【艦これ】提督「執務室に落書き?」おかわり【安価】 (120)

提督「一体誰がこんなことを…」

執務室のどこに落書きされていた?>>3




このスレは以前書いた
提督「執務室に落書き?」
【艦これ】提督「執務室に落書き?」【安価】 - SSまとめ速報
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【艦これ】提督「執務室に落書き?」リベンジ【安価】 - SSまとめ速報
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のやり直しです(完結はしています)

今までのこと(特に完結編)は全てなかったことになっているので
前の作品を見ていなくても大丈夫です

三ヶ月ぶりにやりたくなりました
知らない人も多いと思いますが、よろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1436009648

ドッグのクレーン

綺麗に完結したのに続きをやるのか
蛇足だと思うがな

提督「ドックのクレーン・・・に、落書きされてる・・・?」

提督「・・・あ、なんだ。窓に落書きされてて、クレーンと重なってるだけか」

提督「すごいな…完全に同化してて、パッと見わからなかったぞ」

提督「ただ者じゃない…」


落書きの内容は?>>7

ながもん参上!

>>5
続きがやりたいのではなくて、単純に安価スレがしたかっただけです
番外編みたいなものと思ってくれれば…

『ながもん参上!』

提督「へぁっ!?」

提督「な、何だこの内容・・・今更だけど」

提督「ながもんって言ったら、やっぱり・・・」

提督「いや、でも、うーん…」

提督「…とにかく、犯人を見つけて処罰しないと」


聞き込みをします。誰に聞きますか?>>14

朝潮

提督「おーい、朝潮ー」

朝潮「司令官?お呼びでしょうか」

提督「いや、今日誰かが執務室に入るのを見たり、自分で入ったりしたか?」

朝潮「>>17

なっ何のことでしょうか…窓の落書きの事なんて朝潮は知りませんよ

朝潮「なっ何のことでしょうか…窓の落書きの事なんて朝潮は知りませんよ」

提督「ん?」

朝潮「え?」

朝潮「…あっ」

提督「…」

朝潮「…えっと、その…」

提督「朝潮」

朝潮「はい…」

提督「正直に言ってみろ」

朝潮「>>20

落書きしなければ裸の写真をばら撒く脅されて

朝潮「落書きしなければ、裸の写真をばら撒くって脅されて…」

提督「え!?」

朝潮「うぅ…司令官、すみません…」

朝潮「いくら脅されたとはいえ、朝潮はなんてことを…」グスン

提督「い、いや、いいんだ!消せばいいだけの話だからな!」

提督「それより、誰に言われたんだ?」

朝潮「それは…」

ゴスッ

提督「うっ…!?」

提督(当て身…だと…!?)

提督(背後から…しまった…)


薄れゆく意識の中で、提督が見たもの>>24

泣いている朝潮

提督(朝潮が…泣いている…)

提督(なくんじゃ…ない…あさ、し…お…)

ガクッ


──────────

──────

───

提督「…うぅ」

提督「いててて…何だったんだ?一体…」ムクリ

提督「…ここは?」

>>30

秘密の地下室

提督「薄暗い…部屋の中だな。地下か?」

提督「鎮守府にこんなところ、あったか…?」

ビーッ ビーッ

提督「!!」

提督「何だこの音…どこから?」

提督「…上にスピーカーがある…ここから?」

ザザッ

『フッフッフ、お目覚めかね』

提督「!だ、誰だ!?」

提督(ボイスチェンジャーでも使ってるのか…?誰の声かわからん)

