【艦これ】提督「執務室に落書き?」5回目【安価】 (173)
提督「一体誰がこんなことを…」
執務室のどこに落書きされていた?>>4
このスレは以前書いた
提督「執務室に落書き?」
【艦これ】提督「執務室に落書き?」【安価】 - SSまとめ速報
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【艦これ】提督「執務室に落書き?」リベンジ【安価】 - SSまとめ速報
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【艦これ】提督「執務室に落書き?」3回目【安価】 - SSまとめ速報
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【艦これ】提督「執務室に落書き?」4回目【安価】 - SSまとめ速報
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のやり直しです(完結はしています)
前回起きたことはすべてなかったことになっているので、
前回は見ていなくても問題ありません
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424000275
ケッコンカッコカリの書類に落書きされてた
提督「ケッコンカッコカリの書類に落書きされているな」
提督「…なんか怖い」
何と落書きされていた?>>9
今夜、提督の童貞をいただきに参ります
提督「書類に『今夜、提督の童貞をいただきに参ります』と落書きされている…」
提督「…どういうことだってばよ」
提督「とにかく犯人を見つけて処罰しないとな」
聞き込みをします。誰に聞きますか?>>13
陽炎型
提督「おーい、陽炎型のみなさーん」
陽炎「ん?」
不知火「どうしたんですか?」
提督「いやさ、今日この中で誰か執務室に入ったり、誰かが入るのを見たりしてない?」
>>16
発言者と発言内容どちらも
浜風 加賀さんが部屋に入ってましたよ
浜風「加賀さんが部屋に入ってましたよ」
提督「加賀が?」
浜風「はい」
提督「うーん…様子はどんな感じだった?」
浜風「>>19」
とても堂々としていた
浜風「とても堂々としていました」
提督「そうか…わかった、ありがとう」
浜風「いえ、お役に立ててうれしい限りです」
提督「…ところで、お前ら何やってんだ?」
>>23
発言者と発言内容
陽炎
司令に告白しに来た
陽炎「司令に告白しに来たのよ」
提督「…はい?」
提督「誰が?」
陽炎「>>29」
天津風
陽炎「天津風よ」
提督「あ、天津風が!?」
天津風「///」モジモジ
黒潮「提督はん、今日何の日か知ってるか?」
提督「…バレンタイン、の一日あと」
陽炎型「え?」
提督「え?」
初風「ちょっと…不知火姉さん、どういうこと?」
谷風「一日遅れたってことかい!?」
不知火「…不知火に落ち度でも?」
陽炎「落ち度しかないでしょうが」スパーン
舞風「でも、せっかく作ったんだから、渡さないと…」
野分「そうね。まあ一日くらいならいいんじゃないかしら」
天津風「そ、そうよね…司令!」
提督「お、おう」
天津風「こ、これ!受け取って!」スッ
提督「…これは…」
>>34
手作りの本命チョコ
提督「…手作りチョコ?」
天津風「う、うん…」
天津風「…よかったら、その…」
提督「…ありがとう、天津風」
提督「チョコも…お前の気持ちも、受け取ったよ」
天津風「…///」
提督「今すぐに応えることはできない…でも」
提督「待ってて、くれるか?」
天津風「…はい」
秋雲「うひょ~いい表情だねぇ」カキカキ
雪風「秋雲ちゃん…」
時津風「変態の顔になってるよ」
浦風「結局、返事はもらえなかったのう」
天津風「うん…でも、すぐにもらえるとは思ってなかったから」
雪風「司令、あのチョコよろこんでくれますかね?」
磯風「大丈夫さ。私が少し隠し味を入れておいたからな」
陽炎型「は?」
