然違うねぇ……)
シェリル「私、ワイバーン相手に動けなくて……」グッ…
ルーチュ「私もです……」グッ…
ユージーン「いや、それが普通よ?」
シェリル「ジークさんに怪我をしてほしくなかったのに……!」ウルウル…
シェリル「もっと、戦えるようにならないと……!」
ルーチュ「このままでは、本当にジークさんが死んじゃう……!」ポロポロ…
ジーク「……っ」
ユージーン(罪悪感がすごいわぁ……いや、やったのワイバーンだけどさぁ……)
ジーク「……」
ジーク「……わかった。だが、『今日は一人だけ』だ」
ジーク「二人は当然、本格的な鍛錬の経験などないだろう」
ジーク「見て覚えることも、立派な勉強だ」
シェリル&ルーチュ「「はい!」」
……
――
――
※鍛錬チュートリアル※
※鍛錬では、選ばれたキャラクターがスキルを習得したり、レベルが上がったりします
※基本はコンマ下一桁1/2のレベルアップです(0は1扱いです)
※最初のうちは一人しか選べませんが『全体訓練を可能にする仲間』が加入すれば、恩恵がメンバー全員となります
※現在、姫の目の前でジークが一度戦闘不能に追い込まれたため、★スキルチャンス発生中です
※スキル獲得チャンスは今回限りではありません
姫★スキル獲得チャンス(>>233、>>234)
1リアローズ
75>13
※基準値を下回った為、攻撃or防御どちらか一系統のみ
2リーチェ
75>07
※基準値を下回った為、防御系統一つのみ
※リーチェの攻撃系覚醒スキルは非常に強力ですが、習得条件が特殊です
※コンマ00でも習得は不可能です
※『交流』で『解放条件かそれに近い言動を自由安価』で当てた時、習得の機会がきます
※今日はどちらが鍛錬をしますか? リアローズの場合は攻撃か防御かの記載もお願いします
※手本でジークの鍛錬も可能です
↓1~3多数決コンマ
リアローズ・防御
――
【町外れの森】
ルーチュ「……では、今日はシェリルさんにお譲りします」
シェリル「え?」
ルーチュ「私はまず、接近戦などの基礎的な知識からして不足しています」
ルーチュ「ジークさんの仰る通り、見て学ぶことから始めたいのです」
シェリル「ルーチュさん、ありがとう……!」
シェリル「では、ジークさん! よろしくお願いします……!」
ジーク「わかった。しかしシェリル」
ジーク「何か、目指す道はあるか?」
シェリル「目指す道……」
ジーク「たとえば、こいつに鉄糸をぐるぐるに巻きつけてばらしたいとか」
ユージーン「おい、悪かったからあれはほんとやめてくれよ……?」ブル…
ジーク「或いは、もっと堅実に戦いたいとか……」
シェリル「……」
シェリル「……それなら、答えは決まっています」
シェリル「――ジークさんやルーチュさんを護れるような、そんな戦い方を……!」グッ!
ジーク「……わかった。目的があれば、その分鍛錬に身が入りやすい」
ジーク「それでは、始めよう」
シェリル「はい! いこう、フラネッタ!」
フラネッタ「……」ガシーン!
――
特殊判定
↓1コンマ二桁
60>10
★スキル獲得失敗……
※次回判定時、成功率上昇
コンマ一桁0
リアローズ :レベル78+1=79
――
リアローズ「やぁ……!」ギュリン!
ドォン!
ジーク(意外と言うと失礼だが、時々鋭い攻撃がある)
ジーク(あれがリーチェと共同制作したからこそ得た力……)
ジーク(しかし……)
ジーク「シェリル! フラネッタを前に出し過ぎだ! それでは自分を護れないぞ!」
シェリル「……っ!」クイ!
フラネッタ「……」バッ!
ジーク(やはりフラネッタは身軽。戻るのも速いが……)
ジーク(俺自身、己の未熟さを幾度も味わった)
ジーク(この戦い、リアローズ自身も身を護る手段を考えなければ厳しいだろう……)
ジーク「フラネッタは硬いが無敵ではない! 特に攻撃から防御に転じる時の隙は命取りだ!」
シェリル「は、はい……!」
シェリル(む、難しい……!)
シェリル(護ってばかりじゃ、勝てない。ジークさんだけに戦わせるわけにはいかない)
シェリル(でも、護る力も大切。ジークさんもだけれど、私自身も……)
シェリル(距離が離れたら、どうしても片方ができなくなっちゃう……)
シェリル(イアン達もみんなも、色々考えながら戦っていたんだね……)
シェリル「はぁ……はぁ……!」
シェリル(身を護る……自分の方にフラネッタを戻す時間を短く……?)
シェリル(いや、そもそも攻撃をさせなければ……?)
ジーク「そこまでだ」
シェリル「!!」
ジーク「息があがってきている。無理は逆効果だぞ」
シェリル「は、はい……ありがとう、ございました……」
シェリル(何か、掴めた気はするけど……遠いなぁ……)グッ…
……
――
――
……
シェリル「ふぅ……」
ルーチュ「お疲れ様です。お水、飲みますか?」
シェリル「あ、ありがとうございます……」ゴクゴク…
ユージーン「いやぁ……改めてみたけど、からくりってすごいもんだねぇ……」
シェリル「いえ、フラネッタはまだ完全じゃないんです……」
ユージーン「え?」
シェリル「お人形さんの為の道具とか、全部お城に置いてきちゃったし……」
シェリル「まだ、残ってるかな……」
ユージーン「っ……」
ルーチュ「シェリルさん……」
シェリル「だ、大丈夫です!」アセアセ
シェリル「絶対、お城を取り戻してみせます……!」
ジーク「ああ。その意気は大切だ」
ジーク「しかし、鍛錬をやってみてわかっただろう?」
ジーク「こうしたい、ああしたいと考えつきはするが……」
ジーク「いざそれを実践しようとすると、なかなか上手くいかない」
ジーク「本当の戦では、なおのことだ」
シェリル「はい……」
ジーク「――だからこそ、鍛錬の積み重ねが大切なんだ」
シェリル「!!」
ジーク「どんなに失敗したように感じても、それは必ず自分の糧になっている」
ジーク「だから焦らずに、また明日からも頑張ろう……」ポン…
シェリル「あ……/// はい……!」
ユージーン「そーそー。それにシェリルちゃん今も十分強いと思うよー?」
ユージーン「たぶん一対一でやりあっても俺あぶねーもん……」ハハハハ…
ジーク「お前も少しは戦闘技能を磨いておけばよかったものを……」ハァ…
ユージーン「情報を持ち帰るってのも大事なんだよ……」
ユージーン「まさか大雨降らして邪魔してくるなんて予想外だったけどなー」
ルーチュ「私も今度は水魔法の訓練をしておこうかな……いや、風を……?」
ジーク「それはまた今度だな。一度町に戻ろう」
……
――
―――
――【忍び寄る新たな脅威】――
……
ガサ…
???「……」
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
初ボス戦・敵将判定
1レベル(コンマ1/2+5)最低保証30
コンマ91→レベル46+5=51
2敵将は誰?
コンマ93
67~99:ロリコン貴族
――
ガサガサ…
ガーネル「ふぅ、やっと森を抜けれたよ……」
ガーネル「いやはや、流石ゼルガー将軍から特に信頼されている僕だなぁ」
ガーネル「森国の辺境にこそ、秘術が隠されている可能性がある……」
ガーネル「その調査を任されるだなんて、ああやはり僕は素晴らしい逸材なのだっ!」
ガーネル兵1「ええ! これで秘術を見つけ出せば、さらにガーネル様の評価も上がりましょう!」
ガーネル兵2「もはや将軍職も夢ではありますまい……!」
ガーネル「はーっはっはっはっ! 当然さ! 僕は強くて賢くて爽やかでお金持ちっ!」キラーン!
ガーネル「ああ、欠点が見当たらない自分が恐ろしいよ……」ブルブル…
ガーネル「この任務ももう達成したも同然……」
ガーネル「――前祝いで、可愛い女の子を食べたいなぁ……」ハァハァ…
ガーネル兵達「「ええ……!」」ハァハァ…
――
※よりによって開幕から特殊なのに遭遇しました
※下手すると護符の出番かも……
↓1追加特殊判定
…………(臓器爆散)
ガーネルのターゲット
偶数:リアローズ
奇数:リーチェ
コンマ99
9 9
ゾロ目:孤立状態を奇襲される
※リーチェソロvsガーネル軍が決まってしまいました……
やばいことになった辺りで、今日はここまで……
いや、ここで来る……いや、ワイバーンの時もだけど……
と、とりあえずまだ戦えるリーチェでよかったと前向きに考えたいと思います
うん、ちょっと私も落ち着きたいと思います汗がすごい
本日もありがとうございました!
乙です
これはユージーンの勘に全てがかかってそう
>>529
ゾロ目なんでユージーンはおろかジークもリアローズも来れません(白目)
衝撃でまたアナウンスが抜けていましたが、奇襲は戦闘前に一方的に劣勢を受けてしまうものです
ジークは固有スキルで確定反撃ができますが、彼がいないと確率で被弾します(護符より先制)
リアローズが孤立状態で奇襲されるのが>>517で想定されてた護符の出番だったのかな
今後もこういう展開起こることも考えてやっぱりリアローズのレベルを底上げしつつ、早めに昨日獲得失敗した★スキルの獲得をしたいな
こんばんはー
>>540
お察しの通りです。ゾロ目奇襲抜きでもその後の判定次第でリアローズ単体が狙われる可能性があったので
少し緊張しますがちょっとずつ再開です
――
ガーネル「んん~……」クンクン…
ガーネル「残念ながら、いい幼女の匂いはしないね……」
ガーネル兵達「「……」」ガックリ…
ガーネル「だが、あそこに町がある」
ガーネル「田舎町ははっきり言って僕の屋敷と比べればゴミみたいなものだが……」
ガーネル「穢れを知らない娘がいることが多いのは、少し評価できる点だね」
ガーネル「そしてこの樹の多さ。僕らが『狩り』をするにはうってつけの場所とも言える」コンコン
ガーネル「これは神も私の輝かしい道を祝福しているに違いない……!」
ガーネル「完璧なる男ガーネルよ、存分に馳走を食べよと……!」フルフル…
ガーネル兵達「「おぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」」
ガーネル「……とはいえ、だ」
ガーネル「今は戦時中、田舎でも傭兵を雇う奴がいても不思議ではない」
ガーネル「傭兵ごときに負ける僕ではないが……」ファサ…
ガーネル「せっかくのご馳走を見つけても、下賤な輩の血で汚れては興が冷める」
ガーネル「たとえこんな田舎でも、やることはいつも通りだ」
ガーネル兵1「流石、どんな時でも冷静な判断力でございます!」
ガーネル兵2「それでは、早速下見に行ってまいります……!」
ガーネル「いや、待てよ……?」チラ…
ガーネル「この草は……効果は薄いが、薬草じゃないか」ブチ!
ガーネル「田舎娘は、これをせっせと集める者が多いんだ。貧乏人は傷薬も買えないからね」
ガーネル兵1「と、言うことは……」
ガーネル「ふふ、本当に運がいいようだ。もしかすると、ここで待っているだけでいいかもしれないよ?」ニタリ…
ガーネル「さぁ、どんな子が来るかなぁ……?」
……
――
――
……
【辺境の町・宿屋】
ジーク「鍛錬の後は適度な休憩を取れ。無理はしない、これは繰り返すが鉄則だ」
シェリル「それじゃあ、私はフラネッタのお手入れをしていますね」キュッ、キュッ
フラネッタ「……」
ユージーン「マメだねぇ……んじゃ、俺はちょっと野暮用片づけてくるわ」
ジーク「野暮用だと?」
ユージーン「一応、町の連中には『俺がワイバーンに追われてここに逃げ着いた』ってしてあるのよ」
ユージーン「どうあれ町中にワイバーンの死骸残したのは俺のせいだし、方々に頭下げに行くのさ」
ジーク「……意外だな」
ユージーン「頭下げるだけで少しでも敵が減るならいくらでも下げるぜー?」ヘラヘラ
ユージーン「特にこれから大将のところで厄介になるってんなら、俺の評価も傭兵団の評価に繋がっちまうだろ?」
ジーク「それは、そうだが……」
ユージーン「ま、やれるだけやってみるさー。信頼作りってやつをなー」ヒラヒラ…
ルーチュ「ユージーンさんも、色々思うところがあるのでしょうか……?」
ジーク「少しはそうでないと困るがな」
ジーク「さて、俺もしばらくここに居ようと思うが……」
ルーチュ「……」
ルーチュ「すみません、少し出かけてきてもいいでしょうか?」
ジーク「買い物か? それならば俺も付き合うが」
ルーチュ「い、いえ! ジークさんのお手を煩わせるほどのことでは!」ワタワタ
ルーチュ「以前よりは治りが早いとはいえ、ワイバーンの一撃を受けたのです」
ルーチュ「ジークさんも、しっかりとした休息を取るべきですよ?」
ルーチュ「大丈夫です。すぐに、戻りますから」タタタ…
ジーク「……」
……
――
――
……
【辺境の町周辺の森】
ルーチュ「……」
ルーチュ「ここなら、大丈夫でしょうか」キョロキョロ…
ルーチュ(やっぱり、私ももっと鍛錬をしたい)
ルーチュ(魔法の鍛錬は、失敗するとあらぬ方向に飛んでしまいますし……)
ルーチュ(この辺りなら、万が一があっても被害は無いでしょう)
ルーチュ(ジークさんに負担はかけられない。私一人でも、しっかりとできるようにならないと……!)
ルーチュ(回復も、戦うことも……!)
ルーチュ(……無理のない範囲なら、ジークさんもお許しくださる筈です)
ルーチュ(そうだ、帰りにこの辺りの薬草も摘んでいきましょう)
ジリ…
特殊判定
↓1コンマ二桁
ま、まだだいじょうぶ……!
でもちょっとだけ覚悟お願いします……!
リーチェの奇襲回避
基準値50
ガーネル
『幼女を狙う者』補正+10
基準値60
60>21
※基準値を下回った為奇襲被弾!
――
バッ!
ガーネル「うっひょおおおおぉぉぉぉぉ! 極上のご馳走がきたあああぁぁぁぁぁ!」
ルーチュ「え……!?」
短剣「」ギラリ!
ルーチュ「あ――」
ザシュ!
ルーチュ「きゃあああああぁぁぁぁぁぁ!?」
ルーチュ(あれ、あまり痛くな――)
パラパラ…
リーチェ「……え?」タプン!
★『脱衣の短剣』
相手が女性であった場合、戦闘時常時補正+10
優勢取得時に相手の衣服を破壊し、回復不能な強制防御状態に固定する
さらに初回に-15、以後は-5の補正を与えていく
ガーネル「おおおおおぉぉぉぉぉ!? コートでわからなかったが、大きいぞこの子!?」ハァハァ…!
ガーネル兵1「ちっちゃくて、おっぱいおおきくて……」ハァハァ…!
ガーネル兵2「お顔も可愛いねぇ……!」ハァハァ…!
三人「「最高の宴の始まりだあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」ピョーン!
リーチェ(ど、どうしてジークさんから頂いた服が……!?)オロオロ…
リーチェ(それに……なに、この感覚……?)
リーチェ(こ、この人達の眼……とっても怖い……!)ガタガタ…
――戦闘開始!!!
リーチェ:レベル129
【スキル】
★『癒しの大妖精』
戦闘時、劣勢を一度だけ無効化
さらに負傷判定を一段階緩和させる
『エアスラッシュ』
風属性。攻撃状態時、補正+20
敵が飛行している時、優勢取得時のコンマ偶数で与える優勢値を2にする
『スコール』
水属性。敵の戦闘、逃走にそれぞれ常時-15補正
『ストーンバレット』
土属性。戦闘時、常時補正+10
VS
ガーネル:レベル51
【スキル】
★『脱衣の短剣』
相手が女性であった場合、戦闘時常時補正+10
優勢取得時に相手の衣服を破壊し、回復不能な強制防御状態に固定する
さらに初回に-15、以後は-5の補正を与えていく
『幼女を狙う者』
奇襲攻撃を行う際、奇襲成功率に常時+10の補正がかかる
ガーネル兵:レベル30×2人
【戦況:劣勢】
【強制防御状態】
【リーチェ】レベル129
『ストーンバレット』+10
『上半身裸』-15
レベル差18=+10補正
スキル補正-5
VS
【ガーネル軍】レベル総計111
『脱衣の短剣』+10
『スコール』-15
スキル補正-5
最終補正=+10-5+5=+10
コンマ40以上で優勢
コンマ39以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ07
――リーチェ劣勢!