『まあ、私が誰かなどは些細なことだ』

提督「じゃあ、俺をどうする気だ!」

『なに、少しやってもらいたいことがあるんだ』

提督「やってもらいたいこと…?」

>>34

自害

『自害してもらいたい』

提督「なっ…!?」

『部屋の隅に様々な凶器や毒物、その他もろもろ自害に使えるものが置いてある』

『好きな時に、好きなように死んでくれ』

提督「ふ、ふざけるな!」

提督「なんで俺が自殺なんてしなきゃならん!」

『ククク、さあ、何でだろうな』

提督「…てめえ…なめてんのか?」

『まあまあ、そう怒るな』

『当然だが、その部屋は脱出不可能だ。入口もない』

『足掻くつもりかもしれんが、あきらめて死んだ方がいいぞ?』

『餓死をお望みなら、それでもかまわんが』

提督「くっ…!」

『では、死後の処理はちゃんとしてやるから、安心して死ぬといい』

『さらばだ…』

ブツッ

提督「くそっ!ふざけやがって…!」

提督「…落ち着け、冷静に、打開策を考えるんだ…」

提督「…まず、あの自殺アイテムの中には、何があるんだ…?」

提督「役に立つものがあるかもしれん。物色してみよう」ガサゴソ

見つかっためぼしいもの三つ>>39>>40>>41

鉛筆

夕張のドリル

消しゴム

提督「鉛筆、夕張のドリル、消しゴムがあったな」

提督「…鉛筆と消しゴムなんて、何に使うんだ?」

提督「…あ、遺書か。紙もあるし」

提督「で、ドリル…前夕張が使ってたやつだ」

提督「トルクもかなり強そうだ…コンクリートも破壊できると思うが…」

提督「…電源がないと動かん」

提督「結局ダメじゃねえか!」

提督「…はー、どうするか…」

提督「…ん?」


何を見つけた、もしくは何に気付いた?>>49

お勉強の時間ですね

安価下で行きます

ヒュォォォォ

提督「あれは…ダクト?空いてるな…」

提督「まあ、地下だから、ダクトが通ってないと酸素もなくなるし…当然と言えば当然だが」

提督「…うまく利用すれば、脱出できるかも…?」

提督「でも、当然人が通れるような大きさじゃないし…」

提督「うーん…」

どうする?

>>56

ダクトから朝潮が助けに来てくれる

ガタッ ゴトッ

提督「…ん?」

ゴツッ アウッ

提督「…ダクトから、音が?」

ゴトゴト バンッ

朝潮「司令官!助けに来ました!」

提督「あ、朝潮!?そのダクトの中を通ってきたのか!?」

朝潮「はい。私くらいの体の大きさだったら、何とか通れたので」

提督「そうか…いや、ありがとう。まさか助けに来てくれるなんて…」

朝潮「いえ、気にしないでください」

朝潮「それより、脱出する方法を考えましょう!」

提督「ああ、そうだな」

提督「まず、このダクト…どこにつながってるんだ?」

朝潮「>>62

秘密です

朝潮「秘密です」

提督「え?」

提督「いや、そんなこと言ってる場合じゃ」

朝潮「秘密です。いいですね?」

提督「アッハイ」

提督「えっと…じゃあ、執務室から遠くないか?」

朝潮「…そうですね。そう遠くはないです」

提督「だったら、執務室の机の引き出しの中に、バッテリーが入ってるはずだ。それを持ってきてくれ」

朝潮「わかりました」ゴトゴト


提督「さて、これでドリルは使えるようになるはず…」

提督「俺は脱出する方法をよく考えてみよう…」

提督「…そういえば、この部屋」

何に気づいた?>>69

何にもないな

提督「何にもないな、うん」

提督「あるのは大量の自殺アイテム、ダクトと、スピーカーくらいか…」

提督「…ん?」

提督「スピーカー…?」

提督(そういえば、最初、俺が目が覚めた時…)

提督(タイミングを計ったように、スピーカーから音が出始めたな)

提督(俺が話してたことも、伝わってたな)

提督(ということは…)