磯風「ん?」
陽炎「磯風、アンタってやつはぁー!!」グリグリ
磯風「い、痛いぞ陽炎!やめ、アッー!」
提督「さて、どうしようか」
>>39
チョコを食べてみよう
提督「早速チョコを食べてみるか」
提督「モグモグ…ッ!」
陽炎「で?あんた何入れたの?」
磯風「>>44」
経血
磯風「経血だ」
陽炎「はぁ!?」
磯風「ま、待て。もちろん天津風のを入れたぞ?」
陽炎「そんなこと聞いてるんじゃないわよ!ていうか何であんたが天津風の持ってたのよ!」
磯風「陽炎のも持ってるが…」
陽炎「何で!?本当に何で!?」
提督「…なんか血っぽいな」
提督「ボーキが入ってるって話は聞いたことがあるが…鋼材でも入ってんのか?」
提督「ま、美味かったしいいか。ごちそうさん」
提督「さて、どうしよう」
>>50
ドックでも覗きに行こう
提督「ドックでも行くか」
提督「ん?誰か入渠中だな」
>>54
榛名
『ふんふふ~ん♪榛名は~♪大丈夫で~す♪』
提督(天使か)
提督「どうやら榛名が入渠中のようだな」
提督「…ん?なんだこれ」
>>59
鉈
提督「な、鉈!?なんでこんなところに…」
提督「バラバラ殺人事件でも起きたのか?」
提督「もしくはジェイソンか…」
提督「まあ、危ないから預かっておこう」ヒョイ
榛名「あら?提督?」
提督「おう、榛名(もう着替えてるっ!はやっ!)」
提督「…なあ、この鉈、何か知らないか?」
榛名「>>65」
薪を切っていました
榛名「薪を切っていました」
提督「…薪?」
榛名「はい、薪です」
提督「何でまた」
榛名「>>68」
ドッグは薪で炊いてるから
榛名「ドックは薪で炊いてるからですよ」
提督「え?そうだっけ?」
榛名「そうですよ。忘れっぽいんですから」クスクス
提督「…まあいいや。危ないからこれは預かっとくぞ」
榛名「はい、わかりました」
榛名「では、榛名はこれで失礼します」
提督「おう、じゃあな」
提督「いい加減加賀をさがすか」
どこを探す?>>72
間宮
甘味処 間宮
提督「加賀ー、いるかー?」
間宮「あら、提督。どうされました?」
提督「おう、間宮さん。加賀見てない?」
間宮「>>76」
店の奥にいますよ
間宮「店の奥にいますよ」
提督「そっか。ありがとう」
提督「おーい、加賀」
加賀「提督?何かご用でしょうか?」
提督「お前、今日執務室に入ったそうだな?」
加賀「>>79」
はははは入っていいいませんよ
加賀「はははは入っていいいませんよ」
提督「…動揺しすぎだ」
加賀「ちちち違いますよ、これはななななんといいますか」ブルブル
提督「お茶こぼすぞ」
提督「お前が入ってるの見たやつだっているんだ。白状したらどうだ?」
加賀「>>83」
白状します、提督のお饅頭を食べました
加賀「白状します、提督のお饅頭を食べました」
提督「…饅頭?」
加賀「はい、美味しかったですよ」
提督「…ああ、あのやぶれ饅頭か。紅芋が入ったやつ」
加賀「ええ、あの芋の風味がなんとも…」
提督「罰として、一週間間宮出入り禁止」
加賀「そんなぁ…」
提督「で、饅頭食べただけなのか?」
加賀「>>87」
ごめんなさい煎餅も食べました
加賀「ごめんなさい煎餅も食べました」
提督「煎餅?」
加賀「はい、あの徳用パックの」
提督「ああ、あれか」
加賀「値段の割にはおいしかったですよ」
提督「だろ?あれ結構お得なんだよな」
提督「罰として一週間ドックの掃除」
加賀「そんなぁ…」
提督「…で、そんだけ?」
加賀「>>96」
大福と羊羹も食べました
加賀「大福と羊羹も食べました」
提督「どんだけ食ってんだよ!」
加賀「いやぁ、美味しそうでつい…」
提督「そしてそんだけ食べたのに間宮にいるってアホかぁー!」
加賀「ま、待ってください提督。ほら、あんみつはいつもの五分の四の量で食べてるんですよ?」
提督「微妙すぎるわ!せめて半分くらい減らしてから言え!」
提督「…ところで加賀、机の上の書類とか見たか?」
加賀「>>102」
……私の前に入っていた陽炎型の子では?