ガーネル兵1「ひょおおおぉぉぉぉぉ!」ダダダ!
リーチェ「ひっ!? て、天の恵みよ……!?」
ザアアァァァァ!
ガーネル兵1「んぶおおぉぉぉぉ!?」
ガーネル兵2「ま、魔法が使えるのか……!?」
ガーネル「へぇ、まさか抵抗してくるとはねぇ……」
ガーネル「――いいね、君。その方が『狩り』は愉しいからねぇぇぇぇぇぇ!」ダッ!
リーチェ「ち、近寄らないでください……!」パアアァァァ!
ガーネル「む!?」バッ!
――『癒しの大妖精』発動――
劣勢判定を無効化
リーチェ「はぁ……はぁ……!」バサ…
ガーネル「へぇ……君、妖精だったのかい!?」
ガーネル兵1「よ、妖精ってあんな大きくなるものなのか!?」
ガーネル兵2「初めて見た……!」
ガーネル「――いいねぇ。君で楽しんだ後にニイハオ将軍に渡せば、僕はもっと出世できる……!」ニタァ…!
リーチェ「……っ!?」ゾク…
コンマ40以上で優勢
コンマ39以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ67
――リーチェ優勢!
リーチェ「や、やめてください……どうして……!?」
ガーネル兵1「ひひひっ! この子、勇ましいのかなぁぁ?」
ガーネル兵1「全然おっぱい隠そうとしないですよガーネル様ぁ?」ニヤニヤ
ガーネル「ふっ……僕のこの美貌を目の当たりにして、口では嫌がっても……」
ガーネル「女の本能が、僕を求めてやまないという証拠だね!」バッ!
ガーネル兵2「ああ、俺もう我慢できませーん!」バッ!
リーチェ(ふ、二人同時……!? ま、まずはこっちの青い人から!)
リーチェ「風の刃よ!」ビュオオオォォ!
ガーネル「ぐっ……!?」ズザザ…!
ガーネル(雨を降らせながら、別の属性の魔法だと……!?)
リーチェ(浅い、でも次は――)
ムニュ!
リーチェ「!?///」
ガーネル兵2「でへぇぇ///やった、やわらか―――」
リーチェ「――――っ、やめてっ!」キィィィィィン!
ドガガガガガ!
ガーネル兵2「ぐへえぇぇぇぇぇぇぇ!?」ズシャアアァァァ!
リーチェ「はぁー……はぁー……!」プルプル…
ガーネル(今度は土魔法だと……!?)
ガーネル「……随分と暴れてくれるじゃないか」ヒキッ…
ガーネル「下も切り裂いてあげれば、大人しくなるかなぁ!?」バッ!
リーチェ「……!」
コンマ40以上で優勢
コンマ39以下で劣勢
↓1コンマ二桁
コンマ36
――リーチェ劣勢!
リーチェ(だめ、どうして……!?)
リーチェ(戦わなきゃいけないのに……身体の震えが、とまらない……!)ガタガタ…
リーチェ「あ、あぁ……!」ガタガタ…
ガーネル「お前達!」
ガーネル兵1&2「「はい!!」」ババッ!
ガーネル「この僕を本気にさせたこと、後悔するといいさ!」バッ!
リーチェ(さ、三方向……ど、どうすればいいの……!?)
ユラリ…
――『脱衣の短剣』発動――
ガーネル「はっはぁぁぁぁぁ! 君の下の毛ははえているのかなああぁぁぁぁぁ!?」ズバン!
リーチェ「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」ゼンラ
ガーネル兵達「「つるつるだやったああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
リーチェ「や、やめ……」ガタガタ…
ガーネル「――さぁ、お楽しみの時間だ」ペロリ…
――敗北……
――
リーチェ「やだ……やだぁ……!」ガタガタ…
ガーネル「まったく、手こずらせてくれる」チャキン…
ガーネル兵1「ガーネル様、この雨で俺達ずぶ濡れです……」ビショビショ…
ガーネル兵2「こ、こんな時は、『運動』をしてあったまりましょうよぉ……!」ハァハァ…
ガーネル「ああ、そうだね」
カチャカチャ…
ガシャンガシャン…
ガーネル「――この極上のご馳走を前に、我慢できるわけないよねぇぇぇぇぇぇぇぇ!
リーチェ「――――――っ!!!」
最終判定
※覚悟は、お願いします※
↓1~2コンマ二桁
1『負傷判定』
01~10:死亡
11~30:重傷
31~60:中傷
61~95:軽傷
96~00:無傷
コンマ04
01~10:死亡
★『癒しの大妖精』
戦闘時、劣勢を一度だけ無効化
さらに負傷判定を一段階緩和させる
死亡→重傷
2敗北逃走判定
基準値50
補正無し
52>50
※基準値を上回った為、逃走成功!!!
すみません、ちょっと胃が痛いので少々お待ちください……
――
あっぶねぇ……ところで今回こんな目に遭ったから改めて確認したいんだけど、リアローズとリーチェの両方が死亡・完堕ち・行方不明などでロストかつジーク生存時ってどうなる?
・二人の姫を失ったジークが失意の内に公国に捕まりセレスティアのものになる(セレスティアエンド)
・姫を失っても公国(+???)打倒を目指す(ヒロイン不在で続行)
・↑+リュノ(+場合によってはユリーカ)など他の姫がヒロイン昇格する
のどれかかなとは思うんだけど
――
ガーネル「ふふ、怖がることはないよ妖精ちゃん……?」ギンギン!
ガーネル兵1「俺達、女の子には優しくする主義だからねぇ……!」ギンギン!
ガーネル兵2「はぁはぁやわらかおっぱいにつるつるおまんこ、どっちからにしようかなぁ……!」ギンギン!
リーチェ「あ、あぁ……」ガタガタ…
リーチェ(どうして、どうしてこの人達は裸になったの……?)
リーチェ(わからない、わからないのに、こわい……こわいよぉ……!)
ガーネル達「「ふへへへへ……」」ジリ…
リーチェ(――こ、怖がっちゃ駄目です……!)キッ!
リーチェ(戦場で、武器も防具も放っているのは、油断……!)
リーチェ(少しでも、少しでも可能性があるなら……っ!)
リーチェ(私も、ジークさんみたいに『生きる』ことを諦めたくない……!)
ジリ…
リーチェ「―――――っ!!!」バサァ!
ガーネル達「「なっ!?」」
リーチェ(このまま、町まで飛べれば――)
ガシッ!
ガーネル「――大人しくしろって、君は僕の玩具なんだからさあぁぁぁ!!!」
ミチミチ…
リーチェ「あっ……ぐぅ……っ!?」ググ…
ブチブチィ…!
リーチェ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………っ!!!?」
ガーネル「うおあ!?」ドシャァ!
ガーネル兵達「「ガーネル様ぁ!?」」
リーチェ(い、痛い……羽、ちぎられちゃった……)ポロポロ…
リーチェ(お母様とお姉様が褒めてくれた……)ポロポロ…
ズキィ…!
リーチェ(――でも、まだ……足が、あるもの……!)グッ…
リーチェ(ジークさんの怪我に比べたら、これくらいぃぃぃ……!)
タタタタタ!
ガーネル「あっ!? おい逃げるなぁ!?」
ガーネル「くそぉ……!」
特殊判定
↓1コンマ二桁
あ
ガーネルの欲望
奇数:目の前の獲物
偶数:希少な妖精の羽による出世
コンマ95
奇数:目の前の獲物
――
ガーネル「お前達何をしている! あの妖精を追うんだ!」
ガーネル兵1「は、はっ! お待ちください、すぐに鎧を――」
ガーネル「もうこのままでいい! 僕の美しい肉体を見れるものは誰もが幸せなのだ!」
ガーネル「服を着ている時間で逃げられては意味が無い! お前達もそのまま追うんだ!」
ガーネル兵2「はいぃ!?」
ダダダダ…!
リーチェ「ぐっ……はぁ……はぁ……!」タタタ…!
リーチェ「風の加護よ……!」フィィン!
ガーネル「はぁ、はぁ……な、なぜ追いつけない!? この体格差だぞ!?」ギンギン!
ガーネル兵1「お、おそらく風魔法で脚力を強化しているものかと……!」ギンギン!
ガーネル兵2「で、でも揺れるこぶりなお尻が楽しめます……!」ギンギン!
ガーネル「その穴の中も僕は楽しみたいんだよぉ! 絶対に逃がすなぁ……!」
ダダダダダ…!
リーチェ「う、ぐぅ……!」ズキィ…!
リーチェ(戻らなきゃ、ジークさんにすぐ戻るって……)
リーチェ「……っあああああぁぁぁぁぁぁ!」タタタタタ!
……
――
――
※重要※
『ジークと姫がチームを組んでいる状態』
で
『ジークが庇えず姫が重傷を負う』
状況が達成されてしまいました
※超特殊イベントが発生します
――
……
――何故だか、嫌な予感がした
ジーク「ルーチュ、どこへ行ったんだ……」キョロキョロ…
――取り越し苦労なら、それでよかった
ジーク「ワイバーンもいないし、あの強さなら大丈夫だとは思うが……」キョロキョロ…
――俺は、無駄口は好かない。余計な労力だからだ
――だというのに、俺の口からは独り言が止まらなかった
――まるで、自分に言い聞かせるように
――そうであってくれと、願うように
ジーク「……森……」
――ふと、森が目に留まった
――豊かな自然の中で暮らしてきたリーチェ達は、公国の手で突然その日常を奪われた
――もしかしたら、森が恋しくなったのか?
~~~~っ!
ジーク「――――ッ!?」
――そんな森の奥から、聞きたかった声が聞こえた
――聞きたくない、声の音で
――全身の毛がざわめく
リーチェ「はぁ……はぁ……!」ゴホッ…
――穢れを知らないであろう、存外に豊満な胸と未熟な性器を隠すこともせずに
――血と汗と涙と泥とで、どろどろに成り果てて
――無残に引き千切られたことが一目でわかる痛々しい蝶の羽の残骸を揺らしながら
リーチェ「――あ、ジーク……さん……」ポロッ…
――リーチェは消え入りそうな笑みを浮かべて、俺の前で倒れ伏した
ガーネル「よし、ようやく倒れたぞ! 今だお前達!」
ガーネル兵達「「はい!!」」
――その後ろから、粗末な物を誇示しながら現れた三匹の豚を見た瞬間
ブチッ
――俺の中で、何かが切れた
……
――
えー、まずありえないであろう状況とイベントになったあたりで今日はここまで……
この世界の回復魔法は自分にも使用可能ですが、全快はしません
リーチェは重傷の為、しばらく戦闘&鍛錬不可+町での長期滞在となります
羽は再生はします
そしてどんどん発生する判定、↓1~3コンマ二桁を取っておきます
質問の回答などはまた後日……
本日もありがとうございました!
奇数ゾロ目ここで出す???????????
あ
――
おはようございます
昨日は思わず怖くて確認せずに寝てしまいましたが……
想定外過ぎたので先に公開
ジーク一行行動不能ペナルティ
1公国軍の大陸外侵略成果(奇数ゾロ以外全て成功。累計100到達で……)
コンマ11
1 1
奇数ゾロ目:大陸外カウンターによる敗北
11…奇数ゾロ目最低値
= 歴 史 的 大 敗 ! ! !
※公国軍が侵略に『完全失敗』した為、ジーク達にメリット発生
共通…療養中公国軍機能停止
+
1公国軍の海外侵略完全停止(公国強さ上限発生。ただし大陸内の攻撃通常化)
2大陸外の者との遭遇(ジーク達の中から一人だけ強力なスキル伝授)
1ジーク攻撃(+確率でイベント追加)
2リアローズ攻撃(+フラネッタ強化ヒント)
3リーチェ回復(+リーチェ負傷2段階緩和)
4ユージーン戦闘メンバー入り(ただし攻撃能力低)
まさかここでという……
今夜再び多数決安価を取りたいと思いますので、熟考お願いします
これ公国軍割りとガチで『あの』大陸に行っちまったんじゃねぇかこれ
1~4のどれか選ぶってことかな
目先のことだけ考えるならリーチェの回復を選びたい所だけどキャラ全体で見ればヒーラーは2~3人既にいるし、療養中に公国軍が機能停止してる事考えるならここはリアローズの攻撃性能を上げたいかなぁ。現状確率発動のスキルしか持ってないのが懸念材料であるし…
戦力不足を痛感したエルクラッドが白髪の男探しに協力するという名目でシャリオを動かす展開も可能性としてありえるな
覇銀龍の情報もぼちぼち集め始めないと、低レベル(200未満)キャラの参戦を事前に食い止められないんだよな~。現状カタリナ以外未達成だけど()
ユージーンは確かに『攻撃能力低』とは書いてあるんだけど、裏を返せばつまり回避・生存を目的とした防御スキルを盛れるってことかな
あと単純にリーチェ治った後なら鍛練で四人分成長出来るから底上げも出来る
しかしどれにしろ悩むなぁ
少し気になったんだけど「負傷の判定緩和」って
01~10:死亡
11~30:死亡
31~60:死亡
61~95:死亡
96~00:重傷
(イアンの生死判定)
こういった場合に01~10を引いた時は???
というかこのタイミングで公国の行動判定か
てっきりジークの怒りとかリーチェの精神ダメージとかかと思ってた
こんばんはー
>>591
現状ですとリアローズかリーチェ死亡でリュノが入れ替わり加入
そこからさらに二人死亡で強制セレスティアルートかもしれません
現状、姫を殺されたらジークも死ぬまで公国と殺し合いです(白目)
>>633
ミナとユリーカはヒーラーではありますが、非戦闘員なので戦闘中の回復はできません
現状で戦闘中の回復(劣勢無効など)が可能なのはリーチェのみです
>>640
シャリオはまだ動きませんのでご安心ください
>>643
その死亡表は序盤のイベント用なので、基本は今回のリーチェの表になります
ですが敵の中には『負傷段階を増加させる』スキル持ちもいますので、
その場合は緩和と相殺しあった表で判定(死亡有)となりますのでご注意ください
>>643
その通りです。思いっきり説明漏れしていて申し訳ない……
改めて正式にアナウンスです
今回のイベントは通常起こらない(00or11のみ)もの且つ、スレ開始当初は実装の予定のなかったものです
しかし公国コンマがぶっ飛び過ぎたため『奇跡が起きたらまぁ……』の感覚で一応用意したものです
そして今回、それを射抜かれました(白目)
そんなイレギュラーイベントになりますので『このイベントは今回限り』となります
そして『各キャラクターが習得できるスキルもこのイベントオンリー』の強力なスキルです
以後鍛錬でコンマ00を乱発しようが覚えられない限定スキルであり、
性能は破格(★が4つつくほど)となっております
ユージーンは本来こんなに早く寝返る予定でもなかった為、味方用のスキルの設定が遅れてはいますが、
単純に頭数が増えるということは戦闘システムの関係から強力だということはおわかり頂けると思います
今回戦闘メンバー入りしなかった場合は、まず戦闘メンバー入りはせず(展開次第では偶数ゾロ加入はあるかも)
裏方でサポートスキルを使い続けてくれます
(代償として他3人と比べると獲得スキルはワンランクダウン。こちらも補佐スキルです)
あと2もリーチェの負傷緩和(ただし1段階)があるのが抜けていましたね……
なおジークは今回の特殊イベントでも攻撃的なスキルを獲得しますが、ここで更にジークを選択し
火力を跳ね上げることも可能です
慌てていてだいぶ説明が抜けていたので、改めて考慮時間を設けたいと思います
30分後くらいに投票を開始できればと思いますが、質問も受け付けます
1公国軍の海外侵略完全停止(公国強さ上限発生。ただし大陸内の攻撃通常化)
大陸外の者との遭遇(ジーク達の中から一人だけ強力な今回限りの限定スキル伝授)
2-1ジーク攻撃(+確率でイベント追加)
2-2リアローズ攻撃(+フラネッタ強化ヒント+リーチェ負傷1段階緩和)
2-3リーチェ回復(+リーチェ負傷2段階緩和)
2-4ユージーン戦闘メンバー入り(ただし攻撃能力低)
>>649
重傷を負う→急いで治療を!→しばらく外がわからない
その間に公国がさらに増長したぞと言う話を風の噂で聞く→病室で歯噛み
という展開にしたかったのですが、まさかのコンマで困惑です
なお残る二つの判定がリーチェとジークのメンタルなのはその通りです
回復スキルと防御スキルの違いはなんですか?