提督「どこかに、カメラやマイクが…?」

ザザッ

提督「!!」

『ククク…気が付いたようだね』

提督「やっぱりか…」

『そう、君は監視されてる…何もできないだろうけど、気を付けたほうが良いんじゃないかな…ククク」

提督「ケッ、どうせ何もする気ないんだろうが」

『フフッ、そうかもしれない…でも、意識はしておいたほうが良いんじゃないかな…』

『君は常に、見られているということにね…』

ブツッ

提督「…ふん、精々笑ってるがいいさ」

提督「脱出した暁には、正体暴いてとっちめてやる」

ガタンッ

提督「!!」

朝潮「司令官、持ってきました」

提督「おお、サンキュー」

カチッ

提督「よし、これでドリルが使えるぞ」

朝潮「でも、どこを掘る気ですか?」

提督「とりあえず、ダクトに沿ってやろうと思うんだが…もしかして複雑に入り組んでたりする?」

朝潮「いえ、割と直線的ですね」

提督「じゃあ、早速掘って…っと、その前に」

朝潮「?」

提督「ドリルの試運転がてら…」

ドゥルルルルルル バキバキバキッ ゴシャァ

提督「よし、スピーカー壊してスッキリ」

──────────

──────

───

提督「結構掘ったけど、何もないな…どこか空間につながったりしないのか?」

朝潮「さあ…ダクトからはわかりませんでしたね」

提督「うーん、バッテリーもそんなに長くはもたないし、何かあればいいんだが…」

ドシャッ

提督「ん?」

提督「…どこかの空間とつながった?」

提督「…ここは」

>>77

異空間

提督「な、何だ…?ここ…」

朝潮「…」

提督(不気味な空間が広がってる…)

提督(薄暗いような、明るいような…)

提督(しかも歪んで見える…まさに、異空間みたいな場所だ)

提督「朝潮、これって…」

朝潮「司令官」

提督「!な、何だ?」

ドンッ

提督「…え?」

朝潮「…ごめんなさい」

ガッ

提督「くっ…」

朝潮「…」

提督「朝潮!どういうことだ!」

朝潮「…ごめんなさい」

提督「朝潮…!」

提督(…一体、どういうことだ!?)

提督(何で、朝潮が、こんなことを…!)

提督「理由を…理由を答えるんだ!朝潮!」

???「簡単な話さ。朝潮はお前たちの味方じゃなかったってことだ」

提督「!?」

提督「お前、お前は…」

>>84

朝霜

朝霜「よー司令。大丈夫か?」

提督「朝霜…?一体どういうことだ!?」

朝霜「だから言ってるだろ?朝潮はあんたを助けに来たんじゃない。とどめを刺しに来たのさ」

提督「なっ…!」

朝霜「まあ、こうやって突き落としてもしがみついて耐えたのは予想外だったけどね」

朝霜「でも、そろそろ腕も限界じゃないのかい?」

提督「くっ…」

提督(確かに、あまり長くはもたん…)