加賀「……私の前に入っていた陽炎型の子では?」
提督「は?」
加賀「ん?」
提督「俺見たかって聞いたんだけど?」
加賀「…」ギクッ
提督「何の話してたんですかねぇ…」
加賀「いや、その…」
提督「…それにしても、陽炎型の誰かがお前より先に入ってたのか?」
加賀「はい」
提督「具体的には誰?」
加賀「>>105」
天津風
加賀「天津風さんです」
提督「…天津風が?」
加賀「はい」
提督「見間違いじゃないだろうな」
加賀「まさか。あの吹流しは見間違えませんよ」
提督「そこで判断するのか…」
提督「…よし。加賀、ちょっと来い」
加賀「え、あ、はい」
執務室
提督「さて、お前がここに入った時の説明をしてくれ」
加賀「はい」
加賀「まず、ここを通りがかったら、天津風さんが出ていくのを見たんです」
加賀「私は不審に思ったのと、小腹が空いていたのもあって執務室に入りました」
提督「ここはおやつルームなのか…」
加賀「入ってパッと見は変化はなかったので、まあ提督に用があったけどいなかったから出ていったのだろう、と思って銀蝿に走りました」
提督「銀蝿っつっちゃった」
加賀「机の周りを物色中、ケッコンカッコカリのの書類を発見しました」
加賀「そこでそれに書かれた落書きを発見しました」
加賀「私は不思議に思ったのですが、気にせず物色を続けました」
提督「こりゃひでえ」
加賀「で、先ほど述べたお菓子を食べて、出ていきました」
加賀「おいしいお菓子を食べた後だったので、少し背筋が伸びていたと思います」
提督(ああ、そういうこと…)
提督「ふーん、天津風か…」
加賀「と、ところで提督…」
提督「ん?」
加賀「…童貞なんですか?」
提督「…」
加賀「…」
提督「No comment」
加賀「アッハイ」
提督「天津風を探すか…」
どこを探す?>>114
娯楽室
娯楽室
提督「天津風ー。いるかー?」
夕張「提督?どうかしたんですか?」
提督「天津風見てない?」
夕張「>>118」
中にいるわよ
夕張「中にいるわよ」
提督「そっか。ありがとう」
天津風「あ、あら、司令」
提督「なあ、天津風。お前、執務室に入ったそうだな?」
天津風「>>121」
入ってないわ
天津風「入ってないわ」
提督「へぁっ!?」
天津風「な、何よ」
提督「ほ、本当に入ってないの?」
天津風「>>124」
ええ
天津風「ええ」
提督「ふむ…そうか」
天津風「なに?どうしたの?」
提督「ええと…」
事情を説明しますか?
>>127
提督「いや何、執務室で落書きが見つかってな」
天津風「そうなの!?」
提督「ああ、それで今犯人捜しをしているところだ」
天津風「司令を困らせるなんて、許せないわ!」
提督「まったく、演習の書類に落書きとは参ったよ…」
天津風「>>130」
酷わね
天津風「酷いわね」
提督(引っかからないな…)
提督(となると、本当に入っていない、もしくは落書きとは無関係ってことだな)
提督(…もう少し探ってみるか)
提督「ところで天津風、お前今日何してた?」
天津風「>>137」
か、加賀さんと一緒にいたわ
天津風「か、加賀さんと一緒にいたわ」
提督「加賀と?」
天津風「え、ええ。そうよ」
提督「何してたんだよ」
天津風「え、ええと…」
提督(怪しいな…)
天津風「>>146」
訓練よ
天津風「訓練よ」
提督「訓練ねぇ…」
天津風「な、何よ。悪い?」
提督(…あまり疑いたくないがなぁ)
提督「加賀」パチンッ
加賀「はい」スタッ
天津風「ええ!?か、加賀さん!?」
提督「加賀。お前今日天津風と一緒に訓練したか?」
加賀「>>150」
していませんね
加賀「していませんね」
提督「そうか」
提督「…どういうことだ?天津風」
天津風「…ごめんなさい、嘘ついて」
天津風「本当は、執務室に入ったの…」
提督「…何してたんだ?」
天津風「>>156」
提督と結ばれたかったから……えぐっ……ケッコンカッコカリの書類に……ぐすっ……
天津風「司令と結ばれたかったから……えぐっ……ケッコンカッコカリの書類に……ぐすっ……」
提督「じゃあ、あの落書きは…」
天津風「ええ、私がしたの…ごめんなさい」
提督「そうか…」
提督「でもな、天津風」
提督「お前、今日俺にチョコを渡してくれただろう」
提督「それだけでいいんだ…書類にあんなこと書かなくても」
提督「それだけで、お前の気持ちは伝わるから…」
天津風「司令…!」ダキッ
提督「あと、天津風」
天津風「?」
提督「人を童貞というのはやめろ」
数か月後 執務室
コンコン
天津風「失礼するわ」ガチャッ
提督「おう、来たな」
天津風「何かしら?ここ最近ずっと出撃してて久々の休暇なんだけど…」
提督「…何で出撃させてたかわかるか?」
天津風「…?さあ?」
提督「それはな…」スッ
天津風「…!」
提督「これを一刻も早く、お前にあげたかったからさ」
天津風「…あなた、ホントに私でいいの?」
提督「お前じゃないと、ダメなんだ」
天津風「…///」
提督「…数か月前の返事を、まだしてなかったな」
提督「代わりに、この言葉を言おう」
「俺と、ケッコンしてくれ」
「…はい」
終わり
以上です。見てくださった方、ありがとうございました。
ほう、いいじゃないか、こういうのでいいんだよ、こういうので
今までの中では一番ほのぼのっぽい感じがしますね
初めはまた変態ルートかと思いましたが
おまけ
提督「…ん?」
天津風「司令?どうしたの?」
提督「いや…」
提督(榛名から預かった鉈がなくなってる…?)
『ハルナハ…ダイジョウブ…デス…』シャキン
今度こそ終わり
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