リアローズも防御スキル獲得チャンスあったと思うけど……
>>654
防御・回避・回復はいずれも『劣勢判定を無効化』するスキルで、奇襲以外の開幕先制攻撃にも対応可能です
キャラクターのイメージに合わせて防御方法を変えているという意味合いが大きいですが、
一部敵は『回避無効』『防御貫通』『回復阻害』など対応する攻撃を妨害するスキルを持っていたりします
また敵が『~た時貫通』などのスキルを持っている時は『各劣勢無効スキルの回数』を削りつつ耐久値も削ります
それでは……
1公国軍の海外侵略完全停止(公国強さ上限発生。ただし大陸内の攻撃通常化)
大陸外の者との遭遇(ジーク達の中から一人だけ強力な今回限りの限定スキル伝授)
2-1ジーク攻撃(+確率でイベント追加)
2-2リアローズ攻撃(+フラネッタ強化ヒント+リーチェ負傷1段階緩和)
2-3リーチェ回復(+リーチェ負傷2段階緩和)
2-4ユージーン戦闘メンバー入り(ただし攻撃能力低)
↓1~7多数決コンマ
ユージーンかなぁ
他も魅力的だが頭数とサポートスキル両立はここだけだし
票数、偶数ゾロ連打により
2-2リアローズ攻撃(+フラネッタ強化ヒント+リーチェ負傷1段階緩和)
ですね
正直これはリアローズのレベルさえ上がればかなりヌルゲー化するレベルです
でもその前にまずはブチ切れジークからゆったり再開です
書きながら投下なのでまったりお待ちください
――
――
――戦場で焦ってはならない
――戦場では常に冷静であれ
――団長からしつこく何度も叩きこまれた『生きる』為の秘訣
ガーネル「おい、そこの薄汚い傭兵! その妖精を僕に寄越すんだ!」
――ああ、わかっているさ団長
――ここで、俺の中に渦巻く感情のままにあいつに斬りかかっても、駄目なんだろう?
――俺は、冷静だ。感情の起伏が少ないと仲間からも言われていただろう?
――知らない感情すらあるくらいなんだ。
――人よりも感情が少ない俺なら、怒りの感情だってその空いた隙間に埋められる
――そう、落ち着こう。冷静になるんだ。まずは深呼吸
ジーク「……」スゥ…
――そして、吐き出せ
ジーク「―――――――死ね」
★『感情爆発・憤怒』★
姫に重傷を負わせた所属国の敵に対して、常時+100の補正を得る
――冷静に、その怒りの感情を全て敵にだけ
ガーネル兵1「な、なんだこい――」
ビシャァ!
ガーネル兵1「」ゴト…
ジーク「……一匹目」
――戦場で、多数を同時に相手取ることは悪手だ
――相手がたとえ格下であったとしても、頭数で負けると思わぬ苦戦をすることがある
――冷静に、一匹づつ仕留めていけ
ガーネル兵2「ひ、ひぃぃぃ――」
ブシャァ!
ガーネル兵2「」ゴト…
――俺は、なんだ?
――俺は報酬を前払いで貰っておきながら、何をしていた?
――ああ、これが『怒り』の感情。自分の身を滅ぼす感情
ガーネル「ひっ、ひいぃぃぃ!? や、やめろ来るな!? 僕が誰だか――」
ブシュゥ!
ガーネル「いぎゃあああぁぁぁぁぁぁ!?」
――剣がぶれた。やはり怒りの感情は隙を作る
――自分への怒りは、後でぶつけろ
――今はこいつを、こいつを、こいつを……!
ズパァ!
ガーネル「があああああぁぁぁぁぁぁ!? やめ、やめええぇぇぇぇぇぇぇ!?」
――あのリーチェが、自分から戦闘を仕掛ける筈がない
――こいつらは、彼女を嬲りものにした害虫だ
――そう、リアローズの時だって……!
――どれだけ怒りをぶつけても、おさまらない
――駄目だ。冷静になれ。これほど難しいものなのか
ドスゥ!
ガーネル「ひぎ……待て、まてぇ、よくみろぉぉ……」プルプル…
ガーネル「ぼくを助ければ、お、おまえも幸せになれるんだぞぉ……」
――戯言に耳を貸すな
――ああ、だが冷静になれ。こいつはきっと公国兵だ
――片腕と片足が吹き飛んでいるが、まだ生きている
――情報源として搾れるだけ――
ガーネル「き、貴重な大きな妖精の羽だぁ……これを公国のニイハオ将軍に売れば……」
ガーネル「お前に、やるから、助け……」
千切れた羽「」ボロ…
ジーク「――ッアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
ガーネル「ぴゃ――」
ザシュザシュザシュザシュザシュザシュ……!
……
――
――
……
ジーク「はぁっ……はぁっ……!」
千切れた羽「」
ジーク「うっ……ぐ……!」
――少し記憶が飛んだ
――己の無力さを突きつけられる
――頭の奥底から何かがこみ上げてくる
――なんだ、これは
――怒りとも、違う感情
ジーク「うああぁぁぁぁ……!」ツゥ…
――目が霞む。傷は負っていない筈なのに
――視界がぼやける。それでも立ち止まるな
――磨り潰した害虫にもう用はない
――彼女を、助けろ
ジーク「リーチェ……!」ダキアゲ
リーチェ「……」グッタリ…
――抱き上げても、何の感情もわかない
――柔らかい筈だ。綺麗な筈だ
――それでも、何の感情もわかない
――今の感情が、強すぎるせいだ
ジーク「リーチェ……リーチェ……しっかりしろ……!」ポロ…
――冷静になれ。本名で呼んでしまっている
――冷静に……
――もう考えるな。動け
――走れ。
――急げ。
――手遅れに、なる前に
ジーク「ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ダダダダダ!
……
――
……
ジーク(……リーチェを抱き抱えて走ってからの記憶は、ほとんど残っていない)
ジーク(かろうじて残っていたらしい冷静な部分は、彼女を俺のマントでくるむくらいの仕事はしていたらしいが……)
ジーク(それだけだ。俺には彼女を治すことなどできない)
ジーク(わけもわからず宿屋に駆け込んだ俺を待っていたのは、リアローズとユージーンだった)
リアローズ「―――――ッ!!!」
ユージーン「―――――ッ!?」
ジーク(二人とも、絶句した)
ジーク(そしてすぐに、リアローズが大泣きし始めた)
ジーク(ああ、そうか。こういう時は本来は泣くべきなんだ。俺は何故泣かない?)
ユージーン「おいジーク! ここから動くな! 嬢ちゃんもだ!」
ジーク(ユージーンは、細めていた目を初めて開くと同時にそう叫んで外に飛び出した)
ジーク(あれは、怒りの感情か。俺はあいつと近いのかもしれない)
ジーク(そして、すぐに戻ってきた。両腕で、傷薬や医療品を抱え込んで)
ユージーン「使えそうなもんは買ってきた! 手当はお前達がしろ……!」
ユージーン「俺なんかにゃ、みられたくもねえだろ……」
ジーク(道具を押し付け、吐き捨てるようにしてすぐに外に飛び出した)
ジーク(それでもあいつは……外を見張ってくれているのだと、何故かわかった)
ジーク(――あいつが今、一番冷静だ。俺も、冷静にならなくては)
リアローズ「リーチェさん、リーチェさん……! 頑張って……!」ポロポロ…!」
ジーク(泣きながらリーチェを介抱しようとするリアローズの前髪が顔に張り付いていた)
ジーク(ああ、彼女も落ち着かせなければならない。冷静に、冷静にならなければ……)
ジーク(そう言い聞かせても、俺の片手に未練がましく握られた妖精の羽が、俺を責めたて続ける……)
千切れた羽「」
……
――
ジーク一行行動不能ペナルティ
(>>611、>>612)
2リーチェのメンタルダメージ
13(恐怖は感じていますが、姫の意地なのか気丈にしっかりと前を見ているようです)<50
※基準値を下回った為、傷さえ治れば復帰できます
3ジークのメンタルダメージ
28(なんとか持ち直しました。が、むしろリーチェの方がダメージ少ない)<50
※基準値を下回った為、リーチェが完治すれば出発可能
※双方相当メンタルは強めだったようです
精神的にはダメージが少ないのでイベント後、特殊交流発生
――
……数日後……
リーチェ「ジークさん、もう大丈夫ですから……」
ジーク「しかし……」
リーチェ「元々は、私がジークさんの言いつけを守らないで一人で動いたから……」ウツムキ…
ジーク「リーチェは何も悪くない……!」グッ…!
ジーク「俺が、俺がもっと……!」
リーチェ「……」フルフル…
リーチェ「……確かに、凄く怖かったです」
リーチェ「でも、またジークさんが助けてくださって……こうして『生きて』いるんです」
リーチェ「羽も……きっとまた生えてきます」
リーチェ「だから……」
ジーク「リーチェ……」
……
リアローズ「……」
ユージーン「……」
スッ…
……
――
――
……
【辺境の町・外】
ユージーン「……とりあえず、嬢ちゃんが生きていたことは幸いだったな」
シェリル「……はい」コクリ
ユージーン「もうしばらく、あの二人はそっとしておいた方がいいかねぇ……」
ユージーン「……シェリルちゃんも、休んでていいぜ。信用ねーだろうけど、俺が見張っておくからよ」
シェリル「……」フルフル…
シェリル「私も、今のジークさんとリーチェさんは、そっとしておくべきだと思います……」
シェリル「何があったのか、聞かない方がいいから……」
ユージーン「そうかい……」
ユージーン(多分それでも、この嬢ちゃんも薄々は察せているんだろうな……)
ユージーン(胸糞悪い……あのジークが、返り血であんなになってたんだ)
ユージーン(俺なんかを『信頼』できるようなあいつが、激情のままに敵を抹殺した)
ユージーン(それだけのことを、公国兵の誰かはやった……)
ユージーン(金さえ手にはいりゃ、後はどうでもいいことの筈なのに……なんなのかねぇ、このむかつきは)
シェリル「私は……」ボソリ…
ユージーン「んお!?」ビク!
シェリル「――私は、もっと強くなりたい。ジークさんの為にもリーチェさんの為にも……!」
シェリル「――『大切な人達を傷つけるような人たちを、近寄らせないくらい』に……!」グッ…!
ユージーン「……わかったよ。軽い鍛錬でよければ、つきあって……」ハア…
ユージーンって公国内部のことどれだけ知ってるんだろう
ユージーンの任務の期限がいつまでに設定されてるのかって作中で確認してもらえる?
ユージーンが戻らないとなればアネットが警戒を強めそうだし安全に動ける時間がどれだけあるのかだけ知っておきたい
特殊イベント2
リアローズと大陸外の女性との遭遇
――
青年「おお、あんたらこの前ワイバーン倒してくれた人だろ!?」
ユージーン「ん、ああ、そうだけど……どうしたんだ慌てて」
シェリル「ま、まさかまた……!?」
青年「い、いや大丈夫だ。あんな化け物そうそう来ねえよ……」
青年「いやさ、ちょっと今宿屋に部屋って余ってるか気になってさ」
シェリル「部屋なら、まだあると思います……」
青年「そうか、それはよかった!」
青年「そういうわけだ。お嬢ちゃん、まずはここで暖を取っていきな! それじゃ俺は仕事に戻るからこれで!」タタタ!
???「あっ……行ってしまわれました……」ビショ…
???「どうしましょう。本当にちょっと油断して海底に転移させられたから、急いで泳いでここの浜辺に辿りついただけなのに……」
ユージーン「……おいあんた、今なんて言った? いや、まず何があった……?」
???「うーん、実はですね……旦那様達と一緒に新しい大陸を探そうと海に出たはいいのですが……」
???「前方から『鉄の塊を撃ちこんでくる』大船団と遭遇してしまいまして……」
ユージーン(……こいつは驚いた。多分そりゃ公国船団。つまりはこの大陸の外にも人はいたってのか!?)
ユージーン(しかも言葉も通じて美人だが……『大砲』を知らないとなると、技術力は高くないみてぇだが……)
???「――片っ端から切り崩して沈めていたのですが、転移魔法を使われたのかいきなり私だけ遠くに飛ばされてしまいまして」
ユージーン「!!??」
シェリル「!!??」
ユージーン「と、とりあえずまず乾かしてきたらどうだい……?」
???「あ、そうですね。初級火炎魔法!」ボッ!
???「初級風魔法!」フワァア!
ユージーン(……複数の属性の魔法! さっきの聞き間違いのような言葉、まさかとは思ったが……)
???「ふぅ……乾いたかな?」フルフル…
金髪翠眼の女性「……それで、ここはどこなのでしょう?」サラサラー
シェリル(こ、この人……)
ユージーン(相当な手練れだ……!)
……
――
――
EXスキル伝授者と遭遇した辺りで今日はここまで
なお当たり前ですが戦力として協力はしてくれません
なおこのあとは公国の様子の描写も入りますが、ゼルガー将軍はガーネル達のことを気にしている余裕はありません
先程アナウンスを漏らしましたが、公国の侵略失敗二回目(再び00か11を出す)とゼルガー将軍は首になります
リーチェの傷が治るまでは、安全だと思っておいてください
なお先になりそうですが、その隙をついたフリーデシルト達の判定も予定しております
本日もありがとうございました!
ふと思ったんだが、幕間のキャラ選択でセレスティア&シャリオを選ぶとネームド含めて犠牲者が出るって書いてあったけど、これのターゲットってひょっとすると公国側の人間だったりするのかね?もしそうなら選ぶ意味も見出せそう
感情爆発の補正値が現時点ではインチキじみてるけど、今回みたいにブチギレた時にしか発動しない特殊スキルという認識で良いのかしら?
エルクラッドの部下に対する信頼度みたいなの気になる
>>705
彼は厳密にはセレスティア軍なので、公国軍の全容までは把握しきれていません(クリスは少し上の情報量)
>>709
セレスティアの任務は結構フリーで、ユージーンは半ばさぼり目的で僻地に来ています
またアネットは正規軍所属で忙しい為、ユージーンの動向は然程気にしていません
(が、セレスティアを裏切ったことがばれた場合は執拗に狙います)
>>722
シャリオの顔見せは済んだので、幕間での出番はしばらくありません
>>725
常時発動のパッシブスキルです
そもそもジークの固有スキルの関係上、姫が孤立した挙句重傷を負うなんて事態が本来ありえませんし……(白目)
今回はガーネルのキャラシートに『獲物が一人のところを狙う』とあったので、それを再現したら……こんなことに
>>726
ちょっと面白そうなので後で判定表作っておきます
遅くなりましたが、ちびっと再開です
――
……
ユージーン「――ってなとこかねぇ?」
金髪翠眼の女性「まぁ、では本当にここは私のいた大陸とは違う大陸なのですね?」
金髪翠眼の女性「でも見た目も変わりませんし、言葉も通じる……不思議な感じです」
ユージーン「ま、そりゃこっちも同意見だわな。んで……なんて言ったっけ?」
ユージーン「その……船団とやり合ったって聞いたんだが……」
金髪翠眼の女性「はい。驚きましたけど、練度はそれほどでもありませんでしたね」
ユージーン(嘘だろ、そいつらは正規軍の筈だぜ……?)タラリ…
金髪翠眼の女性「ただ、その慢心が祟ったのでしょう……」
金髪翠眼の女性「突然現れた『白金色の髪の毛の女の子』が使った転移魔法に捕らわれ、海の中に転移です」ガクリ…
金髪翠眼の女性「なんという醜態でしょうか! 戻ったら、鍛錬のし直しが必要ですね!」フンス!
ユージーン「戻ったらって……アテはあるのかい?」
金髪翠眼の女性「凄く耳と鼻の利く親友がいるんです。魔力探知が得意な方も」
金髪翠眼の女性「こうして魔力を少し流しておけば、見つけて貰えるとは思うのですが……」
ユージーン(あー、なるほど。だからさっきから美人と話してんのに冷や汗止まんないんだわー……)ブルッ…
シェリル「……」ゴク…
シェリル(この人は、公国の軍隊を見ても怯まない、強い人……)
シェリル(でも、嫌な感じはしない。優しい空気も感じる……)
シェリル「あ、あの……!」
金髪翠眼の女性「はい、なんでしょう?」
シェリル「その、腰にあるのは……」
金髪翠眼の女性「ああ、これですか? これでも少しは剣には覚えがあるんです」コンコン
ユージーン(金髪の双剣使い……クリス様にちっと似てるなぁ)
シェリル「そ、その……」ドキドキ…
シェリル「わ、私に、戦い方を教えてください……!」バッ!