朝霜「ま、ほっていても死ぬんだし、知りたいことを冥土の土産に教えてやるよ」

朝霜「何が聞きたい?」

提督「じゃあ、まず…お前らは何者だ?」

朝霜「やだねぇ司令。駆逐艦の朝潮と朝霜じゃんか」

提督「ふざけるな!」

提督「それだけじゃないはずだ…」

朝霜「ふーん、ま、気づくよね」

朝霜「アタイたちは、本当は艦娘じゃない。深海棲艦の仲間なのさ」

提督「何…!?」

朝霜「艦娘のフリをして、スパイ活動をしてきたってわけだよ。あまり目立った動きはできなかったけど、情報をリークするくらいはできたよ」

提督「そんな…」

朝霜「朝潮はあんたのとこの鎮守府ができて始めのころからずっとスパイをしてきたんだ」

朝霜「で、最近は朝潮一人じゃ足りなくなってきたから、アタイも加勢することになったのさ」

提督「…そうなのか?朝潮」

朝潮「…」

提督「…今回の目的は?」

朝霜「無論、アンタの殺害だよ」

朝霜「最近のあんたのとこの鎮守府の成長ぶり、活躍はこちらとしては目に余るんだ」

朝霜「このままではこちらの被害が増えるだけ…それならもう終わらせてしまおう、ってなったわけ」

提督「俺を殺したところで、新たな提督が来るだけだ…何も変わらない」

朝霜「そうだね。でも、すぐには来ない」

朝霜「あんたを失って、士気が下がり、指揮官がいない状態の鎮守府に、深海棲艦が攻め込んで来たらどうなると思う?」

提督「…それが狙いか…!」

朝霜「そういうことさ」

提督「…この異空間は?」

朝霜「これは、正直私たちにもよくわかっていない」

朝霜「深海棲艦の住処には、必ずある空間なんだ」

朝霜「でも、落ちたら間違いなく死ぬだろうね」

提督「…ということは、ここは深海棲艦の住処なのか…?」

朝霜「そうだね。鎮守府から一番近いところだけど」

提督「…どういうつもりで、こんなことをした…?」

朝霜「うーん、そうだね…手順から説明しようか」

朝霜「まず、朝潮に執務室に落書きをさせた」

朝霜「そして、朝潮に執務室の前をうろついて、声をかけさせるようにした」

朝霜「で、朝潮との話に集中しているうちにアタイが近づいて、気絶させてあの部屋に運んだわけ」

提督「何でそのまま殺さなかった…?」

朝霜「そうだね…いきなり殺すのは何となくかわいそうだったし、自害の道も示したほうが良いかなって思ってな」

朝霜「結局意味なかったけどね。無駄なことだったよ」

朝霜「それで、仕方がないから、朝潮にとどめを刺させようとしたってことさ」

提督「朝潮…」

朝潮「…っ」

朝霜「そもそも、おかしいと思わなかったのかい?」

朝霜「監視してたんだから、朝潮が助けに来たら、こっちは何らかのアクションは起こしただろ?」

朝霜「でも何も起こさなかった。つまり、そういうことだろう?」

提督「…ああ、そうかもな」

提督「ふっ、朝潮を信用していたからかもしれんな」

朝霜「…何?」

提督「今だって到底深海棲艦の仲間とは思えん」

提督「ずっと一緒で、仲間だったからな」ニヤリ

朝霜「はっ…何言ってるんだか」

朝霜「…そうだね、やっぱりこのまま放っておいて殺すのはやめた」

朝霜「代わりに…」ガシッ

ブンッ

提督「!!」

ドゴォ

提督「がっ…」

朝霜「朝潮…いや、駆逐艦ア級」

朝霜「…そいつを始末しろ」

朝潮「…はい」

提督「なっ…」

朝霜「信用する、大切な仲間に殺してもらうんだね」ニヤリ

提督「朝潮…」

ドゴォ

提督「ぐはっ…」

朝潮「…私は、朝潮ではありません」

朝潮「私の本当の名前は、駆逐艦ア級…」

朝潮「深海棲艦です」

バキッ

提督「っ…!」

朝霜「はは、いい気味だ」

朝霜「アタイも同じ駆逐艦ア級だが、そいつは他と格が違う」

朝霜「何よりも力加減が絶妙だ…痛めつけ、すぐには殺さない…」

ドカッ バキッ

朝潮「…」

提督「ぐはっ…!」

提督「あさ、しお…」

朝潮「…朝潮じゃないって言ってるじゃないですか」

朝潮「私は…」

提督「いや…お前は、朝潮だ…」

提督「俺の…よく知っている…」

朝潮「…!」

朝霜「おい、手を止めるんじゃないぜ!」

朝潮「…」

ドカッ

提督「ぐぉ…」

提督「…なあ、朝潮」

ドゴッ

提督「…っ」

朝潮「朝潮じゃないって、言ってるじゃないですか…!」

朝潮「私は…!」

提督「いや、違う…!」

提督「お前は、朝潮だ…!」

朝潮「何を…!」

提督「朝霜が、俺を気絶させたとき…」

提督「お前は、泣いていた…」

朝潮「それは、直前の司令官をだますための演技のせいで…」