金髪翠眼の女性「……え?」
……
――
――
……
金髪翠眼の女性「そうでしたか、そんなことが……」ムムム…
ユージーン「外から来たあんたにゃわからないだろうが、今この大陸も色々大変なのよ」
金髪翠眼の女性「その公国軍は薙ぎ払いたいところですが、私もそう気軽に動ける立場ではないのです……」
金髪翠眼の女性「先の海上戦といい、国に戻った後は各国の協議を……」ブツブツ…
シェリル「……」ドキドキ
金髪翠眼の女性「ですが……命を救ってくれた大切な人の力になりたい」
金髪翠眼の女性「その気持ちは、とてもよくわかりますから」
金髪翠眼の女性「――私も未だ修練を積む身ではありますが、私の技でよければ喜んでお教えしましょう!」
シェリル「あ、ありがとうございます……!」パアァァ!
ユージーン(この美人さんが敵じゃねえとも限らねえ……嬢ちゃん抱えて逃げる準備はしとくかな……)
……
【町外れの草原】
金髪翠眼の女性「うん、ここなら大丈夫そうですね」
金髪翠眼の女性「それにしても、面白い武器を使うのですね」
フラネッタ「……」ガシーン!
シェリル「フ、フラネッタは武器である前に、友達で……!」ワタワタ
金髪翠眼の女性「ふふ、なんだかお姫様を護る騎士様のようですね」
金髪翠眼の女性「そうなると、私の技を見て貰って、その動きを人形にさせる具合でしょうか?」
金髪翠眼の女性「初めての経験でなんだかどきどきしますね。それでは、さっき魔法で作ったあれで実践しますね」
土人形「……」ドントコーイ!
シェリル(あ、あの子なんだか自信家な感じがするなぁ……)
金髪翠眼の女性「では……」スゥ…
金髪翠眼の剣士「――参ります」チャキン…
シェリル&ユージーン「「!?」」ゾクッ!
――模擬戦開始!!!
【???】
金髪翠眼の剣士:レベル????
VS
【鍛錬軍】
土人形:レベル1
金髪翠眼の剣士「―――――せやあああああぁぁぁぁぁぁぁ!」ギュオン!
★★★『五煌双覇刃』★★★
戦闘時、常時補正+180
自身の攻撃を敵の★スキル含む防御、回避、回復、軽減効果全てを貫通無効化する必中攻撃にする
優勢取得時、そのまま敵に対して劣勢判定を除き判定表そのものに30の補正を加えた追撃を仕掛け、
さらに追撃優勢時のコンマ偶数だった場合は、三連撃目の攻撃を仕掛ける
この効果は優勢を防がれても発動するが、1ターンに一度のみ
ズガアアアアア!
金髪翠眼の剣士「でああああああぁぁぁぁぁぁぁ!」ブオン!
ズシャアアアアァァァ!
金髪翠眼の剣士「――まだまだぁぁぁぁぁぁぁ!」ダッ!
ズドオォォォォォォン……
パラパラパラ…
金髪翠眼の剣士「――ふぅ。と、大体いつもこんな感じで剣を振って鍛錬しています」
シェリル「」
ユージーン「」
シェリル「」
ユージーン「」
ユージーン(ジーク、すまん。逃げたい……)ガタガタ…
シェリル「……」ガタガタ…
シェリル「……」ガタ…
シェリル「……」
シェリル「……も、もう一回お願いしますっ!」
ユージーン「うえぇぇぇぇぇぇぇ!? 正気か!?」ガーン!
金髪翠眼の剣士「かしこまりました!」
ズガーン!
……
――
――
……
シェリル「ここで、こうして……!」グン!
フラネッタ「……」ブオン!
シェリル「そして……!」クイ!
フラネッタ「……」ガクン…
シェリル「あ……」
シェリル「また、失敗……」ショボン…
ユージーン「いや、すげぇよ嬢ちゃん……」ボーゼン…
ユージーン「あれはあの化け物がおかしいんだわ。この短時間でよくそこまで……」
金髪翠眼の剣士「化け物って私ですか!?」ガーン!
ユージーン「他に誰がいるよ……てか、なんだその剣の異様な光は」
ユージーン「あんたの剣は魔力強化もされている。どう頑張ったって、嬢ちゃんに完全に真似ることは無理だろ?」
シェリル「……っ」
金髪翠眼の剣士「そう、ですね。でも、それはこの子も最初からわかっていたようです」
ユージーン「え?」
シェリル「……」コク
金髪翠眼の剣士「踏み込み、剣の振り方をよく観察されていましたよ?」
シェリル「……はい。でも、どうしても……」
金髪翠眼の剣士「――追撃の構えに失敗してしまう?」
シェリル「は、はい……!」
金髪翠眼の剣士「それは当然です。無理な動きをすることもありますし、実戦では敵が隙を作ってくれなければ更に難しいでしょう」
金髪翠眼の剣士「――だから、全部を自分だけでしないことも手なのです」
金髪翠眼の剣士「――『頼れる仲間を信じて、仲間が作ってくれた隙を絶対に逃がさずに追撃を撃ちこむことに注力する』」
シェリル「あ……」
金髪翠眼の剣士「私のこの魔法剣にも、同じことが言えます。たとえ自分が魔法を使うことができずとも……」
金髪翠眼の剣士「――『魔法に精通した友達と心を通わせ、その魔力を武器に纏わせてもらうことができれば』きっと大丈夫」
シェリル「……!」
金髪翠眼の剣士「私の剣は我流です。だからあなたも、ゆっくりと自分に合った戦い方を見つけてください」
金髪翠眼の剣士「鍛錬は裏切りません。今日の時間は、きっとあなたを強くしてくれますよ」
金髪翠眼の剣士「さて、そろそろ戻りましょう。鍛錬の後は休憩も大切ですからね」
シェリル「は、はい!」
シェリル(自分一人で、背負わない……)
シェリル(ジークさん達を信じて、助けられるように……)
シェリル(――頑張ろうね、フラネッタ……!)
フラネッタ「……」ガシーン!
――
※リアローズがEXスキルを獲得!※
★★『鉄姫の制裁』★★
戦闘時、常時補正+40。攻撃状態時さらに補正+30
敵の回避とカウンターを無効化
優勢取得時、そのまま敵に対し判定表から劣勢判定を除いた連続攻撃を仕掛ける
この効果は優勢を防がれても発動するが、1ターンに一度のみ
※フラネッタの強化成功時、さらにスキルが強化されます
――
――
……
【辺境の町・宿屋】
コンコン…
ジーク「っ、誰だ?」
シェリル「わ、私です……」
ジーク「……」チラ…
リーチェ「大丈夫です」
ジーク「すまない、入ってくれ」
ガチャ…
シェリル「失礼します……リーチェさん、怪我の具合は……」オソルオソル…
リーチェ「大丈夫です。最初に比べれば痛みも引いてきましたし……?」
ジーク「シェリル、後ろの女性は?」
金髪翠眼の女性「ごめんなさい、この子から少しだけ事情を聞きまして……」
金髪翠眼の女性「まさか本当に妖精がいるだなんて驚きましたけど、見たところ私達とも大差はないようですね」
金髪翠眼の女性「それならば……」ブツブツ…
パアアァァァァァ!
リーチェ「あっ……回復、魔法?」シュゥゥゥ…
――
※リーチェの傷が一段階緩和!※
重傷→中傷
――
金髪翠眼の女性「……ふぅ、ごめんなさい。私の魔力では、これが限度のようです」
ユージーン(でたらめな剣技に複数属性魔法に回復魔法までって……)タラリ…
リーチェ「い、いえ、ありがとうございます! あの、あなたは――」
<キュルルーン!
金髪翠眼の女性「あっ! お迎えが来たようです!」
ジーク「?」
金髪翠眼の女性「心配をかけてしまいましたし、すぐに戻らねば……!」ガタ!
金髪翠眼の女性「ではシェリルちゃん、鍛錬頑張ってくださいね!」ピョン!
シェリル「え!? 飛び降り――」
バサァ!
シュタ!
ジーク「……」
リーチェ「……」
ユージーン(見間違い、だよなぁ……あの美人さん今でかい白い龍に飛び乗んなかったか……?)
シェリル(あ、そういえば名前聞きそびれちゃった……)
シェリル(でも、約束します。頑張って、絶対にジークさん達を助けるって……!)
……
――
――特殊イベント2――おしまい
――
……その頃……
【公国・大公の間】
エルクラッド「……何!?」ガタ!
公国上級兵「わ、我が艦隊は北方へと進行中……」ガタガタ…
公国上級兵「ぎょ、漁船のような一団と遭遇……」ガタガタ…
公国上級兵「砲撃にて粉砕を試みるも……」ガタガタ…
公国上級兵「双剣を振るう女に船ごと叩き割られ……」ガタガタ…
公国上級兵「将軍の手によりその女を葬ったまではいいのですが……」ガタガタ…
公国上級兵「その後敵の攻撃は一段と苛烈さを増し、海を黒い氷で全面凍結され航行不能……」ガタガタ…
公国上級兵「ここで半数が沈められ、残る半数は漁船を放置し大陸へと侵攻を続けました……」ガタガタ…
公国上級兵「……以後、その船団からの連絡も帰還者も0……」ガタガタ…
公国上級兵「転移の護符を積んでいたにも関わらず、です……」ガタガタ…
ザワザワ!
ゼルガー「ば、馬鹿なっ……! そんな、ありえませんっ!!!」ワナワナ…
エルクラッド「……」スッ…
一同「「!!」」
特殊判定
↓1~6コンマ二桁
あはんっ!?(爆裂四散)
※同時ではありませんが、ゾロ目三つの為ゾロ目チケット1枚進呈でーす(白目吐血)
※なお、ジーク達にとってはマイナスでもあります
少々お待ちください
しかしこれは予想外すぎるというか、どうしよう……
公国のコンマ一度も落ち着きやしない……(白目)
大公エルクラッドの配下将の信頼具合(50で並。70以上で相当信頼。奇数ゾロ目最強で偶数ゾロ目最悪。00は処刑)
1全責任負ってますゼルガー将軍(-50補正)
33
3 3
奇数ゾロ目:全幅の信頼
(誰にでも過ちはある……次に期待しているぞ我が腹心よ……)
※首の危機がなくなりました(白目)
2ジラワーク:02(……貴様が裏切ったか……?)
3ネーロ
99
9 9
奇数ゾロ目:全幅の信頼(奇数ゾロ最大値の為、最も信頼)
(……この子が、私を信じている。私は、何も間違えていない……)
※少しだけ追加イベント発生です
4ベルゲ:74(捕虜の有効活用の為ならば、金は厭わぬ……)
5ニイハオ:71(森国の残党狩りは全てお前に任せよう……)
6マリリン
22
2 2
偶数ゾロ目:視界に入るな
(何故、この痴れ者を兵は慕うのだ……)ピキピキ!
※強敵・マリリンが公国の防衛から外されました
ちょっと展開構築に時間かかりそうなんで結果だけ公表して今日はここまで
ジークとリアローズのスキル獲得により、しばらくは公国兵は紙切れの如く吹き飛ぶでしょう
しかしこの後ゼルガー将軍はテンション振り切れてハッスルします
どうなるかわかりませんが、やっぱり今後もコンマ次第でしょう
公国終了後は、ジークとリーチェの自由安価交流を予定してます
本日もありがとうございました!
毎度雑でごめん
ジークさん
https://i.imgur.com/niJK0Ix.jpg
こんにちはー
>>769さん
いつも支援絵本当にありがとうございます!
これは主人公な感じがしますね……
ちょっと自由安価があるため、先に投下しておきます
安価が埋まっていればまた夜あたりに再開予定です
エルクラッド「……ゼルガー」
ゼルガー「っ、はっ!」ビク!
エルクラッド「顔を上げよ。此度の失敗は公国としては手痛いが……」
エルクラッド「――お前の策を持ってしても一筋縄でいかぬ『力』が外にあることがわかったのだ」
エルクラッド「それを手にする日がくれば、公国は益々栄えるであろう」
エルクラッド「次なるお前の策に、期待しておるぞ……?」
ゼルガー「―――――ッ! 仰せのままにっ!」バッ!
ザワザワ…
エルクラッド「……ネーロよ」
ネーロ「は、はい!」ビシ!
エルクラッド「我が軍を破った敵が少数であるというのは、真か?」
ネーロ「はい。……先陣を切っていた双剣の使い手の力は特に凄まじく……」
ネーロ「放置すればあの場で全滅すると判断し、急いで対象を海中へと転移させ葬りました……」
ネーロ「ですが私も反射的に魔法を使った反動で動けず……次転移までの用意が整うまで、船団は蹂躙されました」
エルクラッド「……構わぬ。敵勢力の柱を一人葬り、お前が無事に帰ってきた……上々の結果と言えよう」
ネーロ「あ、ありがとうございます……!」パアァァ!
エルクラッド「しかし、妙なものだ。ゼルガーよ、ジラワークを向かわせたのではなかったか?」
ゼルガー「はっ、左様でございます。彼の魔法は対鉄国でもその有用性が証明されましたが……」
ゼルガー「敵船団も同等の武力、砲撃手段を備えていたと仮定し、それを無効化可能な彼を登用したのです」
エルクラッド「……それでいて、か。逆に言えば、こちらの砲台の調子もこやつの魔法で狂うのであろう?」
エルクラッド「まさかとは思うが……」ジロリ…
ジラワーク「っ、誤解であります! 我が忠誠は、エルクラッド様のためにっ!」アセアセ
ネーロ「お言葉ですがエルクラッド様、ジラワーク将軍はそのような細工はしておりません」
ネーロ「こちらの砲弾をより正確に敵に撃ちこみ、奮戦なされていました」
ゼルガー「ふむ、貴女がそういうのであれば事実なのでしょうが……」
エルクラッド「……」
ジラワーク(くそっ……!)
ゼルガー「ですが、先程敵の第一陣は双剣の使い手と。剣であれば、彼の磁力操作には抗えないのでは……」
ジラワーク「……っ」ギリッ…
ネーロ「ジラワーク将軍、エルクラッド様に嘘や隠し事は許されません……」ボソッ…
ジラワーク「……お、俺の魔法をあいつは弾いたのです……!」
ジラワーク「『金属製の剣を魔力で覆って、俺の魔法を受け付けなかった』のです……!」グッ…
ゼルガー「なるほど『魔力障壁』であなたの魔法を弾いたと……」
エルクラッド「……『それだけの力量差』があったということか。『外』の力、侮れぬ……」
ジラワーク「ぐぐっ……!」
エルクラッド「……精々、鉄国の残党を狩り力をつけるがよい」
ジラワーク「~~~っ、ぎょ、御意!」バッ!
ジラワーク(くそおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! 俺の力は、こんなもんじゃねぇ!)
ニイハオ「んふふ……彼が鉄国ならば、私は引き続き森国を担当しても……?」ジュルリ…
エルクラッド「あぁ……森国の方は、お前に一任しよう」
ニイハオ「ありがたき幸せ~! あぁ、今度はどんな妖精にあえるのかな~!」クネクネ
ニイハオ「あ、でもしばらくは戦況把握の為に全員待機だっけ……」ショボン…
ベルゲ「……よろしければ、捕えた妖精の何匹かはお渡ししますが」
ニイハオ「さっすがベルゲさん話がわかる~! これでまた私が美しく彩られるよ……!」クネクネ
エルクラッド「ベルゲ、捕虜の戦力化の件はどうなっている……?」
ベルゲ「万事、滞りなく……」
ベルゲ「また少々改良の余地はありますが、新薬の開発にも成功いたしました」
ベルゲ「捕えた鉄国騎士団の副団長を実験台としましたが……実戦にも耐えうる性能だと自負しております」
エルクラッド「そうか。ならばそのまま続けよ……」
ベルゲ「近いうちに、より素晴らしい作品をご覧にいれましょう」ペコリ
マリリン「……」ソワソワ…
エルクラッド「――それでは各自、戻るがよい」
エルクラッド「この公国のさらなる発展に、力を尽くすのだ……!」
将軍達「「はっ!」」バッ
マリリン「!!??」ガーン!
ゼルガー「あ、マリリン将軍はしばらく自室待機だそうですよ」
マリリン「なによそれひっどーい!!?」プックー!
エルクラッド「……」イラッ…
ジラワーク(……少なくとも、あいつよりは評価されいるんだ。俺はもっと上を目指せる……!)グッ!
……
――
――
……
【宮殿内・廊下】
コツコツ…
ネーロ「あの、ゼルガー将軍。少しよろしいでしょうか?」
ゼルガー「なんでしょう?」
ネーロ「その、海外侵攻作戦ですが……」
ゼルガー「ああ、貴女が気に病む必要はありませんよ」
ゼルガー「全ては、私の読みと策が甘かったからこそです……!」グッ…
ゼルガー「このような醜態、二度とエルクラッド様にお見せするわけにはいきません」
ネーロ「でも、エルクラッド様は……」
ゼルガー「……ええ。自害を命じられる覚悟は決めておりましたが、まさかお許し頂けるだけでなく……」
ゼルガー「あろうことか『期待』まで……身に余る、光栄……っ!」
ゼルガー「今度こそエルクラッド様にお応えするためにも、しばらくは作戦は『中断』です」
ゼルガー「貴女も転移魔法の無茶な使用で疲れているでしょうし、ゆっくりとお休みなさい」
ネーロ「し、しかしジラワーク将軍はもう鍛錬場に……」
ゼルガー「……彼は恐らく、この全軍帰還命令が解除され次第『再び鉄国方面に向かう』でしょう」
ゼルガー「彼は裏切り者だ。一度裏切った者が次に裏切らない保証はどこにもない……」
ネーロ「……」
ゼルガー「ですが、その力が有用なのもまた事実。彼は宮殿に置くよりも、外に放った方が色々と都合がいいのですよ」
ゼルガー「ここに置く者は、確固たる『芯』を持つ者だけで十分です……」
ネーロ「芯……?」
ゼルガー「ベルゲ殿は根っからこの公国の民を信頼し、それ以外を嫌っています。これは揺らぎようがありません」
ゼルガー「ニイハオ殿は少しセレスティア様に近いか。妖精以外に興味がないからこそ、野心を抱くことも無い」
ゼルガー「この私も、エルクラッド様の忠実な駒の一つであると自負しております」
ゼルガー「そして……そんな私からしても、あなたの忠誠心には驚かされます」
ネーロ「わ、私が、ですか?」
ゼルガー「ええ、エルクラッド様も間違いなくあなたの事は信じておられますよ」
ゼルガー「もし、ありえない話ではありますが……」
ゼルガー「私が敗死すれば、今の私の地位はあなたが引き継ぐことでしょう」
ネーロ「そ、そんな恐れ多い!」
ゼルガー「……私や他の将軍は、多くの戦場を経験しています」
ゼルガー「人の争いだけでなく、魔物との争いもね」
ゼルガー「対する貴女は、転移魔法以外は戦う術をもたないただの少女に過ぎない……」
ゼルガー「この場で私が少し魔法を唱えるだけで、貴女は消し炭と化すでしょう……」ククク…
ネーロ「……」ゴクリ…
ゼルガー「……」フゥ…
ゼルガー「ですが貴女はその覚悟すらできている。エルクラッド様の為なら己の命を喜んで差し出す意思がある」
ゼルガー「まだ年若く、戦とも無縁だった貴女が……どうしてそれほどまでに?」
ネーロ「……私は、幼い頃に両親を目の前で賊に殺されました」
ネーロ「何が起きたのかのかもわからず、動かなくなった父と母に縋って泣くことしかできない無力な子供でした」
ネーロ「いよいよ私も殺されそうになった時……私の叫びを聞きつけて駆けつけたエルクラッド様が、救ってくれたのです」
ネーロ「私はその時にお礼を言えたかも定かではありませんが……涙を溢すエルクラッド様と共に泣いた記憶はあります」
ネーロ「あの方は、幼子の私にすら詫びたのです。間に合わなくてすまない……と」
ネーロ「いつか必ず、賊など絶対に現れない……民の誰もが裕福で幸せな国をつくりあげてみせると……」
ゼルガー「……」
ネーロ「……今のエルクラッド様は、以前とは少し変わられてしまいました」
ネーロ「それでも、私があの方に救われた恩義は変わりません。この戦争で、公国がより豊かになるのも間違いない……」
ネーロ「だから、私は……」
ゼルガー「……エルクラッド様は、今もその誓いを忘れてなどおりませんよ」
ネーロ「え?」
ゼルガー「此度の戦で、最前線に傭兵だけでなく賊も登用するよう指示したのは、他ならぬエルクラッド様です」
ゼルガー「公国に蔓延る虫に、せめて最後に国の役に立たせると同時にこれまでの罪の清算をさせる……そんなおつもりだったのでしょう」
ゼルガー「何より、エルクラッド様は損害を被っても貴女の生還を喜ばれていたではありませんか?」
ネーロ「あ……」
ゼルガー「いやはや、実の娘のセレスティア様に向ける視線よりも、ずっと温かみを感じましたねぇ……」
ネーロ「それは、あの方やその側近たちはエルクラッド様の命に従わずあちこちにフラフラとしてばかりですし」
ネーロ「公国の為ではなく自分の為だけに動く姫など、いくら血が繋がっていても愛想を尽かされて当然ではありませんか?」
ゼルガー「くくくくく……! 手厳しいですな。しかし私としてはセレスティア様は好ましく思いますよ?」
ゼルガー「あのひた向きさはまさにエルクラッド様の娘であるという証明でありますし――」
ネーロ「ですから、何故その熱意をエルクラッド様に向けないのですか! 親子とはいえあまりに不敬ですよ!」
ゼルガー「くくっ、貴女もセレスティア様に対する不敬になりそうな気もしますけれど……」
ゼルガー「だからこそ、貴女は心からエルクラッド様に忠誠を誓っているのだとわかって気持ちがいいですよ」
ネーロ「ありがとうございます」ペコリ
ゼルガー「さて、私も貴女に負けないよう新たな策を講じなければなりませんね。今度こそ、完璧な策をっ!!!」メラメラ…
ネーロ「お供します」
ゼルガー「……いや、貴女は休みなさいと。エルクラッド様もそれをお望みでしょう」
ネーロ「うぅー……」
ゼルガー「……では、一つ仕事を頼みましょうか」ハァ…
ゼルガー「私は策を練る前は必ずハーブティーを堪能し、チェスに興じてこの頭脳を活性化させるのです」
ゼルガー「そのお相手を頼んでも?」
ネーロ「わ、わかりました!」
???「……」スッ…
???(公国の力も、この程度か……?)
――
※公国の大敗により、しばらく全公国軍が機能停止します
※公国と???の力関係が、少し偏りました
――
特殊イベント3
~~守れなかったジークと傷ついたリーチェ~~
――
ユージーン「……やっぱ、あれは見間違いじゃなかったかもしれねぇな」
ユージーン「町中騒然としてたぜ……」
シェリル「……」コクコク
ユージーン「大丈夫とは思うが、一応今日も外の様子見てくるとしようかねぇ……」
シェリル「わ、私も……!」
シェリル「リーチェさん、今日も休んでないと駄目だからね……!」
リーチェ「あ……」
パタン…
リーチェ「……」
ジーク「……」
リーチェ「……」
リーチェ(どうしましょう、またジークさんと二人きりに……)
ジーク「……」
――
※イベント交流
現在、療養中(中傷)のリーチェと仕事をこなせなかったジークが二人きりです
リーチェかジークの会話内容や行動を自由安価で(混ぜれそうなら混ぜます)
↓1~3自由安価コンマ
結構タイプの違う三案が来ましたね
そしてお触り(健全?)……
先にコンマも取っておきましょう
↓1~3コンマ二桁
こんばんはー
それではゆるりと再開していきます
――
リーチェ「……ジークさん」
ジーク「な、なんだ?」
リーチェ「本当に、ありがとうございました」ペコリ
ジーク「っ……何が、だ……?」
リーチェ「あの日、私は必死でした……『生きる』ことを、諦めたくなかった」
ジーク「……」
リーチェ「痛くて怖くて、それでも走りました」
リーチェ「走って走って、もう駄目かと思った時……ジークさんの姿を見つけて」
リーチェ「私、凄く安心しちゃって……///」
リーチェ「まだ宿屋までは距離があった筈なのに……」
リーチェ「私を、探しに来てくれたのですね……///」
ジーク「嫌な予感がしたんだ……」
ジーク「俺がもう少し早く、気が付いていれば……!」ギリッ…
リーチェ「……」フルフル…
リーチェ「以前も申しましたけど、ジークさんは何も悪くありません」
リーチェ「それに、私が安心して倒れちゃった後も……私の為に、あんなに必死に……」
ジーク(あれを、見られていたのか……)
ジーク「……忘れてくれ。あれは」
リーチェ「いいえ」
リーチェ「また私の命を救ってくださったジークさんの姿……絶対に、忘れませんよ」ニコリ
ジーク「リーチェ……」
ジーク「しかし、俺は……」
リーチェ「……」
リーチェ「もうっ、傭兵としての責務、ですか?」
ジーク「あぁ……」
リーチェ「それほどまでに責務を気にしていると、私だって追加の依頼を出しちゃいますよ?」
ジーク「お、俺にできることであればなんでも言ってくれ!」
リーチェ「ふふ、ジークさんにしかお願いできないことですよ」
リーチェ「それじゃあ、お言葉に甘えさせていただきますね……」スル…
ジーク「お、おいリーチェ……!?」
ハラリ…
リーチェ「……実は、あの人達に触られてから、身体の震えが止まらないんです」ブルブル…
リーチェ「あんな風に触られたことがなかったから、だと思います……」プルプル…
リーチェ「この先も同じ目に合うかもしれませんし、ジークさんの手で慣れることができれば、と……///」プルプル…
ジーク「――――ッ!? ま、待て、落ち着けリーチェ!」メソラシ
ジーク「誓うっ! 今度こそ、絶対にあんな連中を近づけたりしない!」
リーチェ「ありがとうございます。でも……」
リーチェ「今は、この震えを止めたいのです……」プルプル…
リーチェ「お願い、します……」プルン!
ジーク(む、無防備だとは思っていたが、これほどまでとは……)ゴクリ…
ジーク(一国の姫が、傭兵に躊躇いも無く肌を晒すか……!?)
ジーク(カタリナは一体どんな教育を……)
ジーク(しかしあの連中にやはり触れられていた……)ギリ…
ジーク(おそらくリーチェは、本当に不安なのだろう)
ジーク(俺は……)
三連特殊判定
1ジークの理性(自責の念で+25補正)
63+25=88(心身共に傷ついている少女に手出しできるわけないだろう……)>30
※理性の勝利により、やましいことはしません
――
ジーク「……わ、わかった」
ジーク「だが、慣れたいのであればなおさら服を着てくれ」
ジーク「本来は衣服越しでも警戒するものだ。そこから慣れねば話にならないだろう」
リーチェ「そ、そうなのですね。失礼致しました……」イソイソ…
リーチェ「で、では……」
リーチェ「お、お願いします……!///」バッ!
ジーク「いや、正面からは……」タジ…
ジーク「お互いの体勢もある。背後からでも大丈夫か?」
リーチェ「は、はい……!」
ジーク(リーチェは恐らく、本当に恐怖を感じた筈だ……)
ジーク(せめて、それを拭うくらいは……)
ギシ…
ジーク「で、では……ふ、触れるぞ?」
リーチェ「は、はい……」ドキドキ…
サワ…
リーチェ「んぅ……!?///」ピクン!
ジーク「……!」
2リーチェ、性の目覚め
61>50
※基準値を超えたため……?
――
サワ…サワ…
ジーク「……」ゴクリ…
リーチェ「あっ……///」
リーチェ「ふぁ……///」
ジーク「……」ムラァ…
ジーク「……」ブンブン…!
ジーク(抑えろ、リーチェにそういう感情を向けるな……!)
フワァ…
ジーク(髪から、甘い花のような匂いが……)ムラァ…
ジーク(うぐぐ……)
リーチェ「ん……ぁ……///」モジモジ…
リーチェ(な、なんでしょうこの感覚……///)
リーチェ(あの人に触られた時は怖くて仕方が無かったのに……)
リーチェ(ジークさんだと、すごく安心できて……身体が、熱い……?)
リーチェ「っは……はふ……ぁぁ……///」トロン…
ジーク「……っ……」サワ…
リーチェ(これ……服越しじゃなかったら……?)
リーチェ(でも……)
リーチェ「ジーク、さん……?」ウルウル…
ジーク「な、なんだ?」
リーチェ「このまま……ぎゅって、していただけますか……?///」
ジーク「わ、わかった……」
ギュゥ…
リーチェ「んっ……!///」ビクン!
リーチェ(――あったかい……/// これ、好きぃ……///)ポヤァ…
リーチェ「あっ、あっ……もっとぉ……///」
ジーク「っ……」ムラムラァ…
スッ…
ジーク「……ここまでで充分だろう」
リーチェ「あっ……」
ジーク「これ以上は、傷口にも負担が来る……」
ジーク「これ以上、俺のせいでリーチェを傷つけたくはない」
リーチェ「あ……ごめん、なさい……」
リーチェ「……はい。ジークさんのおかげで、怖い気持ちはなくなりました」
ジーク「そ、そうか。それならばいいが……」
リーチェ(ジークさんが触れてくれるなら……///)
ジーク「……」
リーチェ「ジークさん?」
ジーク「本当に羽は、大丈夫なのか……?」スッ…
再生中の羽「……」
リーチェ「はい。元々私達妖精は魔力の状態で体調が左右されますから」
リーチェ「十分な休息を取って、魔力を傷の再生に回せば大丈夫な筈なんです」
リーチェ「前にお見せした通り、私の羽はしまえるもの……つまり構築物は魔力がほとんどですからね」
リーチェ(正確に飛ぶために、感覚は繋がっていて鋭敏だということは伏せておきましょう……)
ジーク「……妖精の身体の仕組みはわからないが、以前のものがあった方が治りが早いとかはないか?」
ジーク「あの男から……奪われた羽は、取り戻してはあるんだが……」
リーチェ「本当に、ありがとうございますジークさん……」
ジーク(あの男は『公国のニイハオ将軍に売れば……』と口にしていた……)
ジーク(おそらく、リーチェはまた狙われる……)ギリッ…
リーチェ「……」
リーチェ(ジークさんは、私達の羽を詳しくは知らない。私の羽も、善意で取り戻してくれた……)
リーチェ(妖精の羽はその妖精の魔力そのもの。生を終えれば羽は消える)
リーチェ(だから、その羽は『生きた妖精から引き千切らないと手にすることはできない』もの……)
リーチェ(お姉様とお母様が教えてくれた……外の世界には、私達の羽を欲する人は多い……)
リーチェ(でも、ジークさんは違う。この人になら……)
3妖精の羽のお守りの性能
57>50
※基準値を超えた為……?
――
リーチェ「……残念ながら、一度千切れた羽はもう一度くっつくことはないのです」
ジーク「そうか……」
リーチェ「でも、千切れてしまったならそれはそれで使い道はあります。貸して頂いてよろしいですか?」
ジーク「あ、ああ……」スッ…
千切れた羽「……」
リーチェ(自分の羽に、こんな風に触れる日が来るなんて思いもしませんでした……)
リーチェ(でもやっぱり、我ながら結構な魔力が残っています。これを……)キィィィィン!