提督「違うんだ…」

提督「あの時のお前の涙は、そんなものじゃなかった…」

提督「あの時のお前の涙は…」

提督「優しい涙だった…」

朝潮「…え?」

提督「演技なんかじゃない…俺をだましたこと…」

提督「俺を、殺そうとしていたこと…」

提督「罪悪感を感じて、そして、俺を心配してくれていた…」

提督「そんな、涙だった…」

提督「とても優しい、涙だったんだ…」

朝潮「…っ」

朝霜「おい!何してる!」

提督「そんな涙を流せるのは…」

提督「俺の知ってる、朝潮だけだ…」

朝潮「…」

朝潮「…司令、官…」

朝霜「チッ!もういい!そいつをいたぶるのはやめて、さっさと殺せ!」

朝潮「…っ」

朝潮「ごめんなさい、司令官…」スッ

朝潮「私は、あなたを殺そうとしています…」

朝潮「あなたの知ってる朝潮じゃないんです…」

朝潮「私は、駆逐ア級で…」

提督「違う…!」

朝潮「…何を根拠に!」

提督「だって…」

提督「…だって、泣いてるじゃないか…朝潮」

朝潮「…」

朝潮「…え?」ポロポロ

朝潮「何、で…」ポロポロ

提督「…それだよ」

朝潮「え…?」

提督「そんな優しい涙を…流せるのは…」

提督「…朝潮だけなんだ…」

提督「駆逐ア級なんかじゃ、ない…」

提督「朝潮なんだよ…」

朝潮「…っ」

朝霜「おい!」

朝潮「!」

朝霜「使命を忘れたのか!?お前は駆逐ア級だ!」

朝霜「そいつを殺さないといけないんだ!」

朝潮「あ…」

朝潮「あああ…」

朝潮「私は…」

朝潮「私は…!」

提督「…お前は朝潮だって、言ってるだろ」カリカリ

朝潮「!」

提督「…ほら」ペラッ

『朝潮』

朝潮「…!」

提督「それが、お前の名前だ」

提督「駆逐艦娘、朝潮」

提督「俺の、大切な仲間だ」ニコッ

朝潮「…」

朝潮「…司令、官…!」ポロポロ

朝潮「…」

朝潮「…」スッ

朝霜「!よし、構えたな、ア級。そのまま奴に」

ドゴォ

朝霜「…あ?」

朝潮「…」

朝霜「ぐあぁぁぁ!!」

朝潮「…私は、ア級なんかじゃない」

朝霜「な、何を…!」

バキッ

朝霜「ぐはっ…!」

朝潮「深海棲艦でもない…」

朝潮「私は、艦娘の…!」グッ

朝霜「ま、待て」

朝潮「朝潮なんだあああああああああ!!!」

ドゴォォォォォ

──────────

──────

───

提督「…朝霜は、異空間に落ちたか」

朝潮「…はい」

提督「そうか…」

朝潮「…あの、司令官」

提督「ん?」

朝潮「…ずっと、だましてきて…ごめんなさい」

朝潮「ずっと、今まで・・・!」

提督「…」

ポンッ

朝潮「!」

提督「いいんだよ、そんなことは」

提督「お前がスパイで、情報を流したりしても」

提督「ずっと、俺たちと一緒に戦ってきてくれたことには変わりないんだ」

提督「それだけで、いいんだ。他のことなんて関係ない」

提督「お前は、俺たちの仲間だ」

朝潮「司令官…」

朝潮「ありがとう、ございます…!」

提督「ああ…」

朝潮「…あの、司令官」

提督「ん?」

朝潮「私…これからも、『朝潮』として、おそばにいてもよろしいんでしょうか…?」

提督「…当たり前だろ」

朝潮「!」

提督「大切な仲間だって、何回も言ってるだろ」

提督「これからもよろしくな、朝潮」

朝潮「…」

朝潮「…はい!」ニコッ


終わり

おまけ

長門「提督?いないのか?」

長門「どこへ行ったんだ…ん?」

『ながもん参上!』

長門「何だこれは…?」

長門「筆跡からして…駆逐艦か?」

長門「駆逐艦には、こういうのが人気なのか?」

長門「…」

長門「ながもん参上!」シャキーン

長門「なんてな、ははは…」

陸奥「…」

長門「…」

陸奥「あらあら」

バタン

バタン

終わり

以上です。見てくださった方、ありがとうございました
久々の安価スレだぁ…久しぶりすぎて感覚がつかめなかったけどどうでしたか?
しばらく長編SSを書いてたので、久しぶりにやりたくなったのです
このシリーズは今回で本当に終わりですので、またどこかで会いましょう

ちなみに書いてた長編SSっていうのはこれです
【艦これ】提督「俺用の艤装?」
【艦これ】提督「俺用の艤装?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429361094/)
良かったら見てください(宣伝)

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