リーチェ(私の羽は、奪われたのではない。この人に捧げる為だった。そう思えば……悪くないのかもしれませんね)
カツン…
蝶羽のお守り「……」
ジーク「こ、これは……?」
リーチェ「羽の魔力を、私が改めて魔力で形成した……お守りのようなものだと思ってください」
リーチェ「ジークさんの無事を願って、魔力を込めさせていただきました」
リーチェ「ポケットか、カバンの底にでも入れておいてもらえると……」
ジーク「いや、リーチェの身体の一部をそんなぞんざいには扱えない」
ジーク「確か鎖がまだ余っていた筈だ」ゴソゴソ…
ジーク「上手く金具と合わせて、こう言った具合にしても大丈夫か?」チャリ…
リーチェ「いえ、ありがとうございます……///」テレ…
リーチェ「それにしてもジークさん、ネックレスをつけておられたのですか?」
ジーク「ああ。昔……子供の頃にな。名も知らない子と交換した小さなお守りだが……」
ジーク「不思議とつけていると安心するんだ。今日からは、リーチェのものもつけさせて貰おう」
リーチェ「ふふ、嬉しいです……♪」
――
※ジークのスキル『????』が『????』となりました
『????』た時『????』します
――
――リーチェ、好感度100突破――
リーチェ(ああ、やっぱりジークさんは優しい人です)
リーチェ(辛いことも怖いこともあるけれど、それでも……)
リーチェ(たとえこの先……森国を出たことで……)
リーチェ(頑張って頑張って、それでも力尽きてしまったとしても……後悔はありません)
リーチェ(私は私にできる精一杯を……)
リーチェ(……)
リーチェ(『傭兵ルーチュ』として頑張れば、頭を撫でて貰えたりするのでしょうか……?///)
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
好感度100突破ボーナス
1スキル覚醒
コンマ85
失敗……
※鍛錬、イベント時などのボーナスで偶数ゾロ目時、再取得のチャンスがあります
2レベルアップ
コンマ76
リーチェ:レベル128+6=134
――
リーチェ(でも、今はまず怪我を治すことを優先しないと……)
リーチェ(また……ジークさんに触られたいなぁ……)
※リーチェの好感度が100を超えた為『一応』性交渉が可能となりました
※濃いめのスキンシップも可能となりました
※後でどうなるかはわかりません
――
特殊イベント3――おしまい
――
リーチェ「う~ん……」パタ…
ズキィ!
リーチェ「っ……!」
ジーク「無理をするな。まだ休んでいてくれ」
リーチェ「すみません……」
シェリル「そ、外の用事があれば、私が行ってきます……!」ビシ!
ユージーン「俺も付き合うから心配……だろーが、まぁ信じてもらうしかないかねー」
※現在、リーチェ療養中につき次の拠点への移動ができません
※公国軍全軍が機能停止(ワイバーン等含む)の為、戦闘イベントもスキップされ連続町行動となります
【辺境の町での行動】
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬(レベル上げやスキル習得。コンマ下一桁判定。レベルは確定上昇)
※リーチェは不可能
3:散策(辺りを散策。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり。誰かとの遭遇も)
※現在ユージーン+公国大敗によりマイナスイベント消滅→従来のマイナス位置に無難なものが配置されています
4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
※リーチェ抜きでの仕事となります
しばらくした後、安価コンマ判定
自由行動多数決コンマ
↓1~3
少し悩みましたが、散策を兼ねてとのことなので特例的に1+3で処理します
以後、散策は個別に3の選択をお願いします
3を調査という表現にした方がわかりやすいかな?
1 +3
リアローズと交流、散策も兼ねて色々と町を見て回る
――
リーチェ「……きょ、今日はユージーンさんとお話をしていても宜しいでしょうか?」
ユージーン「お、俺と? だいぶ物好きだねぇ……」
リーチェ「ジークさんも、私の看病でつきっきりで大変でしょうし……」
リーチェ「リアローズさんと一緒に、町を散策して息抜きをされてはいかがでしょう?」
シェリル「え……!?///」ワタワタ
ジーク「俺は構わないが……シェリル、予定はどうなっている?」
シェリル「だ、大丈夫です……! お願い、します……!」ペコリ!
……
【辺境の町】
ジーク「色々と事件があったわりには、落ち着いて見えるな……」
シェリル「そうですね……」
シェリル「あの、ジークさん……?」
ジーク「なんだ?」
シェリル「……ルーチュさんを襲った悪い人は……」オソルオソル…
ジーク「……シェリルが気にする必要は無い。もう始末した」
シェリル「そう、ですか……」
ジーク「そんなことよりも、折角外に出たんだ」
ジーク「もう、公国の連中が現れたとして微塵の容赦もしない……」ミシ…
ジーク「だから、多少離れた場所の散策にでも付き合おう。どこか行きたいところはあるか?」
シェリル「え、えっと……」
↓1どこか行ってみたい場所、店などがあれば自由安価(なおここは田舎町なのですごい場所はありません)
お洒落な魔道具ショップ
――
シェリル「で、では……前に見つけた魔道具のお店に……///」
ジーク「魔道具、か……」
ジーク(戦闘に有用な物から装飾品まで取り扱うものは多い)
ジーク(こんな状況とはいえ……いや、こんな状況だからこそリアローズも装飾品は着けたいか)
ジーク(元々、俺の服は機能性重視。見た目の華やかさなど皆無だしな)
ジーク(それでいて……)
蝶のネックレス「……」チャリ…
ジーク(俺もひっそりと装飾具を増やしている)
ジーク(姫の立場も考えれば、こういったことに気を遣うのも当然のことか)
ジーク「わかった。案内は任せてもいいか?」
シェリル「はい! えっと、こっちの道を――」
……
【町のお洒落な魔道具ショップ】
シャラーン…!
シェリル「わあぁぁ……!」
店員「いらっしゃいませー!」
ジーク(これは、驚いた。控えめな町かと思えば……)
ジーク(なんだかむず痒くなってくるような、こんなこ洒落た店があったのか)ムズ…
シェリル「……」ソワソワ…
ジーク(だが、リアローズが嬉しげだ)
ジーク(リーチェの件があってから、思い詰めた顔ばかりしていたからな……)
ジーク「よし、折角来たんだ。ゆっくり見て回るとしよう」
シェリル「は、はい!」
特殊判定
↓1コンマ二桁
リアローズとのお買いもの
01~50:姫様は年頃女の子。お洒落用品
51~80:姫だって戦える。武具調達
81~95:????1
96~00:????2
コンマ85
81~95:????1
――
ジーク「……」キョロキョロ
ジーク(魔道具とは、こんな多岐に渡っているのか)
ジーク(森国領だから木製のものが多いのはわかるが……)
ジーク(意外と、金属製品も多いな)
ジーク(これも森国と鉄国の関係が改善されつつあった影響なのか……?)
シェリル「……」ジー……
ジーク(おぉ、あのリアローズが食い入るように一点を……)
ジーク(幸い、資金に余裕はできている)
ジーク(あまり我を出さない彼女が欲するものくらい、購入しても問題ないだろう)
テクテク…
ジーク「欲しい装飾品が見つかったか?」ズイ
シェリル「ひゃわ……!? あ、その、あの……!?」ワタワタ!
ジーク「慌てることはない。シェリルも年頃だ。装飾品の一つや二つ欲しがることくらい俺にもわかっ――」
『緊急入荷! 丈夫! 軽め! 降りやすい!』
『今、一部貴族の間で話題!? 特殊合金ハンマーがこのお値段!』
ジーク「なん……だと……っ!?」
シェリル「……///」カアァァ…
……
――
――
……
店員「ありがとうございましたー!」
包装ハンマー「……」ズシ…
シェリル「その、ごめんなさい……///」
ジーク「い、いや問題は無い。何かを欲するのは人間皆同じだからな……」
ジーク「しかし、まさかハンマーとは予想外過ぎてな……」
ジーク「その大きさだと、人形用というわけでもないのだろう?」
シェリル「あぅ、その……はい……///」
シェリル「わ、笑わないで、聞いて貰ってもいいですか……?」
ジーク「誓おう」
シェリル「私のお母さん……ベリィっていう代々鍛冶の技術を受け継いできた人なんです」
シェリル「その影響もあって……私も、その…………」
シェリル「ご、ごつごつした無骨なものだとか! 重々しい鉄製品とかは、好きなんです……っ!///」
ジーク「な、なるほど」
シェリル「はぁ……はぁ……///」
シェリル「あ、あれ? あまり驚いていない……?」
ジーク「笑わないと言っただろう。人の好みはそれぞれだ」
ジーク「俺も……趣味と言えるものは思いつかないが、これから先に変わった趣味を持つかもしれん」
ジーク「その時は、俺の趣味も笑わずに受け入れてくれるか?」
シェリル「も、勿論です!」
ジーク「気にするな。むしろシェリルらしいと、妙に納得してしまった」
シェリル「そ、それはどこで判断されたのか、違った意味で気になるかも……」
ジーク(俺が買ったフルプレートアーマーを意に介さずフラネッタに改造している辺りで既にその兆候はあったからな……)
ジーク(流石、鉄国の姫と言ったところか……)
シェリル「あと、鍛冶場のせいか揺れる炎を眺めるのも好きで――」
ジーク(出会った頃に比べれば、リアローズはよく口を聞いてくれるようになった)
ジーク(控えめで優しい印象が強いが、この姫は表情は意外とよく変わる)
ジーク(断じて鉄の姫などではない。いや、趣味としては鉄の姫は間違っていないかもしれないが……)
ジーク(それでも……リアローズの口から、彼女のことが語られるのは……何故だか、嬉しく思えた)
……
――
イベント途中ですが、今日はここまで
リアローズのキャラシートに記載はありませんが、関係キャラのキャラシートなどから設定をこちらが勝手に増やしてしまうことが
多々ありますが、どうかご了承ください(各フレーバー判定もそうなのですが)
なお自由行動は現状中傷感知まで(4ターン)連続、その後フリーデシルト達の判定予定です
ジークの変装提案はこの町出発時予定です
そして先に↓1~2コンマ二桁も拾っておきましょう
本日もありがとうございました!
えいえいおう
乙です
…………ん?
んんん……?
――生命活動が停止しました(白目射出)
嘘でしょEXスキル取った後にこう都合よくいくかなぁ……!?
あぁもうせめてリーチェの方はと思うけど若干名感づいている人もいるし
いやまだこれ最初の拠点……
ネタバレ:固定ボスでスキンヘッドの傭兵さんが登場予定でしたが、もう挽肉の運命です
残り三回の自由行動でリーチェトリガーも踏まれたら多分塵も残りません(白目)
こんにちはー
いくつかコンマ判定があるので、次の自由行動決定まで投下できればと思います
――
ジーク「しかし、国を取り戻せばハンマーもあるんじゃないか?」
シェリル「……多分、公国に持っていかれています」フルフル…
シェリル「鉄国は色々な物を作る国だけれど……」
シェリル「鉄鉱石を掘り出す鉱山、それを製鉄する場所、鋼材と魔法を掛け合わせる場所……」
シェリル「そして、鋼材を色々な形に変える鉄工場……」
シェリル「どこを抑えられても厳しいけれど、すぐに公国の人が欲しがるとしたら……」
ジーク「最後の工程、完成形が揃う鉄工場というわけか」
シェリル「はい。鉄国の人なら、いい玉鋼とか屑鉄とかわかるけど……」
シェリル「見慣れない人からすれば、完成品以外は価値がないから……」
ジーク「加えて鍛冶の道具も奪えば、鉄国が武器を補給することもできなくなるか」
ジーク(……そうなると『鉄国も鉱山の方は被害が少ない可能性はある』か?)
シェリル「これ、お母さんが広めたものだったし、つい懐かしくて……///」
ジーク「……広めた?」
シェリル「え、えっと、お母さんは色々できる人で、お料理とかドレスとか鉄国の硬い印象じゃないものを広めるのが好きで……」
シェリル「でもやっぱり、鍛冶の素晴らしさも広めたいって。王城でも、貴族の人に勧めていました……」
ジーク「……俺が間違っていたら済まないが、鍛冶とは鉄を熱して叩いたりする作業があるものか?」
シェリル「はい」
ジーク「当たり前だが、高温で鉄を融かしたりと大変な?」
シェリル「大変です……」コクコク
ジーク(……それを広められるというのは凄いことなのでは?)
ジーク(実際、こうして森国領でハンマーが売られているわけだからな)
ジーク「……シェリル自身は、どうなんだ?」
シェリル「わ、私ですか?」
――
リアローズの技能(>>826、>>827)
1武具防具鍛冶技能
コンマ77
7 7
ゾロ目×2
= 1 5 4 (母方の血が大覚醒。鉄国最高の鍛冶師だ!)
2装飾細工技能
コンマ55
5 5
ゾロ目×2
= 1 1 0 (大がかりなものだけじゃない! 手先の器用さで鉄以外もばっちり!)
※以前の判定で人形作成技能も最大値です
※リアローズのクリエイターとしての総合技能は間違いなく大陸一でしょう(白目)
――
シェリル「お母さんからは、とても褒められました……///」
シェリル「何本か剣を打ったけど、結構私に向いていたのかな……?」
ジーク「向いていた?」
シェリル「わ、私、昔から人と話すのは苦手で……目を、合わせられなくて……」
シェリル「でも、熱された炉や打たれて形を変えていく鉄の姿はじっと見ていられたから……」
シェリル「お人形もそう。私が言葉に詰まっちゃっても、待ってくれるし……」
シェリル「新しいお人形を作る時も、大変だけど全然苦にならなくて……」
ジーク「……鉄が絡むものに対する集中力が高いのか」
シェリル「そ、その……お洋服とか、装飾品を作るのも好きですよ……?」
シェリル「お部屋でずーっと縫っていたこととかもあるし……///」
ジーク「……好きなものの為なら、どこまでも突き進めるというわけか」
ジーク「いつかシェリルの作った品が、こうして世に広まっていくかもしれないな」
シェリル「そ、そんなことは……!///」アセアセ…
シェリル「もし、広まっても、恥ずかしい……///」
ジーク「母親が広めているなら、娘が広めても問題はないと思うがな」
シェリル「私、お母さんみたいに知らない人の中に飛び込んでいけないし……///」
シェリル「……」
シェリル「で、でも……」
シェリル「ジークさんの為なら、打ってみせます……!」
ジーク「俺の為?」
シェリル「じ、実はこれを買ったのも、その為で……」ワタワタ
シェリル「いつか鉄国を取り戻せるかわからないけど……」
シェリル「旅の途中で『鍛冶屋』を見つけたり、『魔法で炉を造れたり』する人がいれば、その前にジークさんの剣を打ち直せるかなって……」
シェリル「振るうハンマーはやっぱり馴染む方がいいし……///」
ジーク「俺の剣か……」チャキ
ジークの剣「……」ボロ…
シェリル「ああ、やっぱり傷んでる……」
ジーク「予備に奪った剣はあるが、こっちはどうだ?」チャキ
公国兵の剣「……」シャキン
シェリル「……」ジー…
シェリル「……これは、元の作りからしてイマイチです」
シェリル「板金の折り返しをしているいない以前に、型に流しただけの量産品です……」
ジーク「そうなのか……」
シェリル「『公国の基礎技術は鉄国に届いていない』のかも……?」
ジーク「やはり自国にない技術を狙っての侵略なのか……?」
シェリル(わからないけど……)
シェリル(これなら、絶対にジークさんにいい剣を用意できる……!)グッ!
――
※リアローズの作成技能全てが最大値となりました
※鉄国奪還前、拠点外行動でも装備品の作成やスキル強化の可能性が出て来ました
※条件が整った時、フラネッタの強化やジークの武器精製を自ら行うことができます
――
――
――リアローズ、好感度100突破――
リアローズ(誰かに、私のことをこんなに話したの初めて……)
リアローズ(向かい合うとやっぱり恥ずかしいけど……)
リアローズ(ジークさんと話していると、すごく安心できる)
リアローズ(もっと、色々お話してみたい……)ギュッ…
リアローズ(もっともっと、ジークさんのことも、知りたいな……)
リアローズ(なんだろう、この気持ち……?)
リアローズ(……昔にも、こんな気分になったことがあったような……?)
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
好感度100突破ボーナス
1スキル覚醒
コンマ10
失敗……
※鍛錬、イベント時などのボーナスで偶数ゾロ目時、再取得のチャンスがあります
2レベルアップ
コンマ07
リアローズ:レベル79+7=86
――
リアローズ(でも今はまだ、何が起こるかわからない……)
リアローズ(旅の知識とか全然ないし、ジークさんに頼りっぱなし……)
リアローズ(ジークさんの力になりたいな……)
リアローズ(そして……)
※リアローズの好感度が100を超えた為『一応』性交渉が可能となりました
※濃いめのスキンシップも可能となりました
※リーチェ同様後でどうなるかはわかりません
――
――
……
包装ハンマー「……」
ジーク「そういえばこれは、そのまま武器にもなるのか?」
シェリル「うーん、それは難しいかも……」
シェリル「鉄を叩く為で、人を叩くものじゃないし……」
シェリル「わ、私の腕力じゃ……///」
ジーク(いくら風魔法が施されているからとはいえ、フラネッタの操作も重労働なのでは?)
ジーク「ならばこれは鍛冶用と割り切るとしてだ……」
ジーク「他に、行きたい場所はあるか?」
シェリル「い、いえ。今日のところは、大丈夫です」
シェリル「その、ハンマーを持ってうろつくのも妙ですし……///」
ジーク「それこそ傭兵シェリルの武器と言い放ってしまうのも手だと思うぞ?」
シェリル「か、考えておきます……」
ジーク「それじゃあ、宿屋に戻るとしよう」
特殊判定
↓1コンマ二桁
散策判定
※マイナス判定消滅中
コンマ59
31~80:平穏な散策
――
ガヤガヤ…
シェリル「本当に、こうして見ると戦争なんて嘘みたいです……」
ジーク「ああ……」
ジーク「だが、それでも公国の連中はどこから湧き出るかわからない」
ジーク「いざとなれば……」チャキ…
シェリル「こ、このハンマーを振り下ろすんですね……!」ブン!
ジーク「い、いや。俺が守ってみせる」タジ…
ジーク「無茶なことはやめてくれ……」
シェリル「ジークさんだって、無茶をするのに……」
ジーク「むぅ……」
ジーク(俺が、鈍器で相手の頭をかち割るリアローズの姿を見たくないんだ……)ブル…
シェリル「?」
――
※散策が平穏に終了しました
※イアン&ミナとの遭遇率がさらに上昇しました
――
――辺境の町・夜――
ユージーン「――そうして、そのサラダは逃げ出したらしい」
シェリル「サラダが逃げ出す状況がわからない……」ブルブル…
ジーク「いや、まずその言葉もわからん……」
リーチェ「野菜を媒介とした新たな魔法兵でしょうか……?」
ジーク「食糧まで粗末に扱うなど、公国はどこまで卑劣なんだ……!」
ユージーン「あー、なんか嫌な話しちゃったかね?」
ユージーン「それじゃあ気分を変えてこの後は――」
※現在、リーチェ療養中につき次の拠点への移動ができません
※公国軍全軍が機能停止(ワイバーン等含む)の為、戦闘イベントもスキップされ連続町行動となります
【辺境の町での行動】
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬(レベル上げやスキル習得。コンマ下一桁判定。レベルは確定上昇)
※リーチェは不可能
3:散策(辺りを散策。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり。誰かとの遭遇も)
※現在ユージーン+公国大敗によりマイナスイベント消滅→従来のマイナス位置に無難なものが配置されています
4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
※リーチェ抜きでの仕事となります
しばらくした後、安価コンマ判定
自由行動安価
↓1~3多数決コンマ
2:鍛錬
――
ユージーン「俺は偵察にでも行ってくるが……」チラ…
リーチェ「私はこのまま回復に努めます」
ジーク「うーむ……」
シェリル「……」
※現在、リーチェは鍛錬不可能です
※ジーク、リアローズ共に通常スキル獲得チャンスがあります
※どちらが鍛錬しますか?
※なお次回より、団体鍛錬スキル入手までは鍛錬時は人物指定もお願いします
↓1~3多数決コンマ
リアローズ・防御再チャレンジ
――
シェリル「朝はお買いものを楽しめたし、夜は鍛錬をお願いします……!」
ジーク「……わかった」
リーチェ(うぅ、羽が早く治れば……)
ユージーン(あの化け物美人と鍛錬して、まだするのかい……)タラリ…
……
シェリル「フラネッタ!」
フラネッタ「……」バッ!
シェリル「ふっ!」グイ!
フラネッタ「……」ブオン!
シェリル「はっ!」クイ!
フラネッタ「……」サッ!
ジーク「……!?」
ジーク(どういうことだ、フラネッタとリアローズの動きが段違いに……!?)
ジーク(一人で動く時もそうだが、この動き方は……)
シェリル「……たぁ!」ギュリン!
フラネッタ「……」ドガァ!
ジーク(誰かと共に戦うことを考えた動き……)
シェリル(よし……あの人の技を、ほんの少しでも覚えられたみたい)
シェリル(あとは……守りの技術……!)
フラネッタ「……」
特殊判定
↓1コンマ二桁
91>50
★スキル獲得成功!
コンマ一桁1
リアローズ:レベル86+1=87
――
ジーク(攻めは格段に向上しているが……)
ジーク(俺はどちらかといえば、身を護る術を強化してほしい)
ジーク(どうするリアローズ……?)
フラネッタ「……」ドガァ!
シェリル(……ジークさん達がいれば、きっともっとフラネッタを攻撃に動かしやすい)
シェリル(でもそうすると、どうしてもフラネッタは私から距離が離れちゃう)
シェリル(ジークさん達を庇おうとしても、攻撃しきった状態から戻すのは大変……)
シェリル(――それなら、戻さないでその場で防御をすればいい!)
シェリル(――『そもそも敵の攻撃をその場で抑えることができればいい』!)
シェリル「――フラネッタ!」ククイ!
フラネッタ「……」カパ…
ジーク「ん!?」
フラネッタ「……」シュバアァァァァ!
ジーク(あれは、操り糸と同じ鉄糸か!)
ジーク(だが操り糸とは別、最初から敵の動きを阻害する為だけに仕組まれた、拘束糸……!)
拘束糸「……」ヌチャ…
ジーク(しかも、何か薬を塗ってあるな……)ゾク…
シェリル「や、やった! 上手く動かせた……!」ピョン!
シェリル「ジークさん、どうですか……!?」クル
ジーク「……見事だ。合格だよ」
シェリル「やった……! やったねフラネッタ!」
フラネッタ「……」ガシーン!
シェリル「……一度撃つと、またしまうのが大変なんだけど……」
ジーク「俺も手伝おう……毒は無いよな?」
シェリル「大丈夫です! べとべとするだけで……」
――
※リアローズは『からくり護操・蜘蛛糸』を習得した!
★『からくり護操・蜘蛛糸』
劣勢判定を受けた時、一度だけ判定を無効化し敵を防御状態にする
さらに次ターン、敵の戦闘及び逃走に-25の補正をかける
――
――
……
リーチェ「……」パタ…パタ…
リーチェ「うん、だいぶよくなってきました」
シェリル「よかったぁ……」ホッ…
リーチェ「私も最初はどうしようかと思いましたけど……」
リーチェ「再生力に優れていたらしい自分の身体に感謝です」ニコリ
ジーク「……だが、まだ完治はしていない」
ユージーン「もう少し休んだ方がいいねぇ……」
リーチェ「はい……」
リーチェ(リアローズさんの顔を見れば、鍛錬でどんどん得るものがあったのは間違いありません)
リーチェ(私は……)
※現在、リーチェ療養中につき次の拠点への移動ができません
※リーチェの傷が中傷→軽傷となりました
※公国軍全軍が機能停止(ワイバーン等含む)の為、戦闘イベントもスキップされ連続町行動となります
【辺境の町での行動】
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬(レベル上げやスキル習得。コンマ下一桁判定。レベルは確定上昇)
※リーチェは不可能
3:散策(辺りを散策。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり。誰かとの遭遇も)
※現在ユージーン+公国大敗によりマイナスイベント消滅→従来のマイナス位置に無難なものが配置されています
4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
※リーチェ抜きでの仕事となります
しばらくした後、安価コンマ判定
自由行動安価
↓1~3多数決コンマ
安価が埋まっていませんが一旦離席します
夜に安価が埋まっていれば再開するかもしれません
こんばんはー
うん、見事にばれましたね(白目)
ちょっと重要な安価が発生します
1リーチェと火属性魔法について
――
リーチェ「……」
ジーク「……その様子だと、無理をして出歩くかもしれないな」
リーチェ「え?」
ジーク「もう少しで治りそうだと言うのならば、俺が責任を持って見守ろう」ストン
ユージーン「それが安全かね。ルーチュちゃんはなんかすげえ礼儀正しくて驚きだが……」
ユージーン「妖精ってのは本来、無邪気で悪戯好きっていうからなぁ」
ユージーン「んじゃ俺は今日も見回り行ってくるとするかねぇ……」
シェリル「それじゃあ、私はフラネッタの仕込みを……」
リーチェ「あ……」
パタン…
リーチェ「ジークさん……私、飛びだしたりはしませんよ?」
ジーク「ああ、それはわかっている」
ジーク「……だが、何か考え込んでいる様子だったからな」
リーチェ「……っ」
リーチェ「リアローズさんが、鍛錬で収穫を得ている間に……」
リーチェ「私はただ寝ているだけで、何も成長できていなくて」
リーチェ「それで少し、思い悩んでしまいました」ハァ…
ジーク「リーチェ……」
リーチェ「これでも複数属性の魔法は操れる身ではありますが……」
リーチェ「やはり私にはまだ、戦いに対する心構えが不足しているのでしょう」
リーチェ「争うことは嫌ですが、お母様はいざという時の力を身に着けています」
リーチェ「私もお母様みたいになれれば……」
ジーク「いや、カタリナはあまりにも…………そう言えばリーチェ?」
リーチェ「なんでしょう?」
ジーク「操れる魔法は、三属性だけなのか?」
※前スレで速攻ばれてた時には素でなんでぇ!?と叫んでいました(白目)
――特殊イベント『火を恐れる大妖精』――
――
リーチェ「……いえ、実は……」
リーチェ「……」
リーチェ「…………初級、火炎魔法」
ポッ!
ジーク(四属性……! 森国でも滅多にいないであろう程の才の持ち主か)
リーチェ「こ、こうして、火、火も……」プルプル…
ジーク「リ、リーチェ……?」
リーチェ「あ、あぁ……!」ガタガタ…
プシュゥ…
リーチェ「駄目、火が、炎が……っ!」
リーチェ「森を、みんなを……!」ガタガタ!
ジーク「リーチェッ!」ギュ!
リーチェ「あ……」ガタ…
リーチェ「ご、ごめんなさい……」
ジーク「……いや、俺こそ無神経だった」
ジーク(使えるが、使えない……)
ジーク(当然だ。自らの国が焼け落ちていく様を最も近くで見ていたのだから……)
リーチェ「……」ギュ…
リーチェ「わかっているんです。この力も、あるのだから生かさなければならないって……」
リーチェ「火は全てを奪う存在ではない。生きていく上でも大切なものだって、わかっているのに……」
リーチェ「どうしても、怖いんです……」ブル…
ジーク「リーチェ……」
リーチェ「でも……」
ジーク「……?」
リーチェ「でも、怖かったけど、ジークさんにお料理を用意する時には、使えたんです……」
ジーク「……!」
リーチェ「だから……羽と同じ。あなたの為だと思えば、きっと使えると思うんです……」
ジーク「リーチェ、無理をすることはない」
ジーク「たとえ火を扱えずとも……」
リーチェ「……いいえ」フルフル…
リーチェ「森国が焼け落ちたことからもわかる通り、火は自然の猛威の一つ」
リーチェ「圧倒的な戦力を持つ公国に対抗するには、避けては通れない道……」
リーチェ「私がこの身体で生まれたこと、多くの魔力を宿していること……」
リーチェ「それはきっと、意味があることなのです」
リーチェ「だから、ジークさん」
リーチェ「どうか、臆病な私の背を押してください」
リーチェ「傷が治るまで、お見せすることは叶いませんが……」
リーチェ「私の『四元』の魔法の使い方、ジークさんの望まれる形にして見せます」
ジーク「望む形……?」
リーチェ「はい。複数の魔力を同時に練り上げる……それは大変なことです」
リーチェ「ですがお母様の力を見たジークさんならおわかり頂ける筈です」
リーチェ「『複数の属性を束ねた攻撃は、強力な貫通能力』を得ます」
リーチェ「私はまだお母様の域には遠く及びませんが……」
リーチェ「『攻撃』に研ぎ澄ませば『並の相手なら一捻りにできる』力になります」
リーチェ「『攻防一体』の型にすれば『少し火力は落ちますが、同時に皆さんを護る』力になるでしょう」
ジーク「……完全な防御というものはないのか?」
リーチェ「複合属性の魔法はいわば暴発寸前の魔力でもありますから……」
リーチェ「うまく分散させないと、自分自身に最大火力が暴発してしまいかねません」
ジーク「なるほど……」
リーチェ「……ジークさんは、どちらの私を望まれますか?」
ジーク「……」
【重要】
※リーチェ『攻撃』覚醒スキルの分岐※
※どちらか一方のみの習得となり、以後のスキル取得傾向にも影響します※
1:攻撃特化型(以後、攻撃的なスキルに偏り防御が手薄になりますが、殲滅力があります)
2:攻防一体型(以後、防御型のスキルを中心に攻撃スキルも覚え、対応力があります)
15分後辺りに多数決安価を取りたいと思います
1:攻撃特化型(以後、攻撃的なスキルに偏り防御が手薄になりますが、殲滅力があります)
2:攻防一体型(以後、防御型のスキルを中心に攻撃スキルも覚え、対応力があります)
それでは
↓1~7多数決コンマ
満場一致
2:攻防一体型
――
ジーク「……無理はするな」
ジーク「リーチェは、俺とは違う」
ジーク「誰かを望んで傷つけることを良しとしないだろう?」
リーチェ「それは……」
ジーク「……今度こそ、あんな連中は近づけさせない」
ジーク「公国の連中は、見つけ次第俺が倒してみせる」
ジーク「だからリーチェ」
ジーク「その力は、身を護る為にも使ってくれ……頼む」
リーチェ「……わかりました」
リーチェ(大丈夫……ジークさんも、リアローズさんもいる)
リーチェ(お母様みたいなことをするよりも、私は……)
リーチェ(――この人達を護るためにも、力を……!)
コオォォォ…!
ジーク「!!」
リーチェ「――集え、四元の力よ!」カッ!
――
※リーチェのスキルが統合強化!※
★『四元の加護』★
炎水風土属性。戦闘時、常時補正+30。敵の戦闘、逃走にそれぞれ常時-20補正
敵の所持する通常防御、回避スキル効果全てを貫通し無効化する
また炎水風土属性の攻撃を受けた時、劣勢判定値を1減少させる
――
ジーク「おぉ……?」パァァ…
リーチェ「……ふぅ。今はこれくらいが限度ですけれど……」ハァハァ…
リーチェ「攻撃に回すだけの魔力を、ジークさんをお守りする為に使いました」
リーチェ「これで、森国を焼いた炎の龍がまた現れても、少しは耐えられる筈です……!」
ジーク「……すまない、リーチェ」
リーチェ「いえ、私こそ……ありがとうございます」
リーチェ「ジークさんのお役に立てるのなら、火も……大丈夫そうです」ニコリ
ジーク「しかし、あの龍は一体……」
リーチェ「わかりません。ですが、リュノお姉様ならきっと……」
ジーク「あれはワイバーン以上の迫力を感じた」
ジーク「『カタリナだからこそ倒せた』が、俺ではまだあれには届かない……」
リーチェ「……私も、早くこの力に慣れなければいけませんね」
ジーク「しかし、改めて四属性を操るとは凄まじいな……」
リーチェ「……」
リーチェ本来の能力解放につき追加特殊判定
↓1~3コンマ二桁
リーチェ、残る三属性への適性
1氷 75>68
2雷 75>18
3光 85≧85
※四属性に加えて光属性に適性あり!
※今後習得スキルが増加します
――
リーチェ「まだ、あまり使ったことはないのですが……」
リーチェ「初級、光魔法」ポワ…
ジーク「……!?」
リーチェ「私が扱える属性は、五属性のようですね」
リーチェ「実戦用に練習したことはないので練習は必要ですが……」
ジーク「いや、使えるだけで凄いことだろう?」
ジーク「そもそも光属性は最も習得者が希少な属性の筈だ……」
ジーク「い、一体どんな力が……」ゴクリ…
リーチェ「あ、あの……ですから、あまり使っていなかったといいますか///」ワタワタ
リーチェ「お、お姉様と夜更かしして本を読むときの灯りなどに……///」カアァァァ…
ジーク「そ、そうか……平和的で、いいと思うぞ……?」
リーチェ「……お母様には、内緒ですよ?」
ジーク「ああ、誓おう」
――
※リーチェが本来の力を取り戻しました
※リアローズが既に連携のヒントを掴んでいる為、『???』入手により
フラネッタ強化+リーチェ強化が同時に発生してしまいます(白目)
――特殊イベント『火を恐れる大妖精』――おしまい
――
――
……
リーチェ「……」パタパタ…
リーチェ「なんだか、身体の魔力の循環が上手くいくようになった気がします!」
リーチェ「もうしばらくすれば、羽も元通りになりそうです……!」
ジーク「あぁ、よかった……」ホッ…
ユージーン「初めみたときゃ酷い有様だったってのに、妖精の力ってすげーもんだねぇ……」
シェリル「これなら、明日には完治してるかも……!」
ジーク「さっきも無理をさせたからな。今夜はゆっくり休め……」
リーチェ「はい!」
※現在、リーチェ療養中につき次の拠点への移動ができません
※この拠点での最後の行動となります(次は移動+遭遇判定で固定)
※公国軍全軍が機能停止(ワイバーン等含む)の為、戦闘イベントもスキップされ連続町行動となります
【辺境の町での行動】
1:仲間との交流(好感度アップ、安価イベントなど。内容や交流対象の指定も可能。ジーク抜き姫同士なども可能)
2:鍛錬(レベル上げやスキル習得。コンマ下一桁判定。レベルは確定上昇)
※リーチェは不可能
3:散策(辺りを散策。一定確率で情報やアイテムを入手。場所によってはマイナスイベントもあり。誰かとの遭遇も)
※現在ユージーン+公国大敗によりマイナスイベント消滅→従来のマイナス位置に無難なものが配置されています
4:傭兵団の仕事(街でのみ実行可能。コンマ二桁判定でランダムな仕事をこなし、情報や道具を入手。危険はあるが見返りもある)
※リーチェ抜きでの仕事となります
しばらくした後、安価コンマ判定
自由行動安価
↓1~3多数決コンマ
1
ユージーンに大公サイドの情報をどれくらい知っているか質問
――
ジーク「……リーチェの身体の傷はもうすぐ癒えそうだ」
ジーク「はやければ、明日の朝にはここを立とうと思う」
ジーク「俺はともかく……二人はこの町にいる間に、力も増している」
シェリル「……」コクリ
リーチェ「……」コクリ
ユージーン「みたいだねぇ……俺、どっちからも転がされる自信あるもん」ハハハー
ジーク「俺も公国兵はもう完全な敵と判断した。二人に手を出そうとすれば……」
ダン!
ジーク「こうするつもりだ」
ユージーン「ははっ、おっかねー……」ブルブル…
ユージーン(俺マジで運がよかったなー、色々と……)ウンウン…
ジーク「そこら辺の公国兵にはもう遅れは取らないとは思うが……」
ジーク「いい機会だ。ユージーン、お前は公国の……」
ジーク「姫ではなく、大公エルクラッド側の情報をどれだけ持っているか聞きたい」
ユージーン「あー、なるほど。戦力把握とやばい奴を知りたいってことね?」
ジーク「ああ」
ユージーン「そうだなぁ……」
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
嘘だろおい(白目吐血)
1ユージーン、調査の怠けっぷり
コンマ04
01~05:白髪の男探せって、まずは自国の人間からどんどん調べるだろー?
2ユージーン、公国重要拠点調査は?
26>15
※基準値を上回った為、近寄ることを許されず
※要所の把握は出来ずとも、戦力把握はばっちりだったようです
――
ユージーン「まあ、知っての通り俺はこんな性格だからねー」ヘラヘラ
ユージーン「生憎と、公国の機密がありそうな場所には近寄らせて貰えなかったんだよなぁ」
ジーク「だろうな……」
ユージーン「ただ、気になりはしたんでそれとなーく近寄ってみようとしたんだが……」
ユージーン「『要所には、かなりの戦力がいる』みたいでね。慌てて逃げたもんよ」
シェリル「うん、鉄国も、一番大事なところは特に守りを固めてあるし……」
ユージーン「――ただ!」ビシ!
ユージーン「前にも言った通り、セレスティア姫からの依頼は白髪の男の捜索だ」
ユージーン「でも、大変だろ? できるなら近場にいないかなーって……」
ユージーン「――雇い主の周りのやばそうな奴ら含めて、公国の連中のことは結構調べたんだぜ?」
ジーク「なにっ!?」ガタ!
シェリル「ユージーンさんが……」ガタ!
リーチェ「お仕事をちゃんと……!?」ガタ!
リーチェ「あ、いたた……」スッ…
ジーク「ユージーン! リーチェに負担をかけるな!」
ユージーン「なんで俺が怒られる!?」ガーン!
ユージーン「俺だって、プライド無くても傷つく心はもってるんだぜー……?」
ユージーン「まあいいや。俺の調べた限りじゃ『公国六将』が気をつけなきゃやばい相手……」
ユージーン「あー、あと例の姫様のペットの方の『ジーク』な……」
ユージーン「もう夜遅いし、とりあえず今日は『一人』だけ話すとしようか」
ユージーン「さて六将の中でも気を付けるべきは……」
――
情報を知りたい公国将の名前を
↓1
公国将ネーロについて
――
ユージーン「……やっぱ、一番異色なのはネーロちゃんかねぇ……」ウーン…
ジーク「ネーロ……ちゃん?」
シェリル「女の子……?」
ユージーン「ああ、一応歳は19ってことらしいから、嬢ちゃん達よりは年上になるのか?」
ユージーン「ただ背は低めでな。白金色のショートヘアと澄んだ青い目が綺麗な可愛い女の子よ」
ユージーン「どうよジーク、驚いたか?」
ジーク「……小柄な少女が将に名を連ねているということには驚くが」
ジーク「しかしここにいる二人もそれに当てはまる。少女だから戦えないという理屈は通用しないだろう」
ユージーン「はは、確かにな。だがこのネーロちゃんにはそれが通用しちまうんだなこれが」
ジーク「なんだと?」
ユージーン「あの子は『完全な補佐役』だ。接近戦に持ち込めれば『無条件で勝てる』」
ユージーン「ただ、『誰かと組んでいる時は最悪』の相手だ」
ユージーン「ネーロちゃんは間違いなく『転移魔法において右に出る者はこの世に存在しない』レベルなんだよ」
ユージーン「転移魔法って聞くと、移動に便利な魔法って思うだろう?」
ジーク「まあ……そうだな」
リーチェ「森国でもよく使われていますね」
リーチェ「転移魔法は攻撃魔法や回復魔法とも異なる、特に扱いが難しい高等魔法です」
リーチェ「護符一枚に式を書き込むだけでも途方もない労力が伴いますが……」
シェリル「白金色の髪……転移魔法……? あっ……!?」
ユージーン「……そ。俺もあんときゃ焦ってて聞き逃したが……」
ユージーン「『あれだけ強い剣士相手でも、飛ばして無力化できちまう』ある意味で最強の魔法にもなりうるんだ」
ジーク「……強い剣士?」
ユージーン「あー、この前の金髪美人だよ」
ユージーン「とんでもない化け物だったが、どうにもそのネーロちゃんに海に転移されたらしいんだわ」
ユージーン「つまり『どれだけこっちが強かろうが、単騎で正面から挑んでも絶対に勝てない相手』と思えばいいな」
ユージーン「かといって集団で挑んでも『転移魔法を使われて、良くて部隊を二分されて』苦しい状況になるだろう」
ジーク「自身の移動の為でなく、敵の妨害と排除に優れているということか……」
ユージーン「ちょいと違うな。『自分の移動も高速で行える』から性質が悪い」
ユージーン「たとえば他の将軍と組んでいて『後衛か物陰に潜んでいた場合』は『確実に仲間の将軍と共に逃走できる』」
ユージーン「勿論、『やられた方の将軍の面目は丸つぶれ、より強くなって復讐しにくる』だろうなぁ……」
ユージーン「せめてもの救いは『基本は公国本土から動かない』ってことか」
ユージーン「なんでも『大公様のお気に入り』らしいからな『前線には出てこない』だろうよ」
ジーク「しかしそれは裏を返せば『公国内での戦闘が非常に厳しいものになる』ということだろう?」
ユージーン「間違いなくな。世の中には『転移魔法を弾く結界』なんてものもあるらしいが……」
ユージーン「そんな国防級の魔法を『一人一人にかけるのはほぼ不可能だ」
シェリル「そ、それじゃあどうすれば……」
ユージーン「考え付く限りでは『根競べ』しかないかねぇ……」
シェリル「根競べ?」
リーチェ「……転移魔法の連続使用は術者の負担になります」
リーチェ「つまり『魔力切れによる疲労状態を狙う』のですね?」
ユージーン「そういうこと。卑怯だなんだと言われてもそれが一番確実さ」
ユージーン「『攻撃力は無い』ことに加えて『焦れば転移先も完全には指定できない』からな」
ユージーン「『転移されても即座に同じ場所を狙い続けて、魔力を枯渇させる』手がいいだろう」
ユージーン「……後はあの子、とにかく『大公様への忠誠心が強い』からな。そこもある意味ではつけいる隙になるかもな」
ジーク「公国将ネーロ、厄介な相手そうだな……」ゴクリ…
ユージーン「あの子自身はいい子なんだけどねー。見た目も可愛いけど素直な子でさ」
ユージーン「……俺は直球で『あなたは色々なところが気に入りません』ってばっさり言われたよ……」ズーン…
ジーク「いや、その情報はいらない……」
ユージーン「『根っこはいい子』ってのは大事だと思うけどなー……」
ユージーン「ま、俺が知ってるのはこれくらいかな」
ユージーン「大公様のお気に入りともなると、調べにくいったらなかったぜ」
ユージーン「ただはっきり言えるのは姫……『セレスティア姫よりもずっと信頼されている』ってことだな」
ユージーン「当の姫様は、それを全然気にせずに、俺達に白髪の男を探させてるわけだが」
ユージーン「六将の残りは……」チラ…
シェリル「……?」
リーチェ「……?」
ユージーン「あー……」ボリボリ…
ユージーン「その、なんだ。一人でも、すっげー疲れる奴らというか……」
ユージーン「はっきり言って『近寄りたくない連中しかいない』な」
ユージーン「『強敵にはなるだろうがネーロちゃんが一番まともというか他が絶望的』だ」
ユージーン「っつーわけで、続きはまた今度なぁ……」ヒラヒラ
ジーク「ああ、わかった」
ユージーン「んじゃ、おやすみーっと……」フアァァ…
ジーク「……気を引き締める必要がありそうだが、俺達もそろそろ休もう」
シェリル「はい……」
リーチェ「そうですね」
――
※以後、交流時にユージーンから公国六将の情報を聞けるようになりました
※公国六将の『行動範囲』ユージーンが知る限りでの『対策』などを聞けます
――
――
……翌日……
リーチェ「……」パタパタ!
リーチェ「~~~~!」
リーチェ「治りましたー♪」バッサー!
シェリル「よかった……よかったよぉ……」ウルウル…
ユージーン「後遺症も無さそうだし、完全復活ってところかね?」
リーチェ「皆さん、ご迷惑をおかけしました……」ペコリ
ジーク「そんなことはない。治って、本当によかったよ……」
ユージーン「よし、そんじゃあ出発を――」
リーチェ「……」パタパタ…
ユージーン「……ジーク、変装用の道具は?」
ジーク「あ」
ユージーン「あと、お前さんもその髪だけでも隠した方がいいと思うけどねぇ……」
特殊判定
↓1~2コンマ二桁
あ
あえ
判定を取ったあたりで今日はここまで……
……2スレ目終わりそうなのにようやく最初の拠点出発ってどういうことなの(白目)
大体判定乱打のせいもありますが、もう少しテンポよく上手く書けるようになりたいものです……
なお、ジーク憤怒+リアローズバッキバキの強化+リーチェ解放&光習得で拠点から動いてないのに
洒落になってない強化が入っています(白目)というかなんで前スレの時点でリーチェの条件バレてたの……
この辺の公国兵からすれば地獄以外の何物でもありません
本日もありがとうございました!
しれっとセレスティアのサラダが野に解き放たれてて草
六将ってよくみたらニイハオ以外みんな魔法使いかジラワークは魔法(物理)だけど
ジラワークの魔法って金属を産み出せるわけじゃないから丸腰なら一番弱いそう
最低限の操るものはもってるから意味のない話だけど
>>964別大陸の方はとにかくコンマ運がよくて、こんなハードモードじゃなかったのよ……とにかく全部前例が無いからドキドキする
ただリアローズの連撃スキルが強いのはシステム上間違いないから、それを止めかねないジラワークの情報が個人的には欲しいかな
>>962廃止になったんでしたね
まあでもサラダが野に放たれてるから公国サイドの判定の時にゾロ目でシャリオの胃袋にサラダが突撃したりすれば弱体化狙えたりしないかな
2スレ目もうすぐ終わりでエロエロな展開になる気配は微塵も無いのに普通に冒険記として続きが気になる
元からエロは朝チュンとかあっさりめな予定なのかな
こんばんはー
>>965
あまりにも潔い簡素なキャラクターシートに惹かれてしまいました
>>966
ベルゲも実は物理型ですし、ジラワークも魔法無しでも戦えます
>>967
実は前作とコンマ表はほとんど変わっていない=難易度は同等の筈なのです……
ただ中ボス勢は以前よりも強化されているかと思います(鉄森両国が根こそぎ持っていかれた為)
>>971
シャリオは『奇襲罠無効、全状態異常及び弱体補正無効で攻撃状態常時維持』のスキルを持っている為
何を食べようが動じません。彼を打ち破れるのは小細工無しの純粋な力のみです
>>975
本当に申し訳ないです……
然るべき時が来たら、それなりには描写したいと思いますがあまり期待はしないでください
やはり>>1000ボーナスというかおまけを期待されている方は多いようですね……
昨日の判定結果が↓になりますが、
――
辺境の町出発前判定(>>948、>>949)
1引き裂かれたリーチェの変装服
73>15
※基準値を上回った為あたらしく用意
※タイムロス無しで出発可能
2遭遇判定
80>40
※基準値を上回った為遭遇ならず
※次回調査時など、遭遇率上昇
――
このスレの残量が微妙ですし、次スレで>>1000ボーナスの代わりにやろうと思った
『自由安価イベント募集』をこのスレ内でやってしまおうと思います
コンマ最大値採用ですが、
・ゾロ目チケット増える
・○○を無条件撃破
等の無茶や急な無理のある展開は御遠慮ください
コンマ最大値がそのようなものだと判断した場合、次にコンマが高いものを採用する形とします。
あまり更新できないかもしれませんが、まずは次スレの用意をしてきます
次スレになります
【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい3 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1615814860/)
イベントの具体例……いざ言われると難しいですが、処理をしやすくわかりやすいものだと
・『今後の戦いに備えて全員で鍛錬』→通常鍛錬よりもレベルが上がりやすく、スキル獲得などの条件が緩和されたイベントに
・『姫と一日交流』→安価をいくつか取りながら行動→コンマでイベントやフレーバー判定→交流終了で好感度上昇などのイベントに
(現在二人の姫の好感度は100を超えている為、特に状況は変わりませんが今回は100を超えて上がり続けはします)
・『公国将の一日』→本来は見れない敵サイドの一日を描写。人物指定がなければコンマ判定で決定されるイベントに
(コンマ次第でジーク達が有利になったり不利になったりもあるかもです)
・『登場キャラクターの○○技能判定』→たとえば酒の酔いやすさなど完全なフレーバーの息抜きイベント
清掃技能判定は前作にならい、味方キャラクター(になる予定含む)がコンマ95以上を出せばゾロ目チケットを確保できます
(基本登場キャラ全員をコンマ判定するため、時間がかかりますし酒の場合シリアスなキャラでもコンマ次第で脱ぐ恐れがあります)
などですね
しばらくした後、多数決判定を取りたいと思います
ユージーンやミナといった非戦闘キャラの仲間入りとかは可能でしょうか?
>>982
一応、可能ではありますが……
ジーク一行の頭数を増やすことは確かに強力なアドバンテージです
しかし敵の中には『一定レベル以下の敵を強制排除』というスキルを持つ者がいますのでご注意ください
また低レベルキャラは所有スキルが少ないデメリットもあります
ミナの場合はまず確実に彼女の虚弱克服奮闘記を書く必要も出てくるでしょう
23時頃に開始します
残りレス数少ない中質問して悪いんだけど採用形式って最初に言った最大値採用?それとも普通にコンマ多数決?
サラダが公国の六将を襲ったりとかしたりします?
>>987
多数決優先で票が同数の時はコンマ判定となります
>>988
残念ながら襲いません
現時点でゼルガー以外の公国将には普通に勝ち筋がある為、弱体化を狙う必要もないでしょう
それでは
『自由安価イベント』
↓1~5多数決コンマ
ミナ人気ですね
まあ現時点でレベル2だからあがらないわけがない
それではミナ奮闘記(仲間入り)のため、追加判定
↓1コンマ二桁
54>50
※基準値を上回った為、イアン&ミナ合流成功!
それではこのスレは埋めてしまってください
乙
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません